【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 38フラグ目
「ク、ハァ……!」
一方通行は大きく息を吐き出した瞬間に、インデックスの頭を引き寄せて欲の塊を吐き出した。
「んぶっ! ……んくっ、ちゅぅ……こくっこくっ……」
ペースが乱されたため、インデックスは少しだけ驚いたが、すぐに対応し喉を鳴らして精液を飲み込み続ける。
鼻が一方通行の腹に押し付けられて若干苦しそうだが、嚥下は止めない。
白い首筋が詰まった肉で僅かに膨らんでいて、喉の動きは着実に精液を胃へと送り込んでいく。
食道から胃への射精は深く、インデックスは精液を舌で味わえない代わりにプルプルとした喉越しを楽しんでいるように思えた。
「んちゅっる……れろれろっ……ちゅぶっ、ぇぅー……」
そんな風に一方通行が射精してる間も、絹旗は緩んだ肛門を舌で押し広げ、ねっとりと直腸を掻き回している。
前立腺のごく近い所を刺激しているためか、射精は続いており、一方通行は息を止めたまま、ひたすらに精をインデックスへと注いでいく。
射精しながらも、暖かく柔らかい舌で責められていると、快感で溶けていくよう。
排出と肉の感覚だけに包まれて一方通行は長い射精を終えた。
「ゥあ……はァー……もういィぜ」
ねちゃりと湿った音をたて絹旗が離れ、インデックスが首を引くとずるりといった感じで肉棒がまろびでる。
「ご馳走様なんだよ! なんかとうまとせーえきの味が違うかも」
「第一位は偏食してそうですしね。気持ちよかったでしょう?」
「ハッ、最悪なほどォになァ……」
憎まれ口を叩きながらも一方通行はソファに座ると、ピクッと身体を震わせ、腹の辺りを確かめた。
どうも行為の影響で感覚が変わっているようだ。
「ねえねえ、とうまとうま。私も『さんぴー』してほしいんだよ」
「おう、わかった」
「インデックスはタフだなー」
「私も超混ぜてくださいっ」
快楽に貪欲なインデックスがおねだりして、上条と浜面が返事をすると絹旗も参戦希望してきた。
「いいぜ、って言いたいとこだが人数合わないな」
穴はあれども棒は三本しかないのだ。
順番を変えるか、一対一でしようかと上条が言い出そうとする所に
「なンなら、いィ棒要因を呼ンでやる。アイツ以上の適任者はいねェ」
なにやら一方通行が携帯を取り出し電話をかけはじめる。
誰かいたっけ、と上条が疑問を告げる間もなく、入り口のドアがガチャリと開いて
「うわっ! なんだこれ」
なにやら白くて、でかくて、ゴツゴツとしたカブトムシが入ってきた。
「どうも、学園都市第二位、出張都市伝説の垣根提督です」
しかも普通に喋り出す。
「あーなるほどねぇ。いっぱいいたもんな」
「話には聞いてましたが……超UMAですねこれは。E.T.路線っぽいですが
やっぱり出演するならパニックホラーですよ。人を食べて増殖するカブトムシ!
超意味わかりませんが、むしろそれがらしいです!」
すでに事情を知っている浜面は頷いて、絹旗は別方向に興奮している。
「えーと一方通行、こいつ何?」
「元つーか新生第二位で棒要因だ。オマエは右手で触るなよ。コイツは能力の塊だから。とりあえず見せてやれよ」
「任せてください」
言葉と共にカブトムシの白い艶々とした表皮が盛り上がる。
先端が卑猥な形をしている、数え切れないほどの触手がカブトムシの至る所から出現して
うねうねうねうねと、これまたいやらしく蠢きはじめた。
「なるほどー」
「いっぱいあるんだよ!」
「いい感じですよ! 無駄なエロスも盛り上がりには必要ですからね!」
上条は納得して、インデックスはご馳走を並べられた時と同じ顔で喜んでいて、絹旗はもう色々と違っている。
「それだけではありません!」
カブトムシの言葉と共に、幾つもある触手の先端がメタモルフォーゼを起こした。
亀頭を模した触手がブブブブッと振動してモーター音が起動、先端がドリルのように回転。
先端が球に変化し、さらにそこから少しずつサイズを縮めた球が連なって発生。
先が真ん中からくぱぁっと割れたかと思えば、無数のツブツブで覆われて震える。
人差し指と中指だけを立てた右手が、やたら早く上下にピストンを繰り返した。
太い注射器の形に変わると、得体の知れない白い液体が先から断続的に飛び散る。
ただでさえモザイクものの触手が、とても教育に悪そうなモノへと姿を変えていた。
ちなみにサロン入室の際は、鍵に変わっていた
「……消せるからって、超能力舐めてたよ。俺が思っているより学園都市進んでた」
「とうまとうま!」
「もうHollywood狙えるんじゃないでしょうか!」
ウキウキとインデックスと絹旗が目を輝かせている。
カブトムシから誘引物質でも出ているのか、少女二人は興奮状態だ。
「いーけど、どっちか一人は俺達のほうに来てくれよ。番外個体は寝てるし」
そう浜面が声をかけた所で
「まった、まったー! ミサカもやりたいー!」
番外個体も立ち上がる。失神慣れしてきたのか、回復が早い。
だがしかし、カブトムシが複眼を向けると、へにょりと1mはある角が中折れする。
「申し訳ございません。貴方は対象外です」
「なんで!?」
「はい。容姿造形が友達・庇護グループ管轄から除外されていますので。そちらのお二人はイケます」
それを聞いて、浜面が手をポンと叩いた。
「ああこいつ、打ち止めとフレメアを助けたくて仲間になってくれたからさ、やっぱそういう娘がいいんじゃない?」
「じゃあしょうがないな」
「だな……オマエじゃ無理だ。あきらめろ」
「そこ納得しちゃうとこなの! やっぱりこのミサカを蔑ろにしてるだろ!」
あるあると、頷いている少年らと地団駄踏んでる番外個体だった。
なおインデックスと絹旗は今日初めて露骨に嫌な顔をしている。
エッチは好きでも、幼女扱いはなんかこう我慢ならないらしい。
と、なんだかんだ騒ぎながらも、カブトムシを交えた乱交がまた始まるのだった。
終了
すみません、kb確認してませんでした。
好きなタイプのエロだと、ストーリーが作り難かったりします
今度書くならインデックスと絹旗のどちらかが書きたい
GJ
途中で終わってて何事かと思ったけど最高だったわ
こんなもんが見れるなんてまだこのスレ見ててよかった…
いいねいいねぇ
レベル5の乱交とかも読んでみたいかも
誰か上条×アリサで18禁なの書いて欲しいです
乙
これだからこのスレに来るの止められない
GJ
乱交モノを書ける人って尊敬する
何度筆折ったことか
乱交すげえ
原作準拠の性格での乱交とか不可能に近いんだろうか
できそうなカップリングってあるのかな
一方通行×番外個体×打ち止め、とか
シスターズ×上条の襲われ受け、とか?
>>14 上条さんにアニェーゼが先導する感じで、ルチアンジェレネがおそるおそると手伝ったりとか
浜面に番外個体が先導する感じで黒夜が強気に見せかけビビリつつ色々したりとか
真に問題なのは男が多い場合で、これは変えないとむりめー
原作読み返したらインさんって上条さんのベッドに潜り込む習性あったんだな
これ絶対誘ってるよね
とんだ淫さんだね
「いやー今日は宿が見つかってよかったんだよー」
そう呟いて、三蔵法師は托鉢の成果をたんまり溜め込んだおなかをさすり、嘆息しました。彼女の前には弟子三人の
総計よりも多い量の器が、ひとつ残らずスッカラカンになって転がっていました。
「…お師匠。豚の妖怪の俺より多く喰うってのも修行僧としてどうなんですかね」
それがいつもの事だとは分かっていても、呆れ果てた口調で黒髪の少年は返しました。
「まぁまぁ八戒さん。法師がご満足なさる量のご飯が食べられるってことは、それだけこの村が平和だってことじゃ
ありませんか。ここの治安が良いということは、今日は安心して眠れるってことですよ」
「…そういうもんかね、悟空」
「そうなんだよごのー。一杯のお茶、一椀のご飯が食べられることに感謝しなくちゃいけないんだよ。仏様のご加護が
私たちについているんだよ」
「へいへいわかりましたよお師匠さん。あと悟能言うな悟能て。原作読んでない読者が混乱するだろ」
「もう八戒さんったら、メタいことは言っちゃダメですよ」
苦笑いしながら黒い髪の少女は器を重ね、井戸へと向かっていきました。
屋外では一足先に食事を済ませた赤髪の巨漢僧兵が煙草をふかし、夜空に輝く月を眺めていました。
「沙悟浄さん、椀を洗いますから少しどいてくださりませんか」
「ん。ああ、悪いね悟空。こういうのは君が一番得意だからね」
そう言うと沙悟浄と呼ばれた赤毛の大男は井戸の端から腰を上げ、「馬に飼葉やってくる」と言い残してそのまま厩の方に
歩いて行きました。
その後ろ姿を見やり、悟空は小さく呟きました。
「本当に、安心してぐっすり眠れそうな夜だ…」
彼女たちは唐の皇帝から「天竺まで行って経典を取りに行ってほしいって余は余は言ってみたりー」との勅銘を賜り、
東海竜王より遣わされた天下一の名馬と共に旅をしている道中でした。途中九九八十一の災難を乗り越え、立派な僧となって
天竺に着くという過程が大事なのであり、「悟空が筋斗雲でとってくればいいって余は余は(ry」などと野暮なことを考えては
いけないわけですね。
三蔵法師=禁玄奘は当時まだ14歳の女の子でしたが、天が遣わした彼女を守護する三人の妖怪との出会いにより、閉ざされた
部屋の中しか知らなかった彼女の世界は、大きく広がっていきました。
一人は、赤毛がトレードマークの巨体の和尚、捲簾大将沙悟浄(=ステイル・マグヌス)。
一人は、(誰もやりたがらなかったのでくじ引きで選ばれた)馬鍬使いの武僧、天蓬元帥猪八戒(=上条当麻)。
そしてもう一人は、三大妖怪の紅一点にして天下無双の如意槍の使い手、斉天大聖孫悟空(=五和)。
かくて四人と一頭は、襲いくる妖怪変化魑魅魍魎を千切っては投げ千切っては投げ(死語)ながら、天竺のお釈迦様の元へ
ありがたーい経典を取りに今日も旅を続けていたわけです。
さて、満天の星空にぽかりと空いた銀の穴が頭上に来た頃、三蔵法師一行は宿の主人から貸し出された四組の蒲団を綺麗に
川の字(+1)に並べ、眠りについていました。弟子の三人は後退して馬番兼三蔵の護衛として起きていたのですが、今夜その
役目を果たしているのは八戒でした。中華風というよりアラビアンな印象を受ける衣装を身にまとった少年は、九歯の馬鍬を
携えあくび交じりに縁側に腰掛けて庭園を眺めていました。残りの面々はこの世の春と言わんばかりに爆睡していました。
「ここでも桜は烏斯蔵(うしぞう)国と変わんないんだな」
故郷の事を思い出しながら、八戒は頬杖をつき、月明かりに照らされた桜の木をボーっと眺めていました。
その時です。
「_____________ッ!!」
不穏な気配を感じ、八戒は馬鍬を手に取り後ろを振り向きました。
そこには寝間着姿の悟空が、にこやかな顔を浮かべて立っていました。
ほっと胸を撫で下ろし、八戒は「脅かすなよ」と馬鍬を握る力を緩めました。
「もう交代の時間だっけ? いつもより早くないか?」
「いいんですよ八戒さん。昨日は私明け方しかやってませんでしたし」
月光を受けて、悟空の頭にはめられた禁固呪(注1)がキラリと光りました。
離れの白壁と月の銀の光に照らされた悟空の扇情的なボディラインに、八戒は少しだけドキリとしました。しかしその直後に
自らの名前(注2)を思い出し、コホンと咳払いしました。
「じゃ、じゃー俺寝るよ。明けになったら沙悟浄起こしといてくれ」
そう言って八戒が悟空の横を通り抜けようとした瞬間に、彼女は笑顔を崩さずに口早に告げました。
「あら八戒さん、何故眠る必要があるんですか?」
「え」
キョトンとした顔で、八戒は真横に立っている悟空の方に首を向けました。
「いや、何でって。俺もう18時間くらい寝てないし」
「ふふふ、無粋ですね八戒さん」
口元に手を当て、上品そうに悟空は笑い、庭の桜の木を指さしました。
「こんなにきれいな夜桜と望月のコントラスト、そうそう見れるものじゃありませんよ。もう少し眺めていませんか」
何だコイツ、と八戒は胸の奥で訝しがりました。
このエテ公は(酔った勢いで)天上界をメタクソに破壊しつくし、(下界に天上のイザコザを持ち込ませないために)
道教仏教連合軍相手に無双し、敵と見るや否や(三蔵を守るという名目で)生身の人間だろうがボコボコにするようなヤツ
なのです。
それが何をトチ狂ったか急に花鳥風月にワビサビなどを求めだしたのだから、共に旅を続けてきた八戒にとっては不思議で
なりませんでした。
「…あんたもそういう所見せることあるんだね」
「はい」
笑みを浮かべ、二歩進んで悟空はその場で足を止めました。
見張り交代と判断した八戒は馬鍬を室内の壁に立てかけ、そのまま歩を進めて行きました。
そのことを見届けて、悟空はニィッと口角を吊り上げ、夜空の月めがけてクイと指を2本立てました。
「あなたといっしょだと、ね……っ!」
バキコォン!!
実際にそんな音がしたわけではありませんでしたが、八戒の脳裏にはそのような音が響きました。
次の瞬間、八戒の全身の骨格筋がコンクリートのように固まりました。
「な…ッ!! な、何しやがったんだ、テメェ!」
自らの背後で天の道を往き総てを司る男のポーズを取る姉弟子に対し、硬直を免れた声帯筋を振るわせて八戒は声を荒らげ
ました。それに対して悟空はフッと小さく吐き捨てるように笑い、流し目で八戒の後姿を見ながら告げました。
「…須菩提流七十二変化、鬼鋼金縛の術」
そう答えるとくるりと踵を返し、悟空は石像のように動けなくなっている八戒にゆっくりと歩み寄りました。
「あ、先に言っておきますがどんなに大きな声を上げても無駄ですよ。私が髪の毛を抜いて変化させた眠り虫を、母屋にも
離れにも飛ばしておきましたから…」
言い終わる頃には、悟空の柔肌はぴったりと八戒の背に押し付けられ、彼女の細い両腕は八戒の腰と胸に絡みついていました。
はぁ、と熱い吐息が八戒のケモノ耳にかかり、暖かで豊満な双丘が薄い寝間着と僧衣越しに彼の体に密着しました。体中の
血管に海水が流し込まれたような感覚に八戒の心臓は高鳴りましたが、金縛りはその感覚に体を震わせることすら許しません
でした。
「ねぇ八戒さん・・・寝ずの番をやってみませんか・・・? この空を覆い尽くす星々と、桜吹雪を目に焼き付けて…」
月影で黒く覆われた彼女の口角は、天に輝く月と同じように不気味なまでに吊り上がっていきました。
「互いに肢体を絡ませて、夜が明けるまで愛し合いながら、ね」
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|(注1)観世音菩薩が『悟空が暴走しつる時にはこの金輪をば締め付けし呪文を言ひけるのよー』と三蔵法師に渡した金輪。|
|(注2)八戒とは僧侶が守るべき八つの戒めの事。覚えてないけど確か貞操についての言及もあったと思う |
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と、一応ここまで書いてみました。
気が向いたら続き書くかもしれません。この面子ならある人物が抜けているような気がしますが、ちゃんと登場していますよ。
話自体はいいんだけど、名前が名前なので禁書じゃなく一般的な西遊記のキャラが頭に出てしまう クロコダインー
ねーちん……(´;ω;`)ウッ
何と言うか、マジでコメントに困る
禁書二次創作を読んでる気がしない
サンドリヨンさんネタが欲しい今日この頃…
インデックスが当麻のソーセージをゴチになるネタも欲しくなる。
サンドリヨンさんは意志の疎通が出来ないから進めるのが面倒そうだね
>>26 上条さんのってどれくらいなんだろ?
温泉回
モノの大きさで張り合う上条&浜面
そこに現れたアックアさん
絶望する2人
絶対小さそうな一通さんがかわいそうだからやめてあげるんだ
つまり一方さんが打ち止めラブなのは実は幼女が相手なら自分の小さなアレデモ充分だから…
おや、こんな時間に誰
今あるかわからないけど
小枝ってチョコのお菓子があったな
あれくらいの大きさじゃね
大樹の小枝
よく考えたら御坂妹って上条さんより強いんじゃね
何?
一通さんの小さな小枝が毎晩黄泉川先生や芳川さんや番外個体の玩具にされてるって?
血流操作での無理し過ぎで海綿体が破裂する一方通行とな?
マリアンに陵辱された挙句人間テーブルにされるサンドリヨンのSSが見たい
初めてこのスレきたんだけど
当麻と美琴の和姦、初物って長いこのスレのなかでオススメある?
どんなものが好きかなど人それぞれなので
自分で保管庫にいって手当たり次第漁ってくださいとしか言い様がございませぬ
上条さんがレイプする話が読みたい
保管庫漁ったら一つくらいあるじゃん?
黒子ちゃんが中だしされる話が欲しい
つまり総合すると上条さんによる黒子中だしレイプってことだろ?
…無理だな
黒子の謀略として、類人猿にわざと犯される → 美琴激怒して上条さんへの好感度マイナス&お姉様に慰めてもらう流れなら!
失敗してスルー→再トライ→スルー→再トライ→スルー
繰り返しているうちに目的がかわる
学園ギャルゲーなら間違い無く攻略キャラだもんな黒子
みさきちはレイプして屈服させたい。
みさきちさんは能力取り上げた上で全校生徒の前で悪行を告白させたい。涙目で
投下します
眠っている一方通行の汗を打ち止めが拭いてあげたりする話です 微エロ
電灯が頼りない光を灯し、人も車も通らない深夜を通り過ぎた時間。
一方通行と住んでいるマンションで寝ていた打ち止めは微かな音を聞き、目を覚ました。
(……?)
音は小さいがはっきりと聞こえる。
身を起こして耳を澄ますと、隣の部屋から低く届いてくる声なのがわかる。
「……ぁ、うっ……くゥ」
音を立てないように薄暗闇の中を歩き、隣の部屋のドアを開けると苦しそうな声が鼓膜を震わせた。
見れば、ぼんやりとした闇でもわかるほどに、寝ている一方通行が苦悶の表情を浮かべているのだ。
被っていたシーツは千々に乱れて、熱くもない気温なのに大量の汗をかいている。
身を強張らせて自らを掻き抱き、搾り出すように唸き声をあげる。
密着する肌着は苦しみに比例するかのよう、汗で濡れて、柳のような細いラインが浮き出てしまっていた。
尋常ではない様子に、打ち止めが駆け寄ろうとして
「わりィ……」
言葉に足が止められる。
ゆっくりと歩み寄り、見下ろした先には泣きそうな一方通行の素顔があった。
(あなたはまだ苦しんでいるのかな……)
哀切と後悔に満ちた表情。一万と三十一の生贄。背負った罪。
苦しまないでと伝えた所で意味なんて何もなく、救いなんて求めてもいない。
憎まれ口を叩き、何も気にしてないとでも言うように仮面を被って、一人で苦しみを抱えてる。
自業自得と断ずるのは容易い。
けれども、うなされている顔を覗き込むと、その表情はあまりに無防備だ。
飴細工のように繊細で、指先で触れただけで砕け散りそう。
悪夢に震える姿は幼子のようで、打ち止めよりも小さくて脆くて儚く感じられた。
けれど苦痛も罪も背負ってはあげられない。
きっと望んでもくれていない。
差し出した手は邪険に払われ、必要ないと嘯くに違いない。
「それがあなたの選んだ道だから。……でも、傍にいるのはいいよね。
それぐらいならあなただって許してくれる、とミサカは信じてみたりする」
さしあたって、少しでも苦しみを和らげてあげれないかと
「タオルを持ってきてあげるから、とミサカはミサカは洗面所に行ってくる」
寝苦しそうな汗を拭くために出て、戻ってきた。
ベッドの傍に立って、白い髪を湿らせるほどの汗をタオルで拭き取り始める。
人は寝ている時、コップ二杯分の汗をかくとは言うけれど、喉元まで拭いただけでタオルがもう湿っぽい。
「汗を拭きたいけど、あなたのシャツをどうしようかなって
ミサカはミサカは焦ってみたりする……」
恥ずかしげに小声で呟いた。
べったりと薄い胸板に張り付いたシャツは汗で濡れ透けていて
陽に焼けていない白い肌が本人の知るところなく、晒されている。
体臭が薄い一方通行だが、ここまで汗を掻いていれば匂いが漂いもする。
揮発した汗を鼻で感じたのか、打ち止めの顔が少し赤くなった。
普段は一緒にお風呂へ入ったりしていて、気にならない裸を今夜は不思議と意識してしまう。
苦しそうに震えている一方通行が可哀想という想いに加えて、打ち止め自身にもわからない気持ちが胸に宿っている。
「えーい、ままよーってミサカはミサカはシャツ越しに汗を拭いてみる!」
一応小声に抑えつつ、肩や胸板へタオルを滑らせた。
シャツと一緒ではあまり効果がみられないのだが、打ち止めが必死に拭いてる最中
「ひゃ」
指が素肌に触れて、思わず声をあげて離れてしまう。
慌てて自分の口を両手で塞ぐが、当然意味はない。
見ると一方通行は起きなかったようで、心なしか、汗を拭いた分表情が安らいでいるように思えた。
視線を外して、触れた指先をじっと打ち止めは見つめる。
まるで火傷したかのように熱く感じたのだ。
触れた瞬間に、熱が染み込んできたと思った。
確かめるため、また一方通行の胸元へ恐る恐るとした動作で指をくっつける。
「熱く……ない……」
それどころか、汗の気化熱で若干冷えていると感じる。
拭いた素肌はしっとりとした感触で、浮き出た鎖骨は筋肉や脂肪が薄く痩せているというのがわかった。
無意識に一本の指を二本にして、三本にして、掌を載せて
「冷たいんだねってミサカは、ミサカは……」
言いよどんだ。
言葉にする前から、もう打ち止めは行動に移していて、一方通行の傍らに脚を乗せ真横へと座る。
ふっくらとした頬を赤く染め、どこか陶然とした表情で少年の胸元をさすっている。
その瞳が情欲に色づいてるのを、本人は気付いていない。
撫でるような、くすぐるような動作は愛撫によく似ているが、無意識なものだ。
もし一方通行が起きていれば、何をしてでも止めていただろう。
だが、しかし皮肉にも一方通行本人が、打ち止めの行動を加速させてしまう。
「ふぁ……!」
眠ったまま、不意に動いた左手が腿辺りに触れたのだ。
さきほどの熱とはまた違っており、ピリッと弱い電流が流れたかのよう。
驚きはあるのだが、初めて享受したその刺激は酷く甘美なものに打ち止めは思えた。
「これはなんだろうってミサカはミサカは自分で触ってみる、ぁ……」
くすぐったさを強くしたような感覚。
指を動かすと膝側よりは付け根側のほうが強く、脚の外側より内側のほうが感じるものがあった。
小さな手の、指だけを立てて自らの脚を撫でていく。
「んっ、やぁ……!」
そうしてる内に指が感じるほうに進んでいって、ついにはコットンの下着の中心へと触れた。
「ここ、なんか変なんだよって、んぅ……」
わからないままに指で撫でる。
ソフトな動きだが十分に刺激があるようで、打ち止めは口をあの形に開いて荒い呼吸を繰り返す。
自慰という単語の意味を知らずとも、身体は反応しているのだ。
指を動かしていると、少しだけ声が高くなった。
下着が小さな縦線の形に浮いていて、指がそこに引っかかったのだ。
ピリピリとした感覚がまた流れたと感じた。
「でもさっきと違うってミサカはミサカはあなたの手に触れてみる……」
熱っぽい眼差しと手が一方通行の指を捉えた。
爪が少し伸びている。指は白くて細長く、痩せているためか少し節ばった印象がある。
普段、何気なく繋いだりしている手が酷く魅力的に思え、打ち止めはこくりと唾を飲む。
身を乗り出し膝立ちになってそれに跨った。
何かわからないけれど、悪い事をしているんではないかという罪悪感がある。
けれどもそれ以上に、触れられたいという欲求が増していって。
「ぁっ……!」
両手で一方通行の片手を握ったまま、腰を下ろすと押し殺した嬌声が放たれた。
尖った爪先が掠ると、自分の指とは全然違う硬い感触に、打ち止めの身体がブルブルと震える。
(そうか、これ気持ち……いいんだ……)
ある意味子供らしいと言えるのか、理解した打ち止めは快感に逆らわないまま、身体を前後に揺らし始めた。
クロッチに、立てた爪がひっかかり、指の腹がすじの部分にわずかに沈んで、湿った音を立てる。
それだけで腰が浮き上がり、大きく声をあげそうになる。
飲み下して、一方通行の顔を打ち止めは見つめた。
険は残っているが落ち着いてきている表情を見ると、愛おしい気持ちと抗いがたい誘惑に囚われる。
好意と性欲を併せ持った感情を理解しないまま、逆らえないまま、一方通行の指先を使った自慰を続けてしまっている。
包皮に覆われた小さな豆に指を押し当てる。
コットン越しでも快感は大きく、引き締めようとしている口元は震え、うっすら開いた唇からは甘い吐息が漏れ出す。
身体の中が熱くなってきて、幼い秘裂からわず
打ち止めの手が刺激にブレて、でもその動作自体が更に快感を増幅させる。
「あ、んぅ……なにかきちゃうって、ミサカはミサカは、おしっこする所をクチュクチュって、んあぁあ……」
何かが迫ってくる。
そんな切迫感に急かされるまま、擦らせる動きは止まらずにいると
「ふ、ぅぁっ……!」
一方通行の指が微かに動いて、打ち止めの全身が痙攣した。
上体が伸び上がり、握った両手に力が篭る。
暗い視界に一瞬光が走って、涙でぼやけ散っていく。
指を咥えたすじはきゅんきゅんと収縮して、甘噛みするように締め付ける。
恍惚とした表情のまま打ち止めは一方通行の横へと、軽い音を立てて倒れこんだ。
しばし、一方通行の安らかな寝息と、打ち止めの荒い呼吸だけが室内に響いている。
たいした時間も経ってないのに、泥が纏わりつくような疲労を打ち止めは感じていた。
それでも、のそのそとした動きで一方通行へ寄り添い、顔を見ると打ち止めの頬が真っ赤に染まる。
苦しそうな表情は引いていて、静謐な寝顔だけがあったからだ。
(いけない事をしたんじゃないかって、ミサカはミサカは罪悪感に囚われてみる……)
今更ながらそう思ったのだが、愛おしい人の手で(勝手に)初めての絶頂を迎えた幸福感と
倦怠感に包まれる打ち止めには、深い思考ができるわけもなく。
「明日謝ろうって、ミサカはミサ……すぅ……」
頭のどこかでそれはしないほうがいいぞ、という声もあったのだが、打ち止めにはもう聞こえてなかった。
「……クッッソあちィいっ」
朝になって、一方通行が目覚めたのはそういう理由だった。
「……新種のコアラがいるからここは熱帯ですかァ」
身体を起こそうとすると、半身が重く、見れば左腕に手と足をがっちりと絡めている、打ち止めの姿がある。
「おいクソガキ。動けねェだろうが」
抱きついているというよりは、全身で締め技でもかけているような体勢で
打ち止めの両腕と両膝、両腿に挟まれた左腕は動かせない。
左手の甲がきわどい所に当たっているのだが、特に一方通行は気にしていないようだ。
「……チッ」
幸せそうな寝顔の打ち止めを見て一方通行は起こすのを諦める。
無理矢理持ち上げようと思えばできるが、行動には移せなかった。
打ち止めのいかにも何も考えていませんという寝顔を横目で見た後、右手で自分の顔を隠して嘆息する。
悪夢――実際に一方通行が起こした一万と三十一回の出来事だが――を視ていた。
繰り返す虐殺を行っている一方通行と視ているだけの一方通行。
光景は凄惨なもので、シスターズが一人、また一人と失われる度に二人の自分は、返り血に塗れていく。
止めようとしても、視ている一方通行には手出しができないままだ。
いつしか、血は冷たく寒々しくなっていき、纏った赤は凍えと変わって、寒さで夜が明ける前に何度も起きてしまう。
一方通行にとって珍しいものではなく、何度もみた夢だった。
嫌だし、好んで見たいとは思わないが、悪夢を見ることはストレスや不安の発散に成りえる。
夢も見ずに溜め込むよりは落ち着くものだろう。
そう夢を分析すること自体が、一方通行には罪に思えたが、今日は事情が違っていた。
冷たかったはずの血液がだんだんと暖かく感じてきて、暗い路地裏や廃墟の風景が切り替わって
気付けば引っ張られる感覚と共に、血まみれの空間から抜け出していた。
陽だまりだけが差しているそこは安らかで暖かく、不安は何時しか消えてしまっていた。
途中で暖かいから暑いに変わっていったとはいえ、朝までぐっすりと寝ていたのだった。
何時からかはわからないが、打ち止めコアラの影響なのは想像に難くない。
「はァ……情けねェ。ガキに子守されてるようなもンじャねェか」
まず夢で殺している自分と視ている自分を、わざわざ分けているのが業腹ものだ。
今は違うとでも言いたいのかと一方通行は思う。
そのうえ、夢の中まで打ち止めに助けられているようでは、甘ったれているとしか言いようがない。
「クソッ、にしても、あちィなァ……汗くせェンだよクソガキ」
誤魔化すようにぼやく一方通行が、汗に混じった別の匂いに気付く事はなく
本人から昨夜の行為を知らされるのは、数時間ほど後の事であった。
終了
不思議と一方さんは受けっぽい
乙ー!!
良いロリコンだな乙
アニメのみさきちが可愛過ぎてエロい事したい。
上条×食蜂増えてくれ
食蜂×美琴が見たいです
学園での訓練で生挿入して射された瞬間にテレポートする訓練をしている黒子ちゃん希望
上条×婚后さんも良い
麦野と浜面の関係が分からなくなってきた
原作何度も読み直してもSSの読みすぎで、偏った見方してるきがする
実際どんな関係なのか分かる人、教えて
ウィキれ
>>61 限りなくヤンデレに近い妄執。
なお最近は落ち着いてる様子。
みさきちもいいけど、縦ロールも可愛い。
洗脳されてひどい目に遭いそう。
65 :
mimizun:2013/04/22(月) 13:15:12.73 ID:S2hTrbiQ
上条×食蜂のSS増えろ〜!
>>65 能力が通じないことをいい事にレイプするゲス条さんが思い浮かんだ。
ものすごく陰湿でその汚顔同様の醜いいじめをした平野和馬
まわりの人から被害者は私だけではないと聞いた常習犯
大病を乗り越えてやっとおだやかで平和な生活を取り戻したと思ったのに
それをめちゃくちゃにした平野和馬を絶対許さない
このキチガイの連日の嫌がらせに我慢に我慢を重ねたけど
とうとう耐え切れなくなって
「私はあなたに何かしましたか?」と聞いたら
「俺は誰にでもこんなふう」と馬鹿にしたように言って鼻で笑った
その後いじめ嫌がらせはますますひどくなった
今でもあの時の事を思い出すと苦しくて涙が出る
人の体を傷付けたら刑事事件になるのに
心に消えない傷を付けても何の罪にもならないのはおかしい
平野和馬は今でも反省も謝罪もしないでのうのうと生きている
私の生活をめちゃくちゃにした平野和馬を死んでも許さない
絶対許さない
この子、佐天さん並みにレイプされる図しか思いつかねえ
上条さんと接点ないし、仲良くなるには性格もアレだし
みさきちとやっているところを美琴が目撃して3Pの流れで
超電磁砲S始まった流れで続々とみさきちの薄い本が出てきたが
凌辱系が出るかと思いきや、むしろ自分から嬉々として男をくわえ込むビッチ系ばっかだったでござるw
殆どオリアナ姉さんの路線じゃねえかw
心は操れるから信じられないが、身体は嘘をつかない的な方向で一つ
>>66 「いざとなったら能力でどうとでもなるし」って男を喰いまくってるみさきちが、能力通じないガチゲス相手にどうなるかというのはとても面白そうだなw
上条さんて食蜂みたいな小悪魔系の子に弱そう
>>73 身近な異性がツン多くてビリビリしてるのと大喰らいシスターだしなぁ
素直に好意を言われるとコロッと落ちそう。
他には常に帯刀してる暴力女と自分に好意を欠片も見せないサプリ中毒とか
確かに食蜂にアタックかけられたらそのまま落ちそうだな
それでも老若男女平等暴力装置のカミやんなら余裕でブン殴れるんだろうけど
遅刻の罰として小萌先生直々の鞭打ちの刑が導入される。
↓
なぜか導入前より遅刻者が増えました
ってシチュを考え付きしました
学校で雲川先輩にからかう感じで好意を伝えられてそうだけどなぁ
それでも落ちてないんだから食蜂に軽い感じでアタックかけられたんじゃ無理そう
ロリみさきちをレイプしたい。
小学生なのに中学生よりおっぱい大きいんだぜ。
ドリー「みーちゃん今日も遊ぼう」
ロリみさき「う、うん……////」
ドリー「じゃあ今日もお医者さんごっこで私お医者さんね、みーちゃん患者さん♪」
ロリみさき「………うぅ…////」
うん、ありか?
80 :
名無しさん@ピンキー:2013/05/04(土) 01:05:04.49 ID:NmbrvZn+
オリアナと食蜂が
学園都市の男共を漁りまくるのを見たい
そして最期はよりによって
上条ちゃんのそげぶで完
>>82 むしろ上条Jrを作りそうな
固法とかシェリーとかヴェントとか砥信とかも…
記憶喪失前上条が食蜂に性的に手ぇ出してたら……
上条さんと食蜂さんが何回出会っても「初めまして」な関係ってので
なんか旧約1巻の「何回忘れても、それでも何回でも友達になってやればいいだけだろ!」を思い出した
皮肉なのはこれを言った本人が何回も忘れてるってことになるわけだが
何回出会っても「初めまして」な関係ってのは切なくなってくるね
禁書さんの記憶喪失関連の切なさ+御坂さんのスルーされっぷり
この両方を兼ね備えるとか隙が無さ過ぎるだろ学園都市第五位
>>87 五和を思い出せ
想像を膨らませるのはいいが期待しすぎるとロクなことがないぞ
禁書の使い捨てされるキャラは初登場時がピークよ
みさきちはまだまだこれからだよ
みさきちの活躍は始まったばかりだ!
記憶喪失前の上条さんがみさきちの処女を奪ったなら責任をとれ
処女を奪ったという記憶を植え付けて……
植え付けた記憶をブチ殺される
ゲス条「処女は奪ってない。膜残したままヤれることはあらかたヤったが」
97 :
名無しさん@ピンキー:2013/05/19(日) 01:59:27.91 ID:VFfou/UR
わざわざ早起きして外に美琴探しにいって世話役とか布束って美琴に気でもあるのかな?
学校内で犬条がドSになった吹寄と姫神に調教される日記が観たい。
上条さんにご奉仕するメイド操祈が見てみたい。
数時間後には麦のんの画像が溢れかえっているだろう。
アイテムなんかカケラも出てこない最悪の糞回だったよ
貴重な一話をこんな百合百合糞オリ展に費やすとか何考えてんだ
エロネタならまだしも本編に関する愚痴は別スレでお願いします
最初はレベルの低かった御坂美琴からDNAマップを取得したのが納得いかなくて
ネタばれ見てきたけど後付け設定ひでぇとしか言いようがなかった。
この設定だったら能力者は生まれた時にすでにどのレベルか決まってるようなもんじゃん。
学園都市ではそのレベルにあったカリキュラムをこなすってじゃあ能力をあげるカリキュラムって
やらないのか?
でもほとんどは能力者はのレベルを上げるのに躍起になってるし矛盾というか辻褄が合わない
もう学園都市の存在理由や能力者達の世界観がぶち壊されてるよ
原作読んでください
別スレにいってください
以上
>>103 スレチもいいところだけど原作知らんみたいだから
後付けか後出しかは作者しか知らないからともかくとして
能力者がどのレベルまでいくかは機密事項に触れられる研究者は知ってる
一般の教員や生徒はそんなこと知らされていない
よって彼らはレベルをあげることに必死になってるし
努力でレベルは上がると喧伝されているモデルケースで成功例が御坂美琴だし
逆に努力してもレベルが上がらない学生がスキルアウトに身を置いたりする
でも実は素養格付けによって「こいつはここまでしか上がらないから適当に」
「こいつは育つから環境を整える」という割り振りが行われていたわけだ
資金も施設も限られているから効率的にっていうゲスい大人の都合で
美琴が幼少時にDNA採取された事は原作3巻刊行当時から疑問をもつ人もいた
お前の幻想は壊れたかもしれないけど学園都市の存在理由はそんな所にないよ
すまんで済むのでしたらジャッジメントもアンチスキルも要りませんの
これは
>>105に責任を持ってえっちいSSを書いてもらうしかありませんの
責任とって浜面と滝壺で小ネタ
いったいこの肌は何で出来ているのか。
浜面は不思議でならない。シーツの上で滑らかな白を暴いていく。
声を漏らす少女の細い喉を猫にやるように指の甲でくすぐった。
小さく肩を震わせた少女がまばたきをする。
「にゃー?」
彼女もその仕草から連想したものは同じだったらしい。浜面はぎこちない鳴き真似を笑った。
「俺は『がおー』か?」
「はまづらはライオンに似てるけど。オオカミなら『わおーん』かな」
お互い何も身につけていない素肌に手指を這わせた。
「じゃあ、ワオーン」
細い手が浜面の頬を包みこんだ。
「はまづら」
「ん?」
「鳴き声じゃいや。ちゃんと呼んで」
拗ねた唇を軽く吸った。至近距離で目を合わせて名前を呼ぶ。
「理后」
滝壺はほほえんで瞼を下ろした。細い指が後頭部から撫でるように動いて首の後ろで組まれる。
引き寄せられるままに深く唇を合わせた。
挿し込んだ舌から逃げる動きにムキになった時「はまづら」とその口が動く。
いつもの呼び名が艶めかしく聞こえるのも一部分を元気にするのも気のせいではないのだろう。
(ケダモノになっちまうのは絶対俺の責任じゃねえぞ)
諸々をまとめて投げ出した浜面は行為に専念しはじめた。
ID変わってるだろうけど正直スマンカッタこれが限界ですの
えっちいのは職人さんにまかせてROMに戻らせていただきますわ
録画のを見たんだけど、なんか話の持って行き方が意味不明。
少なくとも今よりもっと科学技術が高く、個人識別能力もあるであろう社会形成がなされている街で、
御坂に好きなように破壊活動させてる。
データ収集だとしても非効率的・警備員の配置等怠りすぎ。
超能力持たない連中がスラム化してるくらいだし、多少何らからの防衛手段はあって当たり前なのに。
ジャッジメントって結構忙しそうなのに、業務時間中に私的感情で行動しすぎ。
組織そのものの意味がよくわからない。
偶然居合わせ無ければ好き放題出来るってことでしょ?
年端もいかない女子中学生を犯罪者と対峙させるとか、非現実的。
この流れでは布束さんバイブ責めにあうの小ネタが投下できないでござる
図書館での態度みると美琴さすがにつっけんどんすぎるよな。
初対面の高校生にもいきなり「あんた」呼ばわりしてカバンで殴られているぐらいだし。
もっと名門校に相応しい礼儀作法を身につけるべき。
>>112 何も問題ない
書け
書いてくださいお願いします
115 :
布束@:2013/05/28(火) 21:49:25.61 ID:110MsQWM
「……う……くぅ」
殺菌灯だけがついた薄暗い部屋の中で、シェーバーのそれにも似た振動音が鳴り響いている。
入口の真向かいの壁際には椅子が設置され、そこに学生服の少女が一人座らされていた。
両腕は椅子の背もたれごと後ろ手に縄で縛り付けられ、同様に左右に開かされた足は、紐のようなもので椅子の前脚に固定されていた。
卑猥な格好を強いられているせいで、ブラウスの下にある胸が自然と前に張り出され、合わせボタンの隙間が窮屈そうにたわんでいる。
丈が短い紺のブリーツスカートは左右に開かれた太腿の上で捲れ、中央から白いレースの下着が微かに覗いている。
スカートの内側、桃色の蝶を思わせるリボンの飾りがついた下着の中では、黒い楕円形の物が蠢動していた。
それがくっきりと見えるくらい、少女の穿いている下着は濡れほそっていた。
「くっ……う……んふぅっ」
真一文字に結ばれた唇の奥から、苦しげとも切なげともつかぬ吐息が漏れる。
座らされている椅子からは絶えず愛液が滴り、微かな跳ね水の音が響く。
ドアのガラス越しにその様子を眺めていた研究者風の男が、ゆっくりとした足取りで室内に入っていく。
「ひっひっひ、頑張るなぁ、布束君。まぁだ吐く気にならんのか?」
不精髭を生やした背の低い中年の男が、にたにたと笑いながら拘束されている少女に歩み寄る。
布束砥信は閉じていた目を薄らと開き、近づいてきた男に視線を投げた。
その眼光の鋭さに、男がたじろくように一歩後ずさる。
「……時間の、無駄よ」
「……まったくもって気に食わん小娘だ。まだ反抗的な態度が治らんとはな」
男は白衣の胸ポケットから覗いているリモコンに手を伸ばし、強気な態度を崩さぬ少女に向けた。
ぴくり、と布束の頬が微かに引き攣った。
やっつけで書いてみた
駄文でスマソ
妹達2万人作る→一方通行に殺される→布束が心変わりしてマネーカードばらまく→スキルアウトがベラベラ話すのを美琴が聞く→美琴が量産能力者計画を知る
→外出中の妹達に出会う→一方に喧嘩売って殺されずに済む→ハッキングしたり研究所潰し→黒子に不審がられる
→黒子が上条を部屋に上げる→上条が美琴のベットの下に隠していたクマのぬいぐるみの中にあったレポート読む
→上条が風力発電のプロペラの動きだけで美琴を見つける→上条が10億ボルト食らっても死なない→上条が一方通行を倒すことを思いつく→上条が一方通行を倒す
ここまで偶然が重なってやっと絶対能力者進化が止まる
絶対能力者進化は上条に止められるのが前提っていうのは無理がありすぎ
まだ15巻に出てきた複数のプランを並行していて一つが失敗しても大本のプランに戻るようになっているという後付けの方が理解できる
窒素コンビが二人で浜面のチンポしゃぶるような展開にならないものか
ビッチっぽいから、そこらの男を適当に引っ掛けてそう
120 :
布束A:2013/05/30(木) 00:08:19.71 ID:lohJls4U
>>115の続き
「……またそれ? 芸がないわね」
「そう強がって、完全に耐えきれたことがあったかのねぇ?」
その言葉に布束が何かを言い返そうとした。が、男に発せられるはずの侮蔑は小さな喘ぎ声に転じた。
男がスイッチを入れるや否や、布束のブラウス、両脇と乳房の先が微かに震え出した。
保護テープで貼りつけられていたローターが一斉に作動したのだ。
「くっ……あぁ……んっ!」
休む間もなく秘部を責められた後で、さらに違う場所から快感を引き出されては誰だって溜まったものではない。
何とか刺激を緩和しようと体を左右に揺するも、床に固定された椅子の脚はほとんど動かない。
「うむうむ、苦しそうだねぇ。どれ、少しずつ目盛を押し上げてやろう」
「い、いい加減に……ふぅんッ!」
男の親指がじりじりと上がっていくに連れ、ローターの震動音が大きくなっていく。
先ほどより顕著になってきた刺激に、布束は下唇を咥えて耐え忍ぶ。
恥辱と未知の感覚に耐えんとするかのように瞳がきつく瞑られ、目に溜まっていた涙が頬を伝う。
自分の前で、眉目秀麗にして年頃の少女が屈辱に打ち震えている。
そうした状況に嗜虐心をそそられたのか、男が唇を大きく歪めながら、ブラウスの盛り上がった部分に手を伸ばす。
窒素コンビと番外はビッチに見せかけて男を知らない耳年増だよ派だっているんです!
ここに一人な!
122 :
布束B:2013/05/30(木) 00:09:39.65 ID:lohJls4U
「……ンッ!?」
「くくく、控えめだと思っていたが、なかなかどうして」
「……ッ」
すんでのところで布束は言葉を飲み干した。
拒絶の言葉を吐き出したところで、この手の男は調子づくだけだ。
犬歯で唇を強く噛み締め、手にありったけの力を込め、世にもおぞましい感触にじっと耐え続ける。
男の指がブラウスに埋もれる度に布地の下で胸が形を変える。
「……ッ、……ん……ふぅ」
散々胸をもてあそんだ男は、その手で布束の胸倉を掴み、作動中のローターが滑り落ちない程度に引っ張り上げる。
首元と襟の隙間からは、汗ばんだ鎖骨と谷間が覗いていた。
「くっく、ずいぶんと体を火照らせて、そんなに気持ち良かったか? 淫乱な小娘よ」
「……んっ、薬を使ってこの程度って、ふふっ、よっぽどの下手くそってことね」
「……なにぃ?」
「動けない女にこんなことしてる、暇があるならっ、……っ、論文の一つでも書いたら、どう? そのうち研究に落伍してしまう――」
「黙れッ!」
唐突に顔を叩かれ、布束の顔が横を向く。
平手ではなく手の甲だったことから痛みは倍増しだったが、布束は態度を緩めず男に向き直る。
「……indeed、図星を突いてしまった、みたいね」
「……よかろう。貴様があくまでそういう態度を貫く気なら、相応の扱いをしてやろう」
苛立たしげに男が携帯電話を取り出し、パネルを弄り始めた。横目で今も快感に耐えている布束を見下しながら、こう言い放った。
「手の空いている研究者たちで慰み物にしてやる、覚悟しておけ」
その暴言に、布束の目が大きく見開かれた。予想内の、しかし最悪の言葉に驚きを隠し切れなかった。先ほどまで感じていた快感を束の間忘れてしまうくらいには。
微かに震えた唇から男もそれを察したのだろう。口の端を吊り上げて勝ち誇る。
「我々の研究を踏み躙ろうとした罰だ。そう嫌な顔をせず、丁重に受け取ってくれたまえよ」
123 :
布束C:2013/05/30(木) 00:10:38.80 ID:lohJls4U
弱味を見せてはならない。布束はなおも自分にそう言い聞かせた。必死に。
だが、それでも体の奥底から来る恐怖を止めることはできなかった。
カタカタと、椅子の足が小刻みに鳴っている。男も当然、それに気づいているだろう。
「おめでとう。名実共に、君の人生は終わる。研究者としても、女としても」
「……くっ」
十数回にわたって鳴り響いていた携帯のコール音が消え、男が受話器に耳を当てた。
「ああ、私だ。お前たち、これから――」
だがしかし、男は要求を最後まで伝えることができなかった。
ドアの開閉音がし、男の目が緩慢にそちら側へ動いた。
次の瞬間、男の視界の中に何かが勢いよく割り込んできた。
「ぐへッッ!!?」
部屋の外から走り込んできた少年の右拳が男の左頬に深々と突き刺さり、いきおい、男の両脚が地面から離れた。
そのまま数メートルほども後ろに弾き飛ばされ、半身を壁に強かにぶつけてずるずると地に沈んだ。
白目を剥いた研究者の姿を見て、布束の表情に、監禁されてから初めて希望の色が浮かんだ。
まさか、助けが来たのか。
有り得ない可能性に、それでも胸が躍るのを止められない少女は、突如予想だにせぬ感覚に襲われた。
「やっ、やぁぁっ!? ――これっ、何でっ、あッ、あ゛あ゛ッッ!?」
拘束された布束の体が大きく戦慄き、椅子がギシギシと軋んだ音を立てる。
不運なことに、男が殴り倒された拍子に手の中にあったリモコンが床と接触し、目盛が最大にまで押し上げられていた。
髪の毛を振り乱して何とか快感に抗おうとするも、助けに入った少年を見て気を抜いた直後では容易に持ち直せない。
一旦は静まっていたはずの、度重なる陵辱によって引き出された快感が、バイブの振動によって一斉に芽吹いた。
思わず口を噤もうとするも、腹筋が勝手に律動して歯の根が合わない。
異変に気づいたツンツン髪の少年が慌てて足元に駆け寄り、拘束を解こうと四苦八苦している最中、それは来た。
「う゛あ゛ッッッ!!!」
先ほどとは比較にならぬ快感の渦に意識が飲み込まれた。
124 :
布束D:2013/05/30(木) 00:12:40.98 ID:lohJls4U
布束の白い喉があらわになり、背骨が弓のように大きくしなる。
連動して、豊かな双乳が天に向かって何度となく跳ね上がる。
細い腰の下では、飛沫となった愛液が何度となく下着を叩く様子が、跪いた少年からもはっきりと窺えた。
「あっ、はあっ! う゛あ゛ッ!! と、止まらなッ、あ゛はッッ!! 嫌ッ! も……ぉ、無理、いい゛ぃッッ!!」
プシャッ、プシャアッ!
十秒近くも続いた連続絶頂の後、布束の体が背もたれに全体重を預けるかのように弛緩した。
完全に、完膚なきまでに、見られてしまった。自分より年下と思しき少年の目の前で、みっともなく果ててしまった。
椅子に接触した下着からは、むっとするような熱気とともに、お漏らしをしたかのように愛液がとめどなく溢れている。
さらにはスカートに大きな染みを作りながら、床に向かって小さな滝を作っていた。
ちょろろろろ。
断続的に耳を叩く淫らな水音に少女の頬が紅潮する。
涙顔で絶頂の余韻に全身を痙攣させている布束から少年は顔を逸らし、黙々と拘束を解く作業を続ける。
気まずさはどうやらお互い様らしかった。
その間にもバイブの音は鳴り止まなかったが、さすがに下着の中に直接手を突っ込むわけにもいかないようだ。
幸か不幸か、よほど先ほどの衝撃が大きかったのか、再度の波はまだ来ていないようだった。
ややあって、両足が自由になったことに気づいたのか、天井を向いていた布束の顔がゆっくりと少年の側に傾く。
当然のごとく顔は真っ赤で、涙と涎の痕が見るも痛々しかった。
「……ご、ごめんな、さい。……こんな、無様なところを、見せてしまって」
しゃくるように、それでも辛うじて気丈さを失わずに謝意を述べた布束に、少年は「いや」と小さく首を振る。
手足ともに非常にきつく拘束されていたせいで、縄の跡が痣となってくっきりと残ってしまっている。
阻害されていた血流が再開するまでには、今しばらく時間がかかりそうだった。
ふと少年の方を見ると、おそらく思いついているだろう不遜な提案をするべきか否か、頭を掻きむしっているところだった。
「……はしたないことを言うようだけど、取ってくれない、かしら?」
何を、とはさすがに聞かれなかった。その程度の分別は少年にもあるのだろう。
「……その、手が痺れていて、思い通りに動かないから」
現状を把握し、葛藤した上での頼み事だった。
少年は黙って膝をつき、布束の下着の中で蠢いている物をつまもうと、そっと下着の横から指を差し挿れた。
125 :
布束E:2013/05/30(木) 00:13:39.39 ID:lohJls4U
押し殺したような声が布束の口から漏れたが、少年は構わず指を奥へ動かした。
濡れた指先にわだかまる熱を、固い感触を感じたところで、親指で下着と腿の隙間を押し広げた。
それから人差し指と中指の隙間でローターをつまみ、丁寧に引き抜いた。
貼られていたテープはびっしょりと濡れていて、もうその役割を果たそうとはしなかった。
てらてらと濡れ光ったローターを地面に放り捨て、やはり無言で踏み潰した。
「……あ、ありがと」
顔もまともに見られないというふうに、布束が俯き気味に礼を述べた。
「……私、布束砥信。あなたの名前は?」
「か、上条当麻だ」
「……そう、何年生?」
他にも色々聞くべきことがあるのだとわかってはいたが、頭が回らなかった。
着ている制服からとある高校の生徒だということはわかっていた。上条と名乗った少年もそのことに気づいた様子で、
「一年っす」
そう短く返してきた。
「……indeed、なら、上条君ね。私は三年だけど、この先あなたにだけは長幼の序を守りなさい、とも言いづらいわね」
「ん、何でだよ?」
「……だって、こんな無様な姿を晒しちゃったわけだし」
「心外だなぁ、先輩。俺が人の弱味につけこむような真似をする野郎に見えますか?」
「……見えない、というか、そう願いたいけど」
「なら良かった。んなことより、歩けそうか?」
少年の言葉に、布束は一瞬顔を上げ、小さく首を振った。
「……無理ね、足に全然力が入らない。一週間近く、この姿勢だったから」
「……そっか。じゃあ、おんぶとお姫様だっこと、どっちがいい?」
あっけらかんとした言葉に、布束の眉根がひどく狭まった。
126 :
布束F:2013/05/30(木) 00:15:19.94 ID:lohJls4U
「ちょ、ちょっと。まさか担いでいく気なの!?」
「これでも体力には自信があるんだ。まぁ大船に乗ったつもりで」
「そ、そうじゃなくて! ……いや、それもないことはないのだけど」
体重は、ここ一か月の監禁生活でかなりやせ細っている自信はある。だが、それでも――
「……さっき言ったでしょ。一週間、シャワーもろくに浴びてないの。さすがに、女として抵抗が」
身を抱きすくめるようにしながら、布束が消え入りそうな声を出した。当の上条は肩をすくめるばかりだった。
「別に、臭いなんて気にしねえけど?」
「わ、私が気にするのよ! ……いや、その、私のあ、あれとかで、服だって汚れてしまうでしょう」
さすがに淫語をそのまま口にするのは恥ずかしかったのか、布束がもごもごと言葉を濁した。
「四の五の言ってる暇はねえぞ? また捕まって、今度こそ取り返しのつかないことされちまったらどうすんですか?」
「……そ、それは、そうなのだけど、でも」
「あぁ、そうだ。ちょっと待ってくれよな」
おもむろに上条がポケットに手を入れ、何か白い物を取り出した。見ると、ドラッグストアなどで売られているデオドラントシートだった。
「あ、あの、これは」
差し出されたビニール製の容器に、布束が小首を傾げた。
「残り少ないから全部使っていいぜ。それで拭けば、少なくとも臭いはマシになるだろ?」
布束は一瞬躊躇う素振りを見せたが、やっと得心したのかシートを受け取った。
「……少しの間だけ、後ろ、向いててくれる?」
上条は黙って扉の方に向き直った。遅れてしゅるりと、衣擦れの音が響いた。
127 :
布束G:2013/05/30(木) 00:20:02.60 ID:lohJls4U
夜光が差し込んでいる。外は近い。
本当に、逃げられるのだ。その実感がようやく激情となって込み上げた。
腕の中で再びしゃくり始めた布束に、上条が気遣うような視線を寄せる。
「ご、ごめんなさい。ここから出られるんだと思ったら、急に」
「……ずっとあんな暗いところで、ひどい目に遭わされてたんだもんな。無理もねえよ」
何の変哲もない、しかし優しさのこもった言葉に、布束は胸が熱くなるのを感じた。
上条は視線を前に戻しながら、微かに笑みを浮かべ、
「もう大丈夫だ」
力強く頷いた。
「……ありがとう。助けてくれて」
感謝の言葉に応えるように、腕に込められた力に、布束は逆らおうとしなかった。
ただ、されるがままに涙ぐむ顔を、その半身を上条の胸板に委ねた。
上条の鼓動が一段と早くなる様子が、押し付けた乳房から伝わってきた。
意外と可愛いところもあるのかも知れない。
以前同級生たちの前で公言した好みの男性のタイプを、今日から撤回しなければならないだろうか。
場にそぐわぬことを脳裏に浮かべつつ、布束は上条の腕に抱かれたまま、深い眠りに落ちていった。
以上です、エロ成分少なめですみません
割り込みみたいになってごめん!
そしてGJ
続き!
上条の戦いが久々に見たい!
みさきちはよ!
久々にSSきた!GJ!!
みさきちを孕ませたい。
本当、みんな金髪巨乳が好きなんだね
135 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/06(木) 18:10:36.43 ID:+C014F7n
アリサが見たい
ショチトルとかヘンな宇宙人みたいな奴ってなんなの?
禁書読んでいなくてもわかるのが電磁砲の美点だったのによくわからないキャラを説明もなしに出すのはいい加減にして欲しいもの
そりゃ、ずっと読んでりゃわかるんようにはするんだろうけど、ただでさえ連載スピードが遅すぎてイライラするわけだし
今更じゃない?そもそも超電磁砲のみのメインキャラは佐天さんくらいだし。
美琴、黒子、初春、婚后、一方通行、妹達、アイテム、馬場、ショチトルといい超電磁砲の半分以上は禁書キャラじゃん。
超電磁砲のオリキャラは
佐天、春上、木山、固法、鉄装、テレス、警策ぐらいかねえ
婚后さん……
初出は禁書8巻>婚后
いちいち触るなですの
スレチは放っておけですの
原作10巻まで読んだんだけど小萌先生はだれとフラグ立ってるんだ?
上条でもステイルでも誰でもいいけど、
ラブラブイチャイチャエッチが読みたい
麦野とかいうオバサンのビームって、はっきり言って「妥協」そのものだよね
なんで「原子崩し」がビーム出すねん、考えるの嫌になっただけだろこれ
単なるビームを能力と言い張る図々しさに悪い意味で感動するわ
とにかく火力過剰のバランスは依然変わらないから
もう建造物を如何にぶっ壊すかに全力を注いだ方がいいんじゃないか?
人体に当たれば確実にもげるしそっちはまるで期待出来ん
そんなことよりアニメの滝壷が巨乳なことはどう考えてるんだよお前ら
俺は浜面爆発しろと思ってる
隠れ巨乳属性が消えちゃったね。浜面爆発しろ末永く。
あと関係ないけど、食蜂の能力が動物に通じないから薄い本的にやばいな。(獣かry
スフィンクスの出番ですね
147 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/10(月) 03:22:06.46 ID:eHliQW8T
上条×食蜂はないのでせうか?
メルトダウナーって原子をプラズマ状にしてビームにできるなら、中性子ビーム
にすりゃ美琴の電場磁場で妨害されずにイチコロだったのにな。
麦野はどうせ常盤台とか出てない馬鹿だから高校物理のレベルもわかってないんだろうなあ(笑)
まあ作者自体が熱膨張も怪しい理科オンチだからダメか(笑)
御坂妹のラブラブエッチが読みたい
無表情なのにデレ全開だと可愛い
食蜂さん×五和とか見てみたい
思いついたままテキトーに言ってるだろお前
何の関係も無いキャラ絡ませたってくだらんSSしか出来んわボケ
何をどうすれば絡ませられんだよその二人w
>>154 女の子好きな食蜂が上条とイチャついてる五羽を寝取る…とか?
中の人が巨人族フンスではあかん、交代してほしい。
ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね
あかん
>>152-154 上条さんに会いに学園都市を訪れた五和を見かけた食蜂が、ただ上条さんとの関係を聞き出すだけではつまらないと、能力で五和に自分を上条さんと思わせる。
五和をあちこち連れ回した挙げ句にホテルに連れ込んでボディチェックがてら、さて何から聞き出そうとしたところで異変が。
実は常日頃から用意周到な天草式。物理防御のみならず精神防御術式もばっちり。
んで、中途半端に洗脳が掛かった五和が暴走して…。
ってこんな感じでいけるか、な?
麦野を頭ゴチンで気絶させるのはいいけど、ちゃんとそのあと止め刺しておかなきゃ
だめだよな。「あれえ、いない?」とか寝ぼけてるのかと。
そういうところがやっぱ美琴はまだ中学生でアホだなあ。
仲間に回収されたという可能性を考えたのではなかろうか
そういうことで美琴さんのNTRもん書いちくり〜
滝壷をアニメで見るたびにイライラする
なんであんなエロい身体してんだよ
ちんちんがイライラすんだよ
浜面爆発しろよマジで
それはイライラやのうてムラムラや
むぎのんレイプしたい
167 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/20(木) 10:21:43.63 ID:NOYVouq1
イライラ、ムラムラときてオラオラ
ヤンデレ化した滝壺さんが浜面を犯してほしい。
妹の目にハイライトを入れた理由を伺いたい
他全体的に本編のほうがよかった
>>109 今更だが乙!
浜滝好きなんだがやっぱり何気ないカップルのいちゃいちゃっていいな
すごい好みだったありがとう
食蜂にはレイプが似合う。
心理定規さんの出てる話ってありますか?
174 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/30(日) 17:09:21.63 ID:LUk6Jbh1
投下します
原作一巻のifで上条さんが記憶喪失をインデックスに話して
また仲良く思い出を作る話です。
エロなし コメディとシリアスあり 原作設定を変えているところがあります。
上条当麻の再誕 前編
雲一つ無い夏の空の下、白い壁紙を基調とした、大学病院の病室に少年と少女がいた。
少年はベッドに上半身だけを起こした体勢で患者衣を着ており、頭には包帯が巻かれている。
少女は少年の傍らに立っており、白い修道服に金色の刺繍が織り込まれた
どこか豪華なティーカップを連想させる、シスターの格好をしていた。
堅い表情の少女が言葉を問いかけるが、少年の返事は短く、申し訳なさそうに首を振るばかりだ。
「……ねえ、覚えてない? とうまはね、私を助けてくれたんだよ」
少女の何度目かになる問いは、酷く張り詰めている。
「とうまって俺の名前……かな? ごめん……助けたというのも覚えてないんだ」
少女の唇が戦慄くように震え、抑えるよう強く引き結ばれる。
そうしなければ、出したくもない嗚咽が漏れそうだから。
ほんの一メートルも離れていない距離が、あまりに遠く感じられた。
それでも少女は問いを重ねるのを止めれない。
「……ねえ、覚えてない? インデックスはね、とうまの事が大好きだったんだよ」
それは過ぎ去った思い出を語るような、告白というにはあまりに透明な響き。
そこにはあるべき、少女の想いにはあってしかるべき、恥ずかしさや思慕が含まれていない。
理解しているのだ。
出会って十日にも満たない、色褪せるには短い記憶を、少年が永遠に失っているという事に。
少年の顔に迷いが浮かび、目線を少女から外す。
しばしの逡巡の後、しっかりと少女を見据えてから告げた。
「……ごめん。君がインデックスって名前で、俺を大事に思ってくれているのはわかった。でも、覚えてないんだ」
声にならない、呼気だけがヒッと音をたてて少女の唇から漏れ出す。
それを堪えるため、唇を閉じ無理矢理に端を上げて、目を細めた笑みの形だけを作った。
涙は見せない。見せれない。忘れられて悲しいから。
そんな自分勝手な想いで、少年に心配などかけたくなかった。
「ううん。とうまは悪くないんだよ」
少年を心配させないとした微笑みは、逆に、刺さりそうなほど痛々しい。
隠し事ができない少女の肩が、堪えきれない悲しみで、小さく震えている。
駄目だ、泣いてはいけない。
そう思っていても、目の奥が熱くなってきて、震えは全身へと伝わっていきそう。
「無理しなくていいよ」
決壊する直前、少女が造形し象っただけの笑みに、少年の右手が触れる。
暖かく大きな手が、少女の頬を慈しむように撫でた。
「君を忘れてる俺じゃ、説得力が無いかもしれないけど、そんな顔されると俺も辛い」
「う……ぁ……」
もう耐えられなかった。
少女の瞳から、大粒の涙が零れ落ちて、透明の滴が止め処なく少年の右手を濡らしていく。
少年の右手に自らの手を重ね、少女はすがりつくようにすすり泣き、溢れた嗚咽が静寂な空間へと響き渡る。
「ごめんなさ……い……! ひっ、ぅ……とうま! わ、わたしの、せいで……!」
「先生から少しだけ成り行きは聞いた。全然覚えてないし、気にしなくていい」
「いいわけ……ないんだよっ……! ぜ……んぶ! 全部とうまは忘れちゃったんだから……!」
少年は、医者から記憶を失った理由を聞いている。
でもそれは、少年を病院に運んだ魔術師と名乗る二人組みが医者に話したもので、又聞きにしか過ぎない。
失った記憶は、欠片も残っておらず、喪失した自覚すら少年には許されていない。
「でもさ、俺は君を助けれたんだろ? だったら、それでいいじゃないか。
きっと、そうしたかったから。そうしないといけない訳があったんだ」
「……駄目なんだよ……すんっ、とうまが犠牲に、なる理由なんて……ないんだよ」
少年は困ってしまう。
少女の言うとおりなのかもしれないが、失った意味そのものを無くした少年には、それがわからない。
どちらかと言えば自分の記憶よりも、少女が悲しんでる事のほうが、辛く思えるぐらいだ。
けれど少年が気にするなと幾ら言っても、少女の罪悪感は消えず、忘れられた悲しみは癒えやしないのだろう。
(……そんなんじゃ駄目だ)
以前の自分が何を考えていたかなんてわかる訳がない。
けれども、想像する事ぐらいはできる。
きっと上条当麻という少年はインデックスという名の少女に、泣いてほしくないと思ったはずだ。
ましてや、記憶喪失の責任を少女に背負わせたいなどと考えるわけもない。
「じゃあさ、俺達が初めて出会った時からの話をしてくれよ」
「ん、ぐすっ……話?」
「ああ。なんでもいいんだ。いい思い出でも悪い思い出でも
インデックスと俺が知り合ってからの話を聞きたい。
忘れてしまったのは悲しいけど、それで俺達の関係全部が駄目になるわけじゃないんだろ?」
「そ、そんなの当たり前なんだよ!」
まだ涙を流していて、頬は真っ赤になっているが、少女は意気込んで答える。
「安心した。これではいサヨナラですよーって言われたら、人間不信になっちまう」
「とうまにそんなこと言う訳ないんだから!」
怒っているような返事は、少し元気があって少年も安心する。
無理はしないで欲しい。でも泣いてばかりなのも見たくない。できれば笑っていてほしい。
混ぜこぜになった感情は今の少年自身のものか、以前の上条当麻が持っていたものかはわからない。
ただ少女を見ていると、そんな想いが沸いてくるのだ。
「だから思い出を話すだけじゃなくて、これから先の思い出も作ろう。
覚えてないからこそ、俺もインデックスを知りたいし、仲良くしたい」
少年は気づいていない。
記憶喪失になる前、少年と少女が最後に語ったものはそういう夢だった。
上条当麻がついた優しい嘘は、少年から真実の言葉となって放たれている。
「とうま……うん、うん……そうだね……私も思い出作りたい……」
ごしごしと少女は目元を袖で擦って顔を上げると、まだまだ瞳は赤く
涙の残滓が残っているが、顔には笑顔が浮かんでいる。
割り切れるものではないが、少年の言葉は確かに少女へと届いている。
「とうまと初めて会ったのは、とうまのお家のベランダなんだよ」
泣き笑いの笑顔のまま、語り出した声色は見違えるように明るくて、少年はそれが嬉しいと思った。
「……それで俺が先生から聞いた話に繋がるわけか」
「途中からはよくわからないんだけどね」
出会ってから、上条が記憶を失うまでの、短いようで長い話を語り終えたインデックスはそう締めくくった。
インデックスが怪我をしたり、魔術に蝕まれて気を失っていた時の記憶はないのだが
魔術師が残した言葉である程度の補完はできていた。
「でも実感が沸かないな。魔術なんてものがあって、インデックスが凄い力を出せて、それを俺の右手が消せるだなんて」
「私の力というのはわかんないけど、魔術は確かに存在するんだよ。
とうまも、その……魔術のせいで記憶喪失になっちゃったんだから……」
また振り返ってしまって、インデックスの瞳が潤んだ。
「あーいやいやいや、疑ってるわけでもインデックスを責めてるわけでもない。
なんでこんな力を俺が持ってるんだろうなーって。
えっとなんだっけ、歩く教会ってその魔術絡みの修道服壊しちゃったんだよな」
「…………」
適当に誤魔化そうとする上条と、何故か俯き無言になるインデックス。
「あれ? 服が壊れて……それをいっぱいの安全ピンで繋げてるから……」
慌てながらも上条は余計な事に気付いてしまった。
目の前の少女の格好は、服というよりはシーツっぽい布を巻きつけ止めているようにしか見えない。
右手で触った結果、安全ピンで縫いとめないといけない事態がインデックスに起きたという事は。
「……とうま」
「はいぃ!?」
悲しんでいると思っていたインデックスから、やたらと低くて、重々しい呼びかけ。
「とうまはやっぱりとうまなんだね。変わってないかも」
「あ、ああ……」
顔をあげたインデックスは微笑んでいるのに、強烈なプレッシャーを感じる。
さっきまではとても笑顔が見たくて、見れたら嬉しいはずなのに、今は酷く怖かった。
それは今とか前とかの自分とは関係ない、根源的な恐怖なのか。
「あえて軽く流した恥ずかしい部分に触れちゃうデリカシーのない所……」
笑顔の隙間からギラリと歯が輝いた瞬間
「変わってなさすぎるんだよ! がぶっ、がぶっ、がぶぅ!」
「ぎゃあぁぁ……! 何も覚えてないのに理不尽だあぁぁぁ……!」
生々しい咀嚼音が白い病室に響いたりしていた。
わりと洒落にならないぐらい痛いのだが、インデックスが元気なのが嬉しかったり。
「って無理! 嬉しくない! 不幸だー!」
「がうぅぅぅっ……!」
「上条ちゃん! ってあれーですー?」
そこへ医者から入院の連絡を受けたのだろう。
騒がしくしている所に、慌てて駆け込んできた月詠小萌が見た光景は、以前と変わらなく見える上条の姿だった。
「……先生を忘れちゃったのは、ぅぅ、すん……本当なんですねー」
「はい、すみません……」
「ぐすっ……上条ちゃん、色々出歩いて慌ててましたし、先生もついてあげるべきでした……」
「先生のせいじゃないですって。むしろ助けてくれたとインデックスに聞きましたよ」
「でもでもですねー……」
どう見ても小学生ぐらいにしか見えない、担任の先生である小萌は瞳を潤ませている。
先日、上条から脳と完全記憶についての電話を受けた後の事は何も知らず、アパートに
大穴が空いたのをどうしようかと考えていたら、生徒が事故で記憶喪失になったと連絡を受けたのだ。
負うべき負債などはないのだが、身近にいただけに責任を感じてしまっている。
なんと言えばいいか上条が悩んでいると
「こもえ。きっと大丈夫なんだよ。とうまはとうまなんだから」
インデックスが先に声をかけた。
「シスターちゃんは強いですねー」
「さっきは泣いてましたけど」
「とうまっ!」
「自分の記憶喪失をネタにして、からかうのは流石に悪趣味だと先生は思いますー……」
どうもこんなキャラのほうが、いいのではないかと上条は考えているのだが、小萌は複雑な顔を見せている。
「それは置いといてですね、確かに上条ちゃん、入学式で初めて会った時と同じ事言ってました。
なんで高校に小学生がいるんだ、迷子にでもなったのかって」
「以前も勘違いしてたんですね俺」
小萌の容姿を見ればしょうがないものがあるだろう。
記憶喪失じゃなくとも、初対面で先生とわかるほうがおかしい。
「本質的な意味で、上条ちゃんは上条ちゃんのままということでしょう。先生もそう信じたいですー」
「そうだったらいいんですが」
「はい。それでは改めて自己紹介しますね。先生の名前は月詠小萌といって
上条ちゃんのクラス担任です。よろしくお願いしますねー」
「えーっと上条……当麻です。よろしくお願いします」
「インデックスなんだよ。……自己紹介ってなんか面白いかも」
インデックスにつられるように二人も笑う。
小萌はまだ、瞳を濡らしている泣き笑いで。
インデックスは希望に満ちた笑顔で。
上条は二人が笑ってくれているのが嬉しくて。
インデックスの言うとおり、きっと大丈夫だと、上条は自然にそう思えた。
「こっちなんだよ」
「わかった」
数日経ち、上条とインデックスは第七学区にある寮への道のりを歩いていた。
少し曇り気味だが、強い夏の日差しが遮られている、散歩にはよい日で
インデックスが先導し、上条が後からついていくような形だった。
まだ通院する必要はあるのだが、一刻も早く日常生活に復帰するため、早い帰宅を上条は望んだのだった。
インデックスはインデックスで上条が記憶喪失なため、リハビリに協力する気満々で意気込んでいる。
「とうま。この扉開かないんだよ?」
「スイッチ式だって。ほれ」
とは言っても記憶喪失の上条以下の常識だったりするのだが。
二人は帰る途中、インデックスの退院ぱーてぃなんだよっという主張に引っ張られて手近なスーパーへ寄っていたのだった。
「インデックスは料理作れるのか?」
「ちっとも」
なんでこの子、外国人なのにカタカナがひらがなっぽいんだろうと思いつつも聞くと、力強いご返事。
「俺は作れそうだけど、自信ないな」
「料理の作り方は覚えてるの?」
「ああ、俺も医者から聞いただけなんだけど、エピソード記憶って言って脳の中の思い出を司る部分だけが壊れたらしい。
料理みたいに、手順が決まってる奴は思い出じゃなくて意味記憶か知識として覚えてるんだ。
でもそれがどんな味かは覚えてない」
「そうなんだ……しょうがないね」
「だから、色々食べて覚えてから今度インデックスに作ってやるから」
「うん! 少ししか食べさせてもらえなかったけど、とうまに作ってもらった野菜炒め美味しかったんだよ」
「お、おう……」
出会った直後、お腹を空かせたインデックスへ自分が作ってあげたと聞いている。
ただ酸っぱい味で、食べてる最中に上条が奪い取って全部食べたとの事だ。
味は覚えてなくても、知識として、野菜の状態が悪かったというのは想像がつく。
色々と自分にも葛藤があったのだろう。
深く問い詰めるのもなんなので、そこは流してみた。
上条にだって、敢えて触れない部分はあるのだ。
しかし、そんな事より上条にはもっと知っておくべきものがある。
「あの、インデックスさん? 惣菜を買うのはよろしいんですが、その量は一体?」
「主は仰っています。人はパンのみに生きるにあらずと……ぱーてぃだから、いっぱい食べないと!」
惣菜コーナーのワゴン棚から取り出された、骨付きチキン、唐揚げ、トンカツ、チキン南蛮
などなどの高カロリーな肉類が買い物カゴへと積み重ねられていく。
「待て待て待て。記憶喪失だからって適当言ってんじゃねえ。
知らないけど絶対違う意味だろそれ。大体こんなに幾つも食えるかよ」
「食べれるよ。うーんとね……」
インデックスがワゴンに並べられた惣菜らを指差してぐるぐると一回り二回り。
「二周分ぐらいなら」
「単位が違う!?」
財布を鑑みた上条は、すぐにも料理を作れるようになろうと、堅く誓ったのだった。
「……ホントに食べきりやがった」
「美味しかったねとうま!」
帰宅して夕食パーティを始めると、あれよあれよと言う間にインデックスは平らげてしまい
若干引き気味の上条を尻目に、食後のお祈りをしていた。
(俺んちなんだよな)
上条は、適当に食事の後片付けをしながら室内を見渡すが、これといった実感が持てなかった。
もちろん自分が住んでいた部屋だという証拠はある。
学生寮には上条と表札があるし、学生手帳には自分の写真も載っている。
けれども、他人の家にいるような居心地の悪さを感じてしまうのだ。
「……気にしてもしょうがないか」
誰からも文句がくる訳でもなし、すぐに慣れるものなのだろうと上条は結論づける。
「どうしたの、とうま?」
「なんでもねえよ」
返事をしながら上条は浴室に向かい、湯を張り始めるとインデックスもついてきて目を輝かせた。
「私もお風呂入るかも!」
「ああ、わかってる。先に入っていいから」
「うん! ありがと!」
湯が溜まる間、ずっとウキウキとしてるインデックスが微笑ましくて、上条もなんだか気分がよい。
「もう入れるぞ」
「わかったんだよ」
そう言いながらも座ったままインデックスは動かない。
「…………とうま」
上条が疑問を感じるほどの間があって、先ほどのテンションとはまるで違う、思いつめたような硬い声で、呼びかけられた。
「な、なんだよ」
「私ずるいのかも」
「へっ?」
突然の言葉に上条は疑問符を浮かべる。
「病室で、私の事は話したよね。一年前に気づいたら日本の路地裏にいて、魔術師から逃げまわってたって」
「……ああ。俺なんかよりずっと辛いんじゃないか」
とても苦しく、辛かっただろうという想像しかできない。
ゴールすら定まらず、ただ頭のなかの禁書目録を守れという、強迫観念にも似た動機で逃げるだけなのだから。
上条は病院で目覚め、インデックスと小萌と医者がついてくれたというのに、彼女には助力など一切なかった。
「比べるものじゃないかも。それでね、とうまと出会って初めて人に助けてもらって
すっごく嬉しくて。でもとうまは私のせいで記憶を失っちゃって……
魔術師が襲ってきたら、また巻き込んじゃうかもしれない。私はそれをわかってるけど、とうまと一緒にいたいんだよ」
「いいじゃん。巻き込んじまえよ」
「え……?」
即答すると、緊張と自省を含んだ表情が、きょとんとした顔へと変わるのが若干面白い。
「気にしすぎなんだって。忘れた俺が言うのも変だけどさ、やりたいからやった事まで
お前の責任になったら、前の俺が救われない。今、こうしてるのだって、俺とお前が望んだからだろ。
どんなに危なくても、魔術師と戦う事になっても、簡単には捨てれない。
もしお前が、私のせいで俺が危ないから、やっぱサヨナラつったら、それこそ責任逃れじゃねえか。約束破る気かよ」
「約束を破るのはよくないね……でも、とうまは怖くないの? もっともっと酷い事があるかもしれないんだよ」
「正直実感が沸かない。魔術師が怖いってのがよくわからねぇ。強いて言えば
インデックスが噛み付いてきたり、食い過ぎなのが、色々な意味で怖かった」
「もう! 真面目な話してるんだよ」
「一応真面目なんだって」
上条は嘆息して怖さというものを想像すると、たいした時間をかけることもなく、結論に達した。
「今はお前がいなくなるのが一番怖い。多分インデックスならわかるだろ。
お前と出会ったのが前の俺だったとしたら、今の俺が出会ったのもお前なんだぞ」
「あ……」
上条が自分をどう思っているか、インデックスには想像ができてなかったのだろう。
自分の中の感情と理屈を制御するのに精一杯で、そこまで気が回らなかったのだ。
一年前の自分と同じ不安と恐怖を、上条が感じているというのが、わかっているようで全然わかっていなかった。
目の前の少年が自分だと言う事に、インデックスは気づいていなかったのだ。
もしもインデックスが一年前に上条と出会ったとすれば、独りでまた逃げるだけの毎日にきっと耐えられないだろう。
だって、こんなにも離れ難く想っているのだから。
「いなくなったりなんかしない。ぜったい、ぜったいに、とうまと離れたくなんかないんだよ」
「……ありがとな」
自然に口から言葉が紡がれて、少しだけ弱気になっていた上条の顔が明るくなったように見える。
「ううん。私こそありがとう。辛いのはとうまなのに、私の事情ばかり考えてたんだよ」
「気にすんな。お互い様だ」
「……あのね。とうまは、もっと自分の事を考えたほうがいいんだよ。
記憶喪失になったばかりなのに、優しすぎるかも」
「何言ってんだ。目茶苦茶テメエの事しか考えてねえよ。たった今、ガキ染みた事言っちゃったし。
ボクを離さないでーってか。……うわ、思い返すとホント恥ずかしいな。忘れよう」
「ふふーん。完全記憶能力があるから、絶対忘れないんだよ。甘えんぼなとうま可愛いかも」
「ぎゃぁぁっ! これから先ずっとからかわれるぅぅぅー!」
上条が頭を抱えてしゃがみこむと、インデックスは微笑みながら背と頭を抱きしめ囁く。
「よしよし、とうま。いっぱい、いっぱい考えてね」
「あっ……あ、ああ」
「お風呂入ってくるんだよ」
不意の抱擁と、思いのほか真剣な声音に戸惑いながらも上条は頷きを返した。
インデックスが浴室に向うのを見送って、座ったまま上条は唸る。
「自分の事つってもなー、なにがある…………っていうか、こんなんで考えられるかよ……」
背中に感じるインデックスの残滓で、思考そのものがまとまらない。
胸の内に芽生えた感情は、忘れたくても忘れられない。
心を象ったパズルのピースは、自分ではない誰かで敷き詰められているようだった。
明朝のそろそろ昼間にさしかかろうとする頃、上条は自分が通っていた学校の教室にて、小萌とこれからについて話していた。
設備の確認や、同級生へ記憶喪失をどう伝えるか、授業勉強はどの程度覚えているのか。
当然ながら記憶喪失になった人間が、蓄えないといけない情報は沢山にあった。
「ひとまずこんな所でしょうかー」
「すみません。色々とありがとうございます」
「何を言っているんですか、私は先生なんですよー。当然の事です。
それよりもですね、上条ちゃん、なんだか顔色が悪いです。まだ退院は早かったのではー」
「いえ、体調が悪いとかじゃありません。ちょっと睡眠不足気味で」
それを聞いて小萌の表情が翳った。
「そうですか……記憶を失ったばかりなので不安なのも当然です。なんでも先生に相談してくださいね」
「……大丈夫ですよ。多分」
実際のところ寝不足と記憶喪失は、なんの関係もなかったりする。
昨夜、上条はインデックスにベッドを譲り、自分は床に布団を敷いて寝ていた。
そこで寝ぼけているインデックスが、寝床へ入り込んできてしまう事態が発生してしまったのだ。
しかも上条に真正面から抱きつくような形で。
暗闇に慣れた目は、長い睫毛や整った顔がはっきりと映った。
鼻や頬が触れ合うくらいに密着してる身体は、細くて軽いくせにやたらと柔らかい。
薄手のパジャマの隙間から触れた肌は、すべすべとしていて、指に絡む髪は絹のようにしなやか。
呼吸すれば、同じシャンプーとソープを使ってるとは思えないくらい、甘くていい匂いがする。
年下の少女と言えども、女の子という存在を如実に感じさせられた。
これは誘われてる!? みたいな妄想をしつつも、そんな訳がないと否定する。
いや大好きって言ってくれたから問題はないはずだ。
違う。それは前の俺だろうが、っていうか問題ってなんだよ。何するつもりだ。そんな事考えるわけないだろ。
自己問答をしつつも、このままぎゅっと抱きしめたいなとか思ったりもして。
ぐちゃぐちゃとした思考に襲われながらも、空が白むまで待って
起きそうなインデックスに合わせ、寝たふりしたのはきっと褒めるべきなのだろう。
驚きの悲鳴を上げインデックスが離れた後、たった今起きたかのようにおはようと告げた。
恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながらも、はにかんでおはようと返すインデックスに、自分は正しかったと確信していたものである。
「上条ちゃん、本当に大丈夫ですー?」
「ぜ、全然平気ですことよ!」
「だったらいいんですがー」
少しばかり思考がどこかに、飛んでいってしまっていたらしい。
寝不足も相まって、目を瞑れば今にも感覚や匂いが蘇って来て……
「寝ちゃ駄目ですっ」
「うぉっ」
幼いながらも、ピシャリとした声で呼びかけられ、今度こそ上条は我に返る。
「大事な話がまだあるんです。上条ちゃんのご両親と連絡がつきました。
先生の勝手な判断かもしれませんが、記憶喪失になったというのも伝えてあります。
明日学園都市に着くそうです」
「あ……」
想像もしていなかったのだろう。上条はぽかんと口を開き戸惑いの色を見せる。
生徒が事故によって入院して、記憶喪失にまでなれば伝える義務が学校にはある。
だが上条本人は、両親に伝えるどころか、自分に家族がいるということすら思い浮かばなかったのだ。
「忘れてしまっているので、会いにくいかもしれませんが……」
「……もちろん会いますよ。覚えてなくても俺は俺なんでしょう?」
「そうです。と簡単には言えません。けれど上条ちゃんなら大丈夫と先生も信じたいです」
二人の声には少しばかり力が足りていない。
上条は両親という大事な存在を、忘れてしまっているのを自覚して。
小萌は親子に起きてしまった不幸を想像して。
思い出の重みを感じながらも、小萌は話の続きを始めた。
上条は学校からの帰路を歩きつつ、悩んでいた。
両親に、なんと言って会えばいいのか、どのような対応をしていたかがわからない。
両親が子から忘れられているという心情も、想像できない。
もし記憶喪失でなければ、会うのに気負いも何もなかったに違いないのに。
そこまで考えた所で上条は顔をしかめた。
たかが会うだけで、対応だとか気負いだとか、身構えて親を迎えるのが申し訳ないと思えたのだ。
「どうっすかなー。まあ、いつも通りでいれば……ん、雨が降らなきゃいいけど」
なんとはなしに上を向けば、厚い雲が空を覆っていて、昼なのに薄暗くて夕方のよう。
「ちょっと待ちなさい! 無視すんじゃないわよ!」
唐突に後ろから呼びかけられて上条は後ろを向いた。
茶がかかった髪の女子中学生と思われる少女が、眼光鋭くこちらを睨みつけている。
わりと可愛いのだが、目つきが妙に怖い。
「あー……」
「あーじゃないわよ! 真正面の相手が見えないなら視力矯正しろやゴラァ!」
やたらとドスの効いた恫喝。
どうやら正面にいた少女の横を、知らずに通り過ぎてしまったらしい。
言われてみれば、視界の端で手か何かが動いていた気がするが、思考の範囲外にあった。
以前からの知り合いなんだろうけれども、このケンカ腰はよほど仲が悪かったのだろう。
全然覚えていないので、上条は説明のために口を開いた。
「えーとだな……最近事故にあって記憶喪失になったから、悪いけどお前が誰か覚えてないんだ」
告げ終わった後沈黙が続き、真面目な顔の上条を少女がじっと睨みつけて
「そう……そんな嘘をつくくらい、私が疎ましいってわけね……」
「あ、いや違う、ちょっと待て」
双眸が稲妻のごとき、蒼い輝きを宿す。
「上っ等じゃない! アンタの脳みそに、私の電流を刻みつけてやろう!」
なんだかラスボスっぽい怒声と共に、雷光とゴロゴロ音が少女から吹き荒れた。
「うわっ!」
「へっ?」
上条は無意識に動いた両手で身を庇ったまま、放電の衝撃に弾き飛ばされ、尻餅をついた。
痛みは一瞬でたいしたものではない。
けれど、電流を受けた両手はショックで、意思と関係なく痙攣している。
一緒に触れた左手はもちろん、右手もなんの自由も利かず、伸縮する筋肉の誤作動に逆らえていない。
「なんで……だ……」
上条は自分の右手を呆然と見つめる。
能力者と思われる少女の電気を受け、右手は動かせなくなっている。
この右手は、神様の奇跡だって打ち消せる、魔術師を退け、インデックスを助けた右手だというのに。
少女もまた、驚きで上条を見つめて動けない。
攻撃どころか牽制ですらない、ただの威嚇で上条を倒してしまったのだ。
上条をつけ狙っているのは、戦って倒すためという理由ではあるが、こんな勝利は望んでいなかった。
「……もしかしてアンタ、本当に事故にあったの?」
少女は労わりの眼差しで上条を助け起こした。
腕の痺れがまだ消えていない上条を、少女こと御坂美琴が喫茶店へと連れていった。
そうして自己紹介や以前出会っての話をし、上条のほうは魔術の説明は省いて
事故と部分的な記憶を失ったというのを伝え終わる。
「……しかし話を聞く限り、ガキ扱いしたからって、何度も喧嘩売られてる理由がわからん」
「アンタねー、人のプライドとかわかんないわけ。まあいいわ。記憶なくしたくせにそういうとこは変わんないのね……」
美琴は憂いを帯びた表情で上条を見つめている。
上条からすると、能力で喧嘩を売られていただけとしか思えないのだが、忘れられるというのは誰であれ、思う所があるのだろう。
先ほどの肉食獣っぽい形相とは大違いだとも、上条は思ったが言わないでおいた。
それぐらいの分別はあったりする。
「大方アンタの事だから、何かに首つっこんでそうなったんじゃないの?」
「そんな感じかもな」
「やっぱりね」
美琴はお見通しと得意げに笑う。
「前に事件があって、能力で爆弾を作る男がいたの。そいつが洋服店を爆破しようとして
友達と女の子が巻き込まれそうな所に、ちょうどアンタがいたのよ。
で、私はそいつを止めようとしたんだけど、ヘマしちゃって。爆発が起きたのをあんたが守ったわ」
「へー……」
自分が覚えていない上条当麻は、よそでも同じような事をしていたらしい。
「結局、私が爆弾魔を捕まえたけど、洋服屋の件は私が女の子を助けたみたいになっちゃってね。
いなくなったアンタを問い詰めにいったら、誰が助けたかなんてどうでもいい事だろって。
スカしちゃって。カッコつけてるのが蹴りたくなるぐらいムカついたわ」
「怒るとこじゃねえだろ」
上条も唇の端をあげた。
過去の自分の武勇伝染みた話は、他人事とも言えずむず痒い気分になる。
「だから今回もそうじゃないかって…………うん。私の話はもういいわ。
それより能力のほうが気になるんじゃない?」
美琴は頬を軽く叩き、何かを振り払うように軽く首を振ってから上条に問うた。
「ああ。自分でもどうしてなのかわからない」
「普通に考えると、事故直後で不調だと思うんだけど……」
「頭と身体が治れば右手も戻るかもしれないか」
「……ただ、アンタ本人が言ってたけど、身体検査では無能力者扱いらしいのよね。
私の電撃に対抗できるなら、そんな訳がないのに。……っていうかアンタの力はなんなのよ。覚えてるの?」
ずずっと美琴が上条へと顔を寄せ、近づきすぎたのか少しだけ引かれる。
「……俺の右手は幻想殺しと言って、学園都市の開発を受ける前から持ってて
異能とか超能力みたいもんなら、神様の奇跡だって消せるらしい」
「はぁっ?」
なんだか馬鹿にされてるような響き。
自分で言ってても可笑しく聞こえる。でも実際そうだったのは間違いないのだ。
「……うーん、そうね。どこの学校でも、能力を消す能力者なんて聞いた事ない。
アンタと戦ってた時、右手で触れられた瞬間に、私の操作している力も物も全て無力化されたわ。
そこらへんの不良から逃げてたのも、単なる喧嘩には役に立たないって訳ね。
でも……そうするとさっきの話は関係ないのかもしれない」
上条がよくわからないと首を傾げる。
「学園都市以外の能力機関で開発を受けてたのか、そんなものがあるのかは知らないけど……
それともそういう才能があるのか、どちらにしても、私の知識じゃアンタの能力を測れないし、治るかもわからないってことよ」
「そっか……」
沈黙が降りた後、美琴はグラスを持ってジュースを飲み、上条は握力がまだ弱いため、顔だけを近づけストローで吸う。
お詫びと言ってはなんだが、一応美琴の奢りになっている。
「まあ……あんまり深刻にならなくていいんじゃないの? 誰だって調子が悪い時もあるわよ。
大体記憶喪失になるだけの怪我しといて、すぐ出歩いてるほうがおかしいでしょーが。もう少し休んで様子を見なさい」
「むむむ……」
もっともな意見ではある。
身体に異常はないようだが、自分の記憶がわからないぐらい、自分自身をわかってないのも確かだからだ。
「それにね……」
ガタンとテーブルをずらしながら美琴が立ち上がると、瞳には挑みかかるような熱が感じられる。
「何かまた事件があったら、アンタは能力が使えなくなったからって、濡れた犬みたいな
情けない顔しっぱなしのまま、黙っているような奴じゃないでしょう?」
「てめぇ……人を暴発寸前の鉄砲玉みたいに言いやがって……」
買い被りすぎじゃないかと思う。
けれど記憶を失ったばかりの自分を、美琴は信じていてくれる。
ならば、上条当麻がそういう人間だと、上条当麻が証明しなくてどうするというのだ。
「どうなのよ?」
悪戯した子供のように美琴は笑っていて
「ドヤ顔してんじゃねえよ。言われなくてもやってやるぜ」
上条も立ち上がり、歯を剥き出し不敵な面構えで笑う。
「その意気よ。……なんならリハビリに私も付き合ってあげるから」
「それは断る」
「なんでよ!」
ビリビリと稲光が飛び散り、上条が身を伏せた。
「だって危ないだろ。さっきの話だけど、人に雷落とすとか普通しねーぞ。
なんかお前、死線を越えて力を取り戻せっ! とかいいそうだもん」
「なぐっ! リ、リハビリでそんなもんやるわけないでしょーが!」
元々、努力家の美琴は女子中学生にも関わらず、決闘とか修行とか少年漫画のノリが大好きだったりする。
興が乗ってシチュエーションが噛み合えば、言っちゃうかもとか自分を疑ってみたり。
「と に か くっ! 能力を確かめたかったり、聞きたい事があれば力貸してあげるから。ほら」
携帯が突き出される。
「記憶無くしても携帯ぐらいは使えるんでしょ? いつでもいいからかけてきなさいよ」
「あ、ああ」
勢いに押されて上条も携帯を取り出し通信で番号を交換する。
「これでよしと。さて私はもう行くわ。アンタも早く帰って休みなさい。
こうしてる間も、忘れちゃった脳に負荷がかかってるかもしれないわよ」
美琴は立ち上がって伝票を取った。
上条が壁にある時計を見ると、話し込んでいたためかおやつの時間が近くなっている。
昼には帰るつもりだったため、朝食しか食べていないインデックスがお腹を空かせているだろう。
「そうだな。俺も帰るよ。サンキューな御坂」
「なっ……! た、たいした事じゃないわよ」
追っかけっこばかりのせいか、名前を呼ばれたのは初めてで、慌ててしまう。
手を振って出て行く上条に、美琴は変な顔をしながらも手を振り返し見送った。
「うーなんか変な感じ……勢いで番号交換しちゃったじゃない……
ま、まあ、あいつも大変だから、助けてやらないとねっ」
なんだか言い訳してるかのように呟いてから
(にしても、記憶喪失か……)
美琴は上条について思考を巡らせた。
脳の異常や疲れで、演算や出力が低下するのはよくある。
けれども、健康体に見える状態で全く使えなくなる事はあるのだろうか?
美琴の知る限り、能力開発というのは新しい学問で、病に関した情報はそう多くはない。
記憶喪失が能力に影響した前例も、またない。
美琴は考えながらも会計を済ませて、外へのドアを開いた。
記憶と言えば、専門家といっていい能力者もいるのだが。
(無いわね。あんな奴に何かさせたら、能力どころか遊び半分に記憶を無茶苦茶に改竄されかねないわ。私の知り合いってだけでなんかしそうだし)
そこまで、考えた所で美琴は脚を止めた。
「記憶の改竄……アイツがアイツじゃなくなる……」
自分だけの現実『パーソナルリアリティ』
もしも記憶を失ったことで、それが改変されていたとしたら?
精神の変質に伴って能力そのものが変化・消失してしまう可能性が考えられるのではないだろうか。
前述の通り、能力開発の歴史は浅く、パーソナルリアリティを見出した先、それを変容させる所までは進んでいない。
突き詰めれば、能力を変えるために記憶と精神を操作するという非人道的な研究に辿り着くかもしれないが、美琴にはそこまでの発想はなかった。
慌てて携帯を取り出し連絡しようとしてる途中で、動作を止める。
推測というよりは、当てずっぽうな妄想でわざわざ不安にさせてもしょうがないからだ。
それに記憶喪失になった人間へする話でもない。
お前が別人になったから、能力が消えたとでも言えばいいのか。
(アイツの力は学園都市とは関係ない。考え過ぎよ。アイツは全然変わってなかったじゃない)
美琴は自分に言い聞かせるよう心の声にしがみつく。
けれど一度宿った不安は、鉛のごとく胸の中に重く沈み込んで、再び浮かび上がる事はなかった。
午後六時を過ぎた頃、上条は米袋と他食料品を両手に持って、一人でスーパーから学生寮へと帰る最中だった。
夏の空はまだ明るくて、人通りも多くにぎやか。
「米が安くて助かったな。インデックスがすげぇ食べるし」
最初は第一印象と結構違うなーとか思ったりもしたが、美味しそうに、嬉しそうに、食べている様子を見るのは嫌いではない。
病室で会った時の、脆さを感じさせる笑顔よりは、ずっとよかった。
昼間も素麺を作ってあげると、1kg近くは食べたものだ。
「でも、この米ホントに大丈夫かぁ……?」
『私たちが作りました!』と、大々的に写真が貼ってあったのだが、写っている場所は
どこかの研究所みたいなとこで、白衣とマスクとゴーグルで完全武装した人達が
稲をわんさかと握っているのは、なんというか洒落が効き過ぎてる感がある。
人工栽培100%という謳い文句が通じるのは流石学園都市と言ったところなのだろうか。
そんな益体も無い事を考えていると遠目に、学生寮が見えてくる。
上条はまだ、インデックスに右手が使えない事は伝えていない。
それを伝えるのは若干の恐怖がある。
魔術師との戦いに巻き込みたくないというインデックスが知ったら、上条を案じて離れようとするかもしれない。
それが間違いというのはわかっているのだが、言えない。
今は時間が解決するのを祈るばかりだった。
「久しいね。上条当麻」
「え」
そう考えていた矢先、赤髪の、黒衣を纏った長身の男が目の前に立っていた。
よく見れば上条よりは年下に見える。
けれど、そうとは思わせない異質な雰囲気を纏った異様な少年だ。
「誰だお前……!」
瞬きする間に、影から湧き出たかのような出現に上条は叫び買物袋を捨てる。
身体が勝手に動いて、そうするのが当たり前かのような無意識の行動。
「ふむ。そう答えるのか。……なら初めましてとしか言いようがないね。
僕はステイル=マグヌス。禁書目録に関わった魔術師の一人といえばわかるかい?」
「……話には聞いてる」
上条はそう言われても、睨むのをやめない。
その言葉が本当ならば、上条と戦ったものの最後は共闘してインデックスを助けたらしかった。
ただ、あまりに胡散臭い見かけと突然の登場に警戒が先に立っていた。
「悪くないね……いい緊張感だ」
「……お前があまりに怪しいからな」
「科学最先端の学園都市では、浮いているのを認めるよ」
「お前はどこでだって、浮くんじゃねえか」
白人で、2メートルはある身の丈を覆う漆黒の修道服に、五指にゴテゴテしく嵌められた銀の指輪。
染めた赤髪や、目の下にあるバーコードの刺青を持つ少年が相応しい場所など、上条の知識には存在しない。
人通りは多かったはずなのに、気付けば浮いたステイルの姿を見るものは上条以外いない。
「さて……世間話はどうでもいいんだ。君が記憶喪失になったのと同じくらいね」
「……なんだと」
記憶喪失を知っている事と、あまりな物言いに上条は気色ばむ。
「大事なのは、君が記憶と一緒に落っことした、右手の力さ」
「なっ……ッ……!」
反応できなかった。
ステイルの片手が振るわれ、右手へカードが飛び燃え上がったのだ。
炎は一瞬で消えたが、煙草でも押し付けたかのような、小さな火傷痕が残っている。
「ぐっ、テメェ……なにしやがる……!」
「やれやれ。情報通りか。本当に幻想殺しは使い物にならなくなったみたいだね」
「記憶喪失といい、何故、お前がそれを、知って―――」
「囀るなよ一般人」
「う……っ!」
冷たい声と共に、視界が赤く染まった。
爆音と共にアスファルトが焼け焦げて、辺りに熱気と悪臭を飛び散らせる。
ステイルが、上条の足元にカードを投げて炎の壁を作ったのだ。
業火はカードから絶え間なく噴き出して、二人の間を完全に遮っている。
仮に液体燃料か何かをカードに染み込ませていたとしても、こうは燃えないだろう。
上条の脳裏に、人払いや炎のルーンを使っているという知識が勝手に浮かび上がった。
謎の知識に混乱するが、ステイルの言葉は続いている。
「僕が一時でも、あの子を、インデックスを預けた理由は、君が魔術師を追い払う程度には
使えると判断したからだ。それが、これはなんだ? 子供騙しにもならない
かんしゃく玉程度の火で火傷するなんて。おちおち監視もしてられないよ」
つまり、上条がインデックスを守れないだろうから、現れたと言っている。
反論しようとするが、熱気に押されて、上条は数歩ほど無意識に後ずさった。
魔術による高い熱量は、並みの人間ではその場にいる事すら許されない。
炎の壁は、力有る者と無い者を、はっきりと分け隔ててしまっている。
上条の様子を見て、ステイルの口が皮肉げに弧を描いた。
「まあ……危機に対処する能力も何も無いなら、そんなものだろうね。誰だってそうだろう。君も例外なく」
笑っているのに、つまらそうな言葉の響き。それが何故なのか、上条にはわからない。
ステイルは軽く腕を振っただけで炎を収め、背を向け歩いていく。
「お、おいまて、テメェどうするつもりだ!」
「別になにもしないさ。君はあの子と適当に、仲良くやっていればいいよ」
揺れがある上条の問いに、ステイルは首だけで振り向き、どうでもよさそうに答えた。
「だって、お前は、俺が無力だから、インデックスを連れて行こうとしてるんじゃ―――」
「そうしたいならば連れて行ってもいいけど、そういう命令は出てないからね。
あの子も望んでいないだろう。君の力がチェックできたから、もう用はないよ。
あの子が魔力を感知して、来るかもしれないし」
「待てよ!」
「まだ何かあるのかい」
上条が更に呼び止めると、立ち去ろうとするステイルが面倒そうに向き直った。
「俺が力不足なのはわかっている。でも、インデックスを守りたいのは俺も同じだ。
今の俺だって、何かあれば手伝えるかもしれない。だから―――」
「ふうん……君は今にもあの子をさらおうとする魔術師にも、同じように訴えるのかい?
自分が何かできるかもしれないから、待ってくれと」
「なっ……!」
最後までステイルは言わせない。言葉にはなんの価値も無いと断ずる。
「君は何もしなくていいよ。敵の魔術師が来たなら、僕が処理すればいいだけだ。
役目が欲しいって言うならさ、せいぜいあの子のご機嫌でもとっておいてよ。
あの子は優しいから。君も楽しいんじゃないかな」
そのまま薄暗がりへと消えていくのを、上条は呆然としたまま、見送るしかなかった。
ステイルの言葉には皮肉の色がない。
本当に、それがいいと判断したからそう言った。そのように思えた。
だからこそ、苛烈なほどの事実に、上条は打ちのめされる。
お前はいらない。守れないなら、代わりに子守りでもしていろ。
危険は退けておいてやる。お前も楽でいいだろう。
そう言われてるも同然だからだ。
けれど、何も言えなかった。
俯いた目で見れば、地面のアスファルトは焦げ溶け、炎があった所は、真っ黒く抉れた溝を曝け出している。
もしも、先ほどの炎がアスファルトではなく、上条の真下で巻き上がっていたらどうなっていたか。
インデックスを狙う魔術師が敵だとしたならば、被害は上条だけでは済まないのだ。
「ち、くしょうっ……! 勝手な事ばかり言いやがって……!」
気持ちとは裏腹に、身体に力が入らない。
まだ熱気が残る道路は熱いのに、恐怖で凍えて震えている。
インデックスに、美琴に、大きな口を叩いてこのザマだ。
精神論や気持ちでは追いつかない、インデックスを守るどころか、自分の身すら覚束ない絶望的な戦力差。
力が欲しい。上条は無力な右手を強く、強く、握り締めた。
終了
後編バトルに続きます。それと上イン展開
乙です
えーっと、そもそもKJさんはなんで記憶喪失を周りに隠してるんだっけ?
負担かけたくないとかそんな感じ?
>>190 なんとなく、インさんの悲しむ姿を見たくないと思ったから
お、おおぅ…
これは大作…
後編待ってます
193 :
名無しさん@ピンキー:2013/07/01(月) NY:AN:NY.AN ID:2d7i7Nd5
お、おおぅ・・・
これは大作じゃなくて超大作です
期待。
レベル高ぇ
お疲れ様です。
続き期待してます。
197 :
名無しさん@ピンキー:2013/07/09(火) NY:AN:NY.AN ID:aZtzYt8b
これは期待!ERO無しでも全然良い!
小島太一(逢山)
こいつ↑の事嫌ってる人、他にも沢山いるからな
宮村和希 木村美穂 中屋晴香 佐藤茜 城地希美 平野和真
脇坂翔太 平野和馬 井上 瞳(川口) 磯貝勇気 小黒佳奈 三田村洋子
花田明奈 柴田翔太 馬場裕矢 佐々木直樹 松本和也 谷口亮介
岡山悠太 吉田真弓 高橋唯 小酒亜由美 北村美香子 竹内祐樹
こいつらの名前見るだけで憎悪が消えない
全員死ね
心の底から「死ね」
誤爆かな
MNWのSS見てから妹達が可愛くてヤバい
上条さんのことを考えて1人でしてるところを御坂に見つかるようなのがみたい
妹達100人以上による上条当麻集団逆レイプ腹上死事件が発生
>>201 腹上死ってか100人にのし掛かられて圧死した上条さんが思い浮かんだw
なかじまさん上食の薄い本出してるじゃないですかやったー
205 :
名無しさん@ピンキー:2013/07/20(土) NY:AN:NY.AN ID:uP3rGBil
>>203 なかじまゆか様以外で上食の薄い本を出してらっしゃる御方は居ないのでせうか?
上食ちゃんと描くには原作全部追わないと厳しいから
その絶対数自体がそんなに多くないから…
みさきち人気マジ半端ねぇ
夏コミのみさきち本の多いこと多いこと
上食も増えてきたが、結構美琴絡めての3pってのも見かけるね
まさか早くも新約7巻ネタまであるとは
超電磁砲2期に出てくると思って先走って本作ってた奴涙目だよな
1話にしか出てないしね
妹達編以降のオリジナルには出ないらしいし
コレ以降は出ませんってきっちり言われてるし
…なぜ出した
上琴アンチSSか。
露骨に非難するSSは止めて欲しいわ。
上琴が大好きな人が多いって事も考慮して頂きたいネ。
せっかく女超能力者が3人もいるんだから超能力者乱交物よろぴこ
213 :
名無しさん@ピンキー:2013/07/27(土) NY:AN:NY.AN ID:UWuMwYGM
どうあれ、みさきちには上条さんだな。
上条さんとみさきちの同人誌もっと増えてくれ頼むから!
上条さんとみさきちの絡みは同人誌の著者が原作の最新巻まで読んでいないといけないけど、原作を読んでいる著者なんて少ないだろうから殆ど無いんだろうな…
一人称が違うと気になって抜けないよな
新巻ネタやってる本で御坂の部屋で食蜂に襲われてる上条さん
>>211は某SS投稿掲示板で書き込まれたもののコピペ
タイトルだけ見て内容を読んでいないと思われる書き込みを面白がって拡散させている奴がいる
食蜂本言うほど多いかね 出番の割には多いだろうが
夏のコミケはフレンダと食蜂本が激増だろうな。
今年の夏コミマジでみさきちブースト掛かってるよ
アニメにはたった一話しか出てないのによくもあそこまでブームに火がつくものだと
半ばビックリするくらいに
・・・あと、フレンダどころかアイテム本自体がそんなに出てなかった
みさきちは上条さんがいるけどフレンダは相手がいないのがな…
浜面とはファミレスでしか絡んでないし、アイテムで唯一フラグが立っていなさそう
佐天さんみたいにレイプ本ばっかりになるのかね
おっさんレイプすんのかよ、高度過ぎてついていけない
みさきち本でオススメなのは
>>217 一瞬レイプ後の放心状態みたいな画像かと期待したのに(´・ω・`)
>>222 相手がいないけど薄い本が多い初春と佐天は
すっかり百合と凌辱の華になっておられますぜ旦那
227 :
名無しさん@ピンキー:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN ID:tWpZoZmH
その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。
その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。
その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。
その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。その目気色悪すぎこっち見んな死ね。
フレンダが麦野にふたなりチンコ突っ込まれてる絵を見たな
ムギのんはやはり処女じゃないというか、早漏の彼氏とかと付き合った経験が
あってトラウマになってるんだろうな。あの罵倒語彙からすると。
みさきちはよ!はよ!
みさきちは美琴を利用して3Pするのも観てみたい気もするな。
冬にみさきち本だしたら遅いよなー
出したいなー
中学生がすっぽんとかおかしいだろ
あれは精力減退した中高年が喰うもんだ
上琴の方は注意
最初の産業で察してね
仄かに混じった寒さがまだ温もりがなかったときのことを思いださせてくれる。
けれどもこの風が、咲き誇る桜をも刈ってしまいそうで不安だった。
死神の衣のように揺らめく雲霞がマンション街の夜空をぞっと包み込んでくる。
そのたびに上条はその手を力強く握り締めた。
「ねえ」
温かみの主がそう言ったのも花冷えが攫ってしまう。
「明日は?」
「……そういうアンタは来週からテストじゃなかったかしら」
「不出来な彼氏としては出来た彼女との時間が大切なんですよ」
「だったら赤点なんて取らないように一人の時でもちゃーんと済ませておきなさいよ」
「最近はそこそこ頑張ってるじゃねえか。だから明日はどこかに遊びに行こうぜ。息抜きも必要だって言ったのはお前だろうが」
「やらない環境にする癖を直しなさいとも口酸っぱく言ってんでしょ」
「……ダメ?」
ちらっと見るとこれでもかというくらいの渋面だった。
「本当にできるんでしょうね? 明日はその前払いだから」
「素直じゃないよな。お前って」
「うっさい! そうと決まれば問題集を買いに戻るわよ。教科書の問題はもう終わりそうだしね」
「今度は赤丸先生かよ。俺のペースでやらせていただけませんかねえ?」
「だーかーらー、それじゃ一年のときの焼き直しになるだけじゃない。日曜までにチェックしておいた問題を潰しておくの」
「へいへい、できた彼女を持って彼氏冥利につきますよ」
静かな道は心が落ち着くけれども、明るい場所は胸が踊った。
ときおりすれ違うカップルに自分たちを見ているようで気分が良い。
街というのは煌めく鏡だ。星空のなかだ。
煙草や酒のこがれた香りが自分たちをひとつ上の段階に連れて行ってくれる――そんな気がする。
「参考書ってなんでこんなに高いんだろうな」
「呑気なこと言ってんじゃないわよ。とりあえず今晩はここからここまでやっておくのよ?」
どっしりとくる重さにはうんざりだ。
見上げればうっすらと、――星。
都会の光でも、汚い雲でも、決して霞まぬ美しい星。
かつてあの星が御坂美琴という存在だった。
「なあ」
雪のように冷たく感じられる。
過去を塗り替えていいのなら、これから先も塗り替えてくれるか?
才色兼備すぎるせいで錯覚しがちだけれども、美琴は来年やっと義務教育を終える身だ。だから上条にとって美琴とは未来を約束された綺羅星であり、自分がその輝きを霞ませる雲であるのは許されない。
しかしそれは理屈の上での話だった。街に来れば少女は目を宝石のように輝かせる。むろん少年にもそういう気持ちはあるものの、少し目を背ければ光の当たらぬ路地裏に誘われる。
美琴をあそこに引き摺り込むのは容易いだろう。けれども多分、そこには美琴の心までは連れて行けない。
美琴の体とともに心をも――奪い去ってしまいたかった。
けれどもこれもまた花冷えに攫われた。
「こっちは遠回りじゃねえか。いいのか? まーた寮監さんに叱られちまうぜ」
この交際に否定的な同居人の存在を仄めかした。
「あー、うん……そうね。叱られちゃうかもしれない」
「そういうことは早く言えってんだよ」
歩の向きを変えようとすると美琴は路地裏に半歩進んだ。
「おい?」
「そういうアンタは自分の心配をしなさいよ。まったく、自分を蔑ろにしてたんじゃ話にならないでしょうが」
その斟酌を思い違ったらしい。早々に急ぎのポーズになったものの、ふと何かを思い返したように目を背けた。
「どうした?」
「あー、うん。自分で言うのも何なんだけどー、実は私、そろそろなのよねー」
「そろそろ? 何がだ?」
美琴はえへへと苦く笑う。
「た、誕生日――」
「……あー、すんません、一生の不覚でした」
忘れていたのではなく知らなかったのだ。
「悪い! 自分から言わせるようなことして。ちゃんと聞いとけばよかったな」
「それはもういいんだけどさ。言わせたからにはもちろん、アンタからも何かもらえるのよね?」
急に言われてもそんなものは思い浮かばない。
「じゃあ、アレちょうだいよ、アレ」
「アレってなんだ? さっきから妙な日本語を使いやがってますな」
「アレはアレよ! その……」
生唾を飲む音が聞こえた。
「ちゅー……とか」
「ちゅう? 何だそりゃ」
「だから――もぉ! キスしてって、こと、なんだけど」
「このお嬢様、何を仰ってやがるんですかねえ……」
「じゃあアンタ、私が満足するもん用意してみなさいよっ」
美琴の姿は街灯に照らされてこそいるけれども、すでに路地裏に入り込んでいる。
引き寄せられたせいで伸びている影はほとんど一つだった。
「……目、閉じろよ」
「え、ちょ――」
そこに美琴を押し込んだ。影が一つになった。
遠くでクラクションが鳴り響いた。
「……馬鹿、初めてだったのに」
「ちゃんとしたもんはまた日を改めてな」
「いいわよもう。これ以上ちゃんとしたもんなんてアンタの貧相な財布じゃ買えそうもないからね」
泣きそうな顔はやがて満面の笑みに様変わりした。
「言ったところはちゃんとやっとくのよ。明日もいつもの場所ね。今度遅れたら承知しないからぁ!」
「わーってるよ。でも明日は雨らしいからなー」
「わかってるぅ!」
小走りで遠ざかってゆく後ろ姿が見えなくなるまで見送った。
その時――びゅうと、白い風が、美琴の背中を追うように路地の奥へと吸い込まれた。
擦半鐘のような空き缶の音に胸騒ぎを覚えたものの、それは過ぎたるは猶及ばざるが如しのはずだ。
美琴が自ら入っていた路地裏を否定するように、上条は街並みにその姿を眩ませた。
冷えた手のような寒さに小股をねぶられ、美琴は思わず身震いした。
何の進展性も見せないヘタレ彼氏にしては大きく出たものだと思う。
「私たちもとうとうキスまでいったかぁ。ま、誕生日なんてまだ一ヶ月以上先なんだけどね」
そのことを打ち明けた時の、虚を突かれた顔が目に浮かぶようで笑いを堪えられなかった。
それにしても寒い夜だった。服の隙間から入り込む風に全身を触られているようだ。
いくつもある戸のひとつから『衣』を被せられたとき、美琴には声を上げる暇もなかった。
「―――!? ―――……ッ」
天地が逆転した。かさかさという足音が近づいてくる。まるで魂が飽和した感覚が全身を包み込んでいった。
それから、夢を見た。悪い夢だった。
蜘蛛が出てくる。その蜘蛛にのしかかられる夢だった。
逃げようとしても何もできなくて、上条の助けを胸のうちで叫び続けている。
………………
…………
……
試験最終日の放課後に待ち合わせをしていた。
先日の埋め合わせをと、少しハードルの高いカップル専用の喫茶店にやってきていた。
生憎の曇り空。今はやんでいるが正午まで降っていたせいで窓ガラスは灰色にぼやけている。
そこから美琴は努めて目を背けていた。幽霊が映ってしまいそうで怖かった。
いっそのこと拭きさってしまうと自分の姿が映りだし、すぐにその曇りが美琴の姿を白く犯してゆく。
「お弁当作ってみたり、一緒に下校してみたり、あとはそうね、上条先輩って呼んでみたいし」
現か夢かどちらもありうる未来に上条の表情は軽く苦笑いだ。
「しかしだなぁ、ムチャクチャ似合ってるもんですからなんといいますか」
今日は初めてのデートらしいデートだったから少しおめかしをしてきていた。
春を思わせる薄桃色のワンピースと体つきを柔らかく見せる羽織りが美琴本来の良さを引き出しており、芯の通ったお嬢様の気品を漂わせている。事前告知はしなかったから不意打ち的なお披露目となり、上条などは出会い頭どちらさまですかと漏らしてしまうほどだった。
「そう? ふーん、アンタってこういうのが好きなんだ」
「いやその、普段からも俺には不釣り合いなくらいだぜ?」
「不釣り合い?」
「あーいやそうじゃなくて、俺なんか今日も学ランだしさ」
素直にかわいいと言えばすむものをと美琴は微笑んだ。
取りにカップルパフェというものを注文してみた。多種多様なフルーツで華やかに彩られ、下層には白い生クリームが詰められていた。下に行くほど細くなっているのが何故か切なく思える。
「これもセルフで食べるべきだと思うのですが?」
「何言ってんのよアンタ。ここまで来といて」
「だってこれ少女漫画でよくやるあれだろ」
「そのあんなもんを注文しといてセルフでだなんて、かえって恥ずかしくなるだけだと思うけど? ほら……」
すっかり舞い上がって自分だけの世界でいっぱいいっぱいだったが、美琴とのやり取りを周囲の客が微笑ましそうに眺めていた。
スプーンを先に取ったのは美琴だった。イチゴを一切れ掬うと喉を低く鳴らして突きだした。その切れ口が、見たこともない美琴のあそこに見えてしまい、上条は勃起してしまった。
「ほら。早くしなさいってば」
「……照れてる美琴たん萌えー」
「ご、ごちゃごちゃ言ってないでさっさと食べ――あっ」
腹が小さいスプーンだから長い時間つりあいを保つのが難しく、声を出した拍子に零してしまった。
落ちたイチゴを拾って食べた。おいしいけれども、かえって万全の味が惜しまれた。
「今度は俺の番だな。あーん」
「あ、あーん」
「顔、真っピンク色だぞ」
「う、うっさいわねっ。ええい、貸しなさい。私が食べさせてあげるんだから!!」
思わず、まだ残っているフルーツと生クリームとが絶妙に絡みあった味に思いを馳せてしまう。最後まで飽きさせないよくできた構造になっていた。スプーンに残る微熱が全身を痺れさせてくれる。
「次は私の番! ふふ、なんかこれ嵌っちゃったかも」
「ダーメだ。まだ俺の番が終わってねえ」
「ふふ、ケチ」
クリームの部分を掬い上げ、それを美琴に差しだした。美琴の舌が感じるであろう味が伝わってくるようで唾液が必要以上に分泌される。
しかしそのクリームのなかで――何かが蠢いていた。桃色のクリームのなかから徐々に姿を現す黒いなにか……なんと子蜘蛛だった。
上条は目を疑う程度だったが、いままさに食べようとしていた美琴の衝撃はおおきく、驚きのあまりスプーンを振り払ってしまった。
「どうかなさいました?」
「えーと……く、蜘蛛が入ってたみたいなんですけど」
「蜘蛛がですか? 大変申し訳ございませんッ、ただいま店長に掛けあって参りますのでっ」
すぐさま店長がやってきた。
「このたびは大変申し訳ございませんでした。もちろんお代は結構です。お口直しと言っては失礼かもございませんが、ヨーグルトのタルトなどはいかがでしょう?」
その真摯な態度に感動さえしつつ、微妙な物言いに違和感があった。
「何かあったんですか?」
経営難から仕入先を変えたこと、その仕入先がまだ開業したてだったことを説明された。
気弱そうな人柄を見ていると事情が事情なだけに同情を禁じえなかった。
とはいっても食べ物に生き物が混入してしまうというのはさすがにどうなのか。
「結構です。私たち、このあと用事がありますので」
冷たい声で美琴は言い切った。気を害しても仕方がないだろう。
さっきまでおいしく食べていたパフェもこうなっては吐き戻してしまいたいほど受けつけない。
そのあと娯楽施設や洋服店に行ってはみてもあの動揺が収まらず、何をやっても不要な気を遣っている自分が恨めしかった。
ふと美琴を見ると携帯と向き合っていた。なんだか引け目と嫉妬を混ぜたような複雑な心境になってくる。
「もしかしてなんかあるのか?」
「え!? あーいや、そういうのじゃ、ないわよ」
「帰った方がいいんじゃないか? 今日はもうこんな時間だし、この続きはまた後日ってことにしようぜ」
「あ……うん……そうね、そうよね……」
手を繋いでいると安心できた。
「ここでいいわよ。次のまで二〇分くらいあるみたいだから」
「明日は?」
「うーん、どうだろう……大丈夫そうだったら連絡するわ」
「そうか。じゃ、色良い返事を期待してんぞ」
つまるところ、今日はもっともらしい理由をつけてさっさと帰ってしまいたかった。
街灯には蜘蛛の巣が張られていて、弱り切った蝶々が今まさに食されようとしている。
雨が再び、降り始めていた。
もう何分、携帯電話を凝視しているだろう? 美琴が見ていたのはただ一通の写真だった。
暴れる美琴の衣服を男たちが破いているところ――。
その後美琴が何をされたか想像に難くない写真だった。
ここ一週間、まいにち呼び出されている。
『子作り』と称される乱交の集まりだった。美琴と同じ境遇の者が夜を日に継ぎ慰みものにされている。
用心のためか場所は日によって異なり、案内人と合流してから赴くことになっていた。
表通りだった。上条との罰ゲームの待ち合わせをしたこともある。時の流れというものはけだし落花流水だ。あのときも確か、美琴は待たされている側だった。違うのは街並みが街灯で照らされているのと、そして――
「悪い悪い、待ったか?」
あの頃の思い出が蘇る。しかしこの声は紛れもない現実だった。どういうわけか、目の前にいる男は上条当麻その人だった。
「え? あれ? アンタ――」
「どうかしたのか? 御坂」
「どうしたって、なんでアンタがここにいんのよ?」
「なんでってお前から呼びだしたんだろうが。さ、さっさと行こうぜ」
強引に引っ張られる。何が何だかさっぱりだった。
しばらく歩いているうちにふとこんな考えが頭をよぎった。
やっぱり夢のなかだから意味がわからないことが起こるのだと。
この手に感じる温もりも、肌に感じる夜風も、耳を劈く騒音も、実にリアルに感じられるけれども、全ては幻、夢なのだと。
けれどもそうなるといったいどこからが夢なのか、今度は線引きができなくなってしまった。ついあの夜が始まりでそれ以前は現実だと思いがちだが――果たして本当にそうだろうか?
「えーと、確かこの辺りだったような。ああ、ここだここ」
「ここって?」
その灰色の行進が止まった場所は光の当たらぬ路地裏だった。
改めて見てみると路地裏というのはたいそう不気味なところだった。
店中の空気を入れ替える換気扇、廃棄物をまとめるゴミ箱、行く宛もなくなった自転車。
現実と夢とを分かつ・色の境界線。悪意を育む場所だった。睨み合うべき場所だった。
そしてこここそは――
「一週間前、お前と別れたところだよ」
「……」
「行くぞ」
「待ちなさいよ。私はアンタに連絡なんてしてない! いい加減、答えてよ……」
それさえも答えず上条はゆっくりと路地裏に足を踏み入れる。まるで古びた時計の振り子だった。温かったはず手は北風のよう冷めていて、美琴は今にも泣きだしてしまいそうだった。
表通りは時の流れを戻して雑音で溢れかえる。
二人が今いるのは隔離された場所なのだ。
白い扉を開け放つ。ぐいぐいと進み、やがて――あの場所だ。
上条は手を離して床を見下げた。その目はまるで、恋人の墓前に立つ悲劇の男だった。
そんなところ、見ないで――。
ずっとそこを見つめられていると不安になった。自分が自分でなくなるようだった。そっと手を伸ばすと乱暴なくらいに受け入れてくれた。上条の手のなかにいる自分は御坂美琴ではない別のなにかだった。
「御坂」
「うん」
「助けてやれなくて、ごめん」
「うん」
「ごめん、ほんと、ごめん……」
「いいのよ、もう……終わったこと、なんだから、ね?」
急に、抱きしめられた。初めての胸のなかは、本当に温かくて、男らしかった。
滅茶苦茶に泣きじゃくる上条を、美琴は聖母の如く抱きかえした。
どうして、こんなことになっちゃったんだろう。
私が御坂美琴だったから? 私が超電磁砲だったから? 私が幸せだったから?
自分が幸せになるのを恐れてしまう上条の、そんな心が今ならわかる。この胸がそう教えてくれるから。この鼓動が現実を指し示してくれるから。
自然と、唇が重なる。
「いいの? 私……」
「そんなもん関係あるかよ。俺は、御坂が好きだ」
「私も、世界で一番、アンタが好き――」
だから、と、か細く言った。
「私に、セックスして……」
………………
…………
……
目が覚めると自分のなかに力強い上条の存在があった。
今の美琴には肌寒さはなかった。上条の体温だけがあった。
「やることやったら今日は一日遊ぼうぜ」
「学校は?」
「行くつもりなのかよ」
苦笑いで言われた。
「いつもはお前が教える側だったけど今日はこの上条さんがグレ方ってやつを教えてやろう」
しかしそれから三日間、美琴は入院することとなった。
退院の日、二人は一日物見遊山に興じることにした。
「体の方は大丈夫か?」
「どうってことないわよ。私を誰だと思ってるの?」
いつも通りの勝気な振る舞いが、上条にはかえって痛かった。今日は一日安静にしていた方が懸命だろう。
「本当に大丈夫だっつの。アンタの過保護もここまでくると病気よ?」
「いいから今日は大人しくしてろよ? 白井の奴に顔見せてやれ」
か弱い返事だった。
「ねえ。本当に私で、いいの……?」
「あん? なんだよ」
「だって……私……」
美琴は、弱々しくお腹に手を当てた。
華のような表情が萎れるように、陰る。
長大息をつきながらその頭を撫でてやった。
「良いも悪いも、お前を逃したら俺の婚期が伸びるだろう」
「馬鹿っ」
小さな声でありがとうとも、美琴は言った。
午前中だったから白井の姿はまだなかった。たった四日間のことなのにずいぶん懐かしく感じる。
しかしその夜も美琴は呼び出しをされた。どこで知ったのか入院の期間のみお咎めなしだったものの、堰を切ったように男たちはのしかかってきた。
薔薇の情愛深い赤色に、桜の花びらを散らせたブラジャーの上から、その胸をそっと揉む。
甘い香りを胸いっぱいに吸い込み、今はもうない桜吹雪を愛でるは夏の戯れだろう。
着衣を乱してゆく美琴の艶姿が愛しすぎ、頭の血管がズキズキと疼く。
この美琴の胎内に初めて射精した男が俺じゃない――。
美琴はどんな風に喘いだのか。叫んだのか。犯されたのか。
そして顔も名前もわからない男はどんな風に犯したのか。感じたのか。妊娠させたのか。
底なし沼に消えた美琴の処女を追い求め、放蕩の限りを尽くしていた。
月夜に彩られた白い肌と赤い下着。
乳や膣をあらわにされ、目を背けて赤面する顔……
このあられもない姿を、一度は他の色に染められた御坂美琴の子宮を、快楽と精液で溺れさせたい。
それだけでも達してしまいそうな艶かしい愛撫で竿をこすられる。触れるか触れないかの力なのにおそろしく気持ちよかった。そのまま秘所に充てがわされ、肉と肉とがなまなましく交わる。
「――来て。当麻の赤ちゃんだったら、いいよ……」
上条のなかの何かが、弾けた。
目が覚めれば深夜、繋がったままの美琴を力強く抱いていた。亀頭の余熱が同じ夢をともに見ていたような一体感を感じさせる。
うなじの甘い香りが漂ってくる。腕のなかで寝息を立てているこの存在が世界で一番、大切で愛しかった。
汗で吸いついている乱れ髪を整える。暗闇の中でも異彩を放っていた。白く輝くこめかみがこの世のものとは思えぬほどに美しい。
少し視野を広げればその白は下の方までずっと続き、ぼうっと光を滲ませて、視界に入るたびやわらかみとみずみずしさを訴えた。
この柔肌に触れていると思ってしまう。この血の通った存在をずっとずっと抱き締めていたいと。若気の至りと言われても今すぐにでも籍を入れてほしい、と。赤ん坊をあいだに甘えてくる妻が春の陽射しのように温かい。
「うッ、美琴っっ……美琴っ……愛してるっ……愛してるっ」
何もかもが美琴のなかに吸い込まれてゆく。再び究極の快楽が亀頭に宿り、上条を陶酔してやまなかった。
美琴の寝顔が愛おしい。美琴の体温が愛おしい。美琴の匂いが愛おしい。美琴の愛が愛おしい。美琴の質量が――狂おしい。
拙い腰使いで女体を貪るその姿は快を覚えてしまった猿だった。
………………
…………
……
いまさらながら、裸で寝るというのは夜の静かな空気に肌が触れ、新鮮だった。
劣情を駆り立てた赤色のブラジャーが、再び眠りにつこうとする今、深海の底のようなこの空間には似つかわしくなかった。
深く暗い――危険な色。体も心もともにできたはずなのに、再びの夢は、血を滲ませた美琴が海の底へ消えてゆくというものだった。
美琴NTRもんでした
原作あんまり読んでないから一人称違ってたらスマンね
美琴かわいいよ美琴
第一章が抜けてたww
とある初だから間違ってたらこええ
続編は反応しだい
・・・うん。とりあえず、「原作あんまり読んでない」「とある初」とか
言い訳するのはカッコ悪いからやめてね
スンマソン(´・ω・`)
上条の一人称オレだったかな?
>>241 >>1より
ただし、特殊だったりや好みが分かれたりするシチュは投下前に警告しましょう(例 百合や調教、鬼畜や陵辱物など)
投下前な。
後、掲示板形式で構ってちゃんは嫌われますよ。
投下したら作者としては必要最小限の発言にした方が好ましいです。(これはマナーの範囲なので絶対ではありませんが)
あなたは渋か個人サイトの方が良いと思いますよ。
こんなやつはどこのスレにも湧くな
NTR厨ってこんなんばっかだよな
NTR自体はいいけど、ビリビリしなかったのかな
電撃で撃退されて終わりやん、という疑問を完全スルーですか
適当にごまかされるよりはマシかもしれないが
誰も突っ込まないから言うけど
これNTRじゃなくね?
最近のNTRは自らの意志で男のところに行ったくらいだからまあ範疇だろう
やたら不評だけど文うまいしエロイしこれからお世話になっちゃうかも
ジャンル的に苦手なので流し読みしちゃったけど文章は上手いと思う
ただしっかり注意書きは書かんとこういう面倒くさいことになるんやで…
253 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/05(月) NY:AN:NY.AN ID:AqwT9x+H
抜ければいいのさ抜ければ
こんなんで抜けるかゴルぁ((((;゚Д゚)))))))
でも読んじゃう不思議
抜けもしなかったし、勃ちもしなかったし、読めもしなかった・・・・・・
これは多分俺が真性の童貞だからなのだろう。理解できないんだ、すまん
なんとなく不思議とした感じのSSだった。
現在氾濫している薄い本における食蜂操祈のキャラ付け
Aタイプ .超ビッチ。SEX大好きでちんこならキモ面ブサ面問わずなんでも咥え込む淫乱女
Bタイプ 超腹黒。能力を悪用して超電磁砲女キャラをとことん凌辱させて楽しむ悪女
Cタイプ 超純情。基本S気質なのに攻め返されるのに慣れてなく受けに回ると果てしなく甘々
Dタイプ 百合。能力の件もあって男性不信になり、女性ハーレムを築こうとするレズの女王
何で二次作家によってこんなに異常にキャラが違うんだよと
そりゃ絵だけ書いて楽しむ人は見た目よければ全て良しだしな
食蜂本ってそんなのあるの?アニメ効果か
麦野さんも増えたのかな、画像とかも色々探したけど少なすぎる
麦野及びアイテム本は殆ど無い・・・
現在とある本新刊の8割以上がみさきち本という超ブーム旋風が巻き起こっている
見たところみさきち本は多くても30くらいしかないように思うが…
せいぜい4割くらいじゃね?
食蜂本最高だったわ
266 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/11(日) NY:AN:NY.AN ID:y2NVIaRU
ラブ♥ど〜じん
268 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:f0sq1Eht
>>265 D.L. action78
モロ俺が求めていた物。
作者様には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。
>>268 それ77と前後編みたいな形になってる(もちろん単体でも楽しめるが)
デジラバはこういう構成が多い。なかじまゆかはストーリー構成とエロの魅せ方が
巧いから相当数のファンがついてていつも売り上げ上位だよ
食上琴本は普通の食蜂本・美琴本・上琴本に比べて捌けが悪かった印象だがなー
いざ買ってみても中身が全部カラオケ対決みたいので笑ってしまった
まあ美琴とみさきち戦わすにはカラオケが妥当点になるわなw
だが待ってほしい
美琴とみさきちがカラオケ対決したら、
ハッキングで満点にする美琴VS全力で満点だったと誤認させるみさきち、
のチート対決になるのでは?
>満点だったと誤認させる
美琴に効かないから……
お互い95点以上しか出ないガチ対決の可能性は…無いのか?
276 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/17(土) NY:AN:NY.AN ID:1FTvGM8s
上条さんを審査員にすれば万事解決
上条さんに音楽の良し悪しを理屈で説明できる感性はない
無ければ、結局どっちが良かったかを主観で決めるしかないわけで
結局最終的にはどっちを選ぶかのド修羅場に直面するだけなのだ
アリサ「よしきた」
279 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:258109um
>>277 上条さんらしくていいじゃないか(ゲス顔)
アリサの当麻くん呼びが可愛かった
インデックスだけの特権にして欲しかったのに
上条さんの事を下で呼ぶのは両親、インデックス、アリサくらいか
他のキャラはフルネームや苗字やあだ名呼びだし
>>277 青ピ「とりあえずカミやんは爆発すべきだと思うんよ。」
土御門「右に同じだにゃー。」
284 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN ID:4P9vvq8Y
レディリーに救いはないんだろうか
エロパロ的には、生きることの素晴らしさを
主に上の口でなく下の口で説教してあげればいいんだ
286 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN ID:4P9vvq8Y
>>285 そっち方面で生きることの素晴らしさを知っていればあんな悲惨な結末にはならなかったかもしれないな
あのサイズで無限再生するなら痛いだけだったり
子供とか出来てたらもっと悲惨だわな みんな先に逝く
青ピは関西弁じゃね
289 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN ID:4P9vvq8Y
>>287 なんというか難しい問題ですね。それと避妊具は必須ということみたいですね。
291 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN ID:Py8lCq52
>>285 >>289 レディリーに下の口で説教するためにコンドームを懐に入れてエンデュミオンに向かう上条さんってどうなのかなあ?
まずインデックスさんと神裂さんに先に殺されますな
レディリーは不死身→傷は再生する→破っても元に戻る→あっ(察し
295 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN ID:Py8lCq52
296 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN ID:4D9Fi6+X
そ、そうだ!レディリーは攻めに回ればいいんびゃないかな!(必死)
たしかにレディリーはドSだよね
今脳内に浮かんだレディリーのイメージがまんまバードウェイになってしまったんだが
300 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/24(土) NY:AN:NY.AN ID:UilzIMM2
>>293 インデックスと神裂さんにボロボロにされた上条さんがそのままシャットアウラを説得している様子を想像したら不覚にも吹いてしまった
ちなみにだけどここってとある系以外でも鎌池作品ならいいんですよね?
みさきちが上条さんにベタ惚れがほぼ確定した件について。これはマジで元カノ説あるかね
どこで確定したのー?
新訳七巻とかみると絶対にみさきちは以前から当麻と交流あるよな。
原作超電磁砲の最新話でデレデレだったらしい
新約禁書でも上条さんをかなり信頼してたし、過去に何かあったのは間違いないかと
三木「はいむらさん!!」
はいむら「どうしたの三木さん、そんなに慌てて?」
三木「とある作品の大総選挙のことなんですが・・・」
はいむら「ああ、あの1位になったキャラで私がメッセージカード書くっていうあれね。どうせまた美琴が独走するんでしょW」
三木「火野です」
はいむら「え?」
三木「現在1位は火野神作です」
はいむら「・・・・・・は?」
かまちー「なにそれウケるWWW」
すまん、つけたすの忘れた。俺はこの状況を嘆いている。なんで上条さんが15位やねん
これならゲコ太が1位の方がマシだなw
みさきち11位だったなー頑張れ
そうだ!このスレの住人総出で人気投票に突撃しないか!
まあツールがあれば少人数でもいいところ行けるかも
すこし小ネタ思いついたので1レスもらいます
忍「もう限界だ・・・」コホー
縁「忍、ちょっと落ち着きなさい」
忍「毎夜毎夜、人様の布団に潜り込みやがって」コホー
縁「忍、残念だけど私にそんな気はないわ」
忍「そんなこと分かってるよ!お前が俺に向ける想いが弟に向けるようなものだってことくらい、俺もそう思ってた。でも、もう限界だ。お前は思春期男子の性欲をなめた」コホー
サキュバス「おやおや、これは大変なことになってますね」
縁「サキュバス・・・。あんた、忍になにしたの・・・」
サキュバス「私はなにも。ただ、前にご主人様のお腹を刺してしまったお詫びにちょっと元気になる薬を差し上げただけです」
縁「それただの媚薬でしょ!?」
忍「うがー!!」コホー!
縁「待ちなさい忍!ホント洒落にならないから!!」
雪女「・・・・・・なにしてるんですか?」ゴゴゴゴゴゴッッ!!
猫又「修羅場だね・・・」
315 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/28(水) NY:AN:NY.AN ID:+whQUv5/
禁書意外にもSS書きたいけど小ネタしか思いつかないし、需要の前に知名度ないし
ここ見ている人で何人いるよ、禁書意外読んでるやつ
とある以外ならヘヴィーオブジェクト、ヴァルトラウテ、インテリビレッジ、アンケート、モニターだけよんでる、
殺人鬼除けば全部じゃないですかー
>>317 Gカップの巨乳に埋もれる少年のSSをお願いしますわ
オホホのことか?でもあれ3D・・・
美琴も黒子の相手が面倒なら、クリに電流を流して行かせて気絶させればいいのにw
323 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/06(金) 00:51:07.10 ID:gfGjxWnX
一方通行って妹達の演算代理がなきゃ立つこともままならないんだろ?だとしたらそのうち妹達に演算代理ボッシュートされて輪姦されてもおかしくない気がする
発想が気持ち悪い
妹達がそんな陰険な真似するわけないだろ
普通に不快
と思ったがここエロパロか
ならいいや
まず、自分の好きなキャラクターを頭の中に思い浮かべてみて下さい
…浮かべましたか?
では次にそのキャラの性別を反転させた新キャラを作ってみてください
出来上がったキャラの事がまだ好きなら
貴方の愛は人間的なものです
もしも受け入れられ無いのならば、貴方の愛は性的なものです
インデックスが男の子だとしたら…… エロパロ的には性的が普通だし!(逆ギレ)
つまり上嬢さんでも愛せる俺の愛は人間的なのか
出来上がったキャラが性的に好きな俺はどうしたら…
なんか小生意気な男の子ばかりか、パンツ見たくない兄貴ばかりになりそう
逆に考えるんだ。男キャラを反転させれば良いんだと考えるんだ。
血の繋がらない弟が好きで好きで堪らない凄腕スパイ土御門春子(仮)さんとかすごく萌えないか?
性別が変わったらその時点で経歴も思考も変化し少なからず別人になる筈だから性別が変わったキャラは愛の対象ではない
こういう理由で愛せない場合はどうなんだよ
333 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/06(金) 18:42:05.15 ID:8J1bytME
木原数多って女性化したらどうなるんだろうか?
>>333 ファンが居なくてあまったんじゃないかな
>>334 女性化すればもっと引くてあまたになるかもよ?
では仮に黒子が男になったとしたら…あんま変わらん気がするなw
>>338見て思いついたが、海原が女性化したら黒子のライバルになるんじゃね?
変態同士で意気投合してしまうかも知れんぞ?
341 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/07(土) 00:07:10.29 ID:iMd2FROO
結締が性転換したら、一方通行の理解者になれそうな気がするな
もういっそ、百合子が第一巻で当麻の家のベランダに引っかかってればええんじゃ。
どうして一方通行女性化論はよく出てくるのに、なんでていとくん女性化論は出てこないんだ?
女性化した可愛いていとくんがイメージできないんじゃないかな
ステイルだけを女性にしたら1巻が楽しそう
>>344 ていとくん女性化は未元物質とかで一番自然にできそうなのにね。
346 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/08(日) 23:39:48.24 ID:KhLJ47gx
>>344 ステイル女性化には賛成。なんつーか残念な美人になりそうな気がするな。
347 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/09(月) 18:49:57.43 ID:+uZVJNNE
女性化ステイルって母性が強そうなイメージがあるんだよなあ。
348 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/09(月) 19:54:47.58 ID:/R9HHQ33
>>346 連動して小萌先生には合法ショタになってもらってもいいかも。
関係ないがインデックスのエロ媒体が少なすぎて、性的に好きなキャラなのにインデックスを使えるチャンスがない。
それに比べて食蜂さんときたらもう
王子様大好きなお嬢様が、ふと王子様の家を拝見したら見知らぬ女の子が親しげにいるわけじゃん
そりゃあもう、ぶちきれるわけよ
あとは心理掌握してさ、わかるだろ?
352 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/09(月) 22:42:33.84 ID:r8RLB7ZN
恋する操祈は切なくて王子様を思うとすぐ洗脳しちゃうの
>>351 むしろ心理掌握に頼らずに奪い返すのがロマンだろ?
それだったら食蜂さんが主役になるじゃないですか やだー
>>353 美琴に挑発されて、心理掌握を使わずに上条さんをものにしようとする食蜂さんとかいいと思うけどなあ。
>>348 子萌のアパートが危険地帯と化すな(結標的な意味で)
>>345 未元物質で肉体再生するときにうっかり女性の体を構築してしまったていとくんってよくないか?
うっかり……どじっ娘万歳
女の子になりたくて……それはそれでベネ
誰かの策略……涙目でくってかかる美少女って素敵やん?
最新作で妊婦幼女だと……マニアック過ぎる!!
そしてオティヌスがエロすぎる(服装的な意味で
この状態でもほとんど全裸だろ……
いくらなんでも服の局部のデザインおかしいやろ
364 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 16:37:21.38 ID:qYzlSAtr
やっぱりレベルの高い魔術師ほど露出度って上がるもんなのかなあ?
そうか、だからステイルは…
ステイル14歳も
パンツ一丁になれば…
367 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 21:55:11.58 ID:r5i0OyQB
むしろ必要悪の教会なら破ければ破けるほど纏うものを強くする服ぐらい用意してそうな気がする。
368 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 23:27:01.91 ID:r5i0OyQB
>>366 それじゃあ強くなれても全身に火傷しちゃう・・・
369 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/16(月) 22:32:12.32 ID:W75TWGct
>>323 打ち止めが代理演算ストップした上で一方通行に夜這いをかけるってシチュならいけるのでは?
>>369 それはとてもいいシチュだな
打ち止めちゃん逆夜這いとか幼女最高やん
はよ誰か書いてたもれ
そういう発想は昔からあったしそこそこ書かかれてたはず
>>371 マジか
俺が見逃してただけだな
漁るか
>>369 一方通行との間に既成事実を作ろうと奮闘する打ち止めってなんかいいよな。
滝壺が悪い奴らに捕まって、輪姦されそうになったら
浜面がヒーローみたく現れて救ってくれるかな?
その前に麦野か、その他メンバーが来て解決する図しか見えないが。
>>374 滝壺を助けるために浜面が悪者と戦う
↓
浜面が殺されそうになる
↓
アックアさん「惚れた男のピンチに駆けつけるのは当然である」
↓
アー!!
だろ
浜面はアイテムに逆レイプされる図がよく似合う
いつまで雑談スレなんだよここ
もう本スレでやれよ
378 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/17(火) 19:49:34.43 ID:Hsb0Lg9R
アイテムってなんだかんだでメンバーに人間味があって好感が持てんだよな。
アックア
ヴィリアン
一方座標キボンヌ
384 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/18(水) 14:21:23.51 ID:wf7bygNx
にしてもアックアっていつからホモになったん?
>>367の霊装を破きながら戦うアックアさんという電波を受信してしまった件について。
386 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/18(水) 21:32:06.98 ID:nuhgOf0+
>>385 むしろレッサーが霊装の実演と称して上条の目の前で破く方がいいな
>>367 しかしそのうち本当に同じようなのが本編で登場しそうで怖いな
つまんねー流れ
389 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/19(木) 18:22:38.02 ID:md5HLhXc
そうかねえ?
391 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/21(土) 22:20:39.16 ID:K9cSBq+D
心理定規は風俗店みたいなとこで働いてるが経験なしでカウンセリングみたいなのやってんだよな ヤラセテクレナイかのじょに下世話な妄想抱いた男とかヤラナクテイイ彼女に先輩女がいたぶられるとかみてみたいな
お前が書け
食蜂「御坂さぁん、コレ見て欲しいんだゾ☆」
美琴「?DVD?何で私がこんなもん見なきゃいけないのよ?」
唐突に目の前に現れ、珍しく取り巻きを連れない食蜂操祈が御坂美琴に声をかける。
差し出されたのは2枚のとある記録媒体。
『外』では広く流通しているが、科学の最先端を突っ走る学園都市では半ば骨董品と化しつつある一品である。
確執……とまでは行かないが決して友好的では無い、とある人物を巡っては公私にわたって宿敵とも言える。
そんな微妙な関係性である目の前の人物に御坂は怪訝な眼差しを送る。
美琴「まさか見ると洗脳されるとか言うんじゃないでしょうね?」
食蜂「グスン……悲しいわぁ、折角、御坂さんの為に持ってきたのに、幾らなんでも酷いんだゾ☆」
その白々しい態度に舌打ちし、次いで声を張上げたくなるが、校内という事を思い出しぐっとその衝動を抑える。
美琴「……で?結局、何なのコレ?」
食蜂はウソ泣きを止め、怒りを堪える御坂を一瞥すると、嬉しそうに近づき耳元でそっと囁く。
人を喰った様な態度に逐一腹立たしさを覚えるものの『レベル5の中では』常識的である事を自覚する御坂は更に耐える。
食蜂「ふふ、怒っちゃイヤなんだゾ☆見てもらえば分かるわぁ、だけど、白井さんや他の人には見せない方が良いんだゾ☆」
美琴「……要らないわ、ロクでも無さそうだし、何よりアンタがくれるもんなんて信用出来ない」
近付いた食蜂に触れず、不快な表情を隠す事も無く、御坂はニ歩ほど下がる。
食蜂はその態度に一瞬目を細めるが、表面上は気にしたそぶりも無く、思いがけない一言を放った。
続けて良いですか?一部NTR、ヤンデレ、百合ですが、Happy endになる予定です。
おk
全然ストック無いんで書き貯めてきますね、一応タイトルだけ
『とある食蜂の御坂調教SM』
書くんならちゃんと書いてからにしろ馬鹿
オマエみたいな中途半端な誘い受け野郎が一番嫌われるんだよボケ
2chスレによくいる馬鹿なDQN書き手の特徴
・台本形式で地の文を全く書かない
・むやみにキャラの口調を真似し誇張しすぎて語尾を頻発してくるため流れがかえって不自然になる
・全く原作を読み込まず表面しかなぞってないために台詞回しも行動パターンも全てが薄っぺらい
・スレの嗜好も空気も読まず自分だけの嗜好を全面に押し出してドン引きされてることにも気づかない
・一流の作家気取りでワザと途中まで投下し、スレ住人の反応を伺いながら小出しにしようと目論む
・自演を繰り返しながら「需要がある」と思わせようとする
問題ないし、需要はある
投下は待ってるからよろしく
まあ、言いたいことは両方分かるから、
切りの良いところまで書き上げてから来る(+要前書き)か、じゃなければ速報とか適切な場所でやるべきかと
オティヌスって今中に出したら避妊失敗率100%で絶対妊娠するんだよね
オティヌスのようなドS幼女を屈服させながら孕ませて涙目にする……興奮するな。
406 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/01(火) 18:29:45.46 ID:djFM32a5
投下します。
内容は一人で街にいるインデックスが、小学生の超能力者の少年二人に騙され能力を使われて快楽責めされるものです。
陵辱・NTR・鬱要素を含みますが、苦痛などの描写はありません。
前編は愛撫と本番がメインになってるもので、後半に続きます。
【抗えぬ快感】寂しがりやのインデックス
「とうまが、また外国にいっちゃったんだよ」
「学校はお休みだから別にいいんですけれど、上条ちゃんはいつもどこかに行ってますねー」
とある昼下がり、ボロアパートの部屋でインデックスが小萌へと愚痴っていた。
例によって上条は事件絡みで海外へ行ってしまい、留守番になってしまったのだ。
「そう。いっつもなの。作り置きしてくれてたご飯も無くなっちゃうかも」
薄汚れた畳に座っているインデックスがぷりぷりと頬を膨らませる。
「……先生は上条ちゃんのお家で、シスターちゃんが何しているかのほうが気になりますねー」
「んーとね、テレビ見たり、ご飯食べたり、漫画を読んだり、スフィンクスと遊んだりしてるんだよ」
「そうなんですねー……」
公然の秘密とでも言おうか。
男子の住む学生寮に生徒外の、しかも外人銀髪碧眼少女が暮らしてるっぽい言動に、暑くもないのに小萌の額から一筋の汗が流れた。
「たまにまいかも来てご飯作ってくれたり遊んだりしてるんだけど、メイドさんの学校で忙しいのかも」
「なるほどー、ではシスターちゃんが今日来たのはどうしてでしょうかー」
「暇だからきたのかも」
「……頼もしいほど素直で先生感心しちゃいます。けれど今日は学校に行かないといけないんですー」
「休みじゃないの?」
「教職は生徒が休みの時こそ、忙しいものなのです。今日は午後からなので楽なほうなんですけどねー」
「そうなんだ……」
インデックスは顔を伏せた。
実の所、姫神や風斬とも会えなくて街をうろついていた最中なのだ。
携帯を持ってはいるがインデックスは上手く使えないし、番号の交換もしていない。
「本当にすみませんねシスターちゃん。今度お詫びにお食事にでも行きましょう」
「うん……またね。こもえ」
お別れしてインデックスはアパートから退出する。
小萌は、食事の誘いでもテンションが低いインデックスの様子に少しだけ疑問を覚えたが、仕事もあり深くは考えなかった。
「むー。とうまは五日もいないし、誰も遊んでくれないし……」
家にただいるだけなのもつまらないし、テレビを見るのもいい加減飽きる。
スフィンクスも退屈なのか、寝ている事が多くて連れてきていない。
「今日もとうまに会えないのかなあ……」
不満を上条のせいにしてはいけないのはわかっている。
上条が誰かを助けるために国外へ旅立っているのを、他ならぬインデックスが一番知っている。
それでも置いて行かれるのは寂しくて、ままならない思いがあった。
溜息をつき、明るい日差しとは裏腹に重い足取りで歩くインデックスはいつしか第六学区につく。
娯楽施設が多い六区は、多数の店が構えられていて、人通りが賑やかだ。
誰も彼も二人以上のグループで歩いているか、インデックスとは違い目的が決まっているのか、足取りが早い。
インデックスも歩き回るもののピンとこなかった。
お小遣いも多少はあるが精々買い食いできる程度の金額で、たいした買い物はできなかったりするし
なにより一人でうろついても、楽しいものではないからだ。
「……そうだ。図書館に行くんだよ」
学園都市というだけあって、そういった公共施設は学区の何処ででも事欠かない。
本を読むのが大好きなインデックスにとっては、これ以上ない娯楽施設であったろう。
難点は学生である上条がいないと本を借りる事が出来ないところだが、少なくとも夕方までは楽しめる。
『あ……』
そう考えたインデックスがくるりと振り向いた。そこに二人の少年がいた。
目を引くのは二人共が同じ容姿をしている事だ。
幼く整った二つの顔が、突然に振り向いたインデックスを見つめ驚いている。
「……双子の女の子?」
『違うよ!』
呟きを否定する二人は148cmのインデックスよりも幾分か小さな背丈で細い。
よく見ると男の子なのだが中性的で整った容姿は、ボーイッシュな女の子のようだ。
一人は黒髪をナチュラルにふわりと遊ばせていて、もう一人は薄く染めた茶髪を肩の位置まで長く伸ばしている。
髪や服装以外はそっくりで、二人が双子であるというのが容易に想像できた。
「勘違いしちゃうかも」
「ねーねー」
「ちょっとまってよ」
インデックスが呟き通り過ぎようとすると、引き止められる。
「なにかな?」
するとあまり興味なさげなインデックスの様子に少年達は少しひるんだようだった。
可愛らしい容姿のためか、女の子に話しかけて無碍にされた経験があまりないらしい。
生憎インデックスは図書館のほうへと関心があった。
『お姉ちゃん、一緒に遊ぼ!』
「んー?」
動揺に負けじと二人は、予め決めていたらしい言葉を放つ。
自身への呼称に、インデックスは疑問符を浮かべた。
「一緒に遊ぶつもりだった奴がさー、彼女できたとかで遊べなくてさー」
「暇してたら、お姉ちゃんが歩いてたから、遊べないかなって」
「ふーん」
少年達の努力により、一応は話を聞いているインデックスは生返事を返す。
図書館に行こうと決めたので、そちらに意識が割かれているのだ。
それでも話を聞いていると彼らは小学生の高学年らしい。
少年らから、インデックスが聞き慣れていない単語がちらほら放たれる。
服のブランドとか、人気があるお店だとか、学園都市に何ヶ月も在住しているが、そのどれもが縁のないものだ。
「ねーお姉ちゃん、僕思ったんだけどさー、もしかしてナンパされてるって気付いてないー?」
「ふぇ!?」
茶髪のほうの聞き慣れていない所ではない問いに、変な声を上げてしまう。
「あーやっぱりー」
「お姉ちゃん天然って奴?」
「え、だって、君達小学生だし……」
インデックスはナンパの意味ぐらいは知ってはいるが、それが自分を対象とする可能性と
小学生がそれを行う発想には及ばなかったようだった。
「さっき彼女ができた奴がいるって、言ったっしょ。それぐらい当たり前だよ」
やれやれとばかりに黒髪のほうが首を振る。
「どうしても忙しいならしょうがないけどさー。お姉ちゃんと遊びたいなー。
ナンパって初めてなんでしょ? 遊ぶだけだから記念だと思ってさーお願いー!」
茶髪の少年が、頭の上で両手を合わせて頼み込んできた。
軽薄でひょうきんな拝み方だが、そうまでされると悪い気分になってくる。
忙しくもないし、暇だから
「…………別にいいかも」
『やったー!』
そう答えて、大げさに喜んでくれると、それは少しだけ嬉しい気分だったかもしれない。
「お姉ちゃん可愛いのに、今までナンパされてないの不思議だねー」
「か、可愛……!」
連れられて通りを歩いていると、茶髪の少年がさらりと呟く。
異性から言われた覚えのない言葉にインデックスは動揺して少しだけ顔を赤らめた。
「空柾(うろまさ)、お姉ちゃんの格好見てりゃわかるだろ。シスターだから……うーん、ナンパされたりしないんじゃ?」
黒髪の少年が適当な事を言って
「そ、そういうものかも」
インデックスも乗っかった。
もちろんシスターの格好が敬遠されるというのもあるが、交友・移動範囲の狭さが主な原因である。
学園都市にはインデックスとさほど歳が変わらないくせ、ナンパを通り越した誘いを受けやすい女子中学生がいたりするものだ。
「それじゃー彼氏はいるのー?」
「ふぇ……! シ、シ、シスターは主に仕えるものだから……!」
「だからやめとけって」
「そんな事よりも! 二人の名前聞いてなかったんだよ。私はインデックスって言うんだよ」
誤魔化すように自己紹介するインデックスに二人の少年が答える。
「へー面白い名前ー、僕は室拡空柾ー(むろかくうろまさ)、インデックスお姉ちゃんよろしくねー」
茶髪の少年が間延びした語尾でそう言って
「俺は室拡千草(むろかくちぐさ)、インデックスって呼んでいい?」
黒髪の少年が少しぶっきらぼうに続く。
「よろしくかも、うろまさ。別にいいんだよ、ちぐさ。……ちなみにどっちがお兄さんなの?」
二人共が自分を指差し、お互いをむっとした目で睨んだ。
どちらが兄かは置いといて、三人は夕方になるまで六区を散策していた。
アミューズメントセンターでゲームをする時は、店の会員になっている少年らのおかげで
カードを通すだけで無料で遊んだりできた。
インデックスときたら、少年らをほっといて上条の家にある数十年以上前に
作られたゲーム機の筐体版を、一時間はプレイしたものである。
おやつどきでお腹が空けば、食べ物を奢るぐらいは兄弟にとって些細の事だ。
能力者である二人は学園都市から援助がある。
インデックスは相手が年下というのもあって、少しは遠慮はしていたが押し付けられるように
渡されると、捨てるわけにもいかずペロリと十品は食べたものだった。
流石に、服やアクセサリーまで買おうとしてくるのは断ったが。
歩き回り店を見る度に、インデックスは少し外れてしまった事を言ってしまい、少年らが笑いながら返事をする。
どちらが年下かわからないような会話は終始笑顔のまま、楽しく時間が過ぎていった。
「そろそろ遅いから帰るかも」
「えーまだいいじゃんー」
「俺もまだインデックスと遊びたいよ。門限とか早いの?」
「えーと、そういうのは無いんだけれど……」
帰ろうとするインデックスを引き止める室拡兄弟。
困るインデックスだったが家に帰ってもあまりやる事はないし、上条から連絡も無い。
一緒にいてニコニコと、嬉しそうに楽しそうにしている二人に、少しだけ離れがたい気持ちもあった。
自覚はないのかもしれないが、デートを楽しんで終わってしまうのを惜しむような気分だ。
お姉ちゃんと言われたためか、本当に弟がいたらこういうものなのかも、とも思ってしまう。
「……それじゃあ、あと一つだけどこか行くんだよ」
『やったー!』
喜ぶ兄弟に連れられて行った所はカラオケボックスだった。
「こういうとこ初めてきたのかも」
「ゲームセンター以外知らなかったし、シスターさんはあんまり遊んだりできないんだねー」
「……それほどでもないかも」
実際の所、六区であるような遊びをしていないだけなのだったが。
「えっと……」
「僕ここー」
「こら、てめぇ」
「むー。狭いかも」
インデックスが座ろうとすると空柾がささっと横に行こうとし、千草が押しのけ座ろうとする
おしくら饅頭が起きようとした結果、腕置きのない二人掛けのソファに、インデックスを中心に三人が座る事になった。
テーブルの周りにはソファが三つあるが二つは空っぽの状態だ。
異性に挟まれている状態だが、子供ということもあってインデックスは意識しておらず、二人に問うた。
「カラオケって歌う所なんだよね? どういう風にするのかな」
「ふふー」
「すぐわかるって」
少年らの瞳に、遊んでいた時とは別種の輝きが宿ったのにインデックスは気付いていない。
もしもインデックスが、自分の容姿や魅力にもう少し自覚があれば。
もしくは少年達に、少しでも警戒心を持っていれば、このように無防備な状態にはならなかっただろう。
「ねーお姉ちゃん、僕の事好きー?」
「え」
右側から、まだ声変わりもしていない女の子のような空柾の声。
言葉の意味よりも、声そのものに含まれた何かにインデックスの胸が少しだけ鼓動を早める。
「ねーってば」
「ん……それは……」
右手を握られる。鼓動の影響か、何故か顔まで血が昇り熱く感じた。
空柾に特別な感情を持っているはずもないのに、ほんの少しの好意が突然に膨れ上がったかのようだ。
「……そ、そんなのわかんないんだよ」
何かがおかしいと立ち上がろうとしたら
「待ってよインデックス」
「ひゃんっ」
左手を千草に握られた。
ただそれだけなのに、声をあげてしまった。
まるで皮膚をめくられて、神経を直接触られたかのような刺激だ。
しかしそれは痛みではなく、くすぐったさにも似たもので、インデックスを束縛する。
「俺達、インデックスが好きになっちゃって。インデックスのキモチも知りたい」
「ぅ……ぁ、んんっ……」
千草の指が左手首から、撫でるように袖の中へと登っていく。
そうすると、触られた部分全部の皮膚が塗り替えられていくようだ。
味わった事のない刺激に立っていられずインデックスはソファに腰を下ろしてしまった。
「空柾どうしたんだ?」
「なんかねー効きが悪いかもー。お姉ちゃんは超能力者じゃないよねー?」
「ち、ちがう……んだよ……」
単なる問いすら心地よく感じて、恋人に愛を囁かれているような多幸感がインデックスを襲う。
トクン、トクンと心臓が波打って、隣の少年を愛しく思ってしまう。
「効いてきた効いてきたーほらこっち向いてー」
空柾が顔を寄せてくると、自分もそうしないといけない気分になってくる。
まるでこれは、寓話であるような恋心を操る魔術の効果にも似ていて―――
そうインデックスが認識した瞬間、少年の頬でパシッと肌を打つ音が響いた。
「うっそー……」
「うろまさっ、私に超能力をかけたんだね!」
インデックスが、声を媒体とした超能力である精神操作を破って叩いたのだ。
インデックスは禁書目録を保管する身であり、脳に高度な防壁を持っている。
超能力という慣れぬ力とはいえど、精神に働きかける効果には自覚できれば強い抵抗力があった。
「離して! 君達とはもう会いたくない!」
振りほどき、今度こそ立ち上がろうとするが
「無理だよ」
「ぅっ、や……!」
千草の手がインデックスの足に触れると、電気ショックでも受けたかのようだ。
腰が落ちソファに尻を付けて、這い回る指からは痺れにも似た感覚が広がっていく。
「インデックスの服はスカスカでエロいから、触りやすいんだよね」
「っエロいって……」
触られ辱められてインデックスの顔が羞恥に染まる。
そんな風に思われていたなんて考えてもいなかった。
着ている修道服は、白いシーツを大きな安全ピンで繋げ合わせたような形になっていて
子供の手なら簡単に隙間へ入れられるのだ。
「空柾のは頭の中弄れる能力で、俺の能力は身体を弄れるから、こんな風にするだけで……」
「んんぅっ!」
横から服の中に忍び込んだ指が、脇腹辺りをつーっと撫でる。
ぞくぞくぞくっと、またも微電流を感じてインデックスは声を出してしまう。
肉体的にはなんの力もないインデックスは、触れる事を媒体にした超能力に逆らう術はない。
「こんなの……へん、なんだよ……」
「千草の能力いいよねーこんな簡単に感じさせてー」
「空柾の能力だって、簡単に恋人になれるからいいだろ。インデックスには効かないみたいだけど」
「……おねがい、だから……やめて……こんな事しちゃいけないんだから……」
切なげな顔で懇願するインデックス。しかし能力で身勝手を通す兄弟が聞き入れるはずもない。
元々の性質もあろうが、高レベル相当の能力者である二人は能力を使う事により歪んでしまっている。
「すべすべー」
「いやっ! んっぅ……!」
空柾が脇辺りの安全ピンを幾つか外し、服の中へ手を入れる。
脇から腹にかけて無遠慮に撫でられると、千草の能力の影響か、空柾でも同じような強い感覚があった。
カラオケボックスの薄暗い室内でも、白い肌にほんのりと赤みが差していくのがわかる。
「ひやぁっ……!」
続く千草が襟元を開いて首筋を撫でた。
触れた所の感覚がまた鋭敏になり感じやすくなっていく。
指から逃れるように仰け反った首筋には、しっとりと汗が滲み出ていた。
「気持ちいい?」
言われてインデックスは、この感覚が快感だと言うものに初めて気付いた。
そういう風に肌が反応する事すら知らないのだ。
「……きもちよくなんてないんだよ!」
それでも否定する。
今日出会ったばかりの少年らに与えられる快感など、心には不快しか生み出さない。
とはいえこの状況では、強がりなどなんの意味もなかった。
「千草ーやっぱり本気でやらないとダメだよー」
「みたいだな」
「やっ、な、なにしてるのっ!」
千草はソファを降りインデックスの足元に屈むと、修道服の長い裾をめくって入り込んだ。
抵抗しようとするがろくに力は入らず、簡単に足を開かれてしまう。
「地味だなぁ」
「やっ……!」
インデックスの顔は羞恥で真っ赤だ。
千草が飾り気のない薄緑い下着に顔を寄せると、頭でスカートの部分が歪に盛り上がって見えた。
「動いちゃダメー」
インデックスは千草を叩こうと手をあげるが、それは空柾に止められる。
動揺しているためか、能力を帯びた言葉はインデックスの動きをわずかに束縛し
同時に抱きつかれれば、体格がさほど変わらない空柾に抗する事はできない。
「いい匂い……」
「いやぁあぅっ……!」
インデックスは千草の行動が信じられなかった。
太股を割り開いた少年が、股間に顔を埋めてきたのだ。
香にも似た甘いインデックスの匂いを嗅いで、千草は口元を緩ませる。
「ひぁっ……!」
いやいやと首を振るインデックスの下着を下ろし、千草が鼻先で触れると高い声が上がる。
「インデックスはここも可愛いね。前のとは大違いだ」
「あの女の人のグロかったし、ちょっと臭かったよねー」
ぷっくりと柔らかく盛り上がった、毛も生えていない幼く一本の線のようなそこを見て呟く千草。
兄弟がこういった事を常習的にやっているのがわかり、インデックスはぎゅっと目を瞑った。
子供という外見に騙されたというのもあるが、悪意に気付かなかったのだ。
しかしインデックスに自省する時間は与えられない。
「ちょっと強くするよ」
「え……ひっ、ああぁあぁっっ……!」
敏感なそこを舐められた瞬間、頭の中まで突き上がるような快感が走った。
足に力が勝手に入り、挟み込んだ顔をぎゅっと圧迫し、千草は柔らかさと反応に笑う。
しばらく経っても快感は後を引き、インデックスの全身を苛んでいる。
「少しイっちゃったみたいだねー」
「いっちゃっ……て……?」
言葉の意味も起きた現象もわからないインデックスは蕩けた顔で復唱した。
「すっごく気持ちよくなったってことー。イったお姉ちゃん可愛いー、ちゅーしちゃおー」
「……! んっ! んんっ……!」
焦点が定まっていないインデックスへと、空柾は不意にキスをする。
子供染みた物言いながらも手馴れているのだろう。
能力による快感で満たされた身体は、敏感な粘膜同士を擦り合わせる行為を快楽と受け取ってしまう。
空柾の両手で顔をしっかりと掴まれ、舌で口内を掻き回される行為を気持ちよく思ってしまう。
「……ひぅ、うっ……」
瞳に涙が溜まった。胸の内に悲しみが広がっていく。
年頃の少女らしく、インデックスはキスという行為について一種の信仰めいたものを持っている。
それを大好きな上条としたいとまでは思っていなくとも、心のどこかで近い事は考えていただろう。
以前、上条に噛み付こうとして、偶然に頬へと唇が触れてしまった時は恥ずかしさでいっぱいいっぱいになってしまった。
それからは噛み付く時も、意識してそうはならないようにしていた。
キスするにしても、怒っている時や事故なんかでしたいとは誰だって思わないだろう。
しかしそうして守っていたものは、あっさりと空柾に奪われた。
失意とショックで噛み付く事もできない――心理的にも上条以外には抵抗がある――まま
好き放題に口内を嬲られて、それを気持ちいいと感じてしまう。
「べーってしてよー」
「……っ」
ショックを受けているインデックスには空柾の要求に答えられない。
例え答えられてもそんな気にはならない。けれども相手は空柾だけではなかった。
「ひゃっぅ……!」
千草がじゅじゅっと音を立てながらすじのようなそこを舐めしゃぶったのだ。
薄く全身に広がっていた快感が腹の下へ集中し、千草の舌の動きを嫌でも感じさせられる。
「……んっあっああ! んんっ……んぇ、んぶぶ……」
そうして悲鳴と共に突き出してしまった舌を空柾に吸われた。
空柾の口内に舌が飲みこまれている様子はインデックスがディープキスを望んでいるように見える。
ジュースと少女の味が残る甘い柔らかな舌を吸い、粘膜を絡めあう快感を空柾はたっぷりと味わっている。
「ん、やぁっ、んんっ……!」
キスだけではなく千草からの刺激によって、くぐもった喘ぎ声が空柾の口中に響いた。
包皮に覆われた、未熟ながらも固くなっている陰核を舌で弄ばれている。
意識して触れた事がないそこは、自分にそんな部分があったと信じられないほどに気持ちがいい。
千草がただ舌で転がすだけで腹の中まで電流が走り、音を立てて吸われれば
集中した快感に、意識ごと持っていかれそう。
襞がほとんどない幼い膣口は、そうされるのを喜んでいるかのように粘る透明な液を零していた。
「すっげぇ濡れてる。インデックス感じやすくてエロい」
「おっぱいもすっごく尖ってるよー」
気付かないうちに胸元の安全ピンはほとんど外されており、肌が露になっている。
飾り気のない白いブラも同じく外され、少年の掌中に囚われていた。
「ちっちゃいけど、思ったよりはあるかもー」
「あぁ! ぅん……さ、さわら、ぅぅっん……!」
白人であるインデックスの、陽に当たらない乳房は白磁の陶器のように白い。
空柾の指が、淡い膨らみに食い込むと肌の質の違いがよくわかった。
くすぐるように指先が肌で踊ると、その白が熱を持ち、うっすらとした朱の色へ変わる。
中心にある小さな乳首が人差し指と中指に摘まれて、一際鮮やかな紅へ染まりつつあった。
「うっわー、すっごくいやらしー。外人の女の子、っていうか、お姉ちゃんの身体きれいー」
異国の少女を相手にしたのはインデックスが初めてなのだろう。
感嘆しながらも、少年は少女の胸を思う存分に弄っている。
「おっぱいちゅー」
「ふっ、ぁあっ……! か、噛まな……ひぃぁあぁっ……!」
空柾は覆い被さってインデックスの左胸を吸った。
快感の強さを表しているかのように、固く主張する乳首を唇で啄まれ舌で転がされる。
固くしこった乳首を甘噛みされれば、嬌声をあげ快感の涙が零れ落ちる。
インデックスは意思表示でしかなかった噛むという行為が、甘美な快楽に繋がるというのを初めて知った。
「一緒にやろうかー」
「オッケー」
そして、それを同時にされれば、もっともっと気持ちがいいと思い知らされる。
「ひぃ、あはあああぁあっぁぁ……!!!」
身体の中で、もっとも柔らかく敏感な乳首とクリを兄弟に食まれ、大きく仰け反った。
ぞくぞくぞくっと全身が震えて、蕩けた顔で堪えようもなく喘ぐ。
無意識に力み暴れる身体を空柾に抱きしめられた。
同時に手で右胸を優しく撫でられ、時には強く揉まれて、単調にならないように責められた。
千草が暴れるのを舐めにくいとでも言うように、下からさし上げた両腕で太腿をしっかりと抱き抱える。
小さく固くなった陰核を唇と歯で刺激して、たまに舌で膣口を舐め解される。
二人の少年に、強弱を交えながら舌と歯で丹念に愛撫される快感。
拘束されるように抱きしめられている事すら、被虐的な快楽へと繋がっている。
能力の影響とはいえ、インデックスの様子を見ればこれが無理矢理にされているとは思えなかっただろう。
「そろそろいいか」
「そろそろいいよー」
「ぁ……」
合図と共に兄弟の長い愛撫が終わって、抱きしめられていた身体が放される。
インデックスは小さく吐息を吐いて、崩れ落ちるようにソファへ倒れこんだ。
表情は陶然となったままぼやけていて、淡い白熱灯の光を照り返す碧眼は虚ろに輝いている。
ふっくらとした頬は赤く染まっており、涙の跡で作られた道が唇の端に続いて、自身と空柾の涎と混ざって零れ落ちていた。
フードは脱ぎ捨てられ、安全ピンが幾つも外された修道服は、もうただの布切れにしか見えず、服という用途を果たせていない。
露出した素肌は、高められた快感によって薄桃色になっており、しゃぶられツンと尖った
小粒の乳首は、インデックスの荒い呼吸に合わせ上下して、汗の珠が流れていた。
少し強めに噛まれた乳房には、歯形がうっすらと残っており、茫洋とした意識の中で
痛みにも似た、じんじんとした快感が胸に残っているのを感じている。
幼くすじのようだった膣も陰唇が唇を開けていて、何かを欲しがっているよう。
覗かせた膣口や、まだまだ成長していない襞は分泌した液で艶めいたピンク色を晒している。
淫核も散々に弄られたためか、包皮は唾液と愛液でふやけて、わずかに実を露出させていた。
息も絶え絶えのインデックスは、時間の感覚もわからないくらいに、何度もイカされ続けたのだった。
「千草が先でいいよー」
「ああ」
インデックスは、服を脱ぎだす兄弟から発せられる言葉の意味がわかっていない。
痺れとくすぐったさと小さな痛みをカクテルした感覚が全身に染み付いている。
酔いが優しく溶けていくような心地よさで、耳から脳へと情報を伝えきれていないのだ。
千草が腰辺りに跨るように座り、脚を開かせると感じやすい内股がぴくりと動いた。
「……?」
インデックスの眼差しが見慣れないモノに反応する。
ズボンとパンツを脱いだ千草は、大人の中指ほどの太さと長さを持つ、毛も生えていない肌色の性器を張り詰めさせていたのだ。
少年らしくなく、皮はしっかりと捲りあがっていて亀頭を剥き出しにしている。
インデックスは上条と一緒に生活をしているが、インデックスが上条に全裸を見られる事は多々あっても、その逆はほとんどない。
小学生と言えども、男としての機能を十分に持ち合わせた性器を見たのは初めてだ。
「あ、ぁ……だ、だめ……」
それがぴとりとインデックスに当てられ、いやいやと首を振る。
インデックスは見かけよりも幼い少女だが、今行われているものが
何を意味しているかわからないほどに子供ではない。
「大丈夫だって。絶対気持ちいいから」
「……だめ、ああっ、や、やだ、たすけてと、とうっ―――ぁん、んんぁぁぁっっっ……!」
制止する間もなく、千草は腰を推し進めていった。
インデックスは激感に悲鳴をあげ、上半身ごと大きく頭を仰け反らせた。
熱く、硬いモノが裡を貫く感覚に息すらできなくなる。
「うわっ……すげぇいいよ……」
小さなインデックスの小さな膣へと、肉の竿が飲み込まれていき、千草は思わずと言った様子で呟く。
ぬめる柔らかな肉襞は、千草に至上の悦楽を送っていた。
「インデックスのすっげぇきつくて、ぎゅってしてきて……その癖柔らかくて……最高……」
呆けたように呟く千草が、閉じていた膣を押し開き、どんどんと侵入してきた。
能力によって丹念に解されたそこは痛みもなく、初めての挿入でも歓ぶように蜜を流している。
「……ひゃぅっ!」
モノが根元まで挿入されて、インデックスから裏返った悲鳴。
まだ陰毛も生えていない未熟な性器がぴったりとくっつきあい、ぐりぐりと擦りつけられる。
亀頭のくびれの所まで引き抜かれ、また根元まで突っ込まれて。
「ふぁ、あっ、んぅ、あ、あ、あ、んんっ!」
千草の腰の動きに合わせるようなリズミカルな声。
ぐちゅりっ、ぶちゅりっ、と結合部から湿った音を響かせて
インデックスの甘い喘ぎと千草の荒い息が、部屋の中で唱和している。
「気持ちよすぎ……もう……」
インデックスは自分の中で千草のモノがビクビクと震えているのを感じた。
それが何を意味しているのか理解できず、振動が気持ちいいとだけぼんやりと思う。
インデックスの意識とは関係なく、膣内は千草のモノを気持ちよくさせていって
「いくっ……!」
「……! ぁあっ……! ぅぁぁあっぁっ!」
あっさりと射精された。
未熟ながらも肉棒はびゅくびゅくと精液を撃ち出し、インデックスの中を白濁で満たしていく。
熱い迸りに答えるようにインデックスの身体が痙攣するように震えた。
膣内部も千草の肉棒を絞るように蠢いて、精液を搾り取っている。
「あっっ……―――――!」
止めのように千草が腰を突き出し最奥で射精。
インデックスは掠れるぐらいまで高く高くソプラノを響かせた。
貫かれて、熱くて、声が止まらなくて、苦しくて。
酸欠で頭の中が煙るように白くぼやけてくる。
なのに繋がった感覚だけは、火花のように強く激しく弾けていて、絶え間なくインデックスを苛んでいた。
「あーあ、いきなり中出ししちゃってー」
「あ、……ああ、ごめん。インデックス可愛いし、今までの女よりもよくてさ……」
我に返った千草は言い訳をして、身を離した。
ぬちゃりとした音が抜く時に響き、インデックスの身体が震えている。
しどけなく開かれた脚の中心から、呼吸に合わせて白く濁った液が溢れ出していた。
能力で自身の身体を強化しているのか、量がかなり多いようだ。
「いーけどねー。お姉ちゃん落ちそうになってるよー」
ソファの縁から首がはみ出て、小さな頭と長い銀髪がだらりと垂れ下がっている。
はぁはぁっと荒く息をつき、なおも残る快感の残滓によって、自分の体勢など気にしていられないようだ。
空柾はインデックスの身体を引いてから、双子のためか千草とそっくりな肉棒を取り出す。
「ん、あぁっ!」
前置きもなく、あっさりと少女に二人目の男を刻み付けた。
「ほんとにお姉ちゃんのあそこ気持ちいいねー。きついのにぐちゃぐちゃでトロトロしてて凄いやー。」
楽しげに、空柾はインデックスの状態を味わっている。
絶頂を何度も迎えているインデックスの膣内は、先程まで処女だったとは
思えないほどにこなれてきて、空柾に快感を与えている。
「ふぅ、んんっ……だ、だめなんだよ……や、やめてっ……赤ちゃんできちゃう……」
「えー?」
貫かれてから、ろくに言葉も出せなかったインデックスが、空柾の腹辺りを押すように手を伸ばす。
快感に負けじと口元を引き締めて、潤んだ瞳ながらも空柾を睨みつけている。
「ふーん。僕の能力効かないし、千草みたいにお姉ちゃんを気持ちよくできないから余裕あるんだねー」
「……っん、うぅっ……」
空柾を拒否しようとするが、快楽で弱った手では子供を押し退ける事すらできない。
そんなインデックスは空柾を面白くなさそうに見る。
「じゃあテクで対抗だー」
「おねが、いだから……き、きいて……ほしいん、ぁっ……!」
単純に抜き差していた空柾が肉棒を先端付近まで引き抜き、インデックスの腰辺りを抱き上げた。
頭と背中がソファに接したまま、腰と尻を浮き上がらせる姿勢になる。
「ん、んぅっ……!?」
空柾は深くまでは挿入せず、浅い所をこねくるように腰を回した。
そうすると亀頭の丸みが膣の腹側を擦ってきて、先程とは別種の快感があった。
「ここ気持ちいいでしょー? ほら、ぐりぐりー」
「……っぁ! んぁぁあぁぁぁぁぁぁっ……!」
快感が、もっと深い所まで掘り進んでくるような感覚に、インデックスの口があの形に開かれ長い嬌声をあげる。
尻が高く腹が低い位置にあるため、上向きの亀頭がクリトリスの裏側を押すように擦ってきているのだ。
今までのが粘膜の摩擦だとしたら、快感を生み出す内臓そのものを責められているように感じてしまう。
(こ、んなの……で、気持ちよくなっちゃ、いけないのに!)
心中とは裏腹に、インデックスは快感のあまり、自身を抱く空柾の腕を強く握りしめていた。
握った腕を支点にして、空柾の腰の捻りや抽送で、浮いた丸い尻が揺れている。
裸足の指がソファの背もたれに引っかかって、合皮から鈍く擦れる音が響く。
そんな風に喘いでいるインデックスの様子は、押し退けたり逃げようとしているようには見えない。
すでに、空柾の責めを受け入れ、合わせているようにすら見えた。
「じゃー僕も一回出すかなー。ちゅー」
「え……んむっ……!? んんぅっ……!」
空柾が姿勢を変えて本格的に犯しにかかった。
上から覆い被さるように、少年の細い身体が少女の身体に密着して、淡い乳房を押し潰す。
キスをしながら、撃ち付けるように腰を振り始めた。
「ふ、んぅぅっ! んっぇ!」
ぐじゅ、ぶじゅっ、じゅぶゅっ、と速いペースで濁った音が続いている。
インデックスは、自分より小さいのに激しい空柾のセックスに、翻弄されるがままだ。
膣を掘削する肉棒は、ピストンの度に気持ちよく、頭の中がいっぱいになる。
ただ腰を振っているようで、インデックスの反応を見ているのだろう、微細に動きを変えて責めてくる。
キスもまた気持ちがいい。
空柾の舌で縦横無尽に口内を掻き回されると、頭の中までぐちゅぐちゅといやらしい音がする。
舌を触れ合わせたくないと、縮こまらせようとしても舌が長いのか絡み取られる。
犯され喘ぐ呼吸すらも空柾に吸われて、快楽の材料にされてしまう。
腹の中を貫かれ、キスでひたすらに貪られて、粘膜を触れ合わせる快感を、ひたすら身体に刻み付けられていた。
「イくねー」
「、んぅっー……!」
合図と共に、キスをされながら深い所まで肉竿が沈められ、精液が放たれた。
インデックスはぎゅっと目を瞑ったまま、必死に快感と精液の奔流に耐えている。
股間ではびくん、びくん、と肉が脈動しており、膣も締め付けながら液を飲み込んでいる。
口のほうでは、絡めた舌を通じ送られてくる唾液を飲み込まされていた。
二つの穴を犯され、両方から注ぎ込まれて、インデックスはただ受け入れる事しかできなかった。
「すっきりー」
「……ひく、うぇ……う、うぅぅぅぅうぅぅ……!」
ようやくといってもいいほどの時間が流れて、空柾が身を離した。
徹底的に犯され汚されたインデックスは嗚咽をあげ泣き出してしまう。
「あっちゃー泣いちゃったー」
「やっぱり空柾の能力もないとダメだな」
「お互い気持ちいいからWin-Winって奴なのにねー」
兄弟のやり口は、空柾の精神操作で二人を恋人のように誤認させて、千草の肉体操作でどんな女だろうと感じさせるものだ。
そのため陥れた女から、このように泣きじゃくられた経験が無かった。
ただあまり気にしてはおらず、面倒くさいぐらいにしか思っていない。
超能力で人を陥れる事に、些細な罪悪感すら持ち合わせていない。
「ひぅ、ひっく……もう、やだ、よう……助け、て……、とうまぁ……」
助けてほしくとも彼はいない。日本にすらいないのに、言葉が届くはずもない。
空柾はすすり泣くインデックスを見つめ、何かを考えているようだ。
「……えー、男の名前ー? ナンパされてないし彼氏いないんじゃなかったのー?
うーん、お姉ちゃんは能力も効きづらいし、そういうのちょっと面倒なんだよねー
それじゃ、あと少し言う事聞いたら帰してあげるー」
「ん……ほんとに……?」
「いいのかよ」
空柾は可愛らしいと評してもいい笑顔を浮かべて指を振る。
「ふぁ……!」
その手で不意にインデックスの胸を掴むように揉むと携帯を取り出して、インデックスの痴態をカメラで撮り始めた。
「えっ……あ、……ぃやっ……!」
機械に疎く、すぐに判断できなかったインデックスが慌てて身体を隠そうとするが、遅かった。
シャッター音が続き、未だ行為の残滓が残る裸体を、余すところ無くデジタルデータに収められてしまう。
「ただし、終わる前に今度は僕らを気持ちよくしてねー」
「……や、やだっ! もうこんなの―――」
「お姉ちゃんはよくわかってないみたいだけどー
今の写真はインターネットのクラウドサーバーに送ったからねー。
学園都市、ううん、世界中にばらまいちゃうこともできるんだよー」
「え……」
赤かった顔がみるみる青ざめていく。
インデックスの保管する知識は科学に関してはなんの役にも立たず、データを奪い取る事も消去する事もできない。
単語の意味もわからない。
わかるのは、そうなれば今日遭った出来事が他人に知られてしまう事だけ。
そしてなによりも。
(とうまにも知られちゃう……!)
「彼にも知られたくないんなら、わかるよねー。ほらー」
蒼白になった顔へと、体液がこびり付いた肉棒が突きつけられても、背ける事はできなかった。
終了
フェラとかイラマ重視の後編へ続きます。
されるがままのインさんもかわいいな
いつも描写がエロ美味そうです
復讐されるまでがNTRだと思ってる
上条さんが知ったらすごいことになりそうだ
別に今の上条さんはそこまでインさんに執着ないから
旧約22巻を経て、もう記憶喪失バレ関係の伏線も消化して
インさんに対する負い目とかもう無いもの
まあ負い目は無いだろうが
相変わらず執着はあると思う
新約のこれからに期待
フレイヤのおかげで、禁書目録内に子供を産む事についての知識があるときっちり判明したのは嬉しかった。
そっちのほうが色々捗る
427 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/06(日) 21:18:16.44 ID:JDdYKqVA
上条さんには美琴が居るし、良いと思うヨ
流石ageてる奴はいう事が違うな
写真拡散されたらされたで十字教が気づいてステイルさんが双子焼くと思うわ
神裂は何するかわかんねー
インデックスより美琴ntrのほうが滾る
431 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/08(火) 18:27:07.49 ID:9uEzdOgE
ローラは男の精を吸ってあの容姿を維持しているって電波を受信したんだが
432 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/09(水) 11:48:54.12 ID:ePP+40aP
NTRは総じて胸糞悪い!
以前見た滝壺のは何故か滾ったが!
乙ー! インさんはどうなるのやら…
>>429 科学に疎いあいつらがネット云々ってわからないだろ(偏見)
土御門ならわかりそうだけど義妹一筋のあいつがそういうの見るとも思えないし…
そして上条さんは貧乏でネット見れない。
知り合いにばれないよ、やったねインデックス♪(オイバカヤメロ
上滝の背徳感は最高
原作で1回も会話したことの無い組み合わせじゃ萌えない
ちょっとSS書いてみたので投稿します。
ナイトメアメーカーというマンガからインスパイアされたものですが、ただ、夢見装置のアイデアを貰っただけで、クロスじゃないです。
カップリングは上琴です。
ある程度書き溜めていますが、ペースは遅くなるかもしれません。
わたし、御坂美琴は、ある機械を前に首をかしげている。
「本当にこんなもので?」
カバーが外され基盤が取り出されたノートくらいの大きさのその機械は、今日風紀委員の支部から拝借した夢見装置と呼ばれるものだった。
「自分の見たい夢が見られる機械が学生の間で出回っている」
数週間前から耳にするようになった噂だったが、果たしてその機械は実在していた。現実と夢の区別がつかなくなった学生も出てきたとの話もあり、警備員(アンチスキル)と風紀委員(ジャッジメント)
によってひそかに回収が進められているようだ。
驚いたことに、この機械、なんと、学園都市外の高校生によって作られたものだという。
人の見る夢をコントロールするということは、脳内の電流である脳波をコントロールするということだ。エレクトロマスターである美琴にとってはとても興味深いものだった。
また、あの食蜂操祈の持っているコントローラーに通じるところがあるかもしれない。
「たしかに、外の世界で手に入る部品しか使っていないようね。この3つのパーツの関連が鍵かしら。」
分解して、使っている部品を吟味したくらいではその仕組みはわかりそうにない。そもそも、本当に見たい夢が見られるかどうかもわからないのだし。
「ん〜。まずは試してみましょうかね」
この機械の動作を確かめるため、今晩この機械をつけて眠ってみることにした。
「ま、プラシーボ効果ってやつで、みんな、自分の見たい夢が見れたような気になっているだけかもしれないしね」
そうして自ら実験台となるべく、夢見装置につながったヘアバンドを巻いて、わたしは眠りについた。
ふと気がつくと、わたしは、いつもの自動販売機のある公園にいた。
「ん、これは夢の中、よね?」
何故か夢であることに気がついてしまう。
「うぅん、夢って気づいてしまっちゃあ、見たい夢が見れてたとしてもちょっと興ざめかもね」
そう言いながら、辺りを見回す。なにしろここは自分の見たい夢の中の世界(かもしれない)なのだ。
何か、素晴らしいことがあるはずだ。
しばらくして、向うから誰かがやってくる姿が見えた。
「よう、美琴」
目の前に現れたのは、あのツンツン頭の少年だ。
「ハァ、なんだ、アンタか。アンタが出て来るってんじゃ、望んだ夢が見れるってのもやっばあやしいわね」
そう言ってため息をついてみたのだが、アイツの様子がいつもとちょっと違うみたいだ。
様子というか雰囲気だろうか、妙にまじめな感じでじっとわたしをを見つめている。
「な、何よ!」
まっすぐ自分のほうにやってくる上条に、ちょっと気圧されながら声をかける。
「なあ、美琴。何で俺の気持ちに気がついてくれないんだよ」
「へ?」
目が点になった。気持ち?気づく?どういうこと?
戸惑っている間に、上条に両肩をつかまれた。
まじめな目で、じっとわたしを見つめてアイツは続ける。
「美琴。俺は、お前のことが好きなんだよ。何でわかってくれないんだよ」
「え? え? ええぇぇぇ?」
わけがわからない。コイツがわたしのことを好き?いやいやいや、そんなこと考えたことも無かった。
そもそも私はコイツのことなんか何とも思っていない。まあ、親しい友人の一人ではあるかもしれないが、それ以上の存在だと考えたことなんて無かった。
「美琴。好きなんだよ。お願いだから俺の気持ちをわかってくれよ」
上条にいきなり抱きしめられる。
いきなりのことに、何も抵抗できず抱きしめられるままにされている。
そういえば.......
私は思い出す。
妹達の時もコイツは命がけでわたしを救ってくれた。好きでもない女の子相手にそんなことできるだろうか?
グラビトン事件の時だってそうだ。自分が盾になってわたしを守ってくれた。
そもそも、その前だって、わたしの能力が通用しないのをいいことに、何かと言ってはわたしにちょっかいを出してきてっけ。それで、結局一晩中追いかけっこになっっちゃったり。
夏には、盛夏祭のステージ裏まで追いかけてきて、「きれいだ」と言ってすぐに逃げて行ったこともあった。
海原光貴に付きまとわれていると言った時には、恋人のふりをすることを提案されたし、大覇星祭では、罰ゲームをかけた競い合いを持ちかけられ、その結果携帯電話のペア契約をする羽目になった。
そういえば、大覇星祭ではいきなり押し倒されたりもした。さすがにすぐはねのけたど、今思えば危なかった。
(そうか)
コイツは、ずっとわたしのことを想っていたんだ。それなのに、わたしはというと、コイツのそんな気持ちに気がつくこともなくずっとスルーしていた。
「ごめんね、アンタの気持ちに気付いてあげられなくって」
何か申し訳ない気分になってきた。
「だから、美琴」
「え?え?」
「俺のものになってくれ」
いきなり押し倒される。
「美琴。好きなんだよ。お願いだから俺の気持ちをわかってくれよ」
上条にいきなり抱きしめられる。
いきなりのことに、何も抵抗できず抱きしめられるままにされている。
そういえば.......
私は思い出す。
妹達の時もコイツは命がけでわたしを救ってくれた。好きでもない女の子相手にそんなことできるだろうか?
グラビトン事件の時だってそうだ。自分が盾になってわたしを守ってくれた。
そもそも、その前だって、わたしの能力が通用しないのをいいことに、何かと言ってはわたしにちょっかいを出してきてっけ。それで、結局一晩中追いかけっこになっっちゃったり。
夏には、盛夏祭のステージ裏まで追いかけてきて、「きれいだ」と言ってすぐに逃げて行ったこともあった。
海原光貴に付きまとわれていると言った時には、恋人のふりをすることを提案されたし、大覇星祭では、罰ゲームをかけた競い合いを持ちかけられ、その結果携帯電話のペア契約をする羽目になった。
そういえば、大覇星祭ではいきなり押し倒されたりもした。さすがにすぐはねのけたど、今思えば危なかった。
(そうか)
コイツは、ずっとわたしのことを想っていたんだ。それなのに、わたしはというと、コイツのそんな気持ちに気がつくこともなくずっとスルーしていた。
「ごめんね、アンタの気持ちに気付いてあげられなくって」
何か申し訳ない気分になってきた。
「だから、美琴」
「え?え?」
「俺のものになってくれ」
いきなり押し倒される。
あれ、ダブった?
440はなしということで。
「ちょっと、何を……」
戸惑いながら考える。
わたしはここでこのままコイツとゴニョゴニョしてしまうんだろうか?
(ああ、そうだ)
わたしの能力はコイツには通用しない。そうなれば、わたしはただの中学生の女の子だ。高校生の男子の腕力にかなうわけが無い。
抵抗しても無駄なのだ。
(ああ、このまま身を任せるしかないんだ。わたしはコイツのことなんか何とも思っていないのに……)
あいつの顔が近づいてくる。わたしは目を閉じることしかできなかった。
唇に何かふれた感触がする。
ああ、わたしのファーストキスはコイツに奪われてしまった。
そう思った直後、あいつの手がわたしの胸に触れてくる。
(あまり大きくないから、恥ずかしいな。)
そんなことを考えながら、胸を触られるにまかせていた。
胸がむずむずする。いやな感じじゃない。それどころか、服の上からじゃまどろっこしい。刺激が足りない。そんな気分にすらなってくる。
そのうち、あいつの手はわたしの太腿に下りてきた。
太腿を撫で回した後、ゆっくり上がってきて、わたしのその部分を、短パンの上から撫でてくる。
(あぁ )
わたしはもう覚悟を決めていた。
仕方ない。このままあいつに身をまかせるしかないんだ。
だって、能力も効かないし腕力でも勝てない相手に対して、か弱いただの女子中学生に、いったい何ができるというのか。
口はあいつの口でふさがれているので、声を上げることもできない。
「あっ」
あいつの手がショーツの中に入ってくる。
大事なところを直にさわられている。そこがじっとりと湿ってくる。
自分の中で何か熱いものが生まれているのがわかる。
スカートが脱がされ、短パンとショーツも脱がされた。
わたしは目を閉じて、何もできないままその時を待っていた。
:
:
:
ふと気がつくと、自分の寮の部屋のベッドにいた。
(え?夢?覚めちゃったの?)
しばらくの間呆然としていた。
今のは何?
夢だってことはわかる、でも。。。
(夢見装置のせい?わたしが見たい夢がこれだって言うの?)
「悪夢だ。。。。」
夢見装置をはずして、わたしはつぶやいた。
こんなのが自分の望む夢のはずが無い。
別になんとも思っていない相手に、身体を捧げるような夢なんて。しかも、半分無理矢理のような状況で。
しかし、意識は夢から覚めても、体はまだ冷めていなかった。
体の芯が熱い。
何だろう。アイツさわられていた部分がじんじんする。
そっと手を伸ばして確かめてみた。濡れている。
(あたし、えっちだ。)
自分自身にあきれる。あんな夢で感じているなんて。
しかし、伸ばした手を引っ込めることはできなかった。
身体はずっと快感を求めている。頭の中で、あの、あまりにも唐突に終わってしまった夢の続きを想像しながら自分で慰めていた。
「んっ、んっ」
初めて指を中に入れてみる。
あ、こんな感覚なんだ。
さっき、本当ならアイツにしてもらったはずのこと、それを自分の指で代用するように。
「あっ。ぃ、いっ」
初めてイクという感覚を知った。本当なら、さっきアイツに教えてもらったはずの感覚なのに。
(なんで目が覚めちゃったんだろ)
そう考えた後に、はっと我に返る。
「違う違う。これは、あのまま夢が覚めなければよかったっていう意味じゃないのよ。純粋にあの機械に不具合があるのかもしれないって思っただけなんだから」
自分自身に言い訳してみる。
「さすがにさっきの今だしね」
枕元においた機械を見ながら、今日はもう使わないと自分に言い聞かせる。
(途中で目が覚めちゃうのが不具合だとしたら、あたしに直せるかなぁ)
そんなことを考えながら、わたしは再び眠りについた。
445 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/13(日) 22:32:00.22 ID:BxJbq6So
とりあえずここまでです。
需要があるようだったら後日続きを投稿します。
しまった、最後にあげてしまった。
以後気をつけます。
>>446 そういう切り方すっから……
乙、続きみたい
うおォン 私はまるで人間風力発電所だ
ネタはいいとしてエロとしてまだ前座なので判断しづらいぞ
昨日からここにSSをあげてる者です。
なんかまとまり無くなってきたんですが、書き溜めてたのを投下していきます。
あと、とりあえず”美琴「ナイトメアメーカー?」”ってタイトルつけてみました。
翌日、わたしは再び夢見装置を試してみることにした。
「昨日はあんな夢だったけど、ちゃんとしたわたしの見たい夢が見れるかもしれないもんね」
昨日の夢の続きが見たわけじゃない、そう自分に言い訳して装置を手に取った。
「昨日も、最初から夢だってことはわかってたんだし、ちゃんと意識のある今の延長にできるはずよ」
「そもそも、能力が通じないったって、電撃で怯ませるくらいのことはできるはずで、無抵抗でいるなんてわたしらしくないわ」
「わ、わたしのこと好きとか言いだすし、しっかり問い詰めてやんないとね」
昨日の夢が自分の見たい遊馬じゃないと言いつつ、昨日の続きが見られると決め込んでいることの矛盾に気付かないまま、少しどきどきした気持ちのまま、わたしは眠りに落ちた。
次に気が付いたとき、わたしはアイツに抱きしめられていた。
(え?え? 何? いきなりどういうこと)
(ここはどこだろう、そういえば昨日も途中からいつもの公園じゃなくなったみたいだったし。)
そんなことを考えるのがやっとだ。すっかりテンパっている。
(ああ、もう。何でいきなり抱きしめられているのよ。最初からガツンとやってやるつもりだったのに)
そう思いながらも抵抗できない。ただ、真っ赤になって抱きしめられるままになっているしかなかった。
「美琴」
優しい声であいつがわたしの名前を呼ぶ。
「愛してる」
心臓が飛び出るかと思った。今、わたし、絶対に肉眼でわかるくらいビクってした。
(ア・イ・シ・テ・ル)
あいつの言った言葉を心の中で繰り返す。
ああ。頭の中にレコーダーがあればいいのに。そうしたら、絶対に永久保存版として今の5文字を保管しておける。
いやちょっと待て。何を考えているんだ、自分。
えーと、あたしはコイツのことなんかなんとも思っていないわけで、
あと、それから、あいつが一方的にわたしのことを好きになっているだけなわけで、
さらには、これは夢の中でなんだけど、こんなのがわたしの見たい夢ってわけじゃ絶対に無いわけで、
ああ、もう頭がぐちゃぐちゃになってきた。
(顔が赤くなっているのがわかっちゃったら恥ずかしいな)
そんなことを思いながら、恐る恐る顔を上げた。
「美琴、かわいいよ」
コイツ、こんなことを言うキャラだったっけ?ああ、そうか、夢だからだ。
そんなことを思いながら、わたしはそっと目を閉じた。
唇が重なるのがわかる。
わたしのセカンドキスもコイツとだ。
きっと、わたしはもうコイツ以外とはキスできない体になっている。
うっとりとして、頭がぼうっとなってきた。
「美琴、お前が欲しい」
やさしくキスされて、こんなことを耳元でささやかれて、拒否できる女がこの世にいるんだろうか?
わたしは、小さくうなづくことしかできなかった。
あいつは私の胸に手を伸ばしてきた。
頭の隅っこのほうに、我に返った自分がいる。
(いけない、これじゃ昨日の二の舞だ)
(きっぱりと拒絶して、問い詰めてやんなきゃ)
(わるいけど、わたしはアンタのこと何とも思ってないから)
(アンタには借りもあるし、わたしなんかを好きになってくれたのは感謝するわ)
(でもそれとこれとは別問題。これきりにしてくれるかしら)
(そして、どうしてこんなことをしたのか、怒んないから説明しなさい!)
用意してきた言葉を頭の中で反芻する。
でも、決してわたしの口から出て行くことはない。
きっとまた口をふさがれてしまったからだ。
(能力も効かないし、腕力でもかなわないんだから、抵抗しようがないんだ)
わたしは自分に言い聞かせていた。
あいつに身を任せることを正当化するための言い訳だった。
わたしの口に中に、あいつの舌が入ってくる。
わたしは夢中で自分の舌をからめていた。
あいつの手がわたしの股間にのびる。
やさしくなでてくる。
わたしはこころもち足を開いていた。
いつの間にか、わたしは全裸になっている。あいつも裸だ。
(ああ、夢だから都合がいいのね)
そんな覚めた感覚がどこかにあった。
(おかげで昨日より進んでるわ)
わたしは、どきどきしながらその時を待っていた。
「美琴。愛してる」
また言ってくれた。
体の芯が、じゅん ってした。
(はやく、はやく来て)
もう待ちきれない。わたしは自分からねだっていた。
「ねえ、もう、、おねがい」
あいつがわたしに微笑みかけた次の瞬間、何かがわたしの中に入ってきた。
「あっ、あっ、あぁっ」
声が出てしまう。
あいつとひとつになっている。
そのことに体が震える。
なぜなんだかわからない。涙があふれてくる。
あいつは、涙を吸い取るようにわたしの頬にキスした。
「あっ、あっ」
快感がひろがってくる。
もうすぐ、もうすぐだ。
大きな声を出すのが恥ずかしいという気持ちで、じっと歯を食いしばっって、押し寄せる快感に備えた。
「くっ、うっ、あ、あぁーっ」
最後は声が出てしまった。
あいつは、微笑んでわたしを見つめている。
「え、へ。なん か、いっ ちゃっ た みた い」
わたしは、絶え絶えの息で、そう言っていた。
聞かれてもいないのに、何てことを言ってるんだろう。すごく恥ずかしくなってきた。
「美琴。俺、うれしいよ、お前とこうなれて」
その言葉を聞いて私の目からまた涙があふれてきた。
「あぁっ、あたしも、あたしもぉぉ」
夢中でそう言っていた。
あ、コメントいただけてましたね。
あんまりエロとしての完成度は期待しないでください。
今のところ、書きたいことを書きなぐってて、18禁の表現があるからここに投下してるって感じですんで。
自分なりに考察してみた。
所詮は夢だ。自分の知らない感覚は経験できない。
一回目途中で目が覚めたのは、挿入感やいくという感覚を私が知らなかったからかもしれない。
その後、自分でゴニョゴニョしてしまい、とりあえず参考になる感覚を知った。だから、二回目はアイツと最後までいくことができたんじゃないだろうか。
「だったら、これからはずっとあれってこと?」
そんなこと期待してるわけじゃない。とあわてて否定した。
そういえば、キスはあまり実感がなかったような気がする。それはわたしに参考にできる経験がないからだろう。
(キスもちゃんとするためには、現実世界で実際にアイツとキスしなきゃだめか)
「あー、もう何考えてんのよ、わたしは!」
どうでもいいのだ、アイツとのあんなことやこんなことなんて。
夢見装置の効果を確認することが目的なんだから。
そう考えると、二回連続して同じような夢を見たということは紛れもない事実だ。
あれが、わたしの望んでいる夢だってことについては全力で否定するけど、何かの作用があるからこそ同じ夢を見たのかもしれない。
「何らかの効果があるかどうかを確かめるためには、どうしても、もっと試してみる必要があるわね」
そういうわけで、それから当分私は夢見装置をつけて寝ることにした。
効果を確かめるためだ。決してあの夢を見たいわけじゃない。
好きでもない相手とあんなことする夢なんて見たいわけが無い。しかし、この装置に効果があるかどうかを確かめるためにはそうするしかないのだ。
「しかたないわよね」
そい自分に言い聞かせて眠りについた。
その夜も、また次の夜も、これ以上ない快感と幸福感だった。
夢の中のアイツは、わたしのことが好きで仕方ない。
夢の中のアイツは、いつも「好きだ」とささやいてくれる。
夢の中のアイツは、私をやさしく抱きしめてくれる。
夢の中のアイツは、絶妙な愛撫で私をいかせてくれる。
「やばいわ。クセになりそう、これ」
あくまでまだクセになっているわけじゃないと自分に言い聞かせるように、そうつぶやいた。
夜にまた続きを投下します。
でも、次はほとんどエロ無しになりそうです。
しまった、テストのほうに投下してしまった。
やり直し
今日は、朝からついてない。
学校へ出かける前、夢見装置を黒子に見つけられてしまった。
「おや、お姉さま、この機械は?」
風紀委員(ジャッジメント)の黒子をごまかすことはできない。
「これは、若者を惑わすという理由で、警備員(アンチスキル)で回収中の夢見装置では?」
「お姉さま、これで一体何をしていますの?」
「じゅ、純粋な科学的好奇心よ」
「脳波は電気の流れだしね」
「それをコントロールして夢を見させるなんて、その原理が気になるじゃない。だから、どういう仕組みなのか調べてるの」
私はあわてて、当初そうであった目的を説明する。
「へぇ、そうでしたか」
いたずらっぽい顔で黒子が続ける。
「まさかお姉さま、これを使って夢を見たりなんてしていませんですわよね?」
「そっ、そんなことするわけ無いじゃない。本当に純粋に研究材料にしているだけよ」
なかなか鋭い。取り乱さずに答えられていただろうか?
「しかし、これは、見つけてしまった以上このままにしておくわけにはいきませんの」
「この機械のせいで夢と現実との区別がつかなくなって事件を起こしかけた学生もいるとも聞きますし、我々の間では、ナイトメアメーカーと呼ばれている代物ですの」
黒子は、夢見装置を手に取る。
「これは、回収させていただきますわ」
「え、え、そんな」
「申し訳ありませんが、いくらお姉さまでも、見逃すわけにはいきませんの」
まいった。こういった時には黒子は本当に融通が利かない。
「そんなぁ、もうちょっとそれを研究したいんだけどなぁ」
あくまで研究材料ということでお願いしてみる。
「ダメ?」
黒子は少し考えた後、
「研究で使うのでしたら、わたくしがしかるべきところを探して、借用することができないか聞いてみます。なんにせよ、この機械がこのように放置された状態で一般の人の手にあるのを見過ごすわけにはいきませんので」
やっぱり融通が利かない。
あの機械、前に分解したときに一通り調べているので、動作原理自体はわからないところがあるが、どんな仕掛けになっているのかはもうわかっている。その気になれば自分で作ることも多分可能だ。
学園都市内なら、同じような動きをするもっと高性能のパーツを入手することもできるはずだ。
一日もあれば、組み立てられるだろう。
しかたない、自作するか。これ以上かわいい後輩を困らせるのはやめよう。
「仕方ないわね。それは黒子に預けるわ」
「すみませんお姉さま。しかし、これは危険なものですので」
黒子がすまなそうに頭を下げる。
いいのよ、と軽く返して学校へ向かった。
夕方、わたしは、あの自動販売機のある公園に向かった。
当分夢の中で会えなくなるであろうアイツに会えるかなあという期待が無かったと言うと、きっとウソになる。
待つとはなく待っていたら....
果たして、アイツはやってきた。しかも、女の子二人と一緒に。
長い黒髪が印象的で色白の純日本風美人と、健康そう顔立ちも整った、胸の大きな女の子だ。
「貴様、一端覧祭の準備を抜け出すとはどういうつもりだ」
「だから、特売のタイムセールから戻ってたらちゃんとやるといってるじゃないですか」
「上条くん。あなたは。一度出て行くと帰ってこない」
何か親しそうに話している。
何故か無性にイライラしてくる。
こいつが女の子と歩いていたって私には何の関係も無い。
仮に二人のうちどちらかがアイツの彼女だったとしても、別にかまわない。わたしの人生に何の関わりも無いことだ。
なのに何故か湧き上がってくるイライラ感を止められない。
アンタはわたしのことを好きなんでしょ?あんなに毎晩毎晩「好きだ」ってささやいて、それからゴニョゴニョするくせに。
(何で、こんなところで他の女と楽しそうに話してるのよ!)
長い黒髪の女の子は間違いなくアイツのことを好きだ。それはもう見てすぐわかる。
胸の大きい女の子はどうだろう?断定はできないが同じようアイツのことを好きかも知れない。いや、きっと好きだ。
(どうするつもりなのよ。アンタはわたしのことが好きなんでしょ?)
(その子達、いずれ悲しい思いをすることになるのよ?)
(そんな期待を持たせるよなことをしちゃだめでしょ。)
今から、前に出て行って、二人に「コイツが好きなのはこのわたしよ」と言ってやろうかと思った。
そのほうが二人のためにいいのではないか。現実を早く認識させてあげるべきではないのか。
それなのに、なぜだろう。
実際には、私は、三人に見つからないように、その場から逃げるように駆け出していた。
公園から離れた後、街で買い物をした。
洋服とかお菓子じゃない。機械のパーツ集めだ。
学園都市の中にも、電気店街のような一角があり、何店か回って夢見装置を作るのに必要なパーツをそろえた。
小一時間ほどパーツを漁った後、そそくさと寮に帰って、すぐ作成に取り掛かった。
パーツはそろっているが、やはり数時間で作れるようなものじゃあない。
大体の原理はわかっているし、もとの機械から回路図も起こしてあるので、失敗することはないと思うが、試行錯誤しなければいけないところもある。
(うぅん。やっぱあのパーツも必要か。)
外の世界と同じパーツは手に入らないものもあるし、学園都市製の互換性のあるもっと高機能なパーツを買って組み立てているのだが、外の世界の複数のパーツが一つのパーツで機能したり、動作が微妙に違うパーツもある。
今日そろえたパーツだけでは完成はできなさそうだった。
「仕方ない。明日また買出しに行きますか」
学園都市製のパーツを使うおかげで今度の機械はずいぶん小さくなる。
今まで使っていたのは、ノートくらいの大きさがあったのだが、今度のは5インチのスマートフォンくらいのサイズだ。
ヘッドバンドもワイヤレスのイヤホンタイプにできる。
(これなら、簡単に隠せるし、黒子に見つかってもいくらでもごまかせそうね。)
満足げに微笑むと、パジャマに着替えてベッドに入った。
そういえば、あの機械なしで寝るのは久しぶりだ。
今日はもうあの夢はみられないんだろうか?
「やだ、これじゃまるであの夢を見たがっているみたいじゃない」
わたしは頭をふってつぶやいた。そんなことはない。あんな夢がわたしの見たい夢のはずがないんだから。
(それに、あの機械なしでも結局同じ夢が見れるかもしれないしね)
そんなことを思いながら眠りについた。
「ここは。。。。」
いつもの公園、いつもの夢の中だ。
「なんだ、結局この夢の世界に入ってくるんじゃない」
あの機械は関係なく、たまたま同じ夢をずっと見ていただけなのかもしれない。
そう思いながら、あたりを見回してアイツを探そうとしたところで、後ろから声をかけられた。
「おや、御坂さんじゃないですか」
げっ、海原光貴だ。なんで、こいつが?
やっぱりあの機械じゃないとダメなんだろうか。
「あら、海原さんじゃないですか」
「こんなところで奇遇ですねぇ」
「あ、わたしはちょっと人を探してますので、これで」
さっさとその場を立ち去ろうしたところ、手をつかまれ引き戻された。
「残念ながら、この世界には彼はいませんよ。御坂さん」
「べ、べつに、アイツを探しているわけじゃっ」
そう答えると、海原光貴はやれやれと苦笑する。
「彼、と言っただけなんですけどねぇ」
「そろそろ私の気持ちに応えてくれませんか、御坂さん」
「私が貴女のことを思う気持ちはとっくに気付いているはずです」
「私だって貴女のためにいろいろとしてきたんですよ」
何を言っているのかわからない。
さすがにあれだけ露骨にストーカーまがいのことをされたんだから、気持ちに気付くぐらいのことはする。
でも、それに応えるかどうかは全く別問題だ。
というか、応えるつもりなど全くないし、今後もありえない。
わたしはにっこりと笑って答える。
「あ、海原さん。すみませんがやっぱりお気持ちには応えられないみたいです」
きっぱりと、断ったつもりだった。
「ふ、つれないですねぇ」
そう言って海原は、わたしを抱き寄せようとした。
冗談じゃない。さすがにこれはやりすぎだ。
わたしは、怪我をしない程度の電撃を海原光貴にあびせた。 はずだった。
次の瞬間、わたしは海原光貴に抱きしめられていた。
嫌だ。こんなやつに。
わたしを抱きしめるのはコイツじゃない。
「この世界ではあなたの能力は通用しませんよ」
え、なんで?
そういう設定なの?
それじゃぁちょっと分が悪いんだけど。
「能力が使えなければ、あなたはただの女の子です。男の力にはかないませんよ」
そういって私を抱きしめる手に力がこもる。
「ちょっとは私のほうも見てくださいよ」
海原の手がわたしの胸に触れた。
「やめてよ!」
必死になって振りほどこうとする。
「調子に乗ってんじゃないわよ」
声を出して抵抗するが、なかなか手を振りほどくことができない。
そして、 なんと、
ゆっくりと海原の顔が近づいてきた。
「嫌だ!」
そう叫んで顔をそらす。しかし、、、、海原の唇が私の頬にふれてしまった。
怒りがこみ上げてくる。
お前なんかがやっていいことじゃない。
わたしはもう身も心も売約済みなんだから。
精一杯の力をこめて、海原を突き飛ばした。
振りほどいた手が解け、海原は1,2歩後退る。
「ふざけんじゃないわよ!」
私は怒鳴った。
「わたしに触れていい男はこの世に一人しかいないのよ!あんたなんかに好きにさせるもんですか!」
「それでもまだ、力ずくでわたしをモノにできるって思ってんなら」
「そんな幻想は、私がぶち殺してあげるわよ!}
わたしの渾身の右拳が、海原光貴の顔面を捉えた。
目が覚めたわたしは、ベッドの上で呆然としていた。
アイツじゃない男に抱きしめられた。
アイツじゃない男に胸をさわられた。
アイツじゃない男に唇を奪われかけた。
アイツじゃない男に頬にキスされた。
何故か罪悪感に襲われていた。
目から涙があふれてくる。
(ごめんなさい、当麻。当麻だけのわたしなのに)
初めてアイツのことを当麻って呼んだ。心の中でだけど。
アイツだってわたしのことを美琴って呼ぶんだから、私だって名前で呼んでいいはずだ。
海原にさわられた胸にそっと手を当てる。
「上書きしてよ。当麻」
自分の胸を揉みしだく。当麻にされているのを想像しながら。
「あっ、あっ、そう、そこ、そこを」
想像の中の当麻は怒っている。自分以外の男がわたしが胸をさわったからだ。
そのことを打ち消すように当麻の手でわたしの胸をさわってくる。
左手で胸をさわりながら、わたしの右手は股間へと伸びていく。
「あっ、やっ、だめ。そんなとこ」
当麻は許してくれない。あんな男に胸をさわらせるなんて、と。嫉妬に狂って私に迫ってくる。
「うん、うん、いいよ。当麻は何をしても。わたしは当麻のものなんだから、好きにして」
わたしの手は止まらない。敏感な部分を刺激し続ける。
いや、違う。これはわたしの手じゃない。当麻の手だ。
当麻の手が、あんな夢を見たわたしに罰を与えるためにわたしの手になって動いているんだ。
そうだ、そうなんだ。だったらわたしの意志で止めることなんてできるはずがない。
「あぁぁ。とぅまぁ。」
甘ったるい声を出しながらわたは高みに上っていく。
「あっ、ああっ、ああああっ」
「とうま、あいしてる。」
それから私は朝まで眠れなかった。
夢見装置無しでみる夢が怖くてしかたなかったのだ。
とりあえず、ここまでです。
読み返すと、誤字やおかしな文章が結構ありますね。
なかなか難しいです。
週末に続きを投下できると思います。
乙ー
この手の似たSSがあったけど、この美琴はどうなるやら……バッドエンドな感じがビンビンしてますが…
ああこれは夢と現実が混同するルート一直線ですわ
怖いけど続きを待つぜ
元ネタはAV出力機能も追加されてエライことになってたな
472 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/18(金) 01:00:15.88 ID:6IuMDRTg
純なエロSSは無いのか?歪なのはもう結構よ!!
473 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/18(金) 01:01:03.11 ID:BfkhwEaI
>>472 保管庫に行ってみるとよろし。特にその1は純愛ものが多いぞよ
474 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/18(金) 01:09:27.74 ID:6IuMDRTg
>>473 ありがとォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
せっかくSSらしきものが来ても性癖が斜め上だとこちらとしてはコメントに困る
NTRもどきと描写はともかくそれ以外は割と普通だとおもうけど
美琴「ナイトメアメーカー?」を書いているものです。
書き溜めてたら、そこそこの長さになってきました。
このような総合スレに長いのを投下すると、「これ嫌い!」って人にはいい迷惑ですね。
この作品、エロも少なくなりそうですし。
待ってくれる人もいるようなので、書き続けたいと思いますが、場所を変えようと思います。
スレ汚し、失礼しました
あー エロパロ板はやたら閉鎖的だからねー 乙でしたー
乙 別のとこでヤるなら誘導はしてくれればありがたい
美琴「ナイトメアメーカー?」を書いているものです。
SS速報VIPにスレ立てました。最初から投下していってます。
興味のある方は是非!
では。
美琴が上条さんとほかの女がセックスしてるのを見てはぁはぁするSSって無いかな?
>>428 大抵ビリビリしたり泣いて逃げたりだしなー
乱入したりな
そういう話ってエロは他の女なのに、話の中心は美琴になるので定まらないんだよね
上条さんは他の女と恋仲なので、最近書いてた人みたいに夢か妄想ネタでも出さないと美琴とエロい事するわけにもいかんし
>>485 ツンデレと超鈍感の組み合わせだし仕方ないね・・・と思いたい
487 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/22(火) 21:42:16.00 ID:4moC/9YO
ブッ○ュ大統領時代とかにシリアに拷問委託したり
イスラムテロリストの収容所で
虐待とか
アメリカは色々問題起こしてるが
アメリカに取っ捕まった
サロ−ニャがC○Aに
拷問される話をこれから
思い付いたけど需要ある
ちなみにエロよりグロ
になりそうなアイデア
しか生まれてない
そこはやっぱりエロパロなので、エロを重視してほしいな。
リョナってもいいけど、グロすぎるとつらい
となると当然ロンドン塔でも性的な拷問は行われているはずだよな
ブリュンヒルデだっけ、魔術結社に捕まって1年拷問されてたのに
処女でないとマズイんで性的な拷問はなしだったのは
膜破かなきゃいいのかな
それぞれの魔術陣営の重要な女の子達が互い違いに拉致監禁
情報を出させようと、性的に色々させる映像を送りつけあってるうちにヒートアップしてエロ過ぎることになってしまう
というのを想像した。
492 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/23(水) 17:53:53.66 ID:3+K4WtjL
とある魔術でステイルが薬物による洗脳とかいってたが現実のC○AからK○Bとか独裁国家が行う拷問とか洗脳が酷いんだろうな実際
まあグロでも過去に起きたって形でマイルドにすれば
493 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/23(水) 19:02:22.49 ID:3+K4WtjL
今までで一番グロかったのはノクタ−ンとなろうだな
ヒュームスレナブルクってタイトルのドイツやアメリカ、ソ連をベースにした国が出てくる18禁の奴でソ連にとっつかまって拷問受けた上にかいしゃくもなしで苦しみながら切腹とリョナ要素が強かった
なろうは北朝鮮と日本が戦争してクズの朝鮮に実戦じゃ虐殺も起こるって表現なんだけどスパイの疑いをでっちあげられ娘や息子、夫を人質にされて助けるために妻が男に嘲笑されながら獣姦をうける
だけど娘は生きたまま焼いた鉄板に載せられ筋肉を炎で火傷しながら焼きしに、夫や息子は刀で斬られダルマ状態で腕や足を失って出血多量で死亡し
妻は画面全体を黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒と埋めつくしながら精神崩壊し、直後にサリンで死亡
すぐ削除されたがノーマル作品でもエロ同人誌作家の人がサ−クル名出して好評家述べてた
確か夏庵って人
それはいいです
495 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/25(金) 14:24:24.04 ID:/j4SuPw/
サロ−ニャ「これだから日本人は・・・・第二次世界大戦ちゃんの時に男性兵士がレイプちゃんしただけじゃなくて女兵士が逆レイプちゃんしたんですよ。
むしろ私はするがわちゃんです。」
496 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/25(金) 14:29:01.44 ID:0yY4bV5W
497 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/25(金) 20:12:27.27 ID:/j4SuPw/
URL張り付けたときにミスったんじゃないの 上の
一々そんな全く関係ないスレチなもの引っ張って来るんじゃねーよカス
そういやオリアナさんって元シスターなんだっけ?(記憶曖昧
シスター服のオリアナさんエロそう。
書けばいいじゃないか(ボソ)
502 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/26(土) 22:14:42.04 ID:WwHgwvrZ
オリアナさんは絶対修道服を胸元が開くように改造してると思う
そんな改造しなくても、いや!してないからこそエロいんだ!!(力説)
投下します
>>407-420の続きで、インデックスで属性的にフェラチオイラマチオ洗脳3PにNTRと言ったものになります。
お口関連が若干激しいかマニアックです。
「……ど、どうすればいいの?」
まだ涙で瞳を濡らしているインデックスは、ほとんど全裸のまま床にかしづいて兄弟に問うた。
一応は腕で身体を隠そうとしているが、恥ずかしげな様子が逆に少年達の劣情を煽っているのに気付いていない。
インデックスの左前に空柾が、右前に千草が立っていて、目の前にある
ぬらついた爬虫類の幼生のような二本の肉棒を、不安げに見つめている。
呼吸をすれば、生臭さと青臭さと汗臭さが混じった嗅ぎ慣れない匂いがした。
「まず手コキしてみてー」
「てこき……?」
「こうだって」
「ひぅっ!」
我慢できなかったのか、千草がインデックスの右手首を掴みモノを無理矢理握らせる。
申し訳程度に隠していた胸が曝け出されるが、それを恥ずかしく思う暇すらなかった。
「力を入れすぎないようにして、擦ってよ」
「こ、こんなことしちゃいけな―――」
「早く!」
「わ、わ、わかったから……!」
千草の剣幕に圧され約十cmほどある男性器を掌中に収めたまま、インデックスは焦りの表情で、手首を前後に動かし始める。
「僕もしてねー」
次いで空柾にも要求されて、二本の肉棒を両手で握り扱き始めた。
しゅしゅしゅっと乾いた千草の幹から擦れる音がして、気持ちよさそうな吐息を吐くのが聞こえた。
空柾のモノからはぐじゅっぐじゅっと、インデックスの愛液と混じり合った液が濡れた音を響かせている。
行為の時は意識できなかったが、表面はゴムに似た柔らかさがあり、中は骨のような硬い独特の触感があった。
「こっち向きながら、やってよ」
「そーそー、嫌そうにしないで笑って嬉しそうにしてよー」
「そんな風に、言われたって……」
俯いていたインデックスが悲しげに見上げると、携帯に映った自分の姿。
無言の脅迫に、唇の端を無理矢理に上げ、目だけを細めた、泣き笑いのような表情を作る。
奉仕をしながら愛想笑いにも似た、媚びた笑みを浮かべさせられる。
「ちょっと変だけど、なかなかいいねー」
「俺を見ながら穴のとこを指で擦って」
「ぅっ、ゃ……! やってるんだよ……!」
ニヤニヤする空柾に、ただ奉仕を要求する千草。
手コキが滞ると、千草が催促するように腰を押し付けてきて、頬へと先端が触れた。
言うとおり尿道を親指の腹で擦りながら見上げる。
そうすると、小さな呻きが聞こえて、千草が気持ちよくなっているというのがなんとなくわかった。
「僕もまあまあ気持ちいいよーお姉ちゃんわりと要領いいかもー」
空柾も同じようにして擦り、褒められるが嬉しいわけもない。
できるだけ表情には出さないように、手コキを続けている。
「インデックス、次は舐めてよ。俺達がさっきやってたからわかるだろ」
「な、舐め……? う、嘘……」
自分がされていたのを思い出し、兄弟の性器を注視する。
性行為は知っていても、手で扱いたり舌で舐めたりなど想像すらしたことがない。
性交の残滓による匂いが漂ってきて、忌避感を感じ瞳は躊躇いで揺れている。
だとしても脅迫に逆らえるはずもなく
「……………………んぇ」
長い間があって、千草の亀頭をちろりと一舐めする。
苦味と汗っぽい塩辛さが混じったような味。
ほんの少しだけ、上条に噛み付いたときに似てるかもしれないと考え、それを凄く嫌だと思った。
「もっとちゃんと舐めて。噛まないように」
「ちなみにねーこれはフェラチオっていうんだよー、とうまって人にしてあげると
きっと喜んでくれるから、練習しようねー」
「そん、なこと……」
無茶な言葉を聞いて脳裏に上条を思い浮かべるが、背を向けていて表情は見えなかった。
こんな事をしているインデックスを責めているのか、怒っているのか、悲しんでいるのか
どちらでもない何かなのか、インデックスにはわからない。
(でも、やらないと……写真が……)
想像を振り払い、棒の部分を握ったまま、何度も何度も舌を舐めあげるように動かす。
「ちゃんと手も使って」
「僕のも忘れないでねー」
「……うぅん、れろ、れろ、れろ、れろ……」
言われてもフェラチオと二人分の手コキなど、当然上手くはできない。
初めてで、しかも知らない少年らに対して、奉仕を熱心に行えるわけもないだろう。
「うーん、やっぱり無理か」
「そだねー」
やけくそのように、亀頭を舐めながら手首を前後させるインデックスの行為は
気持ちよくないわけでもないが、幾人もの女性を手篭めにしている少年らには物足りないようだった。
「一回ストップ」
「ん……?」
千草がインデックスの銀髪を両手で掴み制止した。
これで終わりなのかと、一瞬インデックスの瞳に喜びが灯る。
「その前に、お互い気持ちよくなれるようにしてやるから」
しかし言葉と共に、口の中へ差し込まれた指の力によって、澱んだ光へと変わった。
「……んぁあっ、んんっ、んぐぅっ!」
少年の細い右中指と人差し指が、口内を無遠慮に掻きまわす。それだけで快感が溢れだした。
乱暴なのにディープキスをしている時よりも気持ちがいい。
「んーお姉ちゃんすっごく食いしん坊だったしねー口の中弱いのかもー」
「じゃあもっとしてやる」
「ひゃ、ひゃめ……! んふぁっ! んぁぁっ!?」
(嘘! なんで、こんなに甘いの!?)
千草の指が、歯茎の裏側や頬の内肉を擦りくすぐってきて、広がる甘美な味わいにインデックスは身悶えた。
触れている指先から、糖度の高い果肉のような味わいがあった。
美味しい食事をしているかのよう舌が蕩けて悦んでしまっている。
触覚神経と味覚神経を同時に弄られる、感じた事もない快楽によって
とろとろの唾液が勝手に溢れ出して、千草の指をしとどに濡らした。
「ん、ちゅぅっ、ふっっ、んんっ、じゅじゅ……」
「そうそう。気持ちいい……って、噛むなよ」
知らず知らずの内に、千草の指をしゃぶりながら、味を確かめようとするように甘噛みをしてしまう。
強く噛みたかったのか、噛みたくないから甘噛みで済ましたのか、インデックス本人もよくわかっていない。
「ふぇっ、んんぁっ、んぇえぇっ、んあぁー……」
「あははーお姉ちゃんの顔面白いー」
叱られ舌を摘まれて、擦るように扱われて引っぱり出される。
犬のように口を開けたまま舌をさらけ出す姿は間が抜けていて
そのくせ、細められた瞳はどこかうっとりとしているように思えた。
「ほら、フェラチオでよくしてやるから。でも絶対噛むなよ」
また突き出される千草の肉棒。
嫌なのに、おぞましいはずなのに、目が離せなかった。
(な、なんで……気持ち、悪い……はずなんだよ……)
インデックスの大切なものを奪い取った、卑劣な少年の汚らしいモノ。
なのに香り高い果実が目の前にあるかのように、すんすんと鼻が鳴る。
鈴口から滲む先走りは、滴り落ちる果汁に思えて喉がこくりと動いた。
硬直してるうちに、千草のほうが待ちきれないと、先端を近づけてくる。
「あ………………むぅっ……ん、んっっ…………!」
インデックスは視線を固定したまま、肉が自分の唇を割り開いていくのをそのまま見送った。
「うっわ……さっきと違って唾出てて、すげぇぐちゃぐちゃしてる」
細身の肉棒を収めたインデックスは動かない。
しかし碧眼は美味しさのあまり、霞がかかったかのようにぼやけていて、美味な料理の一口目を堪能しているかのようだ。
「唾溜めたまま舐めてよ」
「……ふぅっ、んぇ、ん、じゅるぅ……れろおぉぉ……」
「ぅお、い、いいよ……! やればできるじゃん」
命令に従ったのか、自分の意思でやったのか、柔らかな舌がたっぷりの唾液を乗せたまま肉竿へ絡みつく。
粘度の高い涎を纏わせた舌が、幹の半ば辺りを舐め回した。
「なーんだ、最初からこうしてればよかったんだねー。千草のちんちん美味しいー?」
「んっちゅ、れぉっ……ん、ちゅるっ、うっ……ちゅじゅるるっっ……!」
インデックスは空柾の問いには答えず、じゅじゅっと音を立て、ストローでジュースを飲むかのように唇を尖らせ吸う。
体液の混合物を少しだけ飲み下すと、酒でも飲んだかのような陶酔感があった。
(ど、うしよう……美味しくて……気持ちがよくて……もっと舐めたい、のかも……)
それは千草の能力によって、口内粘膜を弄られてしまっているせいだ。
こうしてフェラしてる最中も肉棒や手を通して、粘膜も神経も味蕾も現在進行形で変えられている。
味覚と触覚から同時に伝わる快楽は、元々強い食欲も刺激していて、いやがおうにもインデックスを昂ぶらせる。
そのうえ性欲は、食欲と違って底があるとも限らない。
「やばい、インデックスのフェラチオいい……」
千草が快感に喘ぎながら、インデックスの頭を掴み腰を使いながら乱暴に揺さぶった。
唇の端から涎がぶじゅりと飛び散り、亀頭が内頬を丸く膨らませる。
細身とはいえ、それなりの長さがある肉棒が舌の根元を手荒く擦った。
口内を縦横無尽に駆け巡って、左右の頬が竿の形に浮き出ては歪んでいる。
「ん、……えっ! んぶぶぅ、えろぉっ……! んっぶ、んぇぇ……」
けれども、インデックスはえづきながらも、感じる所を新たに発見したかのように、瞳をとろりと瞬かせていた。
成人男性よりは小さく、子供にしては大きい。
そんな肉棒によって口の中を荒らし回られて、苦しさもあろうが、それ以上に強い快感を味わっているのだ。
指を咥えていた時は垂れ下がっていた両手も、今は千草の太ももにあてられていて
大きく揺れる二人の身体を繋ぎとめる支点になっていた。
「こら、噛むなよインデックス」
「ぐじゅっるぅ……! んんっ!? ぶっ、んじゅぅ……!」
「そうそう、そのまま舐めてろよ」
美味しさのあまり甘噛みするインデックスを叱るために、千草は顎を開かせて腰を押し付ける。
インデックスが濁った呻き声を出すが、構わずに千草は抜き差しを繰り返す。
単調なリズムながらも、力強い前後の動き。
舐めようとする舌をねじ伏せて、インデックスの口を射精のための道具のように扱っている。
涎と先走りでドロドロの口内を肉竿が攪拌し、下品なほどの水音が響いた。
「んっぐぅっ、ふっごぉっ、んんぅ……! んっ、んっ、んぶぅ、ぐぶぅっ!」
苦しげな声を漏らすインデックスの顔は赤い。
鼻が千草の下腹に触れるほど深く、肉竿を口の中いっぱいに詰められては、唇がめくれそうなほど引き抜かれる。
速い抜き差しの度、涎と汗と先走りが混じったものが唇から飛び散り、艶やかな銀髪や滑らかな肌を汚していく。
そんな状態でも、嬉しそうに目を細め、口を開いたまま千草を受け入れ続けている。
「お腹いっぱいにしてやるから、全部飲めよ!」
「ふっ、んっうぉぉぉぉぉぉっ……!」
宣言と共に口内で爆発が起こり、濃い液体が口中全てを白く染めた。
びゅるっびゅるるっと勢い良く撃ちだされた液が、舌に叩きつけられていく。
餌を詰めたハムスターのように、頬袋がぷくりと膨らむほどの量が放出されていく。
「あ、あ、あっ、気持ちいいぃ……」
「ん、じゅるぅ……こくっ、んぅっ……んぐっ、こくこくっ……」
インデックスは生臭さと苦味があるはずの大量の精液を、喉を鳴らし飲み込み続けていた。
どれほどの美味と快感を味わっているのだろうか。
飲み下しながらも、潤った瞳は酔っているようにぼやけていて、笑みを含んでいる。
吐き出される粘液を逃がさないと、唇でしっかりと肉棒を締め付けている。
受け止めながらも、舌を舐め回し、脈動する肉棒の射精を助け、味わい続けている。
今のインデックスにとって男の精液は、高級な蜂蜜よりもなお勝る甘露であったろう。
「こくっこくっ……んく、ずず、じゅるぅっ…………ちゅぽんっ! ふぁ……」
千草が欲望を吐き出しきって、口内から腰を引くときには、音が響くほど吸い付いていて離れた。
インデックスは射精が終わってもなお、舌で口腔に残っている快楽とミルクの甘い味わいを堪能し微笑んでいる。
「ずるーい千草ばっかり先にやっちゃってさー」
「ごめんってば。お前もやっていいよ。ほらインデックス」
千草が玩具でも手渡すように、インデックスの頭を掴み空柾へと向きなおさせる。
微笑んでいたインデックスはおかわりがきたと口を開き、そして止まる。
「どしたのーお姉ちゃん?」
今更のように、夢現だった表情に理性が戻ってきて、口元を抑えた。
(わ、私……あんな事を平気で……)
正気を失っていたと言ってもおかしくないほどに、少年の精に夢中になっていたのだ。
口の中に融けた飴玉のような甘さが残っているのが、美味しくて、美味しいから気持ちが悪い。
それなのに、空柾の勃起したモノから視線を外せなかった。
唇を閉じようとしているのに、匂いを嗅ぎ、味を思い返すと、上手くいかない。
半開きになった唇から遠慮がちに覗く舌は、誘うかのように艶かしい。
そんなインデックスの様子に、空柾は目を細め笑みを浮かべると
「むぐぅっ……!」
いきなり肉棒を突っ込んだ。
そうされただけで涎がまた溢れ出してインデックスの口内がトロトロになる。
「ぐちゃぐちゃだねー」
「んぶじゅっ……! んんぅ、んっばぁぁ……」
少しの間掻き回し、ズルリと音がするほど涎塗れになった肉棒を引き抜くと
インデックスの瞳がまた靄がかかったかのようにぼやけてしまっていた。
「んーっとねー帰りたいんならぼーっとしてないで早く終わらせなきゃねー」
それにさー、と携帯を取り出し写真を見せながら続ける。
「お姉ちゃんはやるって言ったでしょー。約束は守らないとー」
約束を守る、その言葉が戸惑う頭の中に染み入っていくようだった。
それが超能力によるものなのか、ただの音でしかないのかインデックスに区別はつかない。
「だから一緒に気持ちよくなろうねー、ほら今度はお姉ちゃんからぺろぺろしてー」
「わ、わかったんだよ……約束し……たもん、ね……」
それは約束というよりは脅迫だったのだが、従順に肉竿へと口付けするように舌を伸ばす。
ほんの少し舌を這わせただけで、ぞくぞくと身体を震わせる。
空柾が眼下にいるインデックスと携帯の写真を見比べてみると、泣き顔のインデックスと
口奉仕に勤しむインデックスは、同じ少女と思えないほどに表情が違って見えた。
「いいよー、そこだけじゃなく色んなとこ舐めてねー」
「あ、むぅ……れろ、ちゅぶるっ、じゅじゅっ、れおれお……」
膝立ちになったインデックスは丸い亀頭を唇で挟みカリの部分に舌を当てて回すように動かす所から始めた。
そうして時折鈴口のほうへと舌を向けて、とがらせた舌で穴をほじるようにする。
舐めている内に先走りが分泌されてくるのに気付いていて、含むと目だけで微笑みを作る。
千草でなくても、美味しいと感じるほどに舌の神経が変わってきているのだ。
「こっちもー」
「ん、えぉ、んろぉ〜……」
空柾は肉棒の先を上に向けて、幹の所をインデックスに押し付けた。
それが当然のように舌を這わせていく。
細身ながらも血管が生々しく浮き出たそこを、上下にゆっくりと舐めると
今までしっかりと舐めていなかったためか、味を濃く感じ、より熱心に行為を進める。
「お姉ちゃんのフェラチオ気持ちいいよー」
「ちゅるっ、んるぅ、んじゅじゅっ……」
褒めるように頭を撫でる空柾。
テクニックというほどのものはないが、インデックス自身が感じながら舐めているため
必然、熱心なフェラチオとなって快感も強くなってきている。
器用な事ができなくとも従順に、情熱的にやっているというのが伝わっているからだ。
「そこもきもちいいー」
「んちゅ、れろり、れろぉ〜、んうぅ、えぅ……」
首を動かし顔を傾け、根元付近まで舌を走らせるインデックス。
額や頬に先端が触れて粘液が付着しているのも気にしていない。
時折、新たな味わいを見つけてうっすらと笑みを浮かべる様子は
自分の意思でフェラチオを行っているようにしか見えなかった。
「うん、そこもいいよー優しくしてねー」
「れろん……ちゅぷぅっ、じゅぷぷ……んふぅ……」
その証拠に指示をされずとも、空柾をより味わうため、玉袋のほうへ唇をすべらせるたのだ。
皺が少ない袋を唇で食み、舌でたっぷりの涎をまぶす。
「ぐっじゅるっ、ん、えぇっ……れろ……れろれろぅっ」
「わぅわ、くすぐったいー」
熱い涎と舌でソフトクリームみたいに睾丸部を舐められて空柾が変な声をあげた。
「んぇ、れろぉ……ここってなんだかゆで卵とソーセージみたいなんだよ……ちゅぅぅっ、んぶっ」
「た、食べちゃダメだよー」
「……我慢するかも」
睾丸を咥えて吸い付きながら肉棒を見るインデックス。
連想するものが生々しく、本当に食べられないかと焦ってしまう。
同時に、話しかけてきたインデックスの立ち位置がブレてきているのがわかった。
いかなる形であれ会話をしようとするのは、インデックスが気を許してきているということだ。
千草の能力による快感もあるが、継続している空柾の能力も効果を発揮しているということだ。
インデックスの精神と心を守る防壁があったとしても、精神は肉体に影響される。
快感を与えてくれる兄弟への警戒はいつまでも続けれない。
ましてやインデックスの自制心はそう高いものでもなく、快楽に強いというほどでもなかった。
空柾と千草は目配せして洗脳が上手くいっている事に笑っている。
「今度は全部飲み込んでねー」
「うん……ふぁ……ぁんっく……」
指示を聞いて、嬉しそうに口を開いたインデックスはまっすぐ向けられた先端を飲み込んでいく。
棒と玉の境目である根元が唇にくっつくまで飲み込んでも、平気なようだ。
「違うよーもっとー」
「んっ……? んごっ……!? んぼぁっ!?」
空柾はインデックスの唇を両指で開かせながら顔を掴むと、強く腰を押し付け始めた。
そうするとより密着が深まっていき、ついには、肉竿だけではなく
玉袋全てまでもインデックスの口内に収まってしまう。
「お姉ちゃん食いしん坊だからできると思ったんだよねーふふー変な顔ー」
「んぶぶっ……ぐっ、んんっ……」
「うわぁ……」
千草も空柾がやった事に驚く。
柔らかく丸みのある頬の輪郭は、ぷっくりと膨れて肉が詰められていた。
幾ら食いしん坊のインデックスとはいえ、子供の空柾のモノでなければこうも口の中に納まらなかっただろう。
深く入れた分だけ亀頭が奥まで入り込んでおり、喉まで届いていた。
「あったかいー」
「んぉぉぅっ……んんー」
インデックスの口内は肉棒と玉袋とでいっぱいになっていて、隙間がほとんどない。
唇も嫌でも締め付けてしまって、涎が零れる事もない。
空柾はそんな窮屈で、涎溢れている暖かな口腔を風呂でも浸かるように性器で味わっている。
「ほいっとー」
「んっ、ぶぉっっ……! んっ、けほっ! けほっ!」
引き抜かれると流石に苦しかったのか、インデックスは涙を流し咳き込んだ。
ただし、咳と共に、空柾の汁が混じった涎が床に零れ落ちるのが気になる程度には余裕があるようだった。
「……ん、けほっ、ひどいんだよ……」
しばらくたってから、空柾を非難の眼差しでインデックスは見上げた。
強姦魔に等しい少年が、酷い事をするのは当然な事であり、今更非難する行為自体に意味がない。
しかし、インデックスはお互いを気持ちよくするのが当然であるかのような感情を持っている。
空柾に言われたとはいえ、価値観がおかしくなっている事に気付いてはいないようだ。
「だってさー、お姉ちゃん本当に食べちゃいそうだからねー
お腹いっぱいにしてあげたいなーって」
嘘ではないが、本当でもない。
気持ちよく、気持ちよくさせたいという気持ちと同じくらい、可愛らしい少女の顔が
自分のモノによって歪むのが面白いからだ。
「気持ちもいいけど喉が痛くなるかも……」
インデックスが首元を擦った。
千草の能力はまだ喉までは及んでいないらしい。
「じゃあ俺がよくしてやるから、口開けて」
「うん……それじゃあ、お願いするんだよ」
千草が左手で首越しに喉に触れて、続けて右指を口内へ差し入れていく。
「んっえ……んぁ……」
えづいてもおかしくないぐらい指が入り込んでいき、ほんの少しだけ傷めた粘膜を癒し、作り変えていく。
口蓋睡に指が触れると、ピクンとインデックスの身体が動いた。
撫でるような指から発せられる力で、喉が気持ちよくなってきているのだ。
喉に触れている人差し指と中指にお礼を返すよう舐めている。
「よし、じゃあ俺が……」
「僕の番だろー」
どさくさに紛れようとした千草を空柾が軽く叩くと、インデックスはまだぽーっとした顔のままだった。
「んー? お姉ちゃんどうしたのー?」
「あ……えっと、……あんまり覚えてないんだけど……前にあった事を思い出したかも……
私が、とても苦しくて……死にそうだった時……とうまが右手で、助けてくれたんだよ……」
「苦しくて死にそうなのに俺みたく? 気分悪くて彼氏が吐かせでもしたの?」
インデックスの、意味が通らない言葉に疑問符を浮かべる千草と空柾。
本当の意味で死にそうな事があったとは思いもよらないだろう。
そしてインデックスは、上条との思い出を兄弟に話した事に疑問を覚えていない。
快楽に茹だり、精神操作で融けた心は、大切な想いすら壊してしまう。
「それじゃ、今度は僕が助けてあげるねー」
「むぉ……! ん、んむぅ〜〜ん!」
空柾がインデックスの唇の端を、また親指で開かせるようにして掴むと、乱暴に股間を押し付けた。
先程と同じく、竿も玉も含ませて亀頭の先がのどちんこ、口蓋睡より奥に入ってしまうほどに挿入する。
舌が幹に張り付く柔らかさと、玉袋が涎まみれの唇と頬粘膜や歯に乗っかった感触があった。
「ふぁーやっぱり気持ちいいー」
「……ふぉ、んぉ……んっぶぅ……」
そんな無茶な状態だと言うのに、インデックスは粘膜に触れている肉竿の硬い感触を
味わって、鼻息を荒立てながら目を細めていた。
えづきも抑えられているのか、嘔吐反応もほとんどない。
空柾のほうもろくに動く事ができないが、温泉のような熱い涎が湧き出てくる
柔らかく窮屈な洞穴の気持ちよさで、満足げに息を吐いている。
「僕のピクピクしてるでしょー、そのまま飲み込むようにしてみてー」
「……んぉぉ、こく……んっっく……んくっ! ん!」
「ぅわ、すっごくいいー!」
亀頭が喉にくっぽりとハマったまま、快感に震えているのをインデックスは嚥下で出迎えた。
ごくんっと音がして、膣内に入れているかのような強烈な締め付けで空柾は歓声をあげる。
インデックスの喉が見てわかるほどに動き、半ば首元に埋まっている肉棒がぐいぐいと搾られていく。
(飲み込めないのに……お腹の中がいっぱいになってくるかも……)
カリの辺りまでを食道粘膜で包み込み、嚥下を繰り返していると、美味しい物を
何度も味わっているかのような満足感がある。
息苦しさもあるのだが、口内と喉から生まれる欲求を満たす事を止められない。
「すげぇな……」
千草が横から見ているインデックスの様子は、異様ながらもいやらしい。
空柾の前で膝をつき屈んで、大きく開いた唇をぴったりと股間にくっつけている。
頬をぷっくりと張らせ、肉棒を喉越しで感じて、音が出るほどに飲み込み続けている。
咥えながら空柾の腰を抱いている体勢で、柔らかさと尖りのある小粒の乳首を空柾の脚に擦れさせるようにしていた。
動きはほとんどないながらも、喉を犯されながら貪欲に快楽を貪っている様子を見て
千草もまた込み上げる欲求を感じていた。
「そろそろいくねー」
「っふ、んぶっ、ひゃぃひぃて、ほひぃんやぉ……」
「あ、喋るのちょっと気持ちいー」
埋められたモノが邪魔してろくに発音できていないが、望んでいるというのがわかる。
「んおっ! んぶぉっ……んおぉっ……! んく、んく、んぐぅっ!」
空柾がインデックスの頭を両手でしっかりと掴むと、腰に押し付けたまま軽く揺するように動かした。
食道の首側や背中側、あらゆる所に亀頭が擦れ、先走りをなすりつけていく。
インデックスも肉を飲み込もうとする喉の動きでぐいぐいと射精を煽っていく。
「全部飲んでー!」
「……! んっじゅぅっ! っごっくっ! んくぐぅっ!」
直接胃に届けとばかりに空柾が喉深い所で射精した。
インデックスは目を見開いたまま、食道を叩き粘膜を灼く白濁液を飲み込んでいく。
迸りを受けるたびに、喉がごくりと動いて、尿道から追加の精を搾り取っていく。
空柾がまだ足りないとばかりに、ぐっと腰を押し出しインデックスの口へと更に吐き出していく。
そうしてるうちにびくびくっとインデックスの身体が震えた。
飲精でイったのだ。
空柾の脚を掴む両腕にも力が入って、より深く喉奥で擦らせるように抱きしめている。
そうして脈動する肉竿は十秒ほどかけてから、欲望を出し切り終えた。
千草と違い、異常な射精量というほどでもないがインデックスの快感にとろけた眼差しを見れば
十分に満足しているというのがわかっただろう。
「舐めて綺麗にしてー」
腰を引き、お掃除を要求する。
「はふぅ……あむっ、んっじゅ、れろぉ、ちゅるるっ……」
「イッたばかりだと、くすぐったいー」
「んぇ……んぶっ、じゅじゅっ……んおぉ……!」
舐めさせてる間もインデックスの頭を掴んで、頬を内側から突いたり
ピストンさせるように動かしたりと、ぞんざいに扱う。
(ふふっ……おちんちんって硬くなったり、柔らかくなったりするんだよ……)
しかしインデックスは口内の色々な所に当たるのが気持ちいいのか
笑みを浮かべ、柔らかくなった肉棒の食感を味わう余裕すらあった。
「よかったよー美味しかったー?」
あらかた舐め取らせ終えて腰を引くと楽しそうに空柾は問う。
「けぷっ……ごちそう、さまなんだよ……」
小さなげっぷをするインデックスは、精液を飲んだぶんだけ感じているらしく
太腿から膝まで愛液が垂れているのがわかるほどに、濡れていた。
男の性を味わい飲み込んで、快楽を貪っている姿は淫乱と評するのが相応しかっただろう。
もはや、食欲と性欲の境目すら曖昧になっているのかもしれない。
「じゃあ次は三人でしようかーお姉ちゃんも物足りないよねー?」
「アソコもぐちゃぐちゃだし」
「ん、ひゃっぅ! そ、そこよりも、美味しいし気持ちいいから、お口がいいのかも」
「えーだって僕ら二人いるんだよー」
「えっと……手コキって言うのも今度は頑張るし。赤ちゃんできちゃうんだよ」
千草に裸足で股間を撫でられながらも、インデックスは拒否の姿勢を見せる。
空柾と千草は首を傾げた。
空柾の能力が効いていれば大抵のお願いは通じるのだが、能力が効き辛いためか完全ではないらしい。
快楽と能力に精神を犯されながらも、セックスは否定している。
兄弟と子供は作れないと主張している。
幾人もの女性を餌食にしている兄弟には面白い物ではなかった。
「ちょっと生意気だねー」
「……空柾、望み通りにしてやろうよ―――」
これからやろうとする行為を千草が耳打ちした。
「うん? ……うわー千草の変態ー」
「さっきのすげぇ興奮したんだ」
「気持ち悪い気もするけど、まあ、いっかー」
(うろまさとちぐさを気持ちよくしてあげないと、帰れないし
気持ちいいのは嬉しいけど、赤ちゃんできちゃうのは困るんだよ)
兄弟が会話をしている間、インデックスの思考は常軌を逸していた所にあった。
性行為をするのは前提となっており、いかにそれをするのかが焦点になっている。
妊娠を否定するのは、子供を作るのが駄目なのか、兄弟とは駄目なのか
他の誰かならばいいのか、そういったものは思考の範囲外だ。
「それじゃーフェラチオしようかー。まだ精液飲みたいよねー?」
「うん。幾らでもせーえき飲めるのかも」
「それじゃ飲ませてやる」
兄弟がインデックスの前に立つと
「んー? どっちが『ふぇらちお』するの?」
「黙って口開けとけよ」
「いいから座っててあーんってしててー」
異口同音に告げてきて、インデックスはぺたんと女の子座りをしたまま二人を見上げ、口を開けたまま待った。
「あーん………………んっっおぉっ!?」
直後の出来事にインデックスは驚愕の呻き声をあげた。
兄弟二人がインデックスの口へと同時に挿入したのだ。
「んーちょっとアレだけど、お姉ちゃん面白いー」
「顔がぐちゃぐちゃになっててやっぱエロいな」
兄弟の強引な挿入で、インデックスの愛らしくも整った顔は大きく歪まされていた。
唇は二本の肉棒で横へ引き伸ばされて、左右の頬が二つの亀頭でぽっこりと膨らんでいる。
少年二人が頭を掴みながら腰を押し付けているため、ツンとしていた鼻も上向きに潰されぺっちゃりとしている。
「ん、ごっ……んぶっぅぅ……んぉぉ……」
「なになにー?」
「じゅるぅ……んー、おっひぅ、んひゃへひょりょいひゃも……」
「何言ってるかわかんないよ」
美味しいけど酷いかもと余裕の台詞だった。
二人分の味わいを啜っていると涙を流しながらも、すぐにとろんとした瞳になる。
ぐりぐりと内側から突き捏ねられる頬も、肉でサンドイッチされている舌も心地いい。
「ん、えっ……れろぉる……んじゅぅ! ……んおっぅ、ぐじゅじゅ!」
咥えたまま、美味しそうに吸い付き始めている。
咥内のほとんどが肉棒に占有されているため、舌の動きはスムーズとはいえないが
在り得ない口奉仕を好んで行うインデックスの姿は兄弟の興奮を煽った。
見ていればわかるし、兄弟には能力による調教に確信があるのだ。
二本の肉棒を咥え込まされているのに、本当によがっているのが。
兄弟はインデックスの違う顔も見たくて、行為を進めていく。
「もっとぺろぺろしてよー」
「んえっ……! えぇぇぅー、んぁあぁっ……」
空柾が腰を外向きに捻ると、棒が唇を引っ張っているような形になって
肉竿が内頬の中でくっきりとしたシルエットを浮かせる。
そうして膨らんだところを手で擦るように動かすと、頬肉を使って自慰をしているようでなかなか気持ちがいい。
「全然ダメ。ちゃんとやれよ」
「んぐぅ……、んぶぶっ……んじゅるぅ……」
千草はただでさえ口の中がいっぱいに詰まっている状態なのにインデックスの顔を
引き寄せるようにして、舐めようとする舌を肉竿で押し潰し、喉を突こうとする。
その度に涎が唇の端から飛び散って、インデックスの顔と二人の股間を汚す。
「もーやりにくいよー」
「こっちの台詞だって」
「んん、んんんっ……! ぶっぐぅ……んっじゅるっ! んっぶぅぅ……」
二人に無茶をされながらも懸命に舐めようとするインデックスが、愚かで可愛らしくて
兄弟はインデックスの顔を、一つしかない携帯ゲーム機でも奪い合うように使っていた。
二人分の性器で、みっちりと咥内を犯し尽くしていた。
「そろそろ終わらせちゃおうかー」
「そうだな。いい加減近いし熱いし」
散々に弄ばれ、体液と汗と熱でインデックスの顔は汁で塗れたぐちゃぐちゃになってしまっていた。
流石に酸欠気味なのか、二本の肉竿をみっちりと口内に詰められたまま
虚ろな眼差しの端から涙を流して、されるがままになっている。
「ん、ちゅるるっ……れお、れおっ……ぴちゃ、んちゅぅ……」
それでも動きをやめれば、棒アイスでも舐めているかのように舌を動かすのだから、なかなかのものだったが。
516 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/27(日) 05:38:10.34 ID:RV10cCpE
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。ひんがら目気色悪すぎこっち見んな死ね。
「シンプルにやろー」
「おう」
二つの亀頭のカリ辺りまでをインデックスの口内に納めると
「んうっ!? んんーっ、んじゅじゅぅっ! ずずずっ!」
がっしりと二人で頭を掴み、前後へ速い速度で動かし始めた。
唇から飛び出ない程度に引き、舌で吸い付ける程度に押し込む。
双子だけあって息のあった手の動き。
「僕使った事ないけどさーお姉ちゃんってもうオナホールだよねー」
「じゃあ俺が作ったんだな」
「んぐぐぅっ……! んぐっ! ぐぷっ……!? んふううんっ!」
軽口を叩きながらも、段々と射精に至る快感の密度を高めていく。
言うとおりインデックスは性処理のための道具にしかなっていない。
細身ながら柔らかい肢体や、整った容姿も、性欲を促進させる材料にしか過ぎない。
男のモノを二本も咥え込む、よくできた大人のオモチャだ。
インデックスはオナホールの意味もわからず、頭が痛みそうなほど早く揺らされたまま
「でるから飲んでー!」
「俺も!」
同時に放たれた欲望を口腔で受け止め、三人一緒に絶頂を迎えた。
「んぶぅっ……!!!」
三度目の射精だと言うのに蛇口を開いたかのように量が多い。
特に千草は異常なほど多く、ごぶりごぶりっとした音は口内を通じ耳から脳まで反響するほどだ。
二つの肉竿が舌の上で脈動して射精が続き、惑わされるほどの甘さが広がっていく。
粘りが強く、濃くて、飲もうとしてもなかなか飲みきれない。
「こぼしちゃだめー」
「んんっ、んぐぅっ……」
「ちゃんと身体支えろよ」
唇から粘った白い液がはみ出ようとした所で、空柾と千草がインデックスの頭を押さえた。
まるでヨガのストレッチでもしているかのように、女の子座りのまま上体を反らさせて、後ろ手にした両手を地面につけさせる。
より低い位置から、ほとんど真上を見上げているような姿勢で、零さないように口の器へと汚濁を注ぎ込んでいく。
先程までインデックスがオナホールだとしたならば、今は汚物を吐き捨てられる便所といったところだろう。
「んぉ、んぉ、んくぅっ……んぶぶっ、ぐじゅぅっ……」
真上を向いたまま、後ろ手にした両手で身体を支えるインデックスの肩と頭に
跨るように射精している兄弟の図は、便器で用を足している姿にも似ていた。
もっとも排水する量より放出される量が多いためか、詰まっているようにも見えたが。
「ストップー千草出しすぎだって」
「あー、つい」
「んあぁ……んぶぅ……」
しばらく経ち、空柾の制止で口腔から肉棒が引き抜かれた。
二人の射精の残りがインデックスの顔に幾つも降りかかる。
そうして兄弟を見上げている顔はいやらしくも無残なものだ。
大きな碧眼は兄弟の腹で擦られ、零れた涙で目蓋から頬まで真っ赤になり白濁と体液に塗れている。
開いた口には少年らの白濁がたっぷりと溜まっていて、精液で溺れてしまいそう。
味わい飲み込もうにも、顎が度重なる口虐で馬鹿になってしまっているのか、開かれたまま閉じられない。
「飲める?」
「っふー、っふー、んぅ……んばぁ……んくっ、っふー……んくくっ……こくっ……じゅぶぅ、んぅ……」
インデックスが荒く鼻で呼吸しながら頷き、ゆっくりと苦労しながら唇を閉じると、溜まった精液で頬が丸く膨らむ。
口元を軽く引き締め、ゼラチンのごとき濃い固形の塊を歯でくちゅっと潰し
舌で舐め溶かすと官能的な甘さを感じて、無意識の内に頬を緩ませる。
じゅるり、ごくっと濁った音を響かせながら、緩やかに精を嚥下していき、酔っているかのように瞳を潤ませた。
飲み干していく様子を見ている兄弟は、射精したばかりだというのに性器をピクリと反応させる。
「綺麗にしてー」
「うん……んちゅるっ……ぺろ、れろっ、ちゅぅぅ……」
インデックスは身を起こし蕩けた眼差しで、差し出された肉棒を空柾から千草へと咥え舐め取った。
柔らかくなってきているそれを、口内で泳がすように舌と唾液でしゃぶり清めていく。
丹念で熱心な動きを見れば、今日初めて口奉仕を覚えたとは誰も思わないだろう。
「どうだった?」
「けふっ、ん……と……気持ちよくて……美味しかったけど、無茶苦茶かも…………
ちぐさも……うろまさも……はぁ、んちゅっ、んくっ……私の口をなんだと思っているんだよ……」
抗弁しているようで、頬を擦っているインデックスの表情はいやらしい。
舌で口内に残る精を反芻してる様には、快楽がしっとりと色づいている。
「インデックスが可愛いから、色々したくなっちゃってさ」
「そうそうーごめんねー」
「……わかればいいかも」
軽い謝罪に返事をするインデックスは、やんちゃを少し咎めただけと言った様子。
またお願いすれば受け入れてしまいそうな気軽さがあった。
まるで、気心の知れた長い付き合いがあるかのようだ。
二本同時のフェラチオが異常だという認識はあっても、もう兄弟との性行為に違和感などないように思える。
「じゃあねーお詫びに今度は僕達がしてあげるー」
「セックスも気持ちいいよ」
「え……」
だから空柾と千草がそう言ってくるのに、ほんの僅かにしか戸惑ってしかいない。
気持ちよくさせたら帰っていいという話を忘れているはずはないのに。
騙されて襲われた。そういう認識そのものが歪められている。
「もう、帰らないといけないから……」
そう言いながらも、視線はちらちらと少年達の股間を彷徨っている。
覚えたての身体は、精神の変化に伴って新たな快楽を欲しがっているのだ。
「拭いてあげるー」
「わぷっ……」
「口もベタベタしてるでしょー」
空柾が棚から水やタオルを取り出して、インデックスの顔や身体を拭き始めた。
そんなものがあるのは、このカラオケボックスが最初からそういう用途のために
あるという事だが、インデックスにはそこまで思い当たらない。
「交代しないと不公平だろ。ほらインデックスもさ」
「ひゃぅっ! で、でも……」
千草はそう言いながらも、インデックスの横に座って乳首に触れた。
小粒で薄桃色のそこはツンと尖っていて、クリクリと摘まれ弄られるだけで、快感を生み出している。
フェラチオしていた時からこんな風に主張していたのだ。
「お姉ちゃんも僕の触ってみてよー」
「わわっ……! また、堅くなってるんだね」
「これはねー僕もお姉ちゃんとしたいってことなんだよー」
「そうなんだ……」
インデックスは掌中にある堅く暖かな肉を感じるだけで胸が高鳴るのを感じている。
また貫かれたら、それがどんなに気持ちいいか頭の中で思い描いてしまう。
「んー次はお姉ちゃんの番だってー」
「むむ。手が勝手に動いてたかも」
夢想してるうちに空柾のモノを軽く握って手コキしていたのだ。
体液でねばるそれを擦ると気持ちがいいのか、顔が少しだけ引きつっている。
そんな顔を見るのがわるくないと思う。
「インデックスもやる気だよね」
見れば千草のほうも勃起しており、準備万端といった所だ。
「えっと……そんなにまだしたいの?」
「当然ー!」
「当たり前じゃん」
インデックスは迷うように、それとも困ったような表情を浮かべる。
でもその瞳には隠しきれない悦びがあって。
「むー。しょうがないんだから。……ちゃんと気持ちよくしてほしいんだよ」
『もちろん!』
普段からそういう関係かのように、インデックスは小生意気で
それでいて男のお願いを仕方なく聞いてあげている、そんな女の顔をしていた。
「ここで寝ててねー」
「えっと、これでいいの?」
「そうそう」
兄弟は用意されていたマットを地面に敷いて、インデックスを寝かせる。
マットは十分の広さがあり、インデックスと兄弟が使う分にはなんの問題もない。
「凄いの見せてやるよ」
「なにかな?」
仰向けのインデックスの前に千草が立つと、能力を使うために念を集中させる。
そうすると子供にしては大きいといったぐらいの肉竿が少しずつ、その嵩を増していく。
睾丸のほうはそのままで、海綿体だけが血液で大きく、逞しくなっていく。
「ほ、本当に凄いんだよっ……!」
二回りは大きくなって、カリも張り出した大人の男性器へと変わった。
小さいままでもあれだけ苦しくて気持ちよかったのに、あんなモノだったらどうなってしまうのか。
インデックスは訪れるだろう快感への期待で胸をときめかせている。
千草は、血を急速に股間へと集中させたためか、少しだけフラフラとしていた。
「僕もー」
「わかってる」
千草が空柾の腹辺りに手を当てて、同じように血の流れを変えてやる。
ほどなく少年に似つかわしくないサイズのモノが二本分できあがった。
小学生にしては成長している肉棒は、このように拡張していたためだろう。
「すぐ入れてやるから」
「うん……楽しみ……なんだよ……」
千草が跨ってくるのに合わせて、インデックスはしどけなく両脚を開く。
男を誘う、というには幼さが残る仕草だが、少女をそう変えてしまった少年達には達成感がある。
期待に満ちた瞳で欲しがるインデックスへゆっくりと挿入していく。
「ふ、あっ……! ん、んんんっっ!」
お腹の中が押し上げられそうな圧迫感にインデックスは篭った悲鳴をあげる。
大きくなる前の状態でも、苦しくなるほど感じていたのに、今は比べ物にならない。
「やっぱ、すげぇ気持ちいい……」
千草もインデックスの中を味わって間延びした息を吐いた。
先程以上に締め付けてきて、快感を送り返してくる。
気持ちよくて、血がさらに股間へ集中しているのがわかるほどだ。
「わ、たしも……んんぅっ! き、きもちが、いいんだよっ!」
「もっとしてやるから……!」
瞳を潤ませたまま千草を見上げる表情は、恋人を見るそれと同じで、とても幸せそう。
突き入れる度甘い声をあげ、細い身体をしならせ応えてくる。
千草も開いた脚を腕で抱いて、大きくなった肉竿で膣壁をこねるように、より感じさせる。
「もー僕もやるんだよー」
「あ、ああ、わかってるって」
「ふぁ、んん……うろまさは『ふぇらちお』するの?」
小顔のインデックスに向けられた肉棒は額から首にまで届くくらいの長さがあり、太さも今までとは段違いだ。
それが自分を気持ちよくしてくれるというのをインデックスはよくわかっていて、嬉しそうに微笑んでいる。
「うん。ほらー舐めてー」
「ん、れろぅ……んちゅぅ、大きくて、咥えにくいん、だよっ……れおれおっ……
あ、裏側は、じゅるっ、なんか変で面白いかも……」
インデックスは仰向けのまま上向いて、逆さまに見える肉棒を舐めながら呟く。
今まで舐めながらも気付かなかった、尿道の筋張った部分に舌を這わせて笑っている。
「おっぱいもしてあげるねー」
「んぁっ! 胸も気持ち、いいんだよっ。ちゅじゅぅっ、ちゅちゅるっ」
「俺もいいだろ」
「んんっあ、あ、ぅんっ! ちぐさのおちんちんもとってもいいんだよ!」
空柾は薄くも柔らかい胸を撫でるようにすると、汗が油のようにてかって指に纏わりついた。
お返しに太くなった亀頭を開いた唇で吸うと、千草が子宮口を小突き成果を主張する。
二人の少年に挟まれたインデックスは快感で幸せそう。
こうしているだけでイッているのか、抱かれている脚はたまに震えては伸びきって、ぽわっとした瞳は宙を泳いでいる。
「うわっ、ちょ、ちょっとよすぎ……!」
千草が入れている膣もインデックスの感度に合わせて変化する。
襞が少なく幼い陰唇は太いモノで痛々しく見えるほどに開ききっていて、ピンクの内臓を晒していた。
なのに抽挿の度に愛液を滲ませ肉棒をいつまでも濡らし、摩擦を手助けしている。
膣粘膜はまだまだ成長しきっていないのに、入れる時は迎えるように
抜く時は逃がしたくないとでも言うように絡みつく。
それが絶頂によってぐにゅぐにゅっと複雑に蠢いて千草を気持ちよくするのだ。
「っう、わー、お姉ちゃん上手くなってるー」
空柾のモノを咥えたインデックスは今まで気持ちいいと言った部分を的確に舐めていた。
太くなったそれは咥えるにもいっぱいいっぱいなのだが、そのぶんだけ口内粘膜に触れやすい。
もごもごと唇で締め付け、舌全体で磨くように押し付けたまま、ちゅぅっと吸い出し味わった。
そうするとすぼめた頬肉の内側が亀頭を包み込み優しく締め付ける。
仰向けに寝た体勢で動きにくいにも関わらず、舌奉仕をしっかりこなしている。
前後から太い肉竿で貫かれているインデックスは責められているようで責め返している。
能力による影響は過大だが、インデックス自身もセックスへの適性があるように思えた。
「ちゅっ、んむっ、っじゅぶっ! んぇ、んあっ……ん、ああっ、んはぁ……」
「これは負けられないよー」
「わかってる」
兄弟は一度挿入を止めるとインデックスに負けじと準備をする。
「背中ちょっとあげてー」
「ふ、んぅ……なにしてるの……?」
「お姉ちゃんのお口をまたいっぱいにしてあげるんだよー」
「ふふっ……それは嬉しいかも……」
空柾が二重にしたクッションを、インデックスの背中に敷くと
仰向けで胸元だけが上がっているため、頭が垂れた形になる。
喉元が曝け出されており、いつでも口に挿入できる体勢だ。
「ふぇっ……なんかお腹がピリピリするんだよ」
「すげぇ気持ちよくしてやるから」
「うん! すっごく、楽しみなんだよ」
千草はよく食べるわりには細いインデックスの腹を触っている。
臍の下辺りに両指を付けてから、触診でもしているようだ。
よりインデックスを感じさせるための、とっておきの力を練っている。
「千草が先にやってよーショックで噛まれるのもやだしー」
「んぅ? 噛んじゃ駄目なんだよね。我慢するかも」
「絶対噛めないって。いくよ」
千草は膣口に亀頭を当てたまま、挿入すると同時に
「――――っっっぁあぁっ!」
肉付きの薄い腹越しから子宮へと、力を叩き込んだ。
インデックスの視界は明滅し、頭の中が真っ白になって消えてしまいそう。
瞳は大きく見開かれ、叫んだままの大きく開いた口からは涎が零れて頬に流れる。
「ふぁ、ぁぁあ、ひゅご、いんだよっ……! おにゃかのにゃか……とけひゃい……そぅ……!」
あまりの快楽で舌足らずになったまま、強い悦びを訴えてくる。
「うわやべっ……うおぁっ!」
「んぅ! んんんぁっん……!」
膣内が激しく絡みついてきて、思わず千草は子宮口に先端をくっつけたまま射精してしまう。
インデックスの中が手で握っているように肉を締め付け、放出する千草を離さなかった。
貪欲に、胎の裡へ子種を飲み込んでいく。
千草が射精しながらも筋肉がろくについていない細い下腹に指を軽く沈み込ませた。
「ひ、あぁあぁぅっっっ!」
そして貫かれるような強い快感。悲鳴のごとき嬌声。
送りこまれている力と精液が子宮内で反応して、また絶頂に至ったのだ。
四肢全てが無意識に力み、脚で千草の腰をぎゅっと強く抱きしめた。
白濁したもので子宮内を塗り潰されていき、胎児を慈しみ育てるための神聖な場所が快楽器官へと変えられる。
「よーし、喉でも気持ちよくしてあげるよー」
「あっぁあ、むおっ……んんっ……! ん、ああっっぐ!」
責めはさらに続けられる。
大きくなった空柾のモノが、口腔の、今までよりも深まった所まで挿入された。
ろくに抵抗もなく食道まで入り込んで、亀頭の丸みが喉元を押し上げているのがわかるほどだ。
仰向けで背を反らすような姿勢のため、唇から喉までがまっすぐの穴となって、突き入れた肉棒全部が納まってしまった。
「僕もいっちゃいそうなぐらい気持ちいいー」
「んぼぉぅ……! んぅ、ごっおぉぉ……んふぅ……」
空柾はインデックスの後頭部と首を掴むようにして満面の笑みを浮かべている。
触れた親指には、喉越しでも伝わる自身の堅い肉棒。
後頭部を軽く揺すれば亀頭が粘膜を擦っているのが伝わる。
逆さまになった鼻から玉袋へと、苦しげな息が吹き付けてきて、くすぐったくも心地いい。
口蓋垂を潰し、喉肉を抉じ開けた肉棒が、食道に至る道筋を完全に征服してしまっている。
「後で呼吸させてあげるから頑張ってねー」
「んっっぐっ! んっじゅ、うぶっ! おごっ、んおおぉっ!」
ぐっちゅる、ごちゅる、と肉棒が唾液と一緒に喉の中で擦りつけられる音。
鈴の音にも似た澄んだインデックスの声が濁りを持って放たれる。
セックスしているのと変わらないぐらいの速度で空柾が腰を振り始めたのだ。
唇が肉竿と一緒にめくれてしまいそうなぐらい腰を引き、棒の根元が唇にくっつくほどに突き入れる。
見下ろす空柾からはインデックスが身体を捩じらせて、細い首が挿入の度にわずかに膨らんではへこむ様子が見える。
フェラチオとはまた違う、食物の消化をするための喉粘膜を、射精のために扱う性行為だ。
(苦しくて、気絶しちゃい、そうなのに……すっごく気持ち、いいんだよっ……!)
涙は止らず、圧迫感を通り越して身体の内側から生き埋めにされているような状態でも
インデックスはなお感じてしまっている。
肉に喉を埋められたまま呻くように喘ぐ。
意識が飛んでしまわないのはあまりに刺激が強すぎるから。
口だけではなく、腹の中もどうにかなってしまいそうなほど気持ちがよかった。
触れている指が臍の下をつぷっと押してくると、内部を擦られているような感覚。
子宮内が形の無い何かに撫でられて、注がれた精液を掻き乱している。
能力を使った普通ではありえないセックスによって、内臓を直接愛撫されている。
「また中出ししてやる!」
「お腹いっぱいにしてあげるー!」
「んっ、んぅ……ひゃ、ひゃひてっ! んぶっ、ほっひぃんらょっ!」
言葉になっていないが、催促しているというのは兄弟に伝わり、動きの速度が増した。
口と膣を串刺しにされているインデックスは、少年らの肉竿に挟まれたまま
嵐に揉まれる帆船のごとく、揺さぶられている。
千草の力と肉がインデックスの子宮内までも侵していく。
『いく!』
「…………っ!!!」
兄弟の唱和と共に精液がどっとインデックスを満たした。
すでに開ききった子宮口は抵抗なく受け入れて、お互いの脈動によって
ひたすらに精液を飲み込んでいく。
奔流が力と反応し、一回の射出の度インデックスは何度も絶頂して、全身をしならせた。
インデックスの唇へと、限界まで腰を押し付けたまま空柾は射精する。
喉の中で放たれていくそれは、飲む、飲ませるというよりは胃に注いでいくという表現が相応しい。
空柾は喉奥まで腰を使った前後運動で突き捏ねつつ、両手を伸ばして
薄く、それでいて柔らかな胸を強く握るようにしながら、出し切るまで決して腰を離さない。
インデックスは涙と汗を垂れ流し、尿すら漏らしながら男の欲を受け入れ絶頂を味わい続けていた。
「……ふぁーきもちよかったー」
「あーインデックス漏らしてるな」
十数秒の時間が流れて、兄弟が身を引いた。
千草はどれだけ出したのか、まだ開いたままの膣口からは白濁したものが溢れており、失禁した尿道が洗い流していた。
「んーお姉ちゃん大丈夫ー?」
「ちょっとやりすぎたかも」
兄弟が離れた後もインデックスはぽっーとしたままだった。
瞳の焦点が合っていくと、ようやく呼吸困難だったのを思い出したかのように咳き込む。
「……げふっ! げふっ! けふっ………はぁっはぁっはぁっ、すぅぅっ……
はぁ、あっ、はあー……とってもね、気持ちがよかったんだよ」
息を何度も吸って吐いて呼吸を整えてから、インデックスは緩やかに微笑んだ。
全身、汗と体液塗れで身体も動かせない。
けれど満足感と多幸感で勝手に笑みが浮かんだ。
「どういたしましてー」
「でも、中出ししてよかった?」
千草がニヤニヤしながら問う。
「うん。性行為する時は避妊しちゃいけないんだよ。聖書にもそう記されてるんだから。
そうじゃないと罰せられちゃうかも」
「エロいな神様」
「じゃあさー、エッチはしていいのー?」
「それは……えっと…………修行中の身だから主も許してくれるのかも……」
シスターでなくとも、イギリス清教の教えでは不道徳な姦淫そのものが罪で
性交で快楽を貪るなどもってのほかだが、今のインデックスには関係がなかった。
清められた純白の布も、汚泥に浸かれば汚れた黒へと染まってしまう。
少年らが笑いながらもまた圧し掛かってくるのを、インデックスは期待に満ちた顔で見返していた。
芳しき匂いとジュゥーとした音でインデックスはベッドの上で目を覚ます。
そこはとある学園寮の、日々生活を営んでいる上条の自宅だ。
起きてキョロキョロと部屋を見渡すと
「なんだよ。今日は起きるの遅いじゃねえか。俺が居ない間、自堕落に暮らしてたのかよ」
「とうまっ!」
上条が当たり前のようにいて、フライパンでハムエッグを作っている最中だった。
六日ぶりの再開に、インデックスは布団を跳ね飛ばし、だっと上条の背に抱きつく。
「危ないって。朝ご飯こぼしちゃいますよ」
「それは一大事かも」
そう言いながらもインデックスは上条の背中から離れようとしない。
別れの長さを埋めるかのように顔をグリグリと押し付けている。
一緒に起きたらしいスフィンクスも脚に同じ事をしていた。
よく似た飼い主とペットであった。
「とうまはいつ帰ってきてたの? ずーっと寂しかったんだから」
「朝だよ。……悪い、今回は時間かけちまったな」
「ううん。帰ってきてくれたんだからいいよ」
上条は恥ずかしそうな、むず痒そうな顔をしながらも、敢えてさせるがままになっていたが
背後のインデックスを見てギョっとした顔になる。
「……インデックスさんや。上条さんがお料理中で火を使っている事を鑑みて、冷静に聞いてくださいな」
「んーなにかなー」
子供が親に甘えているようなゆったりとした表情。抱きついたまま安らいでいる。
しかし今の状態がどうかと言うと。
「オマエ、パジャマ着てないから、パンツ見えてる」
「な……!」
インデックスはベージュのキャミソールとお揃いの色をした下着だけの、あられもない格好をしていたのだ。
「お、落ち着けようっ! ハムエッグがこぼれちゃっても……! いや違う!
この流れは俺の顔にジャストフィットする未来がきちゃうっ!?」
戦々恐々としながらも、俯いたインデックスが飛び掛ってくる前に
フライパンを置いてガスを消し、火の元から離れる上条。
予想する運命を回避したいのか、受け入れているのか、二律背反的行動を終えた後
「……とうまのエッチ」
「へっ?」
実際起きた出来事は、女の子が恥ずかしげに着替えを取りにいく、そんななんでもないものであった。
インデックスらしからぬ、恥ずかしげに囁くような声音で上条は一時顔を赤くして混乱していた。
「もうっ。昨日はシャワー浴びた後、着替えるの忘れてただけなんだから」
「わかったって。食べようぜ」
インデックスはいつもの修道服ではなくパジャマになり、上条は不在の埋め合わせを
するように色々と料理を用意して、スフィンクスにも塩分控えめな料理を振舞っている。
時間や食材の兼ね合いで出来合いのものもあったが、それは二人と一匹に取って問題ではないのだろう。
手を合わせて礼とお祈りをした後に少し遅めの朝食を食べ始めた。
「美味しいんだよっ! お腹空いてたから幾らでも入るかも!」
「そっか。まだまだあるからいっぱい食えよ」
「うん! ―――――ん? とうま。どうしたの?」
「な、なんでもないでございますよ!」
幸せそうに食べているインデックスを優しい目で見つめていた上条は、問われて慌てて箸を進めていく。
疲れてはいたが家でインデックスと一緒にご飯を食べる、それだけで身体も心も癒やされているという実感があった。
「ふっ、んっ……とっても……美味しいんだよ……んっく」
「食べ過ぎで喉に詰まらせるなよ」
「だ、大丈夫かも。ごくっごくっ、はぁ……」
コップから水を飲んだインデックスはブルリと身体を震わせた。
何故だろうか、熱でもあるかのように頬が赤い。
「風邪でも引いてるのかよ? …………んー熱は無いな」
「あっ……」
上条は箸を持っていた右手ではなく左手でインデックスの額に触れた。
少しだけ体温が低くて冷たく感じた。
もし、この時食事中でなければ。それとも上条が右利きではなければ。
インデックスに起きている異常と、暴かれざる事実を上条は知り得たかもしれない。
しかし上条の左手にはなんの力もなく、右手はまだ箸を握ったままだ。
「とうまの手暖かいね……」
「イ、インデックス?」
上条の手へとインデックスは頬ずりするように手を重ねて握る。
うっとりとした見たことのない表情。
インデックスが食べている途中だと言うのに、立ち上がり上条の背へおぶさった。
頭に顎を乗せて背後から抱きしめられると、いつもこうしているのに
上条は胸の鼓動が不思議と速くなるのを感じた。
「やっぱり……とうまが居てくれるのが一番嬉しくて、気持ちがよくて、安心するんだよ……」
「あ、ああ……」
上条はドキマギとしていて、言葉に含まれた意味に気付いていない。
類稀な戦闘センスや状況判断能力があったとしても、インデックスが何を考えているかなんてわからない。
食事をしているだけで裡からの欲求に耐え切れなくなり、耐えるつもりもなく
上条を抱きしめたなどと、想像できるわけもなかった。
「あのね、とうま……」
「な、な、なんでしょうかっ」
耳元の囁き。どこか甘いインデックスの香りもいつもと違って大輪の華が咲いているかのよう。
目の前にある料理の匂いより、ずっと強く、強く、上条へ染みていく。
触れている柔らかくて軽い身体を、これ以上なく意識してしまう。
そうしてインデックスが更に言葉を紡ごうとして。
響いた携帯の着信音が、漂っていた雰囲気をバラバラに切り裂いた。
「あ、そっか、もうこんな時間か」
「えっ、とうま。もしかして……また行っちゃうの?」
「ああ。行かないといけないんだ。ごめん」
上条は電話に出て誰かと会話を始めた。
ほんの数秒前の、同居している女の子にドキマギしていた少年の顔はもうない。
信念と決意が双眸に満ちた戦士の表情だった。
上条は知っているのだ。
国も世界も確固たるものではなく、力と野望を持つ人間の前には、儚く壊されてしまうものだということを。
一週間に満たぬ時間と言えど、上条が一つの地に留まっていたために、どこかでまた危機が迫っている。
上条は見過ごす事はできない。
それでも学園都市に帰ってきたのは、無理を推してのことだった。
「とうま、その―――」
「大丈夫。今度はすぐ帰ってくる」
「………………うん……待ってるんだよ……」
言おうとした台詞の続きは、頼もしい上条の言葉に圧されて別なものに変わった。
時間が本当に無いのだろう。
手を振ってから、振り向きもせずに上条は部屋を出て行ってしまった。
「とうま行っちゃったね……」
「にゃぁ……」
「ご飯食べよっか」
スフィンクスの声も寂しげで、一人と一匹になったまま食べ始める。
「私も行くって言えばよかったのかな……?」
「にゃうっ」
問うような独り言。理解しているのかいないのかスフィンクスの返事は簡潔だ。
でも本当はそうしなかった理由をインデックス自身がよくわかっていた。
上条当麻がインデックスにとって一番大切な人というのは間違いない。
上条のやりたい事はわかっているし、尊重したい。
けれどもインデックスの中にある、今にも火が付きそうな欲望に逆らう事はできなかった。
もしも上条についていったとしても、それが燃え滾る暇などありはしないとわかっていた。計算していた。
インデックスは、ふぅっと悩ましげな吐息を何度も吐き出し
噛み砕いた食べ物を飲み込む度に身悶えしては瞳を揺らめかせている。
身体が火照ってきたのか、パジャマのボタンを幾つか外して、しどけない格好のまま食事を続ける。
「……ご飯だけじゃなくてとうまのおちんちんも食べさせてほしかったんだよ」
口内は敏感な性器そのものとなっていて、幼くも確固としてあった貞操観念などもはや存在しない。
「とうまはしたいことなんでも私にしていいし。私もしたいし」
病毒のように巣食った能力は肉体も精神も侵して、異常な言動を当たり前とする。
「私よりも、知らない誰かを助けるほうが大事なのかな」
比べるべきではないものを天秤にかけて、不満を吐き捨てる。
しかもその不満の理由は、寂しさや心配や愛情だったはずなのに、今は性欲のほうが先にきているのだ。
その歪みに本人は気付いていない。
空腹の怒りや、上条の近くにいた女の子への嫉妬とはまた違ったインデックスの感情にスフィンクスが毛を逆立てていた。
その時近くに置いてあった携帯電話が着信音を鳴らす。
「とうまっ!」
喜びの顔で勢いよくインデックスは電話を取った。
『ちがうよーうろまさだよー』
「あっ……」
昨夜は何度も行為を重ねていて、兄弟が呼んだタクシーに乗せられて学園寮へ帰ったのは日付が変わる頃だ。
その過程で携帯の番号ぐらい幾らでも知りえただろう。
『彼氏まだ帰ってないんだねー』
「……帰ってきたけど、また出かけちゃったんだよ」
『そーなんだ。予定はあるのー?』
「……ううん」
『それじゃ暇だよねー今日もエッチしようよー』
トクンと鼓動が高鳴った。
超能力の影響で価値観がずれているインデックスにとって、性行為は禁忌に含まれていない。
「……ダメだよ。私がいやらしいことしたいのはとうまだもん」
だが拒否をする。
何があろうとも一番大事な人はインデックスの中で決まっている。
洗脳による価値観の狂いも、上条との再会で幾らかマシになっていた。
写真のデータもインデックスにはよくわからなかったが、ネットとメモリーから抹消されているので付き合う理由もない。
『えーあんなに僕らとエロい事をいっぱーいしたのにー』
「気持ちよかったけどとうまがいいの」
『でもさー本当にお姉ちゃん大丈夫? 身体辛くない? 彼氏いないんでしょー?』
「それは……」
満腹になるまで食べて満足しているはずなのに、半端に刺激された欲求が、澱のように身体の底で溜まっている。
人は腹を満たし、好きな人と一緒に生きていければ幸せだろう。
けれども上条はおらず、食べているだけでは今のインデックスは満足できない。
『彼氏が帰ってくるまでさー、僕らがほんのすこーし代わりにお手伝いしてあげるだけだって。ね、いいでしょー』
「でも……」
『それにもう彼氏じゃ満足できないかもねー。僕達しか気持ちよくしてあげられないかもー』
「そんなこと、ないもん」
昨夜がどれだけ異常な性行為だったのか、正確にインデックスは理解していない。
肉と肉の結びつきに関して、兄弟がどれだけの力をあるのかもわからない。
『じゃ試してみよっかー。一時間後に初めて会った場所で待ってるよー。いなかったら泣いちゃうかもー』
「あっ」
空柾は返事も聞かずに切ってしまった。
かけ直そうにも、非通知になっているようだ。
「そうだ。とうまに……」
自分ではあまり機械を触りたくないのだが、機能が少ない携帯電話を操作する。
十分以上も時間をかけてから、上条当麻の宛名を探し通話のボタンを押した。
せめて声だけでも聞ければ。纏わりついている欲を振り払える。我慢ができる。
「とうまっ……!」
『おかけになった電話番号は電波の―――』
そんな想いはすでに遅かったようだ。
飛行機か何かに乗り込んでいるのか、もっと遠くへいるのか。
機械音声のガイダンスが流れて聞き終わってから、繋がっていないのを確信して電話を切った。
「……………………待たせちゃいけないよね。……断ればいいんだし」
長い沈黙の後、言い訳するように独りごちる。
飢餓にも似た欲求が鎌首をもたげている。抑えきれない狂おしいものが滲み出てきている。
「スフィンクス、お留守番しててね」
返事も待たずにゆらりと立ち上がった。
昨日汚れたまま洗濯できていない修道服はほったらかしで、普段着る事のない私服へ着替えて玄関を出る。
渇望した表情には、迷いや躊躇いよりも、もっと強い何かがあるように見えた。
終了
インデックスや上インが好きなものの、一般のを長く書いて不満が溜まったり新約に色々と
思うところがあったりで、好きな属性を概ねぶち込んだSSを書きました。
新約8巻でなんだか満足したので続きません。
次は情けない浜面と流され許しちゃう絹旗のエロとかよいなと思います。
御坂が心理掌握されてお口便所になる、なんてのもいいかと思ったんですが
同人誌で似たようなのが出てるんですよね。
断れないビッチは最終的に全員から冷たく見放されて汚物扱いされるから。上条はすぐ別の処女いきそう、五和あたり
乙
532 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/27(日) 12:36:56.58 ID:xQObE8c1
ペンデックスがレイプされたりで発動しないのかと考えてみるが魔導書関連出もないかぎりは発動しないか 上条さんのせいでおかしくなったはずだし
ペンデックス発動フラグにならないのかと味気ないことをかんがえちまう
姫神が呼び寄せたのがカ−ミラみたいなレズ吸血鬼で吸血殺しに耐性があるからレズプレイに耽って姫神と仲良くなるが、謝って処女血に触れて消滅とかは考えてみたけどないか
激甘な上インがよみてーよー
保管庫行くか
乙ー!!!
ゆっくりと堕ちていく感じがいいねぇ。
535 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/29(火) 20:42:30.30 ID:7zrCJk52
僕の名前は、神沼リオ。一応メタなことを言えばある作品のキャラクタ−だ。
えっ聞いたことがない。知らない人はクリムゾンでググれば分かるよ。
さて、僕は超能力者だ。超能力者というと馬鹿馬鹿しいようだが、事実なのだから仕方ない。僕の能力を言うならば、テレパシ−(精神感応能力)の一種だろうか。
ただし、心を読み取るのでも相手を操るのでもない。
僕の能力は、幻覚を相手に見させる能力だ。それも自由自在に幻覚を見せられるのではない。こちらが多少、取捨選択できるとはいえ相手が望んでいるものでないといけない。
ペルソナという心理学用語がある。仮面という意味で、自分を人は圧し殺していきるというものだ。
結局のところ、自分がやりたいことがあったとしても自分のやりたいことを常にやっていたら集団生活に破綻をきたす。
だから他人の望む自分を演じて、生き自分がやりたいことをやろうとしない。本当の自分を押し隠して生きているのだ。
僕は、相手が心の中で望んでいる欲望を元に幻覚をつくる。但し、性的な欲望に限定してだ。
しかも能力の発動もいやらしいと感じた異性に対してしかできない。
使い勝手の悪い能力だし、なぜこうなのかは自分にもわからない。能力制御を行う上での精神集中に、エロいイメージといったものが関わっているのかもしれないが・・・・
さて僕だが今は学園都市と呼ばれるところにいる。学園都市というなの通り、幼稚園から大学までの教育機関や各種研究機関も立ち並ぶ科学や学術振興のために東京都西部の多磨のあたりを開発した都市だ。
ただしこの都市は、それだけじゃない。薬物による脳改造、それによる超能力研究を目的としている。ここの学生は超能力を使え、レベルといえ超能力者の精度にもよるが
、僕よりも使い勝手がいいし、強力な能力がごろがろある。
まあ女をつまみ食いするにはいいし、能力自体の精度は高いと思うが・・・・
男キャラの設定はどうでもいいんだ。問題は誰に手を出すかだ
537 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/30(水) 11:50:39.97 ID:rPUXVB+Z
学園都市のアンチスキルってまともに見えて破壊工作部隊もあるよな
民間人のいる市街地に破壊工作で攻撃するとか気違いじみた行動もやってるからアンチスキルがロシア人女性兵士や民間人を手込めにする話しとかみたいなあ
あこれ戦火スレか
539 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/30(水) 19:14:00.48 ID:rPUXVB+Z
MARじゃなくても
新訳になってからで
てるだろ
破壊工作のために
容赦なく
市街地に爆撃命令
くらって行う爆撃機体
パイロットとか
美鈴さんエロすぎ。
541 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/02(土) 16:13:28.29 ID:oPEJBCX7
アウレオルス「ハハハハハ、どうだ感じているかインデックス!」
インデックス「お、おねがい、痛いからやめてほしいんだよ・・・・うう、たすけて
とうまぁ・・・」
アウレオルス「とうまとは、そこに転がってるゴミのことか。ハハハ、君を助けてくれた
恩人だが、私にとっては私の行為を否定された憎悪の対象だ!
君に対して、今も大切だというのは変わらんが、これからは性処理ペットとして生きてもらおう!」
インデックス「あ、あなたも元は神に仕える人間だったんでしょ、なら・・・・」
アウレオルス「神?わらわせるな、そんなもの!一人の子供をくるしめて、組織の都合のために
利用価値のある道具とし、人を救うと言いながら、神を信じるものたちで争いを繰り広げさせる
そんなものが何だ!」
アウレオルス「か、神などいない!神といった存在はいるが、科学サイドでいうところの
高エネルギー生命体のようなものだ!人間からすれば、神といった力を持っているだけで
実際には慈悲深い存在でもなんでもない!」
インデックス「ひぎぃいぃ、あ、あそこがあそこがさけちゃうぅぅぅ、もうやめてぇぇぇ・・・」
アウレオルス「・・・私は、君を愛している・・・それは、かつてはピュアなものであったかもしれないが、
今は君を汚してやりたいと思っている。性処理ペットに何しようと、私の勝手だろう?」
アウレオスル「だが、痛みに苦しみ君の顔を見るのもやはり苦痛だよ。フフフ、快楽という名の
苦痛を与えてあげようXXX。おっと、本名も調べだしたが、もうわすれてるかな。
まあいい、全身性感帯になれ!」
インデックス「ひゃああ、なにこれぇ、こんなのしらない・・・・駄目、これじゃ私が私が
私じゃなくなっちゃうんだよぉぉ、あああああ」
インデックス「き、気持ちい、だけどぉぉぉぉ、感じちゃ、感じちゃだめぇ!
あひゃあああん!」
アウレオルス「神が旧約聖書で、ソドムとゴモラを焼き滅ぼしたのは快楽の故。七大罪の一つにも
性欲とあるだろう。性欲は、人間の三大欲の一つでもある。それは必然。
欲求にまかせればいい。」
アウレオルス「だが、ある条件を満たせばもとにもどしてやってもいいぞ。奴の死体は、
まだ腐敗が進んでない。ネクロフィリアというのを知っているかね?」
アウレオルス「死体に対して愛情を抱き、性行為さえ行うもののことだ。君は、彼に対して
騎乗位で性行為をしてエクスタシーを感じれば解除してやってもいい。」
インデックス「祖、そんなのぉぉぉォ、か、神がおおおゆるぁぁしにぃぃぃ、ならないんだよぉぉあああん!
それにぃぃぃ、とうまのそんなのぉぉぉぉ・・・・・」
アウレオルス「ならば、この快楽を受け入れるだけだな。」
ステイル(己、アウレオルス・・・)肉塊状態
姫神「不謹慎だけど。オナニー。したくなってきた。」
アウレオルスさんが絶望の挙句インデックスさんを性奴隷にしようとする
542 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 15:02:10.34 ID:qZ97ajxn
サロ−ニャちゃんを地獄に味あわせてみよう シリアス・ハ−ド風味?にする予定
アメリカ合衆国バージニア州ラングレ−。そこには、世界的に知られる組織の本部がある。
ハリウッド映画でもよく悪役として出てくるために有名であるが、CIA(中央情報局)の本部である。ちなみに今はある事件で有名であるが、これは関係ない。
CIAとは第二次世界大戦当時のOSSという情報組織を全身にした組織で、アメリカ合衆国大統領直属の世界最大最強の情報機関である。アメリカの情報機関の中でも影響力は強く、おまけに議会に金銭の使途を報告する義務もない。
当然そんな組織である以上、いろいろと裏でささやかれている。現実にも暗殺や情報操作によるアメリカに都合のいいイデオロギ−をうえつけようとしたと現在公開されている事実がある。
勿論、現実は映画ではないがCIAが悪辣きわまりない組織であることに変わりはない。
映画ほどではないにせよ、捕虜に対する人権問題だと囁かれるような拷問などで。
543 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 15:24:21.72 ID:qZ97ajxn
CIAと対をなしたKGB(ソ連国家公安委員会)、今のロシア連邦保安庁(FRS)は苛烈な拷問をするといって、冷戦時代アメリカはそれを批判している。
批判?それを理由に批判する資格は彼らにはないだろう。
何故ならば、アメリカのCIAにせよいざとなれば同じことをするだろうからだ。
拷問や弾圧は間違いだが、それを行っているがわがどうこういえるだろうか?
CIAによる拷問は、今は行われていない。テロリストであろうと拷問すればそれによって批難させられるからだ。
ただし、独裁国家やならず者国家とよんではばからないシリア(今はやっていない)や国外にあるグアンタナモ米軍基地で拷問を行っている。
これは国内法が拷問に対して枷をはめ、国内・国際世論を敵に回すからだ。ただ今現在、CIAが直々に拷問を行っている彼らからすればテロリストに当たる人物がいた。
CIA本部の地下には、広大なスペースが存在する。一般には知られていないし、CIAでも知るものは限られる。
頑丈な対爆コンクリートで固められたそこは、設計されてから大分たつとはいえ地下施設を攻撃するバンカ−バスターでもない限りはやぶれないだろう。
エレベーターで入れるが、それにもエレベーターの階数表示ボタンでなん桁かの暗号を入力しないといけない仕組みになっている。
KGB本部には、ルビヤンカ監獄という監獄が隣接していたというがそれと同じ施設だ。
アメリカ国内で他国のスパイの尋問などのために作られた施設だ。
今は状況の変化で使われていないはずだった。が、そこには電気が走りあらゆるシステムが動き、人がいた。
今一人の容疑者のために使用されているのだ。
544 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 15:49:04.98 ID:qZ97ajxn
鉄格子にかこまれた囚人あるいは捕虜用の牢獄は、使われていない。容疑者が閉じ込められているのは、特に重要もしくは危険とされた人物用の独房だ。
そこは、鋼鉄の頑丈そうなドアでできており、後から併設されたのか静脈認証やICカ−ドによる電子ロックがじょうがわりとなっていた。
中は、暗い。照明がついていないためだ。これは、容疑者を追い詰めるためだ。
光の刺さないような狭い閉鎖空間に長い間閉じ困られれば、人間の心理にがたはくる。
それを利用して、心理的に追い詰めようとしているのだ。
大したことにはないように思えるかもしれないが、かなりきつい。
人間は外部から視覚によって情報を得るのだ。その視覚が効かず、周囲の様子がわからないなか狭い場所にずっといたら参らない方がおかしい。
それにロシアである人間が女性を何人も誘拐し、地下室に閉じ込めていたが光のない環境ではビタミン製造にも問題がで、それが抵抗を押し止めた。
闇は、人間がいきるようにもとからなっていないのだ。
その漆黒の闇の中に容疑者が閉じ込められていた。白人だが、ロシアもしくはスラブ系の十代くらいの少女だ。そしてそんな少女に対してやりすぎではないかと思えるくらいの拘束手段が取られていた。
少女は、椅子に座られていた。その椅子も頑丈なドア同様の鉄の椅子であり、そこに座られ身動きが取れないようにさせられていた。
精神異常者や凶悪な犯罪者を拘束するのに使うただの囚人服ではなく、まるでハンニバル・レクタ−やジェイソン・ボービーズ−を相手にしているかのように囚人拘束衣を着せられていた。
相手の体の動きを完全にではないが、封じるものだ。その上に体をクロスするような形で革製のベルトが、体をぎしぎしと押さえつけていた。
足と手も、椅子に繋がる形で足枷手枷をはめられ身動きできないようになっている。
目もサンバイザ−のようなものが多い、外界を認識できないようになっていた。口にはボールギャグがつけられている。
SMプレイでも使われるが、相手の発声を防ぐといったことでも有効だ。
545 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 16:24:19.44 ID:qZ97ajxn
拘束されている少女の名前は、サロ−ニャ・A・イリヴィカ。ロシア人の少女であり、魔術師だ。
魔術師。これは、冗談ではない。一般に認知されていないだけで、アメリカンコミックのように魔術師という非現実的な能力者が存在していて、様々な理由で争っているのだ。裏の世界で死傷者さえも出しながらだ。
それら組織の各々の理由は、例えば宗教的に自分達の教えに乗っ取った魔術ではない別の魔術に対する弾圧だったり、魔術を学問として研究するためだ。
もっとも戦闘用に使うことも可能な能力もあり、魔術強化を施した武器があるなどアニメじみているが、目的のために武力行使も辞さないと学問目的のグループであろうと殺傷措置も辞さない。
戦闘用に使えるものの威力も極めて高い。彼女の魔術については魔術といっても無制限に使えるのではなく、下準備に必要なものを持っていないため使えないだろう。
しかし、魔術の存在をしっていても新興であるため魔術師を持っていないアメリカには脅威だ。
過剰なまでの拘束もそれゆえだ。
プロフェッサ−Xのようなものでないといえ、アメリカ海兵隊相手にも有効な心理撹乱に使える心を操る能力の持ち主と実戦で証明されている。
彼女、サロ−ニャが拘束されているのはハワイ諸島事件のためだ。
ハワイ諸島事件とは、魔術結社グレムリンなる魔術師のグループによる何らかの目的の元でハワイのキラウェア山の噴火の誘発。
それとアメリカのセレブオ−レイ=ブルーシェイク女史。ハワイで保護されている娘を殺そうと、児童虐待隠蔽のために民間軍事会社を使ってハワイを襲わせた。
殺すだけでなく混乱を使って、宗教国家にしようとも目論んでいたためだ。
546 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 16:41:57.42 ID:qZ97ajxn
この事件は、利害の一致したグレムリンとオ−レイとの間で同盟のようなものが結ばれており連結していた。
グレムリンが火山噴火を起こすと、それによって火山灰の影響で戦車も戦闘機も軍艦も屑鉄になり動きが取れない状態を民間軍事会社が行うという手はずだ。
旧日本軍がパールハ−バーを襲撃したときのようは、海軍に陸軍に空軍、海兵隊が基地を持ち、第七艦隊の拠点がある今の
ハワイはいかないからだ。
その事件に彼女サロ−ニャ・A・イリヴィカは、参加していた。動機は、アメリカや学園都市中心の世界への憎しみ。
先の第三次世界大戦によって、ロシアは学園都市に敗北し、大国としての求心力を失っていた。
敗戦国とはそういうものなのだが、自分達敗戦国を犠牲にぬけぬけて平和を享受する学園都市やアメリカの存在を許せなかった。
グレムリンという組織に参加して、アメリカや学園都市への復讐を彼女は目論んだ。ハワイでの事件で彼女は、アメリカに対する経済テロを狙っていた。
といっても火山噴火を誘発する特殊装置の奪取を任せられながらそれは偽物であり、火山噴火も期待していた経済テロに繋がるようなものではなかった。
グレムリンという組織に使い捨ててさせられたのだ。
日本の学園都市から来たらしいCIAでも詳細不明な謎の学生グループによって破れた彼女は、アメリカに引き渡されていた。
もっともその学生グループ、ことにツンツン頭の少年が怒りそうな目にあわされたのたが。
547 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 17:08:12.47 ID:qZ97ajxn
サロ−ニャは、元々死に対する覚悟を持っていた。アメリカに対して破壊活動するということはそれによって死ぬこともあるだろうし、ロシア聖教
という魔術サイドにいたころからの覚悟もできていた。
しかし、彼女はまだ十代の少女である。十代の精神的に未熟な少女が、CIAという組織に拘束され、尋問というなの拷問をされて耐えられるものだろうか?
答えは、否である。
サロ−ニャは、かつてアメリカや学園都市の現状の不満から破壊行為を行ったのは、ロシアへの愛国心による自分なりの信念と誇りを持っていたからだ。その信念も誇りも今はなく、砂上の楼閣のように崩れ去っていた。
人を変える、もっとも絶対的な力とは暴力である。
単純であるかのように聞こえるが、もし常習的に暴力をふるうものが身近にいるような状態でまともな人格を維持できるだろうか。もし自分相手に暴力をふるってくるものがいたとしたら、その人物に抵抗するのではない。
自分あいてにふるわれるかもしれない暴力の恐怖から、抵抗することを諦めその人物相手に怯えと従順に従う他しかないという思いがめばえるだけだ。
日本でたった一人の人物に親族も含めて、思考停止といっていい状態で犯罪にさえも従順に従っていた事件の他このような事件はあるが、暴力をふるわれる恐怖は人を萎縮させるからできる技だ。
それによって、彼女は変わっていた。かつて自分が崇高と思っていた考えを崇高と思えなくなり、アメリカや学園都市への憎悪も薄まっていた、いやもう喪失していた。
548 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 17:26:03.62 ID:qZ97ajxn
今彼女にあるのは、ただの泥沼のような疲労と根源的な暴力への恐怖だけ。いやもはやそれは、単なるビビりや負け犬根性といっていいのかもしれない。
今の彼女は、単に普通の人混みのなかにいたとしても危害を加えられないかときょどきょどするだろう。
お風呂に入りたいと彼女は、望んでいた。ロシア人の彼女も基本的に日本人を除く外国人は、入浴を重視しないれいに漏れず、風呂ではなくシャワ−をあびるのを好む。
とはいえ時間の感覚を見失うほどに何日間も閉じこめられ、同じ服を着せられて臭いがたまってくればいやでもそう思う。
刑務所にいる囚人だって、まともな待遇を受けているのにそれよりも酷い待遇だ。少なくとも刑務所だってシャワ−は浴びれるし、自由時間もあるのだから。
もっともスパイやテロリストの拘束を前提にされたここにはそんなしゃれたものはないのだが・・・・
そんな不満を思っていると、脳裡の中に拷問の光景が浮かび上がってきて思わず絶叫しそうになるが、ボールギャグがあるためそれもできない。
かわりによだれがボールギャグのお陰ででやすくなっているのだが、みっともなくこぼれ落ちる。
たまにパニック状態に陥るのだ、気が狂ってしまうのではないかと思うほどに。
それもそのはず、彼女に施された拷問は酷いものだ。
外見的な特徴を見る限り、何もないように見えるが、よくみれば爪が不揃いだとわかるだろう。
なにげにサローニャものって初めてだよな
550 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 17:43:07.69 ID:qZ97ajxn
ペンチによって爪を無理矢理はがされたのだ。一本ではない、全てだ。
腕だけでなく足の両の爪を一つずつ力任せにペンチで。
熱湯や全身に針を刺されたかのような痛みに絶叫し体を動かしても、顔色一つ変えずに拷問官はデスクワ−クのように爪をはがしていった。
はえそろったとはいえ、無理矢理折られたのだから普通の人のものとは並びにおいて比べ物にならない。
また、顔や首といった外見上分かるところはなんともないが衣服のしたは惨憺たる有り様だ。
やけどによる決して消えないだろう火脹れの後が禍々しく残っている。おそらく一生お嫁に行けないに違いない。
熱した焼きごてを、ジュ〜ジュ〜という擬音とともに冷酷無比に当ててきたのだ。
痛みのあまりに周囲を飛び回っても情報を吐けというばかり。
意地と元々しっていないこともあって、なんとか耐え抜いて諦めたのか医師によって手当てさせらせたがまだ続いた。
自白剤、といっても意識を朦朧とさせるだけだが、それを打たれ尋問された。まるで夢遊病のような心持ちで射たれてから数日は、頭がろくに働かなかった。
食事をさもしい病院食以下の内容で、しかも腕を動かせないために他人に介護のように食事を食べさせられるという屈辱だったが、食事をくれなくなった。
空腹に耐え、脳の麻痺から幻覚や幻聴が聞こえるような状態になるまで我慢したために無駄と判断したのかやめた。
わざとまぶしい光や高い音を見せ聞かせることで、睡眠不足にしたこともある。その状態でも眠ろうとすれば、無理矢理待機している人間がまぶたをこじ開け頬を殴り起きさせてくる。
睡眠があれほど大切と実感したことはなかった。
551 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 18:59:59.23 ID:qZ97ajxn
白人の女性は、大柄だしロシア人もそうだ。しかしまだ子供で体の作りが未成熟で女の子である彼女を、殴り付けてきた。
容赦なく何度も重要な臓器のある腹を思いっきりだ。
胃液をこちらが吐いても、何度も容赦なく大柄な男が殴ってきた。こちらが惨めたらしく、地面をのたうち回ってもだ。
勿論内蔵破裂によって、死亡してはもともこもないからだ。拷問とは、単に暴力を与えるのではない。
暴力は手段であり、目的は情報の取得だ。
暴力を与えて相手を心理的に追い詰め、暴力による恐怖から情報を吐かせるいわば心理操作テクニックだ。
だから殺さないように手加減しているのだ。
それでも辛いものは辛い。アメリカが民主主義国家といおうが、世界の警察といおうが場合によっては拷問の餌食にすることはためらわないだろう牙を持っているのだ。
勿論、それだけではなくサロ−ニャへの怒りも影響していた。ハワイ諸島を襲いそこに惨禍を巻き起こした一人に憎しみを抱かないはずがない。
苛烈なまでの拷問手段も、そのためだ。
彼女もやられたらやり返されるだろうと認識していたが、それが想像を上回る形で実現したのだ。
人間の凶暴性は強い、それに相手への憎しみが加わればますますだ。
容赦なく暴力をふるってきた。
情報を吐き出すのなら、相手に好待遇を与えて自主的に好意を向けさせるという手段もあるが、それをとるつもりはなかった。彼女へのリンチは確定していたのだ。
胸を切り裂かれたこともある。ナイフでさっくりとだ。幸いにも傷はやけどで台無しにされたが、浅く切ったため残っていない。
乳首をちょんぎってやろうかと、ナイフを乳首に寄せてきたのは当然女性として恐怖を感じさせた。
トイレも屈辱だった。このような姿で拘束されているため、排泄物は垂れ流しだ。
映画や小説であるように、排泄物をそのままにということはなかった。アウシュヴィッツを初め今でも実際に収容施設で行われている事実なのだろうが・・・・
それでもトイレは日に二回と短い。そのためその時以外に催すことがあり、それに備えてかみおむつをあてがわれていた。
このとしになってお漏らしという羞恥に加え、女性ではなく看守の男が取りかえるのだから精神的苦痛は大きい。それも見下したようにさげずむような目でこちらをみながらだ。
普段からトイレへの同行や食事の世話などの時に、ヴィッチというような男なのだから仕方ないがくずへの怒りも起きなかった。
トイレにつれられていったとしても同じだ。魔術師が科学オンチといっても、水洗トイレではない刑務所にあるようなもの。
そんなものでやりたくないという思いがある。
しかも魔術師への監視という理由で、看守が一所に入ってくるのだ。
彼はこちらの排泄をじっくりと見下ろす。いや、排泄にフェチシズムを感じるのではなく彼女の未成熟な恥毛に彩られた膣を監視しているのだろう。
好色な視線を目に浮かべ、性的な欲望にしているのはまるわかりだ。
自分よりも背の高い男が性欲の対象にしているのだから、レイプされるかと気が気ではなかった。
一度などは他の看守がいたからやらなかったのだろうが、本当にレイプされそうだった。
552 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 19:21:40.19 ID:qZ97ajxn
もう彼女は限界だった。いっそ狂ってしまえば、楽だと思うのだが残念なことに発狂するということはなかった。
ガゴンという扉が開く音がした。鋼鉄の扉だから機械ギミックを使わないと開かない、そのモ−タ−音が響くのだ。
その瞬間、ビクンとサロ−ニャの体を震えが走った。
パブロフの犬というものがある。犬に鈴を餌をあげる前にならした上で、餌を与える。するとどうだろう、鈴をならしただけで餌を出してないのに餌を出したような反応を示すのだ。
彼女もそれと同じだ。
この部屋に誰かトイレや食事の時以外に入って来るときは、自分に人の生み出した悪意が襲ってくるとき。学習して部屋に人が入ると、暴力をふるわれると学習した彼女は部屋に人が入ってくるだけで怯えを感じるようになっていた。
人間版のパブロフの犬というわけだ。パブロフの犬は、確かロシア人のパブロフという科学者が発見したのだがそれをロシア人が人間でありながら発現するとは皮肉だ。
サロ−ニャの心を絶望と恐怖が襲っていた。今まで散々ひどい目にあってきたのだ。今日は何をされるんだろう、どんな悪意の餌食に人の残忍な方向に働いた想像力が働くのだろうと考えてしまう。
いや最悪グレムリンへの情報源の価値がないと見なされて殺されるのでは−−−
魔術サイドにいた人間だ。虐殺拷問の文化のイギリスほどではないが、それでも情報提供者という名目の捕虜をぼろくずのように捨てられていく姿を見てきた。KGBが凄惨な拷問を行ったという逸話もロシアにいては入ってくる。
情報源の価値がないと判断されたら、殺されるのはこの世界では当たり前だ。それを知ってるだけに怖い。
拷問の苦痛から逃れられるかもしれないが、死への恐怖はやはり恐ろしい。
ツカツカと足音が歩み寄ってくる。暗闇の中ですごしていると、視角がきかないかわりに聴覚や嗅覚と他の感覚が発達してくる。
入ってきたのは、二人だろう。おそらく一人は、あのスケベな看守でもう一人は−−−
思い出したくもないおぞましいやつだ。
「THE FEAR」。そう呼ばれている男だ。直訳すれば恐怖という意味になる。
無論本名ではなく所謂コ−ドネ−ムというやつだろう。
CIAのいわゆる破壊工作員ではなく、専門的な拷問官だろう。
サディストというわけではないだろう。暴力を好むという雰囲気の主ではなく、氷のような冷徹な雰囲気の主だ。
目的を達成するためならば、どのような残忍な手段を取ろうと構わないという思考の主なのだろう。おそらく目の前で何千人死のうが、眉ひとつ動かさないだろう。
機械人間といっていい非人間的な男だ。
サロ−ニャに過酷な拷問を直接手を下し、間接的に指示という形で苦しめてきた張本人がそこにいた。
そう意識すると、ますます意識は恐慌状態に陥っていく。
554 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 20:31:55.23 ID:qZ97ajxn
サロ−ニャの目を覆い隠していたサンバイザ−がとられた。彼女の視界に顔が飛び込んでくる。
内部に人がいても反応しないのだが、外部から人が入ると点灯する仕組みになっているらしい。
予想していたことだが、一人はゴリラのようないかつい二枚目とはお世辞にも言えないような看守だ。看守の制服をきっりと着て、レミントンのショットガンを油断なく構えている。
もう一人の男は、CIAと聞けば誰もが思い浮かべるようなステレオタイプの格好をしていた。映画から出てきた、いや映画に出演してもおかしくないだろう。
相手を怯えさせるつもりなのか、あるいは個人の趣味なのか黒ずくめの上下のス−ツをしっかりと着込んでいた。アイロンがかけられていて、歪みはない。身だしなみに気を使うタイプなのだろう。
目は、レイバンのサングラスを掛けていてタ−ミネ−タ−を思い起こさせる。髪は当然のごとく金髪でオールバックに髪をとかしている。
本当にイメージ通りのCIAだ。
口許には笑みが浮かんでいる。まるで友人にあってうれしいかのようにだ。ただサングラスの奥にある目は、隠されていて本当に笑っているか分からない。
というより常に笑っているから、表情を読ませないようにするテクニックなのかもしれない。
「やあ、サロ−ニャ。外はいい天気だよ、君もいつまでもここに閉じ込められてないでいい加減外に出たいと思わないかい。」
自分達が閉じ込めている張本人でありながら、ぬけぬけとそういった。それも本当に身を案じているかのようにだ。
直訳すればこうだ、自分達に協力すれば自由になれるよ。ということだ。
「君が価値をもった情報さえ、話してくれればね。あ、口の拘束具ははずしてなかったね、ごめん。今はずすから。」
ぷはっと大きく息を吸いながら、かろうじて彼女はこういった。なけなしの勇気をふるってだ。
「だ、だからCIAちゃんに話せるグレムリンちゃんの情報なんて知らないの、本当に。」
「やれやれ、いつも通り知らないか。強情はためにならないんだよ。」
「知らないものをどうやって話せばいいのよ、あごめんなさいごめんなさいぃぃ!!」
思わず彼女は口答えしていた。それに気づいたとき、半ば叫び声に近い形で彼女は謝っていた。
555 :
saga:2013/11/03(日) 21:24:35.78 ID:qZ97ajxn
バチン!!バチン!!乾いた音が響いた。FEARが頬を叩いたのだ。
それもグーではなくパーで。グーよりもパーの方が実際は表面積が広く、衝撃が伝わりやすいのだ。
何度も何度も繰り返したたく。
「生意気な口は、聞いた悪いコにはお仕置きしないとね。」
「ご、ごめんなさい、もうしないから許してよぉ。」
涙声になりながらサロ−ニャはすがり付いてくる。昔の彼女を知っているものが見たら驚くだろう姿だ。
その声に哀れみの情を浮かべるものもいるかもしれないが、男は感じない。
機械と言われようが、感情もあるし他人への共感能力もないわけではない 。ただ仕事に絡めば、残忍な行為を行っても良心の呵責に苛まれないと感情に左右されず、淡々と仕事を行うだけだ。
その点では壊れているのかもしれないし、異常者なのかもしれないとFEARは思うことはある。
この世界の常識に馴染んだものは、多かれ少なかれそうなるのだが。それでも冷静に進捗状況通りの仕上がり具合と考えるのは、どこかおかしいのだろうと頭の片隅で思ってしまう。
「まあいいか。ところでサロ−ニャ、君に朗報がある。実はね、君の無実は証明された。」
これは解放を思わせるだろう言葉だ。だけど実際にはそうではない。用意された衝撃的な真実を話してやるのだ。虚実交えて。
「というより、君がしらないことは知っていたんだ。今までの拷問は、こちらの鬱憤ばらしさ。」
これは嘘でもあるし真実でもある。グレムリンについて、知らないのは本当だろうと今までの拷問から判断されていた。
また、おとりさくせんでありながら知っていなかったということから外様の彼女に大したことを知らせていないだろうと大方の予測はついていた。
その上からあるプランを組織は持っていた。
「ど、どういうことなのかにゃん・・・・」
今までの拷問が無意味だと知らされ、虚脱したようにサロ−ニャは尋ねる。
「うんだからね今までの拷問は、実はさあ君への八つ当たりみたいなものだったんだよね。」
「ほらハワイを攻められて結構犠牲者でたじゃない、だからあれの報復さ。」
これも事実だ。途中からあるプランに掛けられたとはいえ、彼個人は別としても拷問を部下は報復としてやっていたのは確かだ。
そして悪魔のように彼女に本題を告げた。
「君、CIAのパラミリにならないかい。」
「パラミリちゃんって何かなそれって・・・・」
それについて丁寧に説明してやった。パラミリとは、正式にはパラミリタリ−の訳でありCIAの抱える実働戦力でも精強で知られる戦力だ。
敵地に潜入しての破壊工作や要人暗殺を担当しており、海兵隊やグリーンベレ−やデルタフォースといった特殊部隊出身者からなりたっている。
そこに彼女を加えたいというのだ。
「魔術師とかそういう類いは、アメリカにはいないからねぇ。情報源の価値がないなら、実働部隊に入れたらいいんじゃないかってさ。
魔術の行使に必要なものが手に入らなくても、魔術に対するオブザーバーとして勤まるしさ今は子供でもよっぽど反動の強いマグナム拳銃じゃなきゃ、サブマシンガンやアサルトライフルも扱えるしね。」
「残念だけど、断るに決まってるじゃない、ぶたないで・・・・」
流石にすぐはいるという訳がない。今まで自分を拷問していた組織に入れというのだ。
早々首を縦には降らないだろう。だが心の中では、もう傷つきたくないと打算的な思いが鎌首を持ち上げているはずだ。
それに先程の反応からして強い恐れをこちらに抱いているのは、間違いない。
「それじゃ最後のひとしあげかなあ。あそこに連れていこうか。」
それを聞いた看守が、レミントンをベルトを使って肩から吊るすようにすると、サロ−ニャの足枷と手枷を解除した。
それだけでは拘束衣を着た彼女を動かすことはできない。
ただ、精神病院で使われているものと同じく拘束を緩めることができるものだった。だからそれを使えば、てあしを動かすこともある程度融通できるのだ。
勿論、そのままサロ−ニャを自由に動かすわけがない。看守のグローブのような太い手が彼女の腕を捕まえ、引っ張りながら歩かせるのだ。
「じゃあいこう。」
557 :
saga:2013/11/03(日) 22:45:43.55 ID:qZ97ajxn
「ねえ、どこつれてくの。」「パラミリってとこに入るからひどいことしないで。」
彼女からみっともない声が吐き出されるが、徹底無視だ。そもそもパラミリに入れさせるのが目的でも、そんな発言が信用されるわけないに決まっている。
やがて目的地についた。サロ−ニャのいた特別房からはそれなりに近い。
そこにあるものを見たとき、サロ−ニャは嫌な予感がした。名前も知らないし、今まで見たことがないが、それを見たときから雌のDNAが警鐘を発していた。
急設させられた相手を拘束するのに用いるのだろう荒縄のついた鉄のポールの間におかれていた。
一応は、椅子の一種なのだろうが奇妙な形状をしている。山のようなまんまるい形で、しかも椅子でありながら棒のようなものがついていて座れないようになってる。
それとコ−ドがついていて、それはリモコンらしきものに繋がっていた。
訳がわからない。ただ推測はできる。棒の形が卑猥な、男性器に見たような形状をしているのだ。つまりこのことから淫具と予測できるのだ。
事実その通りだった。
「これはね、シビアンっていうんだ。ダンスインストラクタ−の人が何考えてんだその人って突っ込めるけど、いわゆる女性用マスターベーションやオナニ−のための器具だよ。」
サロ−ニャにCIAが施そうとしているのは、今までやっていない性的な拷問。エロゲ−とまではいかないが、現実にそういった捕虜に対する性的な暴行が加えられたことがないわけではないのだ。看守の暴走ということもあるが、拷問手段としても使える。
現実に性的な暴行を加えられて、喜ぶ女性はいないだろう。肉体的な性的快楽を覚えはしても一方的な暴力にさらされては精神的につらく苦しいことなのだ。
まず経験がないだろうサロ−ニャを苦しめるのは最適な手段だ。輪姦や強姦という手段もあるが、それをしてしまえば発狂や自傷に及びかねない。
こちらに屈服させ、従わせる上でも精神的苦痛の度合いが低い方がいい。
最も、ネックといえばサロ−ニャがロシア聖教を捨てたといっても十字教徒ということだ。
オナニ−という言葉があるが、これは聖書のオナンという男から来ている。
神は生めよ、増やせと繁殖を教義としていっている。その神の言葉に逆らうために性交渉中に膣外射精をした男で、転じて自分一人の快楽を得る行為となった。
彼女に自慰に該当する行為を強要した場合、どうなるかわからない。
おそらく今までのプロファイルからは大丈夫とのことだがどうだろう。
「そ、そんなの無理、あんなのが私のヴァギ、じゃなくてあそこに入る訳が・・・・無理何でもするからやめて、グレムリンちゃんのことも可能な限り思い出すからぁ。
シビアンちゃんはやめてぇ・・・」
彼女は暴れだしたが、無情だ。体格差と筋力のさから、抵抗しても大したことにはならない。
ただ彼女をこのままシビアンに座らせられるだろうが、その前にいいことを教えてやることにFEARはした。
「ヒスはやめてくれないかな。確かにはじめては怖いかもしれないけど、もっとひどい目にこっちは遭わせられるからね。」
「アグレイブ刑務所。イスラム関連の反米主義者を閉じ込める施設だ。
そこでアメリカの施設だが、捕虜の男性同士に性行為を強要していたんだ。」
「ひどいだろう。女性の収容者にも、暴行を性的な意味合いで加えたよ。」
「それ以外にも有名なスキャンダルだけどね、間違って逮捕した人の男性器にね電気ショックを浴びせたんだ。出血してもお構いなしにヤらせたよ。」
「当然痛みで、気持ちよくなんかない。今は封鎖されたけど、もっとひどい目に遭わせられるよ。」
「なんならグアンタナモ基地に移送してやろうか。捕虜相手への暴行が常習してるところだ、それに新参者が入ったらいじめられるんじゃないかな。」
「僕としても膣に電気ショックを流してやってもいい。それとも剃刀の刃でも、膣に突っ込んでやろうかな。」
「クスコを使って中を観察するのもいいな、何人かよんで代わりがわりにだ。」
「ド−ベルマンとの獣姦もいいだろうね、何頭か飼ってるし。」
「それに比べたらまだましだよ、おとなしくしたがってくれないかな。」
サロ−ニャが押し黙った。アメリカの非道や彼の考えた性的拷問語られると、それと同じ目に合うならばこちらがましだと思わせるものがあったのだ。
それに今までのことを考えると恐怖が抵抗をなくさせていた。
彼女は、一切の感情を浮かべずに黙ってシビアンの上へとたった。拘束衣は来たままだ。
荒縄で彼女の体を、ポールへと看守は据え付けていく。
「いいかいサロ−ニャ。この拷問が終わったあとに改めて聞くよ。パラミリに入り、CIAの駒となるか、あるいはこのまま抵抗するかだ。
抵抗するならば、このまま永遠に拷問でそのあとにしがまってるよ。
それとだ、拷問官の間で僕はやる気ないけど慰みものにしていいってジム長官(多分実際の人と違うはず?)から許可来てるしね、セックススレイブとしていきることになる。
犯すだけなら、やけどは障害にならないしね。」
残忍なことを事務的に伝えていく彼は、やはり頭のネジをどこかに置き忘れてしまったと思ってしまう。が彼女を逃がすきも何もない。今までのように、やるだけだ。そしてこれからも。
「それじゃ動かないでね。」
カランビットと呼ばれる東南アジアで使われるナイフを彼は手に持っていた。美しさや実戦力からもお気に入りなのだ。
拘束衣やそのしたのおむつを切り裂けば、後にはむき出しの女性器が広がるだけだ。
559 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 23:30:42.31 ID:qZ97ajxn
「腰を下に下ろすんだ。」
覚悟を決めたのか、黙ってサロ−ニャは腰を素早く落とした。そして棒の部分に触れた瞬間、「ヒギィィ!!」と凄絶な悲鳴が沸き上がっていた。
女性が男性器が痛がる恐れを理解できないように、男性に女性器の痛みは理解できない。とはいえ一説によれば、生半可な拷問よりも苦しいらしい。
全く潤滑油たる愛液のない状態で、膣に棒を入れたのだ。当然その痛みは激しいに違いない。
ポルノビデオのように快楽を感じることなどまずありはしない。
一瞬白目を剥いたようになり、顔相手は苦痛に醜く歪んでいた。かなりの勢いで腰を降り下ろしたのだから、その衝撃は大きいだろうし膣奥まで一気にいったかも知れない。
おまけに・・・・
彼女の膣からは、赤いものが垂れ流れている。血液だ。当然破瓜の血だ。
彼女は、予想通り処女だったらしい。
機械が初めての相手だった悔しさか、涙が出ている。
「ああこれ回転できるんですよ、スイッチ入れておきますね。」
そういうながら彼は回転の出力をあげる。しかも最強の強に。
「ちょまっやめて、ひぎゃあおおえ!!」
彼女の口からは、悲鳴のような声が出て言葉にならなかった。まだ棒を入れた痛みに耐えていたのに、いきなりその棒が回転しシェイクし始めたのだ。
ますます辛いだろう。
「では我々はこれで。3時間後に来ますので。」
彼と看守はそういって出ていく。看守の方はすけべそうににやにやしていた。
560 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 23:43:37.32 ID:qZ97ajxn
やがて3時間後、彼が帰ってきた。そこは3時間前とは違うある意味パラダイスと化していた。
サロ−ニャの膣からは、夥しい愛液が床を汚しちょっとした水溜まりを作っていた。
淫乱というかもしれないが、そうではない。勃起といって男性器が隆起する現象は脊髄反射でおこる。
それと同じで愛液が出るのも無意識のうちだから仕方がない。そもそも男性器のピストン運動を助けるために起こるのだから、異物があれば当然だろう。
それに性具としてのシビアンはロータ−のように回転することでクリトリスを最大限愛撫する。クリトリスが=もっとも気持ちのよい場所かは個人差もあるため分からないが、感度が一番たかいと言われる場所を攻められれば感じてもおかしくない。
クリトリス、男性器と同じ構造でサイズや尿道精巣がないという違いがあれ、基本的に同じといってもやはり違う。
561 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 00:24:01.43 ID:utoOKpGD
「ひゃはああ、気持ちよすぎるぅぅぅ、もうやめてぇぇぇ!!」
「イ゛きたくなひゃあ、イ゛ぎたくなあいいん!!」
そしてサロ−ニャの口からはあえぎ声が飛び出していた。それは快楽に対する悦びではない。
もうこれ以上快楽を味わいたくないという苦悶の声だ。例え気持ちのいい行為だったとしても、過度に快楽を与えられすぎればそれは苦痛となるのだ。
サロ−ニャの体を二重の意味で生き地獄が襲っているのだ。しかしシビアンがいくら優れた性具だとしても、この反応はおかしいと思わせるものがある。
普通であればここまで感じはしない。実は学園都市製の媚薬が塗っていたのだが、サロ−ニャには知りようがない。だからこの快楽は自分のものといやらしい女だったのかと悩んでるだろう。
「サロ−ニャ・A・イリヴィカ、どうですか答えは。」
そんな姿を見てもFEARは、反応しない。ただ淡々と職務を遂行するだけだ。
「なる、なるからとめてぇぇ、あああお願い゛い!」
「それは、パラミリになるということでいいんだな。」
「そ゛う゛よお゛、パラミリちゃんになるからやめてぇぇ!!!」
それを聞いた男は、スイッチを止めた。彼女を柱に拘束している荒縄も解いてやった。
それを解かれた彼女は、ぐったりと地面に倒れた。疲労のあまり疲れはてたといった感じだ。この場合は快楽だが。
女性職員を呼んで、世話をさせてやるか。それと監視を手配しないといけないが、独房よりはましな環境に移してやるかと男は思案する。
この瞬間から彼女は同一陣営になっているのだ。アメリカに付き従うものとして。
先ほどの叫びの中、目は全てを諦観していた。もうどうなってもいい、なけなしのプライドもわずかな敵愾心も完全に捨てていた。
彼女は、堕ちたのだ。CIAの駒に。
今までの拷問と合わせて、彼女の心は完全に折れ曲がっていた。敵にそれ以前のものと比べても情けなさで最上級の懇願をするようでは、牙は完全に壊れただろう。
自分をひどい目に組織への恐怖から、淡々と出されたどんな命令にも従うだろう。
上層部と彼のもくろみ通りにいったのだ。
後にCIAの実働部隊に 、嘲笑を込めてビクビクした臆病者であるためチキンフォックス(臆病狐)と呼ばれた女性が現れるかサロ−ニャかどうか。
562 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 00:27:05.85 ID:utoOKpGD
駄文ですみません 明日じゃなくてもう今日に黒幕とか書きますかも
某補佐官のお仕置きとかも
やっぱり白人はヒスパニックとかと好きでない人とセックスを強要されたら屈辱感じるのかな
後実在のものが出てますが政治的意図はありませんので ナイフとかレミントンとかは知ってるので格好いいの選んだだけだし
これを機に新訳初登場の女性キャラのSSが増えるといいなあ
565 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 18:13:19.18 ID:76mPWOZ7
>>564 サローニャの次はサンドリヨンあたりかねえ?
566 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 18:21:16.54 ID:utoOKpGD
「お望み通りに彼女は、仕上がりました。ミスタ−プレジデント。」
FEARは、報告をしていた。盗聴防止機能のついたスマ−トフォンを使ってだ。
その相手は、大統領。本来ならCIA長官やその他の高官が報告するのだろうが、政治家としてフランクさを売りにしているだけあって、サロ−ニャの自陣営への引き込みの成果を直接報告するよう指示していた。
もちろん、それだけ重視しているだけかもしれないが。
というより今回のサロ−ニャのひきこみを図るよう指示したのは、大統領ロベルト=カッツエその人だった。CIAは彼女が貴重な情報源でないと、気づいたときは処分−つまりころすきでいたのだ。
それに待ったをかけたのは、彼だった。
アメリカには魔術師はいない。魔術師は、貴重な戦力になりうる。
傭兵ということで、金で動く魔術師もいるが安定的ではないし、独特の思考を持つ彼らは使う上で不安が残る。
安定的に魔術師を戦力化する上で彼女を引き込めと。
ただし、洗脳は使うなといった。洗脳ではなくマインドコントロールで操れと。
洗脳は、無理矢理に相手の人格を書き換える技法だ。マインドコントロールは違って、相手の人格はそのままだ。
ただ相手の人格をそのままに、こちらの思う通りに操ることだ。例えば計算された泣き落としで、相手の同情を引いたりすることだ。
この点サロ−ニャに施されたのは洗脳というより、マインドコントロールによるものだろう。
相手の心に絶対的な暴力を刷り込み、暴力への恐怖から思考停止に陥らせ、反逆を考えさせように相手を仕向けたのだから。
彼女は、CIAの要員であるのは同じでも奴隷人形・肉人形といっていいだろう。
暴力による恐怖での支配を行うよういったのは、大統領のリクエストというなの命令だ。彼女を常に他人への怯えを抱いたビクビクした人間に仕向けたのは彼なのだ。
ハワイへの報復だと。
かつて彼と関わった幻想殺しの少年は、彼をそこまで危険と思っていなかった。今までの経験から培った人物鑑定眼から、相手を他人を傷つけるような人物ではないと思っていた。
だが、大統領がそのリクエストをしたときはに嗜虐の響きがこもっていた。
暴力で他人を屈服させるのを、好む人間かもしれなかった。
政争をくぐり抜け、大統領までに上り詰めた百戦錬磨の政治家がどういう人物か見抜くのは難しいものなのだろう。
「ご苦労だ、よくやった。クリスマスには、特大のケ−キを送ってやろうか?」
大統領の口調は、あくまでも快活としており、かつての嗜虐を込めた響きはない。それでもこの男は、暴力的かは別にしても危険なのは確かなのだ。
アメリカという超大国の主であり、正義のなの元に戦争を行う国なのだから。確かにアメリカは、独裁国家を倒してきたし、世界のミリタリ−パワーバランスを維持して平和を守ってきた。
しかしアメリカが行った戦争で他国民を傷つけてきた。アメリカが独裁者を倒したが、独裁者を倒したことで政情不安になった国もある。
世界で一番他国民を傷つけてきたのは、アメリカでそれは正義を盾にした虐殺なのかもしれない。
アメリカ大統領は、世界最大の死刑執行人かもしれない。
「ところでだ、サロ−ニャ・A・イリヴィカに先行して報告書が来てるんだが、性的な手段を最後に使ったんだな。」
「ええそうです。」
この後彼は、なんと言ってくるか分かっていた。訓練を積んだCIAの人間でも、性的な欲望を拷問として行う上で抱かないわけではない。
彼は、そういった欲望を経験と訓練で培った自制心で押さえ込んでいた。
もっとも性的な拷問を受ける側には、実行者が機械的であろうが性欲を抱いてやってあろうが関係ないが・・・・
「ええそうですが。どうしました?」
「わざとにぶちんを演じているのか?それとも本当に鈍感なだけか?
拷問時の姿をカメラで収めてるだろう。」
「ええ、脅しに痴態を世界に公開すると言うつもりでしたしね。
まあ成人向け作品のように現実に強姦を行ってる姿をネット公開したらハッカ−でもない限りは、手がかりを警察に与えるだけですが。」
「当然顔は隠さないでやるんだな、ついでに無修正にすればいい。
国民の性欲を抱くのも大統領の義務だからな。それはともかく私にはその映像をくれ。
個人的にインジョイさせてもらうよ。」
そういって、大統領は電話を切った。おそらくクリントン大統領ホワイトハウスフェラチオ事件というものがあったが、ホワイトハウスでよろしくやってるにちがいない。
雰囲気で分かる。
「くずやろうめ・・・」
低く呟いた。CIAで活動することに時に虚脱感を感じることがある。
結局の所国のためといいながら、アメリカ大量殺人の片棒を担いでいるのだから。
それでもやめるつもりはない。もう自分は加害者になったのだし、こういうダ−ティなミッションが危険なテロを防ぐのに繋がりもする。
だれかがやらなければならないなら最後までやり抜くのが、せめての責任の取り方だ。
568 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 19:50:20.38 ID:utoOKpGD
アメリカ合衆国のホワイトハウス。その白亜の館の主は、オ−バルルーム(大統領執務室)にいた。
そこは、学園都市を除けばだが超大国のトップ世界の支配者の陣取る場所だ。
そこに陣取るのは、貧しい南米から豊かさを求めアメリカに移民してきた
ヒスパニック系の大統領。ヒスパニックといっても親が移民でその子だから、二世でありアメリカ人といったほうが性格かもしれない。
中年で40代に達するが、エネルギッシュであることを物語る頑健な体つきをしている。
カリフォルニア州知事を勤めたア−ノルド・シュワルツェネッガ−がボディービルで鍛えた体で有名だが、彼も同じだ。
椅子に座っていても、その椅子が窮屈そうなのだから。
そしてデスクワ−クに彼はいそしんでいる−のではなくプライベ−トを楽しんでいた。一般的な仕事はほとんどホワイトハウスづめのスタッフがやるのだから。
そのプライベ−トは、もしバレたらスキャンダルで失脚する類いのものだ。ピチャクチャと淫らな水音が響く。 舌を使ってあるものを舐めている音だ。
アメリカ合衆国大統領補佐官ローズライン・クラックハルトは、大統領とは対照的に真面目で知られる。毅然としたク−ルービューティーといった感じだ。
また三十代で補佐官に上り詰め、学歴も併せればエリートといっていいだろう。
しかしその彼女は、マホガニ−製の机のしたに這いつくばっていた。
569 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 20:18:57.87 ID:utoOKpGD
隷属の姿で無様に何をしているかと思えば、それは男性器を舐めるという屈辱の行為だ。大統領補佐官という要職につくものがやることではない。
大統領の男根は、その巨体を反映して極めて大きい。きのみきのようにそそりたち、大きさだけでなく太さも相当ある。
完全に勃起し、ますます大きくなったそれをローズラインが舌を使ってレロレロペロペロと顔を少ししがめながら舐めていた。
エリートのク−ルビューティーといっていい美女を屈服させるという男の欲望をまさしく体現しているのだ。
そして彼女の口から卑猥な淫語が飛び出す。
「大統領閣下のエレクトしたディックをおなめさせていただき光栄です。私の口のプッシ−で気持ちよくなってください。私みたいな白人女でよければ。」
男性相手に奉仕する以外に使い道のない言葉をためらいもなく彼女は、口にした。格好も合わさってますますエロティックだ。
キャリアウ−マン然としたス−ツだが、胸元が強調され胸の谷間が見えるようになっている。
足の部分の丈も短く、彼女のすらりとした美脚を露にしていた。
大統領の趣味によるものだ。
「初めてじゃないんだから、ウブを装うのはよしたらどうだ。フッカ−見たいに最恥知らずの技巧もできるくせに。」
カッツェの言葉に彼女は、面白に舌の動きを加速させた。カリの部分を重点的に舐めとり、そして手でこうがんや幹を愛撫する。
「やればできるじゃないか、誉めてやるよめすぶたが。」
「賎しい豚の私を誉めてくださり、ありがとうございます。」
屈辱を感じながら、彼女はそう口にした。今の彼女は大統領のミストレス、いやセックスフレンドなのだから。
彼女はハワイでの事件の時、大統領の意見の相違から海兵隊を独自に命令に逆らって動かした。しかし、アメリカ全軍の最高司令官は大統領だ。
事件が終わった後、君は国家反逆罪に該当すると大統領から告げられた。
君一人だけじゃなく家族もろとも、処分しても構わないといってきたのだ。
独裁国家でもない限りあり得ないことだが、大統領の権力を使えばあり得ないことではない。
そしてそれを避けたければ私と寝ろと。
家族の命もかかるとなれば従うしかなかった。
570 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 20:40:51.57 ID:utoOKpGD
もっともそういった爛れた関係でも、彼の任期満了四年だけだ。また子供を作ってややこしいことにならないために、ピルを飲むことを許されたのだからいいだろう。
もっとも精液を膣内射精しているから、ピルを飲んでいても妊娠の可能性はある。最悪堕胎手術を受けないといけないだろう。
子宮をメスで掻き回されることを思うと、それは女として傷つくし生まれた子供のことを考えると嫌だが、キャリアやなにより好きでもない卑劣な強姦者といっていい男の子供を愛する自信がないのだ。
オーレイのように、ネグレクトに走るのは嫌だった。それなら生まれてくるこのために、おろすのが一番だろう。
彼女は、不本意だが陵辱者の男根に舌を這わせるしかなかった。噛みついてやるかとも思ったが、体格差を考えると無謀だ。
女は結局男のしたにしたがうほかないのだと、女として生まれたことを彼女は後悔していた。
おまけに特に差別的という訳ではないが、ヒスパニックとの行為は白人である彼女には苦痛だ。
カッツェは、深い充足感を覚えていた。彼相手は白人に特に恨みを抱いているわけではない。
ただアメリカに移民したといっても、それでも低所得者層に属した彼は他のアメリカ人が豊かなのに貧しい生活を強いられていることに屈折した思いを抱いていた。
ことにヒスパニックであることを馬鹿にしてきた白人を徹底的に汚し尽くしたいという思いがあった。
歳をとることにそういった思いは嫉妬や歪みだと気づいたが、それでもどす黒い思いは残っている。それに彼は高校中退。
若気の至りだが、一時はドラッグにも手を染め、暴力に明け暮れた時期もあった。
高校中退というハンディ−で政界入りするようになってからは、めっきり潜めたが極めて強い獣性を宿しているのだ。
そんな獣性と、屈折した思いが間違っていると思いながらも彼女の弱みができたことで爆発したのだ。エリートの白人アメリカ女を汚してやりたいと。
そしてその望みは果たされた。今彼女は這いつくばって卑猥な言葉を口にしながら自分の逸物をなめとっていた。
それを見ると不適切な関係でも、充足感が込み上げますますエレクトさせる。
4年もあるのだ、楽しもうと思うと。
571 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 20:50:54.39 ID:utoOKpGD
これにてエンドです。
ちなみにフッカ−売春婦、エレクト勃起、ディック男性器の俗称のはず、プッシ−女性器の俗称です。
捕まったらアメリカなら酷い拷問するだろとか、フィクションだからとはいえ裁判なしで勝手に判決をトライデントに告げる鬼畜といえる大統領なら脅してやるんじゃなんて思っちゃいまして。
堕胎とか差別とか、後行為書いてないけど設定上行われた拷問とか不快に感じた人すいません。しかしイギリス清教って拷問虐殺の文化持ってるらしいけど、魔術サイドなら鉄の処女とか使いそうだな。
ある意味一巻で切れてSMプレイにも見える上条を足蹴にした神裂とかのりのりに拷問やってそう。
GJ!
乙だけど……ちゃんと書き溜めてる?
575 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 23:56:13.99 ID:UDl+2f2S
サローニャもサンドリヨンと同じ方法で学園都市に逃げていれば・・・
>>575 その前に家具に改造されなきゃ可変能力は手にはいらんだろう
>>576 事前に彼女に教わってたりとかはないのかなあ
マリアンと上条さんとオッレルスの三大共演なんだけどなあれ・・・
まあSSの話なら好きにすりゃいいんじゃね
>>578 そうだったのか。最後に原作読んだのだいぶ前だし、読み返さないとまた妙な勘違いをしそうだ。
>>575 サローニャがサンドリヨンと同じ方法で学園都市に逃亡するも届け先が上条宅で、しかも組み立てる際に上条さんが材料の一部に触れてしまったために元よりもすごく小さな(インデックちゅぐらい)のサイズになってしまったという妄想ならしたことがあるなあ
9巻上条さんの心を挫く話か
壊れた上条さんが書きたかったから例になりそうな描写がほしいな
582 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/07(木) 15:41:55.64 ID:vvvB2mTS
フランス人にイギリス人にアメリカ人にロシア人に南米出身者、後はヴァチカンもあるからイタリア系
まあ普通に日本語で会話してるし、相手が特に外国の言葉を会話で交えてこないけど、女性キャラの出身国の外国比率も多いとあえぎ声とかも多彩そうだな
イギリスとアメリカは英語圏だから同じとしてもロシアとかフランス人はどうなの
オ〜とかっていうのはステレオタイプだし
>>580 そこは普通に組み立てた後襲われるも土御門が来て事なきを得るって方が良くない
サンドリヨンが体で借りを返すやつはよ
585 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/09(土) 10:43:08.28 ID:ls1V9bc9
インデックスのみた魔導書の中にクトゥルフ神話関連のがあってインデックスが旧支配者とかに性的な餌食にとかどうだろう
触手陵辱とか人外系は禁書にないからよいね
>>586 魔術サイドには某忍者漫画の口寄せ動物っぽいのってありそうだけどなあ。
今回フレイヤがそれっぽいのを出してたんでこっちでもよいのかも
なんかインデックスも同じ魔術使えそうだ
>>586 吸血鬼、アルファル「…………」
デメリットが多くて作るやつがほぼいないだけで普通に作れるらしいよ魔術生命体
590 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/10(日) 06:49:04.15 ID:SiBd7GNX
錬金術とかあるよな あるって錬金術の場合現実だと金の錬成とか賢者の石とか有名だけどエリクサ−という不老不死の霊薬を作るのが最終目標らしい
それと違ってこの世の物理法則を追求するものとかいってたけど、ホムンクルスとか作れるんじゃ グレムリンにホムンクルスとか使えるのいたし
591 :
名前無しさん@ピンキー:2013/11/14(木) 17:35:43.94 ID:v/iMBvaw
前にノーマル小説だったけど、黒夜海鳥を改造したのが
学園都市に脱獄して逃げ込んだスカさんで、脳改造による
洗脳+スカさんのクローンをナンバーズと同じように
埋め込まれるのがあるが、ある意味エロいような。
そういえば、サイボーグといえばサイボーグ009
とかが好きだけどブラックゴーストの
トップが一時的に変わって組織を再編してから、
新しいトップが女性を脳改造して
意識とかをなくして
ブラックゴーストの人間の性処理に使う話がガチであった
サイボーグ系の技術を悪用して、エロに使えないだろうか
つってもいまのところ麦野と黒夜だからなあ
黒夜がメンテナンス中に麻酔がかけられるとして、それでエロいことされるのは
別にサイボーグでなくてもいいし
592 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/14(木) 17:41:28.06 ID:3b8htxgu
>>591 下手なことやると殺されかねないな。だからそこは恥を忍んで浜面にやってもらったほうが良いと思う
絹旗と黒夜に捕まった浜面がMっぽく責められるとかいいな
594 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/14(木) 18:22:24.79 ID:g1PqV719
石ノ森先生っ・・・ 脳改造施した女性で性処理ってなにやってんですか・・・
595 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/14(木) 19:29:01.56 ID:3b8htxgu
>>593 前提として二人に浜面に対する(性的な事での)恨みがいるな。
596 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/15(金) 10:38:11.74 ID:Nx4QLeYF
絹旗はなんだかんだで浜面嫌ってないだろうな
黒夜はきらってとまではいかないが計画阻止されたし
597 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/15(金) 10:55:54.62 ID:Nx4QLeYF
絹旗はなんだかんだで浜面嫌ってないだろうな
黒夜はきらってとまではいかないが計画阻止されたし
嫌ってないもなにもアイテムで一番最初に浜面に懐いてたのは絹旗
じゃあ絹旗は最初こそ黒夜を止めるが、押し切られて無理やり協力させられるのか。
黒夜が(恥を忍んで)他のメンバーが出払ってる時に浜面にメンテナンスをやってもらうも、メンテナンス途中で他のメンバーが帰ってきちゃって修羅場になるってシチュを思いついた
601 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/16(土) 18:56:24.93 ID:C9a8gF85
>>600 ビームと窒素と浜面の悲鳴が交差する・・・まさに修羅場だな。
アニェーゼを狂暴化させてみよう ヘルシング分+月姫分が入ってます
「その幻想をぶち壊す!」
上条当麻の叫びとともに、彼の打撃が懐に叩き込まれる。相手が女の子でかつ、
小学生ほどの子供であろうとも、上条当麻は容赦する気はない。これは、実戦なのだ、
実戦であっても彼に人を殺す気はない。
敵であろうと同じく人の命であることに変わりはないし、また相手の歪んだ思いを
全てではないにせよ直せると思っている。とはいえ、敵が全力で殺しにかかってくる以上、
彼もまた殺さなくとも、全力で攻撃をしはする。
懐に拳を叩き込まれたのは、アニェーゼ・サンクティス。世界最大の宗教
カトリックの総本山ローマカトリック教会通称ローマ正教が裏で有する
異端である魔術師や外部のかれらから見て邪教である敵性宗教団体を
殺すために作られた実働部隊の一つ。
アニェーゼ部隊の隊長だ。裏の世界とされる世界には、超常の力や科学ではありえない
生物としての人の限界を超えた化け物じみた能力を備えた人物もいる。
とはいえ、彼女はロータス・ワインド(蓮の杖)という武器によるテレポート攻撃や
空間破砕と十分強力だが、遠距離武器を主体とした戦いを取り近距離戦を取っていない。
また、流石に小学生では体力的な限界もあるだろうし、体格差からしてもかなりの打撃になるはずだった。
だが――――
彼女の懐に、拳が入ったのは事実だ。そしてそのまま数メートルも吹き飛ばされる。上条当麻は、
一応は超人とは言わないが常人を超えた域にはすでにある程度までは達している。彼の右腕に宿る
あらゆる特殊能力を触れれば消す代わりに、忌々しいことに神の加護や運命の赤い糸とプラスのものまでも
打ち消すために不幸をもたらす幻想殺し。そして彼が住むは、超能力を解明した
どこの魔界都市だよ、ロアナプラだよとつっこみたくなるような日本の中でも
治安が悪いだろう学園都市。
少なくとも日本には、スラム街なんてものはないだろうし、爆弾テロや拳銃による
武装強盗なんてあんまりおこるものではない。それが起きている以上、治安が悪いのだ。
そんなところに住むから事あるごとに能力者に狙われ、普通の力を持っていても大した力を持たない
不良に狙われてしまい、彼はそれなりにバトルセンスやバトルテクニックを持っているつもりだ。
勿論、多人数で不良に囲まれてしまえばだが、それでも筋力は不幸な目にあって来た経験から
そこそこある。不良集団に追われて逃げ惑うことが日々あるのだ、筋力がつかないのがおかしい。
それに加えて火事場の馬鹿力的なものなのか、敵と戦う時の打撃の威力は凄まじく、
おそらくプロ格闘家の全力攻撃に匹敵するだろう。
だれもがアニェーゼの吹き飛ばされた姿を見たら、攻撃が決まったと思うだろう。だが、そうではない。
殴った上条にはわかる。攻撃は効いていないと。攻撃が当たった瞬間に跳躍して、衝撃を回避したのではない、
確かに全力で殴ったが、効いた感触はまるでなかった。まるで鋼に触っているかのような
感触だったのだ。
こちらの攻撃を回避するために跳躍したのではない、一度距離を取って態勢を立て直すために跳躍したのだと
上条にはわかっていた。
「やれやれ、たかだがジャップの学生ごときに後れを取るとは、何やってやがんですかね私は。
強力な武器とはいえ、蓮の杖にたよりっぱなしじゃまずいのにかかわらず、敵をなめきって、
主のため戦う身に異教徒の汚しい手を触れさせた私をお許しください。」
「さて、これからは反撃タイムの始まりですよ。さっきまでの私とは違うと思ってください、
東洋人の猿が!」
悔恨の言葉らしきものを述べた後、アニェーゼはより戦闘的なたたずまいを見せていた。先ほども
上条当麻という敵を殺すために、精神衛生上よくないだろう殺気を漂わせていた。しかし、さきほどまでの
殺気がぬるま湯に思えるぐらいのピリピリと皮膚を刺激するような濃密な殺気を放つ。
それだけで空気が震え、眼光もより鋭さを増したものになる。
「ち、ここからが第二ラウンドってところかよ。」
忌々しげに吐き捨てる。戦いに参加したのは、自由意思だ。そして法の書という危険なものを
解読したからとはいえ、組織の身勝手な理念によって切り捨てられ命を失おうとしている
女性がいる。だから、それを助けたいと思っている。
それは事実でも、出来れば楽な戦いをしたいのは心情だ。おまけに、蓮の杖によって、
体はズタボロだ。
それでも戦うしかないのだ。
アニェーゼが普通の人間では、捉えられない速度で何か手を動かすのを上条はかろうじて捉えた。空気を切り裂きながら、
自分目がけて何か迫ってくるものがあることも。
慌てて、その場を動いて回避しようとしたが、遅かった。
「ぐはっ!!」
口から胃液や血液がブレンドされた薄汚い液体を吐き出しながら、上条は
今まで彼が倒してきた敵のように吹っ飛んでいた。それも数メートルという規模ではない、
数十メートルもだ。そのまま、吹き飛ばされながら彼は倒れこむ。
その体には、武器らしきものが刺さっていた。剣のような形をしているが、それにしては
握りが短くつかんで切り合うのには向いていない。剣ではなく、これは投擲武器、力任せに
自分の腕力だけで相手に投げ貫通することを主眼に置いた武器である。
勿論、人体を筋力の力だけで貫通するような勢いで投擲するなど裏の住民以外では
できはしないだろう。
黒鍵、そう呼ばれている武器だ。ローマ正教がもつ戦力の中でも最大の戦闘機関にして
おそらく上条の説得をものともしない最大の狂気の場、聖堂教会の中の最強の
埋葬機関が主に使う武器だったが、今は時代遅れの武器だ。それでも、彼女は気に入り
使っているお気に入りの武器だ。そのため、修道服の中に隠し、常に持ち歩いている(どこに隠し持っているんだとつっこんではならない。)
大部隊の指揮官であるからこそ、蓮の杖という武器をその性質から使っているだけで、近接戦が
不得手というわけではない。むしろ、たった一人で自分の数百人もの部下を制圧する自信を持っている。
それが3本、上条当麻の体に突き刺さっていた。まるで処刑された神の子イエスが
ゴルゴダの丘で十字架に釘を縫い付けられ固定されたかのように、腕の付け根に二本突き刺さり、
もう一本は腹部だ。心臓といった主要な臓器の中でも急所と言えるところには当たってないが、
内臓がシェイクされ内臓破裂を引き起こす重篤なダメージを負っているはずだ。
腹の皮膚が破れて、そこから鮮やかで美しいがそれが漏れれば危険につながる
血液が大量に漏れ出ている。
死にはしないまでも、動けはしないはずだ。アニェーゼが黒鍵で放てる運動エネルギー
の規模は、軽く音の速度を超えるのだ。
「醜いジャップの節操無しにあらゆる宗教を受け入れて、そのくせ本当の意味で
理解していない、異教徒ですらないクズのような存在とはいえ、死んだら一修道女として
地獄での冥福を祈ってやりやがりますよ。Amen!」
オルソラ・アクィナスを殺しにかかるかと、彼女は考える。敵を殺すことに、
彼女はためらいはない。むしろ、ローマ正教が敵と認めた存在を、
組織でも、人外の化け物でも進んで歓びながら神殺するだろう。
彼女は、別に十字教徒として慈善活動を行いもするし、貧しい人を助けたいという
思いだってある。それに一応は修道女とはいえ、普通の女の子らしい格好をしたいと思うこともある。
昼飯くってくるのでやめます。戦闘系エロみたいに戦う時に発情する
みたいな感じにしよかなっと。エロより戦闘要素強めにしますけど。
ながら投下は基本嫌がられるよ
書き上がってから一気に投下がベター
今はもうだいぶ過疎ってきてるからそんなピリピリはしないだろうけどさ
エロ要素強めじゃないのにこの板に書き込むの?
>>604の続きです。 すいません・・・
それでも彼女は、異常者だ。殺人に対して、ためらいを持たない。むしろ殺人に対して
喜びさえ感じる。といっても、快楽殺人鬼では決してない。
もし、何の無関係の人間を殺してしまえば痛恨の念のあまりに自殺さえしてしまうかもしれない。
彼女が殺して喜ぶのは、ローマ正教の敵だ。異端たる魔術師に人外の化け物、
ローマ正教とは相いれない他の敵性宗教etcetc
ローマ正教の命令に従えば、大量殺人さえ引き起こしかねない。鬼気として神の敵と認められた
相手を神殺するだろう。
神の意に反する存在は殺しても構わない。それで地獄に落ちても、構いはしない。地獄に落ちるのなら、
本望だ。悪魔の王ルシファーを狩り立てられるチャンスがあるのだから。
アニェーゼ・サンクティスは、元々ストリートチルドレンである。両親を殺されて、
他に頼れる親類の無かった彼女は、子供でありながら学校にも行けずに
貧しい生活をするしかなかった。
ストリート・チルドレンの生活は、どの国でも楽ではないだろうが過酷なものだった。日本での
ホームレスの生活が比較にならないほどに。
食事も食べれない、夜暖かいベッドではなく寒い中コンクリートの上で眠る。その上大人からの差別だ。
苦しんでいる子供がいたら、助けたいと思うのが人情と思うかもしれないが、実際はストリート
チルドレンへの目は冷たい。
生き残るために犯罪を行う、食事のために残飯を漁って清掃された道を汚してしまう、
薄汚れていて清潔ではない。ストリートチルドレンに向けられる目は、
どこまでも冷たいものだ。
過酷な辛い苦しい生活が続いていた。性に対してウブなのも修道女であるのもあるが、
ストリートチルドレンなら警察は動かないだろうと、大人によって陵辱されそうになったからでもある。
最も、そういったことをして稼いでいる人間も年嵩にはいたようだが。
アニェーゼが過酷な生活から、救われたのはローマ正教によってだ。まやかしではなく本当に
辛い苦しい生活から救いたいという慈悲の心を持って、彼らは接してくれた。
自分を引き取ってくれて、暖かな食事や感触を忘れていたベッドに、
教育も施してくれた。
そんなローマ正教に感謝の念を抱くのは、当然だろう。
最も、彼女は感謝の念の抱き方を間違えたのかもしれないが。ローマ正教は、
自分のような貧しい子供やそれ以外にも報われない人々を助けようとしている。
それは、神の教えによるものだ。人々を救うことを説いた神の教え。
神の教えは、素晴らしい。この教えを信じて行動すれば、人々は真に幸せになれるかもしれない。
だから、神の教えに反するものは消さねばならないのだと。
教会は、神の教えを地上で広めるものだ。そして、数ある十字教の中でもローマ正教こそが正しいのだ。
他の十字教は、ただ単に神の教えを歪めて伝えているだけだ。誤った宗教である彼らは、
消さねばならない。神の意に反する人々を傷つけ苦しめる
魔術師や人外の化け物は、すべて消さねばならない。
彼らは、死んで当然だ。殺されるべきなのだ。殺されても文句は言えはしない。浄化されるべき存在だ。
ローマ正教こそが、もっとも正しいという純粋なまでの信仰は、狂信と言って過言ではない。なんのためらいもなく、
痛痒を感じず、神に仕えるものとして正義を実行したと喜びながら人を殺せるだろう。
自分の正義に疑問を抱かないものは、いつの世も独裁や虐殺に走ったとしても平然としていられる。
彼女もそのたぐいだ。
最も、単一の髪の教えこそ正しいと盲信しているのはある意味哀れと言えるのかもしれないが。
「待てよ、まだ俺は死んじゃいない!オルソラを殺したかったら、俺を
殺してから殺すんだな!」
彼女が立ち去ろうとしたとき、口調は弱いながらも確固たる意志を込めた声が聞こえてくる。上条
当麻だ。ズタボロで明らかに死にかけていながらも、立ち上がってくる様はまるでゾンビのようだ。
上条当麻の驚異的な身体能力は、圧倒的なタフネスと燃え盛る闘志によるものだ。
内臓破裂するようなダメージを受けてもその痛みにこらえながら、敵と活動し続け、
相手がどんな化け物であろうとも自らの意志で正しいと信じたことを
続行する精神性。それこそ彼上条当麻であり、イマジンブレイカーを除いての一番の部下でもある。
「やれやれ、死んでないんだったらそのままおネンネしていてくれればいいのに・・・
全くなんだって、あなたは私の邪魔してくれるんですか!たかだが、今日会ったばかりの他人の
危険な事態を引き起こす鍵を握った私からすりゃ元修道女の雌豚を殺すだけだってのに!」
「逆になんでお前は、あいつを殺そうとする!そこまであいつを殺すことに固執する!」
「それがローマ正教の意志であり、それがひいては神の意志だからですよ。我々教会が、
神の意志を代弁する!そして、法の書なんてものは、この世に存在することこそが間違いの
魔書でありやがるんですから!危険なだけじゃなく、神を否定しやがるものなんてなくなちまったほうがいい。
それを修道女でありながら、解読したあの女も消されて地獄に落ちるべき存在なんですから!」
「そうか、なら人殺しを認める神様なんて俺は認めない!例え神様だろうが、
閻魔大王だろうが、なんだろうがなあ人の命を自分の都合で消す奴なんて神なんて代物じゃねえ!
だったら、俺は神様だろうとふざけた幻想をぶち壊してやるまでだけだ!それにてめえは、
結局自分の信じていた教えを否定されたくないなんてわがままで動いているだけだろうが!」
ズタボロで全身がミシミシと痛み、今にも気絶どころか死んでしまいそうな激痛の中立ち上がれるのは、
彼がどんな理由だろうと人を弄んではならないからだと思っているからだ。だれだって
人を傷つける権利なんて持ってやいないし、殺していい権利なんて持っていない。
ましてや、どんな悪人だろうと殺されていい権利をもっているはずがない。
その思いが、立ち上がらせていた。ただ、この刺突武器が刺さった腕が問題だった。
武器の重量も加わって自由に動けにくいし、関節が壊れたのか腕がうまく動かない。
それでもやるしかなかった。
「神の意志を否定するとは、ほんと愚か者ですね。あなたを地獄に滅殺してやりますよ。
それもただ殺すだけじゃない。残忍に苦しませながら、死なせてあげるってんですよ!」
「頑丈なのは、それは逆に私の前では」
「―――いたぶりがいのあるおもちゃってことですから―――」
アニェーゼの体をゾクりとした快楽が走ってくる。顔は、恍惚におぼれていて
おそらく鏡で見たら、気恥ずかしいほど頬を染めているに違いない。顔が、無意識の
うちにニマニマしているのが感じられる。
彼女、アニェーゼ・サンクティスは、サディストだ。マルキ・ド・サドというフランス人の貴族である
作家が語源であるこれは、サドが書いた作品が暴力的かつ倒錯的なことから、
他人を傷つけ苦しめることに愉悦を感じるものやサディズムという感じる行為の語源になっている。
サド自身が実際にそういった行為を行っていたのか、異常者であったのかはともかく、
法律や宗教的規範によらず快楽追求をもくろむべきという主張故に受け入れられず、精神病院に
彼は入れられる羽目になったが、ある意味神を否定している彼が語源となる嗜好を持つのは
皮肉かもしれない。彼女は、他人が傷つく苦しむさまを見るのに最高の幸せを感じるのだ。
精神的にも肉体的にも。
勿論修道女として、駄目なのはわかっているが、敵に対してだけは別だ。神が認めた敵であるなら問題という
わけだ。それは、心理学的に言うストレス発散の一つ逃避的行動だが、彼女はあえてきずかないふりをする。
ハアハアと息が荒く、心臓がバクバクと脈打っているのは、単にこれから
激しい戦闘をするからではない。眼前の神の敵、しかも彼女にピッタリな頑丈度を持つ
敵が、苦しみのあまりに泣き叫んで、顔を苦痛にゆがめ、屈服するのを見るのが楽しいからだ。
クチュリクチュリという音が股間から聞こえてくる。修道女としては、このような
液体を垂れ流してはいけないのだとは分かっている。それでも、サディスティックな
欲望のあまりに秘所を濡らしてしまう。お気に入りのショーツが、台無しになるのが嫌だ。
彼女の未成熟なふくらみにも、血液が凝結してそのピンク色の蕾を固くとがらせてしまう。
修道女として失格な反応を彼女はしてしまうのだ。
見ている上条当麻には、たまったものではなかった。アニェーゼの笑みは、狂気の笑みだ。
思わず見惚れるほど美しいが、その中にあるのは嗜虐の光。他人を傷つけることに喜びを
感じるとびっきりの異常者の目だ。
それであっても、嗜虐の喜びに息を荒げている姿はエロい。妖艶だ。
思わず押し倒してしまえという欲望がよぎってくる。相手はまだ、小学生か
中学生だと否定の思いが出てくるが、それでもその思いが脳裏から消えることはない。
そんな状況ではないし、敵であっても一方的に欲望をぶつけるのは悪いことだ。それは分かっていても。
目の前の光景からはエロさというものを感じてしまうのは男として仕方がないだろう。
そんな思いもアニェーゼが再度黒鍵を投擲してしまえば、消えてしまう。それでも頭の片隅にはあったが。
とにかく、押し倒すにせよ、押し倒さないにせよと彼は戦いに集中する。
彼が、アニェーゼ相手に対して無理やり欲望を満たす行為に走ったかは分からない。ただ関係者の間で、
そのようなうわさが伝わったとか、上条当麻の家に居候しているシスターの危険が
その後かなり悪かったそうだが、真実は闇の中だ。
ギャグ編
上条当麻がアニェーゼと対峙し、危機的状況に陥っているころ・・・・
イギリス清教必要悪の教会(ネセサリウス)所属の魔術師、炎の魔術師
ステイル=マグヌスと一応今は微妙だが、同じく所属する
魔導図書館インデックス(禁書目録)は走っていた。
戦っている上条当麻の援護をするために。
「ステイル、とうまならあんな女なんか簡単にやっつけられるんだよ。」
「いや、インデックス、そうじゃないんだ・・・あの女、アニェーゼ・サンクティスは
悪夢そのものだ、いや人間だが悪魔と言っていいかもしれない・・・・・・」
ステイルは、顔面蒼白でつぶやく。
「ど、どういうこと。」
「君は記憶を失っているから仕方ないかもしれないが、アニェーゼ・サンクティスは
ヴァチカン法王庁特務13課のアレクサンド・アンデルセン神父の孤児院出身なんだ。」
「アンデルセンって、あのローマ正教が作り出した人間兵器!あ、あの聖騎士とか首切り判事とか、
殺し屋とか呼ばれてるあの人!」
アレクサンド・アンデルセン神父。ヴァチカン法王庁特務13課の切り札(ジョーカー)。
イエス・キリストを裏切った13番目の弟子と同じ数字を持ち、内容ゆえにイスカリオテ機関とも
いわれるヴァチカンの抱える戦力の一つ。そのなかでも、異端である魔術師や化け物、他宗教を
弾圧するが故に、徹底的に情け容赦なく人を殺すだけじゃなく狂人どもの巣窟の
場であり、必要悪の教会も恐れられている。
アレクサンド・アンデルセンは、その最高戦力。バイオテクノロジーと魔術を組み合わせた
細胞再生能力を持つ化け物。普段は、孤児院を運営しており優しい人物だが、その孤児院からは
何人か狂信的なローマ正教の戦闘部隊に入っているものもいるのだ。
そんな人物が出時に関わっているとなれば・・・・・
「それだけじゃなくて、あのナルバレックにもならぶサディストだとかいう
未確認情報も・・・・」
「な、ナルバレックって埋葬機関の狂女!そんな危険な女と一緒に
いてよく私は、寝ぼけたり寝てたりだけで済んだんだよ!」
ナルバレックとは、埋葬機関のトップ。ただし、埋葬機関は代代正しくある一族によって
運営されており、ナルバレックとはその一族の人間が受けつぐ名だから何代目かのナルバレックだ。
魔術サイドの伝説である吸血鬼とは、別だが、かなりの威力を持つ化け物の上位種を何体か
葬り去ったという。ただサディストの狂人であるが故に自由に行動できないのだが・・・・
612 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/23(土) 16:00:21.54 ID:7to2fTo7
と、とうまはそんな女と戦ってるなんて・・・・ん?」
そこで、インデックスはあることに気付いた。
「ひょっとして、ステイル、とうまがアニェーゼと戦いに行くのを止めなかったけど
、まさかわざと知っていて知らせなかったとかないよね。」
「やだなあ、インデックスこの僕がそんなことするわけないじゃないか。
確かにあいつには、殴られたりそのほか諸々の恨みがあるけど、わざと
殺すために危険な相手の所におくりこむとか、彼が死んでも囮で
イノケンティウスを強化して使えるとか思ってないよ。」
これでばれないわけがないだろうステイルよ。
「ステイル、お仕置きなんだよ!」
「ぎゃあああ、インデックス何をするんだぁぁ!」
インデックスの噛みつき攻撃がもれなく襲ったという。
613 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/23(土) 16:01:33.05 ID:7to2fTo7
普通にアニェーゼを襲うシーンとかやればよかったかな・・・気にいらなかったすみません・・・
スレ違い
ギャグいらんかった、あとインデックスが噛み付くのは上条だけな
内容以前にエロでないなら普通の板の方が反響をえられたんじゃないかなあと
思いました
617 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/23(土) 19:44:49.50 ID:wNpQoRIC
アニェ−ゼさん原作以上にやばげじゃないすか・・・
ちょっなにをすりゅっ∬‰
618 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/24(日) 15:32:13.00 ID:yZXyKJLc
まあ多少サディスティックな快楽で性的興奮を催すとか
あるけどねえ、まあ18禁板でやるには少しエロさがたりないか
シスターにこんなの言わせてみたい
アニェーゼ「Fare L‘amore」
ルチア「Fare L‘amore」
アンジェレネ「Fare L‘amore」
Fare L‘amore イタリア語でセックスしたい、はめたいとかいう
らしい ローマ正教所属だからイタリア語できるよね
超電磁砲PSPの制裁指導の女の子たちって、なりふり構わず暴力行為を続けてたんだから
逮捕されるだけじゃなくて、何かお仕置きされる展開が欲しかった。
不良グループを引き連れた被害者達の、復讐を受ける羽目になり
ボコボコにされた挙句、輪姦されるか歩道橋から半裸姿で
晒し者にされるという大恥をかかされるとかな。
620 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/28(木) 07:52:28.60 ID:3SCCnc2M
イイゾイイゾ〜☆
621 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/28(木) 20:03:53.52 ID:sX+zk16y
ヘヴィ−オブジェクト一巻の笛によるエロはいい あれで性的に興奮してオブジェクトに乗ってる最中も発情が止まらないで操縦しながら見えないのをいいことにオナニ−にふけるオブジェクトの女パイロット
あるいはてきぐんにとっつかまえて結局レイプされてしまう
女上官がいて部下の前で着替えてたが何だかんだで襲ってこないと信頼してたが、襲われてエス的なことがあったが逆にマゾめすぶたに転落する
おk
それでいいから書くがいい
投下します。
浜面×絹旗で、浜面のオナニーを目撃した絹旗がアレコレしちゃう話で前半は接触無し。後半がエロメインです
気づかぬうちに窒素は燃えて
(最近はなんだかんだ言って楽になってきてますねえ)
そんな事を考えながら、絹旗最愛は晴れた道を歩いていた。
茶のボブカットをふわりと揺らし、白いウール地で丈の短いワンピースを着ていて
脚は太腿が見えるほどに露出している。
色気ある格好なのだが、膝下のストライプソックスは子供っぽく、実際見かけは中学生に入ったばかりといった年齢。
表情には緊張など欠片もなくて、彼女が学園都市暗部に属している人間とは、にわかには信じられないだろう。
そろそろ着こうとするセーフハウス代わりのマンションを見上げながら、機嫌よく微笑んでいた。
(戦闘だと……まあ機転が利くぐらいでたいした事はないんですが、浜面がいるとパシリでもなんでも超捗ります)
楽になってきた理由というのは、新規『アイテム』メンバーとして浜面仕上が加入した事を指していた。
メンバー内の意見では地味に使える奴との評で、それは『アイテム』の活動としての
意味だけではなく、日常生活においての話でもあった。
(大体みんな超面倒くさがりなんですよ)
浜面の加入前、『アイテム』メンバー内でセーフハウスの掃除を担当するのは絹旗である事が多かった。
学園都市暗部に所属しておいて、掃除をする必要があるのかといえば、専門の正しい意味での清掃屋は雇える。
掃除どころか修繕、事件の後始末。血痕や破壊跡を一片だって残さないプロフェッショナルだ。
しかし、自分達の本拠地を任せっきりにするほど、学園都市を信用しているわけもない。
なので幾つかある暗部にも知られていないセーフハウスを利用する時は、自分達で掃除をするしかなかった。
向かっているマンションのセーフハウスはリビングと三つの部屋があるのでなかなかに広い。
一家族ぐらいは余裕で住めるだろう。
とはいえ、広ければ広いほど汚れは残りやすく、他メンバーは几帳面な絹旗に比べて片付けにそれほど熱心ではない。
あまりに散らかっていれば片付けはするのだが、その基準が絹旗に比べると緩めで、結局絹旗が掃除を行う事が多かった。
そういった流れを、ちょいちょい浜面に押し付ける事で生活の手間がかからなくなったのだ。
不憫ながら、新規メンバーで立場の黒一点の浜面にはメンバーのそういったお願い(強制労働)を断る事はできない。
今日も仕事がなくメンバーが休みを取っている中、セーフハウスの片付けなどを担当させられていた。
(それにあんなのとはいえ、男の目があると超気にしちゃうもんです)
一例としては浜面の目に触れるような所で、まとめてクリーニングに出す服――火薬の匂いが
染み付いたり、返り血混じりだったりするが――を放置する事がなくなった。
小間使いのような扱いだが、十代の少女達が同年代の男に汚れものを見せるわけもない。
(最近は仕事を頼みすぎたかもしれませんし、またC級映画巡りにも超連れて行ってあげましょうかねえ♪)
それは絹旗の純然たる趣味であったが、浜面も付き合いがよいし、たまには映画に熱中する事もあるのだ。
絹旗はそんな事を映画を考えながらエレベーターに乗って一室へと向かう。
だがしかし、機嫌よくセーフハウスの玄関を開いた絹旗は頭の中が真っ白になった。
ソファとテーブルとクローゼットがあるフローリング張りのリビング中央で、浜面が膝をついている。
あろうことか、ズボンを下ろした姿勢のまま、女性の下着を股間のアレなモノに巻きつけて自慰に耽っていたのだ。
「なにをやって―――」
「こ、こここここれはその、ふげっ……」
浜面がズボンを履き立ち上がろうとするが、慌てていたため前のめりに転ぶ。
(なにっていうかナニをやっているって奴ですか! それにあのショーツ……!)
絹旗は動揺しながらも不届き者へと即処断を下した。
「浜面、超動かないでください。今からジャッジメントを呼びますので。逃げたらアレごと潰します」
「監獄or去勢!? ま、ま、まってくれ。これには訳が!」
「へえ……その超汚らしいモノを人様の下着に擦り付ける訳があるなら知りたいものですねぇ」
「ひぃ……」
浜面は怒気と共に轟と音がして空気の質が変わったのを感じた。
絹旗が窒素装甲を発動しているのが嫌でもわかる。
軽く労ってやろうと考えていただけに、絹旗がガチで怒っているのを浜面は知らない。
そんなつもりはなかった。ほんのちょっとだけ魔が差したのだ。
くそぅあいつらいつもこき使いやがって。お前らなんかこうしてやる!
みたいな事を考えていたら、手近のクローゼットから見つけたものでついついエンジョイ&エキサイティングしてしまったのだ。
しかしそれを正直に言ってしまったら、ジャッジメントを呼ばれる前に男としてゲームオーバーなのは間違いない。
浜面は3/60秒という、時間停止でもしたかのような速度で土下座った。
「俺が悪かったっ!!!」
「はぁ!? 謝ってすむ問題だとでも!?」
「こんな事するつもりはなかったんだ! ただ……」
「……ただ?」
「お前らみんな可愛いし、囲まれてるとすげぇいい匂いだし
色々思い出してきたらムラムラってしてきて……すんませんしたっー!」
「……ふっざけってんですか」
低い怒声を聞き、額を床にゴリゴリ擦り付ける浜面。なんとも情けない有様だ。
絹旗が睨んだままそのまま一分、二分と時が過ぎていく。
「…………はぁ〜〜〜」
眼前で土下座したまま動かない変質者をみやり、深い、深い溜息をついた。
こうも情けなさ過ぎると呆れて、逆に怒る気がなくなってくる。
「よりにもよって私達のせいにしますかね普通。………まあ超猿で学園都市非モテ代表の
浜面が超美少女集団の中にいたら、こういう事もあるかもしれませんね……」
自分も超美少女枠にさらりと含める辺りいい性格だが、続く言葉に耳を傾ければ
誰だって天使と間違えるに違いない。
「はいはいもういいです。許してあげます。顔を上げてください」
「お、おおっ……」
寛大にも絹旗は謝罪を聞き入れた。浜面は滂沱の涙を垂れ流す。
「私で超よかったですね。麦野だったらあれで純情なとこありますから。
一秒かからず、股間を原始崩しで超焼かれてましたよ」
「げっ」
「フレンダだったら弱み握られて一生笑われ晒し者ですし、滝壺さんだとエテ公浜面が襲いかねません」
「お、襲わないぞっ。ってあれっ?」
「……ナニをおっ立っててるか!」
「うぎょっ!」
否定しながらも立ち上がった浜面のズボンとパンツが膝まで落ち、絹旗は超窒素パンチで跳ね飛ばした。
浜面がボヨンとソファでバウンドして崩れ落ちる。
「超露出狂の超変態め…………もー二度も見ちゃったじゃないですか……」
片手で隠した隙間から見える絹旗の頬は赤い。
やさぐれた暗部生活によって耳年増ではあるものの、男性の勃起したアレを間近で見た経験など流石にない。
「う、ううっ……だって……お前が脚見せすぎでエロいんだもん……」
「なっ!? 浜面の癖に、超変態行為をまたもや人のせいに!」
ソファに崩れ落ちている浜面から心外な表現を聞いて、思わず体育座りのような姿勢で脚を隠す。
見せるか見せないかで言うと、見せる前提の格好ではあるが直接的な表現は流石に恥ずかしい。
そして怒りや恥ずかしさと同時に、微かな疑問も浮かんだ。
(私の脚を、ということは……さっきのアレも、他のメンバーじゃなくて私で……?)
横目でチラリと浜面のほうを見ると、ダメージを食らってもなお、股間のモノはまだ主張していた。
自慰の最中、去勢の危機、窒素装甲の一撃と食らって本能が迸っているのかもしれない。
浜面の言葉が正しければ、野生の発露は絹旗のせいと言えなくもなかった。
フラフラになってるくせに、低い目線で絹旗の脚辺りを未だ見ている。
何故だろうか。それは見られる嫌悪感よりも、胸の奥にチリつくものがあって。
「……仕方ありませんね」
「へっ?」
(あれ? なんでしょう。私、なにか変なことをしようとしてますよ?)
自分で自分に疑問を覚えつつも、絹旗は立ち上がる。
ソファに座っている浜面を見下ろし挑みかかるような視線。
浜面がどのような反応をするのか知りたい。試したい。
「そーれ、ぴらーん」
「おおおっ!!」
ワンピースの丈を少しだけめくった。
内股の付け根と下着がギリギリ見える、そんな所まで一瞬晒されて戻る。
浜面はダメージを忘れたように身体を起こし、獣の体勢で絹旗の足元に近寄った。
「うっわ、超ドン引きですよ浜面。犬みたいに盛ってますね」
「だ、だって、こんな、途中だったのに……」
「ずりネタが欲しいんでしょう?」
「お前、そんな下品な……」
「人の下着でオナってた浜面が言えたもんじゃないですよね」
「…………」
絹旗の嘲る言葉に浜面は逆らえないようだ。
俯いたようで視線は今だ脚に固着していて、雄の本能を満たす事だけに思考し行動する存在に成り下がっている。
股間の疼きに耐えれず、蔑まれながらも均整のとれた太腿から視線を離せない。
「いいんですよ。そのショーツを使っても」
うっすらと笑みを浮かべている絹旗は、優しく子供に言い聞かせるように囁いて
床に放置されたままだったショーツを指差す。
「え、いやっ、そんな」
「それ私のなんですよ」
「なっ!? こんな大人っぽいの!?」
「そんなの履いたら浜面汁で妊娠しちゃいそうですから。使わないなら捨てちゃいますよ?」
「うっう……ぐっ」
浜面は唾を飲み込んで、地面に広がってるショーツを見つめた。
ワンピースと同じ色のそれはやたらと手触りがよかった。
レースが全体を装飾しており、所々は肌が透けて見えるほどに生地が薄い。
少し顔をあげれば、スカートに隠れて見えそうで見えないものが間近にある。
中を想像すると、頭の中が熱くなり汗が噴き出してきて、股間のモノがピクンと動く。
「が、我慢できねぇ……」
浜面は顔を真っ赤にしながらも欲望に逆らえず、膝立ちになってショーツと一緒に自分のモノを握り、扱き始めた。
「この浜面、ホントにオナりはじめましたよ。超猿いですね」
「はぁはぁ、お前が……しろって……」
「使えとは言いましたけど、浜面が勝手に私の前で始めたんでしょう。
やっぱり見られないとダメな超露出狂ですか?」
「ち、ちがう……」
浜面は恥じてはいるが止められないようだ。
立っている絹旗の前で膝立ちのまま、眼前の絹旗の下着を使った自慰を続けている。
(脚、ガン見してます……)
絹旗は突き刺さりそうほどの視線を感じて、内股を擦り合わせた。
見られるという状況に不思議と胸の中が熱くなってくる。
指をほんの少しスカートに引っ掛け、持ち上げるような動作を取ると
浜面の視線がより強くなるのがわかる。
犬に餌を投げる振りだけして、探し回るのを見ているかのようだ。
(浜面超興奮してますね……)
あまり目には入れないようにしてるが、黒々しいモノから摩擦の音が聞こえてくる。
浜面は荒く切なそうに息をついて見上げて口を開いた。
「なあ……頼みがあるんだ……」
「お願いなんてできる立場じゃないですよね。超変態の浜面は」
「わかってるけどさ、頼むよ……絹旗のパンツがすげぇ見たい……」
本人もどれだけ情けないのかがわかっているのだろう。
女の子の目の前で自慰をしながら頼み込む浜面の目には、うっすらと涙が浮かんでいた。
「ぷっ、この浜面は、厚かましいを通り越して、もはや超勇者ですよ、ぷっ、くくっ」
「だって、こんな近くで見てたらよぉ……ううっ」
頼みが予想通りで絹旗は笑いながら浜面を嬲った。
ただ、泣きながら愚かしくも情けない様子に、どこか可愛らしいと感じていた。
暗部の仕事の都合上、男を泣かしたというか、痛めつけたり命乞いされたりなどの
経験は幾らでもあるが、このように欲情に染まった泣き顔を見たのは初めてだ。
それは絹旗の魅力によって引き起こされている。
胸の裡の種火が、ゆっくりと、ゆっくりと燃え広がっていく。
「それじゃあですね。質問なんですがさっきは誰をずりネタにしてたんです?」
「あ、うっ、その……」
「正直に言わないと超見せません」
「ま、待ってくれ、言うから。パンツが大人っぽかったから麦野を想像して……」
「へえ……じゃあ私は必要ないですよね。麦野呼んできましょう」
「ちがう、今見たい! 絹旗のパンツを見たい!」
「つまり私でオナりたいと。だったらちゃんとわかるように言ってくださいよ」
浜面は一瞬口ごもった。何を絹旗が要求しているのかわかったのだ。
それは年下の少女に頼むようなものではない。
まだ押し倒したほうが男らしいと言えよう。
けれども、無能力者の浜面では絹旗に勝てる訳もなく、内からの欲求にはすでに屈している。
答えは一つしかなかった。
「……絹旗の身体とパンツ見ながらオナニーしたい! お願いだからパンツ見せてください!」
雨に濡れた犬でもこうはなるまい。
そんな情けない、涙目の真っ赤な顔のまま浜面は言い放った。
はっきりと聞き終えた絹旗が目を瞑り、ゆっくりと開けた後に薄く笑う。
「ふふふ……しょうがないですねぇ。そこまで言うんだったら、もう少しかがんで近づいていいですよ」
「あ、っああっ!」
どもりながら浜面はモノを握ったまま、そうそう見えないように計算し尽された
スカートの下側へと顔を下げてから見上げた。
「エロすぎる……! なんでこんなエロいスカートでエロい下着履いてるんだよ!」
感極まったと言わんばかりの声。鼻血でも噴出しそう。
子供染みた野暮ったさなどはない下着は、薄い水色をしていて、股間から腰にかけて覆う部分が細くローライズに近い。
上から潰した、緩やかなVの字にも似たそれは、見ただけで布地がきめ細かいとわかり
海の色を通して絹旗の大事な所が透けてしまいそう。
形に沿ってわずかに窪んだ線のようなものが目に映る。
スカートの暗がりの中でもうっすらと見える臍や腰のくびれ、白い太腿のラインは酷く官能的で、モノが無意識にピクンと動く。
はたから見れば少女のスカートを覗き込む変質者そのものの姿なのだが、浜面は気にせず
気にはできずに、自慰を続行している。
「超失礼ですね……まるで私がビッチみたいじゃないですか……」
絹旗の声も熱を帯びていて、あまり否定になっていなかった。
浜面から嘘偽りの無い興奮が、表情と視線と呼吸から伝播してきている。
恥ずかしいのか、女の子っぽく膝と太腿を擦り合わせているのが浜面をまた昂ぶらせる。
むしゃぶりつきたくなるような太腿と股間の中心には小さな逆三角形の隙間があり
痩せすぎでもなく、無駄な肉もついていない、均整のとれたスタイルのよさが伺えた。
「その、はぁっ……絹旗……オナニーしづらいから、スカートを上げててもらってていいか……? ぴらーんってさ……」
「この超浜面はっ……! 厚かましいにもほどがありますよ……!」
「お願いだから……」
声をあげながらも怒ってはいないのだろう。
絹旗は手持ち無沙汰だった両手を、西洋の女性が目上にするようにスカートの裾にかける。
一瞬動きを止め、期待に満ちた浜面を見下ろしてから
「ぴらーん」
「おおおっ!!」
臍辺りまでスカートを自ら捲り上げた。
大胆な行為で、内腿に少しの力が入り、左脚が引かれ右脚を交差させるように動かす。
恥ずかしさで左足だけ隠したのかポーズを取ったのか、どちらにしろ絹旗の脚と下着を
見ている浜面のボルテージはさらに上がるばかりだ。
「んっ……」
浜面の荒い鼻息が皮膚を撫でてきて声が出た。
興奮のあまり、鼻先が当たりそうなぐらい腹と股間に顔を近づけている。
「ち、超近いんですけど…………」
「もう少しっ…………だからちょっとだけ……」
「……は、浜面!?」
「すげぇ……すべすべで……気持ちいい……」
浜面が右手で自慰を続けながら、左手で絹旗の右膝と太腿へ触れたのだ。
(この野郎、超超超調子に乗ってます!)
心ではそう思っているのに
「ひゃんっ、んぅ、は、はまづらぁ……や、やめ……」
漏れ出たものは小動物のごとき、高く切なげな声。
白い太腿に左手の指全部が軽く沈み込み、上下に何度も動く。
そんな風に動きながら揉まれると、ピリピリとした感覚がある。
ただ脚を触られているだけだというのに、ふにゃりと崩れ落ちそうなくらい敏感になっている。
(あ、うそ……ですよ……これって……)
身体の内側から忍び寄ってくるものがあった。それはとても熱いもの。
じゅくじゅくで、じっとりしてて、ねっとりとした何かが腹の裡から溢れてきそう。
触られただけなのに。こんなにも浜面の顔が近くにあるのに。
身体が反応して、少女の身体が男を受け入れたいと濡れてしまっている。
「んっ……? うぇ、弾かれた!?」
「……踊り子さんにお手を触れないでください。本当なら超出入り禁止なんですよ」
絹旗の判断は早かった。
普段よりかなり弱めながらも窒素装甲を即座に展開して、視覚以外をシャットアウトした。
防がないと浜面の興奮に引きずられて、絹旗のほうもダウンしてしまいそうなのだ。
「あ……じゃあもうダメだったり……?」
情けない顔の浜面を見て、絹旗はまたため息をつき、スカートをピラピラさせる。
「いいから早く終わってくださいよ」
「わかった、すぐに終わるから……!」
絹旗が冷静を装っているとは知らずに浜面が自慰に集中する。
触れれないなら触れれないで、絹旗の下着を凝視しながら右手と下着を必死に動かす。
眼前にある女性の部分をきゅっと覆っている布地と、その中身までを射殺すように見つめ、右手をひたすらに振り立てる。
きっと、その視線で一分も見つめられれば、下着越しでも濡れてしまっているのがわかっただろう。
幸いにも、そうなる前に浜面は終わりを叫んだ。
「いく、……イクから……!」
「……!」
見下ろす絹旗は男が絶頂に至るシーンを初めて見て驚く。
本当に、人体からこんなものが作られるのかと思えるほどに濁った白色の液体。
いや、液体と言うにはあまりに粘性を持ったものが、モノの先端から絹旗の膝や脛に
そして床へと飛び散り付着していく。
「あっ、はぁっ……まだ出る……!」
屹立したモノが何度も跳ねて、マーキングでもするかのように絹旗の足に飛び散る。
生臭い匂いを部屋中にまき散らしてから、やっとその動きを終えた。
白濁の残り汁が自慰に使っていたショーツもたっぷりと汚している。
「くっ、はぁ……すげぇよかった……」
「人様のショーツどころか脚まで汚しておいて、超だらしない顔してますね」
「あ、ああわるかった……拭くから……ってあれ?」
すでに用意してあったティッシュを取り出すが、絹旗の脚には白濁の残滓はなく、床に残っているだけだった。
「気分の問題ですよ。浜面のドッロドッロの超欲望鬱屈モテナイ汁だからと言って窒素装甲を貫通できるわけないでしょう」
「……そりゃそうか」
倦怠感や絹旗で抜いた罪悪感とで、浜面はろくに言い返す事ができない。
途中までは必死だったものの、今は顔を合わせるのも恥ずかしいぐらいだ。
「いい加減パンツぐらい履いてください」
「わ、わかってるよ」
股間をティッシュで拭いてズボンと一緒にあげてから、床に付着したものも拭いていく。
絹旗に見下されながら―――実態はともかく浜面はそう感じた―――掃除しているのはなんとも情けない。
「……みんなには黙っておいてあげますから超感謝しなさい」
「助かります……」
「ただし! オナるのは浜面の勝手ですけど、次見つけたら超全ゴロシですからね。
っていうかメンバーが集まるところでしないでください。いいですか?」
「はい!」
「よろしい。ショーツは始末して部屋も綺麗にしてくださいね。この件は貸しにしときますよ」
「きっと返しますです……」
玄関を開けて出て行く絹旗をまだ見れずにいて、浜面は俯いたまま返事をした。
(何やってたんですか私ー!!!)
バタンと玄関を閉めた直後、絹旗は胸中で叫んだ。
真っ赤な顔のまま、出たばかりのドアに背中を預け胸を両手で押さえている。
心臓の中で、何かが暴れているように鼓動が早く落ち着かない。
今まではノリというか、流されてやってしまっていたのだ。
浜面の前では取り繕っていたものの限度がある。
(おかしいじゃないですか。あんな超サービスしちゃった上に
浜面なんかを可愛いとか思ったりするわけないんです!)
常識的に考えて、およそ最悪な部類の光景を目撃したはずだ。
浜面本人もよくわかっていたから土下座したのだろう。
ボロクズにされて路地裏に投げ捨てられるか、省略してマンションの窓から強制ダイブさせられてもおかしくない事態。
絹旗ならば片手で実行できたろう。
にも関わらず絹旗は、単純で馬鹿な浜面が泣いたり自分の脚で興奮するのを見て、何かをしてあげたくなってしまったのだ。
(……ま、まぁ、超セクシーとはいえ中学生の私に超興奮するなんて所詮童貞野郎です。
私が相手してあげなきゃ、一生非モテ人生でしょう。
少しぐらいはいい事ないと絶望で死んじゃいそうですからね。
んー、だとしたら、あんなに切なそうで嬉しそうな浜面を見たのは、私が
最初で最後になるんでしょうね……って超違うんですからー!)
ゴンと額を横の壁にぶつける。
窒素装甲のおかげで痛くはない。むしろ壁が欠ける。
突拍子も無い想像をして何故か得意げになってしまった。
この調子では浜面が更に何かを要求してきたら、もしかして応えてしまったかもしれない。
(それに、なんでザーメンついてるんですよう……)
引いていた左膝横とソックスの境目に、ほんのわずかだが精液が付着している。
窒素装甲は基本的に自動防御してくれるものであり、不意の攻撃なども通用しない。
もし通じるとしたならば、絹旗自身が無意識に、もしくは意識的に発動しないように
しているか、能力発動ができないぐらいに肉体と精神が弱っている時ぐらいだ。
(これじゃ私が、かけられるのを望んでたみたいじゃないですかぁ…………)
今は健康そのものなので前者。
絹旗自身が、射精に合わせて能力を弱めてしまった可能性が高い。
戦闘中どんな状況であっても、そんな事態に陥った事はなかったのに。
ポケットティッシュを取り出し拭いて、一瞬だけそれを見やったあと丸めて外に投げ捨てる。
どこかで洗おうと考えながらも自分の姿を見下ろし、口元をむにゅりと歪めて困った顔を作った。
望んでいるといえば、今の服装も気になったのだ。
浜面参入前は男の子と見間違えそうなボーイッシュな格好だったりしたが、今は際どいワンピースの着こなし。
以前着ていなかったという訳でもないし、意識していたつもりはなかった。
けれども。
(浜面が来て……私が超はりきってるように見えてたんじゃないんですか、これ? ……もー)
誰も張り合っていないだろうに、絹旗一人が突っ走ってしまっている。
そうとられてもしょうがない。
「超熱くなってますよ……」
絹旗は赤くなった頬に手をあてる。
自分では気付いていないだろう。
浜面が『アイテム』に参入してから、以前より柔らかく、楽しそうな表情をするようになっただなんて。
窒素が燃えるよりも在り得ない事だと。
今の絹旗では、そう笑え飛ばせないに違いなかった。
それから数日の間、暗部メンバーらしく非合法活動は行っていたものの、取り立てて問題はなかった。
他のメンバーはもちろん、浜面も絹旗も仕事を実行しており、どちらからという事もなく、あの時の話はしないようにしている。
数日前の出来事など引きずっておらず、表面上は何も変わりないように思えた。
もっともそれは浜面の中だけであったが。
「あのですね浜面。もう少し自然にしててくれませんか?」
「え、ええっ? なんのことだよ」
仕事も何もない日、浜面と絹旗は今度こそC級映画を見に行った。
絹旗に誘われるのを当然断る事はできないし、楽しめる時もある。
しかし肝心の映画は、つまらなすぎてネタにもできない内容で、もし初デートで
見ようものなら、喧嘩から破局に繋がってしまいそうな出来だ。
結局途中で切り上げて、映画館を出て歩き出した絹旗が、浜面にかけたのは呆れを含むそんな言葉だった。
「超つまらなかったですし、映画に集中できてないのはまあいいんですけど
いつもだったらもっと騒いでるのに、喋らないじゃないですか。
ハズレもハズレすぎて、つっこみ入れずらかったですけどね」
「……いや、ほら映画は静かに見ないとな」
「私達以外誰もいなかったです。静かに人の顔をチラチラチラチラ何度も何度も、超見てたじゃないですか」
「なっ……! 見てねぇ! 自意識過剰だろっ」
「だったらいいんですけどね。ここ数日みんなから、超からかわれるんですよ? 浜面が私の事ばかり見てるって」
「うぇっ!?」
女性の視線に対する敏感さは、男よりもずっと高い。過敏と言ってもいいだろう。
ましてや浜面は小間使い扱いとはいえメンバーで唯一の男だ。
視線という明確な意思表示は、仕事中でも私生活でもあまりに目立つ。
それを隠し通せるほど達者ではなかった。
(ば、ばれてるっ! さりげなく見てただけなのに!)
浜面の中でさりげないものだとしても、原因となった数日前の出来事は視線に熱を加えてしまっている。
直接的接触はなかったとしても、絹旗の痴態は脳の奥底にまで刻み付けられており
ふと脚に視線がいったりするのを、浜面は無意識の内に行っているのだ。
今日も白のミニワンピースなので、知らず知らず見ていたりした。
「視姦してくるんでキモイって答えときました」
「俺の視線はそんないやらしいものじゃねえ……!」
「超説得力ないです。私の目の前であんな事しておいて」
「うっ、くっ……」
浜面の顔が羞恥の色に染まる。
もっとも恥ずかしい行為を、見られたというか見せ付けた記憶と一緒に、恥ずかしさもぶり返したのだ。
浜面は、女に身体を見られる生活など慣れていない。
仮に恋人がいても、自慰を見せ付けるというのはあまりないだろう。
絹旗もツンとしている表情ながら、ほんのりと耳が赤くなっているのに浜面は気付かなった。
「ちょっと。変な顔しないでくださいよ。恥ずかしいのは私なんですから」
「……そうだよな。あんなエロいパンツを見せてくれて――」
「大きな声で言わないで下さい!」
「うぉっ! …………こえぇ……」
ドンと震脚のごとき踏み込みで浜面は黙った。
窒素装甲により、小さな足跡がくっきりとアスファルトの地面に残っている。
もしこれで胴体を踏まれようもんなら、腹と背がくっつきかねない。
「浜面が泣きながら超土下座するからしょうがなくです」
「め、面目ない……」
「浜面はどうだか知りませんが、私は初めて男に見られ―――」
失言に口ごもる絹旗。
「そ、そうなの? じゃあ俺にだけ―――」
「く、くくぐぐぐ、この超浜面があぁぁぁぁぁぁぁ! 脳細胞ごと超死になさい!」
「待て待て待てっ! お前が勝手に喋ったんじゃねーか!」
今度こそ顔を真っ赤にした絹旗が、破砕音を響かせながら浜面を追いかけ回した。
「はぁっはぁっ、もうついたから止めにしねぇ……?」
「くっ……やるじゃないですか浜面。その逃げっぷりに免じて超許してあげましょう」
浜面が捕まったら、ぎゅって潰れたトマトになってしまう鬼ごっこは
幸いにも数日前と同じセーフハウスに到着して終わりになった。
絹旗が手加減をしているというのもあるが、何気に浜面の運動能力が高く逃げ延びたのだ。
くたびれ顔の浜面と、なんだかいい顔の絹旗は揃ってマンションのエレベーターに乗った。
「疲れた……日常生活がデンジャラス過ぎて映画にできるんじゃね俺……」
「やめてくださいよ。人をピンク映画に巻き込むの」
「どう聞いてもアクション映画だろ!」
エレベーターから降り、セーフハウスにしている部屋へ向かう。
「超似合わないを通り越して映画への冒涜ですって。……到着です。あれ? 鍵かかってますね」
「あいつらもフリーだから出かけるって言ってたよ。俺達は映画を切り上げたしな」
絹旗は玄関を開けソファに座ると、浜面は部屋の隅へと向かった。
家族で住めるセーフハウスなのだが、浜面の私物が置ける場所は狭く、そこにバッグが置いているだけだ。
そこで浜面はおもむろにシャツを脱いだ。
「何脱いでるんです! やっぱり超露出狂ですね!」
「お前俺をどういうキャラにしたいんだよ! 着替えるだけだって。こんだけ走ったら汗かくだろ」
「実際そういうキャラじゃないですかって……あれ……」
タオルや着替えを取り出し裸の上半身を浜面は拭き始める。
(むむっ……浜面の癖に超意外と……)
絹旗の瞳が感心と驚きで開かれた。
想像もしていなかった事だが、浜面の体つきと筋肉は十二分に立派なもので
一朝一夕では為しえない、鍛え抜いた身体というのがわかる。
窒素装甲発動時の絹旗から逃げ回れるのもこの身体ならと納得できるだろう。
それこそアクション映画に出れそうなくらい逞しい。
線の細い奴よりは、そういう男のほうが絹旗は好みなわけで。
(……やばいです。なんかまたおかしくなってますよ私……)
背を向けた浜面への視線が熱っぽい。
絹旗は音も立てずソファから立ち上がった。
なにをやっているのか自覚しているのに、胸の奥から溢れる熱を手繰り寄せたくなっている。
「……よくて最後まで生き延びつつも、主人公かヒロインを庇って死ぬ役って感じですね」
「お、わかってくれたか。主役じゃなくてもいいからそれぐらいくれよ」
「ふんっ、超良すぎるキャストでした。浜面には十年早いです。
大体あれだけ顔に出やすくて演技ができるわけ無いです」
そっけない言葉を放ちつつも、浜面のほうへと忍び寄る。
「うっ……つってもあんな事やっちまったらさぁ……」
「超変態と言えど、露出オナニーの経験は少ないと?」
「あんなもん初めてに決まってるだろ! って、え……き、ききき絹旗……!?」
「やっぱりそうなんですか」
浜面は背に触れた感触に声をあげた。
絹旗がぴったりと抱きついてきたのだ。
ウール地のワンピース越しからでも伝わる華奢で柔らかな感覚は、嫌でも異性を感じさせられる。
「な、なななんで……!?」
「動揺しすぎでキモイですよ浜面。追いかけっこの続きみたいなものじゃないですか」
そう言う絹旗の頬に赤みが差している。
悪戯っぽい笑みは、浜面の慌てっぷりを楽しんでいるためか、それとも抱きしめた喜びのためか。
「もう終わりのはずだろ!?」
「二回戦という奴ですね。先ほどは浜面の勝ちだったので、次は私が……」
言葉が途切れた。
予めそうしようとして行ったものではなく、不意にそうしたくなったから、理由なんて用意していないのだ。
「まあ、その、なんでしょうね…………」
言葉を濁しながらも、絹旗は抱きついたまま離れない。
背が違いすぎるため絹旗の顔は浜面の肩より低い位置にあって、腹に回された手は
割れた腹筋の上で戸惑うように動いている。
緊張しているのだろう。絹旗の指には鋼のように硬い感触があった。
「その、絹旗……くすぐったいつーか、ゾクゾクするつーか……」
「へんなこと言わないでくださいよっ! お腹で超感じちゃう変態ですかっ」
「いやだって、お前の指が柔くて……」
「ひゃっ! な、なななに触ってるんですか」
「お前は抱きついてきてるじゃん」
浜面は、絹旗の両手に手を被せると、疑問で頭を捻った。
抱きつかれた瞬間、慣れない女の子の感触に慌てたというのもあるが
窒素装甲ありのプロレスでもされるのかと、戦々恐々だったのだ。
でもどうやら違うというのが絹旗の様子でわかる。
能力は使っていないし、使う気があるのならすでに投げっぱなしジャーマンでも食らっているはずだ。
(からかわれてる? でも絹旗も慌ててるっぽいし…………にしてもちっちゃいくせに
いや、ちっちゃいからかな? 手も身体もすげぇやわらけぇ。
……こんな小さい中学生の絹旗をオカズにしちゃったんだよなぁ……)
手の中にある絹旗の手はやたらと小さくて、軽く握っても何か抵抗があるわけでもない。
より縮まって腹に触れているだけだ。
手触りのいい肌と、背に密着した肢体の触感に、腹の奥から欲の欠片が少しだけ顔を出す。
数日前に触れた脚や、大人っぽい下着の記憶が蘇っている。
(えーい、どうせなら勢いに任せて! …………でも俺がそんなんしたら、貸しを作ってしまうどころか今度こそ殺されそう……)
自己評価が低く、思い切れない浜面は手を握ったまま動けない。
後ろから女の子に抱きしめられる、そんな甘酸っぱいイベントが自分に降りかかっている。
それを素直に信じる事ができない。そこまでおめでたくはない。
ましてや相手は最も恥ずかしい所を見せた少女なのだし。
(うー、どうしましょう……私、もう少しクールなつもりだったんですけれど……)
そして絹旗のほうも悩んでいた。
絹旗自身でもそんな面があると知らなかったぐらい、直情的な行動に出てしまったのだ。
生殺与奪と主導権を握っているのは絹旗のほうなのだが、進むに進めない。
素直になれる性質でもなく、自分から抱きついて、更に何か決定的な事をできるほど思い切りがよくない。
軽く見られるんじゃないかという不安もある。
となると、浜面からの動き待ちなのだが、それはそれで恥ずかしい。
二人はとても近い距離なのに、色々とすれ違い空回っていた。
「……浜面。何か言ったらどうですか?」
「なにかっつてもさぁ……」
「色々あるでしょう。絹旗様に抱きしめられて超嬉しい、超幸せで天国にいっちゃいそうだとか」
「ええと……つまり、その、絹旗は俺が喜ぶような事をしてくれてる?」
「な!?」
言質を取られた絹旗が、驚きの声を上げたのを聞いて浜面はなけなしの勇気を振り絞る。
ダメで元々と覚悟を決める。
「あのさ、もし嫌だったら、俺をぶっ飛ばしていいから、いくぞ」
「な、なななにがいくんですか!?」
その動揺につけ込んだ、というわけではないが、浜面は息を強く吸ってから
「えいっ」
「ふひゃぅ……!」
くるりと反転して、正面から絹旗を抱きしめた。
「わわわっわっ! と、とと突然なんなんですか!? 超変態なんですか!? 超超変態にグレードアップ!?」
「突然抱きしめた変態はお前からだって。背中からだとなんか不安なんだよ」
「私はこっちのほうが不安です! 汗臭いを通り越して超獣臭いんですよ!」
「ちゃんと身体拭いたから! そういうのマジ傷つくんでやめて!」
言葉の応酬をしながらも絹旗は暴れたり窒素装甲を発動させたりはしなかった。
大きな目を見開き、頬を林檎色に染めて浜面を見上げているだけだ。
すっと整った鼻梁に、細い筆を走らせたような眉。
驚きと戸惑いを含みつつも、瞳は何かを期待して輝いている。
蕾を横にしたような唇は、紅を差してなくとも朱の色をしていた。
造形は変わらないのに、いつもとは表情が全然違っている。
それとも。
浜面の意識が大きく変わっているからそう感じるのか。
(顔小さくて、やっぱ可愛いな。すげぇ女の子っぽい。戦ってる時はめちゃめちゃ頼りになるのに)
「っ……」
少しだけ抱く力を強める。嫌がっているそぶりはない。
それどころか、絹旗からもうっすらと抱きしめ返しているのが伝わる。
追いかけっこをしてるうちに絹旗も汗をかいたのだろう。
絹旗の匂いがより強く感じられて、浜面は唾を飲み込んだ。
性的な欲求と言われれば否定はできない。
でも、それだけとは決して言えない。
足りていない。
初めは肉欲だったとしても、無意識のうちに好感のパラメータが上がっている。
かといって恋愛しているかといえば、そういった手順を踏んでるとも言えなかった。
絹旗の歩み寄りが突然過ぎて、準備が足りていないのだ。
浜面は足を止めているのに、絹旗だけが踏み込んできている。
これでは一方的な領域侵害だ。
だからこそ浜面は、言葉で伝え腕で抱いて、絹旗を囲うしかない。
「お前の事好きかもしんない」
「ふぇ……!」
ストレートな物言いにしゃっくりのような返事。
畳み掛けるように浜面は言葉を重ねる。
「どうしてこうなったのかわかんないだけどさ、勘違いしてもいいか?」
「う、うう……超勝手にすればいいじゃないですかぁ……」
「ああ、そうする」
この状況で嫌われている、からかわれていると思うほどに、浜面は鈍くも人間不信でもない。
否定されていたとしても、齧り付かれるのを待つ果実を味わうのを我慢できやしない。
絹旗のほうも、窒素装甲を使わなかった時点で気持ちは固まっていたのだろう。
密着していた身体に少しの隙間が開いた。
浜面が絹旗の顔を上向かせる。
(浜面の癖に、こんな、超真剣な顔できるんですね……)
そう考えている絹旗の顔は、浜面の想像でなくとも求めていると思えた。
赤い蕾はもうふっくらと開かれていて。
惹かれるように、薄くリップが塗られた唇へと自身のそれを重ねた。
「んっ、んんっ……」
唇と唇を触れ合わせる、ライトなキス。
それは、世の恋人達が行うありふれたもの。
(絹旗の唇やわらけぇ……)
(……キスって気持ちがいいんですね……)
だとしても新鮮な、初めて味わった感動が二人にあった。
心の片隅で想像していたキスという行為。
思い描いたものよりもずっと強烈で、気持ちがよく、陶酔感があった。
夢中に唇を触れ合わせてから、呼吸のために一時離す。
「ん、あっ……ん、ちゅっ、むっ…………、はぁっ……いきなりキスするなんて……超ケダモノです……」
どうにも素直になれていない。
けれども表情が言葉を裏切ってる。
嬉しそうな微笑を浮かべながら、囁いても男をより獣に変えるだけだ。
「あ、んんっ……」
浜面が無言で絹旗の細い腰を引き寄せる。
右腕で腰を、左腕で背中を。
抱いた腕は力強く、感動を離したくないとでも言うよう。
二つの鼓動がドラムを打ち鳴らし、唇を擦り合わせ、貪るように吸い合う。
もっと触れ合いたくて、開いた唇から舌を絡めあい
『ん?』
そこで止まった。
新鮮な感覚の中に混じった、覚えのある味に気付いたのだ。
「これってポップコーンと―――」
「……コーラですね。初めてなのに超しまらないキスです……所詮超浜面ですか」
甘く、少しだけしょっぱい。
先程映画館で食べたばかりの風味が残っていた。
ファーストキスというにはなんとも風情のない味だったが。
「どっちかつーと絹旗のせいだろ。俺も初めてなのに」
「また私のせいですか。浜面の癖に超生意気です」
お互い表情を緩ませてまたキスをする。
フレーバーなど、男女の熱に煽られては吹き散らされるだけ。
浜面が唇を塞ぎ舌を差し入れると、絹旗も応えて絡ませあう。
ぞくぞくっとお互いの身体が震えた。
粘膜と粘膜の触れ合いは擬似的な性交のようだ。
口の触れ合いだけで足の力が抜け、崩れ落ちそう。
「んっ、あ、はまづ……! んむぅっ……ん、ふぁ……」
浜面が絹旗の口内に差し入れたまま、腰を抱いていた右手を下へと滑らせる。
ワンピース越しに丸い膨らみへ触れて、驚きの呼びかけをキスで黙らせた。
(こっちもやわらけぇ……小さいのにどこもかしこも女の子してる……)
(触っていいなんて、言ってないんですよぉ……)
そう考えても絹旗は止めようとはしていない。
本当に止めたければ幾らでも方法がある。
けど今は、左手だけを浜面の腕にあてて、制止しているようなしていないような、曖昧な動きだけだ。
「ぁ、ふっ、んぅ……」
浜面が小ぶりの尻を撫で回し、揉むようにするとピクンと身を震わせ、キスとはまた違った吐息を漏らす。
(もしかして……絹旗も気持ちいいのか?)
マッサージでもするかのように指を少し立てて押すと、マシュマロのように沈み込む。
撫でている右腕をぎゅっと絹旗が握ってきて、絡ませあった舌の動きが鈍い。
指の力を抜き、また入れると、そのリズムで絹旗の呼吸も不規則になっている。
薫りたつというには、まだ幼く小さな身体なのに、男に触れられて感じている。
「ん、あっ……!」
驚きが口中で響いた。
我慢できない浜面が、短すぎてめくるという表現も必要ないスカートの中へと、直接手を入れたのだ。
薄手の布地一枚から伝わる感触はより鮮明で、浜面はぞくっとした感覚に囚われる。
ぎゅぎゅっと五指を沈み込ませた尻肉が形を変えて、柔らかいのに驚くほどの反発を指に返す。
抱きしめたウールのワンピースはさながら毛皮。
内にある柔らかさとしなやかさは、どこか猫を連想させるものがあった。
浜面がキスをしながら絹旗の抱き心地を味わっていると、ほんの少しだけ胸板を押される。
「……っはぁ……少し待って、ください浜面……首が痛いです」
「あ、わ、わりぃ……夢中になってた……」
「超がっつきすぎなんですよ……」
身長差が大きくあるため、立ちながら抱きしめ合うと絹旗は真上を向くような形になる。
浜面がぐいぐいと来るので、少し首に負担があった。
「なんか嬉しくてさ……絹旗はどうなんだよ」
なんともデリカシーのない問い。
キスならともかくとして、お尻を触られて嬉しいとは素直に言いづらい。
触るのを許していないのに、当たり前に聞くとはなんて男だろうか。
「もー本当に超勝手なエロ浜面ですね……ご想像に任せます」
だから悪態混じりの返事をする。
ただ、その表情は苦笑交じりながら優しい。
潤んだ瞳はどこか色っぽく、嫌がっているなんて想像すら許さない。
「お任せされてやる」
にやけた顔の浜面が更に相好を崩して喜んだ。
受け入れられている。
無能力者も能力者も、超人足り得ない人間には、それだけで世界が輝いて見えるだろう。
「―――きゃっ」
「こっちでしよう」
浜面は軽々と絹旗を抱き抱えると、合皮のソファへ寝かせた。
背もたれが倒れるようになっており、即席のベッドへと変わる。
「脱がせていいか?」
「あ、……はいっ、自分で脱ぎます」
動揺で絹旗の声が揺れている。
初めてだから。いや浜面も初めてなのだが完全にペースを握られている。
もしこれが戦いだとしたならば、主導権を奪われたまま、なす術もなく攻められてしまっている状況。
普段の絹旗からすれば、在り得ない事だ。
窒素装甲を持つ絹旗は、受け身ではなく蹂躙する立場こそが相応しい。
けれども、そうされるのを不快とは感じず、高揚感が先に立つ。
浜面が何をしたいのか、何をしてくれるのか、未知が期待へと変わっている。
「おぉ……」
上半身を起こしてワンピースを一気に捲り上げると浜面が感嘆の声を漏らした。
細い身体だが痩せているというわけではなく、引き締まった身体つきをしており傷一つない。
窒素装甲が難関を廃してではなく、難関を受け、守りきっているのだろう。
下着は上下とも同色の白。
デザインは少女らしい年齢相応のものだ。
「……浜面はもう少し大人っぽい下着のほうがいいですか?」
茶のボブカットがふわりと浮いてワンピースが両手から抜き出されると、少し不安げに問うた。
「えっ? あ、いやエロいよ。絹旗のパンツもブラジャーも身体もエロい!」
「つまり超どっちでもいいんですね……」
半眼で睨む絹旗。
数日前の件もあって、控えめな下着を履くようにしていたのだが、浜面にはあまり関係がないようだ。
どちらにしろ興奮している。
「ブラも外した方がいいですよね?」
「おう」
返事は軽いが、何度も頷く様子はどうにも余裕が無い。
(浜面め。本当に超童貞ですね、これは)
あまり好印象というわけでもないが、ほんの少し安心する。
言葉の平常さほどに絹旗には余裕があるわけではない。
自分だけ戸惑っているのだったら不公平じゃないかと思う。
やはり役者になれるような男ではないのだ。
そもそもそういう男ならこんな関係になっていないのだが。
「どう……ですか?」
フロントホックのブラを外すと、小柄な中学生にしては若干大きく、片手で覆えるほどの膨らみがさらけ出された。
丸い膨らみは登頂辺りが少しだけ尖り気味で、まだまだ成長途中というのがわかる。
乳首の部分は薄い桃色をしていて、小粒の実がぷっくりと主張している。
普段、スタイルがいいと嘯いている絹旗だったが、数年のうちに事実へと変わるのを予感させた。
「……っ。すげぇ綺麗でエロい。思ったよりも胸があるんだな」
「みくびっていましたね。超崇めてもいいんですよ?」
しかし男を。
浜面を漲らせているのは現在の絹旗だ。
恥ずかしげに頬を染めながらも、絹旗は浜面の返事を聞いて女の表情で笑う。
「触っていいか?」
「いいですけど、超敏感なんで超優しくしてくださいね」
「ああ」
「んっ、くぅ……」
二つの大きな手が精一杯優しく乳房を包んだ。
わずかに汗ばんだ肌はきめ細かく指に吸い付くよう。
しっとりと指が沈み込み、柔らかさと同等の反発を返してくる。
(優しくってこれぐらいでいいかな……)
浜面は絹旗の顔を見ながら五指でくすぐるようにする。
絹旗はきゅっと目を瞑ったままだ。
「ひっぅ……!」
「ごめん、痛かったか?」
「いえ、平気で、すから……」
指が固くなっている乳首を掠った。
反応の大きさは、乳房そのものより強く感じているのがわかる。
ちょんと指先で軽く押しただけで、吐息が乱れている。
言うとおり敏感で、優しく揉みながらたまに乳首を触ると1オクターブ高い声が漏れている。
「絹旗……」
「あ、ふぁ……んふ、ちゅっ、ん……」
可愛らしく思って、浜面は横から抱くようにしながらまたキスをする。
同時に胸を弄るとくぐもった喘ぎを何度も響かせる。
(やっぱりキス気持ちいいです……一つになってる感じが堪りません……)
大きく口内のどこもかしこも味わってこようとする浜面。
絹旗は暴れる舌を、同じく舌を踊らせて歓迎する。
舌が蕩けてしまいそうに気持ちがいい。
「んっくっ、んんぅ! はぁ、んぁ、んっんん……!」
必死に舌の動きを合わせようとするが、胸も責められると一方的に責められてしまう。
(浜面の癖に……ぁっ、ちょう……いえ、なかなか上手いじゃないですか……)
優しく胸を撫でられて、乳首を摘まれて。
時折力が入るのか、揉むようにされても痛みよりジンジンとした快感があった。
「ぁ、はぁはぁっ……ひゃぅっ!」
浜面がキスを止めると、絹旗が息を整える暇もなく、胸へと吸い付いた。
口寂しさと引き換えの激感。
絹旗はぞくぞくぞくっと背筋を震わせ仰け反った。
「は、ま……づら……そ、れ、んぁっ! 超激しすぎ、ます……! あ、ああっ!」
「ん、れろっ、きもち、いいんだな……」
れろれろと舐め回され仰け反ったままの絹旗から喘ぎが漏れる。
そのままちゅぅっと音が出るほど吸われた。
「ふあぁぁ……!」
「んっぷ、あぶね……」
快感のあまり、絹旗は浜面の頭を抱え込んで倒れこむ。
浜面が潰さないように手で支え身を起こすと、絹旗の瞳はどこか霧がかっているように見えた。
「……もしかして絹旗いっちゃった?」
「……はぁはぁ……んっく、そんな事知りませんよう……」
絶対的防御を纏っていたはずの絹旗が、浜面の舌と指でいいようにされたのだ。
まるで、堅い殻はそうならないためにあったかのよう。
剥かれてしまえば果肉は蕩けそうなほど柔らかくて、簡単にしゃぶられ吸い尽くされてしまう。
「いや絶対そうだって。目茶苦茶感じてたもん。ちっちゃいのにすげぇ感じやすい」
「うぅ……超不覚をとりました……」
自分で超敏感と言っていた通り、自覚はあったのだがこんな簡単にイカされるとまで思っていなかった。
(私、自分で思ってるよりも浜面が超好きなのでは……?)
今更ながら考えてしまう。
身も心も、というのは言いすぎだろうが、あまりに悦んでしまっている。
今だって得意げな浜面の顔は気に入らないのに、不思議と愛おしい気持ちが止まらない。
「パンツも濡れてるし」
「え!?」
と、絹旗の葛藤を置いといて、さらりと恥ずかしい事を言われる。
身を起こそうとするけれど、浜面の顔も身体も位置が近い。
「触るぞ」
「え、まままってくださ―――ひぅくっ……!」
湿った下着は絹旗の形になっていて指がなぞる。
腰の辺りがピクンと跳ね、ぎゅっと内腿が強く擦られる。
「気持ちいい?」
「だからっ、ぁ、んんぅっ、そんなの聞かないでくださいよぉ……」
涙を瞳に溜め、泣きそうな表情なのにどこか恍惚としていた。
浜面の指には下着越しでもとろみが伝わっていて、何より雄弁な答えとなっている。
「んぁ、あぁっ、……そこ、あん……まり……くぅ、いじるとぉ……おかしくなっちゃいます……」
「ほぐさないと駄目だろ」
下着をずらされ指が入れられる。
指で押し広げられる感覚の気持ちよさに、シロップのような甘い嬌声。
その様子に、浜面も興奮が増してしてきたのか息が荒くなってくる。
一つになりたいと、本能も理性もくしゃくしゃに丸まって転がっていくよう。
「……そろそろいいよな」
「ぁ……はぁはぁ、……はいっ、その多分超大丈夫です……」
「どっちなんだよ」
「うぅぅ……わかるわけないじゃないですかっ」
「……ごめん、そうだよな。でももう凄く絹旗とやりたいんだ。ほら」
「ぅっ!?」
気付けば浜面はズボンもパンツも脱いでいて、雄雄しく猛ったモノを露出させていた。
「ソレ……オナってた時より超大きくなっていませんか……?」
「かもしんない」
絹旗は、自分の腰の上辺りにあるそれを見てあわわといった顔をしている。
体格に見合った浜面の物は大きく、小さな絹旗の身体にはあまりに凶悪。
触ってもいないのに、先走りが漏れ出し射精したいと訴えているようだ。
「グロいです……それにそんなの私が壊されちゃいそうですよぉ……」
「グロいってオマエさぁ……その、優しくするから頼むよ」
「痛かったら承知しませんからね。窒素装甲を超発動させちゃいます」
「ど、どどうなるんだよそれ、そこは我慢してくれ」
「昔そんな映画ありましたよね。女のあそこで食いちぎられちゃうの。
エイリアンでもモチーフに使ってるっぽいですし。…………あ、少し小さくなってます」
行為の最中での怖い光景を想像して浜面のがちょっと萎える。
冗談を言っているが不安なのだろう、絹旗の笑みはわずかに固い。
しかし望んでいるのも確かなわけで。
「冗談ですってば……本当に大丈夫ですから。来て下さい浜面……」
「わかった」
絹旗はショーツを脱ぐと、恥ずかしげに身をくねらせる。
毛も生えていないそこは色素が薄く、すじめいた部分はうっすらと開いており
艶めくほどに濡れているそこは、パールピンクに輝いて見えた。
幼いながらも精一杯男を受け入れる準備ができているのだ。
笑顔の中に隠しきれていない不安を抱えつつ、浜面を迎え入れようとしている。
(俺がしっかりしないとな)
「ん、……子供扱いしないでくださいよ」
「わかってるって」
年下の少女を不安がらせないよう頬や頭を撫でると、憎まれ口を叩きながらも目を細めている。
「あっ……」
「いくぞ……脚をもう少し開いてくれ」
撫でながら勃起したモノを絹旗のそこへぴとりと触れさせる。
密着という言葉が生温いほどに近い距離が、零を通り抜けた。
「んんあぁぁぁぁっっ……!」
「絹旗の中すげぇきつい……ぞ……!」
わずかな隙間しかなかった膣口を、剛直が割り開いていく。
先っぽを入れただけで強く締められいきなり出してしまいそう。
「ちょうっ……い、たいじゃないですかぁ……」
「ごめんな。我慢してくれ」
「ううぅん……浜面のくせに、超許せません……」
柔らかいのに固さすら感じる膣へ腰を推し進めていく。
幾ら濡れていても流石にきつい。
身体が小さいのに加えて、引き締まった身体は膣回りも強いようだった。
「できるだけゆっくりするからさ」
「わかり、まし――あっむ、ん、ちゅっ……」
入れたまま前屈に折り曲げてキスをする。
そのまま頭を撫でたり、胸を触ったりして少しでも痛みから気をそらそうとする。
とはいえ腰を進めるのは止めれない。
絹旗に我慢を頼みつつも、浜面は我慢できていなかった。
それだけ絹旗に魅力を感じていて、欲求を抑えきれないのだ。
「はっっ、ちゅぅっ、ふっ、んぶっ……んぇ……」
(ヤバい……持たない……)
二律背反に囚われながら、早くも限界が近づいていた。
キスを好んでいるのか、絹旗は痛みの中でも舌を絡めてくる。
密着すればするほど、深く挿入されて苦しいだろうに、伸ばされた両腕で抱きしめようとしてくる。
そんな健気な絹旗の様子は可愛らしいし、浜面も積極的なキスが気持ちいい。
満たされた器は快感の圧力で破裂してしまう。
「あ……出る!」
「ふぇ……ひゃうんっ……!? んぅ……あ、あぁ…………超射精してます……」
慌てて腰を引き、腹の上にぶちまけてしまった。
二度目の射精は隔てるものがなく絹旗の肌を白濁したもので汚す。
びくんびくんと何度も震えて、白い肌に濁った白を上塗りしていく。
「すまん、気持ちよくて出ちまった」
「……浜面のザーメン、ゼリーみたいに超濃ゆいですね」
「ああ。目茶苦茶興奮してた。……その早かったな俺……」
「そうですね。超早漏ですよ」
「くっ、ぅぅうぅ……情けない……」
一分も立たずの射精に浜面はがくっと頭を下げる。
リードしようと思っていた矢先のこれはなんともショックだ。
「……いいですって。初めてなんですから。まだしないんですか?」
しかし告げられたのは暖かな言葉だった。
「えっ……いやだって、絹旗が辛いだろ」
「そりゃあ痛いですよ。けれど浜面が超落ち込んだ顔しているほうが嫌です。
浜面は私とセックスしているんですよ? そんなの許せるわけないでしょう」
「あっ……」
思わず声が出た。
それはそうだ。
もしも絹旗に行為後落ち込まれたら、浜面だって耐えられない。
難しくとも満足してほしい。
浜面は絹旗を見くびっていたのかもしれない。
幼くとも、目の前の少女がこれ以上ないほど女だということを、わかっていなかった。
「悪かった。俺もそんな風に終わりたくない。もう一度いいか?」
「いいですよ。きてください。私に満足しないと超許しませんから」
「……こういうのも変かもしんないけど、お前すげぇいい女だよ」
「今更気づいたんですか。本当に、浜面は超オロカモノですね」
絹旗が浜面を迎え入れようと、しどけなく足を開く。
「きゃっ……」
絹旗の足を抱えこむように浜面はのしかかった。
俗にいうM字開脚の形になっていて、幼くも性交の残滓を残すそこが開かれている。
「腰動かしてもいいか?」
「はいっ、やりたいようにどうぞ。……ん、はぁ、あっ! うっ、ぅあぁっ! んっくぅっ!」
挿入し、先端が子宮口に当たるほど深く入り、浅い所まで引かれて、また突く。
ぐじゅぐじゅと体液が混ざり合う。
(ぅ、あっはっあぅん……入ってます……それに、さっきよりも超激しいです……)
それほど速くはないが、遠慮の無い腰の動きでじくじくとした痛みがある。
折りたたまれた自分の脚と浜面の体重で重みを感じる。
行為に慣れていないため、無理矢理体内を押し開かれているようにも感じる。
身体の内も外も圧迫感でいっぱいになっている。
けれどもそれが嬉しかった。
痛みよりもずっと強く、触れ合いたいという気持ちが高まっていた。
こんなにも、触れ合う事に餓えていたとは自分でも気付いていなかったのだ。
「浜面……もっと……もっと、激しくても大丈夫ですから……私のおまんこをぐちゃぐちゃにしてください……!」
叫び、自分のいやらしい言葉にゾクゾクと身を震わせる。
「……そんな事言われたら、ホントに無茶苦茶やっちまいたくなるだろうがっ」
「ひっ、はっ……あぁっ! んっ、あぁぁ!」
浜面が更に速度を上げて抽挿を繰り返した。
ごちゅ、ちゅくっ、ちゅちゅっ、くちゅる。
狭隘な膣壁から肉棒が濡れ擦れる音を鳴らす。
身体の反射というには、絹旗はたっぷりと濡れそぼっている。
「あっ……なんだか、うぅん、超痛くなくなって、はぁぅっ……きました」
「そうなのか?」
その代わりにじんじんとした痺れのようなものが、全身に広がりつつあった。
「ん、あぁっっ……それ、少しいいです……」
浜面が前後だけではなく、腰で掻き回すように動かしてくると、また違う所が
触れ合って刺激されて、声に甘さが混じりつつある。
涙はまだ流れているが、痛みで顰められていた眉は緩んできており表情も苦痛の色が薄い。
「きゃっ……あっ……? 浜面……? あぅ、んんんっ……」
浜面が絹旗を抱き上げると、対面座位の姿勢となったまま繋がった。
体重がかかって子宮まで突き上げられても、快感のほうが勝りつつある。
「抱っこなんかして、はぁ……子供扱い……しないでくださいよぉ……」
「してねえって、ほら」
「あ、んっぷ……んぁ……んむぅ……んちゅ、ろっ……」
唇と舌でもまた繋がりあう。
お互いの快楽を送りあうかのように深いところで粘膜を絡ませあう。
汗まみれの肌が溶け合い、混ざり合っていく感覚。
求めて、求められているのがお互いに伝わっていくよう。
(超溺れちゃいそうです……いえ、もう駄目です。こんなの知っちゃったら私……ハマっちゃいますよぉ……)
「んんっ、はぁ、んっくっうぅっ……っく、はぁっはぁっ……くぁ、はまづらぁ……」
唇が離れて唾液の糸が垂れ落ちる。
そのまま折れよとばかりに強く抱きしめられて、苦しげな、でも嬉しそうな息を吐く。
「もう出るから……!」
「はい、私も、もう……おかしくなっちゃいそうですっ……!」
絹旗も強く抱擁を返した。
抱きしめあったまま、結合部だけが揺らされ快楽を貪りあう。
「いくっ!」
「びくびくして……ぅぁあっ! んぅぅつっ……!」
浜面のモノが心臓のように鼓動を打ち、膨れ上がった感覚と共に奔流が放たれた。
びゅくびゅくとモノが脈動して、灼くように熱い精液が注がれていく。
腹の内から頭の中、いやもっと上のほうまで、貫くような快感に襲われた。
背筋が勝手にしなって、ぎゅぅっと身体の端々に力が入る。
なのに、捉え処のない痺れにも似た感覚ばかりが五感を満たしていく。
壁も天井も浜面も、視界の中がモノクロームに薄れて真っ白に消えていく。
(あっ、いや……)
何も見えなくなるのが怖くて、すがりつくように抱きしめて。
ただ浜面の感覚だけを頼りにして茫洋の海を漂っていく。
けれど精が打ち出される度、押し寄せてくる快感の津波に絹旗の意識は流されていって。
「ぁ……」
絹旗は、胸を吸われた時よりもずっと深い絶頂を迎え、浜面の腕の中で気を失ってしまった。
「……ぃ」
「…………んぅ」
呼び声。
「おい、おいってば絹旗」
「あ……浜面……私、どうしてました……?」
千々に乱れた心が集まっていき、霧が取り払われた。
意識が無かったのは、ほんの数十秒ぐらいだろう。
挿入はされていないが、まだ抱きしめられたままだ。
「気を失ってたみたいだ。すまん、やりすぎちまった」
「いえ……なんだかおかしくなっちゃいました……少し、怖かったです……」
「本当に大丈夫なのか?」
「はい……ぎゅってしててほしいです……」
言葉に応じて、文字通り包み込むように抱きしめられる。
心配げな浜面の顔を見ると安心してきて、頬ずりをしながら絹旗も腕を回す。
身体には痺れが残っていて、頭はぼんやりとしていて、不思議と甘えたくなっている。
しばしそのままでいたあと、絹旗が胸の中でもぞもぞと動き浜面を見上げた。
「浜面……超やばいですよ……私、ハマっちゃいそうです……」
愛し合い、二人で気持ちよくなれる幸せはさながら麻薬のよう。
心も肉もドロドロに融けて溺れる感覚に依存してしまいそうだ。
「ああ。俺もやばい。こうしてるだけですげぇ気持ちいいし幸せかも」
「私もです……」
「エロい事してなくても、こうやって絹旗を抱きしめてるだけで、嬉しいし満足」
「とかいって、お腹に超固くなってるのが当たってますよ」
「若いからなぁ」
とぼけた顔の浜面を見て絹旗が楽しそうに笑い、少しの間の後、俯き逡巡しながらも問いかけた。
「……あのですね、もう一度聞きたい言葉があるんですが」
「何をだ」
「……ええとですね。超好意を表してる表現的なものでして……」
「…………? あぁ、絹旗はエロいとかか」
「どういう好意か!」
「うぉっ」
がうっと噛み付きそうな顔で睨み、一瞬窒素装甲を発動してしまいそうになる。
「嘘々。なんつーかな、流された感があるし、エロい事したのも理由だけどさ、俺は絹旗が好きだよ」
「あ、ありがとうございます…………」
(どうしましょう。超嬉しかったりしますよぉ……)
また俯く。
にやけてしまっているのを恥ずかしくて隠す。
「俺ばっかりじゃなくて、絹旗も言ってくれよ」
「ふぇ……!?」
「返事聞きたい」
「は、い、ええとです、ね……んぅっ! 触られると……いいづ、らいです、から……!」
急かすように腰やお尻の辺りを撫で回された。
絶頂して数分しか経ってない身体は敏感過ぎて、言葉すら覚束なくなる。
「わた、しも……ですね、浜面の事が……すき、です……」
「――――――うん……すっげぇ嬉しい。もう一回聞かせてくれ」
「浜面……大好きです……」
「あーもうお前目茶苦茶可愛いなこんちくしょう」
「きゃぅっ」
押し倒してきた浜面が獣のごとき眼光を光らせる。
「まだヤリたい。我慢できねぇ」
「……だ、だめですよ。みんな帰ってきちゃいますって」
「じゃあラブホだラブホ。エロい事に使えるカラオケでもいい!」
「え、ええ……? カラオケはともかくラブホは流石に私ぐらいの年では超入れないのでは―――」
「なんでもいい。どうにかする」
「こういう時は超頼もしいんですねぇ……」
否定気味の絹旗だったが、太腿を擦り合わせるようにして先程の快感を思い返していた。
浜面の熱にあてられて、絹旗もまた欲しくなってしまう。
(浜面の事言えませんね。私も超ケダモノになってます……)
自嘲しつつも止められないし、止める気がないのはしょうがないわけで。
「もーわかりましたから。まず着替えましょう」
「ああ」
そそくさと新しい下着に着替えたりして、後始末もそこそこに、マンションから出て行く。
その時、手を繋いだまま足早に歩いていく様子を、アイテムの仲間達に目撃されていて
後日、裁判のごとき詰問会が開かれる事になるのはまた別のお話だった。
終了
絹旗って最初のほうから浜面の事が好きなイメージがあったりします。
絹旗かわいいなぁ
浜面嫌いだけどGJ!
浜絹は良いなぁ
651 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 07:20:21.31 ID:8lZczxIH
この調子でバンバン頼むわ!
乙した! 浜絹いいな。
最新刊の表紙のオティヌスがエロすぎて孕ませたい。
654 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/12(木) 19:26:25.07 ID:td5SYjM2
そろそろみこっちゃんがクリスマス彼氏になってもらうために上条さんに声をかけに行ってるころかな
657 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/13(金) 15:04:11.36 ID:PNJKVDZO
んじゃ上条さん、美琴、操祈で3PするSSを誰か頼むわ
この3人が3人仲良くチョメチョメする薄い本なら腐る程あるけどSSは無いから見たい
659 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/19(木) 22:38:19.85 ID:NrI5mXlU
>>655 今に始まった事じゃないけどライバル多そう、てか多いよな。
にしても最近雑談スレに接続できないんだよな
にしても小ネタ投下しようとすると行が長すぎるっていわれて投下できないんだけどどうすりゃいいの?
60行までしか入らんから、ニレスに分ければ
>>657 SS速報vipにシリアスであったね
663 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/22(日) 00:43:30.84 ID:onVRV7rT
インデックスと上条さんは同居している インデックスはおそらく最低でも十代
少なくとも両親その他の被保護者あるいは同性の人間、もしくは金持ちで身の回りの世話を他人に焼かせるというか形ならまだしも、完全男女で上条さんに家事をまかせっきりのインデックスはせいりようひんも上条さんに買わせているのだろうか・・・・
他の作品にも言えるがせいりようひんとか男性に買わせてるのか、身の回りの世話を男性に任せるなら・・・・
インデックス「せいり? 何なのかなソレ……ええ!? 血が!? な、ないない、そんなのないんだよ!」
実はまだ説
真面目な顔の上条さんにいきなり「なあビリビリ、いや御坂、相談がある」と人気の無いところにつれてかれて
ままままさか告白!?と顔を真っ赤にしてるところに「生理用品持ってたら分けてくんね?」
と頼まれて激怒
666 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/22(日) 07:31:08.18 ID:wOAbuwg6
その調子だと下着も上条さんに買わせてそう
アニメではカットされたけど原作の11巻でインデックスが顔を赤らめながら上条さんに生理用品らしきものを渡してキャリーバックに入れてもらうシーンがあったはず
668 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/22(日) 18:55:22.09 ID:wOAbuwg6
下着はインデックス自身が買ってたはず
んでたびたび
>>667みたいなことに上条さんがずかずか入り込んで噛まれる
下着や女の子事情は、同居隠してんの知ってる小萌先生と姫神と舞夏がフォローしてるんじゃね
病院通いで看護婦さんとも顔見知り お菓子と玩具が好きな子認識されてる描写もある
これもアニメではカットされたけど、海で着てた水着は上条と一緒に買いに行って、
試着も目にしてドキドキした上条が幼児体型に欲情って人としてどうかと自己ツッコミ入れてたりもする
上条もさすがに体で覚えたのか、同居生活で波風立てないインデックスへの接し方を
実践してたりもするんだよな劇場版特典や新約8巻の買い物シーンとか
生理がちゃんときてて用品買ってるのに衝撃
上条さんそういうのにお金回せてるのかな
>>672 むしろそれらの出費が上条さんの家計を赤くする要因なのかもと思う。
インデックスの食費のみ→ギリギリで赤字じゃない
インデックスの食費+生理用品その他諸々代→赤字
>>673 補足 インデックスの食費のみ→ギリギリで赤字じゃない(上条さんが家計の他の部分を切り詰めればやりくりできるレベル)
妊娠させれば10ヶ月は生理用品いらなくなるよ上条さん!
>>673 赤字もそうなんだけど、インデックスが上条さんに生理用品を買いたいって素直に言えないじゃん?
だからお金をちょうだいって隠して無心するんだろうけど、上条さんが察せれなくて問題起きてそうだなぁと
小萌先生に頼んだってのもありだけど、上インでSSネタにはなりそうだなぁ。っていうか同居設定でそんな描写あるんだなぁ
>>675 たしかに生理用品代はいらなくなるがいろいろと問題があるな
>>677 喫煙神父がイノケンさん連れて押しかけてくるに違いない。
インちゃんが腹ボテになったら倍ぐらい食べそう
体質なら瞬間記憶能力やらも遺伝するのかな
生理用品なんて昼飯1回分もしないだろ
旧教って、堕胎はもちろん避妊もしないで産めよ増やせよなんだっけ?
インデックスは自動書記とかの時に使う魔力を蓄えるために大食いなんじやないかと思う
インデックスは旅行のとき藤の箱を鞄に入れていた
683 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/01(水) 00:17:21.28 ID:x9ybcr51
あけおめー 姫始めネタでも考えるぞー
みさきちでよろ
姫(神)初め
>>670 雲川妹が上条さんの世話を始めれば必然的にインデックスさんの世話をするから問題なし
687 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/05(日) 00:28:48.14 ID:zpDbcRl0
ふと思ったが、能力者の子供は同じ能力を受け継ぐんだろうか?
恋査曰く解剖学的には寸分たがわず同じ肉体でも一つの生命として生まれた時点でそいつ固有のパーソナルみたいのができちゃうらしい
だから人間じゃないもので人間と同じものを作る
だけど学園都市の技術でも完全に脳みそまでサイボーグは無理だから人間らしいところを極限までそぎ落としたのが恋査のコアってことだったはず
妹達の能力に個体差があるのはこれが理由だと思う
689 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/09(木) 19:10:00.01 ID:LzgE4yTY
>>688 超電磁砲の子は超電磁砲で幻想殺しの子は幻想殺しみたいな簡単な話じゃないんだなあ。
幻想殺しは遺伝じゃないと思うよ
昔から存在していて宿主が消滅すると別の宿主に転移するらしいし
昔は土地や備品に宿ったりした時期もあるみたい
上条さんに宿ったのは中の人が原因なのかもねぇ
>>690 原作読んでみても今ひとつ理解できなかった箇所だったので解説サンクス。にしても幻想殺しってめっちゃミギーなんだ
692 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/09(木) 23:17:35.28 ID:LzgE4yTY
>>080 それにしてもどんなパーソナル持ってりゃベクトル操作したり未元物質出したりできんだろ?
投下します
絹旗一人称、浜面とのエロオンリーな内容です。
絹旗・浜面のエロエロな日常
私、絹旗最愛が浜面と付き合い始めてから何ヶ月か経ちました。
暗部絡みの揉め事も概ね解決して、今の所は超平和な毎日。
浜面と同棲するようになってから、映画デートの多い恋人生活を超謳歌しています。
……笑っちゃいますよね。
私がそんな日常を送るようになるなんて、想像もしていませんでした。
そもそも、彼氏を作るどころの生活環境ではなかったですし。
今は浜面と二人で電車に乗っている所なんです。
別にどこかへ出かけようとしていたわけじゃありません。
そういう日もありますが、今日は超違います。
……今日はその、超恥ずかしいんですが痴漢プレイというのをやっている最中なのです。
…………おかしいですよね。自分でもわかっています。
いつもいつもこんな超変態的な事をしてるわけじゃないんです。
ただ、浜面がどうしてもしてみたいと言うから、押し切られた感じなんですよ。
私も興味があった、というわけじゃ超ありません。
そんなわけで、背後にいる浜面が私のお尻を超触ってきてます。
お尻全体を撫で回しながら揉み解してきます。
満員というほどではありませんが、人がいっぱいいるのに遠慮なんてしていません。
このケツは超俺のものだ! みたいな感じでまさぐってきてます。
小さいくせ肉付きがよくて、柔らかくてすげぇ気持ちいいとか言うんですよ浜面は。
褒められている気がぜっんぜんしません。
さりげなく左右を見渡しました。
私のお尻の状態に気付いている人はいないようです。
とはいえ、人が沢山いるので超緊張します。
結構顔に出るタイプなのでほっぺたが赤くなってるかもしれません。
ただ、浜面があまりに当たり前のように触ってきてるので、段々慣れてきてはいました。
超スタイルがいいとはいえ、私が十二歳のいたいけな女の子というのを超忘れているんじゃないでしょうかコイツ。
……まあ浜面の事ですから。
むしろそれが超興奮するというロリコン野郎なんでしょう。
そのくせバニーでボンキュボンも大好きなエロエロ魔神でもあります。
見境とか節操というものをどっかで落としてきたに超違いありません。
昨日も三回は……いえなんでもないです。失言でした。
「ぁっ……ん、けほこほっ……」
超危なかったです。
浜面が強くお尻を揉んできて声が出ちゃいそうでした。
咳で誤魔化して周りの人達には気付かれていないようですが、浜面は後ろで含み笑いしています。
くっ、超バレバレですか。
浜面には私の弱い所をいっぱい知られているんですよね。
体調や生理が影響しているのでしょうか。
不思議と毎日感じる所や感じ方が変わるのですが、癖があるのか浜面にはすぐ当てられてしまいます。
今日は強くされるのがいいみたいです。
大きい手が私のお尻の半分を簡単に覆って掴んでいます。
ぎゅっぎゅっとマッサージするみたいに揉まれると、また声を出しちゃいそうになりました。
……口元を手で押さえているんですが、変に思われてないでしょうか。
顔もなんだか熱くなってる気がします。
また周りを見てみますが、多分誰にも気付かれてないとは思います。
こんな場所だとやっぱり恥ずかしいですし、声を出しちゃいけないというのも、辛くてもどかしいですよ。
ひゃっ……!
でもやっぱり浜面は遠慮なんかしていません。
今度はワンピースをめくってきて、ショーツごと触ってくるものだから驚いてしまいました。
痕がつかないか心配になるくらい揉んできて、本当の痴漢みたいに乱暴で、じんじんとしてきます。
少し不安になって後ろを見てみますが、浜面がなんでもないような顔をしてるだけなのが憎らしいです。
そのくせ超興奮してるみたいで、激しく痴漢してきてます。
周りに見られないか不安なのに、少し気持ちがいいのが奇妙な気分でドキドキしています。
これじゃ私まで変態みたいです。
「っあ、んんっ……」
やばいです。また変な声が出ちゃいました。
浜面の右手がお尻を触ってきて、続けて左手が胸まで忍び寄ってきたんです。
周りが気になりましたが、感覚が強くてそれどころじゃありません。
その、実は私、ノーブラなんです。
もちろん浜面がそうしてくれって言うからであって、自分の意思じゃないんですよ?
そんな大きくないですけれど、服と擦れると胸が痛かったりしますし。
お気に入りのウール地のミニワンピースは、ふわふわしていますが、少し刺激が強いんです。
胸の奥にしこりのようなものがあるから、多分超成長期のおっぱいが敏感になっているんでしょう。
最近は毎日のように、浜面に触られているせいか柔らかくなってる感じなんですけど。
ちなみにショーツは履いてます。そこまでは頼まれませんでした。
…………うーん、考えてみますと、浜面のエロいお願いをいっぱい聞き過ぎてる気がします。
許すまじ。
今度、浜面にはトワイライトからレイト、ミッドナイトショーまで映画に付き合ってもらいましょう。
もうオールナイトですよ。
………………でもそんなので埋め合わせにするのもなんかやですね。
けれど、しょうがないじゃないですか。
エロい浜面が超喜んでくれるのが、私も超嬉しかったりしますし。
今時、男に尽くす女なんて流行んないとは思いますけどね。
「ふ、ぅっく……」
そんな事考えてる最中も浜面はやりたい放題してきます。
ワンピース越しに、胸を触るだけじゃなく、敏感になってる所を超摘まれたんです。
つい身体が縮こまっちゃいますが、浜面の腕は長く大きくて、意味なんてありません。
おとなしくて、声を上げる事すら超できない女の子みたいに、いっぱい痴漢されちゃってます。
ふにふにって胸は優しく触ってるのに、お尻は強くしてきました。
胸のほうはピリピリして、お尻のほうはぎゅっぎゅっと肉をこねてくるのが気持ちがいいです。
つい、いつものように浜面へもたれかかってしまいます。
満員というほどでもないんですが、人が多いので不自然ではないはずです。
でも気付いた人がいたとしたら、超痴漢されてるのに身体預けちゃってる超エロい女の子ですよね。これ。
…………なんでしょう。
そんな風に思われるのは嫌なんですが、こういうシチュエーションはあんまり嫌じゃなかったりします。
超いけませんね。浜面に影響されてピンク脳になっちゃってますよ私。
とは言っても、痴漢されて気持ちよくなってるのは本当なので言い訳ができません。
あ……
腰辺りに浜面の大きくなった奴を感じました。
服越しでもわかるくらいに超浜面が超勃起して私に超興奮しています。
超硬くなってるのが伝わってきてます。
少しぞくぞくっときました。
後ろを見てみると、さっきより余裕がない顔してます。
今にも私とエッチしたいってそんな顔です。
どうにかしてあげたほうがいいんでしょうか?
でもこんな所でできるわけないですよ。
痴漢プレイですし、触るだけで超我慢してほしいです。
わわ……!
そう思っていたのですが、流石は超浜面。
後先考えてないエロさでは私の想像を超越しています。
この野郎、私の右手を後ろに回させると、ジッパーを下ろしてアレを握らせてきたんです。
少し体をずらして、腕がきつくならないよう私がやりやすい位置取りもしてきます。
気の使い方が超間違っていますよ!
……まあ、でも、こうまでされたらしてあげないと超可哀想ですよね。
プレイとはいえ、私だけ責められるのも不公平ですし。
超脈打ってるそれを手コキしてあげる事にしました。
骨でも入ってるみたいに硬くて大きいアレは、私の手に余ります。
けれど、何度もしているのでなんだか手に馴染む気もします。
後ろ手で握ったまま、前後にこしゅこしゅって扱いてあげると、カウパーがもう出ていて手につきました。
よっぽど興奮してるんですね。
丸くて太くなってる部分とくびれてる境目辺りを、親指と人差し指でぎゅっと
押しながら左右へ擦るようにすると、はぁっと切なげな息を吐いてます。
ここ結構敏感らしいんです。
そのまま表側から裏側まで、くびれてる所全部を満遍なく超擦ってあげました。
握って扱くとはまた別の気持ちよさがあるって浜面が言ってたんです。
棒になってる部分より亀になってる辺りが気持ちいいみたいですね。
こっちのほうが柔らかいからでしょうか?
私だって浜面の弱い所は当然知っているんです。
「んぁ……」
お返しなのか、私が今やっているみたいにおっぱいを左手でつままれ、擦られました。
こりこりってしてきます。
そんなにされたら、ワンピース越しに浮いちゃうかもしれないですか。
つい、抵抗するように身じろぎしましたが、抱き締めるように浜面が密着しているので効果がありません。
浜面に手コキを強要(気分的にです)させられながら、おっぱいを超弄られ放題になっています。
もちろん、窒素装甲を使えば超どうにでもなりますが、浜面はともかくとして
周りの人が危ないですし、エッチの時は禁止の約束です。
なのでされるがままでした。
でも、こういうのもわりと好きだったりするんですよね…………
浜面にもばれてますし…………
……むー、負けられません。
私はゾンビ映画で言うなら、足掻きつつ、しつこく生き延びるタイプのヒロインなんです。
超可愛くても、助けられるのを待つお姫様ではないのですよ。
なので、おっぱいを弄られながらも手コキで対抗しました。
しこしこと擦り返します。
ぞくっとしました。
ため息みたいなのが耳元に吹きかけられたからです。
浜面も感じているんですね。
続けて弱い場所を、超責める事にしました。
トイレに行くよりも、ザーメン出すほうに使ってるんじゃないかって穴の所に指を当てて擦ってあげたんです。
「ぅぉ……」
浜面がうめき声をあげました。
ここがかなり敏感みたいなんです。
手が後ろにあるので少しやりにくいんですが、棒を握って固定して
親指で亀の頭の所を、人差し指で穴の所を挟む感じに擦ってあげました。
そうすると私の手が超気持ちいいんでしょう。
浜面が前後に軽く腰を振るように動かしています。
もー、そんなにしたらばれちゃうじゃないですか。
でもそういう所は浜面可愛いんです。
わかりやすいといいますか。
ふふふっ。超イッてしまいなさい。
…………んー?
勝ち誇りながら擦っていましたが、ふと気付いてしまいました。
周りに人いっぱいの電車の中で射精されたらばれてしまうのではないかと。
そ、それは流石に超まずいです。
猥褻罪? とかそういうので浜面がジャッジメントに捕まってしまいます。
私が痴女扱いでもやですし、浜面が留置場行きになるのは困りま…………それはそれで超面白そうですね。
いえいえいえ、映画ではたまにあるシチュエーションですが、彼氏が捕まるのは
ごめんですし、脱獄もノンフィクションではそうそう有り得ません、っていうか痴漢はないでしょう痴漢は!
そんな風に、混乱して迷っていたのですが
「ひぅっ……!」
浜面のせいでしゃっくりみたいな声をあげてしまいました。
信じられません。
左手で胸を触るのをやめてから、ショーツをずらして私のお尻へ指を超入れてきたんですよコイツは!
私の葛藤なんて、性欲超剥き出しの浜面には関係なかったんです。
遠慮のない指の動きで私は手コキどころじゃありません。
声を出さないよう、ぐっと奥歯をかみ締める事しか私にはできませんでした。
ちなみに何故あそこじゃなくお尻かというとですね……
ええと…………………………その、あのですね。
こんな汚い所と思うのですが、こっちでしてみたいって浜面が言うからですね……
すでに何度も弄られたりエッチしているんです。
だから、その、ぶっちゃけ気持ちよくなるぐらいには超開発されてますし、今日も綺麗にはしていました。
太さからして中指でしょう。
超ゴツゴツして堅い指が突っ込んできてぐりぐりっとされると、息苦しいほどきついです。
けれど引き抜かれる時は超開放感があって、背筋までぞくぞくっとします。
それからまた入ってきて、また引き抜かれて。
まるでトイレで大きい方を何度もしているみたいです。
そして私はこれが気持ちいいというのを浜面に教え込まれています。
ただの生理現象でしかないものが、快感に繋がるというのを私は知っているんです。
エロ浜面はエロ探しに超貪欲過ぎるんで―――んぐぅっ!?
びくっと身体が震えました。
歯を噛み締めていなかったら悲鳴をあげてたと思います。
お尻に指を入れた浜面が、親指であそこのほうも弄り始めたからなんです。
とっくに濡れちゃってる私の中は、簡単に浜面の侵入を許してしまいました。
同時にお尻に入ってる指も動かしてきて、っふぁ……んんぅっ……
だ、だめなんですよこれぇ……
さっき私が浜面にやってたみたいに、指で擦り合わせるよう動かしてくるんです。
あそことお尻の間のお肉がいじられこねられて、刺激が強すぎます……!
身悶えしている私は爪先立ちをして、指を少しでも遠ざけようと背伸びをしました。
でも浜面からは超逃げられません。
二つの指がぐいぐいと超力強くて、このまま持ち上げられてしまいそうでした。
こんな状態で背伸びをやめれば、指が超深く入ってしまうだけ。
手コキも続けれるはずがありません。
涙が勝手に出てきて、声を出さないよう必死に耐えて。
浜面の左手一つに翻弄されて超弄られっぱなしになってしまいました。
なのに浜面はそれだけでは飽き足らないんです。
動いていない私の右手に自分の右手を重ねると、そのままアレを扱きはじめたんです。
私の右手を超オモチャにするみたいにして、勝手に気持ちよくなっているんです。
酷すぎます。屈辱的です。でも遊ばれている私も気持ちがいいんです。
こんな電車の中でイッてしまいそうなぐらい感じてしまっています。
もしも私と浜面だけでいたなら、超叫んで求めていたに違いがありません。
二本の指が好き勝手してる感覚ばかりが押し寄せてきてます。
掻いたり擦ってきたり、押し広げるようにされたまま抜き差ししてきて、まるで二人の男に犯されてるみたいです。
そのうえ、握らされ使われている右手には、硬くてヌルヌルしてる浜面のアレを超速く扱かされています。
びくびくとしてて、浜面もあと少しでイッてしまうというのがわかるんです。
もう私は耐えれませんでした。
「ひぅっっ…………!」
被せられた右手へと、超ドロドロしてる浜面のザーメンを感じた瞬間に私もイッてしまいました。
必死に声を押し殺してたつもりですが、それでも低く強く息が出るのは止めれません。
何度経験しても超凄いんです。
弄られた所の快感が爆発して、頭の上まで電気が走ってくるような感覚。
落ちてしまいそうな浮遊感と相まって意識が超飛んでしまいそうになります。
私は露出狂の変態みたいに、人前でイッて悦んでしまっていたんです。
こんな所なのに、イッてしまっている気持ちよさは変わらずにいて
むしろ、いつもより超よかったという感覚すらありました。
あそこもお尻も勝手にぎゅっとなっていて、浜面の指を超感じられます。
浜面も私の柔らかい所を楽しんでいるのでしょう。
だって私の手の中から溢れそうなくらい、超射精しているんですから。
でも私達がイッた余韻に浸る暇なんてありませんでした。
次の駅のアナウンスが流れていて、すぐについてしまったからです。
「浜面、おりましょう……!」
「わ、わかった!」
私は無理矢理に意識をはっきりさせ、服を整えてから、二人で電車から慌てて降りました。
そうして人目を気にしつつも辿り着いたのは駅内の隅にある多目的トイレでした。
広くて、赤ちゃんを寝かせる台があったり、病人用なのか担架みたいなベッドがあります。
綺麗に使われ掃除されているようで、嫌な匂いや汚れは一切ありません。
鍵を閉めてから一息つきました。
「いやー気持ちよかったな。絹旗もよかっただろ?」
むか。
超能天気過ぎて、ぶん殴りたくなりました。
っていうか右手が使えたら殴ってたと思います。
睨んでいると多少は私の気持ちが伝わったのでしょう。
ふーふーって口笛を吹く振りしながら目を泳がせたりしています。
「……気持ちよかったですよ。超サイアクなくらい」
「だろっ!」
引かぬ媚びぬ省みぬですねコイツは。
承諾した私も共犯ですが、捕まったらどうするつもりなんでしょう。
私は動かぬ証拠となっている握った右手を見ました。
いっぱい出ていたザーメンはしっかりと右手の中に納まっています。
それもそのはず。
私は咄嗟に、精液ごと右手を窒素装甲で覆ったんです。
手から見えないよう、液と匂いを絶対漏らさないよう、超精密に隠し通しました。
…………能力まで使って私は何やってるんでしょうね、もー。
「ありがとな。絹旗」
「なんでですか」
手を洗っていると、浜面がなんか言ってきました。
「痴漢プレイ聞いてくれたじゃん。それに能力まで使ってばれないようにしてくれたみたいだし」
「そう思うんなら最初から手コキなんて超させるなって話ですよ」
微妙に目ざといですね。音とかしますし、浜面は能力発動を見慣れてますか。
「だって、ほら、わかるだろ? 男は止まれない時があるんだって」
「かっこいい風に言って、浜面が欲に超忠実なだけでしょう」
「だけどな、絹旗がエロ可愛いからそうなるんだぜ」
斜に構えたドヤ面になっています。
「うっわ、それでかっこつけたつもりですか。超残念です。超キモイです。キモ面は救いようがありませんね」
「お前それ普通に悪口だから」
紙タオルで手を拭いていると、機嫌でも取りたいのか私の背中や肩を浜面がぎゅってしてきます。
……まあ別に怒ってるわけじゃないですけどね。
慌ててただけです。
プレイとしては、その、刺激的であったのも確かですし。
変な趣味が超つきそうなのはアレですけれども。
「……よかったんですが、やっぱり私は普通がいいですよ。浜面以外に見られるかもしれないのは嫌です」
「わりぃ……もうしないから」
浜面が強めに抱きしめてくれました。
なんだかじ〜んときて、少し涙が出ちゃいます。
もーこれじゃ私が超ちょろいみたいじゃないですか。
そうじゃないんです。私は難易度超高い女なんです。
例えるなら映画一本分のシナリオで命を賭けた冒険をして助けて……くれてましたね。そういえば。
……なんだか胸の奥がきゅんっと動いた気がしました。
むー、いけません。またしたくなっちゃってます。
さっきは半端にしかイケなかったんで、こんな風に抱きしめられると超身体が反応しちゃいます。
それに浜面の匂いが残っている所があって。
「ね、浜面」
「ん……?」
「そこへ座ってくれませんか」
私は振り向いてベッドへ誘導し座らせると、浜面の脚の間に跪きました。
察した浜面はジッパーをすぐ開けます。
むわっと、汗とイカ臭い浜面の匂いが漂ってきます。
超大きくて私をいつも苛めたり悦ばせてくれたりする浜面のモノです。
先程射精して、ろくに拭いていないので白っぽい液が残っています。
けど私は全然嫌とは思いませんでした。
「こっちも綺麗にしなきゃですね……」
「いいのか、頼む」
嬉しそうな声でのお願いです。
私は半立ち状態の浜面のアレへと舌をつけて、舐め始めました。
こんな事をしちゃいけない場所だとわかりつつも、超我慢できなかったんです。
私達はダメダメなクソッタレ野郎です。
「ふぁ、れおっ……んぅ、ちゅろっ、ぴちゃっ……」
さきっぽをわざと音を立てるよう舐めてあげます。
そのほうが浜面は喜ぶんです。
ちゅっちゅっとキスをして、ザーメンの痕がついてる所を吸ったりします。
塩味や苦味があったりして、美味しいとまでは思いませんが慣れてますし超平気です。
「んぅ……れろぉぉぉ……」
「ぁ……気持ちいい……」
根元から先のほうまで唾をつけてゆっくりと舐め上げました。
そうしながらも浜面の顔を見上げると、瞳を爛々とさせて私を見つめています。
こんな風にしてあげると征服感とかそういうのが超刺激されるそうです。
私からすると、噛まれるかもしれないのに信頼してくれてると思うのですが。
前は慣れてなくて歯が当たったりしてましたし。
「じゅるっ、んじゅ、るぅっ……ちゅじゅ、じゅじゅっ……」
唾をたっぷりつけた所へ笛を吹くみたいに唇をあてて、何度も超吸ってあげました。
気持ちがいいんでしょう。
ぴくんっぴくんって動くのが可愛いです。
そう言うと超語弊があるんですけれど、グロ可愛いって感じですね。
浜面に言うと嫌がられるんですが、映画でグロいの見慣れてますし。
っていうかリアルでもグロいのを以前はよく見てたんですけどねぇ。
あ……ちょっとやりにくいですね。
棒の所を舐めていると、前髪に浜面液がついちゃうんです。
浜面のは全長が私の顔ぐらい長いんですよ。
浜面は普通だって言いますが、普通の男より大きいのではないでしょうか?
自分でもエッチできるのが不思議に思います。
「そろそろ先も超してほしいですよね」
「あぁ、頼む……」
私が舐め上げるようにしながら聞くと、浜面が切なそうな声を出してます。
見れば、尿道の所にカウパーが滲み出て、丸く泡になっています。
一回イッたぐらいじゃ浜面は超収まりません。
もっと気持ちよくしてあげましょう。れろんって感じでさきっぽを舐めてあげました。
「ぅっく……」
あ……
さっきよりも強く、びくんって超動きました。
やっぱりここが弱いみたいです。
私はなんだか嬉しくて、ぴりぴりする味を感じながら更に責めました。
「ん、っぉぉ……んぇ、んんっ、じゅるっ! じゅじゅるぅっ……!」
舌先を尖らせて穴の所を超穿るようにします。
そうしてると味が薄くなって、また出てきて濃くなったりしてます。
「おぉっおおっ……!」
次は舐めるだけではなくて、さきっぽを咥えて音が出るぐらい吸いました。
浜面が超気持ちよさそうな声をあげて、私の頭に手を乗せて髪を漉くみたいに撫でてきます。
これ浜面の癖なんです。
フェラチオ中の頭の位置がちょうどいいのか、よくなってくるとしてくるんです。
子供扱いされてるみたいですが、私も少し気持ちいいですし安心します。
「っんく……んんっ、んぶっ、んぁあっ……ごっぶ……」
「絹旗……それっ……すげぇいい……」
イカせるために口を大きく開けて咥えました。
唇できゅっと締め付け、首を前後に振って責めます。
たっぷり唾をつけてキャンディみたいに舐めるのも忘れません。
ディープキスするみたいに舌を絡めて、カリの所をぐちゃぐちゃにしてやると変な風に呻いてます。
見上げると浜面と視線が合いました。
ちょっと恥ずかしいです。
フェラチオしてる自分の姿を鏡で見た事あるんですが、超変な顔になっちゃうんですよ。
浜面のが大きすぎますから口や頬が膨らんじゃってました。
ただ、だらしない浜面の顔を見ているとしょうがないとも思います。
エロイ顔って褒めて(?)くれますし、私が気持ちよくしてあげてるんだって実感が沸いてきますから。
私は出来る限り深くまで飲み込みながら顔を速く振って、超扱きたてました。
んっぐ……喉元まで当たってるのに、浜面のは大き過ぎて咥えきれません。
だから根元の部分は手コキしつつ超責めていきます。
浜面が女の子みたいにあっあって喘いで、髪を撫でる指が落ち着きなく動いてきました。
気持ちいいんですよね。
大丈夫ですよ浜面。すぐイカせてあげますから。
さらに首を振って、舐め続けていると、びくびくって口の中で震えてきています。
イッちゃいそうになっているのがわかります。
私はしゃぶりながらタイミングを合わせて。
ストローでジュースを飲むみたいにちゅうっと音を立てて強く吸いあげました。
「で、るっ……!」
「ふっ……んんぅ……! じゅるっ! じゅぶるぅ……! ぅん……じゅじゅっ!」
浜面が射精しました。
頬を窄めてそれを吸い出していきます。
いつもの事ですが、やたらと濃くて粘りがあります。
勢いも超ありすぎて、手コキしている指にまでびくんびくんって流れが伝わってくるほどです。
超吸って扱いてあげて、私は最後の一滴まで搾り取っていきます。
ん、……終わりましたか。
もう口の中はザーメンで超いっぱいになってました。
えぐみのある味なのですが、慣れてますし達成感があって嫌いではありません。
浜面が髪を撫でてきて、もういいよと言う様に私の顔を引きました。
私は零さないように口をしっかりと閉じて首を引きました。
そうして、上を向いて浜面に口内を見せ付けるようにしました。
きっと浜面液で口の中がぐちゃぐちゃになってるに違いないでしょう。
「っふぅ……全部飲んでくれ」
「ひゃい……んっくっ……ちゅじゅっ、こくっ……うっく、こくっこく……」
浜面が頼むので、頷き私はザーメンを飲んでいきます。
コツがあるんです。
頬を膨らませて舌で溶かし崩して、唾と混ぜてから一緒に飲むと喉にひっかかりにくいんです。
前はむせてたんですが、今は超朝飯前ですね。
……実際に、してる日もあるから困ったものです。我ながら超いやらしい。
浜面に仕込まれちゃったんですよ…………ほんっと超エロ野郎なんですコイツは。
「はぁ……浜面のザーメン……飲んじゃいました。さっきも出したのに超濃いんですよ……」
でも飲んでるとなんだか嬉しくなってきて、また口を開けて見せてあげると、浜面が嬉しそうに笑いました。
「絹旗はエロいな」
よしよしってまた頭を撫でてくれます。
もー私は犬や猫じゃないんですからね。
「浜面のせいですから。こんな可愛らしい私にエロいことばかりさせて……超反省してください」
「いやー最初から絹旗はエロかったって。ほら……」
「ひゃぅ、んんっ……」
浜面が足を私のあそこに少し押し付けただけで、声が出ちゃいます。
フェラチオしてるうちに、私も先程より高まっていたんです。
「今度は俺の番だ」
浜面は私を立たせるとベッドに手をつかせて、背後に立ちました。
ベッドは私の腰ぐらいの高さにあるため、お尻を突き出したような姿勢になります。
「もしかして……お尻でやるんですか?」
「ああ、指だけじゃ物足りなかっただろ」
「それは……はい……あっ」
浜面はバックの姿勢でスカートをめくってショーツを下ろしてきました。
ヌルっとした感覚があって、ローションを浜面が自分のと私のお尻に塗っているようです。
それから、お尻に熱い浜面のが触れてぞくってしました。
欲しくてお腹の中が疼いているのがわかります。
「入れるぞ」
「あっ……! んっんんんっ……!」
浜面のが私のお尻の中へと入ってきました。
熱くて太くてちょっと柔らかい先っぽが、少しずつ私を埋めていくんです。
それほど苦しくはありませんでした。
慣れていて、お尻が広げられる感覚が気持ちが良かったんです。
すぐ浜面の腰と私のお尻がくっつくぐらいに、全てを受け入れてしまいました。
「こっちは全部入るんだよな」
「はぁ、ぅんっ……はまづらの、ちょうおおきすぎるんです……」
私はろくに口が回りません。
お尻でしてる理由の一つは、浜面のモノのせいなんです。
普通にエッチしても私の身体はまだ小さくて、浜面のが全部入りきれないんです。
でも、お尻なら全部入って―――
「んぁぁあぁ……!」
「ゆっくり動くから」
「ひっ、あぁ、っくぁ……! んんっくぅ……!」
一瞬、頭の中がチカチカっとなって思考がまとまりませんでした。
苦しくないとは言ったものの、動いてくるとお腹の中が超押されて息が詰まります。
額から汗がどろって出てきて、ぞぞぞって背筋に鳥肌が超立ってくるのがわかります。
でも、それがいいんです。
きついのに、指よりもずっと太い浜面のが、入ってくるのが気持ちよくて
繋がっているのを実感できるのが超嬉しいんです。
「はぁ、はぁ、ん、くっ……あ、んんぅっ!」
浜面が両手で私の腰とお尻を握って固定して腰を振ってきます。
ぬちゃぬちゃっていやらしい音が超響いてます。
ローションで濡らされたお尻は、おまんこでエッチしてる時と同じようになっちゃっているんです。
「絹旗気持ちいいか?」
「は、いぃ……お尻超いいですっ……」
「よし。じゃあこっちはどうだ? ケツの中少し右に曲がってるよな」
「ひぐぅっ……!」
またお腹の中が超押し広げられそうな感覚に息が止まりました。
浜面はただ抜き差しするだけじゃなくて、右曲がりというのの逆。
私のお腹の左側をぐりぐりと責めてきたんです。
幾ら慣れてきているとはいえ、衝撃が強くてお腹の中がひっくりかえりそうになりました。
「いいみたいだな」
「ふぁ、ああぁぁっぁっ!」
わ、わらってます!
こんなの超やりすぎです! 私の身体は能力ほど強くはないんですから!
私は浜面に抗議しようとぐっと踏ん張って……いえ違います。
お腹に力が入ると浜面のをより強く感じちゃって力が抜けちゃいます。
私はお腹に力は入れないように、でも意思を強く持って後ろを振り向き非難しました。
「ダメですよぉ……はま、づらぁ……そんなにしたら……お尻まで浜面の形に超なっちゃいますからぁ……」
「ほっんとエロすぎだろオマエ!」
「んっあぁっ! は、げし、っ……! っあっっぅっ……!」
私は何をやっているんでしょう。
怒鳴るつもりが、むしろ超誘っちゃいました。
浜面は興奮したのか、腰を超目茶苦茶振ってきます。
本当ははわかっています。少しくらい激しいほうが私は好みなんです。
硬くて大きい浜面のが何度も入っては出てきてを繰り返し、私は悲鳴を上げっぱなしになってしまいました。
あまりに強く責められ、足が震えて立っていられないほどです。
浜面はふらついてる私を抱き上げるとベッドへ寝かせるというより、乗せてきました。
「あ……! くぅ、ふっ、んんんんんっっ……!」
手と足が宙ぶらりんになるような、ベッドと私で十字を作るような姿勢です。
圧し掛かってきて、私のお尻と背中とお腹に体重がぐっとかかります。
そのまま、上から潰すみたいにお尻を犯してきたんです。
「ひぁぁぁっ……! んむっ……んんぅっ……」
「あんまり大きい声出すと外にばれるぞ」
私は浜面の左手で口を塞がれました。
声を出したくても出せません。
浜面の大きな身体とベッドにサンドイッチにされて超圧迫感もありますし、動けません。
息もしづらくて、酸欠なのか頭がぼぉっとしてきます。
なのに、ごつんごつんってお腹の中を叩かれている感覚だけははっきりとあります。
ぞりってお腹側を擦られる快感に、びくんびくんって私の意志と関係なく身体が動いてしまいます。
ダメなんです。気持ちよすぎてダメになっちゃうんです。
こうされると子宮の裏側を突かれているのか、普通にエッチするより超気持ちよすぎるんです。
お腹の中の中の深い所まで、気持ちよくなっちゃうんです。
浜面はそれを知っているのでやめてくれません。
何度も何度も執拗に、お尻を思う存分に超犯してきます。
身体の外も中も窮屈で、全身を使って私を責め立ててくるんです。
こんなレイプみたいなエッチなのに、私は気持ちよくて涙を流し喜んでいました。
少しでも気持ちよくなろうと、浜面にも気持ちよくなってほしいと思って。
お腹に力を入れて、浜面のと私の身体の中を超くっ付け合うようにします。
浜面も私を責めるだけではなく、イこうとして動きが速くなっているのが伝わってきます。
「でる……ぞ……」
「っぷはぁっ……! はぁはぁ……いいです……! 超、くぅんっ……! きて……ください!」
口を塞いでいた手が離されて、背中と腰をぐっと押されました。
浜面が入れたまま、私の腰と背中に手をつけて、猿みたいに超腰を振り始めたんです。
私も浜面も限界です。
最後に、引き抜けそうなぐらい浜面が腰を引いてから
「あァ……!」
ずんっと超深く突かれて射精されて私もイってしまいました。
お尻の中にいっぱい出されてる感覚があって、頭の中まで真っ白になりそうです。
浜面のがびゅくびゅくしてて、動かれるとそれだけでまたイッてしまうくらい超よかったんです。
その快感に逆らえる訳もなく、浜面が射精をしてる間何度もイき続けて、いつしか気を失ってたみたいでした。
「あー疲れた……」
「んぅ……超重いんですよぉ……」
「すぐ、どくから……」
ぼおっとしてたのがが重みで目覚めたみたいです。
浜面が私の上に身体を預けていて、むぎゅって潰れちゃいそうになってたんです。
けれど、結構好きな重みではあります。
体力が超ある浜面がこんな風になるくらい、私で気持ちよくなってくれて
私を気持ちよくしてくれたという事なんですから。
「あ、はぁっ……」
浜面が身を起こして、柔らかくなってるアレが私の中から抜かれます。
ぞくぞくってしました。
浜面のが大きすぎて、お尻の穴が少しの間開きっぱなしになっちゃうんです。
空気が触れて、お腹の中がひやっとしたような気もしました。
なんだか物足りない感もありますし……!?
「は、浜面、そこどいて……ください……!」
「んー?」
「と、トイレなんです!」
私は早足でトイレの便座に座りました。
超浜面が出しすぎでお腹の中がグルグル言ってるんですよ!
「もしかして大きいほう?」
「見て超わかれ。そして見るな」
うわー……超悪い顔で笑っています。ワル面です。
「そういや初めて浣腸した時以来、見てないな。絹旗が自分でしてくれるようになったし」
「あんな超屈辱……二度はありませんよ」
だって、綺麗にしてくれって言われても、どうするかよくわからないじゃないですか。
あの時は浜面が調子に乗って、赤ちゃんにするみたいに私を抱き上げてから……いえこの話はやめましょう。
今は関係ありません。
「ぐぅ、んん……いいから、あっち向いててくださぃ……あと耳も超塞いで……
それ以上見たら窒素装甲付きの手コキします……超ミンチじゃすみませんよ……」
「そ、それはマジで怖いな」
浜面が背を向けます。
嫌な汗が出てきました。我慢できません。
うぅ……能力で音だけでも遮断できないでしょうか……
そんな風に試行錯誤しながら必死に事を終える間、浜面が洗面台の鏡の反射で
私を見ている事には、終わりかけの時まで気付けなかったのでした。
「絹旗ーいいもの持ってきたぞー」
三日後のことです。
マイホームとは言っても家なんて持てるわけもなく、単なるマンションでDVDを見ている
私へと、帰ってきた浜面が超いい笑顔で、なにやら畳まれた服を見せてきました。
「なんですかこれ?」
「聞いて驚くな! 常盤台中学校の制服だ! 夏服冬服完備だぞ!」
「超窒素パーンチ」
「ぐぇ……!」
思わず能力付きで殴っちゃいました。
何がしたいか言わずともわかります。
コスプレ大好きですからね超浜面は。
「浜面、私超言いましたよねェ……? エロおねだりは当分超禁止だって」
「そ、そうだけどさ……約束する前から用意ができてたんだよ……」
トイレの件で罰を与えてたんです。
コイツ私が何も言わなかったら、超超超調子に乗りますからね。
エッチの時は超超超超超サディストですし。
「大体常盤台って超セキュリティ高いとこじゃないですか。何をやらかして手に入れたんです?」
「何もやってねえよ。もう堅気だからな俺は。ツテを辿って色々とだ。信用してくれ」
「怪しいもんです」
ツテとやらでどうにかなるもんではない気はしますが、浜面がそういうのなら大丈夫なんでしょう。
嘘はつかない奴ですから。
「ほら、もう三日も経ったし、そろそろだな……」
「まだ三日ですよ」
「ぬぬぬ……」
手を変身ポーズでもするみたいにキョドらせて超必死です。
なんだか初めての時を思い出しますね。
……はぁ。……仕方がありませんか。
「……わかりましたよ。それじゃ着替えてきますから」
「最高だぜ絹旗!」
ガッツポーズしてます。超馬鹿ですねコイツ。
私は浜面を放っぽいて着替えのため、洗面所へ行きました。
「サイズもバッチリですね……正確な数値を教えたりはしてないんですけど」
とりあえず冬服に着替えながら、鏡を見ます。
わりと似合っているんじゃないんでしょうか。
バニーとかのコスプレ衣装は正直超微妙なんですけれど、制服は一度着てみたかったし浜面には感謝しときましょうか。
「むー……超ニヤニヤしてますよ私……」
我ながら現金です。
きっかけを探していたのは浜面だけではなかったみたいで。
三日ぶりのエッチへの期待が浜面にばれないよう。
ゆっくりとゆっくりと超焦らすように着替えに時間をかける振りをする私なのでした。
終了
浜面が一番エロエロで、絹旗もついていけちゃう感じでエロい事に夢中になってるのがよいと思います。そういう薄い本出ないかな。
おつ
絹旗可愛すぎ
GJ! 浜面ものってなにげに良作揃いなんだよなあ
乙ん
711 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/12(日) 20:20:20.65 ID:nT1Wfezr
そろそろ世界を敵に回しながらも懸命に逃亡生活を送りつつ愛を育む上条×オティヌスを書いてくれる人が現れる頃合いかなー(チラッ)
今回は上条さんがオティヌスを落としたってよりもオティヌスに落とされた感がある気がする
712 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/12(日) 23:14:31.88 ID:cRpGR7Tm
世界を復元する基準点が上条さんだとしたら復元される世界は人々がみんなフラグ建築士だったりすんだろうか?
オティヌスの弱点とかやって欲しいことまで『理解』してひたすらイかせる上条さん
715 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 17:25:02.89 ID:CcpH5lMW
アニェーゼちゃんの嗜虐ローマ正教マル秘録 (グロ注意)
私の名前は、アニェーゼ・サンクティス。赤毛がチャームなローマ正教の
シスターで〜す。最も、今はけがらわしいイギリス清教なんて異端の吹き溜まり
どもにいやがるんですがね。
全く・・・・・上条当麻とかいうジャポネッゼーの東洋の猿のお蔭で、
とんだ迷惑を被りやがりましたよ。イエローが!!
よりにもよって日本人なんてごみ蟲に敗北するなんて、私は微生物以下の能力しかない
ド低能だったんですかね、一応部隊指揮官にも選ばれたってのに。主よ、主に
使えるものとして東洋の猿どものなかでも一番底辺に位置する
腐ったドロのようなジャポネッゼーに敗北して申し訳ありません・・・・・
他の東洋人はまだましですよ、仏教やらジャイナ教やらイスラム教やら
まがりなりにも邪教、異教の間違った教えとはいえほんとに神の教えを信じてやがるんですから。ああ、
ローマ正教を信じてるのは別ですよ。信じている東洋人は、われらのはらからです。
いい東洋人は、ローマ正教徒と死んで屍をさらしていやがる奴らです。
それにたいして、ジャポネッゼーなんてただの節操のない発情した雌犬勝手の。
なにせ、基本的にブッディストだってのに他の国は宗教を必死であがめているってのに、
崇めているふりしやがって実際はほんとに信仰なんて持っているものはごくわずか。
いえ、ブッディストなんてあの国に本物いるんですかね。節操も無しに信仰の自由とかいうのを
盾にしやがってさまざまな宗教を認めているくせに、どの宗教も心からしんじているものやら。
ちゃんちゃらおかしいってもんですよ。
信仰を必死に信じているやからは、曲がりなりにもなんなりの信念やら覚悟やらなんやら
もってやがるんでしょうよ。まともに信仰を信じてないやからの巣食うジャッポネなんて
のは国民に信念や覚悟なんてものが薄いド底辺の貧弱国家じゃないんでししょうか。
今じゃどの国だって外国の文化なんて取り入れてやがりますし、私もそれは認めやがりますが、
宗教以外にもそれを取り入れては自国文化を顧みることをほとんどして矢がらない。
国民性の低い最低の国ってもんですよ。
そんな国の国民に負けやがる私はもっとしたってことになるんでしょうが。今度あの
クソジャッポネーゼのウニ頭に出会いやがったら確実に殺してやりましょうか。
キャハハハハハ、ただ一思いに殺すんじゃ面白くありませんね。私を穢れた手で殴った罪は、
それだけじゃすみませんよ。
残虐に残忍に殺してやがりましょうか。相手を徹底的に拘束して動けなくしたところを
顔の皮膚をはぎ取ってやりましょうかね。目をくりぬいてやるのもいいかもしれませんね。
腐れナチ野郎の人体実験っで麻酔に掛けないで生きたまま手術するってもんがありましたが、
それやりやがりましょうかね。生きたまま腹の皮膚を抉り取って、そのまま内臓に
刃物や手をつっこんでやるんです。腹とかを抉り取られる苦痛に内臓を弄ばれる恐怖、
苦痛や恐怖の混ざり合ったサイコーに素敵な顔を見てみたいってもんですよ、特に仇敵だったらなおさらってもんです。
心臓さえ動いてりゃちょっとやそっとじゃ死なないもんですよ、迫撃砲とか戦争地帯じゃ
倉って体を真っ二つにされて血とか内臓とか汚らしいものを体の外に吹き出しながら
ぴくぴく動いている兵士がいるそうですから。
そうじゃなくて奴の家族とかイギリス清教のくそシスター女を目の前で殺してやるってのもゾクゾクしちゃうもんですね。
目の前で大切なものが奪われる苦痛って私も知ってるから実感がわきやがります。わたしも両親殺されましたからね。
あいつと戦うのは厄介な右手がありますからね、でも対策はどんなものにもあるもんなんですよ。催涙ガス弾を使うのもいい、
狙撃して無力化するのもいい。手なんてもんは腐るほど有り余ってます。
そうですね、裏の伝手を使って炭疽菌でも送るってのも悪くありませんね、右手が能力を無効化するにしても
気づかなったら意味ありませんし、イギリス清教の管理してる危険な呪具でもためしに送りつけやがりましょうか。
アステカの呪いの海賊をゾンビに変えた金貨とか・・・・・・
716 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 18:04:36.28 ID:XcjXpmoT
ローマ正教から与えられた神聖な戦いに敗北しちまったんですよ。
地獄に落ちる覚悟は持ってますが、神から与えられし戦いを達成できなかったなんて酷い屈辱ってもんです。
オルソラ・アクィナス抹殺は誤解だったからともかく、せめて天草十字教っていう異端のやつらは
殺して奴らの仲間のいる地獄に突き落としてやりゃあよかった。江戸時代に滅亡していりゃいいものを
ゴキブリみたいにしぶとく生き残りやがって。
任務に失敗しやがった私は、死んで主の元に行くべきなのかもしれません。ですが、自殺はいやしくも十字教徒
としてそんな禁忌はできませんし、ローマ正教の追っ手にかかって死ぬってのもいけません。
717 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 18:07:51.03 ID:XcjXpmoT
確かに死ぬべきかもしれませんが、生きて神から与えられた使命を償いたいですからね。死ぬにしてももっと後です。
それに部下が火に比べられて死ぬのはとっても最悪ですし。
そんなわけで私は生意気にもイギリス清教を僭称する異端のものどのにリクルートされたってわけです。そうじゃなければ、
こんな異端のすなんて今すぐ滅ぼしてやりたいものを!
良いイギリス清教徒は死んだ奴だけだ! 今に見ててください、イギリス清教に思い知らせてやりますよ、
私たちをリクルートしたのは獅子身中の虫を懐に潜り込ませたってね。
ローマ正教の教えを広めて、イギリス清教をローマ正教にとりこんでやるんですから。
みててください。
718 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 18:31:14.89 ID:XcjXpmoT
私がいるイギリス清教
ですが、魔術サイドの
裁判官的なたち位置で
魔術の不正使用なんてものを
やりやがったら世界の果てにも飛んでくるってやつです。
魔術サイドの中で一番対魔術に特化してるところでもあります、悔しいことに異端に我らローマ正教がおとっちまうんです。
ま、戦力的に言えばありとゾウほどのさがあるんですし求めた方向性が違うんですから仕方ないものです。なにせ今でも魔術結社が幽霊株式会社の形であるものでも、相当あるみたいですから。
おぞましい町にはこびる 悪い魔術師から人々を
守っていくために
拷問・虐殺の文化にいきつきやがったんですから。
ですが、イギリス清教の拷問現場に居合わせたことがないもんですからどんなものか分かりませんが、ローマ正教だって負けちゃいませんよ。
イギリス秘伝の拷問文化は、新参ものですから一生見れやしないでしょうが私にとっちゃヴァチカン式の、ローマカトリック式の拷問だって負けちゃいませんよ。
ローマ正教の拷問は、私にとってまさしく真の楽園ってもんです。アンチキリストを気取ったフランスのマルキ・ド・サドとかいう公爵野郎と同じ趣味でそれが語源なんてますます嫌悪が募りますが、サディストですから。
拷問は最高の悦楽を私に与えてくれます。神に真摯に祈ることや、神の教えを実践し、貧しい人々に慈善活動をやるのにくらべりゃ下ですが、ゾクゾクしちまいます。
拷問なんて物騒な言葉が 私には甘美な人を
魅了してやまない
オペラ歌手の声にきこえちまうんです。
本来神に使えるものとして、そして一人の乙女としてありえべからざることなんですが、拷問をやることを
思い浮かべたり、実際にやっちまうと
体があつくてたまらなくなっちまうんですよ。
私の将来的には
聖母マリアのような
穢れを知らず美しい
男を魅了しても決して
さわることのない胸の
二つの果実のいただきにある
ピンクの果実が盛り上がっちゃいます。りゅうりゅうとし、シスタ−服の生地と擦れちまうんです。
下着なんてお気に入りのを何枚一時的に使えないものにしたか・・・・
バルトリン腺液、俗に言う
愛液やラブジュ−スがトロトロ下着をよごしちまってます。
まるで海みたいに。止めようと思ってもおまたがたまらなくあつくてとめられやしません。魔術で脳のその機能をあやつりゃなんとかなりますが。
主よお許しください。私はセックスなんてものはやってませんし、ましてや自慰なんてやったことはありません。
だけど拷問で性的なものに通じる快楽を味会うような罪深い女です私は。
主よ許したまえ、私の穢れた体を死んだらさばいてください。
719 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 18:57:41.67 ID:XcjXpmoT
ですがそんな拷問でもやらないわけにはいきませんよ。一度やったら神に使える身としちゃがってるんでしょうが、やめられやしません。
それに拷問は、大事な情報を手にするものでもありますしね、やらないわけにはいかないってもんなんです。
ホントは趣味的要素が強いんですがね・・・・
私は罪深いことですが、拷問が大好きでたまりません!!!
拷問により強固な意思を備えた男女がむせびなくのはたまらなく好きだ!!!!!
圧倒的な暴力でそのみを蹂躙され、くめいの叫びをあげる様はエクスタシ−さえ感じちまう!!!この地上の穢れし行いであるありとあらゆる拷問が大好きだ!!!!
そんな私ですからローマ正教に属していた頃は、−−−今も私はそう思ってますがね−−−ヴァチカン地下にある拷問施設に暇さえあれば入り浸ってましたよ。
ヴァチカン市国、我らカトリックの総本山は外国人観光客の立ち入りを認めてます。願わくは神の畏敬にうち震えローマ正教徒になるものが現れますように・・・・・
ですがヴァチカンのすべてが立ち入り可能って訳じゃありません。ヴァチカンの大部分を占める立ち入り禁止区域内に、拷問施設はあります。
当然ながら地下施設です。バカじゃなきゃ仲間の救出を試みる敵対組織から守るためにも地下に作るってもんです。
私は毎回そこに入るためにゾクりとしちゃうんです。
いしかべのじめじめ空間だからじゃありません。そこに満ちている怨念を感じてゾクってしちまうんですよ。例外を除いて二度と日の光を見ることなく地下で躯を晒し朽ちていった人間の怨みや憎しみ、絶望が空気の隅まで充満してンです。
最も実のローマ正教徒して恐怖を感じるのは数瞬ですよ、なぜならその怨念が我らの正義の行いの証、神のなのもとに異端や異教徒、腐れ魔術師に打ち勝ってきたってことですから。
勿論拘束や警備は厳重ですよ。なにせ相手は魔術師ども。
魔術師の中で魔術研究のために魔術を学んでるやつらはまず問題ありません。戦闘系列なんて学者気取りどもは身に付けてなんかいやがりませんし、身に付けてやがったものも所詮学者だから戦いの経験なくて人殺しの恐怖や戦いの狂気の前に自滅するだけです。
ただ異端や異教徒や純正の魔術師の中には戦闘特化の魔術に秀でてるやつもいますし、身体能力が人外の域に達してるやつもいますからね。
そういったやつを逃さない最大級のシステムがありやがるんです。
異端ってやつもエセ十字教徒以外の魔術でもない能力持ってるやつを捕まえてますしね。
確実に戦える力じゃありませんし、制御できてないやつもいますが念には念を入れてってことです。
720 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 19:50:42.31 ID:XcjXpmoT
いしかべというと魔術を使えるものにとっちゃ、大したことないようにみえるでしょうね。魔術を使えば簡単に破壊できそうですし、まして素手で金属をトマトのように握りつぶせるものにとっちゃ手だけで破壊できるでしょう。ですが魔術強化された一品ですよ。
それも数百年前のもの。昔の魔術と今の魔術では、別に今の魔術が劣ってる訳じゃありません。
ただ昔の魔術的な呪方には今よりも遥かに強力なものがありやがるのは事実です。魔術により物理硬度も普通のいしかべより硬く、それ以外にも魔力強化されたことで魔術にも耐性を得たいしかべは早々とっぱできません。牢の鉄格子だってそうです。
手枷や足枷も特注品ですよ。これを使えば対象の持ってる魔力が使えなくっちまうんです。魔力を使えないといっても魔力の働きを弱めて、普段よりも弱い魔力しか持てないようにするものですがね。
強力な相手だったら、体に直接魔術記号を書き込んで一切魔力の働きを阻害してできなくしちまいます。
いい気味ですよ、こっちを魔術が使えるからすぐ脱出できるといって嘲笑する人間が魔術を使えず絶望する様を。
ついでに優秀な人間は使えないことにすぐ気づくっていう事実を述べた時の顔といったら・・・・
721 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 19:51:46.62 ID:XcjXpmoT
それ以外には結界が出入り口含めて全面を覆ってやがります。それも外じゃなくて内側に向けて張られてるんで建物破壊の困難どは増しちゃいますし、仮に牢の外に出ても出入り口から外にはでれやしません。
敵味方を識別しますからね。
それ以前に出入り口にたどりつけるか見ものですね。魔術がトラップとして脱走者を攻撃するためにはりめぐらされてるんです。数千度の火炎が廊下を埋め尽くすとかどこぞのパンク系神父のようにとか。
きしのよろいやガ−ゴイルが要所を埋め尽くしてますがこいつらもトラップです。気づかなかったらかなり残念なおむつですが、当然動くんですよ。
きしのよろいはイギリスの騎士団には忌々しいことにこれまた劣っちゃいますが、ローマ正教の騎士団で使われてるやつです。それをゴ−レムの技術の応用で無人で動くようにしてやがるんです。
ガ−ゴイルももちのろん、ヨ−ロッパ全域でオブジェとして使われてるやつです。
悪魔的なやつだけじゃなく人間もあれば蛇もある。それらガ−ゴイルも動きだし敵を粉砕する。
これは完全なゴ−レムです。
人間が関わらないからGなんかに左右されませんし、しをおそれずに戦えちゃいます。まあ実のローマ正教徒ならしなんて恐れやしませんが。
結界を建物がおおっているのとは別に小型の結界が通路をふさぎますし、物理法則の異なる空間が途中に出来上がる・・・
前述したのと組み合わせて最近じゃ毒ガスの放出もあるそうですね。
私も全体はしりません。ただ最後の障壁はかんしゅやくのスイス衛兵隊とローマ正教騎士団の混声団ってことは知ってます。
優秀な彼らなら神の敵を叩き潰してくれるでしょう。
722 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 21:02:07.92 ID:XcjXpmoT
拷問ですが、正直私もすべての拷問はしりません。それだけ種類があるんですよ、古今東西の。まず拷問としちゃ軽めのジョブから始まるんですよね。
「く、耐えろ、耐えるしかないんだ・・・・」
「いや見ないで、お願いだからそんなところ見ないでぇ!!!」
「イヤァァァ!!!!」
間抜けな悲鳴が聞こえてくる様が浮かびますよ。最初の拷問は、服を奪って全裸にしちまうんです。
全裸にしちまうのも立派な拷問ですよ、なにせ服を脱ぐんですからそれによって羞恥心を感じやがります。屈辱もね。
服を脱がせることによる精神的な意味合いの拷問ってことですよ。それに魔術師ですから、呪符や護符の類いを持ち込ませないためにも全裸に
しやがるのは効果的です。
逃亡を全裸ならしにくいってのめありますね。
特に効果的なのは私と同じエセの異端とはいえ十字教のシスタ−です。普通のシスタ−じゃなくてバトルシスタ−とでもいうべきかもしれませんね。
そんな人間でも例え神の意に本来反する殺人というなの罪を犯していようが、全裸をみられることに羞恥を感じるもんです。よっぽど訓練を積んでたら別ですがね。
十字教の教えに従い性とは可能な限り無縁でいるのがシスタ−ってものです。そんな性的な事柄と教えで無縁だった人間が裸体を晒したら普通の人間よりも恥ずかしいですよ。
頬を赤らめて羞恥を浮かべながら憎々しげにこちらを見る姿は笑えちゃいます。とてつもなく無様です。それが実にいい感じでありやがるんです。
はだかにするときも同性の人間でいることもあります。女性にたいして女性だからってそれでましなわけないでしょう。
女だったらルックスとか気にしますからね。
神に使える身としちゃまだまたでしょうが嫉妬に狂った女はシスタ−だろうと、自分よりプローポションのいい女を男以上に言葉攻めしちまうんです。男性なら神父だろうと、もっと裸を見られるのに抵抗あるでしょうしね。
男性にたいして男性の組み合わせも罵声を浴びせるからかなりきついですが、言葉攻めより殴る蹴るとかの方が遥かに過酷です。
やっぱり女の嫉妬は最もこの世で罪深いものだったりするんでしょう。
服を剥いで全裸にするときも、普通に死にたくなかったらやれといって渋々抜くだけじゃないんです。
がたがたうるせえこといって抵抗しやがるやつは、上下関係をおしえこまなけりゃなりません。だからナイフや力任せで服をザクザクビリビリと切りとっちまうんです。
暴力を振るわれて服を一方的に剥かれていく時の顔といったら見ていて喜悦をかんじさせてくれるものがたっぷりあります。なにせ野蛮なやり方に普通に脱がされるよりも恐怖の色が強いですからね。
723 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 21:35:28.58 ID:XcjXpmoT
腕力に任せて服を脱がさせられるのは男女問わず恐怖を感じやがるでしょう。ナイフを使われたら殊更です。
一歩間違ったら肌や性器を切り裂くこともあるんですから。
歩く教会みたいな防御に特化した服だろうが、てきがふれられなかったり脱がせられないような類いはともかく、普通に服だからひっぺがしちまえば意味なんてゼロ以下です。
そのあとブラジャ−やショ−ツ、男性ならパンツやシャツを引きちぎります。さすがにそこまで防御は徹底してませんから。
これをやるときは可能な限りナイフの使用が推奨されてます。前述の理由でね。
それ以外のジョブといえる拷問なら断食や不眠に強制的な排便や排尿ですか。大したことないように思えますが、これは大したことなんです。
断食なんてやったら人間かなり苦しいもんがあります。ストリートチルドレンの私にはよくわかります、あのとき残飯さえ食い漁ってたときの辛さは筆舌に尽くしがたいってもんですよ。
人間の体は 生命活動に必要なエネルギ−を
外部から食物を取って得てます。それを体内で
消化して体に取り入れて 問題ないようにしたあと
全身の血液を使って
体の各細胞に送り込みます。そしてやはり血液で運ばれた酸素を、もとにして食物を利用して
生命活動に必要なエネルギ−を得るんです。
食べ物がなかったらそれが得られないから当然死亡しちまいます。睡眠をとれなかったら、睡眠は脳に意識的な活動をやめさせて脳の活動を休息させるもんです。
不眠状態を強いられたら脳の働きがおかしくなっていわゆるトランス状態から思わず極秘情報もいっちまいます。
ちなみに眠らせないよう殴る蹴るに強烈な光を与えたりしやがります。
不眠と断食をタブルで組み合わせることもあります。
前にある大学の実験で不眠や断食を状態でも数週間はいきられるって わかったそうですが、
その際幻聴や幻覚が出るとからやはり体に悪いってことがわかっちゃいました。
別にわざわざ大学でやらなくても昔も拷問手法としてやってるんで昔からわかってることなんでしょうが。
「ウウ、やめろそれ以上言わないでくれ、言うな・・・・」
「聞こえる、いつまでもずっと聞こえてきちゃうの、一生聞こえてきちゃうの、この声から逃れられないんだアハハハ・・・」
「いやあ虫が、虫があああ!!!!」
目を一般人なら背けるでしょうね。幻覚や幻聴が出ちまってるやつらは半ば狂気の世界に足踏み入れちまってんでしょう。
手枷や足枷で身を封じられていて痛いのに体を激しく身じろぎさせて
狂ったように動き回る。
実際には本人以外に
聞こえていない声におびえて叫び出したり
ブツブツ何か呟いたり
体の全身をはい回っている らしい虫の幻覚を見てるのか
手をなんとか動かして潰そうとしたり、
怯えながら架空の何かと話し込む・・・・
私にいわせりゃ
ここでしか見られない
絶景ですかなね・・・・
人間が壊れる姿なんて
この業界でも早々
見れやしませんから。楽しませて鑑賞させていただきます。
それに魔術がありますから 精神治療も
肉体治療もお任せです。
普通の拷問じゃ死ぬようなのも治療できちゃいますからこのぐらい問題じゃありません。
それは逆にいえば捕らえられたものたちの苦痛と絶望を
ながびかせるるものってことです。
>>723 乙。
新約9巻のネタバレあります。
「な……!?」
オティヌスさんの攻撃を上条さんがギリギリのところで回避する。
「お前の動きを見切ったぜ!」
どや顔しながら服を一枚ずつ脱いでいく上条。脱いでいくごとに回避能力があがる。
「ふんふふん♪」
しまいには全裸で腰を振りながら不可視の攻撃をいなしてゆく。
「きゃっ……」
上条さんのいきり立った「処女殺し」を正視できないウブなオティヌスはてんで見当違いなところに攻撃を打ち込んでいるためあたるわけがない。
「そいやっ」
どぴゅっ。
上条さんが白濁液をオティヌスめがけて放つ。
べちゃ。
帽子におもいっきりザーメンを食らうオティヌス。
「やあーん!」
黒の地平には洗濯機もないから乾いたらカピカピのままだ!!
「まだまだ!そいやっそいやっ!」
ぴゅんっ。
ぴゅんっ。
無数のザーメンが迸る。白の弾丸はオティヌスの纏うマントや胸当て、腰巻を次々と切り裂いてゆく!
だが、その白くて美しい柔肌は一切に傷つけていない、真摯な上条さん!
すっぽんぽんになるオティヌス。
「いやあーん、恥ずかしい!」
しゃがみこむオティヌス。
今がチャンスと上条さんは彼女の周りを猛烈な勢いで回りながら、10031回ためにためこんだザーメンを放出していく!!
ミルクがコンデンスミルクとなり、どこまでも積み重なり、芳醇さをたたえて彼女を閉じ込める。
精液の結界から出ようと彼女はあらゆる力を行使しようとするがザーメンの匂いで思考が纏まらない。
息継ぎしようともがけばもがくほどにマンコのわずかな裂け目を縫ってその深海に匹敵するような精液圧が押し寄せ卵子に殺到する。
ようやく出られたと思ったら、くちを上条さんでふさがれ、おまんこを神の右手《ゴッドフィンガー》で猛烈な勢いで弄ばれ、
発情しまくるオティヌス。
「♪♪♪」
そんなオティヌスをうっちゃって、口笛を吹きながら黒の地平で仰向けになる上条さん。
オティヌスは彼にまたがりおちんぽをおまんこに入れようとするが何度も阻止される。
彼女は、後生です、その凛々しくて立派なものをこのあわれな雌豚にぶち込んでください、と彼のアナルに舌をいれながら
痛切に懇願するがそしらぬ顔の上条さん。
ついに我慢できなくなったオティヌスはこれが中高生が読むライトノベルに掲載されていることやアニメ化ということまで
無視して彼の前にオナニーをおっぱじめる。
はじめ無関心を装っていた上条さんもだんだん顔を赤らめてきだした。賢者タイムが終わったのだ!
再度勃起しはじめウズウズする上条さんを挑発するようにオティヌスは彼の顔のまん前で性器を弄りあられもない声を発する。
上条さんはエロいスケベな顔をしながら彼女のおっぱいを触ろうとするが彼女にピシャリと手を打ち据えられる。
立場が逆転するのを両者は感じた。
今度は上条さんがオティヌスのアナルを舐めながら、おちんぽをそのまんこに挿入するのを懇願する番だった。
彼女はツンと彼の要求を突っぱねていたがやはり肉欲には勝てず、了承してしまう。
そこからはセックスというより交尾がひたすら続いた。
性器が一つになるのではないかというくらいに延々とエッチした。
いろんな体位をためしたし、変態なこともためした。
彼らの知り合いの目の前でおっぱじめたり、彼らともおおいに交わった。
ヘ●インに手をだして脳天つきやぶるほどの絶頂を感じながら狂ったように腰を振り、許容量を越え死んでも復活して同じように中毒死したり、
もっとすごい薬物を開発した世界で変態ドラッグ60億人と交わらないと次の世界に逝きまビリオンなんて遊びをしたし、
上条とオティヌスとの間に子孫をつくって近親相姦がノーマルな社会をつくったり、
彼らのDNAをいじくりまわし、脳みそ以外おびただしい数の性器しかない生物に身体をつくりかえし、セックスして、意識共有体という彼と彼女が合体した分身が指数級数的に増加する文明社会における発展と衰退を身をもって体験し、
それでもやはり『元の世界』での干渉こそがもっとも刺激的で興奮することに決まった。
「いくぜ、ビッチ!!」
「ダーリン、きてぇ!!」
周囲を見渡せば見知った顔。
三毛猫をかかえたインデックス、御坂美琴、レッサー、レイヴィニア=バードウェイ。
「え…?」
「 」
「は…?」
「なん、だと…?」
彼らは一様に驚愕に目を見開いていた。
何故なら。
「うおおおおお!!!!」
「あんあんあん!!!!」
彼らのヒーロー、上条当麻が、世界の敵、魔神、オティヌスと、全裸で交わっていたからだ!!
彼女らの悲痛な叫びとともに無慈悲な攻撃が押し寄せるが…
暗闇。
元の黒の地平。
上条とオティヌスの二人だけ。
ふたりとも凄い興奮していた。
「はぁはぁ、ついにやってしまった…!」
「これで『元の世界』に戻られても、わたしたちがエッチしていた事実は変わらないですね、ご主人様♪」
おわり
テクノブレイクという死もあったのではないかと思うのですよ。
オティヌス「それそれ」
ワキを見せ付ける魔神。
上条「があああっ!!右手がぁああ!!」
彼女のワキに興奮するあまり、ちんこを扱く幻想殺しが止まらない上条さん。
9巻の見所。
魔神オティヌスの上条への無慈悲な殺害の数々!!
『悶絶死』
オティヌス「ご主人様ぁ☆もえもえビームにゃあ♪」
オムライスにケチャップでLOVEの文字を書く萌えにゃんメイド服のオティヌス。
上条「ぐはぁっ!!」
オティヌスのあまりの可愛さに悶絶死する上条さん。
黒の地平に戻される。
オティヌス「…」
上条「……」
オティヌス「…にゃん?」
上条「ぐはぁっ」
本日65回目の死亡。
乙ー!!
上オティっていいかも。
730 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/15(水) 20:22:30.59 ID:0U8b3ORO
乙
この調子で上オティ増えるといいなー
つぅか世界が滅びたってのにそこで新たなカップリング構築しちゃうのってつくづくすげえよな。
732 :
名無しさん@ピンキー:
723続き
ジョブといえる拷問はまだまだ続きますよ。排便と排尿。この二つです。
これまた大したことないように思うかもしれませんが、実際大したことあるんですよ。考えてみてください、人間は赤ちゃんの時を除いて基本的にトイレで排便や排尿を済ますものです。
野外での排泄をタブーとして捉えてない国出身者ならともかく、野外での排泄をタブーとする国の人間にはかなり響くんですよね、この拷問・・・
排泄を見られるのは恥ずかしい、子供じゃないからきちんと問題のないところで排便しなきゃならない、そういった思いからトイレでしやがるんです。
それを他人のめのまえでやらされるんです、これやらされた人間の顔には排泄を見られた羞恥や結局子供のように排泄してしまった自分へのやるせなさがない交ぜになってなんともいえないサディズムをそそってくれやがります。
子供みたいに泣き出して、実際ショックから一時的に幼児退行しちまうやつも出るんですが思わず吹き出しちゃう光景ですね、アハハハアハハハ!
そこを徹底的に拷問官が罵りますます精神をズタボロにしやがるんです、言葉攻めってやつですよ。
「きたねえくそだな、こんなくせえ、ドブネズミもよらねえようなくそ捻り出すなんてお前の腹はどうなってやがるんだああ!!!くそあまのビッチやろ!!」
「しっこ子供みたいに漏らしやがったなあ、見ろよお前の黄金水が水溜まりになってンぞ。どんだけしっこだしゃ気がすむんだぁ、イギリスの騎士様よ!!」
自分の排泄シ−ンを撮らってもいますからね、それをあとで延々ループするようにして見せるんですけど、ますます惨めさを味会うでしょうね。
ああこの許されざる快楽たまりません・・・・・・
ほんとたまらないってもんですよ、拷問で得られる悦楽は、この悦びが!!!!おっと思わず涎あふれさせやがるところでした・・・・
早々排泄を利用した拷問は、精神的な拷問ですけどね肉体的な拷問を味会わせる拷問にもなりうるんです。そりゃ普通に自然に相手が排泄しちまいやがるのを待つのもいいですけど、それじゃ華がないってもんですよ。
もっと面白い芸のあるものにしなくちゃ。だから私たちは最大限排泄拷問で、相手を攻めさいなめるよう仕組むんです。
まずは手順がありましてね、食事をたっぷり用意するんです。柔らかなパンにチ−ズにフル−ツ、暖かいス−プにサラダ、肉料理。こんなもんですかね。
あとはピザにパスタ、他の国が真似した見た目だけの紛い物じゃなくて本場のものをね。一応私イタリア人ですから。
デザートにジェザ−トもついちゃいます。アイスならジェザ−トが相場ってもんです。