1 :
名無しさん@ピンキー:
いいスレみっけ!質問さしてくれ!
文学部の企画で合作をするようにと指示があったんだが、
俺には作品を作った経験がないんだよこれが。
何か、合作で作品を作るときに注意する事はあるか教えてエロい人!
4 :
ガガ ミラノ(GaGa MILANO) 時計:2012/12/01(土) 23:32:29.68 ID:8MATbM0F
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>>3 前スレを
>>1からSSの部分以外を読んでみるといい
だいたいのやってはいけないことダメなことが見て取れる
多少は必要なこともわかるだろう
とにかくナポリさんの帰還を待とう
全てはそれからだろ
そんな名前は正直もう過去のものだろ
臨時とはいえ今は進行している人もいるし、初手も完了に近づいている
戻ってきても次の企画が立ち上がれば、あくまで住人の一人に過ぎないよ
全ては明日の投下が滞りなく行われてからだな
まさに思う壺だな
発起人のナポリ氏を追い出して、何食わぬ顔で臨代か…
とっくにばれてるのによくやるわ
>>8 中の人が何者だろうとちゃんと仕事してくれるなら文句ないわ
さて、、、今夜かな?
>>1、乙です。
暫定保管庫に退魔師キヨヒコ(仮)のタイトルでナポリ氏、お嬢様担当氏のSSを保管させていたただきました。
前スレはまだ落ちていないようですが、もし読めなくなっちゃうと後に続く人がいた場合、不便なので。
タイトルや章分けの呼び方、あるいは各話のタイトルなどは現状、第一稿扱いとして暫定です。
正式タイトルなどが決定し、再投下が終わった時点で決定稿となると思いますので、
その時点を持って現在保管している第一稿を破棄、決定稿を保管し直すつもりでいます。
ただ、恐らく私に出来るのはそこまでだと思います。保管庫管理してくださる方の募集は続けて頂けると助かります。
書き上げました。あとは推敲です。今日の夜には投下します。
推敲を崇高に推考しながら遂行
なんちゃって
投下開始
『巫女の能力はこの土地では無類の強さだ。
例えどんな異教徒が来ても相手ではないだろう。
この神社を参拝している多くの民衆の積み重なった霊力は計り知れない。
守らなければならない。土地と血筋を守らなければならない』
(香取神社神名帳 延暦17年)
…眠い…ひたすら眠い…
内容なんか聞こえて来やしない。
とにかく昨日はいろんなことがありすぎた。
なんなんだ、あのお嬢様? 麗華にメイドにあの騒動。
とにかく疲れた…ああ…早く授業終わんないかな…
う…ダメだ…無理…寝る…限界…
「…ちょっと…にぃちゃん…」
ん? なんか声が聞こえる…
「ねえ…ぉ兄ちゃん…ってば」
頼む…あとにして…
「このっ!! お兄ちゃん! お兄ちゃん! お兄ちゃん!」
バンバンバン! と背中に強烈な痛みが走った。
「いてええええええええええええええええ!!!」
慌てて飛び起きる。なんなんだ一体?
周りを見渡すと見知った顔が、こちらを見つめていた。
呆れた顔で俺の後ろに立っている。
弄り癖のあるセミショートの黒髪に、傍目にも可愛いと言われる顔。
そしてはっきりとした瞳にいつもの表情。
「なんだ、舞か」
「なんだじゃないよ? いつまで寝てんの? みんな帰っちゃったよ」
「え? マジ? まだ昼休みだろ?」
「……」
今度は呆れを通り越して、頭に来てるみたいだ。
どうやら本気で熟睡していたようだ。3限目に寝たとして今の時間は5時か。
ま、疲れてたしな。しゃーないか。
「ところでなんで中学のお前がここにいるわけ?」
「…その前にちゃんと起こしたげよっか? 今度は背中にパーじゃなくてグーにしたげるよ」
「勘弁してください」
「ふん…」
妹の舞は黙ってたら可愛いの典型だ。
しかも夢見がちの中学生で、未だに王子様が迎えに来てくれると思ってる生粋の中二病患者だ。
ラノベと漫画ばっか読んでるし。まあ、舞は中3なんだけど。
「で、さっきの質問なんだけど…」
「あの女…じゃなかった…尋巳さんに頼まれたの」
「尋己に?」
「うん、お兄ちゃん疲れてるみたいだから起こしてあげてって」
「尋己は?」
「先帰っちゃったよ。たぶんお兄ちゃんなんかどうでもいいんじゃないかな?」
「酷いなおまえ…」
「あたしじゃなくて尋己さんの方が酷いんじゃない? お兄ちゃん置いてさ」
「用事あったんだろ」
「ま、確かに用事なんだろうけどね」
くすくすと笑う舞。なーんかいつもと違うような気がする。
そんなことを思いながら、俺たちは教室を出た。
駅の交差点前の歩道、神社まであと少し差し掛かった頃。
「お兄ちゃんは運命って信じる?」
突然の質問に、まーた始まったか、という気分になる。
舞は澄ました顔でじっとこっちを見ている。
「信じないな」
「なんで?」
「自分で決めるもんだから」
「うわ、くっさ」
「お前な! 今のは真っ当な意見だぞ? しかも真理だ!」
「運命はあるよ」
「いや、ないな」
「…あるもん」
ぷいっとふて腐れる舞。
「じゃあ証拠示してみろ。あ、昨日読んだラノベとかなしな」
「う…ち、違うもん…」
図星だったようだ。昨日の晩、寝るときこいつの枕元にラノベが置いてあったしな。
この間はタイムトリップは絶対にできるって言い張ってたよな?
「じゃあなんだよ?」
「感じたから…」
「は?」
「朝に感じたの。あたしがここにいる運命と生きてきた意味に。
そしてなんで舞はお兄ちゃんと兄妹だったのか」
ダメだコイツ…早くなんとかしないと…
なんか遠い目してるし。絶対にあのラノベかアニメだ。
「とにかく昨日のラノベの題名を言ってみろよ」
「…違う! …全然違うの!」
お? いつもと違う反応。なんかマジっぽい。
ちなみに、いつもならここで延々と舞の解説が始まる。
主人公やキャラの説明からストーリーの説明まで。
「どう違うんだよ」
「えっと、あのね…」
舞が真剣な顔でこっちを見て話そうとした瞬間だった。
ひゅんっと耳元が鳴った。
見ると舞が右手で小さなアクセサリみたいなものを掴んでいた。
一瞬何が起きたのかわからなかった。
掴んだいたのは銀のロザリオのアクセサリだった。
舞に向けて飛んできたのか?
でも、これってどこかで見たような気が…
「清彦から離れなさい!」
後ろから聞き覚えのある声がした。
振り向くとさっきの小さな銀のロザリオを構えている麗華がいた。
さらにメイド部隊も引き連れて。
何が何だかわからない。
「清彦、その子から離れなさい! 憑りつかれてますわ!」
「はぁ?」
舞を見つめる。憑りつかれてる? 舞が?
信じられない。いつもの舞だし、別におかしくなってるわけでもない。
「おい、舞…」
「お兄ちゃんは渡さない…やっと気づいたんだもん。誰にも邪魔はさせない…」
舞の目が据わっていた。やっぱ…おかしい…のか?
「お嬢様、お下がり下さい。私どもにお任せを」
こんな人目のある場所で銃使うなよ!
小鳥さんの言葉にメイド部隊が一斉にライフルをセットする。
数人のメイドが前に出る。夕暮れの路上が異様な光景になる。
「構え!」
その声に体が反応していた。
舞の手を引っ張って路地裏に逃げ込む。
「待ちなさい! 逃げ場はありませんことよ!」
麗華の声なんか気にしてられない。舞の安全を守らないと!
その場の近くのビルに入る。
よし、エレベーターが1階で点滅してる。
すかさず舞と一緒に乗り込み屋上のボタンを押す。
「はぁはぁ…」
屋上に上がった俺は必死に息を整えていた。
まだ日は沈んでいない。きれいなビル群に映る夕日が見える。
小さなビルのわりには屋上は広かった。
「お兄ちゃん、ありがとう」
「あ、ああ…」
さっきの言葉は本当なのか? 憑りつかれてるって…
舞は涼しい顔で息を乱してない。
「おい…舞…」
「うん、憑りつかれてるよ」
…!! あっさりと認める舞が信じられなかった。
「なんで…」
「だって本当のあたしに気付いたから」
ここで舞の霊力が普段とは桁違いなのに気づく。
教室からの違和感はこれか。
さらに普通は中学の舞が、高校の学校に来ることなんかないし。
でもどうするんだ? 除霊? 舞と? 妹と?
「除霊は無理だよ」
「…!」
いつもと変わらない笑顔の舞に寒気がした。
「お兄ちゃんの能力じゃ手に負えないから」
「な…?」
「それにこれが本当の舞だし」
「本当の…って? それに手に負えないって…」
「あとで答えるね。邪魔が来たから」
辺りを見ると麗華と小鳥とメイド部隊に囲まれていた。
音も立てないってことは、向こうもかなり本気なのか?
これってやばいんじゃ…
「も…もう一度言いますわ…き…清彦から離れなさい」
「声震えてるよ? 大丈夫?」
「こ、この小娘…!」
「わかるんでしょ? あたしとの力の差。やめといたほうがいいよ」
「だ、黙りなさい…!」
いつもの強気な麗華が怯えてる。無理もない。
霊気は敵意を向けてる時が一番感じられる。
今の舞の霊力は桁違いだ。
「お嬢様、射殺許可を」
「待って小鳥。清彦だけは…」
「そういう問題ではありません。一刻を争います。
夜になればますます手が付けられません」
射殺許可? え? 俺も? なんで?
とにかく舞を守らないと…
無意識に舞の手を握りしめていた。
「嬉しい…お兄ちゃん…」
舞は恍惚とした表情で俺を見ている。
とにかく話からだ。今は考える時間が欲しい。
「とにかく…その…攻撃的な霊気を向けるのはおやめなさい…」
見ると伶花はかなり辛そうだ。屋上の金網に手を付いて、もたれかかっている状態。
どんな霊気か言うまでもない。舞の霊気の量は桁違いな上に『異質』だ。
俺もこんな霊気は感じた経験がない。その…なんていうか…かなり特殊な感じだ。
「くすくす、その霊気って? 舞は別になんもしてないよ?」
悪戯っぽく笑う舞。確かに別に何もしてないように見える。いつもの舞だし。
でも…違う…麗華が何か感じているってことは何かが起こっていると言うことだ。
「なあ、麗華…どうしたんだ?」
「き…清彦聞いて…この子が……うぐっ…!」
「おい! どうした?」
急に苦しみ始める麗華。体を支えていられなくなり、その場にすとんと座り込む。
「お…お願いしますわ…おやめなさい…舞さん」
「ふふふ、だから何もしてないってばぁ」
「おい、舞、何かしてんのか?」
「ううん、何もしてないよ?」
舞は至って普通だ。でもこの状況で楽観してるのはおかしい。
「舞さん…あなたは……くぅ!」
「麗華? 大丈夫か? なあ、どうなってんだ?」
「それは…あ…? べ…別に何も…え? な…ないですわ…」
麗華も少し落ち着いた口調に戻った。でもおかしい状態は同じだ。
そこに小鳥さんが、すっと麗華の姿を隠し、俺たちの前に立ちはだかった。
「お嬢様、発砲許可をお願いします。今の彼女は彼女ではありません。早く」
凄い目で舞を睨み付けている。
その反面、舞は余裕の表情。
このメイド部隊に囲まれた状態でどこにそんな余裕があるんだよ?
いつ、あの銃火器がいつ吹かれるかわかんないんだぞ?
「皆さん…じゅ、銃を降ろしなさい…め、命令ですわ…」
「ですがお嬢様…」
「…降ろしなさいっ!」
小鳥さんの反論にも関わらず麗華は周りに命令をする。
その命令に周りのメイドたちが銃を下していく。
「く…っ! あなた…!」
舞の方を見つめ直す小鳥さん。その表情は怒りというより戸惑いだった。
その手の銃も完全には下げていない。
「ほらぁ、主人の命令を聞くのがメイドじゃないの? 怖いからそれも地面に置いてよ? ね?」
一見、普通に見える舞。それが逆に違和感を増幅させる。
「…ええ…そうですわ…みなさん…舞さんが怖がってらっしゃいますわ…銃は地面に置きなさい…」
「お嬢様っ!!」
麗華の目が虚ろなのは気のせいだろうか。
小鳥さん以外のメイドは次々と銃をガシャガシャ地面に捨てていく。
「千明舞…!」
「…小鳥…舞様にそのような口を聞いてはなりませんわ…」
「『様』ってっ! お嬢様! しっかりして下さい!」
「…わたくしに…逆らうのですか…?」
「そ、そのようなことは決して!」
「…でしたら…舞様の言葉に従う…べきですわ…」
「……く…承知…しました…」
最後の銃が地面に落ちる音がした。
小鳥さんは唇を噛み締めながら俺たちから目を背ける。
「ふふ、お兄ちゃん、舞達は悪霊を除霊しないといけないよね?」
「ああ…そうだけど…」
「たぶん小鳥さんは取り憑いてるんだと思うよ、除霊してあげないといけないと思わない?」
今、何かが舞の方から流れ込んできたような気がした。
除霊? なんで? 小鳥さん? 取り憑かれてるように見えるのはむしろ…
「そうか、そうだよな。除霊しないと」
あれ? いや、小鳥さんの方がおかしい気もしてきた。
第一、妹の舞に逆らうことなんてあってはならないはずだ。
「そうだよ。こういうメス豚はお兄ちゃんの力で浄化してあげないと」
「ああ…わかった」
だよな…ちゃんと悪霊は除霊しないと…
「く! いい加減にしなさい、千明舞! お嬢様、やはり射殺許可を!」
「…舞様に逆らってはなりませんわ」
「お、お嬢様…」
小鳥さんの気丈な表情が一転、泣きそうな顔になる。
なんか興奮してきたのは気のせいだろうか。
小鳥さんって美人だよな。若いし麗華に忠実だし。
まあ、俺には冷たいけどそこがまたいいって言うか…
「小鳥さん」
ちゃんと悪霊は除霊しないと…
「く! いい加減にしなさい、千明舞! お嬢様、やはり射殺許可を!」
「…舞様に逆らってはなりませんわ」
「お、お嬢様…」
気丈な表情が一転、泣きそうな顔になる。
なんかあの顔ってそそるよな…
小鳥さんって美人だよな。受け答えと言動からして、きっといいメイドさんなんだろうなぁ。
まあ、俺には冷たいけどそこがまたいいって言うか…
セミロングの黒髪にカチューシャが可愛い。童顔だし。
いつも鍛えてるのかしてプロポーションもばっちりだ。
それにちゃんと除霊してあげないと小鳥さんが悪霊に乗っ取られちゃうしな。
「…小鳥さん」
「ひっ…」
俺が手を伸ばすと小鳥さんは脅えた表情をこちらに向ける。
指でその整った髪に触れる。小鳥さんはその指を怪訝な横目で見つめる。
「…や、やめて…」
「なんで? 小鳥さんのためなんだよ?」
「あなたも…おかしくなってるの?」
「おかしいのは小鳥さんじゃん。今、助けてあげるから」
その胸の谷間に優しく触れた。丁度いいサイズの胸だなぁ…麗華のはでかかったけど…
「やめなさい! 汚らわしい! 私に触っていいのはお嬢様だけ!」
激しく手をはねのけられる。でも助けないと…
「きちんと除霊してくれるお兄ちゃんに、そんなこと言っていいのかなぁ?」
「く…! お、お嬢様…なんとかして下さい…」
舞を睨んだ後、悲痛な表情で麗華に助けを求める小鳥さん。
「駄目ですわ小鳥、きちんと舞様に従いなさい。さあ、清彦、そのたくましいもので除霊してあげなさい」
「う…うん、わかってる」
はっきり言って勃起が治まらなかった。
いい体してるよな…小鳥さん…
様式のくっきりとした白と黒が整ったメイド服。
綺麗なラインが際立ってる。特に胸が強調されてて…
俺はもう一度、その魅惑的な胸に手を伸ばそうとした。
「お…お嬢様…」
あの気丈な小鳥さんが涙目になっている。
なんか周りの雰囲気もそんな雰囲気になってるし。
小鳥さんを除霊してあげるのが当たり前な空気。
ほら、あそこのメイドさん軍団のあの子だって胸揉みながらオナニーしてる。
「お兄ちゃん、小鳥さんがヨダレ垂らして待ってるよ。大事な場所も濡れて垂らしてるかも」
「く…ち、千明舞…!」
「舞様にそのような口を聞いてはなりません」
「お、お嬢様…しっかりして下さい…ああ、メイド長がいたら…」
「麗華さん、やっぱりこういう口は躾けてあげた方がいいんじゃないかな? ちゃんと主人として教育してあげなきゃ」
「はい、舞様」
「…うう…お嬢様…」
小鳥さんは今にも泣きだしそうな顔で麗華を見てる。
でも小鳥さんが悪いんだよな。この場合。
「小鳥、清彦の逞しいものを口で奉仕してあげなさい」
「…! そんな…! 正気に戻って下さい、お嬢様!」
「あなたが正気に戻るためですわ」
「ああ…お嬢様…」
麗華は金網にもたれつつ体をゆっくり起こして行くのと同時に、小鳥さんはひざまずいた。
俺は勃起したまま、その小鳥さんの顔の前に立つ。
「小鳥さん…」
「うう…こんなのって…」
小鳥さんは俺のものをまじまじと見ながら嫌悪感を隠そうとしない。
舞はそれを上から見下ろしながら言う。
「お兄ちゃんがきつそうでしょ? 早くおちんちん取り出して楽にしてあげなよ」
「…いや…いやよ…」
「麗華さんの命令に背くの? メイド失格だね。じゃ、この前みたく麗華さんにやってもらおっか」
「やる! やるわ! やるから!」
小鳥さんが慌てて俺のズボンに手をかける。
かちゃかちゃとした音と一緒にベルトを外される。
なんか手がおぼつかない感じだけど…
俺のジーンズのファスナーにも手こずっている。
「え…き、きつくて開かない…」
勃起が止まらなくてそれが作業の邪魔をしていた。
上から見下ろす小鳥さんのキョドった仕草に興奮しっぱなしだったからだ。
俺は股間に快感を感じながら、自分の手でファスナーを開けて自分のものを取り出した。
「…え?」
びっくりする表情の小鳥さんの前に自分の大切なものをさらけ出した。
はっきり言って我慢の限界だった。
「小鳥さん、早くしゃぶってよ…きついからさ…」
「うぅ…」
苦しげなつぶやきと共に、俺のものが握られる。
小鳥さんの手の感触がたまらなく気持ちいい。
「小鳥さん、お願い…早く」
「…ん」
ぱくっと咥えられる。俺のものを見たくもないのか目は閉じたままだ。
「ほらぁ、ちゃんとお兄ちゃんの顔見てあげないとダメだよ。顔も背けちゃダメ」
「んん…んぐ…ん…ちゅ…ん」
俺のちんこを咥えたまま小鳥さんは上目遣いになる。
気持ちいい。小鳥さんって麗華に絶対服従なんだよな。
そんなメイドさんを自由にしてるって…
「んん…ちゅ…んぐ…ん…」
ゆっくりだけど、小鳥さんは懸命に俺のものを口で奉仕している。
ちょっと痛いの歯が時々当たってるから?
「歯立てないで。お兄ちゃん痛がってるでしょ? もっと唾もつけないとダメだよ」
「ん…んん…ちゅく…ちゅむ……んぐ…」
少し優しくなる。快感も強くなる。思わず小鳥さんの髪に手をやる。
カチューシャがずれて地面に落ちる。
「ほ、ほら、あとはもっとおちんちんを上下に早くこすってあげるの…ん…はぁはぁ…」
見ると舞も自分の股間に手を当てながらオナニーしている。
その光景がやけに卑猥だった。見ると他のメイドさんたちもしているみたいだった。
「ああ…小鳥様が…」
「あんなにイヤらしい行為を…」
「あの清純で乱れのない方が…」
ちゅぽちゅぽと響くフェラチオの音。俺のものは完全に小鳥さんの口の中に収まり覆い隠されていた。
すげえ気持ちいい。特に小鳥さんの俺を見つめる火照った顔が特にいい。
う…出そう……
「ちゅ…ん…なんで…気持ちいい…おかしい…ん…私の体…なんで? …ん…ちゅ」
もう完全に夢中で俺のものをしゃぶり続けていた。
俺も両手で小鳥さんの頭を押さえ込んでいた。
「うっ! 出すよっ!」
たまらず口の中に射精していた。開放感と征服感でいっぱいになる。
小鳥さんを自由にできる快感。
「んんん―!」
俺も小鳥さんもお互いそのまま少し崩れ落ちた。
「小鳥さん、大丈夫…」
「はぁはぁ…え…あ…? あれ? なんか…あれ?」
なんか小鳥さんはコホコホと精子を吐き出しながら困惑している仕草をしている。
「なんで…おかしい…なんで、あなたなんかを…」
そう言いながら俺の頬に手を当てる。
「違う…こんな気持ちは嘘なはず…」
小鳥さんの顔が目の前に迫る。
「んん…」
キスをしていた。深いキスを。小鳥さんは結構乱暴だった。
口内を舌で舐め回される。
「ぷは…」
お互い口を離す。小鳥さんの顔はとろんとした表情になっていた。
「千明清彦…い、いえ…清彦様…」
「な、何?」
「お願いします…私にお情けを…失礼なことを言ってしまったことは謝ります…ですから…」
何かを我慢してる表情だった。しきりに足をむずむずさせているのがスカートの動きからわかる。
「ああ、羨ましい、小鳥…清彦の精子を飲めるなんて…あん…」
「お兄ちゃんのザーメンっておいしそう…はぁはぁ…いいなぁ…ん…あ…」
麗華も舞も自分の指で股間をまさぐって自分を慰めていた。
俺も出したとは言え、まだ満足できてない。小鳥さんと繋がりたい。
思いっきりセ…除霊してあげたい。このプロポーション抜群の体の中に俺の種を植え付けたい。
「ねえ、小鳥さん、ちょっと待ってよ」
舞の一声で俺たちはその方向を見る。
「はぁはぁ…な…何?」
小鳥さんは俺の背中に腕を回しながら答える。
「小鳥さん、あんなにお兄ちゃんのこと罵ってたよね?
ひどいんじゃない? 今の気持ちは違うじゃん」
「だ、だから…?」
少しおびえた表情で舞に対応する小鳥さん。
それにしても小鳥さんに抱きしめられてるだけで気持ちいいな。
こんなにキツい性格なのに体は柔らかい、やっぱ小鳥さんも女性だよな。
「ちゃんとお兄ちゃんにお願いするべきだよ。ちゃんとした言葉でさ」
「べ…別にそんなこと…」
「やるべきだよ。お兄ちゃんとしたくてもできない人もいるんだよ?」
小鳥さんは俺と舞の顔を複雑な表情で見比べてる。
「本当は、舞も一緒にしたいんだけど、うふん、ごめん。
やっぱりまずいと思うんだ…あん…さすがに兄妹っていうのはさ。
そのぶん、お兄ちゃんを…うふ…満足させてあげてよ…あん、イきそう…はぁはぁ」
舞は話し始めながらオナニーを再開する。
「ど、どうすれば…いいの?」
「はぁはぁ…簡単だよ。ちゃんとお兄ちゃんにお願い…ううん、おねだりするの。
私のいやらしいおまんこに…おちんちんをぶち込んで下さい。
除霊して下さいって言うの…ん…簡単でしょ?」
「そんなはしたないこと…!」
「フェラの方がはしたないことだと思うけど?」
「そ、それは…!」
「舞は除霊される…ううん、セックスするわけにはいかないしさ…はぁ…あ…
兄妹だし…うふん…はぁ…いい…」
「うう…」
小鳥さんは俺の背中に腕を回した状態で不安そうに見上げてくる。
「清彦様…ごめんなさい…申し訳ありませんでした…で、ですから…」
「い、いいってば別に…」
「そ…そう言ってもらえると助かります…」
小鳥さんの感謝の言葉って初めてだな。いい顔するんだな。
俺も優しく抱きしめ返す。
「…あ…なんなの…この気分…こんなの初めて…
清彦…様、あなたの清らかなもので私の汚らわしい体を除霊してください…
私のおまんこを浄化してくださいませ…お願いします…私にお情けを…」
メイド服をはだけながら懇願してくる姿にどんどん襲いたくなる。
小鳥さんはスカートをたくし上げパンツを下げ始める。
その姿がたまらなくエロい。おっぱいもブラを外して出た状態になってる。
中途半端なメイド服姿。
そして屋上の金網…麗華の方に体を向けて、金網を掴む。
小鳥さんの目の前には麗華がいる。ちょうどお互いに対面して小鳥さんが麗華の顔の横の金網を掴む形になる。
俺から見るとバックになって犯してくださいという状況。
「お嬢様…小鳥の姿を見てください…これから私は純血を捧げます…」
「…ん…見てますわ…綺麗ですわよ…」
「ああ、うれしい…お嬢様…ん…ちゅ…」
小鳥さんと麗華がお互いにキスしあってる。
俺は自分のちんこを小鳥さんの秘部の入り口にあてがう。
「あ…来る…清彦様…お願い…入れて…早く入れて…」
その言葉と一緒に一気に後ろから挿入する。
「あああ! 来た…入ってくる…清彦様のおちんちんが入ってくる…! 見てください、お嬢様…」
「ええ…見てますわ…美しいですわよ…あ…ん…あん…」
麗華は俺と小鳥さんのセックスをまともに見る形になる。
「あんああん、あん…いい…! もっと! もっと突いて下さい! もっと! その逞しいものを! ああ!」
小鳥さんの腰をつかんで、思いっきり俺が腰を振るたびに、狂ったように喘ぎ声を上げる。
周りのメイドらも全員オナニーしている。みんな小鳥さんと俺に釘付けだ。
見られてオナニーされてる快感。なんかすごく気分がいい。
しかも俺は麗華ともセックスした仲。メイドらの嫉妬の空気も心地いい。
そんな中、舞だけは俺のほうだけを見ていた。こいつもオナニーしてるけど。
「うふふ、雌犬だねこいつら…もっとよがらせてあげなよ。
お兄ちゃんなら百回分のエクスタシーを与えてあげられるよ。
それが正しい除霊なんだから…ん…あん」
「ああ…く…わかってる…ん…くっ…締まる…」
小鳥さんのおまんこの締め付けは凄かった。
メイドを束ねるものが、メイド部隊の前で自分をさらけ出しているからか凄い興奮が伝わってくる。
乱れ具合も凄く腰を振るたび、きゅっと膣が締まる。
「あん! 皆さん、見て! これが本当の私です! あん! 皆さんに偉そうにしてるけど本当はイヤらしい人間何です! ごめんさない! ああ! もっと見て! イキそうなの! イク…! あんあん!」
小鳥さんは喘ぎっぱなしだ。この後ろの体のラインが最高だ。
俺は腰から小鳥さんの両腕を掴み変えてバックで犯し続ける。
「小鳥様! 私もです! 本当はずっとセックスしてたいの!」
「あたしもです! この間も彼のこと拒んだけど本当は無茶苦茶にされたかったんです!」
「小鳥様はご立派です! 私なんかホテルで知らないおじさんと朝までセックス三昧でした! ごめんなさい!」
次々とメイドさんらの応援(?)が飛び交う。もう周りがヒートアップしすぎて何も考えられない状況だった。
頭の中は小鳥さんの中に自分の精子をぶちまけることだけだ。結果的に除霊になるし。
後ろから犯すたびに小鳥さんは快感の声を上げる。
メイド服は乱れ、ちゃんと着てるのはもうスカートとニーソしかない。
「あんあん! 皆さんありがとう! 私もやっと女になれました! いい! 清彦様! 教えてくれて、あ! ありがとうございます!
あん! いい! もっと! もっと突いて下さい!」
「ぐっ! イク! 出るよ小鳥さん!」
「出して! 中で出して! 除霊して! 私のおまんこを除霊して! ああ!」
「出るっ! 小鳥さんっ!」
「来て来て来てーー!!」
小鳥さんの膣内に大量に精液を放った。
これでもかと言うくらい腰を打ち付けながら。
「あああああああああああああああああああ」
同時にさらにキツい締め付けが来た。
精液が全部吸い取られるかと思うくらいに。
そして俺たちは地面にへたり込んだ。
「はぁはぁ…小鳥さん…?」
小鳥さんが俺に寄りかかって来て抱きしめてくる。
「あの…清彦様?」
「何?」
「す、好きになってもいいですか?」
「…え?」
「清彦様には麗華様がいます。ですから私はメイドとして…いえ、性奴隷でも構いません」
「性…」
「本気なんです。その…初めてでしたし…」
頬を赤らめて急にデレ始める小鳥さん。可愛いなぁ。
「これからもお相手させてもらえれば…性欲の捌け口でもいいです…私をお使い下さい…」
「いや、あの…だからさ…」
その後ろに舞が来ていてぎょっとする。
「お兄ちゃんが優しいからって調子に乗るな…! メスブタのくせに…!」
明らかに怒っている舞。なんで?
そもそも除霊なんだし…
「舞だってお兄ちゃんとセックスしたいよ! でもダメなの! ふざけんな! お前だけがなんで!」
「あ…舞様…すみません」
「謝るな! お兄ちゃんとセックスできる幸せ者のくせに!」
「…ひっ…」
怯え出す小鳥さん。
「…なんで…なんで舞だけできないのよ…!」
なんでこいつは急に怒り出してんだ?
「そこまでです」
屋上のドアが開いた。そこには…
「尋己…」
朝…
あ…また幽体離脱だ…最近多いなぁ。なんでだろ?
別に舞は調子悪くないんだけどな。この神社のせい?
こうも頻繁に起こるとお兄ちゃんに相談した方がいいのかも知れない。
尋己さんには言いたくない。あの人には頼りたくない。
で、この朝起きたら幽体離脱してる症状。うーん困った。
こうやって見ると自分の寝顔ってアホ面してるなー。
隣のお兄ちゃんは…うん、起きそうにない。
昨日もなんかエクソシストとやりあったらしいし。
で、セック…こほん…その…やっちゃった訳だ。
あー暇だなー、朝4時かー。体に戻っても寝れそうにないかな。
あれ? 今玄関から音がした。
境内の方を見ると…尋己さん? まだ暗いのになんだろう。
思わず追いかける。もちろん幽体状態のまま。
たぶん見えないし。尋己さんは今霊力ない状態だ。
だから何かあったらまずい。
すっと壁を通り抜ける変な感覚と一緒に外に出る。
向かってるのは社殿。いつもの真っ白な巫女装束だけど。
なんだろう、感じが違う。
社殿に行ってみると黒の巫女装束の子がいた。自分と同じ幽体離脱状態だ。
社殿に手を突いてもたれ掛かったまま大きく伸びをしたりしてる。
凄く可愛い子。舞と同じくらいかな?
でも誰だろう。あんな子見たことない。
あ、あれ? 尋己さんがそこに向かっていく? 見えてるの?
「まだ成仏する気はないのですか?」
「まあね。凄い発見したし」
「なんです?」
「尋己ちゃんのバストが2cm増えたこと」
「それって発見でもなんでもないですよね」
「あはは」
「なぜ現世に留まろうとするのです。あなたはもう力をなくした状態。
いつ成仏してもいいのに、ここに拘る理由がわからないのです」
尋己さんは祭壇に立ったまま黒い巫女装束の人に話しかけてる。
なんかまずい気がする。ちょっと隠れよう。
「だって、あの世つまんないんだもん」
「あの世などありません」
「あ、神社の娘のくせに霊界否定発言するんだ」
「神道は仏教ではありません。自然信仰が元であり天国という概念はありません」
「わかってるって。あたしだって巫女の端くれだしね」
「ずいぶん謙遜した言い方ですね」
「まあ、今じゃただの幽霊だし」
神社の地縛霊だろうか。でも凄く仲よさそう。
「『ただの』じゃないでしょう。香取神社の歴史…いえ日本史上でもあなたは記録に残っています」
「尋己ちゃんも随分変わったよね。知識も技術も前とは比較にならないよ」
「まだまだです。力がない状態ではここの風水に頼ってでしか、あなたを見ることができません」
「ま、隠れても仕方ないしね」
「私の最終目標はあなたを現世から来世に送ることです。早く帰って下さい」
「いいじゃん、何か起きても尋己ちゃんがいるし」
「この先も居続けるとはわかりません」
「清彦君だっけ? 幼なじみの」
「ええ」
あの子、お兄ちゃんのことも知ってるの?
「もうやった?」
「…」
「へえ、赤くなったところ見るとやっちゃったんだ」
「そ、それと何が関係あるんです?」
「はぁ…あたしもセックスしたい…あんなことやこんなことしたいし、してあげたい…」
「…こういう話題やめませんか?」
「尋己ちゃん体貸してよー、それで清彦君と淫行三昧な生活するんだ」
「あのね…」
「そしたら成仏するよ」
「今はここに来る霊たちにも困ってる状態なのに…なんで…」
「力なくしたら困るよねー」
「人ごとだと思って…」
「あたしが助けてあげるから」
「信用できません」
「睨まないでよー怖いからー」
「ふん」
あの黒い巫女装束の子、悪い子じゃなさそうかな。
よく見たら笑顔がいい感じしてるし。
尋己さんの違う一面も見たし面白いかな。
「でもさ、こうやって尋己ちゃんと親友になっちゃったからさ。成仏ももったいないんだなー」
「…そうですか」
複雑そうな顔をして笑う尋己さん。
なんだろう、凄く悲しそう。
「あたし尋己ちゃん好きだし」
「もう!」
あはは、いじられてる尋己さん可愛い。
「もう話始めて三年かー、短いなー」
「私は凄く長かったですけど」
「それは尋己ちゃんが若いからだよ」
「あなたの見た目ほどじゃないですけどね」
この幽霊さんはとりあえず大丈夫そうだ。
別に悪意も感じないし。
「あはは、じゃあ、もう監視しないでここから出してよー」
「無理です」
「でもさーあたし神社から出ても何もしないよー」
「それは私に力が戻ってから証明して下さい」
「うーん、堅いなー尋己ちゃんは」
「住民の生活がかかってますから」
「で、しかも優しいもんねー」
「…別に」
なんか尋己さんもまんざらではなさそう。
「 だ か ら 騙 さ れ る ん だ よ ?」
「…え?」
黒い突風が上空に吹き抜ける。何? なんなの?
「ずっと待ってた…この瞬間を…」
「どういうこと?」
「そこにいる子、清彦君の妹でしょう?」
「え? どこ?」
見てるのバレてる?
黒い巫女装束の幽霊さんが光り出す。
「くすくす、尋己ちゃん、今見えないもんね」
「舞ちゃん? いるの!?」
いるよ!
「無理無理、力がないからその子の声も聞こえないでしょ?
その子が祭壇に入った時点で尋己ちゃんの負け」
とんどん風が強くなる。まずい。体がないから吹き飛ばされそう。
このまま体に帰れなかったら舞は死んじゃうの?
助けて! お願い! 誰か助けて!
「大丈夫、あたしが助けてあげる。あなたの心を…」
ああ…凄く優しい声…
「舞ちゃん? 聞いて! 早く逃げて! ここに近づいちゃダメ! その声を聞いちゃダメ!」
「王手。尋己ちゃんの詰みだよ」
その言葉で意識が途切れた。
…朝起きる。
「…」
体を見回す。別になんともない。横でお兄ちゃんも寝ている。
その寝顔のほっぺにそっとキスする。
あ、こんな大胆なことも…自然にできた。
下半身見ると勃起してる。お兄ちゃん苦しそうだな。
男子も大変だ。
『抜いたげれば?』
!? 声が聞こえた? どこ?
『初めまして…じゃないかな、舞ちゃんだっけ?』
き、昨日の幽霊さん?
『うん』
夢じゃなかったの? あのあとどうなったの?
『それより舞ちゃんに力を貸しに来たの』
なんで…
『舞ちゃんの望みはわかってる。なんでもかなえてあげるよ』
望みって…
『今から舞ちゃんは自由。自由な思想を持てる。
あたしがあなたを縛っている考え方から解放してあげる。
知識と霊力をあげる』
なんでそんなことするの?
『あたしも妹だったからね。舞ちゃんのこと放って置けなくて』
でも…
『ただし条件があるの』
な、何?
『清彦君…お兄ちゃんとは性行…セックスはしないこと』
ええ? そんなの当たり前じゃん!
お、お兄ちゃんときょ、兄妹でせ、セックスだなんて!
『当たり前じゃないの。今の時代の考えがおかしいだけ。
とにかくそのお兄ちゃんと交わらないこと。
除霊されたら力は無くなるよ』
ち、力なんて…別に…
『いい? 力あげるね?』
え? え?
一瞬意識が飛びそうになる。
『…!…』
…あ、そうだったんだ…
…色々な想いが入ってくる…
お兄ちゃんはいつかは舞を置いて尋己さんと結婚してしまう。
小さい頃からのお兄ちゃんとの修行の意味も全部無くなる。
今じゃ、尋己さんより舞の方が力が上なのにおかしいよ。
なんで舞は妹なの? 舞の方が能力あるのに…
舞の方がお兄ちゃんを好きなのに…
なんでお兄ちゃんとセックスしてるの?
舞はできないのに?
あ、今わかった。どういう意味か。
そっか。そうだったんだ。
舞が縛られてたもの。それがわかった。
あれ? この感じはなに?
なんでもできる? そう、運命だったんだ。
これが運命。だって、お兄ちゃんへの想いに対する迷いがなくなったから。
何も怖くない。やった自由だ。
心が楽になった。たぶんこれが本当の自由。
「お兄ちゃん…もうちょっと眠っててね…おちんちん楽にしてあげるから…」
睡魔を強くするように念じる。これでお兄ちゃんは起きない。
そしておちんちんを取り出す。いつも見ているのでこんなの簡単。
これで大丈夫。今までは我慢してきた。
だって兄妹で性的な感情はおかしいし、持っちゃダメって言われてたから。
友達のみんなも言ってたし。でも、そんなのおかしかったんだ。
確かに今の時代の考え方だ。舞の世界が狭すぎただけ。
「ん、ちゅ…」
兄ちゃんのおちんちんに唾を塗る。凄く勃起してる。
お腹が熱い。でも入れたらダメ。セックスはダメ。この力がなくなっちゃう。
やっと本当の自分を手に入れることができたのに…
お兄ちゃん…おっきい…咥えながら上下にしごく。
驚くほどスムーズに体が動く。そうだ。こういう知識だって手に入れれたんだ。
「ん…はむ…ちゅく…ん…」
懸命に奉仕する。お兄ちゃんに奉仕する。
おちんちんをしゃぶる。精一杯しゃぶる。
あ、寝顔が変わった。可愛い。気持ちいいんだ。きっと。
舞も気持ちいいよ。ああ、でもセックスもしたいな。
近親相姦か…ふふ、逆に気持ちが縛られてるから燃えるのかな?
そうだ…
「お兄ちゃん、ちょっと失礼するよ…」
おちんちんを自分の股に挟む。素股というやつだ。
「ん…ん…ん…んん!」
濡れまくったおまんこをおちんちんに擦りつける。
あ、まずい…入れたい。お兄ちゃんのたくましいおちんちん入れたい。
膣内に出されたい。出してほしい。びゅっびゅって。
お腹をかき回してほしい。いろんな体位で交わりたい。
「あん…あ…あぁん…お兄ちゃん…お兄ちゃん…」
懸命にお尻を振っておちんちんを濡れまくった股に擦る。
もっと、もっと、もっと。もっとクリトリスに刺激を…
あん…気持ちいい。舞のお兄ちゃん。舞だけのお兄ちゃん。
だめ、頭が沸騰しそう。
「…あっ!」
びゅっとお腹に射精された。寝間着に白い液体が大量に付く。
あ…お兄ちゃんはちゃんと舞を女として見てくれるんだ…
体は正直で嘘をつかない。精子を舐めてみる。苦い。でも幸せ。
そのあとも午前中はお兄ちゃんの体を舐め回して体全体で慰めた。
私が霊力を付けたのは3歳の頃だった。
小学生の時は神童と呼ばれていた。
特別だったのだ。有頂天だったし自分にも自信があったし。
勉強しても運動しても、この特殊な能力がある限り誰も私には勝てない。
先生でさえも私の支配下だった。
地元の有力な地主の子で得体の知れない能力を持っている。
みんな媚びへつらわせた。友達と思ってた子らも今思うと友達では無かったのだと思う。
私が怖かっただけ。でもそんな慢心も3年前に消された。
自分より強い霊力持った人間が存在した。
それだけで充分だった。そして今回の霊力喪失。
前ほどショックではなかった。ちゃんと経験があったから。
でも舞ちゃんは…
「そこまでです」
信じられない光景だった。メイドたちがこぞって自慰をして抱き合ってる上に
その真ん中では清彦さんがメイドを後ろから犯したあとだった。
あれは除霊じゃない。だって悪霊は…
うつろな目をした麗華とかいうエクソシストも懸命に自分を慰めている。
舞ちゃんは鋭い目で私を見る。
「何しに来たの?」
「悪霊退散…つまり除霊です」
「力もないのに?」
「ええ」
私は堂々と清彦さんとメイドに近づいた。
「悪霊はいましたか?」
「…尋己…」
「いたかと聞いてるんです?」
「…いなかったよ」
「誰に悪霊が憑いているかわかりますよね」
「…多分ま…」
「 違 う っ ! ! 」
大きい声に遮られる。
「舞ちゃん…」
「舞は絶対あんたなんかに負けない。ただ好きで幼なじみってだけで将来約束されたような女には…!」
これは舞ちゃんの本音? それとも…
「そうですね。私も負けるつもりはありません。別にただの幼なじみでも将来を約束された女でもないですが」
「何落ち着いてんのよ。どういう状況かわかってんの? 舞にかかったら…」
「ひとたまりもないでしょうね。これだけ巨大な結界を張ってる上に、私の霊気はほぼゼロ」
「…! 何かあるの?」
別に何も無い。ここに来たのは単純明快だ。
変に勘ぐっても何も出てこない。
「そうですね。色々とあります」
思わず身構える舞ちゃん。
気づいてる? あなたの闇はあなた自身が作り出してるのよ?
だからそんなに私のことを恐れちゃうの。
私が舞ちゃんの頃と一緒。
「とりあえず悪霊には出て行ってもらいましょうか」
「どうやって? 舞は絶対お兄ちゃんとセックスしないよ?」
「そうですね。恋愛は自由です」
「思ってもいないくせに!!」
本当に恋愛は自由だと思う。
兄妹でも歴史上でも神話でも結ばれた例はいくらでもある。
私だって舞ちゃんの立場なら舞ちゃんと同じ考え方をするだろう。
「清彦さん」
「な…何?」
「私を除霊して下さいませんか?」
「はあ?」
清彦さんの顔が引きつる。それはそうだ。
私には悪霊など憑いてないし、もし憑いても自分の中でなら除霊はできる。
霊気でも外気などの技術は使えないが、内気なら自分の力だけで使えるからだ。
そのことは清彦さんも知っている。
「この泥棒猫!」
泥棒猫か…ちょっと傷つくな…正直ちょっとイラッときた。
「泥棒猫でも構いません。お願いします。清彦さん…除霊…いや性行…セックスを」
「だ…だって尋己には…」
「関係ありません」
清彦さんの唇を奪う。そしてねっとりと口内を舐め回す。
「な! やめて! お兄ちゃんに触るな!」
舞ちゃんが慌てている。今のあなたなら私を一瞬で殺せる力もあるでしょうに。
「清彦さん…ん…お願い…今すぐ私を満たして下さい…」
巫女装束を脱ぎながら、清彦さんのあそこをズボン越しに撫でる。
「やめて! それ以上やったら…!」
「どうするんですか?」
清彦さんの陰茎をズボンから出しながら答える。
それを嫉妬の炎で見つめてくる舞ちゃん。
「こ…殺す…わ…」
「そうは見えませんが」
「ま…舞は…ほ…本気よ」
「なんで声が上ずってるんですか?」
清彦さんの体に自分の体を預ける。
そして陰部を陰茎に当て挿入しようとした。
「こ…殺したくない…で…も…あう…」
頭を抱える舞ちゃん。待ってて。すぐに助けてあげるから。
「私は死んでも構いません。清彦さんがそのあと幸せになるなら、それでも大丈夫です」
「う…やめて…それ以上言うな…」
「それに優しい舞ちゃんが私を殺せるとは思えません」
「違うよ…舞は優しくなんか無い…わがままなだけ…もう…やめて…」
「さあ、清彦さん…ん…」
「く…う…尋己…やめろって…」
清彦さんは複雑な表情だけど、構わず陰茎を膣に挿入した。
逞しいものがお腹に入ってくる。
「ん…おっきい…気持ちいい…あん…清彦さん…さ、動いて下さい…」
「やめてえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」
舞ちゃんの叫び声と一緒に悪霊が出る。
びゅうっと黒い風が辺りに吹き抜け始める。
私は陰茎を抜いてからそれに備える。
全身でそれを受け止めようとする。
今の私は避雷針だ。私の体には大量のマイナスの霊気を持たせている。
悪霊のプラスの霊気が向かう先は…
さあ来い!
あんときの復讐よ!
除霊師なめんな!
数日後、結局俺は修行に出ることにした。
俺の能力なんてたかが知れてるし、まだまだ日本にはやばい奴らがいるらしいから。
そんなことを気づかせてくれたのは尋己と舞なんだが…
「こうやって話せるのは最後か…」
「ですね」
「結婚するまで会えないとか、どんな苦行だよ…」
「結局、清彦さんは私の体が目当てだったんですね」
「あのなぁ…」
もう、こういうところも慣れた。尋己は凄いやつだった。
霊力が戻れば俺なんかとはレベルが違う。
あのときも全部の霊気に関する能力を使っていた。
霊気がゼロの状態であんな発想ができる時点で俺とはレベルが違う。
霊気を引きつけるために霊力をマイナスにして自分に霊気を集めるとか…
内心、この職業を舐めてた。実践にならないと自分がわからない。
修行だけじゃなんの役にも立たないってことだ。
「じゃ、あばよ」
泣きそうだけどあえて強気に振る舞った。
「ええ、また」
にっこりと頷く尋己。
俺は背中を向けて歩き出した。
まだ色々不安で泣きそうだったから。
「く…」
ちゃんと歩かないと。
バス停まで来た。周りには人はいない。
まずは東北か九州。
うう…それにしても冷えるな。
九州の方がいいかな?
バスが来たので乗り込む。
そして荷物を抱えて指定の座席を探して座る。
「ふぁ…」
大きくあくびをする。
ここに帰ってくるの何年かかるかな…
「あの、こちらよろしいですか?」
「ええ、いいですよっ…て!」
その顔には見覚えがあった。
「尋己! なんで…!」
「うーん…心配でほっとけないからでしょうか」
「でも…」
「だいたい清彦さんは考えなし過ぎるんです。このあと自分の手に負えない霊が出てきたらどうするんですか?」
「いや、それは強くなってだな…」
「漫画の読み過ぎです。スライムがいきなり大魔王に出会う時代ですよ? むちゃくちゃです」
「う…」
「だから私が鍛えてあげるということで」
その言葉が発信の合図だったのかバスが出発する。
「まってええええええええええええええええええ!」
後ろから猛烈な勢いで追いかけてくる奴が…つか速ええ!
このバス時速60は出てるぞ。
「霊力使ってますね、あれは。足下浮いてますから。舞ちゃんもきちんと修行してるってことですね。いいことです」
「よくねえっ! 誰かに見られたらどうすんだよ! 止めて! 運転手さん止めて!」
これから修行の旅だけど、なんか終わりそうにない。
こいつらがいるだけで騒動が起こりそうだ。
でも、面白いからいっか。
〜FIN〜
投下終了
あらら、まさかの展開w旅立っちゃったよw
これで次の話と整合性取れるのかな?
もう結構書き進めてるんだよな?次の人
妹の話のはずが途中からヒロミの話になってるな
結婚前提だったんだっけ、こいつら?
結局、思わせぶりな悪霊の正体はなんだったんだ?
舞はどうなったん?マイナスの霊力ってなに?それどうやって身にまとうん?
なんか色々疑問符。前半エロくて良かったんだけどな、残念だ。
途中で幽体離脱とか出てくるんで
「お兄ちゃんとエッチしたいけど兄妹だからダメだよね…」
『クククその願いかなえてやろう』
「え?誰っ!?」
……
「そうかーこうやって他の女に憑いて感覚だけもらえば実質お兄ちゃんとエッチだよ。
兄妹でも身体は私じゃないから、エッチをしてても全然問題無いよね」
という感じで、舞自身が悪霊ポジションになって、憑いては祓われ、憑いてはのループ。
最後は、尋己あたりにたしなめられて、清彦・尋己・舞共同で退魔という感じかと思ったが
なんかよくわからん結末というのは
>>39と同意見だなあ。
ここまでGJまたは乙無し
乙です
というかお前ら、スレが立って最初の試作(失礼?)に一本に労いの一言くらいは添えろよw
現段階での第一義は「合作として完遂させる」ことであって、結果面白いかどうかは二の次って話だったろ?
>>42 試作ならなおのこと問題点の指摘は重要じゃないの?
>現段階での第一義は「合作として完遂させる」こと
そのための弊害になりそうな点も
>>38で指摘されてるぞ
>>43 だから手放しに褒めろとは言ってないだろ?
せめて労いの一言くらいは添えても罰は当たらないんじゃないかと言いたいだけだよ
その上で感想なり指摘点を上げるのは良いことだと思うし
あと、メイントラフィックは今回が最後で、次はスピンアウトの予定じゃなかったっけ?
違ってたらゴメンw
>>44 言いたい事は解るが強要は萎えるね
つまらんSSなんて普通スルーよ?改善点の指摘があるだけでも有り難い話だと思うがな
スピンアウト?スピンオフだよな
次の話は 本筋には大きく影響しない挿話 だろうと認識してる
>>45 このスレが(前提として)合作作成の会議場を兼ねてて、
書き手が集まっている(と思われる)以上はマナーかと思ったんだが、俺だけだったかorz
>スピンアウト?スピンオフだよな
余計な恥をかいちまったぜい、指摘ありがとw
と言うわけで、個人的な感想などを少々。
全体的な内容だけど、一定の分量で期間内に収束に持ち込んだのは評価して良いと思う。
そもそも一回の投稿で成立させるのが明らかに無理っぽい設定だったしね、全体的に。
個々のシーン的には
最初に舞の中二病を強調したコメディから一転してホラーっぽい流れはお約束とは言え鉄板。
これで引き込むという手法は大正解じゃないかな?
主人公の性格上、妹と一線を越えてしまうと「苦悩」という要素が追加され間延びするし、
尺的にも尋己と麗華を絡ませたシチュを追加は出来ないので本編に加えるのは困難。
よってヤンデレを生かすためにも、回想シーンで眠らしたままフェラ〜素股となったんだろうね。
その上で本番シーンを入れる為に唯一キャラが立っている小鳥をチョイスしたのだろうけど、
その下りの少々強引すぎる展開が、やむを得なかったとは言え個人的には少し残念。
んで、一番心配だった
「霊力を失った尋己を如何にメインヒロイン枠に保持させるか?」
という難題への答えが、後半の霊気を吸収〜こっそり同伴の流れかな?
ちゃんと伏線も張ってあるし、考えた末なのかな〜と想像。
その為に麗華が空気と化し、舞が最後までサブ脇から脱皮できず霞んでしまったのが実に惜しい。
結果から言うと、皆に気を遣いすぎた為に皆揃って陰が薄くなってしまったという所か?
これも長さを抑えた中では仕方ないと思うけど。
最後のラブコメっぽい締め方は、これもお約束とはいえ悪くないとも思った。
今後のドタバタも書き易い終わり方にしてあるし。
最後に同じ書き手として率直に言わせて頂くと……羨ましい!w
他の参加者の方々の作品にも感じたが、この文体が使えない修行が足りてない。
また、この文章量で満足な表現をする自信もないし、語彙も全然足りないと改めて自覚した。
大見得切って参加宣言しなくて大正解だったよママン
j5FkDjN2の言いたいことはよく理解できる。けど、
>>42での言い方があまりに悪かったのでは?
マナーを語るには言葉遣いが少々雑
>>妹担当さん
とりあえずはお疲れ様
終盤をまとめきれなかった感は否めないけれど、全体の展開自体はそれほどには悪いもので
は無かったと思う
スピンオフモノは控えているにせよ、残りはエンディングに繋げる予定だし、この流れを元
にしてエンディングをどう書くかは、それを担当する人次第だろう
正直に言うと、これまでの振る舞いで妹担当さんのことは嫌悪さえしているし、今回の企
画限りでこのスレを離れてくれるのを喜ばしいとさえ思っている
だが、それはそれとして、書いたものに関しては一応の仕事はこなしたと個人的には評価する
話そのものに関しては、完全に比率を間違った故の尻すぼみ感なのではと感じた
メイドとのからみから回想の比重に比べて、終盤がやっつけ仕事で、本筋の悪霊やら霊力やら
の話が投げっ放しになっている。中盤の比重は「エロ」パロとしては正しいとも言えるけれど、
合作の一部としてはそういう設定部分を中途半端にうやむやにするのはどうなのかなと。
メイドのからみと回想の印象が強い分、そこに持っていかれた感があり、余計に後半部分が
残念な感じになったのではないでしょうか
それと合作の一部でなければ、これはこれで立派に妹パートとして扱えるとは思う。だが
合作として妹をメインに据えるべき話としては、話の中心にはいるけれどあくまでも舞台を
回す道具として使われていて、添え物の感が強く妹メインのパートとはいえないと感じた。
結局のところ、時間をかけずに書いてしまったのが一番の問題だったんじゃないかと。それ
ほどには以前のパートを書いた書き手さんとの整合性に苦しむ展開でもなかったし、当初の
予定通りに平行して書き進めていれば、書く分量はかなり増えたにしても終盤の展開をちゃ
んと書き切れたのではないかと思う
再投下で追加や修正があるのならそこに期待したいです。後は余所で好きに書いてください
まあ言動や書いたものを全て含めて、合作研究の中の一つの事例として、あなたは今後への
いい材料になったのだと思います。我ながら慇懃無礼で申し訳ない
>妹担当 ◆HtI2jXWyu6さん
お疲れさまでした。
皆さん仰ってますが前半の展開、舞のヤンデレっぷり、エロさは秀逸でした。
ただラストについては正直なところ、少々困惑しております。
まさか修行の旅に出ちゃうとは完全に想定外でした。
で、以下、続く私のパートについてですが…学園を舞台に書きすすめていましたので、
この妹編の続き…という事にするのであれば、大幅な書き直しが必要になります。
舞台が旅の空…という事になるのであれば別の展開を書きたくもなります。
従って「続き」を書くのであれば、まっさらな所から書き直したいと思います。
でもその場合、以前お約束した12/10には到底間に合わなくなるでしょう。
またはこのまま書きすすめさせて頂き、私のパートの時系列を
お嬢様編の後・妹編の前に挿入させていただく…というのは如何でしょう。
現状の原稿は、
・舞台が学校・お嬢様登場済み・舞の出番は少々・尋巳は力を失った状態
…となっています。時系列的にはお嬢様編の後でも問題無いと思います。
さらにもうひとつの考え方としては…
オリジナルのゲストヒロインを登場はさせましたが、私も本編の一員のつもりでした。
が、現状書きすすめている部分に関しては、皆さんの仰るようにスピンオフ、あるいは
どの時系列とも明言しない外伝的な扱いか、アナザー扱いにして頂くという手もあります。
要するに、以下の3択です。
1)現状書いている部分は破棄、改めて「旅編」として書きなおす(年内…または年越すかも)
2)私のパートはお嬢様パートと妹パートの間の時系列としていただく(12/10投下可)
3)私のパートはアナザー扱いとしていただく(12/10投下可)
現状考えうる手順としてはひとまず12/10に投下させて頂き、2)扱いか3)扱いかを決めて頂き、
その上でゴトーに1)「続き」を書かせるか否かのご判断を頂く…という事になるでしょうか。
ああいや、すまなかった。
おつかれさま。
と今言ってももう遅いか。
皆書いているけど、序盤の引き込みは上手いと思う。だがその後がポンポンと
飛びすぎ感が大きいね。あとは設定に関してなんだけど。
・ 主人公はへたれ?
・ 巻き込まれ型で、あてがわれた女に腰を振る?
とかいうところが、妹担当氏含めてみんな無い(薄い)よね。そうでもないかな。
悪霊にあてがわれてる、と言えばそうなのかもしれないけど、あてがうのは自覚
の有無はあっても、生きてる人間の方がよさげ。なにを言いたいかというと主人公
のキャラがやっぱ薄い。
それと、小鳥(鐘ヶ江も)は、麗華の幼少のころからお世話してるんじゃないのかなあ。
そしたら、少なくとも30超な歳なのでは。それで初めてとかは、違和感あるわー。
>>51 >主人公のキャラがやっぱ薄い。
ナポリパートが意外とマジメというか普通だったからなあ
そこに引きずられてるというか踏襲してるせいじゃないかな
>>50 ちょっとムカついてる?
>>52 尋己に関しては、誰があてがうの?ってところが難しいってのは
あるからね。さすがに博(父親)は無いだろうし。せいぜい奏(姉)が
そろそろ二人とも年頃だしくっつけちゃってもいいわよね、ってん
で、香取神社でお世話になりなさい→尋己に旧校舎に霊反応が
あるから見てきて不安なら清彦も一緒でもいいわよー→憑かれちゃ
いました、とかくらいか。
あんまし巻き込まれ感も、無いんだよね、なんというか、文句ばっか
言ってるけど。
>>53 君の言う へたれ 巻き込まれ感 がどういうものかよく解らないな
ちょっと書いてみてくれないか
そもそも、SSの出来そのものを批評したり指南するスレではないのだから
合作の一部として、投下されたSSの展開や進め方についての意見まではともかく
自分の思うストーリーの方がいいとか、こんなキャラにしてくれというのは筋違いでは?
そこまでいくとアナザーでも自由枠でもいいから自分で書いた方が早いと思う
上で批評に近いことを書いていてなんだけれど、一応の線引きは必要じゃないですかね
>>50 書き手として参加していないのでなんですが個人的には2)でいいんじゃないかと思います
どちらにせよ再投下でまとめる予定のようですし、その際に差し込む順番を変えればいいのでは
その上で続きを書きたければ1)を続けるか、あるいはエンディングとして書く方向で立候補するとか
要は、良いと思ったところや悪いと思ったところを挙げるにしても
その意見を最終的にどう捕らえてどう書くかってのは書き手次第ではないかと
それを、こういう筋立てやこういうキャラにして書けという個人の嗜好まで絡めると
今後の企画において書き手として名乗り出る人間が余計に少なくなるだけでは?
合作の作り方を研究する中での筆力の向上や新たな視点の会得を考えたとしても
SSの書き方までを、ここであれこれ指南されたくて来る人は少ないでしょうに
その辺の批判まではここに持ち込まず、誤○スレなり愚○スレなりで吐き出せばいいと思う
前二話と比べると恐ろしい量のレスになっていますが、総括するなら前半良し、後半どうしてこうなった、というところでしょうか。
>>妹担当氏
前半の流れるような展開は圧巻でした。日常から非日常への地続きでの素早い移行が素晴らしかったです。
終盤は尋己の登場はともかく、心情描写まで入れたあたりで舞がメインというのがブレた気がします。
あと、慢心が消えたのは清孝の件がきっかけだと思いますが、当時15の尋己は留年でもしてない限り二年後かと。
退魔絡みも悪霊を取り込んだ後にどうしたか簡単にでも触れたほうが良かったかもしれません。
最後にオチについて。一作のオチとして見るなら良いと思いますが、これだと後のEDに麗華を出し難いのが引っかかりました。
大体こんなところでしょうか。
みなさん、色々と意見ありがとうございます。
あと前半の方が良かったとのことですが、それはお嬢様担当氏のおかげです。
>お嬢様担当氏
小鳥に萌えれたから、あれが書けました。ありがとうございます。
でも麗華はやられ役にしてしまいましたが、彼女がいないと小鳥を含めたメイド部隊が書けなかったのも事実です。
改めてお疲れGJです。
>>50 >ゴトーさん
どうもです。想定外多くしてしまってごめんなさい。
完全な外伝者(スピンオフ)だと思っていたので、完結まで書いてしまいました。
( 同時進行で、全員が執筆 )
全員が書きながら意見の交換、相談、進捗状況確認
場合によっては書きかけの内容を見せ合う
↓
エンディングの相談・書き手の選出
↓
書き手1〜6は推敲しても可。
エンディングが完成次第、全員投下。
↓
完成!
これが不可能な状態だったからです。
スレが安定した状態なら大丈夫だったと思いますが…
書き手も本編担当を公言してたのはお嬢様担当氏しかいませんでしたし
(ナポリさんがいてくれれば…)
1の場合ですが、縛られる必要は無いと思います。
時系列を書いてませんから、清彦は学校卒業後に修行に出てるとも言えます。
学園舞台で全然OKだと思います。
旅編書くとしたら、登場キャラ全員のその後も変わってると思うので色々工夫と時間が必要だと思います。
>>57 お疲れです。
ちなみに自分としては後半の方がいいと思ってます。
評判悪いですけど…
ここで意見を聞いてから、もう少しエロシーンと説明描写や場面ごとの繋ぎの描写を多く入れれば良かったと思ってます。
>>39さんみたいな疑問が出てくると言うことはちゃんと書けてないってことです。
あとID:j5FkDjN2さんにほとんど言い当てられてるのが何気に怖いです。
あと誤字脱字多くてすみません。
指摘ありがとうございました。
あれだけ見直したのに凄い間違いしてるところもありますし。
単品としてならホント決して悪くない
つくづく共同作業に向かない人なんだなあ
つか、長文でたらたら文句垂れてるのも臨代じゃねぇか
ばれてないとでも思っているのかよ
そもそもは書き手として以前に一個人としての行動で叩かれたのが発端
それが全くわかってない人は厄介なもんだな。って愚痴
すいません誤爆なので忘れてください
いよいよナポリ氏が帰って来なきゃどうにもならないようだ
発起人さん、頼むから帰って来てくれ
僭越ですが、一応は出そろった事だし次の段階に移行させた方が良いんじゃ無いでしょうか?>臨代氏
その方がゴトー氏のプランニングも楽になるかと思いますし
>>66 次の段階はゴトー氏の投下だろ?
臨代氏の仕事は
>>50の最後で為されてるゴトー氏の提案を了承するか否かの判断と返答じゃない?
>>55 妙なことを。
前スレで数百レスも使って議論()した設定だの
キャラだの背景だの舞台だのを全部なかったことに
するのが合作なのか?
正直使われている設定って、名前と、やったら退魔しか
ないじゃねーか。前スレの前半数百レスはなんだったんた?
合作の在り方、整合をとるべき部分。設定よりもそういう段取りこそを決めるべきだったんだろうね
作家ばかりで編集者不在という感じ?
ある範囲での縛りがある中で、各書き手の力量を発揮するというのが
合作だと思うんだが、縛りそのものをあいまいにしたしね。
縛りが無いのなら、自分の考えた一次創作をうpるスレとなんら変わり
が無い。
キャラ付けは、各書き手が落とした時点で、意見を出し合う、で見切り
スタートとなったと記憶しているが、その意見が出てきたら「筋違い」じ
ゃあね。ストーリうんぬんはたしかに行きすぎだとは思うけど。
設定房になりすぎるのも、アレだけど、まとめるところはまとめないとね。
現在、29レス分。長くなっちゃいました…その割にあんまエロくない、かも…
ちょっと予定より早いけど、明日辺り投下させていただこうかと思っています。
まずは第1稿として、皆さんに見て頂いてから直すのもアリかな、と。
>>55 ここまでの忌憚ない意見は個人的には羨ましいです。
批評的な感想は、ちゃんと読み込まないと出来ませんから。
もちろん
>>56で仰ってるように最終的には書き手次第ですが。
>>57:臨代さん
>>58:妹担当さん
エンディングパートは改めて用意する想定だった筈ですし、
妹パートの現状のラストをもって「完結」とはしたくないですね。
エンディングパートのラストが旅立ちでも良いとは思いますが。
>>69-70 編集者不在、というのは言い得て妙だと思います。
暗中模索感は強かったですし、こういう意見を次に活かせればいいですね。
「まとめるところをまとめ」て、「縛りの中で力量を発揮」出来る状況を整える事が出来れば、
きっと参加したい書き手さんもいると思っているんですが、甘い、かなぁ?
キャラ付けに関してはある程度の当たりを付けた後、
各担当に委ねるって話じゃなかったっけ?
書き進めながら並行して話し合う予定だったから、
そこで摺り合わせる予定だったんじゃないかな
その前提が崩れてしまったいまとなってはアレだけどね
むしろ前スレではガチガチに決めすぎだろって暴れる人が多かった印象
次の企画があるなら基本設定と担当パートを話し合った後、
全員がまず自分なりの第一稿を落として皆がそれを読んでから
ストーリーやキャラの整合性を取ったりしての本執筆でいいかもね
>>69 編集者不在というよりも
編集者タイプが現れると全力で拒否る
または、叩かれていると思い込む
って感じだな
ちなみにリアル出版業界の介入はガチ
マンガの神様といわれた手塚治虫ですら後期に入った頃に
未だに編集からキャラやストーリーのダメ出しをくらう
と愚痴を言わせるくらいだからな
おまえらどんだけ大先生なんだよと
あ、明日ダメだ。いいや、いまから投下しちゃいます。
>>74 忌憚ないご意見、お願いしますm(_ _)m
放課後の教室。 クラスメイトたちは部活動が忙しいのだろう。
教室に残っていたのは帰宅部である俺と尋巳だけだった。
…別に部活に興味がない訳じゃない。
俺たちには他にやらねばならない事がある。そしてそれは俺たちにしか出来ない事なのだ。
「参りましょうか、清彦さん。今日もビシビシ行きますよ?」
「あ、ああ、お手柔らかに頼むよ」
その時。さて帰ろうと腰を上げた俺達を目指してずかずかと歩いて来たのは、
メイド軍団を引き連れた金髪縦巻きロールの巨乳お嬢様…来栖麗華だった。
「清彦!今夜また強力な悪霊の発生が予測されてますわ、勝負といきません事!? 」
「おいおい。また憑かれたりすんじゃねーの?大丈夫か? 」
俺の軽口に応対したのは、麗華では無く取り巻きのメイドたち。
彼女たちは体育のコーチとして合法的に学校内に居座っている。
「まさか!麗華お嬢様に限って同じ過ちを繰り返される事などありえませんわ!」
はぁ…と生返事をする俺。当の麗華はその通りとばかりに横柄に頷いている。
が、次の瞬間、取り巻きのメイドたちが発した言葉にその秀麗な顔がひきつった。
「そうです!口を慎みなさい!また取り憑かれて清彦殿に除霊してもらいたいなんて
そんなお考えをお持ちな訳じゃありませんからね!けして!」
「その通り!あの時の快感が忘れられなくて夜な夜な自慰に耽っていらっしゃるなんて、
そのような事も決してありませんのよ!絶対!!」
「え!?ま、まさか…麗華、お前…!?」
「こ、こここ、小鳥!?ち、ちちち、ちが、ちがいます!そ、そそそ!そんな!? 」
わたわたと慌てる麗華。普段傍若無人な麗華が取り乱す所は、ちょっと可愛い。
でも、まぁ、そうだよな。あれほどプライドの高い麗華が俺と、その、なんだ…
またしたいだなんて、そのために俺に勝負を挑むなんて、あり得ないだろう。
「…だよな、おい、メイドさん達、雇い主にあまり失礼な事を言うもんじゃないぜ?」
たしなめる口調で言うと、メイド達は何故か呆れたような表情を浮かべ、
おまけに何故か麗華までもがキツイ眼差しで俺を睨みつけてくる。
…俺、なにかまずいこと言った?
と、その微妙な空気の中に、尋己が割り込んできた。
「ダメです!清彦さんは今日も特訓があるんですから!」
俺と尋巳が帰宅部である理由が、その“特訓”である。
香取尋己。身寄りを失った俺と妹の舞の面倒を見てくれている香取家の長女。
俺の幼馴染みにして、除霊の先生でもある。
退魔師としての才能と素質“だけ”はあるというお墨付きを受けている俺ではあったが、
実際に退魔師を業としてやっていくには、その知識も技術も未熟そのものである。
なにしろ、ついこの前まで自分にそんな素質があるなんて考えてもいなかったのだから。
「特訓と除霊のどっちが大事だとお思い!?被害が出たらどうするんですの!?」
「う…!そ、それは確かに!で、でも!」
麗華に正論を突きつけられて、尋己が口ごもる。
悪霊の発生が確かならば、俺の特訓より除霊が優先されてしかるべきだろう。
いまこの地域で退魔が出来るのは麗華と俺くらいしかいないのだから。
「ど、どうして清彦さんが行く必要があるんですか!?貴方がいれば十分でしょう?」
と、尋己が喰い下がる。そう、麗華はすでにエクソシトとして数々の実績を持つ。
確かに彼女(と彼女のメイド軍団)だけで大抵の場合は事足りるだろう。
今度は麗華が「く…っ!」などと言いつつ後じさる。しかしすぐに立ち直り、
「ははーん、解りましたわ。香取尋巳!あなた、清彦と一緒にいたいだけでしょ!?」
「うぐ…っ!?ち、ちちち、ちが、ちがいます!私は!そんなんじゃ…!」
「はっ!除霊特訓と称していかがわしい行為に耽ろうという魂胆ですわね!?」
「え、なに、そうなの?そういう特訓?」
そう、俺の特殊能力「六根清浄」はまだまだ未熟。
そっち方面の特訓も確かに必要なのかも知れない…!
「清彦さん、涎!く、来栖さん!妄想で勝手に激昂しないでください!」
「清彦!鼻の下!!清彦を惑わすとはこの魔性の女め!そこに直りなさい!」
と、麗華は腰に刺していた得物をスラリと抜き放つ。
柄と鍔が異常に長く、銀色に輝く刀身と合わせて十字架を形作る対悪霊戦用の両手剣だ。
「こ、こら!尋巳は悪霊じゃねーぞ!!」
「そういう問題じゃありません!教室に剣を持ちこむなんて校則違反ですよ!?」
そう言う問題でもない気がするが、尋巳も動転していたのだろう。
鬼気迫る表情の麗華お嬢様に、彼女のメイドたちも呆気に取られている。
「くぅ〜!!あなたはいつも清彦と一緒ですからいいですけど、私は…!!」
と、麗華はしまった!とでも言いたげな表情で口をつぐみ、
女たちの舌戦をぼーっと見ていた俺に視線を向けて、頬を赤らめる。
「と、とにかく!今夜清彦とデー…ご、ごほん!しょ、勝負するのは私ですわ!」
「清彦さんは私とデー…あわわわ!じゃなくて!私と特訓するんです!」
「もはや問答無用…!香取尋巳!覚悟っっっ!」
裂帛の気合を放つ麗華。身構える尋巳、しかし素手では分が悪い…!!
「危ない!尋巳!!」
「ちょ、清彦…!あぶ…!!」
「きゃーーーーっ!!」
俺は尋巳を十字架剣の軌道から逸らそうと彼女に飛び付く。
尋巳を抱え込み、そのままの勢いで身を投げ出した。
勢い余った俺たちはそのまま教室に並んだ机の列に突っ込む。
どんがらがっしゃーーーん!…てなもんだ。
そして。
「う、うぷ…っ!?」
「ぅあ…!?ああああ!ご、ごめん!!」
なんというお約束。
尋巳に覆いかぶさるように転がった俺と、俺の下になった尋巳の唇が…こんにちは。
それは一瞬ではあったが、確かにキス…と呼べる状態であったのだったのだ!!
い、いかん、動揺してしまった。
俺は慌てて顔を引き、唇を離した。尋巳は頬を真っ赤に染め、呆然とした表情。
わなわなと震える尋巳の唇。今にもそこから悲鳴が飛び出しそう…
「いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
って、え?尋巳の唇は開いていないぞ。
俺は頭を巡らす。悲鳴は教室の入り口辺りから聞こえた。
「いや…いやいやいや…っ!!」
そこに立っていたのは黒髪ショートボブ、眼鏡を掛けた少女。確か同じクラスの…
名前、なんて言ったっけか?その彼女はわなわなと震え、目尻には涙が浮かんでいる。
いつからそこにいたのだろう?半身を入口の柱の影に隠して…教室を覗いていた?
「あ、あの…?」
俺は声を掛けようとしたのだが、彼女は踵を返し走り去る。
彼女が去った後には一冊の文庫本が残されていた。
「…小百合、さん?」
俺の下になったままの尋巳が呟く。彼女の名前、だろうか?
「ちょっと!いつまでくっついてるんですの!離れなさい!」
事の成り行きに茫然自失していたのか、ようやく麗華がわめき始めた。
俺と尋巳ははっ!と顔を見合わせ慌てて起き上がる。麗華と尋巳が再び対峙。
「ふっふっふ…!よくも見せつけてくれましたわねぇ〜?」
れ、麗華の眼が!眼が!妖しい怒りを湛え、ランランと光ってるーーー!?
「お見苦しい所をお見せしました。申し訳ありません…くすっ…!」
何故か余裕の笑みを浮かべ、麗華を見下したように言う尋巳。なに、その勝者の笑み?
ともあれ、事態が再び一触即発の状況に戻った…その時。
「ちょっと待った―!お兄ちゃんは私と一緒に帰るのーーーー!!」
「ま、舞!?ちょっと待て、事態をややこしくするなーーー!!」
「舞ちゃん!あなたは関係ありません!下がっていなさい!」
「この戦いに清彦の妹であるあなたは関係ありませんわ。い・も・う・と、だから!」
「む〜〜〜〜っ!!そんなの関係ないもーーーん!!お兄ちゃんは私と帰るのーー!!」
と、麗華と尋巳だけではなく舞まで加わっての舌戦が始まってしまった。
メイドたちは楽しそうに麗華に声援を送っているが、俺は身の置き所がない。
喧噪の中、ふと俺はさっきの眼鏡の女生徒…小百合さんを思った。
なんであのコ、あんなにショック受けてたんだろ?
※※※
□□□
…千明清彦が女三人の舌戦を成す術も無く見守っていた頃。
教室を飛び出した眼鏡の女生徒…小百合は校舎の屋上にいた。
「はあ!はあ!はあ!」
荒い息をつき、手摺にもたれかかる。
「キ、キス…あ、あの人が…あんなのと、キス…いや!いやいやいや!」
小百合が泣き濡れるのも無理は無かった。
彼女の想い人が、彼女の嫌悪する相手と口づけを交わす瞬間を見てしまったのだ。
「私を見て欲しい…私がキスしたい…私が、私と…!」
屋上の手摺にしがみつくような姿勢で涙にくれる少女を、その日最後の残照が照らす。
黄昏時。人の輪郭があやふやになる薄闇の刻、現世と黄泉の境界もまたあやふやとなる。
断ち切れぬ未練を抱き現世と黄泉の狭間をさ迷う霊魂は、その時、
自分と同じ対象に向かう同じ感情を見いだし、惹かれていった。
…ホシイ…シタイ…ホシイ…シタイ…
それは小百合の声ではなかった。どこか遠いところから響く声。
それが現世と黄泉の狭間からの声だとは、小百合は知る由もない。
いつしかその声と、声の主が発する想いが、小百合とシンクロしていく。
「したい、したい、したい。あの人を…ワタシのモノにシタイ…!」
小百合の眼が、眼鏡の奥の眼が、怪しい光を帯びる。身体が、びくん!とはぜた。
黄昏時は逢魔が時。少女はその時、出逢ってしまった。同じ悲しみを抱く魂と。
ふたつの魂がひとつの器に収まった時、器たる少女の肉体に異変が生じた。
「あっ…!ん、んくぅ…………!」
少女の眼が虚ろになり、頬が紅潮し、だらしなく開いた口元からは涎が糸をひく。
愉悦にとろけた表情は誰が見ても性的な快楽を得ているようにしか見えないだろう。
「あ…!あ、あ、あ…!あーーーっ 」
だがその快楽が、本来決して彼女が得られるはずのないものであるとまでは、解るまい。
未知の快楽。手足ががくがくと震え、手すりに頼ろうとも立っている事が出来ない。
手すりを握り締めたまま、小百合は膝から崩れ落ちた。
「あひ…っ!ひんっ!く、ぁ…っ!」
膝建ちで万歳をしているような恰好だ。
小百合は身体をくの字に折り曲げ、全身を貫く未知の快感に耐えていた。
その様子を観察する者があれば、彼女の股間に怪訝な表情を向けた事だろう。
ひくひくと震える腰のあたり、スカートを持ちあげ、テント状になっている様。
少女の股間の盛り上がった部分はびくびくと震え続け、そして…
「あ…!あ!あ!あ………っ!!ああああああああああああああ…っ!」
びくびくと身体を震わせ、少女は達した。ずるずると身体が床に崩れ落ちていく。
荒い息をつく少女のスカートの中心、テントを張った部分にシミが広がっていく。
その様を、口元から涎を垂らした眼鏡の少女は呆けたような目で魅入っていた。
「アノひとヲ…ワタシのモノに…あのヒトと、ヒトつに…………!」
□□□
※※※
「清彦!必ず来るんですのよ!?勝負はまだついていないんですからね!」
校舎の窓から身を乗り出し、麗華が叫ぶ。
窓の外に待機するヘリ…チヌークのローター音に負けないように。
「あ、私、友達と約束あったんだ。じゃあね、お兄ちゃん!特訓、頑張ってね〜」
舞はそう言い残し、教室を後にする。
麗華を載せたチヌークも飛び去り、教室には静寂が戻った。
「な、なんだったんだよ、全く…」
※※※
と言う訳で。結局、俺は尋巳と二人で学校を後にした訳だが…
「清彦さん!どこに行くんです!?」
「いや、悪霊の発生が…やっぱり気になるし…!」
「来栖さんにお任せしましょう。清彦さんにはまだ実戦より修練が必要です」
尋巳はキッパリと断ずる。俺はまだ未熟。そんな事は解ってる。けどね。
自分の未熟さを指摘され続けるのは、あまり気分がいいもんじゃないのも確かだ。
俺には特殊な才能がある。既に俺は何体かの悪霊をこの手…じゃないな、えーっと…
この、俺のナニ(と、下半身を指差す気持ちで)で実際に除霊をしているのだ。
その特殊能力「六根清浄」ゆえ、俺は退魔を業と為す人たちから期待を寄せられており、
香取さんの恩に報いるため、そして俺のせいで巫女としての力を失った尋己のためにも、
俺は一日も早く退魔師として一人前になる必要がある。あるのだが…
「おれ、練習より本番のが得意なんだよね。経験なかったのに本番はうまくできたし…」
と、その言葉に何故か尋巳が、頬を朱に染める。
「ほ、ほほほ、ほんば…!?」
あ、誤解された。そういう意味じゃないのになぁ。尋巳って意外と耳年増?
「そ、そんな冗談ばかり言って!結局、わ…私より…」
「ん?」
「私より、あの人の方がいいって事なんですか…?」
「え?あ、あの…それってどういう意味?」
「そう…よね、あの人綺麗だし、男の人は巨乳が好きだっていうし…ぶつぶつぶつ」
「あ、あの…尋巳さん?」
「もういい!好きにすればいいよ!」
あれ? いま口調が…?
「知らない!ばかっ!!」
スタスタと歩き去る尋巳。
「ちぇっ…なんだよ、尋巳のヤツ」
一人取り残された俺は、ふらふらと麗華が言っていた悪霊の発生予測場所へ向かう。
向かおうとした、その時。
何かが空から落ちてきた。
どーーーん!という衝撃に俺は思わずよろめく。
「うわっと!?え!?な、なに?どこから!?」
突然、眼の前に落下してきた影は学校指定の制服を着ていた。女の子だ。
俺はきょろきょろと周囲を見回す。飛び降りてこれるような場所は無い。
「空、から…?」
あり得ない。普通の人間には無理だ。
普通ではあり得ない挙動を見せた少女が顔をあげる。
「き、きみはさっきの…!?」
黒髪をショートボブに整えた、眼鏡の少女。小百合さん…と言ったか。
おとなしそうな少女、だが。眼鏡の奥の眼が、妖しい光を湛えている事に俺は気付いた。
これでも退魔師、だからね。
「…!憑かれてるのか!?」
小百合さんの口角が、きっと釣り上がる。そして。
「う、うわっ!?」
小百合さんが俺に向かって、突進。不意を突かれた俺は、襟首を取られた。
「くっ…!」
尋常な力じゃなかった。なんとか振りほどこうとするが、出来ない。
必死にあらがうものの、一見華奢な少女に腕一本で振り回される始末だ。
「くそ…っ!」
渾身の力を込め、自身の身体を投げ出すようにしてなんとか引き離す事に成功。
が、勢い余った俺は、道路脇の雑木林に突っ込んでしまう。
細枝をバキバキと折りながら、雑木林を転がる。
なんとか脚を踏ん張り、回転を止め、体勢を立て直す。
悪霊に憑かれ、身体を乗っ取られたらしい小百合さんは、
ゆっくりと俺に向かって歩を進めてくる所だった。
「…い…し…あの……と…!…たいしたいあの人としたい…!」
小百合さんは、ずっと何かを呟いている。ぶつぶつぶつぶつ、ぶつぶつと…。
したい?あの人…?悪霊の声?それとも、彼女自身の声なのか?
「手を握りたいキスしたい愛し合いたいしたいしたいしたい…あの人と…したい!!」
それは誰かへの思慕。見果てぬ想い。そう、この声の主は、誰かを強く想っている。
「あのひとと…ひとつに…なりたい…!!」
小百合さんは俺に手を伸ばしながら、俺に向かってくる。俺 に 向 か っ て、だ。
「そうか!解ったぞ!」
そうだ、この声は…俺を求めてるかよわい少女の声に違いない!!
彼女にとり憑いた悪霊は、生前、俺に恋をしていた女の子なのだ!!
さっき俺の襟首をつかんだのは、俺を抱き締めるためだったのか!!
「か、可哀想に…!俺への想いが、未練が強すぎて…悪霊になっちまったのか!?」
霊とは、ようするに生前に残した未練、妄執の事だ。
身体を失ってもなお、叶えたい強い未練を残した魂。
天に召される事を拒絶する程に、強い想いを抱いた魂。
この霊の場合、その未練の対象が「俺」という訳なのだろう。
俺に未練を残した悪霊にとり憑かれた小百合さんは、ぶつぶつと呟きながら向かってくる。
その時、俺の脳裏にまたしても閃くものがあった。それは先程の教室での光景……!!
「…そ、そうか!そうだったのか!!」
尋巳とともに床に転がった俺、俺と尋巳の唇がぶつかり…形の上では、キス。
その光景を目の当たりにして、彼女は、小百合さんは悲鳴をあげた…つまり!!
「き、きみも…俺の事が?そ、そうなんだね?」
ああ、俺はなんて罪な男なんだろう。
生者と死者、二人の少女の心を虜にしてしまったのだ。
しかも自分で気付かぬうちに、自覚も無しに、だ。
俺は小百合さんと悪霊と、両方に向かって話しかける。
「すまなかった!君の…君たちの想いに気付いてあげられなくて!」
こうなった以上、俺に出来る事はひとつ。それは俺にしか出来ない事。
「…安心してくれ。いまから俺とひとつになろう。君の未練を解消し、
そのうえで成仏させてあげるから。俺には、それが出来るんだから!」
そう、俺の「六根清浄」は、ようするにSEXによる除霊能力だ。
悪霊に憑かれた人物と俺が性交する事で、悪霊を切り離す事が出来る。
だが、この素晴らしい能力にもひとつ問題点がある。
悪霊に憑かれた人物が、必ずしも俺とのSEXを望んでいるとは限らないということだ。
だが、今回のケースなら話は別だ。
悪霊も憑かれた少女も、共に俺に恋焦がれ、俺とひとつになりたいと願っている。
俺とひとつになる事で悪霊の未練は解消され成仏できるし、それは小百合さんも望む所。
まさに一石二鳥、いや三鳥!!
「「したいしたいあの人としたい…そのためには… 」」
声が二重に聞こえる…?そうか、悪霊と小百合さんの声って事だな。
俺は俺の推理の正しさを確認できた気になって、満足気に頷いたりした。
ところが 、だ。
「「お前/貴方が邪魔!!」」
「え?ええええ!? 」
悪霊に憑かれた小百合さんが、俺に向かって飛びかかってきた
両手をくわっと開いて、俺の首を狙って…!?
それはどう考えても攻撃、だった。俺が、邪魔者?どういう事!?
しかし、この悪霊が「俺に恋していた女の子」だという仮説は、
どうやらここに儚くも崩れ去ってしまったようなのだった!
「くっ!残念…いや、じゃなくて!どうであろうとヤる事は同じだ!!
今から俺の六根清浄でお前を祓ってやるから覚悟しやが…うわっと!?」
襲い来る小百合さん。ぶん!と振られた彼女の腕をなんとか避ける。
彼女の振るった腕は俺の背後にあった太い樹の幹にぶつかり、そして、砕いた。
「な!?なんだと!!」
バキバキ…ッ!と音を立てて、周囲の木々をなぎ倒しながら樹が倒れて行く。
「な、なんてバカ力なんだ…!!」
悪霊にとり憑かれた人間は、時としてとんでもない力を発揮する。
悪霊ってヤツは現世への未練が強すぎて、アストラル体の一部が
物理世界に縛られた「指向性のみ」の存在…なのだそうだ。
だから人に取り憑いた際も、ひたすら「未練」のみを盲目的に追求する。
その為には依り代の事など全く考慮しない。考慮すると言う知性が無い。
通常、人間が無意識のうちに設けている肉体保護の為のリミッターなど無視する。
骨が折れようが筋肉が破裂しようが、妄執を果たすならばお構いなしなのだ。
つまり…このまま怪力を発揮させ続けると依り代の小百合さんが危険って訳だ。
「く、考えるのは後だ…!早く小百合さんとヤらなきゃ…!!」
と、その時である。俺はとんでもない事に気付いた。気付いてしまった。
尋巳の時は、尋巳に憑いた悪霊が…なんというか、エロいヤツだった。
色情霊とでも言おうか、ヤツの方から俺にまたがって自分から腰を振ってた。
そして麗華の時は、彼女自身が悪霊の呪縛を振り切って俺に協力してくれた。
でも今回は…
「「お前/貴方が…邪魔ぁぁぁあああああ!!」」
「うひゃ!?」
バキバキバキ…!またしても、さっきより太い樹が倒れる。
そうなのだ。今回は、こいつは、明確な敵意を持って俺を攻撃してくる。
自分を殺そうという勢いで襲ってくる相手とセックスする?どうやって!?
「で、出来るわけないじゃないかぁ!!」
ど、どどど、どうする!? どうすりゃいいんだ!?
その俺の動揺の隙をつかれた。俺の油断だ。
すぐ近くに眼を血走らせた少女の顔がある。
大きく振りあげられた腕が今にも振り下ろされ…!!
やばい!!やられる…!!
覚悟を決めた、その時だった。
「避けて!清彦さん!!」
ひゅん…!と空気を切り裂く音がして、俺と悪霊憑き少女の間を矢がよぎった。
悪霊憑き少女・小百合さんは矢を避けようと身を逸らし、俺はその隙をついて距離を取る。
間一髪、だった。
「清彦さん!大丈夫ですか!?」
弓に矢をつがえながら、尋巳が俺の隣に走り込んできた。
「ひ、尋巳!どうして?」
「だって清彦さんがホントに麗華さんの所に行っちゃったのか気になって…
ご、ごほん!そ、そんなことより!あの悪霊の声…よく聞いてください!」
「「あ、あああ、尋巳さん!!僕/私を見て、尋巳さん 尋巳さん尋巳さん…!」」
ふたつ重なって聞こえる、声。その両方の声が、尋巳の名を呼んでる!?
「「あああ…!ひ、尋巳さん、か、かかか、可愛いいぃいぃぃい…!」」
悪霊憑き少女、小百合さんは身もだえしながら、自らの制服をビリビリと破く。
小百合さんのほっそりした肩のライン、ブラに包まれた双丘が露わになる。
ちなみにブラは淡いブルーだ。清楚系って感じ。
「「し、したいしたいしたい!尋巳さんとしたい!」」
そ、それにしても、どういう状態なんだ、これ?
「恐らく小百合さんに取り憑いた悪霊は…わ、私に懸想されていた男性で…
その、私との、あの、アレが…ごにょごにょが未練なのではないかと…!」
「そっかー俺じゃなくて尋巳かー女の子じゃなくて男かー」
「ちょっと!清彦さん、何をガッカリしてるんですか!?…って、来ます!!」
半裸の小百合さんは両手をぐわっと開き、再び、俺に向かって飛びかかってくる。
俺と尋巳は左右に分かれて跳び、攻撃を避ける。あのバカ力に捕まる訳にはいかない。
もし捉えられれば俺は命の、尋巳はどうやら貞操の危機…ということのようだ。
勢い余ったか、小百合さんは再び俺たちの背後にあった太い樹に掴みかかる事になる。
その樹は、両手で抱え込めないくらいの太さがあった。
「「ぐぁぁあああ!し、シタい!ヒロみサん!邪魔!キヨひこがジャマ!!」」
バキバキと音を立てて、樹の幹が潰れて行く。
あ、あいつ、あの太い幹を握り潰しやがった!?
「そ、それで!?声が二重に重なって聞こえるのは!?」
「お、恐らく、あの子も…小百合さんも、その、わ、私の事を…!!」
「え?ええええええ!?お、女の子同士なのに!?なんで俺じゃないんだぁ…」
「だから!どうしてそこでガッカリするんですか!?」
つまり俺の予想は 大 体 当たっていた訳だ。
悪霊と小百合さんの執着の対象が、俺 で は 無 く 尋 巳 だ っ た…だけで。
「「尋巳さん尋巳さん尋巳さん…!!尋巳さんと、したいぃぃいい!!」」
小百合さんが、今度は尋巳に向かって掴みかかろうとする。
俺はとっさに脚元に落ちていた枝を拾い上げ、霊力を込め、投じた。
枝は狙い過たず一直線に飛び、小百合さんの背中に直撃、バチッ!と音を立てる。
小百合さんの白い肌に焼け焦げが出来る。だが俺がその事を後悔するより早く傷が治癒。
どうやら悪霊により強化された小百合さんの身体は治癒力も強化されているようだ。
女の子の肌に傷をつけずにすんでほっとした俺に、小百合さんが向き直る。
「「お前が邪魔!お前が邪魔!お前が…邪魔だぁぁぁあああ!!」」
再び、俺に向かって飛びかかってこようと身構える小百合さん。
「清彦さん!!」
尋巳が矢を放つ。だが、それは威嚇だ。
直撃を避けた矢は小百合さんの髪をなびかせ、飛び去る。
小百合さんが、尋巳に向き直り…悲痛な声を上げる。
「「どうして!?そうしてそんな男を!?そんな男を見ないで!僕/私を見て!!」」
「な、何を言ってるんですか!!わ、私は!べ、べべべべべ、別に!そんな!!」
何故か動揺する尋巳、煩悶する様子の小百合さん。
小百合さんはまた自身の制服に…スカートに手を掛け、
「「ひ、尋巳さん尋巳さんヒロみサンひロミさんひひひひ、ヒロ、ミさんんん!!」」
その増強された腕力で自らのスカートを引きちぎった。
「「見て!ミて!みテ!!僕/私を…見てぇぇぇぇえええ!!」」
自身で制服を引きちぎり、下着姿になった小百合さん。
俺の方からは、ブラとお揃いの淡いブルーの下着に覆われた可愛らしいお尻が見えた。
思わずごくりと喉がなる。こんな状況にも関わらず俺のナニが、下半身が反応する。
だが。
「きゃぁあ!?」
「ひ、尋巳!?どうした!!」
一体、何を見たのか?真っ赤になって顔を覆い、悲鳴を上げる尋巳。
俺は小百合さんの正面に回り込み、尋巳との間に立ちはだかった。
「な、ななな、なんだありゃ!?」
これか。尋巳はこれを見て悲鳴を上げたのか。
小百合さんの、淡いブルーの、飾り気のない清楚な下着。
その中央をこんもりと持ち上げているのは…
少女の股間に隆々と聳えたつあり得ないものは…
びくびくと痙攣し、先走りで下着を濡らしているのは…!!
「お、俺よりデカい…!!」
ってサイズはどうでもよくて!
「な、なんなんだよ、あれ!?なんで女の子にあんなもん生えてるんだよ!?」
まさに巨根、だった。
女物の下着の中ではちきれんばかりに勃起したそれは、まぎれもなく男の、ナニで…!!
※※※
□□□
…千明清彦が、少女の股間に生えた異物に驚愕の視線を向けている。
悪霊に憑かれた少女、小百合はその様に優越感のような感情を覚えていた。
酔っていた、と言ってもいい。
この時、彼女は「尋巳を犯したい」という衝動に突き動かされていた。
…そのために神様が、私に太くて逞しいおちんちんを与えてくれた。
…尋巳さんをいっぱいいっぱい気持ちよくさせてあげられるように。
…尋巳さんと一緒に、いっぱいいっぱい気持ちよくなれるように。
悪霊の未練に影響されたのか、はたまた彼女本来の性癖であっただろうか?
…私は。私はずっと前から尋巳さんを見ていた。それだけは確かな事実。
…私はずっと、あんな男なんかよりずっと前から尋巳さんを、尋巳さんだけを見てた。
小百合の思考は、いま自身を満たす感情が芽生えた時まで遡る。
それは尋巳を初めて見た時のときめき、彼女に恋した瞬間を追体験する行為だった。
□□□
絹のようにしなやかで艶やかな黒髪。透き通る白磁のような肌、バラ色の唇。
凛とした表情、ここではないどこか遠くを見ているような神秘的な瞳。
たおやかさの中にも、年頃に似つかわしい爽やかな色気も併せ持っている。
小百合が、初めて尋巳を見た時の印象を言葉にすればそうなる。
だが、誰にも聞こえない程小さくはあったものの、
思わず声に出して言ってしまったのは、たった一言。
「きれい…!」
小百合は同性である尋巳に魅了された。一目惚れと言っていい。
だが、その想いを告げる事は出来なかった。勇気が出ない。
小百合は「告白」どころか「恋」を自覚した事も無かったからである。
初めて自覚した恋、その対象が同性で合った事に小百合は当惑した。
切ない気持が溢れ、行き場を失い、そして小百合はその憂鬱を解消すべく自慰に走った。
「尋巳…さん…あ、そこ…!んん…っ!!」
図書室の奥まった一角。ほとんど人の来ないその場所で小百合は放課後毎に自慰に耽った。
テーブルの上には開かれた文庫本と小百合の日記帳。そこには尋巳の写真が挟まれている。
日記には小百合の報われぬ恋、禁断の恋に関する想いが徒然なるままに吐露されていた。
「尋巳、さん…好き…好きです…好き好き好き…ん、んく…っ!!」
声を潜め息を殺し、愛しい人の指を、吐息を幻視しながら。
小百合は自身の敏感な部分に、そっと指を沿わせる。
人差し指と中指で、大陰唇を挟み込むように包み込み上下に撫でさする。
そうするうちに息が乱れてきて、小百合の膣口は甘い涎を垂らし始める。
「あ、はぁ…!はぁ…はぁ…はぁ…っ!ん、ふぅ…ん、ん…」
揃えた指先で溢れて来た愛液をすくい取り、広げるようにしながら性器を圧迫する。
次いで、愛液に塗れた親指と人差し指で、包皮の上から淫核を挟み込む。
「は……っ!はぅ…っ!んん!んはぁ……!!」
淫核から、ぴりぴりとした刺激が背筋を駆けのぼる。
くにくにと淫核を苛め、その感覚を何度も味わう。
「んん!ん!ん!あ…っ!んんーーー!ん!んは…っ!」
もどかしくも甘い感覚を十分に楽しんだ後は、震える指先でゆっくりと包皮をめくる。
淫核が外気に触れた瞬間、ぞくりとした快感が走り、小百合は全身を震わせる。
「あひ…ぅ!!はぁ!はぁ!はぁ!はぁ!!」
…時折、窓の外を当の本人が、弓道着姿の尋巳が通る事があった。
正式な部員ではないようだが、時々弓道部の練習に参加しているらしい。
それがあるから、露呈する危険を冒してまで、こんな場所で自慰に耽るのだ。
そしてそんな時は、じっと尋巳の姿に眼を凝らし剥き出しにした淫核を責め立てる。
「ひ…っ!つよ…!こんな…んん!んーーーー!ん!ん!ん!」
敏感すぎる。クリトリスへの刺激は強すぎて、思わず声が漏れてしまう。
それでも小百合は左手で口元を押さえ、荒い息で喘ぎながら自慰を続ける。
(尋巳さん…!尋巳さんにこんな風にされたい…!尋巳さんにこんな風にしたい…!
頭にあるのは、閉じた視界に映るのは、黒髪の美少女。
(ひ、寛実さん…ごめんなさい、妄想の中で貴方を犯して…ごめんなさい…!でも…!
同性を想って校内でする自慰。それが背徳的行為であるとの自覚が、小百合にはある。
だが、その事が小百合の昂奮をより高めている事もまたまごうことなき事実であった。
(こんな所で…いけない事、してる…!ああ、ひ、尋巳さん!わ、私………!!
人気のない図書室、その奥まった一角。秘めやかな行為は終わりを迎えつつある。
(イ…!イっちゃう…!尋巳さん…キ、キスして…!尋巳さん尋巳さん尋巳さん…!
はにかむ尋巳、柔らかな笑みを浮かべる尋巳、凛々しい尋巳、様々な尋巳を幻視して。
(あ…………尋巳、さん!い、いく!わ、私、イきます……………………………っ!
びくん!と小百合の身体がはじけた。
「んんんんんんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!」
全身がびくんびくんと痙攣し、額からどっと汗が噴き出す。
次いで、硬直した全身から力が抜け、小百合は机につっぷす。
荒い息を吐いて、自身の愛液に濡れた指先をじっと見つめる。
「んく…ひっく…うう…ううううううううう〜〜〜〜っ!!」
そして、小百合は涙にくれるのだ。報われぬ恋の切なさに。
□□□
だが事はそれだけの、一人の少女の切ない片想い…それだけの事であった。
彼さえ現れなければ何も変わる事は無く、少女もいつか切ない恋を諦めたかもしれない。
千明清彦。
尋巳の隣に突然現れたあの男。小百合にとって憎んでも憎み切れないあの男。
冴えない男だ。小百合にはそう思えた。ぼーっとしてたり、にへらにへらと笑っていたり。
運動は出来るようだが、頭はさして良くない。どこにでもいる平凡な男に見えた。
そして小百合には、尋巳に恋する小百合には確信があった。
尋巳はあの冴えない男に、一方ならぬ想いを向けている…と。
そう、あの男はただ男であると言うだけで尋巳の傍にいる。
あの男はただ男であるというだけで、尋巳の想いを一身に受けている。
おまけに千明清彦は、尋巳の内心に気付く事も無いのか、
転校生のお嬢様や、彼を兄と慕う中学生の少女ともいちゃつく始末。
…許せない。そんなの許せない…!
…あんな男を見ないで。私を見て。
…尋巳さん、私を見て!!
□□□
※※※
「「ゆ、許セなイ!チギらキヨひこ!許せないユルセナイゆるせない…っ!」」
俺は思わず眼を逸らしてしまう。なんて異様な光景だろう。
股間に巨根を生やした、下着姿の眼鏡のフタナリ少女。
そしてそんなフタナリ少女から罵声を浴びせられる俺。
「あ、あれも悪霊の仕業なのか?」
「あ、悪霊の未練…というか、その…あ、あの、快感を得たいという気持ちが…!」
「えっと、要するに性欲?」
「そ、そそそ、それです! それが強すぎて、彼女の身体にまで影響が…!」
「それでフタナリに?」
「ふた…?ああいう状態をそういうんですか?そして、その、強すぎるナニがアレで…!」
尋巳とやりたくてしょうがない悪霊は同じ想いを持つ依り代を得た。
だが、それが女の子だったもんで、やりたい気持ちがあれを生やした…と。
「くっそ、なんでもありかよ!悪霊ってヤツは!」
「とにかく!なんとか除霊を…!!清彦さん!」
「え?俺?俺が、だよな?やっぱり」
「当り前です!あなたの六根清浄で!」
びくびく青筋たったイチモツ…!先走りを迸らせているイチモツ…!
「や、やだよ俺!出来ないよ!あ、あれ…あんなの生えてるコとなんて!
アブノーマルな性癖に目覚めちゃいそう… !ところが、その時。
「ふざけないで!」
「ひ、尋巳…!?」
周囲の空気をビリビリと震わせる程の、尋巳の、一喝。
怒っていた。尋巳は、俺に対して真剣な怒りを向けていた。
「アナタは退魔師でしょう!貴方の使命を果たしなさい!」
「ひ、寛実…!」
睨みつけるように、俺に怒りの視線を向ける尋巳。その時。
「「うわぁぁぁぁああああああああああああああ!!」」
小百合さん/悪霊が、悲鳴を上げた。
「「そんな男、見ないで!僕/私を見てぇぇぇ!!」」
小百合さんの手が、ぼぅ…っ!と蒼い光を放っていた。
「な、なんだ、あれ!?」
「…!?清彦さん下がって!」
「「どうして!?どうしてそんな男がいいの!?/どうしてそんな男がいいんだ!?」」
半裸の眼鏡少女は、小百合さんは涙を流している。
「「そんなスケベな男のどこがいいのよぉ!!/僕を見て!僕を見て!僕を見て!!」」
「ス、スケベ!?よ、余計なお世話だ!!」
「下がってくださいってば!!」
小百合さんが、蒼く光った手をかざし、振り下ろす。
すると、蒼い炎がこちらに向かって伸びてくる!!
「鬼火です!!下がって!!」
尋巳が俺を突き飛ばす。
「きゃぁああああああ!!」
尋巳が蒼い炎に包まれる。
「尋巳!?」
蒼い炎は尋巳の制服を焼き焦がす。
俺は自身の上着を脱ぎ、尋巳にかぶせる。
酸素を遮断、なんとか火を消し止める。
「だ、大丈夫か!?」
「は、はい…!」
「なんでこんな無茶を!?」
「彼女を救えるのは…私じゃありません。清彦さん、貴方です」
だから、俺を守った?退魔師の家に生を受けた、それが尋巳の覚悟、か。
「く…っ!!」
制服は焼け焦げ、尋巳の長く綺麗な黒髪の尖端がちりちりになっている。
ぼろり…と尋巳の身体から何かが落ちた。よく見ると、ブラだ。色はオレンジ…かな?
「き、きゃあ!?み、見ないで!」
「わ、解ってるってば!!」
羞恥に頬を染め、胸を隠す尋巳。俺は慌てて眼を逸らす。
と、その様子を見ている小百合さん/悪霊が硬直していた。
「「ひ、ヒロみサンの、む、むむむ、ムネ!お、オッパい!!」」
「い、いやぁぁぁああ!!は、恥ずかしいです…っ!!」
尋巳に外傷は無いように見えるが、ちゃんと確認したい。体勢を立て直す必要がある。
小百合さん/悪霊が、尋巳の胸をチラ見して昂奮してる今がチャンスだ!
「尋巳…!一旦、下がるぞ!!」
「清彦さん!?貴方…!」
「縮地……だ!!くっ…!!」
“縮地”…それは退魔の才を持つ物が修練を経て体得する技のひとつだ。
いわゆるテレポート能力と考えてもらっていい。俺は修行中の身ではあるが…
「清彦さん!?貴方にはまだその術は…!!」
「う、うるせ!なんとか、してやらぁ!!」
俺は必死に念じる。とにかく別の場所へ!!ここではないどこかをイメージする。
別の場所に自分がいると想像する事は、すなわちその場所にいる事と変わりない。
そういう理屈らしいんだけど、オカルトだよな?それって。それともSFか?
「清彦さん!?」
「う、く…!ああああああああああああああ…っ!!」
とにかく、小百合さん/悪霊から見れば、俺たちは
一瞬にしてその場からかき消えたように見えたはずだ。
前に言ったよな?俺は、本番に強いんだ。
※※※
□□□
…小百合に取り憑いた悪霊は、半裸の尋巳の姿を見たことで激しく昂奮していた。
生前の彼は、香取神社の近くのある生花店のバイト店員だった。
口下手な彼だったが、時折店を訪れる尋巳とは話をする事が出来た。
尋巳が誰とでも物おじせず話す社交的な性格だった事が原因ではあった。
だが彼にとっては唯一無二のまともに接することのできる女性であった。
尋巳の通学を見送るのが楽しかった。尋巳が店に来てくれるのが嬉しかった。
彼が尋巳に恋をするのは必然であった。
だが、ある日。尋巳の隣にこれまで見たことのない男が現れた。
千明清彦の存在に彼は絶望した。
だが、だからといって死ぬつもりなどなかったのだ。
通勤途中の事故で彼はあっさりと命を落とした。
尋巳に想いを打ち明ける事も出来ないうちに。
清彦との関係を問いただす事も出来ないうちに。
だから。彼の未練は黄泉と前世の狭間をさ迷い続けていた。
同じ悲しみを持つ魂と、尋巳に恋焦がれる小百合と出逢わなければ、
彼はそのまま、黄泉と現世の狭間を、永遠にさ迷い続けていたかもしれない。
□□□
そろそろ連投支援が必要か?
「「あ…あ、あ、あ…尋巳サんノ、ム、胸…胸ムネむねぇぇぇ…!!」」
(尋巳さんの胸…!とても綺麗で…!も、もう…!!
「あ…!?んく…っううぅ!!」
小百合の身体がびくん!と震えた。股間の男性器がひくひくと震えている。
彼女の中のもうひとつの魂が昂奮し、昂揚しているのが解った。
「あ、ぅう…!こ、こんな、の…!こんなの、だめぇ……っ!!」
はぁはぁと荒い息を吐く小百合。ぞくぞくとしたもどかしさが彼女の全身を襲う。
(が、我慢…出来ない…っ!僕は…僕は…!!
「「シ、したいシタイしたいしたい…!ひ、尋巳さンに、い、イいイ、入れたいっ!」」
彼女の中にある、肉棒を刺激して快感を得たいと言う欲望が、抑えきれない。
それは彼女自身の欲望なのか、それとも彼女の中にいる魂の欲望なのか。
小百合自身にも判然としないまま、彼女の手が下着を引きずり降ろし、
自身の股間の肉棒にそっと添えられた。添えられたが最後、欲望がはじける。
「「あ…っ!はぅぅ!ひ、尋巳、さん…っ!!」」
先端からとろとろと先走りが零す肉棒を、小百合は無心にしごき立てる。
「「い、いい…っ!き、気持ちいいよぉ!ひ、尋巳さん…っ!!」」
木々に囲まれた雑木林。日はすでに落ちた。
遠くの街路灯の光がぼんやりと届く薄闇の中。
ふたなり少女は一心不乱に肉棒をしごき続ける。
「「ひ、ひろみサン、ヒロみさん、ひロみサン……っ!!」」
フタナリ少女はがくりと膝をつく。右手は肉棒をしごき続けている。
左手は唯一残ったブラをうるさそうに引きはがして、乳房を揉みしだく。
「「あ!あ!あ!ああああ!ヒロミさん、ヒロみさん、ひロみサン……っ!!」」
背をのけぞらし、口元から涎を垂らして、眼鏡の奥の瞳を肉欲に歪ませて。
恍惚の表情を浮かべ、あられもなく嬌声をあげ、あえぎ、よがり続け…
「「あ!あ!あ!…!く、来る…!来ちゃう、よ…っ!!」」
あえぎ声がどんどん切羽詰まっていく。腰と腿の辺りが痙攣する。
「「ひ、ヒロみさん!イ、イク…!イクよ…っ!!」」
肉棒をしごくピストン運動が速度を増していく。断続的な喘ぎ、そして。
「「あ…く…っ!イクぅぅぅぅうううううう!!!!!」
びくん!と小百合の身体が爆ぜた。
股間の男性器からどびゅるどびゅると白濁が勢いよく吐き出される。
空では、雲間から月が顔を出した。
月明かりの中、絶頂の余韻に喘ぐフタナリ少女。
それは現実のものとも思われない、淫靡な光景であった。
□□□
※※※
木々の間から降り注ぐ月光が、尋巳を照らす。
「あんま遠くまで跳べなかったな」
「体勢を整える時間を取るには十分です」
恐らく彼我の距離は500m程度だろう。俺達がいまいるのは雑木林の反対側だ。
俺や尋巳に対して、超自然的な力による異常な嗅覚を発揮しているらしい
小百合さんは、遠からず俺たちを見つけ、また襲ってくることだろう。
火傷やケガの有無を確認し異常なしと判断した尋巳は、今、俺の上着を着こんでいる。
俺の制服は尋巳にはかなり大きく、ミニスカワンピ程度には尋巳の身体を隠してくれる。
「それで…小百合さんについた悪霊、ですが」
「う、うん…」
制服の裾から除く白い太腿についつい視線を向けてしまう。
そんな俺にはお構いなしに、尋巳は真剣な口調で続ける。
「このままでは清彦さんが近づいて除霊する事ができません」
「だから?」
「一旦、あの霊魂の気を静めます」
「だから!どうやって!?」
「霊の未練を、解消してやれば恐らくは…」
「未練?」
あの霊魂、尋巳に片想いしてた男、だろ?つまり、その未練って事は…
悪霊になって、女の子にとり憑いて、あんなもん生やさせてまで遂げたい未練…!!
「え?ええええええええええ!ひ、尋巳!彼女とヤる気か!?」
「そ、その直接的すぎる表現する癖、なんとかしてください!」
「表現取り繕ったってしょうがないだろ!そういう事なんだろ!?」
頬を朱に染めて、そっぽを向く尋巳。その様子が俺の質問を肯定していた。
「や、やだぞ!俺!尋巳が、その、するとこ見るのなんて…!」
「わ、私だってイヤです!でも!」
声が裏返ってる。尋巳だって、その行為自体は本気でイヤなんだろう。
でも、その真っ直ぐな瞳には、不退転の決意が漲っていて。
「私は香取の家の娘です。退魔を業とする家の…!ですから…それが私の使命です。
巫女としての力を失ったとしても香取の家に産まれた私の…使命、なんです!」
「ひ、尋巳…」
俺は二の句が継げなくなる。
尋巳の悲壮な覚悟の遠因は、俺の未熟のせいでもあったから。
「ごめん、俺が…俺のせいで、尋巳は巫女の力を…」
「清彦さんのせいじゃありません、私の傲慢が生んだ結果です」
尋巳は以前、俺の力を覚醒させるために悪霊退治の現場に俺を同行させた。
それは危険を伴う行為だったが、俺一人を守る位可能だと尋巳は思っていたのだ。
「いえ、私が軽率だったのです。その報いを受けただけ。
それにあの時、私を救ってくれたのは貴方なんですよ?」
くすりと笑う尋巳。
「そう…清彦さんにはその力でたくさんの人と霊魂を救う使命があるんです」
…傍から見ると手当たり次第セックスしてるだけにも見えかねないが。
まぁ、それはそれとして、だ。
「だから、私は…私も、清彦さんの力になりたいんです!だから…!でも…!」
尋巳は一旦、そこで口ごもる。言いにくそうに、もじもじしてる。
「き、清彦さんが他の子とするの、私が平気でいると思います…?」
「え?そ、それって、どういう…!?」
「や、やっぱりいいです!…来ました!」
尋巳の言葉、視線を向けた先を俺も見やる。
「「み、みみみ、見つけた!愛しい尋巳さん!邪魔な清彦!み、見つけた!」」
闇の中、光を発するほどの集光性を有す小百合さんの…
悪霊により強化されたのだろう小百合さんの瞳が、俺たちを射る。
「「ひ、尋巳さぁん…!そ、そんな男と!親しくしないで…!
あんなオトコより僕/私のホウが…!僕/私は、尋巳さんをズっと…!!」」
尋巳が小百合さん/悪霊を睨みつけるようにしつつ、
立ちあがる。
すると尋巳の羽織った男物の制服の裾が、俺の視線ちょうどの高さでふわりと翻る。
一瞬、尋巳の愛らしいヒッピラインが視界をよぎって、俺はどぎまぎしてしまう。
「ひ、尋巳!」
「先行します」
有無を言わさぬ口調。決然とした表情。
さっき自分で提示した作戦で行くつもりだ。
「で、でも!!」
「いま取りうる最善の策です。清彦さん」
尋巳が振り返る。
「貴方を、信じています」
にっこりほほ笑む尋巳。ちょっと待て。なんだよそれ。
自分の身を犠牲にするほどに俺を信じる?なんでだよ。
俺はそこまで信頼に足るご立派な退魔師様じゃねぇ。
だって、それしか手が無いと言われても、それでも。
それでもやっぱり、イヤなんだ。
「そ、それでも!やなんだよ!尋巳が、他の男とするなんて!!」
叫んでた。駄々をこねる子供みたいに。必死で訴える。
「清彦、さん……」
呆然とした表情の尋巳、呆れられた?いや、尋巳は直後、優しく微笑んだ。
「あ…え、えと…!と、とにかく!いやなもんはイヤなの!!」
「解りました。でも…これしか方法が…思いつかないんです。だから…」
尋巳が頬を染める。
「キスだけなら、許してくださいますか?」
「ゆ、許すとかそういう事じゃ…!ひ、尋巳!?」
尋巳が飛び出す。迫る悪霊憑き少女・小百合さん。
尋巳は小百合さんに、なんのためらいもなく抱きつき、そして…
キスをした。
※※※
□□□
…突然、恋焦がれた人からキスを贈られ、小百合は歓喜する。
(尋巳さんの唇…!尋巳さんとのキス…!!夢、みたい……!!
…同じく、尋巳への未練故に霊と化した魂も歓喜に震える。
(尋巳さんの唇…!尋巳さんとのキス…!!夢、みたいだ……!!
陶酔と恍惚の時間に、二つの魂は喜びに満たされる。
だが。
(もっと…モットもっともっと!もっとシタい!!
この世に未練を残して逝った魂、その欲望は決して満たされる事は無い。
肉体も持たず心さえ持ってはいない。あるようには見えるが、それは所詮単なる妄執。
満たされなかった想いが、祈りが、未練が、心のように見えているだけの儚い存在。
それが、霊魂である。死者は何も為す事は出来ない。
出来る事と言えば、生者に害を為してでも未練を遂げようと行動する事だけ。
その成果は何者の心をも満たす事は無いし、何者をも幸せにする事は出来ない。
だから、故に。
この世界には、邪を祓う退魔師が必要なのだ。
□□□
※※※
小百合さん/悪霊に身体をぶつけるように抱きつき、キスをした尋巳。
一瞬硬直したように立ちつくす小百合さん/悪霊だったが…次の瞬間。
小百合さん/悪霊が、尋巳を押し倒した。
「ひ、尋巳ぃぃぃ!!」
俺の視界には、靴とソックスを履いたままの小百合さんの脚、そして。
その奥に息づく小百合さんの秘所と…悪霊の未練の具現たるイチモツが見えた。
くそぉ、まだひくひく震えてやがるぞ、アレ。尋巳にキスされて昂奮してんのか!?
このままじゃ…尋巳がアレに犯られちまう…!
どうすればいい!?アイツを引きはがして尋巳を救う?
でもそれじゃまた振り出しに戻ってしまう。
尋巳が犯られてる隙に、俺が小百合さんをヤる?
きゃ、却下!そ、そんなのダメだ!ダメ!絶対!
どうすればいいんだ!?俺が次の手を打ちあぐねていた、その時。
「清彦さん!今です!!」
突然の尋巳の叱咤。俺の身体がビクリと反応する。
「貴方の使命を…果たすんです!さぁ!!」
押し倒され、小百合さんに組み敷かれていた尋巳は、
だが、器用に彼女の身体をひっくり返し、上を取った。
尋巳は子供のころから退魔師としての修練を積んでいる。
その程度の事が出来る体術は身体にしみついているのだ。
「もう!は、恥ずかしいんだから!早くしてよ!」
「は、はい!わ、解った!解りました!!」
思わず良いお返事をしてしまった俺は、二人の元へ駆け寄る。
「う、うぉ…っ!?こ、これは…!!」
そこにあったのは、想像以上に淫靡な光景だった。
改めて見ると、小百合さんは整った顔立ちをしている。
日本人形のよう…というと褒め言葉になるだろうか?
眼鏡の奥の眼は、眼鏡のおかげか、かなり大きく見える。
愉悦に歪んだ表情と、汗に濡れ乱れた髪が放つ色気はかなりのものだ。
そして上半身全裸の小百合さんに覆いかぶさる尋巳。
頬を紅潮させ、小刻みに震えながらも、
小百合さんの唇をついばむように口づけしている。
愛らしい女の子同士の、キス。その背徳的とも言える行為は俺に妙な昂奮を齎す。
「んはぁ…!ひ、尋巳、さん…んくぅ…!!んん!んはぁ!あ!あ!」
小百合さんの艶っぽい喘ぎ声。俺は思わず、ごくり…と生唾を飲み込んだ。
支援
気付けば俺は十二分に勃起していた。六根清浄により悪霊を祓う準備は整った。でも。
俺はこのあまりに淫靡で現実離れした光景から眼を離せない。離す事が出来なかった。
尋巳の表情もとろりと蕩けている。色っぽい。妬ける。俺もしたい。尋巳としたい。
いや、まて。そうじゃない。これは退魔の儀。単なる性行為じゃないんだぞ。
俺はその理屈で理性を保つ。そうでなければこのまま尋巳を襲ってしまいそうで。
「く、くそ…っ!!」
俺はとにかくズボンをずり下げ、自身を取り出す。ガッチガチだよ、くそ!
このまま尋巳に…じゃないから!いい加減にしろ、俺!!
尋巳がチラと俺を見る、というか俺の下半身を見る。
そして、耳まで真っ赤にしながらも俺を睨みつける。
モタモタスルナ、ハヤクシロ。
その眼がそう言っていた。俺はハタと我にかえる。
そうとも、この行為は俺に六根清浄を使わせるための下拵えで…
尋巳は自らの行為に昂奮していた訳じゃないのだ。多分。
※※※
俺は、尋巳とのキスに恍惚の表情を浮かべる小百合さんの膝に手を掛けた。
ぐっと押し開くと、その奥に息づく小百合さんの秘裂は…しとどに濡れそぼっている。
受け入れ準備は万全だ。俺は自身の怒張を彼女にあてがった。
くちゅりと音がして、亀頭を包まれた。それだけで快感が襲う。
(うぉ…き、気持ちいい…!
思わず頬が緩む。だが、尋巳に見られているのだ。油断は禁物。
これは退魔行、退魔の儀。何度も胸中に呟き、そして、おもむろに突き入れた。
「は…!ぅああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!」
絶叫は小百合さんの喉から吐き出された。
俺は思わず腰を引きそうになる。だが。
「く…っ!き、きつ…!くあ!あ!あぁぁ…!?」
小百合さんの膣が、俺を咥えて離してくれない。
俺は得も言われぬ快感に腰が砕けそうになる。
「な、なんだよ、これ…!?こ、このコ…!このコは…!!」
ぞ、俗に言う…名器、というヤツだろうか!?
「す、すご…やば、き、気持ちいい…よ、よすぎ…っ!!」
思わず口に出してしまってから、はっとして顔をあげる。
案の定、尋巳と眼があってしまう。心なしか、冷たい視線。
俺は取り繕うようにあいまいな笑みを浮かべ、そして。
小百合さんに六根清浄を施すべく、気を引き締め直した。
直したのだが!
「やべ…すげ…いい…!!」
俺は荒い息を吐きながら抽送を続ける。
もっと快楽を得たいとついつい動きが激しくなる。
小百合さんのナカは気持ちよすぎるのだ。
このままじゃ俺だけ先にイってしまいそう。
だが、それじゃダメなのだ。なんとなれば。
「い、痛いぃぃぃいい!い、痛いよぉ!!」
小百合さんはぼろぼろと涙を流し、しゃくりあげている。
彼女は処女だった。破瓜の痛みが彼女を襲っている。
このまま俺だけイってしまっては霊を祓う事が出来ない…かもしれない。
そう、俺の「六根清浄」は男女共に最高潮に達しなければ効果がない…かもしれないのだ。
この能力は俺だけのモノだ。だから、比較検証が出来ないからその辺はっきりしていない。
「や、ややや、やばい…!やばいやばいやばいって…!!」
どんどん、どんどん。俺の射精衝動が高まって行く。
小百合さんの膣はきゅんきゅんと俺を締めつけ続けている。
しかもその締めつけは一様ではない。
いくつかのリングが並んでいる状態を想像してもらいたい。
それぞれのリングがそれぞれ別々に収縮している感じだ。
収縮は根元から順番に尖端へとリズミカルに脈打つように向かう。
ただ入れているだけでも、常にしごき立てられているかのようだ。
おまけに亀頭部分を包み込んでいる部分にいたっては、別の動きをする。
ひくひくと痙攣するかのように蠢き、俺の亀頭を揉むように収縮を続けている。
「うわ…!ど、どうしよ…!くぅ!あ!あ!あ!」
思わず喘ぎ声を漏らしてしまう。ひ、尋巳が見てるんだぞ!何、この羞恥プレイ!!
「うぁ!あ!い、痛い、よぉ!ひ、尋巳さん!わ、私…わたしぃぃ!!」
「小百合、さん…!」
と、尋巳は再び小百合さんにキスをする。
破瓜の痛みに苦しむ小百合さんの気を逸らそうという目論見だろう。
し、しかもそれは…唇をついばむような小鳥のキスじゃ、なかった。
尋巳は小百合さんの唇を舌で割り開き…舌を差し込む!
そのまま舌を絡ませ、濃厚なディープキスを始める…!
「ひ、尋巳…!!」
尋巳は陶然とした表情を浮かべている。や、やっぱ昂奮してんじゃないか!?
女の子同士でディープキスして頬を上気させた尋巳の、その表情を見ていたら、
俺は…俺は、俺は俺は………!!
「く…っ!あ…や、だめ、だ…!くぁ!あああああああああああーーーーー!!」
俺は、極限まで高まった射精衝動のままに、小百合さんに深く深く腰を打ちつけてしまう。
そして腰が、腿が震え、俺は…俺は…!!
どくどく!と音が聞こえる程の勢いで…小百合さんの中に精を放ってしまった。
「し、しまった………!くはぁ…!はあ!」
小百合さんの膣は、俺の精液を一滴も残さないとでも言うように締めあげる。
中に残った精を一滴残らず搾り取られる快感に、俺は酔いしれていた。
「んく…っ!はぁ!はぁ!はぁ!はぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!」
思わず満足の吐息を吐いてしまった俺を、尋巳が冷たい視線で見据えていた。
※※※
いや、仮説は仮説…
共に最高潮に達しなければ効果がない“かもしれない”というだけだ。
俺の精液そのものに悪霊祓いの効果がある…という可能性もあるのだ。
俺はそ〜っと、小百合さん/悪霊の顔を見やる。と。
「「ひ、ヒロみさん…!ああ、ヒ、ひろミさん…!!僕/私…!!」」
どうやら、祓えていないようだ。やはり声は二重に聞こえる。
時折眉間に皺がよるのは、まだ破瓜の痛みが残っているせいだろう。
尋巳は俺に冷たい視線を向ける。この早漏…!となじられている気分だ。
「い、いや!だ、だだだ、大丈夫だ!も、もう一回、いけるから!!」
声が裏返っているのはご愛嬌。でもその言葉に嘘は無かった。
小百合さんの膣…これはまごうことなき名器だ…による締めつけにより、
中に入れたままの俺自身は、いましがた精を吐いたばかりにも関わらず、
いまだその硬さを保ったままだ。ふっ、これが若さだ!!
いくぞ、二回戦!!俺は勢いこんで抽送を始める。
「んくぅ…!い、痛…んはぁ!あ!あ!ん、ん、ん!!」
小百合さんはまだ痛がっている。
破瓜の痛みはそう簡単に無くなるものじゃない。
何しろ肉を切り裂く痛みだ。俺には解らないけど。
このままじゃ一緒に絶頂に達するどころか。
彼女をイかせる事すら難しいかもしれない。
おまけに…
「あ、やばいやばいやばい…!すげ、いい…!!」
気持ちよすぎる。いまイったばかりなのに。
俺は早くも、またしても簡単にイきそうになっていた。
「ど、どうしよ…くぁ!あ!うわ、すげ…!あ!あ!あ!」
「…清彦、さん」
あああああ!ひ、尋巳が見てるんだよぉ!
あまりの気持ちよさに呆けていた俺はふと我を取り戻す。
尋巳に見られた!快感に蕩けただらしない顔を!くそぉ!
は、恥ずかしい!恥ずかしすぎる!穴があったら入れたい!
いや、もう入れてるけど!ああ何言ってるんだ、俺は!?
が、尋巳は。その時、想いもよらない言葉を口にする。
「お、お手伝い、します…!!」
そう言うと尋巳は、真っ赤に頬を染めた尋巳は、その手を小百合さんの股間に伸ばし…!
「「んくぅ…!あ!あ!あ!ひ、尋巳、さん!!んはぁぁあああ!!」」
小百合さんの股間のナニを、ゆっくりとしごき始めた…て、ててて、手コキしてる!?
「き、清彦、さん…!い、一緒に…!」
「ひ、尋巳、お、お前…!!」
隆々とした勃起をしなやかな指が包み込み、しごきあげている光景。
そこだけを見ていると、まるで自分が手淫されているような感覚を覚える。
先端からとろとろと染みだしたカウパー腺液が、尋巳の指を濡らしている。
その粘液は尋巳と肉棒の間にぬるりと滑り込み、肉棒をてからせていく。
「「はぁぁああ!ひ、尋巳さん…っ!尋巳さん尋巳さん…き、気持ちいい…っ!」」
それは小百合さんと小百合さんに憑いた霊の、どちらの声だったろう。
「「気持ちいいぃぃぃいい!お、おちんちん、気持ちいいよぉおおお!!」」
しゅっしゅっとリズミカルに肉棒をしごきあげ、時折、亀頭部分を掌が包み込む。
もう一方の手で、小百合さんの乳房を揉み始る尋巳。勃起した乳首を摘んだりしてる。
「ふぁぁあああ!ひ、尋巳、さ…んんっ!んはぁ!あ!あ!あ!…い、いいいいい!!」
涎を垂らし、悦楽に蕩けた表情の小百合さん。男性器の快感に悶える小百合さん。
その彼女が感じている快感に比例するように、彼女の膣は俺を締めつける。
「んはぁ!あ、くぅ…!」
「清彦さん…一緒に…!」
「あ、ああ!わ、解った!」
膣で行けないなら、ペニスでイかせればいい。
ふたなり少女ならではの、ふたなり相手にしか使えない戦法だ。
俺は尋巳の手淫にリズムを合わせるように腰を使い始めた。
「ん…!んひぅ…!」
再び、痛みに身をよじらせる小百合さん。だが、艶っぽい喘ぎも止まらない。
「んはぁ!あ!あああ!あ、あ、あ!!尋巳さん…!尋巳さん尋巳さん尋巳さん…っ!」
キスをせがむように舌を突き出す小百合さん。尋巳が素直に応じる。
濃厚なディープキスを交わす少女達を尻目に、俺は自分の快楽を追及する。
尋巳が彼女をイかせて…俺がタイミングを合わせて、イけば…
同時に達すれば、祓える…ハズ!理屈ではそういう事になる。
果たしてうまく行くのだろうか?とにかく今、俺に出来る事は。
小百合さんの名器を堪能すべく、腰を振る事…ただ、それだけだ!
※※※
あ〜。いい。マジ、小百合さんの中は最高に気持ちいい…!
小百合さんを絶頂に導く役目を尋巳に任せた俺は、
ゆっくりと小百合さんの中を、名器を、処女の膣を味わう。
と、その時。尋巳の声が聞こえた。
「ごめんなさい…ごめんなさい、私たちに出来る事なんて…」
尋巳が、謝ってる?誰に?小百合さんに?それとも…彼女に憑いた霊に、だろうか?
「ふぁぁああああ!あ!あ!あ!」
小百合さんの嬌声に遮られ、尋巳の声がよく聞き取れない。
「ありがとう、私を想ってくださって。でも…」
「あ!あ!あ!あぁぁあああああああああ!!」
※※※
………私たちに出来る事なんて、たかが知れてる。貴方を救ってあげる事なんて出来ない。
私たちに出来る事は、貴方を本来あるべきところに、戻してあげる事、ただそれだけ。
貴方の命は、もう終わってしまっているのだから。
だから、せめて。せめて。貴方が未練を残さないように、言います。
ありがとう、私を想ってくださって。でも……………ごめんなさい。
私、好きな人がいるんです。ずっと、ずっと前から…子供の時から、ずっと。
※※※
尋巳が俺を見た。その眼差しに、うるんだ瞳に、俺は何故かどきっとする。
そして尋巳は少女に向き直り、改めてキスを贈る。妬ける。激しく、妬ける。
小百合さんを抱いているのが、俺なのか、尋巳なのか、
小百合さんは今、どういう想いで喘ぎ、よがっているのか。
そして小百合さんの中にいる霊魂は、尋巳を想う霊魂は…
俺には何も解らない。俺に出来る事は、ただひとつ。
そうだよ。
呑気に小百合さんの中を堪能してる場合じゃない。
俺がなすベき事、俺がなさねばならない事。
「このコを、気持ちよくしてあげる事、だけ……!」
それが結果的に小百合さんを…
そして、この世に未練を残した悲しい魂を救う事になるのだ。
それが、俺に出来る事。それは、俺にしか出来ない事。
※※※
「あ!ひぁぁあああああ!は、はげし…!!ひ、ひろみさぁんんんん!!」
小百合さんの口から出る喘ぎが断続的になる。
腰ががくがくと震え始める。俺には解った。男、だから。
小百合さんが、イきそうな事を。
俺もスパートを掛ける。タイミングを合わせて、一緒にイくために。
「うは…っ!くぅ…っ!ひ、尋巳!は、早く、してくれぇ!!」
「ダ、ダメです!清彦さん…まだ、まだイっちゃ…だめぇ!!」
うわ、うわ、うわ!!尋巳の声、俺の射精を禁じる声。
その声は艶っぽく、俺は尋巳とシてるような錯覚に陥る。
「は…っ!はぅううう!あ!あ!や!だめ!んん!あ!あ!あ!」
いやいやをするように顔を左右に振る小百合さん。
切羽詰まった表情。眉間に酔った皺、切なげな吐息。
「「い、いく…っ!わ、私/ぼ、僕…!いく!いくいくいく…!いっちゃ…!!」」
「清彦さん!イ、イきます!一緒に!貴方も、一緒に…!!」
「あ、ああ!尋巳、イくぞ…一緒に…一緒に…!!」
「わ、わわわ、私とじゃなくて!さ、小百合さんと…!!」
「ひぅ…っ!!!!」
びくん!と小百合さんがひときわ大きく、震え、そして…!!
「く…っ!!だ、出すぞ…!!」
「はい…っ!い、一緒に…!!」
「「うぁぁぁああああああああーーーーーーーーーーーっっっ!!」」
絶叫と共に小百合さんの肉棒がぶるりと震え、一瞬の間を置き精液を吐き出す。
どくどく、びゅるびゅると、終わりがないかと思えるほどの勢いで吐き出される白濁。
同時に俺も小百合さんの中に精を放つ。小百合さんの中はきゅんきゅんと俺を締めつける。
「あ!?ぁあああぁあ、あ!あくぁぁああああああああああああ…!!」
小百合さん、無茶苦茶気持ち良さそうだ…!俺も、俺もむちゃくちゃ気持ちいい…!!
「ひぁあああ!?んひぃぃぃいいいいいいいいい!あ!あ!あ!あああああ!!」
もしかして…膣でもイってるのか?処女だったのに?あれほど痛がってたのに?
そう、小百合さんの身体は霊に憑かれた事により強化されていた。
治癒力もそうだ。破瓜のダメージもいつの間にか治癒していたのだ。
男の絶頂快感と女の絶頂快感、質の違う二つの快感に襲われる小百合さん。
それはいかほどの快感なのだろう?通常の倍?二乗?ちょっとうらやましい…かも!
そして俺を締めつける小百合さんの膣内の動き…
それは一滴たりとも精を零すまいとする、女体が示す本能的な動きだった。
「く…っ!はぁ〜〜〜!!」
最後の一滴まで搾り取られた俺はタメ息を吐き、射精快感の余韻に身を震わせた。
同時に、小百合さんの延々と続くかと思われた射精も終わり、荒い息を吐いている。
だがその時。一旦その動きを止めていた尋巳の手が…手淫を再開した。
「ひ、尋巳!?」
尋巳は荒い息を吐き、陶酔の表情さえ浮かべている。
こ、こいつ…ハマってる!?男を…いや女を悦ばせる事に昂奮してるのか!?
「さ、小百合さん…!き、気持ちいい?気持ち、いいですか?」
「んひぃいいいあ!あ!ひ、ひろ…さ…んん!ひぁ!あ!や、すご…!あああああ!!」
小百合さんの白濁に塗れた尋巳の手が、容赦のないピストンを続ける。
小百合さんは快感に翻弄されるかのようにがくがくと腰を震わせ、喘ぎ続ける。
「ひん…っ!や、すご、きも、い、い!あ!あ!ひああああ!あ!あ!あ!」
そして、次の瞬間。
「ひぐ…っ!?あ…うああああああああああああああああああああああ!!!!」
絶叫。小百合さんの肉棒から、精液でも尿でもない、透明な液体が噴出した。
まさか…これがあの都市伝説、男の潮吹きか!?
いや、彼女は女だから…いやもう何がなんだか解らないけど!!
とにかく小百合さんは白眼を剥いて絶叫し続けている。悲鳴じゃない。
それは絶頂の快感に気も狂わんばかりの女が発する…嬌声だ。
「い、いいいいいい!きもち、いいいいいいいいいいいいい!!!!」
そして。
小百合さんの身体からがっくりと力が抜けた。
恐らく失神したのだろうその瞬間。小百合さんの身体からぼわっ…と光が飛び出した。
「よし、成功だ…!」
そして…空に向かって浮かびあがって行く光。それは現世に未練を残していた魂。
ようやく手淫を止めた尋巳が立ちあがり、荒い息を吐きながら俺の視線を追う。
「これで成仏…出来ますよね?あの方…」
その尋巳の言葉で、俺はようやく気付いた。尋巳が取った行動、その真意を。
小百合さんにとり憑いていた霊がこの世に残した未練を…
尋巳なりに叶えてやる、そのための行動だったんじゃないか?
「昇っていく。消えていく。改めて攻撃する必要は無いよ」
「そう、ですか…」
俺の見守る中、小百合さんの体内から切り離された霊魂はゆっくりと天に昇っていく。
『ありがとう。彼女によろしく。そして、彼女をよろしく』
悲しい魂は、最後にそう言ったように聞こえた。
隣を見ると、尋巳が優しい視線を天空に向けていた。
月明かりに照らされたその横顔は…とても綺麗だった。
「俺…もっと修行しなきゃ」
その言葉は、気負うことなく、思いがけないほど自然に零れた。
「清彦、さん…?」
「一人じゃ何も出来なかった。尋巳が来てくれなきゃどうなってたか。
尋巳の言った通り、俺は未熟者だ。ごめん。 それから…ありがとう」
「わ…解ればいいんですよ、解れば!」
俺の心からの感謝と謝罪に対して、尋巳はそっけない。
「修行を積めば事前に悪霊を察知できるようにもなりますし、
悪霊が人にとりつくまえに除霊できるようにもなります。
そ、そそ、そうすれば…他の子と、しなくても、済む、し…」
そうだ、もっと修行しよう。そうすれば六根清浄に頼らなくても…って…
「ん?それはそれでつまらな…!ああ!ご、ごめん!に、睨まないで!尋巳さん!」
尋巳のその時の眼と来たら。
それはそれは恐ろしいほどに冷ややかだった。
※※※
そして、翌日の朝。
「尋巳さーーーーーーーん!!ぎゅっ!!」
「わっ!さ、小百合さん!?ちょっと、ど、どどど、どこ触ってるんですか!?」
「ひ、開き直りすぎだぞ!?おとなしくおしとやかな文学少女じゃなかったのか!?」
「貴方なんかに口出しされる筋合いないわ!ねぇ?尋巳さん!ああ、尋巳さん…!
貴方とのめくるめく愛の口づけ…!!あの口づけが忘れられないのです……っ!」
「つ、都合のよいところだけ現実を受け入れやがって!あのなぁ!お前の処女…!」
「しーーーーっ!清彦さん!?いけません!!」
心因性ストレスによる部分健忘…という事なのか。
小百合さんの記憶はかなりの部分で彼女の都合のよいように再構成されていた。
悪霊に取り憑かれた自分を、尋巳が愛のキスで救ってくれた…
というおとぎ話じみたストーリーになっているようなのだ。
俺と尋巳は、その改変されたらしい記憶をあえて訂正しない事にした。
フタナリになって俺と尋巳を襲い俺に処女を散らされた…という
現実を突きつけるよりは彼女の精神の健康を願うならいいだろう、と。
「だ、だからって!調子に乗りすぎなんだよ!お前は!」
「失礼な人ね!あなた尋巳さんとどういう関係なの!?」
「お、俺は…!!尋巳は俺の幼馴染みで、先生っていうか…!」
口ごもる俺。ちらと尋巳を見るとまた冷たい視線で見られてる…何故!?
その時。聞きなれたくもないのに聞きなれたローター音が上空から響く。
「チヌーク!? 」
『こらー!清彦!なんで来なかったんですの!?ずっと待ってましたのに!』
拡声器を通して増幅された麗華の怒号が学校中に響き渡る。
その騒ぎのせいか校舎の窓には鈴なりの野次馬たち。
野次馬たちはチヌークと地上の俺を交互に見やり指差す。
「なんだよ、また清彦関係か?」「ああ、あの女たらし?」「今度は何やらかしたんだ?」
お、女たらしだと?言うに事欠いて、硬派で通ってた俺に向かってなんて事を!
いや、硬派っていうかモテなかっただけ…という事実にはこの際、眼をつむろう。
そう、前の学校では俺はその他大勢のひとりでしかなかった。
退魔師としての才に目覚め、明確な未来を志向している俺は、
冴えないその他大勢の一人では無くなったのだろうか。
それはまだまだこれからの俺の努力次第かもしれないけど。
ちなみにチヌークの発する爆音の中で、切れ切れながらも連中の会話を聞き取れるのは、
見えない筈の物を見、聞こえない筈の音を聞くという退魔師としての修練の賜物であり…
とかどうでもよくて!
「うわ!うわわわわ!」
地面に穿たれる弾痕!れ、麗華のやろう、撃ってきやがった!?
「こ、こら!麗華!そ、それはさすがに反則だろ!?」
『問答無用!あなたみたいな非常識な人相手に反則もクソもありませんわ!』
『お嬢様!クソだなんて!いけませんわ、お嬢様は常に清楚で優雅に華麗に!
たとえゴキブリ相手であっても、たおやかに、かつしとやかであるべきです!』
「き、清彦さん!?大丈夫ですか!!」
「尋巳さん!あんな人ほっといて私を見て!
でないとまた悪霊に取り憑かれて襲っちゃうんだから!」
「そ、そんなことしちゃいけません!」
「ふっ!いい気味ね!お兄ちゃんは私が守る!おにーちゃー…ぶへっ!!」
「あ、こけた」
「ま、舞ちゃん!大丈夫?」
「えーんお兄ちゃーん痛いよー(棒」
「麗華ぁ!妹に手を出すとは許さん!」
『え?わたくし、悪者!?きーーーっ!こうなれば兄妹まとめて成敗してくれますわ!』
『お、お嬢様!?当初の目的をお忘れですわ!お、お待ちになってくださいっ!!』
「尋巳さん、暖かい…!」
「さ、小百合さん!?は、離してーーー!」
…まあ、そんなわけで。
天国の父さん。俺、どうやら女難の相が出てるみたいです。
香取さんの言う、父さんのような退魔師になれる日はまだまだ遠そうです。
でも!きっと…きっとなって見せるよ。いつかは父さん以上の退魔師にね!
「こ、こら!麗華!う、打つな!!20mmはさすがにまずいってば!!」
…その日まで俺の命が保ちますように。
<小百合編、了>
>>91>>97 支援、ありがとうございました。
冗長な部分、逆に足りない部分もあるかと思います。
どうぞ忌憚ないご意見をお願いしますm(_ _)m
お疲れ様です。そしてGJ
コメディタッチなところは、お嬢様担当もよかったけど、個人的には
こちらのほうが好きですかね。前スレもざっくり読み返して来ました
が、ふたなりうんぬんは宣言通りでしたか。
妹担当氏の分も含めて、尋己大活躍という感ですが、ヒロインとい
う座としては、これが正当なんですかね。そういう意味では、妹担当
氏のSSも構成としては悪くなかった気もしてくる、不思議。
>>107 乙!そしてGJ!
ふたなり好きには結構なご褒美だけど
そうじゃない人には辛いかも知れないね
そういう意味では万人向けのエロさは無い
他のパートとの整合性やストーリー面の
補足のためにエロが犠牲になった感は否めないかなあ
ヒロミが最初に悪霊退治に同行させたのは
清彦の能力覚醒のためとかナポリパートの
補足までされてるんだもんな
いや改めて乙!
GJ。小百合回であると同時に尋巳回か
濃厚な3Pに満足。憑依描写からして上手いね
しかし清彦はすっかりプレイボーイか。なんかこの主人公は性格が安定していない気がする
>>110 プレイボーイか?性格が安定してないのには同意w
複数人でろくに摺り合わせもせずな書いてりゃ仕方ないかな
乙です。
設定段階から懸念したはいたのですが、やはり除霊=セックスという縛りがエロの幅を狭めますね、逆に。
その補強のために苦心されたとお見受けしますが、結果として僅かながら継ぎ接ぎっぽい匂いもします。
これは個人的な第一印象ですが、とエロシーンと日常シーンの清彦のギャップが少し甘いような?
それと小百合嬢ですが、取り憑かれた状態とは言え後半が性欲のみと言うのは如何な物かとw
もう少し愛情との葛藤というか、愛欲混濁っぽい表現にした方が百合っぽさが強くなり和らいだような気がしないでも無いです。
まぁ、主観ですけどw
あと、これも宿命的な弱点ですが、今回のように強姦紛い(失言)のエロに持ち込まざるを得ない場面も多々予想されます。
それはそれで良い(失言2)のですが、一回こっきりの相手になるで性的な開発が出来ない。
よって快感描写が非常に強引というか、読者を押し切る形になってしまうのも課題ですかね。
ともあれ、脱稿おめでとうございます。
ナポリパート>お嬢様パート>ゴトーパート>妹パートで完結
・・・でいいんじゃね?皆がんばったよ、お疲れさん
もう次の企画にいこうよ
企画段階じゃ割りと面白そうに思えたんだがなあ
なんでこんなつまらない作品に仕上がってしまったんだろう
>>114 勘違いをされてる方も大勢いらっしゃると存じますが、まだ完成形ではないですよ?
むしろ雛形が出来上がったばかりというのが正しいかと。
そういう問題ではなく、たとえ完成しても面白くなさそうってことじゃないの?
俺もその意見に賛成だわ
あきらめて、次いってみよう
編集者云々って意見もあるけど、それって面倒だぞ?
先ず臨代氏が今以上のリーダーシップを発揮して、場合によっては書き手に指示することになるし
投稿も「ラフ」「第一稿」〜「最終稿」の形で順次発表しないと整合性を取るのが難しくなるし
時には前もって指定されたシチュで書かないといけない
その中で書いてて楽しい個性も出せる読み手も満足な物を仕上げるのは今以上に大変だと思うが
>>114 >>116 俺なんかは企画と一本目段階ではまるで期待してなかった
逆によくあれからここまで持ってきたもんだと感心してるんだが
>>118 同意
書きたい人か、ジャンルとかが好きじゃない人が、次の企画行こうって言ってると思う
前者なら大歓迎なので次の企画も進めながら平行すれば?
スレも賑わうし
編集は難しそうだね
このレベルの書き手の人らって少ないと思う
書き手同士で構成の仕方が違うから、編集の仕方だって違うはず
前スレ
> @誰かがこのネタで合作しようぜと叫ぶ(今回は俺)
> A楽しそうなら書き手さんが参加表明をする(トリップ必要かも)
> B参加者が集まり次第、ネタ相談開始。
> C世界観、登場人物、あらすじを相談、決定
> Dあらすじをシーンパートに分けて担当を決める。くじ引きか相談。
> E全員書きはじめる。
> Fそれぞれが細かいところを相談しながら調整。
> G完成したら順番通りに貼り付ける。祝杯。
現在は7の状態
> あらすじ、設定をしっかりつくる。
> ↓
> よーいドン
> ↓
>←←←←←←←←←←→→→→→→→→→
>↓ ↓ ↓ ↓ ↓
>書き手1 書き手2 書き手3 書き手4 書き手5
>作成中 作成中 作成中 作成中 作成中
>↓ ↓ ↓ ↓ ↓
>
>
> ( 同時進行で、全員が執筆 )
> 全員が書きながら意見の交換、相談、進捗状況確認
> 場合によっては書きかけの内容を見せ合う
> ↓
> 完成!
この形は微妙だった。設定のSSでは書いてたわけだけど、
見る限りはこの通りには進んでない。
ナポリ氏→お嬢様氏→妹氏→ゴトー氏
と順に書いてる。
時系列は
ナポリ氏→お嬢様氏→ゴトー氏→妹氏
前スレ見直してる最中だが、書き手は設定や意見をみんなちゃんと実行してる。
>>121 何が言いたいのかよくわからんな
キミはもう少し日本語を勉強しておいで
>>121 8の段階のような気もしてきた
7と8の間かな
次の企画って言っても、もう一度進行役と書き手と募るのかな
前スレの17がストーリーの原形なわけだけど
17 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2012/09/12(水) 00:08:29.81 ID:3XclUJdD
12を元にベタベタ路線で考えた アクションの要素入れ忘れたんで好きに直してくれ
書き手1 学校の情景や校風の描写、主人公とヒロインやお嬢さまと主人公の妹の関係、
主人公がどんなあらぬ欲望をもってるか、など導入部を書く。
書き手2 学校で肝試しをやることになって、ヒロインと主人公が二人きりになる。
エロパート1
書き手3 肝試しの時のことをお嬢さまに問い詰められて迫られる。
エロパート2
書き手4 ヒロインが主人公の家にやってくる、妹登場。
エロパート3
書き手5 ストーリー完結させる。
エロパート4
1から5までは誰が書くか決めておいて
あとは小ネタ、サイドストーリー、IFもの等飛び入りで何でも書いてOKってどうですか
>>123 バカの考え休むに似たりって言葉知ってる?
バカは余計な事考えない方がいいよ?
バカなんだから。
>>115 雛型なら、この後は意見を出して、締めて、推敲して再投下。
EDも考えないとね。まさに編集的活動になるが、臨代氏一人
でそこまで可能なのかどうか。皆大先生ほど寛容ではなさそ
うだし。
>>118 同意
>>121 >前スレ見直してる最中だが、書き手は設定や意見をみんなちゃんと実行してる。
自分の好きな、もしくは自分に都合の良い部分の設定や意見
を実行している、んじゃないかな。
なので、置き去りにされた部分の設定はどうなったんだ?と
言う声が出てくるわけで。
そうでなければ、幾人かが指摘をしている様に、主人公のキ
ャラがここまでぶれることもなかっただろうに。
次の企画とキヨヒコを並行に進める
>>119案に賛成
スレ混乱防止にしたらば避難所でも借りてきて、
現行スレ→次の企画
避難所→キヨヒコ
に分けてやればいいと思う
何回ID変えてきてんだ?
ここまで来たんならEDまでこのスレでやればいいだろう
今すぐ新企画をやりたいんなら、合作研究スレGTでも
Zでもいいから新スレ建てたら?
とりあえずは完結(?)させることに絞るのかな
あれもこれもじゃきつそうだしね
完結と反省と新企画が同時にできるのかって話になってくる
完結させるって…まだ続き書くの?書く人…っていうか書きたい人いるの?読みたい人いるの?
なにか決着つけなきゃいけないストーリー上の課題や敵がある?別にないよね?
オレ達の旅はこれからだ!ENDでいいじゃん?
次行こうって言う人は企画を提案すればいいんじゃないかな
やりたい事があるなら具体的に言わなきゃ誰もついてこないぜ
書き手は書きたいものには意見を出すけど、運用には全く関わって来ないからな
臨代とやらの好き勝手にされるわけだわ
>>125では、ああ書いたけど、妹担当氏の旅立ちENDでおしまい
でも、個人的にはいいけどな。正直EDをやるだけのネタも無い
だろうし、話もこれ以上広げないんでしょ。
>>129が言う様に、これ以上書きたい人もいるのかって思うし。
アナザーとかifも、書く人はいるのかね。
結論を出すには時間(ゴトー氏の投下終了後まだ24時間も経過
していない)が早いとは思うけど、どうまとめるかね。週末くらい
まで、gdgd待ってもいいんじゃない。gdgdなままで。
おおむね好意的な論評をいただきほっとしていますw
批評・感想いただいた皆様、ありがとうございます。
主人公のブレ感は私の責任が大きいかなぁと思ってます。
最後発ですし…正直かなり勝手をやった部分も多いですし。
>>112 的確な批評、ありがとうございます。見透かされてますね。
ほとんどの部分において納得といいますか思い当たる節が…
ただ一点だけ…
>エロシーンと日常シーンの清彦のギャップが少し甘いような?
これ、どういう意味でしょう?
日常とエロで性格というか態度?が変わった方が面白いって事?
>今回のように強姦紛い(失言)のエロ
>一回こっきりの相手になるで性的な開発が出来ない。
>よって快感描写が非常に強引
そういう意味ではゲストヒロイン的な存在そのものが
企画趣旨にあっていなかったのかも知れませんね。
尋巳2戦目とか麗華開発とか、メインヒロインといちゃこらする
ストーリーラインの方が味わい深かったかも知れないなぁと…
今回を踏まえたうえでもし次があるなら
・主人公は女性、各書き手が用意した男・女・触手wなどに様々な手で弄ばれる
・主人公は男、各書き手が用意したヒロインを様々な手で弄ぶw
のがいいかなぁなんて妄想してたりしますw
で、その次の企画についての話がもう立ちあがっているようですが、
>>113 >ナポリパート>お嬢様パート>ゴトーパート>妹パートで完結
でもいいのかな、と正直私も個人的には思ってたり…
ここまでの分の推敲作業は地味ですし、見ている方も面白みに欠けますよね。
エンディングを誰がどのように書くのか?という問題もあるわけですし。
>>132 >・主人公は女性、各書き手が用意した男・女・触手wなどに様々な手で弄ばれる
こっちに一票w
>・主人公は女性、各書き手が用意した男・女・触手wなどに様々な手で弄ばれる
>・主人公は男、各書き手が用意したヒロインを様々な手で弄ぶw
どちらも激しく人を選ぶネタだが……
>>135 えっそうかな?特に下のはハーレム物かよくあるエロゲもそんな感じじゃない?今回の清彦だって同じようなもんじゃん?
次の話になるか。
範囲を広めるということなら、舞台・時代・オカルトの有無あたりを決めて
男1 ----- 女1 (一応メインカップル)
男2 女2
男3 女3
男4 女4
で、好きなカップリングを選ぶ、なんてことをやればかなり広がりまくりんぐ
収集はつかなくなるだろうけどね。
それ以前に
現状の合作をどうするか?
次に移るとした場合、書き手の確保は?
とい議題をクリアせねばならん
特に前者は臨代氏、並びにお嬢様担当氏と(まだ見てるなら)妹担当氏とゴトー氏、
出来ればナポリ氏の意見も尊重したいし
遅ればせながらGJです
全体をぬかりなくまとめながら、エロとストーリーのバランスも
良く、設定は極力崩さず他パートとの整合性もしっかりと取れた
作品だと感じました。
除霊の設定に縛られつつもその中でなんとか上手く回そうとして
いる部分と、書き手に委ねられるべきはみだしとのせめぎ合いが
垣間見られた気もします。
小百合の描写については、
心情を描くにせよ、よりエロを押し出すにせよ、そこは作風の違
いや好みといった面もあるかと思います。メインキャラとは違い
単発でゲストを出すに当たってはいい落としどころだったんじゃ
ないでしょうか
確かにこの企画に関してはこれで終わりでいいような気もするかな
まああくまで結果論として旅立ちエンドでいいやという感じで
今回の投下が整合性をとってうまくまとめてくれたといったとこですが
>>ゴトー氏
GJです。今更ながらふたなりに目覚めました。
>>138氏
後者はキヨヒコに決着が付いてからにしたいです。
そのためにEDに付いて議論したいと思います。妹担当氏の旅立ちEDで確定で良いのか、相談して作るか。ここを決めたいです。
両者共に一長一短の選択なので考えて決めたいところ。
相違点としては…
旅立ちEDを採用するなら完成へ近いのが何よりの利点(残すは推敲からの再投下のみ)。
一方、旅立ちED不採用の場合は新たにEDと舞パートの〆を再度書く必要が生じますが、意見を出し合え、練り上げることが出来る。
ゴトー氏の旅の空編(仮称)を書ける・書けない辺りが変わってきます。
一応、折衷案として妹担当氏の旅立ちEDを雛形にしてEDを相談するというのも出しておきます。
この案の説明は省略します。
書き手の皆さんはどのようにお考えでしょうか。
>>140 上の流れを読めば議論するまでもなくキヨヒコはこれで完結がベストじゃない?
主催者不在になってスレも荒れた中、書き手が一人も欠けずに担当パートを仕上げた
十分祝杯あげられるだけでなく驚嘆に値することだと思うんだ
これ以上何かやろうとするより一番切りのいいところで区切ろうぜ
物語としては、清助(父親)を殺した悪霊への敵討ちってのが
ひとつの決着なんだろうけど、そうなると
>>112氏が言っている
様に「除霊=SEX」というのがストーリそのものも狭めてる。
総力戦にして、キャラを全部出すとして、なんでエロにさせる?
麗華→尋己の順に憑かせる?
でもこれだと舞(は一応やらないことになってる?)が、浮くんだよ
ね。
それとも他の要素でENDにするか。でも今まで他の伏線っぽい
ものはなんもないんよね。いきなりUFOがあらわれたーってくら
い突拍子も無い展開にする?
やっぱEDは、無理じゃないかなあ。もっと良いアイデアの人を
募集。
>>140:臨代氏
私の考えは
>>132に書きましたが
>>142の父の仇撃ちという要素はすっかり失念してましたんで、
やや唐突かも知れませんが、その要素を入れたエンドパートがあってもいいかなとも考えを改めたり。
基本的に皆さんの書かれた物は最大限尊重したいなという思いがあります。
妹氏はご自身では後半がお気に入りと仰ってますし、不採用というのもなんだな、と。
そこで、ちょっと考えてみました。
エンドパート<旅の空編>プロット案
・旅の途中、徐々に除霊の腕を上げる清彦、尋巳も逞しくなっていく清彦にデレ、
それがおもしろくない舞〜など、修行の旅の様子を時間経過と共に簡単に描写
・旅の途中、3人は姉・奏の元へ滞在(退魔師たちの総本山?)
⇒奏にちょっかい出される清彦と妨害する尋巳・舞の連合軍
・そんな中、清彦の後に街を守っていたはずの麗華が突然現れる。
しかも満身創痍。そしてメイドたちから語られる衝撃の事実。
・かつて清彦の父が命と引き換えに封印した強力な悪霊が復活。
復活した悪霊により麗華はボロボロに(凌辱・SM的Hシーン)
⇒清彦は父の死の詳細は知らなかった〜奏からも説明される?
・悪霊は自分を封じた男の息子=清彦に復讐すべくこちらに向かっている。
・迎撃の準備を整える奏率いる退魔師軍団…が、尋巳の様子がおかしい!?
・尋巳が舞を襲う(百合Hシーン)尋巳は父を殺した悪霊にすでに取り憑かれていた!
⇒悪霊は復讐のため清彦の周囲の女性たちを凌辱する?
⇒総本山のセキュリティも突破する強力な悪霊!
・清彦、悪霊憑き尋巳に立ち向かう。舞や奏、麗華の援護もありのバトル描写
・最終的には愛の力wで勝利。清彦、尋巳と結ばれる(ラブラブH)
こんなんどうでしょう?あちこちに個人的な趣味が露呈してますが…w
今日は時間無いのでまた明日、これたら来ますノシ
>>141 だよな
これは素直に誉めるべきだと思う
書き手の皆さんグッジョブ!
なんだかんだで凄い事だよ
意外と面白かったしね
書き手の個性が表れててよかった
引き続きヲチさせてもらうよ
>>143 さあ早く執筆に入るんだ
そこまで考えたんなら当然自分で書くんだよな?
私も多少なりと合作経験のある書き手として、このスレの様子は興味深く拝見しています。
そこで皆さんに質問なのですが事前に設定の開示等を行わずに完結した一次SSをこのスレに投下し、どなたかによる続編や外伝、或いはシェア作品を待つという行為は問題でしょうか?
・続編や外伝が投下された後、そこの部分は最初のSSに書いてませんでしたけど
○○なつもりでしたと原作者が設定を後出ししたりして続編や外伝の内容の修正を求めたりしない
・自分の望む展開にならなくても文句を言わない
・自分が書いた元ネタより二次創作の方が人気出てもめげない
それが出来るならいいかもしれないけど出来ないなら泥沼だよな
>>146 別スレか他所にうpしてリンク貼るって形でやれば?
長さにもよるかもしれないけど、話し合い中心のスレに
脈絡なくポンと長編投下されてもウザがられそう
そもそも続編や外伝を書きたくなるようなSSでなければいけないわけだがそんなの書けるのか?
想像の余地のある世界設定、キャラを掘り下げたくなるような脇役
クリアすべき基準は結構高いと思うんだが
つかよっぽど面白いSSでもない限り誰も書いちゃくれなさそうだけどね
被ったw
>>146です。
皆さん仰るとおり起点となるSSの魅力が非常に重要となる訳ですが、一次スレ過疎化の進む昨今、ひょっとしたら該当スレより此処に投下したほうが面白い展開が期待出来そうかな、と勝手に思った次第です。
では御指摘のように唐突に長編を投下するのではなく、『こんなの書きました』くらいの感じでリンクを貼るのは許容範囲、そしてもし幸運にも関連作品を書いて貰えた場合、設定や整合性についての変更要求はNG、という認識で概ね宜しいでしょうか?
新企画よりまずは清彦どうするかだろ?
>>143の旅の空編採用にイピョウ
実際問題エンディングは一番うまい書き手が書くべきだ
今から新しく参加したい書き手もおらんだろ?
>>152 やってみれば?面白いSS読めるならこちとら大歓迎
ごめん。スレ違いだと思う。
ここは合作研究スレなので書くなら共同作業という形になると思う。
ここで書いても必ずしもちゃんとした批評がもらえるわけではないので
該当スレで書いた方がいいと思う。
ここにだって荒らしやアンチが来てるんだし結局この板で書く限りは同じだよ。
合作の企画から設定、執筆という形なので、それをなくしたらこのスレの意味がなくなると思う
>>153 いや待て落ち着けよw
>>143の中身を文章化した場合の容量と、執筆に要する時間を想像したか?
んで、その間は停滞か? それともゴトー氏抜きで新作進行か?
>>143 ゴトー氏にお尋ねしたいが、まさかコレを一人で書き上げるお積もりで?
他スレと平行して?
>>156 >ゴトー氏にお尋ねしたいが、まさかコレを一人で書き上げるお積もりで?
それでもヤツなら・・・!ヤツならやってくれる・・・!
>>146 そういうことをしたいのなら
そういうスレを立てなさい
ここでやられても迷惑なだけ
臨代氏が決めてゴトー氏が書くなら別にOKだと思います
私もこの企画は応援してますので期待してます
前スレ
>>519です。
いや皆さん見事に書ききりましたね。途中なんだかんだはあってもこうして
本編をつなげられたというのは、すごいことだと思います。
そしてエンディングですか。私もお話としては、父の敵を討って清彦さらに
成長、オレ達の旅はこれからだって感じが良いと思います。思いますけど。
総力戦となると、エロをどうするかはやはり問題なのですよ。そして旧妹担
当氏に、悪霊の力で全員エロエロになっちゃうネタを使われちゃった、とい
うのが残念。いえ旧妹担当氏を責めているわけではありません。でもちょい
タイミングがね。
ぼくのかんがえたさいきょうのえんでぃんぐ(旅だったことにはなってません)
・ 麗華+軍団がとある霊力を発見して、退魔に向かう
↓
・ 同じ頃、千明 奏率いる部隊も霊力を察知。清彦・尋己・舞に現場へ行けと指示
↓
・ 清彦・尋己・舞が着くと、麗華達がいる。だが様子がおかしい
奏が登場し「現れたわね、父を殺した悪霊!!」
Ω Ω Ω「な、なんだってー」
麗華はすでにエロモードで清彦にすり寄ってくる「ねえ清彦、ここでもう一回、しよっ?」
ふと見ると、尋己・舞がゆり百合モードに突入。清彦もエロエロモードに巻き込まれ麗華とパコパコ開始
奏もエロに入って、清彦は両手大忙しでもOk
↓
・ 「フハハハハ、カイラク コソ ワガ ヨクボウ。カイカン コソ ワガ チカラ」
↓
・ だが悪霊に誤算というか偶然の歯車か。尋己・舞の百合によって、消えていた尋己の力が復活。
そこはヒロイン補正で、なぜか尋己のみが正気に戻る。
↓
・ 「これは…悪霊よ、わたしの元に来なさい。そして私の体をむさぼりなさい!」←ここらは旧妹担当氏あたりのネタでもOk
「グググ、コノ ミコ ニ ヒキヨセラレル。イイダロウ ソノ カラダ クッテヤル!」
↓
・ 麗華と一線終えた清彦がふらふらと尋己に向かってくる。
「いいですよ。わたしとしましょう」
↓
・ パコPaco。その間は他みんな気絶でもいいし、壮大3P百合をやらせても
↓
・ めでたく絶頂。退魔Ok
「祓えたのか…おれたち」
「ええ、清彦さんの力で。でも…最初に麗華さんのところにいくなんてーっ」
「こらーあなたたちいつまでくっついているおつもりですの。いますぐはなれなさーい!」
「お兄ちゃんどいて!そいつ殺せない!」
めでたしめでたし
というイメージ。今はこんな感じに近い旧妹担当氏SSでENDでも、もういいやー。
決して投げやりではありません。あれはネタとしても、ヒロインをうまく立てたという
意味でも、結構ちゃんとエンディングになってたなあ、とも思うのです。
私個人の結論:無理にエンディングいらなくね?
161 :
143:2012/12/07(金) 08:11:10.61 ID:6jvFIxR2
私がスレの主旨を読み違えてましたね。大変失礼しました。
ゴトーマンセーが多すぎてひく。
ゴトー抜きじゃ新企画できないとか
ヤツなら大作でもやってくれるとか
一番うまいとか…
やっぱ自演なんじゃねーの?w
>>161 別にいいんじゃねーの?
あんたのやりたい事だって合作のひとつの形じゃん
ここは合作のやり方を研究するスレなんだろ?
合作の色んな形を模索したっていーじゃねーか。
頭固いヤツが多くていやんなる。
>>162 企画開始から既に書き手の半数が離脱、残りが僅か二名という現状がなければ楽観視も良いだろうけど
仮に次のアイデアを実行に移し、運良く書き手の立候補があっても経験者がお嬢様担当氏一名で大丈夫かね?
ゴトー氏に関しても、次回以降もサブ枠に留まる可能性すらある
まぁ同意
少なくても戦力を分散出来きるだけの余裕はないっしょ
言い方は悪いけど、ここじゃ名無し=責任負いたくないと捉えるしかないし>俺自身も含め
>>164 >名無し=責任負いたくない
私自身もそうなのデース。飽きっぽい+浮気性なのデス。
最近中二病なのdeath
書き手が書きやすくて、色々意見を言い合って合作できる環境を作るのが先かとも思ってしまいます
トリなしでも519さんはちゃんと書いてますしサブ枠でもゴトー氏はトリ付けても書いてます
とにかく次の企画するにしても先に反省会した方がいいと思います
自分も途中でこれじゃない感がして参加見送りましたが
本枠の人が必要以上に負担を追った気がします
各自楽しんで書けたのかが疑問です
ナポリ氏もお嬢様担当氏も妹担当氏もしばらくトリ見せませんし
個人的には参加見送った人が参加したいと思えるシステムにして欲しいと言うのが本音です
>>156 皆さんのお許しが出れば書かせていただきたいと思ってますよ。
なんというか、波ってあるじゃないですか?
いま波が来てるのですが、もう少しで終わりそうな気もしてるので
その前に色々書いておきたいなという気持ちもありましてw
>>143のプロットそのままであれば2〜3週間は頂ければと思います。
あのプロットにご意見頂いて修正していくとなれば年またいじゃうかな…
>>166 >参加見送った人が参加したいと思えるシステムにして欲しい
私は今回、楽しく参加させていただきましたので、
参加を見送った方の気持ちは想像するしかありません。
故に参加したいと言う気持ちはあるけど今回は見送った方、
その理由や「こういう形なら参加したい」という改善案を
ぜひ書き込んでいただきたいところです。
臨代さんおよび皆様にお願いします。
私に旅の空編を書かせて下さい。そのためにスレ進行が停滞するのであれば、
今回の反省点や改善方法、今後の企画をどう考えるかの議論を進めてください。
そして、また面白そうな企画になれば、ぜひ参加させていただきたいと考えています。
>>167 お恐れながら貴方の意気は買いたいと存じます。
情熱も評価させて頂きたいと申し上げます。
貴方の英断は、間違いなく貴方がスレッドや作品を想った故の事でしょう。
ただ、ご呈示頂いた内容量の物語が完成し発表された場合の影響というものを今一度、ご一考頂けませんか?
貴方お一人で製作された内容量と、他の方々との連携で発表された物語との内容量とのバランスは?
その結果として周囲の方々が持つ、一連の物語への印象は?
最終的な合作としての評価は?
次回以降でのスレッドでの貴方への依存度は?
他の書き手の方や臨代氏との発言力の均衡は?
新しい書き手の方々が参加なさった後の自由な発想への影響は?
もちろん、未熟な私の浅慮であり余計なお世話かも知れません。
また聡明な貴方の深慮が私の及ぶ範囲を超えており、それが作品に反映されるなら無礼極まりない物言いでしょう。
>>164氏の仰ることも事実ですしw
ただ、出来ましたら私の短絡的な憂慮にご一考を頂ければ幸いに存じます。
そして、その上で製作をされるのでしたら心からの声援をお送りさせて頂きたいとも思っております。
長い揺れでした。皆さん、大事ないですか?
>>168 仰ることは理解できます。ですが、正直そこまで考えていませんでした。
スレや作品を想って?いえ、自分が書きたいと思ったから…
つまり、ただの我儘です。
自重を求める声やエンディング不要論が大勢を占めた場合や、
先のプロットへのダメ出しがあった場合はもちろん引っこみます。
申し訳ありませんが、いまはそうとしか言えません。
読み専の立場から言わせてもらえば
>>168の懸念は正直どうでもいい。
ただゴトー氏の投下があった場合のトータルイメージとしては
今回の合作は確実にゴトー氏メインに見えるだろうね
それを良しとするかどうかは参加した書き手と臨代氏が決めることで
外野が口を出すことじゃないかもしれないね
今回、直接参加していない住人も、次以降の書き手になる可能性はあるから
全くの無関係とは言い難いし、その辺の声をある程度は汲んだ上で
最終決定は書き手さんと臨時代行さんとの合議でいいだろうね
個人的には少なくとも書く意欲がある書き手を止めることほどではないと思う
他のスレとは違って住人は(経験等の差はあれ)書き手経験者の割合が多いだろうし
書いたものやスレでの言動以外の面で、過剰に持ち上げ過ぎることは無いんじゃないかな
むしろ、これまでを見てもうるさ型が多いので、なにかやってしまえば簡単に手の平が返される
あくまで外野からの声の一つとしては、意欲ある申し出は受けて欲しいところ
待ちの間に、再投下なり次の企画を練り始めるのもいいと思う
むしろ
>>143を第二部みたいな感じにするのもありじゃね?
一人で占有するには多すぎるしこれだけ内容が確定してたら想定外()もないだろ
キヨヒコ編外野としては、ENDに関しては現メンバーに任せつつ
>>167の言うように今回の反省点や改善案を挙げていくのがいいんじゃない?
>>166 心情的には同感
でも書き手同士意見言い合う合作って、互いに過去作品知ってたり信頼関係があってこそ成り立つものだろうし
相手の好みや筆力がわからないとネタフリも難しいだろうから匿名掲示板でそこまで高望みは出来ない気がする
というかまずナポリたんが言い出した「相談しながら小出しにして書き進める」って難しいんじゃないだろうか
自分の場合だけど、書きはじめたら何を書きたいか頭の中で決まってぼんやりした予想図が出来てくる
それを追いかけるのに精一杯になるから、スレで相談したりSSに他人の意見を反映したりする余裕はなくなる
ましてや未完成のSSの一部だけ出したりしたら後で修正しづらくて困る
まあ、合作ってしんどいものだと思うからみんな一人残らず楽しんで満足とまでいけるかは分からないけど
今回鳥ありと鳥なしの間の温度差だったりスレのギスギス感は傍観してても実感したし、
参加しやすくて書き手がやりやすいようにシステム変えたほうがいいと自分も思う
清彦をどうするかはもう臨代含め書き手関係者のみで決めるべきで外野は口出すべきではないと思う
複数の書き手が参加しやすい企画っていうと蓬莱学園みたいのしかないんじゃない?
みんなで世界っていうと大変だから学校もしくは国、街でもでいい、ある程度限られた空間を作る
そこに書き手それぞれでキャラを作って投入し物語をつむぐ
基本作られたキャラクターは他の人も必要が有れば(作成者に断りを入れた上で)自作に登場させることが出来る
みたいな。まぁこれを合作といっていいのかわからんが
>>174 前スレでも話題に上ったシェアワールド方式になるのかな、それ
合作の形式ざっと挙げてみる
・合作形式
(ストーリーとパートごとの担当書き手を決め、割り振って書く。清彦はこれに該当)
・シェアワールド形式
(世界観や設定を共有した上で各人が好きに物語を書く。vip板で祭り形式と呼ばれている。
不測の事態が起こってもコケにくく多人数向きだが合作全体としての完成度を重視するなら不向き)
・リレー(連歌)形式
(いわゆるリレー小説。前の人が書いた内容を受けて次の人が書く形式)
ひとつのストーリーを手分けする合作形式だとどうしたって統括ディレクションが必要になるよね。
シェアワールドによる競作という形の方が皆が幸せになれるような気はするな。
何もナポリ式合作にこだわることはないんじゃないの?
まだ早いかもしれないけど、一旦シェアワールド式前提でシステム改善案考えたのでうp
叩き台にしてもらえたら嬉しい
@の段階で
>>146さんのような書き手にストーリー案という形でSSを出してもらうことも可能
キヨヒコ反省点
・ルールに関して議論が不十分なまま進んだので、後になって不満が上がった
・ストーリー原型(前スレ
>>59とか
>>163〜166)は細切れな案を取捨選択なしに羅列・分割したものにすぎない
・他人の作ったストーリーをそのまま分担して書いて楽しめるのか? と何人もの指摘があった
↓
新合作システムβ版
@期限を決めてネタを出す。ストーリーや設定の案がある人は細切れにせずまとめて投下、箇条書きでも文章でも可
ネタ出しする人の心得
・自分の設定やキャラが他人の手でどのように改変されても文句を言わない
・他人の案と競合した結果採用されない場合があることを了承する
・原作者主張をしない
A@で出た案の中から面白そうなものを話し合って選ぶ。ネタ決定
Bルールに関して確認、問題ないか議論して決定
C話し合いに参加したメンバーの中から今回の合作リーダーを他薦で決定(トリップまたはレス番号を指名)
必ずしもリーダー=採用ネタ案を出した人でなくてもよい
リーダーは以下二点を申告する
・PCの前に座っていられる曜日や時間帯=議論や話し合いが可能な時間帯
・今回の合作に費やす予定の期間
D締め切りの日付と投下作品の縛り(特殊性癖をどこまで許容するか等)設定
自由競作の形だが整理のため書き手はトリップをつけて立候補する、制作開始
E制作期間中はスレで雑談可、小品等も投下可
F締め切り一週間前にリーダー中心に点呼(飛び入り参加も可)
既に書き上げた人が先になるように投下日を分散させて決める
G投下(完成)→拍手!
その他
・D以降で議論がまとまらない場合はリーダーとトリップつき書き手で多数決を行う。
・中傷や自演認定は創作の妨げになるため禁止。
・Eで決定した締め切り後、必要ならばロスタイムを設ける。
ロスタイム終了時=最終リミットが来たら次の企画に移行する。
・進行中で困難だと判断されたルール等があれば臨機応変に変更ないし削除する。
>>174 同意
どうするかは書き手らが決めるべき
外野は黙った方が良いと思う
清彦はここまで注目集めたらある意味大成功でしょう
蓬莱学園調べたけど面白そうじゃん
色々試したら良いと思う
清彦方式は破綻する可能性の方が高かったのに続けられたのは書き手がちゃんと続けたからで
同じ形式でやっても続くかは疑問だな
見てる感じじゃ書き手の負担が大きすぎたと思う
いつ破綻してもおかしくなかったし
>>175 面白いものが書けるならどの方法でもいいのは当たり前なんだけど
その前提でどれがいいのかって話だね
最初にも議論になったけど(3のリレー方式は細切れになるからきついと思う
せめて3レス以上5レス以下とか制限付けるかしないと
シェアワールド形式はしたことないな
完成度が低くなるのは人数が多いからかな
その中でも書き手の差が出るだろうし整合性も取れないと思うし
>>177 ・反省点について
・ルールに関しても議論はちゃんとされてたと思うよ
設定厨になりそうなところをこれ以上やってもよくないってことで始まった
この設定の時に企画が良くないとのことで脱落者多数(自分も)
・完璧にプロット決めるのは不可能だし悩み始めたら書けないって結論だった
だからよくある設定でも生かすも殺すも書き手次第ということでスタートした
・あと他人のストーリーをそのまま分担して楽しめるかって話も軌道に乗れば大丈夫と言ってた
結果的にちゃんと軌道に乗ったけどメイン書いた人らはきつかったと思うよ
自分も合作経験あるけど責任でかいから
締め切りとか義務感で泣きなくなった経験がある
コミュニケーションちゃんと取れてこれだから
満足に取れない状態だともっときつかったのでは?
設定SSや外伝的なものはメインに乗っかれて書きやすかったけど
でも今回は
巫女
幼馴染
お嬢様
妹
メイド
文学少女
と多岐に渡ってるけど基本巫女モノだよね
次はどんなのにするんだろう
まだ時期尚早かな
新合作システムについてはなんとも言えない
これって清彦システムとの違いはどこ?
リーダーを他薦するくらい?
もうちょっと議論していけばいいのかな
ごめんシェア方式(祭り方式?)は見たことないので
シェアならやる
結局のところさ、シェアしたくなる魅力的な世界が作れるかどうかって事になっちゃうんじゃないの?
自分の場合はシステム云々以前に清彦の世界観で萎えたからさ。
合作だろうが競作だろうがリレーだろうが同じ事のような気がするんだ。
魅力を感じた作品でなきゃ二次SS書きたくはならんだろ?それと同じ。
システムより先に考えるべきはどんな世界(舞台)でなら、どんなキャラでなら、どんなシチュでなら書きたくなる書き手が増やせるか?じゃないのか?
シェアの最大のネックは、クロスオーバーをどうするかだよ。
これを外すと単なるアンソロジーか、皆が好き勝手に書く番外編的な同人誌の羅列になる。
だが入れるとキャラの取り合いか、シチュ論争とか設定論争に発展する。
とは言っても連作システムを継続しても書き手の力量が顕著になるだけ。
また今回のような様相になるが、これは読み手を意識して校正作業を行いにくい空気があるから。
此処は書き手が試行錯誤を繰り返す場所で、本来は読み手なんて知ったこっちゃないというスタンスなのだがw
これらの問題をクリアする最も有効な手段の一つが、編集者の強権なのだが
>>74的な懸念もある。
難しいねw
今度は中世っぽい架空の世界でやってみるか
あと、どちらのシステムでも書き手間の発言力(=実績度)の大小が多様化を阻害するという問題もあるか。
なんだかんだで一番腕が良くて人気のある書き手の世界に引っ張られる傾向が。
>168の言いたいのも、この辺りか?
そしていつしかエロから逸脱してゆくのもシェアの宿命w
でも『読み手なぞ知ったこっちゃない』という姿勢は支持したい
>>183 >一番腕が良くて人気のある書き手の世界に引っ張られる傾向が。
げんなりするなあ、それ問題?
仕方ないというか当たり前だろ、そんなもん。
解決策としては、その一番の書き手には本編書かさずにディレクションだか編集者役をさせる手はあるけどな。
統一感も出て全体の底上げも可能になるだろうね。
177です
>>178 レス&指摘サンクス
こちらの言い方が曖昧だったかもしれないので補足
「ルールに関して議論が不十分」で自分が言いたかったのは、
企画のベースとなるナポリ式合作ルール(システム)がやりにくいと何度も指摘されてたのにそのまま突っ走っていた事
>>178,180
前回、まず面白い世界観を作ろうという話で100レス超える案が出されてまとめた結果(前スレ
>>59>>163〜167も自分でした)
「学園ラブコメ退魔宗教エロバトルアクションキモ姉妹もの」になって自由度が足りないとか決めすぎになってしまった
その件は最終的にどう書くかを書き手に任せることで落ち着いたけど、
書き手に丸投げする以外解決法がなかったってことで、結果書き手の負担が増えたのが問題だったなと認識してる
だから最初の段階で書き手複数人(
>>146含む?)が、自分の面白いと思う渾身の案をまとめて投下→その中から選びとる方式にすれば
最大の問題の「魅力あるストーリーにする」という点で前回より改善できる可能性があると思った
>>185 問題だろ?
逆に余裕がない書き手の意見を最優先で拾い上げる位の気持ちじゃないと
自信がない奴が軒並み逃げ出してかねん
それで結局は前回の面子の残存のみとかw
余裕が或る書き手が最大限の自重して新規に合わせてゆけば
新規は自分が書きたい物が書ける
古参は新規に合わせて挑戦する
で両者均等のスタートラインに立てないかね
やっぱり大多数の人はこのスレを合作発表の場、と捉えてるの?
自分は勝手に、例えば『耳フェチスレにこんなの投下しました。ノークレームでシェア可』
↓
『鼻フェチスレ』で続編書かせて貰いました』
てな感じで板すべてにおける合作連作の基地としての運用を想定してしまったんだけどやっぱりスレ違い?
議論のための議論をするスレw
書き手が集まってるってんならどんどん案を投下すりゃいいんだよ
システム先行したって意味ねーよ
ネタによってシステムも変わってくる
システムで縛ってもろくな中身にはならねーよ
>>185,187
結局同じ事言ってるように見えるけど?
>その一番の書き手には本編書かさずにディレクションだか編集者役をさせる
っていうのは、要するに
>逆に余裕がない書き手の意見を最優先で拾い上げ
>余裕が或る書き手が最大限の自重して新規に合わせ
るって事だよな?
一番の書き手=余裕がある書き手に本編を書かせるか否かって部分が違うだけで
底辺に合わせてレベルさげさせようって意味だろ?
それ、面白いか?楽しいか?書く方も読む方も、さ。
お手手つないでゴールインなんて。
手段と目的が逆転してないか?
>>189 ぶっちゃけ、読み手なんていう曖昧な存在置いてけぼりにして書き手が楽しもうって新しい試みだからね。
今何スレ消費しても議論する価値はあると思う。
>>190 挑戦ってのは面白いとおもうがね、そりゃ背伸びにも限度はあるだろうが
書かない奴の都合なんて知らんぞw
193 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/08(土) 13:35:03.33 ID:IyVEoj7W
つか、チーム戦闘のスレだろうにw
舞台考えようって意見出てるんで簡単だけど募集用テンプレ
異論なければこれでよろしく
文章でも箇条書きでもリンク貼りでも、自分で書いたものなら何でもどうぞ(パクリはNG)
〆切は12/15(土)正午
>>194 せめて臨代氏を待った方が良いんじゃね?
>>195 臨代のスレかここは?
次の企画は次の有志がやればいいだろ?
俺も考えようっと。
>>196 臨代氏が仕切りを委任されたスレだが何か?
気に入らないなら手順を踏めよ
臨代氏の意思を確認した上で、引き継ぐなり分離するなり決めれば良い
少なくとも言い出しっぺが自分勝手に次々と企画を立ち上げるべきじゃないね
198 :
196:2012/12/08(土) 15:02:09.35 ID:jGlAESli
>>197 >臨代氏が仕切りを委任されたスレだが何か?
清彦に関してであってスレの全ての仕切りを委任した覚えはないね
ま、企画乱立したところでその中からうまく立ち上がるのが何本あるかw
そこんところから試行錯誤するのも悪くないんじゃねーかと思う訳さ。
>>198 それは君個人の主観だね
どちらの意見が正しいか、24時間ほど他の意見を見るって言うのはどうかな?
特にスレを本筋を支えてくれてるコテハン諸氏の
201 :
196:2012/12/08(土) 15:20:12.76 ID:BIDqNeYz
>>200 異論はないけど「賛成!清彦に決着がつくまで次の話はしないよ!」ってヤツもいないように見えるけどねw
俺は別にいきなり異議を申し立てた訳じゃない。次の企画を考えたいって書き込みが増えてるから、なら考えようぜっつってるの。
それに一応の決着はついてるんだよ、清彦には。後は外野が口を出す事じゃない。
だったら次の話をしたって良かろ?それがしたくてうずうずしてるヤツは何人もいるんだからw
>>201 議論には順番があるんだよ
まず、臨代氏が「清彦編」のみの仕切り担当か否かだ
その前提条件が確定しないと次の企画を自由に初めて良いか否かが変わってしまうからね?
というわけで暫く意見を募ろうじゃないか
203 :
196:2012/12/08(土) 15:35:13.41 ID:AhUCKtco
>>202 いや、別にあんたと議論するつもりないもん俺w
俺は
>>194の案に乗っかろうかなと思っただけで。
その募集に乗っかるヤツが多けりゃそこから新企画とそのための企画の進行役も現れるさ。
集まらなきゃポシャるだけ。そんときゃプゲラしてくれりゃいいよ、別に。
言っちゃ悪いけど空論ばっかだよ、このスレは。
書きたいものを持ち寄るとこから始めなきゃいつまでもそのままだと思う。
>>194,196を支持する。
>ID:zkqGu5Ig
臨代氏は清彦の仕切りをナポリに代って代行してるだけと思う。
次の企画にまで口を出す権利も義務も無いと思うが。
>>203 それは異な事を仰る
>>195に対して
>>196の異論でスタートしたよな?
現状で空論に見えるのは、ゴトー氏の最終話開始に関して臨代氏の結論待ちの状態だから
つまり反省会&草案を出し合ってる段階だからだね
>>204 早速のご意見ありがとう
余談だが、このスレはナポリ氏の意向を受けて代理の人間が「合作研究」という目的で立てたスレが源流になってる
その第一弾が「清彦編」というのはご存じの通り
そしてナポリ氏が途中で失踪し、ナポリ氏自身が定めたレス無し猶予期間を過ぎたために離脱と判断され
その後に臨代氏が「合作研究」という目的で立てられたスレを臨時代理として仕切ってる
俺の意見は、この過程を基にしている
繰り返すが、別に新企画反対と言ってる訳じゃない
>>195参照
せめて臨代氏の意見を待って、始めるなら足踏みを揃えてから気持ちよく始めた方が良いと言ってるだけ
その方が余計なトラブルも発生しないし、何より総意を集約しやすいと思うからだ
如何だろうか?
最低限、まずは今回のがここで終わるのか
>>167案で書くのか決定した上で、
次に舞台設定を話し合うかシステムを話し合うかを決めないといけないだろ
少なくとも臨時代行を名乗り出た人の意志ぐらいは確認するのが段取りだ
先に進めたいのもわかるが、なにを置いてもそれをしたいというなら、自分で進行役になってからすればいい
船頭が多けりゃ舟は山に登ってしまうし、船頭がいなけりゃそもそも舟の行き先もままならんよ
個人的な意見は
>>131で書いた通りで、ゴトー氏最終投下後
まだ3日も経過していない。週末しか来ない人もいるだろうし
もっと言えば週一・月一しか来ないなんてのもいるなら1week
くらい待っても、とも思うんだけどね。さんざん投下待ちをして
きたんじゃない。
・ 清彦編のエンディングは、書きたい人がいるなら書けば良い。SS投下板なんだし
・ 次回案・次回システムの議論もしても良い。ただスタートそのものは、清彦編に
一応の決着が着いてから。決着の判断はもうちょい待ってもいいんじゃなイカ
ってスタンス。
次の企画がどうなるかは住人全員が気になるところだろうけど
〆切や納期があるでもなし、それを急ぐ理由は感情以外にないし
まあ拙速よりは巧遅ぐらいでいいと思う
それに臨時代行の権利や義務云々をいうなら
少なくとも口を出す権利は誰でも持ってるよ
それが無いのは逃げ出した誰かぐらいだろう
様々なご意見、痛み入ります>俺が言って良い台詞じゃないような気もするけどw
スレを読み返していて気付いたのですが、お嬢様担当 ◆dhNA4nxK9Aは如何お過ごしでしょう?
そろそろ一週間かと存じますが
敬称が抜けてました>お嬢様担当 ◆dhNA4nxK9A氏
臨代氏に気を使っているようでいて、
義務を押し付けているように感じるんだがな。
>>209 >〆切や納期があるでもなし、それを急ぐ理由は感情以外にないし
締切や納期があるわけでもないからこそ、感情に任せて急ぎたいなら急いでいいと思う。
とっとと次やろうぜ、こういうの面白くね?という流れがあるならやればいいと思う。
が、そういう人が少ないならやる事は無いけど、なんかツマンネ。
足並みそろえるのも大事かもしれないけど勢いも大切だろ?と思う。
なんというか、やる気をそがれる流れが多いスレだなあ。
思い立ったが吉日って言葉もあるしなあ
理屈屋さんの多いスレだよホント
はい先生、ポルチオ責めが読みたいです
書き手二人が同じネタ(もしくは連続もの)を書こう、という時点で
ルールが発生する、というのは、人間というシステム上必ず発生
することだからなあ。
そのルールの基準は人それぞれで違って、これまた当然。
このスレの急進派(?)だけでスレをやったとしても、ルールの衝突
は発生するだろうね。
何を言いたいかというと、やりたいようにやればいいじゃん。
今のエロパロスレで一週間スパンも待てない程度の熱は”三日麻疹”だよ
読み専様()だろw
それこそ投下の経験すら怪しいレベル
どっちもどっちだよ
つか蓬莱学園のスレ立てれば?
だめなん?
>>ゴトー氏
私に否はありません。ゴトー氏が目立つという意見もありますが、前スレ
>>210では参加した書き手さんからEDの担当者を選出する予定だったので、それはある意味で予定通りなのですから。
しかし、“相談”ともあったので他の書き手さんの意向も聞きたいところ。
私は
>>140であのように言いましたが、反対意見も無いので妹担当氏のEDを前提とします。
その上で改めて他の書き手さんの意見を伺うため、明日から一週間ほど(12/16 23:59まで)時間を取りたいと思いますわ
(但し、お嬢様担当氏と妹担当氏が現れた場合、その意向次第で一週間以内に開始もありうる)
(また、期間内に発言がなかった場合、賛成と仮定する)
>>202氏
前スレで進行役臨時代行に立候補した私ですが、あくまで(退魔士キヨヒコ)進行役(ryのつもりで、(SS合作研究スレ)進(ryのつもりはありませんでした。
今作で臨代に就いたのは自分の出したキャラ名が採用されたりして愛着があったから。
次作ではネタを出したりするだけの一介の名無しに戻りたい、というのが正直な心境です。
このままこのスレが清彦エンドパートを投下するスレとして続行するなら
次の合作企画を相談、開始するスレとして次のスレを立てたら?
そうすれば両方を同時に進行できるでしょう
あほか
この板は即死を回避したら圧縮が来るまで落ちないんだぞ
用が無くなって過疎れば落ちるような他の板とは違うんだ
無為にスレを増やすべきじゃない
これでとりあえず今回分の進行予定決定は一週間空きができたし
臨時代行さんの今後の意思確認もできた
それなら当面は次の企画予定を進め始めてもいいんじゃないかな
舞台設定なりシステムなり次の進行役なりと
>>194の募集に乗るかどうかかな。
194は募集に集まったものをまとめたりして仕切るつもりがあるのかな?
バラバラに動いてしょうがないしな、新たな仕切り役が欲しいところ。
>>194氏が次代の仕切り役でいいっしょ
昔から2ちゃんには「言い出しっぺの法則」とい慣習もあるし、既にコテハンも付けてくれてる
禿同
思い立ったが吉日と言ってる人もいるし、スレと時間を遊ばせるのも勿体ないし
とりあえずは
>>194に暫定代行をお願いしよう
取り敢えず清彦はもういいよ
飽きた、と言うかつまんね
とっとと次いこう、次
じゃあ194の仕切りでリスタートということで
ども、177=194です
ストーリー募集宣言した際、清彦合作との兼ね合いまで考えが至らずお騒がせしてすみません
前回もシステムに関して色々口出ししたこともあって思うところもあるので
出来る範囲で次の合作のサポートをしたいと思ってます
ルールですが実験的に
>>177(β版)を使わせてください
>>177によればまず最初にネタを募集して決めてから(@A)
↓
システムに関して、どのように合作していくか再度整理する段取りです(B)
書いた通り合作リーダーはBまで決まった段階で他薦がいいと考えているので、
自分はその正式なリーダーが決まるまでの暫定舵取り役兼清彦合作との暫定均衡役のつもりです
【募集用テンプレ】
文章でも箇条書きでもリンク貼りでも、自分で書いたものなら何でもどうぞ(パクリはNG)
細切れにせずまとめて投下推奨
〆切は12/15(土)正午
>>230 ありがとう!
ストーリー案一つ出します
下の案↓じゃやだって人はぜひアイディア下さい
※システムに関する改善案やご意見、
シェアードワールドについて思う事等あれば後の話し合いの争点として出来るだけピックアップするので
早めに言って下さって大丈夫です
ですが流れはストーリー案出し中心という事でお願いします
火曜か水曜の夜にまた来ます
募集用テンプレは
>>229、ネタ出し者の心得は>>177-@を参照
そしてスレスト状態へ
〜 長らくのご愛読ありがとうございました 〜
「クラブ・エローラ」
日本国内某都市の繁華街裏通りにある有名な性風俗店。
現代的なオフィスビルの中にあるが、中は空き地風部屋、実験室風部屋、独房風部屋など
変わった内装が施された部屋も多い。AV撮影場所としてもよく使われる。
共有する世界観=架空の性風俗店
シェアードワールド的コンセプト…世界が小さめなのでたぶん楽。
背景描写をそこそこにして3〜5レス程度(
>>178氏のご意見)の短めのエロSSが書ける。
プレイは従業員同士でも従業員と客、従業員とロボでもAV撮影ネタでも。
話を広げたいならライバル店を作ったり、トラブって警察介入させたり。
但し風俗の話という設定上、恋愛で萌えるストーリーにはしにくそうなのが難点。
共有キャラ一覧
・ヴラジーミル鷲尾(43)
クラブ・エローラ店主。がめついが商才はある。他人の秘密は厳守するが、
自分のわりとどうでもいい話(最近買った食器の銘柄とか絵画やインテリアの趣味とか)は饒舌に語る。
ロシア生まれの母親の手ひとつで日本で育ち、少年期は金銭的に苦労した。
未成年もいる従業員に性行為をさせて金を儲けることに抵抗のない価値観の持ち主。
普段は冷静で丁寧な口調だが、感情が昂ぶると英語スラングまじりになる。
・天宮(あまみや)詩織(22)
クラブ・エローラ一番の売れっ子。B85W58H88と抜群のスタイルに品のある顔立ちの美人で、劇団に所属している。
黒髪セミロング。劇団では演技力を買われてヒロイン役より個性的な役を演じることが多い。
店ではナース、女教師、会社員などお姉さん系コスプレをほぼすべてこなす。
鷲尾に直接スカウトされ最初は断ったが「演技の勉強になる」と入店。
しかし店で色々なプレイを覚えるごとにSM両刀かつ男女両刀に目覚め、後輩指導に励んでいる。
普段の口調はざっくばらんで、演技モードに入ると女王様口調〜事務口調まで自在に変化する。
・試作品三号
店の規則違反(客を怒らせる、客の要求したプレイが出来ない等)をしでかした従業員は
店の地下反省室でロボによる快感漬け地獄を味わうことになる。ロボ自体意思をもたず会話はできない。
ロボは二度の失敗(開発途中で壊れた)を経てバイブ、ローター、触手、アナルバイブ等を備えた完成作となった。
現在、試作品四号が開発途中。
ほか、鷲尾の友達の博士とか鷲尾の腹心の黒服とか従業員の体育会系JKとか男の娘とかロリとかどんなのでも任意で追加
お約束な感じの中世西洋風RPG世界の勇者パーティのキャラ(もしくはギルド所属員)っていう設定で
まず書き手(候補者)達が各々好みの女キャラの設定を発表しておいて
他の人が考えたキャラ達を自由に使って好き勝手料理してみるのはどうだろう。
基本的に全て仲間の中の誰か(童貞勇者とか)の妄想とか魔王が見せた幻覚オチということにすれば
俺の考えたキャラはそんなことしない……っていう突っ込みは不要不可、
パーティ内の純愛からハーレム、陵辱、触手、百合、死にネタまでなんでもあり
各SS同士での詳細な設定やストーリーの矛盾等の擦り合わせは必要なくなるという利点がある。
>>22:臨代さん
了解です。ではひとまず12/16まで待ちですね?
>>229:194さん?
いよいよ次の企画ですね?まとめ役、頑張ってください!
案の中から「書きたい!」という人が多かった案を採用…という形でしょうか?
あるいは何人かの書き手立候補があった案はすべて実行に移す…のかな?
私もひとつ案を出させていただこうかと思ってます。
シェアードワールドってのがイマイチよくわかってませんけどねw
細切れ禁止も善し悪しだと思うんだがな
まとまってる方が楽というのは分かるんだが、ある程度纏めなきゃならんとなると躊躇する奴もいるだろうし
一番良いのはこのまま巧くネタが入ることだが、もし入らなかった時に備えて細切れ解禁も頭の片隅に置くことを奨める
確かに簡単に書けすぎるのもよくないね
それならVIPでやるのとかわらなくなるし
リレー小説化すると思う
最低4レス以上とかのルールは設けた方がいいかも
>>237 >>238 ?
そもそも
>>229の細切れ禁止って言葉の意味もよく解んないんだけど、
とにかく“企画案”の投下に関する規定じゃないの?
SSの長さや投下に関して書かれてる訳じゃない…よな?
悪いが
>>233-234ともに、今のところ書きたいとは思えない。
というかスタートとエンドがわからないんだが、こういうもの
なのかな。
清彦編は良くも悪くも
1) 舞台・背景・設定決める
2) 登場キャラを決めて一人ずつ作者決めて創作・投稿
3) まとめてエンド
とスタート・エンドがわかったが、これってただ好きなキャラ・設
定を出していって、好きに書くってことなの?
これが合作なのかといわれたら、コレジャナイ感が強いんだけど
じゃあなんなのかと言われたらオレにもわからねえ。
なにか気づいたら、また意見っぽいことを言うかもしれん。
いま出てる案は合作というより競作って言った方がしっくりくるね
複数作家による競作・オムニバス作品って感じか
でも、それもまた合作のひとつの形ではあるんじゃないかな
むしろアンソロジーに近いね
初期設定だけ守れば、話の前後も他の作品との因果関係も無視して各人好きに書くって感じかな?
どうせ時空列とかも気にしないんだろ?
時系列だたw
>>242氏も仰ってますが、一口に合作と言っても色々なパターンがありうると思います。
次の企画に関しては、今は色々な案を出してあーでもないこーでもないと言うターン…ですよね?
でまぁ、そのためのひとつの話のネタとして、以下の企画案です。
書き手毎に好みのヒロインを設定、得意なシチュで書ける企画は無いかな?と。
シェアードワールドというより、複数作家による連作短編…でしょうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<企画案1> インキュバス物
<コンセプト>
合作ならでは!様々な書き手による色々なタイプのエロが見たい!
共通する設定を主人公の存在のみとする事で、それが可能にならないか?
<主人公>
インキュバスの末裔。女性の夢の中に入り込む事が出来る能力を持つ。
夢の中ではその女性の理想の姿、もっとも性的昂奮を煽る姿として映る。
現実世界では冴えない・地味・目立たない・どこにでもいそう平凡な男。
性癖は至ってノーマル…だが、
様々な女性の夢の中を巡るうち新たな性癖にどんどん目覚めて行く
<夢の中での性交設定>
主人公のインキュバスは実体がある存在。夢の中では万能に近い。
夢の中に入るには、ある程度ターゲット女性の近くに行かねばならない。
⇒忍び込んで寝ている女性の横に寝る/攫ってきて薬などで強引に寝かせるなど
第三者目線では、男女が寝ていて各々勝手にビクンビクン、ハァハァ
⇒もし第三者が踏みこんだら妨害されたりハプニング発生などの展開も出来る
<あらすじ>
主人公はインキュバス一族最後の一人。理想の嫁を探して今日も夢の中へ。
主人公を唯一、素のままの姿で認識できるエクソシストにつけ狙われたり、
サキュバスと一騎撃ちなんて事もありつつ、理想の嫁と出逢えるのか!?
<各話イメージ>
第一話(導入)
・主人公インキュバスの日常や目的の説明。その流れでHシーンも。
第二話〜第X話(清彦の時で言うところの自由枠)
・書き手毎にヒロイン(というか主人公のターゲットとなる女性)を設定。
・ヒロインの日常を描写、主人公がヒロインを見染めるシーン。
⇒ヒロインの隠された欲望・願望の伏線を張っておく?
・ヒロインの夢の中へ!ヒロインの隠れた願望を叶えるHシーン。
⇒実は3P願望があった!とか、腐女子だった!とかetc
・そして現実世界…夢の中とはまるで違う姿の主人公は相手にされず…
再び新しい相手を探して流浪の旅へ。
最終話(エンドパート)
・2〜X話で登場した女性キャラ、あるいは後述のヒロインキャラとの恋の成就?
・あるいは俺の嫁探しはまだまだ続く!でENDマーク?
<第二話〜第X話、例えばこんなパターンetc>
1)甘い甘い恋を願う女の子、歯の浮くような台詞を強要され苦心惨憺の主人公。
2)レイプ願望のある女性編。彼女の夢の中で主人公は分身!ひとりで輪姦。
3)百合な女の子。そうと気付かず夢の中へ入った主人公、女の子の快感を知る。
4)エクソシストの夢の中へ。エクソシストの理想の男性の姿…になるはずが、
現実世界と同じ姿のまま?そう、エクソシストは主人公に恋をしていた?
悪魔の血族とエクソシスト、報われぬ恋の行方は!?
5)百合なサキュバスと同じターゲットを狙う。夢の中で3P対決!
ターゲット女性をイかせられるのはどっち?女のツボを心得たサキュバスに勝てるか?
他にもSだったりMだったり、緊縛だったり露出だったり、シチュエーションやターゲットは書き手のお好み次第。
これだけだとオムニバスあるいはアンソロジー?になってしまうという懸念があるのであれば、
4)のエクソシトとの関係を軸にするとか、5)の百合サキュバスをライバルに設定する等しつつ、
回を追うごとに彼女らとの関係性を進展させていくストーリーにする事も可能かと。
<企画案2> サキュバス物
上記と基本同じような感じで主人公をサキュバス(女性夢魔)に。
夢の中で男をいかせるつもりが、いつも返り討ちに逢うドジっ娘サキュバスとか?
書き手毎にいろんな手練手管でヤりまくって新たな性癖に目覚めさせていく。
…清彦では各女性との関係が一回限りなので開発出来ない!みたいな話もあったので、
エロ担当ヒロインを一人に絞って、各書き手がどんどん開発していこうというコンセプトですw
こちらも同じくヒロインのライバルやら実は昔から好きだった相手などを登場させて、
流れのあるストーリーを構築する事も可能だと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上、2案でした。
持論ではあるが、合作って実は二次創作に限りなく近いと思うのよね。
二次創作は原作(小説・ドラマ・漫画・アニメ等)という縛りがあってその
中で妄想を膨らませる。原作からあまりに逸脱しすぎると、そりゃ叩か
たりするわけで、その分の不自由さがある。
合作の強みは、その縛りを自分たちで決められる、場合によっては途
中で縛りをある程度まで変えられるってところだと思う。
>>233は、まだ練り込みが足りないかなあ。そりゃあくまでたたき台だろ
うから、ここからなんだろうけど。
それと、控え室スレでもたびたび上がる様に、エロだけ書きたい人と、
そこそこストーリを入れたい、パロ>エロにしたい、というニーズも拾え
る設定にしないと、書き手を募るのは難しくなんないかなあ、というとこ
ろ。
>>234で書けない、と言ったのはあまりに漠然としすぎてるから。個人
的には王道中世RPG世界ってのは、悪くは無い。
>>233については、某「ドーン」な感じで。
「『あなたのお悩み解決します(*)』当店では皆様のお悩みを、私ヴラジー
ミル鷲尾が解決いたします。当店粒ぞろいのホスト、ホステスがあらゆる
場面に対応。もちろん個人情報は最大限保証いたします。さあ今夜のお
客様をお迎えしましょう」(*性的なお悩み専門です)
くらいのIntroductionがあったほうが、イメージはしやすいかも。と思った。
(あくまで一例です)
悩みを解決したと思ったら、また新たな悩みが、という話にすればストー
リ系に広げることも可能かと。
>>245世界では、エクソシストとの恋愛みたいなストーリは可能かもね。
ただ清彦編で思ったのは、男(または女)が少ないと、乱交入り乱れもの
好きが入れないんじゃないか、だなあ。これもそうなりそう。
なんだかまとまらなくてスマン。
>>247 構想中の「旅の空編」では輪姦シーンと乱交シーンを想定してたりしますw
>>245も夢の世界をメインの舞台に想定してるのでHシーンに関しては何でもありに出来ると思います。
触手に犯されたいと妄想してる女性とか、乱交パーティで出会った男が忘れられない女性とか…
主人公インキュバスが、複数の人物をひとつの夢の世界に集められる能力に目覚めてもいいですねw
縛りの中で自分好みのエロをどうぶっこむか?ってのも楽しみのひとつじゃないかと思うんですよね。
>王道中世RPG世界
既存世界の二次ならいざ知らず、複数の書き手が共有できる世界を構築するのは至難の業では?
いかに「王道」と銘打っても、人によって王道の捉え方やイメージは千差万別ですしね。
ただ、世界の構築それ自体を楽しもうというのであれば、それはそれで楽しそうですけど。
リレー小説的に繋いでいって必要な設定はその都度作る方法も無くはないと思いますが…
まあ、退屈なだけでつまらない清彦ものじゃなきゃ何でもいいか
>>248 インキュバスは、最後の一人だと思ってたら実は知らないだけで他
にもいましたとなれば、キャラは増やせますしね。そこはどうにでも。
王道中世RPG世界に関しては、その通りで、漠然過ぎなので。中世
だよー剣だよー魔法だよーダンジョンだよー魔物だよーだけじゃまだ
書けないかと。相当絞らないとね。
清彦編も、学園パートで
男子A「やっぱ尋己さんいいなあ、清楚で凜としたところがあって」
男子B「オレは来栖さんだな。あの気品あふれる立ち姿、たまらねー」
男子C「そう言えば少し前中等部にかわいい子が転入してきてるんだよね。名前がたしか『千明 舞』もしや…」
男子A「おい、その女子三名になにかしら関わってるやついるよな。尋己さんと一緒に住んでて」
男子B「なぜか来栖さんから、何度も声をかけられて」
男子C「妹なのか…そんなの、おかすい いかすい さんかくすい」
「「「きよひこ〜〜〜っ!!!」」」
みたいなこともやってれば、また違った展開もあったかも。
============================ キリトリ ============================
>>247では言葉足らずでしたが、例えば風俗店を舞台にするとして
なんでその店に客が足を運ぶのか、というのも無いとイメージが掴み
にくいと思うのです。
リアルでも風俗店を選ぶには人それぞれの理由があると思います。
舞台として設定するとしても
>>247に書いた以外にも例えば
・ 超高級店で男なら一生に一度はいかなければ死ねないと言われるほど有名
・ 超有名ホステスがいる。やっぱり男なら一度は抱かないと(ry
・ 20XX年。民衆から圧倒的な支持を得て女性大統領に就任したア○○○。
彼女は大胆な政策を実行した。深刻化する少子化の原因は性風俗にあると
主張し、性風俗店をすべて廃止。性犯罪者はモノを切り取りGPS埋込による
一生監視。性交は夫婦間か政府に申告した恋人間でなければ許されない。
性風俗は絶滅した。かに見えたが、風俗店は裏社会で絶えずに生き残って
いた
というあたりの設定まで各書き手にまかせるのか、それともここらは設
定として置くのか。
キャラだけでは無くて、舞台も一本立つところが無いと、なかなか読者
も書き手も引き込めないのではないのでしょうか。
と編集者っぽいことを言ってみる。
>>250 編集者キターーー!ある意味書き手より降臨が期待されてるのではないかと…
流れ切って悪いが尋己は部活どうなってんだ?
ナポリパートだと弓道部、ゴトーパートだと帰宅部らしいんだが
>>252 >尋己は部活どうなってんだ?
すみません、単純に私のミスです。
出来るだけ既出パートとの齟齬がないよう注意したつもりなんですが見逃してました。
・尋巳は元々弓道部に所属していた。(ナポリ氏パート時)
・たまに顔を出す事もあるが、現在は清彦の特訓を優先して休部してる。(
>>87)
…という事にさせてください。再投下の際には修正します。
他にも何か気付かれた方いらっしゃいましたらぜひご指摘お願いします。
>>246 これいいな
書き手全員でひとりの女をまわすと考えるとゾクゾクくるわw
終わった作品のことをいつまでもネチネチと……
懐古趣味じゃ先に進めないだろ
さっさと次のプロットに移れ
>>250 >清彦編も、学園パートで
キャラ紹介終わって、実はこれからなんだよな、そういうことが出来るのって。
そういう先を見据えた全体構成が出来なかった事が清彦の問題点というか反省点だね。
そのための編集者役がいなかった事が…という言い方も出来るが。
ということで
>>250、新企画の編集者役は頼んだぞw
今さら言ってみても完結しちゃってるからな
次の作品に活かそうぜ
>>256 やらないよ?
進行役が編集者そのものだと思っていますので、船頭ばかり増やしても
致し方無いでしょう。
初代進行役氏は、ご自身も書きましたが、そこは映画監督でも自分で主
演をやるとか、コンサートで指揮をしながら独奏パートやるとか、リアルで
も例はありましすし、実力さえあれば、それもかまわないかと。
それと清彦編の最初の時は口出しはしていないのですが、ああいう能力
系は「主人公に能力がある」でないとダメなんですかね。
清彦編も、悪霊はびこる世界観で、ある日主人公が不思議な勾玉とかを
入手する。なんとその勾玉は持っている者がSEXすると退魔できちゃうも
のでしたー、でもいいんじゃなかったのかなーとか。
ゴトー氏のインキュバス・サキュバスも、青い薬を男が赤い薬を女が飲む
(飲ませる)と夢の中に侵入できる、とかでもいいかなーと。
主人公の能力というのにこだわらなければ
−さえない僕が通販にあった『幸運の石』を買ってしまった。どうせ偽物な
んだろうなと思ってもかすかな期待はしてしまう。そっとカバンに忍ばせ
ていつもの学校に向かう。友達もいない僕は周囲の楽しそうな会話にも
加われず一人学校に行く。
『おはよう○○クン』
「お、おはょぅ…」
え?今の、クラスかわいこちゃん選手権でNo.1だった林秋さんじゃないか。
なんで僕に。いつもは目も合わせてくれないのに。この石って本物なのか −
的にお話が作り始められると思うんですけどねー。
オムニバス形式なら、こんな感じで、なにかでどうなるを決めて、そのアイ
テムなりなんなりの入手方法や使用手段を書き手に投げれば、そこそこ
動かないかなあ、と思ったりするんですが、安易すぎるかな。
そういやスク水フェチの主人公がjk使用済みのスク水を通販で買って
早速使おうと思ったらスク水の微乳精霊(後にアクアと命名)が出てきて実は新品と判明
激しく落ち込んでたら、アクアが
「私、巨乳の女の子に着られてみたいんです!
望みを叶えてくれたら、あなたを巫にしてあげて、
しかも私を着た女の子のフェロモンバランスを操ってエロエロに出来ますよ〜!」
と唆されて巨乳ハーレムを……という実に愉快な本があったなw
写メった女の子を遠隔操作出来るスマホアプリを手に入れた主人公がやりたい放題…てな漫画があった
そういうような事かな?
記憶が正しければ、アクアは肉体的に興奮させることしか出来なかった筈です。
よって行為に持ち込みさえすれば間違いなく落とせるんですが、
そこに至るまでは主人公の奮闘次第という話だったような?
ともあれご無沙汰しております&参加者の皆様はお疲れ様でした。
特にゴトー氏は、まだ年を越す前に一仕事残されているご様子ですねw
さて次の企画ですが、視点を変えて参加者(書き手)のニーズを先に集めるという方法もあるかと思います。
つまり得意ジャンルや書きたいシチュエーションを確認してから物語を考え、その都合に合わせた世界観を構築する形です。
そうすれば参加の敷居がグッと下がるのではないかなぁ、と。
とは言ってもデメリットも存在するわけでして、思いつき限りでは
・前回以上に時間がかかる
・趣向が拡散しすぎて話がまとまらない
・その結果、主軸(統一感?)が無くなる
等の懸念があります(他の方なら更なる不安材料も見つけられるでしょうし)
まぁ素案の一つ程度で頭の片隅にでも置いておいて下さいw
最後に、もろ「後出しじゃんけんウマー」な思考で申し訳ないのですが、
個人的に清彦編で多少、食べ足りない部分があったのでアナザー枠で近々一本投下したいと思っております。
出来れば、お手柔らかにお願いします<(_ _)>
早速のストーリー案やご意見等ありがとうございます!
手探り状態のシステムへの突っ込みも、ストーリーの中身への分析も合作にプラスになると思います。
>>236 決定については、12/15(土)正午の〆切後〜に簡単なアンケート形式の投票を
お願いしようと思っています(方法は土曜にまたアナウンスします)
その結果を考慮して、スレで相談しながら一つ選びます。
採用されなかった案を次回以降の合作に使えるように保存するのもいいかなと考え中です。
>>239 細切れ案=別々の人間がちょっとずつアイディアを出して設定作り上げるやり方
がまずいと思ったのは、
A「かっこいいヒーローが活躍する話ってよくね? やってみようぜ」
B「探偵とか? もしくは宇宙を股にかけた超人系?」
C「ヒーローといえばライバル必要だろ。やり手でエロい巨乳女ライバルがいいよ」
D「>>B 探偵なら推理? 契機になる事件起こさなきゃだな」
E「事件1事件2ってシリーズ的にしていけば合作できるよ」
的な流れからプロットを作った場合、編集者ポジションの方が内容について的確な指摘をしたとしても
多人数で作ったストーリーだと一箇所いじるたびに誰かの許可を取らなければいけなそうで、再構成が困難……。
というのがキヨヒコの話し合いに参加した時の実感でした。
Dあたりの段階で話が脱線してそのままグダって停止という勿体無い合作もネット上でいくつか目にしましたし、
それらの理由で、「一人である程度まで作り上げたストーリーをいくつか出して、その中から
選んだものを原型にする」方法を考えました。
もし思ったように運ばなければその都度
>>177も見直していきます。
シェアードワールドについて
キヨヒコ合作を見ながら、合作小説と名のつくwebサイトを見つかる限り読んでいました。
その中でも、VIP板で過去に完成させていた合作小説の
・キャラを共有し
・例えば「罪人」という大雑把なテーマを決めて
大勢の書き手が好きなように書くやり方を見たのですが、
それが自分の中で今回の合作として思い描いているイメージに一番近いです。
競作、アンソロジー、オムニバス、二次創作と色々出ていますがそんな感じです。
今のところ整合性や時系列など気にせずに正統派も邪道派も好きなように書くスタイルを考えていて、
終わり方は「みんな投下したね! どれも面白かったね! では次の合作どうぞ!」を想定しています。
ですが実際に参加してくれた書き手さんの多くが、整合性や合作全体の完成度を重視されるのであれば
書き手さん優先で融通利かせるつもりはあります。
>>241,
>>247 確かにイントロダクションなしに設定のみだと書き手が取り掛かりにくいですね。
考え中のストーリー案があるのでご意見もとに再考してみます。
面白いストーリーを投下すれば、自分の作った話から合作や二次創作が生まれるかも!?
という今回の試みは一次書き手にとってはおいしいんじゃないかと自分は思います。
土曜正午まで引き続き募集していますのでぜひ。
追記:
>>261氏の提案があったので
・ストーリー案投下(
>>229と
>>177を参考に)
・合作システムに関するご意見(キヨヒコの改善点等も)
に加えて
・得意ジャンルや書きたいシチュエーション ←New!
も一度雑談がてら挙げてみましょうか。
自分の好物は知能高めのロリ美少女、今書きたいのは時代がかった西洋ファンタジーエロです。
取り敢えず清彦は黒歴史としてもう封印しよう、アナザーとかを含めて
もうスレが荒れる元凶にしかならないよ
流れ氏の書いたのも読みにくいとこだけが特徴で大して上手くないし、期待できそうにないしな
>>264 >取り敢えず清彦は黒歴史としてもう封印しよう、アナザーとかを含めて
>もうスレが荒れる元凶にしかならないよ
それはゴトー氏の最終話への反対票と解釈しても良いのかな?
定期アンチくんに構う必要はナッシング
>かなり初期の段階から有名どころの荒らしが紛れ込んでいたからなあ
>盛り上げるだけ盛り上げといて、本編には参加しないで叩きに回るとかどぎつすぎる
>>242で
>複数作家による競作・オムニバス作品って感じか
というのを見たときに、真っ先に出てきたのが、タモリ氏がストーリテラーを
務めた「世にも奇妙な物語」と、ジャンプに掲載されていた「アウターゾーン」
です。どちらも「トワイライトゾーン」のパクリじゃねーか、と言えばそうですし
後者は複数作家では無いですが、それぞれ共通の設定により複数のお話
が進められるという点では似た様なものかと。
ただそれらは、視聴者・読者には見えていないかなり多くの設定が存在し、
それに拠った作品が寄せられたことにより成功したと思います。
そこまでをここでやる、というのはさすがに難があるとは思いますので、
『世にもエロな物語』または『エロパロゾーン』的で
舞台・キャラ・おおまかなストーリを決めて
ヨーイ・ドン!
もいいのではないかと。
キツイ言い方というか、反感を買うのをわかって書きますが、(私も含めて)
みなさん素人です。コンセプトだけを出して、これで一本書いて、で書ける
ほどプロでも無い(はず)。
そうしたら、上記の様に過去に合作として成功した(と思われる)システムに
乗っかるのも一つの手だと思いますよ。
>>267 >「世にも奇妙な物語」と、ジャンプに掲載されていた「アウターゾーン」
無茶苦茶わかりやすい例えでいいね
これならイメージしやすい
>>263 得意ジャンル: 現代学園モノ
書きたいジャンル: ミステリー、SF
選挙直後には始めたいもんだ
>>268 今なら、ねらわれた学園か。
学園にしのびよる影。そして『せいこう塾』とは?
更に遡れば「スタートレック」も該当するんだよな
しかも主人公が銀河系屈指の種馬ときたもんだw
>>267 >コンセプトだけを出して、これで一本書いて、で書けるほどプロでも無い(はず)。
そりゃそうかもしれないけど、だからどこまでキャラや設定を絞るべきか苦心してきたんじゃないの?
コンセプトだけ出して丸投げなんて事を言ったりした事があったか?
どうでもいいけど「世にも奇妙な〜」に共通のキャラとか設定なんてあったっけ?
273 :
239:2012/12/12(水) 11:54:33.95 ID:6uUT3YNy
>>262 >細切れ案=別々の人間がちょっとずつアイディアを出して設定作り上げるやり方
細切れってそういう意味だったのか
え?なに、解ってなかったの俺だけ?
あれだけで伝わる程一般的な言い方なの?
>>270 米国シリーズドラマは結構競作多いよね。スタートレックの
成功が大きかったのかもしれんけど。
>>271 あーこういう反応になるよね。
荒れるだけだから
>>267はもうこなくていいよ。
>>263 >・得意ジャンルや書きたいシチュエーション ←New!
>も一度雑談がてら挙げてみましょうか。
・得意ジャンル:得意と言えるかどうか…百合とか多いですw
・書きたいシチュエーション:輪姦とか複数プレイ。ちゃんと書いた事ないんでw
ショートカットのボクっコ、眼鏡で理知的な印象なのにエッチなコ、ケモ耳っコとかが好物。
基本的には現代物がいいな、というか知識不足のため異世界とか他時代とか苦手…かも。
>>273 >え?なに、解ってなかったの俺だけ?
ココニモイマスヨー///
>>276 読み返しました。納得です、ありがとうございます。
結局のところ方法論としては、
1)複数もしくは一人である程度まで作り上げたストーリーをベースにする(ベースを作った人が監修)
2)複数もしくは一人で作ったベース設定を元に、各話ストーリーは各員に委ねる(オムニバス形式?)
…の2択なのかな、と言う気はしますね。
清彦は(1)なんだけど、監修と言うか全体を統括する人がいなかった。
アニメで言うところの各話ライターを統括する総監督、ストーリー進行的な人材。
細切れ方式であっても、そういう役の人がいて統括出来れば問題はないんでしょう。
細切れな案を羅列・分割するだけでなく取捨選択する立場の人、という事ですね。
>>245の私のインキュバス案は、全体のストーリーを重視するならば(1)に、
基本設定のみで後は各位に委ねる方式を取るなら(2)と言う事になるんでしょう。
>>233のクラブ・エローラや
>>234の中世西洋風RPG世界もの、
>>258のアイテムで転がって行くストーリーっていう案や、
>>267の『世にもエロな物語』または『エロパロゾーン』案は
基本的に(2)という事になるんでしょうね。
ゴトー氏や
>>261が食い足りない、もう少し書きたいって言うってのは
清彦の設定やキャラ自体はそんなに悪いものじゃなかったって事だと思うんだよね。
ただシステム的な部分からくる窮屈さはあって、だから後出し的にああしたかった・こうしたかったってのが出てくるんだろうと。
だから何が言いたいかって言うと、
>>277で言う所の(1)形式での合作をもう一回やってみてもいいんじゃないかって事。
それで(1)形式でゴトー氏のインキュバスをゴトー氏監修でやってほしいなに一票しとく。
>>233案に一票入れとくわ。
あまり細かい矛盾を気にせずにエロに専念できる設定だし。
>>275 お前のは百合っつーよりレズものだよ
百合なめんな
>>281 すみませんが、百合とレズの違いを教えてもらえませんか。
あおりとかでは無く、本気で良くわかっていないもので。
愛の有無なんて言ったら、百合かレズの人に怒られるだろう
し。どこに差があるんだろうか。
ところで新企画は百合もありなんですよね?
百合は精神性を重んじ、レズは肉欲偏重のような感じで合ってる?
>>283 そんな感じで大体合ってると思われ
百合の場合は友情以上の恋愛未満のキャッキャウフフが含まれるし、
エロに至っても快楽の追求より互いの絆を深め合う手段の一つであって、
指でのインサートも無しとかとか、手を握り合って見つめ合いながら片手で愛撫的な展開が好まれる傾向が強いと思うよ
基本的に玩具はNG
>>273 単純に細切れ「投稿」か細切れ「案」の違いだと思う
俺も投稿の方かと思ってた
案の場合は細切れでも構わないと思う
清彦では投稿の場合の問題が大きかったわけで…
>>275>>277 俺は逆に異世界とか他世界も書いてみたい
他のジャンルは大抵書いたことあるし
別に得意不得意はないし
この場合だと書き手は2,が書きやすいと思う
登校前からガッチガチに決めたら読む楽しみがないよ
……という読み手の要望を汲んでしまったのが失敗の原因では?>前回
ここは劇場ではなくて編集会議室だというのに
>>278 別に自由だと思いますけど確かに清彦システムとSS自体は悪くなかったと思います
でも一書き手として見てるとどうも疑問符が付いちゃうんですよね
だって清彦のメインらが今誰もいない(出てこない?)状態ですし
ゴトー氏はサブライターなわけでしょう
それでメインの連中が書いたのに乗っかってエンド書きますって言ったって
それは結局清彦という一時創作ではなく清彦の二次創作になると思うんですが
ルールに則って書くならナポリ氏お嬢様氏妹氏の誰かが書くべきだと思うんですよね
それが当初の合作ルールだったわけですし
この辺は期限が12/16なので待ちますが
あまりルールルール言うのも窮屈すぎてアレなのでゴトー氏が書いても別は文句はないですが
>百合
これは以外と面白いですよね
レズと百合の違いってわからんw
でもこれってBL(ボーイズラブ)の人らとも共通するモノがあるようなw
そういう意味では女性の書き手も来て欲しいですね
面白そうですし
ただ書くときやトリップ付けたら性別は出さない方がいいと思いますが
最初にリョナ、ケモナーはやめとこうって取り決めがあったわけですし
女性が参加する分にはこの辺決めててもいいと思いますが
別に自分はどんなSSでも注意書きさえしてたらよっぽど酷いの書かない限りよいと思いますが
とにかく書き手が書きやすい環境が一番だと思います
そういう意味でやっぱりオムニバス(シェア方式?)に一票入れたいですね
まあ別に清彦方式でもいいですが
自分みたいな人は少数ですかね
>>287 少数派もなにも全部「別にどっちでもいい」んじゃねえかw
妹担当の匂いがするぞ、お前
sexで除霊って設定はさ、そもそもバリエーションに富む女の子を登場させるためのものだったはずなんだよ。
それこそエロゲ的に次から次へと女の子が登場して主人公ウハウハ、ヒロインムキー!こそが王道ルートだと。
それが出来なかったのは色んな理由があると思うけれど結局のところ、書き手の少なさにあると思う。
システムだの整合性だのに捕らわれるてるからつまらなさそうに見えるし書き手も増えないんだと思う。
二次創作でいいと思うんだよ。
ここで出来た設定やキャラを自分なりに動かして好きなシチュを作り上げればいい。
それだけの事だと思うんだけど少数派ですかあ?w
>>283-284 なるほど、ありがとう。女の子同士がちょい仲よくしただけで
キマシとやらになるのは、百合でいいわけか。
>>289 結構同意。最初の頃のレスを見てると、べったべたでありが
ちなSSにして、書きやすくしようなんて話があって、そのまま
好きに書いてれば、今頃主人公は、クラスどころが全学園女
子となんてのに、なってないか。
百合かレズかと問われたら、レズ寄りの百合?
いわゆる王道の百合物では無いかもという自覚はあります。
清彦エンドも特に必要ないという流れであるのならばスレを消費するのもなんですし、
それ用に思いついたネタは別SSに活かすという事にしようかなとも思ってます。
全キャラ登場のエンディングを他の書き手さんのご意見も無いまま書いていいものか、とか
今になって
>>168の件や、そもそも合作とはなんぞや?など、色々思う所もありまして。
このまま週末を迎え、それでもお嬢様担当氏や妹担当氏がいらっしゃらないようなら、
自分から言い出した事ではありますが清彦エンドパートは辞退させていただこうかと思います。
お騒がせして申し訳ありません。
とにかく部外者が口出しすることじゃなかったねスマソ
元々控え室から始まった企画だからな
俺も次は参加したいよ
とにかく色んな人のSSが読みたい
あと少数派かな?っていうのは女性の書き手を見たい人がって意味だよ
これまでの意見で出てないじゃん
清彦SSって全員男の書き手だよね
女もありかと思っただけ
この辺の意見も聞いてみたいな
>>289 同意・同感です。
私が清彦に参加しようと決めたのは、まさに次から次へと女の子が登場してほしかったからで、
そここそが本来、あの作品の「本編」になりうるはずだとの確信があったからなんですが…
スポーツ少女編とかハーレム編とか、お嬢様VS幼馴染み3P編とか可能性は色々あったと思うんですよね。
>>291 個人的には見てみたいから別のスレにうpするってのはどう?
これならお嬢様氏が出てこなくても問題ないですし
ナポリ氏と妹氏は出てくる可能性低いので
>>292 >少数派かな?っていうのは女性の書き手を見たい人がって意味だよ
>>287の書き方でそれが伝わると思ってるとしたらおめでたすぎるわ
>清彦SSって全員男の書き手だよね
なんでそう言いきれる?女が混じってたって不思議はないぞ
性別は出さない方がいいとか言いながらそこにこだわる意味がわからん
>>294 ほっといてやれよ、嫌気がさしたんだろ。それか飽きたかw
ちやほやされてないと書けないヤツの典型だよ
自分のパートが評判良かったから調子乗ってただけだろ
>>294 何も別スレじゃなくてもここでいいよ。
アナザーとか外伝って言えばなんでもありだったはずじゃないん?
でも書きたいから書くんだって言ってた人が止めるってんだから
つまり書きたくなくなったってことなんだろうから引き留めるなよとも思う
ナポリや妹はともかくお嬢様担当もこないのはなんだかなー
投下しましたハイさようなら、ってのは寂しい話だねホント
清彦編EDについては
>>220で12/16 23:59までに他の書き手から意見がなければ賛成と仮定。
と書いてあるんだし、進行的には反対が無ければ書いて良しと決まったんだから、
書き手本人が書きたいか書きたくないか以外に、理由付けはいらないんじゃないかな。
そして、まだ投票をする段階ではないけれど「合作システムに関するご意見」も有りだということなので。
今まで出たストーリー案から選ぶなら
>>245のインキュバスか
>>246のサッキュバスかな。
個人的にストーリーとして書きたいあるいは書きやすいのは
>>233の「クラブ・エローラ」なんだけど、
主にシステム的な面でこちらに票を入れるのには躊躇してしまう。
「クラブ・エローラ」に限らず他の案もそうだけれど、書いてある登場人物を主軸に絡ませずとも、
舞台の説明時に名前を出す程度、あるいは全く出さなくても、ほとんど影響が無いのが大きな理由。
この場合だと、書き手の自由裁量が大きい分、好きに書けるし個々の完成度も高くなるけれど、
仮にエローラだとオリジナルの客とオリジナルの風俗嬢だけで話が完成してしまう。
TRPGを囓った人だと分かり易いかも知れないが、世界・舞台・NPCの設定だけは用意するから、
後は自分オリジナルのPCを作って好きに遊んでくれという感覚に近い。
一次と二次の間の一次半創作とでも言えばいいものか。
>>234だと登場人物の性格までも好きにいじれるので、設定自体が無くても大差無いし、
>>268は「アウターゾーン」はまだしも「世にも奇妙〜」などは、直接話に絡んでこない
ストーリーテラー以外には、そもそも共通の設定などというもの自体が無い。
対して、
>>245や
>>246の場合は設定された登場人物が主要キャラであるため、
登場させないと話が進ませ辛く、キャラと設定が縛りになってしまう面は確かにある。
しかし、その程度の縛りがあってこそ、他の書き手と整合性を取ったり、話し合いをしたり、
という摺り合わせが必要になり、多数の書き手で合作を作る意味合いが産まれると思う。
要は、シェアードワールドやアンソロジーの様な形式ってのは、すでに確立された手法であって、
合作の作り方を研究するというスレの本義からすると、今更、方法論の分かっているシステムを用いて
完成度の高いSS群を作り出しても、あまり意味はないんじゃないかなと。
気楽に合作できるのがすでに分かっているのなら、シェアードワールドスレを立てればいい話で
多少なりの制約や捻りを加えていかないと、改めて研究する必要が感じられない。
と、あくまで個人的にだが、そう感じたかな。
と、長々と書いては見たけれど、
引き合いに出した「クラブ・エローラ」も、まだ企画案だけ上がっただけの段階だし、
後で登場人物の設定を詰める時に、個々の参加者がキャラ付けした風俗嬢なりを
主要店員として上げていけばいいだけ、というのは一応分かっていますよ。
主な例として引き合いに出してしまったけれど、あくまで主題はシステム的な話です。
次の合作の話に移行しているみたいなので、
特に何も言うことはありません
しかし、エンドパートが書かれる場合、担当はゴトーさんで構わないと思います
主催者のナポリさんがリタイアした時点でルールは半分形骸化していましたし
>>282 百合は特殊性癖に含むから(多分)
>>177の五番で議論されるはず
暫定進行役に聞きたいが百合(等の特殊性癖)なら書くという奴は五番で許可が出てから立候補、という形?
それとも百合(等)を書くと立候補し、それを審議するのだろうか
清彦は負の遺産であり、もはや次の企画の妨害にしかならないだろ
忘れてはならない警句であることは間違いないのだが
>>300 それはつまり、もう関わるつもりはないって事?
ゴトー氏も書くなら勝手にどうぞって事?
提出されたプロットに対しても何も言う事ないの?
(あなたがキャラ付けしたお嬢様が凌辱されてボロボロになるらしいけどw)
次の合作に対しても同じ?もう参加したくない?
>>303 うーん、関わるつもりはありますが、結構遅筆ですので、
何か書くと決めるとスレの流れをより長く混乱させてしまうと思ってます
書き上げたらお蔵入りか焚き上げかでしょうね
麗華陵辱に関しては、私自身が元々陵辱書きですので、
最終的に立ち直るなら、むしろ読んでみたいところです
次の合作に対してはまだ様子見です
キヨヒコの時もトリつけるまでは発言しませんでしたし
>>304 出来れば残留して、積極的に発言してほしい所。
ただでさえ書き手少ないんだから。お願いします。
俺みたいな下手でも参加しやすいようにシェアギボン
敷居が高いっす
シェアならヘタでも書けるの?その理屈がよく解らんけど、
どうせなら気楽に誰でも参加できる路線と高みを目指す路線と同時にやれば?
シェアだと短くても書けるからかな?
あと書き手が叩かれてるの見ると萎える
俺ならもっと叩かれるだろうなって
>>309 叩くだけの連中は皆荒し、と思って良いんだけどな
このスレではw
妹担当の投稿へのレスも殆どが褒め気味のアドバイスだろ?
悪意あるレスはその存在だけで萎えさせられるもんさ
それは少々脆すぎると言うか繊細すぎるぞ、エロパロ板の書き手としては
>>312 ちりも積もれば…だよ
現にどんどん離脱してんじゃん
あらしもよみてもみなかきて
あらしもよみてもみなかきて
別に高みを目指そうなんて気はないけどね。
個人的に、ある程度安定して仕上がっても合作感が薄いものよりは、
結果的に失敗しても合作したと言えるものの方が面白そうと思っただけで。
キヨヒコも立ち上げまでの経緯やストーリーラインはともかく
システム的にはそこまで悪い試みじゃ無かったと思う。
ただ、見るからにまとめ上げるのが難しそうなシステムを仕切るのに
発起人ではまとめ役としての役割に力が足りなかっただけの話じゃないかなと。
最終的にはシェアワールドになるだろうし、長文でもただの一意見ですよ。
清彦はストーリー重視?設定消化?のためか一編が長い。
あれじゃ二の足を踏んでしまう人も多いだろう(俺含め)
エロ特化の企画にしようぜ、色んなシチュのエロが1つのスレに集まる事はこの板じゃあまり無いから、それだけでも意義がある気がする。
俺は触手モノが書きたいけど特殊性癖とか言われちゃうのかね?
シェアワールドとか、オムニバスと言っても、最初は基礎となる
ものが必要だからね。文言を羅列した設定だけじゃなくて、基礎
ストーリもいるだろう。そういう意味では。
>>316 清彦編は、実はまだ基礎ストーリ部分なんよ。そこを作ってるとこ
ろで、なんだかんだになって、もうおしまいってなってる。
>>289が書いてる通り、実はここから女の子も増やして、男が足り
なければ、ライバルの退魔師を出してもいいし、実は腹違いの弟
がいましたって設定を作ってもよかった。
そうなれば、短文のアナザーでもIFでも書けたんだろうけどな。
つまり進行役さん頑張れ。
勝手に旅立たせたどっかのアホがA級戦犯
下手くそのくせに独断で締めてしまった
>>318 気持ちは解るが、もう戻ってこないだろうから忘れるんだ。
>>317 残念ながら、清彦は「その先」を書きたくなる程に魅力的な世界を構築出来なかったって事かな。
もう終わりでいいだろうと言う声は多いが、もっと続けよう・書きたいという声は少ない。
シェアだろうがなんだろうが、やっぱりベースとなる世界やキャラを魅力的な物にする以外ないんだけどそれが難しいんだよなー
× もう終わりでいいだろうと言う声は多いが、もっと続けよう・書きたいという声は少ない。
○ もう終わりでいいだろうと言う奴の声が大きいが、もっと続けよう・書きたいという書き手もいる。
>>321 だからなんだよ、1人か2人じゃん。
賛同者も「書いても構わない」レベルでどっちでもいいんだろ?
メイン枠の書き手は三人、内二人は失踪&離脱宣言、残る一人は「むしろ読んでみたい」
>>304 そしてサブ枠の一人は条件さえ揃えば書きたいと言ってるし、執筆中と思しきオマケは初期設定にコテで参加もしてる
なにか問題が?
324 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/14(金) 21:56:36.50 ID:C1k7bHcE
ちょっとまってください。
自分ワールド全開のために勝手に妹編まで書いてる前スレ
>>519みたいな子もいるんですよ
しかも二部構成で。でも第一部は、設定説明なのでエロなしという
いや、ていうか読みたい?もういいだろ清彦は
容量の無駄遣いだろ?次いこ次
>>318 旅先の方が後腐れなく色んな相手とヤれるじゃないかw
実は清彦はここから…旅の空編こそが本編だったんだよ!
>>317 お嬢様とか妹の設定が余計だったんかもな。
清彦とヒロミだけ掘り下げといて、後はゴトー氏編のように書き手に委ねてれば良かったのかも。
そうすれば
>>293でゴトー氏が言ってるようにバラエティー豊かな「本編」が実現したのかも知れないね。
お疲れ様です。
>>229で述べた予定通り、本日昼12時まででストーリー案を一旦〆切にします
出された案一覧を出来るだけ早く作るようにしますので、みんなで投票(
>>262の決定について〜参照)
という形にします
特殊性癖の審議方法について
>>301氏からのご質問ですが
本日、投票方法をアナウンスする時に特殊性癖に関する取り決めについても一緒に説明させていただきますね
中世西洋イメージのストーリー案
(
>>233からの見直し点等含めたコンセプト)
・共有する世界は架空の国と学校(だいたい12世紀頃の西欧イメージだけど時代考証あまりやってません)
・スタートを明確にするために冒頭SSを用意
・既存キャラだけで何通りもカップリングを作れるように男3女2のメインキャラを用意
・今のところファンタジー要素はほとんどなし
あらすじ…とある国のエリート養成士官学校では、軍候補生の生徒にセックスの訓練をさせる。
隠れて練習する生徒や、夜営実地訓練で行為に及んでしまう生徒もいる。
下のSSをプロローグ代わりにして話広げたり好みのシチュで書いたり、
(キャラ同士の人間関係を改変したりオリキャラメインの話にしたり新設定大量でもおk)
という二次創作的シェアードワールドを提案します
>>277氏の
<(2)一人で作ったベース設定を元に、各話ストーリーは各員に委ねる(オムニバス形式?)
に該当します
SS8レス投下します
※語り手が百合(レズ?)妄想をする場面があります
共有キャラ(ルイスブルグ王立士官学校 王立軍候補生)
レオ・グランダース(15) 僕
実家は田舎の時計屋 金髪ショタ顔で飛び級の秀才 生意気 学業に無感動 物語開始時童貞
百合妄想癖
アンセル・ルノ(18) 俺
実家は牧場 髪は茶色 遠慮せずに言いたいことを言う性格 オーバーアクション 非童貞
メリー・ローゼ(18) あたし
青ヒロインでショートヘア 実家は暗殺稼業 肉食系 華奢
アリアンナ・デル・サルバオーデシフォン(18) 私
赤ヒロインでロングヘア 大貴族の娘 恥ずかしがり屋だが負けん気が強い フルネームはもっと長い
口調は庶民っぽくしてるけど下品なことは言わない 胸でかい
ジャック(スザク・ヨシハラ)(19) 俺
細身長身の日系人 船の事故が原因でルイスブルグにいる 左腕と背中に傷
努力を見せたがらない学年首席で級長ポジ 漢字名「芳原朱雀」
モナ・ジェランダル(55) 生徒をいじめると評判の教官 かつて性別を偽って士官学校で学んでいた
ヴィーゼル伯爵(68) 8年前ジャックを拾って士官学校に入れた
現国王(?) 一人称は朕、25年前政治改革をした
「ルイスブルグ士官学校の性交訓練」
〜レオの童貞喪失〜
僕の名前はレオ・グランダース。15歳になったばかりで、ルイスブルグ王立士官学校に入学して5年が経つ。
学校は王都のど真ん中にあって、田舎で時計屋を営む両親と離れて寄宿生として生活している。
今日は僕を含めた30名が「王立軍候補生」として昇級する節目の日で、教官から大事な話があるという。
これまでの5年間を簡単に説明すると、
「たいていの科目で成績優秀だった僕は、飛び級で3つも年上の生徒達と一緒に学ぶようになった。
再試験を受けたり試験でしくじって教官に頼み込んだり、怪我で訓練を受けられなったりすることも一度もなく、
トップクラスの生徒であるとの評価を保ってきた」。
机を並べて学ぶ仲のアンセル(彼ももちろん3つ年上だ)などは、
「剣術の訓練中に手が滑って教官に向けて剣を放り投げて、しばらく剣に触らせてもらえなくて落第しかけた」とか、
「軍事の講義中に眠くなったから聴いているふりをして居眠りしたがいびきでバレて怒られた」とか、
間の抜けた(本人は面白いと言っている)エピソードに事欠かないけれど、僕にはそういうものがない。
普通にやっていただけなのに何故か友達から瞠目の眼差しで見られ、気づけば年上のクラスの一員になっていた、
それの繰り返しで今日を迎えた。
袖とボタンに青いユリの刺繍がされた黒い制服に一年ぶりに袖を通し、
寄宿舎の廊下に出ると、僕より頭半分背の高いアンセルが立っていた。
「オーッス、よく眠れたかレオ」
「おはようアンセル。いつも通りだよ」
思えば一年前、突然この学年に入ることになり人見知りしていた僕に一番初めに気さくに接してくれたのが
アンセルだった。入学してから8年経つだけあって、鍛えられた体で制服を立派に着こなしている。
訓練中はぼさぼさの栗色の髪も、きちんと整えた今日はすごく美男子に見える。
「アンセルにレオ、あんたたちにしては早いじゃない」
女子宿舎の方から歩いてくるのはメリー・ローゼだ。うなじのあたりまでで短くカットされた濃い色の髪が
見る角度によってつややかな青色に見え、
ルイスブルグ王国で最も珍重される花で国のシンボルマークにもなっている青いユリのイメージも相まって
学年一の美少女と名高い。
「ようメリー、俺たちいつもと雰囲気違うだろ? 別人と思ったろ?」
「全然。毎日見飽きるほど見てる、茶色い巻き毛のヤツと金髪の小さい子の二人組だもん」
「小さいって言わないでよメリー。僕気にしてるんだから」
「ごめんごめん。レオはそのうち伸びるって」
メリーは緑の目で僕に笑いかけた。代々暗殺者という、実に物騒な裏稼業の家系に生まれたメリーは
短刀を扱う手さばきが誰よりも慣れていて、懐に潜り込まれたらいとも簡単に
始末されてしまうのだろうかと時々脅威に思う。が、メリーについて学校中で密かに大勢の男子生徒が
「あの目に殺されたい」と口々につぶやいていることの方がずっと(男の意志を崩壊させるという意味で)脅威だ。
でも、国のために戦う王立軍志願者が殺されたがったらダメじゃん。
ところで、ルイスブルグ王立士官学校が男女共学になったのは25年前だ。
即位したばかりの現国王陛下が直々に勅令を出し、国力増大に貢献した商人階級の地位の向上を約束するとともに、
それまでは由緒正しい貴族の血を引く男子にしか許可していなかった王立士官学校への入学を、
移住民の子女を含むすべての子供に開く大改革を行ったと聞く。
その分生徒は体力・知力の両面で容赦なく選抜され、以前は単なる上流階級交流クラブのようだったのが
時間はかかったが見違えるほど活気ある学び舎になった、とかつての卒業生の老教官が語っていた。
今の生徒の中にも大貴族の子弟などが時々いるにはいるけれど、士官学校卒業生の中から選ばれる王室の近衛兵に
一般庶民でもなれるチャンスがあるというのは、厳然たる身分社会が当たり前の近隣諸国ではほかに例がない。
僕らが今踏みしめて歩いている重々しい石畳の回廊は、そんな大変化をものも言わずに見守ってきたのだ。
「レオ? さっきから下向いてるけど、ホームシックじゃないでしょうね」
メリーに顔を覗き込まれていた。お菓子のようないい香りが一瞬、鼻をかすめる。
「いや、この学校にもいろんな歴史があったんだろうなと思ったんだ」
「ふうん、レオもそんな感慨もつんだね。機械みたいな思考回路かと思ってた」
「こいつは機械だぜ。ガキとしか思えねえ顔で『講義あんまり覚えてない』とか言いながら飛び級だからな」
「ガキって言うな。僕は言われた通りにやってるだけ」
「レオってこういう事言うんだよね、もう」
「んだんだ。出来るヤツの言う事なんてこんなもんだ」
「静かに。人数を確認するから整列しろ」
「おはようジャック」
「ああ」
黒い髪で長身のジャックは19歳、アンセルやメリーたちより一つ年上で、教官がいない時はこの学年を
代わりにまとめる役を任せられ「最も将校に近い男」と言われている。入学してから一度も首席を譲ったことがなく、
つまり僕より成績がいい。
ジャックというのは愛称で、本名はスザク・ヨシハラ。
彼はここより遥か遠くにある島国で生まれ、4歳から寺で読み書きや大陸の言葉などの教育を受けていた。
9歳の時に天竺という国に使節団の一員として送られるはずが、不幸なことにその船が航海中大破して
たった一人助かったという壮絶な過去があって、今も左腕と胸に当時の傷跡が残っている。
11歳になっていたジャックが流れ着いて水夫に助けられた海岸が、たまたまルイスブルグのヴィーゼル伯爵の土地
だったため、伯爵の厚意と口利きで王立士官学校に入学することになったそうだ。
ジャックという呼び名は、医者の介抱で話ができるまでに回復した彼を見て、伯爵がすぐにつけたという。
細身の体に涼しい黒い目、鋭い光沢の真っ黒い髪という彼の容姿にジャックという名前はぴったりだ。
祖国の国民性によるものなのか、彼は人一倍勤勉でよく努力する。
初めての馬術訓練で、一度も馬という生き物を見たことがなかったので驚いて触ることすらできなかったのに、
実家が牧場のアンセルに馬の扱い方をしつこく質問しながら隠れて練習し、一週間後には乗りこなしていたという
エピソードは後輩の馬術初心者の間で語り継がれるまでになっている。
アンセルは当時のことを「あんな鬼気迫る顔で質問してきたのはあいつくらいだった」と語る。また「ジャックが
誰もいない夜の厩で『蘇我馬子という名は、これを見てつけられたものだったのか…』と感慨深げにつぶやいていた」
という目撃証言もあり、牧場育ちのアンセルを押しのけて「馬といえばジャック」のイメージが定着している
一癖ある人だ。
ジャックの指示でアルファベット順に整列し、アンセルの隣に立ったアリアンナ・デル・サルバオーデシフォンが
後ろにいた僕に気づいて目配せした。金髪と赤毛がミックスされた腰まであるストロベリーブロンドの髪を
真鍮にルビーがはめこまれた愛用の髪留めでまとめている。ゆるくウェーブした髪は光の具合でピンク色になり、
その髪が白い肌にかかるのを時々細い指の手ぐしで撫でている。彼女がいるだけでその場に花が咲いたみたいだ。
アリアンナは国内有数の名家出身で、フルネームは便箋二行分くらいになるほど長い。世が世なら姫として
ここにいる生徒のほとんどをかしずかせていてもおかしくないのに、自分の意思で士官学校の門を叩いた。
アリアンナの父親のサルバオーデシフォン公爵は反対し続け、娘の決意が揺らがないことを知ると口もきいて
くれなかったらしい。それでも彼女が家を出る日、密かにお抱えの彫金師に作らせていた髪留めを
そっけない手紙とともに渡したのだと、アリアンナは涙ぐみながら語ってくれた。
僕らの学年で、ジャックと比較できるくらいの努力家はアリアンナしかいない。
成績でどうしても追い抜けないジャックのことをアリアンナが意識して躍起になっているように思えることも
近頃あるが、それはあくまで僕の推測だ。
アリアンナはお嬢様扱いされるのを嫌がり、剣でも槍でも自分を完全に上回るメリーに食らいついて
何年も練習を続け、下級生男子をひねり潰せるまでになる驚きの進歩を遂げたとメリーから聞いた。
入学当初、周りの生徒をいじめてばかりいたメリーはアリアンナのおかげで性格が丸くなり、
一人だけかしこまって浮いていたアリアンナはメリーのおかげでだいぶ砕けたと、昼食を食べながら二人が
笑いあっていたこともあった。
彼女らが二人揃って仲良さそうにしているのを見ると妙な興奮を覚えることに、僕は最近気がついた。
興奮の正体は「メリーとアリアンナのレズを見てみたい」という不埒な考えだ。
見た目は華奢だけど力の強いメリーが、豊満なアリアンナを部屋に誘ったら。
意外にアリアンナが積極的で、メリーに自分から唇を近づけたりしたら。
学校内でも目立って存在感のある美少女二人きりの密室はさぞ甘い空気がたちこめていることだろう。
二人は興味本位でお互いの胸の大きさを比べてみたくなって上半身裸になったり、
アリアンナはメリーのぺったんこの胸を可愛いと言ったり、メリーはアリアンナのやわらかそうな大きい胸を
触ってみたり、ついでに二人で一糸まとわぬ裸になって水浴びに行ったりするんだろうか……!
友達二人を使ってそんな事を想像している僕は毎回、雄の本能が意志に逆らってズボンを
押し上げるのを必死で隠し、寄宿舎の中庭に植えてある白樺の木の幹に頭を打ち付けて罪な自分を罰する。
が、つい昨日、同じ情景を見つめてにやついている男子生徒が僕以外にも数名いることを発見してしまった。
僕はあんなに堂々と卑猥な笑みをうかべたり出来ない!
いやらしい想像をしていることなどおくびにも出してはいけない! もしそれが知れたら
メリーとアリアンナに、いや、彼女たちだけじゃなくアンセルやジャックにも軽蔑されてしまう!
「では、特殊訓練場に向かう。静粛に!」
全員が揃って整列したところで、そのジャックの一声が響いた。特殊訓練場と聞いてざわつく暇もなく、
僕らはジャックに続いて校内の石畳を歩く。
特殊訓練場が何をする場所なのか、僕ら生徒はまだ知らない。分かっているのは
一定の学年に達するまでは入ることが出来ないことと、常に扉がいかめしく閉じられていることだけ。
件の扉の前に、軍の女性幹部が立って待っていた。
ルイスブルグ軍初の女性将校、現在50代なかばのモナ・ジェランダルは、
学校内でも特に、生徒をいじめる教官として知られている。生徒の粗を目ざとく見つける目はまるで獲物を狙う
鳥のようだが、冷たく整った目鼻立ちは若かりし日の美貌を思わせる。
「今日ここにいるみなさんは、十分に訓練された立派な騎士です。今日から新しい訓練を行うことになります。
さあ、入りなさい」
ぎぎぎ、という音が鳴りそうで身構えたが、特別訓練場の扉は思ったより静かに開いた。
部屋の中は石造りで、50人ほど腰掛けられそうな木製の椅子が並んでいる。
何かの儀式に使うような場所に思えたが、椅子が向いている先、部屋の奥にどういうわけか
きちんと整えられたベッドがひとつ置いてある。
それだけではなかった。見上げると壁という壁に、裸の男女が絡みあっているレリーフや絵画が
飾られている。神話の女神のような女性が前から後ろから秘部を貫かれ、あられもなく顔を崩して
叫んでいる絵。描かれている男性はことごとく筋骨隆々で、あまりの露骨な描写にアリアンナが
真っ赤な顔をして手で口を押さえている。
「立ったままでもなんですから、順番に座りなさい。ここで行うのは『性交訓練』です」
教官の一言でピンと来た。図書館で借りて何冊か読んだ、この国の王立軍について研究した本の中に、
一箇所だけ簡潔に書いてあったのを覚えている。
“ルイスブルグ王立軍では、任務を有利に遂行する目的で使用する性愛の技術を学ぶ”
つまるところ、ある種人を欺くために性愛を利用する方法を学ぶということだろうか。
「なんでわざわざこんなエロ全開の部屋で、成功訓練? の話なんだよ?」
アンセルの下らないボケに、さっきまで恥ずかしがっていたアリアンナが笑いをこらえている。
アリアンナは表情がくるくるとよく変わり、たいてい思っていることをそのまま顔に出す。
誰かを欺いたり騙したりするのを一番想像しにくいのが彼女だ。彼女のような人まで一体なぜ
そんなものを学ぶ必要があるんだろう。
「あなたがたが訓練するのはセックスです。何のために王立軍に入るのにそれが要るのか。
難しい顔をしている者もいますね。よろしい。
理由はきわめて単純、いざという時に出来なければ軍に入ってから困るからです。
この訓練はあなたがたへのサービスで、一定の成績を修めた生徒以外に解禁しないのは、
騎士にふさわしい水準を満たさないうちに教えても生徒にとって害となりうるため。
今日は最初ですから、一組の見本を見るのみにします」
セックスを教えるために用意された場所。教官が言うにはこの訓練は僕らへのサービス。
これまで勉学や鍛錬に励んだご褒美と言い換えても間違いではないだろう。
僕の胸は一気に期待でふくらんだ。だって、見本というからには今からこの部屋に誰かが入ってきて、
目の前にあるベッドの上で事を始めるわけでしょ?
学年の代表として一番教官に近い位置に座っているジャックを斜め後ろから盗み見る。
表情変化が少ない顔からは感情が読み取りにくい。でもこんなパラダイスのような訓練なんだし、
もっと楽しそうにしてもいいのに。
教官の視線が僕の頭上を通り過ぎて僕より後ろの方に向いている。
見本の実演を行う男女が扉から入ってくるに違いない。気になって顔を横に向け、後ろへと目をやる。
「そこのよそ見している金髪の少年!」
教官の声の調子は怒っている。恐る恐る教官の顔を見る……。
「レオ・グランダース。今日の見本をやるのはあなたです」
「ぼ、僕ですか?」
僕の声はうわずった。一人だけ年下がまじっているんだから、指名するにしても普通なら僕を避けるはず…。
と思いたかった。でもそんな都合のいい言い訳は通用しない。子供扱いしないでといつもアンセルたちに
突っかかっているのは僕自身なのだから。
「前に出て来なさい。早くするのです!」
厳しい形相の教官に気圧され、力なく立ち上がって前へ歩いた。周りの生徒が同情の眼差しで僕を見ている。
そりゃそうだ。弱冠15歳での初めてのセックスをここにいるみんなの前でやれと言われるなんてむごすぎる。
「待ってください」
斜め後ろから凛とした声が響いた。メリーが教官を見据えて立ち上がる。
「レオは確かに優秀ですけど、他に適任者がいるんじゃないですか? レオがかわいそうです」
「俺も同じ意見です、教官。チンコに毛も生えてなさそうなこいつじゃ俺たちの参考になりません」
アンセルの露骨過ぎる一言だが、僕が出たところでアンセルたちの見本になれないというのは多分正しい。
「参考になるかならないかは実際に見てから言いなさい、アンセル・ルノ。
レオは運動だけなら前の期間でこの学年のトップでした。問題ありません。レオと、女性は…」
女の子までここにいる生徒から選ぶなんて。立候補する子がいるはずがない。
この教官のやり方は暴動が起きてもおかしくないんじゃないだろうか。
「どうしてもレオにやらせるのなら、あたしがレオの相手をします」
決然と言い切ったのはメリーだった。
「いいでしょうメリー・ローゼ。では前へ」
僕とセックスすることを、この教官との売り言葉に買い言葉同然で引き受けたメリーに申し訳ない気がした。
憮然とした顔で歩いてくるメリーに尋ねずにはいられない。
「本当にいいのメリー? 」
「いいも悪いもないじゃない。これは訓練の一環。どうせなら楽しみましょ?」
メリーは僕を安心させるように微笑んだ。そして靴を脱いでベッドの上に座り、棒立ち状態の僕に手招きした。
膝からベッドに上がると、メリーはまだ事態についていけていない僕を両腕で抱きとめた。
頭の中を整理する。ジャックやアンセルや、大勢の生徒たちが見守る中、僕とメリーはセックスを
しなければならない。僕はどうやっていいかも、女の子の体のこともよくわかっていない。
調べようと思えば図書館で調べられたはずだが、恥ずかしくてそんな本を手に取ることすら出来なかった。
さらに今の状況は恥ずかしさを通り越して拷問に近い。僕は思考停止に陥りかけている。
「レオ、緊張してる?」
「当たり前じゃん。メリーはどうしてそんなに落ち着いてるの?」
「何言ってんの、どっちかが死ぬまで戦えって言われたんならわかるけど。
咄嗟の判断でターゲットと寝て仕留めるなんて、うちじゃよくある話題よ」
「やめてよメリー、怖いよ」
僕が言い終わらないうちにメリーが唇を重ねてきた。当たり前だけど唇から体温を感じる。
メリーは仕留めるとか殺るとかそういう単語をあっけらかんと日常会話で使う。
メリーの思考は、比較的わかりやすいアリアンナやアンセルと違って推し量りにくい。
何を考えているんだろう、と瞳を覗き込めばその奥に吸い込まれそうになる。そう、ちょうど今のように。
唇が重なったまま、メリーは僕をベッドに押し倒して服を脱ぎ始める。
何十名の視線がメリーの体に降り注ぐ。痩せ型でほどよく筋肉がついている。でもそれだけでなく、
脇腹から太ももにかけてのたおやかなS字カーブが僕のズボンの中の一点をぴくり、と反応させる。
「メリー、すごく綺麗」
座って頬を染めているアリアンナが、僕らのベッドから2メートルも離れていない位置でつぶやいた。
メリーは生徒たちに裸を見られているのをまったく気にしていない様子…のようで、頬が少し赤い。
本当は恥ずかしいのを我慢しているという風には見えない。見られるのが好きなんだろうか、まさか。
「あたしの方がお姉さんなんだから、こんな時くらい甘えなさいよレオ」
僕のベルトを外し、上着を脱がせてきたメリーは早速僕の膨らみを手で確かめて手をズボンの中に入れ、
人目に晒したことすらない器官を握ってきた。
「こんな風に触られるの初めて?」
「メリー…」
蚊の鳴くような僕の一言は哀願調に聞こえたことだろう。やめてよ、と、恥ずかしい、と、
それ以上にメリーの手によってもたらされたのが、切なさをともなった快刺激だったからだ。
このままではメリーに対して友達とは違った感情を持ってしまいかねない。
全裸のメリーの胸は僕が想像したほどぺったんこではなく、前かがみにしているとなだらかな
乳房に小さな乳首がついているのが見える。メリーは僕がどこを見ているか気づいたらしい。
「レオ、あたしのここ触っていいよ」
言われるままにメリーの胸に顔を近づける。メリーに近づいたときにいつもする匂い。
メリーは自分の乳首を指差したけれど、僕は遠慮がちに少しずらした位置にそっと触れてみる。
すべすべの肌が心地よくて、意識しなくても手を動かして撫でてしまう。
手を何往復かさせた後、意を決してメリーの乳首をつまむ。
「ん……」
かすかに口から息を吐いたメリーは僕のズボンをずらし、下半身を完全に露出させてしまった。
「うわっ何して…」
「レオも気持ちよくしてあげる。…剥けかけってところか。オナニーしたことあるのね、偉い偉い」
僕の亀頭部分は完全に皮かむりというわけではなく、時々部屋で…、そう、例えばメリーと
アリアンナの二人を思い浮かべて自慰行為に耽ったことがあるせいだ。後で自己嫌悪にかられた
時はいつも遅く、止めることもできず精液を出して呆然とするのは実に情けない。
「レオはいつも何を思い浮かべてオナニーするの?」
メリーとアリアンナだよ、なんて口が裂けても言えない。ああ、アンセルが興味深そうに僕を見ている。
見ないでくれ、女友達のことを考えながら一人で包皮をいじくる僕のことなんかを。
メリーは僕を握りながら顔を低い位置に下げた。磨き上げた鉄みたいなまっすぐの髪のつやが目に入る。
近くで見られるなんて困る、と思った矢先、メリーの唇が僕自身に被さり、さらにくわえ込んできた。
「メリー、待って…」
やめて、とは言えなかった。脳が恍惚で埋め尽くされるのを拒否したくなかった。
生徒達は事の成り行きを黙って見守っている。僕とメリーの声しか聞こえなかった「特殊訓練場」に、
メリーの唇が熱をもって勃ちあがった僕を包む音が響き始めた。
僕の顔が火照っているのがわかった。メリーの舌が竿の側面をなぞるたび、粘り気のある液とメリーの
唾液が混ざり、僕の猛りをさらに硬くする。
こんなに硬くなるのは初めてだった。快美感と同時に、僕自身が意思をもったようにビクビクと弾む。
メリーが唇を離し、手で僕を愛撫しながら両足を大きく開き、未知なる女の子の器官を僕に見せた。
ピンク色の粘膜が濡れ光り、真っ白い太ももの間に息づいている。
「今度はレオの番。指で触ってみて…」
僕は水を飲もうとする動物のように自然に、メリーのその場所に近づいた。そして中指で、
透明な液体をすくい、絡め取っていく。メリーが天井を仰いで吐息のような小さな声を漏らす。
「あ…っ…」
液が出てくる源泉を探ると、メリーの中に僕の指が容易に吸い込まれた。指を出来るだけ奥まで
進ませ、指先で内壁の上下左右に触れてみる。まるで深海の洞窟の中を探検する魚の気分だ。
指を一気に奥に入れては戻り、また少し進んで、今度は少し上に行ってみる。
じゅぶ、と音がして、そのたびに液が溢れてくる。
そんなメリーを見て、上を向いた棒のようになった僕自身はさらに熱さを増す。
室内が少しざわついている。
「あいつ顔に似合わず巨根じゃね?」とアンセルの声がはっきりと聞こえる。
「レオって可愛いのに意外」と言っている女の子もいて、ジャックまでもが僕をじっと見ている。
ものすごく恥ずかしい。
「一緒に、イこう…レオ!」
荒く息をしながらメリーが僕の手をつかみ、再び僕が仰向けでメリーが上になる格好になった。
メリーは僕にまたがって、濡れた裂け目で僕を受け入れるために腰を少しずつ下ろしていく。
メリーの肌に汗が浮いている。いつもはきりっとアーチを描いている眉が下がり、緑の目は潤んで
肌はバラ色に染まっている。斜め下から見る僕の目には大迫力で乱れる女神そのものだ。
「レオ…すごい、大きい…ああっ!」
「メリー、気持ちいいの? 僕もすごく、いいよ…!」
下から上へと僕の腰は往復運動を始める。メリーの声が大きくなった。
辺り一帯にはメリーと僕が作り出す、汗と体液の匂いがまじった濃い空気が充満している。
いつも一緒に学んでいるみんなが、喘ぎながら重なり合う僕らに釘付けだ。
僕は内心得意になった。こんなに綺麗な人を抱けて、しかもそれが初めての経験なんて羨ましい? と。
メリーの中で僕自身が暴れ、脈打つ。メリーが眉間に皺を寄せて悶え、僕を締め付ける。
「僕、みんなから見られて嬉しくなってる…出そうだよメリー!」
「わかるわ…あ…あたしも! 気持ちよくなってるのお!!!!」
お互いにしがみつきながら何度も腰を打ち付けあい、僕はメリーとほぼ同時に達し、ドロリとした
精液をメリーの中に吐き出して果てた。
疲れてぼうっとなった頭に、そこそこの拍手が聞こえてくる。
「二人共、今日のところは及第点ですね。これから自主的に練習してもっと精進しなさい」
教官はそう言うと、踵を返して扉から出て行ってしまった。
「レオ、あんたっていつもはただのかわいくないガキだけど、今日は男だったわよ」
「いつも男だよ、僕は」
「いや、ガキ。男になりたかったらあたしがもっと鍛えてあげてもいいけど」
「あっそ。まあ、今日のメリーが僕を殺る気だったらやられちゃうな。そう思うぐらいよかった」
「そりゃどうも」
だらけた体を起こし、散乱した制服を着て特殊訓練室を後にする。
アリアンナが服を着たメリーと抱き合ってメリーをねぎらい励ましている。女の子同士だから変な方向に
受け取ってはいけない。いけない……が、そんな自制は効かないのだった。今夜も二人は僕のおかずに決定。
僕の欲望は順調に、僕を子供から脱却させつつあるらしい。
「よ、巨根チャイルド。思ったよりよくやった。今晩は葡萄酒で酒盛りだな…って、
この国では18歳未満は酒飲めないんだった!」
「ほめるかバカにするかどっちかにしてよ。変なあだ名も定着したら困るからやめて」
いつものようにアンセルと他愛もないやりとりをしながら、意味深な顔で何かを見つめているジャックが
目に入った――その視線の先にいたのは、天使みたいな顔で微笑むアリアンナだった。 続く
以上です。
なんか、なんでここでやんの? って感じが溢れてるなあ
普通に中世スレでやればいいじゃん
厨臭さすぎて話にならんだろ、これじゃ
やる気に満ち溢れてるのはわかるけど突っ走り杉だろ
書き手の親玉じゃなくて調整役って自覚あるのかねぇ
さいしょから〜
せっくす
させんでも
ええんやで〜
お疲れ様です
自分も案を出します
企画段階ですので既存の案との違いもあります
・コンセプト…新たな書き手と古い書き手の融合
年齢差で考え方や感じ方が違う
よって新旧書き手の両方が集まるようなものを狙う
・ターゲット…この板を見てる新旧書き手(20〜40代くらい?)
>年齢差をどうする?
世代間の考えの格差が大きい
清彦神の時も企画の時も古い書き手があまりついてこなかった
おそらくよくある企画が故に低年齢化に危惧したのだと思われる
それにより多くの書き手が「これじゃない感」を感じてしまった
万人は無理だが20〜50に合わせると意外と大丈夫だと思う
もっと言うと25〜45でもいい
>どんな人らが集まってる?
エロSS書くの好き読むの好き
書きたい、読みたい
女性もいる
>このスレを存続させるには?
とりあえずこれまでとは別のトリップにした方がいい
書き手の過去作品が読めるメリットがあるがリスクの方が高い
この辺は各々の判断に任せるしかない
>過去の有能な書き手に戻ってきてもらうには?
彼ら彼女らに期待するのは酷
変な窮屈感を与えてはダメだ
できるのは期待と運だけ
>これからの書き手が楽しみながら成長するには?
>キャラもどんな奴らがいい?どうすれば魅力的で参加のしがいがある?
・キャラの自由度を上げる
・ひたすら書きやすい環境を作る
・魅力的なキャラを作りやすいシステムにする
・アウターゾーンが出ていたがシェア方式では個人的にはこれが魅力的
(主役のミザリーはストーリーテラーだが同時にストーリーに絡むメインキャラでもある)
(一話完結だけど、絶対にミザリーは出てきて不思議な物語の世界に絡む)
・これをエロパロの主人公でできないだろうか?
・うまくここで書くことを躊躇する人も参加できないだろうか?
・荒らしやアンチも例外はない。彼らも方向性が間違ってるだけで成長できる可能性はいくらでもある
・とりあえずは彼らも書きやすいシェア方式にした方がいい
・清彦方式では彼らだけじゃなく自身のない人は参加しにくくなる
>ルールを決める
・誰も書きたくなるから書き手批判や悪意のあるレスはNGかスルーした方がいい
・トリップは他のスレ同様出す出さないは自由にする
・これだけでだいぶ変わる。批評や感想で意見を言えばいい。
・このときも丁寧語ですること。こうした方がいいとは言っても決して叩かないこと
(慇懃無礼はもっての外)
・波風立てない言い方に工夫すること
・書き手同士気軽に教えたり教わったりできる環境をつくれるように頑張ってみること
・下手な人をこうすれば良くなるとはアドバイスしても決してつまらないと批判しない
書きやすいスレにするためにこれだけは守りたい
企画案「アナザーストーン(仮)」
>あらすじ
世界には青い鉱石が正体不明の差出人から送られてくる事件が多くなる
その石は異世界との交流を可能にする石でそれが元で不思議な事件に巻き込まれるようになる
彼らを軸にストーリーが展開する
主役も変わるし異世界やキャラも変わる
>ストーリー展開
青い鉱石は異世界とのをやりとりができる石
この石を使えば異世界からキャラも呼べるし
自分も異世界に行くことができたりする
帰ってくるのも呼べるのも期間限定という設定
異世界はエロエロな世界でもパロパロな世界でも構わない
>ストーリーの例(上の格案をできるだけ尊重して)
・中世から現代に美少女剣士が迷い込む話(上の例をあげると女剣士メリーが現代に来たりして価値に染まり堕落して主人公とエロエロになる)
・クラブエローラの経営者が過去の時代に行って、今の手法を使って盛り上げる話
・逆にクラブエローラに過去の時代の有名な売春婦がきて売れっ子になる話
ショートショートでもエロ特化のストーリーにできる
別に凝った物を作ってもいいし作らなくても書きやすくなる
・魔法少女が現代に来て主人公と仲良くなりその彼女と奪いあう(もしくは仲良く百合百合になる)話
・異世界に行き好きなだけエロいことをする話(活躍してもいいしバッドエンドでもいい)
など書き手が世界観を考えて書くことができる
以上、垂れ流し案でした
長々とまとめきれずすみません
>>342 参加しやすさを最大限に追求した結果だと思うけど、
その企画で人が集まっても
「魔法で異世界少女を召喚してみました」
っていうスレが立つのと全く同じにならないかな?
つまり普通のシチュエーション系スレッドが一つ増えましたよ〜だけみたいな?
>>343 おっしゃるとおりです
ミザリー役に当たる共通メインキャラををどうするかですね
この辺はまだ考え中です
ヤミ金うしじまくんもこのタイプですね
みなさんの意見も募集しています
異世界とかミステリーとかは著しく書き手を限定しそうだな
少なくとも俺はダメっぽい……
異世界から召喚できるのでもいいし
現代からでもOKにすればいいと思います
何も異世界に拘る必要もないと思います
現代の同じ石を持ってる子を召喚してしまったというのもありなんです
ミステリーやSF、ファンタジーではなく現代物でも使えるというメリットがあります
>例
・クラスメイトを召喚してしまって(´д`)エエエエエ!状態になる
で、お互い欲求不満だったことを打ち明けエロエロな展開もありです
・あと清彦SSキャラの尋己を呼び出してしまって悪霊を払って貰う話とかもできそうです
とにかく楽しめばいいんじゃないでしょうか
大丈夫ですって書いてみましょうよ
自分も何か浮かんだら考えが固まり次第なんか書いてみます
あと気軽に書き方を尋ねられるスレにもしたいですね
こういう合作もありじゃないでしょうか
書き方尋ねなきゃならんような初心者は来ちゃダメだろ
ある程度の技量と素養を有していることが参加の最低条件だろ
普通のスレとは違って、他の書き手に迷惑がかかって来るんだぜ
348 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/15(土) 09:38:25.93 ID:Y/zi3F4j
そんな都合の良い書き手が何人いるのかな
スレじゃなくて板に
ええっ?
書き方聞くような書き手の方が少ないと思うけど
>>338>>339 まあ一応は
>>277(2)に乗っ取った企画案の事例ってことでいいんじゃないですか?
>>328で進行役、
>>329では参加者として立場の使い分けはしているし
それに企画案が気に入らなければ票を入れなければ済む話では?
それに出来不出来は別として、これを中世〜と入ったスレに持ち込むのはまず無理
言ってはなんだが中世である必然性が皆無なので余所でやれとスレ違い扱いとして処理される
正午になったのでここで締め切らせていただきます
>>329-337ですが
>>177で書いたとおり、
>>146氏のような方が何人かSSを投下してくれて
それらがストーリー案として候補になったら面白いのでは? と思っていたので
そういうSS作品の呼び水になれば…と考えていた次第です
案を下さった方々、またご意見を下さった方々ありがとうございます。
合作システムを再考する際大いに参考にさせていただきます。
では、投票に移ります
【ストーリー案投票用テンプレ】投票は12/16(日)23:59、日付が変わるまで(雑談も可です。余裕があれば
「特殊性癖の禁止/許容をどうやって議論するか」に関して下に書いたやり方でよさそうかご意見が欲しいです)
(回答例)
書き手でも読み手でもある場合
「書いてみたいSS→中世西洋風RPG世界もの、童貞勇者が自分の理想の童貞喪失をフリーダムに妄想するシチュ
読んでみたいSS→『世にもエロな物語』妊婦エロ」
書き専の場合
「書いてみたいSS→インキュバス物、ヒロインが痴漢プレイをされるシチュ」
読み専の場合
「読んでみたいSS→『ルイスブルグ士官学校の性交訓練』アリアンナ×メリーの百合」
というように、@書き手目線or読み手目線、Aストーリー名、Bシチュ(あればカップリングキャラ名も)を書いてレスしてください。
@ABどれか一つでも抜けている場合、ストーリー名とキャラ名が一致しない場合(例・『キヨヒコ』のヴラジーミル×詩織
等と書いた場合)や誤っている場合は無効票とさせていただきます。
トリップは必要ありません。
ストーリー案一覧
>>233『クラブ・エローラ』
>>234氏 中世西洋風RPG世界もの
>>245氏 インキュバス物
>>246氏 サキュバス物
>>267氏『世にもエロな物語』『エロパロゾーン』
>>329-337『ルイスブルグ士官学校の性交訓練』
>>342『アナザーストーン(仮)』
一位の案と二位の案の票数に差があまりない等の場合
・得票数
・挙げられたエロシチュの多様さ
の二つの観点から総合的に(スレで相談しながら)判断します。
【投票に関する注意】同じ人が複数回投票等で票を操作する等、集計を混乱させる行為はやめて下さい。
悪質と思われるレスが万が一あれば、仕切り役としての強権を行使して決定する場合があります。
【書き手さんの立候補について】正式に立候補していただくのは
>>177D、ストーリーもシステムも決定した後です。
今回希望シチュまで書いていただくのは参考と集計のためです。
【特殊性癖について】たいていの特殊性癖(百合、触手等挙げられていたもの、或いは妊娠出産や近親相姦も特殊に入る?)は
注意書きでおkと思ってます。
>>177Dの審議方法は「禁止にしようぜ!」な性癖をいくつか挙げて(前回はスカ、ホモ、ケモナー)
異論があれば多数決、挙げられなかったものは許容、というやり方を考えています。
募集して
レスがなくなる
中師走
投票期間が〆切後即の36時間というのは、さすがに性急過ぎはしないでしょうか?
今日出たばかりの案もあり、そもそも週末一日半の間にスレを見ていない人もいると思うのですが
せめて投票期間は×日△時〜○日□時までと、前もって宣言してからではないかと
〆切日は事前告知されていましたが、確か、投票期日までは告知されていませんでしたよね
それとも
>>352はテンプレに対しての投票ということなのでしょうか?
先制攻撃、かな?w
>>343 >普通のシチュエーション系スレッドが一つ増えましたよ〜
オムニバスでもシェアでも呼び方はなんでもいいけど、自由度が高過ぎるとそうなっちゃうよな
でもま、いいんじゃね?
本来的な意味での合作は無理だよ。
ストーリー案に対する投票の件ですが
>>355 ご指摘ありがとうございます。確かに投票〆切は事前告知していませんでした。
進行が早すぎるというご意見がこれまで何度もあったことも考慮し
減速してストーリー案への投票〆切を来週12/22(土)の正午に変更します。
是非ゆっくり考えて
>>352のテンプレを読んでから投票して下さい。
【議論に参加されているみなさんにお願い】
議論の際、合わない意見や同意できない意見は出来るだけスルーでよろしくお願いします。
ひとまず回答用テンプレ作ってみた
1.目線
書き専
読み専
兼業
2.書いてみたいSS/読んでみたいSS
>>233『クラブ・エローラ』
>>234氏 中世西洋風RPG世界物
>>245氏 インキュバス物
>>246氏 サキュバス物
>>267氏 『世にもエロな物語』『エロパロゾーン』
>>329-337 『ルイスブルグ士官学校の性交訓練』
>>342氏 『アナザーストーン(仮)』
ちなみに私自身はIDが変わってからこっそりと投票します。
以下、業務連絡
>>ゴトー氏
お嬢様担当氏が姿を見せたので、清彦EDパートは書くという認識であっているでしょうか?
一応、期限まで一日残っていますがそこをはっきりとさせておきたいです。
すいません、上テンプレ補足です。
3.読みたい/書きたいシチュ(キャラ、CPもあれば)
他人にスルーを呼び掛けといて、自分がスルーされてやんのw
仕切りをするには、ちと人生経験が不足だったんじゃないの、このお子さまは
一応のっておくと
このなかで書きたいもの
>>245氏 インキュバス物
>>246氏 サキュバス物
読みたい物
>>233『クラブ・エローラ』
かな。
書くなら、アイテムに限らないけど、少しは不思議が入ったもの。
でも読むというか、オムニバスになりそうなのはエローラかなあ、と思う。
書き手の自由度は、エローラのほうが高いとは思うんだ。
このスレはいつからオムニバススレになったんだよ
ここは、複数の書き手がパートごとに書き上げて一本の作品を完成させる、合作を研究するスレなんだけど
オムニバスなんて言ったら、この板にある全てのスレがそうじゃないか
一つの作品世界を背景に、自分たちそれぞれの解釈による作品を複数持ち寄るスタイルなんてのは、普通の二次スレと何もかわりない
極度に限定された閉鎖空間に、新しい一次スレが一つ増えるだけのことだろ
アホくさ
オムニやシェアやりたかったら、よそ行ってやってくれって話だな
引き留めたりしないから、どうぞ遠慮なく
>>364 >>365 ひっかき回したいだけの輩だとは思うけど同意せざるをえないから困るw
ゴトー氏の案はストーリー展開も考慮されてるけど
他のは企画段階から敷居を下げる事しか考えられてないから対象外。
(実際あまり敷居がさがるとも思えないけど…厨臭いしw)
消去法的に考えてゴトー案を推すしかないけど、テンプレめんどくせ。
367 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/16(日) 11:10:32.29 ID:oNyjvNns
>>342も棄てがたいとは思うけどね
現状では確かに房臭いだけだが、裏返せば連載漫画にも使える原案だし
問題点は、やはり主軸を固めないとトワイライトゾーンになってしまう所と、
ゴールラインを定めておかないと延々ダラダラと続きかねない所
それを締めるのは編集者の英断と統率力と、豚に木を上らせる手腕だがw
ここまでテンプレにのっとった有効票無し
お前様方それって
>>298の後半なぞってるだけじゃない?
>>366 都合良すぎる連投とかもうね。
ただ他でいいだろってのは同意。
一次創作スレはスレタイ+αなオムニバスと言えるだろうし
二次創作スレはアンソロジーと言ってしまってもいいと思うからね。
本当に研究とやらをするんなら、必死にオワコン発言をしているのは
無視して、一本道共同ストーリ型として、清彦編を継続しつつ、
別の形としての、オムニバスっぽいこともやるとか、そういう柔軟さを
求めるのは、今の両進行役には荷が重いかな。
もっと基本に戻って、合作研究という設定・ストーリからやるかwww
もちろんオレには過負荷すぎて無理。と逃げておく。
好きにやればいいじゃないの、
所詮お遊びなんだからさ。
シェアでもオムニでもそれで書きたいヤツがいるならそれでいいさ。
そんなヤツが提案者以外にいるなら、なw
提案された案に書きたいと思えるものがなかった
もっと案を募集する期間を長くして欲しかった
>>372 今からでも提案すればいいじゃん。
どうせまだ有効票は無いみたいだしw
人任せだったり後出しだったり、口だけで何も行動しなかったり、
そんなヤツばかりだからまともに転がってかないんだよ
清彦に参加した連中の爪の垢でも飲んで考えなおすんだな
>>374 別に良いんで無いの?
元々メインの話は世界観やキャラを統一させるためのもので、派生も大歓迎じゃ無かったっけ?
それに本筋だって全員が投下してから書き直して改めて最終稿って企画だったはず
まぁ文句だけ言って書きもしない奴らが何の役にも立たないどころか足を引っ張っただけなのは同意だがw
194が生臭く感じるのは、
>>329みたくキャラの名前から性格、果ては傷の位置まで一人で決めといて、
「さあ、お前らこれで書け」って一方的に押し付けてるからなんだろうな
もうバカかと
そこまで作り込んでるのならテメエ一人でどこかのシチュスレに投下しろってこった
なんでテメエの作品を完成させるのに、俺らの手を煩わせなきゃならんのだ
さっぱり意味が分からない
>>376 同意
194氏の中じゃ、一般にも広く知られてるハルヒ並みの人気作なんだろうなあ
おそらく、キャラごとに声優も決めてて、脳内では律儀にその声で再生してんだろうねぇ
>>議論の際、合わない意見や同意できない意見は出来るだけスルーでよろしくお願いします。
それを議論とは言わないだろ
議論とは、意見の異なる相手と話し合い、自分の主張を通すための手段だろうが
この空回り感……なんか、この人って既視感ありありなんだよなあ
まさか……
邪推は感心せんが、一応は俺も一言
>>194氏
あんたの仕事は参加者(主に書き手)の意見を集めて、落としどころを探すことだからな?
自分の思い描く路線の主張は限界まで控えて、他の書き手の希望を優先的に拾えよ?
間違っても自分の理想型に強引に誘導するなよ?
その辺、間違えたら一発で空中分解するからな?
空中分解? もうしてるじゃんw
ダッチロールから脱出できなかったな
気に入らないストーリー案があるなら、他のに票を入れればいいだけのことだぞ?
小説書きたいんですが、なかなか時間が取れないため一緒に作ってくれる
方がいると助かります。こんな案で書きたいのですがどうでしょう。
【世界観】
時は戦国時代末期、関ヶ原の合戦の直前ごろ。
石田三成についた甲賀忍衆と、徳川家康についた伊賀忍衆の対立が発端。
甲賀と伊賀は極めて距離が近く、どちらも忍者の里なので、緊張が高まって
不穏な事件が起きやすくなっていた。
【主人公】
甲賀の頭領、山中俊房の子・山中兵介
史実にない架空の人物です。
性格は、政治的なことに興味が無く、優しいのですが、無類の女好きで、
女と見るやすぐに手を出そうとします。しかし、悪を許さない正義感の持ち主でもあります
【ライバル】
伊賀の頭領、百地三太夫の子・百地源太
史実にない架空の人物です。
性格は、政治の勢力争いに非常に敏感で、ヒエラルキー(上下関係)に対して厳格です。
下の者には威張り、対立する者には容赦しません。なぜか女性を蔑み憎んでおり、そのため
特に対立する甲賀の女性に対しては残酷な仕打ちを平気でします。
【とりあえずのヒロイン】
南近江の名門、三雲家の姫・三雲彩
史実にない架空の人物です。
六角氏の重臣の流れを汲む名家であり、伊賀忍の大幹部でもあった三雲家の末裔。
気品のある美人で、本人も忍者、つまりくの一である。
頭領の子である源太に気に入られ、里には彼に逆らえる者もおらず、自分も逆らうことが
出来ず困っている。そんなとき、彼女はあることから甲賀の山中兵介に出会う。
>>383 の案で一緒に書いていただけるという方は手を挙げて下さい。
また、これ以上設定を練る気は無いので、あとは各自作品の中で設定を追加して
いって下さい。
とりあえずのルールとしては、一回の投下あたり1000文字以内という制限を設けたいと
思っています。
なに甘えてんの
ナメてんのか?
この板でちゃんと仕切りが出来るような人材を求める事自体に無理があったんや
ここは自分が設定だけ思いついたマイワールドを他力本願で具現化させるためのスレじゃないんだけどな
388 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/17(月) 13:47:22.67 ID:xl9IX4oj
>>177の
・自分の設定やキャラが他人の手でどのように改変されても文句を言わない
・他人の案と競合した結果採用されない場合があることを了承する
・原作者主張をしない
という条件を理解してるのかね、ほんとうに?
389 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/17(月) 13:51:14.72 ID:xl9IX4oj
極端な話、
>>383の世界がパラレル方面に向かって
史実(?)とは新しい歴史を作ったり、
あっという間に代替わりして残らず新キャラになったり、
はたまた鬼武者になったり、
もしかしたら自衛隊と米軍がタイムスリップで出現したり、
という展開も許容せねばならんのだが?
>>360-361 臨代氏
分かりやすいテンプレ助かりました。ありがとうございます。
>>263でも申し上げた通り、寄せていただいたご希望は出来るだけピックアップして進める方針です。
(
>>372氏に関しては申し訳ありません。〆切は複数回告知してあり既に投票も始まっているので対応できかねます。)
キヨヒコ進行中にシェアードワールド式でやりたい、自由度を上げるべきというご意見がかなりあったと記憶しているので
敷居を下げることばかり考えて進めていましたが、
合作なのだからある程度整合性も取った中でやりたい
(
>>277 >1)複数もしくは一人である程度まで作り上げたストーリーをベースにする(ベースを作った人が監修))
のように)
というご希望も多いようですね。
A「ストーリーの流れも設定も細部まで決めてから、ストーリーを分割して担当を決めて書く方式」…キヨヒコ合作
B「あらかじめ大雑把なストーリーを決め、多少の縛りがある中で書き手が自由に決められる方式」…AとCの中間?
C「あらかじめ提示するのは世界観設定や根幹ストーリーのみ、あとは書き手任せ」…競作、アンソロジー
システムをBCのどちらに決定するかはストーリーを決めた後(
>>177,
>>229参照)に再度取り上げる予定ですが、
これまでいただいたレスを参考にしながら
>>177の進行段取りもそれまでに再検討するつもりです。
>>383小田君氏
ここは2ちゃんねるのエロパロ板で、18禁創作を行う場ですがお間違えではないでしょうか。
合作企画が一つ進行中のスレですし、現在ストーリー案は募集していません。
他にふさわしいサイトをお探し下さい。
ゴトー氏はどうしたのかな?お嬢様担当氏も現われたし、16日過ぎたし、臨代氏も呼びかけてるのに…
393 :
小田君 ◆zX9oeEK2wzOE :2012/12/17(月) 20:19:43.83 ID:PvnCB2nx
>>389 許容します。
あと1投稿につき1000文字だと少なすぎるので2000文字に変更します。
引き続き募集しておりますので、こぞってご参加ください。
我が企画は誰でもウェルカムです。
>>391 いっておくが
>合作企画が一つ進行中
二つな。清彦編はまだ終わっていない。
進行役をやるんなら、他の進行役も尊重しろよ、な。
# それとも自分のは企画ですら無いって自虐なのか
清彦なあ……色んな意味で終わってるんだが……
16日過ぎてるのに臨代氏も来ないしな
てかこのスレ自体終わってる感
>>392 某スレで書き掛けの連載を余所に移してスレは放置してるようなヤツだぜ?
ここだっていつ放り出したっておかしくないけど、拘束できる強制力もないしな
ゴトー氏がどうしているか分からない以上、進め難いのでひとまず12/26の23:59まで時間をとろうと思います。
そして、その後の予定としては以下のように考えています。
1.現れ、書くと宣言した場合。
投下を待つ。
2.現れ、書かないと宣言した場合or現れなかった場合。
ラストパートを書きたい人をある程度の間募る(この際、本編の担当経験の有無は問わない)。
書くという方が現れた場合は投下を待つ。現れなかった場合はひとまず完結とし、アナザー類を解禁。
また待ちか、という声が聞こえてくるようですが、私としては遅くなってもEDまでしっかりと完結させておきたいので平に御容赦を。
袋叩きにされると分かってて出て来てくれるかなあ
>>398 了解です。
アナザー枠ということで、しばらく待機させて頂きます。
投稿履歴などから、ゴトー氏は水曜日以外はお忙しい方だとお見受けしております。
遅くても明後日には何らかのお返事が頂けると思いますが。
跡地を有効利用したいんで、すいませんが早いとこ破綻して下さい。この様子じゃもはやスタメンが癌みたいなもんですし。
>>401 有効活用すればいいじゃん、さっさと次の企画進めろよ
まぁ師走も半ばだからねぇ
404 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/18(火) 09:46:52.19 ID:PNWyq2wV
ゴトー次第ってことかw
そんな大物かよw
少なくともいまもっとも
登場を期待されてる事は確かw
百合スレにも来ないしな
なろうは更新してるけど
企画第一弾の参加書き手の最後の一人なんだから大物だろ
企画的には
最後の一人か
一人もいなくなるのも時間の問題っぽいな
あとはアナザーか。
◆63./UvvAX.氏と、
>>324にあるけど、前スレ
>>519とかも
書くのかな。
なにも書かない企画よりは、アナザーでも書いてる方が
よっぽどマシ。
遅くなりました。申し訳ありません。
<エンドパートについて>
書きたい、書かせていただきたいと思っています。
お嬢様担当氏、臨代氏、お返事遅くなって申し訳ありませんでした。
他の書き手さんやスレの皆さんからのご意見いただきながらの”合作形式”で書くべきではないか?との思いもあるのですが、
なかなかにそれが難しそうな状況でもありますので、以前提案させていただいたプロットに沿う形で、書かせていただく事を考えています。
また、清彦がスレ進行(新企画)の妨げになっているという旨、私には解るような気がしています。
従いまして、前回提示させていただいたプロットに沿っての執筆とさせていただくとした場合、
投下までにはある程度お時間いただかなければなりませんので、しばらく離脱させていただこうかと思います。
本来ならスレにて展開やキャラクターについて話し合いをしながら進めるべきであるとは思うのですが、
それが叶わないのであれば…また臨代氏も
>>398にて、私が書くといった場合は「投下を待つ」とされていますし。
恐らく年明けにはなってしまうと思うのですが、ある程度まとまりましたら再度参上させていただきますので、
どうぞ次の企画についての話し合いを続けて頂ければと思います。
なお、エンドパート投下は直接レスとして書き込むのではなく、アプロダなどの利用を検討しています。
新企画の話し合いが佳境になっていたりした場合、長々とスレを埋めるのは得策ではないと思いますので。
>>398:臨代さん
勝手ばかり申し上げてすみません。書かせていただきたいと思います。
同時にアナザー類も解禁としてもいいように思いますが如何でしょう?
私のせいで混乱を来たしたとお考えの方もいらっしゃると思います。申し訳ありませんでした。
このお詫びは、少しでも面白い・エロいと思っていただけるエンドパートを投下する事で代えさせて頂きたいと思います
書けば良いと思うけどね。
投下もこのスレでかまわないと思う。合作研究と名乗っている限り
研究の成果はここに上げられるべきでしょ。
臨代氏もエンドまでやって決着をつけたいといっているし、賛否に
しても、ゴトー氏が書くことの是か非かはあったが、プロットの反対
はなかったと思う。あったのは麗華部分だけかな。それもお嬢様
担当氏からは、条件付きみたいな形でOkが出てると解釈できる。
時期に関しては、ナポリ氏の第一稿投下から今はほぼ三ヶ月。これを
長いと見るかどうかだけど、途中でごたごたはあったとしてもちょい
長いと思うかな。アナザー・IFをどうするは、投下までの間を新企画
検討にしてもいいし、それともアナザー・IFでつなぐか。
個人的には
>>409で書いたけど、小手先の理屈をこねくり回す企画
よりも、書くやつのほうがよほどマシ。あげたやつそれ全部ボツって
のほうが研究として成果があるだろう。少なくともTrial and Errorは
やってんだから。
>>411 ぐだぐだ文句垂れてるだけのヤツよりはいかに厨臭かろうが企画あげてるヤツのがマシだな
ゴトーは新企画やりたいって連中に気をつかってああいう言い方してんだからさ
お言葉に甘えて新企画の話を進めればいいんだよ
とはいえ俺も既出の案はどれも乗れないんだよなあ
投票締切まで待ってから提案させてもらうとするか
>>412 いや新企画は既出案の中から多数決で決定だろう
総投票数に関わらず最多得票案を採用するのが現行のルールだし
むしろ投票結果で採用された時に一番自分の好みに近づけやすい案に票を入れるべきだね
その後に提案したって新企画の次になっちまうぞ?
>>412 つまり
(1)書いてあげてるやつ > (2)企画進行 > (3)周りでぐだぐだ文句たれてるやつ
ってことか
なんだ(3)っておれらじゃんwww
魅力がない企画には誰も乗らないよ
>>413 その現行のルールに則った票がいくつある?
この現状の中、多数決で決められると思う?
企画が提案された時点で乗り気になる書き手が何人かいれば話は違うだろうがそうじゃなかった
何人かが書きたくなるような企画があれば投票するまでもなく状況は動いていくよ
まだ投票するタイミングじゃないんだ
もっと色んな案を出してみて、せめて2〜3人はそれ書いてみたいって書き手が現れなきゃ
票を入れたくなる案もないのに投票したって意味ないよ
あれもいいこれもいいどうしよう?てな状況でこそ投票の意味があるんだよ
>>416 少なくても二票は入ってるね
このまま票が伸びなくてもそれで始めればいいじゃん
前企画だってメイン枠は仕切り担当を加えても三人だけだったんだし
もっと建設的な意見が出せないのかねぇw
二人の内、何人が書くんやろか?
>>418 まだ二人だけと決まった訳じゃないけどw
その二人も含めて、採用案を魅力的なものに改造してゆくという発想はないのか?w
無い物強請りを延々続けるのがそんなに好きなのかね
というかさ
>>177のルールは
>>389みたいな大胆な変更もアリってことだろ?
採択案が決まってから気に入らない設定やら削除して、
新しい要素と入れ替えていけば良いいじゃん?
例え跡形もなくなったとしても原案者が離脱するくらいだし、
文句は言わないって前提で出してるアイデアだから構わんだろうに
>>416 そこなんだよな。
前スレをざっと見てきたが、清彦編では、ナポリ氏が第一稿を書き出す
まで296スレを消費して設定作り、それだけレスが付く内容だったという
こと。
さらにそこまでにBefore Storyというのか、世界観を見せるためのSSが
少なくとも5編。1レスだけのものならもっと。
書き手もメインはたしかに三人だけど、自由枠は二人以上立候補してる。
次企画と言っているのがいかに性急か、また支持も受け切れていないと
いうのがわかる。
これで本当に清彦編の反省を活かせるの? と思うわな。
>>421 話が全然面白くなかった
途中で逃げ出すような奴に仕切らせた
志願したからと空気が読めない自己中な書き手とか、
発言ブレまくりの書き手を持ち上げて調子に乗らせた
以上、反省終わり
反省だけなら猿でもできる
ってのがあったな
ここは猿山か
>>ゴトー氏
快諾を感謝。是非ともお願いします。
また、EDが
>>143と確定したのでIF・アナザー・外伝諸々を解禁します。
次作との兼ね合いもあるので、最初の期限は12/22の23:59とします。
(なお、投下中に期日を跨いだ場合は一日延長とします)
期間は短いですが、次作の議論が一息ついて書き手さんが執筆に入る時(前スレ
>>266あたりのイメージ)に再度の募集をしようと思っています。
なので、今回は無理して期限に合わせる必要はありません。
425 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/19(水) 00:55:58.72 ID:/b+eAb1D
あ
新ネタが頓挫するかどうかの瀬戸際なのに、よくもまあアナザーとか言ってられるわ
お焚き上げスレとかのアナザーなスレでやってほしい
>>426 頓挫したくねえなら投票するなり新ネタ提案するなりすりゃいいじゃん
さすがに八つ当たりすぎるだろ、そりゃ
なにが書きたい?漠然とでもいい、書きたいものあるか?
合作できたら面白いなと思ってる書き手はいるのか?いるなら自己主張しろよ
書きたいものもなく、書きたいのと思ってる書き手もいないなら終了でいいじゃねーか
書き手がー進行役がー清彦がーなんて愚痴った所でなんにもならないぞ
フハハハハハ ついにこの時がやってきたのデス。
中二病自分ワールドを全開にするときなのデス。
前スレ
>>519なのです、妹編のアナザーなのです。
前にも書いた通り、二部構成なのです。
第一部は前スレ
>>534-566(途中空きもあり)の続きなのです。
設定説明なので、エロは全然無いのです。
それ+前スレと変わったところは、視点が妹になっているのですよ。
アナザーだからいいデスよね。
こういう口調だけど、某本スレにはSS投下をしたことはないのdeath。
では、このスレでは、このレス番号をつけて、投下開始するです。
六花ちゃんprpr
430 :
429:2012/12/19(水) 08:18:08.11 ID:efzmwokj
あさ
やっほー、わたし千明 舞。たぶん中等部。
お?尋己さんはっけーん。
尋己さんはお世話になっている香取神社の一人娘。尋己さんは特別なお仕事をしているんです。
それは…巫女さんなのです。
ふふ、ここにちっちゃいおそうじ用ポリバケツをおいて…
「きゃっ!」
どんがらがっしゃーん
「あいたた、なんでこんなところにバケツが…さっき掃除したときに置き忘れたかしら」
いいきみだわ。お兄ちゃんに近づく女は、みんなこうなる運命なの。
さ、もう道場に行かないと。あの人がかたづけに手間どってるうちにね。
・ ・ ・ ・
道場に到着。道場と言っても、香取神社の板の間の一つをそう言ってるだけだから、漫画とかに
よくある掛け軸とかはないんだけど。それでも行事があるときの寄り合い所にも使われていて
そこそこ広いのです。ここで修行の真っ最中。
そうわたしは退魔師。まだまだ駆け出しもいいところだけど。
お兄ちゃんも退魔師の力があって、もう何件かは退魔をしたらしいの。
なぜかあんまり詳しくは教えてくれないんだけど。でもおおよその見当はついてる。
そしてお世話になっている香取家も退魔師。お父さんが退魔師のお仕事中死んじゃって、
退魔師仲間だったこの神社でお世話になっているというわけ。
道場にはまだだれもいない。やっぱり師範よりも先に道場に入るってのは基本よね。
手早く掃除をすませて師範を待つ。朝な夕なに掃除はしているからそんなに手間もかからないわ。
「おお、舞ちゃん、今朝も早いな」
師範 has come。香取 博、この人が香取神社の主にして、わたしの師範。
すっごい実力の持ち主で退魔師の後衛・支援では、日本で有数の人だと言われてる。
そして私も資質としては後衛方。そう博おじさまと同じなの。あこがれで尊敬しかうかばない。
こんなおじさまの娘が、あの人なのが不思議なくらい。おじさまと違って前衛だし。
退魔師はRPGでいうところの、前衛・後衛というのがあって、今までの登場人物だとこんな感じ。
前衛 後衛
清彦 舞
尋己 博
麗華 メイド軍団
こんな感じでパーティを組むわけ。わたしが知らない人の名前もあるけど、そこはそれで。
そうあの人なんかじゃお兄ちゃんとパーティなんか組めない。
『お兄ちゃんが背中を預けられるのは、このわたしよ』
ということで、今朝も修行が始まります。
431 :
429:2012/12/19(水) 08:22:42.59 ID:efzmwokj
「おはよう、今朝も健やかな様でなによりだ」
「おはようございます」
「尋己には下ごしらえをしてくれていた様だな。少しずつだが霊力が戻ってきている
できれば、本格的な回復も舞ちゃんにはお願いしたいんだが」
「それは…女の穢れの時はできませんから、尋己さんを待たないと…」
「うむ…そうか。時期を見て頼む。
そして清彦君は、今朝も爆睡かな」
「ええ、最近はいつも帰りがおそいし、朝はぎりぎりまで寝てるし、お兄ちゃんなにをしてるのかしら」
「ああ、聞いていなかったのか。清彦君は今、クリスチャン系のエクソシスト、来栖家で特訓をしているんだよ」
「え?そうなんですか。それで毎日帰りがおそいんだ」
クリスチャンかー。ということは牧師さん?十字架を持って聖水をかけたりとか?
『清彦君、君の成長は著しいものがある。君とは男の友情を交わしたい』
『ああ来栖、お前の実力はてえしたもんだ。これからもよろしく頼むぜ』
交わされる男と男の握手。みたいな感じで!? はわ〜どんなおかたなのかしら。
「来栖さん?来栖財閥の方ですよね」
あっあの人が来た。来栖財閥?あの『Chirs』ブランドで世界を席捲してるところ?
「ああそうだ。来栖さんが退魔をしているところに清彦君が出くわしたそうでな。それがきっかけだ」
「あそこは、一人娘が日本で退魔師をしてるんですよね」
お、おんな〜っ!!?? どういうことなのよ。女の人と秘密の訓練とか、それって…
「それって、この前高等部に編入してきたっていうお嬢様? ヘリで学園に来てるって大騒ぎになってた」
「そう、しかも同じクラスです。来栖 麗華。お嬢様もいいところの人ですよ。いつもお付きのメイドもいるし」
ど、どういうことなんだってばよ。女で同じクラスでお嬢様でヘリが飛んできてメイドでよなよな特訓って。
「そのお嬢様の教育係から誘いをうけたそうだ。良い経験になるからとな。ワシも同意見だから参加させてもらっている」
お兄ちゃん…わたしにかくれてこそこそと〜っ! こうなったら、こうなったら。
「「その訓練、わたしも参加できませんか?」」
うわっ、この人とシンクロしてしまった。こいつも同じことを考えていただなんて。
「ふむ、いいだろう。来栖さんに頼んでみたらどうだ。お前達にとっても良い経験になるだろう。
朝はここで修行、夜は来栖さんのところで特訓。という形だな。清彦君にもそうして欲しいところだが」
「お兄ちゃんは明日の朝、ひきずってでも連れてきます」
「おお頼もしいな、そうしてくれ。さて今朝の修行を始めるか」
432 :
429:2012/12/19(水) 08:27:25.02 ID:efzmwokj
・ ・ ・ ・
あさかもね
「ふわあぁぁ」
登校途中。眠そうにしているお兄ちゃん。通っている学園は中等部・高等部と隣り合わせにあるから
こうして朝はいっしょに行ける。よけいなのもついてきてるけど。
「清彦さん、来栖さんのところで訓練を受けているそうですね」
おっ、あの人が口火をきった。陰湿なところはぴったりだわ。
「ああ、なんか流れでそうなってな」
「なんでいわなかったの?お兄ちゃん。最近帰りおそいし、朝はねむそうだし、どうしたのかなって」
「授業中まで寝てるものね…」
ちょっと挙動不審になるお兄ちゃん。やっぱり来栖さんとはなにかあったの。どうにもあやしい。
「そ、それは、成長した姿を見せて驚かそうかと。あはは」
「ふーん、で、訓練ってどんなことをしてるの?」
「今は山道を毎日10km走ってる」
「それだけ?」
「それだけじゃなくて、途中にチャームというか小さいお守りかな。霊力が付与してあって
いくつもかくしてあるんだ。それを見つけ出してこないといけない。タイムも計られるから
ゆっくり探すわけにもいかないし。タイムと探し出した数で点数が付けられるんだ」
「それで清彦さんは何点なんですか?」
「昨日は43点…。70点が合格ラインなんだけど」
「お兄ちゃんダメダメじゃない。来栖さんは?」
「麗華…あっ、来栖は70点は超えるけど、小鳥さん、ああ教育係なんだけど、
その人から90点はいかないと、っていつも怒られてる」
下の名前で呼ぶなんて。あの人もジト目でお兄ちゃんをみている。
お兄ちゃんの退魔の方法はおおよそしってる。
まさか来栖さんとも。このお兄ちゃんはやくなんとかしないと。
434 :
429:2012/12/19(水) 08:31:52.91 ID:efzmwokj
「それにしても10kmを走るとかたいしたこと無いですよね」
「ヒロ。お前は弓道部でそこそこ走ってるだろうけど、オレはずっと帰宅部だぞ。
毎日10kmなんてもう足がパンパンだよ。授業中も眠くてたまんないし」
「え、お兄ちゃん?」
「清彦さん?」
「なんだ二人とも?」
「清彦さんって、霊力付与、この場合は霊力補助ですけど、それを使ってないんですか?」
「走るんなら、足の筋肉とか骨格、心臓や肺に霊力を回して負担をへらすって、それもしらないの?」
「いやまて、舞。おまえ小さいときから、かけっことか、いつも一番だったよな、まさか」
「小学校にはいる前からつかってるよ?」
「退魔師なら基本中の基本ですね。あくまで補助なので人間の限界は超えられませんけど、
10kmくらいなら全然問題は無いですよ。山道の高低差分はちょっとキツイかもですけど」
「人間が時速60kmで走れるってことは無いよねー」
「うちの修行でもやりますけど、丹田に霊力を集めて、それからさっき舞ちゃんが言ったところに
少しずつ霊力を送って補助をかけるんです。調整は慣れと経験ですけど」
「来栖んところがエンチャントと言っているのと同じか。
それで栗栖のやつ10kmとか走ってもまあまあ平気な顔してるんだ」
はあ、退魔師については、なんでかずっと拒否ってきたお兄ちゃんだけど、
ここまで基礎がなかったとは。ここはわたしが教えこむしかなさそうね。
「ということで、今日からわたしも、来栖家の訓練にくわわることになりましたー」
「来栖さんにお願いしてみて、ですけどね。私も加わりますし」
「お前達、そんなことしてていいのか。夕方の修行もあるだろうし」
「おじさまからも、そうしたほうがいいって」
「来栖さんが良いと言ってからですけどね」
うるさいなーこいつ。
「お願いするのに、お昼休みに高等部にいくからね、お兄ちゃん」
435 :
429:2012/12/19(水) 08:37:42.07 ID:efzmwokj
・ ・ ・ ・
ひるやすみ
中等部と高等部は隣り合っているとは言っても、門を抜けて市道を渡り向こうの敷地にいくしか無い。
すばやくお昼ご飯をすませて、今日は友達とのたべりも無しにして高等部にむかう。
最近は変な人対策のために、門を出たり入ったりするのに、いちいち許可を取らないといけないのが
面倒。ここの学園は公立だけどエスカレーター式進学校という態も取っていて、そこそこ頭のいいこ
や地元の有力者の子息も多いらしく、そこらあたりが厳しいのだ。
まっすぐ食堂のある厚生棟にむかう。お昼休みになった時に、お兄ちゃんからそこにいるとメールが
はいってきていた。もうどこにあるのかは知っている。高等部の構造なんてとっくに知りつくしている。
なぜかって。毎日きてるから。昼休みだけとは限らない。というよりも昼休みは出入りが厳しくて、どう
しても夕方になる。最近一緒に帰れていない。その原因は今朝わかった。この現状を打開するのだ。
食堂がある棟に近づくと、お兄ちゃんとあの人が一緒にくるのが見えた。わたしもあと二年早く生まれ
ていれば、むしろ双子だったら、あの人のかわりにああして毎日お兄ちゃんと一緒にいられるのに。
年齢差なんていらないよ。
「おっ、舞、ちょうど来たな」
「お兄ちゃんは食堂でお昼じゃないんだ。ここだって聞いたからそうなのかなって思ったのに」
「オレは教室だな。だがあのお嬢様はここでお昼を取っているんだ」
「あの大騒ぎを教室でやられたらたまらないもんね」
あの人がなにかいった。その理由は食堂に入ってわかった。一部が大きく区分けされていて、そこに
いかにもなお嬢様がいた。金髪で縦巻ロール。一目で長身とわかる姿とスレンダーな体型。その周囲
にはメイド服を着た女性が立っていて、いかにもって感じの男性が給仕をしている。あれが来栖 麗華。
ヘリで登校してきたとは聞いていたけど、お昼ご飯にまで学校の施設を占有するなんて。
なんていうか…バカ?
「あら、千明さんに、香取さん、ごきげんよう。そのちっこいのはどなた?」
「来栖、お前あいかわらずだな。オレの妹だよ、舞ってんだ」
なにこいつ。ちっこい?まあたしかにわたしは身長もちょっとだけちいさい方かもだけど、
年齢からするとほんの少しだけたりないだけなんだから。
「あら妹さんですの。ということは退魔師の家系ですのね。
私は来栖 麗華。聖ミカエル教会所属のエクソシストですわ。あなたと同じ退魔師の家系ですわね」
「そこらは知ってるよ。舞に話はしたから。今日はお前にたの…」
お兄ちゃんが言葉をいい切る前に、やおら隣にいるメイドからゴーグルの様なものを受けとり顔にかける。
やっぱりへんな人だ。
「なんだそれ。また妙な機械を持ち込んでいるな」
「ご説明しましょう」
どこからか、別のメイドが現れた。
「うわっ、鐘ヶ江さん。あんたいつもいきなり現れるな。どこにいるんだ」
「常にお嬢様の陰となり」
「そうだな、舞に紹介しておく。この人がメイド長の鐘ヶ江さん。
来栖の隣にいるのは、オレ達と同じ歳でこのお嬢様の世話をしつつ一緒に学んでいる五方さんだ」
深くおじぎをする鐘ヶ江さんと、ぺこりと頭を下げる五方さん。いっしょに学ぶ?
「あーそういう顔をしてるよな。つまりうちのクラスには、来栖と五方さんの二人一度に入ってきてるんだよ」
「表のお世話をするのが五方。陰のお世話をするのがわたくし鐘ヶ江」
436 :
429:2012/12/19(水) 08:42:57.99 ID:efzmwokj
「あーなんですのこれ。うまくピントがあいませんわ」
そばでお嬢様がなにかさわいでいる。不思議な人だ。世界がちがうというのはこういうことなのかしら。
「まだ試作品だと申していますのに。この機械は相手の持つ霊力を測る機械なのです」
「そんなことができるんですか?この機械で?」
あの人も不思議そうにゴーグルとそれがつながっている機械をみている。
「らしいな。来栖んところの退魔に立ち会ったときにも、なんか霊の性別とか趣向とかがわかるとやらいう
機械を持ち込んでいたしな。霊が発する波動とかを検知するとかなんとかで」
へーなんかもうどうでもいいんですけど。
「ようやく合いましたわ。千明 清彦、あなたが334。まあまあね。そこのちっこいのが…39? 香取 尋己は5
ゴミね」
かっちーーーん。なにこいつ。あの人はともかく、わたしがゴミですって。
思わず力を…と、あの人がわたしの前に手をひろげて制止するそぶりをみせる。
「なんだよ、ゴミって。じゃあ麗華おまえはどうなんだよっ!!」
「私?私はこんなものでは測れないレベルですわ。来栖家の血は絶対ですのよ」
やっぱりバカだこのお嬢様。なにもわかっちゃいない。
お兄ちゃんが怒ってくれたからわたしも少しは落ちつけた。でもむかつきはまだ治まっていない。
もやもやしているわたしのとなりで、あの人が口をはさむ。
「その機械のことは別にいいですけど。今日は来栖さんにお願いしたいことが。
清彦さんが参加している来栖家の訓練に私たち二人も加えてもらえませんか?」
「え?あなた方が。それは…」
「いいでしょう」
「鐘ヶ江さん!」
メイド長という人があっけなく簡単にこたえた。
お嬢様といってもメイド長にはさからえないものなのかしらね。
なんだか、わたしまでお嬢様口調になってきましたわ。
「最終的な判断は教育係の小鳥がいたしますが、たぶん小鳥もいいと言うと思いますよ。
わたくしから連絡はしますので、お返事は今しばらくお待ちください」
そのままなにかさわいでいるお嬢様はほおっておいて食堂を出る。お兄ちゃんが
『つきあってたら昼休みどころか夕方になっちまうぞ』
という言葉どおりなんだろうな。
「なんか悪かったな、舞。退魔に関しては妙にプライドが高いところがあるからな、あいつ」
「あーいいよ。なんていうか世界がちがう人だなってのはわかったから」
「あとは、来栖家の訓練で、違いを見せてもらいましょう。むしろ見せる側かしら…」
そうね。これで夕方からもお兄ちゃんと一緒にいられる。それで十分だわ。
437 :
429:2012/12/19(水) 08:48:09.45 ID:efzmwokj
・ ・ ・ ・
げこうじかん
− げこーのじかんになりました。こーないにのこってるせーとは −
下校の時間だ。授業のおわりだ。
あのあとメールがきて、今夕から参加するというスピード展開。
終わったら中等部の門の前で待っていればいいというので、ぽつんといたら小型のバスがとまった。
「待たせたか、乗れよ」
お兄ちゃんが扉から声をかける。バスに乗るとよけいな人が。あの人と五方さんとかいうメイドさんだ。
「お嬢様は?」
「ああ、来栖はリムジンでいっちまったよ」
「もうヘリは使わないのかなー」
「学園から『ヘリは勘弁してください』って言われたんだって。
セキュリティがどうのこうので騒いでたけど結局リムジンにしたんだろうな」
「五方さんは、こっちなんだ」
「ええ、お嬢様には鐘ヶ江が付きましたので、わたしは皆さんのお世話をするようにと」
「お世話されることも無いけどな」
「それでお昼のことですけど」
おお、あの人が。やっぱり根にもってるんだなー。
「来栖さんは、それほどの霊力を持っているんですか?」
「そうらしいぞ。すっごいでかいタンクを背負っているんだけど、
自分が使える霊力はオレとそんなに変わらないって。
小鳥さんって言う教育係の人が言ってた」
「へー、なんでそんなになってるんだろうね」
「イメージとしては、そのタンクから出てる管が、すんごく細いらしいな。
その代わりその管が何本もあってメイド軍団に供給できるんだって」
「はーい、なんのことだかさっぱりわかりません」
「そうやってメイド軍団に霊力を供給することによって、来栖家だけでパーティが組めるんだよ。
そこが他の退魔師と違って、大きな力をもってる、ってことらしいな」
パーティは朝のところで説明した通りなんだけど、パーティを組むために退魔師グループに入ったり
相手を探すためのコミュニティもあると聞いてる。
でも、退魔師同士でも、やりかたとか考えかたの違いで、いがみ合いもおきてるとか。
そこらの面倒はなしで自分のところでパーティを組めるってのはいいのかもね。
もちろんお兄ちゃんの最高のパートナーはわたしに決まってるんだけど。
「五方さんも、メイド軍団なんですか?」
「いえ、わたしはただのメイドです。戦闘とか得意じゃないんで。
メイド軍団は希望してさらに選抜した人だけがはいるってことですね」
なるほど。こうして話をきくと退魔師もいろいろな形があるんだ。勉強になるなあ。
このバスも内装はきれいだし、あんまりゆれないし。飲み物もでてくるし。
なんとなくうとうとと。ねませんよ。ねてませんよ。でもお兄ちゃんの肩に頭をのせてみたり。
「つきましたよ」
はっ、今わたしとお兄ちゃんが千年前に出あっていたはずなのに。
438 :
429:2012/12/19(水) 08:55:06.93 ID:efzmwokj
バスを降りると山中だった。いくつかの簡易な建物、
と言ってもそこそこきれいになってるうちの一つが更衣室になっていて着替えをする。
ついにあの装備が牙をむく時がきたようね。
「おまえ、なんて格好だよ」
ふふふ、お兄ちゃんびっくりしてる。お兄ちゃんとあの人は学園の体操服姿。そしてわたしは
「ブルマとか今の時代に存在していたのか。というか、そんなもんどこから」
「わたしは昨日体育だったから、体操服は洗濯中でーす」
「私たちは今日体育があったからそのままだけど…」
「走れる格好って言われたので、ある物をもってきましたー」
「どこにあったんだよ、そんなもん。っていうか山道だから虫とか、チャームを探すときに小枝で
引っ掻いたりするから、それじゃケガするぞ。オレみたいに」
お兄ちゃんは短パン姿なんだけど、足をみるとたしかに細かい引っかき傷がついている。
「それでしたら、アーム・レッグカバーがありますよ。夏向けに通気性もありますし」
「五方さんありがとう。ほら舞、せめてこれをつけろよ」
ああ、お兄ちゃん、乙女の柔肌に傷がつくのはいやなのね。
一応成長のほどはみせたので、ここはおとなしくカバーをもらってつけましょう。
「え?シスター?」
あの人の声に回りをみると、たしかに修道服姿の女性がいる。あ、お嬢様だ。
なんて本格的な修道服姿。髪もまとめて頭巾にいれて、西洋風な顔立ちがはっきりでている。
でもなんで修道服姿なんだろう。
「あいかわらず、その格好なんだな」
「もちろんですわ。来栖家の者であらば、訓練といえども試練に立ち向かう時は常にこの姿。
そこにかわりはありません」
「しっかしよくそれで山道を走り抜くなあ」
この人も霊力補助は使うんだ。さっきエンチャントとかいっていたっけ。
そこはエクソシストというだけはあるわよね。
そして、教育係という、小鳥さんがあられた。お兄ちゃんに紹介されて挨拶をする。
うわー教育係と言うだけあって、女教師っぽい雰囲気はある。
今は山中だからそうじゃないけど、ピンヒールをはかせて、黒網タイツとかにして
ムチをもたせたほうが似合いそう? この人絶対S系だとおもう。
「さて、ルールは簡単です。ここからお屋敷までの10kmを走破します。
その間、私どもが隠したチャームも見つけてもらいます。
今回は女性二人も入りますので、いままでのお嬢様が赤、清彦さんが青に加えて
香取さんはオレンジを、舞さんは緑のチャームをそれぞれ探すことになります。
それぞれのチャームは異なった霊力を付与してありますので、今ここで覚えていってください。
チャームの数、隠し場所はバラバラです。
ルートそのものは一本道で分岐のあるところはロープで閉鎖してあります。
迷ってもモニタリングはしていますので、問題はないでしょう。
探し出したチャームの数とタイムで得点をつけます。
なにか質問はありますか?」
特に問題はないわよね。もらった緑のチャームにある霊力をおぼえる。
後衛方であるわたしなら霊力の見わけはやさしすぎる。
「では、五分ごとにスタートしてもらいます。そうですね。
最初はお嬢様で、しんがりは清彦さんにお願いしましょうか。
二番目が香取さん、三番目は舞さんで。
それではスタートしましょう」
439 :
429:2012/12/19(水) 09:00:57.88 ID:efzmwokj
・ ・ ・ ・
おやしき
お屋敷、うわーおやしきだー。本当にこんな建物があるんだー。
映画とか写真とかでしかみたことがないよ。
広い前庭に、噴水があって、車がそのままはいりそうな玄関。いやはいるね。
といってもわたしがメイドさんに誘導されてはいったのは横の入り口だったけど。
入り口がいくつもあるって時点で、普通の家じゃないよ。
お屋敷につくと、お嬢様はもうゴールしていた。
顔は平気そうにしてるけど、頭巾は外して髪をだして、そばであおいでいる人がいる。
そして、わたしが乱れた気をととのえていると、お兄ちゃんとあの人がゴールしてきた。
え?なんで二人一緒に?
あっ、ついペースを上げちゃって、あの人をぬいたのはいいけど、
お兄ちゃんもあの人に追いついちゃったんだ。
しまったー、わたしもわざと遅れて、お兄ちゃんと一緒に走ればよかったー。
舞、一生の不覚。
あの人はおおきく胸を動かして苦しそうに息をしている。
ふ、ふん、わたしだってあと二年もすれば標高差10cmは成長するんだから。
「皆さんゴールしましたね。
この訓練は、長時間のエンチャントと、シークを維持し続けるためのものです。
無論体力というものの配分も意識し、身体・精神・霊力を適切に消費していきます。
ペース配分はもちろん、能力の持続というものが求められます。
それでは、取得したチャームを出してください」
「私は32個ですわ」
「わたしは、48個です」
「舞さん、満点ですね。なるほどrear guard属性なんですか。それと千明家筋は侮れませんね」
ふふっ。あんなの他の人のチャームもみえてた。
お嬢様のとりこぼしたものも、お兄ちゃんがとるはずのものも。
「タイムはまあまあといったところですか。ただ前半ペースを上げすぎて、後半にダレていますね。
身体への負担を霊力に頼りすぎという感ですか。それでも初回としては上出来です」
ううう、博おじさまにいわれてるのとまったく同じことを指摘されてる。
欠点って同じようにでるものなんだなあ。
440 :
429:2012/12/19(水) 09:06:40.17 ID:efzmwokj
「えっ、そんな数あったの?オレ13個しか取ってない」
お兄ちゃん半分もとれていないなんてダメすぎ…。全部で30個あったのに。
わたしとあの人の隠してあった数はお嬢様のよりもおおい。ためされたのかな?
「個数割は昨日とほぼ変わりませんね。ただタイムが伸びています。コツでもつかみましたか」
「ああ、今朝霊力補助って話を、ヒロと…尋己と舞から聞いて、意識してみる様にしたんだ
なんとなくわかったような気がする。そっちでいうエンチャントってのが」
「それはなによりですね。
あとはシーク、逆にそちらでどう言うのかはわかりませんがそのコツも掴める様に」
やったーお兄ちゃん、その調子だよう。けさの話でそこまでいけるなんて。
見極めも手取り足取りおしえるからね。博おじさまから教わったとおりにだけど。
「私は43個です」
「香取さんは、2個ロスですか。数としては十分ですね。ただタイムが…
ああ、霊力を落としていられるんですね。落とした状態でここまでとは」
「見極めは、私の父から散々たたき込まれていますから」
「さすがは香取のご息女と言うところですか。参考値ということにしておきましょう」
「お、おかしいですわ!」
お嬢様が声をふるわせている。
見ると学園でのお昼休みの時にかけてたゴーグルみたいのをまたつけている。
「そこのちっこいのは、やっぱり33。尋己さんは5のままじゃないですの。
これでそこまでできるなんて。なにかズルをしているんですわよ!」
わたしは軽く意識をする。
「いいわよ舞ちゃん。ちょっと解放して見せてあげれば?」
言われなくても、さっきまで練っていた霊気をあげる準備はできている。
溜めていた霊気をかるく全身にめぐり走らせる。
「え?なんですの? 数値が上がっていく。300…500…800…千を超えるなんて…そんな」
「彼女らは、いつもは省エネモード」
いつの間にか鐘ヶ江さんがお嬢様の隣にいて、お嬢様からゴーグル様なものをはずす。
「これはあてにならないということ。この機械は対魔戦時に、霊の力を見るためのもので
退魔師間の力を比べる物ではありません」
小鳥さんがお嬢様のところで話をしはじめた。
「そもそもお嬢様に一番足りないのが、この霊力コントロールです。
膨大な霊力に頼って、いつも霊力の垂れ流しをしていては……」
「お嬢様への講評は長くなりますから、お三方は今のうちにシャワールームへどうぞ。
男女別になっていますし、スタート地点でお預かりしたお荷物はそこに置いてあります」
いま、ぬっとあられた、この鐘ヶ江さんて人、ヌって。移動がみえない人だ。
「そういうことだから、シャワーに行こうぜ。
ちなみにお嬢様は専用のシャワールームがあるそうだ。見たことはないけどな」
「お兄ちゃんも、霊力コントロールを学ばないとね。博おじさまから」
「ああわかってるよ。お前達って結構すごかったんだな」
441 :
429:2012/12/19(水) 09:13:22.98 ID:efzmwokj
・ ・ ・ ・
つぎのひ
ぐーてんもるげーん。わたし千明 舞。おおよそ中等部。
けさはお兄ちゃんを起こしにいかなきゃ。師範との約束だもんね。お兄ちゃんのへや〜
きゃっ!
どんがらがっしゃーん
なに、なんでこんなところにほうきが。
はっ、この残留霊気、あの人かっ!
「おい大丈夫か、舞?」
「え? お兄ちゃん。うん大丈夫だよ」
「そか、気をつけないと」
お兄ちゃんが差しだした手、その手につかまっておきあがる。朝からこのシチュ最高!
「ありがと、もう起きてたんだ。 起こしに行くところだったのに」
「あぁ、昨日のでな。やっぱここでの修行も必要だなって思って。
あと霊力補助か。あれのおかげで今朝はそんなにきつくないか」
「そうなんだ。じゃあいっしょに道場にいこ」
「だな、師範より先に、だろ」
うん、お兄ちゃん、大好き。
442 :
429:2012/12/19(水) 09:19:47.14 ID:efzmwokj
と、ここまでが第一部なのデス。五方というメイドを出していますが、今後出てくるのか
どうかはわかりませんです。学園でなにかのイベントがあれば、ひどいめ、もとい活躍
の場もあるのかもです。
さて第二部ですが、こちらは、妹編というよりも姉妹編になっているのです。
しかもやっぱ直ヤリはまずいだろうということで、触手ものになっているんですが、問題
ありや無しや。
第二部も書き終えていますが、夕方くらいまで間をおきますデスね。
444 :
429:2012/12/19(水) 19:05:31.63 ID:efzmwokj
そして第二部を投下するです。
第二部は姉妹編なのです。
445 :
429:2012/12/19(水) 19:11:13.07 ID:efzmwokj
見られている。
でも気がつかないふりをしておこう。
気がつかないふりをしていると思われてもかまわない。
いつも見られているから平気なんだと思わせておけばいい。
実際、もう慣れっこになってしまっているし、慣れっこにされてしまっているのだ。男の子の視線に。
みんながわたしを見る、その何かを恋願うような視線、
慕い寄るような視線、粘りつき、からみついてくるような視線に。
わたしは知っている。わたしがこの中等部でいちばんかわいい、いちばん綺麗な女の子だということを。
わたしは校舎の一階の廊下を歩く。運動場に面した、放課後の廊下をわたしは歩く。
運動場への出口には男子生徒たちがたむろしている。
コンクリートの段や木の廊下の床にべったりと座ったり、壁や柱にもたれかかったりして、
運動場からは廊下との境の窓越しに、歩いていくわたしの姿を見ている。
行き先ざきでそれまでの話し声がやみ、沈黙の中でわたしを見つめる。
聞こえるのはとき折りごく、と唾を飲み込む咽喉の音と、「チギラ」「マイ」とわたしの名をささやき交わす声だけ。
わたしは二階への階段をあがる。
その階段の下からも、わたしを見あげている男の子がいる。
踊り場にも何人かがべったりと座っていて、前を通り階段をあがっていくわたしをみつめる。
わたしの中等部の制服はかつてのセーラー服を模したもの。その制服のスカートは短い。
でももう困ったり、顔を赤くしたりすることはない。わたしは平気になってしまったのだ。
そんな男の子の視線も、もういやらしいとさえ思わなくなってしまった。
二階の自分の教室にわたしは向かう。
教室に入り帰る支度を始める。
教室に残る男の子達の会話が耳に入る。
「おい、高等部のお嬢様見たか?すごいよな。おなじ制服のはずなのに何か違う感じだし、
あの気品溢れる雰囲気、スレンダーでそしてお姉さまって感じ。やっぱいいよなあ」
「バカ、お前はそんなんだからまだ童貞なんだよ。刮目すべき点はそこじゃない。お付きのメイドさんを見たか。
三歩下がって主の影踏まず。あのお嬢様が何かを言う前にすっと差し出す機転。あれこそ真の大和撫子だぞ」
「お前も童貞じゃねーか。っていうかなんでお前が高等部に詳しいんよ」
「うちの部活、夏休みで三年生は引退になったからな。高等部進学が決まってるやつは、
プレワークっていって、高等部の部活に今から参加してんだよ。お前こそなんで知ってんだ」
「おれは文化祭の実行委員だからな。文化祭は中・高等部合同開催だから、会議は高等部でやってるんよ」
わたしもその文化祭実行委員に選ばれている。
担任からは、学園やクラスになれるためと推薦された。でもわたしの目的は違う。
堂々と高等部に行けるのだ。
446 :
429:2012/12/19(水) 19:16:15.53 ID:efzmwokj
「ぶえなす たーるです。お兄ちゃーん」
とりあえずお兄ちゃんのクラスによるのは基本よね。お兄ちゃんのところも今日は午前中でおわり。
中間試験もちかいので、授業は特別編成になっているのです。
「おっ舞。今日は文化祭の会議か。試験が終われば文化祭に向けて本番突入だもんな」
「うん、まだ時間があるから、こっちによったの。お兄ちゃんのクラスは何をやるか決まったの?」
「なんかなあ、どうやら隣のクラスと合同でお化け屋敷になりそうなんだよな。
場所的に、ここと隣のクラスは、恒例でやることになってるらしい」
「へー。中等部は学年によってやることがきまってて、三年は劇をやるんだって」
「そうなのか、どんな劇をやる……」
− ぴんぴろぴんぴろぴん −
お兄ちゃんの携帯から、音楽が流れる。この音はメールの着信ね。
お兄ちゃんは携帯を取りだして画面をみてる。
「げっ、姉さんからだ」
「お姉ちゃん?めずらしいね。てかしばらく行方不明なんだけど、どこにいるんだろ」
「…大学の研究室に戻ってきたって書いてる」
「ふむふむ、うちにもくるのかなあ」
「見てみろよ」
お兄ちゃんが携帯の画面を差し出す。
『は〜いお姉ちゃんですよ。
清クンにあえなくって、お姉ちゃんさびしい。
昨日から大学の研究室に戻ってきてるの。
でも忙しくて香取の家には行けそうにないから、逢いに来てくれないかなあ。もちろん一人で。
舞には言わなくていいから、今日の16時に研究室の隣にある実験室に来てね。
夕食もおごるわよ。
じゃあ待ってるわよ。お姉ちゃんより』
あの姉、またお兄ちゃんを独り占めしようとして。なにが『舞には言わなくていいから』よ。
でもちゃんと見せてくれるお兄ちゃん、最高。
447 :
429:2012/12/19(水) 19:21:23.01 ID:efzmwokj
「お姉さんですか。大学に戻ってきてるんですね」
あ、あの人だ。こういうのには顔をつっ込んでくるんだから。
「うん、でも忙しいから会いに来いって言ってる。今日の16時だって。夕食も一緒になりそうだな」
「でも今日はお父さんから頼まれた買い物もあるし」
「荷物持ちだろ。済ましてから行っても、16時には間に合うだろ。来栖んちの訓練も今日は無いし」
「プラン変更の準備とか言ってましたよね」
「おまえ達が、ここんとこ軽々こなしてるから、変えるんだろ」
「あんなの楽勝よ」
「私も、少ない霊力で配分するコツはつかめてきましたから有意義ではありますけどね」
「オレは…霊力補助で走るのは楽になってきたけど、チャーム探しがまだなあ。
種類が増えた分、見つけたと思ったら色違いだったり」
「清彦さんは、霊力補助に振りすぎなんですよ。もっと見極めにも使わないと。
あと無駄な消費が多すぎです」
「博おじさんみたいなこと言うなよ。どうしてもな、力の制御がうまくいかないんだよな。
でもまた山中だって言ってたし」
「小鳥さんが、屋外のプランは今の日の長いうちに全部やりますっていってたしね」
「100日間ブートキャンプだからな。終わり頃は12月に入っちまう。その時は室内だろうな。
しかし前より距離は減ると言ってたけど、なんかいやな予感しかしない。
へんな障害物とか、綱渡りとか、うごく台の上を渡れとか、急勾配を上り下りしろとか
そんなんじゃないだろうな」
「汚れてもいい服装を用意しておきますって、鐘ヶ江さんも。体操服の準備はいらないからと」
「「「うーーむ」」」
あ、もう時間だ。いかないと。
「舞、行くのか。オレ達もさっさと済ませないとな」
「そうですね、行きましょう」
あーあ。お兄ちゃんがあの人といっちゃう。こんなときこそ『立場だけの交換』なんて能力を。
あるわけないよね。でも16時か。会議が終わってから直接いけばわたしも間にあうよね。
448 :
429:2012/12/19(水) 19:27:16.31 ID:efzmwokj
本學院大學。日本で退魔系の研究と退魔師の育成をしている第一級の大学だ。退魔師の中にも
ここを卒業したという人は多い。博おじさまもこの大学の出身。わたしも今のままの成績でいけば、
入ることはできるだろう。
でもお兄ちゃんはどうかなあ。この前まで帰ってきたら朝まで爆睡だったし。今度の中間試験はどう
いう結果になるんだろうか。
そしてわたしの姉、千明 奏もここの学生だ。まだ三回生でありながら、すでに研究チームに加わり
実務にも就いている。千明家の血筋というのもあるのだろうが、姉は特に「見極め」某RPG風にいうと
「みやぶる」能力が突出している、特化型なのだ。
霊の位置や能力、弱点までもを遠距離からでも見抜き、指示をだせるという。その能力を買われて、
今では学生と兼業で、ひとつの退魔師グループの指揮を任されている。そのために一度どこかに
行くとしばらくは帰ってこなかったりするのだ。
私は後衛方では、バランス型として能力があるといわれている。でも姉は、一部の能力だけが突出
していて、他はさっぱりだったりする。おなじ姉妹でもこんなにちがうものかと自分でもおもうけど、
周囲の人はそういうものだという。
そういうものなのかしら。
歳がはなれているせいなのか、姉の考えてることはわからない部分が多い。能力も行動も言動も。
ただわかっているのは、姉もお兄ちゃんを狙っているということ。生まれたときからのライバルなのだ。
姉のいる研究室は、本館からすこし離れたところにあるちょっと広めの実験室を併設している建物に
ある。
この大学は小さな頃から、何度となくきている。わたしの能力を定期的に調べたり、力を測ったりする
ためだ。だからこの大学もおおよその配置はわかる。
学生でざわめくメイン通りをすぎ、本館をぬけて、敷地の裏手に入る。ここまでくると、学生の気配は
少なくなり、静けさが周囲をつつむ。
ここの実験室は特別な結界なのだろうか。外部と室内の霊力を遮断できるようになっているという。
わたしも測定のためにこの実験室には何度もきている。
勝手知ったるなんとかやらで、中にはいっていく。
静まりかえった研究室の扉が並ぶ廊下を通り、つきあたりの実験室にはいる。
449 :
429:2012/12/19(水) 19:32:28.14 ID:efzmwokj
「おじゃましまーす」
誰もいない。お姉ちゃんはいるのかと思ったけど、まだ16時前だ。お姉ちゃんは研究室かな。
文化祭の会議は連絡事項と、各クラスや役員の定期報告だけで、思ったよりも早くおわった。
ちょっと余裕すぎたかな。先にいてびっくりさせるのもいいわね。
実験室の中は、がらんとしていた。
いつもきてるときは、いろんな装置がいくつも置いてあったと思うんだけど、今日はほとんど何もない。
入った扉の近くにある机の上に荷物をおいて、周囲をみわたす。
ふと室内の床にそのまま置いてある水槽が目にはいる。
水槽? 30cmも無い高さで、そうだなあ、うちの食卓ほどのではないけど、
テーブルほどの大きさの水槽に、これまた浅く水が張ってあってある。
水槽の横にはタンクっぽいものもあって、パイプが繋がって軽くウィーンって音がなっている。
水を循環させてるのかな。
そこになにかいる。
なにこれ、20cmほどの細長くて、くろっぽい物体。
生き物に見えるけど動いてはいない。なんでこんなのがここにいるんだろう。
ふと、霊力を感じる。何?この感じ。霊力が周囲にふくらむ。
一気に水槽から、水色の腕のようなものが何本も伸びる。わたしにむかってくる。
「きゃーーーっ!!」
伸びてきた腕のようなものが、わたしの手首や脚をつかんでくる。
逃げようとしたけれど、足首をつかまれて逃げられない。
腕もつかまれて、両手・両足の自由をうばわれてしまった。
「なにこれ?なにこれ? 助けてよお兄ちゃーーん」
450 :
429:2012/12/19(水) 19:37:23.12 ID:efzmwokj
扉が開いた。お兄ちゃん?
「舞!」
お姉ちゃんだ。そもそも扉がちがった。お姉ちゃんは実験室内のオペレーター室にいたんだ。
「これは!? まさか暴走!!?」
お姉ちゃんが水槽にむかう。お姉ちゃんにも水色の腕みたいのが伸びるけど、お姉ちゃんはそれを
器用にかわしながら水槽に近づ、あっ、回りこんだやつに足をつかまれた。
「きゃあああぁぁぁぁ!」
おねえちゃんもつかまっちゃった。ミイラ取りがミイラになるってこういうことね。
いや、落ちついている場合じゃない。二人とも身体の自由がきかない。霊力を使ってなんとかしよう。
両腕に、両足に霊力を送りこむ。
え?霊力を送れない。違う、送っている。でもなんだろう、力をこの腕のようなもので取られている感じ。
両手足をつかんでいるものの他にも、腕のような物がせまってきた。なによ、なにをするつもりなの。
そいつらは、身体のあちこちにふれてくる。手足をつかんでいるのは、すごい力で抜けだせないのに
ふれてきているのは、すごく微妙な感じで、身体にふれてくる。
もう身体は宙に浮いていた。何本もの腕みたいのが、わたしの身体をささえて、
ささえてる先が交互に全身にふれてくる。
くすぐったいような、変な感じ。
首筋や胸や背中や腰やおしりや脚、足首まであちこちさわってくる。なにこのセクハラ物体。
一本の腕みたいのが顔にもふれてくる。ぴちゃって、くちびるに水がかかる。しょっぱい。これ海水?
着ている服も濡れてきているのがわかる。これってあの水槽の水がかたちを作っているんだ。
あの細長いくろっぽいやつが、これをやってるの?
人じゃないのに霊力を使って動かしてるっていうの?
わけわかんない。
一本の腕みたいのが、わたしのあそこにもふれる。身体がぴくんって動く。下着も水で濡れてくる。
ああもう、全身がむずかゆくて、服も濡れてて、でも身体だけが熱くなり始めてるのがわかる。
451 :
429:2012/12/19(水) 19:42:39.09 ID:efzmwokj
ぽちゃっと、スカーフが落ちた。
え? みると服と服の間にも、腕みたいのが入ってきて、ずらし始めてる。
これって、脱がそうとしてる?
間違いない。脱がされている。
ほそく服の間に入ったのが、服をずらして、腕を掴んでいるのが位置を変えながら上着をとる。
スカートのホックをはずして、スカートも床に落ちる。この腕みたいの器用すぎ。
キャミもとられて、もう下着姿になってしまった。
隣をみると、お姉ちゃんも同じだった。もう下着姿だ。
お姉ちゃんのブラのホックがはずされて、胸があらわになる。
こいつ、また成長してやがる。
あの人もおおきい、でもお姉ちゃんはまた別格だ。
ひそかにあの人のことは「牛女」ってよんでいるけど、お姉ちゃんは、さらにドーンって感じ。
もう、同じ姉妹なのに、なにこの差。わたしだってあと6年もしたらあんなになるんだから。
「お姉ちゃん、これどうにかならないの?」
「これ、霊力を遮断する制御カバーをかけてあったはずなのに、無くなってる。
ヘルプを呼ぶにも、今この棟には他に誰もいないのよね」
「なにそれ、このままだったら…」
わたしのパンツにも腕みたいのが伸びてきたのがわかった。脚を動かして抵抗しようとするけど
全然きき目が無い。水で濡れているはずなのに、腕みたいのが細さもかえて、わたしとパンツの
中に入る。ご丁寧に脚はちょっと開いた感じにさせられる。太ももをすぎて、膝をぬけて、足首も
とおって、するりと足から下着がぬける。
もう全裸になってしまった。隣にいるのはお姉ちゃんだけだとわかっているけど顔があかくなる。
はずかしい。こういう状態で裸になっているってのが、とにかくはずかしい。
全部脱がしおえたら、また腕みたいのが全身にふれてくる。
おおう物がなくなった胸を背中をおしりを脚を、そしてあそこにも微妙な感覚でふれてくる。
もう、くすぐったいのか、どうなのかわかんない。
身体中に少しずつふれられるたびに、身体が勝手にぴくんってなる。声がでそう。必死にこらえる。
お姉ちゃんも、声を押しころして『うっ』『くっ』っていってる。
どうなるのわたしたち。
452 :
429:2012/12/19(水) 19:47:52.93 ID:efzmwokj
「しつれいしまーす」
−− 清彦が実験室に入ると、足下がぴちゃっと鳴った。床が濡れている?
そして室内にあふれる霊力に気づく。なんだここは。異様な雰囲気に思わず顔を向ける −−
「いやーーっ、お兄ちゃん、みないでーっ!!」
−− 清彦の目に飛び込んできたのは、水色の触手に両手そして両足を捉えられた、舞の姿。
しかも全裸である。
清彦にとっても妹の裸を見るのは初めてでは無い。小さい頃は兄妹としてそれなりに接する
機会はあった。だが年頃と言われる年齢になってからはさすがに無い。
そこそこふくらんだ胸。大きさはBに育ちつつあるという感じなのだろうか。
そして少しながら生えそろった恥毛。
触手によって開かれた脚の間にはわずかな割れ目もみえる −−
「うわっ、なに、すまん」
−− おもわず目をそむける。だがその先は、同じように束縛された奏の姿だった。
ダイナマイトである。
ポン・キュッ・ポンである。
清彦も姉とは小学校低学年のころまでは、一緒に風呂に入ったこともあった。
その頃には、いまの舞よりも胸はあったような。
だが、成長してからの姉の裸体をみるのも初めてだ −−
「いや〜ん、清クン、みちゃだめぇ」
「姉さんのは別にみたくもないよ」
お兄ちゃんだ、お兄ちゃんがきた。わたしの裸をみた? お姉ちゃんのはみたくない?
わたしのはみたいんだ。でもこんなのいやだよ。こんなのでみてもだめだよ。
「これどうなってるんだ、どうすりゃいいんだ」
支援
454 :
429:2012/12/19(水) 19:52:28.02 ID:efzmwokj
−− 清彦は、二人に近づこうとする。だが水色の触手が清彦の前を阻み進むことが出来ない −−
「くそっ、じゃますんなよ。なんだこれ。みずっぽいのに脈打ってる。すげえ力だ」
「どうやら清クンは襲わないようね。でもじゃまするなってとこ?」
「なんだその女大好き変態触手は。二人ともこいつにやられたのか。なんだよこのエロゲ展開。
姉さん?人を、だれか呼んでくればいいのか?」
え、まって。人はいやだよ。こんなのみられたくないよ。
「あら、自分の姉妹の裸を他人に見せて喜ぶなんて、清クンいつのまにそんな性癖をつけたのかしら」
「そんなこと言ってる場合じゃないだろ」
「舞もイヤだよ…こんなの、こんな姿、他のだれかにみられるなんて…」
さっきまでのむずかゆさが消え、嫌悪感が一気に全身を包む。悪寒までしてくる。
ふれてくる腕みたいものが、けがらわしい物にしか思えない。さわれられたくも無い。
「それにこの棟の研究スタッフは今全員海外にいるの。
私だけ昨日一足先に帰国したのよ。だから人と言っても使える人はいないわ」
「じゃあ、どうすれば…」
「この触手が出ているところに行って」
「お、おぅ」
−− 清彦は触手の源に向かう。なぜかそこへ行くのには触手の抵抗がない。
水槽?その上に水色の塊が見える。
その周囲から触手が何本も生えて、姉妹へ向かっているのだ −−
「えっと…これって、いわゆる空気嫁?いや水嫁になるのか」
−− 水槽の上の塊は人型を取っていた。頭部はのっぺりとした、たんなる楕円形の球形だが
その下の形は、間違いなく女性のそれだった。
胸は、姉妹の平均をすればこんなものなのだろうか。体型も平均化してある様に見える −−
「それとセックスして、この霊力を祓うのよ」
出ビアンカ禁止
456 :
429:2012/12/19(水) 19:57:37.25 ID:efzmwokj
「えええ、ちょっとまて、なんだよそれ、これとやるの?この得体の知れない水のかたまりと?
しかも姉さんと舞が見てる前で?」
お兄ちゃんがあれとセックス?それで祓う?
わたしもお兄ちゃんの能力は知っている。女性に憑いた霊をセックスで祓うのだと。
その話を聞いたときにはショックだった。お兄ちゃんが他の女性にふれて、セックスをするだなんて。
もしわたしが霊に憑かれたら、お兄ちゃんがわたしとして祓ってくれる?
そんなのダメだよね。兄妹同士でするだなんて。
そしてお兄ちゃんが退魔をしたと知った。しかも最初の相手があの人、尋己さん。
お兄ちゃんとしたんだ。お兄ちゃんに髪をふれられて、キスもして、胸にもふれられて、
そしてお兄ちゃんのを受けいれたんだ。
くやしい。兄妹ってしばりがあるだけで、許されないだなんて。
おさななじみって言っても、お兄ちゃんと一緒にいた時間は、わたしのほうがずっと長い。
それを横から簡単に奪っていくなんて。
つながりが欲しい。もっとお兄ちゃんとのつながりが。セックスよりも深いもので。
気がつくと、わたしとお姉ちゃんにふれていた腕みたいのが、引っこんでいた。
消えたわけじゃなく待機している感じ。両手と両足をしばっているのはそのままだけど。
「今のところこれをおさめるには、それしかないわよ」
「っていっても、これじゃ、なんていうか、たたないぞ。あーっと、やくにたたない」
「お姉ちゃんの身体で奮い勃たせても、いいのよ〜ん」
「舞の前で、そんなこと言わないでください」
457 :
429:2012/12/19(水) 20:02:49.32 ID:efzmwokj
−− 清彦はおそるおそる水嫁の胸に手を伸ばす。乳房に位置する部分に触れてみる。
感触は水とは思えず、女性のそれだった −−
「きゃっ」「あん」
「え?」
なにこれ。お兄ちゃんがあの塊にふれたら、腕みたいのがわたしの胸にさわってきた。
これって、腕みたいのと、お兄ちゃんの動きが同調してるってこと?
「あ〜ん、清クンたら、意外とテクニシャン」
「姉さん、あんただけは助けないよ?」
「その塊と触手はシンクロしてる様ね。それにしたことは私たちにも行われる」
「なにそのいきなり(キリッ)は。しかもその都合良すぎる設定は。
ってことはうかつにも、さわれないじゃないか」
「清クン、退魔の条件は知っているわよね。同時に絶頂に達しなければならない。
つまり清クンだけじゃなくてわたしと舞も同時によ」
「お兄ちゃん、舞、がんばる」
「舞、それでいいのか」
−− いつのまにか、清彦の腰の部分にも触手があつまり、ベルトをはずし、ズボンを下げ始めていた
清彦は抵抗するも、触手の力は強く、パンツも下げられてしまう。
だらんとのびた男性器が露わになった −−
うわーうわーお兄ちゃんのってあんなのなんだ。ちっちゃい時にみたのとなんか全然ちがう。
ちょんってでてるだけだったのに、今はなんていうか、ちょっとグロテスク。
「あらあら、このシチュじゃしょうがないわね。でもシンクロしているんなら方法はあるわ。
レッドスネーク、カモーン」
−− 奏がふしぎなじゅもんを発すると、奏の口元に一本の触手が伸びる。
同時に、水嫁の上半身が起き上がり、清彦の下半身に近づく。清彦自身も触手によって
水嫁に近寄せられ、水嫁の頭部が清彦のぶらさがったものに触れる −−
「うぅっ、なんだこれ、なにかあたたかいものに包まれている感触が」
「ああん、清クン、成長したのねえ。小さいときは皮を被っていたのに、こんなになって」
−− 奏が一本の触手を口に咥えている。清彦のモノは水嫁の頭部に包まれている −−
「これって、うわさにきく、フェラってやつか。間接的になんだろうけど、これは…」
「ふふっ、だんだん大きくなってきた。シンクロしてるからわかるわよ。
カリの部分がすごいわね。さすがは『掻き出す能力』の千明家男子。
うぐっ、うぐっ
ああすごいわ。びくんびくんって脈打ってきた。カリの段差がはっきりしてきたわね。
ちゅうぅぅ
先から何か出てるのは、触手の海水ってわけじゃなさそうね」
458 :
429:2012/12/19(水) 20:07:40.68 ID:efzmwokj
ちょっと、お姉ちゃんとお兄ちゃん、なにしてるの。わたしも負けてらんない。
えーっと、なんていえばいいのかな。
「ぐ、グリーンスネーク、カモーン」
あ、一本の腕みたいのが、こっちにも伸びてきた。
それに腕の自由が少しきく。顔のところに持ってこれる。
さっきまで宙に浮かされていたけど今はおしりがぺたんと床についた感じになってる。
腕みたいのをつかんで。これって単なる腕状じゃなくって、形がついているんだ。
なにこれ脈うってる。先端がふくらんでいて、カメの頭みたい。
これを口に…。
ああ、こんなに大きいの初めてだよう。口の中いっぱいになっちゃう。
先端のカメの頭みたいなのを口の中に入れただけで、もういっぱいいっぱい。
この先をなめれば良いのかな。ぺろって。ちょっとしょっぱい。海水だったっけ。
でも海水ほどしょっぱくないな。ここもぺろって。あっ、びくんってなった。ここかな。またびくんて。
「おい、舞まで。そこは、くっ」
お兄ちゃん気持ちよさそう。舞ので感じてくれてるんだ。
「舞ちゃんが先端をしてくれるんなら、私はサオと袋かしらね。
清ク〜ン、自分だけじゃなくて、こっちもよくしないとダメよ〜」
−− 清彦は奏に言われるまま、水嫁の胸に手を伸ばす。平均化されたと思われる乳房をなでまわす −−
うひゃっ、腕みたいのが胸に。ちゃんと手の形になってる。お兄ちゃんがさわってるんだ。
すごくやさしい。円を描くようにやわらかくふれてくる。乳首に指がふれた。身体がピクって反応する。
変な感じ。さっきの腕みたいのじゃなくて、お兄ちゃんの指一本一本の感触が伝わってくる。
胸にふれながら、もうひとつの手が背中にあてられる。お兄ちゃんの手。おおきい。
「清クンのサオもすっごーい。シンクロイメージなのに血管が浮き出てるのがわかるわ。
それにこのパンパンにふくれた尿道の部分。ここも弱いのかしら。つーーっと舐めると反応するわね。
清クン、そんなに乳首をコリコリさせちゃダメよ、引っ張っちゃダメなんだからね。
あンッ」
うわっ、今の乳首を軽く引っぱられたのはやばかった。
声がでるところだった。ちょっと気が遠くなりそうだった。
お兄ちゃんの手が、乳房からおへそのところにおりる。
くすぐったい。でもヤじゃ無い。
というか気持ちいい。
459 :
429:2012/12/19(水) 20:13:30.51 ID:efzmwokj
あ、口からお兄ちゃんのがぬけた。お兄ちゃんの手がもっとさがっていく。
や、そこは、恥毛をかるくかきわけて、お兄ちゃんの手が私のはずかしいところに向かっていく。
脚をとじようとしても、つかまれていてとじられない。
「あやっ」「ああん」
身体に電流が流れた。ふれられたとたんに、あそこから全身に電気がながれた。おもわず声がでる。
はずかしい。
お兄ちゃんの手はやさしくやわらかく舞の部分にふれてくる。誰にもふれさせたことのないところに
お兄ちゃんの指がふれてくる。
「あっ、はっ、ふっ、う、ううう」
くちびるをかみしめていても声がもれる。
指が動くたびに電流が流れる。全身がどんどん熱くなってくる。
「もう清クン上手すぎ〜。お姉ちゃんコンナノハジメテー。
クリちゃんの表面をやさしくなで回したりしたら、絶対にイケナイ子なんだからね」
「ふわわわわわああぁぁっ」
一瞬からだがすっと浮いた感じがした。意識が一瞬飛んだ。あそこがもうわけわかんなくなってる。
熱くねつを持って、とけるような感じ。ずっとこのままでいたい。
「そろそろいいのかな。ってかやっぱこの中に挿入るんだよな」
「いいわよう、清クン、きてぇ」
「なんか妙に萎えるな」
460 :
429:2012/12/19(水) 20:17:24.14 ID:efzmwokj
−− 清彦は水嫁の股間に注視する。そこには女性器とおもわれる形があった。
さすがに少しためらうが、意を決して、清彦のモノをあてがう。
同時に、奏、舞の部分にも、先ほどまで口にあった触手が触れた −−
「ふぇ?」
「ああん」
「いくぞ」
「いっぃたああああああぁぁぁぁっ!!!!」
「え?」
−− 妹の声に、おもわず清彦は抜き出してしまう。
それと同時に女性方の中に挿入った触手も引き抜かれる −−
「ああん、清クン、抜いちゃだめぇ」
「これって、ここまで同調すんのか?」
−− 清彦は再度挿入する。すると女性方にもまた触手が入り込む −−
いたい、いたい、なに、なにこれ。なにか入ってきた。お兄ちゃんの?
さっき口の中でもいっぱいだったのに、そんなの中に入らないよ。
またきた、いたい、いたい、なかでいっぱいになっちゃってる。
「舞、大丈夫か。いたいならやめるぞ」
「う、う、う、うん、大丈夫、びっくりしちゃった。ゆっくりならたぶん大丈夫…イタタ」
「そか、それにしてもここまで同期ってことは、
この熟した実でありながらそれでいてまだ固くて青い感触があるのは
これってこの内部も両方が混ざり合ってるってことで…」
「お兄ちゃん、そんな解説いらないよっ! ぅぅぅ」
「さすが清クン、そこまで理解るとは。でもまだ大学生をつかまえて、熟した実はないなあ。
せめて食べ頃って言って」
「あーはいはい。じゃあゆっくりでいくぞ」
なかのが動いた。ゆっくりとだけど。動かすんだ。ゆっくりって入るのをって意味だったのに。
まだ痛い。というか強烈に痛い。ちょっと動くだけでも痛い。
そうか、霊力だ。霊力を送ってやわらげられないかな。緊張もほぐして。
ああいい感じ。痛みがやわらぐ。こっちは効くんだ。
461 :
429:2012/12/19(水) 20:22:52.13 ID:efzmwokj
間接的といっても、お兄ちゃんのが中にはいってる。なかでゆっくり動いている。
熱くて固くてたくましいのが、わたしの中にある。少しずつ動いて中を掻き出す感じ。
お姉ちゃんが『掻き出す能力』っていってたのがこれかな。
「ああ、清クンいいわよ、このゆっくり動くのもいいわね。お姉ちゃん新鮮な感覚」
「姉さんは黙ってていいんですよ?
てかなんか、なんだろう。霊力を感じる。他のなにか…これって舞の霊力か」
お兄ちゃん舞のをわかってくれるんだ。そこまで同調してるんだ。
中に入っているものからもお兄ちゃんの霊力を感じる。お兄ちゃんの霊力が集中してきてるのがわかる。
ふわっ、またさっきの身体が浮く感覚が走ってくる。
身体は、おしりは床についたままだから、腕みたいので持ち上げられてるわけじゃない。
お兄ちゃんのが、中で動くたびに、浮く感覚が連続してくる。
声がでる。
「ふぁ、はっ、はっ、ああ、くっ…」
「ああんいいわよ、清クン。そこ、そこを集中して攻めたりしたら許さないんだから」
うわっ、浮く感覚がさらに強い。お兄ちゃんが動くたびに、お兄ちゃんがそこを突くたびに強くなる。
お兄ちゃんの送り込まれるもの。動きが少しずつ速くなって、どんどん浮いてくる。
「はあっ、はっ、はっ、なんかもう、すごく、へんな、かんじ、おにいちゃん、まい、へんなかんじだよ」
「そこよそこ。胸も触って、乳首をいじくったりしたら、罰金バッキンガムよ」
くわっ、全身が痺れる。今あそこから頭のてっぺんまで電流が走った。
もうあそこの感覚がわからない。熱をもってとろけていて、そこをお兄ちゃんが動いてる。
お兄ちゃんが動くたびに、ふわって浮く。どんどん浮く。胸もそんなにさわらないで…
「くっ、なんだ、いきなり締まりが、そろそろオレやばいぞ」
「いいわよいいわよ、清クン、そのままもっと速くして。もっと奥まで突いて」
お兄ちゃんの動きが速くなる。お兄ちゃんのが奥に進んでくる。
お兄ちゃんのものの霊力がさらに強くなって、わたしの中にも侵入しはじめてる。
もう…お兄ちゃんのが、舞のなかではじけそう。
「まい、なんか、もう、いっぱい、おにいちゃんの、ちから、なかに」
「あっあぁっ、いい、そこ、おねえちゃんも、もう、イクわよ」
「ううううううっ、オレ、もう、ダメだ、出すぞ!」
「まい、とんじゃう、これが、イク…。もう、いっぱい、ああああああああ」
「イクわよ、おねえちゃんも、もう、うわあぁぁぁぁ」
−− 清彦が放出する。何度も何度も躍動を繰り返し、大量の体液を放出する。
奏と舞の膣の中にも液体が流し込まれる感触が伝わる。
姉妹は何度も痙攣をくりかえし、その動きが清彦にも伝わる。
三人の緊張が、一気に緩んだ。
ざばーん。
水の落ちる音と共に、触手も水嫁も形を無くす。
呆けた三人のうち、最初に動いたのは清彦だった −−
462 :
429:2012/12/19(水) 20:27:36.81 ID:efzmwokj
「祓えたのか。霊力は感じなくなったな。しっかし見事に水浸しだな。おっとそういえば」
−− 清彦は、とりあえずズボンをはき、実験室の隅にある『更衣室』と書かれたドアに入る。
清彦自身も舞と同じように、以前から何度かここに連れられてきており構造は知っているのだ −−
はわわ〜、ふわふわだよ〜、とんでるよ〜、両足にちからがはいらないよ〜
手が床についた〜、みずびたしだ〜、腕ががくがくしてる〜おなかのしたんところもがくがくしてるよ〜
「ほら、舞、これ。立てるか?」
「あ…お兄ちゃん?これ測定の時のガウン。あっそか、ありがとう」
お兄ちゃんからガウンを受け取って羽織る。そういえば裸だったんだ。急にはずかしさが表にでる。
「服は全部水浸しだな。着替えとかどうすっかな。オレもズボンから下はびしょぬれだ」
「あっ…わたしはいちおう着替えはもってる」
「そうなのか。訓練用か」
「うん、なにかあればって、持ってきてたの」
気が緩む。あそこの中に残っていた水が…じょぼじょぼと、おしっこのように落ちはじめた。
「え」
「だから、見ないでってっ!!! いってるのに……」
「あ、ゴメン」
もう! もう! なんでこんなに。こんなふうになるのよ。お兄ちゃんが悪いわけじゃないのに。
「それただの人工海水だから問題無いわよ。
清クン、わたしにもガウンのサービスサービスぅ」
「はいはい、もってきてありますよ。てか緊張感ないな。これで祓えたのか?」
「綺麗に消えてるわね。祓えたんじゃない?」
「六根清浄とかいらないのかな。なんていうか今、こみ上げるあの感覚が体の中にあるんだけど」
「それは、取っておくのよ」
「取っておけるのか?」
「そういうものよ。退魔の時にいちいちやれるとは限らないでしょ。
清クンの六根清浄は、自らの霊力を六根清浄に使える形に変換して発動する。
清クンの陰茎と相手の膣内でね。
その変換プロセスがセックスと相手との同時の絶頂なの。
変換したものは残しておけるし、六根清浄を使った後も残りは取っておくのよ。
お父さんもそうしてたんだし」
「そこまで率直に隠語を言われるのもな。でもどこに」
「お兄ちゃん、ホント博おじさまの言うこと聞いてないのね。丹田とか、器を意識しろとか」
「舞、そか、そこに置く感じなんだな。意識してみる」
もーしかたないなあお兄ちゃんは。舞がいないとダメなんだから。
がんばれ
支援
464 :
429:2012/12/19(水) 20:32:38.20 ID:efzmwokj
「清クン、パワーを溜めたくなったら、言ってね。いつでも協力するわよう」
「あんたには倫理ってもんがないのか。
でも、それだと親父って、母さんが死んだ後の補充ってどうしてたんだ。その後も現役だったし」
「なにいってんのよ。葬式の時に、みたことのない女性が何人か来てたでしょ」
「それって…あの親父!」
「母さんがいたときは、浮気は無しだったみたいよ。
その後は…もしかしたらどこかに、まだ弟クンとか妹ちゃんがいるかもね」
「もう姉さんは、舞の前でしゃべらなくていいです」
周囲を見わたす。あの水槽はそのままある。水はほとんどなくなってるけど。
おそるおそる水槽に近づいて中を見る。あのくろっぽいのは、まだそこにいた。
「これが原因なんだよね」
「なんだこれ、もしかしてオレ、これとやったのか…」
「それ、海外で採取してもってきたやつね。私がいないと場所がわからないっていうから。
なんていうか人間以外にも念というかそこそこな霊力ってあるのよ。小さいけど。
それがどこかに蓄積されていって、そこにきた生物にとり憑くっていうケースもあるの。
それが、欲望と霊力の接触によって、一気に具現化するのね。
昔話とかにもあるけど、海で怪物によって船が沈められるとか、
実はそのパターンなんじゃないかっていうので、それを調べていたのよ」
「じゃあ危険なものなんじゃ。というか貴重?」
「清クンが祓っちゃったじゃない。もうただの海洋生物。
もともと小さいものの寄せ集めだから六根清浄をつかうほどのものでも無く退魔おしまい」
やっぱり貴重なんじゃ。祓っちゃってもよかったのかなあ。
でもあの状況を打開するにはああするしかなかったわけだし、なんでカバーが外れてたんだろ。
「それに、そのパターンの生物って某RPGで言う『あやつる』っていう能力の育成に最適なのよね。
操ることによって、イメージを具現化できるんだから。
私は『みやぶる』だけじゃなくて『あやつる』も特化してるから、そんなの楽々だけど」
「ほうほう姉さん、あれくらいの触手を出すのは簡単だと」
「もちろんよ。私くらいになれば低級霊だって、あやつれるわよ」
「いつも置いてある機器がないよね、どこにいっちゃったんだろう」
「見たでしょ。具現化するとどうしても塩水を撒いちゃうから、高価な精密機器は置いておけないのよ。
みんな海外に出てるから、全部それぞれの研究室に押しこんだけど、大変だったわ」
「水槽の設置も一人でやったの?お姉ちゃん」
「そうなのよ。触手を出すには、その分の人工海水もいるから、
循環タンクいっぱいにするまで時間がかかっちゃって」
「オレと舞が一緒に来てたらどうなってたのかなー」
「ストーリは全パターン完璧よ。シミュレーションでばっちり。時差もあるけど朝までやってたわ。
お昼まで寝たあとメールを送って」
「そしてオレより舞が先に来たと」
「そう、姉弟妹の中で最大霊力の舞が最初だから、それを使えば具現化も楽だったわ。
あとはちょちょいとあやつって♪」
「「お前が犯人かっ!!」」
さすがわたしとお兄ちゃん。息ぴったり。
「ぐふっ、二人とも見事なコークスクリューだわ。がくっ」
465 :
429:2012/12/19(水) 20:37:56.97 ID:efzmwokj
そこからは、結局あと片付けをすることになってしまった。水びたしだもんね。
実験室というだけあって、排水はできるようになっていた。プールの掃除でつかうゴムのほうき
みたいなので、ざっくりと海水を排水溝にあつめて、水をまいて、また排水溝へ。
お兄ちゃんは、ぐちぐちいいながらやってたけど、わたしはなんとなくそうでもなかった。
「さてこんなもんか。しかし着替えだな。ループしちまうけど、そのガウンじゃな」
「こんなこともあろうかと、お二人には私がコーディネートした服をプレゼント。舶来ものよ」
「そこまで用意してたか。じゃあそれを着るしかないよな」
お姉ちゃんが用意してた着替えは、いかにもロリっぽい服装だった。うーん、なんだこれ。
下着まで用意してある。これもフリフリな感じ。こっちはかわいくていいかも。
体操服よりはいいか。それで家まで行くのもな。
更衣室から出ると、お兄ちゃんが。
お兄ちゃんはなんとスーツ姿に。これは
「これは、やっぱりいいわね。もうスーツが似合うなんて、お姉ちゃん感涙」
「はあ、まあいいけどな。海水まみれのズボンよりはマシか。
おっ舞、なかなかそれかわいいな」
「えへへへ」
「そうでしょ。いいわよね。妹=着せ替え人形。これが私のジャスティス」
「その前に自分自身を裁いた方がいいよ」
「濡れた服はちゃんとクリーニングに出しておくから。さ、食事にいきましょ」
466 :
429:2012/12/19(水) 20:42:41.36 ID:efzmwokj
帰り道。
食事のあと、お姉ちゃんは自分のマンションに戻っていった。
報告書のまとめがあってまだまだ忙しいんだって。
そういえば、お姉ちゃんのマンションって行ったことないな。たぶんお兄ちゃんも。
実験室のことがあって、お兄ちゃんと二人っきりで歩いていると、気はずかしさが出てくる。
顔がみれない。会話が続かなくて無言で歩いてしまう。
まだあそこの中が痺れている。これでわたしも処女喪失? それとも間接的だからノーカンかな。
でもやっぱりうれしい。間接的にでも。
「なあ、舞。なんかさ、あの後…気になるんだけど」
「え? 何が」
「なんていうのか、こう、自分の中の霊力になにか混ざってきてる感じなんだ。
自分の霊力と、変換した六根清浄、それともう一つが入ってきてる感覚があるんだよな。
その感覚、舞の霊力に似てる気がするんだ」
「お兄ちゃん気がついた!?」
「え?」
「これがわたしの能力の一つ。千明家息女としてのね。
千明家息女は、回復も担うんだけど、相手と霊力連鎖を張ることができるの。
あのお嬢様じゃないけど、わたしも霊力供給ができるんだよ。
その霊力連鎖を張る方法が、相手との性的行為。それが千明家息女の能力」
「舞、それって、今日ので連鎖ができたってことか」
「そこまであの腕みたいのが、つないでたってことね」
「そっか…複雑だけど、そこは姉さんに感謝だな。それだと姉さんとの連鎖もありそうだな」
「あの姉、回復系の資質はてんで無いから。特化型だとしても特化しすぎ」
「そか。それは気にしすぎか」
お兄ちゃんが気づいてた。気づいてくれてた。そう、これでわたしとお兄ちゃんには連鎖が出来た。
いつでも霊力的なつながりがある。一度結べば切れないつながりが。
でも霊力供給といっても、一度に多くはできないから、一気に回復するんなら、また舞と…その…
『ふふ、計画通り。連鎖は回復系だけじゃないのよ』
「舞、なにか言ったか?」
「お兄ちゃんなに?」
二人で顔を見合わせる。なにかの共通意識がとおったみたい。
おたがいにはてなマークが飛びかってる。
「なんかあの後から変な感じなんだよな。舞だけじゃなくて…」
まいいかって感じ。お兄ちゃんとつながりができれば。連鎖は回復系だけじゃない。
あれ、このフレーズ、なんで出てきたんだっけ。
「いいじゃない。さ、帰ろ。もう遅いよ」
なんだかもやもやが吹き飛んだ。さあ帰ろう。明日は天気だ。
467 :
429:2012/12/19(水) 20:47:59.55 ID:efzmwokj
見られている。
でも気がつかないふりをしておこう。
気がつかないふりをしていると思われてもかまわない。
いつも見られているから平気なんだと思わせておけばいい。
実際、もう慣れっこになって…
慣れるかーっ!!!
はずかしはずかしはずかしはずかしはずかしはずかしはずかしはずかしはずかし
男の子の視線がはずかしい。階段をあがるときの視線がいやらしい。
みんな、わたしのあそこをみたいと思ってしまう。
わたしの中にいれたいと思ってる、と想像してしまう。
お兄ちゃんのがはいってきたときの感覚がよみがえってくる。
その場で顔があかくなってしまう。座りこみたくなる。
もうだめだ、スカート丈長くしようかな。くるぶしのあたりまで来るくらいに。
「舞ちゃん、荷物とどいてるわよ、お姉さんから」
「尋己さんありがとう。種別:衣類。あ、あのときの服か」
「お姉さんのところに行ったときの? 帰ってきた時の服かわいかったわよね」
「うん、着替えたときにそのままクリーニングに出すからっておいてきたんだ」
箱をあける。大きなふくろにわけて、わたしの夏服と、お兄ちゃんの私服がはいっている。
あと小さいふくろがいくつか。こっちは下着かな。
制服はふくろからだして、かけておかなきゃ。
え、これ、スカート丈が長くなってる!なにこれ。なに考えてるんだろあの姉。
それとこれ何? ヨーヨーって書いてある箱。おもちゃ?
おもわず、向かいあったあの人と顔を見あわせる。
「なにかしら」
「なんでしょうね」
やっぱり理解不能だあの姉は。
468 :
429:2012/12/19(水) 20:52:11.61 ID:efzmwokj
投下乙っした!近親セクロスにしないための実験室触手プレイに退魔、考えたなw
>>429氏
お疲れ様でした。
ネタが被ったら恥ずかしくて投下できない所でしたが、安心しましたw
全体的な印象としては、どちらかというと日常系に近いように感じました。
こういう雰囲気の表現や技法が一番苦手なので、正直言ってうらやましいです。
またリズム感も統一されていますし、一人称視点ならではの構成と流れが実に読みやすかったです。
内容的にも触手を使った疑似3Pと言うプレイは実に斬新で、勉強になりました。
欲を言えば、一回戦で終了というのが少し勿体なかったような気も……w
失礼ながら一つだけ確認させて頂きたいのですが、
奏さんはともかく五方嬢のビジュアルイメージが見当たらないのは意図的なのでしょうか?
最後に、
私の趣味丸出しの投下は、特に関係者各位の異論が無ければ明日にしたいと存じます。
471 :
429:2012/12/19(水) 22:49:00.24 ID:efzmwokj
>>470 ありがとうございます。
>奏さんはともかく五方嬢のビジュアルイメージが見当たらないのは意図的なのでしょうか?
第一部の後書きっぽいのにも書きましたが、今後の出番があるかどうかわから
ないので、今回はさらっと流したというところです。
文化祭のお化け屋敷でひどいめ、もとい活躍の場があるとかになればイメージ
を作るかもしれません。
もともとは、来栖家くらいなら、学園でのお世話のために住み込みの同年齢メイド
くらい送り込みだろう、っていうので設定したもので。リアルに考えるとメイド長と
かがずっとそばにいるというのも、不自然な気がするんですよね。
その代わり鐘ヶ江が、漫画やアニメであるような、何かあったら床がパカっと開
いて出てくるような、非リアル状態になってます。
GJ!
個人個人、本編と呼称が違うのもまた新鮮で面白かった
特に奏が良いキャラして好み
他に見所は修行パートですかね、具体的に書かれたのは初だった希ガス
ちなみに俺の方でネタ被りは少しあったorz
429氏
お疲れ様でした。
奏・舞二人のの清彦大好き方面の歪みっぷりがいい味を出していて、読んでいて楽しかったです。しかもエロい。
清彦のクラスに転校生多すぎるだろ(清彦・麗華・五方)っていうのはノーツッコミでしょうかw
>>流れSS書き氏
投下楽しみにしています。
>>394氏
企画=まだ計画準備段階、という意味で一つと言いましたが、誤解を招く言い方をしてすみませんでした。
>>ゴトー氏、臨代氏
むしろ自分が言い出して進めている現企画がキヨヒコ続行の妨げになっていますね。
気をつかっていただいて恐縮です。自分はキヨヒコ参加者がスレに顔を出してくださると励みになっています。
>>ゴトー氏
新企画の12/22までのストーリー案への投票の件ですが、
今のところゴトー氏の
>>245インキュバス案に決定となる可能性が高いです。
お忙しいのに申し訳ないですが、事前にゴトー氏のご希望を伺えればと思い、仮定で話をさせていただきます。
ゴトー氏の
>>277案の(1)に同意レスが多く見受けられるので、
インキュバス案に決定した場合ストーリー発案者のゴトー氏に監修者になっていただくことになると思います。
ですがキヨヒコEDを書かれることもありますし、新企画の話し合いにも参加していただくのはご負担です…よね。
話し合いについては
>>177には書いていませんが、
>>277(1)のようなストーリーの縛りがある中での合作にする場合、
書き手の疑問や要望に対し発案者=監修者が答えたりする形で詰めを行って整理してから
書き手募集を行うのがスムーズかなと思っているんですが…。
もちろん新企画の本編投下解禁はキヨヒコが完全に終着してからのつもりです。
思いつく範囲提案させていただきますが、12/22以降
・12/22にゴトー氏の案に票が一番多ければ確定とし、暫定進行役が書き手の質問・要望などを募る。
出された質問等のレス安価をまとめた状態でゴトー氏の返答を待つ。
・12/22にゴトー氏の案に票が一番多ければ「ひとまず暫定案」という形にして、
上と同じように書き手の質問や要望を募って進めつつ、追加でストーリー案を出したい人がいれば受け付ける。
(ゴトー氏案と新しい案の中で書きたい人が最も多いストーリーに最終決定します)
の二通りの進行を考えています。
(下の案は一度決まった案を暫定として再び他の案と比較するという失礼な事になってしまうのですが、
新たにストーリー案を出したい人がいるのと、キヨヒコが年明けまでになるならばそれまでの時間を使えると思い
こういった形にしています。ご容赦ください。)
もし他にご要望があればご遠慮なくおっしゃってください。
>>420氏
確かに、発案者の意図とまったく違うストーリーやキャラになっても可、
というくらいのニュアンスで
>>177に書きました。
自分の二つの案を例に挙げると「既存キャラがどれも好みでないから、全員無視して世界だけ使って
新キャラオンリーで書くぜ」とか、どんな方向に転がっても許容という感じです。
シェアードワールド=競作・オムニバス・アンソロジーとして考えた
>>177では
書き手ごとに別々にそういった「元ネタをいじる」作業をするイメージだったので
その通り好きなように変えられる、と言い切れます。
>>177Dで投下の際の縛り(例・○レス以内、ケモ・スカ禁止等)さえ決めれば即制作に取りかかれます。
ですがある程度ストーリーの縛りがある中での合作という方法になるのであれば、
>>177Dの段階で「ストーリーを詰める話し合いをする」プロセスを増やす必要が出てきます。
ゴトー氏の案に則ればストーリー発案者=監修者という立場の方に決定を委任することになりますし、
全ての案を採用できるとは限らなくなるので書き手の思い通りにいじれるとは言い切れなくなると思います。
予告通りに披露させて頂きます。
前にも申しましたが個人的に「食べ足りない」部分を自分なりに表現した風味です。
月が美しい、良く晴れた夜だった。
『本部より各移動。目標の最終捕捉数は9。繰り返す、目標は9体、進路変わらず。各移動は現地点
を確保しつつ、警戒を継続せよ、オーバー!』
『アルファ、コピー!』
『ベータ、コピー!』
『デルタ、展開完了。コピー!』
外見だけなら即座に条例違反で補導されてしまいそうな童顔を持つ小柄な小鳥は、これまた事情を
知らない者が見たら即決で通報してしまいそうなコンバットユニフォームであるメイド服に身を包み
見通しの良い国道の真ん中でスクーターのエンジンを切る。
「……チャーリー、コピー」
空気では無く声帯振動を直接拾ってくれる最新型の軍用喉マイクに応答しながら、見回す景色は静ま
りかえっている。いかに四車線の幹線道路と言えど綾金市は山間の住宅街、日付が変わる時刻とも
なれば人気は絶え車も殆ど通らない。ましてや此処は市街地から離れた中腹付近。人工の灯りは眼下
に広がる街灯りだけで、月が出ていなければナイトビジョンも必要だったろう。
「緑の匂いがしますね」
そして免許が無いという理由で小鳥の後ろに乗ってきた尋己は巫女装束を纏い、腕を広げ胸を張る
ようにしながら山間特有の空気で寛いでいるように見えた。
「……随分と余裕があるようにお見受けしますが?」
色んな意味で、そう色々な意味で麗華のライバルである香取神社の娘、尋己は、つまり小鳥にとっ
ては敵である。今回ばかりは敵の敵は味方っぽいと言う理由で渋々共闘してはいるが、こうもリラッ
クスしている様を見せつけられれば、皮肉の一つも言いたくなる。
「だって、平常心は大切じゃないですか」そして笑顔で軽く受け流す尋己「風の囁き、木々の呼吸、
水の調べ、そして大地の気の流れに身を置いてこその神道ですから」
一連の騒動を経て再び霊力を身につけた尋己は、それ以前と比べて少しながら大人びた雰囲気を
持つようになったというのが小鳥の感想だった。別段、肉体的に成長した様子は見受けられないが、
視点が高くなったというか視野が広がったというか、より多くに思慮を振り分けるようになったお陰で
ゆとりが生まれ、出会った頃のように大人の真似事で肩肘を張って生きている刺々しさが抜け落ち、
自然体でいられる時間が増えたのではないだろうかと思う。
もっとも、その反動でお姉さんぶった物言いが更に増えたのは少々気に入らないが。
「私はお嬢様のお側で主の御言葉を以て、魔を滅するお手伝いを続けるだけです」
小鳥が仰せつかったお役目は麗華を阻もうとするモノを排除すること。彼女の持ち歩くダッフル
バッグにもメイド服の中にも大小様々な武器武具が収納され、それを自在に使いこなす鍛錬を
積み重ねて生きてきた小鳥が麗華の側を離れることなど、本来は有り得ないのだが。
「それで良いと思いますよ。志は違えど、在るべきものを在るべき場所に還すという目標は同じな
のですから」と尋己「にしても不思議ですね。これだけ沢山の憑き物が綾金市だけに一斉に押し寄せ
てくれなんて。なにか嫌なことの前触れでなければいいのですけど……」
市内の地縛霊や浮遊霊の供養が一通り終わった、と思った頃合いを見計らったかのように市外の
悪霊達が結界と結界の隙間を擦り抜けるようにして、綾金に集まり始めている。
その中でも今回の数は尋常ではなく、被害を最小限に抑える為に人員を数カ所に分散しての
各個撃破という方法を選択しなければならない状態に陥っていた。そして数少ない霊能力者と、
そのサポート担当を如何に振り分けるかという議論の果てに決まった組み合わせの一つが、
このコンビである。
「それについては各方面で調査中です。ここで詮索しても何もわかりません」
元来、悪霊とは現世に取り残された未練や感情の欠片であり、表面的な部分だけなら生前の人間の
意思と余り変わらないが、持っているのは純粋な感情や欲望のみ。つまり思考という分別を失った
ベクトルのみの存在なのだ。当然ながら戦略など考えもしないし他の霊との連携など思いついたりす
ることさえない。よって強力な外的要因がなければ皆揃って一斉に一カ所を目指すことなど有り得な
いと言って良い。
「それに綾金を目指してくれるのなら、逆に行幸とも言えます。周辺に比べれば人口の密集地域も
限定されていますから隠蔽も楽ですし、戦力的にも余裕がありますから後れを取ることもありません
からね」
いまであれば、複数回の除霊経験を持つ清彦に麗華、そして尋己の三人の霊能者が即時対応出来る
のは大きい。そして小鳥達にも本家から常に最新鋭(実践試用、とも言うが)の装備が送られてくるので
損耗も最小で済む。
(……それに、より多くの災いを鎮めればお嬢様の株も更に上がるというモノです)
麗華の名誉は自分達の名誉。例え他の誰にも認められなくても麗華と自分達が、それを知っていれば
良い。それがメイド達の総意であり、よって結束力は非常に硬い。それこそ地獄の底まで全員でお供す
るのも辞さない程。
「そう……そうですね。先ずは目の前の災厄を防がないと、ですね」
流石は小鳥さんですね、と向けられる笑顔に子供扱いされているような気がするのは、果たして単なる
被害妄想なのか。
『本部からチャーリー! あと五分で目標二体が接触、状況開始!』
「チャーリーから本部、コピー。状況開始!」
ダッフルバッグの中から二本のトンファーを取りだして構える。一見すると特殊樹脂で成形され比較的
軽そうな普通の打突武器だが、芯にはフォーチュン・シルバーが使われており悪霊に取り憑かれた相手
にも効果が期待できる……らしい。
「まぁ、霊体を直接殴る訳ではないのですし関係ないとは思いますけど」
「加減はしてあげて下さいね? 取り憑かれているだけで普通の人間相手ですからね?」
「……その言葉、そっくりそのまま尋己さんにお返ししても良いですか?」
小鳥の身長の倍くらい長さがある手錫杖をクルクルと回しながらウォーミングアップをしている尋己に
思わず半目で突っ込んでしまう。
「相手が霊体なら弓を使えば良いのですけど、流石に無理がありますからね。でも小鳥さん達は普段から
銃火器を好んで使っていますから念のためにと……」
「霊力が無いので仕方なく火力制圧に頼っているだけで、飽くまでも効率化のためです。昔のアニメで
拳銃を乱射しまくってた派出所警官と一緒にしないで頂けませんか?」
多少、弾薬の消耗率が高いかも知れないなぁとは思うが。
「……あの、前から一度聞いてみたいと思っていたんですけど、小鳥さんって何さ……っ!?」
「!!」
突如、横手の林の中から大きな陰が飛び出して二人の頭上を軽々と飛び越える。明らかに尋常な生物
の動きでは無い。
「ご、五分だって……」
「先行します!」
全てのケースに当てはまる訳では無いが、憑依された人間は悪霊によるリミッター解除で短時間ながら
常人を遙かに超えた身体能力を発揮する場合がある。つまり火事場の馬鹿力を連続的に使用するという
ことだ。こちらから間合いを詰め常に牽制しておかないと取り逃がしてしまいかねない。
そして今、動物の限界を超えた跳躍を発揮したのである。
「ちゃ、チャーリーから本部! 目標と接触、交戦に入ります!」
尋己の交信を背中で聞きながら、小鳥は敵の着地予想地点に突入する。いかに身体能力が高くても
重力落下速度や軌道を変えることは簡単ではない。
バキィッ!
木片を砕くような音で二人が交差する。
「ちっ!」
足を狙った初撃は右腕で防がれた。取り憑かれた男の手首が折れ、ダランと垂れ下がってしまうが
痛みによる動きの鈍りは期待できない。痛感など持っていない悪霊に支配された男の爛々と輝く瞳が
小鳥という敵を認識して向けられる。
「思ったより反応が早い……!」
繰り出される重たい蹴りをトンファーで受け、その反動を利用して間合いを取った小鳥に襲いかかって
くる男。体格差を武器に次々と振り下ろされる両腕を弾き、受け流しながら小鳥は相手の注意を完全に
惹き付けたことを確信して微かに微笑む。
「小鳥さん!」
「問題ありません。尋己さんは、もう一体の相手をしてください!」
踏み出しかけた足を止め、深呼吸した尋己は小鳥の言葉に従って目を閉じ周囲の気配を探る。
(不覚でした、最初から霊視にしておけば……!)
視覚を封じることで鋭さを増す聴覚と触覚をフル稼働させ、更に霊的視野を広げて辺り一帯の存在を
検知圏内にする。これを具体的に説明するのは少し難しいが、簡単に言うと頭の中で作った無数の菌糸
を網の目のように伸ばしつつ、その全てに知覚を与えるようなイメージが近い。つまり擬似的な神経を
霊力で伸ばす感じだ。
「見つけた!」
大きくて眠って折らず、しかも他の生き物とは明らかに色が異なる存在。移動速度こそ遅いが、尋己を
認識して敵意を向けているのはハッキリとわかる。距離は近いが、林の中に潜んでいる。
「……こんな所まで押しかけてくる悪霊にしては消極的なのが引っかかりますけど……」
しかも人間に取り憑いて意識を乗っ取る程の執念の持ち主に相応の欲望がない筈がない。が、いずれ
にしても在るべき場所に還らねえばならない相手であることに変わりはないし、放っておいても遅かれ
早かれ現世の災いにしかならない存在なのだ。いま、祓うべきだし祓ってしまえば同じ。
「来ないのなら、こちらから………………え?」
木々のざわめきに混じって微かに聞こえるのは、何かが軋む音。なにやら嫌な予感がして目を開けた
尋己が見たものは、周囲の枝を撥ね除けながら自分に向かって倒れ込んでくる一本の古木。
「なっ!?」
だが意表を突かれ思考が止まったのは一瞬だけ。優に数トンはあろう古木の倒壊速度を冷静に計りな
がら四肢を満たす霊力を形に変え、腕を通して錫杖に流し込んで振りかぶり。
「せいっ!!」
落下する幹を横殴りに払って軌道を変える。収束された霊力を受けた古木は尋己に激突する寸前で
向きを僅かに変え轟音と共に数メートル脇に落下する。そして悪霊に憑かれた男が一気に間合いを詰
めてくる気配。
「知恵が回るのか、ただの偶然なのか、いずれにせよ……」口の中で祝詞を唱えながら右手を懐に
入れる尋己「……その怨念、ここで断ち切るのみですっ!」
取り出した金色の三鈷杵を、向かい来る影に向かって投げつける。飛来する物体そのものより、
込められた霊力の強さに本能的な危機を感じ動きを止めた男の目の前の地面にザクリと音を立て
突き刺さる三鈷杵。
『!?』
更に二本、間を置かず同じ物体が男の左右後ろに。三本で正三角形を描くような位置に突き刺さっ
た途端に中に封じられた術が発動する。
「縛っ!!」
常人には見えない輝き。霊力に依る者の視界を奪い、力を遮る三角形の簡易結界の中に捕らわれ、
た男が断末魔の咆吼を上げるが尋己の術を破るには遠く及ばない。手錫杖の先端を男に向けながら、
尋己は次の祝詞を唱えながら注連縄を取り出す。
ジリジリと後退しながら防戦一方となる小さな女の様子に、男の中の悪霊は自分の優位を確信して
調子に乗りつつあった。それが小鳥の兵法とも知らずに。
『うおおおおおっ!!』
そして渾身の一撃が片方のトンファーをはじき飛ばす。既に男の両の腕は過剰な筋肉負荷と、女の
防御を打ち破ろうと何度も打ち合った打撲とで機能を失う寸前だが、そんな事は中の悪霊にはどうでも
良い事である。続けてもう一本の武器も力任せで奪い去る。
「あ……!!」
女の絶望的な声で確信した、あの武器さえなければ怖くない。再び手にしないようにと男がトンファーと
小鳥との間に割り込もうと攻めの手を止め注意が逸れた瞬間、小鳥は男の懐に飛び込んで顎を打ち
抜くような掌打を下からお見舞いする。
『ぐがっ!?』
「いかに筋肉を酷使し痛感を遮断しても、脳に衝撃を受ければ同じなのですよ?」
悪霊の意思の根源と、依り代の脳のシナプスとの因果関係は解明されておらず、脳振盪で悪霊の思考
が完全に停止するか否かは確認されていない。だが本来肉体を有していない憑依霊の憑依中の物理的
知覚や筋肉への信号が依り代の脳神経に依存し切っているのは間違いなく、頭部への衝撃で一時的に
動きを封じることが出来るのは既に立証済みなのだ。
「これで……止めです!!」
クルリと爪先を支点に回転しながら気を蓄え、全身の筋力を瞬間的に肩から腕、そして掌へと収束させ
相手の腹部に触れると同時に踏み込みの反動も加え一気に解き放つ。
『あがっ!?』
パン、と爆竹が弾ける時に似た音と一緒に男の体躯が車の衝突を受けた様に吹き飛ぶ。手応えから
十分な威力を確信した小鳥は追いすがりながらメイド服の背中に手を入れて……
「上ですっ!」
ぞくりと背筋を凍らせる気配を感じ、咄嗟にバックステップを踏むと同時に目の前のアスファルトに
放射線状のヒビが広がり小さな破片が飛び散る。
「霊体!?」
もう一歩、大きく下がってスカートのポケットに手を差し込みリード線を握る。
「ごめんなさい! 直前まで霊視でも見えなくって……!」
ブンッ、と風を切る音と共に小鳥の横に尋己が出現する。
「『神速』ですか。相変わらず心臓に悪いですね」慌てて周囲の気配を探る「それはさておき、本隊
の霊視も不完全なようでしたし、尋己さんの力を持ってしてもギリギリまで捉えきれないとは……何か
理由があるのでしょうか?」
「ある程度……とは言ってもかなりの長期間ですが。憑依状態を続けて依り代の魂まで食い尽くした
悪霊の中には知恵を持ち、依り代の生命力で力を増した妖怪のような存在もいると聞いたことはあり
ます。その様なものなら、あるいは霊力を隠す術を持っているのかも知れませんけど……」
それほどの力を持つ悪霊とは思えない。腑に落ちないことだらけだ。
「その真偽はさておき、少なくとも尋己さんの手落ちでは無いという意見には同意します」
見えないとは言っても、麗華に付き従って何度も除霊に参加した小鳥自身は悪霊が放つ禍々しい
気配を僅かながら感じ取るコツを身につけていた。その小鳥でさえ殺気が自分に向く瞬間まで全く
気付かなかったのだから他の要因を疑う余地は充分だと思っている。
「………………」
そんな小鳥の胸の内を明らかに誤解して、驚いたような顔になる尋己。
「何か?」
そして何故か頬が熱くなってしまう小鳥。
「いえ……霊体は三つです。私達を囲もうとしてるようですけど」
キリリと顔を引き締め直して周囲に視線を走らせる尋己。手にした手錫杖には霊力が充填済みなのか
微かに光っている様にも見える。
「私でも牽制程度は可能です。尋己さんは強い力を持つ者から順番に祓ってゆくという作戦で如何
でしょうか?」
「……それしかありませんね」
霊体とは思念エネルギーの塊と言っても良い。強い執念を持つ者程扱う力も大ききなるし、移動速度や
粘り強さも比例して肥大化する。つまり先に叩いて置かないと面倒を残す可能性に繋がるのだ。
「チャーリーから本部、更に三体の霊体が出現。対策と索敵の再考を具申します、オーバー!」
『こ、こちら本部、了解! 各移動は再度の現状報告を……』
「手榴弾!」
右側面から目に見えない殺気が近づく気配。フレアスカートの内側に吊ってある手榴弾から伸びる
リード線の一つを引いて安全栓を抜くと同時に落下させ、地面に着く寸前に回し蹴りで気配の方角へと
投擲する。あらかじめ信管をカットしてある特殊兵器は三秒で起爆し、中に詰めてある聖水の飛沫で
殺気を包み込んで怯ませる。
その破裂音を号砲代わりに、今度は尋己が突撃する。
「一気に片付けますっ!」
残った小鳥は周囲の気配を探りながダッフルバッグの位置まで後退し、中から小型のグレネード
ランチャーを取り出し、
「そうそう、貴方の存在を忘れる所でした」
寸勁のダメージから立ち直ったばかりの男に向け無表情で発砲する。放たれた榴弾は、まだ満足に
動けない目標の眼前で破裂し、特殊金属にフォーチュン・シルバーを編み込んだ特製の捕縛ネット
で簀巻きにしてしまう。
「どれほどの力を持っているのか知りませんが、いままでそのネットを自力で破った憑き物はいません
ので精々気張ってくださいね」
憑依前の霊体相手では、捕縛ネットは役に立たない。再装填は諦め、バッグの中から先ほどのトンファー
と同じ構造の三節棍を……
『本部からチャーリー! 新たな目標を捕捉、高速でそちらに向かっている。対応は可能ですか?』
「……こちらチャーリー、間もなく制圧完了します。こちらで迎撃します」
尋己の実力なら低級な浮遊霊など物の数では無い。自分が足止めをして時間を稼げば、他を片づけた
尋己が直ぐに駆けつけてくれるだろうと小鳥は判断した。
『本部了解。目標はあと……え? 進路が……目標、道路と併走するように進路を変更! 会敵予想
地点、初期迎撃地点から三キロ後方に修正!』
進路を変えた? 何故? 待ち伏せに気がついたのか? いままでにない不可解な現象の連続を目の
当たりにして嫌な予感が膨らんでくるが、仕事に変更は無い。
「急行します。目標のモニターを続けて下さい!」
『本部了解。制圧の終了したデルタを支援に回します』
「チャーリー、コピー!」
バッグの中からストック付きのマシンピストルを取りだし、襟元から背中に差し込んでスクーターに
またがりアクセル全開でターン。ゴムの溶ける臭いと白煙を撒き散らしながら向きを変えた原動力付
自転車は、明らかに規格外なエンジン音を上げ搭乗者もろとも砲弾のように急発進する。
静まりかえった深夜の幹線道路で風を切って全力疾走するミニバイク。この時ばかりは空気抵抗と
なって小さな体を座席から引きはがそうとするメイド服の可愛らしいデザインがが恨めしい。小鳥は
車体に体を密着させ、市街地に繋がる下りのアスファルトを風よりも早く駆け抜けてゆく。
「!!」
今度こそ本部の霊視観測が的中したようだ。やがて、なだらかなカーブの途中で側面の林の中から
大きな影が飛び出してくる。その位置は、疾走する小鳥の僅かに前方。
悠長に減速している暇はない。制動をかけながらハンドルを捻り、転倒寸前の横滑り状態を何とか
保つというアクロバチックなブレーキングで目標が着地するであろう地点をタッチの差で先んじて
通り過ぎる。
「……でも、この状態では……っ!」
だが車体制御が難しすぎて、このままでは先制攻撃が行えない。しかし、もう少し減速できれば
バスンッ!
「……パンク……っ!」
出動前のチェックが甘かったか、アクセルターンから急発進した挙げ句の無理な機動で限界を
超えたか。荒波に揉まれた様に制動を失うスクーターから投げ出さされるよりはと一か八か、小鳥は
減速度を勘で計りつつ多少の打撲を覚悟して路面に身を投げ出した。
「うっ、ぐっ!?」
肩、そして背中、続けて足に衝撃を感じる。耐衝撃素材を縫い込んだメイド服でも防ぎきれない
打痛で目の前に星が飛び交うが、重ねに重ねた鍛錬で身につけ本能的に出せるようになった
受け身で路面を転がり、奇跡的な軽傷で路面の中央で停止できた。
敵は着地寸前だ。
「くぅっ!」
まだ背中のマシンピストルを取り出せる程には動けない。ジンジンと痛む肘を張り、左腕に仕込んだ
スリーブガンの安全装置を解除し、弾倉が空になるまで引き金を引いて着地地点に撃ち込む。
「事前に敵を避けて進路を変えるほどの知能があるなら……っ!」
少しでも思慮があるなら、反射的に足を庇って着地に失敗する目がある。続けて右腕の銃も乱射
しながら背中に仕込んであった捕縛用のウイップを取り出し、悲鳴を上げる四肢に鞭打って……
「待って下さい小鳥さんっ、一人じゃ……!!」
ギュルギュルとタイヤを鳴らす音に気付いた尋己は大きな声で呼び止めるが、騒音にかき消されて
届かない。みるみる小さくなってゆく背中。
「くっ……」
霊能力を持つ自分へのコンプレックスか、はたまた崇拝している麗華の為を思ってのことかは定かでは
無いが、今日の小鳥は冷静さに欠け独断専行気味な気がしてならない。十分な経験も実力もあるのだろうが、
それでも人知を超えたモノの相手は常に未知の危険と隣り合わせだ。何が起こるかなど誰にも予想は
出来ないし、霊能力を持つ尋己から離れすぎるのは避けるべきなのだが。
「……とにかく、追いかけないと!」
だが、その前に自分を囲む霊体を在るべき場所へ還さなければならない。霊体が存在を維持するための
最も手っ取り早い方法である力の吸収のため、覆い被さるように襲いかかってくる最初の悪霊に向け、
尋己は懐から取り出した呪符をフワリと放つ。
「縛!!」
札に封じられた力をモロに受けて、麻痺したように動きを止める悪霊。術者からの霊力供給で空中で静止した
ままの札を印を結んだ左手をかざして維持しつつ、右手の手錫杖をオーバースローで別の悪霊に向かって霊力で
投げ放つ。細腕の少女が投擲したとは思えない水平軌道で飛翔する手錫杖は闇夜を切り裂き、光の航跡を残し
ながら真っ直ぐに悪霊の背中に見事突き刺さり、哀れな昆虫標本のように路面に釘付けにする。
「破っ!!」
尋己の右手から放出される霊力が、避雷針に落ちる雷のように手錫杖の柄に吸い込まれる。術で指向性を
決められてしまった霊力など吸収できる筈もなく、逆に錫杖を中心に邪気を浄化されてしまった悪霊は
見る見る間に体を光の粒子に変えられ周囲の空気の中に溶けて消えてしまう。
「残念ですが、決して満たされることはないのですよ…………あなたも!」
エロいシーンまだ?
左手をかざしつつ、空いた右手で取りだした祓串に霊力を込めながら間合いを詰め、まだ動けない一体目を
水平に一刀両断。分断された部分から光の粒子に変えられ、苦悶の表情のまま崩壊してゆく悪霊。
そして……
「あついの、くるしいの、おねえちゃぁん!」
最後の悪霊。腰から下が炭化し、上半身の右側に酷い火傷を負った幼い少女が尋己の足にしがみついて
泣いていた。放射熱で爛れた右目は、もう涙を流す機能すら果たせないらしい。
「ぎゅってして、おねえちゃん! ぎゅってして、あついの、あついのぉ!」
渾身の力で抱きつき同化しようとしても、少女の力で尋己の守りを破ることは叶わない。零れ落ちる
涙の滴も少女の頬から離れれば消えてしまう。これだけ明瞭に姿形を保てると言うことは、それだけ
少女の無念と苦痛が大きかったことを意味するが。
「……可哀想に。ずっと一人きりだったのですね……」
ひゅん、と風を切って舞い戻って来た手錫杖が確かな手応えで尋己の右手に収まる。
「おねえちゃん! おねえちゃ……」
「ですが、私にしてあげられることは一つだけなのです」
ごぽり、最期に幻の血反吐を吐いた少女は、背中に突き刺さった手錫杖を中心に浄化され跡形もなく
消え去った。
「……因果、ですね……」
その呟きで振り払い、尋己は深呼吸で気持ちを切り替える。供養をしてあげる前に、まだ成すべき事が
残っているのだ。
『神速』で急行した尋己が目にしたのは瓦礫と化し煙を上げるスクーターと、ウイップで足を絡め
取られた憑き物と、その柄を握った小鳥が同時に崩れ落ちる光景だった。そしてフォーチュン・シルバー
の不完全な戒めを破った悪霊が離脱し、小鳥の小さな体に溶け込んでゆく様も。
「小鳥さん!?」
「あぅ、尋己……さ……」駆け寄り、抱き起こしたメイド少女は鍛え上げた精神力で抗ってはいたが、
その表情には余裕の欠片も残っていない「……私、悪霊が……祓って……お嬢さま……」
「麗華さんですか? 麗華さんを呼びますか!?」
「駄目……お嬢、ま……顔……塗り……尋己さん、に……」
必死に何かを伝えようとしているのは分かるが、片言過ぎて理解が出来ない。こうやっている間にも
悪霊のオーラが徐々に小鳥の体を侵食し乗っ取ろうとしているというのに。
「小鳥さん……」
「う、うぅ……うぅぅぅぅ……!」
悔しそうに涙を浮かべ、唇を噛む小鳥。自分には悪霊の憑依を阻むことが出来ないと思い知らされ、
自我が消えてゆく恐怖と霊力を持たない不甲斐なさで顔を歪める小鳥の様に、尋己は意を決する。
「小鳥さん、まだ聞こえますか? 上手く出来る保証はありませんけど、清彦さんや舞さんの力を
拝見して思いついた除霊の方法が一つだけあります。それで宜しいですか?」
「う、う!」
頷く小鳥。
「では……!」目を閉じ、尋己は内に残った霊力を祝詞で増幅させ、自分の体内の一ヶ所に収束させて
準備を整えてから、光の消えかかっている小鳥の瞳を見据える「堪えてくださいっ!」
「んぐっ!?」
そして、荒い呼吸を繰り返す小鳥の唇を奪った。
「ん……ん……」
「んんんんんっ!?」
息が苦しかったことすら忘れる程のパニックに陥ったメイド少女の口の中に舌を差し込み、年上だか
年下だかよく分からない小さな舌を優しく宥めながら霊力を凝縮させた唾液を流し込む。あの二人ほど
の素養……というか天性のない自分の体液が、果たしてどの程度の除霊能力を発揮できるのかは
未知数だが、先ず抵抗力を上げないことには何も始まらない。
「うぷっ! うぁぁぁぁぁぁ……!」
「んはん! だ、駄目ですよ? 苦しいと言うことは悪霊が嫌がっている証拠なんです! 吐き出さ
ないで全部飲んで下さい!」
「うぐっ!」
「んんん……」
更に大量の唾液を分泌させ、逃げないように両手で頭をロックして口で吸い付き舌を絡めてどんどん
流し込む尋己。何故だか分からないけど、自分でも驚くほどの粘液が口の中に沸き上がってくる。
「んんっ…………んく、んく、んくっ……」
やがて尋己を受け入れたらしい小鳥が喉を鳴らして嚥下を始めると、悪霊の浸食が目に見えて鈍化
してくる。少なくとも全く効果がない訳ではないらしい。
「ふぅ」少し疲れた様子で顔を離す尋己「これで少し楽になりましたか?」
「…………ふぇ?」
まだ少し混濁したままの小鳥。その童顔は仄かに朱に染まり、目は蕩け、半開きになった口の中から
は可愛い舌先が覗き、柔らかい唇とその周りは尋己の唾液でテラテラと濡れ光り、
どきんっ!
「って、何なんですか今のは!?」
ブンブンと長い髪を振って女の子にあるまじき衝動を慌てて追い出す尋己。小さな頭を胸元に抱いて
何度も呼びかけると、小鳥の瞳に光が戻る。
「……尋己、さん……悪霊は?」
「全て退治しました。小鳥さんに取り憑こうとした悪霊も、今はお腹の中に溜めた私の霊力で小康状態
を保っています。でも、あくまで気休めにしかなりません」
素養を持たない人間は体内の霊力を保持することも増幅することも出来ない。小鳥の中の尋己の力も、
そう長くは保たないのだ。
「でも先ほど、除霊が出来ると……」
「た、確かに言いましたけど」思わず目を逸らしてしまう尋己「あれは、その、勢い言いますか……
小鳥さんにも負担を強いることになりますし、とりあえずは浸食も止まったことですし急いで戻って
本殿の結界の中で行った方が確実に……」
「……こんな情けない姿、お嬢様だけには見せたくありません……」
「でも……あの……冷静に考えてみると……」
「お嬢様のお心を痛め、そればかりかお顔に泥を塗るくらいなら、如何なる苦難にも耐えてご覧に
入れます! 尋己さんのお力でも駄目なら、それ以上の我が儘は申しませんから!」
上下左右へと恥ずかしそうに視線を泳がせる尋己に向けられる真摯な瞳。
「そう言われても、やはり心の準備というか……」
「お願いします!」
「こ、小鳥さん……」うるうると下から見上げてくる瞳が、先ほど祓った少女の霊の姿と重なって
しまう「……そこまで仰るなら……私も覚悟を決めます!」
そうだ、霊能力を授かった自分の使命は人を救うことなのだ。取り憑いた悪霊を祓うのも、その為の
手段の一つに過ぎず、決して最終目標ではない。
「除霊して頂けるのですか?」
小鳥の顔に僅かな安堵が戻る。
「百パーセント上手くいくとは言えませんが、全力を尽くします。ただし、私の霊力だけではなく
小鳥さんの協力も必要不可欠なのです。指示に従って、私の力を全て受け入れて頂けないと成功は
望めません。よろしいですね?」
「お嬢様の為なら、全て仰せの通りに致します」
「で、では」といったものの、やはり恥ずかしいものは恥ずかしい「基本的な考え方としては、
小鳥さんの陽の気を増幅させながら私の霊力を注ぎ込んで悪霊を追い出す形になります。その
第一段階として、キ……ではなく、先ほどとは違う場所から術と共に霊力を注入しますから力を
抜いて、私に身を委ねて下さい。出来ますか?」
「わ、わかりました……」
尋己と同じく数分前の接吻紛いを思い出し恥じ入ってしまう小鳥。
「それでは……始めます!」
意識を術に集中させるため、と自分に言い聞かせながら目を閉じた尋己は手探りで小鳥のお腹の
辺りに手を置く。そして口の中で祝詞を唱えながら徐々にてを移動させて、
「……え?」
フレアスカートの上から太股を撫で始めた辺りで小鳥の戸惑った声が聞こえてくる。だが目を開
けるのも言葉で説明するのも、少なくとも今は恥ずかしくて出来そうにもない。羞恥の余り耳まで
熱くなってくるのを感じながら、わざと手荒にスカートをまくり上げ、そのまま中を這って同性の
下腹部を目指す。
「あ、あれ? あの……あれっ?」
尋己の異常(としか思えない)な行動へも戸惑いと、全て任せて身を委ねるという約束との狭間で
抵抗も出来ず戸惑う小鳥を無視し、尋己の手は中学生辺りが履くような下着に辿り着いた。
「ジッとしててください!」
「は、はひっ!?」
照れ隠しで強くなってしまう語尾。ブラインドタッチで下着の形状を確認し、術の発動を確認した
尋己は有無を言わさず、その内側に手を突っ込む。
「ひぃん!!」
「……あ、まだ生えてな……じゃなくて! 霊力を注ぎますっ!」
「んひぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
ぴったりと閉じた幼女のような赤貝。その上部で皮を被ったままのクリトリスに直接、大出力の
霊力を流し込まれて悲鳴のような嬌声が上がる。どぷり、と尋己の掌にも広がる程の愛液が
噴出され一瞬でドロドロに汚れてしまう。
「にゃ、にゃにゃにゃにゃにゃにをっ!?」
「ですから小鳥さんのしきゅ……一番重要な器官が女性の陽の気を増幅させるのに最も適している
筈なんです。ですから霊力で……とにかく私に任せて下さいっ!」
新たな生命を生み出し、育む場所。そこを目覚めさせる事で生み出される強力な陽の気に、生来より
強い除霊力を持つ清彦の男性特有の陽の気、つまり精液を注ぎ融合させることによって強力無比な退魔
の技と成す……というのが尋己が達した結論である。例え自分の考えの全て合っていなくても、
同様の方式の模倣でも少なからず効果が期待できる筈であるとも。
そして、その一端は先ほど悪霊の憑依を遅らせることで立証されている。霊力を込めた唾液を体の
中心に蓄えるだけで防備に繋がるなら、更なる深部に霊力を注入できれば、と。
「任せろと言われても、これは何か違……あぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」
再び霊力を注ぎ込まれて、釣り上げられた白魚の様に飛び跳ねる小鳥。更に粘度を増した愛液に
混じり、ちょびっと漏らしてしまったかも知れない。
「……効いてますね。少しずつですけど悪霊の気が押されて……小鳥さん?」
うっすらと目を開けた尋己が見たのは、顔を上気させ目尻に涙を浮かべ、涎を流しながら荒い呼吸を
繰り返す小鳥の顔だった。普段の冷静というか不機嫌そうと言うか、とにかく常に警戒感を露わにして
厳しい顔ばかりをしていた麗華の従者の惚けた様に、不覚にもときめいてしまう。付け加えるなら年齢
不詳の幼さも背徳感をそそる。
「か、かわいい……かも」
「ひうっ! ひぐっ!?」
なでなでなで、と達したばかりの小さな陰唇を片手で包むようにしながら軽く揺すぶってみると、
それだけで小鳥の体は刺激に絶えられずビクビクと震える。なんというか、男性が女性の体を弄って
恥ずかしい姿を見たがる気持ちが少しだけ分かったような気が。
「うぅ……尋己さん、まだれすかぁ……?」
「あ……」と我に返る尋己「す、すいません。まだ準備段階ですので……」
「準備らんかいって……ひぐっ! このままじゃ、私、我慢が……変に……んんっ!」
「それで良いんです、というか我慢はいけませんよ? クリ……じゃなくて陰核を霊力で刺激して
陽の気を増幅させているんですから。私に全て委ねて、その感覚を受け入れてください」
「そ、そんらぁ……」
「大丈夫です。この手応えなら、きっと除霊できますから!」
語りかけながらも手の動きは止めない尋己。出力を下げ、弱めの霊力を断続的に送りながら愛撫を
重ねて胸に抱いた小鳥を高めてゆく。
「小鳥さんの……こんなに濡れて……それに恥ずかしそうな顔が愛らしくて……」
パンツの中は、既に湯気が上がりそうなほどに火照って濡れ濡れになっている。小さな唇から
発散されるフェロモン混じりの甘い吐息を嗅いでいるだけで尋己の下腹部も疼いてしまいそうだ。
「そ、そんなに見ないでくらさいぃ〜!」
そしてイヤイヤと首を振る様に加虐的な衝動すら芽生えそうで少し怖い。
「き、気持ちいいんですね? もっと感じて良いですからね? それが陽の気が強くなっていると
いうことですから!」」
そう言われてもなかなか恥じらいを捨てきれない心と裏腹に、小鳥の女性部分は着実に準備を
整えつつある。尋己の手で解された花弁は慎ましやかを残しつつも徐々に花開き、おしべの味を
知っている密壺が鼓動に合わせてクパクパと呼吸を繰り返していた。更に、その奥からは雄を
惑わす熱く甘い樹液が滾々と湧き出して尋己の指先を誘っている。
小鳥の体の主導権は、既に頭脳から子へと移りつつあった。
「わかりますか、お尻が揺れてますよ? もっと欲しくなってきたんですよね?」
ゆらゆらと牡を求めて揺れ始める小さなお尻。
「し、知らないですっ! そんにゃの知らにゃいれすぅ〜っ!」
えぐえぐとしゃくり上げながらも腰の動きは止まらない。そろそろ頃合いだと判断した尋己は、
彼女自身も熱い吐息を漏らしながら中指と人差し指を絡ませ、小鳥の入り口にあてがう。
「じゃ、じゃあ除霊の最終段階を始めますね? これで除霊が出来ますからね?」
小鳥の返事を待たずに押し込んだ指は、しかし入れる前の小ささからは想像できない程の柔軟さと
潤いで根元までニュルリと飲み込まれた。そして、無数のヒダでキュウキュウと締め付けられる。
「んーーーーーーーーーんっ!!」
「嘘! 私のより狭いのに、こんなに柔らかいなんて……!」
恥ずかしながら初体験を済ませて以来、自分の体内を弄る癖が付いてしまった尋己だが、小鳥の
中は予想に反して柔軟に広がり慣れた動きで吸い付いてくる。純潔を失った時機は余り変わらないと
いうに、これは尋己以上に悪い遊びに嵌まってしまったのか。それとも、もしや……?
「あ゛ぁぁぁぁぁっ!?」
無意識のうちに曲げた指が陰核の裏辺りを擦った途端、膣内粘膜より熱く、愛液よりも更に粘っこい
子宮頚管粘液が胎内の尋己の指先にどぷりと浴びせられる。どうやら小鳥の一番弱い部分を指の腹で
引っ掻いてしまったようだ。
「というか、これはちょっと焦らしすぎたかも……っていうか小鳥さん! そんなに押しつけても
私の指じゃ奥まで届きませんからっ!」
「そんにゃこと言っても、体が勝手に……あふんっ! んんんっ!!」
今度は膣で軽く達した直後の筈なのに、小鳥は再び腰を使い始めている。興奮の余り指と陰茎の区別も
付かなくなってしまった膣壁が四方八方から指に絡みついてきて、絞りだそうと脈動を続けている。
更に一番奥で飲み干したいとばかりに尋己の指関節が悲鳴を上げてしまうほどの強さで腰を振って
強請ってしまう有様だ。もはや尋己が中を犯しているのか、小鳥が指を貪っているのか区別が付かなく
なってきた。
「だからっ、少し抑えてくださいっ!」
指先で一番好きな所を擦ろうとする動きを躱しながら尋己は最期の充填に入る。直に子宮に触れな
がら放つのには及ばないかも知れないが、その分は出力で補うしかない。
「ああん、止まらないぃ! お尻止まらないんですぅ!」
尋己の術により尋常ならざる急角度で性的興奮を与えられ、小鳥は快楽の渦の中心で翻弄される
ばかり。貪欲に掻き混ぜるだけで全身に電流が走り、頭の中は無数のフラッシュで真っ白に染め上げ
られて思考が形にならない。
「きゃっ!?」
そして渇望に突き動かされるまま尋己の胸に抱きつき顔を押しつけて来た。素肌が焦げるほどの
熱い息が巫女装束を透過して胸の谷間……と呼ぶには少々頼りないが……に吹きかけられて乳腺を
ビリビリと刺激されてしまう。
「ちょっと小鳥さん激しすぎます! あと変な所に息を……やぁんっ!」
これは拙い、と尋己は悟った。すっかり膣自慰に没頭している小鳥が発散する甘い香りの誘惑と、
奇妙な高揚感と胸元が蒸せる感触で集中力が途切れようとしている。ここらで一気に結着をつけない
と、チャージした霊力の収束が不完全になり期待通りの効果が発揮できなくなってしまう。
「はふっ、はふっ、はふっ、はぅぅん!」
「小鳥さん? 小鳥さん聞こえてますよね? いまから悪霊を追い出しますからっ!」
培った精神力を総動員し、暴風雨のように襲いかかってくる様々な誘惑を振り払って、除霊が
成功するイメージだけを描きながら、霊力の狙いをピンポイントに絞り込む。もちろん、小鳥の体
から逃げ出した霊体を速攻で祓う分は残して。
「きっと、上手くいきます!」全身の気の流れを高め、肩を腕を指を砲身に見立てて霊力を放つ
イメージが……完成する「悪霊……退散っ!!」
一瞬だった。収束させた霊力は奔流となり光の速さで小鳥の最深部へ。発情し破裂寸前まで高まった
子宮を撃ち抜き、目には見えないエネルギー爆発を起こし負の波動を焼き尽くす閃光になる。
「ぃぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
「……離れた!」
たまらず依り代になりかけていた小さな体から離脱して、這々の体で爆圧の圏外まで逃げようと
する悪霊。
「逃がしませんっ!」
「ひぐっ! いぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
イッてる最中に指を強引に引き抜かれた小鳥が珍妙な悲鳴を上げているが、構っていられる場合
では無い。小鳥の体を路面に横たえながら、側に置いてある手錫杖を引き寄せ、逃げる悪霊の背中に
『神速』で追い打ちをかけ残しておいた霊力もろとも渾身の力で突き刺す。
『ぐがぁぁぁぁぁっ!!』
抜け出す為に力の大半を使い切り、弱っていた霊体が直撃に耐えきれるはずもなく、呆気ないほど
簡単に浄化され光の粒子となって四散した。
「……ほんとうに、除霊できた」
その数秒後、呟きと共に力の抜けた手から手錫杖が落ちて真夜中のアスファルトに転がる。呆けた
ように悪霊のいた空間を眺めていた尋己の唇が、やがて半開きから笑みの形に。うっすらと嬉し涙を
目尻に浮かべながら、夢ではないのだと自分に言い聞かせるように再び言葉にする。
「本当に除霊出来ました!」
その自分の声で、やっと実感が沸いてきた。これで……!
「これも小鳥さんが身を挺して協力して下さったお陰です! これで……小鳥さん?」
浮かれかけていた尋己は、まだ小鳥が余韻から抜け出せていないのに気付いた。
「ひはっ、ひはっ、ひはっ……もうらめ、れすぅ……」
「あ……!」
そしてピクピクと身悶えする小さな体を中心に、黒い染みが湯気を上げながら路面に広がってゆく様子も。
「ぼ、防水仕様なんですね。良かったですね?」
「……スースーしますけどね」
「しかも、他の人達が駆けつける前に片付きましたし」
「……まだ少し臭いますけどね」
「でもほら、黙っていれば分かりませんよ?…………たぶん」
「……だと良いですけどね」
強者共のなんとやら、という訳でないがプチ乱戦模様の悪霊退治を終えた山腹の公道は、もとの
静けさを取り戻していた。大破してぷすぷすと煙を上げているスクーターと、無残に折られ車道を
塞いでいる古木と、あちこちで拘束され転がってる人達と、散らばる薬莢と錫杖が開けた穴と小鳥が
描いたオーストラリア大陸以外は平穏そのものの光景である。
「そ、そんなに落ち込む必要なんてないですよ。悪霊は無事に祓えましたし、麗華さんに余計な
心配をかけることもなかったのですから、ね?」
「……それだけが唯一の救いですけどね」
口元を引き攣らせた笑顔で懸命に言葉を繕う尋己と並んで歩きながら、全く感情の読み取れない
表情の小鳥は淡々と歩を進めている。が、釈然としないものを色々と抱えてしまったのは声を聞いて
いるだけで嫌と言う程に伝わってくる。
「……あの、もしかして怒……」
「尋己さんに物申したいことが全くない、と言えば流石に嘘になります。ですが大半は自分の
不甲斐なさに起因していますし、不出来の尻ぬ……後始末をして頂いた事実はゆるぎませんから
尋己さんが気に病む必要は余りありません」
「す、少しはあるんですね」あははー、と乾いた笑みになる尋己「ま、まぁ否定はしませんけど、
実際に試すのは初めてで……」
「っくしゅんっ!」
「……あの……良かったら私のを履きます?」
「結構ですっ!」
「で、ですよねー?」
そして途絶える会話。
「……余り大きな顔をされるのも正直面白くありませんが、卑屈になられても困ります。一応は
恩人とも言えるのですから」
「えっと……つまり?」
「公私共々お嬢様にお仕えすることが全てですから、自分ではなかなかお返しをする術が見つけ
られません。ですから、つまりはそういうことです」
「あー……」と人差し指を唇にあてながら一呼吸分の逡巡「……でしたら、一つだけ聞いてみた
かった事が……」
「お嬢様のプライベートと私の年齢のお話以外なら、何でも構いませんよ?」
「……日を改めることにします……」
遠くから特注車のエンジン音と、幾つものヘッドライトの明かりが近づいてきていた。
蛇足、その数日後。
「ゴホン!」
なにやら、わざとらしい咳払いが聞こえたので顔を上げると……
「きょ、今日、放課後に時間はおありかしらっ!?」
規格外に大きな胸を、これ見よがしに張った麗華に上から睨まれていた。
「何か私に御用ですか? 急用なら時間は作れますけど?」
あと一限で本日の授業も終わる昼下がり。自分の席で次の授業の準備をしていた尋己は訳が分か
らない胸の内を素直に顔に出しながら、仁王立ちの麗華の次の言葉を待つ。
「べ、別に大した用ではないのですけどっ! 今日はたまたま気が向きましたからっ、たまには
庶民が食べるスイーツとやらを試してみようかと思ったんですのっ!」
「はぁ……?」
相変わらずというか、普段にも増して一方的で要領を得ない物言いである。麗華の意図が全く
読めない尋己は首を傾げるしかない。
「そそそ、それに特に深い意味はないのですけどっ、同じ年の方達が好んで立ち寄るようなお店
ですとっ、大勢で押しかけると迷惑になりますしっ、出来れば鐘ヶ江達にはお土産で我慢して頂こうと
思いましたのですけどっ!!」
「なるほど……」
言葉を継ぐにつれ、麗華の顔がどんどん紅潮してゆく。高血圧で倒れなければ良いけど、と未だに
趣旨が飲み込めない尋己は麗華の将来が心配になってきてしまう。
「そそそれでですねっ! 本当に只の気まぐれで別に思う所などなくて変な勘ぐりとか余計な誤解
などされては腹立たしいばかりなので先に断っておきますけどっ、私は普段から一人で寄り道など
したことがありませんし買い物なども任せっきりですので小さな店のことなど全く存じ上げませんし
独りで入って友達も居ない人間なのだと勝手に思われたりするのは不愉快この上ないので仕方なく
やむを得なく尋己さんに供をお願いしようと思ったのですけど如何かしらっ!?」
「…………はぁ」
「な、なんなんですのっ、その気のない返事はっ!? この私が自分から出向いて、こうして頭を
下げてお願いしていますのよっ!?」
「そ、そうですね……」
頭を下げられてもいないし、お願いと言うには少し……という言葉は武士の情けで飲み込む。
「だ、だからなんなんですのっ、その人を哀れむような視線はっ! お願いしている以上は尋己さん
が召し上がる分は全て私がご馳走して差し上げますしっ! そのっ……あくまでも物のついでですけど
先日の夜の意見交換というか反省会というか色々と……」
「………ああ、なるほど!」
途中から尻つぼみになってゆく語尾で、ようやく尋己は麗華の真意が掴めた……ような気がした。
「だから子供を褒めるような目で見ないで下さいませんことっ!?」
「いえ、そんなつもりはありませんよ。ただ……そうですね、私も今日は偶然、偶々寄り道して
ケーキでも食べたい気分になってきましたし、麗華さんがご馳走して下さるなら、評判の良いお店を
教えて差し上げるのも吝(やぶさ)かではありませんよ。ええ、麗華さんと同じで特に深い意味は
ありませんけど?」
「そ、そうですか……それは奇遇ですわね! では後ほどっ!!」
ぷいっ、と向きを変え足早に戻ってゆく麗華の後ろ姿を、尋己は手を振って見送った。
長くなりましたが、以上です。
つまり小道具を使ったハリウッドというかジョン・ウー的な退魔アクションが見たかっただけです。
あとミニメイドと巫女さんが活躍するシーンもw
設定、その他の齟齬などにも一応は気を遣ったのですが、
至らない部分など御座いましたら謹んでお詫び申し上げます。
>>486 支援ありがとうございます。
498 :
429:2012/12/20(木) 20:48:35.57 ID:AbEMeOEW
ふう…
おつかれさまです。そしてGJ
>>470ではわたしの文について書かれましたが、私が苦手とするのが
まさにこのような連続するアクションシーンでして、これだけの表現を
作り出せるのは、うらやましいです。
実はわたしの妹編では、舞×尋己のレズ(回復)シーンもと考えていま
したが、なぜか尋己のキャラを脳内で作り切れていないんですよね。
ですので、妹編ではパスしましたし、今回の様な尋己中心のSSは嬉し
いばかりです。
今後があるかどうかわかりませんが、流れSS書き ◆63./UvvAXさんの
尋己も参考にいたします。
>>498 過分な評価を頂き、恐縮です。
まだまだ未熟ですが、少しでも創作意欲の刺激になったのなら嬉しい限りです。
私の方こそ、大いに参考にさせて頂きます。
>アクションシーン
実際、何回も加筆&削除&修正を行ったのですが、
それでもリズムの乱れを十分には拭えませんでした。
やはり「書きたい」を優先しすぎた所為かなぁと反省ちうです。
>尋己について
特に明確なイメージがあるわけで無いのですよ、実はw
典型的な敬語ヒロインに、ゴトー氏の作品での感じた少しSっぽい味付けをした程度です。
前から思ってたけど、流れ氏は完全に浮いちゃってるな
一人で空気をおかしくしてるのに気付いてくれよ
GJ
アクションシーンが素晴らしく格好良く、エロパートも痴態を披露する小鳥が可愛いかった
彼女は一介のサブキャラなのに愛されてるなw
俺もこう言うのイラネ
つか、褒めてるのって明らかに書き手同士ばっかじゃんか
傷の舐め合いと言うか、自分が投下した時の保険?
しかしこんなに長々と詰まらんSS垂れ流されちゃ新企画の話もろくにできやしないな
あ?投票中なんだっけか?何に投票すればいいんだ?流れちまってよくわからんな
要するに清彦が邪魔ってこった
少しは空気嫁ってのには同意
流れSS書きって人はあちこちで場違いな作品投下して迷惑かけてるらしいからな
自分じゃハードなアクションSS書いてるつもりなんだろうけど
完全にスレ違い
他スレからの出張ファンかな?w
にしても相変わらず下手っぴな煽り方でワロタ
もうちょっと文体捻らないと、、書き手メインのスレだからバレバレだから
しかもIDで滑るし、書き手全員に喧嘩売るし、果てはスレのルール違反てw
面白いから放置しとこっとwww
507 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 10:37:26.77 ID:rAN4Pwk1
面白いから放置しとこっとwww
面白いから放置しとこっとwww
面白いから放置しとこっとwww
投票締め切りって明日だっけ?いまどうなってんだ?
510 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 12:53:19.62 ID:lzGHBYvN
>>497 おつかれ。
流れ的にキツいことを言うと。
・ 読みづらい
・ 特にセリフが、どっちが話しているのか一瞬わからなくなってとまどう
・ メイド側と巫女側が対立しているみたいだがその理由がわからん
前スレでも、巫女軍団vsメイド部隊という話はあったが、いきなりなので
わからん。これら含めてアナザー世界観をつかむ余裕無しで話が始まる
皆が書いているように、戦闘パートはスピード感があって良い。
でも、話にのめり込めるかというと、ちょっとという感じ。
>>509 本人も後出しじゃんけんとは言っているが、最得票提案者に進行を投げる
というのは、いろいろなんだか問題あるな。
GJ
確かに小鳥はサブキャラにしては愛されすぎ
でも書きたいキャラの一人なのは同意
なんでだろ?
あと俺もキヨヒコ書きたいんだけどw
それにしても清彦ほど空気な主人公も珍しいな
全部ヒロインらに食われてるw
せっかく巫女もので師走と正月なんだから期間伸ばしてほしい
さらに言えばクリスマスで麗華らクリスチャンの時期でもあるんだしさ
これなら企画の方も並行してもいけそうじゃない?>臨時代行氏>194氏
<清彦「旅の空編」ご報告>
大まかなセリフやざっくりした話運びを書いて、現在約20レス分。
ここからHシーンを足していって、その後、整えたり削ったりをしていきますが、
最終的には30〜40レス分…って感じになるかと思います。
エンディングというより最終章といいますか、本当の結末は劇場版で!
…くらいのボリューム感になりつつありますので投下はやっぱりアプロダかな?と。
奏姉さんに関してはいわゆる本編にはほとんど描写がないので設定を掘り起こし
アナザーパートやイフパートを参考にしつつ、ある程度勝手に創造しております。
ところで奏さんがいるという「総本山」の設定って、詳細ありましたっけ?
>473:194 ◆547ruSA2es さん
私が監修してしまうと、結局自分で書くのと変わらなくね?とも思う訳で。
ようするに提案者が監修しちゃうと企画に縛られちゃう気がするんですよね。
それは監修者の技量にもよるでしょうけど…そこに自信がないのは前述の通り。
もしインキュバスに決定となるのであれば…監修役が必要なのであれば…
それはあの企画で書きたいと手を挙げて下さった方にお願いしたいところです。
その方が発展性も見込めるでしょうし、個人的にも面白いものになるんじゃないかな、と。
あれはあくまで企画“案”。どのように転がろうが当然、文句はありませんし、
あの中に何かを感じて頂いた方に監修していただけたら嬉しいな、と思います。
>>512 乙ーがんばれー
このスレ容量いくらだっけ?
書けなくなるんじゃないの?
ていうかここまで清彦育ったらちゃんとした編集したら
かなり面白くなりそうじゃないの?全部編集次第だけど
まあかなり難しそうだけど…
企画や設定やSS書くより難しいかも
514 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 15:32:32.48 ID:lzGHBYvN
>>511 END後もアナザーイフ投下はあるはずだから、そこでもいいんじゃないかね。
新企画も試行錯誤はしていくといいと思う。どういう状況になろうとも研究だ
からいいじゃまいか。
容量はもう一編乗るかな、くらいかね。システムはあまり把握してないけど。
>>512 総本山の設定はなかった気がする。
>>519氏は大学にしてしまってるしね。
ああ別に大学と総本山は別れていてもいいのか。教育研究機関だもんな。
いろいろと楽しみにしております。
>>514 だったらもう立てといた方がいいかも
スレタイのルールに
>>341の
>・誰も書きたくなるから書き手批判や悪意のあるレスはNGかスルーした方がいい
>こうした方がいいとは言っても決して叩かないこと
>(慇懃無礼はもっての外)
>・波風立てない言い方に工夫すること
>・書き手同士気軽に教えたり教わったりできる環境をつくれるように頑張ってみること
>・下手な人をこうすれば良くなるとはアドバイスしても決してつまらないと批判しない
は入れといてほしい
トリや丁寧語云々は賛否がわかれそうなのでやめといた方がいいと思う
次の企画についてはまだ様子見状態なのでよくわかんない
>>429 >>475 のちゃんとした感想は帰ってから書くよ
俺もSS書いてる
プロット段階でまだ序盤だけど
時系列は
>>15END後で小鳥一人称か迷ってる
麗華らが清彦らに復讐wするアナザー?外伝かな?
>>515 いくらルール書き連ねたところで意味ないよ
ツマランものはツマランと言われるのはしょうがない
いやならスルーしな、このレスもな
清彦のSS増えるのはいいけどもっとエロとかストーリーを重視してほしいな
俺設定ばかり厚くされてもそれをいちいち理解すんのメンドクセ
517 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 16:07:35.95 ID:m01DATwq
書き手様()の69ががしたいんだったら余所でやれよ気持ち悪い!
駄目な奴は駄目なんだから荒れる原因になるようなクズは団結して追い出すくらいにしないとgdgdgだよ
同意できる部分もるな
ここ一日の荒れ方で誰が悪いかは一目瞭然だし健全化も大事だろ
酷い自演を見た
これでわかったのはバカが少数で大量に書き込んでるってことだな
他の書き手はどうなんだ?
何の役にも立たない嫌われ者の巻き添えでスレが荒れても平気七日ね?
新企画に参加したいけど、この状態じゃ・・
正直、俺も引いてるw
>>473 ゴトーさん宛の提案に他者が口を出すのもなんだけど、
後者の「ひとまず暫定案」の方がいい気がする
もっとも、一旦期限を切ったものを再び案を募集するってのは
本来はとてもマズイ方法なんだけれど
先走った感が強いってのもあるし、スレの流れを見る限りは
現時点で次の企画を確定ってのもどうなのかなと
後出しになってしまうけど「最低何票の得票が無いと
有効案にならない」ぐらいでよかったと思う
まあスレの現状からいけば、期間を伸ばしたからといって、
実際に新案が出たり票数が伸びるかは怪しいけど
525 :
429:2012/12/21(金) 20:27:49.76 ID:7xTqIvmo
わうわー
>>519がとられているデス。こんなに進むなんて仕事のバカバカバカバカ。
清彦のお化け屋敷編は、絶賛執筆中ではありませんデス。1byteもa little bitも書い
ていないのです。
新企画のインキュバスものは、能力じゃナクテ、アイテムでべったべたなありがち
ストーリーなら一本はいけるかもです。すでに1wordも書いてはいないデスけどね。
自己満足世界なので他のSSがどういう形であろうとも気にはしないのdeath
勝手に書くのデス
デスデスしつこいな
面白いとでも思ってるのか?
作品共々みんなシラけてるんだよ
面白いと思っているのは本人だけなんだよ
527 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 21:07:41.68 ID:lzGHBYvN
>>414 (1)書いてあげてるやつ > (2)企画進行 >>> (3)周りでぐだぐだ文句たれてるやつ
これがここまで顕著なスレもめずらしいよな。
528 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 21:15:51.54 ID:2CSzpLFu
>>527 ミエミエの自演ワロタ
場違いで袋叩きの駄文を自己援護ですか〜?www
清彦二次創作スレと化してるな。そんなに書きたくなるほど魅力的かね?
穴が多いから補完したくなる的な?
530 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 21:33:25.48 ID:lzGHBYvN
>>529 どうなのかね。むしろこういう形にしたかった、という補完なのかも。
こういうのが多いのなら、シェアワールド形式は、案外と悪く無いの
かもしれんね。
ネタとしても、幼なじみ、お嬢様、姉妹、メイド、学園、特殊能力と王
道パターンではあるし。書きやすい面はあるのかも。
こうして見ると、反省点も多いキヨヒコの企画も今の段階になって
「ストーリーやキャラの縛りがある本筋」と
「シェアやオムニバスに近いアナザー等の派生」を
組み合わせた感じの参考例になってきてるんだな
反省点も含めて検証する事例には打ってつけだと思うんだが
やっぱり次の企画、次の企画、と急ぎすぎたんじゃないかな
突っ走った割には案を上げる者も少なく、投票数すら少ない
まあ、もう進みだした今となっては、すでに遅い感もあるけれど
沢山の方からご意見、ご感想を頂き感謝感謝です。
同時に、まだまだ学ぶべきことが多いという事実も再確認出来ました。
>小鳥について
不詳ながら最初に登場させた人間として、皆さんにご愛用頂いて本当に嬉しいです。
これからも、どんどん弄り倒してあげて下さいw
今回は番外編ということで脳内イメージだった麗華の護衛&お目付役として、
「歩く弾薬庫」ならぬ「飛び跳ねる武器庫」として活躍させてます。
>>510 率直な指摘の数々、有り難い限りです。
全ては私の思慮の浅さと未熟さとして反省し、少しでも反映させて頂きたく存じます。
>>流れSS書き氏
お疲れ様でした&ごちそうさまでした。尋己×小鳥の組み合わせ、好みです。
>>ゴトー氏
お返事ありがとうございます。おっしゃる旨理解しました。
>>473に対するコメントをいくつか頂きましたが、
>>473でも触れているとおり
あくまで仮定、
>>477氏のご提案通り発案者=監修者となった場合の
清彦とのスケジュール調整のために出した提案です。
>>524氏のご指摘の
>「一旦期限を切ったものを再び案を募集するってのは本来はとてもマズイ」
というのは自分も考えていたことですし、
インキュバスで書きたいと思われている書き手さん(自分も含め)も既に複数と思われるので
新企画に対するストーリー案の追加募集は行わないことにします。
現在のところ
>>245氏インキュバスに決定する可能性が大です。
明日正午が投票〆切ですが、その後の話し合いに関しては明日の夜にアナウンスさせて
いただくと思います。
1視点・書き手兼読み手
2インキュバス
3シチュというか
冒頭(仮) >・主人公インキュバスの日常や目的の説明
流浪(仮) >・書き手毎にヒロイン(というか主人公のターゲットとなる女性)を設定。
>・ヒロインの日常を描写、主人公がヒロインを見染めるシーン。
> ⇒ヒロインの隠された欲望・願望の伏線を張っておく?
>・ヒロインの夢の中へ!ヒロインの隠れた願望を叶えるHシーン。
> ⇒実は3P願望があった!とか、腐女子だった!とかetc
>・そして現実世界…夢の中とはまるで違う姿の主人公は相手にされず…
> 再び新しい相手を探して流浪の旅へ。
恋(仮) ヒロインの夢の中へ。ヒロインの理想の男性の姿…になるはずが、
現実世界と同じ姿のまま?そう、ヒロインは主人公に恋をしていた?
な感じなら書き手三人いれば物語は成立しますという枠組み提案します
個人的意見ですが、
>>245のエンドパートは「余裕があれば追加」にしておいた方がいいような…
もし書き手が増えたなら、流浪(仮)を書く人を適宜増やしたり出来る
ハッピーエンド好きなので書くなら上述の恋(仮)か
>1)甘い甘い恋を願う女の子、歯の浮くような台詞を強要され苦心惨憺の主人公のシチュ
もうすぐ450kb
536 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/22(土) 10:08:21.25 ID:32EMV4P+
ほかのスレを見てると480kbで次スレ建てと書いてあるね。
ということはMAX 500kbかな。
22日までの投票締め切りと結果をまとめたあたりで、次スレ
移行になるのか。
ぶっちゃけさ一つに絞る必要あるの?
書きたい人が書きたいネタで書けばいいんじゃないの?
きよひこでも、サキュバスでも、ソープでも
興味無いやつに決まったらそれ以外に興味を持ってた人はいなくなるだけなんだし
世界観作りだって雑音が多すぎてろくに出来るとは思えないし
書きたい人がどんどん書いていって作品で設定を固めていく方が確実だろう
つまらないネタは誰も書かなくなって埋もれていくわけだし
実際に書く人によって取捨選択されるほうが回りも発案者も納得するだろうし
>>536 毎回容量オーバーのスレを見てるけど501KBで停止
50KBだとおよそ26000字だから、仮に476から投下されたSSぐらいの分量だと25レス分ぐらい
投下があるなら次を立ててもいいと思うけど、議論だけなら480KBになってからで足りるよ
投票に協力してくださった方々および案を出してくださった方々ありがとうございました。
テンプレに則った投票3件と、その他
>>245氏案への支持コメントもいくつかあったのと
最初に自分が言い出したテンプレ
>>352が投票しにくかったことも考慮に入れ
>>245氏の案に決定します。
インキュバス物
<コンセプト>
合作ならでは!様々な書き手による色々なタイプのエロが見たい!
共通する設定を主人公の存在のみとする事で、それが可能にならないか?
<主人公>
インキュバスの末裔。女性の夢の中に入り込む事が出来る能力を持つ。
夢の中ではその女性の理想の姿、もっとも性的昂奮を煽る姿として映る。
現実世界では冴えない・地味・目立たない・どこにでもいそうな平凡な男。
性癖は至ってノーマル…だが、
様々な女性の夢の中を巡るうち新たな性癖にどんどん目覚めて行く
<夢の中での性交設定>
主人公のインキュバスは実体がある存在。夢の中では万能に近い。
夢の中に入るには、ある程度ターゲット女性の近くに行かねばならない。
⇒忍び込んで寝ている女性の横に寝る/攫ってきて薬などで強引に寝かせるなど
第三者目線では、男女が寝ていて各々勝手にビクンビクン、ハァハァ
⇒もし第三者が踏みこんだら妨害されたりハプニング発生などの展開も出来る
<あらすじ>
主人公はインキュバス一族最後の一人。理想の嫁を探して今日も夢の中へ。
主人公を唯一、素のままの姿で認識できるエクソシストにつけ狙われたり、
サキュバスと一騎撃ちなんて事もありつつ、理想の嫁と出逢えるのか!?
<各話イメージ>
第一話(導入)
・主人公インキュバスの日常や目的の説明。その流れでHシーンも。
第二話〜第X話(清彦の時で言うところの自由枠)
・書き手毎にヒロイン(というか主人公のターゲットとなる女性)を設定。
・ヒロインの日常を描写、主人公がヒロインを見初めるシーン。
⇒ヒロインの隠された欲望・願望の伏線を張っておく?
・ヒロインの夢の中へ!ヒロインの隠れた願望を叶えるHシーン。
⇒実は3P願望があった!とか、腐女子だった!とかetc
・そして現実世界…夢の中とはまるで違う姿の主人公は相手にされず…
再び新しい相手を探して流浪の旅へ。
最終話(エンドパート)
・2〜X話で登場した女性キャラ、あるいは後述のヒロインキャラとの恋の成就?
・あるいは俺の嫁探しはまだまだ続く!でENDマーク?
<第二話〜第X話、例えばこんなパターンetc>
1)甘い甘い恋を願う女の子、歯の浮くような台詞を強要され苦心惨憺の主人公。
2)レイプ願望のある女性編。彼女の夢の中で主人公は分身!ひとりで輪姦。
3)百合な女の子。そうと気付かず夢の中へ入った主人公、女の子の快感を知る。
4)エクソシストの夢の中へ。エクソシストの理想の男性の姿…になるはずが、
現実世界と同じ姿のまま?そう、エクソシストは主人公に恋をしていた?
悪魔の血族とエクソシスト、報われぬ恋の行方は!?
5)百合なサキュバスと同じターゲットを狙う。夢の中で3P対決!
ターゲット女性をイかせられるのはどっち?女のツボを心得たサキュバスに勝てるか?
他にもSだったりMだったり、緊縛だったり露出だったり、シチュエーションやターゲットは書き手のお好み次第。
これだけだとオムニバスあるいはアンソロジー?になってしまうという懸念があるのであれば、
4)のエクソシトとの関係を軸にするとか、5)の百合サキュバスをライバルに設定する等しつつ、
回を追うごとに彼女らとの関係性を進展させていくストーリーにする事も可能かと。
新合作フロー最新版 (暫定)
@期限を決めてネタを出す。ストーリーや設定の案がある人は細切れにせずまとめて投下、
箇条書きでも文章でも可
(ネタ出しをしながらルールに関する案も募集・議論しておく)
ネタ出しする人の心得
・自分の設定やキャラが他人の手でどのように改変されても文句を言わない
・他人の案と競合した結果採用されない場合があることを了承する
・原作者主張をしない
A@で出た案の中から投票して選ぶ。
集計しストーリー決定
(合作ルール案募集・議論も続行)
B発足までの詰め ←今からココ!
(各書き手に何を書いてもらうか、トップバッターはどうやって決めるか、
内容すり合わせの方法、投下作品の長さや縛り<特殊性癖をどこまで許容するか等>、
ストーリーの終着点はどこか、等を整理)
Cルールに問題ないか確認、必要ならば補記や削除を行う
D締め切りの日付設定
制作開始
E制作期間中はスレで雑談可
F投下日決定
G投下(完成)→拍手!
その他
・D以降で議論がまとまらない場合はリーダーとトリップつき書き手で多数決を行う。
・個人叩きや自演認定は創作の妨げになるため禁止。
・Eで決定した締め切り後、必要ならばロスタイムを設ける。
ロスタイム終了時=最終リミットが来たら終了。
・進行中で困難だと判断されたルール等があれば臨機応変に変更ないし削除する。
〜参加を検討されている方々へ〜
既にプロット案を頂いた状態からのスタートになりますし、
第二話〜第X話は特に書き手の自由に設定を作れるストーリーです。
共通設定として必要な主人公インキュバスの詳細(名前と年齢等)、世界観等は
実際に合作に参加される書き手で話し合って決める、という方式にしたいと思います。
また合作の流れ等についても、参加者の希望に合わせて適宜改善していきます。
事前告知していませんでしたが、立候補者(トリップとコテハンつけてね)募集開始します。
締切日は設定しませんが早い者勝ちです。
現状、アナザー枠の募集の予定はありません。書いてみたいかもと思っている方は是非参加してください。
※今回、オムニバス形式ではなく書き手各々の設定すり合わせがある程度必要です。
人数が増えるほどその作業が大変になるので、書き手5名を上限とさせていただきます。
監修役=編集者の募集は行わず、書き手で協力して内容を話しあうことにします。
なお、足りない場合は自分が数合わせになります。
>>534案で一度進めてみます
第一話(導入)
・主人公インキュバスの日常や目的の説明。(その流れでHシーンも?)……1名
第二話〜第X話(清彦の時で言うところの自由枠)
・書き手毎にヒロイン(というか主人公のターゲットとなる女性)を設定。
・ヒロインの日常を描写、主人公がヒロインを見初めるシーン。
⇒ヒロインの隠された欲望・願望の伏線を張っておく?
・ヒロインの夢の中へ!ヒロインの隠れた願望を叶えるHシーン。
⇒実は3P願望があった!とか、腐女子だった!とかetc
・そして現実世界…夢の中とはまるで違う姿の主人公は相手にされず…
再び新しい相手を探して流浪の旅へ。 ……1〜3名
恋(仮) ヒロインの夢の中へ。ヒロインの理想の男性の姿…になるはずが、
現実世界と同じ姿のまま?そう、ヒロインは主人公に恋をしていた?
→恋成就でEND? ……1名
〜ここからの話し合いについて、書き手さんへ〜
折角の合作だから、打ち合わせ用の楽屋裏として使える場所を作りたい…と思いました。
読み手を気にせずに参加者だけで話し合ったり書いたSSを小出しにしたり、
そういう掲示板があったらいいなと思います。
自分が捨てアドを晒して、参加者の方からメールをいただいたら掲示板のURLを
返信にてお知らせするという形を提案します。(VIPの合作で見た方法のパクリですが)
このスレを空けられるので、清彦アナザーの再募集や他の方が企画を立ち上げることも可能です。
作ってほしいとおっしゃる参加希望者がいれば準備します。
火曜か水曜の夜にまた来ます。
この期に及んで密室会議って……本末転倒だろ?
作品の投下も密室でやれば?
誰にも迷惑かけずに済むよ
544 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/22(土) 20:14:52.18 ID:32EMV4P+
密室会議ってなんだと思ったら
>>541の最後読んでなかったわ。
それってどうなんかな。そのための隔離スレでしょ、ここ。
VIPでどんな感じでやってどうなったのかはわからんけど、効果
あるのかなあ。効果という点に関しては疑問。
545 :
429:2012/12/22(土) 21:15:21.62 ID:GeaPM45l
期限前にちーとばかし投下開始
546 :
429:2012/12/22(土) 21:19:23.18 ID:GeaPM45l
「これで終わりか」
体育授業のあと、清彦は班作業で後片付けをしている。体育倉庫に最後のボールを投げ入れる。
「倉庫の鍵はオレが体育館に持っていくわ」
「おぅ、キヨ頼む」
「じゃ先教室に戻るわ、清彦サンキュー」
開け放しになっている体育館の扉をくぐり、中にある体育教務控え室に入る。
外にある体育倉庫の鍵はそこに置くことになっているのだ。
人がいるところを見たことがないのだがセキュリティとかは大丈夫なのだろうか。
体育館の中に出ると、感じる。ふとした違和感。
体育館に入ってきた扉が閉まっている。なによりもすみに女子生徒が集まっている。
不信に思った清彦に女性の声が届く。
「「千明くーん」」「「清彦くーん」」
「おい、なんだってんだよ」
複数の体操服姿の女子生徒が体育館内を走り、清彦へ向かってくる。
こいつら、たしか女子は体育館だったよな。なんでまだここにいるんだ?
扉といい、清彦に不思議マークが追加される。
あっという間に、清彦は体操服姿の女子生徒に囲まれる。
衣替えにはもう幾日かという時期とあって皆、半袖にショートパンツだ。
体育の授業はニクラス合同で、男女分かれて行われる。ニクラス分三十数名の女子に囲まれる清彦。
その中の一人が清彦に語りかける。
「ねえ千明君。お金かけないで幸せになれる方法教えてあげようか」
「な、なんでしょう?」
むせ返るような女性の熱気に包まれて、清彦もたじたじになる。
「えっちしよ」
突然出た言葉に、清彦はたじろぐ。たしかこの子は隣のクラス委員をしてる『佐藤 良奈』じゃないか。
いつもは優等生な雰囲気をバリバリに出している。
常に成績は学年Top5に入るといわれ、品行方正。次期生徒会会長候補とまで聞いたことがある。
中肉中背で今も眼鏡をかけ、体育の授業で落ちないようにフレームにバンドをかけている。
髪も染めずに黒のまま、いつも長さは肩にかかる程度のストレートである。
体育のためなのかうしろの二カ所で髪を留めている。見た目も中身も優等生そのものなのだ。
こいつがなんでこんなことを。
周りをみると、清彦のクラスの女子ももちろんいる。
五十嵐、織田、森、荻野、佐原、他もクラスの女子と、見たことがある隣のクラスもいる。
まずい! 少しばかりながらの経験で清彦は直感する。
一気にしゃがみ、女子生徒の脚と脚の間をかき抜けて扉にむかい走り出す。
「あっ、まって」
「まちなさいよ」
「逃げてもダメなんだから」
そんなことは聞いていられない。清彦は走り、扉に手を掛けるが。
「動かねえ…」
547 :
429:2012/12/22(土) 21:24:19.95 ID:GeaPM45l
扉はぴくりとも動かなかった。今日の授業はこの体育で終わりではあるが、この後は部活動もある。
まだ体育館が閉められるような時間ではない。そもそもさっき自分が入ってきたばかりではないか。
女子生徒たちが向かってくる。瞬の間でかわし、体育館の四隅にある他の扉にも向かう。
だが回り込んで走ってきた女子にタックルをもらい清彦は倒れ込んでしまう。
「いってぇ」
とっさに霊力補助はかけたが、そこそこ痛い。
タックルをかけてきた女子生徒が、清彦の顔に胸をあててくる。
こいつも隣のクラスの女子で、尋己とタイを張る胸の持ち主って学年で有名なやつだ。
「く、苦しい、息が、できない」
周囲をまた女子生徒が囲む。そのうちの一人が清彦に胸を押し当てている女子を払う。
清彦はようやく立ち上がる。
「おとなしくなさい、千明さん」
「おまえ…麗華。おまえまでおかしくなっちまってるのか」
「おかしく? 私がおかしくなんてなるはずがありませんわ。さあ私と再度の契りを交わすのです」
再度?契り?麗華までやはり変だ。
「なに言ってんのよ、お嬢様だからって関係ないわよ、千明君はわたしとするんだから」
「金持ちはひっこんでな」「そうよそうよ」
「そのとおりです。お嬢様、こんな下賤な男にふれてはいけません」
五方さん?あなたはなにをいっていらっしゃるので?
「お嬢様がこんな男にふれるだなんて。
わたしが代わりにふれてさしあげます。さあ千明さん、わたしと一緒に楽しみましょ」
五方さんもだめだー。こいつらみんなどうなってんだ。
「おまんら、許さんぜよ!」
クラスの中でヤンキーっぽい雰囲気が入っている北埜が割って出てくる。こいつはまともなのか。
「おまんらみたいな小娘が清彦を満足させられっかよ。ここはあたいがやったるぜよ」
「ヤンキーは死んで」「いつの時代の人?」
「てかうざいだけなんですけど」「おめーみたいなあばずれにやられてたまっかよ」
うわー女子同士の中傷はきっつい。せめて尋己は、尋己だけはまともでいてくれ。
「清彦さん。私は正気ですよ」
左手を胸にあて、右手は下げて、おずおずと尋己が出てくる。
「ほっよかった。ちゃんと修行をやってきてるもんな
って全然正気じゃねーっ!!!」
尋己は、上半身こそ半袖の体操服だったが、下半身はすでに脱いだ状態だった。
そこに尋己の右手があたっている。
「ほら、私のここ。清彦さんのものが入ったあとから、ずっといじってきたんですよ。
最初は人差し指だけでも痛かったけど、今は
ほら、見てください。
もう三本も入って。
いつでも清彦さんのものを受け入れられます」
548 :
429:2012/12/22(土) 21:29:27.18 ID:GeaPM45l
尋己は膝立ちになり、右手をこまかく動かす。
左手は体操服をめくり上げ、その大きなふくらみを露わにし、もみしだく。
「ああ、清彦さん、はやく…」
見ていられずに、清彦が周囲に目をやると、他にも自慰行為を始めている女子がいる。
「ねえあたしのを見てよ。もうこんなに広がって。クリも膨らみすぎてる」
「もう濡れすぎちゃう。はやく千明くんの欲しい…」
おもわず後ずさりする清彦。その背後に一人の生徒が回り込み清彦を羽交い締めする。
「逃げちゃダメですよ、千明さん」
「五方さん、あんた」
清彦の背中に、五方さんの胸が密着する。
清彦の少ない経験ではあるが判定はCカップというところだろうか。
「よくやりましたわ五方。まずはオードブルといきましょうか」
「おい麗華、お前待て。訓練を思い出せ。自分自身を前に出すんだ」
「あなた何を言っていますの。私は常にわたくしですわ」
麗華が清彦の短パンに手を掛ける。そして一気に引きずりおろそうとする。
が、さすがに清彦もこの光景を見せられてイチモツは正常ではいられなかった。
引っかかった下着をずらして、麗華が清彦の下半身を露わにする。
天を向く清彦のモノ。周囲の女子からおもわず声がもれる。
「あれが清彦くんのなの」
「ステキ」「抱いて」
「はやくわたしのなか…はっあっあっああぁっ」
自慰行為をしていた女子生徒の一人が早くも昇天し、脚に伝ったもので床に溜まりをつくる。
清彦の下半身を露出させた麗華が、膝をつき、清彦のモノをうっとりと眺める。
「うふっ、以前はされるがままでしたが、今日はそうはいきませんわ。まずは私が口で」
「ちょっと、わたしがするんだから」
「オジョーサマは脱がせで終了、とっとと立ち去れ」
「えーっとお嬢様、わたしも千明さんの舐めたいですぅ」
「あたしが最初にきまってんだろ」「ゆるさんかいね!」
五方の羽交い締めがはずされ、女子同士の軽い争いが始まる。
どうやら欲のほうが先行して動き、完全な共同戦線を張れるほどではなさそうだ。
清彦はこっそり短パンと下着を拾い、そして逃げる。
「あ、待て」
「逃げるな」
「揺れる清彦君のアレ…あぁもういっちゃう」
体育館を使った追いかけっこが始まった。
清彦は霊力補助をつかい、そこそこなスピードで走り、ときおり横からくる女子をかわす。
だが女子生徒たちは霊の力なのかスピードもあり、なかなか疲れるそぶりを見せない。
「おい、こいつら全員憑かれてんのか。つまり祓うには全員とやらないといけないってこと?
歩く精子タンクと言われるオレの年でも一度に三十何人は無理だってーーっ」
549 :
429:2012/12/22(土) 21:34:57.92 ID:dUAd+BeX
やあ (´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウスへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、「まだ」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
とりあえず期限までにもうちょっとと思っただけなんだ。
じゃあ、続きは次スレで誰かに書いてもらおうか。
という形で、清彦編でも好きな女の子を出してやらせるってのはできると思うんだ。
これでは例として、前段で古典的な委員長キャラを出してるけど、これにこだわら
なくても、尋己や麗華ともう一戦やってもいいし、僕っこでも、ツンデレでも、OLに
しか見えないJKとか、清彦のクラスとお隣と合わせて実は双子ちゃんがいましたと
かでも設定できる。
あとは体育館という縛りはあるけど、どこかの個室に連れ込んでお好きなように。
もちろん連れ込まないで、三十数名全員とやってもいい。
やりかたはいくらでもあると思うんだよ。
じゃあ、“続き書け”を除いた注文を聞こうか。
550 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/22(土) 21:41:55.25 ID:32EMV4P+
これわひどい
そんな名前の声優さんがいたような
そして続き書け以外に何を注文すればいいんだw
あまり上手い書き手さんは来ないのな
やっぱサキュバススレとか、該当スレじゃ相手にされない三流どころが集まってるのか
>>549 >清彦編でも好きな女の子を出してやらせるってのはできると思うんだ。
ゴトー氏がすでにやった。
>やりかたはいくらでもあると思うんだよ。
どや顔かっこいいな。
>>549 注文を聞いてくれと自身で言っているのだから、
遠慮無く注文をさせてもらおうじゃないか
まず、お焚き上げスレでやってくれないか?
それと続きは書かないでいい
というか二度とここに現れないでくれ
>>540 長々と垂れ流してるけど清彦式と何か変わったの?結局なにも変わってないように見えるんだが
後、他の掲示板使ってやるならここは何のためのスレになるんだ?
合作仲間を募集するスレ?
合作を投下するスレ?
八方美人的に考慮しまくったあげくの本末転倒って感じ。
557 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/22(土) 22:48:48.32 ID:32EMV4P+
>>554 ゴトー氏のは、かなりの初期段階で本人が出してるよね。
メインキャラ=退魔師の範囲に入らなかったというだけで。
>>549はリレー小説の切り口だな。同調するやつがいるん
なら続くだろ。続かなきゃそれだけのもん。
それはそうとして
>>541 スレが荒れがちな中、書き手を保護したい
という気持ちは大変に良くわかりますが
どう理由を付けようと、密室での話し合いというのは、
このスレの趣旨そのものを覆す提案だと思いますよ
あくまでも個人的な考え方ですが
ここは合作を研究し議論することが本義で、その成果として
合作のSSが投下され、それを材料にさらに研究するスレであって
余所で作り上げたものを発表するためのスレではないと思います
進行役と次作の書き手が望むならそれを止めはしませんが
もう一度ご自身の提案とそれが招きかねない結果を御一考いただければと
>>549 ごめん、どう頑張っても一時間じゃ無理w
というか一人で片付けるにしても、バトンタッチ前提でも相当のアイデアが要る風味
>>558 >ここは合作を研究し議論することが本義で、その成果として
>合作のSSが投下され、それを材料にさらに研究するスレであって
>余所で作り上げたものを発表するためのスレではないと思います
次スレテンプレに入れるべき名文だ
561 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/22(土) 23:39:50.56 ID:32EMV4P+
>>560 これは激しく同意なんだが。
そのわりには>
>>555はいただけんな。
自分が気にいらないから来るな上げるなは、少なくとも研究者では無い。
ビジネスなら有りだが研究では否。
少なからずとも方式「案」を出しているものを完全拒否していては研究や
議論などとは言えんだろうに。
age続けてんのは理由があるのかい?
>>555はただ単に
>>549の目に余る態度が気に障ったんだろ多分
アナザーとかのSS上げて企画を締めにかかってるとこに開き直って中途放置で投下とか、出来や企画案以前の問題だし
>>549の下から二〜九行目だけでSSは焚上げ供養でよかったと思うがな
563 :
429:2012/12/23(日) 02:28:29.81 ID:iHmV5bjh
>>553:帰りましょう
>>554:はい
>>555:わかりました。これをもって本スレから引退いたします
短い間でしたが、皆様からのご意見ご指導は勉強になりました。
今までありがとうございました。
564 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/23(日) 05:34:24.15 ID:VrLcLt/5
気に入らない作家は叩き潰す糞スレ
次スレいらねーな
糞みたいなの垂れておいて他人に後始末を頼むような奴は叩かれて当然
自分の尻くらい自分で拭ってくれや
× ナポリタン
△ お嬢様担当(様子見)
× 旧妹担当
○ ゴトー
○ ◆63./UvvAX.(流れSS書き)
○ ◆547ruSA2es(新企画進行役)
× 429
前スレ合わせて書いたのはこの各位かな。漏れていたらすまん。敬称略。
来る者拒まず去る者追わずでいいだろうが、今の雰囲気で果たして新た
に来ようという書き手がいるのかね。
>>562の論なら
>>555は企画に思い入れのある人物ということか。書き手
の誰かか進行役か。
>>555の文と
>>558を比べると
>>555は見直しもせず
に直情的にカキコボタンを押しているな。たしかに思い入れはありそうだ。
正しても繰り返すやつはただのバカだが、正そうともせず正す機会も与え
ずに排除だけをするやつは荒らし。荒らしで構成されている企画なら
>>564に同意だな。次スレ建てても成立するのかこの研究とやらは。
ここは基本的に参加者の会議室だろ?
書き手本人の節度ももちろん重要だけど、
コテ無しの批判は雑音と思ってある程度と受け流す胆力も持つべきだと思うけどね
あと、流れを制御するのは仕切り人の管轄だろ
荒らしも仕切りが無視すりゃ参加書き手も無視する方向に流れる
売り言葉に買い言葉レベルで煽り耐性のない書き手が多いよ
これじゃ愉快犯の格好の的だねw
>>566 ゴトーの一時離脱が痛いよねぇ
これでまともな書き手がゼロになってしまったよw
>>194氏
火曜・水曜には早いですが、その日に私がいない場合に備えて今日お伝えします。
遠からず次スレに移る時期ですが、当スレでは次スレ立てに関するテンプレがありません。
なので、「誰が」「何時」立てるかも議論し、テンプレに入れておきたいと思います。
参考までに様々なスレを見たところ、450か480kb、あるいは
>>950か
>>980あたりで立てる模様です。
ちなみに今スレは前スレでまとめ役の人(つまりは私)が仕切るのがベスト、みたいな意見が出て私が立てた次第です(あやふやな記憶ですが……)。
仮に今後もまとめ役の人が立てるなら、今回のように同時進行している場合もどうするかも決めておきたいです。
一応、案も出しておきます。
1.一般的なスレ同様、書き込み数または容量が規定に達した時、踏んだ人が立てる。
2-1(2).書き込み数または容量が(ry達した時、その時の進行役が立てる。
同時進行の場合、先(後)の進行役が立てる。
2-3.書き込み数または(ry達した時、その時の進行役が立てる。
同時進行の場合、進行役同士で話し合って決める。
>>571 お疲れ様です。
個人としての意見は、レス番もしくは容量としての次スレ時期が近づいた
時点で、テンプレを用意し、スレ建てそのものは
>1.一般的なスレ同様、書き込み数または容量が規定に達した時、踏んだ人が立てる。
が良いと思います。
1) 建てる人は、建てることを宣言
2) 結果を報告。建てられたらURLを貼る
3) 規制等で建てられなければ次番スレの人にスレ立てを依頼する
4) 以下スレが立つまでループ
という流れでしょうか。
その時の進行役の仕事としては
1) テンプレを決める
2) SSの投下が可能かどうかを判断し、必要であればSS投下を一時中止し次スレで投下を行ってもらう
3) 次スレへの移行誘導
これらを2-1または2-2どちらで行うかですが、それはその時一番Activeな
進行役が主に行う、とするしかないと思うのですが、いかがでしょう。
ところですでに472kbあります。480kbとしても本当にもうすぐです。
573 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/23(日) 23:16:06.88 ID:yB95rq1l
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名無しさん@ピンキー:2012/12/23(日) 23:17:10.38 ID:yB95rq1l
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名無しさん@ピンキー:2012/12/23(日) 23:19:30.23 ID:yB95rq1l
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名無しさん@ピンキー:2012/12/23(日) 23:20:06.57 ID:yB95rq1l
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名無しさん@ピンキー:
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