【クェイサー】吉野・佐藤健悦作品でエロパロ 2 【舞・舞乙】
しかし次の瞬間、碧の表情は笑顔に変わった。
「ま、昨日はいろいろあって疲れてるでしょ?二人共、もう寮に帰ってゆっくり休みなさい…大丈夫、
学園には昨日の事は黙ってるから(笑)って事で、三者面談は終わり〜〜っと♪」
昨日中断した保護者と教師の三者面談をやっと終えることができた。
安堵のため息をつく巧海と晶…
その様子を見て、舞衣は立ち上がった。
「巧海…ちょっといい?」
舞衣は立ち上がると、巧海に歩み寄る…
「巧海…昨日は本当にゴメンね…久しぶりに会うことができたのに…いきなりあんな事言っちゃって…」
「もういいよ、お姉ちゃん…悪いのは僕だし…僕だって…お姉ちゃんに迷惑かけちゃって…」
舞衣は巧海の正面に立ち向き合うと、身長が伸びた巧海を少し見上げるようにして話し始めた。
「巧海…見ないうちに大きくなったわね!ビックリしちゃった(笑)」
「うん、あれから随分身長が伸びてね、今170センチ、いつの間にかお姉ちゃんを超えちゃったね(笑)」
「わぁ!随分伸びたのね〜〜!あと、今更だけど…編入試験合格、おめでとう!」
「ありがとう、お姉ちゃん!お姉ちゃんに喜んでもらえて、僕、嬉しいよ!」
「ずっと憧れていた風華学園高等部の制服を着てる巧海を見ることができて、お姉ちゃん凄く嬉しい…
よかったわね、巧海!あっ、あれから身体の調子はどう?また苦しくなったりとかしてない?」
「うん、身体の調子はいいよ、時々病院に行って検査してもらってるけど異常はないって。でも、まだ
許可があるまで激しい運度はしちゃダメなんだ…」
「そうなの…でも良かった、巧海が元気そうで…」
一日遅れて再会を喜び合う…舞衣と巧海…
「うん、あっ!そうだお姉ちゃん!」
巧海は何かを思い出したかのような声をあげる。
「どうしたの巧海?」
「僕、夏休み中バイトしようと思ってるんだ。」
「バイト!?どうして?何か欲しいものがあるの?」
「ううん、違うんだ…僕、お姉ちゃんから貰ったお金を…お姉ちゃんが、僕のために一生懸命働いて
稼いでくれたお金を…あんな事に使っちゃって…本当に申し訳ないと思ってるんだ…だから僕、一生懸命
バイトして、お姉ちゃんにお金を返す事にしたんだ。」
巧海の言葉を聞いた舞衣は驚きが隠せない…
「はい〜〜っ!?もういいわよ〜〜あのお金は!バイトなんてしてたら疲れが溜まって…体調悪くなったら
大変でしょ?それに、勉強に支障が…」
両手を振りながら「ダメダメ」と言う舞衣の言葉を遮るかのように、巧海は再び話し始めた。
「ダメなんだ!…それじゃ…僕の心の中に残っちゃうんだ…お姉ちゃんへの罪の意識が…」
舞衣の心配を振り払うかのように話す巧海…
「お姉ちゃんに見てもらいたいんだ…僕の気持ちを…僕の謝罪の気持ちを…全額は返すことはできないと
思うんだ…でも…少しでもいいからお姉ちゃんにお金を返して…僕なりに反省してみたいんだ…」
巧海を援護しようと、晶も口を開いた。
「舞衣さん、私も一緒にバイトするから大丈夫だって!ほら、私もバイクの中型免許とか、300ccの
バイクとか…欲しいものあるからバイトしたかったんだよな〜〜♪巧海もああ言ってるし、巧海の事は、
バイト中も私がしっかり見てるから!碧先生、私と巧海、バイトするけどいいよな?」
「うむ、バイト許可します♪でも無理はしない事!あと、勉強が疎かにならないようにね!」
碧は笑顔で二人のバイトを許可した。
「ちょちょ、ちょっと碧ちゃん!」
舞衣の意見を無視してバイトを許可した碧に、舞衣は驚き声をあげる…
「まぁまぁ、舞衣ちゃん♪机について授業を受けるだけが勉強じゃないの!この際、巧海くんには、
舞衣ちゃんがどれだけ苦労していたか知ってもらおうじゃない♪舞衣ちゃんが学生時代、どれだけ
苦労してたか知ってもらえると、更に巧海くん、勉強頑張れると思うんだよね♪1ヶ月だけの社会
勉強だと思って、ね、舞衣ちゃん♪」
「まぁ…そういうなら…でも巧海、本当に無理はしないでね」
「大丈夫だよ、お姉ちゃん!僕、結構楽しみなんだ、バイト!」
「巧海…本当に…見ない間に成長したのね…」
少し前の…生きる希望をなくしていた巧海を知っている舞衣にとって、今の巧海は大きく見えた。
身体も精神的にも成長した巧海を見て、舞衣は笑顔を取り戻した。
「うん、分かった!そこまで言うならもう止めない。頑張ってみなさい、巧海!」
最終的には、舞衣は笑顔で巧海のバイトを許可した。
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バイトしながら医学部入る・・奴も居るとは思うが、
一般的には合格可能性を下げる愚かしい行為ではないかと思う
午前9時
その後、巧海と晶は生徒指導室を後にする…
舞衣も生徒指導室を出ようと立ち上がった…しかし…
「あっ、舞衣ちゃんはもう少し残ってて頂戴。陽子がちょっと話があるらしいの…」
「…鷺沢先生が…うん、わかった…」
碧も生徒指導室を後にする…
一人残された舞衣は立ち上がり、窓から外を眺めた。
「改めて見ると…懐かしいわね…」
窓の外の中庭を眺めながら、改めて自分が風華学園にいることを実感する舞衣…
懐かしい高等部時代を振り返りながら、感慨に耽っていると、近づいてくる足音が聞こえてきた。
生徒指導室のドアが開く…
「待たせたわね、鴇羽さん…」
現れたのは、保険医の鷺沢陽子…
「あっ、はい、大丈夫です…あの…お話って…」
「えぇ、それよりも…何とか巧海くんと仲直りできたみたいね」
「はい、何とか…あたし、昨日はどうかしてました…」
「そうね…疲れてたのよ…あれから体調はどう?」
「ゆっくり寝たおかげで、もう大丈夫です♪」
「それは良かったわ…あっ、そうそう…」
お互い会話を交わすと、陽子は思い出したかのように話し始めた。
「今回の騒動で、巧海くんと接触したウチの卒業生がいるの…」
「はいっ?どういう事ですか?」
「要は…巧海くんが初めて行ったお店の風俗嬢がウチの卒業生で…しかも鴇羽さんの同級生だったの…」
「はい〜〜っ!?あたしの…同級生…誰?誰なんですか?」
「1、2年生の時に、鴇羽さんと同じクラスだった…田島恵利子さん…彼女がお店で働いていたの…」
「…田島さんが…巧海と…」
見事な肥満体型で、お世辞にも可愛いとは言えなかった…かつての同級生の姿を思い出し…
その同級生が巧海と…と考えてしまった舞衣は、思わず立ち眩みを起こした。
「大丈夫、鴇羽さん?気持ちは分かるわ…まぁ、あまり深く考えない事ね…で、彼女、今回の騒動で
警察からいろいろ事情徴収されたらしいの…挙句、未成年を相手したと言う事で、お店は厳重注意、
当の彼女はお店を解雇されたらしいの…」
「そう…ですか…田島さん、何か言ってましたか?」
「そうね…一応学園側からも彼女に謝罪したの…でも、彼女そんなに怒ってなくて…逆に巧海くんの
事を心配してたわ。それに、彼女は今回の事は絶対に口外にしないし、マスコミにも絶対に話さない
って約束してくれたわ…だから、もし彼女に出会う事があったら、一言お礼を言っておくといいかも
知れないわね」
「わかりました…そうなんですか…田島さんが…お店で…」
風華学園に転校してきた当時、舞衣に対して陰湿なイジメを行っていた田島…
しかし、すぐに原田千絵や瀬能あおいといった心強い友人達が舞衣をイジメから救ってくれた。
そして、舞衣の人柄や性格はクラスの皆に受け入れられ、舞衣にとって、田島恵利子は何時しか
蚊帳の外の人物になっていた。
『田島恵利子』
この名前を聞くと、今もあまりいい思いはしない…
「…本題に入るわね…」
真剣な表情になった陽子は、舞衣に向かって話し始めた。
「鴇羽さん、昨晩あなたがこのベッドで寝ている最中、私…あなたの左腕にある…数え切れない程の…
注射針の痕を見てしまったの…」
その言葉を聞いた瞬間、舞衣の表情は強張った…
「っ!?なっ…何の事…ですか?」
注射針の痕を見られたことに動揺する舞衣…
「…私ね、どうしても気になって…あなたの事が心配になって…申し訳ないけど…バッグの中を調べさせて
もらったわ…私物を漁るなんて、あなたに対して本当に悪い事をしたと思ってる…」
そして陽子は、昨日舞衣のバッグの中から発見した注射器と、白い粉末が入ったパケを取り出した。
「あっ!それは…」
舞衣は、数日間の慌しさから、バッグの中に注射器とクスリを入れっぱなしにしていた事に、今気付いた様子…
もう逃れられない…
そう思った舞衣は、全て正直に話す事にした。
「この注射器と粉末は…鴇羽さん…あなたの物に間違いないわね?」
暫くの沈黙が続いた…
そして…
「…はい…あたしの物です…」
「…そう…クスリ…使っていたのね?」
「…はい…使ってました…3ヶ月前、凄く辛い出来事があって…何もかも嫌になって自棄になってたんです…
そんな時…ある人に、このクスリを勧められたんです…「嫌な事全部忘れられるから」って…軽い気持ちで
、憂さ晴らし目的で使って…」
舞衣の告白を聞き、ため息をつく陽子…
「…そうなの…そんなに辛い事があったの…まぁ、あなたが辛いって言うからには、相当辛い出来事だった
んでしょうね…昔から大抵の事は乗り越えてきたあなたがそこまで辛いなんて…大変だったのね…鴇羽さん…
何があったかは訊かないわ…その代わり、答えて頂戴。あなた…そのクスリを今も使ってるの?」
舞衣の事情を聞き、慰めるような口調で舞衣に話しかける陽子…
しかし、舞衣が今も薬物を使用しているのか…陽子は真意を確かめようとする…
「…5日前に…クスリは止めました…あたし、元の生活に戻りたくなって…何とかクスリを止めようと
思って…幻覚とか、幻聴とか…呼吸困難とか…禁断症状が凄かったんですけど、何とか耐える事ができて
…あたし、クスリを止めることができたんです。本当です!もうあたし、クスリは使ってないんです!」
もう薬物を使用していないことを必死にアピールする舞衣…
「ええ、分かってるわよ鴇羽さん…私はあなたを信じてるわ」
舞衣の真剣な表情から、真実を話していると悟った陽子…
「鴇羽さん、あなたを疑うわけじゃないけど…もうクスリを使ってないって、あなた自身で証明して欲しいの」
「あたし…自身で?」
そういうと、陽子は舞衣の身体からの薬物反応を調べる為に、尿検査と血液検査を実施した。
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午前10時30分
保健室
「血液、尿…どちらからも薬物反応はなかったわ…もうクスリを使っていないというのは本当ね」
採取した舞衣の尿と血液を調べた結果、薬物の反応は無く、舞衣が今現在薬物中毒者ではないことが
証明された。
しかし、舞衣の表情はまだ硬い…
「そうなんだ…あたしの身体には、もうクスリは残ってないのね…よかった…あっ、でも…あはは…
やっぱりこれって…あたし、警察行きですよね(笑)」
舞衣は苦笑いしながら陽子に尋ねた。
「安心しなさい、そんな野暮な事はしないわ。それよりも…今も苦労が耐えないのね…鴇羽さん。
あなたの今の苦労は…学園側にも責任があると思うの…あなたを利用する為に学園に呼び寄せて…
挙句、用が済んだら特待生の資格を取り消して…まるで使い捨てのような扱い…あなたの退学を
止める事ができなかった…教師達はみんな、あなたに申し訳なかったと思っているの…」
舞衣の退学が受理された当時、教師達はみんな、舞衣に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
当時を思い出すように…陽子は舞衣に話しかける…
「…どうしようもなかったんです…退学するしか…退学して…あたしが稼ぐしか…もうこれ以上、巧海を
苦しませたくなかったし…他に頼る人も居なかったし…仮に頼っても…迷惑になっちゃうし…」
高等部当時…そして今も…同情されると無意識に突っ張った態度を取る事が癖だった舞衣…
しかし、今の舞衣は怒る事も無く…当時の教師達の思いを聞き入れることができた。
どうしようもない現実…
これは当時、教師や学園関係者達もどうする事もできなかった…
陽子も返答に困ったが、何とか舞衣に自分や碧の気持ちを伝えようと口を開く…
「でも…これだけは言わせて頂戴…こんなクスリを使っても、現実は何も変わらないわ。クスリを使ったり
、お酒を飲んで酔っ払っても…目覚めたら現実がそこにはあるの。何も変わらない現実が…だから、鴇羽さん
、悩んだり苦しんだりしたときは、私や碧に相談しなさい。生徒と教師ってね、学校を卒業しても、ずっと
生徒と教師なの。学校を卒業して何年経っても、生徒にとって、私達は「先生」で、私達にとっては、生徒は
「教え子」なの。あなたは退学したとはいえ、ここ…風華学園の生徒だった事には間違いない…そう、あなた
にとっての先生…私や碧に相談すればいいの…電話でもいいし、会いに来てもいい…一人でずっと悩んで
ちゃダメよ!いいわね!」
舞衣に言い聞かせるように優しく語る陽子…
「はい、ありがとうございます!」
舞衣も精神的に落ち着いたのか…笑顔を取り戻した。
そして舞衣は、改めて陽子に「もう一人で悩まない」と約束し、保健室を後にした。
その後、舞衣は市街地へ向かう…
碧の話によると、学園側が予めビジネスホテルに部屋を予約していてくれたらしく、舞衣は数年ぶりの
市街地を懐かしみ感慨に耽りながら、宿泊先のホテルに向かった。
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田島と詩帆が組んで悪辣なことをするかな
正午
ビジネスホテルの一室
「ふぅ〜〜〜サッパリした〜〜♪」
真新しいビジネスホテルに到着すると、早速バスルームに向かった舞衣…
昨日までの汗を流し終えると、ドライヤーで髪の毛を乾かしながら、鏡に映る自分の顔を眺め考える…
「それにしても…あたし、とんでもない事をしてたのよね…警察に捕まってもおかしくない事を…」
成り行きから、碧と陽子…風華学園の教師二人に、自分が薬物を使用していた事がバレてしまった…
その事が頭から離れず…舞衣は改めて自分の犯した過ちに後悔していた。
髪の毛を乾かし終えた舞衣は、ショーツ一枚姿のまま脱衣場から出てくると、ベッドに腰を下ろした。
テレビの電源を入れ、懐かしいお昼のローカル番組を眺めながら…舞衣は改めて高等部退学以来の自分の
人生を振り返り考え始める…
「…あたし…あの時、本当はどうすればよかったのかな…」
様々な思いが舞衣の頭をよぎる…
高等部を卒業して、本当にいい就職先があったの?
その就職先で働いて、本当に借金を返済できたの?
「ううん…多分…返済できなかったと思う…」
舞衣は…「ソープで働くしかなかった…」と、自分に結論を聞かせた…
「そうよ…他に方法は無かったし…でも…あたしがソープで働いていたから…巧海は凄く傷ついて…
でも…手術を受けさせなかったら…巧海は絶対に…」
借金をして手術を受けさせた事は絶対に間違いじゃ無かった筈…
舞衣は常にそう考えていた…しかし、今回の巧海の態度を見て…舞衣は自分の導き出した答えに
自身が無くなり…悩み始めていた…
「あ〜〜〜もうっ!!あたしどうすれば良かったのよ〜〜〜!!」
唸り声をあげながら、ここに来る途中コンビニで買ったパンとジュースを取り出す。
そして、自分のこれまでの行動を振り返り悩みながら昼食を摂り始めた。
食事を終えた舞衣はベッドに寝転がり…
いつの間にか寝息を上げていた…
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午後5時
ビジネスホテルの一室
「んっ…あぁ…いけな〜〜い…あたし、寝てたんだ…」
ここ数日間の疲れから、暫く眠り続けた舞衣…
目が覚めると、時計は既に夕方の5時を回っていた
「ふぅ〜〜お昼寝なんて久しぶり…」
目覚めた舞衣は上半身を起こす…
と同時に、お腹がぐぅ〜〜っと音を立てた。
「あはは…寝てるだけでも、お腹って減るんだ(笑)」
苦笑いしながらも、考えている事は依然変わらない…
点けっぱなしだったテレビを眺めながら、今までの自分の選択肢が正しかったのか…それだけを考えていた。
悩み続けると…当然気が滅入ってしまう…
「ふぅ…久しぶりに…お酒飲みたいな…」
ため息混じりにポツリと呟く…
「コンビニでお酒…買って来ようかな…あっ、ついでに晩御飯も…あと、他にもいろいろ見て回ろうかな」
久しぶりに好きなお酒を飲み、少しでも嫌なことを忘れようと思った舞衣は着替えとメイクを済ませると、
早速外出する事にした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後5時30分
風華町 市街地
「あっ、恵利子ちゃ〜〜ん、ゴメン!俺、急な用事が入っちゃって!!また何時か会おうね♪」
「あっ!!ちょっと待ち…」
たった今、あたしは出会い系サイトで釣った男に逃げられた…
今週に入って12人目…
大体の男は、あたしと出会った瞬間驚いた表情を見せる…
『ちょっとぽっちゃりだけど、胸大きいです♪』
っていうプロフィール…嘘ついてないだろ?
今の男とは、喫茶店でお茶まで飲んで…イケると思ったんだけど…期待させるなっての!!
他の男は…出会った瞬間逃げ出しやがって…ナメてやがる…
「あ〜〜あ!ガッカリ!!時間持て余しちゃったなぁ〜〜!」
そう…いつものあたしは、この時間は仕事の真っ最中…
この先の歓楽街にあるソープランドで働いていた…
ちなみに、源氏名は「キャサリン」
巨乳が売りのソープ嬢だった…
先週までは…
先週、あたしは突然店をクビになった。
あたし、知らない間に未成年を相手にしてたんだよね(笑)
言われるまで気づかなかったけど、何ヶ月か前にあたしが童貞卒業させてあげた美少年…
あの子、高校生だったんだって(笑)
何かさ〜〜風華学園の生徒だったらしくて(笑)警察と教師が店に来たんだよね〜〜
もう気まずい気まずい!!
杉浦と鷺沢?あいつらも来て…一応無難に接したけど〜〜思いっきり顔バレじゃね?
そうそう、あたしビックリしちゃったんだけど〜〜あの子、鴇羽の弟だったらしいんだよね(笑)
鴇羽…あたし、あの子マジ嫌いだった!!
転校してきた時から、男子に可愛いとかスタイルいいとか…影でもてはやされて…
クラスに溶け込んだ後は、男子にも女子にも人気があって…
だから…あたしはアイツが転校してきた当時、陰湿なイジメを仕掛けた…
でも、アイツには通用しなかった…
その後…アイツはクラスの人気者…あたしは蚊帳の外…
おまけに彼氏持ち!!フザけるなっての!!
ルックス…スタイル…人気…彼氏…
あたしの劣等感を煽りやがって…
あたしはアイツの全てがうらやましかった…
「あ〜〜〜ダメダメ!!思い出したくない事思い出しちゃった!!」
あたしは嫌な高等部時代を忘れようと、再び携帯で出会い系サイトにアクセスすると、男漁りを再開した。
「あ〜〜〜もう!!いい男いないかな…んっ?」
携帯のディスプレイから目を逸らした瞬間、あたしは大通りの向こう側に見覚えのある女を発見した。
「えっ!!?あれ…もしかして…鴇羽じゃない?」
そう…あの髪の毛の色…髪型…そして、男が喜びそうな…服の上からでもハッキリ分かる無駄にデカイ胸…
間違いない…あれは鴇羽…アイツだ…
そういえば、杉浦が…近々鴇羽を呼んで事情を話す…みたいな事言ってた筈…
そうか…弟の事で風華町に来たんだな…
ククク…そういえば、アイツ…学校辞めてソープ嬢やってたんだっけ?いい気味だよね〜〜(笑)
イヤらしい身体してるし、お似合いじゃね?
ま、先週まで同業者だった訳だけど…
あたしはゆっくりと尾行を始めた…
「…あんたの弟のせいで…あたし、店をクビになっちゃったんだよね〜〜」
そうだ…こうなったら…高等部時代の恨みも合わせて…鬱憤を晴らさせてもらおうかな〜〜♪
あたしは一瞬で憂さ晴らしの計画を練る…
昔から…こういう事だけは考えるの得意なんだよね〜〜あたし(笑)
あたしは携帯を取り出すと、風華学園時代の…一緒に悪さした仲間に連絡を取る…
「あっ、ユリっち〜〜?今暇?うん、ちょっとね〜〜街で凄く懐かしい奴発見したんだよね〜〜(笑)
誰だと思う〜〜?と・き・は!!うん、そうそう!!アイツ!!今風華町にいるの!!でさ、アイツ…
あたし等にいろいろ見せ付けてくれてムカついてたでしょ〜〜?だから、ちょっとあたし等で鴇羽を
苛めてやろうよ(笑)ユリっちはアケミ呼んで来てよ!あと〜〜そうそう(笑)あんた伊園と名嘉島、
あいつ等の携帯番号知ってるでしょ?うん、この後呼んで欲しいの!他にも〜〜呼べる男子がいたら呼んでよ。
ま、とりあえず〜〜7時頃、居酒屋で待ってるわ」
あたしは一瞬で計画を練ると、必死に笑顔を作りながら、背後から鴇羽に近づいていった…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
蒸し暑い夕方…人で賑わう市街地…
「ねえ、もしかして…鴇羽さん?」
「はいっ?」
田島はさりげなく背後から舞衣に近づくと、偶然を装い声をかけた。
「はいっ!?もしかして、田島さん?」
「やっぱり鴇羽さんだ、超久しぶりじゃない?高等部の3年生からだから〜〜2年ぶり?」
「そうね〜〜それくらいかなぁ…本当に久しぶりだよね〜〜」
舞衣は、田島の顔を見て思わず表情を強張らせた…
転校してきた当時の、陰湿なイジメを受けていたときの思い出が蘇り…正直不快だった…
しかし、笑顔で話しかけてくれる同級生を無視することもできず…
舞衣も笑顔で田島の声に答えた。
田島と暫く話していた舞衣は、巧海が田島と風俗店で接触した事を思い出した。
「あっ!田島さん、今回その…うちの弟が原因でお店をクビになっちゃったのよね?本当にゴメンね〜〜」
「あっ、あぁ…ううん、いいって(笑)あたしさ、調度お店辞めようと思ってた所だったから、それよりも
弟くん、停学になっちゃったんでしょ?大丈夫?」
「うん、巧海は大丈夫…何とか停学も3日で終わりそうだし…」
「そうなんだ〜〜よかったね♪あっ、それよりさ、同窓会で知ったんだけど〜〜鴇羽さんもソープで
働いてるんだよね?あたし親近感沸くわ〜〜(笑)」
「…同窓会で…あはは、やっぱりみんな知ってるよね〜〜(笑)うん、今はもう働いてないんだけど…」
「あっ、そうなんだ〜〜うんうん、結構重労働だもんね〜〜(笑)」
田島は「ソープ嬢」として働いていた舞衣との共通点を無理やり引き出して、強引に話を進める…
「そうだ鴇羽さん、久しぶりに会ったんだから〜〜ちょっと飲みに行かない?ねえねえ、いいでしょ〜〜?」
半ば強引に舞衣を誘う田島…
「飲みに?あっ、ちょうどあたし、お酒飲みたかったのよね♪うん、いいよ、ちょっとだけなら…」
お酒を買いに出かけた先で受けた飲みへの誘い…
舞衣はお酒の誘惑に負け、田島の誘いを受け入れる事にした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後6時
某 居酒屋
和風の座敷席で統一された店内…
会社帰りの時間帯…店内はスーツ姿のサラリーマンやOLたち…様々な年齢層のお客で賑わっていた。
店内の一番角のテーブルに座る、舞衣と田島…
「っていうかさ〜〜ワキガの客とか〜〜不潔な客って最悪だよね〜〜(笑)あたし、そういう客の場合は
サービス抜いて楽してたわ〜〜(笑)ちょっと位手を抜かないとバテちゃうよね〜〜(笑)」
「そうかな〜〜(笑)あたしの場合は…折角高いお金を払ってくれてるんだから、精一杯サービスしないと
って思って…手は抜かなかったけど…やっぱり料金分は頑張らないといけないって思ってたかな」
「そうなんだ〜〜さすが鴇羽さん♪風俗嬢の鏡よね(笑)」
「あはは…何かそれ嬉しくないし〜〜(笑)」
二人はお酒を飲みながら、ソープ嬢としての仕事内容について話していた。
大きな声で遠慮なく話す田島…
周囲を気にしながら、声を若干抑えて話す舞衣…
二人の容姿…話す態度…会話の内容…
まさに二人の人間性を物語るような光景…
「あっ、止まってる〜〜ほらほら鴇羽さん、もっと飲んじゃって♪あたしも飲むから〜〜♪」
舞衣は進められるままに、お酒を喉に流し込む…
喉が熱くなり…胸元が熱くなり…頬は若干火照り…
舞衣は酔い始めた…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後7時
「恵利子〜〜おまた〜〜〜♪」
「あっ、マジで鴇羽だ〜〜〜久しぶり〜〜♪」
「お前ら遅いっての!!」
舞衣と田島が飲み始めて1時間後…さらに高等部時代の同級生が現れる…
「あっ…佐藤さんに…山口さん…」
素顔を隠すようなケバい厚化粧に、茶髪や金髪…目立つ髪の毛の色…
そして、ギャル系の派手なファッションに身を包む二人は、舞衣に笑顔で挨拶した。
舞衣の表情は、田島と出会った時と全く同じように引きつった…
無理も無い…
この二人は、割と普通の生徒が多い風華学園の中でも、数少ない不良少女と言われていた生徒だった。
「鴇羽〜〜おひさ〜〜〜♪元気してた〜〜?」
「あっ、同窓会で見たよ〜〜♪鴇羽ソープ嬢やってるんだってね〜〜♪やるじゃん(笑)」
「ちょ、ちょっと!声大きいよ〜〜他にも人いるんだし、やめてよね」
予想していた二人の言葉に、酔いが回っていたにもかかわらず、舞衣は思わず反論してしまった。
「アンタ等、場所わきまえろっての!!あ〜〜ハズカシ!!マジ馬鹿丸出しで最悪!!」
田島は、二人の風貌や態度に嫌気が差したのか…思わず愚痴をこぼす…
「あっ、ゴメンゴメン(笑)でもさ〜〜意外だったからさ〜〜(笑)」
「でも、あれだよね?弟くんの医療費関係だよね?マジいいお姉ちゃんだよね〜〜あたし等じゃできないわ…」
田島恵利子…そして、不良少女2人…
親しくもない苦手な同級生3人に囲まれる舞衣…
3人はお酒を飲みながらも、舞衣を酔わせる為に強引にお酒を勧めはじめた…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もう幸せにしてやってもいいんでないか
午後7時30分
「でもさ〜〜鴇羽、ソープで働くなんて、度胸あるよね〜〜(笑)」
「ぶっちゃけ、ソープ嬢ってさ、出会ったばかりのオッサンとディープキスとか平気でしちゃう訳だよねェ?
そういうの抵抗なかったの?アタシ考えるだけで吐き気がしちゃうんだけど〜〜(笑)」
「そうそう!キモいオッサンのチンポ咥えたり、モテない男とセックスするなんて、ウチらには無理だわ〜」
新たに現れた田島の友人2人は、舞衣に様々な質問をぶつける…
その大半が、自分達の知らない「風俗嬢の実態や本音」についての質問…
「ヒック…うん、そうね〜〜ま、お仕事として割り切ってるから、大体の事はできちゃうかな〜〜(笑)
お金を貰うんだし…お客さん達が払ってくれたお金分しっかりサービスしないといけないって、いつも
思ってたの(笑)慣れれば大丈夫かな(笑)」
デリカシーの無い質問や会話に、酔っ払った舞衣は笑顔で無難に答える…
正直不快な質問ばかりだったが、酔っ払って気分が良かった舞衣は饒舌になり…何とか答える事ができた。
「ヒック…あぁ〜〜ダメ、あたしもう酔っちゃった(笑)あたしばかりじゃなくて〜〜田島さんもソープで
働いてたんだから、田島さんにも質問してよね〜〜(笑)」
「あっ、そういやそうだった(笑)でも、アタシが男だったらさ、ゼッタイ鴇羽の方を指名するよね(笑)」
「アタシも!!やっぱり、タダのデブより巨乳を選ぶよね〜〜(笑)」
「んだとコラ!!これでも毎日3人は指名客が居たっての!!」
「うわ、マジで〜〜!?物好きも居るもんだね〜〜(笑)」
居酒屋の一角に、4人の笑い声が響く…
「でもさ〜〜鴇羽、マジでスタイルいいよね〜〜♪」
「そうそう!!巨乳だし〜〜デブじゃないし〜〜!ヤラシイ体してるよね〜〜(笑)結構人気あったっしょ?」
「ヒック…そんな事ないよ〜〜ヒック…あたし、可愛くないし〜〜そんなにスタイル良くないし〜〜」
かなり酔いが回った舞衣は、自身のスタイルを褒められ照れ笑いする…
「でも胸、マジでかいよね〜〜(笑)ね、ちょっとシャツ捲くって見せてよ(笑)」
「あっ、見た〜〜い♪巨乳って直に見た事ないんだよね〜〜(笑)」
「はいぃ〜〜〜っ!?ダメダメ!こんな所でダメよ〜〜(笑)」
酒の席とはいえ、信じられない言葉が飛び出す…
2人から胸を見せるようリクエストされると、火照った頬を更に赤面させ、ダメダメと両手を振る舞衣…
その言葉に、隣のテーブルのお客達も舞衣の方に振り向き注目する…
他のお客の視線は、舞衣の羞恥心を煽った…
「あたしの胸なんて見ても楽しくないから(笑)もういいでしょ〜〜?ねっ?」
「ちぇ〜〜つまんね〜〜〜(笑)なんかガッカリ〜〜!」
「てかさ〜〜鴇羽って〜〜昔から場の空気読めなかったよね〜〜(笑)」
舞衣はその言葉に一瞬反応する…
『場の空気が読めない』
高等部時代から、舞衣が密かに気にしていた事だった。
風華学園に転校して来てすぐに、舞衣はファミレス「リンデンバウム」でバイトを始めた。
毎日のバイトと、巧海の世話や看病…そして学業…
様々な事情の為に毎日忙しかった舞衣は、当初クラスメイトからの様々な誘いを断っていた。
その時につけられてしまった評価
『場の空気が読めない子』
その後クラスに溶け込み、充実した日々を送りながらも、その評価はついて回った…
当然、舞衣もそのことには気付いていた…そして気にしていた…
そんな自分が嫌だった時期もあった…
自身の境遇を恨んだ事も…僅かだがある…
しかし、そんな時は「しょーがないか♪」と、半ば呆れて苦笑いしながら運命を受け入れていた舞衣…
『場の空気が読めない』
舞衣にとって『同情の言葉』の次に敏感になっている言葉だった…
「やめなって二人共!!鴇羽さん困ってンだろ!!って…あぁん…誰?」
田島が二人を制止していると、携帯の着信音が鳴り響く…
「あぁ…ちょっと待っててね〜〜ゴメン、あたしちょっと席外すわ…」
田島は席を立ちトイレに向かう…
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午後7時50分
居酒屋 女子トイレ
「あン?あぁ、マジで居るって鴇羽、あぁ、いいよ、今からそこに連れて行くから…楽しんで待ってな…
あぁ…もう結構酔わせてるからさ、アンタ等でトドメ刺しなよ(笑)思ったよりさ、結構軽いよあの女…」
誰も居ない女子トイレで、田島は携帯片手に笑みを浮かべながら話す…
話し相手は、風華学園の卒業生…舞衣や祐一の同級生で不良生徒だった男…
田島は舞衣を罠に陥れる為に、名嘉島、伊園といった元不良生徒…ガラの悪い男たちと話し合っていた。
一通り計画を練ると、田島は何事も無かったかのように女子トイレから出てくる…
「おまたせ〜〜♪じゃ、そろそろ飲みも飽きてきたし〜〜2次会はカラオケ行かない?」
「あっ、いいじゃんカラオケ〜〜♪行こう行こう♪」
「もちろん鴇羽も行くよね〜〜カラオケ♪てかさ、鴇羽カラオケ好きだったよね〜〜確か?」
「ヒック…はいっ?2次会って…どうしようかな〜〜」
酔っていた舞衣は、この苦手な面々から退散する機会を逃してしまった…
かなり酔っていた舞衣…意識が若干朦朧として…既に判断力が鈍っていた…
確かに、舞衣はカラオケが大好きだった…
しかし、この面子では…と思っていた矢先…
『場の空気が読めない』
この言葉が脳裏を過った…
それが舞衣にとって恥なのか…そう思われたくない舞衣の意地なのか…真意は分からない…
「うん、あたしも行っちゃおうかな、カラオケ♪久しぶりに歌いたいし♪」
この言葉がキッカケになり、舞衣は酔いに任せて軽い行動をとり始めた。
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午後8時
市街地 カラオケボックス
「よっ!おまたせ〜〜♪待たせてゴメンね〜〜♪」
田島さんに肩を支えられながら…あたし達は居酒屋近くのカラオケボックスに到着した。
田島さん達に強引にお酒を勧められて…もう、どれだけお酒を飲んだか覚えてないの…
千鳥足…っていうのかな…あたしはフラフラしながら個室に入った。
「遅ぇ〜〜よ田島!!てか、ビッチーズも一緒じゃね〜〜かよ!!」
「あん!!?誰がビッチーズだってぇ!!?」
「あたし等ビッチじゃないよね〜〜(笑)花も恥らう乙女だっつ〜〜の!!」
「ぎゃははは!!誰が乙女だよ(笑)って、おっ!!鴇羽じゃん!!マジで来たんだ!!」
「うわっ!!マジ懐かしい!!よう鴇羽!!久しぶりだな!!元気してたかよ!」
個室には3人の男子…
風華学園の同級生だった…名嘉島くんに…伊園くん…そして…福田くん…
3人とも、学園では有名だった不良生徒…
何かやだな…あたし、この3人苦手なのよね…
「ヒック…あぁ…こんばんは〜〜久しぶりね…ヒック…あはは、ごめんね〜〜あたし酔っ払っちゃってて…」
あたしは3人の男子に挨拶すると、フラフラしながらソファーに座った。
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午後8時30分
田島さんや他の2人が気分よく歌っている最中…3人の男子は、あたしを取り囲む…
「酔った鴇羽マジ可愛いよな〜〜♪」
「てか、スタイルいいよな〜〜!学園にいた時も目立ってたし」
「風華に帰って来てたんだな、久しぶりに再会したんだからよ〜〜今日は飲もうぜ!!」
そういうと名嘉島くんは、あたしの前に水色の瓶に入った飲み物を取り出し、コップに注いだ。
「あはは、もうあたし飲めないよ〜〜(笑)っていうか3人共、今は何してるの?」
これ以上お酒を飲むと…気分が悪くなりそう…
だから、あたしはお話して何とかお酒から逃げようとした。
「あ?俺達?あはは!ま、俺は日雇いの土方やってるけどな(笑)」
「俺は無職!!で、コイツは専門学校辞めて風華に帰ってきてフリーターって…俺ら全員ダメじゃね?」
「ダメなのは学園時代からだろ(笑)」
ガラの悪い3人は、笑いながらあたしに自分達の今を教えてくれた…
この3人について、いい話を聞いたことが無い…
あたしは自分の身の危険を感じ始めた…
「ヒック…そろそろあたし…帰らないと…」
ちょっとタイミングが悪いけど…何とか話を切り出してみる…
「まぁ、まぁ、いいじゃね〜〜かよ〜〜どうせだから、俺らと1杯くらい飲んでくれよ〜〜(笑)」
仕方なく…あたしは目の前のコップに注がれたお酒を飲む事にした。
「ごく…ごくん…んっ…あれ?これ凄く飲みやすい!本当にお酒?」
「だろ?アルコール度数は低いから、酔い覚ましには結構いいんだぜこれ」
「カクテルによく使ってる酒なんだけど、結構いいだろ?ほら、まだまだあるぜ!」
口当たりが優しくて、凄く飲みやすい…お酒じゃないみたい…
甘くて…美味しくて…喉が渇いてたあたしは、思わず2杯目を飲み始めた。
そして…暫くして…
あたしの意識は朦朧とし始めた…
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「でもさ〜〜鴇羽、スタイルいいよな〜〜」
「そうそう!!巨乳だし!デブじゃないし!この体を好きにできる楯は幸せ者だよなぁ〜〜」
…あれ?身体が…思うように動かない…
それに…名嘉島くんと…伊園くん…あたしの腕とか太ももとか触ってる…
ちょっと…どういうつもりなの?
「ちょっと…二人共やめて…はぁ…はぁ…ヒック…」
あたしの体を触ってくる2人を注意しようと…あたしは口を開いた…
でも…思うように喋れない…
二人は遠慮なしに触り続ける…
「高等部の頃からデカかったよな〜〜胸!!」
「マジ巨乳だよなぁ〜〜ちょっと触っちゃおうかなぁ〜〜♪」
「やっ…いや…んっ♪ちょっと…やめて…んっ♪」
背後から…福田くんが、あたしの胸を鷲掴みにして揉みはじめた…
あたしの胸は、Tシャツの生地とブラ越しに、いいように弄ばれる…
「やっ、やだ…いやっ!!ちょっと…やめ…んっ♪やめて…触らないで…んっ♪」
慣れた手つきで、両手で持ち上げるように…円を描くように揉み続ける福田くん…
名嘉島くんは、スカートの中に手を入れて…あたしの小股をショーツ越しに弄り始める…
「ちょ、ちょっと…名嘉島くんも…やめて…んっ♪やだ…やめて…フザけないで…んっ♪」
汗で蒸れた小股を弄られ…あたしは恥ずかしがりながら身体をよじらせる…
3人の悪戯から逃げようとしても…もう身体が動かない…
何とか抵抗しようとしたら…目の前に田島さんが来てくれた…助けてくれるのかな…
「はぁ、はぁ…田島さん…た…助けて…おねがい…男子が…ヒック…」
「鴇羽さ〜〜ん♪折角久しぶりに会ったんだから〜〜こいつ等にサービスしてやんないとね♪」
そういうと田島さんは、あたしの口に水色の瓶を押し当ててきた…
そして、あたしの口の中に…お酒を流し込む…
「むぐっ!!?んんっ!!?んんっ!!ごくっ、ごくっ…ごくっ…ごく…けほけほっ!!」
無理やり沢山のお酒を飲まされて…あたしは更に意識が遠退く…
「キャハハハ!!鴇羽もう泥酔じゃん♪男共も、タダ触るだけじゃなくてさ〜〜もっと鴇羽を気持ちよくして
やんなよ〜〜(笑)ってかさ、あたしも触ってみようかな(笑)デカイおっぱいって興味あるんだよね♪」
佐藤さんも山口さんも…笑いながらあたしを眺めてる…
ちょっと…笑ってないで…あたしを助けてよ…
あたしの意識は更に朦朧として…もう何も考えられなくなってしまった…
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経験から全く学ばない舞衣は、やはり脳のための栄養が乳に吸い取られているんか
勧善懲悪カモン
午後9時
市街地
夜になっても茹だるような蒸し暑さの中…既に泥酔状態の舞衣は、当然直立する事はできず…
男達に両脇を抱えられ、店の外に連れ出された。
「へへっ…よぉ、鴇羽…かなり酔ってるみたいだけどよ、大丈夫かよ?」
名嘉島は小ばかにしたような口調で、泥酔した舞衣に尋ねる…
「うぅ…ん…も、もう…飲めない…ヒック…」
朦朧とした意識の中…呂律が回らず…虚ろな瞳の舞衣は、無意識のうちにそう答えた。
「あはははっ♪もう鴇羽マジでベロンベロンじゃん(笑)そんなに無防備だと犯されちゃうよ〜〜(笑)」
「てかさ、アンタ等どうせ今から輪姦(まわ)すつもりなんでしょ?」
「うっわ〜〜!!マジで?噂には聞いてたけど〜〜マジで鬼畜だよね〜〜アンタ等(笑)」
無責任な女たちは、これから慰み者になる泥酔した舞衣を指差して笑う…
「馬鹿言ってんじゃね〜〜よ!!俺らは酔った同級生を介抱してやろうとしてるんだよ(笑)」
「だよな!!輪姦(まわ)すとか、人聞きの悪い事言ってんじゃねーよ!!へへっ」
「おいおい、鴇羽〜〜大丈夫かよ〜〜!?」
舞衣を両脇から支える二人は、女達の言葉に反論しながらも、すでに舞衣の身体にいやらしい視線を這わせ…
そして、舞衣の正面に立つ名嘉島は、田島に目で合図を送った。
すると、田島はワザとらしく演技を始める…
「あ〜〜もうっ!!コイツ等信用できない!!鴇羽さ〜〜ん、あたしが一緒について行ってあげるから!!
もしコイツ等が鴇羽さんに手を出してきたら、すぐに助けてあげる♪って事だから、ユリっち、アケミ、
今日の飲みはここでお開きって事で、また今度ね♪」
田島は虚ろな瞳の舞衣に話しかけると、二人の女を追い払い、男3人を引き連れて夜の市街地を歩き始めた…
夜の9時…
市街地には、まだ人通りが多く…
舞衣を支える伊園と福田…そして前で先導する名嘉島…
このガラの悪い男たちと舞衣に通行人の視線は向けられる…
通行人の誰もが、一目見るだけでこれから起こる出来事を容易に想像できた。
通行人の誰もが、舞衣に哀れみの視線を向けた…
暫く歩きながら、田島はさりげなく舞衣に尋ねる…
「ねえ、鴇羽さん…送ってあげるから、何処に泊まってるか教えてくれない?」
「…んっ…ううん…ヒック…こ、ここ…ヒック…」
すると、無意識のうちに舞衣は、スカートのポケットに入れていたホテルのカードキーを田島に手渡した。
「ふ〜〜ん♪新しく出来たビジネスホテルだよね?思いっきり近いじゃない…って…聞いてないか(笑)」
舞衣の宿泊先を確認した田島は悪戯な笑みを浮かべる…
そして、これからの計画を練りながら3人のケダモノを引き連れてビジネスホテルに向かった…
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ビジネスホテル 室内
「よいしょっと!!」
「おらよっと!!」
「ふぅ〜〜結構重かったよな(笑)」
舞衣が宿泊するビジネスホテルの一室…
男達は、泥酔した舞衣をベッドに放り投げる…
既に意識が朦朧として力が入らない舞衣の体は、ベッドの上でバウンドした。
白で統一された壁紙や家具…
真新しい…清潔感溢れる室内…
田島は室内を見回した。
「ふ〜〜ん、なかなかいい所に泊まってるじゃない…」
ビジネスホテルにしては広く綺麗な室内…
学園側が、舞衣にそれなりの待遇をしてくれた事が伺えた。
田島は携帯を取り出し操作する…
「よ〜〜し、今からアンタ等お待ちかねのヤリ回しの時間だよ!!」
「よっ!!待ってました〜〜〜!!」
「はぁ、はぁ…俺もう我慢できねーよ!!」
「早くヤッちまおうぜ!!」
3人の男達は無防備な舞衣の身体に群がる…
「ちょっと写真撮るから待ちな!!アンタ等、鴇羽の服脱がして裸にして頂戴!!」
田島は携帯を取り出すと、カメラ機能を準備する…
「チッ!!わかったよ!!オラ、お前等、さっさと脱がそうぜ!!」
おあずけを食らった3人は、舞衣の服を乱暴に脱がし始めた…
「よっ…よっと…あぁ〜〜脱力した身体ってグニャグニャして脱がしづらいよな」
「へぇ〜〜ウエスト結構細いよな!!って、うわぁ〜〜汗蒸れ小股、エロい匂いがプンプンするぜ!!」
脱力した身体に苦戦しながらも、何とか舞衣の服を脱がせる3人…
Tシャツを脱がして…スカートを脱がし…
ブラもショーツも乱暴に取り…
ベッドの上で丸裸にされた舞衣…
「うはっ!!マジでエロい身体してるよな!!」
「へへっ…見ろよこの乳…スゲーじゃん!!」
「マジで巨乳だよな…鴇羽ってさ、AV女優になれるよな…」
口々に舞衣の身体の感想を述べる3人…
仰向けになっても形が崩れない…お椀型を保つ見事なボリュームの乳房…
外気に触れ…既にツンと起ってしまった敏感な乳首は綺麗なピンク色を保ち…
巨乳にもかかわらず、それなりにくびれた腰まわり…
健康的な色気を放つ…ムッチリとした太もも…
全身シミ一つ無い木目細かいしっとりとした素肌は、アルコールによりうっすらピンク色に紅潮し…
舞衣の身体をより一層いやらしく彩っていた…
「よ〜〜〜し脱がしたね…アンタ等、ちょっとどきな!」
田島は3人を退避させると、ベッドの上で大股を開き全身を隠すことも無く曝け出す舞衣の体を
携帯のカメラで撮影し始めた…
「ふんっ…無駄にイヤらしい身体しやがって…くだらねぇ…」
室内に、携帯カメラ機能のシャッター音が響き渡る…
無防備にあられもない姿を曝け出す舞衣の身体を撮影しながら、田島は舞衣の見事な体に嫉妬していた…
美貌…そして見事なスタイル…
携帯のデイィスプレイに映る舞衣の姿は、田島に自身のコンプレックスを改めて自覚させた。
シャッター音の一つ一つが、田島を苛立たせる…
写真撮影を終えた田島は、テレビの電源を入れるとソファーに座る…
「…いいよ…アンタ等…ヤッちまいな…」
「へへっ!!待ってました!!」
「よ〜〜〜し!!遠慮なくヤッちまおうぜ!!」
「朝までヤリまくろうぜ!!」
3人は晒し者にされた舞衣の体に群がると、遠慮なく弄り始めた…
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「うはっ!スゲー揉み心地!!」
「マジでムチムチだよな(笑)はぁ、はぁ…柔らかくて…スゲー良い匂い…はぁ、はぁ…」
「俺こんな巨乳揉んだの初めてだぜ!!」
全身うっすら汗ばんだ舞衣の身体からは、甘酸っぱい少女のような体臭が立ち昇る…
その甘い香りに惹かれるように…舞衣の体に群がる欲望まみれの男達…
「…んっ…んぁ…んっ♪」
乱暴に乳房を揉まれ…ピンク色の乳首をいやらしく嘗め回され…
胸…お腹…太もも…
全身を撫で回され…頬ずりされた…
舞衣の乳房は強引な手での愛撫で大きく形を歪め…
乳首は愛撫によりコリコリに起ち…更に弄ばれ…
全身触られ…嘗め回され…男達の唾液まみれにされていく…
強引な愛撫に…舞衣は無意識にも僅かに喘ぎ声をあげ始める…
「んふぅ〜〜〜ちゅう〜〜〜ちゅぷ…あはっ!!見ろよ!!乳首起ってきたぜ(笑)」
「へへへっ!マジで起ってるな!!寝てるフリして感じてるんじゃねーの?」
「それよりほら!!見てみろよ…マンコはもうグチョグチョだぜ!!」
名嘉島は舞衣の秘部が既に愛液で潤っているのを確認すると、乱暴に中指と人差し指を
舞衣の膣に差し入れた…
「…はぅ…んっ…んぁ…あぁ…んっ♪」
名嘉島の太い2本の指を抵抗なく受け入れた舞衣の膣口…
受け入れた瞬間…寝言を呟くかのように、舞衣は小さい喘ぎ声をあげた…
「オラオラァ!!喘げよ!!潮吹けよ!!そうだ!潮吹いて見せろよ鴇羽!!オラオラぁ!!」
名嘉島は乱暴に舞衣の膣に指を出し入れする…
グチュグチュ…グチョグチョと…卑猥な水音が室内に響き渡る…
それを聞いて思わず笑う男達…
「馬鹿じゃね〜〜の?寝てるのに潮なんて吹くわけねーだろ(笑)」
「それよりさ!早くヤッちまおうぜ!!俺もう我慢できねーよ!!」
他の二人も服を脱ぎ全裸になると…既に勃起したペニスを自分で扱きながら我慢できないといった
表情で、名嘉島に訴えた…
「あぁ…犯ろうぜ…へへっ…あの鴇羽を犯れるなんて…夢みたいだぜ…」
3人の男達の考えている事は同じだった。
風華学園在学時、3人はいつも雑談中「誰をレイプしたい」と面白可笑しく言い合っていた…
その時、決まって名前が出ていたのは…違うクラスの舞衣の名前だった…
在学中から目をつけていた舞衣を今犯す事ができる…
そう考えるだけで、既に興奮は抑えきれなくなっていた。
「すぅ〜〜はぁ…すぅ〜〜んっ…すぅ〜〜」
惜しげもなく裸体を晒したまま、舞衣は寝息を上げる…
その舞衣の身体に、名嘉島が覆い被さった。
「へへっ…楯…テメェの彼女のタダマン…いただくぜ!!おらっ!!」
硬く大きく勃起したペニスを、舞衣の秘部に当てると…一気に挿入した。
「すぅ〜〜はぁ…んんっ…んっ!んぁ…んっ♪」
挿入された瞬間…眠っている舞衣の表情は歪んだ…
舞衣の愛液でヌルヌルに濡れた膣は、名嘉島のペニスを何の抵抗もなく受け入れる…
「オラッ!オラッ!はぁ、はぁ…あぁ…スゲー気持ちいいぜ!!はぁ、はぁ…結構締まりいいな…
オラッ!!どうだよ!!気持ちいいんだろ!!?喘げよ!!寝てないで喘いで見せろよ!!」
名嘉島は、眠っている舞衣の顔をじっくり眺めながら暴言を吐きかけ腰を振る…
愛情も何も感じられない…ただ快感を得るだけの行為…
舞衣の身体はまるで性欲処理の道具のように扱われる…
「…んっ…んんっ…んっ♪んぁ…んっ…あっ…んっ♪んぁ…あんっ…んっ…んぁあ…んっ♪」
眠りながらも…犯されている舞衣は、無意識に声をあげる…
ペニスで突かれる度に、仰向けになった舞衣の大きな両乳房は円を描くようにタプンタプンと揺れ動く…
それを見た二人は我慢できず…ペニスを顔や胸に押し付け始めた…
「はぁ、はぁ…あぁ…もう我慢できね〜〜よ!!鴇羽!!寝てないで咥えろよ!!」
「スゲー揺れてるし…こんなの見せ付けられたら…堪らねーって!!」
「はぁ、はぁ、はぁ…おい!!テメーら!汚ねーもん見せるんじゃねーよ!!すぐに変わってやるから
よ…んぁあ!!鴇羽のマンコ…スゲー締まりいいよな…はぁ、はぁ…ソープ嬢やってたって聞いたから
ガバガバなのかと思ったら…ヤベ!!俺…もう…ううっ!!」
挿入してすぐ…名嘉島は絶頂に達してしまう…
舞衣の膣内に精液を放った名嘉島…
「はぁ、はぁ、はぁ…もう出しちまったぜ…はぁ、はぁ…」
「うわぁ〜〜テメー中出しかよ!!後に使う奴の事考えろよな(笑)」
「悪い…マジでスゲー気持ちよかったから…思わず…はぁ、はぁ…」
「じゃ〜〜次俺っと!!」
名嘉島を押しのけると、次は伊園が舞衣に覆い被さった…
肥満気味の伊園は舞衣の顔をまじまじと見つめると、顔を近づけ…唇を重ねた。
分厚い唇を舞衣の可憐な唇に重ね…舌を差し入れ強引に口内を犯し…濃厚なディープキスを交わす…
「んちゅう〜〜〜じゅるじゅっ…ちゅう〜〜〜んっ!はぁはぁ…鴇羽ぁ〜〜♪」
「お前、馬鹿じゃね〜〜の!!?キモイんだよ!!サッサとヤッちまえよ!!」
「いいだろ〜〜少し位…恋人気分を味わってもよ(笑)」
舞衣の唇を存分に味わった伊園は、舞衣の脚を大きく開かせてペニスを挿入する…
「おおっ…マジで…スゲー締まり…あぁ…スゲ…」
「んぁあ…んっ♪んぁ…はぁ、はぁ…んっ…ぁあ…んっ…はぁ、はぁ、はぁ…んっ♪」
体格に似合わない小さめのペニスを舞衣に挿入し、まるで感触を堪能するように腰をゆっくり動かす
伊園は、舞衣の膣壁の温もりや締め付け…見事な快感に思わず情けない声をあげてしまった。
舞衣も…先ほど名嘉島に犯されたときよりも若干大きめの声をあげてしまう…
しかし、まだ舞衣は眠ったまま…
「はぁ、はぁ…スゲ…気持ちいい…今までヤッた奴と全然違う…うわ…はぁ、はぁ…」
「だろ!?気持ちいいよな!?何か締め付けとか凄いし!!俺がすぐにイッたの分かるだろ!?」
名嘉島は笑いながら、舞衣のショートボブの髪の毛にペニスを押し当て…精液を綺麗に拭き取る…
「はぁ、はぁ…なぁ、鴇羽…俺…実は鴇羽の事好きだったんだぜ…はぁ、はぁ…」
「…んっ…んぁ…んっ♪はぁ、はぁ…はぁ…んっ…んぁ…んっ♪んぁ…あぁ…んっ♪」
「ぷっ…最低な告白だなぁ〜〜おい!!レイプしながら告白なんて最低だぜ(笑)」
「ウルセーよ!!はぁ、はぁ…あぁ…鴇羽…俺もう…ううっ!!」
最低な告白をしながら、伊園も舞衣の白いお腹に大量の精液を放った…
「はぁ、はぁ…気持ちよかった…はぁ、はぁ…今までで一番気持ちよかったかも…」
感慨に耽りながら、伊園は舞衣の頬にペニスを押し付ける…
「終わったらサッサとどけよな!!次は俺だぜ!!」
伊園が射精した直後…福田は伊園を押しのけ舞衣の股を割って入る…
そして、強引に舞衣の秘部にペニスを挿入した。
「オラッ!!オラオラっ!!気持ちいいんだろ!!?オラッ!!本当は感じてるんだろ!!?オラッ!!
少しは喘いで見せろよ!!ダッチワイフじゃね〜〜んだよ!!このヤリマン女が!!ソープ嬢やってた
から、普通のチンポじゃ感じねーってか!!?オラオラっ!!喘げよ!!AV女優みたいによ!!」
福田はサディスティックな言葉を投げかけながら、舞衣の頬を思いっきり叩く…
激しい腰使いと舞衣の頬を叩く音が部屋に響く…
「ぎゃはははは!!何ムキになってんだよ(笑)酷いなおい!!」
「折角だから鴇羽を気持ちよくしてやれよな!!」
「はぁ、はぁ、はぁ…てかさ、コイツ寝てばかりじゃね?何かムカつくし!!オラッ!!オラッ!!」
「…んぁ…んっ…んっ♪んっ…んぁあ…んっ!!?んっ…あれ…んっ…んっあれ?ここ…何処?」
激しい腰使いに平手打ち…舞衣は意識が朦朧としながらも目を覚ました。
辺りを見回しても…ここがどこか理解できず…ただ、周りにいるのがカラオケボックスで合流した
同級生の男子3人だと言う事は理解できた。
「あっ…あっ…んっ♪えっ?福田…くん?あっ…んっ♪えっ?はぃ〜〜っ!?嘘っ…そんな…
ダメ…ダメ…そんなのダメ…やめて…福田くん…お願い…あっ…あっ、んっ♪やめて…乱暴は
やめて…あんっ♪お願い…名嘉島くん…伊園くんも…助けて…あんっ♪」
意識が朦朧とした中でも、今自分が侵されている事に気付いた舞衣…
呂律が回らず…周りに助けを求めようとするも…言葉がたどたどしい…
酔っ払いの戯言のような助けの言葉に、男達も…ソファーに座りテレビを見ている田島も噴出した。
「はぁ、はぁ…やめる訳ねーだろ!!オラッ!!喘げよ!!オラっ!!」
パンパンと思いっきり腰を打ち付けるように…舞衣の秘部にペニスを出し入れする…
「あんっ♪あんっ♪あっ、あんっ♪痛いっ!!痛いよ…あんっ♪やめて…もうやめて…あんっ♪」
舞衣は何とか抵抗しようとする…
嫌悪感を覚え、福田の体を押しのけようとするが…泥酔し意識が朦朧とする中、力が出ず…
いいように犯され続けた…
「オラッ!!出すぜ!!おおっ!!中に!!中に出すぜ!!あああっ!!」
「あんっ♪あんっ♪ダメぇ〜〜はぁ、はぁ…ダメぇ…中は…ダメぇ…あんっ♪あんっ♪」
呂律の回らないだらしない声で舞衣は抵抗する…
しかし、舞衣の言葉など全く通じず…福田も舞衣の膣内で大量の精液を放った。
「はぁ、はぁ、はぁ…あぁ…マジで気持ちよかった…何だよオラ!!」
虚ろな目をした舞衣と目が合った福田は、舞衣の頬を思いっきり叩く…
「ボーっとしてる暇があったら、舐めて綺麗にしろよな!!元ソープ嬢なんだろーが!!」
精液まみれのペニスを、舞衣の口に強引に突っ込むと腰を振る福田…
「むぐっ!!?んうううっ!!?んっ!んん〜〜〜んっ!!んっ!!ケホケホっ!!」
突然ペニスを喉の奥まで突っ込まれ…咽る舞衣…
「ぎゃはははは!!おいおい!!ゲロ吐かれたら困るぜ!!」
「タダでさえ酒ムチャクチャ飲ませてるんだからよ!!」
そして、輪姦は振り出しに戻る…
「はぁあ〜〜はぁあ〜〜いいぜ〜〜鴇羽のマンコ…マジ気持ちいい…」
「あっ…あんっ♪あんっ…あっ、んっ♪ダメぇ…名嘉島くん…ダメぇ…はぁ、はぁ…抜いて…
乱暴はやめて…んっ♪犯さないで…お願い…はぁあ、はぁ…はぁ…んっ♪」
「オラッ!!休んでる暇があったら咥えろよ!!」
「あっ…あっ…んぁあ…はぃ〜〜っ?むぐっ…んちゅっ、ちゅっ、ちゅぱ…ちゅぱっ、ちゅぱ、じゅぷ…」
「俺は、俺のは…俺は手で…手でしてくれよ!!」
3人は代わる代わる舞衣の身体の様々な部分を犯した…
「あっ、あああ!!うおっ!!はぁ、はぁ…あぁ〜〜気持ちよかった!!次誰だよ?」
「あ〜〜次俺ね!!今度はバックでやってやるぜ!!鴇羽〜〜四つんばいになれよ」
「はぁあ、はぁあ、はぁ…ダメェ〜〜なれないわよ〜〜吐きそう…うぷっ…」
男達のやり取りを聞いていた田島が立ち上がり、ベッドに歩み寄ってきた。
「あはは!!アンタ等、結構楽しんでるみたいじゃない!!今から写真撮ってあげるからさ、
楽しそうに鴇羽を犯しなよ!!あっ、動画も撮ってあげるから♪」
田島は携帯を構えると、バックから犯される舞衣の姿を撮影し始めた…
「あんっ♪あんっ、あんっ、あんっ♪あっ、あっ、あっ…助けて…田島さん…あんっ♪あんっ♪」
四つんばいになり、バックから犯される舞衣…
身体中に玉のような汗を浮かべ…大きな乳房をタプンタプンと揺らしながら犯される姿は、まるで
動物同士の交尾を見ているようで…田島は笑いながら撮影する…
「そんな気持ちよさそうな声だして犯されてたんじゃ〜〜助けられないっての!!」
「あんっ、あっ、あっ、あんっ…助けて…助けて…あんっ♪あっ、あっ、あんっ♪」
「よ〜〜〜し、次は俺、騎乗位で!!」
・・・・・・・・・・・・・・・
「俺はバックで!!」
・・・・・・・・・・・
「オラッ!!全部飲めよ!!このスケベ女!!」
・・・・・・・
舞衣は代わる代わる犯されながら、田島に痴態を撮影され続けた…
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