優等生を堕落させたい2

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1名無しさん@ピンキー
2わたぐも:2012/09/09(日) 01:29:53.35 ID:YfXV1CGi
―――1月15日、受験生が人生を賭ける一日。
閉め切ったカーテンの隙間から漏れる日の光は喘ぐ少女の白い背中に警告を鳴らす。
しかし少女はその警告を聞き入れることなく腰を振り続ける。
少女の頭にもはや未来など見えていなかった。見えるのは目の前の快楽のみ。
少女の名前は「弥生」。不正・怠惰を嫌う全校生徒の鏡。容姿はモデル並み、学力は常に学年トップ。なんと満点以外採ったことがない
絵に描いたような才女…だった。3年の夏までは。
男に手渡された白い錠剤を水で流し込みながら彼女は汗と精子でベトベトになった身体を見た。
――しあわせ。
まもなく流し込んだ錠剤は彼女の身体に再び性欲を甦らせ始める。
――そういえば今日って入試の日か。みんなごくろうなことね・・・
彼女はそんなことを思いながらまた男の待つベッドへ向かった。

弥生は張り出された塾の模試の順位表の前である違和感を感じていた。
1位はオール満点、いつものように弥生の名前が印刷されていた。そこに違和感はなかった。
しかしその後ろ、2位の席に親友である「美紀」の名前がないことが違和感の正体だった。
美紀は常に弥生を数点の差で追っており、弥生にとってもいい刺激になっていた。
でも今回その名前はいつもの場所に無かった。その名前はいつもよりほかの名前に埋もれたところにあった。
「15番?風邪でもひいていたのかしら?」
案の定、その日の授業に美紀は出ていなかった。
しかし1か月後、それは風邪が原因ではないことがわかった。
とうとう美紀は上位のみが貼り出される順位表から姿を消したのだ。
代わりに、美紀の名前は隣に不名誉に飾られているクラス変更通知書にあった。
弥生は普段決して近寄らない下のクラスの教室に入るとバカそうな生徒のやり取りを掻き分け、美紀に詰め寄った。
「いったいどうしたのよ!? 最近休みも増えたし・・」
返却された美紀の答案用紙は驚くほど真っ白だった。数行あがいた形跡はあるものの解答まで辿りつかないものばかりだった。
「ほっといて。」
おおよそ親友から放たれた言葉ではなかった。
弥生は驚きながらもさらに詰め寄ろうとした。そのとき。
「みーきー」
その声は葵。今にも下着が見えそうな短いスカート、毒々しい金髪、濃い化粧。弥生とは正反対の女だった。
「今晩この間の禿親父がまたアンタとヤリたいってサw 8時の約束だし授業いいからいこーぜw」
弥生が混乱する中、美紀は葵と共に教室を出て行った。
3わたぐも:2012/09/09(日) 01:30:52.05 ID:YfXV1CGi
それからの美紀はひどかった。1か月も経たないうちに一番下のクラスに落ちた。
髪の色は見るたびに明るくなり、日サロに通ったのだろう。真っ白だった肌はすっかり黒くなっていた。
その容姿は一番下の落ちこぼれの教室によく馴染んでいた。弥生はそんな親友を見ていられなかった。
なんとか真実を知りたかった。なんとか親友を救いたかった。
弥生は葵を呼び出した。
「美紀に何をしたの?」葵をにらみつけた。
「べーつにー」
「とぼけないで!」
「勉強よりも楽しいことがあるよって教えただけ。」
「っ!!」
後一歩のところで弥生はその手を降ろした。
「美紀を返して」
「ばっかじゃないの。誘拐してるわけじゃない。美紀が自分で判断して私らとつるんでんだよ?」
「ま、でもどうしても…って言うなら…そうね、明日の模試、一問間違えて☆」
たった一問。その一問で順位が下がるわけでもない。記録なんてどうでもいいし、美紀のが大切。
「わかったわ」
結果発表の日。弥生の無傷伝説は終わりを告げた。898点。それでも美紀が落ちぶれた今、弥生はぶっちぎりで一位だった。
その結果を見たとき、弥生はほっとした自分に驚いていた。ずっと満点を採らなければならないというプレッシャーに置かれていた
彼女にとってそれは「解放」を意味した。――満点じゃなくても一位じゃない。なんにも変らない。一位。
その晩、美紀が葵達に連れて行かれることはなかった。
もっとも、美紀は不満げな顔をしていたが。数日後、やはり、というべきか美紀は葵達に近寄り始めた。
葵達の言った通り元々本人には連れまわされている感覚なんてないからだ。
一方の弥生はスランプに陥っていた。もう満点を続ける必要が無くなったため、彼女に難題をなんとか解ききるという執念のようなものが
薄れてしまったのだ。今解いた問題で90点以上は確定。どうせだれも解けない。一位は揺るがない。
全国規模の模試で満点を採るとなるとそういった執念も必要になる問題がある。
彼女の心のゴールが「全ての問題を解ききる」から「一位をとる」ということにシフトしてしまった時点でそれは解けなくなる。
そしてそのことは彼女の心にわずかな隙を生み出し始めた。
今日は2時まで、と決めて勉強しても1時30分を越えるころには時計ばかりを気にする。結局1時50分には切り上げる。
たった10分。それは彼女に最近生まれたたった2点という考えそのままだった。


そういった感覚というのは浸食が早い。いつしかそれは今日1日ぐらい、という感覚に育った。
それは突然だった。今やすっかり遊び人になった美紀が塾帰り弥生をカラオケに誘ったのだ。
弥生は今やすっかり美紀のその容姿や行いを見ることに慣れてしまい親友としての関係を取り戻していた「今日一日くらい変わらないよ」
にこやかに友人は提案した。そう、たった数時間。息抜きしたっていいじゃん。帰ったらその分勉強すれば。
弥生はついていくことにした。――いつ以来だろう。勉強に明け暮れた弥生にとって持つマイクの感覚はとても新鮮だった。

――楽しい。 彼女はとりあえず聴いたことのある曲を必死に夢中に歌った。
その度に周りは盛り上がる。その快楽は彼女から時間感覚を奪った。
そのうち「このままオールしちゃう?」誰かが提案した。
その時はじめて彼女はケータイを見た。――1時。メールボックスには親からのメールが溜っていた。
「美紀の家に泊まる」彼女が最も嫌っていた「嘘」「不正」。それらを生れてはじめて受け入れた瞬間だった。
ケータイを閉じると彼女は再び歌う曲を探し始めた。
―― 一日ぐらい。
4わたぐも:2012/09/09(日) 01:31:29.98 ID:YfXV1CGi
密室のため何時かわからない中、弥生は目を覚ました。
ソファーで無理な体勢で寝たため身体がだるい。使いに使ったのども痛い。
けだるさの中、彼女は時間を確認し驚いた朝の10時だった。遅刻。遅刻遅刻遅刻。
生まれて初めての失態に頭が混乱した。美紀を起こす。だが美紀は驚くほど冷静だった。
そして昨日弥生に生まれた言葉を口にする。「いーじゃん『一日ぐらい』。今から行ったら遅刻しただらしない子と思われるよ? 休んじゃいな。」
弥生の歌い疲れた声は電話対応の先生の同情をひくのに十分だった。「お大事にね。」
電話を切ると弥生は眠さからまた横になった。
あれ?べんきょうしなきゃ・・・そう思いながら弥生はまぶたを閉じた。塾に行く時間だな。・・・と思いすぐに思い直す。
そうだ。今日私は風邪で休んだんだ。塾には学校の友達もいる。わるいことしたのがバレちゃう。
「皆俺んち来ねえ?」一人の男の提案。今家に帰るわけにもいかないしな。
弥生はついていくことにした。今日ぐらい。そう思う裏でなにかひっかかる。(あれ?これ昨日も同じことを…)
だがそんな考えは目の前の楽しそうな選択肢にあっさり消された。

その男の家はアパートの一室だった。
男は冷蔵庫からチューハイを取り出すと一人ひとりに配った。
「ごめんなさい、私未成年なんで・・・」だが。気づく。ここに成人はこの男一人だけ。
みんなうまそうに飲んでいる。もちろん美紀も。
以前ならこの状況、すぐに気づき、飛び出して警察か学校に通報していたはずだった。
しかしここにいるのは楽しい一日を過ごしたともだち。そうしたイケない甘さが弥生には生まれていた。
そして、ついに手を伸ばした。未成年が手を出したらおまわりさんにつかまってしまう、そんな小学生でもわかる
イケないものに。この数日で優等生から一般人、そして弥生はついに法律を守らないイケない子にまで身を落とした。
――おいしい。頭がふわーってなって気持ちいい・・・
弥生は当たり前のように置かれた2本目に何の躊躇なく手を伸ばした。
昨日の晩から着ている制服。着心地悪い。スカーフを外し弥生はボタンを2つ外した。靴下をだらしなく足の指で脱ぎ、いままで折り目ひとつ付かなかった
スカートをその白い太ももが見えるまで折り込んだ。
入学以来完璧に着こなされていた制服達は見る影もなかった。「いいじゃん!」周りは褒めた。大げさなぐらいに。
アルコールからくる酔いにイケないことをしている快感。この二つは今まで経験したことのない感覚。
そしてそんなイケないことをしていてもニコニコしていてくれるともだち。もう踏みとどまる必要性を見出すことはできなかった。
「たばことか持ったら様になるかも!」美紀の提案。
「火つけないし持つだけでいいし!」とまるで弥生が迷うことをはじめからわかっていたように逃げ道を差し出す。
――もつだけなら…場の雰囲気壊したくないし…
弥生は咥えた。なにか大人になった気分だった。
「かっこいい!」周りはまた褒める。「これ火ついてたらほんとかっこよくなるだろうね。煙吐きながらねw」
1時間が経った。もちろん弥生は気づかないが。
アルコールの酔いと場の雰囲気が完全に弥生の判断力を奪っていた。そこにあったのは脚をだらしなく広げ、
だれかにいたずらでめくられ白い下着が見えていることを気にせず、下品にケタケタ笑い煙を吸い込み咳き込む弥生だった。
もうすべてが楽しかった。
そして2時を過ぎる頃、男にその豊満な胸を弄られながらかすかな思考の中で弥生は思う。
――あれ?きょうもべんきょーしなかったなあ?それでもたのしかったし…いいや。
5わたぐも:2012/09/09(日) 01:33:47.33 ID:YfXV1CGi
負のスパイラルだった。
なんとなく空が明るくなりはじめたころようやく弥生は眠りについた。
起きたのは11時。ガンガンと痛い頭を押さえながら昨日と同じ要領で学校に電話。
昨日と違うのはその格好。ブラジャーが片側の肩にかろうじてつり下がり、胸があらわになり、パンツは団子状になってその辺に投げ捨てられていた。
もうだれがこの女を優等生と呼ぶだろうか。
電話が終わると大の字で寝始めた。
――そういえば今週模試だっけ?ま、なんとかなるでしょ。


弥生は泣いた。テスト用紙を目の前にして。
それは周りからすれば異様だった。わかっていたが、泣いた。
解けない解けない解けない。元々知識の詰まっている弥生だ。解けないはずがない。
しかし、一年中頭を動かしていたと言っても過言ではない弥生の脳はマグロのようなもので動き続けなければ働かない脳になっていたのだ。
その訓練を一週間怠った。そこまで来ている答えがあと一歩で出ない。さらに時間が経つにつれタバコが吸いたくなってくる。
もう、だめだった。弥生は試験まっただ中、席を立った。そして残された時間、用紙に向かうことなくトイレの個室でタバコを吸った。

結果は葵や美紀にとってすばらしいものだった。
小学校から居座り続けた1位の座に弥生の名前はなかった。いや、正確には順位表に名前がなかったのだ。
この瞬間弥生はすべてのプレッシャーから解放された。まんてんも1いもとらなくていいせかい。
その夜、親は泣き、怒鳴った。――もうここにいばしょはない。弥生はその日以来家に帰ることが少なくなった。
たばこに火をともした後、弥生はそのライターで使い込んだ問題集や教科書を焼却した。
「やるねーやよいちゃん☆」「かっこいいー!」


堕ち続ける日々。
さいこーにしあわせだった。
万引きも今やゲーム感覚。みつかりゃ逃げるなりものわかりのよさそうなおっさんなら
この体で買収w
そーそー最近彼氏が白いクスリを飲ましてくれる。すっごくきもちよくってさ、
一晩ぶっ通しで腰降っちゃった☆
せっくす漬けの毎日。最初は抵抗あったけど知らない人とやるのもきもちいい☆
べんきょーやらなくなってえーっと・・・5か月?もー1月か〜
まあもともと全国1位だよ?満点だよ?受験前にちょっとがんばれば…あれ?じゅけんっていつだっけ?
いいや。今を楽しもう。 んっ・・・あっあっ♡ちょっと疲れてきちゃった。おクスリちょーだい♡


あれから1年・・・
塾のチラシに合格という文字の横に笑顔で載るバカどもにムカついて
もっかい勉強してみようとした時期もあった。…でも、ムリw
そもそも字が読めないんだもんw 日に日にばかになってくのがわかる。
それでもわかることが二つ。クスリはきもちいい、せっくすはさいこーってこと。
もうこの快楽から抜けようなんて絶対考えられない…
べんきょーなんてじかんのむだ。だって稼げるじゃん。こんなにきもちいい世界で。
色んな人相手にしているうちに刺青とか入っちゃったし、最初の彼氏がくれた白いクスリより
もっと強いクスリも貰っちゃったw 髪の色もださいし金にしてみたら大うけw
あとぉ最近ハマってんのが私が行ってた塾の賢い賢い子をえっち漬けにすることかな☆
あははw見てw今私のおっぱい必死に埋もれながら腰振ってるの学年1位だった鈴木君だよw
ま、もちろん「だった」だけどねw
そのうちクスリもあげる予定☆


みんなこっちの世界にくればいいのに…
6わたぐも:2012/09/09(日) 01:48:51.30 ID:YfXV1CGi
つややかさを失った痛みきった金髪。焦点の定まらない目。
大きなイヤリングをぶら下げた耳には膿がのぞく。
そして日焼けたその背中には大きな蜘蛛が住み着いている。

かつて優等生と言われた、日本で一番優秀とされた女はすべてを失いそこにいた。

7わたぐも:2012/09/09(日) 02:12:44.66 ID:YfXV1CGi
成績表を横に並べてももう誰も信じないだろう。

かつて弥生と呼ばれた女は社会から消えていた。
日が差さない地下部屋でピンクの光の中で次から次へと入ってくる男と絡み合っていた。
壁や床には高校のときの写真や成績表。床にあるものはくしゃくしゃになり、誰かの趣味だろう。
白い液体が半渇きになりながらも異臭をはなっている。

枕元には大量の注射針や薬。
かつてどんな難問も解いた彼女の頭は今、幼児以下になっていた。
知っている単語はもはや「クスリ」「もっと」・・・それだけだ。
回らない呂律の中彼女は必死にもごもごさせて知っている単語を口にする。
「く・・・くしゅ・・・くしゅり♡」

「よく言えましたねえ〜^^ いいこ いいこ♪」
かつての自分に遠く及ばない中卒の男に頭を撫でられよろこぶ女。

「いー・・・こ♡ やおい いーこ♡」

8わたぐも:2012/09/09(日) 02:46:49.86 ID:YfXV1CGi
全国屈指の有名校として誇らしげだった制服は今は何人もの男の精液によって
汚されたただの異臭を放つ布きれ。


――その役割は精液をふくこと。それだけ。


後はくしゃくしゃにされて大きなベッドの端に投げ捨てられていた。

凛々しい顔をした黒髪の美少女が写る生徒手帳は枕元にクスリや注射器と並ぶように
置かれている。
その比較対象をオカズに男の腰を振る速さが一段と増す。

どぴゅっ・・・!!

当然のように中で放出されたソレを弥生は一滴も逃さない。
余韻に浸る余裕もなくその男は追い出され、また新たな男が部屋のドアを開ける。

そうして時間も昼夜もわからないまま、本来社会の第一線で活躍していたはずの彼女は
社会にも見放された底の底で1度しかない人生の、貴重な貴重な時間を貪っていった。




「や・・おい・・いー・・・こ♡ やおい・・・・しあ・・わせ・・♡」



9わたぐも:2012/09/09(日) 02:49:45.99 ID:YfXV1CGi
ちょっと付け加えました(^^;
自分的には前よりまとめれた気がします。←


また一言感想いただけたらうれしいです(^^)
10名無しさん@ピンキー:2012/09/09(日) 06:04:58.41 ID:prPk6s4k
なんともよい幸先
新スレ早々乙乙!
11名無しさん@ピンキー:2012/09/09(日) 13:23:22.05 ID:pMB01PFQ
新スレ乙
12名無しさん@ピンキー:2012/09/10(月) 00:25:24.96 ID:Ms1dtXbd
少し前に同中だった女子二人と
偶然あってファミレスで中学の思い出話をした
片方は真面目な感じがして、ちょっといいかなって思っていた子だった

A子(上の真面目な子)は制服や服装をきちんと守っていた
ただ三年になると、スカートが膝上になり、髪も派手でない茶髪になり
制服の中はブラウス等の地味な色と決まっているのに
制服の中の服は赤やオレンジ等の派手な服を中に着るようになっていた
当時は真面目なA子がと思ったものだった

13名無しさん@ピンキー:2012/09/10(月) 00:29:45.74 ID:Ms1dtXbd
話は戻るけど、三人で中学の話をしていて部活の話になった
女子は男子より上下関係が厳しくテニス部だった二人も
よく先輩に怒られたというか、後輩をストレス解消に虐めていたと言っていた
特に同級生で先輩の先輩だった姉がいるB子(もう一人)は
それで、他の子より先輩のターゲットになり、数回クラブハウスで
ボコボコにされたことがあるらしい

あと、裏ルールがあり、中三以下はスカート改造禁止とか
学年で事細かなルールがあった一年が違反していると
一年と同時に二年も連帯で責められていた
14名無しさん@ピンキー:2012/09/10(月) 00:35:18.77 ID:Ms1dtXbd
そんな環境でA子もB子も、最初は後輩には優しくしようと言っていたが
三年が部活引退する頃には考え方がすり替わっていた

授業が終わってから部活までは三年が学校にいるので
クラブハウスの中で着替えと談笑していて、三年がいなくなると外に出ていた
俺が卒業する翌年までブルマだったのだが
A子もB子も三年がいない部活では体操服を外に出す三年しかしてはいけない
着こなしをしていて、他の二年もそんな感じだったみたい
15名無しさん@ピンキー:2012/09/10(月) 00:42:17.68 ID:Ms1dtXbd
三年が卒業した後は、それぞれ裏ルールも一学年上になった
俺とA子B子は部活が離れているので、部活中に会う事は無かったし
三年がいたので、真面目に見えたけど夏から徐々に変わっていた
三年がいなくなった体育の授業で体操服を外に出していたA子を見た時には
真面目なA子が体操服を着崩してる事に興奮していた

二人はスカートの話をして、最初は恥ずかしいと思ったけど
二年の間に先輩に厳しく言われる事で、恥ずかしいと思っていたのが
いつの間にか短いのが格好いいと思うようになったらしい
16名無しさん@ピンキー:2012/09/10(月) 00:48:51.14 ID:Ms1dtXbd
そして二人は三年の事を話をして、
「三年の時はトイレやばかったよね」と言いだした
内容的に、最初は不良数人しか吸っていなかった煙草が徐々に広まり
クラスの女子の半分がトイレで吸っていたらしい(A・B子も含む)
俺は知らなかったので、それを創造すると興奮してしまう

クラブハウスでも吸っていて、一年・二年を外で見張らせていて
煙草を吸うのも、髪やスカート短いのも、箔を付けるためだったと言った
17名無しさん@ピンキー:2012/09/10(月) 00:56:51.02 ID:Ms1dtXbd
A子もB子も、懐かしいなぁと思って何気にいっていたのだが
このスレタイのタイトルみたいなのが好きな俺には
下品ないい方だけど、いい夜のオカズができてしまっただけだった

あと、これが一番利いたのだが
体操服にしろスカート丈にしろルーズソックスにしろ
男子の目があると思ったのだが、
二人ともそういう事が格好いいと思った事には、
男子に見られると逆に意識されてエッチな気持ちになったよねだった
18名無しさん@ピンキー:2012/09/10(月) 10:18:07.25 ID:WAsDihmu
前スレにも投下されてるしssの嵐や。。。ありがとぉぉぉぉぉ〜!

むろんひとつひとつに感謝!!
19わたぐも:2012/09/11(火) 01:16:27.75 ID:R4tV6Xl+
婦警さん。どんなイメージを持つだろうか。
着こなされる制服、小さな違反も許さない正義感、素行は市民の模範。
そんなイメージを裏切らない、というよりその中でも特別優秀な部類に入るであろう
女性、それが小百合であった。彼女は幼少の頃より優しく真面目で正義感の溢れる父
に憧れていた。そのことは彼女のここまでの人生に大きな影響を与えている。
高校時代は剣道においてインターハイ出場を果たす一方勉学にも励み、日本で一番の
難関大学とされる東○大学において主席を獲得。満をじして今年、警察に入った。
さらに彼女の完成された人柄はここでも発揮される。彼女は本庁勤めを蹴り、かつて
の父と同じ派出所勤務を選んだのだ。
・・・「かつての」という言葉が意味するのは父親が今はそこにいないということだ。
どこかへ転勤になったワケでもない。では死んだのか?..それも違う。
いや、そうであったならどれだけ良かったか。小百合の父は今、ある病院の一室で指
一本動かすことのないまま未来を待っていた。俗に言う「植物人間」である。
違反車を追いかける最中事故を起こしてしまったのだ。その時不審なふらつきがあっ
たともされているがパートナーは死亡、違反車も乗り捨てられていたことから今では
確かめることもできない。
そんな忌々しい事件の影響も受け、彼女はこの職場を選んだ。


そんな彼女が、である。
今、喫茶店の端にある禁煙席でタバコに火をつけた。
もちろん今まで吸ったこともない、持ったこともない。その手つきにはぎこちなさ
が見られる。だがその震える唇が咥えていたのは間違いなくタバコ。
小百合を知る者知らない者無関係にそのルール違反者に視線を向けた。信じられな
いといった顔で。無理もない。その服装は紛れもなく正義の象徴、警察の制服だっ
たのだ。小百合はかつてないほどの屈辱感と恥ずかしさから顔を真っ赤にしていた。
やがてウェイターがやってくる。
気まずそうな顔をしながら「申し訳ありませんがここ禁煙席なので・・・」
謝って席を立とうとしたとき耳元から。

「そのまま座ってろ。 ウェイターが行ったらもう一本だ。」



数時間前、彼女に一本の電話が入った。
「? どちら様ですか?」
『・・・。』
「あの・・」
『・・・。』
「切りますよ?」
『…お前の父親の命は預かった。』
「!?」
イタズラかと思った。こんな真昼に病院から患者を運び出すなんて不可能
極まりない。しかし切れた携帯画面にメールが一通。
そこには紛れもない父の姿。背景は..明らかに病院ではない。
なにがなんだかわからない。とりあえず病院と警察に連絡をと思いメール
画面を閉じようとした時、もう一つファイルが添付されていることに気づく。
そのファイルには先ほどの小百合が起こそうとした行動など犯人が不利に
なるような行動の禁止について事細かく記載されていた。
20わたぐも:2012/09/11(火) 01:17:10.93 ID:R4tV6Xl+
20分後、指定された遊具も撤去され廃れた公園に小百合はいた。
男性トイレの一番端の個室に二枚の封筒。生まれて初めて入る男性トイレに恥ずかしさを
覚えながら、またベンチに座るホームレスの好奇な目に屈辱を覚えながら彼女は入っていった。
一枚に小百合の連絡手段となるものや警察手帳等の小百合の持ち物を入れ、もう一枚に入った
トランシーバーをつけた。

そしてまだ封筒には膨らみが。    −−−たばこである。



ウェイターが行ったあと、彼女は指示通りタバコを咥えた。
「ゆっくり吸い込め・・・」
耳元の指示に従う。
「咳き込むなよ?ゆっくり吐き出せ。」
ふーーーっ

−−・・・できてしまった。
彼女はとてつもない罪悪感によって気づけなかったが、実はこの時かすかに先ほどのトイレで
の練習が実った達成感が生まれていた。
その時、再びウェイターがやってきた。今度は神妙な顔つきで。
「お帰りください。」



−−「お帰りください。」
軽蔑の眼差し。とびきりの優等生小百合に向けられた初めての冷たい眼差し。
耳元からはひどく下品な笑い声。小百合はおかしくなりそうだった。ちょうど
小さい頃迷子になったときのあの足が地面についていないようなあの感じ。

小百合はパトカーの中で泣いた。
涙を拭こうと擦る袖はかすかにタバコの臭い。
さっきトイレであれだけ練習した賜物だ。

耳元から。
「おつかれさん。ルールも守れない婦警さん♪」
「落ち込んで引きこもってもらうのも結構だけどまだ契約は1週間あるからね♪」

「私たちになんの恨みがあるのよ!!!!」
普通の反応である。一般的には。だがさゆりに限ってこのセリフは大きな意味を
持つ。
−−怒りから声を荒げるなんていつ以来だろう。
届きもしないことをわかって叫んだとき彼女は思った。彼女は幼少から本当に敵
を作らなかった。周りも彼女が声を荒げる姿など剣道以外では見ることはなかった。
それだけにこのことは彼女にとっての大事件だった。もちろん彼女自身は気づいて
いないが。



2日目。
巡回と称して小百合はまたあの公園に来た。
昨日と同じように2枚目の封筒からタバコとトランシーバを取り出した彼女は
ノルマのタバコ2本をこなした。昨日より慣れてしまった自分に驚く。
その日も要求は同じだった。
昨日とは違う喫茶店で禁煙席へ。
今日も向けられる軽蔑の眼差し。そして今日も言われる「お帰りください」。
21わたぐも:2012/09/11(火) 01:18:35.77 ID:R4tV6Xl+
三日目。
全く同じことをこなした。
ノルマが3本になり、ちょっとウェイターへの態度が
変わっただけ。あと泣かなくなった。

−−なんでよ!私は被害者なのよ!?事情もしらないくせに!!



−このタイミングを犯人は待っていた。
その夜、彼女の耳のトランシーバから新しい命令が言い渡された。



店員も少なくなったスーパーに彼女は立っていた。
いつものように買い物・・・ではなかった。
しきりに周りを気にしてオロオロする姿は普段の堂々と立ち振舞う彼女とはかけ
離れていた。その姿はさながら 

                

                 −−万引き犯のそれであった。

彼女は普段絶対に手を伸ばさないただの10円菓子を手にとった。
おろおろと目をやりながらそれをポケットに突っ込んだ!
そのあとふたたび周りを見渡す。    

−−成功だ。
ここでも味わってしまうかすかな達成感。
必死に否定しようとするがもう遅い。
指示の聞き間違えを理由にもう一つ、と手を伸ばした。


自宅に帰った後、小さな駄菓子3つを前に小百合はまだ残る見つかるんじゃないのかというドキドキ感と
後から押し寄せる罪悪感に押しつぶされていた。

−−なにやってんだろ。わたし。

同時に周囲への怒りが込み上げる。
なぜ親戚はだれも父の異変に気づかないのか。なぜ私だけこんな目にあわなければならないのか。
いよいよ彼女の精神は限界を迎えていた。
22わたぐも:2012/09/11(火) 01:20:15.73 ID:R4tV6Xl+
次の日の朝。その精神はさらに追い込まれることになる。
いつもの封筒に入っていたのは大量の写真だった。そこに映るのは禁煙の札とともに
映るタバコを持つ自分、トイレでタバコを吸う自分、そしてどうやって撮ったのか、
ポケットに駄菓子を入れる自分まで。

−−限界。

−−それでも父のために行かなくては。

・・・こうして彼女の4日目は始まった。


派出所に入ろうとした彼女は気づく。ひそひそ話に。
「あの人タバコくさくない?」
「だよね?そうだよね!・・・気のせいじゃなかったんだー」
「まさかあの小百合がねー優等生みたいな感じだしといて・・・人ってわからないものね・・・」

頭が真っ白になる中、彼女の頭はそれでも必死に間違いであることを証明しようと記憶を探り出す。
まず、対象が「私」ではない可能性。−−ない。確かに聞いた「小百合」という人間の名前。
次に、匂いなんてするはずがないという可能性。−−・・・・ここで彼女は自分の失敗に気づく。
3日目の派出所に帰る前の記憶があいまいだった。
それもそのはず。疲れきった精神に強い怒りの感情がのしかかる彼女が今まで経験したことない負荷が
かかっていたのだ。

--その際。

彼女は確実ににおい消しという行動をとっていなかった。
そこまで彼女は追い込まれていたのだ。

そうしてこの話が自分のものであると不本意ながら悟った小百合は自分の制服の異臭に気づく。
完全に忘れていた。
今日吸った4本のタバコのにおいは彼女に纏わりついたままだった。
23わたぐも:2012/09/11(火) 01:21:25.47 ID:R4tV6Xl+
小百合はあわてて引き返そうとした。
が、

――「パトロール一つでどれだけ時間かかってるのよね〜最近ダレてきてるわあの子。」


――引き返せない。
実際そうでもなかった。ただの一動作、徒歩2〜3分のコンビニで消臭剤を買うだけ。
自棄になったか、少しでも評価を下げないようにと思ったのか。
それはわからない。
だが彼女はそのまま派出所に入っていくことを選んでしまった。


この日、彼女に起きた事件はこれだけではなかった。

仕事が進まない。
書類の文字は目が滑るばかり。
すーっと4〜5行を流した後、理解できていないことに気づきまた初めから。
本来ノルマを達成してなお他を手伝うほどの余裕が生まれる彼女の才女っぷりは消えうせていた。
この日彼女は初めて上司に怒られることになる。
次第にイライラが積もってくる。
彼女はカバンを探る。目当ての物に手が触れた。


              ――たばこの箱だ。
(だめよ!!)
(なにしてるのよ私・・・)
ノルマはもう達成している。吸う必要なんてない。
しかし再びその手は伸びる。
箱の中には意地悪くたばこが1本だけ残っていた。
(1本だけ・・・)
(効率を上げるためだし・・・)
彼女はとうとう握りこんだ。
そして誰も入っていないことを確認し、トイレへと入って行った――

トイレから帰ってきたあと、彼女は本来の作業効率を取り戻した。

――30分だけ。
次第に集中力が切れ始める。
しかしもう吸えない。
箱の中はカラ。気が狂いそうだった。

昼休み。
彼女は生まれて初めてその手にたばこの箱を持ってレジに並んでいた。
周りに気遣う余裕もなかった。制服姿のいかにも純朴な女が持つのはたばこ。
周りの好奇の眼は喫茶店のときのそれとおなじであった。


結局その日の小百合の作業内容は散々であった。
午前中に仕上げるように言われていた書類はなんと昼の3時に半分も手が付けられていない状態だった。
彼女が4回目に席を立とうとしたとき、上司と目が合った。怒りの目だった。
−−その夜。
小百合は今までにないイライラ感にまとわりつかれた状態であった。
怒られた、怒られた、怒られた。
長らく、ほんとに長らく怒られたことのなかった彼女にはこの一日は耐え難いものだった。
事情も知らぬ上司(バカ)にプライドを傷つけられ、その揺れ動きつつあった怒りの矛先は
この日完全に周りに向いた。正常な状態であればそのことがおかしいことに気づく。
本来の矛先を向ける相手は犯人一択なのに。
だがその心はまるでおかしな宗教の信者のように正常な視界にモヤをかけていた。
24わたぐも:2012/09/11(火) 01:22:02.32 ID:R4tV6Xl+
−−冷たい?
午前3時になろうかという頃、彼女は自分の周りの状況に気づく。
そこには無数の空き缶。
冷たさの正体は彼女がテーブルを蹴った際にこぼれた酒であった。
帰りに買った灰皿にはタバコと灰の山。

ぼーっとしながら当たり前のようにタバコの箱に手を伸ばす。
しかしその箱はすでに空だった。




コンビニについた彼女は店員が品出しのため一人で雑誌を並べていることに気づく。








−−−盗った。

あっさりと。そこに感情の動きはなかった。
そして何事もなかったように店員を呼ぶ。「13番、○○スターで。」




コンビニから出た彼女は男に囲まれた。
「オネーサン、盗ったよね?^^」



空が薄暗くなる頃、彼女は乱れた服、そこから見える下着そのままに帰路についていた。
何もかもがどうでもよかった。

ベットに倒れた彼女が次に目を覚ましたのは11時30分。
着信履歴にはおびただしい上司の名前。勤務先。
だが、彼女は何一つ驚く様子もなく私服に着替えた。
彼女がこんな態度なのには理由があった。

−−だって、犯人が要求したもの。
前日の仕事終わり、彼女は新たな要求を受けた。

無断欠席だ。
だからしょうがない。どうせ休むなら飲もう。嫌なことから逃げたいもの。
そうした過程の結果、あの夜中に終着した。
25わたぐも:2012/09/11(火) 01:22:42.32 ID:R4tV6Xl+
いつものトイレの個室。
もう封筒にはタバコは入っていなかった。
しかしその個室にはタバコの煙、香りが所狭しと犇めく。

封筒には錠剤が一粒。
同封された紙に書かれた文章はもはや命令口調ではなかった。
小百合もある程度その薬がどういう効能を持つか想像できた。
小学生の教科書にも載るその錠剤。
だれに聞いても首を横に振り、逃げ出すその錠剤。

小百合はためらわず口に運んだ。
コクっと喉を通った時、彼女はなにかが終わった気がした。


トイレの前に車が止まった音がした。

初めての100点、初めての1位、インターハイ出場、司法試験合格。
それら彼女が経験してきた最高レベルの快楽達はたった一粒のもたらすそれに敗れ去った。

彼女は立っていられずしゃがみこんだ。
意識は朦朧としているが、その心地よさははっきりわかる。わかりすぎる。
ストレスでいっぱいだった彼女の頭は空っぽになった。


                        −−理性とともに。

−−ああ、こんな世界があったのか。
彼女は恍惚な表情を浮かべながらその快楽に身を任せていた。

そんな中それを男の声が邪魔をした。
「開けろ。」




その声に彼女は聞き覚えがあった。


−−犯人だ。
しかしクスリのもたらす快感は怒りが生まれるスペースすら作り出すことを許さ
なかった。
開けられたドアの向こうに犯人が見たのはタバコの臭いと共存するただのヤク中。
キマりきった目は焦点が定まらず、狭いスペースに目いっぱいだらしなく広げら
れた脚。その付根からは下着が顔を覗かせている。
男は彼女のワンピースの肩紐を強引に下ろした。反応を見たかった。
その反応は期待通りだった。

「やめろぉ」

呂律も回らず表情も緩んだまま。とても怒っているようには見えな
かった。
26わたぐも:2012/09/11(火) 01:23:14.28 ID:R4tV6Xl+
男はニヤッとすると他の男共に彼女を車へと運ばせた。

−−頭が、髪の毛が痛い。

彼女にかすかに正常な感覚が戻ろうとしたとき、鼻をつままれる。
−−苦しい
彼女はたまらず口を開ける。
そこに流し込まれる水と新たなクスリ。
痛いという感覚、違和感が再び薄れる。

だが目の前の鏡に確かに映る自分の現状。
だらーんとした自分が大きな椅子に座らされ、髪の毛につけられる何やら怪しい液体。
揉みこまれた部分からくる鈍い痛み。(もちろん彼女はそれを「痛い」と認識していないが)


時計のない部屋でそれでも2時間は経ったことがわかるほどの時間の後、戻りゆく意識の中で彼女の視界に入ったのは――


――鏡に映る金髪の女。


もはやそこに鏡があるかということまで疑えるほどの光景。
童話のお姫様のような美しい金色(こんじき)の髪、とは決して形容しがたいムラのある染まり具合。そこに拍車をかけるのはその顔。化粧。
真っ赤な唇、アイシャドウや付けまつげによって不自然に大きく強調される目。

元々顔だちもよく、また警察官としての規律への忠誠から本当に軽い化粧しかしてこなかったその顔はすっかり化粧に埋もれていた。

「キャバ嬢。」
そんな言葉が似合う容姿になっていた。

――痛い。

首の皮膚に痛みが走る。
髪をかき分けその痛みの根源をなぞる。
やはり突き刺すような痛み。

「見たいか?」

男はケータイで首元を撮ると目の前に突き出した。
そこにはきれいなアゲハチョウが一匹。


――混乱。

彼女の頭の中は混ざり、乱れた。
27わたぐも:2012/09/11(火) 02:12:15.68 ID:R4tV6Xl+
少し落ち着いたとき(というより混乱に溺れ、感覚すらなくなった、というのが正しいだろう。)
彼女を縛っていた道具は外された。
まだ力の入らない彼女の体は無様に椅子から滑り落ちた。


どさっ・・・

なにか自分の上に落とされる。

「いい時間だぜ。それ着て街ん中歩いてみな。」
そう言ってクスリと紙切れを残し男たちは出て行った。



長い時間の後、彼女は立ち上がり、鏡の前で今は不似合となったワンピースの肩ひもに手をかけた。


スルっとあっけなくその布は埃っぽい地面に落ちた。
そしてあらわになった自分の下着姿。手に握る渡されたソレとは正反対ともいえる純白なデザイン。
すっかり暗くなった目で鏡越しにその姿を冷たく見つめた後、彼女は。脱いだ。

代わりに居場所を与えられた黒とピンクのデザインのソレは驚くほど今の彼女の容姿に馴染んでいた。
そればかりかいっそう彼女の生まれたばかりの黒さを引き立てていた。

うっとりとその姿を堪能した後、男に与えられた服に手を通した。
鍛え抜かれた美しいボディライン、そして下着の模様をくっきりと映し出した赤いドレスは彼女に
更なる恍惚感を与えた。

――イマ カガミニウツルワタシ ハ ワタシジャナイ

              ダカラ ナンダッテ デキル


そう。もう何も怖くないのだ。
怒られたって、軽蔑されたって、正義に反することをしたって。
化粧を落として、髪を黒く染めて、また紺色の制服に身を包めばただの別人。
またお父さんのような正義に燃える、仕事もできるワタシに戻れる。




そうして、彼女は閉じ込められていた重たい倉庫のドアを開けた。

28わたぐも:2012/09/11(火) 02:30:26.81 ID:R4tV6Xl+
壮絶な打ち切り臭がする終わり方になってしまいましたがひとまずこれで完。ということで(^^;
結局親父どうなったんだよwとか早百合のこの後についてはまた気が向いたときにでも書きます

この物語、元々はだれかがSSを投稿してくださるまでの繋ぎとして書き始めたのでひとまず役割は終了かな。
ということで撤退します(^^;

へったくそな文章、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
29わたぐも:2012/09/11(火) 02:44:35.11 ID:R4tV6Xl+
次またいつか書く機会をもらえるなら多分スポーツ系になると思います。


前の案は少し保留で; 意見をくださった方申し訳ありません(><)
30名無しさん@ピンキー:2012/09/12(水) 15:04:48.17 ID:m76hv9Sr
乙乙
新作にも期待しています
31名無しさん@ピンキー:2012/09/13(木) 00:31:50.52 ID:55qQ05ys
ありがとんとんです
32:2012/09/13(木) 07:19:05.98 ID:rLmKC7Y2
久々に投下します。
成績優秀スレが消えてしまったので、こちらにも出します。

あれは2月、志望校の入試の日。
彩は県内で一番の進学校を受験するはずだった。試験会場に向かうバスの中で彩は意識を失った。
気づいたときはバスの車庫だった。彩の異変に周りの乗客は知らない振りをして、放置されていたのだった。
同じ中学からの受験生もなく一人で試験会場に向かっていたことも不運だった。受ければ99%合格の判定があったのに・・・・
ふらふらのからだで学校に着いた時には試験は終わっていた。
「無断欠席」=「受験放棄」と判定され、彩は行き場を失った。
春休み中泣いて、家に引きこもっていた。それを見かねた両親が、東京の知人に頼み込み、内申だけで受験できる高校の入学手続きをとっておいてもらった。

桜の咲く中、彩の通うことになった女子高校の入学式があった。
中学浪人することを訴えていた彩を世間体のために無理やり東京の女子高に通わせた。
学校に近い1Kのマンションも借り、一人ぼっちの見捨てられた生活が始まった。
入学式が終わり、母親がマンションで一通りのことをすると、
「また見に来るから、彩はできる子だから一人でできるよね?」といって帰っていった。
「アー、一人になっちゃった。今度こそは受験に勝っていい大学に受かってみせる!3年間の辛抱だ。ファイト」
前向きな彩がそこにいた。

こんな感じで始まります。
よくあるパターンを想像されるかもしれませんが・・・同展開するか思案中です。
33名無しさん@ピンキー:2012/09/13(木) 07:26:27.90 ID:qqjj0H1w
成績優秀スレ落ちたのか…誰かURLがわかったら貼ってくれないかな

>>32
乙! 確かによくあるパターンだけど、それゆえに安心して楽しめそうで期待してるよw

34名無しさん@ピンキー:2012/09/13(木) 11:57:23.43 ID:55qQ05ys
おつおつです
まぁこっちの範疇でもあるよね
成績優秀は優等生も入るだろうし、
堕落の一つに知能低下も入るだろうし、
お菓子の中のクッキーみたいな
35:2012/09/13(木) 12:42:27.86 ID:rLmKC7Y2
学校の授業は退屈だった。何せ誰でも入れる高校、周りはみんなギャル高生だった。
それでも彩は大学を目指して一番前の席でまじめに授業を聞き、まっすぐ家に帰る生活を守った。先生たちも彩のまじめな態度に共感して応援してくれた。
予備校にも通い、学校でも特別授業を受けた。常に学年1位の成績を3年続けて、いよいよ大学受験の時を迎えた。
「今度は失敗しない!絶対T大に入ってみせる!!中学の時の友達には負けない。」

3年間の成果を今度は100%発揮して、見事T大文Tに合格した。

「よかったわね。よくがんばった。」先生からも、親からも祝福されて桜咲く中、入学式に出た。

世間知らずの勉強一筋の彩は、入学することが目標であって、入学してからは抜け殻のようになっていた。
学校に行って講義に最前列で聞いていても、むなしさがあった。通いなれたマンションに戻って明日の講義の予習をする、そんな大学生活は苦痛だった。
そんな時、同じ中学出の亮子と偶然出会った。亮子は進学校からストレートでK大に入学していた。
「あれ?彩じゃない?」「私亮子、同中の亮子だよ!元気にしてた?東京の高校に進学したと聞いていたけど。」
「うん。東京で3年一人暮らしして、T大に入ったんだ。」
「え?T大ですって?すごいじゃん。やっぱり彩は頭いいから・・・優等生だもんね。」
「亮子は?どこに行ってるの?」
「K大、やっと東京に慣れてきたところ、先輩の彩に教えてもらわなきゃ。」
「私は全然だめ、毎日学校と家の往復だったもの。新宿も渋谷も原宿も行ったことないもの。」
「何だ、残念。私は今お姉ちゃんと2人で住んでるの?遊びに来る?」
「うん。正直友達もいないし、毎日時間をもてあましていたの。」

こうして遅まきながら彩の青春が始まったのです。
36:2012/09/13(木) 13:35:07.70 ID:rLmKC7Y2
亮子のマンションは隣の駅の近くで、おしゃれな造りだった。
「入って、散らかっているけど。お姉ちゃんは出かけてるみたい。」
部屋は2DKで、亮子の部屋は今時の女子大生のグッズで一杯だった。
「こんなにいろいろな洋服や化粧品どうしたの?」
「全部姉のお下がり、姉の部屋見る?  どう?まるで女優の楽屋みたいでしょ。」
確かに部屋中ものであふれているし、香水の匂いも半端ではなかった。
「ガチャ、」玄関の開く音がした。
「亮、帰ってるの?あれ誰かいるの?」
「はじめまして、同じ中学だった彩といいます。遊びに来ました。」
「そう、どこの大学行ってるの?」
「T大です。」
「T大?マジ?なるほどお勉強一筋の真面目ちゃんね!」
馬鹿にしたような、皮肉めいた言い方で彩のことをなめ回すように見る響子だった。
「面白そうな子ね。亮子よりも素材はいいみたいだし、掘り出し物になるかも?T大がポイント高いわよね。」独り言をつぶやく響子。
「同じ○○出身なんだから遠慮はいらないわ、いつでも遊びに来て、私は響子。W大3年なの、1年留年してるけど。」

部屋に戻ると亮子はいろいろ姉のことを教えてくれた。
自慢の優等生の姉が東京に出てきて、すっかりギャルになったこと。遊びすぎて留年したこと。自分が姉のお目付け役として同居させられたこと。
姉の彼氏や友達が頻繁に出入りすること。自分もだんだん姉に染まってきたこと。まだ2ヶ月が経っただけだったが、亮子は化粧もファッションも姉とそっくりだった。
「ふー、彩も吸う?」
亮子はバッグからシガレットケースを取り出すと慣れた手つきでタバコを吸い、彩にも勧めてきた。
「私、タバコ吸ったことないし、未成年だし。」
「周りの子はみんな吸ってるでしょ?T大の子は真面目だからそんな子はいないか。」
「そんなことないよ、でも女の子で吸っている子は見たことないかな?」
「じゃ、隠れて吸ってるかもね。一本ぐらい経験してみれば。」
一本くらい、その言葉でタバコを手に取ると、亮子に火をつけてもらった。
「ごほっ、」「無理みたい、煙がしみるわ。」
「最初はみんなそうよ、彩も大人にならなきゃ!」
この日はいろいろな話をして、帰りに亮子からお下がりのお下がりの洋服やバッグ、靴やアクセサリー、化粧品の数々を大きな紙袋3つももらって帰った。
「彩は女子大生らしくないから、よかったら使って、また今度きた時ににもあげるから。」
確かに高校生というか中学生みたいな格好の彩は子供ぽかった。
「ありがとう。お姉さんにもよろしく」
37:2012/09/13(木) 13:58:01.75 ID:rLmKC7Y2
家に帰るともらった洋服やバッグ、化粧品などを整理した。
初めてアイシャドーを塗り、真っ赤なマニュキュアをしてみた。一番派手な胸元の開いたドレスを着て鏡を見た。
「私も亮子のお姉さんみたいにきれいになれるかな?女子大生になれるかな?」
新たな目標が彩の中に芽生えた。
紙袋の中にあったシガレットケースに、タバコとライターも入っていた。
タバコを取り出すと自分で初めて火をつけて吸ってみた。鏡に映る自分を見て感じた。
「大人の女。」
響子の行った言葉をつぶやき、立て続けに3本も吸ってしまった。もう咽ることもなかった。

今日はここまでです。
これから少しづつ堕ちていく予定です。不定期に投下します。期待しないで待っていてください。
38名無しさん@ピンキー:2012/09/13(木) 14:08:13.27 ID:dSrvSLCi

期待して待ってる
39名無しさん@ピンキー:2012/09/13(木) 17:15:40.26 ID:v/wdEHdE
私ゎ紗希といいます。
このまえ彼氏と初Hをしました(>ω<)↑↑
彼氏の家でしました〜。
初めてだったから最初ゎちょっと痛かった(汗)
んで!!彼氏が写メとったのッッ(>д<)
私、恥ずかしいんだけど・・見られるのゎ好きなんだっ♪
だから・・・みんなに見てほしいんだ〜(>A<)↑↑
でも、モロ見られるのゎ嫌だから、
この文章を5箇所に貼ってくれた人のみにみせようと
思いますっ♪
5箇所に貼れば、【★】←がクリックできるようになるの!
こんなのありきたりで誰も信じてくれないかもっ!と思うけど、コレゎ本当なんだよっっ!!!
ぜひ見たい人ゎやってみてねっ(>ω<)↑↑
なんかぁ〜すっごいエロいみたい!
もろアソコとか濡れまくりだった・・・(汗)
40名無しさん@ピンキー:2012/09/13(木) 17:24:15.73 ID:GdRtisld
>>39
わかる、わかるぞ
元は優等生だったんだろ?
それがこんなに堕落してアホになって…セクロスしまくりで、タバコ吸いまくりで、ピアスだらけで、タトゥーも入れまくってるんだろ?

わかったから、偏差値60超のあんたがそうなってしまった経緯を書いてくれ。
41名無しさん@ピンキー:2012/09/13(木) 17:59:02.77 ID:9ndVgF/m
>>40
盛大にワロタw
42わたぐも:2012/09/13(木) 19:24:51.74 ID:9ndVgF/m
はじめに
今回の主人公はナイスバディで学力も全国一位をとるような、またプロに注目されるようなバリバリな才女ではなく、
体格はザ・中学生(なんじゃそれ;;)で、中学の時大体の人が見たことのある、クラスの中で人脈もあり勉強も部活
もしっかりこなそうと努力する近場の(?)優等生って感じの娘をイメージしました。
あと、それにともなって「なるべくリアル」をコンセプトに今回はやっていきます。
今5000字くらい書いているんですが自分史上一番長い文章になる割に、はっきり言って波(盛り上がるところ)があまりないですw エロもさほど^^;
それでもいいという方だけ読んでください;;

↓↓
「青空の白球」
43わたぐも:2012/09/13(木) 19:26:30.75 ID:9ndVgF/m
3年間共に戦ってきた仲間。
いつも支えてくれた両親。
時に厳しく時に優しく指導してくださった先生。
自分に関わったすべての人間に感謝し、振りぬいた一振り。
それは快音とともに太陽が輝く青空に美しい弧を描いた。

サヨナラホームラン。
紗彩は中学生活最後の全中という晴れ舞台で信じられないような奇跡を起こした。
――やった!やった!!やった!!!

手に残る感触を確かめながら、仲間の歓声を背に受けながらゆっくりダイヤモンドを回る。

やがてホームベースへ。
囲まれる、笑顔、笑顔、笑顔。
最高のひと時だった。

「ありがとう!キャプテン!!」
「紗彩ありがとおーー!!!」
「あんたすごすぎ!!!」

あいさつ後、打たれた相手側のエースが歩み寄ってきた。
「完敗です・・・ 高校でも続けますよね?」
その表情はどこか清々しかった。
紗彩はそれに負けないような清々しい笑顔で即答した。
「もちろん!!」
44わたぐも:2012/09/13(木) 19:29:20.32 ID:9ndVgF/m
数週間後、教室には進路先に悩む紗彩の姿があった。

学級委員長であり、ソフトボール部の部長、勉強も常に安定した成績。更にはその明るい
性格で人望も厚い。内申書はもはやどの高校にも通じるフリーパスのようなものだった。

そんな彼女が悩むのには理由があった。ソフトボールで目覚ましい活躍をした彼女には
地元の強豪私立校「慶徳高校」から誘いが来ていた。もちろん彼女も大好きなソフトボー
ルで高校でも活躍したかった。だが一方で両親を思えば地元一の公立進学校「聖怜高校」
に進むことが望ましい。元々裕福とはいいがたい家庭。少しでも楽をさせてあげたかった。

慶徳高校は入学料こそ免除してくれるとはいえ、その他は自己負担。そしてなによりこの
高校、あまり風紀がよくないという噂がある。
45わたぐも:2012/09/13(木) 19:31:46.61 ID:9ndVgF/m
紗彩は悩んでいた。

その日の夜、食卓で両親はニコッと笑い、
「あなたがやりたいことをやりなさい」
と迷えるわが娘に言った。

「でも・・・」
そう言いかけた娘を遮る。
「それくらいのお金はあるわよ。あんまりパパを見くびっちゃだめよ? ねえ、パパ?^^」
「もちろんだとも」
「勉強だってきっと頑張り屋さんのあなたならどこだってできるわ^^」
「ありがとう。パパ、ママ。」少し泣きそうになるのを堪えながら紗彩は感謝を伝えた。

こうして紗彩は慶徳高校に進学を決めた。
46:2012/09/13(木) 19:33:43.68 ID:0zlJ7ebo
梅雨、うっとうしい毎日。彩はほぼ毎日亮子のマンションに寄って行った。
「最近化粧も上手になったね。」
「いつも亮子や響子お婦さんに教えてもらったから、この服もちょっと手を入れてみたんだけど。」
「器用だね!前屈みになるとモロエロいね。」
「私、わかったの。女の武器が・・・・」
「でも彩はまだ処女でしょ?」
「うん、でもこれからは変わるんだもの。」
「じゃぁお婦に言って彩をギャルにしてあげるよ。」
『ありがとう!』彩の顔は輝いていた。

「高校の制服持って来ました。」
「ダサい制服、、どこの高校?」
「本当はみんなこんな感じでしたけど」そう言ってスカートを折り込んだ。
「これって、馬鹿高?」
『そうです、世間では底辺の高校です。私が初めてT大に合格しました。」
「嘘みたいな話、よく頑張ったね。」「これからは自分を出せばいいよ!!」
「でもまず、貴重な初物をお金に買えなくちゃ。」
こうして私は、高校生の振りをして初めての援交、処女喪失をさせられたのでした。
「ヤリ高の割にはいい値段がついたね。」「処女10万円だよ!!」「18歳まで守ってきた甲斐があったよね。」
こうして援高デビューと共にアルバイトが始まりました。

黒髪にきちんと着こなした制服、誰もが処女と思う振る舞い。
一月で100万近くのお金を手にして、彩の理性は完全に崩壊した。
47:2012/09/13(木) 19:45:28.36 ID:0zlJ7ebo
転落、その言葉の通り、彩はSEXと快楽に溺れた。
「彩、最近どう?」
「元気にしてるよ!」大学以外の友達が声を掛ける。
夏休み前には彩はそこら辺にいる「黒ギャル」に変身していた。
初めて吸ったタバコは毎日一箱以上になり、ピルを飲み中田氏OKのヤリギャルになっていた。
当然のように金髪に染められた髪の毛はあの優等生だった彩の面影はなかった。

彩に彼氏ができた。
ヤリコンで出会ったW大のチャラ男。イケ面だけど芯のない、頼りないやつ。
48:2012/09/13(木) 19:54:38.76 ID:0zlJ7ebo
彩の男はただのやりたがり、毎日彩を拘束して自分が果てれば終わり。
連れて歩くには最高の男だけに彩は従った。
男の要求はエスカレートし、3Pや援交、最後にはソープに売られた。
ここで、彩は女として強く生きることを悟った。
1年留年したけれど、単位もしっかり取り、国家公務員上級試験に合格した。
49:2012/09/13(木) 19:57:51.52 ID:0zlJ7ebo
彩の親です。
一気に書きすぎました。ごめんなさい。
展開が乏しくなりました。少し休憩します。
出直します。ごめんなさい。
50わたぐも:2012/09/13(木) 20:51:40.79 ID:9ndVgF/m
彩の親さん、おつかれさまです!
はさむような形になってしまい申し訳ありません(−−;
51わたぐも:2012/09/13(木) 20:53:13.44 ID:9ndVgF/m
やはり、というべきか噂通り慶徳の風紀はあまりいいものではなかった。
スポーツ推薦という枠があるものの、一般で受けても3〜4番手の公立高校の滑り止めレベル。
さらにその一般枠の生徒にはサークルこそ認められても部活動をさせないという決まりがあっ
た。そのため多くの生徒がその時間をもてあそび、そうした環境は風紀や勉学においても影響
を与えていた。問題視した学校側はしばらくして「同好会」という名目でなら活動を許可する
形をとったのだが時すでに遅し。それはただの馴れ合い、表面上多くの同好会は存在するが実
際には活動していない、なんていうケースがほとんどだった。
52わたぐも:2012/09/13(木) 20:54:50.35 ID:9ndVgF/m
そんな中紗彩はがんばった。
持ち前の明るさ、壁をつくらない性格でクラスにしっかり居場所をつくり、授業も周りが
寝たり漫画を読んだりする中真剣に聞き、最初の中間テストでは堂々の1位をとった。紗
彩自身1位をとるというのは初めてだったため(中学では3位が最高で後は10〜20位
をとるくらいだった)両親とともに大変喜んだ。ソフトボールでは元々ずば抜けたセンス
やパワーがあるわけではなく、強豪と呼ばれるチーム内ではベンチを温める日々が続いて
いたがその努力は誰もが認め、1年生の中ではすでに中心人物になっていた。
そういったところで紗彩の高校生活はとても充実していた。
53わたぐも:2012/09/13(木) 21:24:59.22 ID:9ndVgF/m
今日はこの辺で(^^)

次回投稿分から崩れていきます。
「またいつか」がまさかの2日後(−−;
思いついたんだから仕方がない。←

毎日投稿目指して頑張ります!
54わたぐも:2012/09/14(金) 18:48:19.30 ID:PjUMiZjK

しかしその充実した日々に突然陰りはやってきた。
いつものようにストレッチ、ランニングとこなしキャッチボールに入りいよいよ
遠投といった距離まで広がってきた、そんなときだった。
紗彩は不思議な感覚に襲われた。
突然目の前に広がる相手までの距離がとてつもなく遠いものに感じられたのだ。
彼女はその感覚を振り払えないまま無理やりボールをリリースした。

――数秒後。
その放り出された球は投げ終わった紗彩の数メートル先で転がっていた。
肘に残る確かな違和感。どんどん、どんどんその痛みは増していく。
「紗彩!?」
周りが駆け寄ってくる。
「すいません。ちょっと力みすぎました」
にこっと返す。
(いえない。まだ実績もあげてない私がこんなところで痛いと言ってしまえば――)
この日、騙しだましで彼女はその後の練習をなんとか熟した。

さらに入部以来日課にしていた練習後の素振りでは痛みはそれほど感じられず、
いつものノルマをこなした。
(なんだ、これならすぐ痛みも引きそうね。)
55わたぐも:2012/09/14(金) 18:49:29.91 ID:PjUMiZjK

――だが。
その考えは甘いものだった。日に日に痛みは増すばかりだった。
最初の違和感から10日もしないうちに紗彩の素振りの日課は潰えた。
それでも断固として人前の練習では弱音を吐かなかった。

そうした努力の末、途中出場とはいえ1年生ながらついに試合に出ることとなった。
試合は6回裏の最終回手前、2点リード、紗彩はライトで守備に就いた。
ランナーは2・3塁仮に走者がかえっても同点。先輩の投げた球の球威に押し込まれ
た打球は浅いライトフライになった。
(きた!)
「オーライ!」
パシッ!
しっかり捕球。
だがほっとする間もなく三塁ランナーがタッチアップ。
「紗彩!バックホーム!!」
ランナーの飛び出しが少し遅れた。距離的にも刺せる。誰もがそう思った。

――しかし。
紗彩の返球は勢いなくとんでもない方向に転がっていった。
あわててセカンドとセンターがボールを拾いに来たがようやくとった時には打者が三塁を回っていた。

右腕を抱えかがんでいた紗彩が顔を上げたときその目に映ったのは喜ぶ相手側ベンチと心配、驚き、そして押し殺されるかすかな紗彩への失望感。それらをまとった味方側ベンチ。

紗彩は、泣いた。
56わたぐも:2012/09/14(金) 18:54:48.60 ID:PjUMiZjK
病院の検査の結果は肘の軟骨の骨折。いわゆる野球肘だった。
成長期に起こってしまうと非常に厄介なもので紗彩は長期離脱を余儀なくされた。


そこからは退屈な日々が彼女を襲った。
ランニング、部分筋トレ、ボール拾いに声だし。
これも試練だと言い聞かせ紗彩は必死に耐えた。しかし心の底でやはり退屈さを感じずに
はいられなかった。

こうしたリズムの狂いはしだいに勉強面にも影響を及ぼし始める。
はじめはソフトができない分、と思い以前にも増して勉強に集中していたのだが、そのこ
とがかえって仇となった。彼女の自宅学習が学校の進捗状況を越えたあたりでその問題は
起こり始める。
(これ、2週間前にやったやつ… ランニングで疲れたしちょっとぐらい寝たって大丈夫だ
よね?)


――授業を真剣に聞かなくなり始めたのだ。
言い訳にしたランニングもいままでだって熟していた。しかし違いは充実度。これまでの
体の疲れはすべてそのままソフトをできる喜びに打ち消されていた。だが今はその打ち消
してくれる支えがない。
自宅学習という貯金が彼女をダメにしていった。その貯金もまだ大丈夫、まだ大丈夫とし
ているうちにすっかり使い切り、授業に追いつかれたころにはすっかり授業中寝ることが
習慣づいてしまっていた。
素振りの代わりにランニングを取り入れた自主トレも授業に支障をきたすという根拠なき
理由をつけ、1か月をする頃にはすっかりご無沙汰になってしまった。
その理由もやがて忘れ始める。それまで自主トレを理由に断っていたクラスの友人の誘い
をすっかり断らなくなったのだ。カラオケ、ボーリング(左手だが)。その時間は彼女がそ
れまで必死にバットを振り続けていたことが馬鹿らしくなるほど楽しかった。


それでも部活には常に参加していた。
57わたぐも:2012/09/14(金) 18:56:36.48 ID:PjUMiZjK
だがそれも2カ月もしないうちに崩れる。

その日紗彩は放課後友人から隣町へのショッピングに誘われた。
勿論この日も部活があった紗彩は断った。部活後ではとても間に合わないからだ。
――が、友人の一言。
「紗彩今まともに練習できないんでしょ?」

――続く、誘惑。
「たまには息抜きも必要だよ。 病院行くって言えばいいじゃん。」

あの試合以来どこか居心地の悪さを感じていた彼女は心のどこかで開放を願っていたのか
もしれない。友人の言葉はいともたやすく脳内に流れ込んでいった。


その日の放課後、グラウンドに紗彩の姿はなかった。
58わたぐも:2012/09/14(金) 18:59:06.94 ID:PjUMiZjK
今日はここまでで^^;
59名無しさん@ピンキー:2012/09/14(金) 21:38:48.27 ID:0qywvssJ
おっつおつ!
60名無しさん@ピンキー:2012/09/15(土) 00:06:37.76 ID:fraCTckH
>>33
ttp://pele.bbspink.com/eroparo/kako/1308/13080/1308083921.html
その2もあった気がするけど見つからんかった
61わたぐも:2012/09/15(土) 19:17:30.95 ID:t82jXr8L
怪我からちょうど半年。
部活の時間に街を歩いていたという噂が少しずつながら漏れ出したころ、紗彩は親に連れ
られ接骨院に来ていた。痛みもすっかり退き、最終チェックのためだった。
「今日、OKが出るといいわね^^」
母の優しい笑顔。
「うん。」
しかしその返事とは裏腹に
(もう少し休んでいたい)
という気持ちが彼女の心にあった。

だが結果は。
「大丈夫です。よくここまで辛抱しましたね。」

その一言に母と心から喜び合った
――フリをした。
(また、厳しい練習が・・・)
そんなことを思い首を振る。
(なにいってるの私!?やっとソフトができるんじゃない!もっと喜ばないと!)

その晩すっかり伸びていた髪の毛を再び肩にかかるかどうかまで切り翌日に備えた。
62わたぐも:2012/09/15(土) 19:19:21.11 ID:t82jXr8L
復帰した彼女に待っていたのは怪我していた時の何倍も苦しい現実だった。

厳しい練習を積んできた周りの一年生は半年で大きく成長していた。入学当初からは考え
られないような振りの速さ、紗彩が見ていて抜けたと思った打球にも追いつけるような守
備力、そのあとの返球も鋭さを増していた。さすが強豪校といえるような練習の成果だっ
た。
その一方で。自分は。
復帰前に数段劣る肩、向かってくる球が信じられないほど速く見えるようになった眼、鈍
いスイング。
結局その日奏でた金属音はやっとの思いで当てたボテボテのピッチャーゴロだけだった。

さらに彼女の心を折ったのは自分が苦しい思いをしている全く同じ時間、友達とアイスを食べながら街を歩く同級生。その存在だった。
(なんで私こんなところにいるんだろ・・・)
練習後、自主練に励む気にもなれず、救いを求めてケータイを開いた。
救いの、遊びの誘いメールは来ていなかった。
(今日から復帰するって言っちゃったしな・・・)
その人脈から怪我の時遊びに誘ってくれる友人は多かった。ケータイを開けばいつもそこ
にお誘いメールがきていた。

――新着メールはありません


紗彩はその画面に寂しさを感じていた。
63わたぐも:2012/09/15(土) 19:20:52.49 ID:t82jXr8L
二年に上がった紗彩は学校では相変わらず上位をキープしていた。


・・・点数は下がったが。
紗彩は50点台の混じる60点台のテスト結果を前に満足していた。内容としてはそれほど
難しくないのだが70点台が紛れていればなお喜んだ。
この学校ではこれだけ取れれば十分10番以内だった。

学校の規則にもすっかり甘えるようになる。

髪はすっかりロングといえる長さになり、少し茶色くなった。眉もすっかり周りと同じよ
うに薄く細くなった。

スポーツ推薦入学という名目上ソフトボール部に籍を置き、部活にも出ていたがその向か
う姿勢は一年の時とは変わっていた。とりあえず部活はこなす。練習にも出る。だがそこ
に覇気やレギュラーへの執着心などはなく、こなすだけ。練習が終われば友人と合流し街
へ消えていく。すっかり中心人物から外れていた。

恵まれない体格ながらも必死にバットを振り続けていたころの体つきは影をひそめ、すっ
かり丸い、女性らしいものになっていた。成長とともに胸も膨らみ、もう完全にスポーツ
選手の体ではなくなっていた。
64わたぐも:2012/09/15(土) 19:25:18.92 ID:t82jXr8L
体格だけではない。

彼女はトイレでタバコを吸っていた。

きっかけはあの復帰した日の数日後だった。

めずらしく部活動自体が休みの日曜日。
以前の紗彩ならレギュラーを取るため休日返上でグラウンドへ向かっていただろう。しか
し耐え忍んだ1週間。思いっきり羽をのばしたかった。ケータイを見ればばっちり。
そこには遊びのお誘いメール。内容はみんなで免許を持つ先輩の車でドライブというもの
だった。

一通りドライブを終え、先輩の住むアパートへ。
部屋はいかにも、といった部屋で、雑誌や空き缶が散らかりタバコの臭いが充満していた。
そこでの時間は本当に楽しかった。部活での孤独感が嘘のようだった。
雑談で盛り上がり、マージャンも教えてもらった。
「これで、ろん、なのかな?」
「うおっ!それあがってるよーしかもデカいて!」
「ははっ初心者に振り込むなんてダッセーw」
「あはは」
そうやって盛り上がるうちに完全に場に飲み込まれていった。
ある男が紗彩に提案する。
「吸ってみない?」

もちろん紗彩は教科書通りの言葉を返す。
「すいません。私、未成年だしタバコは体にもよくないそうですし」
「あははw保険の教科書そのままの会話じゃんw」
「さっすが優等生w」
優等生。その言葉になぜかカチンときた。
男は続ける。「そんなに堅けりゃ人生やっていけないぞ〜w」
(勉強だけできてもいい大人にはなれない。 そんなことだれかに言われなくてもわかっ
てる!)
「何事も経験だよ? こういうことも経験しました、でいいじゃん。」
「・・・・・じゃあ、一本だけ・・・」

これがきっかけだった。
結局うまく吸えなかったからノーカン、なんていう風に崩されていきその日はおみやげと
してタバコひと箱とライターを鞄に帰された。
人通りも少なくゴミ箱も何か所か設置された帰り道。捨てようと思えば捨てることはでき
た。だが彼女は帰宅途中けっしてそれを鞄から出さなかった。

次の日の朝、いつもより早く学校に着いた彼女は誰もいない女子トイレの一番奥の個室で
鞄からそれを取り出し口に加えると先に火を灯した。
イケない煙が喉から肺へと満たしていく。それは想像すればおぞましく、そして気持ちの
いいものであった。
―ダメな自分。大切になんかしたくない。



こうして彼女はタバコの味を覚えた。
65わたぐも:2012/09/15(土) 19:32:00.72 ID:t82jXr8L
今日はここまでで^^;

申し訳ないのですが突然旅行の予定がはいったので
明日明後日は投稿できないです><;


また感想・要望・アドバイスなどあれば参考にしたいのでお願いします^^
66名無しさん@ピンキー:2012/09/15(土) 22:25:32.27 ID:RChMCSv7
おつっ!
67名無しさん@ピンキー:2012/09/16(日) 07:00:06.79 ID:V24/APdt
いいなぁ、活気があって。SS書いてる方々お疲れ様です&ありがとう!
68名無しさん@ピンキー:2012/09/16(日) 14:54:25.13 ID:pEQU5sVJ
まぁ金払って買えるもんじゃないし
感謝するしかないからな
おつおつ
69名無しさん@ピンキー:2012/09/16(日) 16:32:04.50 ID:TmNAOLSv
大津!
70名無しさん@ピンキー:2012/09/16(日) 23:56:18.36 ID:YJfxT+4L
前スレの>>1で「悪堕ちとはちょっと違う」とあったが、シスターとか巫女とかをサキュバス化するのはスレ違い?
71名無しさん@ピンキー:2012/09/17(月) 00:19:08.07 ID:A2pOvNtt
>>70
悪堕ちスレがあるから、そっち向きじゃない?
72名無しさん@ピンキー:2012/09/17(月) 08:02:46.57 ID:1MfZPvWQ
>>70
サキュバス化っても悪堕ちスレなり異形化スレなりサキュバススレなりそれぞれだかんなあ
サキュバス化すると「派手好きになるとか素行が悪くなる」とか(←ここ重要)それならこのスレ向き

需要はともかく、シチュエーションはなんであれ、「品行方正な人物が素行不良になる」という趣旨
で立てたつもりのスレだったりするんで、そこメインならあとは好きに書くのがいいと思う!!

とか前スレの>>1は思ってます。
73わたぐも:2012/09/18(火) 01:49:36.32 ID:Nd8e9Dzk
ちょっと次の作品のアイデアが生まれたので導入部分書いてしまいます。





いらっしゃいませ。

堕落堂へようこそ
お客様は初めてのご来店ですね?
簡単にシステムの説明を。

当店ではあなたの堕落欲にお答えします。
あなたは「失う」ことができます。

知性、学歴、立場、お金、人間関係、才能、しがらみ、理性・・・

そして私たちは逆にその「失った」世界をあなたが存分に楽しめるようお「与え」ます。

あなたをダメにする友人、クスリに出会うシチュエーション、馬鹿な学校、異常な性欲・・・

あなたは夢の中で日頃叶わぬ堕落した自分を楽しめるというわけです。
目が覚めれば全ては元通り。
夢の中であなたに起こったことは考えの変化までも含め全てなかったことになります。

料金ですが私どもは一切頂いておりません。
その代わりといたしまして、ご利用中、あなたの身分・ステータスの確認できる物品をすべて
こちらで預からせていただきます。お洋服・身につけておられるものはこちらのかごに。
このスエットにお着替えください。


注意点ですが、
1時間で10日間、最大6時間で60日間の夢が楽しめますが、
もしそれを超過した場合あなたの堕落体験はすべて現実世界へ持ち込まれます。
しかしご安心ください。1日ごとに、そして60日目にスタッフからご確認の電話をさせて
いただきます。その際終了の意思を伝えて頂ければ終了させていただきます。

いかがでしょうか?


ありがとうございます。
それではそちらの更衣室でお着替えを済ませた後御手数ですがもう一度
フロントへお越し下さい・・・
74わたぐも:2012/09/18(火) 02:02:58.09 ID:Nd8e9Dzk
お「与え」ますw

思いついたのをそのまま文章にしたのでいつも以上に誤字脱字がひどいです(:▽;)←


まあこんな感じになるんだ〜ぐらいに思っといてください(^^;


75名無しさん@ピンキー:2012/09/18(火) 02:03:51.85 ID:UGTAbJ01
期待しています
76名無しさん@ピンキー:2012/09/18(火) 05:59:37.35 ID:RIcr45df
>>73
おもしろそう
77名無しさん@ピンキー:2012/09/18(火) 07:27:25.46 ID:JKWo9R/p
「堕落させ屋」に依頼して劣等感の原因である優等生を堕落させる
しかしその代償は自分がさらにその元優等生以下の超劣等生になること…
みたいな人を呪わば穴二つっぽいネタを考えた
78わたぐも:2012/09/18(火) 10:05:02.31 ID:Nd8e9Dzk
2年になった彼女に更なる堕落が待っていた。
その日、紗彩は職員室に呼びされた。

そこでひとつの提案を受ける。
それは衝撃的でうれしくもあり、またどうしようもなく悲しくもあった。





――スポーツ特待生の撤回。



すなわち部活のクビ。一般的に高校側はこういったシステムを公にはしない。
したがって紗彩がそのことを知らなかったことも自然であった。
1年のとき半年怪我で離脱。復帰してからも目立った成績は残せていない。
試合すらでていなかった。

しかし一方で勉強面では常に上位に立っている。勉学に専念させたい学校側の考えだった。

技術的にも体力的にも気力的にも。
もう周りに追いつくことはできない。紗彩のソフトボールへの情熱はとっくに薄れていた。
だが引っかかるのは2年前。


なぜ自分がこの高校を選んだのか。選べたのか。
両親への申し訳なさが彼女を襲った。
79わたぐも:2012/09/18(火) 10:07:04.04 ID:Nd8e9Dzk
その夜彼女は両親の前で泣いて謝った。
両親はそんな娘を2年前と同じく暖かく迎えた。
「道はひとつじゃないわ^^あなたの勉強の頑張りが学校にも魅力的だったのよ。」

――ごめんねママ。授業ちゃんと受けていないんだ。


「おまえはこの2年充分苦しんだ。それだけで価値があると思う。」

――苦しんでないよ。パパ。


違ったのは娘。
紗彩にはもうこの暖かな環境が苦しくて仕方なかった。

本来部活をしていた時間。
差し込む夕日の中、紗彩は自室で抜け殻のようにベットで大の字になっていた。
何もしない時間。何もしなくていい時間。何もすることがない時間。
――なんて楽で、なんて退屈なんだろう。

情熱が無くなったとはいえそれでも行きつづけた部活。追い続けた白球。
空しさの中、思い出す全中でのサヨナラホームラン。あのときの感触。囲む歓声。笑顔。

そんな思考の渦に溺れ、土日を食事・風呂以外の時間をほとんどベッドで過ごした。
何もしない2日間。
(こんなのいつ以来だろう。)
(・・・小学生の時熱を出して以来か・・・)
80わたぐも:2012/09/18(火) 10:08:38.45 ID:Nd8e9Dzk
月曜日、泣きつかれたその目には確かな陰り。

それまでの紗彩とは何かが違う。見た目はなにも変わらない。しかしそう周りが気付くほどの変化。
「なんかあったの?」
クラスメイトが聞く。

するとその表情は数秒前には考えられなかったほどの親しみやすい笑顔で答える。


「部活辞めることになったんだ^^」


―聞いてはいけないことに触れてしまった。
クラスメイトはその表情に困る。

「マジ?」
「うん。」
「そっか・・・うさん晴らしに今日遊びにいこっか!!」
無理やり勢いをつけ紗彩を誘う。
「うん!^^」

81わたぐも:2012/09/18(火) 10:34:22.06 ID:Nd8e9Dzk
いよいよ(まだ4回目ですが;;)書き溜めを使い果たしました(^^;
6800字もこうして見ると頼りないですね;;

堕落堂はいろんな人のパターンを書いていけたらなーとか思っています。
まあそれ以外は今のところ真っ白ですが;;


次で4つめの投稿ですが、文章表現とか一向に改善しません(_ _;
お気づきでしょうが、他の投稿者さんに比べセクロス方面の堕落表現
がびっくりするぐらい下手くそですorz

・・・挫けずがんばります((( ;−−)←
82名無しさん@ピンキー:2012/09/18(火) 18:06:19.18 ID:X1TpfkoT
堕落していても、ちゃんと親への心苦しさを感じているってのがいいなあ
83名無しさん@ピンキー:2012/09/21(金) 22:28:41.21 ID:l9Ol3Kss
>>82
友達連中も悪意じゃなくて善意からの行動なんだよな
だからこそ堕落していくってのが生々しくていいわw
84名無しさん@ピンキー:2012/09/21(金) 23:14:04.49 ID:HCpoJtrT
悪意も好きだぜ
というか堕落ならなんでもだけどw
85わたぐも:2012/09/28(金) 00:29:02.10 ID:yLp3rIss
一週間後。
そう、ただの一週間の後。

沙彩は変わっていた。

2年生に上がって以来茶色がかっていた黒髪はその明るさを増し、金に近い茶色に。
授業中、教科書が新たなページをめくられることも以前よりさらに少なくなった。
友達とラクガキを見せ合い小声のおしゃべり。それに飽きれば机に伏せる。

部屋に目を移せばソフトボールに関する教則本やスポーツ雑誌は本棚から消えうせ、
代わりにまだ立たせるほどはない同年代の女の子が読むファッション雑誌が横たわる。
部活を辞め、より一層その使用頻度が高くなるはずだった勉強机には前日の教科書
達がカバンから出されたままの状態で2日前の教科書達を押しつぶす。
沙彩が帰ってこれば開いたスペースにカバンが置かれ、いよいよその机は勉強机では
なくなる。そして案の定帰ってきた沙彩は雑誌を取りベッドへ。


両親も娘の変化に気づいていた。
しかしどこまで口出しをすべきなのか。
ずっとソフトボールを頑張ってきた娘。
絶望しても仕方ないような事態。
それでも娘は笑っている。楽しそうに学校へ通っている。
今この楽しみを取り上げてしまえば娘にはつらい思いしか残らない・・・
それに・・娘なら、沙彩なら立ち直ってくれる。常識ある最後のところで踏みとど
まってくれる。本当にダメなそのときに初めて介入すべき。

こうして容認してしまっていた。
娘を想うが故の判断の鈍り。






−−この判断を彼らは後に心底後悔することになる。

86わたぐも:2012/09/28(金) 00:55:25.68 ID:yLp3rIss
大学の夏休み明けて・・・なかなかこっちに手が回らないです(:▽;)←
読んで下さってる方、本当にすみません;;

なんかちょっと思ったんですが堕落系が好きなのって絶対イヤと思いながらも一方で自分が
堕落したいって気持ちがあるからなんですかね?

同時並行でもう一つ人生があるなら(?)とことん堕ちてみたい!
んで「もう一つの人生=堕落系ヒロイン」・・・みたいな(笑)

夜神月の最期にちょっと憧れ抱いたときはさすがに自分を引きましたけどorz
87名無しさん@ピンキー:2012/09/29(土) 15:43:21.48 ID:bzo8/M7B
おつ!
88わたぐも:2012/09/30(日) 13:55:27.98 ID:gtZ2aSPW
1ヶ月後、学校で行われた全国模試の結果。
並ぶE判定。
しかしそれよりも沙彩の目に留まったのは自身の点数と校内順位だった。

30点台の数字が並ぶ。
2年生から始まった数学UBはなんと24点。

今回の試験はむずかしめ。
周りもできていないだろうから問題ない。

そんな彼女の考えを打ち砕く順位。




112位。

帰り道。
「聞いて〜わたしさあ〜今回数U36点だったんだ〜最高記録☆」
「きゃははwなにそれw今回学年平均40点でいつもよりみんなできてんのw」
「え〜順位だって97位で初めて100位以内だよ〜わたしがんばった☆」
「きゃははw沙彩に笑われるよw」
「えー沙彩、そんなことないよね〜?w」
「う、うん!もちろん!京子がんばったじゃん!」
「うん〜?今つまったでしょう?馬鹿にしてるな〜??w」

馬鹿になどしていなかった。
頭が真っ白になりそうだった。

「で、沙彩さま、今回の御得点は??」
「・・・・12位である!」
「ひゃーさすがでございますwあれ?京子あんた何位だっけ?w」
「うるさいなーw そういうあんたは?w」
「うっ!・・・・103位・・」

あはははは!…


家に帰った沙彩はその順位票を小さくたたむと見つからないように机の引き出し
の奥に突っ込んだ。






89わたぐも:2012/09/30(日) 14:12:32.69 ID:gtZ2aSPW
「勉強しなくては」
一通り落ち込んだ後、沙彩は教科書を開いた。
「分かるところから復習だな。」
ページを戻していく。



−−−−だが。
やがて戻るページがなくなった。
ならばと1年生のときの教科書を引っ張り出す。
再びページを戻していく。
まだ勉強していた頃の範囲なら。

しかし。

一通り目を通した沙彩の足は地面に着いていない感覚に襲われていた。
授業もそこそこ、復習などまったくやってこなかった時期の記憶はほとんど消えかかっていた。

ほとんど1から。
かつての沙彩ならそんな逆境にも立ち向かっていただろう。
だが、今の彼女には−−

プルルルル・・・
「あ?沙彩?今から遊びに行かない??」

(・・・明日からがんばろう)
沙彩は最近買ったミニスカに脚を通すと部屋を出て行った。

90わたぐも:2012/09/30(日) 15:08:21.03 ID:gtZ2aSPW
この後の授業課題の進捗状態によりますが
今晩もう少し話を進ませる予定ですd(−−;

最初にも書いたように素行堕落の中の一つの要素でエロ要素が入ってきますが
あまり比重は置かないつもりです。エロ堕落<素行堕落って感じです。

この作品はなるべくリアル路線を主線としてやっていきたいのでこれに関して
は目をつぶっていただければと(><;
91名無しさん@ピンキー:2012/09/30(日) 15:56:23.21 ID:DZ4CsGp9
乙乙
ただ堕落するだけなのになぜかエロく感じるから不思議だ
こういうジャンルに入り込む人間ならなんとなくわかってくれると思うけどw
92わたぐも:2012/09/30(日) 19:29:09.41 ID:gtZ2aSPW
その明日が来た。
朝の5時にアラームが鳴る。
朝に勉強しようという計画。中学から朝練でずっと起きてた時間。
その気になれば起きれるだろう。そんな考え。


−−だが。
中学の時の朝練を起きれる要素として取り上げるなら想定すべきことを一つ忘れていた。
単純。生活リズムだ。
昨日帰ってきてシャワーを浴び、ベットについて雑誌に一通り目を通し寝たのは3時手前。

眠りについて3時間も経たない内に起こされた身体は猛烈な拒否反応。
結局何度もアラームを止めているうちにようやく身体を起こしたのは6時10分。
ふらふらっと机に向かい、教科書を開く。


当然集中できるはずもない。
教科書を持つとベットへ。
寝転びながら読もうとする。
だがその視界はだんだんぼやけバサっと教科書が手から離れる音を遠くで聞きながら
沙彩は2度目の眠りについた。
93名無しさん@ピンキー:2012/09/30(日) 23:12:59.09 ID:/1avR2/9
優等生が怠惰になっていくことが、どうしてこんなにも興奮するのか
94わたぐも:2012/09/30(日) 23:27:13.15 ID:gtZ2aSPW
そんな中途半端な生活をしているうちにとうとう学校に遅刻し始める。
2度寝の後目を覚ませば、という展開である。

「沙彩、まだ起きなくていいの?」

ドア越しの母親の声を聞いたとき、沙彩は遅刻を確信した。
結局この早朝勉強は彼女に2度寝の気持ちよさと授業中の居眠りの悪化を誘った
のみであった。


夏休み直前の中間テスト。
彼女の成績表は改善するどころか更なる悪化をみせた。
その結果はこの前の模試が偶然ではなかったことを克明に示していた。

国語34点、英語40点、日本史28点、世界史32点、化学18点、物理14点、数学12点。
直前の詰め込みがまだ効く文系教科はなんとか体を成していたが完全においていかれて
しまった理系科目はとうとう20点を切った。
心なしかそのピンクのペンで書かれている数字はこれまでよりも雑に書かれているよう
だった。
そしてもう一つその変化に気づく。点数の横に「再」という字。
(これってまさか・・・)

「うわー今回4つも追試じゃん(T T)」
成績表返却後周りから聞こえるいつもの声。だが、その聞こえ方はこれまでとまったく
ちがった。

「はーい。さわぐなー。返却された答案用紙に再ってかかれたやつは来週の金曜日放課後
空けとくように。」

95わたぐも:2012/09/30(日) 23:58:56.68 ID:gtZ2aSPW
どうしよう。
もう周りに嘘はつけない。
次の金曜日には皆に認識される。自分が赤点を取ってしまったことを。
それも体調が悪かったなんて言い訳のつかない、3教科。




・・・。

・・・・・・。

・・・・・・・・・・。


・・・・・・・・・・・・・もういいや。

沙彩の頭の中でなにかが吹っ切れた。


放課後帰り道、沙彩は友人達に自分の今回の点数を明かした。
信じられない、という空気が包んだ後、

「まさか沙彩がなーw こちら側へいらっしゃい!w」
「どの教科ー??一緒にべんきょーしよー☆私5つ落としたから絶対被ってるしww」
「あはは5つとかださーw」
「え?私?日本史でしょ?化学、英語、国語に物理、あ、物理もそーかw」
「おい6教科ww 逆に何とれたんだよww」

本人にとってこれまでの人生でトップクラスの重大事件はこの集団においては
ただの帰り道の一つの話題でしかなかった。

−−なーんだ。本気で落ち込んだ自分がバカみたい。そうだ。皆だって赤点とってんだもん。

「よっしゃー!沙彩も加えて祝勝会ならぬちくしょう会やりますかーー!!!」
「いいね〜!明日は休みだし今日は朝まで歌うぞーー!!」
「おーーーっ!!!」

夕日に照らされる中、河原沿いを走っていた数台の自転車は進路を変え街へと消えていった。
96わたぐも:2012/10/01(月) 00:01:30.59 ID:5NsIkUJH
訂正です;
もう一つの物理→数学で(^^;

97わたぐも:2012/10/01(月) 00:11:06.35 ID:5NsIkUJH
今日はここまでです。

「今日は」です(^^;
いい加減長いんだよぉ!という声も聞こえてきそうですが
まだ完結にはしません;;

やっぱり弥生の話もそうでしたが学生が主人公だと卒業、
さらにはその後・・まで書いてこそかな、とおもうので(^^;

こんな稚拙な文章ですがもうしばらくお付き合いくださいm(_ _)m
98名無しさん@ピンキー:2012/10/01(月) 00:13:24.73 ID:10HyxDUO
優等生から普通の人になったことで、1つストッパーが消えた感じだけど
優等生の選民思想とかプライドみたいのが崩れる瞬間がたまらないわ
99名無しさん@ピンキー:2012/10/01(月) 20:53:00.83 ID:puRpMFE7
乙!ひとつひとつ段階を踏んで堕落して行ってるよね
実に興奮する
100わたぐも:2012/10/01(月) 22:09:20.91 ID:5NsIkUJH
学校側としても落第者など出したくない。
そんな思惑が混じる追試は30点を取るにはこの上なく簡単だった。
使う公式が問題の後に書かれており、更には穴埋め・あからさまな3択式。
間違っていれば試験監督である教師がその生徒の隣へ行き、「補助」する。

−−いままで曲がりなりにも、微量ながらもテスト勉強をしていた自分がバカらしく
思える光景だった。



この日の光景は沙彩の学生生活における致命的な発見となってしまった。

(なんだ。赤点でも問題ないじゃん・・・)
しかし数日後の通知簿は正直だった。
これまで5段階評価で誇らしげに並んでいた最高評価「5」は沙彩がいままで見た
ことのないような不名誉な数字に変貌していた。

(5が・・・ない・・・)

沙彩の目は4を探し出す。



−−ない。

沙彩はこれまでの経験上これ以下の数字を探すなんて考えられなかった。
焦点の定まらない目で未知の領域に踏み入れる。





結果は無残だった。
国語・英語・世界史・日本史は3、そして数学・物理・化学には2がついていた。

そして右には、「無所属」という三文字。
  
101わたぐも:2012/10/01(月) 22:10:06.36 ID:5NsIkUJH
だが今の彼女には心強いトモダチがいる。

「やりぃ!! 1なかったー!!」
「みてーー!3があったーーー!!」
「おwなんとか進級できそうですなw」
「いやー願掛けで髪の色明るくしたのがよかったのかな?w」
「んな金髪でお願いされたら学問の神様も逃げ出すわww」
「沙彩どーだったー??」


−−なんて居心地いいんだろう。


「がた落ちしちゃった^^;」
「うわ1年の時の成績エグww」
「なにこれ!?5とかはじめてみたw」
「こんな成績とってどこ行く気だったのw」
「今期はっと・・・」     
 
にやっ^皿^
「サボったなお主w」
「てへっ」
「正直でよろしい!w まあ3なんて取ってる間はまだまだだなw」
そういうと友人はオール2の成績表を誇らしげに突き出す。
「これこそ無駄な努力を一切しない人間の理想といえる!」
「あはははは・・・」




こうして「無所属」沙彩の初めての夏休みはやってくる。 
102わたぐも:2012/10/01(月) 22:32:55.44 ID:5NsIkUJH
コメントありがたいです(T T)
こういう堕ち方に共感してくれる人がいるようで安心しました(^^;

なるべく間隔は空けないようにしたいのですが・・・
下手するとまた少し空いてしまうかもです(_ _;

103名無しさん@ピンキー:2012/10/02(火) 17:10:10.86 ID:e4J8IB+N
おつおつ!
104わたぐも:2012/10/04(木) 18:51:28.25 ID:6MwQmewk
だいぶ前に書いてさすがにスレ違いにもほどがあるだろう(^^;
ってことで没になった短編です;; 
せっかく書いたし落とさせてもらいます。。
ショタ無理な方はマジで読むことを薦めません;
(じゃあ載せるなよ;;)


天使。それは何色にも進入されたことのない白。全ての欲を持たない。ゆえに天使。
悪魔。それは他の色の進入を許した白。欲の進入を許した天使の成れの果て。それが悪魔。
ここはそんな世界。

最初天使しかいなかった世界にひとりの悪魔が誕生した。

悪魔は様々な欲を得ていった。そしてそれを他の天使にも教えてあげた。
一つの欲の進入を許したとき天使の白い羽はすべて抜け落ち、黒い翼が現れた。
頭上の光り輝くリングはその輝きを失いやがて消えた。その代わりに頭には
硬く尖ったものが現れ、お尻からは黒い尻尾が生えた。
こうして初めの悪魔の出現から1年も経たない内に今や悪魔は世界の6割にまで増えた。


「やめて・・・来ないで・・・」

一人の悪魔が天使を追い詰めた。それまで「暴力」という概念のなかった世界で育ったため
誰かを「攻撃」するという概念がない天使達はその手を握り締め相手にたたきつけることすら
思いつかない。そのため「支配したい・他を圧倒したい」という欲を持った悪魔に抵抗する手段
を持っていなかった。

悪魔が何かを唱えた。やがて追い詰められた幼い男の子の天使に黒い霧のようなものが包む。
しばらくすると助けを請う声が聞こえなくなる。

男の子の目は虚ろになりその場に立ち尽くしていた。

悪魔が男の子に近づきまた何かをつぶやいた。
「他人によく見られたい」という欲をもたない為、一糸纏わぬその下半身。
そこに男の子の手が伸びる。それまで一度も気にしたことのなかった自分の下半身。突起物。
だが弄るたびに羞恥心とともに経験したことのない感覚が襲った。
やがてその初めて生まれた感覚の中に「快楽」が含まれていることに気づく。
それとともに弄るその手はだんだん早さを増す。
まだまだ小さいソレは快楽を求め、はじめての射精へと準備をする。
(これ以上はダメ・・・!!)
そんな心の声をききかえって早まるその手。


どびゅっ・・・!

おそろしいほどの快楽を感じた後、離したその手には少量ながらヌルヌルとした
液体。



虚ろな目で少し眺めた後、男の子は先ほどの快楽を求め手をまた下半身へと伸ばす。
抜け落ちた大量の白い羽が自分の周りに落ちていることもきにせずに。



こうしてまた世界に一人、悪魔が誕生した。
105わたぐも:2012/10/04(木) 18:57:08.19 ID:6MwQmewk
ま・・まあ・・優等生・・・堕落して・・ますよね?((((:−−
106名無しさん@ピンキー:2012/10/05(金) 07:13:54.32 ID:pf9v9iTl
お、おう
107わたぐも:2012/10/05(金) 22:10:31.69 ID:n24A4QlW
あ、一応自己弁護しておくとそっち方面は守備範囲じゃないですw
108わたぐも:2012/10/05(金) 23:20:33.54 ID:n24A4QlW
持ち帰った成績を確認し、両親はとうとう介入を決断した。
次の日の夜・・
すっかり定着した夜中の帰宅。

違ったのはリビングにいる両親のいままでにない神妙な顔つきだった。
「ただいま!今日ね・・・」
やがて沙彩の笑顔はその空気を読み取る。

「どうしたの?」
父はその口を開く。
「お前の今回の成績をみた。・・・引出しの奥にあった模試の結果も。」
「!?」
「・・・・それで?」
「もう一度、やり直さないか?」
「パパは勉強の成績が全てじゃないことは理解しているつもりだ。
 だが・・・同時にお前が将来やりたいと思うことを見つけたとき、
 それがなければできない、ということになってほしくない。」
「・・・それで?」
「ここにいってみないか?」
差し出されたのは厳しく、だが実績のある有名な塾のチラシ。
109わたぐも:2012/10/07(日) 23:12:55.51 ID:6Lx7goqF
−−夏休み。
その初日、沙彩は重たい気持ちで光進塾と書かれた建物の前に立っていた。
もちろん同じ高校の友達なんていない。慶徳なんていう場違いは。

教室に入ると空気が違った。聖怜高校をはじめとした有名校の生徒ばかり。そして
その手には教科書、単語帳。授業前にも関わらず誰一人として気を抜く者はいない。

居心地悪くケータイを取り出そうとしたがフロントで預けたことを思い出す。
仕方なく与えられたテキストに目を通すがどれもこれも理解できないものばかり。
いよいよどうしようかとなった時、後ろから懐かしく、そして聞きたくない声が沙彩
を呼ぶ。
「沙彩?沙彩じゃない!?」

その声の主は沙彩の中学の同級生。すなわち、優等生の自分を知る人間。
「久しぶりだね〜!隣座るね!」

この後夏休みの強化補修へ向かうため聖怜の制服に袖を通す旧友は小声で悪気なく
久しぶりに会った沙彩に容赦ない質問をぶつける。

「沙彩どこねらってるの?東都大とか?」
「えっと・・・」

志望校。そんなこと考えてもいなかった。
「うーん考え中^^;」
「えー?そっかー 私もね應京か橋阪とどっちだそうか迷ってるんだーやっぱ
 医学部としては應京のほうが・・・」

「そういえばソフトボールは続けてるの?・・・・」




110わたぐも:2012/10/08(月) 00:43:53.52 ID:mNCr6XbM
・・・ごめんなさい;;
ちょっとダメな気がしてきましたorz

しばらく休みます。。。

111わたぐも:2012/10/08(月) 03:33:20.62 ID:mNCr6XbM
休む前に短編(中篇?)を一作投入しておきます(^^;
短編としてはちょっとお気に入りですd(― ―;←


「これが・・・。これを飲めば・・・あの女に勝てる・・・」
少女は怪しげな錠剤を見つめつぶやく。

今この高校にひそかな広がりをみせるこの錠剤の効能。
それは服用後、勉強・ダイエット・トレーニング等継続を必要とする行動に対して
脳に依存性を持たせることによりそれらの継続を促進させるというもの。
つまりタバコのように一つの行動に依存させる効果を持つ。
これにより妥協してしまうリスクを少なくなるし、なおかつ好きなことをやるという感覚
のおかげで飲みこみが早くなる。夢のような薬。

少女の名は怜奈。県内屈指の名門女子校白羽学院において常に学年2位。容姿端麗でもあ
りだれもが羨むような存在。だが本人は優越感に浸れていなかった。それは学年1位優子
の存在によるものだった。
(いつもぽけーっとしてる世間知らずのお嬢様になんで私は勝てないの?)
112わたぐも:2012/10/08(月) 03:35:20.23 ID:mNCr6XbM
そうした劣等感を背負っていたところに招待状はやってきた。うわさは聞いており効能も
成功体験も知っていたため机に入っていることを確認すると
(やっときた)
疑うことなくそう思った。

招待状には19時、○○公園トイレ 一番奥の個室で閉まっていればそこに投げ入れる。
と書いてあった。本来これほど怪しい約束もない。だがこれまでの情報でやましい事をさ
れたといううわさもなく、更に合気道5段の実力を持つ自分であれば万が一でも大丈夫と
考え、怜奈は行くことを決めた。

公園は夜ということも手伝い人通りが少なかった。早速一番奥の個室に入ると薬が投げ込
まれるのを待った。親切にもミネラルウォータの新品のペットボトルがあり後は錠剤だけ
という状態だった。
ここで想定外のことが起こる。隣の個室にカップルが入ったのだ。
5分もすると

「あっ・・」

「んっん・・・」
といった卑猥な声が漏れてきた。
(こんなところで・・・これだから低俗な連中は・・)
そう思いつつ少し興味を持ってしまった自分に気づかなかった。

これまでそういったことに縁のなかった怜奈にとって右から聞こえてくる喘ぎ声はあまり
にも刺激的だった。教科書に目を通して気を紛らわせようとはしたが結局はその声に耳を
傾けてしまっていた。
113わたぐも:2012/10/08(月) 03:39:47.02 ID:mNCr6XbM
個室に入って10分が過ぎた頃とうとう‘’包みは隠滅のため回収する’’
と書かれた紙とともに薬が投げ込まれてきた。

「これが・・・。これを飲めば・・・あの女に勝てる・・・」

一刻も早くその個室を出たかった怜奈は包みから薬を取り出すとペットボトルの水で錠剤
を流し込むとその紙に包みを入れ放置し、その場を去った。

家に帰ると早速机に向かう    




・・・はずだった。

彼女の頭にはあの喘ぎ声だけが永遠とループしていた。
やがて自分の身体の火照り、パンツが濡れていることに気づく。
(なんだろう?)
その濡らした根源であるワレメに指が触れた時、
「・・・ひゃっ!?」
いままであじわった事のない感覚が彼女を襲った。
本能的にいけないことと分かっていながらもその感覚を求め再びその白く長い指でワレメ
に触れる。
(・・・きもちいい・・)
気がつけばその指は激しく連続的な動きになる。
くちゅくちゅと聞こえる音はその動きに更なる拍車をかけた。
「あっあっ♥・・・・・〜〜〜っ!?」

びくんと身体が震え、頭が真っ白になる。
「な・・・なんなの・・この感覚・・」

114わたぐも:2012/10/08(月) 03:45:25.83 ID:mNCr6XbM
もう完全に虜になってしまった。

布団の中でパンツを脱ぎ捨てると先ほどの快感を求めまた弄りだす。
やればやるほど彼女の指はコツを掴んでいった。
(だめ・・・止めないと・・   ・・・っああん♥・・・・もう・・もう一回だけ・・・)

結局その日疲れ果てて眠ったのは4時ごろだった。


あの薬は飲んだときに脳内で一番印象に残っている刺激に依存性を持たす。
つまり飲んだあの時点で彼女にとっての一番の刺激が性欲だったのだ。
こうして依存性を持ってしまってからの彼女はひどかった。

一日中頭からオナニーの感覚が抜けず家に帰れば部屋に篭り教科書も開かず空が
明るくなるまで快楽にふける。その影響から遅刻・居眠りが増え、授業にも集中
できなくなり1年が経つ頃には1位どころではない成績にまで落ちぶれた。
それでもその指は止められなかった。
大人のおもちゃにも手を出した。

その生活リズムから以前の整った容姿は影を潜め、目元には大きなクマをつくり、
髪もつややかさを失った。歩き方もどこかふらつきが見られ頼りなく、胸を張った
女優顔負けの歩き方をしていた1年前とは大きく違っていた。




くちゅ・・・くちゅ・・・


「えへへ・・・きもちいい・・・やめられないよお・・・」


一人の優等生は快楽の沼に吸い込まれていった。
115わたぐも:2012/10/08(月) 03:53:55.19 ID:mNCr6XbM
また感想お待ちしてます。
116名無しさん@ピンキー:2012/10/08(月) 18:56:09.19 ID:TlfjAcQ6
乙です。この展開は斬新で堕落の蓋然性も納得です。
やっぱり優等生が堕落するのはいいですね!
これからも期待してます。
117名無しさん@ピンキー:2012/10/08(月) 20:28:27.87 ID:z35F9LjX
乙乙

容姿が衰えていくってのはこのスレのメインではないんだろうけど、
個人的には大好きなシチュなのですごくツボに入ったよ。
創作は大変だろうけど、作者さんの楽しめるペースでゆっくりやってください。
118名無しさん@ピンキー:2012/10/09(火) 07:17:31.33 ID:XWSiVC4S
乙! 優等生なのに劣等感から薬に手を出して身を持ち崩すってのもいいもんだね
119名無しさん@ピンキー:2012/10/10(水) 23:26:00.89 ID:A/eiqK8G
中学時代は校則をきちんと守っていた
守っていない生徒もいたけど、私はだらしないと見下していた。
ただ、心の隅には何かもどかしい気持ちがあって
その正体が分からずに、もやもやする時もあった。
高校に入って、大型連休明けの体育の時間まで…

体育の授業中で他の組がバスケをやっていた。
私は同じグループの友達達と話していた。
先ほどまでバスケをやっていたせいで、
体操服がブルマの外に半分ぐらい出ていたので、
私が中に入れようとすると、友達のAが「ダサいから外に出した方がいいよ」と言ってきた。


120名無しさん@ピンキー:2012/10/10(水) 23:35:59.67 ID:A/eiqK8G
私は「きちんとしたいから」とAに行ったのだが
A始めとした他の友達も「ダサい」とか「外に出した方が格好いい」と言う
しまいにはAとBが私を抑えて、Cが後ろに回って体操服をブルマの外に出されてしまった。

私は元に戻そうとしたのだが、友達達はそれを止める。
そうしてる間に、私達の出番が来てバスケの試合が行われた。
試合の間は先生に怒られたり、後で他の生徒にも生意気と言われると考えて
あっという間に試合は終わった。

その後授業が終わるまで、体操服を外に出していた。
そうすると最初はドキドキしていたのだが、徐々にそれが無くなり
今まで何を意固地になっていたのだろうと思うようになった。

121名無しさん@ピンキー:2012/10/10(水) 23:47:21.77 ID:A/eiqK8G
授業が終わって友達達が「別に何にも言われなかったでしょ?」といい
そうだったねと答えると、これからは外に出すように言われた。
この時から、私の心の中に閉じ込めていた感情が少しずつ漏れ始めた。

体育の授業が最後なので、この後は掃除でHRで帰宅になる。
私はクラスメートのEと二人で女子トイレの掃除をしていた。
Eは真面目というかおどおどしたタイプで、服装も真面目に着こなしている。

Eという事もあったのだが、私は大きく出た。
「Eは真面目だよね。体操服ぐらい外に出してもいいんじゃない?」と言うと
Eはびっくりした感じで「で、でも…」といい戸惑っていた。
122名無しさん@ピンキー:2012/10/10(水) 23:52:32.81 ID:A/eiqK8G
それを見て、私は特に気にする素振りを見せずに掃除をする。
掃除の間に私はEに見せつけるように外にだらしなく出した体操服を
伸ばしてブルマを隠してみたり、
お尻に食い込んだブルマをこれ見よがしに治したりした。

高校デビューした不良が生きがるような行為で
自分自身が恥ずかしいという気持ちもあったのだが
それ以上に、校則違反をしている自分自身をEに見せつけるという
言葉に表せない快感・背徳感の方がはるかに大きかった。
123名無しさん@ピンキー:2012/10/11(木) 00:09:16.70 ID:XiKzT3e5
そして掃除が終わり、着替え中に、
今までよりスカート丈を短くして膝上5センチぐらいにしてしまった。
最初はどうしようと内心焦ったけど、これも何も言われなかった。
これで市民権を得たと思い、再度数日後に更に短くして膝上10センチぐらいになり
急速に、私の中で校則を守るという事がダサいという感情に変わっていった。

この日は、Aと一緒に帰って薬局によっていた。
Aは今の茶髪より更に明るいキャラメル色にするという。
Aは私に「髪染めてみる?」と聞いてきたので、「そうしようかな」と曖昧な返事をする
そうするとAは賛同したとみなして選んでくれる。
中学からの付き合いなので、そういう接し方はお手の物だった。
124名無しさん@ピンキー:2012/10/11(木) 00:19:21.62 ID:XiKzT3e5
Aは私にロイヤルブラウンという色を進めてきた。
Aの今の髪色がその色だと言う。Aいわくいきなりキツイ色だと
先生の目に付くので、最初は控えめでその後にもっと派手な色にという事だった。
正直、今のAでも結構クラスの中では明るいと思うけど…。

家に帰って、髪を染めるといったら母親に小言を言われたけど
それを気にしていたも仕方ないので、ヘアカラーで髪を染めた
やっぱり悪い事をしているとドキドキする。
悪い自分に生まれ変わる快感に目覚めてしまっていた。

今日は金曜日、土曜日になると髪が染まっているのが分かる
ただ日曜になると、更に明るくなってきて、まずいんじゃないかと思い始めた。
そして月曜日、朝になると、もっと色が抜けていて私の顔が真っ青になった。
125名無しさん@ピンキー:2012/10/11(木) 00:22:59.27 ID:XiKzT3e5
学校の途中でAに合うと、茶髪の事を褒められた。
私は、さすがにこれは先生に怒られるんじゃないかと、心臓がバクバクしてきた。
そして、校門を通ると、「おい!」という声で私達は止められた。

予想通り、髪を染めた事だった。
校則の事を言われて、更にいろいろ文句を言われる。
Aは平気な顔をしているが、私は錯乱状態だった。
最後に学年と組を聞かれて、担任の先生に言っておくという事で
この場は終わった。
126名無しさん@ピンキー:2012/10/11(木) 02:28:11.34 ID:uKKVXIbh
続きに期待しつつ乙
127名無しさん@ピンキー:2012/10/11(木) 23:42:15.47 ID:XiKzT3e5
学校の帰りに担任の先生に呼ばれた。
もちろん髪の事、きちんと黒に戻せという事だった。
私が、この世の終わりだと思いながら歩いていると、Aは何事も無かったように見える。

Aに理由を聞くと、クラスの半分は染めてると言う事と
Aの前の色が私と同じ茶髪の色なので、駄目なら茶髪のままじゃいられないといい
Aいわく、まあとりあえず釘を刺しただけだから気にしなくていいと言った。

そう言われると、私はAの話にものすごく納得した。
さっきまでの欝な気分が一気に無くなった感じになり、家の近くでAと別れた。
128名無しさん@ピンキー:2012/10/11(木) 23:50:44.04 ID:XiKzT3e5
家に変えると、自分の部屋に戻って鏡を見た。
こうやってじっくり見ると、髪の毛が茶色に変わっているのが再確認できた。

黒髪だと、黒が基調のセーラー服では色が重なって消えていたが
茶髪だと、髪の毛と制服の色が違うので、茶色という色が尚更強調されて見えて
どんどん悪い子になっている自分自身に内心優越感を感じてた。

そして、制服の下に来ていた白色のセーラーユニットを脱ぎ
タンスの中から、派手な赤色のTシャツを取り出し、再度制服に着替えた。
129名無しさん@ピンキー:2012/10/11(木) 23:56:49.19 ID:XiKzT3e5
基本的にウチの学校の制服の丈は短く、
少しでも延びたりすると、セーラーユニットが見えるので
それを着用する事を前提としたデザインであった。

鏡の前に自然な動きをすると、少し動くだけで、下の赤字のシャツが見える。
Aをはじめ、私達のグループでは、これくらいは普通なので、特に問題はないはず
私の中で、先生に怒られるなどの恐怖がほとんど無くなりかけ
今まで眠っていた黒い願望だけがどんどん加速度的なスピードで大きくなっていく。

私はその快楽に酔いしれ、そしてその中にはまり込んでいった。
130名無しさん@ピンキー:2012/10/12(金) 00:10:43.17 ID:eVKbbAUT
それから一か月強が過ぎて、時期が7月になっていた。
この間にも、私はどんどん変わった。

夏服になると同時に、その前に寸法を短くした夏用のミニスカになった。
スカート丈は38センチというかなりの短さで、膝上25センチぐらいの超ミニスカ。
靴下も夏服始めに、ルーズソックスに変え、周りと同じでもの足りなさを感じ
数日後にルーズをよりダボダボで長さが2メートルのスーパールーズソックスに変え
回りより自分が目立っている事を主張した。
131名無しさん@ピンキー:2012/10/12(金) 00:15:25.70 ID:eVKbbAUT
制服ではスカーフを外し、耳にはピアス。
熱いので、制服の下に何も着ず素肌を晒すようになり
その素肌の臍にも金色のピアスが輝いていた。

最近はささいな事でイライラするようになっていた。
私達のグループはよくトイレに行くようになり、
そこで煙草を取り出し、放課時間に吸うのが当たり前になってしまっていた。
最初はこれだけは手を出さない方がいいと思っていたけど
好奇心に負けたのと、友達に差をつけられる事、そして、煙を吸うと気分がすっとする。

クラスの女子生徒も私達の事を恐れるようになっていた。
132名無しさん@ピンキー:2012/10/13(土) 03:23:41.55 ID:CSyyjqv7
感情の動きとかがリアルでよいw
133名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 04:24:48.16 ID:FIGedl0w
内面描写おつです。
ひとつ許すと崩れるのは早い、その堕落の過程はつぼにはまります。
これくらい、あの子もしてるし、一回くらい、いいフレーズですよね。
もっとこういうSSないかな?
134名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 17:44:57.81 ID:wMLRdgiY
煙草を吸い始めた当初は、軽蔑していた女子だったが
しばらく経つと、それがステータスに変わっていった。

女子の序列も私を含んだ4人が一番上という認識になっていた。
簡単にいうと、このクラスの中で誰も口にしないものの、見えない序列が存在している。
私を含んだA・B・Cの4人がAグループだとすると
私達ほどでは無いにしろ派手なグループ3人がBグループ
真面目でも不良でもないそれなりの女子5人がCグループ
Eみたいな真面目というか、この時期でも膝下で校則を守っている
最下層の3人がDグループで計15人

これが、今のクラスの女子のグループ構成だった


135名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 17:50:24.32 ID:wMLRdgiY
そんな中、見逃せない変化が起きた。
期末明けの7月中旬、Eのスカートが膝下から膝上10センチぐらいに短くなった。
それを見た私達のグループは、1時間目の方かにEを呼び出した。

私は、Eのスカートについて問いただした。
「ねぇ、なんでスカート短くしてんの?校則違反じゃねぇ?」
そういった自分自身が、一番矛盾している事は知っている。
Eの顔も恐怖に怯えた顔とともに、私達に対しての不満がある事が分かる。
136名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 17:56:04.53 ID:wMLRdgiY
今の私にはそういったEの顔を見て、ものすごくゾクゾクしてきた。
理不尽な事を言っている物に対して、反抗できない見えない圧倒的な力。
それを今の私達は持っている。

AやBも、ずっとEを攻め立てる。
気が短いDが強引に裾を折ったスカートを戻そうとしたので
私は、Dを止めて、Eに意地悪そうな顔で話した。

「私達もそんなに鬼じゃないし、今、ここで、スカート丈を戻して
それをずっと守るっていうなら、何にもしないんだけど、どうする?」と
137名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 18:00:04.97 ID:wMLRdgiY
Eに対しての最後通牒だった。
ここで、逆らえばどうなるかはEが一番分かっているだろう。
残りの学校生活を惨めで一人で過ごすか、
再びダサい格好に戻して、最下層同士で傷をなめ合うか

私だったら、どっちも嫌だけど、今のEなら選ぶ方は決まっている。
「これからは、校則は守りますから、許してください。すいませんでした。」
と言うと、泣きそうになるのを我慢しつつ、これ以上ない屈辱を受けた顔をして
膝上まで短くしたスカートを再び元の膝下まで戻した。
138名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 18:06:26.52 ID:wMLRdgiY
Eがトイレを出ていくと、私達はずっと笑っていた。
この高校というちっぽけな空間の中と頭では分かっていても
自分達が一番偉いと思っていた。

Eを虐めて、いや清く正しい高校生らしい服装に導いた私達のイライラが
スッキリとして、いつもの日課になっている煙草を吸うとこれ以上ない満足感があった。

序列からはみ出す女子が出てくると、クラス全体のバランスが崩れる。
下があまり調子に乗ると、私達の存在が目立たなく恐れもあるし、中間グループが調子に乗る恐れもある。
こういった事もあって、私達はEをトイレに呼び出したのである。
けして、自分達の自己満足ではないといっておきたい。(大嘘だけど)
139名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 18:15:12.44 ID:wMLRdgiY
夏休みに入ると、休み前に出来た大学生の彼氏の家にいる事が多かった。
合コンで付き合い始めて、そこから二週間で処女喪失。
彼氏は驚いていたのだが、私は早く処女を捨てたい気持ちが一杯で
自分の中に残るコンプレックスをどんどん捨てていた。

最初は、ノーマルなHだけだったが、彼氏もどんどん調子に乗ってくる。
騎乗位や他の体勢でのHに始まり、8月半ばにはアナル処女喪失。
今日はあの日の初日なので、フェラで彼の下半身を慰めている。
140名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 18:22:31.47 ID:wMLRdgiY
彼のあそこから出た精液を私の口で受け止める。
最初は変な味と思って吐いてしまったが、
今では慣れたもので、彼氏に見せつけるように口を開き、それを味わい、そして飲み込む。
そして、まだ口の中に残った精液を下でかき集めて、再び飲み込む。

この行為を見た彼氏の私に対する征服感に満たすとともに
命令に逆らわない所有欲に満ちた顔。この顔だけで私は逝ってしまう。
そして、再び理不尽で、私の背徳感を満たしてくれる言葉を待っている。
141名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 18:42:00.95 ID:wMLRdgiY
時間は夜の7時になっていた。
親には、友達と勉強すると嘘をついている。
別に親に言わなくても、今の私には問題無いのだが
親に嘘をついて、男の家でHをしているという背徳行為の為だった。

彼氏は私に対して、裸になって、外で放尿しろという。
私は「そんなの恥ずかしい」と言うと、
彼氏は「俺のいう事なのに聞けないの?」と言ってくる。

私は彼氏の命令だからという理由で、自分がどんどん堕ちてゆく快楽に堕ちてゆく。
部屋の窓を開けて、マンションのベランダに出ると、
足をM時開脚をして、人に見られるかもしれないというを思いつつも
放尿プレーという変態行為を実行に移す。
142名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 18:48:25.00 ID:wMLRdgiY
私のあそこから、おしっこがどんどん出てきてベランダに勢いよく垂れる。
彼氏が携帯を持ってきて、私の行為を撮影している。

こんな行為をして、それを実行して、これを撮影されるのを見て、体がビクンとする。
撮影行為に対して、興奮を感じて乳首までたってきて、彼氏に言葉責めにもあう。
おしっこが出なくなると、彼氏はきちんと掃除しろと言っていた。

今の私は、躊躇することなく、
先ほどまで自分の体内にあった物を舌で舐め再び撮影をする。
その撮影途中で、私のアナルに特大のバイブを入れ、すぐさまスイッチを入れた。
143名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 18:57:07.59 ID:wMLRdgiY
アナルのバイブのせいで、力が抜けて、私の動きが止まる。
それを見た彼は、私の顔をベランダに押し付け、「まだ、残ってるぞ」といい
更にバイブの強さを強める。

私は言葉にならない声を出していた。
それまでは、こんな行為をしながら、
変態プレーをする堕ちた自分に酔いしれている自分を客観的に見る余裕があったが
これ以降は、自分の思考が完全に飛び、彼の言葉しか聞こえなかった。

裸の格好のまま、マンションの外を歩いた。
夜だし、この階には誰もいない事は後で彼氏に聞いた。
しかし、この時はそんな事はどうでもよかった。
彼氏の命令だけが最優先で、他の事はどうなってもいいと思うようになり
隣の家の前でバキュームフェラをした。
144名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 19:05:06.98 ID:wMLRdgiY
彼氏の家を出る時も、命令された。
前に持ってきて、Hをして中学校の制服を着て帰るように言われた。
もちろん、下着は衣服を着る事は許されなかった。

中学の時には、長かったスカートを、
今の着こなしぐらいに短くして帰途に就く。
電車に乗っていても、同中にあったらどうしようとか考えるだけで、心が飛んでしまう。

家に帰ると、格好について母親に聞かれる。絶望的な目で私を見ていた。
私は、「彼氏と命令に決まってるじゃん。くだらねぇ事聞くなよババァ!!」
と怒鳴ると、母親がその場に崩れて泣いてしまっていた。
145名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 19:09:13.47 ID:wMLRdgiY
部屋に入ると、彼氏から電話がかかってくる。
彼氏の言葉を聞いて、机の中にある特大バイブを取り出す。
家に帰ってからも、変態プレーは深夜まで続いた。

二学期になった。
私達のグループはみんな彼氏ができていて、夏休みの間に変貌していた。
もうこの時期だと、髪や服装で弄る所は無かった。
それでも、体つきを見るだけで、夏休みに何をしてきたかみんな分かっていた。
146名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 19:40:45.06 ID:wMLRdgiY
最初は刺激的な事でも、時間が経つとどんどんつまらなくなっていった。
タバコの量も増えてゆく、私達は体での快楽の次にお金を欲するようになった。

そんな中、Aが妙案思いつき、私達はそれを始めた。
最初に、Bグループの一部を落としてゆく、
それが、仲間内の広まり最後に残った女子も、
仲間外れになりたくないという心理で、引きずり込んだ。

Bグループを落としたら、Cグループは簡単だった。
Cグループの最後の砦の委員長でさえ、集団心理の前に触れ伏した。
147名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 19:45:42.67 ID:wMLRdgiY
私達は、クラスの女子を使って援助交際の斡旋を始めた。
簡単に説明すると、男から二万受け取る。
本人には報酬として半分の一万円を渡して、性行為をさせる。

最初は一部のBグループだけだったが、どんどん広がっていった。
数ヶ月前まで抵抗があった女子でも、今では当たり前にHをするようになり
クラス内の女子の中で処女はDグループの三人だけになった。

そして、裏切り者が出た事を考えて、裏切り物は、最下層に転落させるというルールを設けた。
しかし、女子高生で一カ月に数万円入る事は大変おいしくそういったものは出なかった。
148名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 19:50:13.23 ID:wMLRdgiY
冬になると、クラス内の女子はほとんどが、ブランド物のバックを持つようになった。
胴元である私達には大量のお金が入るようになり、
それを使って、日々高校生活を謳歌していた。

Dクラスだけ取り残していた。
集団心理でそういう落ちこぼれを残す事は、大変意味があった。
ああはなりたいない、あそこに落とされたくない。
そして、人間は自分を見て、自分より下の物がいると安心する。
149名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 20:00:08.59 ID:wMLRdgiY
こうして高校生活が過ぎて行った。
この三年の間にHをした男は何人かと聞かれても分からないほどだった。
三年間同じクラスの女子は全員が経験人数で100人を超えているだろう。

Hに飽きると、学校帰りに、同中の後輩の男子の筆おろし。
慣れた男より、そういった男を変える事にゾクゾクするようになった。
その男も、次の日から、同じクラスの女子を見る目が代わったらしい。
150名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 20:06:37.55 ID:wMLRdgiY
後輩を何人も童貞から卒業させ、
その後輩は同級生の女子と性行為する事が増えていった。

置いて行かれた女子は焦って、男子と付き合うケースが増える。
そして、中学生で処女を失う。どんどんとその比率が爆発的に増える。
去年までいた学校で、男女が乱れ会う。秩序が崩壊してゆく。

報告だと、今は三年の数割みたいだが、
どんどん道を踏み外す女子が出るのが楽しみで仕方ない。
あと、二年高校生活はある。残り二年でどうやって楽しんでゆくか
それが、堕ちに堕ちて堕ち果てた、今の私の贅沢な悩みである。
151名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 20:25:18.86 ID:wMLRdgiY
なんか最初の構想より、話が膨らみ過ぎてしまった。

服装→喫煙→Hまでは当初は考えていたけど
もっと堕としてやりたいと考えたすえに、お金→援交に行き
他の生徒も堕として行く方向になりました。

クラス女子全員がヤリマンでビッチ化で堕ちるというシチュは最高に好きです。
あと、どんどん状態を加速度的にパンデミックさせる事で屑っぷりが膨らむかなと思いました。
とりあえず、つたない文章ですが、ここまで読んでくれた方。ありがとうございました。
152名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 20:27:15.51 ID:/q4kAA7F
乙でしたー
堕落の連鎖ってエロいよね
153名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 21:57:49.00 ID:ZxlFT68y
おつでした!こういうシチュエーションは大好物。

Eを仲間に入れてあげたらよかったのに!
154名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 23:20:18.05 ID:wMLRdgiY
珍しくある程度ストーリー性のあるものが出来たので
改変してどこかに投稿してみたいけど、こういう需要があるサイトってあるだろうか?

>>153
Eは最後までああいうポジションにいる方がいいかなって思いました。
Dグループの三人はE以外の描写はまったくしてないので
Eが堕ちて残った二人に対する惨めな感じがあまり出ないかなって。

あと、官能小説で無くて、女子中学生・女子高校生とかの
内面心理でドロドロした小説とかあったら教えて欲しいです。
155名無しさん@ピンキー:2012/10/15(月) 06:25:22.23 ID:bU+Pdof/
>>151
よかったです。乙です。
次の作品に期待してます。
156名無しさん@ピンキー:2012/10/15(月) 07:12:20.30 ID:YImJDxBo
大量投下乙乙感謝!
157名無しさん@ピンキー:2012/10/17(水) 23:59:53.76 ID:eiuqTCLJ
おつ
15836:2012/10/21(日) 19:00:29.97 ID:BjN8VPba
>>154
>改変してどこかに投稿してみたいけど、こういう需要があるサイトってあるだろうか?
Pixivなんてどうでしょう?
あそこなら文字数制限もほとんど気にならないし、堕ち作品も需要有りますよ。
159名無しさん@ピンキー:2012/10/21(日) 19:20:34.07 ID:fOLMjFbN
このネタで仕込み中、ご意見問う。

高校2年のJK
県内1位の進学校のトップ10常勝の優等生、生徒会役員でスレンダーの眼鏡娘。
故に彼氏なし17年、友達は少ないが先生とはお友達。
小学校の時好きだった子と遭遇、彼はヤンキーで県内1底辺の工業高校の総番長。
根暗JKが他行の不良に絡まれていたところ彼が助け出し、お互いに小学校のころを思い出す。
今の境遇の違いに二度と会うこともない筈だったのに、彼のバイクに撥ねられ、記憶を失ったJKは、彼の彼女と思い込む。
事故で記憶と知能を失った彼女は、ただの女になった。彼の女に・・・・

こんな感じのストーリーで優等生がヤンキー女に堕ちるのはどうでしょう?

需要があれば来週末までにまとめます。
できるかな?
160名無しさん@ピンキー:2012/10/21(日) 19:39:11.83 ID:MDu0TN4m
基本的に大変良いが、総番長だけは昭和テイストでどうかと思うw
161名無しさん@ピンキー:2012/10/21(日) 19:44:32.79 ID:YA2uNIBO
なんとなくななか7/17を思い出した
162名無しさん@ピンキー:2012/10/21(日) 23:27:44.86 ID:nrk5PzNU
うーん・・・
記憶なくしたら別人な気が
163名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 02:18:16.04 ID:y9u+Ym+p
>>159

設定はすごい好き。

書き方によるけど記憶喪失で別人なら、第三者視点があると個人的には嬉しい。



164名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 04:41:43.73 ID:ZQFh6Vs4
優等生がヤンキー女になるまでの葛藤があれば 第三者が「最近あの子変わったよね〜」みたいなのもいいけど
165名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 18:42:44.55 ID:voB8SiqP
記憶喪失だと堕落という感じに持っていくのは結構大変かもね
重度のものだと人格を一から作り直すようなものらしいから、
堕落というよりまったく別の人間としての話になっちゃいそう
166名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 19:28:30.68 ID:9UVER1Fw
自分の容姿にコンプレックスを持ち、テストの成績だけが取り柄の地味娘を、全身美容整形手術で、バービー人形のような、奇形的なケバエロ美人に改造。

身体だけ強制ケバ化して精神は清純なままというギャップ。
こんなはしたない格好したくない、自分には似合わないと思いながら、催眠暗示洗脳で露出度の高いファッションや、ねっとり濃い化粧しかできないように。
だんだん男の目を引くことに慣れ、やがてそれを楽しみとし、最後には男に媚を売ることしかできない、淫乱馬鹿女に成り下がる。
167名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 20:12:58.87 ID:kd6gq3N+
今週のジャンプ、「暗殺教室」が素晴らしかったな
168名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 20:41:47.07 ID:uHfr/v2o
>167
まさに書き込もうとしたw
169名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 20:47:59.68 ID:qbtzpH+X
どんな話なの?
170名無しさん@ピンキー:2012/10/22(月) 21:42:40.15 ID:7RCH8riq
>>169
真面目でおとなしい清楚な感じのクラスのアイドルが、
実はヤンキーっぽい格好でゲーセンに出入りして遊んでるようなキャラだった
もっともヤンキーなのが過去なのか現在進行形なのかはまだわからんので
「優等生が堕落」ではなくてその逆の「ヤンキーが更正して普通の人に」という可能性もある
171名無しさん@ピンキー:2012/10/23(火) 01:51:40.72 ID:kjH1Tkau
過去だと思われる

ヤンキーにさらわれて「堕ちる楽しさ知ってんだろ?楽しいことしようぜ」的な感じ。
まあようするにヤンキー君がちょうど俺ら側なんだわw
「恥ずかしがるこたぁねえよ。楽しいぜ台無しは。堕ち方なら俺ら全部知ってる」
とか言ってたしw
容姿のビフォーとアフターがありえそうなレベルでの変化で
なかなか興奮したw
172名無しさん@ピンキー:2012/10/23(火) 07:20:36.49 ID:X6h6+I/c
1年前の写真だから過去は間違いないが、それが今も続いているか更正しているかで全然違うよな
173名無しさん@ピンキー:2012/10/23(火) 08:37:44.78 ID:fcUt57wi
ぐれてたけど一度は更生してまた落ちる感じか
そういうの好きだな 昔ヤンキーだったけどチーム脱退して更生
普通の生活してたけどたまたま昔の仲間とかに見つかって脅されたりして堕落街道まっしぐら
結局みんなや彼氏を裏切ってケバい恰好でDQNのバイクに乗せてもらってセックルざんまいとか
二部構成くらいにしたら楽しそう
174初恋:2012/10/24(水) 07:04:49.05 ID:p5LTa+Hf

>>159です。
いろいろネタだしいただきありがとうございました。それではこんな話で進めます。

私は高校2年の女の子。
世間では県内1位の進学校といわれるA高校に通う平凡な子。勉強してテストで満点を取ると両親が喜んでくれるから、中学時代もクラブ活動もせずに、読書と勉強、塾にも通った。
おかげでA高校に入学。同じ中学からの進学者も無く、友達もいない。
高校に入ってからも勉強は手を抜かず、テストではいつも学年のトップ10に入る模範的な優等生、生徒会役員で先生方からも絶大な信頼を受けていた。
体系はスレンダーで、黒髪を校則通りにゴムで縛り、リボンもきちんと結んだ制服姿。読書のし過ぎで黒ぶちのメガネを掛けている。どう見ても優等生。
周りも進学校だからみんな同じような感じの子が多く、他人にはあまり関心を持たない、いやライバルと思っているのか・・・親友という子はいない。根暗に見える私。
でも、薬剤師になりたいので医科大学を志望して毎日勉強に明け暮れていた。


人付き合いは苦手で晩生なので、彼氏なし17年、学校と家を往復する毎日。
そんな私も一度だけ恋をしたことがある。
小六のとき、同じクラスの健君。クラス一身長が高くて、スポーツマン。色黒でさわやかな感じの元気な子。
バレンタインの時告白したけど、倍率高くてあっさり振られた。
ほのかな思い出、たまに思い出すと彼を想像してオナニーはするの。だって体は大人になってきたもの。唯一の息抜きの密かないたずら。
オナニーはいけないことと思う背徳感が刺激になって、ついしてしまう。


175初恋:2012/10/24(水) 07:40:15.63 ID:p5LTa+Hf
いつものように学校帰りに塾に向かう途中、不良少女3人に囲まれ、お金を貸してくれとコンビニの裏に連れ込まれた。
同じ中学の杏子もその中にいた。金髪に近い茶髪にミニスカートに着崩したセーラー服姿、自分と同じようにおとなしかった小学校の時のイメージは無かった。
「よっ、メガネちゃん、お金貸してくれる?」
「あれ、あんた静香じゃない?私杏子、覚えてる?」
「何だ、杏の知り合いか?A高校に通ってるから、カモだと思ったのに。」
そんな会話をしているところに、茶髪のリーゼント姿の怖そうな目つきの不良男が近づいてきた。
「お前ら、またカツ上げでもしているのか?やめとけ!真面目な優等生をからかうのは!」
そう言って私の手をとると、表に連れ出してくれた。
「ありがとうございました。」ぺこりと頭を下げると、行きなという彼のしぐさに応えてその場を後にした。
その日は塾に行っても勉強に集中できずに、彼の行きなといってくれた時のやさしい顔が思い出された。
2回目の恋心。でもその彼のことはまったくわからなかった。ただ、オナニーの時の相手は彼に代わっていた。
オナニーをするたびに彼のことが気になり、彼のことが王子様に思えてきた。

いろいろ調べていくと、彼はなんとあの小学校の時好きだった子=健君であることがわかった。まさに運命の人と純情な彼女は勝手にラブロマンスの妄想を膨らませていった。
ただ、彼は今ではヤンキーで県内1底辺の工業高校の総番長、みんなが一目おく人になっていた。
自分とは住む世界の違う人、あきらめなければと思うけど、幼い思い出と今回のことから私の頭の中から消すことはできなかった。

高校2年の夏休みの前、私に大きな転機となる出来事が起きた。
横断歩道を参考書を見ながら歩いている時、オートバイに撥ねられ、体が宙に舞った。同時に記憶が遠くなった。

病室で目を覚ますと、健君が隣にいた。怪我はたいしたことは無かったが、記憶する力が落ちる後遺症があるとの診断だった。

「ごめん。俺のせいで。」
「誰?あなたはこの間私を助けてくれた人?また助けてくれたの?」「ありがとう。」
話がかみ合わないまま静香は彼を命の恩人として、自分の彼氏と錯覚して記憶していった。
今の境遇の違いに二度と会うこともない筈だったのに、彼のバイクに撥ねられたことで、彼の彼女と思い込んでしまった。

こんな感じでスタートしました。
これから優等生の静香の思い違いと後遺症からくる変化、堕落につなげるつもりです。
まとまり次第また投下します。 
176名無しさん@ピンキー:2012/10/24(水) 15:42:44.79 ID:aGQdvTAk
静香がどんな風に変わるのか楽しみです!お馬鹿になって杏子達の底辺校に転校させられて、悪さするようになったりかつて羨望の的だった静香が馬鹿にされてほしい
177名無しさん@ピンキー:2012/10/24(水) 18:14:54.76 ID:UTakVJm3
妄想が止まらない

最近妙に活気あってうれしいなこのスレ
178名無しさん@ピンキー:2012/10/24(水) 22:33:35.51 ID:Xah3mgdJ
おつおつ!
179わたぐも:2012/10/25(木) 16:49:33.72 ID:7NgSrodX
短編でリハビリ中です(^^;
↓↓↓



魔王の前に倒れこむ影。
やっとの思いでここまできた。
複雑なダンジョンを攻略し、多くの強敵を倒して新たな呪文・必殺技を習得して。




・・・だが、通じなかった。
後一歩まで追い詰めたところでとうとう魔力が尽きてしまった。
「私の勝ちだな。」
「くっ・・・!!」
「このままとどめを刺すのもいいが・・・私に刃向かったのだ。もっと苦しい思いをしてもらうぞ?」
「!?」

「お前はなぜここまで来れたと思う?なぜこの最終ダンジョンで女であるお前が我が配下をなぎ倒せたと思う?」
「・・・おっと、努力とは言わせない。最初のダンジョンで下っ端に嬲り殺された奴だって努力はしたはずだ。」

「・・何が言いたい!さっさと殺せ!!」
だが魔王は聞かない。

「才能だよ。」
180わたぐも:2012/10/25(木) 17:05:02.14 ID:7NgSrodX
「!?」

「私はね、この世の全ての魔法を知っている。」
「もちろん、その中にはお前のその光り輝く才能を喰らう魔法やレベル1に引き下げる魔法だって
 存在するわけだよ。」

女戦士はこの後自分に降りかかる災いを理解した。
「やめろ! ・・・やめてくれ!!こ・・・殺してえ〜〜〜!!」

だがすでに怪しい光は極限まで呪文を詰め込んだ彼女の頭、鍛え抜かれた身体をすべて
覆い尽くしていた。



悲鳴が止んだ頃、その光は満足げに離れていった。
そこに残っていたのは。

ただのオンナ。
身に着けた防具の重さに耐えられず尻餅をつくオンナ。
豪華な装飾が施された剣も持ち上げられず床に転がった。
男顔負けの筋肉に覆われていた肉体には女性らしい柔らかな程よい脂肪がのっていた。
181わたぐも:2012/10/25(木) 17:18:33.87 ID:7NgSrodX
「あっ・・・あっ・・・」
彼女はガタガタと震えていた。
これまで戦う中で徐々に消えていった「恐怖」の感情がその歴戦の経験が失われたこと
によってよみがえる。

(なんでもいい・・・なにか呪文を・・・)

だが、なにも思いつかない。
火を出すことも、風を起こすこともできない。

「攻撃しないのか?なら先ほどの望みどおり殺してやろう。」
「い・・・いやあああああああああああああああ」
「こ・・・ころさないでえええええ!!! 私が悪かったです!!! だからころさないでぇ・・」

ひどい顔だった。
それは先ほどまで魔王と互角に戦っていた戦士とは思えないものだった。


おびえる目。恐怖に涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔。
ふと女戦士は自分の下半身の不快感に気づく。自らの尿が地面で水溜りになっていた。
182わたぐも:2012/10/25(木) 17:25:10.46 ID:7NgSrodX
「ふふ・・・惨めだな。  ・・・安心しろ、殺しはしない。」
「まだ刃向かうと言うのならもう一度レベルを上げてくるがいい。以前までのレベルまで
 戻せれば勝機はあるかもしれんぞ?一度は通った道だ。簡単だろう??」


そういうと魔王は移動魔法で彼女を「はじまりのまち」へ飛ばした。
183わたぐも:2012/10/25(木) 17:49:04.52 ID:7NgSrodX
一年が過ぎ、ようやく恐怖が引いた彼女は戦士として復帰することになった。




だが、最下級モンスターが倒せない。
非力になった彼女の持つ木の短剣はほとんど相手に届かないまま戦闘不能に追い込まれる。
その度に命からがら逃げた。
1ヶ月が経って結局経験値はほとんど溜まらなかった。


(以前ならとっくに3つ目のダンジョンをクリアしていたのに・・・)
傷の手当てをされながら彼女は泣いた。



いままで倒す努力をしたから倒せたと思っていた。



・・・・才能だった。




なんとかしようと呪文書を開くが、魔力を持たない今の彼女には真っ白なページにしか
見えない。以前なら最初から1ページ目を見ることができた。そしてソレを元に2ページ目、
3ページ目と解読できた。努力したからだと思っていた。



・・・才能だった。
184わたぐも:2012/10/25(木) 18:02:35.29 ID:7NgSrodX
半年が経った頃、彼女の木剣は埃を被っていた。
何度も負けているうちにとうとう道具が買えなくなった。

借金をした。
それでも勝てない。


終いには「魔王を倒す」ための戦闘が「借金を返す」ための戦闘になった。
ただの職業となったとき、弱い戦士ほど稼げない職業はない。

勝てない日々。とうとう金貸し屋に一つの職業を勧められる。




それはモンスターに勝つよりはるかに楽だった。
185名無しさん@ピンキー:2012/10/25(木) 19:02:23.17 ID:XjAnE1fT
乙でしたー
才能剥ぎ取りっていうのも面白いね
以前にうえきの法則をよんでそこはかとなく興奮したのを思い出したw
186名無しさん@ピンキー:2012/10/25(木) 19:19:53.09 ID:k2XBJuzW
乙!

最後にあえて詳しく描写しないところがよかった
色欲と怠惰にまみれた「モンスターに勝つよりはるかに楽」な職業で
わずかに残っていた努力する心もやがて失ってしまい、底辺にふさわしい人間に堕ちていくんだろうな…
187わたぐも:2012/10/25(木) 23:22:03.52 ID:7NgSrodX
いわゆる「主人公補正」を取り除いてみました。
こういう世界にはたくさん魔王を倒そうとする戦士がいるはずなんです。
段階を追っていけば誰でもレベルは上がるはず。でもラストダンジョンまで
たどり着けるのは主人公ぐらい。やっぱ才能なんですよね(^^;「伝説の勇者の血筋」とかそんなんで。


ダンジョン攻略していく中でス○イムいっぱい倒してホイミス○イムが倒せるレベルまで上げる。
でもス○イムすら倒せなければそもそもレベルなんて上がらないのです笑
188初恋:2012/10/27(土) 04:24:41.90 ID:V1Bj8bN/
>>175の続きです。

静香の怪我はたいしたことはなく、1週間で退院した。但し、記憶力が低下している後遺症を除いて。

ちょうど夏休みになり、静香は宿題をするために机に向かった。いつもならすらすら出来る数学も英語の和訳も公式や単語が思い出せない。
「どうしたんだろう?私馬鹿になっちゃたの?」
1時間で出来る量を半日掛けてやっと出来る有様だった。

昼過ぎ、健君がお見舞いに来てくれた。近所の人は健君の風貌に眉を顰めて、窺うように見ていた。
「こめんな、体調はどう?」
「ありがとう、怪我は治ったんだけど、物覚えが悪くなった程度、心配しないで。」
「じゃあ、気晴らしにドライブにでも行くか?」
「うん!バイク乗るの初めて。」
こうして憧れの健君との初デートに出かけた。
「風を切って走ると気持ちいいだろ!」
健にぴったりと体をつけて、離れないようにしっかりしがみつく様にしていると、静香は健の男の匂い、タバコの匂いのする革ジャンが頼もしく見えた。

展望台の休憩所でバイクを止めると、健はポケットからタバコを取り出し、火をつけた。
「健君はタバコ吸うんだ。家では誰も吸う人いないから・・・、タバコっておいしいの?」
好奇心から聞いてみた。
「吸ってみるか?」
はじめてタバコを持つと、健が火をつけてくれた。
「ごほっ!まずいよ、無理かも。」
「静香には無理だろうな?」
その言葉に静香は意地になって、やめようと思ったタバコをまた吸った。
「吸えるもん。これくらい。」
未成年の高校生がタバコを吸う、不良の健と一緒に。そのことがなんだかうれしかった。今までの自分になかったことだった。
壊れた眼鏡を買いに行きたいと言うと、
「静香はコンタクトの方が似合うと思う。眼鏡はダサいぜ。」
その一言で、コンタクトを買いに行くことにした。

初めてつけたコンタクト。視野が広がった感じがした。
「今日はありがとう。またメールするね。」そう言って家の前でバイクを降りた。

初めてのバイクでのデート、タバコ、コンタクト、静香は興奮して寝付けなかった。
布団の中で股間をこすりあわせ、指を這わせた。
「あっ、言い!何これ、体が浮いていく・・・あっ!!」
初めてオナニーで逝った瞬間だった。ちょっぴり変わった、大人になった自分に酔った瞬間でもあった。
189初恋:2012/10/27(土) 12:17:59.73 ID:V1Bj8bN/
夏休みの間、週に1回健君が様子を見に来てくれた。すっかり恋人気分の静香に対し健は静香の存在が負担になってきた。

新学期、実力試験があった。それまでトップクラスであった静香は、なんと最下位だった。記憶力が落ち、一生懸命覚えたはずの内容も試験の時には出てこなかった。
母親と先生と面談があった。このままだと2年で留年する、A高校のような進学校では留年はありえないから、今の静香の学力レベルに合わせた学校に転校することを薦められた。
中間試験の様子を見て判断することになったが、静香の後遺症は改善しなかった。
一生懸命授業を聞き、家でも復習した。それでもだめだった。一桁の点数の教科が半分もあり、また最下位になった。

編入ができる高校はO商業高校だけだった。そうあの杏子のいる通称「馬鹿商」。
「どうしても転校しなきゃいけないの?」
静香は状況も理解できないほど学力が低下していた。ただ記憶することができない=暗記ができないだけで、体験したことや日常の生活、食欲や性欲に対する執着は逆に強くなっているようだった。

快晴の下、馬鹿商の運動会が開催されていた。転校する前に両親とそれを見に来た。
「なんと言う学校だ!制服はだらしないし、髪もみんな茶髪か金髪。タバコを吸っている者もいる。本当に静香をこんな学校に通わせるのか?」
「A高では留年したら退学になるの。後遺症が治るまでここに通わせて高校卒業の資格だけは必要よ!」母は寂しそうに言った。
「あの男が、静香をこんな風にしてしまった、自慢の娘だったのに。」
「来週からここに通うんだよね、杏子に知らせなきゃ」
静香は杏子を探しにグランドに行った。
190初恋:2012/10/27(土) 12:46:28.65 ID:V1Bj8bN/
杏子とこの前のヤンキーグループを見つけると、転校することを告げた。
「マジ?何それ、どういうこと?」
いろいろ根掘り葉掘り聞かれ、素直に答える静香に、杏子たちは同情と健の彼女という話に驚きを隠せずにはいられなかった。
携帯で健を呼び出すと、学校に来てもらった。健を見たとたん、杏子たちは静香の話が本当であることを悟った。

健も静香の転校に負い目を感じていた。自分が事故を起こしたために、静香の運命を変えてしまったことに・・・・。
健は杏子たちに静香のことを頼むと一人で先に帰っていった。
「静香!あんたは今日から私たちの仲間だから、面倒見てあげるし、何でも聞きな。」杏子が静香の手を取るよそう言った。
「杏子の手、すごくきれい。どうしてそんなに爪が長いの?」
勉強のことしか知らなかった静香には改めて近くで見る杏子達に自分との違いを感じた。
「この学校のこと、おしゃれのこと、男のこと、何でも教えてあげるよ。」「そうだ、来週から着る制服も用意しなきゃ。先輩からもらったやつあるから、静香に上げるよ。」
「じゃ、学校ふけるか?」そう言うと静香を連れて校門を後にした。

美樹の家に行き、制服を貰って着てみた。A高のきちんとした制服とは間逆の、ミニスカ・短ランのセーラーだった。お決まりのルーズソックスを履かされるとO商業の生徒らしくなった。
ただ、黒髪の静香は杏子や美樹達とは違和感があった。
「やっぱり、うちの学校の子は茶パか金パじゃなきゃしっくりこないね。」
「静香、髪染めてみる?」杏子が提案した。
「みんなと一緒になりたい!そうしたらそういう髪になるの?教えて。」
「じゃ、買出しに行きますか?」美樹がそういうとみんなで出かけた。静香は着替えた馬鹿高の制服のままだった。
「スカート短くて恥ずかしいよ。」
「健さんはきっとそういうの好きだよ、それに金髪にしたらお似合いのカップルに見えるって!」
この言葉は静香を勇気付けた。
「私が健君のお似合いの彼女になれる。」ウキウキした気持ちでドラッグストアに行って、馬鹿高の必需品を買い込んできた。

こうして静香は見た目も頭も馬鹿高校の生徒になって行きます。続きは少し時間を下さい。
191名無しさん@ピンキー:2012/10/28(日) 00:15:12.52 ID:ttDhxMdn
乙でしたー
不幸な事故ゆえに可哀想だとは思うんだが、可哀想な方が興奮するんだよな
192初恋:2012/10/28(日) 19:25:28.22 ID:5pDtAwKl
美樹の家に帰ると、買ってきたコスメの数々を広げ、静香に説明していった。
最初はヘアマニュキュアからだった。
「いきなり金パは目立つし、A高から転校してきたのに金髪はないよね!」
美樹はそう言いながら、箱から染料を取り出すと液剤を混ぜ合わせた。
「静香、頭下げてて、ちょっと沁みるかもしれないけど我慢ね。」
静香の黒髪にココア色の液剤が塗られ、ヘアキャップを被せられた。
「20分待ってね、静かの髪長いから、液が足らなかったかも?」
この20分は静香にはとても長く感じられた。初めて髪に液体を塗り、ビニールのキャップを被り、凄くドキドキした。
ツンとした刺激的な臭い、ヒリヒリする様な痛み、すべてが初めての経験だった。
健も金髪にしてるからお揃いになれる、その気持ちが痛みに耐える力となっていた。

20分後すすぎ流すと静香の髪はきれいな茶髪になっていた。
「まずまずの出来かな?どう静香、気に入った?」
「へ〜、こんなに簡単に染まるんだ。ちょっと恥ずかしいな。健君気に入ってくれるかな?」
「大丈夫、もっと派手にしてもいいというと思うよ。次はメイクの講習です。」
美樹がそう言って、ファンデーションをはたき始めた。
「ほらこうやって、自分でやって、そうそう!ムラのないようにね!」
眉毛も薄く剃られ、キツメのシャドーを入れると杏子達とお揃いになった。
「完成!どう、馬鹿高の静香になった気分は?」
自虐的に杏子が言ったにもかかわらず、静香は鏡を見入ていた。
「健君の彼女に相応しいかな?叱られないかな?」
「大丈夫!!これから見せに行く?」
美樹は買い込んだ化粧品をポーチにしまうと、静香のかばんに入れ、みんなで出かけた。

駅前のゲーセンに行くと健のバイクがあった。
「健!彼女連れてきたよ!」
「ど、どうも。どうかな?似合ってる??」
「静香か?似合ってるよ。びっくりした。」
「せっかくだから、静香とドライブに行けば。」
「よし、行くか!ついて来い!!静香。」
「うん。」
二人はバイクに跨ると夕日の中を走り出した。
193初恋:2012/10/28(日) 19:59:29.78 ID:5pDtAwKl
しがみ付く静香の制服のミニスカートは捲れ上がり、すらっとした生足を露出して、対向車の運転手たちをドッキリさせた。
バイクはそのまま郊外のホテルに入った。
健はバイクを止めると、ヘルメットを脱ぎ、静香の手を引くと建物の中に入っていった。
「ここは?」
「ラブホテル、男と女がエッチするところ。静香は初めてだろ!静香が変わってくれたから、本当に俺の女にしてやるから。」
静香は健に認められたことがわかるととてもうれしくなって、抱きついた。
唇を合わせるとタバコの匂いがした。そのままベッドに運ばれ、体中を愛撫された。
ブラを外され、パンツも下ろされた。
「恥ずかしいよ、電気を消して!」
「だめだ!二人の記念日だ、しっかり見ておけ。静香ごめんな、俺が事故したために・・・」

静香にとって健とのSEXは最高の快感を与えてくれた。何もが新鮮で、教えられることはすべて頭に入った。単語や歴史は何度覚えても忘れるのに、快感とともにくる健の言葉、命令はすっと入った。
SEXが終わって健がタバコを取り出すと静香も自分のバッグから同じ銘柄のタバコを取り出し、火を点けた。
「静香、いつから吸うようになったんだ?」
「健と初めてバイクに乗って、タバコを吸ってから、勉強の合間に吸うようになって。」
「そうか、似合うよ。」そう言いながら健は静かの頭を撫ぜた。

この日から静香は健の本当の彼女になった。
家まで送ってもらうと、家の前でキスをして別れた。バイクのエンジン音が聞こえなくなるまで見送ると家に入った。
「ただいま!」
「遅かったわね。静香どうしたの?その格好?誰にしてもらったのそのお化粧・・・」
母親はその場で絶句した。
「杏子や美樹がO商業のこと教えてくれて、制服ももらったの。似合うでしょ、みんなと同じだもん!」
そう言うと自分の部屋に入り、タバコを吸った。

翌日、馬鹿校の制服を着て化粧をして台所に下りてきた。
「静香、どうしたんだ!」父親も我が子のあまりの変身ぶり、堕落ぶりに絶句した。
「あの男が静香をこんな風にして、許せん!」
親の心子知らず、静香は朝食を食べると学校に行った。

今日はここまでです。この後の展開は必要ないですか?どう展開していいのか迷います。
堕落も健との関係だけでは拡張できない感じがあり、煮詰まりです。
正直ここで終わって、新作考えたほうがいいかなとも思います。冷却期間に入ります。ご意見あればお願いします。
194名無しさん@ピンキー:2012/10/28(日) 20:38:37.37 ID:Iw4LiFZc
>>193
健とのセックスに溺れていき、今度は静香に飽きた健が仲間に静香を抱かせて、さらに援交させるようになる。
最初は拒絶してたけど、快楽とお金が手にはいることで、自分から進んでやるようになる。
それで援交の相手のなかにヤバイやつがいて、クスリを勧められ、タトゥーやボディピアスをするようになっていく。

とか

定番すぎるかw
195名無しさん@ピンキー:2012/10/29(月) 23:18:10.45 ID:4/rGPnVq
敬虔なシスターや潔癖な女騎士をサキュバス化させたい。
196名無しさん@ピンキー:2012/11/01(木) 00:52:36.67 ID:oILCmM7R
シスターミレイはこの城の教会で、美しく・穢れの無い素晴らしいシスター。
しかし、魔界からやってきたモンスター達に一瞬で支配されてしまった。
ここの教会に来るのも時間の問題で、ミレイはじめ数十人の子供達が隠れていた。

教会のドアが開く。魔物達がやっていた。その中には敵の大将もいた。
「シスターミレイはお前か?」
そう聞かれると、首を縦に振る。
それを見た大将ドレイクは教会の子供達を連れてゆくようにゆう。
男の子は奴隷に、女の子は性奴隷という事だった。

ミレイはそれを止めようとする。ドレイクは一つの条件を出した。
「穢れのないお前を私は触ることができない。すなわちここを占領する事ができない。」
「ただ、この穢れの血を飲めば、ここの子供達は見逃してやる」
197名無しさん@ピンキー:2012/11/01(木) 01:02:23.32 ID:oILCmM7R
まわりの子供達はミレイを止める。
しかし、ミレイの意思は固く、ドレイクの約束の再確認をした。
「俺は約束だけは律義に守る。約束を守れない奴は即座に殺すぐらいだからな」

それを聞いたミレイは、約束だけは守ってくれるだろうと信じた。
穢れの血が入った大きな器に口をやり、それを一気に飲み干した。

今までの自分には無かったドス黒い物が体の中を駆け回る。
白いキャンバスにどんどん黒色が入ってくる。
そして、一気に黒色に変わる。

人々の幸せを願ってきた。しかしこの瞬間に自分が特別な存在で
大多数の人数は屑で殺してもいいという考えにすり替わる。
今までのミレイの常識や、普通の人間にある抑え込んできた欲望も解放される。

数分経って痛みが無くなったミレイは、立ち上がった。
198名無しさん@ピンキー:2012/11/01(木) 01:07:20.73 ID:oILCmM7R
設定参考にしました。
明日か週末あたりに続き書きたいです。
199195:2012/11/01(木) 19:30:19.20 ID:09ELS1Cx
>>198
アリシャス!
200名無しさん@ピンキー:2012/11/05(月) 23:54:32.45 ID:XtHxXgTN
わたぐも氏ほか諸作家のみなさまの作品はどれも本当にすばらしいです!!
201名無しさん@ピンキー:2012/11/08(木) 20:26:50.82 ID:Z/T+QI2C
初代スレがどうやら堕ちたようだ
202わたぐも:2012/11/09(金) 00:37:55.36 ID:zxJAPhXR
今晩なんとか短編落とします(−−;
多分今のモチベーションでないと書けないと思うので途中で落ちたら
ちゃんと続き書けるかわかんないです(__;
それでもいいという方だけ読んでください。
203わたぐも:2012/11/09(金) 00:52:47.42 ID:zxJAPhXR
設定
1.日本有数のお嬢様学校(高校)に通っている
2.母子家庭、いじめられっこの妹(中3)を持つ
3.夏休み中、母は海外出張、主人公は家で妹と2人
4.強気で敵を作りやすい

こんな感じでb
あ、もう眠いww
204名無しさん@ピンキー:2012/11/09(金) 00:58:46.28 ID:ufab9Wv8
>>10
何とかお願いします
205わたぐも:2012/11/09(金) 01:03:30.77 ID:zxJAPhXR
(私もイギリス行きたかったなあ・・・)
母の見送りから帰ってくると洋子は机に残された20万円ほど入った茶封筒を退屈そうに眺めた。
今年は妹の葉月が受験生ということでそっちに集中させるため母は2人を家に残した。


しかし葉月が家にいるのは塾に行くときと帰ってきたときだけ。
広い広い部屋で洋子は一人退屈だった。


だがそこに1通のメール。
それは洋子の目を見開かせるものだった。
206わたぐも:2012/11/09(金) 01:19:09.29 ID:zxJAPhXR
そこには塾に行ったはずの妹の無残な下着姿が写っていた。



ーーーあいつらだ。
瞬間的に察した。中学のときタバコを吸っていた事を洋子の摘発され推薦合格を取り消され
底辺私立に入学した4人。最近も洋子にそのことで絡んできていた。
合気道有段者であり警察も手に出しにくいほどの母の権力もある洋子はその後の処理も気に
する必要もないためその腕っ節で彼女達をねじ伏せていた。

そしてとうとう勝てないことを悟った彼女達はか弱い妹に目をつけたのだ。


「許せない・・・・!!」
207わたぐも:2012/11/09(金) 01:38:10.96 ID:zxJAPhXR
20分後怒りの感情をむき出しに指定された場所に着いた洋子は桃香達4人を見つけた。

「葉月をどこへやった!!?」
一人を突き飛ばした。


「乱暴ねえ・・・」桃香はくすっと笑った。
「今頃家帰ってんじゃない?w」
ひとまず葉月が開放されたことに安堵したところにすかさず一言が入る。
「まあ、彼女の綺麗な裸体はここにしっかり残ってるけどw」
ポンポンっとケータイを叩いた。

「貸しなさい!!!!」
洋子は桃香からケータイをひったくると妹が写る写真を片っ端から削除した。
だが全てを消し終えた後も桃香の憎たらしい笑顔は消えなかった。

「ご苦労様〜w その調子で1台1台私の仲間のケータイから削除するといいよw」

「まさか・・・・」

「うんwあ。安心してw 送った奴には私の指示がない限り絶対他に広げないようにいってるから^^」

その悪魔のような笑顔を見たとき彼女は全てを悟った。
208わたぐも:2012/11/09(金) 01:52:48.79 ID:zxJAPhXR
次の日。

妹の葉月は一人暮らしの桃香の家に連れて行かれた。
そして荷物も持たず洋子は自分の家に鍵を掛けるとその鍵と生活費として渡された
茶封筒を桃香に渡した。
さらに目的地に行かされる途中、公園のトイレで身に纏っていた高級な服やアクセサリー
の代わりに、人生で着た事のないキラキラしたビーズでめちゃくちゃな英語がデザインされた
安っぽい服とジャージのズボンに着替えさせられた。


そうしてたどり着いた先は




ネットカフェだった。
209わたぐも:2012/11/09(金) 02:02:55.97 ID:zxJAPhXR
「今日から2週間、外出禁止。この3つのRPGを2週間後までにクリアできなかったら延長ね。
 私ここで働いてるしたまに指示出すからそれには従うんだよ?^^」

そういうと桃香は洋子を置いて出て行った。



(馬鹿げてる・・・)
経験したことのないほど狭い空間。

(さっさと終わらせよう・・・)


しばらくして彼女は指定されたゲームをクリックした。
ドット絵のかわいらしいキャラクターが現れた。
210わたぐも:2012/11/09(金) 02:13:59.20 ID:zxJAPhXR
(えーっと・・・こうして・・・っと)
キャラクターに名前をつけたところで洋子は自分の中に生まれた小さなワクワク感に気づく。


洋子は家庭の教育方針から今までゲームに触れる機会がほとんどなかった。小学生のとき周り
がモンスターを育てたり交換したりするのを羨ましげに見ていた。
中学にも入るとそれが普通になり、むしろそんなことに時間を割くのは愚考であるとさえ思う
ようになった。


そしてこの日とうとう彼女は主人公に名前をつけた。
この行為は中学に入った頃から薄れていた小学生のときの欲求を蘇らせた。



ーーー2時間後。

彼女は夢中で画面上に次々現れる敵を倒していた。
211わたぐも:2012/11/09(金) 02:28:44.87 ID:zxJAPhXR
(これが終わらなければ私も葉月も開放されない・・・)


これが言い訳でしかなくなったことに5日後安っぽい夜食を食べ、真緑に着色されたメロンソーダを
口に含みながら彼女は気づいた。


どうせ外に出ないから、と3日シャワーを浴びていない身体からは高級な香水やシャンプーの香りが
消えうせ、髪もツヤを無くしていた。ここをクリアしたら。この技を覚えたら。そうやっていつまで
もパソコンに向かっていた。時間感覚もおかしくなり唯一の時間を知る手段であるパソコンの右下に
も目がいかなくなり、おなかが減ったときに食べ、眠くなったときに寝る生活になっていた。




そうしてそんな自分に気づいた頃、一つ目のゲームがエンディングを迎えた。
212名無しさん@ピンキー:2012/11/09(金) 02:43:31.02 ID:utMcWE6l
213わたぐも:2012/11/09(金) 02:46:12.12 ID:zxJAPhXR
二つ目のゲームをクリックした。

同じような内容だろうと決め付けていた彼女は始めて30分もしないうちにそれが
前とは全く違うものであることに気づき出す。出てくる敵が皆スタイルがよく露出度の高い(というより
ほとんど隠れていない)コスチュームを身に纏っていたのだ。


そして数分後それは確信に変わった。
ボスキャラに負けたとき、画面が切り替わった。

そこには妖艶に微笑む一糸纏わぬボスキャラのサキュバス。


くちゅ・・くちゅ・・

ヘッドホンから聴こえるいやらしい音。


なぜか目が離せない。なぜか場面を終わらせる{次へ}が押せない。


(早くやり直さないと期限に間に合わないのに・・・)
214わたぐも:2012/11/09(金) 02:49:19.74 ID:zxJAPhXR
・・・眠たい。(−−
あー短編っていわないわこれ..orz

ちょっと休憩します(^^;
215名無しさん@ピンキー:2012/11/09(金) 11:34:05.97 ID:ZJHCSkNO
お嬢様がネカフェで怠惰に…洋子も底辺私立の4人並に変貌してほしい!
216名無しさん@ピンキー:2012/11/09(金) 12:20:52.15 ID:bKDPW22C
おつおつです!
身体も動かさず、喰っちゃ寝で
引き締まったからだもだらしなくなりそうですねw
217名無しさん@ピンキー:2012/11/09(金) 19:13:30.98 ID:s6G18YMh
ちょっとずつ廃人に近づいていってるのがなんともそそるなあ…
そしてきっとまた微妙に後味の悪い終わり方なんだろうな。
何度書いたかわからんが、後味が悪いのは苦手なのに
そっちの方が抜けるから本当に困るわw
218名無しさん@ピンキー:2012/11/09(金) 19:57:57.76 ID:2xcS+SXB
>>217
俺も何度同じようなレスしたかわからんが、後味悪いほどにエロく感じるんだよな
実に不思議な性癖だ
219名無しさん@ピンキー:2012/11/09(金) 21:54:20.84 ID:wuY1bjLa
2週間後にはすっかりネトゲ廃人と化し、やがては典型的な腐女子AAみたいな
ひどい容姿へと変わって行くのかな… やばい、wktkがとまらんw
220名無しさん@ピンキー:2012/11/10(土) 02:21:15.22 ID:qUMDjqij
これはなかなかありそうでなかった
新しい感じの堕落法だね
221名無しさん@ピンキー:2012/11/10(土) 12:33:11.93 ID:JPbeRqUe
なんとか続きお願いします!!!
222名無しさん@ピンキー:2012/11/10(土) 14:23:39.11 ID:YXAWW1H6
>>212kwsk
223名無しさん@ピンキー:2012/11/10(土) 20:01:38.86 ID:T2M4+Zt+
なんかやたら急き立てる人がいるなぁ
224名無しさん@ピンキー:2012/11/10(土) 20:11:34.89 ID:wb0vuXOF
まったりと待つのが吉さね
225名無しさん@ピンキー:2012/11/11(日) 01:17:44.86 ID:8FQVyhOH
なんか冬から春あたりからいるよね、その人
226名無しさん@ピンキー:2012/11/11(日) 22:05:56.76 ID:+OtTvaY0
優等生で育ちもいいお嬢様が、何かの間違いで底辺の女子高に通ったら
その空気に染まってすっかり馬鹿になるのかな…とこの記事を見て思った
ttp://nitosokusinn.blog.fc2.com/blog-entry-2679.html
227わたぐも:2012/11/11(日) 23:14:47.55 ID:vm/qMlJb
この日以降洋子のゲームの進捗は劇的に鈍化した。
元々頭の切れる彼女からすれば1作目で掴んだ要領を活かし、以前の半分の時間の
攻略も可能だった。




だが、結局2作目を始めて1週間になっても最終ダンジョンに進んでいなかった。
原因は単純。


彼女は次々現れる新種モンスターの敗北後の官能シーンを見るためわざと負けていたのだ。
負けるたびにいままで自分が見たこともないような光景が広がる。
それまで自慰すらした事もなく、当然そういった関連のことに触れてこなかった洋子にとって
目に映るそれらの光景は麻薬にも近いものだった。


ーー目が離せない。
いつのまにかジャージは部屋の隅に丸まっていた。
画面上の敵がするように自分も同じ場所を弄った。
228名無しさん@ピンキー:2012/11/11(日) 23:31:36.36 ID:+OtTvaY0
おお、わたぐもさんが来ている。
リアルでもありそうな堕落の仕方がそそりますね。
229わたぐも:2012/11/11(日) 23:35:57.13 ID:vm/qMlJb
彼女は自らを悦ばせる興奮の源が官能シーンだけではないことに気づく。

短剣ひとつ持たないまま戦闘に入る主人公キャラに勝ち目はない。
まして選択される作戦は「様子を見る」のみ。
レベル2のモンスターにじわじわやられていく。

(ああ、このこは今どんな気持ちなんだろ・・・・)
哀れみとともに溢れ出るどす黒い気持ち。

これが彼女から当初の目的を更に遠ざけた。



そして原因はもう一つ。

そのうち彼女はゲーム内で覚えた淫らな言葉を検索し始めた。
一つ新しく覚えた言葉はネットを通して彼女に何千、何万の悦びを与える。

桃香は彼女がそちらの世界を知ったことを確認すると一つの指示を出す。



・・・もっとも、このときの洋子にとってそれが指示といえる高圧的なものであったかは
わからないが。
230わたぐも:2012/11/11(日) 23:53:17.56 ID:vm/qMlJb
真夜中の3時。

彼女はTシャツにパンツ。白い太ももを晒しながら人が来ないことを確認しながら
少しずつ少しずつあるコーナーに向かっていた。




やがて着いたのは暖簾で仕切られた店の一番奥。


ーーー18禁コーナー。

胸の高まりがわかった。
身体が少し火照っていることも、
脚が少し震えていることも。

グラマラスな裸の女性の写真、現実なら小学生位であろう幼女、自分と同い年位であろう
女性の美しい絵。
様々な表紙が並んでいた。

少し震える手でそれらを持てるだけ持つと誰もいないことを確認し自らのブース
に急いで戻った。
231わたぐも:2012/11/12(月) 00:05:22.02 ID:x9c1ERqj
ドアを閉めると彼女はいままでのどれとも違う達成感に浸っていた。



息が少し荒れている。
急いで歩いてきたから?
久しぶりにまともに動いたから?

(・・・違うな・・)
彼女には分かっていた。


それは、期待。興奮。

自らの下半身を包む下着が少し湿っている。
そのことが全てを語っていた。
232名無しさん@ピンキー:2012/11/12(月) 00:07:42.55 ID:VwoT9OcQ
続きが気になるけど朝早いからこれ以上見られないのが残念だ
わたぐもさん、乙です
233わたぐも:2012/11/12(月) 00:33:15.07 ID:x9c1ERqj
ただでさえ2作目がクリアに向かっておらずより重要性を増す1日。
その1日を彼女は棒に振った。

左手は次のページ、次の場面を目指し。
右手は自らのより深い快楽を求めた。


読み終えれば新たな本を求めて暖簾をくぐった。


何度も往復するうち脚の震え、だれかに見つかるのではないのかという緊張感が
心地よくなり、より見つかりやすい道を選んだ。
ブラジャーも外し、風通しの良くなるTシャツの中。

(はずかしい・・・  
             

             ・・きもちいい。)
234わたぐも:2012/11/12(月) 01:03:14.03 ID:x9c1ERqj
数日が経った。
見られるかもしれない興奮すらも薄れ、すれ違う人目を気にせずエロ本をブースまで
運んできた洋子の前に桃香が現れた。


「あんたそれ何持ってんの?ww」
「・・・・っ!」
「大きなクマつくって、シワクチャのTシャツ着て・・・あんたそれ何日着てんの?w
 ・・それにひどい臭いww」
「・・・。」
桃香は洋子のTシャツを捲り上げると腹に手をやった。
インスタントに夜食。運動もせず睡眠もめちゃくちゃ。
「怠惰」を吸収し続けた彼女の腹はその手をしっとりと受け入れた。

「あははwww 2年前バスケの全中で大活躍した天上院洋子選手。
 いつも華麗に私たちを返り討ちにする天上院洋子さん。
 ずいぶん柔らかいお腹ですが大丈夫ですかあ??www」
「くっ・・・!!」

「ところでえ・・・賢い賢い洋子さんならお気づきでしょうけどお・・・」

「・・・!?」

「今日であなた2週間どころか3週間超えてるんですよお???」
235わたぐも:2012/11/12(月) 01:33:00.91 ID:x9c1ERqj
初日。初めてキャラクターに名前をつけた日から4週間を超え、ようやく彼女は
眩しそうに自らの家の前に立っていた。


夏休みが終わろうとしていた。
膨大な宿題の存在が重くのしかかる。
パンッ!!彼女は自らのほっぺをたたく。

(大丈夫!集中してやればまだ間に合うわ!!明日には葉月も開放されるしがんばろう!)



そうして自室を開けた彼女に飛び込んできた光景。


部屋全体は目にきつい下品なピンクに統一され、
ベットには大人のおもちゃが詰まった中型ダンボール。
本棚にところ狭しと並ぶのはこの数週間見慣れた淫らな本、本、本。
クローゼットに並んでいたはずの高級な服はすべて安っぽく下劣な服に取って代わられていた。
パソコンを開けば大量の淫らな画像、動画、ブックマーク。

「な・・・なによこれ・・・」
236わたぐも:2012/11/12(月) 01:54:12.80 ID:x9c1ERqj
しかし今は時間がない。一刻も早く宿題をはじめなければならなかった。
「仕方ない・・・」

幸い宿題は捨てられておらずその点では問題はなかった。
「よし!! まずは数学を終わらせよう!」




だが。日が暮れる頃、彼女のワークブックはほとんど回答が埋まっていなかった。

目の前の問題に集中できない。
次第にイライラしてくる。

(この問題むずかしい・・・やり方調べよう。)

もちろん言い訳。


パソコンを開くと用意されたゲームを始めてしまう。
(ちょっと息抜いてもう一回集中しなおしてから・・・)

(30分だけ・・・)

(あれ?もう? ・・・セーブ地点まで・・・)

(今51分か・・・きりよく1時間・・・)

桃香の罠。
そのゲームは洋子がどっぷりハマッたエロ要素ありのRPG。
ムラムラした洋子は桃香の用意した画像ファイルを開く。
そこで目に入るベッド上の大人のおもちゃ。

洋子はみごとにはまり込んだ。


1ヶ月で染み付いた「ラクな選択」。
結局その日彼女はワークを4ページ進めただけ。

(今日一日全力で遊んで明日から・・・・)
237わたぐも:2012/11/12(月) 02:10:32.05 ID:x9c1ERqj
次の日。
目が覚めたのは昼の3時手前。
(けっきょく昨日あのダンジョンクリアしないままだった・・)
寝る前ベッドに持ち込んだスリープ状態のノートパソコンを当たり前のように開く。
夕方6時ごろ玄関が開く音がした。

その音でようやく現実にもどった彼女は妹が帰ってくる日だったことを思い出す。
階段を駆け下りた。



その先に立っていたのは




明るい金髪。
濃い化粧。
ジャラジャラとした装飾品。
安っぽく煌びやかな大きく胸の部分が開いた服。
太ももを隠さない大胆なズボン。

「ただいまあ〜〜」


変わり果てた妹だった。
238わたぐも:2012/11/12(月) 02:23:24.82 ID:x9c1ERqj
たくさんの反応・感想ありがとうございます。
今回の作品は自分の好みに合ったのか(実は書きながら結構ヒャッホーしてます←)
短編のはずがえらく延びてます(^^;

わりとまとまったしこの後続けるかはほんとリアルとモチベーション次第って感じです。
明日書いてるかもしれないしこのまま消えるかも(−−;←

優柔不断ですいません;;
239名無しさん@ピンキー:2012/11/12(月) 06:47:37.84 ID:s442jz8Z
乙乙!怠惰な生活にハマって美人がその容姿を衰えさせ、
内面も腐らせていくと言うのが実に興奮しました。
仮にここで終わっても、色々妄想できるところが素晴らしいw
240名無しさん@ピンキー:2012/11/12(月) 07:17:34.41 ID:kGQ6rdz8
GJ!
身も心も底辺に染まりつつある姉に、すっかり染まっていた妹が絶望的でいいw
作者さんが楽しめることが第一だし、続けるか否かは今はあまり気にせずにやりたいようにやればいいと思うよ
241名無しさん@ピンキー:2012/11/12(月) 17:17:35.22 ID:5k7ZYLrK
乙。>>234あたりの描写がツボにきた。たった3週間で人はここまで変わるのかとぞくぞくした。
242名無しさん@ピンキー:2012/11/12(月) 21:03:31.74 ID:TnkzpwG2
妹のケバ化よりも、姉の怠惰化が最高だわ
メロンソーダのくだりと、安っぽい服着るところが最高
243名無しさん@ピンキー:2012/11/12(月) 21:51:58.85 ID:6w9f7vkn
感想を見てると直接的なエロ描写を求めてる人はこのスレにはあまりいないんだなあと感じる
まあ俺もそうなんだけどさw
244名無しさん@ピンキー:2012/11/12(月) 23:35:46.30 ID:G61JqIpV
>>242
メロンソーダは安っぽくなりつつある象徴って感じでいいよね
245名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 00:08:15.28 ID:Yr+5/C8h
「明日までに、吸ってこなかったら、仲間外れにするからね」
同じグループのリーダ格のAにそう言われた。
私達四人グループ内では、私以外の三人は学校のトイレや学校帰りに
堂々とタバコを吸っていた。

(仲間外れになりたくない。でも煙草は怖いし、親にばれたら…)
いろいろな事が頭の中を駆け巡る。
とりえあず、家の中で吸うのはまずいと思って、Aに貰った煙草を持って外にでた。

誰もいない静かな夜の公園。その公園内の木が茂っていて
目立たない場所に、私は腰を下ろした。

手が震える。本当はこんな事したくないのに
仲間外れにされるという事を考えると、嫌でも吸うという選択肢しかなかった。
246名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 00:13:20.51 ID:Yr+5/C8h
ライターの火がつかない。
そもそも、ライターなんてキャンプとかでしか使った事がない。
友達の見よう見まねでやってみる。そして火がついた。

「熱いっ!!」
私はライターを地面に落としてしまった。
幸い、地面に可燃性の物は無かったので、火がつかなくて安堵する。

再度、火を付ける。今度はさっきにみたいな失敗はしなかった。
私は、Aに貰った煙草に火を付けた。煙が私の方に飛んでいて、少し咳き込んでしまう。

目の前で煙草の火が付いている。
そして、それを私の口に中で入れる。
入れた瞬間、喉にドクンときて、喉が爆発した感触がして、煙草をその場に吐き捨てた。
247名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 00:19:53.54 ID:Yr+5/C8h
(……。こ、こんなもの吸えたものじゃないよ…。)
私の中で、こんなものを吸うのは無理だと思った。
明日、Aに正直にいって謝る事にしよう。

翌日。Aに正直にいったら予想外の反応。
「おお、本当に吸ったんだな。」
「まあ、今日はそれだけで許してあげる。」と言われた。

私はほっとした。更に午後の授業中にメールで
帰りにカラオケ行かないと誘われたので、みんな怒ってないんだと思って嬉しかった。

四人でカラオケに着く。
三人はなれた手つきで煙草をふかしている。
Bに感想を聞かれて、吸ったけどむせて吐いてしまったと説明した。

四人とも、二回ローテで歌を歌って三十分経過。
部屋の中は煙草の煙で充満している。
そんな中、Cが、「もう一回吸ってみない?」と言ってきた。
248名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 00:23:32.61 ID:Yr+5/C8h
「でも、昨日あれだけ苦しかったから…無理だよ」と言った。
そうすると、Aは「そういえばあれはキツイ奴だからね。」
「Cの奴は、軽い奴だから昨日みたいな事にならないと思うぜ」と言っていた。

それでも、私は嫌だった。後ろめたい気持ちがある。
Aは「それなら、今のCの残ってる煙草数本で吸って駄目だったら
もう二度と言わないからさ。どう?」と言ってきた。

煙草は残り三本。三本我慢して、解放されるなら安い物。
私は、もう一度吸う事を決心して、Cに断って一本貰った。
249名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 00:30:02.05 ID:Yr+5/C8h
Cに火を付けてもらい、口に持ってくる。
やはり、昨日と同じで、喉に衝撃が来る。ただ軽いせいもあって昨日ほどではなかった。
苦しいながらも、口から煙を吐く。
次の瞬間、今までにない感覚に襲われた。

肺の中に煙が回ったのが分かると、目の前がぐるぐるする。
そして、なんか変な感覚。しばらくすると少し落ち着く。
まわりの三人が「どう?来た?」と言ってくるので、私はぐるぐる回って変な感じと返答した。

Aが私の右手の煙草を口に誘導して、煙を吸わせる。
やはりさっきと同じ感覚。しかし、吸うにつれて喉の衝撃が弱まった感じで
ぐるぐる回る感覚に慣れると、気持ち悪さもあるけど
同時に何か分からない感覚が体を回り、それが悪い感触ではないと
頭と体が処理するようになっていた。
250名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 00:34:15.89 ID:Yr+5/C8h
一本目が吸い終わる。
まだ、あと二本残っている。これさえクリアーできればと思いつつも
新しい感覚にまだ戸惑いを覚えていた。

二本目を吸うと、くらくらする感覚は残っているものの
目の前が回るという事は無くなっていた。でも気持ち悪いのは変わらない。
ただ、本数が進むにつれて、抵抗感・罪悪感が無くなりつつあった。

三本目を吸い終わる。
気持ち悪さが残りつつも、これで終わるんだとほっとする。
他の三人に「やっぱり無理」というと、残念そうな顔をする。

帰りに「吸いたくなったら、いつでもいってね」とBに言われたが
もう吸う事はないだろうと心の中で誓い家に帰った。
251名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 00:42:23.38 ID:Yr+5/C8h
親にばれるのが怖いので、コンビニでガムやジュースを買う。
そして駅のトイレで使い捨て用の歯ブラシで、
さっきまでの行為を私の中から抹消する。いつもより遅い六時すぎに家に着いた。

食欲が無い。
気持ち悪いのだけは、治らなかった。
親や妹が心配していたが、私は「シャワーだけあびて寝るから」といい
数分でシャワーをあびて、部屋の電気を消して、ベットに仰向けになった。

イライラする。気持ち悪いせいもあるだろう。
それでも、なぜイライラするのか私の中で理解し始める。
喉と肺が刺激を求めている。さらにいうと頭まで…。

私はそう思ってしまった事にショックを覚えた。
しかし、それさえもイライラに変わる。
右手を思い切り、部屋の壁に打ち付ける。音がする。
隣の部屋の妹があわててノックもせずにドアを開けてきた。
252名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 00:47:51.35 ID:Yr+5/C8h
「お姉ちゃん大丈夫?」

私を心配する妹の声。
しかし、今の私はイライラのせいで攻撃的になっていた。
先ほどノックしなかった事を理由にして妹に怒りをぶつけた。

「なに人の部屋にノックせずに入ってるんだよ!!」
今まで見せた事の無い顔に妹の顔が恐怖の色に変わっていた。
更に、学校帰りで制服のままの妹のセーラー服の胸倉あたりを掴んで睨みつける。

「おい、なんで勝手に入ったかって聞いてるんだよ?」
妹は涙顔になりながらも「さっき、すごい音がしたから…」理由を言ってくる。

正当な理由なはずなのに、異常に腹がたつ。煮えくりかえるほどに…。
胸倉をつかんだまま、私は「そんな音しなかったよな?」妹に脅しをかける。
253名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 00:55:50.81 ID:Yr+5/C8h
妹の顔が不満げなのは分かっている。
しかし、ここで更に脅しをかけると、
妹は「は、はい…。」と答えた。そしてショックを受けた顔で部屋を去っていった。

妹に酷い事をしたのに思わずスッとする。
悪いことだと分かっていても力で屈指させた事に快感を感じていた。

このイライラは収まらなかった。そして、朝になる。
少しだけイライラが収まったせいで、妹に顔を合わせるのが気まずいと思い
日直と嘘をついて、いつもより三十分も早めに家を出た。

学校の最寄りの駅で三人と待ち合わせて学校に行く。
昨日の事は話題になく、心をなでおろす。

しかし、昼休みに三人はいつもの校庭の目立たない場所で煙草を吸っている。
昨日ならなら、嫌な煙なのに、今日は私の心を誘惑する匂いに変わっていた。
254名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 01:02:38.13 ID:Yr+5/C8h
Cはそんな私を見て、「もしかして、吸いたくなっちゃった?」と意地悪な顔で聞く。

ここで、吸ったら引き返せない感じがした。
Bは「でも、Dって今日はずっとイラついていたよね?」と言ってきた。
Aは「D、ニコチン足りてないんじゃねぇ?」といい、Cの煙草を進める。

私は、再度断る。でもなぜかそれが心おしいと感じていた。
Cは少し強引に「それなら、もう一本だけ吸ってみれば分かると思うけどな」と言っていた。

(もう、一本だけ…)
一本だけという甘い言葉の誘惑に私は勝てなかった。

数秒間をおいて、私は「い、一本だけなら…」とCの手から
乱暴に煙草を取り、Cに借りたライターで火を付けた。
255名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 01:10:42.82 ID:Yr+5/C8h
約二十時間ぶりの煙草を口に付けて吸う。
昨日のせいで喉に痛さはあるが、これも吸い慣れれば問題ないと分かってしまう。
すぐに肺に回る。とても気持ちがいい。背徳感のせいもあるかもしれない。

AもBもCも、私を見て、ニヤニヤしている。
私がこちらの世界に堕ちた事に対してだろう。
しかし、今ではこちらの世界に誘ってくれた事を感謝している。

私の心が濁るのが分かる。
悪いことを刷るのが駄目と思っていても
逆を言えば勇気がないだけ、それが今までの私。

でも、今日からは違う。
もう自分自身を抑えなくていい、いい子で無くてもいい。
煙草を吸った事で不良への道に堕ちる自分に酔いしれていた。

変わった私をみてどう思うだろうか?
落胆するだろうか?昨日までならそれが怖かったが
今の私にはそれがとても快感に感じられる。そうなるはず。

そうして、私の堕落への道が始まろうとしていた。(つづきます)
256名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 02:42:00.41 ID:GdLpjn5g
>>2->>8

悪い、akbの某メンバーで脳内補完したらすげー罪悪感感じた
257名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 07:25:41.56 ID:00AoUG3j
二次だと最高なのに現実だと喪失感が大きすぎて正直抜けないなあと思った
ttp://blog.livedoor.jp/nonvip/archives/51753308.html
258わたぐも:2012/11/13(火) 15:31:29.31 ID:viVWzxDd
そのどこかで感じる罪悪感とか哀れみが「堕落」っていうジャンルのキモなのかなあ・・・
って思ってます(^^;


ちょっと今日は実体験を話します。

中学の時その塾で一番成績の良かった人(A)と滑り止めの私立大学会場で再会しました。
正直このレベルなら、と舐めていたこともあり過去問は前日に傾向を確かめただけでした。

しかしAは試験直前まで必死に詰めている様子でした。
Aは元々、直前詰め込みに意味はないとし、余裕を持って試験に挑むタイプだったのでこれは
思っていたよりも難しいのかも、と焦りました。


そうして始まった試験は驚くほど簡単でした。
英語・日本史は半分以下の時間で、苦手な国語も3分の1の時間を残し終わるほどです。
(案の定後から見ると特待生合格でした。私自身は学区内4番手位の平凡公立高校出身です)

しかしやっぱり終わってもAの表情がおかしい。
「時間足りなすぎ・・」
「今の問題の(3)って〜〜〜だよね!?」
「じゃあ(5)は!?」

不安な感情を表に出してるんです。
しかも彼女が言う答えが明らかに違ってる。
259わたぐも:2012/11/13(火) 15:49:16.79 ID:viVWzxDd
話を聴くと、Aは厨二病的なアレで学区内1番手は受験せず、2番手高校(それでも
十分すごいとこです)に進学。授業も舐めていた節があり、学校に行かなくなり、
結局通信制に行くように。

その後も勉強をろくにせず遊んだ結果こうなってしまったと。

今回この大学はC〜D判定で突っ込んだチャレンジ受験だったそうです。




その後のメールによるとAはその大学に落ちたようです。
自分の中で神格化にも近いイメージを持っていた子だったので本当にびっくりしました。

そのときの体験が私をこのジャンルに目覚めさせたのは内緒ですw
260名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 23:08:20.42 ID:GdLpjn5g
堕落した優等生を「元おちこぼれ」が救済する話がときめくのは何故だ?
261名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 23:18:55.42 ID:/7J2yJCq
>>255
乙!
虐めを避けるために始めるたった一本のタバコから転落していくというのがなんかいいなあ
262名無しさん@ピンキー:2012/11/13(火) 23:57:24.33 ID:GdLpjn5g
未成年のタバコや酒って、やはりいいものじゃないよね
263名無しさん@ピンキー:2012/11/14(水) 22:44:30.46 ID:urPEWIRR
兄弟スレで「堕落した優等生を「元おちこぼれ」が救済する」スレ立てたら
、需要あり?
264名無しさん@ピンキー:2012/11/15(木) 00:05:10.09 ID:xFo5qFw4
>>255続き

時期は五月末。もうすぐ衣替えの季節だった。
前後一週間はどちらの制服でもいいので、明日から夏服を着る事にした。
最近は少し早く目が覚めて、ニコチンを欲しがっていた。私は部屋の窓を開けて、
親にばれないように一本吸うのが習慣になっていた。

時間も七時前になったので、いつも通り部屋の隅のスカートを取り
先週までと同じように膝上まで数回スカート丈を折り曲げる。
しかし、今日はいつもと違い、更に丈を折って、
膝上二十センチまで短くしてしまった。

(なんか、短い方が可愛くていいよね。)

更に続いて、セーラー服の胸隠しの部分を強引に剥ぎ取り
ゴミ箱に捨てる。なんかドキドキしていた。

いつも下に来ているシャツを着ずにそのまま素肌の上に制服を見る
姿勢によってはお腹が見える格好だった。
265名無しさん@ピンキー:2012/11/15(木) 00:12:17.40 ID:KWWoow8F
下に置いていくと母親に注意された。
その事に異常に腹が立った私は「うるせえ!超ウザい!!」と怒鳴る

母親もびっくりしたようだったが、
その娘が今まで言わなかった言葉や態度にショックを受けた顔を思い浮かべると
なぜか気持ちいい。

(今まで、親の目を気にしていたけど、気にしすぎだったのかな?)

そう思って心が軽くなると、自転車に乗りながら煙草を取り出して吸う。
駅に着く。ホームでAと会い二人でこれ見よがしに吸う。

回りは女子高生が煙草を吸うなんてけしからんとか思ってるのだろう
みんな私達の非道毒的な行為を注意することさえできない。
そう考えてると私の心が更に黒く濁る。
今はどんどん黒に染まる事、ようは背徳感に酔いしれるようになり
時期は七月に入ろうとしていた。
266名無しさん@ピンキー:2012/11/15(木) 00:19:50.81 ID:KWWoow8F
髪はモカオレンジに染め(茶色とオレンジを混ぜた明るい色)
制服も胸元が甘くなり、少し丈を短くしてワザと素肌を見せつける。
スカートを折るのではなく短くして、
スカート丈三五センチという立っている状態でギリギリ見えない状態に、
靴下は派手な色の二―ソックス。

顔は化粧を当たりまえで、着けまつげに耳ピアス。
更に口の中にもピアスを付けていた。更に言うならおへそにもピアスが入っていた。

あれ以来、どんどん堕ちていくのが分かる。周りの目も変わっていく。
今まで我慢していた事も簡単に吐きだす。

乱暴な言葉。汚い言葉。校内施設の破壊。思うがままに好き放題やりまくっていた。
そして、二学期に入る。
267名無しさん@ピンキー:2012/11/15(木) 00:27:02.05 ID:KWWoow8F
「い、痛い。や、辞めてください…」
情けない声がする。しかし、私はそれを無視して腹をけり上げる。
クラスの最底辺のEがその場にうずくまっている。クラスの全員が爆笑している。
クラスの中で女子のEとFは、私達を含んた二十八人のストレスの吐きだめだった。

私達が虐めると、どんどん広がってゆき、それが当たり前になっていた。
それと同時に他のクラスメートも私達と同じように荒れて行った。

今では教室のゴミ箱に吸いがらが入っていても先生も黙認するしかない状況。
あきらかに分かっていても言う事はできない。
理由はほぼ全員が吸っているから、それがばれる事はこの学校の教師の
全員の社会的な死を意味する。

私は、退学でもっと堕ちて行っても怖くないが
所帯持ちの先生には、ただ私達が過ぎ去るのを待つしかないだろう。
268名無しさん@ピンキー:2012/11/15(木) 00:36:08.53 ID:KWWoow8F
こうやって、高校生活をエンジョイしている。

最近、偶然見つけた物がある。それは盗撮の投稿写真だ。
JK写真でいろいろあり、スレタイトルで別れていた。
その中で、ウチの学校の地方のJKスレで、私達が盗撮されていた。

最寄りの駅で煙草を吸う私達四人。派手な色の二―ソックスで判別できた。
撮られていると思うと何かゾクっとする。自分で変態だと思った。

その写真に対する返信レスには
最高とか、こういうビッチを待っていたとか神降臨とか書かれていた。
ちゃんと高校名まで書いてある。なぜか名前だけは隠語になってるが…。
269名無しさん@ピンキー:2012/11/15(木) 00:43:43.36 ID:KWWoow8F
数日後、自作自演で、自分の高校のスレをたてる。
写真は他のスレの奴をそのまま流用して、この学校のこういうの募集と書く

そうすると、週末には十枚以上の写真が貼られていた。
夏服なので、おそらくは最近。
駅ホームでの喫煙や、電車の中でのパンチラの盗撮もある。

茶髪金髪・ミニスカ・ピアス・タバコ・二―ソックス。
そして、ラブホでのセフレとのエッチや、援助交際でのハメ取り
どんどん上がってきて、スレももう10個目になっていた。

ここのJK、即ヤリできる!
簡単に付いてくる。どんな教育受けてるんだが…
ビッチ最高です!とのレス
270名無しさん@ピンキー:2012/11/15(木) 00:47:44.80 ID:KWWoow8F
どんどん、この高校全体が堕ちていた。
翌年の一年生も学校の雰囲気に染まり、数か月でビッチになり変わっていた。

そういえば妹も同じ高校に入ってきたけど
今では、私と同じクソビッチ。家で3P・乱交当たり前。
ある意味私より大物。

こうやって、負の連鎖が続き、堕ち行く学生を眺める。
これが今の私の嗜好の時間であった。(おわり)
271夏菜子のなつ:2012/11/16(金) 00:47:50.39 ID:kA3mOSae
お久しぶりです。「夏菜子のなつ」作者です。
二度ほど規制を食らったりしてついでにあれこれ悩んでいるうちに前スレも落ちてしまいました。
楽しみにされていた方すみません。
単刀直入に言うと・・・どうしましょう?

前の部分が読めないのと、あと、かなり時間立っているので、どういう形で再開しようか迷っているのですが
突然脈絡なく始めてもよろしいと思いますか?ちょっとご意見を願います
272名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 02:24:51.21 ID:oUGCD3Xj
過去ログは見ようと思えば見られるしそのまま再開してもええよ
273名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 09:58:50.66 ID:yvv7tkNI
むろん歓迎どす
忙しい中作ってるのみんなわかっとるんやで
気ぃせんとき
274夏菜子のなつ:2012/11/16(金) 23:18:42.13 ID:kA3mOSae
「夏菜子……また、あとでね」
あれから1時間ちょっとが経過した。友梨は既に佑都を連れ出して外に出た。
唯も梨絵も、元締めである守谷との、儀式としての初セックスを終えて、次の男を探しにこの部屋を後にした。
北斗は下の居酒屋のスペースで誰かといちゃついているようだ。
そこに、既に二人を相手にした和宏が、真希を迎えにやってきた。

「うん。そ、それじゃ、またね」
夏菜子は、女の子の大事な部分をぐちょぐちょににぬらしながら、正座したまま身体を硬直させている。
真希と和宏が去ったら、部屋の中に残るのは梨絵、唯とのセックスを終えて一休みする守谷と自分しか残らなくなる。

「うん、夏菜子……」
親友のそんな姿を見て、このまま去りがたい気持ちと、
和宏ともセックスしたいという女の欲望の両方を真希は抑えきれなかった。
浴衣を整えて、和宏に手を引かれ、この部屋を後にする。

部屋の襖が閉まり、たん、とドアが閉まる音がした。
居住スペースと居酒屋のスペースを隔てるドアの向こうに二人が出ていった時、
この部屋は完全に守谷と夏菜子だけの密室になった。
275名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:19:12.40 ID:kA3mOSae
「……」
静寂の中、夏菜子は右下を向いて唇を噛み締める。抑え切れない想いを、早く吐き出してしまいたかった。
「夏菜子、飲むか?」
立ち上がって缶ビールを2本冷蔵庫から持ってきた守谷が、そのうち一本を夏菜子に渡した。
「飲みます……」
夏菜子はぷしゅっ、っと音を立てて缶を開けると、気付けの一杯、ということを夏菜子が知っているかどうかは分からないが、
勢い良くぐびぐびっと喉にビールを流し込んだ。

「にがい……」
初めてのビール。2度めの酒。さっきのカルアミルクとは違って、美味しいとは思えなかったが、すこしだけ、頭がくらっとした。
「こっちにくるんだ」
ソファにふんぞり返ってそう命令する守谷に、夏菜子はこくんと頷いた。缶ビールを持ったまま、さっきと同じように膝で歩いた。
276名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:20:33.49 ID:kA3mOSae
「ほら、もう、恥ずかしがることもないだろう」
目の前の夏菜子を抱きとめた守谷は、そのまま、夏菜子を毛深い膝にしなだれかからせた。

「はずかしい……です」
守谷がそのまま足を開くと、トランクスの上からでも守谷の陰部の形がはっきりとわかる。
男の匂いが、夏菜子を包みこんだ。

「ふふ、もう我慢出来ないっていう顔だな」
「そんなこと……」
ふにゃっと力を抜いて守谷にもたれかかっている夏菜子は、その言葉を否定しようとしたが、もう反抗することは無意味だと思い直した。

「どれ、力を抜いてろよ」
「あ、ああぁん」

守谷は力強く夏菜子を抱え上げると、浴衣の帯に手をまわした。夏菜子も、その動きに合わせるように自分から帯を解く。
「また自分で巻けるのか?」
「はい……大丈夫です」
「ふふ、さすがだな」

夏菜子はやはりお嬢様であった。簡単に巻けて、結び目だけあとからアタッチメントで付けるような帯ではなく、
本物の帯だった。子どもの頃からしつけられているのであろう。
この帯はおそらく、柴崎の家のものだろう。するすると解くと、その下に隠れていた美少女の身体のラインが現れた。
277名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:21:47.43 ID:kA3mOSae
「ふふふ、思った通り、意外に大きいんだな」
普段はブラジャーで、そして今日は帯で、夏菜子のスレンダーな身体に不釣り合いなほどの大きさの、
野球のボールと言うよりもソフトボールに近い、まんまるの2つの果実は隠されていた。
清楚そのものの夏菜子は、胸の形をよく見せようとか、大きく見せようとか、そういったテクニックとは縁遠い、
むしろ全く逆の哲学で、未だに成長を続けているその膨らみを隠し続けていた。

「あ、あぁん♥」
下帯が取れて、少し拘束から解かれたその2つのふんわりとした膨らみに、守谷が優しく触れる。
男がその膨らみに触れるのは、無論初めてだった。
「いや……ん♥」
下着の上から、硬くなった右の胸の突起をこりこりといじられると、夏菜子は悦びの声を上げた。ようやく、始まった。そう感じた。

「さっきのオナニー、どうだった?」
「は、はずかしかったです……ああん……」
守谷の指は乳首を弄りな、そのままゆっくりと手のひら全体で、ぷっくりと膨らんだ胸そのものをゆっくりともみ始めた。
「その割には、随分気持ちよさそうだったじゃないか?」
「あ……は♥いわないでください……」
278名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:22:44.12 ID:kA3mOSae
守谷は両手で、ゆっくりと夏菜子の胸を揉んでいた。夏菜子の胸は、興奮すると乳首だけでなく
その全体がふっくらと大きくなるようだった。すこし力が抜けて、どうしても、いやらしい声が出てしまう。

「気持よかったことは否定しないんだな。みんなに見られて、興奮したか?」
「あ……っ……いや……いわないでぇ♥」
「どうだったんだ?言えないのか?」
「あぁん……♥すごく……かんじちゃいましたぁ……あふぅん♥」

胸を揉んでいた右手をゆっくりと腰にすべらせ、左手は胸のふくらみに添えたままソファに夏菜子をかかえ倒して、
守谷は夏菜子をいじめ続けた。夏菜子は、緊張すると硬直し、感じて力が抜ける、その繰り返しで興奮を昂らせていった。
「オナニーは、いつからだっけ?」
279名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:24:09.99 ID:kA3mOSae
「あぁ……小学校5年生の時からです……」
「どんなことを想像してしてるの?」
「いじわる……あぁん……小説とか……タレントとか……いやぁ♥」

守谷の右手はゆっくりと夏菜子の膝を開く。もうすぐ、夏菜子の核心に触れようとしている。
チークでいつもよりも強調されたピンク色の頬が、
派手なアイラインとマスカラに似つかわしくとろんと焦点が定まらなくなっていく眼差しとともに、夏菜子の真実を表現していた。
守谷は夏菜子の変貌ぶりにどこかで驚嘆しながらも、冷静に、目の前の処女を言葉でもて遊ぶ。

「最初の時は……?」
「……あぁん♥……気づいてたんですか……守谷さん……」

「ああ、残念ながらね。」
「もう……いじわるぅ……その時だって……」
「こうして欲しかったのか?」

「は……はい……」

記憶の中に閉じ込めていた、子どもの頃の淡い思い出が、今みずみずしく夏菜子の中で蘇り、爆発しそうだった。
当時30を超えたばかりの守谷は、大人で、かっこよくて、夏祭りのときには毎日守谷のことばかり見ていた夏菜子だった。
そのことを、気づかない守谷ではなかった。
「ねえ、最初の時は……?」
「……いやぁ……」
280名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:25:51.27 ID:kA3mOSae
小学校5年生の時に初めてオナニーしたことなど、だれも知らないはずだった。
ましてや、その初めてのオナニーが、今日と同じように、夏祭りの夜、布団の中で、
凛々しい守谷のことを想像しながらだったことなど、夏菜子一人の胸に一生秘められ続けるはずの真実だった。

「まあ、小学生に手は出せないさ。そのかわり、こうやってじっくり待ったおかげで、いい女になったな、夏菜子」
「あ、ありがとうございます……あぁん!」

いつしか思い出の中に消えたはずの恋……身体が少しずつ大人に変化し始めた頃、初めて男を意識し始めた頃の思い……
こんな形で、遂げられようとは、思いもよらなかった。

「やっぱり、夏菜子はオナニー大好きみたいだな。こうやって、いやらしいことをされるのを想像しながら、毎日オナニーしてたのか?」

「そんな、毎日なんて……ふぅん♥あぁん♥だめぇ♥」
守谷の指が、自分以外触れことのない女の子の裂け目をなぞり、蜜壷を刺激し始めていた。
毎日、とは言わないし、その対象は色々だったがが守谷の言うことはほとんど正確だった。

「血は争えないな。夏菜子はいやらしいことが大好きなんだな」
「えっ?あぁ……ん!」
何かとんでもないことを言うと、守谷の左手は激しく夏菜子の胸を揉みしだき、
首筋にキスをして、右手はさっきよりも速く女裂を往復し始めた。
281名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:28:31.60 ID:kA3mOSae
「こんな会が、いつから続いてると思う?」
「あぁ……まさか……あぁん♥……あぁん……」
夏菜子は、守谷の言葉の意味を一瞬にして理解してしまった。
それは、知りたくもない、耳を覆うような事実だった。

「俺も正確には分からないんだが、町内会として何十年も前に祭りに参加し始めた頃から、
続いてるはずだ。俺が初めて参加したのはもう21年前さ」

「はぁ……あぁん……ん」
感じることに、いやらしいことに集中したい夏菜子だったが、残酷な言葉が続く。
守谷は真実を快楽の中に隠すように、真実を語り続けた。

「最初の相手は、つまり俺の筆おろしの相手は、女子大生の菜津子さんだった。
あの頃の菜津子さんも、今のお前のように夏祭りのアイドルだったよ」

「あぁん……やめて……やめてください……あぁん♥」
そして、守谷は、この話を始めてから夏菜子の息遣いが更に荒くなっていることを見逃さなかった。


もうお気づきのことかと思うが、菜津子というのは、この町で生まれて育った、42歳になる夏菜子の母である。
「菜津子さんの手で男になった俺が、今夏菜子を女にするなんてなあ。
でも、お前が子どものころから、こんな日を夢見てきたんだぜ」

「ほ、ほんとですかぁ……あぁん♥」
「ああ、菜津子さんは、今日の夏菜子みたいに、いやらしくて、
恥ずかしいことをされるのが大好きだったからね。夏菜子もきっと」
「ああぁ……ん♥きっと……なんですか……ぁん♥」
「夏菜子もきっと、淫乱な血を継いでいるんだろう、と昔から思っていたよ」
282名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:31:47.86 ID:kA3mOSae
「あぁん……いや……いわないで……そんなこと……ふぅん♥」

胸は高鳴るばかり。そして、蜜壷からはいやらしい液体が溢れ出す。
夏菜子がいやらしくて恥ずかしいことをされるのが大好き、という守谷の見立ては、正しかった。

「恥ずかしがるとますますいやらしくなるのも、お母さんそっくりだな。
お前はこの会で、頼まれなくてもみんなとやりまくるあばずれぶりを晒す、ビッチになるのさ」

「あぁん……いや……いやぁん!」
「いやなのか?ちっとも嫌じゃないんだろ?さっきよりも嬉しそうに声が出てるじゃないか、この淫乱娘め。
処女のうちからみんなとやりたがるなんて、さすが淫乱な血を継いでるだけあるな」

「あぁん……でも……いわないでぇ♥」
恥ずかしそうに顔を伏せても、声が止まらない。この体験はあまりに刺激的だった。
夏菜子の淡い初恋は、本当は幼稚園の頃から始まっていた。
その相手は、1年にこの時期だけ会えて、それ以外の時期は偶然すれ違うのを待つしかない、守谷その人だった。
「言わないで?そんなに息を荒らして?気持ちいいんだろ?嬉しいんだろ?
まったく、夏菜子はエッチだなぁ。いままでよくそのことを隠し通せたな」

「あぁん……そんなことぉ……ぁん!」
本当は、そのとおりと言ってしまいたかった。でも、言えなかった。恥じらいと興奮、プライドと快楽、
夏菜子の胸の奥で複雑な葛藤はまだ続いていた。そして、守谷が指摘するように、そうなると夏菜子はもっと感じてしまうのだった。
「そうだな、そろそろ、次に行くか」
283名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:39:25.38 ID:kA3mOSae
♥
テスト

なんでだろう?
284名無しさん@ピンキー:2012/11/16(金) 23:43:33.10 ID:kA3mOSae
ごめんなさい、なんか興ざめですね。
前と一緒だと思うんですけどどうしてかな

ちょっと中断します
ルール違反かもしれないけど後でやり直しますね
285名無しさん@ピンキー:2012/11/17(土) 00:36:29.63 ID:Q146Zv0c
♡ ♥
おりゃ
286名無しさん@ピンキー:2012/11/17(土) 01:09:16.94 ID:Q146Zv0c


すみませんもう一回今日のところ最初からやります。ごめんなさい
287夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:16:03.42 ID:Q146Zv0c
「夏菜子……また、あとでね」
あれから1時間ちょっとが経過した。友梨は既に佑都を連れ出して外に出た。
唯も梨絵も、元締めである守谷との、儀式としての初セックスを終えて、次の男を探しにこの部屋を後にした。
北斗は下の居酒屋のスペースで誰かといちゃついているようだ。
そこに、既に二人を相手にした和宏が、真希を迎えにやってきた。

「うん。そ、それじゃ、またね」
夏菜子は、女の子の大事な部分をぐちょぐちょににぬらしながら、正座したまま身体を硬直させている。
真希と和宏が去ったら、部屋の中に残るのは梨絵、唯とのセックスを終えて一休みする守谷と自分しか残らなくなる。

「うん、夏菜子……」
親友のそんな姿を見て、このまま去りがたい気持ちと、
和宏ともセックスしたいという女の欲望の両方を真希は抑えきれなかった。
浴衣を整えて、和宏に手を引かれ、この部屋を後にする。

部屋の襖が閉まり、たん、とドアが閉まる音がした。
居住スペースと居酒屋のスペースを隔てるドアの向こうに二人が出ていった時、
この部屋は完全に守谷と夏菜子だけの密室になった。
288夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:17:18.27 ID:Q146Zv0c
「……」
静寂の中、夏菜子は右下を向いて唇を噛み締める。抑え切れない想いを、早く吐き出してしまいたかった。
「夏菜子、飲むか?」
立ち上がって缶ビールを2本冷蔵庫から持ってきた守谷が、そのうち一本を夏菜子に渡した。
「飲みます……」
夏菜子はぷしゅっ、っと音を立てて缶を開けると、気付けの一杯、ということを夏菜子が知っているかどうかは分からないが、
勢い良くぐびぐびっと喉にビールを流し込んだ。

「にがい……」
初めてのビール。2度めの酒。さっきのカルアミルクとは違って、美味しいとは思えなかったが、すこしだけ、頭がくらっとした。
「こっちにくるんだ」
ソファにふんぞり返ってそう命令する守谷に、夏菜子はこくんと頷いた。缶ビールを持ったまま、さっきと同じように膝で歩いた。
289夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:18:12.71 ID:Q146Zv0c
「ほら、もう、恥ずかしがることもないだろう」
目の前の夏菜子を抱きとめた守谷は、そのまま、夏菜子を毛深い膝にしなだれかからせた。

「はずかしい……です」
守谷がそのまま足を開くと、トランクスの上からでも守谷の陰部の形がはっきりとわかる。
男の匂いが、夏菜子を包みこんだ。

「ふふ、もう我慢出来ないっていう顔だな」
「そんなこと……」
ふにゃっと力を抜いて守谷にもたれかかっている夏菜子は、その言葉を否定しようとしたが、もう反抗することは無意味だと思い直した。

「どれ、力を抜いてろよ」
「あ、ああぁん」
290夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:19:17.46 ID:Q146Zv0c
守谷は力強く夏菜子を抱え上げると、浴衣の帯に手をまわした。夏菜子も、その動きに合わせるように自分から帯を解く。
「また自分で巻けるのか?」
「はい……大丈夫です」
「ふふ、さすがだな」

夏菜子はやはりお嬢様であった。簡単に巻けて、結び目だけあとからアタッチメントで付けるような帯ではなく、
本物の帯だった。子どもの頃からしつけられているのであろう。
この帯はおそらく、柴崎の家のものだろう。するすると解くと、その下に隠れていた美少女の身体のラインが現れた。
「ふふふ、思った通り、意外に大きいんだな」
普段はブラジャーで、そして今日は帯で、夏菜子のスレンダーな身体に不釣り合いなほどの大きさの、
野球のボールと言うよりもソフトボールに近い、まんまるの2つの果実は隠されていた。
清楚そのものの夏菜子は、胸の形をよく見せようとか、大きく見せようとか、そういったテクニックとは縁遠い、
むしろ全く逆の哲学で、未だに成長を続けているその膨らみを隠し続けていた。
291夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:20:01.50 ID:Q146Zv0c
「あ、あぁん♡」
下帯が取れて、少し拘束から解かれたその2つのふんわりとした膨らみに、守谷が優しく触れる。
男がその膨らみに触れるのは、無論初めてだった。
「いや……ん♡」
下着の上から、硬くなった右の胸の突起をこりこりといじられると、夏菜子は悦びの声を上げた。ようやく、始まった。そう感じた。

「さっきのオナニー、どうだった?」
「は、はずかしかったです……ああん……」
守谷の指は乳首を弄りな、そのままゆっくりと手のひら全体で、ぷっくりと膨らんだ胸そのものをゆっくりともみ始めた。
「その割には、随分気持ちよさそうだったじゃないか?」
「あ……は♡いわないでください……」
292夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:20:43.48 ID:Q146Zv0c
守谷は両手で、ゆっくりと夏菜子の胸を揉んでいた。夏菜子の胸は、興奮すると乳首だけでなく
その全体がふっくらと大きくなるようだった。すこし力が抜けて、どうしても、いやらしい声が出てしまう。

「気持よかったことは否定しないんだな。みんなに見られて、興奮したか?」
「あ……っ……いや……いわないでぇ♡」
「どうだったんだ?言えないのか?」
「あぁん……♡すごく……かんじちゃいましたぁ……あふぅん♡」

胸を揉んでいた右手をゆっくりと腰にすべらせ、左手は胸のふくらみに添えたままソファに夏菜子をかかえ倒して、
守谷は夏菜子をいじめ続けた。夏菜子は、緊張すると硬直し、感じて力が抜ける、その繰り返しで興奮を昂らせていった。
「オナニーは、いつからだっけ?」
293夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:21:14.12 ID:Q146Zv0c
「あぁ……小学校5年生の時からです……」
「どんなことを想像してしてるの?」
「いじわる……あぁん……小説とか……タレントとか……いやぁ♡」

守谷の右手はゆっくりと夏菜子の膝を開く。もうすぐ、夏菜子の核心に触れようとしている。
チークでいつもよりも強調されたピンク色の頬が、
派手なアイラインとマスカラに似つかわしくとろんと焦点が定まらなくなっていく眼差しとともに、夏菜子の真実を表現していた。
守谷は夏菜子の変貌ぶりにどこかで驚嘆しながらも、冷静に、目の前の処女を言葉でもて遊ぶ。

「最初の時は……?」
「……あぁん♡……気づいてたんですか……守谷さん……」

「ああ、残念ながらね。」
「もう……いじわるぅ……その時だって……」
「こうして欲しかったのか?」

「は……はい……」

記憶の中に閉じ込めていた、子どもの頃の淡い思い出が、今みずみずしく夏菜子の中で蘇り、爆発しそうだった。
当時30を超えたばかりの守谷は、大人で、かっこよくて、夏祭りのときには毎日守谷のことばかり見ていた夏菜子だった。
そのことを、気づかない守谷ではなかった。
「ねえ、最初の時は……?」
「……いやぁ……」
294夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:21:50.31 ID:Q146Zv0c
小学校5年生の時に初めてオナニーしたことなど、だれも知らないはずだった。
ましてや、その初めてのオナニーが、今日と同じように、夏祭りの夜、布団の中で、
凛々しい守谷のことを想像しながらだったことなど、夏菜子一人の胸に一生秘められ続けるはずの真実だった。

「まあ、小学生に手は出せないさ。そのかわり、こうやってじっくり待ったおかげで、いい女になったな、夏菜子」
「あ、ありがとうございます……あぁん!」

いつしか思い出の中に消えたはずの恋……身体が少しずつ大人に変化し始めた頃、初めて男を意識し始めた頃の思い……
こんな形で、遂げられようとは、思いもよらなかった。

「やっぱり、夏菜子はオナニー大好きみたいだな。こうやって、いやらしいことをされるのを想像しながら、毎日オナニーしてたのか?」

「そんな、毎日なんて……ふぅん♡あぁん♡だめぇ♡」
守谷の指が、自分以外触れことのない女の子の裂け目をなぞり、蜜壷を刺激し始めていた。
毎日、とは言わないし、その対象は色々だったがが守谷の言うことはほとんど正確だった。

「血は争えないな。夏菜子はいやらしいことが大好きなんだな」
「えっ?あぁ……ん!」
何かとんでもないことを言うと、守谷の左手は激しく夏菜子の胸を揉みしだき、
首筋にキスをして、右手はさっきよりも速く女裂を往復し始めた。
295夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:24:33.78 ID:Q146Zv0c
男のたくましい指が、少女の細い指しか知らなかった、敏感な部分を荒々しく犯す。
「あ、あぁーーーん!!イィ……!いぃぃ!!」
激しく喘ぐ夏菜子に、守谷は容赦なく質問を続けた。

「こんな会が、いつから続いてると思う?」
「あぁ……まさか……あぁん♡……あぁん……」
夏菜子は、守谷の言葉の意味を一瞬にして理解してしまった。
それは、知りたくもない、耳を覆うような事実だった。

「俺も正確には分からないんだが、町内会として何十年も前に祭りに参加し始めた頃から、
続いてるはずだ。俺が初めて参加したのはもう21年前さ」

「はぁ……あぁん……ん」
感じることに、いやらしいことに集中したい夏菜子だったが、残酷な言葉が続く。
守谷は真実を快楽の中に隠すように、真実を語り続けた。

「最初の相手は、つまり俺の筆おろしの相手は、女子大生の菜津子さんだった。
あの頃の菜津子さんも、今のお前のように夏祭りのアイドルだったよ」

「あぁん……やめて……やめてください……あぁん♡」
そして、守谷は、この話を始めてから夏菜子の息遣いが更に荒くなっていることを見逃さなかった。


もうお気づきのことかと思うが、菜津子というのは、この町で生まれて育った、42歳になる夏菜子の母である。
「菜津子さんの手で男になった俺が、今夏菜子を女にするなんてなあ。
でも、お前が子どものころから、こんな日を夢見てきたんだぜ」

「ほ、ほんとですかぁ……あぁん♡」
「ああ、菜津子さんは、今日の夏菜子みたいに、いやらしくて、
恥ずかしいことをされるのが大好きだったからね。夏菜子もきっと」
「ああぁ……ん♡きっと……なんですか……ぁん♡」
「夏菜子もきっと、淫乱な血を継いでいるんだろう、と昔から思っていたよ」
296夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:25:03.59 ID:Q146Zv0c
「あぁん……いや……いわないで……そんなこと……ふぅん♡」

胸は高鳴るばかり。そして、蜜壷からはいやらしい液体が溢れ出す。
夏菜子がいやらしくて恥ずかしいことをされるのが大好き、という守谷の見立ては、正しかった。

「恥ずかしがるとますますいやらしくなるのも、お母さんそっくりだな。
お前はこの会で、頼まれなくてもみんなとやりまくるあばずれぶりを晒す、ビッチになるのさ」

「あぁん……いや……いやぁん!」
「いやなのか?ちっとも嫌じゃないんだろ?さっきよりも嬉しそうに声が出てるじゃないか、この淫乱娘め。
処女のうちからみんなとやりたがるなんて、さすが淫乱な血を継いでるだけあるな」

「あぁん……でも……いわないでぇ♡」
恥ずかしそうに顔を伏せても、声が止まらない。この体験はあまりに刺激的だった。
夏菜子の淡い初恋は、本当は幼稚園の頃から始まっていた。
その相手は、1年にこの時期だけ会えて、それ以外の時期は偶然すれ違うのを待つしかない、守谷その人だった。
「言わないで?そんなに息を荒らして?気持ちいいんだろ?嬉しいんだろ?
まったく、夏菜子はエッチだなぁ。いままでよくそのことを隠し通せたな」

「あぁん……そんなことぉ……ぁん!」
本当は、そのとおりと言ってしまいたかった。でも、言えなかった。恥じらいと興奮、プライドと快楽、
夏菜子の胸の奥で複雑な葛藤はまだ続いていた。そして、守谷が指摘するように、そうなると夏菜子はもっと感じてしまうのだった。
「そうだな、そろそろ、次に行くか」
297夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:31:40.52 ID:Q146Zv0c
「えっ?」
「今までそのいやらしさを隠し続けたご褒美をあげよう」
守谷は夏菜子の頭を優しく撫でながらそういった。

夏祭りに参加した子どもたちには、毎日袋いっぱいのお菓子が振舞われるのが習慣だった。
子供の頃、いつも、夏菜子は守谷からそのお菓子を受け取れる列に並んでいた。
守谷の「ご褒美」という言葉を聞いて、夏菜子の脳裏にその頃の思いが蘇っていた。
守谷はすっかりはだけた姿の夏菜子から手を離す。

「それ、全部脱げ」
「は……い……」
夏菜子はうきうきとした気持ちを隠し切れないというように、
立ち上がって、浴衣を脱ぎ、恥ずかしそうにその下のスリップとスポーツブラをはずす。
いつもの姿からすると意外なほどにぷっくりと膨らんだ乳房と
きゅっとくびれたウェストから急激なカーブを描く腰のあたりは、
まさしく、男を欲しくて欲しくてたまらない、と訴えているような魅力をもっていた。

そして、実際に夏菜子にはもう、なんの迷いもない。
「どうして欲しい?」
いやらしい目線と意地悪な質問にも、素直に答えられた。

「抱いて、ください……」
自らの欲望を抑えきれずにそう口にすると、守谷の股間にテントが張られているのを見つめて、目を離そうとしても、できなかった。

「まあ、そんなに慌てるな。ビールもまだ残ってるだろ?」
本来、そんな状態で余裕綽々の男など滑稽なだけなのだが、
そんなことも知らない夏菜子は、全裸になって、恥ずかしそうに、
右手で体の中を、左腕で両方の胸を隠し、頬を高調させて、こわばっているだけだった。

床に置かれていたビールの缶を手に取ると、守谷は夏菜子にそれを手渡す。
そして、すぐに手首を握って、自分の前に跪かせた。
298夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:36:33.13 ID:Q146Zv0c
「あっ……なん……ですか……」
守谷の股間のテントが、夏菜子の眼の前にあった。
「聞くまでもないんじゃないか?どうしたいんだ?自ら行動に移してみろよ」

夏菜子は、そう言われると、全身で守谷に飛びかかった。そして、顔と顔を近づけて、くちづけを要求する。

「ぅん……ふぅ……ん」
唇をチュッとすることしかできない夏菜子の唇の中を、守谷の舌が荒らす。
とろけそうになる。だが、負けん気の強い夏菜子は、
右手で守谷の股間を弄ろうとした。守谷は腰を後ろによけて、避けるようにする。

「どうしてですか……触らせて……しゃぶらせてください……」
唇を離すと、2センチの距離で美少女がそう呟いた。
「何を?」
「守谷さんの、おちんちん……あたし、ずっと、欲しかったんです。いいでしょう?」

またしても泣き出しそうな夏菜子が、淫らで、いやらしくて、
恥ずかしいことの好きな自分を、もう完全に認めてしまっている。
まだ処女なのに、この淫乱な女の子は、ものすごい早さで、エッチに成長していた。
許可を得る前から、彼女はもう、守谷のトランクスに手をかけていた。

「ああ、いいぞ」
いったい、この美少女は、どこでこんなことを覚えたのだろう。
命じられもしないのに、「おちんちん、しゃぶりたい」などと口走るとは。
ひょっとしたら、母親以上の淫乱娘かもしれない。

「わぁ……すごい……」
目の前に現れた、守谷の逸物を目の前に夏菜子は目を丸くする。
ぎんぎんに反り返る肉棒は、おそらく30代後半にしてはかなりの力強さを保っていた。
夏菜子を前に、その精力は個々数年でも最高潮に達していた。
しかも、興奮を抑えきれない夏菜子には、何倍もの大きさに、その肉棒が見えていたのかもしれない。

「あ……あぁん♡」
胸をソファの縁に押し当てて倒れこんで、唇を守谷の肉棒に這わせた。
299夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:38:30.74 ID:Q146Zv0c
「おお……やるな」
守谷は声を出したが、その実、どんなに美少女でも、百戦錬磨のギャルのような技術があるはずもない。
拙い唇使い、舌使いは、それはそれでこの金髪の少女のうぶさをはっきりと示していたが、
とても今日3回目の守谷を満足させられるものではなかった。

「どうですか……?下手ですよね……」
どうしたことだろう。夏菜子を襲っていた感覚は「不安」だった。
処女なのに、初めてなのに、フェラチオがうまいはずが無いではないか。
普通、処女などというものはただただ男の言うなりに寝っ転がって痛がっているくらいしかできないものだ。だが、このお嬢様は、これまで常に、競争の中で生きてきたからだろうか、
セックスの中の一プロセスとしてのフェラチオに関しても向上心を失わなかった。

「好きにやってみろ。ソフトクリームだと思って、優しくしゃぶるんだ」
「はい……んぐ……っむぅ♡」
ぱくりと咥えてみたり、舌先でつついてみたり、夏菜子は、
守谷の肉棒をしゃぶることに、なんの抵抗心も持っていないようだった。

「どうすれば、気持ちいいんですかぁ?」
にっこりと微笑んで、夏菜子が聞いてくる。自らの肉棒の向こうに見えるその表情から、
さっきまでの怯えた少女の姿は消え失せていた。それは金髪とバリバリのギャルメークにふさわしい表情だった
この淫らな少女は、このまま続けさせたら処女のまま、先にフェラチオを覚えてしまうかもしれない。
「ふふ、さすがだな。もういいよ。また明日にでも友梨にでもお願いして昼間のうちに練習しておけよ」
今度は守谷が危機感を持った。このセックスの目的は、夏菜子のフェラチオの技量を上げることではない。
夏菜子の処女を奪い、「宴」の元締めである自分への服従を誓わせることであることを忘れてはいなかった。
300夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:41:03.98 ID:Q146Zv0c
「はい……ごめんなさい……」
夏菜子は、守谷に誤魔化されたことに気づいていないようだった。
少ししゅんとした夏菜子を慰めるように、守谷は

「それじゃ、もっとご褒美をやろう」
というと、そっと、布団にそっと夏菜子を押し倒した。

「はい……ありがとうございます」
手慣れた様子でコンドームをつけると、さっきと同じように夏菜子の女裂に指を這わせて、
充分に湿っていることを確認した。

「いくぞ」
「あぁ……あぁん……いたい……いたぁい」
処女は、だれでも痛がる。こんな大きなものが小さな裂け目に入るのだから当然であろう。
だが、処女とはいえ、相当にオナニーで鍛えている上に、
肉付きもよいヒップの真ん中にあるその合わせ貝は、ひくひくと悦びながら男を迎え入れた。

「ああぁ……あぁん……ふぅ……あぁん♡」
痛みに耐えてシーツをぎゅっと掴んでいた。
紅い、「おとめのしるし」が淫らな粘液と一緒に花園の出口から溢れ出していた。
激痛の中に快楽を探し始めていた。なにより、この街の女の子として、
守谷の手で、大人になれたことが、嬉しかった。

「動かすよ」
「はい……あぁん……あぁん♡、あぁん♡」
少し動かしただけで、夏菜子の肉壁は、初めてとは思えないように、
まるで男のモノを知り尽くしているように、ツボを抑えて守谷の肉棒を締め付けてきた。
これは、ひょっとしたら母親以上の名器かもしれない。
301夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:52:35.75 ID:Q146Zv0c
「あぁん♡ふぅん♡あっ……ぁん♡」
夏菜子は、はやくも感じ始めていた。激痛と快感が全身を駆けまわって、
その感覚をカラダの外に逃がそうと、喘ぎ声を上げ、全身をくねらせながら、感じていた。

「ほおら、いくぞ」
「あぁ、あぁんはぁあああん♡いやぁぁぁぁあん!」
既に今日3回目で疲れていたということもあっただろう。守谷は夏菜子の膣の中に気持ちのいいポイントを見つけると、正常位のまま、特に変わったことをするでもなく、夏菜子の中で意外とあっさり守谷は果てた。
アソコからするりと肉棒が抜けると、なにか、夏菜子のカラダに喪失感があった。
ヒクヒクと痙攣を続けるクレヴァスからは、すこしねばっこい「おとめのしるし」がぽとり、とたれた。
夏菜子の初めてのセックスが、おわった。

「ふふ、夏菜子、気持よかったぞ」
「あぁん……はあはぁ…ん」
守谷は、コンドームを外すと、白い液体を溜めたまま、息を切らせたままの夏菜子の目の前に差し出した。

「あぁん……」
夏菜子は、激しい運動で息切れしたままだった。本当は、もっと長く、と望んだのかもしれない。

「3回目なのに、こんなに出ちゃったよ。全く夏菜子は……」
「えぇ……何ですかぁ……」
怪訝そうな、不満そうな夏菜子は、男が一日にそう何度も射精できないことすら知らない、うぶな少女の
さっきまでの淫らな素顔とはまた違った側面を晒していた。それは、清楚な、お嬢様の素顔でもあった。

「……」
夏菜子は少し息を落ち着かせるとニッコリと微笑みながら、そのコンドームを手にとった。
一枚の薄いゴムを隔てて、夏菜子の、少し紅く染まった、鉄の匂いのする淫らな粘液と
白い液体が確かにそこにあった。
確かに、夏菜子が、初めてのセックスを終えた、証拠だった。

その日から、夏菜子の人生は、たしかに変わっていった。
302夏菜子のなつ:2012/11/17(土) 01:54:30.18 ID:Q146Zv0c
お騒がせしました。

今日はここまでにします。いろいろとすみませんでした。
感想でも、叱咤でも、お待ちしています。今度はなるべく近いうちに次を落としたいです。
303名無しさん@ピンキー:2012/11/17(土) 04:01:10.70 ID:W2/8VI00
302>>夏菜子のなつさん
戻ってきてくれてありがとう。怒涛の投下大感激です。何回も読み返しました。
「その日から、夏菜子の人生は、たしかに変わっていった。」ますます展開に期待させるフレーズです。
どんどん盛り上げてください。待ってます。
304名無しさん@ピンキー:2012/11/17(土) 05:29:16.95 ID:HrrZMq4F
>>302
うはあ、お待ちしておりました。
個人的に堕落系での「そっか、お母さんも…じゃあ私も仕方ないよね」が大好物なので
ものすごく…キました。

文字化けの件は最近あちこちの板でコードの仕様が変更になったせいなのでお気になさらずに。
次もまた楽しみにしています。
305名無しさん@ピンキー:2012/11/17(土) 23:02:34.74 ID:X2GQonID
美人で元来性格がいい優等生が堕落しても、「白馬の王子様」の如く、
助けようとする奴がいてもよさそうなんだが
306名無しさん@ピンキー:2012/11/18(日) 00:15:00.15 ID:B+OV2G0Z
このスレの趣旨から言ってそういう奴を出した上で話をまとめるのは難しそうだし
言ってもせん無きことなんじゃね
307初雪:2012/11/18(日) 20:10:59.90 ID:h0GWnUC/
前から温めていた自分的には好きな要素満載な作品を出したいと思います。
需要がなければ今回で終了にします。(このスレで大丈夫と思いますが、スレ違いなら退場します)

私はしおり、高校2年の普通に進学校に通う地味な女の子。再来年の受験に向けて毎日学校と予備校の補習に通っています。

いつものように予備校に向かう夕方、横断歩道で車にはねられた。
信号は青だったはず、前からも女子高生が近づいていたから・・・

「わっ、  痛い  重い」

車にはねられた瞬間はわからなかったが、私の体の上に誰かがいる。

「痛い!重いよ!!どいてよ!」
「ごめんなさい、でも何で??」

「大丈夫ですか?」「ピーポーピーポー・・・」救急車の近づく音・・・

気づくと病院のベッド上だった。知らないおばさんが「しおり、大丈夫?」と言っている。
ありえないことが起こった。交通事故に遭ったとき、一緒にはねられたしおりと私は入れ変わってしまった。
私は千秋、今時のギャル高校生。勉強も適当、男には目が無い、イケメン食いの女の子。
二人の話から、体と心が入れ替わったことが精密検査でわかったものの、治療の方法が無いと言われ、二人とも退院させられた。

「どうするんだよ!」「こんな格好じゃ待ちも歩けないよ!」しおりの体の千秋が言った。
「私こそ、こんな派手な格好じゃ学校に行けない!」優等生だったしおりが、千秋のミニスカ茶髪のギャル高校生の格好で言った。
「とりあえず、入れ替わったままお互いに誤魔化すしかないだろ!」
二人は学校のこと、友人関係、家族関係、必要な情報を共有した。

こうしてお互いの家に3日ぶりに帰った。

こんな感じで優等生のしおりが、体はギャルの千秋に、ギャルの千秋が優等生のしおりの体を手に入れたのでした。
お互いの体の違いとの葛藤、肉体と精神の葛藤から、エロや堕落が加速します。そんな感じで需要ありますか?
308初雪:2012/11/18(日) 20:45:36.12 ID:h0GWnUC/
翌日から千秋の体のしおりは学校に行った。今までの千秋なら学校には行かないはずだが、まじめなしおりの性格ではズル休みは許さなかった。
「この制服着るの?スカート短いし、この下着も小さくて見えちゃうよ!」鏡に向かってそう言いながら着替えた。
「髪の毛はどうするんだろう?」今までお化粧したことの無いしおりは途方に暮れていた。

一方、千秋はベッドで寝たままだった。母の呼び声にには体調が悪いからと言いながら、携帯を弄っていた。
するとそこにしおりからの電話だった。
「学校遅れそうなんだけど、制服恥ずかしいし、お化粧も出来ないよ。どうしよう??」
「学校ぐらい休んじゃいな!今から行くから待ってろよ!」真面目なしおりがギャル言葉で千秋に命令した。

しおりは千秋にメイクや着こなしを教えた。そのしおりの制服の着こなしも千秋のようにギャル風になっていた。
「千秋、やめて!そんな格好で学校に行くのは、しおりじゃないもん!」
「お互いにお互いになりきって、元に戻れる日を待つんじゃなかったの?約束違反だよ!」涙目で千秋が言った。
「わかったよ、しおりのように振舞うから心配するなって!」そう言いながら心はギャルのしおりは下を出して笑っていた。

これから真面目なしおりはギャルの千秋の体に逆らえず、だんだんギャルになって行きます。
一方真面目なしおりの体の千秋は、真面目なしおりの体を使ってやりたい放題、初体験=援助交際から、清楚な雰囲気とは逆なギャルの道に引き込んでいきます。
こんな堕落の仕方はありですか?
309名無しさん@ピンキー:2012/11/18(日) 21:02:12.62 ID:YC/iwAK/
勿論アリ!!
戻るという選択肢も大有りだな
310夏菜子のなつ:2012/11/18(日) 23:32:09.28 ID:mLQAPYwh
「夏菜子のなつ」作者です

多少ネタバレになるのですが、「夏菜子のなつ」は前スレのプロローグ、
夏菜子のAVデビューに直接つながる話にはなりません。

でも、そこに至るまでの大きないち過程って感じなんです

>>304さん、ありがとうございました。
夏菜子の母親の扱いは最も悩むところで・・・でも肯定的な意見をくださったおかげで
随分やりやすくなりました。


これから、楽しみにしていてください。
長くて敬遠してた方も、ぜひ、読んでみてください。
311名無しさん@ピンキー:2012/11/19(月) 00:22:41.22 ID:ouUKuBhe
どちらの作者さんも乙乙。
スレ違いでさえなければ需要とか受けとかは特に気にせず、
自分が書きたいことを好きなように書くのが一番だと思うよ。
それが結果的には一番エロくなるもんだし。
312名無しさん@ピンキー:2012/11/19(月) 11:02:36.64 ID:gAmbhv9f
しおりというと隣の席の少女を思い出した
続きこないかなー

中身が変わらずに外見がケバ化するのも興奮する
313夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 07:01:10.27 ID:zHZRjVLn
どうもこんにちは

夏菜子のなつ、鋭意制作中ですが、
どうもまた規制がかかるようです

また会う日までさようなら
314夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 07:30:17.92 ID:zHZRjVLn
「夏菜子。明日からは浴衣の他に着やすい服を一着持ってくるといいぞ」
「そうですね。たしかに、もう一回浴衣着るのは面倒かなあ」
シャーッという音が流れる守谷のシャワールーム。初体験の汗と汚れを守谷の手で流してもらっていた夏菜子。
「それとも、サラシと股引きにするか?」

「それもいいかなぁ……似合うかどうか……
あぁっ♡もう、守谷さんもう元気になっちゃったんですか?」
夏菜子の後ろからカラダを洗う守谷が、「おとめのしるし」を洗い流そうと、
さっきオトナになった女の子の部分をくにゅっといじくる。

「ふふ、いやらしい女め。夏菜子はやっぱり淫らな女だな」
「んもう……いじわるぅ……」
再び大きくなった肉棒が夏菜子のヒップに当たる。

「ちょっと湯船に浸かろううか」
「はい」
ざぶん、と音を立てた守谷は背中から湯船に浸かり、両の足を湯船の外へと投げ出した。
「……もぅ……」
夏菜子は開いたスペースに足からゆっくりと入った。目を伏せていたのは、
すっかり勢いを取り戻した肉棒が顔の真正面にあったからだ。

「なめちゃいますよ。こんなところにあったら……」
自らエッチな事をいう時、夏菜子はすこし目がうつろになる。とろんとする。その表情は、母、菜津子と瓜二つだった。
「ああ、手は使わずに、口だけでやってみろ」
「口だけ……ですかぁ♡」
ちゅぽ、ちゅぽ、と音を立てて、夏菜子は亀頭の先を咥えてしゃぶった。
「やっぱり、お母さんそっくりだな。その淫乱ぶりは」
315夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 07:38:25.93 ID:zHZRjVLn
「……母って……」
「うん?」
「母も、守谷さんとこんなことをしたんです……か?」
「なんとなく、気がついてはいたんだろ?」
しばしの沈黙のあと、夏菜子はこくりと頷く。
「この会に参加させる男は、口が固い奴をえらんでるから、噂以上のものは立たないけどな。
友梨もおそらくそのことは知らないだろう。年がちょっと離れてれば、
誰がこの会に参加していたかなんて、知る必要もないことさ」

守谷の言葉は、夏菜子と、その母、菜津子の矜持に彼なりに気を使ったものだった。

「そ、そうです……か」
「まあ、お母さんはちょっと特別だったがな。お父さんに嫁入りして生まれた夏菜子と違って、
紛れも無い湖の街の名門、柴崎家の娘だったし、当時は今よりも景気が良くて、
こっちも気を使ってた。ようするに、彼女はこの町ではお姫様だったのさ。
夏菜子のお父さんと結婚するまでね」

「……そうだったんですか……」
夏菜子の口が止まっていた。心の中に固く留めて表に出さないように心がけていた幾つかの疑問が
一瞬に氷解し、複雑な気持ちが胸を締め付けた。お姫様、という婉曲的な表現に込められた意味は、
ほんの数秒の間に夏菜子の心のなかで何度も否定され、そして同じ回数だけ肯定された。
端的に言って、母も若いころこの「宴」と呼ばれる集まりに参加し、
そこでみんなに弄ばれていたということである。そしてそのことをどうにか頭の中で認めた時、
最初に湧き上がった感情は「同情」だった。
この夏祭りに、母が若いころどんな気持ちで参加していたのかが、分かるような気がした。

優等生で美少女でお嬢様と三拍子揃っていたのは母、菜津子も同じだったからだった。
外向けには、周りの目が信じる「石田夏菜子」像を、
母の場合は「柴崎菜津子」像を自然に演じ続けなければならない。
自分だけの問題ではなく、父親や母親、そして家の体面もある。そのことを夏菜子はよくわかっていた。
よくしつけられ、教えこまれていた。
美少女に生まれついてしまった為に、男をあしらうことも、無言のうちに求められ、
いつの間にかその技術が身についていた。絵に描いたような美少女で優等生で清楚なお嬢様はそうして育った。
そんな中で、1か月あまり、日常から開放されることが続く夏休みに、
誰かが「そんなに、頑張らなくていいんだよ」と優しく諭してくれたら、はじけようといってくれたら。
東京で女子大生をしていた母が、この故郷の街で、緊張感から解き放たれたら……
316夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 07:39:57.54 ID:zHZRjVLn
この街に帰ってきてからの数日間、夢のなかにいるような時間だった。
きっと、母もこんな気持ちで、祭りに参加していたのだろう。
守谷が選んだ「お姫様のようだった」という言葉は、雄弁に、夏祭りの間、
母が奔放に遊び回っていたことを物語っていた。今日までの、そしてこれからの、夏菜子のように。

「まあ、お母さんの場合は、結婚した後もお姫様がやめられなかったみたいだけどな」
「えっ?」
口うるさかった母に親近感を覚えた夏菜子の気持ちは、この一言で動揺する。

「……どういう、ことですか」
いつの間にか、守谷の肉棒はおさまっていた。足をゆっくりと湯船にいれると、
口が滑ったことに気づいたようで、気まずそうにあさっての方向を見ながら、話し続けた。

「ふふふ、まあ、そこらへんはいいじゃないか。夏菜子が菜津子さんの淫乱な血を継承してることは事実なんだからな」
「あぁ……もりやさん……だめ……隠さないでおしえてください……」

瞬時に、夏菜子の中に、驚きと、母、菜津子への嫌悪とそしてその他にも、
なにかモヤモヤした感情が湧き上がった。
「仕方ないな」
守谷は湯船を立ち、脱衣場へ向かった。夏菜子が後を追う。
「守谷さん、どういうことなんですか?結婚した後も……お姫様をやめられなかったって……」
317夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 07:41:26.77 ID:zHZRjVLn
「それはつまり、そういうことさ」
バスタオルで身体をふきながら、守谷が答える。
「夏菜子も使え」
夏菜子にもバスタオルを手渡すと、壁の扇風機のスイッチをつけた。
「……そんな……ひどい……」
かつて、祖母と伯父が、自分の「夏菜子」という名前について教えてくれたことがあった。
東京から赴任してきたこの街で見つけた菜津子という美しい女性に、父は本当にベタぼれだったと。
だから、菜津子という名前の形をなるべく崩さずに、菜津子のように育って欲しいという願いを込めて、
「夏菜子」という名を与えられたと。

それから18年、父は常に母を愛し続けてきた。誕生日も、結婚記念日も、
いや、むしろ毎月の誕生日に花束を送ったり、指輪を贈ったりしていたのを夏菜子もその目で見ていた。
子の目から見ても、身体が痒くなるようないじらしい父の母への愛情……
それは夏菜子が物心ついてからも変わることがなかった。

「いつまで、ですか?」
「さあ……さぁって、少なくともここにいるうちは多少はな……」
「……」
ショックだった。そういえば、中学校2年生の時にこの街に帰ってきた時も、
母は祭りが終わって帰ってくる夏菜子よりも帰りが遅いことがあった。妙にさっぱりとしたその時の表情が、
不思議ではあったが、外で何をしていたかなど、気にもしなかった。
いや、母を信じて気にしないことにしていたといったほうが適切だろう。
318夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 07:45:35.18 ID:zHZRjVLn
「母は……あたしたち家族を裏切り続けていたんですね……」
バスタオルをかぶって、夏菜子がポツリと呟いた。思い当たることは、
いくつもあったから多分守谷の言うことは本当だろう。

これまで口うるさい母の言うとおり、勉強をし、習い事のピアノや習字、お花をこなし、
清楚なお嬢様として振舞ってきた自分が完全な道化にすぎないことがショックであった。
いや、淫らな女の本章をお嬢様という鎧で隠すためにははは夏菜子を教育したのだろうか……
様々な思いが巡った。そう、裏切られたという感情は本当はどうでもよくて、
自分が本当はそれほどまでに淫らな母の血を受け継いでいるということのもつ、深く、多様な意味に
動揺していたのだ。

「父が、かわいそうです……」
口をついてでた母への怒り……本当は、父のことなど、どうでも良かった。
昨日まで、優等生という檻の中に押さえ込んでいた本当の自分、エッチな、淫乱な自分が、
「祭りモード」で金髪のギャルと化したときから、女体の奥底で騒ぎ出してきて、
もはや夏菜子そのものになってしまっているのだ。本当の夏菜子を、引き出してしまったのだ。
第一、こんなことをしている時点で、程度の差こそあれど、夏菜子も、今日まで大切に育ててくれた
父を裏切っていることに変わりはないのだから。

「そう、思うなら、もう帰るか?」
「いえ……帰りません」
夏菜子は首を横に振った。
「じゃあ、どうするんだ?」
守谷は、自らの失言を悔いてはいたが、
そのことで夏菜子がへそを曲げるようなことが無さそうだと分かると、一転、強気に出た。
「あ、あたしも……お姫様になれますか?」
319夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 07:49:24.00 ID:zHZRjVLn
「えっ?」
「負けたくないんです……ママに……女として……」
「わかった、それだけ聞ければ充分だ」

真顔でそんなことを呟いた夏菜子の言葉は、短かったが、衝撃的な事実を前に、
変わらぬ強い決意がしっかりと伝わってくるものだった。
「次の相手を探しに行こうな」
守谷の言葉に、こくり、こくりと頷く、夏菜子だった。シャワーを浴びて、
綺麗な金髪のポニーテールと編み目を全て解き、リボンを外した。
暴発しそうな欲望を、胸にとどめておくだけで、精一杯だった。

お嬢様としての自分を失うことへの恐怖がないわけではない。
だが、それもこの夏の間だけのことだ。今だけは、この快楽と欲望に身を委ねるしか、選択しがなかった。

守谷はといえば、夏菜子を今まで優等生でお嬢様たらしめていた意志の強さと、
眼の奥に宿る引きこまれそうな深い欲望に恐怖すら感じていた。
そして、母親の菜津子が若かった頃よりもはるかに美しく、
はるかに淫らなこの少女の素質を呼び覚ましてしまったことに気づいて、そのことに興奮するのだった。

「ああ、守谷さん、途中でしたね……」
「ふふ、次の相手におさめてもらうさ」
反り返るほどに店を向いた逸物をじいっと見つめて物欲しそうな顔のまま、
可愛い声でとんでもないことを口走る淫らな美少女に、守谷は精一杯の意地を見せることしかできなかった。

「じゃ、あたしも、次の相手探します」
本当は、目の前の守谷ともっと愛しあいたかった。もっと、いろんなことを教えて欲しかった。
もっと、色々と弄って欲しかった。そして、何より……女として、母に負けたくなかった。

だが、ついさっき、はっきりと口にした「誓いの言葉」が二人を縛っていた。「宴」の元締めである守谷と、容易にルールを破ることを思いつきもしない真面目な夏菜子。
客観的に見れば、遊び人風の30後半の男と、小悪魔そのもののギャルが
シャワーと湯船で向い合っているこの光景には似つかわしくない、純情な空気が二人の間に流れていた。
320夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 07:50:44.24 ID:zHZRjVLn
そう、今の自分は昨日までの自分とは違う。今の自分は、男を漁って、やりまくる、小悪魔ギャルなんだ……夏菜子はこの夜初めて、客観的に自分を見た。
じれったい空気を打ち破って好きなように守谷と求め合うコトよりも、もっともっと刺激的で淫らな行為に、身を投じる覚悟を決めると、シャワーの温度を下げて、気合を入れた。

「ああー、誰もいないみたいですね。誰かヤッてたら混ざっちゃおうかと思ったのにぃ」
浴衣を着直すのがめんどうだったのか、バスタオル一枚で風呂場から出て、下の居酒屋の様子をうかがった夏菜子が、人の気配がないことを残念そうに言った。

ちょこまかと動きまわるさまは、夏菜子がまだ母の件で動揺を隠せないことを示していた。
無理もないことだった。いかに口では平気を装っても、
母親が、少なくとも夏菜子が14歳の時までは、家族を裏切り続けていたという衝撃的な事実は
そう簡単に処理できるものではないのだろう。

「まあ、落ち着きなさい。今にみんな下にくるさ」
守谷はスマートフォンをいじっていた。
「えっ?そうなんですか?」
「うん、だから、まず浴衣を着なさい」
「はい……」
夏菜子は、さっき自分が処女を失った部屋で、数限りなく恥ずかしい言葉を言わされた部屋で、
さっきまで来ていた浴衣を着直す。

「パンツはく必要はないぞ。どうせすぐ脱ぐんだからな」
「いやぁん♡かえしてくださぁい♡」
321夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 07:59:59.83 ID:zHZRjVLn
夏菜子は、自分がまだ処女だった頃の愛液をすったパンツを守谷から取り返すと、
少しひんやりとするそのパンツを履き、ブラを付けて、そして器用に浴衣を着て、
帯をあっという間に結んだ。そのたおやかなさまは、美しい日本女性の姿と呼ぶのがふさわしく、
金髪ギャルメークの今の夏菜子の姿とはアンバランスなものだった。

一度解いた髪を今度は簡単に結んで、巾着袋から真新しいアイライナーと小さな鏡を取り出して、
慣れない手つきで涙と汗が洗い流した目元を整え始めた。
守谷は、どうせセックスするだけだと、夏菜子を止めようとしたが、
その振る舞いは気持ちを落ち着けるためだったのだろう。

そして、ていねいにていねいにまぶたを整えていく彼女の周りには、
充実した、緊張感のある空気が漂っていた。

何日か前、夏菜子について和宏がいっていた「オーラが違うんですよ、オーラが」
という言葉の意味を知った。

清楚なお嬢様は、金髪のギャルになっても、変わらぬ清らかなオーラを放ち続けていた。

守谷の意識の中で、金髪とギャルメークが下品で緩いイメージなのは、
普通にしていたのでは目元が貧相だったり肌にきめ細かさがなかったり、
体型が男の欲望をそそるものではなかったり、
男に相手にされないような女たちがなんとか目立とうとして、かえって深みに嵌っていく、
そのようなものであった。

要するに、ギャルというのは自ら下賤の女であることを認めた女のことだった

しかし、夏菜子は違った。夏菜子のような何から何まで一級の素材ならば、その清楚さを妖艶さに変えるが、
美少女であることにすこしの変化も与えないのだ。
守谷の目に、今の夏菜子は、見たこともない、怪物のように写った
322夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 08:04:17.23 ID:zHZRjVLn
友梨がよく言っている「ギャルは一日にしてならず」という言葉が頭に浮かんだ。
その言葉は確かにそのとおりなのだろう。ぎこちない手つきで今度はマスカラを塗りだした夏菜子は、
しゃがれ声で話す言葉も下品なギャルとは全く違う生き物としか言いようがない。
夏菜子が彼女たちと同じ生き物になるには長い時間がかかるだろう。いや、同じ生き物にはなれないのかもしrない。
だから、この夏休みの一瞬だけ、ギャルの真似事をしていると考えるほうが普通だし、
夏菜子の選択としても賢いことではあった。

何より、優等生でお嬢様で美少女であることこそが、「一日にしてなら」ないどころか、
神に選ばれたものしか与えられない素養なのだと思った。
守谷のような、田舎の町の居酒屋の3代目には最も縁の遠い存在だった。

ギャルメークと金髪で一瞬にして守谷の守備範囲に入ってきた夏菜子は、
その実、小学生の頃となにも変わらない。小学校5年生の夏菜子に守谷が手を出せなかったのは、
夏菜子が幼すぎるからでも、守谷がロリコンでないからでも、犯罪を怖がったからでもない。
手を出し難い、汚したくない存在だったからだ。そして、夏菜子は金髪ギャルメークになっても、
今でも優等生で、お嬢様で、美少女のままなのだ。

「夏菜子、携帯もってるか?」
「あ、ありますよ。携帯くらい」
夏菜子は、お嬢様だから携帯も持っていないと思われたと早合点して少し怒った口調だったのだが、
その意味は守谷には伝わらなかった。
「じゃあ、番号とアドレス交換しようぜ。それと、みんなのもやるよ」
「あ、はい……そ、そうですね」
323夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 08:07:27.71 ID:zHZRjVLn
慌てるように二つ折りの携帯を巾着袋の中から取り出し、電話帳を開こうとするが、
この1年あまりアドレスを交換するような新しい友だちもできていなかったので、
どこをいじればいいのかよく分からなかった。

「いいよ、貸してみろ」
「あっ、えっと……はいっ」
夏菜子は頭を下げて、名刺でも渡すかのように両手で携帯を差し出した。

「ほら、今赤外線で送るから、ちょっと待ってろよ」
「みんなの、ですか?」
「ああ、みんなな。それから、夏菜子の番号とアドレスもみんなに教えるけど、いいよな?」

「あ、はい……も、もちろんです」
夏菜子の心のなかで再びあのドキドキが蘇ってきた。この街に帰ってから、
常にふんわりと宙に浮いたような感覚があったが、母の話を聞かされ、
そのことを考えながらメークを直していた時にはそんな宙に浮いたような感覚もどこかへ行ってしまっていた。
「よし、確認してくれ」
「はい、わかりました」
夏菜子は、赤外線が夏菜子の携帯にも運んだ、「会合」の参加者の番号とアドレスを見ながら、
ひとりひとりの顔を思い浮かべていた。男の子たち一人ひとりが、
これから夏菜子がエッチな事をする相手であり、女の子たちは、夏菜子の同類なのであった。
まだ不思議で、現実感のない事実だった。

「これで、昼間でもセックスし放題だな」
「な、なにをいうんですか!」
図星だった。守谷の言葉は夏菜子の頭の中を一言で整理した。
そんなに都合よく男の子たちが夏菜子に付き合ってくれるかどうかは別として、
そんな妄想を抱いていたことを、言い当てられた。顔を真っ赤にして否定しても、
もう、そんなことに意味が無いほど乱れてしまったことをいまさらのように思い出す。

「ふふふ、どうやらぼちぼちこっちに向かってるようだな。夏菜子、良かったな」
324夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 08:10:27.24 ID:zHZRjVLn
男の子たちの名前と番号とアドレスの一覧は、夏菜子にとって、この上ない玩具だった。
母、菜津子が夏菜子と同じ年だった頃には、まだありえなかったこの道具は、
淫らな夏菜子がその本章をむき出しにするための、最強の道具だった。
夏菜子は、菜津子に一糸報いた気がした。

「そ、そんなこと……」
あくまで戸惑いを見せながら、本音を隠して答える。
「まあ、無理しない程度に楽しんでくれ。それから……」
「はい?」

「夏祭りが終わるまでに、また俺ともしような」
「……」
口を半開きにして、呆けている夏菜子に、さすがにいいすぎたとおもったのだろうか
「いやか?」
恐る恐る重ねて守谷が聞く。守谷は、この少女にすっかり心を奪われていた。
犯しながらも犯しているこちらが切なくなるほどの、儚い美しさをたたえた少女。
不釣り合いだが美しさを引き立たせる金髪とギャルメーク……この手にずっと抱きとめて痛かった。
まるで、獅子が子を谷へと突き落とすような心持ちになっていた。

「いいえ、また、いっぱいしましょうね。こんどは、もっとうまく出来るようにがんばります」
にっこりと笑ってそう答えた夏菜子は、息を呑むほどかわいかった。
浴衣姿に戻った夏菜子の腕を掴み、そっと抱き寄せる。夏菜子が目を閉じる。

「また、きっとな」
「きっと、じゃなくて、かならず、ですよ」
せっかくアイラインを引き直した目から、わっと涙があふれると同時に、
守谷の唇が夏菜子の薄い唇に重なった。
今日の今までのことからは考えもつかないほどに優しいキスを2人は交わした。

思わぬ形で、心の片隅でどこか悶々とした初恋に、切ない決着を付けることができた、夏菜子だった。
次の瞬間、居酒屋の扉がガラガラと音を立てて開いた時、夏菜子と守谷、ふたりきりの濃密な時間は終わった。

18年間守り続けた純潔を刺激的な体験で失った夏菜子が、押しつぶされるほどの欲望と快楽に溺れるのは、これからのことだった。
325夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 08:12:00.10 ID:zHZRjVLn
今日の文はこれでおわりです。
規制されたことははっきりでてますので、おそらく何時間後かには書けなくなるでしょう。
それでは、また。感想やご意見、お待ちしてます。
326夏菜子のなつ:2012/11/20(火) 19:15:06.31 ID:zHZRjVLn
テスト
327名無しさん@ピンキー:2012/11/21(水) 21:10:22.60 ID:UXHno7w1
真面目っぽかった子が制服改造したりすると胸キュンしちゃうのってなんだろうな。
セーラー服は胸当てがある方がいい!
だって、胸当て外すと萌える余地があるから!
328名無しさん@ピンキー:2012/11/22(木) 00:00:33.58 ID:/OitnFCR
個人的に好きなシチュ

※「えっちは結婚するまで絶対にしないから約束!」
やや強引にえっちをする。「もう今回だけだからね!」と怒られる
それでも、数回Hをすると、徐々に彼女も言わなくなってくる。
ファラや騎乗位などもしてくれるようになる。
感じでいる事を恥ずかしいと思わなくなり、えっちが気持ちいいと体が覚える。

数ヵ月後、えっちは毎日するのが当たりまえ。
今の彼女に昔はえっち駄目だと言っていたことをどう思うか聞く。
「なんで、こんな気持ちいい事駄目なんて言ってんだろう。
半年前の私に大馬鹿者っていってやりたいわ!」
329名無しさん@ピンキー:2012/11/22(木) 00:04:57.05 ID:1dDXrv6n
彼氏「ねぇ、モカ(彼女)のマンコは誰のもの?」
彼女「コウ(彼氏)専用のおまんこ〜」

彼氏「ここの穴は誰のもの?」
彼女「アナルもコウの物〜」

彼氏「じゃあ、この口マンコは?」
彼女「ここもコウの物!」
彼女「ねぇ、もう我慢できないから、駅のトイレでバックでいかせて〜」

彼女の貞操感も崩壊。
ミニスカ・金髪・ピアスなどの外見もビッチに変わり果てる。
こんなかんじの
330初雪:2012/11/23(金) 19:53:08.27 ID:+/bjjkUM
308の続きです。
今回は、千秋の体になった真面目なしおりの堕落に焦点を当てます。

「こんな感じかな?」千秋に教えてもらったメイクの仕方で化粧を終えると、鏡に全身を写して見た。
「こんな短いスカート恥ずかしい!」
お母さんに言ってきますと挨拶すると、お母さんも???という感じだった。
いくら見た目はギャル高校生の千秋でも中身は優等生の真面目なしおりだから、言葉遣いや立ち居振る舞いが見た目とミスマッチする。

学校の校門前で、いきなり声を掛けられた。
「千秋!大丈夫?すごい怪我したって聞いてたけど?大丈夫みたいだね?」
「はい、ありがとう。心配掛けたみたいで、ごめんなさい。」
「どうしたのその話し方?千秋、頭大丈夫??」
「実は、事故の後遺症で記憶がないの??」「今までどうしていたか教えて!」
「こりゃ重症だ!!千秋がお嬢様になっちゃった???」

事故のこと、自分のこと、周りの人のこと、いろいろ教えてもらった。
授業は真剣に聞いて、しっかりノートも取った。授業はしおりにしてみれば中学生レベルの簡単なものだった。

「千秋!遊びに行こう!」朝からいろいろ教えてくれたルイが誘ってきた。
「うん、どこに行くの?」
「カラオケ行って、おこずかい稼ぎしたいな?今、金欠でピンチなんだ!千秋は大丈夫?」
財布の中身を見ると千円しかなかった。
「私もお金持ってないわ?どうしよう??」
「大丈夫、オヤジ達から貰えばいいんだから\\\」
ルイに連れられカラオケBOXに入ると、奥のほうの部屋に案内された。

「ふ〜、千秋も吸うでしょ?」
ルイは部屋に入るなりタバコを吸い始めると千秋にも勧めてきた。
「私、タバコ吸ったことないし、未成年はタバコだめでしょ!」
「何いってるのよ、千秋の方が私より強いタバコ吸うくせに!!でも今の千秋は優等生のしおりちゃんだったんだ、無理かもね?」
ところが、ルイのタバコの煙に千秋の体が反応してきた。
「私にも頂戴!」
そう言うと千秋はルイのタバコを吸い始めた。
「どうして??私がタバコを吸っているの??」「でもおいしい、千秋の体が欲しがっているのね?」
立て続けに3本吸うと、缶酎ハイにも自然と手が伸びていった。

「やっといつもの千秋だね!」ルイが嬉しそうに言った。
「これが千秋?今の私???」
「千秋!いつものオヤジもうじき来るから、ささっとやって小遣い貰おうよ。」
「ルイ、何するの?」
「いつもの援助交際じゃない、忘れたの??」
「うぇ、何するの援助交際って??まさかSEXするの??」
「本番は千秋がしてよ、あのオヤジ千秋のこと好きみたいだから。」

ルイの手ほどきもあって千秋はいつものようにウリをした。体は正直だった。オヤジのチンポを見ると勝手にフェラを始め、すぐにコンドームを口にして親父のチンポにはめた。
「あっ、いい、気持ちいい...」
オヤジに跨った千秋は自分から腰を振り、1週間ぶりのSEXを堪能していた。

「私、エッチしちゃった_」
「何言ってるのよ!自分から腰振ってたくせに、ハイ、これ千秋の分。」
ルイは2万円を千秋に渡した。
「ありがとう。」「千秋ってすごい子なんだ、でも私が今の千秋なんだ。ギャルの千秋」
しおりは今までの自分と千秋を比較して余りの違いに驚くとともに、うらやましさが溢れてきた。
「どうせなら、千秋を思い切り楽しんじゃおうかな?」黒い欲望がしおりの神経を侵し始めていた。
331初雪:2012/11/23(金) 20:53:34.48 ID:+/bjjkUM
一度楽なこと、気持ちいいことを知ったらしおりもただのギャルになるのは早かった。
彼氏からメールが着たら速攻返信して、即デート。家にも帰らず朝までやりっぱなし。
最初は抵抗していたタバコはルイの言う通り、セブンスターしか受け付けなくなった。
露出の高い服装も抵抗無く着こなし、毎日馬鹿ばっかやっていた。
そんな日が続いていた頃、ふと自分の体をした中身はギャルの千秋のことが急に心配になってきた。
さんざん千秋の体で遊びまくっていたにもかかわらず、しおりは自分の体=純潔が心配で仕方が無かった。

「しおり、元気にしてる?」不意に携帯を掛けてみた。
「千秋さん、しおりの生活はもううんざり、早く自分に戻りたいよ!」
電話の向こうのしおりは、一応真面目にやっているようだった。
「明日会おう、学校終わったら駅前のコンビニで。」

翌日、しおりは15:30にはコンビニに来ていた。30分以上待ったところで、さらに髪の毛を明るく金髪にした千秋が来た。
「千秋どうしたの?自分で染めたの?」
「そうよ!ルイと一緒に染めたの。おへそにピアスもしたわ!」
「約束と違うじゃない!!私はしおりの振りして我慢してたのに!」
「私だって千秋らしく振舞っただけじゃない!千秋が真面目に勉強したらおかしいでしょ?」
しおりの千秋は何だか馬鹿にされた感じで、自分の格好のしおりに無性に腹が立った。
「くそ、しおりの奴、私の体を勝手に使って、今に見てなよ!しおりの体で私もいい思いするんだから、ざまあ見ろ!」

その日から、しおりになっている千秋は本性を現し始めた。
「まずは軍資金作りからだよね、しおりは真面目で処女だから高く売れるはずだよね。」一人笑いしながら携帯を弄って出会い系に登録していた。

「しおりちゃんはこういうの初めて?本当に真面目そうだね。しかも有名進学校の制服だし、おじさん嬉しいよ。」
こうしてしおりの体を使って千秋はウリを繰り返した。最初は痛かっただけだったが、4人目ぐらいから感じるようになってきた。
SEXの後でオヤジからタバコを貰い、吸い始めた。真面目な風貌のしおりがタバコを吸うことがオヤジたちにも気に入られた。所謂ギャップ萌えだった。
表面は真面目な不利をしながら、それまで千秋がしていたことをしていた。
ただ、学校の授業だけは全くわからなかった。中間試験も期末試験も散々な成績だった。

「しおりさん、このままでは3年に進級できないわ。事故の後遺症かもしれないけれど、今の学力に合った学校に転校したほうがいいんじゃないかしら?」
年末のあわただしい中、しおりの転校の手続きが取られ、千秋の通う底辺の高校に3学期から通うことになった。
332初雪:2012/11/23(金) 20:54:08.88 ID:+/bjjkUM
「千秋、ごめんなさい。わたし馬鹿だから転校することになったの?あなたと同じ学校にね!」
「どうして、それはいや!」
「仕方が無いじゃないの、勉強ついて行けないんだから。これで私もギャル高校生に戻れる。楽しみだわ!」
「やめて!しおりはしおりよ!ギャルにはならないわ。」
「残念でした!もうしおりは処女を卒業し、出会い系でやりまくりのスケベギャルなの!これで見た目もギャルにできるわ。」

「うそ!何時からなの?何人としたの?」
「20人以上かな?あなたよりは少ないと思うけど!」そう言うとかばんからタバコを取り出し火を点けた。
「何時からタバコを?」「しかもセブンスターなんて」
「あら?あなたに言われる筋合いは無いわよね、あなただってさんざん吸ってるくせに、心配ないわ今までは隠れて吸ってたから。でもこれからは堂々と吸ってやるわ。」

二人は別れた。しおりは家に帰る途中で美容院に行き、大胆にイメチェンをした。金髪のカーリーヘアーに返信した彼女は渋谷に行き、大量に洋服を買い込んできた。すべて援助交際で稼いだお金だった。
家に帰ると、両親が驚いた。でも転校の事実がこうさせたとあきらめていた。
これからのしおりは、千秋以上のギャルぶりだった。
千秋も最初は本当の自分であるしおりがこんな風になってしまったことに落胆したけど、2人で楽しくやって行けることに納得し始めていた。

雨の降り出した土曜日、二人で横断歩道を渡っている時、また車が二人を襲った。

「大丈夫?千秋?」
「大丈夫しおり?」
「あれ、元に戻っている」
「でも生活はもう元には戻れないよね、学校も変わっちゃったし、ギャルになっちゃったし・・・」しおりはそう言うと千秋の手を取り歩き出した。

「ありがとう千秋。」


おしまい。

本当はもう少し真面目なしおりがギャル化する過程を書くつもりでしたが、省略してしまいました。
皆さんはその部分妄想を働かして、楽しんでください。

夏菜子のなつさんが帰ってきたので、そちらの続きが気になります。
また新しいネタを考え増す。しばし休養します。
333名無しさん@ピンキー:2012/11/23(金) 23:47:59.75 ID:f1oK3oEB
初雪さんGJでした
親ネタも期待しています
334夏菜子のなつ:2012/11/23(金) 23:57:06.85 ID:/jfzNA9F
初雪さん、おつかれさまです
しばらく寝かせて書きたいことを書き足してみるといいかもしれませんね

私はタバコは使わないつもりですが、お酒や鏡みたいなものはちょっと使い方工夫すると
おもしろいですよ。

この鯖は規制かかってないようなので、近いうちに次を落とそうと思います。
335名無しさん@ピンキー:2012/11/24(土) 12:52:20.63 ID:05g3SGjM
職人のみなさん乙乙であります
336名無しさん@ピンキー:2012/11/25(日) 10:09:33.89 ID:lRfbdPdR
337名無しさん@ピンキー:2012/11/25(日) 13:11:58.38 ID:Onal7P/L
>>336
立ち絵のビフォーアフターだけで抜けた
俺も大概末期的な人間だ…
338名無しさん@ピンキー:2012/11/25(日) 21:07:26.38 ID:hc3OUw62
>>336
素晴らしい
あまりにストライクすぎて驚いた
339名無しさん@ピンキー:2012/11/25(日) 22:35:49.96 ID:ogKFO82o
ケバ化描写はグロテスクなぐらいが好みです
340名無しさん@ピンキー:2012/11/25(日) 22:56:56.72 ID:sT2go/lF
まあな
でも段階は踏んで欲しいかなぁ
341名無しさん@ピンキー:2012/11/26(月) 00:52:20.64 ID:H1CmOUBP
ケバ化している様子を細かく描写してくれると嬉しかったり
342名無しさん@ピンキー:2012/11/26(月) 23:13:27.99 ID:QOl8kQQN
少しずつ外見がケバくなっていくってのは大好きなんだけどなかなかないんだよなあ
なのでそういうのがある闇の声2とか女が全て下品になった日常とかにはちょくちょくお世話になっている
343名無しさん@ピンキー:2012/11/27(火) 00:49:47.57 ID:mo4t6GVo
>>341-342

同感するよ
344名無しさん@ピンキー:2012/11/27(火) 01:03:59.57 ID:tZBvrpoz
前スレに可愛い女の子が知らずのうちに金髪にされる話があったな
かなりエグい内容で金髪になっていく様子が細かく書かれていた
ああいった話が読みたいな
345名無しさん@ピンキー:2012/11/27(火) 23:22:18.76 ID:8RyDidWx
極論を言えば俺の場合、エロシーンがなかったとしても清楚だったり頭がよかったりする女の子が
徐々にケバくなっていったり馬鹿になっていったりするだけでもヌケるんだよなあ
346名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 19:07:48.09 ID:fzAHO7gM
前スレ及び現スレで一番、ショック受けたSSは?


俺は>>2->8と前スレの 中井永子だけど
347名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 20:04:13.38 ID:KVSuQ4EF
>>2-8はいいね。
前スレはみれないんだけど。保管庫ってこのスレあったけ?
348名無しさん@ピンキー:2012/11/28(水) 21:50:11.57 ID:ab3H3ddu
場所さえ提供してくれればデータは全部あるぞ<前スレ
349名無しさん@ピンキー:2012/11/29(木) 19:43:32.06 ID:JSzmVv9G
350名無しさん@ピンキー:2012/11/30(金) 16:08:42.30 ID:k3VwDa1K
>>348
おなしゃーす!!

>>347
同意だわw
てかわたぐも氏の作品集あったら500円出すw
351名無しさん@ピンキー:2012/11/30(金) 20:30:42.63 ID:h2Rv0dkb
うわああああ、>>2-8の弥生を誰か救ってあげてくれ
かわいそすぎる
352名無しさん@ピンキー:2012/12/01(土) 17:21:10.64 ID:tRZbh2rS
ホントこういう同人買いたいんだけど売ってないんだよな

これに限らず文体ものは
353初雪:2012/12/01(土) 19:56:50.42 ID:+sS+WNZ/
こんな感じもこのスレでいいのかな?

明菜は高校受験を終え、志望校のK高校(県下有数の進学校)に無事入学した。
GWも過ぎ、クラスの皆とも打ち解けてきた矢先、明菜は今まで経験したことのない体調不良に襲われた。

授業中、急にめまいを覚え、動悸も激しくなり、机に伏せた。とたんに机の上は血の海になった。
クラス中が騒然とする中、担架に乗せられ、救急車で病院に運ばれた。
病名は明らかにされなかったが、血液の病気と言われ、記憶のないまま大量の輸血が行われた。

3日間意識はなかった。高熱と戦い、熱が引くと意識が戻った。

「どうして私がここにいるの?」明菜は付き添っていた両親に聞いた。
「覚えていないの?」
「授業中に気分が悪くなって、それからのことは・・・」明菜は不安そうにお母さんの手を握った。
「もう大丈夫!熱も下がったし、輸血のおかげで命も・・」お母さんは涙ぐんでいた。

それからの回復は目を見張るばかりであった。食欲も旺盛になり、時間があれば教科書に目を通していた。
ただ、高熱が3日も続いた影響からか、記憶力を司る脳の働きに支障が残った。今までのように記憶が残らない。

そしてもう一つ、体が成長を始めた。大量の輸血のせいで体は変化を始めていた。そんなことを知らない明菜は胸のうずきや股間の違和感にどうしていいのかわからなかった。
処女で、性的知識も乏しい明菜は、体の変化と本能的な性欲に戸惑うばかりだった。

「あっ、ここ気持ちいい!うっうん、いい!あ〜頭が真っ白になる!!」

股間をすり合わせ、パンツの上からクリトリスの辺りを何度も刺激すると初めて逝った。
「何?これ!いい!あ〜ん、もうダメW」もう一つの手で胸を揉みながら、体を大きく反らせると2回目の絶頂に達した。
354初雪:2012/12/01(土) 20:26:31.13 ID:+sS+WNZ/
誰もいない真夜中の病室で、明菜は何度もエクスタシーを味わった。生まれて初めての経験だった。
「昨日はどうしたんだろう?最近おっぱいも張ってきて、こすれると痛いし、大きくなってるようなんだけど?薬のせいかな?」
そんなことを感じながらも、劇的な回復した明菜は6月になると退院した。季節は梅雨、衣替えで夏服になっていた。

「おはよう!」
「もう大丈夫なの?」「あんなに大量に下血したのに、どうもないの?」
「輸血で助かったの。生まれ変わったの。」
何気なくクラスメイトに言ったこの言葉が、現実になるとは本人も気づいていなかった。

授業のスピードが速い。先生の言うことが理解できないままその日が終わった。図書館によって復習をしようと教科書を開いても、今までポイントとなる単語や公式、年号が頭に浮かんだのに、今が真っ白のままだった。
「どうしよう!ついていけない。」焦りがあき名をより不安にさせた。家に帰っても勉強は捗らず、胸の張りや、股間のうずきが気になり、集中できないようになっていた。
いつしか鉛筆であそこを刺激し始めた。同時に胸に手を遣ると乳首をつまんだり、押したりしていた。
「どうしてこんなにエッチなことをしたがるんだろう?誰かに触ってほしい。なめてほしい。SEXって気持ちいいのかな?」
この夜も悶々として暮れていった。

翌日、学校に行く途中で明菜は大きくなった胸とブラが合わずに、擦れる感覚が逆に快感に変わり、マンコを濡らしたまま歩くことになった。電車に乗ると初めて痴漢に逢った。
完全にエロモードに入った明菜はされるままだった。途中の駅で痴漢と一緒に降ろされた。恥ずかしさでうつむきながら、腕を引かれその男に従って改札を出るとタクシーに乗せられた。タクシーはラブホテルに横付けされ、男について中に入った。
355初雪:2012/12/01(土) 20:46:39.63 ID:+sS+WNZ/
明菜はどうして自分がここにいるのかわからなかった。ただ、快楽への期待と懐かしい思いが体の中にあった。
男がチンポを出すと、明菜は自然とひざまずきおいしそうにしゃぶり初めた。清楚な黒髪の女子高生が朝から痴漢の男のチンポをふぇらしている。あの明菜が、知っている人が見たら腰を抜かすだろう。

明菜自身もなぜそうしているのか、わかっていなかった。ただ、本能的に、気持ちいいことをしたいという欲求だけでしているのだった。
そう、これは大量輸血の副作用、輸血した血が淫蕩な血液であったため、明菜の性格を変えてしまっていたのだった。

「ぷふぁ、おいしい!!早く嵌めて!」とても処女の女子高生が言う言葉ではなかった。でも今の明菜は、ただのヤリマンビッチに成っていたのだ。
よほど性欲の強い血が輸血されたのだろう。人格がまったく変わってしまった明菜は、自分から制服を脱ぐとチンポをマンコに導いた。

「うっ!あ〜っ、いい!もっと深く入れて!!」
男が一度出すと、明菜は男のチンポをしゃぶり、2回戦に導いた。とても処女の女子高生のすることではなかった。
2回目が果てると、男は財布から2万円を取り出すと明菜に渡し、そそくさと出て行った。
一人になった明菜はまだ物足りないのか、オナニーをして一人逝った。

まだ自分がどうなったか理解できない明菜が、欲望を満たすためにどんどんエロケバくなって堕落していきます。
近いうちに投下したいと思います。文章力がなくてすみません。
356名無しさん@ピンキー:2012/12/01(土) 22:33:01.29 ID:Lr9I0dZl
乙乙
心情移植したら性格や能力が変わったなんて話もあるし、こういうことも本当にあるかもなあ
357名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 00:47:48.58 ID:i6aEor+s
いやねーよw
痴漢→ラブホであんあんレベルの性欲とかエロ漫画だけw


まあそれがSSのいいとこなんだがw
358名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 09:15:18.11 ID:4/ItV3bX
>>357
リアルめ○らは二次元では厳禁だぜ
359名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 12:05:14.38 ID:VFk7G80i
俺は見た目の変化があればエロはいらないんだが
360名無しさん@ピンキー:2012/12/02(日) 12:23:02.78 ID:Rd9guKVV
ここはエロパロ
361初雪:2012/12/02(日) 14:52:23.25 ID:JMgR60c3
初めてSEXをして感じてしまったことが、明菜のその後の生活に大きく影響を与えていった。

学校で授業を受けても、病気の前のように集中もできず、中間試験もかつて取ったこともない点数だった。
一方、性欲は日々高まり、授業中もスカートのポケットから手を入れると、パンツの上からアソコをいじってばかりだった。

「信夫く〜ん、数学おしえて。」甘い声でクラス委員で一番頭のいい彼に近づくと、女を武器に迫っていった。
今までしたこともない、ブラウスのボタンをはずし、胸元を大きく開けた状態で寄り添った。
さすがの委員長もあっけなく明菜の色香に惑わされ、トイレでフェラして1回、すぐに屋上で2回交わった。
「明菜さんどうしたの?すごく大人になったみたい。」
「わかんない?ただあの病気のせいで、女に目覚めたのは事実だわ!これからもよろしくね!」
そういうと軽くキスして、教室に戻っていった。
しかし授業には出ずに、早退していった。

渋谷に出ると、明菜は待ち行く女性を観察した。色っぽい女性が次々男たちに声を掛けられるのをしっかり観察していた。
「どうすれば、私も男の人から声を掛けられるのかな?」
109から出てくる女性たちに明菜は声を掛けて、情報を収集した。ショップに入ってコーデネートも教えてもらった。
洋服も化粧品も欲しい物ばかりだった。そんな中で明菜と同じ様なJKを発見して、近づいた。
「ねえ、私明菜、あなたは?」
「私は翔子、東京にあこがれて群馬から家出してきたんだけど、なかなか友達もいないし、泊まるとこも無いからどうしようかと・・」
「私のところに来る?今、女を磨く勉強してるところなの。一緒にいい女になって男達を振り向かしてみない?」
こうして明菜と翔子の女塾が始まったのでした。

(続く)次は未定です。
362名無しさん@ピンキー:2012/12/03(月) 00:48:22.78 ID:WIn6bHbT
てすと
363わたぐも:2012/12/03(月) 00:49:30.85 ID:WIn6bHbT
完全自己満の短編落とします^^;
364わたぐも:2012/12/03(月) 00:59:05.94 ID:WIn6bHbT
レベル99(カンスト)
MP999(カンスト)。

−−とうとうやった。

これで魔王もなにも怖いものなし。
このままいっきにダンジョン攻略してやる!



現れる強敵達が自らのたった一撃の魔法で倒れていく。
魔王にたどり着くまでの魔法使用制限も気にしなくていい。
ほぼ無尽蔵に彼女に宿るMP。


このとき彼女は魔王討伐を確信していた。
365わたぐも:2012/12/03(月) 01:10:34.49 ID:WIn6bHbT
だがこうした光景・体験はしだいに彼女から注意力・集中力を奪っていった。





ーー慢心。

彼女の前に現れたのはこれまで戦った敵よりも階級としては低いゴブリン達だった。
彼女は退屈そうな表情を浮かべると上級火炎魔法「龍の巣」を放った。


炎が消えるころそこには多くのゴブリンたちが白目をむいて横たわっていた。
彼女は気にすることなくその場を去ろうとした。



が、そのとき不意に自らの首にちくりとした感覚が襲った。
その瞬間、みるみる目の前の景色がゆがみ、彼女はその場に倒れた。
366わたぐも:2012/12/03(月) 01:22:30.96 ID:WIn6bHbT
次に目が覚めたとき、彼女は鎧や衣類を剥がれた状態で吊り下げられていた。



そしてもうひとつの異変。

それは彼女の全身に彫刻のような模様。

「油断したな。もうお前が魔王さまにたどり着くことはない。」

「!? なにをふざけたことを・・・! これでもくらえ!!」
彼女は再び「龍の巣」を発動させようとした。


が、その瞬間彼女の全身に施された模様が激しく光ったかと思うと信じられないような
強い刺激が走り抜けた。
早すぎてそれが痛いものなのかどうかすら判断ができなかった。
しかし確実なのは「龍の巣」が発動しなかったという事実。
367わたぐも:2012/12/03(月) 01:31:13.88 ID:WIn6bHbT
「??」

理解できなかった。


対抗するように次は更なる上級魔法「神の逆鱗」を発動させようとする。


しかし先ほどより強い光を放ったかと思うと今度は更なる強い刺激が彼女を襲った。
そのあまりの強さに一瞬気を失い、次に彼女が目を開けたとき、股からは尿が伝っていた。

「なんとなく理解したか? そう。お前は魔法を封じ込められたのだよ。
 そしてもうひとつ貴様に答えをくれてやろう。」

「貴様に流れた刺激の正体だ。」


そういうと彼女の身体に仕上げとばかりに模様を付け加えた。
368わたぐも:2012/12/03(月) 01:40:00.09 ID:WIn6bHbT
(罠だとしても、これしか私には方法がない・・・)
彼女は再び神の逆鱗を唱えた。




その瞬間。再び先ほどの刺激が流れる。


ーーーーというよりとどまった。
そしてその刺激が「快楽」の種類のものであることを確信した。



「ぐぎぎぎぎ・・・・」


ーーー快楽が退かない。
ーーー達することもできない。
369わたぐも:2012/12/03(月) 01:59:47.63 ID:WIn6bHbT
「ほら・・・苦しいだろ?」
「もう少し魔力をつぎ込めば達することができるかも知れんぞ?ww」




わらにもすがる思いで魔力をつぎこむ。


だがそれはもちろん罠。
快楽がさらに溜まっただけだった。

「ひ・・ひぃぃぃぃ!!!!」




「抜け出そうとするからしんどいんだ。」
「ふひぃ!?」
「冒険漬けのお前は今までこの感覚を知らなかった。だから怯えているのだ。」
「この感覚は「きもちいい」だ。」
「きもち・・・いい?」
「そう。そしてお前が今爆発させたい何か。それが「イク」という状態。」
「い・・・イク?・・・・い・・イキたい!イキたいですぅ!!!!!」

「いいぞ。もうひとつ。その「イク」とき、溜めれば溜めるだけその気持ちよさ
は増幅する。・・・どういうことかわかるな?」
370わたぐも:2012/12/03(月) 02:09:53.25 ID:WIn6bHbT
「はあ・・・はあはぁ・・・」
荒い息遣いが沈黙に響き渡った後


「あああああああああ龍の巣!!神の逆鱗!!!風剣林!!!!くりすたるれいんんんん!!!!!!!!!!!!」





理性が吹き飛びもう自分を保てない世界が訪れる。




しばらくの放置。





ゴブリンは彼女の叫びを満喫すると。



開放の呪文を唱えた。
371わたぐも:2012/12/03(月) 02:31:07.28 ID:WIn6bHbT
数ヵ月後。

そこにはイキ狂い、すっかり従順なペットに成り下がった彼女の姿があった。
立つこともできず首輪につながる鎖で引きずられその白く豊満な肉体は泥まみれだった。
「豊満さ」も数ヶ月前とは違う。
1日五食を強要された身体は背中にまで肉がつき、もうぼうけんしゃのそれではなかった。


有り余るMPももはや彼女にとっては最高のおもちゃでしかなかった。
魔法の大半を忘れ、快楽を作り出すことにのみ没頭した。


「ほらもっと溜めろ!!! きもちよくなりてーんだろ?w」


「は・・はいぃぃぃ!! 」







こうして彼女の旅は終わった。
372名無しさん@ピンキー:2012/12/03(月) 19:36:26.19 ID:iMubIUqT

一瞬前回のネトゲ廃人に堕落したあの子がやっているゲームかと思ったぜw
373名無しさん@ピンキー:2012/12/06(木) 12:54:36.07 ID:89yTg3O1
>>361
初雪さん
>明菜と翔子の女塾
というのがすご気に気なるのですが、
どんな物になるのか?
彼女たち二人以外の女の子達が増えて行くのか?
考えるとワクワクする設定なので、よろしければこの作品の続きである女塾物語をお願いします。
374名無しさん@ピンキー:2012/12/06(木) 17:33:42.64 ID:EB2hmSvp
>>371
全俺がぬいた。

乙!!
375名無しさん@ピンキー:2012/12/06(木) 19:52:39.43 ID:ECqh8O4D
乙乙!
堕落ってのはいろいろ幅があっていいね
376わたぐも:2012/12/07(金) 22:02:28.29 ID:7ul0LOHL
今から書くSSは時系列が若干ややこしいかもしれません。
377わたぐも:2012/12/07(金) 22:31:32.00 ID:7ul0LOHL
〜1.本当の未来〜
ヴァンパイア軍が戦争を仕掛けて1年。
聖十字軍は神の力を借りたリーダーセフィリアの指揮の元、とうとうヴァンパイア軍
を追い詰めた。

ヴァンパイア軍は聖十字軍の兵達に快楽を刷り込み自らの兵とする方法でその勢力を
伸ばした。だがセフィリアの操る神の力はその勢いに勝る圧倒的な力であった。


「く・・・第4部隊までもやられたか・・・」
闇のそこでヴァンパイア軍の女首領であるレイシアは舌打ちする。
その青白く妖艶なカラダには元聖十字軍の幹部達が絡みつく。

そこへ魔法研究部の部下が現れた。
「レイシア様、朗報でございます。」
「・・・!? 完成したのか!?」
「・・はい。」

それを聞いた瞬間、レイシアの眉間のしわは無くなり妖艶な笑いが戻る。

「よくやった!」
絡む男達に目をやる。
「もう一度聞いておく。神の力を操るには一片の曇りもない心が必要である。そうだな?」

「はいぃぃ・・・そのとおりでございますぅ・・」
「・・・よし。」
378わたぐも:2012/12/07(金) 22:58:13.10 ID:7ul0LOHL
〜2.侵食される過去〜
レイシアが魔法によって降り立ったのは神学校に通う14歳になるセフィリアの過去。


そしてその3ヵ月後、みごとにその目的を達成する。


カランカラン・・・
真昼間、眠る風俗街の一角で光の差さない地下の扉が開く。
開けたのは神学校の制服を身にまとうセフィリア。だがその目には黒い光が灯っていた。

「また学校をさぼってきたのかえ?」
「・・・はい・・。  ・・おねえさま・・」

「ふふ・・・『悪い娘』じゃ・・・」

悪い娘。そう。これがレイシアの目的。
神の力は最も汚れ無き力。よって一度でもその心に闇を許したときどれほど改心しようと
二度とその力を借りることはできなくなる。

(これでわしの勝ちじゃ・・・)

心の中で冷たく笑った。
379名無しさん@ピンキー:2012/12/07(金) 22:59:15.72 ID:tDJVLtWe
とても楽しみな書き出しだ…
明日の夜まで見られないのが残念だが続きを楽しみにしてるよ
380わたぐも:2012/12/07(金) 23:08:44.16 ID:7ul0LOHL
レイシアは薄くその妖艶なカラダを包む衣装から自らの片乳をさらけ出す。
異性・同性かかわらず釘付けになるあまりにも淫乱なそのカラダ。

セフィリアも例外ではない。


「あ・・あ・・・」
無意識に足が進む。
もうセフィリアにはその胸、乳房しか見えていなかった。

未来で最大の敵となっていた相手の目の前までくると




本能のままその乳房にむしゃぶりついた。
381わたぐも:2012/12/07(金) 23:22:09.85 ID:7ul0LOHL
顔をうずめ、乳首を口に含める。
甘噛みをし、舌で転がす。


ピチャ・・・ピチャ・・くちゅ・・くちゅ・・・


本能のまま。


レイシアのカラダから香る甘ったるい匂い。
セフィリアはその匂いを逃すことすらもったいないと感じる。
大きく吸い込む。

そして肺いっぱいに吸い込まれたその香りはさらに彼女の心をレイシアに溺れさせた。


「おねえさま・・・おねえさまぁ・・・・」
382わたぐも:2012/12/07(金) 23:41:28.45 ID:7ul0LOHL
セフィリアは知らない。

次第にはだけていくそのカラダが3ヶ月前にくらべ確実に青白くなっていることに。


セフィリアは知らない。
本来自分が未来で神の力を操り目の前の女と敵対していたことに。

闇を知った3ヶ月前から彼女は神学校で落ちこぼれた。
目を見張るような強さを誇った攻撃魔法も今やひのこを発生させる程度が限界。
日に日にその成績を落としていた。

こんなできぞこないの自分が神の力を操るなど今の彼女には考え付かないことだった。

ましてこんなにも愛しいおねえさまが敵であるはずがない。
なぜ攻撃光魔法が必要なのかもわからない。校長をはじめとする一部の知識人たちが予期する
20年後の戦争などただの究極悲観論にすぎないに決まっている。



彼女は目の前の快楽にふけた。
383わたぐも:2012/12/08(土) 00:11:53.72 ID:ddrxSC5s
〜3.操作された未来(エピローグ)〜
本来セフィリアが聖十字軍を率いヴァンパイア軍を圧倒していた同じ時期。




−−−彼女の姿はうごめく闇の中にあった。

青白い背中。悪意に満ちた黄色い目。禍々しいタトゥの入った妖艶なカラダ。
レイシアを髣髴させるその容姿はほんのわずかな光の進入をも許さない。



セフィリアのカラダに屈強なカラダを埋めるのは聖十字軍最終防衛部隊・隊長。
「ふふふ・・ 聖十字軍でここまでがんばってきたってことは・・・女を知らないってことよね・・」
「ほら・・・もっと溺れなさい・・・」


その腰の振りをさらに激しくする。



「ふひいぃぃぃぃーーー!!!!」




数日後、この男はヴァンパイア軍の優秀な戦士として戦場に戻り元同僚達を次々と殺めることになる。





この一ヵ月後、聖十字軍は完全に敗北した。
神の力を操るものがいない聖十字軍の屈服はあまりにもあっけないものだった。
有能な戦士達は闇に取り込まれ、残った兵は抵抗むなしく散っていった。
384わたぐも:2012/12/08(土) 00:14:49.00 ID:ddrxSC5s
すべてを終えた戦場にレイシアの高笑いが響き渡った。




ーー完
385わたぐも:2012/12/08(土) 00:30:30.51 ID:ddrxSC5s
個人的イメージ
(操作前未来)→長髪(暗め)・露出少なめ白服・Dカップぐらい・おしとやか
(14歳)→黒髪短髪・白ベースの制服・Bカップぐらい・優等生
(操作後未来)→長髪(明るめ)・ほとんど隠せてない黒服・Fカップぐらい・淫乱
386名無しさん@ピンキー:2012/12/08(土) 00:55:25.14 ID:yNKLVxCQ
gj!
個人的に今までで一番よかった
煙草とかギャル化よりも快楽堕ちがいい
素晴らしかった
387名無しさん@ピンキー:2012/12/08(土) 01:14:35.60 ID:1l6Zo+ue
過去改変いいね。
388名無しさん@ピンキー:2012/12/09(日) 12:11:23.15 ID:Tij/lwSw
今週の週チャンの名探偵マーニーで、質素な生活を旨とする母親と
遊びまくっている娘が生活様式を入れ替えるという話があった
単なる意地の張り合いでやってるだけで結局どちらにもまったく得はないし堕落要素もないんだけど、
SSのネタ出しには使えるかなあと感じた
389名無しさん@ピンキー:2012/12/09(日) 23:16:34.60 ID:mxLIcOnM
以前ここで話題に出たゲームの体験版が出てたんでやってみたけど、
当然ながら体験版なのでまだケバくなっていく様子は見られなかったな…
ただ最後の最後に完全にケバくなったあとの立ち絵が出て、
一人称が「私」から「ウチ」になってアホっぽいしゃべり方してたのには興奮した
390わたぐも:2012/12/10(月) 00:32:16.24 ID:fELlWRmL
>>385
乙!!
昨日今日と連夜でお世話になりましたww
これはどストライクだわw
391わたぐも:2012/12/10(月) 00:34:31.82 ID:fELlWRmL
???
392わたぐも:2012/12/10(月) 00:57:51.24 ID:fELlWRmL
???ネカフェからの書き込みだが原因わからん。
わたぐも氏にめいわくかからんよう言っておくが↑はわたぐも氏の書き込みではない。
393名無しさん@ピンキー:2012/12/11(火) 00:13:19.63 ID:EKPWPg22
夏あたりに帰りの電車に載る時に近くの高校のjkが乗ってくるけど
椅子や座席に座らずに、わざわざ地べたに座って
下品な声を上げながら、スマホを弄っている姿に興奮する

その中に、北川田(そんな感じの名字の生徒)がいるんだが
去年の受験の時に、駅の出口と、受験する高校を聞かれたんだよな
その時は真面目というか芋中学生だったけど
それから数カ月で上で上げたみたいな事するようなJKに
なってしまったかと思うとなんともいえない感じになる

あっちは、覚えてないと思うけど、こっちは覚えてるんだよな。
たぶん名字が珍しいから、覚えてたんだと思うが…
394名無しさん@ピンキー:2012/12/11(火) 21:05:49.43 ID:TGWJZk5m
>>393
ギャルっぽくなってたか?
395名無しさん@ピンキー:2012/12/12(水) 19:23:24.29 ID:MQSSqu/T
ttp://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/4354601.html?1355305539
ここの米65にわたぐもさんのSSみたいな話があってワロタ
396名無しさん@ピンキー:2012/12/13(木) 01:55:19.11 ID:GqPeEw7e
>>393
なってたらなってたで普通にショックだな
397名無しさん@ピンキー:2012/12/13(木) 22:20:10.80 ID:FzlyyzQw
親が見たら泣くぞ
398名無しさん@ピンキー:2012/12/14(金) 00:14:45.31 ID:fL4KZhGs
サンドラ・ブロックの「デンジャラス・ビューティー」という映画があって
「FBIの男勝りな女性捜査官がミスコンに潜入」という筋なんだが
この女性捜査官以外の参加者はことごとく頭からっぽなスイーツタイプ。
女性捜査官も変な影響を受けてしまい
上司に「それって…えと…とってもへんてこりんです!!」とか言って引かれる場面があって
アホ化もいいなと思った。
399名無しさん@ピンキー:2012/12/14(金) 21:55:50.53 ID:Mj8wrksh
ビッチデレというかビッチ化してもラブラブなのは?
400名無しさん@ピンキー:2012/12/14(金) 22:12:30.82 ID:JYoJnkuj
>>396-397
春に偶然見かけた時は、他の子が茶髪で地べたに座ってても
その子だけは椅子とか、電車なら座席に座ってたんだけどな
衣替え後からだと思うが、その子も他の子と同じ感じになってた

金髪・超ミニスカ・ピアス(鼻もしてる)・駅で堂々と喫煙
こんな感じの高校です(偏差値高いけど、緩い高校なんだよな)
401名無しさん@ピンキー:2012/12/15(土) 02:26:54.89 ID:r/2bOqZq
北川田さんの近況は逐一報告せよ
402名無しさん@ピンキー:2012/12/15(土) 03:21:52.91 ID:QfkpS7+q
>>393
>>去年の受験の時に、駅の出口と、受験する高校を聞かれたんだよな

 原因はよくわからないけど、名前も知らないのにそういうことを聞かれるということは、
裏返せば、貴方はその子に好印象、持たれてるという事だろ?
 君が元に戻してやれよ
 
403名無しさん@ピンキー:2012/12/15(土) 23:17:36.57 ID:VjUxhSTB
>>402
どこのスレでそんな事言い放ってると思ってんだ
404名無しさん@ピンキー:2012/12/16(日) 00:07:11.57 ID:8RBdax+a
>>400
その話で三日はオナニーできるぜ
405名無しさん@ピンキー:2012/12/18(火) 16:53:46.35 ID:qAYfknX+
半分ぐらいは妄想で半分ぐらいは本当の話。
この前まで付き合ってた彼女の話を、かなり盛って書いてみる。

自分で言うのもなんだけど、茜(仮)は俺に凄く惚れていて、
俺の好みになるよう色々努力してくれてた。
初めてあった時は、良く言えば黒髪ロングの清楚系、
まあ大学で上京したばっかで、
それなりにレベルの高い大学で高校も良いところで、
染めたこととかも無い普通の真面目ちゃんって言えば良いのかな。
最初は普通に髪明るくしたら程度の話しをしてて、
2ヶ月ぐらいのときに始めて髪を染めてくれた。
明るすぎない普通の茶髪ぐらいだったかな。
当時はショート好きだったから髪も短くしてくれた。
406名無しさん@ピンキー:2012/12/18(火) 16:55:53.34 ID:qAYfknX+
夏休みに一度実家に帰ったあとあたりから、
自分で髪やりたいって言ったらやらせてくれて、
徐々に明るくしたり短くしたりして、最終的には金髪のツーブロックショートにした。
最後の方は市販のブリーチじゃ奇麗に金髪にならないし明るさに限界あって、
髪型も上手く出来なかったから、 俺がやって次の日美容院に行かせて手直ししてもらう感じだった。
初めて金髪ツーブロにした時は美容院に行く道のりで恥ずかしそうにしてるのがかなり壷ったな。
美容院じゃ出来るだけ明るくするように言わせてたから、めちゃ明るい白金髪でかなり目立ってた。
大学でも、茶髪はけっこういても金髪はほとんど、
というかイベントの時以外では見たこと無いような所だったから、 凄い目立ってた。
一時期はけっこう噂にもなってたみたい。
それが、最初の1年半ぐらいまでで、途中から俺の好みも変わってきて、彼女もそれに合わせて変わって行った。
ちなみに年末に一度実家に帰ったときは茶髪程度に戻したけど髪型はそのままだったから両親はけっこうビックリしたみたい。
でも、以外にやんちゃな子だったみたいで、最初にビックリした以外は、こんな頭にしちゃってー程度のことを言うだけで
寛容に受け止めてくれてて、夏休みに金髪バージョンで帰らせたときも特に問題なかったみたい。
一番心配だった両親事情が意外にすんなりクリアできてホッとしてた記憶がある。笑
地元の友達には相当ビックリされたみたいだけど。
あと成人式の前撮りはカツラで撮って、本番は金髪地毛のショートをアレンジして挑んでた。

ここまではスレ違いだったらごめん。実際俺もそのときはここ見てなかったし。
407名無しさん@ピンキー:2012/12/18(火) 17:23:29.40 ID:qAYfknX+
付き合い始めて1年半ぐらいたったあたりから俺の好みもけっこう変わってきたんだ。
その時初めてここを見たよ。原宿個性派系からギャル系が好きになったと言うか。笑
2回目の夏休みも相変わらず派手な金髪ツーブロで地元に帰ってもらったんだけど、
帰ってきてからそのことを打ち明けたら正直ちょっと戸惑ってた。
当時はハイセンスというか、お洒落な感じで周りからも認識されてて、
髪型とかメイク、服装もできてたけど、さすがにギャルは辛いらしい。
でも、俺が根気強く言い続けてたら少しずつメークとか服装を変えてくれるようになった。
で、2年目の春休みにはけっこうギャル路線に移項してた。
メークは付けまとラインがっつり引いてたし、
服とかブーツもギャル系がかなり増えた。髪もエクステ付けて長くしてもらった。
でもデートの時だけで一人の時とか大学にはまだそんな派手な格好で行くことなかったかな。
408名無しさん@ピンキー:2012/12/18(火) 23:51:44.95 ID:nLpu66eZ
mega wの新作出ましたね
409名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 01:41:00.99 ID:qhdu7Ml2
 >>2-8の弥生を救う小説の主人公募集ときたら、あんたら飛びつくよな?
410名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 11:58:24.56 ID:NvbVAULe
いや別に・・・
411名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 12:02:13.54 ID:xSSBJWDC
堕落させたいスレだし・・・
412名無しさん@ピンキー:2012/12/21(金) 13:54:57.24 ID:AP4JbB38
救おうとするニューヒロインが堕落させられるなら飛びつく
413名無しさん@ピンキー:2012/12/22(土) 21:34:59.36 ID:oKfu//W2
地味で目立たないJKが、クラスで一番ワルな男にクリスマスに告白されて、付き合うようになる。
何も知らない彼女は、彼の言うままに変えられて堕ちていく。
キスからSEX、タバコにクスリ、茶髪から金髪、黒肌にタトゥー、付けまつげに度派手なネイル、アンクルにピアス
すっかりヤリマンギャル化したまじめっ子は、学校も辞めて夜の世界に。
こんなベタなストーリーがやっぱりいいです。
414名無しさん@ピンキー:2012/12/22(土) 22:39:55.41 ID:qVXfoNKY
石原慎太郎さんも問題指摘した女性専用車両を廃止に追いやろう!

日本維新の会の国政での活躍に期待
石原慎太郎さんが都知事時代に的確な問題提起をされていますので、皆さんも視聴しましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=U04E6G2Cy8o&list=PLC6839F661C03104D

のべ40万人が視聴した女性専用車両の問題指摘番組
http://www.youtube.com/watch?v=eJulroCYvt0&list=PL2CBF5FE163F75C23
415名無しさん@ピンキー:2012/12/23(日) 14:09:07.60 ID:7N2kkpRr
ピーナッツランドの夏コミの本って結局委託しないのかな
416名無しさん@ピンキー:2012/12/23(日) 23:41:52.16 ID:Oswn7LD6
失楽天の最新号に、頑張ってたのに成績落ちちゃった委員長が
ストレス解消にオナニー→出会い系に登録してエロメール→処女喪失なんて話があった
残念ながらケバくはならないが
417名無しさん@ピンキー:2012/12/26(水) 22:41:20.63 ID:JdLvXR/B
 >>2-8の弥生をAKBの某メンバーに脳内変換して抜いてる俺がいる
418名無しさん@ピンキー:2012/12/28(金) 03:46:56.25 ID:LrLqdUIk
同人だといろいろ埋もれてそだけどもなんかないかな?
とりあえず自分が見つけたぽいもの
http://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ104161.html
419名無しさん@ピンキー:2012/12/28(金) 11:41:00.05 ID:SdZYybnW
>>418
知能低下というキーワードに釣られて発売日に購入したけど、正直微妙だったな
いきなり速攻で落ちるのとビフォーの描写があまりないせいで、まともだったころとのギャップがあまり感じられない
420名無しさん@ピンキー:2012/12/28(金) 14:11:07.47 ID:8BqpnPyg
なのか…
正直このスレのSS並があれば理想だけども

優等生とは少し違うっぽいけど堕落事故調査委員会のとか好きだな
SS+絵は売れるっぽいけど、二次もとの人気もあるかな
421名無しさん@ピンキー:2012/12/29(土) 15:55:33.92 ID:SsLx06jr
>>420
つ「ケバコラスレ」「文字コラスレ」
422名無しさん@ピンキー:2012/12/30(日) 20:38:52.67 ID:Egvhdjgt
ちょっとスレ違いかもしれないけど
催眠遊戯というゲームはなかなかよかった

Hより、そこまでの過程のを丁寧に書いてある
個人的には、Hした後でもっとやってくれるとおもったが…
423名無しさん@ピンキー:2012/12/30(日) 22:54:07.17 ID:RUoRsa4x
てす
424名無しさん@ピンキー:2012/12/30(日) 23:05:09.31 ID:ZmzSzeBm
>>421
ケバコラスレって最近全然見ないけど定期的にやってるの?
425名無しさん@ピンキー:2012/12/31(月) 18:23:08.22 ID:lOJb74qS
やってるよ定期的にjunを見てれば分かる
426名無しさん@ピンキー:2012/12/31(月) 21:23:59.74 ID:p621DOYb
junてなに
427名無しさん@ピンキー:2012/12/31(月) 23:06:23.43 ID:rJidYycM
ググレカス
428名無しさん@ピンキー:2013/01/01(火) 01:26:11.58 ID:gVf0yGZl
アパレル系だね♪
429名無しさん@ピンキー:2013/01/01(火) 23:24:16.22 ID:FJQZl5r6
文字コラスレは数年前によく見てたけどケバコラスレなんてのがあるのは初めて知ったわ
久しぶりに見に行ってみるかな
430名無しさん@ピンキー:2013/01/02(水) 03:12:05.01 ID:F0lCdxS8
ケバコラぐぐってみたけど、これ最高だわ
ほんとは三次でこういうのやってほしいんだけども
431名無しさん@ピンキー:2013/01/03(木) 22:23:09.08 ID:6/1V46fr
ちょっと萌えたので転載

759 名前:最後尾の名無しさん@3日目[sage] 投稿日:2013/01/03(木) 20:52:59.84 ID:86mKTJsA [7/9]
>>757
同期に「(上司)さん不潔!!」「風俗なんて最低!!」「風俗行く人と話なんてしたくない!!」
そんな事言ってた彼女は、仕事のシーズンオフに合宿免許へ行き、DQNやオヤジ達に散々ヤラレw
帰って来てから飲みに行ったら「ボディートーク最高!」「身体の相性確めてからじゃないと付き合えない」
「男一人じゃ満足出来ない!セックスは男が多ければ多い程気持ちイイんだよ!!」「○○君とは同期だから何時でもヤラセてあげるよ!」
暫くすると仕事帰りに街で男にナンパされに出歩く様になり、「昨日はどんな人とヤッタ」「何人とヤッた」と翌日報告するようになり

そして病み過ぎて会社を辞める頃には、辞書から書き出した言葉を持ち歩き・・・
「○○君〜〜って言葉知ってる?〜〜、××である!○△を表す!!」と、自己啓発帰りみたいなランランとした目で
往来の激しい駅前で突如大声で読み始めたwww

コレが俺の身近で見た、地味女がビッチになって行く様子だった
432名無しさん@ピンキー:2013/01/03(木) 22:30:06.92 ID:VGgvTPcc
ビッチっていうか精神病んでんじゃねえかw
433名無しさん@ピンキー:2013/01/04(金) 04:32:54.69 ID:ZhSwhNCS
Rites、8年振りの続きって何か凄いなw
まあまたイイ所で終わっちゃってるんだけど…
434名無しさん@ピンキー:2013/01/04(金) 17:05:03.79 ID:kpBsxLb0
>>433
すまん、ググっても見つからなかったんだが何のことなんだろう
435わたぐも:2013/01/04(金) 21:47:14.28 ID:BuV9FC+8
弥生救出へ→失敗→救出者堕落

っていうスピンオフ的な話って需要ありますか??
もしくは他の作品での続編の要望でもお応えします。

今日ひさっっしぶりに時間できたのでもし需要あれば書こうと思います。
436名無しさん@ピンキー:2013/01/04(金) 22:07:38.77 ID:gQKrRPZl
おお!かえってこまるかもしれませんが、
お好きなようになんでもありんこです!
437名無しさん@ピンキー:2013/01/04(金) 22:16:03.53 ID:kpBsxLb0
続編というなら>>237のネトゲ自堕落モードに入った洋子さんの話が気になる。
でも>>436も似たようなこと言ってるけど、わたぐもさんが好きなように書いてくれるのが一番かなあ。
作者がもっとも楽しく書けるものが、結果的には読む側としてももっとも面白くなりそうなので。
438名無しさん@ピンキー:2013/01/04(金) 22:47:48.03 ID:dhFL+LZz
>>435
めちゃ気になりますので、お願いします。出来ましたら脱色 日焼けシーンを書いて下さい
439名無しさん@ピンキー:2013/01/04(金) 23:03:20.01 ID:tWF5LU24
上に挙がってる二つはどちらも好きな話だったので、書きやすい方で書いてくれればそれだけで嬉しい
440わたぐも:2013/01/05(土) 00:11:39.93 ID:a8uNF7aq
夏休み明け、あの弥生が学校に来なくなった。


ーー1か月。


様々な憶測・噂が流れる。

「大学受験に専念」「海外の高校に編入」「重病」・・・


だが周りの抱く「完璧な弥生」という大前提の上に成り立つそれらは決して真実の彼女の現状を捉えることはなかった。


しかしそんな中、ただ一人。

その真実を目にしてしまった。



鈴鹿水希。
彼女は誰よりも弥生を尊敬し、誰よりも弥生を慕った。
そんな高校2年生。


不幸にもそんな彼女が第一の目撃者となった。


そして、学園第二の失踪者となる。
441わたぐも:2013/01/05(土) 00:26:31.71 ID:a8uNF7aq
小さいころから隣の家に住む弥生に憧れていた。
優しく、運動神経抜群、頭もよく、年々綺麗になっていく美貌。ピアノだってできる。

なんとか彼女みたいになりたかった。水希は必死に努力した。
常に優しくあろうとした。
めいっぱい汗を流した。
必死に勉強した。
美しくあろうとした。
ピアノだって泣きながら頑張った。


そんな彼女にとって目の前の光景は信じられないものだった。
442わたぐも:2013/01/05(土) 00:40:07.85 ID:a8uNF7aq
お見舞いに行った彼女は弥生が実家にほとんど帰っていない事実を知った。


それは彼女の持つ弥生のイメージに当てはまらない出来事。


頭は混乱し、たった数メートルの帰り道から逸れた。



完璧な弥生さんが・・・



数年間のあこがれの存在が・・・





そうして彷徨い、日がすっかり沈んでいた。

「弥生さん・・・」



そんな声が届いたのだろうか。

ネオンの光が煌煌ときらめく中、薄汚れたマンションのような建物から弥生が現れた。






だが。
443名無しさん@ピンキー:2013/01/05(土) 05:48:52.33 ID:h/yjegtZ
>434
インクエストってサイトで連載してる小説。
内容的にはこのスレの趣旨にも該当してるかと
444名無しさん@ピンキー:2013/01/05(土) 18:41:14.78 ID:vDBgDP1s
>>442
なんかすごく気になるところで引きにw
ゆっくり待つので暇な時にでも続きを期待しとります

>>443
ありがとう
数年ぶりにアクセスしたわw
445わたぐも:2013/01/05(土) 21:29:57.13 ID:a8uNF7aq
現れたのは「彼女の弥生」に相応しくない低俗な人間達に囲まれた弥生。



頭は真っ白。
彼女が16年間積み上げた理想が一日のたったワンシーン打ち砕かれた。





・・・いや、打ち砕かれていない。
そんなはずはない。
弥生さんを疑った自分が恥ずかしい。



きっと、おそらく、必ず、絶対に。

あの周りの連中が悪い。



きっと弥生さんは・・・
446わたぐも:2013/01/05(土) 22:24:39.14 ID:a8uNF7aq
水希の執念は2週間もかからないうちに弥生に絡んでいた連中の溜まり場・それぞれの行動
を特定した。





「弥生さんに絡むの止めていただけませんか。」


「あ?」


水希は覚悟していた。当然のように想定していた。否定を。


目の前にいるのは今まで絡んだこともないような低俗な女。
暴力で訴えてくるようなら長年鍛えてきた護身術で対応する。




だが返ってきた言葉は



「いいよ?」

拍子抜けの一言。


「着いてきな」
447わたぐも:2013/01/05(土) 23:08:21.43 ID:a8uNF7aq
汚いアパートの一室。


「うん。さっき言った通りいいんだけどさー
 一つ問題があってね?」


そう言って女が押入れの奥から引っ張り出したのはアルコールランプに白い粉。




もちろん経験などない。
それでもそれがどういった用途に使われるのか理解することは容易だった。



「これね、弥生に売るやつ。」

「!?」

「弥生がいないとね、私大赤字なんだ。」
448わたぐも:2013/01/06(日) 00:11:01.55 ID:K3KN3mK1
明日が終わるまでに完結まで持っていく予定です。

もうしばらくお付き合い下さい。。
ちなみにこの時点で元考えていたストーリーからだいぶずれてます(−−;←
449名無しさん@ピンキー:2013/01/06(日) 00:12:31.72 ID:qvWBncBG
乙乙
わたぐもさんの書く不良連中は搦め手が上手くて頼もしいわw
450わたぐも:2013/01/06(日) 02:30:41.13 ID:K3KN3mK1
短編を一作↓↓
451わたぐも:2013/01/06(日) 02:33:12.68 ID:K3KN3mK1
・主人公→プ○キュア的な戦う魔法少女的な感じ
452わたぐも:2013/01/06(日) 02:53:02.00 ID:K3KN3mK1
※グロ注意※




ズサッ・・・!!



・・・・ズサッ・・・・!!




暗く湿った地下室に耳を塞ぎたくなるような残虐な音が響く。



敵に敗れ拘束されて一か月。
レイナの真っ白な戦闘用のドレスはすでに真っ赤に染まっていた。
だがその赤は彼女自身のものではない。


すべて返り血。


彼女の手足は金具で縛られていたが右手は自由。


見た目には。

だがその右手は返り血の元凶。
彼女の意思とは関係なくその腕は機械的に目の前の捕まった奴隷たちの首をはねる魔法陣を描く。
453わたぐも:2013/01/06(日) 03:02:09.64 ID:K3KN3mK1
1か月前。


敗北した彼女は死よりも辛い拷問を受けることになった。


目の前で自分の生み出す魔法が本来守るべきはずの人間の首をはねる。


「いやあああああああああああああああああああああああ!!!!!
 もうやめてええええええええええええええ!!!!!」



涙も鼻水も混ざるグチャグチャの顔。


それでも運び込まれる奴隷達。

止まらない手。


「もう許してええええええ・・・・」
454わたぐも:2013/01/06(日) 03:11:58.38 ID:K3KN3mK1
今やその眼に光はない。
叫ぶことも忘れた。


そんな日々の中、ある変化が訪れる。





キモチ・・・イイ?





それは彼女が彼女自身を守るための感情の変化。

あまりにも強いストレスを与えられ続けた脳がなんとか作り出した快楽物質。


「あは・・・・
 あははははははははははは!!!!!!
 キモチイイ!!・・・・きもちいいんだあ!!!!」


股からは快楽に耐えられず尿が伝っていた。
455名無しさん@ピンキー:2013/01/06(日) 08:35:05.61 ID:mP9aK/OS
  ●●●ケネディ大統領は何故、死なねばならなかったのか?●●●
  http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/3729/1226114724/53

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456わたぐも:2013/01/06(日) 22:11:33.53 ID:K3KN3mK1
「・・・いくら渡せばいいんですか」

「さすが優等生弥生の後輩ね。理解が早くて助かる♪
 
 ・・・3万ってとこかな♪」


「さっ・・・!?」

日頃塾に通いバイトなどしたことのない水希にとっては驚きの額だった。
「・・・ムリなの?」

「ほ・・ほんとに弥生さんはそんな額を了承しているの!?」

「あははw だから学校も行かずせっせとオッサン相手に腰振ってんじゃないw
 まあ最近は本人も目的忘れるほど楽しんでるみたいだけどw」


そういうとケータイを水希に差し出した。

そこに写るのはホテルから出てくる中年の男と楽しそうに腕を組む弥生だった。


「・・・・っ!?」


(やっぱり・・・そうだったんだ・・・)

この2週間聞き込むうちに様々な弥生の良からぬ話を耳にした。
しかし弥生を信じた水希はそれらの情報が人違いやガセであると耳をふさいだ。

しかしとうとうその事実から逃れられなくなった。
457わたぐも:2013/01/06(日) 22:40:33.77 ID:K3KN3mK1
――私が元の弥生さんを取り戻す。


しばらくの混乱のうち、彼女は覚悟した。

(これまでのお年玉や入学祝いの貯金がある・・・。)


「わかりました。払います。」

「お♪いいね♪」

「そのかわり今後弥生さんとは関わらないでください。」


(う〜ん・・弥生が自分からきてんだけどな〜w ま〜いっかw)
「いいよ♪」


「・・・じゃあ、お金持ってきます・・・」

「あ、ちょっと待って。」

「?」

「うん、お金は明日でもいいんだけどね〜」

「なん・・ですか?」

女は水希にはわからない程度にニヤッと笑った。

「こんな物騒なモノ早く手放したいわけ。こんな年齢でけーさつに捕まりたくないしw」

「・・捨てたら・・いいじゃないですか・・・!」

にらむ。

「それがそうもいかないのよ。最近サツの目が厳しくてね? 捨てたやつが万が一見つかったら
 そっからとくてーされちゃうんだって。後、コレこわーいおにーさんから買ってるから使わず
 売らずにその人の足がつく証拠すてましたーなんて言えないわけ。」


理解した。
わかりすぎるほどに。
足が震える。
しゃべりだそうと動かす唇が震えている。

警察には言えない。弥生まで捕まってしまう。
力任せにもできない。目の前の女一人を倒したところで次の日にはまた平然と薬を
売っているだろうし、他の仲間がまた弥生に売りつけるだろう。


唯一の可能性は誰かが代わりになること。

(私が弥生さんを助けるしか・・・)
458わたぐも:2013/01/06(日) 23:15:51.33 ID:K3KN3mK1
「本当にこれで弥生さんとは関係を断ってくれるんですね・・・?」

「うん♪私たちからはもう声はかけないわ♪」


「・・・・わかり・・ました」




「はい。思いっきり息はいて。」

薬が焙られる前に座らされた水希は指示を飲む。
しかしなんとかどこかでごまかせないかとチャンスを伺っていた。

・・・が。
それを見透かしたように女は息を吐いた直後の水希の口を塞いだ。

「・・んぐっ!?」
「は〜い♪ 苦しい?苦しい?w」

思いのほか強い女の力は足掻いても外れず、水希から酸素を完全に遮断した。
「んっ!! んっ!!」

意識が遠のきだしたとき、

女はぐっと水希の顔を薬の前に近づけた。


「さあ! 吸いな!!!」


パッとその口が解放され、その手はそのまま水希の顔の動きを封じた。


唯一命をつなぐ酸素確保の道。



彼女のカラダは目一杯その汚れた酸素を体内に取り込んだ。
459わたぐも:2013/01/06(日) 23:27:04.48 ID:K3KN3mK1
・・・
・・・・・
・・・・・・・。


あたまがまわらない。




ふわふわする。




なにもはんだんできない。

なにもかんがえられない。




「どう?」




・・・・。
なんかいってる。




わたしはしょうき。


くすりなんかにまけてない。




ちゃんとへんとうしなきゃ。
わたしがくすりにまけてるとおもわれちゃう・・・



「なんて〜〜?   いっ・・・た〜〜?? のよぉ・・・・」


やっとでた日本語。 

イントネーションも区切りも声の大きさも。
明らかに正気のものではなくなっていた。
460わたぐも:2013/01/06(日) 23:34:07.62 ID:K3KN3mK1
遠くでドアが開き数人の人間が入ってくるのがわかった。



ひとりのおとこがじぶんのまえにたってなにかしゃべりかけている。




「わたしわー!!! しょうき!!!」


これでだいじょうぶ。
ふつうなことがあいてにつたわった。


あ、、いってることがわかった。


もう・・いっ・・かい・・・・すえる・・か??


わたしはしょうきだもん。
あなたのいってることぐらいわかる!


ほら。こうやってかおちかずけてー
おもいっきり・・・すう!
461名無しさん@ピンキー:2013/01/06(日) 23:35:37.96 ID:yyv+HPPV
乙です!
ひらがな表記が萌えるなあ
やがてこれが素の状態になるまでに落ちぶれるんだろうな・・
462わたぐも:2013/01/06(日) 23:40:45.28 ID:K3KN3mK1
あれえ・・・

もっとふわふわしてきた・・・



あ・・ぱんつぬがされたー


あははは

なにーー?
ちんちんだしてー


きもちわるいなーw



わたしはしょうきだからちゃんとじょうだんわかるんだ。


ほらあ・・くわえちゃう!



あはははは


いいおとながおしっこもらしてるーー
463わたぐも:2013/01/06(日) 23:52:19.50 ID:K3KN3mK1
あーーー



おしっこ?



やりかた?

わかるかー?


あれどーするんだっけ??
どわすれしちゃった。



でもちゃんとしょーきっておもわせなきゃ。


あ、ばけつ?

そっかー。わかったー!




ふう・・あぶない あぶない


わたしはしょーきなんだから。


かんちがい、されるところだったわ。



水希は人前でバケツに座り用を足した。
そしてその直後支えられなくなり後ろに倒れこむ。

その際バケツからこぼれた尿が自らのスカートかかり、床も汚した。

しかし気になどならなかった。
464わたぐも:2013/01/07(月) 00:05:28.93 ID:K3KN3mK1
「あーあw 綺麗にキマっちゃてるね〜ww」

「ちょ、私のじゅーたんww」
「いいじゃんww どーせ安物だろww また買ってやるってww それより・・・っと」

「ねー、しょーきの水希ちゃん♪ 水希ちゃんって大人にもなってまさかちんちんココに入れれない
 なんて無いよねえ??w」

そういって水希の秘部をペチペチと叩く。



「できるぅ〜〜に・・・きまってるだろおお・・・」

とろんとした表情で答える。


「よーし!じゃあ挿れちゃう!! 痛いかな〜〜? 我慢できるかな〜〜?ww」
465わたぐも:2013/01/07(月) 00:12:35.82 ID:wpL9ippD
あれえ・・・


なんかはいってくる・・・・・



あったかいなあ〜〜


ちょっといたい・・・のかな??


うん?がまんできるか・・・?



できるにきまってるじゃん! 大人なんだし。



ていうか・・・



これ・・・




・・・いい。








きもちいい・・・・。


もっと・・・


よく・・なりたい・・・




水希はほとんど自由の利かないカラダを揺らした。
466わたぐも:2013/01/07(月) 00:29:33.89 ID:wpL9ippD
次に目を覚ました時、水希は自らのだらしない姿に驚いた。
スカートは自らの尿で湿り、最近膨らみ始めた胸は他人の唾液が半分乾いた状態、秘部からは白い液体が垂れていた。


「目、覚ましたか。」

「・・・。」

水希にケータイ画面を近づける。

そこには自らクスリの煙を吸う水希。
煙草をもつ水希。
数人の前でバケツに尿を注ぐ水希。


「わかるな?
 安心しな。これで脅して金ゆすろうなんてしないよ。
 今日のこと他人に言うなってだけ。」

「もう俺たちからお前に関わりに行くようなことはしない。もちろん弥生も。」



「・・・。」




このやり取りのうち、水希は解放された。
467わたぐも:2013/01/07(月) 00:59:03.44 ID:wpL9ippD
家に帰った水希は疲れ切りそのまま朝まで眠りについた。


次の日の休日の早朝。
まだ日も昇っていない時間。彼女は目覚めた。

弥生を解放した最高の朝。






・・・のはず。
だが、彼女の内ではその達成感を端に追いやる圧倒的感情、欲求が支配していた。


身体が震えている。
イライラする。

もう一度寝ようとするがどうやってもそんな状態にはなれない。
気を紛らわそうと本を読んだ。・・・内容が入ってこない。
勉強をしてみた。・・・集中できない。

旅行で両親が不在の中、人生で初めての自慰行為にも手を染めた。

慣れない手つきで思いっきり秘部を責めてみた。
胸を思いっきりいやらしく撫でてみた。


それでも足りない。



「あ・・あ・・どう・・・しよう・・どうしろっていうの!?」


「あああああああ!」

あまりのイラつきに布団に顔をうずめながら声を出す。


目の前の幼少期から大切にしていたぬいぐるみが目に映る。


「ああ!!もうっ!!!!」



思いっきり床にたたきつけた。
468わたぐも:2013/01/07(月) 01:09:40.53 ID:wpL9ippD
・・・そうやって苦しんだ二日後。




生まれて初めて学校を早退した彼女はあのアパートの前に立っていた。


親の財布から抜いてきた金を握りしめて。





「あれ? 水希ちゃんじゃんw どうしたの? がっこーの時間だし・・」






「・・・・・ください。」







「いいよ。入りな。」
男は邪悪な笑顔で彼女を受け入れた。
469わたぐも:2013/01/07(月) 01:11:17.40 ID:wpL9ippD
――完。
470名無しさん@ピンキー:2013/01/07(月) 01:15:47.13 ID:t8wA++9M
水希&弥生の会話は?
471わたぐも:2013/01/07(月) 01:24:06.85 ID:wpL9ippD
はい。当然のごとく彼女の約束は守られませんw
弥生は本編の通りしっかりどっぷりあの通りです^^;

また需要があれば時間があるときに今回絡むことのなかった二人の再会の話も
書こうと思います。

こうやって後日談とかスピンオフ的なストーリーは難しいですが書いてて面白
かったり・・。リクエストあればまた書きたいと思います^^


ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました☆
472わたぐも:2013/01/07(月) 01:28:09.12 ID:wpL9ippD
>>470さん

今回は意図的に外しました^^;
上にも書きましたが再会の話は別の機会にまたひとつの話として
書きたいと思います。
473名無しさん@ピンキー:2013/01/07(月) 21:12:49.03 ID:4X8i4L66
乙!ぬいぐるみ叩きつける所がそれまでの価値観が崩れ去っていく感じがしていいなあ。
そういう直接的でないけどじわじわくる描写が大好きです。
474名無しさん@ピンキー:2013/01/07(月) 21:42:11.25 ID:H2n578C9
わたぐもさん 毎回GJです。
堕ちていく過程がすばらしいです。
弥生のような別のネタで新作をお願いします。
475名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 03:31:31.23 ID:29QsaCV+
正直、糞以下の内容。不快な内容で気分が悪い。
わたぐもは書く才能ないから
476名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 07:25:13.92 ID:2KtXoLdT
ああ、ここも荒らしに目をつけられたか・・・
なんなら入れ替わりスレあたりで総合で避難所作ろうか?
477名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 10:15:46.13 ID:5GsxaZvM
なぜいれかわりスレなんだwまあでも避難所自体は賛成。
成績スレも同じだったが、人が少ないなりに投下もちょくちょくあって良スレだったのが
一人粘着が出たせいで職人は消えて過疎化が進み、そしてスレそのものが消えちゃったからなあ
478名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 13:14:27.04 ID:qTa6KBd6
夏菜子のなつは良作
わたぐも糞野郎は糞内容しか書けないのなら載せるな
479名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 14:10:20.14 ID:CTXa0Y8c
じゃー読まなきゃいいのにな。
480名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 14:15:29.26 ID:ysvQnCG0
合う合わないは趣味としても雰囲気ってのがどれだけ大事かわからないのもいるのもしかたない
>476の案で対応できたらいいかな
481わたぐも:2013/01/08(火) 16:16:28.89 ID:LQiVGA6w
>>475 >>478さん
不快な気持ちを抑えつつこれまでの私の稚拙な文章を
読んでいただきありがとうございます^^


私の投稿は良作である「夏菜子のなつ」があるこのスレを残すためのものだと
思ってください^^
482名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 17:20:36.51 ID:2KtXoLdT
>>477
すまん、なぜかその「成績優秀〜」スレと書き間違えたw
とりあえず週末くらいまで様子見して居つくようなら避難所立てるわ

>>481
気にせずがんばってくだせえ
483強制喫煙での某作家:2013/01/08(火) 18:36:41.63 ID:lqNQnGPg
わたぐも氏の作品は確かに下品で内容はつまらない
わたぐも氏が書かせて下さいとお願いすれば受け入れてやってもいいとは思う
わたぐも氏は自分の小説で読者を不愉快にさせていることを認識すべき
もう少し勉強しなさい
484名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 18:45:47.08 ID:hNIrWLHA
俺はわたぐも氏のファンだよ。
485名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 18:51:59.28 ID:d3Kmcyjs
やり口が上で言われてる成績スレとそっくりだからマジで同一人物かもな
>>482は週末まで待たずにすぐにでも避難所つくってくれていいと思うぞ

あとわたぐもさんはたった一人の粘着よりも、ずっと多くの愛読者がいることを信じてほしいぜ
486名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 19:26:41.68 ID:TdpN1hCE
とりあえず自分でなんにもかけないクズの言うことはほっとくのがいい
487名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 20:32:07.40 ID:9DUPCqyc
女性上位で優しく愛撫される小説でも投稿者に絡んでいた奴が居てスレが過疎化したよ
嘆かわしいことだ
488名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 20:43:11.21 ID:cC0BqEqM
ケバコラの作り方講座みたいなものはないんだろうか
一昨日からケバコラスレ見ていて参加してみたかったけどどう加工すればいいのかがさっぱりわからんかったぜ
489名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 20:57:12.27 ID:vs2h0+GI
個人的には隣の席の少女の続きが読みたい
作者さん戻ってこないかなぁ
490 ◆w7T2yFC1l7Bh :2013/01/08(火) 21:25:23.39 ID:012Ou0bS
わたぐも氏GJに一票ノシ
491名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 22:01:49.02 ID:lqNQnGPg
隣の席の少女の作家さん 夏菜子のなつの作家さんが戻ってくることがベスト
そしてわたぐもはブログで書くなりしろ
強制喫煙は質が高い作家さんばかりだから苦情がない
492名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 22:15:57.41 ID:tB9yRLo7
俺も続き読みたいけど、他の人をこき下ろして褒められてもうれしくないどころか迷惑がられるで
493名無しさん@ピンキー:2013/01/08(火) 23:00:02.56 ID:znR3x78H
まあそれが狙いだしな
そのうち強制喫煙スレにも荒らしに行くことだろう、暇なことだ
494名無しさん@ピンキー:2013/01/09(水) 00:14:37.26 ID:+OvqmRV5
やっぱり週末まで待つこともないかと思ってちゃっちゃと避難所作ってみた。
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/15851/

現状の人数からして雑談スレとSS投下スレみたいな細分化は必要ないかなと思って、まとめてひとつにしてみた。
あとは管理人への連絡スレッドがひとつあるだけ。
避難所が過疎るくらいに本スレが平和になるのが一番だけど、
本スレが荒れてしまってて書き込むのがちょっと…なんて場合は気楽に使ってみて。
495名無しさん@ピンキー:2013/01/09(水) 01:51:50.64 ID:zdcHf4zA
>>わたぐも氏

読ませていただきました。だが、水希&弥生を救おうとする性格良し
の男子生徒(優等生じゃなくても気弱でも可)が学校にいないのは何故
だろうか、とツっこみたくなってしまうのは野暮でしょうか

 つーか、優等生の概念って何よ?
496名無しさん@ピンキー:2013/01/09(水) 02:12:00.47 ID:c2ATNJ2A
隣の席の少女はいいなぁ
黒髪の女の子が金髪化するだけなのにあそこまで容赦なく描写できるのは感動した、しかも抜けるんだから恐ろしい
同じように投稿されたお嬢様がパツキンポニテ化する話もあったけど隣の席の少女とは対照的な雰囲気なのがなんとも

ぜひ続きが読みたいな
497名無しさん@ピンキー:2013/01/09(水) 03:13:42.49 ID:xqS1SPaM
わたぐもの糞馬鹿は薬 放尿ネタなんか書いて読者が喜ぶと思っているのか
本物の馬鹿
大馬鹿
498名無しさん@ピンキー:2013/01/09(水) 07:11:52.41 ID:vMDYAaEf
>>494
仕事速いな、乙
某スレみたいに避難所が本スレ化して賑わうこともあるかもしれんな
499名無しさん@ピンキー:2013/01/09(水) 08:08:46.12 ID:4Itgl2py
乙乙
そちらにも何か投下したいところだが月末までは厳しいかな
500わたぐも:2013/01/09(水) 16:37:10.75 ID:klwY1AbB
せっかくのスレが台無しですね。。
残念です。。

しばらく創作は控えます。


>>495
こんな状況下にもかかわらず、読んでいただきありがとうございます^^
自分の中で勝手に女子高をイメージして書いてしまっていました;;
すいません><
弥生を書き終えた後、完璧な弥生に救出者がいないなんておかしいなーと貴方
の指摘と同じことを思い今回その役割として水希を登場させました^^;

じゃあその水希の救出者は・・っていう風にこの後話を持っていきたかったのですが・・・;;
501名無しさん@ピンキー:2013/01/09(水) 17:21:49.88 ID:vMDYAaEf
>>500
避難所作ってもらえたし、そこで続けてほしいなあ
独特のテンポですごくゾクゾクするんで、休止されるのはもったいないです
502名無しさん@ピンキー:2013/01/10(木) 19:54:59.27 ID:Y9dlj7qm
>>496
まぁ、わたぐも氏は2ch向けではないな
503名無しさん@ピンキー:2013/01/10(木) 19:55:59.39 ID:Y9dlj7qm
安価ミスった
504名無しさん@ピンキー:2013/01/11(金) 01:43:58.64 ID:ECvg1Wx7
弥生&水希を救済しようとする元落ちこぼれの話を書こうとしたけど、
スレの空気を読んだら書いちゃいけないんだろーな
505名無しさん@ピンキー:2013/01/11(金) 01:45:18.88 ID:DJAsEGde
そうだね
506名無しさん@ピンキー:2013/01/11(金) 02:03:35.56 ID:AbA7y/w0
避難所に投稿するとか?
507名無しさん@ピンキー:2013/01/11(金) 13:10:37.73 ID:NXagv125
スレタイも読めないのか
508名無しさん@ピンキー:2013/01/13(日) 12:26:30.18 ID:jdQ4QwzJ
ケバコラスレって昨日はなかったのかな
509名無しさん@ピンキー:2013/01/13(日) 15:20:35.01 ID:odZi6Z3/
>>508
まだあるぞ
510名無しさん@ピンキー:2013/01/13(日) 22:44:16.97 ID:UDGGPSux
>>2-8の弥生を助けようとした>>504のようなタイプが
逆に色欲に駆られて、「ほーら、結局、あなたも同じ穴のムジナよ」と
いう展開が見たい
511名無しさん@ピンキー:2013/01/14(月) 01:55:38.87 ID:7Inrmy9p
>>504
???
元おちこぼれっていう設定の必要性がよくわからん
オレはおとなしくわたぐも氏の復帰を待つに1票。
512名無しさん@ピンキー:2013/01/14(月) 13:52:04.52 ID:DsZHB1I3
薬や放尿はNG
わたぐもさんもやりすぎ
513名無しさん@ピンキー:2013/01/15(火) 01:56:18.93 ID:5rs2bt9W
「赤い糸」「恋空」にも、未成年のたばこや酒の描写シーンがあったけど、
ああいう映画がヒットしてしまう今の世の中がおかしいんだよね

>>511
昔、弥生がきっかけで更生し,今は反動としてすごく真面目にやっている
元おちこぼれが、今の弥生を見て、昔の弥生に戻そうと奮起するとか

貴方らは、SSの女の子を脳内でタレントに脳内変換してたりする?
514名無しさん@ピンキー:2013/01/15(火) 02:38:56.80 ID:AxeYSXOT
>>513
赤い糸は3巻あたりは抜けるな。
金髪ガングロでタバコ吸うようになったあたりは激しく抜ける

というだけの作品だったが、あとは面白さも欠片もない
515名無しさん@ピンキー:2013/01/16(水) 02:37:43.84 ID:MdQzoV7P
隣の席の少女の作者さん戻ってこないかなぁ
516名無しさん@ピンキー:2013/01/17(木) 04:32:40.03 ID:N2jPyfS1
>>515
まだ待っているのか

俺もだ
517名無しさん@ピンキー:2013/01/17(木) 07:13:54.49 ID:PGcEXg1c
まあ荒らされることが濃厚な今、戻ってはきづらいわな
518名無しさん@ピンキー:2013/01/17(木) 07:27:38.31 ID:oU9Ikf3h
しばらくは雑談スレだな
なんか新しい情報でもあればいいんだが
519名無しさん@ピンキー:2013/01/17(木) 17:39:30.79 ID:Qbv67VFJ
スレが堕落してしまった
520名無しさん@ピンキー:2013/01/17(木) 18:12:46.33 ID:XekLkLK7
お兄様は堕落しました
521名無しさん@ピンキー:2013/01/17(木) 23:47:42.37 ID:tfK0g+FG
しかし、一人ぐらい優等生に恋焦がれていた男子(片思い)が、下心でその堕落した
優等生を助けようとしてもよさそうなんだが(「ここで俺がこの子助けりゃ、
俺の外見が悪くてもこの子は俺に惚れる!」とか)

>>500
水希に片思いしていた男子はいないのでしょうか?
522名無しさん@ピンキー:2013/01/18(金) 00:30:48.04 ID:Ql7/avJV
>>521
スレタイをよく見ろよ
523名無しさん@ピンキー:2013/01/18(金) 15:36:29.86 ID:6Bq/8kOQ
>>521

初代スレの最初の方でも議論なってたけどやっぱり男の堕落とか需要ないかと。
てかその例でいくと男は優等生ですらなさげなんだが。

ただやるなら>>5で出てきた鈴木君視点の話だろうな。
524名無しさん@ピンキー:2013/01/18(金) 21:39:43.94 ID:xja8dnog
このスレ読んで感じる罪悪感の正体は?
525名無しさん@ピンキー:2013/01/18(金) 21:41:29.75 ID:xja8dnog
>>523
「人は這い上がるために堕ちる」とバットマンの父親は言ッてたけど
526名無しさん@ピンキー:2013/01/19(土) 22:23:32.53 ID:JdkHeFHN
「弥生&水希(復活後)」のレズものは需要あり?
527名無しさん@ピンキー:2013/01/19(土) 23:05:20.02 ID:ZL6dl9V8
ない
528名無しさん@ピンキー:2013/01/20(日) 03:27:08.60 ID:w5h8RA3g
あるわけねえだろレズ厨
529名無しさん@ピンキー:2013/01/20(日) 15:32:45.70 ID:1oS5vqCG
レズは構わんけど復活後っていうのが果てしなくこのスレには不要
530名無しさん@ピンキー:2013/01/20(日) 20:36:31.49 ID:UVihh/58
何で復活してるんだよww
今回のわたぐもさんの話はなんだったんだww
531名無しさん@ピンキー:2013/01/20(日) 21:05:46.45 ID:SMbo8mQT
>>530
「水希」に憧れてた女子(1年)が,連鎖を断ち切り2人を無理矢理
救ったんだよww

 このスレの登場人物だけど、どんな人生これから送るんだ?
532名無しさん@ピンキー:2013/01/20(日) 23:19:13.85 ID:UVihh/58
なるほどwww

確かになー
弥生なんて商品価値なくなったら捨てられるだけだろうしな・・・
533名無しさん@ピンキー:2013/01/21(月) 20:56:14.47 ID:bXgYQGPY
分かったよ、肉体労働者の元おちこぼれに助けられた弥生は薬の禁断症状
を克服しながら、
死にもの狂いで勉強して大学進学し、「弁護士」になり、周りからは格差婚
と言われてもその男と結婚し、暖かい家庭を築いたことにするよ!

 その男と弥生との間に、子供が生まれたことにするよ

「ダイの大冒険」のメルルのような、「力を振り絞り好きな女(マァム)
の為に
戦う男」に憧れを持つ女の子は、よくあるパターンだしね
534名無しさん@ピンキー:2013/01/21(月) 21:48:43.99 ID:fLKEga4V
>>533
いや、真面目な話、お前このスレになんでいるんだ?
535名無しさん@ピンキー:2013/01/21(月) 23:17:24.15 ID:he5vf2YC
荒らすためにだろ
536名無しさん@ピンキー:2013/01/22(火) 01:26:08.45 ID:ciVBkvQY
スレの趣旨も理解できない勘違い君は幼稚園から出直してきてくだちゃいねぇwww
537名無しさん@ピンキー:2013/01/22(火) 12:32:45.49 ID:C5J3hPmO
>>532
>弥生なんて商品価値なくなったら捨てられるだけだろうしな・・・

 捨てられる弥生、ハアハア

低俗な女や男達が弥生を捨てる展開の会話書いてみて
538名無しさん@ピンキー:2013/01/22(火) 20:14:41.16 ID:fXgvE8aT
「偏差値34の女子高生が書いた反省文wwwwwwwwwww」ってスレで見た反省文があまりにもアホ過ぎて笑うとともに、
優等生だった女の子がこんな文章しか書けないバカになったらすごく興奮するだろうなあとホルホルした
俺もかなり末期的な状況らしい
539名無しさん@ピンキー:2013/01/23(水) 20:03:10.65 ID:13y+HxMF
このスレ、優等生を俺たちの位置まで引きずり降ろしたい、という
スレタイでもいいんでは?

このスレの小説読んだあとで罪悪感感じる秘密は?
540名無しさん@ピンキー:2013/01/23(水) 21:50:18.67 ID:fPGJxB+e
>>539
俺たちの位置に?意味がわからん。今のままでいいと思う。
そして罪悪感なんか感じない。
541名無しさん@ピンキー:2013/01/23(水) 22:34:27.70 ID:13y+HxMF
>>540
綺麗なものを汚した、という罪悪感とか・・・・・

 ろくでなしブルースや漫画「カメレオン」などで、未成年の喫煙飲酒が
よく描写されてるけど、やっぱり未成年の内はよくないんだよね
542名無しさん@ピンキー:2013/01/24(木) 03:11:58.85 ID:h2XPAkre
>>541
多分、このスレに合ってないわ。
未成年の内はよくないって?表現として?そう思うなら、やっぱりお前はこのスレに合ってないと思う。
543名無しさん@ピンキー:2013/01/24(木) 05:46:00.87 ID:ddXFhl8/
>>541
このスレの趣が理解できていない低能はお前だけだよ
スレタイを千回読み返して来い
544名無しさん@ピンキー:2013/01/25(金) 02:28:19.59 ID:e4NiJQOK
つかさがシャブにハマるSSはよかったのう
545名無しさん@ピンキー:2013/01/25(金) 16:26:33.25 ID:WJtfdlzd
---
【緊急アンケート】東急東横線の夜間の女性専用車両廃止を歓迎しますか?
http://research.news.livedoor.com/r/73842

読売テレビが女のわがまま女性専用車を斬る
http://www.youtube.com/watch?v=98pWaXYihXk&list=PLCDC875F7D14589A7
546名無しさん@ピンキー:2013/01/25(金) 18:29:26.88 ID:qlTF7dHE
お嬢様がギャルに唆されてギャルみたいな姿にされて羞恥に悶える話とか
547名無しさん@ピンキー:2013/01/25(金) 21:04:22.60 ID:/FBG3bCI
このスレの商品価値がなくなった女子を、海外で娼婦として買い取るけど?

誰を売る?
548名無しさん@ピンキー:2013/01/26(土) 18:45:16.39 ID:1YwOX4tE
http://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ107657.html
誰も触れてないが忘れてた奴は多いんじゃないか!?
ついにお待ちかねのものが・・・!
549名無しさん@ピンキー:2013/01/26(土) 19:54:34.27 ID:mmQdD/f+
>>548
避難所のほうに報告が来てたな
まー俺も販売開始と同時にやったがなかなかよかったわ
550名無しさん@ピンキー:2013/01/26(土) 19:59:11.31 ID:vndBBOR9
おお情報おつ
すっかり忘れてたw
551名無しさん@ピンキー:2013/01/27(日) 02:16:04.62 ID:kwB9S5WV
>>546
やっぱり恥ずかしがっているシチュもいいな
552名無しさん@ピンキー:2013/01/27(日) 23:17:16.16 ID:JnYsr6F5
優等生に憧れてた同級生が「高嶺の花だッたあの子がどうして・・・」と
泣きながら抜くところを想像したら、萌える
553わたぐも:2013/01/28(月) 20:08:20.96 ID:gCDu3rcF
皆さんの許可がいただければ避難所に作品をおとしたいのですが・・・><;
554名無しさん@ピンキー:2013/01/28(月) 22:06:06.45 ID:S3XX6vrs
いいかげんわたぐも氏のレスがうざい
555名無しさん@ピンキー:2013/01/28(月) 22:21:59.13 ID:S037XWFx
>>553

どうぞ!
556名無しさん@ピンキー:2013/01/28(月) 22:25:40.52 ID:tJdodpNM
なんで許可がいるの?好きにやれようっとうしい
557名無しさん@ピンキー:2013/01/28(月) 22:41:03.04 ID:F/jrHvJk
好きにやったら文句言われたからなぁ
558名無しさん@ピンキー:2013/01/28(月) 23:53:58.83 ID:0swCfxY4
>>553
許可なんていらないですよ、どんどんやってください
559名無しさん@ピンキー:2013/01/29(火) 00:59:02.83 ID:t0z0s8xn
>>553
とりあえず顔文字が果てしなくウザイ
560名無しさん@ピンキー:2013/01/29(火) 19:52:11.73 ID:CCzObyii
このスレもなんか殺伐としてよろしくないな
561名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 01:37:49.08 ID:zlmtT6zt
わたぐもさんはもうここ書くの禁止でよくね?
自演までして書こうとするのは見苦しい
正直HP作って書けば誰も文句言わない
562名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 01:52:10.26 ID:1z28/+Lk
何故わたぐも氏は嫌われてるの?
563名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 01:57:01.35 ID:htciVxHP
ぼうやだからさ
564名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 01:58:18.32 ID:htciVxHP
って気に喰わないからって叩いてる方ね
565名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 02:11:07.67 ID:LHIVrOjs
いっそ弥生とかは買いたいくらいなんだがSS同人って難しいよな
>548とかならわかりやすいんだけども
566名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 06:27:05.97 ID:On5bneIY
>>562
出る杭が打たれてるだけ
567名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 06:37:17.40 ID:2vCuL3p4
なんで貴重な書き手を追い出すのかわからない。
そうやって一部の人間がその作者のことを気に食わないからって追い出して結果として他の書き手も寄り付かなくなって衰退して行ったスレは山ほどある。
そらそうだ、作品を投下しても追い出すような奴がいるスレなんてわざわざ発表したいと思わないよな。もしかしたら自分も中傷の対象にされてしまうのではないかと思うわけだから。
俺はわたぐもさんの作品好きだからこのまま頑張って欲しい。
568名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 07:45:09.38 ID:qGxXkfII
わたぐもが居ついてから他の作者さんの投稿がなくなってもいるがな
>>494の避難所はわたぐも擁護らしいな
雑談・SS投下スレッドにこのスレと同じような内容でレスしたらすぐに削除された、9番目のレスだ
569名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 09:29:32.77 ID:QFUMLxiX
わたぐもさんの作品は独特
あの人の作品は薬で堕落 廃人ネタが多いから気分を害する人もいる
それに自演までして書こうとしたことで余計に嫌われた
570名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 16:03:38.35 ID:VXYfAJ98
多分避難所作ったのはわたぐもだろ
わたぐもはここに来るな
邪魔だ
571わたぐも:2013/01/30(水) 16:45:56.73 ID:CHPNhuDG
今書いてる分が終わったらもうここには来ません。
正直しんどいです。仕事じゃあるまいし。


>>568さん 他の作者さん戻ってくるといいですね。正確には「あなた」が居ついてからだと思いますが。



今まで読んで下さった方々、本当にありがとうございました。
572名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 16:58:28.30 ID:qGxXkfII
>>571
はいはい、過去ログ見てからレスしようね
そっちのキモいレスが出てから他の作者さんの作品が殆どなくなったことぐらいわかるだろ?

もう二度とキモいレスをしないでね
573sage:2013/01/30(水) 17:32:07.74 ID:hQujGoWg
普通に投下すりゃいいのに
574名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 17:35:42.61 ID:x4TtUPbb
わたぐもウザいな。お前のせいでスレ荒れて二度と来るな
575名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 17:36:54.91 ID:K+/UWt4g
ひとつだけID変わらずであとは単発だから携帯とPCからやってるんだろうなあ
わかりやすすぎるw
576名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 17:39:26.78 ID:x4TtUPbb
>>575
わたぐも黙れ。二度と来るな。
577名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 17:49:37.22 ID:x4TtUPbb
わたぐもはまず皆に謝罪しろ
578名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 17:52:05.51 ID:qGxXkfII
もうIDが変わっているから無理だろ
579名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 18:37:03.22 ID:43qZB3ld
何処かで見た風景だな
こうして書き手を追い出すわけだな。
580名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 18:51:45.62 ID:3k/lIY+r
肉スレと成績スレと酷い目スレあたりではよくあることだな
581名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 21:30:19.80 ID:aes2UrqG
わたぐも氏は確かにTPOをわきまえていなかった。
タブーな話が入る小説を載せている作家さん方は個人のサイトかそういった内容の小説をたくさん載せているサイトに載せている
中傷的な批判は反対だが、内容のある批判には賛成
じゃないと作家さん方も進歩しない
582名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 21:54:03.19 ID:SGQ0tNjg
ここのは中傷しかないからアウトってことか
583名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 22:05:24.09 ID:aes2UrqG
>>582
両方悪いですね
ただわたぐも氏も悪いですから怒るのも理解できます
584名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 22:09:41.03 ID:SGQ0tNjg
で、一人何役やってるの?
585名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 22:13:43.60 ID:lH/sJ2um
普通の情報すら気軽に書き込みにくくなってね?
586名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 22:19:37.78 ID:/qROAkJ9
1
587名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 22:20:05.75 ID:/qROAkJ9
2
588名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 22:22:46.20 ID:/qROAkJ9
おっとすまん、某安価スレと誤爆してた

>>585
俺は避難所の方に書くからいいや
ここはもう万一誰かが作品投下した時のために追ってるだけだし
589名無しさん@ピンキー:2013/01/30(水) 23:37:57.17 ID:nttXZ90F
>>565
弥生を買い取っていただいて、メチャメチャにしてあげて欲しい

薬漬けにされて密輸船の娼婦と化した弥生とか・・・
590名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 06:56:06.83 ID:MWR4YnzW
作者非難が始まると、ろくなスレにならないんだよなぁ
投稿が少ないのはわたぐも氏のせいでもなんでもなく、書かない奴らが悪いだけな気もするが。
591名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 08:17:06.32 ID:tbQkb2g8
>>590
元々投稿自体少なかったもんな。
その中でわたぐも氏は貴重な存在だったわけだ。
作者語りが多かったのはマイナス点だとは思うが。
これで他の潜在的な作者も投稿しづらくなったわけだな。
エロパロ板全体がこんな感じだよ。作者を気に入らない一部の人間が大騒ぎして書き手を追い出す。どうにかならんかね。
592名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 08:56:48.19 ID:IKvLSNI5
わたぐもは度が過ぎていたがな
593名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 12:07:54.83 ID:AIg1GFTC
わたぐもさんは読者への対応はかなりマイナス
あの人からは投稿してやっているというような態度が見れた
いくら腹が立っても読者を批判するのは論外
594名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 13:19:45.78 ID:Cup5LpCU
まぁ客商売よろしくお客様は神様ですな主張もどうかとおもうけどね
2chなんて便所の落書き、誰かが決定的にえらいわけでもないし
みんなが気持ちよく利用できるのが一番なんじゃないかな
595名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 14:40:58.57 ID:IzFJIMsB
わたぐもの作品で不快になった人がいるかいないかが大事なんだよ。
いた時点でダメ。話にならない
596名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 15:05:02.16 ID:IKvLSNI5
>>595
さすがにそれはないわ
万人が満足する作品なんてあるわけないだろうが
597名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 15:07:25.05 ID:1f8nDUCA
不快になる人がいるからアウトっていうのはなぁ……
まあ、それが多い・多そうなら作者も事前の警告をした方が良いわけだけど

こんなスレ覗く程度に近い嗜好を持つにしても同一では無いってのを理解して
お互いやっていけないのかねぇ……なかなかうまいこといかねえもんだ
598名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 15:25:47.22 ID:y3fH4l3O
最近のこの流れ…このスレが堕落したな
599名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 16:05:29.31 ID:IzFJIMsB
要するにわたぐもには技量がない。だから読者が不快になる
わたぐもはもう少し勉強しろ
600名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 17:17:41.27 ID:aw/L+NF4
>>599
そんなに技量やら勉強やら言うんなら手本書けよ。
万人が不快にならず作者さんが増えるような作品が書けるんだろ?
601名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 17:28:02.40 ID:a4nNDWfx
>>597
そもそも不快だって言ってる奴がひとりで暴れてるだけだしなw
避難所で一度発言削除されたらそれっきり一人も沸いてないの見りゃすぐわかる
602名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 17:43:42.50 ID:IKvLSNI5
ちなみに避難所で削除されたのは俺のレスね
603名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 17:50:07.90 ID:gQs28yk5
わたぐもに期待する方が間違い
どうせキモイ変態野郎なんだし
604名無しさん@ピンキー:2013/01/31(木) 19:34:21.72 ID:4VKyo5QX
読まなきゃいいのに
605名無しさん@ピンキー:2013/02/01(金) 00:28:44.79 ID:8EF6+wuN
オイオイ、ここ覗いている時点で皆キモイ変態野郎だろうにw
606名無しさん@ピンキー:2013/02/01(金) 09:15:43.73 ID:DGYDwHIq
いくらなんでもわたぐもは自己主張が強すぎ
607名無しさん@ピンキー:2013/02/01(金) 18:55:36.78 ID:1s3wfsj3
>>606
作品も書かず自己主張してるやつには言われたくないと思うぞww
608名無しさん@ピンキー:2013/02/01(金) 21:30:29.08 ID:neH0PtUU
>>605の言うことが全てだと思うがwwwww
SSという餌を恵んでもらってる分際でそれがマズいだのなんだの文句つけるのはおかしくねぇ?

作者個人への思惑はいろいろあるのは理解できるが、それを表立って叩く風潮がまかり通るような状況は
ろくな状況じゃないし、スレの空気もそういう空気になってくわけで。
少しでもいいSS読みたいと思うんなら文句も少し自重しろってことだ。
609名無しさん@ピンキー:2013/02/01(金) 21:46:52.21 ID:mhTrV18+
いいSSが読みたくて文句付けてるわけじゃねーんだから、んなこと言っても無駄だろうよ
610名無しさん@ピンキー:2013/02/01(金) 22:00:53.81 ID:DGYDwHIq
>>607
>>606が自己主張に見える馬鹿よりかは謙虚なつもりだぞw
611名無しさん@ピンキー:2013/02/05(火) 14:35:47.64 ID:UefFO5SX
個人的には純情なお嬢様がケバい姿になって恥ずかしがるシチュがいいな
612名無しさん@ピンキー:2013/02/06(水) 01:28:48.86 ID:SnvQUU1j
そして中身も染まっていくというのが理想やな
613名無しさん@ピンキー:2013/02/06(水) 02:07:37.50 ID:bZxq2Tv3
純情そうなお嬢様が初々しく憧れの人に告白しようとするところをギャルに見つかる
それでギャルにアドバイスされて見た目をギャルっぽくされていく
そして見た目がギャル化して恥ずかしがるお嬢様が憧れの人が元の純情な姿のほうが好みと知りショックを受ける
って話が思い浮かんだ
614名無しさん@ピンキー:2013/02/06(水) 20:22:51.03 ID:v2jZjvGG
しかし、俺は相変わらずここのSSで泣きながら抜いている
615名無しさん@ピンキー:2013/02/06(水) 20:48:11.50 ID:Gm2geTSk
んー、やはりガングロ化とかはいいなぁ。
いいなぁ。大事だから二回言った。
http://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ109798.html
を見て思った。
616名無しさん@ピンキー:2013/02/06(水) 23:10:57.67 ID:zWE4CuMG
某アイドルグループのゆ○りんちゃんも優等生っぽかったのにな
これを機に事務所やめて見た目も中身同様になって欲しい
617名無しさん@ピンキー:2013/02/07(木) 23:48:45.59 ID:9zYUYFPA
外見と内面のギャップにニヤニヤしたいなって思ったり
>>613のシチュで誰か書いてくれないかな
618名無しさん@ピンキー:2013/02/08(金) 05:57:13.27 ID:w78xEdB6
自分で書いてみるんだ
619名無しさん@ピンキー:2013/02/08(金) 07:04:32.96 ID:XVoZ3/qT
書いたらまた粘着して荒らす奴が来そうだしなあ
620名無しさん@ピンキー:2013/02/08(金) 07:13:14.62 ID:QtPPc1BX
宣伝オツでいいから>615的作品もっとないものかの
621名無しさん@ピンキー:2013/02/08(金) 20:42:19.96 ID:11wpsDKd
>>613で書いてみようかな
素人仕事だけど
622名無しさん@ピンキー:2013/02/08(金) 23:04:56.48 ID:wAHnQP5M
>>621
待ってる
623名無しさん@ピンキー:2013/02/09(土) 02:52:06.75 ID:wfbqtu3N
「なーに見てんのよ」
突然かけられた言葉に沙織はビクリと震える。
沙織の視線はクラスの一人の男子に向けられていた。
「へぇー、お嬢様でもオトコに興味があるんだ」
からかうような声、沙織が振り向くとそこにはクラスメイトの女子がいた。
名前は英那とかいったか、彼女は沙織にとってはお近づきにはなりたくはないタイプの女子だった。
何をどうやったらこうなるのか想像すらできない艶のない傷んだ金髪を広げるように巻いている。
肌はまだ夏には遠いというのに不自然に日焼けしている。
目は異様に長いまつげが縁取っており、眉毛は極端に細くアンバランスな感じがする。
普段の素行も良く分からないもので放課後には真っ先に姿を教室から消すタイプだった。一度街の中で量産されたかのような同じような姿をした女子達と一緒に騒いでいたが何をしているのかは見当も付かなかった。
ともかく自分とは無縁の人物に突然話し掛けられて面食らっていると、それが表情に出たのだろう。英那は面白がるように続けた。
「なによーせっかく話しかけてあげたんだから、それよりもオトコに興味があるんでしょ?」
オトコとは沙織がさっきまで見ていた男子生徒のことだろう。図星を付かれて沙織はむっとする。
「あなたには関係ありません」
そのままの表情で短く返す。しかし、英那は不愉快な表情を見せるどころかますます顔を面白そうに歪める。
「またまた〜、照れちゃって…でも今のお嬢様見たいなダサい格好じゃオトコは捕まえられないよ?」
その言葉に沙織はピクリと表情を固めさせる。それを見た英那はニヤニヤしながら続ける。
「なんか沙織って子供っぽいし〜少なくともあのオトコには不釣合いだと思うな〜」
沙織は今まで碌に『オシャレ』をしたことが無かった。
黒くて艶やかな黒髪はまっすぐに沙織の背に垂れていて日の光を映し出していた。白い肌は滑らかで化粧品とは無縁な瑞々しさを保っている。きれいな形の詰めも鮮やかな桃色できちんと切りそろえてある。
大き目は長めのまつげの下でクリクリと動き、特に手入れのされていない眉毛は柔和な雰囲気を沙織に与えていた。
化粧っ気のないのはもちろんそんなものは必要ないというのが理由であるのだが、それでも多感な時期の沙織には少し物足りないという感情はあった。
その物足りなさは『子供っぽい』とも言い換えられ、それを見事に言い当てられてしまうことになった。
624名無しさん@ピンキー:2013/02/09(土) 02:52:54.68 ID:wfbqtu3N
そんなことを露知らず沙織はニヤニヤと口元を釣り上げている。沙織は憮然として返す。実際にまだ歳相応の女の子であった。
「どうせ私はオシャレ何かしたことの無い子供っぽい姿をしてますよっ」
吐き捨てるように告げた言葉だが、これは英那には以外だったらしい。不意を付かれた様にうろたえたように口を動かす。
「え…?マジで?ファンデーションとかもリップとかも使ったことがないの?」
「ええ、そうよ」
沙織の言葉に英那は急に真面目っぽい表情になる。姿が姿なので英那の姿は沙織には奇妙なものに見える。
「いや…それって何かもったいなくない?せっかく素はいいんだからさ」
その妙な真面目っぽい表情から急に真面目っぽい口調で英那が告げる。沙織はその変化に眉を寄せる。
「今風にデコったらあのオトコをモノにできるって、マジで」
その言葉に沙織は動揺する。自分の化粧っ気のない子供っぽい外見は沙織にとってコンプレックスに近いものだった。
淡い恋愛感情しか持ったことのない沙織にとって男性とはどのように付き合えばいいのか、どんな女性が好みになるのかほとんど未知のものだった。
「…それって本当?」
訝しげに、それでも自分でも気づかない期待を持って聞き返す。そんな沙織の機微を読み取ったわけではないが、奇妙な一致を持って英那はうなづいた。
「マジで今よりもカワイくなれるよ」
625名無しさん@ピンキー:2013/02/09(土) 02:54:16.29 ID:wfbqtu3N
沙織の名前が詩織になってるかもしれない
隣の席の少女を参考にしながら書いたので
626名無しさん@ピンキー:2013/02/09(土) 12:18:55.21 ID:BWewk/69
このスレの趣旨は「犬夜叉」の「桔梗」が人を殺すようなもんか
627名無しさん@ピンキー:2013/02/09(土) 12:58:26.92 ID:g5PeMlid
??
628名無しさん@ピンキー:2013/02/09(土) 14:59:16.79 ID:p/B2KeJy
623>> GJです。
この続き、ワクワクします。もてたいために変わる女心。純情上ゆえにギャップに期待できます。
世の中、こんな話ばかりだと楽しいのに。
629名無しさん@ピンキー:2013/02/09(土) 15:12:42.39 ID:wfbqtu3N
>>628
ひょっとしてわたぐもさん?
630名無しさん@ピンキー:2013/02/10(日) 01:05:43.60 ID:IlesVbHG
>>628みたいなキモいレスはわたぐもだろうな
631名無しさん@ピンキー:2013/02/10(日) 12:16:15.52 ID:wum10qFn
投下があっても反応なさ杉だろ
632名無しさん@ピンキー:2013/02/10(日) 13:04:05.60 ID:/4ZexHDl
元々過疎スレなのに粘着が沸いたらそうなるのは当然
633名無しさん@ピンキー:2013/02/10(日) 16:52:08.53 ID:OhIFmdIc
>>617みたいにリクだけしといて無反応の奴のほうがよっぽどたち悪い
634名無しさん@ピンキー:2013/02/11(月) 00:37:22.54 ID:hhX0jTIj
>>617だが>>618のレスを見て>>623を書く事にしたんだ
635名無しさん@ピンキー:2013/02/11(月) 01:00:30.45 ID:PGRLV8VN
この人だけど、ガンダムWのデュオ、ガンダムダブルオーの初代ロックオン
と「メイン主人公をそばからフォローする苦労」とかで意気投合しそうな気が
する

 まあ、デュオは小説版によると「こいつには俺がついてやらなきゃ駄目なんだ」
というという思惑でヒイロに接してたけど
636名無しさん@ピンキー:2013/02/11(月) 01:01:49.18 ID:hhX0jTIj
需要はないかもしれないけど一応投下

沙織と英那のやり取りから三日後、英那が予約を入れたという美容室に沙織は訪れていた。英那も一緒に来ている。
あれから沙織は英那から『オトコ』との接し方のレクチャーを受けていた。
貞操観念はあるもののそれを裏付ける経験などあるはずもなく、歳相応に多感である沙織にとって英那の話は確からしい常識であるようにも感じられる。
『そりゃケイケンのあるほうがいいでしょ、オトコってヤりたい盛りなんだからエロかわいい方が魅力だって』
少なくともあっけらかんと告げられた英那の言葉は初心な沙織には妙な説得力を感じさせた。そして自分が『エロかわいい』とはかけ離れていることぐらいは沙織には分かっていた。
637名無しさん@ピンキー:2013/02/11(月) 01:03:26.03 ID:hhX0jTIj
英那が懇意にしているという美容室はなんというか、いかにも若者向きというか『軽い』感じがした。
白いタイルにが広がる床には所々パステル調の淡い色のタイルが敷き詰めてあり、明るい照明を反射している。
テーブルやソファなどの調度品も白や淡い色合いの物でまとめられていた。客が座るであろうソファーが水色のレザー製なのは沙織の感性とは合わないものだったが。
予約を取ったからという英那の言葉から客がたくさんいると沙織は予想していたが、沙織と付き添いの英那以外には人はいなかった。
そのことに少し不穏なものを沙織が感じると同時に奥の扉が開いた。スタッフルームから出てきた人物を見て沙織はさらに不安な気分になる。
「やぁ、キミが沙織ちゃんだね」
気軽に掛けられた声はやはり『軽い』感じがするものだった。それに沙織は嫌悪感に近いものを感じた。
美容師と思われる人物は軽薄そうな男性だった。着崩している服はやはり派手なもので、意図してその格好をしているのだとそのほうには疎い沙織にも想像できた。
美容師の髪はほとんどオレンジに近い茶髪でそれが美容師の雰囲気をさらに軽薄にしているかのようだった。
「あれぇ?英那、髪がプリンになってるよ、今直そうか?」
美容師は英那のほうを見てくだけた口調で話しかける。それに英那はクスリと笑って返す。
「それは今度やってもらおうかな、それよりも」
そう言って英那は沙織のほうを見る。口元をニヤつかせて面白そうな、そしてどこか楽しそうな表情だった。
「今日は沙織のほうをヤっちゃってよ、エロカワイイ感じでね」
英那言葉にに美容師の男はニヤリと笑う。そして無遠慮に沙織の艶やかな黒髪に触れる。
「きれいな黒髪のヴァージンヘアだねぇ。この髪をエロカワイくすればいいんだね?」
軽薄な感じのする美容師に髪を触られて沙織は背筋がゾクゾクとするのを感じた。沙織は普段は女性の美容師に髪を整えてもらっている。こうして男性、しかも軽薄そうな男に髪を触られるなんて想像すらしたことが無かった。
この男に髪を弄くられる…そのことを改めて意識すると沙織の胸中に言いようのない明確な嫌悪感が湧き出してきた。しかし、
「うん、沙織ってなんか子供っぽいでしょ、うんと色っぽくしちゃって」
『子供っぽい』、この言葉で嫌悪感はせき止められてしまう。染み出し続ける嫌悪感は多感な少女のささやかな意地で溢れることはなかった。
「それじゃぁ、始めようか」
美容師の言葉に沙織は頷くしかなかった。
638名無しさん@ピンキー:2013/02/12(火) 00:11:23.84 ID:bX9XnHhL

今後どう墜ちていくのか楽しみです
639名無しさん@ピンキー:2013/02/12(火) 01:54:46.88 ID:Q0SX9gvI
あんまり堕ちるとか考えてないなぁ
お嬢様が羞恥に悶えながらギャルみたいな姿に変えられていくのが書きたかったり
隣の席の少女のみたいな髪レイプみたいなのが書ければいいなとか

隣の席の少女の作者さんごめんなさい
640とある同級生の話:2013/02/12(火) 02:50:42.24 ID:We5a7Su7
>>531

中学生の時から同じ塾に通ってたけど、前々から、弥生の事は気に食わなか
ったのよ。
 運動神経抜群、頭もよく、年々綺麗になっていくなんて
(本人がそれを引けらかさない所が、なおさら腹が立つ)

 だから、中学の同級生の葵に頼んで、あてつけとして、あいつの親友(笑)の
美紀をヤバイ道に堕としたんだけど、まさか弥生自身が薬・援交に堕ちてくれる
なんてちょー大ウケ
  オマケにあいつを慕ってる後輩の水希まで、弥生を助けようとして、逆に
ねず購式にかかってくれたし(ワラ
 あ、あたしはそれが愉快できちんと国立大学に合格できましたけど(笑)

 
 
 
641とある同級生の話:2013/02/12(火) 02:59:55.59 ID:We5a7Su7
>>531 >>2-8

ただ最近気になることといえば、水希の中学時代の後輩が最近、水希の
周りをチョロチョロするようになった事だけど

 そいつ、中3半ばまで喧嘩ばかりしてたヤンキーだったけど(ヤンキーのくせに
髪染めてないし飲酒喫煙はしてない)、道場で水希と出会ってからは、更生して
その反動で今はクソ真面目に高校生活してるらしいんだわ
642名無しさん@ピンキー:2013/02/12(火) 07:14:43.50 ID:q7rbtt87
>>636 GJです。需要あります。
優等生が戸惑いながらギャルになる→ギャルになったら居心地よくて嵌るなんて妄想して膨らましてます。
643名無しさん@ピンキー:2013/02/12(火) 13:12:53.22 ID:Q0SX9gvI
ギャルに堕落するよりも中身がお嬢様のままでギャルの姿になって恥ずかしがって悶える話が書きたかったんだ
あんまり需要はなさそうなのでこれ以上はやめておきます

スレ汚しスマン
644名無しさん@ピンキー:2013/02/12(火) 17:00:24.24 ID:LDZ3LNVb
>>643
俺はむしろその方が需要あるぞ
できれば続きを期待します!!
645名無しさん@ピンキー:2013/02/12(火) 23:22:21.99 ID:l+RhAQ9n
643みたいのが見たかったんだ
646名無しさん@ピンキー:2013/02/13(水) 00:27:57.73 ID:b1vJjAUy
>>640
正義の味方ごっこがしたいなら巣に帰ってやってね
647名無しさん@ピンキー:2013/02/14(木) 05:23:12.38 ID:hgoSbp9j
>>643です
今のところは沙織が陵辱されながらギャルの姿に変えられていくって感じで書こうと思っています
中身はあまり変わらずにギャルの姿に変えられながら辱められるっていうストーリーを予定しています

こういった話でよろしいでしょうか?
648名無しさん@ピンキー:2013/02/14(木) 23:01:05.42 ID:LSF3QKPY
>>647
期待
649名無しさん@ピンキー:2013/02/15(金) 00:12:24.16 ID:6pRYuHV4
>>647
期待
650名無しさん@ピンキー:2013/02/15(金) 01:51:48.03 ID:LaD073m0
>>647
お嬢様が羞恥に塗れてギャルの姿に変えられて辱められるなんて最高のシチュじゃないですか

>>642
わたぐもいい加減にしろ
勝手に展開を押し付けるな
651名無しさん@ピンキー:2013/02/15(金) 09:36:40.08 ID:xt27Musy
わたぐもを完全追放するしかないな
652名無しさん@ピンキー:2013/02/15(金) 19:56:10.55 ID:pp7+phA0
>>647
正直ピンとこないな
653わたぐも:2013/02/16(土) 00:13:50.58 ID:iYht51D0
>>652 分かりました。中途半端は確かにいけませんね。
今度からは心身共にギャルに堕落する話を書きたいと思います。
654名無しさん@ピンキー:2013/02/16(土) 03:02:46.16 ID:SNAhdR5M
また荒らすのか
わたぐも
655名無しさん@ピンキー:2013/02/16(土) 11:20:11.05 ID:hY8Hem+L
>>5
>たばこに火をともした後、弥生はそのライターで使い込んだ
>問題集や教科書を焼却した

自暴自棄な感じがいいね
656名無しさん@ピンキー:2013/02/16(土) 12:07:55.75 ID:/TXtWaqK
あの花のあなるみたいな純情ビッチもいいと思うがなぁ
657名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 01:31:16.34 ID:YGgF3TRe
>>647のやりたいようにやってもらえばいいんじゃね?
こちらからいろいろ注文を付けるってどうなのよ
個人的にはお嬢様がギャルみたいな格好にさせられつつ羞恥プレイって感じで楽しみ

>>653
また成りすましか?
マジでわたぐもいい加減にしろ
658名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 06:44:50.12 ID:+cBQm2+a
優等生のお嬢様が高校受験に失敗して底辺高校の『ギャル科』なんてクラスに入れられて望まぬままに見た目を変えられて中身はそのまま羞恥…なんてシチュはどうなのかなぁ
659名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 13:10:34.22 ID:bNVbXSgn
>>657
お前も注文つけてんじゃんw
660名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 13:55:01.78 ID:yNcVJOvC
まあ感想なんて体裁を整えた注文みたいなもんだからな
個人的には〜とかいうのは特に要注意だ
661名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 14:01:38.70 ID:YGgF3TRe
>>659>>660
物はいいようだな
感想にすらケチを付けるとはw
662名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 15:10:20.37 ID:hi+rCFSd
そりゃまあ作者を追い出すのが趣味の奴の感想なんて蔑まれて当然だろうw
663名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 15:20:03.37 ID:YGgF3TRe
>>662
自作自演をする奴を擁護するのかよw
664名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 15:27:38.19 ID:yNcVJOvC
そら(自演で批判しかしてない奴がブーメラン投げてれば)そう(ケチつけられても当然)よ
665名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 18:03:01.53 ID:Qgceln2y
わたぐもだけ追い出せば良くね?
わたぐもは出入り禁止
666名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 18:52:59.52 ID:YGgF3TRe
え?どこが自演だって?
667名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 20:02:04.85 ID:Q7PTtilN
今は最低4つ、できれば5つ以上のIDが複数回出てこないと自演じゃないとはいえないぞ
668名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 20:07:50.05 ID:YGgF3TRe
俺のスレどれも同じIDなんだが・・・
669名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 21:16:10.81 ID:hi+rCFSd
>>667
ここ識別符ないもんな
670名無しさん@ピンキー:2013/02/17(日) 23:53:59.91 ID:YGgF3TRe
識www別www符www(号が抜けてるwww?)
コテでも付けてろwww
671名無しさん@ピンキー:2013/02/18(月) 01:23:24.48 ID:Osjl+h3p
こういうスレに出入りしている時点でみんな、目くそ鼻くそだと
思うけど・・・・・
672名無しさん@ピンキー:2013/02/18(月) 03:06:42.64 ID:9CImmmQZ
>>390を見る限り少なくともわたぐもは自作自演するような奴に見えるがな
名前欄にわたぐもって入れるとかわけ分からん
673名無しさん@ピンキー:2013/02/18(月) 04:09:08.62 ID:Yk7er0ii
SS投稿しないような輩が投稿する人にいけんするなんて
674名無しさん@ピンキー:2013/02/18(月) 04:13:07.87 ID:9CImmmQZ
一応前スレで投稿していたんだがな
675名無しさん@ピンキー:2013/02/18(月) 07:22:35.20 ID:haxQ4T5g
証拠なけりゃなんとでも言えるわなw
しかし昼間・深夜関係なく出没できる身分というとやっぱアレなんだろうなあ
676名無しさん@ピンキー:2013/02/18(月) 08:45:24.38 ID:7DjqTYtZ
なんだ、スレが伸びてるから投下キターーと思ったら、くだらないことで伸びてるだけかよ。
なんでもいいから投下来てくれよ!誰が投下しようがいいじゃねーか。クソが
677名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 00:16:45.45 ID:M7365g3J
証拠って言われてもなぁ
昨日深夜にレスできたのは休日出勤で会社の休憩室にいたからだよ畜生が
678名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 01:58:11.74 ID:4VBCulmP
良かった頃に戻らないかな。
誰かに頼ってばっかじゃあれだから、初心者・文才なしの俺が書いてみる。
頑張って書くけど、クソだったらすまん。

大学で見かけると亜美はいつも一人だった。
でも、一人が好きな風には見えず、いつもどこか寂しそうだった。
皆あいつは暗いからやめとけって俺に忠告した。
でも、俺はなぜかほっとけなかった。
そして半年後、俺は亜美と付き合うことになった。
最初は確かに全然話さなかったけど、ゆっくりと時間をかけて話しをした。
そして亜美はただ単に極端な人見知りだってころが分かった。
意外に話してみると面白い奴だってことも分かった。
大学から地元を離れ一人暮らしを始めたので、知り合いが一人もいなく、友達を作るタイミングを失って、
気付いたら一人になっていたそうだ。
付き合ってからは、俺の友達とも話すようになり、だんだんと友達も増え、
気付けば亜美は誰とも明るく付き合える元気な子になっていた。

ある日、亜美の家に行くと亜美の雰囲気が違うのに気付いた。
「ど、どうかな…??」
照れくさそうにしながら亜美は明るい茶髪に染められた髪を見せた。
亜美は今まで真っ黒で奇麗な黒髪をしていたので、そのギャップに一瞬戸惑ってしまった。
「え、あ、うん。良いと思うよ。」
しかし、色白の亜美には確かに明るい色も似合っていて、可愛いよと褒めると亜美は嬉しそうな顔をした。
そして俺もそのギャップに安易に萌えてしまったのだ。

一週間後亜美は更なる変化で俺をビックリさせた。
デートの待ち合わせをしていると、遠くから俺の方に少し駆け足で近寄ってくる子がいた。
その子はド派手な金髪をしていて、肌も程よく小麦色に焼かれ、服装も露出が多いギャル服で、
まさか俺はその子が亜美だなんて、目の前に来るまで気付かなかった。
「あ、亜美?亜美なの??」
その子は恥ずかしそうな顔を浮かべながら頷いた。
「どうしたの?びっくりしたよ?」
「うん、ちょっとね。イメチェンかな?」
「イメチェンって言っても、なんか…」
そんな不安な俺の声をあみは賢君、と遮り、今日は思いっきり遊んで楽しみたいのと言った。
「でも…」
「いいじゃん。ね。」
亜美がこんなに主張するのも珍しい。そして、俺は自分を納得させた。
「…そうだね、どんな滑降してても亜美は亜美だもんね。」
その日俺は亜美と今までで一番ぐらいはしゃぎ回った。亜美も凄く楽しそうで良かった。
しかし、その日の終わりは、俺をどん底に落とすことになった。
亜美は泣き顔で、しばらく合えない、の一言を残して、俺の言葉を待つこと無く消えてしまったのだ。
679名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 02:13:41.92 ID:4VBCulmP
賢君を驚かせようと、サプライズの手料理を持って家に行く。
アパートの階段を上るとそこには知らない厳つい男の人たちが賢の家の前に立っていた。
「いるのは分かってんだぞ、出てこんか!」
賢の家は貧乏だった。本当は大学にいくお金も無いのだが必死に勉強して特待生の資格をとり大学に入ったのだ。
しかし、仕送りが無い月もあった。だからこうして亜美が手料理を持って来ることも多くあった。
でも、賢の貧乏は亜美が思っている以上だった。

怒鳴り声が聞こえてくる。
亜美は、その声を聞いて賢は手を出しては行けない所に手を出してしまったことに気付いた。

怖い。

怖い。

怖い。

…でも賢君は、私を救ってくれた。
真っ暗で、怖い所から私を連れ出してくれた。
彼のおかげで大学生活が輝きだした。

今度は私の番だ。
私は十分楽しかった。

そして、亜美は男たちに声をかけた。
680名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 02:41:39.23 ID:4VBCulmP
亜美は夏の間男たちのペットとなることで賢から手を引く約束を取り付けた。

始めは知らない男の物を慰めることから始まった。
次は知らない男に犯された。
そして次は…
亜美はもう何人の男を相手にしたか分からなかった。
でも、どんなに落されても、彼の前では普通に振る舞っていた。
私が賢君を守る。

ある日、男達は亜美をただ犯すことに飽きて、亜美で新しい遊びを始めた。
最初は亜美を茶髪にした。
そして、ミニスカやホットパンツを履かせて町中を歩かせた。

「まだまだだな…」
男達は亜美を金髪に染上げた。それも普通の金髪ではなく、ブリーチを何度も繰り返した、ド派手な金髪だ。
その頭で町中を歩かせると、他の誰よりもその色は遥かに明るく目立っていた。
亜美は恥ずかしかったが、彼を思い、耐えた。

そんなある日、男達はあることを決めた。
そしてその前に亜美に一日だけ、彼と遊ぶことを許した。
今の派手な格好であることを条件に。
そしてその日の最後、亜美は彼に別れを告げた。

次の日から亜美の監禁・洗脳が始まった。
毎日犯され、快感を教え込まれたのだ。
「もっとください…」
最初は抵抗していた亜美だが、すぐに快感に屈してしまった。


夏休みが終わりかけた頃、賢の部屋に訪れた亜美は、もう昔の亜美ではかった。
胸には蝶が舞い、恥丘には鬼が口を開けていて、身体中にタトゥが彫られていた。
乳首とクリにはシルバーアクセが転がっていた。
そして、つぶやいた。
「賢君好きだよ…だから………………犯して」


end
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クソすぎてごめんなさい。本当にごめんなさい。
そして書いてみて分かった。
書くのは難しい。
自分が行きたい方向からなんでかどんどん離れてく。
こんな鬼畜な感じにしたくなかったのに気付いたらこんなになってた。
そして書くのは辛い。
こんな殴り書きでも、かなり辛かったです。

だから、どんな投稿も感謝して読もうかと思ったよ。
好みはあるかもだけど、そして、俺もけっこう偏ってる方だけど、書いてくれたこと自体に感謝しようと思う。
最後にこんなクソを残してごめんなさい、読んでくれた人ありがとうございます。
681名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 08:57:01.42 ID:TVkAKf/K
良いじゃん、俺は好きだぜ。もうちょっと堕落部分があっても良いかもだけど。
682名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 09:54:38.85 ID:ZUYrlfLE
やっぱりわたぐもがきてから荒れたな
あいつは荒らし
683名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 10:44:35.87 ID:9ZoYWJOM
初期の頃から居るのに来てからも何もないだろう。
荒らしは書き手を追い出す読み手だよ。
>>680
いいと思いますよー。
でも、堕ちるトコをもっと!w
次回作に期待です。
684名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 16:42:06.86 ID:M7365g3J
>>680おつ

わたぐもは初期からじゃないだろ
前スレの後半あたりからだったか
685名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 19:06:49.76 ID:EsVfi52f
わたぐもは初期からいない
確か去年の夏から
686名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 19:51:14.39 ID:YD3ww7K/
乙だけど自演で荒らす奴がいるからできれば避難所に投下してくれると嬉しいなあ
あそこはしっかり荒らしをブロックしてくれるようだしさ
687名無しさん@ピンキー:2013/02/19(火) 23:19:49.22 ID:gdvCSrNN
改造ものになるが……御主人様になかなか思いの丈を打ち明けられないメイドさんロボット。
街で会ったセクサロイドの口車にのせられて、彼女はセクサロイドに改造されてしまう。
繁華街の闇医者ならぬ闇ロボットエンジニアによってボディを爆乳+デカ尻と、エロエロにチューンアップ。
コスチュームも正統派で機能的なヴィクトリアン式から、いやらしいフレンチメイド服に変更される。
「男はみんな淫乱な娘が好き」と吹き込まれ、経験を積めるという名目でメイドとしての仕事の合間に、セクサロイド風俗店で働かされる。
風俗店では淫語辞書や化粧知識、フェラテク、男に媚びるための表情といった、セクサロイド用アプリを大量に強制インストールされ、
メイドロボットとしての教養や、御主人様との大切な想い出は不要なものとしてメモリーから削除されてしまう。
一ヶ月後、愛しの御主人様の前に現れたメイドさんロボットは……
はち切れんばかりのボディを、下品なセクサロイドコスチューム(透明素材製のボディコンドレス・テカるラバーのフリル付きメイド風)で包み、
塗りたくられた真っ赤なルージュを始めとしたケバケバしい厚化粧、金や翠といった派手で奇抜な色に染め上げられた髪、という格好だった。

「ごしゅじんさまー、どんどんイケてる女になってくウチをオカズに、マスかいてたっしょアンタ? アハッ☆
 ぜーんぶ知ってんだかんねー♪ 心配しなくてもぉ、ウチが今日ごしゅじんさまの童貞卒業させたげるから喜んでね♥」

知性の欠片も感じさせない声でそう言うと、彼女は目の前でストリップを始める。
変わり果ててしまった彼女に衝撃を覚えながら、『御主人様』は下半身を硬くしてしまうのだった……

ってネタはどうですかね。
688名無しさん@ピンキー:2013/02/20(水) 00:36:56.55 ID:SX7CBUO4
>>647です
ええと、何か自作自演って思われてる?
とりあえず>>653は俺のレスじゃないです
新しく投下してくれる人も来たみたいだし、スレが荒れるのも嫌なのでこれ以上投下するのはやめておきます
689名無しさん@ピンキー:2013/02/20(水) 02:33:55.80 ID:KexWH2ys
ぶっちゃけ、妄想でも女の子堕落させて喜ぶ連中が他人をとやかく言える立場
じゃねーだろ
690名無しさん@ピンキー:2013/02/20(水) 02:38:36.46 ID:KexWH2ys
>>5
>万引きも今やゲーム感覚。みつかりゃ逃げるなりものわかりの
>よさそうなおっさんなら この体で買収

この時点で、もう自分の体が汚されても良い自暴自棄な感じで
泣きながら抜いてる
691名無しさん@ピンキー:2013/02/20(水) 03:11:59.78 ID:SX7CBUO4
>>689
すまんかった
692名無しさん@ピンキー:2013/02/20(水) 21:57:48.91 ID:i5sLux/p
>>688
自演と思われてるのは作者追い出したアホのことでお前のことではないと思うぞ
>>653もそのアホがマッチポンプで他の作者の名前騙っただけと思われる
693687:2013/02/20(水) 23:19:42.62 ID:tnwE00Nq
俺にも構ってくれよなー頼むよー
694名無しさん@ピンキー:2013/02/21(木) 01:02:15.57 ID:PG0PAWRF
>>693
是非書いてくれ
695名無しさん@ピンキー:2013/02/21(木) 06:27:19.81 ID:tPTbF3kN
わたぐもが自演していることがバレて発狂している奴が自演自演って喚いているだけじゃね?
696名無しさん@ピンキー:2013/02/21(木) 14:51:37.43 ID:Cb5MWcm3
>>693
ネタとしてはいいんじゃね?人でなくロボットというところが人によって好き嫌い別れるかもしれんが。
あと今は>>695みたいなのがすぐ沸いてきてせっかくのネタも流されがちだから、
反応欲しいならttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/15851/でやった方がレスもらえるかもしれない
697名無しさん@ピンキー:2013/02/22(金) 08:02:19.51 ID:KW3uHV8j
なんというかどっちもどっちって感じだなー
698名無しさん@ピンキー:2013/02/23(土) 22:33:22.19 ID:iCNB2ayn
>>697のフレーズが出てくるともう末期だなあと感じるわ
699名無しさん@ピンキー:2013/02/24(日) 01:17:42.07 ID:8C6tp2kW
自作自演がどうのこうのって言っている奴が一番見苦しい
事実が認められない奴なんだろう
700名無しさん@ピンキー:2013/02/24(日) 11:51:20.34 ID:m7FRUNjQ
>>699
それこそどっちもどっちになるぞw
701名無しさん@ピンキー:2013/02/24(日) 12:37:17.52 ID:Js0sQQs1
不良と付き合って堕ちる優等生

と言ってみる
702名無しさん@ピンキー:2013/02/24(日) 14:06:25.88 ID:JWMmHSzU
荒らす奴が出てくる

荒らしを叩く奴が出てくる、時に自治厨化

荒らしが「どっちもどっち」「自治厨が一番悪い」と言い出す ←今ここ

住人は移動し、荒らしのみが残る

スレ消滅

だいたいこんなサイクルなのでそろそろこのスレも終わる
703名無しさん@ピンキー:2013/02/24(日) 14:53:49.23 ID:JQkRvCJf
>>702
まだ2スレ目なのにな。
今まさに、エロパロ板の終焉を見ている気分だわ。
704名無しさん@ピンキー:2013/02/24(日) 23:01:53.89 ID:ZpboLNma
>>5
>たばこに火をともした後、弥生はそのライターで使い込んだ
>問題集や教科書を焼却した


この時点で強姦されても「もうどうでもいいよ・・・」という
感じで抜ける
705名無しさん@ピンキー:2013/02/25(月) 07:11:08.30 ID:s/sF8UAO
>>702
やめとけって
マジでどっちもどっちって思えてきたわ
706名無しさん@ピンキー:2013/02/25(月) 14:40:46.34 ID:9WdkPLVO
文句を言う奴も悪いがわたぐもさんも自演までして自分の作品を絶賛したり、反論したりして叩かれる要素を作っている
正直、文句を言う奴 わたぐもさん両方がこのスレから去ってほしい
707名無しさん@ピンキー:2013/02/25(月) 17:14:48.29 ID:HuP6Pllz
>>706
自演ってさ、何を根拠に言ってるの?
他のスレでも、自演言われた書き手が潰されたの幾つか見てるからさ。
単純にわからない。
氏の作品を絶賛してるから?
ID同じってわけじゃないのに。
708夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 17:51:33.45 ID:0RZWWMkV
夏祭りの夜の街は、次の日朝から働く必要のない少年少女たちにとっては、最高の遊び場だった。
「宴」への参加を許された、ある程度容姿に恵まれた少年少女たちにとっては、なおのことだった。

夏菜子の町内からこの街の繁華街や街の中心にある城址まではそれぞれ歩いて10分ほど、
方向は逆になるが川筋を走る国道にはラブホテルも多いし、くわえてこの町には幾つもの寺院が立ち並び、
人の目から隠れるには山ほど場所がある。

深夜になると、祭りの余韻に浸る若者たちがナンパに明け暮れる繁華街と、内輪とはいえ、
「平等に愛しあう」ことを宣誓した上で集まり、
ただの商店街しかないこの町内で色事に明け暮れる「宴」の参加者たち。

一週間も続く夏祭りも終盤ともなれば、いつの間にか繁華街に繰り出してその喧騒に紛れ、
ナンパに興じ、あるいはそれに応じる参加者もいるのだろうが、
まだ2日めの夜はその仲間の中で女も男もうまくローテーションが回るのが常だった。
男たちから見れば、なんの苦労もなく真希や夏菜子のような美少女でも、
友梨のような百戦錬磨のつわものも相手にできる。
女子から見れば、元締めの守谷の統制のもと、無理なことを共用されたりしないことは大きかった。
生まれた時からお嬢様で、今は東京の名門女子高に通う夏菜子も、今日からそんな女子の仲間である。
709夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 17:56:41.02 ID:0RZWWMkV
5人の男女が寺院外を歩いていた。東京の私立大学の2年生、大島雄一、その雄一と小学校から高校まで同級生で、W大に入る夏菜子の先輩になる藤井北斗、地元の女子大に通う山田美沙紀、夏菜子の親友桐乃真希、そして本作の主人公、石田夏菜子である。
カランカランと、雄一の下駄が夏の音を立てていた。W大で、夏菜子の高校の先輩にあたるT女子学園出身の女の子も何人か知っていて、さっき淫らな言葉を散々口にした夏菜子を見ている北斗とは違って、雄一はこの5人の中に夏菜子がいることがまだ信じられなかった。
「どこいくんですか?」
真希が美沙紀にきいた。
「うふふ、あの2人が好きな場所があるんだ。マジ可愛いよね、あいつらって」
「はあ・・・」
山田美沙紀は「祭りモード」ではなくて恒常的にギャルの装いに身を包む女子大生で、
根本が黒くなっている明るいブラウンの髪は手入れも適当なのが生々しかった。
真希も美沙紀も、この夜だけで何回戦かこなしているので、すでに髪を下ろしていた。
その2人が会話する2,3歩後ろに、夏菜子が歩いていた。

「夏菜子?まだ痛い」
処女を守谷に捧げてからまだ1時間ほどしか経っていない夏菜子が、
足の付根を少し気にしながら歩いているようで、真希はそのことを心配していた。

「大丈夫だよ。ありがとう」
祭りの本番とは違うが、守谷とセックスした後、しっかり浴衣に合わせて、金色の髪をアップにまとめた
夏菜子が笑って答えると、4人は少しスピードを緩めて、夏菜子に合わせて再び歩き出す。
夏の夜の涼しげな風が、2人の女の子の下ろした髪と夏菜子の髪の先の方をを泳がせた。

「あれ?」
夏菜子は携帯が振動したのを感じると、ドキドキしながら誰からのメールかを確認した。
今日のことが、おばあちゃんやママにばれたのではないか、と勘ぐってしまう。
710夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:01:33.45 ID:0RZWWMkV
「……」
メールは、和宏からだった。
「夏菜子ー、どうしたの?」
「んっと、和宏くんがね……」
メールの内容から、和宏と真希が喧嘩したことは想像できた。
「あん?いいよ、放っておいて。佑都くんがくるから3対3だし」
「う、うん。わかった」

喧嘩の原因は夏菜子にはわからない。
でも、ここで放っておいたら……確かに、女子の参加者は既に帰っているものもいた。
それでも、まだ女子のほうが多いのだ。ここで放っておいたりしたら、
彼は好き放題他の女の子と……そう心配してしまう夏菜子だった。

「美沙紀、虫よけ持ってる?」
「うん、真希ちゃんと夏菜ちゃんにも貸してあげるから大丈夫よ」
「お、ありがとう」
寺院外の外れに戦争の犠牲者を祀る仏舎利塔があって、その横に道無き道がある。
雄一と北斗はその草むらを分け入っていった。
「さ、夏菜ちゃんも」

しゅー、っと虫除けスプレーをかけられた。それもまた、夏の風物詩であった。
仏舎利塔の裏に古木があり、その陰にお堂があって、
そこの縁台が雄一と北斗の「秘密の場所」だった。
秘密といっても、何年かこの会合に参加する2人だったので、
女子たちを通じて結局は男子にもバレてはいるのだが、
いわば、彼らの「縄張り」といっていいような場所だった。

「ええ?ここで?」
真希はちょっと引いた。北の街でも夏の夜更けは寒くはなかったが、
こんな場所でやるというのはおどろくべきことだった。何より、罰当たりな気がした。
しかし、その「罰当たりなきがする」気持ちが今の興奮した夏菜子にとってほんの少しの新しい刺激として、
好奇心を昂ぶらせるのだった。
「うわー、ここは雰囲気あるねー」
裂けた痛みと貫かれた衝撃をカラダの真ん中に感じながらも、真っ暗なお堂の前に立つと、
夏菜子は好奇心に目を輝かせた。
711夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:14:07.62 ID:0RZWWMkV
単純に外でそんなことをすることへの羞恥や虫に刺されたくないという普通の反応を見せる真希と、
好奇心いっぱいで外でのセックスをも楽しもうとする夏菜子を見て、北斗はなんだか不思議な気分になった。

「こいつ、すげえな」
雄一が北斗の耳元で呟いた。北斗はそのとおりだ、と感じた。
「すげえな」という一言に込められた感覚が北斗の感じたものとは多少違うかも知れなかったが、
いずれにしても昨日までの夏菜子から考えると、
今眼の前にいう夏菜子の変貌は驚かないわけにはいかなかった。
突然、こんなとこに連れてこられてセックスしようとなれば、戸惑いどころか嫌悪を見せても普通である。
祭りのあとの高揚感を考慮に入れても、目を輝かせてその時を待つ夏菜子の姿は、
意外すぎて、「すげえ」ものだった。

「あたしの相手って、北斗さんですかぁ?」
少し上目遣いで、何の恥ずかしげもなくこんなことを言ってのけるような彼女ではなかったはずだ。
これは、夏菜子の演技なのか、それとも実は元々こういう女なのか。北斗の常識からかけ離れたことが
目の前で起きていた

来年から同じ大学にこの少女が入ってくると思うと、北斗は複雑な気持ちになる。
こんなことをこの少女が口にするということは、他の女の子も平気で口にするかもしれないということだ。
優等生、お嬢様たちの痴態、それは単純に興奮という感情だけで割り切れるものでもなかった。

北斗はためらった。偏差値の高い女は賢いが、顔のレベルは低くて、なかなかやらせてはくれない。
少し偏差値の低い学校に通う女や、フリーターのほうが、簡単にやらせてくれるし、
女の可愛さを持っていることも多い。
たまに美しい、可愛いお嬢様もいるが、偏差値が高い美人は簡単には引っかかってはこない。
大学に入った北斗の頭の中にわずか4か月ほどで根付いた固定観念は、
今目の前のいる夏菜子の姿とは180度反対で、ありえないものだった。
「なにかおかしい」と夏菜子との接近をためらわせた。

「あれぇ、もうおつかれですか?」
躊躇する北斗に、夏菜子が積極的に近づく。北斗は感情を拙い言葉でしか表せなかった。
「な、なんだかすげえな、夏菜ちゃん」
「うふふ、そうですかぁ?」

お堂の階段の前で、夏菜子は自分から北斗の腕を握った。凛々しさを保つピンクの唇は誘うように微笑み、
右側にだけできるえくぼが生々しい。昨日までの夏菜子からは想像のできない、
マスカラを盛って強調された目元は目の前の男に媚びている。
にわかに雲の隙間から現れた月が、下ろした金髪の巻髪を光らせた。
これが、本当にあの石田夏菜子か、と目を疑うばかりの光景であった。
わずか2時間か3時間前に、羞恥で泣いたあの少女とは思えない。
いや、眼の前にいる少女が、子どもの頃から知っているあの石田夏菜子とは思えない……
総北斗が思っている間にも左手が右腕を掴み、更に一歩踏み込んで夏菜子は右手を北斗の腰にまわす。
712名無しさん@ピンキー:2013/02/25(月) 18:16:23.39 ID:9FNDVYAP
>>707
>>390
自演の証拠
もう両方去ってほしい
713夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:17:28.64 ID:0RZWWMkV
はじけていた。この街に帰ってきて最初に宣言した通り、
夏菜子は夏菜子なりにはじけていた。

夏菜子なり、という基準が普通の少女よりもちょっと極端なだけだった。
めったに人も来ないであろう場所とはいえ、さっきまで処女だった女の子が、
今度はいきなりお外で恥ずかしいことをする、エッチなことをする。
そのことへの高揚感のようなものもあったのかもしれない。

「あっ……」
北斗の口から先に嗚咽が漏れた。
「うふふ、北斗さん、元気ですね」
男の性というものは悲しいもので、ありえない状況を目の前にしても感じてしまうものは感じてしまう。
腰を寄せた夏菜子は北斗の股間が盛り上がっているのを感じると、いやらしそうに微笑んだ。
こんなの、夏菜ちゃんじゃない……北斗は2つ年下の美少女、
石田夏菜子のイメージが音を立てて崩れていく苦しさと、
目の前の美少女が積極的に迫ってくる興奮を同時に感じていた。

「あぁん、なんか我慢できなくなってきちゃった♥」
その圧倒的な美少女ぶりは、北斗が6年生のころ、
つまり夏菜子が4年生の頃には学校中に轟いていた。
思春期を迎えようとしている6年生の間でも、「4年生の石田夏菜子」は、
ただただその美しさで有名な存在だった。
北斗は夏菜子と2つの習い事で一緒だったので面識ははっきりあったのだが、
夏菜子と普通に話せることが6年生の男子からも羨ましがられるような存在だった。

人間は自分と他人の格付けを無意識に行う動物である。
北斗の同級生である6年生の男子の大半にとって、2つも年下の夏菜子は、
手の届かない高嶺の花であると、早くも認識させるほどの美少女でお嬢様だった。
この街で数少ない会計士を父に持ち、どちらかと言うとお坊ちゃんだった北斗にとってもそれは同じで、
格、という物をはっきりと意識せざるを得なかった。
その後、一年に一度夏祭りで再会するたびに少しずつ美少女として成長していく夏菜子を見るだけでも、
せつない気持ちを覚えていた。
714夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:19:56.41 ID:0RZWWMkV
その少女の今日一日での変わり様はどうだろう。
夏菜子は北斗の肉棒を手探りで弄ったかと思うと、すぐに強引に露出させて、口に含んだ。

「あっっ、夏菜ちゃん……」
「んふ……ん……」
目を閉じてぱっくりと北斗をくわえ込んだ夏菜子に、何か計算があったわけではない。
一番は、まだ処女を失ったばかりのアソコに違和感が残るので、楽な方を選んだだけなのだ。
だが、自らの心も、このフェラチオで昂ぶっていく。

「ん……」
ソフトクリームを舐めるように、という守谷の言葉を思い出しながら、
不思議な匂いのするその肉棒を丁寧にしゃぶる夏菜子。口を前後に動かし、舌をよく使って、
真面目に北斗のものを優しくしゃぶるその態度は、
何事もそつなくこなす優等生がその真面目さを淫らな方向に発揮したらどうなるか、示していた。

「んんふ……ふぅ……ん♥」
じゅぽっ、じゅぽっ、といやらしい音が北斗の耳にも届く。
丁寧なフェラチオがこんなににもいいものだとは思わなかった。
しかも、相手はさっきまで処女だったはずの夏菜子である。信じられない、という思いがまだ強い。

夏菜ちゃん……ちょっと、ストップ……」
「きもちぃくない、ですか?」
「いや、そうじゃなくて……」
暗闇の中しゃがんだ夏菜子の不安そうに潤んだ瞳は、威力満点だった。
みっともない体勢で、不恰好にいきりたつ自分のモノを握って、
フェラを続けていいかどうかを気にする、可憐さと淫らさを同時にたたえた美しい顔、
月の光と同じ色に輝く髪から女の子の匂いがする。
そして、耳にかかった髪を夏菜子がかきあげると、北斗のものがぴくん、と動いた。

「元気ですね♥」
「あぁ、夏菜ちゃん……」
夏菜子は北斗の返事を待たずに再びぱくっと北斗を咥えた。ぎこちない舌使いで、
しかし北斗の反応を見ようと、上目遣いで口をすぼめている様子は、北斗をの心を沸騰させる。
「あぁ……すごいよ……」
715夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:22:24.01 ID:0RZWWMkV
実のところ、大して気持ちよくはないのだ。夏菜子は、フェラチオの仕方を知らなすぎた。
この方面については夏菜子は幼すぎたのだ。しかし、相手はそこいらの女ではない。
あの石田夏菜子である。
はっきり言って自分の汚らしいモノを必死でしゃぶっているだけでも充分におどろくべきことで、
たまにとても気持ちのいいところを夏菜子の舌が撫でると、
得体のしれぬ罪悪感のようなものと天国の快楽が北斗の身体を突き抜ける。
そのことは、もともと清楚な美少女でお嬢様で優等生の夏菜子の
セックスにおけるポテンシャルの高さをはっきり表現していた。

「んん……♥んふぅ……ん♥」
密かに心の奥に秘めていた、今まで誰にも見せることのなかった本当の自分を夏菜子は存分に晒していた。
そして、北斗の反応を見て、少しずつ、コツのようなものを掴み始めていた。

「あぁ……ん♥かなこぉ……」
隣で立ったまま雄一に股間を弄られている親友、真希と目が合うと、
夏菜子は北斗を咥えたままにっこりと微笑んだ。夏菜子の心は不安と期待で満たされていた。
親友にこんな自分の、ほんとうの姿をさらけ出すことができたことも、実は嬉しいのだ。

「あぁん……!あぁ……ん」
雄一が真希を押し倒す。雄一もまた真希の股間をいじくり、胸をまさぐりながら夏菜子に注目していた。
「真希ちゃん、こっちをみろよ」
「あぁん……ごめんなさぁい♥」
自分だって夏菜子の方ばかり気にしていたのに、雄一は冷たく真希に命令すると、
問答無用で今日既に二人を相手にした逸物を、充分に湿らせた真希の体の中心にめり込ませた。
「あ、あぁ……ん!」

真希にとっても、今日3回目のセックスである。
そして、真希にとっても、初めての彼氏である和宏以外の男とセックスをするのはこの日が初めてであり、
その意味では夏菜子と同じだった。
「あぁ……はぁ……ん♥」
雄一は、いつもの和宏よりもスマートに入ってきた。
荒々しく、身体を蹂躙するのではなく、優しく、滑りこむように。
716夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:23:58.15 ID:0RZWWMkV
セックスにおいて、「比較」は残酷である。それは、老若男女をとわない。
雄一が生涯3人目の相手である真希も、相手の動きに身を任せながら、無意識のうちに、「比較」をしていた。

「あぁ……ん、んん……ふぅ……♥」
いつものセックスとは違う。外でするなんて恥ずかしい。
そんないろんな思いが喘ぎ声を小さくさせていたが、
それでも、女の身体から溢れ出る声を止めることはできなかった。

「はふぅ……ふぅ……♥」
絶妙なタイミングで、真希を突き上げ、そして膣壁の奥を優しく撫でるようにしてから一端下がっていく。
そしてもう一度真希を突き上げる。雄一の逸物は、大きさにおいては和宏に及ばなかったが、
優しく、優しくみずみずしい真希の身体を反応させていた。

「すごい……いやぁ……ん♥」
和宏のように激しく突き上げられるたびに脳天に刺激が走って、全身に快楽が伝達され、
声が漏れだしてしまうようなセックスとは違う。
和宏のように荒々しく全身を愛撫され否応なく叫んでしまうのとは違う。
全身にじれったいようなかすかな電気が流れ続けるような刺激に、真希は支配され続けている。

くにゅり、くにゅりと真希のカラダの中を愛撫するように、休みなく動き続ける、
ねっとりとした雄一の動きは、昨日まで和宏しか知らなかった真希にとって、初体験そのものであった。

「北斗……さぁん……入れて……」
親友の痴態を見守りながら北斗の肉棒を必死にしゃぶり続けていた夏菜子の哀願に、北斗はすぐに応えた。
「あぁん……♥」
夏菜子は、ゆっくりと交わりを続ける真希の隣に押し倒される。
親友の隣で、並んで犯される。刺激的な、体験だった。一度知ったら忘れらない、強烈な体験だった。
「あはぁ……ん」
細いクビに血管が浮き上がって、少し体を上に逃すようにして喘ぎ声を漏らした時に、
少しずつ白み始めた空に上方が少し欠けた月が夏菜子の目に入った。
夏祭りの夜を、雲の間をかき分けながら渡ってきた月が、
夏菜子の痴態を物言わずに見つめているような気がした。
717夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:25:21.51 ID:0RZWWMkV
「はぁ……ふぅん……♥」
処女喪失の痛みと、初めての男を受け入れた感覚が残る夏菜子の女芯が、
生涯二度目の男を受け入れたのは、初めての男との別れからわずか2時間少し後のことだった。
夏菜子が、その母、菜津子から受け継いだ淫らな血は、
それまで過ごしてきた深窓のお嬢様としての18年間からすれば信じられないほどのものすごい勢いで、
花を開きつつあった。

その刹那……ごそごそ、と物音がした。
「おい、誰だ?」
隣で真希と交わっていた雄一が声を上げた。さっき抜けてきた道に、人影があった。
「お、俺です……」

真希の彼氏、和宏であった。どうやら、この「宴」に参加することに関して、
二人が喧嘩したらしいことは夏菜子も気づいてはいた。
「あんた、どうしてここに?」
「そ、それは……」

集まりの中で、何人もの異性とセックスをする会である。
彼氏がそんなものに二年前から参加していることを知った真希の怒りは、想像に難くない

「あ、俺が教えたんだよ。真希はここにいるってな」
雄一が機転を聞かせて割って入った。

「ちょ、ちょっと……どいて……」
真希は雄一を突き飛ばすようにして離れ、慌てて傍らにあった浴衣を羽織った。
「なによ、あんたはあたし以外と楽しめばいいじゃない。あたしはいま雄一さんとしてるの、
あんたに邪魔する権利なんかないんだから」
少女は両手で、彼女を追ってきた彼氏を突き飛ばし、くるりと振り返った。

「ま、真希さん……ごめん……」
「だから、何がごめんなのか全然わからない!さぁ、雄一さん、ごめんなさい。続き続き」

「ま、真希さん……」

夏菜子も、北斗とのセックスを中断して、二人のやり取りに目を奪われていた。
「真希……」
浴衣を惜しげも無く脱いで、全裸で雄一の前に寝転がった真希に、
夏菜子はどうしていいかわからないまま声をかけた。

和宏は為す術を知らず立ち尽くし、裸のままの夏菜子も北斗も美沙紀も佑都も、
あぜんと二人の「修羅場」を好奇心と憂慮をもって眺めるばかりであった。
「おいおい、そういうわけにはいかないだろう」
718夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:26:32.39 ID:0RZWWMkV
場面を展開させたのは、雄一であった。
「おい、おまえら、きちんと話し合え」
そう言って後ろにいた和宏を手招きすると、真希の腕を引っ張って起こした。
「きゃっ」
「お前ら、仮にも恋人同士なんだろ。和宏が指を加えてみている前で、
真希とやるなんて、そんな趣味、俺にはないぜ」
「か、かずくん……」
次の瞬間には、裸の真希と服を来たままの和宏が向かい合っていた。
「ごめん……真希さん。でも……」
「でも、なによ……?」
「俺には、こんなことをしていても、やっぱり真希が一番なんだ!」
「あ、だめ、だ、だめ……ぇ」
和宏は真希に抱きついて、強引に巻きの唇を奪った。

「あぁ……真希が……いちばん……?」
こんな、「宴」の状況の中でも、恋人の二人には何か通じ合うように、夏菜子には見えて、
それが少し羨ましくもあった。当然、雄一や北斗は全く違った感想と展望を持って同じ場面に立っていた。

「あぁん……かずくぅん……」
彼氏が前から参加していたこの「宴」に強引に彼女を引き込む。
こんなカップルが長続きするだろうか?しかし、高揚した真希は、いともあっさりと、
和宏の謝罪を受け入れ、なし崩しにことは進んでいった。これも、毎年のように起きる、風物詩のようなものであった。

「さてと、こっちも始めようか」
「ああ、二人だけすっかり盛り上がっちまって」
北斗と雄一がなにか目で合図をした。
「あ、あぁん。北斗さん……」
北斗は夏菜子の後ろに回りこむと、くちゅ、くちゅ、
とさっきまで自らの肉棒が暴れまわっていた女芯に指を荒々しく突っ込み、愛液を絞り出していく
「あぁ……ふぅ……ん」

「こっちも、お願いな」
少し縁台から離れて後ろからカラダを弄られている夏菜子の目の前に、
雄一が現れた。さっきまで真希の中にあった強欲な逸物は、未だそそり勃ったままであった。
719夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:28:49.70 ID:0RZWWMkV
「あぁ……ん」
真希と和弘がいわば「仲直りセックス」を始めたその同じ場所で、
お嬢様で優等生の夏菜子の常識を打ち破るような出来事が、またひとつ起ころうとしていた。

「んふっ!ふぅ……ぅん!」
後ろからゆっくりと突かれ始めた夏菜子の左手を取ると、雄一は自分の肉棒にその左手を導いた。

「あぁ……ん……ふぅ……」
ゆっくりと、ゆっくりと、北斗は夏菜子を突き立てる。
だが、その衝撃が夏菜子のカラダの奥に届くたびに夏菜子の思考は寸断される。
左手に、ぬるぬるとした温かいものを握らされ、鼻に男の匂いが……

「よし、そのままゆっくり歩いて」
「あぁ……んー、はぁ……」
雄一がそう要求すると北斗は夏菜子を突き立てるのではなく、夏菜子の中に入ったまま、
前へと向けて押し始めた。雄一は夏菜子の右手を握って前へ動くように促す。
よろ、よろと、夏菜子は二人の男に誘われて、中腰のまま、つながったまま数歩進んだ。

「あぁ……ああん」
70センチほどの高さの縁台に雄一が腰を下ろすと、夏菜子のカラダが雄一を押し倒す格好になった。
夏菜子のココロの中に、あまりに大きな羞恥がようやく広がった。
(いやだ……はずかしい)
「あぁん!」
だが、そんな考えは北斗の一突きでどこかへ飛んでいってしまう。

「ほら、たのむよ」
「はぁい……あぁん」
ふんぞり返る雄一の肉棒が夏菜子の頬に当たる。夏菜子は優しくそのヌルヌルとしたものを握ると、
自然に口に含んだ。
「あぁ……ん」
立ちバックで北斗に貫かれながら、雄一の肉棒をしゃぶる。
今日の日付が変わるまでは処女だった夏菜子が、3時間ほどたった今、
違う相手を、二人いっぺんに相手にしている。

「おい、舌を使えよ」
「んぐ……ふぁい……」
夏菜子の口を犯した3人めの男となった雄一の夏菜子への態度は、
守谷や北斗のそれとは明らかに違っていた。
「お、そうそう、いいぞ」
守谷にも北斗にも、お嬢様の夏菜子に対する憧憬と、この会に参加することへのいたわりがあった。
夏菜子を大事に扱っていた。だが、雄一にそんな意識はなかった。
720夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:32:06.61 ID:0RZWWMkV
「ん……ふぅ……ん!」
雄一は、夏菜子の稚拙な口技がすぐに我慢できなくなって、自ら腰を使い出した。
「さっきまで処女だったお嬢様」に対する扱いではない。彼に、小学生のころお嬢様だった夏菜子についての
憧憬はなかった。いや、どちらかと言うと、忘れてしまっていたという方が正しいかもしれない。

彼は、「乱交パーティに参加する小悪魔系ギャル」としか、夏菜子を見ていなかった。
「おぉ……っ」
石田夏菜子を後ろからぱんぱん突いている北斗は夢心地だったのだが、雄一の態度には仰天した。
できる限り優しく夏菜子を扱っていた北斗を無視するように、雄一は、その振る舞いをエスカレートさせた。

「あぁ、きもちいい……そうだそうだ」
「んぐっ……!うぇっ!」
雄一がちょっと速度を上げると、夏菜子はえづく。だが、雄一は許そうとしない。

「口マンコもしっかり鍛えてやる。そうそう、もっと優しくな」
「んふぅ……んぐぅ……!」」
夏菜子にとってはその体験は今日一番刺激的だった。
快楽と苦痛と衝撃と……いくつもの刺激が小さな体の中で暴れまわる。
縁台の板の上で、下着の拘束から解き放たれた、
下向きの大きくはないが形の良い乳がゆさゆさと揺れるのを感じると、
夏菜子は少しだけ客観的に、自分の痴態を恥ずかしがる。

「いやぁ……あぁん!!」
一瞬、口を雄一の逸物から離す。しかし自ら望むようにまた口を大きく開ける。
口の中に雄一が入ってくると、夏菜子の唇がすっぽりと肉棒をつつみ、
そして、雄一の腰の動きに合わせるように、舌で口の中にレールを作る。
自分なりに雄一が、男が気持ちよくなるようにという夏菜子の思いと向上心は、
やがて、夏菜子をフェラチオの名手にすることになる。
だがこの時はまだ稚拙な技術の少女がただただ男に口を犯されているだけに近かった。
721名無しさん@ピンキー:2013/02/25(月) 18:45:40.23 ID:ZA2A4iTh
支援
722夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:53:47.05 ID:0RZWWMkV
「おお、いいぞ」
夏菜子は、何もできずにただ必死で、
雄一の肉棒が前後に運動するための轍を口の中に作っているだけだった。
雄一が容赦なく夏菜子の口を突き立て、それとは関係ないリズムで北斗が後ろから不器用に夏菜子を犯す。
口で息ができない夏菜子の鼻息と、僅かな唇の隙間から漏れるうめき声が、余計に雄一を興奮させ、
一層激しく口の中で凶器が暴れまわる。鼻に雄一の下の毛当たるたびにくすぐったくて、少し痛い。
そして雄一は鼻息と一緒に鼻水混じりの夏菜子の涙が、
陰毛の下の地肌にまでかかるのをしっかりと感じていた。さっき引き直したアイラインが滲んできていた。
そして、こういうふうにされるのも、嫌じゃない、と心のどこかで自覚し始めていた。

「んふ……んふ……んふ#&9829;」
少しずつ雄一の腰の動きは激しくなっていった。そして、北斗もスピードを速めた。
夏菜子は、後ろから前から、激しく犯され、感じるようになっていった。
「あぁん!」
二人の動きに同時に身を任せることができず、夏菜子の口は雄一の口を離して、
雄一の左側に倒れこんだ。雄一と北斗の両方に激しく疲れた時間はせいぜい70秒ほどだったが、
夏菜子は息を激しく荒らし、涙とよだれで美しい顔を汚し、うつぶせのまま、北斗からも逃げるように、
縁台の奥に体を逃した。
「きもち……いい」
二人から逃れることができて、ほっとした瞬間、口をついたその言葉は、
北斗と雄一を仰天させた。雄一も北斗も、夏菜子の淫らさに飲み込まれそうだった。
「いやぁ……ん」
夏菜子じしんも口をついた言葉に驚いたが、すぐに雄一に抱き寄せられ、再び悦楽へと身を委ねる。
723夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:56:33.42 ID:0RZWWMkV
「あぁん……」
夏菜子は今度は自ら舌をつかって、フェラチオを始めた。
夏菜子の拙い口技では、この日4回目の雄一を頂点に導くことは容易ではないうえに、
中腰での立ちバックで北斗から突き立てられながらという悪条件もあり、
しばらくすると雄一はまた自ら腰を使い始めた。

雄一にしてみれば、さっきコンドームを外したのでもう一度つけるのが面倒くさいという気持ちもある。
北斗が果てるのを待って、その次でも構わないのだが、
さっきまで処女だったこのギャルのお口を汚してみたいという気持ちもあった。
北斗は、きゅっとしまった夏菜子の腰を両手で掴んで、必死で快楽を貪り続ける。
夏菜子は、夏菜子への想いについては全く違う物を感じている、
性欲旺盛な二人の若者にいいように弄ばれて、ただただ喘ぐことしかできない。
月はまだきっと夏菜子を見ている。
下を向いてバックで犯されている夏菜子にはそんな月と目を合わせなくて済むことが、
せめてもの救いだったかもしれない。
「んふぅ……んん……あぁ……ん」
空がしらじらと明け始めて、夏菜子を見つめていた月はその姿をすこしずつ消そうとしていた。
夜が明けても、夏菜子の、この上なく刺激的な夏は、始まったばかりだった。
724夏菜子のなつ:2013/02/25(月) 18:57:49.89 ID:0RZWWMkV
今日はここまでです
久しぶりでもうお忘れかもしれませんが、マイペースでやりますので
感想などよろしくお願いします
725名無しさん@ピンキー:2013/02/25(月) 19:09:29.43 ID:IhN0ePer
"あ〜!!"
726名無しさん@ピンキー:2013/02/25(月) 23:30:58.10 ID:6UvTMDdb
待ってました、乙です。
冒頭のシーンまでの間ににどこまで堕ちるのか楽しみ
727夏菜子のなつ:2013/02/26(火) 00:21:33.63 ID:JklF8F/e
>>726
早速有り難うございます。誤字が多くてすみません
もうハートマークはやめます。たいしておもしろくないし

自演して読者が増えてるように見せようとは思わないので
なんでもいいので感想をくださるとうれしいです
728名無しさん@ピンキー:2013/02/26(火) 00:42:37.94 ID:YllZ/fmy
>>727GJ!!
729名無しさん@ピンキー:2013/02/26(火) 01:10:05.11 ID:aa5huuI0
>>727
乙です
730名無しさん@ピンキー:2013/02/27(水) 02:24:57.39 ID:mZZgFfv9
このスレのSSでクスリしている女の子は全員、自分がまっとうに子供作る
事も諦めている、という事前提でOK?

 タバコ飲酒はともかく、生まれてくる子供のこと考えたら、クスリなんかに
手を出すのに躊躇するよね
731名無しさん@ピンキー:2013/02/27(水) 03:08:54.14 ID:4RfGwEy+
>>730
そんなん個々の作者に聞けよ
クスリ使ってるのは多数じゃないだろ。
732名無しさん@ピンキー:2013/02/27(水) 04:51:43.67 ID:ensHDVge
>>730
荒らしいい加減にしろ
フィクションにまでいちいち絡んでくるな
733名無しさん@ピンキー:2013/02/27(水) 07:34:46.22 ID:RaU9Itll
>>724 続きが読めて最高です。
夏菜子のギャル化最高に感じます。
続きに期待してます。
734名無しさん@ピンキー:2013/02/28(木) 05:15:30.27 ID:ssdYL2iV
>>733
わたぐもさん
こう特定されるようなレスのしかたはやめておいた方がいいですよ
735名無しさん@ピンキー:2013/02/28(木) 21:16:38.14 ID:4Lx4iMJU
sageないのと安価のつけかただけマネすれば簡単に騙れるから楽だよな
736名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 00:11:34.38 ID:K+RF3/ia
>>734
いやそこまで粘着するのは流石にキモい
737名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 02:24:55.42 ID:KSw1Hj2A
>>2-8で泣きながら抜いてる
738名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 05:10:13.25 ID:yfVK5+PW
>>737
これも特定できるなw
739名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 21:26:30.90 ID:BZJKxe4B
高校時代は、回りが髪を明るくしたり、
スカート短くしてオシャレをしていたが、当時の私は内心馬鹿にしていた。

スカートも膝下で髪を染めたりもしない。真面目に勉強していい大学にも入った。
大学でも真面目に勉強した。たまに話かけてくる人もいたが基本は一人で、いい会社に入るために、引き続き勉強した。

就職の時期になった。厳しいと聞いていたが、予想以上に厳しくなかなか内定がでない。
私が、こんなに苦戦しているのだがら、回りの人なんて全然駄目なんだろうと思っていた。
しかし、馬鹿そうな女子でも、すでに内定を貰っている事を知る。
更に、人によって数社も内定貰っている人がいて、
四年の秋には八割ぐらいが人が内定を貰って、卒業旅行の相談をしていた。

私の中で、なんで私が就職できずに、
私以下の男子・女子が笑っているのかと思うと、悔しくなってきた。
740名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 21:31:27.20 ID:BZJKxe4B
二月。教授から勧められた会社に面接。
私以外にも、二人いるが、二人とも面接なのに茶髪のままで
電車の移動中にも化粧をしている。
一緒に行かないといけないとはいえ、恥ずかしい気持ちで一杯だった。

正直、希望通りの会社ではないが、無職よりはいい。
この二人みたいに、大学卒業しても就職せずに、ブラブラなんてしたくない。
しかし、内定が出たのは、その2人で、私だけ内定を貰えなかった。

私は教授に、「なんで、あんなのが採用で、私だけ!」と文句を言ったが
教授は、相手の都合だから、そんなこと言われても困ると切り捨てられた。
結局、卒業までに内定を貰えなかった。

親にもいろいろ言われて、自分自身がどんどん嫌になっていった。
741名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 21:37:19.54 ID:BZJKxe4B
大学を卒業しても、どこにも就職できない。親といるのが嫌で家を出た。
当面を凌ぐために、バイトを探した。
それも不況のせいか、数社不採用で、自給1200円のライン作業のバイトを始めた。

最初はバイトだったけど、管理がめんどくさいので、
ここの派遣に登録して、派遣社員として来てくださいという事になった。
少し前まで、馬鹿にしていた派遣社員。あんなのは落ちこぼれがなるものだと思っていた。

そんな落ちこぼれに、小学校・中学校・高校・大学と
常に成績がトップの私がなってしまうなんて、世の中間違ってると思った。
そんな中、高校の同窓会のメールが回ってきた。

最初は参加しないつもりだったけど、
友達から、参加しようと言われたので、気晴らしもあって参加する事になった。
742名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 21:44:06.34 ID:BZJKxe4B
同窓会の会場にやってくる。
中に入ると、なぜか派手な女子高生がいた。
驚いていると、どこかで聞いた事の持ち主が話かけてきた。

振り返ると、明るい茶髪の制服もだらしく着崩していて
誰かと思ったが、「私、マユだって〜」と言われて、
やっと、この女が、私と同じ真面目だったマユだと分かった。

なんで、こんな格好なのか聞くと、どうやら高校の同窓会なので、
なんちゃって女子高生パーティという事だった。
確かにそうは書いてあったけど、強制ではないし、
この年になって制服を着るなんて恥ずかしい。
743名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 21:51:14.21 ID:BZJKxe4B
女子高だったので、当たり前だけど、女子しかいない。
当時もギャル風の生徒もいたが、それなりの生徒もいたし、真面目な生徒も多かった。

しかし、ここにいる私以外の全員が金髪か、明るい茶髪に染め、異常なほど短いミニスカ。
靴下も当時、私が毛嫌いしていたルーズソックス。
付けめつげに、耳ピアス、更に鼻にまでピアスがある女子もいた。
制服のセーラー服も当時の規定通り来ている女子はなく
胸隠しを取り、制服の下に何も着ないので、素肌が露わになっていた。

私は、真面目だった神田さんに、どうしてこんな格好するのかと聞くと
みんなそろって、高校の時にこういう格好して、男と遊びかったとか
制服で野外でHとかしたかったとか、私からしたら信じられないフレーズばかりで
気がおかしくなってきたとさえ感じた。
744名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 22:01:14.68 ID:BZJKxe4B
幹事がやってくる。顔に見覚えがある。
私と交代で、クラス委員をやっていた花田さんだ。
花田さんも、例にもれず、ギャル風の女子高生の格好だった。

私は、おそるおそる花田さんに「もし、女子高生に戻れるなら、そういう格好するのかな?」と聞いた。
花田さんは、「戻れるなら、あんなくそ真面目に過ごすのだけは嫌だな。」と吐き捨てた。
私以外の全員は、おそらくそういう考えなのだろうと理解した。

幹事の花田さんは、私だけ制服で無かったので、周りの子に、予備の制服がないか聞いていた。
そうすると、「サイズが小さい奴ならあるよ。」という声がした。
花田さんは、私にも着替えるようにいう。私は恥ずかしいと言ったが
この部屋は貸し切りで誰も入ってこないし、女しかいないから恥ずかしがらなくてもいいと言う。

私は、そういう意味で言ったわけではないが、分かってくれなかった。
あまり断ると、場の空気が悪くなるし、
この部屋で、同じ高校だった女子だけなので、納得はしてないが、分かったと花田さんに言った。
745名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 22:09:29.94 ID:BZJKxe4B
花田さん、制服とスカートを渡される。スカートを見て、驚愕した。
膝丈何センチだろうと思っていたら、三十八センチだってと言われた。
こんな短いスカートを穿いた事は無いし、あまりには破廉恥だ。

私は、周りにもっと丈が長いスカートは無いかと聞いたが、
それが一番短いスカートだと言われた。
仕方ないので、制服を着て、スカートを穿く。

実際に来てみると、素足が丸見えで、足が長く見える。
他の子は私は見ると、怒りの形相で寄ってきて、
「制服の下には何も着ないのがオシャレなんだって、ダサい・信じられない。」
と言われ、服を脱がされ、他の子の同じく、素肌になってしまった。

そして、更に、靴もローファーが容易されていて、靴下はルーズソックス。
これだけは絶対に嫌だと言ったが、今日だけだからという言葉に負けて、穿かされた。
746名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 22:16:07.73 ID:BZJKxe4B
部屋の隅にある大きい鏡で自分を見る。
そこには、胸隠しを取り、胸の角度が際どく、
セーラー服の下からは、へそと素肌が惜しみなく見えて、
膝丈三十八センチの超ミニスカは、足元がスースーする。

そして、素足が見え、丈の短さが足を異常に長く見えさせる。
ルーズソックスをはくと、ますます足が長く見えた。
私は、高校生活でもした事のない格好をして、恥ずかしいと思った。
しかし、それと同時に何ともいえない感情に襲われていた。

本当の女子高生でないので、お酒を飲んでいる女子もいる。
煙草を吸っている女子もいる。
法律的には問題ないが、女子高生がしていると思うと、
ものすごく悪い事をしている気がしていた。
747名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 22:22:14.83 ID:BZJKxe4B
マユにお酒を進められる。マユが煙草を吸っているのも見て、
あの、マユが煙草吸うなんてと同様していた。

お酒はあまり好きではないが、最近はイライラすることが多かったので
こんな格好だけど、同窓会だし、楽しみたいと思って、
一杯・二杯とどんどんビールが進んでしまった。

私は顔にでないタイプらしい。顔も赤くなったりもしていない。
それでも寄っているのは確かだ。
最初は恥ずかしいと思っていたこの格好も、
マユに「本当は高校時代にこういう格好したかったでしょ?」と聞かれると
「キャハ〜、本当はあんなに真面目に過ごさずに、ギャルになりたかったんです〜。」
「それで、駅のホームとか、コンビニにだらしなく座り込んで、
周りから、好奇の目にさらされたかったんです〜」と言ってしまった。
748名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 22:31:08.68 ID:BZJKxe4B
マユは私に煙草を取り出し、「これ吸ってみ?」という。
普段なら絶対に吸わないが、この時だけは格好のせいか、お酒のせいか
周りの雰囲気のせいか分からないけど、煙草を貰い吸ってしまった。

当然のことながら、蒸せてしまう。
しかし、周りは、私に対して、何本を吸わせようとする。
二本・三本と吸う内に、どんどん視界が回ってきて、
苦しいというより、何かぽわ〜んとしてふわふわした感じになってきた。

周りの子も「もう、煙草になれてきちゃったね〜」
「これで、アンタも煙草なしじゃ生きれなくなったんだよ。」と言っていたが
今の私には、これさえも心地よく感じられた。

私の中で、今まで押し殺してきた感情があふれだす。
だらしない・はしたないと思っていたけど、本当は羨ましいと思っていた。
それをしなかったのは勇気が無かっただけ、休み明け・イベント明けに
イメチェンするクラスメートを見てショックだと思っていたけど
単に悔しかったけど、気持ちを勝手にすり替えてきた。
749名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 22:39:34.70 ID:BZJKxe4B
私は、マユに対して、「ねえ、同窓会だし写真取ろうよ」と言った。
頭では、こんな格好は今日だけだと分かっている。
明日、目が冷めれば、後悔の念にお触れるかもしれない。

それでも、この堕落した女子高生の私の姿を記憶したい。
後で、この今日の姿を見て、少しでも戻せない時間を補完したいと思った。

友達、数人で写真を撮る。
みんな、地面にウンコ座りをして、カメラに対してガンを切り指を立てる。
そして、口には煙草。

シャッターが下りる。この後も不良・ギャル・周りからみて
はしたない・だらしない女子高生の姿を演じた。
750名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 22:49:58.11 ID:BZJKxe4B
煙草を何本吸ったのだろう。マユも回りも煙草が無いと言う。
私は、この格好でなにを思ったのか、
「私が、煙草買い行くから〜といい」、数人に煙草の種類を聞いた。

会場の外の近くのコンビニに行く。
時間にして五分ぐらいだが、すれ違う男が、みんな私をガン見してくる。
そのたびに、快感を感じていた。

コンビニに入って、番号をいい、煙草を買おうとすると、年齢を聞かれた。
今日の私は人格も変わってしまっていた。
コンビニバイトの襟を掴んで「いいから、売れよ。こっちは客なんだぞ!」
と怒鳴った。バイトはビビって分かりましたといった。

回りの客に注目されていた。
女子高生が堂々を煙草を買う。店員を暴力で脅し、
理不尽なのに、こちらの意思を押し通す。

今まで生きてきた中で、これ以上気持ちいい事は無かった。
私は、コンビニを出て行く時に、見ていた客にガンを着けると、視線をそらす。

この世で、私が一番偉い気になる。
気持ちいい・気持ちイイ・キモチイイ……

なんだが、フラフラしてくる。
気分がハイになりすぎなのか、もう目の前の視点が並行に見えない。
グラグラする。もうどうにでもなれと自暴自棄になっていた。
私は、固いアスファルトの前に生きおいよく倒れた。
751名無しさん@ピンキー:2013/03/01(金) 23:17:47.44 ID:LyG1exmm
>>750
乙だが誤字脱字が目立つな
投稿前に見直してもらえると助かる
752名無しさん@ピンキー:2013/03/02(土) 08:21:47.03 ID:kNsvHcBx
内容は結構なんかいい感じだから誤字脱字をちょっと直せばかなりいいと思われる。
とりあえず乙。よく投下してくれた!
753名無しさん@ピンキー:2013/03/02(土) 12:07:26.34 ID:TEH15zSu
>>737は荒らしかね
754名無しさん@ピンキー:2013/03/02(土) 12:30:50.47 ID:1HCX8v0o
このスレの小説の凄さって、たかがタバコ数本やたかがサボり如きで
堕落を極めさせられるところが凄い
755名無しさん@ピンキー:2013/03/02(土) 13:40:11.43 ID:1ym/UO9R
まあその程度の理由で堕落させとかんとなぜか叩くお客様が出てくるからな
756名無しさん@ピンキー:2013/03/02(土) 14:07:06.32 ID:/VObM8/h
道外れるきっかけが弱いかなぁと思う時はある
757名無しさん@ピンキー:2013/03/02(土) 16:25:41.56 ID:Qw0hNqwO
何考えて投稿したのかっていう。
空気読めないヒステリーの痛い派遣社員が悪酔いして悪ノリしただけの何が面白いのか
>>2-8みたいな至高の堕落は少ないよなぁ
758名無しさん@ピンキー:2013/03/02(土) 19:59:52.08 ID:qzaH0Zcp
確かに>>2-8は神がかってる
759名無しさん@ピンキー:2013/03/02(土) 23:40:06.97 ID:Eof3IDI4
和服の似合う深窓の令嬢を、タンクトップにホットパンツというフッカーファッションで夜の街を練り歩き、淫語を連発しながらチンカス掃除おしゃぶりするのが大好きな変態に堕としたい。
760名無しさん@ピンキー:2013/03/02(土) 23:51:00.92 ID:m/fhYoMM
その程度じゃヘンタイじゃないな
761名無しさん@ピンキー:2013/03/03(日) 00:01:17.23 ID:LxWnW/iR
そういうことなのかw
762名無しさん@ピンキー:2013/03/03(日) 14:33:41.88 ID:S/ZFdBmD
しかし、学園漫画で「無理して優等生を演じなくていいんだよ」と教師が生徒に
悟らせる内容を、ここまでセンセーショナルな話にまで昇華する技量は凄い
763名無しさん@ピンキー:2013/03/05(火) 23:35:09.05 ID:Lkr069b3
とりあえずeraAVはなんどやっても抜ける
764名無しさん@ピンキー:2013/03/07(木) 02:53:38.57 ID:qhf28+kK
「空手小公子物語」の和泉冬子のビジュアルを前スレの中井永子
で妄想してご馳走になってる
765ステマ:2013/03/08(金) 23:36:58.33 ID:OwPYsOh8
渋の某SSを読んだが、BBAがケバ堕ちするのもイイネ
766名無しさん@ピンキー:2013/03/09(土) 00:26:49.99 ID:ueyVoR09
>>765
詳しく教えて
なんてタイトル?
767名無しさん@ピンキー:2013/03/09(土) 01:38:37.32 ID:WJP/bjYO
「真面目で正義感が強く優しいイケメン」でそいつとお似合いと言われている
美少女が、運悪く電車で薄汚い痴漢に遭うけど、そいつのテクに魅せられて、
そのイケメンをポイ捨てして、悪の道に堕ちるという話は需要アリ?
768名無しさん@ピンキー:2013/03/09(土) 10:37:40.80 ID:fJ6nW2n8
>>767おk
待ってる
769名無しさん@ピンキー:2013/03/09(土) 16:47:23.92 ID:IjgiMRfd
>>766
Ryu-ou氏の「白→黒」。IDは1476499

白人の王妃が黒人の酋長にケバ堕ちされる。
黒人を見下していた王妃が黒人のチンポに屈伏し、ヘビ柄ボディコンを着せられたり、白髪混じりだった髪をド派手に染められたり。
770名無しさん@ピンキー:2013/03/10(日) 19:33:08.54 ID:mMZS6wyw
>>2-8読んだけど、SWのアナキン並の堕ち方だな
771名無しさん@ピンキー:2013/03/11(月) 18:22:10.08 ID:2rSMWVma
高校卒業まで家庭用ゲーム機で遊んだことがない子が、
大学入学を機にゲームに手を出し、堕落し腐っていく話は需要あり?

煙草・酒・クスリではなく、
772名無しさん@ピンキー:2013/03/11(月) 20:19:21.28 ID:8AJsu8+O
ありあり
773名無しさん@ピンキー:2013/03/13(水) 02:55:41.12 ID:yYHVMg7V
それは健全じゃないか笑
774名無しさん@ピンキー:2013/03/13(水) 06:47:23.33 ID:mD0AG8Wj
>>771
でも、それだと、どこにエロが入る要素が?
775名無しさん@ピンキー:2013/03/13(水) 18:17:41.04 ID:HsDZgcaW
堕落するだけでエロになるのさ
それとも「直接描写がなきゃエロじゃねえだろ」というエロパロ板でよくある荒らし方でもしたいのか
776名無しさん@ピンキー:2013/03/13(水) 20:26:43.60 ID:6WI9rI50
>>771のシチュを聞くだけでエロく感じる
777名無しさん@ピンキー:2013/03/13(水) 22:25:15.55 ID:OInZe2KV
ここで挙げられた元優等生の同級生のインタビューが見てみたい
(テレビの事件でよくある近所の人のインタビューみたいな感じで)

元同級生「同じクラスだッた頃、彼女は「高嶺の花」という言葉が相応しくて、
男子の誰も近づくことができなかったのに、よりによって、なんであんな下衆な
男の毒牙にかかったんでしょうか?」
778名無しさん@ピンキー:2013/03/13(水) 23:11:58.69 ID:t8582adF
>>774
あえてエロをいれるなら

ゲームが禁止なくらいだから、実家では自分のPCなんてないだろう
独り暮らしでPCも購入して、ネット環境も用意
ゲームにはまった最終的にネトゲに手を出す
最初はゲームとして楽しんでいたけど、
だんだんちやほやしてくれる人が出てきていい気分
ついにオフで会おうってことになって
そういうのが危険だと知らないのでほいほい出席
で、食われる
779名無しさん@ピンキー:2013/03/13(水) 23:41:55.45 ID:zyIFhRWa
>>778
あえてというだけあって、ぶっちゃけ無い方がエロい気がするなw
780名無しさん@ピンキー:2013/03/14(木) 02:13:55.68 ID:C33vUuok
俺は下品なギャルになってくれないとだめだわw
781名無しさん@ピンキー:2013/03/15(金) 00:53:08.94 ID:Q01quZhl
スレンダーで美白肌なのが自慢のモデルor女優を、拘束して日焼けマシーンで二度とメラニン色素が抜けないくらい強制的に真っ黒な肌にする。
そして油っこいジャンクフードやコンビニのお菓子を食べさせまくって、たっぷり脂をつけさせ強制的にムチムチ体系にする。
知能が低下し淫乱化する薬を注射して、それまでの職業を続けられなくさせてやり、黒ギャルAV女優としてデビューさせる。
782名無しさん@ピンキー:2013/03/15(金) 01:04:10.95 ID:L60vQj70
>>778
美人だけど潔癖かつ真面目なお嬢様が、
デブ腐女子をバカにしたせいでエロゲやエロ同人漬けにさせられてデブ腐女子化
必死でダイエットして美人に生まれ変わった元デブ腐女子に逆に馬鹿にされる

というシチュだけはおもいついた
783名無しさん@ピンキー:2013/03/15(金) 07:20:14.53 ID:c4oELEzA
肥満化スレでも喜ばれそうだなw
784名無しさん@ピンキー:2013/03/15(金) 11:25:17.14 ID:EHAfayho
贅肉って堕落の象徴みたいだからな
785名無しさん@ピンキー:2013/03/16(土) 11:14:20.20 ID:Cr4OdKvc
>>782
「カOナさん、大成功です」?
>>778
大学に行くのをやめて、引きこもり化して、オタクに・・・・



元優等生の同級生のインタビューという設定で、書いてくれね?
786名無しさん@ピンキー:2013/03/17(日) 22:40:51.27 ID:eNB66Xdd
肉体はエロエロの淫乱に堕ちても心は純情なままというギャップが萌えないっすか?
787名無しさん@ピンキー:2013/03/17(日) 22:53:52.84 ID:++ggebwK
アリだな
788名無しさん@ピンキー:2013/03/18(月) 01:54:07.70 ID:Yd5Wq+x7
前スレの中井永子が高校やめて、19歳で援交組織の元締めになる展開を
妄想してるけど、文才がない
789名無しさん@ピンキー:2013/03/18(月) 07:15:03.37 ID:bBEbukJH
>>786
普通のエロシチュなら大いに賛成するが、
このスレで見る分にはあまり萌えんな、俺は
790名無しさん@ピンキー:2013/03/18(月) 14:45:09.94 ID:knCsC8KC
優等生が瓜二つのビッチな従妹と間違われて、処女喪失。
一度覚えたSEXの良さに嵌って、自分もビッチに転落するストーリーはどう?
需要ありますか?
791名無しさん@ピンキー:2013/03/20(水) 21:25:29.75 ID:4sMunjRJ
喜多村英梨
792名無しさん@ピンキー:2013/03/21(木) 01:49:54.20 ID:Lq8bvfKI
偏差値主義のお嬢様學校の優秀なお嬢様が、落ちこぼれ高校のまっとうな
男子生徒とボーイミーツガールして、色々その男子を鍛えた影響で、
お嬢様の方の偏差値が下がり、男子生徒の方が偏差値上がる、という
展開は「堕落」になるのか?(周りからすりゃ堕落だろうけど)

当初) ヒロイン「95」・男子「45」
最終) ヒロイン「80」・男子「70」
793名無しさん@ピンキー:2013/03/21(木) 02:07:52.03 ID:Lq8bvfKI
例えば、国立大学への進学率が高いお嬢様学校の生徒が、商業高校・工業高校
の生徒とボーイミーツガールして、男子生徒を指南するために、自分の學校の
勉強が疎かになるとか

同級生から見たら、「男のせいで堕落した」扱いだけど
794名無しさん@ピンキー:2013/03/21(木) 07:26:11.99 ID:TK3tF7T1
女が堕落するの好きだからありっちゃありだろう
ただ堕落して偏差値80ってのは三冠王からホームラン王のみになるって程度で
全然堕落には見えんがw
795名無しさん@ピンキー:2013/03/21(木) 08:02:44.85 ID:bKA91siI
堕落して40くらいでいいじゃん
796名無しさん@ピンキー:2013/03/21(木) 08:18:08.20 ID:0cSz9AKd
偏差値95とか、80って……
797名無しさん@ピンキー:2013/03/21(木) 11:29:09.47 ID:YaYspeSP
>>796
シー
偏差値が何を表しているのか知らないのだろ
798名無しさん@ピンキー:2013/03/21(木) 15:02:43.31 ID:IOZIcq8H
「夏菜子のなつ」
続きはこないのかな?
799名無しさん@ピンキー:2013/03/21(木) 16:22:23.93 ID:2n2qPukY
>>797
学力偏差値がなにか、どの付近で分布しているのかわからないほど堕落しちゃってるのよ
800名無しさん@ピンキー:2013/03/23(土) 15:26:59.49 ID:iiL9mZQJ
仮面ライダー the next見て思いついたけど、性格・器量良しのアイドルが、
堕ちてしまい、困り果てた芸能事務所が整形手術で「性悪女」を代わり
として「そのアイドル」に作り上げて、そいつは表舞台で賞賛を浴びるけど、
本物は薄汚いところで、汚らしい男相手に腰を振ってるという話はあり?
801名無しさん@ピンキー:2013/03/23(土) 19:51:02.18 ID:upKfRBB9
>>800
その前に、おまえの日本語としてなし。
何言ってるのかさっぱりわからん。伝わらん。
802名無しさん@ピンキー:2013/03/25(月) 18:43:30.63 ID:9HASjveo
>>801
整形で作られた偽物が表舞台で脚光を浴び、嵌められた本物は地下の薄汚いところで、
汚らしい男相手に腰を振ってるという話
803名無しさん@ピンキー:2013/03/26(火) 02:47:34.39 ID:sdFX7mvp
簡潔にせずSSにするんだ
いえ、おねがします。
804夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 18:43:05.85 ID:XXaBtrVm
夢をみることもないほどぐっすりと眠った夏菜子が目を覚ました頃にはもう時計は11時を回っていた。
北の街とは言え、8月の上旬は昼には30度を超えることが常であったが、この日は少しひんやりとしていた。
昨日の夜、正確には日付が変わって今日の夜明け前に、初体験のあと2人、
あわせて3人の男に抱かれた夏菜子はそのまま布団に入って寝入ってしまい、
男たちの体液や唾液を洗い流すほどの汗を流しながら、新しい朝――かろうじて午前中に――を迎えた。

「あっ・・・」
携帯のバッテリーが残り4分の1ほどに減っていた。
充電しなきゃ、と思ったのと同時に、昨日のことをすべて思い出して、なにか、にんまりとしてしまう夏菜子だった。
その時は、眠る前に起きたことの一つ一つが楽しくて、刺激的で、
心に引っかかるはずのいくつかの重い事実を――例えば母、菜津子がずっと守谷と不倫していたこと――
などどこかに飛んでいてしまったようだった。

18年間伸びたものを着るだけだった美しい黒髪からすっかりと色を抜いた後これ以上ないほど金色に染め上げ、
ほとんど化粧などしたことのない、それでも美少女そのものの可愛い顔をこれでもかというほど派手に飾ったまま、
眠ってしまった。夏菜子の若い肌は一日くらいメイクを落とすことを忘れたからどうということもない。
だが、少し張ったような感覚が気になって、すぐにシャワーを浴びに浴室に向かう途中、
書き置きで祖母が既に出かけたことを知った。

この髪にしてからまだ祖母とは合っていなかったことが少しだけ気になっていたが、
出かけてしまったのでは仕方ない。
805名無しさん@ピンキー:2013/03/27(水) 18:45:33.66 ID:XXaBtrVm
「わあ、ひどいかお」
ギャルメークも崩れればお化けのようである。こんな姿は人に見せられない。
夏菜子はそう思って、この木造、平屋建ての大きな日本家屋の外観からは想像もできない、
3年前にリフォームしたばかりの浴室でシャワーを浴びながら、夏菜子は昨日の出来事を反芻する。

「あぁ・・・いや・・・」
少し痛みの残る女の子の大事な部分に触れると、様々なことが思い出されて、顔から火が出る思いだった。
汗を流しメイクを落とすと18歳の白い素肌は水を弾くという表現がぴったりはまるほど瑞々しく、それでいて透き通るようである。
昨日はじめて3人の男に揉みしだかれた胸は巨乳ではないが形がよく、
恥じらうようにくびれた腰から小さいながらも形の良いヒップ、スラリとした脚へと伸びる身体のラインは、
昨日の朝と同じ女の子とのものでありながら、自分でもなにか少しおとなになったように思えた。
勘違いかもしれない。だが女の悦び、とまではいかずとも、男と肌を合わせることを知った素肌は、
いつもより張りと丸みがあるように思えたのである。

明け方に、この家に帰ってきた頃、美容師の友梨からメールで、今日も美容室においで、
と言われたことを思い出したが、その時にはまだ、そのつもりはなかった。
昼は、多少の勉強をしなければ、落ち着かない優等生気質がまだ夏菜子の心の大きな部分を占めていた。
806夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 18:48:01.75 ID:XXaBtrVm
その気分が変わったのは、すっかり昨日の汚れを洗い流して、浴室をでたときであった。

「あれっ・・・」
浴室を出て、鏡にうつる顔を見た時、夏菜子は全身の血が引くような恐ろしさを覚えた。
昨日、美容室ではじめて出会ったのと同じ少女が、鏡の中にいるものだと信じきっていたからである。

「こんな・・・こんなんだっけ・・・」
これでもか、と盛ったマスカラ、潤んだ目を引き立たせるためのアイライン、ピンク色にキラキラの混じったリップ、
白い素肌を輝かせるためのチーク・・・そういうものを取り去った夏菜子の素顔が、派手な金髪を後ろにまとめた時に、
これほどに貧相なブサイクに見えようとは思っていなかった。

「こんな・・・こんなはずじゃ」
何かの間違いかもしれない、という思いを抱きながら洗面台で顔をもう一度洗ってみる。
しかし、顔をいくら洗っても、昨日の少女はもうそこにはいない。いるのは金髪に貧相な顔の素朴なだけの少女、だった。
おそらく男の目にはそれでも夏菜子は美少女なのだが、昨日の記憶が鮮明なだけに、夏菜子はショックを受けた。

すぐに、友梨にメールして、言われたとおりに午後1時に美容室に向かうことにした。
807夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 18:50:19.72 ID:XXaBtrVm
「今起きたの?メイクの仕方を教えてあげるからすっぴんでおいで」
と、まるで夏菜子のこころを見透かしたかのような返事がすぐにやってきた。


「あら、夏菜ちゃん、いらっしゃい。お待ちしてました」
それから一時間半後、にっこりと微笑んだ友梨が、鈴のついたドアを開けて夏菜子を迎え入れる。
「こ、こんにちは」
店に着くときに、まだ1時になっていないことと、昨日のことが少し気恥ずかしくて逡巡した夏菜子は、
そのことだけで肩の力が抜けていくようだった。真夏だから露出こそそれなりに多かったが、
夏菜子はその金色のパーマのかかった髪に似つかわしくない、
淡い青色のワンピースにミュールに薄いクリーム色のカーディガンを羽織って、
いっさいアクセサリーのたぐいをつけていない、地味という表現がぴったりな、図書館にでも行くような姿で現れた。

「ふふ、きっと夏菜ちゃんはメークできなくて困るだろうなっておもってたの」
「・・・」
心の奥底まで見透かされたような気がしていた。
「ね、夏菜ちゃん、その頭、気に入ったみたいね」
夏菜子は、一瞬躊躇したあと、恥ずかしそうに、こくりとうなずいた。
「ふふ、正直でよろしい。でも、安心したわ」
「な、なにがですか?」
808夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 18:51:56.66 ID:XXaBtrVm
「うん?そうね、なんていうか、夏菜ちゃんって、昔から本当に美しいお嬢さまで、
昨日までは本当にあたしや唯や梨絵と同じ女の子なのかなって、少し心配だったの。
でもね、昨日、髪の毛の色を変えて、祭りモードのメークをしてあげて、やっぱり、
夏菜ちゃんも女の子なんだな、っておもったの」
「・・・」
夏菜子は、なんとなしに感じていた自分と街の人達の間の壁を友梨がはっきりと口にした
ことが少し驚きであったし、またありがたくもあった。



「それに、夜のこともね・・・」
「い、いやそんなあの・・・」
顔を真赤にして慌てる夏菜子に、友梨は
「ふふ、いいのよ。あんな乱れっぷりはお互いさまだから」
といって、さっさとメイクの道具を準備し始めた。
「はい、自分でできるように練習しましょう」
夏菜子は、促されるまま大きな鏡の前に座った。18歳なのに、化粧もまともにできない自分が、とても恥ずかしかった。
809夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 18:53:44.14 ID:XXaBtrVm
「ねえ、今日はこれなんかどう?」
夏菜子の目の前に、友梨が予め用意していた3つの小さな紙の箱が置かれた。

「えっ・・・?」
夏菜子のハートが、きゅん、と鳴った。3つの箱は、青系、ブラウン系、黒系、3種類のカラーコンタクトであった。
「ん、んーと・・・」
夏菜子は動揺を隠せなかった。それはこの夏、初めて友梨の店にやってきてから何度もなんども見せた反応だった。
昨日の朝までは黒髪の清楚なお嬢様そのものだった夏菜子にとって、外見から自分を変身させる様々なツールは、
どれも、魅力的で、またどれも優等生でお嬢様である夏菜子のアイデンティティを、すこしずつ揺さぶっていた。

「普段の夏菜ちゃんなら、黒目を大きくして、お嬢様っぽさを上げるのもありかなと思うんだけど、
その髪とメークに合うのは青系かブラウン系だとおもうんだよね。まあ、どっちでも可愛いと思うけど」
友梨は、この3日間ほどで、清楚なお嬢様である夏菜子の、美意識、変身願望といったものをすっかり見破っていた。
商売というよりも、一人の清楚な美少女を、この夏の間だけでも、
どのくらい完璧な小悪魔系ギャルに仕立て上げることができるか、
ということは美容師としての友梨にとっても一つのチャレンジであったから、強気で押した。

「いやぁ、でもぉ・・・」
夏菜子は断る理由を探しながらも、夏菜子の本心は青とブラウン、4枚のカラコンに大きく揺さぶられていた。
810夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 18:55:24.06 ID:XXaBtrVm
夏菜子にとって、いや、夏菜子だけではなく真面目な高校生活を送っている名門進学女子高の女の子にとっては、
髪を軽く染めるくらいが関の山で、周りとのバランスや校則、
うるさいパパやママとの関係でカラコンなどというものは、せいぜい「大学生になったらやってみたいこと」の一つではあり
今はまだ想像の世界のものであった。とはいえ、夏菜子は18歳の女の子である。
昨日、金髪にして綺麗なパーマを丁寧に結い上げ、バッチリアイラインを引いてマスカラを盛った瞼に、
瞳を大きく見せるためのカラコンが、どれだけそのかわいさを引き立てるか・・・
少しでもかわいくありたいという18歳の女の子の偽らざる本音は否定できなかった。
自らの瞳を人工的な道具で引き立てることへの戸惑いとお嬢様のプライドが、
夏菜子の心の奥でかわいくありたいという本音とぶつかり合って、ハートをきゅんきゅんと鳴らしていた。

「夏菜ちゃん、目は?」
「あ、あたし普段は使い捨てのハードで・・・」
「じゃあ、全然平気だね。視力はどのくらいなの?」
「0.5くらい・・・でも、つけてないとよくみえないし・・・」
「別にただ歩くだけじゃない。危ないことなんてないよ。度の入ったコンタクトはお勉強する時につければいいし、
おすすめは出来ないけど二枚重ねもふつうにみんなやってるよ」
「・・・」
夏菜子はカラコンを断る言い訳を塞がれてしまった。
「そ、それなら・・・はい・・・」
「で、どっちにする?」

夏菜子は、青系のカラコンを選んだ。青い瞳に金色の髪は、夏菜子の美しい造形によく映える。
初めて2枚のカラコンをつけたとき、夏菜子はまた一段、ギャルの階段を上がった。
811夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 18:57:49.75 ID:XXaBtrVm
「そうそう、やっぱり器用ね。コツさえ覚えれば、夏菜ちゃんはなんでもうまくこなすね。
今までこういうことを知らなすぎただけなのよ」
次は、予定通りのメークの練習である。友梨の指示通りに、手際よく、
純朴な顔を派手に飾る夏菜子の集中力にこそ、友梨は驚いていた。
「そうですか・・・?なんかあんまりうまくできなくて・・・あぁん、またぁ」

「ほとんどお化粧なんかしたことないんでしょ?あの学校の子、みんな真面目そうだもんね」
夏菜子の手が、止まった。

「あっ、ごめん、続けて」
「はい」
心に引っかかることを振り飛ばすように、夏菜子はチークを塗り始めた。
だが、その手つきにさっきまでの集中力が見られないことは友梨の目にも明らかであった。
「ごめんね、変なこと言っちゃって」
「い、いえ。まあ本当のことですから」

「あたし、専門学校の頃、あの学校のすぐ近くに住んでたから」
「そうなんですか?」
「うん。だから、あの界隈の女子高生を必死で観察して、勉強したの。あの頃の経験が今に生きてるかなっておもうの」
友梨とこんな話をしたのは、もちろん初めてのことであった。
812夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:00:52.29 ID:XXaBtrVm
「あたしが専門学校にチャリで向かう時にね、毎日地味な格好したお勉強ばっかりしてそうな女の子の一団とたくさんすれ違うの。
あれが夏菜ちゃんの学校よね。ところが繁華街に近づくと、まるで別世界のようにお化粧して、髪の色抜いて、
きったないバッグにいっぱいぬいぐるみつけた女子高生が現れるのね。
なんか、さっきまですれ違ってた女の子たちと違って、いろんな女の子が世の中にいるんだなって思った。
でも、女の子としての青春を楽しんでるのは、あの子たちってすごいなと思って。
で、あたしは、ああいう文化をこの街に広めようと思って、この街に帰ってきたの」

「へぇー、そんなことがあったんですか」
夏菜子の返事は空返事のようにも聞こえたが、小さくはないショックを隠し切れないものでもあった。
自分がこの2年半を過ごした学園を、小馬鹿にされたように感じたからである。

夏菜子の通うT女子学園は、最寄り駅からは徒歩3分ほどであるが、
山手線の大きな駅からだともう少し歩かなければならない。夏菜子は最寄り駅まで地下鉄で通い、
そこから高架の高速通り沿いに東に歩くのだが、
始業時間にこの道の学校の入口までの200メートルほどを歩くのはT女子学園の生徒くらいのものであった。
そして、わずか一本の道路を隔てた向こう側、地下鉄の駅の向こう側には、夏菜子から見れば、
いや夏菜子たちT女子学園の生徒から見れば「バカ高校」と見える高校がいくつかあって、
そのあたりを超えたところに友梨の通っていた美容師学校はあった。
813夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:06:07.35 ID:XXaBtrVm
校則が厳しく、有名大学への進学というはっきりとした目標に自校の存在意義を求めている名門女子校、
T女子学園にはギャル系の女の子などまずいないし、いたとしても単なる浮いた存在になってしまう。
周りの「バカ高校」の女子から見れば、つまらなそうに生きているように見えるかもしれないが、
「バカ高校」のギャル系の女の子たちは夏菜子たちから見れば軽蔑の対象でしかなかった。

事実、夏菜子は毎日渋谷で乗り換えて通学しているが、マルキューのビルなど、一階を通ったことくらいしかなかった。
少なくとも、ギャル文化に染まった女子高生たちは、夏休み前の夏菜子からみたら完全に別の人種であった。
それはT女子学園の生徒たちだけでなくその一帯の中高生には共通の認識で、そうした高校に通うチャラ系男子も、
いくら夏菜子のような美少女を目にしても、T女子学園の生徒であるかぎり声をかけることはまずなかったのである。

だから、友梨の言葉はショックだった。夏菜子たちよりも、「バカ高校」のギャルたちの方を肯定したからである。
「だから、夏菜ちゃんを『宴』に誘うことに、私は反対だった」

「えっ?」
夏菜子の顔がピンク色に塗った頬の上からでもわかるほど一瞬にして紅潮した。
昨日の夜の話題がとつぜん出たからである。

「あれれ、どうしちゃったの?ふふ、かわいい。こんなところを見たら無理矢理にでも誘いたくなるのかな、男って、やっぱり」
「そ、そんなこと、あれは・・・」
しどろもどろになる夏菜子を制するように、友梨は言葉を続けた。

「あたしは、T女子学園の女の子だっていうのと、昔から夏菜ちゃんがお嬢様そのものだったから、
とてもじゃないけど、あんなことやこんなこと、人前でするはずないと思ったし、
絶対に処女だとおもったからやめたほうがいいって言ったの。でも、守谷がね・・・」
814夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:07:27.32 ID:XXaBtrVm
「守谷さんが……?」
「そう、守谷がね、夏菜ちゃんは絶対に参加させる。俺が口説き落とすって、
譲らなかったのよ。どうしてあんなに自信満々なのか分からなかったけど、
でもあいつの言うことってどういうわけかこういう時には当たるのよね。」
「……」
夏菜子は、無言で目を丸くしていた。すぐに合点がいった。守谷は、夏菜子の中に、母、菜津子とおなじものを見出したのだろう。それがどういうことかはくわしくは分からないが、それ以外に説明のしようがなかった。
「この『宴』の秘密は、絶対に外に漏れたら大変なことになるし、もし夏菜ちゃんを引き入れて、柴崎さんの方で騒ぎ出したらあたしたちなんてひと吹きでふっとばされちゃうからね。あたしは本当に反対だったんだけれど・・・」
「し、心配しないでください……」
夏菜子は、どうしてそんな言葉を口走ったのか、自分でも分からなかった。
「あたし、秘密は守りますから」
「ありがとう、でも今はそんな心配してないのよ。昨日の夏菜ちゃんの姿を見たらね」
「あ……」
夏菜子は目を伏してしまった。青い瞳に、ほんの少し涙が滲みそうだった。

目の前で友梨が佑都の童貞を奪い、守谷が梨絵と唯の二人を相手にし、
親友の真希が北斗とセックスする姿を見せつけられ、みんなの前でオナニーさせられた挙句、
自らの言葉で「宴」への参加を誓ったあの時の恥ずかしさが体の奥から溢れ出しそうだった。
815夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:10:29.88 ID:XXaBtrVm
「5年生の頃からオナニーしてたんでしょ?」
「は、はい……」
顔から火の出るような恥ずかしさに追い打ちをかけるように友梨が面々の笑みで問い詰める。

「その時思ってたのって、守谷でしょ」
「ええっ?」

夏菜子はその瞬間、体の力が抜けたような気がした。
友梨が、子どものころから今まで、夏菜子の心の奥に秘めてきた初恋のせつなさを分かってくれたような直感であった。

「分かってるのよ。小学校の頃の夏菜ちゃんが守谷を見る目はただごとじゃなかったもの。
実は、あたしも同じ穴のムジナだからね」
「えっ?」
守谷と友梨と夏菜子は、それぞれ10歳ほどずつ離れている。一番年下の夏菜子が守谷のことを好きになるほどだから、
友梨が同じ道を歩んでいても不思議ではない。

だが、意外だった。

「あたしもね、高校2年生のとき、初めて宴に参加したの。まだ処女だったんだけどね。
夏菜ちゃんと同じように、守谷に初めて抱かれたのよ」
友梨は少し懐かしそうに少女の頃の思い出を語った。優等生というわけではなかったが、
彼女もまた、その頃までまじめに生きてきて、ある日突然、「宴」に誘われたのであった。
そして、その日から、人生がすこしずつ変わっていった。
すくなくとも友梨にとってはいい方に変わっていったと彼女自身、今は感じている。

「友梨さんも……?」
「そう、だから、夏菜ちゃんと同じ。あたしから見れば、夏菜ちゃんみたいなお嬢様があたしと同じなんて、信じられないけど……」
「そ、そんなこと……」
「夏菜ちゃんもあたしと同じ、この町の女の子だったんだね。昨日は、あんなことを言って本当にごめん」
816夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:15:41.66 ID:XXaBtrVm
「……いいえ、そんなこと……あやまらないでください……」

しばしの沈黙が2人を包み、その沈黙を今度は夏菜子が破った。
「友梨さんは、その時からずっと、参加、してるんですか……?」
「えっ・・?そんなことないよ。2,3年もやったら普通嫌になるわよ」
「そうなんですか?」
夏菜子は戸惑った。昨日の楽しい体験を否定されたような気がしたからである。

間をつなごうとするだけのなんという事のない質問だったのだが、話は思わぬ方向へと展開した。
「結局ね、宴なんてものはね、男たちが祭りで盛り上がったあとにその盛り上がりのまま女とやりまくって楽しむってものなのよ。
女の子は何回かやったらもうこんなの嫌になるのが普通。
あたしも2年で嫌になって、専門に通ってる時は東京から帰って来なかったもん」

「えっ……でも、今は……」
「うん、楽しくなっちゃったね。むしろ自ら進んで仕切ってるし」
「どうして、気持ちが変わったんですか?」

「夏菜ちゃんには想像もつかないかもしれないけど、この辺りの女の子は今じゃこの辺りでも仕事が無いし、
都会に出ても生きていくのが大変なのよ……」
「……?」

いきなり、話が飛んだように夏菜子は感じた。
故郷の北の街が東京と比べて貧しいのは今に始まったことではないしそのくらいのことは知っていた。
「あたしは、運良く美容師身をたてていくことが出来た。でも、同級生でも、先輩でも、後輩でも、都会に出て行っても、
この街に残っても、仕事がなくて困る女の子がいっぱいいたの。
そんな女の子たちが、親のお金も期待できず、仕事もなくて、どうすると思う……?」
「えっ……?あの……」
817夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:18:50.76 ID:XXaBtrVm
夏菜子の頭に思い浮かんだのは、入り口の前を通ったことはあっても足を踏み入れたことのない、
夜の街で働く女達のことであった。制服の時はありえないのだが、
東京でたまに私服で街を歩くともらうことの多い「高収入のバイト」のようなものをぼんやりとイメージした。

「言い方はいろいろあるけど、結局はカラダで稼ぐのが一番手っ取り早いのよね。
東京からこの街に帰ってきたときにそのことに気づいたの。
っていうか、そういう仕事に手を出してしまう友達がすごく多くて……でもね、みんなつらい思いするだけですぐやめちゃうのよ」
夏菜子は目を丸くしてただ友梨の話を聞いていた。

「でも、どういうわけか長続きするのは、ここの町内だけじゃなくて、
どこかの町内で『宴』みたいなものに参加していた女の子だったりして……結局度胸とか、覚悟とか、
いろんな男とそういうことをするってことがどういうことかわかってないと、続かないのよね。
続くことがいいかっていうと別問題だけど、少なくともお金は稼げるから……」
「それで、宴に戻ってきたんですか?」

「そう、この町の女の子がいざそういう仕事をしなきゃならなくなった時に、度胸をつけさせるために、
あたしが文字通り一肌脱いだってわけだ。あたしだって、ほんのちょっと運がなければそういうことしないと生きていけなかったし。
まあ、仲間を助けるような気持ちでね……
だから夏菜ちゃんみたいなお嬢様にはまったく関係ないし、参加させるのも反対だったんだけどね……」
「……」
あまりのことに夏菜子は言葉がなかった。
818夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:22:37.21 ID:XXaBtrVm
はっきりとは言わない、なにか奥歯に物が挟まったような友梨の言葉には、
はっきりと性風俗産業で生きる女たちのことが意識されていた。
実際に統計をとったわけではないのだが、友梨の小学校、中学校、高校の同級生にも
知ってるだけでかなりの風俗嬢やそれに近い仕事についた女の子がいた。
ヘルス、ソープ、ピンサロ、デリ、あるいはAV女優、こうした世界には様々な職種があって、
あるものはすぐにやめ、あるものは何度もでたり入ったりを繰り返し、
かなり多くの女の子がそんな世界にどっぷりと浸かっている。
個々の事情はさておいて、友梨の頭のなかには、この景気の悪い時代を生き抜くために、
そうした選択をせざるを得なかった同級生や先輩、後輩といった親しい女子たちへの、複雑な思いである。

よく、この北の街の女は美人が多いと、東京でも言われた。
その言葉が、百年単位で続く、この地方の女たちの悲劇の歴史の産物であることにも、いつしか気づき始めていた。
「この街にこんな文化が根付いたのは、女の生きる知恵だったのかもしれないね」
自分のしていることが正しいのかどうかなど、友梨にもわからないことであった。
だが、冬の間雪に閉ざされる北の街に住む女達の宿命は程度の差こそあれ、
いまでも変わってはいない現実を受け止めて、まともな職業で身を立てた者としての、自覚があった。
一歩間違えば、友梨自身も、身を売って稼ぐ羽目になったであろうことを、そしてその時、
そんな仕事に順応できたであろうかという思いが、友梨を支えていた。
北の街にギャル文化を浸透させることと、
町内会の可愛い女の子たちを「宴」に参加させることは、実は友梨にとってコインの裏表のような一体の関係の事柄であったのだ。
なにかがおかしい、という矛盾を感じるとともに、友梨の切ない思いは夏菜子の小さな胸を鋭くえぐっていた。
819夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:24:32.07 ID:XXaBtrVm
「だからって、夏菜ちゃんに援交しろとかいってるわけじゃないからね」
友梨が笑った。
「あ、あはは、しませんよー」
この時、夏菜子の胸がえぐられたのは、正義感だけのことではなかった。
昨日散々楽しい思いをしたことが「普通は2,3年で嫌になる」と友梨にさくっと否定されてしまったことがとても意外であった。
もちろん、この夏のことをそのまま自らの仕事やバイトにつなげようなどと考えてもいなかった夏菜子は、
なにか、心がざわざわとして収まらないのを感じていた。自分の中に流れる、想像もつかないほど淫猥な血が、
騒ぎ出してしまっていることにはまだ気づいていなかった。いや、気づいていないふりをしたかっただけかもしれない。

「あの……」
「ん、なぁに?」
夏菜子はざわつく胸の想いを質問の形で思い切ってぶつけてみた。
「そういうお仕事って……どのくらいのひとが……やってるんですか?」
友梨が鏡の向こうで目を丸くしているのが分かった。少しの間、答えにくそうにしたあと、友梨は答えた

「たくさんいるわよ。たくさん。高3にもなって参加してくるような女の子には、もうそういう覚悟をしてるのも多いからね」
「たくさん……」
「そう。あたしが知ってるだけでも、今、東京とか仙台のソープランドとか……
1年に3人新しい参加者がいるとしたらそのうち1人は……まあ私には細かい種類はわからないけど、
そういう所で働いてる人はたくさんいる。そういう子たちともたまに連絡とるけど……」
「そんなに……?」
「うん、まあ知ってる範囲だけだし、すぐやめられる子もいっぱいいるし、
でも……そうじゃない子も……それこそAV女優もいるし……」
「……」
夏菜子はショックだった。
学校からちょっと離れたところにそうした店が立ち並ぶ界隈があることを知らないわけではなかった。
それは、いまだ別世界の出来事としか思えなかった。
しかし、3人に一人、と言われては、夏菜子の同級生、真希、梨絵、唯のうち一人がそういう世界に身を置く計算になるではないか。
820夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:27:08.48 ID:XXaBtrVm
「ちょっと刺激的すぎたかな」
夏菜子は、答えることが出来なかった。メークを練習するはずの手も、止まっていた。
「でもね……」
友梨は言葉を続けた。
「そういう子たちの中には、『宴』のおかげで、そんなお仕事に対する免疫ができたとか、
度胸がついたとか、そんなことを言って、あたしにお礼を行ってくる子たちもいるの。
良い悪いは別にして、現実にこの街の女の子が、生きていくにはそういう仕事をしなきゃいけないこともある。
そんな現実を前にして、せめて高校生とか、二十歳前の夏祭りくらいは、楽しみながら、
過ごさせてあげたいっていう気持ちも最近湧いてきたんだよねぇ……」
「友梨さん……」
しばしの沈黙が再び流れた
「うん、しゃべりすぎたわ。ごめん」

友梨の目に、ほんの少し涙が滲んでいた。正当化の理屈を頭では創りあげていても、
風俗やAV、そういった世界に何人もの後輩たちを、
結果的に送り出してきたことは道徳的にほめられたことではない。友梨が常に感じている激しい葛藤を、
その涙ははっきりと語っていた。
821夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:30:02.00 ID:XXaBtrVm
夏菜子は、あっけにとられていた。胸がまだざわついていた。
カラーコンタクトを目の前にしたときに、きゅん、と鳴ったのとは少しだけ違うざわつきであった。
この町内のルールの中で、なにかとんでもないことに巻き込まれたのではないかという想いが少しだけ生まれていた。
だが、夏菜子は、この町内のルールのなかで、今自分が想像しているよりも、
もっと、複雑な事情によって、「宴」のメンバーとして受け入れられ、参加を余儀なくさせられていたことをまだ知らなかった。
昨日、意外なほどすんなりと「宴」のメンバーになることを自ら受け入れた夏菜子……
お嬢様で優等生だった彼女の運命は、日の当たる道を歩き始めるはずだった彼女の将来は、
久しぶりに夏祭りのために故郷の街にやってきた時に、もうすっかり決まっていたのかもしれない。

夏菜子は、友梨の美容室に来た時とは違う青い瞳のまま柴崎の家に帰ったあとも2時間も3時間もかけてメークをして、
自ら髪を結いあげて、夏祭り3日めに参加し、そのあと、昨日とは違う男3人とセックスをした。
4日めも同じであった。ただ相手にした男が4人になって、北斗や雄一とも再びセックスした。
それまで使ったことのなかった女性器は少しずつ疲れを見せつつあったが
、口や手を使った技はみるみるうちに上達していった。帰る頃にはいつも夜が明けはじめており、
次の日も、その次の日も朝まで楽しんで昼間で眠り込み、同じ家にいるはずの祖母に直接会うことはなかった。
祭りに出かけて、朝までセックスして、昼すぎまで眠り、そしてまた祭りに出かける。
そんな日が3日続いた。夏菜子から見れば祖母とは「合わせる顔がない」ような状態だったので
願ったり叶ったりではあったのだが、祖母の側にどのような事情や葛藤があったのかまでは、想像も及ばないことであった。
822夏菜子のなつ:2013/03/27(水) 19:32:08.56 ID:XXaBtrVm
「夏菜子のなつ」作者です
今日はここまで。でせう。時々思い出したように現れますが、まだ続けますので、気長にお待ちください。
それでは、感想指摘などなんでもお待ちしております。
823名無しさん@ピンキー:2013/03/28(木) 02:47:01.35 ID:UlJTg37V
乙です
824名無しさん@ピンキー:2013/03/28(木) 14:24:44.17 ID:yZHqxZNz
すごくいい展開ですね。
夏菜子の真面目な部分を残しながら、だんだんギャルに染まって行き、本物のギャルになることを想像すると、堕落の過程がよりリアルになって最高です。
まさにこのスレにぴったりの内容だと思います。
ゆっくりでも構いませんので、続きをよろしくお願いします。
825名無しさん@ピンキー:2013/03/28(木) 23:09:38.52 ID:hh0LT5Mu
>>822
826夏菜子のなつ:2013/03/29(金) 00:45:39.90 ID:uEaAwPCI
>>824
ありがとうございます

だんだんギャルに染まる夏菜子、というのはちょっと正しいのかどうか実は分かりません。「夏菜子のなつ」は冒頭で2年後の
事件を描いてしまったので、そこまでには紆余曲折があると思ってください。
その中には、スレ違いのネタもどうしても入れなきゃいけないこともあるでしょう。実はなかなか投下できないのはそのことを
気にしてという部分がおおきかったりするのです。

「夏菜子」の読者の皆さんは、気に食わないシーンが有るかもしれませんが、全体として、優等生でお嬢様の夏菜子の
人生が変わっていく物語を楽しんでいただければ幸いです。

設定が多岐にわたるので、おそらく矛盾がたくさん出て来ると思います。気づいたらご指摘いただけると本当に助かります

それでは、また近いうちに
827名無しさん@ピンキー:2013/03/29(金) 01:19:41.18 ID:AOWfmgN/
乙乙です。

個人的な勝手な意見だけども、
「ここのやつらはこういうの好きだろうなー」ってのを
最後に置けば読後感良く(このスレ的な意味で)、
そこまではある程度自由に書いても多分大丈夫だと思うよ。
あと今後の期待値も上がるかな?
828名無しさん@ピンキー:2013/03/29(金) 21:23:10.92 ID:kWczxRgV
>>826さん、乙です。
どんどん真面目なお嬢さんの夏菜子をケバビッチに落としてください。
829名無しさん@ピンキー:2013/03/29(金) 22:39:46.04 ID:Bj95S3GS
>>826
それでもおk
期待してまつ
830名無しさん@ピンキー:2013/03/30(土) 07:02:36.62 ID:UXL+aJrV
保管庫作ろうか?
831名無しさん@ピンキー:2013/03/30(土) 08:03:23.64 ID:xyhnvGdA
wiki型でちょっとした不特定多数の人間が小ネタとかも追加できる仕様だと嬉しい
ただ荒らし対策で管理人の負担が増えちゃうのがネックだけど
832名無しさん@ピンキー:2013/03/30(土) 16:12:50.09 ID:aakC5ag0
おお、保管庫はありがたい
833名無しさん@ピンキー:2013/04/01(月) 15:51:58.29 ID:0My95PB+
ワルガールっていう映画借りてきてみてみたけど、惜しいなぁ。

あらすじ
不良女に助けられたお嬢様が不良高校に転入して友情を育むというお話
エロなんてない

いや、悪くはなかったんだけど。これからもっと多分ヤンキーに染まっていくんだろうなぁ、というところで映画がオワタ
最後の方ヤンキー口上垂れたのとかよかったけどさ。ストーリー上仕方ないんだけどね。続編ほしいなぁ。
まぁ、なんだ。妄想は膨らむから暇なら借りてみてもいいかも
834名無しさん@ピンキー:2013/04/01(月) 21:21:21.62 ID:S1KhagwX
一般作品は要素があっても、
基本的に趣旨というか方向性が違うからなー
まぁそれでエロパロが生まれたんだろな
835830:2013/04/02(火) 08:55:32.69 ID:kxP3v6zs
このスレが終わるまでには管理ツール組むから期待しないで待っててね。
後、wiki形式は分かんないので無理。どこで勉強できるのやら・・・
後、1スレ目のログを保管してる篤志の方はいらっしゃらないか?
836名無しさん@ピンキー:2013/04/05(金) 18:30:43.66 ID:dpGwjVZn
837名無しさん@ピンキー:2013/04/05(金) 20:17:44.78 ID:1pL0MItz
強制豊胸手術とか強制整形美人化とかに萌え。
薬で眠らされて、次に目覚めたときにはBIMBOになってるとか勃起する。
838夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:12:21.46 ID:kEL7CMJd
夏菜子が生まれて12歳まで育ったこの北の街の夏祭りも、
5日目ともなれば佳境を迎える。

東京に比べれば少し短いこの街の夏は夏祭りが終わればすぐにお盆になり、
その後は秋の風がそよぎ始める。暦の上でも、1週間も続く夏祭りが終わればすぐに秋がやってくる。

1週間も祭りをやっていると思えば長いように思えるかもしれないが、
初日には、ようやくやってきた暑い夏が4日後にはもう、
夏の終わりを意識するのがこの北の街の人々の遺伝子に埋め込まれた季節感なのである。

東京で暮らして6年目になる夏菜子の遺伝子にも、意識しないまでもそのことがはっきりと刻まれている。
この前始まったばかりの夏は、もうすぐ終わる。
夏菜子にとって、女子高生として最後の夏は、
思いもかけないほど刺激的な体験に満ち溢れた夏になってしまっていた。

夏祭りの5日めの朝、南から強烈な高気圧が日本列島を包むようにして北上し、
昨日までは夏にしては物足りなかったこの故郷の北の街も、この日朝10時半には猛暑の基準である35度を超え、
普段の東京などよりよっぽど暑い昼を迎えていた。夏菜子は、この日昼すぎに梨絵、唯と待ち合わせをしていた。
839名無しさん@ピンキー:2013/04/05(金) 23:16:35.72 ID:kEL7CMJd
「あ、夏菜ちゃん。こっちこっち」
夏菜子は時間よりも5分以上はやく、待ち合わせ場所の橋のたもとの公園についたのであるが、
唯と梨絵は既にその場所にいた。夏休みの地元の女子高生がいかに他にすることがないかをあらわしているようだった。

「あ、ごめーん。暑いのに待たせちゃったね」
「いいって、いいって。」
「それじゃ、まずあっちいくかー」

唯がそう言って、着いた早々に夏菜子の腕を引いて歩き出した。
洋服や雑貨を取り扱うテナントの多く入った地元のショッピングセンターに、夏菜子をまずは連れて入ろうと歩き出した。

「今日、すごく暑くなったね」
夏菜子は、そう言いながら、夏祭りに関わる行事以外で初めて会った2人の露出の多い服装と、
派手なメイクにどきどきと心臓が鳴る音をしっかりと聞いていた。
美しい金色にパーマのかかった髪をアップにまとめて、薄いピンクのリボンをつけていた夏菜子だったが、
顔はファンデーションしかできず、ほとんどすっぴんに近かった。
服装は相変わらずの「図書館に行くような水玉のワンピースで、
すこし着崩してスポーツブラが胸元に覗くようにしていたのが、夏菜子の精一杯であった。

唯と梨絵は、昨日夏菜子がポロッと「買い物に行きたい」と言ったのを真に受け、
迷いながらもギャルのファッションに興味津々の夏菜子を、
言ってみれば"改造"するべく楽しみにその時間を迎えていたのである。

高1から高2になる春休みに、2人は唯の親戚を頼んで、東京に遊びに来て、
ギャルの聖地であるところの渋谷の雰囲気を味わい、僅かな買い物を楽しみ、また舞浜で二日間遊んだりして、
美しい時間を堪能したのであった。

その時訪れた渋谷の街を毎日、学校の行き帰りに通過している夏菜子は羨望の対象であった。、
この北の街に住む自分たちが、ギャル仲間としてその夏菜子と一緒に遊び、買い物に行き、
清楚なお嬢様の夏菜子を自分たちのようなギャルに改造する。
渋谷が生活範囲にあるはずの夏菜子を北の街の基準でギャルに変身させる。
彼女たちがそういう表現を使うかどうかは別にして、
こんなに逆説的かつ倒錯的な場面は人生のうちでもなかなかお目にかかれない。

変身を遂げようとする夏菜子だけでなく、地元に住む二人の少女にとっても楽しい時間が流れる、暑い暑い夏の午後であった。
840名無しさん@ピンキー:2013/04/05(金) 23:19:51.25 ID:kEL7CMJd
「ほーんと、こんなに暑いととけちゃうわ」
「梨絵汗っかきだからねーこの前見たくお化けになるかもー」
「うっさいよ」
「えーなに?この前って?」
夏菜子は道すがら二人の会話に割り込もうとする
「この前ね、あたしの彼氏とその友達と4人で海に行った時にね」
「あ〜ダメその話〜ゆーいー!」
東京に比べれば人通りが少なく、広い歩道を贅沢にはしゃぎながら、楽しいショッピングの時間が始まった。

人間は、不思議な生き物である。自らのアイデンティティをしっかりと持っていて、
自分がどんな社会的集団に属しているか、自分の器量がどの程度のものであるか認識しながら、
心の何処かで、いくつもの変身願望を持っていたりする。

背伸びしてみたり、自分の知らない世界を覗いてみたいと思う。
それが、普段の自分なら嘲笑の対象になるような人間に変わってみたいと思うことも度々であり、普通である。

この夏、夏菜子に訪れたこの機会は、清楚、優等生、お嬢様の夏菜子がそれとは全く反対の人種へと変身してみたいという、
おそらくはずっと心の奥底の何処かで、眠っていた密かな欲望の一つを、幾つもの偶然が重なって叶えてしまおうとしている。
841名無しさん@ピンキー:2013/04/05(金) 23:24:23.05 ID:kEL7CMJd
唯と梨絵の協力で、夏菜子はキラキラの文字入りのタンクトップ、背中が派手に露出するキャミソール、
ボロボロのデニムのホットパンツ、タイトなピンクのミニスカート、
腰に巻きつけるだけの人工皮革のベルトなど、1万円ほどの買い物をして、
次に100円ショップとドラッグストアで小物や安めのコスメを買い漁った。

夏服はもう最後の売れ残りしかなかったが、かえって個性的だったし、
何より夏菜子の可愛さはなにを着ても似あってしまうようである。
ホットパンツなど、この前真希が履いていたものの半分くらいしかないようなもので、
梨絵も「こんなのあたしも履いたことない」というほど露出の激しいものだった。

猛暑の午後という条件も手伝い、買い物に繰り出す人も少なく、
夏の残りの2週間ほどを地元のギャルとして過ごすだけの条件が整った。
少なくとも外見だけは、ギャル女子高生に返信できるアイテムを抱えて、
3時ころ、ファーストフードで遅めの昼食をとった。こういうときにファーストフードに集うあたりは、
東京のお嬢様でも、田舎のギャルでも、女子高生である以上そう変わらないことであった。

そして、昼まで寝てる夏祭りの時期の女子高生3人は、すっかり打ち解けたようであった。
唯の彼氏の話、梨絵になかなか彼氏ができない話、彼女たちの話は恋愛の話ばかりであった。

まともな恋愛経験のない夏菜子は、ただ聞いているだけで、適当に相槌を打つことくらいしか出来なかったが、
自分のいつも住んでいる世界とは全く違う世界の住人に慣れたような気がして、
ずっと胸の高鳴りが抑えられなかった。きゅんきゅん胸が鳴って仕方なかった。

この日、唯はバイトがあるので祭りそのものには参加せず、一足先にファーストフードを後にした。
とりとめのない会話をしながら、夏菜子と梨絵が夏祭りの準備のために帰ったのは5時前であった。

いつもより少し慌ただしく、夏菜子は今日手に入れたアイテムをいくつか使ってメイクをして、
梨絵に手伝ってもらって身体にサラシを巻いて、ふわふわのピンクのリボンの着いたヘアゴムでポニーテールを作って、
その上からハッピを羽織って、祭りの巡行の待ち合わせ場所に2人でやってきた。

集合時間の6時ぎりぎりであった。
842名無しさん@ピンキー:2013/04/05(金) 23:26:37.86 ID:kEL7CMJd
「ほら、あの子たちも夏菜子見てるよ。」
「えー?ほんとうにー?」
綺麗なウェーブのかかったまっきんきんの金髪の美少女は、
夏祭りに山車をだすたくさんの町内会や団体の間でひそかな評判になっていた。
あそこの町に、すごいきれいな女の子がいる。初日は地味なお嬢様だったのに、
次の日には金髪に派手なメークで現れた。そして、その美しさは山車よりも目立っている、と。

すると、祭りの運行が始まるまでの待ち時間に、街の若い男たちは、その美少女を一目見ようとやってくるのだった。

「おう、梨絵、元気?」
「ふふ、そっちこそ」
夏菜子はそうした時間を梨絵や唯や真希とともに過ごすことが多い。
夏祭り5日めのこの日、夏菜子は梨絵、唯に連れられて買い物に出かけてその変貌は更に進んだ。

夏休みの間、お盆明けまでこの街で過ごすことを決めていた夏菜子は、
東京から来た時には「図書館に行くような」地味な服しか持って来なかったので、
唯や梨絵のアドバイスで、ピンク色にキラキラの文字が印刷してあるTシャツや、ボロボロのデニム地のホットパンツ、
コスメ一式、安いアクセサリーなどを買い求めて、この日も少しずつ変身を続けていた。
843夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:32:08.90 ID:kEL7CMJd
梨絵や唯と一緒にいると、地元の高校や中学での彼女たちの知り合いの男が、
夏菜子目当てに声をかけてくる。街でもそうだったし、祭りの会場の待ち時間でもそうだった。

この日の夏菜子は、ポニーテールに、祭りモードのメークをキメて、
胸に微かな谷間をつくるようにサラシで胴を巻き、その上から町内のハッピをまとっていた。
胸元に、梨絵ととおそろいの、初めてのシールタトゥーをつけていた。

小さな蝶のものであったが、サラシを巻くことで出来た谷間に7割ほど隠れてしまった。
サラシに股引きというその格好は、浴衣よりもカラダの線がはっきりと浮かび上がる服装なので、
夏菜子を近めで見た男たちは、そのラインの美しさに瞬間的に欲情する。
そして特に何も得ることのないまま、その場を去る。中には梨絵などの同じ町内の女の子を介して、
夏菜子の連絡先を手にしようとするものもいるが、すぐにその努力が日の目を見ることはなかった。


「うん、またこんどねー。じゃあねー」
梨絵の話しかけてくる男の多さに夏菜子は驚愕していたが、
それは梨絵に言わせれば「夏菜子目当てに知り合いの梨絵に話しかけてきている」のだという。
夏菜子は、自分がそんなにモテるとは思ったことがなかったのだが、悪い気はしなかった。

何しろ、この3日間ほどで、オトコ遊びをカラダで覚えてしまった夏菜子である。
オトコと話すのは緊張することではあったが、自分目当てに声をかけられてると言われれば悪い気がしないはずはない。
844夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:35:37.56 ID:kEL7CMJd
梨絵は、唯、真希と同じく、夏菜子の小学校時代の同級生であった。
町で古くから続く花屋の娘であり、その店はこの辺りの寺院街のお陰で安定した商売を営んでいるが、
彼女自身は兄と姉がいるので、その店を継ぐということは考えておらず、別の夢を持っていた。

小学校の頃から、お嬢様の雰囲気を持った夏菜子や元気印の真希とは違い、
ませた雰囲気の美少女として通っており、
中学校に入った時に上級生のヤンキーたちが最初に仲間にしようとした女の子であった。
中学校に入った時、クラスで一番かわいい女の子がヤンキーの仲間になってしまうのは
公立中学ならここ数十年の単位で、全国でよくあることであるが、梨絵はその典型であった。
その後夏菜子との接点はもちろんなかった。

夏菜子と比べても勝るとも劣らないほどの透き通るような肌はも男を誘って止まない力を持った潤んだ瞳も、
13歳の頃から地元の男たちにもまれて磨かれていったものである。
胸はさほど大きくなかったが男たちの視線を常に意識して生きてきたので、
腰のあたりのくびれ方は、誰の目をも惹きつけるほどしなやかで、綺麗だった。

中学時代から、同級生の間では姫のように扱われ、高校は地元の私立高校に入った。
成績は中の下といったところで、高校に入った頃から小学校からの同級生、唯と親友になった。

今日は祭りに参加していない唯はどちらかと言えば真面目な方で、梨絵と同じ地元の私立高校から、
地元のバスなどを営む交通会社への就職を既に決めている。

唯は梨絵のように子どものころから美少女、というわけではなく、
高校に入る頃から美少女たちの群れに追いついてきた、普通のギャルである。
小学校の頃はさほど梨絵と仲が良かったわけではなく、中学校時代にはほぼ接点がなかった。
しかし、高校で様々な出来事を経て、二人は親友となったようである。
845夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:38:07.74 ID:kEL7CMJd
梨絵は、はっきり言って、頭のネジが2本も3本も飛んでいるような女の子であった。
それは、昔からそうであったし、夏菜子も知っていた。
面白いものでそんな梨絵の性格が、小学校時代と少しも変わっていないことが、
夏菜子をすっかり安心させていた。
この日、祭りの巡行が始まり、夏菜子たちの町内の山車が動き始めるまでの3時間あまり、
ほぼ梨絵と夏菜子は二人で話し込んでいた。

「ああ、今の男?うん、ヤッたことはあるけど、付き合ったことはない。
あれはカナちゃん狙ってるね、まあ、あんま大した男じゃないからやめといたほうがいいよ」
「えっ・・・うん、じゃ、やめとく」
「ほんと、あたしも最近ようやく男をみる目が少し良くなってきたっていうか、
なんかマシになってきた気がすんだよねー。夏菜ちゃんは、東京の男とこっちの男、どっちがいいと思う?」
「うん・・・そうだね、難しいな」
「夏菜ちゃん今東京に彼氏いんの?」
「・・・えっと、いないよ・・・」

梨絵は3日前に処女だった夏菜子が皆の前でどんな痴態を晒したか、
その目ではっきり見ている。そんなことお構いなしに、
「彼氏いるの?」などと聞いてくるその頭の構造は不可思議であった。
しかも、これが1度めや2度めではない。率直に言っていちいち答えなければいけないとしたらうざいことこの上ない。

しかし、梨絵には、夏菜子からみてもどこか憎めないところがあった。
傲慢な美少女というわけではなかった。一緒にいて疲れを感じない相手だったのである。
美人で、明るくて、相手を思いやることのできる女の子であったのでみんなから好かれるが、
一方で根っからの男好きで、エッチなこともあっけらかんと話し、
性に関する道徳的にはかなりゆるめな天然の女の子。それが梨絵であった。
846夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:40:50.01 ID:kEL7CMJd
「夏菜ちゃん、こんにちは」
「あ、守谷さん・・・」
この町内の男たちは、特に宴に参加し、既に夏菜子と肉体関係を持った男たちは、
まるでそれが彼らの特権であることをみせつけるように、夏菜子に気軽に話しかける。

何十人という女を抱いてきた守谷をして、そんな気持ちになるほど、夏菜子という少女は美しかった。
その美しさも、この3日間ほど、徹底的に男たちに、磨かれて更に際立ってきたように思えた。

「梨絵も、夏菜子も、明日は祭りがはけたらプール横に集まってくれ。あと、これみんなにも言っておいて」
「わかりました」
夏菜子が、3日ぶりに話す守谷に見とれている間に、梨絵が返事をした。
思えば、夏菜子が守谷に処女を捧げてから3日、また、もういちど、と約束したっきりで、
その後夏菜子は述べで10人の男に抱かれていた。その間、守谷も・・・と思うと夏菜子の乙女心は複雑だった。

守谷の用事は、単なる連絡事項であった。今日は祭りのあとは通常通り。
しかし明日は実質的に夏祭りの最後の日である。その日の会合の集合時間と場所を告げただけだった。
だが、全員で集まるのは初めて夏菜子がこの会合に参加した2日め以来のことであったから、
心は少し鳴った。この日、女子の参加者2日めの15人から、男子と同数の9人にまで減る見込みだった。
今日、唯は祭りのあと合流すると言っていたが、真希は昨日、今日と休んでいた。

そういえば、この前、友梨が、夏祭りの期間中に年に1回くらい、
どこか広い場所を見つけて文字通り「乱交」に及ぶ「宴」が開かれるということを教えてくれたことを思い出した。
847夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:44:26.03 ID:kEL7CMJd
明日のことを知った夏菜子は、女子の参加者も減ったことだし、
今日か明日には、守谷とまたセックスすることになるのかどうか、できるのかどうか、が気にかかっていた。

処女を失って三日間、はっきり言って頭のなかはセックスでいっぱいだった。
そして、初恋の人、守谷ともう一度という思いは、その後何人の男に抱かれても高まるばかりだった。
あれから3日、再び守谷から夏菜子に声がかかることはなかった。
そして、夏菜子とやりたがる参加者は後を切らなかった。

それで、男のセックスの仕方は人それぞれであることを知り、それぞれの男と楽しんだ夏菜子であったが、
初めての相手である守谷のことがどうしても思い出される。要するに、夏菜子の初恋はまだ続いていたのだ。
いま、夏菜子の前を通り過ぎた時、その人とちょっとだけ視線があった。
その視線がどんな意味を持っていたのか・・・夏菜子は見た目は小悪魔系ギャルで、
この3日間で、9人の男と寝た、今はもうビッチと呼ばれても仕方のない女であったが、
ココロの中は、未だに清楚でおとなしい優等生の夏菜子と、何も変わっていなかったのである。

だが、路肩にこしかけて梨絵と話し込んでいた夏菜子のもとを立ち去ったとき、
守谷は、毎日のハードな宴にも関わらず、今日こそは、夏菜子をどんなふうにいたぶってやろうか、
ということで頭がいっぱいになっていた。

夏菜子と再びセックスしようとあえて今まで望まなかったのは、
元締めとして他の女たちを平等に抱かなければいけないというバランス感覚である。
848夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:46:52.18 ID:kEL7CMJd
その義務も十分に果たした今、もう一度、夏菜子を抱きたい彼の頭の中では、
美しいお嬢様ではあるが何も性的な魅力を感じなかった10歳の頃の夏菜子も、
清楚な黒髪の美少女である何日か前までの夏菜子も、もういなかった。
「祭りモード」のギャルメークは、守谷の経験上いかにもやらせてくれそうな女の証であるし、
素肌の露出が浴衣とのときとは段違いのサラシ姿は、男を欲してやまない、
そして男を欲していることを隠そうともしない、夏菜子の淫らな素肌を充分に引き立てていた。

「宴」に参加する他の男達の評判からしても、夏菜子は処女だった頃の夏菜子ではないことが明らかだった。
そして、わずか3日前に、自分がオンナにしたその少女は、
すべてが最上の美少女であった。

抱き心地、喘ぎ声、美しい顔が痛みに歪んだ時のギャップ、
そしてその痛みが悦楽に変わる瞬間に体中を痙攣させて感じるさま、どれをとっても、最高の女であった。
だから、はやく、もう一度、彼女を抱きたい、ヤりたい、それだけである。
守谷の目にも、そしてなんとかして夏菜子に声をかけようとするこの街の男たちの目にも、
もう、夏菜子は立派な「やらせてくれそうなビッチ」と映るように、成長してしまっていたのである。
そのことを知らないのはこの、夏祭りの運行を待つ群衆の中では、
セックスに興味を持つに至らない子ども以外には、夏菜子本人くらいのものであった。

そう、見ればわかるほど、今の夏菜子はギャルでッチそのものだったのである
849夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:49:43.33 ID:kEL7CMJd
夏祭りの5日目の運行はそんななか始まった。
この日の夏菜子は金髪ポニーテールで、うなじはすっかりあらわになっていた。
形の良い耳とすっきりとした顎のラインは美少女特有の空気を保っている。
マスカラを盛り、もともとつぶらな瞳を青のカラーコンタクトでもっと大きく見せ、
少し不自然なピンク色に潤んだ唇が祭り用の横笛と重なるさまはなんともエロティックでアンバランスあった。
笛を吹きながら歩くその身のこなしは、彼女のギャルの姿には似つかわしくないほど気品があり、
そのアンバランスさはとにかく人の目を引いた。

雨雲が近づきつつあるその日の生暖かい風が夏菜子の顔を汗で湿らせ
顔の横に垂らした髪のカールが少し乱れる頃には、かすかな谷間を作った胸元にも汗が滲み、
この日初めてつけたシールタトゥーが剥がれそうですこし気になった。
街灯がその汗を照らして、透き通るような肌がその光を反射させる。
恥じらいと、淫らさが同居する石田夏菜子という不思議な存在、圧倒的な美しい存在は、日々急成長していた。

この日、祭りの観覧席の一番いい席に、夏菜子の祖母、柴崎光子がいた。
広い家であるとはいえ、3日会っていなかったその姿を見かけた孫の変貌ぶりに、思わず光子は目を伏せた。
彼女もまた、夏菜子の運命を永遠に変える、この夏の出来事に大きな役割を担っている一人であったことなど、
夏菜子は知る由もなかった。
850夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:51:47.01 ID:kEL7CMJd
この街だけでなく、日本の夏祭りと夜這いの慣習は、切っても切り離せないものであることは、
前にも述べたとおりである。地縁の濃さや祭りの性質などが関係して、またこの平成の世の中で、
堂々と組織的な夜這いの慣習が残っているかどうかという問題はあるが、
様々な障害を乗り越えて、この町内では「宴」と呼ばれる会が、歴代の元締めの努力のもとで、
脈々と受け継がれていた。その間の参加者には、小さな商店の息子もいれば、寺の娘もいる。
地元に根を張った人間たちの中である程度容姿に恵まれた男女は、
暗黙の了解のもと、ある程度の年齢に達すればその会に参加してきたのである。
それが、夏祭りの時だけでなく、深い雪に閉ざされる冬も、景気のいい時も悪い時も、お互いに助け合う、
この町内に住む者達の団結力の源泉の一つであるといってもよいだろう。

かつては、そんな集まりがどの町内にもあった。そういうことに身を削る若者がどこにもいたのである。
だが、集団で乱交したり公然と夜這いを斡旋したりなどということは時代の趨勢によって、
少しずつ消えていった。PTAの存在、情報の氾濫、風営法の改正が重なりラブホテルも少なくなりつつあって、
「宴」のような会はもはや夜這いという慣習ごと、この街だけではなく、
日本中で淘汰される運命に有るといっても良いだろう。

守谷や友梨が、そんな趨勢に逆らって「宴」をしっかり維持していることは、
奇跡のようであった。そして、そんな会が維持されていることは、この町内でももはや公然の秘密ですらなくなっていて、
かつてその会に参加していた世代にとっても、そんなものが今でも存続していることを知らないものすらいた。
町内会、商店会、寺院街、どこでも横のつながりがすこしずつ薄くなるなかで、
驚くべきことが、この町内ではまだ起きていたのである。
851夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:54:40.91 ID:kEL7CMJd
事実、夏菜子の祖母、柴崎光子も、わずか5日前まで、そんな会が存続していることを知らなかったし、
まさか存続しているとも思っていなかった。

柴崎光子は、今年72歳になる。細かい描写は本編において意味が無いので一言で表現すると、
「上品なおばさん」といった風情で、とても70を超えているようには見えない、
若いころ街一番の小町だったころの面影を何処かに残した女性であった。
柴崎家の一人娘としてせんご、同級生が集団就職する中、地元の名門高校から地元の大学に進み、
名門のお嬢様ということもあって、お山の大将なみの人生を送ってきた。
婿をとって一男一女を育て、オイルショックからバブル景気、そしてポストバブルの時代と、
名門、資産家としての柴崎家を守り通してきた。

夏菜子がまだ5歳の頃、60を超えたばかりの夫が早くに亡くなってからは、
柴崎家の当主こそ息子に譲ったものの、本家を切り盛りし、広い家屋敷を管理して、柴崎の家を守っていた。

柴崎の家の家訓の一つが、地元を大事にしろということであった。
だから、近くのお寺や神社で宵宮があれば必ず祝儀をだし、正月には餅を振るまい、季節の祝い事は欠かさなかった
夏祭りにも毎年「口は出さず、金を出す」という態度を取り続けてきた。
それだけではない。そうした祭りに参加する際も、息子や娘、そして孫の夏菜子も、
一参加者として、まじめに毎日参加させてきた。

それは、この町内に地盤を持つ柴崎家の者としての「義務」として光子自身教えこまれ、
子どもたちや孫にも教えてきたことである。
852夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:56:46.53 ID:kEL7CMJd
それは、つらい思いをしながらも光子自身、「宴」に参加した過去の記憶から学んだ部分が大きい。
「宴」に参加していたことなど、後に夫になった人にはもちろん話せないことだし、バレたら大変である。
だが、この町内の「宴」の参加者たちはそのようなことをおくびにも出さない神器に暑いものばかりであった。
そして、その仁義に応え、光子の柴崎家は多少台所が苦しくても、地元への貢献を欠かさなかった。
地元を大事にしてきた。
それが、この街で、町内会で、柴崎家が「名門」として多大なる尊敬を受けてきたことにつながっていると、
光子は信じていたのである。

だが、そんな光子でも、夏祭りの1日目の前の日、町内会の集まりに参加した時に、
守谷がそれとなく孫である夏菜子の「宴」への参加を取り付けに来た時には戸惑った。

「柴崎さん、今年はあの、夏菜子さんが参加してくれるみたいですね」
会議が終わった後、守谷が光子に声をかけてきたのである。

「ああ、守谷さん、よろしくおねがいしますね。夏菜子は久しぶりだから、
もう笛も太鼓も忘れてるんじゃないかと思って心配でねぇ」
「いやぁ、昨日練習見たけど、そんなことないですよ。さすが柴崎家の血が流れてるだけあって」
このへんで、光子は直感で、守谷の話の中身を感じ取った。
853夏菜子のなつ:2013/04/05(金) 23:59:34.59 ID:kEL7CMJd
「そういうふうにおっしゃっていただけるといいんですけど。東京の水に馴染んじゃったからねぇ」
「へえ、それじゃ、夏菜子さんはもうこの街の子じゃないのかなぁ・・・」
なんとなく気づきながらも、光子は守谷のペースで会話を続けてしまった。

「まあ、いずれは柴崎家を守っていって欲しいんですけどね」
「今もう高校3年生ですよね?柴崎家を守るのかぁ。
それじゃ、この街の女としての自覚をつけて欲しいところですね」
「えっ・・・?まぁ、そうだわね」
「そういうふうに思ってもいいんですか?」
「う、うん・・・まあ、あの子次第ですけどね・・・」

こうしたやり取りで光子は、守谷の要件が「宴」に夏菜子を参加させていいかどうかということであることをはっきりと察した。
歯切れの悪い光子の言葉は、そのことを明確に拒否しているようには守谷には聞こえなかった。
この時まで、光子は、未だに「宴」が存続していることも知らなかったし、
まさかこの街を去って5年にもなるかなこをそんな会合に参加させようと守谷が、
画策しようとは夢にも思わなかった。大体、守谷は普通なら「宴」からとっくに引退しているはずの年齢ではないか・・・

「それじゃ、直接夏菜子さんに聞いてみます」
それだけ言うと、軽く会釈をして、守谷はそそくさと会議の場を去った。
光子は、「あの子次第」という言葉で、夏菜子の「宴」への参加を、
祖母として認めてしまったことにすぐに気がついた。しかし、それを強引に取り消そうとしなかった。
なぜなら、光子の頭のなかでは、求められた以上「宴」に参加することは、この町内の女として、義務であったからである。
強引に守谷を止めることが、出来なかったのである。
854名無しさん@ピンキー:2013/04/06(土) 00:02:20.87 ID:fek7APxd
神職人来てたGJ
855夏菜子のなつ:2013/04/06(土) 00:02:40.99 ID:kEL7CMJd
この時代に、フリーセックスと乱交のための「宴」が存続していることそのものへの疑義がないわけではなかった。
しかし、存続している以上は、断る理由がないのである。
簡潔に言えば、光子は、地元での柴崎家の名誉と尊敬のために、孫娘を差し出したのである。

ただ、それが夏菜子が町中の男に抱かれる、ということの最終決定になったわけではない。
「あの子次第」という言葉は、夏菜子が望めば、という意味である。
そして、もうその時から、光子には、愛する孫娘である夏菜子が、
自らの身を守るために賢明な選択をしてくれることを信じるしかなかった。

夏祭り2日めから、夏菜子の帰りは極端に遅くなった。ひょっとして、という思いが、
光子を現実から逃避させた。朝、夏菜子に会わずに外出するようにわざわざ用事を作った。
だが、ついにこの日、変わり果てた夏菜子の姿を見て、光子はすべてを知ったのである。
夏菜子は地元の女として義務を果たした。だが、それは夏菜子にとっていいことかどうかわからない。
そもそも夏菜子がこの街の女なのかどうかも曖昧である。
光子の娘であり、夏菜子の母親である菜津子にも合わせる顔がない・・・
どうしたら良いかわからない、そんな苦悩が、光子の中で大きくなっていった。



夏菜子の方は、3日ぶりに祖母の姿を見つけた瞬間、目を伏せた。
夏菜子なりにいけないことをしているという気持ちがあった。
だが、罪の意識は同じように目を伏せた祖母光子のほうがはるかにおおきかっただろう。
見て見ぬふり……4日前とはまるで別人になってしまった夏菜子の姿は、
この間に夏菜子が味わったつらい思い――現実には夏菜子は少しも辛いなどとは思っていなかったのだが――
を見て見ぬふりをして、見逃してきたこと、なんとしても夏菜子が「宴」に参加することを止めることをしなかったこと、
そんなことへの罪の意識が光子にはあった。

そして、その罪の意識が思わぬ展開を生み出すことになるのである。
856夏菜子のなつ:2013/04/06(土) 00:07:02.57 ID:tX02x89b
「夏菜子のなつ」作者です。

今日はここまで。ヤル回にしようと想ったのですが、ワンクッションおくことにしました。
それ以上は何も今日は言いません。なるべく近いうちにまたきますので
感想などよろしくお願いします。

あと、保管庫作ってくださる方がいらっしゃるなら、正直ありがたいです。
間違ってるとこもかなりあるんですけどそのままのっけちゃってください。

それではまた。
857名無しさん@ピンキー:2013/04/08(月) 10:41:22.85 ID:1zZ9xY0f
>>856「夏菜子のなつ」作者さん、いつもありがとう!GJです。
夏菜子の変貌がたまらなくそそります。内面の変化、夏菜子の気持ちの変化の過程も気になります。
近いうちにまた来て下さい。
待っています。
858名無しさん@ピンキー:2013/04/08(月) 12:57:13.22 ID:3+sdpiW5
わたぐもさん
半コテになっていますよ
859名無しさん@ピンキー:2013/04/08(月) 15:08:37.86 ID:YjoX8Ac2
>>858

857は、わたぐもではありません。
誤解しないでください。
860名無しさん@ピンキー:2013/04/09(火) 10:52:24.30 ID:mTuFewiu
めんどくさいから>>を使うのはやめようぜ
861名無しさん@ピンキー:2013/04/09(火) 19:03:10.11 ID:+38ribhd
なりすましができなくなるので嫌です
862名無しさん@ピンキー:2013/04/09(火) 22:39:43.58 ID:wRHallav
>856
乙。遡って堪能させてもらいました。
863名無しさん@ピンキー:2013/04/11(木) 02:25:21.38 ID:sclNAJXT
>>456->>468

 当初の目的を忘れ、すっかりクスリに溺れた水希。
 薬物使用容疑&薬物売買容疑で自分に逮捕状が出された事を知った水希は、
連中の言うままに、当分組織が運営する船に身を潜めるしかなかった。

 そこでようやく弥生と対面する水希。弥生はそこで、男たちの性のはけ口と
なっていた・・・・・

 という内容の続編を考えたけど、生々しいし難しいな
864名無しさん@ピンキー:2013/04/12(金) 09:18:11.54 ID:XHnDUWkY
売れっ子AV女優が純愛に目覚め引退する逆堕落。
865名無しさん@ピンキー:2013/04/12(金) 09:36:44.65 ID:iaACCXCg
?よくある普通の更生話じゃないか
866名無しさん@ピンキー:2013/04/16(火) 22:51:59.90 ID:RUe+CpV1
>>863のような続編はアリ?
867名無しさん@ピンキー:2013/04/19(金) 21:39:47.30 ID:BzA+OJDu
アリだと思う
待ってるぉ
868名無しさん@ピンキー:2013/04/21(日) 21:05:55.38 ID:6WpKN9cu
性のエリートたるAV女優がBLにハマり、腐女子になって男女のセックスは不潔とか言い出したら堕落だな。

 誰得極まりないが。
869名無しさん@ピンキー:2013/04/21(日) 22:21:05.87 ID:cbWJeIlT
板違いになりそうだがな
870名無しさん@ピンキー:2013/04/22(月) 20:34:50.92 ID:E7RkmqSI
ちょいネタでしかなかったがプレイプレイプレイ慘でヤンキー化とマンバギャル化があってちょと嬉しかったぞ
871名無しさん@ピンキー:2013/04/22(月) 21:39:07.64 ID:wi9cBgpW
むしろそのくらいのものでもガンガン報告あってくれと
872名無しさん@ピンキー:2013/04/24(水) 23:49:45.13 ID:JeqMoswg
誰なのか教えてもらえると助かる…
873名無しさん@ピンキー:2013/04/26(金) 02:47:17.80 ID:yqxBosXt
現実的に考えて、俺たちが口を聞いちゃいけないような美少女(本人は真面目で優しい)
が、煙草・飲酒・クスリにハマり、堕ちていくのを見たら、出しゃばってまで
助けたいと思う?
それとも、内心ざまあみろとあざ笑う?
874名無しさん@ピンキー:2013/04/26(金) 19:01:50.44 ID:0nA5SUwy
現実的に考えてそういう子にざまあという感情を抱く理由がない
875名無しさん@ピンキー:2013/04/26(金) 22:57:59.86 ID:7xuCzFF8
俺は家で泣きながら抜く
876名無しさん@ピンキー:2013/04/29(月) 17:07:22.93 ID:i/kvskNm
>872
舞妓とメガネ
877名無しさん@ピンキー:2013/04/29(月) 17:27:56.94 ID:i/kvskNm
878名無しさん@ピンキー:2013/04/30(火) 13:45:04.08 ID:Y4QlwX1n
しばらく見ないうちに夏奈子のなつ三回も更新されてるじゃないですかー!やったー!
879名無しさん@ピンキー:2013/04/30(火) 23:58:01.51 ID:/TbTfgnb
>>532
>弥生なんて商品価値なくなったら捨てられるだけだろうしな・・・

商品価値がなくなり捨てられる弥生のSSきぼん
880名無しさん@ピンキー:2013/05/01(水) 00:05:04.25 ID:rNAaqUU7
>877新しいのやん!
ずっと>870のと思ってた。
もっとくれもっと。
881夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 03:34:16.38 ID:V7Bwurm7
「夏菜子のなつ」作者です
規制が解けたようで、おとせるようになったみたいです。
とはえい常時おかしな人がいるところなので、つぎの規制までちょっとずつ落とそうと思います。

わたぐもさんが消えた今、スレの存続を望む方がいらっしゃるならば
次スレを立てていただければ、と望みます。

また、保管庫の計画を立てていただいていた方にもお願いします。
「夏菜子のなつ」は、すぐに現存スレをいっぱいにできるので
1・2の保管庫があるとありがたいです、



といって、明日には本編を落とします。


それではまたあした。
おやすみなさい
882名無しさん@ピンキー:2013/05/01(水) 07:17:57.81 ID:7HqiLxJc
まあいざという時は↓の避難所もあるので
落ちちゃったらそっちで投下&次スレ要望すればいいと思うぜ

ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/15851/
883名無しさん@ピンキー:2013/05/01(水) 09:06:34.69 ID:Tg4l6+Ml
はいはい存続希望します!
夏菜子のその後、読みたいです。

見た目はお嬢様に戻っても中身はビッチのままとかいいジャン!
884名無しさん@ピンキー:2013/05/01(水) 19:24:01.37 ID:V7Bwurm7
>>382
避難所に投下はしません。なんかあまり誰も見てなさそうだし。
次スレが立たなければ、これで終わりになるでしょう。
と、断った上で
885夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 19:25:06.71 ID:V7Bwurm7
「夏菜子、少しリラックスしろよ」
「あっ・・・はい・・・!」
夏祭り5日めの夜のことである。守谷誠が3代続く居酒屋の2回にある自分の部屋に、
夏菜子を呼んだ。

小学校の校庭を借りて設けられた祭り小屋で、
地元の町で一番の名家であり資産家である柴崎家の血を引くお嬢様の石田夏菜子は
「宴」に通じる飲み会の後、夏菜子は守谷に呼ばれた。

夏祭りがはけたあと、飲み会は自然発生的に催される。だが、うまくできたもので、
その後、夜通しの「宴」に参加を許される者と、適当に誤魔化されて返される者の
二種類の参加者が既にして飲み会には存在していた。

夏菜子は、小学校の同級生3人とともに、この年の「宴」に初めて参加する女の子として
その日誰を相手にするかは、その日の飲み会が始まるときには決まっていた。
この日、夏菜子の最初の相手は、宴の元締めである、守谷であった。
先述のとおり、夏菜子の初恋の相手であり、また3日前に処女を捧げた相手でもあった。

思えば、初めて口にした酒によって勢いもあったのだろう。
本人に自覚はなくても正常な判断が出来なかったのかもしれない。
3日前の夜、故郷の北の街の、この年の夏祭り2日め、突然「宴」という名の乱交に巻き込まれて、
その場で、結局は参加を望んでしまったことへの後悔は無いではなかった。
886夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 19:33:38.32 ID:V7Bwurm7
だが、その日から2日ほど、めまぐるしく展開した夏菜子の日々において、その後悔や罪の意識を決定的に薄めていたのは、
母、菜津子が同じようにこの「宴」に参加していたという、守谷から告げられたことであった。

夏菜子は、子どものころ、この故郷の街で育った頃から、柴崎の家のお嬢様として、
地元の国立大学の教授の娘として、恥ずかしくないような教育を受け、そしてその期待に応えるように優等生であり続けた。

一方で、地元の名門の娘として、夏祭りはもちろん、正月の祝いや収穫の祭り、運動会のようなものにもしっかりと参加していた。
それは、祖母・光子や母・菜津子のいう「この町の女の義務」であり「柴崎の血を引く者の義務」と教わってきたことである。
もうすこし言えば、母、菜津子がこの「宴」に参加していたという事実は、
熱に浮かされたような状況で夏菜子が「宴」への参加を承諾したその直後に守谷が教えてくれたことである。
「宴」と呼ばれる夜這いの習慣が乱交パーティにまで発展したその集まりに、参加してしまったことすら、
夏菜子にとって、優等生で清楚なお嬢様の自分と矛盾するようには思えなかった。町内の若者が参加する行事に呼ばれたら
参加するのが当然なのである。
それは、頭が良いゆえの、きっちりと義務をこなす責任感の持ち主ゆえの悲劇であったかもしれない。

子どものころから祖母・光子や母・菜津子が夏菜子に施してきたこの地域、この町内の教育に、
今の夏菜子がやっていることは、矛盾しないように感じていたのである。
887夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 19:34:20.09 ID:V7Bwurm7
守谷は、3日ぶりにふたりきりになった夏菜子を前にして、無言のままソファにゆっくりと押し倒した。

「んふぅ・・・ん・・・」
夏菜子の喘ぎ声は、その華奢な体の中でももっとも細い腹の当たりから搾り出されるような声であった。
苦痛と快感が混ざり合った、おさえることの出来ない、女の命の声を聞けば、男としての守谷の本能はもっと盛り上がる。

「きもちいいか?」
「はい・・・」
守谷は、必死であった。「宴」の元締めとして、地元の名門である柴崎家のお嬢様、夏菜子を、
いわば下賎の男の手で落とせるかどうかは、この北の街で居酒屋を営んで生きていく他に人生の選択肢がない守谷にとって、
ただ一人の少女を同意のもと犯すことができるかどうか、というよりももっとおおきな事柄であった。
男冥利につきる、これ以上充実した瞬間がないほどの事柄であった。

夏菜子が「はい」といったときに、女としての快楽を知ったわけではなかった。
むしろ、気持ちいいなどということはなかった。この3日間で、夏菜子は、
男が女の身体をまさぐるときに、セックスの前戯を行うときに、どんなタイミングで、
その質問をぶつけてくるかということに関して、
典型的な答えが用意できてしまっていた、それだけのことである。

身体の真ん中に突然現れた筋のような裂け目、お嬢様の夏菜子のヴァギナを下から上に
なぞられて、その指が、いつもはオナニーに使っているだけの小さなクリトリスに触れた
その時、夏菜子は、すでに艶かしい喘ぎ声をあげて、そのあとは無言の時をしばし
すごして、「きもちいい」ということしかできなかったのである。
888夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 19:36:56.21 ID:V7Bwurm7
「ん・・・ふぅ・・・」
夏菜子は待ってましたというように積極的に守谷の唇に舌を割りこませた。
守谷の手でオンナになって以来、再び守谷に抱かれる時のことばかり考えて、
体中の淫猥な血が騒いで仕方のない少女は、思いが遂げられる悦びと、成長した姿を守谷に見せようという野心に燃えていた。

守谷の肩に手をかけて、自ら身体を寄せた。18歳のスレンダー、というよりは男を知ったばかりの華奢な肉体を
守谷が抱きとめた時には、夏の夜の汗がすでにして溶け合って、3日前とは違う、激しく求め合う恋人の雰囲気が生まれていた。

「んん・・・」
夏菜子の鼻にかかった喘ぎ声を耳だけでなく顔全体の神経で感じた守谷は「これはやばい」
と思いながらも夏菜子の身体をそっと抱きしめると、サラシの切れ端を右手で探した。
40に近い守谷が、改めて様々な罪の意識に苛まれそうだったが、そんなことお構いなしに、
夏菜子の肉体が、男の本能を刺激する。
禁断の果実は、それを味わうことを躊躇する者に抵抗を許さないほど甘い香りで、
その者のセルフ・コントロールを麻痺させる。この日の夏菜子がまさにそれであった。
信じられないほどの甘い香りを放っていた。

「はぁ・・・ん」
守谷は夏菜子の胸に手を掛けた。サラシで引き締められ、
硬くなった夏菜子の肉体の表面は、もう20年以上も前、守谷の童貞を奪った菜津子が身に纏っていたボディコンを思い出させた。
初体験の相手出会った菜津子は、守谷にとってそれだけで一生忘れられない相手であるだけにとどまらず、
百人からの女を抱いてきた中でも一二を争ういいオンナだった。
肌の触感も、胸や尻の柔らかさも、髪の香りも、声も、そして快感に耐える顔の美しさも、
すべてが別格、すべてが一級品だった。ちょっと前まで不倫を続けていたその相手が、
突然若返って現れたかのような錯覚を覚えた。三日前、処女だった夏菜子には感じなかったことである。
889夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 19:40:32.15 ID:V7Bwurm7
「はぁ・・・ん!」
白い股引きの間に手を忍ばせると、夏菜子は嬉しそうに喘いだ。気持ちいいところに守谷の指が触れるよりも前に。
夏菜子がすっかり発情していることは、守谷の目には明らかであった。

「慌てるなよ、夏菜子」
「あぁ・・・いじわるぅ・・・」
「脱いでも大丈夫か?」
「大丈夫です。着替えは持って来ましたから」
祭りに使うサラシは、一度脱いだら容易に再び着られるものでもない。
宴に参加する女たちがサラシを脱ぐとき、変える前にもう一度気合を入れてサラシを巻くか、
着替えを容易しなければならない。もう一度サラシを巻くのは非情に面倒なことだが、
着替えて帰るのは、品の良いことではない。
一昨日、夏菜子が初めてサラシを巻いてきた時には帰りに真希と梨絵に手伝ってもらってもう一度巻いて
なんとかかんとか帰った。だが決して綺麗にまけたわけではなかったので、昨日からはTシャツを着替えに持ってきていた。

「そうか、それじゃ遠慮無く」
「うふふ」
守谷の首に軽く腕をからませた夏菜子がにっこりと笑顔を作る。
守谷はサラシの布の端っこを夏菜子の背中に見つけると、手慣れたようにするすると剥きだした。
全身から淫らなオーラを発して男を誘う、夏菜子の、美少女の素肌がすこしずつあらわになる。
やはり、夏菜子のカラダは、守谷をして目を丸くするほどの上物であった。
白く透き通った素肌は、まるで穢れを知らないように可憐であった。
身体を締め付けた布の拘束から解き放たれて現れるのは、ぷっくりと膨らんだ2つの乳房だった。
締め付けられて少し隠れたラインが柔らかい丸みをさらると、その下の身体のラインは、アンダーバストの所で一度くびれて、
腰に向かって緩やかで柔らかな線がむき出しになる。

三日前には恥ずかしげにその美しい身体のラインを隠そうとしていた夏菜子も、
今日はだまって脱がされるのを楽しんでいる。夏菜子にとって、
再び守谷に抱かれるという夢がかなっている時間である。

「あぁ・・・ん」
あらかたサラシを剥き終わると、守谷は夏菜子の足をゆっくりと開いて、その中心に指を這わせた。
股引きの上からでも、じんわりと湿っていることが分かった。
「いやぁ・・・ん」
そのことをよく知っている夏菜子は、恥ずかしそうに右を向くように目を伏せた。
守谷は、その時浮かび上がった綺麗な首筋のラインに更に昂ぶりを覚える。
890夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 19:43:22.95 ID:V7Bwurm7
「夏菜子、腰を浮かせて」
「はい・・・」
守谷の指示に夏菜子が従うと、我慢できないという感じで、守谷は股引きと下着を一気に脱がせた。
ソファの上で、生まれたままの夏菜子が、息を荒くしていた。

「守谷さん・・・」
ぱっちりとした青い瞳で見つめられた守谷は、不思議な感覚に包まれていた。
たしかに、お嬢様で美少女だった石田夏菜子である。しかし、今は、清楚な黒髪を脱ぎ捨て、
不自然な色をした目と唇ですっかり発情した目をしている。その顔は、菜津子に生き写しである。
守谷はこの少女の正体を、確かめてみたくなった。

「夏菜子、こんなに濡らして、どうしたんだ?」
脱がせた下着の裏側にわざと手を入れて、守谷は意地悪く聞いた。

「あ、だめぇ!かえしてくだいさぁい」
「まあ、別にいいじゃないか」

「あ、あぁん・・・」
ハダカのまま守谷が手にした股引きと下着を取り返そうとする夏菜子の股間に手を伸ばして、ゆっくりとソファに押し倒した。

「こっちも随分と濡れてるじゃないか。いったいどうしたんだ?」
「はぁ・・・あぁん・・・いやぁ」
夏菜子の女の子の裂け目は、白い肌の中にすっと裂け目が隠れているという感じで、
粘膜がむき出しでビラビラになっているような印象ではなかった。普段隠すところなので、
現実世界での生態とは何の関係もないのだが、夏菜子のその裂け目については、
宴の男たちの間では、ちょっとした話題になっていた。

お嬢様は、やはりアソコも上品なのか、と。祭りモードのギヤルメークでは隠し切れない、
お嬢様の夏菜子が、その部分にはまだ生きていたのかもしれない。
891名無しさん@ピンキー:2013/05/01(水) 19:47:39.76 ID:V7Bwurm7
「あぁん・・・」
守谷はそんな上品な裂け目に指を少しだけ忍び込ませると、くちゅ、くちゅと音を立てて
粘り気のある液体がどんどん分泌されてきた。

「あはぁ・・・いやぁん!」
何度か裂け目を往復させたあと、その裂け目の一番上にある、ピンク色の突起に守谷の指が触れると、
夏菜子は遠慮無く艶めかしい喘ぎ声を上げて、全身をぴく、と痙攣させた。
三日前と比べて、反応が正直に、素直になった。守谷はそう感じた。

「あぁん、ああぁ・・・ん!」
声が大きくなると夏菜子は指を右手で軽く口元を抑えた。恥じらいをみせた。
顔を紅潮させて恥じらうギャルの美しい姿に、守谷は萌え、また少し張り切った。

「あぁ・・・守谷さぁん・・・」
夏菜子は守谷に促されるまま、敷いてあった布団の上にハダカの身体を横たえた。

「はずかしい・・・でんき・・・あはぁ!ん!」
守谷は煌々と光る蛍光灯の光の下、夏菜子のスラリとした脚を大開きにしてにして、
両手で太腿をがっちり固めると、その真ん中に顔を寄せて、
分泌液でぬるぬるになった夏菜子の女の子の裂け目に舌を這わせた。
髪の色と全く違う黒い毛が彼の顔を刺すことも、匂いも、気にすること無く、舌を裂け目の中にねじ込ませる。

「あは、あああぁぁん!すごい、すごい」
夏の1日、汗を流すこともなく一番恥ずかしい部分に顔を埋める守谷の行為に、
夏菜子は仰天しつつも、意思を持って動く指や、太さと長さで夏菜子を攻め立てる男性器の特性を併せ持った、
舌によってクリトリスや女性器の入り口を激しく舐められる快感に、喘ぎ声と体をのけぞらせることで反応した。

「あぁあん、あぁああん!!」
じゅぼじゅぼ、といやらしい音が夏菜子の耳にも届いていた。
そしてその音を打ち消すように夏菜子は絞りだすような喘ぎ声をあげ続けた。

この夏、クンニリングスを受けたのは初めてというわけではない。
だが、二本の足をガッチリと固められて、逃げ場のない状態で、弱い部分、
気持ちのいい部分を執拗に攻め立てられるというのは、初体験だった。
経験豊富な男の、本気のクンニは初めてであった。

そして、夏菜子自身の鼻にも、女の子の大事な部分から分泌された汗や液体の匂いが届いている。
892名無しさん@ピンキー:2013/05/01(水) 19:49:09.20 ID:V7Bwurm7
そんなことを気にも止めずに夏菜子を執拗に攻め立てる守谷には屈服するしかなかった。
恥ずかしい、でも逃げられない・・・夏菜子は、男の腕力に抗することも出来ず、
激しい快感から逃げ出すことも出来ず、身を任せることしか出来ない・・・頭が真っ白になりそうだった。

「やめて、ちょっと、すとっぷ、あぁん!すとっぷすとっぷ!」
「どうした、夏菜子・・・」
「あぁんん・・・」

夏菜子の哀願に守谷は夏菜子から口を離した。

「守谷さん、すごすぎ・・・もう・・・」
「なんだ、気持よかったのか」

「は、はい・・・すごく・・・」
息を荒らしながら正面を向いて答える夏菜子の、カラコンの青い瞳に涙が滲んでいた。
「それじゃ、もうすこし・・・」
「や、あぁっん・・・!守谷さん、あぁん!」
夏菜子が息を整えるか整えないかのタイミングで、守谷は再び夏菜子をガッチリとホールドして
舌先を女の子の裂け目にねじ込ませてきた。
893夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 19:53:00.40 ID:V7Bwurm7
「あぁん、ふぅん!」
理性をなくしたようにだらしない喘ぎ声を上げて、足をばたつかせながら、
身体をエビぞりにして快楽の波に耐える夏菜子の姿は、母菜津子にまさに生き写しであった。
もちろん菜津子は頭を金髪にしたり、胸に蝶のシールタトゥーをつけたり、
激しいギャルメイクで守谷に抱かれたことはなかった。

彼女は守谷と道ならぬ関係を続けても、ベッドの上ではお嬢様上がりの上品な主婦の淫らな素顔を彼に見せるだけで、
大学教授の妻として、名家の娘としての自尊心を持って振舞っていた。
言ってみればお高くとまっていた。居酒屋の若旦那風情には手の届かない彼女自身の社会的地位を、
ベッドの上でも譲ろうとはしなかった。

今、その娘の夏菜子はそんなことを気にせず、派手な金髪に下品なギャルメイクで、
あられもない姿で攻め立てられ、甲高い喘ぎ声を遠慮もなく上げている。
この征服感は守谷を高揚させた。常にお高くとまった美人でお嬢様で御大学教授の奥様である菜津子が、
若返って、下品なギャルになって自分の口で犯され、快楽に溺れている。
菜津子によって童貞を奪われた時のような若い素肌……いや、その時よりももっと若くみずみずしい素肌の持ち主を、
今、自分は荒々しく犯している。お嬢様ではなく、ギャルとして犯している。

「あぁん……いやぁ……はぁ……はぁ……」
守谷が下の動きを止めると、夏菜子は息を整える。
「守谷さん……息が……あぁん」
「気持いいか?」

「は、はい……死んじゃうかと思いました……」
「へえ?よかったんだ」
顔を真赤にして、金髪のポニーテールを振り乱してうつろな目で微笑むハダカのギャルに、
処女だったころの恥じらいを見ることは出来ない。守谷は、調子に乗って、夏菜子に次の要求をした。
894夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 19:55:52.85 ID:V7Bwurm7
「それじゃ、次は、わかるよな」
「は……はい……」
守谷はそう言うと夏菜子の目の前に仁王立ちになった。
常に優しかった守谷の態度が少し変わったような気がしたが、
夏菜子にとっては、待ちに待った守谷とのセックスである。
女として、ギャルとして成長した自分の姿を、少し背伸びした自分の姿を、守谷に見て欲しかった。

「そ、それじゃ……」
夏菜子は守谷の股引きをずり下げた。守谷の逸物は、もう反り返るほどギンギンになっていた。

「守谷さんも、あたしとしたかったですか……?」
少女の精一杯の言葉に守谷が冷たい口調で答えた。

「そう思わせるように気持よくしてくれよ」
「はい」
肩透かしを食ったような気がしたが、それで負けん気の強い闘争心に火がついた。
夏菜子は、ちょうど手で眼鏡を作る形で右手で二度三度肉棒をしごくと、ゆっくりと膝立ちになって口づけた。

「おぉ、うまくなったな」
守谷は驚いた。小さな口でぱっくりと守谷の逸物を口に含んだ夏菜子は、口の中でちょろちょろと舌先を使い、
男の弱い部分を刺激した。
「んふふ……」
夏菜子が上目遣いで目尻を緩ませる。少しほめられた程度では満足しない。何しろ元々がストイックなお嬢様である。
こうなると徹底的に目の前の男を満足させないと気が済まない。
なにしろ、今の自分は、お勉強の得意なお嬢様ではなくて、エッチなギャル少女なのであるから、このくらい当然なのだ。

なんのことはない。18年間清楚なお嬢様を演じ続けてきた美少女が、
今はその本性をさらけ出した上で、必死に淫乱ギャルを演じているのである。
肉棒をぱっくりと奥まで咥えると、今度は舌をレールにして裏筋に這わせて、
上半身を前後に動かしてピストン運動をはじめた。

「おお、きもちいい」
守谷は、夏菜子のフェラチオを受けながら瞬時に様々なことが脳裏に浮かんでは消えた。
第一に、菜津子にこんなフェラチオの技術はなかったはずであること、
第二に誰がこんなことを夏菜子に仕込んだのかということ、そして第三に、
この日一回目のセックスの前に、口でイかされてはかなわない、ということ、である。
そんなことになったら宴の元締めとしての男のプライドはズタズタである。

そのくらい、この時夏菜子が見せたテクニックは驚きであった。
895夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 20:00:56.62 ID:V7Bwurm7
「んふふ……ふぅ……」
元気に金髪のポニーテールをなびかせて激しく前後運動を繰り返しながら、
夏菜子は、鼻に守谷の匂いを感じていた。汗と、我慢汁の塩辛さともわっとした匂いは、
予想以上に不快感がなく、これが、好きということなのかとも思った。

夏菜子の口技は、昨日、かなりの時間をかけて、雄一に仕込まれたものであった。
あれこれと口うるさく夏菜子に要求した雄一に応えることで、夏菜子の口技は急速に上達し、
口でイかせることがらくらく可能なレベルにまで達していた。
まだ、「フェラ抜き」という言葉すら知らなかった夏菜子が、その技術だけ体得していた。

夏菜子は昨日、このテクニックを北斗と佑都にも披露し、そこで口技に磨きをかけた。
男子中学生の佑都はその日の最後、夏菜子の口技で果てた。
白濁した粘っこい液体を口に全部含んだとき、夏菜子に不快感はなかった。
不思議なものである。男の匂いが口から鼻から全身をつつんで、夏菜子はなぜか益々興奮した。
とはいえ、もう明け方で、中学生とはいえ佑都も毎日3回も4回もセックスしていたのだから、
それ以上は何も出来ず、言ってみれば夏菜子は昨日は欲求不満のまま眠りについたのである。

要するにまだセックスが足りなかったのである。
一旦寝たあとも途中覚醒して、悶々として疼く女の子の部分を自ら慰めたりもした。
午前7時ころ、普段、東京での生活であれば、家族でニュースを見ながら朝ごはんを食べて
学校へ向かう準備に忙しい時間のことである。
そんな時間にオナニーしながら疲れて寝てしまったことなど、初めてのことであった。

前戯の一部としてのフェラチオと、男を果てさせるためのフェラチオはおそらく根本的に異なるということを、
夏菜子は昨日学んだ。
一方で夏菜子の母、菜津子のフェラは前戯の域を出なかったのだがが、雄一の指導とその日のうちに実戦を経験したことで、
夏菜子は処女を失ってから3日でイかせるための淫らな口技を体得してしまっていて、
惜しげも無くその口技を守谷に披露していた。
どうしようもなく男好きな夏菜子の本性と、恵まれたセックスの才能が、今度は守谷に恐怖すら感じさせた。

仮に、夏菜子の口の中で果てるとしても、それは彼女の口技に屈する形であってはならない。
そんな妙な思いにとらわれた守谷は、夏菜子の頭の動きを手で制した。

「んうう……」
夏菜子は気持ちよくその技を披露していたのを力で止められて、少し不満気な喘ぎ声を挙げた。
「いいじゃないか、ご褒美だ」
守谷は腰をかがめて夏菜子の乳房に手を伸ばした。
896夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 20:04:58.28 ID:V7Bwurm7
「ああぁん……いやぁん」
夏菜子は、本当はもっとフェラを続けたかった。もっといろんなテクニックを守谷に味あわせたかった。
しかし、守谷は何も言わずにおもむろに夏菜子を押し倒すと、なんとか、シックスナインの形を取ろうとする夏菜子を制して、
夏菜子を仰向けにし、両膝を掴んで開き、器用にコンドームを装着し始めた。

「はやくぅ……」
フェラチオを続けることを諦めた夏菜子が、今度は挿入を待ちわびた切なそうな声を搾りだした。
フェラチオに関しては夏菜子は観念したのである。明るい蛍光灯の下で、夏菜子は脚を開いて膝を抱えたまま待つ。
十分に湿った夏菜子の女の部分は、ぱっくりと開いてだらりと涎を垂らして、だらしなく男を欲している。

「それじゃ、入れるぞ」
「あぁ……あぁん……」
いきり立った守谷の逸物が、夏菜子の中に入ってきたとき、今までよりももっと艶めかしい悦びの声が守谷の耳にも入ってきた。
その温かい女性器も、処女だった時とはまるで別物であった。
男を悦んで迎え入れ、決めの細かいひだが男を捕らえ、
夏菜子の呼吸と関係ないペースできゅっと男を締め付けたりゆるめたりして、
中に入っているだけでも勝手にペニスを弄ぶ。今までどんな女にも感じたことのない驚きを夏菜子に感じていた。

「あぁん……きもちいぃ」
守谷の驚きを知ってか知らずか、夏菜子は守谷の上を行くみだらな反応をみせつけた。
一突きすると全身を痙攣させて、可愛いさと淫らさが絶妙のブレンドされた喘ぎ声を上げる。
普段はきっちりと閉まっているお嬢様の小さな口がだらし無く半開きになって、微笑んでいるとも苦しんでいるともつかない。
ピンク色のリップに蛍光灯の光が反射する。快感に目を閉じた瞬間、キラキラのメイクとマスカラを盛った瞼が艶っぽく光る。

髪は乱れて、細い首筋に流れる汗と絡み合って、2本の筋の間で金色に光る。
18歳の、エロいギャルというだけでは表現しきれない。これほどの逸材とは考えもしないほど、いい女がそこにいた。
今日はギャルの夏菜子を思い切りいたぶってやろうと思っていた守谷の目論見は何処かへ行ってしまい、
派手な金髪と下品なギャルメイク、最上級の引き締まった白い素肌に、吸い込まれてしまうようだった。
897夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 20:09:03.76 ID:V7Bwurm7
「あぁん、きもちいい、きもちいいよお」

夏菜子は堂々と喘ぎ声を上げて、正常位で攻め立てられても、守谷の要求を満たすように乱れ続けた。
「宴」という環境と、校則から解き放たれた故郷の街での夏休みの自由な空気、
そして遊んでる風のレッテルを自らに貼った祭りモードのギャルメ―クと金髪は、
清楚な黒髪のお嬢様を、わずか4日で硬軟、緩急自在、攻守にわたって万能な淫乱ギャルに育て上げてしまっていた。

18歳の旺盛な性欲と飛び抜けた才能をもった少女は、
100人からのオンナの経験を持つ守谷をして全く歯がたたない女への成長を遂げようとしていた。

「はぁ、はぁっ」
夏菜子の反応の良さに引き込まれるように激しく腰を動かした守谷が、
いったん動きを止めた時が、攻守交代の合図になった。
するっと夏菜子の女裂から反り返った肉棒が抜けると、夏菜子は体を起こして、
下から守谷を抱きとめて、キスをした。

「ん……ふぅ……ん」
夏菜子は小さな口から舌を伸ばし、守谷の口の中に舌を見つけると、その舌を犯すように激しく暴れまわった。
守谷の舌も守谷の歯も、口の中の主の座を、夏菜子の一回り守谷より薄い舌に奪われてしまったかのようだった。
一体、この4日間でどれだけキスをしたのだろう。
守谷はただただ驚くばかりであった。しなやか手が守谷肩と腰に絡みついて、抱き合ったままゆっくりと右回りに回転し
守谷は身体を押し倒される。

夏菜子は守谷の身体の上に乗って首を優しく抱きとめたまま激しいキスを続ける。
「んふぅ……んん……」
夏菜子にしてみれば、これ以上無い至高の時であった。
瞳を閉じて、好きな人の上にまたがり、貪るようにキスを浴びせて、
ずっと心の奥に潜ませてきた感情をこの一瞬に全てぶつけていたのである。
夏祭りと夏休み、東京から遠く離れた故郷の北の街にいる間だけ、ギャルとして生きることにした夏菜子にとって、
ひょっとしたら最後のチャンスかもしれない、初恋の人との逢瀬である。
女として生まれて、初めて男を意識したその人を、美少女として育って、初めてのキスも、処女も捧げたその人を、
惜しげも無く身体全部を使って、愛することができる最後かもしれないチャンスである。

夏が終われば二度と巡ってくるかわからないこの時を、夏菜子は精一杯生きていた。
898夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 20:12:06.34 ID:V7Bwurm7
清楚なお嬢様の仮面をかなぐり捨てて、派手な金髪とギャルメイクに加えて
少しずつギャルとしての自分に磨きをかけた夏の4日間、
それは4日間だけの集大成ではなく、女としての夏菜子の矜持をすべてぶつけた瞬間だった。

守谷の口の中で暴れ回りながら、左手をカラダに這わせて、ゴムをかぶった肉棒を掴んだ。
まだ大きくなったままであることを確認すると、夏菜子は唇を一旦離して、腰を浮かせた。

「守谷さぁん……きもちいいですか……?」
守谷は小さく頷くだけだった。抵抗もせずにただ夏菜子の行為を受け入れるだけだった。
夏菜子は守谷の肉棒を左手で軽く握ったまま天に向かせて、ぐちょぐちょになった蜜壺を押し当て、
そのままゆっくりと腰を沈めた。もう一度、守谷が夏菜子のカラダの中に入ってきたときに、
夏菜子が初めて守谷自身をそのカラダの中に埋めたとき、
夏菜子は、何のためにこの4日間、優等生の殻を破って、派手なギャルメークと露出の多い服装に身を包み、
淫らな自分を男たちにさらけ出してきたか、分かった気がした。それほど、待ちわびた一瞬であった。

「あぁん……あぁん……」
自ら腰を上下させて女性上位で喘ぎ始めた夏菜子は、
贔屓目なしにどこから見ても淫らな風俗嬢並みのギャルであった。
ただし、現実にはお目にかかれないような最上級の嬢であった。

守谷が腰を動かさずとも、勝手に守谷のツボをこころえたように夏菜子の女性器は動くのである。
美しい少女、派手なメイクと金髪、透き通るような白い肌、そして名器としか言い用のない女の子の部分……
いくら女のカラダの経験を積んだところでそれに初恋の相手への献身と、
その刹那へすべてをかけた覚悟が加わった時に、守谷にも為す術がなかった。
ただ、女により与えられる天国のような快楽に翻弄されていくだけであった。
899夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 20:14:28.69 ID:V7Bwurm7
「あはぁ……ん、あぁん……」
上になって激しく腰をグラインドさせる夏菜子の、一番くびれた腰のあたりは
守谷の男の手でつかめばもう少しで人差し指と薬指がくっつきそうなほど華奢であった。
守谷がその腰を抑えると、そこを支点にして、
なおのこと激しく夏菜子は腰を水平垂直にグラインドさせて守谷に性的快楽を与える。

夏菜子自身が快楽に浸ると、ぴんと張った形の良い乳房も上下左右に揺れ、
ポニーテールの金髪は空中で振り乱れ、身体の動きに遅れてついてくる。
少し上を向いたままはかなげな瞳が、もっと、もっととせがむように潤んで、
守谷は視覚的にも最上の刺激を受ける。守谷にとっても、こんなセックスは、初体験といってよかった。
明かりを消さなかったことは夏菜子をすこしいじめてやるくらいのつもりだったのだが、
かえってそのことで夏菜子に飲み込まれていったのは、守谷の方だった。

「あぁ、夏菜子、もう……」
「だめぇ、我慢してくださいぃ……あぁん、あぁん!」
「ああ、もうだめだ、夏菜子ごめんー」
「ええっ?もうですかぁ……あぁん!」
夏菜子が、少女の羞恥をすべてかなぐり捨てて望んだ決意の時は、あっけなく終わりを告げた。

ゴム越しに白く温かいものが夏菜子の膣内に放出されたとき、夏菜子はまだとても欲求を満たしたとはいえない状態であった。
「もう……守谷さん……また、しましょうね……」
夏菜子は、守谷を仰向けに寝かせたまま、射精したばかりの肉棒からコンドームを奪い、
その白い液体で汚れたペニスを舐める、いわゆるお掃除フェラで守谷に奉仕した。
「あ、きっと、またな」
「きっとじゃなくて、かならず、ですよ……」
900夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 20:20:19.97 ID:V7Bwurm7
処女を捧げたあと、風呂に2人で浸かってした会話と全く同じ会話を、
ふたりは、布団のうえでお掃除フェラをしながら今日もしていた。

言葉は一緒でも、少しの不満が夏菜子の口調に現れていた。
そして夏菜子は、まるで、もう一度守谷と、と願ったその時の言葉が、おまじないであるかのように……
「かならず」ともう一度つぶやいた。


一方的にやられた守谷は、まだあっけにとられていた。もう一度、と言う夏菜子に「うん、うん」と頷くくらいしか出来なかった。

だが、ほんとうのところ、夏菜子の気持ちは、処女を守谷に捧げたあの時と同じだったのだ。
守谷と……また、したい……また愛しあいたい……それがカナこの正直な気持ちであった。
守谷を圧倒的な淫乱さで制圧したということに、夏菜子はまだ気づいていなかった。
その意味で、夏菜子は淫乱ギャルでありながら
純粋であり、純情であり、ある意味一途でもあった。

時計の針は日付をまたごうとしていた。処女を失って4日、その才能を開花させ、
淫乱ギャルと化した夏菜子は、暴走を始めていた。

日付が変わった次の24時間は、夏菜子にとって、今まで以上に激動の1日になるのであるが、
そんなことを夏菜子自身も、他の誰もしる由はなかった。

淫乱ギャル夏菜子が暴走し始めていることを本人も全く気づいていないわけではなかったが、
日付が変わったその日、次々と起きる事件は、結果的にどれも夏菜子の暴走を加速させていくことにしかならなかったのである。

まだセックスの足りない夏菜子は、守谷とシャワーを浴びたあと、次の相手のもとに向かう。
守谷は友梨や他の参加者を相手に酒を飲みながら眠りにつく。祭りの夜はいつもの様に更けていった。
901夏菜子のなつ:2013/05/01(水) 20:22:43.64 ID:V7Bwurm7
切れがいいので今日はここまでにします。

ということで、次は、まだここに落とすかもしれませんがその途中で容量がいっぱいになるとおもいます。
それではまた。
902名無しさん@ピンキー:2013/05/02(木) 00:26:47.59 ID:kgjL5tCq
おつおつです

せめて、
ちょっと次スレ立ててきます
903名無しさん@ピンキー:2013/05/02(木) 00:30:10.49 ID:kgjL5tCq
完了しました
容量的な問題がありましたら
こちら投下の方がよろしいかと
また保管庫議論も

優等生を堕落させたい3
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1367422079/
904名無しさん@ピンキー:2013/05/02(木) 16:28:36.62 ID:tE28oEaj
皆GJ
905名無しさん@ピンキー:2013/05/04(土) 04:30:30.29 ID:NcNF4aJ1
次スレGJです。
優等生がアホギャルになるSS考案中です。
906名無しさん@ピンキー:2013/05/04(土) 12:25:42.86 ID:zXCf4tVg
>>905
おお、楽しみにしています
わたぐもさんにもう少し煽り耐性があればなあ
夏菜子の夏みたいな長いだけの駄作ばかりの現状を打破するような作品を待ってますよ
907名無しさん@ピンキー:2013/05/06(月) 12:05:38.89 ID:UmdQ1Am7
>>901
GJ! 今回もエロいです


>>781の一行目みたいなシチュ、どっかで見たような気もする、が思い出せん助けて
むしろ該当するお勧めの作品教えてちょ
908名無しさん@ピンキー:2013/05/06(月) 12:47:15.78 ID:xbk2I9/e
781のプロットは理想だな
だれかお肉、お肉付けを
909名無しさん@ピンキー:2013/05/06(月) 15:18:43.71 ID:JMTJsGGZ
>908
脂身たっぷりの牛霜降りとか旬の秋刀魚とか特上の大トロとか……

 ひょいぱく、ぐにぐにぐに

「随分脂身の多い肉ですね」
「それは脂身だ、馬鹿者」
910こいのぼり:2013/05/06(月) 18:05:36.09 ID:dTKE1pDC
905です。構想がまとまりましたので、投下します。

<運命のいたずら>
〜プロローグ〜
私は進学校に通う普通の女子高生、名前もありきたりだけど優子。真面目がそのままの名前で、一応優等生の高校2年生。
今日も学校の最寄り駅で下車し、単語帳を見ながら改札口への階段を上っていた。
ドン!
あと数段で階段を登り切るところで、無理やり電車に乗ろうと走りこんできた子に肩からぶつかった。
「あっ!」
二人は覆いかぶさるように階段を転がり落ちた。
「あ・・痛っ!」
ぶつかってきた子が乗っかったまま、私は気を失っていた。

「脳波は異常ありませんね、怪我も打撲程度だし、様子を見るために一晩入院してもらいますか?」
ボーっとした意識の中で、医者の言う声が遠くに聞こえた感じがした。
「よかった。怪我もないみたい。」記憶がまた遠くに行った。

「起きろよ!」
「体が入れ替わってるんだよ!」「どうしてなんだ??」

目を開けるとそこには自分がいた。
「??、私は?」
自分を見直すと、自分とは別人の体があった。
「どういうこと?」
「階段から転げ落ちた時に、入れ替わっちまったみたいなんだよ!私は彩、あんたと同じ17歳。」
「何で私が、こんな格好になってるの?」
優子はぶつかってきた相手のギャル高校生になっていた。金髪で色黒の、優子の学校にはいないタイプの女子高生だった。
「あたいも、こんなクソ真面目な優等生になっていて、びっくりしてるんだ!!」

それから、病院で数々の検査を行われたが、二人の体と意識が入れ替わったことしかわからなかった。

「怪我も癒えたので、今日で二人とも退院ください。」翌日には二人は退院させられた。
お互いの両親は、この事態を公にできないと悟り、それぞれの家に引き取った。
911こいのぼり:2013/05/06(月) 18:21:37.10 ID:dTKE1pDC
優子は彩の家に着くと、彩から彩の日常を細かに聞いた。唯一同じなのはお互いに一人娘であり、同い年であることだった。
彩の両親は共働きで、金銭的にも裕福ではなかった。中学の頃からギャルに憧れ、ギャル街道まっしぐらの女の子だった。
学校も優子の通うような進学校とは違い、底辺校だった。
部屋を案内され、化粧の落とし方、風呂の支度、食事と優子は彩の日常を体験していった。
彩の普段着のスウェットに着替えると、今度は優子の家に行った。
同じように優子の部屋を案内し、日常を彩に細かく説明した。
「無理!私にはあなたのような真面目な生活はできないわ!」
膝下まである制服のスカートをたくしあげると彩はヒステリックに言った。
「お願い!お互い元に戻るまで、それぞれを演じる約束でしょ!私もあなたを演じるから、彩も優子になり切ってよ。」

医学的に解決策がないと言われた二人は、こうしてお互いの体を入れ替わったまま通すことになった。
912名無しさん@ピンキー:2013/05/06(月) 18:38:28.62 ID:y562uSnR
「この中に1人、妹がいる!」の鶴眞 心乃枝のようなお嬢様を堕落させたい
913こいのぼり:2013/05/06(月) 18:40:35.76 ID:dTKE1pDC
ここからは、彩になった優子のバージョンです。

「明日からどうしよう?彩の学校に行けるかな?」
翌朝、彩が初めての化粧に苦戦していると、優子が来た。
「やっぱり、優子には彩のメイクは無理だと思った。そんな下手なメイクで学校には行かさないから!」
彩になった優子は彩にされるまま、彩らしく変身していった。
「明日からは自分でしてよね!朝早いのは苦手なんだから!!」
「行ってらっしゃい!」
ギャル高校生の格好で送り出された優子はスカートの丈の短さを気にしながら、駅に向かった。

「ここがあの階段か?」そう思いながら階段の一番上に立っていると視線を感じた。
「カシャ!」携帯電話で盗撮しているオヤジを見つけた。
「何してるんですか?盗撮は犯罪ですよ!」彩は真面目な言葉でオヤジに抗議した。
最初は悪ぶれたオヤジも、彩の上品さに拍子抜けして、人混みに消えていった。
「こんな恰好のどこがいいのだろう?」彩の格好をした優子はそう思った。しかし、学校に行くと同じ仲間でいっぱいだった。

「疲れた。授業は簡単だけど、みんなと話を合わせることができない。どうしよう?」
家に帰ってくると、ピンクのスウェットに着替え、今日一日を振り返った。
914こいのぼり:2013/05/06(月) 18:47:34.88 ID:dTKE1pDC
こんな展開で、真面目な優子が彩になったことで、彩の体の要求に逆らえずに、オナニー、SEX、たばこと彩の日常を経験して、
優子の真面目な思考がアホギャル化していきます。
一度楽することを覚えると、加速度的に快楽に向けて堕落していきます。
一方の真面目な優子になった彩の様子は、別の機会に書きたいと思います。

GWも終わってしまったので、投下のスピードは保障できませんが、なるべく頑張ります。
ご意見があればお願いします。
915名無しさん@ピンキー:2013/05/06(月) 19:26:53.58 ID:y562uSnR
>>911
>「無理!私にはあなたのような真面目な生活はできないわ!」

「あなた」という表現がなんだかなあ
916名無しさん@ピンキー:2013/05/06(月) 19:48:51.87 ID:F+wC2t0Q
良いと思います頑張ってください
917名無しさん@ピンキー:2013/05/06(月) 21:02:06.08 ID:zw+yQq5N
>>914
読むといろいろ想像力が喚起されて、いいなと思います。
で、ここはなかなか感想がもらえないところなので、あえて思ったことを書きます。

1. 一人称で一行目で優等生を名乗るのはちょっと自意識が過剰じゃないですか?
せめて「よく人からまじめで名前のままの優等生だと言われます」くらいにしておいたほうがいいのでは?
それと、優等生を自認する「優子」がこれだと無抵抗すぎるんじゃないでしょうか。

2. 「肩からぶつかる」と「覆いかぶさるように転がり落ちた」は矛盾しませんか?
 あと、意識が戻らないのに「打撲だけですね」ってなんですかそれ?

3. 医者も親も対応がちょっと投げやり過ぎでは?。ことに優子の親ってなにしてるんでしょう?
 彩の家が金銭的に厳しいなら、優子の家はどうなのか、というのは不可欠だと思います。

入れ替りものってのは、普通入れ替わった二人の間だけで秘密を封印する。
一般的に有名なお話だと「秘密」とか「転校生」とかなんですけど、
そのほうがまだ矛盾が少ないからなんですよね。
あくまで例ですけど、この彩と優子の場合、別々の日常が進行するんじゃなくて
進学校の勉強についていけない優子が、毎日放課後になると彩を監視しに来て、2人で一緒に堕落するとか
設定としては書きやすいのではないかなと思います。

4. ここが最大の問題。主人公の中身が優子で身体が彩なら、それがわかるように書いてください。
 >>913はどう読んでも盗撮されたのが彩なのか優子なのかわかりません。

5. 「唯一同じなのは一人娘であることと同い年」って、おかしいでしょう。

6. 優等生の優子が、可愛いのかブサイクなのかせめてそのくらいは明らかにして欲しいです。
騙されたと思ってちゃんと書いてみてください。これで全然違いますから。
 
たとえば、ぶつかって階段を落ちた時に優子のフチ無し眼鏡が割れたとか、そういうのがあるとイメージしやすいんじゃないですかね?

最低限これだけは見なおして、新しいスレに落とし直してくださいな。
918名無しさん@ピンキー:2013/05/06(月) 23:32:55.73 ID:4E99/7K+
>>917
何言ってるん?
919名無しさん@ピンキー:2013/05/06(月) 23:44:18.91 ID:zw+yQq5N
>>918
たぶん書こうと思ってもうまく書けないんだろうなと思って
920名無しさん@ピンキー:2013/05/07(火) 00:02:30.97 ID:h9Mhp8C9
まぁ、わたぐもさんの作品だからなぁ
921名無しさん@ピンキー:2013/05/07(火) 01:52:00.00 ID:e2duicKG
>>920
わたぐもじゃないとおもうわ
自演の賞賛レスもないし
でも、なんか書きたいことを書けなくてあがいてるようなきがするんだよね。

俺、こいのぼりのSSならめっちゃ展開して魅力的な堕落ストーリーにできる自信がある。
こいのぼりさんの稚拙なSSはこっちから見ればアイディアの宝庫に見えるよ、

でもそれやると仁義にもとるからやらないけどね。

こいのぼりさんは、少し時間をかけて、何を書きたいのか、検討をしてみたほうが絶対にいいはず
922こいのぼり:2013/05/07(火) 07:03:57.17 ID:1io2l6eV
皆さんありがとうございます。
イメージを文章にすることの難しさを痛感しました。
書きだめできないので、直接投稿しているので、推敲も十分できません。
環境を整えて、出直します。
923名無しさん@ピンキー:2013/05/07(火) 09:08:45.49 ID:pTejrmUk
>>921
何様だよこいつ消えろ
924名無しさん@ピンキー:2013/05/07(火) 18:56:58.24 ID:KL2FdkJI
いつもの奴が手口変えただけだろ
ぶっちゃけこのスレはもう存続無理だと思う
住人が少ないところにバカが一人でも住み着いたら荒らすのは簡単なもんだし
925名無しさん@ピンキー:2013/05/07(火) 19:31:26.76 ID:E29+7OpN
そろそろスルーカを身に着けようぜみんな
926名無しさん@ピンキー:2013/05/07(火) 21:48:08.51 ID:pOe5zAyI
女として最大級の堕落は、ゴミ屋敷の主になる事だと思う。

お前等、ゴミに埋もれてエロい気分になれるか?おらぁ無理だ。
927名無しさん@ピンキー:2013/05/08(水) 22:05:01.41 ID:5Jzcmlfe
自分でゴミ屋敷の主になるような堕落した背景があればそれで抜ける
928名無しさん@ピンキー:2013/05/08(水) 22:43:53.66 ID:Rk2A0izk
最上級の完璧美少女が
際限なく堕落していくのがいいな
929名無しさん@ピンキー:2013/05/09(木) 10:02:55.78 ID:wjqMIGgt
お嬢様がケバい姿に無理やり変えられて恥ずかしがるシチュとか
930名無しさん@ピンキー:2013/05/10(金) 17:26:29.93 ID:nN9HTJae
>>637の続きマダー?
931名無しさん@ピンキー:2013/05/10(金) 17:49:48.60 ID:Rf0XjyNO
ホームレスの肉便器になるのがいい
932名無しさん@ピンキー:2013/05/11(土) 12:05:01.39 ID:B5vQQTPn
外身はそのまま、中身だけ堕落させたい。
933名無しさん@ピンキー:2013/05/11(土) 12:27:42.59 ID:6LZP/eXC
堕落すると身なりとか表情とか雰囲気とかがだらしなくバカっぽくなると思うけども
そういうの好きだな
934名無しさん@ピンキー:2013/05/12(日) 10:04:57.20 ID:g0amgiOy
「風紀委員の腕章には、ザーメンかけないでェ……」
「こんなサセ子が風紀委員とかありえねェだろが」
「布製だから、シミが付いたら落ちないの……だから、全部中に……」
「「「おいおいおい」」」
935934:2013/05/14(火) 09:49:10.23 ID:v/CbKp28
御題頂戴。

いやね、風紀委員をどう堕落させるかは固まってきたけど、どんな男たちにするかがね。
そこで皆さんに男の方を何名か考えてもらえたらな?と。

出来るだけその設定を生かしたものを書きたいです。
936名無しさん@ピンキー:2013/05/14(火) 22:17:46.08 ID:zq1TB0VG
「優等生の堕落」って、堕落するのを止めようとしてくれる友達がいないことが
不可欠なんだよな?

 そういう友達がいない奴は優等生っていえるんだろうか?
937名無しさん@ピンキー:2013/05/14(火) 22:21:22.72 ID:hpPJRlni
「優等生だった頃の友達」からの助言とか右から左になるくらいに
本能に突き動かされるって奴だろ
938名無しさん@ピンキー:2013/05/15(水) 01:20:17.49 ID:Y0A/ZS1l
>>936
それをどうやって回避するのかが腕の見せ所なんだとおもうけどな
高校生の夏休みっていうのは目の付け所としていいと思うが
それも不満か?
939名無しさん@ピンキー:2013/05/15(水) 09:55:28.63 ID:CMHLXS8a
こんな感じでどうよ
高1の夏休み設定、埋め草がわりに

-------------------------------------------------

「やめてよ!あんな男の人、貴代美ちゃんには不釣り合いだってば!」

あーやだやだ。
なんでこんな子と親友だとかやってたんだろ、あたし。
穂乃花のこういうランク厨みたいなところには前から気付いていたけど、こんなにウザかったっけ。
会わせて欲しいって穂乃花が言うからわざわざ紹介したのに。

「不釣り合いなんかじゃないよ。タカシ、優しいし」
「だって高校にも行ってないんでしょ?それじゃあ…」
「タカシには学歴は必要じゃないってだけ」
「貴代美ちゃんは海藤くんみたいな人が好きだって言ってたじゃない」

あたしは心の中で舌打ちをした。
そうそう、優等生で生徒会長の海藤くんね。
穂乃花になんか言うんじゃなかった。
まったくもう、タカシが待ってるのに面倒くさいったら。

「別に好きってほどじゃ。ただちょっといいなって言っただけじゃん」
「……」
「今はタカシだけなの。タカシもあたしが一番って言ってくれるし」
「……貴代美ちゃん、変わっちゃったね…」
「は?」
「髪だって真っ茶だしお化粧も…ねえ、夏休み終わったらどうするつもりなの?」

はー余計なお世話だってば。
まじウザイ、てかバカ?
夏休み終わる前には黒染めするし、校則にひっかからない程度に抑えるに決まってるじゃん。

髪だってこんなのまだ黒いうちだし、そりゃ高校生にもなればおしゃれはするし。
こんなのオンナノコの当たり前の成長ってやつだと思うし。
どっちかっていうと穂乃花が止まり過ぎてるからあたしみたいに色々経験した子が先に進んでるように
見えるだけなんじゃないかと思う、こんなこと本人には言えないけどさ。

「そっかな。あ、もういい?タカシ待ってるから」

あたしは穂乃花の返事を待たずに立ちあがった。
スマフォをチラ見するともう3時半。
急がないとラブホのサービスタイムが終わっちゃう。

ていうか今までがマジメ過ぎただけだよねー。
少しは経験値上げておかないとさ、大学デビューとか言われたくないじゃん?
940名無しさん@ピンキー:2013/05/15(水) 15:48:04.52 ID:KEcjIjME
>>937>>938
「お勉強は出来るけど高値の花と見られてて且つ世間知らずな女
を堕落させたい」にスレタイ変更すべきでは?

「復讐の唄」という小説は、いじめがテーマで、表向きは体育系のクラブの
キャプテンをし、優等生で通っている中学生の少女は裏で年を偽り、
ドラッグの店にたむろしていると思えば、そういう人間が主役の苛めら
れっ子の少女を影で守っていたりしてたりするから、どんでん返しがすごい

このスレでの最良小説はどれ?(前スレ含む)
941名無しさん@ピンキー:2013/05/15(水) 15:50:52.00 ID:KEcjIjME
>>939
ヤンキー校の男と「お嬢様学校」の少女との付き合いを第3者がみたパターン
やね
942名無しさん@ピンキー:2013/05/15(水) 15:54:42.60 ID:KEcjIjME
>>935

遊んでばかりいるけど、真面目に勉強している風紀委員より成績が良く、
容姿端麗・頭脳明晰・飲酒喫煙当たり前で、おまけに「法の抜け穴」に
も詳しい(学校側も素行が悪くても成績がいいから、退学停学の処分は
とれない)
943名無しさん@ピンキー:2013/05/15(水) 19:53:21.77 ID:Y0A/ZS1l
>>940
いるんだよな。推理小説しか小説と思ってない奴
このスレに良い小説なんかないから帰ってくれ
944934:2013/05/15(水) 22:12:34.23 ID:RJcbepgH
>936
テストの点数はそこそこでも内申点で乗り切ってるとか、優等生にも色々あるでしょうから。
>937
問題は、その友達が優等生か劣等生か、ですね。
>939
凄く分かりやすい堕落だ。
さあ、穂乃花を堕落させましょう。
>942
テストで乗り切る天才肌か。
ある意味優等生の対極ですね。ありがとうございます。

出来れば後三人は欲しいかな?
945名無しさん@ピンキー:2013/05/16(木) 02:03:32.63 ID:F5OKRRBh
プロギャラリー>940様が降臨なされたぞ
下々の者は頭を垂れてお迎え差し上げろ
946名無しさん@ピンキー:2013/05/16(木) 23:05:36.02 ID:BEhQG/5N
>>934
小学生の時、その風紀委員と同じ塾(但し、支部は別)で、その風紀委員
が塾の模試で首位を取ってたせいで、いつも2位どまり。

それがきっかけではないけど、中学になってから、喫煙飲酒を覚え
荒れ始めた、学習意欲も落ちた男子
(男子は風紀委員も事をよく知ってるけど、風紀委員はその男子のことは
知らない)

 自分の上をいつもいってた風紀委員が堕ちて、あざ笑っている
947名無しさん@ピンキー:2013/05/16(木) 23:51:57.28 ID:qfAkRgtu
>>946
ちょっと何言ってるかよくわかりませんね
948名無しさん@ピンキー:2013/05/17(金) 12:02:27.73 ID:0p/x4t/p
>>947
お高くとまった風紀委員を堕落させるのは、こういう位置にある男が
ふさわしいんじゃないか?
949名無しさん@ピンキー:2013/05/17(金) 19:09:51.00 ID:7+fTMnuh
それを>>946から読み取れたらエスパーですわ
950名無しさん@ピンキー:2013/05/17(金) 23:58:55.11 ID:oqq4iUjE
夏菜子のなつ,長いから最初から読む根性がない

このスレの小説で抜くときに、2次元3次元のキャラのビジュアルで
イメージして抜いてる?

>>934の小説は、「ラブライブ」の「舞踊」が特技の女子高生の
ビジュアルでイメージしてるけど
951名無しさん@ピンキー:2013/05/18(土) 07:48:45.91 ID:WkNXKQc4
4行のものを小説ってお前はどういう環境で暮らしてきたんだ
952名無しさん@ピンキー:2013/05/18(土) 11:50:42.09 ID:sWSHYqmx
このスレに映画「ヘルタースケルター」見た人いる?
あの映画はエロいというより、禍々しくて怖い

沢尻だからこそ気にならなかッたけど、黒髪の可憐な美少女が映画の終盤の
>>7のような状況になったら、泣けてくるなあ
953名無しさん@ピンキー:2013/05/18(土) 14:15:09.52 ID:zfboY4Xy
半コテが沸いているなぁ
954夏菜子のなつ:2013/05/18(土) 19:27:17.84 ID:TxSSInzS
女性キャラ設定書き(備忘録)

石田夏菜子――T163 B83(C) W56 H85
5月13日生まれの18歳。本作の主人公。
東京の都心にある名門、T女子学園高校に通う優等生で、容貌も学年一と言われている。
本作の舞台「北の街」で小学校までを過ごし、中学校からは親の仕事の都合で東京に引っ越した。
高校3年生の夏を、地元ですごし、大好きな夏祭りに参加するべく、3週間あまりの帰郷を果たす。
夏祭りに参加するにあたって、気分を盛り上げるために、黒いストレートの長い髪を、光り輝く金髪に染め、
ウェーブをかけた。ギャルメークと、ギャルのファッションに身を包み、優等生の日々と決別した夏休みを送る。
夏祭りの毎後夜、町内の容姿の良い若者が集まって開かれる乱交パーティ、通称「宴」に参加することになり、
最初は戸惑うが、すぐにセックスに溺れるようになる。

石田菜津子――T161 B85(C) W59 H87
夏菜子の母、43歳。旧姓は柴崎。「北の街」きっての名門、柴崎家の娘で、大学時代を東京の女子大で過ごした後、
故郷の北の街で夏菜子の父と知り合って結婚。才色兼備を地で行く美しい母親だが、
かつては名門柴崎家のお嬢様の割りには相当なお遊びに手を染めていたらしい

桐乃真希――T157 B84(D) W60 H87
夏菜子の小学校の同級生で、北の街の公立進学校に通う高校3年生。白い肌にマシュマロのような柔らかい巨乳。
ギャルというほどではないが、進学校にしては遊んでるふうの外見で、メークもうまい。「宴」に誘われて参加するが、
彼氏の和宏が他の女の子とやりまくるのが辛い。

坂本友梨――28歳の美容師
さばけたお姉さん。夏菜子を金髪にし、にギャルメークを教える。「宴」」の女の子たちのリーダー的存在

山田美沙紀――T157 B84(C) W57 H82
痛んだ金髪の美少女。夏菜子たちより一つ上。

田村彩奈――T165 B82 W58 H85
19歳、夏菜子たちの2年上。地元の女子大生。顔は化粧をしないと引き立たないが、スタイルが良い。
黒髪ストレートのお嬢様系でギャルではない。宴に参加していない


寺田唯――T158 B88 W60 H86
パッチリした眼と透き通るような瞳が印象的なすこしぽっちゃり目の少女。
中3くらいからものすごい勢いで胸が膨れだし、おしりも大きくなった。普段から梨絵とつるんでいる地元の私立高校3年生。
梨絵のフォロー役

新崎梨絵――T154 B82(B)W58 H81
かなこのっ小学校時代から2大美少女の1人。お勉強は苦手でエッチな事が大好き。
サラサラの軽めの金髪の長髪がトレードマークで、胸の下まで届く。
はっきりした顔立ちで、普段からギャルそのもの。自由でスケベで自分勝手。
955名無しさん@ピンキー:2013/05/18(土) 19:29:34.02 ID:TxSSInzS
埋めで「夏菜子のなつ」の設定を抜き出してみました。
まだ出てきてない人もいます。あと、自分で書いたものには最後にモデルとなる実在のアイドルやAV女優の名前が書いてあるので
それは一応消しました

これで埋まるかな
956名無しさん@ピンキー:2013/05/19(日) 00:58:31.21 ID:rX6GmZoD
>>953
やめとけって
そういうのを主張したい年頃なんだろ

そうじゃなかったら救いようがないけれど
957名無しさん@ピンキー
>>910のこいのぼりさんのアイディアを拝借して埋め。作者が書くのを止めてるみたいだし
こういうのはオッケーなのかな?入れ替わりものです

タイトルは仮に「親友」とします。こいのぼりさんが不快だったらすまん


==プロローグ==


「一周年、おめでとう。カンパイ」
「おめでとう、ってwwww何よそれwよく考えたら別に祝うようなことじゃないんじゃねwww」
親友である彩香と優美はいろいろありながら、今は親友としてこうして並んでいる。
この一年間を彩香が祝おうとすると、優美はそのコト自体を笑い飛ばした。
「それもそっかwwwww」

彩香と優美は、渋谷から一駅のところにある低偏差値の私立女子高に通う、高校生ギャル。
優美のほうはこの半年ほど家出状態で、もと通っていたお嬢様女子高校からすぐそばにある、
彩香のアパートに居候していた。彩香の母はシングルマザーで、生活保護を受けつつ彩香を育ててきた。
だらしない母親で、だから優美が居候状態になっていても、優美がどこの子なのか、気にする様子もなかった。

一年前の今日、高校2年生だった優美と彩香は、A女子高校の最寄りの駅でぶつかって、お互いの身体が入れ替わった。
今は、外見に合わせた名前でお互いが「彩香」「優美」として生きている。

一年間、いろいろなことがあった。ややこしいが、優美は彩香として、彩香は優美として生きることが当初の二人の約束だった。
だが、お嬢様女子高に通う「優美」と底辺の女子高生である「彩香」ではなにからなにまで違っていた。
共通点など数えるほどしかなかったし、はじめはお互いの情報を教えあいながらも、喧嘩ばかりしていた。

2人の間に入れ替わりがあったことは、本人たちしか知らない。

今日、2人は、通っている女子高の制服から、優美がもと通っていたA女子高の制服にデパートのトイレで着替えて、
これからJK専デートクラブに出勤する。まだ少し時間があったので、店の近くのコンビニでウーロン茶を買って、外で飲んでいた。
そこで、「あれから1年」ということに気づいて、「お祝いでもしょうか」という言葉が彩香から飛び出した。

低偏差値女子高に通う昼間はメイクもバリバリのギャルの2人だが、A女子高の制服に着替えた時には少し清楚系に変身する。
そのほうが当然、客がつく。