GJ!!
最近ようやくアメルの良さがわかってきたのでこれは嬉しい
前世が悲恋だった分、お幸せに・・・と思わずにはいられない
文も好みだ。アメルの性格がきちんと出ていてgood!
917 :
880:2013/09/10(火) 17:21:10.15 ID:iPI0gUsq
>>909 うは!もたもたしてるうちに先越されてもうたww
いやいやしかしこれはGJ!GJ!
こんなアメルのSS読みたかったんだよ。ありがとう。
ごちそうさまでした。
アメルはこの界隈じゃ
ヒドイ目にあってばっかりな印象があるもんだから
もう新鮮。
おおお、ごちそうさまでした!
幸せそうで何よりだ…たくさん苦労したんだもんな、ちゃんと報われないとな!
クラフト無印やり直してるんだけど、主人公をプラティ護衛獣をシュガレットにしつつ夜会話は全てヴァリラに走るプレイが何となく楽しい
ストーリーとキャラデザは初代が最高だったからいつかリメイクしてほしい
エロパロ初心者です
好きになった女性キャラのHな画像が見れるという
素晴らしい娯楽がこの世にあると知って、エロパロ
同人誌を集めたくなりました
サモンナイト5のエロパロでおすすめの作品を
教えてください
できれば無料DL希望です
よろしくお願いします
恥ずかしげもなく同人誌を無料DL希望とか言っちゃう馬鹿は死んでいいよ
元コピペなに?
傀儡使ったネタとか色々できそうなのにあまりいいのが思い浮かばない。
戦闘以外に呼び出せない設定じゃなかったっけ
悪用(えろいこと)は禁止とやたら念を押された気が
夜のバトルということで……
ギフトの「冥土召喚術」が「メイド召喚術」にしか聞こえない
保守がてら小ネタ UXより
若干、トウヤ×ナツミ気味。
そしてトウヤが変態。
「でも、樋口さんたちは変わらないよなー……」
「それは、向こうの世界ではそんなに時間は経ってませんからね」
ハヤトは一人背が伸び、歳を経たことにほんの少しだけ寂しさを感じて、他の三人の顔を眺める。
「んん?そんなことないよ?だってー、アヤなんて確かバストが1サイズ大きくなったって……」
「な、ナツミさん!?」
素早い動きでアヤの背後に回り込むと、衣装の上からその胸を揉み込むナツミ。
アヤの衣装は肌の露出が殆どないものだが、その上からでも分かる豊満な乳房を、
これでもか、と言わんばかりに揉みしだく。
ふにゃん、ふにゃん、と。正しい形を整えていたはずの乳房は、衣装の上からとはいえ、淫らに蠢く。
「新堂くんも、深崎くんも見てるんですからぁっ!」
「トウヤ」
「ああ、これはいい画だ」
鼻血をぼたぼたと流すハヤトとトウヤ。
彼らは心通じる何かを感じたのか、お互いにサムズアップしている。GJ、ナツミ。
「ちょっとぉ!?新堂くん!深崎くん!?」
「えっへへ〜、あとであたしのも揉ませてあげるからさ、アヤ」
「いいですぅっ!」
真っ赤になってナツミの魔手から逃れようともがくアヤ。
しかし、もがけばもがくほど、ナツミの指先は食い込んで、その指の間からは衣装の布地ごと乳肉がはみ出す。
「まあ、僕はちっぱいも良いと思うんだけどね」
「うひゃあっ!?ちょ、な、なにすんのよっ!!」
今度顔を真っ赤にするのはナツミだった。
いつの間にかナツミの背後に回っていたトウヤが、彼女の胸に指先を這わせていたのだった。
「うん、やっぱり敏感だね。うんうん、それに逆に胸が小さい方が…ほら、なんだか背徳的な感じがするじゃない?」
「し、しらんわ!そんなことっ!つーか、離しなさい!普通に痴漢だかんね!キミ!」
「僕と橋本さんの仲じゃないか。硬いことは言わず、ほらほら」
「んっ…ちょ、ま、待って……っ、ほ、ホント洒落にならないからっ……ん、ぁっ、は……♥」
頬を上気させて、艶めかしい吐息を溢すナツミ。彼女の胸を弄るトウヤは上機嫌である。
「はぁ〜…助かりました」
「うん。いや、トウヤがアヤを助けたというよりも……単純にナツミに触れたかったんじゃないかなぁ」
ぼたぼたと鼻血を垂れ流しにしたまま、冷静に解説するハヤトに、アヤは苦笑いするしかなく。
「……それで、1サイズ大きくなったっていうのh」
「それ以上言うと、どうなっても知りませんよ?」
「……ごめんなさい」
いつの間にかアヤの周りにZOCが展開されているのを確認したハヤトは、それ以上は口にしなかった。
―――ただ、彼が守りたいものは、此処にある。そう思えたのだった。
いちゃついているのか、エロいことをしているのか分からない二人を微笑ましく眺めながら、苦笑を浮かべた。
戦闘システムを従来の形つーか2Dに戻して、PS3で狂界戦争編を描いてくれないだろうか。
なんだか色々と辛いことになってそうだけども。
むしろ狂界戦争が勃発しなかったIFルートが見てみたい
エロ無しで小話投下するよ!
◆◆◆
「調子はどうだ? 黒鉄の鍛聖サマ……」
「その呼び方、なんかテレちゃうよ。まだまだ見習い鍛聖でもっと覚えなくちゃいけないこといっぱいあるのに……」
「仮にもオレに勝った女が情けないこと言うな」
「えへへ、ごめん……」
「情けないのはオレも同じか……。おまえも永遠のライバルが永遠に鍛聖になれなくては格好がつかないだろう? 待っていろ、すぐに追いつくからな」
「そんなのわたしは関係ないけどな。なんてったって、ヴァリラは大切な人だから」
「……言ってろ」
「もしかして、テレてる? テレてる?」
「……うるさい」
「えへへ……。でも、ヴァリラには金の匠合のこともあるし……大変だねぇ……」
「望むところだ。金の匠合も鍛聖になることも、どちらも最高の仕事を見せてやる。そして、このワイスタァンを誰に恥じることのない剣の都にしてみせよう。黒鉄の鍛聖プラティ、おまえとふたりでな……」
◆◆◆
熱気の溢れる工房の中に、一心不乱に鋼を打つ少年の姿があった。
流れる汗も弁えず、ただひたすらに遙か高みをイメージし、心を澄ましてハンマーを振るう。
赤熱した刃の形と厚さが整うと、水に入れて冷却する。鋼は冷やすことによってより強靭な刃へと仕上がるのだ。
熱が冷めたころを見計らい、水出しして水滴を拭う。
そこには、高潔な魂の如く研ぎ澄まされた金色の刃があった。
「違う……重量と耐久性のバランスがわずかに狂っている。くそっ、こんなものではアイツには届かん……!」
どの店に卸しても一般人では凡そ手がつけれられない値打ちを叩きだすであろうその槍の穂は、しかし少年にとっては納得のいくものではなかった。
鉱石の配分、槌を打つ力加減、刃の角度、魔鉱石を使うタイミング、魔力を注ぐ護衛獣とのコンビネーション。
加えて、エレメントの力を最大限に発揮できる刃の形状や重量、自分の手に最も馴染むグリップの曲線と材質、実戦を想定した威力と耐久性の兼ね合い、己の魂を映し出す装飾や銘……課題は尽きない。
「ムイムイ、ムイッ」
「む……ああ、分かっている。今日はこれまでだな。テテ、俺は少し涼んでくるから先に休んでいろ。明日は朝から地下迷宮に潜るぞ」
「ムイッ!」
少年――ヴァリラはそう言って工房を後にした。
「ここに来るのは久しぶりだな」
夜風に金色の髪をなびかせながら、ヴァリラは公園の噴水前で佇んでいた。
昼間は人の往来が絶えないこの場所も、今ではすっかり無人の広場となっている。
ここワイスタァンの主産業は鍛冶であり、当然多くの人間が鍛冶に従事しているのだが、鍛冶の材料を集める手段は、広大な地下迷宮を探索するか、造った武器を売買したお金で商人から購入するかに限られる。
商人や道具屋は日中しか営業しておらず、地下迷宮には朝も夜も会ったものではないものの、自身の生活のサイクルを考えればやはり昼間に探索することが多い。必然、夜は人気がなくなるのだ。
海上都市であるワイスタァンは、冬場がそこまで寒くならない代わりに、夏の夜も涼しげである。先程の作業で吹いた汗も、夜風に吹かれるうちに自然と収まっていた。
月明かりに照らされた、水上に連なる家々。その窓から漏れる光を見て、その一つ一つの光の奥に自分の知らない空間が広がっていて自分の知らない物語があるのかと考えると、なんとなくセンチメンタルな心持ちになった。
(何くだらないことを考えているんだ、俺は)
らしくない、と溜め息を吐こうと息を吸い込むと、肺に染み渡った空気が思いのほか冷たくて、胸を衝かれたような気がした。
振り返れば、自惚れていたものだ。ただ秘伝に従って武器を造るだけでも、極めようとすればきりがない。
その秘伝に従うという行為も、先人達が試行錯誤の末に辿りついた結果を模倣しているに過ぎないのだ。
ワイスタァンの名に恥じぬ自分だけの武器を自分の力で造り出そうというのなら、その困難たるや、並みの努力で乗り越えられるものではないだろう。
多難の道を辿っている今だからこそ、匠合の考えに疑問を持たず、他人の造った武器を振るっていた自分が情けなく思える。
いや、それはいい。今こうして考えを改め、さらなる精進のために研鑽できているのだから。
しかし――
(――それでも、わたしは行くよ!)
あの日、鍛聖になる夢よりも、自分との決勝戦よりもたった一人の友の命を優先し、助けに走った生涯のライバルの姿を思い浮かべる。
結局あの事件は、パリスタパリスに操られたサナレを助け出し、そのパリスタパリスの魂さえも救済してしまったプラティによって幕を下ろされた。
そして、来る決勝戦。
開始時間を大幅に過ぎていたものの、鍛聖達の配慮や観客の期待もあってか、無事御前試合は行われた。
大会史上最大の盛り上がりを見せたその試合は、僅差でヴァリラの槍捌きを上回ったプラティの優勝という形で終わったのだった。
(あの時、なぜ俺は負けたんだ?)
別に結果に文句があるわけではない。
あの日ヴァリラは、鍛冶においても戦闘においても、確かに自分の持てる全てを出し尽くした。その事実はヴァリラ自身が誰よりも一番よく知っているし、その上で負けたのだから、相手の一枚上手だったということだろう。
問題は、その一枚の差が一体どこでついたものなのかということだ。
プラティが自分との戦いの前に、操られたウレクサを破り、父シンテツの形見で造った剣を打ち、サナレとパリスタパリスを解放するための激戦を繰り広げていた。
激しい戦いを乗り越え、成長したというのは分かる。そういうことがあるのは紛れもない事実だし、その事件はプラティにとってそれだけ大きな出来事だったはずだ。連戦の疲労を差し引いても、得たものが大きかったということなのだろう。
だとすれば、ライバルであるプラティにはあって、自分にはない「何か」があるのだ。
あれから一年経っても、未だにそれが分からなかった。
あの時彼女のいた場所にすら到達できていない。今では、更に差が開いているのではないか。そんな焦りが、ヴァリラの胸の奥でかきたった。
「くそっ!」
頭を街灯の柱を叩きつける。
ガン、という鈍い音がするとともに、軽い痛みが走った。気を紛らせるには丁度よかった。
しかし、そこで思わぬ声を耳にする。
「ヴァリラ!」
「……プラティか」
そこに現れたのは、いつもと変わらぬ赤い作業服とヘルメットを身に付けた、白金色の髪をした少女だった。
彼女こそが、ヴァリラの生涯のライバルにして現黒鉄の鍛聖のプラティその人である。
つい先ほどまで考えていた人間があらわれて動揺していることを気づかれないように、ヴァリラは低い声で返事をした。
「ここで会うのは久しぶりだな……何をしに来た?」
「むー。久しぶりだってのに、機嫌悪いなぁ。って、そうじゃなくて! ヴァリラ、頭大丈夫なの!?」
「……それは俺が頭のおかしい人間に見えるということか? それともアレか、キサマ喧嘩を売っているのか。だとすれば望むところだ。高く買ってやろう」
「ちがうってば! おでこ擦りむけて血が出てるよ。ハイ、このハンカチ使って」
「…………」
数分後。
二人は公園のベンチで肩を並べていた。
「それで、プラティ。何か用か?」
「お散歩してたらヴァリラを見かけたから声をかけようとしたんだけど、ぼーっとしているかと思ったらいきなり街灯に頭突きしちゃうから、わたしびっくりしちゃったよ。ヴァリラこそ何やってたの?」
「考え事をしていただけだ……だが、見苦しい所を見せたようだ。ブザマだったろう、笑うがいい」
「そんなことしないけどさ……もしかして、悩み事?」
心配そうに尋ねるプラティの顔は、最後に見た時よりも幾分か大人びていた。
髪は少し長くなり、身長も少し伸びたようである。お調子者で明るい所は変わっていないが、身に纏う雰囲気には少し落ち着きが出てきたように思える。
少し見ないうちにこうも変わるのか。それに比べて、自分はどれほど成長したというのだろうか。
ヴァリラは、ライバルにまた一歩先を行かれたように感じた。
「確かに俺は今壁に突き当たっている。だがそれは、俺自身の手で超えなければならないものだ。だからお前が心配するようなことではない」
そんな言葉が喉まで出かかって、ふとあることに思い至る。
プラティは自分に会いに来たと言った。しかし、今日偶然ここに来たというのだろうか。
最後にこの公園でプラティと話して以来、長らくここに来ていない。今日は武器造りが思った以上にはかどらず、たまたま外の空気を吸いにきただけに過ぎないのだ。
(まさかコイツ、毎日ここに……)
改めてプラティの顔を見直す。プラティは視線が合うと一瞬だけキョトンとした表情を見せたが、すぐに柔和な笑みでヴァリラの言葉を待った。
そんなプラティの表情に、ヴァリラは何も言えなくなった。この少女に自分の弱い心を見せたくはないされど、適当な嘘や誤魔化しで場を濁すことはどうしてもできなかった。
月が照らす公園のベンチで、見つめ合う二人。静寂が包む空間を夜風の音だけが鳴り渡った。見つめあって、どれほど時間が流れただろうか。ぽつり、とヴァリラが呟いた。
「俺は、おまえの事を生涯のライバルだと思っている」
「ライバル……うん……」
「だが情けないことに、肝心の俺の腕が未だお前には遠く及ばない」
「そんなことないよ、ヴァリラは強いもの。決勝の時も本当に紙一重だったし、どっちが勝ってもおかしくなかったと思ってる。だから……」
「勘違いするな、俺は別に自虐をしているわけではない。確かにあの時は互角に渡り合えた手応えはあった。だから負けたことは悔しかったが、すぐに追いつくつもりでいた。だが……あれから大分時間が経つのというのに、このザマだ」
「ヴァリラ……」
「プラティ、なぜお前はそこまで強くなれた」
それは、今までのヴァリラであれば、他人に、ましてやライバルには決して尋ねなかったであろう問いだった。
「どうやったら、お前のように強くなれるんだ」
けれども何故か、今だけは何の抵抗もなく口にすることが出来た。
それは真っ直ぐな言葉だった。
そして、訪れる静寂。
ヴァリラの言葉を一つ一つ噛み砕くように、プラティは何事かを呟きながら、向き直ってヴァリラを見据えた。
「ねぇ、ヴァリラ」
「なんだ」
「私ね、この街が好き。パパが守ったこの街と、この街の皆が大好き。全部、大切なの」
「……そうか」
「だから、パパみたいな立派な鍛聖サマになるには、ただ良い武器を作ったり、トーナメントを勝ち残るだけじゃきっとダメなんだと思う」
「……鍛冶師の三宝のことか?」
鍛冶師の三宝。曰く
剣は鋼の強さにあらず。
剣は武器の腕にあらず。
剣は友の助けにあらず。
それは、そのどれもが欠けてはならぬ心構え。武器が強いだけでは、腕が立つだけでは、強い護衛獣がいるだけでは、良き鍛冶師にはなれないという戒め。
「うん。鍛冶師の三宝。だけど、それだけじゃない」
「ム……どういうことだ?」
「武器は、正しい志を持って使わきゃただの凶器になっちゃう。だからヴァリラとの決勝戦に行くかサナレを助けに地下迷宮に行くか選ばなくちゃいけなくなった時、わたし考えたの。
わたしが何のために武器を作るのかって。何のために鍛聖になりたいのかって」
「……」
「最初はパパや鍛聖様にただ憧れていただけだけど、段々と分かってきた。鍛聖が偉いのは、ワイスタァンの象徴となる鍛冶の技術や剣の腕があるだけじゃない。
この街と、この街に住む人々を守るため力があって、それで皆を幸せにできるから立派なんだってことが」
プラティは時折どこか遠い目をしながら、それでもヴァリラの目を見て言葉を紡いだ。
「だからわたし、サナレを放ってなんておけなかった。サナレも、わたしが守りたい大切な人だったから。
自分のせいでサナレが危険な目にあってるのに、それを見て見ぬふりなんてしたら、きっと鍛聖になる意味なんてないんじゃないかって思う。それに、自分の身を犠牲にしてまでこの街を守ったパパ怒られちゃうなって」
「……」
「もしあの時、サナレの事を他の人に任せたりしたら、きっとヴァリラとの戦いにも集中なんてできなかったし、自分の全てを出し切ることなんてできなかった。
だからもしわたしとヴァリラの間に差があったんだとしたら、きっと技術とか強さとかそんなんじゃなくて、心にあったんだって、そう思うな」
「……そうか」
それっきりヴァリラは押し黙った。
何のために武器を作るのか。
思い返してみる。なぜ強くなりたかったのかを。金の匠合の後継者としてやりたかったこと、鍛聖になって目指したいことはなんだったのか。
母親が死んだ時、大切な人を守れなかった父のようになりたくなかったからではないか。
今では父とは和解し、新たに尊敬を覚えることさえあった。しかしそれでも自分の根本にあるのは――
(大切な人を、守る……か)
心の中で固まっていた何かが、溶けてゆく。
「それが、お前の強さの正体だったんだな」
そう呟いたヴァリラの顔は、どこか清清しかった。
「うん、きっとね……わたしの話、役に立った?」
「それについては、今度仕上げた武器を見て改めて評価するとしよう」
「あはっ、なにそれ。でもヴァリラらしいね」
プラティもそんなヴァリラの様子を見て、どこか安心したように笑った。
そうしているうちに、風が強まってきた。
切り出したのはヴァリラだった。
「……風が出てきたな。これ以上は身体に障る。今日はこれまでにするとしよう」
「うん……ねぇ、ヴァリラ」
「何だ」
「明日もまた会える?」
そう問うたプラティの頬は、少しだけ赤みを帯びていた。
純粋さと無邪気さの中に、ほんの少しの熱と切なさが籠もった質問。いや、懇願だ。
「借りたハンカチを洗って返さねばなるまい。明日もこの時間に来るがいい」
「明後日は?」
「特に用事はない。話したいことがあるというのなら、俺は構わん」
「その次の日は」
「同じだ」
「じゃあ、その次の日」
「……なんだお前、俺に会いたいのか」
「うん。だって、ヴァリラはわたしの大切な人だから」
今日二度目の言葉。
しかし慣れることはなく、相変わらず身体がギクリと固まってしまう。
そんなヴァリラの服の裾を指先で摘むプラティ。
(――それってプロポーズってやつですかぁ?)
金の匠合の在りかたについて父リボディと決着をつけようとしたとき、自分の生き様を見てもらいたいとプラティに告げた際に返された言葉を思い出していた。
そして思う。それはこっちの台詞だ、と。
「ヴァリラはわたしの大切な人だから、ヴァリラに会えると鍛聖のお仕事も頑張れるし、鍛冶ももっと気合入れて取り組める。さっきも言ったでしょ。大切な人がいるから、強くなれるんだって」
「それでね……ヴァリラは、大切な人たちの中でも、その、イチバン大切な人だったりするんだけど」
「ヴァリラは、どうかな……?」
胸板にこつん、頭を寄せて恥ずかしそうに呟くプラティ。
最後のほうになるにつれて言葉が消え入りそうになっていく。
大切な人。プラティはヴァリラのことをそう言った。
ヴァリラにとっては、プラティは生涯のライバルである。その事実だけは決して変わらない。だからこそ、嘘は言わないし誤魔化さない。
「……ぁ」
知らないうちに、ヴァリラはプラティの顎を手で寄せていた。
そして――――
重なる二人の影を、月だけが見ていたのだった。
おわち!
クソ物の話題があったからなんとなく勢いで書いてみた。
自分もストーリーは初代が一番好きだったりする。
それにしても酷い略称である。
あ、
>>933と
>>934の間に1レス抜けてました。
「俺の事はどうでもいいだろう。おまえこそ、どうしてこんな所にいるんだ」
「どうでもよくないよ。ヴァリラはわたしの大切な人だから」
「……」
なんのてらい言葉をぶつけられ、ヴァリラは視線を逸らして押し黙った。
そんなヴァリラの様子を見て、プラティがぽつりと呟く。
「鍛聖のお仕事って、思った以上に覚えることが多くてさ。地下迷宮の探索とか、武器を作る時間も考えると、最近本当に時間が取れなくて。それでもお休みの日とかは、家に帰ったり、サナレやラジィとは会ったりしてたんだけど……」
一旦言葉を区切って、ヴァリラの手に自分の手を重ねる。
その行動に一瞬驚いたような顔をしてみせたヴァリラだが、そのままプラティの声に耳を傾けていた。
「ヴァリラは、工房とか地下迷宮に籠りっきりだったから……だから、ここに来たら会えるかなって思って」
「……俺に会いに来たのか?」
「うん。ずっと会えなかったからね。ゆっくりお話とかもしたかったし」
「そうか……」
「だから、わたしでよかったら相談に乗るよ」
素直な言葉、素直な表情。それがなんとなく眩しく感じられた。
確かにここ最近、意識的にプラティとの接触を避けていた自覚はある。
実際、最後に夜にこの公園を訪れたのは、ひと月ほどは前だろう。
鍛冶の鍛錬や迷宮の探索、金の匠合の次期後継者として父の手伝いなどで忙しかったから。
しかしそれは表向きな理由、自分に対する言い訳に過ぎない。その実ヴァリラは、プラティが遠くに行ってしまうような気がして必死に追いすがっていたのだ。そのための鍛錬であり、修行であるのだ。
ただなんとなく、それを正直に伝えたくなかった。胸の内に妙な引っかかりというか、躊躇を覚えていた。
ヴァリラはそれが、先行くライバルに対する見栄やプライドなどではなく、一人の少女に対する男としての意地だということに気づいていない。
941 :
悪魔キュラー1:2013/10/10(木) 14:16:48.84 ID:jrUF18ao
-傀儡戦争-
岬の屋敷へキュラーを討伐しに行ったトリス一行
一時はキュラーの策略により鬼にされかけたトリスだったが
宝玉の魔力を使い成長したハサハによって正気を取り戻した
形勢は逆転されるものかと思われたが……
キュラー「ククククク……少々驚かされましたが私の敵ではなかったということですかなぁ」
哂うキュラーの前には半死半生のトリスたちがいた
トリス「くっ…まさかここまで強いだなんて…!」
ネスティ「読み間違えたんだ……奴は…僕らの一手先を行っていた!」
リューグ「くっ…くっそおおおおっ!!」
ロッカ「よせリューグ!」
キュラー「ザコがぁ…」
グシャッ
キュラーの豪腕の前にリューグは一瞬でミンチと化した
942 :
悪魔キュラー2:2013/10/10(木) 14:35:06.29 ID:jrUF18ao
アメル「あ…あぁ…そんな…」
目の前の光景が信じられるず恐慌状態に陥るアメル
トリス「アメル!しっかりして!!」
キュラー「いい絶望具合ですなぁ…生贄にはたっぷりと味付けしないとなりませんからな」
ロッカ「リューグ…くっそおお!!うああああああ!!」
ネスティ「よせ!冷静になるんだ!!」
キュラー「馬鹿者が」
ゴギッ
嫌な音がその場に響く
キュラーの弾き飛ばした先にはあらぬ方向に首が曲がったロッカの姿があった
一同はそのあまりもの強さと残虐さを目の当たりにし、恐怖に支配され始めていた
キュラー「さてそろそろ始めましょうか…」
943 :
悪魔キュラー3:2013/10/10(木) 17:47:10.08 ID:jrUF18ao
キュラーは怪しい呪文を唱え始めた
ネスティ「うっ…うああああっ」
トリス「ネス!?どうしたの!?」
フォルテ「うああっ…体が…おかしい!!」
ケイナ「フォルテ!ねぇ!しっかりしなさいよ!!」
ネスティ、フォルテ以外にも体の変調を訴える者が出始める
しかし…
ミニス「ちょっと!私たちはどうともないよ!
なんで男の人たちばかり…!!」
カイナ「まさか…!!」
キュラー「クククッ…気付いたようですなぁ…」
キュラー「そうですよ。私が今行っている呪術は男だけに効く型のものなのです…
そしてどうなるのかは、貴女方もよーくお分かりのはずですよ」
ルウ「そ、そんな…まさかみんな鬼に…」
ニヤァと嫌な笑いを浮かべるキュラー
トリス「お願い!それだけはやめて!!みんながみんなで無くなっちゃうなんてそんなの…!!」
ハサハ「やだよ…お姉ちゃん…みんなをたすけて…」
キュラー「御覧なさい…」
ネスティ「ウ…ウオオオ…」
シオン「アアアアア……」
レナード「グ…グア…アァ」
アメル「い、いやあああああ!!」
945 :
悪魔キュラー5:2013/10/11(金) 19:03:00.88 ID:vWNjcY+g
キュラー「これでもう完全な鬼になりました…貴女方のことももう認識できないでしょうね」
ミニス「ひどい!ひどいひどいひどい!!!!」
キュラー「クークックックック!!!!その男共はわたくしの兵として働いてもらいましょう…
そして貴女方女性は…」
キュラーが合図すると後方から更に悪鬼や悪魔の群れが現れた
キュラー「お前達、その女共を好きにしていいぞ」
キュラーの許しが出ると同時にトリスたちは悪鬼たちに捕らえられた
キュラー「さてわたくしは……」
キュラーの目線の先には隅で震える妖狐の少女がいた
ニヤ。キュラーがハサハに迫る
ハサハ「い、いやっ…こないで…」
946 :
悪魔キュラー6:2013/10/11(金) 21:11:25.70 ID:vWNjcY+g
キュラー「クククッ…怖がることはありませんよ狐のお嬢さん
今からとっても気持ちいいことをしてあげるのですからねぇ」
キュラーは嫌がるハサハの手を取り、奥の方の部屋へ連れて行った
ハサハ「あっ」
ベッドに押し倒されるハサハ
キュラー「ククク…わたくしとしたことがゾクゾクしますなぁ」
慣れた手付きでハサハの着物を解いていく
ハサハ「やだぁ…こわいよ…たすけてお姉ちゃん」
キュラー「お姉さんは来ませんよ…今頃わたくしの部下共にたっぷり可愛がられていることでしょうからねぇ」
ハサハの白い素肌が露になり小さな二つの膨らみが晒される
キュラー「それでは…」
ハサハの乳房が吸い付かれる
書きながら投稿するのはよろしくないな
書き溜めてから一気に投稿するのがいいよ
正義の味方なんておらんかったんや!!
あは〜ん
ありがとう保管庫の神たち
セイフェアもナプアティも激萌え
そろそろ容量的にもレス数的にも新スレ立てる時期だな。
書くネタ決まんないから投稿時間のコンマ秒数で決めてみよう。
コンマ一桁目が1と6なら1、2と7なら2、3と8なら3、4と9なら4、5と0なら5
ジャンルはコンマ二桁目で純愛が0と1、陵辱が2と3、ハーレム複数が4と5、百合ふたなりが6と7
8と9はキャラ決めてから後で考える。
さて、なにがでるかな?
88か。じゃあ3でキャラは加入順で
00アティ、01アリーゼ、02ベルフラウ、03ソノラ、04アルディラ、05ファリエル、06ミスミ、07マルルゥ
08クノン、09アズリアで丁度10人だから二桁目の数字で決めよう。
ベルフラウの運命やいかに。コンマ以下二桁目
0 レックス先生とラブラブちゅっちゅする
1 アリーゼと一緒にレックス先生に姉妹丼されちゃう
2 レックス先生をS気味に逆レイプしちゃう
3 大好きなレックス先生の目の前で悪者にレイプされちゃう
4 大人状態でレックス先生とラブラブちゅっちゅする
5 アティ先生に保健体育の個人授業でいろんなことされちゃう
6 アティ先生と一緒に島の子どもたちに性教育してあげる
7 アティ先生に使用人としての立場を身体に教え込んであげちゃう
8 アティ先生と一緒に悪者たちにレイプされちゃう
9 抜剣の影響で生えちゃったおちんちんでアティ先生とヌチョヌチョする
つまんないから、全て要らん
あくしろ
アティ先生がレイムと3悪魔に返り討ちに合って
ベルフラウと仲良くヤラれる話お願いします
そして最後はアティ先生がレイムに直に血識を吸われてしまう展開が見たいです
9がイイ…
3…がいい
4を兼ねた5
9よろしくお願いします
この中なら4かねぇ
300年あれば例えベルフラウの胸だってCカップくらいにはなると思うし
5に生徒がいなかったのは産休とか育休だと思ってる俺
8がいいです
誰かお願いします
誰も書かないなら俺が書く
滑り込み?9で!
ミント姉ちゃんとアティ先生に挟まれたい