前スレ容量のせいで書き込めなかったので勝手に立てた
ごめんなさい
>>2スレ立て乙です。
前スレで最後に作品を投稿した者です。
容量の残りに気付かず、不本意ながらも、次スレを立てる前に埋めてしまう結果になってしまい。
本当に申し訳ないですorz
以下、最後に入れるはずだった文章↓
最後まで読んで下さり、作者は感謝カンゲキ雨嵐です。ありがとうございます。
ここから先は作者が至らぬゆえに、描写出来なかった内訳を補完しようと思い立ち、用意したものです。
特に興味が無ければ、読み飛ばしてもらっても構いません。
Q:なんでおつるさんは、部屋に篭る前にわざわざ与平に故意に気にならせるようなそぶりを見せたの? こっそり自慰をするなら、むしろ逆効果では?
A:おつるさんはわざと気にならせるよう謀りました。自分の自慰を覗いたという事をダシに、彼をその気にさせ、迫るためです。
ウブな見た目のくせに、本当は計算高い腹黒ビッチに思われるかもしれません。しかし、彼女の行動原理は全て愛する男に初めてを捧げたいという可愛らしい下心から来るものです。
ですから彼女は、根は誰よりも純粋で一途なのです。愛と肉欲は切っても切れぬ関係なのです。
ちなみに、彼女がずっと主導権を取っていたのは、元から献身的な性格であったことと、与平が思った以上に草食男子だったからです。
Q:おつるさんは処女なのに、あんなに手練れているのはなぜ?
A:昔、彼女と同じように人に化け、人間の男性と添い遂げたことのある友達に教わりました。
おつるさんは彼女の話に憧れ、いつか自分も殿方と夫婦になることを見据えて、色々と懇切丁寧に教っていたのです。
ちなみに、彼女は男性との些細なトラブルが原因で仲がこじれ、別れてしまいました。
さらに言うと、その友達はおつるさんを見捨てた仲間とは別のグループの者です。見捨てた者達は彼女の美しさに嫉妬していた連中で、罠にかかった時には、内心いい気味だと思っていたようです。
PS:ちなみに、タイトルは「鶴女房」です。(ホントは先に書くべきだったのですが、うっかり入れ忘れたorz)
>>1 乙です。最近職人さんが減りましたが、みんなで盛り上げていきましょう
前スレで乙しようとしてたら埋まってて泣いた
新スレ乙、
>>3エロ鶴の恩返しGJ!
ラッコ母子の授乳シーンを見て、ラッコ娘は絶対シックスナインとか好きそうだと妄想確信
新スレ乙です、いきなり埋まっててびっくりしましたw
そして
>>3の方も前スレ作品gjでした。自分は和風な作品がどうもうまくかけないので素直に尊敬です
とりあえず自分も夏っぽいものとか書きたいなあ。
♪ マスかきが好きな金太郎
♪ 熊が跨がり女の稽古
意味不明な電波を受信したが、SSにする技量が無いのでネタだけぶっぱ
自然界で交尾の際♀優勢なのって
カマキリ以外だと何があるだろうか?
本能的に攻めにしか回れない雌たちの苦悩とかいいかなあと思ったんだが
交尾に限定してるわけではないが矮雄はそれに該当するんじゃない?
おお、いわゆるノミの夫婦というやつか。
体格差とかも好きだからなあ、♂側を男に置き換えてなんとかしてみようか。
・絶滅扱いになってしまったニホンカワウソの話です。
・エロシーンは短いです。
・なんだかどたばたというかぐだぐだです。
渓流釣りを楽しんでいたら意識が遠のき、見えるのは白濁した場面。
川の水の音は聞こえるから岸辺か?
「クリティカルと思ったら石の中に頭が!」
何かが言っている。
「傷めておいて傷めずに持っていくのもなんだか…」
意味はわからないが解かる言葉で言っている。
これは夢か?
「ゆ〜めで〜あります〜♪」
*
目が覚めた。
薄暗い場所。洞窟というより掘った横穴、何かの巣のようだ。
仰向けで寝ている状態でも天井が低く感じる。
多分立つと天井に頭をぶつけるだろう。
体を起こして胡座をかく。
「ここはどこだ?」
6畳ぐらいの広さで壁面には蝋燭が四方に置いてあり、ここが人工だとわかる。
自分の座る左右と真正面の3箇所の行けそうな道というか横穴がある。
どの穴も中は暗く状況はわからない。
「どれが正解だ?」
「暗いんですが壷ですから出れますよ」
声と共に左の穴からぬっと何かが出てきた。
「内にも外にも戻れます。今ならお試し時間ですよ?」
すくっと2本の脚で立ち止まり、
右には竹魚篭、左には一升瓶を持って
頭に笠をのせた茶色い毛の有尾の獣が言った。
「お試し時間終りますよ?」
大きな口をにたっとさせたそいつを見るなり
俺は急いで右の穴にはいつくばって入って行く。
俺の背にそいつは焼魚と刺身はどっちが好きかと問い掛けたが無視した。
そして30分後、俺はそいつと酒を飲んでいた。
*
「この刺身も旨いな」
「アカメは遠洋漁業の成果です」
目の前の飲み相手は沢蟹を食べながら答えてくれた。
「いい加減、笠を取ったらどうだ?」
相手の空いたぐい呑みに気付き一升瓶を持って何度目かの問いをしてみる。
「笠は駄目です。笠はカワウソの証なのです。取る時は…おっとと」
やはり何度目かの答えをしつつカワウソはぐい呑みで酒を受けた。
そう、目の前の茶色い毛の笠かぶりの有尾の獣はカワウソだったのだ。
本人曰く由緒正しいニホンカワウソだとか。
しかし俺の知っているカワウソは
茣蓙の上の座布団に座り、短い後足を前に出し、背を垂直に立てて、
右前足でぐい呑みを、左前足で沢蟹や刺身を取って口に運ばないし
なにより人語を喋らない。
しかし一升瓶を2本空ける程、差しつ差されつしてると
ぐい呑みでカワウソが酒を飲んでも気にならなくなる。
「まぁいいか細かい事にこだわるといい酒が不味くなるしな」
「都会ではワインらしいので
お酒ぐらいしかないので心配でしたがお口に合って良かったです」
「都会でなんでワインかわからんがこの…かわうそ…まつり?は凄く旨いな」
「長州あたりに棲む仲間が持ってきてくれるのです。
カワウソが祭で飲むので…都会ではだっさいと言われそうですなぁ」
頭に手をやり、にまっと笑うカワウソ。目を細めて笑うこの様にも慣れた。
「ほぅ他の処にも仲間がいるのか」
俺の問いにカワウソが止まる。
そして少し頭と髭を垂れ短い両手で器用にぐい呑みを持つ。
「…昔は日本国中に、それこそ加賀のお城の堀や蝦夷地にもいました。
しかし、時代が変われば変わるほど仲間は減ってゆき…」
「そんなに減ったのか?」
「はい。今では祭を開けるかどうかぐらいで…」
よりうな垂れるカワウソ。
酒瓶のカワウソ祭という言葉にもそんな願望にも似たものがあると思うと悲哀を感じる。
「なんか、すまんな」
「いえいえいえ。こんな湿っぽい話はいけませんな。酔い過ぎたやもしれません」
「そうだな。俺も飲み過ぎたかもしれん」
残った酒を呑み干し、綺麗に食べた肴に感謝しつつ骨や甲羅を別け始めた。
「蟹は堅かったですか?」
「なんだか硬過ぎるのがあって甲羅の破片は出しちまった、すまんな」
唐揚げされた蟹は美味しかったのだが大きいのは堅くて甲羅は飲みきれず皿に出していた。
カワウソはバリバリと食ってはいたが。
「それはいいのですが…」
なんだか視線が蟹の甲羅に向けられてるような気がする。
「どうした?」
「折れた蟹の甲殻で…」
「で?」
「貴方の好きなカワウソがわかるのです…」
そんな事聞いたことがないのはカワウソの事だからとしても
なんだか気配が変わってきたような…
「…呑みました。食べました。折れました」
「お、おい。カワウソ?」
「ふふふ。ははは」
なんだかおかしな笑い声を発しながらカワウソはすくっと立ちあがって笠の紐を解き始めた。
「どうしたんだカワウソ?」
「笠を取ります、御覧あれ」
そう言ってカワウソは笠をぽいっと放り投げた。
酔いで少しふらふらしてるがなんだか少し変わってきたような…
「遠い異国の地にアザラシのセルキーというのがいましてね」
「ほう」
「それがその皮を脱ぐと素晴らしい美女が出るそうです」
「それは凄いな」
慣れたがカワウソが器用に喋るのも凄いけどな。
「期待して下さい」
顎下に両手を当てながらカワウソが言う。
「うん、まぁ、よくわからんが期待しよう」
「ぱかっとな」
顎を上げるようにすると被り物のように頭は後ろへ倒れ
その下からは人の女の頭が出てきた。
「おい、本当に被り物かよ!」
女の顔がにやりと笑ったかと思うと首下からすっと手を下げた。
すると真ん中からチャックで開いたかのように毛皮が左右に離れ、中から女の裸体が見えた。
女の体は滑らかそうな肌艶で
小ぶりの乳房、同じようにあまり肉の付いてない尻は
愛らしさのある瞳、潤いある唇、小さめの鼻、
前髪を額でざくんと切り揃え、後髪を耳の下辺りで切り揃えた…御河童頭。
その顔と体つきで女は女でも少女であった。
「こりゃなんとも…お嬢ちゃんだったのか」
只の飲兵衛が出てくると思ったがこれは流石に驚いた。
「豊満な美女でも出ると思いましたか?残念でしたね」
と言いながらカワウソの中身だった少女は脱いだ毛皮を畳んだ。
何故、涙ぐむ?あ、涙を腕で拭い取った。
「さて、宴もたけなわでございますが…」
「そ、そうだな」
こちらを見る元カワウソはなんだか怖いので少しずつ離れる。というか何か着れ。
「ここら辺で一本〆としたいと思います…」
「一本〆?」
「では、御身体拝借!」
言うが否や元カワウソは飛びかかってきた。
「おい、こら」
「いいではないか、いいではないか」
「離れ、うわぁ酒臭っ!」
顔を近付けられ、尋常じゃない目と(自分もそうだろうが)酒臭い息がくる。
「パパン、パパン、パパパンパンと手ではなく腰を打ってくれればいいですから!」
どこにこんな力があるのか引離すどころか服を脱がしベルトすら緩め始めてきた。
「ちょ、やめ」
「嫌です!この機会を逃したら一匹悲しくカワウソの生涯を終えてしまいます!
ですから、ちょっと孕ませて頂ければあとはお帰りは自由ですから!」
「それにしたって、子供とする気はねぇ!」
「安心してください、子供に見えても中身は大人!凄いですよ!」
「御河童頭の子供にしか見えねぇよ!」
「おかっぱ!?河童の事なんてどうでもいいじゃないですか!」
俺の上に全裸でマウントポジションをとる少女は憤慨した。
「河童じゃない御河童頭!その髪型だ!」
「紛らわしいですねぇ!」
「だいたい河童とカワウソは似たようなものじゃないか」
「むぅ!怒りましたよ。
あんな胡瓜と皿しかないような相撲取りと一緒にするなんて!
河童と仲良くするならツチブタと空を飛んだ方がましです!」
「はちゃめちゃ過ぎて意味わかんねぇよ!」
「さぁ!挿しつ挿されつしましょう!」
「挿されてたまるか!…あっ?」
狂気じみた少女の背後の右穴に何かの目がいくつも見えた。
あの目はカワウソだな。他にもいたのか。
俺の視線が気になるのか少女も同じ方を見る。
ほぼ180度だがよく身体を捻れるな、あ、カワウソだったな。
「あ!お前たち!何を見てるですか!」
少女に吼えられてもまだ穴の中からまだ見ているのがいる。
「もぅ!私が選ばれたんだから向うへ行ってるのです!」
ぷんぷんといった感じで少女は穴の方へ向って行った。
「はい戻った戻った。選ばれなかったものは尾でも咥えて悔しがってるといいです!
さ、お待たせしました〜子・作・り・しまっしょ!って、逃げたー!」
*
少女が仲間に構っているうちに穴に逃げた。
酒を飲む前に入った時、
右の穴は左の穴から出て、左の穴は真正面の穴から出た。
というわけで真正面の穴に飛びこんだが
これでまたあの場所に戻ったら…いや、大丈夫なはずだ。確証はないが。
一縷望みで四つん這いで暗闇を進んで行くと
徐々に穴の大きさは立っていけるぐらいに大きくなり、下り勾配の向うに光が見えた。
蝋燭の光ではなさそうだ、これなら…
「アッーーーーーーーーーーーーー」
足下をとられそのまま滑って光の中へ入ったら前へ飛ぶように落ちた。
背中から水に落ち、浮上する。
「…なんだ、ここは?」
痛みで身体が動かせないのでぷかんと浮きつつ周囲を見る。
一本の大樹のある小さな小島がある池。
池の周囲には草が生い茂り、カワウソ達が窺っている。
手で小島に頭を寄せて天を見る。
太陽は見えないが天から日差しはあり
ぐるりと囲うような岩壁の3mぐらいの高さに穴がぽつぽつとある。
あの高さから落ちて下が水で良かった。奈落の底なら大怪我だ。
「待てーーーーーーーーーーーーー」
自分が落ちてきた穴から声がすると思ったら落ちて水柱を立てた。
それが顔を出す。飲兵衛カワウソ少女だった。
「逃げるとは何事ですか!あんなに愛し合って絡み合ってたのに!」
「茣蓙の上でくんづほぐれつしてただけだがな」
「いい茣蓙用意し…あぁ〜そうでしたか〜」
さすがに身体がまだ痛いのでよく見えなかったが
頭に手をやったとするとにまっと笑ったな。
「それでしたら近道を教えましたのにぃ〜」
カワウソらしくすぅ〜っと移動して俺の足下にきた。
「よいしょっと」
「痛たた」
少女は足の裏を両手で押して俺の上半身だけを小島にのった状態にした。
そして身体の上に重ねる様にのる。
「うふふふ」
水中でパンツごとズボンを下ろされた。
「やめろ〜」
まだ続く痛みと両足を拘束するようになっているズボンで逃げ様がない。
「まさか伝統の樹の下で交尾するなんて…」
両手を頬に当てる。
「なに、ぽっとしてるんだ、お前は」
「この伝統の樹の下で…ちなみに私達カワウソは水中で交尾するのですが、
交尾をすると丈夫な子供が生まれるんですって、何度も」
「そうかいそうかい。それは同じ仲間にしてもらえよ!」
「…いないんですよ」
いきなり鬱な状態になるカワウソ。
「何が?」
「男が、牡が!
人間が毛皮を獲っていったから男が減って!
今残ってるのはうら若き乙女ばかりでニホンカワウソは絶滅してしまうのですよ!」
「確かにカワウソは見かけないと思ったがまさかそこまでとは…」
「だから犯すんです。子作りするんです。未来に向けて!」
種族の繁栄の使命感なのか人間に対する復讐か鬼気迫る少女は
そう言って俺の股間に手をやりイチモツを握る。
しかし水中の愚息は冷えて縮んでいる。
「…人の皮も取ってしまいましょう」
ひどい!それは後ろにいっただけでちゃんといつもは顔だしてるのよ!
「すりすりっと」
カワウソの妙な手芸で幸か不幸か愚息はしっかり元気に顔出した。
「それでは…」
「や、やめ!」
にゅるっとした感じで入っていき中は温かい。
「あぁたまりません!たまりません、この感触!
熱くて、堅くて、膣内とくっ付いてしまいそうです!」
カワウソは虚ろな目で下半身を擦りつけるように動かして悶えている。
上下に動いてもいないのに竿を締めたり緩めたり細かく刺激する。
膣内は別の生物がいるみたいだ。
「あふぅ、少し来ました…」
「あかん、出そうだ、抜け…ぬっ?!」
なんとか腰を下げて抜こうとしたが膣から抜けないうえにカワウソの足が腰に巻付いてきた。
「だめ、です、よ。子種を出して…子供が出来ないと…」
「ぐっ」
膣の肉の動きに噛み締めて耐える。
「あーん、えい」
カワウソが涎のしたたる口を大きく開けて肩口に噛みついた。
「痛ーっ!」
思わず叫ぶとそれと同時にカワウソの中に発射する。
「あ、あ、あ、あ、あ…あいーん」
カワウソは抱きついたまま最後の一滴まで搾り取ろうと腰を密着させた。
「出しちまった…」
出しきってしまってこれで終ったという安心感と倦怠感。
「まだですよ?…まだ足りないんですから…」
そう言うと腰の足を解かないままカワウソは体を起こして膣内をうねうねと動かし始めた。
柔らかくなったはずの愚息は再び元気になりまた充填し始める。
「5匹は欲しいですから、あと4回は頂かないと」
「なにー?!孕んだら帰るのは自由じゃなかったのかよ、嘘つきめ!」
「カワウソだけに可愛い嘘じゃないですかぁ」
両手を頬に当てながらくねくねする。
「科をつくるな、締めつけるなぁ!」
*
結局、あれから5回出されてから解放された。
「2ヶ月で生まれますからね、お父さん」
「…お父さんじゃねぇ…」
疲労感が半端なく仰向けのまま横で腹を擦っているカワウソに言う。
「と、とにかく、終ったから、俺は帰るぞ」
「?」
困ったような眉で笑みを浮かべるカワウソ。
そして岸の方を指差す。
「はん?」
その先を見てみると、
カワウソやら身体だけカワウソやら毛皮を畳んでる少女やら…
「どういうこった?」
横のカワウソに聞こうとしたら岸に泳いでいってる途中だった。
で、岸に着くと口をにたっとさせてから言いやがった。
「さぁお前たち!子種を盗んでこーい!」
「はーい!」
嬉々としたカワウソ少女たちがこっちへ向ってくる。
まさかあの数にあの回数絞られるのか…
「もげるな…こりゃあ」
以上です。
連続8回で規制がかかって書き込めませんでした。
すみません。
うん、これはもげるしかないな、色々な意味で
こういうなんというかひねりのきいた文章というか、見てて飽きないのはいいな。GJ。
だがもげる。
23 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/31(金) 01:11:45.52 ID:wmWEYnxC
続きが気になる
24 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/31(金) 11:57:16.23 ID:DHdrrV0C
続き読みたいなあ
乙です
もげる前に続きが読みたいなぁ
26 :
12:2012/09/02(日) 23:00:17.06 ID:25Wkf05a
>>21-
>>25 お読みいただき感謝。
とある本にあった加賀の川獺の話ではもげますが
やはり人数いったらもげますかね。
続きはちょっと考えてみましたが
なんだかスレから大きくずれた河童大戦争なんぞに…
ではまた。
やはりチャンピオンは素晴らしいな
28 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/15(土) 13:02:56.19 ID:CgeW1Ogv
浮上
テスト
てすてす
ダンゴムシ×ダイオウグソクムシ
・牛娘の話
・男一人、女複数で逆輪姦あり(メインは二人)
・男が割と情けない感じ
・搾乳、噴乳描写あり
以上のことが大丈夫な方、どうぞ。
この物語の舞台は、この世界とはちょっと違う世界。
人に近い姿と知能に、獣の特徴と身体能力を併せ持つ「獣人」という生き物が普通に存在し、世間に受け入れられ、人間と変わらぬ権利を持っている世界。
そんな世界の、とある高校において。
「―――は?牧場の手伝い?」
「そ。ちょっと今年、男手が足りないんだわ」
ある男女が、放課後の教室で話をしていた。
「頼むよ上田ぁ、ご飯も出すし、バイト代も弾むからさぁ!」
ちなみに男のほう―――つまり僕の名を、上田隆。高校二年生。
「いや、牧村先輩の実家がこの辺でもおいしい牛乳で有名な牧場を経営してて、そっちの人手が足りないから臨時で働き手を探しているっていうのは分かったんですが…」
彼女のほうを、牧村めぐという。高校三年生である。
といっても、彼女のほうは正しくは人間ではない。
頭に生えた耳と二本の角を見れば、この世界の人間であれば一瞬で牛の獣人だと気づくだろう。
詳しいものであれば、そのもととなったものが乳牛として知られるとある種ということまでわかるかもしれない。
「そんなこと言われても…やったことないですし。そもそも僕より体力のある男なんていくらでもいるでしょう」
「そこをなんとか頼む、このとーりっ!」
「ちょ、抱きつかないでください!」
頭一つ分大きな彼女に突然抱きつかれ、種族の特徴であるそのハリのあるスイカみたいなサイズの胸の感触と、褐色の肌から香る女の匂いに僕は顔を赤くした。
「たーのーむーよー!ほかの男どもはみんな予定あるだろうから、お前くらいしか頼れんのいないんだって!」
「それはあれですか、僕はどうせ友達いないから暇だろうっていう考えですか…」
「ん、違うのか?」
「………」
ちなみに僕と牧村先輩、こんなあほらしいやり取りをできる程度には仲がいい。
特に劇的な出会いとかがあったわけでもないが、校内ではすでに少し変わったコンビとして知られている。
しかし、恋仲というわけでもない。……今のところは、だが。
「えーえーどうせ暇ですよ…佐野も蛇島も彼女とデートですよ…ふふ、ふふふ…」
「あー、もうごめんって…まあ、その、…時期が、時期だしな」
今は7月、もう夏休みが間近に迫った時期である。…というか、実は明日から夏休みだ。
この世界においては夏休みは少々長く、大体7月半ばから9月半ばくらいまで、どこの高校も休みになる。
それはなぜか、というと。
「――僕みたいな人間にはわかりませんけど、毎年難儀ですよねえ…『発情期』って」
そう、獣人たちが一斉に「発情期」に突入してしまい、正直言って学業どころではなくなってしまうからである。
(なぜ多様な種類の獣人たちが一斉に発情期を迎えるかというのは専門家の間でも諸説あるが、一番の原因は気温や湿度の上昇によるものとされている)
「佐野は別クラスの兎野さんについさっき拉致られていきましたし、蛇島は逆に一年の蛙川さんをかっさらいに行きましたねえ…」
ちなみに佐野は純粋な人間、蛇島は蛇の獣人である。ともに僕の友人だが…友情より性欲をとった裏切り者なのでこの際どうでもいい。
「はっはは!まあ、この学校で独り身の奴探すほうが難しいだろうな!そいつらもこの夏で相手見つけんだろ。…一部例外除いて」
「がふぅっ…!(←「一部例外」なやつ)」
どんより落ち込む僕に、ある種追い討ちとも取れる言葉を笑いとともにぶつける先輩。
とどめを刺された僕は、がっくりと崩れ落ちた。
(――――なんでそこで「独り身同士仲良くしましょう」って発想に行かないんだよ、ばかやろ)
「…?なんか言いました」
「―――っ!?や、な、何も言ってないから!」
「はぁ」
「あー、と・に・か・く!これは先輩命令だからな!最低でも夏休み最初の一週間はうちで住み込みで働いてもらう!」
「はぁ…はぁあ!?」
「異論は認めん!じゃ、明日からよろしくなー!」
「ちょ、ま、先輩い!?」
全力疾走する牛の獣人に追いつける人間など、そうはいない。
あっという間に彼女は見えなくなってしまった。
「…いや、まあ、ラッキーといえばラッキーなんだけどさあ…うわどうしよ、緊張してきた」
なにせ、高校に入ってからのあこがれの先輩のご自宅、しかも泊りがけなのだ。
そりゃあ緊張も期待もするというものである。
(へ、へへへへ…やった、やってやった!あいつのことだからあたしの頼みを断るってのはない。だから間違いなく手伝いに来る。
そうすれば…「みんな」で、あいつをぐっちょぐちょの虜にして…あたしもさっき我慢してた分たっぷり…うぇへへへへへへハァハァハァ)
―――翌日。
「―――で、結局来てしまったわけだけども。…ここでいいんだよなあ?牧場っていうわりに周り畑と森ばっかりで、牧草地とかもないんだけれど」
僕は郊外にあるやたらでっかいドームか何かのような建物の前にいた。
とりあえず、到着を告げようとする。
「――あのー、ごめ(―――ずだだだだだだだっ、ばたーん!)「いいいいいらっしゃい上田!おお遅かったじゃんさあどうぞ入れ入れ!!」…お邪魔します」
…「ごめんください」を言い切る前に現れた彼女ー牧村先輩ーの姿に軽く引きつつも、僕は建物の中へと招き入れられた。
外観通りやたらと長い通路を通りながら、先輩は施設についての説明を始めた。
「あ、あのな、きょきょきょ、今日からおおまえにはちちちちしぼぼぼりとたたったたたた」
―――日本語として聞き取るのは少々難しいくらいにかみかみだったが。
「…先輩、顔も赤いし息も荒いですから、まずはいったん落ち着いて深呼吸したほうが…」
「ばっ――で、できるかばかやろ!んなことしたら余計匂い吸い込んで悪化して―――!」
「はぁ?…匂いって、確かに今日暑いんでで既に結構汗かきましたけど…。…あ、すいません、先輩鼻いいですし臭かったですかね?」
「まっ、うわあああああ謝らなくていいから!だからそのままでいろ!消臭スプレーとか無粋なもん取り出してんじゃねええええ!!」
「は、はぁ…?」
僕がエチケットに気を使って常備していた消臭スプレーを、牧村先輩はものすごい剣幕で取り上げる。
―――そして、なぜか後ろを向いて鼻を軽くつまんでしゃべり始めた。
「―――ぅう…まだだいぶにおうぅ…じゃ、説明始めるぞー…」
「はい…?」
「あー、簡単に言うとこんな感じだ。
・今日からお前には五日間、住み込みで牧場の作業を手伝ってもらう。
・お前にやってもらうのは、主に乳牛への種付け作業。後は搾乳も少し手伝ってもらう。
・作業は主に午後からこの先にある大部屋でする。午前は休憩。
・かなり体力を使うので休憩時間はしっかり休んで食事もしっかり食べること。
・もし気に入ったら夏休み中住み込みで手伝ってくれるとうれしい…というかぜひそうしてくれ。
―――ってところか。ふぅ…質問とかあるか?手短に頼むぞ。…その…あたしが限界だから…」
「(限界って何が?)あー、その。一ついいですかね」
「な、なんだよぅ、はっ、早くしろよぉ…!」
「はいはい。…種付け作業とか搾乳とかって、かなり経験がいるんじゃないですか?素人にやらせていいもんなんですかね?」
「ぅふ、っああ、うちは特殊でな、男しかできねえんだよそれ。…く、ぅう、まじやべえよぉ…!」
男しか、とはどういうことだろう。
僕の脳内にあるのは、乳牛にあれやこれやと専用の器具を取り付けてする作業だ。
別に機械に強いわけでもない自分が、しかも全く何のレクチャーもなしにできる仕事ではなさそうな気がする。
「は?いやだって搾乳機とか使い方わかりませんし、牛の種付けなんてそれこそさっぱりなんですが。もっとこう、雑用的な―――」
「―――――ぐあぁああああああああ!!もーいい!さっさと飯食ってこいばかやろぉ――――!!」
時は過ぎて、午後一時。
「あー、昼食にしてはボリュームあった…」
なぜか真っ赤になった先輩に急かされるように食堂らしきところで食事をかき込み、これまた急いで指定された部屋の前にやってきた上田であったが、結局仕事内容についてはまったく指導を受けないままであった。
「…えーと、確かこの部屋の中に入って待ってればいいんだったか…お邪魔しまーす…」
ぎぃい…
木の大きな扉を押し開けた先に見えたのは、
「あれ、電気ついてないのかな?暗くて何にも見え、な」
真っ暗な闇と―――
「―――は〜い、いらっしゃ〜い♪」
――――見慣れない獣人の女性の、真っ白な裸体だった。
「――――――は、ぇ?」
「んもぉ〜、お〜そ〜い〜よ〜?おか〜さん、危うくお昼寝しちゃうところだったじゃない〜」
「は、いや、え?」
上田の脳内は、完全にパニック状態になっていた。
状況を把握しようと周囲を見回しても、かなり広いらしい上に真っ暗な部屋の中では、視覚が捉えることができるのは目の前の女体のみ。
とすればその女体だけが目に入ってくるわけだが。
それは、今までの人生で一度も女性と付き合ったことのない僕にとっては、あまりに刺激が強すぎた。
何か台のようなものの上に乗っているらしく、四つん這いになったその肢体にはたっぷりと肉が付き、しかし女性としての美しさは損なわず…むしろ目視できるのではないかというほどの艶やかなオーラを醸し出している。
そして、
(――――で、でかい…!先輩より、更に…!)
そしてその胸部には、先輩のを普通のスイカとするならこっちはギネスに乗りそうな化け物スイカとでもたとえることのできそうなほどの凄まじい爆乳が、重力に程よく従ってたわわにふたつ実っていた。
「――――あぁ、もー、きてたのかぁ」
「―――えっ?」
…目の前の女体に完全に目を奪われていた僕は、先ほどから開け放たれたままの背後の扉から入ってきた影に気づけなかった。
突然、背後からがしりと肩をつかまれ、後ろに引っ張られる。
そのまま僕は―――なにか、とてもやわらかくておおきなものに、全身をうずめられてしまった。
どこかで―――割と最近、体験したことのある感触が、なんだったのかを思い出す前に、
「―――あはぁ、つかまえたぁ」
「あらあら〜、めぐちゃんったらも〜我慢できないって感じかしら〜?」
――目の前にいる女性が正体をばらしてくれた。
(え、「めぐ」?それって、もしかして牧村先輩のことか?)
「ねえかあさん、いいよね?もーいいよね?あたし、我慢しなくていいよねぇ?」
「は〜い、今日までよく頑張りました〜。も〜いいですよ〜」
(ってことは、今後ろにいるのは―――)
「せんぱ――――むぐぅうううう!?」
振り向いた瞬間、唇を奪われた。
「ぶちゅ、んじゅるるるるるるぅ♪」
「ん゛っ、む、ううう゛う!?」
そのまま舌を入れられ、熟し切った果実のような濃い匂いを放つ唾液を口いっぱいに流し込まれ。
「んずるりゅりゅりゅりゅ、んじゅるるぅううう♪」
「ん、ん゛ぅ、ん゛ぅうううう」
喉の奥まで、ずるずるべちょべちょと舐めしゃぶられながら舌を入れられ。
「じゅるるるる…ごきゅ、こくっ…ずりゅりゅりゅりゅ…ちゅぽんっ!」
「んっ、ん、ぅ、う゛…!っかは、ぁ…!」
食道までじっくりねっとりと味わわれたのち、口の中にたまった唾液を飲み干されながら舌を引き抜かれ。
「ぷはぁ…。んふ、べちゃ、ぺろ、おいひぃ、あせも、つばも、ぜんぶ。じゅる、びちゃぁ…」
「ふは、んぅ、あ、んぷぁ、…、……ぁ…」
最後の仕上げとばかりに長い舌で顔中をべろべろとなめまわされ、顔中を強烈なにおいの唾液でべちょべちょにされて。
「――――まきむら、せんぱ、ひ」
「――――うん」
僕はやっと、彼女を呼ぶことができた。
口内を蹂躙されつくして全く力の入らない僕の体を、先輩は優しくベッドー先ほど僕が何かの台と思っていたものは大きなフカフカのベッドだったようだーに横たえてくれた。
夏場ということで薄着だった僕の服は、いつの間にやら下着まですべて破り捨てられてその辺に投げ出されている。
うまく働かない頭と、完全に蕩けてしまっている顔の筋肉を必死に動かして、僕は疑問を投げかけた。
「なん、れ、こんな、こと」
「あれぇ〜?めぐちゃん説明してないの〜?」
その僕の問いかけに反応したのは、先輩ではなくもう一人の白い肌の女性のほうだった。
「だ、だって、頭の中まっしろになっちゃって、我慢、するので精、いっぱいで、はぁ、はあ」
「も〜、めっ、ですよ〜?…じゃあ私が説明してあげるね〜。―――上田くんだっけ〜?とろとろなお顔してるけど、ちゃんと聞こえてるかな〜?」
「ふ、ぁい」
「よしよし。え〜と、私はこの子の母親のゆきです〜、よろしくね〜。それで、キミにこれからしてもらうお仕事だけど〜…」
母親だったのか。肌の色も褐色と白色、纏う雰囲気もゆきさんのほうがほんにゃりとした感じなのに対し先輩はより活発な感じだが、
言われてみれば似ていなくもない気もする。主に胸とか、角とか。
そんなことをぼんやりと考える僕を尻目に、ゆきさんはとんでもない爆弾をぶち込んでくださった。
「―――種付け作業をしてもらいます〜。『私たち全員に』ね〜」
「ほぇ」
「うちではね〜、私たち自身から出たお乳を商品として売ってるのよ〜。とっても評判がいいし、量もたくさん出るから大繁盛なんだけどぉ〜…」
「でも、やっぱり母乳だからぁ〜、赤ちゃんつくらないとでないのね〜。そうすると商売あがったりなの〜」
「めぐちゃんも、も〜お年頃だからお仕事に入ってもらわないとなんだけど〜」
「いつもはかわいい子さらっ――げふん。日雇いの人にお願いしてたんだけどね〜。めぐちゃんは初めてだし、こういうことはやっぱり好きな人とするのが一番ってことでぇ〜、キミに『種付け』してもらおうと思ったの〜」
「とゆ〜ことで〜、めぐちゃんにおちんちんずぼずぼして種付けしてあげてね〜?」
「……あとついでに、最近若い子のおちんちんご無沙汰だったから私にも頂戴ね〜?」
…理解が、追いつかない。
なんだこれは、どうすればいいのだ。
「う〜ん、なんかよくわかってな〜い?…まいっか、やってりゃそのうちのってくるでしょ〜。は〜い、めぐちゃんお話終わり、いいですよ〜?
まあ、理解しようがしまいが、選択肢などなかったわけだが。
「――――ふすーっ、ふしゅぅうううーっ!!」
先ほどから散々お預けを食らってもういい加減限界だったのだろう。
まだ体が思うように動かない僕に向かって、まさに闘牛のような勢いで先輩が突っ込んできた。
先輩はそのまま僕の上にのしかかると、まず僕の頭を胸に抱きかかえた。
「むぐぅ…!?んー!んー…!!」
「ぶふーっ、ふー、ふぅうー…!」
鼻と口が先輩の柔らかい胸でふさがれ、ほとんど呼吸ができなくなる。
ほんのわずかな隙間から入ってくる空気も、発情した雌の濃厚なフェロモンを大量に含んで僕の脳をしびれさせる。
「んー………んうぅ……ぅ……」
「ふぅう、ふぅうう!」
呼吸困難による酸欠とフェロモンの効果で、ただでさえほとんど残っていなかった抵抗する力が根こそぎ奪い尽くされていく。
「ぅ……………」
「ふふ、ふ…!」
そして、僕の体から完全に力が抜けきった時、
「―――ん、ふ…!」
「―――ぁ」
彼女は僕を解放すると、僕の体で一か所だけ力がみなぎっていた部分―――僕の股間に、狙いを定めて一気に腰を落としてきた。
―――ぐちゅちゅぶちぶちっ、ごりゅんっ!
「――ん゛も゛ぉおおおおぁあああああーーーー!!!」
「――あ、ひぇ、ぁお、ぉ」
腰から下がまるごと飲み込まれでもしたかのような、凄まじい感覚。
僕にできたことは、情けない喘ぎ声をあげながら彼女の一番奥で精液を噴きだすことだけだった。
―――どびゅるるるるるっ!ぶびゅううう―――――!
「お゛おほぉおおおお゛ぉ!?ぉ、も゛ぉお、おお――――!!」
「ぁ、あっ、あ、ぅあ、ひぃい」
射精というより放尿に近いような勢いで、精液が噴出してゆく。
そしてそのすべてが、ごきゅりごきゅりと音を立てて先輩の子宮に飲み込まれていくように感じた。
というより射精が止まらない。先輩のナカはまだ僕の陰茎を強烈に吸い上げている。
しかし―――このままでは、何か出してはいけないものまで、全部出し尽くしてしまうような、そんな悪寒が。
(だ、れか、たす、け―――――――)
―――視界の端に映る、白い肌。そういえば、この人がいてくれたんだった。
「あ、ゆき、さ、たしゅ、け」
「んん〜!なんか私ものってきちゃった〜♪」
―――次の瞬間、顔面に何かやわらかくてずっしりとした何かが落ちてくるとともに、視界が何とも言えない鮮やかな赤に覆われた。
「っふ…!?ぅ、む…!?」
同時に鼻を衝く、先ほどまでとは比較にならないほど濃密な―――それだけで気が狂いそうなほどの雌の臭い。
「あふぅん…♪そ〜ですよ〜、もっと舌使って、おまんこの奥までぺろぺろしてね〜?」
それがゆきさんのおまんこであり、僕は先輩に騎乗位で精液を搾り取られつつ、ゆきさんに顔面騎乗されておまんこを押し付けられていたということには、その時の僕は気づけなかった。
「――――ふひゅ、ひゅ、ひ――――――」
「あぅうん♪ぴくぴく、震えて、かわいいよぉ〜…♪」
「おお゛おお!お゛お――――!!」
ただ、陰茎からは一層勢いよく精液が噴き出した。
―――びゅる、びゅく、どく、どくん…とく…ぴゅっ。
射精を始めてから、どれほどの時間がたっただろうか。
ようやく、僕のムスコはその噴出を止めてくれた。
「お゛っ…お゛……お………ぉ……んふぅ」
射精が終わった後もしばらく獣のようなうめき声をあげていた先輩だったが、突然糸が切れたかのようにどさりと僕の体に倒れ込んだ。
「はふぅ…はふぅ…。すご、かったぁ」
どうやら、取りあえずは満足してくれたようだ。
「へへ…すごかったじゃん。あたしだって初めてなのにすっごい気持ちよかったしさ。精液だって…ほら、おなか、たぽたぽになっちゃったし♪」
「――――――」
(で、僕のほうは、と、いう、と)
「…?おーい、返事位しろよー?」
「――――」
(じつ は さっ きから しかいが だんだ ん くら く)
「はいは〜い、めぐちゃんちょっとストップ〜。よいっしょ、っと」
視界が完全にブラックアウトする寸前、いきなりゆきさんが僕の体を抱え上げると、その巨大なおっぱいの先端を僕の口にくわえさせてきた。
「んふっ…はーい、ちゅ〜ちゅ〜しましょ〜ね〜」
「ん、むぅ…いいなー母さん…。あたしも早くおっぱい出せるようになりたい…」
―――とくん、とくん
「――――――んぅ…?」
ゆきさんの乳首から、温かくて甘いものが流れ込んでくる。
それと同時に、先ほどまで全く力の入らなかった四肢に、みるみる力がみなぎってきた。
(これ、おいしいなあ。…もっと、たくさんほしいなあ)
おぼろげな意識のなかで、僕は必死に口にくわえさせられた乳首に吸い付いた。
「―――んちゅ、ちゅ、ちゅうううう…」
「ひ、ひゃうぅ!?」
すえば吸うほど、甘いミルクがどんどんと溢れ、体に力が戻ってゆく。
僕は赤ん坊に戻ったかのように、ただひたすらに乳首に吸い付いた。
「んちゅ、こく、こく、ちゅうぅ」
「ひぁ、ああぁ!え、ゃ、やだ、うそ、この子吸うのすっごい上手、あ、だめいっちゃう、いっちゃうから―――」
(―――あ、そうか。お乳だからただ吸うだけよりちゃんと搾ってあげたほうがよく出るのかな)
ふとそんなことを思った僕は、特に深く考えるでもなく吸いついていた巨大なおっぱいを両手でぎゅっとつかみ、
「えっ、あ、まって、そんなつよく、だめ」
そのまま、おっぱいの谷間から乳首の先端まで、力を入れてしごきあげた。
「―――えぁ、んぅあ゛あああぁあああ――――!?」
―――ぶぴゅぅうううっ!どくどくどくどくっ!
途端、一気にミルクが噴出した。
それも先ほどまで飲んでいたさらっとしたものとは違い、口当たりがねっとりと粘っこく、味も匂いも濃厚なものが。
僕は飲み干せない分を口の端からこぼしながらも、それをただ一心に飲み続けた。
「ごく、ごきゅ、んぐ、ぐ」
「も、ぅもお、もぉおおおぉっ!?しゅご、この子しゅごひ、しゅごひよぉお!?」
「か、母さん…。いいなあ…きもちよさそう…」
「―――こく…げふぅ、っ…」
「あ、はひぃ…んぁ♪…はー、はーっ…。う、そぉ…。こんな若い子にぃ…。おっぱいだけで、イカされるなんてぇ…。あ、ひぃぃ…」
僕はひとしきりおなか一杯になるまでゆきさんのお乳を吸ったところで、ようやくまともにものを考えられる程度になった。
そうなると、今までにされたこと、したことが頭の中で次々と思いだされていく。
(―――うっわああああああ!?何やってんの、何やってんの僕!?せ、先輩に中出ししたうえ、そ、そのお母さんのおっぱいに吸い付いたとか、うわああああ!?)
取りあえずは土下座か、などと考えていると。
「――ほーら、休んでる暇なんてないぞー?」
先輩に後ろからがっしりと抱きすくめられた。
同時に再び固くなり始める僕のムスコ。
「え、な、なんで?あ、あんなにいっぱいだしたのに」
「あー、あたしたち牛の獣人の母乳…特に搾りたての奴にはさ、強力な滋養強壮・精力増強、ついでに催淫作用がある成分が大量に含まれてるんだよ。まー理由としては、あたしたちの種付けに男のほうをついてこさせるためとかなんとか言われてるなあ。どうでもいいけど」
「はぁああああ!?」
そんな効果に加えて味のほうも保証付きで、更にこんな美人から出たものとなれば…。…確かに、それは高値で取引もされるだろう。
非常にどうでもよさそうなことを考えて現実逃避している僕を尻目に、先輩は僕をひょいっと抱え上げた。
「…え?」
そして、僕を抱えたままずんずんと歩みを進めてゆく。
「とにかくあれだ、どんどん次行くからなー。…えーと、次は確かみきの番だっけ…?」
―――ここで、凄まじく嫌な予感のする単語が飛び出した。
「…えーと先輩、一ついいですかね?」
「んー?」
というか、さっきまでそれどころじゃなくて気づかなかったけれど。
「……今、『次は』って、聞こえた気がしたんですけど」
「んー」
なんか周りから、はぁはぁと獣のように荒い息遣いや、ぐちゅぐちゅと粘着質な水音のようなものが聞こえてくるんですが。
「………もしかして、まだ、続きがあったり、シマスカ?」
「んー?…あ、そっか、人間は暗いところだと見えないのか―。―――おーい、誰か電気つけてくれー!」
ぱちん、と。大部屋に明かりがともる。
―――初めてはっきりと見た部屋の中は、想像以上に広かった。
学校の体育館より大きいそのスペースには、大の大人が五、六人は楽々横になれそうなこれまた特大のベッドが…ここからみえるだけでも、十台。
そして。そのベッドの上には。
「―――これで見えるよな?お前の仕事は、『ここにいる全員に』『種付けをする』ことだからな。やっぱ顔見えないとだめだよなー、ごめんごめん」
――――…ベッド一台につき二人から三人の牛の獣人らしき女性が、全裸で腰かけていた。
「…………………………」
「お、言葉も出ないって感じか?まー、うち大家族だからなー。さすがに予想より多かっただろ?でもすることはしてもらわないと困るんだけどな」
あー、そういえば「一家」とはいってたけど、具体的に何人とは言ってなかったっけ。
…比較的近くにいた女性と目があった。―――目を血走らせて、だらだらとよだれをこぼしながらこちらを凝視している。
すぐに目をそらした。
別の人と目があった。「ぶふーっ…ぶふぅー…!」と、それこそ牛のように鼻息を荒くしている。
すぐに目をそらした。
ゆきさんと目があった。「あんなに若いのに、あんなに上手だなんてぇ…。ふふ、ふふふふふ…おかあさん、ちょっと本気になっちゃったかもぉ…♪うふ、うふふふふふふふ」
きりがないので目を閉じることにした。
目を閉じたまま、僕を後ろから抱えている先輩に話しかける。
「先輩」
「んー?」
「助けてください」
「何から?」
「…この状況から」
「やだ」
「……そこを、なんとか」
「絶対ヤダ。…っていうか、この姿勢だとお前の汗の臭いが直接鼻に来るんだよな…。…あ、やばい、なんかまたすっごいむらむらしてきた。がまんむりかも」
「………そうですか」
「なあ、いいよな?今までずっと我慢してきたんだし、もう十回くらいしてもいいよな?…な?」
「…………十回ですかー」
首筋にふぅふぅと吹き付けられる熱い鼻息を感じながら、僕はゆっくり目をあけた。
その時、彼の正面に当たる位置にいた牛獣人のさや(16)は、のちにこう語る。
―――彼のあの時の目は、今でも忘れられません。
―――ええ、それはもう、お手本のように見事なレイプ目でした。
―――なんていうんですかね、全てをあきらめたというか、ガラス球のような瞳というか。
―――口元が半笑いのまま固まってて、その端から飲みきれなかったお乳がこぼれてるのが余計そそりましたね。
―――ええ、勿論みんな我慢なんてできませんでした。めぐ姉さんをはじめとして一気に突撃していって…彼は一瞬で牛肉に埋もれて見えなくなっちゃいました。
―――私ですか?ちょっと出遅れちゃったので、しばらく肉の塊の中から聞こえてくる喘ぎ声をおかずにしておなにーしてました。順番回ってきたころにはもう、彼の意識はなかったみたいでしたね。
―――あ、すいません。その時の彼の顔思い出したらむらむらしてきたんで、ちょっと失礼しますね。
…その後の五日間は、まさに地獄と天国が同時に来たようだった。
朝早くに股間への刺激で目覚めると、既にムスコを深くくわえこんだ女体が喘いでいるというのは序の口。
ある朝など何か息苦しいと思って目を覚ますといきなり顔にべっちょりと女性器を押し付けられていて、危うく二度と覚めない眠りにつくところだった。
そしてそのまま、説明にあった「午前休憩」とはなんだったのかといいたくなるような勢いで、正午まで輪姦される。
ちなみに朝食は性交中に無理やり飲まされる彼女たちの母乳。
昼食の時間も、出てくる料理のすべてが何かしら精のつく食材を使われており、更には挿入こそされないもののセクハラをされたい放題。
食事中もムスコを触られたりフェラされたり、かと思うと後ろから抱きすくめられて耳の穴に舌をずるずると挿し込まれたり。
快楽に呆けて口を開きでもしようものなら、すかさず彼女たちのだれかに唇を奪われ、そのまま口移しで咀嚼された料理を流し込まれた。
結局五日間のうち昼食の時間に自分で箸を持って口に運んだ料理は、精々十口くらいだと思う。
昼食が終わるとまた輪姦される。
この輪姦は午前よりさらに人数が増え、大体五、六人を一度に相手させられる。
一度ほかの仕事はしなくていいのかと聞いたことがあるが、帰ってきた答えは
「この牧場に住み込みで働いている牛獣人の女の数教えてあげる―――八十五人よ。人手は十分足りてるし、これでもあぶれた子たちからのブーイング凄いんだから」
とのことだ。(ちなみにこの後、「だからあたしもこの機会にたっぷり堪能させてもらうわね♪」ということで、二時間ほどぶっ続けで搾り取られた)
で、薄暗くなるころに夕食。
メニューは昼に輪をかけて精力増強フルコースなのだが、大きく違うのは誰もセクハラを仕掛けてこないということだ。
僕が食卓についているのを、誰もが遠くから眺めるだけで話しかけるどころか近寄ってすら来ない。
…初日はなんだかわからないけどありがたいと思っていたが、今思うとなんのことはなく、彼女たちは夜に備えていただけだったのだ。
夕食が終わると同時に、例の大部屋に連れて行かれてまた輪姦される。
しかし、夜の輪姦は朝と昼のものとはレベルが全く違っていた。
まず、人数。毎晩両手の数では足りない数を相手にせねばならず、覚えている限りでは二十人を相手取った夜もあった気がする。
次に、時間。このまま寝てしまってもいいということで、全員が寝つくまで終わりというものがない。
そしてなにより、彼女たちの興奮度である。
昼間はエッチしているときでもまだ人並みの優しさが残っている彼女たちだが、夜のエッチの時は目が血走りよだれを垂れ流し、完全に理性が失われている。
聞けば昼間我慢していたためもう限界なのと、大部屋のベッドのシーツがすべて「赤」で統一されているためなのだそうだ。
そんな獣と化した彼女たちに輪姦され、ムスコが萎えてきたら無理やり母乳を飲まされて再び勃起させられ、
失神したところで穴という穴に舌をぶち込まれて無理やり覚醒させられ、全員が満足するか僕が尻穴に舌をぶち込まれても痙攣すらしなくなるまで毎晩犯しぬかれた。
そしてそのまま彼女たちの豊かな肢体に包まれて眠りにつき―――また朝に戻る、という具合だ。
特殊なプレイもいろいろと体験した。
ある時は彼女たちのお乳を混ぜ込んだ湯がたっぷりと張られた大きな浴槽にいれられ、よってたかって体の隅々まで洗われた。
ある時は彼女たちのお乳から作ったバターを体中に塗りたくられ、そのままバターの味がしなくなるまでべろべろと舐められた。
またある時はおっぱいが張っているという何人かの女性を一度に相手させられ、腹が破裂するのではないかというところまで無理やりお乳をのまされた。
そんな生活を五日間続けて…そして今日に至るわけだが。
「―――で、どうするよ?」
僕の目の前には勝ち誇った笑みを浮かべる先輩とゆきさん。
「まー別に、ここで働くことを強制したりはしないしなー。働いてくれるとうれしいってだけで―?」
「そ〜だね〜。…あ、でもあんなすごいことまでしちゃったし〜、も〜自分でしてもぜんぜん気持ちよくないかもね〜?」
とてつもなくわざとらしい口調である。
「だねー。…で、お前は、ど・う・し・た・い・の・か・なぁ?」
…まあ、断る気はない。というか、断れない。
この五日間で僕の体は彼女たちとの性活にすっかりはまりこんでしまい、もはや彼女たち抜きでの日常は考えられないレベルまで変えられてしまったのだ。
今だって股間の勃起が収まる様子もないのに、今朝起きた時に自分でムスコを弄っても全くイケなかった。
こんな調子でここを去ったら、多分ひと月もしないうちにどうにかなってしまうだろう。
――だからまあ、断る気はないのだが。
「…先輩」
「お?」
これだけは言っておかねばなるまい。
「―――子供もできるでしょうし、卒業したら結婚しましょう」
「……………ふにゅ?」
先輩が、奇妙な声を上げて固まった。
うん、この五日間の経験も少しは役に立つようだ。
以前ならとてもじゃないけど言えなかったこんなセリフもすっと口をついて出てくれる。
「あ、あらあら…大変〜」
「へ?」
ゆきさんが急におろおろとし始めた…って、やっぱり親御さんの前でプロポーズはまずかっただろうか。
「うう〜ん、そ〜じゃなくってね〜。…めぐちゃんは、ずっと前からキミのことだいだい大好きだったのね〜」
「は、はぁ。ありがとうございます」
そういえばそんなことを初日に聞いたような…今の今まで忘れてたよ。しかし両想いだったとは、嬉しいこともあったものだ…でも、なぜそれが大変なことになるのだろう。
「あのね〜、だからさっきのプロポーズ、とっても嬉しかったと思うのよ〜。隣で聞いてた私だって、ちょっときゅんってきちゃったもの〜。…あ、めぐちゃんと結婚してもみんなと―――特に私とエッチはしてね?絶対ね?」
「は、はあ…」
いや、後半の発言はとりあえずスルーするとしても、喜んでくれたならいいんじゃ―――
「だ、だからその、多分、今のめぐちゃん、理性なんて粉々に吹っ飛んで―――!!き、キミ、後ろ―――!!」
「へ、後ろがどうし―――ぁ」
…その後のことは、よく覚えていない。
ただ、次にベッドで意識を取り戻したときは、あの日から更に二日が経過していて。更に先輩が隣に寝ていて。
「お、おはよ…あ、あな、あなた…♪きゃあぁー!い、言っちゃったぁ、いっちゃったよぉおー!」
と言って一人で悶え転がる先輩の乳首から、少し黄色身を帯びた液体がぶびゅびゅと音を立てて噴出していて。
「……け、結局あれからずっとやりっぱなしとか…めぐちゃんもすごいけど、ど、どうしよ、この子、本格的に惚れちゃうかもぉ…♪」
というゆきさんの言葉が、後ろのほうから聞こえてきて。
「――――――――はぅ」
……とりあえず、僕はもう一度気絶した。
以上になります。
お目汚し失礼しました。
迷ってた今晩のおかずが決まりました
ありがとうございます
お股がふっくらしました。おつです
おつです
巨乳に顔うずめて見たいですわ
投稿乙です
素晴らしいありがとうございました
49 :
32:2012/10/08(月) 01:42:54.07 ID:aO1zaxqe
>>44−48
自分なぞの文章に目を通してくださりどうもありがとうございますorz
最初は乱交シーンも入れようかと思ったのですが、自分の技量では無理でした。
では、また機会があれば。
好きすぎるが故に逆レイプでアナルまで責められてアヘ顔ダブルピース調教されたい
51 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/10(水) 05:05:57.61 ID:GTJvEQ2B
保守
テスト
良スレハケーン
おもいっきりケモノだけどちょっとぼのぼのとねこぱんちと動物のお医者さんで妄想するか…
こういうときはSSって媒体は便利だな
脳天直撃だからな
56 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/12(金) 22:33:06.77 ID:oNKO9jdb
てす
57 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/12(金) 22:45:02.50 ID:B/K12B7Z
58 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/21(日) 04:30:06.60 ID:l+UF9g7z
パンツ輸出した
男「発情期の雌の亜人なんかに負けるもんか!」
爆乳大型犬娘さんにのしかかられてベロベロされたい
>>60 っ動物のお医者さん
擬人化してるわけじゃないが脳内補完でなんとかなる
62 :
名無しさん@ピンキー:2012/11/15(木) 12:42:04.83 ID:BI2jbyNe
ふたなりなめくじ女
まだあったのか
このスレ
保守
65 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/14(金) 03:19:46.06 ID:1FkkOUJJ
乞食age
保管庫消えてる?
消えてないよ
今年のクリスマスはトナカイがサンタ犯すのに忙しいらしいから中止だとさ
…きっとそうなんだよ
チキンは食べなくていいので鳥娘さんに食べられたいです
オレがチキンだッ!
71 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/31(月) 00:26:52.39 ID:c87Fl7Su
もう年明けか
来年こそは突然変異を起こして人間になった獣っ娘さんに犯されたいです
近所のノラ猫とカラスが亜人化しねぇかなぁ…
まじアイツらやかましいからなぁ…一矢報いれるだろうか
野良猫とカラスっ娘ってどうもキャラが被るんだよなぁ
どっちも腹黒と言うか、小悪魔的というか…
猫が発情期で逆レイプしてるのを耳年増な鴉が真っ赤になってみてるとか?
むしろ町内の野良猫の群れと鴉の群れが
町内でも有名な動物好きの兄ちゃんにくびったけになって
ある日壮絶な争奪戦(どちらが兄ちゃんの雌にふさわしいか交尾で決めようぜ)がーとか
兄ちゃん本人は突然大量の擬人化した雌猫と雌鴉に襲われてなにこれ状態とか
76 :
...:2013/01/06(日) 03:06:17.62 ID:7V28vdG+
>>75 某赤ギャングと白ギャングとイケメンの話を思い出した
寄生蜂のように、卵を産み付けられて苗床にされるのはどうだろうか。
幼虫娘の栄養は人間の精液。体の自由を奪われ、幼虫に吸われ、親虫に世話をされる。
が、あくまで幼虫のエサ扱いで、精液の出が悪くなると無理やり授乳、搾精。
そして幼虫が育つと今度は元幼虫娘に卵を産みつけられてエンドレス。
>>77 どこに産み付けられるか、だな
アナルになのか、カマキリの卵みたいになるのか
>>77 まさか男で生体ユニットネタとは恐れ入った
スレチですまんがロマサガのリアルクイーン思い出したw
あれ確か死ぬまぎわに皇帝に産み付けられてた卵が地下墓地で孵化して、そのまま気づかないでほっとくと
都市中の人が卵産み付けられてて、気づいた時には都市が蟻だらけになるんだよな
俺も蜂娘さんや蟻娘の苗床にされたいぜ…
>リアルクイーン
あー、元ネタはピンと来ないけど、アリだー!ってやつ?
味方がいつの間にか卵を産みつけられたのが原因で虫人と化したために都市壊滅ってSSを前に読んだな。
テーマ悪堕ちで残虐で百合だから関係ないが、
今思い出したが某図鑑世界の人外娘SSは理性が押さえられず意中の人を襲う話がテンプレだよな
不思議と男受けが多い(不思議どころかところどころ設定に作者のM性が見えてはいるが)
おや、オレ以外に某図鑑界隈に出入りしてるモノが居たのか。
あそこはみんな見てそうだが
ワームたんペロペロ
今日初めて図鑑の存在を知った俺みたいなのもいる。今後しばらくは困らんわ…
そもそも自分がここに投下した駄文のアイデアもらったのがあそこからだったりする
それ以前に本格的にこちら側に来たのもあそこのおかげ(せい?)なわけで
…モン娘ってスレチじゃね
厳密には別ジャンルだけど層は被ってるとは思う
ミノタウロス→牛娘
ワーウルフ→狼娘
みたいな感じに考えれば。
悪魔っことかになると流石に怪しいが。
スレチではないかと!
魔物娘なんてどうせ擬人女体化した想像上の生き物なんですし
特に魔獣系(爬虫類は要審議)をフューチャーすれば光明は十二分あるかと思います
思えばスレタイからあそこをすぐ思い浮かべましたし…
つまり俺らみたいな連中は昔っから居たということか
掘り返せば歴史はクソ古そうだ
ちょっと横道話だが
昔の天使の絵とか女神様の絵とかが何ですっぽんぽんかっつーと
あれで(チョメチョメ)致すためだからだそーだ
つまり
>>92さんの言うように昔っからそういうのはあったと
天人に襲われるなど畏れ多いな
おいお前らどうした
みんなモン娘に食われちまったか…?
おや、こんなところに水溜まりg(ry
そりゃ冬眠のお供として連れ去られたんだろ
俺がこのスレに来るようになったのは「モンスター娘百欄」でモン娘にはまったからだし、
厳密には違うけども住民の好みとしては重なってるところも多いと思うよ。
主に逆レイプ的な意味で。
ケモノからここ経由してモン娘にハマった俺は異端だったのか
オレは逆レからココに来て、図鑑はごく最近だった。
あまりサブカルチャーには興味のない俺だが、きっかけはぼのぼのとクロノアだった
ん?↑はケモショタ?
しかたねぇだろ渋でケモノ娘に、図鑑で逆レにはまったんだから
・・・俺はオナホから来て魔界の絶叫を経て図鑑に到達したんだが
鳥人娘に襲われて巣にお持ち帰りされたい
皇帝ペンギン娘とおしくらまんじゅうとか楽しそうだなぁ
>>77 百欄のリルマンティスとノビスタドール娘を足した感じでお願いします。
ペニスに卵やサナギの幼虫娘が寄生して吸い取られ、孵化するまでの間は親虫に授乳してもらう感じで。
白蟻娘の女王様に見初められたいなぁ
巣に連れてかれてやりたくってるだけ、身の回りの世話やめんどくさい事は全部子供がやってくれるニート生活
シロアリってGの仲間らしいがそれでもいいのか?
>>105 Gだって擬人化したら可愛くなるもんだぜ?
カマキリもゴキブリに近いし
>>104 あれ何かしたくても何もさせてもらえないんだぞ?
それこそ操り人形みたいなもんだぞ?
探したらGの擬人化娘あそこにあったw
クロス氏ぱねぇw
塚、リアルに俺ら毎年蚊のメスに襲われてるんだよな
…性的に襲ってもいいのy(何
OTZ
焦るな、♂の蚊なんて交尾したら用済みでさっさと死ぬもんだ。
つまり血を吸いに来る♀の蚊は未亡人というわけだ。
未亡人で妊婦なんだぜ?それがちゅぅちゅぅしにくるんだぜ?
未亡蚊「夫がオオガエルに殺されて半日が過ぎました」
逆に考えるんだ
蚊娘に犯された挙句血も吸われると考えるんだ
吸血セックスいいよね、レベルドレイン的な感じでイきながら吸血されるの
気持ちよさと多幸感でいっぱいのなか少しずつ温度が下がって青白くなっていく自分の体
蚊娘が「ごちそうさま」って言ってちんぽとくちばしを抜いた後には既に物言わぬ死体になって…
死ぬのは勘弁
後でいい思い出になるようなのがいいかな
コウモリ娘と吸血鬼ごっこみたいな
そして吸血する、される気持ち良さに目覚めて…
コウモリ娘「こら!鉄分をとらないと血が作られないよ!」カプッ
男「おいまてお前の餌じゃねーぞ俺は」
>>116です。
ちょっとネタを練ってみたので晒してみます。
世の中には常識では解決できない問題‐というかなんというか‥‐がある。
俺の隣でポテチを食べているこのガキもそんな一人であるわけでー
「しかし、この『大ざっぱすぎて伝わらないものまね選手権』というのは本当に面白いではないか!
まだ録画されているのがあれば観せるとよいぞ!」
「これはたまにしかやらないんだよ。もっと観たいなら動画サイトでもあさっとけ。
‥まーお前みたいなお子ちゃまには無理か?」
「むむっ!?言いよったな‥ならばこのパソコン、しばらく私が占領させてもらうぞ。」
「好きにしろって、俺の仕事の邪魔にならないなら、さ。」
こいつの名前はプレイグ。
なんでも、吸血コウモリの化身とかいう存在らしい。
しばらく前からこの借家に居候している迷惑な奴だ。
「あーそうだ、お前が来てから明日で1週間だろう?」
「そうであるが、それがどうしたというのだ?」
「家賃払え。」
「な!?何を言っているんだジャック!?」
「お前‥いきなり人の家に押しかけてきたやつをタダで泊めてやるわけがないだろうが。」
「ふぇぇ‥また故郷が遠ざかるのか‥」
あいつとの出会いはいきなりだった。
突然ベランダの扉が開いたと思ったら、あいつがいて、
「父上の仇っ!覚悟せよっ!」とか言いつつ飛びかかってきたのは覚えている。
無我夢中で気が付いたらあいつが頭にマンガみたいに大きなタンコブを作って倒れてたんだっけか。
気が付いたあいつから話を聞いてみると、なんでも父親をバンパイアと間違えられてハンターに殺されてしまったらしく、
仇を討つために情報を集め続けた結果、俺の顔ブックのアカウントにたどり着いたらしい。
本人は藁をもすがる思いで俺に狙いを定めていたらしく、勘違いだと分かると盛大に泣き出していた。
「ううぅっ、わ、私は何のためにこれから生きていけばよいのだぁ‥‥‥‥」
と言っていたのをよく覚えている。仇討ちなんてできっこないのに。
なんでも父親が倒されたのは200年前らしい。
いつの時代だよ。日本まだ江戸時代じゃね?
そういうわけで彼の仇討ちは間違いなく無理なのだ。人間200年生きるなんてできるわけがない。
‥まぁこいつのことも考えるとそのハンターとやらも人間かどうかは怪しいものだが‥‥
ともかく、日本生まれ日本育ちの25歳のハーフの俺には全く関係がないことだ。
それにしても下の名前が同じってことだけではるばる日本にやってきたこいつはあまりにも不用心で、
「‥実は、故郷の父上の墓に仇討ちはできなかったと報告に行きたいのだ。」
「なら行けばいいじゃねーか。お子ちゃまだからってお前の行動にわざわざ俺の意見を求めるつもりか?」
「そ、そうではなくて、その‥‥旅費が底を尽きて‥だな、帰りの飛行機の運賃の持ち合わせがないのだ‥」
という始末のため、仕方なく家に泊めてやっているのである。もちろん宿泊費はとるが。
「ん?」
「どうしたのだ?パソコンならさっき使い終わったから持っていくがよい。」
「そうじゃなくて、お前さ、吸血鬼じゃないんだよな?」
「左様。私は吸血コウモリの化身であって、
あのような感染病のように広がるくせに、貴族や王のように人の上に立った気でいる屍人とは違うわ。」
「じゃあなんで人の姿をしてるんだ?なんかこう、もっとコウモリの感じが‥」
「あぁそのようなことか。
私たち化身は字のとおりさまざまな姿に化けることができるのだ。
化けると言っても幻覚を見せるようなものではなく、実際に変身することができる能力を持っている。」
「へぇ、じゃあその姿も仮の姿、ってことか?」
「左様だ。この姿はパスポートを取得するときにとった姿だな。
写真を撮るときに私としたことが緊張してしまい‥変身の調節に失敗してこのような小さな姿になってしまったのだ。」
「へーぇ、じゃあ元のコウモリの姿に戻ってみたらどうなんだ?」
「うむ?」
「だから、だから元の姿に戻ったらどうなんだって?」
「いや‥一度変身すると大きく魔力を消費するのでな‥あまりむやみに変身を解除するわけにもいかんのだ‥」
「その魔力っていうのを補給する方法ってあるのか?‥お前のことだからロクな事じゃなさそうだが。」
「おぬしの思うロクな事とは何なのかは知らぬが‥確かにあまり好ましいことでもあるまいて。」
「へぇ、でもちょっとくらいのことなら我慢してやるからさ、見せてくれよ。
そこまで言われると気になっちまうじゃねーか。」
「‥覚悟があるのならばこちらも拒んでばかりもいられないか、見ておれ。」
くるりと“彼”が回ると足元から煙のようなものが噴き出て前が見えなくなる。
煙が染みて涙が出るので目を閉じて待っていると、声をかけられたのでゆっくりと前を見る。
「おい、どこにいるんだ?」
「上だ、おぬしの上。」
見上げた俺の前にぶら下がっていた“彼女”の衝撃を、決して忘れることは絶対にないだろう。
体格は小さく、“彼”と同じように子供にしか見えない大きさだ。
同様に胸も小さく、かろうじて男性の持つそれではないと分かる程度の膨らみしかない。
雪を人の形に固めたような肌の色と銀色の髪が、“彼女”の出身をうかがわせる。
しかし、そんな美しい少女の姿を持つ“彼女”には異様な点がいくつもあった。
瞳はまるで血の色そのもののように紅く染まっており、
普通の人間の二倍はあろうかという黒く大きな耳が頭頂部からピンと上に向かって生えており、
ふさふさの毛に覆われた四肢の付け根からは同じく黒い色をした手足が生えている。
その手足の異様さは色だけにとどまらず、
手には鋭く長い指が三本生えており、手首からコウモリの翼となる被膜が伸びている。
足も人間のそれよりかなり大きめで、横ではなく縦に伸びた爪がケモノの持つそれであるとすぐにわかる。
「‥え?どなたですか?」
「何をとぼけたことを言っておるのだ。‥これが私の本当の姿であるぞ。」
それだけ言って天井から飛び降りておれの目の前に降り立つ“彼女”
ロングヘアーが舞って幻想的に思える。
「いやいやいや、いろいろ聞きたいことがいっぱいあるんだが。」
「この姿のことか?私たち化身の真の姿はこのような人を模した姿であるのだ。」
「そ、それはなんとなくわかるんだが、なんで裸なんだ!?なんで女になったんだ!?」
「あぁ、そのことであるか。
私たちの変身は服装も含まれている。よって、変身を解くというのはこのように裸になることと同義なのだ。
また、私たちは人間と真の姿にて交わることで子を作る。
化身の子は化身にしか産めぬゆえ、人の姿を取っているときは威厳を損なわぬよう男の姿をとっているのだが、
この通り私の真の姿は女である。」
“彼女”は淡々と語る。
俺はこんな美少女と1週間も一つ屋根の下で暮らしていたってのか。世の中何が起きるかわからないものだ。
呆気にとられ、ぼんやりと見つめていた視線を急いで“彼女”の体から離す。
「ははは、私が年端のいかぬ少女の、それも異形の姿をとっておってもおぬしの雄の部分は反応しているようだな。
たしかこういう時に『このロリコンどもめ!』と言うのであろう?」
「わ、わかったから早く変身するか服を着てくれ。いつまで俺はあっちを見てなきゃいけないんだ。」
「ふむ、そう言われても変身するための魔力は足りぬし、
おぬしの持っている服は大きすぎて、とても着れそうにないぞ?」
「じゃあその魔力を今すぐ溜めろよ!」
「ふむ、よいのか?」
「よいも何もねぇ、さっさと服を着ればどうだっていいから、さっさとしろよお子ちゃまが。」
「あいわかった。ならば少しおぬしの精気、頂かせてもらうぞ。」
「え?」
“彼女”は左にあるカレンダーを見て煩悩を押さえつけていた俺にいきなり覆いかぶさった。
あぐらをかいていた青年に少女が抱きつく光景は、はたから見ると姪に甘えられる叔父のようだろう。
突然のことで驚きを隠せず逃げようとする俺だが、“彼女”の力は強くて振りほどくことができない。
「何やってんだよ!裸のお子ちゃまに抱きつかれるとか、犯罪だぞ犯罪!」
「暴れるでない!じっとしているのだ!」
視界に星が散る。“彼女”が頭突きをしてきたようだ。
俺があまりの痛さにくらくらしていると、首筋に息がかかり、
「‥‥‥っうぁ‥!?」
“彼女”の牙が突き刺さった。
痛みはない。だが、あるべきはずの痛みがないということが違和感を呼び、恐怖となる。
「な、に、を‥?」
「‥‥‥」
俺に上下の犬歯を深々と差し込んでいるので、“彼女”は答えることはない。
その代わり、恐怖で青ざめた俺を慰めるように抱きつく手で背中をさすってくれている。
「俺を、食い殺そうってのか‥‥?」
「‥‥‥」
やはり返事はない。
しかし、背中をさする手が離れ、指で背中に「×」と書いた。
俺を食い殺そうというわけではない、しかし首筋に噛みつく、コウモリの化身‥‥‥‥
混乱する頭でこれから起こることが何か考え付くことと、
“彼女”の牙が刺さる首筋に甘い痺れが起きるのは同時だった。
「っっふ!‥‥ふわぁぁぁぁ!‥ぁあ!」
牙の刺さった傷口から出てきた血を吸われてる!
心臓が動くのと同じリズムで、感じたことのない気持ち良さが首筋から広がっていく。
頭の中にお花畑ができたように何が何だか頭の中がまとまらない。
それどころか、痺れが頭に広がりこの感覚に身を投げ出してしまいたくなる。
体が死後硬直のように張りつめたり、逆に脱力したりを繰り返し、“彼女”ごと跳び上がってしまいそうだ。
「ぅあっ‥!‥ぁ‥!‥‥‥っぁ!」
しだいに、体の筋肉の筋一つでさえ完全に脱力した俺は、眠るようにして気を失ったのだ‥‥と、思う。
「おい、終わったぞ。起きるがよい。」
「うん‥あははぁ、もう食えねぇって‥‥‥」
「何を寝ぼけておる‥そもそも食事の夢を見るほどよく食べるわけでもないくせに‥」
頭突きを喰らって目を覚ました俺の前にいたのは、1週間前に俺を襲おうとした“彼”の姿。
いつの間にか布団まで移動させられていた俺の枕元に座布団を敷いて座っている。
「う‥ん‥痛ってぇ‥‥あ、変身、終わったみたいだな。」
「うむ、おぬしの血は白人の上品な味と黄色人種の繊細な味が混じり、とても美味であった。」
「すごいくらくらするんだが。」
「すまぬな、久しぶりの吸血であったものでな‥危うく失血死させてしまうところであった。
だが、おぬしの精力‥血が上質であるため、多くの魔力を生成できた。礼を言うぞ。」
「おいおい、じゃあこれは貧血ってことか?」
「そういうことになるが‥代わりに私が生成した魔力を送り込ませてもらった。
今はつらいかもしれぬがじきに体の調子も戻るから安心するがよい。」
「魔力が?おいおい、そんなもん人間の俺に使っていいものなのかよ?」
「安心せい。もともと微量ながらも人間にも魔力は流れておる。
それが増えたからといって、元気になることはあるが調子を損なうことはないのだ。」
「うさんくさいなぁ、でも一応信じてやる。お前は嘘はあまりつかないしな。」
「な!?それは私が嘘をつく時があると言いたげだな!」
「へぇーこの前皿を割っちゃったのを必死で隠してたのは‥」
「そ、それを言うでない〜っ!」
次の瞬間、俺の視界は“彼”の顔で埋まり、星が散った。
俺は気絶して疲れのためそのまま寝てしまい、起きたのは目覚まし時計が鳴ってからだった。
「機嫌がよさそうじゃないか。どうしたんだ?‥お子ちゃまだけに、駄菓子の安売りにでも出くわしたか?」
「違うわ!‥実は、旅費を稼ぐのに良いアルバイトを見つけたのだ。
夜勤は給料が多く出て、私にうってつけだ!」
「ふーん。‥その恰好で出勤するのか?」
「あ‥‥‥!」
考えればすぐに思いつくことである。今の“彼”の姿は完全に日本の法律では働けそうもない少年のそれだ。
「どうするんだ?って言ってもまた変身し直すしかなさそうだがな。」
「くっ‥おぬしを驚かせてはいけないと同じ姿に変身したのが裏目に出るとは‥
ジャックよ、履歴書の写真を早く撮りたい‥だから今夜、また頼むぞ。」
「へぇ?この前のじゃ足りないってのかよ?ったくこれだからお子ちゃまは‥」
「すまぬなぁ‥私は未熟ゆえ、一度の変身で魔力をほとんど使い切ってしまうのだ。
‥父上にきちんとした魔力の運用を教えてもらえていれば、このようなことにはならなかったのだが‥」
「‥ごめん。‥でもさ、魔力を補充する方法、まさか一つしかないってわけじゃないだろ?
もし、他に方法があるなら‥今日は付き合ってやってもいいぜ?」
「‥‥‥‥!?まさか、おぬしからそのような言葉を聞くとは、な。
‥父上、あなたへの報告は、嬉しいものになりそうです‥!」
「お前、何をぶつくさ言ってるんだ?方法があるんだろ?‥ならさっさとやっちまおうぜ。」
「‥!‥うむ、そうであるな‥これより、吸血コウモリが化身、プレイグ‥おぬしにこの操を捧げよう!」
「はぁっ!?おま、本当にわけのわからないことを言うな!
お子ちゃまだからって、そんな飛躍した勘違いされても困るんだっつーの!」
「何を言っておる。私のもう一つの魔力の生成方法‥
それはおぬしの精を我が体内で受け、その精気を吸収することであるのだ。
おぬしは先ほど、『さっさとヤっちまおうぜ』とはっきりと言ったではないか。
‥これを言質とせず何となるというのだ?」
「そ、それは言葉のあやだ!お前が揚げ足を取ってるだけだ!俺は、お前とヤりたいなんて思ってない!
俺にそんなロリコン趣味あってたまるか!」
「ふふ、ならば私の技術にて目覚めさせればよいこと‥‥‥
私は、おぬしの血の味を知ってしまった‥‥‥もう、虜なのだ。おぬしを私のそばに置いておきたいのだ‥
ならば、番となればよい。‥もちろんおぬしと、だ。」
「そんなこと言われたって、俺はお子ちゃまの、それも人外の告白を受けたって、頷く男じゃない!」
俺は“彼”の足元から噴き出る煙の中で叫ぶ。
煙の中から現れた“彼女”は面倒なことに俺の拒絶に動じていない。
「だからこそ体で理解させてやるのだ‥!
おぬしも本当は求めているのではないか?私の牙にて支配される日々を。」
“彼女”の目が、あのとき吸われた血のように紅い目が、俺を見つめ、その視線に体が震える。
“彼女”の牙が突き立てられたあの日から‥俺は確かに心のどこかで、あいつの牙を求めていた。
あいつに血を吸われる夢を見て夢精した日もあったくらいだ。
「うっ‥‥」
だから、反論は、できそうもない。
「ふふ、図星か。
私はおぬしの言うとおり‥実力のないお子ちゃまな化身だ。
しかし‥‥それでもおぬしの10倍は生きているということを失念したようだな。」
「‥っ!でも、嫌だ!お、俺の童貞を人外にやるなんて嫌だーっ!!!」
絶望交じりにひねり出した叫び声は空しく鉄筋の壁に飲み込まれてしまったのだった。
‥広き欧州の、とある丘に、小さな墓があった。そこに、一人の少年が近づき、手を合わせる。
「‥‥父上。今、戻りました‥!
今日は、良き報告をすることができます。その、仇討ちは、できませんでしたが‥」
「かかさま、このお墓はだれのものですか?」
「そうです。父上の孫ができました。夫は、隣の人間です‥
あぁ、これは、あなたのおばあ様のお墓であるぞ。」
「えー?かかさまはおばーさまを『父上』と呼んだです!おかしいです!」
「ふむ、たしかにそれもそうだ。考えたこともなかったわ。
‥負うた子に教えられるということか。ふふ、本当に日本のことわざとは面白い。
君に出会えてよかったと、なお実感させられるぞ。」
「そんなもんか?俺は生まれた時からずっと住んでるからわかんないけどなぁ。」
「かかさま!質問にはこたえてください!」
「えーっとだな‥おぬしが普段は男でいるように、おばあ様も普段は男の姿でいたんだ。
だから、私はおばあ様を父上と呼ぶのだ。」
「ふーん‥よくわからないけどわかった!」
「うむ、わかったなら良い子だ。」
「これからどうするんだ?」
「実家に帰ろう。しばらくはあそこで過ごすことになる。今のうちに部屋割りを覚えてもらわなければな。」
「それって、さっき立ち寄った豪邸のこと?」
「そうだ。私の一族はかつては神として崇められていたらしいのだ。
今は信仰も記録も失われてしまったが‥このとおり、我が一族の財がそれを示しておるよ。」
「へぇ、その割にはあの墓は質素だったし、お前が日本に来たときにはほとんど一文無しになっていたじゃないか。」
「‥あの墓は、生前の父上の言葉を尊重してあのような形にしたまでだ。
日本でのことは、その、あそこまで円高が進んでるとは思わず、手持ちの金の計算をしくじった私の失敗だ。‥笑え。」
「笑うかよ。‥おかげでお前とこんなことになれたんだし。」
「ふむ、『ツンデレ乙!』‥であるぞ。」
「あるぞー!」
「こ、こら二人してからかうんじゃない!」
「はは‥まぁとにかく安心するんだな。
あの家は一応の食料の備蓄や冷暖房はもとより、私が苦心して完成させたインターネットの環境がある。
そこでゆっくり帰りの飛行機の予約をするとしようではないか。
‥それに、こちらはもう何日も君の血を我慢し続けているのだ。今日1日は、二人の相手をしてもらうぞ?」
「ちょっと待てよ、一晩ならまだしも1日中吸われ続けたら、血がなくなってミイラになっちまう!」
「ふん、化身としての力を完全に身につけた私にそのような心配は無用であるぞ。
そこまで心配なら、私の血を飲むと良い。魔力にて君の体力を補ってくれるからな。
‥まあ、今の私にかかれば、君を血を抜かれた程度では死なないように改造することもできるのだが。」
「‥‥ちょっと待って、今なんか危ないこと言わなかった!?」
「よし、ここは誰に見つかるという心配もない。変身を解き、ととさまを家に運んであげるのだ。よいな?」
「はい!かかさま!」
煙が立ち上り、消えた後にいるのは二匹のコウモリの女獣人。
「ほら、こうやって足でととさまの肩を掴むのだ。」
「わかりました!」
「え、ちょっと待って、も、もう少し散歩でもしてから帰るとかよくない?」
「よくないな。私たちが向かうのはむこうに見える愛の巣。それ以外に存在せぬよ。」
「えっ、ちょ、嫌だ!お、俺は人間を辞めるのだけは勘弁なんだよぉぉぉぉぉ!!!」
諦め交じりの叫び声は、草生い茂る平和なこの丘に響き渡ったのだった。
終
以上になります。
投下はまだ三回目の新参なので、評価をくださるととても嬉しいです
gj
jg
just good!
128 :
124:2013/02/04(月) 15:15:01.34 ID:ecBiKOuZ
(´・ω・`)gjしか評価されてない…
129 :
sage:2013/02/04(月) 23:55:51.01 ID:pkpi40wZ
おぉ、久々の新作乙であります
>>124 毒としてまさかのBL物になるかとヒヤヒヤしたがGJ!
読みやすかったけど肝心の逆レイプシーンは?
131 :
...:2013/02/05(火) 14:16:08.20 ID:fOM5gSGc
124です。
エロを、とのことなので頑張ってみます。
(作者の趣味で百合が混じるかもしれませんご容赦を)
>>131 gj一個レスつけば30人Romってると思え
つまりもっとやれ
133 :
sage:2013/02/05(火) 21:10:46.40 ID:kn4plvgJ
キスシーンだけでもあってもよかったとは思う
だけどまぁ GJ
保管庫長らく更新されてないなあ…見てる人はいるっぽいのに
wikiの編集方法とか調べてみようか…
135 :
名無しさん@ピンキー:2013/02/07(木) 01:05:53.78 ID:UbBPjNPI
催眠オナニーにdeep stroke ver.1.7
ってのがあって、逆レイプ触手モノなんだけど、
あまりにもエグくてエロくて、トラウマになる人がいたらしく
販売中止になったらしい
でも入手できるらしい
催眠オナニー用だから音声だけど
めっちゃ聞きたいけど知ってる人いる?
136 :
名無しさん@ピンキー:2013/02/07(木) 01:06:24.29 ID:UbBPjNPI
ちなみに声優は紅月ことね
触手・怪物スレで語るべきでは?
葛の葉みたく、怪我をしていた狐を助けて、その後に狐耳美少女が恩返しのために家に訪ねてくる。
なんやかんやで一緒に暮らすことになるけど、その狐さんが発情期に入っちゃって。
「貴方が、いけないんですからね……私を誘惑する貴方が……」
ってな感じで搾り取られて。
そんでヤって暫くしたら見事に狐さんが孕んでボテ腹になって。
それでも足りない狐さんはまたエッチをせがんで、ちゅっちゅっらぶらぶする……
そんなエロエロな毎日を過ごすSSをかいてくれる猛者はおらぬか。
>>139 あとはyouが話に肉付けするだけじゃん
宜しくお願いします。
やっぱ王道は怪我したり罠にかかった動物を保護→どうにかこうにかして人間になって押しかける
だね
あまりにも多すぎてもはや定番とかワンパとか言われているけど、王道だからこそ面白いよな
SSは文章描くのが苦手だけどやる夫スレみたいにAA貼るならなんとかなりそうだけど・・・さすがにスレ違いだろうしなぁ
むかし話としての王道だな
個人的に好きなのは未開の地で襲われるのが好きかな
最後食べられちゃうの
昔話での擬人化って沢山あるんだな……調べてびっくりしたわ
ご先祖様、凄過ぎでしょう……特に蛤女房はレベル高過ぎィ!
猫の嫁とか、王道だけどああいう話もいいよな……読んだ後ほっこりした
突如『僕』の家に押し掛けてきたのは、9本の尻尾を持つ綺麗な和装の女性だった
何でも、僕のご先祖様と契りを交わしていたんだけれど、彼女いわく数年前(人間的には数百年前)から会えなくなってしまったという
代わりに僕が婿になれと迫られて、裸にされて・・・
「ぬ、ぬ、主! こ、ここ、このような逸物の持ち主であったか!?」「あ、あ、あ奴はここまで大きくはなかったぞ!?」
大きくて大嫌いな僕のオ○○○ンを…
んで数(百)年ぶりの夜伽でハッスルしまくって、もお出ないよぉと言われても辞めてくれない九尾の狐さんのお話しが読みたいです
助けられた狸が擬人化すらせずに狸のまま嫁に来る昔話なら知ってる
流れ星に願って人間になるんだが、体調を崩して旦那の方が嫁もおらも狸にしてけんろでハッピーエンドだったが、タイトルなんだろう
童話てぶくろをかいに
葉っぱの金を出してから手袋をもらうまでの間に絶対なにかあるだろ
今日も独りで寝る夜が寂しいです
狐っ娘さんに尻尾まくらしてほしいです
ふっさふさでもっふもふのがいいです
擬人化した動物って元の動物に肩入れする表現が多いけど、実在していたらむしろ見下したりするかもね
知能が高い自分と下等な奴等を一緒にするなって
実際、人間の間でも起きていたから怖い
>>146 「おててがちんちん擦るよう」だもんな。終いにはおかあさんが「人間ってほんとうにいいモノなのかしら」って言い出すし。ただ、渡したのは葉っぱじゃなくて本物の白銅貨だったぜ
そういや今年は作者の新見南吉の生誕100周年なんだぜ
>>142-143 昔話でも
動物♀と人間♂の組み合わせは幸せな物語が多いけど
動物♂と人間♀の場合は大抵悲劇
発情した幼なじみの雌の触手に全身拘束されて、肛門に触手突っ込まれてずっぽずっぽやられて前立腺刺激されながら、ちんぽにも生殖用と捕食用の触手に吸い付かれて全身快楽責めされながら搾精され続けて、アヘ顔になっても止めてもらえない凌辱拷問をされたい
普段は普通だけど凌辱中はSの権化だから、言葉でも責めてくるし絶対止めてくれないからいつも気絶落ちするけど、目が覚めたら抱き着いて(巻き付いて)一緒に眠っててほしい
芋虫娘か蜚蠊娘の集団に揉みくちゃにされながら無理矢理ディープキスされたり授乳されたり犯されたりして最終的に食べられたい
どうも、こんにちわ。前スレ最後でエロ鶴の恩返しを書いた者です。酉を付けました。
某サイトで見たイモガイの捕食風景の動画があまりに衝撃的だったので、思わず擬人化したイモガイ娘さんの逆レイプSSを書いてしまいましたので、投下させて頂きます
三木隼人はゴーグル越しに広がるマリンブルーの世界を目の当たりにした時、沖縄に来れたことをこの上なく嬉しく思えた。
普段の彼は中小企業に務め、デスクワークに腐心するしがない平社員だが、趣味としてスキューバダイビングを嗜んでいるという活発的な一面も持ち合わせている。
日頃の真面目な仕事ぶりが評価されてボーナスを貰った時、隼人は迷わず沖縄旅行に使うことを決めていた。
この神秘の楽園とも言える沖縄の海を潜ることは隼人にとって、数ある小さな夢のうちの一つである。
仕事の報酬を費やし、休日を念願の沖縄ダイビングツアーに費やす。自分は今ちょっとした人生の絶頂にいると言っても過言ではない。彼はしみじみと物思いに耽り、青く美しい世界を気ままに泳いでいた。
隼人が感無量の面持ちで眼科に広がる珊瑚礁を眺めているとき、ふと鮮やかな赤い森の中、物陰から何かがこちらを覗いているような気配を漠然と感じた。
珍しい生き物かもしれない。スキューバダイバーの性と好奇心が彼を突き動かし、アンノーンがいると思われる方角へ泳いでゆくと、珊瑚の笠が日光を遮って陰となっている箇所を見つけた。
彼は未知なる存在が陰翳の中に潜んでいると推測し、持ち前の防水懐中電灯で闇を照らし出す。そして物陰に潜んでいた者の正体を見た隼人は、先ず我が目を疑った。
そこにいたのは珊瑚礁から上半身を乗り出して、隼人に微笑みかける美女だった。
その上、ダイビングスーツや水着といった遊泳衣類どころか布一枚さえ着用しておらず、体裁を弁えている女性ならば当然隠すべき箇所も、無遠慮にさらけだしている。
突如出くわしたこの異様な状況の前に驚きの声すら上げられず、隼人は言葉を詰まらせてしまった。
空白の時間が数秒ほど過ぎた頃合い。はっと我に返った隼人は、彼の頭の中から湧いてくる数知れずの疑問を解消すべく、彼女との接触を試みようとした。
しかしながら、結局それは叶わずじまいだった。彼が声を出そうとするが、何故か弱々しい掠れ声しか出ない。しかも次第に身体中の力が抜けはじめ、水中で姿勢を保てなくなる。
目の前の怪奇現象を余所に、彼は自分の身に起きた危機を悟るが、時既に遅く、思考が鈍り視界がぼやけてくる。
深く青い海の中、彼の意識はゆっくりと海底へと沈んでいった。
*
目を醒ますとそこは見慣れぬ場所だった。
靄のかかった視界が晴れ、バチバチと火花を散らしながら燃え盛る松明のオレンジ色の灯りが反射した黒い岩肌の天井が視界に映る。遠くから微かに波がさざめく音が聞こえるあたり、おおよそ海辺の何処かにある洞窟の中といったところだろうか。
いつまでもこうして寝ているわけにもいかない、と思い立ち、反射的に体を立ち上げようとするが、腕や足に感覚が無いことに気付く。掌はおろか指先一つさえ己の意を介さず、ピクリとも動かない。
「一体、どうなってるんだ……?」
声も出せているし眼球を泳がすことも瞼の開閉も難なく出来る。ただ全身の骨を全て抜かれたかのように、手足の自由が効かない。
おまけに地面の硬い感触が背中越しから直に伝わり、洞窟に満ちたぬるく湿った空気が彼の肌を直接撫でている。何故か彼は先ほどまで着用していたダイビングスーツを脱がされていることに気付いた。
隼人は意識を失う以前の記憶を探った。彼が最後に見た光景は珊瑚礁の物陰に潜む美女。それ以外、特に変わったことは思い当たらなかった。
「あら、目をさましたのかしらぁ?」
彼が状況の詮索に没頭していると、突然洞穴に艶かしい女の声が反響した。どんなに寝付きが悪い子供でも、傍らで読み聞かせをしてくれれば安らかな眠りへと誘えそうな、抑揚の無くゆったりとした口調だ。
「――誰だ?」
「わたしは、『ミナ』っていうの、よろしくねー、ふふ……」
「俺を介抱してくれたのは君か?」
「それは違うわねぇ。むしろ、私はあなたがこうなった原因かしらねぇ?」
自分を『ミナ』と名乗った女は、間延びした語尾でゆったりとした喋りながら、彼の顔をそっと覗き込んできた。彼には彼女の顔に見覚えがある。自分の記憶が確かならば、珊瑚礁にいた美しい女性と彼女は寸分の違いが無かった。
しかしながら、改めて間近で眺める彼女の顔はうっとりするほど綺麗だった。隼人は思わず、夢中になってその美貌を凝視してしまう。
陶磁器のようにきめ細かく白い肌。顔の造形は作り物のように整っており、ダークブラウンのショートヘアが落ち着いた雰囲気を醸し出している。憂いを感じさせる垂れ目と右目の脇に控える泣き黒子がチャームポイントの余裕のある大人のお姉さんといった風貌だ。
「ぼーっとしちゃってるけどぉ。ひょっとして見とれちゃってるのかなぁ?」
「――っ! そ、それより。今のはどういう意味なんだ? 原因って……」
隼人は彼女の美しさに気圧されながらも、意味深な彼女の言葉に対して問答を求めた。
「それはねー、……こういう意味よぉ?」
これが彼女の答えと言わんばかりに、ミナはか細い指で隼人の後頭部を支えながらそっと持ち上げ、自分の方へ見せるつけるように動かした。彼はその時になって、始めて彼女の全身を確認できた。
惜しげも無く曝け出されたミナのグラマラスな体つきの腰から下は、巨大な巻貝のような物体に続いている。彼女はまるで巻貝から女の上半身が生えたような異様な姿形をしていたのだ。
「ッ!? な、なんだ、それ。こ、コスプレでもしてんのか……?」
しかし、よく目を凝らして見ればこの貝殻の独特の色合いと形に、隼人は見覚えがあった。ダイバーなら誰もが知る沖縄の海に生息する殺人貝、『イモガイ』のものとそっくりだったのだ。
「ちょっと変なこと聞くけどさ……。君ってまさか……、イモガイの妖怪だったり……、して……?」
「あらあら、よく分かったわねー。えらいえらい」
彼は冗談を言ったつもりだったが、ミナはそれをあっさりと肯定し、まるで難しい問題を難なく解いてみせた子供を褒める母親のように柔和な表情を浮かべ、彼の頭の上を優しく撫でた。
「そうよぉ。わたしはね、すんごーく長生きして妖怪になれたイモガイなのよぉ」
「な、なら俺を気絶させたのも、俺が今動けないのは君の毒針のせいなのかな……?」
「その通りよ……、ふふふ」
なんということだろうか。
彼女の発言を真に受ければ、三木隼人は沖縄の珊瑚礁で半分美女の姿をしたイモガイの妖怪に遭遇し、彼女によって囚われの身になってしまったということになる。
第三者に聞かせれば、頭の病院を紹介されそうなくらい、にわかに信じられない話だが。彼女のイモガイの軟体の部分の表面が生きているかのように蠢いているのを見る限り、あながちアレが単なる置物とも思えない。
それに、もし本当に彼女が超自然的な存在だとすれば、裸の女が海の中で呼吸器具も付けずに潜行していたのも、悔しいが合点がいく。
仮に彼女がイモガイの妖怪と断定し順当に考え、わざわざ毒で殺さずに体を麻痺させ巣に連れ込んだのは『誰にも邪魔されず、獲物をじっくりと捕食するため』だ、と隼人は結論づける。そもそも元のイモガイが狩りをする生き物であるという既成事実が、彼の結論を裏付けていた。
「じゃあ。俺はこれから、君に捕食されるのかな……はは」
「んー、そーであってそーでないよーな……。まぁ厳密には合ってるのかな?」
「? 一体、どういう――」
ミナは意味深に微笑みながら顔を近づけたかと思った刹那、彼女のぷっくりとした唇が彼の口に重なり、言葉を遮った。
「んぐっ!?」
柔らかくて肉厚な舌が図々しく侵入し、彼の口膣内を隈なく蹂躙する。
突然の不意打ちに隼人は反射的に退けようとしたが、麻痺毒によって身じろぎ一つさえ出来ないので、彼女の深い口づけを甘んじて受けるしかなかった。
そして、数分に及んだと錯覚するほどに、長い間濃厚に舌を絡ませあっていたが、やがてミナの方から一方的に解放した。
「い、いきなり、何するんだ!」
「ん? まだ分からないのかしらぁ? 確か人間の雄と雌って、交尾する前に舌と舌で舐め合うって聞いてたんだけどぉ……」
「ちょっと待て! 交尾ってなんだよ! 君は俺を食うんじゃないのか?」
「あー、何か勘違いしてるようだけど、わたし人間は食べないの。あなたをここに連れてきたのは、あなたと交尾するためよぉ?」
そうミナが妖しく微笑みながら言うと、突如彼女の下腹部付近から二枚貝の水管のような器官が彼の体めがけて伸びてくる。
ゆっくりと迫るそれの先端にある口がみるみるうちに大きくなり、彼の全身を取り込むようにして包み始めた。
「ひっ……!! こ、これは一体!?」
「そんなに怖がらなくてもいいのよぉ? 別にあなたを捕食するわけじゃないってぇ。ただ、あなたをこの私の『生殖器官』で私の体内に取り込んでからー、たーっぷりと搾り採るだけだからぁ♪」
ミナは朗らかな口調でそう宥めたが、それでも彼は恐怖を感じざるを得なかった。彼の体の表面を這うように覆っていく軟体を目の当たりにした時、隼人は以前動画サイトで見たイモガイの捕食風景を連想した。
毒針を打たれ、身動きが取れなくなった魚にじりじりと迫る殺人貝が、体から伸ばした管で魚を丸呑みにしてゆく様を映した、あの身の毛もよだつ映像を。
一切の抵抗ができずただ餌として取り込まれ消化されるのを待つ運命にあるあの哀れな魚の立場と、今自分が立たされている状況は非情に酷似しているのだ。
「い、今すぐやめろ! 大体何で、俺が君とこんな事しなくちゃいけないんだよ!」
「何でぇ? うーん。何となく、かなー? ……まぁ強いて言えば、わたしがあなたを見かけた時、あなたがとってもわたしのタイプで、美味しそうに見えたからかなぁ?」
彼女のの理不尽な理由に納得のいかない彼は声を荒げて抗議するが、ミナは軽く受け流して気にも留めない。そうこうしているうちに、粘液が滴る不気味な器官が隼人の体を顔以外全てを包み込んだ。
すると、今度は本体の貝殻へ収納するかのように彼の体を咥えたまま器官が引っ込みはじめる。しまいには隼人の顔から下が丸々彼女の大きな巻貝の中に収まると、妖艶な女の半身と向き合う状態になる。
ミナは仕留めた獲物の生死を握り、優越感に浸っている肉食動物のような面持ちで彼を上から見下ろし、怯える獲物の顔を眺めて満足気にニヤけながら舌なめずりする。
「あ、ああ……」
「それじゃあ、いただきまーす……」
すると、顔を近づけて甘ったるい声色で耳元に囁きかける。それを合図とばかりに体を包み込むヌメヌメとした襞が活発に蠢き始めた。
「なんだこれ……! ひゃぁっ!?」
身体のありとあらゆる場所に、あたかも無数の生きたナメクジが隙間無く密集し全身を這い回るような異様な感触に陥り、今まで感じたことも無いぐらいの強烈な快感をもたらした。
「あん……、おちんちんからザーメン、どぴゅどぴゅ出てるぅ……!」
あまりの気持ちさに、彼のペニスは瞬く間に勃起し、そのまま間髪入れずフィニッシュを迎えてしまう。
分身の先端からドクドクと放たれた精が、生殖器官の中にぶちまけられ、蠢く肉襞の隙間に染み込んでいった。
「クスクス……もういっちゃったのぉ? まだわたしのおまん○に入れてすらいないのにねぇ……」
「うっ……はぁ……はぁ……!」
彼が絶頂後の心地良い疲労感に浸っている間。達してもなお固さを維持する肉棒の先端に、ぱっくりと開いた割れ目があてがわれる。
「じゃあ、次はここにちゃんとぉ、あなたの精子をいーっぱい出してね?」
生き物の口のように割れ目が亀頭にしゃぶりつき、そのまま中へ中へと飲み込むように、体を覆う襞とは別の柔らかい肉感の襞が吸い付きながら肉棒を咥え入れる。
イチモツが根本まで収まり、まぐわいを達成した彼女は熱い溜息を漏らしながら、恍惚とした表情を浮かべた。
「ん……、あなたのおちん○を直に感じるわぁ……。おっきいし、形も硬さもわたし好みねぇ……。わたしたち、結構相性いいかもぉ♪」
彼が仄かに色気の香ってきたミナの顔を見て胸が高なったのも束の間。突如、幹に密着する膣肉が、肉棒をさらに奥へと取り込もうとするかのように蠕動し始める
その貪欲さは、まるで彼女の膣そのものが意思を持ち、男性器から精を徹底的に搾り尽くせんとしているようだ。
「ふふふ……、どお? わたしのナカぁ……。でも、まだまだ、こんなもんじゃないわよぉ?」
彼女がそう言い放った次の瞬間。愚息を包む膣壁が一定の速度で上下にシェイクし始める。肉筒が奥にズルズルと引っ込みカリ首の部分まで引き抜いたのを境に、泥沼を掻き分けるようなくぐもった水音を出しながら再び飲み込む。
激しくなったかと思ったら急に穏やかになり、また激しくなる。主導権を握り、弄ぶようなその絶妙な生殖器官の動きは、まるでこの巨大巻貝の中で彼女が下半身を艶めかしく揺さぶっているのではないかと思わせるほどだ。
「ぐぅうああっ! や、やめ、ろぉ……」
力なく絞り出した言葉で抵抗心を示す。しかしながら、全身をウネウネと所狭しに動き回る肉襞に舐めしゃぶられる背徳的な快楽に加え、己の分身に張り付いた熱い粘膜が肉棒を擦り上げる甘く蕩けるような愉悦感に、彼は次第に屈してしまう。
「うぅ……ああ……!」
隼人は肉欲に溺れた表情を浮かべ、快感に悶える悩ましい声を上げた。
「――うふふ、いい顔になってきたわぁ……。きもち、いいのぉ……? ひぁっ……わたしもぉ……んっ! きもち、いいわよぉ……! くぅうん!」
今までのおっとりとした物腰柔らかい態度が嘘のように、ミナは色狂いの売女のごとく卑猥に乱れていた。呼吸は不規則になり、吐息は熱を帯びている。
目は胡乱とし、淫靡な喘ぎ声を洞窟中に反響させながら隼人との交わりに夢中になっている。体中から大量に吹き出た汗は玉状となって白魚の肌を弾いていた。
「はぁん! ふぅ……んっ、……あっ……あっ、ひゃぁ……!」
ミナの昂ぶりに合わせて蜜壷の動きが速くなったかと思うと、彼女はしなやかな両腕を隼人の首に巻きつけて、襲い来る快感に耐えるように力強くしがみつき、上半身を密着させる。
すると彼の顔にちょうど彼女の豊満なバストが押し付けられる形となる。
「ふぐぅ……! ――っ!!」
彼女の巨大な乳房の暖かくて柔らかい、感動すら憶えるほどの極上の感触に顔を埋めたとき。情欲に流されながらも、かろうじて張りつめていた理性の糸がプッツリと途絶える音が、彼の頭の中ではっきりと聞こえた。
異形の者と無理矢理交わされているという現実も忘れ、脳内は性的衝動に支配される。搾取をありのまま受け入れ、飢えた獣の呻き声を上げながら悶え狂う。
彼の分身は絶え間なく与えられる快楽によって絆され、今にもはちきれんばかりに大きくのたうった。
「あはっ……ビクビクって……してる、わぁ! また……はぁん! ……イッちゃうのかなぁ!? 我慢、しなくて、いいのよぉ? んっ……思いっきりぃ、出しちゃえっ!」
すると、彼女の膣の上下運動に左右にクネクネと蛇行するような複雑な動きが加わり、もみくちゃに捏ねるように肉棒をいたぶる。
それにともなって、体を覆う襞も激しくうねり始め、彼に甘受される快感がより一層高まる。それは責めている彼女とて同じであり、二人は絶頂への階段を競い合うように上り詰めた。
「ふ、ふぐううう!!!」
「あん! んっ! もう、い、イキそうっ! イクうッ! イクぅうッ! イッちゃううううううう!!!」
共に絶頂の叫び声を上げながら、二人の視界はほぼ同時に弾け飛ぶ。
限界まで怒張したペニスは脈動しながら肉欲の迸りを吐き出し、彼女の胎内を隅々まで白く汚していった。
*
隼人はその後、休む間もなく彼女の生殖器官の中で嬲られ続けた。もはや時間の感覚さえ分からなくなった頃、卑猥な音と喘ぎを耳にしながら、彼の意識は再び沈んでいった。
次に目を覚ましたとき、彼は診療所のベッドの上にいた。医者の話によれば、『ダイビングスーツを着た青年が人気のない浜辺で倒れていた』と語る地元住民によって、近場の診療所へ搬送されたとの事だった。
それを聞いた時、「やはりアレは夢だったのだ」と彼は確信し同時に安堵した。あの珊瑚礁の中で見た美女も、日頃のストレスが原因で見た一種の幻覚か何かだったのだろう。
しかしながら、自分が気絶してしまった原因がどうしても気になった彼は、念の為に病院で身体を見てもらったが、『特に異常は見られない、至って健康だ』と言い渡されただけに終わった。
隼人はなにか釈然としないモヤモヤとした気分を抱えながらも後日、予定通り東京行きの航空便に搭乗し自宅への帰路に立った。
窓側の席から小さな窓ガラスを覗くと、眼下に広がる沖縄の青い海が望めた。彼は名残を惜しむようにその光景を目に焼け付けた後、旅の疲れを癒すためにアイマスクを装着し、シートに前体重を預ける。
視界が暗闇に切り替わった時、彼は夢のなかに出てきた異形の美女『ミナ』との行為を思い出した。
男を惑わす美貌、美しい声、妖艶な上半身、そして身体に密着する襞の感触と己の分身に絡みつく膣の暖かさ、その全てを心と体が憶えている。あんなにも生々しい夢は忘れたくてもすぐに忘れられるものではなかった。
「せめて、また夢のなかで逢えたなら……」
隼人はそう静かに祈り、そのまま深い眠りに落ちた。
しかし、その時の彼は知る由もなかった。
彼の荷物の中に、小さなイモガイが紛れ込んでいたのを――
おわり
以上です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
余談ですが、イモガイは恐ろしい殺人貝として有名なので、最初は猟奇的な性格にしようかなぁ、と思ったのですが。彼女(彼)らは所詮貝だし、どことなくのんびりした生き物のイメージに思えたので、結局おっとり系お姉さんになりました
イモガイの毒には血清が存在しないんだっけか確か・・・
まぁなんにせよ新作乙であります。
体中を犯される体験とかしてみたいなぁ
gj
GJGJ!
個人的な想像だけど、イモガイっ娘は腹黒系だわ
久しぶりの投稿乙です
やっぱり貪られる感じがすばらしい
猟奇的な方も気になりますなあ……
そんなバカな…
某泉でトラウマを叩きつけられたあの貝に萌えるなんて…
>>165の腕前のおかげか!GJ!
172 :
名無しさん@ピンキー:2013/03/26(火) 12:22:43.88 ID:05wYW/aN
一旦浮上
まとめwikiがひさしぶりに更新されたな。
どなたか知らぬがGJ。
ゴキブリ娘かハエ娘の集団輪姦捕食SSが読みたい
ゴキブリ娘輪姦物ならもうあるよ
ハエ娘はありそうでなかった
「私はインコの親戚だ!」と豪語するオオタカ娘(ハヤブサじゃないけど)。
意中の相手とスキンシップを取りたいんだけど、軽くキスするつもりが勢いあまって
突ついちゃったり、大事なところを鉤爪で掴んじゃったりするちょっとドジな娘。
>>176 ダンディな鷹匠さんに懐くオオタカ娘さんですか?
自分から調教してもらいにいく変態さんですねw
いいね
179 :
名無しさん@ピンキー:2013/04/19(金) 13:19:53.30 ID:0eWMmVdh
鳥か…
ヒッチコックの「鳥」のこのスレ版
180 :
名無しさん@ピンキー:2013/04/21(日) 15:49:25.63 ID:tOJMKkSz
狐って擬人化してもエキノコックスにダニと危険だよね
鳥は鳥インフルあるし
人間だって回虫蟯虫に始まりトリコモナスだの梅毒だの肝炎だのエイズだの、持ってる奴は持ってる罠
すなわち、ケモノ娘に逆レイプされて散々搾り取られた挙句、ダニ娘やエキノコックス娘に寄生されてイカされ続けるわけか。
何その終わりがないのが終わり状態は
鳥が淫fullとは良い響きじゃないか
エキノコックスとはすでに響きからして液とキノコとコックとセックスが含まれているじゃないか
その発想は無かったわ
ペニスを咥え込んで寄生し、フェラ吸精するダニ娘さん。
唾液の効果で精液垂れ流し状態で吸われ続け、吸精するとダニ娘の胸が膨らんでいく。
そして十分に成長したら、おっぱいを顔に押し付けて押さえ込み、強制生殖にうつるわけだ。
病気とか寄生虫うつされるの良いよね…
虫系娘にたかられたい願望
昨日、外を出歩いている時に偶然カバンにくっついてきたテントウムシを、手に乗せて戯れていた時にふと思った。
一般に知られてるテントウムシ(ナナホシテントウ)ってあの可愛らしい見た目に反してガッツリ肉食系なんだよね。
かわいい系・肉食女子。――うん、最高やな
体長だけで10cmくらいあるゲジゲジを見てワロス、瀬戸内は南国だなぁ。
>>189 ただし臭い
臭いのってアレ外敵防止のためやん?
つまり臭い臭いと有名でも実際は単に趣味合わなかっただけとかそんな感じで主人公だけは大して臭わせないとかいいやん?
テラフォーマーズのゴキたちってマッチョじゃん?
アレを♀に置き換えて、あそこにやってきた男(主人公)を襲う美人でボンキュボンな
筋肉娘達に置き換えたらフルボッキした
このスレのssの中で皆は何が好き?
気になるのは分かるけどそういうのは荒れる可能性が高いから控えような
新参者失礼します
おっとりたれ目の森系スライム娘と文系のメガネロン毛巨根男の娘の筆下ろしからのボテ腹、出産までなどいかがでしょうか?長くなってごめんなさい
スライムは♀動物とは言い難いのジャマイカ、その作品は人外娘総合とかの方が良いかと。
アメーバ娘とかこじつける手もあるっちゃあるな
色んな獣人(蟲人、魚人、竜人、鳥人等含)が通う学校とかあれば獣人同士のカップルもできるだろうな
スケーリーフット×センザンコウのケンカップルって電波受信したけど
ドチラを男にしたほうがしっくりくるかな
巻き貝は大体が雌雄同体、つまりメスに性別を確定できるのはセンザンコウのみ
ナルホド
しかしそうなると偽人化♀センザンコウか……
キスやオーラルセックスが上手そうだな
あとオネショタっぽいな
よろしい、ブロウジョブもオネショタも大好物だッ!
動物ではないんだが架空の動物ってことで
もったいないおばけ♀がティッシュペーパーとゴミ箱に対抗意識を燃やし
精液を粗末にしようとすると現れて色々な意味で無理矢理吸い取ろうとするとかどう?
さすがにそれを動物とこじつけるのは無理があるな
擬人化総合向けだろう
射精をこらえようとしてるのを壮絶な快感で無理やり射精させられるのと、
射精する直前を見切られて寸止めされて射精を懇願させられるのと、
どちらのシチュエーションを選ぶべきか。
壊れる直前まですん止めされて懇願した後に、今度はあまりの快楽で死ぬ寸前まで強制搾取されるのはどうですかね?
ほしゅ
SS一つ投下します。誰か見ていてくれたら幸いです
うん
ある日事故に遭ってから人間不信になり、飼い主にも噛みつくようになった柴系の雑種の愛犬(♀)。餌やりの時も威嚇してきて正直怖かった
家族会議の結果、このままでは飼えないと判断が下され、やむなく殺処分してもらうことになった
ある日、「彼女」が一糸纏わぬ女子大生くらいの姿に化けて夜中に一人暮らしの俺を襲ってきた
何故「彼女」だと解ったのか。それは頭に付いた獣の耳が微かな月明かりに照らされた時に分かった
彼女は俺の首に爪を突き立ててこう問うた
「何故お前たちの勝手な判断で殺したのだ。何故私の哀しみを理解しなかったのだ。それとも死の苦しみを貴様にも味わわせてやろうか。」
彼女の憤怒はまさに俺を殺さんとする勢いだった
俺は怖かった。あの時と同じように。だが、俺は謝った。必死に謝った。
最後まで愛せなくて済まなかった。お前と一緒に居たかった。優しくしてやりたかった
切羽詰まっていてなかなか言葉が浮かばない。
彼女はさらに爪を深く突き立てた。爪を立てられた先から血がにじんて来る。
「謝ったところで私の憎しみが消えるとでも思ったのか。謝ったところで私の死の苦しみが消えるのか」
頼む、今だけその手を離してくれ。
彼女は渋々手を引いた。その手が離れたとき、俺は彼女を抱きしめた。力強く抱きしめた。
悲しかった。お前が死んでからずっと。俺は最後まで殺すのに反対だったんだ。ずっとこうしてやりたかった。お前のことを愛していた。
だけどこの想いをどう伝えればいいか解らなかった。近づくと噛みつかれると思って恐かった。今なら俺の言葉が解るだろ?今お前はここにいる。お前の温もりを感じたい
俺は泣いた。心の底から何かがこみ上げてきた。死の危機から一時解放されて緊張が解けたせいもあるが、ずっと伝えたかった想いをようやく伝えられて涙が流れた。
すると、俺の左肩が濡れているのが分かった。彼女も涙を流していた。
彼女は言った。
「私も我を忘れていた。今ならお前の言葉が解る。お前の想いが解った。お前の温もりが、気持ちいい。お前を殺しても、私が報われるわけじゃないよな。先の傷を癒させてくれ」
彼女は俺を仰向けにした。そして俺の身体に密着して首筋を嘗めて始めた。
傷口が少ししみたが、情熱的な舌使いは妖艶で、生温かく、ぬるぬるしていて、くすぐったかった。気が付けば勃起したペニスが彼女の腹を押しつけていた。彼女は残った涙を頬に垂らしながら笑った。
「ふふっ、傷を嘗めてやっているだけなのに変なことを想像するとはな。感動の再会が台無しだな。人間なのに盛っているのか?」
彼女はズボンからその肉棒を取り出し、しゃぶり付いて来た。
「なんて立派なビーフジャーキーだ。だが喰いちぎっては駄目なのだろ?こうやってベロベロ嘗めると先からミルクが出るんだろう?」
彼女の舌さばきは絶妙だった。ねっとりとその肉棒に絡み付いてくる。そして口全体が吸い付いて来る。一体どこで覚えたのか。
童貞の俺はその快楽に耐えきれず、1分と持たずに果ててしまった。
「んっ!早すぎるだろ。だけどこのミルクの味はなかなかなものだぞ。しょっぱくて、苦みが後からやって来て。癖になってしまうな」
彼女は昔からミルクが好きだった。だが、この卑猥なミルクを飲ませる時が来るとは思いもしなかった。
彼女は桃色に染まった愛液滴るその秘部を開いた。
「今度はこっちの口でそのミルクを味わいたい。いいだろ?」
彼女は俺の返事を待たずにペニスを挿入させた。にゅるにゅるとした内部の刺激に耐えきれず、またすぐに果ててしまった。
「全く、今度は入れただけでイってしまったか。だが、そこがお前の可愛いところだ」
元飼い犬に可愛いと言われてしまった。しかもさっきからリードされっぱなしだ。このままでは元飼い主としての面子が立たない。
「まさか可愛い愛犬にリードされっぱなしでご主人様として情けないとでも思ったか?馬鹿言え、最初からお前は下僕だ」
完全にナメられていた。犬はプライドが高く、気を付けないと見下されてしまうのだ。漫画みたいに「ご主人さま〜」と甘えてくるようなことなど無いのだ。
「だが、今こうしてよく見てみるとなかなかいい男じゃないか。惚れたぞ」
女性にカッコいいと言われるのはこれが初めてだった。しかもその相手は元飼い犬である。
「ふふっ、照れているのか?どうしようも無い男だ。せっかくこの身になれたんだ、お前を一人の男として愛したい。どうか私のことも「一人」の女として愛してくれ。ほれ、もたもたしてないで腰を振らんか」
俺たちはその夜、熱く愛し合い、もっと温もりを感じ合った。人と犬としてでなく、下僕と主人としてでもなく、互いに愛し合う人として。
翌日。
あれは夢だったのか。だとしたらハッピーエンドだったな。ははは。
一人でぼやくと、脇から聞き覚えのある声が。彼女の声だ。
振り向くと彼女はにっこりと微笑んだ。
「夢かと思ったか?残念だったな。これからはよろしく頼むぞ、ご主人様。ああ、このご主人様は旦那という意味だ」
以上です。どうかスレの燃料になれれば嬉しいです
214 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/10(土) NY:AN:NY.AN ID:DM8edQIg
久々のSS投下乙です
たしかに最近寂しい空気ですねぇ・・・
あと家のチワワ(♀)も起きたら朝獣娘になってたりしないかな
215 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN ID:dbKqlSWU
ウィキが止まってないか?
単純に誰も更新してないだけかと
保守
218 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/13(金) 13:19:53.48 ID:YxA4n4/Z
浮上
うちの猫(♀)も人間にならないかなぁ〜
めっちゃ甘えてくるのに…
>>219 動物状態で何か弄ってやれば人間に変身するんでね?
股の奥触るところから初めて見れ
>>219 6歳ならオカンと同じ年齢になりますがw?
>>220 まだ若いから、そんな事したくない
ビッチになったらイヤだww
>>221 まだ1年も経ってないんだよね(^_^)
人間だとどれくらいだろねww
今更ですが、ID変わった219です
まぁ猫もいいけど、個人的には牛娘が好きだなo(^▽^)o
漫画のタイトル忘れたけど、外見は巨乳美人が牛のカチューシャ付けただけなんだが、それが可愛くてね
それ以来、牛娘も好きですわ
従順で大人しいキャラで通ってるけど自分より下と見なした相手はゴミみたいに扱う腹黒犬娘さんがどうしたって?
あは〜ん
主人の前では仲良く振る舞うが目の届かない所ではボロ雑巾のように搾り取る猫被り犬娘も頼む
ひたすら一途を貫く余り超ヤンデレストーカー体質のアホウドリ娘という電波
230 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/16(水) 04:09:08.81 ID:TU0rWubk
ほ
し
ゅ
う
牛娘からミルクを搾るつもりが、逆に自分のミルクを搾られる展開もいいかもww
235 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/13(水) 19:32:20.72 ID:g5uZzFXB
あげ
人外系のエロ作品増えつつあるけど
AVとかいわゆる実写での実現はまだ先になりそうだな
CGとか駆使してリアルなラミア女にジャングルで犯される三次作品を
生きてる時に拝めたら・・・・・・・・幸せだなぁ
それも良いけど、ゲームの中に入りたい(>_<)
そんでエロゲーに入って色んな娘に襲われたいw
ますます日本の少子化が進む予感ww
ゲームの中に突っ込むよりホログラフかなんかでこっちに持ってくるほうが早いような希ガス
>>238 ホログラフは触れへん・・・・・・触れへんねんで
人外娘のリアルドールとか、いや何を言ってるんだ俺は
人外ドールが妖怪化したらそれはモチーフの人外でいいのか
それとも人形娘にカテゴライズされるのか 何れにしろそろそろスレチかもな
武装s…うっ頭が…
>>238 五感どころか独立した人格まで再現可能なスタートレックのホロデッキレベルならOK
アレだろ、メンタルモデルとかいう奴。
大型犬に「ご主人様だいしゅき」状態でモフモフ逆レされたい
USBオナホを獣人ロボットドールにつけて動かすのが一番手っ取り早そう
アニマトロニクスの技術とオナホ技術を組み合わせれば高価になりそうだけど実現は早そう
というか、二次元を三次元に持ち出しても悲劇しかないぞ
やっぱりまずは人工知能でしょ!
その次に人間に近い人工の肉体!!
人工知能早く完成してくれないかな〜
ラ○プラスみたいな感じで会話したいわw
設定通りに受け答えするんじゃ無くてね
人工知能より先に義肢やロボット技術を応用した人工肉体の方が早く完成しそう
どっちが早いんだろね??
まぁ肉体が先に完成してもめっちゃリアルなオナホ止りな気がするよ
やっぱり心とか反応が無いと寂しいね
実体験してるかのような夢を見られる機械ができれば解決
反応や快感の操作もできる、気に入ればその続きを見られるとか
そろそろ何のスレなのか分からんw
>>250 ゴメン脱線しちゃった
とにかく動物っ娘最高!!!
そうだそうだ!
なぜケモナーは対立するのだろう?意味がわからん、そこに萌えがあったらそれでいいじゃないか!
そらオメー何時の世も何処にでも自分が好きなのが一番で後はゴミ同然ってのが居るからだべ
てかみんなはどの位のレベルまで動物っ娘許容出来るの?
自分は顔が動物じゃなければ下半身が何でもOKって感じ
下が蜘蛛とかはグロいけど、可愛いならOK♪
動物混じりな人間から人語話す四足歩行までくらいの間ならなんでも
この前のバッタは、口がリアリティ皆無の触手生物だったからアウト
文書だから好きなように解釈すればよし
>>254 ケモ耳も 獣面人身も ケンタウロス・人魚型も 体の一部に羽・鱗もOK
ただし絵がないSSではほぼ関係無いけど、いわゆるケモっていうの?獣面のうち
口鼻は動物的に突き出ているのに目元は人間的(平面的で目自体も人間キャラ的)なタイプと
顔面の毛とは別に髪の毛が生えてるタイプ
それと普通の動物が二本足で立ってるようなタイプはNG
あと外骨格系も昆虫の腹部のような軟らかな感じが見られなければ可
>>257 前のバッタって?
アバターくらいまでなら
>>259 ちょっと前にフリゲだか同人だかで仮面ライダー真みたいなのと恋愛シミュするゲーム話題になってたやん
それじゃね?
>>254 異種姦も好きなのでNGはなし…といいたいが頭だけ人間とかみたいな不気味さやグロさが前に出ちゃってるような明らかな異形はきつい
みんないい趣味してるじゃないか!
てか、意外とまだ人居るんだね
嬉しい(^人^)
結構長い投稿も可能ですか?
>>1とスレタイに違反しないならいいんでねーの?
ついでにプラスしてリョナとかヤバイ属性突っ込んでんなら警告書いときゃエエかと
他所でシャチ娘をメインヒロインに据えたハーレムものを読んだんだが
ゴムの様な肌の獣人てのはまったく盲点だったけど美味しくいただきました。
ところで
>>264は今執筆中なんだよね?期待してていいんだよね?まさか聞き逃g
269 :
...:2013/12/23(月) 20:10:21.22 ID:cJUSTdVG
>>264かと思った?残念、
>>116だよ!
以前ここで書く書く詐欺をしていたことに気づいたので急いで
>>118の続きを作ってみました。
うん、そうなんだ、痛いんだ。スルー推奨なんだ。
世の中には常識の範疇には収まらない変わり者‐というかなんというか…‐がいる。
俺の横で酒を飲みながら大声を出して話しているこの女もそんな一人であるわけで-
「アッハッハッハ!しかし、復讐のためとか言って出かけたあいつが、こんな優男を連れて帰ってくるとはねぇ!
ねぇねぇ、あいつのどこに惚れたってのかアタシに教えなさいよ、ね、ね?」
「言える義理はないね、というかお前と俺が初対面なの理解してるか?」
「なぁに、アタシにはわかるのよ、あのチビが捕まえてくるような男がどんな奴かくらいね。
だから気兼ねせずに教えなさいよーまどろっこしいわねー!」
「………めんどくさいな、お前。」
こいつの名前はクーリア。
なんでも、嫁の旧友とかいうヒトらしい。
ちょっと前から酒に付き合わされて絡んできている迷惑千万な奴だ。
「…で、あいつはどこにいるんの?帰る連絡もよこさなかったことをこれからなじってやろうと思うんだけどねぇ。」
「残念だけど、友達の家に行ってくるとかで夜までは帰ってこないぜ。」
「チッ…入れ違ったわね。それアタシたちのことよ。」
こいつとの出会いは突然だった。
初めて帰省した嫁の実家の居間に置いてあるいかにも年季が入っていそうなアンティーク家具を眺めていたところ、
突然ベランダの窓が開いた音がした。目をやると、こいつが開け放たれた窓枠に座っていて、
「まったく、不用心なもんだね。窓の鍵くらい閉めたらどうなんだい?」とかなんか言っていたのが数時間前のことだ。
なんというか、ものすごい既視感を覚えるような登場の仕方に失笑したのが記憶に新しい。
あの時感じたデジャヴの原因は、うちの嫁、プレイグにある。
彼女はコウモリの化身、とかいうよくわからない存在で、初めは俺を親の仇だと間違えていたというイタいがかわいい娘だ。
(娘とは言ったが、実際は俺の10倍は生きているBB…ゲフンゲフン であるのだが)
そんな嫁の友達を名乗る彼女も超自然的な意味の分からない何かであると面倒臭いことになりそうだな…常識が通じない的な意味で
「んー…もうなくなっちゃったか。もっと家から持ってくればよかったなー。」
「すぐになくなっちゃったなこのビール。」
「大丈夫、任せなって。アタシにとってここは勝手知ったる人のウチだからねー。確かここに…
ほら、あいつの親の秘蔵のワインがここにあるわ。一緒に呑みなさいよ。」
「大丈夫かよそれ…1760って書いてあるぞ…!?これ、勝手に飲んで大丈夫なのか?」
「平気だってー、アタシが生まれるのよりもずいぶん後の酒なんてちょっと飲んでもここにもアタシの家にもいくらでもあるから。」
…いつ生まれたんだよお前。1760年って葛飾北斎が生まれた年だぞおい。
もしかして、こいつが土産とか言って持ってきてさっき飲み干したこのビールも、ものすごい年季の入ったモノ…?
たしかにものすごく美味かったけど…
「…ん、まぁいい感じの酸味ね、アンタも飲みなさいよ。あいつが帰ってくるまで付き合いなさーい!」
「お、おぅ…」
この別荘-うちの嫁がもともと住んでた実家-は絵に描いたような豪邸で度肝抜かれた思いだったが、
こいつらの世界ではこれが相場なんだろうか…?もう何もかもスケールが大きすぎてくらくらするぜ…
このワイン、美味しいけどさ…
「ふー、だいぶ呑める方だねー、アンタ。気に入ったよ、また来た時もワインでも持ってくるとするよ。」
「うっぷ…さいですか…」
簡潔に言おう。彼女は酒豪だ。しかもかなりの。
そして、それに付き合わされた俺はこのザマ、というわけだ。
彼女は話を聞く限り自分の知ってる”ヒト”ではないのは分かってるから想像はしてたが…
つい出来心でどっちが飲めるか勝負を挑んでしまった数刻前の自分をシバキ倒したい。
数百年は生きているようなバケモンにどこにでもいるような28歳の日本人(ハーフ)が何をどうしようと勝てるわけがなかったのだ。
「あはは、ごめんごめん、やりすぎたみたいだね、水飲む?」
「あ、ありがとう…頼みます…あっちにミネラルウォーターがあるんで持ってきてください…」
「あー、そんなのいらないいらない。ちょっと待ってて…」
そう言うと彼女は手のひらを差し出し、なにかブツブツとつぶやいている。
「アエリオ,アラギ,ネロ…よっと!」
頭がどうにかなりそうだった…催眠術とか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ。
もっと恐ろしいものの片鱗を(ry
…とにかく、俺の常識がまた一つ、音を立てて崩れ去った思いだった。
彼女の広げられた手のひらの上で、雨粒のような水滴ができたかとおもうと、それがなんと揺れ動きながらどんどん大きくなっていくのだ!
「こ、れ、は…!?」
「…なによ、魔術を見たのは初めて?まぁ無理もないかぁ、あいつ手先は器用だけど魔術はてんでダメだからねー。
これはちょっと水分を掻き集めただけ、簡単なもんよ。後で教えてもらいたい?」
「け、結構です…」
「あ、そ。…とにかく、水が欲しいんでしょう?これを飲みなさいよ。」
「はぁ、わかった。」
…そう言われて頷いてしまったが、どうやってこれを飲めばいいんだ。
生まれてこのかた水分というものは容器や蛇口から飲んできたが、宙に浮いている水なんて…とりあえず啜ればいいんだろうか?
ゆっくりと前のめりになって唇をふよふよと浮かぶ水玉に近づける。この水玉だけ重力が仕事を放棄しているようだな。
宇宙飛行士がテレビ中継で宙に浮かぶ水滴を飲むというパフォーマンスをしているのに似てるが、
今の俺はしっかりと椅子に座ってるからどこか滑稽っぽくも感じる。
…
…美味しい。
アレ?水ってこんなに美味しい味がするものだったっけ?
そう考えながら飲んでいるうちにバケツ半分くらいの水の塊が丸ごと胃に収まってしまった。あんなに呑んでまだこんなに飲めるのか俺。
「ハハ、酒でもないのにイッキなんていい飲みっぷりじゃない。アンタ、ホントーに気に入ったわよ。」
「げふ、ありがとうございましゅ………アレ…?頭がボーっと……」
…あー、飲みすぎで眠くなったかな………
……
………あれ、クーリアさんの足元から、煙…?
…男女の声が聞こえる。これはなんだろうか……あぁ、お楽しみ中か。
女は床の上で…いや、床に寝そべった男の上で、愉悦を全身で受け取るように腰を動かしている…
…その姿は長髪で背が高い気の強そうな美人…クーリアさんだ。
男は彼女に跨られた状態で、手首を床に押さえつけられていいようにされている。悲鳴を上げてそのうちについに果ててしまった…
…男は…俺だ………!?
「うわあああ!?……っはぁ…」
「あらあら、起きたかい?いい寝顔だったわよ。…食べちゃいたくなったくらい。」
天井と彼女の顔が見える。絨毯に寝転んでいるようだ。
ひどいもんだ、酔いつぶれて眠った挙句、嫁の友達相手にエロい夢を見るとは…夫失格だよもう。
目が覚めた俺の顔を覗き込んでいる彼女の視線が辛い。いい寝顔なんて言われた俺の頭の中がピンク色に染まっていたなんて絶対言えない。
今気づいたが股がべたついている、これは完全にやっちまったぁぁぁぁぁぁ
「どうしたのよ?さっきよりも顔が赤いじゃない?」
「えっと…気のせいじゃないかな?アハハ…」
放出による解放感で頭の中がまとまらないが、そんなことは言ってられない。酒で回らない頭をフル稼働させて早急にこの場を離れなければ。
「あの、ちょっと、酒のつまみでも取りに行ってきますよ、ええ。」
「気が利く言葉、ありがとうね。でも、ここに良い食料があるもの、いらないわね。」
彼女はずいとこちらに顔を寄せてなぜかウィンクした。ここまで近いと彼女のたわわな二つの実がイヤでも目に入って、やばい。
というか、彼女はなぜ胸をはだけている…いや違う、彼女は裸だ。
それに気が付くと我慢したって俺の愚息は反応してしまう。仕方ない。人間だもの。
「…あら。アンタのは正直なのね、かわいい。まさか一発で終了だなんて思ってなかったけど、大丈夫そうね。」
…思考が凍りつく。俺の原始的な本能が今猛烈になにかがヤバいと訴えている。
現実と向き合う覚悟を決め、身体を起こすと、俺の愚息がそこにはなかった。
いや、見えなくなっていた。そう、彼女の身体へと消えていたのだ。
今俺はまさに、彼女に襲われている(性的な意味で)。さっきからセリフがおかしいと思っていたのは、そういうことだったのか。
そして、彼女の足を見ると、
「人魚…」
腰までは間違いなく人間のそれではあるのだが、そこから先が分かれておらず、青い色をした肌と魚の尾びれが続いている。
「いやー、あのチビにふさわしい大きさだったから不安だったけど、なかなかのモノ持ってるじゃないアンタ。味見しといて正解だったわよ。
あ、もう気付いてると思うけど、アタシはサメの化身なのよ。」
やっぱりこの人もか…
化身というヤツはいわゆる八百万の神のようなもので、いろんな生き物ごとに存在している獣人のような見た目の連中だ。
普段は人として暮らしていて、人間世界に溶け込むために普段は魔法で変装しており、
それを解除すると本来の姿を現し、おまけに魔法で作り上げた服が消えうせて裸になってしまう。
さっき見た彼女が発していた煙は変装を解除する術を使う時に出るものだ。
「えっと…状況はなんとなく分かったんで、とりあえずこれ、抜いてもらっていいかな?」
そのとき、彼女の目が変わった、ただ豪快なだけだった彼女の表情が捕食者になる瞬間だったように思う。
「…断るわ。せっかくだからあいつが帰ってくるまで付き合いなさいよ。異論は認めないから。」
彼女は手のひらを差し出し、先ほどの水玉を呼び出すと、俺の顔にぶつけた。
なんだこれ!?水が顔に張り付いて息ができない!?
「飲みきらないと窒息するわよ?…飲んだとしても、さっきみたいに昏倒したりしないから安心しなさい。」
やばい、とりあえず顔に張り付いた水を吸い込んで飲み干す。
あれ、身体が痺れてくる…嵌められた。そう思ってももう遅く、
「まさか何も仕込んでないと思ったの?馬鹿ねぇ。」
これは万事休すだ。自分より大きい彼女がのしかかっているだけでもやばいのに、身体の自由まで奪われてしまった。
…そんな状況でなんで元気になってるんだ我が愚息よ!?
「アンタの息子は準備できたみたいだね。…まぁアタシがこうさせたんだけどね。じゃあ二回戦といこうか。愉しむわよ。」
「うー…や、めてくれ…」
「異論は認めないって言ってるじゃない。もう一回終わってるんだからあと一回ヤろうが二回ヤろうが変わらないわ。
…それに、まだ全然足りないのよね、アタシは。」
「ふぁあ…はぁぁっ!?」
彼女は俺の息子を強く締め付け、ズリズリと少しづつだが上下に軽く動く。その刺激で俺はどうしても声が出てしまう。
妻の前ではとてもじゃないけど言えないが、これはすごい。その一言に尽きる。
彼女の中は吸い付くような感触で、息子に快感を脳に送るように命令させているようだ。
頭が焼き切れそうだ…こんなの、耐えられないぜ…っ!
「もうなの?…まだよ。『止まって』」
耐えられるはずがない!こんな快楽の渦に叩き込まれたら俺は………出ない!?
まさにあの瞬間、あの瞬間の手前寸前で俺の息子の快感は堰を切らずに留まっている!?
「うあああああ!?なんだ!?なんだ!?なんだこれはぁっ!?出ない!おかしくなるってぇ!」
「…アハハハ、乱れちゃってかわいい。聞こえちゃいないと思うけど、アンタの精は止めさせてもらったわ。
こんなに早漏だと、全然アタシが楽しめないうちにアンタが精根尽き果てそうだからね…!」
「うあぁ!?それっ…て…!?」
精根尽き果てるまで付き合わされるってことじゃないか!?
「へぇ、口応えする元気はまだあるみたいね。…ふふ、燃えてきちゃった。
見せてあげるわ、あのチビにはできない、人外の快楽をね…っ!」
あの感覚は一生忘れられないだろう。
放出される寸前の尿道の内側を擦るあの感覚が一瞬だけ蘇り、「出せる!」と思った瞬間、
逆に俺の息子の中の迸りは息子から身体へと引っ込んでいくのだ!
進行方向を逆走する感覚にどうしようもない刺激を感じて悶えていると、また放出される寸前まで高められる!
「…ぅ!?……ぁあっ!?」
「どう?感じるでしょう?精液がアンタの中を行ったり来たりしてるのが…
水の魔法の神髄、これがその一つだったりするのよねぇ…」
な、なんというエロい使い道をしているんだ魔法を…というツッコミを入れたいが快感で体を貫かれ続けている状態では話すこともできない。
外側は彼女の中に締め付けられ、内側は自らの迸りにより責め立てられている…
おまけに、彼女の魔術に縛られ、出すことは叶わず、無限に高められ続けているのだ…!
ぎゅっと彼女の腕に抱きすくめられる。
彼女の顔は初め会ったときのイタズラっぽい笑みを浮かべた顔ではなく、子が母を見るような穏やかな顔で、優しい瞳をしていた。
しかし、優しく抱きしめ笑みを浮かべるヒトの上半身とは裏腹に、サメ肌をした魚の下半身はガンガン上下して性欲を貪っているのだ。
「……ぁっ!!…っはぁ!?」
「あぁもう、アンタ、最高にかわいいわね!アタシもっ!そろそろっイケそう!お願いっ『来て!』」
「…!!!出るっ…ふあぁああああ!!!」
「あぁ!来てる!来てるわよっ!アンタ最高よぉ!」
ビュルビュルと出る快感の感覚、ようやく解放された安堵の感覚、彼女に抱きしめられる心地良さ、混濁して意識が焼き切れる…
…
…あいつに何て言って謝ろうか………
「どういうことなんだ!?言ってみろクーリア!」
「へへ、ちょっとねー。」
「ちょっとね、じゃないわ!こんの色情魔ぁぁ!」
さて、今の状況から数秒遡るとしようか、実家に帰った私は夫ジャックを留守番に娘と一緒に旧友の家を尋ね歩いていた。
彼女たちとは百数十年の仲だ、数年ぶりとはいえいつ訪ねれば会えるかはだいたい把握している。一人を除いて全員と会えた。会えたのだが…
なぜ、その彼女が我が夫の部屋で、気絶して倒れている夫を尻目にタバコを吸っているだろうか。
そして、テカテカという効果音が似合いそうな彼女の充実したような顔はなんなのか。
この部屋に漂う淫靡な雰囲気、少々臭うこの生臭さは何だというのか。
絨毯に付着したあのシミは何によるものなのだろうか。
どうして、彼女は擬態を解除しているのだろうか。
倒れている夫の生気はなぜ弱まっているのか。
それは一重に、
「あぁ、帰ってきたんだね、プレイグ。
アンタいい男を捕まえてきたね、なかなか濃くていい精気をしているわよこいつ。」
この親友(バカ)のせいであった。
「おぬしは性欲だけで生きておるのか!?この阿呆がぁっ!」
「い、痛い痛い、そんなに殴らないでくれよー、酒の勢いの出来心だったんだってー。」
「おぬしに限って出来心などありえんわ!おぬしのような悪知恵ばかり働くような奴はな!」
「…んー、バレた?」
「『バレた?』じゃないわこのドアホーーーッ!!!
ヒトの旦那を寝取りよって!許さぬぞ!謝れ!おぬしの家中の酒を持ってきて謝れ!」
ポコポコという効果音が鳴りそうなくらいの高速連打で我が悪友の胸元を叩く、
結構な力で、それこそ並の人間なら一撃でのけぞるほどの力を込めて殴っているがびくともしない。むむむ、この胸のクッション性が憎い。
「じゃあ逆に言わせてもらうけどねー、謝るのはアンタの方よ!?
何よー!突然いなくなってー!心配したじゃない!バカ!このバカコウモリー!
『親の仇を討つために日本へ行く』って書置きを見つけたとき、アタシたちがどれだけ心配したか!アンタはまるっきりわかってないー!
しかも旦那を作って、子どもまでできた!?呑気なもんね!アタシは呆れてものも言えないわよーっ!」
「うっ…」
まったくもって正論だった、彼女はもともと私の母上の部下であり、友達とは言っても彼女は本来私の人生の先輩であり、姉貴分だ。
彼女からしてみたら妹分の私が何の連絡もなしに突然海外へと行ってしまったことは大変にショックな出来事なのは容易に予想がつく。
あのときは復讐だ何だと言って頭に血が上りすぎていた。
夫と過ごした日々の間はそれはそれで愛を育むことに惚けてしまい、連絡の一つもしなかった。
「わ、私が、悪かった…ほ、本当に………すまなかった。」
「…よし、よく言えましたー。…おかえり、ね。プレイグ。」
彼女の手が後ろに回り、抱きすくめられる。大柄な彼女に引き寄せられ、下乳に顔が埋まる格好となってしまう。
むむむ、この身長差、癪に障る。それでも、悪い気はしない…かな。
「一言謝っただけで、許してくれるのか?クーリア…?」
「頑固なアンタが非を認めたからねー。それだけで、わざわざ叱るまでもないくらい反省してるって分かるわよ。
アタシを誰だと思ってるのよー。」
「…エロの権化?」
「アッハッハッハ!言ってくれるじゃない!…湿っぽい空気になったわね、あー、こんな話終わり終わり!」
そう言う彼女の顔は優しい目をしている。言いたいことは山ほどあるけど、今はこれで十分だ、これはそういう顔だ。
「あ、ありがとう。気を遣ってくれて。」
「なによー、まだ話を引きずるつもりー?…このくらい大したことないわよ、お互い何年人生経験積んでると思ってるのよ?
あ、アンタの娘…マリス、だっけ?そいつどこにいるんだい?後で挨拶でも行こうと思うんだけどね。」
「ああ、よく知ってるな、マリスなら、外にいる。
おぬしがあまりにも凄まじい妖気を放っていたからな、おぬしが原因とは思わず不審に思って庭で遊ばせているのだ。」
「アタシだって気付かなかったの?あんたも修行が足りないわね。探知魔法くらい覚えてもいい歳なんじゃないの?アンタ。」
「…うるさい。魔力に恵まれなくて悪かったな。」
「アハハ、かわいい。」
ガラにもなくつい頬を膨らませてしまった。魔力が溜められないことは自分が一番気にしていると、彼女は分かっているはずなのに。
彼女の前に立つと、私はこどもになってしまう。彼女はそんなやつだ。
だから、彼女を私は好きで、苦手としている。
「そんなことより、こんな男前な旦那持っといて、アンタはまだそんな男の子みたいなカッコしてるのー?キテレツねぇ…」
「ハレンチなおぬしに言われたくないわ。…小柄な女の「私」では威厳がないであろう?」
「ふーん…ってことは…えいっ!」
X字に振り下ろされた彼女の爪が空気ごと私の服を引き裂く。
彼女の笑みは変わらなかったが、裸に剥かれた私を見るその眼には本能が警鐘を鳴らすほどの欲動の炎が見えた。
尾びれを床に叩く仕草は、彼女が喜んでいるときに出る癖だ。
「ひゃんっ!?…な、な、な、何、を…!?」
「ふーん、やっぱりアンタ、擬態で身体まで作り変えてたんだ。
…そりゃーすぐ消耗するわよ、こんなのそーとー勉強しないとできないわ。まったく、努力の方向性を間違えてるわよ、アンタ。」
彼女の目の前に晒してしまったのは、私の男性器。魔法を以ってこしらえた小さいがれっきとしたものだ。
いくら彼女とは友とはいえ、こんなはしたないマネをするとは。
…これが彼女が異性にする態度なのだろうか?…いやいや、私は男に擬態しているだけで本当は女だし、コウモリの化身だし。
そもそもいくら気絶しているとはいえ旦那が寝ているそばで裸とか恥ずかしいにもほどがあるのだ!
「しかし、かわいい大きさね。…ふふ、おいしそう。」
「み、見るでないわ!恥ずかしい!……えっ、今、何て」
視界いっぱいに彼女が迫ってきたかと思うと、唇に、口内に、やわらかいものを感じた。
「ん…むぅ…」
それが彼女の唇だと、そして舌であると把握するまで数秒を要した。
彼女の舌は私の頬の内側を、歯茎を、舌をさんざん蹂躙し、彼女の唾液を私の口内に刷り込んだ。
「…ぷはぁ。…どう?あんな見てくれはいいけど頼りない旦那が相手だと、こんなことはしないじゃない?」
「…余計なお世話だ。…おぬし、何が目的だ…!?」
「ふふっ、一旦は満足してたけど、まだまだアタシは足りないのよ。でも、アンタの旦那はアタシとヤるのに抵抗があるみたいだし…
で、アンタといういい男の子がアタシの目の前にいる。これでわかる?プレイグ『くん』?」
「なっ!?お、おぬしはどこまで色欲に身を染めているのだ!?
こ、この助平!ド変態!色ボケ人魚!エッチ!淫乱!その胸に詰まっているのは希望じゃなく欲望なのか!?」
「はーいはいアタシは色欲の悪魔Ashemuに心も魂も売った色ボケの化身ですよー。…ふふ。だからー、しよっか?」
「ふざけたことを抜かすな!だいたい、マリスが来たらどうする!?ジャックが起きたらどうする!?」
「アッハッハ、そんなこと気にしてるんだ…かわいい。
大丈夫よ、扉の鍵は開かないようにさせてもらったわ。それに、アタシはアナルもいけるのよ?」
「あ、アナ…っ」
自分の顔が真っ赤になるのが鏡を見なくたって分かる。彼女のハレンチさは私が一番苦手としているところだ。
尻の穴で快感を得るなどという狂気の沙汰の行為は話には聞いているが、その経験者がこんな近くにいるとは!?ありえない…
「それに…もったいないじゃない。こんなものをぶら下げておいて、使わずにいるなんて…
こっちの快感、味わってみるのもいいかもしれないじゃない?」
「や、やめろ…こんなの、ダメに決まってる…!そんな感覚、知らなくていい…!」
「…そう。じゃあ、アタシの胸を『見て』。」
しまった。そう考えたが完全なる後の祭りであった。彼女は誘惑(チャーム)を会得している。
私のような魔法適性のない者が相手だと…たとえ誰であろうと…言霊にて支配できる。
「そう、アタシを、アタシのおっぱいを見つめて…うんうん、そうその調子。」
「う…あぁ…」
まずい、まずい、まずい展開すぎるではないか!
すでに体は彼女のモノとなってしまった。精神はまだ侵されてはいないようだが、精神まで絡め捕られるのは確実…!
このままでは…彼女に犯され、魔力を奪われ、擬態を解除する残存魔力が尽きてしまう!
そうなれば、元の姿に戻ることもできず…この姿のまま彼女の…あぁこの先を考えるなんて恐ろしい…!
きっと計算高い彼女のことだ、私の考えが及ぶことをさらに上回るとんでもないことを画策しているにちがいない。
…身の毛がよだつなんてどころの話じゃない。こんな…親友と、同姓と、なんて…
ジャック…助けて…!
「どう?アタシのおっぱい…大きくてきれいでしょう?…ふふ、こんなにまじまじとアタシの胸を見るなんてアンタ初めてじゃない?」
「…ふぁ…あ…」
このままでは…!どうやら、私に残された選択肢は、3つだ。そのどれかを選ぶしかない。
「ほら、顔を埋めて…ほら、プニプニでしょう?」
「…あぁん…」
@、聡明なる私ははたとこの場を打開する策を思いつく…!
「ねぇ…プレイグ、アタシのおっぱい、吸ってみない?」
「…はむ…ちゅう…」
A、甲斐性ある我が夫が起き上がり、状況を打破してくれる…!
「…やっぱ雰囲気作りとか面倒ね、ねぇ、アタシのこと『好きなんでしょう?』」
「………はい…」
B、逃れられない、現実は非常であった…
…
……頭の中に霞がかかったように、考えがまとまらない。…というか、ここは、どこだ?私は…?
「ねぇ、聞こえてる?…んー、利きすぎちゃったかな…?」
目線を上げると、女性が見える。母が子を見るようなまなざしを持つ、優しげな女性が…
「あぁ…もうしわけごじゃいましぇん…クーリアしゃま…」
ああ、なんでわからなくなっていたのか、
このお方は、
私のご主人様、
私の愛するヒト。
「あ、あれっ?やっぱり利きすぎてるかな…?
ま、まぁいいわね。これはこれでかわいいから、ね。うん、かわいい、ということに…しておこうかな。」
「ふわぁ…プレイグは、しあわせでしゅう…」
頭を撫でてくださったその手が愛おしい、
笑みを投げかけてくださるその顔が愛おしい、
心地良い感触がするその胸が愛おしい、
それだけで…それだけで…!
「おーおーご立派ご立派。さっき口移しで魔力を送って正解だったわね。
ねぇ、プレイグ…『ベッドに横になって』。」
「…はいぃ…」
「よしよしお利口さま。…これから、アンタのこれ、アタシが食べちゃうけど、いいかなー…?」
「…おねがいしましゅ…クーリアしゃま…プレイグのここ、たべてくだしゃいぃ…!」
「………んー…うん、細かいことは気にしない気にしない!!じゃあ、頂くとするわね!」
「…かわいい。」
「アッハッハァ!プレイグの童貞、頂いちゃったわねー…これで、アンタの旦那とは一勝一敗ってところかな…?
知ってた?アタシ、アンタが好きだったんだから…ま、今言っても意味ないか…『動いて』」
「…ふわぁああっ!?あうっ!?はぁあん…!?」
き、キモチイイ、キモチイイ!チュパチュパってしゃぶられてるぅ!…なんかくるぅ…あ…ああああぁあーーー!!!
「…へぇっ!?ちょ、まだ、早いって!あぁっ!?濃い!あはぁ…イイ…」
「あぁ、出切っちゃったかー…萎えちゃってるし。『止まって』
んー刺激が強かった?いやでも工夫はアタシなりにしたし……あ、もしかしてー…二人とも下手、とか…アハハ………ありえる。」
「……すぅ…すぅ…」
「まったく、この夫婦は…一回ヤるごとに寝る習慣でもあるのかしらねー?…まったく不都合ね、この似た者夫婦が。」
「…あはぁ、いいよぉ…ジャックぅ…」
「…かわいい。…だけど、んー、アタシには届かないかもしれないわね。…ふん、一番初心なのは誰だったのかなー?…ふふ。
なら、アタシにも、手があるわよー…!絶対、アンタをモノにしてやるんだから。覚悟しておくことね…!」
「プレイグ、ジャック、『忘れて』。」
---
「いやー、ごめんごめんねー。最近さー、よくわかんない宗教の勧誘とか押し売りをしてくる迷惑な連中が多くてね、
つい居留守しちゃったわよーアッハッハ。」
「何だそれは…癪に障るぞ。おぬしは私を訪問販売と間違えたというのか…!?」
「アッハハ、だからごめんって言ってるじゃないのさー。
ほら、いろいろ詫びる代わり、家中の酒を持ってくる、とはできないけどね。一番アンタの旦那が好きな1760年モノさ。」
「おお、さすが気が利く…って、ジャックがワインが好きだなんて私は知らないのだが…」
「ふふ、アタシの情報網の草の根ネットワークは共に暮らしているアンタを上回るようね。愉快愉快、ね。」
「…なんだそれ。もしかして、適当なことを言ってるんじゃない?昔みたいに。」
「…ふ、適当は言ってないわよ、だってアンタたちの近所にいる狼の化身から聞いたんだから!アンタたちの日程も把握してるわよー!
…って、ここで騒いでても平行線になるのがオチよ。さっさとアンタの旦那、ジャック!とにかくジャックに会わせなさいよー。
そうだ!あと、娘…マリス…だっけ、もよ!まだマリスには会ってないんだからー!」
「ふーん、うちのジャックをまるで知っているような口振りだな。」
「そんなことどうだっていいじゃないよー!呑ませれば分かることよー!お邪魔しまーす!ってねー。」
「…はぁ、ジャックは頭痛で寝込んでるんだ。酒なんか飲ませられないな。」
「…あー……二日酔い、なるほど考えてもみなかったわ。…誤算ねー。一回で外堀を埋めようと思ったのになー。」
「なんか言った?」
「ハハ、なんでもないって…」
ふふ、かわいい。
そのかわいいところ、アタシが独り占めしてやるんだから…
アンタも、アンタの旦那も、アタシが酔わしてやるんだからー…ね。
278 :
...:2013/12/23(月) 20:34:47.91 ID:cJUSTdVG
百合!入れずにはいられないッ!気分だったんです、すみません…
乙
そういや鮫ってペニスが二本ついてるんだよな、つまり……
しかし年末だからかここには俺しかいねーな
皆さん、あけおめ!!
あけおめ!
今年もいい逆レイプスレであれ
笑ってはいけない24時の観すぎだろうか逆レなら嬉しかったんだが馬娘にケツをシバかれまくる夢を見た…
あけおめことよろ!
>>285 いい初夢じゃないですか裏山。
俺なんか、意思を持ったコウガイビルのような軟体動物を四六時中腕に乗せて、
飼育しながら成長を見守る、っていう変な夢だったというのに……
>>278 百合の良し悪し(これを百合認定するかどうかがまず微妙だけど)より
動物スレでサメが当然のようにMCしてる方が気になるけど
そんなことどうでもいいくらいGJ
そして詐欺師から真人間に更生してくれてありがとう
>>285 初夢で富士山―――が噴火する夢を見たんだが良かったのかどうか
>>264が早く完成品を引っ提げて戻ってくることを祈る
他に書いてくれる人も大歓迎です!!
正座して待ってます!!
291 :
>>278:2014/01/08(水) 00:38:06.13 ID:3dm3OPXi
>>264が来ないから痺れ切らした、自給自足しようと思います
でも成人式終わるまでまってちょ
おう、待っとるでよ
昨年世界で一番売れた漫画は人外娘ものらしいし
世情がやっと俺らに追いついてきたな
>>293 そうなんだ!
言われてみたら、最近人外モノのゲームとかも増えてる気がする
「犯され勇者」とか、「もんむすクエスト」とかね
どーしてもそっちのが知名度あるか
Hrozの薄い本には何回お世話になったことか
人外モノのゲームと聞いて魔導物語とかメガテンとかその辺りから浮かぶんだが
フツーに書いてみてたら二万字超えそうになった件
このまま書き進めて良いものか…
構わん
続けろ
300 :
...:2014/01/14(火) 18:45:04.91 ID:VH+q03Is
で、出来ました…
見直して添削してみましたが、それでも二万字切れなかった
(´・ω・`)
301 :
狼娘の実家1:2014/01/14(火) 18:46:58.13 ID:VH+q03Is
世の中には、常識を覆す事実‐というかなんというか…‐がいる。
彼女にも、そんな真実があったと知るのはもう少し先のことだった-
「ツヴァイ、それで、次の寄席はいつになるんだ?」
「あぁ、学園祭だよ。夏休み明けしばらくだから、相当、先さ。ただ、演目はもう決まってるんだから、練習サボるなよ?
君だって、出番があるんだから、あまり、あの人といちゃつくなよな?わかってるか?」
「あーはいはい分かってるってよぉ」
僕の名はツヴァイ。ざっくりいうと留学生だ。
この大学へとやってきて早一年。初めての夏休みを迎えることとなった。
とはいっても、その後に控える学園祭に向けての部活の出し物のため、練習を積まなくてはいけないのが気がかりだったりする。
落研、という語感が面白くて入ったが、まさか伝統芸能をやらされるとは思いもよらなかった。まぁ楽しいけど。
「ひとつ言わせてもらうがよぉ、ツヴァイだって彼女くらいいるじゃねーか、お前だって気をつけるべきじゃねーの?」
「ふん、アスカさんは君たちみたいな目の前のことでただ頭がいっぱいになるような人じゃないんだよ。」
「そんなことを言ったらレイアだってな…おっと、3時限目の講義の時間だ、じゃあなぁ。」
ドタバタと駆け出して食堂を後にする親友の背を見送る。彼はレイアさんというウチの部の先輩と付き合っているので、
部のミーティングの最中などでたびたびイチャイチャする現場を見せつけられるから困る。
しかも、部活の中で外国人は自分たち三人だけなので、非常に気まずいのである。
まったく、「外国人は恥も外聞もない」みたいに思われるのからやめてくれとはいつも言っているのだが…
「外でしかこうやってちゃんとイチャつけないんだよ」とわけのわからない言い訳ばかりで全く聞いてくれないのだ。
郷に入らば郷に従え、というproverbがあるように、この国で生活するにはそれに似合った態度をとらなくちゃならないというのに…
…ただ、そんな軸がぶれない部分こそ彼を信頼している一つの要因でもある。
そんな親友をつい悪く思ってしまうのはただ一重に、
「…待たせてしまったかな?もしそうなら、済まない。」
「い、いやアスカさん、僕はただ…待ってるこの時間が好きなんだ、うん、そういうことにさせてほしい。」
「ふふ、じゃあ次はちゃんと早く来る。待たせている時間は、私が申し訳ないので…」
ただ、僕の彼女が、この凛とした美しい女性が、立派すぎるからだろう。
302 :
狼娘の実家2:2014/01/14(火) 18:48:14.85 ID:VH+q03Is
「あなたの、実家…ですか。」
「そう。ツヴァイさんが国に帰る都合がつかないと聞いたので、寂しいかなぁって。それに、実家の大掃除に人手が欲しい。」
「は、はぁ…でも、僕たち出会ってからまだ一年弱ですよ?なんというか、ただ、あなたの両親がなんて言うか…」
「大丈夫…って言うようなことじゃないが、私の両親はもう、いない。だから、男手が必要。Are you understand?」
彼女の名前はアスカ。僕の同級生で大切なgirlfriend、だ。
僕と彼女とでは学部が違うが、偶然この食堂で相席になってから会話をするようになり、それからずっとこんな感じで今に至る。
ただ、こんな感じ、とはいってもお互いに大学の中でよく話をする友達以上恋人未満的な何かであって、
今あったように家に誘われたり、デートなどをしたことはないのだ。
(でも、週の半分くらいは一緒に食事をここでとっているから、カップルだと周りからは思われている。まぁ光栄だけどね。)
「で、でも本当にいいのかい?僕はチビだけど、れっきとした男だよ?ただただ、あなたの信用に響かないか心配で…」
「構わない、大丈夫。あんまり人がいないんだ、あの家の周りは…」
「ん〜…分かりました。お言葉に甘えてhomestayさせてもらいます。」
「それはこちらこそ、ね。ありがとう。食事はたっぷり用意させてもらうよ。」
彼女は僕の自慢の友達だ。何がっていったらきりがないほどの完璧な人物で、自分が親しくするにはもったいないほどと思える。
4か国語を話せる秀才で、運動神経に恵まれ、風邪一つかからず元気で、何が起ころうと優しく冷静な泰然自若とした人物なのだ。
歴史や伝統芸能にもよく精通していて、部活のことで悩み事ができたら先輩ではなく彼女に相談している。
物語の中の聞きなれないwordを教えてくれるだけではなく、地名の地図上の場所や時代背景まで補足してくれる。
僕がこうやって彼女と日本語で会話できているのも、彼女が分かりやすく指導してくれたからである。
さらに言うなら、彼女はとびっきりのbeautyだ。
ただ表面的に美しいだけではなく、内面に比例しているような深遠な美を見せてくれる。
ヤマトナデシコとはこういうことを言うのだろう、と思わされる凛として一本筋の通った性格がうかがい知れる顔立ち。
あの運動能力はどこから引き出されているのだろうと疑問が尽きない細くしなやかな身体のあちこちのdetail。
それでいて背は高く足もスラリとしていて、黄色人種は背が低く胴長という一般常識がまったく適応外になっている。
恥ずかしい話、視線を捉えられてしまうことも多い艶やかなbustとhips。
もしかしたら日系ではないのだろうかと思わされるほどに張っていて、ツンとハリがあるらしい。
(これは、さっき出て行った親友が以前に大胆にも触ったときの感想であり、自分で確かめたわけではない。
ちなみに、彼はその後すぐに彼女によって背負い投げの刑に処された。
Judoの受け身なんて皆目知らない彼が腰に受けた衝撃は窺い知れない想像つかない考えたくない。)
聞いたわけではないので、ただの憶測だが彼女は東北の出身なのかもしれない。
あの地域は大陸の血が受け継がれておりgood-lookingと言える女性が多いと聞く。
もうただただ「天は人の上に人を作らず」というmaximはただの作り話であったと思わされる完璧超人の権化が彼女なのだ。
僕は射撃の腕前なら自信があるが、銃を持つことのできないこの国ではそんな自慢あってもなくても同じ、ただ五十歩百歩だ。
303 :
狼娘の実家3:2014/01/14(火) 18:49:32.25 ID:VH+q03Is
「はぁー、長かったね。ここが私の実家。どう?大きいでしょう?」
「Oh my Goddess…」
圧巻ってこういうことを指すのだと体感した。簡単に言えば彼女の実家は、ものすごかったのだ。
まず、実家がshrineって…建物自体はあまり装飾もなくむしろ無骨といった印象があるが、ただ神職の家ってだけでもうカッコイイ。
その実家があるこの地域は、「日本の伝統的な建築物」と一目でわかる家ばかりがあり、圧倒させられる。
彼女は何も良いところのない寒村のような町とは言うが、かの有名な世界遺産Sirakawa Gouに通じるところのある街並みだ。
日本の日本「らしさ」というものは、Kyotoにあると観光案内には記されていたが、
あんな作られた伝統の景色より、この素朴で自然な景色こそ最も素晴らしい伝統のあり様ではないだろうか…
なるほど彼女が僕を呼んだ理由もうなずける。この家に一人ぼっちというのは寂しすぎるだろうn「おかえり〜」…え?
「いや〜、出発すんべって連絡来てから長ぇ長ぇ!時間かかるってわかっててもよぉ、ついっつい心配しつまうべ。
あ、あんたがツベー君か?オレはリサ、ま、コイツの妹みたいなもンだ。よろすく。」
「へっ?あ、ああ…よ、よろしく…です。」
「…あっ、言ってなかったね、リサは私の親友で、ここを管理してもらっている。
リサはよく働くヒトだけど…ここの大掃除となるととても一人じゃ終わらないから、私が帰って手伝う予定だったんだ。
でもそれでも毎回二人だけで苦労してたから…ツヴァイさんが来てくれて、助かる。」
「はぁ〜ガキみてぇなめんこい顔して、さすが海外は違うべ。
こげな女の子みてぇなツラしてるもンなぁ。これがオレと同い年なぁ…」
「ど、童顔って言わないでください!…気にしてるんです。」
「あっはぁ!もうすわけねぇ!つーつーオレってば人のデリカスーに触れつまったべ。」
「はは、立ち話してるのもアレね、中に入ろう?二人とも。言っておくけどリサ、私はそういう開けっぴろげなとこも好きよ。」
「あ、アスカぁ…へ、へっ、と、とりあえず育ててたイチジクが昨日やっと実ィつけたから、ちょっと採ってくンべ。じゃ!」
「…なんか、すごい人ですね。あの人。」
「リサは純朴で勘が優れてる。自然と向き合う作業に彼女以上に向いているヒトはいない。
ちょっと、見た目と言葉の落差がすごいのが玉にキズだけど…」
「7割聞き取れませんでした…」
「はは、悪口とか滅多に言わないから、安心して。…本当、あの娘はヒトには惜しい…」
「何が惜しいって言いましたか?」
「えっ!?あっ、いや、もう何日か後なら庭でサトイモが採れる。でも、収穫に骨が折れるから億劫なんだ。
もう少し後に帰れば手伝わされずに済んだと思うと惜しいなって。
と、とりあえず、居間でリサが帰ってくるのを待とう。あ、先に間取りを説明しようね。」
304 :
狼娘の実家4:2014/01/14(火) 18:50:22.59 ID:VH+q03Is
この家-というか神社-で何日か過ごしたが、日本でまだこれだけ異文化体験ができる機会が残ってるとは予想外だった。
だいたい、神社という種類の建物には僕は初詣と参拝くらいでしか用はない。つまり、ただ庭をうろついて帰るようなもの。
しかし、今僕はその中で飲食をし、風呂に入り、寝泊りしているのだ。
これは…日本人でもなかなかできない貴重な体験?神社での衣食住。…語感的に違う気がするが細故は気にしない。
今の僕の仕事は、朝起きて食事を済まして行う大掃除の手伝いだ。
とはいっても、できることは限られている。
汚れを落とすためにpartsに分解された建物の装飾などを見ても、どこがどうつながって元の形になるのかもわからない。
鳥居のpaintくらいは、と思っていたが染料に水銀が使われているので素人には触らせることはできないらしい。なにそれこわい。
蔵の中の荷物を運んだりするが、彼女たちと比べると僕は非力すぎる。
せめてご飯の用意くらいは、と頑張ってみたが、庭の野菜のどれが収穫していいものかは知らないし、
そもそも、和食なんて手伝えるわけがなかった。挙句、「男は台所に立つモンじゃねーべ。」とリサさんに追い出されてしまった。
不本意なことに、ただただうろうろしているだけで大して手伝いをした達成感もないまま一週間がたってしまった。
「…本当に戦力になってるかな…僕…ただ、邪魔になってるだけのような…」
今の自分にできるのは、埃を払ったり雑巾がけをしたりといった基本的な掃除と、食後の皿洗いくらいのことだ。
「えぇ、なってますとも。」
「アスカさん…ただのお世辞ですか?」
「本当。ツヴァイ君が頑張っている姿を見て萌え…じゃなくて元気をもらってる。それだけで効率、上がってるから。」
「…あなたはそういいますけど、リサさんは。」
「えっ?オレけ?オレはツベーいてくれて助かった思っとるべ。あんた、アスカやオレみたいなのと違ってよく気が付くべ?
そのおかげでミスがだーいぶ減ってんだ。去年は何度全部終わったって安心すてから磨き残し見つけたことかわかんねぇ。
あんたがいたからこげにスムーズに作業が進むんだべ。なぁアスカ?」
「…私もリサも、おっちょこちょいですから。」
そういったアスカさんの頬がちょっと赤くなった気がする。もしかして、彼女にも弱点があったというのか!?
「去年はオレの夏休みつぶれるンじゃねーのってくれー忙すかったんだべ。ホント。」
「後から後から片付いていない仕事がどんどん見つかるから、大変だった。
ちなみにうすうす分かってるかもしれないが今日で大掃除は終わり。ごくろうさま。助かった。」
「ツベーのお陰だ!礼は旨ぇ夕飯大盛りってことで頼むべ!」
「リサ、まだ気が早い。浮かれた話をするより、この荷物持って。…あ、ツヴァイ君、そっち支えて。」
「あぁ〜〜〜っ!やっぱきれーにすると気持ついいもんだべ…あぁ〜〜…」
「リサ、あんまり畳でゴロゴロするのは…まぁたまにはいいわね。」
「…じゃあ僕は明日に帰りますね。」
「えぇ〜!?もンちっとゆっくりしていけ!せめて余ってる野菜を食ってから帰れ!」
「そうそう、ツヴァイ君には仕事させっぱなしで、ここを全然満喫させてない。
私は、働かせるだけ働かせて君に礼もせず帰すわけにはいかない。」
「ほら、アスカもこう言ってんべ?もう何泊かすンといいべ。」
「そ、そうですか…」
305 :
狼娘の実家5:2014/01/14(火) 18:51:06.62 ID:VH+q03Is
そう言われても、ちょっと僕としては抵抗がある。いろんな意味で、ここに長いこと滞在するのは、僕の理性が、やばい。
一つ屋根の下で同い年の美人二人と暮らしているのだ。
僕だって健全な男子。目のやり場に困るような場面があるのは歓迎だが、あまり毎晩毎晩続くと、眼福通り越して意外とつらい。
もうそろそろ妄想がピークなのだ。一度距離を、restをとって頭を冷やしたい。
virginityたる僕が一週間で受けるには強すぎる刺激を喰らっているのだ。
まず第一に、真夏の日中に密室の蔵の中で作業をするのだ、大量の汗が出る。
アスカさんはTシャツ、リサさんはタンクトップ姿で作業をしているのだが、二人ともその…breastが…透けてるのだ。
さらに、リサさんは下着をつけてないらしく、nipplesが完全に見えてしまっている。なんて無防備な。
それを意識すると、僕の手元からお茶を奪い取り、一口飲んで返す行為がただ水分補給の意味ではないように思えてならない。
第二に、彼女たちの洋服がしまってあるタンスは、風呂場からだと居間からテレビの前を横切るのが最短だ。
…もうお分かりでしょう。
彼女たちが下着姿(リサさんにいたっては全裸…)でくつろいでいる僕の目の前を前触れなくただ横切るのである。
僕という異性がいてもこの調子なのだ、おそらく、普段からこんなかんじなのだろう…
第三に、僕たちは川の字で寝ている。とはいっても広い部屋にバラバラに寝ているのでこの言葉を使ってよいものか微妙だが。
とにかく、彼女たちと同じ部屋で寝ている、という事実が重くのしかかる。
アスカさんが暗闇が苦手だということで常夜灯がついているのだが、ただそれがさらに災いしている。
寝相が悪いので布団が乱れpajamaが完全に捲れ上がってしまっているリサさんと、
こっちを向いてヨダレを垂らして寝ているアスカさんがはっきりとは見えないが、薄目を開けるとわかってしまうのだ。
むしろ、ただはっきり見えるよりタチが悪いと思う。
でも、こんなに好意を示してくれているのだ、ただ無下に断るのは祖国では許されてもこの国では褒められたことではない…
ここは少しだけ、ただ少しだけ、この誘いに乗るべきなのだ。
「じゃ、じゃあ、ただもう少しだけ、後片付けの手伝いがてら、ここに厄介になります…」
「うんうん、今日まで頑張ったねぎらいだべ!明日から毎日フルコースだべな!」
「私からも、お礼できるだけ、してみる。楽しみにしてて。」
「あ、はい。ありがとうございます…」
なんか、今気づいたが二人とも、すごく目を輝かせて僕を見ている気がする。それこそ日本のcartoonのように。
どうも心のなかがザワザワするような気持がするけど、うーん…この場を離れなきゃいけない気がするんだよなぁ…
どういうわけか、見ちゃいけないものを見てしまうかもしれない、みたいな虫の知らせが…
ここ何日か、換気に窓を開けると湿っていて暑苦しい風が吹いて嫌な思いをする寝苦しい夜が続いていたが、
今日は快晴が長く続いていたためか冷房をかけなくても我慢できるくらいの、ただ、寝るにはまだマシ程度な夜だった。
…いつもは自分たち三人はほとんど同じ頃に床についていたのだが…二人が来るのが妙に遅い。
先週観てたテレビ番組のscheduleのことを考えると、もう寝ててもおかしくないはず…
どうも、さっき感じたchillを引きずっているのか、言いようのない不安感で全く眠気はあるが寝れそうにない。
嫌な気分の時は天井の模様を見て心を落ち着かせるのが習慣なのだが、常夜灯は笠がついていて上は照らされていない。
「…はぁ…ぁ〜…眠いのに。寝れないとか…shit」
ギィ…
足音。ここの床はウグイス張りの音が出るstyleの作りなので、人が来ればよくわかる。
この清楚そうな足運びはたぶんアスカさんだ。
失礼な話、リサさんならもっとドスドスやかましく歩くので区別はすぐつくようになった。
「…ツヴァイ…さん、起きて…ます…?」
「…はい、昨日よりは幾分か平気ですがそれでもただちょっと寝苦しくて。」
もう横になったままでいるのも若干バカらしく感じるので思い切って掛布団をどかしてその場に座る。
彼女は襖を隔てた廊下に立っている。月明かりで、何かを持っているのが分かる。
「どうしましたか?寝る…なら、遠慮しないで入ってきてください。」
「…わかった。今の言葉、覚えておく…!」
306 :
狼娘の実家6:2014/01/14(火) 18:51:45.28 ID:VH+q03Is
襖が、思い切り開かれ彼女の姿が月明かりに照らされる。いつもの寝巻は着ていない下着姿だ。
彼女の手に握られているのは…たしか居間に飾られているはずのKatana!?
「どうしたんですか、ずいぶん物騒なものを持って…」
「これ?この刀は…こうする為のものッ!」
彼女が一瞬抜刀の構えになったのを見た瞬間、彼女は刀身を鞘に納めていた。
そして、僕の服が細切れに!?
「へぇあぁ!?わ、why!?」
「なに、簡単な話だ。私は、君に、『礼をする。』」
れ、礼…!?何を言っているのだろうか彼女は…パンツだけの姿に人をしておいて…!
「appreciation!?どこがですか、これの!」
「なに、君とはいろいろな経験をさせてもらったけれど、こんなことだけは経験ないなと思って。
…せっかく、今は二人きりなんだ、私を味わってくれ。」
「何を仰っているのかわからないのですが…」
「じゃあ…もっとわかりやすい言い方で伝えようか。」
アスカさんに胸を突かれて布団に倒れこむ。
どうしたのだろう下から見て今気が付いたが彼女の下着が湿っているようだ…ぇ…!?
「私と、sexしましょう。」
沈黙の時間。
よし、ちょっと前後関係を整理しよう。
僕が寝てる部屋にアスカさんがやってくる → 服をはぎ取られる → 布団に寝かされる → 「私と、sexしましょう。」
…
……
………
…ハッ!?僕は、押し倒された…!?いや、そんな、ありえない。彼女が、アスカさんが、そんな…
「聞き間違いなんかじゃない。君が童貞なのは心得てる。
ならば、私ができる最大級の『礼』はこれしかない。そう思ったわけだ。わかったなら、楽しむとしようか。
さっきの『寝るなら、遠慮しないで入ってきてください』で言質はとれてる。」
「馬鹿なことを言わないでください!僕とアスカさんはそんな、ただの、」
「黙って。あまり騒がしいと中断せざるを得なくなる。」
刀が喉元につきつけられた。これ、どうあがいても絶望?
「ひっ…と、とにかく、いつもの分別あるアスカさんに戻ってください!」
「ふふっ、分別があるなら、なおのことこういうことをする雰囲気は逃すわけにはいかない。
それに…据え膳喰らわぬは…女の恥です。」
そのまま僕の下半身まで下ろされた刀の先が…僕のパンツに触れる…
一つ確信した。彼女は、Last Samuraiだ。この目は、戦いに臨む戦士の目だ。や、ヤられる…!
「そんな、強姦です!や、やめてください!」
「だめ…だ。私が後に引けなくなった。我慢ならない。それに君は座して快楽を愉しむ、それだけでいいんだ。何も怖くはない。」
パンツが引き裂かれる。
何も音はしなかった。いや、衝撃が大きすぎて聴覚に回す集中力が足りなかったのかもしれない。
アスカさんはただchuckle混じりの表情で僕の股間を凝視していた。
307 :
狼娘の実家7:2014/01/14(火) 18:53:17.58 ID:VH+q03Is
「ふん、これが…君の殿方の証…か、
クーリアからかねてより話には聞いていたが…そんなに不気味なものではない。愛おしい容姿だ。」
「だ、誰ですか、クーリアって!?って、見ないでくださいっ!」
「なに、仲の良い友に聞いた話とは違うと思ってね。…手を、どかしてもらおうか。少々手荒だが、我慢して。」
「NooOooOO!!関節キメないでぇ!抵抗しない!抵抗しないからァ!」
捻り上げられた手は離してもらった。でも、事態は好転どころか悪化の一途だ。
もはや、蛇に睨まれた蛙、かも。
もう泣きそうな顔を手で隠すことしかできない。情けない、情けないよ…
いくら、アスカさんが自分より何もかも上回っているってわかってても、こんなこと、あんまりじゃ…
「そうか、君が乗り気じゃないからこんな感じなのか。…まぁ強引でも構わない?かな。」
「これだけやっといて何言ってるんですかぁ…terrible……はぁっあ!?」
「うん?ちょっと先に触れただけでこんな感じ…?じゃあ少し抑え目にしなきゃいけないね。」
動けないでいる僕の股間へと顔を近づけるアスカさん。ぼ、僕のアレに口を近づけてどうしようというのかい…?
「…あむ。」
「うっひゃああああああ!?そんな!汚いです!あ、あ!そんな、舌で舐めないでください!」
「…ぷはぁ。」
うううぅ…本当になすがままだ。これがアイツが言ってたフェラってやつなのか…?
あ…僕のアレとアスカさんの唇が滴でつながってる…
「あ、大きくなり始めた。くす、今の小技が利いたみたいだね。今度は、本気。…はむ、むぐ…」
「や、そんな、恥ずかし、にゃああああああああ!?」
「はんむ…ふむっ、むむ…ん、ん…」
お世辞にも大きいとは言えない僕のモノがアスカさんの小さな口の中いっぱいに頬張られている!
いや。まぁ、アスカさんにこんなことされてイヤなわけないけど、
ただ、もっと、段階を踏んでからというか、いきなりstep-upしすぎというか…うわ!の、喉まで使って吸ったりしてる!?
あ、まずい、これは出しちゃうかもしれない…あああそこを舐めたらダメェえええええ
「あはぁ!?っはぁ!?アスカ、さん、うはぁ!?もう…出ちゃいますっ!」
「…えっ、それはだめ。」
ぬぽっ…と音を立てて彼女の口から解放された僕のアレ。
…一人でより圧倒的に大きいような気がする。これまでのボクのmaximumは何処へ…
ヒクヒクと縦に動いてるこれがアスカさんに咥えられていたという証に、彼女の涎でヌラヌラと光っている。
それを見つめるアスカさんの表情…ただただ艶やかさにあふれてる…
「ッはぁ…ッはぁ…」
「うん、たしかに君のは準備できてるみたいだね。話に聞く通りの効果だ、バナナで練習して正解だった…
あ、私はとっくに準備できてるから大丈夫。」
「……な、にを…?」
「分からないかなぁ。」
アスカさんは僕を跨いでKatanaを拾い自分の下着に刃を当てる。
「よく見てて。『ここ』で君を気持ち良くするんだ。知ってるだろうけど。」
刃が下ろされ下着が僕の臍の上にひらりと落ちる。
「…恥ずかしいかな、コンプレックスなんだ、ここはこんな風にしかできなくて。」
彼女のそこはつるんとした蜜を垂らす蕾があるだけだった。
「…はっ!も、もしかして…ね?アスカさん?」
「もしかしても何もない。もう一度言うけど、君は座して快楽を愉しむ、それだけでいいんだ。何も怖くはない。」
「ねぇ、もうここまでにしましょう!一度話をしましょうって!」
「問答無用です。」
308 :
狼娘の実家8:2014/01/14(火) 18:53:50.54 ID:VH+q03Is
ズン…という音が鳴った。
いやそんな気がしただけかも。
まばたきの間に、僕の上に跨ったアスカさんが次の瞬間僕の股間に座っていた。
僕のアレはアスカさんの中へと消え、
血が出ていた。
「…っ…入っ、た。かな…ふふ、君の童貞、もらったのね。」
「…そんな、アスカさん、これって…!?」
「That’s right. 私の、血だ…」
「…ってことは!?」
「いいんだ、これは、君のための、もの…だから。痛くは感じない。むしろ、幸せ。」
「えっ…」
「ずいぶんと前から、好きだった。初めは、likeの意味と思っていたが、すぐ、loveだと、気付いた。
いつか、好きって言おうと思ったけれど、どうも、言い出しづらくて。
…異性をこんな風に意識するのは、初めてだったから。」
「もしかして、最初から…」
「初めは、君に告白するつもりだったんだ。ここなら、万が一にも邪魔は入らないから。
でも、やっぱり、機会がつかめなくて。結局、勢いに任せてみて、このザマ。笑って。」
「笑いません。…僕も、アスカさんが、ずっと好きでした。あ、あ、愛、してます…」
「ん…ここまでしちゃって、『愛してる』って言うのにそんな赤くなるの?…変。」
「しょ、しょうがないじゃないですか。恥ずかしいものはただ恥ずかしいんです!
それに、こうなっちゃったのは、アスカさんが…」
「…怒ってる?」
「いえ、アスカさんの気持ちを知れて、ただただ嬉しいです。…相思相愛、だったなんて。」
「それは私も同じ。片思いだと思ってた。よかった…」
僕の腹に水滴が落ちたのを感じた。
「アスカさん、泣いているんですか?」
「ふふ、そんなこと、いいじゃない。嬉し泣きくらい私だってする。あと、『さん』はもういらないんじゃない?」
「え…じゃあ…アスカ。」
「ふふ、何?」
「えっと、まだ、痛い?」
「別に、気にならない。」
「でも、痛いなら大事を取りましょう。これ以上はまた今度にするのが、いいと思うんでs」
「今、なんて言った?」
「え…また今度にs」
「ふふふふふ…あなたはもっと甲斐性があるヒトだと思ってたけど…少し違うみたいね。」
アスカの目がギラリと光る。あ、さっきの目だ。
「私は、純潔を捧げてまでこうして君に想いを伝えた。君は、私の想いにもっと応えてくれると思ったのに。」
「あ、アスカ…さん?」
「はぁー…慎重なのはいいけど、ヘタレなのは感心しない。」
もしかして、言ってないことを言ってしまっただろうか、僕。
「そうね、今君が考えてることは、たぶん正解。じゃあ君にお仕置きをしてあげる。」
なんというかこの状況を言うにふさわしい言葉は何かないだろうか、この、やっちまったmoodに沿った言葉…
あ、そうだ。
オワタ\(^p^)/だ。
309 :
狼娘の実家9:2014/01/14(火) 18:54:45.68 ID:VH+q03Is
「お、お仕置きって…」
「ふふん、そう生まれたての馬みたいに震えない、別にそこの刀で叩き斬ったりしない。
ただ…徹底的に私を愉しませてもらおうかな。」
「え、それって…やっぱり…」
「泣いてもわめいても止めてあげない。神妙にして。
君の限界まで、私のナカで、お・も・て・な・し …してあげます。」
「ひっ…か、勘弁して…」
「そんなこと言って、焦らされて辛くなってるくせに。」
「あう…触らないで、出ちゃうから…」
あの後はもう、すごかった。
一心不乱に腰を動かすアスカに翻弄され、僕は布団のcoverを必死に掴んで快楽を受け続けた。
どこで知ったのか、出そうになると「あ、私はこれからなんだ。勝手に独りで出さないで。」と、動きを止めてしまうのだ。
自分で動こうにも、しっかりと彼女がのしかかった状態の僕の下半身はびくともせず、終始彼女が主導権を掌握していた。
(一応彼女のために言っておくが、彼女が重いわけではない、ただ自分がもやしっ子で筋力が足りないからである。)
何度も何度も寸止めされ、恥も外聞もなく「おねがいだからださせてぇっ!!」と壊れた機械のように何度も叫んでしまった。
最後に、6回目の寸止めで頭がおかしくなりそうになってやっと、
「うん…私も満足したし、これでいったんは終わりにしておく。じゃあ、出させてあげる。
…たくさん我慢したからその分キモチイイと思う。」
と言って一気に最大限に身体を動かし、僕は彼女に精を搾り取られたのだ。
「ほら、これが君のsperm…たくさん我慢したから目いっぱいどろどろだね。」
って、切り裂かれて散らばった僕の服を使ってすくい取られたそれを見るアスカは僕も知らない満足げな顔をしていた。
「…しぼんだね。もう大きくなったりしない?
んー、君みたいな若いヒトは一回くらいで終わらないって聞いたのに。」
「ご、ごめんなさい…あっ、今は敏感だからそんなにいじらないで…」
「ふん、ダメか。…まぁいい。また明日にしましょう。」
「えぇっ!?明日もですか!?…アスカって貞淑な人って思ってたけど…surprising…」
「貞淑?まぁ確かに私は自分でも真面目な方だと思うけれど…
でも、普段は禁欲的にしているからこそ…こうして恋人の前では熱くなれる、ということもある。」
「こ、恋人…あはは、なんか、恥ずかしいな。僕がアスカの恋人なんて。」
「今更何を。…別に私が立派だとか気にしちゃダメ。
私だって、人に言えないところならいくらでもあるんだから…」
「えっ?それってなんですか?」
「いきなり言えるわけない。…少しづつだけど、いずれ教える。…恥ずかしいから、今日は何にも教えない。
着替えの寝巻ならここに置いておくから。もう寝ましょう、お休み。」
「え?あ、あ、はい…お、おやすみなさい。」
こうして、僕とアスカは恋人同士になることになった。
だけど、この後がさらに問題だったんだ。
あの時は、あの虫の知らせのような不安はこれのことだと思ってた。
だけど、この出来事よりもさらに大きな衝撃が、待っていたんだ。
310 :
狼娘の実家10:2014/01/14(火) 18:56:13.43 ID:VH+q03Is
「ん…あぁ、はぁ…ふわぁー…」
「あ、起きたンかツベー。」
「あ、リサさん。おはようございます。」
「いい夢見てたみてぇべな。寝顔見るたんびニヤけたまんま。どげん夢見よったんべ?」
「あはは…そうですか?覚えてませんね…」
本当は覚えてる。
…ただ、言えるわけない。あの体験が夢の中でフラッシュバックしてたなんて、ね。
「あ、ツヴァイさん、起きてたんだ。」
「お、おはようございます。」
「ちょうどご飯ができたところ、リサ、待たせたわね。」
「あっはぁ!アスカの味噌汁楽すみにしてたんだ、さ、ツベー、さっさと着替えて食んべ。」
アスカの態度は変わらず、普段通りの受け答えでまるで変化はなかった。
なんというか、あれがただのdreamだったのかと一瞬頭によぎったが、
「今晩、忘れないで。…忘れるわけないだろうけど。」と言われて、あれが現実だと改めて実感した。
今日は土曜日で、週に一度の買い出しの日である。今日はリサさんと僕が担当だ。
「あぁ、これだこれだ、これアスカが好きなもンだから、ツベー、覚えとくといいべ。」
「えーと…南部せんべい?」
「そんだそんだ、何があってもアスカはこれがありゃ元気になるべ。」
田舎ならではというのか、アスカさんの家の隣町にあるスーパーにやってきたわけだが、郊外型というものだろう、これが大きい。
小さい遊園地くらいの大きさはある。
リサさん曰く、生活に必要な品は全部ここでしか買わないらしい。
「ふぅ、ちょっと、重い…です。ただ、野菜は庭で採れるんですからこんなに買わなくてもよかったんじゃないですか?」
「そんなことねーべ。オレやアスカがよー食うことくらい見てて分かっちょるべ?まーとにかく頑張れー。
…あ、そこのクレープ屋美味しいから寄るべ。休憩〜休憩〜。」
「はひぃ〜…」
「んん!このあったかいクレープの中のひゃっこいアイス…オレのサイコーのゼータクだんべ…ツベーも一口食べんべ?」
「あー、僕はsweets苦手なんで。」
「はぁ〜付き合い悪いべ。おめぇそんなんじゃモテねーべ。」
「そんなこと言わないでくださいよ。嫌だなぁ。」
「…なぁ、ツベー。」
「何ですか?」
リサさんの目、普段の目と違う。
…明確なenmity、睨みつけるような目。
「ツベー、おめぇは…アスカの何だ?」
311 :
狼娘の実家11:2014/01/14(火) 19:00:22.27 ID:VH+q03Is
「オレは、ずっとアスカの側にいた。んだから、アスカのことは誰よりも知ってンはずだ。
なのに、おめぇと一緒にいンときのアスカはオレの知らねぇ顔すてる。…おめぇはアスカをどう思ってんべ?」
「…」
「アスカはオレの姉貴みたいなもンだ。
アスカがいンから今のオレがいる。逆もそんだ、オレがずっと支えて、今のアスカがあるって胸張ってオレは言えるべ。
…オレたちは、オレが産まれったときからそーやってずっと二人でやってきたンだ。
今更、ヨソモノを…オレたちの中に入れるなんて、オレは、御免だべ。分かるな?オレの気持ち。
なぁ、ツベー…なぁ!おめぇはアスカの何だ?アスカはおめぇの何だ?なぁ!?」
「…リサさん。」
「…へっ、図星、かよ。まぁ、アスカが男連れてくるって聞いた時、覚悟はしてたつもり、だったんだべ。
…でも、いざ…分かっちめーとな、っは…」
「…すみません。あなたのことを、傷つけていたなんて…」
「謝る必要はねぇべ。…オレの一人相撲だからよ。…あぁ、カッカしつまったらアイス溶けてんべ。
さっさと食って帰んべ。ちょっと待っててな、ツベー。」
「あ、はい…分かりました…」
「なぁ?ツベー。」
「何ですか?」
「アスカは…変わりモンだ。それこそ、おめぇの常識に囚われたら、相手できないくれーにな。
ツベーは、アスカの『顔』もまだ見てもねぇ。」
「…?」
「…いや、いいんだべ。今、オレが言わなくてもいずれ分かることだんべ。じゃあ、帰るべ。
そうだ、寝室の冷房、今夜はつけておくといいべ。」
「はーい、ただいま。」
「お帰り、リサ、ツヴァイ君。」
「ぜぇ、ぜぇ…はぁ…もう、限、界。」
「こら、リサ…リサの方が力があるのに、何でツヴァイがお米の袋を担いでいるのかな?」
「れでーふぁーすとだよ、れでーふぁーすと。
…あ、うそうそ、そんな顔しねーでくれ。」
「…はぁ、はぁ、ぼ、僕が、自分から、持つって言ったんです。
きょ、今日まで、全然力仕事の手伝い、できてなかったんで、ただせめてもと思って。」
「…そう。あ、せんべい!」
「見つけたから買ってきといたべ。このくらいありゃ帰るまで持つべ?」
「いやぁ!助かる。…やったぁ…!…余ったら持って帰るけどいいよね?
あ、ツヴァイ君、これはあげないから。欲しいなら自分で買って。」
今日の夕飯は、レバニラ炒め、それととろろかけご飯だった。
なんでも、Jinenjoというbrandの山芋らしい。驚くほどおいしかった。そのあと唇がかぶれて痒くてしょうがなかったが…
「…はぁ…ぁ〜…今日も、あんな目に遭うのかな。まぁ、ある意味本望だと思って受け入れるしかないか。」
エアコンがかかった室内でアスカが来るのを待つ。起動音と独り言だけがただ部屋に小さく響いている。
昨日彼女が言った通りの行為に及ぶならば、少し涼しいくらいの方がいいだろう。
互いの性欲を解放させるというのに、こんな暑さなんかを我慢する必要などどこにもない。
「…毒を食らわば皿まで。
アスカがこんなことを求める人とは知らなかったけど、こうなったらただもう行くところまで行かなきゃいけない。」
パンツはすでに脱いで、寝巻と一緒に畳んで傍らに置いてある。似合わない正座をしているが、これは部活で慣れたものだ。
裸でただただ正座をする、日本のgentlemanが行う待ち方だとあの悪友が言っていた。
「…ツヴァイ君…起きてる、ね…?」
「はい。…冷気が逃げるので『寝る』なら早く入った方がいいですよ。」
「…わかった、よろしく頼むよ。…お、冷房はありがたいね。『本当は』暑がりなんだ、私は。」
312 :
狼娘の実家12:2014/01/14(火) 19:01:53.36 ID:VH+q03Is
「えっと、今日は、どうするんだい…?できれば、あまり乱暴はしないでもらえるとうれしいけど…」
敷布団の上、face to faceの状態で座ってお互いの顔を見つめる。
昨日のことがあるから、裸の彼女を見ると、どうも怯えてしまうのが男として不甲斐ない。
「……ねぇ、ツヴァイ。…気になったことはない?」
「…?何を、ですか?」
「ここは私の実家って君に言った。なのに、何で私の親友がここに住んでいるかって。」
「別に…と言ったら僕はただのliarになります。でも、気にしたら負けってよく言うし、聞かないよ。」
「ふふ、そういうところ、嫌いじゃない。
…だけど、知ってほしいんだ。私の、秘密。」
「秘密、ですか。」
「ここは、私の実家だけど、リサの実家でもある。」
「…?」
「あと、彼女、ここの巫女なんだ。」
「それは…どういうことですか?」
「そうね、じゃあこう言うことにしよう、
この神社は、リサは、何を祀ってるか…分かる?」
「それは…私、なんだ。」
…?ここは、アスカを祀った神社?
寺社というものは、神仏を信仰しているものであるはず。ただ、アスカが信仰の対象とは…?
「…うーん、簡単に説明して理解してくれそうにないから、順を追って話すことにする。
私は、ここの、いわゆる御本尊というものだ。…自分で言うとどこかむずむずするな。」
「どういうことだか、今の時点では僕にはさっぱりだよ。」
「…だろうね。言葉だけで説明するのには無理があるかな…ちょっと咳き込むといけないから、息止めて。」
立ち上がる彼女。昨日見た同様、つるんとした身体が目の前に広がる。
昨日あんなことがあったのに、まるで穢れを知らないような美しさを放っている彼女の肢体はartのよう。
本当に、作り物のような完璧な体つきに見とれる。
…ん?彼女の足元から煙が出ている!?
「…!?ゲホッゲホッ!…アスカ、無事か!?」
「…覚悟を、頼む。気をたしかに持ってくれ。」
煙が立ち上る中で、彼女はそれだけ言って姿を消した。
「私が何だろうと、君は私を愛してくれるか?」
部屋を包む煙の中、ただ彼女の声だけが聞こえる。
「これが…私の本来の姿だ。」
充満した煙が少しづつだが晴れていく。
なんだ、これは。
目の前に何かがいる。
今さっきまでいたのはアスカのはずだったのに。“彼女”は、何かが…いや、全部が違う。
誰なんだ、“彼女”は。
アスカは…黒髪だ。白髪ではない。
それに、体中が毛むくじゃらではない。
精練された美しさを持つアスカはこんな逞しい四肢を備えてはいない。
そもそも、人間に肉球なんてないはずだ。
人であるはずのアスカにあのような牙が備わっているわけがない。
なおかつ、口元があんなに突きだした顔の構造をしていないはずなのだ。
ただ、では、“彼女”は誰なんだ。僕の前に仁王立ちしている“彼女”は。
それにしても、“彼女”は…
313 :
狼娘の実家13:2014/01/14(火) 19:02:41.19 ID:VH+q03Is
「ごめん。私はヒトではないんだ。私は…」
「…か。」
「ツヴァイ?」
「カッコイイ〜〜〜っ!!!うわっ!これが、これがfurry!?これがケモノってやつですか!?フゥーッ!amazing!!!!!」
「え、あ、ちょっと、あ、そんな、想像してた反応とちがっ、」
「ううううわああああああ本物!本物のfurry!!!!!うわっ!ふっさふさのフワフワだ!きもちいい〜〜〜!」
「はうあっ!?そんな、尻尾をそんな、あ、あ、やめ…うわあああ…ぁ…」
「はあああ!肉球もプニプニ!うわああ実在していたなんて…
あ、あれ…だ、大丈夫ですかッ!?」
「…ぅう…そこをそんなに撫でるなんて…ダメなのに………きゅぅ。」
「…すいませんでした!」
そのあと滅茶苦茶土下座した、いやぁ、ただ触ってるだけで腰が抜けてしまうなんて思ってなかったから。
(曰く、尻尾と頭は弱いのだそうだ。)
しかし、裸の青年が正座をしているケモノの女性に低頭平身に謝るというこの状況は他人から見たら不思議な光景だろう。
僕は、日本のサブカルチャーが大好きだ。
日本の古来よりの文化、「擬人化」にただただ魅せられたのがその原因だ。
国内のみならず、海外の神話をも取り込み人間と他の生物とを組み合わせた想像上の生物を考え出すセンスにただ心打たれた。
祖国にも少なからずそのような伝承はあるが、あくまでもそれは文字で伝わってきた話にすぎない。
日本の絵により伝えられてきた「萌え」の文化。それに触れたくてこの国へとやってきたが…
「本当に、すいませんでした。夢が叶ってつい我を忘れてしまい…」
「…どこか釈然としないが、分かってもらえば、まぁ、こんなことになってもかまわないな。」
その権化がこうして目の前にいる!十年来の夢だった存在とこうして正対できる日が来るとは、感無量だ!
…ということで、理性のタガがただ…ちょっと…いや、お恥ずかしい。
「もう一度だけ説明させてもらうけど…あんな興奮した状態で、ちゃんと理解できてるか不安だから…」
「大丈夫です。アスカさんは…神のような存在なんですよね?」
「ふぅん、意外と冷静。そう、私は狼が化身、この社の主。普段の私は擬態をしてあの姿をしているんだ。」
「うーん、本当にあなたのような存在が実現するなんて…」
「私たちの仲間は基本的にはあまり活発じゃないからね。…私みたいな例外もいるけれど。」
「例外、ですか?」
「はい、私も君と同じ。
私、洋画を観るのが趣味で、いつかその舞台を巡ってみたいと、そう夢見ていて。それで、大学で語学を学んでいるんだ。
…ふふ、意外と私たち、似た者同士でしたね。」
「あ、あはは…それにはちょっと驚きですけど、少しうれしいかな。
僕は…アスカの重要なsecretに触れることができて光栄です。
でも、ただまだちょっといろいろありすぎてどこか信じられないです。…dreamily」
「…そう、じゃあ…
身体で、これが現実だって教えてあげましょう。」
「えっ…うわっ!」
「この姿の私は、いつもの私より強いですよ?こんなこともできるから。」
アスカにお姫様抱っこされて布団に下ろされた。ふわふわの毛に覆われた胸が当たってビクッとなってしまう。
ただでさえ普段僕が知っている姿の時でさえpowerfulなのに、本気を出すとこんなに力を出せるのか…
そう思いながら細かくcheckしてみると線が細いsilhouetteはそれでも間違いなくたしかに昨日見た彼女のものだ。
ただ、顔や手足は獣らしいそれに近い見た目になっているが…
「ふふん、驚いているみたいだね。でも、もっと驚かせてみせるよ。」
314 :
狼娘の実家14:2014/01/14(火) 19:03:24.99 ID:VH+q03Is
ズブリ。と一息にアスカが腰を下ろすとともに、僕のアレが彼女へ飲み込まれた。
昨日と感触が違う…!クチュクチュとした音とともにぞわぞわとした快感が全身に走る!
「What!?」
「昨日の私は、まがい物みたいなものなんだ。…これが本来の私の感触だと思ってもらえればいいよ。
私の主人になるからには、このくらいでへばってしまわないようになってもらいたいところなんだけど、
そうだな、今日は私のできる全てを試してみるとしようか。…君が意識を保てる限界は昨日で見定めたからね。」
「な、な、な、何を…」
「一度くらいじゃ免疫はつかないものだね。昨日みたいに付き合ってくれということだ。
いや、突き合うってところかな?
…あぁ、君が聞きたいことはそういうことじゃないね、今から何をするかって事だろう?例えば…こうするとか。」
布団に寝かされた僕の口にケモノのそれとなったアスカの口が覆いかぶさる。
彼女の舌が僕の口の中に入り、僕の舌と絡まる…
僕の上にアスカが乗っかっているため、彼女の唾液が僕の口にどんどんと入る。
粘っこくて暖かくて、口の中がとろけそうにただ甘い…
「…ぷはぁ、どう?私の甘露は?」
「ふわぁ、甘いぃ…なに、これ…?」
「今飲んだのは私の霊力でもって生成した霊水。純粋な霊力の塊だから、身体には心地良くて甘いんだ。
これで、昨日みたいに一回で打ち止めとはならないと思う。…それとも、なが〜い一回になるかな…?くすくす。」
「そ、そんなことになったら、天に召されてしまう…」
「大丈夫大丈夫、死なせはしない。
…もしその器から魂が抜けるようなことがあったとしたら、その時は私が変わりの器を用意してあげる。」
「ひっ…」
昨日刀を僕に突きつけたあの時のような鋭い目つき、
ただただ恐怖で四肢がひきつるが、反対に身体の中はじんわり熱くなる。さっき飲まされた霊水の効果か。
そして、彼女の中の僕のアレにも熱が行き渡ると、途端に快感ともどかしさが加速する!
「はぁあっ!?あぁ!はああああっ!?」
「思いのほか強く利いてるみたいだね。…リサには効き目が悪いのにな…
…ほら、動くよ?大丈夫だよね?」
「あ…あぅう…はあ!?…あ!」
「…ダメだ、濃すぎた。錯乱してる…うーん…まぁいいか、大は小を兼ねる、だ。…うん、そういうことにしよう。」
ただでさえ、じっとしているだけでも普段なら出てしまうような気持ち良さが断続的に続いている。
それでいてさらに、彼女が上下して僕のアレを刺激するのだ、たまったものじゃない。
鉄砲水のようにたぎる熱を持った奔流が集まり、流れ、放たれる!
「うあ…あ…ぁあああああっ!」
「おぉお!昨日より熱くて濃い…あっしまったな、拭くものがないな…舐めてみるか。
…うん?なかなか美味しい。生命力を感じる味だ。」
「はぁああ…」
「もう…ほら、気をしっかり持って。私の四十八手はまだ始まったばかりだ。このくらいでK.O.は認めない。」
僕と彼女の夜は長かった。…本当に長かった。
「私の主人になるならば、私の責め程度で動じないようになってもらわねば」と、一晩中おもちゃにされた。
体中を舐められ霊水混じりの唾液を体中に塗りたくられたり、
胸を吸わされたり(milkの代わりにやはり霊水をしこたま飲まされた)、
お尻の穴に舌を差し込まれた時は本当に驚かされた。
まったく、どっちが主人なんだか…
というか、昼も夜も僕は彼女にleadされっぱなしだから、無理に僕を主人とか言わなくても…
でも、彼女がそれで満足するなら、それに付き合うのもいいかもしれない。
315 :
狼娘の実家15:2014/01/14(火) 19:04:46.40 ID:VH+q03Is
「昨日はずいぶんお楽しみしとったみてぇだんな。二人ともよぉ。
…ん?おいおいおめぇらまだ繋がったままだんべ?うわー…」
「それくらいに激しい愛ということさ、リサ。」
「ふーん…その割には、そっちのツベーは満身創痍になっとるべ?」
「はぁぁぁ…うぅぅ……」
「う、うわ!?ひからびてる!?リサ、水持って来てぇぇぇぇ!!!」
「大丈夫か?ツベー、ほら、水飲むか?おめぇも大変だべ。アスカは愛が重いんだ、気ぃ付けろ。」
「ひどい目に遭いました…」
「まぁ、アスカに揉まれてンうちにだんだん丈夫になってくっから、そのうち平気になるべ。安心しな。死にゃしねぇべ。
…ほら、せっかくアスカが作った朝飯が冷めちまう、起きれるようになったら、さっさと食いに来い。じゃ、先に食ってるべ。」
この日は一日中床に臥すことになってしまった。
ひどい倦怠感で体を動かすことが困難だった。100倍に濃くした賢者timeと表現にするのがふさわしいか。
アスカとリサさんは「墓参りに行く」と言って出かけてしまったので、自分が神社の留守を預かることになっている。
とはいっても、まだ僕たちが来てから一度も参拝客は来てないので何もないとは思うg「アスカ?いるかーい?」…何…だと…!?
「…んー?あ、寝てるのかなぁー?おーい、アタシが来てやったわよー…え、誰よ、アンタ。」
「え、えっと…どちら様、ですか?」
「ど、どちら様じゃないわよー!?人の親友の家に上がりこんで勝手に寝てるアンタこそ誰よー!?
…あ、この匂いは…アッハッハ!あの子も彼氏を作ったみたいね!かわいい子犬だと思ってたけど、意外と大人になってたのねー
ああ、ごめーんごめん。アタシはアスカの友達。アンタはアスカの彼氏でしょ?アスカはどこにいるか知ってる?」
「あぁ、墓参りに行くって、言ってました…」
「あー、あそこね。分かった分かった、ありがとう。
…アンタ、お楽しみだったんでしょう?それもねっっっとりじっっっくりとヤられたんでしょう?
アスカも初心ねー…加減がわからないのはしょうがないけど、こんなに搾り取らなくてもいいのに…」
「…分かるんですか?うぅ…」
「分かるわよ。あいつの親友なんだからねー。
…アンタ、動けない?ちょっと待ってよー…ほら、水を汲んできてあげたわよ。とりあえず、飲みなさいね。」
「あ、ありがとうございます……あれ、身体が動く…!?」
「でしょう?アスカがやらかしそうなミスはだいたい予想つくからね、これで今晩も付き合ってあげられるんじゃなーい?」
「あ、あなたは…一体…?」
「んー?アタシ?ただの酒と恋愛好きよ。
じゃあ、アタシはアスカに用があるから行くわね、じゃあねー。」
あの人…アスカの親友…とか言ってた人のお陰で、倦怠感が消えてずいぶんすっきりしたけど…
何だろう…アソコがムズムズして…ただ、もう、もどかしい…
「ただいま、ツヴァイ…ん?どうした?」
「は、恥ずかしい話ですが、アソコが…」
「…ふふ、意外と元気なものね、君は…
分かった、我慢する気でいたんだけど…今日も付き合ってほしいな。いいかい…?」
「…お願いしますうぅ…」
「おいおい、おめぇらよぉ、そーゆー話はな、オレがいないときにするとか、配慮とかないんけ?
このリアずー!爆発しやがれってんべ!もー腹立つべ!夕飯はアスカが、風呂はツベーがやれ!オレはふて寝してやるー!」
316 :
狼娘の実家16:2014/01/14(火) 19:06:06.98 ID:VH+q03Is
夜。
思えば、一昨日の今頃まではアスカの好意にも、彼女の秘密にも、気付いてなかった…
人生塞翁が馬とは言うが、こんな二〜三日の間に劇的なturnを迎えるとは…事実は小説より奇なり、か。
「『手加減はする』って言ってはくれたけど、どこまで本当だか…」
さすがに昨日のように精根尽き果てるまで、まではいかないだろうが、今日も難儀するのは間違いない。
ただ、これも愛ゆえに、と思うとなんとか受け入れられるが…
いや、というかこの疼きが止まれば何でもいい。あれからずっとアソコがもどかしい感覚に襲われているのだ。
「夕方にやってきたあの人…僕に疲れをとる以外に一服盛ったりしたのかな…?」
もう待つ限界が近い。早く、早く来てくれ…!
ダッダッダッ…という荒々しい足音が聞こえる!あぁ、待ってました!
「たのもー!今日はよろしく頼むベー!」
ガンッと大きな音を立てて襖を開けてきたのは…
全身にヌラヌラと光る鱗を纏い、
縦に伸びた瞳孔をした目をして、
長く太い尾がすらりと伸びて、
一糸まとわぬ姿で佇んでいた、リサさんだった。
「ハッハッハぁー!驚いたかツベー!
オレはな、おめぇにアスカをとられるなんつーてなぁ!まっぴら御免だべ!
ンだけんども、ツベーとアスカの仲を引き裂くなんてオレにはできねぇ…だから、辛かったんだべ…
しかーし!オレはいいことを思いつーつまったんだべ!
聞いて驚くなぁ…!それは!『ツベーがオレにメロメロになっちまえばいい』ってことだんべ!
オレはなぁ、ツベー…アスカのヒトとしての顔も、化身としての顔も、床の上での顔も、ずいぶん昔っから全部知ってンだ!
アスカがおめぇのもんだと思うんでねーってんべ!アスカはオレのもんでもあるってんべ!わかったな!ツベー!」
「済まない。どうしても、というので眷属にしたのだが…こんなことを考えていたなんて…」
後ろには申し訳なさそうにしている狼の姿のアスカ。尻尾が垂れ下がってシュンとしている。
「何なんですか、これは!?どうすればいいんですか!?」
「…今リサが言った通り、端的に言えば、『オレも混ぜろ』ということみたいだ。
まぁ、酔狂だと思って、付き合ってやってくれ。あ、君に拒否権は今のところないから。」
「わけがわからないですよ…」
「わけなんてわかんなくたっていいべ!とにかく、服をはだけンだよ!早く!ぁくしろよ!
…ほー、これがツベーのチンチンか?ッハッハッハ!オレの父ちゃんのの半分しかねぇべ!何だこれ!ッハッハッハ!」
「こらこらリサ、ツヴァイをメロメロにするんでしょう?そんな一人でケラケラ笑ってたらいつまでも始まらない。」
「ん、あ、ああ…そうだな。えっと、これを口ン中に入れるんだべ?」
「そうそう、あっ、間違っても噛んじゃダメ。ゆっくりと舌と唇で苛めてあげるんだ、分かった?」
「おう、そんなもんか!分かったべ…あぅむ…んむむむ…」
「いい調子、ときどき吸ってみるのがコツだから。
せっかく蜥蜴の能力を持ったんだ、その舌を存分に使うんだ、いいね?」
「あうっ、ちょ、ちょっと!アスカ!?君はいったいどっちの味方なんだ!?」
僕を見つめる4つの瞳がギラギラと光っている。
317 :
狼娘の実家17:2014/01/14(火) 19:06:44.49 ID:VH+q03Is
「ふふ、私は両方の味方だ。
君とも、リサとも、私は同衾したいんだ。…もういいや、洗いざらい話そう。私はbisexualだ。私は二人とも等しく愛してる。
つまりは私にはこの状況は願ったり叶ったりってところだ。君も化身二人に責められてより愉しめるだろうと思う。
それに、リサは君を虜にしたい、私は二人と交わりたい、君はより気持ちいい…これが全てが丸く収まるカタチなんだ。
おっと、さっきから上半身がお留守になっているみたいだね…たとえばこことか。」
鋭い爪で乳首をコリコリと触られ、摘みあげられる。
普通ここまでされたら痛いだろうが昨日散々開発された体はこの強烈な刺激にも快楽のvoltageを高めてしまう。
そういえば、前に、僕の名前は『人の二倍の経験を積んだ立派な人になるように』という願いからつけられたと聞いた。ただ…
「ほうは、きほひひーへ?(どうだ、気持ちいいべ?)」
「そういえば、昨日はおへそには何もしてなかった…ふふ、ここも感じるようになってもらおうか。」
「『二倍の経験』の意味が違うよ…」
僕の人生は、日常と非日常の間をさまよう二重生活を歩むことになったのだった。
「ふーん、あの娘、なんか人間にしてはおかしいと思ってたけど…アスカとデキてたとはねー。
アスカの霊力をずっと受け続けているからこそ、ちょっと手伝っただけですんなり人の器から化身の器に昇華したってわけねー…
しかしまぁ、あのチビ、アタシに無断でガキを作ってるとは意外だったわね。アタシってばすっかり負け組かー…
…ぐぬぬ、気に食わないわねー…一体どうしてやろうかねぇ…アタシの愛しいあのチビをー…」
終われ
318 :
...:2014/01/14(火) 19:08:44.15 ID:VH+q03Is
百合SSのために考えたキャラだったから、
一度この流れになっちゃったら止まらなかった。反省はしているが後悔はしていない。
乙
主人公の喋り方でルー大柴想像してしまったw
終わるな
ケモナー主人公にとまどうヒロインワロタ
120点あげたいとこだが個人的に(狭義の)ケモノがダメなことと
EnglishWordが若干U☆ZA☆Iので90点
322 :
…:2014/01/19(日) 21:14:19.28 ID:9R88tVKB
が…頑張ります、また冗長な拙作になるでしょうが作ってみます
誰もいない…みんな喰われちまったのか…
皆嫁みつけて卒業してったのか だったらいいなホント
>>326 よくやった
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは魚屋で晩のオカズ(あくまで食事的な意味で)を買って帰ったと思ったらいつのまにか押し掛け女房に変わっていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
「命乞い」だとか「まずはお友達から///」だとかそんなカワイイもんじゃあ断じてねえ
もっと厚かましいものの片鱗を味わったぜ…
この場合「店:魚→家:人魚」派と「最初から人魚」派だとどちらが多いだろうか?
まさか「タンノくん(半魚人)」派や「ウナギイヌの母(最後まで魚)」派はいないだろうけど…
ナマモノはやだwww
っていうかタンノくんは男の娘(拡大解釈)や
尻尾の付け根トントンしたい
煮て良し、焼いて良し、でもタタキはイヤ系女子
えっと
>>330は脚の生えた魚を食材として買って
しかもそいつに言い寄られるのがお好みってことでいいのかい?
脚の生えた魚って自分で書いてて思い出したけど
マサルさんのシカ(剥製)もこのタイプだったなそう言えば
いやネタレスにマジレスで返すというネタなんだよ、多分
ここにいる全員がパプアくんを知ってるワケじゃないしな
ちょっと発言の趣旨がいまいちわかんないんだけど
とりあえずパプアではなくパプワだな主人公くらい間違えないでくれ
結局魚派vs人魚派については触れられずタンノくんがおもちゃにされただけか
>>337 いきなりレベル高杉www
せめて擬人化した画像が欲しい(>人<;)
>>337 ノコギリカミキリにタマムシか
そういや甲虫娘でエロいのは難しいよな
ブックオフで買ったWizmansWorldってゲームが割とやばい
雑魚敵120種類全部擬人化出来るんだぜ…ガチで天国だぜ…
惜しむらくは色ちがいコンパチがけっこうあることか
>>340 調べたらむずそうだったけど、面白そう
てか擬人化でも逆レでもいいから面白いorエロいゲームとか小説とかマンガ知らない?
このスレの保管庫はだいたい読み終わってしまったよ
皆のおすすめ教えてyo
ソラトロボ一択
鳴湖のstalkingがまんまこのスレだった
ケモナーにはソラトロボは神ゲーだったな
モンスターファームの二本足で立つタイプのモンスターは一時期ハァハァした
基本はピクシー種だろうがケモナー的にはリッパー種もなかなか…
聖剣ROMなんかケモナー向けって聞いた気が
個人的にはブレスオブシリーズがいいけど獣のバランスが…
聖剣は4の悪堕ち異形化ラッシュ(3ボスと4ボス以外が全員異形化という焦土)でだいぶ鬱になったがそんなのあるのか、thanks
348 :
...:2014/02/28(金) 09:07:56.05 ID:NYLskFCb
こんにちは、おはようございます。
またも書く書く詐欺未遂ですみません
家のPCが寿命を迎えて大往生してしまい、買い替えるのに時間がかかってしまった次第です。
とにかく、すみませんでした。では本編投下します。
逆レのつもりだったがなんか方向性を間違えた気がする…
世の中には常識では理解できねぇフェチ‐というかなんつーか…‐がある。
オレの彼女に、そんな一面があったって知ったのはちょっとのことだったなぁ-
「よぉ、ツヴァイ。どうした、お前の彼女は来てないのか?」
「あぁ、ジグ…そうだね、いつもよりちょっとLectureが長引いてるみたいだ。」
「そうか、ちょうどいいな、ちょっとお前に聞きたいことがあるんだ。部活の発表会…寄席?アレ、いつやるっけ?」
オレの名前はジークムント。留学生をやらしてもらってる。
日本へとやってきてそろそろ一年。初めての夏休みをやっと迎えることとなった。
とは言っても…帰省する金銭的な余裕がないから日本で過ごすしかないんだがな…
今聞いた話だと、部活の発表会も夏休み明けに迫っているしな…あんまり楽もできないかもしれねぇな。
「あーはいはい分かってるってよぉ」
「そう言ってごまかそうったってただではそうは問屋が卸さないよ。
君とレイアさんがイチャついてばっかりで練習する時間をとってないことは僕だって分かるんだ。」
「うーん、痛ぇとこ突いてくんな…でもオレら一応やるときゃ真面目にやってるんだぜ?
それに、ツヴァイだって彼女くらいいるじゃねーか、お前だって気をつけるべきじゃねーの?」
「ふん、アスカさんは君たちみたいな目の前のことでただ頭がいっぱいになるような人じゃないんだよ。」
オレと今話しているコイツは腐れ縁の友達でツヴァイって名前だ。
なんだかんだ言い合いになってイライラさせられるが仲が良くて気も合う仲間ってところか。
コイツもオレも同じ時期に彼女ができて、同じように留学して、リア充生活楽しめているのもその腐れ縁の成せる業ってヤツだな。
「そんなことを言ったらレイアだってな…おっと、3時限目の講義の時間だ、じゃあなぁ。」
おっとあぶねぇ、ツヴァイの彼女がこの食堂に入ってくるのが横目に見えた。
自分ならまだしも他人のイチャイチャとか見てられるか。ジークムントはクールに去るぜ…
…しかし、ツヴァイの彼女、アスカ?だっけ?…あいつ、いつも思うが綺麗だよなー
日本人は幼く見えちまうからあんまり俺の琴線には触れねぇが、あいつはガチの上玉だ。ツヴァイのやつ、いい女捕まえたな。
だが、あいつのせいでツヴァイが日本に毒されてる感があるのはどうしたもんかな。
事あるごとにオレに『日本に住むならこれくらいのことができなくちゃ』とか説教してくるから胃がムカムカするんだよ。
…まぁ、対応力はツヴァイの一番の得意分野だからしゃあないな。
んー、でも一番聞きたいことを聞きそびれたな、どうすっかな…
ま、誰か先輩をとっ捕まえてきて聴いてみるかな…
「ハァ、ハァ、ハァ、あ!ジグ!いいところに来た!」
「え、あ、先輩…!?」
やっべ、うろついてたら厄介そうなタイミングで一番合いたくない人にかち合っちまった。スゲー嫌な予感。
「なに、嫌そうな顔して。まぁ、いいわ、ちょっと、コレをレポートボックスまで出しに行って。時間ギリギリなんだ。」
「あー、じゃあ、出してきますからいつも通りコーヒー奢ってくださいよ。」
「ああ、頼むよ…はぁ…はぁ…」
「いやー助かった。ありがとう。」
「いっつも使い走り頼んどいて、よく言いますよ。」
「そこは後輩として諦めなさいよ。年功序列バンザイー。」
「…」
この人はレイア先輩。オレにとっては同じ留学生仲間であり、部の一つ上の先輩であり、同時にオレの彼女でもある。
なんかどうも雑用を俺に押し付けてくるのがいちいちめんどくせーんだが、
文句を言わなければ気前がいいので、なあなあで上手くいっている。
今さっきも4階にあるレポートボックスに先輩のレポートを届けに言った見返りに、グランデのコーヒーを奢ってもらっている。
まぁヘロヘロ状態の先輩の足じゃ残り5分と迫った提出期限までには間に合わなかったわけだし、これくらいは、なぁ?
「そういえば、部活のことなんだけど、どう?演目は覚えられそう?」
「うーん、短くはないけど、同じ名前を連呼するばっかりですからねぇ、
ツヴァイみたいにソバをすすったり金を払う仕草とかが必要じゃない分、楽っちゃあ楽ですよ。
そっちこそ大丈夫ですか?初日の公演の真打なんて責任感じません?」
「大丈夫よ、次のミーティングの前の日に一日でぱぱっと覚える。」
「…」
本当に大丈夫か…?と言いたくなるが、ここはぐっとこらえる。
口ではズボラ全開なことを言うし何を考えてるかわからない感じだが、この人やるときはやるタイプの人間だ。
いつも期限ぎりぎりだが、一応単位は落としたことがなかったりする。
…でもスロースターターだからオレが何かしら手伝わされて割を食っている感じもあるが…
「…やばい、セリフが思い出せない。主人が金貨を的に投げた後どうなるんだっけ?」
「太鼓持ちの熊さんが崖を飛び降りて取りに行くんですよ。それくらい忘れないでくださいよ。」
「あー、思い出した、サンキュー。後でドーナツでも奢るよ。」
やっぱり先輩の演目に目を通しておいて正解だった。
とりあえず夏休みに入って一週間たったし、リハーサルの今日までには完璧にしてくるだろうと思っていたらやばかった。
備えあれば何とやら。ツヴァイが言ってたことわざが役に立ったぜ。
「ほら、『愛宕山』です、次ですよ。準備に行ってください。」
「分かった分かった、分かったから押さないで、ちょっと。」
「おい、ジグはレイアと仲がいいのか?」
「まぁ、そんなところですかねぇ。」
ふーん、といった顔をしているのは仲の良いOBのジャック先輩だ。名前にもよらず生まれも育ちも日本なのだそうだ。
毎回発表会を企画するとなるとやってきて一演目披露してくれるし、オレらの相談相手にもなってくれているありがたい先輩。
ものすごい奥さんが美人という噂だが…パッと見には出不精で冴えない雰囲気の先輩のどこに惹かれたのだろうか…
「んー、ちょっとうらやましいかな、レイアと違ってうちの嫁はあんまスタイルが良くないからな。」
「レイアさんと比べちゃダメですよー。あの人が相手だとみんなそう見えちゃいますって。」
「いや、文句も言いたくなるよ。あいつはチビで出っ張りもないすとーんとした体形だからなぁ。」
そう、レイアとオレが仲良くやっている理由の一つに、彼女のエロさがある。
…とは言っても本人があからさまに誘ってるとかいうわけではなく、
口ゲンカになってもあの巨乳が目に入ると眼福で怒りが立ち消えて大事にならない、
とまぁ、彼女の魅力に俺があてられている形だ。
いわゆるダイナマイトでグラマーで出てるところは出てるが、結構腰回りはスリムで下品さがない。
顔つきも地顔が笑ってるから印象も良い。
…これのどこが美人でないと言えようか!そんなわけで、多少の妥協はあっても先輩は手放すまいと心にオレは誓っているんだ。
「そういえば、ジャック先輩。聞いてみときたいことがあるんですけど。」
「ん?どうした?」
「先輩は奥さんの誕生日に何を贈ったりするんですか?」
「…何だいきなり。…あぁ、レイアにプレゼントでもあげる気かよ?お熱いなぁ。」
「あはは…そうそう、そうです。」
「そうだなぁ、うちの場合、家事を全部代わりにやったりとかくらいしかしないからなぁ…
まぁ、助言するなら金で解決できることじゃなくて、手間や努力が伝わるものがいいと思うよ。」
「なるほど…参考になりました。ありがとうございます。」
「上手くやれよー。あ、そうだ、今度俺、嫁の実家に帰省するんだけど、
ジグの勇気がレイアに伝わるように祈りをこめて、お前にだけ奮発してお土産余計に用意しとくよ。」
「へぇ、ジグの手料理?ちょっと興味あるかも。」
「ですよね!?気になりますよね!?オレ、高校の頃から自炊してるから料理には自信あるんですよ。
帰省できない者同士として、せめて誕生日くらいは祝わせてくださいよ。」
「ツヴァイはどうする?せっかくだから彼も呼んでみようかな。外人3人でパーッと。」
「あいつなら家を空けてますよ。
なんでも、アスカ…あ、あいつの彼女のことですけど、そいつの家の大掃除に駆り出されたとか。」
「…へぇ、ツヴァイに化身の匂いがすると思ったら、そういう…」
「ん、どういうことですか?」
「ツヴァイから同族の匂いを感じてた。
今までたまたまか、何かの間違いだと思ってけど…あいつもジグと同じ穴のムジナって感じか。
アスカならよく知ってるよ…彼女も私たちの仲間の一人だ。」
「ええぇ!あいつの彼女もなのか…」
実は、先輩は人間ではない。
彼女の正体は化身。化身というものは森羅万象のうちの何かを司る精霊のようなものだと説明された。
それが分かったのは去年の部活の飲み会、つまりは新入生歓迎会でのことだ。
最寄り駅が同じオレと先輩は飲み会がお開きになった後、二人で一緒になって帰っていた。
実は、この日オレは先輩と隣同士の席で、話が合い意気投合して彼女の家で飲み直すことを提案されたんだよな。
前々から先輩が気になっていた俺はこの提案を二つ返事で賛成し、彼女の家に行くことになった。
そこで飲んでいる最中-オレはまだ未成年なのでコーラを飲んでいたが-に意を決して告白したところ、
『人外に恋するなんて物好きだね…あっ。』と漏らしたのがきっかけだった。
始めは先輩にしては珍しく冗談でも言ったのかとスルーするところだったが、
彼女の『(あ、ヤバイな、どうしよう言っちゃったよ)』と困っている顔を見て、何かある、これはマジだと確信したんだったっけ。
その後少し話を聞いて、信じがたいけど先輩は人外の存在なんだって思うようになったんだよなぁ。
「だからあの人あんなに美人だったのか…?めっちゃ柔らかかったし…」
ツヴァイとアスカが一緒にいるところに割って入ってからかったことがあったが、その時にアスカの胸を揉んだことがある。
すぐに突き飛ばされた挙句投げ飛ばされて痛い目に合ったが、
あのぷっよぷよでしかもハリのある感触は忘れようとしても忘れられないだろうな。
まだ触ったことがないからわからないが、先輩にも勝るとも劣らずじゃないだろうか。
「化身は変装の術を覚えてから人里に姿を現す。せっかくどうとでもできるなら美人になった方がいいでしょう?」
「なるほど……え?ってことは先輩も変装中なんですか?」
「そう。ジグにはいずれ本当の姿を見せてもいいけど、どうする?」
「…でも先輩の素の姿ならちょっと見てみたいかも。」
「ドゴォ。」
「何ですかそれ。」
「ジグのそういうオタク臭のしないところ、純粋っぽくてかわいい。」
「…?ニコ厨ですよオレは?」
「知らなくていいからいいから。」
「…???」
「美味しかったよ!ありがとう!」
「あはは、すごい勢いで食べちゃいましたね。作り手として、光栄ですよ。
でも、あんまりがっつくと男っぽく見えますよ。先輩は美人なんですから、所作を整えたらもっときれいに見えると思うんですよねぇ。」
「…ここのところ即席麺ばかりだったから。本当に美味しく感じたんだよ。」
「ですよね、オレも似たようなもんです。いやいや、こういうのを一から作るとなるとそれこそ休みとかじゃないと難しくて…
…あ、明日も食えるように多めに作っておいときましたよ。置いていくから食べてくださいね。」
「マジで!?よっしゃー!」
小躍りしそうな勢いで喜ぶ先輩の姿はおもちゃをもらったガキみたいでちょっとかわいい。
先輩のこーゆーところ、あんまり人には見せないから、よっぽどオレを信頼してるんだろうと思うと優越感を感じてならないぜ。
しかし、いくら一人暮らしとはいえ、ちょっと汚れすぎてないか?この部屋…
先輩が出不精なのは前来た時に聞いてるが…うーん…男のオレでもここまで散らかってないっつーの…
「えーと、食器を洗うついでにここら辺のゴミ…何とかしませんか?三角コーナーもゴミ箱も満杯ですよ?」
「あはは、やっぱり気になっちゃう?私どうもズボラでさぁ…
ゴミ袋が切れてるとかじゃないんだ、捨てに行くのがどうもめんどくさくて。」
「大学に出かけるついでに捨てればいいじゃないですか。」
「いつも二時限目からだから収集車に間に合わない。」
「今から捨てに行けばいいじゃないですか。」
「腹いっぱいで動きたくないー。」
「…ちょっとオレ、ちゃっちゃと行ってきて捨ててきますよ。」
「本当?飯を作ってくれてゴミ出しまで手伝ってくれるなんてジグはいい後輩だわ。」
あぁ、またこの流れだ…
オレが細かいところを気にするのをいいことに全部をオレが自主的にやっちゃうように仕向けるんだから…
まったく、先輩のそーゆーしたたかなところにハメられるといちいち悔しくてしょうがない。
「行ってらっしゃい〜鍵はかけないでおくから、出したら勝手に扉開けて帰ってきてよ。
あ、ゴミ捨て場はアパート出て右行ってまっすぐで次左の突き当りね。大丈夫?覚えた?」
「…」
あーもー。なんで人様の家のゴミを俺が捨てに行かなきゃいけないんだよー!
オレもなんでわざわざ率先して手伝いを名乗り出ちゃうかなーまったく。
だいたい、あの先輩の胸が悪いんだよあの爆乳が!
あれを見ちゃうとどうもこの眼福の分何か礼がしたくなるというか…うわ…オレの性格律儀すぎ…?
そう考えつつ先輩の家のアパートの敷地から出たオレは冷房の効いた室内から出たということもあり、かなりのイライラ加減だ。
なんでゴミ出しを頼まれた程度でここまでイライラするか自分でも謎だったが、
たぶんこの前のレポートの一件とかもあったからだと思う。
「何か…オレ、先輩の召し使いみたいな扱いをされてるよな?これって…」
「あの〜」
「えっ!?あ、はい?」
「ちょっと、ここに行きたいんだけどさ、分かんなくて。ここら辺のどこかは分かってるのよー」
「ああ…えーと、それならそこの交差点の手前、左の方ですよ。」
「あれ?あの建物?おぉーありがとうねー、この恩は忘れないわよ。じゃあねぇ〜!」
「あ、はぁ…こちらこそ…」
なんかよくわからない人に絡まれてしまった。
軽い受け答えしかしてなかったから顔もまともに見てないが…先輩並みに美人で巨乳だったな…
服は袖なしの縦セタに中はカッターシャツ、下は線の強調されるスキニーのジーンズ、今の時期ちょっと暑そう。
メガネをかけていたが実用的な形じゃないからあれは伊達だな。
顔はシュッとしていてクールな大人な女性の印象。化粧は薄くて自然な感じで顔立ちに似合ってる。
怜悧って言葉が似合う感じだな。誰の力に頼らずとも生きていける、みたいな芯の強さを感じる。キャリアウーマンってところか?
肌が見た目からしてわかるくらいみずみずしくて、あの巨乳と相まってすげーモテてそう…
…アレ?意外とちゃんと見てるもんだな。
それにしても、先輩のアパートに用があったみたいだけど、彼氏があそこに住んでるとかか?まぁオレには関係ないけど…
「はあああああ…どうしよう?ジグにはもうカミングアウトしてるわけだし…
あぁー、でもなぁーまだ会って一年もたってないんだ。もう何年生きてるかわかんない私がそう簡単に決めていいのか?
せめてあと五年…いや、五年経ったらジグはとっくに卒業だよ!あぁでも、就職してから改めてアプローチも…でもそれだと後々…」
彼と扉を隔てた瞬間から私はその後のことで頭がいっぱいだ。
だってそりゃそうだ。私は化身。人間と比べるととてつもなく長生きできる。だからスケジュールも当然長いスパンで考える。
一か月以上じっくり考えてから行動するかどうか決めてる生活を続けてきた私にとって、大学生活は異常の毎日だった。
興味を持ってる程度のノリで心理学部を専攻してしまったのが運のツキだった。
だって、1月に一度以上のペースで実験をして、まとめて、考察をつけてレポートとしてまとめて提出する。
そんな世界私は生まれてこのかた片鱗すら味わったことのない忙しい世界だったから!
そういう私は、今度はジグがゴミ捨てから帰ってくる間に方針を決めなくてはならないときている。
もちろん彼が家に来る前にも考えてはいた!でも、これは相手の、ジグの生活にも係わることだから…
そう考え出すと堂々巡りになってしまって、結果間に合わなくてどうでもいい都合をつけてジグを家から出させてこの調子。
「あぁもう、毅然としたいつもの私はどうした!…でもなぁ、本当にジグがなってくれるだろうか、私の…」
突然のチャイム。何だよ、もう。こんな取り込んでる最中に宅配便か?
「ちーす!レイア先輩ー!え、あ、ちょ、ちょっとー!なんで閉めようとするんですかー!」
「…はぁ…なんつータイミングで来てんの、あんたは…」
「なんですかー、アタシが来ちゃったらいけないっていうんですかー?
せっかくかわいい後輩が海をビューンと越えてここまでサプライズ訪問したっていうのに〜」
「あんたの場合ジャブジャブと泳いできたんでしょうが!…もういい、玄関先で騒いでもアレだし、入んなよ。」
「おっ邪魔しまーす!」
…最悪だ、絶妙に最悪のタイミングで一番邪魔なやつが来た…
もう、ジグにどう説明したらいいのよ…とてもじゃないけど一般人に説明できないって、コレは…
「ん〜?自炊してる!?レイアさんがー!?うっそー、明日雪でも降ったりしてー!」
「黙りなさい、もう…今、後輩を呼んでんの。あんたがいるとややこしくなるから今日は帰ってよ。」
「ふーん…なるほど、男の匂いがすると思ったらそーゆー…どうせ、まだですねー?」
「え、だって、まだ一年も経ってないし、今日を逃したって、私さえ本気になれば次の機会はいくらでも…」
「あはは〜、告白したいだけ好きなわけだねー、何時になっても不器用ですね、せんぱい?」
「あぁー!もう!あんたといるとホント調子狂う!帰ってってば!」
「えーいいのかなーアタシ、1760年ものをお土産にしたんだけどなーしょうがないなーこのまま帰るかー。」
「…用件だけ聞こうじゃない。」
椅子にだらりと腰かけてとりあえず聴く姿勢だけはとる。
『こんなこと嫌だ、さっさと済ませろ』って意味であからさまに貧乏ゆすりしてみる。下手に言葉で言うより利くもんだ。
…チッ、しかし足元を見るのが得意な奴め。いまに見てろよ…
「じつはー、プレイグの家を久しぶりに尋ねてみたんですよー
そしたら、『仇討ちをしに日本へ行ってくる、探さないでください』って置き手紙がしてあって!
これって、探さないでくださいってことは探してくれってことじゃないですかー?」
「プレイグぅ?…あぁ、あのコウモリのところの娘か?そういえばあんた、仲良しだったっけね。
んー、でも、そんなもんなのか?」
「プレイグに限ってそーゆー意味以外でそーゆー言い回しをするわけがないんですよー。
だから、心配になっちゃって!急いでアタシは日本まで来たわけですけどー…」
「だけど?」
「いや、会えるわけないじゃないですかー『日本に行ってくる』が唯一の情報じゃとてもじゃないけど無理ですよー!
もうかれこれ3年もさまよってますけど一人でできる範囲の方法じゃ万策尽きてー…」
「…なんというか、ご苦労様。」
「一度諦めて、家に帰ったんです。そしたら、年賀状?でしたっけ、先輩から新年祝いの手紙が来てるのに気が付いて…」
「あー、何となくわかった。あんたは私の探知魔法を頼って?」
「ああー!話が早くて助かりますー!ビビっとレーダーにかけてプレイグを探し当ててくださいよー!」
これだけぎゃーぎゃー世間話されて話が早いって言われるのはどうも腑に落ちないけど…まあいいか。
もうじきジグも帰って来ちゃうしさっさと済ましてさっさと追い返して…
「今戻りましたー」
あ。
えっと…?
「あれ?さっきのコだねー?こーんなに早く恩返しのタイミングが来るとは思わなかったわよー」
え、えぇ…?
「このコ、味見しちゃっていいですかー?」
「な、何言ってんの!この色ボケ!スケベ!そんな事ばっか言うならもう出てって!」
「えー?じゃあこの1760年、」
「分かったよ、もう!
…ちょっとコンビニに行ってくるから、ジグ、留守番頼んだ…」
え…!?あ、ちょ…!?
「人を顎で使うのが得意なのに、ちょっと追いつめられるとすぐに折れちゃうあたり、レイアさんも無理してああしてたりして。」
「えっと、さっきの人ですよね?いったい、どちら様ですか…?」
「あぁごめんなさいね、アタシはレイアさんにはいつもお世話になってて…
今日もちょっと聞きたいことがあって来た次第なのよー。」
「そ、そうですか…」
「…」
「…」
「あーもー!だめだー!アタシにイイ雰囲気作りとか無理!あのチビとのために経験値積んどかなきゃだけど今はいいや!」
ドン、と胸板を小突かれて床に背中から倒れこむ。痛ってぇ…アスカに受け身くらい教わっておけばまだマシだったかも…
って、なんでオレのズボン下ろされてんだよいつの間に!?
「ちょ、ちょっと!?」
「わーお元気、元気。…でもちょっとお粗末さんかな?まぁいいや、
もしかしてーアタシたち二人を見てムラムラしちゃった?巨乳ってだけでこんなになるんだー若いねー。」
「い、いきなり何でオレのパンツ下ろしてんですか!」
「あー、コレ?さっきの礼だよ、礼。とはいっても半分アタシの趣味かな〜
身近な人の大切な人がこんなかわいい子だと思うとねー…ちょっとつまみ食いしたくなっちゃうのよー。」
「つ、つまみ食いって、もしかして…」
「アタシたちを見てそんなに立派に滾らせてくれたならアタシも嬉しいわねー。…はちきれそうで可愛そうだから鎮めてあげる。」
ぎゃああああこの人変態だあああああああああああ!!!!!
「ひぃっ…こっち来ないでください!へ、変態!」
「はぁー、意外と初心なのね。地元のオトコが相手だったらすぐに乗り気になってもらえるけど?」
「知りませんよそんなこと!とにかくどいてくださいオレから離れてください股間を凝視しないでください!」
「あーもー分かったよー本番はしないからさー、
…でも手ぇ出さないで終わるとか勘弁だから口で、ねー?お願い、このとーりだから!」
「…ハイっていうと思ったか!ってちょ、やめて、痛い痛い痛い!関節技とか勘弁して!ギブギブ!」
「おっとっと…さっきから本気で逃げ出そうとしたでしょー?ふふーん、そんなの無理だからね。
逃げ場はないかって目線が泳いでたよー?そーゆーのすぐに察知できるんだから、アタシ。」
後ずさった先の壁にもたれかかった状態で生まれたての小鹿みたいに震える俺をよそに、
この人はためらいもなく、オレのこの襲われている恐怖でちょっとしなびかかっているナニをわざとらしく舐め上げ、
そして棒付き飴でも食べるように、口に頬張った。
ううう…なんということだっつーの…
故郷の父さん、母さん、それに妹よ…オレは留学先で痴女に襲われてしまいました…あっ、きもちいい…
う、あ…そんな、玉を揉んだりとか、やめっ
そ、そ、そんな奥まで入れて苦しくないのか!?うひっ!?吸うの!?そのままスジを舐めるとか器用だなおい!?
くっ、そこまで素早く前後されると…う、もうっ、ひぁああああああ
…うひぃ…
「ん…味は、上々ねー。出が良くて質もいいからけっこうその手のフェチに喜んでもらえそうよー?ミルク搾りが好きな人とかー。」
「そんなこと褒められたって嬉しくないぃ…」
ううう…まだ童貞なのに…痴女にフェラされて犯されたとか…そんなバカな話あるかよぉ…
「…ちょうど終わったところ?」
あぁ、奥の壁にもたれてジグが真っ白な灰になったようにしなびてる…ごめんなさいね。これも1760年もののためなんだ。
「ああーおかえりなさいー。先輩が後に控えてるから手加減しましたけどそれでもこんな調子でー…
大丈夫ですかねー?アタシたちの相手をするにはいささか初心すぎるっていうか…早すぎるっていうか…ね?
あ、あと例のアレ、よろしくお願いします。」
なるほど…ジグの一回目は早いのか。私も一緒に愉しむなら一度出させてからの方が良いか。
「それのことだけど…出かけてる間にやっておいた。」
「本当ですかっ!?それで、あのチビはどこに!?」
「うーん、結論から言うと『ついこの間までいた』ってところか。」
「…?」
「海外へ出ていったみたい。でも、それまでの反応はすごく強く感じるから、それこそ近所に住んでたとみて間違いない。」
「うそ…」
「まあ気を落とさないで、私以外の知り合いに当たったらいいじゃない。何か心当たりがあるかもしれないし。」
「…そんなこと言われても…ここの近くに知り合いなんて住んでませんよー…」
「住んでるけど?あんたの親友の狼ちゃんが。あーそうだー今は実家に帰ってるみたいだけどー。」
「へぇー!?アスカが!?
…んー、ちょっと遠いけど、今から飛んで行って何か知ってないか聞いてきます!ありがとーございましたー!」
やれやれ、やっと出ていかせた…
あっ…あいつ、1760年もの持って帰りやがったな…!ちくしょー…まぁでもしょうがないか。
…あんたの熟れた態度、ちょっと頑張って真似てみるとするよ。
私、頑張ってみる。
「…なんだったんですか?あの人。」
「仲間内では『台風』とか『天災』なんて呼ばれたりもしてるくらいだから…」
「…でしょうね。あんなタイプの人間オレ初めてですよ。なんというか、欲に忠実というか…
ところで、なんでアスカさんのことをいきなり引き合いに?」
「理由は二つ。一つは、彼女にさっき言ってた通り、アスカが彼女の助けになりそうだから。
もう一つは…あはは、こんなことを言うと、引かれるかもしれないけど…
その…私は魔法、あ、化身は魔法が使えるんだけど、それを使ってかなり広い範囲の化身たちの状況を探って、って頼まれてたんだ。
それで…アスカが、その…今まさに、ナニしてる最中で…」
「何…だと…!?」
そそそそ、それは、もしかして、いや、間違いなく、ツヴァイとアスカが…
そんな…あんな堅物ツヴァイに先を越されるなんて…このジークムント一生の不覚…!
「うん、そういう顔をすると思った。その気持ちは私も同じだ。
別に競ってたわけじゃない、けど、先を越されて悔しいという気持ちはある。
…そこで彼女のご登場、というわけ。
ふふふ…どんなに急いでも間に合うはずはないけど、二人の間をきっと引っ掻き回してくれる…くく…これでいい…痛み分けだ。」
…おおこわいこわい、なにか先輩の見てはいけない一面を見てしまった気がする。
ドス黒い笑みを浮かべている先輩、今ちょっとどころじゃないくらいヤバイ匂いが漂ってるぜ…
ん?あれ?でも、それって。
「え…?悔しいって…?」
「うん、まぁ…その、あれだ、ハハハ…えっとジグ、前に私の姿について話したね?」
「はい、変装してるんですよね?」
「私は…ジグのことを親友だと思ってる。君もそう思ってるか?」
「…はい。」
「うう、そう勢い良く頷かれると、尻込みするな…言ってしまうと関係が壊れそうで。」
「…大丈夫ですよ。さっきの人と比べたら先輩が何を言い出そうが驚きません。」
「そうか、そうだな、うん…そこまで言ってくれるなら私も決心がついた。ジグには本当の姿を見せるよ。」
前に、ツヴァイになんでわざわざ留学先を故郷から遠い日本にするのか、聞いたことがある。
その答えは『日本は不思議の国Zipanguだからだ』ということだった。
正直、何言ってんのコイツ程度にしか思ってなかったがなるほど、こういうことだったのかと、そう思うよ。
なんでって?
そりゃ、誰でも思うって…
オレの目の前にいる“彼女”はレイア先輩…だけど俺の知っているレイア先輩じゃない。
足先は明らかに長さ、幅共に人のモノじゃないレベルに大きな縦長の爪が生えている。
逞しくなった足の横から見えるもっと太いあれは…尻尾?あ、よく見ると針みたいに尖った先っぽがぶらぶらしている。
脚と同じく、いかにも力持ちそうな見栄えのある腕は骨格から変化したように掌が大きく、爪も巨大で鋭利になっている。
胸に関してはさらに大きくなってんじゃねぇか?俺の拳二つ分くらいもの自己主張を重力をものともせずピンと誇らしげにしている。
その脇から顔を出してゆらゆらと動いているのは…翼…なんだろうか、やたら大きいからきっと飛べるんだろうな…
顔には一見変化はないようで、瞳が瞳孔が縦に伸びていて猫の目みたいになっているし、耳はエルフを思わせるものすごい長さだ。
頭から生えてるのって…角だよな、これはそれ以外に何て説明したらいいのかわからん…
あれ、顔を見上げてるってことは、俺よりも身長が大きくなってるってことかよ…!?
「いやに落ち着いているじゃないか…私以外に化身との付き合いがあったわけではないのだよな?」
決心がついたって言った直後、先輩の身体は突然に視界を遮るほどの煙を出した。
そして、その煙が晴れた後にそこに立っていたのが、この…「人外」って言われなくてもわかる異形の先輩。
本人としてはさっきみたいに普通に喋っているのだろうが、
その声には轟音のスピーカーから聞こえてくるような肌がびりびりする波動を感じる。
よく見ると口に牙が生えそろってなんかいるよ…もし噛まれたら骨ごとザックリいっちゃいそうだ…
「そりゃあ、こんなにすごいの見せられたら、驚くどころじゃないですって。」
「そーゆーものなのか?講義ではそんな情動は教わらなかったがなぁ…」
「あはは…しかしすげぇな…非日常そのものですよ…化身ってもんの正体ってこんな…?」
「ふふ、それは違う、私は多くが生物の種類がもととなる化身の中でも特別な存在、偶像の化身。
その中でも最高位、ドラゴンの流れを汲む『畏怖』の偶像、マンティコア…それが私。」
「何か知らないけどかっこ良さそうですね。」
「そう?光栄だね。」
普段の先輩と別段変わりがない、いつもの先輩の態度…それなのに、いつものようにくだけた調子でいられない、
本能が怯えるようななにか霊威的なものを感じる。第六感的なものにオレは優れていないから何とも言えないが、
そういうたぐいのものが視える奴らからすれば、今の先輩はすさまじいオーラが垂れ流しの状態にあるんじゃないだろうか。
どういう原理か知らないが先輩はいつの間にか全裸だが、裸になっているというのにこんな威厳があるとは…
…ん?全裸?
…
「す、すいませんでしたっ!」
「いやいや、謝らなきゃいけないのはこっちさ、いきなり断りもなく裸になった私こそ悪かった。」
「そ、そんなとんでもない!こっちこそじーっと見つめてすいませんでした!」
「だからそう平身低頭に謝らなくてもいいのに…別に恥ずかしがらなくて結構、
それより、ジグにはもっと恥ずかしいことをさせてもらうしね。」
「…?」
「ジグは口堅いからさ、変に言いふらされる心配がないからね。…それを見込んで頼みがある。」
「…な、何をする気なんですか?」
口では先輩はそう言っているが、オレは自分の口が堅いとは言ったことがない。
つまり、これは一種の脅し文句。この姿も、これからすることも、厳に他言無用という戒めの発令。
なんだか知らんがオレに選択肢はないってか…うーん、役得なんだか面倒臭いことに巻き込まれたのかわかんねぇなこりゃ。
「私の夜伽の相手になってくれ。」
…ん?え?よとぎ?よとぎって何だよ?その単語はまだ知らんよオレ…
と、とりあえず知ったかぶりで様子見で行こう、うん。
こんな真剣な顔を、こんな異形の姿でしてる先輩にオレは口出しできないし。
「うーん、ショックが大きいよな?まぁ、分かる。私ももっと若いころジグの立場ならそんな感じで固まってたと思う。」
「そ、そうなんですか?」
「まぁな、私は場数は踏んでるからもう慣れたが…あ、でも、だからって君に軽い気持ちで言ったわけじゃない。
化身として長生きしてるから自然と回数を重ねただけで、その、ジグが私にとって特別だからするんだ。」
「なるほど、親愛の証ということなら大歓迎ですよ?オレは。」
「そうか…まぁ、私に任せてくれ。優しくリードしてやる。
…じゃあ…、お互いに気持ちいいセックスになるよう頑張ろう。」
れ、レイア先輩もさっきの人と同じじゃねぇかぁぁぁぁあああああ!!!!
「えー、いや、その…こういうことはもっと段階を踏んでからということがですねあると思うんですよオレは、」
「黙りなさい、ジグ。男に二言はないんだ。歓迎すると言ったからには、私とまぐわってもらう。」
「でも、まだ今日で二度しか家にお邪魔したことはありませんし、一緒にどこかへ出かけたことも、キスだってまだ…」
オレが言い終わる刹那。異形の体つきではあったが優しい顔でオレを見つめていた先輩が、一変した。
具体的に何が変わったかというのは難しいが、雰囲気が恐ろしく厳しくなったのだ。
オレというかわいい後輩を見る目から、まるで路上に座り込んでいる浮浪者を見るような蔑んだ目つきへと…
「…ぷ、クッハッハッハッハハハハハ!
…あーあ、『黙れ』と言ったのがわからないようだね、君は…
初心だって聞いていたから少し遠慮をもって優しくしてやろうと思ったんだが…ふん、それでも拒むようだなぁ?ジグ?
…ふ、フハハハハ…オトコにもなりきれてない童貞が私に口答えするとは…分不相応なんだよォ!」
「う、うわっ!?」
オレの脇腹にその巨大な手を回し、ヒョイと小脇に抱えるように持つと、レイア先輩はオレを思い切りブン投げた!
「あいたたた…」
あぶねぇ、ちょうどベッドに着地できたからよかったけど、床に落ちてたら痛いってどころじゃ済まないほどぶっ飛んだぞ。
な、なんつー怪力…
「ジグ〜?」
うおっ、レイア先輩が全裸の異形の格好のまま仰向けに転がる俺を跨ぐ格好で仁王立ちしている。
小首を傾げた状態で見つめるその目はギラギラと輝いているように見える錯覚に…いや、光ってる!
…やべぇ、口元は綻んでるけどこれってさっきのどす黒い表情じゃん…!?
先輩は妖しくニヤニヤ笑みを浮かべながら、膝をついて身を乗り出し、オレの胸元に鋭い爪を立ててくる。
「君みたいにさぁ、男の中には恥ずかしいんだか何だかでそうやって私に刃向うやつもたまにはいるんだよ。
でもねぇ…そういうやつ、私は大っっっ嫌いなんだぁ…。
男なんて、私の渇きを潤してくれればそれでいいってのに、何をプライドにしてんだが、それ以上の段階を求めてきやがる。
…反吐が出るってんだよ!人間風情が化身と同じ高さにいられると思うな!」
のぶっとい爪が、胸に浅くめり込む。
痛っ…。そのままオレの皮膚に先端が突き刺さり、わずかな血の玉が浮かび上がる。
「で、私の逆鱗に思いっきり触れてくれたそんなジグには…当然、罰が必要だねぇ?
そうだなぁ…ふくく、じゃあさぁ…
ヒューズが飛びそうなくらいの快感を覚えさせてー、一人じゃ絶対にイケない身体にしてやろうか?
うん、それがいいねぇー…ジグはさぁ、これからイキたい時は私に、
『お願いですから俺を虐めてください先輩』って言って私の靴を舐めないと私の許しを得られないんだ。
もし私の許しが得られても、徹底的に焦らして、焦らして、焦らして我慢させて涙目にさせてグッチャグチャな顔になってー、
それでも私の気分が乗らなかったらそこでお終いっ、哀れジグは快感の疼きの絶望の中家路につく。それが 毎日 になるんだ。
…素敵だろう?ずっとイケないままなのはキモチイイのがずっと続いて天国で…地獄だ。」
マウスをクリックするように、胸板を小突く先輩の指先。
そのまま上に上がっていき、喉をまで来たとき、掌で圧迫されるように首筋を押さえつけられる。
「頼みを変えようか。ジグ、君には今日だけ私の慰み者になってもらう。そうしよう。」
「あ…あぁ…」
やばい、本能がすごいこわい、キケンだ、何が怖いって、このオレよりも図体の大きい異形の先輩が、
徹底的にいたぶる気満々でニヤニヤとオレを見つめて笑ってるんだ、そりゃ怖いって…声も出せねぇって…
今この状態で、先輩がこの首の上の右手にほんの少しでも力を入れたら…オレの頭は胴体からおさらばになるだろう。
何が、先輩のことは分かってるつもり、だ。オレは先輩のことを…なにも分かっちゃいなかったみたいだ…
先輩は、オレなんて蟻みたいに簡単に踏みつぶせるくらい強大な存在だったんだ。
シャツの襟ぐりに爪を立て、スッと下に引くと、裁断するように簡単にオレの服は左右に分かれていく。
そのまま完全に服を引き裂くと、そのままジーパンにも指をかけるのが視界の端に見える。
「さて、ご対面と行こうか。この手じゃズボンを脱がせるのに苦労するから、このままいくよ。」
強靭な生地であるはずのジーパンすら、紙をちぎるようにあっさりと裂けていくのが分かる。
ベルトはさっきの人が外していてそのままだ。
全身を裸に剥かれて、それでも、オレの目に見えているのは天井とこちらを覗き込む先輩の顔だけ。
頸部を押さえられ、一切の抵抗の余地を奪われた今のオレをツヴァイが見たらたぶん『まな板の鯉』って言うんだろうな…
「…なに萎ませてるんだ。ほら、しごいてやるからさっさと挿入れられるようにしな。
…ほら、皮なんてかぶってないで、
…ピクッとしたね?そこが弱いんだ?
…
…え、これでマックスなの?…小さっ…うまい棒の方がまだマシじゃないか…」
う、うまい棒って…確かに小さいのは認めるけど、そんな身近なもので例えられると…傷つくぞおい…
むしろポークビッツとかお決まりの言葉を言われた方がまだマシというか、ね?お約束というか…
「不満そうだね?短小のくせに生意気。ギンギンにしてこれとか、恥ずかしくないの?」
「どストレートに言われるのは一番ショックですよ…」
「ショックなのは私の方だけどね。愉しめるかどうか心配になってくるよ、ジグがこんなだと…」
「う…すいません…」
「冗談さ。今更ジグのが小さかろうとどうとも思わないよ。
…それに、もし物足りなければ、私が本気を出せばこれくらいどうとでも弄れる。」
え、なにそれ怖い…
「ほら、戯言はここまでにしとこう。私は溜まってるんだ。手早くいこう。
えっと…これを被せてだ…チッ、やっぱりこの手だとやりづらくてしょうがない…ほら、挿入るよ…
…ん、ん…んふぅ…あ、簡単に収まっちゃったな。ふふ、童貞卒業おめでとう。祝ってやるよ。」
う、ああ…濡れて律動する柔らかな何かにモノが包まれている…こ、これが、女の膣内の感覚…ッ!?
首を押さえられたままの状態だから、結合部がどうなっているのかを知るすべは触覚に頼るしかない。
だけど、先輩の発言、そして何より、この男の本能が歓喜しているような体を突き抜ける気持ち良さが、何よりの確かな証拠。
…なんか、薄皮越しに触れているような違和感を覚えるが、ただ包まれているだけでこんなに心地良いなんて…
動かれたらそれこそやばいぞこれは…
「ほら、ジグには新鮮でも私は慣れてるんだ。動くよ?いいね?」
「え、ちょ、もう一分だけ、落ち着かせて、」
「返答なんて求めてない。」
待ってって言ったのに、グジョグジョとかジュボジュボといった湿気た音を立て、先輩がオレの腰を跨いで上下してきたっ!
心の準備なんてできてないまま不意打ちを食らった格好のオレは快感が許容量を超え、及び腰になるしかない。
はうっ、さっき口でされたばっかりなのに、こんなに気持ちいいともうあと数分もされたら出ちまうよぉ…
うぅ、童貞だったけど、童貞なりに初めてはもっとお互いを尊重してしたいとかいろいろ考えてたのに…
「ふっぅく!ひぃっき…ッぁは!ああぁあぁ…あ!」
「くううぅ…最高…やっぱり堪えるものじゃないね、これは!うだうだ喋ってないでさっさとヤれば良かったんだ!あはははは!」
ベッドのシーツを引っ掴んで、一心不乱に腰を振ってオレに暴力のような快楽を投げかける先輩の責めに耐える。
でも耐えるって言ったって限界はある、徐々に昇ってくるあの甘い感覚に、オレは一瞬顔が綻んだ。
「二回目なのにずいぶん早いじゃないのさ?…もう終わるのは寂しいね?もっとこの快楽の中にいたいよね?
…うんうん、そんなジグには私から童貞卒業のプレゼントをあげるよ…『凍れ』!」
そんなこと勝手に決めないで………っ!?
あ、あ、あ、何だこの感覚っ!?出そう…なのに、出ない、という、か…出るとき寸前の感覚でちょうど感覚が固定されてる!?
き、気持ちいい!…けど!出せない!終わりがないっ!?ずっとこれが続くの!?イヤぁアアああああァーーーーっ!!!
「うっく!?うっ、ああああ゛っ!!!???
いや゛あああっ!出ないっ!出させてぇえええぇっ!!!ださせてええええええええ!!!!おかしくなるぅ!!!!!」
「そうだよねぇ…出せなくて辛いね?悪いがそれがこれから日常の一環になんだよ、ジグ!」
「う、うああああああ!!!??あ゛!?あ゛!あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」
「いい声で鳴くじゃない、今サイコーでサイテーな顔してるよ…君は。その浅ましくて下品な腰使いもかわいいよ!
はあああっ、ゾクゾクしてくる!
あっはっは!そのご褒美になんで出せないかからくりを教えてあげる。
ジグの先走りを魔法で固めさせてもらったんだ。安心しな、私が満足してきたら出させてやる。
…せいぜい気絶してイケなくならないように気をしっかり持ちなよ!
まぁ、イったらイったでこれを知っちゃうと頭おかしくなっちゃうんだけどねぇ!」
そ、そんなぁ!魔法の力をなんつー方向に活用してんですかァ!
「ううっ!出させてくださいぃっ!!出してぇえ!!出させてぇええ!!!」
「チッ、思いのほかやかましすぎるよ、ジグ。黙りなさいってまた言われたいか?」
「だってぇぇぇえ!出ないからぁっ!出してってばぁ!」
パンパンという乾いた音と、グチュグチュという湿気った音、それとオレの頭のネジが外れたような叫び声が部屋に響き渡る。
射精できない。ただそれだけのこと。
だけど、ただそれだけで、発狂寸前の快楽を強要されるリソースとなっている。
汗と涎と鼻水とでグチャグチャになった顔でっ、
必死になって何とかこの疼きから身体を解放しようと腰を振るが、その努力は全く叶わないっ。
尿道の中の人知の及ばない力によって凍りついた先走りがそこに居座ったままだからっ…!
頭がどうにかなりそう、いや、頭がもうどうにかなってしまう!
あともう少しで!あと一歩だけこの快楽の階段を登れば頂上にたどり着くのに!
もう階段の頂上からの景色は見えてるのにっ!
オレは先輩に魔法という名前の手錠をかけられているんだっ。
その手錠は、階段の手すりにつながれていてっ、
オレは快楽の頂点手前でっ、
降りることも上がることも許されずっ、
右往左往させられているんだっっっ!!!!!
「ひっぅっぐあ!!!っひぃ!!!ぁあああ゛ああ!!出ないよぉ!出させてくださいいい゛いい゛゛!!!!
お願い゛しま゛すうううううぅぅうぅぅうううぅ!!!!出ざせてぐださいぃぃいぃぃいい!!!!!」
「…!…くぅ…!…ん?ああ、もう…分かった。これ以上騒がれると隣の部屋に迷惑だ。
私もジグの堕ちた顔を見られて満足した。そろそろイカせてやる。
…だけど、覚悟するといい。次はギャグを用意してやる。そのときは泣いたって許さないからな?
じゃあ、『溶けろ』」
「っふ!?ゥううううあああ射精りゅううううううう!!!!」
ああああああ、出る、出る、出る、気持ちいい、
キモチイイ、キモチイイ、
キモチイイ…
…
…
…やってしまった。
何をやってしまったって、あいつから教わった射精封じの魔法だ。
本来、これは火遊びが過ぎる夫を戒めるための術なのに…
こんなタイミングでこの術を使ったらそれこそ快楽で脳が焼き切れてしまう。
「ぁぁぁあああ…何やってんの私…これじゃトラウマ確定じゃないか…
くそ、また勢いに任せてしまった…。あいつのように振る舞うと言ったって、やっちゃいけない一線はあるだろうに…
くぅ…一方的に犯すというシチュエーションに興奮しすぎた…!」
頭を抱え長髪を振り乱して自責の念に取り乱す私の下には、惚けきったとろけた笑みを浮かべて失神するジグ。
気をやっている今だから楽園にいるような笑みを浮かべてられるだろうが、起きた彼を待っているのは色欲の煩悩に囚われた地獄だ。
今さっきまで受けた凌辱の記憶は、脳の片隅に焼付いたままケロイドのように一生彼に付きまとう。
しかも、この記憶によってイクためのハードルが極端に上がった脳は、どんな刺激があろうと彼を絶対にイカせないだろう。
この魔法の呪縛に縛られている間だけが、彼が吐精できる時なのだから。
もし、今後彼が性欲の疼きを処理しようとオナニーに手を付けてしまったら最後…ああ、考えるのもかわいそうなくらいだ。
廃人、女性恐怖症、人間不信、心的外傷後ストレス障害…彼に起こりうる最悪のケースの可能性が私の頭を流れていく。
くそ、くそぅ!また私の一時の快楽のためにまた人の人生を狂わせてしまう…!
「何のために心理を私は…ええい、つながったままでこんなこと嘆いててもだめだな、一旦抜こう。
…んふぅ…ああっ…!…っふ、またイッた…」
くぽぉ、という音を立てて、ジグの一物を私の膣内から抜く。その最後の刺激に軽くイッてしまった。
ジグと私とでは相性がいいらしい。ジグのそこそこ問題なレベルの小ささに初めは戸惑ったが、
下手に大きすぎで苦痛に感じるよりは若干余裕がある方が私にはイイらしく、大いに快感を享受することができた。
ジグがとっくに限界を超えているのに私が高みに昇りっぱなしでそれどころじゃなくなってたってこともこの事故の原因だ。
全身が力んでいた感覚もあるから、もしかしたらジグの首に添えていた手にも力が入っていたかもしれない。
あれ、そうなると…ジグが失神したのは…快楽のせいじゃなくて、酸欠?
「そうだとまだ救いはあるんだけど…まぁ今は、後片付けだ…
…あ、そうそう、まずはコレからだったな…」
ジグの足元に正座し、彼の一物に手をかける。そこには、パンパンになったコンドーム。
さっき出かけたついでにコンビニで買って、気付かれないようにそっと装着したものだ。
「おお、すごい量が出たみたいだな…この量は普通だったら直接臓器を弄る術の類でも使わないと一度じゃ出ないぞ?
…コレがあってよかったかもしれない。
それこそ…直接に粘膜と粘膜が触れてる状態なら、もっと過敏に快感が得られてた。
しかし、だ…そうなったら、私がジグのSOSに気付くのももっと遅れてただろうし、ジグの身の危険性ももっと高かった…」
でも、本当にそんな偶然がジグを救ったかどうかはわからない。彼は未だ意識が飛んだままだからだ。
今の私にできることは…
「そうだな…着替えを着せなきゃいけないよな…あと、水を汲んでおいて…」
「う、ん…あぁ…あ?あ、そうか、ここ、先輩ん家だっけ…」
気を失った、というには少し長かった眠りから、ようやく覚めることができた。
あ痛たたた…腰が痛い…
…あり?なんで、腰が痛いんだ…?
…
…あ!そうだ、オレは変装を解いた先輩に押し倒されて…襲われて…犯されて…
ああ…オレは…先輩の膣内に…出しちゃったんだよなぁ…っつ、まだチンコ痛ぇ…
先輩、妊娠とかしないよな?大丈夫だよな?大丈夫な日かな、今日…
しかし、どうして、先輩はオレにここまで乱暴なエッチを迫ったんだ…?
正直、単に溜まってただけなら、さっきの痴女の人に頼めばいいし、
いくら秘密を明かすって言っても、エッチをするのに童貞のオレをわざわざ選ぶ利点はないからな…
…ハッ!?もしや先輩はオレと既成事実を作ろうと…!?
やばい、やばすぎる…もともと強引なあの人のことだ、いくつか過程をすっ飛ばしてまでオレを確保しようとして、こんな凶行を…
…だとしたら、オレはそれだけ、先輩にとって大切で、手放したくない存在ってことだ。先輩はつまり本気で俺を愛してくれてるんだ。
なら、オレもそれに答えなきゃいけないのかもしれない。いや、しなきゃいけないよな…
ええい!こうなればなるようになれってんだ!ツヴァイもよく言ってた、『毒を食らわば皿まで』ってな!
ここで先輩の好意を受け取らなかったら男がすたるってもんだ!
このジークムント・ブルームス…据え膳喰らわぬは…男の恥だ。その思い、受け止めてやるってんだよぉ!
「…」
「え、えっと…『昨日はお楽しみでしたね?』…なーんちゃって…」
「…」
えっと、今のこの状況は何なのかな?
私はジグのさっきまで食材でパンパンだった荷物の中から着換えを見つけて、寝室まで持ってきたわけだけど、
寝室に戻ったらジグが起きてて、
しかも、ただ起きてるんじゃなくて私がはだけさせた服を脇に畳んで一糸まとわぬ姿できれいな正座をしてこちらを見据えていた。
「えっと…それは何?」
「全裸待機です。」
「えっ…ジグ、マジでやってるの、それ…
…ぷ、ぷくく…あはははは!!!なにそれ!」
「レイア先輩の想いを受け止めるため、日本の紳士が行う礼儀作法をとらせてもらいました。」
…礼儀作法?全裸待機は別に礼儀とかそんなことじゃないんだけどな…
「先輩が、どれだけオレのことを愛しているのか、さっきので感じました。さっきまで童貞だったオレが言うのもなんですが、
あれだけ情熱的なエッチは、先輩なりの愛の表現だって、感じることができました。」
…え?えええ?なんか、話が思わぬ方向に向かってるような!?
「…でも、これだけは、男のオレのプライドとして、先に言わせてください…」
鼻からはっきりと聞こえるくらいに肺いっぱいに息を吸い込んだジグ。その目は、私の瞳を見つめ、決意に満ちている。
「オレと、結婚を前提に!付き合って下さい!」
「…うん?え?今、なんて…?付き合って下さい?いや、別にジグとはもともと友達以上の感覚だし今更そんなことを言われたってさぁ、別に『え?ああ、そう?』みたいな返ししかできないよ私は…
それに付き合うって言ったって別に今までどおりの接し方でも別に付き合っているのとは大差ないというかそれに私ジグを家に二回も呼んじゃってるわけだしそんなこと私いままでにあんまりないよだから別に付き合って下さいって言ったってもう付き合ってるも同然の中って言うか
それこそ私たちツヴァイ君たちにも負けないアツアツカップルっぷりを見せつけててツヴァイ君を嫉妬させてたじゃないそれともこれ以上なにかプラスやりたいことでもあるのかな
今近い行事は何だろうあっハロウィーンが考えられるよねでもハロウィーンっつったってさぁ別にトリックオアトリートって言ってお菓子をせびって回るだけのお祭りだから私みたいな大人には関係ないか
じゃあ何か私にバレンタインの本命チョコを渡してほしいと申すか貴様はまったくジグはミーハーなところがあるんだからいや待てよ半年以上離れた行事の準備を今考えるのもおかしいな
そうなると他に考えられるのはクリスマスイブ!そうだ!それが一番ありうるよね
私ったら何を忘れてるんだかああなるほどそれまでに長いマフラーを編んで一緒にくるまって雪が降る町に繰り出したいから今のうちに編み始めておけと
おおそれはロマンチックじゃないかそれは神演出だわさすがジグいやまてよ寒がりのジグが冬の町にわざわざ繰り出すかいやありえないなそうするとっ、
ああ!なんてものを忘れてたんだもう次の連休に控えたジグの誕生日かよしせっかくわざわざ私の誕生日にこうして食事を作ってくれたんだ私も本気を出すぞこの化身の力をフルに使ってだな、」
「ちょっとストップストップ!…突然ポカンとしたかと思ったらいきなりとめどなく独り言をぼそぼそと言って怖いですよ!」
「つまり、なんだ、君の誕生日には特別奮発してほしいって事だろう?」
「話が飛躍しすぎですよ!違いますって…
オレは、先輩と、結婚したいと思ってます。でも、お互いまだ学生の身分ですし、お互いの両親の顔だって知りません。
だから…大学を俺が卒業して、就職したら、そのときは、オレと結婚してください!そう、約束してほしいんです。」
「…マジで?」
「マジです。」
「私、不器用だよ?部屋を片付けるのも、料理を作るのも、
機嫌を守ってレポートを提出するのも、スケジュール管理するのも苦手なんだよ?
さっきのだって、あの、さっきのあいつみたいな熟れたオンナっぽく演じようとしてさじ加減間違えてあんなことになったんだよ!?」
「いいです。それくらい、オレが支えられる範疇じゃないですか。
それに…エッチのことは、オレもよく知らないですし、一緒に学んでいきましょうよ?」
「私、化身だよ?人外だよ?化物だよ?500年とか生きてるババァだよ?
手足から毛をボーボーに生やして、尻尾とか翼とか牙とか角とか生えちゃってて、
軍隊丸ごと食べちゃったみたいな伝説があるマンティコアなんだよ?」
「べつに、そんなこと気にしません。…今の先輩、すごくきれいです、だから、悲しい顔にならないでください。」
「だって、だって…私は…人の人生を背負うようなできた人間じゃないから…」
「じゃあ、オレが背負います。」
「えっ…?」
「先輩からしたら、オレの一生なんて、短いんでしょうけど、だからこそ、先輩の長い人生の一時を、オレに預けてください。
…先輩は、長く生きて、それだけたくさん傷ついたんだと思います。あ、こういうことは先輩の専門分野でしたね…
それを、オレが、少しでも、癒してあげます。癒せるよう努力させてください。」
ジグの顔は、マジだった。
茶化すような雰囲気の私に合わせてくれてたジグが初めて自分の心底からの気持ちを、伝えてきてるってわかった。
その瞬間、涙が出てきた。
なんだろう、いままで、私がこれまで生きてきた中での辛さとか、後悔とか、全部どうでもよくなってくるような気がした。
「…ありがとう、ジグ。私で良かったのなら、君の伴侶にさせてくれ。」
「先輩…!」
「済まなかった。ジグがそこまで私を好いているのなら、あんな真似をして渇きを潤わそうなどとは思わなかったんだが。」
「いや、むしろああしてくれたから、オレは先輩の気持ちを掴めたんですよ。」
「そうか…その、そう、あれ…ジグのアソコは、大丈夫なのか?」
「…?いえ、ちょっと腰を振りすぎたなぁとは思いますが、それ以外にどこにも異常はないですよ。」
「…そうか、それは良かった。心配してたんだ。その何だ…君はそう、私のあんな行為をやってくれて良かったと言うが…
何だ、その、今から…私のこと、無茶苦茶にしても、いいんだぞ?…さっきの詫びだ。むしろ、してくれないと公平じゃない。」
このあと滅茶苦茶セックスした。
終わる
365 :
...:2014/02/28(金) 11:19:07.31 ID:NYLskFCb
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↑こーゆーやつがカットインしてきて憤死しそうだった
最近半年くらいこいつの割り込みのせいで変換することもままならないくらいの処理落ちくらって死にそう(メモリが)
買い換えてもついてくるとかなんなんこいつ
サンキューってURLに入ってるのに殺意すら覚える
>>364 GJ
前フリからしてもしかしてと思ったがやっぱりコウモリの人だったか
まさか1760年物とか狼からの情報とかの何でもないネタが伏線になっていたなんて
(後付けで膨らませたのかもしらんがそれはそれで)
こういうクロスオーバーというか緩やかに繋がった作品群て好きだ
また次も同じ世界観でのを期待してます
でもスレ的にドラゴンはやりすぎの気がしないでもない
367 :
...:2014/02/28(金) 19:01:16.42 ID:NYLskFCb
>>366 ありがとうございます。〜の人と呼ばれるのは夢だったんで嬉しいです。
伏線ですが、1760年ものの件は後付けですが以外の小ネタは最初からどこかにブチ込むことを念頭に入れてました。
この伏線実は…と言いたいことはいっぱいありますが、チラ裏がすぎるのでここらへんで。
すみません…今確認したら番号ミスってますね。3が二つある
しかも、初めの3に以下の文章を入れ忘れてました。まとめに入れる場合は二つの3の間に差し込んでください
↓
「お邪魔します。」
「お邪魔されます。」
「…」
約一年弱の付き合い、オレは先輩のことは結構分かっているつもりでいる。
たま〜にこんな感じで雰囲気を茶化すようなことを言うときは、何かに迷ってるとか、自信がなかったりとかする時だ。
腕組みして、指をトントンやっているから間違いない。
こういうときは、本人の心の整理がつくまでそっとしてあげるに限るもんだ。
何に悩んでるか気付けたらその時は言葉をかける、それが分からないときは無理に相手に立ち入らない、それがオレの処世術の一つ。
「肉じゃがって知ってます?」
「聞いたことはあるけど食べたことない。」
「よかったです、じゃあ今日オレがたっぷり作っておいておきますよ。」
一度来た家だ。大体何がどこにあるのかわかる。
先輩の家に着いてすぐに持ってきた材料を台所に並べ、必要な食器も棚から出して用意しておく。
「一応作り方見ておきます?手順知ってれば割と簡単ですよ。」
「いや、別にいい。」
「そうですか?こういうことは知っておいた方が…まぁいいや、ジャガイモ洗うか。」
「…私が料理ができるようになったらジグを家に呼べないじゃない。」
「すいません!水道使ってるんで聞こえないんですよー!何ですかー!?」
「何でもないー!」
「わっかりましたーすいませーん!」
人外系統の同人ふえねーかな
クロビネガの魔物娘シリーズが強すぎて下が育たない
最近は更新止まってるけど、魔物娘100覧もイイよね
あは〜ん
このスレに投下している某書き手がうちのスレにちょっかい掛けてきたんですが
これを宣戦布告と見なして報復に出てもいいですか?
勢いだけは劇的に上がるとは思いますが、どんなもんでしょ?
エロパロ板は子供の来るところではありませんよ
報復w
出来るもんならやってみろよ阿呆
>>374 そうか
ちょうどケモナーに怨念を抱いてるようなのが1人いるから
なんならこっちに派遣してあげようか?
前に一仕事終えて、現在は待機中のはずだから、喜んで担当してくれるよ
うわホントに子供だったとはw
きゃ〜、ていこく()こわいよ〜!www
そのうちダークコンドルとか言いそうだwwww
こりゃまた面白そうな玩具じゃないか
壊れない程度に使ってやるからどんどん書き込んで良いよw
なんつーか、悪いのは粘着荒らしなのは分かってるんだけど、なんだかなあ
同じ題材のまんま、ああいうスレに投下したらこうなることくらい読めなかったのかな
実名晒してケンカ売りに行ったようなもんじゃないか
ごめんな、ちびちび構成練ってようやくできたモノだったから投下先を今さら変えられなかったんや
本スレもひどい有り様だったし、どうせ荒れるなら俺が泣き寝入りするだけでいいと思ってたがここにまで迷惑かけるとは思わなかった
ちょっとは頭使ってくれてもよかったんじゃないか
荒らしを挑発するようなことしても意味ないだろ
向こうが収まるまで投下を待てばよかったのに
どうせこのスレはコウモリの人の専用スレみたいなもんだから
他に書き手もいないことだし、本人が気にしなきゃ誰にも迷惑掛からないんじゃね?
え…いや、投下してもいいのよ?
うわ、まだいたわ
ちょっと驚いた
コウモリさんの専用スレとか誰がそんなこと言ったよw
それと今atwikiが大変なことになってるらしいから保管庫は開かない方が無難
だから「みたいなもの」なんだろ
文句があるなら書いて投稿するだけで「みたいなもの」ではなくなるな
簡単だろ?
389 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/18(火) 03:44:51.84 ID:BK4K/JIe
完全制圧完成w
うんこさん、強制女性化スレはどのように処分しましょうか?
ご裁可をお願いします
誤爆だよな?w
まさかと思うけど、荒らしのフカシってことはないよな?w
どっちにしても幼稚すぎて失笑しか出ないけどw
廃墟化確定記念w
わかるわかるw
もう他に捨て台詞も残ってないもんなw
精一杯の虚栄が滑稽過ぎて草が生えちまうよwww
394 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/19(水) 01:55:14.71 ID:MkU05O8a
特定の職人を囲い込んで持ち上げまくるくせに
その他については気に食わないという理由で排除しまくる
排他的な糞スレだったし
同様の趣向のスレも似たような末路を辿ってるしなw
乞食に餌を与える馬鹿も消えたようだし
めでたしめでたし
395 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/19(水) 01:57:14.47 ID:MkU05O8a
> なにごともなかったかのように苦しい雑談レスが少し続いた後
・・・さてまさに予想通りの進行なわけだがwwwww
本当に何年も自演パターンかわらねぇなオイwww
> 自分に痛い感想レスでGJのレスのみで
> 批評されないのをいいことに
> 得意げにロクに推敲もしてないうんこ妄想を得意げに
> スレの救世主気取りで投下
さて・・・・いつくるかなぁ????
自作自演自画自賛マジわかりやすいなw
早く俺を楽しませてくれよw
記念にそのうんこ妄想をあちこちに貼りまくって宣伝してやるからよぉwww
396 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/19(水) 01:58:01.38 ID:MkU05O8a
素朴な疑問なんだがここに投下するような生理的に受け付けないキモイ妄想を家族とか友達に見られたらどうする?
死にたくならないか?
ただこんなうんこ見たいなスレのオナニー用のエロ妄想がほしいだけの寄生虫の乞食ニートに
そんなにお褒めの言葉をいただきたいのか?
そんなことで時間を浪費するよりももっとましなことがいくらでもあると思うが?
お前の脳内では自分が小説家大先生で住人がその熱烈なファンでお前の投稿を心待ちにしてると信じきっているんだろうが
そんなことは一ミリもないからいい加減目を覚ませ
現実に生きろ
ダメダメ、全然駄目
ありきたりな罵詈雑言が前に出過ぎてて逆に白けてしまうよ
しかも何これ? コピペか?
独創性がない上に論点も照準点も全く定まってないな
痛そうな言葉を適当に拾って並べても芯がグラグラじゃ貫通しないって
まさかと思うけど、これが帝国とやらの実力とか言わないよね?
もうちょっとマシなのを連れてきてくれ
反感とか憎悪以前に同情心が沸いてくるほど情けないぞ
乞食に餌をやるスレ主気取りを潰せば廃墟になるよ
この手のスレはいつもそう
自演会話の餌撒きといい
投下後の自演&太鼓持ちレスとかね
本当の悪は強制女性化スレの反動分子です
このスレの住民は、連中が矛先を変えさせるためにはめられた犠牲者なんです
あちらを開明化して、真の悪たる黒幕を正さなければならないと思います
閣下のお力添えを何とぞよろしくお願いします
うっせばか
勝手にやってろw
ナニコレ(震え声)
18歳未満閲覧禁止の板に精神年齢12歳くらいのお子ちゃまが来てしまった場合の貴重なサンプル
しかも重度の中二病も患ってる模様w
小説家気取りの先生のための餌撒き雑談マダ〜?w
ラーテルもエロいな。一歩も引かない猛獣娘なんてどうよ?
設定だけでご飯大盛り三杯いけるわ
ほんとご馳走様です
>>406 ・メスがオスを拘束。
・死んでも逃げられないほどしっかり固定。
・そのまま交尾は三日間におよぶ。
・ただし最初のほうの精子は卵を作るための栄養源。
これは素晴らしいな。
オスが気に入らなかったら搾り取った精子を栄養にするだけでポイすることもあるのだろうか。
ずっと前に犬の手懐け方を間違えると犬にナメなれるという話を聞いたんだが、
そこで欲求不満の飼い犬がある日擬人化して主人をペットとして逆調教するという展開を思い付いた
ほしゅ