【アクセル・ワールド】川原礫総合 5層目【SAO】
2 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/08(日) 23:48:07.51 ID:TFwfoLep
新スレ乙
3 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/09(月) 01:11:41.47 ID:aXrKh/1G
新スレ乙です
SAOアニメも始まり、新刊も目と鼻の先
エロパロスレがますます盛り上がることを期待して
>>1乙
お題なら山ほどあるのにな・・・。
6 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/09(月) 18:44:08.89 ID:10TS4LPm
須郷x明日菜 まだー?
>>1乙
それから前スレラストはすばらしいものでありました
もっと
>>1乙されたいとは思わないか?
まぁそれはさておき
SAO10巻が手元にある
とうとうロニエとティーゼに公式絵・・・赤毛ちゃんとかドストライク過ぎてもうね
これでようやく先輩とロニティーの和姦「だけ」は書ける訳だw
ほんと11巻はどうする気だろくのりん
>>10 ロニエティーゼのあのシーンはいろいろとトラウマでな
アレがあった後くらいからweb版最後まで読めてないんだ
なんかショックでかすぎてそこで読むの止めたらそのままになってるな
ほんと九里先生どうするつもりしてるのやら
公式でガチレイプしちゃったんだからエロパロは基本和姦方向でお願いしますね>ロニティ
むしろキンクリされた部分をじっとりねっとりとだな
今日読んで酔った先輩としっぽりを一本と思ったら
《理性を失わない程度の陽気さ》ってどゆこと…
>>14 理性を失わない程度の陽気さ=リーナ先輩に下ネタふっちゃう程度の陽気さ 先輩顔真っ赤にして涙目でキリトを叱る
理性を失った程度の陽気さ=リーナ先輩におそいかかり、中だししちゃう程度の陽気さ 先輩朝チュン時に顔真っ赤でキリトに枕を投げつける
全てを失った程度の陽気さ=ユージオとゴルゴロッソ先輩に襲いかかる程度の陽気さ
もうUWにいられない程度の陽気さ=ギガスシダー剣に襲いかかる程度の陽気さ
こんなかんじ
そうか学園が舞台になったからそういうシチュでのエロパロもありか
>>15 うん一行目以外大体にして変態紳士なキリトさんまじパネェっす
最後は間違いなく、変態ではあっても紳士ではない
逆説的に言えばシステムに認められれば勢いでヤっちゃってもおkって事なんだけどなw
つまり合意があっておまけに先輩からの命令ならですn(バーチカルスクエア
エロパロだから書くけど実は禁忌目録には性交渉を禁じる項目はないんだぜ!
口づけNGなのに未婚でもオッケーとか素晴らしいよね!
まてよ…
酔った先輩に冗談の命令をされてそれを本気にしたとすればあるいは…!
婚前交渉はNGなら結婚が前提なら大丈夫なのか?
先輩がおヨメにしなさいっ!って迫るのもいいな
キリジオにコケにされた腹いせにロニゼがレイプされるお話マダー?
種の繁殖がNGになったら世界滅ぶから
さすがにセックルだけはOKにしてるんだろう・・・たぶん
何はともあれこれは学園ネタでいろんなお話出そうな予感
でもレイープだけは勘弁な!
アニメ1話が良かったので、SAO2巻まで呼んだが、
ネカマが許されるVRで、倫理コード解除設定はまずいでしょ。
一応茅場晶彦以外も、アインクラッド作成にかかわっているんだよな?
それとも茅場晶彦のみで倫理コード解除設定造ったのか?
ネカマが許されるって結局性別変更は不可になったじゃない
恣意的な性別変更が出来たのはSAOだけでそれもすぐ是正されたしな
以下はあくまでWEB版(しかも裏ページ)の設定だが…
倫理コード設定については元々余所で開発してた「ペルソナ・セックス・サービス」を流用したらしいな
実はSAOにはこういう「余所で開発してたシステムの組み込み」が結構あって
料理システムや味覚再生プログラムもアーガス以外がメインで開発したものだったりする
とはいえ茅場さんは料理が趣味なんで、その辺は自分も噛んでるようだったが
茅えもんにVR以外の趣味があったなんて……
と思ったけど結構料理スキル凝ってたあたりなんだか納得
たしか茅えもん普通に料理上手かった筈
天は彼に二物どころかお中元お歳暮まで毎年送ってんじゃねーだろうな、ってレベルのチート
>>26 いつぞやのキャラ人気投票で「料理が趣味」ってハッキリ言ってるぞw
そして今思ったがアスナが料理スキルに熱を入れてたのは団長の入れ知恵である可能性が微レ存
チキチキ料理対決(フルダイブ編)か……
本命はアルゲ(ry
たまにどうして俺、リバースあったときにSAO読んでなかったんだろーと思う……
坊やだからさ
AWは面白かったけどSAOはあまり合わなかった
なぜそれをここに書くのかw
リバースも良い物だけれどここのスレ見てればそれ以上に満足できる
何が言いたいのかと言うといつも良い物をありがとうございます
35 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/11(水) 22:19:32.31 ID:D3KMqOtO
リバースに投稿してくれてた方が新作っていうか続編ていうか改訂版?
書いてくれてる最中じゃないか
そう考えるとスゲーよな。愛だよね
股間の紳士がいつもお世話になっています
妄想はやるがアウトプットできないから書ける人は凄いと思う
リバースってなんぞ?
かつて存在したワードギアの裏ページ
あの頃の創作系サイトにはかなりの確率でああいう隠しページがあったもんだ
6巻まで読了、いや面白いや。
くそ〜!!、もっと早くMMORPGモノに興味を持ってWeb版を読んどけばよかった。
ちなみに、リバースとやらはヌけた?
感想だけでは何なんで妄想を一つ。
麻痺毒で動けなくなったところをじらしプレイで・・・
麻痺毒でうごけないシュミットをゴーカーンする騎乗動物・・・
リバースの二次創作はそこそこ抜けた。
作者本人の書いた奴はぶっちゃけ全く抜けなかったw
麻痺っても倫理コード解除しないと意味ないから
素直に麻痺中に相手の手動かしてメニュー操作しろw
その前に解除操作を知っとかんとアカンがなwww
レッド自称者やオレンジプレイヤーがその情報を入手出来るかが問題だな。プーやん知らなかったっぽいし
プーの人は殺人快楽者だったからどうでも良かったんでしょ
他にもPKは居たと思うけど大っぴらにレイープ目的だけの奴が居たら
一般人にも倫理解除操作がもっと知られてそうな気はする
待てよ・・・じゃあ娼館経営していたプレイヤーが居た可能性も微レ存?
ちょっとそんな妄想が頭を駆け抜けた
ルールなんて、一度チェックすりゃ十分なんだから
ビーターほど倫理設定コード解除に気付かないだろうな。
逆に初心者はルールは一通りチェックするだろうから、ほぼ全員知っているんじゃ?
47 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/13(金) 01:05:21.44 ID:hV3WQHZT
早く職人こないかなあ、と。
>>44 新プーさんだと知ってたけど興味ないになるんだろうな
ロンドでシステム画面利用した画期的詐欺を赤の他人に教えてアインクラッドの倫理観破壊を考えてたし
でも詐欺よりレイプのが倫理観破壊には向いてるよな
>>41 リバースは持ってないしエロパロも無いけど本編Web版原本は保管してる
もしよければzip晒そうか?
>>50 釣りだろうと釣りじゃなかろうと氏ね
7000年ROMって氏ね
自殺すんなよ
52 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/13(金) 12:46:25.73 ID:K6sfjUMv
すまん
SAOをアニメ見てから4巻まで読了…
あれ?話終わってn…キノセイダッタ
須郷x明日菜…書けるなら書いてみたいなぁ
その場合なんだかんだでキリトxアスナで終わりそうだけど
同じ人がいたw
同じく4巻まで……読んでひと休み、かな…
次からが色々展開あるみたいだし。
アニメもう何話か見て短い話なら書けるかな
須郷NTRとか許さないよ!
ティターニアたんprprのままレイプかましてレイプ目にするとか、そのまま意思薄弱になったアスナを洗脳してベルセルクばりのNTR見せつけとか
病室に侵入して寝たきりの明日奈を剥いてハメ撮りとか、ついでに傷心の神代博士を強請って強姦とか外道の極みじゃないか!!
……あ、ハイ、最後のは俺の趣味ですw
そこまでやったら病院が警察呼ぶわい
かやえもん先生捕まえられんからって、警察無能じゃねーべ
それはそれとして、茅場先生は凛子さんとつき合うまで童貞だったんだろうか?
女に興味あるようにはさっぱり見えないんだけど、モテモテだったし
MORE DEBAN ……。
リズを見る度に思うんだけど、心の温度でリズとキリトが付き合って
アスナとは三角関係修羅場になる SS 読んでみたいな。
心の温度の話は切なすぎる……
たしかに最前線の連中よりも中層や下層プレイヤーのほうが娯楽関係には詳しそうだよね
新婚ほやほやのアスナさんが初期装備のコスプレでアンアンしちゃうSSまだー?
妖精王の妃にされたアスナ
これってNTRだよな
須郷がキリトの前でアスナを電子ドラッグ込みでレイポォしてキリトが茅場さんの力で逆転する。
そしてハッピーエンドに見せかける。
しかし現実で待ち構えていた須郷に襲われ負けてしまう。
どうせ俺なんて、と自暴自棄になった須郷が倒れるキリトをつれてアスナの病室へ。
そして現実でも目の前でレイポォする。
ってトコまで構想でけた。
早くssにするんだ
クラインさんが美味しい思いをするSSは…
キリトがヒースクリフとの決戦に敗北して、
復讐鬼と化したアスナが身体を使って攻略組を掌握する一方、
リズとクラインが互いを慰め合ってたって妄想ならしたことある
NTRレコン×リーファ派おらんのか
レコンが土下座して頼んだら、口だけとかVRでヤるぐらいは拒めなさそうだよな直葉
全身からお兄ちゃんラブオーラ出してる直葉がそんなことするわけがない
ひと晩かけて拝み倒して迫るのかwww でも確かにレコンももうちょっと女の子の扱い上手けりゃ傷心のリーファ落とせたろうにな
その残念さが彼らしさなんだろうけどw
レコンとリーファはWeb版ではSAO4時点でも一度一緒にマック行った程度の仲だった様子
レコンはデリカシーの足りない残念キャラだから
71 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/15(日) 22:25:21.65 ID:LjrPbauM
レコンも残念だけど恭二もっと残念だよな
あと一ヶ月我慢してたらシノン受け入れてくれたかもしれないのに
NTRが好きとかまじで精神狂ってる
2ch初心者な俺でも此処で妄想垂れ流したキリトとシノンのあれこれ書いてもいいの?
野良戦でうつぶせてるシノンのショートパンツのケツを撫で回す話とか書いてもええねんで
レコンとリーファがくっついても別にNTRじゃないよね
>>73 好きに書いてもいいのよ?
ここはそういう場所だから
その妄想を文章に起こせるスキル持ってる人間は誰でもウェルカム
>>77 今6巻の恭二が無針高圧注射器でサクシニルコリンを打ち込もうとするところを媚薬に変えて妄想中
文章にするのはちょっと時間かかりそうだが頑張ってみる
初めてなので色々おかしくなるかもしれんが取りあえずチャレンジするよ
>>78 クライン×直葉でキリトに武士おっさん顔の義弟でも考えながら応援しとく
キリトさん以外で男キャラってあんまり居らんのも
♂役が偏ってしまう原因かもね
・・・いやアスナXシノンでもいけるか?あの妙な鍛冶屋で作られた
魔法のディルドー付ければキマシ展開もアリなんじゃなかろうか
と、脳内と一瞬で駆け抜けた何かを書きなぐってみる
その現場にたまたま来たキリトさんがヒャッハーとばかりにルパンダイブして3P
あぁやっぱりいつものキリトさんだ
おいアスナNTRはよ
ここはNTRやレイパーが多くて良さげだな
キリトと話している最中に須郷が病室に乱入
ズンパン開始
いきなり喘ぎ出すアスナにびっくりするキリト
でもゲーム中なのでどうにもできない
それが何日も続いてそのうちゲーム中でもお腹が大きくなってくる
ROMってるだけでNTR書く奴も読む奴も死ねば良いと思ってますよ?
自分の好みに合わないからって死ねとか言っちゃう奴はキチガイ
NTR好きのキチガイにキチガイって言われてもねえ
ここは前もNTR物投下されたこともあるし
ちゃんと事前にアナウンスしてくれるなら問題ないはずだよ
好きな子が目の前で好きな子の好きな奴とやっちゃうのもNTRになるんかな?
丁度恭二が見てる前でキリトとシノンが関係する話書いてるんだけど
ゲンハさんばりの現実と仮想現実が交差するレイプをだな
>>88 ISAO でアナザークリアしたら現実と仮想現実が交差するレイプの道が開けるらしいよ
エロイ部分にたどり着くまでが遠い、取りあえず書いた所だけ書き込みますね、反応もらえるとモチベが上がって書くスピードアップするかもです
バレッツ・オブ・バレットが終わった
推理通りならこの部屋にいる<死銃>の共犯者は<死銃>がキリトに撃破された時点で去っているはずだった
詩乃は目を開ける前に、周りの状況を探ろうとして 気が付いた
(何かが・・・・乗ってる?)
誰かが自分の体の上に覆いかぶさっている
詩乃がそれに気が付いたと同時に、覆いかぶさっている当事者から声がかけられた
「優勝おめでとう朝田さん、目、覚めてるんでしょう? ログアウトする所も中継で見てたよ」
「!!・・・・・新川・・・・君?」
目を開けると新川恭二が自分の体の上に覆いかぶさっていた
「そんな・・・・なんで・・・・・?」
「凄いよ朝田さん、本当はね、兄さんが君を≪黒星≫で撃ったらすぐにこれを注射する予定だったんだ」
そう言うと恭二は銃の形をした玩具のような物から透明な液体の入ったカートリッジを取り出した
「でも君が見事に大会で優勝してくれたからさ、撃つのはこっちだよ」
そう言うと恭二はポケットから別の、赤い液体の入ったカートリッジを取り出すと、銃の形をした玩具のようなものに装填する
「朝田さん僕に言ったよね、待ってて、って」
そう言うと恭二は詩乃肩を押さえつけると首筋に玩具の様なものを宛がう
「これはね無針注射器って言うんだ、薬が霧状になって粘膜下に直接拡散されるんだよ、即効で効果が出るから」
そう言って恭二が引き金を引くと
バシュウゥッ!
「っあぁっ!」
何かが首から入ってくる気味の悪い感触が詩乃を襲った
「なに・・・これ・・・・」
「今撃ったのは媚薬だよ、大型の動物でも一発で発情する強力な奴さ、体内残留期間が長いから、きっと効果が切れる事には僕から離れられなくなってるよ」
な・・・・
「なんで・・・こんなこと?」
「なんでって? 待っててって言ってくれたじゃないか、だからずーっとまってたんだよ、此処で、君が優勝するか≪黒星≫に撃たれるのを」
「!?」
何と言うことだ
彼が、<死銃>の片割れだったのだ
詩乃は彼の下から逃れようともがいたが、恭二の力は思いの外強く、逃れられない
「ダメだよ暴れたら、薬の効果が出るまでじっとしてて?」
「このっ・・・!」
詩乃はアミュスフィアから伸びたLANケーブルを恭二の首に巻き尽けると力の限り閉めた
しかし・・・・
「あは、朝田さん、薬が効いてきたみたいだね、全然力が籠ってないよ」
「!!」
「でも傷つくなぁ、こんなに抵抗するなんて、お仕置きが必要だね」
そう言うと恭二は腰に付けていたウェストポーチからさっき詩乃に撃ったカートリッジと同じものを沢山取り出してきた
「えーと、こっちが弛緩剤で〜」
そう言うと恭二は注射器にカートリッジを装填し、詩乃の二の腕に押し付け
バシュウゥッ!
「ひううっ!」
「これがホルモン分泌促進剤で〜」
詩乃の右胸に押し付け
バシュウゥッ!
「きゃああっ!」
「これが女性ホルモンで〜」
今度は左胸に押し付けられ
バシュウゥッ!
「やめっ! っ゛あっ!」
「これが幻覚剤〜」
注射器が脇腹に押し付けられる
バシュウゥッ!
「っぁあぁあぁあああ!!」
無針注射器で注射されるたびに体の中に冷たい物が入ってくる感覚に詩乃の体がびくんびくん跳ね回る
「あはは、楽しいなぁ、朝田さんが跳ね回ってるの見ると僕も興奮してくるよ」
そういうと恭二はまた新しいカートリッジを取り出した、赤い液体の入ったカートリッジ、最初に詩乃に打ち込んだものと同じだ
「もう…辞めて」
詩乃が涙目になって訴える
しかし恭二は注射器を詩乃ではなく自分の首筋に宛がうと
バシュウゥッ!
「・・・あは」
「ひっ」
詩乃はその時、恭二の瞳の中に狂喜の光を見た気がした
「今夜は二人の、新しい人生の始まりの日だよ、朝田さん」
そう言うと恭二は注射器を投げ捨てて再び詩乃に覆いかぶさってきた
93 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/16(月) 12:40:52.16 ID:8tO09GxP
支援カキコ
ワッフルワッフルですよー!
支援来たのでやる気出てきたー
「アサダサンアサダサンアサダサン」
その奇妙な音が、恭二の口から漏れる自分の名前だとしばらく気が付かなかった。
口が大きく開いた口から舌が伸びて、詩乃の顔を舐めようと近づいてくる その時
「シノン!」
バタン!と言う音と同時に誰かが部屋の中に入ってくる
「な!」
恭二が慌てて振り向くとそこに一人の男が入って来ていた、キリトだ
「キリト・・・君?・・・たす・・・けて・・・」
ベッドの上で拘束されている詩乃を見たキリトが、怒りの視線を恭二に向ける
「お前が<死銃>か!」
「あ・・・・あああああああああああああああああぁぁぁぁぁっぁああああああああ」
恭二がものすごい勢いでキリトの方へ駆け出した
キリトも中腰になると恭二目掛けて駆け出していく
たちまち取っ組み合いになり二人の男が詩乃の部屋で転げまわる
「・・・・・」
詩乃は虚ろな目で二匹の雄が取っ組み合う姿を見ていた
体の奥が火がついたように熱くて怠い
ベッドで横になっているはずなのに地面がグニャグニャと動いて気持ちが悪い、まるで船に乗っているかのようだ
両胸の薬を打たれたところが疼いて仕方がない
下腹の疼きに耐えきれなくなり内股をすりすりとこすり合わせる
「っ・・・」
目が霞んで二人が今どういう状況なのかわからない
分からないが、恭二が勝ったらこのまま自分は彼に犯されてしまうのだろうか?
キリトが勝ったら自分は助かるのか?
しかし・・・・
「はっ・・・ぁ・・・・」
もしキリトが勝ってしまえばこの体の疼きはどうなってしまうのだろうか?
私は・・・・
ふと視線を動かすと、詩乃の目に先ほど恭二が頬りなげた注射器が目に映った
「・・・・・」
それから五分後
恭二はキリトに縄で縛られ転がされていた
余りに口やかましく騒ぎ立てるのでタオルで口もふさぐ
恭二は恨みがましい目でキリトをにらんでいた
「後10分で警察が来る、それまで大人しくしてろ」
そう言うとキリトは詩乃の無事を確認しようと振り返る
詩乃はベッドから転げ落ち、床の上でぐったりしていた
「シノン!」
まさか、薬を打たれたのでは?
<死銃>は≪黒星≫に撃たれたプレイヤーだけを殺すと言う自分の推理は外れたのだろうか?
キリトが詩乃を抱き起こすと、詩乃はゆっくりと目を開いた
「大丈夫かシノン?」
「薬・・・打たれちゃった・・・」
「なっ!」
「大丈夫、私が打たれたの、死ぬような薬じゃなくて、これだから」
そういうと詩乃は注射器をキリトの首筋に充てると・・・
パシュウ!
「!?シノン!?」
キリトは混乱した、シノンが何故自分に?
「あのね、キリト」
詩乃は注射器を頬り投げるとキリトの頭に手を回した
「今打ったのね、媚薬なんだ、私も打たれちゃって、体に力が入らないの」
「媚薬?」
「うん、でね、体の疼きが止まらないの、切なくて、苦しくて、お願いキリト」
詩乃が自分の顔をゆっくりとキリトに近づけていく
「慰めて」
そう言ってキリトに口づけすると、ゆっくりと床に倒れこんだ
支援
続きはよ
まだちょっとしか書いてないけど、こっから恭二視点のNTR展開なのでご覧になる方ご注意を
(なん・・・で・・・どうして・・・・朝田・・・さん・・・?)
恭二は自分の目の前で起きていることが認められなかった
あと少しで自分と、自分の最愛の人は結ばれる運命だった
なのにいきなり男が乱入してきて
今、その男と詩乃がキスをしている
キスをしながら詩乃は自分を包む薄い布を自分からはぎ取っていくではないか!
自分の時はあんなに抵抗したのに
(あいつが!)
そうか、あいつがバレット・オブ・バレッツの時、シノンが抱きついていた男なのか確か、キリトとか言っていた
(キリトォォオオオオオオォォォォオオオオオオオオ!!)
こんなことはあってはならない、許されない、詩乃は自分と結ばれるはずだったのだ
自分の方がずっと前から詩乃を見てきた
ずっとずっと前から好きだった!
この前詩乃が他の女共に絡まれていたとき、助けたのは自分じゃないか!!
なのについ昨日ぽっと現れた男に、心を開いて、体まで許すというのか!!!
君をずっと見守ってきたのは僕なのに!!!!
「ん・・・・ちゅ・・・・ふ・・・ん・・・んん・・・・・んっ・・・ちゅ」
詩乃と男のキスするくぐもった音が部屋の中に響く
見たくない、聞きたくない、なのに目が離せない、耳から入ってくる音が頭の中で響き渡る
「キリト君・・・いいよ・・・んっ・・・・・あっ・・・は、初めて・・・だから・・・・ふぅっ・・・優し・・くっ」
(!!)
やめろ、やめろやめろやめろやめろやめろ
「ンググゥウウウウー、ンンウグゥウウウウーーーンングウウーー!」
恭二がくぐもった声をあげても二人きりの世界に入っている詩乃とキリトには届かなかった
「シノン、ゆっくりするから」
「うん、あっ・・・ん・・・・キリト君詩乃って、呼んで」
「・・・っ詩乃」
「あっ・・・・・〜〜〜っつっっ!!」
恭二シノン陵辱かと思って避けてたがこれならおk
支援
薬のせいだ
キリトに体を貫かれながら詩乃は考えた
恭二に打たれた薬のせいで、自分はこんなにも乱れてしまったのだ
普段の自分なら、であってまだ二日目の男相手に、こんなことをするはずがない
そう思いながら詩乃は自分の足がキリトの体に回るのを止められなかった
キリトの熱いモノが自分の体を引き裂いて、貫いてくるのが気持ち良くてたまらない
一突きされる毎に、肺の中に溜まった空気が熱く湿った唇から漏れ出て、キリトの吐息と混ざり合う
「キリト・・・・キリトぉ!」
「シノン・・・詩乃ぉっ・・・!」
切なくなって名前を呼ぶ、名前を呼ばれてもっと切なくなる、もっと強く抱きしめて欲しくて、自分の方から強く抱きつく
「はぷ・・・ん・・・・んぅ・・・ちゅ・・・れぅ・・・はぁ・・・・・・」
舌を絡めて熱いキスを交わす、キスすればするほど心地よさが訪れ
そしてそれ以上の疼きが体の奥からあふれ出す
まるで蚊に刺された後のようだ、痒くて掻き毟ると掻き毟った分だけまた痒くなる
しかし止められない・・・
もう、自分では止められはしない
薬のせいだ
詩乃の体を貫きながらキリトは考えていた
詩乃から打たれた薬のせいか、それとも詩乃の体から匂い立つ甘い香りのせいか
キリトは詩乃に誘われるままに体を重ねてしまっていた
自分にはアスナと言う恋人がいるのに、詩乃の誘いを断れなかった
罪悪感に胸を焦がされながらも、詩乃の燃えるような熱い体から離れられない、それに
(本当に、大丈夫なのか・・・?)
詩乃の体は本当に燃えるように熱い
自分の下で悶えている少女は全身がイチゴのように赤く染まっている
詩乃の足が自分の腰に回っていく
「キリト・・・・キリトぉ!」
「シノン・・・詩乃ぉっ・・・!」
名前を呼ばれて呼び返す
抱きつかれて、さらに強く抱き返す
「はぷ・・・ん・・・・んぅ・・・ちゅ・・・れぅ・・・はぁ・・・・・・」
求められて唇を突き出すと貪るように舌を絡められる
「ん・・・・ちゅ・・・んん」
詩乃の体が、熱い、柔らかい、いい匂いが鼻孔をくすぐり頭がボーっとしてきた
ぼんやりとした頭の中で、詩乃とつながった部分と、そこから送り込まれてくる快楽が意識を支配していく
他の事が、一切考えられなくなっていく・・・・
止められない・・・
薬のせいだ
キリトが詩乃を貫くのを涙を流しながら恭二は考えていた
自分が打った薬のせいで、詩乃はあんなにも乱れているのだ
あの薬は本来人間に使う用途の物ではない
年老いてセックスレスになった絶滅危惧種動物を無理矢理交配させて子供を産ませたり
競走馬の種付けに使われるものだ
そんな協力な薬を打ったから詩乃は乱れているだけなのだ
断じて、あのキリトと言う男でなければならなかったわけではない
あの男は僕が居るべき場所を強引に力ずくで奪っただけだ
詩乃が受け入れてる訳じゃない!!
しかし・・・・
無情にも詩乃の足はキリトの腰に回っていく
「キリト・・・・キリトぉ!」
「シノン・・・詩乃ぉっ・・・!」
(やめろぉ!やめろおぉぉ!)
二人がお互いの名前を呼び合う 耳をふさぎたいのにそれもできない
「はぷ・・・ん・・・・んぅ・・・ちゅ・・・れぅ・・・はぁ・・・・・・」
キスする音がここまで聞こえてくる
(アサダサンアサダサンアサダサンアサダサンアサダサンアサダザン)
二人から目が離せない
二人の動きが段々と、早くなっていく
ピンポーン!
「!?」
「!?」
「!?」
いきなり部屋のインターホンが鳴ると三人が一斉に体を硬直させた
「あっ」
「!んんっ!?」
キリトが体を震わせると、キリトと詩乃の結合部から熱いものが解き放たれる
「ん!! あぐ、んう!!! く・・・んんっ・・・んっ」
詩乃は耐えきれなくなって自分の小指の付け根に噛み付いた
キリトの性を体で受け止めていく
「ん・・・ふぅ・・・ふうぅ・・・・ふっ・・・〜っ!」
がくがくと詩乃の体が震える
と・・・
ピンポーン!
またチャイムの音が鳴リ響く
「すいませーん、どなたかいらっしゃいますか?○○署の者ですが」
警察だ
キリトが通報してからもう15分立ったのだ
キリトは急いで立ち上がると衣服の乱れを整える
虚脱感が凄まじいがそんなことは気にしてられない
しかし詩乃はぐったりとしてまだ動けそうになかった
キリトは詩乃をベッドに運ぶと上から毛布をかぶせる
ついでに衣類も布団の中に押し込んだ
行為中は気が付かなかったが近くでサイレンの音がしている
そして・・・・・
後は原作6巻の379ページに続きます
ちなみに冒頭は原作6巻の334ページ付近からのIFでした
残留した媚薬で後1〜3シーンくらい書こうかと思ってますが時間が取れるかわからないのであまり期待せずにお待ちください
104 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/16(月) 13:51:32.74 ID:21pzSUVZ
こういったものを書くのはなにぶん初めての物で何かおかしい所もあるかと思いますがご容赦ください
うーん、読み返してみるとエロ成分が薄かったかなぁ〜・・・・
gj
イイヨイイヨー!!
期待して待ってます!
全裸待機中 だが靴下は脱がない
>>109はマルチの上、割れ厨だ。絶対に触れるなよ
>>109 こいつに再読み込みだとかリトライとかを教えちゃだめだぞ
ID:21pzSUVZ
GJ、初めてだろうとここに書いて形にした事自体に意義があるんだよ
しかし・・・キリトさんNTRと思いきやそうくるか
>>114 そもそもweb版は配布しちゃあかんっていうのをしらんのか
っていうかそっちはURLそのまま打ち込めばとべるだろ
途中までwktkしてたが結局和姦か
だがGJ
>>116 おおおおおまじだ、URLクリックするのと打ち込んでジャンプするので辿り着く場所が違うのか!
これってSS書いたら誰のでも保管庫に乗るんですか?
アニメの能美が外道エロかった。
加速レイプってどんなのできるんだろう。一瞬で挿入とか?
気づいた時には妊娠
加速の力で超絶テク発揮できんのかなあ。エロいなあ
それよりもシャワールームでチユの胸がハルユキくんの後頭部に
何あの夢溢れる状況は
あのままバレるかもしれない展開でハルユキくんが身体をぐるっと反転させれば・・・
でも、もっ先先輩じゃあれ出来ないよなー
みんなそんなに早い、早い言ってやるなよ
能美には頑張って欲しい
絶壁姫じゃ肋骨が硬くて痛いだけ
千百合なら むにゅ だけど
もっ先なら ゴリッ になる
え?ほっそい身体した女の子の肋骨とか最高じゃね?
能美くんの触手アバターが気になるんだが
原作でも触手使って活躍するシーンある?性的に
127 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/18(水) 19:30:58.93 ID:8xGG1hok
ところで、SAOの2話はオリジナルとか言っている奴が多すぎるんだがww
あれは改悪されすぎてオリジナルみたいなもんだろ。。。
なぜここで話してるんだお前らw
そういや、能美女の子説があって、たっくんと引っ付くとか言われてたな…
ハルがチユのおっぱいを頭でムニムニしてたシーンに触発されたエロい人が
さらっと一本書いてくれると信じてる
空きナースでもいいかな?
誰も書いてくれないからSAO2のティータニアのSS書いているんだが
なんかここってNTR物は投稿しちゃいけないような雰囲気だし
どこに投稿すればいいのですかね?
昔作ったpixivにでも投稿しようかと思ったんですけど、なんか
調べてみたらR-18全然ないし
他のエロパロに持っていけばいいのかな・・・
>133
最初の最初に注意書きでNTRものと書けば良いと思うよ。
まだ投下したことないけどw
注意書きも読まずに読んだ後に色々という奴は無視すれば
良いだけのお話。
135 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/19(木) 00:11:57.64 ID:eXCiOdlU
>>133 問題ないやれ
一応、最初にNTR警告だけしといてくれれば文句言われても無視できる
一部の奴が騒いでるだけで寂しい事言わんでくれよ
>>133 注意書きしておけば問題ないよ
名前欄にタイトル付けておけば見たくない人がNGしやすくて尚良し
>>90の書いたものですが続き出来たので投下していきます
まだ最後までかけてないのですが良かったら読んでやって下さい
暗い部屋のベッドの上で詩乃は悶えていた
日曜の深夜、バレット・オブ・バレッツが終わってからのあの出来事からもう5日が経過している
あの後警察が来て恭二が逮捕され、二人はそのまま病院に運ばれた
キリトはいくつかの軽い擦過傷の他はひとまず異常なし、と言う診断だったが
恭二によっていくつかの薬品を投与された私はそのまま3日ほど入院することになってしまった
入院して一日目は最悪だった
ベッドの上で幻覚にうなされながらうめいたり泣いたりで、事情聴取に来た警察も医師からストップがかかった
医師から退院の許可が下りて退院の支度をしながらも、詩乃の体の奥で疼く熱と渇きは収まってはいなかった
「しばらくは後遺症が残るかもしれません」
と言われて渡された鎮静剤を飲んでから、詩乃は今日の出来事を思い出していた
キリトに連れられて入った喫茶店で待っていた結城明日菜との出会い
そしてキリトと体を重ねた夜の事を
(・・・・・っ)
気が付くと内股をスリスリと擦り合せていた
鎮静剤を飲んでも体の疼きが止まらない
もう一度キリトに触れたい、抱きしめられたい、そして・・・・
しかし彼には既に大切な人が居る
自分が割り込むことは許されない
あの夜体を重ねたことも、キリトに明日菜を裏切らせる最低な行為だった
でも・・・それでも・・・・
大陸間高速道
北大陸と南大陸をまっすぐに結ぶ長いフィールド
シノンとキリトが最初に撃ち合った場所
シノンが南大陸から北大陸までの移動を護衛すると言う依頼をキリト受けさせたのが1時間ほど前
今二人はこの長い長い一本道をゆっくりと歩いていた
「しっかし、だれも通らないんだな〜」
キリトが頭の後ろに腕を組みながらぽつりと呟いた
「この道が使われるのはほとんど朝から昼にかけて、それ以降の時間に渡りはじめると夜になるから」
隣でシノンがキリトの呟きに返すとキリトは えっ!? とこちらを振り向いた
「そんなに掛かるのか? おいおい、夜間にこの一本道で大勢に待ち伏せされたら流石にやばいぞ?」
今や私とキリトはバレット・オブ・バレッツの優勝者だ
不意打ちでも首を取ればそれだけで名が上がる
優勝した直後にこんな所をふらふらうろつくのはあまり頭の良い行動とは言えないかもしれない
しかしシノンそんなことは今はどうでもよかった
今のシノンにこの疼きを止める以上に重視することはない
「大丈夫、こっち来て」
シノンは道路の端に止まっている大型観光バスの扉を蹴り開けると迷いなく一番後ろの座席まで行き振り向く
後ろには困惑顔のキリトが付いてきていた
「夜に動くのは危ないから朝になるまで此処で待機よ」
「・・・マジ?」
「何か予定ある?」
言いながらシノンはマフラーを外すとそれをキリトの首に回した
「いや、無いけど・・・」
キリトが自分の首に左右から回されたマフラーに困惑する
「えーと、シノン・・・・さん? これはどういう?」
「聞きたい事があるの」
シノンはマフラーの両端を握ったまま後ろに3歩下がる、首にマフラーを回されたキリトもあがらい様もなく付いてくる
ストン、と腰を下ろすと腰が大型バスの広い後部座席に落ち着いた
シノンがクイッとマフラーを引っ張ると、その分だけキリトは距離を詰めざるおえなくなる
「ねぇキリト、どうして私を抱いたの?」
「どうしてって・・・シノンに媚薬を打たれて・・・って、シノンはどうして俺に媚薬を打ったんだ?」
「打ってないわ」
「へ?」
「打ってないのよ、あのねキリト、あの無針注射器の中には、媚薬なんて入ってなかったの」
「なっ!」
そう
あの無針注射器のカートリッジの中身は、直前で恭二が使ってしまっていた
シノンがキリトに使った時、カートリッジの中身は空だったのだ
シノンは「にやっ」と笑みを浮かべるとマフラーのまた引っ張り、キリトとの距離を更に縮める
「もう一度聞くわねキリト、あの時素面だった貴方は、どうして私を抱いたのかしら?」
「・・・それは・・・お、男としてはだな、あの場面でお誘いを断るというのはその、実に難しいと言うかなんというか」
キリトが語尾を濁すとシノンはさらにマフラーを引っ張った、最早キリトとシノンの顔の間には拳二つ分くらいの隙間しかない
「・・・『男』としては? つまりキリトは、『男』だから私を抱いたの?」
「う・・・その・・・」
「じゃあキリトは・・・・」
シノンは上体を横たえる、キリトもつられてシノンに覆いかぶさる寸前に両手で体を支えた
キリトの髪がシノンの顔に触れる
「今、私が誘惑しても、『男』だから私を抱くのよね?」
シノンの頭の中で昨日引き合された結城明日菜の顔が、キリトの大切な人の顔が浮かび、胸のでチリっと、心が痛んだ
きっと今キリトの頭の中でも、明日菜の顔が浮かんでいるに違いない
「シノン、俺は・・・」
「ねぇ、キリト」
シノンはキリトの腰に左足を絡ませるとグイッと引っ張った
両手もマフラーから離してキリトの首に絡ませる
「お願い、体が熱いの、ゲームの中だけでもいい ──慰めて」
そう言うと、シノンはキリトの返事を聞かずに唇を重ねた
シノンは一見女の子にしか見えないアバターとキスを交わしながら、オプションメニューを開き<倫理コード解除申請>を送る
キリトは少し逡巡し、解除申請を──承認した
「・・・GGOの中でもこう言う事が出来るなんてね」
そういいながらキリトがシノンの胸に触れた
(ポイントオブノーリターンだ)
シノンにキスされながら送られてきた<倫理コード解除申請>を見ながらキリトは考えていた
もしこの申請を許可したらもう後には戻れなくなる
今この場での行為だけではない
此処でこの申請を許可したら、次もきっと許可してしまう
そしてこの関係がいつかどこかで破綻するまで、ズルズルと縺れてしまうのだ
(明日菜・・・)
大切な恋人の顔が脳裏に浮かび、胸がチクリとする
自分はもう彼女を裏切ってしまった
バレッツ・オブ・バレットが終わり、詩乃の家へ駆け付けて、それからの事を思い出す
(何故俺はあの時朝田詩乃を抱いてしまったのか)
詩乃の潤んだ目を見て、薄いインナーに包まれた体が悶える様を見て
キスをされて腕を絡まれて・・・
そしてそのまま引き込まれるように床に押し倒した
拒む心を媚薬を言い訳に抑え込み、求められるままに関係を結んだ
しかし免罪符だった媚薬は詩乃の張った罠だった
(・・・ファントムバレット、か)
一度は自分を救った幻影の銃弾に、次は自分が撃たれてしまった
言い訳できる唯一の要素は存在しない幻だった
(拒否できたのに、しなかった)
ならば、ポイントオブノーリターンはあの時だ
自分は引き返せる所を、とっくに過ぎていたのだ
そう思うと同時に
キリトは<倫理コード解除申請>のポッポアップ画面の<YES>のボタンを押していた
「ひぅ・・・あっ!」
恭二に2つの薬を投薬された胸は、数日たった今も疼きが止まらない場所だった
触れられると予想を上回る快感に体がビクンッと跳ねる
「・・・」
キリトがシノンの装備を外すと薄手のインナーの下で既に小さな突起が浮き上がっていた
両手を脇の下で固定すると服の上から親指だけで突起の先端を触れるか触れないかの力加減で擦り上げる
「んっ・・・あ・・・これっ・・・だ・・・だめ」
シノンがもどかしそうに胸を反り返らせるが、キリトは手を脇の下に固定しているので、突起と親指の距離は変わらない
「んっ・・・う・・・ふぅ・・・うう・・・ふ」
シノンは小指の第二関節を甘噛みして、ギュッと目を閉じる
気持ちよさとくすぐったさが綯交ぜになった感覚が胸の先端から胸全体に広がっていく
一擦りされるたびに突起は固くなっていきそして・・・
「──っ!〜〜〜っ!〜〜〜〜っっひゅ!」
ぶるぶると体が震える
「シノン・・・イったのか? 胸、敏感なんだな」
「〜〜っっ・・・こっ!・・・・んな・・・嘘よ・・・っ!〜〜〜っっ!」
イッている間もキリトは指を止めない
「まっ・・・て・・・それダメ・・・・ダメっ!」
シノンは体を捻ってキリトの親指から逃れようとする
だが手を脇で固定されているので、どんなに逃れようとしても親指の一定の付かず離れずの距離から逃れられない
「んうぅ・・・キリトぉ・・・もっと・・・強く触って」
シノンが半泣きになりながら懇願するとキリトは脇から手をどけるとインナーを上にずらした
「あ・・・」
キリトが何をするのかシノンが悟るよりはやく
「ちゅっ」
「!!!〜〜〜あっ!」
キリトはシノンの桜色の先端に吸いついていた
「ちゅっ・・・ちゅくっ・・・・ちう・・・ちゅう・・・っちゅ」
「あっ・・・・・んふ・・・・・・はぁ・・・・はっ・・・くぅっ!」
キリトが乳首を吸い上げるたびにシノンの口から押し殺した声が漏れ出てくる
「はっ・・・・あ・・・・胸・・・だめ・・・薬打たれてから・・・っふ・・・敏か・・んっ!・・敏感すぎて・・・あっ!」
いつの間にかキリトの手がシノンの腰に触れていた
「ん・・・」
脱がせやすいようにシノンが腰を浮かすとスルリとズボンとパンツが取り払われる
「っ・・・・キリト」
シノンがキリトを押しのけて座席に座らせる
「今日は私が上だから」
そう言うとジジジジとキリトのファスナーを下げて、とっくにがちがちに固くなっていた物を取り出した
「ん・・・」
シノンは左手でペニスを固定すると、少しずつ腰を落としていく
「はっ・・・・あ・・・・」
「うっ・・・」
ちゅく・・・
キリトのモノがゆっくりと、ゆっくりと、シノンの中に入っていく
そして
「ん・・・全部・・・入ったな」
「っ・・何・・・・これ・・・凄い、ピッタリしてる・・・っ」
「っ・・・うぁ!」
シノンが体をゆするとキリトが呻き声をあげた
シノンが言った通り、シノンのが動くと、シノンの中はキリトの物を余す所無く刺激する
「ン!・・・ん・・・あっ・・・シノン、まって・・・・まっ・・・・」
「ふっ・・・う・・・ン・・フフ、さっきのお返しだ」
キリトの上でシノンがゆさっ、ゆさっと休みなく揺れる
揺れるたびにシノンの中はキリトのペニスを隙間なく擦り、締め付け、絞り上げた
「はっ・・はっ・・・も・・・だめ・・・」
キリトがしがみ付くようにシノンのくびれたウェストを力いっぱいギュッと抱きしめると
ドクッ! ドクッ! ドク・・・ドクッ
「っあ・・・っはっ」
「え? ──っあ・・・・」
イッたんだ・・・
シノンはお腹の下で熱いものが広がっていく感覚に目を細める
ギュッ
両手でキリトの頭を抱きしめ
ギュウッ
ブーツを履いたままの両足がキリトの腰に回された
足をギュッと固定し腰を限界まで密着させる
えも言えぬ幸福感に満たされ二人とも無言になる
そのまま1分・・・・2分・・・
>>133 同じく支援、オラすげぇwktkしてきたぞぉ
不意に
ギシッ
「!?っ」
いきなりキリトの腰が跳ねたかと思うと子宮口をコツンと叩いてきた
完全な密着状態からの不意打ちにシノンが目を白黒させる
シノンが両腕の拘束を解くとキリトがグイッと上を向く二人の視線が重なると──
「お返しだ」
意地悪そうに笑ったキリトがさらに
ギシッ ギシッ ギシッ
一旦腰を深く沈め、座席のスプリングを利用して突き上げてくる
コツッ コツッ コツッ
「──っ、──っ、──っっ!」
予想外の反撃にシノンはろくに心の準備ができていない
男性とは一度射精したらしばらくはできない物ではなかったのか?
キリトは射精後、自分の中で少しも小さくならなかった
現実世界で処女を失った時は媚薬で頭が朦朧としてたし、警察が来たこともあり
行為の後男性がどうなるのか確認のしようもなかったがこれは・・・
(聞いてたっ──話とっ──違うんっ──だけどっ!)
自分の下で跳ね回る暴れ馬を乗りこなせず、いいように振り回される
振り落とされないように腰に回した足に必死に力を入れるが
腰を密着させると子宮口を深く突かれて腰が抜けそうになる
「はっ・・・・あっ・・・・・はあっ!、キリトぉ・・・イッ・・・しょ・・にっ・・」
「っ・・・・・・」
ちゅうっ
「っ〜〜〜はっ!」
キリトがシノンをずんずんと突き上げながら乳首に吸いついてきた
ギシッ、ギッ、ギシッ、ギッ
ちゅっ、ちゅうっ、ちゅっ、くちゅっ
「あっ!・・・・ああっっ!!・・・あああっっっ!!!」
シノンの声がどんどん高くなっていき──そして
「あああああぁぁぁあぁぁぁぁあああああああああああ〜〜〜!!!!」
一際大きくシノンの声が響くと同時に
キュウウウゥゥゥ
シノンの中がキリトのペニスを一段と強く絞り上げる
「──っ!」
キリトは錫口をシノンの子宮口に宛がうと
ドクッ! ドクッ! ドクッ! ドクッ!!
「あ・・・っっあ・・・っは・・・・〜〜〜っ!!」
熱い物が最初の時よりもさらに深い所で広がる間隔にシノンは上を向き両目をいっぱいに見開いた
しかし開いた目は何も写さない
目の前は、ただ真っ白で
繋がった部分と、お腹の深い所で熱い物が広がっていく感覚だけが意識の中にあった
「ん・・・・」
「おはよう」
「・・・・おはよ」
いつの間にかバスの外は朝日が昇っていた
あれから何度も愛しあった二人はそのままバスの後部座席で絡み合うようにして眠ってしまっていた
「このフィールド、朝になったら人が沢山通るんだろ? そろそろ出たほうがいいんじゃない?」
「・・・・うん」
気怠い疲労感に包まれつつ起き上がる
「ねぇ?」
「ん?」
「時々で良いから、我慢できなくなったらまた慰めでくれる?」
「・・・・時々、な」
NTRが望まれる中和姦ですいません
>>141まで書いた時点で気が付きましたが自分エロシーン書くの凄い下手のようでした
筆が全然進まないぇ・・・
本当はもっと色々書きたかったんだけどなぁ・・・
と言いつつ次のエロシーンの構想がだいたい出来たのでちびちびと書いていきます
期待せずにお待ちください
>>148 お疲れ様です
SS終ったようなので試しにさっきいってたSSを
投稿してみますね さわりだけですが、
自分じっくりな展開な好きなんでちょっと進みが遅いかも
ソードアート・オンライン3 フェアリィダンス P193より
「ひょっとして・・・彼のことを言ってるのかな? 英雄キリト君」
その名前を聞いて、アスナは思わずびくりと体を震わせた。
オベイロンはニヤニヤ笑いを大きくしながら上体を起こした。
「彼が今どんな状態か知りたいかい?」
アスナの心をくじくスイッチをついにみつけた――と言わんばかりに顔を大きく
歪ませるをみてアスナは内心しまったと思いながらも聞かずにはいられなくなり
「キリト君は今どうしてるの・・・・キリト君は生きてるの?」
とここに囚われてから初めてといっていいほどの強い光を
目に宿してオベイロンに問いかけた
「おやおや、さっきまであんなに従順だったのに彼の名前を出したとたん
急に元気になって。よほど彼のことが気になるのかね」
そういいながらオベイロンはアスナの後ろから抱きしめるように
覆いかぶさり耳元で囁きながら冷たい左手を足の膝から
太股の内側にかけてゆっくりと這い回しはじめた
嫌悪感で顔をゆがめながらも今はそれどころでないと
膝に置いた両手に握りこぶしを作り
「キリト君に会わせて。ううん、それよりも彼は今どこで何をしてるの?
彼は現実世界にいるの?」
と今までずっと心の奥でずっと擁いてたキリトの安否を
やっと知る手がかりを手に入れて、アスカはずっと従順のふりをしてまで
知りたかった情報を必死に聞き出そうとする
その様子にオベイロンは、アスナが隠し続けていた彼女の弱点が
彼の安否であったことに激しい嫉妬心がうずまき
現実世界であった出来事をすべて語り、アスナが 絶望でひれ伏す姿をみて
優越に浸ろうとしていたのを思いとどませることにした
「そんなに彼が今どんな状態で、どんな状況に陥ってるか知りたいのかい」
そう言いながら、空いていた右手をアスナの二の腕から間を通し脇腹から右の
ふくらかな胸にむかって徐々に這いあがらせていく。
背中はすでに密着状態でアスナのお尻の少し上あたりには、
いつのまにか固くなったものが押し付けられており
ときより上下に擦りつけるたびにアスナの背中がピクンとする様子に
オベイロンの欲望が徐々に高まっていく。
左手はもう太股の内側の付け根付近まできており
握りこぶしを作ったアスナの手が必死に何かに耐えて硬く握られる様子
が手に取るように分かった
「まさか・・・キリト君も私と同じようにここに囚われるの?」
右手がついに今まで一度も触れらせはしなかったアスナの大きな乳房に触れ、
大きく開いた手のひらでゆっくりと揉みいだかれるのを感じて、
とうとう耐えられなくなったアスナは、オベイロンの手首を捕まえて
必死に払いのけようと試みるが
「いいのかい?ここでやめたらキリト君がどうなるのか賢明な君なら分かるだろう?」
と言われ、(――卑怯者!!)を内心で叫びながらも今はまだはやい、
払いのけるのはキリト君が今どんな状況に置かれてるのか知るのが先だと
必死に自分を言い包めて力を入れていた両手の力をぬきダランとベットに垂らした
オベイロンは満足した顔で、くくくっと口元を歪めながら動きを止めていた
右手の動きを再開させる。 左手はもう太股の付け根までたっしており
いつのまにか大きく捲くられたスカートからは、彼の趣味で作らせたという
驚くほど面積が小さい白い下着の姿が彼の手の間から見え隠れしはじめていた。
また布地は非常に薄く、もし秘毛が生えていたのなら浮き上がっていた
に違いないほど透き通ってみえるため、綺麗な秘裂の様子がうっすらと見ることもできた
「ひゃう・・・んくっ・・・やあっ・・・」
抑えていても漏れてくる声に、オベイロンに聞かれないように
アスナは右手の人差し指を口に咥えて必死に耐えてみせるが
右手の親指と人差し指で服の上からでもわかる徐々に尖ってきていた乳首を
軽くつねられるとピンと背中を後ろにのけぞられてしまった
「あうっ・・・いや止めて・・・そこつねらないで」
「そこ、とは何処のことかな?口で言ってくれないと分からないな」
そういいながら、耳朶を口で挟んで強く吸い上げる。 そして耳の穴の中を
長い舌でズズズと大きな音をたてながら這い回されると、
おもわずアスナは全身の力が抜けてしまい、後ろにいるオベイロンにもたれかかるよう
に体を後ろに倒してしまった。
頭を左右に振って長い舌から逃れると、いつまでたっても動きを止めようとしない
右手を見て唇をかみ締めながら目に涙をためて少し躊躇した後、小さな声で
「おねがい・・・乳首をつねるの止めて・・・」
と小さく囁くとアスナに卑猥な言葉を言わせたことに満足したオベイロンは右手を
そっと離して弄るのをやめた。 だが今度は左手がゆっくりと下着の上から秘裂に
触ろうとするのに見て、ついに耐えられなくなったアスナはオベイロンの
両手を払いのけて立ち上がる。
そして後ろに振り返りキッと睨むと、乱れてたスカートをさっと直して
>>148 gj エロシーン別に気にならなかったけどな。
「キリト君を返して。 もしキリト君に酷い事をしてるのだったら絶対に許さない!」
と今までずっと胸の奥で貯めていた想いを口に出してしまった。
こんなことを言っても何も事態は好転などしないのに、
長い間閉じ込められていたうっぷんが
つい喉から口にかけて声になって出てしまったのだ。
ずっとおとなくしていたアスナの怒り顔を見てオベイロンは
(その美しい顔がもうすぐ、恥辱と屈辱と絶望で歪むのが楽しみだよ)
と、これからはじまるゲームのことを思い描き、顔に薄気味悪い笑みを浮かべるのだった。
とりあえずここまで
残りは清書してないのと書き直している最中なので
また、時間があるときに投稿してみます
>>157 なんという焦らしプレイ
このまま全裸で待機しろってのか!クソッ
>>157 おいコラ、ここでお預けなんて勃起した息子をどうしてくれるw
アスナはズボズボに犯られまくってほしい
GJ
・
・
・
このときキリトは……
スグとにゃんにゃん
>>157 お疲れ様です
紳士な須郷さんなら触手モンスターけしかけたり
スライムけしかけたりしてくれると信じてる
>>163 もちろん須郷さんがじっくり楽しんだ後、ヤナとかいう肉入りナメクジじゃなくて
ねっちりとっくり調整した色々な種類のNPCMobをけしかけて片手ワインとかいいなぁという妄想
・・・ちょっと二次創作小説の書き方講座勉強してくる
須郷って童貞だよね
>>164 煮詰まってるからそういう講座あるなら是非教えてほしい
>>164 >>166 たしかこのエロパロ版にあったと思う
エロパロの書き方、という名前のスレだったと思うが
須郷がスライムとか色々なのに変身してヤッちゃうのもありだよね
とにかく全裸待機してる
168 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/19(木) 23:19:49.67 ID:UMIjnjeE
クズ美とチユで一本オナシャス
>>168 「今日の働きは中々でしたよ」
能美の言葉にチユはギュッと目を瞑った
タクとハルと能美の校庭でのバトルはもう少しでハル達の勝ちとなるはずだった
だがハルが最後の一撃を能美に直前に──
「貴方の援護がなければ僕は負けていたかもしれない」
そう言いながら能美はチユに後ろから近付くと
「それでは、今日の分のバーストポイントを回収しましょうか」
チユと直結し
「バーストリンク」
今日も・・・調教が始まった
こんな感じで初めていい?
OKOK
よろしくお願いします
すいません
>>156 の続き今日投稿する予定だったんですけど
土曜日仕事が入ったので日曜日以降になりそうです
もうしばらく焦らしプレイを堪能してください
「煉獄ステージですか」
周りの景色が入れ替わると同時に能美の姿もダクステイカーへと変貌していた
一方チユは観戦用のネコ耳に白いワンピースのアバターだ
「それじゃあ、四つん這いになってください」
「・・・・・」
今更逆らう気力も沸かずチユは言われるままに膝と手を地面に付ける
「ほんとに従順になりましたねぇ、まぁ幼馴染を裏切って僕を助けちゃうくらいですからね」
「っ・・・・!」
ダクステイカーの右手の触手がヌルリとチユの足首に絡まり、そのまま足を伝って這い上がっていく
脹脛・・・膝の裏・・・太ももをぐるりと一周するとワンピースの下に潜り込む
「っ・・・・ひっ」
ペタリとした感触の触手が臀部に張り付くとチユが小さい悲鳴を上げた
チユの悲鳴を相図に触手が次々とチユの体に纏わりつく
腕を伝い、足を伝い、何本もの触手がワンピースの下に潜り込むと薄い生地の下で蠢いた
「ひあっ」
腕から伝った触手が乳首に触れるとまたチユの口から悲鳴が上がる
ヌメヌメした触手が円を描くようにチユの突起を転がすたびに乳首がしこり、固くなっていく
そして
カプ・・・チュウウーー
「ひあ! あっ・・・っっ〜〜〜っ!」
触手の先端が口を開くと尖った桜色の先端に吸いついてきた
ジュルルルルル・・・・・チュウウウウゥゥゥ・・・・くちゅっ、くちゅっ、チュウウウゥゥゥゥ
「〜〜〜っ!・・・・・──っ!・・・・・・あっ、くぁっ、うあぁぁぁっ!」
触手が乳首を吸い立てるたびに手に力が入らなくなり崩れ落ちそうになる
「あ、分かってると思いますけど、崩れたお仕置きですからね」
「!!」
お仕置きと言う単語に反応してチユがびくりと反応する
唇をかみしめてギュッと目を瞑り腕に力を込めた
ちゅううううう、くちっ、ちゅう、ちゅう
「〜〜〜っ、〜〜〜っ、〜〜〜っ」
「・・・粘りますねぇ」
必死に我慢しているチユに能美がニヤリと笑みを浮かべると・・・
「こういうのはどうです?」
しゅるしゅるしゅる・・・・
「!?」
チユは違和感を覚えた触手に吸いたてられている乳首に何かが触って居る
次の瞬間
シュルルルル、キュッ
コリコリコリ
「っはぁ!」
乳首に何かが絡まる感触、先端を嬲られる感覚
そしてそのまま吸いたてられる
チュウウウウウ
「うああああああぁぁぁっ」
キュッキュッキュ
コリコリコリ
チュクッチュクッチュクッ
胸の先端でいくつも起こる別々の快感に腕の力がどんどん抜けていく・・・
「いやっ、やだ・・・・やだあぁ・・・」
キュッキュッキュ
コリコリコリ
チュクッチュクッチュクッ
「くふうぅぅぅぅぅぅ」
そして──
カクン
チユの腕が、崩れた
膝も崩れてそのままペタリと床に倒れる
「あ〜あ、こらえ性がないなぁ先輩は、お仕置きですね」
倒れたチユにダクステイカーが近づく
触手に引っ張られて腰から宙に持ち上げられた
薄いワンピースがペロンんと捲られて丸い、肉付きの良いヒップが晒される
「ん〜、そうですね、たまにはステージ特性を使って見ましょう」
「?」
能美の言葉に訝しげにチユが振り返ると、丁度ダクステイカーの触手が煉獄ステージ特有の虫を捉える所だった
「ひっ!ちょ、ちょっと!どうする気!?」
「ははは、こうするんですよ ──シトロンコール!」
触手に捕まった甲殻蟲が緑色の光を浴びて卵になった
「さて、1〜2分もしたら羽化するわけですが」
卵を絡めた触手がスルスルとチユの腰に伸びてくる
まさか・・・まさか・・・
「ちょっときついお仕置きになるかもしれませんが、まぁこのフィールドの中では痛みは1/2ですから頑張ってくださいね」
「いや・・・・いや・・・・・」
チユの目に涙が浮かぶ
足をバタバタを振って抵抗するがすぐに触手に拘束されて、広げられてしまう
「いやぁ! やめてぇ!! いやああああ!!」
「うるさいなぁ」
「モゴッ!モガァ!」
チユの口の中に触手がねじ込まれる、奥まで突っ込まれるとくぐもった声しか上げられなくなった
触手がチユの秘所に触れるとクパァと広げる
「なんだ、もうかなり濡れてますね、これなら大丈夫そうだ」
「モゴォ! オガァ!」
「何言ってるかわかりませんね〜」
触手がチユの中に入っていく
もう何度も何度も抉られて慣れてしまった感触
触手が奥まで到達するとツプ・・・と子宮口に入り込んでいく
「ン゛ウゥゥ!」
先端をクイッと子宮口に引っかけると
グイッ グイイィィ
「ン゛ン゛ン゛ウ゛ウウウウウウウ!!」
子宮を強引にこじ開けられる感覚にチユが悲鳴にならない悲鳴を上げる
触手はそのままチユの子宮に入り込むと中でびたびたと跳ね回り、やがて二つの細めの触手が卵管をぐいぐいと押し広げながら進んでいく
卵巣をチュウウウウと吸われると背中が反り返り全身がビクンビクンと跳ね回る
「おっと、急がないと羽化してしまいます」
ダクステイカーは触手を引き抜くと代わりに卵を押し当てぐいぐいと押し込んでいく
「・・・・」
チユはぐったりして動かない
「あらら?気絶しちゃいました? まぁ今のうちに最後まで・・・っと」
ゴポッ
卵がチユの子宮の中に納まるとダクステイカーは触手を解き放つ
ドサ
「ングッ」
落下の衝撃でチユが目を覚ました
「ウ・・・ウ・・・」
立ち上がろうとするが体に力が入らない
お腹の中に凄い違和感が・・・・
「・・・えっ?」
見ると自分の下腹がポッコリ膨らんでいた
「おはようございます、先輩」
「あ・・・・・あ・・・・」
「ははは、後30秒くらいで生まれてきますよ、先輩の赤ちゃん」
「い・・・・や・・・」
クスクスと笑うとダクステイカーは右手を差し出した、何かカードのような物がつかんである
「今頃ハルユキ先輩達、負けた反省会でもしてる頃でしょうね、なんでチユ先輩が裏切ったのかきっと話し合ってる頃ですよ
一体どんな話しあいしてるのか知りませんけど、まさか先輩が虫の赤ちゃん産んでるだなんて想像まではしてないでしょうねぇ〜、あははははははは!」
ダクステイカーが笑いながらカードを四散させた
「だから今から先輩が赤ちゃん産む所録画して送りつけてあげますよ、これで先輩がどんな扱い受けてるのか、一目瞭然ですねぇ」
「な・・・!」
チユが絶句するとダクステイカーの足に縋り付いた
「やめてぇ! それだけは・・・それだけは嫌ぁ!!」
「ははっ、じゃあこれからも僕のために戦い、僕のために体を差し出すんだ、分かったかチユ?」
「・・・・・はい・・・・ウッ!」
チユの下腹で何かが蠢いた
孵化が始まったのだ
「あ゛・・・・ガッ・・・・ア゛がァッッ、痛っ・・・刺さってる・・・〜〜っっっ!!!」
甲殻虫の鋭い脚がチユの子宮の中で暴れまわる
「ハガッ! ン゛ギガア゛ア゛アアアアアアアアやめてやめでどめでええええエエエ゛エ゛え゛え゛!!!」
手足をジタバタさせるがそんなことで子宮の中の虫をどうにかすることなどできない
「アガッ! 出てくる・・・カハッ!」
手足をピーンと突っ張り足を開く、虫が産道をかき分ける痛みに涙が止まらない
チュル
二本の虫の前足がチユの秘所から突き出るとグイっとひだひだを掴み
チュポオオオオ
そのまま滑るように這い出てきた
「ア・・・・・カハッ・・・・ハッ・・・・」
チユは全身を痙攣させて白目をむいた
「ご苦労様でした先輩ばっちり録画できましたよ」
能美が満足そうに言うとビシャリと虫を踏みつぶすと、虫の出てきた割れ目を覗き込んだ
尖った足に掻き混ぜられてズタズタになり、血がとめどなくあふれ出ている
「あ〜あ、これは酷いですね、もう使い物にならない」
そう言うと虫を卵にした時のように右手を当てて・・・
「シトロンコール」
緑の光がチユの下腹部を包んだ
ズタズタに引き裂かれた内壁の傷はどんどん癒えてゆき、卵を入れた時以前に戻る、いや、それよりさらに以前に──
「さてと、先輩の処女を奪うのは何十回目だったかなぁ・・・」
「・・・・・」
チラリ、とタイマーを見上げる
まだ13分が経過したところだ
(ハル・・・タク君・・・・助けて・・・・助けてよぉ・・・・・・・)
チユの涙が零れ落ちるのと、能美が処女膜を破いて挿入してくるのは同時だった
疲れたのでこの辺で終わろうと思います
奪える能力のキャパ限界とか必殺技ゲージとか、細かい所には目を瞑ってくれると助かります
最初は此処までする予定なかったんですがチユの能力でリセットできるの思いついてからタガが外れました
シトロンコール便利過ぎ
シトロンコールが無敵すぎる気もするが
GJ〜!
そういう要素が入る作品投稿するときは一度宣言入れてくれるとうれしい
181 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/20(金) 23:00:31.63 ID:ahWTtA+r
168の者です
シトロンコール便利だなあww
0721(オナニー)の日。
自慰SSお願いします
ハルきゅんの
はい
ほう、7月21日はオナニーの日なのか
ということは
もう過ぎてしまったが7月16日はナイムネの日ではなかったのか
つまりもっ先先輩がホントはむねぺったんじゃないのよと言うのを証明する為に
ハルに健気にも迫ろうとすミウワナニヲスル
千百合はノーマークだったが能美出てから俺の中で株が急上昇
もっともっと怖がって嫌がってほしい
だけどおまえらに0721の日なんて関係ないな
ずっとソロプレイヤーだもんな
いや、ソロプレイヤーだからこそのオナニーだろ?
おまえらギルドに誘われたら断るなよ
ソロプレイには限界があるから…
あと
>>156の続きはよ
いまから
>>156の続き投稿します
前回中途半端なところで止めてしまったので
繋ぎがちょっとおかしいです
掲示版だと修正がきかないのでもっと考えて投稿するべきでした
後、NTR注意ですので嫌いなかたは回避をお願いします
>>156 から続き
2
いつまでも睨みつづけるアスナにオベイロンは問いかける
「許さないと、どうなるのだい?」
そう言われアスナの顔が少し曇った
「それは・・・」
「いくら叫んだって鳥籠に囚われた君にはどうすることも出来ないさ、
ただ、・・・僕だって君のお願いを無下にするのは、本意ではない」
そう言い放ち、少し考えてから
「分かった、キリト君に会わせてあげよう」
と言葉を繋げる
「!?・・・ほんとうに会わせてくれるの?」
希望の光が見え、微笑みそうになるアスナだが
「ただし!・・・君の態度次第だ。君が私の命令に従うのであれば考えてやってもいい」
と言われ、失望の色にかわった
「卑怯者!」
「おいおい、こうして君のお願いを聞いてあげてるのに、それはないだろう?
君のお願いを聞くかわりに僕のお願いも聞いてもらう、ギブアンドテイクさ」
口元を歪ませてそういうと、アスナの体を上から下まで撫で回すように見つめてくる
オベイロンの目線に嫌悪を感じ顔を俯かせたアスナは今の状況を必死に整理する
(本当に囚われてるなら、今はキリト君の為にも下手に動けない
悔しいけど、ここは彼に従うふりをして機会をうかがうしかないわ
少しだけ・・・少しだけ私が我慢すれば・・・)
他に打開策は思いつかず、ついに強い決意を宿してそう決めたアスナは
しばらくして俯いた顔を上げると悔しさで顔を歪ませ声を震わせながら
「・・・わかったわ・・・」
と力なくそう呟くしかなかった
・
・
・
・
・
・
目の前でときおり体を震わせながら命令を待つアスナの姿を
オベイロンは優越感にひたりながら、じっくりと眺めていた
もう欲望は抑えられないほど高まっており
すぐにでもベットに押し倒して心赴くままに力づくで奪いたくもなってきたが
それでは興ざめだと考えなおし、まずはその魅力的な体をたっぷり
視姦することに決めた
顔に残酷な笑みを浮かべ、アスナの胸のあたりに視線を落とすと
「では・・・そうだな。まずはその邪魔な服を脱いでもらおうかな」
と最初の命令を下す
(下種・・)と心の中でつぶやいてもキリト君の命運があちら側にあるため
今のアスナにはどうすることも出来ない。
「どうしたのかね。ここまできて出来ないとでもいうのか?出来ないというのならキリ・・」
「脱ぐわ。脱げばいいのでしょう!」
オベイロンが言い終わるのを待たずにそう叫ぶと、すこしだけ躊躇したあと
胸元で結ばれた真紅のリボンをそっと引き抜いていく
リボンが無くなると、大きく開いた胸元からあふれんばかりの乳房があらわになった
「ほう・・・」と彼が呟くのが聞き取れたがそれを無視して
今度は首の後ろ側にある留め金に手をかける
心の中でキリトに(ごめんなさい)と謝りながらも、恥辱と悔しさで震える手で留め金を外すと
金具で支えられていた服は重さに耐えられず足元まで覆い隠すスカートごと床にふわっと舞い落ちた
咄嗟に体をひねり、胸元と秘められた場所を手で覆い隠したが、すぐに次の命令が飛んでくる
「隠すな、手をどかせ」
「っく・・・」
アスナは目に涙がたまってくるのを感じながらも、徐々に手を下ろし
続けて手を後ろに組めと命令されると
恥ずかしさで赤く染まった顔をみられないように顔を背けながら
胸を突き出す形で両手を後ろ手で組んでみせた
ついに姿をみせたその双丘は、想像していたよりずっと大きかった
若さに満ちあふれ張りがあり、乳房は重力に逆らうかのように前に突き出ている
そして先端の円錐形で綺麗なピンク色をした乳首は
形容したいほどの勢いでツンッと上に向け尖っているのがみてとれた
魅力的な双丘から目を移しほっそりとした腰をくだり太股に目をやると
秘裂を隠すための小さな布は、少し湿りをおびたせいか
肌に張り付き秘部が浮き上がってしまっていた
たっぷり2分ほど視姦したオベイロンはおもむろに言いはなつ
「ずいぶんと大きな胸だな。乳首も少し色が薄いが実におれ好みだ、それに下の方も少し濡れて
いるようにも見えるな、なんださっきの愛撫で感じていたのか」
みるみるとアスナの全身が羞恥で赤く染まっていく
「あなたに触られたって感じるはずないわ」
とっさにそう言い訳すると、追い討ちをかけるように
「ふふふ、そんなこといっても乳首を尖らせて自己主張してるのはどこの誰かな?」
まるでお前が俺を誘ってるとばかりに、責めたてるのをを聞いて、そんなはずはないと
少し目線を自分の乳房に向けると確かにそこは今までに見たことないくらいに尖らせた乳首が
触ってくれといわんばかりに鼓動に合わせてピクンピクンと乳房の上を跳ねていた
「そんな・・・ちがう・・・これは・・・」
「何がちがうというのかね。どんなに否定しても、
そこは俺に触ってくれ口で犯してくれと懇願してるではないか」
「ああぁ・・・」
ついに目元に溜めて堪えていた涙が頬をつたいこぼれ落ちた
欲情をそそるその顔にさらなる欲望が高まりはじめてきたオベイロンは
「どれ、どんな蜜の味がするのか確かめてあげよう」
と、ベットから腰を上げると一歩また一歩とアスナに近づいていく
「いやっ、こっちに来ないで・・・」
思わずアスナは後ずさるが、もともと逃げるところなどないこの鳥籠の中
すぐに皆格子に追い詰められてしまった。必死に両手を伸ばして抵抗するが
その手を押さえられると、さきほど解いた真紅のリボンで、両手を結ばれてしまった
力をいれて解こうと試みるが、何か見えない力が働いているのかいくら力をいれてもビクともしない
そして左手で両手を押さえたオベイロンは突然右手をあげ、指を鳴らす
するとその右手のすぐ上に暗闇が現れ、中から黄金色の手錠が姿をあらわした
「きゃあっ!」
アスナを皆格子に押さえつけると手錠の片方をリボンに嵌め
もう片方を皆格子にカチンッと嵌める
オベイロンは身動きがとれなくなっても、必死にもがき続けるアスナを
満足げに見つめたあと、にたにたと薄気味悪い顔に変貌させ
「さあ、待たせたねティターニア、そろそろはじめるとしようか」
と、何か楽しいゲームがはじまるかのような台詞を語り
先程暴れたせいか、少し赤みを帯びうっすらと汗がにじみ出てきた
その乳房にむかって手を伸ばしてくる
「あぁ・・・いやっ・・・いやぁあああっ!」
切羽詰まったような悲鳴が洩れ鳥籠に中に響く
(キリト君・・・キリト君・・・キリト君・・・)
ここにはいない愛しの彼に向かって助けを求めるが
ついにその声が届くことは無かった
とりあえず前座パートは終わりで、次から本番パートです
話の展開が強引なところとか、色々反省中
とっとと犯せって言われそうですが、二ヶ月も手をださない須郷さんが
いきなり襲う展開が思いつかなかったので、前座部分が長くなりました
続きはまた今度、遅筆で申し訳ありません
いいよいいよー
もっと前戯だけでネチネチじっくりやってくれてもいいくらいだ
NTRは胸が痛い…おまけにチンコも…
待ってました!
ニヤニヤが止まらんよw
続き待ってます
サチ死ぬなら俺が囲ってあげるよ
もちろん倫理コード外させてヤリまくれるようにしてからね
アニメから入ったんだけど
倫理コードって(触れるまではOK、キスまでOK、最後までOKみたいな)段階がある?
未成年プレイヤーの場合チャイルドロックみたいな仕掛けでもあるんだろうか?
RMTならぬVMT(ヴァーチャル・マンコ・トレード)ネタを考えてて疑問におもた
描写はないけど可能性はある
年齢によって解除できるレベルに制限がってのもアリだと思う
たぶんそういう段階はなくコード解除したら一律適応だろうけど
それくらいなら独自設定入れても問題ないんとちゃうか?
>>205 もしチャイルドロックがあるなら
キリトはロックかかってるよね。
小説準拠なら開始時点で14歳だし
208 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/22(日) 21:19:08.67 ID:wpe8Mj55
>>207 でもアスナと夜を過ごした時点で16だろ
ロック解除されてそうだけど
209 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/22(日) 21:22:52.80 ID:wpe8Mj55
すまんsage忘れ
>>208 チャイルドロックかかっている筈の
キリトがどこで解除法を知ったか
って話を作れるな
この物語の登場人物は全て18祭以上ですw
>>210 サチが何かを言いたそうな目でそちらを見ている
そういやキリサチSSは見たことないな。あの場面でサチだけ奇跡的に助けられたら……
>>200 胸が苦しい。だがそれがいい。
おれはこのおかしな心地よさが好きなんだ!
>>212 今実はサチは黒猫メンバーに肉便器にされててキリトに助け求める的なSSの断片考えてるけど需要あるなら頑張って完成させる
NTRとか鬱ばっかりは勘弁してくだちぃ
>>215 じゃあシノンとキリトの奴の続きを・・・アニメで出て来ないせいか需要無いっぽいけど
>>214 いいなそれ。
同意無けりゃエロ無理=同意させればやりたい放題というのは素晴らしいと常々思ってた
あるいは許しを請うて自分から身体を差し出すサチとか・・・
妄想が捗るな
ふん縛って野外に連れて出て
モンスターに殺されるか俺達に犯されるかどっちがいい?でOK
何回か盾にしてHP削られてきたら自分から犯して下さいと言うようになるさ
倫理コード外させれば和姦成立
あとはヤりたい放題
卑怯な手でクラディールがアスナに結婚システム迫って
無理やり和姦でヤリまくりとかいいかも
>>214 ガンバレ!!!
ものすごく頑張ってくれ
全裸待機で待ってる
ただ
>>215みたいな人もいるから投下時は「輪姦・肉便器」などの注意書きもお願いします
>>200 超乙!
続きを全裸待機中w
次回はオベイロン=須郷が「分身」して輪姦陵辱…を希望。
>>162>>163 遅レスだが
ウィキよりオベイロン=須郷の項
>ゲームのシステムを自由にできるなど絶大な権限を持つ。
…ならば上に書いたけど
『オベイロン=須郷が分身してアスナに【終わらない三穴輪姦両手髪コキ周りからブッカケ、
中出し、ブッカケした後は元気、又は次の未射精の個体と即チェンジ…』なシチュなら
須郷が独占しつつハード輪姦可能
222 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/24(火) 16:00:34.53 ID:BQT9yrwM
っ[言い出しっぺの法則]
一概に誤爆と言えない気がする誤爆した
いや誤爆です
>>214 Q.何で黒猫団は女絡みでの内ゲバ→崩壊を起こさなかったの?
A.サチの身体は早々に性処理用の共有財産にされてたから。一人一日一時間、ルールを守って正しく使おう。
つまりこういうことか。宝・秘密を共有してると結束力は上がるよなー
しかし仲良しグループの紅一点とか確実にヤバいよねあの状況
なまじ気安い関係なせいで、どんだけ溜め込んでて何をきっかけに爆発するか分からん
実際ナーヴギアが性欲がカットされる様な仕様だったとして、生存本能とかに妙な影響は無かったんだろうか。
倫理コードで三代欲求の一つが抑制されるって地味にストレスでゲーム難易度上昇しそうなんだが。
サチが自ら倫理コード解除する理由なんていくらでも想像できるしな。
「みんなに見捨てられたらこの世界じゃ一人で生きていけない。
私が貢献できる方法ってこれくらいしかないから……」
って台詞だけで薄い本一冊描けるだろ。
ネタ潰しが酷いwwww
また書き直しだ…ぜ……
ネタ被りなんて気にするな
それに被ったならクオリティで勝負すればいい
その出してくれたネタをそのままとか改良して使えばいいんだよ
ようは考えようさ
俺はそうしてる
だからアイデアは出してくれた方が助かる
つーかそのアイデアでキュピーンと来て書くこともある
SAOやアクセルは設定とかまだよくわからんから書かないけど
>>221 よし期待してるぞ
全裸待機してる
>>223 どんなソフト?
サチでためすってことはキャラを入力できるということか
>>231 ボテ腹に出来るソフトなんじゃないか?
右側の立ち絵変にお腹膨らんでね?
>>221 221だが我、文才ゼロ、したがってネタ使用は全力で許可
エロ文豪な方がた後は任せたw
我これより全裸待機にて無線封鎖なりw
遅くなってすいません
いざSS書き始めようとするとサチってどんなキャラなのかってのが固まらなくて中々書き進みませんでした
ちょっとサチのキャラが、と言うか全体的にキャラの性格が変わってるかもしれませんがご容赦ください
NTR注意的な感じで進みますので苦手な方はお気を付け下さ
ちゃんとNTRになってるのか不安ですが
「ハッ・・・ハッ・・・ハッ・・・」
ギシッ・・・ギシッ・・・ギシッ・・・
「なぁ、ケイタ、こんな事して本当に大丈夫なのか?」
ギシッ・・・ギシッ・・・ギシッ・・・
「ハッ・・・平気だって、サチだって、ほんとに嫌だったら倫理コードの解除なんかしてないだろ?」
ギシッ・・・ギシッ・・・ギシッ・・・
「ん〜、それもそっか」
ギシッ・・・ギシッ・・・ギシッ・・・
ベッドの上で四つん這いにさせた状態でケイタはサチを付きまわしていた
「それよりも・・っ・・・他の奴らが来ないかちゃんと見張ってろよ」
「へいへい、あ〜、早く変わってほしいぜ」
部屋の扉の方でテツオが不満そうに呟く
「終わったらちゃんと変わってやるって・・・ウっ」
ドクッ....ドクッ...ドク....
サチの中で熱い物がはじけるとケイタは「ふぅ〜」と息を吐くと、サチの中から果てて、小さくなったペニスを引き抜いた
ドサッ
それと当時にサチはベッドに崩れ落ちる
「ちょ、サチ、まだ俺とヤってないのにへばるなよな〜」
そう言うとテツオがサチに駆け寄った
「お願い・・・もう・・・休ませて・・・・・」
「ダメダメ、今日はまだ俺もケイタも3回しかヤってないだろ? 俺はまだまだしたいし」
テツオはサチを無理矢理仰向けにすると濡れそぼった穴にペニスを押し付けていく
「んじゃケイタ、見張り、スイッチ」
「おう」
そう言うと今度はケイタが扉の傍に立った
「・・・・」
サチが何も言わずグッタリしていてもテツオはお構いなしに行為を開始しだした
(どうしてこんな事になっちゃったんだろう)
主街区の外れにある水路に身を潜ませたサチは、最近手に入れた隠蔽能力の付いたマントを羽織ってうずくまっていた
このマントを羽織っている限り誰も自分を見つけることはできないだろう、心配した仲間が探し回っているかもしれなかったが、知った事ではなかった
「もう…嫌だよ…」
涙とともに言葉が漏れる
昨晩散々吸い付かれた乳首がヒリヒリと痛んだ
サチとケイタとテツオの関係は、キリトがギルドに加わる少し前から始まっていた
ケイタとテツオに無理矢理組み敷かれ、ハラスメントウィンドウが開いた時
サチは二人を通報することができなかった
もしも二人がギルドからいなくなってしまったら
月夜の黒猫団は解散だ、リーダーと前衛が居なくなってしまえば
モンスターと戦うことができなくなってしまう
そうなれば、誰が自分を守ってくれると言うのか
そう思うとハラスメントウィンドウにある通報ボタンを押す勇気が、どうしても出てこなかった
続いてケイタに倫理コードを解除してくれとお願いされて、サチはまた迷ってしまった
もし此処で自分がケイタとテツオを拒否したら、明日からどう接すればいいのか分からない
「体は所詮ゲームの中のアバターじゃないか」
ケイタにそう言われた時、自分の中で何かがフっと軽くなった気がして
気が付いたら倫理コードを解除していた
気が付いた時には、もうグチャグチャだった
「何が・・・アバターよ・・・・・」
抱え込んだ膝をギュッと握りしめて呟く
行為による感覚は何処までもリアルで
サチは自分のアバターとリアルの体の区別がもう完全につかなかった
体は何処までも開発され、触られると快感が走る
だが最初に抱いた時の不快感はいつまでも薄れなかった
いや、最近はもう不快なんてものではない
完全な拒絶反応
ケイタとテツオに触られるだけで怖気が走るようにまでなった
それは多分・・・・
(キリト・・・)
心の中で黒いコートを羽織った剣士を思い浮かべる
彼にが仲間に入ってから、サチは以前より心が安らぐようになった
ギルドメンバーの中で誰よりも強く、優しい彼の存在が次第に自分の中で大きくなっていくのが分かる
(だけど・・・)
自分の体は汚されてしまっている
キリトの事を好きになるほど、今まで自分がされてきた行為が心を引っ掻く
自分は彼に相応しくないと
そして心はキリトの事を好きになりつつも、体はケイタ達に犯される
一度は倫理コードをonにして抵抗したこともあった
だがベッドに押さえつけられて怒鳴られると臆病な自分はもうそれ以上あらがえなかった
「・・・・」
不意にテツオとケイタの手が体を這い回る感覚が蘇った
きつく目を閉じて体をさする・・・すると
「・・・・サチ?」
「え?」
自分の名前を呼ぶ声が聞こえた
幻聴かと思って振り向くと、そこに黒いコートの剣士が佇んでいた
ありえない、自分が羽織っているコートの隠蔽能力はかなり高い
ギルドメンバーのレベル帯では目視距離に入るまで位置を割り出すのは不可能なはずだ
「キリト。 ・・・・・・どうしてこんなところが判ったの?」
「カンかな」
「そっか・・・・・・」
キリトの答えにポッと
心が温かくなる感じがした
「あぐっ・・・っはぁ・・・・はっ・・・・・ああっ!」
サチはベッドの上で両手を縛られて、ケイタとテツオに乱暴に突き上げられていた
「ったく、心配掛けやがって俺ら迷宮区まで探しに行ったんだぞ?」
「迷惑かけたお仕置きだ」
グイッ
テツオがサチのアナルに入っているペニスを一番深くまで突き込むとサチは苦しそうに悶えた
「ギッ・・・ア゛・・・・」
グルンと白目を剥きそうになるとケイタがペシペシと頬を叩く
「おい、勝手に気絶するなよ、まだ終わってないだろ」
「サチさぁ、なんかキリトがギルドに入ってから変わったよね?」
「・・・え・・」
「あ〜、テツオも気が付いた? サチって好きな男できると他の男と距離取ろうとするんだよね
俺幼馴染だから知ってるんだけど、昔っからさぁ・・・」
ケイタが言葉を止めると腰に力を込めた
「他にっ! 好きなっ! 男がっ! 出来るっ! 度にっ! 俺とっ! 距離っ! 置こうとっ! しやがっ! てっ!」
「アア゛ッ! ひぐっ! かはっ! うああっ! イっ! くっ! っは! もうっ! やめっ! ・・っ!」
ケイタが言葉とともに激しく突き込むとそれに合わせてサチがガクガクと途切れ途切れの悲鳴を上げる
「おお、リーダー荒れてるねぇ」
「当たり前だろ、いつもこいつの傍にいたのは俺なのに、なのに・・・」
言葉を止めるとサチの頭を掴んでぐいっと自分の方に向けた
「いいサチっ! お前は俺の物だからな・・・・お前が他の誰を好きでもっ!お前の体は俺の物だっ!」
「〜〜〜っ・・・・っ・・・・・・」
サチの目に涙が浮かんでもケイタはお構いなしに唇を奪う
「うう・・うぐ・・・・っちゅ・・・う・・」
二つの穴を突き上げられ、口を貪られながら
サチはただ涙を浮かべて呻くことしかできなかった
以上です
こうして読み返すとエロ部分薄っ!
反応があれば続きを書くかもしれないし書かないかもしれない
>>239 GJ! やっぱりサチ良いね
サチは幸薄そうだから、和姦よりNTRの方が似合う気がするし
続きもお願いします
続きとな!?続きと申したか!?是非お願いします!!
GJ!
サチ蹂躙されるのってアリか?いや結構アリなんじゃないか?と思えた
出番が短編一度きりだからそこまで思い入れないからかもしれないけど
続けばいいと思うよ
244 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/26(木) 02:49:27.65 ID:jRFyA+lI
SAO次の回とうとうシリカ登場か
あれ、黒猫団あと2人ぐらいいなかったっけ
モンスターの群れに放り込んで死ぬか犯されるかとか、考えていたネタが出るとなんだか書きにくくなるなw
書けばいいじゃない
俺ならそのままネタとしていただいちゃうよ
>>239 GJ!
名前のわりに幸薄いサチはそういうのがよく似合うわ
>>239 GJ
>>244 さげわかる?無意味にあげるな。
メールアドレス欄にsageって打ち込むんだよ。
>>245 居たけど原作にもアニメにも名前が出て来なかったので出しませんでした
テツオとケイタだけ名前で後はシーフと長槍使いとかの描写だと変かなと思ったので
後は登場人物多いとセリフ回しがたいへ(ゲフンゲフン
続き書こうと思いますが個人的にハッピーエンドが好きなので原作の設定ある程度無視になりますのであしからず
犯され続けても生き続けることがハッピーというなら大賛成だが
マイホーム購入してそこで犯され続けるとか
ごく初期のキリトと会う前の狂乱アスナなら上手いコト転ばせればなんとか?
アスナ公衆便所にしたいお
今年の夏はそんな薄い本か、キリトとラブラブHくらいじゃん
ロニティ空白の一時間半の薄い本出るのはまだ先か…
まだ文庫になってないのに気が早い
と言うかカットされる気配が濃厚だろw
256 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/27(金) 22:44:58.85 ID:70ACiWp+
あそこカットしちゃうと....と語りたいけど
ネタバレにつながるからじじゅうする
じじゅう(笑)
おいオベイロンがアスナを調教する薄い本が予約始まったぞ
詳細
kwsk
タイトル:スレイブ アスナ オンデマンド
サークル:DIEPPE FACTORY Darkside
とらとめろんで予約始まってたが他は知らん。
うおおおお今週のレイカー師匠超かわいかったあああああああああ
誰か、誰かSS書いてくれ
過去ログでも読んでろ
どうせあの人より読めるものなんて今後出てこない
そんな凄いのがあるのか、早速読んでくる
読んできた、そして自信を失った・・・
師匠のss書こうと思うんだが、何かネタはないかねぇ
>>265 ウエイトレス姿の綸たんを、トイレに連れ込んでイケない指導をする師匠………なんてど〜よ?
アニメを見てシリカの可愛さを再認識した
SS書こうと思うんだが、良いネタないかな?
触手
レイカー師匠のスカートたくし上げが非常にエロくてよろしゅうございました。
俺がハルなら傷跡よりもその奥のほうに視線シャキーンしてますよ!?
見えるのはアバターの装甲ですよとか夢も希望もナッシンなこと言うヤツは許さねえ。
SAO三話EDクレジット抜粋
キリト 松岡禎丞
サチ 早見沙織 ●
クライン 平田広明
ケイタ 豊永利行 ●
テツオ 赤羽根健治 ●
ササマル 代永 翼 ●
ダッカー 江口拓也 ●
アルゴ 井澤詩織
271 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/29(日) 02:43:52.52 ID:gHOgF+bS
>>267 ロザリアにはめられて賊どもから凌辱。ピナの生殺与奪を握られてとか。
あとはキリトとにゃんにゃんしか浮かばないw
AWだと能美×チユか。グロなしで、だぞw後スカイ・レイカーかな。
SAOはシリカで触手モンスターにやられるというのと
>>271のようなシチュか
>>239 GJ
>「NTR」&「赤鼻のトナカイ」
このキーワードから『螺旋回廊』ってエロゲタイトルを連想した自分は、
もういい歳だと思った。
>>273 螺旋回廊か………アレ以来、赤鼻のトナカイが流れると吐き気がする様になったorz
ここのSSでピナ×シリカみかけたんだが、保管庫のタイトルはどれ? みあたらない・・・
>>267 現実世界に戻ってから約束してたオフ会でキリトに犯されるとか妄想してた。
シリカはあくまでお兄ちゃんとして慕ってただけで恋愛感情とは違う設定で
「こんなの酷い…なんで…なんで…」ってのが個人的に燃える。
シリカの私服も見たいが、そこは現実世界でコスプレしてってのが良いか。
単純にオフ会で他のプレイヤーに輪姦とかでもいいが。
>>275 つ『ALOに惚れ薬が導入されました。オンライン2』妹丼編-01
能美×師匠でも書こうかねぇ
師匠と能美って接点なかったよね?難しくないかw
ゲームだと『きれいな能美×ハル×黒雪』フラグががが あるかもね!?
>>27 おおこれこれ サンクス! 完結してたのか
>>278 なんか小細工して有利になった上で散々舐めた口で喧嘩売って来た能美を
フルボッコしてぺ○パン型強化外装でアーッ!するレイパーなレイカー師匠
おや? 誰かが対戦を申し込んで来たようだ…
能美はチユだから愛玩用と言ったんだろうな
これが絶壁姫先輩なら(胸見て)そんなことは言わなかっただろう
>>273 >>274 友よ
クリスマスソングがあれほど怖く聞こえたことはなかったw
AW4巻読み終わったが「沖縄から東京まで走って来たのさ!」とかアニメで確実にネタにされるだろこれ……
よく見たらここ本スレじゃNEEEEEEEE!
どんまいw
GGOキリトさんの本がないんだけど
ネタバレすんなハゲ
289 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/30(月) 21:05:42.45 ID:ewBRPbey
>>288 当スレではアニメ準拠でのネタバレ解禁ではなく
未書籍化部分のみのネタバレ禁止となっています
>>288 ここは文庫バレ有りなので
アニメだけ見てばれくらいたくないなら帰ってください
>>289 sage忘れてるぞ
アニメしか見てない俺がネタバレするとシリカはフィジカルフルバーストでナーヴギア引っこ抜いてキリトお兄ちゃん宅へ押しかけるよ
あと油断するとWebバレも混ざり込んでくるから気をつけろ
ほんとエロパロは地獄だぜ…
サチちゃんが倫理解放コードに気付いてる前提でキリト君と夜な夜な一緒に寝ていく内に夜這いして、結局サチちゃんが死んでしまわれて残されたクリスタルメッセージにキリト君が憂鬱になる切ないお話はまだでつか?
それって原作より更に鬱度上がるだけですよね…
どなたか
>>294で書ける御仁はおらぬか!頼み申す!
よっぽど書ける人でないと寒いだけになりそうだな
荒谷×能美な捏造画像が
仮想世界に流出したら愉快痛快だろうな
2012年の情勢からして
画像処理技術も格段に進歩してるだろうし
ぶっちゃけ流出したところで本気に取られないだろ?と思う
能美が記憶ロストしてなかったら黒雪が報復でやったかもな
スカイレイカー
足を取っ払っただけじゃ飛べないぞ
あと頭の左右に角生やしてモノアイにしないと
それで始めて足など飾りであることが証明される
…ここ、エロパロ板だよなぁ?
そうだけど、どうかした?
>>297 を見て書いていたSSを読み返してそっと削除した
そういうアピールいいよ
SAOアニメ4話を見て
あのオレンジギルドの女首領は野郎共を身体で誑し込んでるってそんな妄想が
10人以上から男が居て女が一人、しかもネット上のアバターであるなら
身体なんざ飾り同然と思ってガンガン性的な道具として使っててもアリだよな
つーか4話のあの展開でもしキリトさんが出てこなかった場合
シリカが連中のオモチャにされてた可能性が大・・・
まあ本編に出てこなかっただけでその手合いのオレンジギルドは100%居ただろうな
黒鉄宮の監獄の拷問の噂だが、暴力よりも無刺激実験で5日程手足ふん縛ったまま玄室に放置したら囚人言いなりに出来ると思う
映画のesとかでもあったけど、あれはマジで手軽に発狂寸前まで追い込める
そんな訳で軍の皆さまに輪姦されギルメンに落とし前つけさせられるロザたん希望
308 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/01(水) 04:42:45.07 ID:8Oqa5mti
>>306 同じ事思ったw
シリカもサチもアスナも竿には犯したいキャラが多くて困るぉ
309 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/01(水) 18:44:19.78 ID:QIArEcPU
そういや、もしサチが死んでなかったら、キリトはアスナとどっちを選んだんだろ?
アスナと親しくなる前にサチと特別な関係になると思われ
プログレッシブの世界線だと分からん
死なないサチに価値はあるんだろうか
ないね
死んだからこそ価値がある
ひょっこり生きてたら感動が薄れる
分岐ゲーだといくつかの結果が変わりそうだ
まずシリカが助からない線が濃厚
314 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/01(水) 23:15:27.66 ID:sR6VMrAu
アスナを選ばず
75層で茅えもんを倒すことなく
普通に100層クリアなんてのもありだな(笑)
100層まで行くIf世界ならリズベットさんにもチャンスがありそうだな、何だかんだで縁の下の嫁だし
アスナいなかったら多分ぼっちソロのキリトさんが一番世話になってるのがリズベット
アシュレイさんという伏兵もいるが
リズベットはアスナに紹介されたんじゃなかったか
アシュレイもアスナの紹介っぽいしそうなるとシリカが最有力候補か?
分岐があるならハーレムエンドもあるわけだ
サチやシリカやアスナを1つのベッドに並べたり重ねたりして頑張るキリト
>>317 ……キリトがハーレム作るのはそもそもアスナのせい?
アスナぇ…
>>306や
>>307の話題に便乗する形になるけど、そういったオレンジギルドが活動しようとしたら結構面倒だと思うのは気のせいか?
ターゲット選定→麻痺アイテム確保→襲撃→麻痺らせた相手の手を掴んでウインドウを呼び出し、オプションから倫理コード解除→輪姦
一度ヤった後はギルドホームなりに監禁すればいいかもしれんが、誰か一人は見張りをつけておかないとハラスメント行為によるコールで全員牢獄行きになる可能性が高い。
準備の割にはリスクが高い気がするぞ。
そりゃ面倒でリスクが高いのは仕方ないよ
殺人と違ってレイプはシステム的に許されてないんだから
さすがにハラスメントコールは行為されている時じないと発動しないでしょ。
じゃないと冤罪ハラスメントコールをやる人間が出てくるだろうし。
だけどこう考えればどうだろうか
クリアできるか判らないデスゲームの真っ最中で、大した娯楽も無い世界
突発的な衝動に駆られてしまえば人間3大欲の一つに抗える程素晴らしい人間なんざいない
リスク云々はエロパロ故深く考えずにちょっと目を瞑ろうぜw
俺が考えたSAOのエロSSには倫理コードそのものがないですべて解決
もうアンダーワールドでいいんじゃないですかね
>>322 >殺人と違ってレイプはシステム的に許されてないんだから
さんざん既出かもしれんが冷静に考えるとすごい倫理観の世界だなSAOて。
殺人の方が罪が軽いって。
牢獄って一度入れられると絶対出られないの?
>>327 罪の問題じゃなくてシステム設計の問題だろ
ハラスメント行為はやられた方が回避できるけど、PKはゲームの一部だから
自力で回避するしか無い
飲んだだけで倫理コード強制解除のアイテム実装、さらには発情のステータス異常とかやらかしてる作家がいるくらいだし、
エロ方面はそんなに気にしなくていいんじゃないか?
でもあんま飛躍するとどうなの?と思ってしまう俺はいわゆる設定厨。
まぁ通報に対してはネットゲームという利点を生かして、
「SS&動画撮影しといたんでギルメンorフレンドにばらまかれたくなかったら言うこと聞いてね」
で対処ということで。ベタだがwww
デスゲームとしては不自然かもしれんがMMOとして考えると全く正当
その程度の問題でしかないな>殺人と強姦
つーかハラスメントもウィンドウのクリックじゃなかったっけ
腕拘束しておけば何ら問題無くね?
だな
手も足も拘束して柱に縛り付けておけばOK
念入りに麻痺剤の投与を常にしておいてもいい
つーか誰かが見張り役として常に犯しておけばいいだけ
睡眠=気絶
ん?そういえばSAOの世界は腹上死したり炎症や鬱血したりちんこもげたりする心配はないのか……
ハラスメントコードは音声でも発動できるから無駄だと思うぞ
おそらく口を押さえたり猿ぐつわをしてもAWの思考発声と同じ原理で検出してるだろうから無意味
だから設定に忠実に従うなら「コードを発動しようとする自発的意思を奪う」ことが必須と思われる
やはり現実的な手法としては人質作戦が最も無難じゃないかな
まあエロパロだし面白くてエロければその辺の設定は無視してもおk
相手が寝てる間に相手の手掴んで承認ボタン押させる手口でPKやってたし何とでもなるよね
そういえばあの世界ってチョークしたり水に顔突っ込んだりしたら落とせるの?
HP減る?
つまりは犯してる最中に首絞めたり水攻めしたりのプレイもできるということか
夢が広がるなw
>>355 面倒だから眠姦でいいや
サチやシリカやアスナのマンコ使えれば男どもは満足だろうし
ロープによる首締めで窒息することはないらしいからチョークもたぶん無理
アバターは呼吸が必要ないから当然か…ってことは水もダメかもわからんね
しかし投下ないなー
みんな誰かが書くと思ってるからだよ(棒
>>335 そこまでいくと偶然当たって女が嫌だなあって思うだけで黒鉄宮送りじゃん
……つまり、キリトさんに捕まったオレンジ女はホントは濡れ濡れバッチコイ状態だったのか
どんだけ女落とせば気が済むんだ、この主人公
しかし本スレからここまで清々しいまでにAWが空気
アニメ的にはAWのが出来はいい気がするがなぁ(スタッフの技術力を間違った方向に注いでいるフシはあるが)
SAOの文庫版は全巻持ってるし、AWも興味がないわけじゃないんだけどなー。
自分が昔リアルにいじめられていただけに、3〜4巻のダスク・テイカー編が買うのをためらわせる。
しかも最初に戦うのが幼馴染とかちょっと黒い部分もあるし。
ハルユキの脚フェチっぷりでニヤニヤしてみたいとは思うけど、そこらへんの描写はどうなってるんだ?
そこらへんの描写がゆるいなら原作本買ってエロを考えるのも可能だけど。教えてエロい人。
>>345 リアルで苛められてた事があるなら是非買え
苛められっこのサクセスストーリーみたいなもんだから主人公に共感できるならさぞ爽快に感じるだろう
>>338 睡眠姦k・・・・いいなアリだわ
喘ぎ声が無い分ちょっとさみしいがそこはそれだよね
単純な自己投影にはそれこそ俺TUEEEなキリトのほうが向いてると思うよ
ハルは横に立って頑張れ頑張れと応援したくなる感じ
なんだここはマンマルカワユス病患者の巣窟か!
僕は楓子ちゃんのマンマルカワユスおっぱいを延々揉み続けたいです
>>350 貴様は違うとでも言うのか?
ここは地下なんだから、素直になっちまえよ?
能美がマンマルカワユス病ならハルの貞操が危ないところだったな
…つか、伯父貴はリアルでいじめられっ子だったが
苦学の末「其れなりの…権力?ぽいモノ」身につけて
合法的に報復(←「結果的」に、本人曰く「濃縮&熨斗付けて『倍返し』」w)を果たした…と聞いたが…(怖w
ま、今は厳しくても権力手に入れてから報復するのを楽しみにすればいい…
これは強力な釣り針だな、書いた奴の知性の高さを感じる
ゲーム中のアバター差でAWの方が好きだわ
エロパロ的には向かないけどなw
ブレインバーストでも脳みそチン付けてたら…
脳みそチンポ?
>>356 てめーは俺様を怒らせた
先週の師匠のスカートたくし上げはハァハァものだっただろうがっ!
楓子はリアルでもネットでもいやらしい姿してやがるぜ
両方の世界でハメ倒してやる!
でもスカイレイカーは抱きしめてみたいです
>>359 一つ誤解をしている
俺は大好きだ。たくし上げには興奮したしニコはアバター姿の方がクる
ただ一般には理解されにくいからな…
巨乳の黒雪
家族がいるニコ
五体満足な楓子
こんな世界を見てみたいが
>>364 >巨乳の黒雪
これって、白の王なんじゃね?
今日のSAOはゲストヒロインの子がメンヘラ臭くて可愛いと思ったら即死…
サチといいあの子といいもったいなすぎる…
たしかに、もったいないお化けがでるぞ
死んだらNPCにでもなってくれりゃ再利用し放題なのにな
NPCは犯せるのかわからんが
つーか竿のシステム的にあんな一発で死ぬものなの?
千百合はすでに能美に調教されてしまったのか?
そう考えると息子の元気がとまらないんだが
チユさんは能美の粗チン一本じゃ満足できないってさ
それを知った農民はドン引きしつつもお仲間を招集
チユさんは加速世界で一週間ぶっ通しで乱交しまくり
「僕の言う事を聞いてくれれば、男なんていくらでも呼んできてあげますよ」
その一言で農民の仲間入りを決め、今週ラストに至るってわけさ
あー師匠犯してえ
あのゴム鞠みたいな爆乳をぐにゅぐにゅ揉みまくりながら、
チンポを根元まで結合させた状態で一晩中、極上のマンコの締め付けを楽しみたい
もちろん唇も吸いまくる。耳とかも舐めまくって、首筋に痕をつけまくる
マンコの収縮具合とか、乳の柔らかさを褒めまくって、
楓子さんは男を喜ばせる天才ですよって囁いてあげる
そして何度も膣内射精。子宮の入り口に亀頭を密着させて、
この一晩で絶対に妊娠させてやるって思いと共に、子宮内に精子を注ぎまくってやる
胎内で爆ぜる子種の感触に涙を浮かべたら、目尻に吸い付いてその水も吸ってやる
お前は俺の女になったんだって事を、心と身体の両方に刻み込んでやらないと
夜が明けて行為が終わった後も、両手を拘束している鎖は外してあげない
ボテ腹になるまで、ずっとここでダッチワイフとして働いて貰わないとね
ごめん犯したいスレと間違えた
スカイツリーに吊られてくる
AWはラノベSAOはエロゲって印象がある
今回のSAOアニメはヨルコさんがいいケツしてたので満足。
後ろから両手で揉みしだきたい……。
SAOのアニメ作画はなんで尻アップの構図が多いのか
尻フェチの陰謀なの?
胸も尻も好きな俺に隙はなかった!
アスナは結婚したらキリトを搾り取りそうなイメージがある
すきあらば迫ってきて体に手を這わせて耳元や首筋辺りで囁いて
すぐにエッチなことしようとしそう
>>373 俺は逆だわ
バルドの印象が強いからか
AWが純愛あり陵辱ありのエロゲでSAOがラノベ
>>371 やっぱここの誤爆だったかw
同じ吊るなら楓子のいる東京タワーにしときんしゃい
このスレもう 5 スレ目だけど師匠の SS あった?
とっても良いのがあって、他の人が出る余地すら無くなってしまった感がある
というかアニメから入った人でここ来るとか豪の者過ぎるwww
そういえば保管庫更新しないけどなんかあったのか?
>>378 サンクス。前スレの 473-482, 497-508 にあったんだね。
こんなこともあろうかと Part1 から dat 保存しといて良かった
有名になりすぎたし
saoとアクセルは次スレからわけたほうがいいかもな
作者が同じなのにスレ分割って板の慣例的に許されるの?
ローカルルールの【書き込み/スレッド作成の手引き】より引用
>スレッドは作品またはテーマ毎に1つまで。
> ただし、なりきり用に限り、作品/テーマ毎にもう1つまで立てられます。
> また、できるだけ作家/会社/シリーズ等毎にまとめましょう。
これを見る限り分割は難しそうだけどな
俺妹の作者スレが分裂したみたい
理由は詳しくは知らないが2つある
でもこのスレは1つでいいと思うよ
今はいいけどアニメ終わったら過疎る可能性高い
俺はアニメから入ったが竿面白いな
原作はネット小説なのか
現状上手くまとまってるのにいきなり分けろとかキチガイかよ
どちらのネタも 1 つのスレで追えるから今のままがいいな。
分割したら過疎るし
387 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/05(日) 23:13:06.70 ID:0wlzP9to
話が飛ぶがロニティーのあの場面が
激しく省略されそうな気がするのは俺だけか?
まあなくなったらなくなったで代わりに
何かssが書けそうな展開になりそうだから若干の期待上昇中なのだが(笑)
分ける理由がないな
作者もAWとSAOのコラボのような「バーサス」作って公開するくらいだし
どうでもいいけど作者様、未完で止めてるアレをそろそろ終わらせて欲しいなと
>>387 飛ばされる可能性を話したい気持ちはわかるが
その話はネタバレにつながるから、次巻発売まで待とうぜ......
>>388 未完とか二つある上に片方はまだ真ヒロイン登場すらしてないじゃないですかー
ここってweb公開中の作品についてのネタは書いていいんだっけ?
絶ナルとか絶ナルとか
原作スレは絶ナル、夏休み企画について普通に話してたからさ
>>1は読んでからレスしたんだが、こっちでは公開中でも禁止なのか
それを確認したかっただけなんだ、すまん
394 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/05(日) 23:43:46.03 ID:bF2XxZbG
キリト 「あの……俺、本当にもう無理……」
アスナ 「…………」
キリト 「アスナ、聞こえて……ああっ!?」
アスナ 「早く出して」
耳元で囁かれる言葉に、背筋がゾクりとする。
シリカやクライン、最後にエギルの雑貨屋に寄ってその帰り、無言で制服の袖を引かれた。
そして無言で部屋に連れ込まれ、こんなことをされていた。
キリト 「はあはあ……5回も出したら、うっあ……」
アスナ 「6回目も出るよね」
キリト 「はあはあ、そんな無……」
アスナ 「出るよね」
キリト 「くっ、ああっ、あああっ……」
冷たい眼差し。
そして事務的に動かされる手。
いつもとアスナの様子が違っていた。
アスナ 「……キリトくん、今日はシリカと楽しそうだったね」
キリト 「え……」
アスナ 「そこまでなら、ね…その後、クラインとイチャイチャしていたよね」
キリト 「そ、それは妹の事を聞かれていただけだよ」
アスナ 「ふーん、それじゃ、エギルに抱きつかれていたのは?」
キリト 「そ、それは違、あっ!」
アスナ 「ナニが違うの…それに…クラインやエギルの話をしたら、キリトくんの大きくなったよ」
キリト 「いや、それはアスナが無理やり…」
アスナ 「なにが違うの?」
キリト 「ああっ、うっあ!?」
アスナは手荒く亀頭を揉み、道具のように俺のモノを扱う。
射精するのが怖かった。
アスナは俺が精液を射出した瞬間、狂ったように亀頭を揉みくちゃにしてくる。
そこが敏感になっているのを知り、俺が『ごめんなさい』と謝るまで責めるのをやめない。
395 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/05(日) 23:44:17.76 ID:bF2XxZbG
アスナ 「キリト君がこんな変態趣味を持っていたなんてね…イケない人…」
キリト 「あっ、あっ、あっ……」
リズミカルにサオをシゴき、あふれ出した先走りを手のひらにまぶしていく。
その慣れた手つきが愛のない作業に見え、ますます俺の被虐心を刺激した。
アスナ 「……シリカやリズならともかく…男でこんなに大きくするなんて…許せない…」
キリト 「うわぁ、そんな強く握らないで…ぐあぁ、あっ!」
アスナ 「…そんなイケないキリト君には調教が必要だよね」
キリト 「!?」
アスナ 「キリトくんは、わたしの手でずっと精液を出し続けるの」
アスナ 「今度は謝っても許さないよ?」
キリト 「そんな……アスナ、待っ……」
アスナ 「待たない」
キリト 「ああっ!?」
アスナ 「キリトくんも、わたしの太ももにぴゆぅってしたいでしょ?」
アスナ 「不様に痙攣して、情けない声を出して、臭い精液まき散らしたいんだよね?」
キリト 「ああ、あああ……」
アスナ 「キリトくんは、もう私だけでしかイけなくしてあげる…」
絶ナルは公開中なんだから話題にしても全く問題無いだろjk
WEBの話って禁止なの?
>>396 公開非公開ではなく
取り敢えず今は未書籍化部分の話題を禁止されているから
議論も無しにすぐさまおkはむりでそ
>>398 そもそも、そのルールは読めない人に配慮して出来ているもの
いつでも読める絶ナルの話題を禁止する合理的な理由があるなら教えてくれ
>>399 WEBで小説なんて読みたくない
って人がいたな。知るかアホと思ったけどw
本スレですらOKにしたのに、ここではダメと言う奴がいるのか
キバオウの凌辱ものです。登場人物はキバオウ・アスナ・キリト・茅場
時系列は、アスナと二十二階での同居をはじめてから、アインクラッド脱出まで
ちょっとしたストーリー⇒凌辱⇒ラブ⇒甘ラブと言った流れです。
次から投下します。
タイトル:二刀流のキリト
作者:hotarukazura
「こんなところに呼び出して……どういつもりだキバオウ」
俺は、キバオウに呼び出されアインクラッド第50層アルゲードのボロ宿に来ていた。
嗅いだことのない香草の匂いが部屋中に広がっていて不快だ。
はじめは断ろうと思ったがキバオウの一言で断れない状況に追い込まれた。
「閃光はんと同棲してるんやて? キリトはん。あんさんの態度しだいでは、
明日の新聞の一面に載るで、大変やろな嫉妬やらなんやらで大変やろな?
何十人も押しかけて、二十二階層での、幸せな生活もめちゃくちゃや」
にやにやと笑うキバオウ。キバオウとは対照的に俺の表情は冷たいものになっていった。
キバオウとは馬が合わずに何度も衝突している。
弱みを握られているこの状況ではいくら警戒してもし足りない。
さっきからガムでも噛んでいるのかくちゃくちゃと音を立てていてひどくカンにさわる。
「そんな、怖い顔せんといてや。別にええんやで、殴りたいんやろ? 殴ればええやん」
「ここは圏内だ。殴ったところダメージにはならない」
「キリトはんが望むなら今から外行ってもええよ。でもな。わいを殴った瞬間オレンジ直行や。
オレンジの人間が、どんな顔して、家庭に戻るんやろうな。
ご近所さんにも怖がられて、かわいい可愛い奥さんに肩身狭い思いさせてまうわ」
確かに、その通りだ。一度ネームがオレンジになれば一週間はグリーンに戻らない。
ソロ時代にはまったく気にしなかったが、今は致命的だ。
下を向き唇を噛みしめる。
それを見たキバオウは、急に不機嫌そうな顔になり、深くため息をついた。
「ほんまつまらん男になったなキリトはん。前のキリトはんやったらここまでコケにされてダマッとらんかった。
わい、こう見えてキリトはんのこと好きやったんやで。そら、嫉妬もした、ずるいと思った。
でもな、そんなもん、よりずっとずっと憧れのほうが大きかったんや。とくにキリトはんの目が好きやった。
そこが見えへんほど、昏い目が……それがなんや! そのふねけた目は! そんなんそこらのくそがきと変わらん!
キリトはん。あんたはぬるくなったんや、あの女のせいで」
感情的になっていくキバオウ。
それに対して俺は、正直戸惑っていた。
彼の言っていることがわかる。だが、それでどうして彼が怒っているのかがわからない。
「キバオウ。俺に何をしてほしい。はっきり言ってくれ。はやく家に戻りたいんだ」
こいつのくだらない話をはやく切り上げて、アスナの待っているあの暖かい家に戻りたい。それだけが望みだった。
「ほんまつれへんなキリトはん。まぁ、ええわ。別にキリトはんにしてほしいことは何もないわ。
正直、ここで足止めすることが目的やからな」
背中を冷や汗が伝う。
俺を足止めする? そうする必要があるということは……
「キバオウ! おまえ、いや、おまえらはアスナに何をする気だ」
「そないにあわてんでもええで。”もう”わいは何もする気はないで」
少しだけ安堵の息を漏らす。
しかし、それを見てキバオウの唇が吊り上った。
「なんせ、もうアスナはんはおらんからな。やりたくてもやれへんわ。でも、あんたもせいせいするやろ?
これであの糞女の呪縛から逃れて、まえの、強いキリトはんに戻ってくれる」
「もう……いない。だと、アスナが、そんな! ありえない。アスナが負けるなんて!」
「別に、不思議やないやろ。アスナはんを呼び出すんなんて簡単や。
あんさんを呼び出したんと同じ手や。で、最後に一言、キリトはんには絶対言うたらあかんでっていえばそれでOKってわけや。
それにそこから先もな。
ちょっと、麻痺らせて、アスナはんの指動かして無理やりデュエルさした。
でもまぁ、あっちいったのアスナはんのストーカー連中ばっかりやからな、
殺すまえにハラスメントコード解除して、いろいろ楽しんだんやないやろか」
俺は今日の朝のことを思い出す。
出かけると言った俺に向けて手を振ったアスナ。その手が震えていたことを。
不安や、怒りで胸が埋め尽くされる。
しかし、それを一度追い出して、頭を必死に回す。
まず、フレンド登録を呼び出す。これで、少なくとも生死確認はできる。
祈るような気持ちでウインドウに目を向けると、アスナの名前が半透明で表示されていた。
つまり、それは……
「うっ、うそだぁぁぁぁぁ、うそだぁぁあぁぁあ」
叫ぶ、デジタルの俺の体はいくら叫ぼうが喉が枯れない。
あきれるほどの声量。
でも、叫ぶのをやめると、昏い感情で体が破裂しそうだった。
どれだけそうしていただろう?
感情が収まった。違う、方向性をもって、収束した。
やることは一つ。
俺は無言で剣を抜き、キバオウにたたきつける。体にあたる直前でシステムによる防護が働き剣が止まる。
「キバオウ! 俺はおまえを絶対に許さない! いずれ、絶対にお前を殺す」
そして今の言葉に、一言付け加えた。キバオウを殺してからアスナのところに行くと。
「そや、その目や! それでこそ、ワイが恋したキリトはんや!!」
歓喜の表情を浮かべるキバオウ。心底理解できない。何がそんなに嬉しいのか。
俺の怒りはあいつを喜ばせるだけなのか!?
どうすれば、あいつを苦しめられる!?
答えが浮かばない。頭がぐるぐるする。
「絶対に許さないからな」
これ以上ここに居ても無駄だ。圏内だと報いを与えられない。
徹底的につけ回し、圏外に出た瞬間に殺すと誓い。ここから立ち去るために歩き出す。
そのときだった。体から急に力が抜け、うつ伏せに倒れる。
はじめは、精神的な重圧によるものだと思ったが違う。
この感覚には慣れている。そう、これは麻痺による状態異常のものだ。
「どうして? 俺は、なにも口にしていないのに」
そう、毒を盛られた覚えはない。
なのになぜ? わけがわからない。
「不思議そうな顔してんなキリトはん。でも、無理はないやろうな。ええ匂いしているやろ。
これ、最前線で見つかったドロップアイテムでな。この香嗅いでると麻痺になんねん。
しかもな毒飲ませるんと違って、香やからな。五分で解除なんかされへん。
この香が燃え尽きて匂いがなくなるまで二時間ずっと麻痺しっ放しや。
きき始めが遅いのがなんてんやけどな」
最前線にいれば、おそらく存在を見落とすことはなかっただろう。
悔し涙がこぼれるおそらくアスナも同じ手でやられたはずだ。
俺が痺れているのには、納得がいった。だが、どうしてキバオウは……
「言いたいことはわかるでキリトはん。なんでワイが無事かやろ? ほれ、これのおかげや」
そう言うと、キバオウは舌を突き出す。
舌の上には、丸められた草があった。その草はラインコッド草。麻痺に対する解毒草だ。
ガムだと思っていたが、あいつはずっとこれを噛んでいた。
「俺も殺す気か」
なんとか声だけはひねり出した。
たとえ体は動かなくても気持ちでは負けないと、強い意志を込めて睨み付ける。
「ああ、キリトはん。そんな目で見られると逝ってまうやん。ぞくぞくするぅ」
キバオウは身をよじり自分の体を抱く。
「そんなもったいないことせえへんよ。キリトはんのこと好きっていうとるやろ。
自分の好きな人が動けないんやですることは一つや」
「おまえ、いったい何を!」
今までとは別種の恐怖が体を貫く。
「決まってるやん。愛のデュエルや。まぁ、ふつうのデュエルと違うんは、闘志の変わりに愛があって、
お互いの剣はアレ。ほんで、リザインしても、終わらんってとこや。あと知ってるか?
男同士やったらハラスメントコードでえへんのや。つまり、この世界の神様も、
キリトはんとわいのデュエル応援しているってことや」
そういうと、キバオウは自分を脱ぎ、白っぽい肌とは対照的な黒い肉棒を取り出す。
「ひっ」
あまりにまがまがしい黒いされに、乙女のような悲鳴をあげてしまう。
「どうや、なかなかのもんやろ。わいのダークリサルパーは。ほれ。いくで、わいのヴォーパルストライクや!!」
キバオウの手が俺の髪をつかむと、無理やり頭を持ち上げ筋肉の弛緩で半開きになっている口に、
奴のダークリパルサーを突っ込んできた。
喉まで届くダークリパルサー。
純粋に喉を圧迫された苦しみと気持ち悪さで吐きそうになるのを必死にこらえる。
涙がこぼれる。
アスナの敵の前で涙を流すことは許されない。だが、俺の意志とは裏腹に次々に涙がこぼれた。
いっそ噛み切ってやろうと思うが口に力が入らない。
それをいいことにキバオウは俺の頭を両腕で挟むように持ち替え激しく腰を動かす。
「キリトはん最高や! ほんま、あったかくて引き締まって、奥がこりこりして最高や!
わいのダークリパルサー耐久ゲージがどんどんたまっていく。ほんまずるいわぁ、
もっと楽しみたいのに、もう我慢できへん。出てまう。このままラストアタックボーナスもらっちゃうぅぅぅ」
恍惚としたキバオウの声。
俺はひたすら憎しみを込めてキバオウを見上げようとしたが、打ち付けられる股間以外が映らない。
やつの黒い草むらが目に入って気持ち悪い。
「わいの大技いくでハウリング・オクターブや!」
そして、ついに奴の必殺が来た。炎をまとわせたかのように熱い奴のダークリパルサーによる5連続突き、
斬り下ろし、斬り上げ、最後に全力の上段斬りを繰り出すコンビネーションで口の中を蹂躪した。
大技に分類され、技後の隙も大きい。
「んんんんん」
悲鳴をあげたが、奴のダークリパルサーが口をふさいでいるため、くぐもった声しか出ない。
口の中に、熱いダークリパルサーより熱い何かが吐き出された。
「ああ、ボスアイテムキリトはんにもってかれたは。ちゃんと受け取るんやで」
そう言うと、キバオウは俺の口を萎えたダークリパルサーを無理やり突っ込んで閉じ、鼻をつまんだ。
俺が息をするには、口の中のボスドロップを受け取るしかない。
ちっそく寸前で、俺がボスドロップを受け取ると、口からダークリパルサーを引き抜いた。
「おええぇぇ、おえぇぇぇえええ」
何度も吐こうとするが、SAOでは嘔吐感はあっても実際の嘔吐はできない。
ゆえに、ずっと吐き気がするという地獄のような状況に陥っていた。
「キリトはん、今、自分がどんな表情しているかわかってるか? そんな怯えた表情されたら、
わいのダークリパルサーにエフェクトかかってまうわ」
俺はキバオウのダークリパルサーに目を向けると、小さくなるどころか、さっきよりも大きくなって、
エフェクト……俺の唾液と先走り液で濡れていた。
「……もう、許してくれ」
怖い、ダークリパルサーが怖くてしょうがない。今はどんなモンスターよりも、
キバオウのダークリパルサーが怖くて仕方がなかった。
逃げ出したい。そうだ、もともと、ここでは何もできない。
だから、ここから逃げるのはアスナへの裏ぎりではないんだ!
「許してくれ? へんなこと言うなぁ。怒ってるのキリトはんやん。
そないな弱気なんキリトはんらしくないな。剣がないからか?
しゃぁない。キリトはんの剣抜刀してやるわ」
キバオウは、うつ伏せになっている俺を蹴っ飛ばして仰向けにさせると俺のベルトに手をかけ、
引き抜く。そして勢いよくトランクスごと黒いズボンを下ろした。
「見るなぁ」
そして、ついに俺の大事なところが晒されてしまった。
「キリトはんは、肌が白いと思うてたけど、ここはホンマに真っ白やなぁ。それに少しこぶりで可愛いわ」
アスナに初めてのこれって標準サイズ? と聞かれて、平均より少し多きいかな とうそをついた記憶がフラッシュバックした。
つまり、俺は情けなくて仕方がない。
「けど、最高の名器や。わいのダークリパルサーにまけへん名剣や」
俺はその言葉に目を見開く。
「こんなに小さいのにか」
「サイズは関係あらへん。美しくないかどうかや。これはりっぱなエシュリデータや」
やめろ、今優しくされたらお前を殺せなくなる!! アスナの顔を浮かべて憎しみが消えないように必死にこらえる。
「それにな、ちょっと小さいからってなんや、すぐに大きくしたるわ」
キバオウは俺の萎え萎えのエシュリデータにかぶりつく。まずはある程度の固さになるまで優しくなめ。
少し大きくなると、口に含みころがし、そして芯をもった固さになるとバキュームのように吸い上げた。
やばい、アスナのより気持ちいい。
「どや、大きくなったやろ」
「ああ、そうだな」
俺のエシュリデータは驚異的な膨張で、俺自身見たことがないサイズになっていた。ここまでの勃起は初めてだ。
そして、そんなことよりも、キバオウの口が俺のエシュリデータから離れたことが惜しくて仕方がない。
俺のエシュリデータにとって、間違いなくキバオウの口は最高の鞘だった。
「そないなもの欲しそうな顔先といてや。今までの準備体操や。こっからが本番やで!」
「これが、準備体操!?」
俺は思わず生唾を飲む。これが準備体操だったら、本番はどれほど……
ほほが赤く染まる。
憎しみや悲しみや怒り。それがすべて消え去り。俺はキバオウとダークリパルサー、それにエシュリデータのことしか考えられなくなっていた。
ちらっとアスナのことが頭に浮かんだが、すぐに消えてしまった。
キバオウが床に手をつき、仰向けの俺に覆いかぶさる。手は、俺の頭の左右に置き、膝立ちになっている。ぎりぎり体が触れ合う距離。
少しずつキバオウの体が近づいてくる。
「じゃあ、いくでこっからが本当のデュエルや」
「キバオウ。こっちは既に準備OKだ」
「じゃ、カウントいくで!」
「おう!」
「「5」」
「「4」」
「「3」」
「「2」」
「「1」」
「「0」」
「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉう」」
そして、ついにキバオウのダークリパルサーと俺のエシュリデータが触れ合った。
「キリトはんわかるか」
キバオウが期待を込めた目で見つめてくる。
「ああ、わかるよ」
俺たちは、お互いのダークリパルサーとエシュリデータをこすり合わせながら目と目を合わせて見つめあう。
「わいらは、お互いの剣をぶつけあわせてるわけやない」
「そうだ。ぶつけてるんじゃない。二人で、いや二本でひとつなんだ」
「そやそや。わいらは二人で」
「「二刀流のキリトだ(や)」」
右の剣で中段を斬り払う。間を空けずに左の剣を突き入れる。右、左、また右。
脳の回路が灼き切れんばかりの速度で”俺=キバオウ”は剣を振るい続ける。
そう、ぶつけ合っているのではなく、二人で一つになって二本の剣をふるう感覚。
何を言っているのかがわからないが、そう感じるだから仕方がない。
きっと、これは俺とキバオウだけがたどり着ける境地なのだ。
「キリトはん。そろそろフィニッシュや」
「キバオウ、俺ももうそろそろ限界だ」
「最後は、あれしかない」
「ああ、あれしかない」
”俺=キバオウ”は完璧に通じ合っていた。あれが何かを話す必要がない。
それどころかタイミングを合わす必要すらなかった。
だからこそ、お互い自然にタイミングで、0.01秒の誤差もなく、完全な同期をもってそれを口にした
「「ジ・イクリプス」」
”俺=キバオウ”二刀流最上位剣技〈ジ・イクリプス〉を放った。
太陽コロナのごとく全方向から噴出した剣尖が超高速で、いうの間にか隣で見ていた茅場へと殺到する。連続二十七回攻撃――。
一瞬の刹那に繰り出される二十七回の快楽は俺とキバオウ、そして茅場を焼き尽くした。脳が真っ白になり、何も見えなくなる。
そんななか、何もない空間でただ、キバオウを求めて俺は手を伸ばす。そしてその手をキバオウの手が優しく包んだ。
そして、その温度が意識をつなぎとも世界に色が戻る。
意識が戻り周りを見渡すと、そこは美しい草原だった。
そこにいるのは、しかめっ面だが、どこか優しげな雰囲気を醸し出す茅場。
満面の笑みを浮かべるキバオウ。そして……キバオウに負けないくらいの笑顔を浮かべた俺だった。
「見事だ。キバオウ、そしてキリトよ。貴様らの愛は、麻痺で動けないはずの体を動かし
システムに守られていたはずの私にすら届いた。
見事、クリアーだ。これより、SAOに収容されている全プレイヤーのログアウトを開始する」
「茅場、それは本当か!?」
「ああ、本当だ」
本来は大喜びするはずの茅場の言葉。しかし、なぜか喜べなかった。
本来は大喜びするはずの茅場の言葉。しかし、なぜか喜べなかった。
「いやや、わいはログアウトしたくない。キリトはんといっしょがええんや」
しかし、茅場は無限で首を振るとログアウトを続ける。
キバオウの言葉で自分の気持ちが理解できた。しかし、俺は精一杯、
涙をこらえて最高の笑顔を浮かべて口を開いた。キバオウに最後に見せるこの世界の俺が泣き顔なんて絶対に嫌だから。
「キバオウ。リアルで会おう」
「そないなこというたかて、わいらリアルのこと全然しらへんやんか」
「桐ヶ谷……桐ヶ谷和人。多分先月で十六歳。キバオウも、本当の名前を教えてくれないかな?」
俺の気持ちが通じたのか、キバオウは涙を流しながら、それでもぐしゃぐしゃになった顔で笑顔を浮かべ、そしてえづき声で、言った。
「わいは、木場 央や。今年で三十一歳の東京生まれの埼玉育ちや」
じゃあ、おまえなんで関西弁やねん!と心のなかで突っ込んでいると、意識が遠くなるのを感じた。
「俺とお前は二人で二刀流のキリトだ。だから、絶対に惹かれあう。絶対にまた会おうぜ」
「おう約束やキリトはん」
そして、それがSAOでのキバオウとの最後の言葉だった。
こうして、俺の二年にもおよぶアインクラッドの冒険は幕を閉じた。
以上です。
なるべく原作の雰囲気とキャラの設定を守りつつ書きました
読んでいただけると幸いです。
それにしても、アスナちゃんかわいいですよね。
>>377 保管庫いってこい
いろんな師匠が楽しめるぞ
>>402 久々の名作だった
しかしそう来るとはw
ホモォ ┌(┌ ^o^)┐
>>402 確かにタイトルに偽りなしだった
期待して読んだけどオチで複雑な心境にw
これはあれだな、俺達は二人で一人の仮面ライダーだ!的なあれだよね
もしくは山風短で出てきた対面座位でセックスした時のみ可能になる二身一体の秘剣とか
キリトさんとキバオウが合体して2刀流とか胸熱だわぁホモォ ┌(┌ ^o^)┐
病院行ってこい、頭のだぞ
416 :
402:2012/08/06(月) 07:09:20.68 ID:sXoiOK4p
>>412-415 読んでいただいてありがとうございます
正直、ホモォを書くのははじめてで不安だったのですが、
そういってもらえてうれしいです。
今回もアスナさん側を書くつもりでしたが、
キバオウさんの声が聞こえてこの路線へ変更してみたのが功を奏したようです
でも、どう考えもキバオウさんよりシリカちゃんのほうが天使ですよね
>>416 乙!
…むろんアスナ編もあるのでありましょうな?w(チラッ
418 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/06(月) 16:20:33.29 ID:tMKdxbJi
>>375 『これは芸風であって遊びではない』
S(尻フェチ)A(アングル)O(多めにね)アニメ監督:伊藤智彦
アスナさんともっ先だったらもっ先のほうがエロく見えるよな
胸ないのにw
ホモだった・・・orz
だがGJ
たしかに絶壁姫先輩のがエロい
乳は無いが
寄せても上げても絶望的
嫁達の尻を見てついイタズラしてしまうキリトさんがみたい
具体的にいえば
キッチンに立ってる時のアスナや直葉
鍛冶仕事中のリズベット
いやアニメの尻に対するこだわりが並々ならぬモノがあってな
あんだけ良い尻書かれるとそりゃこっちもいろいろ漲ってくるものがある
>>422 何故俺がキリトがスナイプのためにうつ伏せになっているムチムチのシノンの尻にあれこれするSS書いているのを知っている?
確かに昨日の尻回っぷりは素晴らしかったが
ヨルコさん=尻とイメージ固定されたぞどうしてくれる
いいぞもっとやれむしろ尻(ヨルコさん)ネタ頼む
分身系のアイテム・能力を使って嫁達の全穴を激しく攻めるキリトさんが見たい
そして嫁達はアブノーマルな全穴輪姦陵辱風プレイに完堕ちして雌奴隷化…w
ヨルコの最後のシーン
刺さったのが背中じゃなくて尻だったら良かったのに
尻はいいよな
不思議なのが
>>402が叩かれていないことホモ、凌辱、バッドエンドおおおよそ叩かれる要素が全て揃ってるうえにキバオウ。
他のスレなら通報まで行く
え?ハッピーエンドじゃん
正直注意書きがなかったのはどうかと思うけど叩く叩かれるの話とは別問題かな
病院行ってこいつったのにお礼言われて困惑した
>>422 よしキッチンで直葉モノを頼む
その後一緒にシャワーまで行ければなお良し
>>428 期待してたのにホモォ・・・されて、ちくしょぉぉぉぉぉぉ騙したなぁぁぁぁぁ!!
とかやってても何も面白くないので順応すれば良い
キリトさんはどっちもいける万能キャラなんやで
俺もホモは嫌だけど
なんかあれは普通にGJできてしまった
つーかテイルズオブティターニアが言いなりになるSSの続きまだぁ?
さすがにハラスメントコールは行為されている時じないと発動しないでしょ。
じゃないと冤罪ハラスメントコールをやる人間が出てくるだろうし。
えらく時間がたった二重書き込みしちゃった
ゴメン
シリカたんの需要はありますか?
需要とか良いから、投下できるなら投下した方が良いと思う。待ち続けてるから
>>437 >>402に対する反応を見てみるんだ
あれに大きな需要があると思うか・・・・・?ってことでつまりなんでも待ってる
ただ和姦以外が絡んで来る場合は注意書きしないと五月蝿いのが多いから気をつけてね
>>440 前回があれだから少しでも需要があるものを書きたかったんだ
シリカちゃんを中心にしたSSです。
話の流れ的には、
キリトと別れてから、キリトに追いつくためにレベル上げをがんばったり、
キリトとデートしたり、
告白するまえにアスナ紹介されて失恋したり、むりやりエッチなことされたりというものです。
シリカちゃんがかなり辛い目に合うので、そういうの苦手な方は避けたほうがいいかもしれません。
タイトル:本当の”竜使い”
作者:hotarukazura
レベルアップを告げるファンファーレの音が響く。
目の前に飛び出したウィンドウを見ると、
そこにはレベルが70にあがったと記載されていた。
「やった! ピナ」
「キュルルゥ」
パートナーに向かって微笑みかけると、
あたしの胸に淡い青色をした猫ぐらいの大きさの竜……ピナが飛び込んでくる。
ふさふさした体毛を優しくなでると、嬉しそうにピナは喉を鳴らした。
「これで、キリトさんに会えるね。ピナも嬉しい?」
「キュルゥ!」
モンスター用のAIでは、当然今の言葉の意味なんて理解しているはずがないのに、
まるで好物のナッツをあげたときのような声をあげるピナ。
あたしは、システム的はありえないことだが、ピナに心があると信じていた。
だから、ピナもあたしと一緒に喜んでくれているのがすごく嬉しかった。
「そっか、ピナも嬉しいんだ。じゃあ、さっそくメッセを送るね」
フレンド登録からキリトさんを呼び出す。それだけの動作なのに胸が高鳴っていた。
★
ピナを生き返らせてから、すでに二か月近くが過ぎていた。
あの日、キリトさんの迷惑になるから、連れて行ってという言葉は必死に呑み込んだ。
だが、あたしはキリトさんと一緒にいたい。
そのための方法を一晩必死に考えて出した結論が……
レベルをあげて最前線にたどり着くというものだった。
しかし、それには困難が付きまとう。
あたしの活動している場所はちょうど中級プレイヤーが多い階層だ。
つまり人が一番集中しているということ。
しかも、かなり調査が進んでいて、
美味しいと言われている狩場はさらに人口密度があってまともな狩などできない。
パーティなど組もうものなら、さらにその少ない獲物の経験値が分散される。
最近では軍の人たちが長時間美味しい狩場を封鎖することも多々ある。
これでは最前線に追いつくどころか引き離されるばかりだ。
だから、あたしは経験値の効率をあげるためにソロで、
人が少ない上にソロでも安全で狩れて経験値の多いモンスターが湧く狩場が必要だった。
だが、そんな都合のいい狩場なんて簡単に見つかるわけもなく、
フレンド登録してもらったキリトさんに相談すると……
『あるよ。案内してあげる。今日会えるかな?』
と心強い返事をもらった。
その日は、キリトさんに案内してもらった狩場(やたら裏路地やら隠し通路を通ってまず気が付かない場所)で、
二、三時間レクチャーを受けてそこにいるモンスターの行動パターンや注意点を教えてもらい、
そのお礼に私がごはんを奢って、しばらく会話をして別れる運びとなった。
「ありがとうございます。キリトさん」
「こちらこそ楽しかったよ。シリカと一緒にいると、ほっとする」
「そっ、そんな、キリトさん。あたしだって、その、えっと楽しかったです」
「それじゃ、教えた狩場で3レベルあげたら、また連絡してもらえるかな」
「また、会ってもらえるんですか!?」
想定外の幸運に声が大きくなった。
「もちろん。だって、そこが美味しいのって、あと3レベルぐらいだから。
それを超えたら次の狩場を教えてあげるよ。
シリカの装備は、今の最前線でも通用する装備だから5レベルはマージン削れるし、
ピナも居るから、俺の時よりずっと効率よくレベルがあがると思うよ」
「ありがとうございます。あたしから、頼んでおいてなんですが、どうしてそこまでしてくれるんですか?」
今日は会えると聞いただけで舞い上がって、キリトさんの好意に甘えてしまっていたが、
正直なところ、キリトさんにはなんのメリットがないことで長時間拘束してしまっている。
一度だけならまだしも、今後は定期的に迷惑をかけることになる。前は、悪い人を捕まえるって目的があったけど、
今日は完全にあたしのためだけだ。
「答えられないな」
キリトさんの拒絶の言葉で、胸に冷たいものが突き刺さるのを感じる。
「あの、えっと、あたし、なにか悪いことしましたか?」
はじめて見たキリトさんの拒絶の態度に、嫌な想像が次々と湧き上がってくる。
「ああ、したね」
そこでキリトさんはむすっとした顔で押し黙る。
あたしは、なにも言えずにただ茫然と立っているだけだった。肩が震えている。
「シリカは、笑わないって言ったのに笑った」
「えっ?」
「はじめて、会って助けた理由を聞かれたとき、笑ったのを俺はちゃんと覚えているからな」
そういってむっすとした顔を笑顔に変えるキリトさん。
「意地悪」
あたしは照れた顔を隠すため、そしてほんの少しの抗議の意味を込めて、ほほを膨らませてそっぽを向く。
「ごめん、ごめん、シリカ。シリカの反応が面白くて、つい悪乗りしちゃったんだ。
……理由だっけ。一つは少しでも攻略のために前線にいるメンバーを増やしたい」
そう、今アインクラッドでは絶望的に攻略組の人数が減っている。
戦死もあるが、一番多いのは、前線にいるようなプレイヤーはそれなりのコルを稼ぐことができ、
何不自由のない生活を送ることができるからだ。
命をかけて、この世界から抜け出すために戦うよりも、
この世界で面白おかしく暮らしたいと思っても当たり前だ。
「キリトさん。もう一つはなんですか?」
「もう、一つは、さっき言ったように俺が楽しいからかな。一つ目はこれに比べるとおまけだ」
その言葉で顔が真っ赤になる。
感情がオーバー気味に表現されているSAOだから、キリトさんからどう見えるかは想像するだけでも怖い。
「じゃあ、こんどこそ行くよ。がんばってくれよ。なるべくはやくシリカに会いたいから」
「はい、あたしも、キリトさんに早く会いたいので、がんばります」
「あともう一つ。絶対に、俺の指定した狩場以外では狩りをするなよ。命にかかわることだ」
「はい。わかりました」
この狩りのレクチャーから食事。そして近況報告は習慣となり、
あたしがキリトさんの指定したレベルになる度に繰り返された。
レベルをあげればデートができる。
そんなモチベーションを得たあたしは、キリトさんが教えてくれた最高の環境で、
ピナと身に過ぎた装備があったとはいえ、驚異的なスピードでレベル上げをこなしてきた。
あたしと一緒にピナまでたくましくなってきている気がする。
進化とかしないかなぁ。それこそあたしを乗せて飛べるくらいに。
そしたら、キリトさんに一緒にこの広い空を……
★
ついに今日はレベル70になった。キリトさんの指定したレベル。
メッセで、あえて簡潔な言葉を送る。
『レベル70になりました。次の狩場を教えてもらえませんか?』
このレベル70という数字が持つ意味は大きい。
キリトさんが指定したレベルであると同時に無理をすれば前線に出れるレベルでもある。
今、キリトさんのレベルは82。まだまだ差はあるのは自覚している。
でも、それでも、キリトさんの居る階層で戦えないことはないレベルだし、
それに危険なソロプレイを繰り返して、そこらのギルドのメンバーに負けないプレイヤースキルを身に着けた。
多少の自惚れをさしい引いても、キリトさんとパーティを組んでもおかしくないレベルだ。
あたしは、キリトさんに追いつくと決めたときに、もう一つ決めたことがあった。
「キリトさんについていけるようになったら、
告白して、そして一緒に連れて行ってもらえるようにお願いする!」
今のあたしはついにその条件を満たした。
決意に燃えている私に、メッセでキリトさんからの返事が返ってきた
『おめでとう。まさかこんなに早くレベルがあがるとは思ってなかった。
がんばったねシリカ。二時間後に、六十二層の転移ゲートに来れるかな』
もちろん答えはOK。
光のような速さで指を動かし返事をする。
『もちろん。OKです。お待ちしております。それはそうと……キリトさん、赤と青どっちが好きですか?』
『了解。青と赤? どっちかって言うと赤かな。あと、ちょっとしたサプライズを用意していくから』
『……サプライズ? 楽しみにしてますね♪』
あたしは、髪をほどき、とっておきのリボン二つから
キリトさんの好きな赤色のリボンを選び身につけながら高鳴る鼓動を抑えた。
さて、二時間。それまでに防具の手入れと化粧、間に合うかな。
約束の時間まで、あたしは少しでも自分をきれいに見せるために最大限の努力をした。
それにしてもサプライズか……あたしを喜ばせるためにキリトさんが。
くすっと笑い声が漏れた。
胸がぽかぽかする。いいな、こういう気持ち。
★
いつもは、待ち合わせの十分前には指定された場所に来るが、今日は最後の最後まで粘ったため一分前だった。
荒い息を戦闘で培った技術と、根性と、乙女の意地で落ち着かせて、
涼しい顔で、キリトさんが現れるだろう転移門に目を向ける。
そして、薄緑色の光がともり、特徴的な黒いコートを身にまとった細身の男剣士……キリトさんが現れた。
しかし、おかしい。まだ転移門が光っている。
そしてキリトさんの後ろに、赤と白の騎士服をまとった少女が続いて現れた。
初対面の人。でも、その人をあたしは知っている。
なぜなら、その人はあたしなんかとはくらべものにならない有名人で、
この世界で知らない人なんていない人だから。。
最強ギルド……血盟騎士団。副団長。剣技そして、その容姿でSAOトップクラスと言われる”アスナ”様だ。
偶然だと思いたい。たまたま転移が重なっただけだと。
だって、もしこの人がキリトさんと、そういう仲だったら、そんなのどうしようもない。
だって、何一つかなう要素なんてない。
スラリと伸びた女性らしい発達した体。
整った鼻梁と、強い意志を伝えながらも愛嬌を忘れない瞳。まるでシルクのように柔らかそうな髪。
そして、なにより、”強さ”。
必死で戦った2か月で身に着けた技量なんてアスナ様は一瞬で吹き飛ばしてしまうだろう。
早く通り過ぎろ。祈るような気持ちになる。
しかし、現実はそんなに甘いはずはなかった。
「シリカ、紹介するよ。こいつは、アスナ。俺のパートナーだ」
「よろしくね。シリカちゃん」
アスナさんは笑顔を浮かべながら握手を求めて手を伸ばしてくる。
私はその手をおそるおそる掴み、こちらもまけじと笑顔を浮かべて、
「こちらこそ、よろしくお願いします。アスナさん。その、アスナさんみたいな有名人と知り合えて幸せです」
「そんなに気を使わないで、たぶん、噂にかなり背びれとか尾ひれとか、いろいろついちゃっているから」
「そうそう、アスナは、女神みたいに言われているけど、こう見えていろいろがさつで、この前なんか……」
「キリトくん。今日は、お弁当抜きね」
「悪い、アスナ。アスナは、完璧な女性だ。シリカくんも、アスナ様を見習いたまえ」
「もう、キリトくんは調子がいいんだから」
ぴったりと息のあった会話をする。キリトさんとアスナさん。
会話に割り込めず二人の笑い声に合わせて愛想笑いをするしかない。温かかった心がどんどん冷えてくる。
どんな馬鹿だって二人の様子を見せつけられればどんな関係かなんてわかる。
この二人は恋人同士だ。
涙が出そうになるのを必死にこらえる。
「にしても、キリトくんの弟子ってこんなにかわいい女の子なんて聞いてなかったよ」
「いや、俺はかわいいやつだと何度も言っただろ」
冷や汗を垂らしながらキリトさんは必死に弁解のことばを探す。
「それ、わざと別の意味に取るように言ってるわよねキリトくん」
アスナさんは笑顔のままキリトさんを責める。
怒りたいのはあたしのほうだ。
「シリカちゃん。キリトくんに変なことされなかった? 剣技を教えるって言って体を触られたり。怪我したから舐めてとか」
「アスナ、おまえは俺をそういう目で見ていたのか……」
「いえ、そういうのは、キリトさんは優しい人ですから」
そう、本当に優しい人。だけど、それと同時に。
「本当かなぁ。シリカちゃん。本当に何でも言っていいからね」
「いい加減にしろよ。アスナ。シリカはそういうのじゃない。シリカは俺にとって弟子で、妹みたいなもんだ。どこに妹に手を
出す兄が居る」
ひどく残酷でもある。せめてそのセリフは告白してから言ってほしかった。あらかじめこんなことを言われたら、
胸に秘めたこの思いを吐き出すことすらできない。永遠にこの気持ちは胸で燻るしかない。
「キリトくんのその目、うそは言ってないね。信じましょう。じゃあ、シリカちゃん。狩場に行きましょうか」
あたしの手を引いて歩き出そうとするアスナさん。その手をなけなしのプライドが無意識に振り払ってしまった。
空気が重くなる。
キリトさんの表情に少し影ができた。まずいなんとかしないと。
「ごっ、ごめんなさい。急だったんでびっくりしちゃって。
その、あたし嫌とかじゃなくて、ほんと無意識に、アスナさんごめんなさい」
いつもは意識して背伸びした大人の声を出すが、今は子供らしさを意識した。
気持ちとはうらはらに本当に無邪気な子供の声だった。私は今日知った。
心と体は切り離して動かすことができるのだと。
「シリカちゃん。気にしないで、じゃあ、仕切りなおして行きましょうか。キリトくんもほら、急いで急いで」
そして3人、キリトさんの案内のもと、未知の狩場に向かっていった。
今日は地獄のように感じた。
アスナさんの手作り弁当は信じられないほど美味しかった……こんなものあたしには絶対に作れない。
アスナさんとキリトさんに敵の倒し方をレクチャーしてもらった……
レベル云々よりプレイヤースキルの時点でアスナさんは私より圧倒的に上だった。
そして、なにより、キリトさんとアスナさんのコンビネーションでの戦闘はすさまじかった。
まるで一個の生き物のように、どこまでも自然にお互いの意図を組みとり動く。
これ以上のパートナーなんてこの世に存在しないと、理性でも感情でも無理やり納得させられた。
夕飯は、いつものようにあたしがキリトさんを奢るわけではなく。
アスナさんの部屋に呼ばれて彼女のあつあつの手料理をふるまわれた。
本当なら食後にキリトさんといろいろ話すのだが、一刻もはやくこの場から逃げ出したいという誘惑にしたがい、
一番最初に見つけた宿にとまり、涙を流し、泣きつかれると意識を失った。
★
あたしが失恋した次の日。
昨日、キリトさんに教えてもらった狩場に来ていた。
既に、キリトさんのとなりに立つという私の目的は永遠に達成されないということはわかっている。
だけど、ここで立ち止まったら、本当に、キリトさんとあたしに残った、最後の細い絆まで切れてしまう気がした。
必死になって、右手に持ったダガーをめちゃくちゃに振り回す。
目の前にいたゴリラ型のモンスターがポリゴンの光になって消えていく。
涙がこぼれた。昨日の夜に出し切ったと思っていたのに、まだ出るのか……
その涙をピナが舐めとった。
「ありがと。ピナ。ピナはずっと一緒にいてくれるよね?」
「キュルゥ」
ピナは返事の代わりに舐めるのをやめて、自身のほほをあたしのほほに摺り寄せた。
私はピナを両手でつかむと、やさしく胸に抱き寄せた。
「ピナ。ごめんね。ちょっと苦しいけど。しばらく我慢してね」
「キュルルゥ」
今の私にとって、小さくあったかいピナの体は壊れそうな心を支える唯一の確かなぬくもりだった。
十分はそうしていただろうか?
やっと落ち着いた私は立ち上がり、ピナを開放し、狩りを再開した。
ピナはプルプルと体を震わせるという猫みたいなしぐさをした。
ピナのおかげで全力で後ろ向きだった思考が少しだけ前を向き始めた。
「ピナ、たとえば、キリトさんに、一日だけ思い出をくださいなんて言い出したら、どんな顔するかな?」
ほとんど思いつきで、昔読んだ少女マンガのヒロインの行動を言ってみる。
さすがにピナには理解できないのか、首をかしげるだけだ。
わたしは苦笑して、それもいいかなぁ、なんて思っていた。
「一日だけをOKしたら、次は、やっぱりキリトさんを忘れられなくて、とか言って、ずるずる……」
完全にダメ人間の思考だと思いつつも、そういう妄想は甘い。少なくとも前向きにはなってくる。
今言った方法を実施するかは別にして、この時点で諦めるのはまだはやいといった思考ができる。
それにあたしには、ピナがいるから辛いことがあっても、がんばれる。
精一杯の信愛の気持ちを込めてピナのほうを向くと、信じられない光景が目に映った。
赤い光がピナに向かって伸びていた。
次の瞬間には、ピナに光が吸い込まれてピナのHPが瞬時にゼロになり、砕けて、羽一枚になって消えた
キリトさんが使っていたからわかる。これは片手剣・重突撃ソードスキル
「これが、わいのヴォーパルストライクやぁ」
赤い光が収まると、そこには30台前半で、性格の悪そうな顔をした若干小柄の男が居た。
そんなことはどうでもいい。ピナの心を、あれを、はやく!
「ピナぁ! ピナぁ!」
男の足元にあるピナの羽を拾うために、姿勢を低くすると、
胸に、とてつもない衝撃が来て、吹き飛ばされる。
あたしのHPが一割ぐらい減り、二回ほどバウンドしてようやく止まった。
そしてあたしは、ピナの羽があったほうがに目を向けると、にやにやと意地の悪い笑みを浮かべている男と目があった。
この男に蹴り飛ばされたのだ。
「行儀の悪いお嬢ちゃんやなぁ、ワイが倒したモンスターがドロップしたんやで、これはワイのもんや。ほんま第三次ゆとり教
育のせいか、おじょうちゃんみたいな子が多くて困るわ」
そう言うと、男はピナの羽を拾い上げて、腰につるしているポシェットに入れようと手を伸ばす。
あれに入れられて、ストレージ化されたら、ピナを取り戻せなくなる。
心さえ取り戻せば生き返らせてあげられる。
あたしは、ダガーを正眼に構えて、男に飛び掛かった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
たとえ、オレンジになっても構わない。それよりもピナだ。あたしは絶対にピナを、友達を失いたくない。
そのためなら! しかし……
「遅いわぁ、あくびが出る。シリカはん有名やからもう少しやると思ってたんやけどな」
あたしのつきだしたダガーは、男の右手の人差し指と中指で挟まれて、男を傷つけることができなかった。
そして、男は空いた左手の裏拳であたしを吹き飛ばす。
また、一割ほどライフが減った。
そして、あたしが見ている前で、あたしのピナを、ストレージ化し、ポシェットにいれた。
「ピナぁ、ピナぁ!」
涙を流してピナの名前を呼ぶ。
そんなことをしている場合ではない。前向きに取り戻すための行動をとるべきなのに、泣きじゃくるしかできなかった。
「シリカはん。ちょっとうるさいなぁ。そないに、このアイテムがほしいんか? やったらものは相談や」
性格の悪そうな笑みが、粘ついた、嫌らしいものに変わる。
しかし、ピナをとり戻せるかもしれないという状況は少しだけあたしに冷静さを取り戻させた。
「さっき、シリカはんほど有名って言いました。なら、あたしの二つ名、”竜使い”も知っているはず! はじめっからわかっ
ていて、ピナがPOPモンスターじゃなくて、テイムモンスターだとわかってて攻撃した!」
これは事故じゃない。明らかに故意の事件だ。
しかし男の笑みはみじんも揺るがない。
あたしは男に気づかれないようにウインドウを背後にだし、キリトさんに助けてとだけ簡潔にメッセを打ち込む。
ばれないように助けを呼ぶのにはこれがぎりぎりだ。
「そや、その通りや。はじめっからあんさんから、このくそ竜を奪うんが目的や」
「なんで、そんなこと! ピナの心を奪っても。テイムモンスターの所有権はうつりません」
「んなこと知ってるわ。このキバオウをあんま舐めんといてや」
わけがわからない。だったらどうして?
既に男……キバオウは私を二度殴ったことで、ネームタグがオレンジになっている。
それだけのリスクを負って。あたしからピナを奪うだけなんて、そんなことありえない。
「不思議そうな顔してんな。教えたるわ。シリカはん。これ持ってたら、わいのいいなりやろ」
そういいながらピナの羽をオブジェクトかし、右手でひらひらと左右に降る。
わざとらしく、おっ滑ったといいながらピナの羽を落とした振りをするなど、徹底的にあたしをからかう。
「めんどくさいから。簡単にいうわ。全部脱いで、論理コード解除せえや」
「いやぁ!」
そこでやっとキバオウの目的に気が付いた。
あたしは自分の体を抱いてうずくまる。
「いやぁ! っかほんまシリカはん酷いな。ピナちゃんよりも、自分のほうが可愛いいんやね。
ええよそれでも。可愛そうなぴなちゃん。ご主人様に見捨てられて、生き返れるはずやのに!」
ピナ。大好きなピナが死んじゃう。でも、はじめてが、こんなの、いやぁ。でもピナがぁ。
思考がぐるぐる同じところを回る。
「どうしてあたしなんですか?」
震える声であたしは問いかける。キリトさんがくればなんとかしてくれる。なんとか時間を稼がないと。
キリトさんから返事が返ってきているのはわかっているが、
メッセを開いたことを気づかれたら、何をされるか……。
それに純粋に気になっている。
まだあたしは、子供で、女性的な魅力にはかける。しかもある程度レベルが高く手を出しにくい。
もっと手軽で、しかもちゃんとした女性なんていくらでもいるはず。
「シリカはんは、キリトはんと仲がええやろ。
わいはな。キリトはんのせいで、軍の副団長やったのに、追い出されて、
いまやソロしかできへんようになったんや。
やから、キリトはんと仲のええ奴に復讐するんや!!」
「キリトさんは、いい人です! 軍を追い出されたのなら、あなたに何か理由があったはずです」
「口応えすんなや! わいはキバオウや。わいが悪いわけないやんか!
だいたいあいつベータ―やで、うまい狩場やボロいクエストを独り占めして
自分たちだけ強くなって知らん振りした外道や。
つまり、あいつらはため込んだアイテムや金や口説いた女を吐き出す義務があるわけや。
つまりキリトはんのものは、わいのもん。わいのもんはわいのもんや」
空いた口が塞がらない。
このキバオウという男は、キリトさんに復讐心を抱きながら、
おそらく本人には勝てないとわかっていて、仲のいい人間を狙っている。しかもその卑怯な手口をわけのわからない理由で正当
化。
「でっ、結局シリカはんは、脱ぐんか? 脱がんのか? あと三十秒以内に、
わいの言ったとおりにせんかったら、転移結晶でどっか飛んで行って、NPCに、ピナはんを売却すんで」
あたしは息をのむ。そんなことをされれば二度とピナに会えなくなる。
捨てられたなら拾えばいいし、PCに売られたのであれば回収ができないことはない。
でも、NPCに売却されたアイテムは消滅する。
言うことを聞くしかない。それに、一つ逆襲できる考えがあった。
あたしは装備画面を開き、すべての装備を解除する。
さらに、設定の深いところにある、論理コードをオフにした。
下唇をかみしめる。涙がぽろぽろとこぼれるのを我慢できなかった。
「ガキや、ガキや。おもっとったけど、少しはあるやんけ。これなら十分。わいのもびんびんや」
キバオウは、あたしの体を見ながらズボンを下ろす。
キバオウのあれがそそり立ってた。
「ヒッ」
息をのむ。
あれを見るのは、小学校二年生ぐらいに一緒にお父さんとお風呂に入ったのを見たとき以来だ。
当然勃起なんてしていなかったわけだから、凶悪さは比べものにならない。
「なんや、これ見るんはじめてか? 最近のガキは進んでるいうてるから、てっきり経験済みやと思ったんやけどな」
下種な笑いを浮かべながらキバオウはあえてゆっくりとあたしに向かって歩いてくる。
でも、あと少しの辛抱だ。
キバオウのごつごつした手があたしのむき出しの肩に触れた。
体がびっくとする。
あまりの怖さに目をつむる。
もう少し、もう少しで……
「もう少し抵抗したらどうや。これはこれでつまらんな。じゃあ、あえて次何やるか言うたるわ。
今からシリカはんの唇奪うわ」
「そんなのダメ、キスは、好きな人としたいです」
あたしは、目を見開いて必死に抗議した。キスは、はじめてのキスはキリトさんがいい。
「なに言うてんねん。キスどころか、なにもかもやる予定や。キスぐらいでがたがた言うなや」
肩に回された手に力が入る。
キバオウの顔が、あたしの顔に近づく。
そのとき、ついにそれが来た。
<<警告:ハラスメントコードが発生しました。プレイヤー名:キバオウの行為を承認しますか>>
キバオウの体がシステムによって、空間に縫い付けられたかのように一切の動きをとめ、
あたしの目のまえに、承認ボタンと拒否のボタンが表示される。
これは、女性プレイヤーが身を守るためのシステムによる防護だ。
もし、このシステムがなければ、レベルの高いプレイヤーによる
低レベルプレイヤーへの性的な犯罪が大量に怒っていただろう。
あとは拒否のボタンさえ押せば牢屋にキバオウが転送される。
あたしは震える手で、拒否のボタンに手を伸ばそうとした。
「ええんか。わいのストレージには、ピナはんの心が入ってるんやで。それ押したら、ピナはんも一緒に牢屋行きや!」
「えっ、そんな、うそ」
言われるまで気が付かなかった。キバオウの必死の言葉によって、あたしの手がピタっと止まる。
「あたりまえやろ。それにな。ただ、牢屋行くだけやないで。わいは、アナルオナニーが大好きなんや。
牢屋いかされたら、道具ないから、ケツ穴ほじんのに、ピナはんの羽使うでぇ!
あんさんの行動次第じゃ、ピナはんはゲームがクリアーされるまで、わいのケツ穴ほじり続けるんや。アンさんがピナはんを、
わいのケツ穴奴隷にしてまうんや!」
「ピナに意地悪しないで!」
「わいもそんなことしたくないわ。約束する。もし、わいの言うこと聞いてくれたら、ピナはんは返したる。だから、シリカは
ん。承認ボタンを押すんや」
選択肢なんてなかった。あたしはうつろな瞳で承認ボタンを押した。
その瞬間だった。あたしの右頬に、キボオウの拳がめり込んだ。
ゴキっと鈍い音がして、またもや吹き飛ばされる。
これで三度目で、体力の一割ほどを削るのも一緒。だが、一点だけ、あきらかにさっきと違うところがあった。
「痛い。痛いよぅ」
気が狂いそうなほどの痛みがほほに走る。
ありえない。こんな痛み現実でも味わったことがない。
ほほに手をあて全裸で蹲るあたしをキバオウが見下ろす。怖い。怖い。怖い。
「ほんま、シリカはん、あほやね。わいがわざわざ言わんでも、ピナはんごと牢屋に行くことぐらい想像しとけや、ぼけぇ!」
キバオウがあたしのおなかを蹴り飛ばす。手加減されているのか、
HPは、さっきの半分ほどしか減らないし、派手に吹き飛びもしない。
でも、
「ひぐぅぅ」
壮絶な苦痛。変な声がでて、ほほの焼けるような痛みではない。奥からの痛みが来る。
あたしは右手でほほを、左手でおなかを抱えるという、ひどくみじめな姿を晒す。
「シリカはん。しらんやろ。人間の快楽っていうのはな痛みと紙一重なんや。
痛みを切るっていうのはな。触覚や神経からの信号をカットすることと同義や。
そんなんで、セックスしても気持ちよくないやろ?
やからな。論理コード解除すると、自動的に、ペインアブソーバーも切られんねん」
キバオウはしゃがみ。蹲っているあたしの髪を左手でつかみ、自分の顔まで持ち上げる。
当然。その行為にも痛みが発生する。顔と顔の距離が十センチほどしかない。恐怖がさらに倍加する。
「シリカはん。今からキスするわ。舌もいれる。言うとくけど、少しでも抵抗したらもっと痛いめにあわすで。
わいもかわいそうやと思うけど、悪い子しつけるためには仕方なんや。じゃあ、準備はええかシリカはん」
優しげな表情を浮かべるが、あたしのなかは二つの感情でぐちゃぐちゃだった。
殴られるの怖い!
キスは嫌だ!
殴られるの怖い!
キスは嫌だ!
もう、どうしていいかわかんないよ。
「さっさと返事せんかい!!」
優しげな表情をかなぐり捨て、空いている右手で、さっき殴った右頬と反対側をビンタされる。
パチンと甲高い音が鳴り響く。
「ああああああああああぁ」
またもや新しい種類の痛み。今度はひりつくような。
口から変な音が漏れる。
涙が止まらない。
いっそ狂ってしまいたい。そうすれば楽になるのに。
もし、排せつのシステムが導入されていたら、失禁してしまっていただろう。
「わいは優しいから。もう返事はせんでええ、でももし抵抗したら……そんときわ」
「……」
あたしは無言で首を何度も縦に振る。
キバオウの顔が十センチからゼロになる。
あたしは抵抗なんてしなかった。できるはずがなかった。
口の中を生温かい感触……キバオウの舌が蹂躪する。
気持ち悪い。臭い。
自分の中の何かがどんどん、汚されていく感覚。
キバオウの気が済むまで、どれだけ時間がたったのだろうか。
永遠に感じたキスが終わり、やっとのことで解放された。
「ひっく。うわぁぁぁぁぁああんん」
痛みも治まったこともあり、私はぺたんと女の子座りになり、幼児のように大声で泣き叫んだ。
ひどい、ひどいよ。こんなの。あんまりだ。
「そっか、はじめてのキス。わいみたいなええ男で、そんなに嬉しいんか。そうやろシリカはん」
「……そっ、その、とおりです」
「そやろ。そやろ」
そんなわけない。そう言いかけたが途中でやめた。
キバオウの顔を見てしまったから。
表面上は笑顔だが、理性を失いつつあるあたしが見てもわかるほど、底冷えしていたから。
そう言わなければ、どんな目に合わされるか……
「じゃあ、次イコか」
「おっ、終わりじゃないんですか?」
「あたりまえやん。全然、わい気持ちよくなってへんし。ふつうやったらフェラなんやけどな。
けど、シリカはん頭悪そうやから、途中で歯ぁ立てられたら、あかんし。
しゃぁないけど、いきなり本番行くか。じゃぁ、シリカはん四つん這いになってや」
「……その、本当にするんですか」
「あれ、シリカはん? わい言わんかったけ? 口応えしたら殴るって。
わいは遠慮せえへんで。現実と違っていくら殴っても顔はれへんし、歪めへんから、
萎えずに済むし、殴り放題や。まぁ、HPがんがん減ってるから死なれたら困るけど」
キバオウさんは私の後頭部をつかむと地面にぐりぐりと押し付けた。
痛みはない。あるのは屈辱と恐怖だけ。
そして、それは警告でもある。
「ごめんなさい! なんでもしますから! もう痛いのはやだぁ」
「やったらさっさと、四つん這いにならんかい。ほんま、愚図やなぁ」
体の震えが収まらない。だけど、殴られるという恐怖から、四つん這いになる。
ちょうどキバオウにおしりを向けた格好。あの人の顔を見るのも怖いけど、見えないのも十分怖い。
大事なところに変な感覚がした。
「やっぱ初物は綺麗やなぁ」
指先で広げられる感覚。
羞恥心はわかなかった。ただ、生理的な嫌悪で全身に鳥肌が立つ。
神様。ピナ。キリトさん。助けて!
大好きな人たちに祈る。そんなことをしても意味ないのに。
「せっせとクリーム塗って。わいって優しいな。さすが、気遣いのできる男や。
ほんまは、濡れてないと男も痛いからなんやけどな。正直なわいって、まじでかっこええわぁ」
ひんやりとした感触が何度も、わたしのなかを往復する。キバオウの言葉からして、何かを塗りたくられているのだ。
「うんじゃ、まぁ、行きますわ」
あたしの腰に手がかけられる。こちらからは見えないが、入口に指とは違う、変に生暖かい感触がふれた。
圧迫感がつよくなる。ちょっとずつ中に入ってくる異物感。
「固いなぁ。じゃあ、一気にいこかぁ!!」
そして、それは来た。
「痛いっ、痛いっ、痛い、やめて、痛いから、やめてぇええええええええええええええ」
声が勝手に出た。殴られるのは嫌だからおとなしくしておこう。そんな考えは一瞬で吹き飛んだ。
あたしを襲ったのは人生で最大の痛みだった。これに比べたらさきほどの殴打なんて生ぬるい。
あたりに響くひび割れた声。これが自分の声だとは信じられなかった。
暴れたいのに、止めさせたいのに、そんな余裕はない。
ただ、この痛みに耐えるので精一杯だ。
地面を思い切りひっかく。
「シリカはん、ホンマきもちええわぁ、シリカはん」
あたしのあそこが裂けそうだ。
キバオウさんのあそこが私のあそこを何度も、何度も行き来する。
その一往復ごとに、痛みが幾重にもなる
「うわあぁあああああああああああああああ」
ただ、思いっきり口をあけて絶叫する。そうすれば口から少しだけでも痛みが抜ける気がする。
あそこから、ぶちぶちぶちと、そんな音がしているとすら思える。
「気持ちええよな。シリカはん。そう? 気持ちええって。わいも最高に気持ちええわ。シリカはん!!」
苦痛にあえぐあたしとは裏腹に、心底気持ちよさそうにキバオウは一人、
気持ち悪い顔をさらに歪ませて、上っ面だけの優しい言葉を吐く。
痛みになれて余裕が出てきた。
すると、心のほうが急激に痛み出した。
涙がこぼれる。さっきの殴られて流した涙とは別の涙が。キスのときにも流したけど、やっぱり違う。
「シリカはん。ワイと結ばれて嬉しいんやね。めっちゃわかるわ。ワイら最高のパートナーや」
あたしのパートナーはピナだ。死ね。どけ。心がどんどん汚くなっていく。
あたしはいつのまにか、あたし自身が完全な汚物になってしまったと感じていた。
そして、恐ろしいことに気が付く。
キバオウが腰を動かすたびにあたしのHPが減っている。
そして、もうイエローゾーンを超えていた。
「いやぁ、死んじゃう。やめて! 死んじゃう」
「ああ、わいも死ぬ! 死ぬほど気持ちええでぇ」
「ちがうの! ほんとに死んじゃうの、お願いだからやめて! あたし、まだ死にたくない!」
HPはレッドゾーン。いやだ。そんな、こんなことで死ぬなんていやぁ。
どうすればいい?
この行為を終わらないと。
そのためには……
聞きかじりの知識で、あそこに力を入れたり抜いたりを繰り返す。
キバオウの様子が変わる。もうすぐ終わるんだ。
でも、助かりそうと思うのと同時に。どんな事情があるにしても、
ついにあたしは、自分からこの行為に積極的に貢献してしまった……
「あかん。いてまう。わい、いてまうわ。うっ」
その言葉の後に痛みで麻痺したあたしのあそこへ、信じられないくらい気持ち悪い感触があった。
全身の力が抜けて四つん這いになっていた体が崩れ落ちて仰向けになる。
キバオウのあれがあたしのあそこから抜けた後に白い何かが私のあそこから流れた。
なぜか赤色のマーブル模様が入っている。
キバオウさんが身体を退かしても、まるで壊れた人形のように私の身体は動かなかった。
「シリカ!!」
ずっと聞きたかった声があたしにとどく
そこにはキリトさんが駆けつけてきてくれていた。
メッセを読んだキリトさんがここに来てくれたのだろう。
でも、
「遅すぎですよ。キリトさん」
キリトさんの姿が視界に映る。
そして、驚いた顔を見せた。
ここで何が起こったか悟ったのだろう。
もういやだ。こんなところ。見せたくない。
それにおいうちをかけるようにキバオウがあたしの耳に言葉を放った。
『わいの話に合わせんかったら、ピナはんは返さんで』
あたしは少しだけ悩んだ。
キリトさんもピナも大好きだ。
でも、どちらかしか手に入れられないなら。あたしは……
「なんや、キリトはん。覗かんといてくれるか」
「覗き? ふざけるな。その子を無理やり襲っておいて」
キリトさんは剣を抜いてキバオウを威嚇する。
「はぁ、何言うてんねん? 論理コードの解除やら、ハラスメントコードの解除やら、
無理やりできるわけないやん。これは合意のうえやで、なぁシリカはん」
あたしはここで、確かにキリトさんとピナを天秤にかけた。そして選んだんだ。
「そうです。合意のうえです。キリトさん。キバオウさんは悪くありません」
ピナを。ごめんなさいキリトさん。心の中でキリトさんに謝罪する。
「でも、助けてってメッセで」
「それは、ちょっと、狩りで失敗して、ピンチになっちゃって、それもキバオウさんが助けてくれました。
キリトさんごめんなさい。もう大丈夫ってメッセ打つべきでした」
「そうか、それならよかった。キバオウさん。悪い俺の勘違いだった」
「わかってくれたらええんや。なら、さっさとどっか言ってくれんか? これからまだまだ楽しむねん」
「わかった。じゃあ、シリカもまた今度」
「ええ、また今度」
キリトさんが背を向ける。
そこで、キバオウがにやりとした表情を浮かべた。
「なんなら混ざってくか、キリトはん。わいはええで」
キリトさんの肩がびっくとなる。そして振り向き、
「いいよ。俺にそういう趣味はない」
それだけ言い残して転移結晶で去って行った。
「なんや、あいつ。ほんまにチンコついてんかい」
キバオウは心底不満そうに声を出す。
「ああ、もう萎えたは。今日はこれで終わりにしよ。ってなんやこれ、
めっさ血ぃついとんやんけ……てか、血なんて表現されんしな。あれ、
シリカはんのあそこにもついてる。まさか、処女の破瓜だけは血が再現されとんのか?
SAOつくったやつはものほんの変態や!」
何がおかしいのかちんこを出したままキバオウは笑い転げる。
「でも、これ拭きたいなぁ、なんかあったか。……そやぁ、ええもんあるやん」
そう言うと、淡い青色の羽を取りだし、それで自分のチンコを拭き始めた。
「ちょっと、くすぐったけど、これはこれでありやな」
「……ふざけるな」
「えっ、なんて、シリカはん。聞こえへん」
「ふざけるなぁぁぁああ」
キバオウのその行為はあたしのなかの一線を完全に飛び越えた。
あたしを縛っていた痛みへの恐怖を吹き飛ばし。完全な殺意をもって体を突き動かす。
許せなかった。あたしの一番大事な友達をこんな形で馬鹿にされたことが。
走りながら、イーボンダガーを取り出し。右手でつかみ全力で突き出す。
さすがに不意打ちが効いたのか。キバオウは対応できていない。
あと少しでイーボンダガーが届く、その時だった。
キバオウのもっていたピナの羽が光を放った。
その光で、あたしも、キバオウも吹き飛ばされる。
あたしは吸い寄せられるようにその光に視線を向ける。
光はしだいに竜を形どった。
しかし、その竜は大きい。3mはありそうだ。
光が収まる。そこに居たのは……
「ピナ!」
そう、顔つきは精悍になり、フォルムはより鋭角に、なによりも3m程度のサイズになったが間違いなくそれはピナだった。
「ピナぁ」
あたしは涙で顔をぐしゃぐしゃにしてピナに向かって走り出す。
いつのまにかダガーはなくなっていた。だが、構わない。あんなのピナを抱きしめるのに邪魔になるだけど。
ピナはすぐそこだ。
「キュルルゥ」
ピナの鳴き声。
そして、ピナにしっぽを叩きつけられ、あたしは空を無様にまった。
「ピナ?」
「キュルゥ」
ピナはあたしを無視してキバオウのほうを向いた、そして背中に乗るように催促する。
えっ? これはいったいどういうこと?
「わいに背中に乗れってかええやろ。でも、なんでや。ピナの心を持ってたのがわいで、
生き返ったとき、持ち主がわいの状態やから、わいのペットになったんか?
そや、そうに決まってる。わい、めっちゃラッキーやん」
「そんな、嘘? 嘘だよね。ピナぁ。あたしたち、友達だよね? ねぇ、答えてよピナぁ」
そんな、そんなのありえない。だって、ピナはずっとあたしと一緒にいて、ずっと友達で、大好きな、あたしの。
「見苦しいでシリカはん。ピナはんはわいを選んだんや。
おっ、なんかスキルスロットに竜騎士スキル増えてるし。これからはわいはキバオウやない。キリュウオウや!」
そう言って、キバオウはピナに乗ってどこかに飛んで行った。
「……なに、これ。あたしが何したっていうの?」
一日で、ファーストキスも処女も初恋も、一番の友達すらも失った。
ありえない。おかしい。こんなの狂ってる。
「これからあたしは、どうすればいいの」
久しぶりの一人きりに涙すら枯れ果てたあたしは、ただそこで立ち尽くした。
「こんなのいやだよぉピナァァァ!」
叫んでも返事がこない。この世界にこんなに冷たかったんだ。
★
ヒースクリフは、システムメッセージから、竜騎士スキルの所持者が現れたことを確認した。
「ふむ、ついに時が来たか。まさか本当に習得するものがあらわれるとは」
威厳に満ちた声をあげるヒースクリフ。
そう、竜騎士スキルは思いつきで実装したものの、絶対に習得条件を満たせないネタスキルのはずだった。
「十三歳以下の美少女指数八十(国民的美少女アイドル級)処女しか、
テイムすることができないリザードフェドラに処女の血を与えなければならない。その条件を満たすとは」
そう、百パーセントヒースクリフの趣味スキルである。
ヒースクリフの想定では、処女大好きなリザードフェドラがテイムされ、
バター竜オナニーで男性経験がないまま大人の階段を上った少女に与えられるはずのスキルだ。
ゆえに、バランスなんて関係なく、ヒースクリフの処女美少女優遇でとんでもなく強力なものとなっている。
もう、バター竜プレイが好きな処女にならむしろ殺されたい。
「ふん、では、その勇者の顔を拝見しよう」
愉悦がヒースクリフの表情を笑みの形にゆがめる。
リザードフェドラはヒースクリフの趣味に合う美少女にしかなつかない。
つまり、画面に映るのはヒースクリフのどストライク以外ありえない。
「さて、どれほどのものか」
生唾をのみこみ、ヒースクリフ専用スクリーンアイテムに、竜騎士スキルの所持者の姿が映るのを持つ。
鼻歌を歌って、バター竜プレイを妄想しながらオナニーするために
「はぁっ!! ざっけんな!!」
そこに居たのは三十代半ばの中年だった。
「よろしいならば戦争だ。最終決戦だ。私の夢を奪った男と。私でアインクラッドの命運をかけて」
今、まさにアインクラッドクリアの命運をかけてのバトルが開かれようとしていた。
アインクラッドの魔王と、本当の”竜使い”キリュウオウとの。
以上です。
読んでくださって人はありがとうございました。
はじめは、キリトさんとの一晩の過ちにもちこみつつ、調子に乗ってアスナ様にシリカちゃんが宣戦布告という予定でしたが、
キバオウの声が聞こえたのでこうなりました。
アスナ様に宣戦布告をしていたら、こんなものじゃすまないですから
キバオウはいいですよね。ほかのキャラなら許せないこともキバオウなら許せちゃう気がする。
書き終わってみるとキバオウを出してよかったって思えます。キバオウ最高!
おーい、ヒースクリフwww
しかしキバオウ鬼畜!!
シリカたん可哀想すぎて俺のチンポもビンビンだわ
つーかこの前からキバオウが随分優遇されてるな
汚れたシリカもまたそそるわ
汚れ役が板についてきたなキバオウw
リアルバレした結果。ダメージが快感に変わると言う訳の分からない設定にされ戦う事を強いられ
ダメージが蓄積し快楽に代わりお漏らし絶頂で陥落する黒雪姫
惚れ薬の人が去ってからクソみたいなのしか投下されなくなったな…
誰もGJとは言ってないことから察しろ
いい趣味してるぜ
にじファン閉鎖か、これが時代の流れって奴か
466 :
402:2012/08/09(木) 11:45:29.93 ID:TMfo5uR2
糞あつかいされて単レスに話題持っていかれても全然くやしくないんだからね!
でも私はどちらかというと誉められて伸びるタイプだから誉められてのびるタイプだから
>>457~459
好意的に読んでもらえてなによりです。ある意味
>>402よりも人を選ぶので本当に嬉しいです
>>461~462
読んでくれてありがとう
それだけでも嬉しいです
文章書けてるだけにCPが惜しいわ
ホモォ…じゃなかったら…
CPって何?
カップリングだと思われ
なるほどthx
ふぅ……いいシチュに文章で俺得じゃないか
オチでワロタ
オチてないよ
475 :
402:2012/08/09(木) 21:58:31.27 ID:TMfo5uR2
>>467 ありがと
でも、言われてもしゃぁないって感情もある。内容が内容だから。
嫌いな人は。受け付けないだろうし。でも、そういってもらえると嬉しい
でも波長があう人には合うと自画自賛
>>468 だったら、どんなカップリングだといいのさぁ!
キバオウ×アスナがいいのか?
キバオウ×シノンがいいのか?
キバオウ×リーファ(笑)がいいのか?
それとも、キバクラか? キバエギか? それとも本命のキバディアか?
なんでも言うてみ。書くから。
>>469 ホモじゃないよ。少なくとも
>>442のほうは
シリカちゃんのキリトさんへの淡い感情を描いた恋物語だよ
ホモ要素ゼロだよ!
>>473 いいですよね。踏みにじられる女の子。一度もちあげてから徹底的に落とすのがジャスティス
最後に救われるようにみせかけて、それすらも絶望の布石というのが一番好きです!
喜ばせた分だけ涙がうまい!
>>474 落としたつもりですが……もう少し工夫が必要ですね
精進します
全レスきめぇ
>>475 投下乙です。ただ文体が俺の趣味には合わなかった…。
もし今後も投下するつもりならトリップをつけてくれないかな。
その方が住み分けができてお互いに幸せになれると思う。
キリトからアスナを寝とるキバオウを見てみたいなって
キバオウって名前の只の関西弁オリキャラだよね、コレ
だから叩かれるんじゃないかな
いうほど叩かれていないし
面白いと思っている人間もいる
現状では賛否両論だから良いも悪いも言えない
>>475 おつかれさまです
この状況でもSS投下できるなんてまじ尊敬します
やっぱこれくらい心が強くないとSSなんて書いちゃだめってことが分かった
キバオウ使いやすいね
>>394のアスナとキバオウを使った変なSS思いついてしまった
>>366 >>434 すいません次のパートまではだいたい出来てるんですけど
続きのシチュが絞れなくて困ってるところ
間が空いたんで完成させてから保管庫行きかな
やりたい事やればいい
嫌なら見なきゃいいだけ
じゃあ避けられるようにちゃんと属性明記してくださいねって話なんだがね
注意書き皆無でホモ展開とか頭湧いてるとしか思えん
作者は二度と書き込むなクズ
>>484の2行目と3行目はいらないが1行目は大事だよな
トリ付けて属性明記はマナーの問題だぜ
全レスするような感想krkr君はうざいだけ。
夏は湧くから仕方ないスルー推奨
俺はなかなかいいと思うけどな。
全レスと、注意書き、トリップなしは批判されてもしかたないとは思うが。
その辺考慮してもっと書いて貰いたいね。
>>475 まてまてw
相手キバオウしかいないじゃないかよwww
この人キバオウ好きなのかキャラは上手くかけてると思うが
もうやめてぇ
もう書かないから
書き込まないからぁ
これ以上喧嘩しないでぇ
というわけでご迷惑をおかけしました
賛否両論ってレベルじゃなくなったのでさよならします
ですのでこれ以上の議論に意味はありません。平和にいこう!
このレスそのものがかまってちゃんっぽいな.....
ではノシ
やっぱり自演だったか
虚しくならないのかね
夏だな
もうこのスレにSS書き込む奴は当分現れないだろうな
SSの出来は結構よかっただけにもったいねーな
両方アニメやってそこそこ好評なんだから誰か出てくるでしょー。
>>345だ。
あれから原作本全巻買って、最新刊も読み終えた。今ではどっぷりAWにはまってます。
エロネタが1本思い浮かんでるんだけど、描写的に少しだけながら最新刊の12巻の内容をネタバレせんと書こうにも書けん。
このスレって最新刊のネタバレ解禁はどれくらい待てばいい?
本日24時過ぎればおkでしょ
もういい、もうたくさんだ! グリムロックを破壊する!
キバオウ人気だなw
しかし、俺はいろいろ思いついてるんだが、女キャラのセリフ書こうとしても
なんか書いてる自分が恥ずかしくてまったく文が進まない・・・orz
セリフ書く程度のことで照れ入れてんじゃねえよ
小説書くのは遊びじゃねえんだよ!
まぁ書いてるのは小説じゃなくてssだけど
尻の可愛いシリカの輪姦もの書きたい
あのメギツネの計画が上手くいってたらという設定で
身ぐるみ剥がれて命惜しさに倫理コード外さされて
泣き叫びながら犯されてしまいには殺されちゃう救いのない話
>>502 どうせならあのPKギルドにお持ち帰りされて
犯され続けて最後は順応しちゃってすっかりギルドの情婦兼メンバーに堕ちちゃうシリカとかどうだろうか
男の娘キリトくんとシノンちゃんのいちゃいちゃちゅっちゅが見たいです
サチはこう、イジメたくなるよね。
目に涙溜めながらしゃぶってるトコとか想像するとやばいわ。
だな
サチは虐めたくなる
ベッドに縛り付けて丸裸にして代わる代わる多人数で挿入して欲望をぶちまけたい
もっともっと泣かせたい鳴かせたい
ヨルコは死ぬ寸前の壊れたところが一番輝いて見えた
化けてでた元仲間の影に怯えてるところを抱きしめてチュッチュして
嫌なこと忘れちゃうぐらいにガンガン犯したい
原作しらないんだけどアスナは一度ヤッたらデレデレになりそうな予感
キリトにしなだれかかったり後ろから抱きついたり
起きるとチンポしゃぶられてたりしそう
>ヤったらデレデレ
Web版だとイチャイチャちゅっちゅしてたらしいね
文庫だと正直心拍アプリのせいでヤンデレのイメージしかないがw
輪姦だの強姦だのマジでクズしかいねぇなここ
怖いわぁ
は?何いってんだこいつ?
名前の割に幸薄いサチを絶頂させまくって幸せにしてあげよう
気持ちよくなるお注射とかいっぱい打って常にドーパミン出しっぱなし状態にしてあげる
お尻撫でられただけでも登り詰めそうになって
乳首摘まれたら細っこい身体をビクンッと震わせて軽く絶頂
ベッドに押し倒しても殆ど抵抗なしなのでやりたい放題
気持ちよさの余りおしっこ漏らしちゃうまで責め立てる
クソキモイ
キモイとか言われてもエロパロ板としては超健全な話題だろw
どんなのがいいんだい
姫はあの殿方とはどこまでお進みになったの?
A?B?まさかCなんてことまで!?
時代を追うごとに性の低年齢化が進んで、
極秘裏調査によれば、5人に1人の中学生が体験済なんてデータもあるのよ
まさかそんな私の姫がその1人になっているなんて喜んでいいのかその殿方に嫉妬すればいいのか
ああ姫、私はどうしたら――
おい、何を勝手に話を進めてるんだ
大体、Aだとか
ああしまった誤動作で下書きが誤爆orz
公衆トイレに入ってきて
「臭ぇ!なんだよここ!」と言ってるようなものだと思うの。
まぁまぁ。不毛な言い争いより、皆でアスナを(チンポで)愛でましょう。
これで万事問題なし。
アニメ終わって変なの消えるまで潜ってた方がよさそうだぬ
まぁいちゃらぶが良いっていうのは分かるし
だから最初の注意書き見て気に入らないなら読まなければいいんだ
強姦だのなんだのが話題見てるだけでも嫌だってのは俺も分かるけど
作品的にそういうの若干匂わせてるから結構話題でるのはしょうがないだろう正直
なめくじだしねぇ
ひとつ前のも注意がきなかったしな
注意がなくてもそういうのだってわかりやすけりゃいいけど
前半はおもいっくそイチャラブっぽい雰囲気でいきなり後半にレイプとか
わざとやっているとしか思えない
wktkしながら読んでたから、まじでダメージ出かかった
本気で吐くかと思った
わざとに決まってるだろ何言ってんだコイツ
と言うわけでアスナが死んでクズ化したキリトがシノンに慰められる話きぼんぬ
ひとつ前ってのが
>>441の事なら普通に注意書きしてあると思うんだが
ただの節穴なんだろう
で、ホモってどこに書いてあるのかな?かな?w
>>525 シリカちゃんがかなり辛い目に合うので、そういうの苦手な方は避けたほうがいいかもしれません。
これのどこで凌辱かどうかわかんだよ? 馬鹿じゃないの
どうせ、おまえ書いた奴だろ
お前みたいなやつは二度と書くな
わかったわかった…
輪姦・陵辱が嫌なんだろ?、「イチャラブ、チュッチュ…」がいいんだろ?
なら…
「夜の生活に『マンネリ』を感じてる貴方達に…のお供に…」なキャッチフレーズの
エロアイテム(「薬?」か「アクセサリ?」の、お好きな方で)をとある事情で入手したキリト
しかしそのアイテムはウィルス(バグ?)の影響で本来の効果と違い、
「キリト分身!(更に欲情&絶倫化w)」、分身したキリトに呆然としたアスナに
分身したキリトが群がり、アスナも愛するキリトのはち切れんばかりに脈動し屹立する逸物の群れに
恍惚として体を広げ…
…だめだ…誰かこのまま続きでイチャラブ風味三穴乱交を頼むw
>>528 >むりやりエッチなことされたりというものです
だから節穴と言われるんだよks
黙ってスレ閉じとけ
>>530 ID変えまでやらなくていいから、書き方でわかるからwwww
ぼくちゃん必死でちゅねぇ
せめて自演するならしばらく時間あけて書くぐらいの工夫をしましょうwww
クレーマー ID:az/hGyGv NGしとくわ
草生やす奴って
なんか頭悪そうに見えるよ
本当に節穴で笑った
これが噂のアスペというやつか
いいぞもっとやれw
お前らが苛めすぎてaz/hGyGvが可愛そうなんだ蛾
もう止めてやれよ
あ、俺az/hGyGvじゃないから根?
別にID変えて自分擁護と花そんな恥ずかしいマネでき魔千よwwwwww
そりゃ、自分もレイプだの鬼畜ものは全然好きじゃないし読まないけど
ここはタダで見せてもらえるとこなわけで 同人でも買ったならともかく
金も払ってないのに好みじゃないものを見せられただけで暴れて絡むって
性質悪いとしか
ちゃんと注意書きしとけば問題なかった
>>538 それに尽きる。だいたいタイトルだって詐欺じゃん。
本当の竜使いとか、あのSS竜使い要素ゼロじゃん
あのタイトル見たらシリカの成長ものって思うに決まってる
そうでなくてもタイトルが完全詐欺っていうのは本当にありえない
アニメ化して本当に変な奴増えたな
こりゃ本格的に書き手居なくなるぞ
>>540 みんながみんなID:az/hGyGvレベルに基地外だったら
わかりやすくて書き手側に害少なそうだけどね
わかったいいよ
納得は行かないけど認めるよ。俺が悪かった。この話題は終わり。これ以上このレスの荒れたところは見たくない
でも忘れないで欲しいのは俺とかが騒がなかったら
>>402はまだここに張り付いてたんだぜ?
で、俺みたいな被害者が増えてた
書き手は大事だけど、ちゃんと書き手を選ぶことが大事なんだよ。そこだけは絶対に間違ないでくれよ
くそみたいな書き手を社交辞令で褒めて居すわらせてもみんな不幸になるだけだからな
そんな、理不尽に暴れて作家を追い出した自分の荒らし行為を、武勇伝のように誇らしげに語らなくても・・・w
>>542 わかったとか言いながら何にも分かってねーなこいつ
>>402は此処にいていいんだよこれからもずっとな
お前は2chをなんだと思ってんだよ
自分の気に入らないものは皆も気に入らないはずだ叩け叩けって餓鬼かお前
>>ちゃんと書き手を選ぶことが大事なんだよ
って何様だお前お前に選ぶ権利なんかねーよ
お前にある権利はSS読むかSS読んだ感想書くかSS読んで批判書くか自分でSS書く権利くれーだお前だけじゃなくこのスレ使う皆な
ほんと自分勝手すぎ小学校で道徳の授業の時寝てたろお前
アニメから入ってエロに釣られて来て中高生が、勝手にファビョッてるようにしか見えん……
半年ROMれとか懐かしい言葉を思い出した…
GLとかざっとでいいから目を通してね、そうすれば少し幸せになれるかもしれないよ
ま、今は夏休みだし何処もこんなもんでしょ
2クール目に入る頃にでも書き手さんが来てくれるのを祈るよ
書き手の心配している奴がいるけどさ。投下している奴がいるほうが新しい人が入ってきにくい。今のが投下しやすいよ
アニメも順調だし、このスレにだって書く、書く言っている奴がいっぱいいるじゃん
どんなやつが来ても
>>402よりはましだろうよ。内容もくそだけど、普通にレベル低いし。結果的に
>>402が居るよりもみんな幸せになる
なんでこれがわかんないかな。納得したって言ったけど、これだけは言わずにはいれなかった。これだけ言ってわかんない奴は居ないと信じている
あと、中高生じゃねえから
>>547 なら中高からやり直せ
中高よりLV低いとか何のために中高行ったんだよ在学中ずっと机に伏せて寝たふりでもしてない限りこうはならないぞ
後今更気が付いて凄く恥ずかしいがこいつ
>>531辺りで言い訳できなくなったから開き直って釣りしてるだけだわ
俺釣られて凄く恥ずかしいわ
お前らもうこいつに返レスすんなよ、マジ恥辱の極みだわ
空気を変えるためにAW12巻ネタを作ろうとしたが途中で気力が尽きた。
とりあえず投下しますんで誰か改めて書いてください。
550 :
1/1:2012/08/11(土) 22:40:30.23 ID:v6eCUtiq
全身を襲う刺激の強さに、ここが痛覚が2倍になる無制限中立フィールドである事の意味に愕然とする。痛覚というのは、つまりは触覚という事だ。
「ク……クロウ!!どうしよう……コイツ
殴っても殴っても全然効かない!早くしないとショコラちゃんが……!」
ライム・ベルがシルバー・クロウにヘルプの声を上げながら左手のチャイムでアボカド・アバイダを打撃攻撃を続ける。
アボカド・アバイダはチャイムの攻撃に慣れたのか舌が再び動き始めようとしている。
『攻撃を一時中断して、ベル!』
「くっ……う……あああっ…………」
声を出そうとした瞬間クリーンヒットしたチャイムの攻撃にアボカド・アバイダの口がずれ、乳首を刺激し、スカートを舐めまわす舌が同時に股間にふれる。
堪えきれず漏れてしまった声はシルバー・クロウに聞かれなかっただろうか?
シルバー・クロウの方に顔を向けると、彼は物凄い勢いのドロップキックをアボカド・アバイダに仕掛けようとしている。私には声が出ないよう唇を強く噛む事しかできない。
「ショコを……、離せええ――――ッ!!」どぼおっ!
『ンッンンー―――――!!ッ』
ドロップキックの衝撃に全身の官能が揺さぶられる。声を出さないようにするので精いっぱいだ。
これで精いっぱい…・
12巻ネタか〜、まだ12巻読んで無い人は読まない方が良い?
ネタバレ含む?
まあ、原作をそのままなぞってます。
小学生だったのか・・・w
>>550 すごいね! よくそれで晒す気になったね。その勇気はGJだよ!
どうまとめるつもりだったのかさらしてみたら
ダイジェストだかプロットだか、そういうのくらいはあるっしょ
>>554 おめーもう消えろ!w
露骨すぎてうぜええええええええええ
もう誰もお前のレス見ないからって俺が見てるからでも俺気にしないからあああああああああああああああ
>>550 乙
ショコラちゃん丸呑みはもっと増えるべき。
こんなクズの煽りに屈して断筆宣言した書き手もどうかと思うな
去るなら何も言わずに去ればよかったのに、
>>490みたいなこと書くから、荒らしが
>>542みたいに図に乗る
今後もこいつは色んな作家に噛み付くだろうけど、そう調子づかせてしまった原因の一部は
>>490にもあるよ
面倒なのは視界の外に放置しとけばいいじゃん。
妄想ぶちまけるだけのスレなんだから、ここで個人の思考だ価値観だ語られても。
ところで、男の娘キリトにあえておっぱいをつけてふたなりキリトくんにシノンちゃんが当惑とかいいと思います
貫かれてあんあんしちゃうシノンちゃんに乳首狙いの反撃を食らうとか
キリトくんと正妻アスナさまとのH中に
MORE DEBAN組乱入で4p
(アスナに3人がかりでエロい事をするの意)
もいいと思います。
結婚後にキバオウさんの体を忘れられないキリトがアスナの留守にキバオウを家に呼び込んだあげく
キバオウさんの命令でアスナの服を来て犯されるキリトさんが見たいです
ブラッキー先生を無理やり男臭くしてみました byアスナとかも見たいかもしれない。
女顔の美人と男前の美形っているじゃん。
アスナは超美人だから釣り合う男になりたい!とか、男なら思うわけだけど
アスナでも誰でもいいけどうまいこと唆して、間違って絶倫になっちゃう話とかもいいかも。
今更だろうけど、何気にNTR好きが多いww
ntrでもなんでも、投下されるなら楽しく読みます!
純愛よりNTRのほうが興奮するだろ
NTR好きだけどAW小学生組みでやるにはどうすればいいのやら。
NTRで吐くとか書いちゃってるのはイカ臭い童貞だろうからなぁ。
え?俺なんてリアル厨房の時からntrスキーだから経験は関係無いだろ
純愛とか腑抜けたやつはいらねーよ陵辱こそ人間の本能だろ
ステルベンに捕まり生中継で馬に獣姦され泣き喚き、堕とされるM9000番系アバターのキリト君が見たいです
薄い本がいっぱいで嬉しい限りだな
同人ゴロに目を付けられるだけでこんなに沢山出るとは・・・
それだけでアニメ化の価値はあった
俺の妄想が次々と薄い本に
でも欲を言えば直葉モノで色々見たかった
そんなに多かったのか
サチのSSも増えて欲しいところ。
サチかシリカで輪姦2穴・3穴シチュのSSってある?
>>547 お前が大嫌いな書き手が居なくなればみんな幸せになれるとか、正直
基地外意見としか思えんな。
そのくせ他人にわかって欲しい、なんでわからないかなと無茶を言う。
お前の糞意見など誰も同調しないよ。アホンダラ
マナルカと朝から晩まで全裸でセックスしまくるだけの一日を送りたい
580 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/12(日) 23:48:26.34 ID:UrDjuEV6
ニコSSどこおおおおおおおおおおお
12巻補足…のつもり
夕闇迫る生徒会室。寄り添う2つの影もその佇まいを長く伸ばす。
ひとしきり嗚咽を漏らした剣王と呼ばれるにはあまりにも儚いその身体を抱きしめる
ハルユキは不思議な従属艦を感じていた。
無意識とは言え自ら彼女を抱きしめる等という天文学的難易度を誇る行為に気後れ
しなかったことはこれまでには考えられなかったことだ。
黒雪姫の身体から伝わる震えも、心なしか落ち着いてきた様に感じられる。
僕はこの人を守りたい。癒してあげたい。支えになりたい。
脳裏での呟きが伝わったのか、ふと黒雪姫が顔を上げ、ハルユキの目に涙で濡れた
漆黒の帳を投げかける。
そして目を閉じー
ハルユキの顔まで数センチの所まで近づく。
「…」
いつもならあたふたするばかりだったハルユキだが、何故だか次にどうするべきか
考えるより先に自分の頭も黒雪姫に近づける。
そして
形容もし難い、柔らかさと甘やかさに満ち溢れた口づけが行われた。
まるでこうなるのが運命だったかの様に、融け合うように二人のくちづけは永遠の
様に続いた。
「ハルユキくん…」
そっと唇を話した黒雪姫は薄く上気したほのかなピンク色に染まっていた。
「先輩…僕…」
この切ない感情はどう表現すればいいのだろう。ただ一つ分かっているのは、
僕はこの人が欲しい、それだけが望みというだけ。
だからハルユキが次に出た行動も、彼にとってはなんでもない、ごく当たり前の
行動であった。
きつく抱きしめていた右手を浮かせ、黒雪姫の身体に這わせる。
それはあまりにも幼く、直情的な行為であったが、動かすたび黒雪姫は低く声を
上げる。
自分の行為に感じ入る彼女に、ハルユキの思考はヒートアップしていく。
「あっ…」
我慢できずに漏らす美しい囀りを温かいキスでふさぎながら、ハルユキの手は
愛しい先輩の胸に到達する。
ありゃりゃ、従属艦では無く充足感でした。なんで濁点つけるかな自分…
>>581-582 乙
起の部分としては良いふいんき
あとは承転結を軽くまとめて付ければ、バッチリでござるよ
586 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 14:42:32.02 ID:WMZ3JZr4
オベイロンさんによるアスナ陵辱って何でも出来るけど、
その分何すればいいのか考えてしまうな
うん、たしかに
妄想の余地がありすぎて困るというか
とりあえず感度100倍くらいにするわ
それの続きを全裸で待ってるんだが
今が夏で良かったよ
>>588-590 んでもって自分に絶倫状態&分身…で、三穴両手コキ+髪コキ+ブッカケ
(「自我」を持つ「他人的」分身で無く、「手足の延長的概念」な分身)
そして精液には強力な催淫効果を持たせる(皮下接触・粘膜接触両方)
>>590の「感度100倍」は「アスナの性感」100倍だよね?
王道として、キリトさんが助けに来たと見せかけて実はシステムで見た目弄ったオベロンさん
助け出して、わざわざ旧22層のログハウスと同じ見た目の部屋に連れ込んで、
いちゃらぶセックスを思う存分やらせてから、システムで弄った見た目を戻して
実は、オベロンさんでしたぁ、と絶望の淵にいるアスナをレイプするって感じかな?
12巻補足、駄文ながら続きます。苦手な方はスルーしてください。
黒雪姫の胸に乗せられた手は硬い制服の布地を通してもなお柔らかな隆起を感じさせ、
全くの未経験者、14年の間女性に触れた事が無いハルユキにしてはごく自然な
行為だった。
いや、チユリに対してはどうだっただろうか。遠い遠い昔、ふざけた拍子に胸タッチを
した事が有ったように思い出すが、この状況で幼馴染とはいえ他の女性を思い出す
ことにハルユキは深く後悔した。ましてあの時は「どこ触ってんのよエロユキ!!」と
罵倒されてしたたかおつむを殴られたし。
急いでその思考を振り払うと何かに取り付かれた様に半袖ブラウスのボタンを取り外しに
かかる。ひとつ、またひとつ。
そこまで進んだ時、ハルユキの身体を黒雪姫が両の手で優しく、だが強い力で
引き離す。
しまった、やり過ぎだったか。僕って…と軽い自己嫌悪に至る。
だが黒雪姫の発した言葉はハルユキの思考をまたしても加速させる。
「…あの…すまないハルユキくん…その、なんだ、ここ、ソーシャルカメラの視界に
入ってるから」
あぁ…カメラ有ったんだっけか。よりによって生徒会室でいわゆる…不純異性交遊に
浸っている姿を目撃あるいは録画されたら黒雪姫の立場に重大な問題を
作るだろう。
そこまで考えながら僕にはここまでだな。でもとっても幸せだった。
しかし心とは裏腹に、彼自身の身体の反応はますます抑え切れない情動を抑え切れない。
す、とソファから立ち上がった黒雪姫のの姿を呆然と見つめながら切なく疼く心と格闘
しているハルユキは突然こちらを振り向くと
「心配、無い。ここのカメラは君がここに来る前にダミーの映像を噛ませている、
私が扉を出た時からな」
つまり監視室には誰も居ない無人の生徒会室が写っていると言う事か。
まったくこの人は…
こと自分に関することにはたやすくブレーキを離し、アクセルを床まで踏み抜く
先輩に思わず苦笑を禁じ得ない。
「でも…万が一、と言う事も有る。こっちに来てくれるかなハルユキくん」
まるで自動操縦のようにハルユキは立ち上がるとパーテイションの向こう、
生徒会室の奥まった位置まで招かれる。
なるほど、ここはソーシャルカメラの視界外なんだな。とハルユキは得心する。
床のカーペットに腰を降ろすとさあ、と黒雪姫は手を差し出す。
「し、失礼します」
なんだよ失礼しますって。全くさえないな僕。
実際のところ思春期まっただ中のハルユキはこんな日を想像した事は
一度や二度ではない。
現実の女体というものを直で観たことは無いハルユキには秘蔵のZ指定
ゲームのモザイクまみれのアニメ風キャラクターしか思い浮かばないが、
いつしかその妄想は黒雪姫に変わり、若い猛りを漏らす事が多かった。
そんな憧れと妄想の対象だった最愛の人が目の前で横たわり、そっと
目を閉じハルユキを待っている。
事ここに居たり、中学生だとかモラルがどうとか心の銀河の果てまで
シャンプしていた。
「せ…先輩…」
そして先程
>>594 良いところまでまとめてからトリップ付けて投下して
じゃなければ自分のHPいってやって
再び、12巻の補足…
そして先程の続き、すなわち黒雪姫の肌を遮る薄い布地を慎重に取り払っていく。
途端、限りなく白く光る美しくも扇情的な肌を夕暮れの光がさらに輝せる。
ただ一点、漆黒のブラジャーだけが最後の砦の様にハルユキの視線を阻害する。
ごめんね。と何に対してなのか分からない言葉を脳内で呟くと、ハルユキは右手を
黒雪姫の背中に差し込むと、留め具を必死に探す。
「あ…すまない。ホックは…前なんだ」
ああ、フロントホックだったのか。いかんぞ僕、こんな違いにも気づかないなんて
バーストリンカー失格だな。
いやそれ以前に普通の男子としてどうなんだ、という冷静なツッコミを入れる
余裕など全く持ちあわせていないハルユキは震える手でブラジャーの留め具を
四苦八苦しながら外す事には成功する。
…!
小ぶりではあるが、原初の過去から男性を魅了してやまない2つの膨らみを
目にしたハルユキはかるいめまいに襲われる。
「ン…恥ずかしい…な」
ひっ、とハルユキは思わず手を離すが、それより素早く電光の様に黒雪姫の
右手がハルユキを手をつかみ、なかば強引に彼女の胸に軟着陸させる。
お許しが出たのなら仕方あるまい、と情けなくもハルユキは自分に言い聞かせ、
再び彼女の優美な乳房のラインをなぞる。
そして、その突起に指を接触させ、優しくマッサージを行う。
「う…ううん、ハル、ユキくん…」
黒雪姫の表情は何かに耐えるがの如く、ハルユキの動きに敏感にその見を
くねらせる。
ああ、女の人ってこうされるのが良いんだろうか。
そうだとしたら、と汗に濡れる顔を近づけ、しばし逡巡に囚われたが
意を決して小さな突起を口に含んだ。
途端、黒雪姫の身体が今までで最高にのけぞりを見せる。
それを己の体重で抑えると、ハルユキは夢中でその突起を舌で、口で
愛撫し続ける。
「ああっ…」とこれまた最高の声を上げると途端、黒雪姫の身体から
すうっと力が抜ける。
あ…あの、大丈夫ですか先輩?
上気してぐったりした彼女を心配するハルユキに、黒雪姫は優しく
声をかける。
「…心配、いらないよハルユキくん・何だかあまりに気持ちよくて
…な。まるで雲に乗っているみたいだよ」
ああ、この人は自分の行為で感じてくれてるんだ、とハルユキの
心臓のクロックはさらに上がり続ける。
でもまだ、まだ先が有るんだ。もっとこの人に感じてもらおう。
僕が居るって安心してもらおう。
そして今度こそ、18禁ゲームでもイマイチ判然としない行為に
ハルユキは踏み出す。
あれ…ブラジャーの時と同様、ハルユキは黒雪姫のスカートを
どうやって脱がせるべきか、これまでより最高の焦りでもって
黒雪姫の腰をまさぐる。
ゲームだとあっさり済ませるのになぁ…もっと詳しく書いてくれよ。
己の経験不足を棚に上げるとそれを見て取った黒雪姫が
優しく笑うと自ら自身のスカートを開くと腰を上げてハルユキの
行動を助ける。
>>595 ああそうですか。じゃやめとおきますね。気を悪くさせてすいません。
>>597 ある程度書き溜めてから投下したら?って意味で
>>595は言ったんじゃね。
途切れ途切れで読むのもアレだしさ。
酉はまぁ自由だけど、日付跨ぐならあった方がいいし。
>>598「自分のHPいってやって」まで言われたらなにも言えないからね。
そんなこと言われる筋合いも無いが、ここはSS投下場所では無いのも確かだしね。
12巻読んでから読むわ
えっ
>>601 仕事忙しくて家に缶詰なんだよ買いに行きたいけど家から出れない
アマは使いたくねーしアマ使って買っても読む時間も気力もないしな
>>597 言われて当然のことをやっている
その自覚をしてから去ってくれ
あと、投下のやり方も最低だけどデキもかなりアレ
>>603 なにがどう当然なんだ?おまえさんここの管理人なわけ?
残念なが自覚もばびみできいわ。強いて言えば基地外に因縁付けられた〜て感じ。
出きに関しては感覚的なものだらべつにかまわない。
>>599 自分のペースで書いて自分のペースで載せるなら、自分のHPでやって下さい、
って事なんじゃないの?
大体の人は最後まで書いて一気に投下するからさ。
それに倣うのがまぁ無難ではあるよね、ってだけの話で。
あと、ここはエロパロ板なわけですが…
>>605 >自分のペースで書いて自分のペースで載せるなら、自分のHPでやって下さい
こういう言い方なら別に何も言わないよ。
「言われて当然「その自覚をしてから去ってくれ」「投下のやり方も最低だけどデキもかなりアレ」
こういう余計なことを言うのがムカツクだけ。
あと、投下はやめるが誰もここから申とは言ってない。
要するに追い出したい、て事でしょ。
スルーしろよ
夏から変なのわいてんだよここ
まあ他の人の書き込みを見て『不自然でないやり方』を見出す事ができない、というのは2chだと排斥されるよなー
トリップ無しでコテ付けて「初カキコです(^^)」全レスとかやらかしてるのと一緒
>>607 池沼はほんの一部だから心配しなくていいんじゃない?
今夏だし。
リアルタイムの書きながら投下したいならvip逝けや…
@スリップつける → 本人確認のため、諸々のトラブル回避のため
A頭に「いつ、どこで、だれが、どんな、その他」をまとめ簡潔にカキコ → 住人のネタバレ回避のため、カップリング・シチュエーションによっては嫌悪を抱く人がいるため
Bまとめて投下する → 投下時に長時間スレを占拠しないため(占拠すると他人が書き込めない、他人が投下できない)
これだけ出来ていれば誰も文句言わないのに・・・キバオウの人も、ハル黒の人も文章かけてるだけにもったいない
以下前レス引用 とむさんすみません
> 703 自分:とむ ◆T.om8vwXYU [sage] 投稿日:2012/07/08(日) 15:08:20.51 ID:za+v0BqO [3/10]
> 埋めます。
>
>
> ・ユージオ(幼)・アリス(幼)・キリト(幼) 後背位 正常位
> ・時間軸はSAO9巻アリシゼーション・ビギニング冒頭部。登場人物は幼少期の三人です。その手の描写が苦手な方はスルーください。
> ・禁忌目録あたりの描写をところどころ間違えているかもしれません。ご容赦ください。
>
>
> NG「ユージオ・アリス・キリト ◆T.om8vwXYU」
こんなカンジ
たしかとむさんも「リーファ×トンキー」とか、「アスナ×リザードマン」とかやってたけど、注意書きしっかりしてたから回避できた
希望としては残レス数もお願いしたいけど・・・
>>581>>594>>596乙
セリフ回しが黒雪姫先輩ぽくて嬉しい、キッチリ脳内再生されたでござる。
こういうのって時間も努力も要るんでメンドイんだけどね。 こことか↓
>「…心配、いらないよハルユキくん・何だかあまりに気持ちよくて
>…な。まるで雲に乗っているみたいだよ」
さて
>>607 貴方は、エロパロ板に不慣れを感じるが
この板の住人は 批判や邪魔、雑談メインなのが半分ぐらい居ると思ってもいいかと
だから気にせずに近日中に続きを投下してヤツらを見返して欲しいお
そして残り半分の住人からGJ!や感想をもらってくだされ
>>612 >これだけ出来ていれば誰も文句言わないのに・・・
さすがに主観的すぎないかな…?
そこまで詳細を明かしたくない書き手や、逆に知りたくない読み手、色んな人がいると思う。
人が多いスレでもないし、「コレが基準!」っていうのは中々決めれないと思うし。
特異な要素(グロ、スカ、異種姦、etc)がある場合冒頭に書いた方がいい、っていうのは自分も思うけど。
>>612の@とBに関しては書き手のマナーとして必要だと思う。
Aについては特に拒否反応の大きい題材(陵辱・同性愛etc…)なら明示したほうが荒れにくい。
これはSSの中身がネタバレしてしまう問題もあるから書き手の裁量に任せるべき。
逆に読み手のマナーとしてはどんなに読んでて不快だったとしても文句は言わずに自分がNG設定をする。
そのためにも作者がトリップをつけるのは必須だと思う。
というのが自分の考えです。長文失礼しました。
>>599 横レスするけど
まず、一回の投下終了したら「今日はここまで」とか書くのはマナーの内だよ
でないと感想や次の投下も含めて、次の人が書き込んでいいかどうかわからない
それから、あまり細切れだと、その度に複数人からの感想とかで無駄に流れちゃうし
その上トリップか、名前欄にタイトルをつけてくれないと、あとから読む人がどれが一連の作品なのかわかりづらい
また、そう言ったわかりやすさの一環として、毎日1レス分ずつとかよりは、多少まとまってからの方が好まれる
この辺は板の普遍的なマナーや暗黙の了解の部分もあるから、
>>595の言い分もわかってやって欲しいぞ
自分のHP云々はその苛立ちまぎれなんだろうけど、その言葉以外は彼の言うことのほうがむしろ正しい
あ、俺が言うまでもなく、なんか散々みんなレスしてたんだな
読み込み失敗して他の人の書き込み見えてなかった、すまん
>>594 読ませていただきました。
投下してくれただけでも乙……と言いたいですが、基本的なマナーは守ってほしいものです
付け加えて言うなら、そこまでは別に知らなかったで済むのですが、
その後の態度が最悪です。そこは改めたほうがいいかと思います。
こういうマナーの押しつけが過疎に繋がるんだろうな〜
マイナー?な板ってこういう自治厨がうぜーからな
酉つけてとかまとめてとかお前らが勝手に作ってるルールだろww
そういうオナニールール掲示板を自分で作って自治してくださいww
>>612 マナーだ常識だっていうのなら
>>1のテンプレに入れて欲しいですけど
その常識やらマナーって何処で仕入れるんですか?
個人的にはトリップっていいイメージが無いので
タイトルで代用したいんですけどマナー違反なのかな?
暗黙のルールとかがあるんだったら最初から書いておいて欲しいです
どうせスレも立てればいゴミがうだうだ言ってんだから無理無理w
お前ここははじめてか?
力抜けよ
という言葉を思い出した
エロいシーンがかけない呪いにかかってしまってな
エロなし1レス 続きを書ける日が来たら投下しに来ます。じゃ。
「んっ、んっ……、お兄ちゃん……」
とある夜、桐ヶ谷邸にある直葉の部屋にて。
ネットでMMORPGの情報をみていて、偶然みつけた通販サイトには。
【あの悪夢のゲーム<ソードアート・オンライン>を終わらせた英雄、黒の剣士再現添い寝シーツあります】という文言がおどっていた。
直葉にとって、SAOは大切な兄・和人を誘拐し、遠く引き離してしまった因縁がある。
SAOの文字をみるのも嫌なはずなのに、どうしてか吸い寄せられるようにページを開くと…
慕ってやまない兄にそっくりな、けれど凛々しい「黒の剣士」の、しどけない再現グラフィックシーツが売られていた。
高校生にとって、1万は安くなかった。
再現グラフィックにも、抵抗はあった。
けれども、慕ってやまない兄である。
シーツは手許にずっと置いておける。
悩みに悩んだ結果、買うことにした。
これが抱き枕だったら、流石に枕まで買わなくてはいけないが、そこはシーツの良い所。
どきどきしながら届くのを待ち、ヒヤヒヤしながら兄に見られないように部屋に運び込み、そして今。
パッケージの真正面に、兄に似た黒の剣士が配置されていた。
「お兄ちゃん...今より、ちょっとおさない顔だったのかなぁ」
SAOからアルヴヘイム・オンラインへコンバートした、シリカやリズのアバターは、現実の彼女達とほぼ同じである。
という事は、SAOの"黒の剣士"も、兄とほぼ同じであると思われるのだが。
"<黒づくめ>先生"と言われるスプリガンのアバターは、ランダム作成からのものだし、SAOからの解放からはすでに3年が立っているし、現実での兄は男性らしさが増している気がする。
おさなさと線の細さから女性的にもみえる"黒の剣士"は、もしかしたらもう居なくなってしまうのかもしれない。
買ってよかった、と直葉は思った。
ちょっぴりわくわくしながら、袋を取りさる。折り畳まれた布地をベッドの上でそーっと広げてみて、あわてて畳み直した。
「し、刺激が強すぎるよ...!」
視界にはだけた胸元が飛び込んできた。
伸ばされた腕と共に。
つまり、横たわると、胸元に飛び込むような体勢になるのだ。
ばくばくとはね回る心臓を必死に落ち着かせようとしながら、シーツをもう一度広げてみた。
年頃といえば年頃の女の子と男の子が、ベッドでいっしょに寝ると言われれば、性的な事だって考えてしまう。でも、これを広げていると、
『スグ、なにしてんだ? おいで』
なんて言われている気がした。
「お兄ちゃん…」
そばにいたい。
本当は兄には明日奈さんがいると知っているのだ。
でも、それでもこの"黒の剣士"は直葉が独り占めにしてもいいのだ。
「お兄ちゃん...!」
おもいあまってシーツに倒れこむ。
ーー以下皆さんの脳内でえろえろオナヌーする直葉さんをお楽しみください
続きはよ
スグかわええGJ
隣の部屋に実物いるのにMOTTAINAI
マナーねぇ…それならスレッドテンプレに書いておくべきじゃねえの?
それだと>603の
あと、投下のやり方も最低だけどデキもかなりアレ
ルールちやらにかこつけて出来に口汚く罵る。これこそ常識から
外れていると思うが。
その後が最悪の態度とか書き手だけに文句いうのもたいがいだけどな。
マナー違反なんだろうと言わずにはいられない。
>>623 キバオウさんが黒い服を着た姿がプリントされているという悪夢ががが
なのでこの悪夢をアインストールしてくださいキリトさん!
>>620 タイトルでおk。トリップの方が盗作やなりすましを防げるってだけ
ルールは明文化されてるけど、マナーは一般社会でもどこにも注意書きなんてされてないよ。いわば暗黙のルール
ただ、板の(まともに機能している)大半のスレで暗黙の内に受け入れられていることだってだけ
だから逆に、知らなかったのは仕方がないし、次から意識してくれればいいだけ
他の人はどうかしらんけど、俺(
>>616)は知らなかったこと自体を責めるつもりはないよ
ただ、以下は一般論なんだけど・・・
2chやPinkBBSは、その手の暗黙のルールを「書き込む前に半年ROMって自分で身につけろ」って風潮は確かにある
>>595もその口だろうし、忘れがちだけど、所詮、元々はアングラサイトだから
大分敷居が低くなったとは言え、板によっては危険(どう危険かは省くが)なことを危険と承知で扱ったりもするし
場合によっては”説明”すること自体がアウトだったりもする
ここが扱うのは所詮ただのエロパロだけど、元はそう言う流れを汲んだイカれた場所だってのは忘れない方がいいと思う
肌に合わないと感じたなら、むしろ正常な感覚だし、悪い意味じゃなく距離を置くのも良いんじゃないかな
そうか、兄乱入の上エロエロプレイって手があるな。ありがとう
>>625、その線で頑張ってみるわ
投下する側としては
トリップか投下者名タイトルと、区切りの良いところまでで挨拶
ってのをやってもらえた方がいいな。
投下側といいつつ他の作品も当然見るわけで
いれこになってると読み辛いのは実感する
いつ投下して良いのかわからん品
質?ばっかオメー、人のにそんなケチつける暇があったら自分の萌エロ追求するに決まって(ry
アングラとか何時の時代の話してんだよ
絶対お前数年前ぐらいに入ってきた新参だろ?ww
アフィブログからVIPにやってきたお前が言ってもな
IDコロコロ君に言われてもね
ビビってんの?
どうやら図星だったみたいだな
しかもドヤ顔でIDコロコロ(笑)
残念ながら別人だからねこれは恥ずかしい
そのIDで書き込んでもコロコロ君じゃないなんて証明にはならないよ
はやく必死にモデム再起で変えちゃったIDで書き込んでよ〜
図星で反応しちゃうところがまた怪しいな〜
>>619では多少煽りが入っててもまともな事言ってると思ったのに......
ただ煽るだけになると、なんでガキみたいな低レベルなわめき方になるんだ
実際にガキだからだと思うよ
LRぐらいは読んでほしい
ま、次からテンプレでここの暗黙のルールやマナーとやらを書き込むことだね。
伝えなきゃ分からないし、礼を欠いた指摘じゃただ角が立つだけだから。
GLやLRを読むのは当然として
昔のように煽られて煽ってナンボみたいな掲示板ではないのかもしれないけど
そういうことは普通に想定しないと
過疎板だし、ここの人(他スレ含む)は十分親切に教えてくれるし優しいと思う。
横槍で煽りしかしてないクソガキよりマシ
自分はまともって思ってる時点で害悪だよ君
荒らしは無視って基本もできてないからね
ローカルルールぐらい読んでほしい(笑)
明文化したら暗黙のルールにはならないね
最低限のマナー、というかネチケットはネットやってるなら知ってて当然だし
今回は指摘した方もされた方も態度が悪かったせいで荒れただけだからテンプレ変更はしなくていいと思うよ
だからお前の中のオナニールールだろww
さも当然常識みたいに勝手に押し付けてオナニーしてくんなってww
お前一人で個人HP作ってシコシコやってろ馬鹿
テンプレ変更できないなら黙ってろ
だから「暗黙」にしないために提案しているんだけど。
なぜそこまで暗黙にこだわるおか理解できない。
「言わずともわかる」が世間の常識なら揉め事は起こらないわけで。
最初にルールを明文化しておけば「そのくらいわからないのか」といった
キリキリした指摘もしないで済むし、ルール違反ならそれこそ
指摘で直るでしょ。
次スレが立つまでまだまだ時間がかかるんだからテンプレの話を今しても無駄無駄無駄
ああそうですか。じゃ黙っときますね。気を悪くさせてすいません。
>>645 いや、そう取られても困るんだけど…こちらこそ言い方が悪かったならすみません。
今後気持よくこの板が使えるようになればなって思ったものだから。
もちろんあなたの意見も分かるところは有るし、ひょっとしたらここの大多数が
あなたの意見に賛成かもしれない。
今後はもうちょっと考えてから書き込みますね。ホントごめん。
ところで誰一人としてSSの続きを惜しんでなくてバロス
いちいち論争するでもなく意図的だったんじゃねーの?
brIx+YEVの脳内予定ではSSを良いとこでぶったぎって焦らす→マナー違反を指摘されつつも続きを求める連中にチヤホヤされながら仕方ねーなーって流れで続行ってのを想定してたようにも見えなくもなく
謝る必要ねぇよ
煽りたいだけのアホだったって事でしょ
ルールにしておけばこんな事も起きないのに
ルールにしたがらないってことはそういうこと
それか自分でスレ建てれないアフィから来たか
どっちでもないにしろ何がしたいのかわからない池沼ってだけ
中途半端で最後まで何がしたかったのかわからなかったわ
>>647 まぁそのbrIx+YEVは俺なわけですけどね。
正直、こういう場所でSSを投下するのって初めてだから色々混乱して、ちょいキツイ物言いに
うっかりキレたりして無様な姿を見せただけ。
冷静になってみればタイトルや続くか否かくらいは書いておけば良かったなと思う。
トリップ?という言葉はまだ分からないけど。
少なくとも焦らしたり強引に続きを書こうとかは思っていませんよ。
むしろこんだけ恥ずかしい思いをしたからちょっと抵抗が有るくらいで。
なにこれ荒らしか
人気作品は辛いでえ
>>649 作者があまり負の感情を引きずるものではないよ
板のルールとスレのルールを把握していれば、次の作品は受け入れられるさ
新しいSSを見れば、そんなイライラ、すぐに忘れるよ!
>>649 このスレを荒らすのもいい加減にしてください
書きたくなければ書く必要がありません
書きたいのであれば鬱陶しいやり方は控えてください
とにかくお前ら落ち着け
シリカのおしっこでも飲んで落ち着け
ところで、キバオウってアニメオリジナルキャラだったよな?
生還するのかね、犠牲者組になるんかね。それによってはSSのネタにするんだが
えっ
普通に名前出てるぞ…
生還してるんじゃないのかね、所属ギルドをクビになったとか関係ないらしいし
>>653 あなたにそこまで高圧的に言われる覚えはありませんし、聞くつもりもありません。
鬱陶しいのならスルーして下さい。それが出来ずにギスギスした
意見を書き連ねるあなたも立派な荒らしですよ。
なんていうか、久しぶりに覗いたら荒れてんなおまえらw
同好の士なんだからお互いの全裸で正座を邪魔させない為に紳士的にいきましょう、で済む話じゃん
知らなかったら次は気を付ければいいし、指摘する側も意見言う側も荒らして煽って投下する空気を削ぐ必要は皆無。変態紳士(ジェントル)の嗜み
全く仰るとおり。面目ない
キバオウは軍のNo.2だったっけたしか
実質的リーダーだったけどやり方が荒すぎて降ろされた的な感じだったはず
ネタバレになるから詳しく言えないけど、一層攻略編はおろかニ層攻略編でもたびたび登場するよキバオウ
おー…野郎キャラほとんどチェックしてなかったわ。ありがとう
ところで今自分の中では
シノンちゃんに添い寝シーツを渡して、照れながらエロエロしちゃってる妄想を練っている
664 :
妄想豚:2012/08/15(水) 00:45:32.72 ID:d/hsHk55
黒雪姫とハルユキのラブラブエッチものです。文章力が至らずお見苦しい点がありますが、興味を持たれたら
読んでいただけると幸いです。
名前をつけましたので、不快な方はガンガンNGしてくださいませ。
あと、つまらないなら言っていただければアップも自粛します。とりあえずは
前半です。
黒雪姫の手を借りて何とかスカートとストッキングを足元まで降ろす作業がようやく終わった。
たかがこれだけの事にどんだけ苦労してんだ僕…胸中ではぁ〜っとため息をついて後ろ向きな
過去の自分に戻ろうとするのを何とか踏みとどまる。
そして視界を黒雪姫に戻すと、もはや遮るものは下腹部の小さな布切れ一枚で、ただでさえ
白い彼女の肌は夕暮れの日差しを反射してあたかも心意の過剰光の如く光り輝く。
それはあまりに神々しくて、不順な気持ちで見てはいけないのでは、とハルユキの胸に
ちくりと刺が刺さる。
「ン…どうしたんだい、ハルユキくん。こちらへ…きてほしい」
そっと差し出す右手に導かれ、ハルユキは黒雪姫の華奢な身体に覆いかぶさる。
彼女の身体はとても柔らかで、繊細なガラス細工を思わせる。
太っちょな己の肉体をこれほどうらめしく思った事は生まれて初めてかもしれない。
それでもそーっと、そろりとハルユキは自分の身体を愛しいひとのそれに融合させるように
密着させて行く。
自分みたいな奴にこんな体験をする日が来ようとはー。
誰かと、いや愛しい人との触れ合いが全身全感覚を通じ、多幸感を引き起こすとは
夢にも思わなかった。
下世話な話、これまでハルユキは性の対象というものをZ級アダルトゲームにしか見出して
いなかったので、事が終わればすっかり興味を失うものだと感じていた。
でもほんとうの事は…全然比べ物にならない。もっとくっつきたい、先輩を全身で感じたい。
少しの焦燥感と探究心を以ってハルユキは黒雪姫の唇、耳元、鎖骨、そして乳房に
キスの雨を降らせる。
場所によって反応が違うのは何となくゲームとおんなじだな、などと彼女が読心術を
使えたたなら速攻ほっぺた拡張の刑になりそうなかなり情けない想像をしながらも
少しでも喜ばそうとハルユキは奮戦する。
と、喘ぎ声に近い声質で黒雪姫が語りかける。
「…ハルユキ、くん。その…ああ…ええと…まだ、脱いでないそれ…なんだが」
はい?予想外の問いかけにハルユキはキスを中断してしばし考えこむ。
「まったくキミってやつは…下着を、脱がせて…もう、ちょっと大変な事態になりつつ
あるんだよ…」
あっと驚き、そういえば一番大切な部分に気を向かせることに失念していた事を思い出す。
は、はい。ちょっと…待ってください。
本日最大の見せ場、乙女の貞淑の証の小さな三角の衣にアタックする時が来たのだ。
焦るな焦るなボク、そーっとやるんだ。お前ならできる!
その小さな布は見た目に反して弾力に富み、差し入れたハルユキの手にわずかながらの
抵抗を見せる。
片手だけでは難しいかな、としばし考えていると、痺れをきらした様に黒雪姫が自ら
腰を浮かし、ハルユキの動作を手助けしてくれる。
その甲斐あってとりあえず最後の下着を黒雪姫の足から抜き去る事に成功した。
手に残ったその下着をふと観察してみると、何だかやたらに濡れているのが確認
できた。
あれ?先輩暑いのかな。などと間抜けな思考に浸っていると、前方から電光石火の
速度で黒雪姫の手がその布切れを取り上げる。
「ば…馬鹿かキミは!?み…るんじゃない!!」
これ以上無いほどの赤ら顔をみせつつ、取り返した布を自分の背中に隠してしまう、
「だ…だいたいキミが悪いんだぞ。そんなにまどろっこしいとたとえ私でも我慢が…」
と言ったきりぷい。と横を見てしまう。
怒ってる様でもあり、それ以外の様でもあり、ハルユキには何だか可愛い人だな、と
じんわり暖かな気持ちが満ちていく。
あと中判部分が続きます。一応フィニッシュまでは続けたいのですが…
665 :
妄想豚:2012/08/15(水) 00:58:17.36 ID:d/hsHk55
中編です。長文失礼します。
「そ…それにだ、わたしばっかり脱がせて…ズルい」
あ、そうか。服着たままじゃダメだよな。
ハルユキもネクタイを抜き去り、シャツも脱ぎ捨てる。
Tシャツを脱ぐときちょっと気後れする事が有る。
あの…先輩、僕で…いいんですか?
今更ながら、醜く太った自分の身体を見せるのに抵抗を感じたのだ。
しかし黒雪姫は微笑を浮かべながら
「ホンっとにキミはバカだなぁ…わたしはキミだから好きになったんだよ。その心も、
身体も、ぜんぶ」
その言葉を聞いたハルユキは思わず視界を涙で濡らせた。
生まれてこのかた、誰かに無条件で肯定された事など記憶にすら無い。ずっと卑屈に、
できるだけ目立たぬ様にひっそりと生きてきたハルユキにはまさに福音であっただろう。
少しばかりの自信を取り戻し、自分も思い切って生まれたままの姿になると、先程よりは
強く彼女に密着する。
「うれしいよハルユキくん…キミはわたしのものだ…そしてわたしも…キミのものだ」
僕もうれしいです先輩。あなたの…全部が欲しい、です。
「ン…じゃ、きて」
黒雪姫の右手が密着した二人の間を器用にすり抜け、ハルユキ自信に到達する。
エロゲでしか想像しえないその行為にハルユキは軽くめまいを起こした。
「すごい…こんなになるんだな、男の子って」
子、じゃありませんと旨の中でそっと反論するハルユキだったが、これまでの経緯を
鑑みるとそれもやむなしか、と考える。
しかし黒雪姫の次の行動はハルユキが肉声で声をあげるものであった。
すなわち、彼自身を上下にグラインドしだしたのである。
黒雪姫の柔らかい手の中で行われるその行為は。これまでのどんな快楽にも
勝る最終兵器としか思えない。
あっ…せせせん、ぱい。それ…
「ン?やはり下手かな。わたしなりに色々調べたのだが…実地ではまた違うのかな」
いえ…いえ!きもち、いいです。すごく。
「そうかい…?うれしいな、キミが喜んでくれるなんて。」
格別の笑顔を見ていると、ハルユキはとんでもなくヒートアップしてしまう。
いかんいかんえええとににんがし、にさんがろく…やめてほしいようなそうで無いような。
「ふふ、もっと気持ちよくなってくれたまえ」
このひと絶対Sだ、楽しんでるし…!と心で呟いたものの、それが最後の堤防を貫通さししめた。
あ…あ…
ああなんてことだ。よりによって先輩の手の中に…!
すすすみせんせんぱい。汚いから早く洗ってください。
「何をいう。キミはわたしのものだと言ったはずだぞ。よってキミの身体から分泌されたものも
当然わたしに所有権がある」
所有権というのも何か違うような。そう思っている間にも黒雪姫はハルユキの分泌した
液体を宙にかざして物珍しく観察している。
ハルユキはただひたすらに恥じ入るしかなかった。
今夜は以上です。拙い文でホントもうしわけないですが、原作でもあまり報われない
二人のラブいものを書きたかったもので…
続きをお許し頂けるのでしたら、後半部分は明日の夜になるとおもいます。
どうも失礼しました。
所で、"団長の体の面倒を見てた"凛子さんに未亡人的な風味を感じないだろうか
まだだれも投下してないのかな
割と美人で妙齢の凛子さんとくんずほぐれつ→SAO内でセックル出来るように!とか
このスレ5割はSAOで
ハル黒は少ないからありがたい
頑張ってください
タク×ハル無いの?
五割SAOなら残り五割はAWになるからバランスは良いなと思った、なんとなく
>>670 天才茅場といえど、排泄機能を付けなかったのは片手落ちと言わざるを得ない
うんこの変わりにチョコレート
おしっこの変わりにレモネードが出る使用にすればよかったのに
12巻の補足の人、復活したのか、よかった
677 :
妄想豚:2012/08/15(水) 18:02:24.94 ID:d/hsHk55
12巻補足SSの妄想豚です。レスしてくださった方ありがとうございます。ようやく完結できましたので、今
夜アップさせていただきます。多分2回に分けると思いますのでよろしくお願いします。
ところで、黒雪姫の両親って、キリトとアスナなの?
679 :
妄想豚:2012/08/15(水) 21:00:56.37 ID:d/hsHk55
>665の妄想豚です。これからいくつかに分けて黒雪姫×ハルユキのラブラブエッチSS後半を
アップさせて頂きます、長文ですので、不快な方はどうぞNG登録をお願いします。
唐突なる初体験に不覚にも精を漏らしたハルユキだったが、自分一人で行った時とは
全く異なり、自らの下に位置する愛しい黒雪姫の身体から離れる気は全く起きなかった。
むしろまだまだ没頭していたい衝動に心臓のクロックが上がる。
今なら何でもできる…かも。
ハルユキは思い切って黒雪姫から一度起き上がり、膝を使って彼女の下半身に移動する。
「あっ…」
再び顔を紅潮させた黒雪姫は急いで両の足をきつく閉じ、ハルユキの視線から逃れようとした。
怖がらないで…先輩、僕先輩の全部を知りたいんです。だから…
妙にスラスラと言葉を紡げる自分に驚きながらも、彼女の両足に手をかけ、ゆっくりと開いていく。
美しかった。
ネットで検索した女性器はどれもこれもいやらしいと言うよりはグロテスクな印象を
感じていたハルユキだったが、愛する黒雪姫のそれはとても芸術的なカーブラインを描き、
瑞々しい果実の如くつややかな液体に濡れそぼっている。
年齢を考えても極薄と言える陰毛にも液体が甘露の様に絡んでいた。
そっと手をのばす瞬間、黒雪姫の顔に視線を戻すと、耳まで真っ赤に紅潮して固く目を
閉ざしているのが見える。
そして両手の指でそっと開くー。
内部はさらに鮮烈なるサーモンピンクに染まり、よくよく見ると不可思議なくぼみが
2つ見受けられる。
さすがに性器をどう使うかくらいは学校の保険の授業や、それ以上の知識としてのネット
検索である程度把握はしているつもりである。
ええと、確かここが…気持ちいいんだよな。
想像で興奮するしかなかった女性器の頂上点、いわゆるクリトリスというものに
ハルユキはそっと舌を滑らせる。
と、電気ショックのように黒雪姫の身体が弓なりに跳ねる。
「あっ!あああ…そこ、ダメ」
しかしここまで来たハルユキは止まらない。とても敏感な陰核とスリットに存在する
おそらくは尿道口と呼ばれるものと本体である膣口にも舌を這わせているうちに、
自らの唾液とは明らかに違う粘液が止めどなく溢れ、ハルユキの口中にその味覚が広がる。
なるほど、こうやって受け入れやすくするのか。女性って不思議だな。等とハルユキ
本来のロジカルな思考が演算される。
そしてさらに。一番下の少しばかり大きめのくぼみ。
おそらくは一番見られたくないであろう直腸経由の器官。
通常なら見たくもない部分ではあるが、今のハルユキにはこの上ない魅惑のポイントでもある。
全く臆することも無く舌を這わせ、少しばかりくぼみにも差し入れてみる。
「ばっ…ばかぁ…そんな…汚いだろう…や…め」
身をよじって逃れようとするが哀れハルユキの重みには全くの無意味であった。
大丈夫ですよ先輩。ここも、とっても素敵です。それに真のカップルはここもたくさん使うんですよ。
一体どこから得た知識なのであろうか。
「うう…ばか」
少し涙声の声に何だか妙な征服感を感じてしまうのは男の原初の種たる横暴さの現れであろうか。
680 :
妄想豚:2012/08/15(水) 21:02:38.62 ID:d/hsHk55
続きです。あと一回で終わります。
故にしばし達成感に浸っていたハルユキは黒雪姫が上体を起こし、彼の肩を強くつかみ
ながら身体の位置を強引に変える事に全く抵抗できなかった。
彼女が下なのは変わりないが、ハルユキの下半身を顔にーいわゆるシックスナイン、という
体位に切り替えたのである。
ええっ!?せ、先輩?ダメですよそんなはしたない!
「何がダメなものか。わたしとて黒の王と呼ばれた身、いいようにされただけで終われるものか」
ここはプライドを持ち出すとこかなあ。
と内心では呆れたものの、彼女の手が再びハルユキの性器に触れた途端、もうどうでもいい
思考として心のダストボックスに放り込む。
「改めて見ると…キミ、こんなモノをよく制服にしまえるなぁ」
いえべつに普段からそういう訳ではありませんしすすす好きな人にしかこうはならないんですよ。
「むむむ?最後のは少し納得がいかんが…でもふしぎな感じだな。次に生まれて来るときは
ぜひ男性に生まれたいものだ。」
え、じゃ僕とはどういう関係に…
「分かりきった事だ。世間ではびーえるというものが有るのだよ…お子ちゃまには分からないかなフフン♪」
いえ結構です知りたくもありません。
「ま、その時はきっとキミは可愛い女子だろう。どうあがこうがわたしの手からは逃れられないよ」
ああ、聞くんじゃ無かった。
「それはともかく…わたしも初めてだから…うまくできなくても怒るなよ」
いやもうこの状態だけでも宝くじ百億万円の価値ですわホンマ。等と意味不明の歓喜。
そう思う間にも黒雪姫がハルユキの下半身を引き寄せるのでうやうやしくも協力する。
突然、生暖かい感触。
確認するまでもなく、ハルユキの性器を黒雪姫が口に含んでいるのである。
そこ、おしっこ出る所なんだけどなぁ…いや、それどころかさっきもっと大変なものが
出たばかりじゃないの!?うひゃあこら参ったどうしよう。
しかし黒雪姫はとても熱心に、どこで仕入れた知識なのか竿から袋から全体を口で愛撫する。
それはまさに気がおかしくなりそうな快感で、つい何度か女の子みたいな喘ぎを漏らすほどだった。
先刻一度達していなかったら彼女の口で大変な事になる所である。
せめてものお礼、というのも妙だがハルユキも再び魅惑の園に侵入する。
意を決して膣口に指を入れてみる。ビクン、と身体が震えたが、濡れた彼女は難なく
指を吸い込んでいく。
さらにもう一本。どこまで受け入れられるのか興味は尽きないが、ハルユキの探究心は
もっと核心を、この営みの頂点に移動する事を強く望んでいる。
せん、ぱい。あの、そろそろ…
よほど熱心にしていたのか、端正な口周りをいろんな液体で濡らした黒雪姫が以心伝心
というべきか、「ン」と優しく頷き、足を揃え手を胸の上で組み、可憐な処女の姿にモーフィングする。
ハルユキはおずおずと彼女をまたぎ、顔を近づける。
閉じられた瞳がゆっくりと開き、無数の星が星雲の様に深い黒を彩る。
しばしの視線の交わりー。そして目を閉じてゆっくりとした愛に満ち満ちたロングキス。
軽く舌を交せ、ハルユキは確認するかの様に黒雪姫を見つめる。
彼女もすべてを受け入れる印として小さく頷く。
ハルユキは上体を起こし、彼女の両の足を再び開いていった。
口で、指でひたすら愛したその部分に、男性自身を交わらせても平気だろうか?
黒雪姫を痛みや辛さから最大限守りたいハルユキは一抹の不安を禁じ得ない。
そんなハルユキに大丈夫とでも言うように、黒雪姫は大きく手を広げて誘う。
心臓の動悸はすでに限界まで高鳴っている。ジャンクフードまみれで血液ドロドロなハルユキには
危険な状態とも言えるのだが、仮にここで憤死してもおそらく極楽浄土への道は示されるのではあるまいか。
兎にも角にも、ハルユキは黒雪姫との最終的結合器官を手にし、接合部分へと移動する。
慎重に慎重に…敏感な先端部分の感触で入り口を見つける。
681 :
妄想豚:2012/08/15(水) 21:04:47.32 ID:d/hsHk55
中編です。
すでに限界まで濡れた入り口は平気でハルユキを受け入れそうではあったが…
「あっ…」
半分で声を上げ
「…ッいた…い」
ハルユキが全てを満たした途端、黒雪姫は痛みに耐えかね大粒の涙を迸らせる。
先輩…大丈夫、ですか?止めましょうか?
急に不安に襲われ腰を引こうとするが、意外な事に黒雪姫は自らの足でハルユキをホールドし、
さらに密着させる。
「ああ…ンううっ…」
必死で耐える彼女にハルユキは軽いパニックに襲われるが、男としての本能は嫌でもこの状況を
堪能するべく快楽物質を脳内に注ぎ込む。
いったいぼくは先輩をどうしたいんだ
二律背反な思考で分裂しつつも、最も愛しいひとと一つになれた事への歓喜と凄まじいまでの
快楽にはどんな思考も全く功を奏さなかった。
一突きするたび、脳内に電光が走る。それはある種、ブレインバーストへの接続時の感覚に
どこか似ている様でもある。
おそらく脳の深い部分で信号がやり取りされている、という意味で2つの感覚は似通って
いるのかもしれないが…
最初こそスローに、優しくを心がけていたつもりだったが、今やありえない速度でハルユキは
必死に黒雪姫と繋がろうともがくように動く。
その痛みがどれほどのものか検討もつかないが、黒雪姫はハルユキの背中を強く抱きしめ、
あまつさえ爪を立ててうっすらと彼の背に紅色の川を作り出す。
セックスの運動量は一キロ全力疾走分のカロリー消費という説が有るが、過去有酸素運動
自体にいい思い出のないハルユキには相当量の負荷がかかっているはずである。
まぁそんな冷静な思考を出来るわけもなく、ただひたすらに、行為を通じて大好きな
黒雪姫と真の意味で結ばれたいという願いそのものでハルユキは存在しているのである。
汗だくになりながらも彼女の唇を求め、激しくその舌を堪能するたび黒雪姫もさらに
反応を大きくする。
「うう…ん…は、ハルユキ…くん…だいす、き」
普段の大人びた態度はいつしか吹き飛び、最愛の人と最高の時間にするべくひたすらに
自分の幸福感に身を任せているのであろう。
八ヶ月前にはこんな関係になれるなんて夢にも思わなかった。学園アバターをこっそり
羨望の眼差しで見とれ、浅ましいと自己嫌悪に浸りつつも夜のお供にさせた頂いたことも
一度や二度ではない。
あくまで妄想の恋人、それでもいいと思っていた。
身も心もひとつになれる事がこんなに素晴らしいことだなんて。
己の手の中で痛みに耐えつつ魂を重ねようと必死な彼女を見ていると甘く切なく
狂おしいまでの感情が焔の嵐となってハルユキを焼きつくす。
682 :
妄想豚:2012/08/15(水) 21:06:04.12 ID:d/hsHk55
後編です。これでこの長いSSは完結です。よろしければ感想など頂けると助かります。
せんぱい…
「なんだ…いハルユキ、くん」
痛く、ないですか?大丈夫です、か?
「うん…さっきよりは…いいみたい…だな」
良かった…僕、ずっとこうしていたいと思ったから。
「わたしもだよ…キミとこうなりたくてたまらなかった。キミが他の誰かに盗られて、
こんなことになるならいっそ自分から…なんて考えてたから…ふしだらな女だと思う…かい?」
全然そんなこと無いです!僕を選んでくれたあの日から…こう、なりたかったから。
「うれしいよ…これもまたひとつの奇跡、いや究極の奇跡、と言うべきだろう、な」
運命や奇跡、なんて言葉はただの結果に後付けた意味のない虚ろな言葉と思っていたのだが、
今この瞬間をもたらせてくれたあらゆる要因にハルユキは感謝せざるを得ない。
侵入した時こそその狭さに不安を感じたが、黒雪姫の真ん中はあふれる愛のネクタルに
まみれ、ハルユキ自身を捉えるべく絡み付いてくる。
自分の手で行う行為は文字通り性処理、という意味しかなかったのだなと
改めて感じ入る。
この細い身体のどこに、と思えるほどの強さでハルユキを抱きしめる黒の麗人を
抱き返すとそれはもう一つの生き物の様に激しく、時に優しく、完璧なユニゾンを
奏でる。
そしてその二重奏はクライマックスを迎えつつあった。
あ…せんぱい、僕…もう
「?…あ、ああそうか。いいよハルユキくん。そのまま…わたしの中に…」
ごめんなさいッ!
最大限まで高めた劣情と愛情のすべてを注ぎ込んだハルユキは、しばらく彼女の身体の上で
動くことができなかった。
次にハルユキが我に返ったのは、黒雪姫の胸に顔をうずめながら、彼女にやさしく髪を
愛撫されている一時だった。
「ハルユキくん…とても…素敵だったよ。最高の体験だった」
そ…んな。僕あたふたするばっかりで…先輩のこともっと大事にしたかったのに…
「わかってるよ。キミはやっぱり最高だ。最高の男の…いや、男性だよ…
もっとたくさん、こうしたいな」
僕もです。いっぱいいっぱい、したいです。ずっとずっと、大切にします。先輩だけを。
「ふふ…最後のはちと怪しいが…ま、こうなった以上いわゆる既成事実が成立
したわけだ。今後他の女性と妙ちくりんな関係に至った場合…
ごく。
「ココに。デス・バイ・エンブレイシングだ」
ぐっとハルユキのその部分を握りしめたその顔は絶対霊素の微笑み。
ひいっ…僕、早まったかな………
夕闇深い生徒会室に強制下校時刻を促すアナウンスが響いた。
>>678 最近の描写から両親説はかなり可能性が薄くなった
多分ブラッキーマニアなだけだろう
娘にサチって名前つけて喧嘩になったのか…
>>683 どっちかというとグラフさんの方がまだ可能性あるよな
ヴォーパルストライクさんもグラフさんから習ったらしいし
両親は無いだろうなぁ
>>682 乙乙
なにはともあれ完成作家になったのは凄いぉ
SS書いてる途中で逃げる人は結構いるから
内容についての感想は長くなるんで 又、今度でござる。
さて、上の方のでマナーとか前置きに付いて、有意義なレスが有ったから見ると良いぉ
んで拙者が 前置きの見本を作っといたから、次回の参考にしてくれると嬉しいでござる
――(仮題: 夕闇迫る生徒会室。寄り添う2つの影 )――
AW 黒雪姫xハルユキ
Hあり 戦闘シーンなし
物語の開始設定は、原作12巻の1シーンからの分岐
前回は
>>581 >>594 >>596 >>664-665 今回は
>>679-682 合計9レス になります。
688 :
妄想豚:2012/08/16(木) 00:20:19.38 ID:IERmET58
>>687 ああ、とっても親切なアドバイス、ホントにありがとうございます!
しかも自分では最後まで思いつかなかった素敵なタイトルまで!
ちゃんと皆様の意見を咀嚼して工夫すれば良かったのですね。今更ながら
自分の馬鹿さ加減に呆れると同時に、頭がさがる思いです。
今回の事を教訓に、創作できればいいなと感じております。
ありがとうございました。
>>683 もともと普通に考えたらありえない説だったうえに
グラフさんの話でそもそもキリトという人物を知ってるかどうか自体怪しくなったからな
>>682 完結、乙!!
けど、ちょうど12巻を読み直してて引っかかったのが、p241の6行目。
姫は何を告白しようとしてたんだろうか?
イカ妄想。
も「ハルユキ君。キミとはリアルでは『恋人同士』になりたいのだが…」
・実は幼少時に性的虐待を受けていて、既に処女ではない。
・その時の裂傷が元で、子供を埋めない体である。
・それらがブラックロータスを産み出した心傷核。
ってな電波を受信した(゚∀゚)
最新刊で若干可能性が残された
さすがに姉をさしたら謝るまでは、アスナさんも許さないだろ
それに黒雪姫ちゃんは、キリトさんにそっくりだし
そもそも名前を隠している理由がそれっぽいし
「娘をサチって呼ぶのやめてって言ってるでしょおおぉぉおッ!!」
| |
>>682 | |⌒ヽ
|_|ω^ )
|乙| つ
| ̄|ーJ
""""""""""
アスナの娘がモツ先輩、キリトの息子がグラフさん
ただし、二人が兄妹ではない世界線がアクセルワールドの世界なのかもしれない……
いや、グラフさんキリトじゃないの?w
言動やそこから見て取れる性格が違うだろ
年齢的にもあり得ないし
まだ悠司君の方が可能性があるわ
グラフがキリトとか言ってるやつはBBの第一条件忘れすぎ
キリトとアスナの息子がグラフ?
星王ならどうとでもなりそう
あああ、キバオウはん
ちょうエロス
ただ単にキリト本読んだだけだったりして
それで「俺が二本目の剣を……」みたいなセリフに惚れて
>>第一条件
生まれた直後からニューロリンカーをつけているのが条件ということだけれど、
神経の発達が特定の方向に進化してるってことじゃね? って本スレとかいけってはなしか。
……VRゲーム内でひょんなことからSAO生還者にレイプされるシルバークロウを誰かー
>>698 #ラノベ板本スレであったネタですが
グラフです……幼い頃に遠くの親戚の所に預けられたと聞かされ、いつもVR空間でしか会えなかった姉が、
実はAIだったとです……グラフです……
↑グラフさんのトラウマ
こうですか(ry
GGOの大会で無双してる外国人とグラフの関係性について
サトライザのことならアリシのラスボス
米軍で軍人やってるサイコキラー
え?
米軍が開発したボトムアップ型のAIじゃねーの?
何言ってんだ
日本が勝手に米軍が知らない危険なテクノロジー(AI)を開発したから武力行使まで行ったんだろ
米軍がボトムアップ型AIを開発できてたらオーシャンタートルの襲撃が成り立たなくなる
>>707 あれ、最新刊て10巻じゃないっけ?
いつの間にそんな話になってんだよ11巻そんな事になってんのか明日買ってくる
待て落ち着け今月はAWだ。Web版の話だ。
まじかよもう10巻も出てるのにまだwebのストック残ってんのかよ・・・・・
加筆なしであと最低6冊分はある
アリシ編だけであと8冊くらいは行くんじゃね
なん・・・・・だと・・・・・・・・
wab版読みたかった・・・・・orz
web版ってどこまで書いてあったん?
アリシ終わりくらいまで?
アリシの終わりがSAOの終わり
アリシ編はSAOシリーズの総決算だからなあ
今までほとんど放置されてたPoHさんとの決着もつけるし、
GGO編でシノンが言っていた第1回目のBoB優勝者の話もあるし…
あまりエロパロと関係ないネタバレはしないようにな
アスナがデレてきたな
女の子の手作りぐらいで浮つくブラッキー先生かわいい
/ \ / `ヽ、
/ . / \ / /ヽ ___ `ヽ、
/ _. \/ \ .('ー、 、 / /__ノ ./_ `ヽ、
. / / ) \./ ./.‐…=.`: :ー- .、 i::.ヽ、 / /__ /_) `ヽ
/ _ `くー‐‐ /: .: .:/:. :. :. :. :.ヽ\ }i \:\ __.._ `ヽ、. /__) /ヽ /
../ ( \ \ ./Λ:..///{八:. :. |:. :. :;ハ }i .> -…-く `ヽ、 /¨/ /i / /
_|\ \_) / /\)X/′ \r{:. :. i:. } ハ.,,/: : : : : : : : : : : ヽ `ヽ / レ /
\ \ ./ .,::.:.:|./r≧x v-≦く.|:. : 八: ヽミ' : :.:Λ: : : : : : 八: : V ././`ヽ、 ./
\ /\ レハ!,,弋ツ 弋ツ.八イフ:. / ′ : /-‐\: : : /‐-∨:.}/./ ヽ ./
\ / \\ {:. { u __.'___ '' |: :.}ノV: {|: : : レz=≠ \/≠=z∨ Λ. `ヽ、/
\ . / \\レ个 i:::::: `'} .イ:ノ : :/:|: : : |∪ ∪/ /: :|
\ / .(~ミ-…7 ≧≠-.爪⌒ヽ :( |ハ: |、 ー'ー' _イミ ) 丿
r⌒「¨} ̄ 丿¨}h V ⌒¨¨`><¨ 7__ミ}イ
ヽ.ノL_厂 ̄ ̄二ヨ¨_.人 <^ヽ └z__:.:.:.:. / //7 ノノ
( ( ヽ_}〈 }:.:\ \ \`ー人.:  ̄く.//_/
/¨`ー-‐-´ .:.:.: 〉ー’ ¨/ `~⌒` く
´¨`抖=z:.:.:.ィ_ノ . `辷=彡^=-イ
{=.}  ̄V=} V-| V{
j_.ノ V_} }__{ {_.{
シリカさんはサグスレに・・・
お初です
非エロのリズSSを投下します
もしもアスナがくるのがもう少し遅かったら、という俺の願望100%なSSです
文庫を読んでない方はご注意を
「お金は、いらない」
「……ええ?」
「そのかわり、あたしをキリトの専属スミスにして欲しい」
キリトがわずかに目を見張る。
「……それって、どういう……?」
「攻略が終わったら、ここに来て、装備のメンテをさせて……。――毎日、これからずっと」
心臓の鼓動が際限なく速まっていく。
これはバーチャルな身体感覚なんだろうか、それともあたしの本当の心臓も、
今同じようにドキドキしているんだろうか――と頭の片隅で考える。
頬が熱い。きっと、あたしは今顔じゅう真っ赤になっていることだろう。
いつもポーカーフェイスを崩さなかったキリトも、あたしの言葉の意味を悟ったのか、照れたように顔を赤くして俯いた。
今まで年上に見えていた彼だが、その様子を見ていると同年代か、ことによると年下のようにも思えてくる。
あたしは勇気を振り絞って一歩踏み出し、キリトの腕に手をかけた。
「キリト……あたし……」
竜の巣から脱出したときはあんなに大声で叫んだ言葉だったけれど、いざ口にしようとすると舌が動かない。
じっとキリトの黒い瞳を見つめ、どうにかそのひとことを音にした。
「あたしね……あんたのこと、好き……」
大穴から脱出した時のとは正反対の、小さな呟き。でも、今はそれで十分だった。
キリトが息を呑むのがわかった。
あたしは気恥ずかしさを誤魔化すように続ける。
「その、いきなり何をって思われちゃうかもしれないけど……、あたし、あんたに手を握ってもらったとき、
この世界に来て初めて温もりを感じたんだ。あたしね、今までずっと、あたしがこの仮想世界に置き去りにされたんだって、
頭の片隅にそのことがずっとこびりついてて、怖くて怖くて仕方がなかったんだ。」
この世界に来たばかりのころは、今思い出しても辛い記憶ばかりだ。
あたしはこのゲームを始めたころは友達なんていなかったし、一人で始まりの街でずっと頭を抱えていた。
思わず手を強く握り締めてしまう。
「あたしのリアルを取り戻したくて、でも攻略組の人たちみたいに最前線で戦うような勇気もなくて、
だから鍛冶の技を極めるんだってガムシャラに努力してそのことを意識しないようにしてた。
でも、そんな風に誤魔化しててもいつか限界が来るってこともわかってたんだよね。
確かにこの工房にいれば命の危険なんてないのかもしれないけど、でも、いつか心が砕けちゃうんだろうなって……」
キリトは真っ赤な顔のまま、しっかりと聞いてくれている。
あたしは唇が震えていることに気づいて、一呼吸してから続けた。
「この世界で知り合いもできて、くだらない話で笑いあうこともあったけど、ずっと心の底では思ってたんだ。
この世界は単なるデータなんだ、って。
あたしね、餓えてたんだと思う。人の温もりに。この世界にそんなものはないなんて思っていながら……。
でも、――気づいたんだ」
言いながらキリトの左手を取り、両手で包み込むように握る。
温かかった。
「キリトくんの手、温かいよね。もちろんこの温かさも、電子信号があたしの脳に温感を錯覚させているだけなんだけど、
そんなこと、問題じゃなかったんだ。
心を感じること、キリトの手を通して心を感じているからこそ――」
あたしはキリトの手ごと両手を持ち上げ、そっと胸に置いた。
破裂しそうなほど早鐘を打つ胸に確かに感じる温もり。
この世界に囚われて以来ずっと求めていたもの。
昨夜の、きっと生涯忘れられることのないだろう一夜に気づいた真実。
「あたしの心はこんなに温かくなっているんだよ」
吐息が触れ合いそうな距離で、あたしはキリトの吸い込まれそうな瞳を見つめた。
視線が絡み合う。
心臓の鼓動以外、この世界から音が消えてしまったのではないかと錯覚する。
キリトの瞳から目が離せなかった。
数瞬の後、キリトの手に力が入ったのを感じた。
「リズ……その、嬉しいよ、俺も同じこと思ってたから」
「え…?」
予想外の言葉に戸惑い、彼の顔を見つめる。
「……俺、昔、ギルドメンバーを全滅させたことがあって……。それで、もう二度と、人に近づくのはやめようって決めたんだ」
キリトは瞬間眉を寄せ、唇を噛み締めた。
「……だから普段は、誰かとパーティー組むのも避けてるんだ。
でも、昨日、リズにクエストやろうって誘われたとき、何故かすぐにOKしてた。
一日中、ずっと不思議に思ってた。どうして俺はこの人と一緒に歩いてるんだろうって……」
キリトの独白を無言で聞く。
「今まで、誰かに誘われても、全部断ってた。
知り合いの……いや、名前も知らない奴でも、人の戦闘を見るだけで足がすくむんだ。
その場から逃げ出したくてたまらなくなる。だからずっと、人がいないような最前線の奥の奥ばっかりこもってさ。
近いうち、一人でひっそり死ぬだろうって、そう思ってた。
――あの穴に落ちたとき、一人生き残るより死んだほうがましだって思ったの、ウソじゃないんだぜ」
かすかに笑みを浮べる。その奥に、昨日までのあたしが感じていたような、温もりへの飢餓を感じ、あたしははっとなった。
「でも、生きてた。意外だったけど、リズと一緒に生きてたことが、すごく嬉しかった。
それで、夜に……リズが俺に手を差し出したとき、わかったんだ。
リズの手がすっごく暖かくて……こんな暖かさがあったのかって、思った。
俺、多分……ずっと、誰かに傍にいて欲しかったんだ。それにようやく気がついた」
あたしは何かを言おうとして、しかし何も言うことができなかった。
キリトに抱きしめられたのだと気がつくには、一瞬の時間が必要だった。
「ありがとう、リズ。俺――」
気恥ずかしさと喜びで固まるあたしの耳元で、キリトが再び囁きかけてくる――その時だった。
ガタッ
その時背後から聞こえた静寂を切り裂くような物音にあたしは思わず飛び上がってしまった。
振り返ると、そこには――
「あ、あの……ゴメン……わたし……」
今にも泣き出しそうな顔をしたあたしの親友、アスナがいた。
見られていた!?
気恥ずかしさから再び頬が熱くなる。
「あ、アスナ、久しぶり……でもないか。二日ぶり、ハハ……」
棒立ちのキリトは、頬をかきながらアスナに話しかけていた。
恥ずかしいところ見られちゃったなー、とばかりに視線を彷徨わせている。
「キリトくん……なんで……」
アスナはうつむきながら両手を握り締めている。
女のあたしから見ても綺麗だといつも思っている整った顔がかすかに震えているのを見て、
あたしは全てを察した。
キリトがこの店に来たのは偶然じゃないんだ。
あたしとの約束を守って、アスナがここを推薦したんだ……彼女の、想い人に。
(どうしよう……どうしよう)
頭のなかで、その言葉だけがぐるぐると渦巻いていた。
足先からゆっくりと全身の熱が流れ出してしまうような気がした。
体に力が入らない。息ができない。気持ちの行き場が――見付からない……。
「アスナ……あのね……これは――」
「ゴメン!」
あたしが言い終わるより早く、アスナは工房を飛び出して行った。
アスナが振り返る瞬間、アスナの頬を涙が伝うのが見えた。
あたしは――
「キリトくんゴメン、店番してて!」
「え?でも……」
「いいから!」
言うが早いか、あたしも工房を飛び出す。
背後でキリトが何かを言っていたようだが無視して必死にアスナを追いかけた。
「はぁ……はぁ……。アスナ、待って……」
ただひたすら、目の前を走るアスナを追いかける。
人通りもない街外れであたしはついにアスナに追いつき、その手を掴んだ。
振り解かれるかと思ったが、アスナはそのまま止まってくれた。
しかし、こちらに背を向け、無言でうつむいたままだ。
本来であれば、攻略組屈指の素早さを誇り、閃光とまで呼ばれるアスナに追いつくことなんて絶対無理だったはずだ。
だが、今目の前にいるアスナは、とてもいつも凛々しい少女と同じ人物だとは思えなかった。
「……あ、あのね……アスナ……あたし……」
この世界では走り続けたからといって疲労で動けなくなったりなんてことはない。
けれど、あたしは肩で息をしたまま、アスナに話しかけることができずにいた。
無我夢中で飛び出して、あたしは何をしようとしてたんだろう。
お互い手を取り合ったまま数秒が経ち、アスナがこちらを振り返った。
はじめて見る表情だった。
歯を食いしばりながら、目尻に涙を溜めながら、でも笑っていた。
口を開くことができないあたしを見つめながら、アスナは搾り出すようにゆっくりと喋り始めた。
「ゴメンね……なんか、ジャマしちゃったみたいだね……。
わたしのことは気にしないでいいから……き、キリトくん、待ってると、思うよ……」
ゆっくりと時間をかけてそれだけ呟くと、アスナは再びうつむいてしまう。
その姿を見て、あたしは決心した。
あたしはアスナに見えないようにして拳を握り締めて、にこりと大きな笑みを浮かべた。
アスナと気安い噂話に花を咲かせるときの、いつもどおりのあたしの笑顔。
「……あ、あの人、なんでしょ」
「……え?」
「アスナの、好きな人……」
「あ……」
アスナは一瞬だけ顔を上げ、あたしの目を見て、再びうつむいて小さくこくんと頷いた。
「……うん」
ずきん、という鋭い胸の痛みをむりやり無視して、必死に笑顔を作る。
「確かに、変な人だね、すっごく……」
「うん……」
がんばれ、あたし。
もう少し、もう少しだけ……。
「あのね……勘違いしちゃったかもしれないけど……さ、さっきのはなんでもないんだよ」
「……え?」
「キリトには昨日ちょっと助けてもらって……それであたしってば舞い上がっちゃって……それで……
とにかく、なんでもないの!アスナが考えてるようなことなんて何もないんだから、心配、しないで」
それだけ言って、あたしはアスナに背を向ける。
これ以上は笑顔が出せそうになかった。
「あたし!ちょっと仕入れの約束があったんだった!悪いけど先に工房に戻ってて!
ひょっとすると、き、キリトも何か、勘違いしてるかもしれないから……誤解解いといて……」
限界だった。
あたしは背後のアスナに言い捨てるようにして駆け出した。
もう一分一秒と耐えられそうにない。
とにかく逃げよう。
誰もいない、誰もあたしを知らないところに逃げよう。
そして、そして――
どれくらい走ったのだろうか。
気がついたら街を囲む城壁の手前まで来ていた。
足がもつれる。
あたしは無様にその場で倒れこみ、そのまま起き上がることができなかった。
「うぐっ……うっ……」
喉の奥から、抑えようもなく声が漏れた。
必死に堪えていた涙が、次々と溢れ出しては頬を伝って消えていった。
この世界に来て二度目の涙だった。
ログイン初日に、パニックを起こして泣いてしまってからは、もう決して泣くまいと思っていた。
システムに無理やり流させられる涙なんて御免だと思っていた。
でも今あたしの頬を伝う涙より熱く、辛い涙は、現実世界でも流したことはなかった。
「うぅっ……ゴメン……ゴメンね……」
アスナはキリトのことを何ヶ月も思い続けて、少しずつ距離を縮めようと毎日がんばっていたのに、
そこに割り込むようなことをしてしまった。
あたしはキリトと知り合ってまだたったの一日しか経っていないというのに、親友を裏切るような真似をしてしまった。
もう二人のそばにはいられない。
キリトとアスナは、あの二人はいかにもお似合いだった。
まるで丁寧に仕立てられた剣と鞘のように、引き合う磁力があった。
きっと、上手くやっていくだろう。
そう、あたしさえいなければ。
「うぅっ……うあああああ……」
頭の中を、この一日の短い、だけどとても大切な出来事が次々とよぎっていった。
あたしの中に焼きついたそれらを思い起こすだけで、心に火がついたような気がした。
でも、こんな気持ちを抱き続けては生きていけない。
「うっ……うううっ……」
涙とともに、この胸の想いも全て流れ出してしまえばいい。
忘れるんだ。全部夢だ。
涙で洗い流してしまうんだ。
キリトがくれた温もりを全て吐き出して、昨日までの空っぽのあたしに戻ろう。
あたしがそう決心したその時――
「リズ……」
地面に這いつくばっているあたしに彼女は背後から声をかけてきた。
小さな小さな呟き。
思わず声をあげそうになるのを我慢する。
あたしは起き上がってゆっくりと振り返り、声の主、アスナを見た。
「……追いかけて、きたの?」
「……うん」
「……なんで、どうして?」
「さっきの……ウソ、だよね?」
そう言って、アスナは笑った。
あたしはその言葉に射抜かれたように動けなくなってしまった。
何も答えられないあたしに、アスナは再度問いかけてくる。
「勘違いだとかなんとかって、……なんで、ウソついたの?」
「う、ウソなんかじゃ……」
「いいの、わかってるんだから。ゴメン、実はね、ずっと立ち聞きしてたんだ」
「……え?い、いつから?」
「リズが、キリトくんの手を取ったあたりかな……。別に盗み聞きするつもりはなかったんだよ。
誰と話してるのかなーって見てみたらキリトくんじゃない、びっくりしちゃったよ」
アスナは嘆息し、一度視線をさまよわせた。
まさかそんなところから見られていたなんて、まったく気がつかなかった。
あたしはいたたまれず、うつむいた。
「策敵スキルの高いキリトくんにも気づかれなかったのは意外だったけど、それだけ真剣だったんだよね。
キリトくんがリズを抱きしめたとき、わたしそのまま出て行くつもりだったんだよ。
ジャマするつもりなんてなかったんだから。
そのことは謝るけど……、それより、リズはなんでウソついたの?教えてよ」
「えっと……それは……」
「リズ、どこかに行っちゃうつもりだったんじゃない?」
「なっ!?」
図星を突かれて心臓が止まるかと思った。
これには声をあげるのを我慢することはできなかった。
「な、なんで?」
「やっぱり……。さっきのリズの目がね、もう半年以上前になるけど、
誰ともロクに口も利かないでずっと最前線に篭りっぱなしだったころのキリトくんソックリだったから……」
「キリトに?ソックリ?」
「うん。まあわたしもそのころは精神的に全然余裕なんてなかったし、
キリトくんとはボス戦のときくらいしか顔を合わせることもなかったから何があったのかは知らないんだけどね」
『昔、ギルドのメンバーを全滅させたことがあって……』
キリトの言葉を思い出す。
キリトも、こんな気持ちだったの?
固まったままのあたしを正面から見据えて、アスナは続ける。
「といっても、わたしも偉そうなこと言えないんだけど……。
じゃなくて、やっぱりどこかに行っちゃうつもりだったのね。
よかったわ追いかけてきて。なんでそんなことするのよ」
「そ、それは……」
アスナの鋭い口調に思わずたじろぐ。
しかしアスナはあたしが逃げられないように距離をつめ、あたしの両肩をガッチリと掴んだ。
「答えてよ、リズ。なんで逃げ出したりしたの?」
「それは……それはね……、
あたしは……き、キリトの隣にいる資格が、ない……から……」
「キリトくんの隣にいる資格?どういうこと?」
あたしはアスナの視線が耐えられず、腕を振り解いてアスナに背を向けた。
言葉にするだけで心が裂けそうになり、一言一言搾り出すように言う。
「……あたしね……昨日の夜に、キリトを危険に曝しちゃったんだ……。
キリトはあたしをかばって……HPもほとんど残ってなくて……死んでてもおかしくなかったよ……」
背後でアスナが息を呑んだのがわかる。
まさかそんな危険を犯していたとは思ってなかったのだろう。
「大丈夫だったの?」
「うん、なんとかね。でも……あたしのせいで、何千人もの人々の希望を背負ってる攻略組のキリトの命が危険に曝されてたんだよ。
あたしみたいな、前線に出る勇気もない人間のせいで……」
言いながら、再び涙があふれ出してきたことに気づいた。
そして涙とともに堰を切ったように言葉が溢れてるくる。
「あ、あたしは……うぅ……キリトのそばにいる資格なんて……ないんだよ……。
キリトが、優しいから……舞い上がっちゃって……バカみたい……。
キリトのそばには……キリトと同じくらい……強い心を持った人しか立てない……アスナみたいな……強い人しか……」
後は言葉にならなかった。
あたしはあふれる涙と嗚咽に、ただ肩を震わせることしかできなかった。
どれくらいそうしていたのだろうか。
いくらか落ち着いたあたしに、アスナがやさしく声をかけてきた。
「ねえ、リズ。隣にいる資格ってなんなのかな?」
「だから、強い人のそばには――」
「わたしも攻略組だけど、リズとは親友のつもりだよ」
「っ!」
思わず振り返る。
アスナは笑顔であたしを見つめ、続ける。
「攻略組には攻略組の、リズみたいな職人さんには職人さんの、他にもいろんなことをしているいろんな人たちがいて、
もちろん何もしてない人たちやオレンジギルドみたいな許せない人たちだっているんだけど、
でも役割とかで上下なんてないと思う。
そもそも、あたしたちだってリズたちに武器や防具のメンテナンスしてもらわないと、
とても戦い続けることなんてできないんだから、お互い様なのよ。どっちが上だとかなんてないわ。
それに、攻略組には強いけど変な人とかもたくさんいるし、職人さんにだって――リズみたいな優しい人がいるんだから」
言いながらアスナはあたしの手を取った。
アスナの手は、キリトに負けず劣らず、温かかった。
「ねえ、この世界だって、現実の世界と同じよ。好きになった人のそばにいるのに、資格なんているはずないわ。
リズが何かに遠慮する必要なんてまったくないはずよ」
「でも……あたしは……キリトと出会ってまだたった一日しか経ってないのよ。
アスナは、ずっとキリトのことを――」
「あのね、リズ」
あたしの言葉をさえぎるアスナ。
頬を染め、目線をわずかにそらしながら、つぶやくように言う。
「わたしだって……、す、好きだって自覚したのは、割と最近というか……
ってわたしのことはいいのよ。
その、こういうのって先に好きになったほうが偉いってわけじゃないでしょ。
それに、ひょっとすると……き、キリトくんのこと……もっと前からその……好きな娘だって、いるかもしれないし……」
アスナ消え入るように話し、肩をすくめた。
その様子があまりに普段のアスナと違いすぎて、あたしはおかしくなってつい噴き出してしまった。
「……ぷっ……ふふっ……あ、アスナってば……はははっ……慰めてくれてるのね……」
「なによぅ……」
C
頬を膨らませるアスナをよそに、あたしは心が晴れていくのを感じた。
アスナの言うとおりだと思う。
キリトもアスナも、あたしのことを見下したりなんてまったくしていなかったのに、
あたしが一人で勝手に自分を卑下して、勝手に逃げ出そうとしたりして、なにをやっているんだろう。
「ありがとね、アスナ。あたしもアスナのこと、親友だと思ってるから。
でもゴメン。キリトのことあたしも好きになっちゃったりして」
「あら、もう勝ったつもり?言っておくけど、わたしは別にまだ負けたつもりはないからね」
「おっ言ったわね。でも、結構いい感じだし、たぶんあたしのほうがリードしてるんだからね。恨みっこなしよ」
笑いあいながら握られた手を離し、ごつんとお互いの右こぶしを打ちつける。
「じゃあ、店に戻ろ。キリトくん店に待たせたままなんでしょ?……お腹も空いたし」
そういって、アスナは再びあたしの手を握り、歩き始めた。
最後に一回、ぐいっと両目を拭うと、目尻に留まっていた最後の涙が散り、光の粒になって消えていった。
END
以上です
稚作失礼いたしました
おっつ!
GJ!
DEBANはないけどリズの立ち位置は恋愛物としては定番の美味しいポジションだよなあDEBANないけど
アスナ失恋√かと思ったら恋のライバル√だったか
この世界線では《アライアンス》が設立されない可能性が微レ存だな
脱いだパンツ履いた
一番最初に非エロって書いてあるやないけw
俺もだ。夏で良かった
741 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/19(日) 23:55:56.45 ID:0w2fiZxR
よく見ろ、ここはエロパロ版だ。
つまり、このまま3Pになる話を(ry
さげ忘れスマソ
リズがキリトの竿を鍛錬するお話はまだか
リズベットとオナペットって似ているよな
死語過ぎてワラタ
SAO同人多かったなー AWもニコ同人とまだアニメにいない謡が増えればいいのになー SSも多くはならんだろうし。
>>744 おまおれ
山田くんから座布団もらってくれ
アスナ・シリカ・サチの二穴・三穴輪姦本ってどのくらいあった?
それと「キリト分身(対象ヒロインと)イチャラブ三穴…」なシチュの本ってあった?
どんだけ輪姦好きなんだよwww
サチが出てる本は、今の所2つしか知らない
詳細
>>720 正統派なシリアス恋愛物っていうのかな?
とても良かったぞ
文章とか好みなので次も書いて欲しいな
なんで凌辱ものがこんなに少ないの?
馬鹿なの?
死ぬの?
そんなに読みたいなら自分で書けよ
トリップと注意書きは怠るなよ、削除したいから
マゼンタ・シザーがミントとプラムを責めて堕として(浅く)ISSキットがほしいれすうううとか言わせてマゼンタ・シザーがキットを埋め込む、みたいな。またはチユとの百合展開。まあ、ほんとは無理矢理キット埋め込んだんだけど
「余命いくばくもないから1億円もらってください」詐欺って
本当に余命いくばくもない人に対して不謹慎だろ
アスナさんとかキレそうだ
親でも殺されたのかと
>>720です
リズが好きすぎて7話をもう十回以上見ました
いてもたってもいられずまた投下します
またも非エロ、妄想100%のリズSSです
アニメしか見てない人はご注意を
ごとんごとんという水車の回る音を聞きながら、あたしはウインドウを開いて時刻を確認した。
現在お昼の12時すぎ。仕事が一区切りついたため、今は休憩中だ。
あたしのような、攻略組の人とかからも依頼を受けるレベルの鍛冶屋の一日というのは、
午前中は前日に受けた依頼や前日に武器を修復しなかった客の飛び込みの依頼でかなり忙しい。
ただ、11時をすぎるころになると流石に客の大半は攻略に出発してしまうため多少暇になり、
そして夕方ごろになるとその日の攻略を終えたプレイヤーたちで再び混雑するという具合になっている。
(そろそろかな)
飲んでいたコーヒーを机に置いて立ち上がり、壁にかけてある鏡を覗き込む。
(うん、髪の毛とかもおかしくないよね)
すばやく身だしなみと笑顔のチェックを行うとほぼ同時だった。
ドアが開く音した。
「いらっしゃーい」
あたしは来訪者のほうに向き直った。
休憩中につき、「CLOSED」の木札を掲げているため、店内には通常の客は入ることはできない。
あたしが入れるように設定しているのは二人だけ。
うち一人はギルドの責任者としてとっくにフィールドに出ているはずなので、こんな時間にやってくるのは一人しかいない。
「ふぁー、……おはようリズ」
「おはよう、ってもう昼だけどね。だらしないわね、キリト」
あたしは寝ぼけ眼のまま入ってきた男の子、キリトに、
満面の笑みを向けた。
「あっきれた。どう使えばたった一日でこんなに消耗するわけ?」
あたしは手に持った剣、あたしの作った剣である『ダークリパルサー』の耐久値の減り具合に呆れた。
もう一振りの魔剣『エリュシデータ』も似たようなものなのだろう。
昨日磨いだばかりだというのに、二本の剣はどちらももう耐久値が5割近くにまで減っている。
例えボス戦を戦ったとしても普通はこうはなるまい。
「いや〜、昨日の夜、っていうか今朝か、たまたま美味しい狩場に誰も人がいなかったんだよ。
だから訓練してたんだ、例の、二刀流スキルを」
あたしの問いに答えながら再び大あくびをするキリト。
どうやら寝不足のようだ。
ギルドに所属しないソロプレイヤーであるキリトは、
深夜、他のプレイヤーがほとんどいない時間帯に積極的に最前線に出ているらしい。
当然人が少ない分モンスターの数も多いし、夜行性のモンスターは昼間とは段違いの強さだったりする。
しかしその分得られる経験値やアイテムも多いということもあり、
深夜、時には明け方まで戦い続け昼前まで寝るという生活になっているらしい。
あたしはキリトがそんな生活をしているなんて知らず、
『毎日攻略が終わったら店に来て』
なんてお願いをしてしまったあとからそのことを知って困惑したのだけれど、
律儀にもキリトは攻略後ではなく、攻略に出かける前に毎日寄ってくれている。
「剣がこんなになるなんて、よっぽどの強敵だったんじゃ……」
「いや、攻撃力はそう高くなかったんだよ。その代わりとにかく硬くてな。ま、練習台にはちょうど良かったさ」
なんでもないように言うキリト。
確かにキリトの驚異的な戦闘力であればモブモンスター相手に遅れをとることは考えられないだろう。
そして、キリトの秘密、現在この世界で唯一の『二刀流』の使い手であるということ、を誰にも知られないようにするというなら、
必然的に誰もいない深夜の最前線で戦うという選択肢を選ぶことになるのだろう。
なぜなら、覚えたばかりのスキルを最前線で戦力として使っていくためには、
強敵を相手に繰り返し使っていってスキルレベルを上げる必要があるからだ。
しかし事はそんなに簡単ではない。
安全マージンを取っているとはいえ、敵は常に正面から一体ずつ攻撃してくるわけではないし、
麻痺などの状態異常になれば一瞬で命取りになる。
一人ぼっちで何時間も戦い続けるキリトの精神的な負担は想像もできない。
「その、あんまり無茶しないでよ」
「大丈夫だよ。今のところはそうでもないけど、この先は、特にボス戦では何があるかわからないんだ。
このスキルはいつか必ず必要になると思う。
今は少しでも早くこのスキルを片手直剣スキル並に使いこなせるようにしておかなきゃならないからな」
「それは、わかるんだけど……」
もちろんキリトの言い分はわかる。
しかし心配は心配だ。
たった一人で最前線に深夜に篭るような命知らずなプレイヤーなんて、
攻略組全体でも他にいないんじゃないだろうか。
「それより腹ペコだ。今日は何なんだ?」
「はいはい、わかってるわよ。ほら、今日はサンドイッチ」
「サンキュー、いただきます」
「ったく、調子いいんだから」
あたしはストレージからサンドイッチを取り出してキリトに手渡す。
キリトは受け取るといつものように椅子に腰掛け、机に置いてあった新聞を読みながら行儀悪く頬張った。
「うんうん、美味い美味い。リズの料理の腕もどんどん上がってるんじゃないか?」
「ありがと。でも、まだまだアスナには遠く及ばないけどね」
言いながらあたしも自分の分のサンドイッチを取り出して、控えめに噛り付いた。
あたしは一応料理スキルを取ってはいたものの、アスナほどあげていなかったためまだまだスキルレベルは低い。
ほんの三週間前まで、キリトと出会うまでは、料理なんて暇つぶしと空腹を紛らわすためにしかしなかったからだ。
しかし、最近は、毎日やってくるキリトのために料理を作ってあげるようになった。
NPCの料理に飽きた、でもプレイヤーメイドのレストランは混んでて面倒だ、などというキリトに、
気まぐれにあたしの分の昼食を分けて以来、あたしの決して高いとはいえないレベルの料理に文句も言わず毎日食べてくれている。
あたしも嬉しくて、ガラにもなく毎日料理スキルを上げるために特訓していることは、恥ずかしくて誰にも言えない秘密だ。
まさかあたしが男の子のために料理を作るようになるなんて、以前は思いも寄らなかった。
こうして美味しそうに食べてくれるのを見るのって、思ったより――
「ん?どうしたリズ?」
「っ!な、なんでもない!」
キリトに心の中を見透かされた気がして、あたしは思わず手に持ったサンドイッチを落としかけた。
キリトの視線から逃げるように顔を背ける。
恥ずかしくてキリトの顔が見られなかった。
「じゃあそろそろ頼む」
「はいはい、すぐ終わらせるからもう少し待ってて」
あたしにとっては昼食を、キリトにとっては朝食兼昼食を食べ終わり、いよいよキリトの装備品のメンテナンスに入る。
といっても、キリトは敵の攻撃のほとんどを避けるか武器で受け止めてしまうため、装備はほとんど損耗しない。
今日はメイン武器である双剣を研ぐだけで十分だろう。
「よい、しょっと……」
あたしは水車と連動して回る砥石の前に座ると、まずはエリュシデータから研いだ。
もちろん武器の研ぎ上げにテクニックのようなものは不要で、一定時間砥石に当てればいいだけなのだけれど、
あたしはキリトの武器を研ぐときは、少しずつ、しっかりと心を込めて研ぐようにしている。
刀身を柄から先端にかけて砥石に当てると、綺麗なオレンジ色の火花が飛び散り、くすんだ剣が深い闇色の輝きを取り戻す。
「よし、バッチリね」
全体がしっかりと研ぎ上がっていることを確認して鞘に収め、次にダークリパルサーを鞘から抜いた。
普通のロングソードに比べて薄く細い刀身をやさしく支え、砥石に向き直る。
三週間前にキリトの新たな相棒となった、あたしの最高傑作である片手剣。
(ダークリパルサー……あたしの想いを結晶にした剣……)
ゆっくりと砥石に押し当て、魂をこめるような気持ちで研磨する。
研磨された部分は光輝いていく。
(キリトを……あなたのご主人様を守ってあげて……闇を払って、キリトの進む道を照らしてあげて……)
全体を研ぎ上げると、刀身を包んでいた輝きは消え、この剣本来の、透き通った刀身が姿を現した。
不思議な剣だ。
キリトが使えば使うほど、あたしが研ぎ上げれば研ぎ上げるほど、この剣の透明度は増していっているような気がする。
まるで、あたしのキリトへの想いのように……。
「ありがとう、リズ。じゃあ行ってくるよ」
「あ、うん。気をつけてね」
武器のメンテナンスも終わり、キリトは最前線へ向かうために立ち上がった。
あたしもいつものように見送るために立ち上がり、立てかけてあったダークリパルサーをキリトに手渡す。
(もし、もしも今日ダンジョンでもしものことが起こったら、キリトとはこれっきりなんてことになるのかな……)
ふいに頭を過ぎる最悪のシナリオ。
思わず剣を手渡す手が硬直してしまう。
「リズ?」
「あっ、ゴメン。なんでもないよ、なんでも」
あたしは誤魔化すようにバンザイをし、笑顔を向ける。
この三週間、考えないように考えないようにと言い聞かせながらふとした時に脳裏に浮かぶ悪夢。
ある日、気がついたら、フレンドリストのキリトの項目が、連絡不可のグレーの色に変わっていたら……。
想像するだけで心が引き裂かれそうになる。
あたしはこの三週間で何度己の無力さを呪ったことかわからない。
あたしは、キリトのピンチに駆けつけて助けるような真似はできないのだから。
「リズ、大丈夫だよ」
不意に、あたしの心が燃えるように温かくなった。
キリトはあたしの頭に右手を置き、優しく撫でてくれている。
諭すような優しい声でキリトは言った。
「約束したろ、必ずこのゲームをクリアしてみせるって。
それに――」
キリトは左手に持っていたダークリパルサーを持ち上げる。
青味を帯びた銀色の柄が日の光を反射し、美しく輝いている。
「この相棒が、ダークリパルサーが俺を守ってくれる。
俺は絶対に死んだりはしないよ」
「キリト……」
あたしは頭に当てられたキリトの右手に手を重ね、そっと頬に押し当てた。
キリトの心が、想いが、温もりとなってあたしの身体に流れ込んでくる。
心臓の鼓動が早くなっていく。
あたしはキリトの吸い込まれそうな瞳を見つめた。
かすかに頬を染め、キリトは真っ直ぐにあたしを見つめている。
視線が絡み合い、少しずつ、距離が縮まっている気がする。
あたしはゆっくりと瞳を閉じ、そして――
ピッ
メッセージの着信を知らせる電子音。
あたしとキリトはビックリして飛び上がってしまった。
キリトは真っ赤な顔のまま誤魔化すようにメッセージを開く。
「だ、誰だよ、ったく。って……」
「どうしたの?」
「いや、これはちょっと……」
「な、なによ、誰からなの?」
メッセージを見て硬直するキリト。
あたしはキリトのそばに回りこんでウインドウを覗き込み、送られてきたメッセージに目を向けた。
そこには――
――――――――――――――――――――――――――――
from Asuna
――――――――――――――――――――――――――――
いつまでリズんところでいちゃいちゃしてるつもり?
さっさと仕事しなさい!
――――――――――――――――――――――――――――
「いちゃっ!」
あたしは思わず工房内を見渡す。
店番のNPCも今は消しているので誰もいない。
大方、フレンドリストでチェックしたらキリトがいつまでもあたしの工房内にいるがガマンできなかったのだろう。
うぅ、っと小さく唸る。
「なによ、アスナこそ仕事に集中しなさいよね」
「ハハハ……」
キリトは気まずそうに頬をかいていた。
あたしは、はぁ、と一息つくと、キリトに向き直った。
先ほどまでのなにやら甘いムードは吹き飛んでいたが、まあそれはまた機会があればでいいだろう。
それこそ、現実世界に戻ってから、でもいいのだから。
「がんばってね、キリト」
「あぁ、任せとけ」
最後にごつん、とお互いの右こぶしを打ち付けあうと、キリトはそのまま店の扉を開き、歩き出した。
あたしは満面の笑顔でキリトを送り出す。
キリトにはキリトの戦いが待っているのだ。
迷いなく真っ直ぐに去っていくキリトの背中が見えなくなったら、
あたしは気合を入れるために両頬を叩き、うん、っと小さく声を出して身体を伸ばした。
「よし、あたしもがんばりますか!」
照りつける太陽にそう宣言して、あたしは店先の木札を裏返した。
あたしの戦場は、この店の中なのだから。
その夜――
あたしは下着姿になってベッドで横になると、ウインドウからフレンドリストを開いた。
項目の色に異常はなかった。
安堵し、あたしはキリトの項目を開いた。
やはり、というべきかキリトは現在最前線のフィールドにいるようだ。
今夜も一人、孤独な戦いを続けているのだろうか、いや――
(キリトのそばには、ダークリパルサーがいるんだ。あたしの、魂がついているんだ)
ふと、すぐそばにキリトの温もりを感じた気がして、あたしはその温もりを逃すまいと目を閉じ胸に手を当てる。
あたしの意識はそのまま夢の世界へと溶けていった。
(がんばって、キリト……あたしの大好きな人……)
その日は、久しぶりに熟睡できた。
END
以上です
エロを期待してこのスレにいる人には非エロ連発で申し訳ない限りですが
エロは苦手なので他の方お願いします
他の人の投下直後で申し訳ないけど、投下しまーす。
アインクラッド第五十五層
二〇二四年八月
第55層にある都市グランザムの別名は『鉄の都』。
街を形作るオブジェクトの大半が鉄でてきているためについた別名だ。
もちろん、実際の建築物を全て鉄で作るのは現実的ではない。
ゲーム内の仮想現実だからこそ可能になった建築だ。
攻略組の中でも勇名を馳せるギルド『血盟騎士団』は、ここに城館を構え本拠としていた。
騎士団も常に戦力の補充、強化に心を砕いている。
血盟騎士団副団長のアスナは執務室で、今月の新規入団者達を眺めた。
プレイヤーの外見と連動したゲーム内アバターを見れば、
アスナは、まだ十代後半の少女に過ぎない。
栗色の長い髪をハーフアップにした髪型に縁取られた清楚な美貌はアイドル的な人気もあったが、
ギルドのマスコットで終わらない実力も兼ね備えていた。
SAOの世界では少数派の女性でありながら、細身の剣を使った速攻で右に出るものの居ない熟練プレイヤーで、
騎士団のゲーム攻略を立案する立場にある。
騎士団のイメージに合わせ白に赤の縁取りを施された軽装鎧の姿で、
同じモチーフの防具に身を包んだ6名を名簿と照合する。
多くの攻略組ギルドがそうであるように、騎士団もまた入団資格を設けていた。
一線級にふさわしい武器・防具・スキルを所持していること。
最近は条件を満たすプレイヤーが少なくなっているため、
条件を緩和したり、中級プレイヤーの育成を手がけるギルドも出てきた。
今回の入団者は条件を満たして入ってきた者ばかりで、即戦力として期待できそうだ。
彼らと顔合わせを済ませた古参の騎士団員も張り切っている。
アスナから向かって右端に立っている女が妙に気になった。
名簿のプレイヤーネームはヴェロニカとなっている。
女性としては平均的な身長で、アスナよりちょっと高い程度。
年齢で言えば20代の前半か。
黒髪をニュアンスショートボブにしている。
顔立ちは美人とは言えない。頬骨が高く、顎のラインも堅い感じだ。
唇は厚めで、よく喋りそうな雰囲気。
アスナとは、様々な角度から見て対照的だ。
(なぜ仮面?)
ヴェロニカは目元を装飾の多い白いマスクで隠している。
かつてヨーロッパの貴族が楽しんだという仮面舞踏会で用いられたようなデザインだ。
SAOの世界では様々な服飾品が作れるが、メガネや眼帯ならともかく仮面を愛用しているプレイヤーは少ない。
手元にあるヴェロニカのデータを見ても気になる点を見つけていた。
プレイヤーのスキルの割に、全体に装備が高価だった。
何かの偶然でレアアイテムをゲットしたのかもしれないから、ありえないことではない。
気にしつつも、アスナは手ずから入団者に書類を渡した。
騎士団の規約、役職者の名簿、明日からの訓練スケジュールが、騎士団の紋章が入った便箋に記されている。
これらは、それぞれのプレイヤーのアイテムストレージに格納すると、いつでも参照できるようになり、
ギルドとして統率のとれた行動の助けとなるだろう。
「質問は随時、皆さんの班長にメッセージ送って下さい。
私でも構いません。以上で今日は解散です。お疲れ様でした」
新入りたちを指導する古参の騎士団員と引きあわせて、入団初日の行事は終わり。
1ヶ月の試用期間を経て正式入団、あるいは脱退という流れになる。
(定着してくれるといいのだけど)
アスナは班長を勤めてくれる古参の団員と新規加入者に退室を促した。
やっぱりヴェロニカのいでたちが気になったので、彼女だけを呼び止めた。
「なんですか、副団長?」
大人っぽいハスキーボイスは、自分を子供っぽさを気にしているアスナのコンプレックスを微かに刺激した。
「アスナでかまいません。その仮面が気になっただけです。なぜ、それを?」
「じゃあ、アタシもヴェロニカで。これは単なるファッション……
ま、徹底するのがアタシの趣味なんで。何か問題でも?」
「いいえ。でも、騎士団のみんなには素顔を見せた方がいいんじゃない?」
「あー、まあ、そこはこだわりなんで。仮面のヒーローってカッコイイじゃないですか。
でも、そうだな、副団長には素顔をお見せしてもいいですよ。
そんな、もったいぶるような顔じゃない」
「アスナ」
「あ、はい、ではアスナには見せちゃおう」
ヴェロニカは中空にコンソール画面を開いて、アバターの装備を変更。仮面を消した。
現れた目は、切れ長でタレ目、瞳の色は明るい褐色。
右の目元にある泣きボクロが婀娜(あだ)っぽい。
全体にはすっぱで、世間擦れしている印象が強い。
(水商売のお姉さんみたい。男の人とも平気できわどいジョークを交わせそう)
苦手なタイプ、それがアスナから見たヴェロニカの第一印象だった。
アスナはギルド内工房となるべき区画を見回っていた。
最近増改築を済ませたばかりで空室が続いている。
鉄でできた床、壁、天井が重苦しい。
近く最初の職人を招くことになっているので、副団長として準備ができているかどうかを確認しにきた。
現実空間の工房なら機材の搬入で忙しいのだろうが、仮想現実空間のアインクラッドでは引っ越しは簡単だ。
プレイヤーのデータストレージに格納した設備を、所定の場所で実体化させ展開すれば良い。
設置場所には一定の面積が必要になるが、ストレージ内では物理的な大きさは無いので搬入口はアバターが通れる大きさがあれば十分。
アスナの仕事は、工房の床面積が職人の注文通りになっているかどうかで確認すれば良かった。
人の気配が感じられない区画で、三つの工房を確認した時、どこからか物音が聞こえてきた。
誰かが話している。
アスナは盗み聞きするつもりはなかったが、周囲が静か過ぎるので聞き取れてしまった。
「……そういう話はギルドに持ち込みたくないんだよ」
女の声だ。ハスキーな声で蓮っ葉な喋り方。
(ヴェロニカ?)
「わかった、黙っておく」
会話の相手は男らしい。聞き覚えはないから新規加入者だろう。
「いいコだね。サービスしてあげる」
声は、空室の一つから聞こえてきた。まだ扉を設置していないので、覗き込む。
「おい、ここでかよ」
うろたえる男の声。
「たまにゃ、こういうのもスリルあっていいだろ? …ん……んん」
くぐもった息遣いが聞こえる。
(何をしてる?)
アスナは足音を潜めて、音の源へ向かった。
一番奥まった工房用の部屋で繰り広げられていたのは予想外の光景だった。
「ん…んんん……」
騎士団で揃いのチュニックを着た男性プレイヤー(聞き覚えのない声で予測した通り、新規加入者の中で見た顔だった)の
前に仮面の女ヴェロニカがひざまずいている。
男性プレイヤーは下半身に何も身につけてない状態で、その股間に女の唇が寄せられていた。
アスナは物陰で硬直した。
頭の中はパニックで、断片的な思考が渦巻いている。
(何、あれは……?)
(本部の中で何をしている!?)
(SAOのシステムであんなマネが可能だった?)
ソードアートオンラインはフル・ダイブ(完全没入型)ゲームと銘打っているだけあって、人間の五感や、四肢の感覚を再現している。
そのため性器もモデリングしてあるし皮膚感覚もあった。
ただ、R-13(13歳未満プレイ不可)のゲームレーティングのため性的な快感は再現されないし、
倫理コードと言う形で性的な接触はルールに違反するとされていた。
実際に、そうした行動をすると双方のプレイヤーの視野にハラスメントの警告が表示される。
合意なしにハラスメント以上の行動をとると、被害者の通報によって加害者はシステム上に構築された監獄エリアに収監されゲームへの参加は不可能になる。
アスナが知る限り、SAOの街角では手をつないで歩くカップルぐらいは稀に見かける。
せいぜいが抱きあうぐらいが関の山のはずだった。
しかし、目の前の男女は明らかにオーラルセックスに興じている。
「ほぅら……感じてきた……いいね、硬いの好きだよ」
ヴェロニカがハスキーボイスでささやいてから、またペニスを咥える。
あの婀娜っぽいタレ目で男を見上げると、男は腰を震わせた。
「出そう? いいよ出して……あんたの出している時の顔、好きだよ」
男を咥えたヴェロニカの顔が前後に動く。唇はペニスを締め付けて放さない。
「ううっ」
男が目を閉じて、天井を見上げた。
「はぁい……さあ、今度は、あんたが動くんだよ」
ヴェロニカは立ち上がって、工房に備え付けられたカウンターテーブルに両手をついて尻を振った。
右手でコンソールを開き、衣服を操作する。
ぴったりとしたレギンスが消え、そこに現れたのは黒いレースのガーターベルトと絹のような光沢素材のストッキングだった。
ショーツは履いてない。
アスナは自分の喉がひどく乾いているのを自覚した。
(これじゃ……覗き)
激しい後ろめたさを感じるものの、下手に動けば彼らに知られるかもしれないと思うと足が固まったように動けない。
男はヴェロニカの背後に立って、腰を前に付き出した。
「はぅ…っ……いいよ。こういうのもコーフン、するだろ?ああっ……」
男が動き出すと、ヴェロニカの体も揺れる。背後から男の手が彼女の胸を掴んだ。
「早く……早く来て……もうさ……たまんないよ……んーっ」
唇を噛んだヴェロニカは背中を丸めた。
「出るっ」
男もヴェロニカを強く抱きしめた。
しばらく、二人はそのままの姿勢で荒い呼吸を整えていた。
そしてノロノロとアバターの服装を整えた。
「じゃあさ、転移結晶で本部からサクッと出てよ。アタシは歩いて本部出るから」
「えー」
男がヴェロニカに抗議した。
転移結晶は消耗品で、ゲーム内通貨で買う必要がある。
「二人一緒のところ見られたら、周りからやっかまれるだろ? いいコだから」
ヴェロニカが男の頬にキスすると、男はストレージから転移結晶を取り出して消えた。
男の残像に向けて手を振ると、ヴェロニカはまっすぐアスナのいる物陰を見た。
「居るんだろ? えーと、副団長殿」
アスナは電撃に撃たれたようにビクッとした。そして、おずおずと物陰から踏み出す。
(どうして、私がビクビクしなければならないの……後ろめたいことをしてたのはヴェロニカの方なのに!)
「とんでもないとこ、見られちゃったね。でも、心配しないで、アタシ退団するから」
「なぜ?」
アスナの問いかけは複数の意味を持っていた。
なぜ、あの男とここでセックスしていたのか?
なぜ、退団するのか?
システム的に、どうやったらあんなマネができるのか?
「色々訊きたいってカオだね?」
ヴェロニカは、あの蓮っ葉な笑顔をつくる。照れくさそうなのは、やはりさっきの行為を見られたためだろう。
「アタシはね、アインクラッドで数人しかいない娼婦なのさ」
「しょ……って、それで男性プレイヤーからお金をもらってる?」
「そういうこと。アタシはVMT、ヴァーチャル・マンコ・トレードって呼んでるけどね」
ヴェロニカはケタケタ笑った。
彼女が、スキル習熟度の割に良い装備を持っていた秘密は、これだったのだ。
「この世界の娼婦はね、なかなかイイ商売だよ。汚れ無いし、病気もない。希少価値もあるからね、けっこう稼げる」
「それが、どうしてウチに?」
ヴェロニカはストレージを操作した。
血盟騎士団の仮団員の姿から、深紅のドレスをまとった女に変身する。
素顔をさらし、髪を華麗にカールした赤毛に変わっていた。瞳の色も変更して紅茶色へと。
ドレスは胸元が大きく開き、思い切り締め付けたウェストに、ボリュームたっぷりに広がったスカート。
足元は深紅のハイヒール。
アスナはテレビで見た西部劇の登場人物を思い出した。酒場の女だ。
さっきまでとは全くの別人に見える。
婀娜な雰囲気はより濃く、華やかさとか、女らしい柔らかさが強調されている。
「娼婦の商売も悪くないけどさ、いい加減別のことをしたくなった。で、稼ぎで装備を買って騎士団の門を叩いたってわけ」
ヴェロニカは芝居気たっぷりに、スカートの裾を持ち上げて艶かしいストッキングに覆われた脚を見せる。
「そしたらさ、団員にアタシのお得意さんが居たのよ。けっこう頑張ってイメチェンしたんだけど、見破られてさ」
アスナの思考は漸く回り始めた。
「だから退団、ですか?」
「そゆこと」
ヘビーゲーマに人気のソードアートオンラインだから、女性プレイヤーの数は少ない。
おおよそ全プレイヤーの3割程度を推測されていた。
女性プレイヤーが加入したためにギルド内の人間関係でトラブルが起きる例は多い。
「あんま、迷惑かけたくないし。ソロに戻るわ」
アスナは一瞬だけヴェロニカの退団を惜しい、と思った。装備は揃っているし、
プレイヤーのスキルも仮入団期間中の訓練で大いに伸びている。勘が良かった。
でも、同時に副団長として彼女は退団してもらうしかない、というのも理解していた。
男と女のことについて経験の浅いアスナであっても、ヴェロニカがトラブルメイカーであるのは直感的に理解できたからだ。
ヴェロニカは騎士団から支給された装備一式をアスナに向けて差し出す。
アスナは黙って受け取った。
「けっこう好きだったよ、騎士団。アタシもさ、実は結構ヘビーゲーマーだからね。
システムの穴とか探すの好きでさ」
システムと聞いて、アスナはさっき抱いた疑問を思い出した。
「ど、どうやった…その、あんな……あんな事が、できる?」
「ああ、倫理コードの問題?」
ヴェロニカは、少し考えたようだ。
「いいよ、アスナにも迷惑かけるしね。企業秘密を教えてあげよう」
赤い絹のロンググローブをはめた手で、ヴェロニカはコンソールを開いた。
「ここのね……入り組んだところにあるんだけど」
ヴェロニカの指先は、迷わず『システム設定』の項目を開いた。
『システム項目』から『サウンド設定』を選び、普段目にすることのない警告音設定の部分を開く。
『倫理コード設定』メニューを開いて『警告音』をOFFにする。
「これだけでは、まだダメ」
次は『システム項目』から『グラフィック設定』を開き、やはり警告表示関連の設定を開く。
『倫理コード設定』メニューから『警告表示』をOFFにする。
「ややこしい」
アスナは普段自分が操作しない設定項目の多さを意識した。
「でね、これらの設定変更はマクロに登録できる」
ヴェロニカは手早くマクロを組んで見せた。
マクロとは、ゲーム内の行動を組み合わせ、一つのコマンドで連続して実行できるようにする機能だ。
「で、倫理コード解除したい相手にターゲットをあわせて実行すると、
その人だけ自分に触れても警告が出ない、倫理コードにも抵触しない。ほら、触ってみなよ」
ヴェロニカはドレスの胸を付き出した。
「え?」
アスナが固まっていると、強引に手をとって胸に押し付けさせた。
「そのままギュッと握るんだ」
ヴェロニカに言われて、アスナはためらったが、握った。
「ぁん」
赤いドレスをまとった娼婦が体をくねらせた。
びっくりして手を離すアスナ。
「どうだい、ハラスメントの警告出た?」
「出てない」
「今、あんたにターゲットを合わせて解除してみた。どう、触り放題よん」
ヴェロニカは豊かな胸を両手で挟んでアピールしてみせた。
「遠慮します」
アスナが断ると、ヴェロニカは笑った。
「ま、副団長様が娼婦の真似事なんてするとは思ってないけど」
アスナの耳元にルージュを塗った唇を寄せて囁く。
「いつか、大切な彼氏ができて、想いを確かめたくなったら、こういう操作もできる。覚えておいて損はない」
アスナは黒ずくめの出で立ちの剣士を思い浮かべた。いつも盾無しで、片手剣を相棒にモンスターに挑む男性プレイヤー。
「五感の完全再現を謳っている以上、アソコの感覚もマスキングできなかったんだろうね。
マスキングすると、プレイヤーの身体イメージに重大な齟齬が生まれる。
でも、ゲームとしてはR-13。開発スケジュールと収益モデルの問題もあって、
倫理コードに関しては、こんな中途半端なシステムにせざるを得なかったんだ。
最初っからR-18にすれば、それはそれで稼げるゲームになったと思うんだけど。
スポンサーとか投資家を説得できなかったのかなあ」
妙にゲーム業界通のような分析をして見せたヴェロニカは、ドレスのすそをつまんで一礼した。
「じゃね、またどっかで」
転移結晶のエフェクトとともに娼婦はアインクラッドの夜に消えた。
「使うチャンス……って」
一人頬を赤らめたアスナは踵を返し、騎士団の仕事をこなす副団長に戻った。
■あとがき
アスナがどうやって倫理コードの解除方法を知ったのか、という疑問をふくらませてお話にしてみました。
投稿は以上です。
どちらもGJ!
方向性は違うが面白かった
非エロでも楽しいな
両方とも良かったよーGJ!
リズが好きすぎる人のSSは個人的に文調が好みだ、シリーズ化してもいいのよ?(チラッ
倫理コードは原作でもあまり詳細な設定がさせてないから夢があっていいよね
782 :
妄想豚:2012/08/23(木) 11:22:29.81 ID:R2NqKTJR
先日黒雪姫ハルユキのSS投下した妄想豚です。
また新作書いてしまったのですが、需要ありますかね?お邪魔なら自粛しまーす。
リズベッドが健気かわいいので是非続きが湧いてきたらお願いします
そして鍛冶屋があって世界最古の商売が無いわけが無いですな
グッジョ!
786 :
妄想豚:2012/08/23(木) 15:35:15.34 ID:R2NqKTJR
>>784 内容は前回同様、ラブラブものです
>>785 かまってちゃんうざい
帰れ
はて?お伺いを立てただけですが。何故にそこまで怒っているのかわかりません。
邪魔だから自粛してくれ
NGID:R2NqKTJR
ところで今撮りためてたアニメの4話サクっと見たんだけど
シリカって原作(2巻?)とアニメ4話でもう出てこないの?
>>789 最新巻の裏表紙に「more deban」 と書かれている時点で...
アスナを主軸に新キャラでファン層増やしているようなもんだからな
リズとシリカについてはお情け程度の出演で引き立て役にすらなることはない
使い捨てヒロインか、キリトさんの首がラースに乗って海に流れるな
nice base
投稿してもいいかとか聞くのはここではタブー
できたら黙って投下するのがマナー
キリト「MMORPGの本質はプレイヤーによるリソースの奪い合いだ」
エギル「だからって女性プレイヤーのハート独占し過ぎじゃねぇのか?」
キバオウ「チートどころやあらへん、βテスター上がりのチーターやからビーターや!」
アスナが「正妻」でサチ(色々ご都合主義の神の加護が有り生存、今に至るw)と
シリカが「お妾?・側室?」的なハーレムモノ(アスナは「私を一番に愛してねw」の条件&サチ・シリカには
「私が『正妻』だから、そこら辺…、弁えてね?(ニコリ)」で二人を妾にする事を許可w)
を超希望。
公式のX2でも読んで我慢しろ
リズだけが二刀流スキルのことを知っていたってのが不自然感もなくかつニヨニヨ出来ますなー
>>797 詳細、当方アニメ撮り貯めでついさっき4話からそれだけ見たニワカなり
公式であって公式じゃない不思議な話
言い出しっぺが書かないとね
ヒロインたちがキリトを奪い合ってPK合戦になったりしないかと心配
たった1人のキリトを巡り7人のヒロインが殺し合う
それが―――正妻戦争
アインクラッドにはデートスポットってどんなところがあると思う?
フローリア以外で
大部分が水に覆われたエリアとかありそうなのに
アルゲードそばじゃね
連れ込み宿や街
ネオンがいっぱいで常に夜
むしむしランド
ピナとキリトのエッチを希望
811 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/24(金) 22:54:04.76 ID:B2I+G11t
キリアス希望
ユウキちゃんきぼん
>805
海があるじゃないですかー
>>810 ピナの頭がはいってくるよ、みたいなのか?
>>814 ピナのまんこにキリトがちんこを突っ込むの
ピナが進化しておにゃのこ型に
んでシリカに隠れてこっそりという展開が良いと思うんだが
ピナが雌雄同体(チンコ・マンコ有りの一見女の子)で
シリカと挿入したり
キリトに挿入されたりキバオウに挿入したり
しかしこれ腐のエサにはならんのだな
てっきりその手の薄い本出そうな気もしてたのに
蓋を開けてみれば案外男性向け創作ばっかだったという
アリシゼーション編までアニメ化することになったら間違いなく餌食になるだろうけどな
ここではAWよりSAOが人気みたいね
けれど僕の一番はハル。君だよ。
売上でもSAO>>>AWですが
>>818 よくある、主人公の相棒的なポジションのキャラがいないからな(アリシまで)
クラインやエギルはMOREDEBANレベルだし
エギルが相手だと絵的にガチだからアカン
825 :
デート?:2012/08/25(土) 19:43:13.51 ID:3Toz+6fN
アニメ組です。
7話のリズペットの店をアスナが飛び出し、キリトに会いにいくのだろうという妄想を話に。
6話から2ヶ月しかたってないのに、耳飾して会いにいくほど好感度が上がっているとは。
キリト→アスナへの好感度はたいして上がっていないのだろうという過程で。
アスナを裸に剥いたりするけど、エロくはないです
826 :
デート?:2012/08/25(土) 19:44:12.73 ID:3Toz+6fN
「ひゃ、もうこんな時間、そろそろいくねっ」
鐘の音にリズの店を大慌てで飛び出す。
アスナにとって今日は特別な日だ。現在片思い中の相手となんとか会う約束を取り付けることができたのだ。
それにしても――ギルドの皆もリズもそろいも揃って「アスナ(副団長)が休み!?」と目を丸くして驚くだなんて、そこまでびっくりされちゃう事なのかな?
アスナはそんな事を考えながら足早に転移用のゲートへと向う。
ゲートに身を侵入させると視界が一瞬ぼやけ、すぐに景色が変り第47層フラワーガーデンへと到着する。
待ち合わせ場所は広場の中央の噴水の側、12時丁度の約束だ。
現在の時刻は11時半。つまり30分も前に着いたことになる。アスナはメインメニューで時刻を確認し、
「うん、予定通り」と頷くと軽くスキップを踏みつつ噴水へと足を向わせる。
待ち合わせの相手がまだ来ていない事を確認すると、噴水を前にう〜んと大きく伸びをした。
水飛沫がキラキラと太陽の光に反射しながら降り注ぎ、アスナの薄茶色の髪を少しばかり湿らせる。
ほんと、この広場は綺麗でいいとこよね〜、と周りを見渡す。
中央に位置する噴水からは四方に、広場の外周へと続く通路が伸びており、その両側には区画ごとに色が統一された美しい花々が所狭しと植えられている。
辺り一面の鮮やかな色彩を一通り眺め終わると、涼しげに水を噴き上げるオブジェへと向き直った。
ふと、新調したばかりの青紫の耳飾りに右手を伸ばす。
――キリト君、気づいてくれるかなぁ?
緩く曲線を描く宝石の表面を指の間で転がしながらぽつりと呟いた。
本当は服装もいつものではなく、可愛い私服でおめかししたかったのだけれど……。
噴水の水面にゆらゆらと映る自分の姿、白の生地に赤の縁取りと装飾が施された、所属ギルドの制服を暫しみつめていたが、あっ時間、とウインドウを広げ再度時刻をチェックする。10分前だ。
そそくさと髪型、服装を整える。転移ゲートの方に目を向けると、丁度出現したのは腕を組んで歩く幸せそうな表情のカップル。
「うわ〜いいなぁ〜」人差し指をあてた唇の隙間からとんでもない台詞が滑り出し、あわわと身体をくねらせ狼狽してしまう。
――わたし挙動不審すぎ……。
気を取り直してふぅ、と噴水のへりに腰をかけ両足をぷらぷらさせながら、時折ちらっちらっとゲートのほうを確認する。
だが、一向にお目当ての人物は現われない。
遅い。時刻はすでに約束の時間から15分を過ぎていた。
アスナはすでにウインドウをずっと開けたままで、じろっと睨みつける様に秒を刻む単位を凝視していた。
それがぴたり20分を表示した時、はっとして、フレンド欄のキリトの項目をタップした。簡易的な所在地を示す文字が浮かび上がり――そして。
ガクっ、全身から力が抜けていくのがはっきりと分かった。ああ、宿屋でまだ寝てるんだわ……。
怒りよりも落胆が勝り、はぁっと溜め息をつくと、のろのろと手を動かしてメッセージを送信する。
→ちょっとなんでまだ寝てるのよ!
5分経過。
→おーい、こら〜、起きろ〜!
5分経過。
→ねぇ〜、起きてってば〜!
5分経過。送信履歴から最初のメッセージを選び、再編集・送信と、操作する。2度、3度、繰り返し何度も。
827 :
デート?:2012/08/25(土) 19:45:06.18 ID:3Toz+6fN
勢いに任せて30回ほど連続で繰り返した後、アスナはふと我に返り思った。
――これってばひょっとして迷惑行為でGM呼ばれちゃったりするレベル? 何やってんだろわたし。
自己嫌悪に陥りそうになった時、メール着信を示すアラーム音が鳴った。
タ・タ、ターン! 攻略組の鍛え上げられた敏捷度を見よ! とばかりの速度でアスナの指先が軽やかに踊りメッセージを表示させた。
→あぁ、わるいっ、すぐにそっち向かうから
時刻はすでに40分を回っていた。
鬼気を全身に纏わせながらガシっと両腕を組み、顎を少し上げて仁王立ちの格好。斜めに突き出した右足の爪先がレンガ作りの地面をバシバシと叩く。
そんな鬼気迫るアスナの様子はすでに広場の注目の的となっており、
『ねぇ、あれ、ひょっとして閃光の?』
『なんか噂に聞いてたのと違うような……』
『ぷぷ、ふられたんじゃないの?』
小声で聞こえてくる様々な陰口を、きっ、と目を剥き威圧だけで退ける。
やがて時刻が50分を回ろうとした時、転移ゲートがゆらぎ、黒いズボンに黒いコート、下から上まで黒で統一された小柄な男が出現した。
アスナはその姿を視界に捕らえると、それでも思わずにまっと口元が緩みそうになるのをバシバシっと両手で頬を叩いて防ぐと、眉を一層険しく寄せて、こちらに向かってくる黒の男を迎え撃つ姿勢をとる。
男は小走りにアスナの目の前までやって来て、やや引き攣った声で遠慮がちに口を開いた。
「や……やぁ、アスナ、ま、待った……よね?」
「き、き、キリト君、君ねぇ! もう約束の時間から50分もたってるんだよ! っていうか! 寝てるってどういうことなのよっ! い、言っとくけど、こっちは30分もまぇ、コホ、コホン! ぴったりに到着してまってたんだからね!」
「申し訳ない、一度は時間に起きたんだけど、うっかり二度寝しちゃって」
腰が引けまくった姿勢で両手を合わせ、すまんっと平謝りのキリトの姿を見ていると、何故だか早くも怒りが収まってくるのを感じて自分でも驚く。
ああ、わたし本当にこの人の事好きなんだなぁ、と再認識すると苛立ちは殆んど消えていた。
「晩御飯!」
唐突に右腕を伸ばして人差し指をぴっとキリトの前で立てると、声高に言う。
「お洒落なお店にエスコートしてもらいます! 勿論キリト君の奢りで!」
一瞬面倒そうにえ〜っという表情を見せたキリトだったが、覚悟を決めたのかすぅっと息を吸い込むと、芝居がかった態度で腕を前に一礼しながら「ではご馳走させて頂きます、副団長殿」と、言い放った。
「はい、期待していますからね、黒の剣士さん」
両手を後ろで組み、キリトの顔を覗き込む様に首を傾け、アスナはくすくす笑いながらそう言い返した。
ここは事実上SAO専用板なのね。次スレではアクセルの字を消したほうがいいかも。
829 :
デート?:2012/08/25(土) 19:50:09.34 ID:3Toz+6fN
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「ところで、なんで待ち合わせ場所がココなんだ?」
外周の通路に設置されたベンチに腰を下ろしたキリトが、同じく一人分の間隔を空けて隣に座ったアスナに問
いかけた。
「え? 不味かったかしら?」
「だってさ、アスナはダンジョンの攻略情報を交換しあいたい、そう言って俺に声かけたよな?」
キリトはピンクな雰囲気を漂わす男女のペアばかりの庭園に視線を投げかけ、ばつが悪そうに続けた。
「こんな場所で攻略の情報交換もないだろう……」
――まぁ、正論よね。
アスナは胸の奥で頷き、でもこうでもしないと君はこんな場所には来てくれないでしょ……と心の中で抗議
した。
そしてキリトの疑問の追及をはぐらかすかのように、パンっと手の平を叩き合わせ、
「もぅ、細かい事気にしないの。そんなことより誰かさんのせいでお昼が過ぎちゃったけど、お弁当にしましょ
うか」
言いながらウインドウを操作し、用意してきた布でくるんだ重箱を取り出した。
キリトはまだ何か言いたげではあったが、弁当と聞いて追求を飲み込んだようだ。
アスナの料理の腕前はキリトも十分知っているのだ。訝しげな表情はすでに期待のそれへと変化していた。
アイテム欄から四角く折りたたんだ布を取り出すと、ベンチの前にそれを大きく広げ、重ねられた箱を1段づつ
横に並べていく。
重箱はなんと五段もあり、布の上はたちまち色とりどりな料理が並ぶ豪華な食卓へと姿を変えていった。
「す、凄いなこれは……」
目を剥き、食い入るように立ったまま呆然と料理の山を見つめるキリトを見て、アスナは満足気によしっと
右拳を握りガッツポーズを取る。
前回、圏内で起きた騒動のときは急だったので簡単な物しか作れなかったが、今回は早朝からたっぷり時間を
かけて作り上げた、アスナ渾身の作品の数々である。さらには店には売っていない、アスナ自ら調達した貴重な
食材も惜しげなくふんだんに使っており、見た目も然る事ながら、食材の質自体も大層な豪華さなのである。
「ほら、突っ立ってないでそっち座って。早く食べましょう」
「で、んぐんぐ……そっちはなにか……くっちゃくっちゃ……攻略中の層でなにか耳寄りな……もぐもぐ、情報
でもあるのか?」
「もぅ、お行儀悪いわねぇ、食べながら喋らないでよ。ってほっぺにご飯粒ついてるわよっ」
「んぐ、ああ」
キリトが尚も口を忙しそうに動かしながら親指で米粒を取り、口の中へと放り込む。
――はっ、ちょっと待って! このシチュエーションって! 本来ならご飯粒を指で取ってあげて自分でパクっとか、
あまつさえ舌で直接ペロっとしちゃったり? そんなベタな美味しい場面よね! そしてそのまま二人はいい雰囲気
になり……ふ……ふふ、じゅるり
「おーい、アスナー? どうした、涎が垂れてるぞ」
はっと我に返ると、キリトがアスナの顔を覗きこみ、手の平を目の前で上下に振っていた。
「ひぃ! な、なんでもないわよ、ちょっと白昼夢を見てただけだから!」
錯乱気味な台詞を吐き出しながら、右手の甲で口元を拭い、取り繕う様に先ほどのキリトの問いに大慌てで答える。
「え、え〜と? そ、そう、情報だったわね! うん、そんなの別にこれといってないわよ!」
「えぇっ?」
口を半開きで目を丸くして呆気に取られているキリトの顔を見て、アスナは「しまった!」と心の中で舌打ちする。
「ほらっ、こっちのこの玉子焼き! 会心の出来なの!」
重箱の隅に綺麗に一列に並んでいる玉子焼きを箸でつまむと、ポカンと空いたままのキリトの口の中へえぃっ
と押し込んだ。
ふぅ、なんとか誤魔化せたわね、と額の汗を布巾で拭いながら、お茶の入ったカップに口をつける。
「いやいや、なにも誤魔化せてねーし」
心を読んだかのようなキリトの台詞に、「げげっ、キリト君って読心術スキル高いんだ!」と、おどけた調子のアスナ。
「ははっ、アスナ、お前ってさ、変な奴だよな。もっとお堅い奴だと思ってたんだけど。何が目的なのかさっぱり
分からんけど、美味いお昼も食べれたし、まぁこういうのもたまにはアリ……かな?」
「そ、そう! それは良かったわ」
変な奴呼ばわりされて良かったもないものだが、それでもアスナはなんだか少しだけいつもよりキリトを身近に
感じることが出来た気がしてにっこりとした表情を浮べた。
830 :
デート?:2012/08/25(土) 19:51:56.08 ID:3Toz+6fN
「あ〜、うまかった〜。ほんと、すごくうまかったよ。ご馳走様でした」
「ふふ、お粗末様でした」
大満足といった感じで足を投げ出しお茶を啜るキリトを見て、アスナも嬉しそうに答えた。
すっかり空になった重箱を布で包みなおしてアイテム欄へと収納しつつ、ふぁぁっと大きなあくびをする。
「ゲームの中でお腹が一杯なって眠くなるって妙な気分だよねぇ」
「そうだなぁ、ふわ〜〜〜あ。ああ、俺もなんか眠くなってきた」
アスナにつられてキリトも長〜いあくびをして両手を後ろにつき、だるそうに体を斜めにする。
「眠いならさ、少しお昼寝しなよ」
「ん?」
「ほら、前はわたしが守ってもらっちゃったから、今回はその逆ってこと。キリト君の事しっかりガードするから」
「ははっ、そういえばそんな事もあったな。あの時はびびったよ、目覚めるや剣に手をかけて凄い形相で睨まれ
たからな」
「むっ……そこは忘れていいから」
アスナは頬を少し朱に染めてはにかんだ。
「じゃ、ちょっと横にならせてもらうよ」
ベンチに座り、そのままごろんと横になろうとするキリトを「ちょっと待って」と、制止する。
アスナは素早く隣に座ると、ほら、ここ、と膝の上をちょんと指差した。
「おい、まさか。そこに頭を置け……と?」
「なによ、男の子はこういうの嬉しいんじゃないの? それともわたしなんかの膝枕じゃご不満なのかしら?」
口を尖らせてじろっとキリトを睨みつける。
「いやいや、滅相もない……けど、恥かしすぎるっていうか。誰かに見られでもしたらあらぬ噂が、なぁ?
そっちも困るだろ?」
「別にわたしは一向に困りませんけどっ。ほらっ早く」
【paralyze−麻痺】の状態異常にでもなったかのように、みじろぎ出来ずにいるキリトの両耳をぎゅっと
引っ張り強引に自分の膝上に乗せる。
「あ、わたしの方に寝返りを打ったら殺すから」
笑顔で物騒な台詞を吐くアスナに、キリトはひい、と小さく悲鳴をあげると観念したかのようにそのまま目を閉じた。
「一時間くらいで起してくれ」
そう呟いたかと思うと、数秒もおかずにすーすーと寝息を立て始める。
「寝つきはやっ!」
どんだけ眠かったのよ……と呆れた表情でキリトの顔を覗きこむ。
――なんか勢いまかせに膝枕なんてしちゃったけど……。不味いわね、なんか急に恥かしくなってきたわ……。
ああ、なんか顔も熱くなってきたし。胸もどきどきしてきたあぁぁ。それにしても寝顔可愛いわね、って
うああああ、顔近いっ、近すぎだから! ……はぁはぁ。ちょっと落ち着いて、落ち着けわたし! たかが膝枕、
たいした事ないって! 膝枕っていったらあれよ。ほっぺのご飯粒ぱくっよりも、当然上位に位置する行為よね。
え? でもまだ手もまともに繋いでないのに? あれれ? 先行しすぎ? これって最初の街からいきなり
50層くらいに挑戦するレベルじゃない? ひいぃぃぃ、先走りすぎたぁぁぁ! あぅあぅ恥かしい、恥かしすぎて死んじゃうぅ!
上半身のみを器用に右へ左へくねらせ、こめかみに手を添えるとこれまた頭を上下に不規則に動かす。
笑みを浮べたと思ったら苦悩の表情へと変り、またにへらと顔を崩す。
そんな奇奇怪怪な行動を百面相を伴って繰り返す。
はたから見れば、異常者と思われても仕方が無い素振りだったが、アスナがそれに気付く事はなかった。
「ふぅ……」
奇抜な運動で汗ばみ始めた頃、アスナはようやく落ち着きを取り戻していた。
ウインドウで時刻をチェックする。現在午後3時。大分日が傾いた空を暫く見上げ、そしてまたほんのりと
熱を感じる膝元に目を落す。キリトの気持ち良さそうな寝顔を見つめながら、頭の中で問いかけた。
――ねぇ君、君はどうしてわたしと距離を置くの? 何のことかって? そんなの、君が常にある一線から
踏み込まないようにしている事だよ。友人と恋人の間の壁、ううん、知人と友人の間の壁すら感じるんだよ。
淋しくないの? ずっとソロだなんて、恐くないの? 君の隣の席はわたしじゃ埋められないの?
ねぇ、答えてよ
831 :
デート?:2012/08/25(土) 19:53:27.76 ID:3Toz+6fN
答えの返ってくるはずのない問いを繰り返し反芻している内に、瞼が少しづつ重みを増し視界を閉ざしていく。
うつらうつらと舟をこぎ、あわや熟睡しかけた所ではっと目を覚ます。
危なく寝ちゃうとこだった、とまだ少しぼおっとする頭を覚醒させるべく、肩の上で首をゆっくりと回す。
すると耳のあたりでちゃりちゃり音がした。
そういえば――耳飾り、全く気付かれなかったわね。
「でも、まだ夕食タイムが残っているしね!」
一瞬肩を落としたが、すぐに気持ちを切り替え「さてっもう少しだけ寝かせてあげてから起こしますか」と、
背筋を伸ばして気合をいれるのだった。
「さて、約束通りディナーにエスコートしてもらいましょうか!」
勢いよく立ち上がったアスナは片手を腰に当てながら、もう片方でびっとキリトを指差して元気一杯に言う。
あたりはすっかり薄暗くなっており。広場の様々な色を夕暮れが赤一色に染め始めていた。
恋人達も夜の街へと舞台を移すべく立ち去り、すでにガーデン内は閑散としている。
仕方ない、とばかりに続いて立ち上がったキリトがウインドウを操作し、1つのアイテムを取り出した。
「な〜にそれ?」
キリトの手に現れたそれを覗き込む。
どうやら一通の封書のようだ。Dの文字が刻まれた赤い封蝋が施されている。
「半年くらい前かな、隠し部屋の宝箱から入手したんだ。アイテムの説明によると、特定の場所でこの封書を
使用すると隠されたレストランが出現するらしいんだ。」
「らしい?」
「ああ、実際いってみたんだが、エラーメッセージがでてな。男女のペアじゃないとイベントが発生しないらし
いんだ。どうだ? いってみるか?」
「うわ、面白そう! いくいく!」
きらきらと眼を輝かせながら、うんうんと頭を縦に振る。
「ただし」と、キリトが真剣な面様になりアスナの目の前に封書を掲げて言った。
「この特定の場所というのは、フィールドエリアにあるんだ」
「え……それってつまり」
アスナの表情からも笑みが僅かに消える。
「ああ、戦闘イベントが始まる可能性もあるってことだな。とはいえ、17層の場所だ。俺達のレベルなら
どんだけ油断したとしてもHPを減らすことすらないはずだ」
「そうよね、それに危なくなったらキリト君の背中に隠れちゃうから」
茶目っ気たっぷりに、まばたきをしてみせる。
キリトは肩をすくめて「りょ〜かい」と呟くと転移ゲートのほうに頭を振り、歩き出した。
「うわ〜、また随分辺鄙な場所だねぇ」
特定の場所、それはマップの一番隅っこで、侵入付加の壁と盛り上がった丘に挟まれて小さな窪みに
なっているエリアだった。短い草が生えているのみで、面積にして普通の家が2軒立つかどうかという広さ。
「よし、アイテム使うぞ、一応戦闘の準備はしておけよ」
「うん、いいよ」
ごくり。期待と緊張の面持ちで唾を飲み込む。
キリトが封書をその狭い空間にぴっと指先で飛ばす。刹那、眩い光とイベント発生を知らせる音と共に、
目の前に1階建ての西洋作りの建物が姿を現した。壁は白一色で統一されており、唯一屋根だけが
燃えるような赤色をしていた。上部が曲線を描いたお洒落な窓にはカーテンがかかっていて中の様子は
伺えない。
入口扉には看板がかかっており、【レストラン リムーブクロス】と書かれいた。
剣に手を添えつつ、キリトが入口のドアノブに手を伸ばした。
「じゃ、開けるぞ」顔だけこちらに一瞬向けるとノブを回す。ドアが中へと開け放たれると、二人は左右から
半身を乗り出し中を覗き込んだ。
832 :
デート?:2012/08/25(土) 19:55:56.44 ID:3Toz+6fN
アスナが「うわぁ」と感嘆の声を漏らす。部屋の内装はこれまた西洋風で、家具は全て素人目にも高級品
なのだろうと思わせる優美なデザインの物ばかりであり、中央にはシックな丸テーブルが1つだけ置かれ、
天井からぶら下げられた、宝石を鏤めたペンダントライトが淡い影をテーブルクロスに落としていた。
やや警戒を解いて中に入ると、上品な鈴の音が鳴り奥から一人の男が現れた。タキシードを着込み、
くるりと跳ね上げられた口髭が印象的な、ウエイターというよりは執事といった風貌の男だ。
「ようこそ、リムーブクロスへ。ささっどうぞお席の方に」
頭を深く垂れ、格式張った礼をしつつテーブルの方へと右腕を広げる。
二人はそれでも慎重にゆっくりと歩を進めた。テーブルの前まで来ると、すっと男が椅子を引く。
アスナとキリトは顔を見合わせると、こくりと頷き座り心地の良さそうな椅子に腰をおろした。
「わたくし、ダッツィーノと申します。キリト様、アスナ様、ようこそお越し下さいました。今宵は存分に
当レストランの料理をお楽しみ下さい」
え? どうして名前を? とアスナが怪訝な表情を浮べるが、キリトがそれを察したのか口を開いた。
「これはゲーム内イベントだ。この男もNPCだし、システムが俺達の名前を把握し呼ぶのは不思議じゃないさ」
アスナはなるほど、と頷く。
「それにしても、結構期待できそうじゃない? 雰囲気も凄くいいし」
「だといいがな」
「では、お料理を運んで参ります故。暫しお待ちを」
きびきびした無駄のない動きで奥――厨房があるのだろう――へと戻ろうとした男をアスナが呼び止めた。
「え? ウエイターさん、メニューはないんですか?」
「当店ではメニューはございません。全てシェフのその日のお勧めをお出しする事になっております。
ですが必ずご満足頂けると思いますよ。あと、わたくしの事はダッツィーノとお呼び下さい、アスナ様」
男は一礼し、今度こそ奥へと姿を消した。
「ふむ、メニューがないなんて変わった店だな」
「それだけ、料理に自信があるってことだよきっと!」
「選べるほど、このイベントに料理を用意しなかったともとれるがな」
「もぅ、捻くれた考え方ねぇ……。でもわたしは確信したわ、このイベントは当りよ! キリト君がゲットした
あの招待状、激レアなんだわ、きっとすっごい美味しい料理が出てくるに違いないわよ!」
「だといいがな」
暫くして、男が料理を乗せたワゴンを押して戻ってきた。テーブルの上に次々と料理が盛られた皿が並べ
られていく。湯気のたつ白スープ、鮮やかな赤のソースがかけられた網目模様の焼き後のついた肉、
色豊かな野菜の盛合わせ、魚のバター焼き、そしてふっくらと焼き上げられたパン。飲み物は年齢制限
でもあるのだろうか、ワイングラスに注がれたそれはどう見てもオレンジジュースだ。
冷めた意見ばかりだったキリトも美味そうじゃないか、と手をすり合わせて言った。
だから言ったじゃない、とアスナも爛々と目を光らせる。
「ささ、温かい内にお召し上がり下さい」
『いただきま〜す』
「ん……」
「あら……」
それらは至極普通の味だった。
アスナ自身の料理に遠く及ばないのは言うまでもなく、むしろ行き付けのNPCの店の料理にすら
劣るんじゃないのかと思わせられる程だ。
心の底からがっかりし、口をへの字に曲げてフォークでつんつんと肉をつつく。
一方キリトは、食えりゃいいや、とばかりにがつがつと口に料理を運んでいる。
そして――先に異変に気付いたのは、キリトのほうだった。
詰め込みすぎて喉を詰まらせたキリトが、ワイングラスに手を伸ばそうと視線を移した瞬間、
「ぶふぅー!」勢いよく口腔内の料理が空中に飛散する。
「ちょ、汚いわね! 何よいきなり!」
「お、おま、お前その格好……なにやってんだよ!?」
「はぁ? 何をいって……」
自分の姿を見て途中で言葉を失い、固まった。
なんとアスナは何時の間にか白のギルド服ではなく、下着姿――ピンクの生地に黒で刺繍が
施された可愛いデザインのブラ――になっていたのだ。
「いやーーーーーーー!」
【Petrifaction−石化】したように硬直していたアスナの悲鳴が部屋に響き渡った。
素早く両腕で胸を隠そうと前で交差する――が、腕がすっと消え、依然として下着は露になったままだ。
――え? 何? 何これ? どうなってるの?
そこにあるはずの腕を胸の上から遠ざけると、腕が現れる。
833 :
デート?:2012/08/25(土) 19:57:52.27 ID:3Toz+6fN
「ちょっと失礼」
アスナの一挙一動をじっと見つめていたキリトが、何かを得心したかのようにポンっと手を叩いて
アスナの脇腹に手を伸ばし、タッチした。
「ひぃぃ! 何すんのよこの変態!」
平手打ちがキリトの頬に炸裂する。
「ま、まて落ち着け! 分かったんだよ、からくりが! 今お前を触ったが感触はごわっとした皮の
それだった。つまり、服自体はそのままで『透明化』しているだけなんだ。そして俺の腕もそうだっ
たが、体を隠そうとする物質もまた透明化されるんだ。な、そうだろ? ダッツィーノさんとやら」
「その通りでございます」
「なにそれ、意味わかんない! 一体全体何がどうなってるよぉ!」
隠せないと理解していても体が勝手に動き、腕で胸を隠すような仕草をする。
顔を真っ赤にしたアスナに淡々とした口調で説明が加えられる。
「当レストランでは、料理の対価は<コル>ではございません。<羞恥心>なのです。アスナ様が
羞恥を露にすればする程、それによるリアクションが大きければ大きいほど、味もまたそれに呼応し
美味になるのです。今アスナ様は大変素晴らしい<羞恥心>をお見せになりました。きっとお料理の
ほうも極めて美味になっていることと思われます」
「な、ななな、なによ! そのド変態仕様は!」
信じられない――と、眉を吊り上げ、怒りと呆れが混ざりあった叫びを上げる。
「まて! アスナ!」
真剣な口調のキリト。
もぐもぐ。
ごっくん。
「う、う、うめぇぇぇ! おい、この料理、滅茶苦茶美味くなってるぞ! 食ってみろって!」
美味そうに次々に料理を頬張るキリトをきっと睨みつけるが、料理を嗜む者としてはそんなに美味しいの?
と気にならない事もない。
それでもやはり恥ずかしいので、テーブルで胸を隠すようにし――テーブルもとっくに透明なので意味
ないのだが――前屈みの犬のような姿勢で料理に口をつけてみる。
「!」
アスナは眼をかっと見開いた。体が稲妻に打たれたかのような衝撃を受けた。
「なに……この味」
それらは此れまでにゲーム内で食べた如何なる食事よりもはるかに美味だった。
今まで食べてきた物には全て旨みの上限が決められていたんじゃないのか、とさえ思わせるほどに。
アスナは自分が下着姿のあられもない格好なのを忘れ、一体どの食材を使えばこの味が出せるのかしら……
なんとか味を盗みたい、と1品づつ口に含み考えを張り巡らせながら料理を楽しんでいた。
一心不乱に口を動かし、料理が半分を切った頃、ダッツィーノがぼそっと呟いた。
「さて、そろそろ全部消えますよ」
『え?』
二人が同時に顔を上げた。
瞬間、キリトが鼻を押さえて顔をそらした。指の間から赤い液体がぽたりと垂れる。
数秒遅れで、アスナの今日一番の大きな悲鳴が空間をびりびりと震撼させた。
完全に素っ裸になったアスナは椅子の上で身体を丸めてくすんと涙ぐむ。勿論、透明化され肝心な
部分は丸見えなのだが。
「……うう……もぅいやぁ……」
鼻血を垂らしながらキリトが立ち上がり「店を出るぞ、アスナ」と声をかける。
「不可能でございます」
行動の意図を理解したのかダッツィーノが抑揚のない声でキリトの行動を阻む。
「完食しない限り、中からは決して出られません。扉、壁も全て破壊不可能となっております。
勿論転移結晶も使えません」
それよりも――と台詞を続ける。
「今のアスナ様の<羞恥>でさらに、さらに料理が美味しくなっております、どうぞお楽しみ下さい」
食べるしかない。アスナは覚悟を決め、消え入りそうな口調で言葉を絞り出した。
「キリト君……絶対前見ないでよ……横向いて食べて」
「ああ、分かった」
834 :
デート?:2012/08/25(土) 19:59:08.36 ID:3Toz+6fN
「うぉぉ……まじでさらに美味くなってる」
鼻に布巾を突っ込み、顔だけ横にして料理を口へと運ぶという、妙ちきりんなキリトから感嘆の声が上がる。
一方アスナはトマトの如く耳の先まで真っ赤にして、しかし目尻に涙を浮べながら「美味しいよぅ、うう、
恥ずかしいよぅ、なんでわたしがこんな目に……。でも美味しすぎるよぅ」と半ばやけっぱち、でも恥じらい
は消せず、でも舌鼓を打って、混沌とした様子で料理を堪能していた。
やがて、テーブルの料理が全て平らげられるとダッツィーノは口を開いた。
「さて、デザートはどうなさいますか?」
「勿論食べ……うぐ」
キリトの言葉を途中でアスナが投げつけた皿が遮る。
「いえ、お暇します! だから早く服を戻してよぉ!」
「そうですか、それは残念です。きっとデザートはとてもとても美味しくなっている事でしょうに。ではこの
脱衣料理イベントを終わらせる方法をお伝えします。キリト様がアスナ様の2つのボタンを同時に押せば終了です」
『ボタン?』
本日3度目の二人のハモった声。
「はい、アスナ様の胸のポッチ。いわゆる´ちく〜び´の事で御座います」
「は、はい?」
アスナは意味を理解できずにいた。脳が理解することを拒んでいるのだろうか。
――胸のぽっち、ちく〜び? そんなのわたしの胸にあったっけ? え? 乳首? はは、まさかね。
まずはちく〜び、これが意味する言葉の意味を考えるべきね、ちく〜び、ちく〜びねぇ……。何処かの方言かしら?
ちくわの類語という線も捨てがたいわね。
時間にして僅か数秒、アスナは現実逃避とばかりに珍妙な思考を繰り広げたが、やがて脳が正常に処理を開始し
答えを導きだし、そして言語化させた。
「そ、そ、そんな事できるかあぁーーーーーーーー!」
ふとキリトの方を見やると、両手の人差し指を前に突き出し、何もない空間に向かってぐっぐっと、押し込むような
動作を真剣な面持ちで繰り返していた。
「な、何をしてるのよあなたわぁーーーーーーーー!」
「え、いやちょっと練習を……」
キリトはアスナへと向き直ると、照れたような表情で小さく呟いた。
「だから、こっち見るなっていってるでしょーーー!」
「いやはや、アスナ様の<羞恥心>リアクションは大したものですな。デザート本当に入りませんか? ちなみに
アイスクリームなのですが、今しがた名前が『神々の息吹』などという、痛々しくも神々しい名前に変化しておりますが?」
「……いや、いいって」
叫び疲れたアスナはもぅ勘弁してよ、とぼやいた。
835 :
デート?:2012/08/25(土) 20:00:33.85 ID:3Toz+6fN
――結局、キリト君の目を硬く瞑らせて「絶対みないでよね、絶対だからね!」と何度も念を押して、乳首と
言う名のわたしのボタンを押してもらうことになった。
「い、いいよキリト君……や、やさしくして……よね」
か細く震えたアスナの声。
閃光の異名を持つ普段のアスナとのギャップがより一層女の子らしさを強調する。
「あ、ああ、じゃぁ押すよ」
ごくり。キリトの喉が鳴った。
「あ、そこじゃないよぉ、もっと上……」
「ちがうってぇ、今度は行き過ぎ……」
「痛っ、もっとやさしく……」
「ひゃっ、うん、平気だよ、今のとこより少し上……」
「きゃ、あん! そこぉ!」
妙に艶っぽい声を出すアスナであったが、ようやくキリトがボタンを押すことに成功したようだ。
途端に、ブゥゥゥンという音が周囲を包み、テーブルが、空になった皿の数々が、部屋の内装が、次々と
希薄になっていく。その時、姿が消えかかっているダッツィーノが最後の言葉を口にした。
「アスナ様、キリト様、本日は当レストランをご利用頂き真に有難うございました。楽しい一時を過ごされたようで
わたくしも満足でございます。その封書はこの世界に1つしか存在しませんが、何度でも仕様可能ですので、
お気軽にご利用下さいますよう、お願い申し上げます。ひとつ付け加えますと、毎週水曜日のみ、脱衣されるのが
女性ではなく男性の方となっておりますのでご注意願います。では、御機嫌よう」
「はぁ、とんでもないイベントだったが、料理は美味かったよなぁ」
「胸触られた……胸触られた……何か変な声でちゃった……しかもなんか気持ちよかっ……」
首の後ろで手を組み、真っ暗闇の空を見上げて息を吐くキリト。
その傍らで小さくうずくまり、地面の草をぶちぶちとむしり、ぼそぼそと聞き取れない程細い声で呟き続けて
いるアスナ。
黒と白の二人は暫くそれぞれの思いに耽っていたが、やがてなんとか復活したアスナが言葉を発した。
「確かに、料理の味『だけ』は最高だったわね、その他は最悪だったけど!」
「また来るか?」
「そうねぇ、水曜日にならいいわよ? 他の日はダメ!」
「でもさ〜、俺は別に服が透けてもたぶん、アスナみたく恥ずかしがったり大仰なリアクションとらないぜ?
だから料理の味も大したことないんじゃないかなぁ、つまり」
キリトがにやっと笑いアスナを見た。
「また副団長殿に料理を『美味しく』して頂くより他ありませんな!」
「もう、キリト君キライ!」
頬を膨らませ、ぷぃっと後ろを向き街のほうへとすたすたと歩き出す。
「あ、そうだアスナ。その耳飾、新しい装備か? 結構似合ってるぜ」
背中越しのキリトの台詞に思わず口元がほころぶ。もぅ、気付くの遅すぎ! と心の中で悪態を付くがにやけた顔はなかなか元に戻らなかった。
836 :
デート?:2012/08/25(土) 20:02:00.18 ID:3Toz+6fN
おわり
なんか改行がうまくいっておらず、始めのほう果てし無く行が長くなってしまってすんません
GJ!
AWネタで書こうとするも難しくて幾度となく頓挫してしまっている自分がいるorz
面白かったよGJ
この手のレストラン話を見るとJOJO4部のあのレストランを思い出すな
筒井の薬菜飯店パクリのあれな
なんでも書くからリクエストくれー
ほんとうに何でも書くよー
こんなこと言ってるからわかるけどレス古事記だよー
うぜぇ死ね
朝凪さんちのレイカーさんくらい酷いのが見たい
キリト(&キリト分身5体)×アスナか
キリト(&キリト分身5体)×シリカ、
キリト(&キリト分身5体)×サチ、或いは
キリト(&キリト分身15〜20体)×アスナ・シリカ・サチで
備考…「分身」は自律行動、各個体に「自意識」が有る様なモノではなく
「キリトの手足の延長的概念」な分身。即ち「本体と分身全て」が
「一つのキリト」として動く…な設定w
設定を考えるだけなら小学生でもできるぞ
>>840 ういういで書こうと思ったけど難しいので任せた
シノンがキリトを寝とる
>>759です
相変わらずリズが好きすぎて8話が放送されたのに7話ばっかり見直してます
皆さん方はアスナSSが読みたいのでしょうが、空気読まずリズSS投下します
非エロ、妄想100%で
>>721-733、
>>760-767から続いています
店の外で回っている水車の音のリズムに合わせて、あたしはインゴットにハンマーを打ち付ける。
指定回数打ちつけると、インゴットは光を放ち形を変えていく。
「ふぅ……」
あたしは完成したツーハンドアックスのステータスを開いて依頼主の要求に沿うものであることを確認すると、
両手にはめた手袋の装備を解除し、一息ついた。
たまっていた仕事もとりあえずこれで終わり。
午前中に受けた仕事を大体片付けたあたしは、椅子に座りぐいっと身体を伸ばした。
今日はキリトもアスナも攻略は丸一日休み、
主要ギルドの責任者らと現在の最前線のフロアボス攻略についての攻略会議をしている。
終わったらここに来ると言っていたから、会議が紛糾しなければもう一、二時間もすればやってくるはずだ。
「さて……と」
この時間帯はプレイヤーたちの多くがフィールドに出かけているため来客もほとんどいない。
特にすることもないということで、読みかけだった小説を手に取り、続きを読み始めることにした。
最近発刊された、人気作家の最新作。
内容はというと攻略組の少年と職人の少女の甘いラブストーリーだ。
ストーリーはヒロインである職人の少女に攻略組の少年が仕事の依頼をするところから始まる。
攻略組として最前線で戦う少年、はじめは小生意気な彼を憎たらしく思っていた少女だが、
依頼を遂行するために彼と一緒に冒険をすることになった。
少女は冒険を通じて彼に助けられ、意外な一面を知り、だんだんと惹かれていく。
(なんだかちょっとだけ、あたしとキリトみたいよね……)
その後、少年への恋心を自覚した少女は、彼に想いを告白する。
同じく彼を想う少女の親友の存在や、二人を取り巻く環境など、
一筋縄とはいかなかったものの、少年もその想いを受け入れる。
そのままハッピーエンド、と思いきや、二人を襲う試練、危機、すれ違いの数々、
しかし、二人はそれらも乗り越え、ついに――
「あのー、すいません」
「ぎゃっ」
唐突に話しかけられ、この小説に出てくる少女であれば絶対に言わないような叫び声をあげるあたし。
驚きのあまり思わず本を投げてしまった。
熱中しすぎて気がつかなかったが、いつの間にか店にお客さんが来ていたようだ。
「えっと……い、いらっしゃいませ、リズベット武具店へようこそ」
あたしは立ち上がると上ずった声でなんとかお客さんにいつもの挨拶をする。
目の前の女性、というより少女は、あたしが落とした本を拾いあげ、こちらに向き直った。
比較的小柄なあたしよりもさらに背は低く、明らかにあたしよりも若い。
この世界で会った人の中で間違いなく一番若いであろう少女は、あたしに本を差し出すと、笑顔で言った。
「どうぞ。あの、これ、最新刊ですよね?あたしもこの人の作品凄く好きなんです。
ほら、年上の男の人に恋する羊飼いの女の子の話、読みました?」
「あぁ、ありがと。あたしはそっちはまだ読んでなくて、って――」
本を受け取りながら、少女の腕に止まったものに気がつく。
ふわふわとしたペールブルーの綿毛に包まれ、小さな体躯と同等の羽根を持った生き物。
その双眸は燃えるように赤く、大きな尾羽を誇らしげに伸ばしているそれはどう見ても――
「ドラゴン?あなた、ビーストテイマー、なの?」
「はい、この子はピナって言います。あたしの友達なんですよ」
「じゃああなたひょっとして、前に新聞に載ってた、中層のアイドルで竜使いっていう……」
「うぅ、あたし、別にアイドルなんかじゃないです……」
少女は気恥ずかしいのか、もじもじしながらかすかに頬を染める。
その仕草も面貌も、いかにも庇護欲をくすぐるというか、なんとも可愛らしい。
「あの、あたし、シリカって言います。リズベットさん、ですよね?」
これがあたしとアインクラッドの中層プレイヤーで最年少の少女、シリカとの出会いだった。
「片手短剣だと、この辺りがオススメかな」
「わぁ、いろんなサイズのものがあるんですね」
シリカと名乗った少女は肩にドラゴンを乗せたまま、武器を手にとってステータスをしていた。
あたしは、ドラゴンってエサとか食べるのかな、なんて考えながら接客をする。
「そこに展示してあるもの以外でも、オーダメイドで希望のステータスの武器を作ったりもできるよ」
「あ、でもごめんなさい。あたし、実は武器を買いにきたわけじゃなかったんです」
「え、そうなの?」
申し訳なさそうに言うシリカ。
手に持っていた武器を棚に戻すと、こちらを向き直り言いにくそうに口を開いた。
「はい。その、今日は武器の耐久値が減ってきたんで、メンテナンスをしてもらいたくて……」
「そりゃかまわないけど、そのためだけにわざわざ?行きつけの店はなかったの?」
「あの、ないわけじゃないんですけど……お店の男の人がちょっと苦手で……」
「あぁ、なるほど」
そう言われて納得する。
この世界では女性プレイヤーの割合は全体で2割ほどと言われているが、
職人や商人などに限れば女性の割合は3割を超えている。
死んだら終わりのデスゲームにおいて、女性で積極的に前線に出ているプレイヤーはどうしても少ないのだ。
しかし、鍛冶師に限れば女性の割合がかなり低いらしい。
おそらく職人になろうという女性プレイヤーの多くが、裁縫師や料理人になろうとしたからだろう。
理由は色々あるだろうが、綺麗な衣服や美味しい料理は自分でも楽しめるが、
フィールドに出ないのであれば武器は無用であるとか、
鍛冶師は専用アイテムなどが無骨であまり可愛くないといったところが敬遠された一番の理由なのではないだろうか。
だから、あたしのような女性の鍛冶師が少ない分、
実はあたしの店でも、女性の店なら安心という女性客が多かったりもする。
「それで、48層に女性の鍛冶師さんがいるって聞いて、
レベルも上がってきたのでこの層をホームにしようと思ったんですよ。
だから今日は、その、ご挨拶に……」
「そうなの?それはわざわざありがとう。そういうことなら大歓迎よ。
なんなら後でこのリンダースの特徴とかオススメのお店とかも教えてあげよっか?」
あたしの言葉にぱっとはじけるような笑顔になるシリカ。
緊張も解けたのか、明るい声を上げる。
「ホントですか?ありがとうございます。リズベットさんはその――」
「あたしのことはリズでいいよ。」
「あ、はい。リズさんはここへ来て長いんですか?」
「この店を構えてからは四ヶ月くらいになるかな。
ゆっくり話したいしとりあえずメンテナンスだけ済ませちゃうから、中で座って待っててよ」
「はい、じゃあこれお願いします」
あたしはシリカから武器を受け取ると、彼女を工房内に招き入れた。
「へー、じゃあシリカは特定のギルドとかに入ってるわけじゃないんだ」
「はい。MMOっていうんですか、こういうゲームはSAOが初めてで、
同世代の知り合いとかもいないし、その、声かけてくるような男の人はちょっと怖いし、
だからいつも広場とかで野良プレイヤー募集してるところに混ぜてもらってるんです。」
「あー、なるほどねー」
話しながらも手元が狂ったりはしない。
しっかりと全体を確認し、ちゃんと研ぎ上がっているかを確認して、
あたしはシリカのメイン武器であるダガーを鞘に収めた。
そのまま向き直り、砥石のすぐそばで覗き込むようにして興味深そうに見ていたシリカに手渡す。
「はい、できたわよ」
「ありがとうございます。あと、ついでにこっちもお願いします」
「はいはい」
シリカはあたしからダガーを受け取ると、もう一つ武器をオブジェクト化させ、あたしに手渡してきた。
同じくダガーではあるが、手に取ってみると、先ほどのものより幾分使い込まれているような気がする。
「えーっと、なになに、イーボン・ダガー?
要求ステータスの割には結構強いレア武器みたいだけど……、シリカってレベルいくつ?」
「昨日59になりました」
「あ、そうなんだ、おめでとう。でもこのダガーってさっきのダガーに比べると……」
決して悪くはないのだが、もっと低レベルプレイヤー向けだろう。
おそらくレベル45前後ぐらいのプレイヤーにピッタリなのではないだろうか。
あたしの言わんとしていることを察したのか、シリカは笑顔で言う。
「あ、実はそのダガー、なんていうかその、お守りみたいなものなんです」
「お守り?」
「はい。前にある人に助けてもらったことがあって、その人からもらったものなんです」
言いながら、シリカの頬を赤らめる。
あたしはその様子にピンときた。
女の子がこういうリアクションをするということは、すなわち――
「彼氏からのプレゼント?」
「か、かかか彼氏じゃないです!」
顔を真っ赤に染め上げて、飛び上がって否定するシリカ。
あたしはにやりと笑いながら攻撃を続ける。
「へぇー、じゃあ片思いなんだ?」
「うぅ……あの……その……」
ひとしきりモジモジとした後、シリカは小さく頷く。
やばい、この子可愛いわ、凄く。
元々あたしはこの世界に囚われるまでは友達と恋の話で盛り上がるような普通の中学生だった。
こっちでは女性自体少なく、しかも数少ない女性もあたしよりずっと年上の人が多いため、
なかなかそういうことを話す機会がなかったのだが、なんといっても他人の恋バナは大好物なのだ。
「ねえねえ、聞かせてよ!どんな人なの?出会ったきっかけは?」
「ええええ!そんな……恥ずかしいです……」
「まあいいじゃん。これ、タダにしとくからさ」
「うぅ……えっと……凄い強くて、かっこよくて、優しい人、です」
あたしの気迫に負けたのか、シリカは真っ赤な顔のまま、少しずつ話し始めた。
「四ヶ月くらい前になるんですけど、あたしがモンスターにやられそうだったときに助けてくれたんです」
「うんうん、それで?」
シリカの話では、モンスターからその人が助けてはくれたものの、
その時使い魔のピナがシリカをかばって死んでしまったらしい。
悲嘆にくれる彼女にその人は蘇生アイテムを取りに行けばまだ生き返らせることができるということ、
レベルが足りないとしてもレア装備で固めてその人と一緒に行けばなんとかなるだろうということと告げた。
そして、なんと彼はシリカをお姫様だっこして、風のように迷いの森を突破し街まで連れ帰ってくれたという。
なんともまぁ、キザな男だ。
「そのときの景色が凄く綺麗で、その、あたし、思わず抱きついちゃったんですよ」
「へー、でもさ」
「はい?」
「なんでそこまでしてくれたの?普通は助けてくれたとしてもそこまではしないよね?」
この世界では、女性プレイヤー、特にシリカのような若いプレイヤーというのは非常に少ない。
あたしだって、まだ駆け出しの頃は助けてやるから代わりに、なんて言ってくる男も何人もいた。
アイテムをくれたり、護衛をしてくれたりなんて、下心があると思うのが普通だ。
「あ、それは……、笑わないであげてくださいよ」
「うん?」
「あたしが単に……、その人の妹に似てたから、らしいです」
「ぶふっ」
ごめん、笑っちゃったよ。
だって、王子様キャラでシスコンだよ、ないわー。
あたしの様子にシリカも釣られて思い出し笑い。
二人してしばらく笑っていた。
「――で、あたしを狙ってたっていうオレンジギルドの人たちも蹴散らしてくれて、
ピナも無事生き返らせることができたんです。それだけ、それだけです」
シリカは想い人との出会いの話を全てあたしに説明してくれた。
時折茶々を入れるあたしに膨れながらも全て話す辺り、
シリカも誰かに話をしたかったというのがあったようだ。
「ふむふむ、なるほどね。それで好きになっちゃった、と。で、告白はしたの?」
「こ、告白なんて!……無理ですよ、そんなの。
そのままその人は前線に戻っていっちゃったんで、それっきりです」
「え?それっきり?会ったりしてないの?」
「はい……たまに、相談したいこととかがあったら、その……メッセージ送ったりしてるくらい……」
「なんで会ってほしいとかって言わないの?好きなんでしょ?」
あたしは率直に疑問をぶつけてみた。
するとシリカはうつむき、肩を落としてしまう。
「だって、そんなの、そんなのできるわけないじゃないですか……。
あの人は、最前線でゲームクリアを目指してる攻略組で、
あたしは命の危険のないサブダンジョンで暇つぶし半分で戦っているような中層プレイヤーで、
一緒になんて、いられないのはわかりきってたんです……」
「……シリカ……あんた……」
「あたしだって、できることなら一緒にいてほしかったんです。
好きです、行かないでくださいって、言いたかったんですよ。
でも、そんなの、あの人の優しさにつけこむだけじゃないですか」
シリカは吐き捨てるように言った。
それっきり、工房は沈黙に包まれてしまう。
シリカはうつむいたまま、想いの深さゆえの辛さに拳を握り締めて耐えていた。
彼女が必死に封じていた感情を暴いてしまったことに罪悪感を感じる。
が、それ以上に彼女に伝えたい言葉があたしにはあった。
あたしはシリカの気持ちも痛いほどよくわかった。
なぜなら、あたし自身の恋も、シリカと同じジレンマを抱えていたのだから。
あたしの想い人であり、攻略組であるキリトのそばに、
攻略組でないあたしは一緒にはいられない、と。
「ねえ、シリカ……」
だが、あたしの場合、同じ攻略組であるアスナのほうが相応しいと逃げ出したあたしを止めてくれたのは、
他でもないアスナだった。
「あんたの気持ち、あたしもよくわかるよ……」
『好きな人のそばにいるのに資格なんているはずがない』
彼女のこの言葉があったからこそ今のあたしがあると思う。
シリカだって、同じなのではないか。
あたしは目の前の少女にゆっくりと、諭すように言葉を紡いだ。
「わかるけど、でも、
あんたがこのむかつく世界のむかつくシステムを理由に想いを諦める必要なんてこれっぽっちもないと思う」
「で、でも……」
「あんたはレベル差があるからそばにいられないって言ってたけど、
はっきり言ってレベルなんてただの数字でしかないよ。
同じくらいの強さの人しか好きになってはいけないなんて、そんなの絶対間違ってる」
あたしはきっぱりと言い切った。
そう、大切なのは数字なんかじゃない。
そんなものが想いを諦めなくてはいけない理由になんて、なっていいはずがない。
あたしの言葉が届いたのか、シリカは頭を上げた。
「ねぇ、あんたの想いをぶつけてみなよ。
シリカみたいに可愛い子に好かれて迷惑だなんて思う男なんていないって。
いいじゃん、一緒に最前線で攻略するってわけにはいかないかもしれないけど、
攻略が終わったら一緒にデートしたりご飯食べたりしたら、楽しいよきっと」
「でも……あたし……」
「あんたはどうなの?このまま不完全燃焼のままでも満足なの?」
「あ、あたしは……」
シリカは目元を潤わせ、唇を震わせながら自身の願いを口に出した。
「あたしは、もう一度、あの人に会いたい。会って、もう一度お話がしたい、です」
好きな人に会いたい、シンプルな願い。
このシンプルな願いに、シリカの、前に進もうという勇気を感じ、あたし自身も胸が熱くなった。
こうなったら、とことんやるまでだ。
「よし!じゃあさっそくメッセージでも送ろっか」
「えぇ!?今からですか!?」
「あったり前でしょ。こういうのは勢いよ勢い。あんた、今夜は用事って何かある?」
「ない、ですけど……」
「じゃあ、こう送りなさいよ。
『すいません、今夜相談したいことがあるんですが、夕飯ご一緒できませんか?』って」
「えええ!?で、でも……相談ってなんの?」
「うーん、そこは適当に。ほら、恋愛相談とか?」
「む、無理ですよー」
「だいじょうぶだいじょーぶ、いけるって。あたしに任せとき。一緒に作戦考えるわよ」
「うぅ……でも……」
躊躇し、しかしシリカ自身もう自分の想いを心の奥底に隠していくつもりはないのであろう。
少しずつ、じっくりと時間をかけつつも、ついにメッセージを送ったようだ。
「あぁ、どうしよう。きっと、突然どうしたんだって思われますよね?」
「ま、なるようになるって」
「はぁ、緊張してきた。あ、返事がきたみたいです」
「お、素早い返信はポイント高いよ」
シリカはメッセージウインドウの前で小さく深呼吸をする。
「じゃあ、開きますね。……えっと、『今日は約束があるから、友達と一緒でもよければ』って。
はわわ、リズさん、どうしましょう?」
「うーん、二人きりがベストなんだろうけど、いきなりは厳しいだろうし、
別の日にしちゃうより勢いがある今日のほうがいいだろうから……ま、いいんじゃない?」
「わかりました。『ありがとうございます。全然大丈夫なんで、お願いします。時間と場所は――』、と」
「よし、じゃあ次は――」
現在の時刻はまだ3時すぎだ。
待ち合わせ時間まではまだたっぷり時間がある。
では、まず最優先にするべきことといったら一つ。
「次は、着替えよっか。オシャレしないとね」
アインクラッドの衣服で、戦闘用のものでない私服というものは、NPCから買えるものは非常にダサい。
よって、女の子は誰でも裁縫師に頼んで服を作ってもらっているものだが、
裁縫師のレベルが低いと結局可愛い服が作れない。材料も結構安くない。
そのため、安物をたくさん買うのではなく高級な勝負服を数セット持つというのがオシャレの基本となっている。
もっとも、現実世界と違い、この世界ならではの利点というのも存在する。
「ねえ、あんたのそのスカートにあたしのこのシャツを合わせるとかいいんじゃない?」
「あ、ホントですね、愛いかも。でもリズさんのこれも可愛いですよねー」
二人して下着姿になって、お互いに持っている衣服を全て床中に目いっぱいオブジェクト化させ、
あたしたちは装備ウインドウを開いては思い思いに衣服を組み合わせて装備する。
この世界には衣服のサイズという概念はないため、
体格が違うプレイヤーたちでも仲のいい友人同士であれば気軽にこのように衣装の交換ができるのだ。
「それ、あたしの友達からもらったものなんだけど、あたしには似合わないからあんまり着てないんだよね」
「えー似合うと思いますよ。一回着てみてくださいよ。これと合わせたらどうですか?」
「こんなフリフリなんてあたしには絶対ムリムリ」
あたしの場合、現実世界ではあまりオシャレに興味がなかったし、
この世界に囚われてからはずっとガムシャラに働いてきたしで、あまり衣服は持っていなかった。
ただ、最近はアスナが買ってみたけど似合わないといって服をくれたり、
店を持ってから生活に余裕ができたのでついつい衝動買いしてしまったり、
なにより毎日やってくるキリトに可愛い私服を見てもらいたいということで、どんどん倉庫に服が増えてきている。
「あたし、今までなかなかこんなことできなかったんで、リズさんと知り合えてホントによかったです」
「あたしだって、女の子の友達が増えて嬉しいよ。これからもよろしくね」
同じ年頃の子とこうやって恋だのオシャレだのの話で盛り上がるというのは、やっぱり楽しいものだ。
カラン、カラン
そのまましばらく二人でファッションショーをしていると、来客を告げるベルの音が鳴った。
あたしは素早くいつものユニフォームを身に着ける。
「あ、お客さん来たみたいだから、ちょっと店のほうに出てるわ。
ま、納得できるまでいろんな組み合わせ試しておいて」
「はい、ありがとうございます」
うなずくシリカを一人残し、あたしは店に繋がる扉を開く。
よし、仕事仕事っと。
「リズベット武具店へようこそ、って、アスナとキリトか。早かったんだね」
「よっ!今日はいつもよりすんなりと事が進んだんだ」
仕事モードに切り替えたあたしだったが、店に入ってきたのはいつもの二人。
面倒な会議から開放されて、あとは明日の本番まで英気を養うだけ。
二人ともリラックスした表情、と思いきや――
「おつかれさん。って、アスナ、なんかあったの?」
「もう、リズ!聞いてよ!」
あからさまに不機嫌そうなアスナが詰め寄ってくる。
一体どうしたというのか。
キリトはというと、なにやらバツの悪そうな顔をしている。
「あのね、キリトくんってばね、大事な会議中だったのにコソコソと誰かにメッセージを送ってると思ったら、
わたしたちに内緒で勝手に可愛い女の子と今夜夕飯一緒に食べる約束してるんだよ!酷いよね!?」
「いや、だからそれは、知り合いの子が相談したいことがあるからって言うからで、
別にアスナたちとの約束を忘れてたわけでも二人きりで会うわけでもなくてだな」
あれ、これって……。
「でも一言くらい相談してくれてもよかったでしょ!」
「悪かったってば。アスナは会議の責任者で忙しそうだったし、
せっかくだからアスナたちも紹介しようと思ったんだって。
なあリズ、今夜なんだけど、悪いけどもう一人一緒にメシに連れて行ってもいいか?
俺たちより少し年下なんだけど、きっと二人ともいい友達になれると思うんだ」
えっと、どこかで聞いた話のような……。
「ちょっと待って、キリト。それって、まさか――」
ガチャ
あたしが言い終わるより早く、後ろの扉が開き、シリカが顔を出した。
彼女によく似合っている、大きなリボンのついたシャツとチェックのスカートという出で立ちだった。
「リズさん、すいません。これって……って、キリトさん!」
「え、シリカ?」
突然の再開に驚いているのであろう二人。
事態が掴めていないアスナの隣で、あたしは自分がやってしまったことの意味に気づき、頭を抱えたくなった。
「ゴメン、シリカ!」
強引にキリトに店番を任せてアスナとシリカを引っ張って工房に入ると、
あたしは手を合わせてシリカに謝った。
「え?え?どういうことですか、リズさん?」
シリカは何を謝られたのかわかっていまい。
アスナも混乱気味にあたしとシリカの顔を交互に見ていた。
「あのね、シリカ実は……」
もはや隠しても意味がない。
あたしはシリカとアスナに、事の次第を全て説明した。
あたしとアスナがキリトと知り合いであるということ。
シリカが恋した相手がキリトだということにまったく気づいていなかったということ。
そしてなにより、あたしたち二人が――
「――えっと、つまり、リズさんも、えっと、アスナさんも、
お二人ともキリトさんのことが好き、なんですか?」
「ええ、まぁ……」
「そうね」
それっきり、三人とも口を閉ざす。
工房を静寂が包む。
(き、気まずい……)
どれくらいそうしていただろうか。
沈黙を破ったのは、シリカの一言だった。
「でも、お二人とも、キリトさんと付き合っているとかでは、ないんですよね?」
「まあ一応……」
「今のところは……」
あたしとアスナが答えると、彼女は笑顔になってこう続けた。
「なーんだ、よかった。じゃあ全然問題なんてないじゃないですか」
え?なんだって?
あたしが聞き返すよりも早く、彼女は扉を開けて店に戻っていってしまう。
あたしとアスナも慌てて追いかけると、そこには――
「キリトさん、ホントにお久しぶりですね!ピナも会いたがってたんですよ!」
「おっと、し、シリカ。そうだな、元気そうでよかったよ。話はもうよかったのか?」
「はい!それよりあたし、キリトさんに話したいことがいっぱいあるんです!ホント、また会えて嬉しいです!」
キリトの腕に抱きつき、楽しそうに飛び跳ねるシリカと、かすかに頬をそめつつもされるがままのキリト。
一度火がついた彼女のアグレッシブさにあたしは言葉が出ない。
「まったく、なんてことしてくれたのよ」
「うぅ、悪かったわよ」
非難の目を向けてくるアスナに再度謝る。
二人して、強力なライバルの出現に肩を落としたのだった。
END
以上です
リズかわいいよリズ
相変わらずの非エロで申し訳ないです
それではまた機会があれば
うん、リズ可愛いですねリズ。
でもイーボン・ダガーはLv44時点で「5〜6レベル分は上乗せできる(キリト談)」武器だから、
50台後半ではレベル相応ぐらいの装備じゃないかなーと思ったり。
まあ本筋や話の出来には関係ないんですけどね。
GJ
シリカ可愛かったです
>>862 その計算だとlv50ちょうどぐらいが適正範囲では?
おおう、GJ!!
これからはシリカのターンだわ
シリカの話とは嬉しい
>>863 いや5〜6レベル上の適性装備じゃなく、レベル差を埋められるほどの性能ですから。
要は、Lv44のリズ+キリトさん装備≒Lv49〜50のプレイヤー+並みレベル装備な訳だから、
50丁度ぐらいの適性装備よりもかなり強くないとおかしくないです?
シリカ可愛い
more deban
GJを2ポイント進呈したい
それはそれとしてこのキリトさんは原作より更にけしからんので爆発されるべき
みなさん感想ありがとう
>>866 要求されるステータスが45前後、
装備することで50前後のプレイヤーと遜色なくなるという意味だと思ってた
ゴメンね
>>869 その認識であってる
てかそんな細かい数字まで気にしなくて良いと思うの
和むなぁGJGJ
パンチラとか乳揉みとかの萌エロネタも今後あれば、何も言う事はないな
エロくなくても妄想でカバー可能で(ry
GJでした
874 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/30(木) 09:27:27.65 ID:XhK3tkjG
チュデルキンに陵辱されるアリスさんとか誰か書いてくれないかなー
夏のエロドジンで倫理コード系の弄るネタで
ヒロイン淫乱化とかのネタがよく有ったが
「男が『自分を強化』するって発想」なのは余り無かったな…
エロSS作者でもこの辺考えてみては?
>>874 ロリアリスのうちから調教していくのか…
実際あの変態は色々やってそうだよな
web版のは基本的に触れない方針じゃなかった?
小説版が出るまで書き溜めるってのも変な話だけど
>>877 ここにはエロパロ板に来る変態さんしかいないんだ
だから原作者が書いた格好のエロネタを忘れることなんてできないのだよ
変態であることはかまわない、しかし同時に紳士でもあるべきだ
紳士ならばルールとマナーに気を配らないと
全裸待機でもネクタイを忘れないように
白いセーラーカラーは翻さないように
アニメ効果もあってか、SSも大分潤ってきたわけで
……そろそろ誰かサチを幸せにしてくれてもいいんじゃないかな!?
幸せなサチなんてピナがいないシリカみたいなもん
名前に反して幸薄いぐらいが丁度いい
883 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/31(金) 13:56:36.24 ID:dttfyFAr
-=一`` ̄`ヽヽ、
,ゝ"´:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;=-、
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/!:;∧.:;:;,、:;:;:;:\
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/'i:/ |:;:;:|''i;:|:;ヽヾ
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/⌒' ル|/⌒1i:;:l``
/:;:;:;:;:;:;:;:;:;从 ・ ノ ヽ、・ ,.''Y
レ:;:;:;r‐Y ゛ ̄ " l ___________
W└、 。 ⌒゚:j ノ j゙~~| | | |
__ / ー───‐‐ < |__| | | |
| | / , \n|| | | |
| | / / r. ( こ) | | |
| | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
おい無言かよw
つーか夏コミで出たSAOの薄い本が清々しいまでに
倫理コード解除ネタで書きまくっててワロタw
やっぱこまけぇこたぁいいんだよ、エロだエロけりゃおkなんだな
シノンの薄幸さがいいのに薄い本みかけない。
百戦錬磨のキリトにハメられまくってエロにどっぷり浸かる
シノンが読みたい。アスナからキリトを
寝取るシノンでもいいけど。
シノンはちんこに弱そう
倫理コードネタで
「エロコード弄り」で自身を性的に強化&分身したキリトに
エロコードで操作で性的に弱体化?(強制性感強化.絶頂耐久力低下(1挿入で即絶頂、引き抜きの動きで更に再絶頂の為「実質、1ピストンで2回アクメ」.
アクメ感ずっと持続…等)されたヒロイン達を一晩中イチャラブ責め…なSS見たい…w
1000倍速の仮想世界ってことはあれか、エロ関係のプロパティ弄ったら
「キリト先輩……『乳揺れon/off』とか『残機設定』とか、その……」
ってなるわけだな。
キリトにキノコ食わせたらマラが巨大化
1UPキノコをヒロインに食わせたらもれなく孕みます
>>888 おいお前絶対カワカミンだろ
さぁ俺達の居場所はここじゃない、巣に帰るぞ
余所様の世界に似てるからって違う世界の設定持ってきちゃいかんのだよ
アニメ終わったらシノンがキリト寝取る話書く
良くも悪くも売れ線アニメ狙いの同人屋の力も借りて盛り上がってるとこもあるしなー<SAO同人
2期でGGO編まで行くとかじゃない限りは、シノンの同人誌はまず出ないな。
894 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/01(土) 07:43:24.56 ID:eBIqLGRC
シノン&キリトはよ。
>>892 今は流行り物だから注目を集めてるけどアニメ終わった後だよな問題は
アインクラッドとフェアリィダンスまでで一応お話的には綺麗に完結はするし
GGO編とアリシゼーション編は難しいとは思うんだが
しかしやっぱりアニメ化されると注目度が段違いなのが良く判る
GGO編はSAO事件終了から一年後の話だからな。
2期出来るならそっちに回すのもしょうがないかとも思える。
GGO→キャリバー→マザーズロザリオとやれば2期やれそうな気がするし。
大成功して劇場版アリシとかできないものか
夢物語
>>885 寝取りシノン×キリト
「ん…ちゅ…女の子の顔してるのに、あなたの光剣は
こんなに元気なのね…ちゅ…とっても固くて逞しい…
男の子の匂い…ん」
「ま、まずいって…シノン…お、俺は君とこんな事…」
「いいじゃない…GGOの中だけの関係ってコトで…
私が上で…んッあ…キリトのおっきい…私の中、壊れちゃいそうよ」
「あぐッ―――そんな、し、締めないで!」
(ふふふ可愛い…キリト、貴方に誰がいようともGGOにずっといれば
いいんだから…こっちでもリアルでも…私は狙ったモノは絶対に逃がさない)
百戦錬磨キリト×シノン
「や、やめ…こんなこと…」
「そう?ここはそうは言ってないよ…もうトロトロ…
これは何かな?」
「はッ…そ、そこは…吸っちゃ…だめ…だ―――はァ」
「ん…挿入れるよ……ンッ…あ」
「い―――痛い…痛い」
「ああ…すごく締まるシノンの中…気持ちいい」
「あ…わ、私…お、女の子の顔したキリトと繋がって…
熱い…熱い!」
(アスナより締まりがいいな…ま、処女だし…おっぱいはアスナの
方があるけど…これはこれで…ふふ、しばらくは楽しめそうだ)
こんな感じか?5巻でシノンと女顔キリトにはまり
目当てで6巻買いに行ったら売り切れてた。
個人的にはシノン責めの方がいいな。
アスナがヤンデレ化しそうだが…
>>899 もっと熱くなれよ!どうして諦めるんだそこで!!
シノン攻めのほうがイメージに合ってる
キリトも見た目女の子状態だからMや受けになっても自然だしな!
いいやシノンは受けだね!
でもSSはまだないんでしょう?
GGOでコテンパンにやられた腹いせに、
現実の誌乃を拳銃で脅してボロボロにしたい
>>905詩乃にそれやると吐かれて狂乱するから萎える
シノンちゃん良いよ良いよー
私はヒロイン勢で一番好きだ。山猫カワユス
特に好きなのは「フギャア!!」のシーン
耳なでなででデレデレしちゃったりしないかな
発情期の雌猫ってなんかすごくエロいよね
シリカがキリトをテイミングする話はまだ?
>>849です
アニメ9話超よかった
二人の秘密だって強調するリズもかわいかったよぅ
というわけでまた妄想100%な非エロのリズSS書きました
>>849から続いてます
このデスゲームが始まって二年が経った。
季節は移り変わり、この世界で三度目となる秋の到来。
最初の秋は、辛い思い出しかなかった。
二度目の秋は、ガムシャラに働いていてほとんど記憶に残っていない。
そして、三度目の秋は、果たしてどうなるのだろうか――。
現在の最前線は74層。
あたし、鍛冶師リズベットは午前中に受けたオーダーメイドの仕事をあらかた片付け、
今はインゴットの在庫確認をしていた。
店の倉庫のストレージを開き、収納されたアイテムの一覧を見る。
高レベルのインゴットの数が残り少ない。
(そろそろまたキリトに頼んで取ってきてもらわないと……)
インゴットはクエストアイテムも多く、街でもあまり出回らない。
以前は自分でアイテムを取りに行ったりもしたのだが、
最近はオーダーされる武器のステータスもかなり高くなっていて、
要求されるアイテムはとてもあたしには取りにいけないフロアのものばかりになってきた。
低レベルのものであればシリカと一緒に取りに行ったりもするのだが、
高レベルのものはもっぱらキリトに頼りきっている。
カランカラン
太陽の日差しが眩しい午後、その人はあたしの店、『リズベット武具店』へやってきた。
あたしはウインドウを消去して訪問者のほうに向き直る。
小柄な身体をローブで包み、スルリと扉から店内に入ると、
そのキラリと光る瞳があたしを捉えた。
「よ、オジャマするヨ」
「こんにちは、アルゴさん。どうぞ座ってください。今コーヒーを入れますね」
「サンキュー」
やってきたのは情報屋のアルゴさん。
彼女はアインクラッド随一の情報屋にして、
ウィークリーアルゴという新聞やフィールド情報をまとめた攻略本を発行している編集者でもある。
まるで一昔前のマンガに出てくる動物のヒゲのようなペイントを顔にしていることから、
『鼠のアルゴ』なんて呼ばれていたりする。
実はあたしは駆け出しの頃から彼女の新聞に格安で広告を載せてもらっていて、
さらにこの店を買う時も色々協力してもらっており、彼女はいわば大恩人なのだ。
もっとも、この人の情報に対する嗅覚というのは恐ろしいものがあって――
アルゴさんは椅子に飛び乗るように座ると、ニヤリと笑いながら切り出した。
「悪いネ、仕事中だってのに時間もらっちゃって。
じゃあ早速だけど……リっちゃーん、キー坊とはどこまでいったんダヨ」
アルゴさんは開口一番こう言い、
あたしは手に持った二人分のコーヒーカップを思わず落としそうになった。
行儀悪く椅子の上であぐらをかき、こちらをニヤニヤした目で見てくるアルゴさんに、
あたしは内心の動揺を必死に抑えつつ答える。
「どこまでって別に……っていうかなんなんですかいきなり。
今日は新聞に載せるインタビューだって言ってたじゃないですか」
そう、アルゴさんはあたしがキリトのことを好きになったことをすぐに嗅ぎつけてしまった。
キリトのことはゲーム開始初期のころから知っていたらしく、
最近は会うたびにからかわれている。
「んなもんオレっちがテキトーに書いとくから心配いらねーヨ。
それよりホレ、オネーサンに教えろヨ」
「いやいやいや、なんですかそれ。ちゃんと仕事してくださいよ」
今日はアルゴさんの出している新聞の片隅の名物記事、
『街で見かけたあの娘』のコーナーの撮影とインタビューだと聞いていた。
ガラでもないのだが、あたしが紹介されるというのだ。
今までは再三の要請も恥ずかしくって理由をつけて断っていたのだが、
先日のシリカの5度目(シリカを出すととにかくよく売れるそうだ)となる紹介の際に、
最近できた友人としてあたしの名前を紙面に載せてくれたお陰でついに断りきれなくなり、
渋々承諾した、というわけだ。
「いいからいいから、べっつに記事にしよーってわけじゃねーんだからサ。
で、ホントのところどうよ、少しは進んだのかヨ?」
「別に……その……前に話したのから、特に変わってません」
前回、あたしはついにキリトをなぜ好きになったのかの経緯を全て白状してしまった。
彼女の巧みな話術にしてやられたわけだが、今思い出しても恥ずかしくて赤面してしまう。
とはいえ、進展がないのは紛れもない事実である。
「ひゃっひゃっひゃ、大丈夫かヨ?
アーちゃんやらシーちゃんやらも虎視眈々と狙ってるみてーだからナ。
あんまりうかうかしてっと、誰かにアッサリ取られちまうゼ」
「うぅ、わかってますよ」
あたしとキリトの関係というのは出会ってからもう4ヶ月近くになるがほとんど進展がない。
初めて会った次の日に告白をして、しかしその返事は聞くことなくうやむやになってしまっている。
決してうかうかしているつもりはないのだが、ライバルたちはあたしより幾分積極的のようで、
聞くところによると、アスナは前線ではヒマを見つけてはキリトに声をかけたりしているらしい。
また、シリカも会えなかった4ヶ月の分を取り返すようにベッタリくっついているという。
毎日工房に来てくれているからといって安心はしていられないだろう。
ただ――
「あたしとしては、今の関係をムリに壊してしまうのも怖いというか……」
「じゃあこのままでもいいっていうのかヨ?」
「いや、できればあと一歩進みたいって気持ちもあって……」
思わず両手の指をくっつけてモジモジ。
正直、告白は勢いでやってしまった感があるが、
今更どうこうするにはきっかけもないというのもある。
「キー坊だってリっちゃんのことは気にしてると思うゼ。
知ってっカ?アイツ、一時期なんか暗かったんだケド、最近すんげー明るくなってきてんだゼ。
アレ、ぜってーリっちゃんの影響だヨ」
「そうなのかなー。でも、あたしだけじゃなくアスナやシリカとも楽しそうに笑ってるし、
そもそも、あたしはアスナやシリカに比べたら全然可愛くないし、ガサツで女の子っぽくないし……」
アスナやシリカはそれぞれ攻略組や中層クラスのアイドル的存在で、ファンクラブもあるらしい。
特にアスナは一時期に比べて角も取れていて、キリトと並んでいるとあたしから見ても実にお似合いに見える。
最近はキリトは以前のような深夜まで前線に篭るなんて生活もやめ、ギルドにこそ所属はしていないものの、
朝から夕方まで攻略に勤しむといった規則正しい生活に変わってきていたのだが、
どうも時々だが、最前線でアスナと組んだりもしているらしいのだ。
この前なんて、アスナにストーカーまがいのことをしていたギルドの団員がいたというのだが、
キリトがデュエルでやっつけたりもしたという。
そのときの様子を嬉々として語るアスナの姿を思い出し、
つい、はぁとため息をついてしまったあたしに呆れ顔でアルゴさんは言う。
「かー、リっちゃんもここぞってところでチキンだネ。ま、これもセイシュンってヤツなのカナ」
「仕方ないじゃないですか、こんなの、その、誰かを好きになるのなんて……初めてなんですから」
「ふむふむ、リっちゃんはこれが初恋、っと」
「なにメモってるんですか!」
あたしは飛び掛るようにしてアルゴさんのメモ帳を奪おうとするが、
当然身のこなしでかなうはずもなく、ヒラリとかわされてしまう。
あたしはうらめしそうな目を向けると、何がおかしいのか、お腹を抱えて笑い出した。
「にゃはははは!ジョーダンだよ、ジョーダン。
ひひひ、ホント、リっちゃんはからかいがいがあるよネ」
「もう、笑わないでくださいよ。こっちは真剣なんです」
「まあキー坊に期待しててもいつまで経っても進展しなさそうだからナー、
リっちゃんがなんとかするっちゃないゼ」
「そうなんですけど……なんというか、きっかけがないというか……」
「ナルホドな。ま、そんな迷える子猫チャンにオネーサンが助け舟だしてやるヨ。
ホレ、これやるから使いなヨ」
アルゴさんはあたしになにやら細い紙切れのようなものを二枚差し出してくる。
受け取ると、日時と場所が印刷されたそれは――
「えんへひのヒヘット?」
「口の中に詰め込みすぎよ」
あたしは呆れ顔でコーヒーを手渡した。
食事のときだけはいつもより幾分幼く見える黒ずくめの少年、
キリトは口いっぱいに入った朝食のハンバーガーをコーヒーで流し込み、言い直す。
「演劇のチケットだって?」
「うん、ほらこれ」
あたしからチケットを受け取ったキリトは目を丸くしている。
次の日、あたしは早速アルゴさんからもらったものをキリトに渡した。
「えーっと、とある人からチケットを二枚もらったから、
キリトさえよければ一緒にどうかなーって。
急なんだけどキリトは今夜、何か特別な用事でもあったりする?」
アルゴさんからもらったのは最近話題の、劇団アインクラッドという劇団による演劇のチケットだ。
もちろんNPCによるものではなく、れっきとしたプレイヤーたちによるショーである。
どうも、ここの団長さんは元々どこかの劇団員だったらしく、
ヒマを持て余してか仲間たちで劇団を作ったのだという。
しかし素人と侮るなかれ、敏捷値を上げることで現実世界では不可能な動きも可能とあって、
歌と踊りのダイナミックな演技で非常に人気なのだ。
アルゴさんは新聞で取り上げた際にチケットをもらったらしいが、用事ができたからとくれたのだ。
確かに二人の仲を進めるイベントとしてはピッタリの代物かもしれない。
先日73層のフロアボスを倒したばかりなのでボス戦が当分ない以上、
基本的にソロであるキリトにどうしても外せない用事というのはあまりないはずというのも計算済み。
が、相手はあのキリトなわけで――
「別にヒマだけど、俺となんかでいいのか?」
と、まあなんとも女心がわかっていない一言が飛び出してくる。
わかってる、キリトに悪気がないってことは。
でもさ、この流れで普通そんなこと言う?
あたしは心の中で大きくため息をついた。
もっとも、これは予想されていたことであり、どう対応するかはアルゴさんとは相談しているため問題ない。
「ほら、この人たちは敏捷極振りの上に軽やかな身のこなしらしいからさ、
ひょっとするとキリトも何か参考になるかもしれないよ」
「うーん、そうかなー」
なにやら納得しきれていない様子。
あたしはアルゴさんとの会話を思い起こす。
アルゴさんはたしか、納得してないようならとにかく強引に押すべし、と言っていたような。
「いいじゃないの、ヒマなんでしょ。ほら、何かのきっかけになればラッキー、くらいで」
「そうだな、たまにはいっか。ありがとな、リズ」
うわ、ホントに女の押しには弱いんだ、とあたしは頭を抱えたくなったが、ひとまずは予定通り。
あたしは待ち合わせの時間と場所を指定すると、後はいつものようにキリトを見送る。
今朝作った弁当を手渡し、出発のあいさつにこぶしを打ちつけあうと、
そのまま振り返ることなくキリトは最前線に出発していった。
キリトの姿が見えなくなるのを待って、あたしは大きく一呼吸つく。
「さ、誘ってしまった……これって、デート、だよね……」
もちろんのことだが、もう後戻りはできない。
キリトと二人っきりでどこかに行くというのは初めて出会った日以来だ。
当然、デートなんてこっちの世界はおろか現実世界でも経験などなく、生まれて初めてのことである。
黙っているとおかしくなってしまいそうだったので、あたしは両頬をパチンと叩き気合を入れた。
とにかく、後はなるようになれ、だ。
今日は一日臨時休業、まずは準備にとりかかろう。
あたしが約束の時間の十分前に待ち合わせ場所の広場に着くと、見慣れた黒コートの存在にすぐ気がついた。
意外にもすでにキリトはこちらに背を向けて待っていた。
なにやら落ち着かない様子だったが、流石はトッププレイヤーといったところなのか、
近づくとすぐにあたしに気づいたようでこちらに顔を向けてくる。
「お待たせ、キリト!」
「お、おう、別に俺も今さっき……」
振り返ったキリトはあたしの姿を見るなりキリトは固まってしまった。
狙い通りの反応ではあるのだが、じっと見られると少し恥ずかしい。
「リズ、お前それ……」
「あの、似合う、かな?」
あたしが今日着てきた服は、下ろし立ての赤いノースリーブのワンピース。
胸元にはシルバーのネックレスも付けている。
そしてなにより――
「これ、あたしの元々の色の瞳と髪の毛なんだ。いつもはアスナに薦められてカスタマイズしてるんだけど」
「そ、そうなのか……」
そう、あたしは今日、瞳も髪もデフォルトの状態にリセットしてきた。
あたし本来の日に焼けたような赤茶色の髪の毛は生来の童顔と合わさってとても子どもっぽく、
昔は凄くコンプレックスだった。
いつもの色のほうが可愛いみたいだし、実際お客さんにもウケがいいのだが、
今日だけは、本当のあたしの姿を見せたいと思ったのだ。
いつもと雰囲気が違うあたしに戸惑っている様子のキリトを見て、この姿で来た目的のうちの半分、
キリトを驚かせたいという目的が達せられたということを確信し心の中で小さくガッツポーズ。
あたしは言葉が出てこないといったキリトに一歩近づき、彼の顔を上目遣いで覗き込んでみる。
「どう、かな?」
「その……あー、えっと……」
「何?」
しばらく視線を彷徨わせていたが、キリトはあたしから顔を背けると歩き出してしまった。
「じ……じゃあ、とりあえず行くか、もう開演までそう時間もないんだろ」
「ちょ、ちょっと待ってよ」
あたしは慌てて追いかける。
やっぱり、いつもの姿のあたしのほうがよかったのだろうか。
似合って、ないかな……。
先ほどまでの気持ちもどこへやら、どんよりとした気分でキリトの後ろをついていく、が――
「きゃっ」
「あ、スマン」
突然立ち止まり、振り返ったキリトの胸に飛び込むような形でぶつかってしまった。
キリトがふらつくあたしの右手を左手で掴んで支えてくれたので倒れたりはしなかったものの、
気がつくと手を取り合って見詰め合うような形になっていた。
キリトと視線が交錯し、心臓が止まりそうになる。
「ご、ごめん!」
思わず声が上擦る。
ほんのすぐそばにキリトの顔があって、しかし身体を動かすことができない。
キリトはあたしの手を握ったまま一瞬固まるが、意を決したように口を開いた。
「そ、その服、凄く似合ってる。それに、今日の瞳も髪の毛も、凄く可愛い、と、思う」
あたしは何を言われたのかしばらく理解ができなかった。
褒められたのだと理解するのには数秒の時間がかかった。
すでに高鳴っていた鼓動が一気にマックスになり、顔が燃えるように熱くなる。
「あ、あああありがと」
震える唇でなんとかそれだけ口にすることができたが、キリトから目が離せない。
キリトも同じなのか、顔を真っ赤に染めたまま、動かない。
至近距離で手を取り見つめあい、そして――
(あらあら、熱いわね)
(ここがどこかも忘れちゃってるみたいだな)
周りの人の声で、あたしたちは広場のど真ん中にいるということを思い出し、
あたしたちは同時に後ろに後ずさり、繋がれた手を離した。
道行く人々は皆こちらをニヤニヤと眺めていくし、中には足を止めている人もいた。
「わ、悪い……」
「だ、だいじょうぶ……その、行こ……」
「あぁ……」
何が大丈夫なのか自分でもわからないが、とりあえず恥ずかしいのでここにはもういられない。
とはいえ、この姿で来たもう半分の理由、キリトに可愛いと言ってもらいたいという目的も、
想像以上の収穫付きで達成した。
あたしは心を満たす歓喜に身体を震わせつつ、会場に向けて足を動かした。
「それにしても、ホンットにすごかったね!」
あっという間の二時間だった。
楽器スキルを極めた演奏家たちによるオーケストラ。
何人ものコーラスと、それに負けない主役たちの声量、動き、演技。
ストーリーも感動的なラブストーリーでありながら随所にユーモラスなコメディが入っていて、
見る者を飽きさせない見事なものだった。
「そうだな、スキルをあんなふうに組み合わせてエンターテイメントにしてしまうなんて、
今まで誰も思いも寄らなかったことだよ。」
キリトも楽しめたみたいでよかった。
あたしたちは演劇の後、近くのプレイヤーメイドのレストランにやってきた。
レアな食材を使った料理を扱ういわゆる高級レストランのここは、
食事が数少ない娯楽であるこの世界ではトップクラスの人気店である。
普段は何日も前から予約をしないといけないほどなのだが、
驚いたことにキリトがここのオーナーに頼んで急遽予約をしたというのだ。
確かここのオーナーは若い女性だったはずだが、
なぜそんなムリが言えたのかはまたいつか問い詰めようと思う。
「あたしじゃどれがスキルでどれがスキルじゃないのかさえ全然わかんなかったんだけど、
キリトくんならあの人たちみたいな動きもできるんじゃない?」
「どうだろうな。動き自体は真似できるかもしれないけど、
他のメンバーと息を合わせて飛び回ったりなんてのはよっぽど練習しないとムリだろうな」
あたしはラストの敵味方入り乱れての殺陣シーンを思い起こす。
観客に魅せることを意識した動きというのは一日二日でできるものではあるまい。
まさに、アインクラッドで初めての専業のエンターテイナーだからこそ、というものなのだろう。
「あの人たち、団長さん以外はほとんど演劇の経験なんてない人たちばっかりだったんだって。
今みたいに演劇に専念する前は職人だったり中層プレイヤーだったりでバラバラだったみたい」
「そういえば一人、元攻略組のやつがいた。ずっと前に一度だけ前線で一緒に戦ったことがある」
「え?ホント?」
「あぁ、ずっと見かけなかったんだけど、別の道を見つけたんだな」
「別の、道?」
あたしが聞き返すと、キリトはうんと頷き、わずかに目を細めた。
キリトが真剣な話をするときの癖だ。
あたしは思わず背筋を伸ばした。
「結構いるんだぜ、攻略組をやめちまうやつ。
別に落ちこぼれるとかじゃなくて、命がけで戦うことよりやりたいことが見つかったっていうことさ。
特に最近、以前ほどクリアだ脱出だって血眼になっているやつが少なくなってる」
「それって、みんな、この世界に馴染んできてるってこと?」
「そういうことなんだろうな。攻略のペースも落ちてきてるし、
今日の劇団の人たちみたいに、今までと違った視点からこの世界を楽しもうって人たちも出てきてる」
そう言って、キリトは小さく息を吐いた。
あたしは前線に出ているわけではないが、キリトの言っていることはよくわかる。
最近、新聞を読んでいても最近は趣味のコーナーなどが増えている。
釣り好きのための雑誌なんかもできたらしいし、
乗馬スキルを極めたプレイヤーによる競馬のようなレースも行われている。
人気の騎手なんかはスポンサーもついて結構稼いでいるそうだ。
他にも以前はほとんどの人が見向きもしなかったようなことにだんだん人気が集まってきてるし、
あたしの店に来るお客さんだって、以前ほど悲壮感を漂わせた人はいなくなってきているように感じる。
それがいいことなのか悪いことなのかはわからない。
あたしが何も答えられずにうつむいていると、キリトは優しい口調で語りかけてきた。
「心配いらないよ、リズ。俺、これってある意味正常なことなんだと思うんだ。
みんな元の世界に戻りたくないわけじゃない。
でも、こっちの世界にも大切なものができてきてるんだと思う。
仲間だとか、その……恋人だとか。
ゲームクリアを目指す過程を前より大切にするやつが増えただけさ」
「キリトは……キリトも、そうなの?」
「俺か……。そうだな、俺だって同じだな。
元の世界に戻りたいっていう気持ちは最初の頃から変わってないさ。
けど、みんなや……その……り、リズに出会って、大切なものは増えた、かな」
キリトの口からあたしの名前が出てきた瞬間胸が高鳴るのを感じた。
あたしも同じだ。
キリトと出会って、この世界が単なるデータの集合体ではないと知って、
それからの毎日はそれまでの日々の何倍も濃厚で、楽しかった。
ゲーム開始当初、毎日己を傷つけ続けていたこの最悪のデスゲームに馴染んできている自分を、
あたしは自然と受け入れているのだ。
キリトを好きになってから、あたしにとってのこの世界の意味は、ガラリと変わったんだ。
あたしは目の前で頬をかいているキリトを見つめ、そっと微笑んだ。
料理は今までに食べたことがないほど美味しく、とても豪勢なものだった。
かなりの金額だったはずだが、事前にオーナーさんに料金を全てキリトが払っていたらしく、
いったいいくらだったのかはわからない。
キリトはいつものお礼だとお金は頑なに受け取らなかった。
「ごちそうさま、キリト」
「それじゃあ帰るか。送っていくよ」
「うん、ありがと」
歩き始めるキリト。
だけどあたしは、その場から動かない。
「ん?どうした?」
いぶかしげに言うキリトを再び見つめる。
あたしは、その願いをキリトに伝えるかどうか迷った。
恥ずかしい……変に思われないだろうか……拒否されたら……。
だが、あたしの心はもうガマンができそうになかった。
意を決して、あたしは言葉を紡ぐ。
「ね……手、繋いで……」
短い、それでいて甘美な願い。
数時間前、キリトに握り締められた手は、いつまで経っても火照ったままだった。
もう一度握り締められたい、繋がりたい、そんな想いが胸の底から溢れ出してくる。
キリトは一瞬だけ目を見張り、小さく頷くと手を差し出してきてくれた。
触れ合う瞬間、電気が走ったかのようにびくっと引っ込めるが、二人して恐る恐る手を伸ばし、指を絡めあう。
繋がった指先からキリトを感じて、あたしの心が満たされていく気がした。
「温かい、な……」
「うん……」
四ヶ月前、初めてキリトと手を繋いだとき、あたしはこの世界でも生きていくことができると思った。
そして今、再びキリトと手を繋ぎ、指を絡め、キリトを感じる。
この温もりが、あたしの全てなのではないかとさえ思った。
いつの日か、キリトは必ずこのゲームをクリアしてくれるだろう。
半年後か、一年後か、その日その時まで、
この温もりだけを糧に生きていけるとさえ思えた。
あたしとキリトはほとんど無言のまま並んで歩いていく。
幸せな時間があっという間に過ぎるのは、この世界でも現実世界でも同じだ。
気がつけば、あたしの工房は目の前にあった。
「じゃあ、また明日な」
「うん、今日はありがとう」
別れの言葉を交わし、繋がれた手を離す。
(名残惜しい。離れたくない。手放したくない。)
どんなに幸せな時間にも必ず終わりがやってくるのはわかっている。
だけど、あたしはそれでも、永遠の幸せを求めずにはいられなかった。
しかしそんなことは不可能で、絡まった手が解かれ、指先が離れる。
その瞬間、あたしの脳裏を、今まで考えもしなかったことがよぎった。
(もしも、このゲームがクリアされなかったら、あたしとキリトはずっと一緒に――)
「……ズ、おいリズ!」
「っ!」
気がつけば、キリトはあたしの肩をゆすっていた。
あたしは今、一体何を……。
「大丈夫か?気分でも悪いのか?」
「だ、大丈夫、ごめん。また明日ね。おやすみ」
「あ、あぁ、おやすみ。ムリするなよ」
「うん、じゃあ……」
キリトに別れの言葉を告げ、あたしは室内に入った。
あたしは明かりをつけることも忘れ、立ち尽くした。
窓から見える月の光だけがあたしを照らしていた。
手に残るキリトの温もりの余韻も、今は消え去っていた。
続く
以上です
すいません長くなりそうだったので前後編で分割して、キリのいいところで投下しました
空気読まずに勝手に始めたシリーズですが次で終わりです
それではまた
>>922 GJ!
リズ超可愛いしSAOの世界観を上手く使ってて面白かった
エロ抜きにしても楽しく読める良い話なので気が向いたら短編で続けて欲しくもあるよ
乙乙
相変わらずモテモテのキリト爆発しろーw
二人の秘密ってやつ、出てこないと思ったので嬉しかったなあ。
ちょこちょこああやってリズが出てきてくれたら嬉しいね!
グッジョブ…!
もうMOREさんだの何だの言ってられないな!
GJ!
可愛いよリズ
SAОってキリトが色んな世界に行って現地妻を作る話に見えてならない
そのうちヤンデレ化した女から刺されそう
キリトはアスナ一筋だから大丈夫
アスナ「私を『正妻』であることを認知して私を一番に愛してくれるのなら
「妾の数人」位認める度量は有るつもりでいるわ…
…偶には私もキリトと一緒に他の子を責めてみたいし…(…責められて見たいし…w)…。」
w
キリト「もちろんアスナが正妻で一番愛してる。それで
友達とゆーか、妾と言うか…約数名いるんだけど
そのうち4人(リーファ、シリカ、シノン、リズベッド)
は妊娠しちゃってるんだ。いい?」
アスナ「もちろんよ。正妻の私が妊娠してないのはキリトが
大切にしてくれている証拠だもの。妾候補達がいて
妊娠予備軍だとしても一向に構わないわ。
ちなみにその妊娠している4人の名前と住所とメアドを
教えてくれるかしら」
かーなーしーみーのー
作詞作曲KIRITOってか
933 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/03(月) 22:22:47.09 ID:5TVx4Rm0
きりりん
加速(西園寺)世界
エギルとリズってできてたりはしないだろうな?
ねぇよw
エギルは現実で嫁さん待ってるし
リズならまだクラインの方がフラグ立ってる
リズクラ
リズやシリカも「結婚してください!」」とか言われてたんかなぁ
ああああさんが守ってたのだろうか
>>936 クラインと接点あったっけ?
いずれにせよ他に男なんてできたら俺は泣くけど
>>939 キャリバーとか読んでると良いコンビだよ
恋愛的な意味があるとは思えないが
>>939 原作ではクラインと悪友みたいな感じになってます
>>935 原作組だがあのシーンは勘違いしそうになった
リズ×クラディールと聞いて
キリトにばきばきにされた自慢の剣を、リズに叩き直してもらうとか・・。
クラディールは友達少なそうで
リズXクラインとは新しいな
でもそうなるとクライン結構ロリコン説が出てくるが・・・
現実だと中学生X社会人になりますぜ、おまわりさんこっちです
7歳差だっけ?なくはないが18くらいまではロリコン呼ばわりされても仕方ないよな
ロリとよべるのはリアルだと小5くらいまでだろ・・・
一般人のロリ系っていう言葉の認識がAV基準すぎて辛い
あんなBBAどもじゃなくて純粋に小さい子、幼い子がですね
おっと
けどキャリバー時点でリズって18だよね?
そこまで問題ある年齢差にも思えんが
クラインは何歳なんや
キャリバーのときのクラインは25歳だろうけど
正直、17、18のガキとタメ口でゲームやってたりってのは情けないよね
SAO一緒にクリアした仲間たちはどうした
>>950みたいのはネットゲームやったことないんだろうなあ
むしろやったことない奴が大半だろ
ネトゲやるとかリアル廃人コースだし
リズ×クラ書きたくなってきた…
お互いの言葉の応酬面白そうw
表面上は決して褒めあったりしないんだけど、お互い「でも、いい奴だからいっかー」みたいなの
是非とも書いてください
…んなわけねーw
リズベットとクラインですよ。
注意書は頼むよ
アニメ組の偏見で申し訳ないが、クラディールはなにをやってもストーカーにしか見えないwww
>>947 エロ同人とか見るとアスナ大人気だけどSAOは年齢的な意味で高めのボール球すぎてなー
やっぱAWっすわ
珪子×小林とか・・・
>>947 何故だろう、この文章が白石稔の声で再生されてしかも違和感がない
お前さん、もしかして別のスレにも出没してはズドンされてないか?
作者マンは剣道に恨みでもあるの?
何で?ていうかここで聞くようなことか?w
広大なベッドを覆う白絹のシーツに、一糸纏わぬ姿の二人の少女がその身を横たえていた。
黒髪の少女は半ばうつ伏せの格好で顔を枕に埋め、ぴくりとも身動きをしていない。
赤毛の少女は仰向けに四肢を投げ出し、薄い裸の胸を浅く上下させていた。
「……なん……で……」
何だこれは、とユージオはぼんやりと考えた。こんなことがある筈が無い、とその一言だけを頭の中で何度も繰り返し、眼前の光景を否定しようとした。
しかし、ティーゼの紅葉色の瞳が――ほんの一日前、ユージオに縋り付き、溢れんばかりの感情をきらきらと輝かせていたあの美しい瞳が、
今は虚ろに宙に向けられ、光を失っているのを見たとき――その下の白い頬に半ば渇いた幾筋もの涙の跡を見たとき、
ユージオはこの部屋で行われたことを、その非道と残酷の全てを、完全に悟った。
さっさと11巻だしてこの部分無かったことになんねーかな
必要なシーンだから無理だろ
必要だと思ってるのは一部の人だけ
誰かこの2人に救いのエロパロを……
>>964 俺そのシーン読んだせいでその続きまだ読めてねぇのよ・・・
いろいろとトラウマ過ぎてなぁ
小説版で何かしらソフトな感じにしてくれればまだ救いはあるだろうに
なんで全力でntrレイプな展開にしたし
>>967 読んでないくせに口出すのはやめたほうがいいよ
実際に読んでいればあれは必要だから書かれたということは分かる
マジかよレイプ展開ありなのか。SAOもなかなか捨てたもんじゃないな
必要だとかの議論はどーでもいいわ。ここはエロパロだろ?
web版ネタバレとか配慮しなくなったら、文庫とかアニメから入った人が去ってくだけじゃん
SAO関連スレを荒らしたいヤツはどーしても湧いてくるんだからそこはスルーしてこうよ
何の文章なのかと思っていたがWeb版のバレだったのかよ・・・
これだから信者は
>>968 「実はレイポ一歩手前だった…」な世界線的ネタで
『レイポ達が強力な媚薬アイテムを二人に使い、「執拗な愛撫・前戯」で
「二人から『チンポ下さい…(泣』と言うまで前戯責め…二人は、なんとか耐えに耐えたが女の身で
快楽に耐えるには如何ともしがたく…「お、おチンポ…、くだ…(涙」と言いかけた時に
キリト達到着っ!そして救出…こうして二人の膜は悪人共から守られた…
と言う訳にはいかず…
キリト達(来たのはキリトとユージオのみ)に
「お、お願いしますっ!せ。せつないのぉ…」と…
シノン×キリトの話
エロ無し
冒頭部
「ふぅ……」
学校帰りのいつものスーパー。今日のこの時間は挽肉の特売だ。
今日は野菜炒めにしようと思案しながら私は買い物用のバッグをかけ直した。
スーパーを出ると夕焼けが眩しい。帰宅ラッシュの電車を眺めながら私は
新しく用意された住いへと足を向けた。
私の名前は朝田詩乃、GGOにおける『死銃事件』からの生還者だ。
SAD/SS『山猫は眠らない』
あの事件後の後始末はあっという間に終局した。
キリト…正式には桐ヶ谷和人に死銃の調査・接触を依頼した政府の人間。
確か…菊岡とかいう名前だったか、その男からキリトと共に説明を受けた。
死銃事件の主犯、新川兄弟のこと、現在逃亡中の金本のこと、
3人が死銃を使い、殺害に至るまでの経緯。
この菊岡という男はへらへらしているが実はかなりやり手のようだ。
彼が担った事後処理はもとより警察の根回しに、報道規制、おそらく
それ以外の分野にも彼の息がかかっているように思えてならない。
そしてここから本題なのだろう、菊岡は言った。
「キリト君の助けがあったとはいえ、今回の事件から生還したあなたを僕は高く評価しています」
「……それは…どうも」
「そこで…いかかでしょう?キリト君のように『情報提供者』となっていただけませんか?」
情報提供者……ここ数年で急増しているバーチャル犯罪に対応する為、代価を与えつつ
継続的な情報を提供するVRMMOプレイヤーのことだ。俗な呼び方をすれば
『モニター』だ。つまりこの男の『モニター』となり『運営』されるということになる。
キリトは横で「やめておけ、ロクなことにならないぞ」と言っているが……
「わかりました。情報提供者の件、引き受けます」
「そうですか。ありがとうございます。僕の部署ではいつも人手不足でして、あなたのような
VRMMOプレイヤーが情報提供者になっていただけるのは大変ありがたい」
「い…いえ、そんな……」
「もちろん、それ相応の対価を用意させていただきます」
それ相応の対価……概ね、まとまった電子マネーを支払ってくれるのかと思っていたが
情報提供者の対価とはそんなレベルのものではなかった。
まず未だ行方を晦ましている金本が私を狙ってくる可能性がある為、
新たな住まいが用意された。菊岡が用意したという新居に案内された私は息をのんだ。
以前住んでいたアパートなど比べものにならないほどの上等なマンションだ。
『高級』の部類に入るだろう。しかも私の境遇を知ってか電気、水道、光熱費にくわえ
家賃は菊岡もちだ。『僕の隠れ家の一つでして』とのことだ。さらに奨学金制度も適応された。
もう祖父母からのギリギリの仕送りに頼らなくてもよいのだ。
菊岡はその点も抜かりはなかった。祖母からの電話では『あのお役人さんに感謝するんだよ』
と泣かれた。最後にどうでもよかったが私に絡んでくる遠藤とその取り巻きが退学になり
家族ごと消えた。菊岡曰く『朝田さんの円満な学園生活に支障をきたす輩と見えましたの
で、こちらで処理しておきました。まぁいわゆるサービスという事です。彼女達のその後、
知りたいですか?』と聞かれたが断った。菊岡が別れ際に残していった言葉から推測するに
遠い国で女に生まれたことを後悔し、死ぬに死ねない状態になっているようだ。
オートロックのキーを解除して部屋に戻った私は食材を冷蔵庫に入れ、ベッドへとダイブした。
ふかふかのベッドは心地よい。こんな生活ができるなんて夢のようだ。が、あまり甘えても
いられない。出費を抑え、将来の為に資金を蓄える必要がある。
奨学金もここを引き払う頃には全額返済しておきたい。
「……………」
私はふと顔を上げて、ベッドわきにあるアミュスフィアを見た。
そして時計を見る。デジタル式の時計は17:52と表示されている。
今日は20:00の約束だった。気兼ねなくGGОの世界を堪能できる環境に頬が緩んでしまう。
それは彼も同じだろう。私は来たるべき時間に備えて、気を取り直した。
「学生の本分は学業だもの…キリトに会うのはあとのお楽しみ」
こんな感じで続けます。
IF話なのでシノンがやや黒いのはご容赦を。
5、6巻しかよんでいないので名称や用語
何か誤りがあったら指摘してください。
gj
期待できそうな内容
遠藤は流石にちとやり過ぎかな・・・w
関係の精算も済んでる?し
両親の仕事の都合、で転校程度で必要十分だったかと
確かにこれじゃ因果応報どころの話じゃないな
菊岡さんが極悪人にしか見えん
まあ二次創作だからなんでもありっちゃそうなんだけど
次スレよろ
踏んでたか
いってくる
いままで投稿されたsao作品の中でおすすめはなに?
知らねーよカス
うーめっ
乙&うめ
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