「んん…ん…よかったわレイジ。貴方に2回も処女を捧げられて。
ふふ♪普通なら絶対にできない体験よ?」
「〜〜〜//」
ローゼリンデの言葉にレイジは膣に半分近くまで収めている肉棒を“ぎん”と反り勃たせてしまった。
「あん!…レイジったら…まだ、全部膣に挿入してないのに反応させないでよ!」
「だ、だったらそんなセリフ言うなよな……っ!」
そして今更ながらに気付く事実。
子供になったローゼリンデの狭くなっている秘所に無理やり挿れ込んだという事は
それに比例して肉棒へくる締め付けも半端ないものはずだ。
先ほどはローゼリンデを気遣う事で精一杯だったので感じてなかったが、今のレイジには
痛いぐらいに締め付けを感じてしまっている。
「〜〜っ!…せまっ!…きつ!…今のローゼリンデの膣……ヤバすぎる」
「ああ!…私も…レイジの…きつい…内部が押しのけられていく!」
「う!…ローゼリンデ……一旦…抜いとくか?」
「いや!……もっと奥まで進んで?」
「……く、分かったよ」
尚も、自分の膣へ入ってくるように言うローゼリンデにレイジは渋々従っていく。
腰に添えた手に“ぐっ”と力を入れ、ゆっくり着実に押し進める。
一歩ずつ入り込む度に亀頭部は内壁を“めりめり”掻き分け、内壁はみちみち絡みつき必死に抵抗してきた。
自分の肉棒を万力で締め付けられるような感覚に陥っているレイジはその痛た気持ちよさで
本来ならとっくにに果てたであろう。
でも『流石にここで俺が先に果てるのはまずいだろう』という考えから歯を食いしばりながら耐えていった。
そうしていると自分の分身の先端に一段と柔らかな感触が当たっていく。
「おぉ!…ここがローゼリンデの最奥か……やっぱり浅い位置にあったんだな…ぅ!」
「ふあ!…か、感じる……レイジが当たってるのが…」
「ローゼリンデ……俺……出そうだ」
「ま、待ってレイジ、もうちょっと…あと少し進めてから…」
「あと少しって、もう入らない……って、な!」
首に“ぎゅっ”と抱きつき身体を固定したローゼリンデはそこを支点に深く腰を落としていった。
レイジの亀頭部には子宮口へ無理やり捩じ込んでる感触が伝わる。
「ローゼリンデ!このままじゃ、まじでお前が壊れちまうぞ!」
「くぅ〜!…んあ〜!!」
それでも腰を沈みこませる事を止めないローゼリンデが喘ぎ声とも苦痛とも呼べる声を出すと
合間に訪れた身体の力が抜けたタイミングで、その小さな身体にレイジの男根が全て埋まっていった。
瞬間、ローゼリンデの身体は大きく震わせ膣が異常に痙攣していく。
未成熟な子宮内に自分の分身が入ったという事実と痙攣から来る刺激はレイジに背徳感と快楽を生み出していく。
且つローゼリンデの膣へ全て収まってしまった肉棒には全体にとてつもない圧迫と熱をかけ、
まるで自分の分身が跡形もなく溶けて無くなっていくような感覚に限界を迎えていった。
「もう、無理だ!……出るっ!!」
「っああぁあ〜〜〜っ!!」
痙攣中の膣を押し退け、精の耐性など皆無であろう幼い子宮内へ欲望という名の熱を放出するレイジ。
子宮内へ注がれ、満たし、隙間なく埋めつくした刺激はローゼリンデの脳内へ雷撃となって駆け上り
身体の内側から外側へ向かっていく快楽の痺れで瞳からは止めどなく涙を溢れさせていく。
声も出せないぐらいに震える身体を互いに抱き締め、強くより強くと腕に力を入れて身を寄せ合う二人。
長い交わりの末、快楽の涙で濡らしている瞳で相手の顔を見あえば、視界がボヤけていた為、
お互いの姿を確認することが出来ずにいた。
意識は現実とも夢とも付かないまどろみの中にいる状態だった。
そんな中に聞こえたローゼリンデの確かな声。
「レイジ……もっと…して?」
この後の事はよく覚えてなかった。
ただ、レイジの記憶の中には欲望のままにローゼリンデの小さな身体を求め身体を動かし、味わい、貪りつくし、
快楽と少しの痛さを混同させている女神に溺れていった事だけは薄っすらと覚えていた。
こうして次の日の朝を迎える事となっていった。
**********
子供編終了。
次はタイトルとは関係性皆無の大人編
乙でしょうねえ
乙でしてよ
421 :
名無しさん@ピンキー:2013/04/18(木) 18:51:57.01 ID:IpQWujMU
乙ですね
続きマダー?
レイジ×アイラが早く見たい…
レイジ×アイラ待ってる人いるのか
では、冒頭ぐらいでも投下していきます。
425 :
名無しさん@ピンキー:2013/05/01(水) 11:13:42.05 ID:aMKeBwxP
やっぱアークはロリコン一筋か・・・
シャノンとフリードでなんとかなるか?
未プレイだがエルウィンとサクヤがいるんだろ?
あとは補完でなんとかするしかない
427 :
名無しさん@ピンキー:2013/05/03(金) 20:12:56.87 ID:oQeDcvNG
レイジ×アイラ見たいわ頼む
それではレイジ×アイラを投下していきます。
ブレイドが初のなのでアイラ姫のイメージが違うかも……
それでもいいと言う方のみ閲覧して下さい。
なお、レイジとエルミナの結婚後から数週間経った出来事となっております。
「アイラ様。少しお時間をいただけないでしょうか?」
「どうしたの?エルミナ。何か相談ごとがあるの?」
「はい、実は………」
……
………
…………
ここは聖王国ルーンベールの一角に建てられた立派な一軒家。
アイラ姫の御陰?で盛大に結婚式を祝われた際にレイジの勇者としての功績が称えられ
国から夫婦を繋ぎと止める物として与えられたレイジとエルミナの愛の巣である。
そこに一人の訪問客が来ていた。
「よお、アイラ姫。いらっしゃい…っていってもエルミナは今、居ないけどな」
「ああ、分かっている。さっきまで一緒に居たからな。ここに来たのは他でもない。
お前に用があったからだレイジ」
「ふ〜ん。それでどんな用事なんだ?」
「レイジ……今日、時間は空いているか?」
「空いてるけど…いきなりどうしたんだアイラ姫?」
「な〜に、確認したい事があってな……ここじゃ少し話しづらい事だから、悪いが私の自室まで来てくれないか」
「分かった。準備が出来たら向かうよ」
「すまないな……それじゃ私は先に戻ってるから」
用件を伝えるとアイラは踵を返し城へと帰っていった。
レイジは何かしたっけかなと思いながら準備を整えるとアイラ姫が待つ城へと向かうのであった。
「ふ〜、雪が降ってなかったとはいえ相変わらず外は寒かったな。何時になったら慣れるんだろうな」
城に入ると今だ慣れない寒い環境に思わず愚痴をこぼしてしまうレイジ。
入口で服を“ぽんぽん”と手で叩き、少しだけ凍っている氷を払い落としていると城のお付きの人から声が掛かる。
「レイジ様、ようこそルーンベール城へお越しくださいました。アイラ様がお待ちです。
さあ、こちらへどうぞ」
そうして導かれるまま案内されたのは他のドアとはひときわ違うルーンベールの旗のマークが彫られ宝石で装飾された豪華なドアの前だった。
「それでは私はこれにて失礼いたします」
「ああ、道案内ありがとな」
レイジがお礼を言い、お付きの人が“ぺこっ”と頭を下げ持ち場に戻っていくのを確認した後
改めてドアを見たレイジはその雰囲気に圧倒されていた。
「流石は王女の部屋ってとこか……そういえばここに来たのは初めてだな……
何だか…スゲェな……って感心してる場合じゃないか。アイラ姫が待ってるしな…さて」
『んん!』と喉を鳴らし一息つくとレイジは手を伸ばし“コンコン”とノックしていく。
「アイラ姫。レイジだ。今、到着したぜ」
「待っていたぞ。では、入ってきてくれ」
「それじゃ失礼するぜ」
アイラの返事を聞きレイジはドアを“ガチャっ”と開け部屋に入っていく。
すると目に飛び込んできたのは王家の気品は多々酔わせているものの、可愛い小物やら
クマのヌイグルミが置かれていて普段のアイラ姫からは想像できないような可愛らしい部屋だった。
「へ〜、意外だな。アイラ姫の部屋の中ってこうなっているんだな」
レイジが驚きながら部屋をきょろきょろ観察していると後ろから声が掛かってくる。
「ふっ。私の部屋はそんなに意外だったのかレイジ」
「それはそうだぜ。こう言っちゃ失礼かもしれないが、冷静なアイラ姫からは想像がつかないへ……やぁああ――――!!!!」
「ん?急にどうしたんだレイジ……そんな情けない声を上げて」
声のした方へレイジが振り返ればアイラの格好に部屋の様子以上に驚いてしまい思わず声を出して顔を逸らしていく。
何せ、さきほど会った時の服装ではなく、白い下着の上に瑠璃色をした透けているセクシーなランジェリーを着ていたからだ。
普段の服装も十分エロイがそれ以上に破壊力がある格好の上、自身の綺麗な銀髪を手で弾き
“ふぁさ〜”と靡かせながら言ってくるもんだからレイジは照れずにはいられなかった。
しかも、胸元の双丘の中央に位置する部分にピンク掛かった突起も見えたような気がした。
「な、何でそんな格好をしてるんだよアイラ姫!//」
「?……何でって、特に用がない限りは自室ではこの格好だが……何か問題でもあるのか?」
「それはあくまで一人の場合だろ!……俺を呼んどいて、どう考えてもその格好はおかしいだろ?」
「そうか?それは失礼したな。だが、これから確認する事にあの服装ではやりにくからこれで問題はない。
それよりもレイジ、そこで突っ立っているのも大変だろう?そこのベッドへ腰を掛けてはどうだ?」
自分の格好は気にするなと言うように淡々と喋るアイラはベッドに指をさしながらレイジに言う。
「それじゃお言葉に甘えて、座らせてもらうぜアイラ姫」
何だか別の意味で疲れてしまったレイジはその言葉でふかふかのベッドへ深く腰を掛けていった。
「(あ〜あ、アイラ姫も何でまたそんな格好を……理性が持たないっての……
はぁ〜、何だか生殺しの罰ゲームを受けてるみたいだ)」
訳が分からない状態にレイジは心底気持ちが沈んでいるといつの間にか近づいてきたアイラが問いかけてきた。
「レイジ……今日、私がここへ呼んだのはエルミナの事についてだ」
「エルミナ?……何か問題でもあるのか?…って、お//」
その言葉で再びアイラの方を振り向いてしまったレイジは反射的に顔を逸らしていく。
握った両手を腰に当て、顔ごと上半身を突き出す格好でアイラが言ってくるもんだから
必然的に胸もアピールするように前に出され、それによってできたランジェリーの隙間から見える
柔らかそうな乳房とピンク色の突起物をはっきりと目撃してしまったからだ。
「む!……レイジ、どうして顔を逸らすの。人と話しをする時は目と目を合わせるのが基本ではないのか?」
********************
とりあえずここまでです。
乙さまです
続きを楽しみにしてます
乙なのです。
続き投下なされる事を全裸でお待ちしています
さすがに過疎か
アークのキルマリアとかよさそうなのに
ブレイドのキャラは好きだけど、ゲームとしてはシリーズ見限ってる奴もいそう
俺はアーク買ってないし
以前中途半端にしてたssを発掘したのでやっつけで仕上げた
『絶望のローゼリンデ〜暗黒に沈む戦巫女』
ドラゴニア帝国によりクラントールが陥落し、異世界から来た勇者が崖から海に落ちたその日の夜。
クラントールの王宮と城下町を手中に収めた帝国軍は略奪や暴行の限りを尽くしていた。
建物は焼け落ち、食糧や金品は奪われ、男は殺され女は犯される。
悦楽と狂気の歓声と、悲哀と絶望の悲鳴が入り混じり、燃え盛る炎共々クラントールの城下町を地獄絵図に染め上げていた。
いっぽうで、戦火の喧騒に包まれた城下町から離れた王宮の中は、外の惨劇が嘘のように静まり返っていた。
兵の殆どは討死。僅かに生き残った者も捕らえられ、非戦闘員共々囚われている。
そんな王宮の一角、クラントールにその名を知らぬ者はいない『戦巫女』に与えられた部屋の中には、部屋の主である『戦巫女』のローゼリンデはいた。
と言っても彼女は部屋で休んでいる訳でも隠れ潜んでいる訳でもない。
その証拠に、彼女の部屋には本来ならば有り得ぬモノ存在し、光を放ってた。
それは床、壁、天井に刻まれた黒竜教団の秘術たる拘束魔法陣。
ダークドラゴンの加護を受けぬ者の身動きを封じ、内部からは決して破れぬ司祭バルドルの術である。
その魔法陣の中央――部屋の真ん中には、天井と床の魔法陣から伸びた毒々しい紫色の光で形成された鎖によって両手首と両足首を縛られ、
磔にされた銀髪の少女、ローゼリンデがいた。
その様はさながら裁定を待つ罪人。敗戦国の人間に相応しい、あらゆる尊厳を奪われた惨めな姿だった。
「…………」
その中でローゼリンデは絶望と悲しみに顔を伏せているしかなかった。
国は事実上亡び、自分は捕らえられ一切の抵抗もできず、そしてかけがえのない『友達』は自分が原因で生死不明。
いかに『戦巫女』を継承し民の希望を一身に背負おうとも、彼女はまだ16歳の少女。絶望一色の現実を前に、強くあることなどできるはずもなかった。
鎧や武具は捕まった際に奪われ、その下の衣服も抵抗虚しく剥ぎ取られ、今や身に着けているのは薄布の下着だけというあられもない姿にローゼリンデはされていた。。
ローゼリンデを拘束する鎖は彼女がいくらもがこうとビクともせず、壁の魔法陣は彼女の魔法や巫女としての力を大幅に弱体化させており、逃れることなど不可能だった。
例え拘束を解いたとしても異常はすぐに敵に知れ、王宮内の人質を盾にされればローゼリンデに対処する術は無く、
何より悲しみと絶望で心を塗りつぶされた彼女には、抗う力も気力も残ってなどいななかった。
それでもかろうじて心が折れずにいたのは彼女自身の強さだったが、こうなってしまっては焼け石に水でしかなく、
むしろ平静を保ち思考できる状態であるが故に、この絶望的な状況をことさら強く意識させられ、ローゼリンデは無力な自分に身も心も苛まれていた。
(レイジ……私は、どうすれば……)
生死不明の友達に、何度目かも分からない返ることのない質問を心の中で呟いたとき、突如部屋の戸が開け放たれ1人の男が、突き飛ばされるようにして中へ入って来た。
見知った顔、見慣れた髪、見覚えのあるその姿は、半日前に崖から落ちたレイジに間違いなかった。
「レイジ!? 無事だったのね!」
一瞬夢を見ているかとも思ったが、その姿を見間違えるはずはなかった。
嬉しさのあまり、ローゼリンデは目元に涙を浮かべながら彼の名を呼ぶ。
「ローゼリンデ……? あぁ、よかった無事だったのか!」
両手を縛られ憔悴した顔つきのレイジはローゼリンデに気付き、笑顔を浮かべ彼女の方に歩み寄る。
「あぁ……レイジ。無事でよかった、本当に――よかった……」
レイジの生還はローゼリンデにとって正に奇跡だった。
地獄に差した一筋の光明。今まで絶望に沈んでいた彼女の心がようやく掴んだ希望であり、
それ故にローゼリンデは気づかない。気付けない。
ドラゴニア帝国にとって最優先で排除すべき対象である彼が、たかが手を拘束されただけで見張りもいない部屋にただ入れられたという矛盾、
崖から海に落ちた彼が特に外傷もないこと、ダークドラゴンの加護を受けぬ彼がこの魔法陣の中で普通に動いていることに。
冷静に考えればそれは明らかな異常だったが、一片の救いも無い絶望の中に現れた奇跡を前にしたローゼリンデにそれを察する余裕はなく、
たとえその異変に気付けたとしても、磔にされ身動きを封じられたローゼリンデに成す術がないのも事実ではあった。
そして、レイジがローゼリンデの前に立つ。
「あぁ、レイ――」
再会を喜ぼうとしたローゼリンデが彼の名を口にしようとしたその時、不意に伸びたレイジの手が、指の間に隠し持っていた『何か』を素早くローゼリンデの口の中へ入れた。
それはローゼリンデの口内に入ると、ほんの少し唾液に触れた瞬間に液状になって溶け口の中に広がる。
それは咽返るような甘い香りと胸焼けを起こすほどに甘い味のする液体で、しかし本能的に吐き出すことを拒ませる、抗いがたい魔力めいたものがあった。
「ん!? んんっ――!?」
もっとも、ローゼリンデが抗おうとしたところで、彼女の口はレイジの両手によってしっかりと塞がれており、吐き出すことは最初から出来なかった。
ローゼリンデの口を塞ぐレイジの顔は、先程までの憔悴したものではなく、怪しげな笑みを浮かべた酷薄なものに変わっている。
「ん――んっ!? ゲホ、ゲホッ、カハッ――!」
しばらくして、液体を全て嚥下してしまった頃にレイジの手がようやくローゼリンデの口から離れる。
初めて呑む、思考を蝕み理性を溶かすような味と香りにローゼリンデはむせ返り、嘔吐するかのような咳を繰り返す。
「レ、レイジ……いったい、何、を……」
やっとの想いでローゼリンデが疑問を口にすると、レイジはにやりと笑う。
「レイジ? いったい誰のことを言っているのかな?」
ローゼリンデの良く知る姿の少年の口から、全く聞き覚えの無い年配の男の声が聞こえた。
「――えっ?」
訳が分からず茫然とするローゼリンデの前でレイジの姿が陽炎のようにぐにゃりと歪み、次の瞬間には黒竜教団特有の装束と仮面をした男が立っていた。
「そんな、貴方は――!?」
驚愕に目を見開くローゼリンデに、男は恭しく一礼する。
「はじめまして、クラントールの戦巫女よ。
私の名は――――という。黒竜教団の助祭にして、司教バルドル様、そして盟主ダークドラゴン様に仕える者だ。
今より君の"調教"を担当する。しばしの間お見知りおきを……」
そう言って男は口許を喜悦に歪めた。
「さて、一応訊いておくが我々に協力する気はあるかね、ローゼリンデ?
そうなら私の手間も省けてたすかるのだがね?」
余裕と蔑みの笑みを浮かべた助祭の男が、ワザとらしい口調でローゼリンデに問いかける。
「ふざけないで、私は貴方達に協力なんて絶対にしないわ!」
怨敵である黒竜教団の幹部を前にした今だけは気持ちを奮い立たせ、毅然とした眼差しと決意でローゼリンデが言い放つ。
しかし、その瞳に溜まっていた歓喜の涙は、まんまと騙された悔しさと惨めさから悲哀の涙となって、ローゼリンデの頬を流れる。
だが男はそれすら愉しんでいるかのように、半笑いのまま芝居がかった口調で続ける。
「それは残念だ。君の力を貸してもらえれば、ダークドラゴン様復活がより速く確実になるのだがなあ。
協力してくれれば教団か帝国の上層部にそれなりの地位と待遇を約束させようではないか、どうだね?」
「ふん……」
男から顔を背けるローゼリンデ。
これ以上あの男の顔を見たくないのは勿論だったが、憎き敵を前に何もできず、あまつさえ自分を貶める暴言を好き放題吐かれている無力さが悔しくそして情けなく、
このままだとますます涙が溢れてしまいそうで、それを見られまいとしたのが一番の理由だった。
「まぁいい、こちらとしてもそう簡単に承諾されたのでは味気ない。
せっかくだ、君には身も心もダークドラゴン様復活に捧げてもらうとしよう」
「……何度も言わせないで。私は貴方達に協力なんてしな――」
ローゼリンデが改めて拒絶を口にしようとした時、彼女の声など聞いていないと言わんばかりに、男が口を開いた。
「君に自発的に協力する意思がないならば、その心を封じて操るしかないわけだが、どうやらそう簡単にはいかんらしい。
この部屋にバルドル様が刻んだ魔法陣は拘束だけでなく、その魂をダークドラゴン様の配下として縛りつけるものでもあるのだが、さすがは戦巫女。どうやら簡単には操れぬとみえる。
協力してもらうためには、まず君の心を完膚なきまでにへし折らねばならぬのだが、囚われの身となり、国は亡び、勇者と民草が死んでも平然としているとは……思いのほか強情な女だ。
ならば私の趣味ではないが、別の角度から責めてみるとしよう――連れてこい!」
男が部屋の外に向かって叫ぶと、外に待機していたのであろう帝国軍の兵士たちが、クラントール捕虜たちを部屋の次々に部屋の中に押し入れた。
その数十数人。上は老人から下はローゼリンデよりも若い子供まで年齢は幅広く、身形からすると町人から城の騎士まで職種も幅広く、
共通していることはクラントールの人間であることと、いずれも"男"ということぐらいだった。
両腕を縛られ、足には鉄球の着いた鎖を嵌められ、口には口枷を嵌められており、魔法陣の拘束機能はどうしてか発動しなかったが、それがなくとも到底自由に動ける状態ではなかった。
そして誰もがローゼリンデの姿を見ると、声にならない叫びをあげ駆け寄ろうとするが、ドラゴニアの兵士たちにより阻まれた。
「何をするつもりなの!」
「安心したまえ、彼らには何もせんし何もさせんよ。
ただ、君の調教を彼らにも少しだけ協力してもらおうと思ってねぇ……」
喜悦に口を歪めて笑う男。
その意味を察したローゼリンデの顔が青ざめ、恐怖に歪んだ。
「な、なにを――」
「それより、ローゼリンデよ。
そろそろ身体が火照ってきたのではないかね?」
次の瞬間、まるで男の言葉が切掛けになったように、ローゼリンデの身体を異常なまでの熱と衝動が襲った。
まるで身体の内側からマグマが噴火するような、血液、骨の髄、神経の一本一本が燃え上がり、自分の中から別のナニかが身体を突き破って生まれようとしているかのような、
初めて感じる熱と衝動がローゼリンデを蹂躙し、思考や理性を奪っていく。
「ッ――は……ぁ、い、一体ぃ、なに……をッ……!」
内側で暴れる熱と衝動を、歯を喰いしばって必死に堪えながら、ローゼリンデは男を見つめる。
「"何を"とはおかしなことを訊ねる。先程から言っているではないですか、"調教"だと。
先程君に呑ませたのは私が作った特製の媚薬でね。
持続時間はおよそ24時間。効果は絶大で今まで試した女たちは、どんなに長くとも1時間ともたなかった私の最高傑作でね」
男が楽しそうに笑い声をあげる。
その声が耳を通して頭に響くだけで、ローゼリンデは思考や理性が削られていく思いだったが、必死で耐え続ける。
「さぁてクラントールの男性諸君、今より君たちの麗しい巫女様があられもない姿を見せてくれるぞぉ?
その目を見開いてよぉく見ておくがいい。さぁ、さぁ、さぁ!」
男の言葉に、捕虜のたちは様々な反応を見せた。
大人たちは怒り叫びながら男に詰め寄ろうとし、子供たちは訳が分からずに狼狽えているが、ローゼリンデの尋常でない姿に目を魅かれている。
まだ性を知らぬ童とはいえ、生物としての雄の本能には逆らえないらしく、下着姿で拘束され、官能を刺激する声を出すローゼリンデから目が離せないらしい。
「や、いやぁ……だ、ダメ。み、見ない、でぇ……」
恥辱に耐えられず、ローゼリンデが子供たちに懇願する。
普段の彼女ならばもっと毅然としていれたかもしれない。だが、身体の内から溢れる熱と衝動に抗えないローゼリンデには、そんな余裕などありはしなかった。
「そう恥ずかしがることはなかろう、ローゼリンデよ。
どうせ彼らはダークドラゴン様にその身を捧げられるまでの命。数日の内にはこの世の者ではなくなる。
なればせめて今生の見納めに、君の痴態を彼らに見えてあげたまえ。
見目美しき少女が淫に堕ちる落ちる姿を拝めるならば、男冥利に尽きるというもの。冥界への旅立ちのいい餞別となろうさ」
「ふ、ふざけ……ない、でぇっ! そ、そんなこ、とおっ……だれが、あぁっ……っ!」
一秒ごとに暴威を増していく熱と衝動は、見る見るうちにローゼリンデを変えていく。
頬は先程までと比べ目に見えて赤みが差し、口を開けていなければ呼吸も儘ならず、まともに喋ることすらできなくなっていた。
最早静止したままでは堪えられないのか、拘束された身を必死に捩る姿は蜘蛛の巣に囚われた蝶を彷彿とさせ、その無意味な抵抗が見る者の劣情や加虐嗜好を奮い立たせる。
「ほぅ、そうかね?
だが彼らは君と同じ意見ではなさそうだが?」
男の指さす先では、いつの間にか捕虜たちが皆一様にローゼリンデを凝視していた。
老人も、中年の男も、青年も、ローゼリンデと同い年くらいの少年も、10歳前後の子供も、まるで何かに取り憑かれたような虚ろな瞳だった。
「か、かれ、らにぃ……なにを、っし、したのぉ……っん……!」
かろうじて残る理性と思考を総動員し、薄氷一枚の平静を保ちながらローゼリンデが男を睨みつける。
とはいえその眼に力は無く、歓喜とも悲哀とも違う別の涙で潤んだ瞳は今の彼女の状態を如実に現していた。
「なぁに、ここに連れてくる前にちょっとした術を掛けただけなのだがね。
彼らは今、ほんの少しだけ正義とか常識とかではなく、自分の欲望に忠実になっている。
要は本心から善良な心を持っているのならば、魔術の心得など無くとも簡単に抗える程度の暗示を掛けただけだよ。
しかし彼らは麗しの戦巫女が、1人の可憐な乙女がたいそうな危機に陥っているというのに、助けようともしない。
これが何を意味するか、分からんわけではあるまい?」
「そ、そん、なぁ……っ、う、うそよぉ、っん……わ、わた、わたし、はっ……しんじな、い、いぃ……っ!」
「まぁ信じるかどうかは君の自由なのだが……私は嘘を言っていないよ?
その証拠に彼らは君の痴態を、君が恥辱に震える姿を、君が喘ぎ悶える姿を堪能しているではないか。
ほぉら、見て見たまえ」
男の指さす先ではクラントールの男たちが、ローゼリンデが守ろうとした人々が、気色に満ちた笑みでローゼリンデを見つめていた。
その顔にローゼリンデの期待するものは微塵も無く、縛られ枷を嵌められ拘束された老若様々な"雄"が一匹の"雌"の身悶えする姿を喜んでいるだけだった。
「いやぁ……いやぁ……みない、でぇっ……おね、おねが、いぃっ!」
子供が駄々をこねるように首を振るローゼリンデだったが、汗ばんだ身体に張り付いた髪の毛を引き離す力さえも、既に彼女からは失われていた。
「ふむ……巫女様は見られたくないと仰っているが、君たちはどうだね?」
男はそんなことを言いながら一番近くの捕虜の口枷を外した。
その捕虜はローゼリンデより幾らか年上の青年で、身形からして王宮の騎士らしい男は、口枷を外されると淀んだ瞳のまま途切れ途切れに言葉を発した。
「……お、俺は……見たい。巫女様、の、あられもない……姿を。泣き叫ぶ……姿を……」
「――――――えっ?」
その言葉を、ローゼリンデは瞬時に理解できなかった。いや、信じられなかった。
「では他の者はどうかね?」
助祭の男が指示を出し、全ての捕虜の口枷が外される。
「儂もじゃ。巫女様が、美しき少女が恥辱に震える姿を見たい」
「――そ、そん、なっ……どうし、てぇ……?」
老人の言葉にローゼリンデの瞳から更に涙が流れる。
「ぼくも。よく分からないけど、今のローゼリンデ様をずっと見ていたい。
ローゼリンデ様もなんだか気持ち良さそうだし……」
「ち、ちが……わ、たしは……っあ……そんなこ、とぉっ――!」
年端もいかない少年の言葉にローゼリンデの身体が震える。
「俺もだ」 「儂も」 「ぼ、僕も」
次々と皆が同じ言葉を口にする。
誰もがローゼリンデのあられもない姿が見たいと、少女が恥辱に震え痴態を晒す様を眺めていたいと。
「いやぁ……いやぁ……やめ、てぇぇっ! そんな、ことッ……い、いわない……でぇ……」
その言葉が、視線が、認めたくない事実が容赦なくローゼリンデに突き刺さる。
まるで物理的な効果を伴うかのように、ローゼリンデを締め上げ湧き上がる熱と衝動で身体はますます火照り震える。
溢れ出る涙は止まらず、赤くなった頬を伝って落ちていく。
「そろそろか……」
男の呟きと同時に、ローゼリンデの身体が大きく跳ね、全身ががくがくと痙攣を始める。
もはや止めることは叶わないのだろう。ローゼリンデからひと際大きな悲鳴が零れた。
「やっ、あ、あぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
悲鳴と同時に、ローゼリンデの下半身を纏う唯一の薄布に、見る見るうちに染みができていく。
「いや、いや、ダメ、とまっ――あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
流れ出た液体はあっという間に薄布が吸収できる限界量を超え、床に溢れ出す。
悲哀と快楽の入り混じったローゼリンデの叫び声だけが室内に響き、やがて流れる液体が止まると悲鳴も止まった。
「……ぁ……ぁ……ぅ……」
まだ僅かに滴り落ちる液体と力なく漏れるローゼリンデの声。
それを見た男は最後の仕上げにかかる。
ここまではほんの前段階。本番はこれからだった。
「捕虜たちの拘束を解け」
その言葉が意味するところを半ば呆然自失のローゼリンデが理解するよりも早く、捕虜たちの拘束が全て解かれた。
先程から虚ろな瞳で言葉を一切発していない男たちは、ゆっくりと立ち上がると覚束ない足取りで、しかし全員が同じ一点、即ちローゼリンデの下へ歩み寄っていく。
「い、いや……こないで!」
本能的にこれから起こることを察したローゼリンデが、思わず拒絶の声を上げる。
しかし彼らの耳にその声は届かず、この結末は逃れようの無いものだった。
「では我々は暫く席を外すとしよう。心行くまで楽しむがいい」
助祭の男とドラゴニアの兵士たちが部屋を出ていく。
扉を閉める直前、男が見た部屋の中では捕虜たちがローゼリンデに群がり、身に纏う全ての布地を剥ぎ取っていた。
蟻が獲物に群がるかの如く、ローゼリンデの姿は捕虜たちに埋め尽くされ、少女の絶叫だけが室内に響いたと同時に、無理矢理口を塞がれたようにして消えた。
半日後――
男はバルドルと兵士を伴い部屋に戻った。
精と体力の尽き果てるまで『遊んだ』捕虜たちは部屋の中で倒れ伏しており、すぐさま兵士たちに命じて外に運び出させた。
やがて部屋の中にはバルドルと助祭の男、そして全身を白濁した液で濡らしたローゼリンデだけが残った。
どこまでも虚ろな瞳は意志の力も光もすっかり抜け落ち、焦点も定まっておらず呆然と宙に向けられており、裸身を見られているにも拘らず一切の反応が無かった。
「上出来だ。相変わらずいい仕事をするな」
「ありがとうございます」
バルドルがローゼリンデの前に立つ。
「これならば心を封じ操ることは造作もない。
さぁローゼリンデよ、ダークドラゴン様復活のためにドラゴニアの先兵として尽くしてもらうぞ」
「………………………」
あれ程拒んでいたのに、ローゼリンデは何も返さない。
ただ虚ろな瞳だけが、自分に向けて伸ばされるバルドルの手を映していた。
こうしてローゼリンデは黒竜教団に操られ、罪なき魂の狩人となる。
1つの地獄が終わり、もう1つの地獄が始まる。
彼女に本当の救いが訪れるのは、まだ当分先の話だった。
終わり
ブレイド売ってからだいぶ経ってたので、細かいトコで矛盾とかあるかもです
乙です
過疎ったなぁ
仕方ないっちゃ仕方ないが
アークのエロパロってある?
ないならいっそシリーズ総合でもいいんじゃない?
ブレイド&アークのビジュアル設定資料集発売されたけど、関係ないみたいだな
449 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN ID:A0tnfWG/
現在シリーズ総合がないならここを総合にしてもいい気がするが、スレタイは途中から変えられんし過疎解消には繋がらないと思う
431のレイジ×アイラの続き見たい
451 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/15(火) 09:36:35.95 ID:K+sIfp0D
保管庫のパスワード誰か教えてください。
452 :
名無しさん@ピンキー:2014/02/12(水) 02:35:42.18 ID:+5LsVt2w
あげ
見事な過疎ぶりだなぁ。
今ならBBAとミスティで母乳ネタとかニッチなの投下しても大丈夫そうだな。
ふむ、構わない
投下したまえ
「……わ、私のミルクですって!?」
「いや、サクヤさんのその立派な胸ならひょっとして母乳が出たりとか……なんて……」
朝の訓練終えて朝食後のひと時。
皆はけてしまった食堂でサクヤが淹れて持ってきたコーヒーは
彼女の代名詞たるノワールと同色のブラックコーヒー。
だがいつも職員室で飲んでいたものと同じであるそれは
彼女の仕事の忙しさを反映してかかなり濃い。
どちらかと言えばアメリカンの酸味が勝った薄味が好きなレイジには
この味は少し苦手である。
ミルクを、などと思った元いたエルデとは勝手が違い
ポーションなど見当たらなかったところで
レイジが発した一言がこの言葉である。
「サクヤさんってミルクとか出ないんですか?」
咄嗟にその豊かな乳房を両手でかばって真っ赤になって睨みつけるサクヤは
冗談とも本気とも付かないそのレイジの態度に真意を量りかねているようだった。
「な、何を馬鹿なことを言ってるのよ!いい加減にしないと怒るわよ!」
「いや、既に猛烈に怒っているというか……」
ものすごい眼差しに気圧されたレイジに多少満足したかのように
サクヤは両胸をかばっていた手を下ろした。
自身の両腕に圧迫され、上に寄せ上げられていたその柔らかい膨らみは、
漸く開放された安堵感でぶるんっと重たげに揺れて定位置へと戻った。
「レイジったら私を今までそんなふうに見ていたの?」
呆れた口調のサクヤにもはや先ほどの威圧感はない。
「いや、俺がっていうかみんなシャイニング・フォースの中でサクヤさんのおっぱいを気にしてないのなんて姉貴達とよろしくやってるカイト先輩ぐらいなもんですよ」
いつものサクヤに戻ったことを感じて口が軽くなるのはレイジの悪い癖だ。
これまで仲間を異性として意識してこなかったサクヤの顔がレイジの思いがけない一言にさっと朱に染まる。
「えっ……みんなって……その……やだ、私そんなにみんなを意識させちゃってるの?」
「だって人前でも構わずレオタード1枚でコスチュームチェンジするし…そのアルカンシェルですか?ドレスもあちこちスケスケだしで特にクリムゾンの谷間を記録した映像魔法なんてそりゃあ奪い合いですよ」
「やだ……私ったら……そりゃ、磨きに磨きをかけて鍛え上げた自分の身体は嫌いじゃないけれどそんなふうに見られていたなんて……」
「いや……むしろ挑発されてるのかと思ってたんですけどね」
すっかり小さくなってしまったサクヤに呆れたようにレイジは応える。
「ま、まぁそんな中でなんていうか、その……みんなサクヤさん大きくて張りのあるおっぱいなら母乳ぐらい出るんじゃないか、飲めるものなら死ぬ前に一度飲んでみたいって話もあったりで……」
「…………たいの……?」
「え?」
「その……レイジは……わ………………みたいの?」
「いや、よく聞こえないんですけど」
「だから、レイジも私のおっぱい飲みたいの?って聞いてるの!」
俯いていた真っ赤な顔をあげたサクヤの瞳は恥ずかしさと興奮で少し涙ぐんで見えた。
サクヤは当然の未婚である。
そして、レイジが知るかぎりシャイニング・フォースでも誰にも身体を許していないし
むしろそんなことには興味もなさそうだった。
サクヤを慕うものは多くいたが、サクヤのその余りな無関心ぶりに気づいてすら貰えず
実質で玉砕した仲間は大勢居た。
彼女が妊娠している可能性など無いことは誰の目にも明らかだったし、
そんな彼女から母乳が出るなどということがありえないのは
高等教育を学んできたレイジにとっては自明だった。
だったのだが……。
「え、サクヤさん今なんて……」
問いかけだったような気がする。
選択の余地など無いはずなのに。
何故問いかけだったのか、にわかにレイジは理解できないでいた。
「みんなじゃなくて……レイジも……やっぱり私の母乳……飲んでみたいのかって……」
口に手を当て消え入りそうな震え声を出しながら恥ずかしそうに潤んだ目をそっと伏せて視線をそらすサクヤ。
沈黙が場を支配する。
あまりに予想外のサクヤの姿にレイジが狼狽えたその刹那。
これまた予想外の人物が場の空気を破った。
「なんじゃレイジ。お前、女の母乳が飲みたいのか?」
なんでこんな時に。
そう脳裏で毒づいたレイジが振り返ると、目の前には金髪のツインテール。
ミストラル・ネレイスことミスティが仁王立ちしていた。
突然の闖入者にサクヤもばっと顔を上げ、にわかに食堂の空気が緊迫する。
「女の母乳が飲みたいのであればサクヤなんぞに頼まずとも、わらわが飲ませてやっても良いぞ」
「えっ」
「なっ……ちょっとミスティ!私なんぞとは一体何よ!」
レイジが二の句を次ぐ前にサクヤが反応する。
先ほどまでとは打って変わっての戦闘モードに入っている。
「ふん、貞淑ぶってレイジをたぶらかそうとしてもダメだと言っておるのじゃ。
レイジはわらわのものと決まっておるのじゃからなぁ」
「お前のものって……。て言うかミスティ、お前妊娠でもしたのか?」
「そうなのじゃ。レイジとわらわの愛の営みがついに結実……って何を言わせるのじゃ!
わらわを一体誰だと思っておるのじゃ。レイジなんぞの精子ごときでわらわを孕ませようなど100年早いわ。それに、わらわの避妊魔法は完璧じゃからの」
「避妊って……レイジ、まさかミスティとそんな関係なの!?」
「なんじゃ、今頃気づいたのか。わらわだけではない。歌姫やあの刀の女どもは大概レイジの女じゃ。
あの者達は本当に嫉妬深いでのう。人間のローゼリンデはともかく、エルフだの上級精霊だののくせしおってやたらと短気で上位種族たるわらわに対する礼儀もなっておらん」
「ユキヒメやローゼリンデまで……」
言葉を差し挟む余裕もなく師匠に手当たり次第食い散らかした女の事情を暴露されるその様にレイジの背筋は凍りついた。
「そなたのような一見男を誘惑するようなふりをして実は指一本触れさせないような女と違ってわらわはレイジと心も身体も繋がっておるからの。今更ちょっとでかいだけの乳房なんぞで誘惑したところでもはや形勢は変わらぬ」
「なんですって!」
「さあレイジよ。どうするのじゃ。わらわの母乳を飲みたいか?それともこの触れもできないサクヤに未だ頼んでみるつもりか?」
ミスティの挑発に半ギレ状態のサクヤを無視し、ミスティがレイジを向く。
ミスティの母乳。
今まで考えたことがなかったわけではない。
シャイニング・フォースの中でもサクヤ、クララクランと並び三巨頭ならぬ三巨乳と目されたミスティ。
そしてその一角クララクランが公然とカイトの元に付き従う今、兵達の人気はサクヤとレイジとの関係を公にしてこなかったミスティの二人に大きく二分されている。
もちろんレイジは関係を持ったその時、人ならざるミスティに淡い期待を抱いて乳首を意図的に吸ってみたことはある。
しかし、その期待は脆くも崩れ去った。
悠久の時を生きるドラゴネレイドといえども身篭っていないミスティのそのなんとも言えない甘い香りのする巨乳でさえ、聖なる白い液体が出てくることはなかった。
だが今。ミスティもまた明らかにレイジに選択を迫っている。
「で、でもミスティお前、ミルクなんてでないじゃないか」
「ほう?何やら執拗に胸に吸い付いておると思ったが、やはりそんな事であったか。
無駄じゃ無駄じゃ。いくら頑張ろうとわらわの母乳を飲むことなぞ出来はせん。
わらわ自身が望まぬ限りな」
「じゃあ、本当に……出るのか……」
「レイジが是非にと頼むのであればな」
「……ミスティ。是非、お願いします!」
「うむ。素直が一番じゃ」
深々と頭を下げるレイジ。
「ちょ、ちょっとレイジ!?」
口を挟むタイミングを失っていた慌ててサクヤが呼び止めるが聞こえているのかどうなのか。
ふらふらとミスティに吸い寄せられるように差し出されたミスティの手を取り、エスコートするように二人は食堂を後にした。
後には、サクヤと冷めた2杯のコーヒーが残されていた。
つづく。
乙
続き書いてもいいのよ
もの凄く手遅れかもしんないけど
レイジ×アイラの続きがみたいです
461 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/13(火) 06:50:26.98 ID:HIqukEge
とあることがきっかけで某所でブレイドのSSをかいたので上げます。
短いです、搾乳です。ドラゴニアに負けてサクヤとユキヒメの二人が調教される
話です。
苦手な方は気を付けてください。
ドラゴニア帝国はその強大な力で立ちふさがる者たちを粉砕した。
無力なものたちが哀れにも身を寄せ合っても、真の強者の前には歯が立たないのは自明の理である。それでもドラゴニア帝国は彼らの命までは奪わなかった。
「起きろ。薬の時間だ」
光る眼をしたオルガロイドが其処にはいた。長い黒髪を後ろで束ねて、体のラインが強調された黒く、滑らかなボディをしている。彼女の名はケルベロス。ドラゴニアに逆らい、「改心」したオルガロイドだった。
ケルベロスの前には二人の女性がいた。二人とも、丸い円卓のような物の上で俯いている。一人は頭に大きなリボンを付けた、短髪の女性。もう一人はそれとは反対に、長く艶やかな黒い髪の女性だった。
二人はパンツ以外のものを一切身に付けてはいなかった。二人とも顔つきは少女だが、成熟した体に丸く、膨れた胸が女性としての魅力を物語っている。
短髪の女性、ユキヒメは悔しげに顔を歪めてケルベロスを見る。
「胸をだせ」
ケルベロスはユキヒメの肩胸をむんずと掴んだ。柔らかいそれが、ぐにと揉まれる。
「やっぁぁ」
情けなく声を出すユキヒメ。ケルベロスは片手を腰にやり、小さな銃を取り出した。武器ではない、お薬を注射するものだ。それをユキヒメの胸に銃口を付けて、引き金を引く。
「ひぃ」
ユキヒメは胸に痛みを覚えてのけぞった。それでもケルベロスは容赦せず、もう片方の胸にも注射する。ユキヒメはまた声を上げる。最初はこれ以上ないほどに抵抗を示していた彼女だが、注射を十回受けたあたりから、少しおしとやかになった。
「次はお前だ」
びくっと長髪の女性が怯えた。彼女はサクヤという名前でとても勇敢「だった」女性である。彼女は身をよじって逃げようとする。だが背を向けたところでケルベロスに後ろから両胸を掴まれて揉まれてしまう。ピンク色の乳首が動く。
「あっ。ああ。だ、だめ。……目を。さまして」
サクヤは胸を揉まれながら懇願する。そう、ケルベロスはかつて彼女をマスターなどと言っていたのだ。しかし、とうのオルガロイドの女性は小銃をサクヤの生意気な巨乳にあてて引き金を引く。お薬が痛みとともに、注入される。
「い、やぁ」
赤い顔でサクヤは息を吐く。それはユキヒメも同じことだった。これから彼女にはまだ仕事があるのだ。そうあの薬は彼女達から【毒】を抜くために注射しているのだ。
「では、搾乳機をつけるぞ」
ケルベロスが二人の座っている台の下から伸びるチューブが付いたカップを二つ取り出した。それはサクヤやユキヒメの大き目な乳房にピッタリなものだ。
まずは近くにいたサクヤにつけられた。逃げようとする哀れな彼女の胸をケルベロスは掴んで片方ずつカップを装着する。カップの奥には吸盤が付いていて、それが乳首に食らいつくのだ。それで勝手に外れることはない。カップは台の下に、あと三つある。
「い、いや。も、もう、いやよ、……ぁん、すっちゃ、だめ」
サクヤの二つの乳首からカップの吸盤が吸引する。そしてチューブを白い液体が通っていく。
サクヤの二つの乳首からカップの吸盤が吸引する。そしてチューブを白い液体が通っていく。
「はやくつけろ」
ケルベロスは無表情でユキヒメの体を押さえつけた。張りのある胸が上を向く。ユキヒメは何かをわめきながらもがくが、無事に両胸へ搾乳機が取り付けられた。
「あ、ぁああ」
ユキヒメもいやらしい声を上げて、ミルクを出す。白い液体はチューブを通っていく。
無論この二人のミルクはあの薬のせいだ。あれは、彼女達の聖なる霊力をミルクに変換して搾り取るためのものなのだ。だからサクヤもユキヒメも凄まじい早さで弱くなっていく。
「おい、ちゃんとおっぱいをだせ」
ケルベロスがサクヤを四つん這いにさせて、後ろから両手を使って胸を揉む。サクヤの胸が揉まれるたび、カップが新鮮なミルクを搾り取る。
「ぃい。だめ、も、もまない、あ、あたまが、へ、へんになる」
かつてこの女性はヴァレリア解放戦線などという犯罪組織の頭目だったのだ。この程度で許されるはずがない。
「罪を購え」
ケルベロスは張りに張ったサクヤの胸を揉みつつ、ミルクの出を確かめている。それは霊力の化身と言っていい。唯の霊力をそのまま吸い出せば事故につながるが、ミルクにしてしまえば保存は容易だ。
「お前もだ」
「は、ひい?」
サクヤから離れて、ケルベロスがユキヒメをはがいじめにした。その上で手を伸ばして、サクヤより多少小さい、豊かな胸を揉む。それでミルクの出が良くなり、ユキヒメの嬌声も一段と高くなる。
ユキヒメ。彼女は人間ではない。その身は伝説の剣の化身であり、この上ない霊力を保持している。勿論その全てを一滴残らずドラゴニア帝国に没収されなければ、彼女の犯した罪はぬぐえない。
「罪人の分際で抗うな」
「や、へろ」
ユキヒメは回らぬ舌をまわして抗議する。十全の霊力を持っていれば打開できたこの状況も今の彼女にはどうしようもない。唯々、搾乳されなければいけない。
それでも反抗的な態度を示したユキヒメをケロベロスは許さなかった。それはサクヤの非協力的な態度も同じだ。彼女はサクヤとユキヒメという二人の大罪人を台に仰向けにさせてから、両手にチューブに着いたスティックを握った。
ケロベロスはが持っているスティックは男性器のような大きさで絶えず激しく振動している。それはユキヒメとサクヤから「搾る」のではなく「注入する」道具なのだ。
「ナマイキなお前からだ」
ケルベロスは怯えるユキヒメのパンツをずらして、その濡れた秘部にステッィクをいれようとする。
「やめろお、やめ、づざげるなああ」
必死になって暴れる、搾乳されている伝説の剣の腰をなんなくケルベロスは押さえつけて、スティックを奥までずぶりとさす。ステッィク自体もローションを巻き散らしているので、簡単に入った。
「ひゃああわああああああ」
ユキヒメは暴れる。膣を、子宮をスティックが揺さぶり、擦り、振動する。それでいながら胸からミルクをこと霊力を搾り取られていく。
「さあ、お前も下着を外せ」
「い、いやよ。いや」
サクヤはユキヒメを見て、その白い肩をがたがたと震わせていた。そこでとっさにケルベロスはスティックを一旦、サクヤの口に入れた。
「む、むぐ」
口の中に広がるローション。それは媚薬の大量に入ったもの。だんだんとサクヤの顔が赤くなり、パンツの隙間からじっとりと「愛液」をおもらしする無様な少女。
抵抗がなくなったところで、ケルベロスはスティックを抜いて、パンツを破り、そのヒクついている女性器に突っ込んだ。サクヤはあまりの快楽に絶叫した。
始まる淫靡なダンス。二人の美少女は力を吸われながら、哀れに踊る。
「あ、あああ」
ユキヒメは淡い紫に髪の色が変わっていく。それは潜在能力を吸い取られている証し。もう、彼女の力は奥の奥まで吸われているのだ。そしてすぐに黒髪に戻った。
「おい、ふざけるな」
途中でサクヤのミルクが出なくなった。それは力の枯渇した合図だが、そんなことは関係がない。すぐにカップを無理やり外して、ケルベロスはピンクの乳首を吸う。
「き、きもちぃ」
少しだけでたミルクがケルベロスの顔にかかった。それで出し惜しみしていたのだと、彼女は思う。実際に最後の力だった。
「出し惜しみするな。もっとだせ。これから貴様らはハンショクの仕事がある」
ユキヒメも秘部を犯されて、ぼたぼたと愛液を漏らしている。もう、その顔には誇りなど一片もない。
暗い部屋の中で二人の少女は調教されてしまったのだ。
以上です。短いですね。
結構想像が入っているので、合わない人は許してください。
また、気にいる気にいらないとは別に、読んでくれてありがとうございました。
465 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 21:31:52.09 ID:cdByaCRu
あげ
保管庫は相変わらず見れないようだが
前にレイジ×ミストラルとかレイジ×アルティナとか書いてた人は自サイトに載せてるな
久々に見れて良かった