まさかの植芝先生降臨?
>>726 それを書いたものですが…まさにキタコレ!
でも皮は手で剥くんですね(意味深)
依頼したものです
口で剥くのも良いんではないでしょうか(意味深)
葡萄書いたものです
今月号読んでちょっとテンションあがっちゃったので久々に日常的なの書いてみました
「椿くん、あったかい?」
卜部の両手がおれの顔を優しく包み込む。
冷たい風が吹き荒ぶ中、おれたちは冬限定の日課で暖を取っている。
卜部は冷え性だ。
よだれを介して卜部は自分のガーターベルト姿のイメージをおれの脳内に送り込む。
それによって反応したおれの興奮エネルギーを含んだよだれを卜部が舐める。
するとそのエネルギーが卜部の手を温めるという何ともエコロジーな日課である。
「うん、あったかいよ」
それにしても最近のよだれには少しばかり違和感を覚えている。
悪い意味ではない。
いつもの極上デザートにちょっとした何かが加えられているような…
なんだろう、味が違うでもない…ちょっとミントを添えただけのような感じではあるが…
「どうしたの?椿くん、難しそうな顔して」
「ん?い、いや何でもないよ!それよりさ、ティッシュ持ってない?」
「あるわよ…はい、これ」
「ありがと、ちょっと鼻が出そうになってさ」
勢い良く鼻をかむ。
「椿くん、寒いんだからマフラーしてきた方がいいわよ」
「ああ、明日からそうするよ」
「それじゃ椿くん、また明日ね」
卜部が去ったあと、おれは足元に落ちている何かを見つけた。
「これは…」
リップクリームだ。
さっきポケットティッシュを出した時に卜部が落としたのだろうか。
すぐに呼び止めて渡そうと思ったがあることにピンときてしまって返しそびれた。
「最近の違和感の正体はこれか…」
その日の晩。
おれは部屋のベッドに寝転がって卜部のリップクリームを眺めていた。
お年頃の男子が好きな子のリップクリームを手にして思うことはただ一つだろう。
「卜部と間接キス…ちょっと…くらいならバレないよな…」
自分でも変態的行動であることくらいは自覚している。
だがお年頃な好奇心はそんなことをお構いなしに実行力を持たせるものだ。
「…つけてみたものの…まぁ、普通のリップクリームだな…そりゃそうだけど…」
さすがによだれが付いているわけでもないので特別なことは何もなかった。
「…何やってんだか」
「卜部、昨日これ落とさなかった?」
「あ、ないと思ってたらやっぱり落としてたのね…ありがと、椿くん」
「い、いや…どういたしまして…」
「あ、椿くん?」
「は…はいっ?!」
まさか…使ったのバレた…?!
「椿くんの唇も少しカサついてるね、つけてあげよっか?」
「え?え?」
そう言って卜部はちょっと多めにリップクリームを自分の唇に塗り始める。
「はい…椿くん…」
卜部はおれの首に手を回すと同時に顔を急接近させた。
「う、卜部…?…んっ…」
卜部の柔らかい唇がおれのカサついた唇に潤いを与える。
唇全体にクリームが行き渡るように卜部は唇を滑らせた。
そして卜部の舌がおれの唇の間を割って入ろうとしたところで…
チュン…チュン…
「…夢か……」
…このリップ…返すのもったいないかな…
いやいや、それはさすがにダメだろう。
「…ちゃんと返そう」
帰り道。
「卜部、昨日これ落とさなかった?」
「あ、ないと思ってたらやっぱり落としてたのね…ありがと、椿くん」
「い、いや…どういたしまして…」
「あ、椿くん」
「は…はいっ?!」
こ…この展開はッ…!
「椿くんに…リップクリーム…つけてほしいな…」
逆バージョンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「お、おれが…!?」
「うん…嫌ならいい「つけます!」…」
おれはリップクリームのフタを取り、おれの唇に…
「ちょ…ちょっと椿くん!?“私に”塗ってほしいんだけど…」
あ、ですよね☆
「ご、ごめんごめん…勘違いしてた…ハハ…」
そして改めて卜部の唇に近づく。
(う…卜部、こうして見るとキス顔じゃないか…)
卜部は目を閉じておれに塗ってもらうのを待っている。
(このまま…キスしちゃったら怒るかな…)
卜部の無防備な顔を見ていたら心臓がバクバクしてきた。
お年頃な好奇心がまたおれに勇気を与えようとしている。
(う…卜部っ…!!)
その瞬間、卜部の右手にいつの間にかスタンバイされていたハサミがおれの視界に入った。
…いかんいかん!危うく致命的カウンターを食らうところだった…
おれは言われた通り、卜部の唇にリップクリームを塗ることにした。
「卜部…ちょっと顔支えるぞ…」
「うん…」
卜部のすこし冷たい頬に左手をそっと添えた。
(か、可愛い…)
無防備すぎる卜部のキス顔(実際は完全に迎撃体勢なのだが)にそっとクリームを当てる。
「こ…これくらい…?」
「うん、ありがと」
「はい、これ」
リップクリームは持ち主に無事(?)返された。
「ねぇ椿くん…椿くんのあったかい手に触られるのって…何だかすごく気持ちいいね」
卜部…その台詞も…何だかすごくエッチです…
以上です、ちなみに自分の愛用しているリップは「はちみつレモンの香り」ですw
>>730 イイヨ イイヨ
思わずニヤついてしまった
卜部のよだれでふやけるほど潤いそうだよね
「謎のリップクリーム」いいわ〜
本作品になっても、おかしくないぐらい違和感がない。
>>730の人。謎カノを愛読してるってのが伝わるわ〜
736 :
730-731:2012/12/02(日) 00:45:07.45 ID:c5hsAMUD
皆様感想ありがとうございます!
>>732 ニヤついていただけてこちらもニヤリですw
>>733 こちらこそ読んでいただけて嬉しいです♪
書くペースは不定期なのでまた気が向いたら投稿します
>>734 確かに、リップの代わりによだれで…というのも考えましたが
ちょっと上級者向けすぎるかなとw
やっぱり謎カノなら爽やかに甘酸っぱいのが個人的に好きです
>>735 うお!最高の褒め言葉ですね!ありがとうございます♪
キャラを出来るだけ壊したくないとうこともあって
なかなかエロに発展出来ないのが悩みですw
投下
とうとう今日は中学卒業の日か…
学校に着きみんなと軽く挨拶を交わし体育館に向かった
全員パイプ椅子に座り、名前を呼ばれ順番に卒業証書をもらった
体育館から教室に戻るときに一年生と二年生の「サヨウナラ」や「先輩ありがとうございました」など言葉が雨あられのように降り注いだ、まあ俺個人ではなく三年前全体なんだが
クラスにみんな集合し、中学最後の友達との会話が始まった、中には泣いている人もいてクラスの中は大変な事になっていた
クラスを抜け俺は中のいいやつと数人と学校の中をうろついていた
「あ〜あ中学生活終わっちまったな」
「そうだね春休みが終わったら高校生だな」
「そうなるとみんな結構バラけるな、と言っても俺と上野は同じ高校だけどな」
「それもそうだな」
友達数人と話しながらあらかたうろつき終わり、チャイムが鳴ったのでクラスに戻る事にした
クラスに戻ると先生の最後のホームルームが始まった、内容はよく聞いてなかったけどお前ら頑張れ的な事だったと思う、正直早川の中学の制服を目に焼き付けるので頭がいっぱいだった
「おい椿帰るぞ」
「分かった、その前にトイレ」
「下駄箱で待ってるぞ」
「おう」
友達数人を待たしトイレに行き、用を済まし出てきたら
「椿くん見っけ♪」
「はっ早川!」
「こっちこっち」
手を引っ張られ
「ちょっとちょっと、どこ行くんだよ?」
「いいからいいから」
普段は使わない教室に入った
「どうしたんだよ?」
「わたし椿くんの欲しいな」
「え!?」
コレはどういう意味だろうか? まさかもう? デートもしてないのに?
「はっ早川、きっ気持ちは嬉しいけどまだ早い…」
「なんで? もういいじゃん? 学校終わったし」
そう言うやいなや
どんどん早川が近づき
俺の制服のボタンに手をかけ
「いいでしょ?」
「…うん」
早川は積極的なんだな…
「んっ取れない」
そう言いながら、俺の制服の第二ボタンを力いっぱい引っ張りあげていた
「ってあれ?」
「もういいでしょ? 椿くんの第二ボタン」
そういう事か…
「俺のでよければどうぞ」
早川がスゴイ苦戦していたので
回りにハサミでもないかとキョロキョロしていると
「これなら」
一瞬いい匂いがするなと思ったら第二ボタンに早川が噛みつき始めた
頭を撫でてあげたい衝動に駆られたが自重した
ブチリと噛みちぎり
「えへへへ、もひゃい」
ボタンをくわえながら嬉しそうに喋っていた
可愛い… 心の底からそう思った
「春休み中に初デートしようね」
「うん! もちろん!」
「今日夜に連絡するから、二人でどこ行くか考ましょ!」
「わかった」
「私も友達を待たせてるから、じゃあ!」
「バイバイ」
早川が教室を出て、少し時間を空け俺も出た
下駄箱に待たせていた友達と合流した
「あれ? 椿、第二ボタンどうしたんだ?」
……さてどうしよう
「どっかいっちまったよ」
「あはは、そうかって、んな訳あるか!」
適当に誤魔化しその場はしのいだ
夜まで、友達と馬鹿騒ぎをし家に帰った
「おかえり明」
「ただいま姉ちゃん」
部屋着に着替え、早川の電話を待つことにした
>>743 喜んで貰えるとは嬉しいです。
ぼんやりしていたものがようやく形になったので、書きました。
続きも近いうちに上げると思います。
745 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/08(土) 21:50:58.31 ID:RNbziy2K
ほ
誰か卜部の水性インクのホクロを椿君が舐めて取っちゃうSSお願いします。
部屋でボーっとしていると『プルルルル』っと電話が鳴ったおそらく早川だと思うので、猛ダッシュで受話器を取った
「はい椿ですけど」
「あっ! わたしわたし」
やっぱり早川だった
「まってたよ」
「ごめんごめん、いま大丈夫?」
「んー、落ち着いて話すのはムズカシイかな」
この時間だと姉ちゃんがなに行ってくるかわからないし
「そうなんだ…… じゃあ手短に話すね」
「うん」
「デートの予定なんだけど」
デート…… いい響きだ
「うん」
「割引チケットがあるから遊園地に行かない?」
「全然いいよ! 早川と一緒ならどこへだって行くよ!」
「そう言ってくれると嬉しいな」
電話越しに早川の笑顔が見えた気がした
「日程なんだけど明後日でいい?」
「それで大丈夫だよ」
「じゃあ明後日に駅に9時集合ね!」
「了解した」
「じゃーねー」
「うん」
電話を切り、姉ちゃんに明後日帰りが遅くなることを伝えた、当然早川の事を隠し友達と出かけると伝えた
次の日は適当に過ごし、ドキドキしながら当日を迎えた
休みの日で寒い中早起きしたが早川の事を考えたらなにも苦にならなかった
「じゃあ姉ちゃん言って来まーす」
「あんまり遅くなるんじゃないのよー」
ドキドキがおさまらないまま、駅に着いた、そのまま5分ほど待ち
「椿くーん」
早川が来た
「ごめんごめん、まった?」
「いま来たところだから、気にしなくても大丈夫だよ」
学校で見る早川とは違う魅力を感じた、上着も学校で着ているものと違いとても可愛いものだ
「どうしたの? 早く行こうよ」
早川は手招きしていた
どうやら見とれていたらしい
「うん」
目的地はここから30分ぐらいのところだ
キップを買い電車に乗った
電車の中で早川の隣に座ったのだがドキドキしていて、まともに話すことができなかった
「……」
「……」
「……」
「もう! そんなに緊張しなくても大丈夫よ!」
「そっそんな事言われても」
「私も緊張しているのは一緒」
そうだったのか…… 早川の意外な発言にビックリした
「このまま無言で過ごすのもアレだし、椿くん一昨日に友達と遊んだんでしょ? その事でも話しみてよ」
「そんな事で良ければいくらでも」
一昨日友達と馬鹿やった事を話したら、早川も楽しそうにしていて、いい雰囲気のまま遊園地に着いた
ここまでです。
近いうちに上げるといつつ結構かかってしまった
>>746 シチュエーションは結構いいですね、早川が終わったらもしかしたら書くかも
>>750 期待されても困るw
>>751 ありがとうございます
続きは…… 気長に待ってくださいw
このスレのおかげでオナニーネタに困らなくなった。感謝する。
>>753 参考までに聞きたいのですがどれが一番エロかったですか?
少し前に本スレで「自分にとってエロいの思いついた」と言ってたものですが
書き起こしてみたので投下しますね。
あまり広い需要のあるシチュエーションじゃないと思うけど。
あくまで自分にとって最高のお話。
「…よし、できた!」
ある夜のこと。
集中してテスト勉強をしたいからという理由で姉の陽子に
【部屋に閉じこもる宣言】をした明は、卜部へのプレゼントを作っていた。
甘い、特別に甘いプレゼントである。
姉の反応はと言えば、いつも通り「お年頃ね」である。
それは、今回ばかりは正しい反応であった。
−*−*−*−*−*−
翌朝。美琴が自宅のマンションを出ると、珍しいことに椿がそこにいた。
「椿くん!いったいどうしたの?まだ放課後じゃないわよ」
「あ、ああ。実は卜部に渡したいものがあってさ!」
「…放課後でもよかったんじゃないの?」
「ほら、きょきょ今日はテストがあるだろ?
どうしても今日のテスト前に渡したかったんだよ。」
「…どうして?」
「じ実はこれなんだけどさ、昨日すごく集中して勉強していたときのよだれを
カプセルに入れてみたんだ。」
そういって、一粒のカプセルを差し出す椿。
「これをテスト前に口の中に入れておくんだ。よだれでは溶けないカプセルだから、
もしテスト中に問題が解けなくなったら、カプセルを噛んで中身を舐めてみてよ。
きっとリラックスして、解けるようになるからさ。」
「面白いことを考えるのね。試してみるわ、ありがとう、椿くん。」
「いやー、昨日あまりにも勉強が捗るからさ、この集中力を卜部にも
味わってもらいたいなって思って!じゃ、じゃあオレは先に学校行ってるから!」
言い終わるや否や、逃げるように学校に向かって走っていく椿。
美琴もプレゼントをカバンにしまい、学校へと向かった。
−*−*−*−*−*−
本日は期末テストである。
今日の最後のテストの時間。教室は静まり返り、カリカリとペンの音だけが響く。
時折、僅かな衣擦れの音やペンケースを開ける音がするくらいだ。
スムーズに問題を解いていく美琴だったが、残り一問でその手が止まった
(困ったわね…)
どうにも解けないのである。昨晩、復習をした記憶はあるところなのに
解き方を忘れてしまったのだ。
(あ…そういえば椿くんのプレゼント…)
美琴は椿の助言に従い、カプセルを口の中に入れていた。
口に入れたまま問題に集中して、すっかり存在を忘れていたのだ。
(せっかくだし、使ってみましょ)
美琴がカプセルを噛んだ瞬間。
ギッ…
静かな教室に、椅子を引く音が響く。
それと同時に美琴の身体は急激に熱を帯び始める。
両足の太ももをぴったりとくっつけて固まり、
右手のペンを握る手は、少し強くなっていた。
(あれ…?なんだか…)
身体中が熱い。しかも、ある一点が特に熱い。
そこを発信源として、微弱な電流が流れているような感覚。
電流から逃れるように太ももをすり合わせてしまうが、
僅かな衣擦れの音さえも気になってしまい、大きく動くことはできない。
(椿くん…!これ…!)
椿のプレゼントになにかあることは予想がついていた。
椿くんが喜ぶならと、素直に受け入れることにしたのである。
しかし、これほどのものであるとは流石に思っていなかったのだ。
おそらく美琴の異変は、椿にだけは気づかれているだろう。
かといって椿の方を睨むこともできない。…顔を見られるのが恥ずかしいからだ。
(ちょっと…これ、は…強すぎる…!)
逃れるための身じろぎが出来ぬぶん、その刺激は受け入れざるを得ない。
結果的に、もっと大きく身じろぎをしたくなるという悪循環である。
美琴は左手を机の下におろして太ももの上でギュッとスカートを掴み、
徐々に近づいているであろうその時を、必死に遠ざけようとした。
右腕も、もはやペンを握っているというよりは、身体を支えている状態である。
「……っ…」
なんとか声は出さずに済んでいるものの、明らかにテスト中とは思えない吐息が漏れる。
(テスト中なのに…!椿くんにも気づかれているのに…だめ!耐えるのよ!)
徐々に高まる刺激に耐え切れず、つま先は立ち上がり、かかとが浮く。
少しだけ脚が持ち上がったとき、美琴は「熱」が、下着にまで浸透するほどの状態であることを確信した。
まさかあり得ないとはわかっているのだが、あまり脚を持ち上げると、
「音」が聞こえてしまうのではないか…という不安に駆られる。
ただでさえ、最小限に抑えているものの、ずっと小刻みに太ももをすり合わせているのだ。
教室に響くペンの音にかき消されても、椿にだけは聞こえてしまうかもしれない。
だからといって、これ以上動きを抑えることはもうできない。
「………っ……んっ…」
逃れるための動きが逆に刺激となり、新たな快感を生む。
今ではつま先は完全に立ち上がり、膝が机に届かんばかりである。
時間がたてば立つほどに、その時は確実に近づいているとしか思えない。
どうやら覚悟を決めるしかないようだった。
その時、美琴は口の中に小さな違和感を感じた。
最初のものより小さなカプセルがある。そう理解するより前に、
歯を食いしばった拍子にそれはあっけなく割れた。
(…えっ?…み、右手…が…)
左手、脚、身体、もはやその全てで耐えに耐え、
これ以上はどんな僅かな刺激にも耐えられない。
そんな状態にも関わらず、右手は容赦なく握ったペンをゆっくりと手前側に倒してゆく。
(このままだと…!止まって!だめ!)
手前に倒されたペンの先端が、別の先端に触れた。
「……んっっ!」
ギッ…ギッ……ギッ……
静かな教室に、椅子を引く音が響く。2度…3度…少し間を開けて4度目。
その度にボサボサの髪が、わずかに揺れ動いた。
「…んっ……くっ……はぁっ………はぁ……はぁ…」
ゆっくりとつま先を下ろし、握っていた左手を軽く開く。
余韻に浸りながら、呼吸が整うのを待つ。
幸いにも、小さく漏れた声は、椅子の音にかき消されたようだった。
すぐに椿の席から、ペンの転がる音や、椅子を引く音が何度かした。
一連の音は自分が出したものだ、だから卜部は何も怪しくない、そう主張するように。
−*−*−*−*−*−
テストが終わり、他の生徒達が帰り支度をする中、
美琴はいつもの姿勢で机に突っ伏して寝ていた。
クラス全員が帰ったのを確認し、美琴も身体をおこし、そしてゆっくりと立ち上がる。
…実は寝ていたのではなく、クラス全員が出ていくのを待っていたのだ。
「…椿くん、これはちょっと困るわ…。」
美琴はカバンを手に取ると、それでスカートの後ろを隠すようにして日課の場所へと向かうのだった。
END
>>758 GJ!
この後の椿くんが無事か気になります!
ちょっとそのカプセルの製法教えておくれ椿くん
椿くんいったいどんな集中してたんだよwwwwwww
カプセル書いた者です。読んでもらってどうも。
この後椿くんは、日課のよだれが卜部の仕返しになっていて、
夕日に照らされながら制服のズボンの中で射精すればいいんじゃないかなw
これ冷静に見直すと
媚薬/羞恥(我慢)/乳首イキ/愛液描写/ソフト表現(淫語規制)
とかレアな組み合わせなんだよなぁ。近いのがあれば読んでみたいものだ。
特にソフト表現がハードル高くてね…。
石恵の「くぱたん」っていう漫画が近いかな
X-EROSのおまけ冊子に載っているし、結構前の作品だからググれば出てくると思う
SSを所望なら力にはなれない
投下
「わぁー ついたついた、椿くん早く早く!」
遊園地に着いたことがよっぽど嬉しいのか、早川はすごいはしゃいでいた
「まってまって早川」
受付を済まし遊園地に入った
「いろんなアトラクションがあるのね、どんどん行きましょう」
「うん」
「じゃあ…… まずはアレ」
早川が指をさしたのは、コーヒーカップだった
「早く並びましょう!」
「あい」
人が思ったより少なく、すぐ順番になった
見た目は可愛いコーヒーカップに乗り
「このハンドルを回すと早く回転するから、すこしずつ回していこう」
「うん! わかったわ!」
嬉しそうに返事をしてくれたが、絶対わかってない
「えい!」
早川はハンドルを持ち最初から全開で回した、ものすごいスピードで回転しはじめた
「はっ早川、早いって!」
「きゃー すごいすごい!」
見た目は可愛いコーヒーカップだったが、悪魔のような乗り物になった
時間が来て、コーヒーカップから降りた
「楽しかったね!」
「う、うん」
俺はヘロヘロになっており、気のない返事を返した
「どんどん行くわよ 次は……」
早川について行くと
「これにしようっと」
そう言って並んだ先は
「か、回転ブランコ」
また回転系だった
俺たちの番になり、乗ったのはいいが足元がなく、やたらと不安な乗り物に感じた
「♪」
隣に座っている早川はスゴイ楽しそうにしていた、そんな事を考えているうちにブランコが動き始めた、最初はたいした事ないかな? っとおもったが
「きゃー♪」
「うゎあああー」
激しいスピードで回転しはじめ、だんだん斜めになっていき、どんな原理かわからんが地面が見えた
何周かしてブランコから降りた
少し休みたかったけど
「今度はあれにしよっと」
まさかのノータイムである
手袋越しに手を取られ、連れてかれた先は
「ジェットコースターか……」
「うん♪ 早く乗ろう!」
近くに寄りコースを見てみると、何個もカーブがあり立てに一回転している部分もあった、こんなん乗ったら俺は死ぬんじゃないか?
「大丈夫かなー」
「大丈夫大丈夫、あ! 順番だよ」
席に座り、ガコンと安全バーが降りた
「……覚悟を決めよう」
「♪♪」
早川はただただ楽しそうだった対する俺は不安で冷や汗が出ていた
ジェットコースターはゴウンゴウンと、とうとう動き出してしまった
最初は上り坂のためノロノロと動いていたが……
この段階で俺の心臓は不安でビートを刻んでいた
ジェットコースターは頂上につき……
「……」
「♪♪♪」
一気に急降下した
「#$?%&'!+*`@」
「きゃーっ♪」
どんなコースを辿ったかわからないうちに、終了した
「はっ早川ちょっとやすm「どんどんいくよ!」」
この後も何個も絶叫マシンに乗り、お昼の時間になった
ここまでです。
テンポを重視して、一つ一つの乗り物の話は軽めにしてあります。
>>768 GJ
原作とは別の意味で椿を翻弄する早川が良いね
早川さんとデートしているのを想像するだけで、
長いきれいな髪が目の前をかすめてる気がしてドキドキします。
寸止めな投下もGJです。
GJ
>>769 どーもっす。
自分がSS書くと椿くんが翻弄されている感じになってしまう。
>>770 ありがとうございます。
回転ブランコとジェットコースターは、良い感じになびきそうだよね。
>>771 ありがとうございます。
続きはなるべく早く書きます。
投下
「お腹も減ったしあそこのレストランに入りましょう」
「わかった」
レストランに入ると少し混んでいるようにみえたが、すぐに順番になり席に座れた
「よいしょっと」
「ふぅー腹減ったー」
お互い席に座り、俺はモコモコに着込んだ服を脱ぎマフラーも外した、早川も上着を脱ぎマフラーと手袋を外した
メニューをまじまじと見つめ
「ランチセットにしよう」
「私もそれで」
……
……
……
食事を済ませ一服していると
「午後はなんか乗りたいものある?」
「……あんまり激しくないものがいいな」
「あはは了解」
早川は笑いながら了解してくれた
俺は脱いだ上着とマフラーを付け、早川も脱いだ上着とマフラーを付けて外に出た ん? 早川ってもっとなんか身に着けてなかったっけな?
「忘れ物はない?」
「ないよ〜」
俺の気のせいか
お昼は俺が奢り、二人で外に飛び出ていった
「さあ、行くよ〜」
「うん」
午後は迷路やお化け屋敷など比較的おとなしい事をやった
いろんな事をしていたら、遅い時間になっていた
「早川、時間的に次がラストになりそうだぞ」
「そうねーやっぱり最後は……」
……
……
……
「じゃあドア閉めるからね」
係のお兄さんに言われ、ガコンとドアを閉められた
「やっぱり最後はこれよね〜」
「そうだね」
最後はお決まりの観覧車に乗った
俺と早川は向き合って座った
「今日はありがとうね」
「お礼を言うのはこっちだよスゴイ楽しかったよ」
「ならよかった♪」
「ただ、初っぱなから絶叫系があんなに続くとは思わなかったよ」
「ごめんごめん、椿くんの反応が面白くて…… いま思い出しても笑っちゃう」
そんな理由で俺はあんなに恐ろしい事に付き合わせられたのか
観覧車は少しづつ上にのぼっていった
「ねえ?」
「なに?」
「そっちに行ってもいい?」
「え!? もっもちろん」
俺はスッと横に動きスペースを作った
「うふふ、ありがとう」
早川が横にきた…… なんて綺麗な髪なんだろう……
「あ!? 見てみて」
「えっえ!」
ハッと我にかえった
観覧車はいつの間にか頂点に来ていて
「ねえ? 綺麗でしょ?」
「うん」
そこには綺麗な夜景が広がっていた、広大な町を上から見下ろすのはなんとも言えないものだった
早川と俺はしばらく、夜景をみていた
「ふぅ満足満足」
早川は夜景に満足したのか、正面を向いていた…… なんとなく早川の手を見ると…… あれ? 早川って手袋してなかったっけ?
「早川?」
「ん? なに?」
「俺の気のせいかもしれないけど、手袋してなかったっけ?」
「あぁー! やっと気づいた!」
「??」
ん? どういうことだろうか?
「誰かさんに握ってもらいたくて、お昼からずっと手袋を付けて無かったんだけどなー」
あっ! あの時に気づいた違和感はこれだったのか
「ごっごめん、気づけなかった…… 今からでも遅くない?」
「もう!」
早川はふくれ顔で手を差し伸ばした……
俺はギュッと握りかえした
柔らかく…… とても冷たくなっていた……
「誰かさんが気づいてくれなかったせいで、こんなに冷たくなってるよ」
自分で自分に悪態をついた
「本当よ! まったく! でもまぁ…… ギリギリセーフかな……」
そう言って寄っかかってきた
ちっ近い…… そして早川の香りがした
「……愛香……髪を撫でてもいい?」
「いいよ……」
握っていた左手を一旦外し、早川の左肩をギュッと抱き寄せ
「……」
俺の体の向きを少し調整し、俺の右手で早川の右手を握りなおし
「……」
左手を早川の肩から外し、髪に触ると
「優しくね……」
「うん……」
髪を撫で始めた…… 頭のてっぺんから指がスーッと下まで通っていった…… その手触りがとても良く心地よかった……
何度も何度も撫で、時には髪を指に絡ませいろんな手触りを楽しんだ
早川は気持ちがいいのか目をつぶっていた
至福の時間を過ごしていたが…… 終わりが来た……
アナウンスが聞こえ終わりが近いと宣告された
「……早川」
「……うん」
早川は俺の体からパッと離れ、手袋はしないで出る準備をした
ガチャリとドアが開き
「は〜いお疲れ様でした〜」
早川が先に降り続いて俺が降りた
「また、よろしくお願い致しま〜す」
早川の手をギュッと握り、遊園地を出た
そのまま、電車で地元の駅まで行き
「ここで別れましょうね」
「うん」
とても残念だが仕方ないか
「じゃあね椿くん、また近いうちに……」
「!! うん、また近いうちに会おうね!」
「バイバーイ♪」
早川は大きく手を振って、帰っていった