>>951 女受けのスレならまだしも
男受けのここでそれは愚問。
ソレを初めて目撃したのは偶然だったのか、それとも誰かに仕込まれていたのか、今となっては解らない。
今思えば昼休み前に確かに鞄にしまったはずの宿題のプリントが、家に帰ったらカバンに入っていなかったから、きっとあの時三杉くんか加賀山さんあたりがボクのカバンからプリントを抜き取ったんじゃないかなと思う。
とにかく、もう暗くなった学校・・・20時過ぎなんだから当たり前だよね・・・に恐る恐るプリントを探しに行った時、ボクの教室に明かりがついてたのをもう少しおかしいと考えるべきだったのかもしれないね。
はじめは単に先生が教室で何かしてるんだと思ってたんだ、でも、人の気配はするのに物音が聞こえない。
ちょっと様子を見ていたんだけど、そのうち不安になってきてね、人の気配なんて気の所為何じゃないかと、先生があるいは事務のおじさんが電気を消し忘れたんじゃないかと思ったんだ・・・そう思いたかったんだと思う。
こんな真っ暗なのにこの教室だけ電気の消し忘れとかおかしいのにね。
だからボクはおそるおそる覗いてみたんだ。
もちろん誰か居たらすぐ隠れるつもりだったしね、きっと誰も居ないと思ったし。
人間予想通りや予想に近いものを見た時はだいたい反応や判断できると思うんだ。
でもね、予想と全く違う事を見たときは、ソレがなんなのか、見ようと、よく見て判断しようとして、凍りついちゃうんだよ。
教室の真ん中辺・・・たぶん中西さんの机の上だと思う・・・もしかしたら前の木嶋くんの机かも・・・の上に誰か立っていて。
目隠しをしていたからとっさに誰かは解らなかったけど、力が抜けた感じでまっすぐ立ってて頭にヘッドホンをしていたところまでは・・・はじめの数秒か数十秒で解ったと思う。
ヘッドホンしていたから髪型も最初は解らなくて、三杉くんだと気がついたのはしばらくぼーっと見ていた後だと思う。
かれは裸だったんだ。
目隠しとヘッドホン以外はホントに何も着けていなくて、裸のニンゲンが立っていて、時々ビクビクッっと身体を震わせていた。
ちんちんも丸出しだったからね、はじめは唖然と、そして間を置いてビックリした気持ちが沸き上がってきた。
夜の学校で、机の上に、裸で、目隠しとヘッドホンをして、立っている男の子・・・?
時々ビクビクッっと身体を震わせて、何かに怯えているような、お仕置きされているような?
これはイジメなのかと思ったね。
ボクのクラスは男子と女子の対立こそちょっとあれど、それぞれは結構仲良くやっていたと思うし、隣のクラスからもそんな話は聞いたことないし。
ボクがちょっと鈍感だったのかな?とかも思ったよ。
そう考えながらも観察して気がついたんだけど、その男子の・・・もう三杉くんでいいや、どうせ三杉くんなんだし・・・おちんちんがちょっと上を向いてるのに気がついちゃった。
もちろんボクもおちんちん勃っちゃって事あるからわかるけど、硬くなると半分より上を向いちゃうおちんちんが、斜め下を向いて先っぽからヨダレみたいな透明な液体が糸を引いて床に・・・いや床じゃない・・・机の上に垂れていた。
今まさに垂れたんじゃなくて、足元に小さい水たまりをいくつか作ってたから、きっとしばらく前からそうしていたんだなとか、コナンみたいな推理をしてみた。
これはきっと現実逃避ってヤツだよね。
「フグッ・・・うっ・・・」
突然三杉くんが切羽詰まったうめき声を漏らし始めた。
ああ、もう数分早く喘ぎ始めてくれていたら、ボクは巻き込まれること無かったのにな・・・プリント隠された、目をつけられた時点でダメかぁ。
ぼーっと突っ立っていたように見えていた三杉くんが、呻き・・・いや、喘ぎ声を上げ始めてから少しづつ身体を動かして行ったんだ。
ゆっくりと身体を揺らしながら、腰がかすかに前に、後ろに・・・口もいつの間にか半開きになって、おちんちんと同じようにヨダレが糸を引き机の上に垂れる。
頬もすごく赤くなってきていて、喘ぎ声と吐息がだんだん大きくなっていく。
おちんちんがピクピクと、まるで生き物みたいに動いててさ、さっきまでよりたくさんのヨダレを垂れ流し始めていたんだ。
それこそ机からこぼれるくらいまで!
だんだん動きが大きくなっていって、でもおちんちんは斜め下を向いたまま・・・だけど大量のヨダレを吐き出していて・・・そのうち大きく開けた口から舌をだらんと、まるで犬のように力なく垂らして。
そして・・・。
「ヒグッ・・あぁ・・・ぃくぅ・・・」
わずかに腰を突き出したと思ったら、おちんちんの先から白いものが、精液がダラダラと流れ出したんだ。
なんでかなぁ・・・先生が言うにはボクに「素質があった」からだと言うんだけど、ボクはその光景を見入るように眺めたいたんだ。
なぜか背筋をゾクゾクとした感覚が走り抜けて、内股でモジモジしてたかもしんない。
そんなに見入っていないで、さっさと逃げれば・・・逃げてたら、たぶん僕は・・・。
「フフフ・・・そろそろだと思って戻ってみたら・・・夜崎くん、覗きは行けないことって習わなかったの?」
そう後ろから話しかけられたときは心底ビックリしたね。
聞き慣れたその声が天海先生の声だと理解するのに、たっぷり数秒かかったんじゃないかな?測ってないけど。
恐る恐る振り返ったボクの目に映ったのは、昼間と同じスーツ姿の天海先生と首のとこらから伸びた紐を先生の手に握られた四つん這いの女の子?
まあ、女の子なんだけど、廊下薄暗かったしとっさには解らなかったんだ。
薄暗い廊下に白い肌が浮かび上がったから裸だとはすぐ分かったんだけどね、その女の子・・・加賀山さんは三杉くんと同じように目隠しをして、頭にヘッドホンを付けていた。
口はだらんと開いていて、やっぱり犬のようにだらしなく舌を出していた。
「さぁて、どしましょうか?」
加賀山さんの紐・・・リードを握ったまま腕組みをした天海先生が、ボクに向かってズイッズイッっと迫ってきた。
後ろは教室の戸、その向こうにはいまだ精液をダラダラ垂れ流している三杉くんが、正面には先生が、そしていつの間にか退路を塞ぐように四つん這いの加賀山さんが。
四面楚歌ってこういう事いうのかな?
「ゥヒッ・・・」
ボクの口から変な悲鳴が漏れた。
どう考えても問いただすのはボクの方じゃないかとは思うけど、その時はとにかく先生が怖くて仕方なかった。
得体のしれないもの、お化けとか心霊現象なんかと同じ感じで、いつもと全然違う天海先生が怖くて仕方なかった。
昼間の先生は優しくて、厳しくても決して怒ったり怒鳴ったりしなくて、静かにボクらを諭してくれるような、本当に優しい先生で。
母さんなんかは
「新人の先生なんやから、あまり意地悪とかしたらあかんよー」
とか言うけど、しっかりして、凛として頼り甲斐があって、でも優しくて。
たぶんクラスの男子は全員・・・きっとほとんどの女子も先生が大好きだと思う。
ボクも今でも大好きだけど、それまでの大好きとはたぶん色々変わっちゃったと思う。
そんな先生が、そんな優しい先生が、特撮番組の悪の女幹部みたいな表情でボクにゆっくりと近づいてきたら・・・これはニゼモノなんじゃないかと、先生の偽物なんじゃないかと。
歯の根も合わないぐらいガタガタ震えながら、ボクはその先生もどきが左手をボクの首筋に伸ばしてくるのを、金縛りのように硬直して・・・ガタガタ震えてるのに金縛りなんて変だけど・・・見ていた。
「どうしたの?夜崎くん、こんなに震えて・・・」
でも、そんな事言いながら目は笑っている。
そして、先生は伸ばした左手をボクの首の後に回すと、いきなり、力強く、抱き寄せた。
必然ボクの顔は・・・涙と鼻水でみっともないトコだっただろう・・・先生の胸に埋める形になる。
なった。
不可抗力。
それにはチョット、いやかなり意表を付かれた。
なぜか殴られるもんだと考えていたからね。
先生モドキなんだから、先生がしそうもないことをしてくるとか考えてた。
それがいきなり抱き寄せられたからね、びっくりしてさらに身体を固くしたよ。
「ほぅら、身体がガッチガチ」
抱き寄せられ、頭を抱きかかえるようになった体勢で、ボクの耳元に向かってちょっと早口で先生はささやき始めた。
「ほらどんどん硬くなる。
夜崎くんの身体がどんどん硬くなる。
両足がガチガチでもう動かない。
腰もガチガチ、ピクリともしない。
右手もガチガチ、左手もガチガチ、きょうつけの姿勢。
胸もガチガチ、そう胸がガチガチに固まるから心もガチガチ、心も固まっていって何も感じなくなる。
首もガチガチ、心がガチガチになるとどんどん固まっていく。
身体が固まっていく。
顔もガチガチ、口も目も耳も。
そして頭もガチガチ、もう動かない。
私に抱かれたままでもう動けない。
そのまま頭の中もガチガチ・・・ガチガチに固まって何も考えられない。
固まってしまって何も何も解らない」
これが本当の金縛りだった。
ボクの目は先生の胸元を凝視したまま全く動かなく、足も手も棒になったみたいにまっすぐ固まってしまっていた。
でも不思議な事にその時はもうあの怖さをあまり感じてなかったと思う。
心も頭も先生にガチガチに固められたボクは、もう恐怖を感じる事もできなくなっていたんだな。
ガチガチに固まったボクを先生は軽く左右に揺すると、両手でボクの頭を挟むように支えると、ちょうどボクのほっぺたに手のひらを当てて自分の顔の真正面にボクの目をもってきた。
「ほら、先生の目を見て・・・」
ボクの顔を正面からのぞき込んだ先生の目と、ちょうどボクの視線が交わる。
目ん玉まで硬直したボクは先生に合わせられるままに先生の目を覗きこむカタチになる。
「じーっと、じ〜っと見て」
低い声色で伸ばすように囁く先生の声が、停止したボクの耳を通って頭の中に入ってくる。
さっきまでの追い立てるような早口とはちがって、ゆっくりと染みこむような気持ちのいい声。
やっぱり普段の先生と全然違う喋り方なのに、さっきまでの早口に混乱したボクの頭は、その気持ちのいい声を吸い込むように受け入れていった。
受け入れてくなっていた。
「先生の目を見ていると、吸い込まれるような気持ちのいい感覚が夜崎くんを包むわ。
その感覚に包まれなが先生の声を聞いているとね、夜崎くんはどんどん落ち着いて、気持ちよくなって、もっともっと先生の声を、言葉を受け入れていくの。
優しいのすきでしょう?」
うん、ボクは優しい先生が好きだ。
さっきまでの怖さの反動か、この先生の言うこと聞いていると安心する。
「先生のね、目を見つめながら声を聞いていると、今度は夜崎くんの力が抜けていくの。
氷が溶けるように、両足、お尻、両腕からどんどん力が抜けていってね、気持ちよくなってくるの。
ほらっ」
そう言うと先生はボクの身体を軽く左右にゆすり出した。
「身体が揺れるたびに力が抜けていくわ。
今度は胸、背中、首がどんどん溶けていく。
気持よく溶けていく」
先生に軽く支えてもらっていなかったら、その場に座り込んじゃっていたんじゃないかな?
先生の子守唄のような声を聞きながら身体を揺すられていると、なんだか地に足がついていないっていうか、フワフワと浮かんでいるような感じになって。
ものすごく気持ちがよくなっていったんだ。
「耳も口もとろけていく。
頭の中もどんどんとろけて力が抜けていくわ。
目もほら、トローンとして気持ちよさそうになっているわね」
実際今にも目が閉じそうだった。
ぐにゃぐにゃと柔らかくなった身体がプリンのように揺れるのが気持ちいい・・・。
身体も心もとろけるような気持ちよさ。
「それじゃあね、夜崎くんの目が閉じるとね。
身体が心が今よりもっと力が抜けていって、ドロドロに溶けていって気持よくなってしまいます。
わたしが夜崎くん、夜崎いつきくんの目を閉じると、あなたは何もわからなくなって先生の言うことを気持よく受け入れるようになっていきます」
もう先生の言うことなんでも受け入れたい気分なのに、なんでそんな事わざわざ言うのだろう?
そんな事を考えていた。
「いち、にぃ、さん、はい」
先生の両手の親指がボクの瞼を上から軽くなぞった。
ボクが解ったのはそこまでで、ボクの意識はあっけなく先生の瞳の中に吸い込まれていった。
とりあえず今日はここまでで、続きはできるだけ近いうちにでも・・・
おお、すごい…長編の予感。
やっぱりハーレム(奴隷)目的の催眠 ×
愛のある催眠 ○
なんだよなぁ…
それはないな
割りとガチで
俺もどっちかというと前者の方が好きだな
奴隷に決まってんだろゴルァ
愛ゆえに奴隷になることを望みます
やっぱり愛があっても自分だけに向けられて欲しいんだよな……。と言うわけで後者かな。
まとめの更新7月で止まってるんだな
管理人さん…
>>962-969 ここじゃなかったら男の会話とは思えないなw
「マゾ」って言葉では表現できない独特の受け身心がある
>>971 ガッチガチのホモでなければなんでもおいしくいただきます。
幼女をレイプしていると思ったらさせられていた
何を言ってるかわからねーと思うが
そろそろ次スレ建てたほうがいいんじゃない?
はい
976 :
958:2012/11/24(土) 06:38:15.32 ID:eTUL4FQJ
たぶん休み中に続き投稿できそうだけど
次スレ待ったほうがいいかな?
ずいぶん残っているし、ここでいいと思う
全裸待機して彼此何時間経っただろうか
980 :
958:2012/11/24(土) 21:06:19.00 ID:eTUL4FQJ
休み中だって言ってたのに・・・
あと3レス分は書いてからだと考えていたけど、ちょっと先行で投稿していきます
あとお願い・・・最初の投稿で「加賀山さん」という名前出てきますが
これは「久我山さん」に変更しました
脳内フィルターでお願いします
なんだかとろけそうな気持ちよさの中で、ボクの身体がゆらゆら揺れていた。
ちょっと気合入れればしゃんと立てそうなんだけど、気持ちがすーっと抜けていくような、このままふらふら揺れていたいような・・・だってこのまま揺れていると気持ちいいし・・・たまに誰かが肩に手をかけて、ボクの耳元で何か囁きながらボクの身体を揺すっていく。
そうされる度にまたズーンと気持ちのいい感覚に落ちていくような、心の重荷が揺れ落ちていくような、揺れ落ちて・・・?なんだろう誰が言ったのかな?
まあいいや気持ちいいし、幸せだし。
誰かが近くにいるのはなんとなく判るんだけど目をつぶっているから何も見えないや、何か話しているみたいだけどよく聞き取れない。
まあ多分だいじな事じゃないんだろうな、先生がさっき教えてくれたから間違いない・・・そうだ先生が色々教えてくれたんだった。
こうやって身体を揺らしていると気持いい事も、周りの物音や声を気にしない理解する必要のない事も、先生の囁きは頭で考えないで直接心で受け取るといい事も、こうやって待ってる間もずっと頭を空っぽに・・・そうだ、カラッポにしなきゃ、からっ・・・ぽに・・・。
「いい?依槻くん、先生の言うことをよく聞いてね。
ううん、理解する必要は無いの、ただ先生の言うことをそのままに心に受け止めて、その通りにすればいいのよ」
うん・・・その通りにします・・・。
「解ったら、返事してね」
何も考えずに言うとおりにするだけ・・・先生に言われたら返事しないと。
「はぁ・・・い・・・」
「いい子ね」
あ、先生が頭撫でてくれてる・・・コレ、すごい気持ちいい・・・幸せ・・・。
「それじゃあ今日はもう時間が無いから手短に行くわね。
まず依槻くん、あなたは・・・」
先生にいろんな事を教わって、いろんな事を命令された。
具体的に何を言われたのか、実は今でも思い出せないんだ。
まあ、その後のボク自身の行動でなんとなく予想はつくけどね。
ただ、あの日の記憶はそこまでで、ボクが次に気がついたのは翌日。
自分のベットの上でだった。
パジャマじゃなくて服のまま、だけど別に疑問は感じなかった。
きっと先生が疑問を感じる必要は無いって教えてくれたからだと思うんだ。
覚えてないけどね。
何も疑問感じないで顔を洗って、何も疑問感じないで着替えて、何も疑問感じないで朝ごはん食べて、何も疑問感じないで歯磨きして、何も疑問感じないで学校に行った。
もしかしたら何も考えて無かっただけかもしれないけど、そうしてボクは学校に向かった。
三杉くんのこと、久我山さんのこと、なにより先生のこと、ボクは昨日の夜のことを覚えていなくて、三人に顔を合わせる気まずさとか考えないで済んだ。
感じなくても済んだ。
「依槻くん、おはよう」
「わ、びっくりした」
普段別に接点のない久我山さんに突然挨拶されて、本当にびっくりした。
「お、おはよう・・・」
特に接点は無かったけど、同じクラスの女の子に挨拶されたんだから、当然返すよね。
「ふぅ〜ん」
久我山さんは腰に手を当て、ボクに顔を近づけてジロジロ観察するように睨みつけてきた。
ショートヘアーの髪の毛がボクにかかりそうなぐらい・・・。
「まあいいわ、じゃあ今日からヨロシクね」
へ?ど、どういう意味だろう?
クラスメイトとしては今更だし、他に何かあったかなぁ・・・と本当に面食らったんだ。
しかもボクを名前で呼んでたな・・・うーん、今まで久我山さんに名前か苗字を呼ばれたことあったかすら思い出せない。
「ねえ、それどういう意味?」
「放課後になればわかるわ、じゃあまた後でね」
放課後?何の事だろう?
その日は1日気味悪いほど何もなかった。
結局宿題のプリント忘れちゃったけど先生は「明日ちゃんと持ってくればいいから」と、優しく言ってくれた。
なぜか昨日の怖い先生はカケラも思い出せなかったよ。
「依槻くんお待たせ」
え?
あれ?もう放課後だ、外は薄暗い・・・もう17時過ぎてるじゃないか!
「うふふ・・・どうしたの」
そういえばHR終わってから、先生に話しかけられるまでの記憶が無い・・・いや無いんじゃなくてなんかぼーっとしてた・・・ぼーっと、昨日の事を・・・昨日?
あれ?昨日の気持ちいい感覚を復習して・・・たしか先生にそう言われてて・・・。
「それじゃあ案内するからついてきてね」
何か言いたげな顔をしてると思うボクの背中を軽くポンッと叩いて、先生は促した。
何か混乱して考えがまとまらない、いろいろおかしいと思うんだけど、何がおかしいかわからない。
ボクは混乱しながら促されるまま立ち上がった。
「っと、その前に」
先生がボクに向き直った。
いつものにこやかな表情なのに、なぜかちょっと怖いと感じてしまった。
先生が手を伸ばしてボクの顔を両掌で挟む。
なにこれ?!すっごいドキドキする・・・クラスで先生を嫌いな男子なんていない・・・先生にあこがれない男子なんてもちろんいない・・・ボクだってそうさ!
一瞬何されたのか分からなくて、緊張と興奮で頭が真っ白になった。
「はい、目を閉じて」
そういうと同時に先生の両方の親指がまた、ボクの瞼を優しく、上からなぞった。
真っ白から真っ暗へ・・・実際は頭の中真っ白から目の前真っ暗へだけど・・・一気に落ち込んだボクは、もうそれだけで何がなんだかまったく判らなくなった。
そんなボクにすかさず先生の言葉が追いかける。
「はい、先生の言うとおりになったね」
あ、そうか、先生の言うとおりになっただけなんだ。
先生が目を閉じてと言ったから、ボクは目を閉じたんだな。
いつの間にか頭を支えるように持ち帰られた先生の両掌が、ボクの頭を軽く持ち上げ、そしてゆっくり回し出した。
「ほら、また気持ちよ〜く、力が抜けていくねぇ。
さっきまでの感覚を思い出す。
昨日の気持ちいい感覚を思い出す。
こうやって・・・頭をぐるぐるされると、頭の中もぐるぐるになって、何も判らなくなる。
先生の声以外何も判らなくなる」
先生が一言何か言うたびに、ボクの中がその通りになっていく。
力が抜けて、頭の中空っぽになって、頭の中がぐるぐるして・・・そうして先生の言葉がしみこんでいく。
「先生の言葉が」
先生の言葉が
「依槻くんの全てになります」
ボクの全てになる
「ずーんと深い、深い気持ちのいい世界に」
昨日と同じ、深い気持ちのいい世界に
「堕ちていきます」
落ちて・・・い・・・く・・・
「はい、依槻くんは完全に深い世界に入りました。
ここでは先生の言う事だけだ全て、先生の言う事だけを感じる事ができます。
先生の言う事だけが全てになります」
すごい気持ちいい・・・先生の言葉の木霊のようにボクの心が同じ事を感じる。
ボクはもう空っぽになっちゃって、自分の中にあるものが全て先生の言う事に埋め尽くされていく感じ。
「それじゃあ依槻くん」
もう先生が何故かボクを名前で呼ぶのに違和感を感じる余裕なんかもなくなって、またボクの心が木霊をかえすように、先生の言葉にうなずいていた。
「目を閉じたまま、先生についてきてね。
先生があなたの手を引いてあげるから、先生についてくればいいから」
自動的に頷くボクの頭。
ボクの反応を確かめてかちょっと間を空けたあと、ボクの右手が先生の手に握られ引かれた。
ゆっくり前に引っ張られる。
先生に手を引かれるまま、ボクの脚が自動的にその方向へ動き出す。
目を瞑ったままだから、前は何も見えない。
でも、先生に引かれてると思うと怖いことは無く、むしろ先生の手の暖かさがボクの心まであったかくしてくれているようで。
教室の後ろのほうへ向かったあと、教室の後ろの扉から廊下に出たとこまでは感覚でなんとなく判ったな。
「いい依槻くん、そのまま聞いてね」
そこで先生が話しかけてきて、回りの感覚なんか完全に吹っ飛んじゃったよ。
「こうやって先生に手を引かれていると、あなたの先生に対する依存心とか・・・先生に頼る心とか、信頼とかがどんどん膨れてくるの。
一歩、一歩、あなたが歩くたびに、一歩踏み出すたびに、ずんっ、ずんっ・・・っと心に頭に先生に対する信頼や甘える気持ちが膨らんでいく・・・。
一歩、一歩、あなたが歩くたびに、一歩踏み出すたびに深い世界に降りて行って、あなたの中は気持ちいい感覚と先生に対する愛でいっぱいになっていきます。
先生の言う事は何でも聞きたくなる。
先生の言う事は何でも受け入れてしまう。
そうなっていきます。
一歩、一歩、あなたが歩くたびに、一歩踏み出すたびに・・・ね」
もう何も考えられなくなっていたし、何もわからなくなっていた。
もうどこを歩いてるか判らないし、本当に歩いてるのかも判らない。
なのに、先生の言うとおりに、 一歩、一歩、歩くたびにどんどん先生の言うとおりになっていく自分を感じて、それがただ嬉しくて、気持ちよくて、このまま永遠に歩き続けたいとか考えていた・・・うーん、考えてたんじゃない、考えられなかったから感じて痛んだと思うよ。
そうやって1時間とも10秒とも判らない間、先生に手を引かれていた。
1時間の訳はないし、10秒の訳もないけど、ボクの時間の感覚は完全に無くなっていたからホントにそう感じてたと思う。
うろ覚えだけどね。
「ここで一旦止まって」
先生にそう言われるまで意識は飛んでたな。
ぼーっとした寝ているような頭では先生の言うこと理解できなかったけど、自分が止まらなきゃいけないのは分かった。
なんだかこう・・・スッと胸の中へ・・・心のなかに言葉というか意思が入ってくる感じ。
先生につながってて、先生の体の一部になっていて、先生の意思が言葉を通じて直接自分に流れ込んでくる感じ?
「あと10歩あるくと、依槻くんは一番深い世界に降りていって、もう自分では出てこれなくなります。
あと10歩、あと10歩で一番深い、一番気持ちい、あなたの心の一番奥に入っていく。
ほら、わたしが背中を押すから、真っ直ぐ前に歩いて行って・・・」
先生の手がボクの背中に添えられる。
その手にだんだん力が入っていって、ゆっくりボクを前に押し出していく。
「あと9歩、あと9歩で依槻くんは一番深いところへ入ります」
ボクの踏み出した足の動きに合わせて、先生はカウントをするように歩数を数える。
そしてそのまま背中の手がボクの身体を押していく。
「あと8歩、ほら一歩ごとにまたずーっと入っていく」
背中というより腰のあたりを押されてるのかな?
体の重心を押されるから、身体が自然にすっと前に出る・・・なにかフワフワして気持ちいい。
「あと7歩、最後の一歩を踏み出すと何もわからなくなる」
先生がボクを押しながらすぐそばに身体を寄せてきてる。
なにかいい香いがする・・・先生の声が頭のすぐに近くに近づいてくる。
耳元から先生の声が聞こえる。
「あと6歩、足元がフワフワする。
腰もフワフワする。
頭もフワフワする」
先生が身体を密着させて身体を支えてくれる。
女の人の身体って柔らかいんだ・・・おっぱいが当たってる。
「あと5歩」
先生の息が耳にかかる。
気持ちいい。
「わたしが支えてあげる・・・私に身体を預けて、心を預けて」
ああ、なんか先生に包まれてるみたい。
「あと4歩、もうどこを歩いているのかも解らなくなっちゃったね」
上下感覚が無くなるっていうの?
天井を歩いてるのか、壁を歩いてるのか・・・。
「あと3歩」
「あと・・・3歩・・・」
口が勝手に先生の言葉を繰り返した。
特に意識したわけじゃなく、自然に口から溢れだした感じだな。
「あら?うふふ・・・いいのよそのまま、先生が数えるのを繰り返して。
あと2歩」
「あ、あと・・・2、歩・・・」
ああ、もう呂律がまわらない・・・喋りながらヨダレ垂れちゃったかな・・・まあいいや気持ちいいし。
「もう少し、もう少しで完全に深いところに入ります。
依槻くんはとっても深いところに入って、完全に先生の言うとおりになります。
それはとっても嬉しいこと、幸せなこと。
あと1歩」
「あーと・・いっ・・ぽぉ・・」
「そう、あともう1歩・・・」
目を閉じた先でガラガラと扉の開く音が聞こえた。
そしてボクはそこに向かって最後の1歩を踏み出した。
昨日と同じ・・・すごい気持ちいい・・・。
周りで誰かが会話する声が聞こえるような気がするけど、ほとんど気にならない。
なんとなくだけど・・・先生と三杉くんと、久我山さんだと思う。
昨日と同じメンバーだし、声が多分そう。
先生はボクのすぐ隣りにいるような、遠くにいるような、不思議な感覚。
声が近くなったり遠くなったりする。
「それじゃあまず最初にみんなでルール説明をしたあと、依槻くんは早希ちゃんが付くってことでいいのね?」
「先生が来るまでに二人で話してたんです。
万守くんは依槻あいてはいいって」
「さすがにオレ、男相手はちょっと・・・だから」
「わかったわ、じゃあ早希ちゃんお願いね。
じゃあ・・・依槻くん、今からわたしが数字をみっつ数えると、あなたの目が開くわ。
でも目が開いてもあなたは深い催眠状態のまま、催眠状態のまま周りを見ることができます。
周りを見て私の言うことに従うことができます。
いくね?・・・3、2、1、はい、目が開く」
先生の言葉に反応して、ボクの目が自然にすっと開いた。
でもただ開いただけ、正面に三杉くんと久我山さんが見えるけど何も感じない。
何も思わない。
「よく聞いてね、依槻くんはこれから、この三人に『放課後クラブの時間』と言われると今のような気持ちのいい催眠状態になって、言われた人の命令を聞いてしまいます。
それはね、放課後に言われないと効果はありませんが、これから先ずっとずっといつまでもあなたの中に残って、『放課後クラブの時間』と言われる事が今の気持ちのいい、幸せな催眠状態にあなたを連れて行ってくれるスイッチになります。
依槻くんもまたいまの気持ちのいい状態になりたいと思うでしょ?」
「は・・い・・」
「だったら今の先生の言葉をしっかりとココに受け入れて」
先生がボクの胸を指先で軽く突きながら続ける。
ちょっとくすぐったい。
「また気持ちのいい催眠状態に入っていけるように、準備しないとね。
ほら、先生の言葉が、命令が、すーっとココに入っていく」
「はふぅ」
ボクの唇から間抜けな吐息が漏れる。
もっとも、いまのボクには恥ずかしいとか感じる事だってできなかったんだけどね。
「それでは一旦目を覚ましましょうね。
依槻くん、これから先生が10まで数を数えます。
10まで数を数えると、あなたは目を覚まし考えることもできるようになります。
それでも依槻くんは深い催眠状態のままで、わたしの言うこと、万守くんの言うこと、早希ちゃんの言うことは何でも素直に聞いてしまします。
先生に言われたことと同じように受け入れてしまいます」
先生はボクの反応を見るように言葉を区切ると、何か考えるようにちょっと間を置くと言葉を続けた。
「それからね、わたしがいいというまで依槻くんはこの部屋を出ることはできません。
出ようとか考えません。
大声を上げることと暴力を振るうことも出来ませんし、考えることもしません。
必ずそうなります
それじゃあ数えるわよ?
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、はい」
パンッという手を打ち合わせる音で、ボクは不意に気がついた。
あ、ヤバイ・・・慌ててヨダレを拭う。
どこだろうここ・・・部活棟にこんな部屋あったかな?
普通の教室の半分ぐらいの広さだ。
部活棟の部屋はのうちょっと狭いよね。
長椅子?ううんソファーが一つと、窓に暗幕・・・今は開いてるけどね・・・部屋の半分にはカーペットみたいなのが敷いてある。
「あたしたち見ても驚かないの」
部屋の中をキョロキョロ見回すだけのボクの反応が意外だったのか、久我山さんが聞いてきた。
「うん先生にどこか連れてこられて、そこに三杉くんと久我山さんが居るのはなんとなく解ったから」
「あ、一つ大事なこと忘れてたわね」
ついで何か言いかけた先生を遮って、久我山さんがまっすぐボクを見つめた。
「あたしがやります。
練習って言うのも変だけど、依槻くんはあたしの担当なんだから」
「た、担当?」
ボクの疑問に答えずに、久我山さんはボクの目の前にたってボクの両肩を掴んだ。
「いい、依槻くん・・・あたしの目を見て」
嬉しそうな、どこか興奮してる表情。
ネズミを前にした猫のような・・・そういえば久我山さんはどことなくネコなイメージだな。
特に目が。
「あたしの目をじっと見ながら聞いて・・・吸い込まれるような、ぼうっとするような感覚になるわ」
久我山さんの言うとおり、彼女の大きな瞳に吸い込まれそうな感覚がボクの顔の周りをチカチカと動く。
先生ほどじゃないけど、なんだか気持ちいい・・・。
「あたしたちはね、名前で呼び合う事がルールなの。
もちろん依槻くんもね、あたしのこと早希って呼ばないといけないの。
三杉くんのことも万守って呼ばないとダメだよ。
わかった?わかったわよね?」
「うん・・・」
「じゃあ私を呼んでみて」
「早希・・・さん?」
「ううん・・・ちょっとなんか落ち着かないから、先生や万守くんみたいにちゃん付けでいいわ」
「早希ちゃん?」
「そうそう」
ボクも背が低い方じゃないし、早希ちゃんも背が高い方じゃないけど、頭半分ほど高い彼女の目を見てるとどうしても見上げるカタチになってしまう。
「どうしての依槻くん、目が疲れてきた?」
実際、まだ頭がぼーっとしてるし、早希ちゃんの目を見てるとまだ吸い込まれそうで、でも何か視線をそらせなくて。
彼女の目を見つめたまま会話するカタチになっていたんだ。
「そのまま見つめて・・・」
早希ちゃんがボクにのしかかるように近づいて、上からボクの目を覗きこんでくるよ。
自然とボクの顔は上を向いて、背中がそるような形になって、ちょっと・・・辛い。
「疲れちゃったかな?じゃあ後ろのソファーに横になっていいよ」
彼女に言われて初めてボクの後ろにソファーがあることに気づいたんだ。
あれ?さっきもこの位置だっったっけ?
「じゃああたしが10から1まで数えたら、依槻くんはソファーに倒れて・・・またさっきまでの気持ちのいい感覚にズンッと落ちて行っちゃうんだ。
身体がソファーに落ちる感覚が、心と一緒になって、心も深いところに落ちて行っちゃうよ。
いい?」
早希ちゃんの言葉使いがいつの間にか、さっきまでのハキハキしたものから、ちょっとずつタメを作ってしゃべる先生みたいな言い方に変わってきていた。
「10〜、9〜、は〜ち、7ー、ろーく、5ー、よ ん、3、2、1、ゼロッ」
その瞬間、彼女はボクの肩を支えていた手を話した。
いや、話したいうより、軽く突き飛ばした・・・かな?
そのままボクはソファーに倒れてそのまま・・・そのまま・・・。
書き上がってるのはここまでです。
今続き書いてます・・・忍殺の更新はじまらなければ今晩中に調教パート書けるかと
最初の2レスタイトルかけてしまって・・・
随分と長い落下感のあと、ソファーがボクを受け止めてくれたところまでは意識していたけど、それはボクの身体がソファーの上で弾んだ瞬間まで。
その瞬間、ボクの感覚ははじけてどっかに飛んでいっちゃった。
「は〜い、依槻くんはこれでまた深いところに入っちゃいました」
早希ちゃんの声が遠くから聞こえる。
先生とはまた違う高くてよく通る声、この声も気持ちいいかも。
「あたしの声で、あたしを見つめながら、あたしの言うとおりに深い催眠に入った依槻くんは、私の言うとおりになります。
先生のいうう通りと同じように、あたしの言うとおりになります」
ボクに話しかけながら早希ちゃんの声が近づいてくる。
遠くから響いてくるんだけど、近づいても来るようなよく判らない感じ。
「三杉くんエアコン・・・あー、あっちも始まっちゃってるね。
しょうがない。
依槻くん、今からあなたは数字を30まで数えていくの、30まで数えたら今よりもっと気持ちのいい深い世界に入っていくの。
とっても気持ちいい世界にね。
じゃあ数えて・・・っと、はい、スタート」
「いち・・・にぃ・・・さん・・・」
ボクの口は言われるままに数を数えだした。
数えようと思ったわけではないけど、数えてと言われたら数えるのが当然だし。
何か考えていたとかじゃなくて、うーん、自然にそうした。
ただそうしただけって感じかな?
赤信号だから止まるって感じ。
「しち・・・はち・・・きゅぅ・・・」
早希ちゃんが小走りで離れていって、また近づいてくる事はなんとなくわかった。
特に言われないかぎりは、周りの事は普通にだいたい解るみたい。
「じゅうご・・・じゅうろく・・・じゅうしち・・・」
「30はちょっと長かったかなぁ」
「にじゅう、さん・・・にじゅう、よん・・・にじゅ、ごぉ・・・」
あ、顔に息がかかった・・・早希ちゃんすぐそばにきてるんだ。
なんかすごい、胸の中が暖かくなる。
「にじゅ、はち・・・にじゅ、きゅ・・・さん、じゅぅ・・・」
「はぁい、ずんっと深いところに落ちていく・・・」
すごい、落ちていく感覚が気持ちいいよぉ。
「じゃあ依槻くん、身体を起こして・・・腰に力が入って身体を起こすことができるよ。
体を起こしても深い催眠のまま・・・催眠のまま身体をおこせるよ」
そういいながらも、早希ちゃんはボクの手をとって身体を起こすのを手伝ってくれたんだ。
優しいな、嬉しいな。
「じゃあ目を開けて、目を開いても気持ちのいいままだよ。
目を開いたらね、この手を見て」
ゆっくり目を開いたボクの目の前に手のひら、早希ちゃんの右手かな?
早希ちゃんはボクの右側に座ってるみたい。
あ、早希ちゃんの左手がボクの首の後に回された・・・支えてくれるのかな?
「この手を見ているとね、依槻くんはだんだん身体から力が抜けて、身体がうごかせなくなります。
この手を見ているとどんどん手に力が吸い取られていって、依槻くんはただ座っていることしかできなくなります。
・・・はい、依槻くん、この手を見ているとどうなるの?」
うん・・・身体が動かせなくなる・・・。
「・・・あ、ごほんっ、見ること聞くこと、喋ること感じることはできるわ。
特に力が抜けた分、いつもよりいっぱい感じることが出来るの。
じゃあもう一回、この手を見ていると依槻くんはどうなるの?」
「力が抜け、動けなくなる・・・いつもよりいっぱい感じることが出来るようになる」
「はぁい、よくできました」
後ろに回した早希ちゃんの左手がボクを軽くゆする。
「ほら、じっと見て、この手がどんどん依槻くんに近づいていって、額にくっつくと、完全にさっき言った投資になります。
この手がどんどん近づいていって、ほら、依槻くんの額に重なるよ」
早希ちゃんの右手が近づいてくると、なにか自分がそこに吸い込まれていく感じがする。
だんだん視界が近づく右手でいっぱいになっていって・・・あ。
「あ、目を閉じちゃった?
まあいいか、ほら依槻くん目を開けて。
開けることができるよ・・・ほらっ」
早希ちゃんに言われるとまた自然に目が開く。
「それでは今度は、この右手が魔法の右手になります」
そういってまた目の前に右手がかざされた。
同時にその手がゆらゆら動いて・・・なんだか目が回っちゃう。
「この手に触られるとね、依槻くんはどこ触れれても物凄ぉく気持よくなっちゃうの。
はい、この手に触れれると依槻くんはどうなるの?
行ってみて」
「ものすごく、気持よく・・・なる?」
「そう、試しに触ってみようか?
どこがいいかな〜・・・じゃあここ」
早希ちゃんの右手がボクの左耳を触った。
うわっ、なにこれ・・・すごいゾクゾクする・・・気持ちいい。
「あっ・・・うぅん・・・」
「あはぁ、気持ちいいみたいね。
こうしたらどうなっちゃうかな〜?」
そう言うと早希ちゃんは親指でボクの耳をこすり始めた。
「ふぁあっ・・・うっ・・・うーっ」
「うわぁ、身体がビクビクしちゃってるねぇ・・・でも。
おちんちんは勃ってないかぁ、これ性的な快感とも違うのかな?
依槻くん、じゃあこうするね。
依槻くんがおちんちん勃っちゃうのはどんな時?
これからその時を思い出してみて・・・思い出すとね、身体が、心が興奮してきてぇ、気持ちよくなっちゃうよ」
おちんちんが立つ時?・・・朝とか、昨日の三杉くん見た時とか、せんせいに頭の中グルグルにされた時とか・・・。
なんだか胸が熱いや、あ・・・おちんちんが立ってきちゃった。
「ふふぅん、勃ってきちゃったねぇ・・・おちんちんが勃つとね、依槻くんはもっと、もぉーっと興奮してきて、ずっとずっと気持ちよくなっちゃうよ。
うん、あたしも手伝ってあげる」
早希ちゃんに言われるままにおちんちん立たせていたら、全身が熱くなって、さっきまでとはまた違う気持ちよさが広がってきたんだ。
なにこれ、じぶんで触っちゃった時よりも気持ちいい・・・まだ触ってもないのにおちんちんドクドク気持ちいい。
「!」
早希ちゃんの右手が・・・ボクのおちんちんに重ねられたとたん。
爆発するような、なんだかよく判らない感覚が頭と、胸と、おちんちんに衝突したんだ。
なにこれ!何コレ!ナニコレ!
身体動かないはずなのに、腰を突き上げちゃう!
「ふふ〜ん、気持ちいいでしょう?
あたしもコレやられた時ものすごかったから」
そう言いながら右手でボクのおちんちんをゆっくり撫でていく。
なにこれ、なんでズボンの上からこんなに気持ちいの?!
スゴイ!コレ凄い!
「ほら、もっと気持ちよくなっちゃうよ〜
そうやってあたしの右手を見れば見るほど、もっともっと魔法の力が強くなるよ〜」
おちんちんを撫でる早希ちゃんの右手を見れば見るほど、ズキズキと痛いような感覚が広がってくる。
それはおちんちんだけじゃなくて、手足の先やお腹やお尻、頭の中にまで忍び込んできた。
話の腰を折るが…
アグネスェ…というような気分…素直に楽しめない…
年齢表現など入っていないぞ
ただ久我山さんはロリかわいいので虐められたい
早希ちゃんがボクのおちんちんを撫でれば撫でるほど、なにか得体のしれない刺激的な感覚が頭の周りを、背筋を、腰の奥のほうを跳ねまわるみたい。
「どうしたんの〜?依槻くん、そんなに苦しそうにして・・・どうしちゃったのかなぁ?」
意地悪げに尋ねる早希ちゃんの言葉でもまた背筋にゾクゾクした感覚が走ったんだよ。
ボクの身体はどうなっちゃったの?
「気持ちいいねぇ、依槻くんスゴイ気持ちよさそう」
・・・そうか、この感覚は気持ちいい感覚だったんだ。
これは気持ちいい感覚・・・気持ちいい・・・すごい気持ちいい。
「どう?気持ちいい?気持ちいいよねぇ〜?でも、もっと気持ちよくなるよ」
早希ちゃんの手の動きが早く、強くなる。
これ、ダメぇ、もう・・・もう!
「うっ・・・ふぐっ、ひぃっ」
何かが込み上げてくる感覚が、ボクの腰を激しく揺すって突き上げさせた。
それが早希ちゃんの手により強くボクのおちんちんをこすりつけることになって・・・。
「あ?あれ・・・もしかして、もう出しちゃった
あーそうか、今日はじめてだもんね、ちょっと調子乗り過ぎたかな・・・ゴメンね。
でも気持ちよさそう・・・こんなに長く射精してるなんて、依槻くんきっと才能あるよ」
なんだかよく判らない褒め方されたみたいだけど、ボクはそれどころかじゃなかった。
まるで全身から搾り出されたような感覚が、おちんちんから一気に吹き出したんだ。
初めての射精ってわけじゃなかったけど、こんなに気持ちいいのは初めてで、今までのは、今までのオナニーってなんだったのって感じだよ。
もう全身に力が入らなくて、前よりグッタリしちゃったし、頭の中身も完全にとんじゃったよ。
「気持ちよかったみたいねー、じゃあそのまま力抜いて、目も閉じて」
言われる前から力抜けちゃってたけど、早希ちゃんに言われるまま目も自然に閉じちゃった。
「そのまままた深ーく、気持ちのいい催眠に入っちゃうよ。
どう?気持ちよかったでしょう?・・・依槻くんは喋ることができるよ、自然に口が開くよ。
はいっ・・・気持よかったでしょう?」
「・・・うん」
「よかった、一人で攻めるのは初めてだったから、あたしも緊張しちゃった・・・ちょっとだけだけど。
依槻くんは初めての後輩だから、ちゃんとめんどうみないとね。
ところで・・・」
早希ちゃんの声のトーンがまた急にさがった。
これってさっきまでの気持ちいい・・・気持よくしてくれる喋り方だね。
先生みたいな。
「依槻くん、パンツの中気持ち悪くない?」
言われて気がついたけど、そういやパンツ履いたまま射精しちゃったから、ビチャビチャして気持ち悪いかも。
「パンツ履いたままだと気持ち悪いわよねぇ?・・・脱いじゃわないかな?」
早希ちゃんに言われれば言われるほどパンツの中のネチェネチャがきになる。
気持ち悪い。
「ほら、脱ぎたくなってくる・・・気持ちの悪いパンツを、脱ぎたくなる」
ああ、ほんっと嫌だ、早く脱ぎたい。
気持ち悪い・・・さっきまでの気持ちよさが台無しだよ。
「じゃあ服全部脱いじゃおうか?脱いじゃおうよ。
ほら、依槻くんの身体に力がチョットづつ戻ってきて、身体を動かせるようになるよ。
身体が動かせるようになったら、気持ちの悪い服なんて全部脱いじゃおう」
気持ちが悪いのはパンツだだったんだけど、早希ちゃんにそう言われると服全部がうっとおしく感じる。
「はーい、体が動くよ。
全部脱いじゃおうねー。
大丈夫、ココは私達しか居ないから、全然恥ずかしくないよ。
お風呂に入る時みたいに、自然に安心して裸になれるよ」
>>991-992 このSSのとうじょうじんぶつは、みんなじゅうはっさいいじょうです
せんせいは24さいです
きょうはここまでです・・・つぎはできるだけがんばります
GJ!
これぞ催眠!という感じですごく良かった
誘導がねちっこく書かれてるのが素晴らしい
見てるこっちがクラクラしてくる
誰か次スレを・・・
おつ
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。