6 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/12(木) 12:25:05.15 ID:gZtEouBN
おk
1おつ
コナスギナイタ
前スレ埋まってないんですもの
前スレもこない
精液フェチの女の子の精液サーバーとして洗脳されたい
彼女と二人きりの時に子供のように甘えてしまう催眠をかけられたい
俺に文才があれば・・・
ある程度文才あっても自分の書いたのじゃ抜いたり出来ないから書かなくなった奴もいる
お人形遊びが好きな女の子に催眠洗脳で人形にされて遊ばれたい
遊び飽きたら部屋の隅か押入れにでも転がされたりしたら最高だ
俺としては粗末にしてほしくは無いな
ずっと愛してくれた方が嬉しい
前スレ
>>1000が俺たち全員内気ストーカー後輩達に操られるって言ったけど
『後輩達』と言う事は一夫多妻みたいになるのかな?
それってつまり
A「先輩・・・えへへ」B「つーかまーえたっ」C「・・・///」
A「ずっと先輩を遠くから見てました・・・」B「最初はそれだけで・・・よかったですけど・・・」
C「やっぱり・・・私たちを・・・見てほしくて・・・」
A「でも、私達は下級生で・・・」B「思いを伝えようとしても・・・」C「上級生の女が・・・邪魔を・・・」
A「私達、三人の中で決めたんです」B「先輩が私たち以外の他の女を好きになるぐらいなら、」
C「私達三人で先輩を共同で・・・愛するって・・・」
A「だって・・・ズルいじゃないですか・・・」B「先輩の同級生たちばっかり先輩に近づいて・・・」
C「こうしないとチャンスも・・・無かったかもです・・・」
A「一度つかんだチャンス、全体に離しません・・・」B「先輩が私たちを永遠に愛してくれるように
催眠をかけてあげます」C「私、催眠術が使えるんですよ・・・えへへ」
A「イヤって言っても離しません」B「イヤとも言えないぐらいに催眠で先輩をとろけさせてあげます」
「「「さあ、私達の目を見なさい・・・」」」
目を見る・・・見る・・・だんだん意識が薄れて・・・
私達の言うとおりに・・・なる・・・
あなたと私達に要らない記憶を・・・消していきます・・・
脳が・・・とろける・・・いらない記憶が流れていく・・・
そして・・・私達三人を・・・どうしようもないぐらい好きになって・・・
もう・・・私達以外・・・いらない・・・
こんな感じになるの?やったなおまえら
でも俺はいいよ、俺はもう愛しの後輩達ガいルンだ、ソれジャあナ
20 :
!ninja:2012/04/25(水) 00:58:23.83 ID:Q43mXbP/
むしろ嫁にされたかった
ウフフ
日本一平和なスレと聞いて
やっぱりお姉ちゃんに甘えるのが一番だと思うよ!
お姉ちゃん=弟くんのお嫁さん
せやな
せやね
でもいざ文章にすると妹とか年下の方が書きやすいんだね
ふしぎ
男っぽくなって甘えなくなった弟が優しいお姉ちゃんに操られて甘えさせられてお婿さんにされるの見たい
わた、俺も見たい
やはり時代は妹ですよ
敬語妹と兄さんが添い遂げる、心温まるラブストーリーなんてどうですか
いや姉だね
弟大好きな甘えんぼお姉ちゃんと
兄大好きなしっかり者の敬語妹の洗脳合戦をだな
なぜ停戦協定や同盟を結ばないのか…
と書いて、世に出回る洗脳ハーレムが「男1人が女多数を洗脳」でしかない事に気づいた
「女多数が協力して男1人を洗脳」って良シチュじゃね?
>>31 頭大丈夫?
お姉ちゃんひとりに独占してもらうのが一番幸せでしょ?
キモスレでやれ
中学で悪い先輩やバカ女と付き合いだした男
見かねた母が幼馴染みの優等生に家庭教師を頼み
夏休み中勉強漬けにしたら、やっぱ勉強できなきゃダメだよな
女も頭いいほうがいいよなってなるネタを思い付いた
イイハナシダナー
ア
内気なアイドルの女の子が粘着ストーカー化して最期は捕まって洗脳されてお婿さんにされたい
ネタは仕事中にどんどん浮かぶのにそれを書き留める時間がねえ・・・
ここほどゆっくり進行するスレもないからできるときにほんの少しでも書き溜めすれば
いつか見せれるものになるさ
お姉ちゃんに脳弄られながらのんびり待ってるぜ
ピクッ
ネタを書き留めてもそれをSSにするのはまた大変だしなあ。
女性マネージャーに催眠かけられて女装アイドルになるというのもなかなか。
女装良いよね
かわいい敬語後輩にストーカーされて捕まって脳姦されてお婿さんにされたい
SSキボンヌ
投下こねぇぇぇ
ゆっくり待ちましょう
バブぅ
欲しがりません勝つまでは(キリッ
小鳥遊三姉妹に六畳一間に監禁されてひなだおちゃんに催眠洗脳されて操られたい
パパがいうことを聞きなさい
なんちゃって
>>50 俺は原作知らないから頑張って文章にするんだ!
芳野 雅美(よしの みやび)は家が好きだった
無論、外で友だちと遊ぶのは楽しいし、外には外にとても大切な物があるけれど
学校が終わるとすぐに教室を出て、家に向かう
今日は父の誕生日を母と祝うことになっているのだ
自然と足取りも軽くなる
「ただいまー」
鍵を取り出してドアを開けると、母が父のためにケーキを作っているところだった
「おかえりなさい、今日はどんなことがありましたか?良ければお母さんに教えてください」
母はやさしく笑って、いつものように聞く
雅美は両親が大好きだった
優しくて、お料理が上手くて、とても綺麗なお母さん
雅美は将来、母のようになるのが夢だと学校の作文で発表したことを伝えた
「雅美は本当に素敵な作文を書きますね」
母はそう言って、頭を撫でてくれた
ぽかぽかして気持ちいい
ただ撫でられているだけなのに、どうしてこんなに心地いいのだろう
お母さんの手には魔法がかかっているんじゃないか、と雅美は思った
「お父さんもきっと雅美のお話を聞きたいと思いますよ?」
雅美は頷き、階段を上がる
父はもっぱら上の階にいて、余り出歩かない
それでも雅美は父も大好きだった
身体が不自由なのでいつもほとんど動けないが、雅美が遊びに行くと、色々なお話をしてくれる
今日のお話を早く聞いてもらいたいと思いながら、何重にもかかった鍵をひとつずつ外していく
かなり重い扉をふうふう言いながら何とか開けて、中に入ると、いつものように父が手足を固定されて壁に磔られていた
が、いつもとは様子が違う
いつもならにっこり笑って出迎えてくれるはずの父は、こちらを見て狼狽えているようだった
まるで、全くの別人のようだと雅美は思った
「子供・・・?なんでこんなとこに・・・いや、そんなことより・・・そこの『君』、人を呼んできてくれないか!」
父は、まるで自分のことを知らないかのようにそんなことを言って、必死そうに手錠と足枷を外そうともがいていた
「だ、だめだよお父さん・・・それ、とったら」
父は悪い病気なのだ
母がずっと昔に教えてくれた
あの拘束具が無ければ、父の病気は酷くなり、父は幸せになれないのだと
「クソ、あれからどれ位経ったんだ・・・!?」
父は雅美の言うことをまるで聞かず、苛立った声を上げながらばたついていた
雅美は怖くて仕方がなかった
大好きなお父さんが知らない人のように見えて、悲しくて怖くて仕方がなかった
「おかあさん・・・ふぇ・・・おかあ・・・さ・・・」
泣きながら母を呼ぶ
そうだ、母を呼んでこよう
幼い頭はそう結論を導き出して、小さな足を必死に動かした
頭が良くて、なんでもできるお母さんなら、きっとお父さんを治せると
雅美には確信があった
「大丈夫ですよ、よく教えてくれましたね」
母はいつものように笑いながら、ちょうど出来上がったばかりのケーキと不思議な機械をいくつか持って上に上がる
母に着いて、雅美も再び父の許へ急いだ
「美央(みお)!?お前・・・俺になにしたんだ!!それにその子は!?」
父は母を見るなりそう怒鳴った
雅美の知っている父は絶対に母にこんなことを言うことはないし、自分を他所の子のように言わない
母はくすり、と目を細めて笑い「酷いお父さんですね・・・」と瞳に涙を溜める雅美をいとおしむように撫ぜる
「この子は私とあなたの愛の結晶に決まってるじゃないですか・・・『兄さん』」
母は父を聞きなれない呼び名で呼ぶと、その頬に手を添え耳元で囁いた
「あんなに愛してくれたのに・・・忘れてしまったんですか?・・・くすくす」
「子供・・・?じゃあ・・・あれから・・・」
何かに狼狽える父に、母は優しく笑いかけ「ちょうど・・・十年くらいですね」と告げた
父は衝撃を受けたように顔を青ざめさせ「嘘だ・・・そんなの・・・嘘だ・・・」と呟いている
まるで幽霊のようだ
父の濁った瞳は、もうなにも見ていないようだった
「ああ、壊れちゃったんですね。でも大丈夫、また素敵な夢が見られますよ」
母がその首筋に、注射器を刺し込み、液体を注入する
「今度こそ永遠に、おやすみなさい・・・兄さん」
あれからしばらくして、お父さんは元の優しいお父さんに戻った
あの後、家族皆でお父さんのお祝いをして、プレゼントを渡すと、お父さんは「ありがとう」といつもどおりの笑顔を見せてくれた
今雅美は一人、リビングでくつろいでいる
母と父はこれから仲直りをするらしい
「んっ・・・心配したんですから・・・兄さんがまたあの女のところに行くんじゃないかって」
「ごめんな美央・・・俺にはお前だけだよ・・・愛してる」
二人は仲良く抱っこしあっている
会話の内容まではよくわからないが、仲直りはちゃんとできたみたいだ
喧嘩もあるけれど、やっぱりうちの家族は仲良し
雅美は嬉しくなって、いつか自分が家庭を持つ時のことに思いを馳せる
向かいの家に住む、いじめっこの男の子の顔が浮かんだ
すぐいじわるを言う子だけど、ほんとうに自分が嫌がることは絶対にしないし、雅美が嫌なやつにいじめられていると助けてくれる
最近、幼稚園から一緒のその子のことを考えると、胸がきゅーっとするのだ
そして、他の子のことを助けてるのを見ると、むかむかする
まだ幼い雅美でも、この気持ちの正体がわかりつつあった
いつか自分と幼馴染の男の子も、お母さんとお父さんのような素敵な夫婦になれるだろうか
雅美は春の暖かい夕日にまどろみながら、いずれ訪れる未来に夢を馳せ、瞳を閉じた
もうすぐ季節が変わり、雅美の産まれた日が巡ってくる
大人になるのはまだ遠いけれど、ほんの少し、そしてこれからも、少女は歳を重ねていくのだ
以上です
僭越ながら三スレ目一番槍を頂戴いたしました
ほのぼのほっこりして頂けたら私も幸せです
アットホームの人とお呼び頂けるようになることを目指し、今後もこういったほのぼの家族ものを書いて行きたいと思っています
乙
今までのと毛色違って面白かった
こういう方向性もありか・・・。
互いに想い合いはじめて10年後の話か・・・
これは思いつかなかった。乙であります
すごく…アットホームです
乙、ほのぼのとしたいい話だった
いいはなしだなー
ほのぼの…?
どこがやねん!!生き地獄やろこんなの、おいたんが可哀想や!!
お薬の時間だね
>>62さん、あなたは少し疲れてるだけ
お薬飲んで寝たら直りますよ
お注射も打たないとね
クラスの女の子全員に飼われてる先生なんていかが?
闇堕ちした女騎士に洗脳されるのも捨て難い
むしろ魔王っ娘に洗脳されて黒騎士にされるというのも
自分は女を操りたいとか思って催眠の勉強を始めたものの、
実は自分が操られたかったのだと後から気づいたりしたのは俺だけじゃないはず。
75 :
あるある:2012/05/03(木) 16:12:02.31 ID:98Udp47I
あるある
>>72 抹茶の「黄金の日々」おすすめ
主人公悪魔のハーレムだが、ヒロイン陣がいい仕事してる
77 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/03(木) 17:42:10.15 ID:7lOkTPx1
主人公が悪人であろう立場のくせに善人でございみたいなこと言い出すのが反吐が出る
最期まで鬼畜の外道であれよボケ
すんまへん誤爆です
はっはっは、うちの妹が悪人のわけないじゃないか
これ以上ない善人デスヨ
そうか表向きは優しく人がよく意中の弟に接してるけど本当は腹黒くて弟を貶め人間不信にさせて自分に依存するように操るのを今か今かと待ちかまえている姉か…
アリだな
>>81 洗脳じゃないけど依存娘管庫にあったな
洗脳で人間不信になって過程がじっくり書かれてれば相当よさげなテーマだな
かわいい内気後輩にストーカーされて操られてお婿さんにされたい
いやーやっぱり妹だよ、時代は妹
姉とかはないわ
昔はよく甘えてたけどさすがにこの歳になるとむしろ甘えられる方に萌える
俺はやっぱり妹萌えだね
あるあるネタ2
わざわざ心理学部の彼女作ったのに、催眠術なんて使えなくてがっかり。
86 :
風見弐:2012/05/05(土) 20:02:45.15 ID:cIX+iMlP
'`,、('∀`) '`,、
そらそうだろうw
あるあるネタ3
大学院は心理学部に行って、催眠オナニーを研究して論文を書こうとか思いつく。
ID変わってるが、あるある1はレス74
90 :
風見弐:2012/05/05(土) 20:36:44.37 ID:ffl9FfhI
'`,、('∀`) '`,、
そこまでの熱意もすごいなぁw
うざ
あるある3補足
どうせなら臨床心理士の資格を取ろうと考える。
そのために他学部履修で心理学部の講義を取りすぎて、進級が……。
もういいから書くならSSかプロット書いてくれよ・・・
背面座位で兄の濃厚なザーメンを受け止めながら
拘束した泥棒猫の女の子に血のつながった兄との快楽を教えこむため
泥棒猫の兄に襲わせるという
ダブルお兄ちゃん洗脳
いい兄妹愛だなあ
ほっこりできそう
たのむお願いだ!!ここに投下されるssを読む事だけが俺の生き甲斐なんだ!!
すごくハードな洗脳物が今無性に読みたい気分なんだ。もうむちゃくちゃにされるやつを読みたい
けどまぁ、いきなりは流石に書けないだろうから一日だけなら待てる。明日までに投下がなければ…
てきとうに書くのだけはやめてくれ!!物凄く酷い事されるのをたのむぞ!!
98 :
風見~7:2012/05/06(日) 22:31:42.65 ID:FvXuc6Sf
乞食死ね
たすけて・・・だと?
これは女の子に監禁洗脳されようとしている
>>97のメッセージに違いない
>>97お兄ちゃん?
助けなんて求めても私からの洗脳になんて逃げられないよ?うふふっ・・・
今日も平和な女の子に催眠、洗脳されてしまうスレであった
不意をつかれない限りは腹パンなりなんなりで倒せるよな
ガタイが良くて洗脳までできる女の子なら最強だろうけど誰得なんだよな
んー、いきなり拘束して目の前で振り子ゆらゆらする様なssはあんま無かった気が。
どっちかっつーと寝てる間に耳元で延々と囁かれ続ける様な、荒事一切無しのssが多いぞここ。
戦闘力と知力を併せ持つ子は決して少なくないから、
途中で洗脳に気付いても力づくで脱出しよう……とか考えない方が無難だと思う。
どうでもいいけど今日初めてテレビでメイを見た。
荒事がないだって!?
触手娘に押さえつけられて脳姦されて夫にされてしまった人だっているんですよ!!
>>105 あらあらまたヌケダシタのねアナタ…ウフフ
>>105 ああ、あれは良かった。種族の垣根を強引に乗り越える展開とか超好み。
フリッカージャブの動きがそのまま催眠の動作になる幼馴染
双子のヤンデレ姉妹に監禁されて強制的にちゅっちゅされたい
ヤンデレスレへ、どうぞ
そんなのあるの
優秀な幼馴染に劣等感を抱きまくってる男とかが洗脳されると興奮するよね
>>112 いいよね
結局その感情も幼馴染は気付いていて
手の平の上で転がされる展開とか萌える
優秀になったのは男の自慢のお嫁さんになるため
お洒落になったのは男にもっと振り向いてもらうため
他の人間なんてどうでもいいし眼中にない
他の人間に誉められても嬉しくないし興味がない
本当に褒めて欲しいのは幼なじみの男だけ
けれど男は幼なじみと自分を比べて劣等感を感じ、自分と同じ凡人の恋人を作るみたいな展開
男「あの世で俺に詫びつづけろ幼馴染ッーーー!」
かわいい内気幼なじみにストーカーされて拉致られて操られてお婿さんにされたい
廃墟の館の幽霊 拒絶された姉 女子校の先生
妄想は浮かぶがなかなか書けない
時間的にも気力的にも
催眠といえばケイゾクの朝倉思い出すわ
>>117 >拒絶された姉
すごく…気になります…
ナノマシン物が書きたいんだが時間が取れない
SF的な洗脳もイイネ!
無口無表情な女の子
でもほんとはそんな愛想のない自分を気にしてくれる幼なじみの男が好きで、その恋人にどす黒い嫉妬心を抱いてるという設定は使えそうですかね
使えるんじゃない、使うんだ
「ノックの音が」のノリで、「朝起きたら女の子に催眠、洗脳されていました」とか。
朝起きると洗脳されているところから始まり、毎回女の子が違う人物な短編集か
アリだな
>>122 地味目な女の子で、暗い設定で書いてあります。 すごく長いですが。
ここの住民に受け無そうでうpしていません。
128 :
我 不死鳥:2012/05/10(木) 21:38:30.62 ID:dZeda7NE
投下せえやはよ
はやくしろや
書いたけどお前の態度が気に入らない
130 :
我 不死鳥∂:2012/05/10(木) 21:47:54.42 ID:dZeda7NE
あ?おせえぞはやくしろ
ワォブースーチー
はやくしろや
おいたんだえ?
俺のことしらんのかえ?
あ?
へへ・・・やっぱ姉弟はいいものだぜ・・・
みんなスマイルでハッピーエンドだな
乙なんだぜ
おつー
ほのぼのできたぜ
甘えん坊幼なじみに監禁されて洗脳されて甘えまくられてお婿さんにされるというのはどうだろうか
もちろん、彼女がいるのに
幼なじみは彼女に見せつけるように男に甘え、男は元恋人を害虫を見るような目で見ながら幼なじみを甘やかす
ギャルに洗脳されるのがみたいです
なんだなんだお前ら操られる以外ないのかよ
純愛はいいぞ純愛は
このスレのは全部純愛ですが?
寝取られとか嫌だ一緒にいたい
もちろん泥棒猫から寝取られても取り返すよ
やっぱり純愛じゃないか
中古女も嫌だなぁ
中古女も新品に感じるよう作り変えてあげますよ
>>148 逆に大人の男が初心な童貞少年に作り変えられるのも。
寝取られはともかく逆寝取られは大好物です
せやな
>>149 もんむす中章にそれと似たようなのがあって良かったわ
心をぶっ壊されて年齢退行とかイイよね
>>153 しかも女の子も狂って精神年齢が低くなってるとすごいぐっとくる
今あなたの隣にいる嫁だと思っている人は本当の嫁では無く、嫁であった人物に成り代わっている他の誰かかもしれません
156 :
風見と猫:2012/05/16(水) 21:37:04.28 ID:/YiSlGcG
怖
まず嫁がいないんだよなぁ…
可愛くて内気で甘えん坊な後輩にストーカーされて拉致られて操られて甘えられながらお婿さんにされたい
機械洗脳もいいよね
変なヘッドギアつけられたい
カリオストロの城を、性別を反転
伯爵を女性でもう少し若くし、ルパンも女泥棒に
ショタクラリスと女伯爵の結婚式を
女泥棒が止めようとするが、原作みたいに
催眠術が解けず、捕まった女泥棒の前で誓いのキス
とかどうだろう
>>160 富士子扮するTVクルーに生中継されちゃうのか
選択肢付きのSSを妄想中
あれこれって滅茶苦茶大変じゃね?
※ヤンデレ成分高いかも、スレチだったらすいません
洗脳部分は後半に
僕の名前は桜木光(さくらぎこう)、彼女の名前は天井薫(あまいかおる)
僕と彼女は、いつもいっしょだった。
三歳の時に保育園で初めてであった。
その時から僕と彼女は気があって、家がそこまで近くもないのにいつも一緒だった。
五歳になったら同じ小学校の同じ組に、
十二歳では同じ中学校の同じ組に、
十五歳で高校も同じだった。
彼女は「大学も一緒だね、絶対だよ!」なんていってたっけか。
…彼女は、はっきりと言って天才だった。
しかもその際におごることなく人当たり良くユーモアもあるというまさに完璧超人。
泣き顔なんかも付き合いの長い僕の前でしか見せなかった。
対して僕はどこにでもいる凡人。今通っている大学も国内でもせいぜい中の上といったところだ。
今でも彼女が、なぜ僕と同じ公立の高校何ぞに通っていたかわからない。
高校の時一度だけそれを聞いた時の彼女は、すごく悲しそうな眼をしていた。
僕が彼女といるのがつらくなったのは、いつのことだったろう。
小学校で彼女がクラス一の人気者になってから?
中学校で彼女が毎回テストのたびに学年一位をとるようになってから?
高校で彼女が全国模試一位をとってから?
彼女が推薦を受けていた外国の大学に行ってしまってから?
今でも彼女の活躍をニュースで聞くたび、どうしようもなく情けない気分になる。
つい先日、また何かの薬品の特許を取ったそうだ。…そのニュースの載っていた英語の雑誌は、僕はほとんど読むこともできなかった。
なぜ、僕は彼女の隣に立てないようなダメなやつなのだろうか。
自分が情けなくて、大学に入ってからずっと彼女に会っていない。
はじめのころは彼女のほうから週に一度は電話があったのだが、こちらが乗り気でなさそうなのを察したのかかけてこなくなってもう半年だ。
最後にかけてきたとき、「…あたし、がんばるから。だから」と泣いていたのを覚えている。
でも、それからも彼女は絶好調で活躍し続けていた(らしい。例によって英雑誌がソースなので詳しくはわからなかった)
もう彼女も僕なんぞ忘れただろう、そう思い始めたころだった。
「ひっさしぶりー、元気してたー!?」
ある休みの日、わがアパートに突然彼女が訪ねてきたのだ。
外国帰りの彼女は、昔よりさらに美人になっているように見えた。
「あーあもう、こんなに散らかして…ちゃんと整理整頓するほうだったのに、だらけてるぞ〜?」
「余計なお世話だよ…男一人暮しなんだからいいだろうに」
「もー、そんなんじゃわたしが困るのに…」
「…はぁ」
彼女はあいさつもそこそこにアパートに入り込み、散らかり放題だった僕の部屋をテキパキと片付けている。
「お前は掃除も上手だな」
「え、えへ、すごい?ほめていいよ?」
こういうところは変わらない。彼女は何か結果を残した後、決まって僕にほめてもらおうとしていた。
そして僕がほめてやると犬か何かみたいに喜ぶのだ。
…いつごろからか、僕はそのたびに劣等感にさいなまれていたが。
「…ぅ、うう」
「おい、どうした?」
急に彼女が泣きだしたので少しだけあわてる。まあ、なぜか昔から彼女は僕の前でだけはよく泣いていたから見慣れてはいたが。
「うっぐ、やっぱり、さ。あたしって光君がいないとだめだなあって」
「は?」
「―ねえ、あたしさ。来月には日本に戻ってこられそうなの」
「だから、そうしたら。…けっこん、して」
…なんとなく、予想はついていた。
彼女とは昔から一緒にいる。年頃の男女がずっと一緒にいればそれは恋愛感情だって生まれる。
実際、僕だって彼女のことは女性として大好きだ。…だけど。
「…ごめん」
こんな僕が傍にいたって、彼女の人生にとっては邪魔になるだけだ。
なにより、僕には彼女についていくことなんて、もうできない。…いっしょには、いられない。
そう、彼女に伝えると。
さっきまでのはにかんだ笑顔が、消えた
「なん、で」
あれ、なにか彼女の様子がおかしいような
「なんで、そんな、いっぱいおべんきょうして、ほめてもらえるって」
「こうくんにほめてもらいたくて、どうしたらって」
「いちばんすごいねって、いちばんがいちばんほめてもらえるから」
「だから、いいこにして、いいおよめさんになりたいから」
「さみしいのも、つらいのもがまんしたのに」
「だめ、だめだよ、だめ」
「ずっといっしょなの、だから、がまんしたの」
「いっしょにいなきゃだめなの、だめなの」
そこまで言い切ると、彼女は旅行鞄から注射器を取り出して目にもとまらぬ速さで僕に突き刺した。
「えへ、これでまた、むかしみたいになれるよ。えへ、えへへへへへへへ」
そんな声が聞こえたのを最後に、―僕は、消えた
ああ、おはようかおる
「あ、おはよう光君。ねえみてみて今日の朝ごはん!朝早くから頑張って作ったんだよ〜」
うん、おいしそう。やっぱりかおるはすごいなあ、えらいえらい
「えへへー…」
きょうはどこへあそびにいくの?
「んっと今日はね、お山へピクニック!お弁当もお菓子もあるよ、全部私の手作りなの」
わぁ、こんなおおきなおべんとうはじめてみたよ。かおるはいいおよめさんだね
「ふぁ!?…え、えっと、なら、よくできました、のちゅーが欲しいなあ、なんて」
いいよ―んちゅ。
「ん、ちゅ、ちゅぱ…んぅ。こ、光君のえっち!し、舌まで入れるなんてっ!」
あう、ごめんね、かおるがとってもかわいいから。
「〜〜っ、きょ、今日はお弁当抜きにするよ?」
わああごめんねかおる、ごめんってばあー
割り込み
―いまだ二十歳にならずしてあらゆる分野の学問に精通した彼女は、「もしプロポーズが断られた時のために」
日本に来る直前にある薬品を開発していた。
ぴくにっく、ぴくにっくー
「ふふ、そんなに楽しみなの?」
だってかおるといっしょだもん、どこいってもたのしいよ。
「あうぅ、あたしだって…その、おんなじだから…」
肉体への副作用なく、精神年齢のみを3〜5歳児程度まで逆行させ、状況判断など思考能力を低下させる薬品。
投与された人間は意識を失い、再び目覚めた際に―
そうなの?うれしいなあ。じゃあ、えっと、その。
「…あー分かった!エッチ、したいのね?」
あ、あうう。
―鳥類の「刷り込み」のように、目の前にいた人間に対して
母親/恋人/妻/愛人/妹/姉/友人/子供 など「大事な人への感情」のすべてを抱かせ、その人物以外にはそれらの感情を抱けなくする。
「…ピクニックに行くから一回だけ、だよ?」
わーい。じゃあべっどにいこ、はやくはやく。
「もう……性欲が強いのは肉体の成熟に対して理性が弱いから?昨日の脳波パターンからして何か体に異常が出ているというわけではないか」
つまり、今の光にとって薫は最愛の母であり最愛の恋人であり最愛の妻でありその肉に溺れる愛人であり頼れる姉であり頼りない妹であり大事な親友であり可愛い愛娘なのである。
(―思い出を失わないうえで幼児退行を起こすっていうのはどこまでいけるのかしら)
(あたしへの依存性を維持するためにも精神年齢と思考能力はこれ以上上げるわけにはいかないし)
(でも、今は大丈夫だけどエピソード記憶から自分が大学生だったってことを思い出したらまずいわね)
(それと、精神年齢の時間経過による成長。当面の研究課題はこの二つをどうするか、なのだけれど)
(問題は山積み…だけど、あたしは頑張れる)
かおる…?
「え、な、何かな?」
かおる、へんじしてくれない。…ぼくのこと、きらいになったの?
「っそ、そんなわけないじゃないっ!あたしはこれまでも、これからも、ずっとずーっと光君だけが大好きだよ?」
うん!ぼくもかおるだいすきー!
(―うん、このためならあたしは頑張れる。これまでと変わらない―いえ、光君がここにいるってだけで、ほかの世界が全部敵になってもいい)
(だから、光君)
「ずっと、いっしょだよ?えへ、えへへへ、えへへへへへへへへへ」
ぼくのなまえはさくらぎこう。およめさんのなまえはさくらぎかおる。
ぼくとかおるはいっつもいっしょ。ぼくはかおるがだいすきで、かおるはぼくがだいすき。
これはぜったい、かわらない。
これから、ずーっと、ずーっと。
以上になります。
過度のヤンデレ成分は控えた…つもり、だったのですが。
お目汚し失礼しました。
ああ、今日もまた一組の幸せなカップルが誕生したことを祝おうではないか
>>168 GJ
俺も天才少女と仲良くなっときゃ良かった
洗脳の部分をもっと書いて欲しかった
幼児化したままで本番の部分とその後が見たかった
174 :
168:2012/05/20(日) 10:47:34.55 ID:TFliyh01
感想がいっぱいついてる…ありがたやありがたや
やはり洗脳後がちょっと短すぎましたか…いったん解けかかってより強力に再洗脳とかも
考えたもののどうも文にならず断念したんですが、やはり入れるべきでしたか
ちなみに参考にお聞きしたいんですが、絶対にとけない強固な洗脳と
いつとけるかわからなかったり、たまに洗脳前の人格がよみがえるような不安定な洗脳だとどっちがみてみたいですかね?
>>174 どっちも素晴らしいと思う
ただ個人的な好みを言えば強固な洗脳であまあまな方が好き
上のほのぼのSSにもあるけど
一旦弱くかけて後に解けて絶望→より強固な洗脳へとか合わせ技も好きかもしれん
>>174 性癖だけを書き換えたり、条件付きで体の反応をon/offされるのが好き。
傍目にはほぼ何も変わってない様だけど、
妙に恋人よりも妹との約束を優先する様になった…とか、
妹と学校を早退する事が何故かちょくちょくある様になった…とか。
>>162だけど9人それぞれのルートで書いてるけど需要あるかいな?
>>180 大丈夫
たとえそれで世界を敵にまわしても私がいるじゃないか
一人書くのに休み1日かかったから気長に待ってね
186 :
!ninja:2012/05/22(火) 00:13:53.16 ID:uYa+/2To
毎日休みと誤認して待ってる
むしろ待つことが至福と誤認する
期待しすぎさ洗脳解けた
残酷な洗脳
190 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 06:05:39.56 ID:DfwDg9tY
ざぁーんーこーくーなー天使ーの洗脳
しょーうーねーんよ、とりこーとなーれー
ダミープラグで洗脳とかエロイ気がする
しかしエヴァンの中には母親が!?
魂レベルで無理やりシンクロさせるとかエロすぎでしょ
おまえの魂いただくよ(棒)
ダミープラグ洗脳版みたいなのをかわいい女の子に脊椎にぶち込まれてお婿さんにされたい
'`,、('∀`) '`,、
モジコラー
かわいい女の子にストーカーされてある日部屋に強引に入られて捕まって洗脳されてお婿さんにされたい
200 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/26(土) 21:24:03.45 ID:yLwbRPi7
このスレが1の頃から毎日新作ないかなと覗きに来てしまう 素晴らしい作品ばっかりで俺にとっては天国なんだ…
お姉ちゃんとか年上の女の人に愛撫されたり優しく言葉をかけられたり
徐々に安心していって、愛情をたっぷり感じて体の力が抜けていき…
相手に身体を預けたときには、トランスに心の底まで浸っているような
安心系催眠はいかがですかー?
特に寂しい人、愛情に飢えた人には効果バツグンだよ?
それただの恋愛や
精神をズタズタにされる
催眠がいい
まんまと妹に洗脳されていたよ
世間体でも気にしたのかね
俺は妹以外の女はゴミだとしか思ってないのに
同じクラスの……名前は忘れたけど現役アイドルだっていう女を好きだと思いこんでたぜ
まあ洗脳した罰として妹を一晩お仕置きしてやったから構わないがな
危険日らしいから妊娠したかもしれねえ
>>202 どうせ、どうせ俺なんて…!
→そ、そんなにやさしくするな!どうせ裏があるんだろ!
→…信じても、いいの、か?
→…うぐっ…きみだけだよ、俺なんかにここまでしてくれるの…
→…ぁ、あの、俺、君のことが。−ぁ。ふぁぁぁぁ…←この辺で堕ちる
→…ぅえ?結婚?…うん、こちらこそよろしくー…ぁあ、きもちいい…
→…ぅえー?くびわー?うん、つけるー…
→あー…ぅあー…うん、しあわせー…きみいがいなんにもいらないやぁ…
こんな感じ?
このスレは平常進行時に〜〜されたいってのはかなりあるのに
SSが全く投稿されないのは何故なんだ
雛鳥の数>書き手の数
という現状
'`,、('∀`) '`,、
俺は愛情なんて欲しくないけどな
キモい....
'`,、('∀`) '`,、
規制中で書き込めないんだ……
>>209 書いてる途中だよ
8人に減らしたがやっと3人書き終わった・・・
妄想全開で文章力無いなりに頑張ってるから期待しないで気長にまってほしい
期待
あれから3人だと・・・
まぁ多い方が良いからね。いつまでも待ってるんだ。
いまの時期暖かいから良かったね
>>208の流れが好みすぎてヤバイ
妄想が止まらんぜ
「洗脳」って、最終的に男の方は頭がピュアになっちゃって
喋り言葉も全部ひらがなになるくらいに壊されてないとダメ?
男の知能や思考は一見しっかりしてるのに、
実際は好みや価値観が催眠洗脳によりジワジワとずらされていって
ある日知人が男との会話で中身がすっかり変貌していることに気付き
寒気を感じる…というシーンを考えてるんだけど。普通すぎ?乱文ごめんなさいね
壊されるのも好きだがそのしちゅも好きだよ
>>222 愛があればどちらでもいいんじゃないかな
純粋な愛が見れれば文句なし
レスd。結局のところ愛が一番大事ってことね
なんだか目が覚めた気分だ
俺はドmだから愛がない洗脳のほうが好物だけど
>>227 俺どmだからむしろ愛があってぐちゃぐちゃにされるくらいが好き
'`,、('∀`) '`,、
まあキモオタのお前らが一生愛されて洗脳される事はないがなwHAHAHAHAHA!!!
'`,、('∀`) '`,、
内気かわいい女の子に以下略
>>233 内気な後輩って
「あっ・・あのっ・・・せ・先輩っ・・そのっ」
こんな感じの認識であってる?
そんな感じに素顔は美少女だが前髪隠れてて信頼してる人だけには甘えん坊だと尚良い
内気可愛い女の子(呪)をヒロインにしてあらすじだけ考えてみた
黒髪ロング前髪ぱっつんの大人しいというよりは根暗な子
素顔は美少女で手入れをすればもっと化ける素質を持っているがコミュ障
周囲からはちょっと浮いててハッキリ友達と呼べる人はいない
そんな自分にただ1人、分け隔てなく接してくれる主人公に想いを寄せている
「偶然」席替えで主人公の後ろの席をゲットした彼女は、こっそり彼の髪の毛を入手する
趣味がマジナイの彼女は、毛髪を用いた魅了の呪術に関する本を求め
いつもの古本屋に足を運ぶ
キョトオドしながら本を探す彼女に、ょぅι゛ょ店主が無言で示した指の先
そこには彼女の専門からは外れた、催眠と洗脳について記された本があった…
ふむふむ
内気後輩の薬物調教ってどうかな?
貞子が美少女だったと考えればいいじゃない
それよりも
>>236 店主が様子見て主人公に興味持つ流れまで確定だよな?
待て店主の旦那の話で外伝を作るという手もある
内気な子よりギャル系のケバケバしてる子に洗脳されたい
内気少女はメガネでもええよな
いつもはダサメガネ着けてるけど外したら美人みたいな
メガネを外すと美人になるという風潮
メガネつけてた方が可愛いやん
>>241 それは、店主が2人の間に介入して主人公に接触し
NTR的な方向に話を持っていくという解釈?
今の時点では、エンディング3つくらい考えてるんだけど
そこまでの展開はまだまだ考え中
でもおまいの好きなように改造してうpしてくれてもええんやで(ニッコリ)
自分は好きな純愛でいこうと思ってるので最終的に貞子(仮)と主人公はくっつける
キーパーソンでもある店主は途中から貞子(仮)のサポート役として動かします
店主の見た目は完全にょぅι゛ょだけど、どこか妖艶で
底の見えない倒錯的な魅力を内包しています(雰囲気のイメージとしてはロリミザリィ)
>>242 いいとこ突いてきますねw店主にも実は秘密があるのですよ
スマホ規制中で串通さないと書き込めないから、
どこかのうpろだにtxtファイルであげてURLで
投稿しようと思ったけど、うpってもファイルがないとか
言われる。なんでだろう。
スマホ規制中で串通さないと書き込めないから、
どこかのうpろだにtxtファイルであげてURLで
投稿しようと思ったけど、うpってもファイルがないとか
言われる。なんでだろう。
250 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/01(金) 10:04:59.21 ID:hXCdkNKS
一時間おきに書き込むつもりかい
すいません。ブラウザの戻るを押したら間違って
もう一度書き込み情報を送信してしまいました。
避難所は無理なのかい
したらばのエロパロ避難所でしょうか?
このスレ自体の避難所はないようだったので
代行スレに誰かいませんかと呼び掛けて来ました
以下、したらばのエロパロ避難所板 書き込み代行スレから転載です。
「犬とわたし、どっちが大事なの?」
それは、自分からしてみれば、突拍子もない質問だった。
しかし相手は、不意に呼び出した用事として、それは適当だと疑い無い仏頂面でこちらを見ている。様子から、相当頭に来ているようだというのは、簡単に見てとれた。
「そんなの」
どう答えればいいだろうか。いや、彼女がどう言って欲しいかは分かっている。つまりは・・
『そんなの、もちろん君じゃないか』
そういうことだろう。これを言えば、彼女の溜飲をちょっとは下げられるだろう……しかし彼は、正直に答えた。
「そんなの、どっちも大事に決まってるじゃないか」
訂正したい。正直ではなかった。
確かにどっちも大事だが、本当は、6対4・・いや、7対3くらいで愛犬のほうが大事だ。
目の前の彼女と違い、犬の方はもう一緒に暮らしている家族なのだ。仕方がない。
でも、それを本当に正直に言えば、まあ、彼女との関係が終わるのは目に見えている。
しかし、彼女は、その少々嘘の入った答えにさえ不満があるようで、仏頂面を更に険しくさせていた。尚も抗弁する。徒労感を感じつつも。
「アイは家族なんだ。君だって大切だけど、どっちがなんて言えないよ」
「だからって、犬のためにわたしとの約束を破るなんて」
拗ねている。そういった声だ。これならまあ、まだ弁解の余地はある。
「それは謝るよ。でも、言っただろう?アイの具合が急に悪くなったんだ。アイはもう14歳だし、心配で」
14歳。犬の年齢で言えば、そろそろ寿命と言っていいのだ。愛犬のアイは、普段はそうとは思えないくらい元気いっぱいだけど、やはり具合が悪ければ心配はひとしおだった。
「それは分かるけど……」
糸口が見えた。弁解の。彼女だって鬼ではないのだから、正当な理由があれば、怒りきれないはずだ。
「おかげでアイの具合もよくなったし、埋め合わせはするからさ」
「……」
ついに、彼女は黙った。もう一押しだろう。
「……でも、あなたはいつだってそうじゃない。アイ、アイって……犬のためにお泊まりも、夜遅くもダメで……部屋に遊びにも行っちゃダメなんて」
「それは」
彼女の主張は、分からなくはない。でも、
「それは、最初に言ってあっただろう?アイは大事な家族で、僕は独り暮らしだし、面倒は僕が見るしかないって」
彼女も、最初はそれでいいって言ってくれたのに。
「アイは人見知りが激しいから、友達や、ペットホテルに預けるなんてこともできないし、しょうがないじゃないか。犬は、僕があげなきゃご飯だって用意できないんだから」
「そりゃ……そうだけど」
未練がましく、彼女は続けてきた。でも、もはや最初の勢いも、仏頂面も保っていない。
「せめて、あなたの部屋に行くことくらい」
「それはまあ、おいおいね」
それも、彼女と将来を考える段階が来れば、避けては通れない道だが、彼女とはまだそこまでの関係ではない。
「じゃあ、話は終わりでいいかな?さっき言った通り、埋め合わせはするよ」
「じ、じゃあ!この後」
「ごめん」
そう言って、彼は立ち上がった。
「もう門限間近だ。アイのご飯があるから」
じゃあ、ばいばいと手を振って、伝票を持ってレジに向かう。それを見送る彼女の、捨てられた犬のような表情は、彼の目には入らなかった。
◆◇◆◇◆
扉を開ける瞬間、身構える。予想通りの衝撃を、今日もなんとか抱き止めて、ぶつかってきたものの頭を撫でた。
(本当は、ここで撫でるのはよくないんだけどね)
撫でるということは、褒めることになる。この、『お出迎え』を容認したことに。
それでもいつも撫でてしまう。だって、可愛いんだもの。
「ただいま、アイ」
声かけられたアイは、まっすぐこっちに顔を向けて、嬉しそうに舌を出して息を荒くしている。前足は彼の胸に添えられて後ろ足で立っている。アイは断尾しているので尻尾はないが、あれば物凄い勢いで振っていることだろう。
アイはその体勢から、さらにつま先立ちになり、彼の顔に口を届かせると、思いきり唇と唇を合わせてきた。最初は何度も唇を押し付けるだけだったが、ついには舌を彼の口内に侵入させた。
彼もそれに素直に応え、アイとのキスを楽しんだ。それを終えるまで数分かかった。
「……ふぅ、落ち着いた?」
彼の言葉を聞いているのかいないのか、今はもう、彼に寄りかからずに“一人で立った”アイは、まだまっすぐ彼のことを見ていた。
「まったく、アイのせいで帰ったらいつも顔を洗わなきゃいけないじゃないか」
毎日、よく飽きもせず、自分の顔を涎まみれにできるものだ。
まあでも、ここまで純粋な親愛の表現をされて、悪い気はしない。彼が犬を好きなのは、人間と違って、犬は嘘をつかないからだ。
彼が洗面所に向かうと、アイはとことこついてくる。甘えんぼのアイは、家の中で彼から離れることはない・・トイレにもついてきて待たれるのは、正直止めてほしいけど。
洗面所で顔と手を洗い、ついでに少し湿らせたタオルでアイの顔も拭いてやる。アイも既になれたもので、嫌がるそぶりもなかった。
その後、彼は晩飯の準備を始めた。アイもキッチンの中で待機している。
犬を料理場にいれるなんて、と思う人もいるかもしれないが、アイはほとんど毛がない種類だし・・その為、服を着せるようにしている。昔は犬に服なんてとも思っていたが、
実際に愛犬に着せてみると、確かに可愛いし、最近はお洒落をさせる楽しみに目覚めてしまった・・、その少し生えている毛もそれほど抜けないので、彼は気にしなかった。
それになんとアイは・・彼女には犬は自分でご飯の準備をできないと言ったが・・、賢いので料理の手伝いもできるので、むしろキッチンにいてくれたほうがいい。
「お皿取って。カレーのお皿ね」
言われてアイは、間違えることなく、いつもカレーを盛り付けるお皿を二つとった。このくらいアイにはできて普通なのだ。
その後もアイに手伝ってもらって、夕御飯はすぐにできた。持つべきものは賢い愛犬だ。
彼は正直、これなら恋人もいらないのではないかと思った。
アイは賢いので、人間とほぼ変わらないくらい家事ができるし、人間と違って素直で、彼を裏切ることなんてありえないのだから。
「じゃあ、食べようか」
彼がそういうと、アイも彼と同じ食卓に腰かけた。
「いただきます」
「いただきます」
アイは滅多に鳴かないけれど、たまに聞くその声はとてもかわいい。彼はカレーを食べ始めたアイを見ながらそう思った。
以上です。短編のエロ無しですが、よろしくお願いします。
転載ここまで。トリップの記号が変わるのは仕様です。
スレチ
>>257 よく見るんだ
どう見ても犬と誤認させられてるじゃ・・・
カワイイわんチャンデスネ
昼間はお騒がせしました。代行していただいた方に
改めてお礼申し上げます。容量がないので手短に。
犬にする催眠などはよく聞きますが最近のどっちが
主人か分からない飼い主を見ていると逆にって容量がああ
作者も代行さんもGJ
gjです!
6
63
おおーなんかきてる、こういうの好きですGJ
牛乳さんおつー
匂いのやつの続きも待ってます
内気で目元が前髪で隠れてるんだけど本当は超絶可愛い年下の女の子にストーカーされて捕まって洗脳されてお婿さんにされたい
ヴァルシバル王国の王廷は喧噪でごったがえしていた。
たった今、年に一度となる王国の大集会がはけたところだ。山岳地帯にたたずむ小国とはいえ、治世の行く末を決める行事となれば相応の人出があった。
堅牢な石造りの広間には鎧に身を包んだ武人から書物の束をたずさえた文臣、端女や奴隷たちまでが一同に集い、あるいは何事かを声高に論じ合い、あるいは後片付けに追われてかけずり回っている。
各々の関心事に心奪われているのか、広間の端に佇む小柄な少女に注意を払う者はあまりなかった。
布地の重そうな黒いフードを目深にかぶり、ほっそりとした体躯に不似合いな長い杖を携えている。
フードを留めるためだろうか、首筋に何重にも巻かれた銀色の鎖が重々しい。たんなる装飾品とも思えない無骨さだった。
鎖を胸元でたばねるのは水滴のような形状の金属塊で、中心にうがたれた穴の形状から、それが錠であるとわかる。
厚い布地に包まれ猛獣のように鎖で首を巻かれて、巨大な鍵によって戒められた少女。それが何かを「封じる」ための措置ではないかと、見る者にそう思わせるには十分な風体であった。
枝葉を払っただけの灌木の幹にも見える、ごつごつとした木製の杖。その先端に描き込まれた文様を注意深く見れば、王家直属の臣下という希少な身分を与えられていることが分かったろう。
これも奇妙だった。背格好から歳を推し量れば十代の半ばにも満たないであろう少女が、王族に次ぐ特権を許されるどのような役職を与えられているものだろうか。
異様なたたずまいを見せていながら、しかし、少女は不思議と周囲の人間の目を引かない。気配がまるでないのだ。呼吸をしているものかすら定かでなかった。
フードの前垂れに阻まれて視線のすえられた先をうかがうすべもないが、どこか一点を見つめているようでもあり、ぼんやりと目線を宙に放っているだけのようでもある。
わずかにのぞいた口元、やわらかく尖ったあごと、引き結んだ唇の形良さから、それが比較的年若い少女――それも美しい少女――であることをうかがわせるのみだった。
「アッ!」
声が上がって、少女のまとっていた静寂は破れた。
カタンと音を立てて杖が倒れた。誰かがつまづいたらしい。
「す、すみません! 僕、うっかりして」
少年だった。軽装ながら鎧をまとっている。今年から王廷に入った騎士団の見習いといったところだろうか。
あわてて杖を拾い上げ、少女に差し出す。
「失礼をいたしました。まだお勤めに慣れませんもので。なにぶんご容赦を」
無言のままの少女の様子を不機嫌の表われと見て取ったのか、
「……どうかいたしましたか?」
短髪の少年は小首をかしげてあどけない微笑みを浮かべた。
「あ、あぁ……すまんな」もごもごと呟いた少女の声は少々かすれ気味だ。
「見習い騎士のハルと申します。この年より王廷に上がりました。
失礼ですが、変わった着物をお召しでいらっしゃいますね。どんなお勤めをされているんですか?
よろしければお名前をうかがっても?」
笑顔を絶やさずハキハキと明るい声で語りかけてくる少年騎士に、少女は狼狽の気配を見せた。
「う、うるさいわ!」
少年の手から杖をひったくる。唐突な大声に、少年も驚きの表情を浮かべて半分が隠された少女の顔を見つめた。
「あ、あう……そ、その……足下には気をつけるのじゃぞ!」
ぷいと背を向けて歩み去ろうとするかにみえた、その足がぴたりと止まる。
「……ツァーラ……」
「……え?」
「わしの名じゃ!」
言い捨てるなり足早に去っていく。風変わりな名の響きと、澄んだ声音の印象だけが少年の耳に残った。
一幕の騒動を横目で眺めている人物がいた。王廷の主、マルシナ姫だ。
弱冠十五の歳でこのヴァルシバル王国の主君となって以来、国と民をまとめあげるのみならず、対外政策も完璧にこなすその政治手腕は国内外に知れ渡っている。小国ヴァルシバルの貴宝とも賞される美姫だった。
今も王座を降りて臣下の者達に囲まれており、背丈こそ一段低く埋もれるような立ち位置にありながら、その存在感はいっそ強烈と言っても良いほどだった。
豊かなハチミツ色の髪に包まれた形良い顔の輪郭にどこか幼さを残した顔立ちの中で、まつげの奥からのぞく切れ長の瞳が年齢不相応に怜悧な光を放っている。
「どなた? あの可愛らしい騎士さんは」
「出仕にあがった新米でございましょう」
間髪おかず姫の疑問に答えたのは、かたわらに控えるメイド長だった。
「ふうん……」
マルシナ姫は思案げな表情をうかべて薄紫色のロンググローブに包まれた腕を軽く組んだ。
「姫様?」
「ツァーラは近頃、暇をもてあましているようですわね?」
「はあ。姫様もお一人立ちされて、教育係としてのお役目は終えたようなものでございますから。
なんなれば他のお勤めもございましょうが、ご本人が気乗りいたしますまい」
「そうね」
トントンと人差し指を口に当てて姫は目を細めた。
「使える、かな」
「はあ」
「役割なんていくらでもあるものよ。与えてあげればね。
諸国の王達だって、ちょっとご自分の役割を自覚させてあげたら、わたくしの思い通りに動いてくれるじゃない?」
主人の言いなりに走り回る飼い犬みたいにね、と姫は忍び笑いを漏らした。
「ツァーラもね、今は縛られて動けないだけで……」
「ご冗談を」
なにやら姫の意図するところを察したらしく、メイド長はわずかに表情を揺らした。
「あら。本気よ、わたくしは」
「魔女の処遇は諸国の力関係にも関わることでございますから。
代々の王も繰り延べにしてきた難事でございます。なにも姫様の治世の間に危険を冒さなくとも」
「フフフ……わたくしだからこそ。今だからこそよ。遅すぎたくらいではなくて? 時節を問うならばね」
「そうでしょうか」
「心配しないで。わたくしだってツァーラのことは大切に思っているわ。悪いようにはしないから」
「……御意に」
メイド長が小さく慇懃に一礼して、会話は途切れた。
王廷の奥まった一室に人影がふたつあった。
「あの、ツァーラ様……ご用というのは?」
ハルという見習い騎士の少年に呼びかけられ、古びた蝋燭台に火を灯していたフード姿の少女がゆっくりと振り返った。
「………………」
自身よりすこし背丈の低い少女に、フードの奥から視線を向けられたような気がして、ハルは奇妙な胸の高鳴りを感じた。
様々な雑事を命じられ彼女に呼び出されたのは一度二度ではない。
……ではない、はずだ。
王廷に召し上げられて以来、お勤めはどれも無難にこなしている。が、この風変わりな少女――王廷顧問のような役職を担っているという――とのやりとりについてはどうにも記憶が定まらない。用事を頼まれ、果たしたはずだが、物事の細部が思い出せないのだ。
厚いフードに遮られた彼女の顔立ちさえも、ぼんやりと霧の奥に沈んだようだった。細く白い腕が重苦しい布地をゆっくりと差し上げていく仕草を、たしかにこの目で見たはずなのだが……。
それだけではない。不思議なことに、なぜか彼女の依頼を最優先にしてしまうのだ。他の大切な用事を後回しにしてでも、名を呼ばれればすぐさま彼女の後に付き従っている自分がいる。
王族に次ぐ特権を持っている彼女であれば、当然、その命には従わなくてはならない。当たり前のことだ。でも、どこか違う気がする。使命感や義務感というより……そう、これはなにかへの期待感、のような……。
気づけば寄りつく者とてない王城の奥深く、倉庫とも居室ともつかない小部屋に二人きりだった。ハルは奇妙な居心地の悪さを感じはじめた。
「あ、あの、ツァーラ様、僕にできることがあればおっしゃってください。なんでもいたしますから」
「………………」
なおも無言のまま、ツァーラは細く白い腕を上げ、顔を包む重苦しい布地のすそをゆっくりと差し上げた。ガチャリ、とフードをたばねる銀の鎖が不吉な音を立てる。
(……あ…………)
ハルの脳裏を既視感がよぎり、打たれたように身体がすくんだ。背筋の神経をしびれが伝う。
フードの陰から、磨き抜かれたルビーのように紅い瞳が現れて、少年騎士の目を射貫いた。脳髄の奥までが紅一色の光に照らされたかのような錯覚を覚えた刹那、ハルの思考活動はそのすべてを停止した。
ほの暗い部屋の中央に立ち尽くした少年は、まるで人形か木偶のようだった。口元は緩み、目がうつろだ。
「……う…………あ…………」
その様子を見つめる少女は、今は黒いフードを取り去って素顔を見せていた。細いおとがいから想像された通りの端正な顔立ち。真っ白な肌に紅色の瞳のコントラストは、やはり異様だ。
無頓着げにふわりと波打つ柔らかい髪は白色。眉やまつげまでが白髪だった。色素を欠いた体質と察せられる。髪の隙間から尖った耳が覗いていた。
視線を合わせたままツァーラは一歩踏み出すと、しなやかな手を伸ばしてハルのあごの先にそっと触れた。
「わしの目を見よ」
華奢な外見に反して明瞭で力強さをまとったその言葉に反応して、ハルのうつろな瞳がわずかに焦点を合わせた。
「ぁ……あ………」
二人の視線がもつれ、どうしようもなく絡み合う。ツァーラがそっと首をかしげれば、ハルも首を横に倒す。視線を通して、少年の魂が縫い付けられてしまったかのようだ。ハルの身体が小刻みに震えだした。なおも、ねぶるようにしてツァーラはハルの瞳の奥を見つめる。
「……あぁっ…あ…………はぁっ………」
呼吸が浅く、荒くなり、うつろだった顔がゆがんで苦しみとも快楽ともつかない感情が浮かび上がる。
どれだけのあいだそうしていただろうか、やがて少女がふっと視線をはずして、地獄の、あるいは天国の時間は終わった。
「すまんな……ハル。わしもこんなことはしたくないのじゃが」
少女はほうと息を吐いてひとりごちた。
「王廷詰めの騎士は皆、血のひとしずくにいたるまで王国に捧げると誓っておる。
王国のもの、つまり姫様の所有物じゃ。それを横取りなどしてみよ」
横目でハルを見やって、
「簒奪罪……二人そろって斬首じゃ。
わかるか? 都合が良いのじゃ。お前自身が記憶を持っていない方がな」
「…………ハイ……」
吐息と区別のつかないほどのか細い声だった。
少女が手を取って部屋の奥、寝台へと招くと、少年はおとなしく従った。そっと寝台にハルを寝かせ、ツァーラはその顔をしばし眺めてから、寝台の端に膝をついておおいかぶさるように身を重ねていき……。
唐突に少年の唇を奪った。鎖がガチャリと不吉な音を立てて、少年の胸元に触れる。
少女の静かで熱心な口づけにも少年は反応を見せない。目はぼんやりと開かれたままで、ついばむような唇の攻勢を、あるいは侵入してくる舌先を、従順に受け入れるのみだ。
「……ぁ……ぁっ…………」
ただ時折キスの合間に漏れ聴こえる声音と、じわりと額ににじみだした汗が、快楽のくさびが着実に少年の脳裏へと打ち込まれていることを示していた。
「ん…………ふ…ぅ……」
ひとくさり口づけを終えて満足を得たのか、少女は顔を浮かせた。ちゅぷりという粘性の音にじゃらりと鳴る鎖の響きが重なり、唾液がつと糸を引いて、切れる。少年の弛緩しきった表情をツァーラは目を細めて見下ろした。その端正な顔に笑みはない。
少女の人差し指がつと伸びてハルの胸元に添えられた。ついと指先が線を描くと、軌跡に沿って衣服が鋭く切り裂かれた。しかし、露出した皮膚にはわずかの傷も見られない。
はだけられた胸板に少女が顔をうずめ、舌を這わせた。みぞおち……乳首……首筋……ちゅるちゅると音を立てて、敏感な部位に刺激を加えていく。
「ぐ……あ……ああっ……はぅっ…………」
されるがままの少年が、激しい快感をおぼえているのはあきらかだった。
「ハル。心地よいか? 昂ぶっておるか?」
「…ハ……イ…………」
「気持ち良いか? 口にしてみよ」
「……き…きもち……イイ……」
焦点の定まらない目を中空にさまよわせる少年。口元は緩みきって、口づけの余韻を残した唾液が垂れて頬へと伝う。
「ああ、たまらんぞ! そんな声で啼かれては」
舌での責めを続けながら、ツァーラは少年の下半身へと手を伸ばし、布地を押し上げている陰部を露出させた。少年のモノはすでに屹立していた。真っ白で細い指先が躊躇無く陰茎に触れ、するすると撫でていく。
「…ふあぁっ!」
少年の声がうわずった。身動きどころか思考の自由まで奪われては抵抗のすべもなく、手淫の餌食となるよりない。
「ほれ、どうじゃ?」少女の声にも、いくぶん嗜虐的で楽しげな響きが混じりはじめている。
「気持ちよかろう? ん?」
「はがっ……あぁぅっ……ぁ……きも…ち……いぃ…ですっ……」
それは会話ではなかった。今の少年に言葉の意味を正常に認識することはできていないのだから。ただ入力された言葉に反応しているにすぎない。それでも少女の巧みな指使いに合わせてビクンと身を震わせる様子から、尋常でない高ぶりのほどが伝わってくる。
「嬉しいぞ、ハル。お前が悦んでくれてな。ほれ、もっとしてやろう」
少女の細く美しい指が動きを加速し、陰茎を上下に擦り、また指先で亀頭のふちを回すようにしてなぞっていく。次々と生み出される快感の波が少年の下半身から脳髄までを連続して駆け抜けた。
「ぁあっ……はぅぁ……ああっ!」
「ふふふ……こうか? こうして欲しいのか?」
満足げな笑みを浮かべて、うわずり気味の声を漏らした少女が、少年のもっとも敏感な部分を強烈に責め立てる。
「ひあっ! ひゃっ……ああぅっ! あうぅっ!」
「ほれ……ほれ……どうじゃ?」
「うあああっ! んぅっ! ひっ! あっ!」
指先が速いリズムで陰茎に快楽を刻み込んでいくたび、悲鳴にも似た叫びが漏れ、身体が跳ねる。
「出そうか? もう出そうなのか? そうなのじゃろう?」
あおり立てるような言葉を口にしながら、少女はむしろ手の動きを弱めた。
「あうぁ……う……」
おあずけをくらった少年の口から、苦しげなうめき声が発せられる。
「ふふ……待て……待て」
脈動する陰茎を握って、獣を御すかのようにツァーラが指示を与えた。焦らすように微弱な刺激を与え続けながら、そっと顔を少年の耳元に寄せる。紅潮した少女の顎先を伝って汗がぽたりと垂れ、少年の頬を打った。
「お前に言っても詮無いことじゃが……わしと交われば、お前はわしのモノになってしまう。身も心も、あらゆる意味でな。それが魔女の呪いなのじゃ」
快楽に浮かされて弛緩しきった少年の顔を見下ろしながら、熱い息で囁く。
「それはならんのじゃ。それはならん……その代わり」
すっと身を引いて、少年の目を鋭くのぞき込んだ。
「こうしてかわいがってやろう……」
「ひっ! ……あっ、あがががが………」
途端、少年の身体が、腰が、ガクガクと震え出す。
「ひゃっ、ひゃっ、ひゃああああああっ………ぁぅう! あぅぅううううっ!」
射精は強烈だった。どれほどの快感が襲ったものか、腰が震え、陰茎が脈打ち、白濁した液体を勢いよく噴き出す。
「アハハ! 出ておる! 出ておるぞ! 子種がまき散らされておるぞ!
どうじゃ? 気持ち良かろう? 気持ち良かろうぞ? わしの目に心を犯されて精を吐き出すのは?」
澄んだ声を興奮にうわずらせて少女が笑う。
「うああっ……がはっ……うあああっ……」
同意もなにもなかった。快感のあまり少年は頬は引きつらせ、余韻のごとく体内を反響する快感に腰を浮かせて精液を垂れ流している。
「クフッ。ハハッ! ハハハハハハ!!」
甲高い声で笑いながら、ツァーラはいっそ乱暴と言ってよい手つきで少年自身を責め立てていく。放出された精液がまとわりつくのもお構いなしだ。
「あうっ! ひゃああああああ!!」
射精を終えたばかりの敏感な陰茎を攻撃され、なすすべなくよがりつづける少年。
「フフフ……可愛いぞ、ハル………フフフフ……」
放出された白く濃い液体を手ですくい上げると、少女は目を細めてそれを小さな口にふくんだ。紅い舌に白い色がねちゃりとまとわりついた。
――ややあって、興奮の冷めてのち。
「ハルよ……すまんのう……すまん……。
おまえをわしのモノにしたい……本当じゃ……しかし、それはできん……」
少女は両手を伸ばし、少年の頬を両手で差し挟んで目線を固定した。妖しく輝く瞳がハルの眼前いっぱいに広がり、少年の世界が紅に染められていく。
「ここでのことは夢での出来事と等しい。忘れるのじゃ、すべて……。よいな……」
「…………ハ…イ…………」
目を閉じた少年の顔をしばしみやってから、少女はのろのろとフードをかぶり直した。鎖が不吉な音を立て、瞳が重い布地の奥に隠れる。
「これでいいのじゃ。これで。これでいいのじゃ。これで。これでいいのじゃ。これで……」
呪詛のように虚空に向かってつぶやく少女に、応える者はなかった。
本日ここまでです。
つまんね
すばらしいGJ最高だなおいだから早く続きください
ロリババアいいね
>>276 伸びてると思ったら投下あったのか
続きが楽しみでしかたがない
「はぁっ、はぁっ……!」
やっとの思いで自宅に着くと、一目散に自分の部屋へと転がりこむ。
服を脱ぐことすらもどかしく、足をもつれさせるようにベッドに倒れこむと、そのまま男根を取り出し、しごく。
「あぁー……っ、あぁあっ!?」
オカズすらない無機質な摩擦。
しかし発情しきった脳味噌は、その単なる物理的な刺激にも喘ぐ。
もうかれこれ、一週間は射精していない。
「ふっ……、ふぅぁっ、あっ、き、きもちぃ……」
押し殺そうとしているのに、嘲笑うように唇から声が漏れる。
何から何まで、ぼくの身体は言うことを聞かない。
そうこうしているうちに、男根の付け根に熱い衝動が溜まってきた。
「あ、イけそ……」
もう少し、もう少しだ。
活路に、胸が高鳴る。
ぼくは希望を見出し、右手にラストスパートをかける。
あとちょっと、あとちょっとで。
「ぁ、あ――――!」
叫ぶと同時、ぼくは絶頂する――
『(――お兄ちゃん♪――)』
「――っく!?」
――ことは、できなかった。
快楽の頂点、まるでその地点を条件とするように、ぼくの身体を恐怖のような電流が走った。
脅されたようにぼくの身体は緊張して、心が委縮する。
そして次の瞬間には、またも解き放てなかったもどかしさに炙られるのだ。
「なんれ……、なんでぇっ……?」
半ばべそをかきながら、ぼくは決して終わらせることのできない遊戯を再開する。
それはほとんど、拷問に似ていた。
「もうお兄ちゃんったら、ホント懲りないのねえ」
勉強机に腰かけた『彼女』が、くすくすと笑う。
「自分でいじるんじゃ無理だって、何度も教えたでしょう?」
「れ、おぉ……」
妹の玲緒が、呆れた視線をぼくへと向ける。
それもそうだろう、実の妹の目の前で、何の憚りもなく自慰に勤しむ兄など、侮蔑の対象でしかない。
ぼくの心が、玲緒に見られる恥辱に染まっていく。
「う、ぅく……っ」
そしてそれが、ますますぼくの性感を高めるのだ。
救いようの無さに、この場から逃げ出したくなる。
「れお、お願いだよ。これ、なんとかして……、あひぃっ?」
およそ考えうる限りもっとも情けない恰好で、ぼくは妹に懇願した。
だが玲緒は、優雅に足を組み替えるだけだ。
「なんとかするって、何を?」
「れおがっ、れおがぼくにかけたんじゃないか。催眠を!」
ぼくにも詳しいことはわからない。
だが『そう』だと、彼女が言った。
しかし加害者は、みっともないぼくを見下ろしながら開き直る。
「わかってるなら、解放されるためにはどうするかも知ってるはずだけど?」
にやり、と玲緒が捕食者の笑みを浮かべた。
反射的に、ぼくは視線を逸らす。
それは敗北のサインだ。
「お兄ちゃんが『宣言』するのよね? そうすれば、解放されるよ。『その言葉』さえ、口にすれば。びゅーっ、びゅーって、いっぱいいっぱい気持ち良くなれるのに」
「イヤだ! それは……、それだけはダメだ! ねえ、もうやめようよ! こんなことしたって、ぼくと玲緒は――」
「黙って」
ぴたり、とぼくの舌が言葉を紡がなくなる。
一時的に、喉から空気以外が出なくなる。
「――お仕置き」
含み笑いをやめた玲緒が、右手を前に突き出す。
「だめだ、れお。それは……っ」
「お仕置きよ」
ぱちん、と彼女が指を弾いた。
「あはぁぁぁぁぁぁぁぁっ♪ あ゛ーっ! あ゛ぁーーっ!?」
電流のような快楽が、あるいは快楽のような電流が、ぼくの全身を迸った。
文字通り雷に打たれたように、呼吸が止まり総毛が立つ。
それでもまだ、ぼくは射精をしていない。
つまりまだ、ぼくは炙られ続けている。
「……言いたいことは、それだけ?」
ぼくの頭の中が、今にも壊れそうなほど痺れている。
いや、ひょっとしたらもう壊れているのかもしれない。
だって人間が、こんな強さの快楽に耐えられるわけがない。
だからそんなふやけた脳が、無意識に言葉を紡いでも仕方ないのだ。
「……ご、…………ご」
ぴくり、と玲緒の顔色が変わった。
ぼくの言葉を、聞き逃すまいとしている。
「ご――――――――」
――ご主人さま。
「……っ!?」
はっ、とぼくは正気に戻る。
夢と現の間で、『宣言』しかけていた事実に恐怖する。
「ち、惜しい。もう少しだったのに」
心底から残念そうに、玲緒が舌打ちした。
「今日こそは、お兄ちゃんを奴隷にできると思ったのに」
純真そのものの調子で、玲緒はそんなことを口走る。
そこには何の悪意もない。
まるで幼子が、他愛ないゲームの成果に一喜一憂するかのよう。
「……何で、こんなことするんだよ」
ぼくの問いに、玲緒はきょとんとする。
何故ならその答えは、すでに聞いたからだ。
「変なお兄ちゃん。前にも言ったじゃん。――面白いからよ」
好きだから、だとか、憎んでいるから、とかではないのだ。
「お兄ちゃんっておもちゃが、どこまで耐えられるか見てみたいの。逃げられなくして、抗えなくして。飢えさせて、渇かせて、悶えさせて。頑張ってよ、お兄ちゃん。どこまでが限界か、しっかりとわたしに見せてね?」
にこっと、無邪気な笑みを浮かべる。
とびきり残酷で、まさに天使のような笑顔だ。
「言うもんか……。絶対、口にするもんか……!」
『宣言』すれば、その瞬間ぼくの心は塗り潰されて、心身ともにぼくは彼女の奴隷になる。
そういうルールだ。
実の妹に服従し、肉欲の対象と見なし、襲いかかる。
――それだけは、それだけは阻止しなければならない。
「でも、さっきの危なかったねぇ。これじゃ陥落も、時間の問題かなあ?」
玲緒の言う通り、すでにぼくは崖の淵だ。
強固のはずだった近親相姦に対する倫理の炎も、もしかしたら風前の灯火かもしれない。
事実いまぼくはまじまじと見られながら、自慰を止めることができない。
「どうして……、ぅ、く、どうしてこんな……。いっそ……、いっそ――」
――いっそ、命令してくれたら。
ぞくり、と背すじに悪寒が走る。
「(……今、何を考えていた?)」
いよいよ意思が、薄弱になってきている。
「そんなの、ダメよ。つまらない」
だが、玲緒はその妥協すら許さないで一蹴する。
「お兄ちゃんはね、自分からわたしを襲うの。あくまで引き鉄はお兄ちゃんなの。我慢できなくなったお兄ちゃんが、獣欲をむき出しにしてわたしにペニスを突っこむの。
いやだ、いやだって口にするわたしにますます興奮して、お兄ちゃんの肉棒はますますおっきくなるわ。最後には中はダメ、中はダメって繰り返すわたしを無視して、精子をたぁっくさん子宮まで放っちゃう。自分の意思で、お兄ちゃんはそれをするのよ」
空恐ろしくなる妄想を、しかし玲緒は何の気負いもなく口にする。
どろりとした毒を、爛々とした童女の瞳で吐き続けるのだ。
「そしたら、お兄ちゃんきっと後悔するでしょ? 『やってしまった。妹に中出ししてしまった』……お兄ちゃんきっと、自責の念で壊れちゃうね」
にこにこと、あくまで純粋に口にする玲緒に、ぼくはぞくぞくと恐怖する。
「(恐怖……? これは本当に、恐怖なのだろうか)」
すっくと、玲緒が立ち上がる。
「ど、どこへ……?」
「眠くなっちゃったらから、寝るの」
それはあまりに、身勝手な行為。
「明日ね。きっと明日、お兄ちゃんは『宣言』するわ。……一晩、考える時間を与えてあげる。感謝してね? もっとも……発情しきったお兄ちゃんが、冷静に物事を考えられるとは、思えないけどね」
くすくす、と笑いながら玲緒は、ドアノブに手をかけた。
「待って! 待ってよ、玲緒っ!」
今『宣言』すれば、少なくとも今日一晩の『拷問』は避けられる。
すっかり薄弱になってしまったぼくが、安易な選択肢にすがろうとする。
だが――
「黙って」
――それすらも、玲緒は許してはくれなかった。
「言ってるじゃない。一晩考えさせて『あげる』って。そう何事も、簡単に答えを出すものじゃないわ」
「ぁ、ぁああ……」
とびきりの慈悲の表情を、玲緒が浮かべた。
「じゃあねお兄ちゃん、お休みなさい。……あ、お兄ちゃんは眠れないか。ふふっ」
「玲緒っ、許して! 許し――」
ばたん、と無情にもドアが閉められた。
静寂に支配された、自室。
耳に届くのは、しゅっ、しゅっという事務的な摩擦と、断続的な自分の喘ぎ声。
ぼくは思わず、壁掛け時計を見る。
時刻は、午後十一時。
「うぅ、うぁぁ……っ」
『考える』時間は、まだたっぷりと残っていた。
以上です。
本番なくてごめんなさい。
ついでに続きもないし、救いもないね。
いいね
こういう無慈悲な感じなのもなかなかいいものだ
M男歓喜
めっちゃ興奮してまったじゃないか
無邪気ってのがいいわ
俺もこんな風にされたい
頼む、続きを作ってくれ!
次回作期待
296 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/06(水) 21:04:21.05 ID:sf8VizEG
めっちゃよかった 続きお願いします!
297 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/06(水) 21:04:47.82 ID:sf8VizEG
めっちゃよかった 続きお願いします!
>>288 素晴らしい生殺し
これは救ってはいけないレベル
アイマスで申し訳ないけど雪歩みたいな子にストーカーされて洗脳されて飼育されたい
300 :
!ninja:2012/06/07(木) 19:58:47.85 ID:MMNWnTBZ
お兄ちゃん♪のトリガーがたまらん
マルシナ姫の元にハルが呼び出されたのは、とある午後のことだった。
騎士団員の招集ではなく、個人として、つまり一人で参上するようにとのお達しだった。直属の近衛隊ではあるまいし、一介の見習い騎士にどのような用件であろうか。
「し、失礼いたします」
緊張に身をこわばらせながら、ハルは姫の居室に入った。
高い天井、緋色の絨毯、いずれも優美な、しかし華美な印象を巧みに避けるよう選択された調度品の数々……広々と感じられる空間は隅々まで配慮が行き届いており、見る者に落ち着きと安らぎを与えるよう工夫されている。
居室の中央にマルシナ姫の姿があった。ガラス細工のティーテーブルには茶器がひとそろい。メイド長を従えてお茶の最中といった風情だった。
胸を高鳴るのを感じながら、ハルは教えられた通りの作法で姫の下に歩み寄り、跪いて頭を垂れた。
「ふぅん……」
吟味するかのような姫の視線を、否応無しに強く意識させられる。
「面を上げなさい」
鈴を振ったような涼しげな声。
「は……」
美しい。それが顔を上げたハルの最初の思考だった。
紫色を基調としたドレスはフリルをふんだんにあしらい、少女趣味とも感じられる出で立ちだが、若干の女らしさをおびた肢体と絶妙に調和しており、そのあふれるばかりの愛らしさには獰猛な獣とて抵抗のすべなく魅了されてしまうだろうと思える。
蜂蜜色の髪は素直な重みでまっすぐに垂れ、明かりを照り返して輝く小さな滝のようだ。前髪は綺麗に切りそろえられ、頬の脇に流した髪の房は毛先をカールさせており胸元に品良くアクセントを加えている。
そして、大きな琥珀色の瞳。長いまつげに彩られた本物の琥珀の一片のように、それはひんやりとした輝きをたたえている。美しい……。
姫の瞳に見入ってしまったハルは、目線をあわせることのぶしつけさを悟ってハッと目を伏せた。
フッと姫が声を漏らした気がする。
「別段、これといった用はないのよ」
「え……?」
「ちょっと貴方の顔が見たかっただけ」からかいを含んだ声。
思わず顔を上げたハルは、姫の形良い唇に笑みが浮かんでいるのを見た。
「なんてね?」
ふふふっと無邪気に笑った顔は年相応に見える。いや、むしろ少女のような可憐さにあふれていた。ハルは緊張とは別種の胸の高鳴りをおぼえた。
「ところで……」
姫は自然な仕草で足を組むと、
「さきほど貴方に魔術をかけたわ」さらりと口にした。
「…………えっ?」
姫の笑顔が、突如、魔性を帯びたようにハルには思えた。
唇の端がきゅっと持ち上がり、姫はピンと人差し指を天に向けた。
途端、ハルは立ち上がり、背筋を伸ばして直立不動の体勢を取っていた。
「え……えっ……?」
そんなつもりはなかった。身体が勝手に動いてしまったのだ。
混乱する少年を眺めて、姫はくすくすと笑った。
「傀儡の魔術……気づかなかったかしら? わたくしと目が合った時にはもう、あなたは術中だったのよ」
不思議なことに、少年の体はまったく意のままにならなかった。立ちすくんだまま身動きひとつできない。
「ひ、姫様! お戯れはおよしください……このように立ったままなど、し、失礼にあたりますから」
驚きと恥ずかしさに赤面し、もごもごと口にする少年に、
「まあ。殊勝な心がけね。嬉しいわ。でも……」
マルシナ姫はなおも笑みを絶やさずに言った。
「わたくしは『無理矢理』やらせるのが好みなのよ?
臣下が主の命令に従うなんて当然でしょう? それじゃつまらないもの」
「…………?」
「だから、こうしてあげる」
つい、と姫が指先を宙をすべらせると、またもや少年の体が持ち主の意志に反して動き出す。
「ひ、姫様、一体なにを……あっ……」
姫の意図に気づいて、ハルはふたたび仰天した。自分の身体が、こともあろうに脱衣をはじめたことに気づいたからだ。
姫の御前に裸を晒そうとしている。その事実を認識して、少年はかっと顔を紅潮させた。
「うわああぁっ! おやめください姫様っ!」
必死に訴えるも、くすくすと笑うばかりで姫は相手にしない。
「姫様ーっ!」
まもなくして、少年は文字通り生まれたままの姿となっていた。ふたたび直立不動の姿勢を取らされ、陰部を手のひらで隠すことも許されない。
「――――っ!」
あまりの羞恥に、裸の少年は言葉もなかった。
その姿がよほど滑稽だったのか、ひとしきり美しい笑い声を響かせてから、姫は言った。
「ふふ……不思議かしら? 魔術だなんて妖しげな業を一国の姫たるわたくしが修めているのは。
でも、こう言えば分かるのではなくて? これはわたくしの教育係――ツァーラ直伝の業なのですわ」
「え……」
切れ長の目をいよいよ細め、ハルの反応を楽しむ姫。
「何故だとお思い? 我がひかえめな王国が、いまいましい大国どもに立場を認められているのは?
通商においても軍事においても引けを取ることなく対等に渡り合うことができるのは?
わたくしの知略? 美貌? それだけではなくってよ」
ふふふと悪戯げに笑って、
「わたくしがその気になれば、殿方にこうして首輪をつけることも……」
マルシナ姫がクイと何かを引っ張るような動作をすると、少年は突然見えない紐に引かれるようにして、前のめりに倒れて絨毯に膝をついてしまう。
「手綱を引っ張り回すことも、思いのままなのですわ」
ロンググローブに包まれた指先を宙でくるくると回す仕草をすると、
「あわわわ……」
裸に四つん這いのまま、少年は縄に引かれる犬そのものといった格好で輪を描いて這い回る動作を強制された。
少年騎士を掌の上で踊らせ、姫は楽しくてたまらないといった様子でクスクスと笑った。
「可愛いワンちゃんだこと。でも、このくらいでは済まなくってよ?」
含みのある言葉に少年が、え、と声を漏らす。
「貴方には、もっと恥ずかしいことをさせてあげるんだから」
マルシナ姫がそう言うと同時に、ハルは意のままにならない自分の身体が動きだし、仰向けになって足を開いた、降参の意を示す獣のような姿勢を取らされていくのに気づいた。
「うああっ!」
ただでさえ羞恥の極地といった格好なのに、この上いったい何をさせられるのか。
「まっ、まさか……」
そして、その事に思いいたった時、少年は想像を超える事態に血の気が引くのを感じた。
「恥ずかしがることなんてないわ。栄誉とお思いなさいな、自慰によってわたくしの目を楽しませることを」
高貴な口から放たれた卑猥な言葉が、ハルの耳朶に突き刺さる。
「ひ、姫様、それだけは……それだけは、どうかお許しください!」
「ダメよ。ほら――」
パチッと小気味よい音を立てて姫が指を鳴らすと、またもや少年の手が勝手に動き出す。
「ひゃぅっ!」
情けない声を上げてしまったのは、その手先が少年の陰茎をつかんだからだ。持ち主の意志を裏切って、そのまま少年自身をしごきはじめる。
「あら、もう勃ってきたわ。感じてしまっているのね?」
「あぁっ、そんなぁ……」
姫になじるような言葉を浴びせられて、情けなさのあまり少年の目元に涙がにじんだ。
「裸を見られて、自慰をさせられて、それでも感じてしまうなんて……これが変態というものかしら?」
「ううっ……あぅぅ……」
姫の言葉が少年の心を切り刻む。だが、このようにみっともなく股を開き、勃起を晒していては反駁の余地もなかった。
「ほらほら、わたくしを楽しませなさい?」
嗜虐的に微笑んで、姫は足を組み直した。
なすすべなく腰を突き出して、姫の眼前でもだえる見習い騎士の少年。その手と指先は姫の意志に忠実に従って、機械的に少年自身に刺激を与えていく。自分の手でしているにもかかわらず、誰かにしごかれているかのような錯覚を少年は覚えていた。
「はぁっ……こんなの……あっ!」
こんなこと、おかしいのに、いけないことなのに……姫様に見られているのに。どうしても感じてしまう。
「ふうん……いつも、そうやってしてるのね」興味深げに姫が言う。
「ちっ、ちがっ……これは…はぅっ!」
そう、操られた少年の手は、普段自分を慰める時と寸分違わぬ動きをなぞっているのだった。
「ふふ、そういう風にしてあげたのよ。
当然よね、気持ち良くて。自分の感じるトコロ、よく知っているのだものね?」
「ううっ……はぁっ……あっ……」
事実だった。自分の弱点を熟知した動きに、否応なしに感じさせられている。しかも少年の意志にはおかまいなしに、躊躇なく責めを加えてくるのだ。勃起はいよいよ激しく、手の動きも加速していく。
「いいのよ? しても……射精」
身もだえして必死に快感に耐えようとする少年を見下ろして、マルシナ姫の美声が悪魔の囁きを発する。
「ああぅっ! ダメっ、ダメですーっ!」
限界だった。
「ひゃああああああああああああああぁああぁぁぁ!」
あっけなく、少年は射精していた。びくびくと跳ねるようにして空腰を使い、そのひと突きごとに脈動が精液を押し出していく。これまでの一生でもっとも背徳的な射精であるにもかかわらず、少年は圧倒的な快感に支配されていた。
「ああぁ……う……ああ……」
焦点を失った目が宙をさまよい、口元からは唾液がしたたる。快楽の余韻が波のごとく打ち寄せるたび、身体が小さく痙攣して、出し切ったはずの精液をなおも吐き出そうとするかのように陰茎が震えた。
「フフフ……フフフフフ……」
白濁した高粘度の液体が緋色の絨毯を汚していくのを眺めながら、マルシナ姫はこらえきれないといった様子で含み笑いを漏らした。
「満足したわ」
足を組んだままそう言うと、ティーテーブルの上から焼き菓子をひとかけら手に取り上げ、少年の方へと放った。
ハルは自分が、床に転がってきたお菓子の方へ這っていき、手を使わずにそれを直接口に含もうとしていることを、快感にしびれきった頭の端でぼんやりと理解した。自分の精液がべったりと身体に付着したが、何の感情も浮かんでこない。
「うう……あ…ぁ……………うぅ……」
みじめに咀嚼を続けるハルの視界に、不意に陰が差した。
――姫の脚先だった。
うつろな表情で見上げたハルの目を、姫様の視線が射貫いた。わずかにたかぶりを孕んで輝く琥珀の瞳は身震いするほど美しく、またその言わんとするところも明らかだった。
無言の命に従って、ハルは姫の靴をそっと手に戴き、舌を伸ばして舐めはじめた。
(ああ、僕は舐めているんだ。姫様の靴を……)
言いしれぬ興奮が心を満たしていくのを感じながら、少年は屈辱の行為を続けた。
静寂に沈んだ居室に、
「マルシナ姫ーっ!」
突然、中空から大声が響いた。一瞬、空気が歪んだような錯覚の後、そこには杖を携えた黒いフードの少女が姿を現していた。
「ツァーラ」
姫はまったく動じることなく、現れた少女の名を口にする。
「やってくれたな! わしの! わしのハルを……!
このっ、このっ、泥棒猫めぇーっ!」
顔の大半を隠しているフードの奥から、怒りに震えた声が発せられた。
「まあ、酷い言われようね。
わたくしが、わたくしの持ち物で遊ぶのは正当な行為ですわ。そうではなくて?」
かすかに皮肉の響きをふくませて姫は言った。
「この子は王国に仕える騎士、すなわちわたくしの持ち物ですわ。
この理屈……貴方もよくわかっていますわよね、ツァーラ?」
「…………っ!」
少女の首に巻かれた銀色の鎖がじゃらりと不吉に鳴った。ツァーラは無意識のうちに胸元の錠を手でさすっているのに気づいた。
「う、うるさいわっ!」
言い返す余裕もなく、
「ともかくっ! ハルは返してもらうぞっ!」
フードの少女がドンと床を杖で乱暴に突くと、ツァーラとハルの姿が宙ににじんで、消えた。
それを見届けた姫は、ちらりとかたわらに視線を投げた。無言の催促に、脇に控えていたメイド長が手際よくお茶を注ぐ。カップから一口を優雅にすすって、ふう、と息をついた姫は、
「細工は隆々、というところね」
ふっと満足げな笑みを浮かべた。
本日ここまでになります。レス感謝。
>>304 GJ!!
俺もお姫様のペットになりたい
何という出来る姫様w
この姫の言うことは何でも全肯定しちゃいそうだな
しってた
わお
>>307 朝見た奴で吹いた
ニャル子ヤンデレ化はいいね
オチが微妙
何故妹とヤンデレの親和性が高いのか
お兄ちゃんどいて!そいつころすけ!
ここ見てると催眠洗脳と血の繋がったきょうだいというのも親和性高いね
たまたま書き手の趣味が偏ってるだけかもしれないけどw
ヤンデレスレからの移民うぜえ
ヤンデレなら他でやれよ。ここは催眠なんだよカス
よく言った
ご褒美に・・・首輪・・・・を
つけて・・・・ァげる・・ふふ・・・・・・
だよな 最近ヤンデレ多すぎ
ヤンデレでも催眠や洗脳があれは問題ない
むしろ俺達の方が病んでるぜ
ヤンデレ入っててもおk
洗脳する位だから十分病んではいるだろw
お前らの趣向複雑すぎキモいわ
キモいと思うなら催眠スレからさっさと帰って他所でやれカス。
ヤンデレスレが荒れて使い物にならなくなったからって擦り寄ってくんな
珍しく荒れてんね
しばらく投下やレスは控えた方がいいか
>>324 投下が入った瞬間荒れが収まって元の木阿弥になる事も少なくないです。
水不足で飢えてるとついイライラする事もありますしおすし
>>323 擦り寄ってくんなってwwwお前何様だよ
>>322 火に油注ぐようなコトすんなよw確かに洗脳×ヤンデレも一つの形でそれがやだっていうのはただの我儘なんだと俺もおもうが…
>>315みたいにヤンデレは入れるなは話にならんだが
>>318みたいにヤンデレが最近多いから他の形の作品が読みたいのは
俺もそうだわ。ただ、ただでさえ投下少ないのに変に揉めたままだと投下しづらいしこいつ等の我儘の理解に苦しむやつもいるだろうから
具体的にどういう形がいいのか位書けば?
どうせお前らは投下しないんだろ批判廚
(お、Jか?)
キンタマー
332 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/14(木) 14:00:59.12 ID:BMS/FXV2
タマキーン
このスレの趣旨がヤンデレと関わり深いから多くなるのはしょうがないと思うけどな
しょうがなくない
335 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/14(木) 15:55:10.86 ID:RhaQb6Tl
荒らしが移って来てるねえ
新参の人らは今度から下げて書くようにね
魔女と姫と見習い騎士の輪舞 の続きが楽しみだなぁ
保管庫で監獄特急でいこう!って作品読んできたんだけど続きないの?
なんか他の人verが有りそうな引きしてるのに完結ってなってるから気になった
エタなるのがデフォですしおすし
>>339 確か作者本人が他のものはなしって言ってたような
>>341 そうなのかサンクス
無口な妹の子が気になってたからちょっと残念
>>339 さっき読んだ
( ;∀;) イイハナシダナー
9人ルートの話はまだなのか!!
発作が酷いんだ!!早くしてくれ!!!!
>>344 今6人目を書いてる
二人挫折したから最終的には7人になるけど許してください
>>344、あなた疲れているのよ
私がマッサージしてあげるね…?
古びた狭い一室だった。蝋燭のほのかな灯りが、雑然とした部屋の中を照らしている。
寝台の上に少年が横たえられていた。衣服を取り去られ生まれたままの姿を晒していながら、眠りに落ちている風でもなく、ただ力のないうつろな目を開いて宙を見つめている。寝台の端に腰掛けたフード姿の少女が、紅い瞳によって呪縛を与えたに相違なかった。
「ハル……ハル……ハル……」
少年の名を何度もつぶやきながら、ツァーラは少年の胸に手を置き、じっと少年の顔に目線をとめて動かない。
「姫様といえども、こればかりは譲るわけにいかないのじゃ……!」
少女の唇が震えて、苦悶に満ちた声が吐き出される。じゃらりと銀の鎖が不吉な音を立てた。
「血が騒ぐのじゃ。うずくのじゃ。わしのこの胸が。わしの心がそう告げている。お前こそ、わしの魂の伴侶だと」
なかば陶酔し、なかば訴えかけるようにして少女が口にする。
「お前が、欲しい。どうしても、欲しいのじゃ」
切々とした言葉だった。
少女はフードの下になにも身につけていなかった。
小ぶりな乳房とその先端の突起も、ほっそりと柔らかな曲線を描く腰のラインも、そしてその下の大事な部位も、すべてが晒され、蝋燭の不確かな灯りに陰影を描いていた。
少年の顔を見つめたまま、つと身を寄せると、少女は手を伸ばして手探りで少年の股間の陰毛の茂みをまさぐった。目的の突起を探り当てると細い指をからませ、こねるようにしてじっくりと刺激を与えていく。
手淫を受けてひと擦りごとに硬さを増し、まもなくして少年の性器は限界近くまで勃起していた。
ハルの弛緩した顔が歪み、目元がうるんでいる。頭脳では何が起きているのかまったく理解できていないが、股間から送られてくる快感の信号に、身体は忠実に反応していた。熱い息づかいが漏れる。
「はぁっ……んんっ……」
その様子をのぞき込む美しい少女の顔も徐々に紅潮しはじめていた。白くきめ細やかな肌に薄く朱がにじむ。切なげに寄せられた眉の間を、つと汗がつたった。
「ハル……気持ち良いか、わしの手は……?」
なおも熱心に手を動かして少年の陰茎を弄びながら少女が聞く。
「……あ……あぁ……う、う………」
「ふふ、可愛い声じゃ……気持ちよいのじゃな……わかるぞ……」
少年の反応にうっすらと微笑みを浮かべて、ツァーラはいっそう顔を近づけると、低い声で囁いた。
「じゃが……今日は……今日こそは……わしはお前と交わるぞ。
よいじゃろう……よいじゃろうな? ハル……?」
目の前に迫った紅い瞳に、少年の視線が吸い込まれていく。
「う……あ、あ、あ……あぁ……」
夢遊病者のようにあえぐばかりの少年。
「ああ、なんと良い声で啼くのじゃ、お前は」
その姿に興奮を禁じ得ず、少女の手に自然と力がこもる。手淫の速度がはやまると、突起の先端から分泌されたねっとりとした透明の液体が垂れて、細く形の良い指先にからまった。
「…ふぁっ……う、うああっ……あ…………」
少女は少年の顎先に手を当てて軽く持ち上げ、すばやく口づけを与えた。
「はぁ……ん………わしも…わしも感じておる、ぞ……」
ツァーラはみずからの股間に手をやると、秘裂を指先で押し広げた。露わになった桃色の淫肉も豆状の突起も、すでに濡れそぼって淫靡なつやをみせている。
少年の上にまたがるように姿勢を変えると、脈打つペニスに手を添えて慎重に自身の秘所へとあてがった。
「入れる…ぞ……」
昂ぶった声でそう言いながらも、少女は躊躇を見せた。
性交をかわした相手を虜にする呪い。一旦交わってしまえば、それは支配の烙印を押すことに等しい。そして誰も……ツァーラ自身ですら呪縛を解くすべを知らないのだ。
その事実が、魔女をためらわせる。
「それでもわしは……わしは……お前が……!」
ずぶり。
「んあああああああっ!」
悲鳴にも似た少女の細い嬌声が、狭い石造りの部屋に反響する。
「は、入った……ぞっ! んんっ!」
「はぁっ! …く…ぅぅっ! あぁ……あ…う……」
完全に思考を停止させられているはずの少年も、少女を貫いた感触に甘美な声を上げた。
「突いて……突いてくれっ! ハル!」
命ぜられるまま腰を使いはじめる少年。本能に刻み込まれた衝動に身を任せるようにして、突き上げる。
「あっ……あぁっ……あんっ!」
少女の唇から、可愛らしいあえぎ声が漏れた。
「ああっ……いいっ! いいぞ、ハル!」
とろけたような表情を浮かべて少女がさえずる。対照的に少年はうつろな表情のままだ。少女の華奢な身体が軽々と跳ねるたび、鎖がじゃらりと不吉な音を立てた。
「ふあっ……あっ……あぁんっ……」
抑えこむことなど到底不可能な快楽の奔流が、きつくつながった二人の身体の中心から脳髄までを駆け抜けた。頂点を迎えたかと思える瞬間が何度も何度も訪れ、過ぎたかと思いきや、すぐさま次の快感が押し寄せる。
やがて、たまらなくなった少女が叫んだ。
「あぁんっ! んんっ………ハ、ハルっ! 出せ……出しておくれ! わしの中に!」
絶叫のような求めに、少年はほとんど自動的に反応した。
「ああっ、きてっ! きておるぞ! ハルの精液がっ!」
少年は信じられないほどの勢いで射精していた。少女の受け止めきれなかった精液が、ぐちょりと音を立てて接合部からはみ出す。射精してなお運動をやめようとしない少年の腰が突き上げるたび、粘性の液体が糸を引いた。
「ハル……ハル……あぁ……お前はわしの……お前はわしのモノじゃ!」
「……ハ…イ……」
高らかに宣言した魔女に、放心した顔のまま少年が応えた。
そのまま――理性を失った獣のように、少女と少年は激しく性交を続けた。
幾度、交わりを繰り返しただろう。
射精の回数も、とうに片手で数えることのできる範囲を超えていた。
「もう……戻れない」
荒い息の合間にぽつりとつぶやいた白髪の少女は、眉をひそめ悲哀を帯びた表情を見せてそっと少年の額に手を添えた。もとより意識を失っているに等しい少年だったが、少女の許しを得ると、自然に眠りとの曖昧な境目を超えてまどろみに沈んでいった。
「ハル……すまんな……すまん……」
熱に浮かされたように繰り返す少女もまた、少年の胸にすがるようにして、いつしか眠りの底へと落ちていった。
翌朝――。
目覚めたハルの横には、ツァーラのほっそりとした肢体があった。しばしその寝顔を眺めて、少年は胸の内に宿るふんわりとした幸福感を味わっていた。やがて陽の光が顔に差すと、少女は目覚めた。
「ん……」
「おはようございます、ツァーラ様」
ニッコリと笑いかけられて、白髪の少女は一瞬、当惑げに少年の顔を見つめたが、
「ハ、ハル!」
ハッとしたように身を起こす。
「すまん。わしは……わしは、とんでもないことを……」
少年の手を取ってそう言った言葉に、苦悶の響きが混じっている。
「ハル……わしが悪かった……。
じゃが、どうしても……どうしてもお前が欲しかったのじゃ。
姫様には渡したくなくて……それで……」
「いいんですよ……」
少女の小さな手を、少年はキュッと握り返した。そこには、たしかに愛情と呼べる気持ちがこもっていた。
「ち、ちがうのじゃ! おぬしがそう言うのも、わしのことを愛しく思うのも、すべて魔女の呪いのせいなのじゃ。
いつわりの気持ちなのじゃ。わしと交わったせいで魔術にかかって」
少女のルビーのような瞳が、涙でにじんでいた。
「それに、この魔術はわしにも解き方が分からん……下手をすれば一生わしの虜ということも…あっ」
言いつのる少女の小ぶりな頭をそっと抱きよせて、ハルは答えた。
「いいんです。いいんですよ、ツァーラ様。
だって、たとえ魔法のせいだったとしても、作り物の気持ちだったとしても、
ツァーラ様がくれた気持ちは、こんなにも暖かいです。
この気持ちをくれたツァーラ様のために、僕は喜んでツァーラ様のものになります」
「ハル……」
涙ぐんだまま、魔女は切なげに声を絞り出した。
「ああ、二人で逃げたい……この王国から出奔して……どこか遠いところへ。
だが無理なのじゃ……わしは鎖で繋がれておる」
少女は細い指先で胸元の錠に触れる。
「王国への隷属を強いる呪縛の鎖じゃ。
もう何代も前から……じゃが、それもいいと思っていた。色々なことを諦めて静かに生きるのも。
そう、お前と会うまでは……こんな気持ちになったのは初めてじゃ。
今はこの鎖が憎い。引きちぎってやりたい。どうにもならないことが、悔しい……」
静かに流れ出した涙を目にして、少年はそっと少女を抱きしめた。沈黙が下りる。
――と、唐突にギイと扉のきしむ音がして、二人はハッと戸口に視線を投げた。
「あら。お楽しみでしたかしら?」
そこにはマルシナ姫の姿があった。
「姫…様……?」
ツァーラは思わず身構え、険のある視線を姫に投げつける。
「ふふっ、いいのかしら、ツァーラ? そんなにツンツンしちゃって。
わたくしは、コレを持ってきてあげたのですけれど」
見せびらかすように姫が掲げたのは、鍵だった。古びて輝きを失った銀色の鍵――。
「そ、それは……!?」
目を白黒させるツァーラに、姫はいくぶん芝居がかった声で言った。
「王廷の倉庫で『偶然』見つけたのですけれど……何の鍵だか分からないの。
長生きしているツァーラなら、もしかして何のためのものか知っているかもしれないと思って。
ちょっと調べて欲しいのですわ。いいでしょう?」
ぽかんと口を開けたままのツァーラとハルの様子を楽しげに眺めて、サイドテーブルにコトンと銀の鍵を置くと、
「ひとつ貸しですわ」
マルシナ姫はクスリと茶目っ気のある微笑を浮かべた。
350 :
.:2012/06/16(土) 12:44:20.04 ID:Quab+NIO
.
「本当によろしかったのですか?」
王城のバルコニーに、マルシナ姫とメイド長の姿があった。
メイド長の問いを受けて、マルシナ姫は端正な顔にふっと微笑みを浮かべた。その視線の先には、谷間の草原を駆けていく馬が一騎。
「あら、もちろんよ。魔女殿も、あの魔術を御するすべを見つけたなら、きっと我が王国のために力を貸してくれるでしょうし?」
「そのように上手く事が運ぶものでしょうか」
「ふふふ、大丈夫……力ある獣は野に放って育てた方が良いものよ。無気力なまま鎖で繋いでおくより、よっぽどね」
そう言って、姫はきびすを返す。
「さ、一仕事終えたところでお茶にしましょう?」
「御意に」
メイド長は小さく一礼し、姫に従ってバルコニーをあとにした。
馬上には少年と少女、二人の人影があった。
「ああ、王城が、あんなに遠くに」
感慨深げに、少女がつぶやいた。王廷を離れるのはいつ以来のことか、ツァーラ自身も記憶が定かではなかった。
「追手もありません。姫様のご配慮かも。今夜には国境を越えられるでしょう」
手綱を取るハルが快活に応える。
「うむ……」
縛られたまま過ごした日々のこと、魔術のこと、姫様の真意……さまざまな事柄が脳裏に渦巻いていた。
だが今は何も考えずにいよう。ツァーラはほっそりとした身体をそっとハルの背に預けた。
今はそう、このぬくもりだけでいい。
「ところでツァーラ様、鎖がほどけたのですから、そのフードはお取りになってもよいのでは?」
ふと気づいたようにハルが言う。少女は黒いフードを目深にかぶったままだった。
「言うな。だって……」
気恥ずかしいではないか。そう言おうとしたが言葉にならず、もごもごと口ごもってしまう。
(そのうち……そのうちに、な……)
胸の内で可愛らしい言い訳を考えながら、ツァーラはフードの先端をそっと握って深くかぶり直した。
谷間を渡る穏やかな風が、二人の頬を撫でて、吹き抜けていった。
以上でおしまいとなります。読んでくださった皆様ありがとうございます。
いろいろと空回りした感もあり、期待に沿えたか不安なところもありますが、
良かったところとか悪かったところとか、単なる感想とか罵倒とか、なんでも一言頂けたら嬉しいです。
では失礼します。
GJです
作者は罵倒がお望みなのか?
この変態!
GJ
てっきり姫様と全面戦争だと思ってたけど違うのかw
おつおつ
他の作品で鍛えられている俺のハートには響かなかった
ぬるい
GJ
このスレはハードな純愛ばかりだしこれくらいのソフトな純愛もあったほうがバランスいいと思うの
寝れない!
催眠で眠らせてくれよ…(絶望)
催眠音声でも聞くべし
とっつき辛いけどハマるよなー、催眠音声。
結局リラックス状態とトランス状態の中間位まで潜れるようになった辺りで止めちゃったけど、それでもめちゃくちゃ気持ちいい。性感的な意味じゃなく。
今でも脳内で再生して活用してるよ。
歯医者とか注射とかでさ、自己暗示掛けて医者の動くなだの口開けろーだのの命令に力抜いて臨めるのがホント助かる。
で、このスレとかその他でヤンデレ趣味が入っちゃったもんだから、治療中女の子に体いじくり回されてる妄想が止まらない。
誰か助けてくれ。
>>363 残念ながらそんな素敵な話は無いなー。
嫁の話ならいくらでも語れるけどな!
生まれた時からずっと一緒のいもうとみたいな奴でさー、白衣が良く似合ってて、
変な動物に付きまとわれてたとのを助けてくれたりとか色々あって
最終的に研究室に二人で過ごしてるよ!
なんでIDも変わってるんですか(正論)
>>364 お前の言わせたい事は分かったw
いいから現実に帰ってこい童貞
内気かわいい女の子にストーカーされて操られてお婿さんにされたい
368 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/19(火) 00:19:27.23 ID:bTrmnApC
age
>>368 荒らしが枠から意味もなくageるなやに
催眠をかける側、つまりおにゃのこ視点の良SSって御存知っすか?参考にしたい
かける側とかけられる側の描写両方入れるのってアリなのか分からんけど
暗黒催眠空間あたりにあった
thx!早速読み漁ってくるお
敵国の姫君に捕まって公開子作りさせられたい
いいなあそれ
375 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/21(木) 20:30:29.13 ID:IzmothCE
女装催眠希望
376 :
運命の分かれ道:2012/06/22(金) 17:16:19.86 ID:RNF+Thrn
ちょうど真ヒロイン2人残しなので何人か書き込みます
下手な文章だけどお許しください
最初はせっかくだから選択肢を作ってあるので最初のレスの選択で進もうと思います
始めに俺の自己紹介をしておこう。
俺は佐伯 弘(さえき ひろし)、背は低め、容姿は少し童顔だが普通、勉強普通、運動普通と平々凡々な男である。
現在学園生活も二年目も中盤。ごく普通の生活を送っている。
部活動だが、少し前までははある部に所属していたのだが、ある事情で辞めて、今は帰宅部だ。
突然だが今日のうちのクラスは朝から賑やかである。
共学の学校なのだが、人数の都合上、このクラスには女子が居なかったのだ。
それが今日、急に女子の転校生が来たってんだから、それはもうお祭り騒ぎである。
しかも美人でお嬢様と来れば、男子たちが熱くなるのも分かるってもんだ。
輝くような金髪。整った顔立ち。確かに俺から見ても、瀬戸内 可憐(せとうち かれん)さんは本当に美人である。
さて話変わって賑わった今日の学校生活も、最後の授業を残すのみとなった。しかしここで問題発生だ。
問題といっても大したことではない。担当の先生が来ないのだ。
「あれ・・・こねえな。」「ラッキーラッキー!!」「自習か?」
教室がヒソヒソ話で溢れてくる。こういうイレギュラーは学生たちにとっては大歓迎である。
にわかに騒がしくなったところ、突然誰かが席を立ち、教壇へと歩いていった。皆その人物の行動に目が釘付けとなる。
それもそうだ。その人物は、本日話題のお嬢様だったからだ。
「皆さん、静粛に。」
透き通るような声が教室に響く。突然の出来事と美しい声に、教室は一瞬で静かになった。
「この時間は私の為に先生が用意してくれましたの。」
彼女は淡々と説明をする。予想外の事態にクラスの男たちは、互いに目を合わせキョトンとしていた。
「えっ?今なんて?」「私のため?どういうこと?」「授業どうなんの?」
教室がまた少し騒がしくなる。転校生が突然そんな事言ったら、混乱するのが当たり前だろう。
「静粛に。それでは皆さん・・・私を見てください。」
理解できないまま、皆彼女を見る。俺も一緒に彼女を見る。
「んっ!!」
突然の頭痛に思わず下を向く。何故か彼女の目が光ったと思ったら、その瞬間、頭に鋭い痛みが走ったのだ。
(なんなんだ・・・?)
そんな事を考えていると、ふと違和感に気付く。こんなわけの分からないことをされたのに、嫌に静かなのだ。
俺の席は一番後ろなので、教室全体をゆっくりと見渡してみた。すぐに異変に気付く。他のクラスメイト全員が、彼女を生気の無い瞳で見つめていたのだ。
その彼女はと言うと満足げな表情で教壇に立っている。幸い俺が普通の状態なのには気づいていないようだ。
(どういうことだ・・・?)
余りの事態に混乱する。だがどうにかしないと危険なのは、俺でも容易に想像が出来た。16:09 2012/06/10
だから俺は・・・
1 隣の友人に小声で話しかける。クラスメイトをおいていけない。
2 嫌な予感がする。ここは最後部の席、気付かれないように脱出しよう。
2!
379 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/22(金) 19:18:22.33 ID:/+v87LjF
2
1
381 :
運命の分かれ道:2012/06/22(金) 19:45:13.24 ID:RNF+Thrn
残念ながら逃走ルートですよ
基本正解選択肢以外は即BAD・・・GOODENDルートです
2
俺は気付かれないようにゆっくりと教室の外へと出る。
あれに捕まったらどうなるか分からない。俺は息を殺し、後ろの扉に向かう。
何とか気付かれることなく脱出には成功した。
今他のクラスは授業中、誰かに見つかるのは余り好ましくない。
というわけで
3 体育倉庫にでも行くか
4 保健室で放課後まで待とう
5 トイレに隠れておこう
4
383 :
運命の分かれ道:2012/06/22(金) 21:14:25.57 ID:RNF+Thrn
4
ガラガラガラ
「すいませ〜ん。」
扉を開けると、保健室特有の消毒液の香り、では無くアロマの香りが鼻腔に広がる。
保健室に来るのはこれで二度目だ。前は確か体育でこけたかで来たんだっけな。
確か前来た時も、甘い香りがしてた覚えがある。
「あら〜いらっしゃ〜い。」
おっとりした声が保健室に響く。場違いなくらいほんわかした声。この声の主こそ保健室の教諭、長束 理沙(ながつか りさ)先生だ。
ふわふわしたウェーブのかかった長い亜麻色の髪。いつでも優しい笑顔。見た目どおりの温和な性格。この学校人気ナンバー1の先生である。
一時期先生目当てでサボる生徒が続出したほどだ。最近は落ち着いてきてはいるが、先生を狙っている生徒は今でも少なくない。
「えーちょっと具合が悪いんで休んでいいですか?」
全力で調子の悪そうな振りをする。サボりなんてするとは自分でも思わなかった。まあ理由が理由だからしょうがないけど。
「あらあら大丈夫〜?ベット空いてるからゆっくり休んでらっしゃい〜。」
疑うような素振も無く、優しく対応してくれた。なんか悪いことしてるみたいで罪悪感が・・・。
「ありがとうございます。」
礼を言い俺はベットに横になる。学校のベットとは思えないほどふかふかでとても気持ちが良かった。
コトッ
音がした方を見ると、ベットの横の棚に先生が何かを置いていた。どうもアロマグッズのようだ。
「いい香りでしょ〜。リラックス効果があるから置いとくね〜。」
甘い様な心地よい香りが漂ってくる。心が落ち着くようなそんな香りだ。
「ではごゆっくり〜。」
そう言うと先生はカーテンの敷居を閉めていく。俺はベットとアロマの気持ちよさに包まれ、ゆっくりと目蓋を閉じた。
384 :
運命の分かれ道:2012/06/22(金) 21:15:31.97 ID:RNF+Thrn
フッと目を覚ます。まだ頭がボーッとしている。だが寝不足のようなけだるい感じでは無い。体がフワフワと浮いてるような感覚がとても心地よい。
ゆっくりと呼吸をすると、鼻から甘い甘いアロマの香りが入ってきて、どんどんリラックスしていく。
「気持ちいいでしょ?」
優しい声が聞こえる。その言葉に俺はゆっくりと頷く。
「その気持ちよさに身を委ねましょう・・・深呼吸をするともっと気持ちいいですよ・・・。」
言われるがままに深呼吸をする。結果的にアロマの香りを多く吸い込むことになる。甘い香りに脳が麻痺していく。それがとても気持ちいい。
「吸って・・・・・・吐いて・・・・・・私の言葉に合わせて深呼吸してみて・・・それだけでもっと気持ちよくなってくる。」
言われたとおり、声に合わせて深呼吸をする。心地よい気持ちがどんどん体を包んでいく。
「私の言葉が気持ちいい・・・私の言葉の通りにすると気持ちいい・・・。」
言葉が脳に響いて体中に広がっていく。その言葉の通りになっていく。
「私に従うのが気持ちいい・・・私の声が気持ちいい・・・気持ちいいから聞いてしまう・・・気持ちよくて何も考えられなくなっていく・・・。」
声を聞いてるだけなのに、頭の中に気持ちよさがあふれていく。頭に白い靄がかかっていくような感覚が襲ってくる。
このままじゃいけないはずなのに、どんどん思考能力が奪われていく。言葉にどんどん支配されていく。白くなった頭に、言葉が入り込んでいく。
「ひろしくんのこと・・・一目見たときから・・・お姉さん気に入っちゃったんだ・・・。前は失敗しちゃったけど・・・今度は逃がさないですよ・・・。」
何か声がするが、頭が真っ白で何も考えられない。
「じゃあそろそろ・・・楽しませてもらいますね・・・。服を・・・脱いでみましょうか・・・。」
ゆっくりと体を起こし、服を脱ぎ捨て生まれたままの姿となる。真っ白な頭では恥も何も無い。ただただ言葉に従うだけだ。
従うのが気持ちいい、命令されるのが気持ちいい。だから俺は言われたとおりに実行する。それ以外どうでもいい。
「お人形さんもいいんだけど・・・ちょっと意地悪してあげるね・・・手を叩くと意識だけはっきりするよ・・・でも喋る事は出来ません・・・。」
パンッ
その音にハッと目が覚める。突然の覚醒に、まだ頭が混乱している。
(えっ・・・あれ?)
すぐに体の異常に気付く。動けない上に声を出すことも出来ない。しかもいつの間にか全裸になっているのだ。
「おはよ〜ひろしくん。ゆっくり休めたかな〜?」
前方の椅子に腰掛けた先生が、いつもの調子で話しかけてくる。この状況でいつもと変わらない先生に、俺は恐怖を覚えた。
「何が起こってるかわからないって顔だね〜。君はね〜今催眠術にかかってるんだよ〜。」
催眠術?何を馬鹿なことをとも思ったが、これでは信じざるを得なかった。
「じゃあ早速始めようか〜。ひろしくん・・・そこでオナニーしなさい。」
その言葉を聴いた瞬間、ビクッと体が反応したと思うと、俺の手が勝手に動き出し、自慰をし始めた。
実際には自分でやっているのに、他人に扱かれているような感覚。自分では制御出来ない責めに、快感が少しずつ、確実に増幅していく。
「気持ちいいでしょ〜・・・このまま私に身を任せたら〜・・・もっと気持ちよくなるよ〜。」
心が少し揺らぐような魅力的な提案だったが、催眠という汚い手段にそうやすやすと負けるわけにもいかない。俺はせめてもの抵抗と、先生をジッと睨むことにした。
「そんな目をしちゃって・・・悪い子ですね〜・・・じゃあ・・・ストップ!!」
ビクッと体が跳ねるとともに、自慰を続けていた俺の手が止まる。快感に負けないよう、この間に何とか心を休ませる。
「悪い子には反省をしてもらいます・・・寸止めのお時間ですよ〜。」
いつもと違う蠱惑的な笑みを浮かべたかと思うと、地獄の時間が始まった。
385 :
運命の分かれ道:2012/06/22(金) 21:16:49.01 ID:RNF+Thrn
「ストップ!・・・・・・・・・再開・・・・・・・・・。」
あの反抗からどれくらい経っただろうか。あれからずっと、俺は寸止めのオナニーを強制させられている。
絶頂しそうになれば命令され、俺の意思に関わらず、手の動きが止まる。少し落ち着いたら、自慰を再開させられる。
イキたくてもイケない。この鬼畜の責めに、俺の精神は限界寸前だった。しかし屈したくない一心で、俺は必死に彼女を睨み続けた。
「ここまでしても抵抗するなんて流石ね・・・。先生・・・感心しちゃうわ。」
束の間の休息に少しホッとする。だが俺の陰茎は度重なる責めに対し、開放を求めるようにビクンビクンと跳ねていた。もう限界が近いのは明白だった。
「じゃあそろそろ終わりにしましょう・・・。」
その言葉にホッと胸を撫で下ろす。ようやくこの悪夢の様な時間が終わる。そう思ったからだ。
「思い出させてあげますね。君が忘れていることを・・・ね・・・。」
意味深な台詞をいうと、先生は指をパチンと鳴らした。しかし俺の体は特に変わりは無い。相変わらず、俺のペニスは、絶頂を求めてビクビクと震えているだけだ。
「では心してくださいね・・・・・・・・・再開です。」
今までと同じ言葉と思った瞬間、体と脳に電流の様な激しい快感が走り、体がビクンと仰け反る。突然の体の変化と快感の量に、頭が混乱する。
「ほら思い出してください・・・私が命令しているんですよ?ひろしくんは命令されるの・・・大好きですもんね・・・。」
命令という言葉に心と体がどうしようもなく反応する。先生が発する魔法の言葉が欲しくて堪らないのだ。
「ストップ!!」
頭の中に甘い甘い快感が広がっていく。さっきまではただの苦痛だった言葉なのに、今ではその言葉ですら、俺に破滅的な快楽をもたらしていた。
「再開。」
命令されるたびに、理性が、道徳が、大切な何かが、抵抗する心さえ何もかも一緒くたに快楽に壊され、溶かされていく。
「いい顔ね・・・ちゃんと思い出したみたいね・・・じゃあ御褒美・・・あげるね・・・・・・・・・・・・逝きなさい!!」
待ち侘びたその言葉に導かれ、俺は経験したことの無いような、凄まじい絶頂に襲われる。体は許容を超えた快楽にガクガクと震え。多量に溜まった快感が、精液と一緒にペニスから迸っていく。
「フフフッ・・・やっぱり君は可愛いわね・・・。」
情けなく絶頂をする俺を見て笑顔の先生。それはいつもの表情とは違う。欲しかったおもちゃを手に入れた時の子供のような、純粋で恐ろしい笑顔だった。
「他は追い払ってたけど君だけは特別だよ・・・暇なときはいつでも来なさい・・・。」
提案とも取れるその言葉。俺にとっては命令だった。その命令は、快楽で真っ白になった頭に、深く、しっかりと刻みつけられていく。
抵抗なんてしない。しようなんて思わない。あの快楽を忘れるなんて、出来るわけが無いからだ。
これから俺は、足しげくここに通うことになるだろう。だって先生は、俺に命令をくれる唯一の存在なのだから。
386 :
運命の分かれ道:2012/06/22(金) 21:18:08.20 ID:RNF+Thrn
保険医ルートでございます
他のルートはまた後日でも
gjでした
388 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/22(金) 23:13:30.00 ID:GVQeX5S4
これは、後日が楽しみ。
超GJです。
おつ!
?
なんか違う気がするなぁ
53点
他ルートも楽しみにしてるよー
「はあっ……、はあ……っ! こ、ここ……、ここまで来れば……!」
ぜえぜえと、ぼくは足を止め息を切らした。
がむしゃらに走ってきた、背後の道を振り返る。
「逃げれた……。逃げれたんだ」
――時たま、今みたいに正気に帰る瞬間がある。
狂っているとしか思えない、あの女
そしてあの女に、心の根っこから服従してしまうぼく。
足で男根をいじられ、快感を強制された。
白濁で汚れた足を、美味しそうに舐めろと言われた。
絶頂の感覚を脳に覚えさせられ、指を弾くだけで再現させられた。
そして、そして――
「うぁっ、うあああああぁぁぁぁっ!?」
自己防衛で、記憶に制止がかかる。
思い出しただけで、恐怖でぞっとした。
……とはいえ、今のぼくに悲観的になる必要はない。
どうやら彼女の暗示は、定期的にかけ直す必要があるらしい。
ぼくはしばしばその『切れ目』において我に立ち返り、またそれがバレて催眠をかけ直されるという、支配の悪循環を受けていた。
しかし今日、ついに彼女の不在時にそのチャンスが到来、ぼくは監禁されていたマンションからの脱出に成功した。
「自由……? 自由に、なったんだ……?」
にわかには信じられない。
時間をかけて実感すると、自然と喉から笑みが、目尻から涙がこぼれていた。
「あは、あはは、……あはははははっ」
これでぼくは、やっと人並みの人生を送れるんだ。
まるで、心が太陽に変わったみたいに嬉しかった。
――が、そのとき、
『ブルルルルルルルルルッ!』
ポケットで、携帯が激しく振動した。
見れば、かけてきたのはぼくを拘束していたあの女。
「……はん、馬鹿げてる」
こんな着信、取り合うはずない。
もったいないとは思ったが、GPSなどの危険性もある。
後顧の憂いを断つために、携帯を投げ捨てようと振りかぶり、そして――
「――はい、もしもし」
さーっと、顔から血の気が引いていた。
いつの間にか、ぼくは受話器を耳に押し当てている。
(……え? ……え? …………え!?)
何かの間違いだ、とぼくは思った。
無意識の失態に、全身ががたがた震える感覚。
だが携帯をにぎる手だけは、揺れてはいない。
『……いま、どこにいるのかな?』
蜂蜜をまぶしたような、甘ったるい声。
当然答えるわけにはいかず、ぼくは沈黙を選――
「駅前の、××喫茶店のウィンドウの前、です」
(なんで!? なんで、どうして!?)
まるでこぼれ落としたように、回答を口にしていた。
何がなんだかわからず、恐怖と驚愕で立ちすくむ。
『そう……、それじゃあ、そこから動かないでね?』
「……っ!」
通話が切られた。
と同時に、右腕に力が戻る。
「うわっ、うわぁっ」
ぼくは携帯を、なにか恐ろしいものでも扱うように放り出した。
だがすでに遅い。
こうしてはいられない、すぐにここを移動して、姿をくらませなくては。
思うが早いか、ぼくは一目散に駆け出す――
「なん、で…………ッ!?」
――ことは、できなかった。
「なんで、足が動かないんだよぉ……!?」
渾身の力を、こめる。
だが、ぼくの足の裏はどうしたわけか、まるで接着剤で固定されたかのようにアスファルトから離れない。
往来の中、棒立ちに貼り付けにされているぼくがそこにはいた。
「早く、早く逃げないと」
きっともうすぐそこまで、あの女が来ている。
コツコツ、という音が曲がり角から聞こえるたび、心臓が口から飛び出しかかる。
――だが、だからといってぼくにできることなど何もなかった。
ニ十分ほどの、いつ終わるともしれない苦渋と絶望の引き延ばされた時間。
「どうだった? 何もできずにただ待つしかできない体験。……たっぷり楽しめたかな?」
今にも心が押し潰されそうなぼくの背後、蜂蜜の声がかけられた。
苦渋の時間の終わりを知らせる声。
「あ、ぁ……」
だがぼくは知っている。
それは単に、新しい『絶望』の始まりに過ぎない。
振り返ることもできずに、涙ながらに懇願する。
「ゆるして。ゆるして……」
「……んん? 許してって、なにか悪いことしたのかな、きみは?」
しなだれかかるように、彼女が後ろから抱きすくめてくる。
ぼくの耳たぶに、甘い吐息と言葉が吹きかけられる。
「ねえ、選ばせてあげる。言いつけどおりここで待っていた『ご褒美』と、わたしから逃げ出した『お仕置き』、どっちがいい?」
「やだ、やだぁ……!」
それは欺瞞だ。
どっちを選んでも、結果に変化はないことを、ぼくは知っている。
「イヤなんて選択肢は、ないのよ」
「ひっ……」
ぎゅっと、心臓が縮み上がる。
完全に、彼女に畏怖している、し切ってしまっている。
敗北感に打ちひしがれながら――ぼくは徐々に、はっきりとした意識が失われていくのを感じていた。
がりがりと、『正気』が削られていく感覚。
そしてその感覚に恐怖しているのも、どんどん減っていく『正気』なのだ。
「たまらないでしょう?」
彼女が言った。
考えるよりも先に、口から言葉は出る。
「は、い……」
ぼーっとする。
何かを……、なにかを考えなきゃいけないのに、それができない。
ただぐったりと、背後の彼女に体を預けることしかできない。
……ああ、力が入らない。
けど、彼女が支えてくれてるから……、きっと大丈夫だよね?
「……それじゃ、『帰り』ましょうか。あなたのいるべき場所へ。……もう二度と、外に出たいなんて思わなくしてあげる」
絶望は、いつの間にか期待に変わっていた。
ひとまず以上です
続きは書け次第
これはなかなか…
シチュエーションだけで抜ける
相手が何才かによる
素晴らしい
続き期待
解けたと思わせる暗示だったのか、それとも携帯が予防線だったのか
どっちにしても先が気になる
エロシーンが無いのに抜ける
Gj
続きも楽しみです
かなり好きな部類だな 抜いた
続きもあるなら楽しみだぜ
405 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/25(月) 16:34:39.54 ID:EM/iHFMN
神話の話
女神様が、人間の男に恋をしました。
しかし、その男には妻も娘もいました。
女神様は考えました。永遠の命を持つ神と人間では、
時間の感覚さえ違うからです。
女神様は妙案を思い付きました。男を殺し、その霊魂を捕まえ
自分の胎内で神として転生をさえ、産み直しました。
自らの子として生まれ変わった男に、将来自分の夫となるように
女神様は教育をしましたが、ある時地上へ遊びにいった男が
美しい女へ成長した自分の娘と出会い、恋に落ちてしまいました。
怒った女神様は男に言いました、あの娘こそ、
お前の父を私から奪った憎き女の娘であり、お前の妹だと。
男は困惑しましたが、女神のいいつけに従い
かつての妻を殺しました。しかし、その姿を娘に
見られてしまいました。娘に拒絶された男は
失意のまま女神の元へ帰りました。
傷ついた男を慰めながら、女神様は男と永遠に引きこもりました。
おわり
消えてね
ヤンデレは消えてくだちゃい
GJと言いたいけど、催眠・洗脳ではないな
胎内の描写を書いてから出直してこい
誰とははっきり言わないけど早く荒らし消えねえかな…
精神衛生上よくない
スレチなSS投下する子が一番厄介ですがね
フェロモンが強力という特異体質で匂いで主人公を虜にするのはこのスレ的にはオッケーかな?
>>413 それだけで色々とシチュが浮かぶけど、とりあえず投稿してからスレチかどうかは判断されると思う
全く…俺もそうなはずなのにたまにこいつ等の趣向が分からなくなる時があるよ
やっぱり、「何とも思っていない女の子を無理やり好きにさせられる」みたいなのが
様式美なんじゃないの?
>>416 確かに様式美ではあるね
洗脳されてるのを認識しててもっと洗脳してほしいがために浮気のふりをする
なんて話も可能だから必ずしも固執する必要はないと思う
操られなら恋愛感情は抜きでも構わないよ派
時々ここと色仕掛けスレの区別が付かなくなるな
女の子にryスレのガイドライン
ヤンデレ需要組
病みもあってこそ派→現在一部過激派の迫害にあっている
むしろ病みだけでいい派→帰れ
ヤンデレ要らない派→他スレからの荒らしと思われる一党
純催眠組
むしろ催眠洗脳だけでいい派
とりあえず見れれば何でもいいよ派
愛の哲学組
愛は要らない派
催眠されておもちゃにされたい派(愛なし)
催眠されておもちゃにされたい派(愛あり)
純愛最高派
適当に作った、補完、追加、改良よろ
423 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/27(水) 17:11:52.98 ID:+NV0ELDi
若き日の木嶋でも桶
>>420 無理に派閥を作って仲違いさせようとするのはNG
>>383 「運命の分かれ道」
シュチュエーションは好みだし、状況は丁寧に描けているとおもう。
でも文章が硬いし理屈っぽい。
特に主人公の心理によりそって、描写を主観的に情感を込めて書いたほうが実用品になると思う。
427 :
運命の分かれ道:2012/06/28(木) 02:38:00.61 ID:VbRX8H4M
>>426 アドバイスありがたい
書ききった四人の改変するのは難しそうなので今書いてる二人を頑張ってみる
全裸で正座しつつ待とうぜ
需要に供給が追い付いていない気がするなぁ
書き手もなかなか難しいだろうけど 裸ネクタイで待ってるよ
ニッチな性癖のスレはどこも同じような状態じゃね?
スレタイが「女の子に催眠、洗脳されてしまうスレ」だけど熟女やお姉さんもありかな。
全然おっけー☆だよー☆
なんでギャル姉系が一つもないのか
おねショタ好きとしては姉物は大好物
お姉ちゃん以外の女の子に興味持てない様にされたい
施術者が女の子という条件さえ満たしていれば、
施術者は年齢問わず、被験者は老若男女問わずなんだよな
それでもネタが浮かばないけどorz
ヤンデレ母の魅力
大体前スレも前々も9割ヤンデレなのに今さら何を
NG推奨
ID:gH1Dddof
内気かわいい年下の女の子にストーカーされて監禁されて洗脳されたい
>>441=442
荒らしに一番触ってるのがお前だよなwwwww
内気かわいくて自分だけは慕ってくれる人見知りな年下の子にストーカーされて監禁されて洗脳されてお婿さんにされたい
しつこい
このしつこさがええんやで
だがよく考えてみてほしい、洗脳されて認識改変されたとなっては
望みが達成されたかどうかすらわからなくなってしまうのではないか
お前らそんな妄想語る前に一筆書け
まんこ
内気〜の人だけはいつでも変わりなくてなんか安心した
はぁ?
>>376です
今日夜に投下しようと思うので選択肢
1か4か5どれか選んでおいてくれたら幸いです
今度は多数決です
申し訳ない上ミスです
1か3か5の間違いです
じゃあ5で
全ルートやるんだよおうあくしろよ
5で
458 :
運命の分かれ道:2012/07/08(日) 23:38:03.06 ID:J186AWh5
5
キーンコーンカーンコーン
授業の終わりを告げるチャイムが校舎に鳴り響く。個室に閉じこもっていたので流石に誰かに見つかることもなかった。
外が騒がしくなっている。他のクラスはHRが終わった様だ。そろそろ移動するか。
自分のクラスの前まで来たが、まだ中に人の気配がする。扉は閉まっているので中の様子が確認できない。
友人も心配だが、俺だけではどうにもなりそうに無いな。じゃあ
6 先輩に相談だ。3階に行こう。
7 そうだあの人なら。新館に行こう。
459 :
運命の分かれ道:2012/07/08(日) 23:40:22.94 ID:J186AWh5
5になりました
また選択肢ですまん
460 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/08(日) 23:45:02.93 ID:W7W1rxv2
>>456 じゃけん昏睡レイプもののSS投下しますねー
7 で
462 :
運命の分かれ道:2012/07/09(月) 00:22:57.51 ID:anyQIhSt
7
あの人ならどうにかしてくれるかも知れない。俺はそう思い立ち新館へと向かう。
新館には音楽室、視聴覚室、理科室などの特別教室がある。俺が向かうのは、そこに一緒に入っている科学研究部の部室だ。
科学研究部は学校でも有名だ。何故ならここにはマッドサイエンティストがいるからだ。
トントン
目的地に着いた俺は、ノックをし、部室を訪ねる。しかししばらく待っても反応が無い。留守かと引き返そうとしたその時。
「ん?なんだ君か。よく来たな。」
ガラガラと扉が開く音と一緒に、少し懐かしい感情のこもってない声が聞こえる。そして扉からは、俺には見慣れた白衣の女性が顔を覗かせていた。
そうこの人が噂のマッドサイエンティスト。学校きっての大天才。俺の所属していた部の部長、玖村 英理(くむら えいり)先輩だ。
スラッとした長身で、キリッとした美形の顔。男女から人気の先輩である。だが研究にしか興味が無いらしく、今まで何人も撃沈している。
かくいう俺も、彼女に惹かれた一人である。まあ俺は一緒にいるだけで満足していたんだけどね。言っとくが科学に興味があったのは本当だ。
ちなみに科学研究部という名前だが、実際は先輩の気ままな実験が繰り広げられているだけだった。その天才っぷりを買った学校側が、場を提供してくれたというわけだ。
だからこの部の所属者は、実質先輩一人である。ちょっと前まで俺もいたが、やることといえば雑用ばかりだった。
「まあ立ち話もなんだ。入るがいい。」
自分勝手な理由でこの部を辞めたので、最悪門前払いかと思ったが招き入れてくれるみたいだ。それだけが気がかりだったので安心する。
俺は先輩の後に続き、懐かしの部室へと入っていった。
「久しぶりだな。まあ好きなところに座ってゆっくりしてくれ。」
久しぶりに入った部室は余り変わっていなかった。相変わらず物は散らかっていて、女性がいる部屋とは思えない場所である。
「ここに来たということは、何かあったのか?」
机に腰掛けながら単刀直入に聞いてくる。相変わらず鋭い人だ。まるでここに来た用件を知っているかのようである。俺は、クラスで起こったことを説明した。
「なるほど・・・そんな事があったのか。」
真剣に考え込む先輩。こんな夢のような出来事だが、何とか信じてくれたようだ。
「君は何とも無いのか?」
「特に体に異常は無いです。」
出されたコーヒーを飲みつつ答える。何故俺だけ無事だったのか、今考えると不思議である。
「そうか、これで納得がいった。私はラッキーなようだ。」
急に笑顔になる先輩。余り見たことない先輩の顔にドキッとする。だが何がラッキーなんだ。そう思った瞬間、突然の睡魔に襲われ、俺は椅子にもたれかかってしまう。
「神様は信じていないんだがな。これは最後のチャンスなのかもな。」
先輩の理解できない台詞を聞きつつ、俺は睡魔に耐え切れず意識を手放すのだった。
463 :
運命の分かれ道:2012/07/09(月) 00:23:13.30 ID:anyQIhSt
「ん・・・あれ?」
「目が覚めたか?」
気がつくと俺は何かの装置のような椅子状のものにガッチリと手足を拘束された状態だった。
声の方を向くと、どう見てもこの装置に関わるようなパソコンの前に座る先輩の姿があった。
「これは・・・何ですか?」
恐る恐る質問する。何でこんな状況になったのかが理解出来なかった。
「私は刷り込み装置と呼んでいる。詳しい仕組みは省くが、これは対象の脳に、直接情報を刷り込むことが出来るんだ。まあ他にも使い方はいろいろあるんだがな。」
「そんなものを使って・・・先輩は何をするつもりなんですか?」
この状況でこの質問は馬鹿げているが確認をする。俺はそれでも先輩を信じたかったのだ。
「今の状況を見れば分かるだろう。私はこれを使って君を手に入れるんだよ。」
予想通りの答えに愕然とする。先輩がそんなことをするとは思っていなかったので、ショックは計り知れなかった。
「こんなことして・・・先輩はそれでいいんですか?」
馬鹿なことはやめて欲しい。その一心で、俺は先輩に訴える。たかが俺の為に、そんな間違いを犯して欲しくなかったからだ。
「私は幸せだったんだ。君がここを去るまではっ!!」
突然声を荒げ、悲しげにこちらを見つめる先輩に、俺は言葉が出なかった。
「皆は私を天才と呼び慕う、しかし、皆私とは一定の距離を保つ。皆より頭がいいって言うのはな、孤独ということと同義なんだ。
だが君だけは違った。募集もしてないのに君は、この部の門を叩いた。私は嬉しかった。やっと私は孤独ではなくなったんだからな。
私が君に夢中になるのは、本当に直ぐだったよ。君と過ごした一年と二ヶ月。本当に楽しかった。その頃には私はもう君無しでは居られなくなっていたよ。」
俺は彼女の独白に何も言えず、ただただ黙って聞いていた。こんなに俺を想っていたなんて気付かなかったからだ。
「俺も先輩の事・・・・・・好きです・・・・・・だから・・・こんなことやめてください。」
俺は勇気を振り絞り、涙ながらに告白する。俺だって先輩の事が好きだったんだから。研究にしか興味が無いと思い込み、思いを告げなかった馬鹿者だったんだから。
「恋愛なんて興味無かったんだがな。想い人から告白されるのが・・・こんなにも嬉しいとはね・・・・・・だが・・・もう遅いんだ。」
そう言うと先輩はパソコンを操作する。ウィーンという装置の起動音が部屋中に響き渡る。
「これはあいつへの復讐でもあるんだ。私の最高の時間を奪ったあいつへのな。君は何も知らないみたいだがね。」
ヘルメットのような機械が頭に被さり視界が奪われる。あいつ?誰のことか分からず、必死に考える。だが心当たりは全く浮かばない。
「君が部を辞めた理由。よく考えたことはあるか?何故君は学校が終わると直ぐ帰宅するようになったか。自分でも分からないだろう。」
俺が部を辞めた訳?直ぐ帰る理由?すぐに出るはずなのに、何故か答えが見つからない。
「それもあいつが原因だ。まあ今日はそのお陰で、クラスでは助かったんだけどね。」
原因?お陰?先輩の言っていることの意味が分からず混乱する。
「そして支配が弱くなったから、君はここに来れたわけだ。まあ君にはもう関係の無い話だ。」
先輩の声が小さくなっていく。装置の音が次第に大きくなり、先輩の声を掻き消していく。
「少しは君に真実を教えたかったんだ。これ以上は言わない。君はショックを受けるだろうからな。ではまた会おう。目が覚めた時を楽しみにしているぞ。」
機械の音が支配する直前。最後に聞こえたのは、どこか悲しそうな先輩の声だった。
464 :
運命の分かれ道:2012/07/09(月) 00:23:48.29 ID:anyQIhSt
プログラム1 作動シマス
機械的な声が脳に響く。装置は頭に被されているだけのはずなのに、まるで脳に直接語りかけているような錯覚を受ける。
そして言葉では表現できないような音が、脳に響き渡る。この音は知っている。確かオベパルスという奴だ。部長が教えてくれたのを思い出す。
難しい話で詳しくは分からなかったが、確か脳波を強制的に深いリラックス状態に誘導する音だったはずだ。
プログラム2 作動シマス
視界に何か映像が映る。しかし余りにも一瞬で、何が現れているのかは分からない。それが何秒か置きに、パッと現れては消える。
自分には一瞬にしか認識できないが、これも刷り込みの手段なのだろう。
プログラム3 作動シマス
何か声が聞こえる。何て言っているかは聞き取れない。だが恐ろしい事実に気付く。内容は聞き取れないが、その声は聞いたことがあった。
それは紛れも無く。自分の声だった。自分の声での暗示ほど、効くものは無いと聞いたことがある。これ以上はやばいと必死にもがくが、手足の拘束は強固でビクともしなかった。
プログラム4 作動シマス
必死にもがく俺だったが、電気のような快感が突然脳を襲い、ビクンと体が跳ねる。快感で一時、脳が真っ白になる。
そんな無防備になった脳に、どんどん言葉が染み込んでいく。ああまずい。まずいのに抵抗する術がない。事態は絶望的だった。
プログラム4マデ終了 1カラ4マデヲ随時実行 刷リ込ミ作業二入リマス
絶望する俺に止めを刺すように、心の無い機械音声が頭に響くのだった。
465 :
運命の分かれ道:2012/07/09(月) 00:24:14.06 ID:anyQIhSt
あれからどれくらいたっただろうか。頭がボーッとして考えがまとまらない。
一定のリズムを刻み、電撃のようなあの快感が脳を襲う。その度に俺は快感に体をのけぞらせる。そして真っ白になった脳に、映像と声が刻みつけられる。
「俺ニハ・・・先輩・・・ダケ・・・俺ニハ・・・先輩・・・ダケ・・・先輩ガイレバ・・・何モ・・・イラナイ・・・。」
最初内容が聞き取れなかったあの声は、今ではしっかり聞こえている。だがこれが、装置の声なのか、自分自身が発している声なのか、判断が出来ないほど俺の脳は機械に犯されていた。
理性で必死に自分は言っていないと否定する。だがもう何が装置による感情で、どれが本心なのか。自分でも分からないくらい境界は曖昧になっていた。
「先輩。」
ふと彼女の名を出した途端、頭に今までとは違う、脳がドロドロに溶けるような破滅的な快感が広がっていく。そして何ともいえない幸福感が、心を埋め尽くしていく。
「先輩。」
口にするたびに脳に快感が広がっていく。脳がどんどん溶かされていく。圧倒的な快楽に理性も一緒に溶けていく。声に出すだけで幸せな気持ちが止まらない。
「先輩ダケ・・・先輩ガいれバ・・・何も・・・いラない・・・先輩・・・好き・・・。」
いつしか脳内の声と自分の声がシンクロしていく。その言葉が、自分の本心になっていく。その言葉が、脳に深く刻みつけられていく。
「俺には・・・先輩だけ・・・先輩以外・・・何も・・・いらない・・・先輩以外・・・興味ない・・・先輩・・・大好き・・・先輩・・・せんぱあい・・・。」
他の事なんてどうでもいい。先輩さえいれば何もいらない。先輩の事で頭が一杯になる。それが幸せで堪らない。
プログラム終了 一時停止シマス
その言葉が脳内に響くと、視界が一気に明るくなった。装置の目から下を覆う部分が外されたようだ。そして瞳に映るのは、白衣姿の愛する女性の姿だった。
「これから君の脳から私以外の女性に関する記憶と、私以外の女性に対する興味・関心を消そうと思う。君は嫌か?」
先輩が俺に最後の確認をする。何故そんな質問をするのだろう。こんなに先輩が好きでしょうがないのに、断るなんてもってのほかだ。
「嫌りゃ・・・ない・・・でふ・・・先輩・・・いがひ・・・にゃにも・・・いりま・・・ひぇん・・・。」
呂律の回らない口で一生懸命訴える。そんな素晴らしいこと、早くやって欲しかった。完全に先輩以外考えられなくなるなんて、そんな幸せなことがあるだろうか。
「成功のようだな。・・・じゃあ最後の仕上げだ。」
先輩の顔が近付いて来たと思うと、唇に柔らかい感触が広がる。そう―――俺は先輩にキスされたのだ。
軽い口付けを交わし、スッと顔が離れる。頬を赤く染めた先輩の顔が愛おしくて堪らなかった。
「少し恥ずかしいものだな。では・・・始めるからな。」
また先輩の顔が近付く。二度目の口付けを交わされる。先輩の舌が、俺の口内に入ってくる。俺も舌を絡めて愛を確かめ合う。
最終プログラム作動シマス
脳内に機械音声が響く。どうやら始まったようだ。
バチッ!バチッ!と頭の中で何かが弾ける。それがとてつもなく気持ちいい。
最愛の女性と、熱く濃厚なキスをする。それが嬉しくて堪らない。
甘い快感と幸福感が体を支配していく。幸せでこのまま溶けてしまいそうだ。
俺も夢中になって舌を動かし、先輩の口内を味わう。好きという気持ちがどんどん溢れてくる。
気持ちよさがどんどん高まっていく。幸福感が体全体に広がっていく。そして―――
「んんんんんんんんんんんんんんんっ!!!!!」
―――遂にキスで絶頂を迎えた。頭の中の快感が爆発し、真っ白になっていく。それはプログラムが完了した合図でもあった。俺は身も心も、完全に先輩の虜となったのだ。
最終プログラム完了 全プログラム終了シマス
最早聞きなれた機械音声が聞こえる。幸せに包まれたまま、俺の意識はそのまま白い世界へと消えていった。
466 :
運命の分かれ道:2012/07/09(月) 00:24:40.82 ID:anyQIhSt
俺は科学研究部に再入部した。先輩の助手として、今は幸せ一杯で日々を送っている。
あれから俺は先輩と一緒に住むことになった。先輩の頼みだから断るわけにはいかない。理由は教えてくれなかったがどうでもよかった。先輩と一緒に暮らせるのに断る理由があるだろうか。
転校生の件は先輩が手を下す前に解決していた。可愛い系のクラスメイト(男子)が一名居なくなっていたが、これもどうでもいいことだ。
「佐伯!ちょっと来てくれ。」
「はーい!!」
呼ばれたので、今の仕事を中断し、先輩のもとへと向かう。そこにはいつに無く真剣な面持ちで佇む先輩の姿があった。
「実は話があるんだ。実は、来月から私は海外へ行くことになった。私の話を聞いたある企業がな。潤沢な研究費と場を提供してくれるそうなのだ。」
急な話にショックを受ける。離れ離れになるなんて考えても居なかったからだ。それを想像しただけで、自然と涙が溢れてくる。
「やだ・・・先輩・・・置いてかないで・・・。」
余りの悲しさで恥も恥も外聞も無く、涙ながらに訴える。俺には先輩しかいないのだから。
「馬鹿!最後まで話は聞け。だから佐伯!君もついてくるか?」
その言葉に耳を疑う。俺はただの助手である。知識も何も素人。出来ることといったら雑用くらいだ。
「俺も・・・いいんですか?」
「当たり前だ!君がいない人生なんてありえない!!話はつけてある。だから何も心配するな。」
その言葉に嬉しくなってつい先輩に抱きつく。また目からは涙が溢れてくる。
「今度は嬉し泣きか。全く忙しい奴だ。」
先輩が俺を優しく抱きしめる。それだけで嬉しくて仕方がない。
「先輩・・・大好きです。」
俺はこれからもずっと先輩についていく。俺は先輩を愛しているから。この想いは絶対に変わらない。
「私もだ。愛してるぞ。」
先輩の思いも同じだ。先輩も俺のことを愛してくれる。それを確かめ合うように、俺は先輩と熱い口付けを交わすのだった。
467 :
運命の分かれ道:2012/07/09(月) 00:26:03.82 ID:anyQIhSt
7のルート終了です
ほかはまた日を開けて投下します
イイハナシダナー
素晴らしいいつか是非まとめてサイトを立ててくれ
SSは非常に素晴らしいんだけど、はっきり言って分岐の前と後がつながってないから分岐の意味ないし
それぞれ単独作品とした方がいいんじゃないかな
まぁいまのとこそうだわなw
面白かったわ。乙
すばらしい!乙
ところでこれ、一応メインのストーリーがあるループもの的なので考えてる?
せやろな
474 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/12(木) 17:12:29.45 ID:ap5wOHU9
キンタマー
催眠術者の視点で女教師ものを書いてみた。
今から投稿する。
478 :
催眠授業:2012/07/14(土) 22:24:24.19 ID:wFFKcIjE
ここはとある男子中学の音楽室、これから私が教師として授業をするところ。
時限は五時限目、給食を食べて遊んだ生徒達の顔はみな眠そう……。
私が水着姿になって授業すればミンナめがさめるかもしれないけど。
それとも、それはそれで目のやり場に困って集中できないかしら?
まだまだボディには自信があるもの。
普段のスーツ姿でも私の大きな胸に男の子がチラチラと目線を送ってくるし。
流石に机に突っ伏して居眠りしている生徒はいないわね。
まあそもそもココには机がないし、椅子だって不安定なパイプイスだから完全に眠ってしまうといすからずりおちるけど。
それにしてもみんな眠そうね。
まあどうせ受験に関係ない授業だし、仕方ないかしら。
でも先生に失礼だと思わないのかしら?
こういうとき、真面目な先生なら怒ったり、顔をしかめたりしそうなものだけど私は思わず笑みを浮かべてしまう。
もし蜘蛛に表情があるとしたら、きっと私と同じ笑みを浮かべるでしょうね。
実は、これから私がするのは音楽の授業ではないし、それにはこのほうが都合がいいわ。
479 :
催眠授業:2012/07/14(土) 22:25:18.07 ID:wFFKcIjE
「それでは授業を始めます」
「まず音楽は体で憶えることが重要です。
まずは深呼吸してリラックス。
先生が手本を見せるから真似しなさい。
大きく息を吸って、お腹に手を当てて、スーッ……、ハァー……」
生徒達も眠い目をしながら、真似をしている。
「では音楽を掛けますから、そのままの状態で聞きなさいね」
私がスイッチを押すとユックリしたテンポのクラシックのような音楽が流れだす。
「意識を音楽に集中して、ユックリと深呼吸……」
フフ、タダでさえボンヤリしていた頭がもっとボンヤリしてくるでしょう……
フフ、みんなトロンとした目つきになってきたわ、でも念のため、一人一人顔を確認してみましょう。
いいわ、間違いなくみんな催眠状態になっているわ。
「では目を閉じて、静かに聞き入りなさい」
野暮な部外者が入ってくる心配は無いわ。
この音楽室は防音だし外から見えないし。
おまけに侵入者対策に、内側から鍵がかかるようになっているのだから。
それじゃあまずお試しに。
「きみ達はなんだかとっても左手を挙げたくなります」
ふふ、ミンナ手を挙げてるわ、可愛い。
こうなるともう私の操り人形よ。
「いいですか、きみ達はこれから夢を見ます。
夢の中には川北先生がでてきます。
きみ達はイヤラシイ男の子です。
なので、きみ達は夢の中の川北先生の服を一枚一枚、脱がせてしまいます
私がコンコンと黒板を叩くと、きみ達は夢の世界に入り込んでしまいます。」
480 :
催眠授業:2012/07/14(土) 22:27:02.80 ID:wFFKcIjE
そしてコンコンと黒板を叩く
さあ、いいのよ妄想の中の私を視姦して。
君たちは夢の中で私の何処をみてるのかな、オッパイかな? お尻かな? それともオマンコかしら?
いいのよ、好きなだけ楽しみなさい、夢の中の私は怒らないわ。
ふふ、顔が緩んでる子も、恥ずかしそうに困惑している子もいるわ。
可愛いものね。
でもミンナ、ズボンの中でオチンチンがドンドン膨らんでいってるわよ。
本当は解放してあげたいけど、今は我慢しないと。
「ふふ、みんないやらしいんだから。
いいですか、今から私が手を叩くと全てを忘れて目を覚まします。
でも心の奥では憶えています。
そして夜になると同じ夢をみてHな気分になってしまいます」
そしてパチンッと手を叩く。
「はいはい、午後の授業で眠いのは分かるけどみんな起きた、起きた」
目を擦りながら起きた生徒達は、自分の股間が大きくなっているのに気づき、赤くなって慌てて隠している。
可愛いなあ。
ゴメンね、本当はもっと弄ってあげたいんだけど今の所はね。
でも今夜はいい夢みてね。
さあ、何時もの授業に切り替えないと。
481 :
催眠授業:2012/07/14(土) 22:27:57.43 ID:wFFKcIjE
あの授業から一週間後
今日はこれから待ちに待ったあのクラスの授業。
でも浮かれすぎてもダメね、何事も仕上げが肝心だし。
「それでは授業を始めます」
「まず最初に深呼吸から、スーッ、ハァー……」
ふふ、みんな可愛いわ。
「では音楽を掛けますから、そのまま聞いて……。」
前と同じ音楽が流れ、私と呼吸を合わせている生徒達の目つきが再びトロンとしてきた。
「では目を閉じて、リラックスして心の奥できいて……」
前より少し早いわ、繰り返すたびに暗示は係りやすくなるものね。
ふふ、みんな催眠状態になったわね、先ずは何時もの。
「きみ達はとっても左手を挙げたくなります」
生徒達は素直にみな左手を挙げている、間違いなくかかってるわ。
「いいですか、これからきみ達に質問します。
きみ達は正直ないい子なので、どんな質問にも正直に答えてしまいます。
きみ達は川北先生でオナニーしていますか?」
ハイのときは左手を挙げてください」
ふふ、全員が左手をあげちゃってる。
ふふ、みんなそういう目で私をみてたのね、全くいやらしい子達。
まあそうさせたのは私だけど。
Hなイメージが毎晩湧くようになっちゃうなんて、大変ねえ。
さあ、ココからが肝心よ。
今までも子供達を操り人形にして遊んだことはあったけど。
こんどは意識を残すつもりだから。
やっぱり恥じらいがないと萌えないもの。
482 :
催眠授業:2012/07/14(土) 22:28:58.63 ID:wFFKcIjE
やっぱり恥じらいがないと萌えないもの。
「いいですか、川北先生をいやらしい目で見て夜中にこっそりオナニーすることはとっても恥ずかしいことです。
きみ達がオナニーする度にきみ達は川北先生にとっても申し訳ない気持ちになってしまいます。
でも貴方たちはしてしまいます。
それは貴方たちがとってもいやらしい男の子だからです
そしてきみ達はだんだんオナニーでは充分に満足できなくなり、ついにはいけなくなってしまいます。
次の授業のとき先生がコンコンと黒板を叩くと、きみ達はその恥ずかしいオチンチンを川北先生にとっても見せたくなってしまいます。
きみ達はいやらしい男の子なので、我慢することは出来ません、お手手がかってに動いてオチンチンを出してしまいます。
きみ達は恥ずかしさのあまり大きな声を出せなくなってしまいます。
そしてオチンチンを川北先生に見られるとますますいやらしいな気分になってしまい、右手でおちんちんを扱いてしまいます。
恥ずかしいと思えばおもうほど、どんどんいやらしい気分になってしまいます。
川北先生が近づくと、右手はどんどん速くなってしまいます
今から私が手を叩くと、全てを忘れて目を覚まします。
でも体の奥では憶えています。」
私がパンパンと手を叩くと生徒達は目を覚ました。
「はいはい、また寝ちゃって……。 もうしょうがないわね」
ふふ、可愛い子達、次の授業が楽しみね。
483 :
催眠授業:2012/07/14(土) 22:29:40.79 ID:wFFKcIjE
そしてそれから更に一週間たった。
さてと、これから待ちにまった、あのクラスの授業。
待っててね可愛い教え子達。
大丈夫よ、痛いことはしないから、そう「痛いこと」は絶対にしないわ。
むしろ気持ちいいことしてあげる。
「それでは授業を始めます」
ふふ、いくわよ。
コンコンと黒板を叩く。
これで今度はちゃんと意識があるわ。
でも私の暗示の効果は残ってるけど。
ふふ、ミンナ内股になってモジモジしている、可愛い。
ミンナ我慢してるのね。
でもお手手が勝手に動いちゃうから、抵抗するだけ無駄なのよ。
ほーらお手手がチャックを外していくわ。
「せ、先生……」
大声だせないでしょう? 暗示がきいてるから。
ふふ、カチンカチンになったオチンチンがいっぱい出てきたわ……美味しそう。
男子中学生の生チンポをこんなに見られるなんて、やっぱり教師はやめられないわ。
しかもみんな恥ずかしくて顔を真っ赤にしてる、本当、可愛い。
いいわいいわ、もっと恥ずかしがりなさい。
みんなパンパンに溜まって、苦しそう、待っててね直ぐに楽にしてあげるから。
「まあ……」
口に手を当てて驚いたフリをしてあげるわ、そのほうが興奮するでしょう。
本当は緩んできた口元を隠すためだけど。
どう? みんな恥ずかしいでしょう。
でも恥ずかしいと思えば思うほど、暗示の効果は強くなるわよ。
「せ、先生……。 体が……、ああっ……」
ほらほら、恥ずかしいと思うから右手がオチンチン扱いちゃったじゃない。
体が? 次にナニを言おうとしたのかしら?
「か、勝手に! ああっ……」
ふふ、何いってるのかしら?
そんな事があるわけがないわ、君がいやらしいからオチンチン扱いてるのよ。
それに最高に気持ちいいでしょう、私に見られながらオナニーするの。
近づいてあげるわ、それでますます右手の動きは速くなるからマスマス気持ちよくなるわよ。
キミの目の前に来て上げたわ、右手がマスマス速くなって気持ちいでしょう?
ふふ、可愛い……カチカチになったチンチンを一生懸命に扱きながら、涙目になってコッチを見上げてる。
ユウキ君、君は全くいけない子ねえ、先生の前でオナニーしちゃうなんて。
484 :
催眠授業:2012/07/14(土) 22:30:52.10 ID:wFFKcIjE
今にもいきそうなのに、必死で我慢してるわ、そうねこのままだと先生の前で白いのだしちゃうものね。
でもムリしなくてもいいのよ、何せここ2,3日は射精してないから相当溜まってるんでしょう。
オチンチンの前に君の名前が入ったハンカチを当てて、耳元でそっと囁いてあげるわ。
「いきなさい」
もうキミは我慢することないわ、好きなだけ出しなさい。
「出っ、でる。 ああっ!」
アハッ♪ いいかお、やっぱり男の子のイク顔は最高ね。
ふふ、おちんちんから白いのいっぱい出てるわよ。
そんなに良かった? 私に見られながらオナニーするの。
精液は全部ハンカチで受け止めてあげたわ。
「おちんちんをしまって眠りなさい。 そして、起きたときには全て忘れなさい」
ふふ、素直にオチンチンしまって眠っちゃったわ、単純ねえ。
さて、隣りの子は一体どんな顔をするのかしら?
そしてその日の夜……
「ああっ……。 はっ、んん……」
今日は最高だったわ。
男の子のイク顔ってなんど見ても本当に飽きない。
しかもあんなにいっぱい目の前でみられるなんて。
いけない、また昂ぶってきちゃった。
まあココは私の部屋のベッドの上だし、誰にも遠慮することないんだけど。
ふふ、それに今回は宝物もできたし。
あの子達の精液がベットリついた名前入りのハンカチ。
ふふ、ユウキ君のハンカチすっごい臭いわ……、よっぽどためてたのね。
「ああっ……、 い、イクワ……、イッチャウ……! アアッ!」
ふふ、またいっちゃった。
もうこれで四度目かしら、我ながら飽きないものね。
これもあの子達が可愛過ぎるのがいけないのよ、全く。
本当は指じゃなくて、あの子達のカチカチのチンポを入れたいなあ。
こんどは一人一人、ジックリと弄ってあげようかなあ?
ふふ、また昂ぶってきちゃったわ。
485 :
催眠授業:2012/07/14(土) 22:39:38.75 ID:wFFKcIjE
以上です。
術者視点はヌキには不向きかな。
乙
乙乙
十分エロかったよ
乙
>>393 だれでもいいから
これの続きかいてくらさい
いい加減ウザいんだが
乙
にしてもなんか人減ったな
前はもっと活気があったのに…
乙
>>492 投下待ち側が多い割に投下が何か月か前に比べれば減ってるからじゃないかな
乙
良かった
496 :
赤パパ:2012/07/16(月) 22:24:59.07 ID:405Wq4/P
投下します。
この作品は、催眠状態になった勇者が女魔物にエロいことをさせられる小説です。
雰囲気は恐ろしそうですが、ただのエロいだけを考えた話です。
497 :
赤パパ:2012/07/16(月) 22:25:29.02 ID:405Wq4/P
勇者ジークはついに魔王の間へと辿りついた。荘厳な造りをした大きな扉にジークの緊張感は増す。
魔王の間へ一歩踏み入れると、とたん気持ち悪いほどの邪悪な瘴気がジークを包み込む。
この城の中でも特に濃い。じわじわと恐怖が精神に染み込んでいくようだ。
夢魔王の姿はどこだ?
ジークは足を進めこの部屋の主を探した。警戒しながらすこしづつ歩を進め、ジークはちょうどホールのようになった部屋の中央までやってきた。
部屋を見渡す。暗くてよくわからないが、夢魔王の姿は見えない。
「どこだ?」
ジークがその一言を口にした刹那。
「ん、……ここぉ……っ」
ぞわっ。
鳥肌
主はすぐ傍にいたようだ。
「出たな…、リリスめ……」
目の前を紫と黒を水彩絵の具でまぜあわせたような毒々しく蠢く闇がぞわぞわとあらわれたかと思うと、その闇の中を切り裂くように一匹の魔物が現れた。
勇者ジークはバックステップで間合いをとり、いつでも剣を出し敵の心臓を貫けるように、身構えた。
「うふふふふ、いらっしゃい。ジーク……」
目の前に現れた魔物こそ、この城の城主でもありジークの敵でもある夢魔王のリリスだった。
その花の雌蕊のようにふわりと整ったまつげに彩られたぱっちりとした目は、媚びるようにねっとりとジークを見据えていた。
エメラルドのような瞳と、すらりと伸びた鼻。そしてぽてりとした唇は大きな飴を舐めているかのように妖しく光る。
「私に会いたくてこんなところまで来てくれるなんて……」
「うるさい・・・」
顔つきや仕草は女神のような美貌でありながらも、毒々しい紫色の肌にジークは嫌悪感でいっぱいだった。
いくら目の前の者が、美人でこちらを熱く見つめ、縦に大きく裂いたボンテージの服から胸元をちらりちらりと覗かせようとも所詮魔の者。
艶めかしい金色の髪の毛からは悪魔のような角が2本生えている姿には心を奪われない。
なにより、リリスに殺され魔に落とされた妹の恨みをジークは忘れていなかった。
「うふふ、そんな物騒なものしまって、私とイイコトしましょう……」
「ふざけるなっ!」
じりり。じり。
一筋の汗がジークのほほを伝う。
勝てるだろうか? いや、勝つんだ。
「お前とはここで決着をつける!」
勇者ジークは叫んだ。
戦闘の気配。ジークは心に宿る恐れを振り払う。
彼は手に持っていた剣を放り投げ、そのまま脇へ捨てる。聖なる力が宿った鎧を脱ぎ、小手を外し、シャツを脱ぎ、下着を脱ぎ捨て。
そして全裸になった。
引き締まった体にリリスはうっとりとした目で見つめる。
「あら、そ…それは……」
「ようやく気づいたか。これこそ、おまえを倒すために授かった私の聖剣、エクスカリバーだ!」
そう叫びジークが指差したのは己の股間に大きく隆起した肉棒だった。
「まぁ、なんてこと。そんなおいしそ……恐ろしいエクスカリバーがこんなところに!」
リリスの焦った声に、ジークはニヤリと降格を揚げてほほ笑む。
このエクスカリバーをリリスのヴァギナへ挿入し、膣内で何度も何度も射精をしなければならないのだ。
まずはキスでリリスの行動を奪い、そのままこの聖剣をリリスの弱点へ突き刺す。
あとはリリスの体力が尽きるまでひたすらイキつづける!
それが、リリスを倒すために一番確実な方法なのだ。
「私の正義の剣を受けてみろ!」
ジークはリリスの肩をつかむと、いつのまにかあったベッドにリリスを押し倒した。
「やぁん、そんなギンギンに勃起した剣なんかに負けないわよ」
しかしリリスはにやけた顔を止めず、むしろジークのつるぎを受け入れるかのように、自らの大股を開いた。
現れたのはにちゃぁと音が聞こえそうなほど潤ったリリスの秘部。
んふふ、との笑みとともにリリスの細い2本指が一筋の縦線へと延びる。そのまま逆V字に開く。
魔の者の下の口はそのおそろしい外見に似合わず、処女のように可憐な桃色だった。
しかし、そのひだひだは己の意思を持っているかのようにびらびらと震え、ジークの剣を飲み込まんと蠢いていた。
「さぁ、いらっしゃい。あなたの正義の剣で私を倒すことができるのか、ぶち込んで確かめてみてぇ」
「そんな軽口も今日までだ。いくぞ! んぐっ!」
ジークの頭はリリスの手につかまれ、リリスの悪魔の口にふさがれた。
「んちゅ、ちゅぅ……」
「んぐ、ん、ん……」
半開きになった口同士が合わさり、お互いの息づかいが触れ合う。
突然の口づけにジークは目を見開いたが、すぐに冷静さを取り戻した。もともとこちらから口づけで動きを止めるつもりだったのだ。
向こうから来ても何も問題はない。
じゅる。
リリスの口からやわらかくて甘い塊が侵入してきた。
舌だ。ジークはリリスのねばつく舌に自分の舌を絡める。
「ちゅ、じゅるるる、にちゅちゅちゅ、あん……」
「り、リリス……、ちゅぅ、ちゅちゅじゅるる じゅる」
お互いの唾液を交換するように、深く深く口づけを交わす二人。
合わさった口元からは唾液が糸を引くように落ちていく。
勇者と夢魔王の接吻はお互いの咥内を味わうかのように2枚の舌が蹂躙していく激しいものだった。
「じゅ、じゅ、ちゅうぅ、……いくぞ」
ジークはヴァギナに剣先を合わせる。
「ちゅぅう。んゅ、……うふ、来て……。あなたの聖剣で私の膣内をエグりまわしてねぇ………」
「……喰らえ」
じょぼぼぼぼぼぼ。
「ああぁぁぁんぁぁぁぁぁ………」
ゆっくりと膣内へと侵入していくジークのエクスカリバー。
ジークも挿入した途端、その気持ちよさに腰が砕けそうになった。
ぞわぞわとリリスの膣内の無数の突起物が無数の触手となってローパーのようにジークのエクスカリバーへと絡みつく。
しかもそれぞれの触手が自由自在に動き、エクスカリバーの先端や敏感な部分をねじるように擦りあげる。
「んぁぁああっ。き、きもちいい!!」
思わず腰が引きそうになる。その腰をリリスが自らの足を巻き付け離れぬようにホールドした。
「ねぇ、あなたって童貞?」
口づけをにちゃぁと離し、囁くようにジークの耳元で問いかけた。
「そんなこと今は関係ないだろう!」
快感に耐えながらジークは答える。しかし、その答えにリリスは自分の質問が思った通りの答えだと確信したようだった。
「あら、そう。よかったわ……勇者の初物をいただけるなんて……っ最高…!」
恍惚とした顔でリリスは、また口づけを行う。お互いの舌通しの絡みつきは徐々に激しさを増していた。
ジークは唇を吸い唾液を飲み込み舌を絡ませながらも、エクスカリバーの注挿を始める。
絡みつく膣内触手に負けないためにも、彼は腰を激しく前後させてリリスに攻撃を与える!
ばんばんばんばん!
「あぁん! あぁん! いきなり激しい! ああん! ぁあ! んちゅぅぅうぅううう」
「ちゅぅぅぅううう………喰らえ! リリス! 私の恨みをこのエクスカリバーで思い知ろ!」
じゅぱん! じゅぱん! じゅぱん!
「あん! きてぇ! もっともっときてぇ! あなたの正義の剣で、私をイキ殺してみてぇぇ!」
まるで魔物を蹂躙し体や尊厳まで壊すようなするような戦い。遠慮なんかいらない。相手は夢魔王リリスなのだ。
「これは貴様に殺された精霊たちのうらみ!」
ぱんっぱん
「これは貴様に殺された妹のうらみ!」
ぱんぱんぱんぱんっ!
「そして、これは………、わたしの……私の怒りだぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ずぱんっ! ずぱんっ! ずぱんっ! ずぱんっ! ずぱぁぁ!
「さっすが勇者ねぇ! うん! さいこぉぉぉぉ! ジーク、ジークゥ! じーくぅうう!」
「リ、リリス、リリスっ、リリス! リリス! りりすぅぅ!」
ちゅう、じゅる、にちょ、べろ、べろ、じゅぽぽ、にちゅ、
じゅるる、じゅるるるる、にちゃじょろろろ。ちゅぅぅうう……。
…… ん、あれ……。
そういえばなぜ自分は憎き魔物の王である夢魔王リリスとセックスをしているんだ?
恋人のように手を合わせ、時折口づけをしあい、お互いの唾液を交換し、ペニスをヴァギナに挿して激しくまぐあいあっているんだ……?
いやいや、これは闘っているのだ。悪の権化である夢魔王リリスと生死をかけた戦いをしているのだ。
………
まぁいい。こんなに気持ちよくて快感なのだ。これは私が強敵と闘うことによって湧き上がる戦いの高揚感の快感なのだ
闘技場で戦っていたガッツマンもこんな気持ちだったのだろう。
私にとって戦いとは単なる復讐の手段だったのだが……。
これが闘うことが気持ちいいということだったのか。
そうか、気持ちがいいのだ。こんなに気持ちがいいなら……この戦い……、
勝てる!!
「あ」
きゅん、きゅん。
「あんっ。もう限界?」
「あ、あ、あ、あ……」
ジークの動きが突如止まる。腰がビクビクと小刻みに痙攣し、エクスカリバーの芯の奥から徐々になにかがせり上がってくる。
「うふっ、盛大にイキなさい。夢魔王の膣内で……」
きゅんっ!!
その律動だけで十分だった。
ジークのエクスカリバーは快楽に耐えられず、溜めに溜めこまれた夢魔王の魔力の元である精液を噴水のように膣内で噴出したのだ。
どぴゅるるるるるるるるるるうぅうううううううううう!!!
「あん! おくぅ、奥に来てるぅ! 勇者のせーえき! せーえき! まりょく! せーえき! あぁあぁぁぁああああああぁぁぁぁぁぁぁ!」
「り、リリスぅぅぅぅぅうううううううううあぁぁぁぁぁぁぁぁ、きもちぃいいいーーーー!! しゃせぇぇぇぇぇぇ、きもちいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃーーー!!!」
どぴゅぅぅぅぅう! どぴゅるる、どぴゅる、どぴゅぅぅぅぅぅぅううううううううう!
止まらない射精。数秒で終わるはずの絶頂が何十秒も続く。
まるで体の中の迷いを絞り上げられているかのよう。そして、射精が長くなるほど、ジークの頭に理性がよみがえっていった。
気が付けば、自分はリリスとセックスしてしまっていた。夢魔王であるリリスなんかと……? 精液を吸って生きるサキュバスの王なんかと……?
え、
え。え? え? ええ? え? …え?
セックス? セックス? え、え、え、え、え? え? え?
なぜ……、私は……、なぜ……、リリス……なんか、と……?? ? ? ぇ…? ぇ?
「うふふ、お眠りなさい。私の胸の中で……」
どさりとジークの体はピアノ線の切れた操り人形のごとく脱力し、組み伏せていたリリスの胸へと落ちた。
最後にジークが見たものは、彼の攻撃によって溢れんばかりに魔力に宿し満足そうな笑みを浮かべるリリスの綺麗で素敵で美しい悪魔の顔だった。
その時になって彼はようやく気づいた。自分はすでに戦う前から負けていたのだということを。
しかし、その気づきも意識の奥へと消えていったのだった。
「魔王様、終わりましたか?」
脇へ控えていた夢魔たちが、満足そうに下腹部を抑えるリリスの元へ姿を現した。
「さすが勇者の精液……。私の中でいっぱい動いてる………。こんな快感、初めてだわ……、それに体の奥から魔力が湧いてくるわぁ……」
リリスは自分の紫色の下腹部を愛おしむようにさすり、しみじみと呟く。まるで彼女の体の奥から新しい命が湧き上がってくるかのようだ。
夢魔である自分が妊娠してしまうかもしれない。勇者の精液はそんな考えをリリスに浮かばせるほど、生命力と魔力と、そして愛にあふれていたのだった。
「勇者をあそこへ連れて行きなさい。あなたたち四天王たちにも……、いえ。この城のすべての夢魔たちに勇者にいっぱい勇者に膣内射精してもらうのよ」
その言葉に、何匹もの夢魔たちが嬉しそうに顔を笑いに歪ませる。
「勇者の精液なら、どんな夢魔たちでも力になるわ。それに、最高の食材はみんなで楽しく分けてあげないとね……」
ウフフフフフ……。
リリスの笑い声を背にしながら命令を受けた夢魔たちは、恍惚の笑みを浮かべて失神している勇者を担架に乗せると、夢魔城の地下にある闘技場へと運んで行くのであった。
勇者の人間としての生涯は閉じた。
これからは夢魔の城で、夢魔たちの性のおもちゃとしての新たな生活が始まるのだ。
■■ GAME OVER ■■
>コンテニューはできません。
501 :
赤いパパ:2012/07/16(月) 22:31:25.21 ID:405Wq4/P
以上です。
タイトルは「勇者ジークと夢魔王リリスの城」です。
補足としては、すでに最初からセックス=戦闘みたいな感じに誤認催眠をかけられていたということです。
一応コンセプトは「催眠凌辱シチュを男女逆でやってみよう」で、もしかしたらスレ違い気味かもしれませんがいかがだったでしょうか。
続きは考えてはいるのでいつか書けたら書きます。
赤いパパさんチーっす
乙乙です
誤認もええなあ
愛の無い洗脳は認めない
たとえその愛が歪んでいようとも
でっ?
ん?
なんかヤンデレ入れるなとか入れろとか一々指図するやつ増えてきたな
どっちの話作ろうが書き手の自由だろうに
シチュはどうでもいいけど無駄にストーリー入れる話は要らないです
509 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/18(水) 21:24:25.70 ID:NZVecsNy
これだから このスレは衰退するんだよなぁ
個人の主観で数少ない貴重な投下してくれる作者に対して指図するやつなんなの
あくまでも要望くらいにしとけよ 書き手のモチベが下がるだけだろ
明らかにスレチだと客観的に思われる作品に対しての多少の指図はわかるが
結局何言ったところで書こうと思ってる作者のモチベが下がるなんてことはないし、
>>507とか
>>509みたいな奴が書く訳でもないんだからよくね
だね
人が集まればどうしようもないのが出てくるのはしょうがないでしょ、どうにかしたいなら下げるの阻止するより上げるほうでもっと頑張ればいいんじゃない?
ID:1cNbUnbuみたいな奴がいるスレといないスレ
どっちが投下しやすいかだねぇ・・・
ヤンデレはいらない
夏になると、アスペが増える風潮はどうにかできないのか?
何を持ってアスペと言っているのか
この話し終わりな
っく、俺の生態が何故かばれている
初スレ
>>1です
このスレのもともとの方向性は初代テンプレ読んでもらえばわかるかと思います
節度を守りみんなで楽しんでいきましょう
私は洗脳された。それ以上でも以下でもない
236のネタで時間が空いたときにコツコツ書いてるが
キャラ説明や洗脳実行に至る経緯を分かってもらうために
どうしても日常の描写が必要になってくる
でもエロを求めてる人にとってそれは蛇足に過ぎないのかな(´・ω・`)
別にそんなことはない
そんなことはない
少なくとも俺はエロシーンだけの物を読み返す気にはならん
それから殺伐系の板から来た奴にとっては口数の多い書き手も鬱陶しいから程々に
ただエロだけを書かれるより日常の描写やシュチュエーションもあった方が
ギャップも出てオレはすごく好きだ。
そして素晴らしいSSを投下してくれることを心から感謝している。
本当にありがとうございます。
また自分のペースでいいので、気が向いたらよろしくお願いします。
やっぱり洗脳っていうのは洗脳前があるからこそ洗脳後との落差がいいと思う。
配分は確かに気を付けたほうがいいこともあるかもだけど。
しかしここはけっこうSSが多いほうなんじゃなかろうか。…や、ほかのスレとかよく知らんけど。
自分もまた何かかけるかなあ。
前々スレで書いたりしてたけど今の雰囲気で落としたら物凄いバッシングとか受けそうで…
MC要素皆無でヤンデレだけとか意外ならいつでも歓迎やで
逆に今喚いてるのは夏厨としてスルーしやすいと言える
自分とこの本スレが壊滅状態だからといって我が物顔で他スレを侵略するヤンデレスレ民の民度の低さ
黙れよ豚野郎
↑はよ風見んとこ帰れってw
どうでもいいから彼女を守るためとか言われて脅されて洗脳されちゃうやつ誰かはよ
ヤンデレはやめて
内気可愛いもん娘に脳姦されてお婿さんにされたい
もんむすはええなぁ
宣伝?
>>540 >>538が言ってるのは(人智を超越した能力を多数保有する)魔物娘全般の事であって
もんむす・くえすとの事では無いように思えるのだが
露骨な催眠描写なんて無かった(強いて言うなら吸血鬼と図書館と女王か?)筈だし
542 :
538:2012/07/22(日) 14:33:19.95 ID:wusRNh+2
勘違いさせたならごめん
>>541の言うことで合ってる
うそつけ
今まで散々もん娘もの投下されてんのに今更何言ってんだよと
ん?
新しく流れ込んできたやつは 前スレとかみて流れを理解したほうがいいかもしれない
内気可愛い女の子に監禁されておはようからおやすみまで愛を囁かれて堕ちていきたい
夢のような生活だな
内気〜の人は本当に歪みないなw
いや歪んでいるのか
自演乙
誰かに歪まされてるのでは・・・
歪んでるとか歪んでないとかどうだっていいじゃない
この気持ちは嘘偽りない本心なのだからさ
久しぶりに操られに来たら変なんが沸いて荒れてるな
1スレ2スレのころは話題が尽きないスレだったのに悲しい事だ…
久しぶりに来たとかいうそういう書き込みいらねーから
死ねカス
操ってくれる方が居なくて皆カッカしてるな
催眠が解けてきてるな
もちつけ
↓
兄「もちつけ!もちつけ!アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!」
ぺったん!ぺったん!
妹「プーックスクスwお兄ちゃんエア餅つきとかww季節考えてよwww」
姉「あ〜、また無駄に○○に術かけて遊んでる。やめたげてよぉ」
妹「ふへへ…wだって折角覚えた力なんだよ?活用しなきゃ損だよぉ」
姉「も〜、全くこの子ったら…。能力バトル漫画の未熟な主人公みたいなこと言って(ドヤッ)」
妹「……千乃姉ちゃん、それ全然上手くないよ…」
兄「もち…?もち!もちぃッ!!千乃ねぇの特大もち!!!」
がばっ!もみもみもみ…
姉「ひゃぁ!?ちょっ…痛っ…な、なななにコレ!?ひゃっ、あっあんっ///」
妹「…!あ〜そっか、千乃姉ちゃんの豊満すぎるお乳がお餅に見えたんだね。こりゃこねざるを得ないわ」
兄「もち、もち、もっちもちやでぇ…」
姉「やだっ…にゅ、にゅーりんのうえっ…ゆびでこすこすしながらっ…おちちコネ回さないでぇ…」
妹「ふへへwwこりゃとんだハプニング映像だぁw(カシャッ♪カシャッ♪)」
姉「わっ…こら彩美ぃ…なに撮ってるのぉ…あっ、あっ…///」
妹「おねーちゃんはホントにお乳が弱いなぁ…全くけしからん!動画で撮って進ぜよう!(ピピッ)」
兄「あぁすごいこのお餅…こねればこねるほど柔らかくなって…グラムいくらっすかハァハァ」
姉「やっふぁっ…○○、おちんちん太ももにこすり付けないで…硬くしちゃだめぇ…はぁぁ…」
妹「――お兄ちゃん。こっちを見て」
兄「にて?煮て??雑煮???―-―-―-―……」
妹「それは、杵だよ―――き・ね。……杵は、何のためにあるのかな?」
兄「―――き、ね、は、」
妹「思い出して…お兄ちゃんなら思い出せるよぉ…」
―――キィィィィィィン……
兄「もちを、つく、ため」
妹「ふふふふふふ…そうだねぇ。お兄ちゃんは、今、何を、手に、してるの?」
兄「―――もち?」
妹「ふふふっ…そうだねぇ。おもちは、きねで、つかないとねぇ。そのコッチコチの杵で…」
姉「だめ…彩美…もう、遊びの時間は、終わりに…」
兄「―-うん…つくよ―-もち。このきねで…」
姉「やだっ○○、なに脱いで…??!!あっ彩美、いい加減にしないと…!」
妹「んなこと言ってぇ。お乳だけでイキそうになってるくせに〜w
2人でぺったんぺったんしちゃいなよぉwあたしがちゃーんとレンズ越しに見届けてあ・げ・る♪」
兄「どうやってつこうかな――?2つの餅の間に入れてみようかな――?」
姉「ふぇ〜ん///なんで上手いことぱいずりのポジションに移行してるのぉ…」
妹「ふへへ…///あたしって天才じゃね?(クチュッ…)んっ…、こっちまでコーフンしてきちゃった(ペロッ)」
ここまで妄想した(チラ裏)
吹っ飛べ
エア餅つきでワロタ
>>561 くだらねぇ・・・
だがこういうものはGJだと俺は思うw
ぱっと(催眠を)かけるんだな
まえ投稿された芳野雅美ちゃんの家族の過去編とかいいんじゃないかと思うの(チラ
需要は多いんだが供給がないんだよなあ
こんな素晴らしいシチュなのに・・
タイトル・NGワード『セーブしますか?』
・魔法で洗脳
・ヒロインコミュ症、根暗、インドア廃人
・非エロ部分多し。エロ描写には期待しないでね
初めてSSを投下します。
今から投下する分は「全編非エロ」の日常パートです。
キモい描写が長く続くので、お手数ですが苦手な人はNGにお入れ下さい。
――ドア以外、四方を本棚とショーケースで固めた8畳の暗室。
古めかしい装飾の吊るしランプが生むゆらめく灯りが、少女の顔を橙色に照らす。
――『赤腹の魔術』。
想い人を自分に引き付ける呪(まじな)い。
「はぁ…。えっと、まず、イモリの図が描かれた白い紙を用意する」
取り出だしたるは、O町の知る人ぞ知る書店で密かに売られている魔具。
手書きでも構わないのだが、未熟な自分の手で生み出した物よりも、
専門の術師がこしらえた物を使用した方が確実だろう。
このイモリを外線に沿って丁寧に切り取る。慌てず慎重に…。
これだけの為に、コピー用紙で型ぬきの練習を5日間行ったのだ。
我ながらどうかしてるんじゃないかと思いつつ。
「だ、大丈夫、大丈夫…絶対失敗しない…私は職人、職人、型ぬきの人間国宝…」
異様にテンションの低い怨霊のようなボソボソ声が、儀式の妖しさを際立たせる。
無事切り取ったイモリの胴体部分に、黒墨にて定められた術式を描いていく。
「ふぅ…。よ、よし…、ここまではオッケー…」
次は、呪符の2つの空欄部分に朱墨にて自分と相手の情報をしたためる。
右に術者、左に相手の関連事項を数多く書き込むほど呪法の効果は高まるという。
あとは同内容の呪符をもう1枚作り、1つは自分、もう1つは相手に持ってもらえば完成なのだが…。
「織部 真梨花(おりべ まりか)――夕闇学園2年生、10月○日生まれ…血液型…趣味…住所…―――――」
自分の事なら、枠がいっぱいになるまで書くことができる。しかし…
「神領 万尋(じんりょう まひろ)――夕闇学園2年生、誕生日…9月×日…だよ、ね…あ、あれ?」
独り言の歯切れが悪くなる。不安そうな少女、真梨花はゴシック装丁の手帳を開き目を走らせた。
そのページは、万尋の断片的な情報でビッシリと埋め尽くされている。
執念すら感じさせる書き込みだが、実は情報量に反して正確性は怪しい。
「誕生日は合ってるはず…去年あの子にプレゼント貰ってたし…血液型は…ビッチどもの占いごっこが確かなら…」
情報のほとんどが、万尋の取り巻きの会話から拾ってきた不確かなものである。
放課後、職員会議に加え、部活指導でもぬけの殻になっていた職員室にぬるりと侵入し、
担任の机にあるはずの名簿を漁ろうと努力したこともあったが――ついに見つけることは出来なかった。
あの時得られたのは、リアルなソリッド・スネークの気分だけだった。
「佐藤先生め…美人で、教え方も上手くて…コンプライアンスも完璧とかハイスペックすぎ…!人生交換して欲しい…」
「だ、大体、親しくなる為の術なのに矛盾してるっ…!血液型すら知らない情弱のことも、考えろっつーの…!!」
――真梨花は、いわゆる『コミュ症』だった…。
俺は神領万尋。
夕闇学園の普通科に通う普通の高校2年生。
勉強、運動の成績は、ともに中から中の上の間。趣味はゲームと漫画とテニス。
友達はそれなりにいるが、彼女いない歴は年齢イコール。童貞ですが何か?
好きなタイプは…一緒にいて安心するやつ。
最近、気になるのは腐れ縁の幼馴染、辰巳 那由他(たつみ なゆた)。
那由他は、クラスの男女からマスコット的な寵愛を受けている。
友人曰く「あんな美少女と幼馴染の時点で普通じゃねーよ爆発しろ!」…らしい。
でも、それ以外は進路で悩んだり、放課後ツレとゲーセンで遊んだり。
ごくごくありふれた日常を送るパッとしない男。
それだけなんだ。
「はーい。全員、席替え終わったね?それじゃホームルーム!」
終業式前日。佐藤先生率いる俺たち2-4は、たった今2学期用の席替えを終えたところだ。
悲喜交々の喧騒の中、俺の目の前に来たリュージが小声で話しかけてきた。
「…ヒロ、残念だったな。色々と」
「何がだよ」
リュージの返答はおおむね予想がついていたのに、つい聞き返してしまった。
「嫁のナユタちゃんとは席が対角線上に離れ、おまけに後ろには貞子ときた」
「嫁じゃねーって。つかお前まだ貞子とか言ってんのかよ」
予想通りの答えに少々苛立ちを隠せない。いかんいかん、ちょっと抑えんと。
…貞子というのは、今の席替えで俺の真後ろに来た女子、織部真梨花の陰のあだ名。というか蔑称。
『大人しい性格と見た目が元ネタに似ているから』らしいが…あれ、元ネタのやつ大人しかったっけ…?
まぁ確かに織部は、クラスじゃちょっと浮いている。
口数が極端に少なく、人の輪に加わるのが苦手なのか、休み時間はもっぱら寝てるか読書。
友達らしき奴もいるように見えない。
少なくとも、織部と挨拶以上に長い雑談をしてる生徒は見たことがない。
俺ぐらいだ。
「おりべー、2学期よろしく」
俺はリュージとの会話を切り上げると、振り返ってご近所さんに挨拶した。
「へ!?あ、ぅあ、うう、うん、よっろしく…!」
うつむいていた織部がぱっと顔を上げ、素っ頓狂な声を上げる。
一瞬合った目をそらし、しどろもどろに答えた。
腿まで届きそうな黒髪ロング、ストレート…と言いたいところだが、ところどころピョコっとハネた寝癖。
眉毛スレスレで横一直線にカットされた前髪が、くまのついた瞳を強調している。…うん、目つきはちょっと怖いかも。
でもよく見ると美人なんだよな。透き通るような白い肌も華奢な細い腕も、女の子って感じがする。
「な、な、なに?虫でも付いてる?」
俺の視線に感づいた織部が、顔を赤くし自らをまさぐりだす。
「あ、いや違う。一瞬何話そうとしたか忘れただけ」
「な、なんだビックリした…はぁ、はぁ…うっ」
心底ほっとしたように息を吐く。ああ、ごめんよ。ついガン見しちまった。
「織部は夏休みどっか行くの?俺は多分部活とゲーム三昧だわ」
「わ、私も…ゲームとか…どっど動画とか…。ろろ、籠城する…」
インドア派でゲーム好き。この2点は俺と織部の共通項なのだ。
「あれ買った?ヌカイリムV」
「あ…買ったよ…。臨場感ぱねーって感じ…なのに動きヌルヌルでね…一瞬リアルかと…」
趣味の話をする織部の口は、普段と打って変わって滑らかだ。
それこそ、ゲームの魔法使いが得意呪文を詠唱してるかの如く。いつの間にかこっちの心は鷲掴みにされている。
「なにそれ楽しそう。くっそー俺もやりてー!でも金ねー…」
「あ、――――よ、よ、よかったらかっ貸しますけど…」
「うーん、でも出たばっかでそれは悪いわ。協力プレイできないの?2P使って」
「え?できた…と思うよ。オンラインの方はまだらしいけど」
マジか!?俺は即座に食いついた。
「あ、じゃあさ、織部んち遊びに行ってもいい?」
「へっ―――――――」
織部はフリーズした。
…あ。ま、マズイ!つい男友達のノリで話してしまった!
女の子の家にいきなりってのはデリカシー無さ過ぎか?童貞だしよく分からん!
「い、いや。その…、お互い暇かなーって…や、やめとくか?」
「―――――あwせdrfgthyじゅきぉ;p@!!おおおをおヲッケーでずっ…!!」
織部はバグった。
今日はここまでです。
続きは製作中です。数日中に仕上げて落とします。
>>574 超乙GJ
初めてとは思えんな
どこかで他に作品書いてるだろう晒そうか!
きたか
落とすよりも落とされる方、
寝取るよりも寝取られる方、
催眠されるよりも催眠される方に興奮します。変態です。
待ちに待った内気娘ものに惜しみないGJを贈りたい
ヌカリイムw
これは期待
>あれ、元ネタのやつおとなしかったっけ…?
で盛大に吹いてしまったww
猛暑なので全裸待機は全然Okです、早よ続きを
うわああぁ はよおおおおおおぉぉ
夏ってなんかこうずっとムラムラするよね(^ ^)
そろそろズリネタきれてきたんだけど…
後は分かるよね(ニッコリ
そのお粗末な物をしまいなさい
男はお粗末、女は聖域ですねわかります
タイトル・NGワード『セーブしますか?』 投下2回目
・魔法で洗脳
・ヒロインコミュ障、根暗、インドア廃人
・非エロ部分多し。エロ描写には期待しないでね
・コミュ症→コミュ障の間違いだった(>'A`)>
ごめんなさい。今回も非エロのつなぎパートです
エロパロ板なのにここまでエロなしで申し訳ねーです
生温かい目で見てやってください
「どうしよう…」
――ゴシック調の天蓋付きセミダブルベッド。
純白のシーツの上で、抱き枕にしがみ付いたニヤケ顔の真梨花が1人悶えていた。
「うぅっ、やばいやばいやばい…!まさかここまで効くなんて…!効きすぎて逆に引くわ…」
抱き枕を抱え、呻きながら右へゴロゴロ左へゴロゴロ…。かれこれ15分はこの調子だ。
「ふぅ…。1か月前とはだいぶ変わったな…」
回転を止め、仰向けに寝転がる。真っ黒な天蓋…そこをスクリーンに、追想のビジョンを投影し始める――
――1か月前。赤腹の魔術で呪符を作成した真梨花は、ある難題に頭を抱えていた。
「作ったは良いけど…どうやって渡せばいいのコレ…?」
迂闊だった。折角の呪符も、相手に身に着けてもらわないと意味が無い。
「シミュレーションしてみるか…」
熊のぬいぐるみを神領くんに見立てて、いざ受け渡しの練習だ。
@正々堂々、直接渡す。
「じじっ、神領くん!こここれ、うう受け取ってくだたいっ…!」
……滑舌が最悪なのはもう諦めてる。元々、学校で喋る回数なんて数えるほどもない。
一言も発さず下校したことだってある。そりゃ舌も話術も退化するってものよ。
しかし…女子にいきなり直筆の御札を渡された男子は、どんな気持ちになるのだろう?
あまつさえその得体の知れない御札には、自分や相手の個人情報がぎっちりと書かれている。
「……これは無いな。それ以前にそんな度胸なかったわ…てへぺろ」
A靴箱にラブレター方式で投函。
「顔を合わせないで済むのは助かるけど…。ちゃんと貰ってくれるか怪しい」
というか仮に受け取ってもらえたとしても、中身を見た瞬間にドン引きされて…
「あ…!そういえば」
思い出した。.ゲーム部屋に走り、それを取ってくる。
『武運長久』の御守り。
先月出た大ヒットアクションゲーム『四国無双17 豪華版』の特典の1つだ。
「まさか都知事が呂布を倒すとは思わなかった…ぷっ、ぷふふっ…!」
日本を含めた四か国を舞台に、一騎当千の猛将達が暴れまわる爽快感抜群のこのゲーム。
顔や言動が某知事にそっくりな隠し武将が、鬼のように強いと話題になった。
万尋くんとも、この知事の冗談みたいな強さやモデルの精巧さの話で盛り上がった。
久しぶりに人前で笑ったのもあの時だった…。顎が外れかけて大変だったっけ。すごく、楽しかった…。
「この特典、まひろっちが欲しいって言ってた…!」
彼が買った通常版には付いていない、ちょっとしたレア物なのだ。
この御守りの中に、赤腹の呪符を折りたたんで…入れる!
「ふふっ…偽装は完璧ね…!あとはこれをどう渡すかだけど…う、うーん」
こちらから話しかけて、四国無双の話題を自然に振り、渡せる流れを作り出す…?
それも教室や廊下といった周囲に人目がある状況で…?
「…む、無理ゲー」
軽く想像しただけで胃痛が襲ってくる。
「……なら、運を天に任せる?」
ひろくんが話しかけてくれるのをただひたすら待って、強引に話題を振るとか。
1人になるチャンスを伺って、偶然を装い彼の目の前に御登場…さぁ話しかけて…という手もある。
自分から行くよりもイージーだが、ひたすら契機を待ち続ける苦しい戦いとなるだろう。
「待ちガイノレ戦法なら十八番なんだけどな…」
…考えすぎて疲れてきた。明日も学校だし、今日はもう寝よ。
いつでもまひろんに渡せるように、この御守りは常に持っておこう。
悩みは、呆気ないほど一瞬で消え去った。
放課後の部活動へと向かう万尋くんが、誰にも気に留められずに帰ろうとする私を呼び止めた。
「ヌカイリムVの情報仕入れてきたぞ!昇降口まで一緒に行かね?」
「!?っ…は、はひっ…!」
その日初めて出した声は、ボリュームもトーンも明らかに高かった。
彼の話を気もそぞろに聞きながら、見えるようにわざとらしく御守りを出してみせた。
「お、それ無双の特典?見せてくれる?」
「あぁあ、こ、これ?よよ良かったら…あ、あげ…あげ、マス」
顔は真っ赤だったかもしれない。
「ぅえ?い、いや…だってこれ結構レアいんじゃ」
「わわ、わ、たし、御守りいっぱい持ってて。かっ被ってると効果が相殺されるの。だ、だからっ、これ、いらないの」
意味は正確に伝わってなかったかもしれない。
でも、素直に喜んで貰ってくれた。しかも、その場でテニスのラケットケースに結んでくれたのだ。
「武運長久…勝負事にはもってこいの御守りだな。…織部、ありがとなー」
「―――――ふぇ…、ろ、ろういたしまして…」
あの時の万尋くんの笑顔は一生忘れないだろう…。
「今度なんかお返しするよ!」
じゃぁ、結婚してくださいよ。
――それから今に至るまでの1か月間。
万尋くんから話しかけられる頻度が明らかに上がった。(他の誰にも邪魔されなかった。)
教室を出ようとした時、廊下側にいた万尋くんと偶然ぶつかった。(あまりの事に気絶しかけた。)
私の落した生徒手帳を、万尋くんが直々に届けてくれた。(受け取る時、手に触れた。熱かった。)
そして今日…2学期に向けた席替えで、万尋くんの真後ろの席をゲットした。(ほぼイキかけた。)
私が一方的にライバル視している辰巳さんが、万尋くんと限界まで席が離れるというオマケ付き。
そして極めつけは…遊びの約束を取り付けたこと、電話番号、メールアドレスの交換。
早速、家に来る日取りについてメールでやり取りさせていただいた。
携帯を持って4年。両親と業者以外からのメールが来たことは無かった。
私は送信の文面を考えるだけで相当時間をかけてしまったが、万尋君の返信は数分で来た。
これが普通なのかな…。まだよく分からないけど。
彼のメールは、何度も何度も読み返してから保存した。
「はぁぁ…。こんなぐちゃぐちゃな気分で夏休みを迎えるの、初めて…」
今年は、辛くて苦しい学校生活から束の間解き放たれて安堵するだけじゃない。
そんな惨めな感情よりも、もっと上位の…希望のような感情が、私を包んでいる。
明日は、いよいよ終業式だ…。
今回はここまでです。続きは大体出来てるんで近日中に
全体のストーリーもエロも脳内では既に完成してるけど、形にするのがムズイ…
「今度なんかお返しするよ!」
じゃぁ、結婚してくださいよ。
吹いたww
ワロタ
その言葉通り結婚させられてしまうんだろうなワクワク
アンビリーバボー見たかったのに見れなかった...
ん?呪いの面をつけたら洗脳されるって?(難聴)
エロはあるにこしたことはないが無くても女の子に操られるってだけで満足しちゃう俺は末期なのかな?
むしろ始まり
タイトル・NGワード『セーブしますか?』 投下3回目
・魔法で洗脳
・ヒロインコミュ障、根暗、インドア廃人
・非エロ部分多し。エロ描写には期待しないでね
今回で非エロパートは終わりです。次からエロ入ります。
終業式とホームルームを終え、お祭り状態の我ら2-4。幼馴染の那由他が満面笑顔でやってきた。
「まっひろ!久々に一緒に帰ろ?今日は部活休みでしょ」
「おう。…俺、忘れててうっかりラケット持ってきちまったよ」
「習慣ってやつは怖いね〜。あ、そうそう!ウチの部は登校日にしかやんないって〜。イェイ!」
「おいおい料理研究部だろ?夏こそ研究しろよ。そうめんを飽きずに食わせるアレンジレシピ30とか」
「え〜ヤだよ〜。そうめんはどこまでいってもそうめんじゃーん」
そうめんについて語りながら席を立ち、並んで歩きだす。友達数人に挨拶を交わしながら、教室を出た。
――学校と2人の家の間にある公園。名物は約300メートル続くイロハモミジの並木道。
この季節はセミ達の合唱コンクール会場と化している。
「ひゃ〜!暑っ♪うるさっ♪」
俺の少し前を、ちっこい幼馴染が元気に歩く。おーおー、アホ毛が跳ねる跳ねる。
小中高とお決まりの帰り道。去年も一昨年もそのまた前も…。春夏秋冬、もうすっかり見慣れた光景だな。
「あれっ。そんな御守り付けてたっけ?」
那由他がラケットケースに結んだ御守りに気付き、アホ毛で?マークを描いた。
「織部が恵んでくれたんだよ。ゲームの特典。裏の知事見てくれよ!どう見ても本物だろコレ」
「ほほう、織部ちゃんが…。そういや…………へぇ〜」
「うん?なんだよ」
「ん〜ん。2人ともゲーム好きなのは知ってたけど、いつの間にか仲良くなってたんだね〜」
那由他はなにやら1人でうんうんと納得している。
「織部は貴重なゲーム仲間だからな。1年の時はまだ分からなかったけど、何気に良いやつなんだぜ」
「ゲーム仲間かぁ…。あたしはてっきり、それ以上の仲かと」
織部と俺が…?良い子だとは思うけど、そっちの対象で考えたことは無かったな。…それより、俺はお前の方が…
「や〜、織部ちゃん美人だし。あたしみたいなのと違って、大人しくておっぱいもおっきいし…」
…織部、そうだったのか…。そういえば、いつも本やバッグで胸元を隠すようにしているな。
いや、てゆーか。こいつ、もしかして…。ま、待て待て。俺の勘違いだろ。惑わされるな、いつもの冗談だ。
「お前、まさか妬いてんのか?ははっ…」
冗談に冗談で返したつもりだった。でも那由他は立ち止まって、キャラに合わない気弱な小声でこう返してきた。
「そ、そうなのかな…わかんない…」
木漏れ日と葉の影でまだらに彩られているせいで、顔色までは分からない。
でも相当恥ずかしそうな表情をしているのは見てとれた。…いつの間にか、蝉しぐれが遠い。
…おいおい。なにベタな青春漫画風の演出してんだよ。らしくねーよ。俺は釣られやすいんだよ。やめてくれよ…
「これ…親戚がくれたんだけど」
那由他がおずおずと1枚のチケットを差し出す。…有名テーマパークの1日券じゃないか。
「暇だったらさ…2人で行ってみない?来年はもう、そんなに遊べないし…」
俺の足元に視線を彷徨わせて喋る那由他が、いつも以上に小さく見える。
「気が向いたらでいいからさ、また…連絡してよ…」
そこで言葉を切ると、チケットを俺にぎゅっと押し付け、突如ダッシュで走り去った。
……これってあれだよな。勘違いじゃなきゃ、俺の方だけじゃなかったってこと…?ど、童貞だからよく分からん!
「……うわーーー!マジか!!?」
思わず大声を出していた。蝉しぐれは、いつも通りうるさく響いていた。
――窓から差し込む光が、寝室を茜色に染め上げる。
制服の真梨花は、ベッドの上に突っ伏したまま動けないでいた。
…明日からはいつもと違う、夢のある夏休みが待っているはずだった。
悪夢の始まりは、帰りのホームルームの直後から。
万尋と那由他が、いつものように皆にからかわれながら帰って行く。
別に珍しい光景じゃない…でも、今日に限って不思議と気になった。
夏休みに突入し、万尋との関係も進展し…少々舞い上がっていたというのもあるだろう。
真梨花は持ち前の存在感の無さを活かし、2人の後をつけることにした。
…違和感は虫の知らせだったのか。追跡の果てに真梨花は見た。
那由他が何かを万尋に渡して走り去り…万尋はガッツポーズをとって大喜びする、辛辣な現実を。
昔から自分の勘は良く当たる…。それも悪い想像はほぼ確実に。
真梨花の絹ごし豆腐並に柔いメンタルは、いとも容易く崩れ去った。
「……まひろくん」
分かっていたはずでしょ?初めから私みたいな根暗女に可能性なんてあるはずがないのよ。
普通の友達になるつもりで話しかけてくれて。でも男に優しくされたことの無い私は勝手に妄想を膨らませた。
1年のころから少しずつ好きになっていって。楽しい話をするたびにリア充の気分を味わえた。
十分じゃない。何を期待していたの?それ以上の関係?身の程を知りなさいよこのドヘタレヲタクコミュ症ぼっち女……!!
あんたはもうバッドエンドが確定してる……!ゲームオーバーなのよっ……!!
「う、うぐっ…」
顔面がくしゃっとなる。あぁ、目から熱いのが溢れてきた。またこうやって独りで泣いてる。
イジメられて、全部諦めて…ただ卒業だけを待ち焦がれ、ひたすら耐え抜いた中学時代。あの時と同じ無様な芋虫。
「ふぐっ…うっ…ぐ、うぅぅ…い、いや…」
でも、でも…諦めきれない…。自分の事を、理解してくれそうな男の子と奇跡的に出会えた。
ずっと夜だった私の世界に初めて現れた太陽。それが万尋くんだった。
彼となら人並みの…ヲタ臭いけど、それでも現実の女の子としての喜びを掴めるかもしれない。
乙女ゲームに逃げるのは、もう嫌だ…
ウェットティッシュで涙を拭う。まだだ…まだ…。私にだって幸せになる権利は、あるはずだ…
「魔術…もっと、強力なやつを…」
効果があった術書や魔具は、全てO町の書店で仕入れたものだ。
今の私の力量で、この状況をひっくり返すような術が存在するだろうか…?
「わからない…けど、行くしかない…」
私にはこれしかない…もうあそこしか、ない…
重い体を引きずり起こし、ベッドからずるりと這い降りる。
目指すはO町、『櫛御堂(クシミドウ)』――
――世界が逢魔ヶ時の薄闇に沈みゆこうとしている。
人通りの多い中心街から歩いて15分ほど離れたO町商店街。
19時を前にすっかりシャッターストリートと化した『銀座通り』が、この商店街の隆盛を象徴している。
『櫛御堂』は、そんな中ひっそりと営業を続けていた。
不特定多数の視線に苦痛を感じる真梨花にとって、客の少ない店はそれだけで価値がある。
得てしてそのような店は品揃えも悪いものだが、櫛御堂だけは例外だった。
店内はコンビニほどの広さだが、不必要と思える商品が1つとして無い。
訪れるたびに、今の自分に合った最適な本や魔具が見つかるのだ。
「いらっしゃいませー」
幼い少女の甘い声が、静かな店内に余韻を残す。ここは、いつ来てもこの娘が店番をしている。
最初は店主の娘さんなのかと思ったが、親らしき人は見かけたことが無い。
不審に思ったことはあったが、そのうち気にならなくなった。
夕餉の時間帯だからか、元々その程度の入りなのか。どうやら客は真梨花1人の様だ。
風で乱れた長い黒髪を軽く整え、術書の品定め(立ち読み)に入ろうとした時だった。
「お姉ちゃん…こっち、こっち♪」
「ふぇっ…?」
まさか声をかけられるとは思ってなかった。反射的に声の主の方に目をやる。
――生きたアンティークドール。
雪のように白く冷たそうな肌、漆黒のツーサイドアップに、角の付いたヘッドドレス。
ゴスロリ黒レースのスカート、白のハイソックス、真紅のレースアップ。
背丈から察するに年の頃は8〜9歳程だろうか。微笑みをたたえた店番の少女が、黒い物を手に立っていた。
夏なのにブーツ…やはりオシャレさんは気候を考えちゃだめなのかな…そんな、どうでもいい感想を振り払う。
「な、なんでしょう…?」
今迄ロクに少女の顔を見たことがなかったが、近寄ってまじまじと見ると
どこか倒錯的な美しさに意識を支配されそうになる。奈落の様な黒々とした瞳に、真梨花は一瞬心を奪われた。
(私がロリコンおじさんだったら、思わずお持ち帰りしてペロペロしちゃうかもしれない。それくらい可愛い)
そっちの気が無い同性でも惹かれる妖しい魅力。 この店の 主 に 相応しいな と、真梨花は思った。
「うふふ…この本でしょ。お姉ちゃんがほしいのって♪」
屈託のない笑顔が薦める真っ黒な表紙の書物。タイトルが何語なのか、全く解読できない。
幼い店主は、お気に入りの玩具を自慢するかのように得意気に商品の説明を始めた。
「これはね――相手のキオクを上書きしちゃう、すっごくステキなまどう書なの♪」
「き、記憶を上書き……?」
「そう。この本の通りにすれば、お姉ちゃんの好きなように相手をあやつれるんだよ♪」
(……それってつまり、洗脳とかそういう系?これで万尋くんを―――洗脳しちゃえってこと…?)
「そんなとこだね♪」
「えっ…!?」
今この子、心を読んだ?気のせい?でも、 まぁ いい か 。
「このまじゅつのおふだはムズかしいから、サービスでリッカが作ったおふだをつけたげるね!」
(ああ、この子、リッカって言うんだ。…というか、一言も欲しいって言ってないのに買う流れになってる…)
自分でもよく分からないうちに店を出ていた。…暑さと湿気のせいだろうか。少しふらふらする。
紙袋の中には、先ほど買わされた『記憶を上書きする魔術』の本。
幼い【店主】リッカが作ったという御札数枚。それと、ビー玉大の赤黒い丸石。
(――まじゅつのことでこまったら、その赤い石をギュッとにぎってね。助けてあげるから♪…だっけ)
サービス精神旺盛なのは間違いないだろうが…。こんな小石になんの効果があるというのか。
そして何故、こちらの需要が手に取るように分かるのか…
「全く、狐につままれたような気分ね…」
あの店での買い物はいつも気が付くと終わっている気がする。
だが買わされたアイテムは毎回、確かな効果を示してきた。…いかに怪しかろうと、もうこれにすがるしかないのだ。
――帰宅後。入浴と簡単な夕食を済ませ、真梨花は自室のパソコンに向かった。
スクリーンセーバーが解除されると、ファッションサイトの閲覧を始める。即日配達できる店舗を優先的に選ぶ。
「よ、よく考えたら、まともな私服がなかった…。危ない危ない…」
1人で家に籠りがちな真梨花の私服は、センスもストックも壊滅的。
酷い時はパジャマやジャージで休みを過ごす。香水も知らなければ化粧のテクもよく分からない。
「じょ、女子力たったの5…ゴミめw……なんて思われないように、しないと」
今更だと思うが、やれることはやっておきたい…。化粧は間に合わないかもしれないが、せめて服だけはなんとかしたい…
「……あ、ヤバッ!!」
咄嗟にスリープ状態の3DDSを開く。上下の画面には、天国状態で滝登り中のイケメン(半裸)が映っていた。
「なっ、なんという罠…。これを万尋くんに見られたらバッドエンド直行だったわ…」
ヌカイリム以外のゲームに興味を持たれることは十分に考えられる。
寝る前にツンツンハァハァしていた乙女ゲームも、今日からは封印だ。邪なソフトは全部しまっちゃおう。
――それから真梨花は、万尋との約束の日まで家に籠り、身だしなみと魔術の練習にいそしんだ。
――7・28。快晴。正午。…時は来た。今まで経験したことの無い緊張感に、何度も吐きそうになりながらその時を待つ。
待ち合わせ場所をどこにするか迷った挙句、私は住所を晒した。携帯のGPS機能を活用すれば簡単に特定できる。
知られるのが万尋くんなら本望だ。私の家は大きいので、近くまでくればすぐ分かるだろう。
『(ポーーン)……えーと、神領です…。遊びに来ましたー。真梨花さんはいらっしゃいますか?』
電子音。次いで、待ち焦がれた声が流れる。心拍数が一瞬で跳ね上がった。
テレビドアホンには、どこか表情の硬い万尋くんの姿が…!!
「あああぁあっ、き、来た、来てしまった!!いっ今しし下の名前で呼んでくれた!?
ひっ!?…し、私服まひろくんっ!?私服!しふく!至福!!ぅぅあぁっ、ありがとうございますッ!!」
私は神的な何かに感謝の祈りを捧げると、ドアホンに向かい今すぐ行きます!とカミカミで告げた。
悲しみの日からくすぶり続けていたネガティブな感情は、青空の彼方へ吹っ飛んでいた。
呪文も手順も全て暗記済み。ポケットにはあの赤黒い石。服は…私と彼の好みが合うことを祈ろう。
それから…可愛いしょ、しょーぶしたぎも履いている。…私を好きになってもらう為の準備は、完璧。
さぁ、ここからが正念場だ――
今日はここまでです。
きったねぇ駄長文を読んで下さってありがとうございます。
神降臨
>>609 クッソ一途な彼女を書いて下さる作者様に感謝。
勝負下着が役に立つことを願います。
来ない…何も来ない…
だがそれがいい
投下します。
個人的には微エロ。人によっては、非エロ。
女性→女性
果歩は家族のだれよりも早く目を覚ます。
夜は十時に寝て、朝は四時に起きる生活は、中学校からの習慣だった。
静かに階段を降りていき、リビングのカーテンを開けると外は雨。
それなら今日は掃除でもするか、と果歩は伸びをしながら思った。
父親の靴でも磨こうかな、とか、お風呂場の細かいところが汚れてきてる、とかそういうことを思い浮かべる。
母や父は「そんなことしなくても良いのに」と言うし、兄は「変な奴」と言う。
それでも早起きして働く理由はいくつかあった。
そもそもなにかをしたりするのが苦手ではなかったし、
早く起きた父と一緒にコーヒーを飲んだりする時には幸せを感じる。
勉強だって夜よりも朝の方が集中できる、と思う。
けれど一番の理由は、罪悪感があるからだ。
自分はここの家族じゃないのだから、と。
誰も覚えていないから、なおさらに。
メグミ郷支援センターは、普通ではなかったのだろう、と今の果歩ならばわかる。
全ては「お兄さん」のせいだ。果歩は今でも当時のことを思い出しては噛みしめる。
生きるための技を「お兄さん」は教えてくれた。果歩は感謝も恨みもしない。例えその技が普通でなくても。
その技の名は、『催眠術』。
「果歩、おはよう」と、階段から果歩の母のいずみがやってきた。
おはようお母さん、と果歩は答える。今は牛乳を温めて飲みつつ、机で本を読んでいた。
ここ最近、雨が多いせいか、掃除は早めに終わってしまったのだった。
「その本なに?」という母に、本の表紙を見せる。
「夏目漱石の「夢十夜」。お父さんの奴」
眠くならないの? と果歩の母は笑う。
「いつもの奴やる?」果歩から話を切り出す。
えぇお願い、といういずみの表情はすでにぼんやりし始めている。
果歩はいずみの背中側に立ち、肩をつかんで、ほぐすように、揺らす。
「ん……」
果歩の背は160cmだが、いずみの背はそれよりも少し低い。
けれど、胸はいずみがDで、果歩がA。
果歩はどうしても人を寄せ付けない印象を与えるらしい。
けれどいずみは、年をとってもまだかわいらしいで通じる。
「いずみ」
「はい……」
聞きなれた、力の抜けた声。
こんなことをしているから、私は本当の娘になれないのだわ、と心の中で果歩はひっそりと呟いた。
いずみ。
昨日も日記を書いたよね? いずみの事が全部書かれている日記。
思い出してみて、ほら、昨日あったこと。
「昨日は趣味の会で、パッチワークを見せあって……。
今回はとてもいい出来だったから、褒めてもらいたかったの
実際、すごいすごいって言ってもらえて、でも、安藤さんが……
安藤さんは、時間をかけられたらこれくらいできるっていうのだけど……」
果歩はいずみの前に場所を移して、観察しながらいずみの様子を見せる。
催眠状態のいずみは口調が幼くなる。生来の甘えたがりなのだ。
「安藤さんの旦那さんは、この前行ったときに、私の体をずっと見ていたから。
もしかしたらそれもあるのかも、と思うの。
安藤さんを見ると、正直女としてもう魅力はないと思っちゃうし……」
「いずみは胸大きいもんね」
「最近は大きくなくてもいい、って思うし」
「娘は小さいのが気にならない? 遺伝とか」
「果歩は血はつながっていないけど、私たちの娘だから」
いずみ達は、果歩のことを娘だと、心底信じている。
もちろん指摘されれば、血は繋がっていないというが、関係ないというだろう。
表面上は知っている、が、無意識では完全な家族。
果歩がそういう風にした。
無意識の底、隅から隅まで丹念に操った。
果歩はそれを確認して、少しだけ息をつく。
果歩が黙っていると、ただ、といずみは続けた。
「果歩は女性らしい、って感じじゃないから、ちょっとだけ不安」
へぇ、と小さく果歩は呟いて、今度は笑いながら顔を歪めているのに自分でも気が付いていない。
「いずみ。「女性の胸は女らしさ」、なんだから、もっと突き出さないと」
果歩がそういうと、いずみは素直に胸を張るようにした。果歩はそれを持ち上げるように手を添える。
「いずみの胸に全身から血が集まっていくよ。ほら、少しずつ膨らんでくるよ。風船みたいに膨らむ」
んん、と呻くいずみはだんだんと体を反り返らせていく。
ぐんぐん膨らむ、膨らむ、と果歩が言うと、いずみは顔を天井に向けるようにしていく。
必死な顔と態勢が滑稽だ。
「もうそろそろ限界だね。限界が来るよ、ほら、ほら、ほら。破裂しちゃうよ。
弾けちゃう。弾ける。弾けた!」
「あぁ!」
椅子から落ちないようにフォローだけして、
それから果歩は「今度はへこむ。へこむ。」と耳元で小さく言う。
「胸がなくなっちゃったね。不安だよね。女性らしさだもの」
「けど大丈夫。私が今吹き込んであげるから」
そうして、果歩はわざとらしく、胸の中心辺りで息を吐いた。
いずみの胸は柔らかい。果歩は今までもふざけて触ったことがあるが、男が興味を持つのもわかるというものだ。
ほら、胸触ってみよ、と手を誘導する。当然ある胸に、いずみは落ち着いたような顔を見せる。
「胸は戻ったけど、不安は消えないよ。また破裂しないかな」
確認する方法を教えてあげる、と果歩は断言する。
「SEXだよ」
いずみの顔が陶然とした表情を見せる。
果歩が「今日は、胸を強調して誘おう」とか、「胸をいじってもらうんだよ」とアドバイスすると、
いずみはコクリコクリとうなづいた。
「今日、いずみは、「SEXしたい」ってどこかに書いちゃうよ。覚えておいて」
果歩がゆっくりと覚醒の暗示をかける。今日はいつもよりやりすぎたから、丁寧に丁寧に行う。
ずっと続けてはいるが、いつだって果歩の心には不安がある。
「家族の顔を思い出して、名前を行ってみて」
いずみはゆっくりと、「ゆたか、たかし、かほ」と言う。
「思い出すと、心が温かい気持ちになるね。いずみは家族が絶対大事。
家族4人のためなら何でもする」
覚醒の暗示はいつも同じようにしている。
家族を絡めて、厳重に、厳重に行う。
「ほら、眠気はすっかりなくなった。いずみは気分よく目覚めるよ。
今日一日、何かあっても、すぐに目覚めた時のさわやかな気持ちを思い出せる。
じゃあ、起きるよ。3,2,1!」
「はー、すっきりした。いつもありがとね」
いずみは催眠術なんて言葉すらほとんど知らない。
朝の日課として行っている誘導に何の違和感も持たない。
そういう風になっている。
「普通にやっていたら、僕たちは愛してもらえないから」
「お兄さん」がどう思っていたのか、果歩は知らない。きっと誰も知らない。
「セイドウでなく、ゲホウでいこう」
センターの職員さんを並べて、「お兄さん」はそう言った。
その人たちを実験体にして、私たちは催眠術を習った。
大人の男の先生にぐるぐるほっぺの化粧をしたり、
監察のおばさんを馬にして遊んだりした。
「お兄さん」によって、すぐに殴るおじいさんは涙もろいおじいちゃんになった。
優しくしてくれた女の先生は、笑顔をさらに素敵にした。
「お兄さん」は最後に自分の名前を果歩たちから奪って、消えてしまった。
名前は取り戻そうと必死になっていた時期もあったが、今ではもうあきらめ気味である。
あの当時、「お兄さん」は中学生で、果歩たちは小学生だった。
今からすれば、「お兄さん」は恐ろしい人だった。きっと敵わないだろう。
残された果歩たちは、センターの外に居場所を、「お兄さん」が言うところのゲホウで作り出した。
そこまでは「お兄さん」のコントロールが及んでいたことは確実だと果歩は思っている。
全てを隠すタイミングがあまりに上手すぎる、と考えたのだ。
果歩自身がどこまで操られているのかは不明だ。もしくは、今だってそうなのかもしれない。
居場所づくりは順調にいった。
他の人は知らないが、果歩はそれ以外に催眠術を使わなかった。
もし、それを続ければ、いつか「お兄さん」に会えるのではないか、
そんな根拠のない予測がなぜか果歩にはあるのだ。
終わります。
妄想では、他の好き勝手やっている子供達が肝心のエロとなるのですが、
夏の短い夜ではこれくらいが精いっぱいなのでした。
もしも続いたら拍手を。
自分は好きだなこれ
久々に女×女の組み合わせきたー
おっぱいごちそうさまです
続くのを期待して拍手しとくよ
しね
だまれ
なんかエロとか抜きに、
フツーに続きとかが気になるぞw
>>623 >>1を見るのだ
男が女の子にだぞ?
いい作品とは思うがスレ違いじゃね?
スレチだっつの
スレチだからって第一声が「しね」とかになっちゃうの? アタマ大丈夫?
お前ら最近気が立ってるよな
もう少しマイルドに指摘したれよ…
まあ確かにスレ延びてる 新作か?って思って覗いたらスレチだったら腹立つのも無理はないよな
レズSSはスレチ
あとヤンデレもスレチ。スレチだらけ
>>635 女の子に催眠や洗脳さえあればいいをだからスレチではないでしょ
抹茶以外のMC系サイトが消滅した今、女性主導MCっつー糞狭いジャンルで排他的な奴多すぎやな
>>637 >>1見た?
ヤンデレでも洗脳や催眠さえあればいいだろ
自分が嫌いだからって勝手にスレチとか馬鹿だろ
ヤンデレSSは1スレ目からあったじゃん
今更どうこう言うようなことじゃないよ
第一1スレ目のテンプレが明らかにそういった需要を意識した書き方だったし
じゃあ、次スレからスレタイを「男が女の子に〜」と変えておけ。
そうすれば一片の反論の余地もないだろ。
つーかここまでの投稿過疎スレで投稿をスレチとか言って何の利益があるんだよw
>>643 ひたすらID変えて言っとるだけだからNGでいいと思う
スレチ
初スレのテンプレってこんなにゴタゴタ書いてなかったよな
まぁMCスレがある中でやっつけ的に建てられたスレではあったが
なんだ一人ヘンなのがいるだけか
>>616 です。
お騒がせさせてすいません。
好きな人もいればまったく受け付けない人もいるものだし、
結論がつかない話だとも思うわけです。
ただ、まぁ初期のころで、原則は男相手だけど、宣言さえすればいいという話があった記憶はあり、
それで、新規は黙れ、っていうのもなぁ、と思ったのも事実。
ただの反論は荒れる原因かと思うので、
書き手として、書いてきました。
続編です。ただし、人的に繋がりはなし。
今度は女性→男性です。
15分割しています。
「理沙、どこ行くの」と、青山達郎に話しかけられる。
靴を履き終わった理沙が「どこ行くと思う?」と言うと、
耐えるような、嫌がるような顔になって、「また上?」と正解を言い当てる。
今日も夕飯を終えた後に、わざわざワンピースを着て出かけるのだ。
週に2回や3回、行く場所はいつも同じで、わからなかったらバカだよねー、と理沙は思う。
「そうだよ。いつもそうでしょ? なんで引き止めるの?」
そうして、なにも言えなくなる彼を、じっと見つめる。
理沙が教え込んで、部屋着は多少センスが良くなった。
匂いだって、気にするようにしていて、顔はまずくとも、まぁその辺にいるのよりかはまし、と言った感想だ。
「ねぇ、達郎。こっち来て」
沈黙が場を支配したところで、意識して声色を変えて話しかける。
達郎は素直に近づく。催眠に近いところまで、これだけで入っている。
足が動かない、と言えば、もつれさせて転ぶかもしれない。
玄関のクッションのところまで来た達郎の肩をつかんで、膝立ちにさせる。
理沙は覗き込むような視線を見せると、達郎の瞳孔が揺れる。
「ねぇ、あなたにとって、私はなんだっけ?」
「……僕は理沙の支配者」
「そう。あなたは私の全てを支配している。私がすることは全てあなたが支配した結果」
「そう。ぼくは理沙のすべてを支配している。理沙がすることは全部僕が支配しているから」
私があなたの家にいるのはなぜ? と理沙は問いかける。
「理沙は僕のものだから。居て当然」
居て当然、というのが、達郎と最初に会った時からずっとかけている暗示だ。
その理由も同じ。出会ってから数年。達郎は理沙の支配者として、生活を保障してくれている。
「居て当然」というのと、「理沙がすることは全て支配している結果」というのが、
相反しているようのかもしれない。
それに達郎は、マンションの上にいる連中のことを、あまり好きではないらしいとも聞いた。
理沙は、少し考えてから語りかける。
「あなたは私に部屋を与えてくれた。あなたはそこには入らない。
私のことを完全に支配しているから、心配はない。心配はしない」
「心配しない」
「私がどんなことをしても、あなたが支配者であることは変わらないから。
私が勝手なことをしていると、あなたは嬉しい。
私がどんなことをしても、支配下にあることは変わらないから。
自分がいないところで、好き勝手にやっていると思うことが嬉しい。
ほら、想像してみて……」
手のかかる支配者様だ、と心の中で呟きながら、カバンの中の香水を取り出す。
達郎にとっては、幸せの記憶に直結している匂い。
振り掛ければ、達郎の表情からまた力が抜ける。
目を覚まさせると、達郎は今度は少し表情を歪ませながら、「いってらっしゃい」と言った。
いってきます、と理沙は言って、外に出て時間を確認した。
予定より、少し遅くなった。まぁ、けど、問題はない。
そこまで考えて、達郎のことを考える。
順調なようだが、調整は必要かな、理沙は今までの経験から判断する。
基本的に達郎は善良だから、あの表情はずっとは続きはしないだろう。
安定はしないその特性は、だからこそ安心できるのだけど、と少しだけ笑った。
それにしても、引き止めた時の達郎は、まるで父親のようだった、と理沙は思う。
確かに達郎への思いは、それに近いのかもしれない。
理沙が持つ両親の記憶と言えば、窓の外を見ている母の影くらいだ。
だからこそ、なのかもしれない、と理沙は目を険しくしながら、マンションの外の闇を見る。
「メグミ郷支援センター」、そして、「誰か」が教えてくれた『催眠術』。
昔、理沙は恐がっていた。今でも思う。人を操るということは怖いことだ。
嫌われてはいたけれど、理沙のことを褒めてくれたおばさんが、
お尻の穴にペンを入れられて四つん這いでこちらに来る様子。
ひそかに憧れていた先生が、顔にいたずら書きをされながら、たどたどしく喋る様子。
理沙の話を真剣に聞いてくれて、頭を撫でてくれたおじいさんが、
子供に追いかけられて泣く姿。
おそらくあの中で、理沙が一番その技の才能がない。
カホならうまくバランスをとるだろうし、ミオは上手く支配するだろう。
けれど才能がないことを知っているから、慎重にやってきた。
男の子達の何人かは、きっと失敗しているだろう。それに比べれば、きっと良いと思える。
少なくとも今、居場所はあった。
マンションの3階と4階は「アリナ精工」という会社が借り上げて男子寮扱いとなっている。
達郎の家は2階だから、階段を上るところだけは気をつけなくてはいけない。
だが、そこを過ぎれば、理沙の庭になる。
理沙がこの場所を手に入れたのは偶然だったが、割と良い場所を見つけたといつも思う。
近いという理由だけで、とりあえず試してみたことがきっかけだったが、
寮なので周りの人の配置がよくわかる。
皆を集めるのも簡単だ。週に一回水曜日の「勉強会」での誘導パターンは決まっていた。
入れ替わりがあっても、「勉強会」なら誘いやすい。新人ならなおさらに。
手をつけ始めて三年経っていて、時間はかかったが、もう憂いはほとんどない。
理沙がいけない時でも、自分たちで暗示を深めてくれる、それくらい安定した場になった。
勉強会は4階で行っている。多少うるさくなっても、3階の住人は皆集まっているから問題ない。
チャイムを押して、しばらく待つ。理沙は全部屋の鍵を持っているけれど、それは意識には上げていないからだ。
「こんばんは、理沙ちゃん。遅かったね。なんかあった?」
扉を開けてくれた男に、ちょっと手間取っちゃって、と理沙は言う。
男は一応、理沙の彼氏ということになっている。男だらけの中に入るのに、それが一番都合がよかったのだ。
部屋の中に入ると、狭い部屋の中に男が8人。この勉強のフルメンバーだが、やっぱり狭い。
部屋の中にはアロマが漂っている。
「理沙ちゃんが買ってきた集中できるアロマ」として、いつも点けているのだ。
「理沙ちゃん遅いよー。おれ、今日勉強会のために走って帰って、カップラーメン急いで食べてきたんだよ?」
男はからかうように、理沙に言う。
ごめんねー、と理沙は言いながら満足する。
勉強会のためなら、その程度のことはしてもらわないといけない。
勉強会に仕掛けた理沙のトリックはいくつかある。
「はい、じゃあ勉強会始めるよ」
彼氏役の男が取り仕切る。これもそうで、理沙に一番近い人が一番のまとめ役なのだ。
そして、本来は会社に関係ない理沙が来るまで勉強会を始めないこと、
これも関係を取り仕切るためにこの場のルールにしたことだ。
勉強会を真面目に行うこと自体が、暗示をかけるために決めたことだ。
実際、集中力を高める訓練をしたりも行っている。
真面目な方の勉強会の内容は、会社製品の基礎に関することであったり、
理沙を交えてブレインストーミング、理沙に対してのプレゼンテーションだったりもする。
理沙にとっても面白いことが多い。
内容自体もそうだが、人についてもそうで、新入社員から変わっていく変遷を見たりもできる。
まぁ、この辺りは、理沙にとってはおまけだ。
「じゃあ、今日はこれで終わりにします」
彼氏役がそういうと、急に場が弛緩する。
伸びをしたり、肩を回したりする男たちに向けて、理沙は「ちょっと休憩したら始めるからねー」と言う。
「理沙ちゃんもいつもありがとね」
男の一人がそんなことを言う。新入社員の一人だ。
「いや、私も面白いから。大人の世界だなー、って思って」
「うん。最初、勉強会って嫌だな、って思ったけど、今はなんか面白いね」
理沙ちゃんにも会えるし、と男は付け加えた。
「うちの会社って男ばっかだし。女子高生と話せる機会なんて、貴重だしね」
「それ、みんなから言われるんだよね」
飢えてるー、と笑いながら、今日のことを理沙は考えている。
「じゃあ、いつも通り、「リフレッシュ」を始めるよ」
男を全員輪にして座らせて、部屋の照明を少しばかり暗くして、アロマを中心に置く。
勉強会で疲れた頭、アロマの匂い、今までの誘導、これだけ揃えれば、もう簡単に落ちていく。
さっきまで笑っていた顔が、ぼんやりとした目つきになっていく、
座っている状態から、一人一人後ろに回り、誘導して立たせていく。
異様だ、と理沙は笑う。これだけはたまらない、と理沙は思う。胸が高鳴り、体が蕩ける気さえする。
何回か、この状態で全員の服を脱がせて、足を肩幅に、手は真上に、性器は勃起をさせたことがある。
それから、言葉だけで皆一斉に射精させたり、あるいは性器の角度を競わせたり、
この状況には理沙もあてられる。それだけで頭がおかしくなりそうだ。
アロマを二つ増やして、中央に場を作り上げる。それから照明をさらに暗くする。
雰囲気作りは手慣れたもので、男の中にはそれだけで勃起している者もいる。
「じゃあマサフミから」と、彼氏役の男を中央に連れてくる。こうして格付けをつけようとしている。
男を真ん中に連れてきて、仰向けにさせて、足を上げさせる。
正常位を逆にしたような体勢になりながら、ぐにぐにと服越しに性器を揉む。
そうすると、情けない声が上がる。まるでなにかのコントローラーのようだ。
「私のことを呼んでみて」
「り、リサさま。リサさま」
男はそう言いながら涙をこぼし始める。わたしが笑ってあげると、また声を上げる。
「マサフミ、かっこいいね」
声色を普通に変えて、男の耳元でささやく。たまに乳首をいじってあげたりもする。
「マサフミ、好きだよ」
「マサフミって素敵」
「マサフミ、頑張ったね」
そういいながら理沙は、ズボンをおろし、性器をあらわにさせる。その間中、男はうめくばかりだ。
ただ、苦しげにではなく、あくまで喜びの声色で。
昔、メグミ郷で催眠術を教えてくれた「誰か」は言った
「普通にやっていたら、僕たちは愛してもらえないから」
そうかもしれない。けれど、そんなのは、きっとどこの誰だってそうだ。
理沙はそう思っている。
「マサフミが頑張ったこと教えて」
「新人が、仕事、失敗しちゃって、でも、手伝って!」
「偉いね、マサフミ」
もう十分に暗示を刷り込んであるマサフミは、褒められるたびに、快楽の声を上げる。
普段は覚えてはいないが、無意識にほめられようと頑張る。
彼氏役として、普段はカッコつけさせる。そのことをまた褒めて、心の芯では理沙に依存させる。
「新人の名前は?」
男は、「あ、あいはら」と答える。さっき話しかけてきた男だ。ふぅん、と理沙は判断する。
最後、「これからも頑張れる?」としつこく聞いて、
「頑張る! 頑張る!」と宣言した後に、射精をさせる。
その後に理沙はは、褒められた感覚を反芻させる。
だからずっとだらしない顔のままで、放置しておくと、勝手に射精しているときもあった。
一人にかける時間はそこまで長くない。人が多いから、仕方ない。
一人終えるたびに、一度周りの状況を調整する。
まだ褒められていない男は、褒められている男に嫉妬させる。
自分もそうなりたい、と強く思わせる。ただ、それをやたらな方向に発散はさせない。
一人一人、繰り返していく。細かい違いはあるにしろ、だいたいは同じようなことになる。
ただ、今日は、一人いつもの順番を飛ばした。先ほどの相原君だ。
新人だから順番は遅いが、飛ばされたとわかってからは表情をこわばらせている。
嫉妬をさせておいて、体の方はわざと勃起させる。
相原君以外を終わらせたところで、記憶を閉じ込めさせる。
それから、リフレッシュの暗示と、勉強会への興味を膨らませ、快楽への調整を行う。
「部屋に帰るとシャワーを浴びる、そうすると気分がさっぱりして、よく眠れるようになる。」
「そうして明日からもがんばれる」そういう感じだ。
相原君だけは別にする。じらした分を消さずに残して、
それからこれからの行動の暗示もさせる。
それから目を覚まさせた。
「理沙ちゃん、今日もありがとね!」
無条件にテンションが高くなっている男たちは、最初に比べて雰囲気も明るい。
そこで、彼氏役の男が声をかける。
「はーい、じゃあ今週分渡すよ」
そうして、彼氏役の男が封筒を渡してくる。中身はお金だ。
「ありがとう。ごめんね、もらっちゃって」
理沙ちゃんは気にしなくていいよ!、と皆にこやかに話す。
勉強会のたびに、一人五千円を渡すのがルールだ。
疑問に思う人はいない。男たちは逆に、申し訳ない、というくらいに思っている。
そんな風にしていると勝手に、彼氏役は一回につき一万円を渡すというルールもいつの間にかできていた。
勉強会を終えると、ぞろぞろと男たちは帰っていく。
今日はちゃんと言い含めていたので、皆すぐにそれぞれの部屋に消えていく。
そんな中で、相原と理沙だけが、勉強会の前の部屋に留まる。
誰もいなくなってから、相原君は「ちょっとうちに来てもらえないかな」と言った。
なぜ残っているのか、なんてことは考えさせない。
「かまわないよ」と理沙は予定通りに答える。
理沙が部屋にやってくると、相原はまずアロマを取り出して火をつけた。
「理沙はアロマは好きだから、家にやってきたときにはつけてあげるのが当然」
理沙はそういう風にしている。だからこうして自分から、暗示にかかりやすい状況を作ってくれる。
「理沙ちゃんは、先輩からなんか俺が失敗した話とか聞いた?」
話がある、というのは理沙の暗示のせいなのだが、彼はそれが不自然にならないように話を振ってくる。
「失敗ってなんの?」
話に乗っかって、相原に話をさせる。要件を勘違いしていたせいで、お客様のところにまで謝りにいったこと。
実のところ、失敗自体は大したものではないし、もう話は済んでいることだ。
けれど、相原は目に見えて落ち込んでいる。
理沙にはわかっている。
さっき、理沙が褒めることをしなかったから、相原は自分の感情を持ち余して、落ち込む方向に向かうしかないのだ。
それがわかっているから、慰めもせず、提案をしたりもせず、理沙はただ話を促し続ける。
アロマが充満し始めて、相原は同じようなことを言いながら勝手に落ち込んでいく。
「タカヒロくん」
落ち着いて、と立ち上がって相原の横に移動する。
「落ち着いて、ほら、ぎゅっと目をつぶってみて。嫌なこと考えてると、どんどん膨らんでいくでしょ?」
相原は、目を固く閉ざして、手にも、足にも力が入ってこわばって震えている。
その肩に手を触れて、理沙は体を揺らす。
「はい、力を抜いて。そうすると、嫌なことも抜けてくよ、はい。だらーん、だらーん」
理沙は正面に立って、小さな痙攣の様子を見ながら、深く意識を落としていく。
相原の口の端から涎がこぼれてきていることに気が付いて、理沙は指ですくってパクッと口に含んだ。
なかば無意識でやってしまった行動に、理沙ははしたない、と手を軽く口にやって、ごまかすような咳払いをする。
誘導が一区切りしたところで、手をとってに歩かせる。
ベットに腰掛けさせて、明かりは消した。残るはアロマの明かりしかない状況だ。
「タカヒロくん。タカヒロくんはこれから夢を見るよ」
夢の中身を教えてあげる。
「タカヒロくんにはリサっていう彼女がいるの。
タカヒロくんは、リサを気持ちよくさせなきゃいけない。
気持ちよくさせないと、嫌な気持ちになる。失敗した時みたいな、嫌な気持ち」
ほら、想像してみて、と理沙が言うと、タカヒロは体を固くする。
「けど、リサが触ると、その気持ちがなくなるよ。ほら」
まず最初は相原の胸に手の平をつける。そうするだけで、相原の表情から強張りがなくなる。
「覚えておいて。理沙が触ると、嫌な気持ちがなくなる。言葉にしてみて」
りさが触ると嫌な気持ちがなくなる、と小さく相原は言う。
それから理沙は性器に触れる。そうして、少し動かす。相原は顔をにやけさせる。
「一番効果があるのは、ここだよ」
一番効果があるのはここ、と相原は言われずとも復唱を始めた。
「普段よりも気持ちよく感じるよね」
「ふだんよりも、きもちいい……」
でも、自分から触っても効果はないよ、と言いつつ、手を取ってわき腹に触れさせる。
「繰り返して、理沙が触ると気持ちいい」
リサがさわると気持ちいい、と10回復唱させる。
「意識が戻ってくるよ。けど、タカヒロくんがいるのは夢」
「夢だから、私が言った通りに体が動いちゃうよ」
相原が目を開いて、意識が戻ってくるのと同時、理沙はキスをした。
「ん? ん?」
混乱する相原に押しかかりながら、理沙はタカヒロの服を脱がしていく。
「タカヒロ、彼女がキスしたのに、喜ばないの?」
相原の意識はそれで固まったらしい。
「あ、ごめん」と言いつつ、今度は相原からキスをしてくる。
軽く触ってから、下を中に入り込んで来ようとする。
そこで理沙は相原を振り切って、ベットから立ち上がった。
「それは”気持ちよくない”なー」
相原はその言葉に目に見えてショックを受けている。
「ご、ごめん。俺、でも、キス……」
悪いことをしたかのように慌てる相原に、「そこに正座して」と床を指さす。
相原は違和感を持っていないのか、すぐに正座する。理沙はベットに腰掛けて、足で膝をペタペタ触る。
「タカヒロは、私に触られたいよね」
そういうと、相原は首を上下に振って頷く。私は足を膝からどんどん股間に近づけていく。
「けど、タカヒロがすること、”気持ちよくない”んだよね」
「うっ」
リサが股間をちょん、と足で触るとタカヒロはうめき声を漏らす。
一度触れた以外は、太ももだったり、お腹だったりを触ると、相原は勃起したまま泣きそうな顔をし始める。
ちょっと謝ってみてよ、というと、タカヒロは頭を下げて土下座をした。
「ごめん。ごめん。ごめんなさい」
理沙はベットから床に下りて、包み込むように抱きしめる。
「いいんだよ。タカヒロ。彼女なんだからさ」
けど、と相原は戸惑いの顔を見せながらも、幸せそうな顔をする。
「ねぇ、ちょっと服を脱いで」
そういうと相原は、正座のまま服を脱ごうとするので、立ち上がればいいのに、と理沙は笑った。
相原は裸のまま、性器だけ勃起し続けている。
理沙は、まず体中で幸せを感じさせることにした。
「タカヒロは何もしないでね」
そう言ってから、相原の全身に理沙は軽くキスをする。
胸、背中、わき、首、尻、ふともも、足の甲、おなか。触るたびに相原は体を震わせた。
幸せそうな顔をしながら、ゴメン、ゴメン、と言い続けている。
それを聞きつつ、理沙は服を脱いでいく。
相原の体はじっとりとして、少しだけ塩の味がする。
服も脱ぎ終わり、一通りキスが終わった後、謝罪をふざぐかのように、ディープキスをする。
キスをしながら、性器を擦ると、すぐに勢いよく精液が飛び出して、
理沙の腰から太ももにかけて生暖かくかかる。
その脈動が落ち着くまで、理沙はキスを続ける。
精液をティッシュで拭った後、
なにか話そうとして口ごもる相原を無視して理沙はベットの上で、足を交差させて座った。
「じゃあ今度はタカヒロが私を気持ちよくさせて」
タカヒロは難問にあったかのように、動きを止める。
「とりあえず私と同じようにしてみて」理沙がそう言うと、タカヒロはおずおずとまず足から口づけた。
タカヒロは事あるごとに「気持ちいい?」と問いかけてくる。理沙はそれに対して答えない。
もちろん理沙の体は少しずつほぐれてきていて、こそばゆい感覚にたまに体をよじらせる。
その様子を見るたびに、タカヒロは安心したような顔を見せ、
それからまたキスに熱中し始めるのだった。
タカヒロが胸を丹念になめて、理沙の口から勝手に喘ぎ声が出てくる段になって、ようやく話しかける。
「ねぇ、タカヒロ。仰向けになって」
相原の性器にゴムをつけてあげつつ、理沙は語りかける。
「タカヒロが私の言うとおりにしてくれるとね、私は気持ちいいんだ……」
そう言ってから、「私のこと、理沙様って呼んで」と命令する。
「り、理沙様」
「ありがとう」そういって、理沙は玉から先端までを舐めあげる。
私がやってあげるから、と言って、理沙は自分の体を調整して、性器を結合させる。
うぅ、と相原の呻く声。理沙も、はぁー、と息をつく。
「理沙様! 理沙様」
「ん。ありがと」
ぐねぐねと腰をくねらせると、相原は歓喜の声を上げる。
理沙の外見は、理沙自身が見ても、大したことがない。
学校でも、おとなしい方で通っている。それが……。
それが、これだ。
理沙はそう思って、相原の肩を甘噛みする。抱きしめる。相原の鼓動を感じた。
そうしながら、思い切り、下半身に力を込める。
ひぃ、と情けない声を上げて、相原の体がこわばる。射精したのか、そう感じつつ、首筋に舌を這わした。
しばらくして、体を持ち上げて、離れる。
てかてかと、したそれに手を這わせて、理沙は言う。
「まだ、頑張れるよね?」
アロマの灯はとうの昔に消えていた。
後始末が済んだ頃、時間は3時になりかけだった。
明日相原が目を覚ませば、先輩の彼女に欲情して、話に誘って、その間も欲情しつづけ、
一人になってからオナニーをした記憶が残される。
さらに、その”先輩の彼女”が”自分の彼女”になった夢を見る。
そして、そのせいで明日は寝不足で、体がだるい、そういうことになる。
理沙は疲れた体を動かして階段を下りる。場所が近くて良かったと思うのはこういう時だ。
帰ったら早く寝よう、と考えている。シャワーは相原の部屋で、相原と一緒に浴びた。
夜の空気はひんやりとしてきている。夏から秋に代わる間際の風。
意識を外に向けると、虫の音も聞こえ始める。
理沙がメグミ郷を飛び出したのも、こんな季節だった。
だるい体をマンションの踊り場の手すりに凭れるようにして、目を閉じてみる。
生きる技、として習った催眠術だが、術を掛けられる状況に持っていくのが、理沙には難題だった。
次々といなくなっていく、ほかの子供たちをしり目に、理沙は行き場所が見つからなかった。
街に出て、ずっと観察していた。自分を託せる人、自分を許してくれる人。
そんな探し方を、カホやリオなら笑うだろう。
きっと、カホは術の安定のしやすさを考慮するだろうし、
リオならば、人格などそもそも考慮に入れない。
そんな中で、話しかけてきてくれた。アオキミチヒコ。
半ば必死で術をかけた。一緒にいられる時間を注ぎ込んだ。
理沙には才能がないから、催眠術はそれ相応のものを奪っていく。使った方がいいなら、体だって使う。
「セイドウでなく、ゲホウでいこう」
あの場所で「誰か」が言った言葉、これには共感する。
私にふさわしい言葉だな、と理沙は思い出すたびに思う。
しばらく外でぼんやりした後に、家に戻ると、明かりがまだ着いている。
テレビもついているようで、音が流れてくる。
「達郎?」
テレビをつけたままで寝てしまったのかと、小さい声で話しかけると、
達郎は何でもないかのようにこちらをみた。
「おかえり」
「なんで起きてるの。明日仕事でしょ? それに片づけもしてないし!」
机の上に食器が置かれたままになっていて、何を考えているのだ、と思う。
「理沙を待ってたんだ」
「はぁ?」
おもわず、棘のたった言葉を発してしまうが、達郎は穏やかなまま言う。
「今日理沙の誕生日だろ?」
「……」
「ケーキ買ってあるんだ」
買ってあったんだけど、言い逃して。そのまま、理沙が外行っちゃったから、と達郎は恥ずかしそうに言う。
タイミングなら、あっただろうに。それに、待っていなくても、よかったのに。
不意打ちが過ぎる! と、理沙は達郎に近寄って抱きしめる。
おいおい、という達郎に、理沙はバカだバカだ、と心の中で騒ぎ立てた。
「食べるの明日にするか?」なんて言葉が聞こえてくるのを無視して、
この人と結婚したいな、と理沙は思っている。
以上になります。
前の投下で、良いと言ってくださった人には感謝の意を。
ありがとうございます。おかげで続きました。
文字がぎっしりで読みにくくてすいません。
最近のMCは即落ちすぎると思うのですが、
一日書いていてこりゃ疲れるわ、と思うしきりです。
ただ需要はあると信じている。
GJ
スレチ(ドヤァ)とか言ってる奴のことは気にしないでね
自分の仕事にも使いたくなった。乙
すごくよかったです
乙。よかった。
GJ
ゆったりとした催眠もなかなかいいね
672 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 08:05:49.41 ID:CXT448LX
素晴らしい、超好みですね。
自分は術者が女性なら、対象はなんでも良いです。
シリーズ化を熱望します。
なんとなくオモイデ教を思い出した。
理性を失った〜スレになかなかこのスレ向きっぽいのが着てる
タイトル『セーブしますか?』 投下4回目
NG→◆NOROI.rsiU
・魔法で洗脳
・ヒロインコミュ障、根暗、インドア廃人
・非エロ部分多し。エロ描写には期待しないでね
>608の続き。エロ書くと言っておきながら洗脳っぽいシーンだけになっちゃった。
多分次で終わらせます。ダラダラ展開とか諸々すみません。私はゴミです。
万尋ははじめ、真梨花の家が予想外の『お屋敷』だったこと、
幼馴染以外の女の子と2人きりで遊ぶ機会が小学校以来だということで、過分に緊張していた。
「ぃぃ、いらっしゃひ!きっ、きったねぇ家ですがっ…!」
だが自分以上に落ち着かない様子の真梨花と対面すると、固まっていた心身は徐々に解れていった。
通販サイトで散々悩んで買った、水色の花柄チュニックワンピース。胸の大きい真梨花は、ゆったりとした服を好む。
ゲーム部屋へ案内する間は不安でならなかった。
(こ、これどうなの?リアクションなし?ってことは可もなく不可もなくって事?少なくともダサくは――)
「なんか、良い色だな。涼しげで」
「……えっ?」
「その服。柄もいいし。なんつーか、織部に似合ってるよ」
万尋は、俺なんて家じゃハーフパンツとTシャツなのだぜ?と照れ笑い。
真梨花は、もう胸がいっぱいになって、震える声で一言返すのが精一杯だった。
「あ、あり、がと……」
「ゲーム部屋って…なにそれ羨ましい。遊びも睡眠もオールインワンじゃないのか!?」
「あ、い、一応ゲーム部屋にも、お布団はあるの。徹ゲー寝落ち対策…」
織部はいわゆるお嬢様なのか?…万尋はそう訊こうとして、言葉を引っ込めた。知ったところで何も変わるまい。
(今日はゲーマー同士ガッツリ遊んで、もっと織部と仲良くなろう。名前かあだ名で呼び合うくらいにはなりたいな)
ウェルカムティーもそこそこに、お待ちかねのヌカイリムVを起動する。
少しずつ平常心を取り戻しつつあった真梨花だが、ここにきてある感情が戻ってきた。
大型ディスプレイや各種音響機器に興奮する万尋、
初めて飲んだというシャングリラのアイスティーに感動する万尋、
そして、ヌカイリムの圧倒的な臨場感に子どもの様にはしゃぐ万尋…
平常心はあえなく霧散する。心臓のリズムは途端に早くなる。
(あぁぁ可愛い…!早く、私だけの万尋くんにしたい…!リッカちゃん、お師匠様…私に力を…!)
さぁ、いつまでも見とれてるわけにはいかない。真梨花は小さく咳払いをして切り出した。
「そそ、操作はどう…?覚えた?」
「大体は。基本は前作とあまり変わってないしな。あとの新規要素は…まぁ慣れで!」
「う、うん…それがいいかも。じゃ、じゃあ、まずはチュートリアルのクエストからいこ…」
「…?メッセージが出てきたな。なになに…マイクに向かって呪文を唱えて下さい、だって」
――来た。真梨花は感情を、雑念を殺す。脳内に描いた筋書き通りに動けばいい。
「この御札に書いてあることを、そのまま読んでみて」
「フダって…おぉっ、リアルな御札じゃないですか。これなに?初回特典とか?」
縦にこくこく、とぱっつんヘアーが動く。もちろん嘘だ。真梨花は心の中でひたすら謝っていた。
「へー、ここまで凝るか!ホントすげーな。…よし、じゃー唱えるぜ!」
――何も知らない万尋の口から、運命を変える呪いの言葉が紡がれた…。
――呪文を唱え終えた直後。全身の力がふっと抜けたかと思うと、唐突に眠気と気怠さが襲ってきた。
体がとても楽だ。穏やかな温い海を、素っ裸でゆっくりと揺蕩うような…。一体、何が起きた…?
「成功…かし、ら…?」
おっかなびっくりといった表情で、織部がこちらを窺っている…成功って…なにが?
「じ、神領くん。右手を上げて…」
手を?それもチュートリアル?そう訊く前に右手がスッと上がった。コントローラーがボトリ、と落ちる。
俺の意思で『上げた』のではない。勝手に『上がった』。
………?
すると、今度は頭の中に『信号』が届く。何もかもが虚ろな意識の中で、『信号』だけが確かな存在感を保っている。
《――右手を下げて、私の方を見て》
またしても、右手が『下がった』。俺の視線は、真剣な表情のぱっつん娘に釘付けになる。
………???
「す、すごいすごい…!えっと、つっ次は…!?」
喜ぶ織部と、まるで操り人形の俺。…いや、マジで何の冗談?一服盛られたとか?
織部はこういう悪戯が好きなのかな…意外や意外、でもちょっと度が過ぎてやしませんかね。
どんな面白い薬を盛ったか知らんけど、友達なら注意してやらんとね…よし、言うぞ。織部、あのな――
《――私の事は、真梨花って呼び捨てにして。私も、貴方の事を万尋くんって呼びます。分かったら返事してね》
「うん…わかったよ…真梨花…」
待て。待て待て待て待て。おーい、そこでクッション抱いて転げ回ってる娘さん…状、況の説、明を要求する、ぞ――
【真梨花】が、元の姿勢に戻る。クッションを抱いたまま、さっきよりも近くに寄ってくる。
依然俺は、自らの意志で喋れないでいる。自分がどんな表情をしているかさえ分からない。
対する真梨花は緩んだ表情…いや、どこか違う…歪んだ微笑み…?
それでいて、いつもは落ち着きのない瞳が、今はしっかりと俺を捉えている…。
「い、良い?これから質問する事に、正直に答えて、ね」
怖い。
「まっ、万尋くん……、一番好きな動物は、何かな?」
心が強引にこじ開けられる。明け透けになった内部を、舐める様な視線がねっとりとなぞっていく…。
「――犬、だよ」
「……うん。ありがと。じ、じゃ、次です。好きな食べ物は、何かな?で、できるだけ、たくさん挙げて、ね」
俺の答えを、真梨花が逐一手帳に書き留めていく。…なんだよ、この状況?質問に、この子に…全く逆らえない…。
「趣味を全部教えて?」「そ、そう…い、意外」
「あぁア、アニメは…観ますか?」「……あぁ、そっちの…。もっと色々面白いの、あるんだけど、な」
「進学するつもり?それともしゅ、就職?」「そう、なんだ。どこの大学?」「そう…そこなの…うん、分かった」
「将来の夢って、なにかある?」「地元に残りたい?県外に出たい?」「…田舎だもんね。私も…この街、出たい」
「か、家族のこと、教えて欲しいな」「そ、そっか…。い、妹さんは、私みたいな子って苦手かな…?」「…はぁ、よかった」
「どっ、ど、どんな…女の子がタイプですか!?」「………なる、ほど」「ほ、他…には?」「例えば、ぉお、大人しい子は…?」
「ほっ、ホントですか…?ホントに?」「…えへ、えへへ……」「今までに、彼女はいたの…?」「ほっ…」「じゃ、デートもまだだよね」
「…胸の、大きい子はキライです、か」「…ふぁぁ」「けっ、結婚したら、子どもは、なっ何人…欲しい?」「…私と同じだ…へへ、へへへ♥」
親友にも親にも打ち明けたことのない秘密。それらが、片っ端から暴かれては呑みこまれていく。
すっかり軽薄になった口は、主の許可なく動き続け、求められるままに己の総てを吐き出そうとしている。
おかしい。おかしい。普通じゃない。…誰かこいつを止めてくれ。俺はただ、普通に仲良くなりたくて……なのに何故――
「じゃぁ、ひとまず、最後の質問いくね…万尋くん」
――底知れぬ情念を、ぎこちない笑みに押し込めて…真梨花が問うた。
「……好きな女の子の名前を、教えて?」
「――――――な、ゆ、た…」
あああああああああああああ。
「…そうよね。うん。間違いないよね…うん」
俺の顔の温度は上がったが、真梨花の声の温度は明らかに下がった。…これまで以上に不吉な予感がする。
「………万尋くんは、犬が好きだよね」
…そうだよ。ちぇっ。さっき言ったじゃん。もう十分インタビューしただろ。だからもう帰っていいですか…
《――違うよ。万尋くんは猫が好きなの。今日から、そうなるのよ》
ことさら異常な感覚。精神世界の中、脳が映し出す映像の上に…『黒い手』が現れ、ぺたり…と『記憶』を貼り付ける。
《ほら。見てこの猫耳。肉球。お腹のモフモフ♪触ると最高なのよ?》
家で飼ってる柴犬の映像。小さいころ飼ってたビーグルの写真。そいつらと遊んだ思い出。俺の大切な記憶。
それらが…おそらくは真梨花の『記憶』だろう――たくさんの見知らぬ猫の『記憶』に塗り潰されていく――
《――これは三毛。こっちはトラ。ペルシャ、マンチカンにスコティッシュホールド…可愛い、でしょ》
――!?やめ――許―なく―――上書―しな――くれ――――!!―、―――――――。
「……もう一度訊くね。万尋くん…一番好きな動物は、何かな?」
何度訊かれても答えは変わらないぞ。昔から決まってる。
「――真梨花と同じ、【猫】だよ」
「…………。そう、それで…いいの」
真梨花は少し間を置き、神妙な面持ちで答えた。何かおかしな事を言ったか?言ってないよな。猫の肉球サイコーだろ。
「……また、訊くね。万尋くんの…好きな女の子のタイプは――」
だからそれもさっき言ったじゃん。俺が好きなのは活発で、
《――違うよ。全然違うよ。万尋くんのタイプは大人しくて引っ込み思案でいまいち萌えない子だけど、影からずっと見守っ
ているような内気な女の子なの。髪はショートよりもロング。色は黒が大好き。茶髪金髪なんて論外。最近よく●●さんや
▼▼さんと話してるけどビッチは趣味じゃないもんね?家でゆっくりまったり遊べるような子が好きだよね。表は良い子の
フリをして裏では陰湿な嫌がらせや酷い噂を流す様な子は苦手って言ってたよね。覚えてるよ私、偶然聞いちゃったの。
私の為にすごく怒ってくれたよね。あの日の私がどれだけ救われたか、生きる希望を見出したか、万尋くんは知らないよ
ね?班決めでぼっちになる前にさり気なく誘ってくれたこともあったね。嬉しかった。私はね万尋くんの事ならなんでも――》
無数の『黒い手』が集まって、大樹と見紛うほどの巨大なドス黒い手に変わっていた。
昔好きだった古い残像。ちょっといいなと思ってた遠い残像。性格はきつめだけど良い所もある嫌いじゃない残像。
ドス黒い手が、1つも逃さず薙ぎ払っていく。引き裂かれた残像は、みな苦しげにもがいている…。
やがて、そいつは…心の一番奥に隠している、幼稚園の頃からずっと好きだった…一番大切な残像に狙いを定めた。
――やめろ。それだけはやめてくれ。そいつは俺の人生なんだよ…奴隷にでもなんでもなるから、それだけは…!!
最後の抵抗とでも言うのか。ボロボロの思考を必死に繋ぎ合わせ、重い身体を目いっぱいよじり、短い悲鳴を上げる。
「や、め、て、く、れ」
――ここに来て、浸食が止まった。そう…そこまで根深いの。私の力じゃこれが限度か。それならば…。
あの赤黒い石を取り出しぎゅっと握りしめる。その『声』は、待ってましたとばかりに元気に飛び出した。
『やっとよんでくれたね!お姉ちゃん♪』
印象深い、甘ったるい声が頭の中に響く。テレパシーの魔具かしら…?これも、彼女のお手製だろうか。
見た目こそ幼い少女だったが、並の術者で無いことは明白だ。真梨花は既に、この幼い魔術師を信頼しきっていた。
『ふふっ…。よくがんばったね。ここからは、リッカが手をかしたげるね。リッカの言うとおりにしてね…。
足りない知しきも、動きもおぎなってあげるから。だからまかせて♪』
「知識…動き?…あの、具体的に私はどうすればいいの…?」
万尋がうわ言のように呟いている。早く楽にしてあげたくて、先を促した。
『うふふっ。…カラダを使うの♪エッチなこと。キモチイイこといっぱいして、てーこーできなくしちゃうの♪
お兄ちゃんの心のカベがウスくなったら、あとはバリバリー!ってヤブればいいんだよ!』
……ううう。やっぱり、そう来たか。ですよね…そんな気はしてました。
本来これは体に触れながら行う術らしいけど、私はそこまで勇気が出せなかったのだ。
『お姉ちゃんもお兄ちゃんも初めてだけど、どうしよっか?してあげる?それとも、アヤツったお兄ちゃんにしてもらう?』
「ちょっ、な、なんで知ってるの…!?てゆーか、操ってし、してもらうって…えええ…?」
そんな、巻きますか巻きませんかみたいにポンと訊かれても困る!一大事ですよ?心の準備というものがあって…
『――取られちゃうよ?』
全てを見透かした一撃。……それは、困る。とっても困る。私の生きる意味が無くなっちゃう。
「……わ、私から…してみても…いいです、か」
『…モチロンだよ。リッカは、おジャマにならないようにコッソリ手伝うからね。ふふっ…ぐっど・らっく♪』
くすくすくす…笑い声が意識の闇に溶けていく。同時に、カラダの緊張が自然にほぐれ…少しずつ熱を帯び始める。
思わず胸の先端に指をやりかけ…すんでの所で止める。あ、あっぶな…!手伝うってこういうことなの…?もう…。
目の前には、いまだ懸命にもがく万尋くんの姿。今ならまだ、別の術で『無かったこと』にできるかもしれない。
だが私は既に…私自身のエゴで、片思いの人の記憶を都合の良い様に書き換えている。
これは彼の人生を狂わせる、取り返しのつかない『上書きセーブ』だ。許されることじゃない。
リセットもロードもない一度きりの人生を、本来ありえないチートで滅茶苦茶に改ざんするのだから。
……それでも、私は万尋くんと結ばれて…幸せになりたい。
いつも、逃げたり避けたり遠慮したり、後ろ向きだった。でも今回だけは…攻めてみる。壊してみる。大きく踏み外してみる。
痕跡なら完璧に消せばいい。こっちを真実にするんだ。……腹を括れ!!
私は唇をギュッと結ぶと、万尋くんをまっすぐ見つめた。
リッカちゃんのお陰か、これからすべき事のイメージは掴める。だが、いざとなるとやはり怖い。
……あれこれと切り口を悩んでる内に焦り、すっかり自棄になった私は、結局、爆弾を持って特攻していた。
「ゎわ、私は、万尋くんが……大好きなの!!1年の時から…!たっ辰巳さんよりも、ずっと!想ってるの!」
ほとんど動けない万尋くんだけど…少し目を見開いて、顔もちょっと赤くなった。
…よ、良かった。多少は動じてくれるんだ。そういや、じ、人生初の告白だ。こんな状況でなんだけど、よく言えたな…。
「へ、返事は、後で訊かせてもらう、ね。それまでの間…わ、私と…いぃ、イチャイチャ、して、もらいま、す…」
私は、耳まで真っ赤になり…万尋くんは、さっきより目を大きく見開いていた。
互いの息がかかる所まで、じりじりと…真梨花が距離を詰める。
万尋の心は混乱の極みにあった。体を変にされ、頭の中を好き勝手に覗かれ、今度は突然の告白。
(真梨花…そんな風に思ってくれてたなんて。自分が鈍いのは知ってたけど…)
女の子に告白されたのは初めてだ。当然、今みたいに迫られるのも、キスも、その先も…。
《――万尋くん……。あなたの方から、キスしてください…》
頬を染めた真梨花は『信号』を送り、潤んだ目を閉じる。綺麗にそろえた前髪…星屑を隠した睫毛。
万尋はほんの一瞬、大切な幼馴染を忘れて、目の前の少女を綺麗だと…可愛いと、心の底から思ってしまった。
それが、破戒の幕開であるとは知らずに…
(なんだ…?さっきよりもっと、くらくらする…、待て…、俺は…まだ返事を…)
どんなに葛藤しようが体は勝手に動く。俺は、そっと柔らかいほっぺに手を添え…真梨花の唇を奪った。
「…んっ……んぅ……」
ゆっくり唇を離す。
(…や、柔らかい。ぷにってしてた…やけに長く感じたけど、ほんの5秒か?いや10秒?
ぐあ、胸がドクドクいってるぞ。息も苦しい。これがキスか。遂にしちゃったよ。…そっちは、どうなってる?)
真梨花は、目に大粒の涙を溜めていた。
《まひろくんだいすきうれしいありがとうすてきですありがとうございますだいすきですゆめがかないました》
――真梨花の想いが激流となって押し寄せてくる。…不味い。このままだと流されてしまう。
本能的に悟った万尋は、必死に幼馴染の顔を思い出して踏みとどまろうとした。
(何やってんだ俺?俺が好きなのは―――アイツだろ。今ちょっと顔も名前も出てこないけど、アイツなんだ。
真梨花は可愛いし、【俺のタイプそのもの】なんだけど…とにかくダメなんだ。しっかりしろ俺!)
《――まひろくん、もっと…してほしい…です》
――柔らかい唇は動かない。ただ、頭に送られる『信号』が、抗いようのないおねだりとなって万尋を操る。
「…んっ。……んふぅ…」
判りきってるのに、逆らえない。さっきよりも早く、熱に浮かされた顔の可愛い唇を奪ってしまう。それだけじゃない。
初キスを終えたばかりなのに、暴走した舌が真梨花の口内に侵入し、温かい舌に絡みつこうとする。
「んっ…?ん、んっ、ふむぅ…はむぅ…!んちゅっ…ちゅむっ…んんん…ちゅっ」
真梨花は一瞬ぴくっと身じろいだが、応えてくれた。むしろ積極的に自ら絡ませたり歯を舐めようとする。
ふんふんと小さい鼻息をもらしながら、目を瞑って無我夢中で求めてくる…。ヤバいこいつ。可愛すぎる。
――2人はいつしか抱き合っていた。その間もキスはやめない。
浅いキス。深いキス。初心者同士で、練習も兼ねてなのか。2人とも稚拙で、貪欲だった。
真梨花は、とろけそうな幸福感に酔いながらも、懸命にある場所へ万尋を誘導していた。
ゲーム部屋専用、寝落ち対策の布団。1人で寝るには大きすぎるサイズだ。
(うああ…さっきからおっぱいがむにむに当たってる…。誰かが言ってた気がするが、でかいなぁ)
生地越しでも、豊満でたっぷりとした感触が伝わってくる。
ゴムのような弾力を想像していたけど…本物は水饅頭のように柔らかだ。
(くっ、こんなものを押し付けられたら余計に…!あぁ、これだけ密着してたら勃ってるの絶対ばれてる…)
とりあえず今日はここまでです。
>676は10のミスですね。緊張して間違えた。吐きそう。
次がエロ本編で最後の投下です。お目汚し失礼しました。
>>682 ディ・モールトよしっ!
あまり自分を卑下するんじゃないとんでもなく素晴らしい作品だ
他に何か作品は書いてないの?
いつまでも非エロ投稿してんじゃねぇよと言いたいけどな
(@_@)うーん
689 :
3レスで:2012/08/14(火) 01:12:56.34 ID:SmaNt7Kk
私が会社に行かなくなったのはいつからだろうか。
気づけば銀行の預金残高が増えていく、借金をしているわけでもなく、
知らない人から数十万円単位で贈られているのだ。
だがそれはどうでもいい、今日も私は愛娘を起こさねばならない。
娘の志保は今日もベッドでスヤスヤと安眠している。
しかしタオルケット一枚はがしてやれば、そこには中学生の裸体が横たわっている。
膨らみかけた乳房は青い果実のようで未熟な性器は一見すると「日常的に毎日何度も」男を受け入れているとは想像できない美しさだ。
おもむろに志保の足を抱えた姿勢で慎重にのしかかると、隆々と勃起した男根をクリトリスに擦り付ける。
何往復もさせていくうちに志保の口から甘い吐息が漏れ始める。
「ん……ぁ……父…さ……」
夢の中でも私を感じてくれているのであろうか、ジワリと快楽の蜜を滴らせ始めた志保。
にわかに私の男根はぬめりを帯びていく、これから行うことの準備をするために。
「ははっ、父さん志保のオマンコ汁でヌタヌタだ」
おもむろに私は男根を志保の大切な部分にあてがうと、ためらいなく全体重を叩きこんだ。
690 :
3レスで:2012/08/14(火) 01:13:43.11 ID:SmaNt7Kk
「あふぇ!? 父さ……ぁあ!?」
「ああ志保かわいいよ、オマンコが父さんのこと大好きってしがみついて来るよ」
寝起きでよくわかっていない志保を全力で犯してやる。
腰を掴んだまま何度も何度もピストンしてやる、志保のことを考えていないまるで自慰のようなセックス。
激しく揺さぶられる志保はそれでもなお快楽の声を上げた。
「父さっ! はひっ! イっちゃうっっ!」
「イきなさい、父さんも一緒にイってあげるからね」
イきそうになった志保は両足で私の腰をホールドしてしまう。
それを合図に私は志保の唇を貪るように味わう。
ドクッ ドクドクッ ドクッ……
「んふーんふー……んふー……」
わなわなと収縮する膣内の感覚を味わいつつ、可憐な志保の舌を堪能する。
かつては志保がどんな男と肉体関係を持つのか考えたものだったが、実際は私が全てもらってやった。
志保は私しか異性を知らない、私は志保と志保の母親を……由香里を……
「由香里……由香里はどこ……」
由香里の笑顔、血まみれで、首と胴が、逆を向いた、トラック、由香里、由香里由香里由香里由香里由香里由香里由香里由香里由香里由香里由香里由香里
由香里由香里由香里由香里由香里
691 :
3レスで:2012/08/14(火) 01:14:29.89 ID:SmaNt7Kk
「父さん、志保の目を見て」
志保が私の頭に手を添えて真っ直ぐに見つめてくる。
どこまでも透き通った見透かすような眼差しを見ていると心が落ち着いてくる。
「ああごめん、父さんちょっと疲れてるのかもしれないな」
「大丈夫だよ父さん、志保がた〜っぷり父さんをリフレッシュさせてあげるから」
何を考えていたのだろうか、私がいて志保がいれば世界は他に何もいらないじゃないか。
そうだ、他には何を考える必要もなかったのだ。
「父さん、一生一緒に暮らそうね」
「もちろんじゃないか志保」
そうだ、今日も一日中志保と愛し合うのだ。
GJ
もう少し洗脳シーンか本番シーンを詳しく頂けると捗ります
>>691 乙
身内がグモみたいな死に方したら直視できる自信がない
>>674 見てきた。幼馴染みにmcされるいい作品だった。
何って…ナニだろ
色仕掛けスレの最近のやつがいい感じ
やっぱり催眠系は嫌々でされるのが一番いいよなぁと思う今日この頃
脳姦ものが見たくなってきた・・・
SSが来なくてさびしいね
姉妹に繰り返し競うように洗脳された結果トイレにも行けない廃人になったけど
男は末永く介護されて暮らしました
みたいなのもあり得るのかな
>>701 言い出しっぺの法則です
頑張って下さい
タイトル『セーブしますか?』 投下5回目(ラスト)
NGワード→◆NOROI.rsiU
・童貞処女なのに卓越
・魔法で洗脳
・ヒロインコミュ障、根暗、インドア廃人
・非エロ部分多し。エロ描写には期待しないでね
おはようございます。新作の予感がする流れを切ってすみません。
>>681の続きです。色々詰め込みすぎて息切れした\(^o^)/
布団に到達した時点で、真梨花は万尋の異変に気付いていた。
(ふ、膨らんでるよね…。私とのキスで…?だ、だったら嬉しいな…私も、じんわり来てるよ…)
『信号』を送り、いったんキスを止めさせる。お互いの口周りはもうべちゃべちゃだ。
荒い呼吸と鼓動を鎮めると、真梨花はぺこり、と頭を下げた。
「ぉ、お互い、初めてだよね…。あ、あせらず、ゆっくり…しよう、ね…?」
この手の台詞は男に言わせるものかもしれない。
だが、立場的に有利な真梨花はある種の責任感を覚えていた。
一方の万尋は、心の障壁を舐め溶かされ、足元もおぼつかない。弱々しく一言二言の抵抗をするのがやっとだ。
(…もう、このまま……いや、ダメだ…これ以上進めば…何かが終わる…)
真梨花はひとつ大きく息を吐く。保健体育の教科書、ネット上で見かけたエロゲー画像。
(本当に、あんな形をしているのかな…。ま、まずは下着姿から目を慣らしていこう。うん。)
《――万尋くん…下、脱いじゃって下さい》
「!?…うわっ…いい、今は不味いって、ちょっ!」
言いつけ通り、万尋はスルスルと脱いだ。パンツごと全て。
真梨花の眼前には中ほどまで反ったペニス。…どうやら、伝達不足だったようだ。
「――――――――へっ?」
初めて目の当たりにする生の肉茎。真梨花は叫ぶことも忘れ、硬直していた。
「うわぁぁ!ごめん!被ってて!で、でも、その、悪いやつじゃないんだ…!」
流石にショックはある。グロテスクだな、とも思った。だが、不思議と嫌悪感は湧いてこない。
「…びび、びっくりした…。こ、こんな風になってるのね…ふ、ふ〜む、なるほどなるほど…」
好奇心の強い真梨花は、怯えながらもまじまじと肉茎を観察しはじめる。
《なんで先っちょが濡れてるの?これ…お、おしっこ?それとも、せ、……せーえき?》
「――それはカウパーと言って、気持ちよくなると分泌される。精液が出るのはこの後だよ」
直後、万尋は何かを叫んで股間を覆おうとした。しかし真梨花はそれを許さない。
《――万尋くん、手はそのまま。ごめんね。…被ってるって、この皮のコト?何か、不都合でもあるの?》
「――汚れが溜まって悪臭の原因になりやすいとか、イクのが早くなりやすいって聞いたことはある」
直後、万尋は力無く崩れ落ちた。しぼみかけたその先端に、真梨花は怖々顔を近づけて匂いを嗅ぐ。
予想外の行動。今度は万尋が硬直する番だった。
「すんすん…。んっ、ほんとだ…ちょっとムワってしてる……あ、で、でも大丈夫だよ…これも万尋くんの一部だもんね」
恥じらいながらも、自分なりの気遣いをみせる真梨花に、心を打たれたのか。万尋の下半身は現金に反応してしまう。
「わっ!?ぴくんって…また大きくなった!?も…もしかして、まだ完全体じゃないの?」
その後も根掘り葉掘り訊き続け、真梨花はパートナーの局部の仕組みについて一通りの知識を得たのだった。
《――私の服も、脱がせて…下着は、まだ取らないでね》
衣擦れの音、2人の息遣い。黒のリボンとフリルをあしらった、白いブラとショーツ姿の少女。
重たそうな乳房、閉じられた太腿から覗く未知の秘所、それらを覆う可愛らしい下着…眼前の全てが万尋を誘惑している。
《――まひろくん…、か、感…想、おしえ、て…》
「――すごく可愛いよ。真梨花に最高に似合ってる。ドキドキする。…我慢できないよ」
堪えきれなくなった真梨花は、万尋に抱きつき…猛りきった怒張にそっと指を這わせた。
――しゅっしゅっ…ごしごしごしごし…!しゅこしゅこしゅこ…!
血管が浮き出た硬い肉茎を、しなやかな指が包み込み摩擦運動を繰り返す。
てんでぎこちのなかった手の動きが嘘の様に、みるみるスムーズになっていく。
「うぁ、あっ…。まり、か…やめろ…やめてぇ……はぁ、はぁ」
上半身を起こした少年が、だらしなく口を開け喘いでいる。その傍らには、ぴたりと寄り添う切なげな瞳の少女。
少女は左手で自重を支え、時折熱いキスをねだりながら、右手で少年の肉茎を一心にしごく。
リッカの補助はてきめんだった。手は何かに導かれるように動き、力の強弱や緩急の付け方を教えてくれる。
「はっ、はっ…!まひろくん…まひろくぅん…♥」
《――どうしてほしい?もっと触って欲しいトコ、ある?教えて…》
「――た、タマ…も…して…。あっ、くぁぁぁ……」
真梨花は体勢を変え、右手で竿をしごきながら、左手でパンパンに張った陰嚢を撫で始める。
(これがタマタマ…。まひろくんの、赤ちゃんの種が生まれるところ。最初ぶよぶよだったのに今はこんなに張ってる)
手は、生娘の意思をはるかに超えた動きを見せる。
左手は、張り詰めた袋を手の内側で痛くならない程度にスリスリと転がし弄ぶ。
右手は、万尋の様子を伺いながら緩急をつけ、ごしゅごしゅと強めにしごき続ける。
時折、人差し指や薬指が遠慮がちに亀頭をくりゅくりゅとイジる。その都度、万尋は躰をハネさせて悦んだ。
怒涛の様に送り込まれる快感。随所にたどたどしさがあるとはいえ、穢れなき処女にあるまじき手さばきに籠絡されていく。
(自分でやるのとは大違いだ…あぁ、すごい…。真梨花のやつ、こんなに一生懸命に…。もう…抗うのも…)
何もかもが異常だ。でも、もうまともに考えられない。今はただ、この快楽を享受していたい。
「ぅあぁっ、まりかっ…まりか…!い、いきそうっ…!!」
よく耐えた。もう良い。射精したい。だめだけど。無理。射精したい。裏切るけど。もう い い よね。
「ふぁぁ♥まひろくんまひろくん♥イっちゃうの?初めての射精っ、見せてくれるの?」
万尋に、見つめ合うよう命令する。震える瞳の奥に……見えた。飴細工のように薄くなった心の壁。
《…まひろくん。これ…もう、破っちゃう、ね》
――ぱりぱり。くしゃっ。
溶かし過ぎたのか。飴細工は、黒い指先がなぞると容易く砕け散った。
「!!??あぁぁぁぁあああっ!?…イ……イクッ!ごめんごめんごめん…うぁぁぁあっ…!!」
壁に護られていた短髪の少女の残像が、どろりと溶け…長髪の少女の残像に再形成された。
その瞬間。万尋は腰をグッと浮かせ、真梨花にしごかれる悦びを感じながら、大量に射精した。
――びゅ〜〜〜っ!!びゅぐるるっ!びゅぴゅっ!びゅるるる…っ!!
「おっ…!ぅおっ…!」
「やぁぁぁぁ…まひろくん♥…すごっ…んぁっ♥これ、が、せーえき…♥」
筒先から勢いよく放たれた粘度の高い精液が、真梨花の顎から胸元にかけて飛び散る。
真梨花はしばし手を止め、初めての射精をウットリと見つめる。
手も、喉元も、胸元も…生温かいネチャネチャでいっぱいだ…。2人の間に立ちこめる濃厚な雄の匂い。
すぅぅっ…と、鼻孔いっぱいに吸い込むと、塩素のような…草の煮汁ような…嗅いだこともない、いやらしい香りがする。
たちまち脳は甘く痺れる。初めての行為と興奮。真梨花の愛らしいショーツは、既に大きなシミを作っていた。
第一射が落ち着くと、魔法の手が再びゆっくりと動き出す。尿道に残った精液も搾り出そうと、硬さを失いかけた肉茎を優しく擦る。
呆けていた真尋がビクッと動き、まるで悲鳴の様なよがり声を上げた。痛みにも似た追い討ちの快楽が、容赦なく全身を貫く。
真梨花は、手でくちゃくちゃと粘液を遊ばせ…ぺろりと舐め取り、愛する男の味を覚える。
舌の上で広がるエグい苦味。同時に、暖かなエネルギーが体中の経路を駆け巡っていく気がした…。
――『セーブ』は完了した。
マヒロの大切な人は、ナユタからマリカに書き換えられた。
そのことに気付く者はいない。ただ一人、織部真梨花を除いては――
さっき射精したせいだろうか。頭の中がやけにスッキリしている。妙な幻覚も消えたようだ。
「…ま、まひろくん、大丈夫?痛くなかった?」
「あ、うん。……よ、良かった、すごく。頑張ってくれてありがとう…ははは」
「そそ、そんな…私、ぁぁあの…そのぅ……はぅぅ」
――真梨花の赤い顔から、ぼしゅっ!と蒸気が上がる。今になって羞恥心がぶり返したのだ。
でも、万尋はこれからもっと恥ずかしくなることを告げねばならない。
「さっきの、告白の返事だけどさ」
顔を覆っていた真梨花の両手が、すとんと腿に落ちる。表情は一転、こわばっていた。
「俺も真梨花のこと、【ずっと前から好きだった。】…俺なんかで良かったら付き合おう」
…凍りついた感情が、一筋の熱い涙によって溶かされていく。
やった。手に入れた。力ずくだったけど、ついに掴んだんだ…!
「……はい、はい…!ぅぅう、うぐっ…、よろしく、お願いします…!!」
2人は、恋人同士になってから初めてのキスを交わす。一度、二度…重ねるごとに深く貪り合う。
「ぷはぁ……。…えぇっと。次、どうしよっか…」
すっかり夢心地の真梨花だったが、一気に現実に引き戻される。どうって…このまま、好きなようにしてくれたらいいのに。
「……ま、ま、ま…!」
万尋くんの思うままにして下さい。そう言いたいけど、なかなか勇気が出ない。
「ママ…?どっちかっつーと俺はパパやがな…なんつって」
なんつってじゃないよ。全然面白くないよ。まひろくんも緊張してるのは分かるよ。でもこのタイミングでそれはないよ。
真梨花はほんのちょっとだけ怒った。そして思い付く。自分には、これがあるじゃないか。
《――まひろくん…脱がせて下さい》
「うわわ、また身体が…!?真梨花、さっきからこれなんなの?」
四の五の言わずに、思い通りになりやがって下さい。こうなったら私の好きなとこ、体で覚えてもらいます。
真梨花に導かれ、迷うことなく下着を脱がせてゆく。たわわな胸が露わになると、万尋の股間は再び充血してゆく。
万尋は欲望の赴くまま豊かな双房に十指を埋め、手探りの愛撫を始めた。
(すべすべで、たぷたぷで、もちもちだ…めちゃくちゃ柔らかい…!)
「ん……ん、まひろくん…♥すごい…まひろくんに揉まれてるの…♥」
可愛い声にますます欲情してしまう。両手で、夢中になって形のいい巨乳を揉みこんでいくと、『信号』が飛んでくる。
《――少し、痛いの…もう少し優しくして…♥同じとこだけじゃなくて…もっと…先っちょとか、色々してほしいな。優しく、ね》
……それから、万尋は奇妙な『信号』に導かれ、真梨花の好きな場所や攻め方を手取り足取り操られながら覚えていく…。
万尋はその奇妙な感覚に戸惑っていたが、それを上回る興奮、快楽、征服欲が、次第に疑念を遠ざけていく。
やがて万尋の手と顔は、初めて見る女の秘所に辿りついていた。
穢れのない真梨花のつぼみは、万尋の指によって艶めかしいサーモンピンクの花を咲かせていた。
「これが真梨花の…。こ、こうなってるんだ…すごいな」
(花…いや、貝みたいだな…。穴っぽいのが二つあるけど…)
入り口付近を指の腹で優しく擦りながら、初めての女陰を見つめる。
真梨花は緊張、恥ずかしさ、愛おしさでもう狂いそうだったが、なんとか万尋を導いていた。しかし。
「あれ…?……声が聞こえなくなった。でも手は勝手に動いてる!?」
「ふぇっ…!?え、嘘っ…!?」
ゆるい快感に身をゆだね、つい集中力が途切れたのか。それともリッカからの魔力供給に異常があったのか。
『信号』のコントロールが不安定になっていた。だが当人はまだ、そのことに気付いていない…。
――くちゅくちゅくちゅ…ぺろぺろ…ぺちゃぺちゃぺちゃ…こしゅこしゅ…
仄かに海の匂いがする女陰は、熱心な奉仕を受けていた。
『信号』の暴走で今や性欲の虜となった万尋は、雄の象徴をガチガチに勃起させたまま真梨花を愛撫し続ける。
大好きな男に、両脚の間にもぐりこまれている。
「ふぇぇ…まひろくぅん♥とまって、止まってって命令してるのにぃ…♥やらぁ…♥」
敏感だと教えた陰核は、手の平や指の腹で優しく潰すように撫でまわされる。
開かれた花弁に吸い付かれ、中身を不器用な舌さばきでまるごと蹂躙される。
愛液が溢れる膣穴には舌先がねじ込まれ、さらなる蜜をかき出さんと乱暴にほじくられる。
「〜〜!!ひぐぅっ…♥むぅぅっ♥それダメッ♥あっ♥あっ♥あっ♥あっ♥」
快感のあまり逃げよとする腰も、男の力でガッシリと押さえつけられてしまう。
「はぁっ、ひぃっ…!!あっ!?〜〜〜イっちゃうっ……!!んんん〜〜ッ♥!!!!」
免疫のない処女には刺激の強すぎる、苛烈な責め。
真梨花は両腿に万尋をギュッと挟み込み、ぶるぶるとカラダを震わせ、中絶頂を迎えた。
「〜かはぁっ…はぁっ、はぁっ…真梨花…マリカ、好きだよ愛してる…マリカ、マリカ…」
万尋が顔を上げ、久しぶりに新鮮な空気を吸い込む。そして…屹立した肉柱を、真梨花の処女穴に擦り付ける。
「あっ、あっ♥入っちゃう…入れられちゃう&hearts大好きなまひろくんに、バージン奪われちゃうの…♥」
愛液とカウパーでヌラヌラと光る亀頭と、トロトロの密壺がキスを始める。
なかなか狙いが定まらず、もどかしげに何度も出入口をなぞる。それが挿入の準備になっていく。
やがて沼の口と剣先が触れ合うと、双方が呻いた。
「マリカ、真梨花…可愛いよ。入れたい…入れるよ…大事なお前の初めて…貰うからな…」
ま、まひろくん…お願い、優しく…ゆっくり入れて…!おねがいっ…!!
それは『信号』として発したのか、肉声で叫んだのか。真梨花は分からない。
――ぷぢゅっ…!ぬりゅりゅ…ぐぐぐっ…!!
純潔の証がある辺りまで、ゆっくりとねじ込まれた。万尋の挿入は、想定以上の狭さと締め付けに阻まれそうになる。
濡れているとはいえ、未開通の部分を強引に拡げられた。その、覚悟以上の痛みに、真梨花はたまらず悲鳴をあげていた。
「………ぐッ!!いっ…たい、よぉっ……!!」
端正な顔が汗と涙にまみれ、苦痛に歪む。揺れるぱっつんカットの下で、眉間が深いしわを刻んだ。
だが真梨花は、万尋の背中に手を回し、離すまいと抱きつく。無意識のうちに腰を浮かせ、貫通を望んだ。
「その、ままっ…!来て…!」
――ぐりゅりゅりゅ…ぷぢっ、ぷぢゅんッ…!!
根元近くまで埋め込んだ。混濁する意識の中でも、万尋は『引っかかり』の様なモノを突き抜いた感触を得ていた。
それが、処女膜であると気付き…必死にしがみつく恋人が、自分の名前を呼びながらのけ反るのを見て…
万尋は、二回目の射精を真梨花の膣内に解き放った。
――びゅぐびゅぐびゅぐッ…!!どぐっ、どくっ…!びゅるる…!
「くっ…あ、あぁぁぁ…真梨花っ…!」
二度目とは思えないおびただしい量の精液が、真梨花の膣内に…子宮に、吐き出されていく。
「はぁっ、はぁ…ぅ…まひろくぅん…♥シャセー、してるの、ね…♥」
突っ込まれたものが更に膨張した。陶然とした万尋の表情。これが、あの有名なナカダシってやつに違いない。
結ばれた上に、活きの良い赤ちゃんの種までたっぷりと蒔かれてしまった。
授業で見せられた精子の映像…ピチピチと元気よく泳ぐオタマジャクシの群れが、自分の卵子に殺到する様子を幻視する。
そうなると、もうたまらなくなった。真梨花は破瓜の痛みも忘れ、今日何度目かの絶頂を迎えた…。
――暗い部屋の布団の中で、仲睦まじいカップルがふざけ合っている。
大好きです、とか。俺もだよとか。おでこにキスしたり、ほっぺたにキスされたり。
見る人が見れば、妬みのあまり殺意すら覚えるのでは…そう危惧されるほど。
真梨花はこれまでの思いのたけを、相変わらずカミカミのまま、万尋に伝えている。
正常に戻った万尋は、それを時に赤面しながら、時に微笑みながら聞いている。
――どこからどう見ても幸せな【恋人同士】。結ばれるべくして結ばれたふたり。
その様子を、水晶玉に映して見守る影があった…。
「うふふふふ…♪」
赤い。全ての家具と装飾…壁もカーテンも大きなベッドもなにもかもが、血の海の様に赤い。
その部屋は、血の赤と、大小様々色とりどりのお菓子で埋め尽くされていた。
部屋そのものがお菓子の家のようなデザインになっている。
その中で唯一自律して動くもの…人形の美しさを持つ幼い店主が、水晶玉を放り投げた。
「あっっ…………まぁ〜〜〜〜〜いッ♥♥♥」
――あはははは!きゃはははは!
ケタケタと心底愉快そうに笑い転げた後、少女はふぅーっと息を吐いた。
「最高のスイーツをありがと…♪2人とも…♪」
これ以上ないご機嫌な表情。ふと、少女が何かに気付き、クスクス笑いを止めた。
―――リッカ…お客さんだよ…お客さんが来るよ…リッカ…甘い甘い、スイーツがやって来るよ――
ゴスロリ少女が、大きな目を瞬かせ…にっこりと、硝子の様に透明な笑顔を作った。
「嬉しいな…今度はどんな子かしら…♪甘い、甘ぁい子だといいなァ…♪」
うふふふふ…。くすくすくす…。
甘く昏い笑い声が、どこまでも赤い闇の中で木霊していた。
以上です。長い自慰にお付き合い下さり、ありがとうございました。
あー緊張した…(|||´Д`)
>>683 これが初SSなんです。自サイトも過去作もありません。この板に来たのも5月とかだしね…
一読者だったけど出したネタをこねて形にする作業がここまで大変だとは思わなかった
他の方の作品を読む度つくづく思うけど、要点まとめて見せ場キッチリ作れる人はすごいな
素人の付け焼刃じゃこれが限度だお(´・ω:;.:...
いやまじGJ。初SSでこのクオリティはすごい
またの投下期待してます
てか今見返したら誤字だらけですね…ぐだぽよ〜(呪)
うんこですねはい
GJGJ!!
十分エロくて良かったよ
また挑戦してくれ
うむ良いハッピーエンドでござった
GJ
GJ
初めてだったのか、びっくり
楽しかった。あとは幼馴染みが絶望するだけでいい。乙
gjです
黒幕の思い通りにされてるってのも気持ちいいなぁ
スレ賑わしに運命の分かれ道の1の選択肢投下します
723 :
運命の分かれ道:2012/08/24(金) 15:53:05.49 ID:WR+L+S/I
1
隣の席を見る。昔馴染みの友人も例外ではなく、ほかのクラスメイト同様、人形のように動かなくなっていた。
「おいどうしたんだ?」
俺は小声で話しかけながら、友人の肩をゆする。こんな状態の友人を放ってはいけなかったからだ。
しかし友人は電池切れのおもちゃのように、何の反応も示さず、ボーッと前を見つめているだけだ。
「おいふざけんなよ!」
少し声を大きくし、肩を少し強めにゆする。せめて友人だけでも助けたかったのだ。
「あらあら、何をしているんですか?」
突然の声に心臓が跳ねるのを感じた。その声の主はもちろん――この現象の原因であろう、転校生のお嬢様だった。
(やばい!!)
俺は身の危険を感じ、反射的に逃げようと立ち上がる。
「捕まえなさい!!」
彼女の言葉が響いた瞬間、急に俺の腕が掴まれ、逃走が中断させられた。
パッと掴まれた方向を見ると、光の無い目で俺の腕を掴む友人の姿があった。そう・・・既に逃げるには遅すぎたのだ。
それでも何とか逃げようと抵抗している間に、俺は何人ものクラスメイトに羽交い絞めにされ、あっという間に椅子に縛られ、タオルで轡までかまされてしまった。
周りには生気の無い目のクラスメイト。正面には不気味に笑う転校生。正に絶望的だ。
「んーーーーっ!!んーーーーーっ!!」
呻きながら椅子をガタガタと揺らし、せめてもの抵抗をする。
「貴方は少し抵抗力があるみたいですね。顔も可愛いし気に入りましたわ。」
俺の様子を気にもせず、淡々と彼女は話す。そんな彼女に俺は未知の恐怖を感じた。
「貴方は特別に・・・専属奴隷になってもらいますわ。」
そう言うと俺の顔を覗き込む。奴隷?ふざけるな。俺は彼女を睨みつける。が、ふと彼女の瞳が目に止まった。
彼女の深い赤色の瞳、それを見た途端、吸い込まれるような感覚に襲われる。その時、理性が警鐘を鳴らす。これ以上見てはいけない。そんな気がしたのだ。ハッと我に返ると、慌てて俺は顔を逸らせた。
目を逸らせただけなのに、とてつもなく体力を使ったようで、いつの間にか俺はハアハアと肩で息をしていた。。それがこの事態の異常さを物語っていた。
「まだ抵抗するなんて・・・ますます気に入りましたわ。そこの貴方、彼の頭を抑えなさい。」
ガッと頭をつかまれ無理矢理正面を向かされる。その時、ほんの僅かに、ほんの一瞬だけ、彼女の瞳を見てしまった。
魅入られた様に俺の目は、彼女の瞳を見つめる。目を瞑りたいのに、全然言うことを聞かない自分の体に絶句する。
「フフフッ、捕まえた。」
彼女が微笑みながら言う。その美しい笑顔を見た途端、急に体が熱くなるのを感じた。
瞳を見ているだけなのに、心臓がドキドキしてくる。緊張で強張っていた体の力が抜けていく。どんどんリラックスしていく。
心にどんどん暖かいものが溢れてくる。子供のころ母親に優しく抱きしめられた時の様な幸せな感覚が、体を包んでいく。
余りの心地よさにボーッとしてしまう。このままじゃいけないのは分かっているのに、幸福感がどんどん体と心を侵していく。
「とても気持ちいいでしょ?トロンとした目をしちゃって、口から涎が垂れてますよ?」
彼女の言葉が、脳に響く。心を溶かすような快感に、どんどん陶酔していく。彼女の瞳から目が離せない。深い深い赤色の瞳に心までも吸い込まれていく。
ふっと心に一つの感情が芽生える。それは彼女に対する好意だった。
それを感じた瞬間、鼓動がどんどん早くなっていく。偽りの感情、作られた感情と、頭では理解しているはずなのに、好きという気持ちが、俺を置いてどんどん暴走していく。
好き すき スキ スキスキスキスキスキ大好き
偽りの想いが止まらない。必死に違うと言う理性を、幸福感が溶かしていく。人を好きになる、人を愛する快感。自分にとっては未知の快感に、心が堕ちていく。
「何か言いたいことがあるんでしょ?」
俺の口を封じていたものがスッと取られる。何か抵抗を見せたい。そうしたい筈なのに、浮かんでくるのは、目の前の彼女に対する、溢れんばかりの好意だけだった。
「・・・・あ・・・ああ・・・。」
口から漏れるのは言葉にならない声。拒絶の言葉を言い放ちたいのに、まるで告白する時のような緊張感に包まれ、言葉が上手く出せない。
そんな俺の様子を見ると、彼女はある言葉を言った。
「私は・・・貴方が好きですよ。」
それは今の俺には強力過ぎる魔法の言葉。俺の心を堕とすには十分すぎる言葉だった。
「あ・・・あ・・・。」
心が何とも言えない充実感に包まれていく。嬉しいという想いが俺の理性を押し流していく。
言っては駄目。言ったら戻れなくなる。そう分かっているのに―――
「俺も・・・大・・・好き・・・です・・・。」
―――俺は禁断の言葉を口にしていた。
その言葉を紡いだ瞬間、絶頂のような快感が体を襲う。余りの快感に体をガクガクと震わせる。そしてその圧倒的な快感で、心が変わっていく。
目の前の女性が好きでたまらない。彼女の為なら何でも出来る。
今までの事なんてどうでもいい。彼女の事以外どうでもいい。
彼女が俺を愛してくれている。それが嬉しくてたまらない。
変わっていく心。変わっていく価値観。魔性の瞳に狂ってしまった今の俺には、それさえも快感として受け入れていくのであった。
「よろしいですわ。それでは、最終確認です。貴方は何なのか、ここで宣言してください。」
その言葉に俺は顔を上げる。そこには最愛の女性が、期待を込めた眼差しで、こちらを見つめていた。
「俺・・・は・・・あなた・・・の・・・所有物・・・です・・・。あなた・・・・・・無しじゃ・・・生きられ・・・ない・・・奴隷・・・です・・・。」
その期待に答えるように、必死になって、奴隷宣言をする。彼女の奴隷になれるのが、嬉しくて堪らなかった。
「フフフッ・・・いい表情です。言葉遣いがまだ頂けませんが、最初だから仕方ありませんね。それでは本格的な調整は、私のお屋敷でしましょうね。」
彼女の言葉に、俺は幸せな気持ちで頷くのだった。
725 :
運命の分かれ道:2012/08/24(金) 15:53:57.17 ID:WR+L+S/I
あれから半年。俺は今、可憐様の御付として屋敷に泊まりこみで働いている。そのため学校は、もちろん中退した。
家族は反対したが、瀬戸内家の力の前には、手も足も出ないようだった。
当然だ。誰も俺と可憐様の仲を引き裂くことは出来ないのだ。
「どうぞ。」
優雅に椅子に座る可憐様に、紅茶を差し出す。この半年で御付としての礼儀、作法をみっちりと叩き込まれた。
一般人の俺には大変だったが、愛する可憐様のため、俺は必死に頑張った。今では何とか人並みにこなせるようになったが、俺はまだ満足していない。
可憐様のため、俺はもっと上を目指さなければならないのだ。
「フフッ、ありがとう。それではミルクを出しなさい。」
その言葉に、俺は迷うことなくペニスを取り出す。この行動も当たり前だ。俺は可憐様専属の性奴隷だからだ。
「今日は私が出してあげるわね。」
可憐様の白く美しい手が、俺の汚らわしいペニスを握り、扱いていく。
ただ扱かれてるだけなのに、可憐様に触られているというだけで気持ちよくておかしくなりそうだ。
「あっ・・・んんっ・・・あああっ!!」
可憐様の手が動くたび、強い快感がペニスから脳へと伝わり、喘ぎ声となって口から出ていく。
「フフフッ・・・女の子みたいな声を出しちゃって、そんなに気持ちいいのかしら?」
「はいいっ!!きもち・・・いいですっ!!」
可憐様の言葉に正直に答える。全ては可憐様に喜んでもらうため。可憐様のために、俺は与えられる快楽に身を任せ、淫らに喘ぎ声をあげ続ける。
「やっぱり貴方は可愛いわね。貴方を奴隷にして・・・本当に良かったわ。」
可憐様が褒めてくださった。その事実が快感を更に倍増させていく。幸せ過ぎて、おかしくなってしまいそうだ。
「ああっ!!ありが・・・ふわあっ・・・とう・・・ございますぅっ!!!」
嬉しさの余り涙を流しながら、感謝の言葉を口にする。扱かれ始めてまだ少ししかたっていないのに、圧倒的な快感と多幸感で、俺はどんどん絶頂へと近付いていく。
「可憐様・・・もう・・・出ますっ!!」
その言葉を言うな否や、我慢しきれずペニスからミルクが迸る。ビュッ!ビュッ!っと音が聞こえてきそうな程、勢い良く飛び出した精液が、可憐様の紅茶へと注がれていく。
「あらあら射精だけは・・・相変わらずお早いですね。これは…後でお仕置きですね。」
お仕置きと言う言葉に、ゾクッと体が震える。可憐様による性的なお仕置き。俺はこれが楽しみでたまらないのだ。
「フフフッ、そんな惚けた顔しちゃって。お仕置きを喜ぶなんて貴方は本当に変態ですわね。」
可憐様の言葉が、俺をどんどん興奮させる。可憐様の奴隷と言う喜びが、どんどん俺を駄目にしていく。
「お仕置きが楽しみなのね。貴方のあそこ。もうこんなに大きくなってるわよ?」
さっき出したばかりのはずなのに、俺のペニスはこれからの快感を期待して、ビクビクと脈打つのであった。
投下終了です
あと自分は1スレ24ですが酉つけたので更新してもらえれば幸いです
GJ
他のルートも楽しみにしてるぜ
もっとハードで
黙れ
でドーハとっも
可憐様最高すぎる…
もんむすくえすとの外伝図書館にこのスレ向きのを発見したわ
ハード!!!ハード!!!
735 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/27(月) 13:57:48.50 ID:L2OePx2f
「フフフ、よく寝てるわ・・・。」
「碇君、本当にトランス状態なの?。」
「間違いないよ・・・。私たちが入ってきても反応しないもん。」
3人娘は、椅子に座るシンジの様子を確認する。
「どう、約束は守ったわよ。アンタ達、満足した?。」
「凄かったわ・・・。まだ、碇君のが中にあるみたい・・・。」
「私、初めてだったのに・・・。もう死んじゃうくらいに気持ち良かった・・・。」
レイとマナが、ウットリと下腹部に手を当てる。
「ハン!、ようやくこのアスカ様の偉大さが分かったみたいね!。アタシが調教したシンジよ。セックステクニックは完璧よ!。」
アスカが得意そうに胸を反らせる。
2人の少女は、シンジの身体を愛撫しながら、これまでの疑問をアスカに向ける。
「アスカ・・・、いつからなの?。碇君を洗脳したのは・・・。」
「1年生の時からかな・・・。コイツの部屋に遊びに行ったとき、自己催眠の本を見つけてさ。冗談でやってみたら、シンジの奴、単純だから一発でかかったわよ。」
「ねえ、それで、すぐにこんな関係になったの?。」
「まさか・・・。コイツ本当にグズなのよね〜、いくらアタシが”好きなことしていいのよ”って命令しても、赤い顔してモジモジするだけんなんだもの。こんないいオンナを前にして・・・。
まあ、いくら催眠術でも、本人が望まなければダメなのよ。」
レイが、愛おしそうに、シンジの髪の毛を撫でながら呟く。
「碇君らしいわ・・・。だから、こんな風にコントロールしたのね・・・。」
「そう!。最初は、だんだんとアタシの事を意識するようにして。次はアタシとシンジが釣り合わない存在だって吹き込んだわ。そして、わざと他のオトコとイチャついて嫉妬させたのよ。
最後に、アタシを手に入れるためだったら、どんな卑劣な手段でも使うように仕立てたの。」
「そうやって、シンジ君が自分の意志でアスカを洗脳するように錯覚させたのね・・・。」
アスカは、形のいい唇を僅かに歪ませた。
「全く、苦労したんだから、ここまでするのに・・・。しばらく様子を見て、マインドコントロールが安定したら、ラブラブ宣言して公認のカップルになる予定だったのに・・・。
アンタ達に洗脳の現場を見つかって、全部パーになっちゃったわよ!。」
「驚いたわ・・・。部室で、碇君がアスカにあんなことを・・・。別人の碇君がいたの・・・。」
「それで、シンジ君がアスカに暗示を与え終わったら、今度はアスカがシンジ君に催眠をかけて・・・。最初は、訳分かんなかったわ。」
「部室を使ってたのが失敗だったわ・・・。アンタたち、シンジに告白したでしょう?。あれから、コントロールが不安定になって、しょっちゅう洗脳し直してたのよ。
こいつバカだから、アンタたちとアタシの存在の板挟みになって、潜在意識が葛藤状態になってたのね。」
「まあ、嬉しい。私たちのことを真剣に考えてくれていたのね・・・。」
「アンタたちに、シンジとのことバラされるって脅かされちゃあネ〜。それに、コイツの意志でアンタたちを奴隷にしたって思わせなきゃ、最悪、洗脳状態が解けちゃうってこともあるしね・・・。」
「絶対言わないわよ。3人だけの秘密よ。でも、ホントに催眠術ってすごいね。シンジ君が思いどおりになるなんて・・・。」
736 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/27(月) 13:58:53.25 ID:L2OePx2f
アスカはシンジの股間を撫で回す。
「アンタ達、暗示を与えておいたから、初体験でも痛くなかったでしょ?。それだけじゃないのよ、シンジのここなんか、アタシが命令すれば一晩中だって平気なんだから・・・。」
「もう、部室を使うのは止めましょう・・・。これからは碇君のコントロールも安定するでしょうし、誰かに見つかったら今後こそお終いよ・・・。」
「へへっ!。私の家でシようよ。ウチは広いしさ、パパもママも留守がちで滅多に居ないからさ・・・。」
少女達は、初めて笑顔を交わした。それは淫らな共犯者の表情であった。
「じゃあ、決まりね。今度はマナの家で4Pにするわよ。」
「とっても楽しみだわ。ああ、碇君と好きなだけデキるなんて・・・。」
「ねえ、今考えたんだけどさ・・・。突然、私たちの洗脳が解けちゃうっていうのはどう?。それで、逃げだそうとするところを、無理矢理再洗脳されて、シンジ君にタップリお仕置きされちゃうの・・・。私、さっきみたいなの、もう一度・・・。」
アスカが苦笑する。
「マナ、アンタ変態じゃないの?。・・・でも、今のプレイは興奮しそうね。そのアイデアいただくわよ!。」
己の淫欲を満たすため、3人の美少女達は、シンジを囲んで邪悪な欲望を吹き込む。
「シンジ、聞きなさい。アンタはハーレムの王様よ、アタシ3人をたちを好きにできるのよ。」
「碇君、私たちはあなたの奴隷なの・・・。だから、いつでも気持ちイイご奉仕をさせていただくわ。」
「そして、シンジ君は私たちを平等に可愛がってくれるの。あなたの与えてくる快楽がないと、私たちもうダメなの・・・。」
従順を装い、しかし、美少女達は確実に自分の意志を、シンジに刷り込んでいく。
シンジは幸せそうな表情で、その意志を受け入れる。少女達の欲望は彼の意志であり、彼の歓びは少女達の快楽そのものだからだ。
シンジは永遠の楽園に囚われた。偽りに満ちた、しかし、この世にひとつしかない楽園に・・・。
C
お わ り
内気可愛い年下の女の子にストーカーされて操られたい
SSだあ・・SSをくれえ・・・
内気っ子好きの人消えたと思ってたが潜伏してただけか
>>741 彼はブレないねえ
まさか洗脳され・・・そんなことはないよな
催眠オナニースレの幼女の人と同じ匂いがするな
キモヲタがバカにされたギャルに催眠をかけて好き勝手する。ギャル堕ちる。
↓
恋人関係。ギャルの献身的な愛に、罪悪感を募らせて行くキモヲタ。この時点でギャルに惚れている
↓
両親の呵責に耐えかね催眠を解除。しかし今度は逆にギャルから催眠をかけられてしまうキモヲタ
↓
キモヲタの恋愛感情は催眠で上書き。以降ギャルにいいように弄ばれる
とか思いついた。変則だけど需要あれば書く
ギャルモノは主に俺向けの需要がありすぎてな
一土も見たことないが
惚れた男が極度の女性恐怖症だったので洗脳してなんとかしようとするのはどうだろう
男も恐怖症克服できてありがたいし女も恋愛成就で誰も悲しまない
さあ早くそれを書く作業に入るんだ
誰かが前言ってた恋人が亡くなっておかしくなった男を女が催眠で自分が恋人だと誤認させて救ってあげるみたいな話も見てみたい
>>751 プロット組んだけど、世にも奇妙な物語風になってスレの主旨から離れてしまった。無念
>751
商業エロゲで、妹が行方不明になって精神が不安定になった主人公に協力者がかけた催眠術を利用して恋人が妹のフリをするっていうのならある。
>>753 ネタバレすぎるwww
透子さんは十年来の理想の女性
>755
753だけど、帰ってきた茜と虚ろな目をした透子さんの2ショットがいつまでも脳裏から離れません。
ネタバレ? いいじゃない、別に。個人的に2章が大好き。っていうか「こーのおてんこ娘!」みたいなこと言われるヒロインが大好き。
>754
だいぶ古いけど今でも入手可能なのかな? 環境が変わってあの商法に付き合えなくなったのでちょっとよくわからないです。
でもヒロインの名前で検索すればあらすじまでわかるよ!
>>757 待たれてるみたいだから書くわ
他スレに浮気してごめんよ
女の子の能力や魔法系統で操られたいなぁ ファンタジー系が読みたい
抹茶にこのスレ向き?のが投稿されてるな
763 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/11(火) 06:22:51.63 ID:1bTrwcRb
>>762 mc系のエロssを多く載せてるサイト
e=mc^2
でググれ
抹茶 催眠でググるぐらいしてほしいなぁと感じられ
しかし「純愛」ってタグでオチがうっすら見えてしまったのが悲しいぜ
抹茶でこのスレ向きと言えば…なんだ
抹茶の女性主導は殆どアレなのしかないんだよなぁ
猫のみゃーが一番かな
このスレで言う純愛は一般の純愛とちょっと違うよなw
純愛(じゅんあい)とは、邪心のない、ひたむきな愛。純愛の定義としては、他に「その人のためなら自分の命を犠牲にしてもかまわないというような愛」「肉体関係を伴わない愛(プラトニック・ラブ)」「見返りを求めない愛(無償の愛)」などがある(wikipedia)
このスレはジュンアイで満ち溢れています
あア、ジュン愛で満チ溢れてイるね
過疎スレ
今日の夜スレ賑わしに運命の分かれ道投下します
期待
773 :
運命の分かれ道:2012/09/15(土) 23:57:51.37 ID:dHu3cy5w
3 体育倉庫にでも行くか
3
(ここなら見つからないだろう。)
現在体育倉庫内である。ここは体育の授業の生徒がたまに来るくらいなので、隠れさえしていれば誰かに見つかる心配もないだろう。
っと言ってると誰か来たみたいだ。俺は跳び箱の裏に身を潜める。
ガサガサ ガサガサ ガチャッ
(ん?ガチャッ?)
とても嫌な予感がする。俺は慌てて飛び出し、倉庫の扉に手をかける。
案の定、扉にはしっかりと鍵がかかっていた。
「まじ・・・かよ・・・。」
予想外の出来事に、俺はその場にしばらく立ち尽くすのだった。
あれからどのくらい経っただろう。もうとっくに放課後は過ぎてるはずだ。
まさかあれから誰も来ないなんて思わなかった。助けを呼ぼうにも、ここには窓がないので、かなり近くに来てくれないと声が届かないのだ。
このままだと、明日まで閉じ込められたままかも知れない。それは非常にまずい。
ザッザッザッ
こっちに向かってくる足音が聞こえる。これはチャンスと扉に近付く。
ガチャッ ガラガラガラ
待ち侘びた音が倉庫の中にこだまする。扉がすぐに開けられるとは思っていなかったので、ドアの前で立ち尽くすという情けない状態で固まってしまう。
そんな俺にかけられた言葉は―――
「うぉっ先輩!こんなとこで何してるんですか?」
―――とても聞き覚えのある後輩の声だった。
774 :
運命の分かれ道:2012/09/15(土) 23:58:30.88 ID:dHu3cy5w
「先輩がこんな時間にあんなところに居るんだもん。そりゃビックリするっすよ。」
俺を救ってくれた人物、こんな口調だが、立派な女性である。
彼女の名前は、江田島 真(えたじま まこと)。ショートカットのボーイッシュな女の子だ。
見た目のとおり活発で、確か陸上部のエースだったはずだ。家が近所なので、お互いの事はよく知っている。
女性とは思えないほど話しやすいので、俺にとっては男友達のような存在である。
「てかゆっくり話すのなんて久しぶりっすね。最近はすぐに帰っちゃうしさ。」
「しょうがねえだろ。俺だって忙しいんだから。」
「帰宅部が何を言ってるんすかw」
何も気にせず話せるのは本当に楽しい。場所が放課後の体育倉庫という謎の状況ではあるがね。
(ん?)
まただ。さっきからどうも気になることがある。それは・・・真の匂いだ。
不快な匂いというわけではない。だがどうも彼女の匂いが気になるのだ。
彼女が動くたび、彼女の匂いが漂ってくる。その香りは鼻腔を刺激し、脳へと伝わっていく。
おかしいはずなのに。異常なはずなのに。彼女の匂いに夢中になっていく。
「・・・ぉい・・・お〜い!!」
彼女の呼びかけにハッと我にかえる。女の子の匂いが気になるなんて変態か俺は。
「えっ・・・あっ・・・ごめん・・・ちょっとボーッとしてた。」
慌てて返事をする。せっかく久しぶりに話すんだから、会話に集中しないと。
「僕の匂い・・・気になるの?」
的を射た真の言葉に、心臓が飛び出そうになる。えっ?なんで?と頭の中をハテナが埋め尽くす。
「へえ・・・そうだったんだ〜。」
真がそう言った途端、急に濃くなった匂いが、俺を襲ってくる。
「あっ・・・。」
俺はつい情けない声をあげ、余りの心地よさに脱力してしまう。一体何が起こってるのか分からず、頭の中はパニック状態だ。
「フェロモンって知ってる?異性を虜にするとか言う奴。僕はね。どうもそれが強すぎるみたいなんだ。それも人の心を簡単に変えるくらいね。
自分で抑えることは出来るんだけどさ。たまにその状態でも効果がある人がいるみたいなんだ。まさか先輩がそうだったとはね〜。」
真の匂いが更に強くなる。フェロモン?効果?いろいろ言いたいことがあるのに、匂いが俺の思考を奪っていく。
「あははっ、気持ちよさそうな顔しちゃって。もう僕の匂いの虜って感じだね。」
そんな事を言われているのに、今の俺には反論するという選択肢も出ないほど、彼女の匂いに陶酔しきっていた。
「今まで何で効かなかったは分からないけどまあいっか。やっと先輩を手に入れれるんだから。」
そう言うと、じわりじわりと真が手を広げ近付いて来る。俺に抱きつこうとしているのは明白だった。
僅かに残る理性が警告する。その警告に俺はパッと覚醒し、真と距離をとった。この距離でこの威力。抱きしめられたら、もう戻れなくなると思ったからだ。
堕ちてしまいたい、楽になりたいという欲望を、必死に理性で押さえつける。だが圧倒的な力の前に、俺の理性は風前の灯だった。
「へえ〜まだ抵抗出来るんですね。まあその方が、落としがいがあるってものですよ。
じゃあ先輩、ゲームをしましょう。私はここで立っているだけで何もしません。5分間。先輩が耐えられたら、先輩のこと諦めます。
その代わり、息を出来るだけ止めるとか、服で口と鼻を覆うとかいう卑怯なことは駄目ですからね〜。」
それは願ってもないことだった。条件付きとはいえ、5分耐えたら開放してくれる。その提案に俺はすぐさま頷いた。
このままではいずれ、俺の理性は負けてしまう。5分という目標さえ出来てしまえば、耐えれるのではないかと踏んだからだ。
「じゃあ始めますね。よ〜〜〜い・・・スタート!!!」
真は腕時計を見ながらゲームの開始を宣言する。大丈夫、5分くらいなら。その認識が甘いと気付くのは、それから直ぐの事だった。
775 :
運命の分かれ道:2012/09/15(土) 23:59:36.13 ID:dHu3cy5w
もう終わりか?とチラッと自分の腕時計を見る。だが現実はまだ2分も経っていなかった。たった5分のはずなのに、その5分が、とてつもなく長く感じる。
密室ということもあり真の匂いがだんだん強くなっていく。真の匂いでどんどん体が昂ぶっていく。興奮で自然と息が荒くなっていく。
結果、多く呼吸することになり、真のフェロモンが、どんどん体に取り込まれていく。正に悪循環だ。
意識をしっかり持とうと、必死に気を張るが、ふと気を抜くと、その匂いの心地よさに流されそうになる自分が現れる。このままじゃいけない。何とか気を紛らわそうと真のほうを見る。
真は何も言わない。ただ、ニヤニヤ意地悪な笑みを浮かべながら、俺の下半身を見ている。下を見ると、ズボンには勃起したペニスの形が、布を押し上げて、くっきりと浮かび上がっていた。
それを見た途端、匂いでボーッとした頭に、一つの思いが生まれる。
(今あそこを触ったら、どれだけ気持ちがいいのだろう。)
理性が止めるよりも早く、熱に浮かされたように、ふらふらと手が股間へと伸びていく。そして、手が布越しにペニスへと触れる。
「はあああああああ〜〜〜〜〜。」
その瞬間、自慰では感じたことのない強い快感が、ペニスから脳へと伝わる。余りの気持ちよさに半開きになった口から、涎が垂れていく。
自然と布越しにペニスをさする手の動きが激しくなっていく。だが何かが足りない。確かに気持ちいいのだが、何かが足りない気がするのだ。
布越しだから?そう思うや否や、俺は迷いなく下半身に着るものを脱ぎ捨て、硬くなったペニスを扱く。
「あ〜〜〜あ〜〜〜〜あ〜〜〜〜。」
余りの気持ちよさに口からはだらしない声が漏れる。ペニスを扱くと、それだけで凄まじい快感が脳へと伝わっていく。だがまだ何かが足りない。
(もっと・・・もっと・・・もっと・・・。)
足りないピースを求めるように、ペニスを扱く手がどんどん早くなっていく。頭の中が快楽で支配されていく。俺は無我夢中でオナニーを続ける。
「あ〜あそんなことしちゃって〜、女の子の前で恥ずかしくないのかな〜先輩?」
その時耳に届いたのは、真の馬鹿にするような声だった。
「ふぇ?・・・あっ・・・・・ああああああああああああああ!!!」
真の言葉に、ハッと我に返り絶叫する。襲ってくるのは激しい自己嫌悪。真の前で自慰行為をしてしまったという事実が、俺の理性を打ちのめしていく。
「いくら私のフェロモンが強力だからって〜、まさか私の目の前でオナニーしちゃうなんてね〜。
匂いに耐えろって言っただけなのに、本当先輩はどうしようもないなあ〜。」
追い討ちをかけるように、真は俺を責め続ける。言葉の一つ一つが、心へと突き刺さっていく。
「違う!!違うんだ!!・・・頼む!!やめてくれええ!!!」
俺は涙目になりながら必死に否定する。そうでもしないと、自分が壊れてしまいそうだったからだ。
「でも大丈夫だよ先輩。そんな先輩でも・・・僕は大好きだから・・・。」
突如優しい言葉を掛けられ、俺は顔を上げる。そこには笑顔で手を広げる、追いつめられた俺にとっては、まるで救いの神のような真の姿があった。
「オナニーのとき、何か足りない気がしたでしょ?こっちにおいで。それを埋めてあげるから?」
さっきまでの快感を思い出し、フラフラと真の方へと歩いていく。一度考えると、もう頭の中はあの快感の事で一杯だった。
少し前までの俺なら踏みとどまっていたかもしれない。しかし今やボロボロになってしまった理性では、俺の歩みを止めることは出来なかった。
真の目の前に到着する。真の匂いが強くなり、また頭がボーッとしてくる。そんな俺の様子を見て、真はニヤリと邪悪な笑みを浮かべ言葉を放った。
776 :
運命の分かれ道:2012/09/16(日) 00:00:08.62 ID:dHu3cy5w
「後10秒だったのに残念ですね先輩。ゲームは僕の勝ちですね。」
それは俺の敗北という現実だった。俺は抵抗することも出来ずに真に抱き寄せられ、顔を胸の谷間へと押し付けられる。
「ふわああああああああああああっ!!!!」
その瞬間、これまでと比にならない程の濃い匂いが俺を襲い、つい声を上げてしまう。何もかもどうでも良くなる様な、破滅級な快楽が脳を襲う。
「運動した後だからすごいでしょ。もっと味わいたい?」
その言葉に俺は夢中で首を縦に振る。恥とか理性とか最早どうでもよかった。今はただ、彼女の匂いをもっと味わいたかった。
そんな気持ちを裏切るように、真はサッと俺を解放し、一歩後ろへと下がる。突然の喪失感に、つい「あっ」と声を出してしまう。
「もっと味わいたかったら・・・僕のものになるって約束する?」
それは悪魔の契約。絶対に交わしてはいけない約束だった。普段の俺なら否応無しに断っていただろう。
しかし、一度あの匂い、あの快感を知ってしまった俺の答えは、最早決まったようなものだった。
「・・・なるぅ・・・なるから・・・もっと・・・ちょおだい・・・。」
恥も外聞も無い、俺という一人の人間が堕ちた瞬間である。
「答えは分かってたけど・・・やっぱり嬉しいな。じゃあ約束どおりご褒美だよ。」
真は笑顔でそう言うと、真は上半身の体操服をおもむろに脱ぎ始める。ブラジャーに包まれた胸が、反動でぷるんと揺れる。
「た〜〜〜っぷり僕の汗が染み込んだこの服。先輩の頭に被せたらどうなっちゃうんだろうね。」
考えただけでやばいのは分かるが、それよりもこれから来る快楽への期待で、俺は自然と笑顔になっていた。
「いくよ〜〜〜。それっ!!」
勢い良く俺の頭に服を被せる。その瞬間、強力な香りが一気に俺の鼻から入り、俺の脳へと達する。
脳を溶かすような快感が体を襲い、制御しきれない快感がガクガクと体を震わす。いきり立ったペニスからはびゅるびゅると精液を噴出させる。
そう―――俺は匂いだけでイってしまったのだ。
「あはっ、匂いだけでイっちゃうなんて先輩ってやっぱり変態さんだったんだね〜。そんなところも可愛いんだけどね。」
真が何か言っているが、そんな言葉は耳には届かない。強烈過ぎる快感に、体を支えることが出来なくなり、俺はマットへと崩れ落ちる。
「あ〜あ気絶しちゃったか。今日はこれ位かな〜。じゃあこれからよろしくね・・・先輩!!」
777 :
運命の分かれ道:2012/09/16(日) 00:00:30.50 ID:FmefETkH
次の日から俺は帰宅部を卒業した。女子陸上部のお手伝いをやることとなったのだ。
反対されるだろと思ったが、意外にも皆すんなり受け入れてくれた。運動系の部活に、男手があるのは何かと便利らしい。
うちのクラスの転校生だが、次の日には居なくなっていた。クラス一のイケメンも居なくなっていたが、気にしないことにしよう。
部活も終わり、体育倉庫へと向かう。目的はもちろん。
「まことっ!!まことっっ!!」
「ちょっ先輩っ・・・っ・・・はげっし・・・すぎっ・・・だよっ!!あんっ!!」
俺は彼女に抱きつき、必死に胸に顔をうずめ、匂いを貪る。あれから真とは付き合うことになった。ただしそれは表向き。
「あははっ!そんなに必死に僕の匂い嗅いじゃってっ・・・あんっ!!本当に変態さんなんだからっ・・・んんっ!!!」
実際のところ、俺は真のおもちゃである。もう彼女の匂い無しでは、生活に支障をきたすまでになっていた。授業中はもちろん、家でもどこでも頭の中は真で一杯である。
「今日はっ!!このパンツを貸してあげるねっ。今日は体育もあったから・・・すごいと思うよ。」
最近真は、使用済みの衣服を貸してくれる。家ではそれを嗅ぎつつ自慰に耽る毎日だ。
「あはっ!!そんなだらしない顔しちゃって〜。本当に先輩は可愛いんだから〜。」
真の匂いを無我夢中になって嗅ぎ続ける。傍から見たら、本当に変態だろう。
人間としてどんどん駄目になっているが、俺はこれで満足している。彼女の匂いさえあれば、俺には何もいらないのだ。
3のルート 後輩編終了です
匂いで洗脳だからすれ違いではないはず・・・
>>778 毎度乙です!!こういうのも全然ありだと思いますよ。
次回も期待してます!
…なんか洗脳されたくなってきた…
良い、良いぞ!
4点
はい・・・・5点満点中4点です・・・・・
超GJ
なんとかして家に帰れたら真のご主人様に再洗脳してもらえるのかな…楽しみ
784 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/21(金) 22:22:51.38 ID:D8TQQTOB
wktk
投下来ないね… 期待しながら毎日覗きには来てるんだけども
投下来ないし、このスレのまとめサイトも7月ぐらいから更新ない
完全に過疎ってるな
今書いてるからもうちょっと待ってて
って宣言して自分を追い込む
期待して待ってるよ
どストライクなこのスレは不滅であって欲しい
今考えてるネタなんだけど
・女が直接相手にかけるのではなく、あるエリア全体に催眠魔法をかける
・男女問わず、そこにいる人たち全員が惑わされる。ただし例外アリ
・催眠術者と主人公の少女は別。主人公は催眠状態の男女同士に性的行為を促す
こういうのもこのスレの範疇?それとも総合スレ向きかな
個人的な意見だが@は内容次第
Aは総合向きかなぁ
Bはスレの範疇だと思うけど・・・どうかな?
スレタイには反するが、術者が女である事よりも、かけられる側が男である方が重要だと思う。
総合スレが操る事を重視する(S向け)のに対し、こっちは操られる(M向け)のがメイン。当然求めている物も住人も違う。
集団催眠はどっちかというと総合向き。
女→女の百合MC?知るか
は?つまり男→男MCが見たいって?
レスd。主人公は普段ド真面目な委員長タイプだけど
タガが外れるとSの本性を発揮するいたいけな少女にする予定なので
Mの多いこっちでもいいかもだけど、集団催眠要素が強いから総合にしとく
分かりやすい説明ありがとでした
795 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/23(日) 19:57:49.94 ID:U2wtwB+z
>>791 >スレタイには反するが、術者が女である事よりも、かけられる側が男である方が重要だと思う
んなわけねーだろ
だったらスレタイが”男が催眠、洗脳されてしまうスレ”になっとるわ
何よりも重要なのは術者が女である事
ホモや男の娘は完全にすれ違いだ
いや、伝統的にMC系のコミュでは支配者と被支配者がセットで区分されてる
つまり、どっちも決めておくのが正しい
このスレの場合、FD→Mは当然として、MD→Mや とかFD→Fは許容されるかどうか、されるならどっちか、あるいはりょうほうか?とか考えるべき
MD→Mに議論の余地は無いだろ
女主導であればどっちだっていいわ
特殊なものが入ってれば最初に注意書きでよくね?それじゃいけない理由あるの?
よくないじゃなくて、よりハッキリさせたほうがいいってだけ
FD限定なら、FD限定って明記しちゃえば
>>791みたいなのは出てこないと思う?
スレタイも読めない馬鹿相手にルール明記したって意味ないだろ
自分は一切投稿しないけど批判は一人前な奴がいくら出てこようが問題無いだろ?
ここ過疎スレなのに自治厨みたいなのいっぱい湧くよね
投下大量にあるなら仕分けする意味もあるかもしんないけど、現状あーだこーだ論議されてもウザいだけ
ゆるいキメでいいよ
どうでもいいが、2chやpinkで「何々をするな(書くな)」って言うほど不毛なことは無い。
スクリプトみたいな脳無し荒らしなら規制かかるが、そうじゃない奴はスルーすりゃいいだけ。
スルースキル無さすぎるぜ皆。
そうそうお前らの議論なんてどうでもいいから降臨してSS書いてくれる人が神だから
何やらえらい賑やかですが、787です。投下します。
初投下なので忍法帳とかよく分かってません。
変な所で切れたら規制とかその辺に引っかかったものと思って下さい。
タイトル/NGは「吉野さん家の妹」
タイトルに反して兄妹モノではありません。
エロ無いです。(一応予定はあるけど1クール完結の10話目くらいの遠さ)ご了承下さい。
何で一番エロくないやつから書き始めたんだろう。
吉野朱巳には憧れの先輩が居る。
彼の名前は芥河宏人。二年生で空手部主将。
背が高くて筋肉がしっかりと付いているが、しなやかな体付き。
涼やかな印象を与える目元。寺の子だと言う彼は寡黙でストイックで、浮ついた噂の一つも無い。
他校の不良に絡まれている所を助けられて以来、朱巳はすっかり彼に夢中だった。
今日、朱巳は手作りのお弁当を抱えて彼を待っている。
彼が図書室の向こうの裏庭のベンチで、一人で昼食を摂るのは既に調べて知っていた。
朱巳は、裏庭の手前の渡り廊下の辺りに立って空を見上げる。
心臓がどきどきと鳴っていた。先輩のことを考えるだけで、恋心で胸がきゅうっとなる。
甘く切なく締め付けられる薄い胸に手を当てる。
朱巳は背が低くて胸もぺったんこだが、先輩はそんなこと気にしない人の筈だ。
と、校舎の角を曲がって来る人影。
朱巳は縁の太い眼鏡の位置を直して、胸元にかかっていた三つ編みのお下げ髪を背中の方に弾いて気合を入れる。
心臓は今にも弾けてしまいそうだ。勇気を出して、とっ、と踏み出す。
「あ、あのっ!」
朱巳に気付いた芥河が足を止める。
「この前は、ありがとうございましたっ!
それで、あのっ、私、お弁当作ってきたんです! 食べて下さい!」
頬を鮮やかに上気させた少女のレンズ越しに、
長い睫毛が縁取る大きな瞳が忙しなく瞬くのを見ながら、芥河は静かに口を開いた。
「済まないが、受け取れない」
それだけ言うと、彼は朱巳の横を抜けて行ってしまう。
「で、でもっ!」
「自分で食べてくれ」
ワイシャツの背は取り付く島もない。
助けてくれた日も、その次の日も、次の次の日も。
待ち伏せしてみたり、偶然を装ってみたり、どれだけ必死に近づこうとしても、彼は冷淡なまでに素っ気無い。
このお弁当だって、受け取るくらいはしてくれるんじゃないかと。そう、儚い期待を抱いていたのに。
付いて行ってもきっと無駄だ。怒らせてしまうかもしれない。迷惑そうな顔をされるのは嫌だ。
無力感に朱巳の足から力が抜ける。恋をしていた筈の胸が締め付けられて、苦しくて苦しくて、目から涙が零れた。
その場で座り込んで泣いている所を友達に見つけられた。
腕を引かれて中庭の隅の藤棚の影に移動させられ、問われるままに嗚咽の間から何が有ったか答える。
何回か有ったことだと友達は言った。一年生だけではなくて、二年生や三年生にも。
彼に告白した人はにべもなく振られたし、差し入れは受け取って貰えない。誰もが平等にそのように扱われていた。
朱巳の涙を振り払うように、お弁当をさして、食べても良いかと友達が尋ねる。
彼女が頷くと、友達は努めて明るい声でいただきますと言ってお弁当を食べ始めた。
先輩の口に合うように、和食でまとめたお弁当。友達は美味しいと繰り返しながら、箸で摘み上げた卵焼きや煮付けを朱巳の口元に運んで食べさせる。
鳥の雛のように諾々とそれを受ける。
友達は美味しいと言ってくれたが、涙味のごぼうの煮付けは苦くて、これじゃあ先輩から美味しいとは言ってもらえない。
ほろり。朱巳はまた一滴涙を零した。
相手が悪かったんだよ。友達はそう言った。
みんな平等に、そうなんだと。
でもそれじゃあ、いけない。朱巳は先輩の『特別』になりたいのに。
平等の中に一括りにされるままではいけない。
先輩の『特別』にしてもらおう。どうしても。どうやってでも。
そう決意して、朱巳は大きな瞳をぎゅっと閉じ、涙を止めて、また開いた。
昼の日差し。今日は休日だが、多くの生徒が部活動のために学校に来て練習をしている。
朱巳は部活には入っていなかったが、学校に来た。
そして裏門に近い校舎の影の道端で彼を待っている。
ここは学校の中でも人通りが滅多に無い場所だ。
先輩は個別のメニューをこなしている。それも調べた。ロードワークのルートも。
待つ内に遠くから聞こえてきた地面を蹴る駆け足の音。先輩だ。
眼鏡のツルに指を這わせて、朱巳はきゅっと目を瞑った。
普通では、普通のままでは先輩の『特別』にはきっとなれないから。
第二校舎の裏を回って道場へ戻る。それで10キロほどのロードワークは終わる。
ペースを保ったまま走る芥河は、並木の影に誰かが居ることに気付いた。
休日とは言え学校に人がいることは珍しくはない。
人の少ない校舎裏だが、実際に美術部や生物部らしい生徒が活動をしているのを見たこともある。
なので特に気に留めず通りすぎようとした彼の前に、彼女は突然飛び出してきた。
横断歩道の白線だけ踏んで渡る子供にも似た、片足で踏み切るような動作。
肩甲骨に届くほどのお下げを跳ねさせ、膝丈のチェック模様のスカートが翻る。
二回りは小さな彼女にぶつからないように、芥河はスニーカーの底を強く踏みしめて止まる。
見覚えのある少女だ。昨日も芥河に声を掛けてきた。制服の襟のラインは一年生を示す一本。名前は確か、『ヨシノ アミ』。
芥河の進路を妨害した彼女は顔を上げ、酷く思い詰めたような顔で彼を見つめると、引き毟るように太縁の眼鏡を外した。
昼過ぎの僅かに角度が付いた光の加減だろうか。
彼女の大きな瞳が、蒼とも翠とも言い難い色に光る。
酷く強い視線に、脳まで射抜かれるような感覚を覚えた。
糸で縫い付けられたように、視線が外せない。
何かが可怪しい。焦燥感を覚えるが、思考が上手く纏まらない。
手繰ろうとした先から、千々に解れて行く。
「……せんぱい」
少女が口を開く。儚い声は、水面を細波が渡るよりも遠く、脳に滑りこんで響き渡る。
口を開いて問いかけようとしたが、何故か声の出し方が思い出せない。
疑問符が浮かんでは溶けて行く。ただ少女の青い瞳が、段々と大きくなる。
「せんぱい、少しこっちに来て下さい」
少女の白く細い手が、芥河の手を取る。
引かれて、歩き出す。逆らおうと言う考えは、そもそも思いつかなかった。
連れて行かれたのは図書室の裏のベンチだった。
校舎と校舎の間のデッドスペースのようなここは、ひょっとしたら、学校内でも最も人の寄り付かない場所かも知れない。
だからこそ、芥河は日頃ここで昼食を摂っているのだ。
馴染みのベンチに座らされ、目の前に立った少女を見上げる。
部活に戻らなければならないと、ちらと思った。
「せんぱい、怖い顔しないで下さい。眉が寄ってます」
少女の細い指先が額に触れる。ロードワークで体温が上がっていた所為だろうか。
少女の指先はひんやりとして心地良い。触れられた所から、力が抜けて行く。
底の知れない危機感を覚えて、掌を握り込む。
「動かさなくて良いです。右手も」
それに気付いた少女の指先が、肩に触れる。波紋が広がるように力が抜ける。
Tシャツの袖から伸びる肘に。少しひんやりとした指先の感触。力が抜ける。
手首に。力が抜ける。
「左手も」
肩に、肘に、手首に。
「両足」
膝に小さな掌が触れた。力が抜ける。動かない。
「私の目を見て下さい。逸らさないで。じっと見つめて……」
吸い寄せられるように、少女の瞳の中を覗き込む。
眼の中に反射するはずの風景は無く、何処までも、深い、深い底のない穴のようで。
じりじりと、焦燥感が積もって行く。積もる端から、青い瞳に溶かされて行く。
「何も考えなくて良いです。じっと見つめて……」
一点をじっと見つめて居る内に、段々と上手く焦点を合わせられなくなってくる。
目に鈍い痛みを覚えて、瞬きする。どうして、こんなにクラクラとするのだろう。
「……目が、疲れて来ましたか? では私が10数えたら、目を閉じても良いですよ……10」
少女の声が、すぅと染み込む。
「……9……8……7……6……5……4……3……2……1」
降りて行く。数字と音とともに、深い所へ降りて行く。
「はい、閉じて……」
目蓋が自然に降りる。頭も、力無く下がる。まるでうたた寝しているように。
深くなる彼の呼吸に合わせるように、朱巳は深く静かに息を吸い込む。
「……私の質問に答えて下さい。声は出ますよ」
慎重に、問を紡ぐ。
「……せんぱいは、『ヨシノ アミ』を覚えていますか?」
波紋のような声が反射するように、吐く息に合わせて、答えはするりと出た。
「……三つ編みで、眼鏡を掛けている……昨日弁当を差し入れられた」
少女が小さく息を呑む音が、場にノイズのように混ざる。
覚えていてくれたんだ。助けた時に一度名乗ったきりの私の名前を。
朱巳は胸の前でぎゅうと両手を握り締める。
「では……『ヨシノ アミ』を、どう、思いますか?」
「特に、何とも」
抱いた希望を全て無にするような答え。
胸を貫かれるような痛みに耐えながら、朱巳はまだ問い掛ける。
「っ…………せんぱいは、いろんな人から、同じように差し入れをされたり、告白されたり、っ、していますね?」
「ああ」
「それは、どう思いましたか?」
「……少し、煩わしいと、思う」
「『ヨシノ アミ』にも、そう思いますか?」
「……数が重なれば、多分……だが、酷く冷たく断ってしまった
……もう来ないだろうし、その方が、良いと思う」
「……なぜ、その方が良い思いしたか?」
その問いをして、朱巳は彼の弛緩していた眉にまた少し力が入ったのに気付いた。
それまでよりもやや長い間を置いて、彼が答える。
「…………俺は、周囲の期待に応えられるような人間じゃない
……俺のことは、放って置いてくれれば良い……そうすれば俺は、一人で居られる」
(ん、あれ……?)
答えの中に潜む違和感に気づいて、朱巳は質問の趣旨を変える。
「…………せんぱいは、空手部の主将ですね?」
「ああ」
「後輩に、慕われて居ますか?」
「……ああ」
「どう思いますか?」
「煩わしいと思う」
同じ答えがまた出て来た。
「…………何故ですか?」
朱巳は肺にまとわりつく不安を振り払うように深く息を吸い、囁くように問い掛けた。
「……どうすれば良いのか分からない……出来れば話しかけないで欲しい
……一人で居ると、気が楽だ……僧堂の隅で座っているのが一番良い
……それが良くないことだとは分かっている……でも俺は……」
何かに耐えるように、精悍な眉が寄せられる。彼は滔々と心の中の黒いものを吐き出して行く。
触れてしまった。先輩の、酷く絡まった柔らかい所に。
強く毅然としていた筈のこの人の、どうしようも無く弱い所が手の中にある。
それが堪らなく愛おしい。
罪悪感と、期待と、興奮と。綯い交ぜになって、叫び出したい気持ちを堪えるために、朱巳は強く歯を噛み締める。
「……その理由は、分かりますか?」
呼吸を落ち着けて、もう一歩、踏み込む。
「……分からない。ただ漫然と疎ましいんだ……」
「分かりますよ…………もう少し、心の深い所に行きましょう。
深呼吸をして下さい……吸って……吐いて……吸って……吐いて……そう」
先輩の様子を伺いながら、朱巳は彼の心を誘導する。
「私が3つ数えたら、先輩はもう一つ深い所へ落ちていきます……3……2……1……はい……」
力が入りかけていた身体が弛緩して、深い催眠へと落ちて行く。
「……先輩の足元に湖が見えます。透き通った、きれいな湖です。
これは、先輩の心の深い所にある湖です。水面を覗き込むと、問の答えが見つかります。
先輩が、人を煩わしいと思ってしまう理由は何ですか……? 湖を、覗き込んで見て下さい……何が見えますか……?」
導かれるままに、彼は水面を覗き込む。鏡のようなそれは、現在の風景を反射するのではなく、古い、一つの風景をその内側に抱いていた。
「……僧堂が見える……あそこは静かで、無機質だ
……子供の頃、父に言われて、あそこで座禅を組んでいた
……黙って座っていると褒められた……俺は、遊びたかったのに
……世界は空だと、父は言うんだ……特別なものは何も無いと……みんな平等に空っぽだ……」
少しだけ、拗ねた子供のような表情をして、彼が首を傾げる。
「…………俺は、寂しかったのかな…………」
心の中のわだかまりを全て吐き出すことが出来たのか、先輩の眉間から力が抜けて、表情が和らいだ。
その顔を見詰めながら、朱巳は確信する。私の目は確かだった。強くて弱いこの人は素敵だ。
この人にしよう。この人しかいない。朱巳の唇が弧を描く。
「目を、開きましょう。少しくらいなら動いても良いです。
でも、心はその深い所に沈んだままです……はい、どうぞ」
言われるままに目蓋を開くと、朱巳の青い目があった。
「『ヨシノ アミ』を『特別』にして下さい。吉凶の吉、野原の野、朱色の朱、干支の巳、です。吉野朱巳。吉野朱巳は、先輩の特別です」
必死に懇願する朱巳の目に涙が滲む。
「お願いです。芥河先輩。吉野朱巳は、芥河先輩のことが好きです……!」
それは、今まで彼に袖にされた者達のどれよりも『特別』に思えた。
「……吉野、分かったから泣くな」
眠そうに目を瞬かせながらも、芥河は腕を上げて朱巳の眦に滲んだ涙を拭う。
相変わらず眠くてクラクラとして、考えは纏まらない。それでも、そうしなければいけないと思った。
両方の涙を拭ってやると、朱巳は嬉しそうにはにかんだ。
もっと見ていたいと思うのに、眠くて仕方がない。
そんな芥河の様子を見て、朱巳はくるりとダンスのターンのような軽やかな動作で彼の隣に腰を下ろす。
「……先輩、眠そうですね。眠いですよね」
視線で追った先で、また彼女の青い目が光る。
「眠い……眠くて重い……身体が重い……目蓋が重い……腕も、もう上がらない……」
声が染み込むと同時に、腕から力が抜けて行く。
布に水が染み込むように、どんどん重くなって行く。目蓋が落ちる。
「眠いなら、眠っても良いですよ」
ほら、と彼女が二の腕辺りの袖を摘んで引く。
重心がくらりと揺れる。支えようとした力は何処かに抜けて行ってしまって、華奢な朱巳の肩に寄りかかってしまう。
「よいしょっと」
朱巳は芥河の肩を支えながら、彼の頭を膝の上に移動させる。
「先輩、先輩は今から眠りに落ちて、起きた時には催眠はすっかり解けて、気持ち良く目覚めることができます。
催眠の間に何があったかは忘れてしまいますが、吉野朱巳が『特別』で、先輩のことが大好きだと言うことだけは、先輩の無意識がしっかりと覚えています。
それでは……おやすみなさい」
すっと浮かび上がるように意識が戻り、頭の下の柔らかい感触の正体に気付いた瞬間、芥河はバネ仕掛けのように飛び起きた。
ひゃ、と驚いて身を竦ませる少女に頭を下げる。
「済まない吉野。まさか女子の膝の上で寝てしまうとは……」
困り顔の芥河を見て、朱巳はくすくすと苦笑する。
「先輩、他に何か言うべきことがありませんか?」
朱巳に問われ、彼は困り顔を一段と深め、それから言った。
「…………吉野、俺と付き合って欲しい」
「喜んで」
頭を上げると、朱巳の満面の笑みが目に入った。
以上です。ありがとうございました。
投下嬉しや〜
純愛やねGJ
2点
GJ
トラウマを利用してはめてく感じがイイネ
エロくなくてもすげー良かった
GJ!
>何で一番エロくないやつから書き始めたんだろう。
何が素晴らしいかって、続編があるのが素晴らしい!
新作きたー
催眠なのに罪悪感もなし、
しかもキュンとしちまったぜGJ
3点
1点増えた!
「女の子に催眠、洗脳されてしまうスレ4」くん堕ちちゃったんだね……
ふふふ・・・
ほんとね
こういう場合次スレは5になんのかな
また4でもばちは当たらないかと
830 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/26(水) 12:19:05.72 ID:zFyBs6wf
うん
「じゃ、今日の会合はここまでってことでー。解散ー。あ、キミはちょっと残ってー」
わたしはお目当ての部員以外を帰しながら、それとなくスマホで『辞書アプリ』を起動させる。
「え、オレだけ居残りっすか部長w」
解散のカの字を喋ったとたんに椅子から立ち上がっていた彼は、せっかくのテンションに水を差された様子だ。
しかし所在無さげにキョロキョロしていたその視線は、部室の戸を施錠するわたしから動かなくなる。
「キミの為なんだけどなー。そんな格好、他の子に見られたくないでしょ?」
彼の疑問に引きつった顔を見ながら、後ろ手で『辞書登録』を完了させる。
――学ラン:下着の一種。
彼は不思議そうに自分の服装を確認し……そしてパニクった。
「やっ、すいません部長っ、すぐ着ますんで……あのっ、オレいつ学ラ、その、こんな格好に……!?」
彼の視点からすれば、何をされたのかはわからないだろうが、まあ、催眠術には違いないな。
極普通の服装をしていたと思ったら、いつのまにか“学ラン”一丁になっていた、といったところか。
“学ラン”という言葉も女の子の前では口に出来ないらしい。もっと意識させてやろう。
「会議中ずっと“学ラン”姿だったよねー。服着てよ、どっかやっちゃったんなら一緒に探すからー」
「はい、すいません部長……」
部活前は確かに普通だった、じゃあ着てたものをここで脱いだのか、という言い訳っぽいことを
必死に呟いているところ悪いが、もちろんわたしはあるはずのない服を探すような真似はしない。
「さっさとやってね、わたしこっち探すからー」
と、わたしは棚のある側をちゃっかり確保する。スマホを操作できる死角のある場所だ。
棚の陰にかがみ込むと、新規に『辞書登録』。効果が現れるまで時間がかかるだろうから、のんびりいこう。
探し物をするフリをしながら、耳を澄ませる。彼がいくら探しても服が見当たらないことに気付くまで。
ところが、まだ布の音もベルトの動く金属音もしてこない。ここで上を脱がせる予定なのに。
そっと彼のほうを覗き見ると、どうやら上のボタンだけを外して襟元から手を滑り込ませているようだ。
今の彼は、乳首を弄るのが探し物に効果的だと信じている。その他の観念は変えていない。
目が合うと、彼は顔を赤くして目をそらし、部屋の隅に走っていってしまった。
チャラい外見に反して、意外とシャイな性格だったようだ。
空エントリとして「羞恥心」を登録すれば、彼に羞恥心を意識させないようにすることはできる。
しかし、制服もはだけさせないせっかくの性格を改変してしまうのはもったいない。シナリオ変更だ。
この性格を保ったまま、どこまでわたしの前で乱れてくれるか、思ったよりも楽しめそうだ。
みたいなノリの誤認ネタはよ、と思ったらドンピシャのが張られてた
ありがたやありがたや
>>833 おい期待させといてなんだこれは!!
続きお願いします
この手のエロラノベがあたりだった事は、今まで一度も無い
さいみん生徒会は良かった
しかもかけられる側じゃなくて、かける側じゃないの
>>837 良さそうな感じだな
この調子でエロゲもはよ
.
失恋した少年を身体で慰める姉
少年はそれをセックスだとは思っていないし
まさか姉が思い人を他の男の肉奴隷に変えたとは知らない
845 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/09(火) 23:08:35.05 ID:5cGwiViE
wktk
催眠遊戯に、主人公がかけられる展開あるかなあ
ありそうで期待してるんだけど
847 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 13:43:49.59 ID:EGwvEx0t
投下ないかなぁ
848 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/14(日) 21:12:08.76 ID:RRMK2K+E
いいスレじゃないか…
エロパロ板にもいい紳士淑女がいるんだなぁ、かゆうま
需要はこれでもかって位あるんだがなあ・・・
SSもプロットも雑談すらもなけりゃ事実上存在してないようなもんだけどなw
「稀によくある」の典型だな
催眠術 誤認 薬物洗脳 脳姦 魔法等々色々シチュはあるけど皆はどんなのが好き?
俺はモンスター娘に脳姦だ
クスリ
854 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/15(月) 23:44:10.78 ID:p+qs0TFB
催眠術 誤認 薬物洗脳 脳姦ミックスがいいな
855 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/16(火) 00:16:20.26 ID:N6IiPeya
やっぱりこうゆうサイコでファンタジーなテーマだからには、
人外だともっと嬉しいというのはある
誤認って結果だから、手段である催眠、薬物、脳姦〜と一緒に並べるのちがくない?
魔法ものってあんまり見てない気がするから ファンタジー系統がいいかな〜
もちろんどれでも投下があればうれしいものだけどさ
催眠でもかけられる側の意識有り無しで好みが別れそうだ
催眠当初は意識あり→精神崩壊で操り人形のコンボ
脳姦って一瞬脳ミソにちんこぶちこむのかと思ってなに言ってんだこいつって思っちゃった
>>860 リョナにもあるもんねw
このスレでのは大抵耳から触手でって感じの良心的な方だし
あそうなのよかった
催眠術が良いね。
アマアマなのが好き。
良心的……?うわなにをするやめ
昔あった触手娘に懐かれて最期に押さえつけられて脳姦、強制夫化で子作りさせられるのみたいなのがまた読みたい
雑談、考察、期待とかとSSが交互に来るような流れが基本
投下がなさそーな時は暗示文リレー、催眠リレーなんかで遊んでもいいかもね
スレ始め、埋めの流れ見てると面白そうw
ああいうのも好き。1スレの最後が「イキなさい」だったら
絶対気持ちよくなってた
「何が良心的だ!!イカレてる!!」
「あらあら、まだ素直になれない子がいるのね」シュルシュル
「うわっ何を・・・・ふわあああっっっ?????」
「どう?気持ち良いでしょ?あんな痛いのよりとっても良心的でしょ?」
「ひゃい?頭いじりゃれるのしゃいこーでひゅ???」
>>864 彼女のことしか考えられなくなるんだぜ
とっても良心的ジャナイカ
ニュースでやってた合法ハーブ
何故かこのスレが思い浮かんでしまった俺は駄目かもしれんね
>>869 緑と赤の脱法ハーブを調合すれば何でも言うことを聞かせられるな
「最近アロマセラピーに凝ってるの」
とか言われたらもうフラグにしか思えない
無理やり首筋にお薬注射されたい(´・ω・`)
脱法ハーブは催眠オナニーとの相性はかなりいいんだぜ
オススメ…はしないがw
ハーブなんて危ないものより睡眠薬の方がオススメだぞ
クチュクチュあっあっされたい
で、さ
>>833の続きはまだなのかな
凄い期待してるんだけど
脳姦マダー?
運命の分かれ道6のルート行きます
880 :
運命の分かれ道:2012/10/23(火) 02:52:25.50 ID:GU0qbAAC
3階は高学年、ようするに先輩にあたる人たちのクラスだ。ちなみに文化部などの部室も3階に集中している。
先輩に相談!と意気込んだものの、実は特に仲がよい先輩なんて居ないのだ。
自分でもあの時に、なんでこんな案が浮かんだのか疑問である。あんなことがあったからやっぱりパニックになってたのだろう。まあ来てしまったなら仕方がない。
そんな風に行く当ても無く、考え無しにブラブラ歩いていると、この学校でも有名な場所まで来てしまった。
独特の雰囲気が漂う、校舎の3階の端っこに位置するここは、オカルト研究部がある場所である。
(なんてところに来てるんだ俺は・・・。)
さっきまで周りでワイワイ騒いでた生徒達はいつの間にか忽然と消えている。相変わらず不気味な雰囲気だ。
新入生の頃、ここに興味本位で来て以来かな。怖くて逃げ出した覚えがある。
「待ってたわ・・・・・・いらっしゃい・・・・・・。」
突然の声掛けにビックリして、後ろを向く。そこにはここの主、オカルト研究部部長、白島 摩耶(はくしま まや)先輩がいつの間にか立っていた。
俺よりも高い背。黒髪のロングヘアー。前髪も長いので隠れた瞳。そんな貞子のような外見なので、とても威圧感がある。
その見た目とこの部の部長ということもあり、かなりの有名人だ。しかし有名人なのだが、この人の事を良く知る者はいない。確かにこの近寄りがたい感じでは納得である。
現在オカルト研究部も所属しているのはこの人だけらしい。普通なら廃部になってもおかしくないのだが、何故か今でもしっかり残っている。
この人が何かをしたのかも知れないが、あまり考えたくないものだ。それくらいこの人は謎の人物なのだ。はっきり言って関わらないのが吉である。
だがさっきこの人は何て言った?俺の記憶が確かなら待ってたとか言ってなかったか?俺は今日初めてこの人と対面したんだ。全く接点が無い。待たれる覚えなんて無いはずである。
「待ってたって・・・どういうことですか?」
不気味な雰囲気に押されつつ、恐る恐る質問する。本当はこのまま逃げ出したいのだが、通路を塞がれる形で立たれているためそれが出来ないのだ。
「言葉の通りよ・・・・・・転校生のこと・・・・・・でしょ?」
その言葉にビクッとする。ピンポイントで俺の悩みを言い当てられ驚きが隠せない。誰にも言ってないのに何でこの人が知っているのか。その事が俺に恐怖を植え付けた。
「私が・・・・・・なんとか・・・・・・してあげましょうか?」
逃げ出そうと思ったその時、彼女が口に出したのは、予想外の提案だった。
少し考えてみる。確かにこんな不思議な人なら、俺のクラスで起こってる不思議な事態を解決できるかもしれない。解決出来るんなら、それに越したことは無いのは明白だ。
「おいで・・・・・・ここでは目立つから・・・・・・。」
俺はその言葉を信じて、手招きをする彼女の後に続き、部室へと入っていった。
881 :
運命の分かれ道:2012/10/23(火) 02:52:51.61 ID:GU0qbAAC
部室内は黒いカーテンで覆われているところ以外は、案外普通な感じだった。もっと変な剥製や、魔法陣とかいろいろあるかと思っていたので、少し安心する。
けどソファーがあるのは逆に不気味だ。こうやってゆっくり座れるのはいいが何故こんなところに・・・。やっぱり考えるのはよそう。
先輩は向かいの椅子に腰掛けている。前髪のせいで表情が全く読み取れないので、こちらは緊張しっぱなしだ。
「解決してあげるから・・・私も・・・お願いが・・・ある・・・。所謂・・・等価・・・交換・・・。」
彼女が放ったその言葉に少し反応する。確かにタダでやって貰うなんて虫のいい話だ。しかしこの人からのお願いなんて少し怖い、という気持ちがあるのも事実だ。
「心配しないで・・・・・・血を一滴・・・・・・もらうだけだから・・・・・・。」
事情を聞くと今度の儀式には男性の血液がいるらしい。しかしご存知の通りこの部には男性は居ない。頼める人も居ないから困っていたそうだ。
「それくらいなら・・・いいですよ。」
少し考えてそれを承諾した。俺の血一滴でクラスメイトを救えるのなら安いものと判断したからだ。
ふと先輩を見る。俺の返答に気のせいかも知れないが、少し嬉しがっているみたいだ。相変わらず表情は見えないがそんな気がしたのだ。
それと先輩は話してみると案外普通の人だった。確かに口下手で不思議なところはあるが、別にそこまで怖い人では無いみたいだ。俺は変に避けてたことを反省した。
882 :
運命の分かれ道:2012/10/23(火) 02:53:20.54 ID:GU0qbAAC
自分の指に少しカッターで傷をつけ、少ないよりはいいだろうと渡してくれた試験管に2、3滴血を入れる。
「どうぞ。」
貰った絆創膏で指をしっかり止血し、試験管を先輩に渡す。
「ありがとう・・・・・・・・・じゃあちょっと待っててね。」
先輩は俺の血を持って奥へと消えていった。あの黒カーテンの向こうも部室のようだ。何でこんなに優遇されているかは気にしない。
ホッとした気持ちでソファーに腰を下ろす。今日は怒涛のような一日となったが何とかなりそうで安心だ。
それにしても血一滴でやってもらうには結構大事な気がするな。もし解決したら改めてお礼をしよう。
「その必要は・・・・・・無いですよ・・・・・・。」
心を見透かした言葉を掛けられる。そして次の瞬間、体が金縛りにあったかのように硬直する。急な事態に混乱していると今度は体が勝手に席を立ち、くるっと右を向いた。
そして俺が向いた方向には、辞書くらいの大きさの変な人形を持った先輩が立っていた。
「えっ?なっ?」
突然の出来事に変な声を出してしまう。しかしどう見てもこの事態、先輩が原因なのは誰が見ても明らかだった。
「先輩・・・なんで?」
助けてくれるんじゃ・・・。その思いで一杯になる。なんでこんなことをするのか理解が出来なかった。
「今日は・・・・あなたの抵抗力が・・・・弱まってるの・・・・あの転校生の・・・・おかげかな・・・・。」
抵抗力?転校生のおかげ?理解できない言葉に頭には疑問符ばかりが浮かぶ。
「そのおかげで・・・・あなたの思考も・・・・今日は少し読み取れる・・・・こんなに嬉しい・・・・ことはない・・・・。」
混乱する俺を無視して先輩は話を続ける。先ほどより明らかにテンションの高い声。意味不明な台詞に、前に感じた恐怖が復活する。
「怖がらないで・・・・お礼をもらう・・・・だけだから・・・・・・・・・・・あなたを・・・・ね・・・。」
未知の恐怖が体を包んでいく。先ほどまでとは一変、目の前の女性が怖くて堪らなかった。
883 :
運命の分かれ道:2012/10/23(火) 02:54:14.20 ID:GU0qbAAC
「そんなに・・・・怖がらなくても・・・・いいのに・・・・。」
そんなことを言われても、こっちはいきなり謎の力で身動きが取れなくされ、何されるか分からない状況なんだ。怖がるなというほうが無理である。
「じゃあ・・・・これで・・・・どう?」
そう言うと先輩は手に持ってる人形の頭の部分に針を刺した。その瞬間、俺の頭にあった恐怖心と、こんなことをする彼女に対する嫌悪感が、嘘のように消えさった。
「え?・・・何で?」
「脳を・・・・直接・・・・弄ったの・・・・これで・・・・怖くない・・・・でしょ?」
俺の疑問に対し、非現実的なことを当たり前のように先輩は言う。だが実際、こんな酷いことをされているのに、彼女に対する怒りも一切沸いてこないのだ。
「じゃあこれから・・・・もっと弄って・・・・私だけしか・・・・見えなくして・・・・あげるから・・・・ね・・・・。」
恐ろしいことを言っているのに、何も感じない。このままでは取り返しがつかなくなるのに、逃げようとも思わない。そんな奇妙な感覚に包まれ、俺はただただ、先輩の言葉を聞いていた。
「じゃあ・・・服・・・脱ぎましょう・・・ね・・・。」
先輩が人形の服を脱がしていく。すると体が勝手に服を脱ぎ始め、あっという間に生まれたままの姿になってしまった。女性の前で全裸になるという恥ずかしさに、顔が真っ赤になってしまう。
「恥ずかしい・・・よね・・・じゃあ・・・まずは・・・・緊張を・・・・解きましょうか・・・・気持ちいいこと・・・・してあげる・・・・ね・・・・。」
先輩はそう言うと、人形の股間の部分を指で弄り始める。すると実際に触れられていないのに、何故か自分のペニスに快感が走った。
「え・・・・あっ!」
突然湧き出す不思議な快感につい声が出てしまう。股間が熱くなり、触られてもいないのにどんどんペニスは膨張していく。
自慰の時のような直接的な快感では無く。股間の内部の、決して触れることが出来ないような敏感な部分を、指でこね回されているような快感。
「はあああああ。」
余りの気持ちよさに声が漏れてしまう。普通では味わえない快感に、どんどん体が蕩けていく。
「きもち・・・・いいなら・・・・いつでも・・・・イって・・・・いいよ・・・・。」
絶頂がどんどん近付いてくる。だがこれもいつもと違った。一気に射精というわけではなく。少しずつ、ジワジワと精液が奥から沸いてくる感覚なのだ。
触ってもいないのにペニスがどんどん硬くなり、その中をゆっくりと確実に、出口に向かい精液がのぼっていっている。
自分から出すのでは無く、何かの機器でペニスから精液を無理矢理吸い出される様な、暴力的な快感が俺を襲い続ける。
余りの気持ち良さに体をガクガクと震わし、あーあーと情けなく声をあげてしまう。
「ふわああああああああぁぁぁぁぁぁぁ。」
そしてついに精液が出口に達する。勢いある射精ではなく、漏らすようにジワリとペニスから精液が滲み出し、絶頂を迎える。ペニスから熱く蕩けるような快感が体中に広がっていく。
だが絶頂が直ぐに終わらない。いつもなら一瞬で出す量の精液が、本当に少しずつ、ペニスの先からドロドロと溢れ出てくる。
ドクン、ドクンと濃い精液が、鈴口からゆっくりと出てくるたび、俺は快楽の悲鳴をあげ、気持ちよさに身を震わせる。
どのくらいたっただろうか、やっと長い長い未体験の快感が終わりを向かえる。長すぎる絶頂と気持ちよさで、体が脱力しているのが分かった。
884 :
運命の分かれ道:2012/10/23(火) 02:54:27.24 ID:GU0qbAAC
「緊張は・・・・ほぐれたかな・・・・じゃあそろそろ・・・・本番・・・・いくよ・・・・。」
俺の絶頂を見届けると、先輩は最初にやったように、人形に針を刺した。それは俺の正常な脳が最後に記憶した光景だった。
「ひゅわあああああああああ!!!」
さっきのジワジワとした快感とは全然違う、頭の中で何かが爆発した様な快感に襲われ、みっともない声を上げる。頭の中でパチパチ何かが弾けて止まらない。
「凄い・・・・反応・・・・だね・・・・。まだ・・・・あるから・・・・たっぷり・・・・味わって・・・・ね・・・・。」
強烈過ぎる快感が、脳から溢れ出てくる。まだ始まったばかりでこの快感。この先どうなるのか想像も出来なかった。
「もう一本・・・・いくね・・・・。」
あたまの天辺から足のさきまでいっきに電流のような快感がはしぬける。あまりの快感にからだはビクンビクンとなみうつ。気持ちよすぎておかしくなる。
「もう・・・・一本・・・・。」
あたまからとろけるような感覚がぜんしんにひろがっていく。かいかんであたまがおかしくなる。あたまがバカになっていく。
「まだ・・・・いけるね・・・・。」
どろどろにからだがとけてるみたい。きもちいいのがとまんない。このおねえさんなんでおにんぎょうにはりさしてるんだろ。きもちいいからどうでもいいか。
「あと・・・・少し・・・・。」
おにんぎょうさんにはりさしたらぼくもきもちよくなった。もっとさして。もっともっともっともっともっともっともっとさしてほしい。きもちいいのもっとほしい。
「もう・・・・ちょっと・・・・。」
あたま きもちいい にんぎょう はり きもちいい ぜんぶ きもちいい しあわせ しあわせ きもちいいこと いっぱいいっぱい きもちいいの だいすき。
「これで・・・・最後・・・・。」
あたま なかで もっとすごいの ばくはつした。きもちいい きもちいい きもちいいよお さいごいや だけどもう きもち よすぎて あ 。
「よく・・・・頑張ったね・・・・これで・・・・私のもの・・・・だよ・・・・」
圧倒的な快感で限界に達し、闇へと堕ちていく中、ふと冷静な自分が蘇る。もう消えてしまうと分かっているのに。俺の心は変に落ち着いているのだった。
885 :
運命の分かれ道:2012/10/23(火) 02:58:58.93 ID:GU0qbAAC
『佐伯弘さんの失踪事件から、早くも一年が経ちました。警察では依然、目撃情報をつのり、捜索を続けております。』
ニュース報道を聞き流しながら家事をする。ここは私の家。誰の邪魔も入らない。私の聖域だ。
あれから一年。特に何事も無く、彼と一緒にこの家で暮らしている。
彼は私が思考を読み取れない、唯一の人物だった。彼の事を調べるにつれ、私は彼の事が大好きになっていた。
彼の周りには敵が沢山居た。だから一刻も早く、どんな手段を使っても彼を保護したかったのだ。
幸い私にはいろいろなことが出来る。人一人神隠しなんて造作も無いことだ。
「せ〜んぱ〜〜い。」
最愛の彼が私に飛びついてくる。一年前、頭を弄ったあの日から、彼は私に夢中だ。まあ私以外考えられないようにしているだけだが。
後遺症でちょっと言動と思考が子供っぽくなってしまったが、彼を自分好みに育てることが出来ると考えれば結果オーライだ。
「せんぱい・・・・あの・・・・あれ・・・・やって・・・・。」
あの日から、彼はあれが忘れられないようだ。当然だ。脳を弄られる快感なんて、一度味わったら抜け出せないだろう。
顔を赤らめて、もじもじとおねだりする彼が可愛くて堪らない。
「もう・・・・悪い子・・・・なんだから・・・・。いいよ・・・・じゃあ・・・・しましょうか・・・・。」
私はにっこりと笑顔で人形を取り出し、彼の願いを聞き入れる。彼の純粋無垢な笑顔が、どんどん乱れていく姿に私も興奮していく。
私は最高の幸せを実感しつつ、そんな悶える彼の様子を楽しみながら人形に針を刺していくのだった。
6のルート不気味な先輩編終了です
そして書きためてた分がこれで終わったのであとのルートは現在執筆中です
けど忙しさとアイデアの浮かばなさで全然進んでません
楽しみにしている人がいたらごめんなさい
気長に待っててくれたら幸いです
888 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/24(水) 02:23:56.98 ID:pJYxPM8h
かゆうま的なwいいぞずっとやれw
このスレみたいなエロゲ出てくれないかなあ
催眠や洗脳しようとするヒロインから逃げるって感じでさ
なんで逃げるの?
意味分からないなぁ・・・
あれだよ
ムードは必要だろ?(ドヤァァァ
ふーん、ムードかぁ・・・
じゃあホテルと私の部屋、好きな方選んでよ♪
だいじょーぶ、私がちゃぁんと(お香や拘束の)準備するからさっ
催眠遊戯みたいなゲームで、女性術師物が出たら、
本当に狂喜乱舞するんだけどなぁ…
たぶん、シナリオの人も可能ならやりたいだろうし…
>>894 エロゲで女性主導モノって無理じゃね?CGは何を表示するんだ?掛かってる男か?
>>896 つり乙の主人公みたいなのだったら有りだろうな
音声機器+イヤホンで行うセンター試験のリスニング、開始前の試聴の段階で催眠音声を、なんてことを妄想してしまった・・・。
>>896 男性は最小限でうっとりとした術者の女性が写っていればいい!!
魔法の瞳のCGみたいにうっすらエフェクト入って女性が妖しくニヤついてるカットで十分
催眠かけられたい奴ならあとはいくらでも脳内補完できるはず
ってよく考えたらエロゲの意味ねーな
被験者男の娘なら大丈夫じゃね?
それじゃ俺のMハートが反応しないです
>>903 女装してプレイすれば被験者と一体化できるはず
>>904 なるほど、今なら仮装って言って周りにもし見つかってもなんとか…ならないなw
見つかる前提でエロゲやるなよw
いきなり家を訪ねて来た女の子にTrick or Treatって言われたけど、
お菓子な無いよ、ごめんねって返事したら
女の子は実は本物のモンスター娘で、イタズラと称して脳みそぐちゅぐちゅされる
そんなハロウィン
はよ書くんだ
タイトルはラブラブ脳姦ハロウィンだな!
ブヒイイィィィィ
ではお菓子があればよかったのでは?
と考えるあなた、それは違います
そもそも彼女はなぜ家に来たのか?
そんな力があってなぜいきなり襲いかかろうとしなかったのか?
わざわざハロウィンを選び、
Trick or Treatなどとその日だけの口実を使う
彼女の心を考えてごらんなさい
……もうお分かりですね
そんな彼女にお菓子をあげればどうなるか
Trick and Treatまで読んだ
トリックオアトリック(難聴
ほい、書いて来た。
タイトル/NG「ラブラブ脳姦! Halloween☆ミ」
夕飯時少し前。チャイムの音に、新聞か宗教の勧誘か、それとも友人が押しかけて来たのか等と思いながら扉を開ける。
「はっぴーはろうぃーん!!」
開口一番、きらきらと目を輝かせながら、女の子は元気良くそう言った。
彼女の言葉で、ああそう言えば今日はハロウィンだったかと思い出す。
帰り際に寄ったスーパーにも、カボチャの飾り物が置いてあったっけ。
ちなみに俺はハロウィンとか何の祭りなのか良く判らない派。
子供が仮装しているのは微笑ましくて良いと思うが。
目の前の彼女の格好も、随分と気合が入っている。
服は所謂ゴスロリと言うのか、黒を基調にオレンジを所々に配置したドレス。足元はやはり黒の編み上げブーツ。
何枚も布を重ねたスカートは丸く膨らんでいて、女の子の妖精のような腰の細さを引き立てていた。
細い腕に抱えた大きなカボチャは、三角の眼と鼻、ギザギザの口が刳り貫いてあって、
中にLEDでも仕込んであるのか、ランプのような色味の光が零れている。
カボチャから伸びる蔦は、リボンのように女の子の服の裾を飾っていた。
髪はウィッグなのか染めているのか、鮮やかなオレンジ色のふわふわとした髪を内向きにカールさせ、
輪郭が丸くなる感じでショートカットにしたものに、また蔦を編んだような緑の髪飾り。
「こんばんは」
「こんばんはー♪」
俺が挨拶すると、女の子も楽しそうに挨拶を返す。
さて、このマンションにこんな子は居ただろうか。それとも他所からやって来た子か。
見た所、保護者の姿は無い。それは今時、物騒だろう。
こんな、中学に上がったかどうかと言った年齢の子を一人で夜歩きさせるなんて。
もし俺にその手のケが有ったらどうする積もりなんだろう。
ロリコン云々を横に置いてもかなり可愛い子だ。
と言うか、かなりお金の掛かった感じの仮装だ。営利誘拐の心配だってある。
「大人の人は居ないのかな? 夜に一人で出歩くと危ないよ」
「ハロウィンだから大丈夫だよ、お兄さん!」
いかにも無邪気な笑顔で彼女が答える。
外では仮装行列でもやっているのだろうか。人の目が多いならまだ少しは安心できるが。
「そんな事よりお兄さん! ハロウィンだよ!」
俺の思考を遮るように、女の子が両手で持ったカボチャを突き付ける。
「Trick or Treat♪」
玄関灯を反射してか、女の子の目がランタンの灯のように、らんらんと光っていた。
俺は男一人暮らしの台所事情を思い返して、あー、と呻く。
「……お菓子は無いんだ。ごめんね」
元々、甘い物は余り好きでは無かったので、家に今、目ぼしいお菓子は無い。
隣のOLのお姉さんは帰りが遅くてまだ居ない。その向こうの部屋の四人家族の所なら、何か貰えるだろう。
そんな事を彼女に告げる前に、彼女が口を開く。
「……じゃあ、Trickですね。イタズラですね。お兄さん♪」
軽く俯いた女の子が言うと、本格的な仮装も相まって、非現実的な違和感を覚える。
まるで映画のワンシーンのようだ。ジャンルはファンタジーよりホラー寄りだろうが。
それも一瞬の事で、女の子が悪戯っ子そのものの笑みを浮かべ顔を上げる。
「どーん!」
と言う掛け声と共に、カボチャを抱えたまま、女の子が体当たりして来た。
「おっと……!?」
体当たりと言っても子供がじゃれ付くような軽いもので、
だからと言って押し返す訳にも行かず、押されるままに玄関に押し込まれる。
俺に続いて彼女が玄関をくぐると、風も無いのに扉が閉まった。
女の子の両手はカボチャで塞がっている。スカートの裾でも引っかかったのか。
そう思っている所に、ガチャンと鍵の閉まる音。
見ると鍵に掛かっていたのは女の子の白い指では無く、緑色の植物の蔦だった。
目で追うそれは、女の子の抱えたカボチャへと繋がっている。
……カボチャのツタが扉と鍵を閉めた? まさか。それとも手品? これがイタズラ?
女の子がにっこりと笑う。
「これからがイタズラです♪」
彼女がそう宣言すると、腕に抱えられたカボチャが爆発するように蔦を伸ばした。
「うわっ!?」
驚いて、俺はその場で尻餅を着いてしまう。
蔦はあっという間に玄関を覆い尽くし、床に倒れた俺の足に絡み付いて来る。何だよこれ!?
咄嗟に蔦を引き千切る。青臭い草切れに成り下がった蔦から足を引き抜き、無様に後退る。
「逃げちゃ嫌ーだよ、お兄さん♪」
笑いながら女の子が足を踏み出す。さくりさくりと蔦を踏みながら、軽い足取りで俺を追い詰める。
「ひっ……!」
尻餅を着いたまま、ずるずると下がる。追いかけて来る蔦は、大人がゆっくり歩く位の速度。
狭いマンションの一室で、キッチンの前を過ぎ、リビングに入り、壁に背中がぶつかるまで、そう時間は掛からなかった。
脱出口を求めて視線をやった窓は、真っ先に蔦に覆われる。
室内灯も蔦に隠され、室内に闇が満ちる。
「さあ、楽しいイタズラだよ♪」
女の子の瞳が、ランタンの灯りのような色に光っていた。
光源はもう、彼女の瞳とランタンだけだ。
尻餅をついたまま壁に背中を預ける。足が蔦に絡め取られ、腕を登って身体がやんわりと蔦壁の一部にされる。
「……君は、何なんだ……?」
恐怖に満ちた問い掛けが零れる。
「カボチャだよ♪ ジャック・オ・ランタンだよ♪ 帰る所のないジェーン・ドゥ♪」
歌うように彼女が、ジェーンが答える。
ジェーンが俺の顔を覗き込む。暗闇の中で、灯色の瞳に目を奪われる。
「私と一緒に夜を歩こう♪ 天国にも地獄にも居場所のない貴方は私と一緒に行きましょう♪」
彼女のカボチャから、蔦が伸びる。
ぐるりと首に巻き付かれ、このまま絞め殺されるのかと背筋が寒くなったが、
蔦は俺の首を締める事はせず、細くなっている先端を耳の穴に差し込んだ。
ガサガサと言う騒音が頭の中を満たし、紙を破くような、バリンと言う音が痛みと共に響き渡った。
「いぎっ!?」
鼓膜を破いた蔦はそのまま耳の奥へと進んで行く。
頭を貫かれたような痛みにのた打ち回るが、それも蔦がやんわりと抑えこまれる。
「カボチャになりましょう♪」
キーンと言う耳鳴りの向こうからジェーンが歌う。吐き気がする程の頭痛。
眼玉の裏側のそこは脳みそでガサガサと言う音に混ざってぐちゅっ、ぐちゅっ、と言う音が響き始めて
「うぎゅぅううううう!?」
突然弾けた快感に目を剥く。騒音に犯される頭の中から蔦に絡み付かれた指の先まで電流のような快楽が走る。
錯乱して走り回る視界に、ズボンを押し上げて屹立する物がよぎる。
ジェーンも同じモノに目を留めたのか、クスッと笑ってズボンのボタンに指を伸ばす。
下着ごとずらされると、それは弾けるように勢い良く飛び出して勃ち上がった。
「お兄さんの火種は元気だね♪」
笑いながら、ジェーンは俺の足を跨いで腰を下ろす。
ふわふわとしたスカートの中に、俺の腰が飲み込まれた。
硬く勃起したそこに触れる、少女の毛も生えていない秘所。彼女は下着を着けていなかった。
「気持ちいい? 楽しい? どうしたい? 入れたい? ねえ、お兄さん♪」
脳みそをぐちゅぐちゅと掻き回しながらジェーンが尋ねる。
「きっ、きもちいい!! 入れたいっ! いれしゃしぇて!!」
涎をだらだらと零しながら叫ぶと、彼女は満足気に笑う。
「でもこれはイタズラだから、オアズケにしちゃおうか♪」
絶望的な言葉に、俺は必死で首を横に振る。
「イタズラだからイタズラなのに、お兄さんは最後までやりたいの?」
「やりゅっ! やりたひっ!!」
腫れ切った股間はもう一秒だって耐え切れない。開放を求めて痙攣するように震える。
「それじゃあカボチャになりましょう♪」
「なりましゅ! カボチャになりまひゅ!!」
答えに応えて、蔦が脳みそをぐちゅぐちゅ掻き回す。
歓喜の声を上げると、少女の笑い声が唱和する。
必死に不自由な腰を振って、少女の秘部に勃起を擦り付ける。
犬にじゃれ付かれたように彼女は笑い、腰を浮かせ、それに狙いを定め、降ろす。
ちゅぷんと水音がして、滑り込むように少女に迎え入れられる。
その余りの快楽に絶叫していた。
少女のキツイそこが勃起を締め付ける。火のように熱い肉が絡み付いて来る。
それまでの快楽すら入り口に過ぎなかったのだと言う事実を散々に叩き付けられる。
制御出来なくなった身体が陸に上げられた魚のように跳ね回る。
「カボチャになりましょう♪ カボチャになりましょう♪」
痙攣する俺の耳元に唇を寄せ、少女が繰り返し囁く。
その度に頭の中の何か大事な物がぐちゃぐちゃにされて行く。
でもそれが堪らなくきもちいい!!
「カボチャになりましょう♪ カボチャになりましょう♪」
視界が白く、黒くなる。余りの快楽に眼玉が裏返って白目を向いた俺を見て、また彼女が笑う。
獣のような叫び声を上げて、俺は射精した。
今までに味わった事の無いような暴力的な快楽。
その全てを叩き付けるような長い射精を胎内に受け止めて、ジェーンが恍惚の悲鳴を上げた。
射精を終えて、身体から力が抜ける。
魂の全てが持って行かれてしまったような虚脱感。
「……はぁ…………あは♪ カボチャになったね、お兄さん♪」
余韻に小さく震える俺の身体を優しく抱き寄せて、ジェーンが囁く。
「カボチャはワタを抜いてランタンにするよ♪」
カボチャのようにカラッポになった頭では何も考えられない。
ただ名残のように微かな電流の走る疲労感が心地良い。
ずるりと耳から蔦が引き抜かれる。温い泥のような物が一緒にずるずると引き抜かれた気がする。
蕩けて沈んで行くような気分。ただ、少し肌寒い気がした。
「お目々が裏返ったままだと眩しいよ♪」
そう言って、彼女が俺の眼玉を舐めて、裏返った目を元に戻す。
戻った視界の薄暗い闇の中、灯色の瞳で彼女が笑う。俺も笑った。
「これから、私の火種をお兄さんに分けてあげるね♪」
その言葉に頷く。
ジェーンがカボチャのランタンに彫られた口元に白い指先を寄せ、何かを取り出す。
蛍火のように淡く光る、丸いそれ。
ランタンのオレンジ色の、暖かい、けれど酷く禍々しい灯り。
地獄の石炭。悪魔の慈悲。彼女の火種。
「一緒に夜を歩きましょう。私と永遠に歩きましょう。寒くないように手を繋いで」
その言葉に頷く。
彼女は微笑んで灯りを俺の耳に近付ける。少し頭を傾けて、それを受け入れる。
火種が頭の中心に収まった。頭の中が暖かくなる。
しゅるりと音を立てて蔦が離れる。俺は自由になった手を、ダンスの相手を乞うように差し出す。
彼女が俺の手に自分の手を重ねる。
死人のように冷たくて、でも暖かい少女の手。
その暖かさに、肌寒さは何処かへ行ってしまった。
ジェーンが立ち上がる。ずるりと萎えたそれが引き抜かれる感覚に身を竦めると、また小さく彼女が笑う。
恥ずかしくて俯いて居ると、蔦が葉で汚れを清めて、下着とズボンを履かせてくれた。
立ち上がり、彼女を見下ろす。開いている方の手で頭を撫でると、彼女は擽ったそうに笑う。
彼女の手を引いて、狭いマンションの部屋を通り過ぎ、靴箱から一足だけある黒い革靴を取り出し、裸足のまま履く。
元より土足で上がり込んでいた彼女は三和土に降り、よれた部屋着にフォーマルシューズの俺の格好を見て、
やっぱりクスクスと可笑しそうに、でも嬉しそうに笑う。
彼女と歩くから、靴だけは今ある一番良い物を。分かってくれたようだ。
蔦を掻き分けて扉を開ける。
町の灯りは全て消えていて、真っ暗な闇が広がっていた。
けれど、カボチャのランタンの俺の目には、闇は何一つ障害にはならない。
彼女の手を引いて歩き出す。行き先は無かった。
ジャック・オ・ランタンは天国にも地獄にも入れない。
でも、手を繋いでいれば寒くも寂しくもない。
こつりこつりと二つの足音を重ね、俺はゆっくりと歩き始めた。
以上です。何かルート間違った気がしたけどきっといつもの事。
タイトル考えるの苦手だから
>>909の頂きました。
ありがとうございました。
GJ
ハロウィンの知識使ってるから、雰囲気出ててよかった
>>919 マジでGJ!!
うちにもこんな子が来て欲しかったなあ・・・
いいよいいよー
>>919 タイトル採用ありがトン
俺も連れて行ってくれ!
ちょっと漫画みて思った
食蜂さんに操られたい!!
モンスター娘に脳姦されたい
妄想で気持ちよくなるって
これも脳内性感だよね
自己催眠を極めたらどんな世界が広がるのか・・・
細かい描写が含まれたSSっていいねぇ
ホントホント、状況説明って偉大だよ。
台本形式もいいとこあるけどあれはコミカル路線じゃないと通じないからね
929 :
名無しさん@ピンキー:2012/11/12(月) 18:04:39.49 ID:VHV4M6cE
女装催眠されたい ><
>>929 …?いや、女装って男装しておいて何いってr(
ある日クラスメートの女の子に手紙で呼び出された。
送り主は学内一の美女で俺は喜んで彼女の指定した教室へと向かった。
結局それは嘘だったというか、俺をおびき出すための罠だったらしく、
今俺はさっきから駆動音を放っているでかい機械のある見知らぬ部屋で
椅子に拘束されているわけだ。
部屋には俺の他に女がいる。どうやらこいつが俺をこの状況に追いやった元凶らしい。
クラスメートだが話した事はほとんどないな。根暗で地味な女だ。正直少し気味が悪い。薄暗いような、とでも言うのだろうか。
機械を準備するのが大変だったとかここまでやるのにどれだけ時間かかっただとか色々説明されたが
要するに俺と付き合うためらしい。
「なんで俺なんだよ」
「だってあなた、顔もいいし、運動もできるし、勉強もまぁそこそこできるじゃない。だからかなぁ、フフ…」
スペックばかり見やがって。自分が相手を選べる立場じゃないのに理想だけは高い典型だな。
まぁいい、話を変えよう。
「ずいぶん大仰な機械だけど、それとお前のよくわからん恋愛と何か関係あるのか?」
人づてで借りた機械だって話だったが本当になんだあれ、ちょっと前に話題になったスーパーコンピューターとかってやつか?
「おおありよぉ、これで君は私の事大好きになるんだから」
という事はあの機械は俺がこの気持ちの悪い女と付き合ってでも得たいと思うような
何かを提供してくれるという事なのか。練金装置とかかな。夢物語だが悪くないな。
「この機械でぇ、あなたの脳みそいくらでも好きに書き換えられるんだからぁ」
・・・・・・・・・・・・・・・・は?
「すまん、もう一回言ってくれ」
「このヘッドギアをあなたに装着してぇ、それでこっちの入力装置で私の都合のいいように
あなたの頭の中いじくれるのよ、素敵でしょぉ?」
どうやら夢物語は夢物語でも悪夢の方の夢物語だったようだ。
いや、しかしそんな事本当にできるわけが。
そう考えている間にも彼女は俺にヘッドギアを装着する。
まずい、まずいぞこれは。変な汗が出てきた。パニック一歩手前だ。なんだこれ。
初めての投稿だけどこんなんでいいんだろうか。
本番場面に移行するための前座的な話は誰も望まんと思って極力省いたけど。
続きはまだ考えてない。とりあえずある程度出来上がり次第投稿していこうと思う。
拙い文章で申し訳ないね。
「その頭の装置はねぇ、私が入力して送信した書き換えデータをあなたの脳へ電気信号に変換して
送るの。そうすればもう、あなたと私はラブラブカップルなのよ、フフ、フフフフ」
「このキチガイが!すぐに外せ!こんなことして周りが不審に思わない分けないだろ!
警察から逃げ回る人生になるかもしれないんだぞ!俺もお前との関係は考えるからさ、
ちょっと落ち着いてくれよ。」
とにかくこのイかれた女を止めるためにめちゃくちゃに喋りまくったが暖簾に腕押し糠に釘だ、
なにも堪えちゃいない。
「うるさいなぁ、じゃあまずは…」
彼女が何かを入力している。マジでやるつもりだ。この機械が本物なのかとか考えてる猶予はない、なんとかしなくては。
「お、おいおい待て待て待て待て!まだ間に合う!思い直…が、あ、あああぐうううおおおおおお…!」
必死に彼女を止めていたその時、頭に思いっきり何かが入ってくる衝撃が俺を襲った。
拘束具をはじきとばさんばかりに手足に力を込める。もし拘束具が無ければがむしゃらに暴れていただろう。
何匹ものミミズが頭の中を這い回っているようなおぞましい感覚に吐きそうになるも、
次第にそれが収まって行きなんとか持ち直せた。
「はぁ、はぁっ、うぅ…にゃ、ニャー、ニャー……!?ニャー!ニャーニャー!」
何だこれ、言葉を話せない!何を話そうと思っても猫の鳴き声を真似たような言葉しか出てこない!
「あははぁ、かーわーいーいー、フフ、君が大声で喚くからだよぉ?」
「ニャー!ニャー!ニャ、ニ、ニュ、ニャー…ニャー!」
ダメだ、どう足掻いてもニャー意外の言葉を話せない。あの機械、本物かよ!
「いやぁこれは凄いねえ。でもこれだと何言ってるのか全然わかんないから元に戻してあげるよ。もううるさくしないでね?」
そう言って彼女は再び入力装置をいじり送信した。
再びあの気が狂うような気分の悪さを味わいながらも俺は言葉を取り戻した。
くそ、ちょっと待ってくれよ、例の電気信号とやらを流すその度にこんな思いをしなくちゃならないのか?
いつか死んじまうぞこんなの…。
「…お前が俺の事好きだって言うのはよくわかったからさ。もう止めてくれよ。付き合うならもっと胸を張れるような付き合い方しようぜ」
とりあえずこの場をなんとか打開しなけりゃどうにかなっちまう。適当な事言ってでも解放させなくては。
「本当に?この機械使わなくても私と付き合ってくれる?愛してくれる?」
「あぁ、よく見りゃお前顔もいいし、案外俺たち上手く行くかもしれないぞ」
よし、この調子で…
「じゃあ、その言葉確かめさせてね」
また例の信号が脳に届く。なんだ、今度は何なんだよ…。
「ねぇ、もう一度同じ事聞くよ?この機械使わなくても私と付き合ってくれて、愛してくれるんだよね?」
何だ…、しつこいというか慎重というか…交渉の真似事でもしたいのか…?
「そんなわけないだろ。お前に開放されたらすぐに警察に駆け込んで訴えてやるよ」
…何?俺は今なんて言ったんだ?頭おかしくなったのか?いや、おかしくされたのかこれは…!
「ふぅ、そんなこったろうと思った。見え見えの嘘だったけど、改めてハッキリ聞かされるとやっぱり辛いね。
今送った信号はね、私に嘘をつけなくする信号。これ、解除する気はないからあたなはもう一生私に嘘はつけないよぉ」
ははは…参ったなこりゃ…もうどうにもならねえじゃねえか…。
「まぁあなたが私に関心無いの知ってたからいいんだけどね。というより寧ろ関わりたくないと思ってたでしょ?」
何だ、自分がどう思われてるかよくわかってるじゃないか。
「確かあなた好きな子がいたはずよね?誰?」
「………」
「? あぁ、嘘がつけないから黙ってるってことね?いいわよ、もう知ってるし」
「なら聞くなよ…」
「その子の写真があるんだけどね、ヌード写真、胸のアップ、そしてアソコがバッチリ写ってるのまで」
「はぁ?盗撮したってことか?何のために?」
「それを教えて上げるわ」
しかし、あの子のアソコがバッチリと…想像しただけでちょっと興奮するな、勃ちそうだ。
是非その写真を見せてほしい物だが。実際のところ俺にとってこの電波女百人分よりその写真一枚の方が万倍の価値がある。
彼女がまた入力した信号を俺のヘッドギアに送り込む。
また何かおかしなことするのかよ…くそ、もう止めてくれよ…ぐううう…。
読み直したら結構めちゃくちゃな文章だな。誤字もあるし。思ってたより長くなりそうだけど頑張るよ。
あともしかしてこれ名前欄にタイトル入れた方が良かったかな?思い立って即投稿しちゃったもんであれこれできてなくてスマン。
女の口調はもう少し特徴もたせるつもりだったけど上手く行かないんで普通にします。
今日何度目かの苦痛を終えて息を切らせている俺に彼女が話しかけてきた。
くそが、お前もこの苦痛経験してみろってんだ。
「それじゃ、これ見せて上げるよ。」
「あぁ?」
そういって彼女が俺に見せてきたのは俺の惚れてる子の写真だ。
ははぁ、アソコがバッチリって、どうやって撮ったのかと思ったらこいつトイレにカメラしかけてやがったのか。
あーあーおっぱいまで…しかし彼女はかわいい…な…?
あれ…、おかしいぞ…。さっきは想像しただけで勃ちそうになるぐらいだったのに今はなんとも思わない。
確かに彼女はかわいい、それは確かだ。でも、なんというか、それは愛玩動物を見た時に感じるような可愛さ、
彫刻を見た時に感じるような美しさで、なんと言えばいいのか、性的な興味というものを持つ事が出来ない。
顔、胸、アソコ、お尻、何度見ても何も感じない。テーブルを見て興奮したりしないように、
ダンボール箱を見て勃起させたりしないのと同じように、何も感じられない。
それを理解した途端俺はえも言われぬ恐怖に体を震えさせた。自分の考え、感覚が自分の知らないうちに急激に変わる事の恐怖。
「何を…何をした、んだよ。おい…」
「フフ、そんな怯えなくて大丈夫だよ。『この世の全ての物を性的対象としてみる事が出来ない』って入力しただけだから。
本当は『女性を、』とかでもいいような気はしたんだけど、それで男色に目覚めたり、おかしなものに興奮するようになっちゃったら嫌だからさ」
ヘラヘラと笑いながら恐ろしい事言ってやがる…。
これじゃあ俺はもうただのインポ野郎ってことじゃねえか、なんだよそれ…。
あまりの情けなさに自然と涙が浮かんできた。今後二度と誰にも欲情できにない。
下品と言われればそれまでだが、それでも男にとってこれほど辛い事があるだろうか。
「もう、泣かないでよ、この信号はね、一つだけ条件を設定したんだから。それを今から送るよ」
俺の頭にまた信号が送られる。あれ、辛くねえぞ?
「あ、大丈夫みたいだね。あまりに可哀想だったから信号が送られる際の苦痛を感じないようにする信号も送ってあげたんだよ」
最初にそれしろよ…。
「でね、他に送った信号があって、それは『例外的に私にだけは性的な存在として感じる事ができる』って信号
それもただ欲情するだけなんて生易しいもんじゃないよ。あなたの生物としての種を残すという本能に
ピッタリ当てはめるような形で送ったから、もう発情期という言葉ですら言い表せないぐらい私に対して盛ると思う。凄いでしょう?」
こいつ…何て事…!馬鹿か!ふ、ふざんけんじゃねえぞ、なんでこいつみてえな電波でキチガイで気持ちの悪い根暗女に発情しなきゃならない…ん…だ…
この女に対して興奮するなんて想像しただけで寒気がする。
それでも脳に直接送られてくる電気信号に抗う事は出来ない。数秒しただけで俺はこの女の望む通りの状態にされてしまった。
「うぅ、う…、はぁ、はぁー、あ、あああぁぁぁ、はあああ、はぁ、はぁ…」
嘘だろおがよお…ちくしょう…こいつの顔見てるだけでギンギンに勃起しちまう…なんでこんなやつでぇ…。
「うわぁ、すっごい。ズボン越しからでも大きくなってるのがわかるよこれ」
ふぅぅぅぅうううう!ダメだ、こいつの声が耳をくすぐる。それにさっきまで何も感じなかったのに、こいつの
体臭が、香りが鼻から入って頭おかしくするうううううう!
したい!したいしたいしたいシタイシタイシタイシタイィィィィィ!!こいつとSEXして俺の子供孕ませたいいいいいい!!
「ハハ…凄い事になるとは思ってたけどここまでとはね。そこまで私を求めてくれるなんて、嬉しいなあ」
「ああああぁぁぁ、頼むう!俺のチンコ挿れさせてくれええ!我慢できねえんだよおおお!」
「さっきまであんなに威勢がよかったのにもうこんな様。これもこれで威勢がいいと言えば威勢がいいけどね。
それじゃあ服、脱ぐよ。胸、小さいけど…」
胸が小さいとか、大きいとか、そんなのどうでもいいんだ。こいつの、胸が、おっぱいが見られる!あぁ乳首だぁぁ
綺麗だぁぁ可愛いよおおお。
「
じゃあ、パンツも脱いで…。ねぇ、ほら、見てよ見てよ。私の、お、ま、ん、こ」
「あああぁぁぁ、あ、あ、あ、ああううっ!」
ふ、はぁぁ、信じられない…こいつのアソコを見ただけで射精してしまった…
で、でもだめだ、まったく気持ちが萎えない、興奮が治まらない。あ、あそこに、あそこに俺のチンコを…!
「うわ、もしかしてイっちゃったの?私のを見ただけで?フ、フフフッ、ハハハハ、すっごぉい…
じゃあさ、もしかしたら、キス、しちゃったらまたイっちゃうんじゃないの?ねえ、試してみようよ」
キス…、こいつとキス…ああ、想像しただけで、また…イきそうに…ダメだ、ここで出したら、
あいつの中に、濃いのが出せない…孕ませられない…た、耐えなきゃ…
「ほら、君の顔と私の顔、凄く近いよ。どんどん近づいて行く…。ん、んんっ」
俺と彼女の唇が…触れて…ああ、幸せだ、天国にいるみたい…
あ、ああ舌が、彼女の舌が、俺の口に、あ、ああぁぁ…。
「ん、ん〜、う、ん?っ、あらら、またイっちゃったんだね…。ふふ、可愛い…
あぁ…やってしまった…
二回も出したんだし、これで少しは落ち着いたんじゃない?拘束、解いて上げるね」
拘束を解かれるや否や俺は彼女を押し倒しそのまま抱きついていた。
思考も理性もあったものではなく、体が反射的に動いたのだろう。半ば力づくでズボンとパンツを破るように脱ぎ捨てる。
「はっ、はっ、そ、そこ、そこにそこに!お前のまんこにぃ、俺の、チンコ、挿れ、挿れる、ううぅぅ!」
「あら、全く落ち着いてなかったか…。うん、いっか。じゃあ、挿れて、私も、もう我慢できないよ」
その言葉を聞いた直後、俺は自分のモノを彼女に中に思い切り差し込んだ。
恐らく彼女から受け入れの言葉がなかったとしても、あり得ない話だが例え拒絶の言葉が発せられていたとしても
無理矢理に挿れていただろう。
そして彼女のアソコから血が滴り落ちる。
「いっ…たぁ…。かなり濡れてたんだけど、あまり関係ないんだね。一息で一気に挿れられてよかったかな。
変に躊躇されてたら痛みが続いてたかも。でもやっぱり痛…あ、ちょっと待って、まだ痛みが引いてな、あ、あっ!」
もはや今の俺に彼女の言葉は届いていない。いや、何も届いてはいない。
俺はもう彼女の中に己の精を思い切り解き放ち確実に彼女を妊娠させることしか考えられなくなっていた。
「ちょ、ちょっと、私初めてなんだから、もっと優しく…、う、うぅ、あ、は、ふぅ、ふぅ、ああ、よう、やく、
痛み、引いて、きたああはあああう」
どうやら彼女も感じ始めてきたらしい。初めてでここまで感じる事が出来るという事は余程俺に対し大きな恋心を持っていたらしい。
なら最初に俺を好きになった理由としてスペックを並べ上げたのも彼女なりの照れ隠しだったのかもしれない。
しかしながら相変わらず俺はそんなことを考える余裕も無くただひたすらに本能のまま腰を動かしていた。
「はぁ、はっ、はっ、は、孕んで、孕んでくれ、ええ!俺の子供!孕んで、産んでくれええ!」
「うん、うん。君の子供、産むよお!だから、もっと、もっとおお!」
彼女に対し生殖本能を暴走させている俺が果てるのはそう時間がかかる物ではなかった。
しかし2度、3度と出しても彼女への愛は止まらず、精液がほとんど出なくなっても続け、結局は数時間延々と彼女へ愛を吐き出し続け、
ようやく落ち着いた頃には既に日が沈みかけていた。。
「はぁ、はぁ、はぁ、はー、ああ、あああ疲れたー。もう、ちょっと本当にヤりすぎだって…。腰、立たないよお」
「ふぅ、おおおーー、あああ、あー、スッキリしたああ。はぁ、ごめんな。もう大丈夫だから」
一応性的な衝動は治まったものの、それでも彼女の顔やしぐさを見たり、声をきいたり、体をよせられたりすると
鼓動が速まるのを感じる。好きだ…愛してる…。
既に無理矢理彼女への愛を植え付けられた事に対する不快感は払拭され、今はもうただひたすらに彼女を愛し続ける事と
その幸せを感じていた。
「なぁ」
「なに?」
「子供、できてるかな」
「あんだけしたんだもん、できてないほうがおかしいよ」
「そっか、そうだな。…あのさ、君には色々酷い事も言ったけど、君さえよければ、その、
結婚…あ、いや付き合って、くれないか。あの、お願い、します」
「それ、プロポーズ?というか、私の方から迫ったんだから、いいに決まってるじゃない。
そもそもあなたはもう私無しじゃ生きられない体なんだし。」
「じゃあ、いいのか。付き合ってくれるのか…!ありがとう。本当にありがとう。絶対に幸せに、うう、するからな。うっ」
「もう、また泣いて。大丈夫よ。ずっと、一緒にいようね。ずーっとずーーっと。フフ」
おわり
正直2ちゃんで初めてこんな長い文章投稿したんだけどこれで本当にいいんだろうか。
こんなんで喜んでくれるのか。最後かなり飛ばしぎみだったし。
みんなの反応にもよるけど、時間があればまた色々なシチュで投稿したいなと思う。
その時はまたよろしくお願いするよ。
>>937 GJ!!
いいシチュだったし最高だったよ
もっと自信持って
投稿の後にあとがきとかあると読む気失せる
乙
ヘッドギアはよいものだ
及第点
942 :
名無しさん@ピンキー:2012/11/17(土) 01:51:57.90 ID:zgckvCva
乙!!
こういうの大好きです。
久々に股間に来る作品だった
本文の間に長ったらしい言い訳入れるのはやめてくれ
どれどれ、SSを書くためのおまじないをかけてあげようかな。
>>937 GJ
よくできてるんだから自信なさそうにぐちゃぐちゃ言うなw
お兄ちゃんコントローラーを手に入れた。
とりあえずお兄ちゃんを裸にさせてみた。あ、お兄ちゃん包茎なんだ。
お次はY字バランスだ〜。凄い凄い、綺麗にできてるよ。でもお兄ちゃん体固かったはずだよね?凄く苦しそう。
わめき声がうるさいので喋れなくして、あと表情は笑顔固定で。
まだまだこれから。この状態のままおしっこボタン押しちゃうよ。
うわぁ、このポージでおしっこ垂れ流すって結構面白いね。
ニコニコ笑いながらY字でおもらし、恥ずかしいやら情けないやら。
ほら、床が汚れちゃったから舐めて綺麗にしてよ。うん、いい子いい子。
それじゃあ次はお待ちかねのオナニーターイム。
発情モードにセットしてー、発情対象はー、あー、じゃあそこのゴミ箱でいいや。
OK、設定完了。ほら、凄いムラムラしてくるでしょ?
ほら、ゴミ箱だよー。見てると興奮するでしょ?えーと、穴が開いてたり、ゴミが入ってたりで?
じゃ、好きにオナニーしていいよ。お、早速しごきまくりだね。
あ、射精する時はちゃんとゴミ箱の中に出すんだよ。後始末にティッシュ使ったりしたらもったいないからね。
それと、射精する時のセリフ設定しといてあげるよ。よかったね、お兄ちゃん。
……お、出たね。あはは、それにしてもお兄ちゃん、
ゴミ箱ちゃんの中に出すよ〜。ゴミ箱ちゃん僕の精液で妊娠してください〜、って。
いくらゴミ箱が好きでも子供は出来ないと思うよー?まぁ言わせたのは私だけどさあ。
それでもちょっと引いちゃったね、今のは。
いやー、でもいい暇つぶしになったよ。付き合ってくれてありがとうね。
私ちょっと出かける用事があるからこんぐらいにしとくけど、最後に、これ。
お兄ちゃん知ってるでしょ?自分が買った物だもんね。この電動オナホ。
ローションもあるから自分でおちんちんにセットさせてー、電動オナホしっかり手で固定させてー。
んで、スイッチオン!
へえー、こんな風に動くんだ。洗濯機みたい。
それじゃあ出かけてくるねー。一応電動オナホのリモコンは持たせておいてあげるから
辛くなったら止めると良いよ。ま、体を動かせればの話だけど、そこら辺は気合いとか根性とかで動けたりするんじゃない?たぶん。
んじゃあいってきまーす。
5時間後、帰宅したのでお兄ちゃんを見に行ったら笑顔のまま涙やら鼻水やら涎やら垂れ流しだった。
お兄ちゃんコントローラーを解除しても動かないのでよく見たら気絶しているようだった。なら問題無しだ。
ゆっくり休んで、明日もまた遊んでね、お兄ちゃん。
短いインスタント的な文章にしようと思ったけどちょっと駆け足すぎたかもしれん。
読んでくれた人、ありがとう。
続きまだか
先生質問です
ショタはありですか?
>>951 女受けのスレならまだしも
男受けのここでそれは愚問。
ソレを初めて目撃したのは偶然だったのか、それとも誰かに仕込まれていたのか、今となっては解らない。
今思えば昼休み前に確かに鞄にしまったはずの宿題のプリントが、家に帰ったらカバンに入っていなかったから、きっとあの時三杉くんか加賀山さんあたりがボクのカバンからプリントを抜き取ったんじゃないかなと思う。
とにかく、もう暗くなった学校・・・20時過ぎなんだから当たり前だよね・・・に恐る恐るプリントを探しに行った時、ボクの教室に明かりがついてたのをもう少しおかしいと考えるべきだったのかもしれないね。
はじめは単に先生が教室で何かしてるんだと思ってたんだ、でも、人の気配はするのに物音が聞こえない。
ちょっと様子を見ていたんだけど、そのうち不安になってきてね、人の気配なんて気の所為何じゃないかと、先生があるいは事務のおじさんが電気を消し忘れたんじゃないかと思ったんだ・・・そう思いたかったんだと思う。
こんな真っ暗なのにこの教室だけ電気の消し忘れとかおかしいのにね。
だからボクはおそるおそる覗いてみたんだ。
もちろん誰か居たらすぐ隠れるつもりだったしね、きっと誰も居ないと思ったし。
人間予想通りや予想に近いものを見た時はだいたい反応や判断できると思うんだ。
でもね、予想と全く違う事を見たときは、ソレがなんなのか、見ようと、よく見て判断しようとして、凍りついちゃうんだよ。
教室の真ん中辺・・・たぶん中西さんの机の上だと思う・・・もしかしたら前の木嶋くんの机かも・・・の上に誰か立っていて。
目隠しをしていたからとっさに誰かは解らなかったけど、力が抜けた感じでまっすぐ立ってて頭にヘッドホンをしていたところまでは・・・はじめの数秒か数十秒で解ったと思う。
ヘッドホンしていたから髪型も最初は解らなくて、三杉くんだと気がついたのはしばらくぼーっと見ていた後だと思う。
かれは裸だったんだ。
目隠しとヘッドホン以外はホントに何も着けていなくて、裸のニンゲンが立っていて、時々ビクビクッっと身体を震わせていた。
ちんちんも丸出しだったからね、はじめは唖然と、そして間を置いてビックリした気持ちが沸き上がってきた。
夜の学校で、机の上に、裸で、目隠しとヘッドホンをして、立っている男の子・・・?
時々ビクビクッっと身体を震わせて、何かに怯えているような、お仕置きされているような?
これはイジメなのかと思ったね。
ボクのクラスは男子と女子の対立こそちょっとあれど、それぞれは結構仲良くやっていたと思うし、隣のクラスからもそんな話は聞いたことないし。
ボクがちょっと鈍感だったのかな?とかも思ったよ。
そう考えながらも観察して気がついたんだけど、その男子の・・・もう三杉くんでいいや、どうせ三杉くんなんだし・・・おちんちんがちょっと上を向いてるのに気がついちゃった。
もちろんボクもおちんちん勃っちゃって事あるからわかるけど、硬くなると半分より上を向いちゃうおちんちんが、斜め下を向いて先っぽからヨダレみたいな透明な液体が糸を引いて床に・・・いや床じゃない・・・机の上に垂れていた。
今まさに垂れたんじゃなくて、足元に小さい水たまりをいくつか作ってたから、きっとしばらく前からそうしていたんだなとか、コナンみたいな推理をしてみた。
これはきっと現実逃避ってヤツだよね。
「フグッ・・・うっ・・・」
突然三杉くんが切羽詰まったうめき声を漏らし始めた。
ああ、もう数分早く喘ぎ始めてくれていたら、ボクは巻き込まれること無かったのにな・・・プリント隠された、目をつけられた時点でダメかぁ。
ぼーっと突っ立っていたように見えていた三杉くんが、呻き・・・いや、喘ぎ声を上げ始めてから少しづつ身体を動かして行ったんだ。
ゆっくりと身体を揺らしながら、腰がかすかに前に、後ろに・・・口もいつの間にか半開きになって、おちんちんと同じようにヨダレが糸を引き机の上に垂れる。
頬もすごく赤くなってきていて、喘ぎ声と吐息がだんだん大きくなっていく。
おちんちんがピクピクと、まるで生き物みたいに動いててさ、さっきまでよりたくさんのヨダレを垂れ流し始めていたんだ。
それこそ机からこぼれるくらいまで!
だんだん動きが大きくなっていって、でもおちんちんは斜め下を向いたまま・・・だけど大量のヨダレを吐き出していて・・・そのうち大きく開けた口から舌をだらんと、まるで犬のように力なく垂らして。
そして・・・。
「ヒグッ・・あぁ・・・ぃくぅ・・・」
わずかに腰を突き出したと思ったら、おちんちんの先から白いものが、精液がダラダラと流れ出したんだ。
なんでかなぁ・・・先生が言うにはボクに「素質があった」からだと言うんだけど、ボクはその光景を見入るように眺めたいたんだ。
なぜか背筋をゾクゾクとした感覚が走り抜けて、内股でモジモジしてたかもしんない。
そんなに見入っていないで、さっさと逃げれば・・・逃げてたら、たぶん僕は・・・。
「フフフ・・・そろそろだと思って戻ってみたら・・・夜崎くん、覗きは行けないことって習わなかったの?」
そう後ろから話しかけられたときは心底ビックリしたね。
聞き慣れたその声が天海先生の声だと理解するのに、たっぷり数秒かかったんじゃないかな?測ってないけど。
恐る恐る振り返ったボクの目に映ったのは、昼間と同じスーツ姿の天海先生と首のとこらから伸びた紐を先生の手に握られた四つん這いの女の子?
まあ、女の子なんだけど、廊下薄暗かったしとっさには解らなかったんだ。
薄暗い廊下に白い肌が浮かび上がったから裸だとはすぐ分かったんだけどね、その女の子・・・加賀山さんは三杉くんと同じように目隠しをして、頭にヘッドホンを付けていた。
口はだらんと開いていて、やっぱり犬のようにだらしなく舌を出していた。
「さぁて、どしましょうか?」
加賀山さんの紐・・・リードを握ったまま腕組みをした天海先生が、ボクに向かってズイッズイッっと迫ってきた。
後ろは教室の戸、その向こうにはいまだ精液をダラダラ垂れ流している三杉くんが、正面には先生が、そしていつの間にか退路を塞ぐように四つん這いの加賀山さんが。
四面楚歌ってこういう事いうのかな?
「ゥヒッ・・・」
ボクの口から変な悲鳴が漏れた。
どう考えても問いただすのはボクの方じゃないかとは思うけど、その時はとにかく先生が怖くて仕方なかった。
得体のしれないもの、お化けとか心霊現象なんかと同じ感じで、いつもと全然違う天海先生が怖くて仕方なかった。
昼間の先生は優しくて、厳しくても決して怒ったり怒鳴ったりしなくて、静かにボクらを諭してくれるような、本当に優しい先生で。
母さんなんかは
「新人の先生なんやから、あまり意地悪とかしたらあかんよー」
とか言うけど、しっかりして、凛として頼り甲斐があって、でも優しくて。
たぶんクラスの男子は全員・・・きっとほとんどの女子も先生が大好きだと思う。
ボクも今でも大好きだけど、それまでの大好きとはたぶん色々変わっちゃったと思う。
そんな先生が、そんな優しい先生が、特撮番組の悪の女幹部みたいな表情でボクにゆっくりと近づいてきたら・・・これはニゼモノなんじゃないかと、先生の偽物なんじゃないかと。
歯の根も合わないぐらいガタガタ震えながら、ボクはその先生もどきが左手をボクの首筋に伸ばしてくるのを、金縛りのように硬直して・・・ガタガタ震えてるのに金縛りなんて変だけど・・・見ていた。
「どうしたの?夜崎くん、こんなに震えて・・・」
でも、そんな事言いながら目は笑っている。
そして、先生は伸ばした左手をボクの首の後に回すと、いきなり、力強く、抱き寄せた。
必然ボクの顔は・・・涙と鼻水でみっともないトコだっただろう・・・先生の胸に埋める形になる。
なった。
不可抗力。
それにはチョット、いやかなり意表を付かれた。
なぜか殴られるもんだと考えていたからね。
先生モドキなんだから、先生がしそうもないことをしてくるとか考えてた。
それがいきなり抱き寄せられたからね、びっくりしてさらに身体を固くしたよ。
「ほぅら、身体がガッチガチ」
抱き寄せられ、頭を抱きかかえるようになった体勢で、ボクの耳元に向かってちょっと早口で先生はささやき始めた。
「ほらどんどん硬くなる。
夜崎くんの身体がどんどん硬くなる。
両足がガチガチでもう動かない。
腰もガチガチ、ピクリともしない。
右手もガチガチ、左手もガチガチ、きょうつけの姿勢。
胸もガチガチ、そう胸がガチガチに固まるから心もガチガチ、心も固まっていって何も感じなくなる。
首もガチガチ、心がガチガチになるとどんどん固まっていく。
身体が固まっていく。
顔もガチガチ、口も目も耳も。
そして頭もガチガチ、もう動かない。
私に抱かれたままでもう動けない。
そのまま頭の中もガチガチ・・・ガチガチに固まって何も考えられない。
固まってしまって何も何も解らない」
これが本当の金縛りだった。
ボクの目は先生の胸元を凝視したまま全く動かなく、足も手も棒になったみたいにまっすぐ固まってしまっていた。
でも不思議な事にその時はもうあの怖さをあまり感じてなかったと思う。
心も頭も先生にガチガチに固められたボクは、もう恐怖を感じる事もできなくなっていたんだな。
ガチガチに固まったボクを先生は軽く左右に揺すると、両手でボクの頭を挟むように支えると、ちょうどボクのほっぺたに手のひらを当てて自分の顔の真正面にボクの目をもってきた。
「ほら、先生の目を見て・・・」
ボクの顔を正面からのぞき込んだ先生の目と、ちょうどボクの視線が交わる。
目ん玉まで硬直したボクは先生に合わせられるままに先生の目を覗きこむカタチになる。
「じーっと、じ〜っと見て」
低い声色で伸ばすように囁く先生の声が、停止したボクの耳を通って頭の中に入ってくる。
さっきまでの追い立てるような早口とはちがって、ゆっくりと染みこむような気持ちのいい声。
やっぱり普段の先生と全然違う喋り方なのに、さっきまでの早口に混乱したボクの頭は、その気持ちのいい声を吸い込むように受け入れていった。
受け入れてくなっていた。
「先生の目を見ていると、吸い込まれるような気持ちのいい感覚が夜崎くんを包むわ。
その感覚に包まれなが先生の声を聞いているとね、夜崎くんはどんどん落ち着いて、気持ちよくなって、もっともっと先生の声を、言葉を受け入れていくの。
優しいのすきでしょう?」
うん、ボクは優しい先生が好きだ。
さっきまでの怖さの反動か、この先生の言うこと聞いていると安心する。
「先生のね、目を見つめながら声を聞いていると、今度は夜崎くんの力が抜けていくの。
氷が溶けるように、両足、お尻、両腕からどんどん力が抜けていってね、気持ちよくなってくるの。
ほらっ」
そう言うと先生はボクの身体を軽く左右にゆすり出した。
「身体が揺れるたびに力が抜けていくわ。
今度は胸、背中、首がどんどん溶けていく。
気持よく溶けていく」
先生に軽く支えてもらっていなかったら、その場に座り込んじゃっていたんじゃないかな?
先生の子守唄のような声を聞きながら身体を揺すられていると、なんだか地に足がついていないっていうか、フワフワと浮かんでいるような感じになって。
ものすごく気持ちがよくなっていったんだ。
「耳も口もとろけていく。
頭の中もどんどんとろけて力が抜けていくわ。
目もほら、トローンとして気持ちよさそうになっているわね」
実際今にも目が閉じそうだった。
ぐにゃぐにゃと柔らかくなった身体がプリンのように揺れるのが気持ちいい・・・。
身体も心もとろけるような気持ちよさ。
「それじゃあね、夜崎くんの目が閉じるとね。
身体が心が今よりもっと力が抜けていって、ドロドロに溶けていって気持よくなってしまいます。
わたしが夜崎くん、夜崎いつきくんの目を閉じると、あなたは何もわからなくなって先生の言うことを気持よく受け入れるようになっていきます」
もう先生の言うことなんでも受け入れたい気分なのに、なんでそんな事わざわざ言うのだろう?
そんな事を考えていた。
「いち、にぃ、さん、はい」
先生の両手の親指がボクの瞼を上から軽くなぞった。
ボクが解ったのはそこまでで、ボクの意識はあっけなく先生の瞳の中に吸い込まれていった。
とりあえず今日はここまでで、続きはできるだけ近いうちにでも・・・
おお、すごい…長編の予感。
やっぱりハーレム(奴隷)目的の催眠 ×
愛のある催眠 ○
なんだよなぁ…
それはないな
割りとガチで
俺もどっちかというと前者の方が好きだな
奴隷に決まってんだろゴルァ
愛ゆえに奴隷になることを望みます
やっぱり愛があっても自分だけに向けられて欲しいんだよな……。と言うわけで後者かな。
まとめの更新7月で止まってるんだな
管理人さん…
>>962-969 ここじゃなかったら男の会話とは思えないなw
「マゾ」って言葉では表現できない独特の受け身心がある
>>971 ガッチガチのホモでなければなんでもおいしくいただきます。
幼女をレイプしていると思ったらさせられていた
何を言ってるかわからねーと思うが
そろそろ次スレ建てたほうがいいんじゃない?
はい
976 :
958:2012/11/24(土) 06:38:15.32 ID:eTUL4FQJ
たぶん休み中に続き投稿できそうだけど
次スレ待ったほうがいいかな?
ずいぶん残っているし、ここでいいと思う
全裸待機して彼此何時間経っただろうか
980 :
958:2012/11/24(土) 21:06:19.00 ID:eTUL4FQJ
休み中だって言ってたのに・・・
あと3レス分は書いてからだと考えていたけど、ちょっと先行で投稿していきます
あとお願い・・・最初の投稿で「加賀山さん」という名前出てきますが
これは「久我山さん」に変更しました
脳内フィルターでお願いします
なんだかとろけそうな気持ちよさの中で、ボクの身体がゆらゆら揺れていた。
ちょっと気合入れればしゃんと立てそうなんだけど、気持ちがすーっと抜けていくような、このままふらふら揺れていたいような・・・だってこのまま揺れていると気持ちいいし・・・たまに誰かが肩に手をかけて、ボクの耳元で何か囁きながらボクの身体を揺すっていく。
そうされる度にまたズーンと気持ちのいい感覚に落ちていくような、心の重荷が揺れ落ちていくような、揺れ落ちて・・・?なんだろう誰が言ったのかな?
まあいいや気持ちいいし、幸せだし。
誰かが近くにいるのはなんとなく判るんだけど目をつぶっているから何も見えないや、何か話しているみたいだけどよく聞き取れない。
まあ多分だいじな事じゃないんだろうな、先生がさっき教えてくれたから間違いない・・・そうだ先生が色々教えてくれたんだった。
こうやって身体を揺らしていると気持いい事も、周りの物音や声を気にしない理解する必要のない事も、先生の囁きは頭で考えないで直接心で受け取るといい事も、こうやって待ってる間もずっと頭を空っぽに・・・そうだ、カラッポにしなきゃ、からっ・・・ぽに・・・。
「いい?依槻くん、先生の言うことをよく聞いてね。
ううん、理解する必要は無いの、ただ先生の言うことをそのままに心に受け止めて、その通りにすればいいのよ」
うん・・・その通りにします・・・。
「解ったら、返事してね」
何も考えずに言うとおりにするだけ・・・先生に言われたら返事しないと。
「はぁ・・・い・・・」
「いい子ね」
あ、先生が頭撫でてくれてる・・・コレ、すごい気持ちいい・・・幸せ・・・。
「それじゃあ今日はもう時間が無いから手短に行くわね。
まず依槻くん、あなたは・・・」
先生にいろんな事を教わって、いろんな事を命令された。
具体的に何を言われたのか、実は今でも思い出せないんだ。
まあ、その後のボク自身の行動でなんとなく予想はつくけどね。
ただ、あの日の記憶はそこまでで、ボクが次に気がついたのは翌日。
自分のベットの上でだった。
パジャマじゃなくて服のまま、だけど別に疑問は感じなかった。
きっと先生が疑問を感じる必要は無いって教えてくれたからだと思うんだ。
覚えてないけどね。
何も疑問感じないで顔を洗って、何も疑問感じないで着替えて、何も疑問感じないで朝ごはん食べて、何も疑問感じないで歯磨きして、何も疑問感じないで学校に行った。
もしかしたら何も考えて無かっただけかもしれないけど、そうしてボクは学校に向かった。
三杉くんのこと、久我山さんのこと、なにより先生のこと、ボクは昨日の夜のことを覚えていなくて、三人に顔を合わせる気まずさとか考えないで済んだ。
感じなくても済んだ。
「依槻くん、おはよう」
「わ、びっくりした」
普段別に接点のない久我山さんに突然挨拶されて、本当にびっくりした。
「お、おはよう・・・」
特に接点は無かったけど、同じクラスの女の子に挨拶されたんだから、当然返すよね。
「ふぅ〜ん」
久我山さんは腰に手を当て、ボクに顔を近づけてジロジロ観察するように睨みつけてきた。
ショートヘアーの髪の毛がボクにかかりそうなぐらい・・・。
「まあいいわ、じゃあ今日からヨロシクね」
へ?ど、どういう意味だろう?
クラスメイトとしては今更だし、他に何かあったかなぁ・・・と本当に面食らったんだ。
しかもボクを名前で呼んでたな・・・うーん、今まで久我山さんに名前か苗字を呼ばれたことあったかすら思い出せない。
「ねえ、それどういう意味?」
「放課後になればわかるわ、じゃあまた後でね」
放課後?何の事だろう?
その日は1日気味悪いほど何もなかった。
結局宿題のプリント忘れちゃったけど先生は「明日ちゃんと持ってくればいいから」と、優しく言ってくれた。
なぜか昨日の怖い先生はカケラも思い出せなかったよ。
「依槻くんお待たせ」
え?
あれ?もう放課後だ、外は薄暗い・・・もう17時過ぎてるじゃないか!
「うふふ・・・どうしたの」
そういえばHR終わってから、先生に話しかけられるまでの記憶が無い・・・いや無いんじゃなくてなんかぼーっとしてた・・・ぼーっと、昨日の事を・・・昨日?
あれ?昨日の気持ちいい感覚を復習して・・・たしか先生にそう言われてて・・・。
「それじゃあ案内するからついてきてね」
何か言いたげな顔をしてると思うボクの背中を軽くポンッと叩いて、先生は促した。
何か混乱して考えがまとまらない、いろいろおかしいと思うんだけど、何がおかしいかわからない。
ボクは混乱しながら促されるまま立ち上がった。
「っと、その前に」
先生がボクに向き直った。
いつものにこやかな表情なのに、なぜかちょっと怖いと感じてしまった。
先生が手を伸ばしてボクの顔を両掌で挟む。
なにこれ?!すっごいドキドキする・・・クラスで先生を嫌いな男子なんていない・・・先生にあこがれない男子なんてもちろんいない・・・ボクだってそうさ!
一瞬何されたのか分からなくて、緊張と興奮で頭が真っ白になった。
「はい、目を閉じて」
そういうと同時に先生の両方の親指がまた、ボクの瞼を優しく、上からなぞった。
真っ白から真っ暗へ・・・実際は頭の中真っ白から目の前真っ暗へだけど・・・一気に落ち込んだボクは、もうそれだけで何がなんだかまったく判らなくなった。
そんなボクにすかさず先生の言葉が追いかける。
「はい、先生の言うとおりになったね」
あ、そうか、先生の言うとおりになっただけなんだ。
先生が目を閉じてと言ったから、ボクは目を閉じたんだな。
いつの間にか頭を支えるように持ち帰られた先生の両掌が、ボクの頭を軽く持ち上げ、そしてゆっくり回し出した。
「ほら、また気持ちよ〜く、力が抜けていくねぇ。
さっきまでの感覚を思い出す。
昨日の気持ちいい感覚を思い出す。
こうやって・・・頭をぐるぐるされると、頭の中もぐるぐるになって、何も判らなくなる。
先生の声以外何も判らなくなる」
先生が一言何か言うたびに、ボクの中がその通りになっていく。
力が抜けて、頭の中空っぽになって、頭の中がぐるぐるして・・・そうして先生の言葉がしみこんでいく。
「先生の言葉が」
先生の言葉が
「依槻くんの全てになります」
ボクの全てになる
「ずーんと深い、深い気持ちのいい世界に」
昨日と同じ、深い気持ちのいい世界に
「堕ちていきます」
落ちて・・・い・・・く・・・
「はい、依槻くんは完全に深い世界に入りました。
ここでは先生の言う事だけだ全て、先生の言う事だけを感じる事ができます。
先生の言う事だけが全てになります」
すごい気持ちいい・・・先生の言葉の木霊のようにボクの心が同じ事を感じる。
ボクはもう空っぽになっちゃって、自分の中にあるものが全て先生の言う事に埋め尽くされていく感じ。
「それじゃあ依槻くん」
もう先生が何故かボクを名前で呼ぶのに違和感を感じる余裕なんかもなくなって、またボクの心が木霊をかえすように、先生の言葉にうなずいていた。
「目を閉じたまま、先生についてきてね。
先生があなたの手を引いてあげるから、先生についてくればいいから」
自動的に頷くボクの頭。
ボクの反応を確かめてかちょっと間を空けたあと、ボクの右手が先生の手に握られ引かれた。
ゆっくり前に引っ張られる。
先生に手を引かれるまま、ボクの脚が自動的にその方向へ動き出す。
目を瞑ったままだから、前は何も見えない。
でも、先生に引かれてると思うと怖いことは無く、むしろ先生の手の暖かさがボクの心まであったかくしてくれているようで。
教室の後ろのほうへ向かったあと、教室の後ろの扉から廊下に出たとこまでは感覚でなんとなく判ったな。
「いい依槻くん、そのまま聞いてね」
そこで先生が話しかけてきて、回りの感覚なんか完全に吹っ飛んじゃったよ。
「こうやって先生に手を引かれていると、あなたの先生に対する依存心とか・・・先生に頼る心とか、信頼とかがどんどん膨れてくるの。
一歩、一歩、あなたが歩くたびに、一歩踏み出すたびに、ずんっ、ずんっ・・・っと心に頭に先生に対する信頼や甘える気持ちが膨らんでいく・・・。
一歩、一歩、あなたが歩くたびに、一歩踏み出すたびに深い世界に降りて行って、あなたの中は気持ちいい感覚と先生に対する愛でいっぱいになっていきます。
先生の言う事は何でも聞きたくなる。
先生の言う事は何でも受け入れてしまう。
そうなっていきます。
一歩、一歩、あなたが歩くたびに、一歩踏み出すたびに・・・ね」
もう何も考えられなくなっていたし、何もわからなくなっていた。
もうどこを歩いてるか判らないし、本当に歩いてるのかも判らない。
なのに、先生の言うとおりに、 一歩、一歩、歩くたびにどんどん先生の言うとおりになっていく自分を感じて、それがただ嬉しくて、気持ちよくて、このまま永遠に歩き続けたいとか考えていた・・・うーん、考えてたんじゃない、考えられなかったから感じて痛んだと思うよ。
そうやって1時間とも10秒とも判らない間、先生に手を引かれていた。
1時間の訳はないし、10秒の訳もないけど、ボクの時間の感覚は完全に無くなっていたからホントにそう感じてたと思う。
うろ覚えだけどね。
「ここで一旦止まって」
先生にそう言われるまで意識は飛んでたな。
ぼーっとした寝ているような頭では先生の言うこと理解できなかったけど、自分が止まらなきゃいけないのは分かった。
なんだかこう・・・スッと胸の中へ・・・心のなかに言葉というか意思が入ってくる感じ。
先生につながってて、先生の体の一部になっていて、先生の意思が言葉を通じて直接自分に流れ込んでくる感じ?
「あと10歩あるくと、依槻くんは一番深い世界に降りていって、もう自分では出てこれなくなります。
あと10歩、あと10歩で一番深い、一番気持ちい、あなたの心の一番奥に入っていく。
ほら、わたしが背中を押すから、真っ直ぐ前に歩いて行って・・・」
先生の手がボクの背中に添えられる。
その手にだんだん力が入っていって、ゆっくりボクを前に押し出していく。
「あと9歩、あと9歩で依槻くんは一番深いところへ入ります」
ボクの踏み出した足の動きに合わせて、先生はカウントをするように歩数を数える。
そしてそのまま背中の手がボクの身体を押していく。
「あと8歩、ほら一歩ごとにまたずーっと入っていく」
背中というより腰のあたりを押されてるのかな?
体の重心を押されるから、身体が自然にすっと前に出る・・・なにかフワフワして気持ちいい。
「あと7歩、最後の一歩を踏み出すと何もわからなくなる」
先生がボクを押しながらすぐそばに身体を寄せてきてる。
なにかいい香いがする・・・先生の声が頭のすぐに近くに近づいてくる。
耳元から先生の声が聞こえる。
「あと6歩、足元がフワフワする。
腰もフワフワする。
頭もフワフワする」
先生が身体を密着させて身体を支えてくれる。
女の人の身体って柔らかいんだ・・・おっぱいが当たってる。
「あと5歩」
先生の息が耳にかかる。
気持ちいい。
「わたしが支えてあげる・・・私に身体を預けて、心を預けて」
ああ、なんか先生に包まれてるみたい。
「あと4歩、もうどこを歩いているのかも解らなくなっちゃったね」
上下感覚が無くなるっていうの?
天井を歩いてるのか、壁を歩いてるのか・・・。
「あと3歩」
「あと・・・3歩・・・」
口が勝手に先生の言葉を繰り返した。
特に意識したわけじゃなく、自然に口から溢れだした感じだな。
「あら?うふふ・・・いいのよそのまま、先生が数えるのを繰り返して。
あと2歩」
「あ、あと・・・2、歩・・・」
ああ、もう呂律がまわらない・・・喋りながらヨダレ垂れちゃったかな・・・まあいいや気持ちいいし。
「もう少し、もう少しで完全に深いところに入ります。
依槻くんはとっても深いところに入って、完全に先生の言うとおりになります。
それはとっても嬉しいこと、幸せなこと。
あと1歩」
「あーと・・いっ・・ぽぉ・・」
「そう、あともう1歩・・・」
目を閉じた先でガラガラと扉の開く音が聞こえた。
そしてボクはそこに向かって最後の1歩を踏み出した。
昨日と同じ・・・すごい気持ちいい・・・。
周りで誰かが会話する声が聞こえるような気がするけど、ほとんど気にならない。
なんとなくだけど・・・先生と三杉くんと、久我山さんだと思う。
昨日と同じメンバーだし、声が多分そう。
先生はボクのすぐ隣りにいるような、遠くにいるような、不思議な感覚。
声が近くなったり遠くなったりする。
「それじゃあまず最初にみんなでルール説明をしたあと、依槻くんは早希ちゃんが付くってことでいいのね?」
「先生が来るまでに二人で話してたんです。
万守くんは依槻あいてはいいって」
「さすがにオレ、男相手はちょっと・・・だから」
「わかったわ、じゃあ早希ちゃんお願いね。
じゃあ・・・依槻くん、今からわたしが数字をみっつ数えると、あなたの目が開くわ。
でも目が開いてもあなたは深い催眠状態のまま、催眠状態のまま周りを見ることができます。
周りを見て私の言うことに従うことができます。
いくね?・・・3、2、1、はい、目が開く」
先生の言葉に反応して、ボクの目が自然にすっと開いた。
でもただ開いただけ、正面に三杉くんと久我山さんが見えるけど何も感じない。
何も思わない。
「よく聞いてね、依槻くんはこれから、この三人に『放課後クラブの時間』と言われると今のような気持ちのいい催眠状態になって、言われた人の命令を聞いてしまいます。
それはね、放課後に言われないと効果はありませんが、これから先ずっとずっといつまでもあなたの中に残って、『放課後クラブの時間』と言われる事が今の気持ちのいい、幸せな催眠状態にあなたを連れて行ってくれるスイッチになります。
依槻くんもまたいまの気持ちのいい状態になりたいと思うでしょ?」
「は・・い・・」
「だったら今の先生の言葉をしっかりとココに受け入れて」
先生がボクの胸を指先で軽く突きながら続ける。
ちょっとくすぐったい。
「また気持ちのいい催眠状態に入っていけるように、準備しないとね。
ほら、先生の言葉が、命令が、すーっとココに入っていく」
「はふぅ」
ボクの唇から間抜けな吐息が漏れる。
もっとも、いまのボクには恥ずかしいとか感じる事だってできなかったんだけどね。
「それでは一旦目を覚ましましょうね。
依槻くん、これから先生が10まで数を数えます。
10まで数を数えると、あなたは目を覚まし考えることもできるようになります。
それでも依槻くんは深い催眠状態のままで、わたしの言うこと、万守くんの言うこと、早希ちゃんの言うことは何でも素直に聞いてしまします。
先生に言われたことと同じように受け入れてしまいます」
先生はボクの反応を見るように言葉を区切ると、何か考えるようにちょっと間を置くと言葉を続けた。
「それからね、わたしがいいというまで依槻くんはこの部屋を出ることはできません。
出ようとか考えません。
大声を上げることと暴力を振るうことも出来ませんし、考えることもしません。
必ずそうなります
それじゃあ数えるわよ?
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、はい」
パンッという手を打ち合わせる音で、ボクは不意に気がついた。
あ、ヤバイ・・・慌ててヨダレを拭う。
どこだろうここ・・・部活棟にこんな部屋あったかな?
普通の教室の半分ぐらいの広さだ。
部活棟の部屋はのうちょっと狭いよね。
長椅子?ううんソファーが一つと、窓に暗幕・・・今は開いてるけどね・・・部屋の半分にはカーペットみたいなのが敷いてある。
「あたしたち見ても驚かないの」
部屋の中をキョロキョロ見回すだけのボクの反応が意外だったのか、久我山さんが聞いてきた。
「うん先生にどこか連れてこられて、そこに三杉くんと久我山さんが居るのはなんとなく解ったから」
「あ、一つ大事なこと忘れてたわね」
ついで何か言いかけた先生を遮って、久我山さんがまっすぐボクを見つめた。
「あたしがやります。
練習って言うのも変だけど、依槻くんはあたしの担当なんだから」
「た、担当?」
ボクの疑問に答えずに、久我山さんはボクの目の前にたってボクの両肩を掴んだ。
「いい、依槻くん・・・あたしの目を見て」
嬉しそうな、どこか興奮してる表情。
ネズミを前にした猫のような・・・そういえば久我山さんはどことなくネコなイメージだな。
特に目が。
「あたしの目をじっと見ながら聞いて・・・吸い込まれるような、ぼうっとするような感覚になるわ」
久我山さんの言うとおり、彼女の大きな瞳に吸い込まれそうな感覚がボクの顔の周りをチカチカと動く。
先生ほどじゃないけど、なんだか気持ちいい・・・。
「あたしたちはね、名前で呼び合う事がルールなの。
もちろん依槻くんもね、あたしのこと早希って呼ばないといけないの。
三杉くんのことも万守って呼ばないとダメだよ。
わかった?わかったわよね?」
「うん・・・」
「じゃあ私を呼んでみて」
「早希・・・さん?」
「ううん・・・ちょっとなんか落ち着かないから、先生や万守くんみたいにちゃん付けでいいわ」
「早希ちゃん?」
「そうそう」
ボクも背が低い方じゃないし、早希ちゃんも背が高い方じゃないけど、頭半分ほど高い彼女の目を見てるとどうしても見上げるカタチになってしまう。
「どうしての依槻くん、目が疲れてきた?」
実際、まだ頭がぼーっとしてるし、早希ちゃんの目を見てるとまだ吸い込まれそうで、でも何か視線をそらせなくて。
彼女の目を見つめたまま会話するカタチになっていたんだ。
「そのまま見つめて・・・」
早希ちゃんがボクにのしかかるように近づいて、上からボクの目を覗きこんでくるよ。
自然とボクの顔は上を向いて、背中がそるような形になって、ちょっと・・・辛い。
「疲れちゃったかな?じゃあ後ろのソファーに横になっていいよ」
彼女に言われて初めてボクの後ろにソファーがあることに気づいたんだ。
あれ?さっきもこの位置だっったっけ?
「じゃああたしが10から1まで数えたら、依槻くんはソファーに倒れて・・・またさっきまでの気持ちのいい感覚にズンッと落ちて行っちゃうんだ。
身体がソファーに落ちる感覚が、心と一緒になって、心も深いところに落ちて行っちゃうよ。
いい?」
早希ちゃんの言葉使いがいつの間にか、さっきまでのハキハキしたものから、ちょっとずつタメを作ってしゃべる先生みたいな言い方に変わってきていた。
「10〜、9〜、は〜ち、7ー、ろーく、5ー、よ ん、3、2、1、ゼロッ」
その瞬間、彼女はボクの肩を支えていた手を話した。
いや、話したいうより、軽く突き飛ばした・・・かな?
そのままボクはソファーに倒れてそのまま・・・そのまま・・・。
書き上がってるのはここまでです。
今続き書いてます・・・忍殺の更新はじまらなければ今晩中に調教パート書けるかと
最初の2レスタイトルかけてしまって・・・
随分と長い落下感のあと、ソファーがボクを受け止めてくれたところまでは意識していたけど、それはボクの身体がソファーの上で弾んだ瞬間まで。
その瞬間、ボクの感覚ははじけてどっかに飛んでいっちゃった。
「は〜い、依槻くんはこれでまた深いところに入っちゃいました」
早希ちゃんの声が遠くから聞こえる。
先生とはまた違う高くてよく通る声、この声も気持ちいいかも。
「あたしの声で、あたしを見つめながら、あたしの言うとおりに深い催眠に入った依槻くんは、私の言うとおりになります。
先生のいうう通りと同じように、あたしの言うとおりになります」
ボクに話しかけながら早希ちゃんの声が近づいてくる。
遠くから響いてくるんだけど、近づいても来るようなよく判らない感じ。
「三杉くんエアコン・・・あー、あっちも始まっちゃってるね。
しょうがない。
依槻くん、今からあなたは数字を30まで数えていくの、30まで数えたら今よりもっと気持ちのいい深い世界に入っていくの。
とっても気持ちいい世界にね。
じゃあ数えて・・・っと、はい、スタート」
「いち・・・にぃ・・・さん・・・」
ボクの口は言われるままに数を数えだした。
数えようと思ったわけではないけど、数えてと言われたら数えるのが当然だし。
何か考えていたとかじゃなくて、うーん、自然にそうした。
ただそうしただけって感じかな?
赤信号だから止まるって感じ。
「しち・・・はち・・・きゅぅ・・・」
早希ちゃんが小走りで離れていって、また近づいてくる事はなんとなくわかった。
特に言われないかぎりは、周りの事は普通にだいたい解るみたい。
「じゅうご・・・じゅうろく・・・じゅうしち・・・」
「30はちょっと長かったかなぁ」
「にじゅう、さん・・・にじゅう、よん・・・にじゅ、ごぉ・・・」
あ、顔に息がかかった・・・早希ちゃんすぐそばにきてるんだ。
なんかすごい、胸の中が暖かくなる。
「にじゅ、はち・・・にじゅ、きゅ・・・さん、じゅぅ・・・」
「はぁい、ずんっと深いところに落ちていく・・・」
すごい、落ちていく感覚が気持ちいいよぉ。
「じゃあ依槻くん、身体を起こして・・・腰に力が入って身体を起こすことができるよ。
体を起こしても深い催眠のまま・・・催眠のまま身体をおこせるよ」
そういいながらも、早希ちゃんはボクの手をとって身体を起こすのを手伝ってくれたんだ。
優しいな、嬉しいな。
「じゃあ目を開けて、目を開いても気持ちのいいままだよ。
目を開いたらね、この手を見て」
ゆっくり目を開いたボクの目の前に手のひら、早希ちゃんの右手かな?
早希ちゃんはボクの右側に座ってるみたい。
あ、早希ちゃんの左手がボクの首の後に回された・・・支えてくれるのかな?
「この手を見ているとね、依槻くんはだんだん身体から力が抜けて、身体がうごかせなくなります。
この手を見ているとどんどん手に力が吸い取られていって、依槻くんはただ座っていることしかできなくなります。
・・・はい、依槻くん、この手を見ているとどうなるの?」
うん・・・身体が動かせなくなる・・・。
「・・・あ、ごほんっ、見ること聞くこと、喋ること感じることはできるわ。
特に力が抜けた分、いつもよりいっぱい感じることが出来るの。
じゃあもう一回、この手を見ていると依槻くんはどうなるの?」
「力が抜け、動けなくなる・・・いつもよりいっぱい感じることが出来るようになる」
「はぁい、よくできました」
後ろに回した早希ちゃんの左手がボクを軽くゆする。
「ほら、じっと見て、この手がどんどん依槻くんに近づいていって、額にくっつくと、完全にさっき言った投資になります。
この手がどんどん近づいていって、ほら、依槻くんの額に重なるよ」
早希ちゃんの右手が近づいてくると、なにか自分がそこに吸い込まれていく感じがする。
だんだん視界が近づく右手でいっぱいになっていって・・・あ。
「あ、目を閉じちゃった?
まあいいか、ほら依槻くん目を開けて。
開けることができるよ・・・ほらっ」
早希ちゃんに言われるとまた自然に目が開く。
「それでは今度は、この右手が魔法の右手になります」
そういってまた目の前に右手がかざされた。
同時にその手がゆらゆら動いて・・・なんだか目が回っちゃう。
「この手に触られるとね、依槻くんはどこ触れれても物凄ぉく気持よくなっちゃうの。
はい、この手に触れれると依槻くんはどうなるの?
行ってみて」
「ものすごく、気持よく・・・なる?」
「そう、試しに触ってみようか?
どこがいいかな〜・・・じゃあここ」
早希ちゃんの右手がボクの左耳を触った。
うわっ、なにこれ・・・すごいゾクゾクする・・・気持ちいい。
「あっ・・・うぅん・・・」
「あはぁ、気持ちいいみたいね。
こうしたらどうなっちゃうかな〜?」
そう言うと早希ちゃんは親指でボクの耳をこすり始めた。
「ふぁあっ・・・うっ・・・うーっ」
「うわぁ、身体がビクビクしちゃってるねぇ・・・でも。
おちんちんは勃ってないかぁ、これ性的な快感とも違うのかな?
依槻くん、じゃあこうするね。
依槻くんがおちんちん勃っちゃうのはどんな時?
これからその時を思い出してみて・・・思い出すとね、身体が、心が興奮してきてぇ、気持ちよくなっちゃうよ」
おちんちんが立つ時?・・・朝とか、昨日の三杉くん見た時とか、せんせいに頭の中グルグルにされた時とか・・・。
なんだか胸が熱いや、あ・・・おちんちんが立ってきちゃった。
「ふふぅん、勃ってきちゃったねぇ・・・おちんちんが勃つとね、依槻くんはもっと、もぉーっと興奮してきて、ずっとずっと気持ちよくなっちゃうよ。
うん、あたしも手伝ってあげる」
早希ちゃんに言われるままにおちんちん立たせていたら、全身が熱くなって、さっきまでとはまた違う気持ちよさが広がってきたんだ。
なにこれ、じぶんで触っちゃった時よりも気持ちいい・・・まだ触ってもないのにおちんちんドクドク気持ちいい。
「!」
早希ちゃんの右手が・・・ボクのおちんちんに重ねられたとたん。
爆発するような、なんだかよく判らない感覚が頭と、胸と、おちんちんに衝突したんだ。
なにこれ!何コレ!ナニコレ!
身体動かないはずなのに、腰を突き上げちゃう!
「ふふ〜ん、気持ちいいでしょう?
あたしもコレやられた時ものすごかったから」
そう言いながら右手でボクのおちんちんをゆっくり撫でていく。
なにこれ、なんでズボンの上からこんなに気持ちいの?!
スゴイ!コレ凄い!
「ほら、もっと気持ちよくなっちゃうよ〜
そうやってあたしの右手を見れば見るほど、もっともっと魔法の力が強くなるよ〜」
おちんちんを撫でる早希ちゃんの右手を見れば見るほど、ズキズキと痛いような感覚が広がってくる。
それはおちんちんだけじゃなくて、手足の先やお腹やお尻、頭の中にまで忍び込んできた。
話の腰を折るが…
アグネスェ…というような気分…素直に楽しめない…
年齢表現など入っていないぞ
ただ久我山さんはロリかわいいので虐められたい
早希ちゃんがボクのおちんちんを撫でれば撫でるほど、なにか得体のしれない刺激的な感覚が頭の周りを、背筋を、腰の奥のほうを跳ねまわるみたい。
「どうしたんの〜?依槻くん、そんなに苦しそうにして・・・どうしちゃったのかなぁ?」
意地悪げに尋ねる早希ちゃんの言葉でもまた背筋にゾクゾクした感覚が走ったんだよ。
ボクの身体はどうなっちゃったの?
「気持ちいいねぇ、依槻くんスゴイ気持ちよさそう」
・・・そうか、この感覚は気持ちいい感覚だったんだ。
これは気持ちいい感覚・・・気持ちいい・・・すごい気持ちいい。
「どう?気持ちいい?気持ちいいよねぇ〜?でも、もっと気持ちよくなるよ」
早希ちゃんの手の動きが早く、強くなる。
これ、ダメぇ、もう・・・もう!
「うっ・・・ふぐっ、ひぃっ」
何かが込み上げてくる感覚が、ボクの腰を激しく揺すって突き上げさせた。
それが早希ちゃんの手により強くボクのおちんちんをこすりつけることになって・・・。
「あ?あれ・・・もしかして、もう出しちゃった
あーそうか、今日はじめてだもんね、ちょっと調子乗り過ぎたかな・・・ゴメンね。
でも気持ちよさそう・・・こんなに長く射精してるなんて、依槻くんきっと才能あるよ」
なんだかよく判らない褒め方されたみたいだけど、ボクはそれどころかじゃなかった。
まるで全身から搾り出されたような感覚が、おちんちんから一気に吹き出したんだ。
初めての射精ってわけじゃなかったけど、こんなに気持ちいいのは初めてで、今までのは、今までのオナニーってなんだったのって感じだよ。
もう全身に力が入らなくて、前よりグッタリしちゃったし、頭の中身も完全にとんじゃったよ。
「気持ちよかったみたいねー、じゃあそのまま力抜いて、目も閉じて」
言われる前から力抜けちゃってたけど、早希ちゃんに言われるまま目も自然に閉じちゃった。
「そのまままた深ーく、気持ちのいい催眠に入っちゃうよ。
どう?気持ちよかったでしょう?・・・依槻くんは喋ることができるよ、自然に口が開くよ。
はいっ・・・気持よかったでしょう?」
「・・・うん」
「よかった、一人で攻めるのは初めてだったから、あたしも緊張しちゃった・・・ちょっとだけだけど。
依槻くんは初めての後輩だから、ちゃんとめんどうみないとね。
ところで・・・」
早希ちゃんの声のトーンがまた急にさがった。
これってさっきまでの気持ちいい・・・気持よくしてくれる喋り方だね。
先生みたいな。
「依槻くん、パンツの中気持ち悪くない?」
言われて気がついたけど、そういやパンツ履いたまま射精しちゃったから、ビチャビチャして気持ち悪いかも。
「パンツ履いたままだと気持ち悪いわよねぇ?・・・脱いじゃわないかな?」
早希ちゃんに言われれば言われるほどパンツの中のネチェネチャがきになる。
気持ち悪い。
「ほら、脱ぎたくなってくる・・・気持ちの悪いパンツを、脱ぎたくなる」
ああ、ほんっと嫌だ、早く脱ぎたい。
気持ち悪い・・・さっきまでの気持ちよさが台無しだよ。
「じゃあ服全部脱いじゃおうか?脱いじゃおうよ。
ほら、依槻くんの身体に力がチョットづつ戻ってきて、身体を動かせるようになるよ。
身体が動かせるようになったら、気持ちの悪い服なんて全部脱いじゃおう」
気持ちが悪いのはパンツだだったんだけど、早希ちゃんにそう言われると服全部がうっとおしく感じる。
「はーい、体が動くよ。
全部脱いじゃおうねー。
大丈夫、ココは私達しか居ないから、全然恥ずかしくないよ。
お風呂に入る時みたいに、自然に安心して裸になれるよ」
>>991-992 このSSのとうじょうじんぶつは、みんなじゅうはっさいいじょうです
せんせいは24さいです
きょうはここまでです・・・つぎはできるだけがんばります
GJ!
これぞ催眠!という感じですごく良かった
誘導がねちっこく書かれてるのが素晴らしい
見てるこっちがクラクラしてくる
誰か次スレを・・・
おつ
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。