【アイドル】★THE iDOLM@STERでエロパロ33★【マスター】
前スレからのSSを続けて投下します
# # #
俺は両脇に座っている伊織と麗華からそれぞれ頬に熱烈なキスを受けた。
その気持ちに答え、彼女たちの唇に熱いキスを交わす。
この屋敷に居る間は俺が主人で、彼女たちは奥さんなのだ。
いつも通りふやけるまで二人からフェラの奉仕を受けた後、伊織から夫婦の営みを開始した。
ケンカにならないよう、最初に性交する娘は間の娘に2回やった後で、最後にもう一度やる事にした。
「ずっと待っていたんだから、すっかり身体が冷えちゃったわ」
伊織は大きな腹部を下にして四つん這いになり、尻を高く掲げた。
彼女の長い髪が左右に流れ、間の美尻を見事に引き立たせている。
「ごめんな。その代わり今からたっぷり熱くしてあげるよ」
「ふふ、楽しみね」
俺は可愛らしい双丘に顔をうずめ、舌で丹念に舐める。
その間、体の疼く麗華は腰の下で肉根を愛おしそうにしゃぶっている。
それが終わると準備万端な両者の具物を娶せた。
「あっ……!」
大振りの肉頭が恥唇をかき分けて内に入っていく。
俺は赤ん坊の居る奥の部屋を叩かないように注意しつつ、何度も抜挿した。
「ああんっ……もっと! もっと奥に……してぇ……!」
普段は上からものを言いがちな伊織だが
意外にも男の征服欲に沿ったこの体位が好みのようだ。
「駄目だぞ。奥には赤ちゃんの部屋があるんだからな」
「でも……!」
「その代わり」
俺は中ほどでグイグイと腰を回しながら、幼妻の膣肉を抉るように抜挿する。
「あうぅ……! んあぁ……っ!」
「赤ちゃんが出てくるまでに、伊織のキツキツマンコ……よおくほぐしておかないとな」
ねっとりとした蜜汁を泡立たせて、俺の雄根は膣道を広げていく。
「ば、バカぁ……! 変態……!」
伊織は顔を真っ赤にして俺を罵るが、あべこべにその体は明らかに悦んでいた。
「伊織、一発目の濃厚なスペルマだ。よく味わってくれよ……!」
「うん、いいわっ! 来て! 思いっきり出してぇぇっ!」
俺は彼女のお腹を抱え上げて、逸物に発射を許した。
愛する少女の中に己の種を散射する感覚は、何度味わっても飽きる事がない。
「ああんっ……! アツい! アツいのぉぉ……っ! オマンコ焼けちゃう……っ!」
熱を帯びた濁流を感じつつ、伊織の体に心地良い律動が走った。
# # #
「ああっ……あはぁっ……!」
間に挟んだ麗華とは側位の姿勢で執り行った。
左脇を下にして背後に寄り添って、俺はこねるように彼女へ抽送する。
「気持ち良いか、麗華?」
「う、うん……! お前に抱かれて……エッチされていると考えただけで、私は……」
頬を染めて可愛い事を口走る麗華は本当に魅力的だ。
腰捌きにも知らず知らず熱が入り、爽やかな汗を額にかいた。
やはり童貞を捧げた相手だからだろうか。
麗華には少し特別な想いを無意識に向けている。
「あんっ……! だ、駄目ぇっ!」
ホルモンの影響で張り出した小振りの乳を弄いながら、横抱きに身重の麗華を犯す。
長く美しい髪から漂う芳香を肺一杯嗅ぎ
俺は彼女の大きな妊婦腹を抱えて最後の抜挿を精力的に行なった。
既に逸物は限界まで膨れ上がっている。
「麗華……! だ、射精すぞ!」
口で言うより少し早く、彼女の産道に熱い男汁を強かに放つ。
大きな律動が響く度、多幸感が俺の全神経を鷲掴みした。
「ううむ……」
一息小さく唸り、射精しきった逸物をゆっくり抜くと
薄い湯気を上げながら痴穴から白液が顔を出した。
# # #
「プロデューサー……」
「早くぅ……」
ベッドの端に腰掛けて豊かな膨らみを帯びた腹部を見せつけている美少女二人の前で
俺は戦帰りの勇根をシュッシュとしごいた。
「いくぞ! 二人とも!」
伊織と麗華はうっとりとした目で見つめる。
「愛しているぞぉぉーーっっ!」
俺は高らかに想いを叫んで彼女たちの豊腹に精汁をぶっかけた。
一射一射と均等になるように狙いを定めて振り分けていく。
二人が満足げに妊婦腹にかかった汁を伸ばして弄ぶ様を見て
俺は大きな溜め息をつき、その場にドンと腰を下ろした。
射精しきった俺に二人は熱い労いのキスを注いだ。
以上です
GJ
これだけ長いのに退屈せず読めるのは凄いですね。
よっこいしょ。
前スレに投下&埋め立て完了です。
6レス目段階で容量が200byteくらい残って7レス目が投下できました。
とりあえずもう前スレには書き込めないので報告をしておきます。
>>1 スレ立て乙です。そして作品乙です。
乙です!
…どちらかの「ペニバン・双頭ディルドつけたサンドイッチ」を期待してたけど…
これもまた良し!。
一応裏話
「両方と結婚しよう」というオチは、実は直前の作品の影響を受けました。
あっちは「どちらとも結婚をしない」で解決をしましたが、
私は「両方と結婚をする」という形で解決をしてみました。
ですから、その意味でも
>>1に私は感謝をしているわけです。
バレンタインデーに始まって(1日早かったけど)ホワイトデーに終わるスレか。
キリが良くていいね。
スレが立ったし、心置きなくエピローグが書けるな。
前スレで「ガチ変態な雪歩」とか「エロいゆきぽ」とか書かれて、
「涼ちんのエロガキぶりは書いたけど、雪歩の方はそこまでだったかなあ……」
と感じたので、エピローグでは力を入れてみようと思います。
……頭がおかしいレベルになるかも知れんけど。
11 :
業務連絡:2012/03/14(水) 22:31:44.95 ID:tnhJnYbz
スレ立て乙です。
それと前スレからの力作発表の職人様がた、素晴らしいSSご馳走様です。
さて、規制で書き込みできない純愛P氏の代行で連絡いたします。
前32スレSS作品のまとめサイト転載作業が完了しました。
当スレでも盛り上がりますように!
&転載作業お疲れ様でした。 np
>>11 お疲れ様です。
作品だかよくわからないもの以外の収納を確認しました。
>>11 いつもありがとうございます
続きもののタイトルをまとめていただいて大変助かりました
>>11 転載お疲れ様です、ありがとうございます
ちょっと思ったのですが前スレのふたなりSS
まとめサイトの最初に注意書きを付けないと回避しようがなくて
嫌な人かいるんじゃ
と投下した当人が思ったのですが勝手に編集して構いませんか?
それの程度の簡単な作業なら自分でできそうなので
いいんじゃないの?それくらい
>14
一部のSSにそのような注意書きを掲載しているものがありますので
作者ご本人でしたら、是非思うようなテキストを追加すればいいと思います。
GJ!
ネタ振り
・各アイドルで、結論:エロ夢オチ
夢の中で対象アイドルが「『何故か沢山居る』Pたち(無表情、されどチンポはバッキバキにいきり立ち
カウパー汁もプシュッ!×2と噴き捲ってる…)」に群がられ
全身同時愛撫責め→和輪姦…
何度も何度もイカされ捲り…
目が覚めたら目の前に心配そうなPが目の前に居て思わず…
で、おながいしまつ。w
>Pたち(無表情、されどチンポはバッキバキにいきり立ち
カウパー汁もプシュッ!×2と噴き捲ってる…)
下手なホラー映画より恐い、勘弁してw
>目が覚めたら目の前に心配そうなPが目の前に居て思わず…
思わず殴るな、俺なら
亜美真美を自宅の台所で
春香を勉強部屋で
雪歩を防音ルーム(親父さんが増築したところ)で
あずささんを実家で
↑みたいに家族が留守の時に「誰か帰って来たら見られちゃう」的和姦
はどうだろう?
新堂さんの運転するリムジンの中でやよいおりを二人美味しくいただいちゃうとかもいいな。
>>22 逆に見せ付けるプレイもありだと思う
雪歩の前で真や貴音を公開セックスし、彼女らを使って雪歩を懐柔
最終的に雪歩の牝を目覚めさせてセックスとか
エロSSを書くためにエロシーンを脳内で詳細に展開すると、
身体が滾ってそれを鎮めながらの作業になって、なかなか進まないんだけども。
他の書き手さんもそういう事はあるんだろうか?
欲望に身を委ねた挙げ句なかなかどころか一行も書けなくなりますがなにか
27 :
SSまえがき:2012/03/16(金) 22:17:57.30 ID:gj3o64/6
喘ぎ声を脳内で再生させながら書いているときはやばいです。
さて……話題豚切りで申し訳ないのですがSSを投下させていただきます。
二人のPと関係を持ち、悩み葛藤する千早モノ長編で、シリアスで重い内容となります。
また下記の注意書きに内容のバレが含まれますことをお知らせします。
◆注意
特に準拠関係はありませんが「眠り姫」という曲名が作中に使われています。
一部にSM的暴力描写(拘束、平手打ち、スパンキング程度)があります。
それ以外のエロ描写は概ねノーマルだと思います。
途中千早が病み壊れかけていく描写あり。題名で察してください。
全部で24レスと非常に長いため、3分割で投下します。
連投規制がよくわからないので、各部ごと時間をおいて投下にきます。
1部 (1P編) 9レス ←イマカラココ
2部 (2P編前半) 9レス
3部 (2P編後半) 6レス
ぎこちない微笑と似合わない流行りのスーツという芳しくない第一印象。
そんな人を信じようと決めたのは、クラシックの知識と耳の良さだけが私の根拠。
悪い人ではなさそう、などと随分なご挨拶を口にする世間知らずの小娘に
苦笑いを浮かべながら差し出してくれた彼の手はとても暖かかった。
「虚飾に満ちた芸能界では、正直というのは決して美徳ではないんだ」
正直な小心者である彼は口癖のようにいう。
「でも嘘つきは俺だけで十分。君は今のまま純粋無垢でいて欲しい」
虚飾に満ちた世界の中、私だけが純粋無垢でいられるのかという疑問は胸に仕舞っておく。
ともあれ最初こそぎこちなくても、時間を重ねれば雑談を交わす程度には打ち解けてくる。
そのきっかけとなった彼のCDコレクションを是非見せてほしいと私は頼み込んだ。
「聞きたいのはどれでも貸してあげる。見るためのコレクションじゃないからな」
「見せてもらいにいくのに何か不都合が?」
「君も年頃の女の子だからそれくらい分かるだろ?」
「分かりません。私が年頃ということで何が不都合なのでしょう」
「その危機意識の低さも問題だな。男の家で二人きりになるなんて避けるべきだよ」
なるほどそういうことか。
担当アイドルとの一線はきちんと守るといいたいのだとしても、私には彼が不埒な行為に
及ぶとは到底思えず、本心からの警告とは考えつくわけもない。
千枚を越すという膨大なCDに目が眩んだ私は、彼なら大丈夫という根拠のない信頼感のまま
その一線を自ら踏み越えたのである。
「ここまで来て帰れというのも気の毒だからな」
苦々しい小言は耳に入らず、壁一面を埋め尽くす膨大なCDに圧倒された私は
ラックの真ん中に飾られている自分のデビューシングルを見つけ無性に嬉しかった。
ヘッドホンを取り上げられるまで外が真っ暗なのに気づかないほど夢中だった。
「今日はもうこれくらいにしとけ。聴きたいのは好きなだけ貸してやるから」
「まだまだ聞き足りません。次のオフにまたお邪魔しても?」
「それは……だめだ」
「ならもう少しだけ」彼の手からヘッドホンを取り返して耳に当てる。
高価なコンポで聞く音の良さは私の安物より天と地ほど違っていた。
ホールで聞くようなブラームスに意識が入り込んだ瞬間、彼の行為が割って入った。
背中を向けた私を彼は強引に抱き寄せると、あっというまに唇が重ねられていた。
生まれて初めてのキスに私は目を閉じることも忘れ彼の目をただ見つめていた。
「……プロデューサー、どうして」
「注意しといたはずだが」
「……危機意識と言っていたことですか」
「そうだ。これで懲りたならCDは好きなの貸してやるから家に帰れ」
「キ、キスくらいで今時の高校生が懲りるとでも?」
「そのキスひとつで声が震えているぞ。いいからもううちに帰れ」
「いやです、私は諦めません。キスくらいで済むのなら……」
「警告はしたからな」
最初のキスでは分からなかったものが二度目のキスで感じ取れた。
それは……そう悪いものではなかった。
「俺が本気だったらどうする気だよ」
「アイドルに恋愛沙汰はタブーだと教えてくれたのは誰でしたっけ?」
「……とにかく。俺の立場ってものも考えてくれないか」
「ではファーストキスを奪われた私の立場は?」そういって私はCDラックに目をやる。
「分かった分かった。来るのはいいが入り浸るなよ」
彼を見上げたのは、そろそろ抱擁を解いてほしいという意思表示のつもりだったが
彼はそれを私の肯定と受け取ったらしく、私もつい目を閉じて彼の唇を迎え入れる。
深くて長い三度目のキスを終えたあと、私は弾む呼吸を懸命にごまかそうとしている。
秘密の関係はそんな風に始まった。
オフの日は朝からプロデューサーの家にお邪魔して心ゆくまでCDを鑑賞し
プロデューサーが求めるままにキスを受け入れた。
別にそれを約束したわけでもなく、交換条件でもないのだけれど
信頼するパートナーとのキスは悪いことじゃないというのが私の理屈だった。
キスの心地よさに夢中になりかけていたなんて本音に気づかないふりで。
玄関で靴を脱ぐ前にするキスは挨拶の代わり。
お料理の最中にも。あるいは何もしていないときにも私たちはキスをした。
彼の舌が入ってきたときは驚いたけど、すぐに慣れ刺激と興奮に夢中になった。
抱き合えば彼と繋がっている気がして、唇を重ねればさらにそれが深まっていく。
居心地のいい彼の家で、彼の膝の上に座って温かい体温を感じ取りながら
唇を重ね合わて一緒にCDを聞いていることは幸せだった。
彼が私の全てを求めていることに気付くまでは。
◇
その夜は、唇を重ねながらぺちゃくちゃと音を立てる遊びに夢中になっていて、
彼の手が胸に置かれたときも、それを無視してまだ私は唇を舐めていた。
けれど彼の手が胸を揉み始めたとき、その感触に驚いた私は唇を外していた。
「そういうのはダメです。私たちはそのような関係ではありません」
「それは心外だな。こんなキスをする仲の俺たちはどういう関係なんだ?」
「どうもこうも、ふふっ、ただのアイドルとプロデューサーですよ」
彼の返事は舌を絡める大人のキス。それだけで息が弾んでしまう。
「…キスは親愛の証です。ただそれだけ……」
「これだって親愛の証だからいいだろ、少しくらい」
押しのけたばかりの彼の手が、また私の胸に添えられる。
「ダメです。プロデューサーは変態になりたいのですか?」
「変態……どうして?」
「恋人同士でもないのにそういうことをするのは変態か痴漢です」
「ひどいな千早、そんな言い方はないだろ?」
押しのけようとしたけれど、彼の手はびくともしなかった。
「ちょっと触るだけだから……」
私が手を引っ込めたのは彼を容認したからではない。
力のこもった彼の、いや男性の力に少し恐れを抱いたからかもしれない。
少しくらいなら我慢すればいいと目をつぶった直後。
ブラの上から乳房を揉まれた感触はあまりに生々しく、そして気持ちよかった。
無意識に声を漏らしてしまうほどに。
そういうことが何度か続けば、気持ちも自然と変化していくものらしい。
気持ちのよさが我慢しようとする心を押し流せば、もう彼に抗ったりしない。
恋愛沙汰はタブーのはずなのに、擬似的とかごっこという感覚は揺らぎ始め
本気で彼のことを考えていいのかと迷いだしている自分がいる。
彼が本当に好きだといってくれたら、私も覚悟や決心ができたかもしれないけれど
その言葉を求めることができずにいて、その理由もはっきり分かっている。
ジレンマに苛立って、胸に置かれた彼の手をそっと抓ってみる。
手をつなぎ、抱きしめられ、唇を重ねて彼を感じるのはとても心地がいい。
そこが私の居場所だと思えると心も落ち着く。
なのに彼の手が胸をさわると、途端に心も体もざわめいてしまう。
それ以上求められると代わりに何かを失ってしまいそうな根拠のない予感。
求めに応じなければ居場所を失うのではないかという恐れ、それに対するずるい私の打算。
彼が私の何を求めているのか気付いていながら知らないフリ、分からないフリ。
つまり、私はそういう自分勝手な人間だということ。
彼の忍耐が限界を超えたことは彼だけの責任ではない。
私を求める彼の手を、突っぱねるどころか密かに心待ちにしていたのだから。
それだけではない。胸を包まれる心地よさが忘れがたくなっていた私は
服と下着に隔てられることに不満すら感じ始めていたのだから。
キスまでの関係でいるつもりだったはずなのに。
自分で胸に触れてみても彼がするようには感じることができない。
なのに彼の手が服の上にかざされるだけで心臓がドキドキ弾み始める。
彼の手で肌に触れられたらどんな感じがするのだろう?
少しだけ、ちょっと試すだけ。 自分の好奇心が引き起こす事態に気付かないまま
トイレに立ったとき、こっそりブラを外してしまう。
彼の膝に戻って体重を預けると、彼の手がシートベルトのように私を抱きしめてくれる。
邪魔にならないようヘッドホンはつけず、手も脇にどかしておくと
待ちかねていた彼の手がゆっくりお腹の上から移動を始める。
くすぐったいのを我慢して、その手の動きを私は見守る。
彼の指が胸の膨らみの下側に触れたとき、動きがぴたりと止まった。
指先が何かを確認するよう小さく動いてから、もう一度手が動き始めると
ほどなく私のささやかな膨らみはすっぽりと彼の手に覆い包まれていた。
思ったほど特別な感じがしないのは、まだシャツで隔てられているからだろうか。
その代わり耳元をくすぐる彼の荒い吐息が私の中を満たし始める気がしていた。
焦れた私は乳房を包んだままの手をどかしてシャツのボタンを外し始める。
「……千早、いいのか」
「触るだけ……ですよ」
最後の一つが外れるのと同時に、彼は慌しくシャツを開き乳房に手を伸ばす。
包まれるというよりも掴まれたとき、手が乳首にこすれた感触に声が出てしまう。
千早、千早と彼は私の名を呼びながら、掴んだ乳房を揉み始める。
彼が私の胸に夢中になり、我を忘れて胸を揉んでいる。
そうやって乳房を揉まれる快感よりも、彼の気持ちを感じるほうが心地よかった。
「……んっ、はぁ、はぁ、んんっ……んは、ふぁあ……」
「千早、気持ちいいのか、胸」
「わ、分からない……わからないけど、あんっ、変な感じ」
「そうか。じゃあこれは分かるかな」
彼は手を胸から外すと私を抱き上げて膝の上で向かい合わせにされる。
女の子に当たっている固くて大きい膨らみ。
「わ、わか……りません。こんなの…し、知らないから」
「ほんとに?じゃあ教えてあげないといけないかな」
恥ずかしくてつい下を向いた私の目に、彼の指に包まれた乳首が目に入る。
硬く膨らんで充血した紅色の蕾に彼がゆっくりと唇を寄せようとしている。
「千早のこれ、美味しそう。食べてもいい?」
「いや……だ、だめです」
本当はして欲しくてたまらなかった。
触れられるだけであれだけ気持ちよかったのだから、そこにキスをされたら……
肩に置いていた手で彼の頭を抱き寄せながら私も体を寄せていく。
「さ、触るだけっていったはずです……」
「そうだったな。だから唇で触れるだけにするよ」
彼は体を屈め、私の膨らんだ乳首をぱくりと咥えた。
「ふぁああっ! ああっ、やぁあああ……」
手指の愛撫とは比べ物にならない快感が電流のように私を貫く。
彼の唇は咥えるだけではなく、舌が絡み、吸われ、歯を立てられて
そのたび私は声を止めることができず、ひたすら甘い快感に耐えるだけだった。
一通りの愛撫のあと、私が息を整えるのを待っていた彼が囁く。
「千早が欲しいんだ」
「わ、私がほしい……のですか」
「そう。千早が欲しい。俺じゃだめか?」
「それは…………分かりません」
彼が何を望んでいるかは分かっていても、それを許していいのかが分からない。
考えようにも既にまともな思考はできなくなっている。
なぜなら彼のものが押し付けられた女の子が熱くてたまらず
そのせいで頭も体もカッカしてしまっているから。
「そっか。じゃ止めておこう」
引き寄せられ唇が重ねられる直前、私は顔を引いて首を振った。
「キスもいやになったかな?」
違う、違う。そうじゃない、嫌なわけない。
彼の求めを拒んだことで居場所が失われるのは私にとって一大事だ。
それに比べたら私のこんな体なんてどうってことない。
だから。彼に覆いかぶさって、私から唇を重ねた。
「私が欲しいの…でしたら」
「ああ、俺は千早が欲しい」
「なら…あげます。あなたのものになりますから……」
「いい…んだな」
返事の代わりにもう一度キスして、今度は彼を真似て私から舌を絡めにいく。
いつものように彼の家にお邪魔して、CDを聞き、彼といっぱいお話をして
それからキスをするありふれた夜が、今夜だけは違う。
抱っこされて運ばれたベッドで、いまから私は初めてを迎えようとしている。
覚悟はできたけど、まだ「好き」という言葉を貰ってないことが心の隅に引っ掛かっている。
少し前までキスすら想像もできなかった私が今から彼とセックスしようとしている。
さっき前を開いたシャツはもう脱がされていて上半身は裸。
そして今、彼の手は私のズボンを脱がそうとしている。
恥ずかしいから明かりを消して欲しかったけど、見えないと出来ないといわれて
つけたままのオレンジ色の電球すらまぶしく、私はじっと目をつぶっている。
ズボンが脱がされてしまうと心細いくらい無防備な感じがして丸まってしまいたくなる。
もう私が身につけているのはパンツ1枚だけで、それすらもうすぐ脱がされるはず。
「ほら千早。緊張しすぎ」
彼は私のとなりに横たわると、頭をぐしぐしと乱暴に撫でられる。
「力抜いて。別に怖いことするわけじゃないんだから」
「そ、そうですけど、やはり怖いです」
「初めてだから不安に思うかもしれないけど大丈夫だから」
「は、はい……でも最初は痛いものだと思うと……」
「大丈夫、できるだけ痛くないようするから」
「痛くないように、ですか」
「そう。でも千早だって気を楽にして力を抜かないとダメだよ」
顔を近づけてきたからキスかと思って目を閉じた瞬間。
彼の指が、パンツの上から私の女の子を軽く押さえていた。
「きゃっ……!、やぁダメです、そんなとこ」
「うーん、これなら大丈夫かな」
「ふぇ? あの、大丈夫って何が……ひゃあっ、やぁ!」
下着の脇からするりと入ってきた指が、そっとソコを撫でていく。
「プロデューサー、いやらしいです。そんなとこ触らないで」
「いいからほら。分かるかな、千早のココはちゃんと準備できているよ」
「……準備、ですか?」
彼の手で導かれた下着の中はびっくりするくらい熱くてぬるぬる濡れている。
「や、やだ。こんなの変です…」
「女の子がこうなるのは変じゃないよ。むしろ濡れないと困るから」
「濡れないと……困る?」
「すぐにわかるよ。それよりおしゃべりはここまで。そろそろ…」
彼は私の唇をふさぐと、ゆっくり覆いかぶさってきた。
彼の体重を受け止めると身動きできないのに、なぜかその重みが心地いい。
唇を合わせるだけのキスが舌を絡めあう大人のキスになっていて、
気がついたときには、もう私は生まれたままの姿になっていた。
彼が体を起こし、私の足を大きく開くとその間に膝をついた。
そのとき一瞬だけ目を開けたことを私は後悔している。
見なければよかった、そう思うくらい彼の性器は大きかった。
あんなに大きくて固い物が入ってくるのだからきっと痛いに違いない。
だけどそれは恐怖であり、同時に私のとっての希望でもあった。
処女を失うときに痛くてもいい、あの大きなモノが私を引き裂いてもいい。
その代わりちゃんと最後まで我慢できたら。
ううん、きっと我慢する。
そうしたら私は彼のものだ。
もう、彼を失うことを恐れてびくびくしなくてもよくなるはず。
彼と体が繋がることで、心も繋がってしまいたくて、息を詰めてその瞬間を待つ。
「千早、息は止めないで」
彼のペニスが当たっているのが分かる。でも彼はまだ動かず私の耳元にそう伝える。
「ほら、吸って。大きく吸って、ゆっくり吐いて」
彼の指示に従って呼吸を整えるだけで精一杯だった。
それでも、息を吸い、大きく吐くという繰り返しの中、少しづつ、すこしづつ
彼が私の中に入ってくるのが分かった。
入り口のところが広がっているのは、さっきちらっとみたあの太い先端部分だろう。
それが今、入り口を通り過ぎたのも分かった。
「ほら、息とめないで。吸って、そう。吐いて」
「やっ、い、いいっ……」
「痛い?」
彼の心配そうな声に、つい首を横に振る。
痛くない。彼が心配してやめてしまうと、私は彼のものになれない。
「大丈夫です。そのままで」
「わかった。でも痛かったら無理して我慢せずにちゃんというんだぞ」
私は何とか目を開き、彼に微笑んで見せた。
あなたに私の初めてをあげられるのですから、大丈夫です。
彼が動きを再開させると、痛みは動きに伴って大きくなる。
「んぐぅ……はぁ……ぐっ……」
「千早、もう少し。半分は過ぎたから、力抜いて」
しかしもう苦痛が彼の声をかき消して聞こえなくなってきた。
「いぃ、あがぁっ……ぐっ、やぁ、あ゛あ゛っ……」
「止めようか、千早? 凄く痛そうだぞ」
「ちが……だめ、やめちゃだめ、あ、あぐぅ、全部、お願い」
「い、いくぞ、もう止めないで最後までいくからな」
意識を失いかけた私はもう言葉で答える余裕はなかった。
彼の背中に深い跡が残るくらい強く爪を立ててしがみつきながら、
大きく開いた両足で無意識のうちに彼の腰を抱き寄せた。
その瞬間、彼もブレーキを外して力いっぱい腰を進めて。
「い、いだぁいいいいい、やぁぁぁぁぁ、ぎゃあああああ、いだいぃぃっ」
「千早、全部はいったから。もう、ほら、終わったから」
「や、だぁ、いだい、ブロデューザァ、いだいです、ふぇっ、うぇ、ふぇえええん」
「わ。な、泣くなって。痛くしたのは謝る。ほら、じっとしてたら収まってくるから」
「ぢがう、いだいがらぢゃない、泣いてるのじゃない」
「わかったから落ち着け、な千早。ちゃんと最後まで出来たから」
「うぅ、ぐすっ……ほんとに? ちゃんと?」
「ほんとだ。ほらここ、分かるか?」
彼のいうとおり、差し入れた指先に触れた彼の根っこ。
「じゃあ、わたし、これで……ほんとに」
「ああ、千早は俺のものだ。今から俺だけの女だ。いいな」
どれだけの時間、彼と繋がったままじっとしていただろうか。
激しかった痛みも収まってきて、じっとしていれば我慢できる程度だったけれど、
彼が動けばビリビリ痛むから、その度に背中に爪を立てていたと思う。
そして最後の瞬間。
彼が少し動いたのが痛くて、つい爪を深く立ててしまった弾みで。
「ち、千早すまん、出る」
一体何が出るのだろうという疑問に、すぐその答えが頭に浮かんだ。
妊娠、それから避妊のことも。
セックスは本来子供をつくるための行為。
避妊せず彼の「出す」精液を受精すれば、私は妊娠する。
処女は初めてのセックスで妊娠しない、なんてことを信じていたわけではない。
妊娠するということが、冗談ごとではない重い事実だと忘れていたわけでもない。
アイドルが、そして現役高校生でもある自分が妊娠したらどういう騒ぎになるってことも。
私はただ漠然と彼の子供なら産んでもいいと考えていた。
理由なんか分からない。
一通りの行為が終わり、ようやく落ち着きを取り戻した私たちは
まだ抱き合ったまま顔を寄せて言葉を交わす。
「大丈夫だとは思うけど」
「……そうですね。多分」
冷静に考えればすぐ理由に思い至る。
今は始まる直前だということに。
体調管理の一環として、生理の周期と状態は彼も正確に把握している。
予想通り、それから数日後にお客さんは来てくれた。
すぐ彼には報告したけれど、なぜ不機嫌そうな顔を見せたのだろうか。
お客さんが帰った翌日、晴れ晴れとした気持ちで私は彼の家に遊びにいく。
彼は避妊具を用意して待っていて、玄関で抱き合ってキスしたあとは
二人ともそうするのが当然のようにベッドに直行して体を交えた。
まだ痛みは少なからずあったけれど、前のように泣け叫んだりはせずに済んだ。
それでも彼は終始穏やかに、私が少しでも顔を顰めると動きを止めてくれた。
密かに期待していた快感が分からないまま、二度目はただ穏やかに過ぎていく。
そもそも快感を得るのは私がセックスをする目的ではない。
私にとってのセックスは彼と繋がっていられる、ただそれだけのことなのだから。
キスをして、彼の手を受け入れて、そして脱がされてベッドにいく。
言葉を交わさなくても、お互いの体温や吐息だけで流れていく一連の儀式。
ベッドに横たわった私の足が大きく開かされて、その中心に彼を迎え入れる。
体が内側から広げられて、内臓がおしのけられるような奇妙な感覚。
私は彼が入ってくる間、ただ息をつめてじっと待つ。
やがて体の一番奥に、ずんとそれがぶつかったら受け入れは完了。
さっきまでは異物感を与えるだけの侵入者だったそれは、
今はもう私の中を埋め尽くし、満たされる感触を与えてくれる大切なもの。
私は全身の力を抜くと、ためていた息を大きく吐き出した。
それまで異物感でしかなかったものが、私の中で交じり合いひとつになる感覚。
私の体が慣れてきただけの話なのか、それとも彼と交わるごとに感覚が変わって
くるということなのだろうか、ともかく何かに期待している自分がいる。
「痛くない、大丈夫?」
「いいえ、平気です」
本当は気遣ってくれるのが嬉しいのに、意固地な私は笑顔一つ見せるわけではない。
それでも彼は気にも止めず、頭を一つ撫でるとゆっくり動きを始める。
そのうち繋がっている部分から熱を帯びて浮かんでくる奇妙な感覚。
彼の動きにつれ場所を変え輪郭が変わる、もどかしい感覚を追いかけるのだけれど
動きが激しくなると、彼のせわしい呼吸が私の耳を叩き続けるようになるため
考えることができなくなった私は、彼と同じように荒い息を吐き出すだけになる。
やがて彼が私を強く引き寄せ、奥にぐいぐい押し付けてきたらそれがおしまいの合図。
彼は私の名前を呼び、何度か震えて終わりを迎えるとぐったりともたれかかってくる。
重いけど、苦しくはない。むしろ愛しいとさえ思える。
彼が私の中で終わるのは、私に満足している証拠だと思っているからだ。
私は彼に求められている。必要とされている。だから今はこれで十分だ。
そんなことを考えながら、彼を真似て頭を撫でてあげたりする。
「ごめん、重かっただろ」
「いいえ、平気です」
始めるときと同じ言葉なのに、今度は素直な気持ちでいるから現金なものだ。
ほんの短いインターバルを経ただけで彼は後始末にとりかかる。
必要性はわかるけど、本当はもっとゆっくり満たされたままでいたい。
そんな私に構わず、彼はそれを抜き出すと私に背中を向けて胡坐をかく。
私はベッドの上をごそごそ這い、彼の足にこてんと顎を乗せて見物する。
「こら、千早」
「……勉強のためです」
決まり文句をいうと、彼は諦めて避妊具を外し始める。
ピンク色のゴム製品に溜まった白い液体を見て、私は無意識に手を伸ばしていた。
「こらこら。なんだよこの手は」
「見るだけです」
「こんなもの見なくていいから。もう捨てるぞ」
"こんなもの"という言い方にカチンときた私は、彼を押し倒して手首を掴んだ。
破れて零れるのを恐れ抵抗を止めた彼の手からそれを奪い取る。
「だから見るだけです。これがプロデューサーの精液なんだと……」
「……それでご感想は?」
「そうですね、見るだけでは分かりませんね」
結び目を解こうとしたけど、固く結んでいる製で中々解けない。
その私の背中に彼が馬乗りになり、押さえつけられた。
「そんなに見たいのなら、出るところから直接見せてやる」
セックスを終えたばかりだから、当然私は丸裸のまま。
彼は私の腰を持ち上げると、足で太ももを開くと後ろから性器をこすりつけてくる。
柔らかかったそれはあっというまに固くなり、強引に私の入り口を押し広げながら
さっきよりも乱暴に入ってこようとしている。
「いやっ、だめです……やめてぇ、プロデューサー、だめ、抜いてください」
けれど彼は強く腰を突き出し、その勢いで一番奥まで届いてしまう。
「ほら、入ったぞ千早」
「あっ、やぁぁ、プロデューサー、まだ……つけていません」
「そうだよ。千早が直接見たいっていったから」
「やめぇ……いやぁ、まって、あっ、今日は危ないから、んぁああ」
「知ってる、もうすぐ排卵日だろ」
「そ、そうです、だからぁ、やぁん、だめ、とまって、ほんとにできちゃう」
「千早が欲しいっていったんだろ。大事そうに持ってるもの見ろよ」
「ち、ちがうぅぅ、見るだけ、あん、見るだけだったぁ、あ、ああ」
「遠慮するな。初めての時も中に出したの忘れたのか?」
「やぁ、しらない、あ、だめ、おねがいです、プロデューサー……いやだぁ、あああ……」
けれども抵抗は言葉だけで、私は避妊具をつけないペニスの感触に酔い痴れていた。
後ろから犯されながら、大きな声も、自分で腰を押し付ける動きも止められない。
そして今まで掴めなかったあのもどかしい感触が形を取り始めていることに気づく。
ペニスが膣を、特に膨らんだ先端が通り抜けるとその形がはっきり分かる。
ごりごりとした感触。その形状、そして感触自体が既に快感だった。
性器同士の接触。膣の粘膜にこすりつけられる彼の性器、彼の肌。
興奮する。 凄く興奮する。
気持ち、いい。 凄く気持ち、いい。
快感は体だけで得ているのではなかった。
動物みたいな四つんばいを強いられ後ろから犯されているような屈辱感すら、
あるいは強姦のような乱暴な口調や荒々しい動作すら
私の心はそれを受け止め、快感であると認識している。
いや、今の私は彼に何をされてもそうとしか感じなかったのかもしれない。
そんな私を彼はがっちりと押さえつけ、動きはどんどん激しくなっていく。
「んんっ、ぁあん……だ、だめ、抜いちゃやぁ」
奥まで突っ込まれたペニスがじわじわ引き抜かれ、あと少しで外れてしまう瞬間。
「あああああんっ!」
ずん、と激しく叩きつけられる衝撃でのけぞりながら大声で叫んでいる。
叫びながら、彼のペニスが私に与えてくれる快感を貪っている。
声を限りに私は叫び続け、声が掠れてきてもまだ終わらない。
これが……これが本当のセックスなの?
もう意識を集中なんてしなくても、彼が入っているだけで。
彼の手が胸にふれるだけで、抜くたびに。突き上げられるたびに。
体中を、電気が走る。手足の先が痺れて冷たくなっていく。
唐突に、彼はペニスを引き抜くと私の体をベッドに押し倒す。
「いやああ、まだぁ……もっと、もっと欲しい」
体がひっくり返される。
「足、開け」
彼の言葉に従い、股関節の限界まで広げて彼を見つめる。
彼の股間のそびえた大きなペニスがゆっくり私に近づいてきて。
奥まで入れてもらえた嬉しさから、私は涙をこぼしながら、彼にしがみつく。
「本当に出して欲しいのか、千早は」
「はい、いっぱい出してください、プロデューサーの精液」
「いいんだな千早、本当に出して。妊娠するんだぞ?」
「いい、いいから、わたし、産むから……プロデューサーの赤ちゃん」
「わかった、わかったぞ千早。千早は俺のものだからな」
「はい……はい、わたし……プロデューサーのものです」
「好きだ、千早。好きだ……」
嬉しかった。何より欲しかったその言葉。
たった二文字の無敵の呪文。
私に無限の喜びをもたらす魔法の言葉。
私も好きですプロデューサー、大好きです。だからください私の中に。
私、プロデューサーの赤ちゃん産みます。
やがて彼の動きが大きく、深くなる。
もうすぐ、もうすぐだ。 彼は果てる。私の中で。
私の奥深くをぐいぐい突き上げる彼のペニスから迸る精液を
私の子宮で受け止めれば、彼の子供を孕むことができる…
けれども彼は射精の直前、私の中からそれを抜き放ってしまった。
霞んで見える視界の中、彼が握ったペニスを私に向けた瞬間、
吹き出した精液が私の顔に降りかかり、私は目を閉じて温かい液体が
顔を流れていく様子をぼんやりと思い浮かべていた。
◇
彼は荒い息を整えたあと、またすぐに私にのしかかってきた。
彼のペニスはまだ十分な硬さではなかったけれど、ぐしょぐしょの性器に
擦り付けているうち力を取り戻し、私の膣を押し広げ再び一つに繋がった。
「顔、汚しちゃったな」
ゆるやかに腰を動かしながら、彼は私の鼻筋を流れる精液を指で拭い取る。
私はそっと首を横にふり、その手首をつかんで引き寄せる。
「こらこら、何をする気だよ」
「見るだけではわかりませんから」
だから触れてみたい、味わっても見たい、そう思い精液に塗れた指を咥えてみた。
美味しいとは思っていなくても、何か彼を感じ取れるのではという期待。
けれどもそれは苦くて青臭くてとても味わえた物ではなかった。
そして彼は中に出すといっておきながら、次の射精は子宮ではなく胸に浴びせかけた。
「中に……ださないのですか?」
乳房にかけられた精液の筋がゆっくり流れ落ちていくのを彼は黙って見つめている。
その後明け方近くまで何度も交わりながら、彼が私の中で射精することはなかった。
眠り込んだ彼から静かに体を離すと、私は浴室に向かった。
どんなに気持ちが一致しても、私はまだ高校生であり、アイドルでもある。
そんな私が妊娠することの問題やリスクが大きすぎるのを彼は慮ったのだろう。
けれどもう少し私が大人になればそんな問題もなくなるのだから。
シャワーを終えてリビングに戻ると、カーテンの隙間から薄青い朝の光が差し込んでいる。
夜明けの清冽な空気は火照った体に心地いいに違いない。
まだ熱気の篭った部屋にメモ一枚を残し、私は大きく深呼吸すると街を歩き出した。
挨拶の代わりに彼の寝顔に残したキス。
それが最後に見た彼の姿だった。
(第二部に続く)
第一部は以上です。
しばらく時間をおいてから第二部投下に戻ってきます。
乙!
続き、まっとります
これは続きが気になる、GJ
1Pと2Pってことは今回は1の容姿で妄想
あらためまして 前書きは ご参照
>>27 1部 (1P編) 9レス
2部 (2P編前半) 9レス ←イマカラココ
3部 (2P編後半) 6レス
リハと本番、合わせて一週間もプロデューサーと離れるのは寂しかったけれど
大きなステージで歌えるのは、それがライブゲストでも楽しいことには変わりない。
だが舞台を満喫した私がお土産を抱えて事務所に戻ると、そこに彼の姿はなかった。
空っぽになった彼の机に呆然としている私に、社長は彼が自己都合で退職したことと
来週にも新しいプロデューサーが来るとだけ説明した。
彼が私に何も言わず退職するなんて明らかにおかしい。
だが携帯は繋がらず、慌てて駆けつけた彼の家は既に空き家になっていた。
握り締めていた合鍵をポケットに戻し、私はそのドアに背中を向けた。
彼は辞めたのじゃない、辞めさせられたのだろう。
彼が懸命に守ろうとしていた秘密の関係が事務所にばれたに違いない。
でも……たとえそうだとしても、せめて一言でも伝えることができなかったのだろうか。
何故あの人は何も告げずに姿を消してしまったのだろう?
◇
社長の言葉通り、1週間後に新しいプロデューサーという男が来たが
この男は初対面のときから不躾で無礼な男だった。
親知らずでも痛いのかと思うくらい不機嫌な顔でまっすぐ私を見据えている。
「事務所期待の星らしいが甘やかす気は一切ないからそう思え」
「……望むところ、です」
「余裕だな。しごかれて泣くなよ? って何睨んでるんだ、怖えーよその目つき」
「わ、私は別に何も……」
睨んだつもりなんてなかった。
ただ真剣にこの男がどういう人間か考えただけなのに。
洒落たスーツを無造作に着こなす美男子なんて私には全くの無価値。
歌の仕事をくれるなら、それ以外何も求めたりはしない。
だから口も態度も悪くアイドルを商品としか見ない無神経なサディストであろうと
優れたプロデュース手腕の持ち主でさえあればそれでよかった。
パートナーに仕事以外のことを求めるのは愚かなことだと
あの人が貴重な教訓を私に遺してくれた通りなのだから。
「どうした如月、ぼんやりして。お客さんでも来たか?」
「よくご存知で。お腹に響くので大声はださないでください」
「ケッ、だからってレッスンで手を抜くんじゃねえぞ」
生理が来ているのは本当だけど、痛みなんてどうってことはない。
それに私はつまらない憎まれ口に返事する必要は無いと決めていた。
言いたいだけ好きなことを言っていればいい。
そうでも思わないとやりきれないほど、この男の口は悪かった。
彼の辞書には「誉める」「優しい」といった単語が見事に欠落しており、
その代わり悪口や罵倒の語彙は呆れるほど豊富だった。
ただ人間性に問題はあっても、仕事に関しては本当に凄腕だった。
仕事は前より倍以上増え、おかげでろくに休みも取れなくなったけど
そのおかげで、じくじくと痛む心の傷はいつの間にか薄らいでいたのだし
何より私が望んでやまない“歌”の仕事が飛躍的に増えたことも大きかった。
そしてこれだけは言っておかなければならない。
あの男は、あの人と過ごす間に私が“歌”を疎かにしかけていたことに気付かせてくれた。
だから彼がどのような人間であろうと、私は彼に感謝しなければならない。
地方での仕事は泊まりになることも多い。
あの人とは関係ができる前から同じ部屋だったけどこの男はフロアすら別にした。
夜の打ち合わせを考えると部屋の移動ですら億劫なのに。
早朝からの移動と仕事で疲労が溜まった体を早くリラックスさせたかった。
着替えやメークも面倒だったから、少し考えてから携帯を開いた。
「あのプロデューサー、この後の打ち合わせのことですが」
「20時半にロビー集合。変更は認めない」
「まだ何もいっておりません」
「言わなくてもわかる。部屋での打ち合わせは却下だ」
言い返す前に電話は切られた。話し合いが通じないなら仕方無い。
私なりに考えた服に着替えると、時間を見計らいあの男の部屋の前で待ち伏せした。
ドアが開いた瞬間、私の姿に彼が気を取られた隙に部屋に入り込んだ。
「馬鹿野郎、ベッドじゃなく椅子に座りやがれこの小娘が」
言葉にいつもの威勢がないのは、私の奇襲が成功した証拠だろうか。
「ったく、せっかくのお頭を悪知恵ばかりに使いやがって、ろくなもんじゃねぇ」
「たかが打ち合わせをするだけなのに、大袈裟すぎませんか?」
「前言撤回だ。やっぱりお前は馬鹿だ。危機意識も低すぎる」
また危機意識か。そんなに私は無防備なのだろうか。
それとも、このがさつな男も私なんかを相手に不埒な衝動が抑えきれないとでも?
そんな馬鹿げた考えを放り捨て、あえてとぼけた声で聴いてみる。
「あの、この部屋にどのような危機があると?」
「部屋で男と二人きり、おまけにベッドに座ろうなんてどこのビッチって話だよ。
わざとらしいキャミで露出まで増やしやがって、貧乳のくせに生意気な」
意図が見抜かれていたことを隠して、つとめて冷静さを装い聞き返してみた。
「ベッドに座るのが何故だめなのですか?」
「……誘いの合図だよ、それは。まっ、お前みたいなペタ子に誘われても困るだけだが」
「ご心配なく。私にも相手を選ぶ権利はありますし、一応少しは膨らみもありますから」
「胸張るなコラ。見てるこっちが悲しくなる。それよりこれ羽織ってろバカ」
投げつけられたのは女物のパーカー。そんなものまで準備しているところを見れば
なんだかんだいっても、この男の職業意識だけは大したものだと思ってしまう。
ともかくいつもより軽めの罵倒のあと、打ち合わせ自体はスムースに進んだ。
明日の予定確認。衣装のチェック、挨拶が必要な相手の確認、その他もろもろ。
指示内容を書き込んだ私の台本を見せ、チェックしてOKならば打ち合わせはおしまい。
届くだろうと思い、座ったままでプロデューサーに手を伸ばした。
目を逸らしながら受け取った彼は、即座に丸めた台本で私の頭を引っぱたいた。
「い、痛いです。何をするのですか!」
「それはこっちの台詞だ。お前、なんでノーブラなんだよ」
「…ふぇ?」
「見ちまっただろ、お前の乳を! あークソッ、まったくお前は本当にロクなもんじゃない」
乳って…え、えっとそれは……胸が見えてしまったということ?
確かキャミにはカップがついているから、大丈夫だって思うのだけど。
俯いて胸元を覗いてみたら、たしかにカップが浮くからバストが丸見えになる。
だけどそれがどうしたのかしら。女の子の胸がそんなに珍しい?
さっき頭を叩かれたから仕返し、ちょっと冷やかしてやる。
「女の子の胸なんて見慣れていると思っていました。随分と初心なのですね」
「ああそうだ。あんなペッタンコを見たのは初めてだ。それよりさっさと部屋帰って寝ろ」
「分りました。ですが、あの……そこまでショックなことなのですか?」
「ショックだあ? ちげーよ馬鹿たれ。お子様じゃあるまいし」
「ではなぜそんなに……?」
「あのな如月。俺がアイドルを商品扱いするのは綺麗な女の子と一緒にいて余計なことを
考えないようにただの商品と思い込むことにしてるんだ、わかったかボケナス」
「茄子は好物です。それと、あの、あと一つだけ」
「聞きたくない、いい加減にしろ」
「私、ペッタンコではありません」
無表情で私に歩み寄ってきた彼のただならぬ気迫に、思わず後ずさってしまう。
彼はその私の手首を掴むと、無造作に頭の上に持ち上げて壁に押さえつけた。
「……な、何を」
「一回しか言わないから黙って聞け。本当は一回言うのだって嫌なんだが……
今度あんな真似しやがったら、服ひん剥いてその貧乳を丸出しにしてやる」
「…………」
「いいな、今度部屋に来やがったらその場で押し倒すぞ?
これは脅しじゃないからな。分ったら部屋に戻ってゆっくり休め」
手首が解放され、彼の手が頭に伸びるから引っぱたかれると思ったら
その手は頭を軽く撫でただけだった。
部屋に戻ってそのままベッドに潜り込んだのは寝るためではない。
下着の中に手を差し入れると、そこは先ほど感じたとおりになっていた。
彼の部屋で濡れ始めたそこは、もう下着にしみができるほど溢れてきている。
そう、あの男の言葉のおかげで。
部屋を追い出される前に言われたあの言葉。
決して本気ではないだろうし、間接的な表現だけどそれが意味するところは、
私を押し倒して無理やり犯すということだ。
それが埋もれていた記憶を掘り起こし、空っぽの体に火を点した。
あの人との最後の夜、最後にしたセックスの記憶。
押し倒され、後ろから犯され、初めて性の快感を覚えたあの夜。
それを思い出しながら指を奥まで伸ばしていくのだけれど
脳裏に浮かぶのはあの人ではなくあの男の冷たい目つき。
それでも構わなかったし、記憶が鮮明な分むしろ都合がよかった。
私は着ているものを全部脱ぎ捨て、足を大きく開いてもう一度そこに手を伸ばすと
目を閉じて頭の中でシーンの再現を始める。
《犯してやるぞ、千早》
あの男の部屋。彼は私をベッドに押し倒して乱暴に服を剥ぎ取っていく。
下着も無造作に外されて裸にされると、彼の手が無防備な体に近づいてくる。
胸を揉まれながら、もう片方の手が閉ざした足をこじ開けそこを探る。
乱暴な言葉とは裏腹に、繊細で丁寧な指使いのせいですぐあそこは熱い粘液が溢れ
指で掬い取られたそれを乳首に塗りつけたりしながら、あの男の顔や言葉を思い浮かべて
決して満たされることのない空虚な行為を私は何度も繰り返した。
彼の脅し文句は私を戒めるための苦肉の策だったのだろうが
それは彼の意図とは全く違う形で私の心に刻み込まれることになった。
夜通し自慰行為に耽った私が眠りについたのは明け方近くのことだったはず。
翌朝ロビーで合流したときのあの男の驚いた顔は見ものだった。
寝坊気味で身支度がきちんと出来ていなかったせいもあるだろうけど、
その理由はあとで鏡を見て納得した。
髪はくしゃくしゃ、腫れぼったい真っ赤な目の下には隈までできていたのだから。
シャワーを浴びて体にこびりついたままの昨夜の残滓と臭いを洗い落としながら
私はあの男の顔を思い出してはクスクス笑っていた。
髪を乾かし、メークを整え、着替えをしてもまだ笑いは止まらない。
人前では我慢しても、それ以外では思い出すたびクスクスと笑い続けるものだから
あの男は毒気を抜かれたように私への罵倒を忘れ、今度はそれを物足りないと考える
自分が可笑しくて笑いがこぼれる。
以前好奇心から試した時は、終えたあとの空しさや罪悪感のせいで控えていたけれど
それは単に方法を間違えていただけだったみたい。
こんないい気分になれるのだから我慢することなんてなかった。
それ以来自慰は私の習慣になり、最初は回数・頻度とも控えめだったのだけれど
歯止めが無ければ、快楽を求める行為がエスカレートするのに時間はかからなかった。
あの男は気に食わないけど、そのきっかけを作ってくれたことは評価していい。
だからする時には空想のベッドに招待してあげるのが私なりのお礼。
それにあの男のデリカシーの無い暴言も役に立ってくれる。
言葉でいたぶり、乱暴に服を剥ぎ取られ、それから犯される。
優しくて丁寧な愛撫よりも無理やり犯されるシチュエーションを想像するほうが
興奮するし刺激が大きいのはこれまでの経験で実証ずみ。
あの男と一緒にいることが苦痛でなくなったのは自慰のおかげだし、
罵倒されることですら、私の密かな喜びになっていた。
ベッドに入り目を閉じてとすぐ、あの男の台詞を再生する。
<今度あんな真似しやがったら>
あんな真似。そう、彼の目の前でシャツをはだけようとしている私。
<その場で押し倒して犯す>
次の瞬間には固いフロアに押し倒され、私の上にのしかかってくるあいつの影。
(駄目です、やめてください)
影が鮮明になってあの男の姿になると、下着に手をかけいやらしい笑みを浮かべこういう。
<犯してやるっていっただろ?>
形ばかりの抵抗。力のこもっていない抗議の声。
その間にもブラジャーが押し上げられ、胸がさらけだされてしまう。
<ここはガキみたいに小さいが>
彼は私のささやかな膨らみを嘲笑いながら、手を下にすべらしていく。
<こっちは一応女なんだな、こんなにぐしょぐしょに濡らしやがって>
違う、そんなのじゃない。私のそこはあの人だけのもの。
触らないで、いやだ、いや、いやいや、やめてください……
そんな悲鳴をまるで無視して、男の手がわたしの下半身に伸びていく。
くちゅり。
温かく湿った感触を指が探り当てると、もうあとはお決まりのパターン。
あそこを開き、指を入れながら想像する通りクチュクチュとかき混ぜ刺激する。
やがてその時、指をもう1本増やすとクライマックス。
いやだいやだとうわ言のように叫びながら、あの男のペニスで貫かれる想像に悶え
そのまま快楽の果てらしき場所に運ばれ果てる。
自分の指で得られる快感は、逞しい男性器が与えてくれるそれと比較にならない。
だから一度では足りずに、続けて二度、そして三度。
体も心も消耗しきった頃、ようやく私は眠りの底に落ちていく。
けれど、いいことは長続きしないもの。
何を言っても機嫌よく従う私をあの男は不審に思ったらしく、そのうち心配そうな
視線を向けるようになり、例の罵倒もすっかり影を潜めてしまう。
そうなれば自慰の時に思い浮かべる刺激も薄れてしまう。
足りないものは回数を増やすしかなく、体力の限界を超えても私は指を止められず
日付が変わり明け方近くまで行為が及ぶこともざらになった。
事務所に顔を出すと、会った人が皆一様にぎょっとした顔をする。
鏡を見たときにおかしなところは無かったはずなのに、メークが変だったかしら?
「おい如月、顔色が悪いが寝不足か?」
心配そうな声でいうあの男の顔が、視界の中でぐらぐらと揺れ始める。
「お、おい如月、どうした、おい!」
そんなに慌ててどうしたのですか……、揺れています…けど………
次に目を覚ましたのは病院のベッドだった。
腕に繋がった点滴と真っ白な内装を見て、自分の置かれた状況が理解できた。
「あら、眠り姫がようやくお目覚めね」
ベッドの横に音無さんの穏やかな笑顔があった。
「あのドS男、過労で倒れるほどこき使って無いなんて言っているけど、どうだかね」
「過労……ですか」
「そうよ。だから千早ちゃん、今は体を休めることだけを考えなさいね」
リンゴの皮を剥きながら、音無さんは割りと真剣に憤っているらしい。
確かに事情を知らない人が私たちを見てそう思うのは無理も無い。
困ったことがあったら何でも相談しなさいと言ってもらえるのは有難いけれど
過度の自慰が過労の原因なんですと打ち明けられても困るだけだろう。
ただあれほど耽った自慰も、入院してからはするどころか考えさえしていない。
どれだけ昼寝をしても、夜ぐっすりと眠れるのだから当然かもしれないけれど
あの異常な日々を乗り越えられたのかと思ったのはぬか喜びだった。
それが証明されたのは入院してから三日目、しばらく顔を見せなかったあの男が
現れた面会時間を過ぎた夜更けのことだった。
トロトロした浅い眠りの中にいた私は、自分を見下ろす気配に気付いて目を開ける。
憔悴した顔に珍しく無精髯を浮かせた彼は私の寝顔を見つめていたらしい。
「悪かったな、如月」
「何故あなたが謝るのですか」
「担当アイドルが体壊して入院したのを、俺以外誰の責任だっていうんだよ」
「でもその顔…そんな風には思ってなさそうですけど」
布団の中でこっそり手をあそこに伸ばしたのは、ちょっとした思い付きだった。
この男に見つめられながらしてみれば、どんな風に感じるだろうかと。
「確かにお前さんはもっとタフだと思っていたけどな」
「ご覧の通りです。私だってか弱い女の子ですから」
「こきやがれ。あれだけ罵倒してやってもどこ吹く風だったくせに」
「あれは愛の鞭なのでは? 私が倒れたのは別の理由です」
「それは……聞いたらお前は話してくれるのか?」
「理由も何も……あなたが言い出したことじゃないですか」
今更とぼけないでくださいね。
笑顔を作って見せながら、指先をそっとパンツの奥に忍ばせていく。
表側は乾いていても、開いた中はもう熱く潤み始めているのがわかる。
「ですから、んっ……よく考えれば思い出せるはずです」
指を入れた刺激でつい体を震わせてしまったのは、この男に気付かれなかった。
私をこんな風にした張本人の目の前でする刺激は想像以上に凄かった。
体の震えや漏れそうな声を我慢するたび、指をいれたあそこがぎゅっと締まり
そのたびに背筋がぞくぞくと震えるのもたまらない。
「それより、もう体調も回復しました。そろそろ退院さえてもらえませんか?」
人気アイドルを長期に渡って遊ばせるリスクはこの男も分かっているはず。
「精神的なストレスだったと思います、夜眠れなかったのは」
「ストレス……だった?」
「あの人のこと……考えると眠れなくなっていましたから。でも今はもう平気です。
なんせ暢気に昼寝までできるくらいですから」
“あの人”の名前を出したことで、この男にしては珍しくうな垂れた。
それをみた瞬間私は達していた。
私が気付いたことは二つ。
今までの方法が間違っていたこと。そして彼こそが大切な存在だというること。
だから今度こそ手放さないようにしなければならない。
そのためにもまずはここから出て、それをより確実にしなければ。
「本当に大丈夫なんだな、俺はお前を信じるしかないんだぞ」
「私はあなただけを信じています。それで十分かと」
濡れた指をシーツで拭うと、布団から出してあの男に差し伸べた。
彼はその手を取って力を込めていった。
「分った。もう一度やり直そう」
翌日私は無事に退院することができたのである。
◇
「あのプロデューサー、以前のような話し方に戻してもらえませんか?」
「以前って、ああいうのは嫌じゃなかったのか?」
「いえ。あの方が気合も入りますし、二人だけのときだけで構いませんから」
「まあ……やっとプロデューサーって呼んでくれたしな、如月がそういうなら」
「あの、もう一つ……如月ではなく名前で呼んでいただければ」
真剣な顔で真っ直ぐ見上げれば、彼は疑いもせずお願いを聞いてくれる。
百戦錬磨の敏腕プロデューサーといっても、所詮男の人なんて単純なものだ。
彼の指示に忠実に従って仕事をして、時折ほんの少し甘えたお願いを囁いてみせる。
それだけで万事が上手く進んでいく。
時々自分で触れることはあるけれど、本当の楽しみを知っているから
もうあの時みたいなことにはならない。
その時が来るまで我慢することだって楽しみの一部だと思えるのだから。
◇
待ち望んでいた機会が巡ってきたのは、退院から一ヶ月後のことだった。
「同じ部屋にして欲しい?」
「あの、言っておきますけど変な意味ではありませんから」
「んなこと分っているよ。でもなんでだ?」
「それは……こういう機会に仕事以外のお話もできればと思って」
「ふむ、それはいいけど今回は3泊あるから、途中で変更とかいうなよ?」
うまくいった。
時間と手間をかけて準備をした舞台がようやく巡ってきたのだ。
仕事のステージも楽しみだけど、それと同じくらいの楽しみも待っている。
幸せというなら、アイドルになって一番大きいのじゃないだろうか。
「リハでは流せなんて野暮は言わないが、先輩アーティストの方々は顔色変わってたぞ」
「ふふっ、それは申し訳ないことを」
「いいさ。それより明日の本番は連中も本気で来る。火をつけといて喰われるんじゃねぇぞ」
「望むところです、プロデューサー」
「とまあミーティングは以上だ。千早からは何かあるか?」
「いいえ、特には。それより最近プロデューサーは私に甘いのではありませんか?」
「そうか? 甘やかしているつもりはないけど……なんでそう思うんだ」
「いつだったか、こうしてベッドに座っただけで凄く怒られましたけど」
「あれは千早が変な色仕掛けで迫ろうとしたからだろうが」
「あ、あれは……プロデューサーをからかっただけです。変なんて失礼です」
平和なミーティングが終わり、他愛のない雑談も話題が尽きればあとはもう
お風呂と寝る以外にすることはない。
けれど私には待ちに待った大切な用事が控えている。
そろそろいい頃かと、プロデューサーにビールを勧めて自分はベッドに入る。
「千早ちゃんはもうおネムなのか?」
「ええ。ですが興奮で寝付けそうにありません。何かお話してください」
そういいながら、シーツの下で帯を解いて浴衣の前を寛げる。
お風呂上りから下着はつけていないからそれだけで準備は完了。
上機嫌でビールを味わう彼を見ながら、開いた中にゆっくり指を沈めていく。
長い間我慢しただけあって、私のソコはもう熱く湿った沼地のようだった。
彼の話に相槌を打ちながら、沈めた指をゆっくりと出し入れする。
部屋の明かりは落としてあるから、上気して赤い顔がばれる心配はないけれど
声だけは誤魔化しようがないから、時折深呼吸に紛れ込ませた吐息をもらし
どうしてもまずいときは歯を噛み締めて声を殺す。
彼のすぐそばで顔を見ながら、ばれないようにする自慰。
入院中に感じたように、いや長い間我慢した分快感はあの時よりさらに深い。
けれど何か物足りなさを感じたのも事実だった。
もっと私の方を見ていて欲しい、いえ……私に触れてみてほしい。
彼の話が一段落したとき、視線をあげて彼に囁きかける。
「プロデューサー、今日のリハは上出来でしたか?」
「んっ? ああ、良かったぞ」
「では、その……頑張ったのですから……ほ、褒めてください」
彼は無言で私の方に体を向けると、頭をそっと撫でてくれた。
「こういうのでいいのかな」
「は、はい……んっ、はぁっ、あの……頬も」
「とんだ甘えん坊だな、千早ちゃんは」
呆れた声を出しながらも、彼は嬉しそうに私の望むことをしてくれる。
その彼の体温を感じながら、私は指の動きを早く大きくしていく。
彼に見られ、触れられることで刺激と快感は一気に加速する。
あと少し、もうほんの少しで達することができそう。
前には何度繰り返してもたどり着くことができなかった本当の頂点に。
胸を揉んでいた手をシーツから出し、頬に添えられた彼の手に絡ませる。
「プロデューサーの手、暖かいです……」
「千早の頬は熱いくらいだぞ、大丈夫なのか?」
「ええ、体がぽかぽかして、今日はよく眠れそうです」
その時、体の奥底から湧き上がったものが大きくうねりながら理性を流し去り
私は掴んでいた彼の手を唇にあてながら、溜めていた息を大きく吐き出して
彼を感じながら、私は果てることができた。
目を閉じた私を眠りかけたのだと思ったのだろう、
彼は絡めた手を外すともう一度頭を撫でてくれた。
「おやすみ千早」
耳元の囁きを心地よく感じながら、私は眠りに落ていく。
出番を終えた私にあちこちで浴びせられる称賛の熱気で酔ったような気分になっている。
全力を出し切れた満足感と観客席との一体感。
どこまでも歌っていられるような高揚感は、ホテルに戻ってもまだ続いていた。
彼の胸に抱きついたのはただ純粋にそうしたい、そうされたいと考えた結果だった。
そして彼も拒絶などせず、しっかり私を抱きしめてくれる。
「よくやったな千早。ご褒美……頭を撫でるくらいじゃとても足りないかな」
「いえ……こうしてもらうだけで十分です」
彼の胸に顔を埋め熱い体温と男性らしい体臭を感じ取ったとき
本当に欲しいものはこれだったんだと気付いた。
これがあれば昨夜よりもっとよくなるはずだから、これはベッドで……
その夜はもう時間も遅かったから、お風呂に入って早く寝ようということになった。
ベッドに入り明りが消された早々、私は浴衣を開いて準備を始める。
「今夜はお話しなくていいのか」
「そうですね、せっかくなので少しだけ」
そうして私は彼の語る声を聞きながら、ゆっくり指を動かし始める。
快楽を期待する私の体はすぐに熱い粘液をとろとろと溢れさせていく。
指を入れてかき回すだけでは物足りず、指で掬い取って乳首に塗りつけてみたり
口元に運んでいやらしい匂いと味に自らの興奮を高めてみたり。
そうなるともう我慢なんかできそうになかった。
欲しいものがすぐ傍にあり、邪魔するものは何もない。
体を覆い隠していたシーツを跳ね除け、ベッドから降りた。
「お、おい千早、どうしたんだよ」
「欲しいものがあるんです」
「欲しいものって、こら浴衣が脱げかけだぞ。寝ぼけているのか?」
「大丈夫です、邪魔なら脱ぎます」
私はベッドに飛び乗ると、呆気にとられたまま身動きできないらしい
プロデューサーの体に跨って下半身をこすりつけた。
「ご褒美……いただきますから、ちゃんと見ていてください」
彼を見下ろしながら手を股間に差し入れていくと、そこはちょうど彼の股間でもあり
沈めた指先を動かすにつれ手の甲に彼の性器の感触が伝わってくる。
最初は柔らかかったそれが、あっというまに固く大きく膨らんでいくのがわかる。
「な、なにやってんだよお前は……」
「んっ…んはぁ、み、見てわかりませんか?」
「そうじゃない、止めるんだ千早」
「大丈夫です、多分……んんっ、いっ……すぐにイクと思います、あぁっ!」
「た、頼む千早……止めてくれ、一体どうしてこんなことを」
「どうしてって……あっ、あなたが言ってくれたからじゃないですか」
右手の動きは止めないまま上体を前に倒し、左手を彼の頬に添える。
「お忘れですか? いつかホテルに泊まったときのこと」
「俺の部屋でミーティングしたときのあれか」
「あの時あなたが私を犯してやるっていった、それがきっかけで覚えたんです。
あれからいつもあなたに犯されることを想像しながらしていました」
「まさか千早、あの時からずっと、いや……倒れた原因も」
「ふふっ、やっと正解にたどり着きましたね」
「違う、俺は……ただ脅かすだけだったんだ、そんなつもりでいったんじゃない!」
「どういうつもりでもいいじゃありませんか。私これで満足できるのですから」
「いいから止めて俺の上から降りろ」
「いやっ、まだだから、もうちょっと、んはぁっ、くぅ……」
「いい加減にしろ!」
「ああっ! もっと強く罵ってください、怒ってください、虐めてください!」
やっとあの口調で言ってもらえたのに、彼は口を閉ざすと
強張った表情が徐虚勢とともに徐々に崩れていく。
彼が泣き顔になっても私は止めないどころか、さらに手の動きを早めていく。
「あっ、いいっ、いきそう、もう直ぐいっちゃいそう……」
彼の勃起に手の甲が触れると、久しぶりのペニスが急に欲しくなってしまい
指をあそこから引き抜くと、そのまま彼の固い膨らみに擦り付ける。
浴衣越しでもそれはとても熱く、アソコでこね回すたびぐちゅぐちゅ濡れた音がする。
「凄い……プロデューサーの、固くて大っきい……あっ、あああっ!」
「千早、ああ、くそっ、千早っ!」
彼は涙を滲ませながら腰を突き上げはじめる。
「プロデューサー、嬉しい……もっといっぱい、私のこと虐めて、犯してください」
愛液でぐしょぐしょの手で彼の頬をそっと抱きしめる。
「ほら、こんなに濡れてるいやらしい私を……」
彼が舌を伸ばして濡れた指を舐め取ってくれる。
「あぁっ、おいしいですか……プロデューサー、もっといっぱい」
彼の両手が私の腰を掴み、激しく押し付けられた彼のペニスの刺激が
私のアソコの一番気持ちいいところを擦るたびに意識が飛びそうになる。
まとわり付いて邪魔になる浴衣を脱ぎ捨て、彼が腰を突き上げる動きに私の腰を
シンクロさせると、ペニスがクリトリスを直撃するたび快感で叫んでしまう。
そして体を這い回る手が乳房を掴み、指先で強く乳首をひねりあげられた瞬間。
それまでに経験したことのないような強烈な電気が全身を走り抜け
それが頭に届いた瞬間、私は意識を手放して彼の上に崩れ落ちた。
◇
翌朝すっきりと目覚めた私は、彼に抱きしめられていることに気付いた。
体が浴衣に包まれているのは、あの後で彼が着せてくれたのだろう。
さすがに下着までは無理だったようだけど、それでも気遣いは嬉しかった。
何ひとつ隠さず全て曝け出した私を、彼は受け止め望みに応えてくれた。
まだ完全に繋がったわけではないけれど、そうなるのは時間の問題だろうし
もしかしたら目覚めた彼に求められるかもしれない。
彼との初めては綺麗にした体で迎えたいから、シャワーを浴びておこう。
まだ眠りこけている彼を起こさないよう、そっとその腕から抜け出した。
ベッドの間に落ちていた下着を拾い集めているとき、それに気が付いた。
鼻をつく刺激臭の元はゴミ箱に捨てられていた丸めたティッシュ。
久しぶりに嗅いだ精液の匂いは頭がくらくらするほど濃厚だった。
シャワーの奔流の下、私はそのことについて思いを馳せる。
彼はどういう気持ちでアレを出したのだろう。
いつか宣言したように、私に手を出さないため自ら処理をしたのか、
それとも私が見せた痴態に男の本能が抑え切れなかった結果か。
いずれにしろ彼に性欲が存在し、その結果がここにあるわけだから
それは私にとっては喜ぶべきことだ。
でも。
昨日の夜、彼は私に応えてくれたけど、私はまだ彼に応えてあげていない。
私は彼の体で満足をもらえたけれど、彼は寝ている私を見ながら侘しい気分で
射精したのかもしれない。
ティッシュなんかじゃなく、私の体で受け止めてあげることができればよかったのに。
そう……だったらそうしてあげればいいだけでしょ?
(第3部につづく)
長々と占拠して恐縮です。
第2部は以上です。
またしばらく時間をおいてから、最後の第3部、6レス分投下に戻ってきます。
GJ。
2Pの人格が予想と違ったなあ。
ラストがどうなるのか、楽しみだ。
あらためまして 前書きは ご参照
>>27 1部 (1P編) 9レス
2部 (2P編前半) 9レス
3部 (2P編後半) 6レス ←イマカラココ
これでおしまいです。
どうか引っかかりませんように……
濡れた体をバスタオルで拭い、バスローブを羽織ってから髪を乾かす。
丁寧に髪を梳かし、それからファンデーションとルージュで軽くメークアップ。
艶のあるグロスは朝の光を浴びてキラキラと輝くはず。
彼が気にいってくれるといいのだけど……そんな私の期待に応えるように
彼は目を覚ましていて、カーテンを開いた明るいベッドで私を待っていた。
「おはようございます、プロデューサー」
「……おはよう千早。まずはそのバスローブ、前を閉じようか」
「それより他にいうべきことがありませんか?」
彼が黙ってしまったので、使わなかった自分のベッドに腰を下ろした。
私からは彼の横顔が見えるけれど、彼は自分の爪先をただじっと見ている。
「昨日な、夢を見たんだ」
「夢、ですか」
「ああ、変な夢だった。変というより見てはいけない夢さ。全くとんでもない話だよ」
「とんでもない夢だなんて……プロデューサーには悪夢でしたか?」
「……いや、見たかった夢だよ。とんでもないのは夢を見たあとの話さ」
彼はそういって視線をごみ箱に向けたまま黙り込む。
「夢の話はそれでおしまいですか?」
「ああ、だから着替えるんだ千早。でないと……」
「変な夢を見てしまう? それとも怖い夢?」
「両方だ、そしてそれは取り返しのつかないとんでもない夢になる」
そういうことなら。
私は立ち上がるともう一度彼のベッドに体を乗せる。
胡坐をかいた彼のそばに膝をつくと、耳もとに唇をつけて囁いた。
その夢、私に見せてくださいと。
唐突に痛みを感じ、その数秒後ようやく意識が追いついたときには
私はベッドに突き倒され、のしかかった彼に唇を塞がれていた。
それが彼と交わす初めてのキスと気付いたときには、彼の舌が私の中で
乱暴に蹂躙を始めていた。
荒い鼻息が交差し、酸素を求めて逃れようとしたら頭を押さえつけられる。
侵入はさらに乱暴になり、キスされるというより彼に貪られている錯覚に陥る。
口の周りはお互いの涎でべとべとになり、彼はそれを啜り上げ飲み干すと
今度はお返しとばかりに注ぎ込んでくるから、舌でピチャピチャ音を立てて受け止める。
そうやって荒々しく乱暴な接吻を済ませると、彼は顔をあげて私の目を覗き込む。
「この夢は覚めるまで、いや覚めても逃げられないんだぞ、それでもいいのか?」
「……途中で怖くなったらやめてもらえますか?」
「無理だ。泣き喚いてもやめない」
「本当に? 絶対にですか?」
「くどいぞ、千早」
「なら……犯してください、私のこと滅茶苦茶に、乱暴に!」
次の瞬間、あざができるほど強く掴まれた手首が頭の上に引き上げられ
彼の唇が首筋に埋められる。
そして頚動脈に沿うように彼の舌が首筋を這い回り
その強い刺激だけで私はもう声が漏らし始めてしまう。
彼は私のことをどんな風に苛めてくれるのだろうかと考えれば
それだけでもう足の間は熱を帯び、まだ何も触れていないというのに
刺激と快感は昨夜のアレを上回っている。
もっと乱暴に苛めて欲しい。痛い思いをしても構わない。
痣や傷がつくくらい、あなたの思いを私のこの体にぶつけて欲しい。
首筋から喉元を経て鎖骨、彼はひたすら唇と舌だけを私の体に這わせている。
剥き出しの脇の下まで舐められそうになり、もがいて逃れようとしても
押さえ力は強く、まるで肉食獣に貪り喰われる獲物のようだと思いながら
それならいっそのこと、吸われ舐められるだけではなく鋭い牙を突きたてられ、
噛み砕かれた血肉を彼に捧げてしまいたいなどと夢想している。
その思いが通じたわけでもないだろうけど、彼は手首を掴んでいた手を離すと
その手で乳房を鷲づかみにする。彼の手のひらが私の小さい膨らみを絞り上げると
赤く充血した乳首がぴょこんと顔を出し、そこに彼の口が近づいてくる。
「た、食べてください……わたしのおっぱい」
無意識にそんなことを口走った私を見て、彼は歯をむき出してにやりと笑う。
彼の舌がペロリと乳首を舐め、からかうように舌が絡みながら唇の中に吸いこまれると、
今度は強く吸われて痛みすら覚えるくらいなのにさらに強く揉みしだかれ絞り上げられた
乳房の先に震える乳首を歯に挟んでギリギリと力を加えてくる。
「い、痛い……やっ、いやぁ」
「やめてほしいか」
「ゆ、許してください」
途端にパチンという音とともに頬を痛みが走る。
「口答えするな。千早は俺の言うとおりにすればいいいんだ」
「……」
「返事は!」
もう一度頬が張られ、痛みと同時に湧き出た粘液が太ももに伝うのを感じる。
「おいおい、乳首を喰われるのはもっと痛いぞ?」
「だって……痛いのに気持ちいいからぁ、あぁ……」
敏感な乳首は、舌先を掠められるだけでも声が出てしまうくらいなのに
こんなに強く乱暴に弄られると、その痛みすら大きな快感に変換されてしまう。
自分では小さめだと思っていた乳首が、今では固く大きく膨らんでいる。
そしてさんざん舐めつくした彼は、今度はがぶりと乳房に噛み付いた。
「痛っ! やっ、ひいぃ……ひぐぅ」
乳首の根元に突き立てられた彼の尖った犬歯。
力加減が絶妙で、痛みと同時に快感も与えられながら増えていく彼の歯形を見れば
本当におっぱいを食べられているみたいで、たまらない気分になる。
「痛い目に合わされているのにこんな感じやがって」
「んっ、やぁ、だって……食べられるの、気持ちいいから」
「そうか、そんないいならもっと美味しいところも食ってやるよ、この変態」
「ちがぁ、あっ……変態じゃない」
「千早は立派な変態だよ。自分で確かめてみろ」
彼に掴まれた手首が下半身に突っ込まれる。
触れる前からあそこがぐしょぐしょに濡れきっているのは分かっていた。
さっきおっぱいを食べられているときだって、アソコから溢れるいやらしい液は
まるでおしっこを漏らしたのかと思うくらい沢山だったのだから。
「どうなってる、千早のオ○ンコは?」
「濡れてます」
「濡れてますじゃないだろ? ぐしょぐしょじゃないかよ。
それとも千早は気持ちよすぎておしっこを漏らしたんじゃないか?」
「違う、漏らしてない!」
「こら暴れるな、俺が味わうついでに確かめてやるから」
彼の言葉で何をされるかが分かってしまう。
だめ、そんなところに口をつけるなんて駄目、汚れているのに
なんで私の性器を舐めるなんてこと……
「ほら、足広げないと味見できないだろうが」
「駄目です、そんなとこ舐めちゃ……いや、やめてください」
「また口答えか。ほんと千早は懲りないな。そんな痛い目に遭いたいか?」
「いやいやいや、そんなことしないで、舐めないで」
「お前、ひょっとしてここを舐めてもらったことないのか?」
「無いです、だってそこ汚れているし……恥ずか…痛い!」
最後まで言う前に私の口はひねり上げられる。
「口答えに反抗、お仕置き決定だがその前に教えてやるからよ」
「やぁ、やめて……本当にそれはしないで!」
「一回経験したら、やめないでっていうようになるからな」
抵抗はしたけれど、彼の腕力の前では何の意味もなかった。
彼は足首を掴みあげると、力任せに持ち上げて開かされてしまい
私の恥ずかしい部分が彼の目の前に晒される。
私が見上げる先で、彼が大きく口を開くとそのままあそこに被りついた。
途端。
「ひぃやぁあああん、ぃやああ、だめぇ、あっ、ああぁん!」
彼の口が私の性器全体を覆い隠すように吸い付いて
じゅるじゅる音をたてながら、たっぷり溢れた粘液を吸い取っていく。
アソコに唇が触れただけでも意識が飛びそうになるくらいだったのに
吸われる刺激と震動、それから舌で性器をなぞりえぐられる感触で
さらにやらしい液が溢れさせてしまい、抵抗どころか悲鳴のような
喘ぎ声をあげるだけしかできない。
膣の中を探るように舐めまわされ
花びらのように開いた襞をさらに押し広げられ
おしっこが出るところもほじくられ
それどころか降りていった舌先はお尻の穴まで突付いて
そしてそのどれもが気が狂うくらいの気持ちがいい。
けれど、本当の快感はその先にあった。
私自身よく知らなかった小さな肉の芽のような部分。
ぞろりと舌が舐めあげただけで私は小さな悲鳴を上げ
舌先で軽く突付かれたとき、無意識に太ももで彼の頭をしめつけ
最後は、そこをどうされたか分からないまま体中がびくびくと跳ね上がり、
彼の顔に向けて今度こそ本当にお漏らししてしまっていた。
「さてと、変態な千早には色々とお仕置きが必要だが……」
彼は濡れた顔を拭おうともせず、足を放り出すとベッドに腰をかけ
私の腕を無造作に引っ張るとベッドの下に体を落とされた。
何とか体を支えると、彼の開いた足の間に引っ張り込まれた。
目の前には浴衣を盛り上げている大きなふくらみがあった。
「上手にできたら痛いお仕置きは許してやる。ほら、ぼさっとしてないでしゃぶれ」
「…………?」
「どうした、早く咥えろよ。あいつのチンポはしゃぶってやってたんだろ?」
「し、してません……そんなことは」
とぼけたわけではない。
何を銜えてしゃぶるのかは彼の命令の言葉だけでわかっていた。
つい先ほど自分がされたのと同じ、性器への口による愛撫。
自分がそれをした経験はないし、そのことの抵抗も消えてはいない。
もしも処女の頃の私だったら、悲鳴をあげて本気で逃げ出したであろう行為。
男性器をこの口に入れるだなんて。
「嫌ならしなくてもいいぞ。無理やり突っ込むだけだからな」
彼のことさら冷淡を装った声を聞いて、またもアソコがじわりとうずいた。
やはり私はとんでもない変態なのかもしれない。
性器を口に含む決心をしながら、彼の言葉で考えを変えたのだから。
無理やりさせられるほうが感じるに違いないと。
「ん? 千早ちゃんはされるのはいいけど、するのは嫌みたいだな」
私は彼を上目遣いで見上げると、唇をぎゅっと閉じて首を横に振る。
「おしゃぶりするのが嫌なら、ちゃんと言葉でいわないとだめだろ。
あなたの汚いチンポなんて大事な口にいれたくありません、と」
乱暴で下卑た言葉ですらどんどん私を昂ぶらせていく。
そしてもう一度無言で首を振った私に彼が平手を一発。
「じゃあいいんだな、変態のちーちゃん?」
口を閉じたまま彼を睨みつけた。
途端、彼の手が私の顎を掴み上げ、強引に口が開かされる。
「絶対に歯を立てるなよ?」
直後、私の頭は無理やり引き寄せられ突っこまれたペニスで口いっぱいになる。
むせそうになるのを耐えながら、歯があたらないよう顎を限界まで開く。
辛いのは大きさだけ、思ったより柔らかくて弾力もあり味も臭いも不快というほどじゃない。
むしろ舌先に触れる表面は滑らかで、時折びくんと震えるのが彼の快感だと思うと、
口内の異物が愛しく思えてくる。
けれど感触にようやく馴染んだと思ったら
彼は両手で私の頭を掴み、前後に大きく動かし始めた。
私の口を性器に見立てた彼の暴力的な性行為。
口を大きく開いて歯が当らないようするのが精一杯なのに
今度は腰の動きまでが加わり、ペニスの先端が喉をこすっていくたび
えづきそうになりながら涙が滲んでくる。
溢れ出した涎で口の周りがべとべとになり、彼の動きが激しさをますたび
その飛沫が顔に飛び散っていく。
「気持ちいいな千早の口は。その嫌そうな顔も最高にそそられる」
「んっ、んんっ……んぐぅ」
自分の体が性のオモチャにされ虐げられていること。
熱いあそこからとめどもなく大量の粘液を溢れさせながら
彼の動きにあわせてペニスを追い、口から離さないよう顔を振る。
「ううっ、舌をからめろよ……そうだ、唇締めて、あっ、それいいぞ」
歯を立てそうになるたび、あるいは喉を突かれてむせるたび
意識よりも前に体が反応して、ペニスを銜える行為に馴染んでいく。
うまくできれば、すぐそれがペニスと彼の声に反応となって現れる。
そう、私の口が彼の性器に快感をもたらしている……
「そうだ千早、気持ちいい……ご褒美をたっぷりやるからな」
彼の声に余裕がない。セックスの時、男の人がそうなる理由は…知っている。
「一滴も零すんじゃないぞ、全部口で受け止めろ」
かつて一度だけ舐めてみたことのある精液。
それを彼にそのまま口の中に注がれると考えただけでぞくぞくしてきた。
倒錯的な行為の果てに、この口で精液を受け止めるということに。
彼の動きが小刻みにせわしなくなるのにあわせ、私もペニスを強く吸い上げ加勢する。
「いいぞ千早、もうすぐ、うぅっ……い、いきそう、あっ、うああ」
最後の大きな一突きのあと、ペニス全体が一瞬ふくらんでその直後。
勢いよく放出され喉を叩いた奔流が口の中にたまっていく。
ペニスが脈打つたびに、温かくてとろりとした液体が口の中に流れ込み
このままでは溢れてしまうと思ったころ、ようやく射精は止まった。
「千早、出さずに口に溜めておくんだぞ……」
彼はペニスをゆっくり引き抜くと、ベッドから降りて私の前に腰を下ろす。
さっきまでは乱暴に私の頭をゆすぶっていたその手が
今度は丁寧に、そして優しく私の頭を撫でてくれる。
「よくがんばったな、千早。ほら口開けて見せて」
「んっ……んー?」
「いっぱい出ただろ? 千早のおしゃぶりが気持ちよかったからだぞ」
「んっ、んーんー!」
「それ、どうしたらいいか……分かるよな」
初めて口にした男のひとのペニス。初めて口で受けとめた精液。
大切な人にいただいたとても大切なもの。
それに彼の目が私に懇願しているのだもの。全部飲んでほしいって。
だから私は唇を閉じると、彼の目をみつめたまま精液を飲み下した。
大量のそれは何度も喉を鳴らさなければいけなかったけど
空になった口を彼に見せると、引き寄せられてとても優しいキスをもらった。
「でも不味かっただろ?」
「……そんなこと、ないもん」
「でも飲み込むときの千早、つらそうな顔してたぞ?」
「そ、それは……喉に引っ掛かるからです。甘くて刺激的な味でした」
「甘い……わけないよな」
「ふふっ、今度ご自分で確かめてみてはどうですか」
「俺は千早のジュースでお腹一杯」
そういって彼は私を抱き上げると、ベッドの上に横たえられる。
もう彼にさっきまでの乱暴さがないのが少し残念。
だって本当は痛いお仕置きというのを密かに期待していたのだから。
ううん、やはりそれはおねだりしないといけないことかしら。
◇
「プロデューサー……私はまだ……この夢に満足していません」
「欲張りだな、千早は。何が足りないかいってみろ」
「先ほど……あなたのお、おち…おちんちんに歯を当ててしまいました」
「……ふむ。少し痛かったな」
「ですから、その……お、お仕置きの必要があるかと」
「いいのか千早。手加減しないから痛い思いをするぞ?」
「はい…覚悟してます。だから、その、私のことを思い切り…お、犯してください」
彼はもう一度私を抱きしめると、今までで一番やさしくて深いキスをしてくれた。
「立て千早。向こうをむいて。そう、そこで」
ベッドからおりた私は、作り付けのテーブルの前に立たされる。
天板の向こうの壁には大きな鏡があって、私と彼の上半身が映っている。
「テーブルに手をついて。足を開いて。顔はあげて鏡をみていろ」
言われたとおりの姿勢を取って前を見ると、彼が私の隣に立つ。
「千早、どうしてお仕置きされるか分かっているな」
「は…はい、先ほどあなたのおちんちんに歯を立ててしまいました」
「そうだ。俺のチンポに傷をつけた罰を受けてもらう」
「はい、覚悟……できています」
彼の手が大きく振り上げられ、次の瞬間バチンッと大きな音を立て、
彼の平手がお尻に振り下ろされた。
その衝撃は思ったよりもはるかに強く、揺らいだ体を懸命に支えながら鏡を見つめる。
「次は手加減しないからな」
その言葉通り、さっきよりもさらに強い打撃はなんとか支えきれたものの、
悲鳴だけは止めようがなかった。
3発目でお尻はひりひり痛みを訴え、熱をおびてじんじんしている。
けれど彼は止めようともせず、さらに平手を打ち下ろしてくる。
乾いた大きな音。
鋭い痛みに悲鳴と喘ぎ。
体が揺らぐたび零れて落ちる愛液の雫。
「まだ痛いのが欲しいか? それとも今度は中を虐めてやろうか?」
打つ手が止まり、真っ赤に腫れているはずのお尻を擦りながら問いかけられる。
「な、中も……虐めてください」
「欲しいんだな、俺のチンポが」
「は、はぃっ……欲しいです、私のアソコを……犯して欲しくて」
「ああ、さっきよりもぐしょぐしょに濡れているからな」
彼の体が後に回る。
鏡越しにぶつかった視線に私は訴えかける、早くそれを入れてくださいと……
彼の両手が腰を掴み、大きく膨れ上がった先端が濡れたアソコにこすり付けられる。
あぁ……もうすぐ、あれが、彼のペニスが私の中に……
「千早、これでお前は俺のものだ」
直後、彼の逞しいペニスが一気に私の膣を貫通し、奥にある子宮の入り口を
強く叩いた瞬間、鏡の中の私は大きく口を開いて悲鳴をあげた。
それでも彼の蹂躙は止まらず、私はがくがくと震える膝を懸命に踏みしめて
彼の激しい抜き差しを受け、だらしなく涎とはしたない喘ぎ声をこぼしながら
いつまでもいつまでも凄まじいまでの快楽に酔いしれていく。
そして意識が飛びそうになる直前、不意に彼はペニスを引き抜く。
もうおしまい……? ではなかった。
彼は私を抱えてベッドに下ろすと、大きく割り開いた足の間に体を入れて
もう一度ペニスを私につきたてた。
そうして犯されながら、今度は彼の手で、口で胸が愛撫され、唇を求められる。
息も絶え絶えになりながら、私は彼の背中に手を回してしがみつき
そうしてようやく頂点に上り詰め体をのけぞらせた瞬間、
彼はペニスを抜き放ち、私の体をめがけて射精をした。
ぱたぱたとふりかかる温かいしぶきを受け止めながら
私は目をつぶり、ゆっくりと意識の底に沈んで落ちていった……
◆
彼と一緒にトップアイドルへの道を走り続けた私は、高校卒業前にAランク昇格を果たし
いよいよ歌手になるという夢が現実のものになろうとしている。
相変わらず仕事モードの彼は"ドS"で音無さんの心配も尽きないみたいだけど
私にとってはそれがエネルギーみたいなもの。
あの朝始まった彼との夢はまだまだ覚めそうにない。
いいえ、この夢はいずれ私が思い描くもう一つの夢へと繋がっていくはず。
彼と一緒でないと叶えられない、私の大事な未来の夢へと。
だからそのときが来るまで、私は彼に支えられて歌い続けていこうと思う。
おしまい。
59 :
SSあとがき:2012/03/17(土) 00:55:02.39 ID:WS123OHi
大変長々と(実に72KB)お借りしまして失礼いたしました。
SSは以上です。
>58 は5/6ではなく6/6の間違いでした。
※転載はいつもどおりセルフにて行います。 <NP
>>59 GJ
流石変態ちーちゃんを書くのは上手いですね。
変態淑女すぎる、これはもう滅茶苦茶にしてあげなくてはなるまい
大作乙。
快楽と接触に溺れつつどっか冷ややかにそれを眺めている自分もいるというような、
そういう空気が見事です。
すごく千早的壊れ方というかなんというか……
GJ
千早を服従させているようで、実は千早の掌で踊らされている……すごく倒錯的でエロい
荒らしは無視だな
?と思ったら、何だ、ただの荒らしか
しかし最近響のエロが少ないと思う
>>67 一番最後がモノノケで、その前が響チャレンジだったっけ。
確かに間が空いてるな。
響は書いてみてエロかったから、いま書いてる奴が片付けばまた書いてみたいな。
真がここのところあんまりなかったような
響と真か、書けるかな
ひびまこは百合板で大人気みたいだねえ。
向こうはちょっと、エロを投下するような雰囲気じゃないけど。
エロスはエロスで歓迎されてると思ったけど
そうでもないのか
Pひび…それともひびりょう?
ひびまこりょうのDaトリオが激しく踊り狂うSSとかアリかも。
>>59 大作乙&GJ
P二人に挟まれる王道エロ展開と思いきや千早が快楽に目覚め倒錯する様が主観とは
目覚めるにつれ求めるのは被虐だけどむしろPを誘惑し手玉にとっていくあたり
Mはマゾであり魔性でもあるなあと思った
ほんまちーちゃんはエロイ女やで・・・
最近は小鳥や絵理も少ない
少ないキャラも固まってるな。以前にも同じような書き込みがあった気がする
前からそれは変わらんよ
やっぱり好きだから書くってのが大前提だから、
専属書き手がいないキャラはどうしても少なくなる
前の「P多数物各アイドルに一人づつ大乱交物」とてもよかった
アレみたいなのをやって欲しいな
着衣のままのエロて文章だと書くのが難しいな…好きなんだが
今、真のG4U(ヴァンパイア)もの書いてる
あの表紙は反則級のかわいさだよね…
響のもどう形容したらいいのかわかんないけどエロい
81 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/18(日) 23:59:25.91 ID:vcETd7kT
Pもしくはプロデューサー、ハニー、お兄ちゃんなどを自分の本名に脳内変換しているのはダメなのか!?
別に良いんでないの?
俺の場合は、エロシーンで自分の裸なんか想像したら萎えるからやらんけど。
構わないと思う、そこは個人の自由だし…けど虚しくならないか?ww
その虚しさを突き抜けた先にユートピアがある
相思相愛なら、役職名よりも本名で呼ぶのは普通だと思うんだけどな。まして閨ならば尚更。
とはいえ急にアイマス世界に存在しない名前をキャラが呼ぶよりは、呼び慣れてるって扱いでプロデューサーって発言させるかな
あるいは声優名を名前にするとかな。水島Pとか赤羽根Pとか
でも脳内変換はともかく、実際SSで自分の本名orHNをヒロインに
呼ばせているタイプは痛い子率高いからな。
プロデューサー・ダーリン・ハニーが無難かもね
兄ちゃんと呼ばれる俺に隙はなかった
呼び方なんて、まあ、何でもいいですけど。
それこそ、そこの人でも。
「あなた様」こそ至極ですだよ
しかし、肩書きで呼ばれる方が
オフィスラブ感は増す
だめだ。うまく書けない。
アイドルの誰かが放送局開くのに必要な免許とって放送局始めたけど(この段階でかなり不自然だがそこらへんは注釈入れて対応)、
そのアイドルが無線操作に拘束されてろくな活動ができないジレンマ。なんとか半年後に別のアイドルも取ってくれて多少は楽になって、
完全な束縛から免れた反動でプロデューサーと行為に及ぶ展開。
根本的欠陥として、専門技術に関する知識が必要になることがあるんだが、細かく説明するのもあほらしいし、
そもそも自分自身がその専門知識をろくに持ち合わせていないというね。
(要するに、アイドルが主体の放送局作ったけど、首謀者が設備維持以外の仕事がほぼできなくなって、誰かが代わりできるようになったからPとHしたっていうのを書ける人を探してる)
>91
設定煮詰めている所スマンが、恐らくそこらへんは適当に飛ばすと思うぞ
むしろその情熱をエロに注いでくれた方が……
そうそう、そんな糞細かい重箱隅をつつけるような知識持ちなんてそんなに居ないと思うし
俺ならそんなところはいちいち疑問に思わんから…
その話には根本的欠陥がある
投稿掲示板みたいなところで連載してURL貼るとかすればいいんじゃない?
たぶん毎日チェックしちゃうと思うw
いろいろあったが絵理の協力でなんとかした。
○○とプロデューサーは久々の逢瀬に…
みたいにいきなりエロシーンでも構わないヨー
と放送局免許とかわからない俺が言ってみる。
876プロ所属アイドル・秋月涼と、765プロ所属アイドル・萩原雪歩。
二人の交際宣言は、世間を驚かせたものの、特に大きな混乱は無く、概ね好意的に受け入れられた。
何故なら同じ年に、秋月涼の性別なんかどうでも良くなる大事件が発生したからである。
それこそが『日高舞再降臨』事件。
数々のオーディション会場が前触れも無く焦土と化す時代に突入し、世紀末の様相を呈したアイドル世界。
人々、主に日高舞の周辺の芸能関係者は、二人のトップアイドルの微笑ましい交際に救いを求めたのである。
草食系アイドルと清純派アイドルの組み合わせは、『純情カップル』と称されてメディアに露出。
主に年少の男女にとっての理想の恋愛模様として、憧れの対象となっていくのであった。
「いらっしゃい、雪歩さん。どうぞ中に」
「お邪魔します」
涼は、自宅を訪れた雪歩をドアの前で出迎え、招き入れた。
「本当に久しぶりですね。こうしてオフが重なるの」
「そうですね。涼さんと一緒の仕事も多いですけど……やっぱりそれぞれの活動がありますから」
言葉を交わしながら靴を脱ぎ、上がり込む雪歩。
そして、促されるままに歩き出す。……涼に背中を向けて。
がばっ
「ひゃっ!? りょ、涼さん!?」
「雪歩さん……」
雪歩の背中に飛び付き、後ろから抱き締める涼。
片方の手で胸を掴むと、もう片方の手で雪歩のワンピースをめくり上げ、パンティーに包まれた尻をさする。
「やっ、やあん……涼さん。駄目です。玄関先で……」
「ごめんなさい、雪歩さん。雪歩さんを見てたら……我慢出来なくて」
涼は雪歩のワンピースのボタンを上からいくつか外し、手を中に滑り込ませた。
カチリ
ブラのホックが外され、パサリと落ちる。そして、外気に触れた乳房の先を、指でつまみ始めた。
「んっ、んん……。んんんんん!!」
(ああもう……涼さんったら……。
お部屋でゆっくりお話ししたり、お茶を飲んだりしたかったのに)
ずずっ
「っは……!」
パンティーの上から差し込まれた涼の手に、尻の溝を直接撫でられ、一瞬ビクリと震える。
(一番最初からこんな事するなんて……涼さんのエッチ)
涼の手は雪歩の尻を通り過ぎ、雪歩の股間をすくう様に、前の方へと回る。
もう一方の手で胸を揉みながら、涼は雪歩のクレバスへと、指を侵入させた。
ぬちゅ、ぬちゅ、ぬちゅ
その場所はすぐに湿り気を帯び、パンティーと涼の指を濡らしていく。
「はあっ、はあっ、はあっ」
(身体が悦んでる。涼さんに弄ってもらって……)
「こんなにヌルヌルにして……胸の先だって、ピンと立ってますよ」
顔を伏せ、喘ぎ声を上げる雪歩の耳元で囁く涼。
その声は興奮の息が混じり、涼の欲望がありのままに雪歩に伝わる。
「やだぁ……涼さん、そんな事言っちゃ……」
(涼さんは、私とセックスしたくてたまらない。私……涼さんに求められたら……)
涼の手によって雪歩の身体に快感が与えられ、身体が熱くなる。
身体が性的な感覚に支配され、それは徐々に精神も侵食していく。
(こうやって涼さんにエッチな所を触られたら……)
「雪歩さん……そろそろ……」
「はい……」
パンティーから手が引き抜かれ、涼の身体が一旦離れる。そして、後ろからゴソゴソと言う衣擦れの音。
自分が求めて止まないモノが現れるのを察しながら、雪歩もまた、涼の求める行動をとった。
するっ……
ワンピースの下から手を入れ、前面の湿ったパンティーに手を掛け、尻の下まで引き下げる。
そして、壁に片手を着くと、もう片方の手でワンピースをめくり上げ、剥き出しの尻を涼に向けて突き出した。
(一度してしまったらもう止められないから、後回しにするつもりだったけど。でももう、駄目……!
涼さんに抱かれたい! 愛されたい! 犯されたい! 汚されたい! 好き放題にされたい!
私、もう……涼さんとセックスする以外の事が出来ない!)
「涼さん……。涼さんのおちんちん、ヌルヌルになった私のいやらしい穴に挿れて下さい。
おちんちん、ズブズブ差し込んで……グチャグチャに掻き回して下さい!」
雪歩は涼の方を振り向き、下げたパンティーが伸びる範囲で脚を広げた。
そして、突き出した尻を回す様に揺する。
「ほら、ほらぁ。私、涼さんの前ではしたなくお尻を振っちゃってます。
私の身体、涼さんのおちんちんが欲しくて、すっごくエッチになってるんです」
精一杯、恥ずかしい言葉を選んで懇願する雪歩。それは、二人が燃え上がる為に。
「雪歩さん……」
両側から尻を抱えられて、雪歩は動きを止める。
そして、今この瞬間雪歩の頭の中を占め、狂おしく求めているモノに思いを馳せ、心を躍らせる。
待ちに待った瞬間が、訪れた。
「はああぁぁぁぁぁ〜!!」
雪歩を貫く熱い感触。涼の肉棒が、待ちかねていた雪歩の裂け目に、一気に押し込まれた。
ワンピースの裾を支えていた手を離して壁に両手を着き、股間を涼に委ねながら荒い息をつく。
ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん、ぱちゅん
激しく打ち付けられる涼の腰。雪歩の秘裂は容易くその打ち込みに順応し、雪歩に快楽を伝える。
(はああ……! 涼さんの……おちんちん……!
ずっと待ってた……涼さんとのセックス……涼さんとセックス……。
セックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックス……)
雪歩の思考が涼との行為によって占められ、もはや他の事は考えられなくなっていた。
(はああ……涼さん……私のエッチなご主人様……。
私は……ご主人様にお尻を捧げてセックスをねだる、はしたない牝奴隷)
「涼さん……涼さん……。もっと、もっと激しく……」
涼の抽送に合わせ、自らも尻を振って涼の腰に押し付け、雪歩は涼の肉棒を膣壁にこすり付けた。
二人の動きが合わさってより大きくなった刺激。雪歩は全身を駆け巡る快感を貪る。
(涼さんにお尻を抱かれて犯されるこのセックスが、涼さんと私の奴隷契約。
これからご主人様の欲望を注ぎ込まれて、私は支配される……そう、いつも通りに)
涼の手が、腰を打ち付けられて震える雪歩の尻を掴み、撫でる。
もう一方の手は雪歩の乳房を代わる代わる揉みしだき、ピンと立ったままの先端を指先で弾く。
「ふうう……! はああ、はああ……」
触れる場所全てが快感に歓喜し、身体が、心が、涼に征服されていく。
自分の全てが、涼のモノに。涼が己の欲望を吐き出すためのイレモノとなる。
(涼さん、私の身体を全部使って。
私のおっぱいに、お尻に、オマ〇コに……。ご主人様の性欲、全てぶつけて……!)
ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅ
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ……」
膣壁を絶え間なくこする小刻みなストローク。そのリズムに合わせて犬の様に喘ぐ雪歩。
「雪歩さんのナカ……雪歩さんのオマ〇コ。
ずっとずっとこうやって、繋がりたかった……。セックスしたかった……」
「涼さん……。私も、私もずっと、涼さんに挿れて欲しかった。
ずっとずっと、我慢してたんです」
涼の動きが大きく、力強くなっていき、肉のぶつかる音が、玄関先に高く響く。
「雪歩さん……僕もう……!」
「はい……私も」
涼の手が、尻から雪歩の性器へと回り込み、裂け目の上で精一杯にそそり立つ肉豆をつまんだ。
「んんふうあああああああ!!!」
興奮した身体に加えられる更なる刺激に、雪歩の口から歓喜の啼き声がほとばしる。
涼は、そのよがり狂った雪歩を抱く力を強め、ピストン運動を加速させて行った。
じゅぷ! じゅぷ! じゅぷ! じゅぷ!
女陰が、乳首が、クリトリスが。雪歩を快楽で舞い上げ、絶頂へと追い立てる。
「はあああ……! 涼さん! 涼さん! 涼さぁん……!」
「雪歩さん! 雪歩さん……! ううあああああああ!!」
咆哮を上げて、雪歩の中を荒らし尽くす最後の抽送。
背中を反らし、全身を震わせながら、雪歩は絶頂へと至った。
「ああああああああああああああああ!!!」
涼は雪歩の腰を抱き、自分の方へ押し付ける。そして、崩れ落ちそうになる雪歩の身体を拘束した。
どぷっ! どぷっ! どぷっ! どぷっ!
雪歩の中で脈動する涼の肉棒。
長く長く続く射精の間、涼は雪歩を逃がさなかった。
雪歩は涼に抱き寄せられて身動きできないまま、涼の欲望の全てを中に注ぎ込まれる。
(今、私の中に流れ込む涼さんの精子が、私に刻まれる奴隷の刻印。
私はこれから、涼さんの慰み者……涼さんが満足するまで……何度でも……)
「雪歩さん……お風呂に行きましょう」
「はい……」
涼は床に落ちた雪歩のブラを拾うと、雪歩を正面に向き直らせ、尻の辺りに手を回し、持ち上げる。
そうして雪歩を抱きかかえたまま、涼はバスルームに向かって歩き出した。
(ああ……またこうやって、涼さんに持ち運ばれて、連れ込まれちゃう……)
雪歩は涼の腕の中で揺られながら、その身を預ける。
自分で歩かされず、涼の意思と足によって運ばれる自分自身。それがより一層、雪歩の隷属感を煽った。
まずはここまでです。
それで、ちょっと相談があるのですが、この後のお風呂場プレイシーンを現在執筆中です。
そのプレイ手順ですが、脱衣所でフェラを行った後、浴室で、
A:パイズリ→対面座位→アナルプレイ→アナルファック
B:尻コキ→背面座位or後背位→アナルプレイ→アナルファック
のどちらにするかで迷っています。
「重点箇所を万遍なく責めるか」「徹底的に後ろから責めて屈服感を煽るか」
の選択ですが、どちらの方が良いでしょうかね?
拙作を読んで下さった方で、ご意見を頂ければ幸いです。
エピローグの4以降を執筆しながら、お待ちしております。
それでは、乱文乱筆失礼致しました。
アナルファックが一瞬フィストファックに見えた、
俺の魂は穢れきっている。
Aはパイズリフェラになるのなら推したいところだけど…
Bの尻コキは尻谷間扱きでアナルで感じる描写が有ればコイツを推したいし…
Aの対面座位→アナルプレイで
「ディープキスしつつ、ガンガン突き上げながら尻たぶ鷲掴みにして両手の人差し指・中指でアナルズプズプ…二穴で雪ポ悶絶→
アナルプレイは、うつ伏せ四つん這いで指・アナル舐め・道具責め?、
アナルファック時は何らかの方法で疑似二穴責めを希望。
(アナル突きながら指マン&クリ責めorバイブ挿入&クリ摘み責めなど…)
ずっと涼ちんのターンだったから、そろそろ雪歩から攻めるパイズリも見たいところ。
>>100 ぶっちゃけ、涼が雪歩を屈服させるのってこれまでの状況から想像できないんだよねー。
A案でいけると思うがDo-Dai?
雪歩はヒンソーなカラダ云々と言っているから
パイズリで攻める姿はちょっと合わない気がするな
どちらかというと尻で気持ち良くさせる方に分があると考えるんじゃないか
というわけで、せっかくだから俺はこのBの選択肢を選ぶぜ!
コメント有難うございます。
今の所、A優勢、でも尻コキは捨て難い、と言った所でしょうか。
見事に自分の気持ちと一致してますね……。何とか捻じ込むかなあ、尻コキ……。
ひとまず、明日の夕方、寄せられた意見を基に書き始めるとして、
それまでは次のベッドシーンをチマチマ打っておく事にします。
こんな事に付き合って頂きまして、誠に有難うございます。
正直好き嫌い在るかもしれないけど…
あなるファック前に
「お腹をきれいにする為&雪ポの隷属感を更に上げる為」、
タブタブ浣腸→椋言葉責めされながら大噴射!!…を…
108 :
SSまえがき:2012/03/20(火) 15:31:07.90 ID:Z4d+Z9EC
丼氏のつづきを待つ間にでも。
響で着衣エロを目指してみましたが、できばえは多分残念なことに。
響きらしさもなければ、着衣故のエロさも不足。
そんなので2レス……特に注意書きもないです。
「えーと誰か……ああ響、ちょっと手伝ってもらえないか?」
「いいけど、なんで自分なんだ?」
「スカートじゃないの響だけだったからな」
「なんだよ、スカートって話が見えないぞ。自分は何をすればいいんだ?」
「物置で探し物を手伝って欲しいんだ。棚の上すぎて俺じゃ登れないんだよ」
「えー、それって自分に登れって話?」
「身が軽くて運動神経がよくてテキパキ物を探せるのって響くらいだったからな」
「えっ? へへっ、まあそうだな。そういうのは自分が適任だと思うぞ」
「というわけで、この脚立から上って一番上の段だと思うんだ」
「うわっ、この棚揺れてないか? 倒れないようちゃんと支えていてよ?」
「おう、分かった。任せてくれ」
「ちょ、そこ違うって! プロデューサーの変態! お尻じゃなくて棚を支えてよ」
「ああ悪かった。ちょうど目の前に揺れていたからな」
「それより何を探せばいいんだ? うわ、すごい埃っぽいな」
「秘蔵VTRってラベルの貼った箱があるらしいんだが、見えるか?」
「…これは違うみたいだし、次の…これでもないか。プロデューサーちょっと移動するぞ」
「響、無理するなよ……って片足は危ないって」
「もうちょっとで届くから……えと、秘……蔵、あったこれだ……うわぁ!!」
棚に踏ん張っていた片足を滑らせ、響の体がふわりと宙に舞った瞬間、
俺は身を仰け反らせながらその小柄な体をなんとか空中でキャッチできた。
だがバランスを取る余裕などなく、響を抱えたまま受身も取れずに落ちたのは
幸いなことに固い床でも尖った何かでもなく、ぐんにゃりと柔らかい感触の上だった。
察するに着ぐるみが入った大きな箱に落ち込んだようだ。
「おい、響! 大丈夫だったか、どこかぶつけたりしなかったか?」
「んー、あぁ…自分は多分大丈夫だぞ。どこも痛くはないしびっくりしただけだぞ」
「そうか……それはよかった。ところで響は動けそうか?」
「いや…なんかこの体勢力が入らなくて……持つ場所もないから」
人が入る程大きな箱に、着ぐるみに埋もれるようにして上体が嵌まり込んでいるうえ
中途半端に足を上げた不安定な状態だから腹筋で上体を起こすこともできない。
「うーむ、これはまずったな。どうやって脱出しようか」
「あ、あのさぁ……プロデューサー、もう手を離してもらっていいかな?」
「んっ? ああ、これは失礼」
響を守るのに必死で、手を回したのが胸の辺りということに気付かなかった。
言われてみれば確かに弾力的で柔らかい乳房が俺の手を押し返している。
「んぁっ……」
「こら、非常事態に変な声をだすなよ」
「だって……プロデューサーがちく……変なとこくすぐったから悪いんだぞ」
「変なとこだって?」
「うぎゃぁあっ、確かめなくていいから!そこは駄目なんだって」
「でも怪我してたら大変だから、やはり確かめるのが俺の義務だろ」
「そ、それは……あっ、手をいれるなって!」
「手をいれないと肌を触れないだろ」
「こらー! 変態禁止だって、やっ、ちょっとそこ触らないでって……ふぁああ」
「やっぱり響の乳はボリュームあるな」
「だから何どさくさに紛れて揉んでるんだよぉ……やっ、やめてってば、あぁ」
本当に、誓っていうのだけど俺にはそんな変なことをする気は全くなかった。
だが薄暗い物置の中で二人きりという状況、それに身動きの取れない箱の中で
汗ばんできたせいか、心持ちすっぱい雌の匂いを振りまきだした響の熱い躯を
抱きしめていれば……
変な気を起こすなというほうが無理ってもので……
「だからぁやめてぇ、ほんとダメだからっ、お願い、やぁ……あっ、あぁああ」
「気持ちいい?」
「んやぁ……そんなことない……けど、そんなに触らないでよ」
だが口では抵抗しても、響とて異常な状況で身体を密着させながら
男の手の愛撫を一度受け入れてしまえば、既に男をしった体が先に抵抗を放棄する。
服の下でブラのカップを押しのけて、もう一度乳房を覆ってみればじっとりと汗ばんだ
せいで掌にぴったり吸い付く感触が心地よい。
「やぁ、ちょっと……胸はだめだって、そこ弱いんだから、あっ、ああん……」
「響は乳首をいじられるのが好きだったからな、ほら……こうして」
「違うぞぉ、そんな風にしてって、あっ、気持ちいっ、いいだけでぇ。んはぁ……」
「さすがに感度がいい乳首だな。久しぶりだからたっぷり可愛がってやるからな」
「だめ、チャック下ろすな……そっちはだめだから脱がさないでよ」
「分ったよ、じゃあ服を着たまますればいいんだな」
デニムのホットパンツはボタンを外してジッパーだけを下ろしてやった。
その上でヘソをくすぐっていた手をそのまま一気にパンツの中に潜り込ませると
案の定響の女の子はもう言い訳しようがないくらいぐっしょりと湿っており
粘り気の強い熱い愛液の量が今の響の気持ちをよく表しているようだ。
「ほら、こんなクチュクチュいって……見てみろよこれ、糸ひきまくって」
一度抜いた指を響の顔の前にかざしてやる
「み、見ないでよぉ……恥ずかしい」
「じゃあこの指……綺麗にしてくれよ」
有無を言わさず響の口元にもっていくと、そのまま咥えて指をしゃぶられる。
「ほら、響だって本当はほしくなってきたんだろ?」
「うぅ……ほ、欲しいなんてことは……ないん…だぞぉ」
「じゃあなんでここはこんなにびちょびちょなんだ?」
「し、知らない……プロデューサーが変なことをするからだって」
「そうか、じゃあ……もうそろそろやめといた方がいいかな」
「……んっ、まだダメだって。もっとちゃんと」
「ちゃんと、何? して欲しいことあったらいわなくちゃ」
「欲しい……お尻にあたってるの」
「それが何か知ってるんだろ。ちゃんと名前をいわないと」
「ぷ、プロデューサーの……おち、おちんちん欲しい」
「じゃあせっかくだし……でもちょっと着たままは窮屈だな」
「下だけ脱ぐから……」
既に夢中になった響からホットパンツとショーツを脱がせ、というかずらして
太ももに絡ませたままにさせると、俺の体の上で響の体勢をひっくりかえすと
一応体位としては騎乗位になるのだろうか、熱いくらいの響のアソコに
先端をあてがうと、我慢できなくなった響が一気に腰を押し付けてきたため
その一番奥に当たるまで飲み込まれて、のけぞりながらも声を我慢している
響の腰をつかみ、俺は狭苦しい箱の中で必死で腰を打ち上げていく。
夢中で腰を振る響の動きに合わせて長い髪がゆれ、そのたび汗の玉が飛び散る。
響のシャツも下着ももう噴出した汗をすってびっしょりとぬれ、完全にブラのラインも
くっきりと表しながら、それでも動きを早める響にあわせ、俺もペースをあげていく。
そして昂ぶった性欲のまま、俺は響の体を思い切り引き寄せると
降りてきた子宮に亀頭を思い切り押し付けながら溜まっていたものを
盛大にぶっぱなした。
さて……問題はこの箱からどうやって脱出するかと
お互い下着までびしょぬれになったこの状況をどう誤魔化すかなのだが……
111 :
SSあとがき:2012/03/20(火) 15:33:17.80 ID:Z4d+Z9EC
以上です。お目汚し失礼しました……
あと >109 はから1/3 ではなく1/2の間違いでした。
なんか投下するたび絶対タイトル間違えてしまうお。
乙乙
続きを書いてもいいのよ?
秋月丼P氏はマダガーっ!?w
セックスする場所って重要だな。アイドルだからスキャンダル厳禁だし
基本はPかアイイドルの自宅だろうけど、何故か春香さんだけラブホ利用でもバレないような気がしてならない
小鳥さんに搾り取って欲しいのに、ちっとも進まない
>>113 涼ちんが、予定してるだけであと5発発射しないと終わらねえんだ!! そんなすぐ出来るかっ!!
ああ、それから、雪歩のアナル下準備については、スカ要素が付くので描写しない方針で。
そういう訳で、気長にお待ち下さい。
本当に何でこんな長いの書いてんだか。
次は短いのにしよう。
>>114 あとは事務所の会議室がポピュラーかな。
仮眠室があればそこも。
>春香さんだけラブホ利用でもバレないような気が
保護色だからな
伊織P、新堂さんの手引きで水瀬家に入り、伊織とラブラブできる。目撃者なし
春香P、事務所から自分の車で送迎中、ひとけのない峠の展望台で青姦、目撃者なし
雪歩P、萩原組2代目内定してるので目撃者は配下の手で消される。目撃者なし
こんなところか
>>116 雪歩のアナルに5発連続発射…だと?…w
そして〆のフィニッシュは雪歩は椋に見られながら
肛内に大量に注がれ捲ったザ―汁を噴水見たいに大噴射して
恍惚に大アクメして堕ちて逝く…
なんですな?、超期待だぜ!w
逆流する精液は確かにエロチック
逆流して嬉しそうにしている絵とかエロかったわ…
基本に立ち返るけどアイドルとPの秘め事、業界のタブーって関係はやっぱりエロいね
公に認められるような話を作ってみたい
>>124 年齢的に考えると使えるのあずささんかりっちゃんまでじゃないか?(DS組なしなら)
2設定から付き合い始めて、一年後ゴールインなら春香もセーフかな。
舞さんの場合を考えると
Sランクなら何歳でも許される
むしろそのためのSランク
>>126 つーことは、俺が育てたAランク亜美はいずれ合法に……!
Sランクだからというより舞さんだからという気がする
あの人がDランクだからおとなしくしている図とか到底想像できん
>>129 魔王よりも魔王だからなぁ
あの人知ると魔王が小悪魔レベルに見える
>>124 公にと聞いてライブとかテレビとかで偶然にも行為が大衆の目に晒されることになった展開とか考えてしまった
ユーストとか765プロの配信で画面に写ってない所では淫らな行為をされてるとか…ね
昼間からヤリまくってる昼ドラを見てふと思ったが
765プロで一番昼ドラの主人公っぽいの律子だな
ドロドロしたシリアス展開できそう
本当に会話ベースのりょうやよ作ってる。できたら投下する。
とりあえず完成しました。
注意書き
・涼×やよい
・最初のPは犠牲になったのだ
・地の文がないと思われる
・呼称変更あり。理由は男バレした後だから。男に「ちゃん」付けはないよね
4レスの見通しです。タイトルは「秋月涼、プロデューサーになる」です。どうぞ
136 :
1/4:2012/03/24(土) 12:11:52.22 ID:Nzp5Au1B
「プロデューサーさんが死んだー?!」
「ああ、航空機の墜落事故でな」
「新しいプロデューサーはすぐには準備できませんよ?」
「大丈夫だ。もう手配してある」
(あれ?僕ってアイドルデビューしようと876プロに入って、レッスンとか受けてたはずだよね?
それで、当初の目的である男の子としてのデビューは果たせたはずなんだけど…。
なんで今度はアイドルを育てることになってるんだろう)
「というわけで、このたび新しくプロデューサーとしてここに入ることになった秋月涼君だ」
「よろしくお願いします。というよりたぶん何度も会ってるはずなんで皆さんご存知かと思いますので、
自己紹介は省かせていただきます」
「で、誰をプロデュースしたいと思う?」
(長期的伸びしろのある人がいいかなー。それでいて、心持ちがとてもすばらしい人)
「決めました。やよいさん、あなたを最初はプロデュースします」
「えぇぇぇっ?!」
「とりあえず、やよいさん、よろしくお願いします」
「わかりました。涼さん、一生懸命がんばりまーす!」
「とりあえず今日の予定は…と。午前8時から午後4時まで学校だから、その後僕が迎えに行く。
そしてそのまま列車に乗って事務所へ到着するのが午後5時。その後夕食をとった後、ダンスレッスンをして、
午後8時にはレッスン終了。事務所へ戻った後駅へ送迎。これでいいかな?」
「あ、涼さん、今日の予定はどうなってますか?」
「午後5時過ぎに事務所に到着した後夕食をとって、その後はレッスンを2時間くらいやって事務所に戻る日程になってます」
「わかりましたー!」
137 :
2/4:2012/03/24(土) 12:12:51.18 ID:Nzp5Au1B
「お客様にお知らせいたします。ただいま踏切事故のためこの列車は運転を見合わせています。
運転再開は20時ごろを見込んでいます。お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけしております」
「困りました。やよいさん。どうするべきだと思いますか?」
「とりあえず、連絡を入れないと」
「もしもし、涼です。人身事故でやよいさんの到着がこのままだと20時ごろになります。
さすがにそれからダンスレッスンだと22時過ぎてしまいますので、今日のレッスンはキャンセルしていただけますか?」
「ああ、あの列車に乗ってるのね。わかったわ。キャンセルしておく」
「助かります」
「キャンセルの連絡は入れましたけどどうしましょうか」
「どうするも何も列車の中じゃ何もできませんよ?」
「それもそうですね。やよいさん」
「お客様にお知らせいたします。先ほどの踏切事故、救助作業、および脱線車両の搬出が終わり次第の運転再開となっております。
運転再開の見込みは大幅に遅くなる見込みです。お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけしております」
「午後8時を回りましたけど…運転再開どれくらいになると思います?やよいさん」
「そうですね。涼さん、たぶん4時間経過してもほとんど状況が進んでいないところを考えるといやな予感しかしませんー」
「僕もそう思います」
(午前0時…。こりゃやよいさんを自宅が帰れるか怪しい。どうしようか)
「もしもし。やよいさんのプロデュースをしている秋月涼です。踏切事故の結果、列車に缶詰です。
おそらく今日の帰宅は不可能かと思われますので今晩預からせてもらえますか?」
「わかりました。とりあえずやよいに今電話かけますので失礼します」
「もしもし、やよい?」
「あ、お母さん」
「ファイトよ!あなたの恋心、応援してるから」
「わかりました!」
138 :
3/4:2012/03/24(土) 12:15:24.76 ID:Nzp5Au1B
「大変長らくお待たせいたしました。運転を再開いたします」
「0時45分、と」
「で、涼さんの家、どこなんですか?」
「えっと、ここをまっすぐに進んで…」
「zzz」
「とりあえず、まずは私だけ脱いでいても仕方ないですから涼さんの服も脱がせないといけませんね」
「zzz」
「脱がせ終わりましたー!じゃあ次はきちんと準備をしないと、ですね」
「むにゃむにゃ、なんでやよいさんが花嫁姿になってるんでしょう…」
「んしょ、んしょ」
「ってぎゃおぉぉぉぉん!やよいさん、何やってるんですか?」
「何って、交尾する準備ですけど」
「もしかして、僕のこと好きなんですか?」
「そうです。でも、これくらい無理やりにやらないと誰かに取られてしまいそうでー」
「わかりました。きちんとリードします」
(やよいさんに電話したのは、たぶんこれを伝えたかったんだろうな)
「ふわっ、なんか胸がくすぐったいです」
「気持ちよかったら、我慢しなくていいですよ」
「はい、わかりましたー!」
「あぅ、そこ、あまりきれいじゃないかもですぅ」
「大丈夫です。別に汚いところなんてないですから」
「あんっ、なんか、変な気分」
「このまま、少し続けますね」
「あっ、もう、限界かも、あぁぁぁぁぁっ」
139 :
4/4:2012/03/24(土) 12:16:22.58 ID:Nzp5Au1B
「そろそろ、いきますね。痛いと思いますが大丈夫ですか?」
「はいっ、わかりました!平気です。私、強いですから」
「あっ!あんまり痛くないです」
「じゃ、動きますよ、やよいさん」
「わかりましたー!」
「あっ、あんっ、かなり、気持ちいいです。涼さ、あぁぁんっ」
「僕も、気持ちいいです。やよいさん」
「なんか、飛んじゃいそうです!」
「僕も、もう、限界かも」
「「あぁぁぁぁぁぁっ」」
(なんで、中に出しちゃったんだろう。子供、できちゃったら、どうするのよ)
「赤ちゃん、できたらいいですね」
「って…えぇぇぇぇっ?まだ14なのにそれは…」
「いいんです。というより、半分はそれ目当てですから」
「ぎゃおぉぉぉぉん!」
(で、子供できたらどうするのよ。とても困るんだけど)
「予定されてる日より2週間経過、まだ来ないから、もしかして…」
「涼さん、お母さんと一緒に私を病院に連れて行ってくれますか?」
「それってもしかして…」
「そのもしかして、かもなんです!」
(案の定だったー!)
「2ヶ月目、ですか。まあ間違いなくあの時でしょうね」
「それで、私の16の誕生日に、私をお嫁さんにしてくれますか?」
「わかりました。一生かけて幸せにしていきます」
とりあえず、以上です。
つか、たぶんいろいろぶっ壊れてるはずです。
さすがに超鈍くても、交尾したいっていった段階で確実に気づきますよね?
さすがにそんな鈍い男がゴム常備してるわけないので中に出すしかないわけで(汗)
乙です
また次回作まっとります
秋月丼Pーっ
涼は後何発ぶっ放したらフィニッシュなんですかーっ!?w
こっちはもう全裸待機でマジ風邪ひきそう&先走り発射しちまいそうだ―ッ!w
142 :
SSまえがき:2012/03/25(日) 00:11:06.47 ID:rh4GGBVB
やよいの誕生日、営業先で嵐の影響を受け急遽宿泊することになった二人。
いつまでも自分を子供扱いするプロデューサーに、もっと大人として扱って欲しいと思っている
やよいの少し背伸びした自己主張といった、本番なし・微エロの話です。
・やよいが高校進学を控えた年齢という設定。
・準拠関係なし、特殊なジャンルや描写もありません。
それでは本編6レス拝借にて。
「プロデューサー、どうでしたかぁ?」
「伊織と響が行ってくれるって。あの二人なら晩飯込みで安心できるからな」
「済みません……」
「気にするなって。しかしまさかこんな嵐になるとはな」
「そう……ですね」
「せっかくの誕生日に、こんなでところで泊まる羽目になるとはな……」
ソファーの隅っこで膝を抱えたやよいがが小さく頷く。
日帰り圏内の営業先にドライブ気分で来たにはよかったが
午後から崩れた天気が台風のように荒れたおかげで唯一の帰路が遮断されてしまい
仕方なく逃げ込んだのが昭和テイストを色濃く残したこのラブホテルというわけである。
戸別ガレージという構造は助かったが、巨大な円形ベッドにあちこち鏡張りの内装は
やよいでなくても落ち着かないのは当然である。
事務所に事情を連絡したついでに高槻家の弟妹たちの面倒をお願いして
コンビニで買った晩飯を済ませば、あとはもう他にすることもない。
賑やかしにつけたテレビがAVのチャンネルだったというアクシデントもあって
やよいはすっかり元気を失って今に到るというわけである。
「やっぱり家が気になるか?」
「あっ、いえ……そんなことはないですけど」
「伊織と響がいなくても、長介がしっかりしてきたから心配はないだろ?」
「……そうですね」
「だったらあっちのことは任せて、今日くらい自分のことも考えたらどうだ?」
「自分のこと……ですか」
「えっとほら、お兄ちゃんって呼んでくれてもいいし」
「…ありがとうございます。でも私も高校生になるんだし甘えてばかりもいられません」
「それはそうだけどさ……」
「それよりプロデューサーもお疲れですから、お風呂用意してきます!」
風呂場から叫び声が聞こえたのは、恐らく巨大な浴槽に驚いたせいであって
まさか紫色のスケベイスではないだろう。
ジェットバスが壊れてなければバブルバスで楽しんでもらおうか、などと考えていると
元気を取り戻したらしいやよいが興奮した顔で戻ってきた。
「凄いです! 泳げそうなくらい大きなお風呂でした」
「ああ、高槻家の兄弟まとめて入れるくらいの大きさだろ」
「この前連れて行ってもらった旅館の露天風呂よりも大きいかも!」
「そんじゃ、あの時みたいに一緒に入ろうか?」
「ふぇっ!? い、一緒に……ですかぁ?」
「あっ、いや冗談冗談。今日は水着もないからな」
咄嗟に言い繕ったのはやよいが戸惑った顔をしたからである。
やよいにもそろそろ大人の意識が芽生えてきたのなら、15歳という年齢に達した今
これまでのような妹扱い(即ち子供扱い)はそろそろ改めるべきなのかも知れない。
可愛い妹が女として成長するのは、嬉しいと思う以上に寂しさが大きい。
「あのぉ……プロデューサー、どうかしましたか?」
「んっ? なんでもないぞ。それよりやよい、あの風呂には凄い機能があってだな……」
液体石鹸を入浴剤と偽って浴槽に投入しておいて、風呂に入ったら
ジェットバスのスイッチを押してみるように伝えてやった。
「うわぁ、凄い泡です! まるで外国の映画に出てくるお風呂みたいです!」
大人になりたいと思っていても、あんなので喜ぶようじゃまだまだ子供か……
「ひぇぇ、泡が止まらないですぅ、あの、もう泡泡で、あうぅ、どうしよう……」
予想通りの反応にそれでも笑いがこみ上げてくる。
「はわわー、プロデューサー! 大変ですぅ!!」
すりガラスの向こうに肌色のシルエットがドアを叩き悲痛な叫びをあげている。
「プロデューサー、助けてください! 泡がぁ、泡でうまってしまいますぅ!!」
「大丈夫だって、さっきのスイッチを止めたらいいから」
「スイッチが泡で見えません!……、えっと、確かこの辺、はわっ!」
ジャバジャバと派手な水音がしたあと静かになったのは……?
「やよい……おい、やよい?」
返事が無い。しまった、泡に埋まった浴槽の中で転倒でもしたか?
慌ててシャツとズボンを脱ぎ捨てるとパンツ一丁で風呂に飛び込んだ。
溢れた泡が覆いつくした洗い場を滑らないよう慎重に進み、なんとか浴槽にたどりつくと
泡の山に手を突っ込んで手探りでやよいの体を捜した。
「やよい、どこだ! 返事してくれ!」
泡の中、俺の手が不意に掴まれた。
「えへへー! ドッキリ成功です!!」
「お、脅かすなよ。溺れたのかと思って心臓が止まりそうだったぞ」
「ご……ごめんなさい」
「まあやよいが無事だったからいいけどな」
「プロデューサーならきっと助けに来てくれると思ってました」
「あんな悲鳴が聞こえたら飛んでくるさ。それよりスイッチ止めたからゆっくり温まれ」
「あの…せっかくだからプロデューサーも一緒に入りませんか?」
「いや、一緒にって……」
「背中流してあげます。温泉の時にはしてあげられなかったから……」
「気持ちは嬉しいけど……やよいだってもう子供じゃないんだし」
「泡で見えないですから大丈夫です」
「この泡もそのうち消えるんだぞ」
「それでもプロデューサーは……私のおにいちゃんだから平気です」
最初はなんとなく気まずくて浴槽に向かい合っていたのだが
いかんせん広すぎて湯気で顔も見えないくらいだから、なんとなく二人とも近寄って
その結果、今やよいは俺の足の間に座っている。
泡で体は隠れているが、肩から上は健康的な肌が見えている。
「こうしてみるとやよいも成長したって実感するな」
「そうですか?」
「ああ、身長も伸びたしデビューの頃とはだいぶ違って見えるな」
「えへへぇ、プロデューサーにそういうこと言われると嬉しいかなぁって」
「やっぱりやよいも大人になりたいって思うのかな」
「そうです。大人になって大きくなるとこんな風にプロデューサーとの距離も近くなります」
やよいは振り返って立ち上がると、そのまま顔を近づけてきた。
湯から出たため腰から上の泡は流れて落ち、ふくらみを隠すものは何も無い。
「やよい、分かったからお湯に入ろう、な?」
「プロデューサー……わたし、ちゃんと大人になっていますよね?」
「ああ、もちろん。でも大人の裸は俺にも刺激が強すぎて」
「えへへぇ…プロデューサー、すごく困った顔になってます」
もっと困ったことになっている下半身はなんとか泡が隠してくれているが
お湯の中に戻ったやよいが背中を預けてきたおかげで、あっさりそれがばれた。
「プロデューサーのおちんちん、かちかちになってますね」
「あ、ああ……そうみたいだな」
「エッチなこと、考えたからですか?」
「違うぞこれは。女の子の裸見たらエッチなこと考えなくてもこうなるんだよ」
「私の裸でもですかぁ?」
「そうだよ。やよいのおっぱい、大人になりかけの綺麗なおっぱいだったからな」
「えへへ、今日はいっぱい褒められてうれしいかも」
やよいが俺のほうに向き直ったため、当然砲身は柔らかいものにぶつかる。
「や、やよい……それはいかん」
「大丈夫です、弟ので見慣れていますから」
「いやいや、弟たちのはまだ子供のおちんちんだろ」
「同じです! 弟も…おにいちゃんのも」
「だだだ、だからってそういうことは流石にまずい……はぅわ!」
「でもやっぱりお兄ちゃんのは全然大人ですね」
「わかった、分かったから手を離そう、な。やよいさん」
「私も大人ですからこれくらい平気です。それとも私に触られるのはいやですか?」
「イヤじゃない、むしろ嬉し……やよいだっておっぱい触られるのは嫌だろ」
しばらく考え込む顔をしたやよいが、俺の手を捕まえたあとは予想通り。
「わ、わたしは嫌とは思いません。お兄ちゃんはどうですか」
ああ、もう心ゆくまで揉みたいよ、揉みしだきたいよ、揉み倒したいですよ。
今宵一晩、ひたすらやよいのおっぱいを愛でて過ごしたいですとも……
「ああ、もうホントやばい、頼むやよい、いうことを聞いてくれ」
胸に押し付けられた手をなんとか引き離し、それからやよいの手も離させた。
まあこれくらいならお風呂の中の悪ふざけってことでなんとか勘弁できる範囲だろう。
だがやばい状況はこれで終わりではなく、まだまだ先があった。
「それじゃあ背中流してあげますから、お湯からでてください」
慌てて入ってきたからタオルはないし、泡もそろそろ消えてなくなりかけだ。
だがあえて前を隠さず例の椅子におとなしく座ったのは、開き直ったからじゃない。
あるがまま自然に振舞うのがやよいに対する正解だと思ったからである。
さっきやよいが俺のを握ったのも、兄弟の体に対する好奇心と愛情の故であって
性的な関心だとは思えない。
あくまで兄が妹に背中を流してもらう、そう考えるしかなかった。
「よし、じゃあ頼む。ごしごしやってくれたらいいからな」
「わかりました! でも痛かったらいってくださいね」
裸を隠そうとしなければ、恥ずかしさもそう感じず自然に目にすることができる。
たとえばこんもりとした股間の膨らみと、そこに生え揃いつつある柔らかな陰毛。
時折鏡に映ったり、あるいは背中に触れて存在感を発揮している乳房。
小さいくせにやたらとしっかり丁寧に俺の背中をあらってくれるやよいのてのひら。
おっぱいを見ておったてたさっきの俺が恥ずかしいよ。
「はい、次は手と足を洗いますね」
「えっ、ちょっとやよい、背中だけでいいから」
「遠慮しないでください。今日のお兄ちゃんは聞き分けがないですよ?」
結局有無を言わさぬやよいに足を洗われた時、太もものくすぐったさが刺激となって
再度勃起させてしまった。
「プロデューサーは……またエッチなことを考えたのですか?」
「またじゃないよ。変な気持ちがなくても体が勝手に反応するんだよ」
「じゃあついでだからそこも洗ってあげましょう」
「だめだめ、それより交代! 次は俺がやよいを洗ってやるよ」
あのやらかい手で握られたら暴発する自信は十分だった。
ともかくやよいを椅子に座らせると、スポンジをボディソープでたっぷり泡立てて
まずは背中からゆっくりとこすっていく。
「どうだ、強すぎないか?」
「は、はい……これくらいでちょうどいいです」
背中から腰の下まで泡を立てると、今度は片方づつ腕をとって包み込むように洗い
後ろから首と肩口から鎖骨あたりを洗うと、そのまま腹にスポンジを滑らせる。
「お兄ちゃん……洗い忘れていませんか」
「大丈夫、ちゃんとそこも洗うから」
お腹から脇腹を洗い終わると、スポンジを絞って泡を手に取り
後ろから両手で乳房をそっと覆った。
「んっ……はぁーっ」
手が触れた瞬間、かすかに体をこわばらせたやよいがため息とともに力を抜いていく。
柔らかく、そしていくばくかの弾力で俺の手を押し返そうとするやよいの乳房を
丁寧に揉むようにしながらその全てを手に記憶させていく。
その最後に人差し指でそっと乳首を撫で、反応を伺いながら転がし摘み上げる。
それが未知の刺激であっても、今まで感じたことのない快感であることは
未熟なやよいにも伝わっているはずだ。
だがそれ以上の深追いはせず、乳房から手を離しすと太ももから足先までを
一通り洗い終わってから、シャワーで泡を洗い落としてやった。
大人になりたがっているやよいにはこれくらいの行為が丁度いいはずだ。
もちろんそれは俺の勝手な想像だとしても、満足そうなやよいの顔を見れば
それが間違いでなかったことは十分わかる。
◇
兄妹がお風呂でするには少しだけ脱線した行為かもしれないが
俺とやよいにはこれでもいいコミュニケーションになったと信じたい。
ともかくお互いを洗いっこしてからもう一度湯船につかり、十分温まってから風呂を出た。
火照った顔が満足げなやよいを鏡の前に呼んでドライヤーで髪を乾かしてやる。
髪を下ろせばやよいだって年齢相応に大人びて見えるなどと思いながら
美容院よろしくブラシを使って髪をふわふわに仕上げていく。
「えへへ、人にしてもらうのは凄く気持ちいいですぅ」
「やよいはいつも妹のをしてやるばっかりだからな」
「でも……するのも好きですよ、わたし」
「俺もだぜ? 特にやよいの髪を触るのは大好きだしな」
「そ、それならわたし……お兄ちゃんにならいつしてもらってもいいかなぁって……」
「ああ。でも俺は髪を下ろしたやよいも結構好きなんだけどな」
「どうしてですか?」
「だってそのほうが大人っぽく見えるから。 ほい、完成。どうかな、この髪型」
「うわぁ、凄くお姉さんに見えます、ありがとうございます!」
「せっかくの誕生日にこんなことくらいしかしてやれないけどな」
「あの……じゃあ、えと…その、もうひとつだけお願いしてもいいですか?」
「いいぞ、誕生日特典だ。俺にできることならなんだって」
「じゃあ…寝るときにも大人っぽく……してください」
へっ? 寝るときに大人っぽくってなんだそれは。
お休みのチューでもすればいいのか、腕枕でもしたほうがいいのか……?
まさかスリープじゃない方の"寝る"とか……それはないな。
よし、ぎゅっとしてチューしてよしよしして寝ればいいやな。
やよいが望むのなら腕枕をしてやってもいいし。
などと平和な妄想に耽る俺はやよいの気持ちを読み損ねていた。
抱き寄せて頭を撫で撫でして、それから唇を近づけておでこにチューした後
おやすみを言おうとしたらやよいは思い切りふくれっつらをしていた。
「プロデューサー、子供扱いしないっていったくせに」
「えっ……いや待てやよい。ちゃんと順番というものがあってだな」
「本当ですかぁ?」
「大人には大人の手順があるんだよ。それよりやよいは本当の大人が
どういうことをするか、その意味も分かっているよな?」
「はい……あの、赤ちゃんを作ることです」
「そう。でもまだやよいは本当の大人じゃない、だからそういうことをするのは
まだ早いのも分かってくれるよな」
「…………はい」
分っているならそこであからさまにがっかりしないでくれ。
俺だって滅茶苦茶我慢しているんだかあら。
みたろ、さっきのあのカッチカチを。
だが……そうはいっても潤んだ目で俺を見るやよいを抱いていると
理性とかタブーとか、そんなことがどうでもよくなってきたのも事実。
ええ、もうどうにでもなれ。
中学時代ならいざ知らず、4月からやよいも女子高生だい。
最後まではいかなくともその手前くらいなら大丈夫だよ……な?
信じてるぞやよい。
途中で怖くなったらちゃんとそういってくれよ?
俺も絶対一線は越えないように頑張るから。
髪を愛撫する手を徐々にさげ、頬をなでながらそっと顔を近寄せると
じっと目を開けたままのやよいに俺は注意する。
「やよい、こういう時は目をつぶらないと」
「えっと……こ、こうですか?」
「そんな力いっぱいじゃなくて自然でいいんだから」
そうしてやよいがふっと顔の力を抜いた瞬間、俺は唇を重ね合わせた。
一瞬体を固くしたやよいだったが、俺が撫でてやるだけで力を抜く。
思った以上にふっくらと柔らかいやよいの唇。
まだキスの受け止め方がよくわからないぎこちなさが新鮮で
駄目だとわかっていながら、つい舌を差し込みそうになるのを思いとどまる。
やよいにはまだ早い。
だから舌で軽く唇をなぞるだけにとどめる。
キス自体は軽く唇を合わせるだけ、それを何度か繰り返していくと
ようやくやよいも慣れてきたらしい、悩ましくも健気な鼻息をんんっ……んふぅ……などと
可愛くもらしながら、懸命に俺の唇を受け止めてくれる。
それならばもう少し、大人の愛撫を味わっても大丈夫だろう。
唇をなぞるキスでやよいがぽわんとしてきたころ、矛先をやよいの首筋に向けた。
「ふぁっ! あっ……そこぉ……」
首に軽くキスしたあと、舌先でそっと舐め上げるだけでやよいは声を立てる。
風呂上りの肌からは甘いやよいの体臭が濃密に立ち上り、それが唾液で濡らした
匂いと混じりあい、鼻腔と性欲を刺激する匂いに変化していく。
だがそれは我慢だ。
首筋から徐々に喉元にうつした唇を、今度は真下にさげていく。
同時に頭をなでていた手もおろし、そのままやよいの掌と重ね指を絡ませる。
このあとの行為にやよいの手で制止させないように。
パジャマ代わりのバスローブの胸元を鼻先でひらいていくと
先ほど風呂でみた乳房の裾野があらわになる。
そこにもキスをしてからゆっくり、そしてたっぷり舌を這わせた。
「そ、そんなとこ……あっ、ふぁああ、んっ、んはぁ……」
「どうだやよい、イヤだったらちゃんというんだぞ」
「んんっ……いやじゃないです、なんか変な……あんっ、くすぐったくて……」
「気持ちいい?」
「はぅぅ……なんか、なんか変です……」
「大丈夫、やよいの体が大人になりかけている証拠だから」
「ほ、ほんとですか?」
「ああ。その証拠に」
少しづつ開いていった胸元から、二つの乳房が完全に姿を現せると
その頂点で既に固く尖った肌色の乳首を俺は咥え取った。
その途端、やよいは軽く背中をのけぞらせ、声なきあえぎ声を漏らすと
大きく息を吐き出しながらゆっくり体を沈めていく。
本人は気付いていないだろうが、生まれた初めて味わった絶頂をへて
意識をさまよわせているやよいを見て、俺は乳首から唇を離した。
今夜のところはこれで十分だろう。
やよいの心と体の成長にあわせ、すこしずつ教えていけばいい。
焦る必要などない。そうだろ、やよい?
目を閉じたまま、少しづつ呼吸を落ち着かせていくやよいのおでこに
もう一度軽いキスを与えると、胸元を直して布団をかけてやった。
いい夢見ろよ、おやすみやよい。
◇
目が覚めるとやよいは起き出していて、両サイドにまとめたいつもの髪形で
昨夜散らかしたままの荷物をくるくると忙しそうに片付けている。
開いた窓の向こうには晴れ渡った青空。
「あ、プロデューサーおはようございます! すっごくいい天気です」
「おはようやよい。ほんとにいい天気だな」
「さぁ、起きて準備してください、さっさと片付けておうちに帰りますよ」
「そうだな、それよりやよい……ちょっとおいで」
「何ですかぁ……あっ、やっ」
ベッドに腰掛けたままやよいを抱きしめると、そのまま強く唇を重ねてやる。
「んっ、んん〜っ、ん……」
じたばたもがくやよいを抱きしめたまま、俺は抵抗がなくなるまでキスを繰り返す。
そのうちぐんにゃりと力が抜けたやよいを膝の上に乗せる。
「プロデューサー……朝からやりすぎです。メッってしますよ?」
「昨日言い忘れていたことがあって、それを今やよいに聞いてほしかったんだ」
「……じゃあ聞いてあげます」
「好きだよ、やよい」
途端に顔を真っ赤にして俯いたやよいだったが、しばらくして顔を上げると
俺に抱きついて勢いよく唇を重ねてきた。
「わたしも……プロデューサーが大好きです!」
おしまい。
149 :
SSあとがき:2012/03/25(日) 00:15:20.31 ID:rh4GGBVB
以上です。
エロくしようと年齢設定まであげたのですが……
来年こそやよいを大人にするSSが書けるよう精進しますです。
そのときはきっとこの話の続きとして。
ともかく誕生日おめでとう、やよい!
あと転載セルフです。
150 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/25(日) 13:16:43.30 ID:Ce2ONMZu
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
>>150 マルチ死ね
>>149 いや可愛いなーこれは
どうせなら伊織響だけじゃなく千早も一緒したかっただろうにw
乙でした
>>149 良いSSありがとう
おとなの階段を登らせるのもPの役割、かね?
ヒップ÷身長でアイドルの本当のデカ尻度がわかる……のかなぁ
ちなみに女性の平均値は89÷158.5=0.5615
これを元にアイドルたちのデカ尻度を計算してみよう……と思ったけど眠いからやめる
何人かやってみたけど、律子>貴音>やよい………>>千早って順番だった
ウエストでもできるけど、こっちはやよいがトップになりそうだな
>おとなの階段を登らせるのもPの役割
なるほど! 俺も亜美とセックスして
合法マンコになるように頑張ってみよう
※アイマスの登場人物は全員18歳以上です
エンディングが終わらない。
と言う事で続きを投下します。
今回はフェラ、尻コキ、対面座位の計3発です。
大丈夫だと思いますが、苦手なプレイが含まれる方はご視聴にご注意ください。
ちゅぱ、ぺちょ、ぴちゅ、ちゅぷ、ぺちゃ
脱衣所に着いた二人はお互い全裸となり、雪歩は膝を着いて屈み込み、涼の男根に舌を這わせた。
「ふう、はあ……んんん……。雪歩さん……」
涼は直立した姿勢で、夢見心地と言った瞳で雪歩を見下ろしながら、喘ぎ声を上げていた。
雪歩は涼の下半身に抱き付き、脚よりも、しがみ付く腕の方に体重をかける。
そうして涼の身体に身を預け、すがり付く様に身体を寄せていた。
(涼さんのを舐めるときは、大体いつもこの体勢。涼さんが立つか、椅子に座るかして、私はその前に跪く)
依存し、服従し、崇拝する様に。再び勢いを得てそそり立ったシャフトに奉仕を続ける。
「はあ……涼さんの……また硬くなって、こんなに熱い……」
一旦口を離し、涼に寄りかかって、張り詰めた剛直に頬ずりして。そして雪歩は涼を見上げた。
「だって……雪歩さんの口の中が気持ち良いから……」
情欲に粘り付いた二人の視線が交差する。涼と雪歩は見詰め合い、淫靡に微笑み合った。
(見て、涼さん。這いつくばって寄りすがりながら奉仕する卑しい牝奴隷の姿を、見ていて)
雪歩は涼の陰茎に視線を戻す。そして、口を開け、先端からすっぽりと包みこんだ。
「はああああああ……」
頭上から聞こえる、涼の吐息。雪歩は舌を絡めながら、頭を前後に動かし始めた。
くぷっ、ちゅぽっ、ちゅぱっ、じゅるっ
「んむっ、んん、んふ、ふんん……」
口腔で涼のシャフトをしごき、カリ首から亀頭にかけて舌を這わせ、時おり鈴口を舌先でつつく。
「ふはあっ、はあっ、はああっ、ふうああ!」
涼の息が荒くなる。涼のモノが口の中でわずかに膨らみ、ビクビクと震える。
(あ……。もうすぐ、イキそう……。涼さん……どっち?)
男根への刺激を強めながら、雪歩は上目遣いで、伺う様に涼を見る。
「雪歩さん……! 僕もう……!」
涼は切なげな声を上げながら、雪歩の額に手を当てる。
(『顔に掛ける』合図……。うん、私も……涼さんにいっぱい汚されたい……)
「で、出ます! 出ちゃう!」
口の中で感知する、一際はっきりした脈動。雪歩は口を離し、手で涼のモノを上から押さえ、自分に向けた。
そして、顔をやや上向きに傾ける
どびゅぅ! びゅぅぅ! どびゅぅぅ!
びちゃ! べちゃ! びちゃ!
大量に撒き散らされる涼の精液。
雪歩の顔に、胸に。白濁液が飛び散り、ダラリと垂れる。
(精子……涼さんのせーしぃ……。あったかい……)
上体を散々に汚し尽くされ、目を開けると、そこには恍惚として満足げな表情を浮かべる涼の顔。
自分も同じような表情をしているに違いない、と雪歩は確信した。
バスルームに入り身体を洗った二人は、石鹸の泡にまみれた身体を洗い流さぬまま、揃って床に寝転ぶ。
そのまま互いに抱き合い、ぬめった身体をすり付け合った。
「んっ、ふう、んは、んん、はあ」
にゅる、にゅる、にゅる、にゅる
涼の身体を滑って上下するたびに、押し付けられて形を変えながら弾み転がる雪歩の乳房。
石鹸で濡れ光ったそれは、缶詰の白桃の様な光沢を覗かせる。
(ふう、はあ……。涼さんの肌……気持ち良い。胸が、オマ〇コが、擦れて……はああ……)
「はあ。はあ。雪歩さん、僕、また……」
太ももの辺りに触れる硬い感触。
これまで雪歩を味わい続けてきたはずのそれは、更なる快楽を飽く事無く求め、主張を行う。
にゅるっ
「はあんっ!」
雪歩の後ろに回った涼の腕。尻を撫でられ、溝を割り開かれる感触に思わず声が出る。
「ねえ雪歩さん……」
手先で雪歩の尻をヌルヌルと弄び、情欲に浮かされた様な瞳で、涼は雪歩を見つめた。
「僕のを……雪歩さんのこのスポンジで、洗って欲しいな……」
「はあん……。涼さんったら、そんな事……」
(もうっ。涼さん、本当に私のお尻が大好きなんだから。やっぱり恥ずかしいのに)
雪歩は顔を赤らめてはにかむ様子を見せる。
しかし、指先で雪歩の窄まりを愛撫する涼は、雪歩の穴が快感を期待してヒクつくのを感じていた。
「お願いです、雪歩さん。雪歩さんのお尻で、僕のをこすって。ね?」
繰り返し、淫らな願い事をする涼。
既に後ろの穴が涼の指に対して快諾の返答をしている以上、雪歩の返答も決まっていた。
「……はい、涼さん」
雪歩は涼の身体から一旦離れると浴室の隅からバスチェアを引き寄せ、バスタブの傍に置いた。
「座って下さい、涼さん」
涼はバスチェアに座り、バスタブに背中を預けて脚を開く。
雪歩はその涼の前で後ろを向き、アヒル座りをするように屈み込むと、頭を伏せ、涼に向けて尻を突き出した。
そして後ろを振り返りながら、涼の股間の高さに尻を合わせ、ズリズリと後退する。
(私、涼さんの前ですごくエッチな格好してる。
今からお尻で涼さんのおちんちんをゴシゴシするんだ。考えただけで、お尻がキュンとなっちゃう)
尻穴から伝わる、ピクピクとした感覚。雪歩のアヌスは涼のシャフトを思い、物欲しげに震えている。
(全部、涼さんに丸見え。オマ〇コも、お尻の穴も。涼さんの視線で、ムズムズしちゃう……)
泡にまみれた雪歩の白い双丘と、そそり立つ涼の剛直。徐々に縮まっていく距離。
ぺちゃり
「はあっ……!」
柔らかく、温かい感触。雪歩の尻肉に包まれた肉棒が悦びに震え、涼に溜め息をつかせる。
「んん……!」
自らの尻に涼を挟み込み、雪歩も声を上げた。
「涼さん……動きます」
「はい、雪歩さん……」
ずりゅ、ぬちゅ、ちゅにゅ、にゅる
雪歩は涼に尻を押し付けたまま、上下に動かし始める。
「ん、はあ、ふうん、はあ」
石鹸で滑りの良くなった尻は、擦り付けられた肉棒によって簡単に割り開かれ、溝の底まで届いた。
涼のシャフトが雪歩の穴の淵をこすり、喘ぎ声を漏らす。
(はあ、はあ……ぬるぬるのおちんちん、お尻の穴でこすって、感じちゃう……。
今まで涼さんにお尻を可愛がられて……私、すっかりお尻がエッチになっちゃった……)
「ふう……はあ……。可愛いお尻を一生懸命に振る雪歩さん。とっても魅力的……。
僕の目の前でプルプルしながらこすって……。凄くエッチな眺めですよ。雪歩さん」
「やぁん……エッチなのは涼さんですぅ。いつもいつも、私のお尻をオモチャにするんですからぁ」
「仕方がないですよ。だって……」
突然、涼が腰を動かし、雪歩の尻の溝に自らのモノをこすり付ける。
「ひゃあん!?」
急に強くなった刺激に、雪歩は声を上げて身を震わせた。
「ほらぁ。お尻を弄られた雪歩さんは、とっても可愛いから。僕、興奮しちゃうんですよ」
「もう! エッチ……!」
腰をひねって振り返った雪歩。涼はその雪歩に向けて、慈しむ様な穏やかな笑みを浮かべていた。
「ふふふ。ほら、雪歩さん。もっと強く押し付けて下さい。
僕の……雪歩さんのお尻で圧し潰して!」
涼は雪歩のくびれに手を掛けると、自分の方へとグイグイ押し付ける。
そのまま雪歩の腰を持ち上げると、腰を浮かして床に膝を着き、自ら腰を振り、雪歩の尻をこすり始めた。
ずちゅ! くちゅ! ちゅく! ぬちゅ!
「あっ! あああっ! ああ! あああああ〜!!」
雪歩はガクガクと腰を揺さぶられ、尻穴から発する電流の様な刺激に身体を痺れさせる。
「ねえ、雪歩さん! もっと、もっとお尻を振って!
雪歩さんのお尻! 雪歩さんのお尻! 気持ち良いよぉ!」
「はあっ……! はあっ……! はあっ……!」
(お尻が……! お尻がぁ……! 気持ち良くって、訳が分からないよぉ!!
私、ちゃんとお尻振ってる? 分からないけど、とにかく、お尻を涼さんのおちんちんに……)
尻に与えられる快楽に翻弄されつつ、涼の肉棒に尻を遮二無二押し付け、こすり付ける雪歩。
「はぁっ。はぁっ。はぁっ。雪歩さん、僕、雪歩さんのお尻でイきそう……!」
涼の声音が、絶頂の近い事を雪歩に知らせる。
「雪歩さんも、雪歩さんも一緒に!」
雪歩の腰を掴んでいた涼の手が前に伸びて来て、雪歩の股間まで至る。
ずにゅにゅにゅにゅ!
「ふぅうう! ぅくああああ!」
ヴァギナに沈み込む指と、クリトリスをつまむ指。
尻穴と性器の両面からの快感が、より激しく雪歩の身体を揺さぶる。
「駄目ぇ! お尻をこすられながらオマ〇コをそんなに……!
涼さん! 涼さぁん! 私……イク! イクぅぅぅぅぅ!!」
「雪歩さん! 雪歩さん……! 僕ももう! 出る! 出る……!
うううううううあああああああ!!」
どぴゅ! どぴゅ! どぴゅ! どぴゅ!
背中を反らし、絶頂に身体を震わせる雪歩。
その尻は、涼に快楽のほとばしりをたっぷり浴びせられながら、雪歩と共に歓喜に震えていた。
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ
「はあっ! ふう! んん! ふあ!」
雪歩の尻肉を堪能し、欲望の白濁液をその柔肉に浴びせ掛けた涼は、まだ足りぬとばかりに雪歩を抱き寄せた。
バスチェアに座り直し、雪歩を自分と向き合う姿勢にさせると、その秘裂を貫き、激しく突き上げる。
雪歩は涼に突き上げられるがまま自らの身体を跳ねさせ、嬌声を上げた。
「ふう、はあ、雪歩さん……。
こっち向きだと、身体が邪魔にならないから、たっぷり可愛がってあげられますね……」
雪歩の背中に回る涼の腕。その手指は背中を下り、つい先程快楽を貪った魅惑の双丘へと至った。
ずぶぶぶ!!
「んふうぅぅぅ!!」
丹念に開発され性感を高められた雪歩のアヌスは、涼の指を容易く飲み込み、雪歩に嬌声を上げさせる。
「ふふっ。雪歩さんのお尻の穴、すっかり柔らかくなりましたね。
ほら、指が2本も。簡単に入っちゃいますよ」
「いやっ! いやです! そんな事言っちゃ……恥ずかしいです」
「雪歩さん、可愛い……」
二穴を責められながら恥じらい悶える雪歩の顔を堪能しつつ、涼は空いている手を横に伸ばした。
そして、床に置いてあったものを手に取る。
「さあ、雪歩さん……舐めて下さい」
涼は、手に取ったもの、即ち愛用のアナルバイブを、雪歩の口元に突き付けた。
「あむっ。んふっ。んん。むう。ふうん」
先端を口に含み、丹念に舐め回す雪歩。
(このアナルバイブが、今から私のお尻に……。
涼さんのおちんちんにオマ〇コ突き上げられながら、お尻をずぷずぷされちゃう)
ぺちゃ、ちゅぷ、ちゅる、ぴちゃ
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ
互いの性器がこすれて立てる音に、雪歩の口の中で、アナルバイブに絡む舌が打ち鳴らす音。
それらの音を鑑賞しつつ、涼は雪歩を突き上げながら、後ろの穴を探り続ける。
「雪歩さんったら……。アナルバイブを舐めながらお尻の穴をヒクヒクさせて。
楽しみにしてるんですね。今から、これでする事」
「んんっ、んん〜」
どこまでも正直な自らの恥部を指摘され、恥じらう様子を見せる雪歩。
「ふふふっ」
その様子を楽しみながら、涼は雪歩に咥えさせたアナルバイブをクルクルと回す。
「それじゃあ……」
アナルバイブをしゃぶる雪歩の表情を一通り味わった後、涼は雪歩の口からアナルバイブを抜いた。
ピストン運動を一旦止めると、アナルバイブで雪歩の尻肉を割り開き、奥の窄まりにあてがう。
ずぶぶぶぶぶぶぶ……。
「んふうう……はあああ……」
指とは比較にならない、太い感触。それでも雪歩の穴は慣れた様子でスムーズにアナルバイブを飲み込んでいく。
程なくして、雪歩の尻にアナルバイブを根元まで飲み込ませた涼は、アナルバイブのスイッチを入れた。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ
「んんんんんっ!!」
雪歩の敏感な肛内でアナルバイブが震え、うねる。
アナルバイブの動きに翻弄され、腰をひねり、尻をよじり、身体を跳ねさせる雪歩。
膣壁の動き、そしてアナルバイブの振動が涼のシャフトを刺激し、ますます猛る。
ずちゅずちゅずちゅずちゅずちゅ
「はああふうんふああああんんうう!!」
男根の刺激に耐えかねた様に、雪歩の尻を抱えながらその肢体を跳ね上げ、ピストン運動を再開する涼。
前後の穴を埋められ、責められて歓喜の声を上げ、開きっ放しの口から涎が垂れる。
「はあ……雪歩さん」
息を荒らげながら涼は雪歩の顔を寄せ、その口の端を舐め上げる。
「雪歩さんのヨダレ……美味しい」
涼の舌は、そのまま雪歩の唇を割り開き、口内へと侵入し、雪歩の舌を捉え、絡ませる。
「んんんっ! んんんんん!!」
深く口づけを交わし、激しく交わる二人。
(涼さんに抱えられて、涼さんに捕まったまま。
私……口とお尻とオマ〇コと。穴を3つとも責められてイっちゃう……!!)
「んんむぅ! んんんん! んんん!!」
「ふむう! んんむ! んんん!!」
ずちゃずちゃずちゅずちょずちゅずちゃずちょずちゅ
二人のくぐもった声。激しさを増す抽送。涼の腕の中で快楽を与えられ続け、ついに雪歩は絶頂を迎えた。
「んんんんんんんんんんんん〜!!!」
突っ張る脚。溢れ出る愛液。雪歩は身体をビクビクと震わせる。
どくっ、どくっ、どくっ、どくっ
最後の1鼓動に至るまで、雪歩の奥底に流し込まれる涼の欲望。
「……っふはあ。はあ……はあ……」
唇を離すと、二人は恍惚とした表情で、しばし見つめ合う。
二人の唇の間を、銀色の糸が伸びて繋いだ。
今回はここまで。あと1投下で風呂場のシーンが終わってベッドシーンに移行する予定です。
ちょっとリアルの都合で、4月いっぱいはインターネットが使用できなくなる可能性があるので、
3月中に書き上がらなければ続きが5月以降になります。
せめて風呂場は書き上げたいですね……。
これから(主に筆者が)お待ちかねのアナルプレイだというのに。
それでは。乱文乱筆失礼いたしました。
皆が推敲にどれくらい時間充ててるか地味に気になる
>>163 一日くらい空けるよ。アイドル同士の呼び方とかチェックしないとね
書いていれば分かるが、書き終わったらすぐ投下してみたくなるもんだ
と、この手のレスは控え室スレのほうがいいと思うが
ノーチェックで投下したくなるが1日堪える
美樹がトラウマ
ざっとみなおして投稿、翌朝後悔
懲りない愚か者です
誤字脱字確認その他もろもろをしてからだから、10分から20分。
呼称関係については作成時に念入りに確認してから作る。
そこらへんの確認についても推敲するときにもう一度やってる。
文脈についてはあまりに不自然でない限りスルー。あまりにひどいようなら直すことなくそのままお蔵入り。
要するにほぼ
>>166と同様。ただし、後悔することはほとんどない。
推敲、ざっと読んで30分くらい見直し。
あまり時間おいちゃうと大幅に書き直したくなったりして
そのままお蔵入りになってしまう。
ちなみにモバマスの杏はここでもいいのかな?
NG放り込み用のキーワード等々注意書きはきちんと入れてくれよな、まだ荒れそうだし
>ちなみにモバマスの杏はここでもいいのかな?
モバマス専用スレがあるからそっち
やよいのスカトロ物書いてもいいでしょうか?
即NGID
>>164 最後まで書いてしまうと、もう我慢できなくなって即投下してしまう。
いつも一日数行しか書いてないから、見直すのも時間は掛からんし、
そんな大きなミスは今の所無いけど、結びの部分はかなり適当だったりするねえ。
顔面騎乗プレイのアイマスSSって、そういえばないな……
人選ぶからかもしれんが
書いたら一回誤字チェックをしてすぐ投稿、というのが自分のペースだなぁ。
寝かせると羞恥心とかが心の中で膨らんで投下しづらくなる、っていうのがある。
あとBDSSとかは前日とか当日に駆け込みでやるので寝かせている暇が無い、というのも
>>174 Sっぽい子が居ないからねぇ。
涼ちんに対したって肌重ねるような関係になったらそんなこと出来るかといった疑問が尽きないわけで。
やっぱりある程度成熟しきって少し倦怠感が出てきたカップルがプレイの一環でやるくらいかなぁ。
とここまで書いて涼ちんは関連コンテンツで顔面騎乗されていることを思い出した。恐るべし
>Sっぽい子が居ないからねぇ
見直すと伊織くらいかな。別にS系の娘でなくても
ちょっとしたイタズラで、寝ているPの顔にお尻を乗せちゃう
美希とかもアリだとは思うけど
顔面騎乗した方がSなんて決め付けは想像力の欠落だぜ
書き手の感性一つでそんなもんはどうとでもなるわい
Oh...自分の不勉強を恥じるばかりだぜ
恥ずかしがりやな娘がPに懇願されていそいそとお尻を乗せる…
雪歩で想像したらアリだな
どんがらがっしゃん → 顔面騎乗
の春香コンボだってあるんだぜ?
>181
うーん、様式美
お姫ちんに顔面騎乗されて、呼吸困難になって生死の境をさ迷いたい。
ドSちーちゃんの顔面騎乗、もしくは双子姉妹の顔面騎乗と股間騎乗の
同時攻撃でも可。
SSを書き上げたらすぐ投下したくなる気持ちよくわかる。
時間をおいて推敲したらあちこち訂正してキリがないから
ざっくりチェックしてすぐ投下。
後日まとめサイトをみたら必ず誤字があってへこむと。
丁度今書いてる真のSSに顔面騎乗が入ってたわ…
>>170 見逃してた、もう一度探したらありました。サンクス
涼ちんがセーラー水着着てた…一瞬夢かと思ってブラウザを閉じたが紛れもない現実だった
もしかしたら流出フィルムだろうか、「個人撮影」とか「罰ゲーム」とか言われて…
そう思うとなかなかおいしいシチュだったなぁG4U
「妄想の餌食」エピローグは、間に合わないので1か月凍結となります。
ご視聴頂き感想を下さった皆様には大変申し訳ございません。
>>174 文字で描写してもねえ……って部分はあると思う。
そもそも、最近そんなにエロシーンを詳しく描写してるSSって見掛けないからねえ。
>>181 しかし、それを実行したのはミニスカサンタの愛ちゃん。
>>183 投下しようとしたとき、直前に同じアイドルが登場する良SSが投下されてると、
投下が躊躇われたりする。
でも我慢できずに投下するんだけど。
>>186 顔が同じで「秋月涼」という名前でも、あれならバレないな、と納得してしまった。
「タック」という女装技術を使っているのではないか、とのこと。睾丸を下腹部に押し込み、陰茎を蝶結びにして押し込む。
やってみた猛者が居たが、確かに前にもっこりはしないが下の方に盛り上がりが出てしまうそうだ。ていうかそんなことやったら
涼君が不覚にも興奮した時やばい、ばれるとか言う以前に男の子の機能がやばい。律子さん無茶させすぎ
その技術は知ってるから何を言いたいのかわかるが「陰茎を蝶結び」に噴いたわwww
陰茎蝶結びでヒュンとなるわwww
191 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/30(金) 20:26:53.41 ID:GDsOV7VZ
やよいのスカトロもの書きます
陰茎蝶結びか……懐かしい響きだ
わかめ酒頼む
>>193 やよい・伊織・亜美真美のは無理だが、それでもいいか?
このロリコンが! しかし考えようによっては18歳以下はエロ本NGな訳で、それなら高校組も全員ロリってことになるな…うんギリギリだがまだ社会人じゃないからセーフだ
17歳でも十分ロリコンなんだ!素晴らしいじゃないか!雪歩は体小さいし中学生でも通じるよな、早速家から小中の時の服をば
ようやく真の吸血鬼ものが書けたのであげてみる
注意点
・真がひどいエロパロ人格
・結構血を吸う(グロくはないけど貧血注意)
そういうのが嫌いな人はID回避よろ
今日はステージでのグラビア撮影だ。ただ、衣装はマイディアヴァンパイア…少しマニアックなんだが、ねぇ。
「似合ってますか?」
衣装を身に着け、真がくるりと回った。スカートがひらりと翻り、太ももと、その上のガーターベルトが覗く。真の健康的な魅力とは正反対だが、これもこれでなかなかいい。
「ああ、似合ってるぞ真」
「ボク、かわいいですか?!」
ぴょこぴょこと一筋立った髪をゆらして尋ねるようすは、雛鳥のような愛らしさがある。
「もちろん」
「えへへ…プロデューサー、大好きです!」
褒められてよほど嬉しかったのか、真が急に抱きついてきた。腕の力が強すぎて痛いぐらいだけど…
「こらこら、借り物なんだから大人しくしなさい」
「ちぇー…じゃあお仕事の後ならいいんですね!頑張って早く終わらせましょう!」
……やけにノリノリだな。まぁ、撮影がスムーズに終わればそれに越したことはないか。
†
「うーん、最後の一枚がなあ…」
真の気分が乗っているので、実にいい笑顔を撮ることはできた。しかし、この衣装だとそれだけでは物足りない。
「どうしたんですか?」
「真、もう少しこう…ミステリアスな感じが欲しいかも」
「?」
「ほら、本物の吸血鬼みたいなさ、妖しい感じで…」
それを聞いた真は、自信ありげに胸を張った。
「なんだ、そんなことでいいんですか」
「おお、そいつは頼もしい」
「だって、ボク…」
真の瞳の色が、紅に染まる。仮初の牙を外すと、そこには本物の牙が。さらに、衣装を突き破ってコウモリのような翼が顔を出す。
「ほんもの、ですから」
今、目の前で見た光景から、それは事実であることはわかる。だが、そんなことがあるのか?真が俺を驚かせようとして何か仕掛けたのでは?
「ひどい。疑ってるんですね」
一瞬の隙に、真が懐に忍び込んできた。そして、こちらの衣服を強引に剥ぎ取る。
「抵抗しないでくださいよ?じゃあ、いただきます」
抵抗もなにも、真に腕ごと抱きしめられ、身動きがとれない。
「ぐ…あっ…!」
ちくり、と刺すような痛みのあと、じゅるじゅると吸飲する音を感じる。しかし、不思議だ。大量に血を吸われているはずなのに痛みはない。
「ま…こ…と…」
こう血を吸われては、だんだんと意識が遠のいてしまう。
「あ…ごめんなさい!やりすぎちゃいましたか?」
真はようやく感づいたのか、吸血を止めた。
「ん…大丈夫、だ…」
「良かったぁ…えへへ、それにしても、プロデューサーの血…」
真の顔に笑顔が戻る。しかし、その笑顔は撮影を始めた時とは全くの、異質だ。
「とっても…おいしいですね……」
ぺろりと舌を出し、こちらに流し目で微笑む。そこから感じるのは、いつも真が醸し出す、太陽のような可愛さではない。
血の凍りそうな美しさ、とでも表現しようか。その姿を、俺は無意識の内にカメラに収めていた。
†
「あ、そういえば撮影してたんですよね」
「…でかしたぞ真、今の写真で完璧だ」
先程までの写真に足りなかったものが一気に手に入ったと、そう確信できる一枚だ。
「じゃあ、今日のお仕事はおしまいですね」
「ああ。お疲れ様」
「すぐ着替えてきますから、待っててくださいね!」
ん、待てよ。ベストショットが撮れて舞い上がっていたからスルーしたが、俺は真に血を吸われたんだったよな?
「なぁ真」
「え、なにかおかしなことでもありましたか?」
真はわざとらしく、人差し指を口元に当てて首を傾げている。か、かわいい…ってそうじゃなくて!
「真、俺はお前に血を…」
「はい。ごちそうさまでした」
「あのさ、血を吸われたら吸血鬼になったりするのか…?」
真は失笑を漏らしながら、
「やだなあプロデューサー、そんなのファンタジーの世界の話ですよ」
と答えた。じゃあお前はなんなんだとつっこみたくなるが…まぁそこが論点じゃないからやめておこう。
「すいません。ボクからも質問いいですか」
「ん、なんだ?」
「プロデューサーって、童貞ですよね」
「なっ…!」
アイドルがそんなこと大声で言うんじゃありません!ってかなんでわかるんだよ…
「えへへっ、図星ですか。やっぱり男の人も純粋な方が美味しいんですかね」
畜生、カマをかけられただけかよ。恥ずかしい。
「そうだ!血を吸うついでに、ちょっと面白いことができるんですよ」
真の目が据わっている。なんかあまりいい予感がしないけど…乗りかかった船だ。話だけでも聞いてあげよう。
「どんなこと?」
「まずボクの目を見てください」
真と目を合わせると、真紅の目が一瞬輝く。
「跪け」
真の言葉が聞こえた途端、足から力が抜け、がくりと膝をついてしまった。
「ねっ、面白いでしょう?」
真の言葉の通りに身体が動いたのか?まさか…そんなことがあってたまるか。
「なんだこれは。怒らないから説明してくれ」
「プロデューサーがボクのオモチャになっただけですよ」
楽しげに言う真の様子に、背筋が凍りつく。まな板の上の鯉とはこのことか…
「じゃあ、まずは仰向けに寝てもらいましょうか」
やはり真の言った通りに俺の身体が動く。
「プロデューサー、ボクの脚に釘付けでしたよね?」
「あ、それは」
否定はできない。というか、最初からかなり気になってたからな…
沈黙する俺を見て、真も全てを理解したようだ。
「えへへ…欲しいんなら、遠慮しないでいいんですよ」
「んぶっ…!」
身動きのとれない俺の顔が、真の太ももに挟まれる。
「ほらっ!ほらっ!気持ちいいですか?」
真の身体が、顔の上で躍り始めた。細くても程よく肉のついたそれに包まれるのは、たしかに心地よい。
「はあっ…ボクっ、は…気持ちいいですよ…!」
激しい動きの中で、脚の奥にある女の部分に鼻先がこすれ、真は切なげな喘ぎを上げる。
このままでは不味い。担当アイドルで欲情した姿を見せるわけには…
「…めろ…ま…と…」
止めるように言おうとしても、この体勢では口も不自由なわけで。むしろ口を動かすことで真をさらに刺激することになった。
「あっ…それ、いいですっ、プロデューサー…っ!」
真の声がさらに甘くなり、雌の薫りも強くなる。それらを感じる度に真に対する劣情もどんどん増大した。
「プロデューサーの、おっきくなってます…」
真は右手だけを後ろに回し、俺の股間に触る。これでは言い逃れもきかない。
「これ、ボクでおっきくしてるんですよね?」
「うぅっ…」
「気にしなくていいんですよ。ボクは嬉しいんですから」
顔の上からどいた真が、今度は覆い被さってくる。そして、俺の顔を優しく撫でた。
「プロデューサー、大好きです」
「?!」
何も言い返す暇もなく、真が唇を奪う。
「えへっ…くちゅ…ぴちゃ…」
唇だけじゃない、口の中まで全部真に支配される。キスで生まれた水音も、口に広がる真の味も、全てが興奮を煽る材料になった。
「ふ…あっ……どうですか、初めてのキスの味は?」
最高だ、と答えたいけれど…俺の立場上、言うわけにはいかない。
「大丈夫、言わなくてもわかりますよ」
真は振り向いて何かを確認している。さらに固くそそり立っているアレを見られては、一目瞭然ということか。
「苦しそう…今、楽にしてあげますから」
真はこちらに見えるように、俺の脚の間に入り、ズボンを引きずりおろして俺のモノを解放した。
「えへへぇ…プロデューサーのおちんちん…」
取り出したモノを愛おしそうに頬ずりする真。その姿に、思わず先走りが漏れる。
「あっ、もうイキたいんですね…いいですよ…」
真の柔らかい頬で触られるだけで気持ちいいのに、これ以上何かされたら…
「いただきます」
「ぐ…あっ…!」
真のもっと柔らかいところ。生温かい口の中に、俺のモノが収まった。
「じゅるっ…じゅぽ…」
唾液をたっぷりと含み、唇でしごきあげるように動く。時々歯が当たるものの、比べものにならない快感の方がひどく俺を苛んでくる。
「ま、真…」
「はぁっ…んっ…気持ちいいですか…?」
口からモノを解放したかと思うと、こちらに見せつけるように竿を舐め始める。
「ボク、プロデューサーのこと…気持ちよくできてますか…?」
やめてくれ。その質問の答えなんて決まってるんだ。だけど、プロデューサーとしてそれを易々と言うわけには…
「……もっと気持ちよくしますから」
なんてこった。返事をしなかったことがかえって真の闘志を沸かせてしまったらしい。
「あぐぅ!痛っ…」
「えへへ、歯形つけちゃいました」
歯形なんてもんじゃない。現に血が滲んでいる。
「ここからですよ…へへっ」
モノを丸ごと呑み込み、そこからまた血を吸い始めた。
「ん…おいひぃれす…」
「ああっ!くわえたまま喋らないでっ…!」
血を抜かれてモノが萎えるかと思ったが、快感のせいで次々と新しい血が送り込まれ、固さと大きさは全く変わらない。
まるで血の方から目の前の可愛らしい吸血鬼に吸われにいっているような錯覚が生じた。
「うぅ…真っ…」
快楽で歪むこちらの表情を見ながら、真は徐々に侵攻を速めていく。
「あぁっ…っく…い、いきそうだ…」
絶頂を迎えようか、というところで口が離れた。
「イクんですか?いいですよ。ボクにいっぱい出してくださいね」
「え…?うぁぁっ!!」
再びモノをくわえた真は、最初に首筋から吸血したときのような力で思いっきり吸引してきた。
既に限界を超えていた俺を、打ち砕くように。
「まことぉぉっ!でるっ…!」
「ん、ぶっ…んっ……」
ビクビクと脈打つモノから、真は口を離さずに吸い続けた。
「こくっ…こくっ……えへへ」
唇の端に血と精液のカクテルが少しこぼれているが、ほとんどを飲み干した真は満足げに微笑んでいる。
「プロデューサーの…味も、匂いも、とっても濃くて…頭がクラクラしちゃう…」
真のコメントは嬉しいが、真の満足のために払った血の代償はそう安くない。案の定、俺はそこで意識を手放した。
†
「ん…?」
目覚めると、頭に柔らかい感触が。視界には心配そうにこちらを見つめる真の顔が。どうやら、膝枕をされていたらしい。
「お、おはよう…」
かける言葉も見つからず、挨拶が出てしまった。しかし、それを聞いた真は突然、俺を胸に抱いた。
「良かったです…プロデューサーが生きてて…」
「ははっ、俺が真を置いて死ぬわけないだろ」
…本当は、死ぬかと思ってたけどな。
「ボク、やりすぎちゃいました」
確かに、あれはやりすぎという他はないがな。キツく叱らなくては…
「プロデューサーの初めてになりたくて、つい……本当にごめんなさい」
…そんな嬉しいこと言われたら怒れないよ。
「まぁ俺も気持ちよかったから、今回は…いいよ」
真の顔が、ぱあっと明るくなった。
「本当ですか!ありがとうございますっ…!」
実害がなかったんだから、まあこれでいいだろう。下手にやってテンション低下の方が困るし。
「あと、吸いたくなったらいつでも言ってくれ。死なない程度なら吸わせてやるから」
「いいんですか?!」
毒を食らわば皿までよ。真が吸血鬼だっていうんなら、それを利用するのも悪くない。
「ああ、だけどしばらくは勘弁してくれよ?」
真の欲求も小出しに満たしてやれば、より良いパフォーマンスに繋がるだろう。これが妥当な線だな、うん。
†
「真っ、例の写真集バカ売れだってよ!」
「やりましたね、プロデューサー!」
なんでも、吸血鬼化した真の写真が放つ不思議な魅力が、女性ファンのみならず男性にも訴えかけたために部数が伸びたらしい。
血を吸われても損はなかったなぁ…むしろ良かったかも。
「真、ご褒美に吸わせてやろうか?」
「やりぃ!じゃ、パンツ脱いでください」
ん、血を吸うんなら首筋じゃないのか?
「なんで脱がなきゃいけないんだよ」
「え、約束通りその…お、おちんちんを吸わせて貰うんですが」
…言葉足らずだった。
「だって、もうあの味と匂いを知っちゃったら普通の血じゃ無理ですよう」
俺にはわからんが、どうやら贅沢を覚えてしまったようで…
はぁ、今日は意識と精気のどっちが先にダウンするのかなぁ…
以上。
G4U表紙の真にいろいろと吸われたかったから書いた。反省はしていない。
ナイスバキューム
グッドサッカー
エクセレントカクテル
さすが真、エロスも爽やかすぎるでェ…
>>171 注意書きを始めに添えればいいから
はよ書け。いや書いてくださいお願いします。
エイプリルフールということでアイドルを騙してエロイことはできないだろうか
全員に婚姻届を配って歩くのはどうだろう、16歳以下には「誕生日まで待つ」と言いながら
まこたんちゅっちゅ
律ちゃんが一番手強そうだな>エイプリルフール
美希や春香、あずささんあたりはさらっと騙されそうだけど
涼「常時嘘つきなんですけど」
愛「絵里さんにドッキリ仕掛けちゃいましょー!」
涼「あ、愛ちゃん…そんなに過激なのはやめとこうよ、軽く、ちょっとしたのに…」
愛「大丈夫ですよ、ほんの、ちょっとした冗談ですから!絵里さん絶対びっくりしますよ!」
涼「へぇー、どんなドッキリなの?」
愛「それはですね〜…涼さんが実は、男の人だった!て嘘です!」
涼「…え、ぼ…わ、私が!?」
愛「いつも女の子らしくて、かわいい涼さんが男の人だった!なんて言われたら絵里さん絶対びっくりしますよ!」
涼「え、えへへへ…そ、そうだね…」ガタガタ
絵理な
あ、悪いまちごうた。グラビアで勃っちゃう涼ちんとかないかなぁ
真のフィギュアかわええなあ
真のSSももっと増えてほしいな
自分で増やしたって良いと思うよ
219 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/02(月) 23:16:52.29 ID:2BEqWROF
涼の集団逆レイプ物がよみたいなあ・・・
アイドルと小鳥、その他女性キャラ全員でー
欲張らないならアイドルと小鳥だけでも
多人数で別の娘に補助されながら挿入を促されるとかエロいよね
>>220 集団逆レイプものは俺も好きだけど、問題は理由付けだな
エロパロとはいえ、どうやって逆レイプする状況へとスムーズに持ち込むか
そりゃあ、G4Uでの765プロとの共同撮影中に、とか
224 :
SSまえがき:2012/04/03(火) 00:02:40.28 ID:KHbQUDKv
流れ豚切りで失礼をば。
春香さん誕生日おめでとうのSSです。
《桜》という言葉をタイトルに入れたくて、考えたのが「サクラチル」or「サクラサク」。
そしてタイトルに合わせてストーリーを考えるという謎の趣向の結果できたのが
オーソドックスな内容で春香とプロデューサーが結ばれる純愛譚です。
準拠作なし、注意書きを要する内容は含まず、7レス拝借いたします。 <NP
「春香は卒業後の進路について何か考えているのか?」
「卒業って、私まだ高3になったばかりなんですけど……」
「プロデュース計画の参考に一応進路調査と思ってな」
「そういうことなら、もちろん夢は永久就職! ですよ」
「春香もアイドル活動継続と。今年の3年生組はみんな同じだな」
「あのプロデューサーさん、永久就職の意味なんですけど」
「わかってるよそんなの。真面目に聞いているのに夢を語るなっつーの」
「……済みません」
私だって真面目に答えたつもりだもん。
卒業してすぐ結婚したいってわけじゃないけど……
「いい相手が見つかりゃいいけど、くれぐれも軽率な真似だけは勘弁な」
「な、なんですか軽率って。私がそんな軽い女に見えます?」
「最近めっきり女らしくなったって評判なんだ、変な虫がつくのを心配してんだよ」
「お、女らしいだなんて、いやぁ、ははっ、まいっちゃうなプロデューサーさんたら」
「冗談だよ。それより進路希望を決めるなら早めに教えてくれよな」
「実は学校に○○短大志望で書類を出す積もるなんです」
「進学希望か。仕事はどうするつもりだ?」
「もちろん続けますよ!」
「……うん、チャレンジするのはいいことだな、応援するから頑張れよ」
「はい! ありがとうございます」
うふ、うふふふ。
いくらプロデューサーさんでも見抜くなんて無理ですよね。
短大進学は私の描いた壮大な人生計画のほんの序章であって、
その最終目的にはプロデューサーさんも関わっている、なんてことを。
彼は真面目でお堅いから、その目標は難関…あるいは不可能って言うと思う。
もちろんそんなこと私は百も承知だ。
今の私じゃどうにもならないって分かっていたから、こんな計画を考えたの。
だからこの一年は死に物狂いで頑張って、まずは志望校合格を目指す。
その先2年間の積み重ねで最後の勝負、すなわち就職先を決めるわけですよ。
それからの一年は本当にあっという間だった。
仕事はさらに忙しく、勉強時間がどんどん追い込まれていったなかで
3月初旬、少し早めの「サクラサク」はある意味奇跡だったかもしれない。
それでも合格は合格。計画の第一段階を自らの努力で達成できたんだもん、
きっとこのあとの計画もうまくいく、いや、上手くいかせるんだ。
いつか見た、高校卒業ライブのあとに告白して撃沈するという悪夢だけは
繰り返しちゃいけないんだ。
それなのに……サクラチルだよぉ
4月に入り満開の桜の頃にサクラチルだなんて。
今まで私の人生の節目を、いつも祝ってくれていた綺麗な桜色。
入学、デビュー、ランクアップ、そしてトップアイドル到達。
そして私のこれからの人生を決めるべく短大の入学直前。
今まで一年、本当に死に物狂いで頑張ったと胸を張って言い切れる。
そしてこれからの2年、目標実現という誓いも新たに迎えた誕生日の日に
私は桜を散らしてしまったのです。
事務所主催の誕生日パーティはお仕事のスケジュールが優先されるから
誕生日当日ではなく、その前後に行われることがほとんど。
そして今年。
私のパーティは4月1日に行われたせいで散々だった。
いくらエイプリルフールだからってプレゼントまで嘘とかあり得ない……
プロデューサーさんも酷いよ。3日は夜までばっちり仕事入れたって……
大見得え切って一人暮らしを初めた手前、この程度のことでいちいち実家に
帰ってお母さんに泣きつくこともできないし
親友はレコーディングで海外に行って留守だし。
そうして誕生日当日。
朝から仕事にレッスンに取材に打ち合わせで午後にはもうくたくただった。
プロデューサーさんと次の仕事先に向かう途中、通りがかった桜並木も
つい恨めしい気持ちで眺めてしまう。
あーあ、ついに今年はお花見もできないか……
千早ちゃんが帰ってくる頃には桜も散っているだろうし。
やだなぁ、せっかくの誕生日にこんなテンションなんて。
「なぁ春香、怒る気持ちは分かるけど」
「別に怒ってなんかいませんけど……」
「……声が怖いよ。でもな、誕生日でも仕事は仕事なんだから笑顔でさ」
「一応今日が何の日かは忘れてなかったんですね」
「当たり前だろ」
「いいですよ、何だって。それより次の仕事はどこなんですか?」
「もうそこだよ」
「そこって……まさかあのレストランですか?」
私でも知っている有名レストランの高そうな個室に通されたけど、予約席ってどゆこと?
なんかの撮影にしては誰もいないし、誰かが来て取材とか対談?
「ほら、座って座って」
「プロデューサーさん、ちゃんと段取りくらい説明してください」
「仕事は嘘なんだ。お疲れさま春香、改めて誕生日おめでとう」
えっ、ええええー? そんなサプライズだなんて聞いてないですよぉ……
「あ、ありがとうございます。……それならそうと言ってくれたら良かったのに」
「いやぁ、春香の身柄を夜まで確保するにはこんな手段しか思いつかなくて」
「身柄確保だなんて、プロデューサーさん大袈裟です……」
「大袈裟なもんか。俺にとっても大事な日なんだぞ」
「そういってくれると嬉しいですけど」
「それより、これ。春香にはどうしても受け取って欲しいんだ」
「誕生日プレゼントならパーティの時に頂きましたけど……えっ、あのこれ」
「そういうこと。それが俺の気持ち」
「気持ちってこれ、ダ、ダイヤじゃないですか! こんな、やだ…ドッキリですか?」
「いいや、真剣な俺の気持ちだ」
「………あとで冗談とか無しですよ? 本気にしますよ?」
「ああ、そうしてくれ。春香、好きだ、俺と付き合って欲しい」
嬉しさのあまり飛び上がった途端、ベッドからドンガラガッシャンと落ちて夢から覚め……
なかった。
余りにも唐突過ぎる彼の告白に私はどう喜んでいいか分からず
ただ無闇に舞い上がっていただけだった。
おかげで美味しい料理も初めて飲んだワインの味も覚えていないや。
店を出て帰る前、彼にお願いしてさっき通り過ぎた桜並木に寄り道してもらう。
夜桜見物の人波の中、変装を信じて腕を出すと彼は少し迷ってから組んでくれた。
男のひとのらしいがっしりした腕と温かい体温を感じていると
ようやくさっきの告白が嘘じゃなかったのだと思えてくる。
やっ、別に彼の言葉を信じてないわけじゃないの。
ただダイヤの指輪で告白なんて、結婚前提以外の何ものでもないわけで……
そもそも私の計画は、彼の奥さんになることを目標に立てたものだったから。
無理して進学したのも自分を高めるためだけじゃない、
彼に私がいかに本気か認めさせるためでもあったわけで
まだ彼は結婚とも婚約とも口にしていないけど、それが本心だったなら
結果オーライなんだけど……
なんて浮かれている場合じゃないや。
そろそろシンデレラさんはおうちに帰らないと門限………
いやいや、門限なんてもうないんですよ。
だって学校と仕事を両立させるため、都内で一人暮らしを始めたのだから。
門限も終電も気にしなくていいって……すごく気分的に楽。
このあたりからなら、タクシーですぐ着いちゃう距離だし。
「なぁ春香……そろそろ遅いし帰らないと」
「えっ、ええ……そうですね。日付変わる前に帰るとしますか」
「お……遅いから送っていこうかな」
「……えと、あの……はい。お、お願いします」
3月末に引っ越したときには、彼には住所を伝えて報告しただけだった。
だって真面目な彼が担当アイドルの一人暮らしの部屋に来るなんて
絶対に考えられないことだったから。
だけど今……タクシー車内がすごく気詰まりな空気なのは……
もしかして、もしかしちゃう……からかな。
いやいや、今日の今日でそれはないっしょ、
あはは、私ってば舞い上がりすぎだよ。
でも……なんか彼、そわそわしてるってかチラチラ見てない?
いつもは落ち着いててトラブルにも動じない彼が……
なんて考えてる間にタクシーがマンション前に到着しちゃった。
いつものように支払いをしてくれている彼を、私が先に降りて待つ。
お支払いしてるってことは……やはりここに一旦降りるということになる。
だったらこのまま家の前まで送ってもらって、ハイさようならって……?
ええーい、あれこれ考えてもしょうがないよ、女は度胸だい!
「ここが春香のマンションか、セキュリティもしっかりしてそうで安心だな」
「そうですよ。築浅物件だから中も新築同然なんです」
「そうか。じゃ、俺はそろそろ……」
「そうだ、コ、珈琲でも飲んでいきませんか? せっかくの機会ですから」
「い、いいのか」
「まだ散らかってませんし、さぁ、どうぞ」
なんか私が男の人を引っ張り込む感じになっちゃったけどまあいいか。
別に私は彼をどうこうしようなんて考えちゃいないんだし。
担当アイドルの部屋にプロデューサーさんの家庭訪問だと考えれば。
プロデューサーさんが嬉しそうなの………気のせいだよね?
「は、春香!」
家に入ってドアが閉まった瞬間、彼が思い切り抱きついてきた。
うわーん、やっぱりこうなっちゃうの?
エレベーターの中、無言で手を握る彼が発していた只ならぬ……殺気?
経験が無い私にも痛いくらい伝わってたから覚悟はしてたけど。
「春香、好きだ、春香ぁああ」
でもちょっと待って。まだここ玄関です。せめてリビングで……
ってなんで私の方が落ち着いて冷静にリードしなきゃいけないんですか!
こういうのは男性、年上で大人のあなたがリードすべきであって……
あっ、そっち寝室で……うわぁーん、やっぱりちょっといきなり過ぎます!
でも……こんな熱烈に名前呼ばれて抱きしめられるのってすごく嬉しい。
"壊れるくらい抱きしめて"って歌詞、壊れちゃダメでしょって思ってたけど
いざされてみると分かったわ、私の理性が壊れちゃいそうだって。
誕生日のサプライズに結婚を前提としたダイワの指輪付き告白。
さらにその上男性をお持ち帰りして、寝室につれていかれたら
理性なんて邪魔になるだけでしょ?
そう考えて力を抜くと、勢いあまった彼と一緒にベッドに倒れこんじゃった。
「春香、痛くなかったか?」
「…だ、大丈夫ですけど、もう少し、その……優しくしてほしいかなぁって」
「ご、ごめんな。つい夢中になってしまって」
それより、これってもしかして……あの、ちょっと待ってください、
落ち着きましょう。 だって私たちアイドルとプロデューサーじゃないですか。
なんて今更なこと、なんで私言っちゃってるんだろ。
「春香、いい……よな?」
ちょ、ちょっとプロデューサーさん、それをスルーしますか。
うわぁあ、顔近いです……心の準備しなくちゃ、目は閉じとかなきゃ……
んっ……んむ…………!?
あぁ、これってファーストキス……だよ
私、プロデューサーさんとキス、しちゃってるよ。
んんっ、んむん……やだ、何これ、すごい気持ちいい?
唇重ねるだけで……なんでこんなドキドキするかな
わわっ、ちょっと舌入れ……そんな……こと、んはぁああ…………
もうだめ、考えるの無理。
「春香、可愛いよ春香、ああ、好きだ春香」
もう……そんな焦らなくても逃げないですから……
真面目で堅い人だと思っていたのに、初心な高校生の男の子みたい。
ほら、キスってこんな風に優しくするもんですから。
んんっ…まだ力入りすぎですよ……
あは、ほら……もっとゆっくり、丁寧にキスしてくれないと。
んー……ちゅ? えへへ。
れろって……唇舐めるキスなんて有り?
でもいいです……きもちいーから。
だいぶ慣れてきた感じですね、えへへへ。
ほら、もっといいですよ
んっ……んはぁ……って、あ、ちょ、そんなとこ……
やだ、ドサクサに紛れてどこ触って……やん、くすぐったいですって。
こらー、ダメですよぉ……そんないきなりなんて。
「春香、俺のものになってくれるよな」
「えっ、って……それ」
「欲しいんだよ、春香。お前を俺だけのものにしたいんだ」
「……あの、でも私……」
「いいだろ春香、俺もう」
そんな……急に言われても心の準備というものが
でも体が熱くてドキドキして、どういえばいいんだろこの気持ち。
「あの、プロデューサーさんになら……私、いいです」
ありゃあ、私何言っちゃってるんだろう
「ああ、良かった春香」
「でも……私、初めてだから、そのぉ……や、優しくしてくださいね」
「ああ、大丈夫。俺だって初めてだけど、頑張るから」
「よかったです、じゃああの……!?」
なんか今さりげなく大変なことを言われたな気がした?
それよりこのままはダメです、ちゃんとシャワー浴びてからじゃないと。
待ってください、プロデューサーさんそんな、やーん、だーめー!!
さすがにそこだけは必死で彼を宥めてストップすることができた。
お風呂場で少し時間をかけたから気持ちを整えることはできたと思う。
胸のドキドキは収まるどころか、どんどん大きくなるみたいだけど。
◇
一応下着くらいは身に着けたほうがいいのかなぁ……
バスタオルを巻いただけの格好って、ちょっといきなり過ぎる?
こういうときにバスローブとかあるとお洒落な感じだったのかもね。
待つのはベッドに座ってるほうがいい? それとも布団の中がいいかしら。
それともベッドの上でちゃんと正座でお迎えするとか。
あーもう分かんない、どうしようなんて悩んでいるうちお風呂場のドアが開く音がした。
着替えたりする時間はないから、しょうがない。
暗くした寝室のベッドに腰掛けて待っていた私に、もう一度彼からのキス。
うん、さっきと違って余裕ある感じだから私の気持ちもゆったりできるかな。
「さっきはごめんな、春香がOKしてくれたのが嬉しくてつい」
「いいですよ。求められるのって私も嬉しかったから。でも今からは
プロデューサーさんがちゃんとリードしてくださいね」
「あ、ああ……できるだけ頑張るけど、俺もほら、こういうの初めてだから」
「あの、初めてってプロデューサーさん……」
「そうだよ、俺……実は童貞なんだよ」
やっぱりさっきの聞き間違えじゃなかった。
彼は素敵な大人の男性だから、絶対彼女とかいたこともあって経験済みだと思ってた。
「あの、春香……どうした、な、泣くほど嫌だったのか」
「いっ、ひゃぁ、違います……イヤじゃなくて、嬉しいから」
「そ、そうなのか?」
「だって初めてをあげることができて、プロデューサーさんも私が初めての女の子だもん」
「いや、その……俺、頑張るから!」
「きゃっ、あの……お願いですから優しく、うわっ、わぁあぁああああ!」
いきなりお姫様だっこでぐるぐる回りながらディープキスして目が回りそうになったところで
ベッドに倒れこんだ拍子に二人のバスタオルがぱらりとはだけて、湯上りの肌と肌が重なって
彼の体温はとても熱くて、それからお腹にぶつかるものがとても固くて……
このとき部屋を暗くしておいて本当に良かったと思う。
だって、初めてのことをする前にあの状態を見ていたら引き攣っていたに違いないから。
「春香、力抜いて……ゆっくりするから」
「は、はい……あっ、んんっ……」
がっしりした彼の体がのっかかってるけど、不思議と苦しいなんてことはなく
彼の重さに心地よさすら感じてしまう。
背中に手を回してぎゅっと抱きしめると、彼の胸板に私のおっぱいがぴったりくっついて
それから胸だけじゃなくお腹も足も重なり合ってる。
そして……あそこからちょっとずらしたあたりに当たっている固い感触。
意識しまいと思いながら、お腹や足にぶつかるたびにそれのことを考えちゃう。
痛いのかな、痛いんだろうな。あんなに固くておっきいんだから。
唇のキスが首筋に移ってきただけで背筋がぞくぞくしてしまう。
つまり……初めてなのに私の体ってばもう気持ちよさを感じてるのかも。
キスを続けながらさりげなくおっぱいに伸びてきた手つきがぎこちなくて
本当に初めての男の子みたくおっかなびっくりだから笑いそうになっちゃう。
そんなそっとじゃなくても、もっと力入れても大丈夫ですから。
揉んでもいいですからって……エッチの経験ないっておっぱい触るのも初めて?
あっ……でも、それも嬉しいかな。
彼の初めてが私なんだってこと、キスもおっぱいも……それからセックスも。
「ここ舐めても大丈夫?」
なんていいながら、舐めるだけじゃなく咥えながら舌で乳首をころころされて
あげくにチューチュー吸われ、いきなり最初のエッチからこんな気持ちよくなって
いいのだろうか?声出したらはしたないかな、なんて。
あ、でも私だけじゃなく彼も初めてだから、気にすることなかったりする?
「春香……さ、触るよ」
そう言われるのは分かっていたの。
だっておっぱい咥えながら、手がずっとお腹と太もも行ったり来たりしてたし。
恥ずかしいし、ちょっと不安あるけど……
ゆっくり足を開いてから、彼の手と一緒にそこに向かう。
わっ……やだこれ何……っていうくらいびっしょびしょに濡れてるアソコ。
やだ、恥ずかしいのに、こんなの……変に思わないかな
「春香のここ、すごい濡れてるんだな」
「やだ、恥ずかしいからそんなこと言わないでください」
「ごめん、でも……俺なんか嬉しくて」
「もう馬鹿ぁ……」
「だめだ春香。もう我慢できん、い、入れたい、入れるぞ」
もう余裕がないのか、私の返事を待たず彼はもぞもぞ腰の位置を改めている。
ああ、当たっているよ……ついに彼が私の中に入ってきちゃうんだ
「んっ、ここ……あれ、えっと……」
なんか焦らされてると思ったのだけど、違うみたい。
そこ!って思うとつるっと滑ってお尻にいっちゃったり、かと思えば上にずれたり。
「ま、待ってください。一旦そこでストップ……」
窮屈な体の隙間に手を伸ばして、彼のをそっと手に包んだ。
「凄く固くて……おおきいんですね、プロデューサーさんのって」
「うっ、春香の手……柔らかくて気持ちよすぎる」
「えへへ……我慢ですよ。ちゃんとこの中に入ってから……」
そっと握った彼のおちんちん。
その先端を少しだけ口を開いたそこに導いてあげた。
一杯濡れているせいで、当てがっただけでぬるりと入っちゃいそう。
「こ、これが女の子の……春香の」
「はい……そのままきてください、ゆっくり、あっ、ひゃぁん……」
「だ、大丈夫なのか、痛くないのか?」
「まだ……へーきですから、そのまま」
実は膨らんだ部分がぐりんとは入りかけた時、中で痛みが始まっていた。
でもそれは思ったほどじゃなく、我慢しながら彼の腰に合わせて私も
入りやすそうな姿勢を探すんだけど、やっぱりよくわからない。
その間も彼はじりじり腰を、おちんちんを前後させているから少しづつだけど
入ってきているような、そうでないような……
「ど、どうかな春香」
「うぅ……わ、わからないけど……もう半分くらい?」
もう一度手を伸ばしてみたら、さっきより彼までの距離が短くなっていた。
「う、うん……だいぶ入っているみたいです、あっ、んくっ……」
「い、いくぞ、このまま最後まで」
「……はぁ、はぁ、き、来てください……やっ、ひぐっ!!」
.恐らく彼も私の抵抗(多分それが処女膜だったのだろうか)に焦れていたみたいで
最後の一突きはちょっと強引だったけど、それがよかったのかもしれない。
ビリって身を裂かれるような鋭い痛みが走ったけれど、
次の瞬間には彼の体がアソコと密着して、ようやく彼と一つに繋がったのが分かった。
「春香……はいったぞ、全部」
「はい……分かります、奥まで届いてるのが」
「痛むか? 我慢できそう?」
「だ、大丈夫……あの、しばらくこのままでいてくれますか?」
「ああ。春香がいいっていうまで、こうしてるよ」
今夜一番優しいキス、それを何度もねだりながら
私は彼と長い時間抱き合って唇を重ねていた。
◇
初めて同士が初めてのエッチに成功して夢中になった挙句、避妊のことうすっかり
忘れていたのはちょっと失敗だったかな。
幸い始まる直前の一番安全日に近いだからよかったけど
私の中で彼が出したとき、何故だかとても幸せな気持ちになれた。
寝る前に浴びたシャワー。
太ももに流れる、血が混じってピンク色の精液をみて
初めて私は大人になったんだ、彼の手で女になったんだってしみじみと思ったの。
寝るときにもまだアソコはひりひり、ズキズキ痛んでいたけど
彼に抱かれると体も心も温かく、そのまま安心して眠りにつくことができた。
こうして私の19歳の誕生日は過ぎていった。
白いシーツに破瓜の跡を、散り染めの桜の花びらみたいに残して。
でも桜の花が散ってしまえば、いよいよ新しい季節が動き始める。
私は今日から彼と一緒に、新しい人生を走り始めます!
おしまい。
232 :
SSあとがき:2012/04/03(火) 00:07:17.99 ID:KHbQUDKv
以上です。
最初は4レス分くらいの話が、推敲のたびに何故か増えていくボリューム……
真面目でお堅いプロデューサーさんが春香に告白した日に最後まで突っ走っちゃって。
転載はセルフなのです。
日付が変わった早々とは
いいお仕事です、素晴らしい
初々しい感じがしてとても良かったです。
でも「ダイワの指輪」で思わず噴いてしまったw
gj
そして乙!
「おっ、春香、見てみろよ、あそこ。桜が、綺麗だぞ」
「……そうですね…」
「今年は開花が遅かったからなぁ。ま、忙しい俺達には、あまり関係なかったか、はは」
「……」
「……春香、どうしたんだ?朝からずっとそんな調子で…」
「何でもないですよ…。ただ、朝、お母さんとケンカしちゃって…」
「えっ、何でだ?」
「…そ、それは、いろいろ、ですよ…」
「…まあいい、無理には聞かないさ。年頃の女の子だし、色々あるだろうからな。ただ、先方の前でもそんな顔では困るぞ」
「もうっ、わかってますよっ」
俺は、今や大手となった芸能プロダクション・765プロに勤める、敏腕プロデューサー。
…って自分で言うのもなんだが、事実、俺の担当したアイドルユニットがIA大賞を受賞し、
その後、俺自身1年間のハリウッド研修を受けてきたので、あながちはったりでもないことは理解してほしい。
そして、俺は研修から帰ってきて再び、その時担当していたアイドルユニットをプロデュースしている。
そのリーダーである天海春香と今、車で本日最初の営業先に向かっているところなのだが、
どうも今日は朝からこんな調子で、困っている。
「そろそろ着くからな、降りる準備をしてくれ」
「言われなくても、わかりますっ」
そして、車が営業先に到着し、先方の元に向かう俺と春香。
ひやひやしながら、春香の様子を見ていたが…
「おはようございます!今日も、よろしくお願いします!」
「おぉ、おはようさん、春香ちゃん。今日は一層、元気がいいねぇ、感心感心」
「そうですか?ありがとうございます!」
「…プロデューサー君、何か、浮かない顔してるね?」
「え?そんなことないですよ。ちょっと朝からいろいろあって」
「もうっ、プロデューサーさん、しっかりしてくださいよ!」
バシーン!
そう言って春香は、勢いよく俺の背中を叩く。
「いって…、もう、何だよ…。さっきとまるっきり逆じゃないか」
「え、何か言いました?」
笑顔で顔を近づける春香。…怖い。
「いえ、なんでもないです」
「そうですか?なら、いいんですけど♪」
変な心配をした俺が馬鹿だったようだ。
まあ、このあたりの切り替えスキルは、さすがはIA大賞を受賞したアイドルだと、感心せざるを得ない。
その後、夕方まで、営業ずくめのハードスケジュールだったが、
合間でこそ最初のような態度を見せたものの、仕事は持ち前の明るさで難なくこなし、その度に先方からは高い評価を受けていた。
まったく、俺もプロデューサーとして鼻が高い。
しかし…、相変わらず、事務所に帰る車の中、俺と2人きりの時は…
「ふう、今日もお疲れさまだったな、春香」
「……」
「…まったく、今日はずっとその調子だな。俺の前では」
そうして黙り込んでいた春香だったが、ついに重い口を開く。
「…プロデューサーさん」
「何だ?」
「私、先にここから電車で事務所に帰ります。ほら、すぐそこに駅がありますから」
確かに、ちょうど俺達の乗った車は、駅の入り口のすぐ前にさしかかっている。
「え?」
「だって、この渋滞じゃ、いつ事務所につくか分からないですもん」
確かに、俺の車の前も後ろも、帰宅ラッシュだろう、先の見えない車列が続いている。
「まあ、こればっかりは仕方ないよ、時間が時間だし。それに、今や大人気のお前をひとりで電車になんて…」
「大丈夫です、変装セットは常備してますから」
「え、でも…」
「それに、何かプロデューサーさん、今日、仕事の話しかしてくれないし」
「そうか?まあ、最近忙しいし、こればかりは…」
すると、春香が俯きながら、ぽつぽつとつぶやき出した。
「プロデューサーさん、今日、わ、私…」
しかし、
「…え、今日、何かあったっけ?」
ポロっと、俺の口から出た、何気ない言葉。
その直後だった。
バン!
「お、おい!」
突然車のドアを開ける春香。
「…もう、いいです!プロデューサーさんなんて、知らないっ!」
そう叫んで、勢いよく駅の方へ走り出してしまった。
「こら、春香!」
渋滞の中、車を捨てるわけにもいかず、ただ走り去っていく春香を見ていることしかできない俺。
「春香……」
しばらく、呆然としていた俺だったが…。
…………
「……計画通り」
そう言って、俺は某漫画の主人公ばりにひとり車の中でにやける。我ながら、ちょっとイタい。
「『何かあったっけ』はひどかったかな。まあいい、律子達、うまくやってくれるかな」
(以下、しばらく春香視点)
「もう…、プロデューサーさんの、ばか…」
私はなんとかファンの目をかいくぐり、今、事務所の最寄り駅から、事務所まで歩いている。
みんな、びっくりするかな?プロデューサーさんはどうしたんだって。
何て、言い訳しようかな?姥捨て山に捨ててきたとか…いや、姥じゃなくて、プロデューサーさん捨て山?
そんなこと言ったら、車はどうしたの?とか突っ込まれそうだから、車は中古車センターに売ってお金にして、
そのお金はすぐに銀行に行って預けてきた…、とでも、言い訳しようかな…
そうやって、いろいろ下らないことを考えてると、自然に笑みがこぼれてくる。やだ、私、何か変な子だ、ははは…。
……でも、私ったら、何を考えてるんだろ…。今日が、自分の特別な日だってことにこだわって、
こんなことして、プロデューサーさんに迷惑かけて…、
プロデューサーさんは、私のために、一生懸命仕事してくれてるのに…。バカなのは、私のほうじゃない…
…ぐすっ…
そうしてひとりで勝手に笑ったり、涙ぐんだりしながら歩いているうちに、事務所の前に着いた。けど…
「…あれ?」
何か様子がおかしい。
それもそのはず、事務所の電気が、すべて消えているからだ。
もちろん、まだそんなに遅い時間じゃないし、小鳥さんや律子さん達が残って仕事をしているはずだから、誰もいないはずがない。
ちょっと不安な気持ちになりながらも、事の真相を確かめるために、私は階段を登り、事務所のドアに手を掛ける。
やっぱり、鍵は開いている。
「失礼しま〜す…」
恐る恐るドアを開け、真っ暗な室内に歩みを進める。
「あの〜、誰かいませんか?社長?小鳥さん?律子さん?」
「……」
返事はない。
「も、もしかして、みんなの身に、何か…」
だんだん不安が大きくなってきて、ありもしないようなことまで、頭の中を巡っている。
「…そんな、みんな…、どこに、行っちゃったの…?」
そして、私の頬を冷たいものが流れた、その時だった。
パッ
「…へ?」
パン、パン、パン!
「「春香」「はるるん」「春香さん」「春香ちゃん」」!!!!
「え?」
「お誕生日、おめでとう「〜」「ございます」「なの」「だぞ」」!!!!
「……ええっ?」
明るくなった部屋を見渡すと、事務所の仲間たちが、笑顔で私の周りを取り囲んでいる。
私はその中で、クラッカーのテープが体や髪にかかっているのにも気づかず、呆然と立っていた。
「…え?竜宮小町のみんなまで…。今日は、夜まで、仕事じゃなかった…?」
「まあ、そのはずだったんだけどね」
そう言って、律子さんが話を始めた。
「今日は一年に一度の特別な日だから、夜だけは開けといて、って言ってきたのよ。
まったく、次のIA大賞に向けて、そろそろ本腰入れなきゃ、って思ってるときに」
「え…、誰が、そんなこと…」
「決まってるじゃない。あ、そろそろお出ましのようね」
(P視点に戻る)
「お、みんな、うまくやってくれたようだな」
そう呟いて、俺は勇んで事務所への階段を駆け上る。2つの箱を手に。
「ただいま帰りました〜!お、みんな、何か盛り上がってるな、何か、めでたいことでも、あったのか?」
「…もう、首謀者はあなたじゃないですか、白々しいですよ」
律子が呆れた顔で言う。
「あ、そうだったな、あはは…。ほら、春香、それにみんな、お待ちかねのケーキ、買ってきたぞ」
「わーい!!!!」
みんなが喜ぶ中、一人釈然としない顔の春香。
「え?プロデューサーさん、渋滞にひっかかってたんじゃ…」
春香が言うと、
「ははは、敏腕プロデューサーをなめるなよ。事務所周辺の裏道はすべてそらんじておる。」
「あはは、自分で敏腕だなんて、言うなよな!」
「ホントなの、はははっ!」
そうやって、真っ先に突っ込みを入れたのは、ユニットメンバーの響と美希だ。
「おいおい、まさかお前たちに言われるとは…、まあ、いいんだけどさ、ははっ」
「兄ちゃ〜ん、そんなことより、早くケーキ食べようよ〜。早く食べないと、亜美と真美でぜ〜んぶ食べちゃうよ!」
いつの間にか亜美と真美が俺にまとわりつき、ケーキの箱をかすめ取ろうとする。全く、油断も隙もない。
「あ、こら!まったく、順序ってものがあるだろ…。音無さん、切り分け、お願いします」
「了解です♪」
ケーキの箱を、音無さんに預ける。
それを見届けると、春香が話しかけてきた。
「あの、プロデューサーさん…」
「何だ?トップアイドルなんだから、事務所でやるより、お高いお店で2人きりでディナー、のほうが良かったか?」
「いや、そういうわけじゃないんですけど…、ていうか言わなきゃ気付かないのに、そんなこと」
「あ、まあ、ははは…」
「まあ、それはいいんですけど。これ、プロデューサーさんが考えてくれたんですか?」
「ああ、律子の言う通りさ」
「でも、今日は、全然、誕生日の話なんてしてくれませんでしたよね」
「そりゃ、メリハリってやつさ。そこからのサプライズだ。最高だろ?」
「自分で言わないでくださいよぉ、もう…。本当に、忘れちゃってるかと思いましたよ」
春香のその言葉を聞いて、俺は彼女の耳元にそっと口を近づけて囁く。
「…忘れるわけないだろ。俺の大切な人の、大切な日を」
途端に顔を赤らめる春香。
「えっ?今、何て?」
「おいおい、何のためにわざわざ耳元で言ったと思うんだ」
「…ふふふ、プロデューサーさん、顔が赤いですよ」
「う、うるさい!まあ、俺が帰国してからほぼ仕事詰めだったし、誕生日だけでも盛大にやらないと、って思ってな」
「そうなんですか…」
少し間を置いて、春香が続ける。
「…でも、あそこで私が車を降りなかったら、どうするつもりだったんですか?」
「え?そりゃ、まあ、その時の作戦は考えてたよ」
「どんな作戦だったんですか?」
「え、そんなの、話しても意味ないだろ」
俺がそう言うと、春香がニヤリとして言う。
「ホントは…、何も考えてないだけじゃ…」
「う、うるさいな」
「ふふっ。…でも、何はともあれ、プロデューサーさん、ありがとうございます♪」
「あ、ど、どういたしまして。なんだか、照れ臭いな、ははは…」
それから、765プロアイドル事務員一同による、天海春香誕生祭は盛大に行われた。
俺も日頃の鬱憤を晴らすかのように、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎに興じた。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ最後の重要なプログラムである、プレゼント授与の時間がやってきたのだが…
…
「すぅ…、すぅ…」
そこには可愛い寝息を立て、ソファーに横たわる春香がいた。
「あらあら〜、春香ちゃん、疲れちゃったみたいね〜…」
「う〜ん、そりゃ、今日はずっと仕事だったからなぁ、仕方ないよね…」
「もう、春香ったら、これから私のスーパーゴージャスなプレゼントを受け取って、どんな顔をするかが楽しみだったのにぃ」
「プロデューサー、そろそろ、春香の終電の時間じゃないですか?」
「でも、せっかくこんなに気持ち良さそうに寝てるのを起こしちゃ、ちょっと春香ちゃんがかわいそうですぅ」
「そうですね〜、あの、プロデューサー、私、明日の支度があるので、帰ってもいいですか?春香さんには悪いけど…」
「プロデューサー、時間的にも、やよいや亜美、真美は帰らせてあげた方がよろしいのでは…」
「そうね。プロデューサー、私たちが責任を持ってあの子たちを送り届けるから、あなたは春香のそばにいてあげてくださいね」
「あ、自分も、ハム蔵たちに餌やらなきゃ、それじゃプロデューサー、んじちゃーびら!」
「み、ミキも、早く帰らないと、冷蔵庫のいちごババロア、お姉ちゃんに食べられちゃうの。それじゃあね、プロデューサー!」
そう口々に言って、アイドルたちは次々と帰っていく。そして…
「じゃあ、プロデューサーさん、事務所の戸締り、お願いしますね。あ、春香ちゃんが起きてからでいいですから」
事務所には、俺と春香だけが残された。
「まったく…、みんな、俺の家が一番近いのをいいことに、言いたいだけ言って…」
それからしばらくして、
「ふわあぁぁ…」
可愛いあくびの声をあげ、春香が目を覚ました。
「あれ?プロデューサーさん、みんなは?」
「…見ての通りさ」
「あ…」
静かになった事務所を見渡す春香。
「…えへへ、2人きりになっちゃいましたね。これはもう、プロデューサーさんのお家に、泊まるしか…」
「…お前、もしかして、狙ってたわけじゃ…?」
「そ、そんなことないですよぉ」
「ははは…、みんなして、最後の最後で俺をはめたってわけか」
「もう、そんな人聞きの悪いこと、言っちゃダメですよ」
「冗談だよ、ははは…、おっと、そうだ」
「え?」
俺は、先ほど持っていた2つ目の箱を春香に差し出す。
「誕生日プレゼントだ。開けてみ」
「は、はい…」
徐に箱を開ける春香。中から出てきたのは、リボンだ。
春香の好きな色である赤を基調とした、鮮やかな色の。
「こ、これ…」
「ああ、春香はやっぱりこれだと思ってさ。考えが浅い…かな?」
「そ、そんなことないですよ。早速、つけてみてもいいですか?」
「うん、いいよ。俺も、見てみたい」
俺がそう言うと、新しいリボンを髪につける春香。
「…ど、どうでしょう?」
「うん、すごく…、似合ってるよ」
「あ、ありがとうございます、えへへっ。ずっと、ずっと、大事にしますね!」
満面の笑みで春香が言った。何か、こちらがプレゼントをもらった気分だ。
その後、必然的に、春香は俺の家に泊まりに来ることになった。
皆のプレゼントは、皆には悪いけど、事務所の春香のロッカーにまとめて入れておいた。また、家に帰るときに持って帰ればいいだろう。
「さ、どうぞ」
「お邪魔しま〜す…」
「悪いな、あまり片付いてなくて…」
ぎゅっ!
「…え?」
部屋に入るや否や、背中に、柔らかい感触が…。
「…へへへ、もう、放しませんよ、プロデューサーさん♪」
後ろを振り向くと、春香が俺に抱きつきながら、その顔には満面の笑みをたたえている。
「ははは…、いきなりだな。でも、まずはシャワーを…」
「いいえ、私、早く、プロデューサーさんが、欲しい…。また、あの時みたいに、したい、です…」
あの時というのは、IA大賞発表の少し前のこと、俺と春香が沖縄にグラビア撮影に行った時のことだ。
そこで俺と彼女はお互いの本当の気持ちを知り、体を求め合い、濃厚な時間を共有した。
あれはまるで、男と女って言うより、雄と雌、って感じだったな。
「いい…のか?」
「いいも何も、私、1年以上ものあいだ、ずっと、待ってたんですよ…。だって、あれ以来、してないですから」
「そうか…、仕方ないな。…まあ、俺も実は同じこと思ってたんだけどな、実を言うと」
「ははっ、やっぱりプロデューサーさんって、変態さんだ♪」
「ふん、男はそういう生き物なんだよ」
そして、まず、俺達は熱い口づけを交わした。
お互いの舌を絡めあい、唾液を交換しあう。
んちゅっ、んちゅ…
「…ぷはっ、もう、プロデューサーさんったら、激しいですね」
「まだまだ、こんなもんで満足してもらっちゃ、困るな」
「きゃっ!」
するする…
俺は手早く春香の服に手をかけて、たちまち下着姿にしてしまう。
あらわになった乙女のみずみずしい肌に、早くも俺の息子は反応する。
しかし、俺の勢いは止まらない。すぐに、ブラに手をかける。
「あぁん、もう、本当にえっちな人ですね。そんなんじゃ、モテませんよ。…私以外に、ですけど♪」
「…それで充分だ、そらっ!」
「やん!」
最後の砦であったショーツも足から抜き取られ、一糸まとわぬ姿にされてしまった春香。
あ、もちろんリボンはそのまま…って、言わなくても分かるか。
「さあ、今日は誕生日だからな、目一杯、お前を悦ばせてやる」
「は、はい…。お願い、します…」
恍惚とした表情で、俺を見て言った。
俺は彼女をベッドに横たわらせ、覆いかぶさると、再び先ほどと同じように口づける。
そして、その形のよい乳房を鷲掴みにし、荒く揉みしだく。
1年経って多少成長して大きくなったような気がするが、柔らかい中にも程よい弾力を感じる。
早い話、まさに俺好みのおっぱいだということだ。
「んん〜…、ん〜!」
唇をふさがれているため、声にならない声で悦びを表現する春香。
そうしてしばらくおっぱいの質感とディープキスを堪能したのち、口を春香の唇から離して、舌を体のラインに沿って、
下のほうに、少しずつ這わせていく。
「はぁ…、はぁ…」
舌の柔らかい感触からくる快感に、荒く息をする春香。
やがて、舌が乳房に到達した。俺は舌を片方の乳首に向かって這わせ、咥えこんだ。
ちゅっ
「んあっ!」
そのまま、舌で転がす。
ぺろ、ぺろ
「ああんっ…!」
だんだん感じてきたようだ。けど、まだ早い。本当の快感は、これからだ。
一応、もう片方の乳首も同じようにしておいてから、さらに舌を這わせる。
今度のターゲットは、その可愛らしいおへそだ。
ちゅっ、ぺろっ、ぺろ…
「ああっ、ぷ、プロデューサーさん、そこ、結構、気持ちいいかもっ…」
その言葉に気を良くした俺は、さらに春香のおへそを責める。
今度は、舌を穴に突っ込んで、ぐりぐりと動かしてみた。
ぐりっ、ぐりっ…
「ああっ…!」
しかし、舐めているうちに、俺の舌は妙な感触を捉えた。
「…ん?」
「あれ、どうかしました?」
「…おい、春香、これを見てみろ」
そうやって一旦へそから舌を抜き、べーっと伸ばして、春香に見せつける。
「…あ、なんか、ちょっと、黒いのが…」
舌を戻して喋る俺。
「ちゃんと、ここも洗わないとだめじゃないか。最近は、露出の高い衣装も多いし」
「ははは、最近、忙しくて…」
「しょうがないな、今回は特別に掃除してやる」
「あっ!」
再び舌をへその穴に突っ込み、ぐりぐり動かす。
「あぁん、ははは、もう、くすぐったいですよ、プロデューサーさぁん!」
ぐりっ、ぐりぐりっ…
一通りきれいにして、ようやくへそが舌の攻勢から解放されると、舌は再び春香の体の上を這い始めた。
やがて、それが下腹部に行き、大事な部分に近づく。
春香も、これから来るであろう快感に備えていることだろう。
そして、舌が陰毛にかからんとした、その時…
「えっ?」
俺は舌を迂回させ、太腿に向かわせた。
「そんなぁ、せっかく、心の準備、してたのにぃ…」
「ん、何のだ?」
舌を一旦彼女の体から離し、言った。
「えっ、そりゃあ、もちろん…、やだ、そんなこと、女の子に言わせないでくださいよぉ」
「う〜ん、鈍感だからわからん、はっきりと言ってくれないと。どこを、どうしてほしいのか」
そう言って、再び太腿に舌をつけると、わざと大事な部分を避けるようにして、その周りを舐め続けた。
さらに、軽く両足を持ちあげ、肛門付近にも寄り道をしつつ。
ぺろっ、ぺろっ、ぺろっ…
「ああん、もう、プロデューサーさんったら、いじわるなんだからぁ…」
春香は、顔を真っ赤にしながらも、俺の方をまっすぐ見て、ぽつり、ぽつりと言った。
「私の、その、え、えっちな、お、おま、おまん、こ、を…、プロデューサーさんの、お口で、舌で、可愛がって、あげて、下さい…。
キス、したり、ぺろぺろ、ほじほじ、したり、して…」
春香のその言葉を聞き、俺は舌を離す。
「うん、上出来だ。よくできました」
「もう、…ほんとに、いじわる」
そして、顔を春香の大事な部分に近づける。
さんざんじらされたせいか、そこはだらだらと愛液を分泌させ、一層、自身のピンク色を引きたてさせていた。
同時に、それらが放つ、生々しくも芳しい雌の匂いが、俺の脳を揺さぶり、性的興奮を一気に高める。
昨今、男の草食化とかよく言われているが、どんな草食男子でも、この誘惑を受ければ、たちまち獣になるに違いない。
無論、それは俺も例外ではない。
「それじゃ、いただきます…」
そう呟いて、その可愛らしい花びらに口づける。
ちゅっ…
「あっ…!」
その小さな声を聞くや否や、俺はすかさず秘部全体を舐めまわす。たちまち、ねっとりとした愛液が溢れてきて、俺の口を濡らす。
くちゅ、くちゅ、ぴちゃ、ぴちゃ…
「ああん、プロデューサーさん…、き、気持ちいい…」
それを聞いて、俺も一旦舌を離す。舌と秘部との間に、すぅっ、と、銀の糸を引かせながら。
「春香のおまんこも、甘酸っぱくて、おいしいよ。このまま、ずっと舐めて…、しまいに、食べちゃいたいくらいにな」
「はわわ…、もう、そんなこと、言わないでくださいよぉ、恥ずかしい…
プロデューサーさんって、ほんとに、えっちなんだから…」
真っ赤になった顔を手で覆いながら言う春香。やっぱり、可愛い…。
「うん、そうだな、喋る暇があったら、もっと気持ちよくさせてあげないと」
ちゅるっ
そう言って、今度はクリトリスの包皮を舌で器用に押し上げ、剥いてみせる。
すでに充血して膨らんでいたそれは、愛液に濡れて、真珠のように光っていた。
試しに、ふっ、と、息を吹きかける。
「ああんっ!」
色っぽい声とともに、ビクン、と、しなやかな肢体が跳ねる。が、まだまだこれからだ。
ぱくっ
俺はそれを口に含み、吸い上げる。
ちゅううう…
「ひゃああっ!」
さらなる快感に身をよじらせる春香。分泌される愛液の量も増え、もう俺の口元は洪水状態だ。
「ああっ、ぷ、プロデューサーさん、もっと、もっと、舐めて、くださいっ…、ナカの、ほうも…!」
よし、わかった。
お望み通り、今度は舌を、その柔らかい肉の間に、割り入れる。
「あああっ、そ、それ、いい、いいです…!」
膣内に舌を挿し入れるや否や、襞が、まるで別の生き物のように、俺の舌にきつく絡みついてくる。
まるで、俺の舌が入ってくるのを待ちわびていたように。まあ、随分と手荒い歓迎だが。
俺はそれに応えるべく、襞のひとつひとつを、可愛がるように、丹念にねぶりながら、
春香の膣内(ナカ)で、舌を奥へ奥へと突き進めさせていく。
「ああぁん…、もう…、おかしく…、なっちゃう…」
やがて、舌が完全に膣に埋まったのを見計らうと、
くちゅ、くちゅ…
「あぁんっ!」
舌で膣内をかき回して、愛液の分泌を促進させる。そして…
じゅるっ、じゅるるるるっ!
「ひゃああああっ!」
わざと大きな音を立て、あふれ出る愛液を啜っていく。
それを、ごくっ、ごくっ、と喉を鳴らして飲み干していく。が、いくら飲んでも尽きることはない。
愛する人の胎内から分泌される、極上の風味をもつ蜜を、心おきなく飲み干していくうちに、次第に幸せな気分に浸っていく俺。
「ああ、や、やめない、でぇ…」
おっと、すまんすまん、幸せすぎて、つい舌の動きが止まってしまった。
なら、こういうのはどうだ?
今度は、舌をピンと伸ばしたまま、ゆっくりと頭を上下させる。
すると、舌が膣内から抜かれたり差し込まれたりの動きが繰り返された。
ちょうど、舌でピストン運動をしている感じになる。
ぬちゃ、ぬちゃぁ…
「あああっ、そ、それ、き、気持ち、い、いいです、プロデューサーさん…」
春香も、軟体動物のように、自らの胎内を行き来する舌の柔らかい感触に、すっかり酔いしれてしまったようだ。
秘部の周りはもちろん、俺の顔の下半分から、胸のあたりにかけてまで、
唾液と愛液、またそれらが混ざった淫液で、べとべとになっている。
当然、服がだいぶ汚れてしまっているが、春香を気持ちよくさせることに夢中で、まったく、気にならなかった。
「あ、あの、プロデューサーさん…、そろそろ、お願い、します…」
ぎゅっ!!
そうして春香は強く俺の頭を掴み、自らの股間に押し当ててきた。
「うっ!」
いきなり顔面を押し当てられたせいか、ちょっと苦しい…。でも、幸せ…。
自然に、俺の鼻の位置に彼女のクリトリスが、口元に膣口が来る体勢になる。
「きゃん!」
俺はそのまま鼻先でクリトリスをぐりぐりし、同時に舌を再び膣内に割り入れ、上側のザラザラした部分を集中的に責める。
前は名前を知らなかったが、ここがGスポットってやつらしい。
さすがにこれでは、絶頂を迎えるのも時間の問題だろう。
「はああっ、あっ、ああっ、も、もう、だ、ダメっ、ぷ、プロデューサーさぁん、わ、私、私、い、いっちゃいますっ!」
そして…
「あああああっ!」
春香が叫んだ瞬間、彼女の奥から一気に潮が溢れだす。
ぷしゃああっ!
「うぷっ!」
まともに、それを顔面、特に鼻に、口に、大量に受けてしまう。
結果、鼻から潮が逆流し、まるでプールとかで鼻に水が入った時のような状態になってしまった。
これは、結構苦しい…。
「げほっ、げほっ…」
噎せる俺に、春香はと言うと…
「はぁ、はぁ、はぁ…」
よほどの快感だったのだろう。絶頂の余韻に浸り、こちらに気付いていないようだ。
俺も無理に話しかけることが出来ず、荒く息をして上下する春香のお腹を、噎せながら見ていた。
しばらく経って、ようやく俺の異変に気付いた春香。
「……あっ、ぷ、プロデューサーさん、大丈夫ですか!?」
「あぁ、大丈夫だ。ちょっと、お前のその…、おツユ…、が、鼻から逆流して…」
それを聞いて、心配そうにしていた春香の顔が、徐々に緩んでくる。
「…ぷっ、ははは…!」
「な、何がおかしい!」
「だって、プロデューサーさん、私のおツユが鼻に入ったなんて…、何か、おかしくて…」
「うっ…、うるさい!そんな奴には…」
俺はすかさず春香の唇を奪った。
「んぷっ…」
そして、まだわずかに口の中に残っていた、彼女自身の体液を、口の中に流し込む。
ちゅるっ、ちゅる…
「…ぷはっ、どうだ?自分の味、なかなかのもんだろう?」
「…もうっ、そんなことするなんて、どこまで変態さんなんですかっ!」
ふくれっ面をするが、どうしてもその顔は、俺の目には可愛く映ってしまう。
「どうだって聞いてるんだ」
「えっ…、ま、まあ…、ちょっと、しょっぱいですけど、お、美味しい、かも…」
「だろ?よし、もうちょっと頂こうかな」
俺が再び顔を股間に近づけようとすると、春香がそれを制する。
「ま、待ってください、プロデューサーさんばっかり、ずるい…、私も…」
「おお、そうか、すまんすまん、折角の誕生日なのにな」
今度は俺が、春香に服を脱がさせる。
先ほどの俺に勝るとも劣らない素早さで、俺は裸に剥かれてしまった。
そして俺はベッドに座り、春香の目の前に、先ほどの彼女への口淫のおかげもあって、ピンと自己主張している息子をさらした。
「えへへ、プロデューサーさんのおちんちん、張り切ってますね♪
まるで私と早く逢いたかったって言ってるみたい。私も、逢いたかったよ、ちゅっ。なーんてねっ♪」
そう言って軽く、亀頭にキスをする。
「おいおい…、そんなこと言うなんて、なかなかの変態ぶりだな、お前も」
「プロデューサーさんには言われたくありません、えいっ!」
…ぺろっ、ぺろっ
「あっ、は、春香、い、いいぞ…」
そのまま、咥えこむ。
ぱくっ
「あっ…!」
れろ、れろ…
軟体動物のように動き回る舌は、ピンポイントに俺の弱点を責めてくる。
「は、はは…、こりゃ、なかなかだな…」
「へへ、ほえははへふよ、ふほひゅーはーはん♪」
そう言って、今度は覆いかぶさるように体勢を変え、
俺の息子を咥えたまま、頭を上下させて、息子を弄んだ。
「あっ、や、やばいっ…!」
しかし、尚も口淫はエスカレートしていく。そして…
どぴゅっ!どぴゅっ…
そのまま、口の中に出してしまった。
…ごくん。
「…はぁ、まったく…、また、飲んだのか…」
「…ぷはっ、えへへ、随分溜まってましたね、プロデューサーさん」
「ああ、最近、忙しかったからな。オナニーなんてする時間があれば、さっさとシャワー浴びて寝てるよ」
「でも、その分、何か、その、熟成された味、って感じかな…。ごちそうさまでした♪」
ぺこり、と頭を下げる春香。
「ははは、こいつめ…」
そういって軽く春香の頭をポン、と叩く。
「いたっ、もう、暴力はんた〜い!」
そうやって今度はポカポカと俺の方を攻撃してくる。
「いててっ、そっちのほうが暴力じゃないか…。俺は軽く叩いただけだし」
「でも、軽くでも、女の子に手を上げるなんて、男として最低ですよっ」
「もう、拗ねてると、本番までやってあげないぞ」
「あ、そ、それは困りますよ〜」
「ははは、冗談」
「もう…、プロデューサーさんの、ばかぁ…」
しゅんとして春香が言った。言うまでもないが、その姿は、とてつもなく可愛かった。
俺は、再び春香をベッドに横たえ、その上に覆いかぶさった。
「よし、そろそろ行くぞ…、準備はいいか?」
「は、はい、お、お願いします…」
それを聞くや否や、俺の下半身と春香の下半身を重ね合わせ、
ゆっくり、ゆっくりと、息子を、春香の秘部に沈めていく。
久々の挿入で痛がらないか少し不安だったが、やはり先ほどさんざん俺が、口で舌でほぐしたせいか、難なく挿入出来たようだ。
完全に挿入されたのを確認し、俺は抽送を開始する。
パン、パン…!
「はあっ、はあっ、ぷ、プロデューサーさん、ちょっと、き、聞いても、いいですか?」
「ん、なんだ?」
「アメリカにいる間、他の女の人と、関係を、持ったんですか?」
「えっ、ば、ばか、こ、こんなときに、何て事聞くんだ、そ、そんなわけないじゃないか」
「ホントですか〜。私より、魅力的な人、一杯いそうなのに」
「俺は、外国人は、恋愛対象としては、いまいちでな。やっぱり、日本人が好きだ。
それも、日本人の、そ、その、あ…、天海春香が。俺にとって、世界一の、女がな」
「もう、そんなこと言ったって、何も出ませんよ♪」
そう言って頬を赤らめながら、春香が続ける。
「じゃあ、どうやって、性欲を、処理、してたんですか?」
「そ、そりゃあ、オナニー、しか、ないだろ…」
「何を、想像しながら、ですか?」
「い、いちいち、聞かなくて、いいよ…。あの時のことを、思いだしながら…」
「へへ、一緒ですね♪私も、自分の、部屋で…、あの時の、ことを、思いだして…」
「そうか、似た者同士、だな」
「へへへ、そうですね♪」
「あっ、そ、そろそろだ…!」
「はああっ…!」
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅ…
春香の胎内で、勢いよく精を放つ俺の息子。
思いのほか多く出してしまい、結合部の隙間からいくつか漏れている。
「…はあ、はあ…」
2人で、荒く息をする。そして、春香が口を開く。
「…うふふ、これじゃ、赤ちゃん、できちゃうかも…」
「おいおい、軽々しく言うんじゃない…。まあ、俺も今回は最初から乗り気だったから、そう言う義理はないけど」
「へへへ、冗談ですよ。今日は、安全日だから…」
「またそんなこと言って、本当に妊娠したらどうするんだよ…」
「もう、今更そんな心配してどうするんですか?」
「だって、こんなに出るとは思わなかったし…」
「プロデューサーさんの、いくじなし〜」
「な、何を〜!」
一瞬むっ、として春香を睨むが、彼女のあまりにも穏やかな表情に、いらだちはすぐに消えてしまった。
それどころか、次第に笑いがこみあげてきた。
「は、はは、はははは!」
「ははははっ!」
しばらく笑いあった後、春香が言う。
「…プロデューサーさん、最高の誕生日を、ありがとう、ございます…」
「ああ、どういたしまして」
「…愛してます、プロデューサーさん…♡」
「俺もだよ、春香…」
そして、深い口づけを交わし、2人の影は1つとなって、ベッドに沈みこんでいった。
それから数日が経ち、幸い、春香は妊娠せず、俺は胸をなでおろした。
実はあの後、朝目覚めてから2人一緒に風呂に入り、そこでもお互い我慢できずに情を交わしてしまっただけに、なおさらだった。
また、これは後で聞いたのだが、春香が親御さんに俺の家に泊まると言った時、
ご両親ともに、特に反対されることもなく、すんなりと許可をもらえたらしい。
いくらプロデューサーとは言え、よく男の家に娘を泊める気になったものだ。
まあ、それだけ信頼されているということの証左だと思えばいいか。
何はともあれ、春香はその後の仕事も順調にこなしていった。
しばらくは、彼女らのユニットのトップアイドルの座は、揺るぎそうにない。
ただ、一つ、気になることがあって。
どうやらあれから春香は、困った性癖に目覚めてしまったようで…
「よし、今日のライブもしっかり頼んだぞ、春香」
「はい!」
「よし、じゃあ、掛け声、行くぞ…」
「あ、ちょっと待ってください、それよりも、『おまじない』のほうが、いいかな、って…」
「え?今回も、するのか?このところ、毎回だぞ」
「は、はい、でも、何か、あれをやった後のほうが、お仕事、うまくいくんです!」
「…もう、春香はほんとにスケベなんだから」
「どスケベのプロデューサーさんに、言われたくありません!」
「むっ…!しょうがないなぁ…」
そう言って、俺はスタッフたちの死角になる場所に、春香を誘導する。
「ステージで他の2人が待ってるからな、手短に済ませるぞ」
「はいっ、お願いします…!」
そしておもむろに春香の前にしゃがみ込み、スカートの中に両手を入れると、ショーツに手をかけ、さっ、と勢いよく下へずらす。
「きゃっ!」
あまりの素早さに小さな悲鳴を上げるが、構わずそのまましっかり彼女の太腿をつかみ、スカートの中に顔を突っ込む。
舞台袖で灯りの少ない中、かすかに漂う淫臭を頼りにそこの場所を捜し出し、べーっと舌を伸ばして、舐めつける。
ぴちゃっ、ぴちゃ…
「あぁんっ…、も、もう、プロデューサーさんったら、ファンのみんなが近くにいるのにぃ…
激しいんだからぁ、…あぁあん!」
言いだしっぺは春香のくせに、まったく。まあ、俺もこの味は大好きだから、いいんだけどな。
しばらくして、もういい頃だろうと思い、顔を上げて言う。
「…もう、いいな、春香?」
いつもは、ここで「はい、じゃあ行ってきます、プロデューサーさん!」なのだが…。
「……ま、待ってください、プロデューサーさん…」
「ん、何だ?」
「……お、おしっこ…」
と、か細い声で言った。
顔はよく見えないが、おそらく真っ赤に染めていることだろう。
「……は、はあっ!?お前、ライブ前にはちゃんと済ませとけって、あれほど言ってるのに!」
「でも、ちょっと、着替えに手間取っちゃって…」
「…い、急いで、トイレ、行ってこい!」
「…でも、もう、トイレに行ってる暇なんて、ありませんよぉ…。だ、だから…」
「待て、みなまで言うな!」
そして、俺は大きく深呼吸して、決心した。
「……もう、仕方ないなぁ!」
そうして、再び、春香の股間に顔を埋める。
「すぐに済ませるんだぞ!こんなとこ見られたら、俺ら、本当に終わりだからな!」
「は、はい…、さすがは、プロデューサーさんですね♪」
尿道口があらわになるように陰唇を広げ、そこに唇をぴたっとつける俺。
「あん…♪」
自らの大事な場所への生温かい感触に小さな声を上げつつ、下腹部に力を込める春香。そして…
ぴゅ、ぴゅるっ、しゃああ…
口内に注ぎこまれた温かい黄金色の水は、俺の舌の上で跳ね、そのまま舌を伝って、喉へ、そして食道へと、次々と流れ込んでいく。
ごくっ、ごくっ…
「はあ、はあ…、ぷ、プロデューサーさんが、私の、お、おしっこ、美味しそうに、飲んでるぅ…。
しかも、こんなところで…、ど、ど変態さん、だぁ♡ あ、あはは…」
もう、何とでも言えっ。
ちょろ、ちょろちょろ…
やがて、尿の勢いが徐々に弱くなっていき、最後に、
…ごくっ!
と大きく喉を鳴らし、春香の聖水を飲み干した。
……ぷはっ、よし、出し切ったな。おっと、ちゃんと、綺麗にしてやらないと。
ぺろ、ぺろ
仕上げに、尿道口とその周辺を舐めて綺麗にしてあげる。しかし…
……………
…………ちゃ
………ぴちゃ
……ぴちゃっ、ぴちゃっ……
……おい、なんか、ますます濡れてきてないか…?
「ああぁん…、き、気持ち、い、いいよぉ…」
「…あ、ば、ばか、感じてるんじゃない!せっかく、人が後始末してやってるのに!」
「えぇ〜、だってぇ、プロデューサーさん、舌使いが、いやらしすぎるんですもん…」
「ええい、もう、知らん!」
じゅるるるるっ!
「ひゃああああっ!」
口に渾身の力を込め、溢れてきた愛液を啜りあげる俺。
じゅるっ、ごくん。
「…よし、じゃあ、しっかりな!」
そう言って、ショーツを素早く戻すと、春香の背中を勢いよく一押しし、ステージに送り出した。
「…ふぅ、頼むぜ、ホントに…」
そう呟くと、口の周りにたっぷりついた愛液を、ぺろり、と舐め取った。
「…しかし、こっちも、ますますうまくなってきたな。なーんて…」
ライブが成功したら、春香と自分へのご褒美に、たあんと、舐めてあげないとな。
…おっと、いかんいかん。
どうやら、俺も、困った性癖を身につけてしまったらしい。
結局、その日のライブは、稀に見るほどの見事な大成功を収めた。
さらに、その夜から翌朝にかけての出来事のせいで、2、3日もの間、固形物を口にできなかったのだった。
以上になります。
14レスと言っといて13レスでしたが、ただの単純なミスですorz
春香誕生日をメインテーマで書いていたのに、どんどん変態的な方向に逸れていってしまいました…m(_ _)m
まあ、前々からアイドルがステージに出る前に尿意を催してそれをPが…という天海、いや展開を書こうと思っていたので、
やりたいことはできた、と満足しておりますw
ちなみにトリップですが、どう言うわけか同じ文字列を入力したのに、
前小文字だった場所が大文字になっていてちょっと困っているのですが、
一応私が◆zidgk1nanoと同一人物だということは明言しておきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
乙乙!
よかったよ!
ふぅ
GJ!
どちらの春香さんも素晴らしい
春香さんの良さを再確認した日だった
どちらも乙〜
春香かぁいいなぁ。春香にプレゼント渡したいなぁ
お二人ともGJ!
アニマス23話のP落下ネタを使ってるssで面白い奴ありますか?
落下した先にたまたまリッチャンが寝てて偶然挿入してしまうとか?
慌てて駆けつけると、タートル号に乗ったPが……
落下じゃなくて病院で完治寸前に自己処理できないPに変わってアイドルが…って展開なら浮かぶんだがな
アニマスや落下とか関係なくできそうだけど
>自己処理できないPに変わってアイドルが
それピヨちゃんの仕事じゃね?
それはミキの仕事なの
262 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/05(木) 23:12:08.54 ID:AlRWELTe
このレス見てたら思いついた涼の逆レイプ物の設定もとい妄想が
非常に情けないが・・・
G4U共同撮影中に涼がアイドル達の色気のある姿を見て欲情、アイドル達は撮影等で忙しくて自己処理できない日々
小鳥がそれらに感づいて妄想、それを実行しようとする
溜まっている涼をまず自信の体で味見
非常に美味なので折角の機会に溜まっているアイドル達を呼び寄せて涼回し
「TENGA持ってきてあげたピヨ!」
>>219 集団逆レイプは前スレで書いたけど、何人分も書くのは結構難しかったなあ。
男の方が能動的に動かないと体位が限られる(バックが出来ない)から、
バリエーションをつけるのが難しい。
涼だったら。「女装ネタで脅迫してやらせる」って手もあるし、
「途中からその気になる」でもいいかとは思うけど。
>>232 GJ。春香さんはかわいい。
>>236 GJ。またも飲尿とはこだわりを感じますな。
>最後の推敲をしてるうちに、まさかとんでもない秀作に先を越されるとは…w
そちらの書いたハリウッドの直後に秋月どんぶりを書いたときが、似たような気持ちでした。
あの時は初投稿だったから心臓がバクバク言ってたなあ。
>>260 アニマスのピヨちゃんの正妻ぶりは堂に入ってたなあ。
超短いシナリオが出来上がったので投下します。
・千早×P、本番描写はほぼなし、いろいろ設定破綻などあり
・このレスに組み込み、タイトルは「愛の家で愛を確かめる」
1レスで終了です。
「…」
少女は呆然と立ち尽くした。後輩にいつの間に完全に自分の分野で追い抜かれたのだから。
その少女の名は如月千早。後輩の名は日高愛。歌に絶対の自信を持っていた千早はボーカル中心のオーディションを受けた。
ところが、愛にコテンパンに負かされたのだ。さすがに完全にへこんでしまい、しばらく休養を宣言した。
と、同時にPには愛をしばらくの間プロデュースするように提案した。彼もそれは了承した。だが、千早のことを忘れないともいった。
数ヶ月後。千早は自信を取り戻した。だが、もはや無敵の愛にすべてを任せてしまってもよいのではないかとも思った。
自分は愛のためにできる限りのサポートをしていくことにしよう。そう考え、彼女は引退を決意。
完全なトップアイドルになった愛をプロデューサーとともにサポートしていくことを宣言しアイドル活動に別れを告げた。
とはいえ、愛の母親の舞もとんでもなく強い相手だった。互いに親子でありつつライバルとしてしのぎを削った。
彼女たちのどちらかが参加したオーディションは間違いなく彼女たちが1枠は出番を持っていくものだから、
ほかのアイドルたちは2枠以上あるオーディションに出るのが通例となっていった。さもなくば出ていないのを選ぶしかない。
千早の引退から半年。Pと千早と愛は奇妙な同居生活を送っていた。なぜか。
愛は自分の稼いだ金で、立派なレッスンスタジオつきの家を購入。千早とPは一緒に居住する提案を受け両方受諾。
これが原因である。あとは岡本まなみという彼女の前マネージャーも誘ったようだが断られたようだ。
愛は朝4時、丘の上で発声練習を始めた。その声で目が覚めた千早とP。なぜか同じベッドで寝ていた。
もともと別々に部屋は準備していたのだが、2人は同じ部屋で寝ることが多かった。理由は性行為をするため。
今日も、あえぎ声が朝から響き渡る。
終わり
SSじゃないシナリオ(筋書きの意味か?)投下ってのが斬新だな。
たしかに開始2行目で破綻している
いつもの人(といっても随分久しぶりだが)だから触らない方が良い
設定だけ考えすぎて書きかけの作品が貯まってるなんて稀によくある
>271
稀によくあるって日本語が変ですぞ
ネット用語という奴さ
稀によくあるってよくあるってことじゃないですかー!
どんなネタか知りたい
「ブロントさん」辺りで検索を。
ネリアは草生やしたりネットスラング多用するキャラみたいだけれど、
散々愛撫したおして、素の言葉に戻っているところに
「そっちの方が可愛い」と囁いて轟沈させたい。
……あれ、絵理さん?それは私の仕事ですって?
>>275 鈴木さんは百合方面しか考えたことなかったなぁ…
ツインテでゴスロリでどう見てもアレな人だけど素直に接せられたらしどろもどろになりそうだな
絵理は浮気とかしたらすごく淡々と「それだけ?」「それで?」という質問を繰り返してきそう
涼ちんで似たようなシチュはよく見るね
2の「サイネリア」のプロデューサーで轟沈されるのも見てみたいかな〜(チラッ
>>276 やっと落ち着いたと思わせてからの、
『正しいサイなんとかの振り方』を検索ですね。
涼×鈴木の書きかけどこ行ったっけな……
>>277 あれはたしか表記が「セルフP」だったからユニット・サイネリア自体がいろいろと売り込んだりしてるらしい。
名前のアナグラムから推定すると鈴木彩音、水谷絵里、日高愛、秋月涼、桜井夢子の5人ユニット。ブレーンは多分絵理さんでは
>>279 そうだったのか…orz
絵理がいるんじゃPいらないな
そうなるとやはり涼ちんが囲まれるのか
「サイネリア」もユーザーの考えた非公式設定だしねぇ。
君はそれを使っても良いし、使わなくても良い。
もちろん涼ちんが性的にいじられるというのも見たくはあるけれどね
>>276 自分も鈴木さんは百合適性の方が高いと思ったから後段のセリフにつながったわけでw
でも鈴木さんはおっぱい絵理ちゃんに弄られて「子猫にしないで」なんて顔真っ赤にする辺り、
すれているように見えてかなりうぶいのかもねぇ。
絵理ちゃんは…あの大胆さを見ているとエッチの時もブレーキの利かない好奇心でいろいろと試してくれそう。
半分くらい某氏の「りょうえり」に影響を受けているような気もしないでもないですが
>>282 絵理「尾崎さんいなくても大丈夫かも?」
正直そのネタつまんない
>>281 >半分くらい某氏の「りょうえり」に影響を受けているような気もしないでもないですが
某氏?
多分ニコだろ
夜の機動戦士Pの作風は好きだ
またりっちゃんとか美希とか真美で書いてくれないかなぁ
>>288 氏の作品読んでいたのに完全に失念していた…
個人的には氏の美希や千早SSが好きだ
サイネリアが765Pの妹だったりしたら面白そう
今まで自分の歌とダンスで喜んでくれた兄が、家を出て765プロに就職した事で
淋しくなってリアドル嫌いになったとか
たまにPが帰省したら記憶の中では黒髪の地味な娘だったのに何か物凄い格好をしてる妹がお出迎えとか
血の繋がりが無い設定なら義兄に恋慕の情を抱いていても問題ないしな
ドロドロして面白くなるなら大歓迎だわ
765Pと876面子は関係が希薄だからなぁ…
セルフプロデュースの愛と涼が765Pとプロデュース談義で盛り上がる
それをみて嫉妬する765面子
その嫉妬を見て(涼の秘密を知ってるから)笑いを堪える律子
ダメだ、エロが入らなかった
>>291 希薄っていうか無いも同然じゃないかww
「美希さん……あの驚異的なアピール力には秘密があるはず」
「はあ」
「その糸口はきっと、彼女がハニーと呼ぶプロデューサーにあると思う」
「……アイツとはできたら関わりたくなかったんデスがねー」
「サイネリア、なにか知ってるの?」
「そういうわけでは。でもセンパイ任せてください、その秘密、明かしマス!」
関係がなければ作ればいいだけ
つかこれ返り討ち(性的な意味で)フラグじゃね?
ハニートラップ仕掛けようとした鈴木さんが
想像を上回る変態プレイにみょげぇ
ViDaVoの仕事で765プロに出向いた鈴木がティンされてデビューする姿が見える
鈴木さんと言えば、涼ちんの奴隷希望みたいな
SS投下があったよね。
あれの続きが読みたい。
作者さんまだいるのかなぁ?
はあ、はあ、はあ、はあ、はあ…………。
バスチェアに腰掛けた涼に跨り、貫かれた体勢で、雪歩は涼と見つめ合い、しばらく共に喘いだままであった。
二人の呼吸音と、アナルバイブの振動音だけが、バスルーム内で響く。
「雪歩さん……」
呼吸が整い始めた頃、涼は雪歩の尻を持ち上げ、腰を引いた。
ちゅぽっ
「っふ……」
自らの秘裂から涼の肉棒が抜け、雪歩の口から声が漏れる。
涼はそのまま雪歩を床に下ろすと、雪歩の尻を掴み、回転させて自分の方に向け、持ち上げた。
「あっ……」
雪歩は涼に尻を向け、床に這って四つん這いの格好になる。
「今度は、アナルバイブの入った雪歩さんのお尻を見ながら」
未だ衰えぬ自らのモノを掴み、涼は雪歩の後ろから、再びそのクレバスへと侵入した。
ずぶうぅぅ!!
「んんん!!」
ぬちゃ、ぬちゃ、ぬちゃ、ぬちゃ
「はっ、ふう、んん、はあ、ああん」
涼に自らの尻を高く掲げながら後ろから抽送され、再び息を荒らげる雪歩。
その雪歩の尻肉を撫でつつ、涼は飽く事無く雪歩の秘裂を味わい、腰を振りたくった。
「この体勢だと、雪歩さんのお尻が動かないから……」
涼は、雪歩の後ろの穴に挿さったまま、震えてうねるアナルバイブを手に取る。
ぬぷ、ぬちゅ、つぷ……。
「ふうあああ! んんん〜!!」
前後から抜き差しされ、雪歩の声がひときわ高く響いた。
「こうやってアナルバイブを動かすのも簡単にできますね。
ふふっ。雪歩さん。後ろの穴でこうやって動かすと……。
前の穴の方に、動きが伝わってきますよ」
「はん、やぁっ! ふうん……!」
二穴の快楽の翻弄される雪歩。それを見ながら、涼の抽送も早さと激しさを増す。
「はあ……! はあ……! 雪歩さん……!
やっぱり、雪歩さんのお尻、魅力的で、エッチで、最高です……!
目の前で見てると、すっごく興奮して来ます……!」
はちゅん、ぴちゃん、ぱちん、ぺちゃん。
濡れた尻肉が涼の腰に打ち付けられ、水音を立てながら震えて踊る。
「ふうあ! んんう! はああ! ああん!」
涼のピストン運動によって身体を揺らされながら、雪歩は嬌声を上げた。
(四つん這いになって、お尻にアナルバイブを入れて弄られて。
後ろから涼さんのおちんちんでオマ〇コを突かれる……。
私と涼さんの、初めてのセックスのカタチ)
涼に向けて尻を捧げて犯される行為に、自らのロストバージンを重ね、思いを馳せる雪歩。
余りにも淫らで異常な初体験が思い起こされ、雪歩の身体がさらに昂る。
(あのときの涼さんは、女の子の人格から戻る為に、私を犯して、弄んだ。
きっと、『あの涼さん』にとって、私は自分の人格を切り替える道具でしかなかったんだと思う。だって……)
ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ、ずちゅ
「ふう、はあ……! 雪歩さんのナカ、気持ち良い……!
雪歩さん……雪歩さぁん……!」
(……そう、『あの涼さん』には、私の名前、呼ばれなかった。
私はただの『アナ』として、涼さんに好き放題にされて。
そして欲望を満たして、いなくなってしまった……だから)
にゅぷ、ぬる、つぷ、ぬむ……。
自らのモノを突き入れながら、アナルバイブをねじる様に回し、抜き差しする涼。
雪歩の柔軟な尻穴は、アナルバイブの動きに合わせて、浮き上がり、沈む。
「はあ……ああん……涼さん……」
(だから私は……。元に戻った涼さんを誘惑した。涼さんを誘って、抱き寄せて、エッチした。
それからレッスンの合間も、何度も、何度も。涼さんが私とセックスするのが当たり前になるまで)
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ
「はあ、はあ……。アナルバイブを動かしたら、こっちの穴もまたすごく濡れて来ましたよ」
涼はアナルバイブを掴み、子供がオモチャのレバーを操作するかの様にグルグルと回す。
同時に、雪歩の秘裂に手を回し、自らが突き刺さった穴の淵を撫でた。
「ふああ……だって、涼さん……。
お尻をそんなにグリグリされたら、ふううん……。私、はああ……気持ち良くって……」
(私の初めてを捧げたときみたいに、『牝奴隷』を好き放題に犯す『ご主人様』になって欲しかったから……。
それが……とっても気持ち良いから……!)
「ふふっ。気持ち良くって……ここもこんなに硬くしてるんですか?」
涼の指が、肉棒によって膣壁と一緒に擦られているクリトリスを摘んだ。
「ふあああああああああ!!」
雪歩の全身を電撃の様に快感が走る。
「駄目ぇ! 駄目です!! そんなにされたら、私、イっちゃいます!!
涼さん……。私……涼さんと一緒に……!」
「雪歩さん……じゃあ僕も……」
涼は雪歩に応え、共に登り詰めるべく抽送を加速させた。
そしてそれでは足りぬとばかりに、更に大きく快感を得るべく、雪歩の尻を掴んで揺り動かし、自らを擦る。
ぱんぱんぱんぱんぱんぱん!
雪歩の尻肉が涼の腰に強く速く打ち付けられ、淫らなビートを刻んだ。
「ふう、はあ、はあ……。
雪歩さん……! 雪歩さん、雪歩さん、雪歩さん!」
「ふああ……! 涼さん……! 涼さぁん!!」
(今の涼さんはあのときの涼さんと違う。
私の名前を呼んでくれる。他の誰でもない私を求めて、弄んで、犯してくれる。
そして、どれだけの欲望を私の中に吐き出しても、いなくなったりしない……!)
「で、出ます! 雪歩さん……!」
「はい……! 出して……出して下さい、涼さん!
私の……私の中にぃぃぃ!!!」
「うああああああああああああ!!」
バスルーム内に狂おしく響く二人の絶叫。
雪歩は床に這いつくばった体勢のまま、脈動する肉棒と自らの中に注ぎ込まれる精液の感触を味わった。
二人の喘ぎ声と、ゆっくり引き抜かれる肉棒。
雪歩は絶頂の余韻に浸る。
しかし、その肢体は更なる快楽を予感し、疼きを増していた。
(これで終わる筈無い。涼さんはもっともっと、私を求めて、貪って、犯す。だって……)
挿さって震えたままのアナルバイブの感触に、雪歩の尻穴がヒクヒクと震える。
(だって……今、目の前にあるのは……。
涼さんの大好物なんだから……!)
涼がアナルバイブを引っ張り、腸壁を滑りながら抜けて行くのを感じる。
「んっ……!」
ぬぽ
アナルバイブが引き抜かれ、雪歩の剥き出しのアヌスが涼の眼前に晒された。
涼は眼前に掲げられた尻肉に両手を当て、左右に押し開く。
くいっ
「あああっ……!」
思わず声が漏れる。
幾度も身体を捧げているとは言え、間近でアヌスを覗かれるのは、余りにも強烈な羞恥を伴う事だった。
「雪歩さんのお尻の穴……。こんなに開くようになっちゃったんですね。
まるでゴムみたいに伸びて……中まで見えちゃいます」
話し掛ける涼の息吹が、外気に触れる事などある筈の無い、尻穴の奥に当たる。
腸壁で感じる微風が雪歩の羞恥を更に煽り、身体がカッと熱くなった。
「いやあ……涼さぁん……」
恥ずかしさに耐えかね、思わず腰をくねらせ尻をよじる雪歩。
涼に尻を押し拡げられたまま尻を動かせば、当然その尻肉は雪歩の腰の動きと涼の手によって変形し蠢く。
結果、雪歩の尻穴は卑猥に歪んでうねり、涼の劣情を更に煽った。
「雪歩さん……! 雪歩さんのお尻……!」
堪り兼ねた様に、実際そうとしか考えられないが、とにかく涼は自分の欲望を行動に移した。
即ち、涼は自らの顔を雪歩の尻の谷間の中に埋め、舌を伸ばしたのである。
ぴちゃ、ぺちゃ、ぴちゅ
「あああっ! んんんん〜!」
割り開かれた尻肉の狭間、溝の底をすくう様に這い進む涼の舌。
その舌先は程なく、溝の底に奥まって息づく窄まりに至った。
「んん、むう……。んん……」
雪歩の穴の淵の感触を舌で味わう涼のくぐもった声。
そして、涼は舌先に力を入れ、硬く尖らせた。
にゅぶぶぶぶ
「ふああああ……!」
開発され柔らかくほぐされた雪歩の尻穴は容易く開き、涼の舌を中まで迎え入れる。
ちゅる、にゅる、むにゅる
「はあ、ふうん……! んん……!」
雪歩は、後ろから侵入して腸壁をこすり蠢く涼の舌に敏感な反応を示し、身体を震わせながら喘ぎ声を上げた。
(はあ、はあ……。涼さんの、涼さんの舌があ……。
お尻の穴から入ってきて……。私、中まで舐め回されてる……)
異常、淫ら、倒錯的、変態。
今現在行われている行為と、それを甘受する自分を修飾する語句が頭の中で並ぶ。
愛する『ご主人様』に求められる、健全や純情とはかけ離れた行い。
それはとてもとても甘美な悦びをもたらし、『牝奴隷』の身体と精神を満たす。
「ふうん、むううん……! んんんん……!」
涼の息遣いが興奮の度合いを増し、唇と舌がより強く押し付けられてくる。
ぺちゃ、ぴちゃ、ちゅぷ
「はあん……。そんなにグイグイ押し付けられちゃうと……。
お尻の穴がぽっかり開いちゃいます……!」
涼はそのまま、さらに奥深くまで舌を突き入れようと、無我夢中で顔を押し付け、懸命に舌を伸ばした。
「あっ……! はあん……! そこぉ……気持ち良いです……」
性感を増した雪歩の尻は、内側を舐められる悦びを雪歩に余す所無く伝達し、際限無く快楽を要求する。
じゅるるるるるるるるるる! ずずずずずずずずずず!
「ふああああああ! ああああああん!」
下品な音を響かせて啜り上げられる雪歩の尻穴。
理性や自尊心や気品など、自身を飾るものが全て崩壊し、獣よりも卑しい存在へと堕ちて行く。
顔を伏せて、自分の脚の間から後ろを伺い見る雪歩。
そこにあったものは、雪歩の肛内を味わい興奮し切った涼の、熱く滾り硬くそそり立つ欲望の標。
それを目にした雪歩は、迷う事無く、涼に対して畜生以下の下劣な行いを懇願した。
「涼さん……! 私、もう駄目です!
私のはしたないお尻の穴に、涼さんのおちんちんを挿れて下さい!
涼さんが欲しくてヒクヒクしてる私の穴、ズポズポして掻き回して下さいぃ!!」
今回はここまでです。
後編投下時にいただいた「ガチ変態の雪歩」というコメントから、
「涼に犯されて被虐癖が芽生えた雪歩が、
元に戻った涼に嗜虐癖を植え付ける」
という構図を思い付き、エピローグを執筆しているわけですが、
やっぱりエピローグから急に始めてもうまくいくもんじゃないですね。
ぶっちゃけストーリーとしては後編までで纏まっていて、
エピローグは雪歩と涼がサカってヤリまくるだけの、なんかもう別の話ですが、
ここまで来たら折角なので、書きたいことを全部盛り込んで行きたいと思います。
次回、雪歩の尻に2連射してバスルーム終了。
そこからベッドシーンへと続きます。
5月から生活が元通りになりますが、その頃には伊織誕があるでしょうから、
次回はその後になる予定です。
それでは、乱文乱筆失礼いたしました。
>>297 あの話もよかったなあ。確かに続きがあるものなら読みたい。
>>303 乙ですー。
さて、とりあえずやよい×翔太のSS執筆に戻りますか。シチュエーションは駆け落ち(つか逃避行)を想定してます。
自分が何者かに狙われていることを黒井社長に言う翔太。だがまともに取り合ってくれない。ジュピターの連中も冗談だといって笑い飛ばす。
だが、彼にとっては深刻な事実だったので、もともと多少ちょっかいを出していたやよいに相談を持ちかける。
彼女は相談に乗って、なら一緒に逃げましょうとなってまとめて逃げる。
というより、翔太は武器を操る技術をろくに持ってない。やよいは一応ナイフ投げたりする程度の能力はある。それないとサバイバルできないんで。
だいたいこんなこと考えてる。きちんと避妊具はもっていくのでご安心を。
注意書きありゃ文句は言わねーよ。読む読まないは別としてな
まあ注意書きしても荒らす奴は出るだろうけど、そりゃ荒らす方が悪い
とりあえず完成しました。
・翔太×やよい
・本番描写する時間なかったため省略
2レスを超特急で投下します。タイトルは後で書きます。
309 :
1/2:2012/04/13(金) 06:02:10.28 ID:fQMl5BWP
「…!誰かが僕を狙ってる!」
翔太は殺気を感じて、逃亡を開始した。幸い、そのときはフリーの時間だったので逃げることは問題なかったが、
今後何がおきても不思議ではなかったので、冬馬や北斗に掛け合ってみたのだが、
「疲れてるだけじゃないのか?」「疲れてるだけでしょう」
とまともに取り合ってくれなかった。黒井社長にも聞いてみたのだが、
「少なくとも私の駒にまともに攻撃できるやつは知らないな。いたらすぐにひねりつぶしてくれる!」
と嘘だと考えそれ以上の対応はするつもりはなかった。翔太は身の危険から守るには逃げるしかないと考え961プロから逃亡した。
とある街のスーパーマーケット。今日もやよいは必要な食料品を調達しまさに帰宅しようとしているところだった。
ところが、恐怖を感じて逃走しているように見えた翔太を見て、彼女は声をかけた。
「翔太さん、何があったんです?」
「やよいちゃんか、ちょっと聞いてくれないかな」
「はい、なんでしょう」
「ちょっと殺気を感じることが出てきちゃってね。だから今こうして逃げてるわけなんだけど」
「確かに妙ですね。なら、私と一緒に逃げましょう!でも、いったんこれを家においていってからですけどね!」
「ありがとう、やよいちゃん」
というわけで、2人の逃避行が始まったわけなのだが、早速第一の問題にぶち当たった。
そもそも原因が何なのかわからない、ということである。だが、それについてやよいは心当たりがあった。
「もしかして、あの赤い服を着た女の子が原因じゃないでしょうか」
「え?!」
「普段は致命的にならない罠でいろいろほかの人を貶めているみたいなんですが、今回は確実に暗殺を狙ってるみたいです」
「じゃあ、どうするの?」
「簡単な話です!」
そういうと、ナイフを数本取り出した。そしてその赤い服の少女を狙い始めた。だが、赤い服の少女はそれに気づいた!
戦闘開始である。相互にナイフを数本投げ、すべてのナイフを両方とも投げ終えてしまう。だが、
「たぶんまだ相手はナイフを持ってます。やっぱり彼女が黒幕でしたね」
「…」
もはや翔太は黙るほかなかった。
310 :
2/2:2012/04/13(金) 06:03:47.63 ID:fQMl5BWP
「悪いけど、出てきてくれないかな」
「翔太に手を出す人には容赦しません!」
「なるほどねー、翔太のボディーガードやってるのねー。なら容赦なく死んでもらうわよ!」
そういうと、赤い服の少女は2人めがけてまとめてナイフを突きつけようとした。だが、やよいは両方とも落とした。
もはや赤い服の少女には抵抗する気力は残っていなかった。
「…」
赤い服の少女は警察にすぐに捕まった。やよいも事情聴取を受けたが、問題が軽微であったことを考え釈放された。
だが、すでに夜遅くになっていた。それぞれの場所に戻るには時間が遅すぎた。その日は一緒の部屋で眠ることにした。
「正々堂々、勝負したいんだ。黒井社長のあれ、気に食わないんだよねー」
「私も次に会った時は敵ですから、負けませんよ!」
「で、なんだけど…」
「やっぱりそうなりますよね!大丈夫です。初体験は幽霊を実体化させて済ませてますから」
「は?!」
「幽霊の未練を解消させるために初体験は済ませてます!」
「じゃ、はじめるよ」
「はい!」
初々しい2人の行為は、きちんと避妊具着用の上行われ、無事に終了した。そして今日からは2人はまた敵同士として争うこととなる。
だが、そう簡単に忘れられるはずもなく、時々秘密で会って交わっていた。
Fin
あとがき
赤い服の少女は一応桜井さんを念頭において書いていたりします
出先ゆえID変化してますが書いてある通り作品は終わってます。
タイトルは、「逃げた。戦った。勝った」あたりでどうでしょうか。
>>290 その発想はなかった
が、面白そうだな。
俺、鈴木。
小さな芸能事務所の社長にティンと気に入られてあっさりと就職した。
アイドル候補生をトップアイドルへと導くのが俺の仕事だ。
つまり仕事柄、若い女の子たちとの付き合いが多い。
え、それなら関係を持ったりし放題なんじゃないかって?
それはない。
あいつらは妹みたいなものさ。
俺には実の妹がいるんだが、まあ小さい頃はかわいかった。
歌って踊っておしゃれして。
本人が覚えているかどうかは知らないが、アイドルになって、俺をマネージャーとして雇ってあげるなんて言ってた。
それが今じゃ地味ーな感じで暇さえあればPCいじってる。
俺が仕事の話をしても、はじめのうちは聞いてくれたんだが、今は興味も示さない。
ところで、最近、動画サイトを漁ってみて驚いた。
というのも仕事仲間の女の子が新人を発掘しようとしているのを手伝ったのだが。
これ、俺ん家じゃね?
この部屋、あいつの部屋じゃねえか。
じゃあ、このロリータファッションで踊ってる金髪は?
見覚えのある顔だちにそばかす。
はは。まさか。
それにしても、なかなかいい動きをしている。
ティンとき…いや、オナニー動画じゃないか。
結局、彼女には別の子を推薦しておいた。
妹でオナニーなんてこの変態!そこに直りなさい!
って思ったけどそんな話じゃなかった。猛省を求める。あと乙
これは書くべきなんじゃないかな〜
ネットアイドルは大変だな(棒)
ELLIEもサイネリアも強く抱きしめると折れちゃいそうで怖いけど、そのくらい求められたい
ああ、コウノトリを信じてるやよいの前でいおりんと子作りセックスしたい…
むしろいおりんのコウノトリになりたい
逆だろ
コウノトリを信じてるいおりん、「やよいもきっと知らないはず」と思い込んでるいおりんの前で
がっつりやよいと子作りSEXだろ
そもそもやよいの住宅環境だったら弟妹製造現場の一度くらいは、見たことあっても不思議はない
>>316 やよいは子作りの方法は知ってると思うんだ。
いおりんあたりに見せ付けたらどうなる?
でも、いおりんに見せつけるならあずささんが適任だと思う。
いつもとのギャップはやよいにも負けず劣らずだし
実は一番コウノトリを信じてそうなのは真のような気がする
煩悩に苛まれ眠れられずデリヘルを呼んだら知り合いが来たでござる
煩悩に苛まれ眠れられずコウノトリを呼んだら蒼い鳥が寄り添ってきたでござる
コウノトリを信じている少女に無修正のポルノを突き付けるようなげひた快感を味わいたい
>>323 バッドエンドになっちまうだろ…歌詞的に考えて…
しかし別のウブな娘に行為を見せつけてみたいものだ
愛ちゃんに見せたら
├親の影響で性教育済み
├実況プレイという名の通報
└背後にオーガ
の、パワポケもビックリの分岐が浮かんだ。
むしろ愛ちゃんへの実習用教材として
舞さんにお買い上げされてしまう
>>327 まあ半裸の男(の写真)を見ただけでショックで泣き出しちゃうぐらいだから
教育済みって事は無いんじゃないかな。
または過剰な恐怖心が植え付けられるような出来事が過去にあったか。
(たとえば両親の特殊な性癖を偶然盗み見てしまったとか)。
>>324 ちょw、何処の時空を操る妖怪?w
(幽☆遊☆白書の樹)
ツッコミに解説つけるとか自信ないにも程があるの
美希が実は詳しいことぜんぜん知らない、なんてシチュ大好きなんですが
それいいね。俺も大好きだ
もしくは知識としては一応知っててPに押せ押せで仕掛けてくるけど
Pがいざ乗り気になったら怖じ気づくというか、照れちゃってしおらしくなる美希とかもいい
だいぶ前にそういうのを読んだ気がするけど、どこで読んだか思い出せない
知識だけ一人前といえば小鳥さん
搾乳ネタカモン!
でもいおりんの搾乳ならちょっと見てみたいかも
「ちょっとぉ、何が乙姫さまよぉ、変なトコ吸わないでよぉ ぁ」
>搾乳ネタカモン
俺も興味あるな、それ!
妊娠は必須として、どんなシチュでやるのが理想的か……
妊娠したせいでしばらくセックスしてなくて
体が疼いたから…みたいに言われて胸を揉んだら母乳が
というのはありがちかな
一応想像妊娠でも搾乳プレイは出来る。
重いから妊娠と使い易さ微妙だが
>>338 とりあえず、16の誕生日に美希と結婚、そのままベッドで→子供ができる、で十分でしょ。
あと、ありえるシチュエーションとしてはこんなのも。
あずささん、見合い先不明で迷子→元Pが助ける→見合い放棄で婚約・結婚→あとは美希とほぼ同じ流れ
伊織だとちょいと特殊なパターンが使えるかな。
伊織から迫ってきて即H→一発ヒット→あと報告のみ
ほかのキャラクタだと、案外厳しいキャラクタが多くなってくる。
千早はいわずもがな。歌のよさを広めることが目的であり(歌以外興味ないは序盤だけ)、自分の体が当分は大事。
律子は、自らがPになりたいのにPにはらまされては仕事にならん。
雪歩・真あたりは、イメージがない。とりあえず、イメージさえあれば作れるが。
雪歩は、勇気を持ちたいの最後の局面で交わって子供ができる、でいいし、真は女の子になりたい願望の結末で問題なし。
亜美真美は…プロデュースから何年か経過した後という設定なら。だけど新鮮なリアクションは期待できない。
やよい?むしろ入った段階ですでに子供がいるでいいでしょ。
響は動物に四六時中prprされてるけど本物がほしい→PとH→あとは楽
貴音は、財閥から逃れられ、その後1年経過して戻ったら懐かしみそのまま、でよくね?
律子のPになりたいというのはあくまでも手段なんだよ
あの子の目的は実はあずささん以上にアレ
リッチャンはドームエンドで一生逃がさないくらいの
凄まじい首輪付けてくるしな
天性のドSの才能よな
自分の事務所の社長に仕立てる、婚約確定、海外に連れていくED見ていると、
月組はP独占の手段が重いな
でもりっちゃんは首輪付けられた相手に逆襲されて立場が逆転される構図がPでも涼でも似合う気がする
愛が重いのにやらせてくれないとかキツイなw
>>343 あれで断ったらどうなるんだろうなあw
いや、俺、経営者より雇われ人のほうがいいから、みたいなこと言ったらw
>>346 「あなたが社長で私がPで会社作りましょう」と書いて「大好きです、結婚してください」と読む
そういう律っちゃん語の読解力がない人に対して告白できるほど彼女は強い女の子ではないと思うw
>>346 あそこまで準備してたのを知ってから
ドーム失敗エンドで笑顔で去って行く律子がもういたたまれなくていたたまれなくて
P×雪歩のSSを投下します。以前のスレで言及していた遭難モノです。
以下注意点、苦手な人はスルーで
・導入部がやや長いため、エロ直前は名前欄で告知します。
・雪歩が褐色肌になります。
数日前に映画撮影のため、俺は雪歩と小型のフェリーに乗っていた。
最初、俺たちは勝手を知らない海外での仕事に面食らっていた。
雪歩は異国の雰囲気に飲まれて中々いつも通りの演技が出来なかった。
俺は彼女と映画関係者の間に立ってヘタクソながらも英語で通訳を努めた。
しかし撮影期間の4ヶ月のうちに、雪歩も俺も自分の仕事を把握し、慣れた。
大変ながらも楽しく実りある経験を積んで、後は今向かっている沖合の孤島で最後の撮影に臨んだ。
災難に見舞われたのは、その撮影終了後の夜だ。その日は天候不順で海も時化ていた。
数日間足止めを食わされたが、時化は一向に止まない。
「監督、いつまでこんな何もない場所に私を閉じ込めておくつもり!?」
数日前から監督に愚痴を浴びせているのは海外の有名女優Sだ。
彼女は今作の看板女優だが、一番の問題児でもあった。
散々我が儘を言ってスタッフを引っ掻き回し、扱いづらい事この上なかった。
それに加えて映画監督がヘコヘコとしているから更に増長しているのだ。
俺たちも少なからず弊害を受けていて、帰国したら彼女の出演映画はもう見ない事に俺は決めていた。
「私はね、そこにいる日本人の脇役と違って暇じゃないの!
これ以上ここにいたら今後のスケジュールに支障が出るから、早く船を出して帰らせて!」
彼女は雪歩を指差して言ったので、俺は歯軋りして殴りかかる衝動を抑えた。
それからも彼女は言いたい放題八つ当たりを繰り返し
終いには監督も折れて、とうとう大時化の真っ只中に客船を出す事になった。
船は大きく揺れ動いているため、雪歩は船酔いで可哀想になる位苦しんでいる。
俺とスタッフは何時船がつぶれるか不安に苛まれている。
こんな時にもかかわらずS嬢は自室で惰眠を貪っていた。ふてぶてしいと言う他ない。
「ああっ……!」
やがて来るべき時が来た。
大嵐の中で岩にぶつかり続けた船は、船底に穴が開いて海水が入り込んで来たのだ。
俺は他の乗組員たちと一緒に海水を汲み出したがとても間に合わない。
開いた穴はいくら塞いでも広がっていくばかりだ。
こんな状況の中、無責任にも船長と監督は自分たちだけ数少ない救命ボートで早々に脱出していた。
船内は統率する人間がいなくなり、パニックになった。
沈みゆく船の中で俺は陣頭指揮を執り、救命具を配った。
「何て事だ……」
配っている最中に気が付いた事だが、救命具が一人分足りないのだ。
「何しているの、早く救命具を渡しなさいよ!」
そこに例のS嬢がやって来た。船内が滅茶苦茶になっているのにも関わらず
手伝いもしなかった彼女は一体どういう神経をしているのだろうか。
ここへやってきたのもマネージャーが自分の分を持ってきてくれなかったからだと言う。
待ってても来るはずがない、そのマネージャーは彼女を見捨てて、一人でさっさと逃げてしまったのだ。
「さあ、早く!」
「もう、ない!」
俺はイライラしながら言った。
「数が足りないんだよ! 残念だったな。ノコノコと最後に来たからこんな目に遭うんだよ!」
「貴方、2個抱えているでしょう! それをこちらに回しなさい!」
「冗談じゃないっ! これは雪歩の分だ」
「それがどうしたの!? 私は世界クラスのAランク女優よ!
地図の隅にある小さな国のアイドルなんかより、生きる価値あるでしょう!?」
「うるさい!」
俺は彼女に構わずその場を後にした。すると背後から細長い鈍器で殴打された。
意識の薄れる俺にその鈍器は容赦なく振り落とされた。
「ううっ……!」
気が付くと俺は地べたに伸びていた。後頭部に鈍い痛みが残っていてズキズキと痛む。
俺ははっとして身辺を見直した。案の定、救命具が一つ無くなっていた。
気絶している間にあの女が盗ったに違いない。
「……くそぉぉっっ!」
俺は床に拳を叩きつけて悔しがった。
こんな荒波で救命具もなく、どうやって助かるというのだ。
「プロデューサー……!」
聞き慣れた声がしてドアの外を覗くと、雪歩が必死に手すりを掴んで立っていた。
俺は待っているように言っていたのだが、いつまで経っても部屋に戻って来ないので
不安になって探しに来たらしいのだ。
危ないじゃないかと言おうとしたが、果たして今この船に安全な場所などあるのだろうか。
既に船体は沈みかけていて、大きく傾いている。
「……! その怪我、どうしたんですか!?」
「……何でもない。とにかく、これを着て! 脱出するぞっ!」
「で、でも、プロデューサーの分は……!?」
俺は首を横に振った。
「俺の事はいい! 早く!」
救命具を返そうとする雪歩にそれを強引に着せ、俺は何か軽く浮きそうなもの
――それが何なのかは残念ながら覚えていない。何しろ必死だったのだ――を片手に海へと飛び込んだ。
荒波の中は正にこの世の地獄だった。
俺の隣では雪歩が海水を浴びて、苦しそうにむせている。
(俺はどうなってもいい……だから、雪歩だけはどうか、助けて……)
俺は神に祈ったが、やがて俺の意識も泥波の中に飲まれて消えていった。
# # #
「ん……」
底無しの悪夢から覚めると、俺は海浜にいた。
全身は殴られたみたいに痛く、破れた服の所々に打撲傷の痕が見える。
(とにかく助かったようだな……)
あの嵐海で救命具無しの俺が助かったのは奇跡に近い。
大海の真ん中でなく地に足が付く所まで運んでくれた事にも感謝したかった。
しかし、俺はここがどこなのかも分からない。
見た所、人家の類いは見当たらない。人の手の付いた印象のない島だ。
俺は立ち上がって、周囲に何か無いものかと探し歩いた。
その時、女性の泣き声が聞こえてきた。
一人見知らぬ島にいる俺にとって酷く不安にさせるものだったが、少なくとも人がいるには違いない。
俺は声のする方に足を進める。声が大きくなるにつれて、それが聞き覚えのあるものだと分かった。
「雪歩!?」
浜辺で寂しく泣いていた少女は、雪歩だった。ビクッとした彼女は俺の姿を目に入れた途端に走り寄ってきた。
「プロデューサー! プロデューサー……!」
「良かったな、雪歩。無事で、良かった……」
泣きじゃくる雪歩に釣られて俺まで安堵の涙が溢れてくる。
俺たちは心細かった事もあり、しばらくの間、互いの身体を強く抱き締めていた。
しかし互いの無事を確認したとは言え、通信手段のない無人島というこの状況では安堵してもいられない。
不安がる雪歩を励まし、俺たちは数日かけて周囲を探索した。
結論を言うと、この島は四時間で一周出来る程度の外周であり、中央部は手付かずの森林が広がっていた。
幸運にも、キノコなどの山菜、そして柑橘類と思われる果実の生る木があり
数日間はそれを二人で分け合いながら過ごした。
動物は今の所、鳥と小動物しか見当たらない。とりあえず獰猛な生き物が居なくて助かったと言える。
次に住居だ。適当な洞穴があれば良かったのだが、漫画のように上手くは行かない。
蔦と太い枝を使用して、適当な木々の間に骨組みし、上から大葉を被せて屋根を作った。
床代わりに葉を敷き詰めて、とりあえず仮の寝床は完成した。
海にいる魚も食糧に欲しいので、漁の道具も一から作る。
鋭い石で、海岸沿いに漂流していた小さな金属片を気の長くなるような時間かけて望む形に削り、銛を作った。
それからは毎日海に漁へ出た。最初は潮水が痛くて目を開けられず、貝や海藻で間に合わす日々が続いた。
だが雪歩も養わなければいけないから、甘い事は言っていられない。
次第に魚を取るコツを覚え、食卓を賑わしていった。
「雪歩、これ」
俺は雪歩に靴を渡した。食料は二人で森と海を分担している。
雪歩は柔足を傷まみれにして森を歩き、木の実や山菜を集めていたのだ。
その一生懸命さへの贈り物として、スーツの肩部を破り、蔦で編み込んだ草履をプレゼントした。
亜熱帯の気候に属すると思われるこの地域では、下半身さえ服を纏っていればいい。
「ありがとうございます、プロデューサー……!」
雪歩は嬉しそうに目を細めた。その笑顔だけで俺は明日も明後日も頑張る事が出来る。
# # #
今晩も食事の時間だ。雪歩は魚を気持ち悪がって触れないため、俺が石包丁で捌く。
社長にスカウトされる以前は、板前の仕事をしていたが
まさかこんな所でその経験が生きるとは思ってもみなかった。
「ごめんなさい、プロデューサー……。私、まだ……」
調理している傍で雪歩はいつも申し訳なさそうに謝る。
「まあ、生き物を自分の手で殺すのは少しキツいよな」
捌いた魚身を棒に突き刺し、軽く火で炙る。
海水から取った塩を事前にサラサラと振りかけて、味付けも出来ている。
「私、何も出来なくて……家も道具も料理も、みんなプロデューサーがしてくれて……」
俺は焼き魚をつまみながら、彼女の頭をそっと撫でた。
「雪歩だって、毎日山菜採りをしているじゃないか。探索したけど、マムシが全く居ないとは限らないだろう。
そんな場所に雪歩をやるのは怖いが、雪歩がそうしてくれるおかげで、俺も漁に専念出来て助かっている」
「プロデューサー……」
「力仕事なら遠慮なく俺に頼ってくれ。自分を役立たずと卑下する必要はないよ」
「はい。あっ、でもプロデューサー」
「ん?」
「そのぅ……、私に出来る事なら何でもしますから、言って下さい」
その言葉はこの苦しい環境において助け合うための申し出なのだが
恥ずかしながら俺の頭には一般成人男性にありがちな、やらしい考えが浮かんでしまった。
それも無理ない事で、眼前の雪歩は乳下や尻肌がチラチラと見え隠れするボロボロの衣服を身に纏っているのだ。
案の定、正直な事で定評のある俺の愚息はむくりと首をもたげた。
ボロボロのズボンはほとんど腰巻きのようになっているため、こぼれ出る可能性が非常に高い。
雪歩は俺の下腹部の異常に気づき、顔を朱に染める。
「ご、ごめん雪歩! これはその、あ、せ、生理現象なんだ!」
俺はその場を離れて愚息を鎮めようとしたが、これが中々の聞かん棒で上手く収まらない。
一発出せば治ると思ってその場を離れようとしたが、その時俺の手を雪歩が握った。
「待って下さい……」
彼女は思いつめるように言った。
「男の人って……性欲、強いんですよね……?」
雪歩はズボンの裾を捲り上げた。布の下には臨戦態勢の肉砲が小さく震えて天を向いている。
しばらく彼女はそれをじっと興味深く観察していた。
彼女の手が肉幹に触れると、親の心も知らないでその愚息は堪らず反り返る。
「雪歩、何を……」
「私、何も出来ないですけど……役に立ちたくて」
竿に手を添えた雪歩は、その可憐な口唇で俺の醜い逸物をチロチロと舌で舐め始めた。
ぎこちないが、あの美少女アイドル萩原雪歩が一生懸命口で奉仕してくれている
この状況説明だけでも俺にとっては一週間分のオナネタに成り得る衝撃だった。
「気持ち……良いですか?」
彼女は上目遣いに俺を見上げた。
正直に言うと、人生初めてのこのフェラチオからは興奮こそすれど大した快感を得られなかった。
しかし彼女の優しい気持ちと健気な仕草が非常に嬉しく、技量以上の興奮を俺に覚えた。
「ああっ……!」
射精感の高まった俺は反射的に腰を引いた。
そのため、紅唇から離れた逸物の猥汁は彼女の美顔に降り注ぐ事となった。
抑えようと思って抑えられるものではない。しかもこんな時に限って恐ろしく出が良いのだ。
快音を発して射出された精汁は次々と彼女の頬に落ちて、垂れていく。
「はぁ……はぁ……」
男性器の前に、顔を白濁汁で汚された美少女が熱いと息を漏らしている。
荒息の中で俺は満足感と罪悪感の入り混じった奇妙な心地を覚えた。
「どうしてだ……雪歩」
冷静になった俺は彼女に聞いた。
「お前は確か男が苦手なはずだろう。それがどうして……」
「島に着いてから、ずっとプロデューサーと一緒だったから……
確かに男の人は苦手です。けれども、プロデューサーだけには慣れる事が出来ました」
まあどうしても男と寝食を共にしなければいけないこんな環境ならば
確かに苦手云々とは言ってられないだろう。
それでも若干の疑問は残るが、雪歩は更に続ける。
「あの、プロデューサーが時々私の事をエッチな目で見ていたのは知っています」
「そ、それは……」
「最初は乱暴されるかもしれないと、不安で仕方ありませんでした。
ここには警察もないし、助けてくれる人はいませんから……。
だけど……プロデューサーは力に任せて襲ったりしないで、ただ私のために色々と頑張ってくれて……」
「……」
「あの時くれた救命具も……自分の分しかないのに、私に譲ってくれて……
大変な状況だったのに、私の事を第一に考えてくれて……
上手く言えないけれど、その気持ちがすごく嬉しかったんです。
そんな優しいプロデューサーをずっと見ているうちに……私、好きになっちゃいました……」
最後は消え入りそうな彼女の声だったが、俺の耳には確かに聞こえた。
雪歩と自分が両想いだと知って舞い上がる一方で、
俺の頭には『担当アイドルに手を出すべからず』という不文律が浮かんでいた。
しかしその縛りは以前ほど堅く感じなかった。
ここは世間から隔絶された無人島――、それも何時帰られるかも分からないという状況だ。
二人の仲を妨げるものは何もない。
「……何でもしてくれるの」
彼女は小さくうなづいた。
「服……脱いでくれるとか……」
俺はこの要求を理性側の最後の砦とした。
もしこの頼みを聞いてくれたら、今夜俺は彼女と男女の関係になる。
「はい」
雪歩の返事は早く、その表情に躊躇いはなかった。
ただ若干恥ずかしがりながら、その手を上着の裾に掛け、喉元まで捲り上げた。
既にボロボロになっていたのか、下着は付けていなかった。
色つやの美しい彼女の麗乳に、眩しい程の輝きすら俺は感じた。
(雪歩……、綺麗だ……)
俺は底無しの興奮を抑えながら、彼女の愛らしい乳首にキスしてそっと口に含んだ。
甘い感触が唇にじんわりと伝わり、口が熱したバターのようにとろけそうになる。
赤ん坊のように俺は何度も彼女の麗乳に小さく吸いついた。
「んう……ちゅっ……ちゅぷっ……」
ああ、何て幸せな時間だろうか。これ以上幸せな時間が今までにあっただろうか。
女乳を堪能している間に俺の愚息は再び硬く隆起し、涎のように先走り汁を地面まで垂らしていた。
俺は自身の欲望に引きずられ、舌を下方へと這わせた。
キュッと引き締まったウェストを舌は唾液のラインを引いて縦断していく。
「ああんっ……プロデューサー……」
ボロボロのスカートは下半身を申し訳程度に覆っている。
ずり下ろすと、下着は穿いていなかった。恐らく早い段階で失われたのだろう。
「は、恥ずかしいですぅ……」
今まで白肌に朱を差して我慢していた雪歩も、こう言った。
流石に恥部を異性に見られたら、誰だって恥ずかしいと思うに違いない。
俺は生で見る美少女の艶姿を眼に焼き付けた。
手入れのしていない恥部は、深い春毛に覆われていた。
適当な剃刀もないここでは手入れも難しいだろう。
(おお……)
試しに指で少し花口を弄うと、奥からとろりと蜜汁が垂れ落ちてきた。
愛液の纏わり付いた指は火にかざしたように熱く感じた。
「ひゃぁっ……!」
密毛を掻き分けた俺は、彼女の恥溝を左右に開いて、その中央の洞に肉舌を挿し入れた。
舌肉で掻き出した蜜汁を、その都度口で吸い取っていく。
舐めた傍から湧き出てくる甘蜜は、神話に出てくる無尽の酒坪を思わせる。
舌肉に絡み付く蜜酒は深い淫香を放っていた。
俺はもう我慢が出来ず、雪歩を柔葉の布団に押し倒した。
「雪歩……!」
逸物の先端を蜜口にあてがい、ゆっくりと挿し込む。
処女の纏う肉色の薄膜を俺の豪根がやや乱暴に破り、貫く。
「いぃ……っ!」
彼女の目尻に涙が溜まる。
女の子の痛がる様子に耐性のない俺は、少しおどおどした様子で彼女に尋ねた。
「痛いか、雪歩?」
「へ、平気です……」
雪歩は俺の気持ちを汲んで強がっている事はすぐに分かった。
彼女の身体を思いやり、そっと事を行いたかったが
処女の膣穴は予想以上に心地良くて一挿一抜が確実に射精の瞬間を早めた。
「うっ……!」
中程で膣壁が急にキツく締まって肉襞が雁首を妖しく擦ると、俺はたまらず声を上げた。
狭い鈴口の狭間から恐ろしい勢いで精汁がびゅうびゅうと噴き出てくる。
強いリズムで脈を打ち、肉欲の塊を奥へと飛ばす。目頭が熱くなる程の快悦だった。
「す、すまん……我慢出来なくて……」
「いいです」雪歩が言った。
「プロデューサーが気持ち良さそうで、私も嬉しいです……。
もっと私……プロデューサーに愛されたいです」
彼女の腕が、俺の肩に絡みつく。俺の耳の傍で彼女が甘く囁いた。
「私を、……プロデューサーの女の子にして下さい……」
それから俺は夢中になって彼女を抱いた。
既に射出した精汁を膣奥に押し流すように繰り返し抜挿し、何度も彼女の嬌声を耳にしながら果てた。
あまりに夢中だったので思い返そうとしてもその時の興奮はおぼろげで上手く言い表せない。
ただ最後に逸物をぬっと引き抜いた時、きしめんみたいに厚く長々とした精汁の橋が
蜜穴と肉根を結んでいた事のみ覚えている。
# # #
それから俺は雪歩と毎日愛し合った。
食事と島の探索くらいしか娯楽と言えるものがないので、仕方がないのかもしれない。
人目を全く気にしなくていい状況も、開放的にさせた。
「プロデューサー、朝食の前にいいですか……?」
開放的な状況がそうさせるのか、雪歩から俺を求めてくる日も増えていった。
彼女の要求を拒む道理はない。この島に外界の煩わしい目は一切ないのだから。
「んっ……んう……」
柔らかい葉の布団の上で俺たちは互い型になって、相手の肉器を舐め合う。
「ちゅっ……、はあぁ……、んむぅ……ちゅぴっ……、ああっ……」
肉竿で雪歩の口舌に悶えながら、俺は肉ビラの一枚一枚を愛でるように舐め回した。
恥穴から垂れ落ちてくる甘露も口内に収めて噛むように味わう。
「んむっ……んっ……! あむぅ……ちゅっ……じゅるるっ……!」
雪歩の口淫は回数を重ねる度に上手くなっていく。
最初のたどたどしい感じが時折恋しくなるが、俺を喜ばせようと懸命に奉仕する姿は何物にも代え難い。
「んっ……、んうっ……!」
雪歩のフェラペースが早くなった。オルガニズムが近いのだ。
以心伝心でそれを感じ取った俺も、今まで弄い残していた雛豆に舌を這わせて意思表示をする。
「やあぁ……! あっ、あっ、ダメぇ……!」
ヒクヒクと反応するそれを口を窄めて吸いまくると腰を浮かして逃げようとするため
俺はしっかりと腰を抱き締めた上で行為に及んだ。
「雪歩ぉっ! で、……射精るっっ!」
口に出すより一秒ほど早く、肉砲は悦欲の種を少女の口内に暴射した。
「んぶっ! んぶぶううっつ!!」
自然の下で行う情交は、激しい興奮と濃厚な精汁を生み出す。
顔は見えないが、大量の濃汁を注ぎ込まれて眉を顰める雪歩の表情が目に浮かぶ。
そして想像した雪歩の表情に反応し、最後に残り汁をピュッと噴かせた。
「雪歩……よく見せて」
身体を起こした俺は、射精後の楽しみを雪歩にねだった。
「ふぁ……ふぁひ……」
雪歩は目を瞑って、俺に向かって口を開けた。
むわっとむせるほどのザーメン臭を放つ口壺の中には、たんまりとやや黄ばんだ遺伝子汁が溜まっている。
(今朝は良く出たなぁ――……)
自分事ながら感心しつつ、「ありがとう」と彼女に礼を言う。
雪歩はコクコクと小さく喉を鳴らして淫汁を胃に落とした。
この「ゴックン」もつい最近やってくれるようになった。
決して好きではない味だけど、「プロデューサーのだから」と飲んでくれるという。
そんな彼女が堪らなく愛おしく、俺は仕事に一層励んだ。
# # #
「あっ……プロデューサー」
ある朝、雪歩の姿が見当たらないので探すと、少し離れた湖で水浴びしている彼女を見つけた。
いつもは夕方に浴びるのだが、今朝は珍しく泳ぎたくなったらしい。
こうして見るとアイドルではなく、女神か妖精の類かと思えてくる。
「あっ……」
俺は衣服を脱ぎ捨てて、彼女の傍に近づいた。
思い余って抱き締めた彼女の肌はこんがりと健康的に焼けている。
雪のように美しい白肌はアイドル萩原雪歩の重要なチャームポイントの一つだ。
本来これは大変な損失なのだが、なかなかどうして、褐色肌の彼女もまた違った魅力があって良いものだ。
少なくとも、アイドルをしていたらこのように大胆なイメージチェンジをする機会もないだろう。
「プロデューサー……」
「雪歩……」
湖の中で、俺たちは熱いキスを交わす。恋人同士の、互いが互いを求め合う終わりの見えないキス。
いや、終わりなどなくていい。ずっと、こうして少女の柔らかく甘い口唇を感じていたい。
だが、情欲の炎は恋人を包み込んで、次の段階へと昇華していく。
「あはぁ……!」
どちらともなく互いの恥部を淫指で弄い合い始める。二人の性器は熱を帯び、恥肉も悦びにうち震え出す。
「あ、あの……私……」
「うん……分かった」
雪歩の手が俺の肉根を恥唇へと誘う。
俺はそれに乗るようにして彼女の尻肉を握り、恥穴の深奥へ潜り込ませる。
「ああっ……プロデューサー!」
熱い愛汁が結合部から漏れ出て、清水と交わっていく。
一度繋がったら最後、二人の中の炎が消えるまで情交は続く。
「愛しているぞ、雪歩……!」
「あん……! わ、私も……好きぃ……」
透き通った湖水が、情愛で火照った肌を優しく冷やしてくれる。
豊かな自然の中、誰にも邪魔される事なく俺たちは愛し合う。
「雪歩、俺……!」
「あっ、ああっ……! 駄目ですぅ……私も一緒に……!」
彼女の小尻を手前に寄せつつ、俺はラストに向けて厚いピストンを繰り出す。
一突一突が精嚢に刺激を与え、白い遺伝子を肉管の先へ昇らせていく。
「ああんっ! ぃ……イク……イっちゃいますぅっっ……!」
二人が快頂に達したのはほぼ同時だった。
心地良く力強い恥肉の律動は、俺の放った子種を全て搾り出し、膣奥へと運んでいく。
男女のシステムは単純でいて、どこか神秘的だ。
「はぁ……あはぁ……」
崩れかかる雪歩の身体を抱え、俺は彼女の頭を愛おしく撫でる。
# # #
俺にとって、この島は外界から隔離された天国だった。
煩わしい世間の目も、二人を縛るしがらみも、何重も置かれる建て前も、時間の制約も、ここには存在しない。
ただ目の前に居る美しい彼女を心行くまで愛するだけだ。
このままずっといたい。
だが、寝食の合間に雪歩のダンス・ボーカルのレッスンに付き合い、その一生懸命な姿を見ていると、
本来の自分の役割を思い出してしまう。日本に帰ったら、俺はまたプロデューサーに戻る。
そして雪歩はまたトップアイドルとなって、忙しい毎日を送るに違いない。
ここで育んだ関係がもしかすると壊れるのではないか――俺は危惧した。
「大丈夫ですよ、プロデューサー」
そんな事を考えて朝食を取っていると、傍にいる雪歩が何となしに俺に呟いた。
「んっ……?」
「日本に帰っても……私、プロデューサーから離れたりしません」
「……。雪歩……」
俺は雪歩の目をじっと見た。
もう俺たちはアイドルとプロデューサー以上の関係になった。
この関係をここだけで終わりにしたくない。
その想いが同じと知って嬉しかった。
「プロデューサー……あの……」
「何だい?」
「実は……」
「……待て!」
俺は視界の隅に映ったものを見逃さなかった。
「あれは船じゃないかっ!」
「えっ!?」
俺はこの時の為に作っておいた白旗を頭上で大きく振り回した。船は俺たちに気づき、浜辺に寄って来る。
俺たちは大急ぎで浜辺へと足を運んだ。
「雪歩! 無事っ!?」
クルーザーから降りてきたのは伊織だった。
彼女は捜索を最後まで諦めずにこの近海を隈なく探していたのだという。
助かったのだ。俺たちはむせび泣いて喜びを分かち合った。
結局、あの事件で助かったのはいち早く船から逃げた船長船員数名と、俺たち二人だけだった。
後は全員行方不明のままだという。こうして生きて日本に帰ってこれたのは奇跡と言う外ない。
# # #
「あんた、自分がどうして呼ばれたか……分かっているな?」
日本に帰ってきてから数週間、俺は萩原邸に呼び出され
雪歩の父親とテーブルを間にして向かい合っていた。
刃を突き立てたような鋭い眼をした強面の彼には、思わず顔が強張り、震えも湧いてくる。
「だから、芸能界っていうのは嫌いなんだよ」
彼は煙草を吸い、その煙をわざと俺の顔に吐いた。
俺は咳き込みながら黙って耐えた。
「似たような事をやっている身だから分かる。あれは、堅気の商売じゃねぇ。
大事な娘にやらせた事を俺は後悔している。……おいっ、手を出せ!」
俺は言われた通りにおずおずと手を手前に差し出す。
すると、彼はまだ熱い煙草の先をこの手のひらにぐいと押し付けてきた。
「……っっ!」
「……ガキが居るんだよ」
彼の言葉に火傷の痛みを忘れて顔を上げた。
こめかみの血管が浮き上がり、憎悪に満ちた鋭い眼光が突き刺さってきた。
「雪歩のなぁ……腹の中に居るんだよ。
てめえの仕込みくさりやがったガキが……!」
「そ、それは……」
彼は立ち上がって恫喝した。
「いいかぁ! 雪歩はな、まだまだケツの青い子供だ。
世の中の事なんざ、何も分かっちゃあいないんだよっっ!」
突如、部屋のドアを開けて黒服の男が入って来る。
彼らはすぐに俺を羽交い締めにした。
父親は別の男から日本刀を受け取り、刀身を抜いて翳して見せた。
銘柄は分からないが、冬の氷に似た冷たい輝きを放っている刀身は
その切れ味を沈黙の中で雄弁に語っている。
「何も知らねぇ他人様の娘を傷物にして
どう落とし前を付けてくれるってんだっ! ええっ!!」
「萩原さん」
俺は震えそうな喉を抑えるように声を出し、彼に告げた。
「雪歩は子供ではありません。自分のした事や決めた事に責任を持てる、立派な女性です」
刃が首筋にわずかに食い込み、そこから熱い血潮が垂れ流れているのが感じられた。
「俺たちは愛し合っています。生死を共にし、喜びを分かち、励ましあった彼女のためなら
この命と生涯を賭けたっていい。刃物を突きつけられて曲げられる程、俺の意志は軟弱ではありません」
「……」
しばらく鉛よりも重々しい雰囲気が場を包み込む。
どのくらい経ったか――彼は首筋に当てていた刃をすっと離し、刀鞘へと戻した。
「大したタマだ……くそったれ!
情けない素振りを見せたらサツなんて構わずに斬ってやろうと思ったのによぉ」
彼は再び椅子に座り、新しく煙草を取り出して一服した。今度はこっちに煙を吹かなかった。
「……娘もそう言っていたよ。あんなに一人の男を好きになったのは初めてだ、とも言っていた。
どんだけ怒鳴っても聞きゃしねぇ。てめぇと一緒になる、子供も育てるの一点張りよぉ」
「……」
「雪歩はなぁ、俺が大声出しただけで逃げたり泣いたりする娘なんだよ。
それが泣きもしねぇで、俺をキッて睨み付けて言い返しやがる。
あんな良い眼をした娘なんざぁ、この年で初めて拝んだぜ。
俺の血が流れていたんだなとはっきり思い知らされた。
……ったく、いつの間にあんなに強くなりやがったんだか……」
そう話す彼の表情は、どこか嬉しげだった。
顔の緊張を解いている俺を見て、彼は面白くないらしくまた不機嫌な顔になる。
「雪歩をあんなに強くした奴が、てめぇのような他人だと思うと妬ましくて仕方ねぇ。
……おいっ、てめぇ!」
「はいっ!」
「少しでも雪歩を寂しがらせたり、不幸にしたりしてみろっ!
そん時は、てめぇの臍穴に長ドス突っ込んでカッ開き、引きずり出した内臓に鉛玉たらふくぶち込んで
二度と使い物にならなくしてやるから覚悟しやがれ!」
「はいっ! 覚悟の上ですっ!」
俺は彼を真っ直ぐに見つめ、はっきりと宣言した。
「けっ、少しは恐がれってんだ!」
彼は急に席を立ち、近くに立っていた黒服の男たちを伴ってドアへと歩いていく。
「話ってぇのは、それだけだ。それを聞いたらとっとと帰りなっ!」
俺は安堵の溜息をついてその場を離れ、事務所へと向かった。
雪歩に今まで恋人が出来なかった理由が分かる気がした。
# # #
実はあの後、生活をしたあの島がどの国に属するのか伊織に調べてもらった。
しかし、何度探しても見つからないという。
ビー玉か何かじゃあるまいし、島一つが丸々消えるはずがない。
そう思って、俺は何度も確認してもらった。
「本当に見つからないのよ、地図にも載っていないし、衛星にも写らないの」
「そんなバカな」
「本当なんだから仕方ないじゃない。あそこはただ海面が広がっているだけの場所よ。
島どころか岩すらなかったわ」
何とも首をひねりたくなる話だ。では俺たちが1ヶ月半も過ごしたあの島は何だったのだろうか。
伊織の話を雪歩にも教えると、彼女も納得出来ないという表情をする。
それもそうだ。俺たちは自分たちの足であの島に立っていたのだから。
「あ、あの……」
「何だい、雪歩?」
「あれは……あの島は、神様が私たちを救うために用意してくれた島だと思います」
「神様? 雪歩はクリスチャンなのか?」
「いえ、そういうわけではないんですが……。何となく、そう思えてきて……」
「ふむ……」
「あの島のお陰で私たちは命を取り留め、そして……
お互いの気持ちを知り、愛し合いました……。
命が助かり、心も通じ合った後だから……あの島は無くなったのだと思います」
あの不思議な現象を彼女はこう説明した。女の子の雪歩らしい、ロマン溢れる解釈だ。
だが最初に笑っていた俺も、本当にそうかと思うようになった。
ひょっとすると、あの島は俺たちのために用意された島なのかもしれない。
その幻の島に滞在した思い出は、俺と雪歩に深い印象を残している。
そして何より、雪歩が育んでいる新しい生命がその思い出によって出来た結晶なのだ。
あの島は、天国だった。
あの島で手に入れた愛を……俺たちは今、大切に育んでいる。
以上です
>>364 久しぶりにだいぶきれいなのを読むことができました。
これほど美しいものはそんなに大量に読めるものではないでしょう。
あれは島じゃなくて珊瑚礁だったんだ
>>324 りっちゃんも意外と乙女だから、涼のセックスとか見せ付けたらショックがでかそう。
相手がやよい、雪歩、千早あたりだったら破壊力抜群かな。
>>341 妊娠に至る過程をいちいち書いてたら文量が膨らんで肝心のプレイが薄くなりそうだな。
単純に「お乳が出る薬を飲んじゃった」でも良い様な気がする。
書く人の技量次第だろうけど。
>>364 GJ。ロマンチックな話ですねえ。
鈴木さんの年齢が明らかになったとき、ニコでりっちゃんの同級生設定の動画が結構あったけど、
2基準(DSも多分同様)で考えると、鈴木さんと同年齢なのはりっちゃんじゃなくて貴音なんだろうねえ。
実は月在住時の学友だったり……。
>>367 実はその薬物ネタ、いおりんが7スレ653でやってるんだ。
だったらいっそのこと濃厚なやつやった結果にしたほうが面白いと思うんだ。
じゃあDS組はどうかというと…
愛:ひたすらに単純なネタでいけそう。涼に直球勝負したらできた。以上。
絵理:ひたすら策を練って涼を陥れた上で子作り…なんだけど、何かイメージが違う?
サイネリア:ネットにこもった理由が子供ができたから。その子供はおろすまでもなく流産した
夢子:涼に告白→両想いになってH→子供できる、といたってシンプル
まなみ:舞の父親を探っていたら見つけることができた。愛と一緒に3人で生活する提案をするが、向こうから捨てられたと愚痴をこぼす。
ならばと一肌脱いで自分が彼と結ばれればいいとして…
玲子:riolaがつぶされた後、一度芸能界から身を引いて結婚→子供ができるで十分。なお、その後子供を父親に移した後離婚した、で一応いける?
律子も貴音も鈴木も同い年だと思ってた。
貴音早生まれだし。
母乳が出る薬がなぜか事務所にあった という導入で簡単に書ける
といいな
貴音と彩音で、ちっこい彩音のほうが年上、というのがイイと思います。
まあ、アイマスの学年設定はつきつめちゃいけないからな。
>>371 まあ、芸能界にはクスリのバイニンもウロウロしてるし不自然ではないな
猫耳とか犬尻尾が生える薬とかなら想像したことはある
社長の知人が某呪泉郷のガイドとかいう設定でw
かつて「ケミカル小鳥」なるこのスレ限定のネタがあったな、そういえば
大体小鳥さんか社長のせいにしておけば何でもいいという風潮
アリだと思います
3レスりょうあいSS完成したんで投下します。
注意書き
・夢子は犠牲になったのだ…
・性格崩壊の可能性大
・鬱展開
タイトルは「生まれ変わりを望んで」の予定です。では開始します。
378 :
1/3:2012/04/18(水) 18:43:43.07 ID:w0ErwJKS
「夢子ちゃんが危ないらしいから護衛頼めるかな、愛ちゃん?」
「はい!問題ありません。涼さん」
明日、涼は夢子とデートらしいのだが、何者かに狙われているらしい。それに対する対策として愛が後ろから護衛することになった。
とりあえず、その日が来るのを待った。だが、根本的問題があった。合流前にもし襲撃されていたら…。
愛はそこらへん抜かりはなかった。きちんと自宅を把握しきっちりと尾行。駅から列車に乗るときも追尾していた。
そして、到着後、速やかに隠れた。形式的には2人きりに見せかけるためであった。だが、飛び道具だったらどうだろうか。
近接攻撃ならば守れるが遠距離攻撃から守ることはできない。だが、もし遠距離ならば感知することは夢子は得意だった。
もともと異変察知は割合得意なほうだったからだ。そうでなければいたずらを仕込むことなど、できるわけがない。
だが、涼が時間から2時間待っても来ない。夢子が涼に電話をするが通じない。何かあったのだろう。
予想外の事態である。どうやら護衛は2人必要だったようだ。涼はいつの間につかまってしまっていた。
夢子はショックを隠せなかった。そこを背後から狙う怪しい男の姿が!
「させません!」
愛はその男に勢いよくタックルを仕掛けた。男はすぐに倒れた。その後取り押さえられた男は警察に身柄が渡った。
どうやら、涼の目の前で夢子を犯すつもりだったらしい。そして涼を首尾よくさらうことはできたのだが、
肝心なターゲットである夢子を捕まえることに失敗したというわけだ。涼はどこに監禁されているのだろうか。
夢子はそれを突き止める手がかりを持ち合わせていなかった。このままでは、涼はいつまでたっても外に出ることができず、
タイムリミットとともに殺害されるであろう。もどかしい思いしかしなかった。だが、絵理に愛が電話した結果、
「7番倉庫あたりに怪しい車が出たらしい?」
「7番倉庫ですね。わかりました!」
ネットで即座に調査した結果が出たらしく推測される場所がわかった。その後、警察の協力もあり、犯人は全員逮捕、
涼は無事に生き残ることができた。だが、問題はここからであった。
「私は無事なんだけど、涼は?」
「夢子ちゃん…愛ちゃんが近くにいるけど大丈夫?」
「ありがと、本当に私のことを思ってくれてたんだね…」
何かがおかしい。よく見ると、彼女は血を吐いていた。これはかなり危険である。すぐに救急車を呼んだ。
379 :
2/3:2012/04/18(水) 18:44:39.10 ID:w0ErwJKS
「これは…原因不明ですが、肉体が病魔に蝕まれています。現代医学では手の施しようがありません」
「じゃあ、どれくらい…」
「おそらく、このまま衰弱していく時間を考えると、もって3日、といったところでしょうか」
「そんな…」
もはや涼は黙るほかなかった。確かに、彼女には外傷はなかった。だが、どうやら致命的な病にかかってしまったようだ。
現代医学では治療さえもできない病に。感染症の疑いもあったが、それさえも不明。隔離可能な限り隔離するのはよいのだが、
とりあえず涼と愛は同じ部屋で数日間暮らすことになった。
「…」
「涼さん、治療する方法がないんだったら…」
「そう…だね…」
そのとき、電話が鳴った。
「もしもし、原因がわかりました」
「本当ですか?」
「原因は突発的な精神ストレスへ無理やり耐えたことによる肉体へのダメージです」
「だとすると、その精神ストレスを除去すれば…」
「そうはいかないです。肉体へのダメージが自己修復機能の限界を超えていて、自己治癒は望めませんし、
医師による治療も事実上不可能、遅かれ早かれ死にいたるでしょう」
「ということは、どうすれば…」
「せめて、最期を看取ってください」
2人は夢子の病室へ向かった。そして、痛み止めの点滴を打つだけの夢子がそこには横たわっていた。心電図は今にもとまりそうである。
そして…、
「ご臨終です」
ついに、目を覚ますことはなかった。
380 :
3/3:2012/04/18(水) 18:45:22.75 ID:w0ErwJKS
「結局、守れなかったですね」
「いや、愛ちゃんのせいじゃないよ。僕が自分のことを考えなかったせいなんだから。せめて真さんでもいれば…」
「真さんなら、あの日はオーディションに行く予定だったはずですから、おそらく無理だったと思いますけど」
「とりあえず、この後、どうする?」
「生まれ変わりがほしくないですか?」
「愛ちゃん、それって…」
「はい!」
「でも、きちんと順番を踏んでからじゃないと…」
「ママ?涼さんに今代わるねー」
「即承認!さっさと作っていいわよ」
「…え」
包囲網は埋められた。もはや隔てるものは何もない。彼らは服を脱ぎ、キスを交わし、準備を行い…、
「はぁ、はぁ、はぁ、いよいよ、ですね…」
「愛ちゃん、いくよ」
「はいっ」
痛みはそれほどではなく、涼はすぐに動くことが許され、ピストン運動を始めた。そして、一緒に達し、中へ命の源が注ぎ込まれた。
後日、子供ができたわけだが、その子供には夢子という名前がつけられた。女の子だったからだ。生まれ変わりだと信じて…。
終わりです。というより、本番描写何それおいしいのですね。
乙!
乙マイナス弐!
乙プラスワァン!
>>384 ゴライオン?
あせらず恐れず振り向かず♪
戦隊もののヒロインに抜擢された響とちゅっちゅ
中学生が書いたらこんな感じになるんだろうな
ケミカルで考案中
書くのむずいな、変に設定に凝ってグダグダだぜ
>>388 分身輪姦、乃至、チンポ2本増加で二穴…なシチュを…
ラブ…では無く命!
…かな?w
マジでこのシチュでないと抜けれん&興奮スタート掛からん
>>392 何と奇遇な!
というアレを思い出してしまった
どうしてくれる
つまりリッチャンのおさげで二本刺しされるP
他の読み手もこれだけは譲れないシチュとかあるんだろうか
首輪で犬プレイのお仕置きとか
あると思うけどあんまり主張しだすと書き手が困ると思う
アイマスはハーレム系の長編でコレってのが無い気がする
二次が盛んだと大抵そういう痛いのがあるもんだが、
トンと見ないのが個人的には残念
ハーレムやると容量が洒落にならなくなるからじゃね?
男1女3でも容量が倍以上になるのは普通なのに男1女13だからなぁ。
一言ずつしゃべったとして14行改行なんだぜ。www
3P以上の人数で書ける人はすごいよ。
ハーレムにつなげるまでが大変だからな。
エロも入れつつとなると……。
まあ、作者が実はこの話とこの話は繋がってて……と脳内で思ってるやつとかありそうではあるがw
1回の話の登場人物は2人でも、>399のようにシリーズ化すれば良いんじゃないかなー
繋がりがはっきりしてれば読む側の妄想も捗るしw
この前も話題になってたけど、漫画と違って複数描写は書く側も辛いし
見る側もわかりにくいから自分は特に望んではいないかな
というか漫画でも数が多すぎるのは微妙だと思う
まぁPが基本下衆になるから許容できない人が多そうだけど
何もゲスに成らなくても
アイドル全員「私達は皆、Pと一緒に愛し愛されたい…」
P「お前らみんな俺の翼(云々」
ア「P…(惚 ピロリロリン」
な、ちょっと一般常識から外れるが歪んだ純愛…っていうのもアリだと思う
エッチの時はPに群がりながら互いの愛液体液を交換する位の勢いで…
これでケミカルMOD、水瀬(魔王も含むなら更に東郷寺)ハイテクMODも使えれば
分身してアイドル一人ひとりに宛がい…、いや更にアイドルひとりに分身P多数が
イチャラブな同時複数愛撫、三穴同時もできるぞ?
アイドルしかも未成年に手出してる時点で社会的にはアウトだから大丈夫
あとは本人たち次第
ベッドの上でのキャットファイトも
「アイドルじゃなくて、未成年でもない人もいますよ! いますよ!」
ピヨォォォォ
事務所で身内しか居ないときは気軽に触りっこw
律子と一緒にスタジオルームから事務室(同施設内設定)にきたP
P「おはよう春香、美希、
(後ろから通り抜く際に軽くミニスカートをピラッ、お尻さわさわ、ムニュっ…)
「わっ!?」「きゃっ!?(嬉」 「おっ、今日は白と薄いピンクか…」
(アイドル達は嫌がらずに嬉しそうに…)
ア「も〜…オイタはメッ!…ですよ?、Pぁ…」
「さっきの反撃だよハニー、モミモミィ…」
(席に付いたPの脊に胸を当てて靠れかかり
じゃれつきながらPの股間をサワサワモミモミ…)
「兄ちゃん、はるるんミキミキのは見て亜美達のは見ないの?ほらほら→…」
「白水、白ピンクの紐パンだよ→」
「こーらっ!、亜美真美っ、私達しか居ないからって、はっちゃけないっ! …それに何?、スケスケじゃない…もう…」
亜「りっちゃんだって、事務所の中だと一々【タイトスカート(超ミニ)】【ストッキング+ガーター】に着替えてんじゃん
見事な絶対領域とガーターのエロスの融合!w」
真「(後ろに回り込んでしゃがんで覗きながら…)
…ほほぅ、ほぼ丸空きのオープンクロッチ……ん?、…りっちゃん、さっきまで兄ちゃんと…
「わっ!?、何処見てんのよ真美……亜美も前から覗かな…「クンクン…りっちゃん、『前』も『後ろ』も兄ちゃんの汁」言うな〜っ!…(照恥」
ちなみこのP、
>>401の設定で
アイドル達は完全に「アイドルどうしはPに関していがみ合いの無い」
「みんな一緒が幸せなの…」な御都合的設定w、
事務所内でイチャついたりヌチュヌチュズッチュズッチュしてたのを見たら
怒るというよりより「仲間ハズレにするな、交ぜて…」な感じ
まあアイドル全員分のエロまとめて書くほど平等にアイドルが好きなんて条件が厳しすぎるだろ
俺だったら全員のエロ書くなら一人に10作品くらい書くわい
涼とかPが好きな人は書けるんじゃないかw
>>407 まあ真理ではあるわなw
人数いると色んなシチュや反応が楽しめるけど、その分一人一人の描写がおざなりになるしなぁ
俺も単体もののがアイドルの魅力が出てて好きかな
>>409 おざなりって見ると「尾崎さんのふたなり」に見える俺は病気かな
ふたなり話美味しいです
響と貴音のあれは今でもたまに読み返す
やっぱりトリオとPで4人ぐらいまでが多人数で限界っぽいかな
それ以上だと設定とか色々凝らざるをえなくなりそう
その凝った設定が読みたいんだ!読みたいんだよ・・・
涼ちんハーレムものは妄想してるが、無茶苦茶長くなりそうで書くのは躊躇うw
Pと違って765組全員とはいかんのにw
>>413 涼ちん多人数ですら設定考えてる最中に『ないわ』って投げた。
下がその走り書き
・りょうゆめすずえりで4P
↓
・ゆめちゃんが(アイドル的に)抹殺される
↓
・鈴木さんが(なぜか)壊れる
↓
・愛ちゃんがキレて逆レイプ
↓
・絵理と涼で引きこもる
わっふるわっふる
なぜそっちの方向に向かうwww明るい未来はないのか
アヘ顔ダブルハッピース
>>395 そういう人は大体の場合書き手に回ると思う。
正直なところ、自分も抜ける作品がなかなか見つからなかったから(出来の良い悪いとは別で)、
自分で書き始めた、ってところがあるし。
取り敢えず、後背位と逆レイプが好きだけど、両立出来ないのが悩み所だ。
>>408 涼が好きだが、相手が誰でも、って訳には行かない。
話の内容に応じて、最もマッチする相手をその都度選んでいるつもりでいる。
>>413 逆じゃないかなあ。
設定も背景も全部ぶん投げて、ひたすら挿入、抽送を書いて行かないと片付かないと思うが。
>>415 765全員×涼でも一向に構わんw書ければの話だが。
涼ちんと他のアイドルを掛け合わせて最強の次世代アイドルを作る計画に巻き込まれる、
ってネタもアリかな。
美希、あずささん、愛ちゃん辺りが、凄いのが生まれそうだ。
春香さんや千早辺りの才能は遺伝しないだろうなあ。
千早の場合ある一点が遺伝しそうだ
ハーレムは今計画してはいる
書いたら人数多いから超大作になりそうだな〜
4編くらいは必要かもしれぬ
>>421 千早の娘が巨乳だったり、お姫ちんや美希の娘が72だったりするのも面白いとは思うw
>ハーレム超大作
一度に完結せずとも長編、或いはずっと続くシリーズ物でもいいよ
皆仲良くまぐわり合い…って、なんかほんわかする
424 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/22(日) 19:50:05.85 ID:oOvF/Cgw
vipのハーレムPのSS、面白かったな。
425 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/22(日) 19:52:22.71 ID:PSqg+2Ai
デリヘルで知り合いが来たら気まずいだろうな。
実際にそうなる確率ってどのぐらいなんだろ。
キャバならあるけど。
>書いたら人数多いから超大作になりそうだな〜
ニイサン、ハードル上げると途中で書けなくなるで〜
アイドルで知り合いがいたら気まずいだろうな。
実際にそうなる可能性ってどのぐらいなんだろ。
サイネリアなら彼女だけど。
ちょっとスレチ気味になるけど、どっかで千早がデリヘル呼んだらやよいがきた話を読んだな
せめて4Pを3編に分けてとか・・・自分じゃ書けてもそれが限界と思うなぁ
金に困ってボーイズバーでバイトしてたら小鳥さんが来たでござる
>>426 >>429見たいにわけるといいよ!
中出しアクメして終わった子が交代して2828しながら艦船したり愛撫支援したり
「ペニバン付けて二穴支援」してくれたり…
薄い本を買いすぎで金欠病な小鳥さんにご飯をちらつかせ、いやらしい事をしよう。(提案)
マットプレイ(というかソーププレイ)の映えるアイドルなら、誰になる?
>>434 あずさ・律子・美希・貴音・響・舞さん・夢子・おざりん
モバマスも入れるなら凛・かな子・きらり
乳と尻がポチャポチャしてた方が
普通に「全身スポンジ」気持ちいいぞ?
俺的に上に挙げた子で11輪車、出来れば更に俺設定的に
「巨乳設定&やや尻タブ増量」な千早・千早ママ(アニマス)・麗華・伊織の4人増やした
15輪車を一日中味わいたい…
>>435 千早がソープかなんかで
「物足りないかもしれませんが、精一杯ご奉仕させていただきます」
って言ってくれたら間違いなく常連になるわ
脱いだ時に全身から流れる不幸オーラも相まって可愛いはず
別に千早が女衒に落とされるのが好きなんじゃないぞ
むしろそうなったら困る
ただひんぬーの娘でもそういうのいいなって思っただけ
ただ現実の店だとひんぬー専門でもない限り滅多にいないな
そういう店は巨乳さんの方がお客さん受けが良いのだろか
>>438 千早ならソープよりヘルス系のテクニカルなプレイの方が似合うかも
全身リップとか上手そうだし
>>439 確かにね
後お客や同僚の愚痴とかも親身になって聞いてくれるイメージ
ただ調子に乗って下手に口説いたりすると無言9393コンボで軽蔑されそうw
夢子はピンサロ、ネリアさんはイメヘルな感じ
Pには恋人がいるのを知っていて千早から誘ってそういうプレイに興じてるって感じならおk
Pを諦めきれず現恋人とはセックスレスな雰囲気を察して隙を見て誘ってきたとか。
(あの娘と違って)物足りないかもしれませんが、(私なりに)精一杯ご奉仕させていただきます
>>441 千早やお姫ちん、響、美希、律ちゃん、ゆきぽあたりは
わりきれないセフレ関係みたいなのがよく似合う
日陰の女でいいですから、みたいな事言うけど、すごい重いタイプだなw
こういう展開だとこまるのはやっぱりあずさ?
はるるんも微妙だよね、アニマス春香だと周りに合わせちゃうか?w
>>444 アニマスはるるんは献身的な部分がクローズアップされ過ぎて聖女化してるので違和感ある
まああれはあれで好きなんだけども
春香やあずさの場合でも
Pがいる状態でセフレがいるってのはたとえそれが友達だとしても許さないと思う
ただ二人とも空気読み過ぎる娘なのでやんわりと女性側にカマをかけて牽制しつつも、
「ごめんね(なさい)」と涙ながらに所有権を主張する感じ
アニマスのはるるんの場合はあっさり「譲る」とか言って逆に話をこじらせる気がする
>445
そこら辺は作者に上手く弄って欲しいところだ
このハードルがクリアされてたらすごいのめりこめそうだ
>>445 その譲る譲り合いな最中に
P「お前達皆が俺の翼(略、誰か一人…だなんて出来ないっ!」
アイドルs「プロデュサー……(ピロリロリン)」
…そしてPはアイドルたち全員と幸せになりましたとさ
(一般常識から外れ、社会的にはアウトな感じになってしまったが…w)
448 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 19:11:55.61 ID:LfV+Iohx
全員やるならリレーで書いたら良くね?
一人で全員書かなきゃならん決まりなどない
>>448 リレーやってみたいけれど、まず何を準拠にするか決めないといけないな
1準拠とかアニマス・2準拠とか。平行世界でも面白そうかも試練
リレーとか好きな人いるのか。整合性とれないのがオチだろw
書くなら自分だけでやるなあ。
リレーとか作者同士で意志疎通きちんと図れないと、他の人のパートを台無しにしたりされたりで悲しみ帯びるぞ
それだったら同じテーマ(シチュ)で別々の作品書いた方がまだそれっぽくなる
リレーの問題点は完成度のために作者間で別個の連絡手段持つようになると
「馴れ合い死ね」ってわめきだす子が暴れだすことなんだよなあ
あれやられると読者も作者もみんな醒めて去っていっちゃう
スレ自体の滅亡までも招きかねない
アイマス全キャラスレ・エロパロ・百合各スレで
複数作者による同一テーマ連作/競作がちゃんと続いたのは
記憶にある限り小鳥祭りとケミカル小鳥、当時の全アイドル踏破
できたのは小鳥祭りただひとつ
うん、匿名掲示板ではよほど努力しないと無理だ
やるならpixivでやってくれ、すぐブクマつけるし
そうか……じゃあリレーなしに一人でシコシコ多人数もの書いておくわ
人からお題をもらうのもいいかもしれないけど
やっぱり自分が興奮するネタで書きたいかなとも思うな
それが楽しくてカいて…書いてるんだし
企画としては面白いんだけど、無残なことになるって話は良く聞くし見るからなぁ・・・
リレーは絶対破綻するから、やめとけー
ならばネタ振り
・超常的事象(魔法・超能力等)、或いはケミカル等による「P分身(出来たら更に欲情・絶倫化)」
・アイドル2〜3人を和輪姦
・夢オチ
この三題噺でエロ噺をば…
ネタふりもリレーも関係なく今10人ハーレムを書いてるんで待ってくれい
まあ投下は明日か明後日になるかもしれないし
スレまたぐ可能性も高いが
ハードル上げすぎかもしれないけど
男はP一人なの?
(もしそうなら)…何とかして二穴責めシチュ欲しいんだけど…
なんかエログッズにパンツタイプとかペニスに装着型の二穴同時責め用バイブ見たいなの有ったんで…w
>>460 この二穴好きめ!w
その趣味はとても良いと思うが自分で書いてみるのも良いものじゃぞ
自身の性的嗜好を作品に反映するのもンギモヂィイイ!
早く書けですかそうですね
>460
二穴推し過ぎだろw多少は自制したまい
まあいいじゃないか、キャラ限定されるよりずっとマシだw
>450への応援という大事なことを忘れてた
マジで期待してるぜ
連投申し訳ない、>459でしたorz
>>421 りっちゃんを見る限り、秋月遺伝子が入れば期待は出来るんじゃないだろうか。
>>433 涼を買い上げて玩具棒にしちゃうネタも良いと思うが、
涼が金欠になる所が想像出来んな……。
>>451 同じテーマで別々に書いてみるのは面白そうだなあ。
それぞれ書き方の違いがよくわかるし。
こちらの作品も誰かリメイクしてくれないかな。
>>462 こちらの作品を見返すと四つん這いが非常に多くて……。
SS書き続けると性癖が表れて来るのがある意味怖いところだ。
ともあれ、10人ハーレム頑張って。
こちらも5月に入って、GWのクソ忙しい時期を乗り越えたら執筆再開かな。
>>467 >涼が金欠
涼は他人のためならいくらでも身を削るので
「夢子は預かった返して欲しければ1億円(ry」とかで
470 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/25(水) 12:48:25.93 ID:XoU0zfrh
ガタッ美希も金欠なのー!!
お待たせいたしました。459です。そしてお久しぶりです。またの名を純愛Pと申します。
この度あの大作「性宴シリーズ」の様な多人数ハーレムを書こうと思っていたところ、
そういう流れが来ましたので投下させていただきます。
スレまたぎになるかもしれませんが最後までやりきろうと思っとります。
注意書
○序章。まずは脱ぐだけ。舐めまわすかの如き詳細な裸体描写。キャラにより差あり。
○876組は登場予定ないです。お許しくださいませ。
○765プロ17歳以下の娘が全員登場しています。大人組ももしかすると…
○基準はアイマス2時点の年齢ですがキャラ造形は初代で妄想しても構いません。
ほいだば『U−17〜ThePussyc@tsParade!〜』参ります。どうぞ!
「ほんとに…みんな、いいんだね?」
765プロオフィスビル内にある大会議室。
多くの企業の役員や記者相手に講演や会見を行うことが目的のその部屋。
しかし今、そこには椅子も机も存在しない。
ただ、集められた当プロ自慢のアイドルたちが手ぶらに普段着でいるだけだ。
「やれって言われた以上やるしかないと思いますよ!春香さん!」
ひときわ大声で叫ぶやよい。
「でも…」
戸惑う雪歩の肩を真が叩いた。
「やろう、雪歩」
「そーそー、やるっきゃないよ!ゆきぴょん!」
亜美が笑いながら言う。
「そうね、私たちは運命を受け入れるしかないのだから」
千早も答えた時、響は既にシャツとブラジャーをとり始めていた。
「な〜にチンタラやってんだよ!
これからもっとすごいことやるってのに、そんなんじゃプロデューサーに嫌われるぞ」
言いながら彼女は全裸になっていた。
小柄でスレンダーな身体に似合わぬ大きな胸、浅黒い肌、そして口調とは裏腹に隠している女性器からも
なお微かにはみ出るほどの陰毛が特徴的だ。
周りの少女は脱ぎながらもその姿に息を飲む。
ここに集まったアイドルは17歳以下。
つまり響のバストサイズはこの中ではトップクラスだ。
「ひ、響ってごーもー…だね…」
デニムとパンティーを一気にずりおろし、下半身を露わにした美希が
呟くと、すでに服を脱ぎ終え、腕で胸と女性器を隠しているやよいがこくこくと頷く。
「な、なんだよ、うるさいな!胸があるんだからいいだろ!」
「響さん、うらやましいです…」
自分の胸をさすりながら言うやよいを見て千早は「くっ!」と悔しそうにした。
やよいの身体は幼さを残しながらも女性器や胸、特に乳首の形はやや成長を見せている。
対して千早は他の女の子に比べさらにスレンダーで、
無に近い胸の上についた乳首は興奮と関係なく彼女自身の性格の如くつんと勃って自己主張している。
その下に浮き出るあばら骨と腹筋は陰毛のあまり生えていない女性器を
まるでそこだけがぷっくりと膨らんでいるかのように際立たせていた。
響ほどではないが千早の肌の色は意外に黒く、
特に平均的日本女児の肌の色を保つやよいと並ぶとそれが目立った。
続いて美希、亜美が順にシャツとブラを取り終え、裸になる。
この二人は他の女の子に比べ羞恥心が薄い方であり、胸も女性器も隠していない。
「ミキミキ〜、やっぱボインだねぃ」
「う〜ん、そ〜かな?」
亜美は小柄だがやよい、響よりは背が高い。
やや細い体形にバランスの良い胸が維持されている。
無毛のやよいと違い産毛の生えた女性器は包み隠されていないこともあってよく目立つ。
そして美希は周りが舌を巻くほどの理想的体系だった。背も低くなく、
20と言われれば信じてしまうような細すぎず太すぎずのバランス。
垂れるほどではない巨乳に着いた中程度の乳輪と乳首。
茶がかった陰毛は丁度好く女性器の筋を隠している。
それを見て脱ぐ行為に躊躇する真美を見て亜美はにこにこ笑っている。
「ほーら、真美も早く脱ぎなよ」
「や、やだよぅ」
「そんな事言うやつは…こうだぁ!」
真美のTシャツが剥ぎ取られ、短パンが脱ぎ捨てられる。
「や、やだ!まだ脱ぎたくないよ!」
「じゃあいつやんのさ!」
下着も無理矢理投げ捨てられて、裸にされた真美を見て
少々亜美は悔しそうにしている。
「改めてみると背が高いし、胸もデカいし、ここにも生えてるしさ…。
細かいパーツは亜美と似てるくせにどーして真美だけこう成長したんかねぇ」
「べ、別にそんなことないってば。そんなじっくり見つめないでよ、エロいよ、亜美」
「真美のカラダがエロいんだよ。亜美の身体なんか子供っぽくてちっともエロくないもん」
「亜美は亜美でかわEと思うけどなー」
「ありがと、真美。真美と双子で良かったよ」
「みんな服脱いだんだね」
裸の春香と伊織が現れた。
「そういや春香、リボン取んないわけ?」
「えへへ〜、裸リボンだよ!裸リボン!」
「そーね…」
「反応してよ!」
「それより、何でリボン取んないのよ?」
「リボン外すとだれだかわっかんないでしょ?」
「確かにね…」
「ちょっ、そこは否定してほしかったな!」
伊織の身体は細身で胸も小さい。
何より子供っぽさの滲み出た上品な白い肌が目立つ。
まだやよい以上に小さな乳首と女性器だが
それを隠すまいと意地を張り、手は不自然に広げている。
だが羞恥心は身体に現れており、その証拠に細く白い脚はがくがく震えている。
春香は肝が据わっているのか恥ずかしいようなそぶりは見せていない。
美希ほどではないが大きすぎず小さすぎない胸、
均衡のとれた身体、平均的な肌の色が健康的だ。
脚は他の女の子に比べやや太いが、目立つというほどではない。
「うっ…ぐすっ…こわいよぅ」
近くから雪歩のしゃくりあげる声が聞こえた。
美希、千早が様子を見に行く。
「あ、みんなもう準備できたよね?」
真が雪歩を心配そうに見やりながら笑顔で応対する。
彼女は服を既に脱ぎ終えている。
スポーティーで健康的な脚、千早とはまた違った意味で引き締まった筋肉、
それと一体化した微乳、生えそろった陰毛、イメージに沿わない白い肌が眩しい。
「真クンって裸になってもカッコいいよね…」
「…ボクに対する褒め言葉になってないんだけど」
「それより、雪歩、あなたも早く脱ぎなさい。時間がないわ」
「そうだよ雪歩。千早さんだって胸を隠しながら頑張ってるの!」
「美希…その言い方はどうかと思うんだ」
「くぅっ!」
「それと千早、胸を頑丈に隠すのはいいけどあそこが丸見えだよ」
「ま、真までそんなことを!大体美希もあなたも隠さないの?!」
「美希は別に恥ずかしくないし」
「ボクだって恥ずかしいけど、覚悟してるからさ」
「そ、そう…」
「ぬ…脱いだよ…」
雪歩が生まれたままの姿になっていた。
白く傷つきやすそうな肌の上の胸に、大きめの乳首。
やや薄い陰毛が生えた女性器の筋は肌の色に比べて真っ赤に見える。
うずくまるような体制でやや太めの腕を胸と股に置き、小さな手をかざすも
未だおさまらない身体の震えが邪魔をしてむしろそれらを目立たせている。
「彼女を見ていると、道を踏み外しそうだわ。ねぇ、真?」
「ボクはノーコメントだよ」
準備を終えた春香、千早、美希、真、雪歩、伊織、響、やよい、亜美、真美が壁へと順にもたれかかる。
雪歩はなおも震えながら猫背になり縮こまっている。
伊織が前髪をかき上げて話しかける。
「何震えてんのよ。年上でしょ。好きな人と『できる』んだからシャキッとしなさいよ」
「う…うん。でもぉ…」
「だいじょーぶ。伊織だってこう言ってるけど、ほら。
脚がくがくなんだぞ。なんくるないさー」
「ひっ、響!余計なこと言わないでよ!」
「へへー、なんだかんだ言って怖がりな癖に、強がっちゃってさあ」
「うるさいわね!アンタだってホントは怖いでしょ?」
「そりゃ、まあ全く怖くないって言ったら、嘘になるけどさ」
「えへへ…」
「心配しないで雪歩。ボクもついてる」
真が彼女の肩に手を置く。
十人十色。
顔も、背も、肌の色も、胸の大きさも、女性器の形も全員違う女の子が裸で横並び。
まさに壮観。絶景。
「よーし、みんな準備できたな、入るぞ」
鍵を開け、大会議室に入ってきたのは彼女らを担当するたった一人の男性プロデューサー。
聖なる、もとい性なるパレードが幕を開けようとしていた。
To Be Continued…
序章は以上です。10人もいるから服脱がすだけでこのボリュームだよ!
退屈だったかもしれないけど、女の子が裸で日常会話をしているっていうだけでエロい。
このあたり重要です。テストに出ます。
ところで、そもそもなんでみんなこんなことしてるの?そのあたりは次回明らかになります。
もちろん次回は本番もあります。
今まで当エロパロスレ作品には1つもなかったあるシチュに徹底的に拘った、
至高の逸品になってると思います(あくまで私の作品の中で至高なだけ)。
次回もお楽しみに。ではまた〜。
>>476 乙です。ってだいたい何が起きるか考えるだけで恐ろしいんですが。
たいがいこれだとほぼ全員処女ですよね?
あと、一応は13になってるはずなんで(2基準だから)、同意してれば子供できてもなんら問題ないっていうね。
後始末、どうなることやら不安しかないです。
乙っす
続きはいつごろかな?…
>>471 えっと…「性宴シリーズ」の作者ですか?
だったら「続・性宴シリーズ」希望っすw
(今度は魔王、舞さん、サイネリア、モバマスから何人か765新人とかの設定で…
凛・かな子・杏・きらり・105ダガー…もとい105雫で←この子達はまだ新人と言う事で専属Pは、まだ無しって事で…)
>>471 乙です。完成したらどれだけの容量になるんだろう。
そして本編は一体どんな展開になることやら……
>>479 純愛Pと性宴の人は別人だよ。
性宴の人はレスのナンバリングや「」内の改行にクセがある。
というかモバマスキャラまで絡んできたら人数的に死ねないかw?
>>476 GJ。完成はいったいどのくらいの規模になるやら。
>>479 それだけ細かく注文するんなら、自分で書いた方が早いと思う。
>>480 ある程度人数を限定すればいけないこともないが…。137人は明らかに無理。
まあもっと致命的問題はあるんだが。明らかに行為に適さない年齢の子がいることだ。
9歳とか10歳の女の子相手にどうしろと?私なら絶対にやりたくない。書きたくもない。
?「そうですよね、たとえ73あろうと、11歳とかじゃ、む、胸と言うよりただの胸囲ですよね。
性的アピールはありませんよね!」
>483
分かったから、泣くな……千早
>>483 千早P「…もういい、もういいんだ、お前は頑張った…頑張ったんだ
その胸を張っていい…」w
>>482 流石に二穴・三穴好きの俺でも
「炉理の二穴・三穴」なんて余りにも外道な性癖は……無いわw
せめてある程度体が出来て無いと…
それよりも「性宴」石川社長のシーンは黒井社長と高木弟も加わって二穴・三穴してた方が良かった…
どっかで真っ黒で無い石川社長のイメージ絵ってあった?(他にも俺的高木兄弟とか黒井社長とか…
悪徳さんが有る位だからどっかにないかなー…って)
涼「僕に居場所がないのはわかる」
涼ちんはちょっと前は大ハッスル状態だったのに何言ってるんですかァー!
>>485 漫画の方だと幾らか影の少ない石川社長が出てるよ
それでも流石に顔はだいたい黒いけど、思ったより若そう?って思える位には見える
涼ちんは調子乗りすぎたのでちんちん、取ろう!
なんでだよ!Pだって初期のほうからずっと…って主役でプレイヤーだからいいのか?
別にPがちんちん取られる話でもいいぜ
>>490 Pから取ったチンチンを適当な床に貼り付ける
↓
放置しているうちに取れなくなる
↓
「射精させたら萎えて取れるかも」と誰かが呟く
↓
肉ディルドオナニー会場と化す。P「なっ!?何だ、無い筈のチンコが疼く……!!」
>>482 流石に全員書くのは無理だろうね。
書ける分だけピックアップして書いてけば良いだろう。
実際にリアルで問題を起こさなければ、どういう性癖でも構わないんだろうけども。
>>486 スレ30のときみたいに涼ちんの良作をたっぷり読みたいもんだ。
>>487 ちょっと前って、そんなにたくさん涼SSあったっけ?
876プロの人の運用を見ると、石川社長は大概の事を自分の実力で乗り切って来た人なのかな。と感じる。
ベストエンドなら何とか最終的にどうにかなっているけど、ねえ……。
千早、雪歩、真、あずささん辺りは876デビューだと途中で脱落しそう。春香さんも厳しいかも知れない。
何というか、961をもう少しブラックにした感じだからな……。
>>487 漫画版の石川社長美人に見えるよな。
作者の画風なんだろうけどスタイルいいしエロく見える。
涼シナリオの影響で
石川社長は某DMCの社長のイメージになってしまっている
お股せ致しました。
>>471『U−17〜ThePussyc@tsParade!〜』の続き、本章でございます。
とりあえず
>>477さんへ解答
登場アイドルは全員処女です。おにちくレイプ展開にはなりません。腹ボテネタもなし。
注意書
○当スレで出たことのない「ある体位」にとことん拘っています。
○Pの精力絶倫ぶりが無限レベルです。
○多少Pがサディストになることもありますが担当アイドルたちはPを愛しています。
○本編には上記の説明があります。説明過剰or二度聞きになりますがご了承下さい。
ほいだば開演です。どぞー。
「わりーな。面倒かけて」
プロデューサーはサングラスを投げ捨ててYシャツの襟ボタンを外した。
「いえいえ、私たちみんな、プロデューサーの事大好きですんで」
「マジか?」
春香と同時に皆が顔を見合わせながら頷いた。
「まあ、そうでもないとあんなことメールで伝えただけで実行するわきゃないわな。
なんてメールしたんだっけ?千早?」
「え、ええっと…プロデューサーのことを好きなアイドルは全員裸でこの部屋に集合…。
集まり次第せっ…せっくす…を」
千早の答えに全員が顔を赤くして俯いている。
「あ〜、悪い悪い。言葉攻めみたいになっちまった。いいよ。じゃあ早速今から始める。
トップバッターは誰がいい?」
すると伊織と響が手を挙げた。
伊織は脇を隠しながらゆっくりと、響は地面と垂直方向に勢いよく。
互いの目が合い、無言で睨み合う。
「はい、じゃあ響と伊織ペアな」
彼の言葉に二人、そして周りの女の子たちは目を丸くした。
「いつから一人ずつ相手をすると錯覚していた…?」
彼は二人にゆっくりと近づいていく。
そしてポケットから靴下を二足出し、その場に放り投げた。
「とりあえず、それ履きな」
いそいそと二人が顔を見合わせながら不機嫌そうに靴下を履いていく。
体勢が前屈状態になるのでどうしても胸が床に垂れさがる格好になる。
伊織は少し胸が小さいので乳首だけが強調される格好だ。
おまけに手は靴下を履く作業に集中するので股の部分は無防備。
つまり…
「ほら、早く履きな」
「うぁぁっ!」
二人の股倉に後ろから彼の手が伸びる。
手は場所を変え、下に向いた乳首を触り続けた。
「ふぁっ…あっあっ…!」
叫びながらも靴下を履き終えたのを見て、彼は手を止める。
「よし、じゃあ二人でそこに寝転がれ。伊織は響の上に乗るんだ」
「な、何で女同士でそんな事…!」
「そうだよ!自分だって伊織相手に興奮する趣味はないぞ!」
「二人とも酷いなあ。これは女の子同士が『裸の付き合い』をすることで
普段話していない娘を交流させる要素もあるんだぜ」
「なるほど…」
なぜか納得してしまう後ろのアイドルたち。これも彼への愛が成せる業か。
「わ、わかったわよ…」
伊織が響の上に乗る。
二人の中途半端に履きかけた靴下が彼の前面に見える。
同時に、股倉から露わになった女性器と尻穴。
そう、これは所謂女体サンドイッチ。
濃い陰毛と薄い陰毛。巨乳と微乳。グレーの床の上に白と黒。
背は同じくらいだが何もかも対照的。だが性格は二人とも勝気。
恥ずかしさを耐えつつ互いの顔を目の前にして目を瞑る。
彼は笑いを浮かべつつ唾を飲んで彼女たちを見守るアイドルたちを前に、
二人の足の裏にゆっくりと肉棒を触れさせる。
「ふんっ…はっ…あんっ…」
靴下越しの異物感。彼はこのタイミングで服を全て脱いだ。
今、この部屋には裸の人間しかいない。
そして、床には黒い脱ぎ掛けた靴下を履いた伊織と白い靴下を履いた響。
彼は尚も足の裏を肉棒で触り、二人の足の指一本一本に精液の一滴を付けていく。
「はやくっ…はやくぅ…」
響が物足りなそうに歯を見せて喘ぐ。
その時、伊織があまりのもどかしさに響の鎖骨を噛んだ。
「うがぁああっ!」
興奮と痛みで響が震える。
彼は肉棒を伊織の尻穴に移動した。
そしてゆっくりと…二つの筋に触れつつ、響の尻穴に触れる。
その後…二人の筋の間に肉棒を差し込む。
「ひんっ…はっ…ぁああ!」
筋と筋の間に挟まれた肉棒の感触に酔う二人は無意識に、激しく腰を動かしていく。
響は留守になっている唇の渇きを癒すため、伊織に思いきり接吻した。
普段触れ合うことのない二人が舌を絡ませ合い、一人の男に突かれている。
やがて肉棒は二人の女性器を交互に貫通し、彼女たちを絶頂に向かわせる。
「うああっ…ぷろりゅぅ…はっ…さぁも…ひびき…も!…らいしゅきぃいい!」
「あがぁあぅ!いおりの、いおりの…うえでっ…いっちゃっ…!」
「二人とも、よくやったな」
息を荒げた二人はその場で抱き合ったまま、気絶している。
その様子を見て、呆気にとられる他のアイドルたち。
雪歩はさらに体を震わせながら真に抱きついている。
少々大きめの白い胸が真の筋肉質な身体に触れている。
「次、雪歩と美希がペアだ。やることは今ので分かったよな」
「はっ…はい!」
「準備万端なの!…雪歩、ミキがついてるからね」
相手が母性をくすぐる謎の能力を持つ雪歩だからか、
珍しく真のような言葉をかける美希であった。
彼はそれをニヤニヤしながら聞いていた。
二人が裸で寝転がる。美希が下、雪歩が上だ。
美希の脚は雪歩の脚と絡み、上を向いている。
二人の白い脚、足の裏は伊織と響のそれと違い比較的似ている。
「美希ちゃん、私、重くないかな?」
「うん、ミキ力ある方だから…じゃなくて、全然重くないよ」
「そっか…よかっ…たぁっ?!」
雪歩の女性器に突然指が差し込まれた。
ついでとばかりに尻穴にも指が差し込まれている。
「はっ…ぁん!ぷろでゅぅさぁ!きもちぃい!きもちいいですぅ!」
先ほどまで怖がっていた筈の友人が、
自身の真上で表情を変えて興奮する様子を見て美希は驚く。
彼の指は尚も出し入れされ、雪歩だけが興奮し、彼女は涎を垂らしながら喘ぐ。
その指はすぐさま肉棒へと変わるも、彼女は痛さを感じることもなくただただ叫んでいた。
「あっ!あぁっ!ぷろでゅぅさぁ!だいすきっ!
だいすきですっ!だいすっ…ああああっ!」
雪歩の動きが美希の上で止まる。白目をむいて痙攣を始めたのだ。
羞恥心が多少人よりないとはいえ美希も処女。
これには彼女も流石に恐怖した。
「えっ…?」
「プロデューサー、えげつないことするよ…まったく。
まあそこも好きなんだけど」
真は一人冷静に呟きつつも少々震えを抑えられずにいた。
「や…やだ…こわいの…プロデューサー」
「『美希に任せる』んじゃなかったのか?」
「それはっ…!」
美希の怯える表情は珍しい。
彼はサディスティックな興奮を抑えつつ「安心しろ」と小声で言う。
彼女の尻穴がひくついていたがそれには目もくれず、
一直線に茶色の陰毛をかき分け、そして貫く。
「ぁああああああああああああ!はにぃいいい!」
気絶している雪歩の下で、音が出そうなくらい大きな胸を揺らして喘ぐ美希。
その振動に雪歩は微かに目を開ける。
時を同じくして美希が気を失っていた。
彼女はそれを見て何を思ったか、普段の美希の如く眠りこけてしまった。
「次、真と春香」
「はいっ!」
元気良く叫んだ二人はきびきびと動いて…と思った矢先、
春香が足を踏み外してしまった。
しかしどっちにしろ二人のうちどちらかが上になるのだ。
手間が省けたというものだ。
「春香、ボクが上でいいのかな?」
「いいよ。私、ちょっと重いし…ところでさ」
「何さ」
「こうやって裸で抱き合うとさ、真ってカッコいいよね」
「よしてよ。春香は親友だけど、恋人じゃない」
「わかってますって」
二人は脚を開きながら彼の位置を用心深く確認する。
しかし、彼は直立したまま、別の二人に目を向けていた。
「そのまま亜美、千早。ペアになって」
「りょーかい」
「でも…春香と真が今…」
「二人の隣で同じことをするんだ」
「千早ねーちゃん。やろっ?」
「分かったわ…私が…その、下に…いるから」
二人が準備を始めると彼は残った真美とやよいにも声を掛ける。
「もう、言いたいことは分かるな?」
「はい…」
「兄ちゃん…あの、真美ね…」
「怖いのは分かるけど、大丈夫だから。だってここに来たのは真美の意志だろ?」
「うんっ…!」
「やよいも…いいな?」
「はい!」
真美とやよい、千早と亜美は今までのペアと違い互いの身長に差がある。
そのため背が高い方の胸が背の低い方の顔の近くに来るのだ。
現に千早は筋肉で硬い腹に感じる、
年下なのに自身のものより大きい亜美の胸の感触に悔しさを覚えていた。
三組六人の少女、それもアイドルが脚を絡ませ、サンドイッチ状態で
こちらに可愛い足の裏と尻穴、女性器をこちらに恥ずかしそうに見せつけている。
その様子を彼は二分ほど視姦し、堪能した。
そしてまず左端にいる春香・真ペアに寄る。
隣にいる千早が上で悪戯っぽく笑う亜美を尻目に彼女たちを細目で見つめている。
体勢的に見えないやよい・真美ペアは脚を協力して上方に向け、
背中でずりずりと移動する。
やよいとの協議の末、下になった真美は床に擦れた背中の痛みで少し顔を歪めた。
向き合ってプロデューサーの方を不安げに見つめる春香と真。
これだけ焦らされているのだから何をされるか分からない。
すると、彼は二人の尻穴を指でぐりぐりと掻き回した。
「んなっ…んっ…くぅっ…!」
歯を食いしばっても声が漏れる真とは違い、
春香は僅かに荒い息を吐くだけで特徴的な喘ぎ声は出てこない。
しかし目を瞑って快感に悶える様子がある以上、感じてはいる様子である。
今までのペアから考えるとやや控えめな反応だろうか。
千早の目からは自分暗い胸の小さいやや筋肉質な真と、
それを支える女の子らしい体系の春香が同時に興奮し、
濃い息を吸い合い、吐き合う状況がはっきりと見えた。
その時、プロデューサーが不意に千早・亜美ペアの方に移る。
指を級に抜かれた王子様と姫は突然の快楽停止宣告に戸惑う。
二人を無視し、二人の方をまだ見る千早と彼の方を楽しげに見つめる亜美の股倉に
息を吹きかける。
「あっ…にいちゃっ…ちょぉやばいよぉ…」
「んっ…くっ…!」
真同様、千早は喘ぎを抑えようとするタイプのようだ。
彼は千早の女性器を広げ、息を強くした。
同時に亜美のものにも当然息がかかる。
「あんっ…!ちはやねえちゃっ…!」
「あみっ…あみっ…ぷろでゅーさーっ…!」
「いっしょ…に…ばかになろっ…!ねえちゃんっ…!」
「あみっ…!わた…わたしっ…もうっ…はやくっ…いれてほしいっ…!」
「何をかなぁ?千早?」
プロデューサーの言葉攻めだ。
千早は臆することなく本能のままに答えた。
「あなたのぉっ…おっきなちんぽこでっ!
きさらりちはやをっ…!めりゃめりゃに…あっ…めちゃっ…ちがっ…めちゃめっ…!」
「まあ合格だな」
「あみもっ…!あみもっ…はやくほしいよぅっ!」
二人が自身の手を下に回して女性器を開いている。
とろとろになって陰核すらも見えているその小さな二つの花弁に
巨大な雄蕊が差し込まれた。
「「ふぁああああああ!」」
二人の絶頂を聞いて周りの四人も同じように手を下に回し、
我先にと自身の女性器を開き始める。
「はやくぅ…!ぷろでゅうさぁさぁん…!」
「はやくしてください…!ぼく、しんじゃいそうですっ…!」
「にいちゃん、はやくぅ…」
「ぷろでゅうさあ…はやくしてくださいよぉ…!」
誰から侵すかという世にも贅沢な悩みを前にしたプロデューサーは
「ちょっとごめんよ」と呟いて、気を失っている千早と亜美を一人ずつ引きずらないよう
後ろに運び、二組のサンドを手で中心に近づける。
絡まった四人の脚がゴツンとぶつかり、彼女たちはもつれ合った裸のボックスに変わる。
開かれた四つの女性器を前にして彼は両手の指を二本ずつ、彼女のそれに差し込んだ。
「あっ…!あんっあんっあんっ…!」
「んにゃああっぁああああう!」
「ううっつうぁうぅううう!」
「ひゃうぁああああん!」
四人それぞれの全てを解き放った叫びに便乗して、
彼は四人の女性器に肉棒を指したり引っ込めたり、その作業を繰り返した。
大砲が開かれた下の口に何度も何度も出し入れされる。
最早誰が先に挿れられたのか、知る者などその場に誰一人いなかった。
性なる祭りのあと。
倒れている裸の少女たちに服を着せていくという地味な作業をこなしたプロデューサー。
だが彼自身はまだ裸であった。
そこに現れる四人の黒い影。
今回パーティーに出席していなかった18歳以上のアイドルたち、と事務員である。
「しかし随分とやらかしてくれましたねえ、プロデューサー殿?」
「うおいっ?!律子?!…だけじゃなくあずささんも、貴音も、小鳥さんまで?!」
「私開発の『のんだひとにざぁめんをだされてもにんしんしないおまけつき』精力絶倫剤
を勝手に飲むとは不埒な…」
「えっ?!あれ、小鳥さん開発じゃないんだ…」
さらりと恥ずかしい商品名を言った貴音を無視して驚くプロデューサー。
「何でもケミカル小鳥ネタ使えばいいなんて風潮は過去の話です!」
「小鳥さん、ここでメタは寒いです」
「あの〜、どうして私たちも混ぜてくれなかったんでしょうか〜?」
あずさの発言に場の空気が一気に変わった。
「えっ…いや、あずささん、私たちはプロデューサーの暴走を止めようと」
「そうですよ!確かに私、2X歳の初H相手はぷろでゅぅさ…ごにょごにょ」
「悪くない提案ですね、ぱぁてぃの続きと参りましょう、ぷろでゅうさあ」
戸惑う律子と小鳥を横に、貴音は胸のボタンをとり、素早く裸になる。
今までのアイドルたちと桁違いの胸が震えて白く大きめの乳首が露わになる。
髪の毛と同じ銀色の陰毛は上品に生えて彼女自身を包んでいる。
彼の趣味をこれまでの行為を覗いて多少理解しているのか、性器は空気に触れているが
太股から足先に賭けては肌の見える薄手のタイツを履いたままだ。
「ちょっ…貴音…」
「響たちをあれほど激しく貪り食っておきながら、私共に目もくれぬほど
あなた様は外道なお方では無い筈と、この四条貴音は信じております」
彼の元に寄り添う貴音を見て律子は折れた。
「ええそうね…正直、こうなったら私たちもとことんまで堕ちてやろうじゃない!」
「な、なら私も!」
「あらあら、じゃあ私も運命の人を共有しますね〜」
二人も律子に続き、服を脱ぎ始めた。
十人の『初めて』の鮮血と愛液に彩られたグレーの床を塗り直す、パーティー後夜祭の開始は近い。
To Be Continued…
以上です。
あまりのエロシーン連打に書いている側がnot性的な意味で逝きそうですw。
自分でもドン引きするぐらいのサンドイッチ描写に加え、
リクにも答えて二穴っぽいことに挑戦しましたがいかがでしたでしょうか。
あと765以外のキャラのハーレムは無理です。すみませぬ。
そして次はいよいよラスト。大人組4人(処女)の実力は如何に?!
次回もお楽しみに。それではー。
乙!
…しかしチンポが1本だけなので、なんかがっつり感(アイドルの穴と言う穴の
同時責め)が…何て言うか説明できないカタルシスってか興奮がちょっと欲しい…
続き期待してますっ!
これは勇気あるチャレンジですね。
完結させるだけでも大変だ。
修羅場モノ、三角関係モノのプロット考えてたら俺にはバッドエンドしか浮かばなかったぜ…
バッドというかすっきりしない終わり方というか…
三角関係モノは現実味を帯びさせると地獄だぜぇ…
バッドエンドでもいいんじゃないか。
エロければw
>>503 えっ、もうおわるんすかッ!? もうちょっとゆっくり
アイドルたちを味わってくれても、いいんすよ?
>バッドというかすっきりしない終わり方というか…
二人とも病んじゃって相手ガン無視して「Pのオチンポで愛されないと生きてられない」
くらいに依存しまくりな3Pラストでもいいんじゃないか
507ではないですが
>>509 りょうすずえりで
心理的には
りょう→えり←すず
なのに
女の子としてアイドルしてるから、絵理に対して友達以上になろうとしない涼
涼が男だと気付いて、絵理に手を出さないように取り引きと称して自分を差し出す鈴木さん
蚊帳の外で大切な人二人の暴走に悩む絵理
というのは考えたことある。
ドロドロの展開だよ。リスカありリョナあり刃傷沙汰ありのね。
>>510 >蚊帳の外で大切な人二人の暴走に悩む絵理 〜
ここから涼のミラクルおチンポで済し崩し的に
すずえり「私達は涼(さん)の雌奴隷…それ以上でもそれ以下でもないわ…」
で、三人は「社会的にアレだが肉体的・精神的に幸せに暮らしましたとさ…」でいいのでは?w
>>511 ハッピーにしたいなら多少の無理矢理さ、強引さは確かに必要だしそういうのもいいと思うけど
そういうあたまわるい(貶してる意味ではなく)解決法を取るより素直にバッドにした方が綺麗にまとまる話もあると思う
そういう展開なら無理心中という展開もアリだな
男と浮気相手を殺して自分も死ぬとか情念が渦巻いていて好きだわ
何そのCランクエンドみたいな
まあ書くのは書き手さんなので
エンド的に考えると、絵理を取り戻すために、涼ちんのちんこを使って屈服させようと図るおざりんというのも……。
うん、これはこれで。
Pと夢子が純愛したりあずささんのPが夢子に手を出す(逆もまた然り)なのも
あるいはやよいに手を出せないPが夢子に
続・性宴シリーズ的に
「765に吸収合併されてしまった876、
りょうゆめあいすずえり(サイコガンダムさんは最初から876入りしてた設定)を狙う
765各P、(765は性宴続編的設定なので各人に専属P、
更に「自分をしっかり一番に愛してくれるならスワッピング可←その為、アイドル自身は
他のPのチンポ受入れは止む無し、各アイドルには温度差有り、「アナルならイイよ〜?」「…うぅ…中には出さないで下さいね?」)
んで876アイドルのPを兼ねてた、まなみ・オザリンたちも涼達アイドルと一緒に美味しく765Pズ&アイドルズに食べられちゃう…
な、乱交が見てぇ…
519 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/28(土) 22:12:04.48 ID:Hul1lII3
去年の11月位にVIPに居た、ハーレムPのSSは面白かった。
ハーレム系で全キャラ制覇して完結したってなるとVIPしかないんだよね
しかも2本あるって言うw
ただキャラ造形に「??」ってのは結構ある、良くも悪くも勢いで書いてる感じ
色々考えちゃうと書けないだろうしね・・・
ニコニコのハーレム系動画もそんな感じだからまあ…ね
鍛(ryとか
522 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/28(土) 22:52:17.58 ID:kmW/R/cj
ハーレム系、だとちょっと違うか、ダイレクトにハーレム物じゃないと
Pが鈍感でモテまくりのどたばた物になっちゃうか
お股せしました。純愛Pです。
>>472『U−17〜ThePussyc@tsParade!〜』エピローグです。
さて、Pを追い詰めた大人組4人は一体どんな行動をとるのか―?
それでは参ります。どーぞ。
貴音の後ろで、三人の女性たちが裸になっていく。
皺のついたスーツと事務服が床に落とされ、よく目立つ。
他の二人が太股まで靴下を履いたままでいるのを見て、
あずさは敢えて靴下を脱いでいく道を選んだ。
765プロ随一の巨乳が垂れ下がり、彼は思わずその乳首と女性器に触れた。
「あっ…そんなとこ…さわっちゃ…だめですぅっ」
あずさでなければ明らかに狙ったと疑われるだろう行動に貴音はライバル心を燃やす。
「あなた様…」
「ちょっ…後ろから不意打ちだなんて…」
「今は女が主導権を握る時代ですよ」
横で焦った律子は小鳥を押し倒した。
「ふえ?律子さん、何をするんですかあ!」
「私と小鳥さんでサンドイッチ作るんですよ!さっき見てたみたいに!」
「で、でも私、まだ処女ですし、ファーストキスも…」
「ああもうこの乙女(ひと)は!私だって何にもないですし!キスしませんから!」
しかしプロデューサーは二人の胸に体を挟まれていた。
「プロデューサーさぁん…」
「あなた様…」
「ええい、二人ともちょっとどけえ!」
「「ふぁんっ」」
二人の女性器を触りながら肉壁から脱出した彼は四人に指示した。
「全員、壁に手をついてお尻を向けてくれ」
「ちょっと恥ずかしいですけど…わかりました〜」
「仕方ありませんね…」
「あなた様のご趣味とあらば何でも」
「うう…恥ずかしい…でも私の方が年上だしっ…」
四人が指示通り並んだ。
メンバーがメンバーだけあって、
直接横に立たずとも下に垂れた胸と勃った乳首がよく目立つ。
突き出した尻から尻穴と女性器が露わになっている。
貴音以外の三人は比較的陰毛が濃く、僅かだが尻の毛もある。
健康的な肌色の小鳥を除けば、三人の肌はやや白めだろうか。
彼は一人ずつ大陰唇を指で開いて膣内の処女膜を確認し、同時に少しだけ尻穴も開く。
全員興奮しているせいか、指が触れるだけで愛液が床に垂れ、身体が震える。
女性器を開いていない方の女性の太股には肉棒を当て、
焦らしていくと同時に自身の溢れ出る精液を擦りつける。
白い靴下、白いタイツ、白い太股が白濁液で穢されていく。
彼女たちの反応は早かった。
「おねがいいたしますっ…あなたさまっ…」
「はやく…わたしをついてえ…」
「わたしのだーりん…おねがい…」
「律子さんまで…」
三人が蕩けた表情で自らの膣を片手で開く様子を見つめる小鳥。
年は一番上だがその分彼女は一番ウブなのだ。
しかし、彼はそんな小鳥の女性器を無理矢理こじ開け、肉棒を差し込んだ。
「いやっ…いたいっ…いたいよぅっ…わたしっ…もうっ…」
必死に痛みを嘆願する彼女だが、次第にそれは快感へと変わった。
「みんなより…おとななのにっ…あぁん!きもちぃよぅ!ぷろでゅぅさぁあん!」
気を失いかけた彼女から肉棒を引き抜き、意識があるうちにディープキスをした。
嫉妬にも似た感情から律子は指で女性器の開閉を素早く繰り返している。
顔は真っ赤に染まっており、今に外れて床に落ちそうな眼鏡は涙で曇っている。
貴音とあずさは既に身体を手では支えきれず、床に四つん這いになっている。
小鳥をゆっくりと床に降ろし、片手で壁に突っ張って体を支え続ける律子の靴下を脱がす。
脚をあげるわけにはいかないので当然くるぶしで止まってしまうが、
隠されていた脛を空気に触れさせるのには成功した。
彼女に背中から覆い被さり、胸を揉みしだいた。
「やっ…あっあんっ…ぷろでゅうさあ…!」
「ダーリン、だろ?」
「ちがっ…あっ…ふぁっ…うああぁ!」
急に膣内に侵入してきた異物感に悶える律子。
「んああっ…うああっ!」
「ほら、ダーリンって言わないと、イかせないよ…?」
「だっ!だありんっ!ああああぁああん!」
残る二人は焦らされ過ぎて既に痙攣を起こしている。
「あっ…?あなっ…?」
「はぁ…はぁ…はぁ…あっ…はぁ…」
言葉にならない喘ぎ声を出す二人を仰向けにして並べた。
「これで…やっと終わりだ…名残惜しいな…」
そう言って765が誇る胸を、乳首を、性器を、腹を、舐め、触り、
止めとばかりに男性器をこすり付け、白濁液を全身に塗りつけた。
「あっ…あっ…あっ」
最早どちらの言葉なのか、それを判別するのは難しい。
肩でひゅうひゅうと息をする二人の女性器に指が同時に挿入される。
「…!!」
二人が目を瞑り、意味のない「耐え」をしている隙にどちらが先か分からぬよう、
男性器が挿れられ、交互に出し入れが繰り返される。
「んぁあああああああ!」
「あはぁあああああんっ!」
喉から絞り出すような絶叫をあげ、最後の城は内堀・外堀共に陥落した…。
盛大なるパーティーの膜が、いや幕が降りた。
###
次の日から、プロデューサーは激務に襲われていた。
アイドルのスケジュール管理も勿論だが…
「プロデューサーさん、今夜…開いてますか?」
「悪い、今夜はあずささんとホテルなんだ」
「じゃあ明日の夜は?」
「やよいとそのお母さんと妹とホテル」
「じゃあ、その次の夜!」
「美希と、そのお姉さんとホテル」
「…その次の夜」
「雪歩と真と伊織の家に行く」
「もうそこでいいです!一緒に連れてってください!」
「何ぃ?いいのか?」
「いいんです。
プロデューサーさんは765プロ、いえ『地球上のみんなの旦那さん』ですから!」
「ああ…そうだな」
「あとその日に千早ちゃんも追加しといてください。それと私のお母さんも来ます」
「様々な属性持ちだなおい…久しぶりの特大パーティーになるぞ、その日の夜は」
「忘れないでくださいよ!約束ですよ!約束!それじゃあお疲れ様でした!」
春香が手を振って事務所を飛び出していくと彼はある場所に電話をかけた。
「ああ、貴音か?例の精力剤、後二年分追加頼むよ。え、対価?
そうだな…二週間後の日曜は?え、気分と体調的に明々後日夜じゃないとダメ?!
マジか…分かったよ。え?!いやあ、嬉しいに決まってるじゃないか。
何、響も来るって?!ああ…そうか…。楽しみに待ってるよ…それじゃ」
電話が切れ、一人の男の呟きが事務所に響く。
「今日も765は平和だな…」
END
以上です。エロシーンがマンネリ化して申し訳ないです。
駆け足でしたが、ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。
そしてお疲れ様でした。
実はここで誰得な発表なのですが、私純愛P、この765ハーレム作品を最後に、
当エロパロスレにおける投下活動、及び他作品まとめ転載作業を引退しようと思います。
秋月丼P様、妊婦P様、夜の起動戦士P様、leiji-U様、ふたなりよく書かれる方、
二穴好きな方…等々。これからも頑張ってください。
今後は別の場所で活動していくと思います。
それでは皆様、今までどうもありがとうございました。
おつかれさま
>>528 引退は残念ですが今までおつかれさまでした
今までお疲れ様でした。
SSもまとめ作業も非常にありがたかったです。
またね
超乙!
…なんと…同じく引退は残念です…
新天地でも頑張ってください!
ちなみにどこですか?ヒントだけでも…w
ひょっとして集大成のために、このハーレムSSを書いたのか純愛P!
燃え尽きるのは早いぜ……
>>532 渋くらいしか思いつかないな> 別の場所
534 :
SS:2012/04/29(日) 21:55:35.00 ID:tSMaE4t1
重ねてしまい申し訳ありませんが、日高舞の女1男多数の乱交SSを投下します。
以下注意点、苦手な人はスルーで。
・便宜上Pたちは(担当アイドル)+Pの名称で呼び合っています。
・黒井社長やジュピターの名前が出てきますが、話に直接関わってきません。
・舞さんが13才の時点で性的にチートロリ。
・愛ちゃんの父親=高木社長の説を採用しています。
・以前投下した拙作「性宴」シリーズと繋がりはありません。
・二穴・三穴同時攻めは勿論の事、厨二病、膣穴二本挿し、ザーメンひり出し、バカエロ要素有り。
一般的に枕営業というものは、仕事に窮した女優やアイドルが
仕事と性欲を持て余している男監督や社長にその身を任せる、芸能界の忌まわしき癌である。
大半の女性は涙を飲んで意に沿わぬ泥海に足を踏み入れ、その美しい身を汚される。
ただ、その例から漏れた人間も極稀に存在している。
日高舞――彼女は以上の常識が通用しない、数少ない女性であった。
デビュー当時、彼女はある番組プロデューサーの魔手にかかって枕を抱かされる事態に陥った。
件の男は己の目に留まった十四歳以下の美少女を片端から罠に嵌めて
救いの手を差し出す形をとって、彼女らの瑞々しい肢体を貪り尽くす事で有名だった。
その下劣極まりない色魔に辱められて、少女たちの流した涙量は太湖にも劣らない。
だが、日高舞は違った。
当時若齢そのものな彼女は、ベッドの上で百戦錬磨の彼を相手に善戦し
さらには徐々に圧倒し、あろうことか最後には屈従せしめたのである。
彼女と寝た、いや、闘った番組プロデューサーはその日以来女性恐怖症になり
アイドルどころか妻娘さえも寄せ付けなくなった。
それどころか、この時の無理が祟って心身を患ったまま、一年後に鬼籍へ名を連ねてしまう。
彼が最後、命乞いをしてまで捧げた仕事の山を、舞は着実にこなして
短期間で一躍トップクラスのアイドルに昇り詰めた。
それに味を占めた彼女は、次々と強者を求めて男を組み敷いた。
枕営業など、彼女にとってはレッスンの合間に口笛混じりで行う趣味の一環に過ぎない。
ベッドに登った彼女の前では、女肉を喰らう虎狼ですら歯欠けの痩鼠と化す。
彼女に関する恐報は、瞬く間に業界全体に広まり、男たちを震撼させた。
大抵の者は喰われる前に特上の仕事を舞に供物として捧げ、事なきを得た。
だが好き者の男たちも少なからずいた。
彼らは、数々の男を屈服させる美少女の手腕がどのようなものか知りたがった。
そして次々と彼女へ挑戦し、肌を重ねた。しかし唯一人を除いて、彼女に勝つ事はなかった。
ある者は精神を病み、ある者は体調を著しく崩し、ある者は性的不能になり
ある者は命からがらベットから抜け出て生還したものの
ひと月のうちに河童の皿並みの禿げを頭頂部に賜ったという。
日高舞に挑み、打ち勝った唯一の人物については順を追って語る事にし、本編へと入ろう。
# # #
「はてさて……何とも厄介な事になったもんだ……」
961プロダクションの社長、黒井崇男は眉間に深い皺を寄せながら
陰鬱な気分でテレビ局の廊下を歩いている。
その足取りには、いつもの鼻につく気取った様子が微塵もなかった。
「黒井ではないか」
聞き知った声がかかったので彼は後ろを向いた。
年を感じさせない精悍な顔つきをした、初老の男性が立っている。
「高木か……、ふんっ、今は貴様なぞに構っていられない」
「はは、それもそうだな」
高木のその笑みを、黒井は見逃さなかった。
「……今、笑ったな!」
「すまないね。君の顔を見ると、つい……」
「失礼な奴だ! 私の顔のどこが可笑しい!」
声をヒステリックに発して眉尻を吊り上げる彼に対し、高木はいたって冷静に対処する。
「日高舞の『接客』を怠ったそうじゃないか。人の口に戸は立てられないものだよ、君」
それを聞いて彼の顔色が苦虫を噛み潰したように変化した。
「ふん、下らない噂だ。真に受けてどうなる」
「じゃあ実際はどうしたと言うのかね?」
高木は相手の顔色を窺いながら尋ねた。黒井の表情がさらに曇っていく。
「それは……んんっ! 一流アイドルの日高舞が訪ねに来たのだ。
まあ私が直接会っても良かったのだが……生憎外せない用事があってだな。
これも経験を積ませるためと、ジュピター諸君に応対させたのだ」
「事務員は?」
「……。その時には、女性事務員しか居なかった……」
「君と同じく、逃げ出したようだね」
「うるさい! 逃げ出したのではない。撤退し、態勢を立て直していたのだ!
日高舞は人災、いや、天災のようなものなのだからな!」
彼は自分に言い聞かせるようにして高木に論じた。
「その天災に、君は罪もなきジュピターを投げ入れられたという訳か。
飢えた虎の小屋へ子兎を放すようなものだ。
親の君にそのような事をされるなんて……全く、哀れな話だよ」
「……」
「彼らは今、何をしているんだね? 最近テレビに出ていないが……」
「……彼らは、衰弱しきって……病院で治療を受けている」
黒井は髪の毛を掻き毟りながら、叫んだ。
「ああああああっっっ! 本来ならばジュピターは国内外でのライブ、番組のレギュラー数本に
新曲の発表と、今最も稼ぎ時だったと言うのにっっっ! どうしてこうなる!
くそぉっ、これも全てあの日高舞のせいだ!」
「彼女のせいにするのは止めたまえ!」
高木が凛とした口調で眼前の黒井に告げた。
「自らの命のみに固執して、大事な子供を死地に放つ親には相応の報いが下るものだ。
まあ貧相な君では、日高舞は決して満足しないだろうがな」
「貴様……! ふん、口では何とでも言える。私は彼らの指導者という立場にある男だ。
指揮官の首を落とされた軍隊は統率を失う。自分の立場を鑑みて、私は判断したまでだ。
私は間違っていない! 貴様も利口なら分かるだろう」
ところが高木は首を縦に振らない。
「いや、分からないな。いつだって相手に誠意を込めて応対し
気持ち良く帰ってもらうのは接客の基本だ。
我が事務所はその点で心配は要らない。優秀な人材が豊富だからね」
# # #
「こんにちは。高木社長に通してもらえないかしら」
当の日高舞であるが、彼女は765プロダクション事務所を至って平和に訪問していた。
アポイントメントのない応対に音無小鳥が困っていると、天海春香のプロデューサーが取り成した。
「すみません、生憎社長は出かけております」
「あら、残念ね」
「すぐに帰ってくると思いますので、それまで私たちがご用件を承ります」
「貴方たち?」
彼はその場にいたプロデューサー陣に目配せした。
すると彼らもその意味を察して彼の下に集まる。
その場にいない者は携帯で連絡を取り合った。
「はい、社長からは舞さんのご用件を詳しく聞かされておりますので、ご安心を」
「ふーん……果たして安心出来るかしらね」
「ええ。きっとご満足していただけると確信してます。
さあ、ここでは何ですから、場所を変えてお話を……」
そう言って彼らは彼女を外へと連れ出した。
向かった先は都内の某高級ホテルである。
そこだけ見れば多少不自然であるが、接待には申し分ないと言える。
だがここからが違った。
「一九八四年の新町駅の切符を預かっている者ですが……」
そうフロントに告げると、受付の人間は笑いながらこう言った。、
「お待ちしておりました。どうぞこちらへ」
係の者に案内されて非常口から地下室へと向かう十三人。
まず一般客は入られないようにロックが仕掛けられた扉の数々を潜り抜けて、彼らはある部屋にたどり着いた。
この部屋は例の新町駅に関する符合を告げないと案内されない特別な部屋なのだ。
ちなみに新町駅は一九八四年どころか、とっくの昔に廃駅となっている。
「こちらでございます」
「うん、ありがとう」
扉を開けるとそこは一流ホテルのスイートルームに勝るとも劣らない広さの部屋だった。
四方は硝子張りになっているため、空間が無限にすら感じられる。
ただ不自然なのは、果たして何人で寝るのかと思わずにはいられないキングサイズのベッドである。
明らかに扉より大きいため、恐らくはこの部屋用に作製されたものなのだろう。
部屋には大型の浴室や冷蔵庫、キッチン、クローゼットも存在していた。
# # #
「では始めましょうか」
「ふふっ……いいわよ」
舞が了承すると、プロデューサー陣は寄ってたかって彼女の服を脱がし
思い思いにその完熟した肢体を触り始めた。
豊かな肉付きの乳房や尻肉……それに対して経産婦とは到底思えない程見事にくびれた腰……。
美貌は言うまでもない、まさに最高にして完璧な女性だった。
「舞さん……」
プロデューサーの一人が口付けを求めると、舞はそれをやんわりと制した。
「駄目よ。キスは『あの人』だけのものだから」
「……!」
「あの人を怒らせたくないでしょう。貴方たちも」
「し、失礼しました……」
「ふふ……」
気を取り直した彼は生地を捏ねるようにして彼女の胸乳を丹念に揉み始める。
厚く硬い男たちの手によって、舞の体は徐々に熱を帯びていった。
「窮屈でしょう? そろそろ、貴方たちのも見せて……」
舞の言葉に従い、男たちは各々ネクタイやシャツ、ズボンを脱ぎ捨てて諸肌脱ぎになる。
いずれも堂々とした態度で、己の鍛え抜いた筋骨逞しい肉体を惜しみなく相手に晒した。
ずっしりとした長々しい陰茎は全て、天に頭を向けて強かに反り返っている。
「あらあら、こんなに立派なのが沢山生えていると、目移りしちゃうわ……♪」
舞は赤い蜜舌で自身の口唇を一舐めすると、めぼしい大振りの壮根を
両手に二本握り、交互に舐めしゃぶる。
「んっ……、ちゅぱっ……、ちゅっ……」
彼女が二本の肉竿を吸っている間、ある者は濃い陰毛をかき分けて
使い込まれた恥門を押し開き、舐め縋った。
またある者は、前穴ほどではないが玄人の風格漂う落ち着いた桃色の女肛にその舌を挿し入れた。
見事なバストに吸い付いて大きな赤子になる者も多い。
「あらっ、貴方たち、私の腋が好きなの?」
そして中には、執拗に腋肉ばかりを追い求めて、舌を這わせる者もいた。
彼女の腋からは陰部にも劣らない深いフェロモン臭を発していて
それが雄の本能を昆虫のように引きつけていた。
いやらしい臭いの腋肉は、唾液滴る男の舌に愛撫されて一層臭いを濃厚にしていく。
「出ますよ、舞さん……!」
「あああっ……!」
フェラをさせていた男二人は、そう言って彼女の口内に精汁を吐射した。
強烈な猥臭が彼女の喉を通って鼻腔に満ちていく。
「んふ……美味しい」
鈴口の精液まで舌で拭った彼女は、早速控えていた逸物を三本口に寄せて一気に頬張った。
「いきなり三本とは……流石ですね」
それを舐めているうちに恥部を担当していたプロデューサーが
逸物を握り締めて淫穴に臨もうとしていた。
それを流し見た舞は彼女に話しかける。
「貴方は誰の担当かしら?」
「俺ですか? 俺はアイドル・天海春香を担当しています」
「そう。あの子にはうちの愛が以前お世話になったわ。ありがとう」
「いえいえ、うちの春香も愛ちゃんと仲良くしてもらって嬉しいですよ」
「それじゃあ……愛の代わりと言っては何だけど、私を味わってくれる」
「喜んで。……では、ありがたくいただきます」
春香Pは彼女の後背から、唾液と愛汁にまみれた恥穴へゆっくりと己の分身を挿入していった。
「んっ……これは……!」
彼は三分の一ほど挿入した時、その違和感に気づいた。
豪華絢爛の空城に足を踏み入れた兵士が、突如物々しく武装した軍隊に槍弓を構えられた。
例えるならそんな状況下での驚愕が彼に襲いかかったのだ。
「どうかしら? 私のココ……お気に召して?」
「さ、流石ですね……」
春香Pは冷や汗をかいてそれだけを告げた。
彼は童貞ではない。女の味くらい、とうの昔に知っていた。
だがこんな女体の穴が存在するなど、体験どころか想像した事もなかった。
その女穴はまるで、男を悦ばせ、虜にし、支配するためだけに神が創りたもうた
至宝の一品と言って良かった。それほど内部は天井知らずの心地良さで、世界が違っていた。
そしてまた、その快美は禍々しさに直結している。
彼女に挑み散っていった男たちの放った遺伝子の怨根が渦巻いているようで恐ろしかった。
「どうしたの? いっぱい味わっていいのよ?」
「は、はい……。では……!」
1セット抜挿すると、凄まじいまでの快楽が局部を襲った。
気を抜いたら瞬殺されかねないほどの圧倒的快楽――
果たしてこの魔物のような女穴を落とす事などできるのだろうか。
「くぅ……! ううっ……!」
険しい面持ちで舞を攻める彼の姿に、周りの仲間は戦慄を覚えた。
「ユッキーのプロデューサーはいらっしゃる?」
涼しげな顔で舞は彼らに尋ねる。
彼女の下で乳を弄っていた男が顔を上げて彼女に目をやった。
「雪歩の事でしたら、俺ですが……」
彼の姿を見て、彼女はにこりと微笑みかける。
「貴方ね。愛が仲良くしてもらって一度お礼を言いたかったの」
「どうも……」
「だから……」
彼女は体勢を変えて欲しいと周りの人間に伝えた。
それまで彼女を攻めていた春香Pは、彼女の下に潜り込んで下から突く形を取る。
彼女はその巨尻の肉を左右に寄せて、中央に鎮座する秘肛を晒した。
「ここに、挿入れて」
「しかし、それでは……」
雪歩Pは清潔さを考慮して尻穴へのアプローチは最後にするべきと思っていたので困惑した。
舞はそんな彼に対して振り向きながら言った。
「いいのよ。来る前に綺麗にしておいたから。
それに……私のお尻、味わったら二度と他の娘と楽しめないくらい
病み付きになっちゃうらしいの」
彼女は玉尻を細かく震わせて、雪歩Pを淫らに誘う。
「ねぇ……早くぅ……。私の腹ペコお尻マンコに、貴方のザーメン一杯ご馳走してェ……」
しっとりと湿った淫肛は紅唇のように妖しく口を開閉し、艶香を発する。
雪歩Pは生唾を飲み込み、その魅惑的な秘肛を挿し貫いた。
「くぅ……!」
「んぅ……っ」
春香Pと同様に、彼は恐れおののいた。
一体どれほどの経験を積めば、このような淫乱な妖孔が出来るのか知りたかった。
肛肉の襞一枚一枚が、彼の逸物にねっとりと絡みついてくる。
「いくぞ……」
「……ああ」
二人のプロデューサーは合図をし、死地へと突入する勇士の気迫をもって
激しい抜挿を開始した。前後の二穴を交互に侵突し、その勢いで乳肉が兎のように乱舞する。
「あはぁあっ! いいわぁ! お尻のおちんちんもっ、オマンコのおちんちんもっ、美味しくって最高♪」
淫行に乱れる彼女の姿を見て、誰があのスーパーSランクアイドルと思うだろうか。
いや、真のSランクアイドルとは本来このような凄まじい力を備えているものなのだろうか。
「くっ……ああっ、もう……!」
二穴を攻めていた両プロデューサーは鼻声で苦しげに唸った。
「おいっ、もう少し粘れよ! お前も!」
他の男たちが彼らを励ますが、元々短期決戦で特攻した彼らはもう秒読みの域だった。
「あはぁん♪」
その時だった。いきなり両孔が強く締まり、彼らを瞬時に昇天へと導いたのである。
『悪魔の抱擁(デビリッシュ・ハグ)』――
13年前の美少女アイドルが多くの男性を魅了、そして震撼させた必殺の淫技は
現在もなお健在であった……。
噴水のように爆射された性汁の感触に満足し、彼女は目尻を下げてとろけた恍惚の笑みを浮かべた。
「うふふ……ごちそうさま♪」
冷害を受けた稲穂のように萎えた逸物二本が、一対の淫穴から滑り落ちる。
微かな湯気と共に、精汁が糸を引いて垂れ下がっていた。
# # #
「さあ、じゃんじゃん舞ちゃんをハメまくってぇ〜♪
お尻もオマンコも、……貴方たちの精液を、限界まで絞ってあげるから」
精汁を垂らす痴穴を彼女は大きく開いて見せて男たちの煩悩を挑発した。
その余裕綽々ぶりは畏怖心と同時に抗い難い劣情の渦をも発生させ、苦しめた。
「……次は俺が逝く」
そんな空気を断ち切って彼女の前に参じたのは律子Pだった。
「待て、お前が逝くなら俺も連れて行け」
それに遅れて鬼穴に挑むのは美希Pである。
「あらっ、貴方たちが相手?」
舞はやや声のトーンを落として言った。
それというのも二人の逸物は、真珠付きとは言え
標準サイズに毛が生えた程度の大きさだったからである。
巨根好きの彼女にとって、彼らのペニスは物足りなく感じたのだ。
「では、参ります」
律子Pが前門、美希Pが後門に陣取り、その逸物を突き挿した。
二人は春香Pたちを上回る腰速で、彼女を犯し始める。
(……! これは……!!)
二人の間に挟まれた舞は早速、彼らが容易ならざる相手だという事と気づいた。
「ああんっ……! ああっ……!」
彼らの特技はツイストをかけたピストン責めである。
そして、この二人は並外れたコンビネーションの使い手だったのだ。
ひたすら膣壁を刺激する彼らの性交スタイルは、舞を翻弄していく。
彼らはウィークポイントを素早く見つけて、的確に突いていった。
彼らの逸物が帯びている一際目立つ大小様々な肉疣が、その猛攻による快感を更に加速させる。
「あはぁあっっ! やぁっ、やあん……っっ!」
「どうですか、舞さん? 中々の心地でしょう」
この二人のプロデューサーは、しばしばパートナーである律子と美希を絡めた乱交に興じる。
そこでは唇と胸を重ね合う律子と美希が、彼らに挟まれて果てるのが日常の風景だ。
それぞれ律子Pが右回り、美希Pが左回りへと腰を捻らせて煩悩の淫渦を描くこの秘技
『蜜肉曼陀羅(レチェラス・サークル)』で、彼らはこの淫魔を落としにかかる。
「勝ったな」
響Pが彼らの戦い振りを見て、勝利を確信した後、貴音Pが注意を促す。
「! いや、待て……様子がおかしい!」
まさかと思い男たちが観察すると、律子P・美希P双方の顔から先ほどまであった余裕が消え
代わりに焦りの色が濃くなっていった。
それというのも、セックスに関しては天賦の才を持つ舞は
膣圧を巧みに調整してツイストと逆方向の捻りを与え、この性技の効果を弱めていたのだ。
名づけて、『反逆の螺旋(レベル・ヘリックス)』!
二人は負けじとツイストをかけたピストンを打ち込むが
コツを覚えた舞の力強い性力に引っ張られ、終いには同回転を与えてしまう緊急事態に陥った。
「ダブルツイストピストン、敗れたり〜♪」
「くぅ……!」
「あ、ああっ……!」
最後にまた『悪魔の抱擁』を受けた彼らは、両孔にその遺伝子を無様に吐き散らせて果てた。
# # #
「くっ、すまん……」
「まさか……『蜜肉曼陀羅』が敗れるとは……!」
倒れ臥した律子Pと美希P――しかし、相手はますます英気を得て艶やかに輝いている。
「仕方ない……こちらも決死の覚悟で逝くぞ!」
あずさPが他のプロデューサーに叫びかける。
「何か策があるのか!?」
「ああっ! 亜美P、やよいP、伊織P……! 『アレ』を頼む!」
視線を向けられたのは同じ顔、同じ声、同じ体格をした三人の男である。
亜美P、やよいP、伊織Pは珍しい三つ子のプロデューサーであり、765プロでも異彩を放っていた。
「アレって、切り札の事か!?」やよいPが尋ねた。「あれが抜けたらマズいぞ!」
「分かっているっ! だが……このままでは、俺たちは各個撃破を待つのみっ!
そうなれば……未来には敗北しか待っていないっ!」
「確かに……何か突破口が欲しいな」
険しい表情で伊織Pが呟いた。
「そうだっ! だから頼む! アレで……その突破口を作ってくれないか!」
三兄弟はしばらくの間黙っていたが、やがて亜美Pが前に進み出る。
「作れる保証はないぞ。それでもいいんだな……?」
「ああっ! それでも俺は……!」
「……分かった」
彼らは互いの顔を見合って拳を合わせた。
「チャンスは一度だけ、……だがっ!」
「俺たち兄弟三人の名誉をかけて……っ!」
「お前たちに勝利のバトンを繋ぐっっ!」
仲間に固く誓った三兄弟は、数々の男を屠ってきた魔女に向かい合った。
「次は、貴方たちね……」
舞は不敵に微笑した。
「我々三人で相手いたしますが、よろしいですか?」
「……。……いいわよ、三人まとめてかかって来ても」
二連勝した日高舞は確かに手強い。しかし、唯一つだけ彼女自身見落としている泣き所があった。
それは僅かな驕り――ここで用心をして各個撃破していたならば
プロデューサー陣に勝ち目はなかっただろう。
まさにこれが勝利を分ける斗い(たたかい)となる。
「逝くぞ!」
「応っ!」
三人は彼女の足前に直列で並んだ。
唇・膣・肛の三穴で攻めるとばかり思っていた舞は、そのフォーメーションに強い違和感を抱いた。
しかし、それは遅かった。先頭の亜美Pが美肛に深く自前の巨根を差し入れ
それを軸にし、彼女を仰向けにひっくり返す。
「まさか……!」
やよいPと伊織Pは左右に別れ、間髪入れずに二方向から膣門へアプローチをかけた。
二本の成根、そしてその肉帽が彼女の痴穴に深く潜り込んでいく。
「『精・三位一体(サントリニテ)』っっっ!!!」
# # #
「いやあぁぁっ……!!」
三兄弟はぴたりと息を合わせて、最強の女体を攻略すべく奮闘する。
三つ子だからこそ出来る、完璧なまでの連係である。
後方から見たその勇姿は、さながら天下に轟いたあの三ツ葉葵のようだ。
「ああんっ……だ、駄目ぇっ! オマンコ壊れちゃうっ!」
舞は息を大きく荒げて、髪を振り回して悶えた。
三兄弟は彼女に反撃の余裕を与えまいと、額と背中に大粒の汗を流して容赦なく蹂躙する。
狭い膣路を強引に爆根二本が押し合いながら、交互に奥の子室を叩くため
その強烈な圧迫感は計り知れない。
二人の繰り出す効果は、下敷きとなっている亜美Pの豪快な肛撃によって、本来以上の威力を発揮している。
その逸物は、前穴二本の巨槍が引き下がった絶妙なタイミングで
裏から子宮を刺激するのだ。
「俺たちも加勢するぜ!」
彼らの善戦を後押しするために、真Pが舞の口内をイマラチオで攻め立てる。
射精量に定評のある彼が爆発したのならば、余裕を取り戻す所ではないだろう。
それに続いて千早Pと響Pが左右に張り付き、彼女の淫猥な腋肉を逞しい肉茎で責める。
貴音Pは腰に馬乗りになって乳を弄んだ。
彼らに全身を性器として扱われ、舞は息つく間もなく姦された。
さすがの彼女もこの猛交になすすべなく、荒々しい肉欲の渦潮に飲まれていく。
「『白い三連精(ジェットストリームビックバン)』っっっ!!!」
雄々しい掛け声と共に、それまで交互に犯していた二本の巨槌が一遍に奥を貫く。
それと共に肛孔の奥に亜美Pの猛根が剛挿される。
三本の精槍は一瞬身震いした後、夥しい濃精を深奥に豪射した。
「んぶぶぶっっ……!!」
同時に真Pも彼女の喉奥に大量の精汁を流し込んだ。
彼女は一時的に喉を塞がれ、口から苦しさのあまり盛大に吐瀉する。
千早Pと響P、そして貴音Pも連なって射精し、彼女の全身が瞬時に白く染まっていく。
「さあ、回復する間を与えるな!」
そこへ休息し英気を養っていた春香Pと雪歩Pが立ち上がる。
彼らは雪辱を晴らすべく再び猛槌を繰り出し、彼女の体力を道連れに絶頂に達した。
「今度はさっきのように逝きませんよ……!」
律子Pと美希Pは改良した性技『真・蜜肉曼陀羅(マーヴェラス・レチェラス・サークル)』を繰り出した。
これは一つの穴に双根を挿し入れた蜜肉曼陀羅であり、互いの回転が更なる加速を生み続け
指数関数的に破壊力を増す必殺技である。
同時にそれは技の発動者の精射時間を急速に縮める諸刃の剣でもあるのだが
彼ら臆す事無くその技を駆使し、眼前の女魔王撃破に死力を尽くす。
「あああああっっっ……!!!」
死闘の甲斐あって、ベッドに登って以来彼らは舞を初めての絶頂へと導かせた。
それに連なり、彼らは二穴に交撃を絞って、精魂、いや、精根尽き果てるまで
精汁をドクドクと注入し続けた。その合計回数はおよそ二十四射。
二穴合わせるだけでも四十八射に届く、魂のせめぎ合いだった。
「トドメです! ……ファァァイナァァァァァァルゥゥっっっ!」
「サァントリニテェェェェっっっ!!」
「インパァクトォォォっっっ!!!」
最後は三兄弟が駄目押しの爆射精を強かに叩き込んだ。
「んあはあああぁっっっっ!!」
全身に深い肉悦を刻み込まれた舞は、強く甘美な痺れを信じられないくらい長く感じ続け
その昇天の末、ベッドシーツにぐったりと身を沈めた。
「はぁ……! はぁ……!」
「ど、どうだ……!」
プロデューサー陣は足腰に強い疲労を覚え、汗だくになりながら彼女の様子を見守る。
するとその時、ベッドに伸びていた舞が生まれたての子鹿のように四つん這いで立ち上がろうとした。
男たちは冷雹が突き刺さったかのような衝撃を受けた。
(あれだけの性撃を受けて、なおも立ち上がろうとするのか……!?)
(これが日高舞……伝説のスーパーアイドル……!!)
もう彼らに再戦するだけの体力は残されていない。彼女が立ち上がった時、彼らの敗北は決まる。
十ニ人の男たちは固唾を飲んで、彼女の姿を凝視した。
「……! んああっ……! あはぁっっっっ!!!」
舞はあと一息の所で二穴から大量のザーメンを噴出させた。
プロデューサーたちの魂を削って注いだ精汁は
まるで蓋の開いたマヨネーズ容器を踏んだように発射され
弧を強く宙に描いてシーツにダイブしていった。
舞は注がれた量の半分以上を出し終えると、また気を失ってベッドに身を落とした。
「やった! 我々の勝利だ!」
彼らが互いの体を支え合って、歓喜に打ち震えた。
「この事を社長に……、知らせ……」
「!? おいっ、春香Pっっ!」
疲労のあまり倒れかけた春香Pを、ドアを開けた人物がとっさに庇う。
彼らに馴染み深い男の顔がそこにあった。
# # #
「社長!」
「良く頑張ったね、君たち。面倒事を押し付けて済まないね」
高木順一郎は各々の表情を見て、彼らの働き振りを労った。
「は……はは……、これくらい何でも……」
親指を立てて、春香Pは笑って見せた。
「これからの事は私に任せ、君たちは休んでくれたまえ」
「……。では……、後は……頼みます……」
彼らは最後の気力でそれだけ告げると、次々と倒れて床に泥のように眠っていく。
「辛勝……と、言った所か」
戦跡をじっと見つめ、高木は舞に近寄る。。
「満足していただけたかね? 舞君」
「……」
声をかけられても、彼女はグッタリして荒息を吐いている。
彼はバスルームの布巾を用いて、彼女の身体にまとわりついた淫汁を丁寧に拭う。
あまりに大量なので、すぐに布は精液まみれになった。
何度も洗面器の水を交換して絞って念入りに拭き取っていく。
「んっ……」
そうこうしているうちに、舞の意識がはっきりと戻った。
「気がついたかな」
「ええ」
「やれやれ……部下たちはまだ伸びているというのに……」
高木は溜息をついて手拭いを絞った。
「……喉が渇いたわ」
開口一番に発せられた言葉がこれだった。そんな彼女に彼は優しく対応する。
「ペットボトルのお茶だが、飲むかい?」
「ええ、いただくわ」
渡されたペットボトルの蓋を開け、彼女は喉を鳴らして
半分まで一気に胃に流し込み、喉を潤す。
「……十三年前のあの頃と同じね」
舞は飲みかけのペットボトルを彼に手渡した。
「セックスで気を失った私の身体を拭い、貴方は飲み物をくれた……」
「あの時は確か……」
「缶コーヒーだったわ。今でも覚えてる」
あの時、初めて味わった敗北の味は苦く、そしてどことなく爽やかなものだった
と彼女は言った。そしていつものように人妻とは思えないほど愛らしい笑みを彼に向けた。
「こんな感覚は久し振りよ。時折、半ダースでいいから彼らを貸してくれる?」
「ははは、ムチャを言わないでくれ。彼らは明日も働いてもらうのだから」
「ふふ、そうね。それにしても、随分骨のある子たちだったわ」
彼らは対日高舞用に自分は直々に鍛えて育て上げた精鋭部隊であると、高木は漏らした。
「貴方が相手でも良かったのに」
「流石の私も、昔のようには行かないよ。
この十三年間で君は女としてますます成熟し、私は男として老いた。
勝負にならんよ。逃げ出した黒井についてとやかく言えないな」
「そう……残念ね」
何を隠そうか。ここにいる高木順一郎こそ、十三年前の日高舞を単身で返り討ちにした唯一の人物なのだ。
彼女はその性戦の後に懐妊し、引退して彼の娘である「愛」を儲けた。
「愛は元気に育っているわよ」
「第二の君に成り得る逸材だね。父親として陰ながら応援させてもらうよ」
彼女はその言葉が言い終わらないうちに、彼にキスをした。
以上です
ふぐう。怪作ですねー。中作ですねー。んー。乙?みたいな?
お笑い系でしょうかセメント・マッチでしょうか?後者なら残念賞。pixivならネタの新規性で星6つと言った所でしょうか。
あ、いや、最後の1行が良かったですね。…星6.5、かな。ネタ勝負なので同一傾向の次作はちと勘弁。
エロに何をトッピングするかですが、次作を創り出すならばもっと普通の男女の営みを描いて欲しいと思います。
無印良品。
>>547 GJ!
よくこんなにバリエーションを思いつくなあ。
超乙!
必殺技名は兎も角w
ラストの四つん這い二穴大噴射のシーンは物凄く良かった…
(脳内イメージで抜けたw)
エロアニメのハイクオリティ版で見たい…
どう頭を捻ってもバキSAGAになってしまう…
ともあれ大作乙です
>>547 GJ。エロシーンのガチさと技名の厨二っぽさのギャップがたまらんw
ここの所、エロシーンの濃厚な作品が続いて非常に結構な事です。
AVも挿入シーン以外は基本的に早回しで見る自分にしたら、
ストーリー重視でエロシーンの薄い作品は(出来が良いかどうかはともかく)物足りないもので。
それにしても、涼ちんがやっと3Dで見られるようになって感無量。
セーラー水着をよーっく見ると、あるように見えるようなそうでもないような。
涼ちんが「どんな種も撒けば……」と歌うと非常に意味深。
シャニスマじゃなくてキラメキラリを歌う事になったのはそれが理由かな。
(はっ、そういえば確かに俺は挿入シーンよりもその前のほうに興奮するタチだった……!)
検証までしてないけど、涼チンの顔が春香に見えた
体も女性そのものだよね?
>>555 いや腕から肩回り見る限りだと、わりと男って意識して作られてそうだぞ
表情ベースは春香よりりっちゃんかなーと俺は思った
そうなんだ、よかった
涼がさいごになったのはそのへんの作り込みがめんどかったからだろうね。
それにしても涼ちんかわいいよ涼ちん
よく見るとPAD的なものしてるしな涼ちん
>>559 きっちりとパッドを仕込む方もアレだが、
その検証動画を上げているうp主もアレだなw
しかし、まとめサイトの方で書き進めていると、いつでも編集できるって考えがあるからか、
なかなか文章がサッと決まらなくて、どうしても迷いが出る。
やはり、掲示板に投下する方が、訂正が利かない事で書く方の覚悟が決まって、
書く方の心構え的に良いのかも知れない。
結局のところ、自分の意志が弱い、って事なんだと思うけど。
副業で死ねる。
伊織生誕祭にはいつも通り参加不可能っぽい。
サービス業は地獄だぜ〜
トリオでギスギスする展開を考えるのがたまらん
そんなGWのひと時
トリオユニットとまとめてギシギシする展開を考えるのがたまらん
そんなGWのひと時
は駄目でしょうか
気だるさと幸福感が入り混じった事後は本番より好きだな
とりあえず作品タイトルが決まらないですが投下します。
注意書き
・伊織×P
・魔術とかそういう設定が生えてる
・性格崩壊などほぼ確実に発生してる
6レスあります。どうぞ。
566 :
1/6:2012/05/04(金) 22:51:24.89 ID:YfrYYxqw
ここは765プロ。13人の少女たちがトップアイドル夢見て活動する場所である。実際に、活動は順調なはずだったのだ。
ところが、である。そんなところに悲劇が起きた。1人、また1人とミンチにされていったのだ。
原因究明のため、警察が張り込むことになった。活動時間も、更衣室もすべて監視された。
だが、事件は止まらない。番組の最中に、新たな犠牲者が発生してしまったのだ。犯人は目撃リスクも考えなかったようだ。
なんせ周囲にいた人たち全員を殺害したのだから、どうあがいても問題が起きるわけもない。
さらに悪いことに、この事件をきっかけに一般民衆が暴走を開始した。凶器をいつでも持ち歩くようになったのだ。
そして、事件が立て続けに起きるようになった。こうなると警察も監視に時間をあまりつぎ込めない。最悪の展開である。
武器を持っていなくても、魔術が飛んでくる。こんな状況で子供は外に普通は出歩けない。
765プロは事実上の活動停止に追い込まれたかに見えた。だが、残った4人は同じ屋根の下で暮らすようになった。
安全のため、プロデューサーも同じ場所に住み込むようになった。
水瀬伊織、14歳。彼女はその生き残りの1人であった。彼女は肉弾戦が得意。刃物相手にひるむこともなく、
さっくりと相手を倒していく。とはいえ、遠距離攻撃に弱いのでそれに対する対策なくしては話にならない。
高槻やよい、13歳。彼女も生き残りの1人であった。逆に彼女は魔術を用いた援護・攻撃を主体として戦った。
したがって、近づかれてしまうとひとたまりもない。結果として2人はいつも一緒に行動することになった。
双海亜美・双海真美。彼女たちは12歳の双子で、幾度となく命を狙われたが、俊足などを生かし逃げ延びてきた。
彼女たちは多少の医術や初歩的な回復魔術を習得しており、彼女たちに頼れば基本的に問題は起きなかった。
2人には密偵の技術もあり、それを使ってさまざまな事件の調査を行うこともあった。
亜美と真美は、ついに発端となった765プロアイドル連続殺人事件の真犯人につながる有力な情報の確保に成功した。
そして、それをメディアや警察に大々的に伝えた。だが、これが終わりへの戦いの始まりとなってしまう。
彼女たちは警察による24時間の監視体制に入った。きわめて危険な可能性があったためだ。
だが、その警護が全滅。彼女たちも死んだかと思われた。だが、彼女たちはすでに脱出した後だった。
そして伊織ややよいと合流しているのを目撃されている。そして最終決戦が始まった。
567 :
2/6:2012/05/04(金) 22:52:11.14 ID:YfrYYxqw
「くけけけけ、お前ら5人で最後だな。まとめてあの世に送ってやるよ」
「そんなことできるわけないでしょ!あんたたちなんてこの5人で倒せるんだから」
「命乞いもしないんだな。なら…出でよ。火球!」
「伊織ちゃん、危ない!守護の盾よ、守れ!」
「やよい、ありがと。んじゃ、今度はこっちの番ね。まとめてくたばりなさい!」
「いおりん、あんまり前に出ると危ないと思うけど」
「だよねー」
「だったらとめたらいいんじゃないか?」
「プロデューサー、もしかしたら火力調整できなくて大惨事になるかもしれないですがいいですか?」
「やよい…やっていいぞ!」
「はい!万物をつかさどるマナの塊よ、われらの敵に裁きのいかずちを与えよ!」
「…やよい、それって…」
やよいの使った魔術はいわゆる攻撃的な高等魔術に属するもので、多くの場合術者の生命を奪いかねないものだった。
制御も難しいといっていたが、場合によっては敵味方や第三者を巻き込んだ悲惨な状況に陥ることもあった。
それでも使ったのは、それ以外助かる方法がないと思ったからなのだろう。そして敵は…、
「くそっ、大守護の魔法だ!間に合うか?」
「マナよ、われらを守る盾を作りたまえ!」
大守護の魔法は術者の生命を50%の確率で奪うほどのきわめて強烈な防護術である。ただし、その効果は絶大で、
たいていの攻撃からはほぼ完全に身を守れるというとんでもない効果だった。だが、
「くっ、もはやこれまで…か…」
やよいの魔術はその大守護の防護さえも貫き、すべての敵に致命的なダメージを与えるところとなった。
そして奇跡的にも、味方や一般市民への巻き込みはなし。そしてやよいは…、
「ふう、全部、終わりました…私、疲れて眠くなって…」
「やよい!しっかりして!」
「やよいがかなり危険だ。亜美、真美、治せるか?」
「うーん、とりあえず事務所に戻りつつ、かなー。だけどこれ見る限り一刻を争うんだよねー」
「そんな時に魔術攻撃が飛んできたら今度こそ全滅だし。とりあえずここで簡易的な応急措置やっておくね」
そういうとやよいに簡易的な緩和魔術を行使した。これによりおそらく30分は生命が持つだろうとなった。
そして20分で765プロの事務所へ戻った。
「おお、無事…とはいかないようだな。この分だとやよい君が危篤状態か。それも治療が困難なほどの」
「はい。彼女は自らの生命をかけてわれわれを守ってくれました。どうにか治療できないでしょうか」
「わかった。亜美君や真美君の父親が経営している病院へすぐに運び込む。あとどれくらいもつかわかるか?」
「おそらくあと7分程度はもちます。それより先は…」
「となるとヘリじゃないと無理だな」
ドクターヘリがやってきてやよいはすぐさま救急搬送された。残る4人と社長も後から車で双海病院へ行くことにした。
「これはかなり危険な状況ですね」
「というのは?」
「きわめて強い魔術を放ったことによる反動によりあらゆる箇所にダメージがきています。緩和魔術を使わなければ、
おそらくここに運び込む前に命を落としていたでしょうし、ヘリコプターを使わない限りやはり命を落としていたでしょう」
「治る可能性は…」
「そうですね、できるだけ努力はしてみますが、おそらく40%といったところでしょう。かりに命を取り留めても、
アイドル活動へ復帰できる可能性は10%に満たないかと思われます。命を取り留めたとき、植物状態など、
事実上の活動不能状態になる可能性が70%ほど、さまざまな後遺症が発生する可能性が20%強です。
あとは、彼女の生への意志がすべてですね」
「わかりました」
「…だそうだ。それと亜美と真美は芸能活動から身を引くことになった」
「なんでよ」
「魔術関係も取り扱える医者を目指すそうだ。765プロにはしばしばくることにはなるだろう。
主に肉体・精神面でのフォローのためにね。やよいをきれいな形で救うことができなかったのがきっかけのようだ」
「そうと決まったわけじゃないでしょうが!」
「もし自分たちに力がもっとあったら、緩和魔術じゃなくて治癒魔術で治療できたはずだ、といっている」
「私、魔術に詳しいわけじゃないけど、あれだけの代償を支払った後のやよいを治癒できる魔術って…」
「ああ、おそらく自分たちにきわめて強い反動が飛んでくるだろう」
「…それじゃあ!誰かが犠牲にならないといけなかったわけ?」
「それを解決したいといっていた。だけど、それには魔術研究に大きく時間を割く必要がある。だから芸能活動を続けられないらしい」
「それじゃ、仕方ないわね。じゃ、しばらくやよいの様子を見ましょ!」
569 :
4/6:2012/05/04(金) 22:53:56.43 ID:YfrYYxqw
奇跡的に、やよいは助かった。それも最高の形で、ほぼ後遺症は発生しなかった。だが、リハビリにはしばらく時間がかかるらしく、
数ヶ月の長期離脱は不可避だった。しばらく、事務所の活動は伊織1人で行うしかなかったのだ。
だが、彼女はそれをいろいろ罵倒しつつもこなしていった。努力は怠らないのだ。治安も、発端となった事件の首謀者の死により、
自然と安定していった。多くの死者を出したが、すべては元通りになりつつあるのだ。
最初の犠牲者のアイドルの四十九日の法事を終え、伊織とプロデューサーはとあるホテルへと向かった。
目的は、今後、どうするかを話し合うことだった。確かに仕事は着実に行われていったのだが、仕事そのものが減少したためである。
このままだと、765プロは破綻してしまう。そうなれば、やよいはどうなるか…。資金はどんどん減少していき、
残り10日で完全につぶれるところまできてしまった。そこに、やっとやよいが復帰した。
「すいません、こんなに休んでしまって」
「いいのよやよい、だって、やよいがいなければおそらくこの事務所、誰もいなくなってたんだから」
「伊織ちゃん…」
「感傷に浸るのはいいが、やよいは次は何の仕事をするつもりだ?」
「えっと…しばらくレッスンで体の調子を取り戻したいんですがいいですか?」
「うーん、伊織、どうしたらいいと思う?」
「私に聞かないでよプロデューサー。とりあえず、休ませると会社が取り返しつかないんでしょ?」
「あ、ああ、そうだけど」
「じゃあはじめから決まってるじゃない」
「だけど、ほら、えっと…」
「わかりましたプロデューサー、レッスンと営業とオーディションを全部やればいいんですね?」
「やよい、そんなハードスケジュールで大丈夫か?」
「自信ないですが、がんばります!」
「…わかった。じゃあその方針でいくが、えっと、今週やよいの受けられるオーディションは…と、
うわ、見事なまでにないな。これどうしろと?」
「あの、このLONG TIMEってオーディションなんてどうでしょう」
「いくらなんでも無理だと思うが。ハードル、かなり高いぞ?」
「でも、やるしかないと思います!やります!」
「わかった。あとは…」
こうして強行スケジュールができあがったわけである。
570 :
5/6:2012/05/04(金) 22:54:44.83 ID:YfrYYxqw
病み上がりに明らかに無理だと思われるスケジュールだったが、やよいはやりきった。LONG TIMEのオーディションも、
十中八九落ちるだろうと思っていたがレッスンの成果もあり合格。ファン人数が大幅に増加した。
一方、伊織もMaster系3種オーディションの中で最後まで残っていたVisuaL masterに合格。名実ともにトップアイドルとなった。
こうして、765プロは持ち直し、しばらくは持つだろうとなった。だが、ここで問題が発生した。
事務所のアイドルの大半がいなくなったため、今となってはトリオ結成さえ不可能な状況であった。
しばらくすると、関連事務所である876プロとの合併も考えられはじめた。となると、いったいどうなるだろうか。
伊織は不安しか覚えなかった。だから、伊織はプロデューサーにこういった。
「私、プロデューサーのことが好きなわけ。たぶんやよいも同じ気持ちだと思う。離れたくない!」
「困ったな。事実上876プロとの合併は実質的に必要な気はするんだ。で、どっちのやり方にあわせるかが問題になるんだが、
向こうには俺みたいな人はいないと聞いているんだ。全部自分で決めていく必要があるらしい。
日高愛とか水谷絵理って今じゃ伊織たちと同じくらいのトップアイドルだったはずだよな?」
「認めたくはないけど、おそらくそうね」
「となると、全部セルフプロデュースになる可能性もありそうだな。しかし、やよいにも少し聞いてみるか」
「やよい、少し聞きたいことがあるんだが」
「プロデューサー、合併についての話ですか?別にかまわないです。ただ、私、まだ自信ないので、
プロデューサーにしばらくは引っ張ってもらいたいなー、って思ってるんです」
「なるほど。まあ、1ヶ月2ヶ月の話じゃないとは思うから、大丈夫だと思うぞ」
「はい!それだけあればきっと大丈夫です!」
「伊織、やよいのほうはそれほど困ってはないらしい。いったいどうすれば…」
「じゃあ、ホテルの一室を取ったから、今晩そこで一緒に話し合わない?」
「それって…」
プロデューサーはこの段階で間違いなく伊織は一線を越えるつもりだと確信した。さすがに無碍にするわけにもいかず、
言うことに従うことにした。
571 :
6/6:2012/05/04(金) 22:55:32.77 ID:YfrYYxqw
「どう、私の体?」
「きれいだ。伊織」
「どこからでも始めていいわよ」
(さすがに、いきなりはないよな。それと、コンドームはもってきたが、つけさせてくれるか?)
「早く始めなさいよ!」
「じゃあ、いくぞ」
「あっ、そこ、くすぐったっ、いやっ!」
オーソドックスに愛撫は胸から開始された。反応はそこそこ上々である。
「あっ、何か、変なのが、来ちゃう、あぁぁぁぁぁっ!」
どうやら、達してしまったようだ。下のほうもいじくったが、少し触っただけで反応が激しすぎるのでほどほどにした。
コンドームをつけいざ本番、といこうとしたのだが、
「なんでつけるのよ」
「一応伊織はまだ14だからな。万一のことがあったとき、責任を完全に取れるわけじゃ…」
「問題ないわよ。だって、プロデューサーとの子供なら…」
「わかった。そこまで言うなら」
結局、生でやることになってしまった。そして、いざ挿入である。当然、伊織は処女だったので軽い抵抗を覚えたが、
そのまま貫き奥まで一気に向かった。
「いぎぐっ、あぁぁぁぁっ!」
ぶつかると同時に彼女は達し、一気に搾り取る動きがおき、プロデューサーは彼女の奥底に命の源を注ぎ込んだ。
そして、抜き取った。後できちんと謝ったのは言うまでもない。幸い安全日だったので子供はできなかった。
そして876プロとの併合当日、自分である程度スケジュールは組むがバックアップサポートは今までどおり、
プロデューサーが行う形になることが伝えられ、3人は一安心した。これからも、たぶん大丈夫だろう。
終わりです。
タイトル、どうしましょうか。「魔法戦争」じゃあ意味不明ですよね?
「戦いの終わり」?うーん、これもしっくりきません。
何かいいタイトルないですかね。
573 :
SSまえがき:2012/05/05(土) 00:05:17.11 ID:sf5Hdn+b
「お疲れさん伊織。早めに終わってくれたから予約には間に合いそうだよ」
「……それ、キャンセルして」
「おい、キャンセルって今日は伊織のたん…」
「いちいち言わなくても分かってるわよ。今日はもう家に帰りたいの」
「あの…どっか具合でも悪くなった?」
「いいからドアを開けなさい、後ろのよ」
収録前にナーバス気味だったのは緊張のせいかと思っていたが、
お嬢様はどうやらご機嫌斜めのご様子である。
こういう時には大人しく言う通りにしたほうがいいのだが
この豹変に思い当たる節がなく、何が原因かが気になって仕方ない。
そもそも誕生日は二人でディナーにしようと言い出したのは伊織なのである。
「帰る前にキャンセルの連絡しておく…」
「そんなの後でいいでしょ、早く車を出しなさいよ!」
ヒステリックな叫び声を浴び、慌てて携帯をしまうと車を発進させる。
デビュー当時ならいざ知らず、最近の伊織がここまで感情的になるのも珍しい。
「失礼しました、急いで家に向かいます」
「べ、別に飛ばさなくてもいいから安全運転心がけなさいよ?」
無言で車を走らせながら、時折ルームミラーで伊織の様子を窺い見る。
表情の裏にあるのは"怒り"ではなく、"不安"だと俺の経験と勘が告げている。
少なくとも伊織が怒っているならこんな風に黙り込んだりせず、
八つ当たりの文句を口うるさく言い続けるはずだ。
では伊織は、その小さな胸に一体どんな不安を抱えているというのか……
不意に伊織が顔をあげ、ミラー越しに視線がぶつかる。
「次の信号、右に曲がって」
家に帰るなら左折で、右に曲がれば行くはずだったホテル。
「右だと遠回りになりますが」
そういうと伊織はきまり悪そうに目を逸らした。
「いい、それよりお腹空いているの。なんとかして頂戴」
やれやれ、そういうわけか。
理由はともかく、行動がいつもの我侭の範疇ならそう心配するほどでもないだろう。
少なくとも事態は悪い方を向いてないのだから、事情の究明は後回しでもいい。
俺は密かに安堵のため息をつくと、車をホテルの駐車場に向けた。
◇
さっきまで駄々っ子のように不機嫌丸出しだった伊織だが
車寄せでベルボーイに手を取らせて降りた瞬間、見事なまでに
本来の優美な姿を取り戻していた。
物慣れた俺ですら気後れしそうになる超一流ホテルにあって
水瀬財閥の末娘という本物のお嬢様は、何気ない振る舞いにも気品を秘め
豪勢な調度に囲まれた中で、誰がその場の主人か雰囲気だけで明らかにする。
16歳になってもまだ小柄で華奢な少女の癖に、こういう場での存在感は圧倒的で
スポットライトを浴びているときよりさらに輝いて大きく見える気がする。
そして自分と彼女の間にある、目に見えない絶望的な壁の存在までも。
だがすぐに気を取り直し、これまで仕込まれてきたエチケット通り腕を差し出すと
伊織も自然な仕草でその細い腕をしっかり絡ませてくる。
何度も撮影された俺たちのこの姿には、大手の週刊誌からゴシップ専門雑誌まで、
申し合わせたように同じキャプションがつけられる。
もちろん"熱愛カップル"なんかじゃない。
"お嬢様とその従者"である。
レストランの個室に案内された頃には、伊織の機嫌も元通りになったらしい。
メニューに好物をみつけ、無邪気な笑顔をこぼれさせたのがその理由だ。
だが……それにしては口数の多さが少し不自然ではある。
"素"の伊織は実はそうお喋りな方ではない。彼女が喋り続けるのは感情が
どちらかに偏っているときに限られるのである。
懸命な笑顔と不自然なテンション、その理由を俺の思考が追い求めようとした瞬間、
伊織も気付いたらしく、俺に手をだしぶっきらぼうな口調で言う。
「ほら、早くだしなさいよプレゼント」
「えっ、今か?」
「今かって、今出さずにいつ出すわけ?」
「そ、そうか…それはすまん」
「ねえ……まさかとは思うけど、忘れたんじゃないでしょうね?」
「違うぞ、ちゃんと用意はしてきたが……車に置いてきた」
「…………」
「そんな顔しないでくれ、すぐ取ってくるから」
絨毯敷きの廊下をできる限りの早足で抜け、車からプレゼントを回収して戻ったとき……
そこに伊織の姿はなく、湯気の立つコーヒーカップに1枚のメモが残されていた。
丁寧な伊織の筆跡で書かれた数字はルームナンバーに間違いないだろう。
コーヒーに口をつけながら携帯をコールしてみたが、案の定電話にはでない。
伊織の不安定さの原因はこれで特定できたが、このまま伊織の待つ部屋を訪ねたあと
俺は一体どうすべきか、あるいはしないべきかはまだ確信がもてなかった。
◇
灯りを消した部屋は暗く、月明かりがかろうじて伊織の横顔を浮き上がらせる。
「泊まっていくなら新堂さんに連絡しておかないと」
「もうしたわよ」
「そうか。……プレゼント出すから明るくしていいか?」
「あ…あんまり明るくはしないで頂戴」
ベッドにちょこんと腰掛けた伊織が、窺うように俺に視線を向けた。
仕事場、あるいは人前では絶対に見せない伊織の不安げな素顔。
その答えがこの部屋に二人きりでいることにあるのだが、今はそれを置いておく事にして
スタンドのランプを少し明るくすると伊織に向き合うようベッドに腰を下ろした。
「伊織、誕生日おめでとう。今回のは結構自信あるんだぞ」
「あ、あんたのセンスには期待もしてないけど……でも、ありがとう」
「ほら、開けて開けて」
「ふーん、チョーカーね。デザインはまあ…気にいってあげてもいいわ」
「ありがたき幸せ」
「でも意外な選択ね。選んだ理由はなあに?」
「チョーカーというか首輪的な意味で、伊織が俺に首ったけになるように」
「バ、バカ……なんで私があんたなんかに」
「このように俺の思いは届かないから…せめて願いだけ込めてみたんだよ」
「重いわよ、そういうの。それよりほら、つけるの手伝って」
伊織が座ったままチョーカーを差し出す。
受け取った俺が伊織の前にたつと、首を小さく傾げた伊織が見上げる。
や…やばい。この伊織は可愛い、いや可憐すぎる。
湧き上がる衝動を押し殺しながら、腰を屈めて近づくと顔と顔の距離が一気に縮まり
横顔にかかる伊織の吐息がくすぐったい。
衝動のまま首筋にキスでもしてやろうかと思ったが、体臭を嗅ぐだけでなんとか我慢した。
「どう、似合っているかしら?」
「ああ、選ぶときはちょっと大人っぽいかと思ったが、なんとかなるもんだな」
「何よその言い草、失礼ね。私はもうとっくに大人よ」
「わかってるって。それより俺、そろそろ帰らないと」
わざとらしく腕時計を見ながら身を離そうとした袖口を伊織が掴む。
「な、何よ…この状況で私を置いて帰る気じゃないでしょうね?」
「一人で寝るのが寂しいなら子守唄でも歌ってねかしつけてやるが」
「とぼけないでよ……だいたいアンタが悪いんだから」
「おいおい、一体今日はどうしたんだよ」
「女の子に言わせる気? 最低、ほんと気が利かないわね」
口調は尖っていても、表情まではそうでもなかった。
「いいのか、本気にしちゃうぞ?」
「し、しなさいよ。私だって本気じゃないとこんなことしないんだから」
「伊織、ごめん」
思わずその手を引っ張って立たせると、華奢な体を強く抱き寄せていた。
「ちょっと……苦しいじゃない」
「我慢しろ」
「…うん」
「途中でやめろっていっても知らないぞ」
「いい。でも一つだけお願い聞いてよ」
伊織の真剣な声。
俺は抱擁を解くと、伊織の肩をそっと抱いて瞳を覗き込む。
「最初はちゃんと恋人みたいにして。そのあとは……あなたのしたいようにしていいから」
「恋人みたいじゃない、俺と伊織は恋人だ」
ぱっと顔を輝かせた伊織に唇を重ね合わせた。
驚いて目を閉じるのも忘れた伊織と見つめあいながらキスを続ける。
息継ぎを挟んだ2回目も伊織はまだ潤んだ瞳で俺を見つめ続ける。
「い、伊織よ……キスの時は、その…目、とじたほうが」
「知ってる……でも、みていたいの。あなたの顔……いいでしょ」
「べた惚れ?」
「う、うるさい……それならアンタが目を閉じなさいよ、ほら、んっ……」
3度目は伊織からのぎこちないキス。
俺はそれを柔らかく受け止めると、彼女の代わりに目を閉じて感触に集中する。
柔らかく張りのある伊織の唇。
重ね合わせるだけの幼いくちづけに夢中の伊織に、俺はふと悪戯心がわいた。
舌を伸ばして侵入させ、伊織の舌を軽くノックする。
「んっ!? んんんー!!」
驚いて逃れようとする体を抱き寄せ、舌を絡まると、そのうち諦めたらしい伊織が
おずおずと舌を伸ばしてくる。
その舌を優しく嬲りながら、俺は伊織の背筋をさすってやる。
長い口付けを終えると、伊織は深いため息をついて俺の胸に顔を埋めた。
「満足したか?」
「う、うん……ファーストキスとしては一応合格」
「ちゃんと大人扱いしたキスだったろ」
「……ば、ばかぁ。そういうことは言わないでいいの」
「でも今からもっと大人扱い……いや、大人の女にするんだぞ」
「だ、だから言わないでいい、は、恥ずかしいんだから……」
別に伊織をからかうつもりではない、俺としては照れ隠しのつもりだった。
ゆっくりと後ずさってベッドに腰をおろすと、伊織を膝の上に抱え上げた。
「な、何?」
「キスの続きさ」
膝に座らせて安定した伊織を引き寄せると、今度は素直に目を閉じた。
重ねるだけのキスの次は、唇をなぞるように動かすキス。
唇で、そして舌で伊織の張りのある唇をゆっくりとトレースしていく。
時折漏れるかすかな鼻声。
催促するかのようにチラリと顔をのぞかせるピンクの舌。
高まっていく伊織が見せる反応に俺自身も昂ぶっていくのを懸命に抑え
丁寧でゆるやかな愛撫に集中する。
背中を撫でる手をそっとブラウスの裾から忍び込ませると
久々に触れた伊織の素肌は熱を帯び薄っすらと汗ばんでいる。
「んっ…やぁっ、んん……」
艶かしいがまだまだ可愛いらしい伊織の喘ぎ。
まだだ、もっともっとお前を女にしてやる。
そんな事を考えていると俺自身さらに熱く昂ぶり滾ってくる。
だがそれを伊織に触れさせるのはまだ早すぎる。
全てを奪ってしまいたいという雄としての本能と
無垢で可憐な少女のまま可愛がっていたいという俺の本心。
今まで何度もぶつかり退けられていた本能だったが
今夜ついに本心を押しのけた。
背中を愛撫していた手を一旦抜き去るとブラウスのボタンを探って外す。
キスの合間に万歳をさせて脱がせると、残ったのは下着とニーソックスのみ。
「やだ……あんまりジロジロみないで」
「恥ずかしいなら目をつぶってろよ」
それでも伊織は無防備な半裸姿を隠そうともせず、俺をじっと見つめる。
「ねぇ……このまま、しちゃうの?」
「怖くなったか?」
「違うわ……あ、あのね、そのまえにシャワー……」
「ふむ……」
「だって今日から恋人なんでしょ? だったら最初はちゃんと、んむ!?」
皆までいうまえに伊織の口を塞いた。
確かにそのとおりだ。
いつもなら伊織の匂いも味も全てあるがままに味わうところだが
今夜、俺と伊織は恋人という関係になった。
その初めてならば、恋人同士にふさわしいやり方でいくべきだろう。
そう結論づけると、チョーカーが揺れる首筋に唇を這わせながら
その隙に指先でブラのホックを外す。
脱がされまいと抵抗の素振りを見せた伊織だったが、首筋を舌でなぞってやると
簡単に抗うのをやめて力を抜いた。
「やっ、やだぁ……お願い聞いて」
「わかってる。そのために脱がしてやるんだから」
「ううっ、いい、自分でするから待っててよ」
「駄目だって、一緒にお風呂はいろうぜ?」
「ちょっとぉ……そんな恥ずかしいこと」
「次はこっちな」
甘えた声の抗議を無視してショーツに手をかけたが、膝に座らせた体勢で
脱がすのは無理があるため、伊織を抱えあげるとその場で立たせた。
「……へ、変態」
「脱がせてやるだけだろ。 それとも自分で脱ぐか?」
「脱ぐとこ見たいの分ってるわよ……変態」
「知ってるくせに。ほら、足あげて」
伊織は文句をいいながらも、身を屈めた俺の肩に手をついて
ショーツを脱がせるのに協力してくれる。
「全裸にニーソだけって刺激的だな」
「み、見てないでちゃんとこっちも脱がせなさいよ」
「この体勢はちょっときついよ」
そういうと伊織はポンとベッドにお尻をのせて、伸ばした爪先を俺に向けた。
「ほら。これならいいでしょ?」
目の前に伊織の大切な場所があるはずだが、伸ばした足がランプの明りを
うまくさえぎっているため、暗い影しか見えない。
「あんたの考えてることなんてお見通しよ……」
「さすがいおりん、こんな時に焦らしプレイか」
「う、うるさい! それより脱がしてくれないと先に進めないでしょ」
「いやそれがな、こうして脱がせるのも意外と楽しくてな」
「バカ! 変態は自重しなさい」
返事の代わりに、膝上までのソックスをくるくる丸めて下ろすとま先から抜く。
右足、ついで左足。
「あぁ、夢にまで見た伊織の全裸が」
「言い方がエロいわよ。もっと綺麗にまとめてちょうだい」
「そろそろ俺も考えてる余裕が無くなってきた」
「じゃあいいわ……それよりお風呂、連れてって」
◇
高級ホテルのスゥィートだけあって、浴槽も二人で入るのに十分な広さだった。
今度はむこう向きにした伊織を膝の上に乗せて足を伸ばす。
アップにまとめた髪先がくすぐったいのを我慢しながら
お腹にまわした手をゆっくり上に這わせて乳房を包み込む。
「少し成長……したかな」
「疑問形でいわないで。少しだけど大きくなったんだから」
「でも俺は形と感度を重視するタイプだから、そこはこだわらないよ」
「その割には事務所で誰かさんの胸に見とれてなかったかしら?」
「気のせいだよ……なんで俺が担当に伊織を選んだと思ってるんだ」
「可愛いから、でしょ?」
「その通り、それ、ご褒美だ」
「あっ、や、ちょっとそんな、ふぁっ、ああぁ……」
「思ったとおり、感度は良好と」
「こらぁ……ふざけないで真面目にしてぇ」
「してるさ。こんな風にも」
「んっ、はぁ、それダメ、か、感じ……あぁあああ!」
初めて受けた乳首の愛撫で、伊織は体を震わせながら喘ぎ声をもらす。
最初の声より、さらに艶を増した女の声で。
「そんなに気持ちいいなら、こっちはどうだ?」
左手は乳房に残したまま、右手を乳房からゆっくり下に這わせていく。
お腹、ヘソ。
わき腹に少し寄り道してから、もう一度お腹にもどると
今度は真っ直ぐ目的地に向かう。
よく締まった下腹部に達すると、指先に柔らかい陰毛が触れる。
「そ、そこはダメなの……」
「どうして?」
伊織の手が俺の手首を制止しようとするが、力はほとんど入っていない。
俺はペースをゆるめ、じわじわと指先を歩ませて目の前のゴールを目指す。
「どうしても……そ、そこは」
「風呂ではなくベッドで、だろ?」
「……バ、バカァ」
◇
真っ白いシーツに伊織を横たえると、スイッチを調節して明りを増やす。
「やだ、暗くしてくれないとダメよ」
「せっかくの綺麗な体なんだ、この機会にちゃんと見ておきたいんだよ」
「……じゃあ見たら暗くしてよ?」
俺は応えず、そのまま伊織に覆いかぶさる。
もう一度唇を重ね、さっきと同じように唇から頬を経て首筋を辿っていく。
それだけで伊織は声をあげ、今度はしっかり俺の背中に手を回す。
胸のてっぺんで小さく震える伊織の可愛らしい乳首は色素が薄いため
ピンクに近い肌色に見える。
指先でつまみ、指の腹で丹念に転がしてから口に含む。
「あぁん……やっ、ふぁ、ああっ」
「本当に感度がよさそうだな、伊織は」
「いゃん、そんなの知らない……、あっ、ひゃあん」
舌先で啄ばむたび、軽く歯で挟むたび、伊織は声をあげ背中をのけぞらせる。
そうやって伊織の意識を胸に向けている間、さっき風呂場で中断した動きを
もう一度再開する。
今度は伊織も止めようとはしなかった。
指先が薄い陰毛を掻き分けたたどりついた伊織の大切な場所。
そのまま指先を滑らせて、ぴったり閉じ合わさった肉片の間をなぞって開くと
そこは既にたっぷりと愛液が溢れていた。
指先に粘つく液体をからめながら、慎重に入り口を探す。
全体的に小ぶりな伊織の花びら。
それが今刺激を受け、ゆるやかに花弁を広げながら内部をさらけ出してゆくにつれ
ようやく俺はそこを探り当てた。
人差し指一本だけですら侵入を拒むような狭くてきつい伊織の膣口。
一気に犯してしまいたい衝動をこらえ、じっくりと周囲をほぐすように撫でてゆく。
侵入のアプローチのたび、伊織の表情が歪み喘ぎに苦痛の響きが混じる。
俺は指先でそっと膣口をおさえたまま、伊織の耳もとに口を寄せた。
「なぁ、もしかしてこうすると痛いんだろ?」
「……んっ、少し、っあ……イタ」
「少しじゃないだろ、我慢するな」
俺は指を外して体を起こした。
俺の動きを察した伊織が薄っすらと瞼を開く。
「心配するな、今さらやめないけど、痛くするつもりもないから」
「ねぇ……ど、どうするの?」
俺は応えず、素早く伊織の足の間に体を入れると足首掴み、
持ち上げながら大きく開いた。
「やっ、ちょっと何! だめ、やだはずかし……ああぁっ!」
目の前にある、青い果実のような伊織の秘裂。
慌てた手がそこを覆い隠してしまう前、
たっぷりと果汁を流すその場所を貪るように俺は口をつけた。
途端にあがる悲鳴のような喘ぎ声。
「いやぁあん、だめ、そんなとこ舐めないでっ、やっ、ああ、やぁああ」
暴れる足を押さえながら、俺はなおも唇と舌による愛撫をくわえていく。
花びら全体を丹念になぞり、徐々にその輪を内部に向けて狭めていくと
ついには舌先が狭い膣口に迫っていく。
溢れる愛液を何度も飲み込みながら、時間をかけて馴染ませていくにつれ
伊織の声もさらに艶を帯び、体の力もいい具合に抜けてくる。
そろそろいくか。
そっと伊織の足をおろすと、バスローブの前を開く。
準備OKどころか、これ以上焦らしたら破裂するんじゃないかというくらい
はち切れそうな俺の相棒。
先走りの量だって半端じゃない。
へたしたらこれだけで孕むのではないかと……あ、あれ?
アレがねぇ……
「……ど、どうしたのよ?」
「あのさ伊織。もしできちゃったら……どうするよ」
「そうね、私はどっちでもいいわ、あなたとの子供なら」
「そ、そうか。じゃあ」
俺はもう一度伊織の上に覆いかぶさり、それから先端をそっと伊織にあてがった。
「んっ……熱いわね。それに……」
緊張のためか何かと口数の増える伊織の唇をキスで塞ぐ。
もうここからはお喋りは不要だ。
できる限り慎重に、けれど決意を込めて俺は腰を進めて行った。
◇
「なぁ、まだ痛む?」
「へ、へーきよこんなの……グスッ」
「泣いた顔見るの、初めて見た気がする」
「なっ、泣いてないわよ! こ、これはただの汗よ……泣いてなんかないんだから」
「無理するなよ。伊織が泣いたら俺がこうしてよしよししてやれるんだから」
「グスッ……じゃあ、いっぱいよしよしして。すごく痛かったんだから」
「よしよし、伊織はよく頑張ったな、これで一人前の女だからな」
「そ、そうでしょ。今から子ども扱いするのは禁止よ」
「もちろんさ」
「ほら、手が止まってる!」
「あの伊織、こういうのは子供っぽいとは思わないか?」
「ば、バカ……こういうのはいいの。ほら、痛くなくなるまで続けるのよ?」
「はいはい、伊織は俺の嫁……」
おしまい。
581 :
SSあとがき:2012/05/05(土) 00:10:15.49 ID:sf5Hdn+b
以上です。
肝心のシーンが割愛されているのは仕様です。
※転載はセルフで行います。
おつおつ!
いおりんはかわいいのう。
>>572 >>581 誕生日早々に乙です
最近書いてたのが伊織ネタじゃないし
もう少し推敲含め待ってから投稿にしようかな
そういえば、流れが止まりましたねー。
現在427KB。次スレにはまだ早いですよ!
24時間書き込みが無かったか。
それにしても前回は丁度1か月で次スレが立ったのに今回はゆっくりしたもんだ。
そんなに投稿作品が少なかったかな。
あとSSが3、4本くらいで次が立つことになるかなあ。
まあゆっくりしたらええがな
ってあずささんが酔っ払って服脱ぎながら言ってましたよ
節子それあずささんやけどあずささんやない
あずささんなら迷い猫オーバーランにゲスト出演してたよ
あれ?
あずささんなら(51)なのに二十代並みの体で、本当の名字は如月だよ。あれ?
千早さんならDあるもん!あれ?
ドSなやよいに搾取されるSSなんか欲しいです
だいしゅきホールドが似合うキャラって誰だろう?
>>592 パッと浮かんだのは美希、千早の二人かな
春香さんも似合いそうかも
和姦なら似合うから小鳥さん含む、全員がOK
個人的には、アイドルやめた後、やっとPと結ばれて幸せな数年後の春香さんのが読みたい。
春香さんがPと結ばれる・・・?
>>592 基本的に全員だが、いおりんだけは騎乗位と対面座位
毎晩セックスしているから分かる
「アイドルやめた後、やっとPと結ばれて幸せな数年後」という夢を末期に見る春香さん。
末期(まっき)春香さん、と読んでしまった
千早的な意味で
だいしゅきホールドされるぐらいまで愛されてみたいもんだ
>>597 目が覚めた後、TVでPと美希の婚約発表が目に入る訳ですね
いおりんのだいしゅきホールドも良いと思うよ
あみまみや貴音辺りも結構いい
貴音に固められたら逃れられる気がしない…
痛いほどに腰に足を絡められてそのまま果てるってのは
なんとも幸せそうだ、文章でも書きやすいかも
>>602 貴音さんは、脚なんて絡めずに、じっと目を見つめて、「その程度の覚悟も無かったのですか」って無言で問いかけてくる。
Pとのエッチが気持ちよくて、無我夢中でだいしゅきホールドをしてしまうのだけど
たっぷり中に出されたものが流れ出してきたとき、その感触で自分がしでかした
ことを呆然と見つめる……(今日は危ない日だったかもしれない?)表情を妄想
脚を絡めたまま中出しされてその温かさに恍惚の表情を浮かべたり
ずっと繋がってたいです…とか幸せそうな表情を(ry
ってのは定番過ぎて面白くない?
どっちの展開も捨てがたい…
SSプリーズ!
>>606 いやいや、定番というのは需要があるから定番なんだぜ?
ラブラブえっちはいいものだ
らぶらぶエッチで「P分身、二穴・三穴えっち」がみたい…
お口もアソコもお尻もPのおちんちんで一杯です…幸せぇ…んむ…こくこく…
…俺も○○の全部の中が凄い気持ちいいよ…くっ!
んんんっ!、ぷあぁっ!…きゃっ!?(嬉 ←三穴同時中出し&更に周りからP分身たちが自ら扱いて全身ブッカケ
輪姦陵辱で無くイチャラブ乱交…っいいよね?
二穴好きの人キター
ネタは大量に持ってるし、試しに書いてみたらどうでしょ?
とか思ってしまう。
4Pでもいいのよ
娘3人とPで
別に分身ネタを否定したいわけじゃないんだが
女とセクロスしてる時に俺が目の前にいて俺と同じように腰をバコバコ振ってたら
まず間違いなくチンコ萎えると思うんだがどうなのそこらへんw
じゃあ触手でも生やすか
蛸のような見かけになったりして
>>610 だから「文才無い」って何度…wこの分身(下の設定も)ネタ使用許可出すから
マジで誰か書いて…って言いたい位w
>>611 だから娘aのマンコに突っ込んだらその子のアナル・お口、娘b・cの三穴が手待ちになるでしょw
(最終的にP分身、三人娘横に並べて密着対面騎乗位三穴+両手・髪コキ全身ブッカケ…なら文句ないが…w)
>>612 あー…分身は、あくまで
『自身の「手足の延長」的概念の分身』な設定…と言う事で
「自分の意識外の他人的自律行動取る様な分身では無い」です
ジョジョのスタンド的イメージで効果範囲は、やや中距離(そうでないと13人、
又はそれ以上のアイドル相手に三穴+aやろうとしたらそれなりの広さ=距離いるしw)
ちなみに分身の快感も本体がリンクしているという設定もあります
(つまり本体の快感に加え分身の快感も同時に味わえる…と言う俺設定もあり
そこでふたなりですよ
P分身ネタ話はストック一つあるけれど、前置きが長くなってしまうから
どうしようかとは考えている。
人数分のフラグ構築話(13話)→分身ネタを使ったハーレム乱交(メイン)
いっそメイン話から酒池肉林を数話続けてもいいだろうか
>>615 別に自立行動とるとか関係ないぞ
自分の顔をオカズにオナニーできないのと一緒だ
>>618 ちょっと違くないか?
自分の顔おかずにはしてないし、それは涼ちんや真くんでもキツい。
真面目に考えるなら、自分が映ったハメ撮り映像(AVでも可)で抜けるか、じゃないか?
そうだなー
いつも通りにオカズを用意する
その後ろか隣の強制的に目に入るところに自分が見える様に鏡を置く
いつも通りにオナニーする
こんな感じでどうだ
うん、俺には無理だなw
P1人で三穴攻めするならやはりだいしゅきホールドから上は舌絡め、前はイチモツ挿入、
後ろは手を回してバイブ攻め…が一番無難ではないでしょうか
>>618-620 うーん…
一旦その子とエッチし始めた…と想定して
…うん、やっぱその子に集中って感じになるな…
つか上にも書いたけど「手足の延長〜」ってことだから俺は気にしないと思うが…
どっちかと言うとアイドルの子を同時責めして善がらせる事にに意識が行くと思う
触手好きの方に言わせればアイドルの子を弄る・挿入する触手が分身になった…ってことで
疑似輪姦プレイとかもw
オナニーの時に、息子持った手のことを一々気にする?
つかおまいらもし
「任意の数、分身能力出来る様になった」として誰(複数可)と、どんなプレイしたい?w
状況、アイドルたちとの好感・信頼度、追加で俺的能力追加等何でもアリw
>>622 30人くらいに分裂して俺たちだけで輪になって繋がり、
どん引きした伊織に遠間から罵倒されたい
>>622 担当アイドル(春香さんなら春香さん)も増やしてみんなで違う体位でやる
分裂したアイドルに三穴責められるP
>>615 文才が無くてもエロいの書いたらそれなりのものは出来るよ。
>>619 自分のセックスを見るのは確かにちょっと嫌だな。
輪姦プレイとなると、やはり身体にボリュームがあって大きめのアイドルが良いよね。
あずささん、貴音、美希辺りかな。
にょわーさんならスペースが広く取れてそれぞれが動き易そうだ。
文才が無いってのは単にやる気が無いってだけだからな
まあ文才に限った話じゃなくてすべての才能に関する発言に当てはまるけど
才能を理由にして逃げるなってか、耳が痛いね
才能がないって自覚があるだけでも素晴らしい事だと思うがな
だって理想があって、その理想に現実が追いついてないから才能なんて言い出すんだし
そういう理想という目標があるんなら、あとは試行錯誤を繰り返せばいいんだからな
Pに双子、あるいは三つ子の兄弟がいて
それをしらず、P本人だと思ってアイドルが体を任せたら
違っていたとか。
>>622 分身したP13人とアイドル13人が各一人ずつまぐわうとかはどうだろうか
周りを見渡すと自分(と同じ姿の男)が他のアイドルとも交わってて皆と同時にセックスしてる気分になれるかも?
いまいちティンとこないかなぁ
>>632 同時にしてる気分…って
もし
>>615型分身(感覚・快感リンク、手足の延長型分身)だったら
そもそも…w
Pを巡り水面下でアイドル同士が争うドロドロした話が読みたい
>>635 春香さんが特定のお菓子だけに辛子を入れたり、千早が歌の中で誘導して音外させたりするのか。
>>635 面白いかもしれないけど、エロシーンまで辿り着けるかな……。
>>636 ニコニコの某Pのお菓子ロシアンを思い出すなあ……。最新作はエロかった。
それにしても、作品を1つ進めている時に他の構想が2つも3つも浮かんで来るのは辛いものがあるな。
やっぱりみんな、構想を振り払い強い意志で作品を完成させているんだろうか。
それとも、並行して書き上げちゃうんだろうか。
唐突にSPのアイドラを思い出した
休日出勤で仕事しているP
家で誰も相手してくれないのでなんと無しに事務所に来た伊織
そこにやってくるあずささん
小鳥さんからPが今日、1人で仕事していることを聞いて会いに来たとのこと
らぶらぶ光線を発してるあずささん
伊織が居ることに気がついて慌てて言い訳
「これは偶然なのよ、偶然」
「あんたさっき『Pがいると聞いてわざわざ来た』的なことゆーてたやん」と腹を抱えて笑ったw
>637
複数同時進行なんてザラだから、その時々で一番書けそうな話を進める。
そうしながら、他SSで使うネタとか思いついたものをマメに記録しておく。
辛いのはどれも進まないとき。
>>639 うーむ。そういうもんか。
遅筆で意志薄弱なこちらでは真似出来ないな。
>>635 だらしない感じの律子さんもいいと思うんだ
>>637 ググったらハリアーpなるものか出てきたけど、これ?
>>642 それ。
あんまり内容について述べるとスレ違いになるけど、はるるんのS具合がたまらん。
今の所、全員出て来た乱交モノを除くと、このスレでのSS登場本数が、
伊織、やよいが3本、
千早、雪歩、春香が2本、
麗華、響、真、愛、舞が1本。
美希、貴音のSSが無いのがちょっと意外だな。
やっぱりちょっと前に集中して登場した反動があるのかな。
伊織ちゃんは今からでも誕生日ssが増えるハズよねっ!
伊織の幼児プレイとか見たいんだが誰か書いてくれないだろうか。伊織が幼児化する方。
伊織の幼児プレイか……、伊織が望んでそういったプレイするのか
それともPが強淫に伊織を従えてするのか、どっちだろう
涼に甘えてみたい伊織がどんどん方向性を間違えて
涼が甘えるんじゃないのかw
涼は自覚的に甘えるのは苦手そう。
涎掛けよりも首輪派だ
突然ですが、お話がなんとか出来上がったので投下させてもらいます。
律っちゃんのプロデューサーが鬼畜野郎で、いろんな問題を残したまま死んじゃったら……。
という前提に立った涼ちんハーレムもの(になるはず)のお話です。765全員とはいかない予定ですが。
今回は春香さん編ですが、前編では涼ちんとの絡みシーンはありません。エロ自体はあります。
☆注意事項☆
・765のPは複数人いて、そのうち、律子、真、伊織を担当していたPが律子と共に独立、その後、事故死
した世界。
・舞台設定は無印エンドから一年半から二年後くらいなので、春香さんは18歳。その他登場人物も年齢を
重ねています。
・陵辱要素も出てきますので、ご注意を。
「んぅ……ふっ……はぁ……」
くぐもった甘い声が浴室の中に響く。
私はぼうっとした頭で、この音声を録音されていたら大変だろうなあ、なんて思う。
『あのアイドル天海春香の喘ぎ声流出!』なんてあおりをつけられちゃうかもしれない。
まして映像なんて以ての外だ。もう、引退して世捨て人にでもなるしかない。なにしろ私はいま自宅のお風呂場で、ひと
りえっちの真っ最中なのだから。アイドル以前に乙女として問題だ。
「んく、ふう……はあ……。止まらないよぉ……」
とりとめのないことを考えながらも、快楽を求める動きは止まらない。ローションまみれのシリコンスティックで、私は
私の体の奥をかきまぜ続けている。
「気持ちいい……よぉ……」
口にすることで、快感は余計に高まる。自分自身に駆り立てられて、私はスティックを出し入れする動きを早めた。
それにしても、なんて格好だろう。
浴室の洗い場に敷かれたマットの上で、腰を高く突き出して、私は快楽に狂っている。アイドルとして活動するためによ
く手入れされた肌をぬめぬめとした汗で覆い、アイドルとして鍛え上げた喉から嬌声を迸らせながら、ダンスで鍛えられた
体をくねくねと動かしている。
その全てが壁にかけられた鏡に映っていた。そう、私はわざわざ自分のいやらしい姿が見えるよう、お膳立てして行為に
及んでいる。
「は……恥ずかしいよぅ……気持ちいいよぉ……」
同じアイドルをしている子たちならわかってくれることだろうが、見られる快感というのは存在する。けれど、それだっ
て、こんなところまで見られるはずがない。
お仕事のために刈り込まれた下の毛も、その奥のあの場所も、そして、私がいまいじくっているすぼまりも、秘せられる
べきものだ。
いや、もしかしたら、性器そのものより、隠されるべきものかもしれない。お尻の穴なんて。
「うく……ぅ。お尻……きもちい……」
本来快楽を貪るための場所ではないはずのそこが、とろけるくらいの愉悦をもたらしてくれる。そんな場所をいじくって
いるという背徳感が、腰の奥のうずきをさらに強めていく。
「おひり、おひりぃ……」
もうろれつも回らない。
いけないことをしている感覚。羞恥心。体の内側から響く喜び。悦楽を求める本能的な要求に従って激しくなる手の動き。
触ってもいないのにお尻のほうにまでいやらしい汁を垂らすあそこ。お尻の穴を出入りするカラフルでぼこぼこした弾力の
あるシリコンスティック。よくわからないくらいの気持ちよさによだれをたらしてあえいでいる私。
なにもかもが混ざり合って、ナニモカモガ、キモチイイ。
「あああ……あーっ!」
喉から漏れる声にももはや意味はない。開きっぱなしの口からはよだれと歓喜の声だけが響く。
「ふうぅ……ひぐっ……いいよぉ、いいよぉ」
どうしようもないほどの喜悦にすすり泣きながら、私は絶頂に達している。しゃくりあげながら、私の手の動きは止まら
ない。止まらない限り、この快楽が継続することを私は経験から学習しているから。
そう、この快楽の極みは続く。自分の体の全てが外の世界に溶け出してしまうのではないかと思うような感覚は、ずっと
続くのだ。
波はあるにしても、一度達すれば、その夢のような場所にずっと私は居る。
「ふうぅ……はあぁ……」
けれど、体力のほうがついてこない。私はあまり前のほうはいじらないけれど、前よりも後ろでするほうが姿勢に無理が
ある。
結局は、私は手を止めて、へたりこんでしまうことになる。
いつの間にかホワイトアウトしていた視界が、ゆっくりと戻ってくる。そうしてまどろみから醒めるような寂しさの中で、
私はこう漏らすのだ。
「あーあ……。またやっちゃった」
†
お尻を使ってしはじめたのがいつのことだったのか、実は良く覚えていない。けれど、自分を慰める行為をよくするよう
になったきっかけはわかっている。
プロデューサーさんに告白して断られてからだ。
後から考えてみれば――もう二年近く前になるんだなあ――あの頃にはあずささんと結婚の話が進んでいたはずで、私が
割り込む隙なんてありはしなかったのだ。でも、当時の私にそんなことがわかるはずもなく、アイドルとして一応の成功を
収めたことに舞い上がって、思いっきりロマンティックなシチュエーションを演出して告白し……見事にふられた。
プロデューサさんははっきりと自分には愛する人がいて、結婚も考えていると告げてくれたし、なにも悪いことはない。
希望を残したりしないだけ、上手くやってくれたと思う。
実際、いまとなっては恋愛感情はなくなっている。そうなるまでちょっと時間が必要だったけれど。
ただ、やっぱり私にとってはショックで、悲劇で、この世の終わりかと思う事で、逃げ道がどうしても必要だった。
逃げた先が自慰への耽溺というのは、ちょっと人に話せない。
とはいえ、自棄になって他の男の人に身を任せたりするよりはずっとましだったと思う。生産的とは言えないが、破滅的
というわけでもないし。
ただ、いつの間にかお尻のほうに主眼が移っていったのはちょっと自分でもよくわからない出来事ではあるのだけど。
たぶん、たまたま触ってしまった時に快感を得てしまって、ちょっと興味を持った結果、さらに気持ちいいことに気づい
てずるずると……という経緯だったと思う。
いまでは試行錯誤の結果、浴室であらかじめお腹をお湯で綺麗にした後に弾力のあるシリコンスティック――途中に段差
というか、いぼのようなものがあって様々な刺激が可能だったりする代物――を使ってふける、という状況にまでなってし
まった。一人暮らしをし始めたからこそ出来る事だ。
別に誰に迷惑をかけているわけでなし、これで色々と発散できるのならば、それでいいんじゃないかな、と冷静な時の自
分はそう思う。
でも、一度してしまった後は、だめだ。
罪悪感と自己嫌悪が襲ってくるのだ。
男性とろくにつきあったこともないというのに、お尻を使ってえっちなことをしてるあさましい女の子。こんな穢れた自
分を相手にしてくれる男の人なんているはずがない。プロデューサーさんでなくても、誰も目を向けてくれはしないだろう。
こんな娘が、アイドルでございと笑顔を振りまいているのは、人を騙しているのと同じなんじゃないだろうか。
そんな風に思ってしまうのだ。
「うー」
後始末を終え、改めてお風呂に入り直した私は、パジャマに着替えてベッドにうずくまり、そんな風にうなる。
わかっているのだ。こんな風にマイナスに考えてもしかたないってことは。
でも……。
「あー、もうやめやめ!」
ぐるぐると同じ所を回りそうになる思考をそう叫ぶことで無理矢理断ち切る。いや、実際には断ち切れてはいないのだけ
れど、表面上明るくしておけば、いつか気持ちも好転する。そのはずだ。
ただし、一人でうじうじ考えていては、そこから這い出すのはなかなか難しい。こういう時こそ誰かとお話しするのがいい。
私はぽてんと転がっていた携帯を手にとると、さて誰にかけようかと思案する。もう夜も遅いので気兼ねなくかけられる
のは同業の子たちくらいだ。
「千早ちゃんは海外、響ちゃんはロケでしょ……」
ともかく真、雪歩とかけてみて、留守電二連発。まあ、真のほうは数ヶ月前からそうなのだけど……。
そうして三番目にかけた律子さんの番号で、私は意外な声を聞くことになった。
「はい、秋月です」
律子さんにどこか似ている、けれど、もっと低く柔らかな声。
「あれ? 涼ちゃん?」
「はい? あ、春香さん」
秋月涼。律子さんの従妹……ああ、違う、従弟で、私たちと同じくアイドルの男の子。最初に会った時は女の子だとばか
り思っていたのだけれど、いまや男性アイドルの中でもトップクラスの人気者だ。
たしかいまは……律子さんのプロデューサーさんが亡くなってからは、律子さんと一緒に住んでいるはずだ。律子さんが
倒れたりして、心配でしかたないんだろうな。
「律子姉ちゃん起こしましょうか」
「あ、寝ちゃってるんだ。ううん、用事があるとかじゃないんだよね。……でも、どうせなら涼ちゃん、おしゃべり……あ、
いや、これは迷惑すぎるよね」
「僕でいいんですか? それなら喜んで」
そんな風に彼の好意に甘えて、私は憂さ晴らしの会話を始めたのだった。
「男の人ってさー、女になにを求めてるんだろうね」
律子さんの携帯を長時間占有してはと途中から涼ちゃん自身の携帯からかけなおしてくれたりして、私たちの話は盛り上
がっていった。そんな愚痴ともつかないことを、つい話してしまうくらい。
「求める、ですか?」
「うん、私もアイドルやって三年も経つと、こう、ちょっと妖艶な感じでとか言われたりするんだよね。まあ、十八も過ぎ
たからだろうけど……。あ、下品なのじゃなくてね」
「健康的な色気って魅力的ですから」
「いや、それはわかるよ? わかるんだけどさ、その一方で清楚っていうか……なんだろう、アイドルには清らかでいてほ
しいみたいな風潮あるでしょ?」
「あー……」
言わんとすることがわかったのか、涼ちゃんはそんな声をあげる。回線の向こうで苦笑いしている彼の顔が目に浮かんだ。
彼は笑いを含んだ声でこう続ける。
「わがままなんですよ、男って」
「開き直らないでよー」
「しかたないですよ。本当ですから。でも、女の人もその分わがままになっていいと思いますよ」
「涼ちゃんがそれを叶えてくれるんだ?」
「努力はしてます」
冗談めかしつつ、真剣な響きがその声にある。
ああ、そりゃ人気出るわ、と素直に思うほど、どきりとさせられる瞬間だった。この人なら叶えてくれると思わせるなに
かが、彼の声にはある。
「ところで、春香さん。時間いいんですか?」
「え?」
言われて時計を見れば、もう二時間も話し込んでいたようだ。さすがに寝ておかないと明日に響く。不規則きわまりない
生活をしている私たちだからこそ、睡眠時間は確保しておかないと。
「わ! もう寝る! 寝るよ!」
「そうですよね」
「ごめんね。じゃあ、お休みなさい」
「はい、お休みなさい」
それから、彼は何気なくこう付け加えたのだ。
「僕でよかったらいつでもお相手しますよ。春香さんのわがままの一端を担うくらい、出来ますから」
って。
†
その優しい言葉に甘えて……というわけでもないのだけれど、その次に、また自分を慰めた後も涼ちゃんに電話をかけて
いた。
その次も、そのまた次も。
なんだかお尻をいじくって気持ちよくなっては落ち込み、落ち込んでは浮上するために涼ちゃんと話すというサイクルが
できあがってしまったようだった。
そんなことが数ヶ月続いた頃、私はあることを認識した。
なんだか、私ってば無意識に男性を避けているようなのだ。
それに気づいたのはお正月の事だ。松の内の間で生出演がない日に久しぶりに実家に戻り、高校時代の友達と遊び
に行ったことがあった。
カラオケで本職の歌を聴かせてくれとからかわれたりもしたけれど、楽しい時間を過ごしていた。ただ、その時、常に男
の子たちから一番遠い席にいたのだ。
もちろん、アイドルという仕事上、スキャンダルは御法度で、多少気をつけるのは普通だが、女の子グループにいればい
いだけで、別に男子を無理に避ける必要まではないだろう。
私は明らかに男性に近づくことを躊躇っていた。
そのことを自覚してみれば、このところの私は男の人と距離を置こうとしている傾向が確かにあった。普通に接していて
も、これまでより半歩退いている。そんな感じ。
そんな日々の中、まともに話が出来る男の人は、私のプロデューサーさんと涼ちゃんしかいないというような状況に私は
陥っていたのだった。
「……って感じなんだけどさ。どう思う、伊織。いや、そりゃ、昔の雪歩ほどでもないんだけど……」
たまたまテレビ局で会った伊織の車に同乗させてもらって、私はそんな風に悩みを打ち明けていた。
「……あんた、それ、他の奴に話してないでしょうね」
「当たり前だよ! こんなこと話せないよ」
呆れたような顔でうさちゃんをいじっている伊織に私は抗議する。
「私ならいいわけ?」
「んー……。伊織だし、社長さんだし」
ふんと鼻を鳴らす伊織。765プロでは同輩のアイドルだった彼女は、いまはアイドル活動を一時休止して秋月事務所の社
長を務めている。私も一時期お世話になった律子さんたちのプロデューサーさんが亡くなって、律子さんが倒れ……。
まあ、色々あって、彼女が社長をやっているのだ。
「ま、いいけどね」
「それに……なかなか友達と二人きりって難しくて」
いま乗せてもらっている伊織の車は運転手席と後部の座席が完全に仕切られていて内緒話をするにはうってつけだ。
人の多い現場に居ることの多い私たちにとっては貴重な機会と言えた。
「ふうん」
そのあたり、伊織もよくわかっているのだろう。私を見つめる瞳が同情的だ。彼女はうさちゃんをひょこひょこ動かしな
がら、私に話しかける。
「……でも、春香。それって聞きようによってはあんたが涼のこと好きになって、そのせいで男を避けているようにも思え
ちゃうわよね」
「は?」
あまりに予想外な伊織の言葉に、私は固まってしまった。
私が涼ちゃんのことを、好き……?
た、たしかに男の人を避けるようになったのは涼ちゃんと電話をするようになってからとも言えるし、プロデューサーさ
んを除けば唯一ちゃんと話す男性だし、涼ちゃんは優しいし、年下なのに妙に頼りがいあるし、日本中の女の子――
と男の子――に人気なのも納得の人物で、なんでも話せる大事な人だけど……。
って、あれ?
あれれ?
いやいやいや!
「あんた、顔真っ赤よ」
「え? ど、どうしてかなあ」
顔どころか体中発火しそうなほど熱いです、伊織さん。
いやあ、なんですかね、これ。
「まあ、涼への好意云々はおいといて」
伊織は小さくため息を吐いてから、真剣な顔になった。
「その自己嫌悪というか、忌避感はあんまりよくないわね。……お、お尻とかはよくわからないけど、えっと、その……全
体的にはあんまり嫌がっても……ね」
「う、うん。そうだよね」
照れながら言われると、こちらも照れる。内容が内容だけにしかたないけど、私がずっとなんでもないことのように話し
てきた努力を尊重してほしい。
しかし、実際、彼女の言うとおりだろう。あんまりにもそれを嫌悪するのはよくないことだと思う。
「一番の早道はそれをやめることだろうけど……。そう簡単にいったら世話はないわよね」
「うん……」
人間、一度癖になるとそれを抜くのは実に困難だ。まして自分からそれをするのは。
「やめられるんだったら、やめちゃうほうが楽なんだろうけど……。なんでだかわからないけど、やめられないんだよね。
自分でも……わかんないんだけど」
なんでだろう?
なんで、お尻なんていじっちゃうんだろう。
そう自問する私を、伊織はじっと見つめていた。いつの間にか俯いてしまった私の視界に入るために、身を乗り出してく
る伊織。
「ねえ、春香」
「ん?」
「あんた、過去にあったことはほじくり返さない方がいいと思うタイプ? それとも、それに関わる人間はきちんと知って
おくべきだと思う?」
あまりにも唐突な問いかけ。全く脈絡のないその話に、かえって私は自然な反応を返していた。
「自分に関わる事なら、出来るだけ知りたいかな。それで嫌な気分になることもあるだろうけどさ。何も知らずに腫れ物に
触るみたいにされるのは……もっと嫌」
「……そ」
短く言って、伊織は眼を細める。
「あんた、次のオフいつ?」
「え?」
「出来たら、うちの事務所に遊びに来なさい」
「へ?」
今日の伊織は随分とあちこちに話が飛ぶ。まるで亜美たちみたいに。けれど、これは横道に逸れたわけではなかった。な
にしろ続けて彼女はこう言ったのだから。
「あんたがいま疑問に思ってることの答えになるかもしれないものを見せてあげる」
†
伊織の台詞の意味はよくわからなかったが、私はオフの日に、秋月事務所を訪れていた。時間がなかなか取れなくて三月
にずれこんでしまったが、伊織は気にせずに歓待してくれた。
「みんな、今日はいないんだね」
「いまは出てるだけよ」
律子さん、涼ちゃん、それに貴音さん。この事務所に所属するプロデューサーとアイドルはいずれも姿が見えなかった。
伊織は私が作ってきたお菓子は皆が戻ってきてから食べようと言って、まず会議室に私を通した。
「なにを見せてくれるの?」
スクリーンを下ろし、プロジェクターを用意する伊織に、私は問いかける。
「まずは……私の汚点ね」
「え?」
聞き返そうとしたところで、明かりが落とされる。そして、スクリーンから、伊織の声が聞こえてきた。
『おねひゃいひま……ふ……』
くぐもり、濡れた声。
そこに展開されていることを、私の頭はすぐには理解してくれなかった。
なんで、スクリーンの中の伊織――たぶん、あの背格好だといまより一年以上は前だ――は裸なのだろう。
なんで、その綺麗な膚に似合わない毒々しい真っ赤なロープを巻き付けられているのだろう。
『ごひゅひんひゃま……ひゃふっ……』
舌を板で挟まれ、ずっと突き出していなければならなくされて、だらだらとよだれを垂らしながらなにかを懇願している
のは、本当に伊織?
後ろ手に縛られて跪き、相手の機嫌を窺うように上目遣いでカメラを見つめている少女は、本当に、伊織なの?
そして、一番信じられなかったのは。
『はひ、いひでふ……ほってもいひでふ……』
器具で挟みつけられてろくに動かない舌を蠢かし、もう一人の人物に答えている伊織の腿が、てらてらと光っていたこと。
それは彼女の口から垂れるよだれでも、汗でもなく、紛れもなく快楽の証拠。
それに比べれば、この事務所の先代社長――亡くなった律子さんたちのプロデューサーさんが、スクリーンの中で少女を
踏みつけていることなど、大した衝撃ではなかった。
踏みにじられる度に悦楽の喘ぎをあげる伊織の映像は目に焼き付いたけれど。
「あの最低男に私が嬲られている様子よ」
憎悪に塗りつぶされた声が、歓喜に打ち震える自分自身の声に被せるように、私にそう告げた。
(後編へ続く)
そんなわけで肛姦編……じゃなかった春香編の前編が終わりです。続きます。
プロデューサーを好きっていう状態じゃない春香さん書くのは新鮮ですがなかなか難しいですねw
では、また後編にて。
ひゅーっ
いいよーいいよー
リッちゃんのPだったことには意味があるんだろうか
ヒャッハー! アナルオナニーだぁ!
涼ちんの登場がものすごく楽しみです。
乙ー。
>>646 日頃からPにべったりなやよいを見て、
自分も一度で良いからあんな風に甘えて見たいと密かに思った伊織が誕生日にかこつけて自分を一日だけやよいみたく扱って欲しいと頼んでみたら、
食事を手ずから食べさせて貰ったりとか
着替えや歯磨きや風呂や就寝、その他諸々全部Pにやって貰う想像以上の羞恥プレイが待っていたでござるの巻。
一日中だだ甘な状況にどっぷりと使ったいおりんはそれからもちょくちょくPに甘えるようになって、気がつけば…みたいな。
みたいな!
実はPに調教されてましたパターンよりは、
二人とも気がつかないうちにえらい事になってたパターンの方が好み。
誰か書いてくれないだろうか。くれないだろうか。
>642
まぁ今まで触れてなかったのなら見ないほうがいいよw
動画的キャラ崩壊のオンパレードだから
>>647 伊織が愛ちゃんの真似を始めて、とやー、とかやりだすのかwww
エッチなことされるのは嫌なんだけど気持ちが良くて抗えない快楽墜ち系の作品が見たいぜ
>日頃からPにべったりなやよいを見て云々
完成した頃には時期ハズレになってしまうがそれなら書けそうだ
挑戦してみるか
伊織が黒井社長のアリバイ証明を行う風景が思い浮かんだ。
金持ちの会食でたまたま2人きりで残り食事をしていた。代金は伊織が全額負担。とりあえずその後帰宅すると殺人事件の容疑者で黒井社長が逮捕されてた。
死亡推定時刻には伊織と一緒にいたのに、だ。どうやら事務所に誰かの死体があったらしい。
伊織は警察署に行く。アリバイ証明のために。アリバイ証明をすると、実際にそのレストランに問い合わせがいく。間違いなく2人がその時間帯食事をしていたことが証明された。
もって無実が証明され黒井社長は釈放された。以後、黒井社長は伊織に頭が上がらない。
そこから伊織は黒井社長に真剣な交際を申し込む。半分政略的なものではあるのだが。断るわけにもいかず、そのままずるずるとお付き合い開始。
そして結末は…(お察しください)。
>>649 困ったときにはりっちゃんを頼って相談するんだろうけど、
甘える、というのはなかなか考え付かないなあ。
何とか自力で物事を解決しようとして、
「何でもっと早く相談しないの!」
とりっちゃんに叱られる涼ちんなら簡単に想像がつくが。
ゲーム本編の涼ちん自体が一切の甘えの許されない状況だったからな。
>>666 それって野外とか控え室で強引にする系?
876の面々は頼りにならないし夢子ちゃんはアレだし武田さんもどこか油断できないし
765に甘えようものなら
「俺のアイドルに近づいてんじゃねくぁwせdrfrftgy765Plp;@」
みたいな感じでリアルのプロデューサー共が発狂するのが目に見えてるからなあ
縛りが多過ぎるぞあのシナリオ
ボーイミーツガールもので男の子がやたら誰かに甘えてどうすんのって話でさ
涼ちんが甘えられる人というと、やっぱ律子くらいじゃね?
成長した愛ちゃんや絵理ちゃんもありかもしれんが
調教されすぎて社長やまなみさんにべったりのEランク涼ちん
アイマスはアイドル物でありながら、喘がせて歌唱力アップとかそういうエロレッスン系のSSあんまり無いよな
Vi:セクシーポーズを取らせる。
Da:グラインドで足腰を鍛える。
Vo:喘ぎ声を上げさせる。
こんな感じか。
Vi:見られるレッスン→露出プレー
Da:体を動かすレッスン→いろんな体位でプレー
Vo:口を使ってレッスン→フェラ
こんな感じなら、雪歩にViレッスンが見たいかな。
ViはコスプレなりきりH
アニメに詳しいサイネリアや絵理、小鳥さん、亜美真美が得意?
サイネリアさんは存在自体がコスプレだからなあ。
それはそうと、やっぱりサイネリアさんはVi型なのかな。
夢子はオールドホイッスルへの執着を見るとVo型かなあと思うが。
>>676 エロに限らず二次だと大半はアイドル要素無いな
どっかの売春スレの千早が枕営業するやつは良かった
ジャンルがまったく別だがたとえば某うさぎさんととらさんのおはなしでも
二次にヒーロー要素はほぼゼロと言っていい
本業は原作で楽しめばいいのさ
「版権キャラ 売春」で過去ログ検索すれば見つかると思う
>>666 真が似合いそうだなぁと昼間思った
性的行為には躊躇いがあるんだけど自分が女性だと実感できて
喜びがやがて悦びに変わっていく、とかそんなような
なかなか形にはならんねぇ
687 :
SSまえがき:2012/05/14(月) 23:56:41.20 ID:vXTSk29c
事情あってドサ周りに身をやつした駄目プロデューサーとやよい。
明るさを失わないやよいと荒んでいくプロデューサーが犯した間違いは……
というような暗く重く切なく哀しい話です。
特殊な描写はありませんが、テーマがテーマだけに結末がどうあれ読後感が
あまりよろしくないかもしれませんので苦手な方はご注意願います。
7レス拝借にて
仕事を終えてたどり着いた、鄙びた繁華街の隅にある旅館。
古く由緒ある佇まいは、かつては料亭か遊郭の賑わいを忍ばせるが
今は娼婦と酔客、それに人目を忍ぶ男女御用達の連れ込み宿に他ならない。
俺たちの前に案内された父娘のような年齢差の先客も、これから一戦交える気を
プンプンさせながら薄暗い廊下の奥に消えていく。
俺たちの目的が宿泊にあっても、このあとのことを考えれば似たようなものだ。
濃い化粧で年齢を誤魔化した少女が、テレビ番組に出演していた若手アイドルとは
誰も思わないし、ドサ周り専門タレントという今の姿で見られることすら滅多にない。
場末の連れ込みにしけこむ男女には相応の理由があり、俺たちだって例外ではない。
◇
荷物を降ろした彼女は、俺の上着をハンガーにかけお茶の用意を整えると
自分の衣装を広げ、昼間ステージで引っ掛けた破れ目を繕い始めた。
疲れているはずだが、針を運ぶ表情は屈託がないどころか楽しそうですらある。
座椅子にもたれてタバコに火をつけた俺に彼女が語りかける。
「今日のステージ、どうでした?」
「ああ、凄くいい出来だったよ。お客さんも喜んでいたし」
「今日は子供もたくさん来てくれていたからすごく張り切れました」
「そうだな。この調子で頑張れば前みたいにテレビの仕事だって……」
「うっうー、できました!」
俺の言葉を遮るよう、彼女は繕い終えた衣装を広げて見せる。
デビューする彼女に贈った記念すべき最初のステージ衣装。
「衣装、もう一着くらいなら追加する余裕はあるぞ」
「破れてもこうして直せば十分使えますから大丈夫です」
「そうか……」
「この衣装、すごく気にいっていますから。今のお仕事だって……楽しいですし」
そういって彼女は広げた衣装を大事そうに胸に抱えこむ。
その言葉の通り、彼女の笑顔はステージがどこであろうと常に等しい輝きを見せる。
だが新品の頃にはキラキラ輝いていた衣装は、今ではあちこちに縫い跡が交差し
純白だった裏地も黄ばんだシミや汚れのせいで見る影もない。
そしてその汚れの原因は仕事だけが理由ではない。
「じゃあ今夜もそれ、着てみようか?」
「……はい。い、いいですよ」
屈託のない笑顔にほんの一瞬浮かぶ困惑の表情。
以前は後ろめたい思いを感じたそれも、今では俺の嗜虐心と自虐心を
刺激するだけの役割でしかない。
そこから産まれるどす黒い欲情がぶちまけられる対象が何かはいうまでもなかろう。
立ち上がった彼女はさりげなく背中を向け、くたびれた私服を脱ぎ始める。
それが無意識の抗議だとしても、揺れる小ぶりなヒップやそばかすが散った背中は
欲情を高めるだけだし、ランドセルのほうが似合う幼い体つきは、歪んでねじくれた
性欲の持ち主には恰好の相手だった。
低い身長に成長しきらない乳房、そしてあどけない表情。
その一方で雄を受け入れる部分だけは不相応な発達を遂げさせられ
行為が始まれば、幼い顔と体を雌のそれに無理やり取って代わらせてしまう。
着替えが終わると、彼女は下ろしていた髪を手早くまとめた。
かつて華やかなスポットを浴びていた頃のツーサイドアップ。
処女を喪った時と同じ姿になると、やよいは無言で俺にもたれかかってきた。
首筋に顔を埋め、甘酸っぱい体臭を存分に嗅いでから、小さい体を布団に横たえる。
タブーを犯したアイドルとプロデューサーの、哀しい末路の姿がそこにあった。
伊織が快楽堕ちしたら、二人きりになった時は主従逆転していそう
普段のきつい言動を叱責され、お仕置きを受けて悦びそうだな
かつてはきちんとキスから行為を始めたものだが、セックスが手段ではなく目的に
なった頃からそんなものはどうでもよくなった。
興奮、刺激、そして快感。それさえあれば他のことはどうでもよく、
やよいが何より大切にしているステージ衣装に精液や愛液が散るのは
気にも止まらないどころかより興奮が増す始末である。
衣装の脇から手を差し入れ、ノーブラの乳房をもみ始めると
それだけでやよいは小さな声をたて反応を見せる。
時折乳首を抓るように擦ると少女の背中が跳ねあがり衣装の裾がまくれあがる。
健康的な太ももと、その間に見え隠れしている安っぽいパンツ。
その股間にシミが広がっているのを見て片手をそこに伸ばす。
「……んあっ、あぁっ!」
布地越しに愛撫をくわえるのは、このあと少女が浴室で下着を手洗いする姿を
想像してのことである。どんなにいやらしい愛撫を求めても逆らわないくせに、
下着を洗う姿だけは嫌がってみせようとしないやよい。
チンケな俺の腹いせに抗議するよう、やよいの指が下着をまくる。
濡れて開いた肉色の花びら、そこに直に触れてほしいと。
回数を重ねて淡い色合いに変わりは無いが、愛液の湧出と反応は大きく変化した。
その熱い蜜壷の中に指を差し入れると、蠕動しながらさらに深くくわえ込もうとする。
それならばと、頭が下になるようにやよいの体を抱えあげた。
目の前にきた濡れたパンツをずり下ろしてやると、それだけで俺の意図を察して
物馴れた仕草でズボンの前を開いていく。
そのまま立ち上がった先端にキスをしてから、小さな口一杯に含んだのを見て
俺もやよいの花弁に唇をつけた。
そうしてしばらく、じゅるじゅる、じゅぽじゅぽと淫猥な水音を響かせながら
お互いの性器に対する愛撫が続いたが、今夜も先に音をあげたのはやよいだった。
「プ、プロデューサー……もう、だ、だめですぅ……」
「じゃあどうしてほしいか、ちゃんと言わないと」
「あ、あのぉ…プロデューサーのおちんちん、私の中に入れて…ほしいかなぁって」
「よし、じゃあ今日はやよいが上になれ」
「はい……」
身を起こしたやよいは、衣装の裾を気にしながら俺にまたがると
あそこをこすりつけながら、探り当てとゆっくり腰をおろしていく。
中の造りも小さいせいか、全てが収まりきる前に先端が子宮口に突き当たるが
眉根に皺を寄せるやよいにかまわず俺は腰を突き上げる。
それを合図に、やよいもゆっくり腰を使い始める。
タイミングをあわせてクリを指先ではじいてやるとそれだけでスイッチが入り、
衣装から離した手を俺の胸板について激しく腰をくねらせ始める。
遠慮気味だった声もブレーキが外れ、弾けるような喘ぎ声は襖も壁も突き抜け隣にまで
届いていることだろう。気にする奴も抗議に来る奴もいないだろうが……
「あっ、ああっ、うあぁ、ああ、あ、あああぁ、やぁ、いっ、いきそうです」
「まだ我慢しろやよい、俺ももうちょっとだから」
「やぁ、お、奥にあたってます、うっ、ううー、も、もういっちゃいそーです」
「なら、そろそろ……出してやるからな」
「は、はい……プロデューサーのせーえき、いっぱいください」
絶頂が近づくほど締め付けが増していくやよいの膣が、俺にも絶頂を促してくる。
躍動するヒップを両手で掴み、腰の動きに合わせて俺も大きく腰を突き上げると
やよいの喘ぎが悲鳴のように高くなり、その最後の一瞬。
俺はやよいの中でたっぷりと弾けさせた。
受け止めた精液を吸い上げるべく、やよいの生殖器官は貪欲に蠢き続ける。
「プロデューサー、じっとしていてください」
やよいは身を起こすと、俺にまたがったままで衣装を脱ぎ始める。
騎乗位ですれば汚れがつきにくく、皺にもならないことを知っているから
脱いだ衣装を軽く畳んだだけで布団の脇に置き、俺から身を離した。
立ち上がり股間を覗き込んで、精液がまだ垂れてきていないのを確認すると
行為の余韻でふらつきながらタオルを絞りに洗面所に向かう。
「水で絞ったからちょっと冷たいかもですけど」
「いいさ、そのほうがすっきりする」
「はーい、じゃあ綺麗にしますね……あっ、やぁ」
「どうした?」
「あ、あのぉ……えへへ、でてきちゃったみたいです」
顔を赤らめながら、自分の股間にはティッシュを挟んだだけで
俺のを丁寧に拭い清めていくやよい。
そんな甲斐甲斐しい姿を見ても、俺の中に浮かんでくるのは欲望だけで
以前のように憐憫の感情はもうどこにもない。
再び固さを増していく勃起に戸惑い、交互に俺の顔を見るやよい。
たまらず畳みに押し倒すと、へばりついたティッシュを放り投げ
もう一度やよいの濡れたままの秘部に押し当てるとそのまま貫いた。
無造作に腰を振ると、愛液と精液がぐちゅぐちゅ泡立ち混ざっていく。
喘ぎ声がしゃくりあげる声に変わったのに気付いて視線を移すと
やよいの顔は涙と涎でぐしゃぐしゃだった。
激しく昂ぶった俺が、もう一度射精すまで大して時間はかからなかった。
◇
歌、ダンス、ビジュアルといったそれぞれの持ち味を生かして
先発デビューしたアイドルが着々とランクを上げていく中、
俺が選んだ候補生が高槻やよいだった。
どのスキルも先輩に適うレベルに足りなかった、そんな彼女だけが持つ絶対的資質。
太陽のような明るさと元気さをアピールする対象を低年齢層に定め
辛抱強く地道な営業活動に明け暮れた結果、半年を過ぎたくらいで効果が出始め
子供向けの人気番組の日替わりタレントに抜擢されると一気に風向きが変わった。
一月を待たずレギュラーの座を獲得し、そのキャラクター性が変われてCM出演も増え
デビューして一年後には先輩アイドルに肩を並べるほどの人気を得ることになる。
慢心が無かったとはいえない。
多忙なやよいを休ませたい、それだけのつもりで自宅に連れ帰る現場が盗撮され
面白おかしいキャプションとともに掲載されたたった一枚の写真のせいで
俺とやよいは一年かけて築いた地位を一夜にして失うことになった。
俺たちが馘首と引退沙汰にならなかったのは、ひとえに社長の温情だった。
ほとぼりが冷めるまで地方周りで仕事をつなげば、業界も世間もすぐにあの騒ぎを
忘れてしまうし、そうなってから改めてやり直せばいい。
そうやってドサ周りに出かけることにになった俺たち。
やよいは相変わらず、どのような仕事であってもいやな顔をみせず
明るい笑顔で仕事に向かっていくことができたが、俺はそうできなかった。
一度味わった華々しい生活と今の惨めな境遇のギャップに我慢できず
そのうち仕事に情熱を失い始めた俺は、プロデュースする立場を忘れ
ただやよいを引率して仕事に向かわせるだけの立場に甘んじるようになった。
そんな俺にも太陽のような笑顔を向けてくるやよい。
後悔と憐憫の感情が次第にドス黒く染められていくのに時間はかからなかった。
草臥れたライトバンに商売道具とやよいを乗せ、右往左往するだけの毎日。
長距離走行で疲れきった体には安宿の風呂程度では何の癒しにもならない。
そうして蓄積する一方の疲労を誤魔化すため手を伸ばすのはお決まりの酒。
学校の宿題を片付けながら心配そうに俺を盗み見るやよいの視線が痛い。
「なんだ、酒を飲んじゃだめなのか?」
「そ、そんなことはありません……けど、飲みすぎは体によくないです」
「……これで疲れを取るしかないんだ、いちいち文句をいうなよ」
「ご、ごめんなさい、そんなつもりじゃ」
「それなら黙って宿題を片付け……なんだ、その顔は」
「あ、あの! 疲れているなら私がプロデューサーを癒してあげます」
「やよいが、癒す?」
「はい。私がお給料いただけるのはプロデューサーのおかげです。
だから今度は私がプロデューサーの役に立ちたいんです」
「何いってんだよ……ったく」
「マッサージなら家でお父さんにしてあげるので得意です」
「そっか、なら長時間の運転で腰が痛んだ、少し頼もうか」
「うっうー、任せてください!」
座布団の上に腹ばいになった俺の上にやよいが跨り、腰を押し始める。
やよいが言うとおり、腰を押してくれる手つきは的確だった。
「本当に上手だな。うっ、そこはもっと力を入れて押してくれ」
「こ、こうですね……んしょ、ど、どうですか? ここ、すごく凝ってます」
汗をかきながら懸命に手を動かすやよいの体が俺の尻の上で跳ね
高い体温と柔らかい女の子の感触が、久しく触れていなかった
女体への渇望を我知らず昂ぶらせていく。
痛いほどの勃起したペニスが、やよいが押すたび座布団に押し付けられ
彼女の吐息までが悩ましく聞こえ初めた頃、俺はやよいにストップをかけた。
確かに体の凝りは解消できたが、目覚めてしまった性欲はいかんともしがたい。
その夜の風呂で、久しぶりにマスをかき溜まりきったものをぶっ放した。
俺の体に押し付けられる柔らかい尻の感触と、首筋をくすぐるやよいの熱い吐息。
最初は大人しく腰を押されるだけだったが、そのうち秘めた欲求はエスカレートする。
さほど凝ってもいない肩と首筋をマッサージするのに、やよいは乳房を俺の背中に
押し付けているのにも気付いていない。
やよいの柔らかさを堪能したいがため、浴衣やパジャマに着替えてから
マッサージさせることも覚えた。
俺が望むと、やよいはどこであろうとその小さな手を懸命に動かす。
だとしたら……いいだろう、男の本能だって癒してくれるはずだ。
歪んだ精神をアルコールでさらに濁らせた俺は、ある夜ついに決行する。
「やよい……ここもしてくれないか」
いつものように腰を押させたあと、やよいを跨る格好にさせたまま
俺はその下で体を反転させると浴衣を押し上げた勃起をさらけ出す。
「プ、プロデューサー……」
「やよいも知ってるんだろう、男と女がどんなことをするか」
目を逸らしながら肯くやよい。
「し、知ってます……お父さんとお母さんが、そのぉ……私、見て」
「じゃあ俺にもしてくれるよな」
「で、でもぉ……」
もどかしくなった俺は、躊躇うやよいの手首を掴み勃起の上に導いた。
布地越しの手淫。
もどかしくぎこちない行為の末、今までにない大量の精液を吹き上げた俺は
それに味を占め、二度目からはストレートに握らせるようになった。
顔を背けようとしながら、それでも懸命に手を動かすやよいの表情に
これまでにない興奮を感じた俺にもう歯止めは全く効かなかった。
それでもこの頃は、行為が終わると後始末を終えたやよいを抱き寄せて
頭を撫でながら感謝の言葉を吹き込んだものだった。
やがて行為が常態のことになれば、形ばかりのミーティングすら放り出し
俺はやよいを使った性欲の発散にのめりこんでいく。
やよいの方も、俺が出しさえすれば大人しくなることを理解したようで
求める行為に抗うことなく、むしろ積極的ですらあった。
性行為というより、ただの自慰代行。
そんな期間が長かったのは、俺にはやよいがまだ中学生だという
意識が根強く残っていたからである。
一緒に入浴することが多くなったのは、風呂場でしたほうが後始末も楽だと言う
すこぶる実利的な理由からだが、未発達のやよいの体を見ることで逆に
性欲が抑制されていたのかもしれない。
あの夜が来るまでは。
たまたま急ぎの用事があった俺は、酒と性欲は後回しにしてテーブルに広げた
書類に熱中していた。
先に入浴したやよいが口ずさむメロディーをBGMに仕事を片付けながら
ふと気付けばその歌が途切れている。
書類にケリをつけた俺はすぐに体の渇きを覚え、手早く服を脱ぎ捨てると
やよいの待つ風呂場の戸を開け、そこで見てしまった。
「あっ、んん……き、きもちいいです、プロデューサー……」
浴室のタイルにペタンとお尻をつき、Mの字に開いた足。
やよいはそこに手をやり、しきりと動かしながらうわごとのように呟いている。
いや、それはもう幼いながら喘ぎ声といっても差し支えなかっただろう。
片手で乳房をこねくりながら、もう片方の手が性器をなぞるようにリズミカルに上下している。
その手が上限に達したとき、ひときわ声が高くなる理由を本人は分っているだろうか?
俺が入ってきたのも気付かないほど行為に熱中していたやよいだったが
音を立ててドアをしめたとき、ようやく自分の痴態に気が付いた。
「はわ、ぷ、プロデューサー……」
「いいんだぞ、やめなくて。続けなさい」
「あ、ああ、あの……こ、これは」
「気持ちよかったんだろ? ほら、見ていてあげるから続けなさい」
「あぅ、ううう、は、恥ずかしいですぅ、こんなこと」
「じゃあいつもやよいが俺にしてくれるから、今度はお返しだ」
そうして動けずにいたやよいの体を抱えあげると、胡坐をかいて座った膝にのせた。
「ほら、こう……だっけ?」
初めて触れたやよいの幼い性器。
ふっくら張りのある陰唇は少し開いているとはいえ、まだほんの蕾だったが
中身、とりわけ溢れさせている愛液は驚くほど多量で濃厚な手触りだった。
「やぁ…そこ、びしょびしょになって……やだ」
「やよいもエッチなことを考えていたんだろ?」
「違います、プロデューサーにしてあげること、考えてただけですぅ……」
「それがエッチなことなんだよ」
あっけなく果てたやよいの体を丹念に洗ってやると、そのまま一緒に湯船につかる。
向かい合わせに抱っこしたやよいと唇を重ね、その時俺の中でやよいが一人の女になった。
もう年齢も担当アイドルであることも関係なくなっていた。
風呂を出てバスタオルだけをまとったやよいを部屋に連れて行く。
すでにこれからあることを悟り自ら敷いた布団に腰を下ろしたやよいに
俺は一張羅のステージ衣装を差し出した。
「あのぉ……これ着るんですか?」
「そうだ……」
「でも、今から……あれ、えっとぉ……?」
しきりに首を傾げながら、それでも素っ裸の上に直接衣装を着たやよいを
俺は遠慮なく布団に押し倒した。
「やよいが一番可愛い姿でやりたかったんだよ」
「うっああ、プロデューサー……あの、赤ちゃんできちゃいますけど」
「やよいは初めてなんだろ?」
「ひっ、はい……するのは初めて、あっ、そこは」
衣装の裾を捲り上げると、強引に足を押し広げた。
まばらな陰毛に縁取られた未熟な性器は、風呂場で一旦洗い流したので
つるりとした外観ではあったが、充血が残る陰唇を指で開くと
中は赤く染まり奥からもう愛液の湧出が再開している。
そのまま唇をつけ、吸い出すようにやよいの愛液を啜り上げ喉に落とす。
「や、プロデューサーだめです、そんなとこ……」
「やよいにも後で飲ませてやるからな」
「飲む、そんなこと、あっ、ああぁっ、へ、変になっちゃいます、や、やめてぇ……」
啜るたび、さらに湧き出す愛液を飲み干すたび体温が上がっていく。
まるで媚薬成分でも含んでいるようだった。
甘くて酸っぱくてトロトロと喉に絡んで胃に落ちていくやよいの粘液。
本能が突き動かすまま、俺は体勢を整えて先端をやよいにあてがう。
未熟な果実のような肌色をしたやよいの秘唇が俺のペニスに押されて
花びらが無理やり押し広げられていく。
無意識にずり上がろうとする動きを体重で封じ、なけなしの理性が許す限り
緩慢に俺はペニスをやよいの処女膣の中に押し込んでゆく。
「うっ、ぐぅうう、いっ、いた……ひぃん、ぷ、プロデューサー痛いです」
「我慢しろ、もうちょっとで全部入るから」
「うぐっ、ぐすぅ、やぁあ、痛い、おまたが裂けちゃう、やぁあああ」
その泣き声とは裏腹に、絶えず奥から湧き続ける愛液のおかげで
狭くきついながらも侵入は滞りなく進んでいく。
そしてペニスの先端がやよいの最深部に突き当たったその瞬間、
俺はぼろぼろと涙を零すやよいを見ながら果てていた。
◇
初めてのセックスを苦痛だけで終わらせたやよいだったが、
その幼い体躯が男の体に馴染むのにそう時間はかからなかった。
衣装の裏地についた破瓜のしるしが薄茶色のシミになるまでに
やよいは女としての絶頂をも味わい、教わるまま性技も素直に覚えていく。
だがどれだけ俺が性欲のままにやよいを貪り続けても
やよいの明るい笑顔は絶えることはなかった。
そうしてさらに半年が過ぎた。
絶えて鳴ることのなかった着信音。
やよいのヒット曲を事務所関係者の着信音にしていたのを思い出しながら
今さらそんなこともなかろうと、事後のまどろみの中放置していたが
隣で寝ていたやよいが起き出したため、俺は仕方なく明りをつけて携帯を開いた。
「プロデューサー、どうかしました?」
「やよい……久々に東京に戻れるぞ」
「……?」
「いいからもう寝なさい、明日早くここを出るから」
◇
「うわわわ、ねえ真美、あれ本物のやよいっちじゃね?」
「そ、そうかもだけど髪型がちょっと違くないかい?」
「髪型がツインテでも、やよいっちに間違いないよ、マジ夢みてるみたい」
「こらこら、亜美と真美、静かにしなさい。君たちの先輩に失礼だろ」
「てへへ、ごめんね兄ちゃん……つい興奮しちゃって」
「あ、あの……高槻やよい、戻りました」
「ああ、お帰り。ほら紹介するからこっちにおいで。この二人は双海亜美ちゃんと
真美ちゃんといってね、双子なんだよ」
「こっちが亜美で」
「こっちが真美だよ」
「やよい先輩、よろよろ〜」
「こら、そんな挨拶の仕方があるか、やり直し!」
「あ、あの……どういうことですか?」
「ん、君はプロデューサーから何も聞いていなかったのかな?」
「は、はい。ただ事務所に顔出すようにとしか」
「……そうか。プロデューサーといってももう元だし、それじゃあ俺から説明しよう」
◇
愛らしい双子を左右に従え、元気に歌うやよいの姿。
復帰できたのは運もあったが、何より本人の努力の賜物というべきだろう。
あの日、新たなユニットのメンバーとしてオファーが来たのを機に
俺は爛れた関係を清算するためやよいからも芸能界からも身を引いた。
高槻やよいという、太陽のように明るい少女と過ごした期間に
俺は芸能界の天国と地獄を味わうことになったが
今の人生にもう悔いは何もない。
俺に向けられたまぶしい笑顔、その思い出がある限り
どこでも何をしようと、俺はきっと生きていけるはずだから。
おしまい。
696 :
SSあとがき:2012/05/15(火) 00:01:44.41 ID:vXTSk29c
以上です。転載はセルフにて。
ここまででファイルサイズ487KBです
GJ。
割り込んでしまって申し訳ない
GJ、爛れてたけど復帰できてよかったなぁ
>>696 乙です、スレの最後にこっそり投下しようと思いきや先を越されてしまった
>>666です
快楽墜ちって奴をやってみようと思ったのですが何か微妙に違うような気もする物ができあがってしまいました。
せっかくなので投稿します。
―――
薄暗い部屋の中にぬちゅぬちゅとした水音が響く。
一糸まとわぬ男女の荒い息づかい。
目の前で上下するのは窓から差し込む西日に輝く金色の髪と陶磁のように白い肌。
夕日を受けて部屋の中に浮かび上がる汗ばんだ裸体は、ほっそりとした首から、背後から見てもそれと分かるたわわに実った胸、きゅっとくびれたウェスト、桃のようなという表現がぴったりくるようなお尻へと魅力的な曲線を描く。
私と同い年の少女。
今のあいつのお気に入り。
部屋の隅でひざを抱えて座っている私の視線に気付いているのかいないのか、いや、きっと気付いているのだろう。
ふっと金色の髪をかき分けて男の手が彼女の背後へとまわる。
「んっ……ハニー……っ……」
切なげに自分を呼ぶ少女の頭に手を回すとそのままむさぼるようなキスを交わした。
思わず私の眉がつり上がる。
たっぷりとお互いの唾液を交換し合った後、あいつの手が彼女の腰へと添えられる。
お互いに向かい合った状態で抱き合う2人。
妖艶にくねる彼女の腰と、動きに合わせて聞こえて来る水音が、2人がただ抱き合っているだけではないことを物語る。
さらに幾度目かのキスを交わし、お互いの名前を呼び合ながらあいつとあの子はさらに深い情交を重ねて行く。
「…くっ………んっ…ふっ……」
殺しきれない声が彼女に余裕が無いことを教えてくれる。
六畳一間。絵に描いたようなボロアパート。
少しでも大きな声を出せば隣や階下に筒抜けだ。
おまけに冷房の無い部屋は、少しでも快適にしようと窓を開け放っている。
声の変化と共に、彼女のお尻も動きを変えていく。
前後に直線的な動きをしたかと思えば、円を描くようにくねる。
ねっとりと相手にこすりつけるかと思えばリズミカルに上下する。
共通するのはもはや隠しきれない水音と、時折、子犬のように鼻を鳴らす彼女の甘えたような息づかい。
ふいに抱えていたひざが私の胸の突起に触れた。
「……っ!」
びりっという電気のような刺激が体を走り抜ける。
さらなる刺激を期待した体が反応を始め、どんどん感覚が鋭敏に研ぎ澄まされていく。
日焼けした畳のささくれが素肌を刺激する鈍痛ですら、今の私の体は反応してしまっている。
与えられる刺激から身を守るように私は抱えていたひざをもっと自分の方へと引き寄せる。
身もだえした拍子にくちゅりという水音が体の下の方から聞こえ、慌てて姿勢を戻す。
生暖かい液体がしずくとなり不愉快な感覚と共に肌を滑り降りていくのを感じた。
心が感じる嫌悪感とは裏腹に、敏感に反応を始めた体を私は呪った。
3ヶ月前、私はこの部屋でかなり強引なやり方で、今、目の前で彼女を抱いているこの男と結ばれた。
はっきり言うなら……私はこの男に犯されたのだ。
背中に触れるささくれだった畳の痛み。
自分の上に覆い被さる男の重み。
服の中をまさぐる男の手。
肌をねっとりと這い回る舌の動き。
初めての時の痛み、そして恐怖は体に染みつき、思い出すだけでも体がすくみ、震えが走る。
私にも年相応に愛を育むことに対する憧れがあった。
えっちなことに対する好奇心もあった。
その全てをこの男は何のおかまいもなしに踏みにじった。
この男が本当に私を、水瀬伊織という人間を求めているのであれば、まだ私にも自分を納得させられるものがあった。
いつもひょうひょうとしてつかみ所が無いが、筋は通す男。
私の下僕、私の召使い、私の執事、そして、……私のプロデューサー。
いきなり体を押さえつけられ、私の未開の場所を強引にこじ開けられるまでは、私は確かにこの男に好意に近い物を持っていたのだ。
だから、あの後、この男が乱暴したことを私に詫び、改めて私に愛を告げ、交際を申し込むのであれば、私は文句を言いながらもこの男を許しただろう。
しかし、この男は全てが終わった後、犯された衝撃と痛みに放心していた私に向かってこう言ったのだ。
「またここに来れば、いつでも抱いてやる」
そこに私に対する気遣いは無かった。
私の思考はこの男にとって私という存在はただの道具か何かだと私に告げていた。
水瀬伊織という人間の存在をこの男は完全に斬り捨てている。
私はその日、家に帰って1人で泣いた。1人で泣き続けた。
あの時のことは今でも誰にも言っていない。
好きだったかも知れない男に犯されましたなどと一体誰に言えよう。
なのになぜ。
なぜ、私はまたこの部屋に戻ってきてしまったのだろう。
その理由は今も分からない。
一言文句を言ってやろうと思った。罵倒してやろうと思った。
事実、この部屋の扉を開けるまではいろいろな感情が私の中で渦巻いていた。
けれども扉を開け、この男の前に立った時、私の全ては凍り付いてしまった。
この男は再び現れた私に別段、驚くふうでもなく、また、喜ぶでもなく、さもそうするのが当然であるかのように私に手をさしのべたのだ。
「ハニーっ……ミキ……ふっ…うぁっ……も…ぅ…」
切羽詰まった彼女の声が私の思考を呼び戻す。
もはや押さえきれない言葉が口からほとばしり、彼女の絶頂が近いことを教えていた。
美希の腰に添えられていた男の手は、彼女の腰をしっかりとつかみ、その体を思うままに操っている。
もはや強制的に与えられる刺激に、美希は両手を体の後ろに付き、のけぞるようにして耐えている。
「お願いっ……中…に……ミキの中にっ……っ!」
彼女の体が弓のように反り返ると、そのまま全身をふるわせて絶頂に達した。
芸術的とも言える彼女のプロポーションがはっきりと分かる。
汗まみれの裸身が夕日を浴びて彫像のようにきらめく姿はそれが情欲の結果であることを感じさせず、素直に美しいとさえ思えた。
永遠のような硬直の後、そのまま美希は後ろ向きに倒れる。
両手を広げて大の字になり、宙を見つめるようにして、たった今、自分の体を駆け抜けていった快楽の余韻に浸る。
さまよう視線が私と合う。
彼女の顔に浮かぶ妖艶な女の姿に同性とはいえ思わずどきりとさせられる。
突然、彼女の顔が女の姿からいつもの少女の姿に戻ると上気した顔でいつもの笑顔を浮かべる。
「あはっ、でこちゃんが怖い顔してる」
「でこちゃんって言うな」
不機嫌が声に出た。
気に入らない。
違う。
彼女とは馬が合わないから?
私のおでこは広くない?
それも違う。
今の私が感じている気持ち。
それは「ずるい」という感情だ。
美希だけずるい。気持ちいいことしてずるい。彼を独り占めしてずるい。
四つん這いに体を起こした美希が私の前まで来ると、こちらの顔をのぞき込んでくる。
私の目の前には美希の顔。
そのすぐ下には彼女が自慢とする2つの山。
なめらかなその先端には桜色の頂が息づいている。
その山の向こうには彼女の太もも。
肉感的なその脚の間をてらてらと光る液が彩っている。
思わず生唾を飲み込んでしまう扇情的な光景だった。
「でこちゃんもハニーとする?」
「いらないわよ、別に。あと、でこちゃんって言わないでよ」
いたずらっぽく笑うのが気に入らなくて、ぷいっと背けた目が彼と合う。
目をそらすべきか、それとも何か言うべきか。
私が結論を下す前に彼の手が私を誘うように差し出される。
まるでそうするのが当然であるかのように。
私がその手を取るのが自然であるかのように。
そして、私も……この手には逆らえない。
私は彼に背中を預けるようにその腕の中に収まる。
耳元に彼の息づかいが感じられ、初めての時を思い出した体が、一瞬、こわばる。
しかし、彼の手が私の体を這い回り始めると、すでに充分、準備が出来ていた私の体はあっという間にそのくびきを解き放つ。
今日もいつものように気絶するまで責め立てられるのだろうか。
最初の真っ白に染まっていく意識の中で私はそんなことを考え、そして、その想像にもう一度、絶頂に放り上げられた。
以上です。
おつきあいいただきありがとうございました。
>>906 ああ、だいたいそういうの。微妙に違うけど。そっちのほうが充実してるわw
って誤爆った。わぁい
GJ。退廃的な空気がとても良い
706 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/15(火) 17:46:40.98 ID:zeHoUsnL
乙です
やよいはこういうのが合う気がするのは私だけだろうか
今495KB。そろそろ次スレの季節か
>700 GJ!
こういう伊織と美希が読みたかった……次回作にも期待です
>>685 ログあったわ。結構良かった、サンクス
>>702 すばらしい、結構くるものがあったぜGJ
退廃的というか擦れた関係というべきか、そんな感じのSSが好きだわ…
ここで書く時は注意書き必須かもしれないけど。
>>702 うわぁ。こういうの大好きだ、GJ
美希も伊織もいいね。退廃的でゾクッとする
退廃的という言葉がゲシュタルト崩壊した
こういう話の場合、美希は持ち前のプロポーションでPを
魅了しつくしてしまうイメージがあるなぁ
次スレいく
あー、転載どうしようね
セルフなのか有志が行うのか
作品が漏れないようにしたいとこだけど
>>714 スレ立て乙
>>715 転載担当の純愛Pが離脱したからなー。というより、一般人は転載できる?
作品一覧、今から作るから待ってて。
>>717 誰でもできるよ
左上の『新規ページ▼』→新規ページを作る→タイトルと本文入力でおk
タイトルだけは間違うとめんどいので要注意だ
作品一覧?セルフでやるのも含んでるっぽいから適当に処理頼む。作品じゃないの混じってるかも
33-028 Beginning of M
33-109 響の着衣エロ
33-135 秋月涼、プロデューサーになる
33-143 おとなのはじまり
33-196 無題(真)
33-225 サクラチル
33-237 春の花びら
33-267 愛の家で愛を確かめる
33-309 逃げた。戦った。勝った
33-312 無題(サイネリア)
33-351 天国の島
33-378 生まれ変わりを望んで
33-405 無題(?)
33-471 U−17〜ThePussyc@tsParade!〜
33-536 いざ、舞乱ッ!
33-566 無題(伊織) (作者がタイトルを決めかねている)
33-574 お嬢様は首ったけ
33-652 Wounds-春香編-
33-688 日はまた昇る
33-700 私とあいつと彼女と
33-351 と 33-536 はセルフでやってみるわ
721 :
業務連絡:2012/05/16(水) 22:18:03.05 ID:ixKK3nr8
転載の件ですが、若干作業が亀になるかもですが純愛pが担当される前に
何スレかお手伝い経験がありますので、33スレ分はとりあえず私のほうで
やってみようと手を上げますノシ(自作SSのセルフのついでに)
>719 >720 助かりますです。
作業着手まで数日間をおきますので、もし投下された職人の方で
・自分もセルフでやってみる!
・タイトル変える(内容修正する)ので転載待ってくれ!
・転載はしないでくれ!
・>719にないけど レス番nnnも転載してくれ!
というようなリクエストがあれば、新スレの方にて意思表示願います。
また今後、新規SSを投下される際、まえがきかあとがきなどに
転載に関するコメント(セルフ、転載しないなど)をひとこと書き加えて
いただければ尚よいかと思います。
※転載後もタイトル以外は修正可能です。
<妊婦P
スレ立て乙です。
&>10 Gj!
33スレ転載に関して 721にてコメントを掲載しましたので
作品を投下された職人の方、前スレ719以降のレスをご参照願います。
愛する人に尽くす娘は愛奴になれる素質を持っているな
美希とか千早とかとことん尽くすタイプだし
愛奴マスター・・・いや何でもない
愛に流される奴隷と書いて愛奴流
埋め立て
意外と埋まらないもんだな……
ぷちで抜けるエロが読めれば楽しいかもしれない。
が、問題は♂のプチが公式に存在していないことか。
ぷちってそういう機能あるんだろうか。でもあふぅは発情期あるか……
しかし人間相手だとエグいことになってしまうw