25 :
暁の地獄・1:2012/03/12(月) 04:28:03.47 ID:ZBBfSU3/
天窓から差し込む太陽の光が眩しい。我等が与えられた仮初めの命も尽きる時が来た。
ハーデスの首を取れなかったのは無念だが、生き残った者達に託すしかない。
「ケーケッケッケ、そこの死に損ない共も聞いたよな!
今よりハーデス城の全権はこのゼーロス様のモノだ!」
この醜い蛙男、生きていたのか?いや、カミュに限らず、瀕死の我等では勅命傷を与えられなかったのだ。
……特に、女の身ならば無理もない。
生前、偽教皇としてカミュに会ったは、十二宮の戦いの最中だった。
『反逆者となった弟子を、せめて師である自分の手で葬ってやりたい。
だから無人の天秤宮まで下りる許可を頂きたい』と。
彼女は無表情を装っていたが思い詰めた気を纏い、目にありありと悲嘆と憔悴が現れていた。
その姿は氷の彫像……ただし、触れただけで溶けて消えそうな脆いもの……を思わせた。
白の私は憐憫に心掻き乱され、黒の私は彼女が任務の方を選んだ事に安心し
ついでに多少の嗜虐心と征服欲も満たされたのだ。
戦いが終わり、アテナの盾で浄化……いや一つになった私は十二宮を下りて行った。
謝って済む罪ではなくとも、せめてアテナの御前で詫びたかった。
最後の宮の番人である、美しい女戦士アフロディーテが薔薇に埋もれて眠っている。
彼女はデスマスクやシュラと共に、私の正体を知った上で仕えていた。
仮に私が詫びたとしたら
「己の信念に従ったまでだ」と一蹴するだろう。
だが私と共に彼等も、後世まで裏切り者と呼ばれる事を考えると、悔やんでも悔やみ切れない。
そして宝瓶宮のカミュ。
あれほど悲しく脆かった彼女は、驚くほど安らかな笑顔で逝った。
愛弟子に己の全てを授けて満足したのだろう。だからと言って私の罪は軽くなる訳がない。
それでもサガという一人の男に戻り、安らかな顔を見られたのは少しだけ嬉しかった。
ハーデスの走狗として十二宮に向かう直前
わずかの間だけカミュと二人切りになった。この機会に私は彼女に詫びようとした。
「お前は偽教皇の正体は知らなかった筈だ。悪事にも荷担していない。
それなのに辛い戦いを強いられ、死して尚……」
「やめて下さい、サガ!」
26 :
暁の地獄・2:2012/03/12(月) 04:32:50.32 ID:ZBBfSU3/
カミュが私の言葉を遮った。
「確かに私はあなたに疑問を抱いていたが、確証は得られず苦悩した。
でも弟子と戦ったのは私自身の意志です。そして、あの子は私を乗り越えた。それで満足です。」
彼女は穏やかな笑顔を私に向けたが、すぐに表情は憂いをおびた。
「だが私の行動はアテナの聖闘士としては、褒められたものではなかった。
弟子の事しか考えず、アテナをお助けして貴方の苦悩を終わらせようとはしなかった。
デスマスクやシュラ、アフロディーテのように共犯者として、苦しむ貴方を支えたわけでもない。
私はあなたが思っているような、罪無き犠牲者ではありません」
悲し気に目を伏せてしまった顔を見て、私はようやく彼女への恋情を自覚した。
そして、いきなり彼女を抱きしめてしまった。
涼し気な色の綺麗な髪が私の顔に当たり、甘い匂いがする。
カミュは私の肩にそっと頭をもたれかけていた。そして、どちらからともなく唇を重ねた。
そこまでだった。十二時間という制限でやるべき使命があるので
それ以上愛を確かめる余裕はなかったのだ。
「クソ!この女にドツかれてから体が凍えてたまらん!」
ゼーロスはカミュを執拗に足蹴にしている。彼女は弱々しく呻き、私とシュラは助けてやりたくとも指一本動かせない。
奴はカミュの髪を掴んで頭を上げさせ、顎に手をやりニタニタ笑いながら耳元で囁いた。
「責任取って温まらせろよ、ケケッ」
「だ……誰が貴様などと……!!??」
必死で顔を背けていた彼女が突然、硬直した。奴に頬をベロリと舐められたのだ。
見ている私達まで吐き気を堪えるのが精一杯の光景だった。
「テメーはこのゼーロス様の性奴隷に決まってんだよ。短い時間だが、たっぷり御奉仕してもらうぜ。
灰となって消滅する瞬間までな!ヒャハハハハハハハ……」
我々に与えられた命は十二時間のみ。それが過ぎたら塵と化す。
それは最初から承知してたが、辱めへの覚悟は出来ていなかった……
27 :
暁の地獄・3:2012/03/12(月) 04:37:42.15 ID:ZBBfSU3/
ゼーロスが彼女の背の上で思い切り跳びはね、ボロボロの冥衣が砕け散る。
アンダーウェアを剥ぎ取ると、白く柔らかい肌に無数の青痣と擦り傷が現れた。
本来はアイオリアもミロも、女を痛め付ける類の男ではない。
だが禁断の技を使ってまで仲間を殺し、アテナの命を狙う者に対しては、激怒し侵攻を止めようとするのは当然だ。
もし私が彼等の立場なら同じ事をするだろう。
それでも彼女の受けた傷を見ると、痛ましさに胸が締め付けられる。
「おんや〜?昔のお仲間に随分可愛がられたか?清楚そうな顔してハードな趣味じゃねえか!
この分だと、そこのハンサムな兄さん達ともお楽しみだったのかぁ?」
シュラが激怒して叫んだ。
「馬鹿か貴様!?我々には十二時間しかなく、貴様等の軍の監視もあったのだぞ!下衆の勘繰りも大概にしろ!」
仮に制限時間や監視がなくても、彼がやるとは思えんが。
「シュラの言う通りだ。傷は単なる戦闘の結果に過ぎん。それにカミュは決して,貴様の卑しい尺度で計れる女ではない。」
「へえ〜?そんなに高潔で立派なお方なのか。
ならばこのゼーロス一人で味わうのは勿体のうございますな。
オイ!お前等入って来い」!
ゼーロスの呼びかけで、十人程の雑兵が部屋に入ってきた。
「この恩知らず共に最後の仕置きをしてやるから手伝え!」
彼等の目は、剥き出しの背中を踏み付けられているカミュに釘付けだ。
美しいものを蹂躙する興奮が、容赦なく伝わってくる。
(二人とも……。これから私が何をされても、気にしないで欲しい……)
カミュが僅かな小宇宙でテレパシーを送ってきた。
(どうせ塵となる体だ……惜しくはない。
それに私達は禁断の技を使ってまで同胞を殺し、未来永劫消える事がない大罪人の烙印を押された身。
これ以上の恥辱はないのだから)
その通りなのかも知れぬが、私はそこまで達観できない。
私やシュラに助けを求めるどころか気遣ってくれるのが、かえって辛い。
「お前達はサガとシュラを押さえ付けろ。お仲間の艶姿をたっぷりと見て貰うんだぜ、ケケケッ」
ゼーロスに指示された雑兵は不満そうだった。
「え〜!時間がないのに?俺だけその女ヤれないんすか?」
「しょーがねえな!すぐに誰かと変わってやるから、口でも後ろの穴でも好きなトコ使え。
噛み切る力は残ってないし、復活してから飲まず食わずで尻も汚れてないはずだぜ」
28 :
暁の地獄・4:2012/03/12(月) 04:42:26.93 ID:ZBBfSU3/
「了解しました!」
何人かの雑兵が笑いながら、私とシュラの頭をしっかりと固定して蹴ったり小突く。
アテナは目の前で自害された。今は想い人も大切な仲間も目の前で嬲られている。
これが私に与えられた罰かも知れない、とすら思ってしまう。
ゼーロスは俯せのカミュを足で転がし、仰向けにした。
奴と雑兵共が冥衣の残骸を剥ぎ取り、アンダーウェアを引き裂く。
程よい大きさで形の良い乳房が露出した瞬間、歓声が上がった。
ゼーロスが右の乳房に思い切り噛み付き、悲鳴が上がる。
残りの連中は彼女の秘所を露にしつつ、思い思いの場所に指と舌を這わせていた。
「ゼーロス様はちと乱暴ですな。丁寧に可愛がる方が楽しいのに」
雑兵の一人が股間に顔を埋め、舌で責めたてる。彼女は唇を噛み締め、必死で嬌声を押し殺す。
「いくら黄金聖闘士とはいえ女、濡れてきましたよ」
カミュの頬が屈辱で紅潮した。
「清純そうな面して、生前は美少年の弟子二人をくわえ込んだって聞いたぜ。
イケメンなお仲間もいるし、とんだ淫売だな!」
再びゼーロスの下衆の勘繰りが全開した。
今まで辱めに耐えてきたカミュも、この暴言には黙ってはいなかった。
「私一人ならともかく、弟子と仲間を侮辱する事は許さ……ぐっ!?」
ゼーロスにこめかみを殴られ、血が頬を伝う。
「そんな姿で言われても説得力ねーよ。そんじゃ、俺は凍えてしょーがないから一番乗り!」
ゼーロスは容赦なく、醜い肉棒を挿入した。
「やめろ!やめてくれええ!」
「貴様等は……絶対殺す……!楽に死ねると思うなよ……」
シュラが虫の息で怒りの言葉を吐いた。
29 :
暁の地獄・5:2012/03/12(月) 04:53:19.31 ID:ZBBfSU3/
「プッ、もうすぐ灰になる奴等が何言ってんだ?」
「うるせー連中だな。テメーらはこれで我慢しとけ!」
私とシュラは破り取った彼女のアンダーウェアを、丸めて口に突っ込まれた。血の滲んだそれは劣情を催すどころか、屈辱と絶望を更に煽るだけだった。
「肌は冷たいが中はあったけーぜ!」
下卑た笑い声と淫らな水音、押し殺した悲鳴が聞こえてくる。ゼーロスと雑兵が前後同時に責める。
もう一人が肉棒を口に突っ込み、髪を掴んで頭を揺さ振る。
「やっぱ三穴責めはたまんねーわ!」
花弁の様な唇から、精液と共に血が零れ落ちている。内臓の損傷も酷いのだろう。
なぜ私達はまだ生きている?それとも、ほんの十数分が何時間にも何日にも感じているのだろうか?
「いい手触りだな。これも使わせて貰うぜ。」
男の一人が、涼し気な色の綺麗な髪を手に取った。それを己の肉棒に巻き付きて扱く。
「お洒落な髪飾りが出来たぜ!ハハハ……」
未だに正気を保っている自分が不思議だった。
「早くサガ達を助けに行かなきゃ!!」
少年達はサガ達の跡をたどってハーデス城に乗り込んだが、三人の気配がいつの間にか途絶えた事が気になる。
「この辺りで途絶えたんだよな……」
四人は付近の天窓をぶち破って飛び込んだ。星矢がゼーロスに飛び蹴りを食らわす。
「な、なんだ、テメーらは?」
「言わずと知れたアテナの聖闘士だ!今度はお前達が苦しむ番だぜ亡者ども!」
名乗りを上げて部屋を見渡したが、サガ達の姿は見えない。室内に灰が漂い、冥衣の破片が落ちていた。そして精液と血の臭いが立ち込めている。
なんとか立ち直ったゼーロスが毒づく。
「なーんだ、ガキかよ!裏切り者の連中なら、俺らにお仕置きされながら灰になっちまったんだぜ!
てめーらに何が出来る?」
「なん……だ……と……?」
特に氷河と紫龍の顔が強張る。
それを意に介さず、ゼーロスが得意気に続けた。
「カミュとか言う女はここにいる全員で可愛がってやったぜ!ホント、いい身体してて美味かったな、オメーらの先輩はよ!
男二人もギャーギャー騒いでたが、女の下着を口に突っ込んで黙らせたぜ。
仲間がマワサれるのを血眼で見てるしかなかったのが愉快だったなあ!
灰になるまで、蹴り放題の殴り放題で楽しかったぞ!ケケケゲヒャヒャヒャヒャ……」
四人はカミュ達の無惨な最期と、ゼーロス達の下劣さに絶句した。が、怒りの沸点を遥かに越えるとかえって冷静になる。
氷河がスッと前に出た。紫龍もそれに倣う。
「星矢、瞬、こいつらは俺達に任せてくれ」
「俺も凄く怒ってるけどさ、ここはお前達に譲るよ」と星矢。
瞬は「あまり時間がないんだ、なるべく早目に片付けてね」と。
「ありがとう。そうさせて貰う。」
まず、氷河が凍気のブローを放つ。ただし威力を最小限に抑えて足止めする。
そして紫龍が身動きできない外道共を、手刀で膾切りにしていく。
「紫龍、この蛙野郎だけは俺にやらせてくれ!」
「わかった」
氷河はゼーロスの両腕を、凍気を使わずにもぎ取った。
「ぐげぎゃぼごべげげえええ!?」
絶叫を上げるゼーロスを押し倒し、マウントポジションで殴りまくる。
元々醜い顔だったが、もはや人間の形を成さなくなるまで殴られ続け、ゼーロスは息絶えた。
「どうして……、あなた達はそんな最期を迎えていい人達じゃないのに……」
瞬と星矢が泣きじゃくる。
「彼等はどれ程傷つこうと辱めを受けようと、死して尚、アテナの聖闘士である事を捨てなかった。
俺達はそれを絶対に忘れない……!」
「人の魂を弄ぶような神は要らない。必ずハーデスを倒し、あなた達の魂に報いてみせよう」
彼等の戦う理由はアテナと地上の平和だったが、今、そこに復讐が加わった。
終
なんと業の深い……GJですた。
投下乙!
GJ
電波人間タックル(第30話「さようならタックル! 最後の活躍!!」)Rewrite
1
「あっ、タックルだ!」
アジトの地下牢に囚われた人質の子供たちに広がる歓声。
「今、助けてあげる。みんな、退って」
「ぁぁぁぁっ……」
トラップが発動し、牢に手をかけたタックルの身体から力が搾り取られる。堪えか
ねて左膝から敢え無く崩れ落ち、力無く両手をついたかと思うと、仰向けに倒れて
転がり、驚く子供たちの眼前で、情けなくも弱弱しい姿を晒してしまう。うつ伏せ
に倒れ込んだタックルの華奢な背と剥き出しの素脚を、みっしりとこびり付いた乾
土が、これまでに無く汚している。
「ああっ! タックルが!」
牢の開放と引き代えに、電波エネルギーを使い果たし、タックルの変身が解除され
る。
「……早く 逃げて……」
「逃ガスモノカ!」
「生意気ナ小娘ガ、殺シテヤルワ」
「ギエァ!」
邪悪な呪文と共に、ケイトの禍々しい魔杖から濃緑色の猛毒が噴射される。逃げ惑
う子供たちを庇い、避けることもできず、至近距離から直撃を右肩に浴びるユリ子。
毒は、頬にも、鼻にも、口にも飛散して、美形が穢される。ボタンを外し胸前を開
けた、洗いざらしの薄いピンクのシャツを毒が汚く染め、忽ちのうち浸透して、生
身へと消えていく。
「ああっ! あうっ……」
衝撃の威に圧され、焼けるように痛む右肩を押さえ庇ったまま、セミロングの黒髪
を振り乱しては、翻弄されるかのように縺れて、膝を落としてしまう。壁に右手を
つき、辛うじて身体を支える。苦悶に堪えて歪む表情と、意識を失いかけ唆るよう
な表情が交錯する。
苦しい……
色蒼ざめた端正な顔立ちを歪めて、怠く喘いでいる。汗で湿ったシャツの背に、
ベージュのブラが透け見えている。半ば開きかけた口からは、激苦痛に、声にも
ならない呻きが洩れている。
「アタシノ毒ノ怖ロシサガ、オ分カリカイ?
オ前ノ身体ニハ、モウ、アタシノ毒ガ、廻リ始メテイル
ヤガテ、オ前ハ、死ヌノサ」
「あ、悪魔っ!」
髪を乱し、振り向きざまのユリ子の右脇腹に、杖の打撃!
「暴レレバ暴レルダケ、毒ノ廻リハ早クナルヨ、キヒヒヒ」
抑え切れず、杖で突かれ、叩かれて、脆くも蹲ってしまう。
「うぅっ、あぁっ!」
「ホオラ、毒ノ効キ目ガ出テキタヨウネ、イヒヒヒ、イッヒヒヒヒ」
「はぁ、はぁ……」
2
「えいっ やっ とう!」
残る渾身の力を振り絞って再びタックルに変身するユリ子。
「電波人間タックル!」
愛らしいハスキーボイスで、凛と名乗りを上げる。悲壮な決意を胸に秘め、楚とし
た佇まいに、仄かな色香を漂わせる眩しい形姿。色鮮やかな気高いスーツに裸々と
残る痕跡が、歴戦の厳しさを物語る。
その刹那、はちきれそうな太腿に長く鋭い魔針が深々と突き刺さる!
仮面の下、凄惨な劇痛に顔を歪め、腿を押さえて、へたりこむタックル。
「ぃ、痛い…… ぅぅ……」
回転性の眩暈と極度の痺れを伴い、超高度に濃縮された麻酔薬が即効する。
「か、身体が…… あっ、あああ……」
「暫ク身動キデキナイヨ、タックル!」
「ケイト! くぅっ……」
「イイコトヲ教エテヤロウ。コノ薬ハ媚毒デ、オ前ヲ淫乱ニスル作用ガアル」
「そんなもの、効くものか! ぁっ……」
「ココデ、存分ニ痴態ヲ晒スガイイ」
「…… 電波投げ!」
「キヒヒヒヒヒ」
「ぅっ…… 効かない……」
「小生意気ナ娘!」
「えいっ、あっ……」
「ケイトガス!」
「あっ! うっ、あっ、か、身体が痺れる」
「あっ、あっあっ、あっ! あっ!」
錆色の神経ガスをもろに浴び、黄色のグローブで口を覆って苦悶し、しどけない
喘ぎ声をあげるタックル。緩慢な動作のなか、翻る赤いミニスカートに刻まれた
深い皺と鮮やかな光沢が劣情を抱かせる。
「フッ、フッ、フッ」
「はぁ、はぁ……」
「ううっ…… 目が、あああぁ……」
ふらつき、蹲りそうになるところを、黒いマントが襲う。もたつきながらも、ぎこ
ちない身ごなしで辛うじて躱す。全身の粟立ちを怺え、何とかケイトの右半身に縋
り付こうとする。
「小癪ナ」
しかし、力任せに振りほどかれ、哀しくも空しく、跳ね飛ばされてしまう。受身も
とれず、堅く乾いた地に強か美尻を打つ。
「ぐっ!」
変幻に繰り出される杖で鳩尾を突かれ息が詰まる。振り絞るような喘ぎ声。がくり
と這い蹲ったタックルに、冷酷な魔女の放つ棘が非情にも次々突き刺さる。
「驚イタカ、コノ棘ハ血ヲ吸ウ」
「シカモ、代ワリニ、タップリ利尿剤ヲ注イデイル」
3
四つん這いの脚の間から股を思いっ切り蹴り上げられる。
「あうっ!」
息も出来ない激痛! 緩く盛り上がった股間を赤いインナーの上から抑えながら、
形振り構わず生脚を投げ出して、蜿き、のたうち回る電波人間に、更に一撃!
「小生意気ナ娘! 毀レテシマエ!」
その赤い仮面に、無防備な華奢な背に、容赦なく幾度も振り降ろされる杖。俯せに
倒れ伏し、黄色のブーツごと細く締まった両足首を踏み躙られ、身体中を質感溢る
る強靭な杖で容赦なく幾度も打ち据えられて、意識が徐々に薄れていく。為す術な
く踏み躙じられ、杖撃たれるタックルの悲痛な姿!
負けない……デルサー軍団なんかに……
懸命に身を躱し、起き上がろうとするも、足許が覚束ず、無様に尻餅をついてしま
う。息が上がって、肩が上下する。ケイトの魔眼の輝きが鋭く突き刺さり、タック
ルを圧倒的な暴力の瀬戸際に曝す。どろどろ、ぬめぬめした得体の知れない悍まし
い妖気そのものが、心身に渦をなして傾れ込んでくる。
ぐげっ……
魔女が力一杯タックルの首を締め、繰り返し頬を撃つ。気色の悪い骨張った手が白
い頬に何度も炸裂し、赤く腫れあがる。更には、顔を掴み、反動をつけ、幾度も後
頭部を地に叩き付ける。傷めた右肩を、折れた踝を、ただ甚振る為だけに激しく突
かれる。
傷つき、力尽きて仰向けに倒れ、伸びやかな肢体を無防備に晒すタックル。増幅す
る焦燥。もはや身動ぎすら、ままならない。不覚にも、密やかな疼きに耐え兼ねて、
白い肌合いがやや紅潮している。
鋭い爪でスカートの前部を縦長く切り割かれ、無造作にたくし上げられて、柔らか
な下腹部を、尻を、股間を露出される。使い込まれて僅かに色褪せた感はあるもの
の、綺麗な赤色で、改造された身体に皮膚のように密着し、一体となってしっかり
とヒップをホールドしているインナーウェア。霰もなく開かれた太腿に弾かれて、
恥丘の柔らかい膨らみが浮かび上がっている。伸縮性に秀れ、極薄でタイトなイン
ナーに切れ目の皺が魅惑的に寄り、影となり輝きとなり、眩しい中にも微かな翳り
を添えて、あらぬ妄想を掻き立てる。
「イヤラシイ身体」
魔女の瘴気が、辺りに充満する。不浄な燐粉が毀れ、降り注いでいる。嫌な気配が
する。顔が近づいている。股間の匂いを嗅いでいるようだ。鋭敏な嗅覚が、蒸れて
饐えた匂いのなかから、淡く、かぐわしい香気を嗅ぎ分ける。
構うものか……
魔女が視姦する。股間に貼り付くインナー越しにあたかも陰唇が覗いているかのよ
うに錯覚してしまう程に。
見たければ好きなだけ見るがいい……
若くして、おぞましくも切り刻まれ、改造された電波人間の此の我が身。
to be continued
ストロンガーとか渋すぎてしみじみしたわ!
GJだけど。
>>35-37 4
仰向けのタックルの傍らに、突如寄り添うケイト。顔を寄せ、柔らかく結ばれた
薄紅色の唇に、素早く唇を合わせる。咄嗟に顔を齟齬そうとするが逃れられない。
濃厚なキス!
唇が……
忌まわしい悪寒が駆け巡る。嘔吐を堪え、創痍の身が総毛立つ。生臭く軟らかな
舌が容赦なく滑り込む。喉奥めがけ注ぎ込まれた多量の唾液。いけない筈なのに、
思わず嚥下してしまう。
ぅえ゛…… ぅ、げほ、げほっ……
俄には信じ難い事態に素心を掻き乱され、激しく動揺するタックル。その間にも、
ふたりの舌が交わって、溶け合い始める。
何故……
やがて唇が離れ、ふたりの間に透明な糸が引いて、そっと切れる。
茫然とするタックルの細い項に、首筋に、ドロリとした粘度の高い透明な液体が塗り
たくられる。咽かえるような甘酸っぱい香りが辺りに充満する。瓶から直接流し落と
され、襟元から染み込んで、異様な感覚が身体を妖しく穢していく。
っく…… うぁ……ぁっ!
やがて満足に動けないタックルの内股を、ケイトの手がそっと撫でる。今となっては、
それだけで、背を抜けて秘部に至る甘い疼きが走る。細く枯れた指先が瑞々しい肌に
触れる度、声を抑えて身体を捩らせる。あろうことか、研ぎ澄まされて鋭敏になって
いる性感に、唖然とする。
……っ んぅ……
薄汚れてしまったスーツに包まれた胸の膨らみに、ケイトがそっと掌を添える。敏感
な部分に触れるのを感じる。生地越しの絶妙な刺激、直接触れられるのとは違った感
覚。スーツの下、形の良い乳房が揺れ、薄紅色の乳首が立つ。
ふ、触れるな…… そんなとこばかり……
ケイトが柔らかな下腹部に触れている。掌や指が緩急に這い、じっくりと弄ぶ粘着し
た刺激を感じる。嫋やかに張った腰から臀部へと手が降り、身体の感度を増してゆく。
弾性に沿ってインナーが沈み込む。丸やかな尻の線を嬲られ、思わず息を呑む。存外
に確りとした腰や尻の拵えと滑らかな手触りが、魔女を悦ばせ、愉しませる。いつし
か頬が朱に染まる。傍目にも何処となく如何わしい淫らな行為を感じさせるものがあ
る。
くっ…… わたしが動けないのを、いい事に……
卑劣な……
ケイトの指が、最も秘められた場所にフィットした薄いインナーの股間を触る。微か
に染みはじめている赤い生地越し、柔らかな恥丘の盛り上がり、控えめな裂け目が薄
らと覗え、艶かしい。
わたしの…… 大切な……
高濃度の媚薬が怖ろしいまでに効いている。ひとつひとつ箍が外れていく。淫毒に犯
された身体が、抑えようがないくらい貪婪になっている。快感と羞恥で淫らに悶える
タックルを、指が妖しく苛め続ける。繊細に秘裂の形をなぞって薄地の布に浮き出さ
せ、指で淫靡に嬲られる。生まれて初めて愛撫される感触。いやらしい辱めを、淫ら
な責めを受け、激しい昂ぶりを覚えていることに、否が応でも気づかされる。最早、
誰の目にも、緊張と萎縮、躊躇いと恥じらいを隠しきれない。
「フシダラナ 濡レテキタ、濡レテキタ」
か、感じる…… 凄い…… 何て気持ちいいの……
ああっ…… どうかなってしまう……
少しでも気を抜いたら、変になってしまうっ……
うっ、うぅ……こ、声が……声、出ちゃう……
だめっ……見られてるのに……
5
「先ズハ、下カラ濡ラシテモラオウカ」
「変身姿ノママノ放尿ヲ眺メルノモ、一興ダワ」
いきなり牽き上げられ、股間に食い込むインナーの蔓りとした靭やかな感触に、束の
間、意識が遠のく程、峻烈な快感がタックルを蹂躙する。
はうっ!
反り返った喉が慄える。美脚が痺れ、太腿が細動する。理性を掻き集め、辛うじて決
壊を食い止める。不意を衝かれ、思わず僅かに漏らした尿が微かに滴り滲んでいる。
インナーが更に上へと揺ら揺ら牽き上げられる。擦れた音を立てながら、深い切れ目
の奥へと滑り込み、不慣れな身体を責めあげる。滑らかな生地越し、弄られた感触に
耐え兼ねて、赤く濡れた唇の先から、あえかな吐息が洩れる。
ぁぅ……ぁ…… ぁぁ……
掠るぅ……
身を守るはずのインナーに犯されて、漣波のような愉悦に溢れ、甘美な騒めきが下肢
に広がる。股間には恥ずかしい染みが夥しく広がっていく。身動ぐと、食い込む布地
の感触に、恥ずかしい濡れがはっきりと感じられる。しかも、きゅうっ、と高まり、
腰が抜けそうになるほどの猛烈な尿意が巡る。息が荒い。内腿が小刻みに震える。今
にも迸りそう。
ぃ……いけない…… 堪えなければ……
閉じ込められ、行き場をなくした液体が下腹部で渦を巻く。激しい蠕動が膀胱を駆け
抜け、震える股間を直撃する。ケイトが見つめている。凝視している。酷薄な冷笑を
浮かべて、するのを待っている。内腿を引き締めようとしても、これ以上堪えられな
いところまで来ている。脂汗が滴り落ち、下肢が痙攣している。膨れ上がる灼熱の気
配に、気力が殆ど尽きかけている。誘惑を断ち切ることができそうにない。崩壊のと
きが近づくのを感じる。諦めの表情が浮かび、絶望に慄然と震えてしまう。
そんなに、わたしの失禁を……
ほの甘い感触が腰全体に伝わり、予兆が滲み出す。
くっ…… も、もっ…… ぁ……
6
「ソロソロ、仕上ゲヲシテ、アゲヨウネ」
まさか…… 何を……するの……
跪く魔女。生暖かな呼気がかかる。仰向けのタックルの腰を抱え、だらしなく開いた
両腿に顔を埋ずめる。濡れて艶艶光る股間に貼りついた薄布が浮き上がり、秘裂が露
になったところに邪な唇をつけ、縦溝に沿って、丁寧に舌を這わせる。
そんな…… ぁ……
だめ……それだけは…… ああ……やめて……
ぁ…… そこは、そこは…… だめ!
……ん んっ! あ、あっ、あっ! あうっ!
あっ、そ、そこは、そこっ! あああああっ……
巧妙な舌戯によるさらさらした感触の遣りきれない程の切なさに、タックルが儚げに
身悶える。潤んだ瞳から涙が一筋溢れ、煌めいて頬に零れている。
だ……だめ…… もう……我慢できない……
遂に張りつめていた理性の糸が途切れる。込み上げてくるものを、もう止めることが
できない。腰の力が緩み…… そして、太腿の内側に温もりが溢れ出る。被虐の快美
に陰湿な歓びが吹き零れ、恍惚に泡立ちながら悲嘆のヒロインを優しく包む。二度、
三度、波に襲われる度、痺れるほどの解放感が、領元から込み上げる喜悦に充ち満ち
て、胸が張り裂けてしまいそう。
あああ……もうっ……
魔女に見つめられたまま、音を立てての排泄。
「ぁ… うぅぅ……」
「あ、ああっ…… ぃ…… あああ……」
漏らしてしまった…… こんなところで……
漸く解放された雫が股間から溢れ続けて、剥き出しの内腿を、包まれた尻を傳い、
夥しく濡らす。華奢な背筋が、哀しく揺れている。淡い臭気が周りに立ち籠める。
滴り落ちた雫が、地に溜りを作る。
ケイトの哂い声が聞こえる、嘲う声が。見せてしまった。気丈なヒロインが耐えかね
て情けなく失禁するところを。我慢できずに、正義を象徴する可憐な姿を、ぐしゃぐ
しゃに台無しに汚してしまうところを。この惨めな姿を見られている。憎むべき敵デ
ルサー軍団の前で、貶められ、辱められ、惨めに晒してしまった酷い姿を想起するだ
けで、嘗て無い物凄まじい羞恥に、この身が切り刻まれ、屈辱に涙が滲む。
「アタシノ体ハ、毒ノ塊
アタシガ触レタ者ハ、誰デモ堕チルノサ、キヒヒヒ」
――タックルを初めて目にした時から、うら若い容姿に、ケイトは惹かれていた。
――その夜、魔女はタックルを想い、激しく自慰した。
――羨望による未曾有の興奮を投影し、限りなく猥褻に陵辱することだけを願って。
打ち拉がれ、ぐったり頽れたタックルを、抱き締めて身を重ねるケイト。いやらしく
股間を密着させると、素股の要領で、腰を微妙に揺すり始める。ときに執拗に、とき
に焦らすように、幾度と無く丹念に絡んで、ねっとりと汚辱する。
いやっ……離して…… 汚らわしい……
はぁ、はぁ…… く、悔しい…… どこまで……どこまで貶めようというの……
そんなことされたら…… このままじゃ、わたし……
……ぅ あぁんっ、やめて…… やだ、やだっ…… 許して……
あはぁっ! はぁっ! あぁぁぁっ! だめっ! だめになっちゃう!
ん……ぁ…… あ、あっ! ああっ! あう! あぅんっ…… ぁぁぁ……
7
「助けに来たぞ! タックル!」
どうして、もっと早く来てくれなかったの……
「変身、ストロンガー!」
「……わたしに構わず、攻撃して!」
ストロンガーの目に映ったであろう、無残にも辱められた正義のヒロインの最早見る
影もない程、変わり果てた姿。しかし、羞恥や屈辱に苛まれながらも、媚毒に犯され
切った身体は滴り、依然求めていた。狂おしいまでの渇きと、止み難い欲求。痴態を
晒し続けているにもかかわらず、余韻が堪らなかった。技巧の限りを尽くして更なる
昂みへ導いて欲しいと悲鳴をあげていた。熱く滾った膣には、まだ感触が残っていた。
切ない……
思わず、ぐしょ濡れの股間を押さえる。それだけで気怠い全身に、きゅんっ、と感覚
が走る。中指をインナー越し、裂け目にゆっくり沈めていく。太腿を擦り合わせ、腰
を突き上げて、快楽の渦の広がりに、堪え切れず善がり声が洩れる。
ああっ、こ、こんな、ああ……
ぉ…… うう……
端なく霰もない嬌態を覆い隠すかのように、うつ伏せに横たわるタックル。左手で
胸を掴みながら、裂かれたスカートの奥に右手を差し入れ、快感に喘ぎ続けている。
ストロンガーが戦っていることも、痴態を悟られていることも、分かっていても、
どうしても手を離すことができない。
「いかん、このまま攻撃したら、タックルが危ない」
抗えないストロンガーを甚振るケイト!
「ストロンガー、死ネ!」
ぅ…… ぁ……
いけない…… わたしのために、ストロンガーが……
このままでは、ストロンガーがやられてしまう……
幾重にも込み上げてくる嘗て経験したことのない感度の高まりを、信じ難い強固な意
志で辛うじて抑え込む。右肱をつき、左手で支えて、唆る腰を重く振りながら気丈に
も身を起こし、壁に手を添えて前に踏み出す。膝がふらつき、腰に、脚に力が入らな
い。右手を股間に宛がったまま、蹌踉めく。
か、身体が言うことをきかない……
固く結んだ口許から涎が幾筋流れ、首筋を伝って襟元へと吸い込まれていく。股間に
広がる濃い染みからは、なおも淫らな愛液が糸を引いて垂れ落ちている。
いいの…… どうせ、わたしは、助からないんだから……
魔女の不意を突き、背後から組み付くタックル!
「オヤメ、何ヲスルノ」
戦慄に打ち克ち、掠れた声を震わせる。
「よぉし…… ウルトラサイクロン!」
爪を立て、もがくドクターケイトに、限りを尽くしてウェーブを叩き込む。情念の怒
を籠めて。
「えいっ!」
「ェアーッ!」
長い断末魔と共に、弾き飛ばされ、燃え尽きるケイト。耳を劈く爆音。
同時に、過大な電波エネルギーの反動が、創痍の全身に還ってくる。とても受け止め
きれない……
〔……ウルトラサイクロンとは、残された最後の攻撃手段であった。〕
〔……相手と共に、自分の命も捨てる。〕
〔……文字どおり捨て身の攻撃、ウルトラサイクロンを使ったのだ。〕
【エピローグ】
……霞かかったタックルの目に辛うじて映ったものは、冥界の暗殺者ドクロ少佐と
相打ちに果て、電気エネルギーを失い、地に突っ伏したままのストロンガー。其処
へ、凄惨なまでに消耗し、泥土に塗れながらも躙り寄るタックル。
呼びかけても反応がなく、意識がない。至る所に焦痕、噛痕。心肺が停止している。
一刻も早く脳に新鮮な酸素を送らなければ。しかし、タックルに残された力は、余
りにも少ない。硬い地面に仰向けに寝かせ、顎を持ち上げて気道を確保する。胸の
中間に手の付け根を置いて圧迫し、救命のため残された力の限りをエネルギーに変
え、意識のないストロンガーに注ぎ込む。
ぁぁぁぁっ……
およそ耐え難い程の過酷な消尽がタックルの肉体と精神を蝕む。益々全身が萎えてくる。
使命感が、今の儚げなタックルを支えている。肩で息をつき、蹲りそうになる。地が揺
れているようにさえ感ずる。心臓が急激に早鐘のように打ち始め、削られるように気力
が無くなっていく。下肢が痙攣の波動に弱弱しく打ち震え、背筋が寂しく波打っている。
尽きる寸前、ストロンガーに呻き声があがり、幸いに息が戻る。双眸が虚ろに漂い、崩
れ落ちるように両手を地につく。押し潰されるような疲弊に意識が途絶えそうになる。
それでも、今にも頽れそうな脆い身体で、健気にストロンガーを気遣う。
エネルギーを…… わたしのエネルギーを……
壮絶に精も魂も尽きて、がっくりと崩れ落ちる凄艶な様。ストロンガーを庇うように、
うつ伏せに覆い被さり、もたれかかるように顔を寄せ、仮面に自分の唇を合わせる。
……早く、わたしのを…… ぁ、あげる…… ぅ……
身を重ねて縋り付き、心からの敬愛を籠め、股間を挟むように腰を使い始める。肌さな
がらのインナー越し、性器に、クリトリスに当たっている。面輪が仄めき、控えめな淫
声で善がる。
つあっ……ぅ…… ぃ、いい…… そこは、そこは…… ぁぁ、そこっ……
いい…… あううぅぅぅっっ……
身体に密着したインナーが腰骨まで摺り上げられ、股間に鋭く食い込んでいる。
無論、それだけではない。
ああ…… 入ってる……
伸縮素材の赤いインナー諸共、隘路にストロンガーの先端が減り込んでいる。更に奥へ
と挿しつけて、身体の芯を楔で貫く。迸るような劇悦の畝りが、子宮までも押し寄せて
くる。意識が縺れて混濁し、一気の高揚が止まらない。激しい動悸、荒い呼吸。言い知
れぬ陶酔に、眼差しが彷徨う。
んあっ! ……あっ、ああっ! あああああっ……
……ぁ あん、あんっ!
これまで無理を重ね、耐えに耐え、堪えに堪えてきた解れが紡がれようとしている。心地
良い痛覚と共に、甘美な騒めきが下肢に広がる。更に浮かせようとすると、漣波のような
愉悦に溢れ、腰が淫らに砕けてしまう。言葉にならない嗚咽が、心ならず洩れる。
いきそう……
気づいていた。意識の無い者は決して勃起しないことに、タックルは気づいていた。
いつか悪い怪人達がいなくなって、世の中が平和になったら……
ふたりでどこか遠い、美しいところへ行きたいわ……
束の間の青春を人類の敵との戦いに捧げた電波人間タックル、岬ユリ子。
果たせそうにない約束、叶えられそうにない願い。
終いに過ぎり、去来するのは、哀れな妄想なのだろうか。
もっと、緊く…… 抱いて……
閉じる事すらできない綺麗な瞳から頬に、ひと筋の涙が零れている。
end
投下乙!
颯爽と登場するもすぐ敵にやられ、
ストロンガーの足手まといになってこそのタックルちゃんですよね^^
FINE
Quality高ッ
無駄にね
特撮物の女幹部ってみんな痴女だよね
そこがグッド
51 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/21(月) 21:41:08.79 ID:c8ekjtI9
保守っス
52 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/10(日) 07:54:03.31 ID:O6iLd0j1
グットマキシマム
ほしゅ
保守
55 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/15(日) 01:00:26.59 ID:SHIqXiNO
復帰
56 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/23(月) 15:09:11.41 ID:br+paQWj
テスト
57 :
女侍と狼:2012/07/28(土) 23:26:05.11 ID:O5VVnQ3O
女侍と狼。プラス巫女さん。六つ目
地雷注意:獣姦および百合
=====================================
濃すぎる霧は景色も人も飲み込んで手放そうとはしなかった。
山奥に迷い込んだ私は長い間歩き続けた。
「危ない!」
袖を引いたのは細い腕だった。
「あと一歩踏み込めば落ちます」
つづら折りの坂道の果ては崖だった。私はそこに足を向けていた。
驚くのと同時にほんの一部の霧が流れ、目の前にいるのが美しい女であることを知った。
――――巫女さんだ
緋色の袴に白い小袖、素直な髪は結わずに束ねられただけだ。
「私の手を握ってください。休めるところへ案内します」
川のせせらぎに似た声がそう告げて手を取った。ほかに術もなく従った。
巫女姿の女は慣れた足取りで坂をのぼり、やがて道を外れるとけもの道をたどった。
そうして巨大な木のうろに案内した。
「この山の神木です。この中なら大丈夫です」
女の声は優しかった。
「水と木の実がそこにあります。明日になれば戻ることができるでしょう」
「あなたは、ここに住んでいるのですか」
憂いに満ちた顔で彼女は答える。
「わたしは、もうどこにもいないのです」
疑問を感じた。女の手は温かく魔性のものとは思えなかった。
「かつては人でしたし、今も人でありたいとは思っています。
でも、もう違うものです」
「そうは見えない。きれいで清らかな人だ」
「その言葉から最も遠い女ですよ」
自嘲の様は似合わなかった。
「私を助けてくれたじゃないか」
「それはあなたの運です」
断ち切るように言うと木の実を差し出した。
58 :
女侍と狼:2012/07/28(土) 23:30:40.42 ID:O5VVnQ3O
聞かないでほしいと彼女は言った。だから名前も育ちも知らない。
わかったのはどこかの巫女だったということぐらいだ。
煙のようにまとわりつく霧の中彼女は寂しげだった。
けれど話の合間にわずかに見せる顔色で、以前は明るい人だったのだろうと思った。
「――――山を下りないのか」
「試みたこともあります。無駄でしたが」
「不自由はない?」
「かつての自分を捨てている限りは」
巫女の着物は垢じみてはいない。それどころかおろしたてに見えるほどだ。
手足や髪にも汚れはなく、山で暮らしているようには見えない。
「みそぎをしますから」
近くに清流があり毎日その身を清めるらしい。しかしそのためばかりとは思えない。
ここはやはり人ではないものの聖域なのだろう。
うろの中で話をした。
「女なのにお侍さんなのですか」
「他に食うすべがなくてね」
「若くて綺麗なんだから引く手あまたでしょうに」
「たたっ切られるのが恐いんじゃないかな。ちっともモてないぞ」
くすくすと彼女は笑った。陽の光が射すように見えた。
「ごめんなさい、笑っちゃって」
「いや。かまわない」
ほんの少しでも彼女の憂いを払ってやりたかった。
うろの外の霧はいまだ濃かったが神木の中は不思議と薄明るい。
いろいろな話をした。だんだんと素の自分を取り戻してきた彼女はころころと笑い、
その優しげな美しさは輝いた。
「で、その女がまた史上最悪に困ったやつで……」
おなご会とでもいうべき状況だが、巫女さんはもっぱら聞き役に徹した。
59 :
女侍と狼:2012/07/28(土) 23:35:18.68 ID:O5VVnQ3O
霧は晴れぬまま日が暮れた。
今宵はここに野宿だと腹を決めて、支度を整えるために荷物を開きかけた。
そのとき温かい手が私の肩にかかった。
「――――お願いがあります」
振り向くとまた悲痛な瞳に戻っている。
「無茶なことだとわかっています。断ってくれてもかまいません」
美しい瞳は潤んでいる。大きな決意で言いかけたが、先の言葉をなかなか口にしない。
瞳は伏せられた。まつ毛の先が影を作る。
「――――抱いてください」
困った。え―と、一つを除いて特殊な趣味はない。
「あー、一応私も女なのだが」
わかっているとは思うが注意を促す。巫女さんは少し震えた。
「あさましいとお思いでしょうね。その通りなんです。
だけど私はもう、人なのか獣なのか定かでなくて。
考えまいとしていたのに、あなたの声を聴いていたらたまらなくなって」
光のような笑顔を持つ巫女さんは、また憂いの霧に包まれている。
私はしばらく黙り、彼女を見た。
その姿には忌まわしいものは皆無で、清らかさだけが見える。
「脱いで」
そっと囁くと目を丸くして口を開け、それからふいに真っ赤になった。
「あのっ……わたし………」
「男のようには無理だと思うが」
参考としようにもそういえばまともな情交などしたことなどあっただろうか。
思えば私も割に薄幸の女であるような気がする。誰もそう扱ってくれないが。
巫女さんはいっそう赤くなり、それでも小袖の襟元に手をかけ、
そのまま止まってしまった。
眺めていると何度もそこを広げかけてやめ、息を継ぐとなんだか祝詞のようなものを唱え、
「はっ!」と裂ぱくの気合いとともに胸元を割った。
思いのほか豊満な胸がぷるん、と現れる。自分のものと比べて少し滅入る。
あらわな半身と緋の袴。殿方ならばそそられるであろう眺めだが、
単にきれいだなあとしか思えない。
巫女さんは袴の紐をほどきそれを脱いだ。やわらかな丸みを帯びた腰の線。
女性として理想の体がそこにある。
そのまま彼女は座り込み、切なそうな目で私を見た。
60 :
女侍と狼:2012/07/28(土) 23:39:53.76 ID:O5VVnQ3O
「………お願いします」
近づいて着物を脱がぬまま抱きしめた。
彼女の体は温かい。そして竹林の奥の泉のようなさわやかな香りがする。
彼女は私に身をゆだねていた。
生き生きとした弾むような膚。彼女は確かに人で、得体の知れぬ何かではない。
「どうして欲しい?」
「さわって。体中を」
唇に触れてやり、うなじをなぞり、そのまま指をしならせて大きな胸をそっともみしだいた。
「ああ」と彼女は息を漏らし、両手でその胸を下から支えた。
「かわいい顔なのに胸の先は大きいな」
囁くとさらに赤くなる。面白くなって言葉を足した。
「………やらしいカラダ」
「ああっ」
閉じていた肢が少し開いた。その奥から蜜が滴る。
そこにそっと指先を忍ばせると魚のように跳ねた。
「敏感だな。こうして欲しかったの?」
さわさわと指を動かすと「あ、あっ、ああっ」と声を高ぶらせ腰をゆすった。
いつしか胸にあてていた彼女の手も自分の思い胸をまさぐっている。
「気持ちいい?」
がくがくと首を振る。指をあてているその部分も自ら吸い付いてきている。
「ここも欲しがっている。ひくひくして涎を垂らしている。ほら」
彼女の手を取って触らせると羞恥で全身が固くなった。
「素直に感じればいいさ。寂しかったんだろ」
ぐっ、と指を押し込んで回すと、彼女は「ひあっ!」と叫び、
ふいに何度か腰を使い果てた。
もしかしたら私はこっちの方の才があるのかもしれない。
61 :
女侍と狼:2012/07/28(土) 23:44:30.93 ID:O5VVnQ3O
近くに川があることは聞いていたが彼女を一人にするのが心配で、竹筒の水で手を洗った。
ぐったりとした彼女の体を乾いた手拭いでふき、巫女衣装を上にかけてやる。
絹で作られたもので手触りがいい。
しばらく見つめていると目を開けた。
笑いかけるとまた赤くなってしばらく口ごもる。
「……よかった?」
なんでもないことのように尋ねると、朱に染まりながらもうなずいた。
「わたし、人に抱かれるの初めてなんです」
目を伏せたままつぶやく。
敏感で熟れた女の身体は生娘ではなかった。
「つらいことなら言わなくていい」
「いえ、語らせてください。あなたに聞いてもらいたいのです」
すべての欲を絶って神に仕えた巫女は現れたケダモノに破瓜された。
ケダモノは彼女をさらい、この地に置いた。
「そして夜更けに現れるのです」
淡々と語る彼女の瞳に見えるのは、恐怖だけではなかった。
「そいつを………切ってほしいか?」
尋ねると首を横に振った。
「初めは憎しみしかありませんでした。でも、今は………。
あまりにわたしはあれとともにい過ぎたのです」
62 :
女侍と狼:2012/07/28(土) 23:49:11.34 ID:O5VVnQ3O
今宵の月は寝待月で遅い。
やっと上空に上ったが霧に閉ざされて時たまおぼろな光を見せるだけだ。
霧の中に彼女はたたずみ、相手を待っていた。乳色の霧が彼女の姿を隠す。
一陣の風が舞った。
駆け込んできたそれは咥えてきた果実を無造作に放った。
「ありがとう」
受け取った巫女さんはそれをうろの中に差し込んだ。
「今欲しくないの。後でもらうわ」
不満げな唸り声が聞こえる。だが霧が濃すぎてケダモノの姿は見えない。
『決して手は出さないでください』
先ほど彼女は念を押した。その獣は自分の業だと告げた。
衣擦れの音が響く。衣装が解かれ地に敷かれる。
巫女はその身を横たえた。彼女の周りだけ霧が薄い。
衣の上の豊かでありながらやさしい姿が月の光に照らされている。
少女のようにほっそりとしているのに、胸と腰はよく育っている。
髪と同じ色合いの草むらも勢いがある。
けれど全身が夢のように淡くはかない。
さっき抱きしめた時は確かに実体だったのに今は幻のように美しい。
「あああああっ」
肢の間にケダモノが鼻先を突っ込んで舐めているのがわかる。
獣は霧に似た色合い……白か銀らしいがよくわからない。
「あっあっあぁぁぁっ」
伸びていた彼女の肢がだんだんと立てられていく。腰はゆるく動く。
彼女の指先は舌を使われている自分の秘部へ伸び、
両手がもどかしげにそこを押し開いた。
霧に包まれた獣が巫女の体をむさぼっている。
祭壇に供えられた贄を食らうかのように。
「ううっ……あ、あああっ」
女は乱れてはいるがあさましさはない。
可憐だった先ほどの様子より何か澄んだ気配に満ちている。
短い悲鳴を上げて彼女は限界に達した。
獣は満足そうに口を離すと、今度は女の顔を舐めた。
つかの間の静寂。獣は焦らない。
大きな顔を女にのせてそのまま待つ。
やがて彼女は目覚めて身を震わせる。
ケダモノは鼻先でゆっくりと彼女の位置を変え四つん這いにさせた。
霧の中大きな獣の影は彼女の躯にのしかかり、深く杭打った。
「ああああああああっ、あんっ、ああっ」
悲鳴に似た女の声。しかしそこには濡れた快楽が脈打っている。
穢れのない生娘の声ではなく、ありがちな女の声ででもない。
穢れを受け、それを捨て、何か別の場所にたどり着こうとしているような声。
ふいに獣が遠吠えのような声を上げた。
奪うものではなく、恋情を吐露するかのように悲痛な声。
それが許されないと知っているかのように切ない声。
「はうううっ…………あ、な、たっ……」
巫女の声が甘さを含んだ。
63 :
女侍と狼:2012/07/28(土) 23:54:02.47 ID:O5VVnQ3O
霧をまとったまま獣は消えた。
一瞬、おぼろな中に蒼い瞳が見えたような気がした。
私は過去に出会ったある狼を思い出してぞっとしたが、多分違うだろう。
あいつは人に情を向けるようなやつではない。
気分が悪くなるので思い出したくないが、
人の女なんてただの異種の雌としか思っていなかった。
間違っても相手の女に果実なんか咥えてはこないだろう。
うろに巫女さんを引き込んで体を拭いて衣装を着せてやった。
外を見ると嘘のように霧が晴れている。
一歩出たところの砂地に「じゃあな」と書き込んでその場を離れた。
山を下りて次の山に入った時に、私の情夫といえる銀狼が寄ってきた。
「よお」
声をかけると勇んで飛びつき、それから飛び上がった。
急にぐるぐると私の周りを駆け回る。
「どうした?」
彼はもどかしげに私に近寄り、前脚を私に伸ばす。
「何が言いたい?」
相手は獣だ。なんだか興奮しているが理由はよくわからない。
「ああ、変な獣にあった。姿はよくわからん」
違う、と言いたそうな顔で鼻先を私の手に近づけて盛大ににおいを嗅ぐ。
「あ、これか。手は洗ったんだけどお前は鼻いいからな。
え―と、浮気じゃないぞ。相手は女だ。単なる人助けだからな」
狼――はがねはまたぐるぐると回りだした。
「だからこっちは脱いでもいないしなんかされたわけでもないって」
彼の言いたいことはそのことではないらしい。だが私にはわからない。
「おまえが人の言葉を話せたらいいのにな」
青い瞳に何かが浮かぶ。それは遠吠えをしなくとも何か切ない感情だ。
だけど私にはわからない。彼も伝えることはできない。
私たちは互いに相手を見つめあった。
おしまい
GJ!
GJ
また読めるとは
ホシュ
68 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/07(火) 06:17:05.95 ID:F7xAtWJl
test
>女侍と狼。プラス巫女さん。六つ目
えーっ6作目になるのか・・・次も待ってます
今朝の夢でレイプ魔×ロリ王女というのを見たので補間して書いた。2レス
幼い王女と、その側近の少女が薄暗い部屋で何か話しあっていた。
王女は小さな王冠の下に柔らかそうな眩い金髪を伸ばし、
側近は髪を一つにくくり、左目は眼光鋭く、右目には眼帯をしていた。
俺は二人に忍び寄り、側近の簡素な鎧に手を突っ込み、下着を引きずり下ろした。
「何をするか、無礼者! お、あ゙アアアアア!!」
刀を抜く間もなく、彼女の秘所に俺の剛直が押し入った。
「ひいい?! ンぐッ……?」
まだ犯されているという実感がないのだろう、彼女は驚きと、突然の苦しみにただ悶えていた。
胸当てに俺の手を滑り込ませ、未発達な胸を揉んでやると血走った眼も虚ろになり、
ようやく少しは女の顔になった。
「ぉ、おう、じょ、お逃げください……ヒッ」
息も絶え絶えに、王女に伝える。王女は茫然とした様子で、繋がった俺達を見ていた。
そして、徐に口を開いた。
「まあすごい、赤ちゃんが出来るのね」
側近が犯されている姿を見るその目は、好奇心に溢れている。
この場にあまりに不釣り合いな一言は王女の幼さから来たものだろうか。
側近は王女の言葉に動揺し、抵抗を続けていた最後の力を抜いてしまう。
「あっ、アアアああ! ああああああああ!!」
そして、一瞬で果ててしまった。
側近から己を抜くと、女はべちゃりとだらしなく床に転がった。
「次は、お前だ」
王女に向かって言う。これがどういうことなのか、身を持って教えてやる。
王女は俺の勃起した陰茎を、珍しい生き物でも眺めるように見ていた。
結局、下着を取りはらい、ドレスを乱暴に引き裂いても彼女の表情から輝きは消えなかった。
無毛の白い丘に、剛直を突きつける。秘裂を太く汚い指で強引にこじ開ける。
「ほえ……」
王女は興味深げに、自分の身体が開かれていく様子を見つめていた。無垢な好奇心が鬱陶しくなってきた俺は、
彼女をとっとと泣き叫ばせることに決めた。
開脚させたまま腿を押さえ、一気に王女の幼い膣に自分自身を侵入させる。
「あひぃっ! これ、好きぃぃぃぃ!!」
王女は叫んだ。ただ、それは歓喜の叫びだった。
既に彼女は処女ではないのだろうか、という考えが頭をよぎったが、
無理にこじ開けられ、擦りつけられている膣口からは破瓜の血がどくどくと流れていた。
「あ〜ん、あん……っ」
惜しげもなく甘い喘ぎを漏らす王女。
「お前……、気持ちいいのか?」
と思わず聞くと、
「うん……はぅん……」
と小声で恥ずかしそうに答える。
いくら強く腰を打ちつけようが、長い髪を乱暴に引っ張ろうが、王女は嫌がらなかった。
それどころか、俺に何かされるたびに表情をうっとりと蕩けさせていくのだった。
「すっごくいいよぉ……」
「…………うぅ」
俺は絶句し――――、諦めた。
――荒みきった俺の心にも、ガキの頃の記憶は残っていた。
みなしごだったが、もし親がいればと思い願ったことはある。
王冠の落ちた小さな頭を、そっと撫でた。王女はキョトンとする。
「ここから、……優しくしてやるから。もっと気持ち良くするから」
王女はこくんと頷いた。
「わかった……、お兄ちゃん」
思いがけない呼び名に俺は気恥ずかしさを覚えた。
俺はそれまでの償いのように、王女を優しく抱いた。王女は快楽の中に、小さな照れを見せるようになった。
絶頂の時は、二人天国へ昇るような気持ちだった。
・・・・・・
後で分かったことだが、王女は王の実子ではないため虐げられており、
いつかは信用している唯一の側近の少女に暗殺される予定だったらしい。
まあ、王国が滅んで、若い妻と隣国の田舎に移り住んでいる今は、どうでもいい話だ。 (終)
ハッピーエンドかよ爆発しろコンチクショウ
はいはい
( ;∀;) イイハナシダナー