【朝ドラ】ゲゲゲの女房でエロパロ6【再放送】

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482ふたりのクリスマス13:2013/05/02(木) 15:08:31.62 ID:xm7GlBPG
「ぁあ・・・ぁ・・・ゅうちゃ・・・ゆうちゃんっ・・・!」
吸いつづけられて、何倍にも腫れてしまっているような錯覚を起こす両の乳首から
注ぎ込まれる毒のような快感と、祐一の巧緻な指が繊細な襞に与える責めが結びつき、
自由を奪われた綾子の身体の中で荒れ狂った。
「・・・も・・・だっ・・・ぁぐ・・・んぁあっ―――!」
祐一の指を可愛らしく締めつけながら、綾子の内部が脈をきざんだ。祐一はようやく
甘い菓子から唇を離し、絶頂に震える綾子の顔を満足げにみつめた。

「・・・っふ・・・。」
ぐったりした綾子の、ぴんと勃ったままの尖端に口づけると、ひくんと小さく慄えて
祐一の唇を際限なく誘う。リボンを解いてやっても、掲げさせられた腕をそのままに
うごけないでいる綾子の、少し開いた唇から垣間見える象牙のような二本の前歯が、
祐一の中の雄を突き動かした。下半身に再び欲望がチャージされるのを感じながら、
祐一は努めてなにげない感じで綾子をシャワーに誘った。
「ベタベタして気持ち悪いだろ・・・シャワー浴びよ?。」
挙げたままの腕をおろしてやりながら、透明な歯を舐めるように口づける。
「・・・ゆうちゃんが、ベタベタにしたくせに・・・。」
思いがけないプレイで自分だけ達かされてしまった綾子が、恨めしげに祐一をにらんだ。
「や、普通にケーキ食べようと思ってたんだけどさ・・・。綾子にのっけて食ったら、
 よけい美味いかな?って思いついて・・・。」
「・・・あっち、向いてて。」
綾子はなんとか身体を起こしたが、クリームでべたつく肌を、タオルケットで隠す
わけにもいかず、祐一の頬を軽く押して向こうを向かせようとした。
「なんだよ・・・今さら羞ずかしがるなんて。」
祐一が立ち上がってTシャツを脱ぎ、綾子の手を引っ張って立たせた。
「・・・ゃっ・・・ん。」
素裸の綾子をえいやっと抱えあげて歩き出す。素肌と素肌の触れ合いが心地よくて、
綾子は夢見心地で浴室まで運ばれていった。
483ふたりのクリスマス14:2013/05/02(木) 15:09:43.49 ID:xm7GlBPG
 バスタブの中にザアザアと降り注ぐ熱いシャワーを浴びながらふたりは抱き合った。
深く唇をむすび合わせながら熱い湯に打たれていると、この世界に祐一しか存在しない
ような錯覚に陥ってしまう。
 また足元が危なっかしくなった綾子を支えながら、浅く湯が溜まり始めた中に腰を
下ろす。祐一がバスバブルのボトルを取って、シャワーの落ちる部分に液体を注ぐと、
たちまちホワホワと白い泡が立ち始めた。

(やっぱりゆうちゃんって、要領良すぎかも・・・。)
プレゼントのネックレスをつけた後から怒涛のように与えられ続けた悦楽がすこし醒め、
綾子の胸にまたお馴染みのもやもやが現れた。
「髪、濡れちゃうよ・・・。」
洗い場に忘れてあったバレッタを取り上げ、祐一が綾子の髪をくるりとひと巻きして、
泡につからないようにまとめてくれる。
(他のひとにもこんなこと・・・してあげたことあるのかな・・・。)
気だるげにバスタブの縁にもたれている綾子の首すじに、祐一が唇を寄せる。かるく
吸いながらうなじへと移動する柔らかい感触に、官能の記憶がたちまちよみがえる。
(ゆうちゃんにああして、こうしてって言われると、なんか拒みきれなくて・・・結局
 最後は死ぬほど・・・イかされちゃうんだもん・・・。)
とんでもなく淫らなことを仕掛けてきては、綾子の反応を見てなだめたり一気に攻めたり
・・・自分をこんなに思いのままにしてしまう祐一は、やっぱり恋の手練れ(てだれ)なの
かも・・・なんて考えてしまい、悲しくなって揺れる泡を眺めていると、
「どしたの?あや・・・ぼんやりして。」
顔をのぞきこんだ祐一がプッと吹き出した。
「鼻に泡つけて・・・ピエロみたいだ。」
「もー・・・。」
熱心に泡を見つめすぎて、鼻に泡をくっつけてしまったらしい。笑われたお返しとばかり、
綾子が両手にすくった泡を祐一の顔に吹きかけた。ふたりは子供のように泡を投げあい、
笑いつかれて、また抱き合って唇をかさねた。
484ふたりのクリスマス15:2013/05/02(木) 15:10:34.26 ID:xm7GlBPG
「・・・ん・・・ふゃ・・・ぁん・・・。」
 泡をすくった手が綾子の胸肌から首、腋やわき腹を這い回る。今夜これまでに何度も
刻まれた悦楽の記憶がたやすく引き出され、綾子はまた息遣いを荒くした。
「そ・・・んなに洗わなくても、もう大丈夫だから・・・。」
「んじゃ、今度は綾子が洗って・・・。」
綾子は泡をすくって祐一の胸や肩に手を這わせた。洗うのに一生懸命で無防備になった
身体に、祐一がまた手を伸ばす。泡にまみれた両手が双つのふくらみを、円を描くように
さすり、両の尖りをつまんで弄る。
「っゃ・・・ん・・・洗えなくなっちゃうじゃん・・・っ。」
綾子は身をよじり、いたずらを阻止しようと祐一の手をつかんだが、逆に手をとらえられ、
祐一の膝の上に抱きとられてしまう。
「綾子がイイ反応するから・・・またキちゃってるよ。」
つかんだ手をそのまま股間にみちびかれ、確かめさせられる。再び猛りはじめた凶器を、
泡にまみれた綾子の手がおずおずとなぞった。
「・・・ぁっ・・・ん・・・ん。」
いきなり抱きしめられ、唇を奪われる。ぬるつく身体の中心が、今すぐ満たされたいと
訴えてくる。
 祐一の大腿の上に脚を拡げて座っている綾子の秘裂が、湯の中でもそれとわかるほど
潤沢にあふれさせている。大腿でこすってやると、綾子は祐一の肩にすがりついて、
身も世も無く腰を前後させた。
「・・・ゃっ・・・ぁん・・・ぁあ・・・!」
あえぐ唇をとらえられて激しく奪われながら、両の尖りを弄られる。ただあふれ出す
蜜の中心を貫かれることだけに支配され、理性が消し飛びそうな頭の片隅に、ある躊躇が
浮かび、綾子は必死で声を振り絞った。
「・・・っここ・・・じゃ・・・だめ!」
ルームメイトと共用のバスルームで行為に耽るのは・・・そんな気持ちを察してくれたのか、
「ん・・・そだな・・・ベッド行こ。」
綾子と同じく理性が崖っぷちにありそうな声で祐一がささやいた。泡まみれのふたりは
ざっとシャワーを浴びると、バスタオルにくるまり、もつれあいながらまた綾子の
部屋へ戻った。
 ベッドにたどり着くと、祐一はもう焦らす余裕も無く、温かい綾子のなかに身を沈めた。
耳にそそぎ込まれる綾子のかすれ声が、今夜の激しさを物語る。
 あとはただ、言葉のない時間をふたり共に分かち合い、冬の夜は静かに更けていった。
485469:2013/05/02(木) 15:16:59.84 ID:xm7GlBPG
やっちまいました。スミマセン

『深まりゆく日々』連作のUの『ふたりのクリスマス』なんですが、
長すぎて入りませんでした。

それと、2番目の2とその次の3は、正しくは3と4です。
内容はちゃんと続いてますのでおわかりかとは思いますが…
486名無しさん@ピンキー:2013/05/03(金) 21:16:28.66 ID:6OqgcfAd
>>470
GJー
ゆうちゃんの綾子さん愛が変態の領域(褒め言葉)にww
綾子さんマジでかかわいい
487名無しさん@ピンキー:2013/05/03(金) 21:17:23.15 ID:6OqgcfAd
しまったsage忘れてしまった…すみません
488名無しさん@ピンキー:2013/05/05(日) 08:36:07.43 ID:eGLwtmwJ
職人さん、いつもありがとう♪
このクリスマスバージョンの後に、スキー旅行(祐ちゃんの大学時代のサークル仲間が出てくる)が続くのかな!?
綾ちゃんの取り越し苦労で安心したいので、また宜しくお願いいたします
489名無しさん@ピンキー:2013/05/16(木) 01:15:30.31 ID:ING4lQm9
>>470
生クリームプレイに萌えました!
GJでした
490470:2013/05/18(土) 09:59:32.59 ID:OLa2m7wq
読んでくださった方々、ありがとうございます。

>>489さん、"生クリームプレイ"はずいぶん以前にここでふられたネタでして。
その時は無理だ〜と思うネタでも、後になって突然書けるということもよくあって…。
書け過ぎて、女体盛りまで行ってしまいました…やっぱりHentaiの域ですね、>>486さん
当時、書けない代わりにゲゲふみでハンドクリームプレイを書いたりしましたw

>>488さん。そうです。覚えててくださってうれしいです。この後ヴァレンタインデー
の話もあるんですが(しつこい)スキーの話をはさんで整合性をとるのに苦労しました。

さて、綾ちゃんの揺れる日々第三弾、いちせんパロに興味ない方はスルーでお願いします。
491深まり行く日々V 思わぬ逢瀬1:2013/05/18(土) 10:01:15.02 ID:OLa2m7wq
「ゆうちゃん、起きて・・・ごはんよ。」
エプロン姿の綾子が、カーテンをサッと開けながら祐一に声をかける。
「ん〜・・・眠いよ・・・。」
祐一は窓から射し込む朝日のまぶしさに顔をしかめ、布団にもぐり込んだ。
「起きてってば・・・。仕事に遅れちゃうよ?・・・きゃ・・・っ!」
布団をめくってのぞきこんだ手を引っ張られ、綾子はバランスを崩して祐一の
胸の中に倒れこんだ。
「ゃあ・・・ん、はなして・・・っ。」
抱き込まれて綾子がじたばたともがく。
「キスしてくんなきゃ、起きない・・・。」
ようやく手を離されて身体を起こすと、祐一はまだ目をつぶったままだ。綾子は
しかたなく祐一の唇に唇をそっと重ねた。
「・・・ちょ・・・っん・・・。」
すぐに身を起こそうとした綾子の後頭部と肩に手をまわし、祐一が離すまいとする。
朝としてはちょっと深すぎるキスに、綾子の膝から力が抜けていく・・・。

「ふぁ・・・っ!・・・んっ?」
軽く鼻をつままれて、綾子は甘い夢から覚めた。
「あーやーこ、そろそろ起きろよ。」
優しい声に目覚めると、部屋はすっかり明るくなっていた。
「やだっ!・・・会社!ち、遅刻しちゃう!」
綾子はガバッと起き上がってベッドから飛びおりようとした。
「綾子・・・。」
祐一が、黙って綾子の胸の辺りを指さす。
「ゃっ・・・!」
自分だけが素裸なのに気づいて、綾子は慌ててシーツをかき寄せた。
「まったく・・・今日は綾子、休みだろ?仕事に行かなくちゃなんないのは俺だよ。
 早く来いよ・・・メシ出来てるから。」
祐一はすこし呆れ気味にそう言うと、台所へ戻って行ってしまった。
492深まり行く日々V 思わぬ逢瀬2:2013/05/18(土) 10:02:17.72 ID:OLa2m7wq
「・・・ごめん。」
大急ぎで服を着た綾子がダイニングに行くと、テーブルの上にはおいしそうな朝食が
湯気をたてていた。祐一がタイミングよくコーヒーを手渡す。
「よく寝てたから起こすのもかわいそうかと思ったけどさ・・・疲れさせたの、俺だし。」
綾子の頬がボッと赤くなる。
「でも、何も言わずに帰っちゃうのもアレかな、と思って。」
「うん。へへ・・・。」
綾子が嬉しそうに相好をくずす。ふたりは幸せな気分で朝食を食べ、祐一は
朝もやの中を帰って行った。

(あ〜あ、お正月まで会えないのかあ・・・。)
祐一がドアを出るまで見送ってから、急いで窓に走り寄り、駅へと続く道を見守る。
背の高い後ろ姿が人気のない街角に消えるのを見送ってから、テーブルに戻り、
コーヒーをひと口飲んでため息をついた。
(それにしても、ゆうちゃんってやることにそつがないって言うか、いつも余裕が
 あるんだよね・・・。)
テーブルの上の食器をトレイに集めながら、綾子はあらためて感心していた。ゆうべ
あれだけ何度も愛しあい、疲れているのはお互い様のはずなのに、祐一はちゃんと
綾子より早く起きて、これだけのものを他人の台所でサッと作ってしまった・・・。
(性格もあるかもだけど、なんていうか・・・同世代なのに、経験豊富って感じなんだよね。)
経験・・・という言葉が、否応なしにいつも綾子の胸を暗くよぎるある不安を呼び起こした。

(ゆうちゃんって・・・いろいろ経験・・・あるんだろうなあ。)
いつもにも増して濃密に過ごした一夜のあと・・・。ことが済んだら出てしまうホテルと
違って、甘い空気が残るこの部屋にいると、心より先に身体が昨夜の感触を思い出す。
つよい幸福感と裏腹に、これほどまでの悦びを綾子に与えられる祐一には、かなりの
女性経験があるのではと邪推してしまう。
(お・・・大人なんだから、当たり前だよね。ゆうちゃん、カッコいいし・・・。)
綾子が知っているのは、バイト先で初めて会った大学2年の時からの祐一に過ぎないの
だけれど、当時の祐一は、スタッフの女の子たちはおろか、客の中にも彼目当てで
通ってくる子も多いほどの人気ぶりだった。
493深まり行く日々V 思わぬ逢瀬3:2013/05/18(土) 10:03:12.33 ID:OLa2m7wq
(私なんかがつきあっちゃってて、いいのかなあ・・・?)
綾子は、同性の友達からあきれられるほど自己評価が低い。女友達はそのスタイルを
羨ましがるけれど、大概の男性と同じかそれ以上高い身長は、綾子にとって災難以外の
何者でもなかった。
 高校時代、告白されて一応おつきあいも経験したけれど、生来真面目でおっとりの
綾子はそれ以上発展もせず、その彼とは自然消滅。美術系の専門学校時代は、課題と
その画材の費用を稼ぐためのアルバイトに明け暮れ・・・。
(あの頃は、ゆうちゃんに会えるのだけが楽しみだったなあ・・・。)
片思いはつらいけれど、かなうはずもないと割り切ってしまえば、彼の横顔をぬすみ
見るだけで満足だった。
(あの頃にくらべたら、今のこの状況は夢みたいなのに、つらいなんて・・・。)
ベッドでの祐一は、やさしくて、いつも綾子のことを第一にことを運んでくれる。
決して無理強いはしないのに、いつの間にか思い通りにしてしまう祐一に、綾子は
ためらいのベールを一枚一枚剥ぎ取られ、かなり羞ずかしいことも許してしまっていた。
(まだつきあって1年も経ってないのに、こんなにいろいろ・・・た、試されちゃって、
 結婚する気がなくなっちゃったりしないかなあ・・・。)
ふとそんな疑念が湧いて、動揺した手から滑り落ちたカップがガチャンと音をたてた。
「ぁーあ・・・やっちゃった。」
(そういえば、今までつきあった人達って、どうして別れることになったんだろ?)
そんな考えてもどうしようもないことを考えながら、カップの破片を拾う。祐一のあの
指や唇が、他の女性を愛したことを思うだけで胸が痛くなる。
「あ、痛っ・・・。」
カップの破片で手を切ってしまい、とっさに指を口に入れた。口中にひろがる鉄の味に、
ますます憂鬱な気分になる。
「ネガッてちゃ、だめだよね・・・。」
傷に絆創膏をはってゴム手袋をはめ、気を取り直してテキパキと食器をかたづけ終わり、
キュッと蛇口をしめた。
「いいお天気・・・さて、今日は何をしようかな。」
祐一は今日も仕事。ぽっかりと空いた一日を、何か有意義なことをして過ごして
憂愁を忘れたかった。
 祐一と二人きりのこの部屋で、十分すぎるほど愛され、満たされた昨夜のことを思うと
身体が震えるほど幸せを感じた。けれど、悦びが深ければ深いほど、綾子の胸に小さく
芽生えた哀しみも深く根を張っていくのだった。
494深まり行く日々V 思わぬ逢瀬4:2013/05/18(土) 10:04:17.90 ID:OLa2m7wq
「あ〜や〜こ!彼氏とはその後どぉ?」
「ゃ・・・そんな、ご報告するほどのことは・・・。」
暮れも押しつまってから、バイト時代の仲間との忘年会。乾杯もそこそこに遥香に
恋愛話を切り出され、綾子はたじろいだ。
「聞いたッスよ〜。綾子さんもとうとうコッチ側に来たって。」
「や・・・ゃだ、遥香ったら、私のいない所でそんなことサエちゃんに・・・!」
遥香と紗絵は、綾子が祐一と知り合ったバイト先の居酒屋で一緒だったバイト仲間で、
今でも時々会ってはおしゃべりに興じる友達だ。
「いいじゃ〜ん、綾子もやっと当事者として話に加われるんだよ〜?」
紗絵の言う『コッチ側』とは、すなわち『経験者』と言うことで、二ヶ月ほど前に
遥香に会った時、彼女の誘導尋問に乗せられて、彼氏とそういう仲になったことを
つい告白させられてしまったのだった。
「んで、どうなの?・・・かな〜り幸せみたいだけど?」
「いやぁ、いいッスね、新婚さんは〜。」
綾子が真っ赤になって黙り込んでしまったので、悪ノリしてさらにたたみかけてくる。
 実質的に彼氏いない歴=年齢だった綾子がついに初体験!という新鮮な話題に、
ふたりはかなり盛り上がっているようだが、その『彼氏』というのが、彼女たちも
よく知っている祐一だとわかったら、騒ぎはさらに大きくなるに違いない。

「や、やめてよ・・・ぁ、そうだ。みんなは元気?」
綾子は苦し紛れに話題を変えた。専門学校を2年で卒業して就職した綾子と違って、
同い年の遥香はまだ大学生、ひとつ下の紗絵はフリーターで、ふたりともまだ
あの店でバイトしているのだ。
「相変わらずっスよ。・・・あ、ひとりやめたけど・・・意外なヒトがね。」
「え・・・だれ?」
「祥子さん。佐々木さんがやめた後、な〜んか元気無くなっちゃってね・・・。」
 それは、大学4年間ずっといた祐一よりさらに古株で、学生アルバイトが多い
あの店で、ひとりだけフルタイムで働いていたベテランの女性だった。
495深まり行く日々V 思わぬ逢瀬5:2013/05/18(土) 10:05:37.50 ID:OLa2m7wq
「ごたぶんにもれず、佐々木さんにホの字だったんだよね〜。バツイチのくせに、
 図々しいよね。」
遥香はちょっと口が悪すぎるけれど、祐一以外のバイトには露骨に態度が悪い
彼女のことを嫌っているスタッフは多かった。けれど彼女がそうなってしまうのも、
学生バイトの中で自分だけ浮いていると自覚しているからだろうし、そんな中
分け隔てなく接してくれる祐一に好意を抱いてしまうのも無理はないかもしれない
・・・そう思うと、綾子は少し気の毒な気もした。
「佐々木さんも悪いんスよ〜。あんなのにでさえフレンドリーだから。」
「ま〜でも、店長以外じゃ他の誰よりもつきあい長かったしね。何かあったりして?」
「年上だけど、美人だし・・・佐々木さんって、年上キラーって感じッスよね。」

 綾子はちょっとギクリとした。自分の知らない祐一の過去のことばかり気にして
いたけれど、綾子が彼を目で追っていたころ、現在進行形だった関係だってあったの
かもしれない。祐一の相手が、顔も知らない女性より、よく知っている女性の方が
よりイヤなのは言わずもがなだ。
「佐々木さん、男女問わずモテモテだったもんね〜。今はおせんべい屋さんかあ。
 どうしてるんだろね〜、綾子?」
「・・・え?さ、さあ・・・。」
さっきから祐一の噂ばかりで綾子はいたたまれなくなってきた。
遥香は「佐々木さん?・・・面倒くさそー。あたしは言いなりになってくれる男でなきゃ。」
紗絵は「佐々木さんスかぁ?ウチみたいなゆるいの、耐えられないんじゃないスかぁ?」
というわけで、ふたりとも祐一は対象外と言うことがわかっているので、綾子は
このふたりに対して後ろめたい思いはないのだが、こういう時は困ってしまう。

「綾子さんもモテモテでしたよね〜・・・主に女性に。」
空気が読めるのか読めないのか、よくわからないキャラの紗絵が急に矛先を変えた。
496深まり行く日々V 思わぬ逢瀬6:2013/05/18(土) 10:06:41.36 ID:OLa2m7wq
「・・・もぉ、サエちゃん!」
「今でも、あのハンサムなお姉さまはもういないの?って聞かれるんスよ。」
綾子がバイトしていた店は、居酒屋と言ってもビストロ風のしゃれた店だった。
 白いシャツに黒いジレとエプロンというギャルソンスタイルが死ぬほど似合う
綾子は、一部の女性たちから大人気で、バレンタインデーに届くチョコレートは
祐一のものより高級品が多かったりしたものだ。

「綾子〜、なに不景気な顔してんの?・・・そんな暗い過去のことはもう忘れて!
 今ではあんたも立派に彼氏いる歴もうじき一周年のオンナでしょ?」
「あ〜サーセン。つい綾子さんのモテ武勇伝が忘れらんなくて・・・。そうそう、
 そんな昔のことより、今が大事っスよね。ってことで、どうなんスか?彼氏とは・・・。」
話が最初に戻ってしまった。
(いつかは白状させられちゃうのかなあ・・・。)
悩んでいないわけではないのだけれど、深まり方が急速過ぎて戸惑っているとか、
彼がベッドでそつが無さ過ぎて経験豊富なんじゃないかと気になるとか・・・。
(そんなこと言ったら、ただじゃすまないよね…。)
完全に綾子をサカナにするつもりのふたりの質問攻撃を、どうやってかわそうか・・・
綾子はぎこちなく笑いながら、次の話題を探していた。
  
 しかし、結局遥香の誘導尋問に負けて『彼が経験豊富かもしれなくて気になる。』と
ひと言言っただけなのに・・・。
「うわぉ、そんなにイイんだ〜!綾子がそんな大胆発言するようになるなんてね〜。」
「綾子さん、悩んでるフリして、ノロケてますね〜。うらやまッス〜。」
大騒ぎになってしまった。
「ちょ、やめて。店員さんに聞こえるじゃない。わ、私ほんとに悩んでるんだから・・・。」
ふたりはさらに巧みにいろいろ聞き出してしまい、ウブな綾子をさんざんからかって
楽しんでから、それでも一応アドバイスはしてくれた。
「彼が経験を生かしてうまくリードしてくれてるんなら、何の問題もないんじゃない?
 過去なんて気にしないで、彼の今を見てあげなよ。」
「そうそう。今が大事ッスよ。何にも過去が無い男なんて、かえって怖いですって。」
なんだかんだ言っても友達がいのある二人の言葉は、意外に胸に残った。
497深まり行く日々V 思わぬ逢瀬7:2013/05/18(土) 10:07:43.17 ID:OLa2m7wq
(あ・・・もう、着いちゃった・・・。)
ヘッドライトの光の中に、見慣れた街並みが浮かび上がる。祐一と一緒にいられる
時間が、終わりを告げる。
「あ、Uターンしなくて、ここで大丈夫だよ。」
実家の前に横づけするのはなんとなくためらわれて、道路の向かい側に停めてもらう。
「じゃ、またメールするね。」
「うん・・・。送ってくれてありがとう。」
ふたりとも仕事が忙しいため、前倒ししたクリスマスから一週間。年末に実家に帰る
綾子を、祐一が車で送ってくれた。一緒に初詣に行く約束をした元旦まで会えないはず
だったけれど、祐一が急に車で送っていくとメールで連絡があり、わずかな時間でも
一緒に過ごすことができたのだった。
「おやすみなさい・・・。」
車から降りた綾子が運転席の方に回っておやすみを言った。祐一が窓を開ける。
「・・・んん・・・。」
離れがたい思いは祐一も同じらしく、どちらからともなく顔を近づけて唇を結び合わせる。
祐一がもどかしげに腕を伸ばして綾子の頭を抱き寄せた。
「・・・っふ・・・ぅ・・・ん・・・。」
今日は何の触れ合いもなかっただけに、深いキスと抱擁が、ふたりの共有する
愛の記憶を鮮烈によみがえらせた。深夜とは言え、こんな公道でキスを交わすような
ことは普段ならしないのだけれど、離れがたい想いがふたりを結びつけていた。

「おやすみ・・・。」
なごり惜しそうに唇が離れ、祐一が綾子の瞳をみつめて言った。車を発信させるため
綾子がすこし身を引いたその時。
「・・・カシャン。」
乾いた音がして、道の向こう側の綾子の家の門扉が開けられた。門灯に照らし出された
男性は、こちらに背中を向けているがまぎれもなく綾子の父の源治だった。       
「お・・・とうさん!・・・い、今帰り?」
綾子はあわてて車から飛び離れ、会社帰りらしくスーツを着た父に駆け寄ってそう尋ねた。
498深まり行く日々V 思わぬ逢瀬9:2013/05/18(土) 10:22:55.64 ID:/zvYTwJq
「ああ・・・。」
源治は綾子の顔も見ず短く答えた。祐一が慌てて車を降りてきて頭をさげる。
「あ、あの・・・はじめまして。佐々木祐一です。綾子さんと・・・その、おつきあいさせて
 ・・・いただいてます。」
「綾子から、お名前は聞いてますよ。」
綾子につきあっている男性がいることを、源治も知らないわけではなかった。実家に
帰るたび祐一の焼いたせんべいを土産にし、綾子は祐一の存在を小出しに匂わせ、
徐々に認識させてきたのだ。
「あ・・・立ち話もなんだし、ちょっと寄ってってもらおっか?」
綾子は、なんとかこの場の気まずい空気を取り繕おうとそう提案した。
「いや・・・もう母さんも寝てるだろうし、またの機会にしなさい。・・・それじゃ、」
祐一に向かって軽くうなずいて見せ、源治はさっさと門を入っていった。
「ご、ごめんね。いつもはあんな素っ気無い人じゃないんだけど・・・。」
源治の軽いうなずきに対して深く下げた頭をようやくあげた祐一に、綾子はすまなそうに
言い訳した。
「いや、こんな時間だし・・・お父さんの言うとおりだよ。」
祐一はそう言って微笑んでみせた。

(まずったなあ・・・。)
車で走り去る祐一を見送った後、家に入った綾子は、誰もいないリビングのソファに
力なく座った。
「おかえりなさい。遅かったわね。」
父はああ言ったけれど、母は綾子が帰ってくる日にはよほど遅くない限り起きて待って
いてくれる。
「ただいま・・・お父さんは?今そこで会ったんだけど。」
「ああ、なんかお風呂に直行したわ。よっぽど疲れてるのかしら。」
いつもなら、綾子が帰ってくると必ずお茶になり、父と母が争って話を聞きたがるのに・・・。
(私と顔合わせたくないんだろうなあ・・・。)
綾子は思わず暗い顔になった。
「ねえ・・・お父さん、キゲン悪かった?」
「?・・・そうねえ、キゲン悪いと言うよりは、打ちひしがれてるって感じだったわね。」
「あちゃー・・・。」
父が怒っていたというより、打ちひしがれていたという方がより申し訳なさがつのった。
499深まり行く日々V 思わぬ逢瀬10:2013/05/18(土) 10:24:08.93 ID:/zvYTwJq
綾子は目を閉じて小さくため息をついた。
「何があったか知らないけど・・・これ食べて、元気だしなさい。」
母が差し出したカフェオレボウルいっぱいの新鮮なイチゴを見て、綾子は一瞬目を輝かせて
フォークでイチゴを突き刺したが、またうなだれてフォークを置いてしまった。
「ゆうちゃんに車で送ってきてもらったんだけど・・・。」
「寄っていただけばよかったのに。」
「それが・・・、お父さんいるのに気づかないで・・・その、キス・・・してるとこ見られちゃった
 んだよね・・・。」
母はわりと物に動じなくて話がわかるタイプなので、綾子は正直に話すことで味方に
なってもらおうと思った。
「あらあら・・・。」
「彼のおせんべいは気に入ってたみたいだし、ちゃんと予告して紹介したかったのにな・・・。
 最悪の出会いになっちゃった・・・。」
「うーーん。そうね・・・でも、日曜日の昼間にスーツ着てくればよかったかと言えば、
 そうでもないかもよ。」
「今日みたいな出会いじゃなくても、お父さん、ゆうちゃんのこと気に入らなかったって
 言うの?」
「お母さんはいい青年だと思うけど・・・イケメンなのにチャラチャラしてなくて、
 真面目そうで。」
「へへ・・・そう思う?」
以前、やはり車で送ってきてもらった時に挨拶をした程度だけれど、母の方は祐一に
会ったことがあった。
「でもね、男親って、娘がどんなに素晴らしい男の人を連れて来ようと、いいえ、
 素晴らしければ素晴らしいでやっぱり面白くないんじゃないかしら。」
「何それ・・・じゃあ私、どうすればいいの?」
「すんじゃったことはしかたないわ。大事なのはこれから。ふたりが社会人として
 ちゃんと成長しつつ、既成事実を積み上げていくしかないわね。」
綾子は既成事実の意味を勘違いして慌てた。
「既成事実って・・・あ、赤ちゃんとか?」
「何言ってるの!もし結婚前提なら、ちゃんと将来のことも考えた真面目なおつきあい
 だってことを、時間をかけてわかってもらうってことじゃない。」 
500深まり行く日々V 思わぬ逢瀬11:2013/05/18(土) 10:25:43.88 ID:/zvYTwJq
「あ・・・そ、そうだよね。ぁあ、びっくりした。」
「びっくりしたのは私の方よ。・・・あなたまさか・・・。」
「や、やだなぁお母さん。ちょっと勘違いしただけだよ!あ・・・イチゴ食べよっと。」
綾子は照れ隠しに大きなイチゴをほお張って無理やり咀嚼した。冷たいイチゴを
押しつけて冷やしたいほど頬が紅潮している。
(お母さんが意外とやわらかいんで、言わなくていいこと言っちゃった・・・!)
親とこんな会話をするなんて、綾子には初めてのことだった。
 祐一はいつもきちんと気をつけてくれるし、綾子もそんな彼をとても信頼している。
けれど、いつか夫婦となってふたりを隔てるものがなくなり、自分のお腹の中に
新しい生命がやどる・・・そんな日が本当に来るのだろうか。
(前途遼遠、だなあ・・・。)
まだまだ半人前の仕事、めくるめき過ぎの恋・・・そのふたつだけで手一杯の綾子には、
将来に向けて着実に布石をうつ、なんて出来るのか不安だった。             

「さっきは、ほんとごめんね。」
部屋に戻ってから、綾子は祐一に電話で謝った。
「いや・・・当然の反応だと思うよ。俺だって可愛い娘がこの男と・・・とか思ったら正気じゃ
 いられないと思うもん。」
「ゆうちゃん、まだ結婚もしてないのに父親の気持ちになってるの?」
「だっていつかはそうなるだろ?まあ、息子しか生まれないかもしれないけどさ。
 そうなったらうるさいのはむしろ綾子の方かもな。」
「え・・・。」
初めて結ばれたあの日、それらしきことを言われた以外には、祐一が具体的にふたりの
将来について話したことはなかった。綾子は彼にプレッシャーをかけたくなくて、
その話題を避けてきたけれど、案外祐一は何も気にしていないだけかもしれない。
 いろいろ回りくどく考えてしまう綾子と違って、祐一の描く未来図はシンプルで
それゆえに幸せに満ちたものだった。綾子はなんとなく胸に迫るものがあった。
501深まり行く日々V 思わぬ逢瀬12:2013/05/18(土) 10:26:51.32 ID:/zvYTwJq
「・・・いらっしゃい。道混んでなかった?」
大晦日の午後6時。祐一が押したインターホンに応えて、綾子が玄関のドアを開けた。
「うん…早く出てきてよかったよ。でも逆方向は大丈夫だと思うよ。」
祐一はダウンの下にジャケットなんか着て、着物で行くと言った綾子に合わせたのか、
それとも綾子の両親に会うことを少し意識してきたものか・・・。
「まあ、今日はお世話になります。どうぞおあがりになって。」
母も出てきて、にこやかにあいさつする。
「それじゃ、ちょっとだけ、お邪魔します。」
今日、ふたりは祐一の車で都心の神社に二年詣りに行く予定で、夕食は途中で軽く
済まそうと思っていたのだけれど、父の熱心な勧めで家で食べていくことになった。
 この間のことがあるので綾子は祐一の反応を心配したけれど、電話でその旨を
伝えられた祐一は快く招待を受けてくれた。
「やあ、いらっしゃい。よく来てくれたね。」
リビングダイニングのドアを開け、源治が顔を出した。
「あの、これ・・・つまんないもんですけど。」
祐一は緊張したおももちで、例の実家の近所の洋菓子店の焼き菓子の箱を差し出した。
「やあ…こりゃすまないね。ほう・・・今はこういう知る人ぞ知る地元の味ってのが
 来てるんだよねえ。」
スイーツに関する情報には常にアンテナを張り巡らせている源治が相好をくずす。
「さあ、何もないけどどんどん召しあがって。今どき、おせちなんて作ったって
 余るだけなんだけど、作らないとなんか落ち着かなくってね。食べてくださると
 助かるのよ。」
「はい、遠慮なくいただきます。」
おせちとは言いながら、お重の中にはそんなに伝統的でもないご馳走が色とりどりに
並んでいる。綾子の母は、綾子よりずっと料理上手のようだ。
「これから車じゃ、飲めなくて残念だなあ。」
源治がそう言いながらノンアルコールビールを祐一のコップに注いだ。
502深まり行く日々V 思わぬ逢瀬13:2013/05/18(土) 10:27:49.41 ID:/zvYTwJq
「あ、すみません・・・。」
綾子は、祐一と父のやりとりをハラハラしながら見守っている。
「お店は浅草の方?私は仕事でよくあの近くへ行くんだよ。今度、直帰にしちゃうから、
 一緒に飲まないか?地元のいい店紹介してよ。」
この間とうって変わってにこやかな父に、綾子はびっくりしてまじまじと父の顔を
見てしまった。
「・・・ええ、ぜひ。でも、お父さんは甘いものがお好きと聞いてましたが・・・。」
「いやいや、辛いのもグイグイいけるよー。」
源治は、自分だけ本物のビールを飲んで絶好調になっている。綾子が思わず母の顔を
見ると、母もやれやれという顔で微笑んだ。

「・・・じゃあ、行ってきます。」
「あったかくして行きなさいよ・・・。祐一さん、よろしくお願いしますね。」
このまま宴会になだれこみたそうな源治を、母がなんとかうまくあしらって、ふたりは
やっと二年参りに行くべく、家を出ようとしていた。
「お父さん、酔いつぶれちゃったね。自分だけ・・・。」
「まあ、いいご機嫌なんだからいいじゃない。」

「あ、あの・・・すっごく混むと思うから、帰りは明日の午後になるかも・・・。先に
 お雑煮食べちゃっていいからね。」
綾子がすこし後ろめたそうに今日の予定を説明した。生まれてこの方、綾子は父と母と
元日の雑煮を一緒に味わわなかった日などなかったのに、今年は初めてその慣習を破る
ことになる。
「いいからゆっくりしてらっしゃい。お正月だからって、特別することなんか何も
 ないんだから。」
母のこだわりのない言葉に少しホッとして、綾子は祐一の車に乗り込んだ。
503深まり行く日々V 思わぬ逢瀬14:2013/05/18(土) 10:29:12.08 ID:/zvYTwJq
「着物・・・かわいいね。」
車の中でやっと二人きりになれて、祐一が綾子の装いの感想を言った。
「あ・・・うん。振袖もいいけど、こういうのも渋いでしょ?長い時間だから、振袖より
 この方が楽だってお母さんが・・・。」
今日の綾子は、母譲りのアンサンブルの着物を着ている。落ち着いた黒っぽい紬だけれど、
裾まわしや羽織り紐を赤いものに変えてあるのでとても可愛く、かえって綾子の若さを
引き立てていた。
「綾子ってさ・・・着付け、出来るの?」
「ううん・・・全然ダメ。今日もお母さんに着せてもらったの。」
「ふーーーん・・・。」
「な、なんか残念そうだね?」
明らかに残念そうな顔の祐一を見れば、彼が何を考えているかは容易にわかる。
「だって、今日は初詣に行くんでしょ?・・・すごーく並ぶだろうし・・・。」
ホテルに行っている暇などない・・・口には出さないけれど、綾子はちょっと呆れたような
表情で祐一をにらんだ。

「あれ・・・雪、降ってない?」
「あー・・・ほんとだ。これはちょっと・・・。」
白い羽虫のようなものが、真っ暗なゆくてから吹きつけてくる。フロントガラスや
窓のふちにたまり始めたそれが雪と気づき、ふたりは驚きの声をあげた。どんよりと
曇った空から際限なく落ちてくる雪は、道路をも白く染めつつあった。
 綾子を車の中に待たせ、祐一は手慣れた感じでタイヤにチェーンを装着した。
「仕事で新潟行くこともあるから、チェーン積んでてよかったよ・・・。でも、これじゃ
 神社行くのは無理っぽいかな・・・。」
時ならぬ大雪に、さしもメジャーな初詣の名所も混んではいないかもしれないけれど、
積もり始めた雪の中、和服姿の綾子が広い境内を歩くのはちょっと酷に思われた。
「そのカッコじゃあ、雪の中歩くわけにはいかないな。・・・帰る?」
504深まり行く日々V 思わぬ逢瀬15:2013/05/18(土) 10:30:07.37 ID:/zvYTwJq
「え・・・。」
綾子が祐一をみつめた。その瞳が、もっと一緒にいたいと切実に訴えかけている。
「でもなあ・・・着物だし。」
祐一の言わんとすることがわかって、綾子は真っ赤になった。一緒にいたいと言っても、
必ずしもそういうこととは限らないのに・・・綾子はあわてて提案した。
「ウ・・・ウチ来る?サチも実家帰ってて、いないし。」

「待ってて。コーヒー淹れるから。」
綾子は羽織を脱いで台所に立った。数日前から無人だった部屋は冷え切っていて、
ファンヒーターをつけてもすぐには温まらず、電気ストーブをつけたした。
「うわ・・・すごい積もってる。明日は交通大混乱だね。」
カーテンをすこし開けて外を見ている祐一に、綾子がコーヒーを渡した。
「うん・・・大変だけど・・・きれいだよね。」
慣れない雪に、都民はずいぶん難儀するだろうけれど、いとしい人のとなりで
降りしきる雪を眺めながらコーヒーを飲んでいるのは幸せ以外の何物でもなかった。
 うす蒼い雪明りに照らされた綾子の横顔を、祐一がじっとみつめていることに
気づいて、綾子が少し照れて笑った。
「まず、コーヒー置いて・・・。」
「・・・?」
祐一が綾子の手からコーヒーカップを受け取って、リビングのテーブルの上に置いた。
「ン・・・ッ。」
戸惑う綾子を抱きしめて、唇を奪う。キスだけならいいよねとか、でももっと先に
進まれたらどうしようとか、下手なこと言うとまたはぐらかされるかもとか…
じたばたする綾子が考えていることが、手に取るようにわかる。
「・・・ゅう・・・ちゃ・・・っ。」
つかの間離れた唇から祐一の名がもれる。戸惑う唇をつかまえてまた深める。綾子が
身じろぐたびさらさらとした衣ずれの音、えり元からいつもとは違う香り・・・。快い冷たさを
伝えてくる絹の手ざわりが祐一をかきたてた。                     」
「は・・・ぁあ・・・っん・・・。」
505深まり行く日々V 思わぬ逢瀬16:2013/05/18(土) 10:31:28.21 ID:/zvYTwJq
行為の時のように深く激しくなるキスに、腕の中の綾子の身体が力を失い、やわらかく
祐一にゆだねられる。いとしい重みを抱きかかえるようにしてソファに座らせる。
「・・・ん・・・ゃ・・・ゃめっ・・・。」
背中から抱いて、身八ツ口から手をさしいれ、胸乳をまさぐる。外側の紬とは違った
滑らかでやはり冷たい布地が心地よい。
「・・・っゃ・・・だめ・・・だって・・・!」
尖りを弄られ、綾子が身をよじる。なんとかやめさせようと両手をじたばたさせるが、
きっちり着付けられた胸元はきつくて、手がそこまでまわらない。
「ほら・・・あばれると着くずれちゃうよ?」
自分が暴れさせたくせに、祐一はしれっとそんなことを言っていたずらな手を止めようと
しない。二指でつままれて苛まれ続ける尖端から送り込まれる快感が、綾子を痺れさせる。
「ゃめ・・・ゃ・・・ぁあ・・・ダメ・・・ッ。」
みるみる朱に染まる白い襟足に唇を押しつけると、綾子がぞくぞくと身体を慄かせた。
脱ぐことの出来ない着物の下の肌が熱くほてり、合わせ目がとろりとほぐれるのがわかる。
「・・・ふ・・・ぁあ・・・っは・・・ぁ・・・。」
気が遠くなるほどいじられてから、やっと解放される。脱力のあまり綾子はずるずると
ソファからずり落ちてしまい、荒い息を吐いている。
「んふ・・・ぅ・・・ん・・・っ。」
祐一に抱き起こされ、また深いキス。かがんで唇をむさぼりながら、祐一が綾子の手を
盛り上がったジーンズの前に触れさせた。生地の中から押し返してくる存在が、綾子の
官能を直撃する。
「出して・・・。」
ささやかれ、綾子は唇を合わせたまま手さぐりでジッパーを下ろし、下着を突き上げている
勃起をたしかめた。力づよい硬さに感動してそっと撫でる手を、祐一の手が抑えた。
506深まり行く日々V 思わぬ逢瀬17:2013/05/18(土) 10:35:54.76 ID:/zvYTwJq
「だから、出してって。」
少し笑って、祐一が唇を離す。祐一の脚の間に座ったまま、綾子はジーンズのホックを
はずして下着を下げ、そそり勃つ男性を解き放った。
 祐一が立ち上がり、ボトムをすとんと落としてまた座った。そり返る屹立を正視でき
なくて顔をそむける綾子のほおを、祐一が両手で包んで自らの股間に近づける。
「・・・口で、して・・・?」
祐一がほおを包んだ手を離すと、綾子は素直に顔を寄せてそれに口づけた。
 この行為をするのはまだ二回目の綾子だけれど、まったく抵抗感を覚えなかった。
今夜は祐一を受け入れることができない代わりに精一杯心をこめて愛し、彼の熱情を
受け止めてあげたい、そう思いながら丁寧にくまなく舌を這わせる。
 大切に舌に乗せて頬ばり、熱い口の中で愛すると、祐一がほぅとため息を吐いた。
「あや・・・すげー・・・エロい・・・。」
抜いた襟から、綾子の背中がかなり下の方まで見えている。触れ合うことも出来ない
その肌のなめらかさが、よけいに祐一をかきたてた。
「・・・っふ・・・ぅ・・・んゃあっ!」
せめてどこかに触れたくて、祐一は綾子の袂の切れ目から手を入れ、二の腕から腋に
手を這わした。綾子はくすぐったがって口の中の屹立を吐き出した。
「もぉ・・・くすぐったい・・・っ!」
「ごめんごめん・・・髪の毛も結ってあるし、せめてどっかに触りたくてさ・・・。」
祐一が手をさしのべて、やさしく綾子をソファに引き上げた。膝の上に乗せて甘い
口づけを交わす。
「どう・・・するの・・・?」
口でして、と言ったのに、祐一は綾子を抱き上げて、元に戻す様子もない。綾子に
一方的に奉仕されるだけでは満足できなくなったのだろうか?
「さ・・・最後まで、してあげるよ?」
「プッ・・・あやには、まだムリだよ。」
507深まり行く日々V 思わぬ逢瀬18:2013/05/18(土) 10:37:01.18 ID:/zvYTwJq
「わ・・・私が、ヘタだってこと?・・・しょうがないじゃん、まだ二回目なんだもん。」
綾子はちょっとムッとして言い返した。
「上手いとかヘタとかじゃなくってさ・・・。」
頬に口づけた唇を、耳にまでずらしてささやく。
「綾子の口ん中、汚したくないんだ。ホントは、一生懸命ほおばってる顔見てるだけで
 たまんなくなるんだけどさ。」
綾子がつま先までぞくぞくと慄えたのは、耳に吹き込まれた熱い吐息のせいばかり
ではなかった。
「それに、あやも気持ちよくならなきゃ・・・つまんないよ。」
綾子を膝から下ろして立たせ、すそから手をさしこんで脚を割った。
「・・・ひゃんっ・・・ゃめ・・・てっ・・・!」
綾子が慌てて腰をひき、乱れたすそを直して手で押さえ、身がまえた。
「もう観念しろよ・・・着たままだって出来るよ?」
「ど・・・どうやって?」
祐一は紬のすそをまくり上げてきれいに裏返し、綾子に持たせた。さらに長襦袢の
すそも同じように裏返してまくり上げ、現れた下着をするりと剥ぎ落とした。
「ちゃんと、裾もってて・・・。」
「ダメ・・・こんなの・・・ムリだよ・・・。」
立たされたままの両腿の間に指が差し込まれる。つぅっとなぞられて、綾子の引けた
腰が落ち、祐一がとっさに身体を支えた。
「んゃっ・・・だ・・・めぇっ!」
「こんなになっちゃってるんだから、ちゃんとしなきゃダメだろ?」
なだめるように口づけてから、また綾子をソファの脇に膝まづかせ、腰を持ち上げて
高く臀を突き出させる。黒っぽい紬から突き出た白く形の良い臀の間の紅色の肉が、
とっぷりと露をふくんで祐一に充たされることを待ちわびていた。
「・・・ゃっ・・・ぁっ・・・ぁあ・・・。」
膜をかぶせた屹立を、ぬるぬるの割れ目に押し当て、焦らすように往復させる。
508深まり行く日々V 思わぬ逢瀬19:2013/05/18(土) 10:37:49.13 ID:/zvYTwJq
 綾子の腰がじれったそうに揺れる。じりじりと呑みこませ、腰をつかんで根元まで
押し挿入れると、熱くせまい肉が待ちかねたように祐一を食いしめてくる。溶け落ち
そうな快感をなんとかやりすごし、祐一が攻撃をはじめた。
「ぁっ・・・ゃあんっ・・・ぁっ・・・ぁあっ・・・。」
引き抜いては深く穿ち、責めるたび綾子が啼き、髪に挿した飾りがシャラシャラと
揺れる。その動きに幻惑されるかのように、祐一は目の前の和服の女を容赦なく
責めつづけた。
「ゅ・・・ちゃ・・・そんっ…はげし・・・ぁんっ…!」
綾子はソファについた両手に顔を埋めてしまい、激しく顔を振りつづけている。
アップにした髪がゆるみ、おくれ毛がうなじや頬に散りはじめていた。
「ぁっ・・・ゃ・・・んぁあ――――!」
祐一を包み込む肉襞がつよく収縮し、綾子が顔を埋めている両手の間からくぐもった
嗚咽が洩れた。祐一ははっと我に返り、震える身体をやさしく抱きしめた。
「・・・ん・・・っふ・・・ぁぅ・・・。」
そっと抜き取り、くず折れる身体を膝の上に抱え上げてソファに座る。己が刻みつけた
絶頂の余韻に、こきざみに身体を震わす綾子がいとしくてたまらなかった。
「ごめん・・・きつかった?あやが・・・エロすぎて・・・止まんなくなった。」
頬につたわる涙の痕にそっと唇を這わせ、あごで顔を押し上げて深く口づける。
「・・・んふ・・・ぅ・・・ン・・・。」
目を閉じたまま、綾子が深く応え、祐一の背に腕をまわしてきた。
「ン・・・んふ・・・ぅ・・・。」
綾子の下唇を甘く噛み、歯列に舌を這わせる。淫らなキスに夢中になっている綾子の
大腿を自分の両膝で大きく開かせる。
「・・・んゃ・・・ぁ・・・ぁあんっ・・・!」
祐一の両腿の上にまたがらせられ、開かされた女陰に、また剛直の先端がふくませ
られた。啼き声をあげて祐一にしがみつきながらも、綾子の腰は無意識に受け挿入れ
やすい角度をつくって祐一を呑みこんでいった。
509深まり行く日々V 思わぬ逢瀬20:2013/05/18(土) 10:38:46.28 ID:/zvYTwJq
 はっ、はっと荒い息をつく唇を舐め、舌を吸ってやりながら、そんな綾子の腰を
つかんで押し下げ、奥まで突き入れる。
「っはぁ・・・ぁんぅっ・・・。」
祐一の唇を振り切り、のけぞって綾子があえいだ。両腋をつかんで反らせた身体を支え、
胸の帯の上、ちょうど乳首があると思われるあたりを親指で円を描くようにこする。
「んゃっ・・・やめ・・・ちょっ、と待っ・・・!」
このままたたみかけられる快楽に身をまかせてしまえばいいのに、綾子はなぜか唇を
噛んでこみあげる快感に耐えていた。
「・・・なんで待つわけ?・・・早くイッちゃえよ。」
襲い来る絶頂感と闘いながら話そうとする綾子の声は、どうしようもなく乱れて
揺れて・・・。それにまた煽られ、祐一が下から責める腰を揺すり上げた。
「・・・ひぁ・・・っん・・・うちゃ・・・ゆ、ぅちゃん・・・って・・・。」
「・・・ん?俺が、なんだって?」
何か言いたそうな綾子の様子に、祐一はしばし動きを止めてのぞき込んだ。
「ど・・・どのくらい、経験・・・あるの?」
綾子が見返す大きな瞳は快楽のための涙をいっぱいに溜め、目元が紅く染まっている。
「な・・・なんで最中にそんなこと言い出すんだよ?」
「・・・きもの着てる時・・・どうするか、とか・・・普通知らないでしょ?」
「俺だって知らないけど、一生懸命着崩れないようにって考えたんだろ?!」
「いつだって、私より余裕あるし・・・う、上手いっていうか・・・。」
あまりにも率直な綾子の言葉に、祐一は面食らいながらもふきだしそうになった

「へぇ・・・そんなに快(い)いんだ?・・・そう言われると俄然やる気出ちゃうな。」
これ以上やる気を出されては困る。綾子はあわてて話を元に戻した。
「そっ・・・んなこと言いたいんじゃなくて・・・。わ、私の前にどんなひとと・・・とか、
 何人くらい・・・って思っちゃうんだもんっ・・・。」
510深まり行く日々V 思わぬ逢瀬21:2013/05/18(土) 10:39:41.36 ID:/zvYTwJq
「・・・はぁ?」
綾子って、そんなこと考えてたのか・・・。祐一は半泣きの綾子の顔をみつめた。
「ふぅん・・・妬いてくれてんだ?」
ちょっと意地悪な声とともに、いっぱいに充たされた女陰のすぐ上の可愛い蕾を
指でそっとこすった。
「っゃ・・・めてっ・・・!」
綾子が悲鳴をあげて祐一の肩にしがみついた。
「俺、特別に上手いとか経験豊富とかじゃ、ないと思うよ。」
綾子から少し上体を離し、秘蕾にあてた指の腹をそっと動かす。
「あやを、もっと気持ちよくさせたくて、がんばってるだけ・・・。」
「・・・っぁ・・・ダメッ・・・ぁあ――――。」
綾子のなかがまた収縮する。祐一も終わりが近いことを感じていた。あえぎ続けて
すこしゆるんだ襟元をつかみ、ぐっと引き開ける。ああ、着つけが乱れてしまう・・・
そう思いながらも、子供のように嬉しそうに胸乳に顔を埋める祐一の頭を、綾子は
いとおしそうに抱きしめた。

「だからさ・・・今は、こっちに集中しろよ。」
言うなり綾子の臀を両手でつかみ、ぐりぐりと結合部に押しつける。
「・・・・ふぁ・・・っぁ・・・ぁあっ・・・っく・・・。」
綾子は責める腕をつかみしめてのけ反り、祐一の手の動きに連動して腰を揺すった。
白足袋を履いたままの足がなまめかしくつま先立ちになる。
「・・・ぃぃ・・・ぁ・・・あ・・・っ。」
髪飾りがしゃらりと落ちるのもかまわず、綾子が激しく頭を振る。さらされた
白いのどが、絶頂感に慄えている。のけ反ったまま張りつめた身体がくず折れる
間一髪、臀から離した手で祐一が抱きとめた。
「・・・ぁや・・・!!」
綾子の花が祐一を甘く噛む。慄えつづける身体をきつく抱きしめ、つよい収縮を
繰り返す綾子のなかに、祐一も愛おしさを思い切り解き放った。
511491:2013/05/18(土) 10:44:00.86 ID:/zvYTwJq
書き忘れ。
綾ちゃんのお父さんの名前ですが、他のどこにも書いてないのに、なぜか中の人のwikiに
「綾子の父 源治」って書いてあるので使わせていただきました。
偶然ですが、平泉…源治…うーん、北国の方の歴史を髣髴とさせる名前になりましたw
512名無しさん@ピンキー:2013/05/23(木) 01:09:41.37 ID:RyaqYw0w
>>491
着物着衣プレイきたこれ!
今中の人がやってるドラマあんまりちゃんと見てないけどふみちゃんの時から相変わらず着物似合うもんなぁ
そりゃ脱がせたくないでしょうwGJでした
513名無しさん@ピンキー:2013/06/13(木) 01:38:58.66 ID:6XqhZB1O
ゲゲふみゆうあやはやっぱりいいなぁ
514名無しさん@ピンキー:2013/06/24(月) 16:24:30.89 ID:C/Ni89md
ほしゅ
515名無しさん@ピンキー:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN ID:9myRhtlL
再放送も終わりに近づいて寂しい
けど萌え的にはとてもオイシイw
516名無しさん@ピンキー:2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:1e5/kqHs
今でもゲゲゲの女房が大好きです
517名無しさん@ピンキー:2013/08/29(木) NY:AN:NY.AN ID:8N7Eim2l
保守ついでに・・・

>>512
今更すぎるが、あのドラマはいただけなかったorz
518名無しさん@ピンキー:2013/09/19(木) 09:52:30.32 ID:X68onudK
職人さん、新作待ってます。
519名無しさん@ピンキー:2013/10/13(日) 14:22:56.93 ID:dMpVV6F4
再放送見たいよー
520名無しさん@ピンキー:2013/10/31(木) 09:37:44.46 ID:pwYT3gWq
ほしゅ
521名無しさん@ピンキー:2013/11/27(水) 08:14:24.20 ID:pLIhZ5VW
ゲゲふみ大好き!
522名無しさん@ピンキー:2013/11/28(木) 12:33:37.53 ID:VDY4Lma+
永遠のハジメテは萌えるなあ
523名無しさん@ピンキー:2014/01/04(土) 11:22:38.81 ID:s0sK7x9Y
あけましておめでとうございます
また再放送してほしい
524名無しさん@ピンキー:2014/02/05(水) 08:45:49.60 ID:TgNRHe3R
喧嘩してデートして…な時期ですな
525名無しさん@ピンキー:2014/02/08(土) 02:05:19.30 ID:VtBbTEDM
中の人たち、誕生日おめでとう!
526名無しさん@ピンキー:2014/03/05(水) 20:54:22.54 ID:InnuY+h8
このスレ大好きでした!
527名無しさん@ピンキー:2014/03/06(木) 22:38:47.67 ID:tX7kg3oC
今も大好きです
528名無しさん@ピンキー:2014/04/10(木) 18:01:09.95 ID:mrr0f1ud
ほしゅ
529名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 18:38:32.93 ID:56fxLTBE
職人サン、お待ちしてます
530名無しさん@ピンキー:2014/06/07(土) 21:08:52.68 ID:KEEmGUUm
ほしゅ
531名無しさん@ピンキー
保守