【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ■【マスター】

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1名無しさん@ピンキー
とりあえず立てとくゥゥ…
2名無しさん@ピンキー:2012/01/20(金) 21:57:56.21 ID:dREhUqtI
とりあえず本スレからの侵攻に備えて
兵10000ぐらいかき集めておく…

いきなり攻撃を受けてもこれなら守りきれるだろ
3名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 02:48:20.17 ID:s+1ppYA9
相手はP限定なのかそれとも涼ちんでもいいのか否か
4名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 05:11:45.09 ID:PXtCiykG
なんでもいいんじゃね?
本スレみたくアレは駄目これは避けるべきとかやらんでいいだろ

Pだろうが輿水さんだろうが問題ない
涼ちん追加されるかもしれないんだし
5名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 12:50:56.28 ID:S30jPFwK
輿水さん♂ってのはちょっと・・・・・・派なんで
名前欄にでも注:輿水♂とか入れといてくれると
NGに突っ込んで回避できるんだけど
6名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 14:23:31.04 ID:tGoTddKl
前もスレあったけど、即死したぞ
7名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 21:45:25.23 ID:OV0GjeoS
>>3
どっちでも良いけど基本的にPだろ
8名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 21:46:03.33 ID:OV0GjeoS
モバマス来るまでPはヘタレで涼はイケメンというイメージがあったが
モバマス見たら絶対モバマスPはイケメンでヤリチンだろうなって思った
女を惚れさせるオーラが出てるレベル
9名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 21:51:50.83 ID:WqZRniiC
あくまで仕事感覚で女を篭絡させてそう
10名無しさん@ピンキー:2012/01/22(日) 03:21:04.24 ID:0h1Rl76Z
>>8
そりゃ主人公だからそういう補正がないとこのゲーム成り立たなくね?ww
原作のほうもベストエンド限定とはいえ迫られまくってるし
11名無しさん@ピンキー:2012/01/22(日) 14:57:26.27 ID:8MoiMaIp
>>3
その昔ダブル涼という発想があったらしい
12 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2012/01/22(日) 20:06:55.54 ID:p2ThtJyS
a
13名無しさん@ピンキー:2012/01/23(月) 00:13:10.05 ID:O8R/xxqH
移籍してマニーになったアイドルの末路、みたいなのをwktk
14名無しさん@ピンキー:2012/01/23(月) 12:18:37.33 ID:9mwvjvoJ
良いよな
凛とかしまむらとか本田が酷い扱いされるやつ頼む
15名無しさん@ピンキー:2012/01/23(月) 23:44:03.64 ID:gtlU7o/8
>>11
今もたまに見かける
SS来るんかねえ
16名無しさん@ピンキー:2012/01/26(木) 00:29:02.70 ID:wpGVLuLZ
普通の涼とアイドル涼だったかな
こっちでも特訓前と後で別人設定エロとかでもありか
17名無しさん@ピンキー:2012/01/27(金) 08:49:53.24 ID:XGNQd9kd
アリだな
涼(876)と楓をからますのもアリ
18名無しさん@ピンキー:2012/01/27(金) 11:46:59.40 ID:ghYY9Ozd
モバマスはエロい子多くていいね
痴女日菜子ちゃんかわいい
19名無しさん@ピンキー:2012/01/27(金) 14:18:06.41 ID:qabV0VY4
みりあちゃんを見てると、

「これからは楽しいことがいっぱいだよ!!」

「やったねみりあちゃん!!」

しか想像できなくなった。
20名無しさん@ピンキー:2012/01/27(金) 17:23:48.38 ID:G//VkffP
幼いのにスタイル良いから
変なおじさんに調教されてもおかしくない
21名無しさん@ピンキー:2012/01/28(土) 21:27:02.32 ID:q0WA+1yC
「こんな笑顔見たくない・・・!」
みたいな感じで襲われる高森藍子ちゃん
22名無しさん@ピンキー:2012/01/28(土) 21:59:19.56 ID:XQ/sWu7M
オール涼でSSやる人は名前表記大変だろうな
23名無しさん@ピンキー:2012/01/30(月) 00:39:50.73 ID:K0pv/Xne
Pに連れられて脂ぎったオヤジ達に初めてを奪われて
帰ってくるなりつかまされた万札の束と荷物を居間に放り投げて
泣きながらシャワーを浴びるのが似合う美穂ちゃん、次点で十時ちゃん
24名無しさん@ピンキー:2012/01/30(月) 07:33:21.55 ID:aCQiY4bb
美穂ちゃんと、かな子ちゃん、きらりんの他人丼を
どか食い堪能したい…
25名無しさん@ピンキー:2012/01/30(月) 21:31:28.93 ID:xLMSKE72
カニバじゃないよな? な?
26名無しさん@ピンキー:2012/01/31(火) 06:37:18.06 ID:A9Il9dV6
話のオチは比奈が日奈子の妄想を薄い本にしましたみたいな感じに
そして後ろでゴゴゴゴ
27名無しさん@ピンキー:2012/01/31(火) 10:45:45.99 ID:+bsFMuTs
>>23
良いねぇそれ

さぁ書け

美穂ちゃんとかしまむらさんとかのケツ強調したエロパロはまだか?
28名無しさん@ピンキー:2012/01/31(火) 16:13:27.38 ID:9btnLgjJ
二十歳超え組だと前職の服装着てもらってのプレイとか
色々あって結婚しました→新婚さんでアレコレ
とか出来そうね
29名無しさん@ピンキー:2012/02/01(水) 13:29:17.59 ID:gjf9tvTP
結婚とかされたら寝取るだろ普通に
30名無しさん@ピンキー:2012/02/03(金) 21:51:50.86 ID:CTdNaQ/V
ぶっちゃけ何人かは親愛度Maxでヤッてるよね
31名無しさん@ピンキー:2012/02/06(月) 06:40:08.09 ID:CUiIE1cp
15歳はjcかjkかがわからないから大変だぞ
32名無しさん@ピンキー:2012/02/06(月) 08:57:02.31 ID:zRHdGJJJ
地方条例ではどっちもアウトだから問題ない
一桁とか三十路とかこれもう擬似親子丼だろ
33名無しさん@ピンキー:2012/02/07(火) 23:37:40.36 ID:AtvejDRx
t
34名無しさん@ピンキー:2012/02/08(水) 18:12:57.25 ID:HtSGQ+5O
バレンタインロードのライバル対決時の千枝セリフがいちいちエロい件
35名無しさん@ピンキー:2012/02/08(水) 20:14:58.09 ID:ypa/tiiE
バレンタイン千枝の、腰つきが、あのポーズがエロスで困る
36名無しさん@ピンキー:2012/02/09(木) 20:56:20.62 ID:n8mUj/mp
私見だけど台詞が一番エロいのは佐城雪美
37名無しさん@ピンキー:2012/02/10(金) 02:58:41.09 ID:G17H9BpW
あげ
38名無しさん@ピンキー:2012/02/10(金) 20:27:45.83 ID:kI4IW4SQ
茜ちゃんが誘ってるようにしか思えないエロさなんですが
39名無しさん@ピンキー:2012/02/10(金) 23:29:32.42 ID:e+qkP94V
ナターリアが可愛すぎて辛い

手取り足取りって…もしかして俺とナターリアってやったの?
40名無しさん@ピンキー:2012/02/12(日) 01:40:02.18 ID:1vKVhkyr
もうそろそろバレンタインじゃのう
SSくるかのう
41名無しさん@ピンキー:2012/02/13(月) 00:11:14.72 ID:n0l++Q/F
バレンタインデイに強姦SSを投下する鬼畜さ

野郎沢山入れたバトルロワイアルSSでも面白いことになりそうだな
42名無しさん@ピンキー:2012/02/13(月) 10:53:18.15 ID:0oWEphYS
昔のコピペネタ改変風とか?

・新人アイドル追っ手から逃げ切れたら10万円って企画に出た事あるよ
・で、どうだった?
・俺は3人掴まえたよ。特に小日向美穂ちゃんって娘が具合良かった。
43名無しさん@ピンキー:2012/02/13(月) 12:47:10.21 ID:XrKfkX10
良いねえ大いに期待
44名無しさん@ピンキー:2012/02/14(火) 23:04:45.97 ID:nDM6WsBj
ナターリアが好きすぎてシチュもあるんだけど
文章にするとなるとあのカタカナ混じりが難易度高すぎるorz
45名無しさん@ピンキー:2012/02/14(火) 23:47:07.41 ID:ucvR9nUt
オーゥイエース シーハー シーハー
46名無しさん@ピンキー:2012/02/15(水) 01:01:44.25 ID:BSjfer65
サイネリア何か言ってやれww
47名無しさん@ピンキー:2012/02/15(水) 08:35:12.18 ID:1kgZOcJ7
オデに落ちるis敗北ネ!!
48名無しさん@ピンキー:2012/02/15(水) 08:57:17.22 ID:Uj9z5Pql
サイネリア?ファミレスかと思ったら、なんだ女か
49名無しさん@ピンキー:2012/02/16(木) 01:45:14.74 ID:8ajGunif
綺麗な名前してるのに
50名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 00:09:09.47 ID:1IsT9Y1m
そろそろ立ってから一ヶ月か
51名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 00:39:27.75 ID:RtYo2brU
レッスンでアイドルを育てるとして、アイドルの糧になる木っ端アイドルは消えてしまうが

あれは育てるアイドルの為に色んなトコに枕営業をやらされに行って消えていくのかもしれん、とか妄想
52名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 06:09:43.41 ID:MIVmCM+u
ということはトレーナーさんは
53名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 06:33:58.47 ID:3qhTleTE
俺の妻です
54名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 10:01:54.49 ID:uPerRHo/
彼女とかおっぱいが禁止ワードらしいけど
なんで裸が禁止されてないんだよw
55名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 10:36:29.71 ID:uPerRHo/
レッスン料のために
アイドルを脂ぎった親父に差し出すおまえらP

しかしその股間はギンギンに腫れ上がっていた
そんなある日の事、今日も友情Pで現れた凛を脂ぎったパトロンの所に連れていく
何度目だろう、連れていくたび、陵辱の限りを尽くされ精神が崩壊する凛
そしてそんな凛を見ていられぬ自分は時空を遡り何度も同じ事を繰り返していた
いつか敏腕プロデューサーになれば凛を守れるのではないかと信じて
自分が凛を守れる日が先か、それとも耐えきれず精神崩壊が先か、今日も凛を脂ぎった親父プロデューサーの所にタクシーで送り届ける途中、そんな事を思っていた

終わりは想像より早く来た
ループすること387回目、今にも陵辱されそうな凛を見た俺の中で何かがはじけた
陵辱され続ける凛を見続けループするうちに燻り続けていた俺の中の黒い欲望が、自身を突き動かした
俺は大声を上げ二人の間に割り込むと凛を突き飛ばし
親父を縛り上げ陵辱し始めた、夢にまで見たこの薄らがかった頭、どす黒い乳首、全く手入れのされていないスネ
そしてブルブル揺れる腹
ついにこの体を自由に出来ると思っただけで射精しそうだ!
後ろで凛が「そっち!?そっちなの!?」などと騒いでいるがお構いなしだ
俺は目の前の豚に容赦ない凛をを行った

そうだ!俺が凛を救ったんだ!!俺達の大勝利だ!!
満足して後ろを振り返った俺がみたのはあまりにも気持ち悪い光景により精神崩壊を起こした凛だった

おもむろに彼女のスカートをめくりパンツを拝んだ後に
「次こそは助けてみせるからな」そう呟き388回目の世界へと飛んだ
56名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 10:42:43.70 ID:uPerRHo/
>俺は目の前の豚に容赦ない凛をを行った

……容赦ない陵辱ね(;^ω^)
仕事中にスタミナ回復待ちの間に勢いで書いてしまった、反省はしていない


私はいつでも美味しいシチュを待ち望んでいます
こんなシチュで書けやこの誤字野郎!という意見募集中
57名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 15:57:23.68 ID:CZ37lMkD
実はこのスレで初のSSかw
58名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 16:14:46.18 ID:4iuUPsZ6
このスレの方向性はそれでいいんですかね・・・(歓喜)
59名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 21:54:23.48 ID:/cJbyi2x
(投下できそうもない純愛組)
60名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 23:04:10.67 ID:y8HiWyRv
かな子か美穂で

三つ子Pと純愛4P物のSSを…
61名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 23:53:46.39 ID:TsiEOFGj
百合もありなんですかね・・・
62名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 23:54:55.96 ID:uPerRHo/
3つ子Pっていうのはつまり

P「かなこ、好きだよ」
かな子「プロデューサーさん、私も」
P「いつもはお菓子食べてるかな子だけど、今日は俺がお前を食う!」
かな子「プロデューサー」

バターン
一郎P「てめー!二郎、なに成りすまして美味しい所だけ頂こうとしてるんじゃー」
三郎P「許さねえぞコルァ」

二郎P「よかろう!ならば誰が一番かな子と相性がいいか勝負じゃー!!」

始めてテレビでモバマスのCM見たわ、雪歩→凛だった
63名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 00:41:19.76 ID:fC18u4Fk
>>61
申し訳ないがNG
専用板にスレ立ててやってろ
64名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 00:45:46.48 ID:gK6lPEgj
厳禁とまでは言わないが注意書きくらいはしたほうがいいな
無論、専門板でやったほうが穏便ではあるけどな
65名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 03:38:59.28 ID:We98znKe
しかし最初のSSはやっぱり凛ちゃ…じゃなくて名もなき親父相手とは…
どうなるんだこの先の流れは
66名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 03:40:35.57 ID:mOL91r+j
そらもうアイドル相手と見せかけたホモファックが様式美よ
67名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 04:35:49.83 ID:UC1g5yMv
>>61 てか百合スレ見て無いからわからんけど
百合スレじゃモバマスの扱いはどーなってるの?
68名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 08:50:35.18 ID:aBMb63T/
別に百合注意とかって名前欄に書いとけば各々NGできるからいいんじゃね?
69名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 10:43:18.70 ID:sYaKzubh
エロ→百合板に立てる
非エロ→創作板に立てる、創作アイマススレに書く、デレマスキャラスレに書く
こんな感じでよくないか
70名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 10:54:55.21 ID:7HK4Kmda
創発板のスレなら渋谷凛の一つ投下されて特に反対無かったみたいだし
非エロだったらそっちで良いんじゃない?
71名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 16:24:24.99 ID:rj5Xbl8i
脅されてとかプレイの一環での強制レズとか興奮します

とりあえず和服の美穂ちゃんに緊縛したい
72名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 19:11:22.59 ID:8Z3xPUMV
>>62
つづきはマダガーッ!?w
73名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 21:41:49.65 ID:OzaTkPHx
かな子の肉付きのいい体にむしゃぶりつくSS
「ザーメンって美味しそう」といってフェラチオするかな子
74名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 00:03:04.35 ID:7ubwmWgY
>>73
そのアイデア、YESだね!

やっぱりアイドルとPだからどうやってHにいけばいいか、悩む訳ですが
こういう風に自然に入るようなシチュはいいですね
75名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 02:10:34.38 ID:P8dNwNzI
全然全くもって自然じゃないぞ
76名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 03:17:04.60 ID:98KYd/kg
事務員ポジの人とテーブル挟んでプチ会議中の時に、
ロリトリオverモバマスに見つかって膝の上とかに座られてこっそり手コキとかされたい。無邪気に。
77名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 18:46:24.88 ID:egzCW5Ro
輿水ちゃんの一人称はボクかぁ…

うーん、むつかしいなぁ
78名無しさん@ピンキー:2012/02/21(火) 17:31:43.73 ID:kLZKjzBM
とときーん………ふぅ
79名無しさん@ピンキー:2012/02/22(水) 02:41:45.05 ID:QbOasSeg
>>77
「プロデューサーさん、最近ボクのことを実は男の娘じゃないんですか?なんて
 疑ってくる変態なファンが出てきて困ってるんですよね。どうしたらいいと思いますか?」

「まさか…プロデューサーさん、率先してそんな変態なことは考えていませんよね!
 自分の手がけるアイドル相手に変な妄想なんてもったら…プロ失格だと思いますよ?」

「え?分かってますよ、こんな美少女に触られたら…男の人なら、ここが固くなって当然ですよね。
 よかった、プロデューサーさんが男の娘じゃないと興奮しない、変態さんじゃなくて安心しました」

「…あれ、どんどん堅さが増しちゃってますね!揉み続けたせいかな、それとも本当は…
 ボクが男の娘かもしれないと想像すると余計に勃っちゃうんですか、プロデューサーさんって?」

「まったく、ボクみたいな年の子相手だったら、本当は勃っちゃうだけで犯罪なんですよ!
 …分かってます、ボクが可愛い過ぎるのがいけないんですよね。揉み続ける手を払えなくなるくらいに」


……みたいな路線なら充分いけると思わないか?
ロリ妖艶枠最高です!
80名無しさん@ピンキー:2012/02/22(水) 16:20:35.47 ID:F1T3FtdO
>>79
ちょっとおっきしたけど
全部ドヤ顔で言ってると思ったらちょっとイラッときた
81名無しさん@ピンキー:2012/02/22(水) 18:21:06.55 ID:p+4WaS6f
そこがいいんじゃないか
82名無しさん@ピンキー:2012/02/22(水) 20:36:59.62 ID:HfskAi+F
CD化するのにここは音沙汰なしかい?
あげとくぞ
83名無しさん@ピンキー:2012/02/25(土) 11:54:42.48 ID:lo/o4O8Y
俺も拓海姉貴で一つSSを書いてみようかな
84名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 10:48:00.20 ID:A6eOX2Z4
>>83
是非とも!
8583:2012/02/26(日) 11:02:23.21 ID:RzQHfaCd
>>84
実はチマチマ書いてるんだ。服着て待っていてくれ
86名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 16:41:40.44 ID:x3zsYEHh
唐突に即興で書いてみる
アイドル:渋谷凜
シチュエーション:移籍


「――さあ、ここだよ」
 どきり、と胸が一つなるが、そんなこともお構いなしに隣に立つ脂ぎった男は厭らしい笑みのままに顔を振り向かせる。
 プロデューサー――いや、私を売った男が言うには、彼は音楽業界のお偉いさんらしいが、私の身体をなめ回すように視線を送るその姿は、そのような面影は一つもない。
 
「さあ……少しだけ目を閉じてもらおうか」
「ッ……」
「おや? 初めてのキスは雰囲気が必要かと思ったが、そんなものは必要無かったかね? もっとも、これからキス以上のことをするのだから気にしすぎな気もするが」
「……別に、気にしないで」
「なら、気にしないでおこう。では」
「んッ?! んんっ……」
 プロデューサーにアイドル候補生としてスカウトされて、アイドルになれて。
 それまで決められたルートしか歩んでいなかった私にとって、それはとても輝いて見えることだった。
 雑誌のモデルや、PVのヒロイン役などといった仕事をこなして初めて出したCDは、今でも私の宝物だ。
 そうしてアイドルが売れれば、必然的にプロダクションも大きくなる。
 プロダクションが大きくなってアイドルも増えて、忙しくても、プロデューサーに会えなくなっても、私はそれが楽しかった。

 だが。
 会えない時間は彼を変えた――否、変わったのは私を取り巻く環境だった。
 才能ある子が増え、幅広い年齢層が増え、多くの子がCDを出し始めた時、私はプロダクションの中でもかなり低ランクとなっていた。
 勿論、色々な努力はした。
 夜遅くまで残ってレッスンをしたり、歌唱域を増やすために色々な歌を模倣してみたり。
 だけど、ついこの間まで女子校生だった私が、才能ある子に勝てる訳が無く。
 久しぶりに。
 本当に久しぶりにプロデューサーと話をした時、私は自分がクビになったことを――売られたことを知った。

「それにしても、彼も酷い男だねぇ。自分がスカウトしておいて、使えなくなればすぐに売るんだから。まあ、おかげでこうして美味しい思いも出来るわけだが」
「……」
「ふむ、渋谷凜ちゃん、だったかな……少しだけ口を開けてもらおうか?」
「……何をする気?」
「なに、私は順序を気にする質でね。キスの後は舌を絡めるのが順序だろう……こうやって、ね」
「んんッ……ちょ、まっ……んちゅる」
 本当に端金に近い金額だったらしい。
 後輩アイドルのレッスン費用を捻出すら出来ないほどの金額で売られた私は、こうして、売られた先であるこの男に連れられて、ピンク色の内装をしたホテル――いわゆる、ラブホテルに来ていた。
 まるで援助交際をしているみたいだ、なんて思わないでもないが、そこと違うのは一切の金額が私には入ってこないことと、これ一回きりでは無いことだろう。
 私は売られたのだ、それに私は女子高生、自分で言うのもなんだがこんなブランドを逃す男はいないのだと思う。
87名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 16:43:06.33 ID:x3zsYEHh
 ぬるり、とした気色の悪い生暖かい感触に耐えていると、口の中を蹂躙している男の舌は歯茎や舌の付け根をちろちろと舐めてくる。
 気持ちいいなどと思っているのだろうか。
 好きでもない、ましてや初めてのキスで感じる女がいると、この男は本当に思っているのだろうか。
 そんなことを考えていると、さわり、と制服が触れられるのを感じた。

「ぷはッ……ちょ、ちょっとそこはっ……ん」
「いい加減に大人しくなればいいのにねえ……もっとも、気の強い女子高生など好物以外の何者でも無いわけだが」
「んッ、ンンンンッッ?!」
 するりするり、と。
 シャツがスカートから脱がされていくのが分かる。
 舌を入れられるキスから意識を逸らしてしまえば、否応なしに意識してしまうその感覚に、私の身体はびくりと震えた。

「んちゅ……はっ、ちょっと待って……心の準備がッ」
「心の準備など、とうの昔に出来ていると思ったのだがな。まあ、いいさ」
「ひゃあっ」
「おっと……これはこれは。随分と可愛らしい下着を」
「み、見ないで……ひゃうっ」
 あまりの急展開に思考が追いつかない。
 そろそろ、と脱がされていたシャツは勢い良くたくし上げられることになり、ブラに覆われた胸が男の視線にさらされる。
 派手な色を好まない故に、白いブラが外気にさらされた訳だが、可愛らしいと言われてしまえばさすがの私でも羞恥が勝る。
 胸の辺りをじろじろと見ていた男の顔をどかそうとした私であったが、不意に胸に感じた感覚に声が漏れる。

「中々にいい反応だねえ。これは色々と期待出来そうだ」
「いきなり触らなッ……んくっ……」
「じゅるりっ……感じている訳では無さそうだが、色々と戸惑っているのは確かみたいだな。緊張と感覚で乳首が立ち初めてきたぞ?」
「んんっ……っぁ」
 不意な気色の悪い感覚に声を漏らせば、開いた口に男が舌をねじ込んで酸素を貪っていく。
 男の唾液で口元が濡らされれば、それを潤滑油にして男がさらに奥へ奥へと舌をねじ込んでくる。
 鼻で酸素を求め、酸素を奪う男の舌を追い出そうと舌を動かしても、いやらしくぬめりと蠢く男の舌を追い出すことは叶わない。
 そうこうしている内に、男が指で弾いたのか、胸の先に痛みをともなく感覚が与えられた。

「感じてきているのか? 段々と硬くなってきているようだが」
「そ……んなことは……ッ」
「強がらなくてもいいだろうに。ほれ、首筋からも雌の匂いが出てきているぞ」
「そん、なとこ……舐め、るなぁ」
「ではここだ」
「ッ?!」
 こりこり、と。
 そんな音が聞こえるのでは無いかと思えるほどの感触が自身の胸から与えられるが、それを感じていると思ったのか、男が厭らしい笑みのままに私に問いかけてくる。
 ぴくり、と身体が動きそうになるのを自制で押しとどめるが、そんな反応も楽しいのか、喉を反ればそこをぺろりと一舐めする男。
 ぺろりぺろり、と舐めたかと思うと、ふんすふんす、と匂いを嗅ぐ男に羞恥と気持ち悪さを感じて声を上げれば、待ってましたとばかりに男は胸へと吸い付いた。
88名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 16:44:49.63 ID:x3zsYEHh
「ひゃっ……あ……あ……ッ」
「我慢は身体に毒だろう。ほれ、こうして直ならば凜ちゃんも素直になれるだろう?」
「っくぅぅっ?! っ、ぁぁ……」
「おや、もしかして軽くイったのかい?」
 ブラ越しにふにふにと乳首を口で甘噛みしたかと思えば、軽く歯で挟んでこりこりと噛む。
 その度に形容しがたい感覚が胸から全身に広がっていき、びくり、と身体が反応したことに気がついたのか、男はブラを少しだけずらして私の乳首を外気へとさらす。
 少しだけひんやりと感じたのも束の間、男の口に含まれたそれはべろりとした舌に反応して、形容しがたい感覚――快感を私の全身へと広げていった。

「いやはや、凜ちゃんは中々すけべだねえ。初めてでこれだけ感じる子もそうそういないだろうに」
「だ、れが……」
「すけべじゃないって? でもほら、凜ちゃんのここはこんなになってるよ?」
「ッ、ひゃあぁんッ」
 イった。
 男の言葉に羞恥で身体が熱くなる。
 私とて女子高生、性とかそういうことの知識を耳にしたことはあるし、その……興味があって一人で致したことも、何回か、ある。
 その感覚に近いものが迫っていたことは私自身理解していたが、それが快感であるなどと認識したくなかったこともあって、私はイったという事実を否定したかった。
 だが、男はそれをさせてはくれないらしい。
 じゅくり、と。
 わざと音を立てているのでは無いかと思うほどに水気を拭くんだ下着を、男はさも嬉しそうにぐちゃぐちゃと弄る。

「っ……ぁ……」
「ぴくぴく軽く痙攣しているの分かる、凜ちゃん? これ、凜ちゃんが気持ちいいって言ってるんだよ?」
「そ、ん……こと、言って……な、い」
「またまたそんなこと言って。ほら、ここも」
「ひっ……っぅぅぅ」
 ぴくり、ぴくり。
 内股が軽く震え、足に力が入らなくなっている私は、いつの間にか男に寄りかかる形だった。
 男の肩に両手を置いて崩れ落ちないようにしているのだが、そこから来る身体の近さは男に好都合だったらしく、私の身体の力が抜けていく度に、男の手が私の下着を――ソレ越しに、私の女性の部分を責める。

「ほら、もう立てないんじゃないの? こっちこっち」
「は……なし、て……」
「うーん、良い香りだ。処女にしては濡れようも多いけど……まあ、これぐらいなら問題無いかな」
 ぬちゅりぬちゅり、くぱぁ。
 私にも聞こえるようにか、わざとらしく音を大きくして私の女性の部分を弄る男は、その指についた液をぺろりと舐め取ると、実に厭らしい笑みで私を見やる。
 どきり。
 その笑みが本当に黒くて、その笑みの先に待つであろうことが、自分にとって取り返しの付かないことなんじゃないかって、今更ながらに思えてくる。
 けど、男にはそんなことは関係無い。

 ぽろん。
 むしろコミカルな擬音をつけられそうなままに、男は醜悪なそれを取り出した。
89名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 16:46:15.38 ID:x3zsYEHh
「ほーら、凜ちゃん。お待ちかねのものですよー」
「い、いや……やめて」
「ぬちゃぬちゃしててらてらして……実に厭らしいねえ。凜ちゃん、本当に処女?」
「ゆ、ゆるして……おねがい、しますから」
「まあ、試しに入れてみれば分かるかな。もっとも、入れてみた時にはどっちにしろ処女じゃなくなるけど……ねッ」
「……ッ……つあああぁッ」
 ぬちり、ぬちゃり、ぬぷり。
 てらてらと濡れる私の女性の部分に醜悪なそれを楽しげに塗りつける男は、時折わざとのように私の敏感な部分にそれを擦りつける。
 びくり。
 そう反応して濡れる量が増えるのが楽しいのか、擦りつけたりそれで押しつけたり、様々な快感を私に与えてくる。
 だけど、あれが本当に入るのだろうか。
 自分の股間にあるスジと男のそれの大きさを考えても、どうやっても入りそうな感じはしないのだが。
 そんな恐怖に中止を懇願してみても、それは男のやる気を増させるだけであったらしい。
 
 ちゅぷり。
 そうやって自身のスジに男のが宛がわれたと認識した時にはもはやどうしようもなく、男が身体を動かしたと思った時には、私の身体は何かに貫かれていた。
 それに伴うは激しい痛み、激しい喪失感――激しい後悔。
 こんな所で、こんな男に処女を捧げているという事実に、何でこんなことになったんだろうと今更ながらに思う。
 アイドルになったから? 
 努力が足りなかったから?
 プロデューサーを信じたから?
 とりあえず、分からない。
 どれもが真実みたいで、どれもが虚構みたいで、今こうして脂ぎった男に貫かれているのも真実ならば、それも虚構みたいで。
 痛みから来る混乱に、私は思考が定まらない。

「ぁぁぁ……」
「凜ちゃんの膣、きつきつで締め付けてきて……凄い気持ちいいよ。凜ちゃんも、気持ちよくなってね」
 こんな痛いのに気持ちよくなる訳がない。
 そう言おうにも、痛みから逃れるように肺から息を零す私の胸に、男は軽く、時には強く吸い付きながら腰の運動を開始した。
 
「あっ…あっ…あっ」
「ぬふふ、凜ちゃんも気持ちよくなって来たのかな? 喘ぎ声が実に色っぽいよ」
「ちがっ……いた、くて……息が」
「でもきゅんきゅん締め付けてきてる」
 男の前後運動に合わせて、酸素を求めて呼吸する私の喉から声が漏れる。
 肺から息が押し出される度に吐息が喉を通って声が出るのだが、それを勘違いしてか、男の腰がぬるりと円を描く。
 ごりごり。
 明らかな異物が、自分の中を押し広げていく感覚に、痛みとは別の感覚が頭にひっかかる。
 逆回転。
 ごりごり、ざら。
 確かな異物感は、再び私の中を無理矢理と押し広げるのだが、その途中、不意に感じた感覚に身体が震えた。

「凜ちゃんのGスポット、見ーつけた。ここでしょ、ここが気持ちいいんでしょ?」
「ひぅッ……そ、そこぉはぁ……駄目ぇぇ」
「でもびくんびくんしてるよ、凜ちゃん? 気持ちいいって顔してる」
 ざら、ざら。
 さっき感じた感覚の部分に、男はそれを勢いよく突き立てていく。
 ごり。
 削り取られるような感覚に、何か恐怖を感じる。
 何か縋り付くものが欲しくて、抱きつくものが欲しくて、でも目の前の男しかそれは無くて。
 男に縋り付くのは何だか無性に嫌で、私は後ろ手にベッドのシーツと枕を掴んだ。
90名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 16:47:16.83 ID:x3zsYEHh
「ほら、ほらっ。さっきからずっとびくびくしてるよ、凜ちゃんの膣」
「んっ、あっ、はぁっ、ひゃぁっ」
「奥の方も気持ちよさそうだね。ここかな、それともここかな?」
 ざら。
 ごり。
 びくりと感じる部分を刺激され、最奥のある固い部分を激しく突かれる。
 その度に歌をうたうためにあった喉から声が漏れ出て、それが何だか悔しくて悲しくて。
 でも、そんなこともお構いなしに快感を与え続けてくる男に、睨むように視線を向ける。

「おやおや、随分と物欲しそうな目をしている。なんだい、もっと欲しいのかい?」
「ちがっ、はっ、あんっ、うのにっ、んんっ、あっ」
「びくびくびくびくと震えているね、凜ちゃん。もう少しでイきそうなのかな?」
「ふぇっ、あっ、はっ、イくなんて、ひゃん、無い、しんッ」
「じゅぶじゅぶと白く泡立つ程に濡れてるのにねえ……まあいい、そろそろ一緒にイこうじゃないか」
 ずんずん。
 男の運動のペースが速くなる。
 ざら、とする部分に押しつけるように入れられたそれは、最奥の部分でごりりと音を立てる。
 そして暴れながらに抜かれたそれは再び押しつけるように入れられて。
 その度にびくりと身体が震え、思考が白色に染められていく。
 
 プロデューサーに初めてあったローカルなオーディション会場。
 初めて足を踏み入れた少しぼろい、少しだけ暖かいプロダクション事務所。
 CDの仕事を取ってきたプロデューサーの嬉しそうな笑顔。
 後輩の面倒を頼むぞ、って頼ってきたプロデューサーの顔。
 私にクビを言い渡した時の、プロデューサーの顔。
 その全てが、少しずつ白く染め上げられていく。
「あっ、あっ、あっ、いやっ、しろく、ひゃんっ、したく、あはっ、ないのにっ、んくっ」
「ん? そうかそうか、白くなりたくないのか。なら……膣中に出させてもらおうとするかね」
「ふぇぅ……あっ、あっ、いや、はげし、はっ、ひゃんっ、んんっ」
「そらこれで……一番奥で出してやるぞ!」
「んんああああぁぁぁっ」
 そして。
 男の言うことなど、最早理解出来ない頭で、男の動きが更に早まったことを感じる。
 びくり。
 男が一度突く度に震える自身の中が名残惜しそうに男のそれをしごき、男がそれを抜くのを名残惜しそうに咥えるのに、身体が反応してしまう。
 一番奥を突かれると気持ちいい、もっと奥に欲しい、もっと突いて欲しい。
 思考が、視界が、思い出が。
 白く白く染められていく。
 そして、それら全てが真っ白に染まった時。
 一番奥まで突き入れた男のそれから熱い何かが放たれた時、私は自分でも認めてしまうほどにイった――。


 ぬぷり。
 情事が済んで、男が注げるだけの精を全て私の中に注いだ後。
 抜かれた男のそれに続く形で零れる白い粘液に、私は心の中だけで泣いた。
 さよなら、プロデューサー。
 あんたとの活動、悪くは無かったよ。
91名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 16:48:40.14 ID:x3zsYEHh
勢いだけで1時間ほどで書いたものです。
べ、別にSS初投稿を狙った訳じゃないんだからね。
誤字とかいろいろあればすみません、補完しておいて下さい。

ちなみに、俺は渋谷凜ちゃん好きですよ。
ちょこっと心が痛みます。
92名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 18:28:39.57 ID:UOwS2fbp
これはもしかしてこのスレ一作目かな?
乙!!
93名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 19:42:21.19 ID:u8S+4cT1
トップバッターお疲れっす!

さぁ、次は「かな子、多数の男達に…」なネタで…w
94名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 20:02:52.48 ID:8T8TbQPD
いいね
しぶりんはこういうの似合うところが悲しく美しい
95名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 11:46:11.42 ID:bbdFDppo
こうして凛は
大魔王蘭子と契約してSRの力を得た

なにはともあれGJ!!
96名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 12:05:38.53 ID:du+dP0w5
55はなかったことにされたのか
いやまあうんそうだね
97名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 12:25:55.40 ID:bFfyZYDo
55の展開になると思ったがこのPはノンケだったようだ
98名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 23:10:11.68 ID:ekA3+HBx
エロくない、Pと礼子さんの会話妄想

「はぁ〜」
「アラどうしたのプロデューサー。溜息なんかついて」
「あー、たまに来る枕営業のお誘い。ウチはやらせねぇっつってんのにな」
「仕方ないわね私が行くわ」
「お前じゃねえ座ってろ。てか人の話を聞け」
「なんで? いいじゃない。最近出会いが無くて私も溜まってるんだし」
「サラっとぶっちゃけやがったなこの野郎」
99名無しさん@ピンキー:2012/02/29(水) 00:50:22.53 ID:tC9zNAm5
凛書いた者だが、かな子リクエストがあったからまた書いてみるよ。
最後がアヘるか、絶望かを選んでおいてくれ。
他にもリクエストあれば暇さがしていろいろと書いてみる。
100名無しさん@ピンキー:2012/02/29(水) 07:44:18.87 ID:Ejj+PHS4
>>99
リクエスと、超サンクスです

とりあえずラストは「想い人のPの眼前でNTRアへ堕ち」
(B輪姦(媚薬と性テクで)嫌がりつつも感じさせられてしまう→C輪姦 途中から積極的に求め、動いてしまう)

「Pと、かな子は、お互いに(内心で)想い想われ…
つか、最近、かな子から告白したばかりで、「まだSEXなし←ここ重要w」な設定で
出来たら「Pも一緒に捕えられて目の前で全孔初物略奪…」とかが希望です

又は「輪姦開始前に『Pも無理矢理強制参加(かな子の愛撫で感じる艶姿を見て思わず勃起とかで)、
前の処女だけは図らずもPになんとか捧げる事が出来た…(口とアナルは目の前で奪われたが…)」

しかし、結局その後、多数の男達に媚薬使用・行為撮影されながらPの目の前で何度も何度も善がらされ…
なハード物をよろしくお願いしますw


…かな子薄い本、早くて何時かな…
101名無しさん@ピンキー:2012/02/29(水) 11:33:23.78 ID:Ejj+PHS4
昼休みに戻ってきてみたが誰も居ない…

かな子物では
>>60>>62みたいな
変則和輪姦みたいなのも見て見たい

今まで同じ人物だったと思ってたPが「実は三つ子〜五つ子兄弟だった…」で
各人が「かな子は俺のだっ!」で喧嘩に成りそうになるが
「Pは、皆、私の大好きなPですぅ…」と全員同時に…なイチャ和輪姦も、いいかも…

ただ三つ子ならともかく五つ子だと残念なのが二人出るなw
102名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 15:53:25.47 ID:f8jTws4s
どうもー、凛書いた>>99です。
>>101さんすみません、構想を練ってみるのに時間かかりまして、はい。
ハードなものとか難しいかったんで、ちょっと和姦ぽくなっちまったです。
まあ、そんなもんでもよろしければ、どうぞ。
103名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 15:57:40.91 ID:f8jTws4s
アイドル:三村かな子
シチュエーション:強姦、凌辱、多人数、NTR、アヘ


 てくてくてく。
 少しだけ肌寒い夜の中、薄明るい照明が照らす公園を私――三村かな子はプロデューサーとゆっくりと歩く。
 アイドルという職業に就く私にとって、こうしてゆっくりと公園を歩く時間はあまり作ることは出来ないのだが、それもこれも、プロデューサーという人物がいてこそだ。
 ただ。
 アイドルとプロデューサーという関係ならば、それも間違ってはいなかっただろう。
 だけど、今の私とプロデューサーは、そんな関係ではなかった。

 かな子のことが好きなんだ。

 プロデューサーと繋がれた手。
 つい先ほど抱きしめられて耳元で紡がれた愛の告白の言葉。
 ほんの少しだけ触れるように感じられたプロデューサーの唇の感触。
 それらを不意に思い出して、顔が赤くなるのを感じて俯いてしまう。
 
 繋いだ手は汗ばんでいないだろうか。
 大人なプロデューサーが、子供みたいな反応する私に幻滅していないだろうか。
 この心臓の鼓動が聞こえていないだろうか。
 なんてことを考えつつプロデューサーを窺ってみれば、少しだけ合った視線が逸らされてしまう。
 その耳と首筋がぼんやりとした灯りながらも真っ赤に見えて。
 ああ、プロデューサーもやっぱり人なんだなあ、と少し感心してしまった。
 日中は少し暖かくて、そのまま制服の上着の代わりにカーディガンなんて恰好で仕事に着たのを始めは後悔したけれど。
 繋がれた手は暖かくて、そこから熱が全身に広がっていて。
 ぽかぽかとした陽気に包まれているように、私は心地よい気分だった――。
 ――だからだろう。
 がつん、とした硬い音がしたかと思えば、不意に後ろから伸びてきた何かによって塞がれてしまう口に、思考が追いつく筈もない。
 甘い匂いが鼻腔から脳に届いた途端に朦朧とし始めた意識の中、地面に倒れていくプロデューサーの姿と、私とプロデューサーを囲む数人の姿が見えた気がした。
104名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 15:58:36.62 ID:f8jTws4s
「ん……うん……?」
「おっ。かな子ちゃん、気づいたみたいだぜ」
「かな子ッ」
 ぼんやりと。
 まるで海で揺蕩うかのように意識が、浮かびあがってくる。
 ぴくり、と身体が震えるに気付いたのか、近くにいた誰かが声を上げた。
 それにほんの少しだけ遅れるプロデューサーの声。
 その声の元を探した先に、彼は――後ろでに手を縛られる形で――いた。

「ふにゃ……あれ、プロデューサー、何してるんですかぁ?」
「かな子っ、大丈夫かッ」
「大丈夫って、何が……あれ、私なんで……?」
 切羽詰まったプロデューサーの声。
 スカウトされた時、ライブの時、オーディションの時、怒られる時。
 そういった時に聞いた声とは全く別の声は、心配の色があまりにも大きくて。
 その声に疑問を感じた私は、すぐにその理由が理解出来た。
「えっ……なんで私、縛られて……」
「そんなもん、俺らが縛ったに決まってんじゃんか」
「そうそう、縛るならお手のもんよ、俺ら。亀甲縛りでも問題ナッシング」
「そりゃ褒めるようなもんでも無えだろ」
「違いない、ぎゃははは」
 ぎちり、と。
 身じろぎしてみれば、寝かされた状態のままに縄で縛られた両手が揺れた。
 それに続く形で聞こえた幾人かの声に周囲を見渡してみれば、ぼんやりとした意識でもようやく状況を把握することが出来た。
 ようするには、だ。
 捕えられたのだ、私とプロデューサーは。
 それを証明するかのように、周囲を見渡す私の近くに数人の男が近づいてくる。
 恰好を見るに、如何にも遊んでいますという青年達であろうか。
 高校の同級生の男子達よりも幾分か大人な感じのする男達は、にやにやとした笑みのままに近づきつつあった。

「いやー、それにしてもかな子ちゃん可愛いわー。テレビとか写真集とかで見るよりも、やっぱ生もんが一番可愛いわ」
「同意同意。実物はやっぱり違うよな。背も思ったよりちっちゃいし、何より――」
「胸だろ、やっぱり。こりゃあ、Eぐらいはあるんじゃねえの」
「おいおい、Eとか凄すぎだろ。ええっと……まあ、凄いよな」
 じろじろとした、遠慮の無い視線に羞恥が顔をもたげる。
 その視線が顔や腕、腰や脚に向かうのにぞくりと背筋を震わせて身じろぎをすれば、それに応じてふにゃんとたわむ胸に視線が集中した。
 それから逃れようと身を動かしても、両手が頭上で縛られたことから身体をくねらせることしか出来ず。
 それに応じて、またふにょんと胸がたわんだ。
 ごくり。
 男達の喉の音が聞こえた気がした。
105名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 15:59:16.48 ID:f8jTws4s
「お前らっ、俺とかな子を離せッ」
「はあ? 一体何言ってんの、おたく?」
「それだとわざわざあんた殴って、かな子ちゃんを捕まえた意味無いじゃん。ちったあ頭使えよな」
「そうそう。それに……あんたなんか別にいらねえんだよな、ちったあ黙ってろよ」
「ぐふっ」
 どすり。
 そんな音が聞こえてきそうなぐらいの勢いで、プロデューサーが蹴られる。
 続けてもう一度、二度、三度。
 血を吐くのではないかと思えるほどに咳き込むプロデューサーのスーツは、薄汚れた地面で汚れてしまっていた。

「先に言っておくけど、声を上げて助けを呼ぼうとしても無駄だからな。滅多に人の通らない路地にある閉鎖された工場の倉庫……どうだい、無駄だろ?」
「うわっ、なんかかっこつけてるし、こいつ。うわっ、うわっ」
「うっせえ、黙れよ。……つーか、まあそういう訳だから。あんまり煩くすると、ぶっ殺すからな」
「そうそう、そういうこと。さーてと、それじゃあかな子ちゃん、そろそろ俺達と遊ぼうか」
「えっ……ひゃあっ。ちょ、ちょっと、どこ触ってッ」
 げほっ、ごほっ。
 数度咳き込んだプロデューサーが心配で傍に駆け寄りたいが、両手を縛られていてはそれも出来ない。
 咳き込みながらこちらを窺うプロデューサーの目が心配するな、というぬくもりを与えてくれるが、どうやらそれも勘違いであったらしい。
 ぺとり。
 ぬくもりがあるとは言えない、むしろ冷たい部類とも呼べる男の手が、むき出しの太ももに触れる。
 むにもに、と軽く揉んだかと思えば、さわりさわり、と軽く撫でていく。
 その感触に――電車で痴漢されたかの如くの恐怖に、背筋がぶるりと震えた。

「や、止めてッ、触らないでッ」
「や、止めろ、お前らッ! 何をしようとしてるんだッ」
「んー、何って……ナニ?」
「ぎゃは、エロいことに決まってんじゃんよ、そんなことも分かんねえの?」
「っていうか、ちょっと黙ってろって言ったじゃねえかよ、この野郎」
 さわさわ。
 太ももを触っていたかと思えば、ふくらはぎに手を移されたり。
 お尻を触り始めた手が、強く揉んで軽く揉んで、を繰り返したり。
 腕を触っていた手が、下に下にと降りて、胸の回りをさわさわと触ってきたり。
 人の手とは思えない、まるで蟲が這っているかのような感触にぞわりと背筋が震え、身を捻って躱そうとする。
 けれど、両手が縛られてそれも出来ず。
 言葉を放ったプロデューサーが数度蹴られている横で、涙が零れる。

「ちょ、触らないで……お願いしますから、触らないでぇ……」
「あーあ、泣いちゃった。どうするー?」
「どうするも何も、かな子ちゃん犯すことに変わりねえし。これ以上時間かけても面倒だし、ぼちぼち犯るか?」
「ひっ」
「えー、俺もうちょっとぷにぷに楽しみたいな」
「どんな性癖だよ、お前」
 ぽろぽろ、と。
 先ほど――本当につい先ほどにプロデューサーの言葉で流した嬉し涙とは違う涙に、男達は嗜虐心がそそられたのか。
 もにゅん、むにゅんと気持ち悪い感触で胸を揉んでいた男が、懐からはさみを取り出した。
 ギラリと薄明りに輝くはさみは普段使っている印象を全く控え、私には暴力の塊として移った。
 男はそんな私の反応ににやにやしながら、私の胸元――制服に、それを宛がった。
 じょきり。
 じょきり。
 はさみが一度、二度、三度と動いて、私の制服を切り裂いていく光景に、声を上げたい。
 だけど、ひやりとした感触が胸元からへそにかけて触れていくと、それが自身の身に突き立てられるのでは無いかという恐怖に、それも叶わない。
 じょきり。
 はさみが動き終わる。
 切り裂かれた制服の隙間から冷たい空気が入り込んで身体を震わせ、その動きで少しだけ切り裂かれた制服がずれる。
 ちらり。
 すすす、と制服がずれていく感触の後に強くなった寒気に、脇腹が露わになったのだと知れた。
106名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:00:15.00 ID:f8jTws4s
「おおー、脇腹チラリズム、めっちゃエロいわ」
「胸元からちらりと覗くピンクのブラもエロいわー。俺、これだけでいけるかも」
「どんな早漏だよ。まあいいや、それじゃー、開けゴマー」
「ッ……」
「おおーっ」
 嫌だ。
 怖い。
 恐怖と嫌悪、それに羞恥が口から出ようとするが、視界には未だぎらりと光るはさみによって、それを押しとどめる。
 そして。
 ぺらり、と左右に開かれた制服によって、私の裸体は露わになることとなった。
 
「うおー、想像より全然でけえ……」
「ごくり……肉付きよくて、むちむちしてて……めっちゃエロい」
「ッ……触らないでぇ……」
 ぷるん。
 自分でもわかるほどに、制服という縛りが無くなった胸が揺れる。
 それを男達が見逃すはずも無く、冷たい感触のままに胸や脇腹に手が触れていく。
「うわっ、めっちゃ柔らけー。服の上からでも相当だったけど、こりゃまじ嵌るわ」
「腹とかもすげえ。ぷにぷにしてるんだけどそれなりに引き締まってて。健康的なエロっての、そんな感じ」
「うぅ、揉まないでぇ……プロデューサーも私も、帰して……ひぅッ、そ、そんなとこ舐めちゃだめっ」
「そろそろいい加減に諦めれば、かな子ちゃん? このまま強情に我慢しても楽しくないでしょう?」
「お前ら……いい加減にしろよ、かな子を……ぐふぅ」
「お前もいい加減に黙ってろよな……そうだ、いいことを考えたぜ」
 ふにふに、もにもに、むにゅむにゅ。 
 感触を楽しむように揉まれる胸や脇腹に、嫌悪感から震えが止まらない。
 ぶるぶると身体を震わすと揺れる胸と脇腹に、男達はさらに楽しむかのようにそれを揉んでいく。
 すると。
 ざわり、と胸――その先端を過ぎていく感触が不意に訪れる。
 それを予想していなかったからか、びくりと震えた身体に男達は厭らしい笑みを一層強くして、私の両方の胸や脇腹に口を付けた。
 れろり、れろり。 
 れろれろ、むちゅ。
 はむはむ、かぷかぷ、ぞろり。
 右の胸、左の胸、脇腹、胸の下、へそ。
 露わになっている至るところが舐められていく感触に、反射的に漏れそうになる声を必死で押さえつける。
 気持ち悪いのに、嫌悪感しか抱かないはずなのに。
 それでもびくりと震えそうになる身体を抑える私を見かねてか、声を上げたプロデューサーがまた蹴られた。
 そうして。
 プロデューサーを蹴っていた男が、にやりとした笑みを浮かべて、私に近づき、耳元で囁いた。
「かな子ちゃん、かな子ちゃんが俺達と一緒に楽しんでくれるんなら、あの男がどんなに喚いてもこれ以上蹴らないって約束するけど……どうする?」

「えっ?」
「俺達もあいつが喚くたびに蹴るのも疲れるしさあ、かな子ちゃんと離れるのも嫌だしさあ。かな子ちゃんも、あいつが蹴られるのを見るのは嫌でしょ? だから交換条件、俺達と一緒に楽しんでくれるんなら、あいつは蹴らないようにするよ」
 そう耳元で囁かれて、私は自然とプロデューサーに視線を飛ばす。
 げほごほ、と。
 痛そうに咳き込むプロデューサーは、頭部も蹴られたのか、蹴られた時に怪我したのかは分からないが、こめかみからわずかな血を流していた。
 きっと痛いだろうと思う。
 それでも、きっと諦めの悪いプロデューサーのことだ、アイドルになることを自信の無さから渋っていた私をスカウトした時みたいに、諦め悪いままに声を再び上げようとするだろう。
 そのたびに、きっと蹴られて痛い思いをするというのに。
 それを和らげてあげることが出来たらと思うが、しかし、その代償――交換条件は男達と共に楽しむこととある。
 きっと、一緒に遊ぶだけということではないだろう。
 広い意味で言えばそういった意味も含まれるのかもしれないが、こうして捕えられ、制服を切り裂かれ、露わになった胸や肌を揉まれ吸われ舐められている状況からして、それだけでは無いことが窺い知れる。
 ――犯されてしまうのだろう。
 その事実にぞくりと背筋を震わせるが、しかして、それを断ってしまえば男達は何をするかが分からない。
 断ってもきっと私は犯されるであろうし、それに声を上げてプロデューサーは蹴られるだろう。
 なら……少しでも、被害は少ないほうがいい。
 恐怖に背筋を震わせながら、私は確かに頷いていた。
 それと同時に、湧き上がる男達の歓喜の声。
 私には、それが獲物を前にした獣の雄叫びのように聞こえた。
107名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:01:19.46 ID:f8jTws4s
「じゃあ、交渉成立だね。一緒に楽しもう」
「ッ……んっ」
「じゃあ俺も、遠慮無しにいただきまーす……ん、れろ」
 そうして。
 私の耳元で囁いた男がキスをしてきたのを始めとして、先ほどまで楽しむようにしていた男達が一斉に襲いかかってくる。
 ちゅぱちゅぱ、と胸を吸えば。
 れろりれろり、と乳首を丹念に転がして。
 れろれろ、とへそを舐めていれば。
 つっつー、と脇腹から胸に至る部分までを指で楽しんだり舐めたり。
「んちゅ……一緒に楽しむんだろう? ……ほら、口あけて」
「……ん……んちゅる……ちゅる……んふ……んっ」
 それらを歯を噛みしめて耐えていれば、つんつん、と唇を刺激してくる男の舌。
 それに応える気の無い私であったが、一緒に楽しむんだろう、という言葉をささやかれては、否応無しにプロデューサーのことが頭に浮かぶ。
 ファーストキスこそプロデューサーに捧げることが出来たものの、そういった深いキスは当然のことながらまだである。
 もっとも、これから男達にされることが未経験であるのだから、そういった拘りも無意味であるのだろう。
 観念した私は、再びキスをして、舌を入れようとしてきた男を受け入れた。
 ぬるり、とした熱い感触が口の中へと侵入し、蹂躙してくる。
 熱い男の唾液が私の口へと注がれ、溢れでていくそれを楽しみながら、男は私の舌にそれを絡ませていく。
 口の中を吸われ、唾液を注がれ、酸素が足りなくなってくれば鼻で呼吸し。
 鼻で呼吸して気の抜けたところに、乳首が甘噛みされて――ついに、びりっとした感覚が身体を走る。
「はは、かな子ちゃん、だんだんと感じてきたんじゃねえ? ほら、乳首が固くなってきた」
「こっちもだぜ。それに、なんかぴくぴくとしてるみたいだしな」
「んっ、そんなんじゃ、ちゅぱ……んんっ」
「うはっ、まじエロい。……さあて、こっちはどうかなっと」
「んんんッー」
 酸素が足りない。
 それは分かっているのに、男が縦横無尽に口の中に舌を入れるものだから、それを補給することも叶わない。
 必然的に、ぼうっとしてきた頭に緊張など出来るはずも無く。
 それまで受け入れることは無かった刺激に、身体が反応してしまう。
 乳首の先端を舌でほじられ、軽く噛まれたかと思えば優しく舐めて甘い刺激を送ってくる。
 ぴくり、ぴくりと身体が反応してしまうのを男達はにやにやとしながら、そのうちの一人がスカートをまくる。
 プロデューサーと一緒に仕事をするときのためにと、常日頃から用意している真新しい上下セットの下着。
 今日はピンクのそれであるが、ブラは先ほどはさみで切られたためにその原型をとどめていない。
 それと対をなす下着に、男が触れる。
108名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:02:18.30 ID:f8jTws4s
「うわ、むにむにしてちょっと蒸れてて……すげえエロいわ。さすがかな子ちゃん、やっぱりかな子ちゃん」
「んんっ、触らっ、ない、でっ、んちゅ、んんっ」
「なんかどんどん濡れてきてるし……かな子ちゃん、実はエロい子?」
「そんなことっ、んはっ、ないっ、あんっ」
 ちゅるちゅる、と肌を舐めたり吸ったりされる音に混じって、確かににちゃりと音がするのを私は聞いていた。
 びくり、と身体が震えるが、男達はそんなこと関係無しに――むしろ嬉しそうにその責めを強くする。
 それに呼応するかのように下着越しに私の女性部分を触る男は、実に厭らしい笑みのままに下着を横にずらして女性部分を直に触れてくる。
 にちゅり、ぬちゃり、くちゅり。
 微かな音の筈なのに、身体の中をさかのぼってか、実に鮮明に女性部分からの音が耳に届く。
 そのたびにびくりぴくりと身体が震え、胸の先端や身体の奥がじんじんと震える。
「んじゃ、かな子ちゃんのお汁も味見させてもらおうかな、っと」
「ひゃうんッ、ちょ、そんなとこ舐めちゃッ」
「んじゃ吸っちゃおう、ずぞぞぞーと」
「きゃうんっ、そ、それもだめぇ……だめえ、だめぇぇッ」
「か、かな子ぉぉっ」
 身体が熱くなってきた。
 ぞわり、と先ほどの嫌悪感のようなものではなく、何か飲み込まれそうな感覚に背筋が震える。
 ぺろり、と女性部分が舐められて、舌の先端がわずかばかりにそこに食い込んで、びりびりとした甘い感覚を身体に走らせる。
 ずずず、と女性部分が吸われれば、それと同時にわずかばかりに吸い出されて、ぞくぞくとした震えを身体に走らせる。
 胸の先端が、胸の奥が、肌が、女性部分の奥が、入口が、徐々に徐々に甘い感覚を強くしていく。
 プロデューサーに見られているというのに、彼を守るためだというのに、犯されているというのに。
 一度感覚を受け止めると意識したからにはそれらは最早止める術は無く。
 女性部分――その敏感な部分をぺろりと一舐めされた時、私はそれまでよりも強く身体を震わせた。
109名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:02:47.60 ID:f8jTws4s
「かな子ちゃん、いっちゃいましたー」
「いったかな子ちゃんもエロいなー。そこらのAVよりも、断然エロいぜ」
「ぬらぬらてかてか光ってら、かな子ちゃんのここ。ほら、かな子ちゃん、こんなんなんだぜ」
「いやぁ……」
「さて、と……そろそろ本番といこうかな」
「……えっ…………づづううぅぅッ?!」
 びくり、びくり、と。
 肺から酸素が押し出され、甘い感覚が快感へと変わっていって、ようやく私は絶頂に達したのだと理解した。
 身体が震えるたびに女性部分から熱い蜜が垂れるのを敏感になった肌で感じて、絶頂に達したのだということ、それがプロデューサーの前だということ、甘い快感を未だ身体が欲しているということに、何より羞恥が勝る。
 にちゃりと男が指に絡ませた粘液が自身の蜜であるのを見せられて、私は顔を出来るだけ背けようとした。
 それがいけなかった。
 身構えるより何より先に、にちり、と粘液の音がしたかと思うと、身体を貫く激痛が脳へと届いた。
「うわっ……かな子ちゃんの膣、きっつい。ぎちぎち締め付けてきて、ちょっときつすぎるぐらいかも」
「い、痛いッ痛いいッ。抜いて抜いてッ」
「ちょ、ちょっとかな子ちゃん暴れないでよ。一緒に楽しむんじゃなかったの?」
「痛いもんは痛いもんッ、抜いてぇぇ……」
「ちっ、面倒くせえな。おい、クスリと酒もってこい……かな子ちゃん、口あけて」
 先ほどまで感じていた甘い快感など、全て消し飛んでしまう。
 それほどの痛みが股のあたりから脳まで突き抜けるほどに襲いかかってくるのを、身体に力を入れて耐えようとしてみる。
 だけど、そうすれば余計に痛みが強くなることとなり、けれど力を抜けば痛みが再び襲ってくることとなり、私はぼろぼろと涙をこぼしながらどうしようかと揺れる。
 処女、プロデューサーにあげたかったな。
 痛みの端でそんなことを考えていれば、男からの言葉にふるふると震えながら口を開く。
 ぽいっ。
 口の中に何かが投げ込まれる。
 そのことを理解した後にキスされると、男の口から何かが私の口に流れ込んでくる。
 唾液だろうか、どことなく冷たく、それでいて熱いと感じてしまうその液体を、舌を絡められて酸素を求める私はごくりごくりとそれを喉へ送っていく。
 何処か甘いそれを全て喉から奥へと送った私は、男の言葉からそれがお酒であるとお理解した――。
「はぁ……はぁ……ッ、ひゃああんっ」
 ――それと同時に、ずきずきと痛みしかなかった下半身に、ずくん、とした別の痛みが訪れる。
 それは痛みというよりは何か別の感覚――甘い甘い、堕ちるほどに甘い快感だった。
110名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:03:18.34 ID:f8jTws4s
「へー、アッパー系かあ。よく持ってたなこんなの」
「こんなこともあろうかと、ってな。いや、持ってて良かったよ」
「こんなことって、どんだけ犯す気満々なんだよ」
「いやいや、でも助かったぜ。かな子ちゃんの中、だんだんと具合良くなってきた」
「んっ、なにこれ、こんな、あんっ、のって、きゃふん、」
 ずくん、とした痛みはすぐにずくり、としたものへと変わり、それはじゅくりとした快感へと変わっていった。
 じわり、と女性部分が震えたかと思えば、次に待っていたのは痛みに耐えながらでも分かるほどに蜜が溢れ出てくる。
 じゅわりじゅわり。
 どこにこれだけの量を蓄えていたのだろうか、と疑問に思う暇もなく、それを自身ので感じていた男は抽挿を開始した。
 抜いて、差す。
 たったそれだけの行動の筈なのに。
 私は、痛みに変わる形で快感を身体中に走らせていた。
「はっ、はへっ、な、なにこれぇ、こんな、こんなっ」
「はっはっ、かな子ちゃんめっちゃ気持ちよさそう。俺も気持ちええよ、めっちゃ気持ちええ」
「どんなや、かな子ちゃんの膣中は?」
「かな子ちゃん見た目ぷにっとるけど、そんなん関係無しに締め付けてきて、でもええ感じに柔らかくて……めっちゃ名器っぽい」
「んあっ、あんっ、はっふ、はふぅっ、あへぅ」
 ずるずるずる、と男の男性部分――肉棒が抜かれていくと、きゅんと私の女性部分――膣が寂しそうに震える。
 ぐちゅぐちゅぐちゅ、と肉棒が勢いよく入ってくれば、奥まで達したところで甘い痛みと快感が背筋から脳まで一気に駆け巡る。
 それだけの一往復の動作なのに、私の身体はびくりびくりと感じて震え、自分の膣で出たり入ったりする肉棒をもっと感じようと自然に求めていく。
 ずちゃずちゃ、と浅い部分を刺激されれば、ぐりぐりと奥まで入って最奥――子宮の入り口を刺激される。
 男の腰が打ち付けられるたびに男の恥骨によって敏感な部分――クリトリスが刺激されて、びくりと身体が甘い疼きを求めていく。
「はぁ、はぅっ、だめぇ、こりぇ、かんじす、ぎちゃぅ、あっ、あんっ」
「よがってるのもエロいねえ、かな子ちゃん。おい、ちゃんと撮っておけよ。これ一本で一生抜けるぜ」
「へへ、これ売ったらどれだけ売れるだろうな。アイドル三村かな子のレイプ動画ってな具合でよ」
「か、かな子……」
「プロデューサーさんも可哀そうに。かな子ちゃん、これでまっとうなアイドルには戻れなくなっちゃったな」
「お、お前らが……お前らがかな子をっ」
「そうは言うけどさ、見ろよあれ。かな子ちゃん、嫌がってないだろ? むしろ感じちゃってるだろ? そういうことだよ。かな子ちゃんはこういう変態的にエロい子だったんだよ」
「うぐっ、締め付けてきて……もう出ちまう」
 ごりごりごり。
 わざと膣の壁に押し付けられて進んでいく肉棒に、視界の端で白い光がちかちかとする。
 撮影の時のような光源など無いはずなのだが、出たり入ったりして快感を送ってくる肉棒にどうでもいいかと意識を逸らす。
 びくりびくりとし始めた抽挿される男の肉棒だけが欲しいのだ、とした私は、もっと奥まで欲しいと言うかのように、打ち付けられる男の腰に脚を絡ませる。
 ぐっと絡ませた脚を押し付けると、そんな私に興奮したのか、男の抽挿のペースが早く激しくなる。
 そして。
「はっ、はっ……出る、出る出る出るぞっ」
「ひゃんっ、はんっ、お、奥で、奥でちょうら、いっ、も、もっときもひ、よくッ……つああぁぁッ」
 ごつんごつん。
 固い子宮の入り口とクリトリスが刺激されるたびに白くなっていく意識は、しかして肉棒の感覚だけは鮮明にとらえていて。
 びくびくと震えていたそれがずしん、と最奥にまで突かれ、次いで塊のように熱い何かが子宮の入り口に放たれたと共に、私はもう一度絶頂へと達した。
111名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:04:00.99 ID:f8jTws4s
「……あっ…………ぷろでゅーさー」
「んじゃ次は俺っと……うわぁ、ぬぷぬぷと吸い込まれていく。かな子ちゃん、膣の中までエロいわあ」
「ふえっ? ちょ、ちょっとやすませて……んんんっ……んくっ、ひゃんっ」
「おい、次がなんでお前なんだよ、勝手に決めんな」
「悪い悪い、かな子ちゃんのおまんこがひくひくと俺を呼んでてな。我慢できなかった」
「んじゃ、俺は口もらおうっと。かな子ちゃーん、お口あーんして」
「ひゃっ、はんっ、あ、おちんちん、だぁ、あーんぐッ」
 どろり、と。
 男の肉棒が抜かれていくと、それを追う形で白い塊のような粘液――精液が、膣から零れ落ちていく。
 熱い塊が去っていくことにどことなく寂しさを覚えた私は、ふとこちらを茫然と見るぷろでゅーさーと視線が合わさる。
 何か悔しそうで、何か悲しそうで、何か怒ってそうで、何か茫然としていて。
 そんな顔をするぷろでゅーさーにその理由を聞こうとするが、次いで挿入された別の男の肉棒に、どうでもいいかと意識を薄れさせる。
 そんなことより、今は与えられる快感を受け取りたい。
 それがぷろでゅーさーを助けることになるのだと、もはや端の方にある理由を掲げながら、私は目の前に出された肉棒を、にこりと見やる。
 先ほどまで私の中にあったものとは違う、醜悪ながらも何処となく可愛らしいそれ。
 むわっと酸い匂いが鼻腔をくすぐるが、それすらも愛おしく軽く先端に口づけを交わし、私は迷うことなくぱくりとそれを口に咥えた

。 
「うわっ、かな子ちゃんの口ん中、めっちゃ暖っけえ。かな子ちゃん、かな子ちゃん、舌もっと使って」
「んっ、んんっ、これ、こうでっ、ひいっ、きもひい、いっ?」
「うん、めっちゃ気持ちええ。舌使いながらもっと奥まで入れて……そうそう、上手いよかな子ちゃん」
「くそっ、もう我慢できん。かな子ちゃん、手解くから手でこすって」
「あっ、俺のも俺のも。こんなエロいかな子ちゃん前にして、もう我慢できんって」
「あっ、はぁ、んっ、んっ、ひーよぉ、つぅぅ、はきゃんっ、ひゃうんっ」
 口の中を押し広げて突きこまれた肉棒は、とても熱かった。
 皮が弛んでいるところがあるかと思えば、つるつるとまるで磨かれたかのように綺麗な先端の部分に、どこか可笑しさを覚えつつ、舌を絡ませていく。
 ぐるり、と先端を舐めたり、先端をつついたり、先端の先にある穴――尿道部分に舌を押し付けたり、舌の先でほじってみたり。
 奥まで入れてと言われて喉のあたりまで入れて、舌を絡ませながら口から出して口づけをしてまた喉まで入れて。
 喉の奥を突かれると子宮を突かれているかのように甘い疼きを感じて、私は再び膣に肉棒を抽挿している男の腰に脚を絡める。
 もっと欲しい、もっと奥まで突いて欲しい、熱い塊が欲しい、もっと色々と感じたい。
 頭上で縛られていた両手が解かれて、その手に熱い肉棒が握らされても、私は怖じることなくそれを扱く。
 腰をずんずんと打ち付けられつつ乳首とクリトリスを刺激され、口の中や喉の奥を肉棒でこすられ、左右の手の中で暴れようとする肉棒を扱いて、私は耳の穴を刺激されつつその尿道を刺激していく。
 そして。
「あひっ、あへっ、ひゃん、まら、まらいっひゃうっ、お、おくにぃ、くちもおまんこもおくにだひてぇぇッ」
 痛いのか、感じているのか、快感なのか、苦痛なのか。
 自分が感じているものが一体何なのかが分からなくなるほどに白くなっていく意識の中、ごすり、と子宮の入り口を突かれて私は再び絶頂を迎えた。
 びゅくり、びくり、ぶりゅり、びゅるり。
 子宮に精液を注がれて、喉の奥で精液を注がれて、胸や顔に精液をかけられて。
 くらくらとしそうな匂いの中、その熱さに感じて私は絶頂を迎えつつ、再び絶頂を迎えていた――。
112名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:04:43.31 ID:f8jTws4s
「うわっ、かな子ちゃん、尻ん中もめっちゃゆるゆるで、でも締め付けてきて……めっちゃ気持ちええ」
「んっ、んぐっ、もっ、もっひょおくまれふいれぇっ、はんっ、はへっ、んんっ」
「俺の上でぶるんぶるんしてるかな子ちゃんの胸……くうー、アイドルにこんなこと出来るなんて、生きててよかったー」
「かな子ちゃんの脇、マジ気持ちええわ……。先っちょが胸にこすれて」
「かな子ちゃん、まじ舌使い上手過ぎ、わろた。おまんこに突っ込むよりも気持ちいいかも」
「さらさらヘアーがくすぐったくて、気持ちよくて……やべえ、出るッ」
 そうして、何回目に膣中に精液を注がれたか分からないほどになって、私は自分から腰を振るようになっていた。
 男の腰に下から突き上げられて、前屈になって露わになったお尻の中に太くて長くて硬い肉棒を突きいれられて、喉の奥まで肉棒を入れられて、両手で熱い肉棒を扱いて、脇と腕の間にまで肉棒を沈めてくる人がいて。
 まるで全身が犯されているみたいだ、と思わないでもないが、ここまで気持ちいいのならそんなことはどうでもよかった。
「ほーらかな子ちゃーん、口開いてー」
 ごくりごくり、と口の中に注がれるお酒と共に何かを飲み込んで、再び強くなる甘い疼きに腰の動きを速く強くしていく。
 ぐちゃぐちゃ。
 汗なのか、男達の何かなのか、よく分からない汁が胸からへそへと流れていくのに、びくりと甘い快感を得る。
 腰を前後に動かせば下から突き上げる男の肉棒が引っ掛かり、お尻に突きいれる男の肉棒が身体の奥を捉えて痺れを催す。
 上下に動けば下からの突き上げが子宮を強打して甘い痺れと強い快感を身体全体に走らせて、喉の奥が強く突かれて意識を白く染め上げていく。
 意識も、身体も、心も、思い出も、何もかもが。
 白く、白く――ただ白く染められていって。
「あへっ、あはっ、おくにぃ、おくにちょうらいぃ、イんっ、イクゥゥゥゥゥゥッ!」
 男達の肉棒から精液が吐き出され、顔に、胸に、へそに、髪に、背中に、お尻の中に、子宮の中に注がれていく。
 その快感にぶるりと身体を震わせながら、口に注がれた熱い精液をこくりこくりと飲み込んでいき。
 ちらり、と視界の端に入ったスーツの汚れた男の人が泣いていることに気付く。
 ごめん、かな子ごめん。
 そう泣いている男の人が何が悲しいのか分からない私としては、頭を掲げるしかなかったが。
 一緒にたのしくきもちよくなることが出来れば泣き止んでくれるだろうと思った私は――。
 ――ちろり、と誘うように唇をなめのであった。
113名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:09:57.13 ID:f8jTws4s
というわけで、かな子ハード、以上です。
これまでいろいろと小説(全年齢、R18問わず)書いてきた身ですが、ハードものは初めてだったりします。
なので、これはハードじゃねえ、とか、これ違うくね、という意見もあると思います。
その辺はまあ各々補完しておいてください。
っていうか書いてて思った。
名前出さなきゃ凛もかな子も一緒だな、これ。

とまあそんな冗談はさておいて。
またリクエストでもあれば、書いてみたいと思います。
ジャンルはまあ何でもいいんだけど……純愛、とか書きたいかも。
俺としては、姉ヶ埼とか奈緒とか、若い世代が書きやすいな――みんな処女でいけるし。
というわけで、ではではこれにて御免。
114名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:14:42.96 ID:Jy6c9emx
乙っお
115名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:26:48.17 ID:lTu5+kpL
乙っお
116名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:40:36.92 ID:f8jTws4s
ちなみにかな子ハード作者だけど
こういうのってPixivとか他のサイトに載せてもいいもん?
書いたからには、こう、絵とか欲しいんだよなあ
117名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:48:37.53 ID:A5iw2MUM
乙っお

小日向美穂ハード絶望オチか
かな子で>>101さんの「5ツ子P純愛ハード」ネタ希望
118名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:50:40.21 ID:lTu5+kpL
Pixivは載せていいでしょ
絵は描ける人との交渉になるけど
119名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:58:08.05 ID:A5iw2MUM
挿絵は俺も欲しいw

視点:「全裸(靴下、ローファーのみ)のかな子が密着対面騎乗位で三穴責め&頭にチンポ擦りつけ」で
『やや斜め後ろからの二穴結合部アングル(左右どちらでも)』、

脇と胸谷間は基本フライングチンポになるなw
120名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 17:46:29.96 ID:mEq2blwg
糞スレ建てんなksg
121名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 19:00:56.59 ID:ux2/wIFs
みんなハード好きすぎるw
まあ何でもいいんだけど、5Pとかな子の6Pは書き分けがムズそうなのでご勘弁を。
1P2P3Pとかゲームみたいに分けなきゃいけなくなるわw
美穂ハード絶望オチは、かな子ハードみたいなの?
というかハードってどんなのだよ
122名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 20:25:51.85 ID:A5iw2MUM
そりゃあハードってばタイマンSEXな温いので無く
全穴輪姦…な感じのを言うんでね?

>美穂ハード絶望オチ
すんませんこの際ズバリ
美穂、輪姦陵辱で、かな子と同じくチンポ・ザ―汁堕ちで…
つか、かな子SSの続きで「美穂はかな子と同じ事務所な設定」で
事務所の先輩のかな子に美穂が誘われて…で、かな子と一緒にかな子が犯された同じ場所で…
(すでにかな子は前回で堕ちてしまってる為、喜んでチンポにむしゃぶりつき…で)
あ…、絶望化した かな子Pの扱いどうしよ?w 絶望してかな子の前から消えた…になるかな?
123名無しさん@ピンキー:2012/03/02(金) 08:45:35.43 ID:MJWyTgHR
真美の親愛度MAX下ネタかよw
真美のジュース飲んでいいよっておま!!!!!


いいぜ、かかってきな
124名無しさん@ピンキー:2012/03/02(金) 11:26:10.34 ID:A52YI1Tj
>>122
私たちはステージ衣装を着ながらもう誰も居ない廃墟みたいな所を歩いている…

「か、かな子ちゃん…こんな廃墟みたいなとこでホントに撮影が有るの?…スタッフ誰も来て居ないし…」
かな子ちゃんはその問いに『ハイライトの消えた瞳』で頬笑み…
「そうだよ…とーっても気持ちイイのっ…w、美穂ちゃんも物凄く癖になっちゃうかもっ…クスクス…」
えっ?、き、気持ちイイって…何?と思ったら、
私達はその建物の奥のピロティーな広い所に出た

するとかな子ちゃんが「約束通り事務所からもう一人誘ってきたよ?しかも今日はステージ衣装ーっ」と、
クルクルと回転しながら何処かに喋り始めた、かな子のふわふわしたスカートが捲れ上がり…
「えっ!?、か、かな子ちゃんその下着…何?…」

かな子ちゃんの下着は隠すべき処の布地が全くない所謂「オープンショーツ」と言う物だった

「ヒューっ!、かな子ちゃん今日はまたエロいコスだねぇ」
「もう一人の子もイケてるじゃんw」「コイツ誰よ?、ネェネぇーお名前何んてぇーの?ギャハハ…」
「早速撮影始めようぜ?」

廻りの物影や、柱の影から何だかガラの悪そうな男の人達が何人も私達を囲むように現れた
何人かはデジカメみたいなのをこちらに向けている…、な…なんなのこれ…

「か、かな子ちゃ…えっ!?」
「あむぅ…むちゅぅ…んっ!、んんっ!…」

…かな子ちゃんは数人の男達に羽交い絞めされてキスされながら
胸を鷲掴みにされ片足を抱え上げられて露わになった秘所をしゃぶられてる…

ガシッ!

そして私も後ろから羽交い絞めにされ…


125名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 03:13:24.46 ID:IQPxkWW7
ドラゴンスープレックス
126名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 06:05:30.72 ID:96aCHchM
ペガサスローリングクラッシュ
127名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 08:06:40.58 ID:8WFGUgUo
冬馬さんと南条光ちゃんの絵を見てから妄想が止まらん
128名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 21:00:36.03 ID:w3XAl0wN
なんかその二人だとライダーとかのフィギュア持ってあーだこーだと話してる姿が容易に想像できて
仲のいい兄妹って感じ
129名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 00:00:04.15 ID:FHuA9vDG
上のかな子SS、ピクシブ云々言ってたけどまだ渋うPしてないのかな?
まだ見て無いんだけど…

>>125-126
抹茶吹きまくったw  、つか>>124、続きはマダガー?W
130名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 00:09:56.03 ID:pjjDGgQ4
三好ちゃんにエロゲーやらせる話まだー
131名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 00:15:09.98 ID:966wGXLI
>>130
やったねみりあちゃん!!

なら書いてる
132名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 00:24:04.26 ID:MnFQS9Lz
なんか最近川島さんに「処女なのに無理して経験豊富ぶってる」
なイメージがついてきた
133名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 02:55:55.48 ID:Rv5AWzUi
輿水「別に処女だからって経験豊富になれないわけじゃないですからね♪」
川島「そそ、そうよね!うん、あなた良い事言うわ!…………え?」
輿水「はい?」
134名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 11:58:28.16 ID:1jdIw/eW
なんか美穂ハードは書いてる人がいるから、他のでも書いてみるかな。
姉ヶ崎純愛か、大槻唯純愛か、ちふゆさん純愛か。
或いは何かしらのハードか。
135名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 12:17:24.72 ID:xFB360n4
モバマスとリョナって普通に相性いいのが切ないから逆に見れないな
136名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 21:44:39.48 ID:qGfW7V8w
殺伐としてるからね
137名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 21:45:21.43 ID:qGfW7V8w
>>132
個人的には姉ヶ崎さんだな
138名無しさん@ピンキー:2012/03/05(月) 00:28:49.84 ID:L2iR/WDy
>>133
さて二人まとめて犯すの作るか
139名無しさん@ピンキー:2012/03/05(月) 04:21:52.53 ID:oOYxmuVN
>>134
姉ヶ崎期待だな
140名無しさん@ピンキー:2012/03/05(月) 13:33:42.63 ID:mtYcObi8
>>139
明日か明後日らへんに書けたらのっけてみる
ギャルビッチぶる処女な姉ヶ崎とPの純愛的な感じ
141名無しさん@ピンキー:2012/03/05(月) 22:19:14.15 ID:yycMhvmq
わっふるわっふる
142名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:48:58.21 ID:h4ct6W3j
残業で溜まるストレスのはけ口に、>>140のとおりに姉ヶ崎を投下してみる。
ぶっちゃけ、自分でも微妙な気もするがまあ気にせず補完しろ。
143名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:49:22.87 ID:h4ct6W3j
アイドル:城ヶ崎美嘉
シチュエーション:酔っ払い、純愛


 まじでヤバイ。
 そんな心の声に蓋をして、アタシ――城ヶ崎美嘉は、目の前にある並々と注がれたグラスに視線を送る。
 薄い緑色で、グラスのところどころに気泡をつけたそれは一見すればメロンソーダなどの炭酸飲料に見える。
 だが。
「きゃはは。美嘉、早く呑もうよ〜。お酒、美味しいよ〜?」
「そうそう、美嘉ちゃん。これぐらいのお酒なら高校生の美嘉ちゃんでも問題無いでしょ? 一緒に呑んで楽しもうよ」
 アタシを取り巻く環境が、それがただの炭酸飲料では無いことを教えていた。
 酔っ払い多数。
 なんでこんなことになった、と自問するも、ここが居酒屋であるということからそれもすぐに理解する。
 お酒が入った、ただそれだけ。
 そして、それが目の前にあるのだからアタシとしては頭を抱えたい気持ちでいっぱいだ。
 りんごサワー。
 一杯300円のお酒が、私の手の中にあった。

「あー……お酒を良く飲みなれてるって聞いたから、やっぱりそのぐらいじゃ美嘉ちゃんには弱いかな?」
「う、ううん。ア、アタシ、これ好きなの。う、うわー……美味しそう」
「へー、サワーが好きとか、やっぱり女の子だねえ。可愛らしいよ」
 お酒なんか好きなわけがない――むしろ呑んだことすらない。
 以前、お父さんが飲んでいたビールを少しだけ舐めたことぐらいはあるが、あんなに苦い飲み物を好き好んで呑む大人の味覚が理解出来なかったのを覚えている。
 だというのに。
 アタシの両隣にいる女の子――アイドルになる前にギャル向け雑誌モデルで一緒に活動していた友達が酔っ払いながらもグラスに注がれているお酒を飲み干せば、当然アタシが出来ないとなると浮いた存在になってしまう。
 それだけは嫌で、アタシなりの意地もあって見栄を張れば、対面に座る男達――合コンの相手には好印象であったらしい。
 にこり、と笑いながら、アタシに呑むようにと勧めてくる。
 数合わせの合コンなんて来なければよかった。
 後悔するにしても、本当に今更だ。
 レッスンが終わって、そのまま莉嘉が待つ家に帰れば良かったのに、友達の家に泊まるからと言った以上、このまま家に帰るのは何かかっこ悪い。
「うわー、何これー。白くてねっとりとしてて、凄い美味しいー」
「カルーア・ミルクっていうカクテルだね。甘くて飲みやすくて、美味しいでしょ?」
「うわっ、これも美味しいー。グレープフルーツの味とこの縁にある塩がいい味出してる」
「ソルティドッグだね。女の子にも飲みやすいカクテルだと思って頼んだんだけど、気に入ってもらえて何よりだよ」
 それに、友達が美味しい美味しいとごくごくお酒を呑んでいる以上、そんなに苦くないのかななんて思えてくる。
 ミルクとかグレープフルーツって言うぐらいだし、目の前のりんごサワーもそれなりに美味しいのかもしれない。
 ごくり。
 極力緊張を出さずに、一つつばを飲み込んでグラスを動かす。
 10cm、8cm、5cm――1cm。
 あと少しだけ動かせばグラスの縁から緑色の液体が口から喉へと注がれる。
 緊張のままに覚悟したアタシは、それを勢いよく傾けようとして――。
 ――後ろから伸びてきた手によって、グラスを奪われることになった。
144名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:49:50.88 ID:h4ct6W3j
「う? ……あ、え?」
「……んぐっ、んぐっ、ぷふはっ。ったく、高校生が酒なんぞ呑んでんじゃねえぞ。おらお前らも、高校生に酒なんか呑ませていいと思ってんのかよ、支払だけ済ませて帰れ帰れ」
「ああ? 誰だよ、てめえ」
「誰って……何だ、名乗ってもいいのか?」
 すかっ。
 傾けようとしたグラスがアタシの手から消えてなくなって、そのグラスは後ろから手を伸ばしてきた人物によって中身を飲み干されることとなった。
 そうしてそれを成した人物の声が頭の上から聞こえてくると、その聞きなれた声に驚きの声を出せぬままに、対面に座る男達とその人物の声が応報される。
 それも後ろの人物が何かを見せたのだろう、ぎくりと見るからに身体と表情を強張らせた男達がそそくさと帰り支度を始めてしまうと、終わってしまう。
 あまりの急展開にぽかんとしていたが、男達が支払の後にレジからありがとうございましたとの声を受けて店から出ていくと、ようやく理解が追いついてくる。
 アタシは、後ろにて鼻を鳴らしていた人物――プロデューサーに向けて口を開いた。
「……なんでこんなとこにいんの、プロデューサー?」
「それはこっちの台詞だ、美嘉。新しい仕事が決まったから連絡しようにも電話に出やしないし、家には帰らないって言われたとか莉嘉は言うし。どこにいるのかと探してみれば居酒屋にいるとか……」
「うっ。ご、ごめん……」
「…………まあ、とりあえず今はいい。とりあえず出るぞ」
「あっ、うん。……ほら、二人とも。帰るよ」
「え〜、もう〜? まだ呑むー」
「じゃんじゃんお酒持ってこーい」
「……この酔っ払い」

 そうして。
 二人――プロデューサーの背に一人、アタシが支えていた一人を家まで送り届けた後、アタシ達は特に会話をするでもなくふらふらと歩く。
 プロデューサーの斜め後ろ一歩をアタシは歩くが、プロデューサーは振り返ることもなく黙々と歩いていた。
 怒ってるのかな、というよりも怒ってるだろうな。
 いつもは良く喋り、良く笑うプロデューサーの見慣れない黙った背中が、ずくりと胸を刺す。
 心配かけたんだろうな。
 ごめんなさい、その一言をまずは言えばいいのに、中々それを声に出すことが出来ない。
「…………プ、プロデューサー、その……ん?」
「…………うぷっ」
 何と言えばいいのだろうか、何と謝ればいいのだろうか。
 レッスンでは厳しく接されることこそあれど、酷く怒られたこのないアタシとしては、黙ったままのプロデューサーの経験は皆無である。
 そんなもんだからどう言えばいいのやら、と思っていたアタシは、とりあえず声をかけなければと口を開いたのだが。
 帰ってきたのは――気持ち悪そうにえづく、プロデューサーの声だった。
「……美嘉」
「な、何?」
「……めっちゃやばい。吐きそう……」
「えっ、ちょ、ちょっと待ってッ。え、えとここからだと……そうだ、プロデューサーの家に行こうッ」
 うぇっぷっ。
 プロデューサーが振り向いて顔と視線を合わせてくれたことに内心喜ぶが、それも気持ち悪そうな声と隠された口元、青い顔を見せられてしまえば心配の方が勝る。
 ふらりふらふら、と足元から覚束なくなってきたプロデューサーに肩を貸しながら、アタシは大急ぎでプロデューサーの家までの道筋を脳裏に浮かべて、脚を急がせた。
145名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:50:55.66 ID:h4ct6W3j

「あー……すまん」
「……お酒が呑めないんなら無茶しなければいいのに」
「……面目ない」
 辿り着いたプロデューサーの家、そのベッドにスーツの上着を脱いだプロデューサーは仰向けに倒れこむ。
 ある程度の気持ち悪さは抜けたのか、先ほどまでの青い顔ではなく、幾分か赤く上気したような顔色を見るに、とりあえずは落ち着いたらしい。
 途中の自販機で買った水をごくりごくり、と飲むプロデューサーから視線をそらすことなく、アタシはベッドの縁に腰掛けた。
「……ごめん、プロデューサー。心配、かけちゃったね」
「分かっているなら、それでいい。ただ、次からは無しにしてくれよ」
「ん、分かった」
 ぎしりと鳴るベッドの上から、プロデューサーの顔を見下ろす。
 普段は背の高いプロデューサーから見下ろされる形なのだが、こうして見下ろす形が実に新鮮で、目元が赤くなったプロデューサーの顔を飽きることなく見つめる。
 ごくり、とプロデューサーがもう一口水を飲む。
「……それにしても、プロデューサーなんかしたの? あの男の人達、凄い急いで帰っていったけど」
「んー……ああ、別に大したことはしてないよ。その、あれだ、その上着の胸ポケットなんだけど……」
「えーと……ってこれ、普段使ってる手帳じゃん。これがなんかあるの?」
「いや、それ黒いだろ? ちらっと見せられたら警察手帳に見えるぐらいに」
「あっ……プロデューサーって結構あくどいね」
「失礼な」
 それに、高校生だと分かって酒呑ませる奴なんて大半が悪いことしか考えてないからな、こういう簡単な手でも結構効くもんだ。
 そうしてドヤ顔で胸を張るプロデューサーがぶり返してきた気持ち悪さにえづくのを視界の端で確認しながら、アタシはその手帳を何となしにぺらぺらとめくっていく。
 プロデューサーの予定、アタシのスケジュール、他のアイドル達のスケジュール。
 色々な予定が刻まれている手帳をめくっていたアタシの手が、ふと止まる。
 莉嘉の名前に090から始まる携帯番号、そこから続けられていく見覚えのある友達の連絡先に、聞いたこともないような居酒屋の名前と連絡先。
 殴り書いたようなそれらの文字に、ふとプロデューサーを見る。
 もしかして、凄い心配してくれた? 
 アタシに連絡がつかなくて、莉嘉に確認すれば家には帰らないの言葉、心配して心配して、莉嘉から共通の友達の連絡先を聞いて、その友達からアタシの居場所や予定を聞いて、居酒屋で合コンと知ればそれらに全部当たって。
 これはただの推測でしかない――けれど、一番有り得そうな推測だ。
 その事実に、ドキン、とも、キュン、とも形容しがたい音で胸の奥がなった。
 なんだってプロデューサーは――この男の人はこんなにも格好いいんだろう、と。
146名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:53:19.51 ID:h4ct6W3j

「っと……もうこんな時間か。家に帰らないとか言ったみたいだけど、そろそろ帰れ、美嘉」
「あ……うん」
 はっきりと言って、アタシはギャルだ、それは間違いない。
 友達とはしゃぐのが好きで、遊ぶのが好きで――少しだけ初心だというのは認める、けど、その生き方を悔いることは無い。
 そんなアタシだから、世間様は色々な態度でアタシに接してくる。
 学校の先生はアタシがギャルで色んな男と遊んでいる風に説教してくるし、同じクラスの男子達はそんなアタシに経験させろとか言ってくる、先輩にも同じ輩がいる。
 街にでればちゃらちゃらしたような男が声をかけてくるし――全部断っているけども――プロデューサーに言われるまで気付かなかったが、今日みたいに身体目的で悪さをしようとする男もいる。
 ――だけど、プロデューサーは違った。
 初めこそ声をかけられたときはナンパだと思った、けれど、名刺を渡された時はアダルトビデオのスカウトだと思った。
 話をしてそれが誤解であると知った時、ギャルとしてのアタシはそれに飛びついた。
 でもアタシとしてのアタシは、不安で一杯だった。
 アタシなんかがアイドルとしてやれるのか、ギャルなアタシがアイドルなんか出来るのか、アタシはアタシらしく笑えているだろうか。
 アイドルという活動の中で、本当に不安で、胸一杯の不安で押し潰れそうになった時、いつも救ってくれたのは、やっぱりプロデューサーだった。
 ギャルなアタシに真摯に、真剣に、真面目に向かい合ってくれた。
 励まされ、気合を入れられ、活を入れられ、盛り上げられ――心配してくれた。
 ――恋に落ちない訳がなかった。
 どきり、と胸がなる。
 恋心を向ける――好きなプロデューサーと二人で部屋にいるという事実に今更ながらに恥ずかしくなり、ふと思いついてしまったことに顔が熱くなる。
 顔は紅くなっていないだろうか、なんてことを心配しながら、これも心配し助けてくれたお礼だと自分を納得させて、プロデューサーとの分で2本買った水のもう1本の蓋をあける。
 たぷん、と中の水が零れそうになるが、今のアタシのそんなことに意識を払う余裕は無い。
 ごくり。
 つい先ほどにお酒を呑もうと緊張していた時よりさらに激しく緊張したまま、アタシはその水を口に含んだ――ただ、飲み込みはしない。
 勢いよく、プロデューサーに向き直る。
 頭に疑問を浮かべながらこちらを見るプロデューサーはどこか間抜けで、それでも、口の中に含んだ水を吹き出すわけにはいかない。
「え、っと……美嘉、一体何……んぐッ」
「んんっ」
 プロデューサーが口を開く。
 今が好機、とは思うが、胸の奥が高鳴ったまま、すぐには動けない。
 女は度胸、ギャルは度胸、アタシは度胸。
 何の呪文かは分からない単語を頭の中で繰り返したアタシは、ええいままよ、と勢いと衝動のままにプロデューサーに――その唇にアタシの唇を突撃させた。
「んぐっ……みか、ごくっ、なに、をっ」
「んんっ……ちゅっ。……そ、その、心配してくれたのと助けてくれた、お礼……かな」
 勢いよく唇が合わさったために、その中にある歯ががちりと音を立てる。
 痛い。
 そう思うが、胸が大きく高鳴り、アタシとしてはそれどころではない。
 唇をうっすらとあけて、その中に含まれていた水をプロデューサーの口の中へと流し込む。
 いわゆる口移しというやつだが、いきなりされたプロデューサーは目を白黒させながら、口に注ぎこまれていく水を必死に飲み込んでいく。
 その様が何だか可愛くて、合わせた唇が心地よくて。
 離れたくないと思っていた唇がプロデューサーによって離された後、思い出して恥ずかしくなりそうなのをこらえて声を絞り出した。
147名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:55:12.78 ID:h4ct6W3j

「お礼って……」
「凄い心配してくれたんでしょ? 莉嘉とかいろんなところに電話かけて、アタシの居場所を探してくれて……そういうの、凄く、嬉しい」
「なっ、おま、手帳をッ」
「うん……ごめん、見ちゃった」
「ッ……」
 プロデューサーに身体を起こされて、傍から見ればアタシがプロデューサーを押し倒している形になる。
 上から見るプロデューサーは顔を紅くして慌てていて、見たことのないその姿に気持ちがどんどんと大きくなっていくのが分かる。
 ああヤバイ、本当に好きなんだなあ。
 気持ちが言葉として浮かんでくるたびに、くすりと笑いが零れた。
 ――それが笑われたと思ったのか。
「あの、ね……アタシ――って、キャアッ。ちょっと、プロデ……んッ」
「んっ……」
 今なら言える、この気持ちを――恋心を言葉にすることが出来る。
 好き、という言葉をアタシは口に出そうとしたのだが。
 不意に身体にかかる衝撃――身体を入れ替えてプロデューサーに押し倒される形になったのだと理解した時には、アタシの唇はプロデューサーのそれに塞がれていた。
 アタシがした口移し――という名を借りたキス――のそれとは違う、貪られるように押し付けられる唇に、内心ぞくりとした。
 恐怖なのか、嫌悪なのか、はたまた別の感情なのか。
 それが理解できるよりも早く、プロデューサーは怒ったような、申し訳なさそうな顔をしてアタシから離れた。
「……あの男や他の男にこういうことをされているのかもしれない、それ以上のことをされているのかもしれない。そうなればアイドルとしてお前は御終いだ。それを心配するのは当然のことだろう?」
 プロデューサーの仕事をしただけだ。
 そういうプロデューサーの顔は、けれどそれだけでは無いように見えて。
 吐息がかかりそうな距離で申し訳なさそうに視線をそらして身体を離そうとするプロデューサーの首に腕を回して、アタシはその頬に軽く口づけた。
「ほんとうにそれだけ……?」
「……」
「あのね、プロデューサー……アタシ、プロデューサーのこと……好きだよ? 好きで、好きで、大好きで……だから、プロデューサーが心配して駆け付けてくれて助けてくれた時、アタシは凄い嬉しかったの。
……だからね、それだけじゃない理由で――もし、例えば、プロデューサーがアタシのことを一人の女の子として想って心配してくれたんだったら、もっと、嬉しいな……」
「美嘉……」
 言った、ついに言ってしまった。
 どきんどきん、ばくんばくん。
 心臓が口から飛び出そうなほどに鼓動している、目の前のプロデューサーに聞こえるのではないかと心配するほどに高鳴っている。
 余りの緊張に身体が知らず震えてしまうが、意志の力ではそれを抑え込むことは出来そうにない。
 今だって、プロデューサーがそれに気づいたような顔をしていた。
「…………俺だって、嫌いじゃないから心配したんだ」
「……それって好きってこと?」
「……知らん。言わん。聞くな」
「……えへへー。んー、ちゅっ」
 だからこそだろう、アタシが震えるほどに緊張しているということを考えてか、プロデューサーは視線を逸らしたままながら、本心を口にしてくれた――真剣に向き合ってくれた。
 嫌いじゃない、それがイコール好きだと思えるほどにアタシの頭はお花畑ではない。
 けれど。
 顔と耳を真っ赤にしながらもそれを言葉にしてくれたプロデューサーに、アタシはもう一度その頬に口づけした。

148名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:55:48.98 ID:h4ct6W3j


「その……おまた、せ」
「お、おおっ……って、なんで制服着てるの?」
「だ、だって……バスタオル一枚とか、恥ずかしい……」
「……いやまあ、いんだけどさ」
 そうして。
 好きという気持ちを表したアタシと、嫌いじゃない――素直に好きって言ってくれればいいのに――という気持ちを表したプロデューサーは、お風呂タイムという時間を挟んで再びベッドの上で相対する。
 ただし、先ほどまでとはその意味するところが違う。
 プロデューサーは腰にバスタオルを巻いただけの格好、アタシは制服を――その下の肌はすべすべになるまで磨いているが――着たままの格好である。
 プロデューサーがお風呂から出てきた時にバスタオル一枚だったことに驚き恥ずかしではあったが、アタシもバスタオル一枚の方がいいのかと散々悩んだ挙句に制服をそのまま来てでた。
 もちろん、制服から下着の諸々は洗濯乾燥済みである。
 そんな自分でも初々しいと思えるお風呂を出た後、アタシはベッドの縁に座るプロデューサーの隣にと腰を下ろした。
 ぎしり、とベッドが軋んで、胸がどきりと跳ねた。
「その、いいのか、こんな俺なんかで……? お前、初めてだろ?」
「……そういうことは普通黙っておくとこだよね? ……まあ、そんなふうに色々と心配してくれて想ってくれるプロデューサーだから、アタシは好きになったんだけど」
「うっ……お前、結構恥ずかしいんだな」
「えへへ、そう? ……んっ」
 アタシのギャルな見た目からすれば、きっと経験済みに見えてもおかしくは無いのに。
 アタシに真摯に向き合ってくれるプロデューサーは、そんなまやかしに惑わされることなく、アタシが処女だということ見抜く――まあ、口に出したことは減点だけどさ。
 そんなふうに軽口を叩きあうのがアタシとプロデューサーらしくて、好きなプロデューサーと早く触れ合いたくて。
 隣に座るプロデューサーに顔を近づけると、キスをされた。
「んっ……ふぅ……んふっ」
「ちゅっ……んっ……ちゅる」
 初めは触れるように。
 次いで唇を味わうように、吐息を味わうように、気持ちよさを味わうように。
 啄むように、求めるように、感じ合うように。
 唇と唇が触れ合う感覚に身を任せていると、唇をあけるように熱くてぬめる感触。
 それがプロデューサーの舌なのだと直感的に理解して、アタシは恐る恐るながらも自身のそれを触れ合わせてみた。
「んっ……くちゅり……んふぅ……ひゃふぅ」
「んっ……美嘉の口の中、すげえ甘い」
「……プロデューサーの口は凄いお酒臭いけどね」
「……すまん」
 ぬるぬると熱い舌を絡めあって、相手の吐息を吸い付くすかのように吸って、記憶するかのように口の中を舌で蹂躙し合って。
 いつしか抱きつく形でお互いの舌を求めあっていたアタシ達は、軽口を叩きながらくすくすと笑った。
149名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:56:13.79 ID:h4ct6W3j

「んんっ、ちょっと、いきなり……んんふぅッ」
「……柔らかい」
 ちゅるちゅる。
 ちゅっちゅっ。
 舌を絡めたり軽い口づけをしたりしてゆっくりと気持ちよくなっていると、不意に胸に感じるプロデューサーの手。
 掴まれるでも押し付けるでもなく、たださわりと触ってくる感触に、どちらかといえばくすぐったい。
 身をよじるようにプロデューサーの手を避けようとすると、深いキスの中でふにゃんと揉まれる胸に、声が漏れそうになる。
「あっ……んんんッ。んぁっ、ひゃん……あんっ。あんまり、みないでぇ」
「どうして? 美嘉のおっぱい、凄い綺麗で可愛いのに」
「だって……おおきく無いし、ひゃうんッ」
「乳首も綺麗だし。ほら、少し硬くなってる」
「や、やめっ。んひぅっ、ひゃっ、こりこ、りっ、しちゃ、だめっ、んっ」
 ふにゃん、ふにゅん。
 ブラと服の上から胸を揉まれる感触は実に不思議で、胸を揉まれるという恥ずかしいことなのに、何故だか少しばかり物足りない。
 そんなアタシの気持ちを感じたのか、ぷちっ、と外された制服のボタンによって出来た隙間からプロデューサーは手を入れて、ブラの上から胸を揉みしだいてくる。
 びくんっ。
 いきなりの感触に身体が震えて、知らず甲高い声が漏れる。
 そんなアタシの反応が楽しかったのか、ブラの上から胸を揉まれているという展開に身構えていたアタシは、いつの間にか外されている制服のボタンが増えていることに気付いた。
 ピンク色のブラが、シャツの間から出ていることに羞恥で顔が熱くなる。
 それよりも何よりも。
 そのブラさえも下にずらされて、挙句にはそこから覗く乳首を指でこすられて、そこからびりびりとした感覚が身体を走ったことに、一瞬だけ思考が止まった。
「だんだんと硬くなってきてるよ、美嘉のここ。ぴくぴく震えてもきてる」
「つぅッ、じ、実況しちゃだめ、プ、んっ、ロデューサ、ひぁんッッ」
「……少しだけ甘いよ、美嘉」
「な、なめちゃぁ……んくっ、つぁっ、ひううんッ」
 びりびり、じくじく。
 乳首がこすられ、その先端が柔らかく刺激され、思考の端がわずかばかりに白く染まる。
 胸全体を手で包んで乳首を刺激され、ちろちろと首筋をプロデューサーの舌が這い、ぴんっといった感じで乳首がはじかれる。
 そのたびに胸の奥底から湧き出てくる感覚に、身体が震えるのが止まらない。
 プロデューサーが指を動かすたびに身体の芯から耳に届くこりこりとした乳首の感触が、甘い甘い感覚となって口から漏れ出ていく。
 つつつ、と首筋を舐めていたプロデューサーの舌がわずかに覗く鎖骨をちろりと舐めた後に、胸へと至る。
 乳首の回りを首筋と同じようにちろちろと舐めた舌は、乳首も同じようにちろちろと舐めてきた。
 びくりっ。
 一層強い甘い感覚――快感だと自覚できるものが、胸から全身に響く。
 ちろりと舐められて、ぐりぐりと舌の先端でほじられて、ちゅぱちゅぱと口全体で吸われて。
 びくりっ、びくんっ、と身体が震えるたびに甘い快感が思考に広がり、吐息が漏れ出て。
 そして。
 こりっ。
 軽く歯で挟まれたのだろう、ビシリッ、とした一際強い刺激が乳首に与えられたかと思うと、それは身体の芯から一気に走り抜けて、思考を白く染めていった。
150名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:57:23.49 ID:h4ct6W3j

「ほら、脱がすよ……?」
「ッ……」
 びくん、びくん。
 身体が快感で震え、白く染まっていた思考が定まってくると、アタシはイったのだと理解した。
 ふわふわと身体が浮いているような感覚があるが、その感覚の中で下半身――女性部分が空気にさらされていくのを認識する。
 一瞬だけ羞恥と不安から抵抗心が生まれるが、絶頂を迎えたばかりで意識が覚束ないアタシにそれを留める余裕はない。
 するり、と。
 いっそ簡単なほどに、アタシはショーツを脱がされて、女性部分を露わにされていた。
「……気持ちよかったのか? ひくひくと動いてる」
「し、知らないッ」
 つつつ、とプロデューサーの指が恐る恐るアタシの女性部分に触れる。
 ぴくり、と身体が震えて、空気に触れているそれがひくひくと動いていることに、顔が熱くなる。
 顔が近いのだろうか、プロデューサーの吐息がふわりふわりと刺激してくるのに声が漏れそうになった。
「こんなに濡れてるのに素直にならないとか……強情だな、美嘉は」
「べ、べつに強情なんかじゃ……ひゃうんッ?! ちょ、ちょっと、いきなり触らないンンッ」
「触るよ、美嘉」
「んんっ、あんっ、……う、うんっ、いい、よッ、んくッ」
 ぬちゃり。
 股にある女性部分から聞こえる粘ついた水音に、一気に身体が熱くなる。
 ひくひくとする女性部分からトロトロと粘つく水――愛液が零れていくのが、敏感になりつつある肌を流れていくのが感じられる。
 そのことに余計に羞恥を感じていると、女性部分の入り口をプロデューサーが刺激してくる。
 指の腹で愛液を掬うように入り口を刺激してくれば、指の先端で入り口の穴をほじくるように動かしてくる。
 そのたびに入り口はひくひくと蠢き、愛液が零れてはプロデューサーの指を濡らしていく。
「んんっ……れろり……んる」
「ひゃあんッ。ちょ、ちょっとプロデューサー、そんなとこきたなッ、ひぅんッ」
 れちょり。
 熱い感覚が女性部分を刺激するのに、慌てて顔を上げてみれば、そこに顔をうずめるプロデューサーに驚愕する。
 その驚愕のままに女性部分の入り口を舐め上げ、舌を少しばかり女性部分に入れられてしまえば、身体は反射的に反応してしまう。
 先ほど絶頂を得た時とは違う、さらに大きく震える身体に恐怖を覚えてプロデューサーをどけようとするも、脚に手をやられて固定されてしまえばそれも難しい。
 結局のところ。
「ひうっ、ひゃっ、ぷ、ぷろでゅーさ、なにか、んひゃぅっ、なにかがッ、きひゃう」
「んくっんくっ、じゅるっ」
「ひっ、ひうっ……ッ、アアアアァァァッ」
 プロデューサーの頭に手を置いても意味はなく、女性部分の入り口からその少し奥やらを未知の快感で刺激されたアタシがそれに耐えられるはずもなく。
 先ほどの乳首の先端のものからとは似ても似つかない甘い快感が身体の奥底から湧き出てくるのに身を任せて、アタシは再び意識を白く染め上げていた。
151名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:58:54.99 ID:h4ct6W3j

「ぷろ、でゅーさー……」
「もう、我慢できそうもない。……いいか、美嘉?」
「……うん。いいよ、きてぷろでゅーさー……ンンツツゥッ」
 びくん、と身体が震えるたびに女性部分から溢れ出る愛液をプロデューサーの指が掬って、にちゃにちゃと弄んでいるのを、ぼうっとした視界で眺める。
 どこか楽しそうにしていたプロデューサーであったが、はらり、とバスタオルを取り去ると、そのいきり立ったモノ――肉棒を露わにした。
 びくりっ、と身体が震える。
 ギャル仲間から色々と話だけには聞いていたが、男のものを見るのが初めてだったアタシとしては、その肉棒は凶悪という他ない。
 コーヒーのロング缶ほどもある太さと長さに、あれがズボンや下着の中に入っていたものだとは到底理解できない。
 さらにはあれがこれから自分の中に入るのだと思うと、それは徐々に不安や恐怖となっていくのだが。
 少しかすれた声で甘えるように紡がれたプロデューサーの声に、それを拒否することも出来ないでいたアタシは、ベッドに仰向けになった状態で脚を広げられる。
 恥ずかしい。
 そう思ってみても、脚を広げられた体勢では隠れるものも何もなく、不安と恐怖のままにプロデューサーの首に腕を回して――身体を貫いた痛みを受け入れていた。
「っぁぁぁ……」
「うっ、きつ……美嘉、力抜かないと痛いままだぞ?」
「でも……いたいもんはいたいぃ……」
 ぎちり、ぎちり。
 先ほどまで女性部分を濡らしてその奥まで濡らしていた愛液の存在など無かったかのように、プロデューサーの肉棒が奥へ奥へ動こうとすると痛みが身体中に走る。
 身体の強張りを無くそうとしてくれているのだろう、ゆさゆさとプロデューサーが身体を揺するが、帰ってくるのはずきずきとした痛みだけだった。
 ぽろり。
 痛みで――そして処女をプロデューサーに上げられた嬉しさで涙が零れる。
 痛いけれど、この痛みこそがその証拠であるのだと、アタシは涙を零しながらにどこか誇らしげであった。
「んっ、んふっ、んんっ、あふっ、んちゅっ」
「ごめんっ、我慢できそうもないッ」
「んっ、いい、よぉッ。うごい、てッ」
 ずちずち、ずちゅり。
 じちじち、じにゅちゅ。
 身体の中からひっくり返させられそうな痛みと共に肉棒が抜いて行かれ、抜ける直前でまた押し込まれる痛みと共に挿れられていく。
 痛みを感じる前から残っていた愛液と処女膜から流れる血によってわずかにぬめるのか、プロデューサーが腰を動かすたびにわずかばかりに水音が響く。
 にちゅにちゅ、にちり。
 ぬちゅぬちゅ、じゅくり。
 肉棒が傷ついた処女膜をこするたびに鋭い痛みが身体を遅い、痛みが和らげばと舌を絡める口から吐息が漏れる。
 痛い、けれど幸せ。
 幸せ、けれど痛い。
 抜いて挿れられて、前後する肉棒の形や熱が女性部分の奥――膣から感じられて、とても共存出来ないような感覚が胸を占める。
 けれど。
152名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:59:25.55 ID:h4ct6W3j

「んっ、んんっ、んあっ……んひゃうっ」
「……ん? 美嘉、もしかしてここがいいのか?」
「ち、ちがっ、っん、ひゃんっ、ひあっ、な、なんでこれッ」
 それも時間の問題だった。
 ごりっとする奥より手前で、ざらっとする敏感な部分より奥で。
 ざらっ、ごりっ。
 それまで痛みしかなかった肉棒がそこを刺激しながら進んでい行くと、痛みの中でも分かるぐらいに身体の奥がびくりと震えた。
 当然、それはプロデューサーにも伝わったことだろう、それまで探るようにしか動いていなかった肉棒が、執拗にそこを責め始める。
 ぬちゃぬちゃ、じゅくり。
 ずちゅずちゅ、じゅにゅり。
 ぐちゅぐちゅ、じゅぐり。
「んあっ、あんっ、はっふ、はふぅっ、あへぅ」
 明らかに先ほどまでの痛みの中にあった幸せに似たものとは違う、確かな甘く感じられるほどの疼きが、膣から感じられていく。
 抜いて、挿れられて、抜いて、挿れられて。
 そのたびに甘い疼きを送る部分を肉棒によって刺激されて、嫌が応にも声が漏れ出ていく。
 明らかな快感、それを感じてしまえば多少痛む処女膜でさえ気にならなくなってくる。
「ふぇぅ……あっ、あっ、いや、はげし、はっ、ひゃんっ、んんっ」
 そうしてずんずんと早く大きくなっていくプロデューサーの腰の動きに、与えられる快感も徐々に大きくなっていく。
 ごりり、と膣を削られながら奥を突かれ。
 ずりゅりゅ、と肉棒の先端でひっかきながら愛液をかきだされ。
 びくんっびくんっ、と大きくなっていく身体の震えにさっきまでとは違う、本当にどこか飛んでしまうのではないかと思えるほどの甘い快感が全身を覆っていく。
 それが不安で、怖くて。
 アタシは、プロデューサーの首に回していた腕を強くひきつけた。
「んんっ、んふっ、ひゃんっ、あっ……んくぅぅぅぅッ」
 舌を絡めながらも突かれて息が漏れる。
 突いて抜かれる時に抜け切りそうなプロデューサーの腰に脚を絡ませて、抜けないように必死に手前にと寄せる。
 ごんっごんっ、と最奥が突かれてそれに身体が反応して。
 意識と視界が白く染まって、それが真っ白になる直前――。
 ――最奥まで全力で突かれた肉棒から勢いよく放たれた熱い塊がアタシの奥――子宮を直撃して。
 アタシは、その熱で絶頂を迎えた。

153名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 17:59:46.64 ID:h4ct6W3j


「こっ、んなっ、どうぶつみたいなっ、かっこう、んんっ」
「美嘉も気持ちよさそうじゃないか。お尻の穴もひくひくしてるし、こっちの方が好きなんじゃないの?」
「そんっ、んんッ、なわけぇ、ないッ、しぃっ」
 四つんばいで後ろから突かれながら、お尻の穴が丸見えであることに驚いて身体を震わせる。
 快感で力が抜けてもはや後ろから押しつぶされるような形になりつつあるが、お尻の穴を隠そうと手を伸ばしても、プロデューサーにどけられてベッドに押し付けられる。
 ごりり、と。
 先ほど――正常位の時とは違う部分が刺激されて愛液の量が増えて、プロデューサーの挿押の勢いが増していく。
 じゅぐりじゅぐり。
 膣の中で暴れながら壁をえぐる肉棒に、快感が止まらない。
 涙か汗か分からない水分で髪は額に張り付き、上で結んで止めていた髪はプロデューサーに解かれていた。
「んぁ、んんっ、おくに、おくにぃ、きひゃうっ、きひゃうぅ」
「中がびくびくしてるぞ、美嘉。そろそろイキそうなのか?」
「んっ、いく、いっちゃうッ、しろく、い……いくぅぅぅッ」
 力の入らない身体を持ち上げられて、プロデューサーに抱えられる形で下から突かれる。
 弛緩した身体はプロデューサーに寄りかかり、振り返って舌を絡ませながら、胸と女性部分の敏感なところ――クリトリスを刺激されつつ、プロデューサーの腰が前後左右上下に動いて、アタシに快感を送ってくる。
 気持ちいい。
 幸せ。
 満たされている。
 暖かな気持ちが思考を白く染め上げ、びゅるりびゅくり、と膣の中で脈動して熱い塊を放つプロデューサーに肉棒に、意識までもが白く染め上げられる。
 ごぷりっ。
 収めきれなかった熱い塊――精液が、アタシの膣から肉棒を伝ってベッドへと染みを作っていった。
154名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 18:00:11.02 ID:h4ct6W3j

「んんッ、んぐっ、き、きもひい、いッ、もっひょ、もっひょおくッ」
「奥だな。一番奥に出してやるぞ美嘉、子宮にな」
「ん、うんッ。おくにだひてぇ、ぷろっ、でゅさぁッ」
 快感の余韻がさめぬままに、身体を入れ替えられて――向き合う形で再び下から突き上げられる。
 ぐちゅりゅぐちゅりゅ。
 二回も中で放たれた精液と絶えず送られてくる快感によって溢れ出ている愛液によって、お尻に回されたプロデューサーの手によって腰が密着するほどに近づけられた身体によって、膣の中のものとは違う、粘質な音が響く。
 アタシの腰はプロデューサーの手によって密着させられ。
 アタシはアタシでプロデューサーの腰に脚を回して密着して、首に手を回して上半身も密着して。
 下から突き上げられるたびに身体は揺さぶられ、乳首がプロデューサーの肌でこすれ、クリトリスがプロデューサーの陰毛でくすぐられてその奥にある肌で押し付けられて。
 ぞくぞく、と快感が背筋を震わしていく。
 全身が、プロデューサーと一つだ。
 身体の全てが、プロデューサーと繋がっている。
 そう錯覚してしまいそうなほどに、アタシはプロデューサーと一つに溶け合っていた。
「ぷんぁっ、ぷろでゅッ、さぁッ、んんっ、ひゃんっ」
「ん、どうした美嘉? そろそろイキそうなのか?」
「っあんっ、んくっ、えと、ねっ――大好きッ」
「……ああっ、ああっ。俺だって、美嘉のこと好きだ、大好きだっ」
「う、んっ。うれ、うれしいっ、よッ。んっ、んちゅ、はげッ、しっ」
 だからこそ。
 一つに溶け合っているからこそ、アタシは心を偽ることはしない。
 好き、大好き、超好き――愛してる。
 言葉で、口づけで、快感で、甘い疼きで。
 プロデューサーと気持ちも一つに溶け合って。
「んんっ、ぁぁんっ、ひんっ、あ、あ、あ、あ……んんああああぁぁぁっ」
 頭が痺れるほどに甘く快感が背筋を走り抜け。
 身体が燃えそうなほどに熱い重い塊が身体の中で放たれて。
 アタシは、意識が途切れそうなほどに白い快感に身を任せて、絶頂を迎えた。
155名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 18:00:33.57 ID:h4ct6W3j


「もう合コンとか行くなよ」
「うん、分かった」
「……本当に分かってるのか?」
「当然。お酒が入った男の人はプロデューサーでこりごりだよ」
 ベッドのシーツを変えて、二人で一緒にお風呂――もう一度致した――に入った後、アタシ達はシーツにくるまって笑いあう。
 甘い空気と濃厚な男女の空気は抜けることは無かったが、一度ことを終えてしまえば燃え上がるには時間が――多分――かかる。
 苦虫を潰したような顔のプロデューサーに一つ笑うと、アタシはペットボトルから水を飲む。
 行為の最中はほったらかしだったので幾分か温くなっていたが、疲れた身体には心地よかった。
「……飲ませてくれないのか?」
「……酔っぱらってないじゃん」
「美嘉に酔ってる、って言えば飲ませてくれる?」
「…………ばか」
 耳元に口を寄せて喋るプロデューサーの吐息のくすぐったさに身をよじらせながら、子供のようにねだるその頭を一つ叩く。
 それならば、と大人のように耳元で囁くプロデューサーの言葉に顔や身体を熱くしながら、ずるいなあ、と思いながら。
 ――アタシは、口に水を含んでプロデューサーにキスをした。


 
156名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 18:10:43.33 ID:h4ct6W3j
というわけで城ヶ崎美嘉の純愛、終了。
純愛というほど純愛でもないし、どっちかというと合コン男達のハードのが似合いそうではあった。
ただまあ、純愛のが可愛いよねと思わないでもない。
何が言いたいかというと、俺パッションPなのに城ヶ崎姉妹持ってないという……。
しかも書く度に長くなっていくことに思案する。

そうそう、PIXIVに投稿したので気にしてた人がいたのでとりあえず報告。
渋谷凜ハードが『アイドルだった少女』
三村かな子ハードが『アイドルから堕ちた少女』
城ヶ崎美嘉純愛が『アイドルという絆を見つけた少女』
次回作はこうご期待……リクエストがあればどうぞ。
157名無しさん@ピンキー:2012/03/06(火) 20:55:36.77 ID:fQ1K129a
城ヶ崎美嘉超乙っ!!
やっはイチャ物もイイワ〜

以前かな子リクした本人ですが
とりあえずリク

三村かな子ハードの『アイドルから堕ちた少女』 の続編っぽい感じで
『多数のP×かな子のP分身(?)イチャ和輪姦物』をば所望致します


前回の続き的状況で、
「かな子は、ふと、気がつくと『大勢居るP』に全身を弄られ、
全身・全穴をねっとり愛撫され、P達に愛を囁かれながら和輪姦する…かな子も歓喜と恍惚で嬉しく絶頂して意識を落とす…

(実態は…)
「不良達が前回の、かな子絶頂の度にポイポイと『薬』とお酒を投入しまくった為に
かなこが幻覚状態に…(自分を犯してる男達が全員Pに見えてる&快感の為、都合のいい状況の認識しまってる)

不「…あれ?かな子ちゃーん?目の焦点、合ってなくね?w」
不「さっきから『Pさんが沢山』とか『Pさんのおチンポ一杯ですぅ…』とか言ってるけど?w」

P「…かな子…(泣」
な、ラストは幻覚オチで
158名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 07:43:59.42 ID:sH6wTN1a
>>156
乙!
この調子でガンガンお願いしますよー!

>どっちかというと合コン男達のハードのが似合いそうではあった。〜
ifダークハード編wと言う事で俺はこっちをリク
まぁ、かな子ダークっぽくなりそうだけど美嘉は最後までいやがりながらビクンビクン…
なシチュもイインデネ?w
159名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 08:46:08.30 ID:oaDw1VC1
>>157
どんだけハード好きなんだよと聞きたくなるぐらいの変態w
以前にあった5人のPとかいうのも、この幻覚オチでいくか
まあ、いつになるかは分からんけれども

>>158
157のかな子ハード続編でもだけど、こういうのってラブホが似合うよねって話
気付いたら、目が覚めたら、そこはピンク色で統一されたラブホの部屋だった――
なんてのを想像してしまった
まあ、これもいつになるか分からんが
160名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 14:56:58.31 ID:oaDw1VC1
やべえ、書けちまった…。
書けたからには上げるけどさ、俺ばっか上げてていいもんなんかね。
自重した方がいいんなら自重するが、とりあえずは上げておくわ。

ちなみに、かな子ハードの続き物。
PIXIVタイトルは『戻ることの出来ない、アイドルから堕ちた少女』
161名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 14:58:18.53 ID:oaDw1VC1
アイドル:三村かな子
シチュエーション:ラブホ、ローション、幻覚、5P


「うわぁぁ。ピンクで凄い可愛いっ」
「へー、かな子ちゃんラブホに来るのは初めて?」
「初めても何も、この間のが初めての経験だったんだから当然だろうよ」
「いやー、かな子ちゃんの初めて貰ってばかりで俺らマジさいこー」
 がちゃり、と鍵を開けた扉の向こう。
 少し甘ったるい匂いのする廊下を抜けると、とろんとしそうなほどに桃色な部屋に、私は驚きの声を上げる。
 友達の話や何かで聞いたことしか無かったが、こんなにも可愛いものだとは思わなかった。
「うわぁ、ベッドも大きいっ。これなら一杯乗ることが出来るね」
「そうそう。一杯かな子ちゃんと楽しむことが出来るんだよ」
「今日は俺ら4人しかいないけど、かな子ちゃんを気持ちよくさせてみせるからね」
「うんっ、凄い楽しみ」
「そうだなー……それじゃあ、まずはお風呂にでも行こうか、かな子ちゃん?」
 良く聞く回るタイプのベッドでは無かったことは残念だが、それでも大きなベッドの縁に座って数度跳ねてみる。
 きしきし、と軋む音が聞こえるが、この程度ならばそれなりの人数が乗っても問題は無いだろう。
 ――かな子と、4人の男が乗っても、なんら問題は無い。
 そのことを確認して、認識して、ぞくりと背筋が震える。
 きゅんっ、と身体の奥が疼くままに、私は男の人に引かれるままにお風呂へと入っていった。

162名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 14:59:59.40 ID:oaDw1VC1


「それー、シャワーを浴びようね、かな子ちゃん」
「きゃっ。もう〜、まだ制服脱いでないのに、何でかけちゃうのー? おかげでびしょびしょだよ」
「制服がぴったりと張り付いちゃって……やっぱりエロいな、かな子ちゃんは」
「このでけえおっぱいに張り付いたシャツがまた何とも……このチラリズムもそそるねえ」
「あんっ、もうっ。もみながら制服脱がさないでよー」
 お風呂――横も上もガラス張りで広いお風呂場に、私は制服を脱ぐこともなく連れて行かれる。
 脱がなくていいのだろうか、なんて思ったが、男の一人がシャワーを私にかけてくると最早どうでも良くなった。
 髪が濡れ、肌が濡れ、制服もシャツとカーディガンが濡れ、スカートが濡れて肌に張り付き――下着も濡れて、敏感な部分に張り付いた。
 たったそれだけのことなのに、まるでじっくりと触られているみたいな感触が敏感な部分を襲って、胸の先端や身体の奥底がじゅんっ、と反応してしまう。
「あれ〜、かな子ちゃん、もう気持ちよくなってるの? 先っぽがこりこりしてるんだけど?」
「んっ、うんっ、かな、子っ、もうッ、気持ちいいッ、のっ」
「下の方ももうびちょびちょ。これはシャワーで濡れただけじゃないね」
「つぅんッ、あっ、はぁっ、んくっ」
 ぺっとり、と濡れて張り付いている制服を少しずつ脱がされて、既に立ち始めていた乳首の部分で引っかけて止められる。
 ブラの上からでも分かる確かな引っかかりにぴくりと身体が反応して、ますます乳首が硬くなってそれを感じてしまう。
 シャツに引っかかったまま乳首をこりこりと指で擦られてびくんっ、と身体が跳ねる。
 じゅんっ、と確かに身体の奥から何かが――愛液が溢れ出ると、にちゃにちゃと下着越しにそれを弄られた。
「もう問題無さそうだな……さて、それじゃあかな子ちゃん、おクスリの時間ですよー」
「わっ、わぁいっ、おクスッ、おクスリ、ちょうだっ、いッ……んっ、れるっ、んぐっ、んんっ」
「おっ、クスリのんですげえぴくぴくしてきた。今日は何のませた?」
「ケミカルドラッグ。幸せ感じながら酔えるとかいうのをアダルトショップで買ってきた」
「そんなもんあるんだな……まあいいや、それじゃあ、今日の一発目いってみよー」
 男の舌の上に載せられたクスリを求めるために、自分の舌を絡ませていく。
 ちろり、と先端でかすめ取ろうとするも舌を引かれて避けられば、今度はとばかりに男の舌を――口づけをするようにそれ全体を貪っていく。
 クスリを求めた攻防とは名ばかりの深い深いキス。
 舌の先端を突きあい、舌全体を絡ませあい、舌の付け根を舐め上げて、深く深く繋がっていく。
 途中、ころっとした小さい何かが口の中に流れてくると、反射的に男と私の混ざり合った唾液と一緒にごくりと飲み込んでしまう。
 途端、びくんっと身体が反応したかと思うと、まるで初めての時にお酒を呑まされた時みたいに頭がぼうっとしてくる。
 頭はぼうっとしてるのに、身体はいやに敏感に感じられて。
 こすこすと擦られる乳首も、ねちゃねちゃと穿られて弄られる女性部分――おまんこと言うらしい――も、凄い感じてしまう。
 ぴゅくっ、と愛液が零れていくと、その入口に熱くて固い感触。
 それが肉棒だと思った時には、身体の奥でごりゅっというまで深く貫かれていた。
163名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 15:00:27.72 ID:oaDw1VC1

「きゃうんっ……んんんんっっっッッッ」
「うわっ、すげえびくびくしてる。もしかして、かな子ちゃん、イっちゃった?」
「みたいだな。すげえ締め付けてきてる」
「こっちは……ははっ、ひくひく物欲しそうにしてるぜっ、っと」
「ひゃぅっ」
 にちゅり、肉棒がおまんこに入ってくる。
 ぐちゅり、膣の壁を押し広げながらどんどん奥へと進んでいく。
 ざにゅる、膣の中の敏感な部分――Gスポットを擦り上げながら。
 ぐりゅっ、子宮の入口を強く突いた肉棒に、私は身体に電気を走らせながら絶頂を迎えていた。
 へたり。
 突然の快感で身体が力が抜ける。
 肉棒を入れている男の人によりかかると、くにゅっ、と感じる後ろの違和感。
 くちゅり、と愛液で濡らされるとそれがお尻の穴を刺激されているのだと気付いて――ぐじゅっ、と粘っこい水音を立てて肉棒が挿入される。
「ひぅんっ、はんっ、いきなり、すぎだよぉッ」
「そんなこと言ってかな子ちゃん、凄いきゅうきゅう締め付けてきて、ずっと欲しかったんじゃないの?」
「うっ、うんっ、ずっと欲しっ、おちんぽっ、欲しかったッ、のッ」
「ははっ、ついこの間まで処女だったとは思えないほどにエロいね、かな子ちゃん」
「そんなエロい子にはこれを上げよう」
「ふえっ、んっ、つめたっ、いッ、なにこ、れっ」
「冷てッ。おい、俺にまでローションかかってるじゃねえか」
「固いこと言うなって。ほーれ、これでぬるぬるプレイだぜ」
 男に寄りかかるように下かた突き上げられ、覆い被られるようにお尻を後ろから突かれる。
 上下と前後に膣とお腹の中を刺激され、はてには壁を隔てて肉棒がごりごりと擦り合わさると、目の前がちかちかと光るぐらいに身体が反応する。
 頭がぼうっとして、舌を絡めてキスをしてまたぼうっとして、身体を捻らせて背後の男とキスをして。
 頭がぼうっと気持ちいいことしか考えられなくなるころ、トロリ、とした冷たい感触に意識がそちらへと向かう。
 トロトロ。
 顔からかけられたその液体は、トロリ、ぬるり、と頬から首筋へと伝って、胸元に流れ込んでいく。
 胸の谷間からおへそを通って流れていき、それが身体全体に行き渡る頃には、私と男の人の触れる部分がぬちゃにゅちゃと厭らしい音を立て始めていた。
164名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 15:01:20.91 ID:oaDw1VC1

「んくゅっ、何これ、ぬるぬるしてッ、気持っ、ちいいッ」
「かな子ちゃんのでかいおっぱいが俺の上でぬるぬる動いて、まじ気持ちええ。これはヤバイぜ」
「背中にもぬるぬる塗って、と……くはぁ、かな子ちゃんの背中もぬるぬるで俺も気持ちええわ」
「ひゃぅっ、そんッ、なに、ぬるぬっ、るにしちゃぁ、らめぇっ」
 下と後ろから突かれて身体が上下前後に揺さぶられれば、男と触れあっている肌がぬるぬると蠢く。
 摩擦の少なくなった肌によって胸がずりゅんずりゅんと男の上を動き、その度に乳首から甘い快感が送られてくる。
 背中には後ろから突く男の肌や手がぬるりと蠢き、胸の辺りから腰まで一気に動いたかと思うと、腰を思い切り打ち付けてくる。
 おクスリで敏感になった肌はぬらぬら、てかてかと妖しく煌めき、まるで全身が性感帯になったかのように身体や意識に快感を送ってきていた。
「ひうっ、あふっ、あっ、あひゃ、はっ、はへっ」
「かな子ちゃん、中がびくびくしてきたよ。もうイキそうなの?」
「う、うんん、いひゅ、いっひゃうっ、のぉッ」
「おっ、かな子ちゃんイキそうなのか。なら……これだ」
「えっ? すん……ぴひゃうッ、イっらうっ、んあッ、にこれっ、くるっ、きひゃふッ、イっつつつああああぁぁぁぁッッ」
 さわり、と髪が触られてびくんと身体が震え。
 ちゅっ、とキスをされ、れろりと舌を絡ませて、ちゅっちゅっと首筋に口づけをされて。
 ぬるりもにゅ、と胸を揉まれ、ぬるぬると腰を刺激されて。
 こりこりと乳首とクリトリスを刺激されて、くにゅりとお尻の穴を広げられて。
 ごりっごりっ、と子宮の入口を激しく突かれ、ぐりゅぐりゅとお尻の奥を責められて。
 絶え間ない快感が全身を覆って、白くなっていく意識が全てを染める直前。
 鼻の辺りで香った匂いが脳にまで達した時、敏感になった肌に蟲が這ったかのように全身がぞくりと震える。
 ちかちかなんて生易しい光じゃない、身体も心も精神も意識も、その何もかもが白く染められてしまう快感に、私は意識を手放しながらこれまでで一番大きく身体を震わせて、絶頂を迎えた。
 びゅくっびゅくっり、ぶりゅっぶりゅっ、どぶりどぶり、どびゅどぶ。
 ぷっしゃあっ。
「うわっ、かな子ちゃん潮吹いたっ。えっ、なに使ったのそれ?」
「ラッシュっていうクスリ。何かイクときに回したらすげえらしいんだけど……かな子ちゃん見る限り、その通りぽいな」
「めっちゃ締め付けてきて、膣で出したのにまだ出そうと動いてきてるぜ」
「ケツん中もすげえ。きゅんきゅん締め付けてきて、何か吸われてみたいな感じ」
「……あれ? かな子ちゃーん、大丈夫ー? あーあ、気失っちゃったよ」
 白く染まった頭の中に直接熱くて固まった精液を注がれているようなまま、暗転。
 ぺちょり、と下の男の人に身体を預けながら、私は絶頂の余韻に浸りながら意識を手放していた。

165名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 15:01:47.45 ID:oaDw1VC1


「……んっ、あ、あれ……?」
 そうして。
 ふと気付いた時、私の視界には見覚えのある景色が広がっていた。
 木が張られて丁寧に磨かれた床。
 大きな姿見で囲まれた壁。
 そうだ、ここは――。
「れっすん、場?」
 おいおいレッスン場とか何言ってるのかな子ちゃん。
 あー、クスリが強すぎて幻覚見てるっぽいわ。
 まっ、別にいいんじゃね。
 はて、と頭を捻る。
 私は。
 私は――そうだ、プロデューサーと思いを伝えあった日に捕らえられて犯された筈だ。
 だというのに、私はこうしてレッスン場にいる。
「……全部、夢?」
 ぎゃは、夢だったら良かったのになあ。
 気持ちよさから考えれば夢にいるみたいな感じなんじゃね。
 ほろり、と涙が零れる。
 夢で良かったという涙なのか、助かって良かったという涙なのか――或いは、犯された事実を惜しむ涙なのか。
 ふと人影が見えて、私は涙を拭った。
「……あっ、プロデューサーさん、お疲れ様で――きゃひんッ」
 プロデューサーっていうと、あの五月蠅かった男か。
 ははっ、かな子ちゃん、あの男のことが好きだったんだね。
 そっか、可哀想に、せめて幻の中では好きな男に抱かれなよ、ねッ」
 スーツを着こなしたプロデューサーの姿に、頭がぽーっとなる。
 ああ、これが好きな想いなんだなあって思って――ずりゅん、と肉棒の感触に声を漏らす。
 いつのまに。
 膝立ちにされて露わになっていたおまんこに、近くまで来ていたプロデューサーの肉棒が挿入される。
 いつもの優しい雰囲気からは想像も出来ないほどに勢い良く突かれ、その肉棒が子宮を叩くと私は軽くイった。
 かな子ちゃん、またイったみたい、本当にエロいわあ。
 かな子ちゃん目の焦点あってないけど、大丈夫か。
 大丈夫だろ、ちゃんとよがってんだし。
「ぷろ、でゅぅさぁッ、んあっ、あっ、んんっ――ひゃあんっ」
 幻覚見てるわりには自分から腰振るのな。
 何かこうやって恋心みたいなの向けられると、胸がきゅんとするな。
 今こっちに入れたら、かな子ちゃんはどういう幻覚を見るのかなッ。
 プロデューサーの太腿に座る形でずにゅずにゅと肉棒が出し入れされる。
 ずぬぬ、と入口まで抜かれたかと思えば、じゅぐりゅ、と子宮が叩かれるまでに突かれる。
 プロデューサー、プロデューサー、プロデューサー、プロデューサー。
 ちゅる、と舌を絡ませてキスを交わせば、お尻の穴が広げられる感覚と共に、熱くて硬い異物感。
 肺の空気を押し出すかのような圧迫感と突き上げに、犬のように舌を突き出してその快感に耐える。
166名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 15:02:16.66 ID:oaDw1VC1

「はっ、はれっ? ぷろでゅッ、さぁんが、ひゅたりっ? ――んんぐぅッ」
 一体何事かと視線を後ろに回してみれば、そこにいるのは、プロデューサー。
 目の前でおまんこに肉棒を出し入れするのもプロデューサー。
 後ろでお尻に肉棒を入れているのもプロデューサー。
 不思議な感覚、二乗の快感に頭を捻っていれば――またしてもプロデューサーが、その肉棒を口にと突っ込んできた。
 熱くて太くて硬い肉棒が、舌と口の中を蹂躙しながら喉の奥を突いて、抜かれてはまた突かれる。
 喉ちんこと呼ばれる部分を肉棒の先端で刺激され、肉棒から香る濃厚な臭いが鼻腔から脳に甘い刺激をもたらす。
 何か今までとは違って、すげえ嬉しそうによがってねえ、かな子ちゃん。
 それだけあの男が好きだってことだろ、泣かせるじゃねえか。
 俺は何かむらむらと来るけどな、おらっ、手でもしやがれ。
「んちゅっ、はっ、ぷろでゅ、さぁがッ、ひ、ひっぱいっ、ひるっ。あっ、あはっ、おひんひッ、んもっ、ひっぱいらぁっ」
 おいおい、全員プロデューサーかよ。
 ははっ、4人のプロデューサーに犯されて5Pとか、かな子ちゃんはほんと変態だねえ。
 4Pと5P、ぶふっ、マジうける。
 びゅくりびゅくり、と口の中に注がれる熱い精液をごくりと飲み干し、目の前にあるプロデューサーの肉棒にちゅっとキスをする。
 びくんっ、と一度跳ねた肉棒はそれだけで軽く絶頂を迎えたのか、どぴゅっと精液を放ち、私の髪を汚した。
「んくっ、こう、ごにッ、つかれてっ、きもひ、いいっ、イイッ」
 いつの間にか手に握らされていた肉棒の先端を指の腹でくりくりと刺激して、そこから放たれた精液が頬にかけられる。
 零れる前に指ですくって口に含めば、濃厚な雄の味がした。
 おまんこを突かれて身体が浮いて、沈むかと思えばお尻を突かれて身体が浮いた。
「ひゃんっ、はんっ、あっ、ひうっ、んくっ、きゃうっ、んぐっ」
 リズミカルな挿押はまるでダンスレッスンかのようで、汗を流してきたレッスン場でプロデューサー達に犯されているという事実に、身体の奥がきゅんと疼く。
 どびゅっどびゅっ。
 身体の奥底で放たれる熱い精液が子宮をゆっくりと見たし、膣に残る精液を送り込もうとさらに激しく肉棒で突かれる。
 その度ににちゃにちゃ、ぐちゃぐちゃと粘る水音が耳から入って、意識を甘く溶かしていった。
「ぷろッ、でゅうさッ、きもひ、きもひいッ、もっろ、おくまれッ、おく、おくにっ、ちょうらいッ」
 うわっ、精液でどんどん白くなっていくのに、まだかな子ちゃんよがってる。
 何かもう意識のねじがどっかいっているんじゃね。
 プロデューサーか……そうだな、俺らもかな子ちゃんプロデュースするか。
 セックスアイドルとか言って、見物料とってセックス見せるとか。
 1回2万でセックス体験出来ますとか、ぎゃはは。
 ごぼりゅ、ごぼりゅ。
 精液が子宮を満たして、入りきらない精液が膣を通っておまんこから溢れ出す。
 肉棒が抜かれて零れ、入れる時に空気が送られて精液に混ざって粘質な音を立てる。
 また奥まで突かれてぐちゅり、と音を立てれば、びゅくり、と何度目か分からない精液が子宮にと注がれた。
 ちりちり、と意識の片隅が、まるで擦り切れたように音を立てて霞んでいく。
 ちかちか、とまるでライブ会場の照明のように視界を照らす照明が、私というアイドルを照らしているかのような錯覚を受けて。
「んぐっ、イふっ、イっひゃふっ、わ、わらしッ、まひゃっ、イっくうううぅぅッッ」
 あのそんなに人はいなかったけれど、確かな私のファンがいたライブ会場のステージで。
 4人のプロデューサーに散々に犯されながら。
 私は、潮を吹くほどに絶頂を迎えていた。
167名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 15:03:12.16 ID:oaDw1VC1


「んっ、んあっ、きも、きもひいッ、きもひいい、ぷろっ、でゅーさぁ?」
「ああっ、気持ちいい、かな子ちゃんの膣中とっても気持ちいいよッ」
「あはっ、うれしッ、あへぁっ、んちゅっ、もっろせいえき、らしてぇッ」
 ぐちゅぐちゅ、ぬちゅぬちゅ。
 男の人で気持ちよさに身をくねらせながら、私は下と後ろから迫る快感によがる。
 おまんことお尻の奥でぶるぶると震える異物――ローターが絶え間ない快感を与えてきて、肉棒でそれがぐりぐりと奥へ奥へと押しつけられて、甘くて激しい快感が視界を白く染めていく。
 力が入らないほどに快感を感じて、それでも差し出される肉棒が愛おしくて、その先端にちゅっと軽く口付けた後に、れろりと舌でそれを味わう。
 ちろちろ。
 口に含んだ肉棒の先端を舌先で刺激すれば、どびゅりと放たれる精液に頭がくらくらしてくる。
「ははっ、おい見ろよ、これ。今日だけで何十万って売り上げだぜ」
「こりゃ美味しい実入りだぜ。かな子ちゃん様々だな」
「動画の配信も順調だし、口コミでセックスライブ参加もどんどん増えてるし。俺ら商才あるんじゃね」
 ぐりゅっ、と口に突っ込まれた肉棒が喉の奥を刺激して、その最奥で精液を放つ。
 喉から鼻に抜ける濃厚な臭いを味わいながら、注ぎ込まれた精液をごくりと流し込んでいく。
 じゅっぽじゅっぽ、と愛液なのか潮なのかおしっこなのか分からない液がおまんこを濡らして、そこに出入りする肉棒を濡らして厭らしい水音を響かせていく。
 う゛う゛う゛、と最奥で子宮の入口に押しつけられたローターが震えて、振動に耐えきれずに放たれた精液がそれを汚していく。
 奥に行きすぎないように紐のついたローターが引っ張られて、お尻から出そうになる直前に肉棒で再び奥まで入れられる。
 引っ張られて肉棒で押されて、引っ張られて押されて。
 絶え間ない振動と肉棒からの快感に、意識の片隅がちりっと音を立てて、快感が絶頂を運んでくる。
 気持ちいい、気持ちよくなりたいい、もっと感じたい、もっと犯して欲しい、もっと、もっと、もっと――もっと、ぷろでゅーさーと交わっていたい。
 びゅくり、びゅくり。
 子宮の奥で放たれた精液の余韻に浸っていれば、慌てたように抜かれる肉棒に寂しさを感じる。
 どろりっ、とこぼれ落ちる精液に混ざってピンク色のローターがこぼれ、う゛う゛う゛と震えてにちゃにちゃと精液が音を立てる。
「ほらっ、かな子ちゃん。ちゃんと収めてないと駄目じゃな、いッ」
「んあッ、う、うんっ、これっ、ちゃんといれておッ、おくねッ、んんッ」
 ぐぷりっ。
 精液が混じるオマンコに、男の人がローターを荒々しく入れる。
 おまんこの入口とか、敏感なクリトリスとかが刺激されて、びくんびくんと身体が震えてしまう。
 そうして。
「そ、それじゃあ、次は俺だね。い、いくよ、かな子ちゃんッ」
「き、きてぇ、おくまひぇ、あへぅっ、おくまで、ついれぇッ。もっ、もっとッ、せいえきほひいッ、もっひょ、きもひよくッ、なりッ、たぃんんんッッ」
 ぐぷ、ぐぷぐびゅ。
 にゅちゃり、と男が肉棒をおまんこに宛がったと思うと、それは一気に膣へと突き入れられて、ローターを最奥まで押し入れる。
 う゛う゛う゛、とした振動がおまんこの入口付近から最奥の子宮まで一気に動くと、その最奥から頭のてっぺんまで快感による電気が駆ける。
 びくびくっ、びくんッ。
 気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい。
 そのことしか考えられずに、もっと気持ちよくなりたいと下からの突き上げと後ろからの突き入れに合わせて腰を振る。
 ぬちゃぬちゃ、と水音が響き、男と絡めている舌からなのか、それとも交わっている部分からなのかが判断出来ない。
 でも、そんなことはどうでもいい。
「あはっ」
 お尻の中に放たれた熱い精液と、おまんこの中に放たれた固まりのような精液によって再び絶頂へと昇った私は――。
 ――さらなる快楽を求めるために、微笑みながら再び腰を動かし始めていた。
168名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 15:11:51.33 ID:oaDw1VC1
というわけで、かな子ハード続編でした。
初めは最後に救い(警察が踏み込むとか)にしようかと思ったけど、ハードじゃねえなと止めに。
とりあえず、もう何かいろいろと詰め込んだんで、かな子ハードも展開のしようが無くなった。
別キャラ参戦は……とりあえず無しの方向でいこう。
プロデューサーとの3P4Pならまだしも、多数の男相手とか心折れるわw

そして読み返して思った。
プロデューサー5人じゃねえし。
まっ、いいか。
美嘉IFハードは気が向いたらで。

169名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 17:31:13.33 ID:sH6wTN1a
>>168
超超乙!!

何時の間に…油断も隙も有りゃしないw
美嘉IFハードは気長に期待して待ってます…(お早い御完成を ボソッw)

>>160
全然SS投下が無い…よりは全然マシと小生は思います

>別キャラ参戦は……とりあえず無しの方向でいこう。〜
なんとっ!?…そんなっ… 
それでは>>124みたいな「完堕ちレイプ目かな子ちゃんが不良達に頼まれて
同じ事務所の子○○(このレスは美穂だが)を騙して誘いこんで、
共々不良達に美味しく…なシチュは無いので御座るかっ?!(チラッw
170名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 21:07:45.25 ID:fW2rVBTN
ハードだらけすぎて純愛組は立場無いなwww
171名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 21:17:32.78 ID:YNq7oNzN
純愛ちゃんと描けるじゃねーか!
最初からこの路線なら、絵師も釣れたかもしれないのにwww

ハード方面にインフレするとついていけません、
そっちの需要も大きいってのはわかるんだがw

つーか765組とちがって洒落にならない部分があるよねモバマスだと
172名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 22:40:14.02 ID:tGOQrFmg
そうだな、みりあや千枝は合法だけど
173名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 22:48:16.82 ID:KkXb3lbp
ああよかった、純愛スキーな人もいてくれたか。
ハード連発はがりがり心が削れそうだったんだ。
これで…安心して純愛が上げられる。
174名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 23:06:01.84 ID:sH6wTN1a
純愛物のも凄くウェルカム
濃厚なエロシーン期待してますw


ところで皆に一つ聞くが
「一人のアイドルに複数のPが付く」ッて事例ある?
そしてそのアイドルが「そのP達全員を慕う…」なんて事になったら…w
175名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 23:22:58.83 ID:tGOQrFmg
本来のPの業務はプロデュース(売り込みとかアイディアのプレゼンとか)と
業界によっては制作進行を任されるから、大手だったら売り込みの
段階で複数人いても不思議じゃないかもしれない。
176名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 23:41:52.83 ID:wwfkM8xv
色んなユニットのPがいるけどみんな一人のアイドルが気になってしょうがないみんなでやろうかみたいな?
177名無しさん@ピンキー:2012/03/08(木) 00:01:45.90 ID:dzcaY1KB
>>176それこそ、金の卵がいれば、各々が制作委員会方式でもって
D経由で出演依頼ってのはあると思う、アニメや映像系しかよく知らないからわからないけど
ちなみに入口も広い制作進行を死ぬ気で続ければ、Pになれる可能性もぐっと広がる
178名無しさん@ピンキー:2012/03/08(木) 00:02:52.28 ID:MNqO+3U3
そんな感じでもいいけど
何かのエロ漫画か何かでみたネタだが

「アイドルとP3人、こいつら家が近くの幼馴染、Pたちがやや年上、兄妹みたいにそだって
(お約束どうりお医者さんごっこ(当然未遂w)したりとかw)アイドルオーデに受かって、更に御都合的にP達も同時期に同じ事務所に入り
特例でアイドルの専属Pになった…、んでなんやかやでお互い異性を意識してしまい
P達が告白するが、アイドルは

「私…誰か一人って選べれない…お兄ちゃん達皆好きだもん
…昔みたいに…みんなでえっちなことして…」と涙ながらに微笑んで…

そしてP達はアイドルに優しくハードに…な純愛和輪姦をw
179名無しさん@ピンキー:2012/03/08(木) 16:11:28.10 ID:MNqO+3U3
それ、ダークが純愛になっただけの
結局ハードじゃねぇかっ!w

まぁ、そろそろ次は純愛物が見たいわな

あ、乙です
180名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 08:40:53.75 ID:WIHVCxo/
アイドルファイト条約第1条
アイドルの頭部を攻撃してはならない!!!
181名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 08:56:31.38 ID:l/fbas8o
頭から下を責めろということか。
でも顔ぶっかけはエロいと思います!
182名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 09:11:00.61 ID:zPfQiKjN
恥丘がリングだ!
183名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 15:15:35.84 ID:l/fbas8o
ハードで散々苛めた凛かかな子の純愛でも書いてみようかな。
まあ、別アイドルになるかもだけど。

話は別にして、痴漢ものとか需要あったりする?
同人で読んでちょっとムラっとしたから、みんなはどうかと思って。
需要があって、気分がのればだけど。
184名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 16:09:40.51 ID:Vp7pFoaf
>>183
大好物なので
できればお願いします
185名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 16:27:06.18 ID:y6hWVZUk
むろん、その車両はお約束どうり
「その車両の客は全員痴漢、車掌もグルw」で、
偶々、偶然その車両に乗る事に為ったアイドルが客達全員に
ハードに痴漢→超輪姦のスーパーハードコンボですね?判りますw

「Pも一緒に…」の状況も加われば、
取り押さえられたPの目の前で、公開痴漢されて喘ぎながら、そして犯されるアイドル…
そして口封じの為に無理やりアイドルと結合させられて強制中出し!してしまったP…

(犯されてるアイドルのエロさに、つい勃起してしまったのを目聡く痴漢達に見透かされ…
痴漢「おいおい、オメ―もコイツに逸物ぶち込んで中出しシテェのか?w…へへっイイこと思いついたぜ…」)

それを撮影されて「へへへ…これでアンタも、ある意味共犯だぜ?w…訴えたりとかしたら…判るよな?」と脅され…
そして…定期的にそのネタで脅され定期的に痴漢列車に痴漢&SEXされにイク、アイドル…

あり?またダークEND?w
186名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 17:04:59.35 ID:l/fbas8o
いや、なんとなしに考えてるのは普通…かな。
たまたま電車で帰ったりとか、家が遠方で終電の満員とかで
痴漢されて感じて
痴漢されて犯されて
痴漢されてラブホ行きみたいな
まあありきたりではあるんだけど…みんな好きかな、っと。
同人ではよくあるよね
187名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 17:22:29.14 ID:y6hWVZUk
すんません
痴漢ものは、かぐやの「最終痴漢電車シリーズ」のハード三穴以外

温いっ!

な感じなので…w
やはり連携して同時複数個所責め&淫語・言葉責めは
タイマン痴漢よりいいかも…でもジンジン(最終痴漢3主人公)クラスの
触っただけで即、絶頂!のスーパー痴漢なら…w
188名無しさん@ピンキー:2012/03/09(金) 21:07:37.60 ID:WIHVCxo/
池袋ちゃんがファン感謝デーに大きいおにいさんの前でオナニーする話はよ!!
189名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 02:00:13.76 ID:mvX0w+EC
楓ちゃん25歳におにんにんにぎにぎピュッピュされる話まだ?
190名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 03:30:37.69 ID:/NyNrqqm
要望ばっか多くて違うの書いたら文句言われそうで何も筆が進まなくなった……
でも期待を裏切ったり需要がないものを投下して職人減らしても悪いから
191名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 03:40:09.70 ID:yf1+JJTC
そんなの気にしないで好きに書きなよ
192名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 05:48:54.54 ID:/NyNrqqm
>>191
名前が出ない時点で需要がないのか凹み

関係ないキャラがシチュで盛り上がってると置いてかれてる感
+
正直読み専、リク専が細かい指定を続けてるの見てるとモチベ低下

=そうやってここはもういいやと見限る気分になる人もいるんだと
告げてから去りたくなるくらい嫌な落ち込む気持ちの完成
193名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 06:06:35.42 ID:EHoaje9I
じゃあ書かなければいいだろ…
194名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 06:25:01.31 ID:2SBCoVt/
悩ましいところだね
195名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 06:35:37.30 ID:pgr2zp3d
自分にとって良い環境じゃないと書けないとかウザ。
愚痴いらね。
196名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 08:24:56.34 ID:zHZc+cz/
>>92>>93>>95
おいおい・・・

このモバマスエロパロの現在の牽引役だぜ?
あまり言わんでくれよ…

かな子・凛・美嘉の作者殿、とりあえず
無理せず要望全部を叶えようと考えずに作者なりにいきましょうや
もし俺がリクの立ち場でしたら、それなりに要望に近けれはそれでよしだし…

新作も期待して待ってるぜ

197名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 08:25:07.88 ID:a98Vqo0u
>>192 エロパロなんて「そのキャラが好きだから書く」で良いんだよ。需要なんて関係ない
やたらとしつこくワンパターンな要望出す奴はスルーしとけ。クソウゼェけど荒らしはしないから
ちなみに自分が以前本家スレで投下した時は「GJだけど次は複数物書いて」ってスクリプトみたいに言ってきた
198名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 09:49:09.58 ID:J95sQQcB
なんかみんなが温かいナリw
エロパロスレで思うことじゃなけど、人ってこんなにも温かかったんだなあ。

とまあ、それはさておいて。
凜、かな子、美嘉の作者だけど、俺としては書きたいものがあれば書くって感じだからあんまり気にしてはなかったりする。
リクだって全部が全部書いてる訳じゃないし、俺は書くことはないだろうってのもあるし。
ぽろぽろあるリクの中で、書きたいと思ったのだけ書いてるから、あまり気にしなくても、ってのが本音。
痴漢の需要聞いたのも俺だけど、あれも意欲が湧いたからどうかな、って聞いてみただけで、リク募集じゃないし。
まあとりあえずは何だ、難しいこととか面倒臭いこととか考えずに、頭の中ピンクで楽しめるようにしようぜ、って話。
てな訳で、次は凜の純愛ものでも書いてくるわ。

あっ、ちなみになんだが。
〜な作者、っていちいち書くの面倒だから名前とか付けた方がいいのかと思ったんだが。
どうだろう? あれだったら、PIXIVのから付けるけど。
199名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 09:50:00.75 ID:CwJCxXRw
トリップでいいんじゃね
200名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 11:14:51.36 ID:zHZc+cz/
ええと・・・
すると渋の名前で…かな?
俺的にはどっちでも…何か言える立場じゃないしねw


俺、もし凛と相思相愛信頼関係でエロ関係になったら
絶対69で凛アナル舐めするんだw…
201名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 12:04:43.02 ID:2SBCoVt/
がんばってくれ
挿絵は・・・いまCGモデル作成中だからもし完成したら寄せさせていただく・・・
素体すら完成してないし、いつになるかもわからんけども
202名無しさん@ピンキー:2012/03/10(土) 13:34:29.72 ID:zHZc+cz/
>>201
3Dでの、かな子(違ったらすまん)エロ絵か?
そりゃまたなんと豪気な…w
203作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/10(土) 21:03:33.73 ID:rNI1uoKG
トリップテスト。
これで問題ないようならこれでいく。
あと、みんなも投下しようぜ。
拓海書いてるって人の未だに楽しみにしてんのに。
204名無しさん@ピンキー:2012/03/11(日) 00:12:14.43 ID:YArzfvdu
さわりの部分だけかいて行為シーンとかはあとは任せたって感じでも大丈夫なら考えてみたい
205作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/11(日) 07:57:11.94 ID:5V+XPUYW
アイドルとどんなシチュかとさわりだけでも書いてみればいいと思うよ
206名無しさん@ピンキー:2012/03/11(日) 08:18:07.58 ID:DSjh5d2x
投下する時と作品の事で話す時以外はコテトリ外したほうがいいと思うよ
207名無しさん@ピンキー:2012/03/11(日) 09:11:20.43 ID:5V+XPUYW
それもそうだな。
以後気をつけるわ。
208名無しさん@ピンキー:2012/03/11(日) 13:26:25.36 ID:vrbvb5DI
モバマスとアイマスキャラとの百合(後からPも加わり型)って、おけ?

・かな子は自分のプよプよボディを気にしていた…
そして同僚の千早のスレンダーな体型に憧れていた…

千早は自分の洗濯板(中略w)そしてやはりかな子の母性的な、
ふくよかな肢体に憧れていた…

そして二人は偶々シャワールーム(共用)にてバッタリあって互いの想いをカミングアウト
んでもって紆余曲折で触りっこ→お互いスイッチ入って(略)→
そこに各P(或いはPひとり←赤羽根みたいに765全アイドル担当とか)が
先客が居るのに気付かず登場、なんだかんだで済崩し的に乱交へ…

なネタ振りw
209名無しさん@ピンキー:2012/03/11(日) 18:46:12.35 ID:DrE+L7Aa
わっふるわっふる
210名無しさん@ピンキー:2012/03/12(月) 00:52:12.43 ID:t0m1RWWI
モバマス関連での百合っていったらやっぱり美穂と紗枝だろ
戦国姫の衣装の着付けを紗枝に頼む美穂、着替えのため密室で二人きりになった瞬間紗枝の目つきが変わり・・・

って百合オンリーでけじゃスレ違いなんだっけ?
211名無しさん@ピンキー:2012/03/12(月) 00:53:56.89 ID:G70Zw5mT
じゃあそこにP乱入して3P
212名無しさん@ピンキー:2012/03/12(月) 07:39:30.44 ID:1usYMpIF
更に「各自にP」の場合4P(笑
213名無しさん@ピンキー:2012/03/12(月) 08:01:15.57 ID:T2xiySiw
言い出しっぺの法則というのがあっだな
214名無しさん@ピンキー:2012/03/14(水) 02:10:44.00 ID:or8IvRV4
かな子ちゃんと夜食に餃子食べたい
食べ終わって一息つき、洗い物をするかな子ちゃんにキスしたい
にんにくの臭いを気にするかなこちゃんと無理やり餃子味のキスをしたい
そのままバックから挿入れたい
キッチンで激しく愛し合いながら「好きだ」「愛してる」「生まれてきてくれてありがとう」
などあらん限りの愛の言葉を叫びながらおっぱいやおなかを揉みしだきたい
これ以上幸せなことはもうないんじゃないかと泣きだしたかなこちゃんをさらに激しく突きまくりたい
対面座位で泣くじゃくりながらも動き続けるかな子ちゃんの髪なでて背中をさすってあげたい
脳が焼き切れるくらいの幸せと不安と快楽を与えて薬物を一切使わず廃人同然な状態まで一時的にもっていきたい
最終的には餃子を見たり食べたりするだけで泣きながら発情するように条件づけしたい
そんなかな子ちゃんにグルメ番組の中華街ツアーロケの仕事をセッティングしてあげたい


…本スレで暴発しそうになったが流石にこれは迷惑かと思い、こちらに失礼させていただきました
215作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 12:16:31.18 ID:Y0qr/NTz
エロくないの書いたんだけど、ここはそういうのは無しでいいのか?
それとも、そういうの特に気にせずに投下すればいいのか?
希望があれば、落とす。
216名無しさん@ピンキー:2012/03/15(木) 12:36:54.78 ID:V9rD7TsT
クールなしぶりんの笑顔を見るためにくすぐり責めにしたい
笑い死ぬ寸前まで執拗にこちょこちょし続けてあげたい
217名無しさん@ピンキー:2012/03/15(木) 13:02:25.49 ID:yBeVthVs
>>215
好きにすれば良いと思うけど、なんならこっちもあるよ
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1316595000/
218作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:12:30.79 ID:Y0qr/NTz
>>217
そっちって、アイマスばっかりじゃねえの?
シンデレラガールズのとか、見た記憶も無いし。
219名無しさん@ピンキー:2012/03/15(木) 13:16:33.98 ID:pG9OrH86
過疎ってるのは事実だけど、実は一つ投下されてる
特に否定意見も無かった
220作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:43:54.79 ID:Y0qr/NTz
うーん、あのクロス有りのカオスな空気に入り込むのはちょっと…。
過疎るのは構わないんだけど、訳分かんないことにはなりたくないので。
まあ、エロパロ書こうとして微妙に失敗して妥協して、体よく終わらせたもんだからここに落とすわ。
217と219、ありがとな。

といわけで、渋谷凜の純愛です。
題名は『真っ赤に染まった顔を見せたくない、そんな子供な本心を隠したくて』
221作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:44:25.29 ID:Y0qr/NTz
アイドル:渋谷凜


「――ごめんなさい」
 学校の正門前、放課後になったばかりで人通りの多い場所にそれまで相対していた男の子を残して、私――渋谷凜は脚を進める。
 行く先は、所属するアイドルプロダクションの事務所。
 今日は特に仕事が入っている訳でもなかったが、アイドル――半年ほど前にスカウトされて以来、特に用事が無くても事務所に顔を出す習慣が付いてしまっていた。
 といっても、初めは率先してではなかった。
 家の手伝いもあるし、学生なりに遊ぶこともあれば宿題もある。
 それらと有るか分からないような仕事を比べれば、別に用事が無ければ行かなくていいかなんて思っていたこともある。
 けれど、駆け出しぺーぺーのアイドルである私が仕事を選べる立場ではないことを、その時の私は理解していなかった。
 服飾メーカーのモデルの仕事が取れた、と自身のプロデューサーから連絡が来れば、その仕事日は当日――連絡を受けた時間だったりする。
 慌てて事務所に駆けつけて、そのままプロデューサーの運転する車で撮影現場まで行って。
 大変だった。
 しかも、それが一度や二度では無いのだから溜まったものではない。
 カラオケの途中に呼び出され、家――花屋の接客中に呼び出され、宿題中に呼び出され。
 仕事が選べないにしても限度があるだろう、とプロデューサーに愚痴れば、すまん、と申し訳なさそうに一言。
 それからだ、私が特に用事が無くとも事務所に顔を出すようになったのは。
 今日も、そのつもりだった――いや、今もそのつもりだ。
 ただ、学校の正門前で違うクラスの男子に呼び止められ、あまつさえ告白紛いにデートに誘われたりしなければ、私はそのまま事務所へと向かっていただろう。
 ただまあ結局の所、仕事があるからと言って、今こうして歩いている訳なのだが。
222作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:45:13.22 ID:Y0qr/NTz
 そうして、学校から少し離れて歩くこと少し。
 パッパッ。
 車のクラクションの音がして、振り向いた。
「よう、凜。これから事務所か?」
「……プロデューサー、どうしたの?」
「どうしたもこうしたもあるか。営業周りの帰りだよ。なんだ、事務所まで行くなら乗っていくか?」
「……うん」
 白い、アウトドアなんかが良く似合う車に、良く見覚えのある顔――似合わないサングラスをかけた、プロデューサーの顔。
 その顔が何となく疲れているように見えて聞いてみれば、営業周りの帰りらしい。
 たまたまその帰りに私を見つけて声を掛けたのか、と思っていれば、車に同乗の誘い。
 どっちみち同じ事務所に行くのならと、私は頷いて車の助手席に乗り込んだ。
「……デートの誘いは断ったのか?」
「……見てたの?」
「見てたっつうか、学校の前んとこに信号があるだろ? そこで赤信号待ってたら学校の前に凜の姿が見えてな、なんか男の子と話してて。そしたら、近くを通った女の子がそんなことを話してたって訳だ」
「……そう」
 ぶおん。
 私が乗り込んで走り出した車は、すぐさま赤信号に止められる。
 そろそろと横断歩道の前で車が止まれば、思い出したかのようにプロデューサーが口を開いた。
 きっと、あの渋谷って子、また男の子の誘い断ったみたいよ、まあ高飛車なつもりかしら嫌になるわね、とかそんなところだろう。
 そんなのだったか、と聞いてみれば、良く分かったな、と驚きの声。
「……アイドルって、大変なんだね」
「なんだ、今更。嫌になったのか?」
「別に嫌になったわけじゃないけど……CD出してデビューして、テレビに出るようになった途端に周りの目つきが変わるんだもん。嫌っていうよりは、どっちかっていうと面倒くさい」
 本当に面倒くさい。
 アイドルとして本格的にデビューする前――アイドル候補生なんて呼ばれていた――は、特に誰の反応が変わるなんてことは無かった。
 それは、きっと身近にアイドルになろうとする少女がいるというだけの認識で、きっとその人達にとっては私はアイドルと認識されていなかったのだろう。
 けれど。
 ちらり、と隣で運転に集中するプロデューサーを見る。
 このプロデューサーのおかげ――自分の力だなんて自惚れることもなく――で、私はアイドルとしてデビューすることとなった。
 私一人だけのデビューではなく、同じプロダクションに所属する4人のアイドル達と一緒にではあるが、デビューしたことには変わりない。
 ニュージェネレーション。
 そう名付けられた私が属するアイドルグループは、本当に色々なアイドルで固められており、私としても楽しいことではあった。
 けれど、アイドルデビューは私を変えた――否、変わったのは私の周囲だったのだ。
223作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:45:45.69 ID:Y0qr/NTz
まずは、男の子の目つきが変わった。
 それは同じクラス、同級生、先輩後輩を問わずであって、先生から街ゆく人まで様々であった。
 アイドル、という人種が珍しいだけだと私は思っているが、さすがににやけた笑みで見られるといい気はしない。
 学校前でデートに誘ってきた男も、そんな感じだった。
 男の子の態度も変わったが、女の子の態度も変わった。
 クラスの子達は私のことをアイドルとしてちやほやしてくるが、その瞳の中には色々と複雑な感情が渦巻いていることを知っている。
 羨望、嫉妬、どうして、こんな。
 女の子の感情は男の子のそれより色々と複雑でどろどろとしたものだけど、それらを全て向けられてくるのだ、色々と辛いと思ったこともあった。
 まあ、それも今となっては慣れたもので。
 プロデューサーからあしらい方を学んだのが、ついこの間のことだった。
「……やっぱり、アイドルとしてデビューなんてすると、見る目が変わるのかな?」
「そりゃ当然だろ。ついこの間まで普通の同級生だったのが、いきなりアイドルだぞ? 凜だって、クラスの男子がオリンピックなんて行ったりしてみろ、見る目変わるだろ?」
「……別に、変わらないと思うけど」
「……まあ、凜ならそうだろうな」
 プロデューサーに言われて、ふと想像してみる。
 例えば、今日デートに誘ってきた男の子。
 彼がもし……凄い運動神経の持ち主で何かのスポーツでオリンピックに出場したとする。
 オリンピック選手、そんな肩書きを持った男の子にデートに誘われたらそれに自分はついていくだろうか。
 答えはノーだ。
 男の子がオリンピックに出たとしても、それはその人が一生懸命頑張った結果であって、それを特別視することは私には出来ないと思うし、しようなんて思わない。
 そんな私の答えをもともと予測していたのか、苦笑いにも近い笑みでプロデューサーは前を向いていた。
 その横顔を見て、私はふと思ったことを口にした。
「……プロデューサーは、私がアイドルになって見る目が変わった?」
「はぁ? 何言ってんだ、凜?」
「ん。ちょっと気になっただけ……」
「変わるも何も、俺は凜をアイドルとしてデビュー……いや、トップアイドルにするためにプロデューサーやってるんだぜ? アイドルデビューしたからって変わる訳無いだろうが」
「そっか……それもそうだね」
「だろ」
 精悍、とは言い難い。
 整っているとは言わない。
 それでも、少しだけ引き寄せられる横顔が、人なつっこい笑みに変わって私に向けられれば、何だか少しばかり嬉しい。
 でも。
 見る目が変わることは無い、と言われれば、少しだけちくんと痛む、胸の奥。
 何故だろう、なんて自問にひたる暇もなく。
 車は事務所へと到着していた。

◇◇◇
224作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:46:11.28 ID:Y0qr/NTz
◇◇◇

「お疲れ様でした……って、やっぱり誰もいないか」
「ちはやさんもいないの?」
「その千川さんから先に帰りますって連絡があったからな。まあ、誰か残ってるとは期待してなかったが」
「ふーん……」
 そうして、今日も今日とて臨時の仕事が入った、その帰り。
 ラジオ収録のゲストがダブルブッキングした、その代役としての仕事をやり遂げた私とプロデューサーは、時計の針が23時を過ぎたころに事務所へと帰り着いた。
 ラジオ収録自体は初めてではなかったが、まさか自分の曲が流されるとは思っていなくて。
 少しばかり恥ずかしい思いをしたからか、11月も終わりだと言うのに、顔が少しばかり熱かった。
「うー、寒い寒い……っと、そういや、家に帰らないと不味いな、凜」
「ん……大丈夫だよ。遅くなるって連絡は入れておいたから」
「しかし、そうは言ってもな……」
「書類作るのに私も必要なんでしょ? なら、さっさとそっちやっちゃおうよ」
「……分かった。急ぐからな、少し待ってろ」
 う゛うん。
 古くさい事務所に似つかわしい、これまた古くさいエアコンが暖気を吐きだしていく音と。
 プロデューサーが起動させたパソコンの音が聞こえた後には、カタカタとキーボードを叩いていく音。
 ぐびっ、と温くなった缶コーヒーを少し口に含んで、真面目な顔してパソコンとにらめっこするプロデューサーを見た。
225作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:46:34.20 ID:Y0qr/NTz

 私と彼の出会いは、高校に入学してしばらくしてのことだ。
 テレビ、CM、雑誌、モデル、etc……どこを見てもアイドルと呼ばれる職種がいる時代にあって、女の子の夢は大抵の如くがそのアイドルになることにある。
 かくいう私も――なんて言うことはないが、家が花屋を営んでいることもあってか、常連さんに強く勧められて、アイドルオーディションなんてものを受けることになった。
 可愛いから、綺麗だから、なんて言われて受けたオーディションであったが、元々受けるつもりもなく、また受かるつもりもなかったオーディションには結局のところ落選することとなった。
 そもそも、趣味が犬の散歩では普通過ぎただろうか。
 そんなことを思いつつオーディション会場から帰ろうとしていた私に、彼――プロデューサーは声を掛けてきたのであった。
 アイドルになってみないか。
 それは、至って普通の言葉だった。
 だけども、彼の視線が真摯で、真面目で、真剣で。
 魂が揺さぶられた――なんて格好いい言葉を使うほどじゃないけれど。
 それまで、ただ普通に生きて、普通に恋愛して、普通に結婚して、普通に子供を産んで、普通に死んでいくんだろうなって思ってた私にとって、それは凄い特別のことのように思えた。
 だからこそ。
 普通の言葉で、普通じゃない世界へ誘ってきたプロデューサーの言葉を受けて、私はアイドル――その時は候補生だったけど――になったのだ。
 ちなみに、後でプロデューサーに何で私をスカウトしたのかを聞いてみたのだが。
 優秀な子は大手プロダクションが取るだろうから、明らかに落選したであろう子を狙っただけだ、と聞いた時には些かむっとしたものだった。
 それでも、と思う。
 それでも、私がアイドルになってみようか、なんて思ったのはプロデューサーの影響だ、なんて思ってしまう。
 デートに誘ってきた男の子には感じなくて、プロデューサーには感じてしまうその影響力――何か惹き付けられる力。
 それがどこか心地良いと思いつつも、その感情には名前が付いていなかった。
226作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:46:51.01 ID:Y0qr/NTz

「……っと、これで良し。凜、今日の仕事で感想とかあるか?」
「……急な仕事は辞めて欲しい」
「すまん、それは無理」
「分かってる、今は仕事を選んでる場合じゃない、でしょ?」
「……分かってるなら言わなくても」
「でも、私もまだ高校生だからさ。あまり遅くまで仕事をすると学校で眠くなる」
 それもそうだな、と笑い、俺はいつも寝てばかりだったな、とまた笑うプロデューサー。
 いつも寝てばかりだったのに宿題を教えてくれるほどに理解しているのは、何だかずるい。
 そんなことを思いながら、私は仕事中に感じた様々な感想を口にしていく。
 その度にカタカタ、とキーボードの音。
 最後にタンッ、と力強くキーボードを叩く音が聞こえると、終わった終わった、とばかりにプロデューサーの声が聞こえた。
「あー、終わったー……って、もう24時前じゃないか。凜、さっさと戸締まりして帰るぞ」
「うん、分かった」
「流しでガスの元栓とかを確認してきてくれ。俺はこの辺のもろもろを確認しておくから」
「りょーかい」
 ぶつんっ、と暖房をまず切ったプロデューサーは、窓や色々な戸締まりを確認しに動き出す。
 がたがた、と窓を確認して、がちゃがちゃ、と社長室へ続く扉の鍵を確認。
 棚や引き出しの鍵が閉まっているのを確認して、ちょうどプロデューサーを見ていた私と視線が合わさる。
 ばちっ、と。
 正面から――本当に正面から合わさった視線に、何故だか顔に熱がこもるのを感じてしまう。
 これも、プロデューサーの影響力。
 それから逃れるために。
「……流し、見てくるね」
 私は、プロデューサーの視線から逃れるように身体を翻した。

◇◇◇
227作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:47:09.71 ID:Y0qr/NTz
◇◇◇

「悪い、日付変わったな」
「別に。仕事で遅くなったんだし、プロデューサーが謝ること、無いよ」
「まあ、俺がちゃんと仕事を選べるようになれば、凜に面倒をかけることは無いんだけどな」
「……別に、面倒な訳じゃないし」
 ちっかちっか。
 車のウィンカーが鳴らす音と、横断歩道の信号の点滅が微妙に合わさる。
 あっ、ずれた。
 なんて思っていると、プロデューサーの謝罪の言葉に、私は複雑な感情を抱く。
 プロデューサーは、私と自分の関係をアイドルとプロデューサーと位置づけている気がするのだ。
 それは別に間違いではない、関係を示すのならば妥当な表現だろう。
 けれど、プロデューサーのとらえ方で私が位置づけするのであれば、プロデューサーとアイドル、と言った方が正しいであろう。
 細かいことは分からないが、どうにも、プロデューサーの中では私は彼より上、であるらしい。
 ――対等に見て欲しい、だなんて、甘い考え。
 アイドルとプロデューサー、という間柄よりも、一緒に進むべきパートナーでありたい、なんて考えが子供ぽくて、それがプロデューサーとの考え方の違いなんだろうな、なんて思えて。
 けれでも、そのパートナーというのが、実際にどういう関係を表すのか、なんて考えたことも無くて。
 プロデューサーの影響力、私の感情、色々なこと。
 仕事よりもそっちを考えることの方が面倒だった。
「……何なんだろ、これ」
「ん、何か言ったか?」
「別に」
「……別に、って連呼してると、どっかのアイドルみたいに干されるぞ」
「……そんな人、いたっけ?」
「む。そっか……凜の歳じゃ知らないのか」
 これがジェネレーションギャップか、なんて何かショックを受けているプロデューサー。
 その悲しんでいるのかいないのかよく分からない横顔を眺めていると、車のラジオから聞き慣れた――私も歌った曲が流れ始める。
 秘めた感情、外(せかい)に出して。
 恋のように高鳴る鼓動、みんなに聞かせよう。
 この感情(ときめき)が治まってしまう前に、感情(勢い)のままに走りだそう。
 大丈夫、ガラスの靴は、私達みんなが持っている。
 だって、私達はシンデレラガールズ。
228作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:47:29.40 ID:Y0qr/NTz

「……変えてもいい?」
「だめ」
「……聞き飽きたでしょ?」
「いや、そんなことは無い。何回聞いたっていい曲はいい曲だし、それに、俺は凜の歌声を満喫してないからな」
「別に、いつでも聴かせられるよ」
「んー、そういうんじゃなくて……何ていうか、凜の声が聞きたいんだよなあ」
「いつも聞いてるじゃん」
「いや、そういうんじゃなくて……」
 何て言えばいいんだろ。
 運転しながらでも頭を抱え始めたプロデューサーに、少し可笑しいものを感じる。
 歌声が聞きたい、声が聞きたい、なんてとても恥ずかしいことを言っているつもりが無いのか、真面目な顔をしたプロデューサーにばれないように笑う。
 もっとも、恥ずかしいと思っているのは自分だけなのかもしれない、なんて思ってしまえば、可笑しさよりも恥ずかしさで顔が熱くなるのを感じるのだが。
 声、聞かせてあげようかな。
 そんな感情が湧き上がれば、むくむくと湧き上がるのは別の感情。
 それがあまりにも恥ずかしくて、けれどさっき聞いた自分の曲が頭の中に流れてきて。
 感情(いきおい)のままに走りだそう、という歌詞に洗脳されたかのように、私は赤信号で止まる車の中で、シートベルトを外した。
「……プロ、デューサー」
「ん……どうした、凜?」
「…………ん……プロデューサー」
 信号はまだ変わらない。
 それを確認した私は、勢いのままにプロデューサーへと身を乗り出す。
 まだプロデューサーは私が身を乗り出しているのに気付いていない。
 ちゅ。
 私は、そのままプロデューサーの頬に口づけをして――耳元で、声を発した。
229作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:47:51.66 ID:Y0qr/NTz

「……え?」
「プロデューサー、反応鈍すぎ。歳取りすぎたんじゃないの?」
「いや、俺はまだ25……え? いや、今、え、凜?」
「なに?」
「今、何した?」
「プロデューサーが声聞きたいって言うから、耳元で囁いた」
「いや、その前」
「……シートベルト外した」
「その後」
「…………プロデューサーのほっぺに、キスした」
「それ、それだよそれ。えっ、いや、何で?」
「別に……したかった、から」
 若干慌て気味のプロデューサーが可笑しくて、少しばかり意地悪してみる。
 けれど、それもこれまでか、と思って事実――プロデューサーの頬に口づけをしたことを口にしてみれば、可笑しさよりも何よりも、湧き上がってくるのは猛烈な恥ずかしさ。
 冷静になって考えてみれば、何でしたのだろうと頭を抱えたい。
 いや、別段嫌だったという訳ではなくて……これもプロデューサーの影響力か。
「うーん……その、なんだ、凜?」
「な、なに……?」
「お前、その、あれだ、えーと……好き、だったりするのか、俺のこと?」
「……え?」
「いや、違ってたならすまん、悪いッ」
 何でキスなんかしたんだろ、恥ずかしい、でも外国では普通って聞いた、いやいやでもここは日本。
 ぐるぐると滅茶苦茶になりつつある感情が、後悔やら関係ないことやらを浮かび上がらせては消えていく。
 しなければ良かった、なんて後悔しても、事実は消えることはなくて。
 そうだ、眠たいから寝ぼけてたんだ、と意味不明な思考。
 プロデューサーの声に慌てて返してみれば、逆に帰ってきた言葉――好き、という二文字に、また感情がぐるぐると回る。
「凜みたいな年頃の女の子ってのは、好きな相手じゃないとそういうことしないと思ってたからな。まあ、あれだよな、いつものだよな、凜」
 プロデューサーのこと、好きか嫌いかと聞かれれば、嫌いじゃない――まあ、好きな方だ。
 けれど、それはどちらかと言うと、プロデューサーとして好きであって、それは家族や犬が好きだ、みたいな感情だ――私は、そう思っていた。
 けれど、プロデューサーから好きなのか、と聞かれて、その目と声がまた真摯で真剣で真面目なものだったから、プロデューサーが聞いてきたのは、きっとそういう好きではないのだと知れた。
 だから――いや、きっと。
 どきんっ、と鳴った胸は、このときめきは家族に向けるものじゃないな、なんてことを理解してしまって。
 プロデューサーに影響力――惹かれる力を感じるのも。
 プロデューサーと対等な立場に成りたいと思うのも。
 プロデューサーの姿につい視線を送ってしまうのも。
 プロデューサー――その頬に口づけをしたい、なんて思ってしまうのも。
 きっと、そういうときめきなんじゃないかって思って。
 私は、ああこれが好きってことなんだ、と自覚することになった。
230作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:48:13.32 ID:Y0qr/NTz

「…………そっか」
「ど、どうした、凜?」
「くすっ。プロデューサー、慌てすぎ」
「……俺はお前がそんなに落ち着いているのが不思議だよ」
「だって……私、プロデューサーのこと、好きだし」
「……お前は、本当に。いいか、凜、お前のその感情はただのまやかしだ。近くにいる男が俺だけだから抱いたもので、その感情はお前自身のものじゃないんだぞ」
「別に。それでもいいよ」
 だって、プロデューサーを好きなことには変わりはないし。
 そう私が言えば、プロデューサーは苦虫を潰したような顔。
 その顔が可笑しくてくすりと笑えば、プロデューサーの苦い顔はますます険しくなる。
 その口が開かれる前に、私は口を開いた。
「プロデューサーは、私のこと、嫌い?」
「……なんだ、いきなり?」
「ん……好きな人に嫌われるのって、嫌だからさ」
「諦めるって?」
「違うよ。……好きになってもらえるように、これからも頑張ろうかなって」
 諦め悪いのな、凜。
 恋する乙女は無限大なんだよ、プロデューサー。
 くすくす、と。
 いつもの私達のように笑うと、プロデューサーの顔から苦みがなくなる。
 どこか力の抜けたような、いつものプロデューサーに、内心ほっとした。
「そもそも、さ」
「なに?」
「……嫌いだったら、プロデュースなんてしようとは思わないよ」
「……それって、好き、ってこと?」
「さて、どうかな?」
「む。…………ちゅ」
 ただ、いつも過ぎて、若干悔しいものがある。
 好き、という言葉を口にする度にどきどきと胸が高鳴って苦しいのに、それを受けるプロデューサーの顔が凄い普通なのが、なんだかとても悔しかった。
 嫌いじゃない、なんて口にしても、プロデューサーの顔色が変わることはなく、むしろいつも通り過ぎた。
 果てには余裕綽々のような顔でこちらに顔を向けるものだから。
 悔しいと思った私は――後悔することになろうとも。
 余裕なプロデューサーの顔を崩したいとも思って。
 こちらを向いたプロデューサー、その唇に唇を合わせていた。


(真っ赤に染まった顔を見られたくない、なんて子供な本心を隠したくて)
231作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/15(木) 13:52:20.52 ID:Y0qr/NTz
と言うわけで。
エロくない渋谷凜の純愛を落としてみた。
本当は事務所でエロとか、帰りの車内でエロとか、想いを告げた後にP宅でエロとか考えてたんだけど。
何かタイミング掴めなくてここまで来て、まあエロ無しでいいや、と完成させたものだったりする。
何か色々悩む15歳な渋谷凜みたくなったけど、後悔はしてない。

次はエロの渋谷凜純愛を目指す。
それじゃあ、以上。
232名無しさん@ピンキー:2012/03/15(木) 17:14:55.45 ID:aqzfUPn1
超乙!
次回また期待して待ってるぜ!




…ハード版 姉ヶ崎も…w
233名無しさん@ピンキー:2012/03/15(木) 18:05:35.79 ID:RBZ9Oyfs


>232
やめろ・・・蒸し返すなw
アレはアレで綺麗に終わってるんだ
234名無しさん@ピンキー:2012/03/15(木) 19:19:32.26 ID:FFfhCOBP
ハード姉ヶ崎は構想だけはあったりする。
むしろ、純愛書くよりもハードのがエロだけ書けばよかったりするから意外と楽だったりする。
とりあえず凛純愛のエロ有続き書いてるから、その後でもよければ考えるわ。
235名無しさん@ピンキー:2012/03/15(木) 22:51:31.16 ID:aqzfUPn1
綺麗な存在を己の手で滅茶苦茶にして
儚く堕ちて壊れて逝く…

その様を見て背徳感と虚無感とが無い交ざった何とも言えない感覚……


哲学的だねぇ…w
236名無しさん@ピンキー:2012/03/16(金) 08:20:07.32 ID:gem9CvCO
>本当は事務所でエロとか、帰りの車内でエロとか、
想いを告げた後にP宅でエロとか〜


…いっそ「(まず)事務所でエロ!(お互い初体験!w)、帰りの車内でエロ(第2ラウンド!w)、
想いを告げた後にP宅でエロ(凛「エッチと告白が…前後しちゃったけど…(照 P…、好き…大好き…」
そしてもっとも激しい第三ラウンド(Pの家の為、色んな道具wアリ、凛もそれを受け入れるw)が素晴らしくね?w
237名無しさん@ピンキー:2012/03/16(金) 23:11:19.80 ID:HdPu8XAY
凛が声優の仕事することになって
何故かPが凛とGガンの役で練習することになって、最終話で
「凛!!お前が好きだああああ!」って言ったら凛が「私も」って言って
Pが「ハハハ、セリフが違うじゃないか」と言うと突如凛のキスで唇を塞がれる
そんなことを思う金曜日であった
238名無しさん@ピンキー:2012/03/17(土) 07:39:58.82 ID:R0CJzmhg
純愛シブリンかわええGJ
239作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:21:29.22 ID:pvAxuUX8
出来た出来た、渋谷凛純愛。
これまでで一番長いのは、やはり俺の文才がないからなのか。
まあそれはさておいて。
前置き(エロ無し部分)が長すぎて本当に冗長だけど、まあ気にするやつはある程度飛ばして読んでくれい。
ではでは、どぞ。
240作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:21:56.83 ID:pvAxuUX8
アイドル:渋谷凜
シチュエーション:純愛、浴衣、温泉、

「――大好き」
 さあさあ、と風で木々が揺れる。
 綺麗な紅葉が風で宙を舞い、ひらりひらりと視界を――世界を覆っていく。
 静、と。
 静かに静まりかえった空気は雪が降るのでは無いかと思えるほどに冷え込んでいて、口にした言葉と相まって、私の身体は震えていた。
「……大好き、なの」
 ひゅう、と風が僅かばかりにスカートを巻き込んでいく。
 ぶるり、と身体を震わせて、私は正面に立つ制服姿の少年を見た。
 私より頭一つぐらい大きく、無造作に跳ねた髪はその性格を表すかのようである。
 髪に隠れるように、いつもは無邪気な笑みで彩られる顔は、今は私の言葉を受けてか驚きによって染められていた。
 驚いて、考えて、恥ずかしがって――そして、無邪気な笑みで彩られる。
 そして、少年の口から言葉が発せられる。
「……俺も」
 一際強く吹く風が、紅葉を飛ばして世界を朱に染めていく。
 恥ずかしさで顔を真っ赤にする私も。
 無邪気な笑みの中に恥ずかしさを隠して顔を赤くする少年も。
 二人の間で交わされる、赤く染まりそうなほどに真っ直ぐな言葉も。
 何もかもが。
 そうして。
「俺も、お前のことが好きだ。大好きだ」
 少年の口から次なる言葉が放たれるのを待ち構えていたかのように――。
「……はいっ、カットッ」
 ――かちこんっ、という音と共に。
 老齢なる男性――映画監督の声が周囲に響いた。
241作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:22:21.29 ID:pvAxuUX8
◇◇◇

「よっ、お疲れ」
「プロデューサー」
「寒かっただろ。ほら、ココア入れておいたぞ」
「ん……ありがと」
 ざわざわと賑わいだした周囲をよそに、私――渋谷凜は用意されている椅子にと腰掛ける。
 椅子においてあった誰かしらの見覚えのある防寒着を着込んで座れば、へらっとした――台本に書かれていた無邪気な笑みの少年とは似ても似つかない、笑みをもって、プロデューサーがカップを手渡してきた。
 甘い、チョコレートの香り。
 ココアに少しだけチョコレートを溶かしたプロデューサー特製ココア――ホットチョコレートとも言う――の香りを少しだけ楽しんで、私はそれを口にする。
 ほんわか、と甘い味と香りが口の中と鼻腔に広がった。
「いやはや、それにしても、いよいよ撮影もクライマックスだな」
「……普通さ、映画の撮影って場所ごとに必要な部分を録って、最後にそれを編集するんじゃないの?」
「まあ普通はそうらしいんだけどさ。この監督さんはシナリオの流れ通りに録って初めて魂が入る、ってのが持論の人でな」
「ふーん……まあ、分かる気がする。それに、私、こういうの嫌いじゃないよ」
 ココアを口にしながらきょろ、と周りを見渡せば、私以外の役者さんやスタッフさんが、今日の撮影は終わりとばかりに撤収作業を開始していた。
 ――渋谷凜、映画デビュー。
 その仕事が決まったのは、初めてのCDが発売されて、2枚目のCDも発売されて、順調な売り出しに3枚目を売り出すためにどんな曲にしようか、その話をしていた時だった。
 初めは、プロデューサーが何を言っているのか分からなかった。
 はっきりと言って、あの時のプロデューサーも自分の言っていることが分からなかっただろうに思う。
 アイドルとしてはまだ駆け出しで、順調とはいえそこまで売れている訳でもないCDを出している私に、映画のオファーがあったというのだ。
 それも、聞いたことのある監督が作る作品――その主演だと言う。
 まさか有り得ない、有り得たとしても同姓同名の別人だろう、主演とか言うけど端役かもしれない。
 そんな色々な不安をプロデューサーと分け合いながら、それでも迎えたクランクインで、私はあの時のプロデューサーの言葉が真であったことを知った。
 というか、目の前で見たことのある監督が主演よろしく、なんて言うものだから、信じる他無かった
242作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:22:41.96 ID:pvAxuUX8
そんなこんなで撮影のクランクインから、早2ヶ月が経とうとしていた。
 撮影が開始されたのは夏場を過ぎた頃からだが、映画の内容が男子高生と夏休み明けから転校してきた女子高生の恋愛ものだったから、幾分か素直に撮影は過ぎていった。
 むしろ、夏場から秋、冬口にかけての撮影はそれを踏まえてのことだったらしく、こうして、紅葉が散る中で最後の撮影を進めているというのは、ベテランな監督らしく、段取りが良いものだ。
「それで、プロデューサー? この後の仕事は?」
「ん、ああ、ちょっと待てよ……ええっと、今日は……何にも無し、だな」
「……何も?」
「何も」
「……営業努力が足りてないんじゃない?」
「む、失礼な。制作側から最終日とその前日は何が入るから分からんから明けておいてくれ、って頼まれたんだよ」
「急な撮影、的な?」
「多分そうだと思う。シーンの取り直しとか、色々とあるって話だしな」
「ふーん……」
 CDのプロモーションビデオに惚れた、なんて初顔合わせの開口一番で言い放った監督の顔を思い描いて、ああ、あの顔ならいきなり撮影を入れそうな気がする、と一人納得。
 失礼なことを考えてるだろ、とプロデューサーに、そんなことないよ、と私。
 ぴゅう、と一際強い風に身を震わせつつ、私は椅子から身を起こす。
「今日はもう何にも無いんでしょ? だったら旅館に帰ろうよ、プロデューサー」
「ん……まあ、そうだな」
「あと、寒いから早く温泉に入りたい」
「がくっ……なんとまあ年寄り臭い」
「……別にいいじゃん。気持ちいいんだし」
「まあ、それには否定しない」
 明日は最終日だからな、ちゃんと鋭気を養っておけよ。
 はい、お疲れ様でした、お先に失礼します。
 失礼します。
 監督やスタッフと色々挨拶をして、私とプロデューサーは車にと乗り込む。
 白い、アウトドアなんかに似合いそうな車だな、と初めて見た時には思ったものだが、確かに、こういう紅葉が舞い散る中では実に良く白が映えていた。
 ――ただまあ、紅葉が積もり重なって少々不格好なのはしょうがない。
 ばたんっ、きゅるる、ぶろろろ。
 手慣れた手つきでプロデューサーが車を動かすと、助手席の窓から見える紅葉がどんどんと遠ざかっていく。
 ひらりひらり、と舞う紅葉が後ろへと流れていくのに視線を流して、私は瞳を瞑った。
243作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:22:59.41 ID:pvAxuUX8
◇◇◇

「〜〜っくはぁぁッ。仕事の後はビールが美味いッ」
「それ麦茶じゃん」
「分かってるよ、言ってみただけだ」
「仕事が終わったとはいえ、明日もまだあるんだから。呑んじゃ駄目だよ?」
「分かってるって」
 今日の分の撮影が終わった頃は夕暮れだった空も、旅館にたどり着けば黒と蒼と朱が混じり合ったような紫だった。
 思ったよりも撮影の時間が長かったらしく、疲労よりも先に空腹が目立つ。
 プロデューサーと意見が一致した私は、温泉よりも先に夕食を取ることにした。
「あー、今日でこの飯ともお別れかー」
「美味しかったよね、ここの料理」
「そうだろそうだろ。撮影現場の近くで飯も美味くて温泉もあって、な旅館はここしか無かったんだ。いやー、凜に喜んでもらえて良かったよ」
「そういえば、以前にも来たことあったって言ってたね」
「学生のころに少し、な。他にも近場の温泉なんかも知ってるぞ」
「……おじさん臭い」
「んなッ。俺はまだ25だ」
 近くに流れる綺麗な川でとれた鮎の塩焼きに、新鮮な魚介を用いた刺身に天ぷら、山の幸などがふんだんに盛り込まれた食事は、プロデューサーならまだしも、私には少々多い。
 少々多いのだが、プロデューサーの言うとおりに美味しいものだからついつい食べ過ぎてしまい、結局は温泉に長く入って汗を流すのだ。
 それにしても、学生のころ、と懐かしむようなプロデューサーの視線は何だかおじさん臭い。
 お父さんが若い頃は、とか、お母さんのお父さんと付き合いたての頃はね、といった時に似ている気がする。
 ――何だかずるい、と私はいつものように思う。
 生まれるより前とか、出会う前のことを思いだされても、そこに私はいないのだ。
 何だか一人置いてけぼりをくったようで、寂しいと思うと同時に、ずるいと思った。
244作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:23:16.60 ID:pvAxuUX8

「ぷはっ、食べた食べた。ご馳走様でした」
「ご馳走様でした……やっぱり、ちょっと多いね」
「なんだ、食べ過ぎたのか?」
「……だって、美味しいんだもん」
「そうだな」
 にこやかに笑うプロデューサーに、やっぱりずるい、と睨み。
 男の人は一杯食べても問題無いのだろうが、私は女、それも女子高生で、アイドルなのだ、日々体重計の数字と戦う戦士なのだ。
 なんて思考に、プロデューサーが辿り着くはずも無く。
 ずずず、なんて音を立てながら食後のお茶をすする姿は、やっぱりおじさんみたい。
「……なんか失礼なこと考えてないか?」
「さあ、気のせいじゃない?」
「む……まあ、いいか。さて、そろそろ風呂にでも行くか?」
「んー……そうだね。ふふ……一緒に入る、プロデューサー?」
「んぐッ?! げほっ、ごほっ……お前なぁ……女子高生の言う言葉じゃないだろ、それ」
「別にいいじゃん。プロデューサーのこと好きなのは変わらないんだし……それと、そう言うとやっぱりおじさん臭いよ、プロデューサー」
 ほっとけ、と苦笑いするプロデューサーが立ってお風呂の荷物を取り出すのに合わせて、私も自分のカバンからそれを取り出す。
 下着――初日と最終日用にと持ってきている新品――をタオルに包んで袋に入れたものと、備え付きの浴衣。
 バスタオル、簡単な化粧水、その他女の子の諸々を持った私は、部屋の入り口付近で待っていたプロデューサーの横に並ぶ。
「……それにしても、お前も中々に曲げないのね」
「プロデューサーが好きってこと?」
「……しかも、平気で恥ずかしいことを言うやつだとは思わなかったよ」
「そう? 女子高生なんてこんなもんじゃない?」
「俺の中で女子高生という概念が今崩れ去った」
「それは良かった」
「どういう意味だ」
「これでプロデューサーの中で、女子高生は私が基準になるんだね」
「……」
 ぺったん、ぺったん。
 人気のない静かな廊下に、私とプロデューサーのスリッパの音。
 私の言葉にプロデューサーの沈黙が返ってくるが、私はこの沈黙が嫌いじゃない。
 私の言葉を受けて、プロデューサーが悩んだり考えたり思案したり、どんな言葉を返すべきなのかと私のことを考えてくれている証、なんて恋する乙女の妄想。
245作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:23:34.47 ID:pvAxuUX8

 男性モデルの人より体格も顔も優れている訳ではなく。
 男性の役者より言葉が立つ訳でもなく。
 ファンの人達ほど優しい訳でもなく。
 最高に優れている男性ではないけれど、私にとってたった一人の男性(ひと)。
 私の言葉を真摯に真剣に真面目に考えてくれて。
 無愛想な私に根気強く向き合ってくれて。
 私の気持ちに応えてはくれないけれど、それでも私のプロデュースを止めて離れようとはしない、優しい人。
 そんな大好きなプロデューサーの横を歩きながら、私は頬がにやけそうになるのを必死で我慢する。
「んと……それじゃあ、俺はこっちだからな」
「うん。……なんだ、とうとう部屋付きのお風呂には一緒に入らなかったね」
「何でそんなに残念そうに……いや、聞かないでおくか」
「聞かないの?」
「聞かない」
「けち」
「何でだよ」
 けれど、と思う。
 私がプロデューサーのことを好きだと自覚して、その想いを言葉にして伝えて、もうそれなりの時間が立つ。
 デビューCDを出した後の話だったから、すでに数か月ぐらいになるのだが、プロデューサーが私の想いに応えてくれる気配はない。
 嫌いではない、と答えてはくれたが、それでも、それがイコール好きだと自惚れるほど子供じゃない。
 ――けれど、私だって女の子だ、不安にだってなりはする。
 そんな私の想いに気付くことは無く。
 男湯に入っていくプロデューサーの背中が見えなくなるまで、私は視線を送っていた。
246作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:23:52.78 ID:pvAxuUX8
◇◇◇

「それじゃあおやすみ、凛。あんまり夜更かしするんじゃないぞ」
「……分かってるよ、プロデューサー」
 おやすみ。
 今日一日のあいさつを残して、プロデューサーがふすまの向こうに消える。
 それなりのお値段がする部屋の間仕切りをして、私とプロデューサーの部屋に分けている形だが、私としては同じ部屋で寝泊まりすることには何の支障もない。
 予算の節約と男女同衾せず、というった考えの下なのだが、恋する乙女としては少しでも長く一緒にいたいというのが本音だった。
 ――男女が同じ部屋で寝泊まりをする、その先を、期待していなかったと言えば嘘になるが。
 だからこそ、一番可能性の有りそうな初日と最終日前の今日のためにと新品の下着を用意していた。
 けれど。
 ふすまが閉められて静寂が訪れた部屋の中で、それも無意味だったかと落ち込んでしまう。
 お風呂に入るまえに感じた不安が、プロデューサーは私のことを女の子だと思ってくれていないのだと――好きなんかじゃないのだと、どうしても思わせてしまう。
 ぶるり、身体が震える。
 不安が怖い、静寂が怖い、独りが怖い――プロデューサーに見放されるのが怖い。
 泣きたく、叫びたく、暴れたい衝動が、さらに不安を掻き立てる。
「……プロ、デューサー」
 でも駄目だ、隣にはプロデューサーが寝ている――そこまで考えて、私は考えることなく自然と立っていた。
 どきんどきん、と心臓が高鳴る。
 プロデューサーに想いを告白した時よりも大きな鼓動は、耳元で太鼓を鳴らすように騒がしい。
 何をしようとしている、と理性が呼びかけるが、この不安と隣でプロデューサーが寝ているという事実が本能を動かしていく。
 すっ。
 軽い、本当に軽い音を立てて開けられたふすまの向こう。
 やんわりと薄明りの差し込む部屋の中で、背中を向けてプロデューサーが眠っていた。
247作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:25:00.82 ID:pvAxuUX8

「……起きてる、プロデューサー?」
「……」
「……何だ、もう寝てるのか」
「……」
 声は出来るだけ平静を心掛けて、でも心臓は爆発しそうなぐらいに高鳴って。
 プロデューサーの返事が無いことを確認した私は、背中を向けたままのプロデューサーの傍に座る。
 手を伸ばせばすぐに届く距離、いつもの事務所と同じ距離なのに、不安がその距離を遠くしていく。
「あの、ね、プロデューサー……私、プロデューサーのこと、好きだよ?」
「……」
「好きで、大好きで……プロデューサーと一緒に仕事をすることも好きで、私、すっごい充実してる」
「……」
「アイドルとしてCDもデビューして、雑誌に載って、ドラマや映画にも出て……すっごい感謝してる」
「……」
「けどね……一番アイドルとして――女の子として見て欲しいプロデューサーにどう見られてるのかが分からなくて、見えなくて、どうしようもなく不安で……」
「……」
「私……わたし……」
「……凛」
「ッ……」
 本当にどうすればいいのだろう。
 アイドルとしてデビューして、仕事も増えて、確かにプロデューサーは褒めてくれる。
 けれど、それは彼が私のプロデューサーだから、と思う。
 プロデューサーだから、担当アイドルを褒めてくれる。
 プロデューサーだから、担当アイドルのことを気に留めてくれるし、向き合ってくれるし、想ってくれるのだ。
 ――でも、私はプロデューサーを一人の男性(ひと)として好きになってしまった。
 女子高生、15歳という子供とも言える年齢から、プロデューサーは自分しか近くに男がいないからだ、なんて言っていたけど。
 それでも、私は彼のことが好きなのだ。
248作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:25:23.60 ID:pvAxuUX8
けれど、その想いもプロデューサーが受け止めてくれなければただの感情で、宙に浮いたままだ。
 足場の無いふわふわとした感情は、えてして受け所が無ければ酷く不安定で危ういものとなる。
 その不安で、どうしよもない感情が暴れそうになるのを必死で堪えて――涙が零れそうになるのを我慢していた私の耳に、プロデューサーの声が届く。
 ……寝言?
 けど、私の疑問はプロデューサーの言葉が続けられる形で氷解する。
「……凛。俺はな、お前のこと嫌いじゃないよ」
「……それ、前にも聞いた」
「はは、そうだな、前にも言ったな」
「……そうだよ」
「悪い悪い。そう、だな……言い方を変えるよ」
「……言い方?」
「ああ、今の凛に誤魔化すのも悪いしな」
 私の言葉に、プロデューサーはその身体を起こして苦笑いを向けてくる。
 その表情が本当に申し訳なさそうで。
 不安に蝕まれている私の心には、それが最悪な結末を持ち運ぶように見えた。
 嫌だ、そんなのは嫌だ――プロデューサーの口からそんな結末は聞きたくない。
 そう思った私であったが、それよりも早く、プロデューサーは――私が想像した最悪の結末とは違う言葉を放った。
「俺はな、稟……好き、だなんて言葉は使えないんだよ、使っちゃいけないんだ」
「……え?」
「考えてもみろ。俺はお前をスカウトして、アイドルにして、仕事を持ってきて、トップアイドルにしようとしてるんだぞ? お前が歩むべきだったかもしれない道を押しのけてまで、だ」
「でも、それは私が……」
「お前が望んだにせよ、だよ。アイドルという道を提示して、こっちに引きずり込んだのは俺だ、この俺なんだよ、凛。普通の恋愛も、普通の交際も、普通の学校生活も、普通の結婚も子育ても、その全てを凛の人生から外したのは、この俺なんだ、凛」
「プロ、デューサー……」
「その俺が、どうしてお前のことを好きだなんて言える? 10も歳の離れた女の子の人生を滅茶苦茶にしておいて、どうして俺がその女の子に想いを告げられるというんだ……凛」
「……え、その……プロデューサーは、私のこと、好き、なの?」
「ああ、好きだ。誤魔化さずに言う。俺は凛のことだ好きだ、お前の言葉で言うなら大好きだ」
249作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:25:48.76 ID:pvAxuUX8

 え、ちょっと待って、プロデューサーは何を言っているの?
 突然のことに思考が追いつかない、プロデューサーがアイドルとプロデューサーがそもそも付き合えるはずも無い、なんて言ってるけど、そんなことが入らないぐらいに思考が暴れている。
 いけない、落ち着け、落ち着け私。
 しかし、いくら冷静になろうとも暴れる思考は落ち着くはずも無く、大きくなりすぎていた不安は消し飛び、じんわりとした熱が心を埋めていく。
 ほろり、ぽろ、ぽろ。
 熱に押し上げられる形で頬が濡れていくのを感じる。
 ぽたっ、ぽたっ、と浴衣に涙が落ちていく音が耳に届くと、頬に感じるプロデューサーの手が、零れ行く涙をせき止める。
「……ごめんな、凛。こんな俺を好きになって」
「……ぐすっ。普通さ、そこはありがとうじゃないの?」
「……ありがとうなんて、言える訳ないだろ。俺はお前の普通を取り上げたんだぞ?」
「……あのさ、プロデューサー。私、私さ、普通じゃないってのも嫌いじゃないよ――むしろ、結構好き、かも」
「凛、お前……自分の言っている意味が分かってるのか?」
「当然」
 頬に添えられたプロデューサーの手に、自身の手を添える。
 頬に感じる力と熱が強くなるのを感じつつ、私はプロデューサーの目を真っ直ぐに見ながら微笑んだ。
 普通の生活をただ過ごしていくのだろうと思っていた私に、プロデューサーは普通じゃない道を示してくれた。
 確かに普通の女の子というのに憧れたこともある、普通の恋愛も結婚も花嫁も、その全てに憧れた。
 けれど、その全てに物足りなさを感じていたのもまた事実で。
 今こうして、男と女という普通の関係と、アイドルとプロデューサーという普通じゃない関係を持つ私とプロデューサーが、それぞれ好き合っているという事実は、私の心に温かく染みた。
 普通じゃなくなるなんて、アイドルに誘われた時から覚悟はしてる。
 ただ普通の道を歩むだけだなんて、今の私からすればもう考えられない。
 ――これから歩むであろう普通じゃない道、その隣にプロデューサーがいないことなんて、絶対に考えられなかった。
250作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:26:07.24 ID:pvAxuUX8
「……もう、普通には戻れないぞ?」
「上等。私とプロデューサーなら、問題は無いよね」
「……俺、結構嫉妬深いぞ?」
「私も。……他の子達にデレデレしたら刺しちゃうかも」
「……俺、我慢できないぞ?」
「別に――ううん、いいよ。私も、プロデューサーが好きだって気持ち、我慢したくないし……んっ」
 お互いにくすくすと、普通じゃないことを隠す様に笑いあう。
 別に誰に隠すでもないのだが、いつの間にか近づいていた――私が近づいていたらしい――顔を突き合わせて笑う様は、心地いいものだった。
 頬に添えられたままのプロデューサーの手から感じる熱を求めるように、自らの手でそれを頬に押し付けながら、顔を動かす。
 むにむに、と頬が動くがそれすら愛おしく、私はプロデューサーの熱を求めていく。
 空いている手をプロデューサーの頬に添えれば、私と同じように熱を求めるプロデューサー。
 その様にまた笑い合いながら、私とプロデューサーは更なる熱を求めるかのように、自然と口づけを交わしていた。
251作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:26:26.50 ID:pvAxuUX8
◇◇◇

「その……本当にいいのか?」
「念を押し過ぎ、プロデューサー……それとも、私じゃ駄目?」
「……駄目な訳ないだろ」
「んっ……んふぅ」
 プロデューサーの部屋、その布団の上。
 いつの間にか抱き合う形になっていた私とプロデューサーは、お互いに抱きしめあったまま、くすくすと笑い合っていた。
 けれど、私の心臓は先ほどよりもっと早く脈打っていて、鼓動が聞こえるんじゃないかという心配よりも、心臓が破裂してしまわないかと心配するほどだった。
 プロデューサーと一緒になりたい、なんてキスの余韻で言ってしまった言葉の勢いで抱きしめられたままだが、そうなるとプロデューサーの鼓動が良く聞き取れて、彼も緊張しているんだなあ、なんて思ってしまう。
 ――きっと、私の鼓動も聞かれているのだろうな、なんて。
 軽くキスを落とされ、深く求めるようなキスに強くなる鼓動にそんな事実でさえも、幸せに感じてしまう。
 ぬるっ。
 熱くぬめった感触が唇をさわりと撫でる。
 それがプロデューサーの舌だと自然に覚えて、私は――おそるおそる――自分の舌をそれに合わせていった。
「んはっ……んる……ちゅれっ……」
「んく……凛」
「んっ……いい、よ……プロデューサー」
 舌の先端がチロチロと擦り合わされ、舌の面積の広い部分がぬりゅぬりゅと合わされ、お互いの唾液や吐息を求めるように深く、ただ深く繋がっていく。
 唾液が甘い、なんて変態チックな考えが浮かぶが、それすらも愛おしく、ただプロデューサーと深く舌を絡ませていく。
 途中、さわり、と本当に柔らかく触られる胸。
 びくり、と身体を震わせたからか、一度は引かれたプロデューサーの手。
 もう一度、ふわり、と触れてきたプロデューサーの手に身体が震えることもなく、私はその感触を受け入れていた。
「んっ……んふっ、あっ、はっ……んちゅ」
「……凛、何で下着つけてないの?」
「んくっ……寝る前はつけないもんだよ、プロデューサー」
「へー、そうなんだ」
「そうな、のっ……あんっ、ちょっ、強ッ」
「あっ、すまん……でも、その、な、凛の胸が柔らかくて気持ちよくて」
「はんっ……でも、私の胸、大きくないよ?」
「凛の胸だから気持ちいいんだよ」
「そ、そう……つうんッ」
252作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:26:42.77 ID:pvAxuUX8
浴衣の上からさわりさわりと触っていたプロデューサーの手が、するりと浴衣の合わせ目から中へと入りこむ。
 手の平で軽く乳首が刺激されて声が漏れそうになるが、舌を絡めていたため、鼻から空気が漏れていく。
 びくり、と身体が震えるが、今度はプロデューサーも手を引くことはなく、手の平で乳首を圧迫したままもにゅん、と胸を揉みしだき始める。
 つつー、と首筋にプロデューサーの舌が這うのを感じつつ、意識は胸から送られてくる不思議な焦れる感覚に向かう。
 ふにゃん、と揉まれるたび、びくんっ、と身体が震える。
 ふにふに、と触られるたびに、びくびく、と身体が震える。
 むにんっ、と強く揉まれれば、びくりっ、と身体が大きく震えた。
 私の反応を楽しんでいたプロデューサーの手が乳首をこすっ、と擦れば、大きく身体が震えた。
「んっ、やっ、やあっ」
「凛、声可愛い……」
「だ、だめっ、ダメだってば、ぷろでゅぅ、さぁッ」
「ぷっくりと膨れて立ってきて……可愛いよ、凛」
「んあッ……なめちゃぁ、だめぇ」
 指と指で乳首を挟んだまま弄りながら、手で胸を揉まれると胸全体と胸の先端からくる刺激に身体が自然と震えていく。
 びくんっびくんっ、と身体が震えるたびに意図せずに声が漏れて、顎や頬やにキスを落としていくプロデューサーが私の声を求めて、ぺろり、と乳首を一舐め。
 先ほどまで自身の舌で感じていた熱くて湿ってぬめる舌が、自分の胸や乳首をれろりと舐めていくたびに、身体が奥底から震えて、意識が甘い疼きによって白く染められていく。
「やっ、やだッ、そんな、舐めっ、ないでぇ」
「でも凛のここ、ひくひくしてる」
「そんなッ、そんなことっ」
「どんどんと硬くなってきてる、凛のここ。ぴくぴく震えてる」
「つぅッ、じ、実況しちゃだめ、プ、んっ、ロデューサ、ひぁんッッ」
「……ちょっと甘いよ、凛」
「な、なめちゃぁ……んくっ、つぁっ、ひううんッ」
253作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:26:58.74 ID:pvAxuUX8
びりびり、じくじく。
 乳首がこすられ、その先端が柔らかく刺激され、思考の端がわずかばかりに白く染まる。
 胸全体を手で包んで乳首を刺激され、ちろちろと首筋をプロデューサーの舌が這い、ぴんっといった感じで乳首がはじかれる。
 そのたびに胸の奥底から湧き出てくる感覚に、身体が震えるのが止まらない。
 プロデューサーが指を動かすたびに身体の芯から耳に届くこりこりとした乳首の感触が、甘い甘い感覚となって口から漏れ出ていく。
 つつつ、と胸の回りを舐めたかと思うと、、ちろりちろりと胸の先端。
 乳首を舐めて、その周りを舐めて。
 まるで私の快感を探るように動かされる熱い舌に、どくんっ、と身体が熱くなっていく。
 びくりっ。
 一層強い甘い感覚――快感だと自覚できるものが、胸から全身に響いていく。
 ちろりと舐められて、ぐりぐりと舌の先端でほじられて、ちゅぱちゅぱと口全体で吸われて。
 びくりっ、びくんっ、と身体が震えるたびに甘い快感が思考に広がり、吐息が漏れ出て。
 そして。
「んああぁッ」
 こりっ。
 軽く歯で挟まれたのだろう、ビシリッ、とした一際強い刺激が乳首に与えられたかと思うと、そのまま歯に挟んだままにいじいじと擦られ。
 胸の奥底から全身にまで一気に走り抜けて、思考を白く染めていった。

 
254作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:27:13.68 ID:pvAxuUX8

「凛、少し腰上げて」
「うっ……ん」
 ちかちか、と視界を覆っていた白い何かが収まってくると、するり、と動く浴衣の裾。
 ごくり、とつばを飲み込むような音が出たことから、恐らくはプロデューサーだろう。
 だろう、というのは、力の抜けた状態でそれを確認するほどの余力が無いからなのだが、それでもプロデューサーの言葉に素直に従ってしまう。
 するする、と。
 簡単なほどに下着が脱がされていくと、露わになる私の女性部分。
 熱を帯びて、雌の匂いを発して――とろっ、と何かが零れる感覚に顔が熱くなった。
「凛、濡れてる」
「……それ言う、普通?」
「はは、悪い。でも、綺麗だからさ」
「う、うん……ありがと。……んっ……んはっ」
 にちゅり。
 確かな水音が、私の女性部分を触るプロデューサーの指先から奏でられる。
 ほんのわずかな水音なのに、耳元から聞こえるほどに響くそれが、羞恥と確かな幸せとして意識に溶け込んでいった。
「んんっ、あぁっ、んっ、ふあっ」
 指の腹で愛液を掬うように入り口を刺激されて、指の先端で入り口の穴をほじくるように動かされる。
 そのたびに女性部分の入口はひくひくと蠢き、とろりとした蜜液が零れてはプロデューサーの指を濡らしていった。
 そして濡れた指先で弄られる、女性部分でも敏感なもの。
 じゅりゅ、ぬりゅ、ぬるる、こりっ。
 様々な刺激をそこに与えられ、胸やその先端を刺激され、女性部分の入口を刺激され。
「ふっ、はっ、ああっ、んくっ、んんんっ……はぁ……ぷろ、でゅうさ?」
 身体のそこかしこを刺激されて、甘い刺激が胸の奥底や女性部分を覆って、その奥から熱い刺激が疼きを上げて、意識が再び白くなる直前。
 すっと離れていくプロデューサーに一抹の寂しさを覚えた私は、視界を動かした先にそれ――プロデューサーのそそりたつものを見つけた。
255作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:29:25.50 ID:pvAxuUX8
「……凛、もう我慢できそうにない……いいか?」
「う、ん……うん、いいよ、プロデューサー。……きて」
「……ああ、いくぞ、凛。痛かったらちゃんと言えよ」
「んッ……〜〜〜〜〜〜んあ゛あ゛あ゛ッッッ」
 いつのまに下着を脱いでいたのか、浴衣の合わせ目から覗く黒くそそりたつそれ――プロデューサーの肉棒に、目をひかれると同時に軽く恐怖を抱く。
 ……ちょっと大きくない?
 内心抱く恐怖を表に出さないように心の中でおどけてみるが、そんな私の葛藤をよそにプロデューサーは肉棒を私の女性部分にと宛がう。
 にちゅにちゅ、と肉棒の先端に蜜液を塗りたくると、その蜜液を通してその熱が女性部分へと伝わる。
 熱い、なんて感想を抱くものだが、女性部分はその熱を求めているのか、それとも受け入れる準備をしているのか、私にも分かるほどに蜜液の量が増えた。
 恥ずかしい、なんて思う間もなく。
 ずりゅっ、ずずずっ。
 肉棒の先端が女性部分を押し開けて入り込み、その壁――膣を押し広げながら進み、そして。
 ぶちんっ。
 髪の毛が抜けるものとは違う、深爪した時とは違う、怪我をした時とは違う――身体の奥にある何かが引き裂かれる音。
 それが処女膜である、などと思考を働かせられないほどに、激痛が私を襲っていた。
256作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:29:43.21 ID:pvAxuUX8
「っぁぁぁ……」
「きっつ……凛、大丈夫か?」
「へ、いき……って言いたいけど、ちょっと痛い……」
「ちょっとどころの話じゃないだろうに……力、抜かないと痛いままだぞ?」
「むり、かも……」
 ぎちり、ぎちり。
 先ほどまで女性部分を濡らしてその奥に受け入れる準備をしていた蜜液の存在など無かったかのように、プロデューサーの肉棒が奥へ奥へ入れられようとする痛みが身体中に走る。
 身体の強張りを無くそうとしてくれているのか、ぺろぺろとまるで犬が慰めてくるかのように頬や目尻をプロデューサーが舐めてくるが、それに安心はするものの痛みが消えることはない。
 けれど。
 ぽろり、と。
 痛みで――そして処女をプロデューサーに上げられた嬉しさで涙が零れる。
 痛いけれど、この痛みこそが想いが通じ合った証拠なのだ、私は涙を零しながらにどこか幸せだった。
「悪い……ちょっと、我慢できそうにない
「あっ、あっ、はっ、ふっ、うんっ、動いても、いいよっ」
「すまんッ」
「んっ、んふっ、んんっ、あふっ、んちゅっ」
 ずちずち、ずちゅり。
 じちじち、じにゅちゅ。
 身体の中が引っ張り出されそうな感覚と痛みを伴って肉棒が抜かれ、抜けきる直前で痛みと共にゆっくりと挿れられていく。
 痛みを生み出す処女膜に肉棒が触れるたびに鋭い痛みが身体を襲う。
 肉棒を受け入れる準備に出てた蜜液は意味があったのだろうか、処女膜から流れる血は意味意味ないのだろうか。
 なんてことを痛みの中で思いながら、プロデューサーが腰を動かすたびにわずかばかりに響く水音が耳に届く。
257作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:30:00.14 ID:pvAxuUX8
にちゅにちゅ、にちり。
 ぬちゅぬちゅ、じゅくり。
 痛みが和らげばと舌を絡めるも、口から漏れるは痛みに耐える吐息ばかり。
 痛い、けれど幸せ。
 幸せ、けれど痛い。
 抜いて挿れられて、前後する肉棒の形や熱が膣から感じ取れて、ぐちゃぐちゃになりそうな頭のままで、プロデューサーの首に腕を回しながら、深く深く、口づけを交わしていく。
 ぐちっぐちっ、ちゅぐりっ。
 にちっにちっ、にちゅり。
「ふっ、はぁっ、んんっ、んくっ」
「はっ……は……はっ」
「つッ、んあっ、ふっ、はっ、んっ」
 引き裂かれた痛みはずきんずきん、としたものからずくんずくん、となってきていて、初めよりはその痛みが治まりつつある。
 けれど、やはり痛いものは痛いもので、プロデューサーの熱い肉棒が女性部分を出たり入ったりするだけで痛みが走るし、その膨らんだ部分が引っ掛かると、つきんっ、とした痛みで涙が出るほどだ。
 けれど。
 やはり男性はそれでも気持ちいいのか、何かに耐えるように荒い息遣いのプロデューサーが痛みの中でも愛おしくて、私はその頬に手を添えてキスへと誘う。
 腰を動かすことに意識が行き過ぎておざなりな、キス。
 腰を動かし過ぎて唇はずれるし、舌は絡めようにも動き回る。
 けれど、本気で私を求めてくれている、そんな証。
 それが嬉しくて、愛しくて。
「り、んっ……もう、やばい」
「う、んっ、いいよっ、中でいいっ」
「うぁ……で、出るッ」
 熱を求めて、もっと熱いものを求めて、もっとプロデューサーを求めて。
 深く深く繋がるようにとプロデューサーの腰に脚を絡ませて、自らに押し付けるようにすると、早く強くなるその腰の運動。
 痛みはだいぶ薄れてきて、代わりに感じる熱い肉棒の脈動に、それが限界に近いのだと自然のところで知る。
 そして。
 びゅくり、びゅりゅり、と。
 熱く塊のような何か――精液が肉棒から放たれて身体の奥底を叩くのを感じながら、私は目の前で荒い息をつくプロデューサー――その頬にキスをした。
258作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:30:17.45 ID:pvAxuUX8
◇◇◇

「んっ……ぷろでゅーさーのすけべ」
「嫌いか、すけべな俺は?」
「……嫌いじゃない」
 かっぽーん、なんて音が聞こえてきそうな檜張りのお風呂に二人浸かりながら、くすくすと再び笑い合う。
 汗とか体液――あと血――を洗い流して部屋付きのお風呂に入ろうというプロデューサーの提案に、私は承諾の意を返した。
 元々、こうなることを望んでいたとあって、断る理由などあるはずもない。
 ずきん、と痛む下半身を労わってか、布団のシーツを巻いた状態でお姫様抱っこされた時はさすがに恥ずかしかったが、たっぷりとあるお風呂に身を清めて入れば、それも全て流れていった。
 だというのに。
 もたれかかる形でプロデューサーと身を合わせれば、もぞもぞと動くその手。
 胸やお尻、女性部分の近くをさわさわと触る彼を睨めば、にやりと笑う顔にスケベなんて言葉が出てきた。
 もっとも、私自身初めて知ったことだが、こうしてお風呂の中で触れられるのは悪いものではない。
 お湯で温まった身体がプロデューサーが触れることで熱くなって、私としてはもっとその熱を求めたくて、自然と身体を寄せていた。
「凛の身体が綺麗だからな……このまま、凛とまた繋がりたい」
「……本当、すけべ。……別にいいけどさ、お願いがあるの」
「何だ?」
「キスして」
「ああ……お安い御用だ」
「うん……んっ……ふっ……〜〜ッンンッ」
 ぴくぴく、と乳首が弄られるたびに身体が震え、抱きかかえるようにした腕と指で女性部分を弄られて、快感に力が入らない。
 お湯に濡れないようにアップにした髪から覗くうなじにキスを落とされ、普段見られないような部分を見られているという事実に心が揺れた。
 プロデューサーの上に座る形だからか、そのいきりたった肉棒がお尻に触れてその部分が熱い。
 知らずなのか、僅かばかりに動いている腰のために、肉棒がお尻を少しだけ擦りあげる。
 熱い、熱い感触がお尻の間を動いて、その膨らんでいる部分が僅かばかりに女性部分をこすった。
 上半身を捻ってキスをせがめば、落とされる口づけと下から貫かれる感覚に、また身を震わせていた。
259作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:30:33.37 ID:pvAxuUX8
「んふっ、ふあっ、んんっ、んぁ」
 プロデューサーの肉棒が押し込んできたお湯が膣の中を焼く熱さに身を震わせ、先に繋がった時より一際熱い肉棒にまた身を震わせる。
 処女膜を失った痛みはだいぶ引いており、時折じくじくとした痛みをもたらしていたが、それが悪化することなく肉棒はすんなりと私の膣に入った。
 熱い。
 お湯に浸かったまま繋がっているせいか、膣の中を熱い肉棒が出入りするたびに、身体の奥底から熱が広がっていく。
 ずりゅずりゅ。 
 お湯なのか蜜液なのか分からない液が肉棒の出し入れによって膣の中に入り込み、その熱によって身体が熱くなっていく頃。
 私は、自然と嬌声を上げ始めていた。
「ふわっ、なにっ、なんか、なんかッ」
「気持ちよくなってきたのか、凛? さっきと違って、膣中がびくびくしてきたぞ?」
「そんっ、そんなわけ、ないっ、しッ」
「でも、ここもひくひくしてる」
「きゃうんッ。ちょ、挿れているとき、にっ、そこはッ」
 ばしゃばしゃ、とプロデューサーと私の身体が動くたびにお湯が音を立てて揺らめき動き、辺りに水と熱の匂いを撒き散らしていく。
 窒息しそうなほどに濃い水の匂いは温泉だからか、熱の匂いに頭の奥をぼうっとさせながら、迫りくる快感にさらに熱を求めていく。
 くにくに、と乳首を弄られれば。
 腰を抑えられて膣の最奥――子宮を突かれ。
 腕を持たれて最奥を突くために身体をそらされれば、びりっ、とした快感に女性部分の敏感なところ――クリトリスを弄られたのだと知る。
260作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:30:48.21 ID:pvAxuUX8
 ずばしゃんずばしゃん。
 じゅりゅじゅりゅじゅりゅ、ぐりゅぐりゅ、ぐちゅん。
 お湯が暴れる音と、それでも聞こえる膣を責められる音。
 ごつごつ、と子宮が肉棒によって叩かれ、ちかちかとそのたびに視界が白く染まっていく。
「んぁ、んんっ、ぷろ、ぷろでゅ、さッ、おくに、おくにぃ、きひゃうっ、きひゃうぅ」
「ああ、奥だ、奥に出すぞッ」
「んんっ……つつああぁぁッッッ」
 水と熱と男と女の匂いに、魚のように口をぱくぱくさせて酸素を求めていく。
 上半身を捻らされてキスをして口を塞がれれば、いよいよをもって酸素が少ない私は意識をやる場所がなく。
 否応なしに意識を持っていかされる快感に、意識の奥が太陽に焼かれたように白くちりちりとする。
 そして。
 ごりゅっ、ごびゅりどびゅる。
 熱い精液が肉棒から放たれて子宮を叩けば、お湯の熱とその熱によって私が感じる熱は最高潮にまで達することとなり。
 その熱によって、私の意識は白く染められていた。
261作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:31:03.31 ID:pvAxuUX8
「や、やだっ、これ、ふか、ふかいッ」
 じゅちゅじゅちゅ。
 意識が飛ぶほどの熱で絶頂を迎えた――上せたとも言う――私は、力の入らないままに後ろからプロデューサーに犯される。
 お湯から引き上げられたまま押しつぶされる状態で後ろから肉棒を出し入れされると、どちらかというと獣の交わいのようで、言いようのない不安と快感が、同時に押し寄せてくる。
 力が入らないのでされるがままにプロデューサーに身体を弄られて、押しつぶされるように乳首を弄られて、クリトリスを弄ばれる。
「んあっ、あやぁ、やぁっ、ふぁ、あはっ、あふっ」
 力の入っていない腕を後ろに引っ張られて、背筋を伸ばされれば真っ直ぐになった膣を肉棒がごりゅごりゅと抉っていく。
 ちかちか、と視界に白いものがまざって、私は軽い絶頂を迎える――けれど、プロデューサーは止まらない。
「やっ、ちょとまって、ぷろでゅ、さッ、わた、わたひっ、イった、いっらばっかりッ、やぁッ」
「悪い、凛、止まらない……止められないよ。膣中気持ち良くて……無理ッ」
「大好き、大好きなのッ、ぷろでゅーさーッ」
「俺もだ、俺もッ、お前のことがっ、凛のことがッ、大好きだッッ」
 びくんっ、と身体と膣が震えて絶頂を迎えても止まらないプロデューサーの押挿に、身体が真っ白に染まるのではないかと思えるほどの快感。
 身体と膣が震えるのを止めず、蠢く膣が肉棒によって抉られて送られる快感に、最早何に色があるのか分からないほどに白く染まっていく。
 腰を固定されて深く強く肉棒が出し入れされて、ぐりぐりと子宮の入り口をこじ開けられる。
 それすらも快感に変えて感じる膣に、プロデューサーが一際強く肉棒を入れた時。
 私とプロデューサーは同時に絶頂に果てていた。
「ひゃんっ、あっ、はぅっ、イっひゃう、イふ、イふぅ……ん゛ん゛ん゛あ゛あ゛ぁぁぁぁッッッ」
 
262作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:37:43.59 ID:pvAxuUX8
◇◇◇

「はい、カット―ッ」
 その言葉とカチコンという音ともに、辺りは一斉に賑わいに包まれる。
 映画の参加――というよりもこういった役者事が初めてだった私にとって初めてづくしだった今回の撮影が終わったことは、その賑わいの理由が分かると同時にどこかさびしいものを感じていた。
「いよう、渋谷。お疲れさんだな」
「監督……」
「ん、なんだ、もしかして寂しいとか言う気か? そんな玉じゃあるまいし」
「む……私だって女の子なんです、寂しいとも思いますよ」
「がっはっはっはっ、そうかそうか、それもそうだったな。いやに達観してるからつい忘れてたぜ」
 齢80に迫ろうかとい高齢をものともせずに笑う映画監督に、私は苦笑しつつ辺りを見渡す。
 撮影終了の賑わいの中でも片づけの仕事を進めていくのはやはりプロの成せる業なのか、そんなことに意識をめぐらせていると、ふと見えるプロデューサーの姿。
 ――共演した女の子達にまとわれてデレデレしていた。
 むっ、とした私は脚を一歩進ませる。
 後ろから、監督の声が聞こえた。
「そういや、渋谷は今日帰るんだったな。プロデューサーの奴が昨日そんなこと言ってたが」
 その監督の声に、脚を止める。
 古い、監督のその情報はとても古い。
 そう言いたいけれど、けどそれは監督に悪い気がして、笑顔のままに私は振り返った。
「今日は、ゆっくりと温泉に入る予定なんです。帰るのは、また明日」
「ほー、そうかそうか……何だ、楽しいことでもあるって顔してるな」
「……まさか」
 そう、まさか。
 楽しいことがある、なんてものではない。
 私にとって、プロデューサーと共に歩むアイドルという道全てが楽しいのだから、監督の言葉は微妙に違う。
 にやにやと笑う監督に笑顔でお疲れ様でした、とあいさつをして――。
 ――私は、女の子に囲まれてデレデレしていたプロデューサーに抱きついていた。

263作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/18(日) 16:40:05.21 ID:pvAxuUX8
というわけで、以前に落とした純愛渋谷凛のR18続編。
凛ちゃんの映画というか、モバマスでアニメ映画とかアニメ作れるよねっと思って、映画撮影に。
映画内容に色々と参考にしたけれど、どうだろう、知っている人がいるかどうか。
ジャンプ読み切り『恋染紅葉』なんだけど、まあロケーションと紅葉という話だけだけどな。
というわけで、まて次回。
264名無しさん@ピンキー:2012/03/18(日) 20:52:12.02 ID:wAJBrcht
乙っす
純愛好きよ
265名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 01:28:44.80 ID:3GiZph93
おつおつ

忘れてるかもしれないが、がんばってCG作ってるぜ
266名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 02:43:24.84 ID:8NYxzGPZ
おっつ素晴らしい
凛は純愛が似合うなぁ
267名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 07:02:46.84 ID:LLCrSAaK
こういうのを待っていたんだ
純愛凛ちゃん最高だぜ
268名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 08:20:58.30 ID:SZH7mS/Q
超乙!
純愛凛たん、ごちでしたっ!
こういうしっとり激しいのもいいなぁ





こんなしっとりした後に
「有名になって行く凛…その凛に目を付けた変態女好き業界の大物」が
凛をPの目の前で手下や薬・道具・使い滅茶苦茶にしてアイドル雌奴隷に…


イカン…俺もうどうかしている…
ハード姉ヶ崎が見たいのに
ハード凛も見たくなってきている…w



269名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 20:28:07.03 ID:3GiZph93
あんまり飛ばすなよw
まだまだ書く人少ないんだし、極端なほうにばっか行くと人が増えない気がする

と、ブクマから外すの検討してる奴が言ってみる
270名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 22:31:11.60 ID:6N/peJeS
とりあえず数があれば、読むのも書くのも少しは増えるかな、なんて。
姉ヶ崎ハードを考えた後は、自重かなと思てる。
まあペース落とすぐらいたけど。
271名無しさん@ピンキー:2012/03/20(火) 13:00:19.67 ID:S44xDYCS
明け方3時
島村卯月からの電話からやっと開放された椎名法子はドーナツを食べていた。
昼間に三村かな子からもらった特製ドーナツ。
おすすめだからと7つも渡されたそのドーナツをまずは一つ取り出して食べる。
「うん。おいしいっ!明日お礼言わないとなぁ」
素直な感想を述べ、椎名は部屋へと就寝に向かう。
(明日は杏先輩とお仕事かぁ・・・頼れる人気のある人なんだけど・・やる気のなさがなぁ・・すんごい可愛いけど)
そんなことを思い椎名は眠りについた。

明け方7時
朝目覚めた椎名がやるべきことはまずは杏へのメールだった。これは昨日プロデューサーにもお願いされていた。なんでも僕が電話しても出ないから、だそうだ。
「今日はよろしくお願いします!おいしいドーナツ食べてがんばりましょー♪」
自分の携帯にあるドーナツの画像も一緒に添付して送信する。ベッドから出、着替えをすませると程よく携帯からメールの受信音が鳴った。杏からだった。
「えー(キラキラ!ドーナツくれるの!おーけー、がんばろーねー☆」
(あははぁ、やっぱり可愛いなぁ。やる気出してくれて良かった)
淡々と身支度を済ませドーナツとサイダーを持ち、自転車に乗り現場へと向かった。

現場に着くと控え室で待ってるように言われたので椎名は控え室へ向かう。
カチャとドアを開けるとそこにはいつもと違う杏の姿があった。
(R+の衣装・・・?可愛い)
「お〜、法子ちゃんだ〜、おはよ〜。」
カチャカチャとゲーム機をいじりながらの挨拶。どうやら服装以外はいつもどおりのようだ。
「おはようございます杏先輩!可愛い服ですね。」
机をはさみ正面に座る。
「ん〜、なんかね〜、朝のローカルガチャでなんかあったらしくて朝から特訓されちゃったよー。レッスンもベテトレさん20人くらいつけられて大変だたのよ〜」
机にぐてーと倒れこむ杏に椎名は大変だなぁ、と素直に思った。自身もバレンタインの時にベテトレのレッスンを受けたことがあるからだ。
「あぁ、あれはなんかひどいですよね?こっちはのんびりフェイフェイさんとかとレッスンしたいのに!災難でしたね、ドーナツでも食べて忘れましょ、やけ食いですよ、やけ食い」
そんな苦労した結局MM特訓のバレンタインは倉庫に閉じ込められていることを思い出し腹を立てながらドーナツを机に出す。
「あ〜、ありがとぉ〜」
杏の笑顔の可愛さに心を奪われた椎名は自身が食べるのも忘れ、見とれているのだった。
272名無しさん@ピンキー:2012/03/20(火) 13:16:20.38 ID:S44xDYCS


一時間くらい経っただろうか。杏は眠ってしまっていた。
朝からのレッスンに特訓、疲れているんだろう、と考えた椎名はそっと自身の上着をかけてあげる。
(まだ3月で寒いのに半そで・・・かぁ。う〜ん。抱きしめたいなぁ。そうだよね!寒いとカゼひいちゃうもん。あっためる目的だもん。それ以上の意味はないからっ。)
無防備な杏の隣に寝そべり、そっと手を回し、抱きしめる。
(ふぁぁ、杏先輩ちっちゃい・・吐息が胸にあたってなんかドキドキしちゃう。ダメ、私の心臓!杏先輩が起きちゃう!)
しかしドキドキはとまらない。
温かな体と女の子のやわらかさ、そしていいにおい。椎名の理性はもう限界だった。
髪をさわり、背中を触り、お尻へ、足へ。ゆっくり触る。
サラサラな髪すべすべな肌。限界を超えた。もう無理だった。
(髪になら・・・起きないよね?)
そっと髪に口づけをした。
ぼっ、と顔が熱くなるのがわかった。
そうして椎名は仕事開始までの30分間、杏の頭を撫で、時折髪にキスをしながら過ごした。
273名無しさん@ピンキー:2012/03/20(火) 14:09:59.50 ID:S44xDYCS

「プロデューサ〜?帰りたい」
「何言ってんだ。ここまで来ておいて。LIVE待ってるファンの人はどうすんだ」
いつもどおりのやり取り。今日の仕事はライバル対決を含んでいるらしい。艶娘のあずきちゃんが相手らしく、杏先輩でも勝てるかどうか微妙らしいのだ。
(な〜んで私が呼ばれたんだろ?私がいてもたいした力になれないのに・・)
杏の隣にはふさわしくない。そう思うと胸がくるしくなった。
「何暗い顔してんの〜?ドーナツパワー切れた〜?なら杏のドーナツをあげよお」
ポケットから飴玉を出す杏。
まったく、LIVE衣装に何入れてるんだこの人は。でも
「ありがとう杏ちゃん」
!言ってから気づいた、杏ちゃん。先輩に対してこれはまずかった。と悟った。いくら小さいとはいえ先輩なのだ。こんな子供扱いしたら、嫌なんじゃないか、気分を悪くしちゃうんじゃないか?そう思った。
「杏ちゃん。かいいんじゃないかぁ?杏、椎名ちゃんのことはお姉ちゃんと呼んでいこう。姉妹として売れば二人とも可愛いしいけるんじゃないか」
まさか、だった。このプロデューサーは何を思ったのか、フォローのつもりなのか変な提案をした。
「え〜、なんで〜、なんかめんどいぃ」
杏はいつもどおりなのだが椎名は相変わらず真面目な顔が続いていた。
「いやぁ、さっき控え室での二人が中々絵になってたからなぁ。仲の良い姉妹みたいな感じでな」
ぼっ、とまた顔が熱くなるのがわかった。
控え室に呼びにきたプロデューサーにはさっきの光景は見られていた。
そのときは冷静に杏先輩、起きてください。と平静でいられたのだが今回はそうもいかなかった。
杏もまた椎名と同様に顔を赤らめていたのだ。
「あ、あの、その、わた、わたしは」
上手く言葉にできない。伝えたいことが伝わらない。
でも伝えたなきゃ、姉妹として一緒の舞台に立ちたい。ただそれだけなのに言えない自分は下をただ向くしかなかった。
「プロデューサーさーん。ちょっといいですかー」
「はーい。すまんがちょっと行くぞ」
逃げるなぁ。と二人は思ったことだろう。プロデューサは逃げるように呼ぶ声にひかれたいった。
274名無しさん@ピンキー:2012/03/20(火) 14:10:20.47 ID:S44xDYCS

「あの・・」
沈黙を破ったのは杏のかすれたような声だった。
「あのね、杏は、法子ちゃんのこと。お姉ちゃんって呼んでも・・・いいよ」
スカートをしっかり両手で握り締め、顔を真っ赤にしてまっすぐ見ていた。
その姿に椎名も本気で答える決意が固まった。
「わ、私はお姉ちゃんって呼ば、呼ばれたい、けど!まずは、杏ちゃんって呼びたい。先輩とか後輩じゃなくて、対等な友達になりたい!」
何故か涙が出ていた。あれ、あれ、とぬぐってもぬぐっても止まらない。
杏はきょとんとしていた。そしてゆっくり近づき、椎名を抱きしめる。
「なんで泣くの。泣かないでお姉ちゃん。杏は最初から対等だって思ってたよ。むしろショックだよ。対等だって、友達だって思ってたのは私だけだったなんて」
椎名もはっとして杏を抱きしめた。
「私、先輩だから年上だからってどこか遠慮してた。でも、そうだよね。違うよね。杏ちゃんはいつも友達として接してくれてた。ごめんね。出来の悪いお姉ちゃんでごめんね。」
お互い泣いていた。でも笑っていた。
くやしさからの涙はうれしさの涙へと変わったとき、この世界に新たな姉妹ユニットが誕生したのだ。


「急ぐよ!杏ちゃん!」
「ちょ、ちょいスタミナやば・・ゼェゼェ・・」
二人は廊下を走っていた。
涙で服が濡れたから着替えていたのだ。
「ほら、」
椎名が手を伸ばすと杏はその手をとり、言う
「お姉ちゃんおんぶ〜」
「え〜、杏ちゃんスキル発動はやすぎー、」
へへ、あははと二人は笑う。
向かう先は最強艶娘、たった二人で勝て相手ではない。だけど二人には負ける気なんてなかった。
「おねーちゃん、プロダクションメンバー呼んだんだよね?」
走りながら聞く杏にVサインを送りながら答える。
「うん!みんなにメールしたってプロデューサーさんが言ってたよ」
「初の私たち二人の舞台!負けるわけにはいかないからね!」
舞台裏へと着いた。
やる気の杏の強さは誰にもわからない。いや、やる気なのは杏だけではない。
椎名もそしてプロメン全員がやる気だ。
あの杏がやる気!?と驚き、そしてその事情を聞いたみんなが本気になったのだ。
絶対に負けない!ここまでみんなの力が一つになったのはこれが初めてのことだろう。
「勝ってさ、戻ってきたら。今度は好きなとこにしても・・・いいよ」
ボソっと言う杏の声に椎名は反応する。
「?何が?」
「キス…」
驚き、照れ、そして落ち着いて答える。
「起きてたんだ…恥ずかしいな。」
「椎名だけに恥ずかしいなって?」
「そんなシャレ言う子の口はキスでふさいじゃうぞー」
本音を混ぜた冗談。もどかしいけど素直に言うのは恥ずかしい中学生。それが私。
「これが終わったら。好きなだけしていいよ。あ、杏もそのしたいし・・・って、わぁ!」
真っ赤になりながら言う杏の手を握り締め、舞台へと飛び出す。
[ミルキィガール姉]椎名法子
[ミルキィガール妹]双葉杏
その服装は誰もがはじめて見るだろう服だった。
みんなこの時のバトルを忘れることはないだろう。
275名無しさん@ピンキー:2012/03/20(火) 14:10:43.61 ID:S44xDYCS

拍手喝采の後、トークも何もなしに今回の舞台は終幕を迎えた。
「終わったね、杏ちゃん」
「そだね。おねーちゃん」
控え室に二人の声だけが広がる。
それ以外言葉を交わさぬまま、二人は約束を果たしたのだった。

「ふわぁ〜!あー!ふ、二人とも!そんな関係だったなんて!姉妹でそんな!いや、姉妹じゃないけど!え〜!」
大きな声で叫びながら走り去る純粋奏者。純粋な彼女にはまだ早い世界なのだろう。
「「って、ちょっ!待っ!」」
二人は追いかける。手を繋ぎながら。お互いの温かさを確かめ合いながら。

fin
276名無しさん@ピンキー:2012/03/20(火) 18:20:41.21 ID:npu1QWpg
乙!
だけど杏は法子より年上じなかったか?
杏17歳、法子は15歳だったはず。
277名無しさん@ピンキー:2012/03/20(火) 18:23:54.63 ID:npu1QWpg
間違えた。
法子は13歳だった…。
278名無しさん@ピンキー:2012/03/20(火) 22:11:58.29 ID:fHUaCa84
とときんみたいな娘がガチ泣きしてるのがすごく興奮する
279名無しさん@ピンキー:2012/03/21(水) 00:56:54.75 ID:ThfEmCqi
>>276
それも含めての話なのです。
年上だけどおねーちゃんって呼ばせたい的な、続き書く時は島村さんルートになるわ
280名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 08:46:48.42 ID:YPkbwkJR
ちょいと聞きたいんだけどさ。
行為中の台詞部分で❤(ハートマーク。見えるかな)を使うのってどう思う?
同人誌なんかでは台詞途中によく使われてるから、感じてる、って感じが出やすいかなと思ったんだけど
端末によって見えたり見えなかったりしたら面倒だし
とりあえず、こんな感じ↓

「んあっ、あやぁ、やぁっ、ふぁ、あはっ、あふっ」
  ↓
「んあっ❤ あやぁ❤ やぁっ❤ ふぁ❤ あはっ❤ あふっ❤」

……書いてて思ったけど、何か微妙?
281名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 09:58:21.31 ID:JsOUwN2T
携帯から見てるけど表示されないなー。
282名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 11:03:06.44 ID:YPkbwkJR
む…まじか。
なら止めておくわ。
283名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 11:38:43.16 ID:ljJy24EA
個人的にはハートとか「///」とかの表現は苦手だな
284名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 11:43:58.68 ID:uw/pMJlj
ハートはv
285名無しさん@ピンキー:2012/03/24(土) 19:20:09.81 ID:yvENeUp7
UPろだの使い方が良くわからないorz
286名無しさん@ピンキー:2012/03/24(土) 19:31:44.14 ID:yvENeUp7
シンデレラガールズの誰かになる予定の3DCG素体がある程度できたので
なんかよくわからん場所に上げてみた、ちなみに全部一から作ってます

http://imgur.com/qgQrM

頭はもちろん骨も入ってなければ服も着てない状態w
身長とか各部位のサイズとか替えれるようにしたいが現段階では方法が不明
287名無しさん@ピンキー:2012/03/25(日) 11:53:40.90 ID:pWLVAnE4
乙乙、ばっちし!
楽しみに待ってるぜ
サイズ的には、そうだな…楓さん、あたりが一番近いかな
288名無しさん@ピンキー:2012/03/25(日) 11:57:43.06 ID:kqrzDULH
一応、2のはるるん参考にしてる、足とか手がやたら細くて作ってて不安になるw
まず、習作として春香つくってからシンデレラガールズの誰かを作る予定っす

一通り出来たらまた来ます
289名無しさん@ピンキー:2012/03/25(日) 13:14:29.37 ID:swho8Wgo
83だが、拓海姉貴のSS書いていたら先にこれが完成したので投下します。
クール三重士(服部さん、三船さん、和久井さん)+篠原礼さんのSSです。
前後編で投下します。前編は服部さんと三船さんです。
以下注意点、苦手な人はスルー。

・恋バナを繰り広げていますが、彼女たちの妄想ではありません(重要) 
・それぞれプロデューサーは違います。
・服部さんは以前彼氏がいた(ただし破局、キス止まり)という設定です。
・先に言っておきますが、和久井さんだけはアナルオンリーです。
 某所で男穴を開発しまくっているので、開発される側に回ってもらいました。
290ディープラブ前編(P×服部瞳子)@:2012/03/25(日) 13:17:20.65 ID:swho8Wgo
服部瞳子・三船美優・和久井留美の3人は、S局近隣に位置するカフェテリアにいた。
店は中途半端な時間だからか人もまばらで、テラスには彼女たち3人しかいない。
彼女たちはそれぞれ紅茶やコーヒーを片手に、忙しさの中にある余暇を味わっている。
そして瞳子と留美がプロデューサーと付き合い始めたと告白するやいなや
話は自然と艶色を帯びていく。

「瞳子は何時からプロデューサーと付き合ったの?」
「3ヶ月前にキスしてから」
留美に聞かれて、瞳子は嬉しそうに話し始めた。
「控え室で二人きりになった時にね、彼ったら私に告白してきて……。そのまま、初キス……」
それを聞いた二人は「おぉ……!」と小さく感嘆の声を上げる。
「本当は玉砕覚悟で私から告白するつもりだったの……
 私……前の彼氏に振られてから何もかも上手くいかなくて……自信がなかったから。
 けれど、両想いって分かって……すごく嬉しくて……」
「その後は……?」
美優は少し身を乗り出して、瞳子に尋ねた。
「私ね、温泉巡りが趣味なんだけど……丁度穴場で良い旅館を知っていてね。
 思い切って休暇に彼を誘ったの」
「ふむふむ……」
「3泊4日で予約して……、そのうち3日は普通に、その……イチャイチャしてたわ。
 キスって不思議で……すればするほど、もっとしたくなるの」
二人はそれを聞きながら顔を綻ばせて相槌を打つ。
以前なら気まずくて黙り込んでしまう会話も、今では余裕を持って彼女たちは聞く事が出来る。
「最後の日の朝に彼と温泉に入ったの。誰も居ない時間帯を選んで」
「えっ、一緒って……混浴!?」
驚く二人に、瞳子は照れながらもうなづいた。

   #  #  #
291ディープラブ前編(P×服部瞳子)A:2012/03/25(日) 13:18:43.04 ID:swho8Wgo
じっと温泉に浸かりながら待っていたけど、その間、胸の高鳴りを抑えられなかった。
流石にハダカで入らなかったけど、着ている水着は妙に気合いの入ったビキニ。
控えめなデザインのものを選んだつもりだったけど、露天風呂の雰囲気を考えたら結構浮いている。

(矛盾しているな……)

隠し切れない自分の期待が水着から滲み出ていて、恥ずかしくなってきた。
普段の自分からは信じられないくらい大胆な行動をしたなと、改めて驚いている。

(もしかしたら、ここでプロデューサーに抱かれるかもしれない……)

頭が勝手にこれから起こり得る事をシミュレートし始めて、止まらない。
湯で火照った身体がさらに熱くなっていった。

(プロデューサーさん……どうしたんだろう……)

件の彼が中々来ないので、私は露を拭き取って脱衣所に足を運んだ。
優しい彼の事だから、私を一人にして部屋に帰るなんて事はないだろう。
何かトラブルがあったのかなと考えていると、部屋の端で半裸の彼を発見した。
「プロデューサー……」
「と、瞳子……! も、もうちょっと待ってくれ!」
プロデューサーは私の姿を見ると、慌てた様子でこちらに背を向けた。
しかし私ははっきり見てしまった。
股部を隠していた手拭いの一部分が異様に盛り上がっていたのを。
それは……布越しでも形が分かるくらい、はっきりとしていた。
「あ……あの……」
どう言ったらいいのか困っている私の態度を察したらしく
彼は恥ずかしそうに私に向かって言った。
「すまん、瞳子……お前と一緒に入ると思うと
 どうしても……その、……収まらなくて」
「プロデューサーさん……」
「下心丸出しで、みっともないよな……」
泣きそうな声でしょげかえっているプロデューサーを見て
彼も同じように期待していると知った私は黙って彼の後ろに立ち、その背中に抱きついた。
「私は構いません。だから……一緒に……」
背中から聞こえる彼の鼓動が、段々と大きくなっていく。
「でも……。瞳子を見ていると、抑えられる自信が……」
「……抑えなくてもいいです。プロデューサーさんが、したいなら……私……」
恥ずかしさを我慢しながら、私は彼に言った。

   #  #  #
292ディープラブ前編(P×服部瞳子)B:2012/03/25(日) 13:19:30.23 ID:swho8Wgo
石縁に腕をかけて、足をプロデューサーの肩に掛けている私。
彼は腿の付け根に顔を埋めて、ビキニをずらし、私の最も恥ずかしい部分を舌で愛撫する。
「んっ……! ……あはぁ……っ!」
私は目を閉じて、くすぐったくも癖になるその愛撫を受け入れていた。
時折、自分を客観視できる冷静な瞬間が訪れる。
自分はこんなに艶のある嬌声を出せたのか、と驚いてしまった。
彼の深く甘い愛撫に、私は激しい羞恥の念を抱いている。
だがそれ以上に、自身の全てを開放してさらけ出したいという思いの方が強かった。
「ああっ……!」
私の体に二度目の快波が走り、甘く切ない痺れが広がっていく。
こんな気持ちの良い感覚は生まれて初めてだった。
独りの時に行なう慰めよりも遥かに情欲を満たされ、身体が火照る。
「大丈夫……?」
気を抜いて縁に掛けていた腕を外しそうになった私に、プロデューサーは言った。
「プロデューサーさん、私なら大丈夫」
脚を彼の肩から降ろした私は、彼を湯縁に座らせた。
「だから、もっと……しましょ……」
「う、うん……」

   #  #  #
293ディープラブ前編(P×服部瞳子)C:2012/03/25(日) 13:20:34.82 ID:swho8Wgo
「……」
私は眼下で兜をもたげている肉色の男性自身に目を奪われている。
小さな頃見た男の子のそれとは明らかに違う。まるで戦場へ向かう戦士のような雄々しさだ。
以前の彼とはキス止まりで、まともな男性経験の無い私は
今右手に触れているものについての比較対象を持っていない。
だけど、握り拳を二つ重ねた長さのこれは大きい部類に入るのではないだろうか。
そんな事をアレコレと考えていくと、頭が上気してクラクラとしてきた。
「瞳子……」
彼の言葉で我に返った私は、意を決して彼のモノに口付けをする。
口唇にまとわりついた先走った液汁は、湯とは異質のものだった。
私はそのまま舌を出して彼の性槍に少しずつ這わせていく。

(ああ……私、男の人のおちんちん……舐めているんだ……)

初めて行なう男性自身への奉仕――女性誌で見た事はあるものの
実際自分がするとなると勝手が分からず、かなり戸惑った。
私はただ無心で彼の幹や頭の部分を満遍なく舐めていった。
その間に、上目遣いでちらりとプロデューサーの顔を見た。
彼はかなりリラックスした態度で私に身を任せている。

(プロデューサーさんも、気持ち良さそう……)

途中で彼と目が会った私は、慌てて視線を下に向ける。
舐めていくうちに雑誌で入手していた記憶が蘇り始めた私は
次々に思い浮かんだ方法を試す。
ハーモニカのように舌を肉幹で滑らせたり、口に含んで先端を舌で苛めたり……。
「んむ……んん……んちゅっ……」
加減の分からないまま、私は彼の男を口で攻め立てた。
男性自身をしゃぶっているうちに、私は自身の理性が静かに麻痺していくのを感じた。
気がつけば彼のモノを口に含みながら、湯船の中で空いた手を使い秘唇を何度も慰めている。
「んっ……! んふっ……! あむぅ……!」
「ああっ……! 瞳子ぉ……!」
彼の感極まった声と共に、私の口には熱くどろりとした粘液が強かに放たれた。
驚いて口を離すと、その肉根は意志を持った生き物のように手の中で暴れ
私の顔に重い液汁を噴出させていった。
喉に絡まり、肌を垂れていく熱液――それはあまり良い臭いと味ではなかったけれど
私の中の女を強く刺激し、引き寄せる魔力を持っていた。
「んう……」
喉を鳴らして人絞りの男汁を胃に落とす。酒に似た軽い酩酊をその時の私は覚えた。

   #  #  #
294ディープラブ前編(P×服部瞳子)D:2012/03/25(日) 13:21:31.95 ID:swho8Wgo
「瞳子」
口淫が済むと、彼はそのまま私を湯中で抱きしめた。
私たちは大岩の影に隠れるように移動し、そこで交わりあった。
水着は全て脱いで、岩の上に掛けておいた。恥ずかしい部分はもう互いに曝け出している。
一つになった瞬間の事は、正直に言うと良く覚えていない。
私は初めてだったけど、その時は大分のぼせていたし、雰囲気に体の芯まで酔っていた。
感覚が鈍っていたからだろうか、大した痛みを感じる事無く私は彼を受け入れた。
「ああっ……! プロデューサーさん……っ!」
岩肌を背にした私の体に、彼の熱い愛がぶつかってくる。
その勢いに水面は音を立てて揺れ、波は端まで広がっていく。
私はただただ彼に抱かれてその愛を受け入れる。
嬌声は出るが、実際感じているかどうかも良く分からなかった。
興奮が渦を巻いて私の意識を混沌とさせていた。
いつ人がやってきて、この痴態を目撃するかもしれないこの状況にも
恐怖は感じず、ただ興奮して快美のみを感じていた。
切なさに満ちた蜜奥を、彼のモノは何度も突き入れて慰めてくれた。
「瞳子……っ!」
私の身体は彼に強く抱きしめられ、身体の奥深くにあの雄精を放たれた。
体内で暴れる彼のモノは、そのまま私の意識を天に昇らせた。
弾けてしまいそうな胸の鼓動を抱えながら、私は高い声を上げて随喜の涙を流した。
心も体も限界まで満たされて、幸せで死ぬかもしれないとその時の私は思った。

   #  #  #

「えっ、初エッチで中に出させたの……!?」
驚く二人に、瞳子は満面の笑みのままうなづいた。
「彼も私も、その時は夢中だったから……
 でも、身体の奥で彼が喜んでくれているのがすごく伝わって……最高だったなぁ。
 あれから彼がきちんとゴム付けるようになったのが残念に思うくらい……」
「分からない訳ではないけれど……」
留美は隣の美優と顔を合わせて、少し戸惑った様子だ。
「今は、彼と居るのが私にとって一番の喜びなの。
 一度はひび割れた私の心を…彼は愛で塞いでくれた。
 彼に拾ってもらって、本当に感謝しているわ」
295ディープラブ前編(P×三船美優)E:2012/03/25(日) 13:23:23.78 ID:swho8Wgo
   #  #  #

「美優さんはどうなの?」
話は三船美優に移った。本来人付き合いを苦手としている彼女だったが
アイドルとしての経験を重ねて多少その方面はマシになっているようだ。
また、瞳子と留美に自分と似たような雰囲気・匂いを感じ取ったのか
彼女らに対しては比較的腹を割った話が出来るほど親しくなっていた。
「彼氏と同棲して4ヶ月目だっけ?」
瞳子に続いて留美も彼女の方に目を向けた。
「ええ……そうよ」と、美優は静かに語り始めた。

   #  #  #

「んむっ……んっ……、んちゅっ……んふぅ……」
仕事の後、私とプロデューサーは住み慣れたマンションに帰り
どちらがねだるとなしに事に及んだ。
椅子に座っている彼の逸物を、私は床に膝を立てた姿勢で口に含んでいる。
肉茎を唇でしごく度、口内で彼の分身が悶えるように反応する。
「ああっ……いいよ。美優さんの口……」
プロデューサーは優しい目を私に向け、その大きな手で私の髪を愛おしく撫でた。
「美優さん……っ! 出すよ……!」
彼女は咥えたまま、その細い白指で挑発的に肉幹をしごいた。
口内では舌肉が肉帽を執拗に嬲っている。
「……っ! ああっ……!」
彼に頭を押さえられた私は、喉奥に彼の放出した元気な精を受けた。
頬にその液汁を静かに溜め込んでいく。
放射が終わると、私は舌を忙しく動かして口内全体にそれを運ぶ。
散々口中で彼の液を転がして楽しんだ後で
ようやく私は喉奥にゆっくりとそれを流し込み、最後まで味わい抜くのだ。
「あっ……」
私は彼の逸物を根元まで頬張ると、口をすぼめて
軽く力を入れながらそのまま雁首まで頭を引いた。
尿道に残留している精液をも貪欲に搾り取ろうという私の様子を見て、彼は微笑んだ。
「ハハ……美優さんは本当にチンポしゃぶり大好きになったね。
 俺も教え込んだ甲斐があったよ」
そう。私は彼に口淫のイロハを教えられ、いつもそれを実践していた。
彼が喜んでくれるならそれだけで私は嬉しいし、出来る事なら何でもしたくなる。
「どう。俺の出すチンポ汁、美味しい?」
私は小さくうなづきながら彼のものにまとわり付いている精汁を黙々と舌で拭う。
味がなくなった後も、私は口を離さずに彼のモノを舐めていた。
「しゃぶり過ぎだって、美優さん。俺のチンポがふやけちゃうよ」
私は口の中で段々と硬度を増して反り返っていく感覚が楽しくて
彼がもういいよと言っても気にせず舐め続けた。
「……ねえ」彼が言った。
「もう一発くらいなら余裕あるけど、それも飲んでみたい?」
私の答えは決まっていた。縦に小さく頭を動かすと
彼は「やれやれ」といった様子で溜め息をつき、私の口淫に身を任せた。
296ディープラブ前編(P×三船美優)F:2012/03/25(日) 13:24:30.07 ID:swho8Wgo
   #  #  #

「フェラ好きなの?」
瞳子の問いに、美優は嬉しそうに答えた。
「大好き。時間があれば、ずっと舐めていたいくらい……。
 彼のおちんちん……その、長くて……大きなイボが4つ程付いていて
 おしゃぶりし甲斐があるの。だから、……ついつい舐め過ぎちゃう」
「前戯でどれだけの時間をかけるの?」
セルフサービスで美優の分の紅茶を入れてきた留美は、椅子に座るなり聞いた。
「分からない……けど、大体射精2〜3回で次に行く」
「そんなに!」
瞳子はやや驚いた様子で身を乗り出す。
一方で留美は落ち着いた様子でストレートのコーヒーを喉に流していた。
「彼氏、枯れたりしないの?」
「全然。フェラでこれくらい抜いておかないと、失神するまでピストン責めされるから……」
美優は笑って紅茶にスティックシュガーをさっと落とした。
「一度休日にそれをしたら、翌日彼の腰がおかしくなって大変だったの……。
 だから、これくらいで丁度いいの……」
「精子、口の中に射精されたら飲んでしまうよね……」
留美は飲む手を止めて、美優の言葉に相槌を打った。
瞳子はミルクを垂らしたアールグレイをシュガースプーンで
クルクルと混ぜながら、何か意味深長な笑みを浮かべている。
「最初はね……あのどろっとした感触と青臭さが苦手だったの。
 でも……飲むと彼も喜んでくれるし、それに飲んでいるこっちも何だか興奮してくるし……
 段々とクセになって……。飲まない理由を見つける方が、今では難しいかな」
3人は互いの顔を見合わせてクスクスと微笑した。
297ディープラブ前編(P×三船美優)G:2012/03/25(日) 13:25:30.51 ID:swho8Wgo
   #  #  #

「じゃあ、美優さん。こっちのお口でもおしゃぶりしようか」
私の恥部に唾液でぬめった肉根を擦り付けて、彼は機嫌よさげに言った。
こちらもムードに酔っているし、今更断る理由もない。
そのまま私は彼の身体に組み敷かれ、隠門にその雄々しい道具を宛がわれた。
彼の趣味で、私は春毛を全て剃っている。
恥ずかしかったが彼はすごく気に入ってくれたため、今でもあの場所は無毛のままだ。
既に出来上がっている恥門に逸物が潜る事は至極容易だった。
「んっ……!」
私の隘路を彼の熱い分身が押し開いて入ってくる。
最初肌を重ねた時に感じていた恐怖は、いつしか期待と悦びに変わっていた。
恥肉を彼の痴疣が何度も擦り、刺激していく。
「はあぁ……っっ! んっ……、ああ……!」
彼の腰が動く度に、私の体に病み付きになる温かな痺れが広がる。
口からは何度も嬌声が押し出され、室内に響いていく。
身体に篭る淫熱を外に押しやろうと、胸部を上下させてしきりに喘ぐ。
そんな余裕のない私を、彼は満足げに見ていた。
「よっ、と」
彼は私の両足首を掴み、そのまま私の体を折るようにして、足を耳の傍へと置いた。
私の熱い痴穴は彼と繋がったまま、天を仰いでいる。
肉色の花弁を纏い付かせて、彼の剛根は私の蜜穴に何度も出入を繰り返す。
激しい動きに、ピチャピチャと吹き零れた蜜汁が腹部や下乳に飛び散ってきた。
「ほら、美優さん。よく見てよ。オツユ垂らしている美優さんのエッチなオマンコが
 俺のチンポを音を立ててやらしくしゃぶっている所をさ」
恥ずかしい格好で彼に犯され、私は耳朶まで赤く染めて羞恥に耐えた。
しかしこの痴態を晒している間、私の肉体は同時に悦んでいた。
付き合い始めてから、私の奥に眠っていた変態性が彼の手によって
何度も暴かれ、開花していった。
298ディープラブ前編(P×三船美優)H:2012/03/25(日) 13:27:05.19 ID:swho8Wgo
   #  #  #

「美優さん……中に出していい?」
私を恥らわせたあの後、彼は正常位に戻って私を慰めていた。
これは、その時の彼が私の耳元で囁いた科白だ。
「えっ……その……今日は……」
「出したいんだ……美優さんの中に……!」
泣いてせがんでいる私の膣奥を、彼はあやす様に強くそして優しく突いた。
私は迷った。危険日の際はいつもゴムを付けて彼は行なう。
だが今日は最初に「外に出すから」と彼から何度も頼まれた。
私は例によって彼の頼みを断りきれず、一抹の不安を抱えながらノースキンで事に及んんでいたのだ。
「でも……今日は、危険日で……」
私が戸惑っていても、彼はその攻めを緩めない。
肉色の分身は体内で硬く膨れ、抜挿する度に心地良い場所を的確に刺激する。
「んあぁっ……!」
「何かあったら、責任は俺が取るよ。いや、責任とかそんな物じゃない」
彼の腕が私の体に強く絡みつく。
「……美優さん、君が欲しいんだ!」
「わ、私を……」
彼はその言葉から少しの間、私に真剣な眼差しを向けていた。
私は受け答えするかのように、じっと彼を見つめていた。
「美優さんと、一緒になりたい……この気持ちがもう抑えられないんだ」
彼の言葉はまさに、私が夢で待ち望んでいたものだった。
「美優さんは俺の事、……嫌い?」
「い、いいえ……!」
「じゃあ、俺のを受け止めてくれる?」
「……はい!」
私の返事を聞いて彼は素敵な笑顔を浮かべた。
それから彼は私の体を深く抱きしめ、激しく私のやらしい女の部位を攻め立てる。
蜜汁をグチュグチュとかき回す音が始終耳を妖しくくすぐり
大きく揺れ動く劣情を駆り立たせた。
「ああんっ……! あっ、ああっ……、やあぁっ……!」
「美優さん、気持ち良い?」
「んっ……! スゴい……、いつもより激しくて、き……気持ち良いのぉっ!」
「当然だよ。今日のセックスはいつもと違う……
 美優さんのお腹に可愛い赤ちゃんを孕ませる、『子作り』セックスなんだからね」
悦欲による軽い酩酊が続く頭を余所に、身体は既に彼を受け入れる準備を済ませていた。
深奥は絶えず淫蜜を生み、隘路をよりすべらかなものにしていく。
痴肉は肉槌の指導を受けて充分にほぐされていた。
彼のうなじや胸からくる男の子の臭いが、私をさらに酔わせていった。
「美優さん、イクよ! 孕ませる気満々の精子汁、沢山注入してあげるから! 
 美優さんもオマンコに力を入れて、元気な卵子で受け止めてね!」
最後の剛突数合の最中に、彼の暴根は私の膣奥へ熱い精子を強かに射出した。
狭い膣孔で暴れ狂う肉槍に、私の「牝」はたまらず律動という呻きを上げた。
蜜汁を快漏する子部屋の穴が大きく開き、律動で押し出された種汁を腹一杯に飲み込んでいく。
そんなビジョンが薄ぼんやりとした脳裏に浮かんできた。
「美優さん……」
心配そうに覗く彼の顔が瞳を通して意識に入り、私にまた羞恥が湧き上がる。
私は恥かしさのあまり、顔を両手で覆い隠した。
「ああ……私、だらしない顔になってましたか……!?」
「……いいえ」
彼は私の手を払いのけると、笑って頭を左右に振った。
「今、最高の笑顔になれていますよ……」
299ディープラブ前編(P×三船美優)I:2012/03/25(日) 13:27:41.36 ID:swho8Wgo
   #  #  #

「彼の熱しか無理なの……凍っていた心が溶かされる感覚を味あわせてくれるのは……」
美優の話を聞き、他の二人はニヤニヤとしながら飲み物を口に含んでいる。
「でも、美優。危険日にセックスするなんて……その後大丈夫なの?」
留美が問うと、彼女は自身も紅茶を一口飲み、一休止置いて
相好を崩したまま二人に打ち明けた。
「実はね、……あれで赤ちゃん出来ちゃった……」
「ええっ!? 本当っ!」
「ここに来る前、産婦人科に寄って調べてきたんだ……。
 だから今日、プロデューサーさんに報告するつもり……」
二人は祝福の言葉を惜しまなかった。
300名無しさん@ピンキー:2012/03/25(日) 13:29:10.71 ID:swho8Wgo
以上です。
301名無しさん@ピンキー:2012/03/25(日) 14:27:54.30 ID:Hn5sp0I0
乙ですっ!

何か、いつものアイマスエロパロには無い、
凄まじい「熟な雌淑女」の雰囲気が感じられたわw

もしこの場に765の子とか876の子とかいたら
赤面しながら…耳ダンボだなw
302名無しさん@ピンキー:2012/03/25(日) 23:22:22.74 ID:kqrzDULH
おつつw

妊娠しても「えっ?」って全然ならないw
303名無しさん@ピンキー:2012/03/26(月) 13:31:38.27 ID:5niMK6Yb
あっちの席で美嘉が顔真っ赤にしながら頭から湯気吹いてたよ
304名無しさん@ピンキー:2012/03/27(火) 00:30:20.36 ID:vPSAMlVv
SSの続きが存外早く出来たので投下します。
クール三重士(服部さん、三船さん、和久井さん)+篠原礼さんのSSです。
今回は後編で、内容は和久井さんと礼さんです。
以下注意点、苦手な人はスルー。

・恋バナを繰り広げていますが、彼女たちの妄想ではありません(重要) 
・それぞれプロデューサーは違います。礼さんのPは一人称が「僕」です。
・内容は前編よりもハードです。
・和久井さんだけはアナルオンリーです。
305ディープラブ後編(P×和久井留美)@:2012/03/27(火) 00:32:13.09 ID:vPSAMlVv
「留美さん、貴方のプロデューサーはどうなの?」
美優は妊娠を告白した後、留美に話題を継いだ。
留美は一口コーヒーを啜ると、それを受けて口を開く。
「私のプロデューサーは……最近、ある事にハマっているの」
「ある事?」
瞳子が教えて欲しいとせがむと、彼女は静かに語り始めた。

   #  #  #

「んはぁ……っ! んん……! ……ああっ!」
仕事を終えた私たちはいつものように愛し合った。
最近エッチしたのは、丁度3日前。大きなテレビ局での仕事が終わってほっとした所だった。
仕事の後に私は「欲しい」という合図を送り、承諾した彼の車に乗ったまま自宅に帰った。
軽いシャワーを浴びた後、彼は待ちきれないと言わんばかりに覆い被さってきた。
互いの口唇が何度の柔らかくぶつかり、そのうちぴったりと重なり合って舌で結ばれ合う。
男の人にこんなにも求められる事のなかった私には、彼の荒々しい愛が嬉しかった。
「留美さん、……『いつもの』を頼むよ」
「はい」
私はベッドの上で四つん這いになり、その玉尻を彼の前に突き出す。
彼は双丘を左右に広げ、中央でひくついている秘肛をしばらく眺めた。
「留美さんはオマンコだけじゃなく、ここからも良い臭いがするから好きだ」
彼はそう言ってその不浄の秘穴を舌で舐り回した。
「ちゅっ……んむ……ちゅぴっ……」
肛皺の一本一本を丁寧に広げるように舐めていく彼の淫舌は
わざわざ大きな猥音を鳴らしながら唾液の飛沫を散らす。
桃色の肛穴と何度も熱いキスを交わした後、頬をすぼめてそれを丸ごと吸った。
「あっ! ああ……っ!」
「留美さんのアナルはいつ舐めても美味しいな。
 綺麗なピンク色で……五感で味わった全てがチンポに響いてくるよ」
彼の舌肉がヌムと私の恥肛を押し広げて侵入していく。
根元まで入った舌は乱動し、肛壁を妖しく擦っていく。
「んん……! んああっ……!」
そのまま彼は巧みな舌使いで抜き挿しを繰り返した。
私はこの恐ろしい魔力を持った舌技から未だに逃れていない。
いや逃れる気すらないのかもしれない。
なぜなら、彼が肛穴を弄ぶ時、私の肉体は絶えず悦びに震えているからだ。
306ディープラブ後編(P×和久井留美)A:2012/03/27(火) 00:33:21.23 ID:vPSAMlVv
   #  #  #

「ええっ、留美さんお尻でして……んぐぐ……!」
留美は大声を出す瞳子の口を慌てて手で押さえる。
美優もまた恥ずかしそうに頬を赤らめ、手で口元を覆っていた。
「最初は私、あまり興味を持ってなかったわ。
 けど、彼がどうしてもって言うから……それで一度だけ……」
「分かるわ。彼が喜んでくれると思うと、何でも聞いちゃうのね」
恋人との付き合いの長い美優は、留美の言葉に相槌を打った。
恋の駆け引きに余裕のない彼女らだからこそ、我が事のように理解できるのだ。
「ええ……それから私も病み付きになっちゃって
 ……いつのまにかお尻でする回数もアノ部分より、多くなったわ」
「で、でも、……お尻でするなんて……ねぇ」
瞳子は隣の美優に同意を求める視線を送った。美優もその点では理解が追いついていないようだ。
彼女や美優にとって肛門性交は未踏の領域らしい。
穴が1つしかない男とは違い、女には選択の自由がある。
それなのにわざわざ不浄とされる後穴を好むという事はどうなのだろうか
と疑問に思うのは当然である。
「変態行為ってね、……意外と興奮するものよ」
留美は妖しい笑みを浮かべて二人に言った。
「二人とも一度経験してみるといいわ。すぐに良さが分かるから」
「そ、そうかな……」
「ええ、私なんて……彼に優しくアナルを舐めると
 もう前から糸汁が垂れるようになって……ふふっ……」
留美は情事の光景を爽やかな晴天のキャンバスに思い描いて、悦に入りだした。
「でも、エッチの最中にキスされたりは?」美優が聞いた。
「お尻舐められた後だと嫌じゃない? 私のプロデューサーさんも、フェラ後はキスさせてくれないし」
「お尻舐めた後にキスはないわね……。流石にそれは嫌悪感があるかな。
 そういった趣味はないし。その代わりにね、直前にいっぱいキスしてもらうの」
「へぇぇ……」
「とろけてしまいそうなくらい長く甘いキスを……アレはアレで幸せな時間ね。
 それに……お尻舐めさせてあげると彼、いつもより頑張ってくれるの。
 だから、ついサービスしちゃう」
二人は少し飛ばしている留美に困ったような笑いを浮かべながら続きをせがんだ。
307ディープラブ後編(P×和久井留美)B:2012/03/27(火) 00:34:49.23 ID:vPSAMlVv
   #  #  #

「留美さん……いくよ」
「は、早く……」
プロデューサーは膨張した肉槍を構え、私の肛穴に狙いを付ける。
彼の趣味で、しばらくはパンパンに膨らんだ肉帽を半分肛口に含ませて焦らされる。
期待にときめく肛穴が時折ヒクヒクと柔らかい肉帽を締め付ける感覚が良いらしい。
「! んんっ……!」
何の前触れもなく、容積の大きい物が秘肛に沈んでいった。
彼は腰を尻肉に打ち付けながら、強いリズムで抜挿を開始する。
「んっ……! あひぃぃ……っ!」
彼の淫らな責め立てに、私は喘ぎを引きつらせる。
最初の頃は大きな異物感に加え、抜く時に腸壁も持って行かれそうになるため
一抹の不安感があった。しかしそれも次に来る歪曲した快感の前には綺麗に消え失せた。
「あっ……!」
体勢が崩れて横倒しの状態になっても、彼の攻めは止まない。
側位の型のまま、彼は私の痴肛を絶えず蹂躙する。
激しい抜挿により、腸液が穴周辺でいくつもの白泡を形成している様子が微かに感じられた。
「プロデューサーさん……は、激しすぎて……! 私……!」
私は彼の猛根の追撃に息を荒げて、耐え忍んでいた。
すると彼は急に抜挿を止めて、私と繋がったまま仰向けになった。
私は彼の身体の上で少し息を整える。
「分かったよ、留美さん。俺休んでいるから、留美さんのペースで動いてみてよ」
その言葉を呑んだ私は、彼に背を向けて後背騎乗位の体勢になった。
お尻を突き出す格好でそっと身体を上下させ、彼のモノを迎合する。
「何度見てもいいなぁ……」
彼は私の尻肉を右手で揉みしだきながら言った。
「顔に座られた時の迫力には負けるけれど
 こうして遠巻きに君のお尻が弾んでいる姿を堪能できるのはいいものだ」
尻肌を愛撫する彼の手から、彼の嬉しさが伝わってくる。
恥ずかしい部分を全て見られているという興奮を抑えつつ
私は肛肉をもって、彼の肉欲に奉仕する。
「んっ……、あっ……」
「ははは、留美さん。君のいやらしい尻穴がね
 俺のチンポを美味しそうに頬張っているのが丸見えだよ?」
「は、恥ずかしい事……言わないで……」
「ほらっ!」
彼は私の尻を急に下方に引き落とした。
彼の逸物が根元まで私の肛穴に収まる。
「あはぁっ……!」
「腰が引いているよ、留美さん! ちゃんと根元まで味わわないと、駄目じゃないか」
私はその一撃が引き金となって、絶頂に達してしまった。
背はたまらず弓なりに曲がり、恥穴からは蜜潮が小刻みに噴出してシーツを濡らす。
「あ……ああっ……!」
甘く切ない痺れがじんわりと体の中を駆け巡る。
そう、私は何度も彼と肛交を繰り返す事により、肛感だけで昇天する身体になっていたのだ。
308ディープラブ後編(P×和久井留美)C:2012/03/27(火) 00:35:59.88 ID:vPSAMlVv
「あれ、動かないの留美さん? ……仕方がないな、ここからは俺が動いてあげるよ」
意識が別の方へ向かっていた私に適当な言葉を投げた後、彼は私を後ろから犯しまくった。
まるで盛った猫のように私たちは重なり
それぞれの本能のままに相手を抱き、相手に抱かれ、肛交を続けた。
「だ……、ダメぇ……! そんなに突いたら……!」
私は高く捧げる形となった尻を滅多矢鱈に肉槍で貫かれて、随喜の涙を垂らしている。
「どうして? 留美さんの大好きなチンポ肉だよ。
 遠慮しないで、このスケベなアナルでしゃぶりまくってよ」
彼の猛攻は一向に収まらない。
天井知らずに高まる肛感に、私は目をとろんとさせている。
快楽への無駄な抗いは、それが一つ一つ崩される度に屈折した悦びを私に与えた。
口は阿呆のように全く閉じられず、舌を放り出して次々と涎を垂らしていた。
「留美さんのケツマンコって、本当にスケベだよねぇ……。
 下品な音を垂れ流して、腸液の泡作ってさ。
 チンポ肉を頬張ったまま離そうとしないんだから……」
「い、いやぁ……」
彼の口による辱めに、私は顔中を真っ赤に染めて言った。
「ん、嫌なの? じゃあ抜いて、終わりにしようか……?」
彼が動きを止めて引き抜きかけると、途端に私の肛内が切なくなる。
乳を奪われた乳児のように悲しく泣き叫ぶ。
彼は時折このような意地悪な事を私にする。でも私は彼を憎んだり怒ったりはしない。
私は既に彼のものだった。彼から離れた私は、もう私とは呼べない。
そもそも離れる事などできるはずがなかった。私は心も体も彼に捧げているのだ。
「ダメぇ……!」私は叫んだ。
「欲しいの、プロデューサーさんのおちんちん……!
 私の淫乱なケツマンコで……おしゃぶりしたいの!!」
顔を朱に染めておねだりの言葉を言い切った私。
それに彼は満足して、再び肛穴に熱い淫棒をぶち込んだ。
「分かったよ、留美さん。君の淫乱ケツマンコに
 アツアツのザーメンミルク、沢山飲ませてあげる。全部飲んで、栄養取ってね」
私は愛する彼によって、粘りの強い雄汁を肛孔に暴射された。
私は掴んでいたシーツをギュッと絞り、その腸内の激射に耐えながら達した。
既に理性の芯は、こよりほどの強さも残っていなかった。
プシュ、プシュと開ききっていない恥部から蜜潮がまた吹き零れている。
彼の物の律動に合わせて、肛肉が蠢動し、悦びに舞い狂う。
「ん……はぁ……」
射精を終えてやっと肉根が抜き取られると、湯気と共にこってりとした白濁汁が
ぽっかり開いた肛穴からとろりと顔を出して垂れていった。

   #  #  #

留美の語ったあまりの激しい情交描写に、美優と瞳子の二人は
どう言葉をかけたらいいのか困惑していた。
そんな二人を他所に、語り終えた彼女は満足げにコーヒーを飲み干して、こう結んだ。
「彼には、やられたわ。彼と肌を重ねてから、私の第二の人生が始まったのよ」
後悔の色など微塵もない微笑であった。
309ディープラブ後編(P×篠原礼)D:2012/03/27(火) 00:37:19.00 ID:vPSAMlVv
   #  #  #

3人が艶話を交えていた時、たまたまそのテラスの傍を通りかかった人物がいた。
彼女たちより早めにデビューし、いち早くAランクアイドルの称号を手にした篠原礼である。
彼女はいまや女優業も平行して行なっているほどの売れっ子なのだ。
「貴女たち、楽しそうね。何の話をしているの」
「あっ、礼さん。いえ、その……」
それまで猥談で盛り上がっていたとは言いにくい彼女たちは一斉に口をつぐんだ。
そんな彼女たちを、礼は笑って看破する。
「隠さなくても大体分かるわ。艶やかな単語が途切れ途切れに聞こえて来たから」
件の3人は互いの顔を見合わせて、顔を朱に染めた。
「ねぇ、……礼さんの話も聞いてみたいよね?」
留美がそう言うと、俯いていた美優も瞳子も勢いを取り戻して話し始めた。
「私も聞いてみたいな……」
「えっ、私……」
「私たちと違って、大人の余裕たっぷりだし……ね」
やや戸惑う礼を他所に彼女たちは、話の花を咲かせた。
「そうそう。度々プロデューサーさんを誘惑していて、からかっていたって聞きましたよ」
「え、ええ……」
「確か今は新しいプロデューサーに変わったと聞いているけど……」
「そうなの?」
留美は事務所で聞きかじった話を二人に語りだした。
「そう。前のプロデューサーさんは妻子持ちなのに、礼さんが度々アピールしてきて
 タジタジだったそうよ。だから社長にお願いして替えてもらったって」
「そっ、それはね……みんな」
礼を抜きに話は弾む。
「新しいプロデューサー、確か20歳くらいの新人プロデューサーよ。
 大学在籍中、居酒屋で彼と会った社長が意気投合して、例の……」
「ティンと来た!」
3人は示し合わせたかのように同語を口から発した。
それにその場にいた4人は思わずクスクスと笑い出す。
「ふふふ……そう、それよ。それでスカウトしたらしいの」
「それで、実際はどうなんですか?」
瞳子が興味深げな視線を礼に向けると、他の2人も彼女に目を移す。
「やっぱり礼さん、プロデューサーさんを食べちゃった……?」
美優がそう聞くと、彼女は動揺を隠そうとするように一息咳を入れて話し出す。
「ええ……そ、その通りよ。年下とはいえ彼だって立派な大人の男よ。
 私がちょっと誘惑したら、すぐに私に懐いてきたわ」
310ディープラブ後編(P×篠原礼)E:2012/03/27(火) 00:38:15.98 ID:vPSAMlVv
「肌を合わせたりとかは?」
留美も続けて聞く。
「ま、毎日やっているわ……」
「毎日!?」
湖面に石を投じたように彼女たちはざわついた。
美優は「凄い……」とただただ感心するばかりだ。
「確かに礼さん、お肌ツルツルだし……
 やっぱり彼からいっぱい元気をもらっているようね……」
「ヤリ盛りの彼を持つと大変ですね」
瞳子と留美からそう言われ、礼は額に小さな汗を浮かべながら受け答えする。
「ま、まあね……でもそんな彼を御してリードしてこそ、一人前の女ってものよ……」
「ふーん、そうなんですか?」
眼前の3人とは違った声色に、礼の表情が一瞬引きつる。
恐る恐る後ろを見ると、そこには彼女のプロデューサーがいた。
身長は160cmくらいで中肉中背、中性的な顔立ちが非常に印象に残る
少年のようなプロデューサーだった。
「プ、プロデューサー……!」
「礼さん、ここにいたんだね。次の仕事が決まったから早速番組スタッフとミーティングをするよ」
「ええ……」
そこへ件の3人がニヤニヤしながら彼をつついた。
「プロデューサーさん」
「あまり振り回されないで、たまには彼女をリードしなきゃだめですよ……?」
「……? ……ええ、分かりました。ご忠告ありがとうございます」
彼はそう爽やかな声で言って、礼をその場から連れて行った。

   #  #  #
311ディープラブ後編(P×篠原礼)F:2012/03/27(火) 00:39:20.12 ID:vPSAMlVv
「ああっ……! んっ……あはぁ……っ!」
私は郊外に位置するラブホテルで、今夜もプロデューサーに組み敷かれた。
彼の下で熱い吐息を漏らしながら喘ぎ、悶える。
「どうしたの、礼さん。僕をリードするんでしょう?
 もう息切れしているじゃないですか……」
彼は午後のあの話をここで持ち出しながら私を恥肉を攻め立てる。
そう、ベッドにおいて私は彼に主導権をすっかり握られていた。
ここでは彼が王であり、私は彼に仕え、慰めを賜る女奴隷に等しかった。
私を一夜で陥落したのは、彼の有する逸物だ。
その肉根は驚くべき大きさで、赤ん坊の脚くらいある大物だった。
あまりに見事な大きさに、私は言葉を失った。
両手で握っても隠し切れないほどの陰茎は、今私の痴孔を激しく擦っている。
「もう……もう許して……!」
彼は低く呻いて、本日6回目の射精を開始した。
大太鼓が腹部で鳴らされているような熱い律動が起こり、
私の子宮内へ夥しい量の牡汁が注がれていく。
「うう……ううう……!」
彼の規格外な部分は、採用方法やその肉具の大きさだけではない。
恐ろしい事に成馬並みの射精量をも合わせ持っている。
1回にグラス1/3くらいが平均射精量だと、彼は私に笑いながら教えてくれた。
これで生殖能力が人並みだったら、私はデビュー後すぐに受胎していただろう。
「礼さん、駄目だよ。僕が懐いているって、後輩に嘘を教えたら。
 僕の愛奴なのに見栄を張って、まるで自分が馴らしているみたいにさ。
 罰として、今夜は礼さんのオマンコをザーメンタンクとして一杯にしてあげる」
彼はまた私の痴肉を激しく攻め立てる。人間の情交ではない。
この一方的な性的交渉はまるで動物の交尾だ。
「ああっ……!」
私は彼を年齢で軽く見て弄んだが、それは誤算だったとベッドの上で思い知らされた。
そして気づいた時には既に遅かった。最初こそ大人しくしていた彼はすぐ牙を向き
数日の間に私の肉体に「牝」としてのあり方を徹底的に刻み付けた。
気がつけば、市販のディルドを使ったオナニーで
全く満足出来ない体に私は開発されていた。
私はもう、彼の体以外に自分を性的に満足させる術を失っていた。
もうこの肉体の主人は、私ではなく彼なのだ。
312ディープラブ後編(P×篠原礼)G:2012/03/27(火) 00:40:18.57 ID:vPSAMlVv
「んうぅぅ……っっ!」
ああ、まただ。また彼が射精した。私の子宮は既に彼の放出した夥しい量の精液で満ちている。
腹がわずかに膨らんでいる。こんなに射精された事のない私は圧迫感と共に恐怖を覚えた。
彼は逸物を抜こうとする。精液が子宮から漏れ、膣穴へと逆流してくる。
もう今夜の私の膣は馬鹿になっていた。
「仕方のないオマンコだね」
そういうと彼は、痴穴にストッパーを差し込んだ。
最近の彼は私に中出しをした後
それを恥穴に差し込んでそのまま舞台で踊らせるのがマイブームだそうだ。
「今日は予備のストッパーもあるし、特別にアナルも一杯にしてあげるね」
「い……いやぁ……」
私の拒否も耳に入れず、彼は腸内もその巨きな肉槍で侵入し、犯し抜く。
あまりにに大きい侵入者に激しい異物感を覚え、腹部に痛みが走る。
私は歯を食い縛りながら、その拷問とも言える悦辱に耐えていた。
既に意識は朦朧としていて、眼からは涙、口からは涎が止め処なく流れ落ちてシーツを濡らす。
「んうう……!」
彼が感極まった声を発した。恐らく射精したのだろう。
腸液とは明らかに違う、どろりとしたものがビュウビュウと強かに暴射されている。
一体この小さな体のどこに、このようなスタミナがあるのだろうか。
「どう、礼さん? 久々に味わうザーメン浣腸、気持ち良いでしょう」
私は何も答えなかった。答えられなかったのだ。
私の細い理性は、その全てをストッパーの部分の締め付けに向けている。
その緊張が解けると酷く浅ましい醜態を晒しかねないからだ。
彼の逸物は射精の度に腸内で暴れ、痴肛にもたっぷりと宝汁を与えた。
その後、彼は例のようにストッパーを肛穴に咥えさせて私の胸下に跨がった。
その巨きな逸物を私の乳肉で挟み込んだ彼は、前後に腰を動かしながら自らの分身を慰めている。
彼の巨筒はそれでも挟みきれずに乳間から私を仰ぎ見た。
私は腹部の圧迫を訴えたが、彼は聞く耳を持たなかった。
「イクよ、礼さん……!」
彼は巨砲からけたたましい音を立てて、私の顔に淫汁のリボンを重ね掛けした。
あまりの射精量とむせかえるような臭いを浴び、私は下半身の緊張を緩めてしまった。
「ああああああ――……っっっ!」
排泄欲に突き動かされて、勢い良く二対のストッパーが飛ぶ。
そしてその後を追うかのように腹部に溜まっていた男汁が一斉に体外に飛散した。
「ああああっっ! 出てるぅぅっっ! いっぱい、出てるのぉォォっっ!!」
私は自分でも何を叫んでいたのか良く覚えていない。
激しい排泄欲が解放された心地良さに脳髄が麻痺していた。
浅ましく前後の双穴から大量の猥汁を噴出させた姿を見させられたら
この世で生きた心地がしなかっただろう。
「あはぁ……精子……いっぱぁい……」
「いけないなぁ、礼さん。せっかく溜めていたものを空っぽにして」
彼はまた私を組み敷いた。
「……また詰め直しだね」
そう言って彼はその双穴に欲望を注ぎ込んでいった。
313名無しさん@ピンキー:2012/03/27(火) 00:41:04.75 ID:vPSAMlVv
以上です。
314名無しさん@ピンキー:2012/03/27(火) 01:01:45.15 ID:wR9K3Jtf
おつおつ
なんと言っていいかわからないwいい意味でw
315名無しさん@ピンキー:2012/03/27(火) 07:09:31.33 ID:arKpYE4L
乙!!w

この絶倫Pの外伝でオザリンや舞さんで
同じように善がらせて堕として雌奴隷に…なSS見たい…

あ、ここだとスレ違か…
316名無しさん@ピンキー:2012/03/27(火) 08:57:41.37 ID:n5ZpBvLd
乙です!
アダルティなアイドル達、可愛くてエロくて、本当にご馳走様でしたw
次回作も期待して待ってます!
317名無しさん@ピンキー:2012/03/27(火) 10:08:01.75 ID:arKpYE4L
>>315
忘れてた、トレーナーさん達と小鳥さんも…w
318作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:30:25.31 ID:n5ZpBvLd
以前に上げた姉ヶ崎のIfハード完成した。
…なんていうかさ、一度純愛で上げておいてIfとはいえ落とすのって、胸が締め付けられるよ。
まあ、書いてて楽しいからいいんだけど。
というわけで、どぞ。
319作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:30:50.84 ID:n5ZpBvLd
アイドル:城ヶ崎美嘉
シチュエーション:酔っぱらい、強姦、ハード


 まじでヤバイ。
 そんな心の声に蓋をして、アタシ――城ヶ崎美嘉は、目の前にある並々と注がれたグラスに視線を送る。
 薄い緑色で、グラスのところどころに気泡をつけたそれは一見すればメロンソーダなどの炭酸飲料に見える。
 だが。
「きゃはは。美嘉、早く呑もうよ〜。お酒、美味しいよ〜?」
「そうそう、美嘉ちゃん。これぐらいのお酒なら高校生の美嘉ちゃんでも問題無いでしょ? 一緒に呑んで楽しもうよ」
 アタシを取り巻く環境が、それがただの炭酸飲料では無いことを教えていた。
 酔っ払い多数。
 なんでこんなことになった、と自問するも、ここが居酒屋であるということからそれもすぐに理解する。
 お酒が入った、ただそれだけ。
 そして、それが目の前にあるのだからアタシとしては頭を抱えたい気持ちでいっぱいだ。
 りんごサワー。
 一杯300円のお酒が、私の手の中にあった。
320作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:31:28.84 ID:n5ZpBvLd
「あー……お酒を良く飲みなれてるって聞いたから、やっぱりそのぐらいじゃ美嘉ちゃんには弱いかな?」
「う、ううん。ア、アタシ、これ好きなの。う、うわー……美味しそう」
「へー、サワーが好きとか、やっぱり女の子だねえ。可愛らしいよ」
 お酒なんか好きなわけがない――むしろ呑んだことすらない。
 以前、お父さんが飲んでいたビールを少しだけ舐めたことぐらいはあるが、あんなに苦い飲み物を好き好んで呑む大人の味覚が理解出来なかったのを覚えている。
 だというのに。
 アタシの両隣にいる女の子――アイドルになる前にギャル向け雑誌モデルで一緒に活動していた友達が酔っ払いながらもグラスに注がれているお酒を飲み干せば、当然アタシが出来ないとなると浮いた存在になってしまう。
 それだけは嫌で、アタシなりの意地もあって見栄を張れば、対面に座る男達――合コンの相手には好印象であったらしい。
 にこり、と笑いながら、アタシに呑むようにと勧めてくる。
 数合わせの合コンなんて来なければよかった。
 後悔するにしても、本当に今更だ。
 レッスンが終わって、そのまま莉嘉が待つ家に帰れば良かったのに、友達の家に泊まるからと言った以上、このまま家に帰るのは何かかっこ悪い。
「うわー、何これー。白くてねっとりとしてて、凄い美味しいー」
「カルーア・ミルクっていうカクテルだね。甘くて飲みやすくて、美味しいでしょ?」
「うわっ、これも美味しいー。グレープフルーツの味とこの縁にある塩がいい味出してる」
「ソルティドッグだね。女の子にも飲みやすいカクテルだと思って頼んだんだけど、気に入ってもらえて何よりだよ」
 それに、友達が美味しい美味しいとごくごくお酒を呑んでいる以上、そんなに苦くないのかななんて思えてくる。
 ミルクとかグレープフルーツって言うぐらいだし、目の前のりんごサワーもそれなりに美味しいのかもしれない。
 ごくり。
 極力緊張を出さずに、一つつばを飲み込んでグラスを動かす。
 10cm、8cm、5cm――1cm。
 あと少しだけ動かせばグラスの縁から緑色の液体が口から喉へと注がれる。
 緊張のままに覚悟したアタシは、それを勢いよく傾けて――覚えているのは、そこまでだった。
321作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:32:04.39 ID:n5ZpBvLd
◇◇◇

「……ん……は、はれ?」
「あっ、美嘉ちゃん起きちゃった?」
「おはよー。気分はどう?」
 そうして。
 ぎしり、と身体が何かしらで揺れる感触でアタシは目を覚ます。
 身体の奥が熱く、頭がぼーっとしたままで重たい瞼を開けた向こうには、つい先ほどまで机を挟んでアタシの反対側に座っていた合コンの相手の男達。
 にこやかに笑う二人の男――もう一人がどこにいるのかは分からないが――に視線を巡らせて、ふと、二人の顔がアタシの上にあることに気付く。
「……アレ……なんでアタシ、ベッドの上?」
「いやー、美嘉ちゃん、お酒あんまり強く無かったんだね。りんごサワーを一気呑みしたまでは良かったんだけど、その後、すぐに寝ちゃったんだよ」
「んでー、お開きしようかって頃になっても寝てるから、しゃあないから俺達が介抱しようと思ってここまで連れてきたわけ」
「そう……なんだ。……ん……ありがと、ね」
 ぎしり、とベッドが音を立てるのに合わせて身を起こす。
 ふかふかとは言い難いベッドは下のスプリングが悪いのか、アタシが身を起こした後に周囲を確認するのに動いただけでぎしぎしと音を立てる。
 その音に合わせて周囲を見渡してみれば、甘い香りと共に少しだけ桃色な壁や調度品。
 どこかのホテルみたい。
 そんなことを思いながら立とうとすると、ふらっとふらつく身体。
「っと……大丈夫、美嘉ちゃん?」
「無理しちゃ駄目だよ。ここで休んでいこう?」
「ん……でもアタシ……帰らなきゃ」
「でもふらふらのまま帰る訳にはいかないでしょ?」
「そうそう。それに、楽しい楽しい暇つぶしもあるからさ、ゆっくり休んでいこうよ」
「ひま、つぶし……え?」
 頭の中に重りを入れられたような感覚に、不意にふらついた身体は男の胸へと倒れ込む。
 甘ったるい香水の匂いが鼻腔に届くが、少しだけ痛む頭にはそれだけで不快だった。
 頭がぼうっとして、顔や身体が熱い。
 そんなことを思いながらも帰ろうとしていたアタシは――不意に、ベッドへと倒れ込んだ。
322作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:32:28.38 ID:n5ZpBvLd
「そんだけふらふらなんだからさ、ゆっくり俺達と遊んで休んでいこうよ」
「退屈はさせないからさ。一緒に楽しく気持ちよくなろうよ」
「えっ……どういう……?」
「どういうって、つまりはこういうことさ」
「え……きゃッ。ちょっ、何触ってッ」
 どさっ、とベッドに倒れ込む音と、ぎしりっ、と振動でベッドが鳴る音。
 ベッドに倒れ込んだ――というよりも、ベッドに押し倒されたという事実に意識が働かない。
 頭の奥が少しだけ熱くて、男達の顔がまたアタシの上にくる。
 けれど、さっきまでのにこやかな笑みとは違う、何処かにやりとした笑みに身を震わせていると、足下に感じる温い感触。
 さわり、と剥き出しの太腿が撫でられているのだと感じると、腕を頭の上で固定されていた。
「ちょ、ちょっとッ、どういうことッ」
「どうも何も、美嘉ちゃんがお酒抜けるまで暇だろうから、暇つぶしに手伝ってあげようかと思って」
「気持ちいいことして汗をかけばお酒も流れるし、一石二鳥……俺達も楽しめるから三鳥かな」
「いやっ、楽しむってッ、やだっ、触らないでッ」
「まあまあ、楽しく気持ちよくなろうよ」
「おほっ、すべすべだなぁ、美嘉ちゃんの太腿。吸い付くみたいな」
「や、やだっ……触らないでっ」
 男達に片手ずつ固定されて太腿を撫でられる、その事実にアタシは背筋がぶるりと振るわせる。
 男達の指が肌に沈み込み、その不快な熱が染みこんでくる。
 むに、むに、と軽く揉み込みながら、アタシの太腿なり膝なり脹ら脛なりを、感触を楽しむように手を這わせてくる。
 ごつごつとした感触が肌の上を這う不快感に男達の腕を振りほどこうにも、酔っていて力が入らないことと体格差もあって、無理だった。
323作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:32:50.86 ID:n5ZpBvLd
「ぴら〜っと……おおっ、ピンクのパンツ、まじカワイー」
「やっ……やだ、見ないで……ッ」
「おおうっ、もじもじしてるのがまじ色っぺー。……こっちもピンクかな」
「あっ……駄目ッ、見ないで触らないでッ」
 どうにか男達の拘束から抜け出そうと藻掻いていると、ふと感じる風に制服のスカートがめくられたことを知る。
 ひらひら、とスカートが動かされるたびに太腿に僅かな風を感じて、その風がパンツを見られているのだと知らせて、アタシはそれを隠そうと太腿をすりあわせる。
 しかし、そんなことでパンツが隠れるはずもなく。
 そして、パンツがピンクだと知った男達がもう一つの下着――ブラに興味を抱くことを止められる筈もなく。
 ぷちっ、ぷちっ、と一つずつシャツのボタンが外された向こうに、アタシはブラを露出させていた。
「おお〜、ブラもピンクで可愛いな。それに……美嘉ちゃん、結構おっぱい大きいのね」
「んくっ……やだっ、見ないで……ッ」
「おっぱいも大きいし、こっちもぷっくりと厭らしいし……こりゃあ、当たりだったな」
「ひゃぅッ。やっ、駄目ッ、触っちゃ駄目ッ」
 シャツのボタンが上から下まで外されて、その合間からピンクのブラが顔を覗かせる。
 スカートの裾はくるくると丸めてゴムで止められたからか、自分の身体を見下ろすアタシの視界には上下共にピンクの下着が見えていた。
 見知らぬ男達に下着を見られている。
 その事実に身を震わせていると、さわり、と触られるブラとパンツ。
 びくっ、とアタシが身体を震わせたことが楽しいのか、それに厭らしい笑みを貼り付けつつ男達が手を動かし始める。
 むにゅ、と軽く揉むようにプラごと胸を触る男と。
 すりすり、と女性部分に指を押しつけて滑らせるように動かす男と。
324作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:33:13.15 ID:n5ZpBvLd
「美嘉ちゃんのおっぱい柔らけー。さすが女子高生、張りがあるね」
「そんなこと言って、お前この間中学生にも同じこと言ってなかったか? まあな、こっちもぷっくりと押し返してきて、良い感じだけどよ」
「やだっ、やだぁッ。触らないでッ、触っちゃ駄目ッ」
「そんなこと言っても、なあ?」
「触って欲しくないなら逃げればいいのに……ほら、力抜いてあげるよ」
「うっ、くぅっ……やッ、やだッ、捲らないでッ」
 パンツ越しに女性部分を触っていた指に力が込められて、僅かばかりにそこに食い込む。
 ブラ越しに胸を揉む手の指が揉みながらも先端――乳首をくにくにと刺激してくる。
 そのたびに、不快感しか無いながらもぴくんっ、と身体が震えてしまうことに、羞恥で顔と身体が熱くなる。
 お酒の影響からかその熱さには際限がなく、身体と顔の熱で頭が余計にぼうっとしてしまう。
 男達が力を緩めてもぼうっとした頭と力の入らない身体ではそれをどけることは出来ず、それを知った男達は――アタシがわざと逃げないとでも思ったのだろうか――ブラとパンツを僅かばかりにずらした。
 ブラは胸の上へとずらし。
 パンツは、その上の部分から手を入れられた。
「んッ……やだっ……だめッ」
「あれー? 美嘉ちゃん、駄目駄目言ってる割には乳首硬くない? 気持ちよくなってんじゃないの?」
「そんなことないッ」
「でもよ、美嘉ちゃん。こっち、ちょっと湿ってるぜ? ほら」
「んあっ、駄目ッ、触っちゃ、んんッ」
 ぷるんっ、と胸がブラからはみ出てくる。
 上にずらされたブラによって胸が圧迫されるが、それよりも何よりも、露わになった胸を触る男の手に圧迫感を感じてしまう。
 すすっ、とパンツの上から入れられた男の手は、僅かに茂る毛をかき分けながら女性部分に辿り着く。
 手で女性部分の周りを含めた全体を軽く揉まれながら、男の指が女性部分の入口をちりちりと弄る。
 にちっ、にちっ。
 確かな水音が、アタシの耳に届いた。
325作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:33:33.78 ID:n5ZpBvLd
「へえ、美嘉ちゃん、感じやすいんだね。下弄られて、どんどん乳首が硬くなってるよ。これなら味も期待出来そうだ……れろ」
「んっ、くぅッ。だめぇ……んっ、ふっ、触らないでッ、やっ、やだッ、舐めちゃッッ」
「弄る度にどんどん濡れてきてるよ、美嘉ちゃんのここ。なに、弄られて気持ちいいの?」
「そっ、そんなことッ、ないッ」
「でも美嘉ちゃんのここ、早く欲しいってひくひくしてるよ」
「やだっ、広げないっ、でッ、んんッッ」
 男の親指で擦り上げるように乳首が刺激されて、びくっ、と身体が反応してしまうと同時に吐息が零れる。
 親指で擦り上げたかと思うと指先で乳首の先を軽く刺激されて、ぴくっぴくっ、と震えてしまう。
 女性部分を弄る男の指は、その入口をにちにちと軽く弄ったかと思うと、それを左右に広げる。
 左右に広げながらもにちにちと入口を責められて、指を添えられたかと思うと、ほんの少しだけ中に入る男の指。
 にちゅっ、にちゅっ。
 女性部分に指が入ったまま、男なパンツの中で手を前後左右に動かし始めた。
「ひゃんっ、いやっ、いやッ、ゆび、抜いてぇッ」
「うおっ、めっちゃきつい……美嘉ちゃん、ひょっとして処女?」
「はぁっ、馬鹿言え。このなりで処女な訳があるか」
「でもよう、この締め付けはそれに近いぜ? 奥入れるにしても、かき分けなきゃ駄目だしな」
「んんっ、んあっ、だっ、だめぇ、なかで、うごかしちゃぁッ」
「ごくっ……確かに、この反応は処女っぽいな」
「だろ? ……さっそく確かめてみるか」
326作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:42:59.46 ID:n5ZpBvLd
 女性部分を広げられたまま、中に入っている指がぐちゃぐちゃと掻き回しながら出し入れをされる感覚に、ぴくんッ、と身体を震わせると同時に恐怖を感じる。
 はっきりと言ってアタシはまだ処女だ。
 ギャル仲間やモデル仲間などはそういった経験が早いようで、経験済みであること前提で話をされるものだから、まだ処女だっていうのに、アタシは既に耳年増だったりする。
 そんなもんだから処女膜が破れる時はとても痛い、という話を聞いていて、出来れば安心出来る人――例えば、その、プ、プロデューサー、とか――でそういうのを経験したいな、なんて思っていた。
 でも、もうそれも無理みたい。
 ぬちゃっぬちゃっ、と粘っこい水音を出していた女性部分から指を抜かれながら、そう思った。
「おはっ、パンツ片脱ぎはやっぱエロいなー。美嘉ちゃんのここも、てらてらぬらぬらしてて、めっちゃエロいよ」
「綺麗なまんこだな。こりゃ、やっぱり処女か」
「や、やだッ、みちゃだめッ。みないでっ、はなしてぇッ」
「ひくひくしてんなー……お味の方はどうかな?」
「きゃんっ、や、やだッ、そんなとこっ、舐めっ、舐めないでぇッ」
 抵抗しようにも身体に力が入らない。
 そんなアタシを嘲笑うかのように、男がアタシの脚からパンツを抜いていく。
 両方の脚から抜かれなかったパンツは、アタシの右脚の膝に引っかかっていた。
 露わになった女性部分に、男達の視線が集まる。
 お酒によって身体が熱くなっていたが、男達の視線による羞恥によって更に熱くなってくる。
 男達から隠すように身を捻って太腿を閉じようとすれば、ねちゃっ、とした感触と水音に身体の動きを止める。
 その隙を突いてか、男の一人がアタシの女性部分に口を付けた。
「じゅる、じゅる……うはっ、舐めたらどんどん愛液が溢れてくるぜ。甘い匂いでちょっとしょっぱくて、エロい」
「やんっ、やだッ、飲んじゃッ、飲んじゃ駄目ッ、んんッ、つぁッ」
「おいおい、おまんこ舐められて美嘉ちゃん乳首立ってきてるぜ。どんどんやってくれよ」
「ん、了解……ぐちゃ、にゅる、ずぞぞ」
「んんあッ、あっ、だめぇ、だめぇッ、なめ、なめちゃッ、すっちゃッ」
 ぐちゃぐちゃにゅるり、と女性部分の入口を丹念に舐められて身体がぴくんぴくん、と震え。
 にゅるにゅりゅり、と女性部分に男の舌が入り込んで動き回りながら中を刺激されて。
 舌を差し込んだままそれを伝って溢れ出る愛液を、男が音を立てて飲んでいくのに身体の奥底にある熱が引き出されるのじゃないか、と恐怖で身体を震わせる。
327作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:43:25.28 ID:n5ZpBvLd
「大分感じてきたみたいだな。処女でこれとか、美嘉ちゃんは本当エロいねー」
「ぃやぁ……ゃだぁ……」
「嫌よ嫌よも、ってな言葉があるけどさ、見ろよこれ。めっちゃ物欲しそうにひくついてるんだぜ」
「やだ、やだぁ、ひろげないでよぉ……」
 にちゃぁ、と男の唾液とは違う確かな愛液の音に、羞恥で顔だけでなく身体全体が熱くなる。
 ひくんっ、なんて広げられた感触で女性部分が蠢くのが感じられて、さらに愛液が零れて太ももを伝う。
 それを男の指ですくわれた後、にゅるにゅると塗りたくられるように女性部分を刺激される。
 そしてまたその刺激で愛液が零れて。
 繰り返される刺激に、逃げなければ駄目なのに、拒まなければ駄目なのに、身体から力が抜けていった。
「さあて、と……そろそろ、やっちゃうか?」
「おっ、いいね。どっちからいく?」
「……じゃんけんっ、ぐーッ」
「ちょきッ……ぐおっ、負けた……」
「へっへー、お先。……さて、それじゃあ美嘉ちゃん、そろそろしようか?」
「ひッッ。やだっ、止めてッ、んっ……あッ、〜〜〜〜っっっああッッ」
 ひくっ、と腰が震えてぼんやりとする視界の中で、男達がじゃんけんをしている。
 順番を決めている、なんてことは分かっているが、それがアタシを犯すものだということを理解したくはなかった。
 たった一度のじゃんけんで決められた順番に従って、男がアタシの下半身へと回る。
 いつの間に脱いでいたのか、ぼろんっ、と零れ出た男のそれ――脈打つ肉棒に、知らず声が漏れ出た。
 そんなアタシに関係なく、男が肉棒をアタシの女性部分に宛がう。
 嫌だ、駄目、怖い――助けて、プロデューサー。
 色んな感情がアタシの中で渦巻くが、身体はそんなこと関係無しに肉棒が宛がわれると愛液をさらに分泌した。
 ぬちゃっ、と肉棒の先端が押し広げて入ってくる――そう思った途端、アタシの意識を置き去りにして、肉棒は一気に身体を貫いていた。
328作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:45:05.95 ID:n5ZpBvLd
「おほっ、むっちゃ締め付けてくる」
「やっ、やだっ、痛ッ、痛いから抜いてッ、抜いてってばぁッ」
「ありゃー、美嘉ちゃんマジで処女だったのか。そんなギャルみたいな格好してるのに」
「ビッチみたいな言動でギャルの恰好なのに処女とか……マジ好物」
「やっ、うご、動かないっ、でッ」
 初めては痛い、破瓜は痛い、なんて雑誌から知識としては知っていたけど、痛いなんてものではない。
 熱々のピザ、なんて比喩ではなく、本当に火そのものが身体を貫いて裂いていくような痛み。
 あまりの痛みに、身体が拒否反応を示すように涙が零れていくが、男はそんなこと関係無しに腰を動かしてアタシの一番奥を突き刺してくる。
 ごりっ、と身体の奥が悲鳴を上げて、身体が刺激に反応する。
 ぬちちっ、と引き抜かれて、ずぬぬっ、と押し広げながら入ってくる肉棒は痛みしかなかった。
「ギャル処女のまんこ、マジ気持ちええー」
「くそっ。……そうだ、口まんこの処女でも貰うとしようかな。美嘉ちゃーん」
「いやっ、やだぁぁッ、ぬいてっ、うごかッ、うごいちゃっ、だめッ――んぐぅッ」
「噛んじゃ駄目だよ、美嘉ちゃん。……くっはぁぁ、口の中もマジ気持ちいい」
「そうだ、どうせならそのまま酒呑ませちゃえよ。お前のちんぽ伝いに」
 ずぬぬっ、ぬちゃっ。
 抜かれて、突かれて。
 肉棒の膨らんでいる部分が破れた処女膜をこするたびに鋭い痛みが身体中を走り、ぼろぼろと涙が零れるのが止まらない。
 抜けきる直前に血と愛液に濡れた肉棒が再びアタシの中を押し広げながら入ってくると、僅かばかりながらも増した水音。
 ずにゅにゅっ、にちゅっ。
 にゅるるるっ、ぬぷりっ。
 ぐぷぷぷっ、ずぷりっ。
 痛みとは違う刺激に、身体が勝手に反応を始めていく。
 びくんっ、ひくんっ、と身体が反応するたびに口から息が漏れていき、口が開いたかと思えば、男のそそり立った肉棒が突っ込まれる。
 それに伝うように何かしらの液体がアタシの口に注がれると、ますます身体が熱くなった。
329作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:45:36.93 ID:n5ZpBvLd
「おっ? 美嘉ちゃん、酒呑まされて気持ちよくなってきたみたいだぜ。締め付けがエロくなってきた」
「ひはっ、ひはふッ、あ、あはひッ、ひもひひょくはんひゃッ」
「駄目だよ、美嘉ちゃん。ちゃんと俺も気持ちよくしてくれなきゃ」
「んぐッ、んんっ、んふっ、んんんッッッ」
 舌に届くぴりっとした味、芳醇な香りに口の中に注がれた液体がお酒だと理解する。
 お酒を呑んでこんなことになったのだ、これ以上呑まされるのは、と口からお酒を吐き出そうとするも、口に突っ込まれた肉棒が動くたびにお酒が喉まで押し込まれてしまう。
 異物とお酒がもたらす刺激に唾液が溢れ出て、それを反射的に飲み込もうとしてお酒まで呑んでしまう。
 そうなると、もはやどうしようも無かった。
 身体全体が熱くなって、顔も熱くなって、頭も熱くなって。
 頭を固定されて口の中の肉棒が喉奥まで入ってくると、肉棒から香るお酒の匂いと男の匂いにくらくらと頭がぼうっとし始めていた。
「んんっ、やっ、やらッ、んぐッ、やめっ、うほはないへッ、んふぅッ」
「ほら美嘉ちゃん、もっと舌を使ってよ」
 仰向け――正常位のままに激しく突かれて、横向きに頭を固定されて口の中と喉奥を激しく犯されて、もはや何が何だか分からない。
 どんどん固く熱くなっていく肉棒が破れた処女膜を擦るたびに鋭い痛みが走るが、それよりも何よりも、突かれるたびに湧き上がる熱にどんどんと思考が白くなっていく。
 口の中を犯してくる肉棒を押し出そうと舌を動かしても、ずにゅずにゅと動く肉棒を押さえつけたりするだけで精一杯。
 口の中で頬に押し付けるように動く肉棒の側面を抑えるように舌を動かすと、びくんびくんっ、と口の中で肉棒が脈動を始めていた。
330作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:46:02.66 ID:n5ZpBvLd

「やべっ、出そうッ」
「おいおいッ、ちょっと早すぎじゃね? まあ、俺もぼちぼち出そうだけどな」
「上下同時でいっちゃうか?」
「そうだな……と言うわけで、美嘉ちゃん、一番奥で出してあげるね」
「俺は一番喉の奥で出すから、ちゃんと飲んでね」
「んんんッッ、やッ、らめっ、なかはッ、なかには出さないでッ」
 中で出す、という男達の言葉に、刺激ではなく純粋な恐怖にアタシの身体は震えた。
 男の精子がアタシの子宮に注がれる――赤ちゃんが出来ちゃうかもしれない。
 幸いというか、今日は比較的安全な日なのだが、犯されているという事実に加えて中に精液を吐き出されるという可能性は、恐怖や不安を呼び出すには十分なものだった。
 腰を動かすスピードが速くなった男をどかせようとその肩を手で押すも、ぐちゅりっぐちゅりっ、と刺激を与えられてしまえば身体に力が入らない。
 アタシの腰を手で押さえつけて身体の最奥を突くように動き続ける男が乳首に吸い付いてくる。
 口に肉棒を入れられたままその刺激に吐息を零し、最奥に与えられる刺激に身体がびくんっ、と跳ねる。
 そして――。
「んんんっ、んんぐっっ、んんんんんッッッッ」
 ――甘噛みされた乳首からの刺激と、びゅるりっと喉奥に流れ込む青臭い匂いと熱、そしてごぶりゅっと最奥に流し込まれる塊のような衝撃と熱に、アタシの意識は身体と共に白く染められていた。
331作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:46:37.41 ID:n5ZpBvLd
◇◇◇

「んぶっ、んぐっ、んんッッ」
「美嘉ちゃんの中、ずっとびくびくしてんだけど。ずっとイキっぱなしって、マジエロいわ」
「押し出そうと動いてくる舌がめっちゃ気持ちいわ、これ。早く出ちゃうのも分かる……ウゥッ」
 ぐじゅっぐじゅっ、ずぐじゅっずぐじゅっ。
 ぐじゅぽっぐじゅぽっ、じゅにゅちゅっじゅにゅちゅっ。
 四つん這いの状態で後ろから犯されるアタシの頭を持って、その口に肉棒を出し入れする男が喉奥を突くように腰を動かす。
 さっき無理矢理に飲まされた精液の飲み零しとアタシの唾液、そしてまた肉棒伝いに呑まされるお酒がアタシの口元を妖しく濡らす。
 それらの液体なのか、或いは涙なのか、よく分からない何かが顔を汚していた。
 どびゅりっ、と口の中にまた精液が吐き出されるが、それでも止まらない男の腰の動きに合わせて喉奥にまでそれが流れ込んでくる。
 口は肉棒に塞がれている、となれば精液の流れる先は一つしかない。
 男の腰の動きに合わせて、アタシの口の中にあった精液は喉へと流れ込んでいった。
「やべぇ、出ちまった……けど、まだまだいけるぜ」
「俺もぼちぼちいけそうだ……また中に出してあげるからね、美嘉ちゃん」
「ぅぅっ、やぁ、やらぁっ、なかはっ、だめぇッ」
 ずぐじゅんっずぐじゅんっ、と男の肉棒がアタシの中を出たり入ったりする。
 そのたびに身体を襲う刺激に身体を震わせれば、覆いかぶさるように乳首やクリトリスを刺激される。
 びりりっ、と電気が身体に走ったみたいに刺激がアタシを襲う。
 ちかちか、と視界が点滅し、びゅくんっ、とまた喉奥に放たれた精液を反射的に飲み込んでしまう。
 ごくり、ごくり。
 肉棒を伝って流れ込んできたお酒と混じった精液はとても不思議な味で、青臭い匂いと芳醇な香りに頭がくらくらしてくる。
 更なる熱がアタシの身体の奥底から湧き上がってくると、激しくアタシを貫いていた男の速度が上がった。
「美嘉ちゃんは子宮を突かれるのが好きなんだね。締め付けてきて愛液も出して……粘っこい愛液で白く泡立ってきてるよ」
「口を犯されるのも美嘉ちゃんは好きだよね。精液飲み込むたびにエロい顔になってきてるし」
「んぐぅ、そんなこっ、とぉッ、ないッ、ないしぃっ、やめっ、もうっ、やめてぇッ」
「また中に出してあげるよ、美嘉ちゃん。しっかり飲み込んで締め付けてね」
「口の中にも出してあげるよ。いっぱい飲んで、もっとエロい顔見せてね」
「んぶぅっ、んんっ、ぷやぁっ、だめぇっ、なかはッ、だめぇぇぇぇぇッッッ」
 ぐりり、と子宮に口づけした肉棒がそれをこじ開けようと蠢いて、アタシに更なる刺激を与えてくる。
 ぬちゃぬちゃ、と零れ出た愛液で濡らされた乳首やクリトリスが刺激されて、頭の奥がぼうっとしてとろけそうな感覚を与えてくる。
 ぐぷっぐぷっ、と喉奥が突かれて、犯されているというのに匂いと味にくらくらとして何も考えられなくなってくる。
 そうして。
 喉の奥と身体の奥でびゅるるる、と精液が吐き出されると、アタシの意識と身体はまたもや白く染められていた。
332作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:47:19.83 ID:n5ZpBvLd
◇◇◇

「……お疲れさまー」
「あっ、お疲れさまです、美嘉さん」
「お疲れさまです」
 三村さんと渋谷さんに挨拶を残して、アタシは事務所を後にしようと脚を進める。
 三村さんも渋谷さんも歳が近くて、アタシがこのプロダクションに入ったころからの友達だ。
 ギャル仲間ならぬアイドル仲間、なんて当時のアタシ達は笑い合っていた――けれど、あの頃のアタシには、もう戻れない。
「おっ、なんだ美嘉、もう帰るのか?」
「ッ……プロ、デューサー」
「今日のレコーディングは中々よかったってトレーナーさんが言ってたぞ。悲哀の歌なんで美嘉に唄えるのか、なんて思ってたけど、よく頑張ったな」
「……うん。偉い、アタシ?」
「おう、偉い偉い。……ねえ、プロデューサー」
「ん、何だ?」
 ぐわしぐわし、と力いっぱいに頭を撫でてくるプロデューサー。
 髪が乱れるから、なんて初めのころは思っていたが、いつからそれが楽しみで頑張るようになったのかなんて忘れてしまった。
 髪を撫でてくれる感触も。
 褒めてくれる時に向けられる笑顔も。
 アタシに向き合ってくれた時の優しい言葉も――何もかも、その全てを忘れてしまった。
 言葉を紡ごうとしたアタシの耳に、ケータイのメール着信音が届く。
 ピピピ、なんて簡単な着信音は、今のアタシにはベートベンの運命という曲よりも恐怖を呼び起こす。
「ん……何でもない。また明日、ね」
「ん、おお? うん、また明日な、美嘉」
 身体が震えそうになるのを何とか我慢して、精一杯の作り笑いでプロデューサーに挨拶。
 ちゃんと笑えているだろうか、声が震えていないだろうか、なんて頑張ってみたアタシに、少しだけ怪訝そうな顔をしたプロデューサー。
 その顔にもう一度だけ作り笑いを向けて、アタシは急ぎ足で事務所を後にした。

『○×ホテル前で』
 そんな題名と共に送られてきた、アタシが白く濁った精液に塗れながらも上下の口に男の肉棒を咥えている写真付きのメール。
 それを削除して、アタシは零れそうになる涙と嗚咽を必死で堪えた。
 ――助けて、プロデューサー。
 そんな言葉も、共に飲み込んで。
333作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/03/27(火) 13:50:45.14 ID:n5ZpBvLd
というわけで、姉ヶ崎IFハードでした。
ちなみにミス発見。

「……うん。偉い、アタシ?」
「おう、偉い偉い。……ねえ、プロデューサー」
「ん、何だ?」
  ↓
「……うん。偉い、アタシ?」
「おう、偉い偉い」
「……ねえ、プロデューサー」
「ん、何だ?」

こうなりますので、各々補完をよろしく。
さて、ここのエロパロもどんどんと作者も増えて、CGを作る職人も出てきて、盛り上がってまいりました。
次なる作品はどんなものだろう、と妄想期待を膨らませつつ、俺も次を書くとしよう。
では、まて次回。
334名無しさん@ピンキー:2012/03/27(火) 13:52:37.98 ID:72DHRY9E
リアルタイム乙!
次回も期待してます
335名無しさん@ピンキー:2012/03/27(火) 18:42:05.40 ID:arKpYE4L
同じくリアルタイム乙!


…続編で
その1「妹ヶ崎 散華…」
導入その1…姉の様子が一寸オカシイ事に気付いた妹ヶ崎…
後をツケて行くとラブホに!?…旨く潜入して其れらしい部屋に行くと…
無残に男達に犯され…されど肉欲を求め捲ってる姉が…
そして莉嘉は後ろからガシッ!と誰かに捕まり…

犯してる男達の仲間「オイ、コイツ中を覗いていたぜ」
妹ヶ崎「は、離せ―っ!、お姉ちゃん!」
美嘉「り…莉嘉…い、いやっ!見ないでェ…」
男達「なんだぁ?妹かぁ?…ちょうどいいコイツも喰っちまえw…」
姉妹「い、嫌ぁーっ!……」

導入その二
単に写真で脅されて妹莉嘉を連れて男達に…(姉ヶ崎は既に「心は嫌がっても体が…」の状態の為…)
莉嘉「お、お姉ちゃん!?、どうして…」
美嘉「ゴメン…ゴメン莉嘉ァ…あたし…もうこれが無いと…アン!?、ムグゥッ!…!…!」
男達「さぁさぁさぁ莉嘉ちゃ〜ん?wお姉ちゃんもああなっちゃったし俺等も(略)」
「嫌―っ!、アアァ―っ!!……」

続篇その2
同じ事務所のかな子や凛も導入その2の同じ感じででも…w
336名無しさん@ピンキー:2012/03/29(木) 19:07:48.05 ID:UvaCjpcU
いいねぇ
もっともっとキボン
337名無しさん@ピンキー:2012/03/29(木) 19:40:53.45 ID:bYWefZhX
>>335はネタ振りですw
またダークハードだよ…orz (自嘲笑
338名無しさん@ピンキー:2012/03/29(木) 21:50:28.60 ID:+nsYQOn2
特定のアイドルが出てこないネタ。Pは不憫。

この事務所、わけがわからない構造になっている。
どこからどう見ても普通に見るとビルの一室にしか見えないのだが、中は恐ろしいことに、100人が入れるスペースがあるのだ。
どうやら、この事務所の扉は異次元へつながっているようだ。だが、常時は75人に中にいる人数が制限されている。
これは明確な理由は語られたことはないが、異次元への接続が不安定になり事務所が時空のかなたをさまよう可能性があるからだろう。
今後の拡張しだいでは、このスペースが巨大化する可能性もあるが、おそらくは2ヶ月は無理だろう。
だが、いつの間に部屋の数が増えていたりしているので異次元説はほぼ確定だろう。
とりあえず、俺のために個室を準備してくれたのは助かるのだが(女性の着替えはさすがに見ちゃまずいだろ)、
その個室が無駄に広いのは勘弁してくれ。だいたいここで寝泊りするにしても明らかに過剰設備である。
これだけあれば4人家族住めるぞ。…ってもしやとは思うが、社長、それを狙ってるのか?

「社長、これだけ広い部屋には何かわけでもあるんでしょうか」
「ああ、あるとも。何らかの過ちが発生しても収拾がつくようにね」
「…いやな予感しかしませんが」
「過ちを犯さぬようがんばってくれたまえ」

だいたい、性欲をアイドルに持つようならそもそもプロデューサーなんてつとまらない。
一番怖いのが、アイドルから迫ってくることだったわけで、そうなると俺はそんなに力強くないから、
9歳の女の子にも押し倒されかねない。そうなったら一巻の終わりである。
だから、いっせいに70人のアイドルが全員自分を包囲したときは硬直して気を失ってしまった。
そして病院へ運ばれ、数週間後に意識を取り戻したときには、アイドルのうち20人ほどが身ごもっていた。
まあ、ほぼ確実に俺が父親だろうな。社長が父親ということもありえるが。誕生後とっとと遺伝子検査をさせた。
案の定自分が父親だった。気づかぬうちに自分が多数の女と性的関係を持った、ということが確定して呆然とした。
それが、俺の最後の記憶だった…。

「やれやれ、このプロデューサー、ショックで死んでしまいましたね。次のプロデューサーを探さないといけません」
339名無しさん@ピンキー:2012/03/30(金) 23:14:19.62 ID:o/nU3GsW
モバマスの中で誰が一番遅くSSが届くだろう
340名無しさん@ピンキー:2012/03/31(土) 03:31:49.69 ID:C66jCqd2
島村さんだろうな・・・
341名無しさん@ピンキー:2012/03/31(土) 12:40:22.30 ID:BAZGDhU2
>>340
いや、Sレアの話じゃなく……
342名無しさん@ピンキー:2012/04/01(日) 20:12:56.85 ID:nnrOsXY0
輿水ちゃんのssはよ
343作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/03(火) 14:31:21.05 ID:frdEwinJ
エロい話じゃないけど、島村さんのSSが一番遅くなるんじゃないかと聞いて書いてみた。
ほんと、まったくエロに続きそうな話じゃないけど上げてみるから、良かったらどうぞ。
ちなみにSレアは……どうだろうな。
344作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/03(火) 14:31:53.03 ID:frdEwinJ
アイドル:島村卯月
シチュエーション:風呂上がり、シャンプー、髪

 おかしいな。
 なんでだろう。
 どうしてこうなった。
 色々な感情が私――島村卯月を占めるが、そんなことを考えても答えが返ってくる筈もない。

「卯月の髪、さらさらだな。やっぱりあれか、手入れとかするのか?」
「は、はい……リンスとかトリートメントとか……その、色々と」
「ふーん……俺はシャンプーだけだからよく分からないな」

 リズムよく頭にかかる負荷に、そうだ冷静になろう、と現状の理由を思い出してみる。
 歌唱レッスンに続きダンスレッスンをこなした、それはいい。
 春も陽気な日において、ダンスレッスンをこなしたら汗をかいた、これもいい。
 汗をかいたから流そうと思ってシャワーを浴びた、そこも問題無い。
 同じようにダンスレッスンで汗をかいたアイドルの仲間達がドライヤーで髪を乾かし合っている、これも問題無い。
 たまたま電源が足りなくて、仕方なく空くのを待っていた私に混乱の元凶――プロデューサーが声を掛けてきた、そうだこれが問題なんだ。
 なんだ卯月、まだ髪乾かしてないのか。
 はい、プロデューサー、ドライヤーの電源が空いてなくて。
 ふーん、なら俺の所の電源使うか、そうだ、なんなら俺が乾かしてやるよ。
 なんてやり取りの後、気付いた時には私はプロデューサーの前に座らされていた。
345作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/03(火) 14:32:20.91 ID:frdEwinJ

「それにしても、やっぱり女の子の髪って柔らかいんだな」
「そ、そうですか……?」
「うん。ふわふわで柔らかくてさらさらだ。俺とは大違いだな」
「あ……ありがとう、ございます」

 なんだこの人、本当にプロデューサーか。
 いつものキリッとした声と表情とは違う、何処か甘く、何処か柔らかい雰囲気に調子が掴めない。
 湿っていて少しだけ引っかかる髪にドライヤーの温風と、櫛の感触が感じられる。
 時々プロデューサーの手で髪を梳かれるものだから、私は顔を紅くしながらなされるがままだった。
 トキメキなんてものじゃない、どきどきと高鳴る鼓動がすぐ後ろにいるプロデューサーに聞こえてはいないだろうかと不安になる。
 きっと顔だけじゃなくて耳まで真っ赤だろうな、気付かれていないかな、なんて。

「んー……」
「……どうしたんです、プロデューサー?」
「いや……今日は柑橘系のシャンプーかな、と思って」
「よく分かりましたね。私のお気に入りなんですよ」
「へえ、卯月も好きなのか」
「……私も?」
「ああ、俺も好きなんだ、柑橘系の香り。いい匂いが卯月からしてくるから、髪を乾かしてる俺も嬉しくて」
「ッ」

 けど、いつまでもどきどきしている訳にはいかない。
 一つ二つ深呼吸をして、いつもの調子を掴もうとする。
 けれど、不意なプロデューサーの言葉についついそれも崩れてしまう。 
 ……本当に、この人は私の知っているプロデューサーなんだろうか、と怪しく思えてしまう。
 顔を向けなくても、にこにことプロデューサーが笑っているのが分かるほどの陽気な声。
 すっ、すっ。
 まるで愛しむように柔らかくて暖かくて甘い手付きで髪を梳かれて、どきどきは一向に収まる気配がない。
346作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/03(火) 14:32:57.15 ID:frdEwinJ

「卯月の髪って、これ少し曲げてるのか?」
「ふぇ? な、何ですか、プロデューサー?」
「いや、卯月の髪って少し曲げてるのかって……」
「あっ、はい、その……私、少しだけくせっ毛で髪の先が跳ねるんです。なので」
「なるほど。その先だけ少し曲げてるのか」
「はい」
「俺も曲げた方がいいのか?」
「い、いえ。朝した分で一日もつので、そこまでは……」
「そっか」
 
 ちりちり。
 髪の先がプロデューサーの指で弄られているのが感触として伝わる。
 髪の先まで触覚がある筈無いと思っていたが、そうでは無かったらしい。
 髪の先を弄っていたプロデューサーの指が優しく私の髪を梳いていくと、自然とそう思えた。
 春の陽気で、うとうと、ほんわり、少しだけ甘い日常。
 居心地の悪くない空気に甘えていると、ふと感じる、居心地の悪い視線。
 それに気付いた私は、ふと身を震わせた。

「あっ、悪い。ドライヤー、冷たかったか?」
「い、いえ、そんなことはっ」
「うん?」
「えと、その……そのままで、お願い、します……」
「はは、了解」

 プロデューサーのことは嫌いじゃない、むしろ好きな部類に入る。
 キリッっとして少しだけ厳しい声と表情も、LIVEバトルで勝った時に見せる嬉しそうな表情も、私――や他のアイドルを褒めてくれる時に見せてくれる笑顔も、今みたいな時に見せてくれる優しい表情も。
 初めは、ただの男の人だった。
 次に、私をアイドルにならないかと言ってスカウトしてくれた人だった。
 その次に、一緒にトップアイドルを目指すプロデューサーになった。
 気付いた時には、その姿を目で追うようになっていた。
 ――恋をした、なんて、一言では言い表せないような、そんな感情を抱いていた。

 まあ、何が言いたいかと言うと。
 そんなプロデューサーだから、私以外にも色々な感情を抱いている子は一杯いるのだ。
 羨ましそうにこちらを見る妹とそれを宥めながらも自身もこちらを気にする姉な、城ヶ崎姉妹。
 クールな表情で一人黙々と髪を乾かしながらもこちらをちらちらと窺っている、渋谷凜。
 まるで大好きなお菓子を目の前におかれたような物欲しそうな顔をしている、三村かな子。
 私もして下さいと言い足そうな顔をしては思いとどまっている、綾瀬穂乃香、神谷奈緒。
 次は自分だとばかりにうずうずしている、諸星きらり、大槻唯。
 まあ、その他にも一杯。
 みんながみんな、乙女の表情をしてこちらを見ていた。
347作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/03(火) 14:33:36.11 ID:frdEwinJ

「ふむ……卯月ってさ、髪長いよな」
「えっ? ええ、まあ……それがどうかしたんですか?」
「いや、LIVEバトルの時に髪を二本に纏めたら印象が違って見えるなって」
「……一本を二本に、ですか?」
「うん、そう」
「……多分ですけど、ゆかりちゃんと被るんじゃないかな〜と」
「……そういえばそうだな」

 まるで思い出したかのように声を上げるプロデューサーに、くすっと笑みが零れる。
 ゆかりちゃん――水本ゆかりは、私より年下でフルートを吹くのが上手なアイドルの女の子だ。
 吹奏楽部なんて文化系の部活動をしていたにも関わらず、体力的な面だけで言えば私より優れている女の子でもある。
 ついこの間、大きな音楽番組で本格的なアイドルデビューを果たしたばかりで、私としてはちょっと、ほんのちょっとだけ嫉妬を抱く。
 彼女に嫉妬しても恨んでも全く意味がないので、ほんの少しだけなのだが、そんな私の感情を知ってか知らずか、じゃあどんな髪型がいいかな、なんて悩むプロデューサー。
 デリカシーが無いのなんて、もう諦めてる。

「そういえば、さ」
「はい?」
「卯月はどんな衣装がいい? 本格的なアイドルデビューの時」
「……え?」
「卯月達がダンスレッスン中にさ、電話があって。今度お願いできませんかって」
「……本当、ですか?」
「俺が嘘言ったことあるか?」

 ある、あるじゃん、あるじゃねえか、日常だよね、むしろ存在意義。
 プロデューサーの言葉に、色々な子――可愛い衣装を無理矢理着させられた子達の声が、事務所に響く。
 おいおい濡れ衣だぞ、なんてプロデューサー。
 そんな後ろからの声に気付くことなく、私はさっきの言葉を頭の中で繰り返していた。
 アイドルデビュー。
 小さなLIVEバトルとか、イベントの時のアイドルなんかじゃない、ファンの前で歌を唄って踊って、ファンのみんなと一緒に夢を叶えようと思えるアイドル。
 そんなアイドルに、私がなる? 
348作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/03(火) 14:34:04.79 ID:frdEwinJ

「……もし」
「うん?」
「もし、アイドルになれるなら……その」
「うん」
「……私らしい、衣装がいい、です」
「うん、分かった……頑張ろうな」
「ッ……はいっ」

 どきどきが、胸を占めていく。
 ときめきが、この身を埋めていく。
 不安だとか緊張だとか、そんなものを今は感じることもなく、ただただ、柔らかいプロデューサーの声によって感情が持ち上がっていく。
 どんな衣装がいいだろう、どんな衣装が着たいだろう、なんて考えた時、やっぱろ私らしい衣装が着たいな、なんて思ったりもする。
 凜ちゃんも奈緒ちゃんも、拓海さんだってみんなぶつぶつ言いながらも凄い似合っていて、ああ、やっぱりプロデューサーなんだなあって感心したりもした。
 そんなプロデューサーに私らしい衣装を選んで欲しい、プロデューサーが選らんだ衣装で私はアイドルをしたい。
 プロデューサーと一緒なら私はどこまでもアイドルでいられる、なんて。
 彼と一緒なら私はどこまでも私でいられる、なんて恋する乙女のような思考みたい、と思いつつ。
 私は――。
 ――顔が紅いだろうな、なんて思いながら振り向いてプロデューサーに笑顔を向けていた。


(どんなに顔が紅くても、あなたには笑顔を見て貰いたいから)
 
349作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/03(火) 14:35:43.45 ID:frdEwinJ
つうわけで、技術上達のための早書きで短いけれど、島村さんの話でした。
エロいのは、そうだな、シャワールームでの情事でも気が向いたら書いてみる。
その時は島村さんじゃないかもしれないけど、それはそれで勘弁な。
では。
350名無しさん@ピンキー:2012/04/03(火) 16:58:37.68 ID:n81W6qbz
乙です
あれ、島村さんが可愛い・・・!?
351名無しさん@ピンキー:2012/04/03(火) 21:08:30.28 ID:Ll3vJpWH
乙です

>>350
島村さんは可愛いだろ
モブになれるくらい普通で地味だけど!
352340:2012/04/03(火) 21:41:06.46 ID:lkMrqg33
乙です
適当に島村さんSSが最後だろうなって書いたが
まさか実際に投下されるとは…感謝です
353作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/04(水) 16:25:31.85 ID:UMyUAkm2
連日投下してみる。
島村さんが大きく扱われている中、不憫だと思った本田未央で。
ちなみにエロ無し。
すまん。
354作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/04(水) 16:25:58.89 ID:UMyUAkm2
アイドル:本田未央



 アイドルなんて簡単簡単、なんて思っていなかったと言えば嘘になる。
 トップアイドルなんて難しいものじゃない、なんて思ったことは絶対の秘密だ。
 歌を唄えば友達に褒められて、誰々あのアイドルより上手じゃない、なんて持ち上げられて。
 見よう見まねでダンスを踊ってみれば、凄い上手いだとか格好いいなんて褒められて。
 元気よく愛想よく愛嬌よく。
 笑って明るくトップアイドルを目指していれば、いつかは叶うんじゃないかな、なんて思ったりもした。
 けれど。

「それじゃあ、今日のオーディションLIVEで優勝したアイドルにインタビューしてみましょー」
「あ、あの、みなさん、応援してくれてありがとうございます! わ、私、これからも頑張るのでよろしくお願いします!」

 現実は、あまりにも非情だ。
 とあるLIVE会場のステージ脇、その暗闇の中から光輝くステージ上を見つめながらそんなことを思う。
 私より一つ下の緩くてふわふわした雰囲気を持つ女の子が、私が参加していたオーディションLIVEの司会者からマイクを渡されてしどろもどろで答えていく。
 私ならこう言うのに、とか。
 私ならもっと笑顔で答えるのに、とか。
 どうしようもない、どうすることも出来ない感情がぐるぐると胸の中を渦巻いて、それがちょっともやもやしてて。
 これまでどれだけ抱いてきたか分からない感情に嫉妬という名前が付く前に、私――本田未央はステージ上を振り返ることなく控室へと脚を進めていた。
355作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/04(水) 16:26:24.44 ID:UMyUAkm2
◇◇◇

「よっ、未央。お疲れさん」
「あっ……プロデューサー」
 
 控室で橙色を基調とした可愛らしいステージ衣装から学校の制服に着替えてLIVE会場を後にすると、黒のスーツを着た細見の男性――私のプロデューサーが手を上げて声をかけてくる。
 地元の千葉からたまたま東京に出てきた時に、これまたたまたまアイドルにならないか、なんて一歩間違えれば犯罪の匂いもしそうな声をかけてきたままの格好で、いやになるほど涼やかな表情だ。
 というか、黒色の同じようなスーツしか見たことが無いので、正確に言えば声をかけられた時の格好では無いような気もするが。
 一度聞いてみたところ、黒なら汚れても気にする必要が無い、だなんて、本当に芸能界の人かこの人は、と思うようなことを聞いたのは記憶に新しい。
 まあ、それはともかく。
 胸に渦巻くもやもやがばれないように、私は平静を装いつつ口を開いた。

「え、えへへ……ごめん、また落ちちゃった」
「そっか。うん、まあ仕方無いな」
「……怒んないの?」
「ん? 別に、今までも怒ったこと無かったろ?」
「……うん」

 なんだ怒られるのが趣味とか言い出さないよな、とプロデューサー。
 そんな訳ないじゃん。
 そう答えてはみたものの、怒られたりした方が気が楽になるのに、なんて感傷。
 
356作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/04(水) 16:26:43.69 ID:UMyUAkm2
「今回はたまたま未央が選ばれなかった、ただそれだけだろ」
「……そうかな」
「需要と供給ってな。たまたま向こうさんが期待してた子がいただけの話だ」
「そっか……」
「……なんだ、納得してないのか?」
「そういう訳じゃないけどさー……」
「顔に書いてある」
「うそ?!」
「冗談に決まってるだろ」
 
 けらけらけら、といつもと変わらない笑顔を見せてくれるプロデューサーに、ふっと少しだけ心が軽くなる。
 もやもやもやもや、とした黒い何かは消えた訳じゃないけれど、それでも、その笑顔に少しだけ光が差した気がした。 
 分かっている。
 これはプロデューサーなりの励ましだ、と。
 ぷんすか、と怒る――ふりをする――私にすまんすまんと全然心のこもってない謝罪のプロデューサー。
 
「すまんかったって。な、機嫌直してくれよ、未央?」
「むー……新しい服買ってくれるなら、いいよ?」
「……安いシャツとかだけでもいいか?」
「えー、どうしようっかなー」

 あそことかー、あれとかー、最近出来たあそこにも行ってみたいよねー。
 おいおいおいおい、ものの見事に高いとこばっかりじゃねえか、頼むよ給料日前なんだよ。
 えー、どうしようっかなー。
 棒読みで答えた後に、別に冗談だけどね、と答える私に、助かるよ未央、なんてプロデューサー。
 女子高生としては年上の社会人に色々と奢ってもらったりもしたいものだが、まあ、このぐらいで許してあげるかな、と。
 
357作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/04(水) 16:27:06.43 ID:UMyUAkm2
 
「……それにしても、どうだった、今日のLIVEは?」
「……落ちたって話をしておいて、いきなりそれ聞く、普通?」
「これでも未央のプロデューサーだからな。締める時はきっちりしないと」
「……んと……」
「うん」
「……私、トップアイドルになれるのかな?」

 やっぱりみんな凄かったよ、私ももう少しだったんだけどな。
 そう口にした後に。
 そう口にしたと思い込んだ後に、自分の耳に飛び込んできた自分の声が、全く思い描いていたものと違って、あっやばい。
 そう思った時にはすでに遅くて。
 言葉と想いが逆だった、なんて誤魔化すことも出来ずに、私の口はすらすらと、いっそ何でさっきのLIVEの時にこれが出ないのかなんて思うほどに、言葉を紡ぎだす。

「……年下に負けちゃったの。一つ下の子。緩くて、ふわふわで、近所の公園を散歩して写真を撮るのが趣味な、そんな子」
「うん」
「ファンの人が優しい気持ちになれるような、微笑んでくれるようなアイドルになりたいって……そんな子だったの」
「うん」
「……凄いんだよ、ファンの顔、全員覚えてるんだって。実際にさ、アピールの時に来てたファンの人の名前を答えたりしてさ……」
「うん」
「…………ああ、トップアイドルになる人ってこんな人なのかなぁって……何でか、思っちゃった」
「うん……」
「トップアイドルになるなんて、私には無理かな、なんて思っちゃったの……」

 ああ、一生懸命押さえつけていたのに。
 黒いもやもやをどうにか一人で処理出来ると思っていたのに。
 プロデューサーはずるいと思う。
 ずるくて、卑怯で、非道で、悪賢くて……それでも優しくて。
 一人で抱え込もうとした想いに気付いてくれた、なんて思ったりするほど、その顔はどこか優しい。
358作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/04(水) 16:27:27.79 ID:UMyUAkm2
 
 えへへ、と口癖のように笑ってみても、口から出てくるのは何処か空虚な笑み。
 プロデューサーが優しいもんだから、黒いもやもやに押し出されるように涙が一筋流れた。
 私にはファンの顔を覚えるようなことは出来ないし、しようとも思ったことが無い。
 自分が元気で明るくいればいい、なんて、自己のことしか考えていない私にとってそれは当然のことだった。
 ただ元気なだけな、普通の人より少しだけアイドルになりたい、って気持ちが強かっただけの、普通の女の子。
 それが私だ、と否応なしに気付かされて、一粒、また一粒、と涙が頬を伝っていった。

「……プロデューサー、あの、ね、私、私ね……」
「……未央はさ」
「ぐすっ……」
「元気で明るいアイドルになりたい……そう言ったよな?」
「ひぐっ……うん」
「元気で明るく笑ってさ、歌って踊って……俺はさ、そんな未央のファンなんだ」
「……」
「未央が元気なら俺も元気が出てくるし、未央が明るければ俺も気分が上がる。未央が笑ってくれれば、俺も楽しくなって、嬉しくなって、笑うんだ」

 それに、とプロデューサーは言った。
 それに、俺の中で未央はトップアイドルなんだ、俺は未央のファンで、俺の中で未央はトップアイドルで。
 だからさ、未央の泣き顔も可愛いけれど、俺は未央に笑っててほしいんだ、元気で明るく笑う、トップアイドルの笑顔を、俺は見たい。

 ああ、本当にプロデューサーはずるい。
 アイドルを止めたい、そう私が言うであろうことは話の流れから分かっているだろうに、それでも私に優しい言葉をかけてくれる。
 その言葉が嘘か本当かなんて、私には分からない。
 これでいて意外と冷たいところもあるし、プロデューサーからすれば私は商売道具に近い、その全てを信じるには少々疑問が残るかもしれない。
 だけど。
 けれど。
 いつのまにか俯く形で涙を流していた私の顔を覗き込むように優しい笑みを浮かべるプロデューサーになら、騙されてもいいか、なんて思ってしまうのは。
 その言葉を信じてもいいか、なんて思ってしまうのは。
 プロデューサーのためだけにアイドルしてもいいかな、なんて思ってしまうのは。
 彼の中でずっとトップアイドルとしてありたい、なんて願ってしまうのは。
 プロデューサーと一緒にトップアイドルを目指したい、なんて想ってしまうのは。
 ――ああ本当にずるい、プロデューサーにそんなこと言われてしまえば嫌が応にも元気が湧いてきてしまうというのに。
359作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/04(水) 16:27:49.27 ID:UMyUAkm2

「……プロデューサーって」
「うん……?」
「ずるいですよね」
「……そうか?」
「その確信犯的な顔がむしょーに腹立つ時があります」
「む。中々イケてる顔だと思ってるんだが」
「……殴っていいですか?」
「遠慮しておくよ」

 さて、飯でも食いに行こうか。
 奢ってくれるんですか?
 安いラーメンならいいぞ。
 女子高生にラーメン勧めるんですか?
 嫌ならいい。
 行きます、行きますって。

 ぐすっ、と一度だけ鼻をかんで、袖で涙を拭う。
 現金だな私、なんて思ったりもしたが、これが私だ、本田未央なのだ。
 元気で、明るくて、トップアイドルを目指す私。
 その横で私を導いてくれるプロデューサーがいるのだ、めそめそと泣いている場合じゃない。

「……もし」
「はい?」
「もし本当に疲れたら、その時はハンカチぐらい貸してやるよ」
「……そこは胸じゃないんですか?」
「なんだ、貸して欲しいのか?」
「はい」
「……えらい素直だな」
「元気で明るく素直なアイドルを目指そうと思いまして」
「そうか……いいことだ」

 私は完璧じゃない。
 歌も踊りも喋りも、普通の人より少しだけ上手な、普通の女の子。
 元気で明るい普通の女の子が、元気で明るくて素直なアイドルを目指すなんて。
 そんなシンデレラストーリー。
 きっと悪くない。
360作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/04(水) 16:28:08.86 ID:UMyUAkm2

「ねえ、プロデューサー?」
「ん、何だ?」

 シンデレラに必要なのは、手を伸ばしてくれる魔法使いと王子様。
 普通な私とアイドルを目指してくれる魔法使いなプロデューサーと。
 アイドルを目指す私に元気をくれて、一緒に歩いてくれる王子様なプロデューサー。
 二人一役、ほら完璧。
 そんな完璧に心に力が湧いてきて、黒いもやもやを吹き飛ばして、私の足取りを軽くする。
 プロデューサーを追い抜いて、くるりと回って。
 さっきの泣き顔とは違う、出来る限りに元気で明るい、そんな笑顔で。
 私は――。
 ――これからも、トップアイドル目指します。


「私がトップアイドルになるまで、ちゃーんと面倒みてねっ。えへへ〜、これからも力を合わせて頑張ろーっ!! 」



(元気の裏側、見せるのはあなただけだから)
361作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/04(水) 16:55:06.11 ID:UMyUAkm2
いやー勉強になりました。
エロ無しなのは、まあ勘弁。
エロい下りとか考えるの結構大変なの。
次はきっと考えると思う、純愛エロな方向で。
ではでは。
362名無しさん@ピンキー:2012/04/04(水) 18:16:25.30 ID:AOz4RkSb
おつおつ

2コスの昇格はじらされてるってか、凛が立ちすぎだ・・・
二次創作でも本田ちゃんは不遇だしがんばって欲しいが
私はしまむらさんのが好きです。
363名無しさん@ピンキー:2012/04/04(水) 23:42:48.98 ID:ETyqW7Kv
いいねぇ、可愛いねぇ、未央

乙であります!
364名無しさん@ピンキー:2012/04/05(木) 03:04:16.43 ID:MWtlDmDv
元気ですかーっ⁈元気があれば、何でも出来る…っ!行くぞーっ‼
\ファイッ/ \ファイッ/ \ファイッ/ \ファイッ/ テーンテンテーン♩

炎の豆タンク 〜AKANE BOM-BA-YE〜
365名無しさん@ピンキー:2012/04/05(木) 03:17:26.37 ID:vjiDd5Vq
誤爆ですか?と思ったが違うのか
366名無しさん@ピンキー:2012/04/06(金) 03:25:12.12 ID:vWuV+IZ1
ttp://touch.pixiv.net/novel/show.php?id=890788

アルェー?作者同じなのかな?
367名無しさん@ピンキー:2012/04/06(金) 04:29:34.22 ID:q4ltZvcJ
同じじゃね?最初のほうでちゃんと言ってるし
368名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 13:34:08.05 ID:Se4XyZBQ
>>366
>>367

イエス、俺であってる。
Pixivネーム『ダイ』とは俺のことだ、とかなんとか。
一応こっちと向こうとで同じ作品落としてるけど、エロ無しは違うだろ、って言われたら自重するぜ。
登録してなかったら向こうでR-18は見えないからと思ってのことだから、まあどっちでもいいし。

それはそうと、痴漢ものに取り掛かった。
いつになるかはわからんが、そのうち上げると思われる。
アイドルは十時愛梨を予定。
あのあざといエロさが淫乱っぽいよね、まっ、持ってないけどさ。
369名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 16:19:01.35 ID:jfrQqXZb
十時の胸って糞でかく見えるのに数値は86センチとなんかおかしい
さっさと修正するべきだ
370名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 16:45:26.61 ID:Se4XyZBQ
>>369
そこがいいんじゃないか、という俺は変態か?
アンダーが細いとか、ウェスト細くてそう見えるとか
いろいろと妄想が膨らむだろ
371名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 22:15:04.34 ID:EvYR+89F
とにかく満員電車(全員痴漢w)の痴漢s超連携プレイで
乳揉み・尻揉み・鷲掴み・クリ揉み・乳首揉み・握らせて強制手コキw
そして三か所同時挿入雌奴隷!…を期待してますw
372名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 22:17:33.43 ID:YfObtatK
>>369
あん?デブさんのことかな子って言うな!
373名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 23:54:26.61 ID:VJFkXOs3
南条光ってなんか無理やり犯したくなる
今までSS書いたこと無いけどこの機会に書いてみようかな
374名無しさん@ピンキー:2012/04/08(日) 05:55:40.97 ID:SCHqxhUH
千佳ちゃんはないのか(汗汗
375名無しさん@ピンキー:2012/04/11(水) 18:10:13.44 ID:lHr+LktW
拓海姉貴のSS書けたので投下します。 以下注意点、苦手な人はスルー。

・巨乳首・巨乳輪描写が常識の範囲内で有ります。
・母乳は出ません。
376大きな秘密(P×拓海)@:2012/04/11(水) 18:12:11.26 ID:lHr+LktW
「お兄さーん、ちょっとさぁー金貸してくれない?」
俺はある夜少女たちに出会い、人生で初めてのカツアゲを経験した。
後3日で担当アイドルをスカウトしないといけないのに、なかなか見つからないで困っていた。
「待ちな」
そこに特攻服を来た少女が現れた。
「アタシに黙って勝手な事すんじゃねぇよ」
「リーダー!」
リーダーと呼ばれた彼女は染色していない美しい黒髪ストレートで、顔も愛らしかった。
何よりサラシでキツく締め付けているにもかかわらず
激しく自己主張している巨乳には、目が点になった。
彼女とその部下の女の子は何やら揉めていたが、既に俺は決めていた。
「君の名前は?」
「あぁん? 拓海だけど……」
俺はさっきまで金を要求していた少女たちに万札を一枚渡して
代わりにその美少女・拓海を引っ張っていく。
「ちょっと待て! どこへ連れて行く気だ。警察なら行かねぇぞ!」
「警察じゃない、アイドル事務所だよ」
「アイドルぅ〜……?」
俺の言葉に彼女は眉を顰め、不思議そうな眼で見つめ返してきた。
「そう、君は明日からアイドルになるんだ」
「ふ……ふざけんじゃねぇっ! アタシは天上天下、喧嘩上等、特攻隊長向井拓海だぞ!
 誰がアイドルなんてチャラチャラしたものなんかに……! おい、聞いてんのか!」
「じゃあ先にそこのレストランで今後の事を話し合おうか」
「だーかーら、アタシはアイドルなんてやらないんだよッ! 人の話聞けッ!! 」
その日のうちに俺は向井拓海を説得してスカウトした。
俺の3時間に及ぶ熱弁に、とうとう頑なな態度を取っていた彼女も折れたようだ。
「チッ……世話になった分の義理は立てるぜ」
意外と義理堅い良い子で安心した俺は
暴走族に入ったきっかけをそれとなく聞くと、彼女は家庭の不満を吐露した。
俺はそれを聞いた上で、「アイドルになれば皆に本当の君を伝える事が出来る」と断言した。
すると彼女は一言、「やってみやがれ」と返してきた。
翌日社長と面会させたが、社長も一目で彼女を気に入り
晴れて拓海は俺の担当アイドルになった。
「拓海、次の仕事はこの衣装で行なうぞ!」
「ア、アタシにコレを着ろってのか!?」
最初は仕事を渋っていた彼女だったが、やがて不器用ながら俺を良く思ってくれるようになった。
「うォォ、恥ずかしいィィィィィ!!」
新しいドレスを着せる度に大声を出して恥ずかしがる彼女は、とても新鮮に映った。
377大きな秘密(P×拓海)A:2012/04/11(水) 18:13:23.95 ID:lHr+LktW
   #  #  #

親愛も深まってくると、彼女は当初考えもしなかった行動に出る。
「おい、アンタ……」
「何だ?」
「とぼけんじゃねぇ! ほら、いつもの……アレだよ」
「分かった」
俺は微笑んで、目を瞑る彼女に口づけをした。
恥ずかしい衣装で人前に出る前に、彼女は気合いを入れたがる。
そしてその気合として、ステージに上がる度に俺とキスをするのだ。どうもキスをすると、安心するらしい。
実際、キスした後のステージは毎回最高のパフォーマンスを叩き出している。
「んっ……んう……」
男勝りな性格に似合わず、彼女のキスは大変可愛らしい。
エサを啄ばむ雛のように、小さく何度も俺の唇を吸う。
恐らく経験の浅さからだろう。遊んでいる子だと勝手に思っていたが、意外と身持ちは固いようだ。
ただキスと言うと彼女は気合い注入だと否定するので、その辺りは彼女に合わせている。

「少し頼みがあるんだ。いいか?」
拓海は少し周りの反応に敏感な所がある。
ある日彼女は、レディース仲間内で何回男と寝たかといった自慢話を聞かされたと言う。
仲間内で処女なのは拓海だけだそうだ。
話題についていけなかった彼女はハブられる事を恐れ、手っ取り早く俺を相手に処女を喪失する決意を固めたのだ。
俺は二つ返事で承知した。目の前の爆乳美少女に処女をもらってくれと言われたら
もらうのが礼儀でありマナーであり道義である。
「アイドルだから」というつまらない建前で彼女を抱けるチャンスをフイにするなんて考えられない。
「じゃあ、いくよ……」
「あ……」
その日、俺は自宅のアパートでいつものように拓海の口唇を奪った。
「んう……キスもするのか……」
「そう、セックスしてもキスしなかったら片手落ちもいい所だよ」
「そ、そうか……」
拓海のウブさに罪悪感を覚えたが、俺は溢れ出る肉欲の本流に従い、次に進めようと胸のサラシに手を伸ばす。
「止めろっ!」
彼女の平手打ちが俺の左頬に炸裂した。
「ここ触ったらツブすかんなっ!」
キスの時とは違い、拓海は胸に一切触らせてくれなかった。
その必死さに俺は圧倒され、胸乳の愛撫は諦める事にした。
立派な乳宝が鎮座しているのに、拝めないというのは酷な話だ。
378大きな秘密(P×拓海)B:2012/04/11(水) 18:15:20.28 ID:lHr+LktW
俺は気持ちを切り替え、彼女のズボンを脱がす
すると、何やら見慣れぬ形のショーツが目に入った。
「これは……褌?」
「わ、悪いかよ……アタシはな、チャラチャラした下着なんざ着ない主義なんだよ!
 それに、フンドシなんてカッコ悪ぃ言い方は止めろ。
 クラシックパンツだ、クラシックパンツ。最近流行っているらしいからな」
チャラチャラした物に抵抗があると言いながら
変な流行を取り入れる彼女は少し感性がズレているのではないかと時々思う。
しかし、デフォルトでフンドシを着用した娘が目の前にいる事実に、俺は胸が高鳴った。
「道明寺歌鈴が褌を履いている」と担当Pからドヤ顔で自慢された時
死ぬ程羨ましかった事を思い出した。

「後ろ向いて」
「? こうか……?」
尻間に食い込んだ捻り布が、彼女の尻肉を美しく、そして官能的に演出している。
触ると手がとろけそうなくらいすべらかで、弾力もある。尻だけが魅力ではない。
前の薄布は豊かな秘丘を申し訳程度に覆い、恥溝の形を浮かび上がらせていた。
「んあぁ……!」
折角の褌姿と、俺は布越しにキスをして味わう。
甘い濃い臭いが鼻腔を刺激した。淫露がじんわりと恥部の布を濡らしていく。
俺はその布を股の付け根に寄せる。せっかくの白褌、全て脱がしては勿体無い。
(こ、これが拓海の……)
絵に描いたかのような乙女の恥唇がそこにあった。
開いて見るとぼんやりと薄膜すら見える。正真正銘の未通娘だ。
布を脇にずらしたまま、俺は夢中で拓海の恥部を舐める。
「こらぁっ、変態みてぇな事するなよ!」
「これはセックスする時のマナーみたいなものだよ。
 充分湿っていないと、本番で痛いじゃないか。まさか、それも知らないのか?」
「……し、知ってるに決まっているじゃねぇか! それくらい!」
完全な無知を否定する拓海を軽く誘導し、俺は彼女の恥部にむしゃぶりついた。
数分後にはもう味わえない、最後の処女汁を味が無くなるまで舐め取り続けた。
「んぶっ……じゅるっ……ぢゅっ……んう……」
しかし何という癖のある味だろう。股間に強く響き、息子は絶えず感涙している。
顔を離した時、先端部から垂れた我慢汁はシーツに湖を描いていた。
379大きな秘密(P×拓海)C:2012/04/11(水) 18:16:01.73 ID:lHr+LktW
俺はここに来る途中で購入したコンドームを付けてセックスに挑んだ。
AVでは何度も見た光景だが、実際自分で行うのは初めてだ。
「いくぞ、拓海……」
桃色の肉帽が恥肉を外に押し開き、ゆっくりと蜜孔に埋まっていく。
「……っっ!」
「痛いか」
「全然……こんなの、根性焼きに比べたら屁でもねぇよ……」
俺は根元まで彼女の中に押し込んだ。
流石に初物だけあって、きゅうきゅうと肉茎を締め付けてくる。
気を抜くとすぐに暴発しそうだ。
ゆっくりと、慣らすように動かすと不規則なうねりが絶えず愚息を襲った。
(うう……ヤバい……!)
男の矜持として拓海の恍惚とした表情を見るまでは我慢しなければ……
と思っていたが、数分すら持ちそうにない。
案の定、数合目の突きで敏感な雁首をピンポイントで締められ、俺は早くも臨界を越えてしまった。
(あああっ……!)
ドクン、ドクン。俺の肉槍は大きく震えながら、精汁を漏出していく。
今まで感じた事のない快響に、眼の奥から堪らず熱涙が湧き出てくる。
「こらっ、腹の中で暴れさせるんじゃねぇよ!」
「えっ……」
「早く抑えろっ……アタシは初めてなんだから、もっとゆっくりしろよ」
どうやら彼女は俺の射精に気づいてないようだ。
幸い、分身は射精前と変わらない硬度を維持している。
「拓海……、拓海……!」
男性器を味わって間もない彼女の蜜孔に、俺は何度も肉杵を突き落とした。
俺という異性の味を覚え込ますために、本能の命じるまま彼女の恥肉を蹂躙する。
「やあっ……! んはあぁ……っっ!」
眼下で拓海は、可愛らしい嬌声を上げる。
男勝りな彼女の、いつもとはまた違った表情は、俺の劣情を更に高ぶらせた。
「ああっ! 何だよ、これ……き、気持ち良い……っ!」
俺は先端からビュッビュッと二度目の射精をしながら、ピストンを続ける。
吸い付く女肉は尿道に残留している精液も残さず搾り出す。
「ああっ……! ああっ、……良いっっ!」
数十分の精戦の果てに、彼女は処女喪失後初めての絶頂に昇り詰めた。
背を弓なりに曲げ、俺の背中に爪を立てながら、膣内を強い律動で震わす。
それに釣られるように、俺の逸物も残り汁を盛大に吐瀉した。
「はぁ……、はぁ……」
荒い熱息を吐いている拓海を眺め、静かに逸物を抜き取る。
先端部には鶉の卵3個程の精汁が重々しく溜まっていた。

彼女の中を心ゆくまで堪能した俺は、今でも彼女と関係を続けている。
それというのも、彼女がすっかりセックスにハマってしまったからだ。
しかしそんな彼女も胸だけは異様にガードが固く、付き合って随分経つが一向に裸乳を見せてくれなかった。
380大きな秘密(P×拓海)D:2012/04/11(水) 18:16:59.91 ID:lHr+LktW
   #  #  #

「あらあら、プロデューサーさん。いらっしゃいませ」
向井邸に着くと、拓海の母親が出迎えてくれた。
年相応の色褪せが垣間見えるが、中々艶やかな女性だ。
特に胸は、形こそ崩れているものの重量感あふれるシロモノである。
拓海のモンスターバストは母親の血なのかもしれない。
そんな彼女は俺からアイドルスカウトの話を聞いた時、家族総出で協力すると約束してくれた。
家族としても、不良集団と実りない付き合いを続けるよりも
芸能界に身を置いてくれた方が人聞きもいいと判断したらしい。
事実、アイドル活動を始めてから拓海は極端に自由時間がなくなり
昔の悪友と付き合う事もほとんどなくなった。
心労が減ったのか、彼女の両親も以前より穏やかで若返ったかのように生き生きとしている。
「拓海は居ますか?」
「ええ、いますよ。ですが、すみません。私すぐに出なくてはならないので戸締りお願いできますか」
俺にスペアの鍵を手渡して、彼女は玄関から入れ違いに出て行った。
いい人なのだが、図らずも家庭崩壊を防いだ救世主となった俺をどうも信用しすぎている懸念がある。
(すいません、お母さん……。
 娘さんの大切にしていたもの、この前もらっちゃいました……)
多少の罪悪感を覚えつつ、俺は鍵を握り締めて二階に上がった。
拓海の部屋を見ると半開きになっていた。
躊躇なくその隙間から覗くと、丁度彼女は上着を着ようとしている所だった。
サラシもブラもつけていない彼女の背中は新鮮に映った。
(よーし……)
俺はふとイタズラ心を起こし、驚かすつもりでドアに背を向けている拓海に近づいた。
「……わっ!!!」
短い大声を口から吐いて肩を叩くと、彼女は何が起こったのかとパニックになり逃げ出そうとした。
それはいいのだが、足元に転がっていたスプレー缶を思いっきり踏んでしまい
その場にドテンと見事に転んでしまったのだ。
「痛ってぇ……」
「す、すまん。大丈夫か、拓海?」
俺はドッキリ成功の発言をする機会を逃し、申し訳ない思いを抱きながら彼女の身を案じた。
拓海は眼前にいる俺の姿を見ると、再び狼狽して露わになった巨乳を隠す。
381大きな秘密(P×拓海)E:2012/04/11(水) 18:18:26.31 ID:lHr+LktW
「み、見るなぁっっ!」
しかし拓海の立派なバストは、決してその細腕で隠しきれる代物ではない。
俺は腕の合間から顔を出している桜色の乳輪と乳首を見てしまった。
禁忌の裸胸を見てしまったのだから、てっきりどつき倒されるかと思い、俺は身構えた。
しかし鉄拳一発飛んでこないので、俺は不思議がって拓海の方を見る。
「拓海……?」
彼女は顔を真っ赤にして俯いていた。
そして俺が言葉をかけると、キッと怒りに満ちた眼で睨み返してきた。
「何だよっ!?」
「その、……驚かして悪かったよ拓海。見るつもりはなかったんだ。そのう……」
「うるせぇっっ! アンタに……気持ち悪い胸を見られたアタシの気持ちが分かるのかよっ!」
拓海は家に響く位の大音声で叫んだ。その声は泣き出しそうな悲しい響きを伴っている。
「で、でもさ、気持ち悪いとか……そんな事は全く……」
「嘘を付くなぁっっ!」
拓海は自身の胸乳を俺に突き出した。やはり重量感の強いその豊穣の証は、圧倒される。
「こんな……500円玉の倍もあるデカい乳輪の女なんて、嫌だろうがっっ!
 乳首だって、アーモンドみたいにデカいしっ……くっ……」
彼女は自分の乳を指差しながら目尻に涙を溜めている。
確かによくよく見ると、彼女の乳輪は昔のシングルCD並みの大きさである。
乳房自体が大きいので全体としては違和感がないが
その様はまるで成人向け漫画から抜け出て来たのではないかと錯覚させられる官能的な造型だった。
また乳首も大きい。大きいがしかし、冷静に考えると彼女の表現はオーバーだ。
アーモンドではなく、大粒の麦チョコと言う方が的確な気がする。
「幻滅しただろう!? こんな化け物みたいなチチの女……」
「……拓海」
俺は嗚咽を上げ始めた彼女を優しく抱き締めた。
赤ん坊をあやすように背中を撫でて、慰めの言葉をかけていく。
「拓海は相変わらず綺麗だよ。こんな可愛い化け物なんて、お話の中にも居やしないさ……」
「嘘を付くな……ドン引きするだろう、こんなチチ……」
「嘘じゃない。個性的だが魅力的なおっぱいだよ、拓海のは」
「じゃ、じゃあ……コレ、舐められるか……?」
拓海は背を反らし、乳肉を掴んで俺に突きつけた。
382大きな秘密(P×拓海)F:2012/04/11(水) 18:19:55.91 ID:lHr+LktW
元より俺に、拓海のおっぱいに対する嫌悪感などあるはずがない。
すぐに顔を近づけて、彼女の自己顕示に満ちた乳果をそっと口に含む。
「あっ……!」
一息軽く乳凸を吸うと、彼女は愛らしい喘ぎを漏らす。
俺は彼女が止めないのを良い事に、赤ん坊に返ったかのように彼女の乳をしゃぶった。
「ちゅっ……ちゅぷっ……、んっ……、んう……」
「あん……っ! あはぁっ……!」
夢にまで見た拓海の豊乳に俺は夢中になった。
彼女の乳首は大きい分、大変しゃぶり甲斐がある。
俺は口を窄めて吸う合間に、口内のそれを舌で嬲り回した。
唾液を擦り込ますように舌で乳面を丹念に舐め上げ
ある時は左右に振った舌腹で往復叩きし、その柔らかさを堪能する。
そして舌先を小さく使い、ツンツンとこそばして焦らした。
何と味わい深い乳果だろうか。唾液でぬめった乳輪が、絶えず脳髄の肉欲を刺激する。
「怖く……ねぇのか?」
夢中で舐めている俺を彼女は複雑な表情で見ていた。涙は止まったようだ。
「怖くないよ。確かに個性的だけど、すごくセクシーで……俺、益々拓海が好きになったよ」
すると拓海は、自身が乳にコンプレックスを持った件を静かに話し始めた。
彼女は小学生の頃から既に良好の発育に恵まれていたらしい。
小学校の全女生徒の中で、彼女が一番大きかったという位だから相当だろう。
おまけに容姿は可愛いので、最初は男子にちやほやされていたという。
しかし女子にとって、彼女のような存在は敵以外の何者でもない。
彼女たちはある日の水泳の時間に、グループで彼女を囲み
衆人環視の中でタオルを剥ぎ取って真裸にした。
更衣室はなく教室で着替えていたため、その胸の秘密はその場にいた人間の知る所となった。
陰険な女子グループは彼女の胸のコンプレックスを槍玉に挙げ、殊更に嘲笑した。
そしてその時以来、拓海はイジメの対象へと落とされたのだ。
拓海は事ある毎に男女から「デカ乳首」とか「キモ乳女」とか囃される毎日を送る羽目になった。
あの頃の年頃の子供はちょっとした「違い」を見つけ、からかいの種にする事に関しては天才的である。
そしてレッテルを貼られた子は様々なグループから邪険にされる。
その子を匿ったら、自分たちも苛められるからだ。
孤立した彼女の心は荒み始め、ついには不良行為に走るきっかけとなった。
「ひどいな……」
何でその場にいてロリ拓海の幼巨乳が見れる世代に生まれなかったのか
と血涙を流しそうになったが、場の空気を読んで率直な感想を呟く。
「俺はそんな事で拓海を馬鹿にしたりはしないから、安心してくれ」
拓海は顔を上げ、「嫌いに、ならないのか……?」と聞いた。
その問いに、俺は強く首を振って答える。
「なる訳ないよ。俺、拓海の事が好きだからさ……」
彼女は俺にギュッと抱きついた。
こんな甘えた態度を取る彼女は非常に珍しく、一瞬俺は慌てた。
「嫌われると思ったんだ……アンタにだけは嫌われたくなかったから」
そんな彼女を俺は優しく抱き締め返した。
383大きな秘密(P×拓海)G:2012/04/11(水) 18:20:57.96 ID:lHr+LktW
   #  #  #

「拓海、頼みがあるんだが……」
「何だ?」
俺は駄目元で彼女に「ある」事をしてくれと頼んだ。
それは拓海と出会って今日まで、俺がずっと憧れていたものだった。
俺はベッドの端に座り、股を開いて隆々と屹立した肉茎を彼女に晒す。
「こ、こうか……」
俺が教えた通りに、彼女はそのたわわな淫乳で俺の逸物をそっと挟み込んだ。
そこそこの大きさを持つ肉茎が丸々乳間に隠れる。
彼女は両手を使い、左右から怒張した肉芯を圧迫する。しかし何と素晴らしい乳圧だろうか。
柔らかさと温もりに満ちていて、すぐにもとろけてしまいそうだ。
「ああっ……!」
感嘆の声を上げる俺を、拓海は訝しげな表情で窺う。
「そんなにいいのか、これ……?」
「ああっ、そ、そのまま……しごいて」
拓海は逸物を乳肉でホールドしたまま、上下に動かした。
この柔らかい感触は恥穴とはまた違った味わいがあり、大変癖になる。
俺は想像以上の快感に感動するあまり、目頭が熱くなった。
「ああっ、気持ち良い……!」
「へへっ、何情けないツラをしてんだよ……」
拓海は俺のリアクションが面白いのか、更に力を加えて逸物をしごき抜く。
快感のために腰に力が入らず、両腕を後ろに回して倒れないように伸ばしている。
こんなものを知ってしまった以上、オナニーなんていうものは寂しくてやっていられないだろう。
「気に入ったぜ、この技! ……ほらよっ、コイツはどうだ!?」
彼女は有り余っている乳肉を交互に上下して擦りつける。
「ああっ……き、効くっ!」
そのツイストの利いた乳技は俺を魅了するのに充分な魔力を備えていた。
彼女は調子に乗ってハイペースで俺の逸物を刺激していく。
「ほらっ! 気持ちいいんだろ? アタシの乳ズリで情けない変顔晒して、イっちまえっ!」
「ああああ!」
限界まで膨張した俺の逸物は、彼女の乳責めに耐えきれず、乳肉の中で暴発した。
「うおっ!?」
その威力は強烈で、まるで地下水を掘り当てたかのように乳谷から大量の精汁が噴き出した。
彼女もびっくりして抑えていた手を離す。
すると自由になった肉砲は暴れ牛のごとく乱れ動き、ブビッ、ブビュッと風を斬って精汁を撒き散らした。
「ば、馬鹿野郎! 止めろよ!」
「そんな事言ったって……」
結局、彼女の豊乳に大量の精汁を散々ぶっかけてようやく収まった。
熱したチーズのようにとろりとした濃厚なザーメンが拓海の宝乳に纏わりついている。
間違いなく今までで最高の射精量だった。

   #  #  #

「……おいっ」
事務所へ向かう道すがら、彼女は俺に声をかける。
「何だ、拓海」
「……さっきはビビっちまったが、今度はあんなヘマをしないから覚悟しろよ」
からかい甲斐のある友達を見つけたかのような笑みを浮かべて彼女は言った。
「これからはアンタの良いようにならないからな。アタシのこの胸でアンタを征服してやるよ」
384名無しさん@ピンキー:2012/04/11(水) 18:27:59.56 ID:lHr+LktW
すみません、注意書きの所に「フンドシ娘要素有り」と
追加しておくのを忘れていました。

SSは、以上です。
385名無しさん@ピンキー:2012/04/11(水) 18:42:35.13 ID:8qOKO3Jg
おつおつ

拓海さんは「ねーよwww」って思ってたが、考え直す必要があるようだ
キャラ掘り下げる的な話なのがすごい良い
386名無しさん@ピンキー:2012/04/11(水) 19:27:18.63 ID:lHr+LktW
>拓海さんは「ねーよwww」って思ってた

えっ……爆乳+サラシ+黒髪ロングで、速攻一目惚れしたんだが
387名無しさん@ピンキー:2012/04/11(水) 19:35:29.47 ID:8qOKO3Jg
いや、なんかキャラ造形が露骨というかなんというか
千葉とか茨城とかああいう格好した人って身近だったりする?
漫画の中でしか見たことないもんでw
388名無しさん@ピンキー:2012/04/12(木) 02:29:20.87 ID:kOsoqqmX
キャラ否定ヘイトが吐かれる時点でやはり継続すべきではなかった
389名無しさん@ピンキー:2012/04/12(木) 07:43:17.74 ID:4GYbRXsT
露骨というか何というか、結局のところは二次元だから
サンタとかお正月とか、色んな女の子をアイドルにしてる時点で露骨も何もあったもんじゃないだろ
そもそもの話として、エロパロ板でリアル追求は止めとこうぜ
作者の人達も書けなくなるし
390作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/13(金) 13:32:06.55 ID:lcvHMZr9
息抜きに書いたエロ無しが思いのほか進んだので、落としてみる。
こんな事務所だったらいいよね、願わくばいたいよね、なんて妄想満載。
お気に入りのキャラがいない場合はすまぬ、補完よろしくのことよ。
391作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/13(金) 13:32:24.20 ID:lcvHMZr9
アイドル:安部奈々、渋谷凛、三村かな子、大槻唯、諸星きらり、高垣楓、向井拓海、千川ちひろ

 何か、夢を見ていた気がする。
 ふわふわとした雲のような、何処か綿あめのように甘い、そんな夢。
 夢の中身は朦朧としていて、覚束ないようで、記憶に残るものではない。
 これは夢だ、と自覚する夢は明晰夢というらしいが、果たしてこの夢はそれなのか否か。
 そんなどうでもいいことを感じていると、浮き上がっていく意識がざわめきと人の気配を感じる。
 
「……」
「……」
「……」

 まるで風が通り抜けるようにただ音でしかなかったざわめきも、ある程度意識が浮かぶとそれは人の声として捉えることが出来る。
 ざわめきの中、恐らくは幾人かの人が発したであろう声に聴き覚えを感じた俺。
 そういえば、昨日――というより、今日と言った方が正しいか――は家に帰らなかったことを思い出す。
 午前にレッスンに付き合い、午後からは営業回りとCD発売の販促、またレッスンに付き合ってアイドル達を売り出すための企画やらCD制作のための起案

やらを纏めて。
 気付いた時には既に4時で、家に帰るのも面倒くさいと思った俺は事務所のソファで仮眠を取ることにした。
 8時ぐらいにはちひろさん(早川ちひろ、俺の所属するプロダクションの受付的存在)が来るから、来たら起こしてくれるようにメモも書いた。
 朝飯はコンビニでいいだろう、と考えながら寝たのは記憶に新しい。
 しかし、と思う。
 先ほど聞こえた声にちひろさんの声は無かった、むしろ、俺が担当するアイドル達の声だった。
 頭の中に疑問符が飛び回る。
 飛び回るが、身体が寝ている状態では今の状況も、ちひろさんの存在も、アイドル達の状況も分かることはない。
 未だ眠りたいという本能を意識で無理矢理押さえつけた俺は、目を覚ますことにした。
392作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/13(金) 13:33:25.21 ID:lcvHMZr9
「……プロ、デューサー……ッぅ?!」
「……ん、おお、奈々か。なんだ、起こしてくれたのか?」
「……」
「ふぅわぁぁぁ……むにゃ。ん、どうした? 起こしてくれたんじゃないのか?」
「……あ、えと、その……はい。おはようございます、ご主人様」
「いや、俺プロデューサーなんだけど……まあ、いいか。中々新鮮な目覚めだったよ」

 目を覚ますと、ばちっ、と目があったのは安部奈々であった。
 東京から電車で1時間ほどのウサミン星(笑)出身の面白くて可愛いところがある彼女は、どこで仕入れたのか分からないいつものメイド服を着て俺の目の

前――本当に目と鼻の先に顔を置いていた。
 ソファで寝ていたということを考えても、俺の顔を覗き込んでいたような体勢である。
 永遠の17歳(本当に17歳なのは履歴書から知っているが)とかウサミン星とか言動はいろいろあれな子だが、その実、メイド服を着る通りに意外と世話

好きだということを俺は知っている。
 俺を起こす直前に声をかけるために顔を近づけていたのか、と勝手に判断して俺はソファから身体を起こした。

「……ん? 何だ、みんな来てたのか? あれ、ちひろさんもいるじゃないですか。起こしてくださいってメモしてたのに」
「え、ええ……すみません、プロデューサーさん。よく眠ってらしたので、起こすのも悪いかと思いまして……」
「ふうん、まあ別に構わないんですが……って、まだ8時30分も来てないじゃないか。あれだ、なんでみんないるんだ?」
「……私は、CDの販促で何か問題が無かったかなっと思って」
「……その、私は凛ちゃんと同じなのと、あと、チョコレートケーキを作ったんでみんなで食べようかなと思って」
「唯ときらりんはそのかな子ちゃんに呼ばれてだよ」
「そのと〜り〜。おっす、Pちゃん、ばっちしにょ〜」
「……布団代わりのスーツが吹っ飛んだままですよ、プロデューサー」
「……来てちゃ悪いのかよ」

 肩を回せばごきごきと音が鳴り、首を動かせばばきぼきと身体が軋む。
 骨と骨の間の軟骨か何かしらに出来た空気の膜が割れている音なんだぜ、と誰ともなしにどうでもいい知識を頭の中に浮かべつつ、俺は何故か事務所に顔を

のぞかせていたアイドル達に視線を動かした。
 渋谷凛、CDデビューを目前に控えた少女は、その販促が気になって。
 三村かな子、凛と同じくCDデビューを前にした少女は凛と同じ理由なのと、その手に持つ白い箱の中身を目的として。
 大槻唯と諸星きらり、彼女達はそんな三村かな子に誘われて。
 高垣楓と向井拓海、この二人はよく分からない。

 他にも。
 甘いコーヒーを飲みに来ただけだよ、と東郷あい。
 あいさんに連れられて、あ、甘いこーひーを飲みに、です、と日下部若葉。
 その二人が来客用のソファでコーヒーを啜りながら声を上げていた。
393作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/13(金) 13:33:45.96 ID:lcvHMZr9
「コーヒーは如何だい、プロデューサーくん? 眠気覚ましにブラックで一杯」
「あっ、ありがとうございます、あいさん……」
「ん、何だい?」
「いや……なんか、機嫌良くありません?」
「おや、中々いいところに気付いたね。それとも何だい、そんなに細かいところに気付くぐらい、きみは私のことを気にかけてくれていいるのかい?」
「当然ですよ。あいさんのプロデューサーですよ、俺は。それぐらい気づきますって」
「……やれやれ。細かいところに気付いても、鈍くてずれているのは相変わらずか」
「酷い言われようだ……ん?」

 ことり、と奈々が持っていた盆にあいさんがコーヒーを置くと、僅かばかりにカタカタと音を立てながら運ぶ奈々。
 メイド服とその様が実によく似合っていて、ありがとう、なんて自然と笑えば、何故かだんまり。
 機嫌が悪いのかな、なんて、女の子特有の機嫌か、なんて思ってみれば反対にあいさんの機嫌は良さげだった。
 機嫌がいいということに気付かれたのがまた嬉しいのか、普段よりも二割増しに笑顔が輝くあいさん。
 この笑顔にやられました、という女性からのファンレターが多いんだよな、なんてことを思いつつコーヒーを飲めば、ふと気づく違和感。
 こくり、こくり。
 二口、三口飲んでみても僅かに感じる違和感に、俺はつい、と自身の唇に触れた。

「ッ……?!」
「ッ?!」
「っ!?」
「なッ……?!」
「ぅぅッ……」
「……」
「……おやおや」
「ぐぅッ」
「にゅふふー」
「にへへー」
「ん……何だみんなして?」

 途端、みんなの視線が俺に集まるのを感じる。
 息をのむのもいれば、無表情のままこちらを見るもの、にやにやと笑みを浮かべるものなど、様々。
 凛、かな子、奈々、若葉、何故かちひろさんまでがまるでどうしようといった感じでこちらをちらちらと窺っているし。
 拓海は何でこんなことに、なんて頭を抱えながら苦悶しつつもちらちらとこっちを見てくるし。
 あいさんときらり、唯は何故だかにやにやと、それでいて実に楽しそうに嬉しそうに笑うものだから、俺としては訳が分からないままだ。
 何があった、と聞いてみても返ってくるのは何でも無いの一言。
 訳が分からないままに、まあいいか、と俺はもう一口コーヒーを含んだ。

 やっぱり違和感を――ブラックのコーヒーを甘いと感じる。
 おかしい、と思う。
 あいさんがカップにコーヒーを注いでくれた時、確かに彼女は砂糖やミルクを入れた形跡は無かった。
 備えられていたスプーンでコーヒーを混ぜてみても異物感は無いし、そもそも、ミルクを入れたように白く濁ってなければそれも当然だ。
 とすれば、コーヒーを淹れた段階で砂糖を混ぜていたのだろうか、と思う。
 だが、それは無いだろうと当たりをつけた。
 あいさんはコーヒーはブラック派だ、それを曲げたところは見たことないし、そもそもとして彼女が淹れたコーヒーならブラックが当然であると言えた。
 とすれば、やはりコーヒーはブラックなのだろう、それを甘いと感じたことに俺はまた違和感を覚えた。
 もしやすれば以前に飲んだ時に洗い残しがあっただろうか、と思うが、ここまでくればもはや原因を探ることは不可能に近いだろう。
 洗い残しまで考慮してしまえば、色々な可能性が浮き出てしまうからだ――。
 ――そこまで考えて、俺はふと思い立つものがあった。

 自分の唇を舐めるように、舌を動かしてみた。
394作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/13(金) 13:34:13.73 ID:lcvHMZr9
「はぅッ……きゅう」
「ふふ……若葉くんが第一号か。プロデューサーくん、君も中々に罪作りな男だね」
「はぁ……何が何だかさっぱり分かりませんが」
「それで結構。もしきみが思い至るのだとすると……私としても、少々羞恥が勝るからね」
「余計に訳が分かりませんが……」
「ふむ……まあ、一言だけ言わせてもらえるならば、そうだな……この鈍感」
「ええー……」

  ぺろり、と唇を舐めれば、味わうは甘い味。
 砂糖でも付いているのか、と触っても何も無く、余計に謎は深まるばかり。
 寝る前に何か飲んだっけ、と思っても返ってくるのはお茶とコーヒーの記憶ばかり。
 いよいよ分からなくなった俺は、まあいいか、と諦めることにした。

「まあいいや、コーヒーのお代わりくれるか、奈々?」
「はい、分かりました……この鈍感」
「今日のきらりの仕事は何かなー、にょわー楽しみにょわー、この鈍感」
「ちっ、くそッ……この鈍感」
「鈍感」
「鈍感は土管にでも潜っててください、プロデューサー」
「何このいじめ」

 だというのに。
 コーヒーを飲んで今日も頑張るか、と気合をいれようとした俺を襲う、鈍感という言葉。
 鈍感、敏感の反対語、感じ方が鈍い、または気が利かないという意。
 鈍感という言葉が持つ意味を頭の中から引っ張り出すも、アイドル達が俺に対してその言葉を使う意味が分からない。
 挨拶は……したようなしてないような、まさかコーヒーの味か、美味いか不味いかを言えってのか、インスタントコーヒーの味を。
 散々にいじめられながらも今日の予定を確認しておくか、とちひろさんに視線を向ける。
 少しぽーっとしたように唇を抑える彼女の姿。

「ちひろさん、今日の予定を一応確認しておきたいんですけど?」
「……」
「ちひろさーん? もしもし、聞こえてますか?」
「……」
「……大丈夫ですか、ちひろさん?」
「えっ? ひょわぁッ?! 何ですか、この鈍感ッ」

 指を軽く動かして唇の形をなぞるちひろさんに声をかけるも失敗、気づかれない。
 紅くした顔で唇を押さえながら何処か嬉しそうなちひろさんに声をかけるも再度失敗、気づかれない。
 ひょいっと顔を覗き込むように声をかけると反応有り、気づかれたが顔が赤いままに身体を離される。
 嫌われているのだろうか、とちょっとへこんだ。
395作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/13(金) 13:34:28.66 ID:lcvHMZr9
「……仕方ない、仕事行くか。かな子、唯、営業回りに行くぞ」
「は、はいっ」
「うん!」
「凛ときらりと奈々はボイストレーニング。あいさんと楓さんと拓海はダンスレッスンな。トレーナーさんには頼んであるから」
「承知しました、ご主人様」
「分かった」
「にょわー、おすおすばっちし」
「ふふ……心得た」
「……鈍感が入った土管がどっかーん、ふふ……分かりました、プロデューサー」
「ちっ……ったく、しゃあねえな」
「あっ……えと、その……いってらっしゃい」

 それでも、まあ。
 声をかけた時にみんながみんな笑顔を向けてくれるのだから、嫌われては無いのだと思う……多分。
 アイドルになってみないか、なんて俺が声をかけた面々がトップアイドルを目指すだなんて、少し嬉しいのだけれど。
 先ほどまでの余所余所しい空気ではなく、アイドルらしい前を向いたような雰囲気に自然と笑みを零していた。
 シンデレラを夢見る少女達、それを助けるのは魔法使い。
 俺の立場だな、なんて一人感慨にふけながら、俺はかな子と唯を待つことなくアイドル達の合間を縫って扉を開けた。


「それじゃあ……行ってきます」

396作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/13(金) 13:34:59.88 ID:lcvHMZr9
◇◇◇

 ちなみにではあるが。
 あれから後、アイドル達が挙動不審な行動をしていた理由を、俺は終ぞ知ることが無かった。
 しかしながら、ただ一つだけ言えることがある。
 あれからというもの、事務所に泊まり込んだ時には甘い綿あめのようなものを食べる夢を見るようになった。 
 ふわふわとした雲のような、甘い甘い綿あめ。
 寝起きのコーヒーにはその味が残っているかのように甘い味を感じ。
 それでいて、頭を抱えながら鈍感と罵られる。
 目を覚ませば誰かしらの顔が目の前にあるというのも、中々に新鮮で、男として言えばちょっと嬉しかったりする。
 初めは奈々、先日は凛、この間はちひろさんだったけれど。
 今日は一体どんな甘い夢を見るのか。
 誰が起こしてくれるのだろうか、なんて思いながら。
 俺は今日も眠っている。



「……やっぱりキスしたら、ばれちゃうんじゃないかな」
「でもなぁ……こいつだし」
「言えてる。何かされてることすら気づいてないかもね」
「まあまま、別にいんじゃない。それで、今日は誰からいく? 唯からでもいい?」
「きらり、最初にしたーい」
「ちょ、ちょっとみんなっ。静かにしないとプロデューサーさん起きちゃうよッ?」
「ぷろでゅーさー、さん……ちぅ」
「あっ、ちひろさん、ずるいッ」



(アイドル達の、甘い甘い秘め事)
 
 
397作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/13(金) 13:37:18.51 ID:lcvHMZr9
以上、最後らへんが失速したのでお目汚し失礼。
しかも途中気づかずに変なとこで改行してるしで、まじすまん。
不遇なキャラもいたりするけど、基本作者のお気に入りキャラなので、そのへんもすまん。
では、痴漢ものに再度取り掛かるとするわ。
ではでは。
398作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/13(金) 14:13:23.56 ID:lcvHMZr9
アイドル一覧に日下部若葉が抜けてた…。
ごめんよ、若葉…。
399名無しさん@ピンキー:2012/04/14(土) 09:25:55.18 ID:ux3fsf0j
おつおつ

多人数モノは良いな
400名無しさん@ピンキー:2012/04/14(土) 13:13:52.36 ID:SPqmav2X
寝入ってるPに皆してキスしたら
誰か(若葉?)が飲んだ甘いコーヒーの味が唇に残ってて、そのためブラックが甘く感じた…でおk?
若葉が一号ってのが何なのか分からないけど、
ともあれおっつおっつ!甘甘ですげー良かった。
401名無しさん@ピンキー:2012/04/14(土) 14:35:51.50 ID:dSRI2yBX
…そして、そのままエスカレートして
Pのスポンのチャックを恐る恐る降ろし…w



…ポロン…と出たPのマイサンを恐る恐るサワサワしてたらムクムクしてしまいw
それでもPは目を覚まさずw…そしてアイドルたちは意を決して


おい、ここから先はもう言わなくても(略 w
402名無しさん@ピンキー:2012/04/15(日) 22:21:21.36 ID:0CW6j6Ip
春香さんできた・・・芯が入ってないうえに下着すら着てないけど
http://i.imgur.com/AmSmj.jpg

本当はモバマスにあわせてSR+の服着せてから投稿したかったが
ここまで来るのに時間がかかりすぎたorz

誰から作るか悩むな・・・純愛がよかった姉ヶ崎さんあたりが妥当かな
速度上げてレスポンスよくしたいが、当面無理っぽい・・・
403名無しさん@ピンキー:2012/04/16(月) 01:18:00.01 ID:iENwKJTR
>>402
すげぇなこれ…
404名無しさん@ピンキー:2012/04/16(月) 12:30:54.11 ID:JVL/+DiX
さて誰か105cmちゃんで一本書いてくれる神はいないのか…?
405名無しさん@ピンキー:2012/04/16(月) 13:26:49.91 ID:4nQZxjRM
>>404
まだ、資料が少ない
それよりも性的いたずらをされるロリ枠のSSをはよ
406名無しさん@ピンキー:2012/04/16(月) 21:24:37.84 ID:/Y20G1Iy
>404
ここぐらい無風でも良いだろw
ピクシブじゃ暴風雨が吹き荒れとる・・・・・・
407名無しさん@ピンキー:2012/04/16(月) 22:08:14.89 ID:YoK6gBd3
一瞬身長105cmのロリ枠なんて暴風雨で当然だろと読み違えた
408名無しさん@ピンキー:2012/04/16(月) 22:29:57.10 ID:eY2ruSw3
及川さんに罪はないんだがちょっと奴ら節操無さ過ぎんかと思わなくもない
あの中から他の娘にも目を向けてくれる新たなPが産まれてくれると良いんだが
409名無しさん@ピンキー:2012/04/16(月) 22:48:13.38 ID:/Y20G1Iy
アイマス自体にチョット面白そうって感じてたってのはあるんじゃ?
なんだかんだで上手な絵が多い・・・
410名無しさん@ピンキー:2012/04/17(火) 06:39:35.94 ID:6XrRBG1f
及川さんはただおっぱいがでかいだけじゃなく、
田舎娘の土臭いエロさをむんむん出してるからな
いやほんとたまらん、嫁にほしい
411名無しさん@ピンキー:2012/04/17(火) 13:22:59.33 ID:K9gv75yj
真価はツナギ姿の中で窮屈に押し込まれて蒸れたおっぱいにあると思うんだあの子
異論は認める
412名無しさん@ピンキー:2012/04/17(火) 23:37:52.22 ID:tjvdBnmL
いや、両利きって所だろ
413名無しさん@ピンキー:2012/04/19(木) 21:11:03.53 ID:Aeh/u+we
雫ちゃんが牛にやられる獣姦ものはまだかなぁ?(願望)
414名無しさん@ピンキー:2012/04/20(金) 00:02:17.31 ID:izLalSvQ
雫ちゃんって明らかに道端でスカウトされてる感じだよな台詞からして
何かの販売やってて都市部に来たところをおっぱいに釣られたPに声かけられてスカウトってとこか
こりゃ事務所に来たら一週間持つか持たないかだよな
Pが手を出すまで
415名無しさん@ピンキー:2012/04/20(金) 09:13:35.11 ID:2Y8QZKJ5
402の春香さん見えんかった……orz
まあ遅くなったけど、乙でした。
姉ヶ崎ちゃん作ってくれたら嬉しいけれど、好きなキャラでいいのよ
と、作者が言ってみたりする。

ついでに
及川さんは題材はいいんだけど、あざといというか、狙い過ぎ感半端無いよね
大体考えることはみんな同じだし、手垢も付きまくってるし
牛糞に突っ込んで一緒にお風呂で致しちゃうとか
綺麗にした牛舎で同級生か家訪問したPと初体験とか
あからさまだからこそ、綺麗にしてあげたいよね、及川さんは
あ、あと獣姦は生理的に無理だからパスで
416名無しさん@ピンキー:2012/04/20(金) 09:53:31.14 ID:7PosZmHq
パイ川さんに授乳されながら手コキして欲しいぞ
お姫様抱っこみたいな感じで
417作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:33:55.99 ID:2Y8QZKJ5
と言うわけで、痴漢ものが書けたので落としてみる。
おっと、どういう訳とか突っ込むなよ。
突っ込むのは女の子の(ry

どうでもいいけど、痴漢ものって難しいね。
途中で諦めて短くしちゃったよ。
418作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:34:24.67 ID:2Y8QZKJ5
アイドル:十時愛梨
シチュエーション:痴漢


「はぁ……はぁ……何とか、間に合ったぁ〜」

 荒い息を何とか落ち着かせて、私――十時愛梨は大きく息を吸って安堵した。
 時刻は午後11時過ぎ。
 アイドルとして午前中にレッスンを済ませた私は、午後からプロデューサーと営業回りに勤しんだ。
 色々な出版社や放送局へ赴いての売り込みを続けて回り、最後の放送局を出たのが午後10時30十分ごろ。
 遅くなったから、ということで家まで送るといったプロデューサーを、仕事があるのならそっちを優先してください、と断った私は、最寄の駅まで電車で帰ることにした。
 その際に、今にも走り出しそうな電車を目前にして走ったから、営業回りも相まって実に疲れてしまった。
 レッスン以外で汗をかいたことなんかそうそう無いだろうな、なんてことを思いながらハンカチでそれをふき取っていく。
 秋田育ちの私としては、都会は実に熱い。
 この電車の中も暖房をかけているかのように熱くて、走ったから熱いだなんて関係無しに、私は流れていく汗を拭きとっていく。

「うぇ〜……汗でぺたぺたする……うぅ、帰ったらお風呂入るか」

 だんだんと収まっていく汗を拭うと、今度は拭いきれなかった汗で服が微妙に張り付いていることに気付く。
 がたんごとん、なんて電車の振動に合わせて動こうとする服が肌に張り付いて微妙な振動を肌に与えてくる。
 お気に入りのカラフルなワンピースの下に着ているピンクのブラトップはフィットしているため問題無いのだが、問題はワンピースだ。
 胸からお尻に至るまでが張り付いている感触がして、私は胸元は裾をはためかせてそれらに風を送っていく。
 ぱたぱた、ぱたぱた、と送り込まれる風が汗の張り付いた肌に涼しい。
 背中の方もしたいが、残念ながら手が届かない。
 仕方ないとなしに、裾をぱたぱたとさせて私は幾分かすっきりとしていた。
 ――ごくりっ、と何かが聞こえた気がした。

「ええっと……今11時で駅を出たってことは……あぁ〜、12時近くなっちゃうなぁ。明日も朝からレッスンあるのに……ん?」

 服をはためかせて風を送り、流れる汗をハンカチで拭いていく。
 明日の予定はレッスンがあって営業に回ってミニLIVEがあって。
 がたんごとん、なんて動きに身体が揺れるのを感じていると、ふとお尻に何かの感触。
 満員電車で人の間なんて無いようなものだし、電車の動きでたまたま当たっているのだろう、なんて思っていると、お尻の感触は確かにさわりと動いた。
 
419作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:35:04.01 ID:2Y8QZKJ5

「へ……ッ」

 さわり、さわり。
 身体が当たっているだけ当たっているだけ。
 意識していると思われたくないし、もし間違っていたら失礼だし、なんて考えていた。
 けれど、それも触れるような感触がお尻に押し付けられると途端に消える。
 むにゅ、むにゅ、と触れていた感触――誰かの手が私のお尻を掴んだ時、身体がぞわりと震えた。
 痴漢。
 その言葉が、即座に私の頭に浮かんだ。

「や……っ」

 むにゅ、むにゅとお尻が誰かの手によって触られていく。
 汗で若干張り付いた服がそれによって少しだけ擦れ、共に張り付いていた下着の形を少しずつ崩していく。
 むにっ、と掴むように。
 むにゅっ、と手を押し付けるように。
 手を当てられたまま上下左右に動かされて、自分のお尻が色々な形に変わっていく。

「や……っ。いや……ッ」

 びくり、と身体が恐怖で震える。
 見ず知らずの、それも回りに色々な人がいる状況での、痴漢。
 未だ男を知らない私としては、それが何よりも怖くて、悲しくて、心が痛いものだった。
 けれど、痴漢にはそんなことは関係無い。
 する、ずる、指だけでワンピースの裾を手繰られると、痴漢の手が下着に直に触れた。

 服の上から触られていた先ほどまでとは違う、下着という布一枚の上からお尻を揉まれるという事実に、ぞくりと身体が震えてしまう。
 すり、すり、と痴漢の手が動くたびに下着が肌に擦れて、上げればいいのについ叫び声を我慢してしまう。
 そんな私に気を良くしたのか、痴漢の手は止まることはない。
 下着から伸びる私の太ももを直に触ったり、下着の縁のゴムをちらりとめくっては少しだけ指を入れてくる。
 恐怖で冷たい感情のまま胸の奥がどきどきして、何を言うまでもなく、唇を噛み締めて涙と嗚咽を必死で堪えた。

 早く帰りたい、早く終わって、あと数駅。
 声を出して注意すれば全てが終わるのに、恐怖からそれも出来ないでいると、するすると動いていく痴漢の手。
 
「あ……っ。やだ……ッ」

 終わったのだろうか、なんて甘い考え。
 痴漢の指先が下着の中に入ると、その先が容易に想像出来て心に冷や水が落とされる。
 嫌だ、いやだ、イヤだ。
 心が悲鳴を上げるが、痴漢は気にすることなく下着の中に手を入れて、私のお尻に直に触れた。

「ひ……ッ。いや、やめてくださいッ」

 痴漢のごつごつと、それでいて少し乾燥した手が直接私のお尻に触れる。
 少しだけ温かいと感じつつも、それが感じられてしまうという事実に恐怖がますます深まっていく。
 少しだけ乾燥してざらざらとした痴漢の指が、電車の揺れに合わせてお尻にと押しつけられる。 
 その度にむにむにとお尻を揉む痴漢の指が微かに敏感な部分を擦ると、ぴくんっ、と身体が反応してしまう。

「やッ……そんなとこ……ッ。あ……ッ、いやっ、やぁ、開かないで……ッ」

 するすると降りてきた痴漢の指に敏感な部分をさすられて、僅かながらにその入口を開かれて、私の身体はぶるりと震えた。
 自分の何かが開いたり閉じたりされるという感触に、不安、そして恐怖がその震えを大きくしていく。
 指で開かれる度に新鮮な空気が敏感な部分から中に入り込もうとして、その度にびくりと身体が震えてしまう。
 その震えに合わせて、痴漢は開いた敏感な部分に指を入れてきた。
420作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:35:41.27 ID:2Y8QZKJ5

「やっ、やぁ……っ。いやぁ……私、そんな……ッ、ひぅ……っ」

 触れるか触れないかぐらいの優しさでゆっくりと擦られたと思ったら、指の腹を押しつけられてぐりぐりと刺激される、敏感な部分。
 指の先でほじほじと入口を弄られて、指で舐めるように行ったり来たりを繰り返されて、私は腰が震えるのを感じた。
 やだぁ、いやなのに濡れてきちゃってるよぉ。
 痴漢されているというのに感じ始めてしまっている自分の身体が恥ずかしくて、感じてしまっているということが悔しくて。
 我慢していても涙が零れてくる。
 だというのに。
 涙を零しているというのに身体は正直なもので、敏感な部分の入口付近だけで出し入れされる痴漢の指に、腰がひくついていた。
 そして、痴漢もそれを手越しに感じたのか、空いている手を私の胸に添えた。
 むにゅり。
 新しくもたらされた刺激に、知らず身体が反応した。

「はぁ……はぁ……」
「やだぁ……っ。そこは……ぁ、だめぇ。ふぅ……ッ。あ……ッ、んっ」

 むに、むにゅり、もにゅ。
 下から持ち上げるように、押しつけるように、引っ張るように。
 痴漢の手が色々な動きをするたびに、胸から感じる確かな不快感と共に、身体を熱くする何かが身体の奥底から湧き上がるのを感じてしまう。
 下着と服の上からでも分かるほどに痴漢の手は熱くて、その熱い手に触られている胸も熱くなってきて、熱くなる度にどんどんと痴漢の手の動きに意識がいってしまいそうになる。
 ぴくん、びくん。
 身体を震わせて痴漢からの刺激に耐えていると、するり、と服が肩から落とされる。
 私がお気に入りで良く着ているこのワンピースは、胸が大きく開けており、肩の部分で留められている形である。
 それ故に下着を直に着るわけにはいかなくてブラトップを愛用しているのだが、今回はそれが仇となってしまったようだ。
 するり、と肩から腕に落とされた服の隙間を縫って、痴漢の手がブラトップ越しに胸へと触れた。

「はぁ……はぁ……ごくっ」
「ひゃ……ぁッ。んくっ……あ……んっ。あぁ……んんッ」

 服で隔てられていた痴漢の手と私の胸が、ブラトップだけを間に挟んで触れる。
 熱くなってしまった身体は痴漢の手が触れるとびくりと震え、熱い痴漢の手を求めてしまうように、身体の奥底からまた熱を発した。
 熱によって反応を始めてしまった乳首を、痴漢の手がぐりぐりと押しつぶしながら胸を揉みしだいていく。
 その度にぴくんと身体が反応してしまい、その反応に合わせて下の敏感な部分を弄っていた痴漢の指が、更なる反応を引っ張り出すかのようにぐにぐにと入口付近をほじくり返す。
 とろり、と。
 身体の奥底から熱と一緒に何かが流れた気がした。

「ん……ぁっ。はっ……ふぅ、んッ。やぁ……あっ。んく……ッ」
「はぁ……はぁ……はぁ」

 私の身体を後ろから抱きしめるようにする痴漢の熱くて荒い吐息が耳にかかって、その熱と胸と下の敏感な部分に来る刺激に、じんじんんと身体の奥が熱を上げる。
 痴漢されて感じちゃってるんだ、私。
 それを自覚してしまって、いけないことをされているのにという背徳感が、ますます私の熱を上げていく。
 ずるっ、とブラトップをずり下げられて露わになった胸の乳首を刺激される。
 その度に漏れそうになる甘い声と胸の奥から湧き上がる熱を伴った甘い刺激に、身体の奥底が熱を発しながら震え出した。
 とろ……とろり……。
 敏感な部分から熱い液が少しずつ零れていく。
 それを痴漢の手が掬い取って、にちゃにちゃと私の敏感な部分に塗りつけて、そこにある突起を擦り上げる。
 その度にまた熱い液が零れだして、甘い声が漏れそうになって。
 必死に我慢している私のお尻に、熱くて固い何かが押しつけられて、また声を上げそうになった。
421作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:37:25.19 ID:2Y8QZKJ5
「んぁぁ……っ。だ、めぇ……ッ。あんっ……あぁッ」

 ずるり、と熱くて固い何か――男の肉棒によって、パンツが少しだけずり下ろされる。
 パンツがずり降りると、今度はお尻の間を縫うように熱い固まりが押し入ってきて、男の長い肉棒の頭が、私の敏感な部分を擦り上げるように前から覗く。
 ちらり、とだけ窺えば、ピンクとも黒ともとれるようなつるつるした肉の塊が、パンツの前の部分を押している。
 私の股からそれが生えているようにも見えた。
 がたん、ごとん。
 電車の動きに合わせて、男が微かに動き始める。
 ぬちゅっ……くちゅっ……。
 痴漢の肉棒が前へ後ろへと動く度に私のお尻や敏感な部分を擦り上げて刺激する。
 その度に熱い液が流れて、痴漢の肉棒の動きに合わせて淫らな水音を奏でていく。

「やぁ……あんっ……ッ。んぁ……ぁ」

 ずにゅっ、と腰を引かれて、ぬちゅっ、と腰を押し入れられる。
 その度に痴漢の肉棒は私の敏感な部分を擦り上げて、その先端を敏感な突起に叩き付けた。
 どうしよう……駄目、なのに……こんなの駄目なのに……。
 誰とも付き合ったことの無い、男性経験も無い私でも知っているこの感覚――絶頂。
 電車の中で痴漢されて、痴漢に色々弄られて、肉棒で刺激されて。
 そんな背徳感があるにも関わらず感じてしまっているという事実が興奮を生み出し、興奮が熱を生み出し、敏感な突起――クリトリスを肉棒で突かれる度に意識に鋭い電気が走る。
 ぬるっ……くちゅりっ……ぐにゅっ……。
 肉棒が引かれると痴漢の指は敏感な部分を刺激して、その中に身を埋めていく。
 くにくに、とまるで広げるかのように動きながら入っていく痴漢の指に、びりりっ、と甘い疼きが身体の奥で熱へと変わる。
 
「んぁ……ッ。んっ……ぁぅ。ふぅん……っ、っぁ……ッ」
「はぁ、はぁ、はぁ」
 
 ぐちゅっ、ずちゅっ、ぬちゅっ。
 熱へと変わった甘い刺激が更なる熱い液を零して、敏感な部分を擦り上げる痴漢の肉棒に絡みついて淫靡な音を奏でていく。
 がたん、ごとん。
 電車が揺れる音や人のざわめきがあるというのに、その音だけはいやに良く頭に響く。
 ちかちかと白いものが混ざり始めていた意識の中でそんなことを思っていると、どんどんと早くなっていく肉棒の動きにまた甘い疼きを感じていく。
 いやぁ……電車の中なのに、痴漢されてるのに……気持ちいい……っ。
 ずりゅりゅ、と痴漢の肉棒が敏感な部分を僅かばかりにほじくり返しながら、クリトリスを突き上げる。
 びくんっ、びりりっ、電気が流れているような甘い刺激が身体の奥底から湧き上がってきて、肉棒の動きに合わせて波を私に届けてくる。
 乳首が痴漢の指で刺激されて、クリトリスが痴漢の手と肉棒に刺激されて。
 がくがく、と腰と脚が震えて、力が段々と抜けていく。
 そして――。

「やぁ……っ。イ……くぅ……ッ。イッ……〜〜ッッあぁぁッ?!」
「んぐっ……」

 ――痴漢の肉棒が、敏感な部分を熱い液と共に擦り上げながらクリトリスを突き上げて、私の意識が真っ白に染まっていく。
 敏感な部分の奥底、身体の奥底、胸の奥底と先端。
 その全てが甘くて刺激的な疼きに熱を放って、快感が身体の中を通って頭へと届く。
 白く染まって快感を享受しようとする私――そんな時、くちゅり、と熱くて固い痴漢の肉棒が敏感な部分に添えられた。
 そして。
 痴漢の肉棒は、そのまま絶頂を迎えて震えていた私の敏感な部分――女性部分を突き貫いていた。

「やっ……あっ……んっ……ああッ……ふぅ、んっ……」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 ぶぢゅんっ、と何かが切れた音が、白く染まっていた意識に鳴り響く。
 熱くて、固くて、私の中にある何かを壊してしまいそうな痴漢の肉棒が、身体の中に感じられる。
 それらの事実に、私は痴漢に犯されているのだと把握した。
 けれど、絶頂を迎えてびくびくと震える私の中は、処女を奪われたというのに痛みをもたらせなかった。
 代わりに運んできたのは、痛みを抑えるほどの甘い快感。
 ずりゅりゅっ、ぐちゅんっ。
 にゅちゅっ、ずちゅっ。
 痴漢の肉棒が私の中を引っかき回しながら抜かれ、押し広げながら入っていくと、絶頂に震えていた私の中はそれを喜びとしたまま、痴漢の肉棒に絡みついていた。
422作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:38:28.28 ID:2Y8QZKJ5

「ああっ……んぁ……ッ、ひぅっ……んん……っ」
「はぁ、はぁ……なんて厭らしい身体なんだ」
「んっ、はっ、はぁっ、うごっ、動かないっ、でぇッ」

 電車の中で痴漢をされているというのに。
 痴漢されて処女を奪われたというのに。
 ずにゅちゅっ、と肉棒が抜くように動くたびに私の中はそれを名残惜しそうに締め付けて。
 ぐじゅんっ、と肉棒が奥深くまで突き上げられるたびに私の中はそれを嬉しそうに締め付けて、身体の奥――子宮は歓喜に震えた。
 扉に押しつけられるように肉棒を出し入れされて、半ば露わになっていた胸が冷たい電車の扉に押しつけられる。
 押しつけられたまま痴漢の手は乳首をくにくにと刺激して、その快感に震えた腰を捕まえて、痴漢は更に奥へと肉棒を突き上げた。

「厭らしい身体で、処女で、なのにこんなに感じているなんて……どんどんぐじゅぐじゅに濡れてきてる」
「んぁっ、やぁんっ、あんッ、んくっ」

 じゅぽっ、ぐじゅじゅ。
 じゅぼっ、ぐじゅりっ。
 抜いて突かれて、引いて押し広げられて。
 破かれた処女膜に肉棒が擦ってつきんっ、と鋭い痛みを呼び起こすが、それよりなにより、奥まで突かれて、子宮を叩かれて快感が意識を覆い尽くす。
 もう腰も脚もガクガクで力が抜けてて、胸やクリトリスを弄る痴漢の腕が辛うじて私の身体を支えていた。
 そんなものだから、私の身体は刺激を与えてくる痴漢の手に体重をかけるようになっていて。
 感じたくないのに、痴漢から逃れたいのに、快感は否応無しに強くなっていた。
 
「ひぅッ、やぁっ、しげっ、刺激しちゃだめぇ、イくッ、またイっちゃうっ、のぉッ」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
423作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:38:58.17 ID:2Y8QZKJ5

 乳首をじりじりと指で挟まれて、ぴんっ、と爪で弾かれて。
 クリトリスを指で弄られて、敏感な故にじっくりと擦られて。
 私の中――膣を肉棒で擦り上げられて、熱を与えてくるようにずんずんと奥まで貫かれて。
 電車の中ということを辛うじて意識の端につなぎ止めて声を抑える私は、そのいけないことをしている、されているという背徳感から快感に背筋と膣中を振るわせる。
 仕事帰りのサラリーマンが醸し出す男の匂いに包まれて、私は甘い嬌声を上げないように必死に唇を噛みしめる。
 それがまた私の背徳感をくすぐって、周りのサラリーマンがみんな私を見て興奮してるんじゃないだろうか、なんて意識を快感に染め上げて。
 私は、白くなっていく意識と視界の中でふと思った。
 痴漢って、気持ちいい……。
 そして。

「ひぁっ、ひゃぅっ、やぁ、ぁんっ、んんっ……〜〜〜〜っっっつつつつぅぅッッ」
「んぐぅ……っぁぁぁぁ」

 ごりゅん、ごりゅん、と子宮を突き上げていた肉棒の動きが早まって、勢い良く肉棒が子宮を叩いた。
 ちか、と視界が光った気がした。
 それがただの感覚のものなのか、或いは誰かがたいたフラッシュだったのか。
 そんなことを理解する間もなく、私の意識は快感によって白く染められていた。
 ごびゅり、どびゅり。
 膣中の最奥で肉棒が脈動して、熱くて重い塊を吐きだしていく。
 その熱がまた心地よくて、気持ちよくて、絶頂を迎えていたというのに、私はまた身体を震わせて絶頂を迎えていた。

「はぁ……はぁ……」
「はぁ……はぁ……お嬢ちゃん?」
「はぁ……は、はい?」

 びゅくり、びゅくり、びゅく、びゅく、びゅ、びゅ。
 身体の最奥で肉棒の脈動がだんだんと小さくなっていくのを感じ、そのたびに吐き出されていた熱い塊が収まっていくと、ゆらゆらと朧気だった意識がだんだんと定まってくる。
 身体は熱いままで、頭もぽーっとしたままだったが、自分が痴漢されて犯されたことは確かに自覚していた。
 だと言うのに。
 後ろからかけられた痴漢の声に、つい反射的に反応してしまう。
 その動きに反応して肉棒がびくりと震え、それに私の膣もびくりと反応する。
 あっ……まだ、足りないんだ……。
 熱い塊――精液を吐きだしたばかりだというのに、そんな反応だけで少しばかり固さを取り戻した痴漢の肉棒にそんなことを思って、また犯されるのかな、なんてぶるりと身体を震わせた。
 だからこそ。
 一緒に何処かへ行こうか、なんて痴漢の言葉に、私はこくりと頷いていた。
 
 また……熱い熱を感じられる。
 そんな小さな歓喜に心を振るわせながら。
424作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:40:19.76 ID:2Y8QZKJ5
◇◇◇

「あっ、ああッ、やぁっ、やんっ、んあっ、そん、そんなッ、吸わない、でっ、あんんッ」
「んむっ、べろりっ、ちゅぱっ。厭らしい体つきをして、痴漢に犯されて感じているのかい?」
「あッ、あはっ、あんっ、いやぁ、そんなことッ、言っちゃっ、いやぁッ、ひっ、はぅっ」

 ピンクの内装の部屋――ラブホテル。
 家から4つほど遠い駅で降りた私と痴漢は、少し歩いたところにあったそこへと入った。
 カウンターで借りた部屋へと入って、すぐに痴漢に押し倒されて。
 また犯される……また気持ちよくさせられる。
 そんな私の感情など知らないように、痴漢は私の服と下着を捲り上げて、肉棒を私の女性部分へと突き入れた。
 じゅぷんっ、ぬぢゅんっ、ぐぷんっ、ぶちゅんっ。
 大きく前後させるように動く痴漢の腰が私の腰に勢い良く叩き付けられて、ぱんっ、と肉と肉があたる音が部屋に響く。
 粘っこい水音がそんな肉の音に混じって耳に届き、もはや痛みを感じなくなってきた膣中に、電車の中で吐き出された精液と私の熱い液が混じり合っているのだと理解する。
 その事実が恥ずかしくて、実に淫らで。
 肩から服を抜かれて、ブラトップを上へとたくし上げられて露わになった胸に痴漢が吸い付くと、更なる快感が私を襲った。

「あうっ、あっ…あ…んッ、んあぁっ、っはぁッ、やあぁッ」
「大きな胸だねえ、愛梨ちゃん。どれぐらいあるの?」
「んっ、あんっ、んぅ、ぁうんッ、はっ、86ッ、ぐら、いぅっ、あはっ」
「86? いやあ、実に大きいねえ。大きくて厭らしくて、実におじさん好みだよ」
「んひっ、かっ、噛んじゃッ、噛まッ、ないでぇっ、んぁっ」

 ずぐじゅんっ、ぐじゅんっ、じゅにゅっ、ぬちゅっ。
 ぱんぱん、と肉の音と粘っこい水音が部屋の中を満たしていって、ごんごんっ、と子宮が肉棒によって激しく突かれていく。
 その度にどんどんと視界が白く染まり、与えられる快感をもっと求めようと自然と腰が動いて、痴漢の腰に脚を絡ませる。
 もっと奥に……もっと熱いのを……熱いのが欲しい……。
 ごりゅっごりゅっ、と子宮の入口を肉棒で僅かばかりにこじ開けられて、身体の奥底が快感と歓喜に打ち震える。
 指で擦り上げられて、唇で甘く噛まれて、歯で挟まれて鋭い刺激を与えられて。
 その度に女性部分から溢れ出る熱い液が増して、粘っこい水音が大きくなる。
  

「やぁっ、まっ、まらっ、まらイきッ、そうっ、んあっ、んんっ、んひッ」
「ああっ、愛梨ちゃんの中、イきそうでびくびくしてる……おじさんもイきそうだよ」
「ひあっ、ぅんっ、いひゃ、ああんっ、んはぁ、なかッ、なかでいいからぁッ」
「ああ、中で出してあげるよ、愛梨ちゃん。おじさんの精液、一杯出してあげるからね」
「うっ、うんっ、いっぱいッ……いっぱい、出し……てぇッ」
425作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:40:49.61 ID:2Y8QZKJ5
じゅぱんっ、ぐじゅぱんっ、ぐにゅぐじゅぐっ、ぬぢゅんっ。
 痴漢の腰の動きがどんどんと大きく早くなって、私の膣中を動く肉棒も暴れ出し始める。
 びくびくと今にも精液を吐き出しそうなほど脈動する肉棒に、知らず腰を動かしてそれを早めようとするが、絶え間ない快感にそれも中々叶わずに、子宮を勢いよく叩かれて嬌声を上げながら快感をただ貪っていく。
 ちりちり、と頭の中の何かが焼き切れるような音がする。
 それが理性が焼けていく音などとは露にも思わない私は、頭の中に響くその音を消すためにもっと快感をねだっていくように、痴漢の腰に絡ませた脚に力を入れる。
 もっと頂戴、もっと気持ちよくなりたい、もっと熱いのを感じたい、もっと熱が欲しい。
 身体の中を出入りする肉棒がずんっずんっ、と勢い良く突かれるたびに意識が白く染め上げられていく。
 乳首を刺激されて、クリトリスを刺激されて、膣を通って子宮を刺激されて。
 身体の中から湧き上がる熱と快感に、いつしか私の意識はそれしか考えられないようになっていた。
 そして。

「イクぞ、愛梨ちゃん……一番奥で出してあげるからな……うぐぁぁぁっ」
「ひゃぁんッ、んくっ、うんっ、わたっ、わたひもッ……イっくぅぅぅぁぁぁぁッッッ」

 大きく引かれた痴漢の腰が、これまでで一番勢い良く突かれた時。
 痴漢の大きくて熱くて固い肉棒が私の子宮の入口を無理矢理に押し広げて、痛みより快感が私の身体を駆け抜けて。
 私は、再び絶頂を迎えていた。
 電車の中とはあまりに違うと思えるほどに脈動する肉棒から、本当に塊のような精液が私の子宮にと叩き付けられる。
 その熱で絶頂を迎えているというのにまた身体を震わせた私は、ぼうっとした頭のままで、目の前にあった痴漢の首に腕を回して、その唇にキスをした。
 そういえば……ファーストキス、かな、これ。
 処女を奪われた後に初めてのキスなんて順番が可笑しいかな、なんて思わないでもないが、そんなことは関係無いか、とばかりに痴漢と深い深いキスを交わしていく。
 お互いの舌を絡ませて熱を求め、唾液を交換して熱を飲み干して、上の口である唇を交じあわせたまま、下の口である女性部分と肉棒は精液を吐き出しながらも再び動きを始める。
 
 ……もう……戻れないかもしれない。
 言いしれぬ不安と、確かな快感と、これからも犯されるであろう歓喜と。
 様々で複雑な感情を胸に抱きながら。
 私は、子宮に叩き付けられた肉棒に嬌声を上げていた。
426作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:41:25.17 ID:2Y8QZKJ5
◇◇◇

 ぷるるる、と電子音が鳴り響く。

「おいおい、愛梨ちゃんの電話じゃないのかい。いいのかい、出なくて?」
「んぐっ、んぶっ、んふっ、れろっ、ん……大丈夫。だから、ね……もっと気持ちよくなって? んふっ」
「ふふ……愛梨ちゃんは本当にエロくなったねえ」

 痴漢――おじさんに頭を撫でられて、つい嬉しくなって舐め上げていた肉棒を咥える。
 肉棒を口に入れたままそのつるつるとした先端を舌で舐め上げて、先端の先にある割れ目を舌先でくりくりと刺激する。
 とろり、とした少し苦みのある液――先走りが零れだしてきて、それを吸って飲み込んでから、また肉棒に刺激を与えていく。
 
 おじさんに痴漢されてから、私は事務所に行くことが少なくなった――無くなった。
 痴漢されたあの日、朝になるまで混じり合った私とおじさんは、私の中に精液が残ったままだというのまた電車に乗って、お互いに痴漢を楽しんだ。
 無断で仕事をさぼったからか、ぷろでゅーさーからの電話がひっきりなしにかかってきたが、そんなことはお構いなしに、電車の中で、電車のトイレで、駅のトイレで、ホテルで、公園のトイレで、公園の植え込みに隠れて、交わった。
 今もそう。
 散々に交じり合ったというのに私の中は未だおじさんの熱いものを求めていて、寂しさを紛らわせるために入れているローターも、実に悲しく震えている。
 やっぱり熱い肉棒じゃないと駄目だ、熱い精液じゃないと駄目だ。
 そう胸をときめかせながら、私とおじさんの体液が混ざり合ったものが付いているおじさんの肉棒を丹念に舐め上げる。
 裏筋をちろちろと舐めて、笛を吹くようにその竿を舐めて、膨らんだ部分――カリを唇で甘噛みしながら舐めて、それ全体を口に入れて舐めて。
 肉棒を舐められながらも私の胸を揉みしだくおじさんの手が中々じれったくて、おじさんに弄って欲しい部分を弄ってもらおうと身体をもぞもぞと動かしながら、それでも肉棒を舐めていく。
 びくん、びくん、と震えだした。
 おじさんをちらりと上目で窺うと、こくり、と一つ頷いた。
 そのままいいよ、と視線で言われて嬉しかった私は、おじさんの肉棒を喉の奥までくわえ込む。
 喉の奥が肉棒で突かれて、その熱が嬉しくて、私は頭を大きく動かして更なる熱を求めていく。
 そして――。

「んぐっ、んぶぅっ、んふっ、んんっっ……〜〜〜んんんんッッッ」
 
 ――喉の奥に、どびゅんっ、と勢いよく吐き出された熱い精液をこくりこくりと飲み干して。
 その熱に身体を震わせて。

「あはっ」

 私は、更なる熱を求めていた。


(熱を求めて、深く堕ちていく少女)
427作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/20(金) 15:45:50.62 ID:2Y8QZKJ5
というわけで十時愛梨、痴漢ものでした。
ぶっちゃけ書いてみて、痴漢ものって小説には不向きじゃね、と思ったり。
触ってる情報が少ないし、何となく声を我慢してるって感じも難しいし。
まあ、俺の描写力不足かもしれんが、楽しくエロく読んでくれたら嬉しい限り。

よし、次は純愛書こうとネタ物色。
CD出たし、楓さんとかその辺で頑張ってみる。
あとどうでもいいんだけど、パッションPなのに、手に入れたのはクール勢だけという……。
18日発売なのにCD入荷は一日早くて発売も早い、なんて聞いてないよorz
予約しておけば良かった……。
428名無しさん@ピンキー:2012/04/20(金) 18:07:23.82 ID:IU1qywLy
>>427
乙!
429名無しさん@ピンキー:2012/04/20(金) 18:08:07.86 ID:vUw7r4iI
おつおつ、自分は今でも402見れるけど、なんでだろ?

とときんだとはまり役過ぎる・・・w
430名無しさん@ピンキー:2012/04/20(金) 21:53:27.93 ID:y196oYuc
>>427
超乙!

…けど欲を言えば男複数の複数同時愛撫痴漢→ホテルで三穴同時…
が見たかったw
431名無しさん@ピンキー:2012/04/21(土) 00:36:11.33 ID:GEOsGKP8
この十時ちゃんは独占欲強そうだよな
432名無しさん@ピンキー:2012/04/21(土) 11:31:30.90 ID:wp+iqh0y
十時痴漢ものの参考にしたのがツインテな女の子痴漢ものだったから、まず十時が浮かんだんだよね
お胸も大きいし、熱いとか言って脱ごうとするエロい子だし、ツインテだし
痴漢電車的な多人数もいいんだけど、俺としてはやっぱりこんなところでビクンビクンな痴漢がいいな、と思う
なんていうか、我慢ってのがそそるよね
433名無しさん@ピンキー:2012/04/22(日) 00:17:01.17 ID:58r6PO12
>>427
素晴らしかったGJ
434名無しさん@ピンキー:2012/04/22(日) 12:51:21.96 ID:OqHshixm
P×輿水幸子のSSが出来たので投下します。
以下注意点、苦手な人はスルーで。

・PがM男で無口系
・エッチの内容はソフトSM(痛い描写は皆無)
 足コキ、パンツコキ、女から男への飲尿プレイ、下克上セックス要素有り
・輿水ちゃんは、お・ん・な・の・こ!
435キューティークイーン(P×輿水幸子)@:2012/04/22(日) 12:52:08.79 ID:OqHshixm
埼玉で連夜行なったライブが無事に終了し、担当アイドル・輿水幸子と俺は
スタッフ一同で打ち上げをした後、愛車に乗って高速道路に入った。
夜道の高速をしばらく飛ばしていると、それまで後部座席でまどろんでいた幸子が起き出した。
「んぅ……ふあぁ……」
「よく寝られたか」
「ええ。おかげさまで」
俺は時折バックミラーを覗く。彼女の愛らしい姿を眼に映して神経のハリを解した。
「終わりましたね、ライブ。皆で盛り上がってくれて、嬉しかったなぁ……」
愛らしい彼女の声を聞きながら案内標識に眼をやると、あと2kmで出口だ。
「……都内に着いたぞ」
「そうですか。……ではいつも使っているあのホテルに」
「ああ……」
「ふふっ……この所準備やリハーサルでご無沙汰でしたから嬉しいでしょう? プロデューサー……」
高速を降りて都内に入った俺たちは、いつも利用しているビジネスホテルに向かった。

   #  #  #
436キューティークイーン(P×輿水幸子)A:2012/04/22(日) 12:54:35.69 ID:OqHshixm
目隠しを施された俺は首輪と手錠を嵌められ、床に全裸体となって放り出されている。
当然眼には目蓋の裏しか見えない。見えたら無様な男の姿が映るに違いない。
「くっ……あ……ああ……」
無間の闇の中で、俺は熱い息を吐いて悶えている。
実体こそないがこの世界には、圧倒的な快楽が支配しているのだ。
「ほら……プロデューサー」
幸子の声が闇から聞こえてくる。
「どうですか? ボクの足の裏、気持ち良いでしょう?」
彼女の愛らしい声と共に、俺の硬直した淫部は彼女の小さく柔らかい足に弄ばれて、悦ぶ。
きめの細かいストッキングの感触が、この上なく心地良い。
「ふふ……気持ち良いに決まってますよね。
 だってプロデューサーのおちんちん、女の子の足で苛められるの大好きですからね」
幸子は笑いながら、足指で直立している肉幹を挟み込み、器用に上下へとしごく。
俺が我慢している時は素早く、もっとして欲しいと思った時は蝸牛のようにゆっくりとした動きに変わる。
まるで俺の心を読んでいるかのように、緩急の付けて攻めているのだ。
彼女とこのような主従関係になってから、既に半年が経とうとしていた。
今はもう、すっかり俺は彼女の魅力に取り憑かれている。
「本当に変態ですよね、プロデューサー。
 ボクみたいな可愛い年下の女の子に足蹴にされて……
 おちんちんカチカチに勃起たせて悦んでいるんだもん」
彼女は玉袋を足の甲に載せてトントンと軽く蹴る。
「ふふっ……重たいタマタマですね。
 いつもボクの事を考えて、この中に沢山の赤ちゃんジュースを作っているんでしょう?
 どうしたらこんなにスケベな重さになるのか、教えて欲しいですね」
その次には柔らかな土踏まずに両脇から挟まれる。
俺の肉竿は肉悦に耐えかねて、先端からダラダラとだらしなく斥候汁を垂らした。
「あはっ! ボクの足の下でプロデューサーさんの変態おちんちん
 ビクンビクンって、反応してますよ!」
親指と人差し指をキュッと絞って、幸子は罪深い俺の逸物を丹念にしごき抜く。
この肉柱は俺のものではなく、愛する幸子の所有物なのだ。
「ねっとりしたやらしい涎まで垂らして……本当に悪いおちんちんですね。
 こんな変態そのものなおちんちんをぶら下げて
 生きなければいけないプロデューサーって、可哀想ですね!
 でもボクは優しいから、そんなプロデューサーのおちんちんを悦ばせてあげているんですよ。
 感謝して下さいね!」
きゅっと足首を巧みに使い、彼女は肉棒の裏筋を圧迫する。
「ううっ……ああっ……」
「プロデューサーのオチンチンは臭くて汚いから、足で充分ですよね。
 ボクのお口やオマンコを使うなんて、贅沢ですよ」
「ああっ……! あっ、あっ、ああっ……!」
玉袋からグングンと精汁が駆け上っていくのを感じた。
決壊寸前の堤防の如き緊張感が俺を襲う。
「どうしました? もしかしてイクんですか?
 可愛い女の子の足だけで勃起したおちんちんから……
 汚いペニスミルクをビュービューって噴き出すんですか? この、変態さん!」
幸子の足指が雁下をギュッと押さえると、たまらず限界に達した。
見えない天に向かって、欲望が風を切って噴出し舞い散っていく。
ピトピトと吐き出された残滓が下腹部に空しく落ちていく。
437キューティークイーン(P×輿水幸子)B:2012/04/22(日) 12:56:25.29 ID:OqHshixm
   #  #  #

「あーあ……プロデューサーの変態ミルクで、ストッキングが汚れちゃっいました。
 ほら……見て下さいよ」
彼女はここでやっと俺の目隠しを解いた。
俺の目に彼女の、天使とも女悪魔とも見紛う美しい笑みが入ってくる。
それと対照的に、眼前に突きつけられていた黒ストッキングに身を包んだ脚は
所々精液が飛び散っていて部屋の光の中で鈍く光っていた。
「こんなに汚れてしまっては、気持ち悪くて履いていられませんね。
 早く着替えないと……」
幸子はそう言いながら、その場でゆっくりとストッキングを脱ぎ始めた。
下方へとずらしていく黒ストッキングの中から、レースの付いた白く清潔そうなパンティが顔を出す。
わざとらしく俺を焦らすように脱いでいく彼女……。
時折背中越しに俺の反応を見つめて笑うその瞳は、堕天使のそれを思い起こさせる。
黒く長いフィルターがずらされ、眩しい白肌が徐々に現れていく様に
俺は息を荒げながら、手錠のかかった手で目の前の彼女をおかずにして必死に逸物を握り締める。
「あれっ? ……待ち切れなくてオナニーですか?
 困った変態プロデューサーですね。おちんちんの事で頭が一杯なんですか?
 それともおちんちんに脳味噌でもあるんですか?」
彼女はストッキングを脱ぎ捨て、更にパンティにまで手を差し入れてこれもゆっくりと下ろしていく。
可愛らしい小尻が眼前で小さく踊り、いたずらに股竹を挑発する。
白肌の尻肉は今すぐむしゃぶりつきたくなるほどの柔らかさを示していた。
「はぁ……! はぁ……!」
そんな俺の前に彼女は、あやとりの梯子のようにパンティを指に掛けて広げて見せた。
満遍なく汗で湿ったそのパンティの中央部はやや黄ばんでいる。
その淫猥な汚れからは、魅惑的で妖しげな匂いが馥郁と漂っている。
「どうです? 女子中学生の脱ぎたてパンティですよ。
 人として可哀想なプロデューサーは、汚れているパンティにしか反応しないんですよねぇ。
 だから今日は汗掻いても途中で着替えをしなかったんですよ。感謝して下さいね。
 ほら。ステージで一杯踊ったから、匂いもスゴく強いでしょう」
幸子は俺の顔面にそれを押し付けた。生暖かい湿り気が、俺の顔皮を潤す。
最も嗅ぎたかった股部が鼻に掛かり、俺は一層興奮を強めて深く呼吸をする。
鼻腔を甘酸っぱい牝の淫香が強く刺激して、脳髄を瞬く間に支配していった。
438キューティークイーン(P×輿水幸子)C:2012/04/22(日) 12:57:42.38 ID:OqHshixm
「ボクのパンティ、気に入ってくれたようですね……。
 そんなに深呼吸して喜んでくれるなんて」
俺の反応を見て喜んだ彼女は、眼下の猛り狂った逸物にそのパンティを被せた。
牡の象徴が少女の股布を纏っている様子に、分身は即座にいきり立つ。
彼女はその後、布越しに俺の逸物をしごいていった。
「プロデューサーのおちんちんは汚いから、こうでもしないと触れないんですよ。
 本当に困ったエロペニスですね」
肉帽をつまむようにマッサージすると同時に、肉幹を捩じるように緩急つけてしごいていく。
その動きに俺は低い唸り声を出して悦に入った。
「フフフ、ボクのパンティのイケナイ部分と
 プロデューサーの汚いおちんちんがキスしちゃってますよ?」
人差し指で裏筋をつーっと這わせて息を吹きかけて彼女は楽しんでいる。
「もう、……プロデューサーってばおちんちんからエッチカウパーがどんどん溢れてますよ。
 このパンティはボクのお気に入りなんですから、汚さないで下さいよ。
 プロデューサーの変態カウパーで、ボクのパンティにいやらしいシミがついちゃうじゃないですか」
「うう……ううう……!」
俺は我慢出来ずに、彼女の手の中で二度目の射精を迎えた。
布の細かい隙間によって漉された精汁が、ピュウピュウと音を立てて宙に飛んでいく。
数秒の内に彼女の下着には濃厚な精汁が纏わりついて、厚い淫臭を放つようになった。
「あらあら……ボクの大事なパンティ、プロデューサーの変態おちんちんで汚されてしまいました。
 どうするんですか? このままノーパンでボクを帰らせる気ですか。イジワルですね」

   #  #  #
439キューティークイーン(P×輿水幸子)D:2012/04/22(日) 12:58:37.37 ID:OqHshixm
「責任持ってボクのココ、綺麗にしてから帰らせて下さいね」
俺を見下ろしたまま、幸子は言った。
その白く美しい女手は、自身の肉門を左右に押し開いている。
露気を薄く纏った恥肉の花弁は、蜜穴の周りに美しく咲いていた。
「ふふふ……」
幸子は中指をその隠穴に潜り込ませ、数度弄った。
蜜肉と淫指によってかき混ぜられた温かな猥液が隙間から漏れる。
その蜜汁は指に沿って手首へと流れ落ちていく。
彼女はその淫汁に塗れた指を、すっと俺の眼の前に差し出した。
「んっ……」
俺は躊躇なくその指肉を咥え、赤ん坊のように吸い付く。
痺れるほど甘く、そして塩辛い味は内奥の更なる淫情を浮上させる。
俺は味がなくなるまでその指を繰り返ししゃぶった。
そんな浅ましい俺を、幸子はニヤニヤと笑みを浮かべながらさも面白そうに観察している。
「どうですか、ボクのエッチなお汁……美味しいでしょう?」
「んうっ……! んむっ……!」
「変態なプロデューサーには堪らない味のようですね。
 いいですか。これからボクのアソコを、貴方の舌で綺麗にするんですよ」
言うが早いか、幸子は俺の顔に馬乗りになった。
むせかえるような雌臭に鼻腔を刺激されて頭が麻痺する。
「……。……んっ……ちゅっ……ちゅる……」
幸子の隠部に、俺は舌肉を差し出してその愛露を拭い始める。
その淫猥な女悪魔の出す秘汁は、大槌で打ち込むように俺の肉欲を強く揮わせる。
夢中になって吸っていると、彼女が俺を見つめている事に気が付いた。
彼女も俺の視線を確認し、例の魅惑的な笑みで答える。
「プロデューサー……ボク、オシッコがしたくなりました」
「……」
「でも、トイレに行くのは億劫ですし……どうしましょうか、ふふふ……」
俺には分かっていた――彼女が何を俺に対して求めているのかを。
「……ここで……」
「えっ……?」
「ここで……構わない……」
俺は言った。口が勝手に開いて、勝手に告げた。
既に理性はなく、ただ忌まわしい獣欲の支配する頭がそう命じたのだ。
「……プロデューサーのお口に、出していいんですね? ボクのオシッコを……」
微笑みながら聞く彼女に対して、俺は無言でうなづいた。
「可愛い女の子のオシッコを飲もうだなんて……とことん変態ですね、プロデューサーって……クスクス……」
幸子の笑みに少女と悪魔の色が交差する。
「じゃあ、……行きますね……」
440キューティークイーン(P×輿水幸子)E:2012/04/22(日) 12:59:42.53 ID:OqHshixm
   #  #  #

「んあ……、あはぁぁ……」
小さな吐息を漏らした後、恍惚とした表情で幸子は口内に聖流を放った。
俺は排出された側から、それをゴクゴクと喉を鳴らして胃へと流し込んでいく。
決して美味ではない味なのに、不思議と嫌悪感は全くない。
尿道口に唇を吸いつけて余さずに飲み干した。
「んっ……、ふぅ……」
小さく最後に身を震わせてた彼女は、サッパリとした顔つきのまま俺の頭を甲斐甲斐しく撫でた。
「全部飲めましたね、プロデューサー。偉い偉い……」
彼女が手を離した後も、俺は眼前の恥部を舐め続けた。
止めたいのに止められないのだ。俺の理性はとっくの昔に振り切れて塵芥になっている。
俺の脳を支配するのは「淫欲」という底知れぬ異形の妖魔だった。
「どうしました? もうおしまいですよ。放して……」
俺は両腕を幸子の大腿に強く絡ませ、執拗に恥部を舐め回す。
肉弁の一枚一枚を舐め、口付けし、甘く食み、吸い尽くす。
愛穴を押し広げながら舌肉を挿し入れ、じゅるじゅると淫汁を吸いながら内襞を舌で撫でていく。
「……! ああっ、やあぁ……っ!」
少女の桃色の花弁は今、主人に牙を向けた淫狗によって犯されていた。
「だ、だめぇ……! あっ、あっ、んうぅ……」
主人の言葉が空しく宙に響く。
俺はもう一人の俺が命じるままに彼女の恥部を妖しく食む。
「……! ……! ……んああっっ!」
幸子の身体が大きく反り返り、力が入った足先が内側に畳まれる。
プシュプシュという恥音を奏でて、蜜潮が俺の口唇に飛散する。
それはむせ返るほどの淫香を伴って濡らしていった。
「ふあぁ……、あはぁ……」
舌肉にも心地の良い律動が襲い狂う。
まるで手を引かれるかのように、奥へ奥へと誘われそうになる。

しかし、奥へ行くのはこの肉舌ではない――。
441キューティークイーン(P×輿水幸子)F:2012/04/22(日) 13:01:43.95 ID:OqHshixm
「プロデューサー……止めて下さいっ……!」
俺は乱暴に幸子を床に押さえつけ、その着ていた服を無理やり剥ぎ取った。
あられもない格好となった彼女は、狼を前にした子山羊のように小さく見えた。
「いやあぁ……っ!」
彼女の恥唇をかき分けて、血潮の滾った剛根が肉穴を無遠慮に貫く。
根元まで入ったのを皮切りに、俺は腰を打ちつけながら激しく彼女を犯した。
「ああんっ……! ボ、ボクのような可愛い娘に乱暴するなんて……
 もう完璧な犯罪者ですよっ、プロデューサー!!」
狂い乱れる煩悩の渦中に飲まれながら、俺の熱い肉根は彼女の幼さの残る肉体を蹂躙し尽くす。
ぶぢゅっ、ぶぢゅっ、と撹拌した淫液が激しいピストンによって隘路から外に飛沫をあげて漏れていく。
「いやあぁっ……!!」
繋がったまま、俺は無理やり彼女の体を起こし、四つん這いにさせる。
そしてその背後からズズッと深く逸物を挿入し、暴犯していく。
体格差もあって、彼女は大型犬に犯される小型の牝犬よりも哀れな存在に見えた。
「ま、……まるで、犬みたいに人を犯して……それでも、人間なんですかっ! 恥をしっ……!
 知りっ……! あっ、あはぁっ……っ!」
そう。これはもはや情交ではなく、力の強い雄が雌を組み敷く獣交なのだ。
組み敷かれた女は人格を捨て、男の肉欲を吐射する壺となる以外にない。
雄は彼女の痴肉で情欲を爆発的に高めていく。
「ああっ、イクぅ! 犬のように暴行されて……
 プロデューサーの変態ザーメンで、いっちゃうぅぅっっっ……!!!」
俺という男に覆い被され、幸子は逃げられないまま膣奥に大量の愛欲汁を豪射された。
彼女が流す涙は人間としての悲愴の涙か、それとも獣としての随喜の涙か。
ただその女肉が言葉を使わずに、激しい律動で答えるのみだ。
ぶじゅっ、ぶじゅっ、とピストンで零れ出た愛液と淫精がいやらしい音を立てて白泡を形成する。
「いやあっっ! 熱いの、いっぱい出てるのぉっっ……!
 妊娠、妊娠しちゃうぅっ……! お腹に赤ちゃん、孕んじゃうぅぅっっ!」
柔らかくなった逸物を抜き取ると、ぽっかりと開いた肉穴から
ザーメンが湯気を立ててコポコポと零れ落ちていった。
「はぁ……はぁ……!」
俺は彼女の頭を抱え上げ、その紅唇に逸物を擦り付けた。
淫穴から抜いたばかりの、蜜汁と精汁の纏わり付いた忌まわしい肉根がぬらりと光る。
「幸子ぉ……っっ!」
「……んううっっ!」
両頬を左右から圧迫し強引に開口させて、俺は肉槌を口内へと突っ込んだ。
「んぶっ……! んんん……っっ!」
苦しそうに眉を顰めて目に涙を滲ませる。
そんな彼女の不犯の唇を、巨々とした剛根が犯す。
激しい抜挿を繰り返されている彼女の口端からは、涎が泉のように絶えず溢れ出ている。
彼女の頭を掴み、オナドールのように喉奥まで突きまくる。
「ううう――っっ!」
獣叫を張り上げ、俺は彼女の口内に残留していた精汁を全て吐いた。
銅鑼の波音に似た強烈な快感が全身に行き渡る。
口から白い精液を吐いて虚ろな目をしている幸子を見下ろしながら
俺はしばらくの間、恍惚の色を浮かべて垂涎していた。
442キューティークイーン(P×輿水幸子)ラスト:2012/04/22(日) 13:03:00.35 ID:OqHshixm
    #  #  #

「うんうん! 今夜は久々の合格点ですっ!」
息の調子が整った幸子は、床からゆっくりと起き出した。
そしてハンカチを取り出して口元の精汁をさっと拭う。
「そ、そうか……」
「ええ。プロデューサーの演技も大分板についてきましたね。褒めてあげますっ。
 お陰で本気のレイプにも劣らないスリルと快感が味わえました」
そう、これは幸子と俺がいつも行なっているプレイの一環だったのだ。
ただ今回はマンネリを打破するため、「抑圧されていた俺が性欲に狂って幸子に反逆を起こす」
というシナリオを追加していた。これは他ならぬ幸子の提案だ。
「ふあぁ……すごい、ボクの吐く息……プロデューサーのザーメン臭くなっちゃいました」
「す、すまん……」
「いいですよ、今回は特別に許してあげます。
 でも服を脱がすのはもう少し上手くやって欲しかったですね。
 ここの所なんか、ボタン飛んじゃってますよ」
実は演技でやっている間に、割と本気で彼女を犯していたとは言いにくい。
悪ノリし過ぎたかとヒヤヒヤしていたが、思いの外彼女は寛大だった。
「プロデューサー。パパやママが心配しちゃうといけないので
 新しい洋服、買って下さいね♪」
「で、でも……もう店も締まっているし」
「明日になれば開いているでしょう? そんな事も分からないんですか」
「あ、ああ……」
「ふふふ……タダでとは言いませんよ。明日買い物するまで、まだタップリ時間があります。
 その間……このボクがプロデューサーの家で何度も気持ち良くさせてあげますから……安心して下さいね!」
何とも、この女王様には困ったものだ。
443名無しさん@ピンキー:2012/04/22(日) 13:03:21.81 ID:OqHshixm
以上です
444名無しさん@ピンキー:2012/04/22(日) 15:17:20.24 ID:yVnZ4rE+
コレはすばらしい・・・

ゲーム的にはスペック低いのに妙に人気があるのが納得できてしまうな
445名無しさん@ピンキー:2012/04/22(日) 16:25:38.83 ID:qSQaVjDp
乙すぎる

スペック的にはffdy以下なのにな…
446名無しさん@ピンキー:2012/04/22(日) 17:14:06.88 ID:aQoqiZ5p
ふぇいふぇいより守備力20高いやろが!
447名無しさん@ピンキー:2012/04/22(日) 22:23:41.99 ID:yVnZ4rE+
ウゴゴ・・・モーション用に骨入れるところで完全に詰まった>CG

モゲマスキャラでG4Uしたい・・・
448名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 08:53:34.48 ID:8gDHVn3s
>>447
頑張れ、超頑張れ!
上手くいけば(誰かが)そのキャラでエロパロを書いてくれるはずだから
本家G4Uはしてないけど、モゲマスキャラでは俺もしたい
449作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/24(火) 13:41:31.54 ID:8gDHVn3s
エロいの全然考えてなくて、とりあえずノーエロな投下。
以前に挙げたしまむらさんの続きというか、別キャラバージョンなやつ。
450作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/24(火) 13:41:58.75 ID:8gDHVn3s
アイドル:神谷奈緒
シチュエーション:髪梳き


 どきん、どきん、と胸が喧しいぐらいに高鳴る。
 アイドルとしてスカウトされた時とか、初めてLIVEした時とか、CDデビューが決まった時よりもずうっと、大きな胸のときめき。
 なんでこんなことしてんだあたし、と思いつつも、心の奥底では楽しみにしていたのだ、と認めるのが恥ずかしくて、低いうなり声。
 そんなあたしの葛藤など気に掛けるふうでもなく、あたしの後ろに座っている男――プロデューサーは声を発した。

「さて……そろそろいいか、奈緒?」
「ひぅ……ちょ、ちょっと、待てよ。もう……するのか?」
「もうするのかって……そりゃそうだろ、このままだと奈緒が風邪ひくだろ?」
「それは、その……そうなんだけどさ……もう少し、雰囲気ってものが……」

 雰囲気、その言葉を自らの口で放って、その意味に顔が熱くなる。
 何言ってんだよあたしは、と自らの言葉に若干後悔しつつ、あたし――神谷奈緒は覚悟を決めてプロデューサーの行動を待つことにした。
 どきん、とか、ばくん、とかそんな音では形容出来ないほどに高鳴る鼓動。
 緊張、恥ずかしさ、後悔。
 色々な感情が高鳴る鼓動に混じって胸の中を占めていく。
 あまりの鼓動の大きさに心臓が口から飛び出しそうで、この鼓動が後ろに座るプロデューサーに聞こえやしないかと別の意味でもどきどきする。
 うー、なんてうなり声をあげてみても状況が変わる訳でもない。
 ふわり、と軽く触れるような感触が髪から伝えられて、あたしは声を上げていた。

「ひゃっ」
「おっと、悪い……痛かったか?」
「い、いや、そういう訳じゃないけどさ……」
「んー、まあ、すまん……もう少し優しく触ることにするよ」
「う、うん……ん……」

 シャワーを浴びて湿った髪が、少しだけ持ち上げられるのを感じる。
 プロデューサーがあたしの髪に触れてるってだけで凄い緊張してるのに、その指があたしの髪の確かめるように動くもので、その動きが髪を通じて伝わってきて、あたしとしては余計に緊張が強くなってしまう。
 なんてこんなことになったんだろう、なんて思ってみても、意外と答えは簡単なものだ。
 営業回りの帰りに急な雨に降られてびしょ濡れで事務所に辿り着き、シャワーを浴びたら髪を乾かしてやろうとプロデューサーが言ったから。
 なるほど、実に簡単だ。
 簡単なら回避することは余裕だったように思われるが、急な雨で濡れて冷えた身体をシャワーで温めてほっとしていたところに乾かそうか、なんて言われたものだから、ほっとしたままつい反射的に答えてしまったのだから、どうしようもない。
 どうしようもないったら、どうしようもないの。
451作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/24(火) 13:42:21.21 ID:8gDHVn3s

「ふうん……」
「……なんだよ、意味有り気な声出しやがって」
「いや、ちょっとね……」
「だから、その意味有り気なのが気になるんだって」
「いや、その、なあ……奈緒の髪って、随分ふわふわしてるんだなっと思って」
「な、なあッ?」

 かちっ、ぶおー。
 ドライヤーから渇いた音が響くと、髪と頭に感じる温かい風。
 その風にのるように動く櫛に頭がわずかばかりに動かされて、その動きが別段不快に思えない不思議。
 むしろ心地いい、なんてどきりとするような感情を表に出さないようにしてみれば、プロデューサーの言葉に自然と漏れ出てしまう。
 なんだよ、なんなんだよ、ふわふわの髪って。
 そりゃ確かにあたしの髪はまとまりがなくて、雨の日とか湿気た日には凄いことになるけどさ。
 まるで爆発したような髪のあたしに向かって、それを強調することないだろうに、と少しだけ拗ねてみる。
 気にしていることを突っ込まれるのは心に悪い。
 むぅ、と口を尖らせてみる。

「ふわふわふわふわ」
「……何だよ、喧嘩売ってんのかよ」
「へ? なんで喧嘩?」
「だ、だって……あたしの髪、雨でぼさぼさだし……」
「あー……あれか、湿気で爆発するタイプか、奈緒の髪は」
「そうだよ、悪いかよ」
「いや、悪いわけじゃないけどさ……」
「……何だよ?」
「奈緒の髪、甘い匂いがしてふわふわで綿菓子みたいな、砂糖菓子みたいな髪で俺は好きだよ」
「……なッ、なななななっっ」

 鏡が正面にあるわけでもないのに、あたしは自分の顔が真っ赤になっているだろうな、なんて容易に想像する。
 ぐぼんっ、と身体中の熱が顔に集まったような感覚に熱を感じ、髪にあてられるドライヤーの熱が逆に涼しく思えてくる。
 確かに雨に濡れた髪は放っておくと痛むからってシャンプーを使ったけどさ。
 ななななななんだよ、さ、砂糖菓子って……あぅ、恥ずかしいことを言うなよな……。
 さらに高鳴る胸の鼓動に合わせて身体が揺れているような錯覚を覚える。
 胸の鼓動が肺から空気を押し出して、何でもないけど声を上げたい気分。
 いま歌えばいい感じかもしれない、なんて思っていると、ドライヤーの風に合わせてシャンプーの甘い香り。
 綿菓子、砂糖菓子、なんて単語が不意に頭の中に流れて。
 その言葉がプロデューサーの声で再生されて、再びぐぼんっ。

「ふふーん、ふふーん、ふーん」
「……何でそんなにご機嫌なんだよ」
「んー……奈緒の髪を弄るのが楽しいから」
「うぐぅ……」
「あ……奈緒は嫌だったか、髪を弄られるのは?」

 落ち着けあたし、そうだ落ち着け、クールだ、クールになるんだあたし。
 少しだけ引っ張られる頭が揺れるままに、あたしはプロデューサーにばれないように静かに深呼吸。
 別にばれたとしても問題はないのだが、なんとなくイヤだった。
 そんなふうに落ち着こうとしているあたしが怒ったと思ったのか、ふと途切れるドライヤーと髪の感触。
 あ……。
 それに少しだけ寂しいと思ってしまって、それを認めてしまうことが何だか悔しくて。
 あたしはついつい本心とは別に口を開いてしまう。
452作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/24(火) 13:42:37.67 ID:8gDHVn3s

「別に……イヤ、じゃない」
「……続けてもいいのか?」
「……まだ髪乾いてないし……今止められたら、あたし風邪ひいちゃうかもしれないし……その、なんだ、仕方なく、だからな……」
「ああ、分かった。奈緒は嫌々だけど、俺が弄ってるから仕方なく任せる……それでいいんだよな」
「そう、それで良いんだよ……ただ、なんだ……もう少し、優しくしてくれた方が……」
「ん……了解」

 口にして思った。
 別に本心と違う訳じゃないし、なんて。
 それもまた認めてしまうことがなんだか悔しくて、ついつい逃げ道を用意してしまう。
 それに乗ってくれるプロデューサーが嬉しくて、何だか恥ずかしくて。
 けど。
 顔が熱くて(あかくて)振り向けないけれど、きっとにこにこと笑っているプロデューサーを想像してみて、ふわっと軽くなる高鳴り過ぎていたあたしの心。
 さっきまでの乾かそうとしていた手つきとは違う、慈しむように、愛しむようにと動く手つきがやっぱり恥ずかしくて、けれど温かくて。
 ほっこりと落ち着いてしまう空気に、ふわりと漂う甘い香りと髪を梳く音。
 それと一緒に漂う言葉に出来ない、したくない感情に、甘い香りと甘い味。
 ああ、やばいなぁ……ずるいよ、プロデューサー。
 なんて思ってみても、当の本人は気付くことはない。

「……」
「……」
「……」
「……」

 気付いて欲しい、気づかないで欲しい。
 そんな感情に名前は無くて、けれど確かな想いはあって。
 甘い甘い、あたしを包み込む香りと空気がそれを表しているみたいだ。
 ありがとう、なんて声に出さずに気持ちを抱いて。
 感謝してる、なんて想いを感情に描いて。
 アイドルにしてくれて、あたしのことを見てくれて――あたしのことを見守ってくれて。
 今はまだ駆け出しだけど、いつかはきっと。
 だからそれまでは――。
 ――よろしく頼むね。



「……プ、プロデューサー……」
「ん……どうした?」
「えと……その……」
「ん?」
「い、一回だけしか言わないからな……。プロデューサー、いつも……あり、がと
「……ぷっ。くくく……はっはっはっはっ」
「あ、このっ…笑うなよな…………ばか…」

 
(紅く染まったこの顔を、いつか見せるその日まで)
 
453作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/04/24(火) 13:45:27.50 ID:8gDHVn3s
以上。
3レスで済むとか一番短いけど、楽しんでもらえたら嬉しいぜ。
奈緒ちゃんとかツンデレ眉毛可愛いよな。
ツンだけど手を出さないツンは昔ながらのツンだよね、とどうでもいいこと力説してみる。
454名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 13:56:43.67 ID:hk0z/xI8
ツンツンしてみせるけど、もうデレデレ
略してツンデレ
こうですね。わかりますwww
髪を触らせるレベルってラブラブだよねぇ。
GJ!です。
奈緒ちゃん可愛いすなぁ。
455名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 15:43:17.45 ID:CXQe98ff
乙!、GJ!!
そしてエロエロへ…w


いっそデレ凛世界(温泉イチャせっくる済みの凛)、デレ姉ヶ崎世界(同じくイチャラブせっくる済み)、
まだ無いけどイチャせっくる済みかな子も出演させた

奈緒ちゃん初破瓜はイチャ乱交に…w

456名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 16:33:45.28 ID:8gDHVn3s
書く題材ないとか思ってたけど、そうだ俺にはかな子がまだいたんだった。
ハードで散々に悲しい思いをさせたから、今度はかな子の純愛書いてくるぜ。
奈緒エロは…まあ考えておく
457名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 19:16:15.22 ID:CXQe98ff
そういやダークハード凛(二穴三穴凛姦…もとい輪姦w)まだでしたね〜(チラッw
458名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 22:35:35.64 ID:RcDkjgiY
奈緒いいよなぁ・・・好きなんだよなぁ
いっちゃん最初の時点で目にとまったからなぁ
459名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 23:41:55.72 ID:Q0mItuio
蘭子ちゃんの隠れ巨乳強調するやつはよ!
460名無しさん@ピンキー:2012/04/25(水) 15:24:25.06 ID:Mi3hY01U
蘭子ちゃんの隠れ巨乳というか、巨乳ってどれぐらいのことを言うんだろう
105cmちゃんは言うまでもなくだし、かな子とかの90越えはその通りなんだろうけど
80前後とか、巨乳っていうのか?
あっ、72cmさんはすみませんけど貧(ここからは血が滲んで読めない
461名無しさん@ピンキー:2012/04/25(水) 16:24:22.39 ID:3cMAt6BQ
隠れ巨乳といえばひじりん
462名無しさん@ピンキー:2012/04/25(水) 23:44:42.44 ID:gJxk1zcI
ひじりんは隠れ巨尻だろ
463名無しさん@ピンキー:2012/04/26(木) 10:08:00.54 ID:EXlFhU6y
巨か貧かはカップ数で決まる。
E以上なら巨を名乗っていいだろう。
もちろん貧はA以下。
某スクリプトに掛けると……蘭子様はCだねぇ。
464名無しさん@ピンキー:2012/04/28(土) 02:19:20.80 ID:9JRKbilO
隠れ巨乳というか詐胸レベルのメアリーが話題にならないとは…
465名無しさん@ピンキー:2012/04/29(日) 09:31:11.39 ID:xNVSxpOz
楓ちゃんを誰か書け
466名無しさん@ピンキー:2012/04/29(日) 10:27:05.58 ID:F6QRSM0K
楓さんや凛ちゃんみたいなスポットライトバリバリ当たっているキャラは
他の書き手に任せるぜ。俺はあまり日の当たらない(というか弄ってくれない)
地味目の子のSSをシコシコ書いていく
467名無しさん@ピンキー:2012/04/29(日) 13:26:26.76 ID:o9UVp5b2
期待してるよ、言いだしっぺ
468名無しさん@ピンキー:2012/04/29(日) 14:13:52.66 ID:F6QRSM0K
おう
469名無しさん@ピンキー:2012/04/29(日) 14:55:14.51 ID:odkVmgP6
モバマスの主人公的キャラ及びレギュラー的13人…を上げるとしたら
皆誰を選ぶ?

とりあえず俺は
主は…凛、
そしてレギュラーで「かな子、杏、きらり、美穂、姉ヶ崎・妹ヶ崎、楓、輿水、
雫、とときん、ナターリア、キャシーで

470名無しさん@ピンキー:2012/04/29(日) 15:33:48.80 ID:DGRqslC0
>>468
>>467>>465に対して言ってるんじゃないかな?かな?
471名無しさん@ピンキー:2012/04/30(月) 22:27:35.52 ID:jxeUd6N8
桃華ちゃま書きたいけど捕まるの嫌だからやめておこう
472名無しさん@ピンキー:2012/04/30(月) 23:02:06.23 ID:03hVORTq
>471
薫ちゃんのSS進めている俺もいるんだ。頑張れって
473名無しさん@ピンキー:2012/05/01(火) 11:20:18.07 ID:Ky1wmsgV
良識のあるPが正しい性知識を幼女に教える。
なにも捕まる要素はないな。
教材に智絵里ちゃんや美穂ちゃんみたいな娘を拘束して使えばまったく問題ない(真顔)
474名無しさん@ピンキー:2012/05/01(火) 18:54:35.71 ID:sHTqn8fI
智恵理ちゃんの株が脳内であがりまくり
475名無しさん@ピンキー:2012/05/04(金) 08:08:17.67 ID:oR3Dxb0f
>>469
しまむらェ…
476名無しさん@ピンキー:2012/05/04(金) 22:13:56.74 ID:ihV7mCyH
>>469
メジャーさを優先するなら、
美穂、かな子、杏、奈々、凛、李衣奈、蘭子、奈緒、楓、美嘉、莉嘉、きらり、愛梨
…かな。だいたい人気順だと思うから、実際にモバマスからキャラの人数絞るとなるとこんな感じの面子だと思う。

個人的な好み優先なら、
智絵里、幸子、あずき、里美、千秋、肇、加蓮、音葉、雪美、藍子、みりあ、日菜子、拓海
…かな。マイナーキャラ多いけど、個人的には割とストーリー想像しやすい。
477名無しさん@ピンキー:2012/05/04(金) 22:15:30.13 ID:B8m55WGU
13はきつい

個人的にはしまむらさんは当確
478名無しさん@ピンキー:2012/05/04(金) 23:15:22.34 ID:AjW5Wqm4
喜多ちゃんのSSがあってもええと思うんや
479名無しさん@ピンキー:2012/05/05(土) 23:42:10.13 ID:93XAVnuF
>>478
実は喜多ちゃんの妄想はポーズだけで実はめっちゃ純粋。
観覧車の中では心臓バクバクなんてのを、喜多ちゃんばりに妄想してるんだが…

文章にできん…orz
480名無しさん@ピンキー:2012/05/06(日) 01:07:43.51 ID:9kX1DfTg
喜多道場主としては期待したいところ
481名無しさん@ピンキー:2012/05/06(日) 01:20:53.37 ID:MuL/lgxW
喜多さんを目隠し+拘束して妄想させる
そしてムフフし始めたらさわさわする
日菜子、まるでPさんに触られてるみたいですぅ状態に
以下略

喜多さんは多分押し倒したりするとびっくりして呆ける
482名無しさん@ピンキー:2012/05/06(日) 17:24:17.49 ID:K791Cv+J
Rの時は日菜子純真説もアリかもしれないと思っていたが、
SR日菜子を見てるとどうも無理があるような気がしてきた。
483名無しさん@ピンキー:2012/05/07(月) 18:21:43.97 ID:X+EkhcrV
きらりは書ける気がしない
Pが犯される……
484名無しさん@ピンキー:2012/05/07(月) 23:59:21.81 ID:ar+ZGWWE
きらりはレッスンとかの帰り道に薬で意識を朦朧とさせて路地裏に連れ込んで複数人(3人くらい)でにょわにょわしてホテルに連れ込むのとPとの純愛くらいしか思い付かない
485名無しさん@ピンキー:2012/05/08(火) 04:56:25.47 ID:pyzmYu30
きらりにそんなことしようって奴が複数集まるってのがちょっと判らない
なんかそういう奴らって無意識に避けるというか、意識の外におきそう
486名無しさん@ピンキー:2012/05/08(火) 17:48:12.03 ID:W+fOh8Vb
きらりんを含むフロント5人のうち、残り4人が積極的で
5人がかりでのP逆レイプ
残りメンバーは誰がいいかな?
などと考えて人選に困る。
487名無しさん@ピンキー:2012/05/08(火) 19:12:21.45 ID:1qkuRCZE
>>483-485
きらりんが風邪でいつもの元気が出ないシチュにしたらいいんじゃないかな
488名無しさん@ピンキー:2012/05/08(火) 22:45:22.68 ID:ke8Z5kMx
「天井のしみを数えてるだけでお金がもらえる仕事」として杏ちゃんが半分以上むりやり枕することに
489名無しさん@ピンキー:2012/05/09(水) 00:36:41.12 ID:0Rg/zrZp
杏ちゃんは枕するにしてもPと寝るにしてもマグロだろうな
490名無しさん@ピンキー:2012/05/09(水) 13:29:53.07 ID:eRdNOm1J
杏は、枕に対する抵抗感がなさそうだよな
他のアイドルだと、誰かのために嫌々…とかが浮かぶけど、杏は合理的にやりそう
491名無しさん@ピンキー:2012/05/09(水) 14:31:29.24 ID:JoNA2VpJ
>>476は美穂が主人公ポジ?
492名無しさん@ピンキー:2012/05/09(水) 22:56:12.88 ID:f65cs94T
>>491
上側に並べた13人は単にキュート、クール、パッションの順で一般的に人気が高そうなのを並べただけで、
特にそういうつもりではなかったが、美穂が主人公でも別に問題はないと思う。

自分としては下側に並べた13人の方でしかストーリー考えてなかったから…
ただ今は、幸子と音葉をライバルキャラに回して晶葉とか美世を入れたほうがいいかなと思ってる。
少なくともこっちでは、誰か特定の主人公は置いてないつもり。
493名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 03:58:53.22 ID:XmQVMsEI
喜多ちゃんはいざ初めての本番ってなったら
少しだけ緊張に戸惑いそう

でも優しくディープキスしてあげたらほにゃーって蕩けて
エンジン掛かってきそう
494名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 16:11:46.56 ID:SGZ89x97
初めての痛さは妄想通りじゃないけどそれでも妄想通りに気持ちよくなってもらおうと一生懸命動こうとする喜多ちゃんかわいい
495名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 16:57:03.63 ID:KYOxR5q8
忍耐可能な痛みであった
496名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 19:53:48.34 ID:noYcNjTS
パッションPと北川真尋のSSを投下します。
以下注意点、苦手な人はスルーで

・汗フェチ、無毛腋フェチ度が若干高い作品です。
497汗をかいたら……(P×北川真尋)@:2012/05/10(木) 19:55:05.18 ID:noYcNjTS
GWの半ば、俺はランニング姿で母校を訪れた。
昨今不届きな輩が多いために学校側は部外者に厳しい。
しかしここの用務員さんとは既に顔見知りになっていたため、顔パスで校庭を利用できるのだ。
時折俺は、サイクリングの途中にここで運動し、汗をかいた帰り道に缶ジュースを一杯呷るのが楽しみだった。
「あっ、センパ……じゃなくて、プロデューサーさん!」
校庭に現れた俺に対して、うれしそうに手を振って近づいてくる一人の少女がいた。
彼女は校庭の端からここまで一直線に走ってくる。
「おう、真尋」
全力疾走し荒息を吐いて到着した彼女――北川真尋――に、俺は言葉をかけた。
「はぁはぁ……きょ、今日……休みって聞いてましたけど……」
「ああ、休みで合っているよ。今日は運動をしに来ただけだ。安心しろ」
「そ、そうなんだぁ……」
彼女は少しずつ息の調子を整えて、軽く伸びをした。
「そう言えば、眼鏡なしによく俺だと分かったな」
「走る時はコンタクトにしているんです」
そんな事を話しながら俺たちは、誰もいない校庭を静かに横切っていく。

   #  #  #
498汗をかいたら……(P×北川真尋)A:2012/05/10(木) 19:55:51.44 ID:noYcNjTS
この高校の陸上部OBである俺は時折暇を見つけてコーチに来ていた。
事務所拡大に伴い、社長は俺を含めたプロデューサー陣を呼んで
次世代を担える新人アイドルをスカウトするように言った。
とは言っても、俺たちの動きに合わせてライバル事務所もスカウトに精を出しているから
事は簡単ではない。同期の人間は「とりあえず注目が浴びればいいだろ」と判断し
身長180センチ台の娘や、日中酒を飲んでいるお姉さん、中には
働く気がほとんどない従妹のニートを連れてきてアイドルに据えた奴もいた。
特に後者はこれからの苦労が簡単に想像できる。
その時は俺も悩んでいて、陸上部の部長にいい娘はいないかと聞いたりもした。
「うちの副部長とかどうですか?」
真尋の名前が出たのは、その時だった。
「副部長って、北川の事か」
俺はベンチに腰掛けて女子の練習風景を見ていた。
「そうです。可愛いし明るいので、男女問わず人気なんですよ。
 噂では何かファンクラブまであるらしいですよ、本人は知りませんが」
「ふーん……」
サボりがちな女子の面子の中で、彼女はただ一人で黙々と追加練習をしていた。
俺は練習の終わった彼女に声を掛けてみた。
「あっ、センパイ! いつもコーチ、ありがとうございますっ!」
「ああ、それより北川……」
「真尋って呼んで下さい! そっちの方が、呼ばれ慣れているので」
「うん、それじゃあ真尋。アイドルになってみないか」
「はいっ! アイドルですか! アイド、ル……って、ええっ!? 何ですかそれは」
俺は胸元から事務所の名刺を差し出して彼女に渡した。
「俺実は、アイドル事務所で働いているんだよ。
 それでアイドルに相応しい女の子を探しているんだが」
「でも、私なんかがアイドルに……?」
彼女は渡された名刺をまじまじ見ながら呟いた。
「ああ。俺もサポートするから頑張ってみないか」
戸惑っていたものの、最終的に本人の了承を得た俺は彼女を連れ立って
彼女の両親や校長に相談し、765事務所にて正式にアイドルとなった。

   #  #  #
499汗をかいたら……(P×北川真尋)B:2012/05/10(木) 19:56:54.51 ID:noYcNjTS
「ねぇ、プロデューサーって全国大会行ったって言いましたよね。本当ですか?」
「ああ、真尋くらいの歳にな」
俺はグラウンド周りを軽くアップし、体をほぐした。
「すごいなぁ! ねぇ、一緒に走ろうよ!」
彼女は俺の手を握ってトレーニングに誘う。
勿論、俺に断る理由はない。
「いいよ。じゃあ、400mを8本くらい走ろうか」
「ええっ、キツいよそれっ!」
「短距離走、得意種目なんだろ?」
「私、短距離派だけど……スタミナはないんだよぉーっ。
 100mにしよう。それなら得意だから!」
100m用のスタートラインを指差して彼女が言った。
別に400m走に執着がある訳ではないので、俺は彼女の意見に従った。
「100mなら20本くらいするか。ハンデは付けるか?」
「勿論! プロデューサーは200m地点からスタートで!」
「いやいや、普通に負けるだろ」
彼女がにっとイタズラっぽく笑って見せる。
「じゃあ、130m地点でゴールと反対向きにうつ伏せてスタートでどうですか?」
俺はその条件を呑んで彼女と競走を楽しんだ。

   #  #  #

さすがに若さには勝てないようで、俺は残りの7本をほぼ根性だけで走った。
最初こそ勝っていたが、最後あたりは真尋に勝ち逃げされるゴールも増えた。
結果は一本差で俺が勝った。しかし真尋は疲れてこそいるものの、まだまだ走る事が出来そうだ。
「ふーっ、運動で汗を流すのって気持ちイイよね! プロデューサーさん!」
「ああ。いい気持ち……」
俺は一瞬真尋の姿に釘付けになった。
それというのも、彼女のTシャツが汗でうっすらと肢体に吸い付き
内肌が透けている事に気がついたからだ。
しかも、俺の目が正しければ彼女はブラジャーを全くつけていない。
「プロデューサー?」
もっと良く見ようと思ったが、
「いや、久し振りの心地良い疲労感だなと思ってな」
「そうですよね! 走るのって気持ち良い! んっ! うーん……」
彼女が伸びをすると柔らかそうな腋部から魅惑的な芳香が広がり、俺の下部を刺激する。
「プロデューサーが来たばかりで悪いですけど……
 充分体動かしたし、そろそろダウンしてきてもいいですか?」
俺も一汗かいたので、ストレッチをして終わろうと思っていた所だ。
ついでに部室を借りて替えのシャツを着ようとダウンをしながら考えていた。
500汗をかいたら……(P×北川真尋)C:2012/05/10(木) 19:57:53.55 ID:noYcNjTS
   #  #  #

「プロデューサー、どうしたんですか?」
男子用の部室で悩んでいるとダウンを終えた真尋が帰ってきた。
俺は男子更衣室の鍵がない旨を彼女に伝えた。
大抵鍵を職員室へと返す義務は、練習終了した後で一番着替えの遅い人間に押し付けられるものだ。
そいつが鍵を返すのを忘れてそのまま家に帰ったなんて話はよく聞く。
現役時代なら人数の多かった野球部員に見習って外で着替えるのだが
流石に大人になると室外で着替えをするのに抵抗が出てくる。
俺は仕方ないから着替えずにそのまま帰ろうとした。
すると真尋は、こっちで着替えたらいいと指をクラブハウスの二階側に向けた。
「こっちって……」
クラブハウスの二階は女子部の更衣室が集まっている。
何かおこぼれが拝めないかと目を張って仰ぎ見る男子部員もいた事を思い出した。
とはいえ、基本的にそこは異性進入禁止区域である。
「今日部活をしている女の子は私だけだし、バレませんよ! ほらほら!」
断ろうとした俺は真尋に押される形で乙女の園に踏み込んだ。
初めて足を踏み入れたこの場所は、頭に描いていたような楽園とは少し外れた光景が広がっていた。
流石に男子の部室よりましだが、至る所に物が散乱している。
違いといえばエロ本がティーンズ系雑誌に、漫画がコロンに変わったぐらいだろうか。
「んー、頑張っちゃった! 見てプロデューサーさん、私汗かいちゃったよー」
真尋は汗にまみれた自分の姿を俺の眼前にちらつかせる。
所々、肌にピタと張り付いているシャツは彼女の肢体を艶めかしく演出していた。
女子特有の催欲的な匂いも、脳髄を刺激して痺れさせていく。
「プロデューサー、どう?」
「どうって……」
「さっきからずーっと、私をエッチな目で見てるから」
「! いや、そんな事は……」
「本当かなぁ……?」
対面で長椅子に座っている彼女は、ショートパンツの股布をくいっと左手に引っ掛ける。
「なっ……!」
俺は思わず上がった声を抑えた。ショートパンツの隙間から見えた肌色のあれは間違いなく地肌だ。
彼女は俺を挑発してクスクスと喜んでいる。
もう一度横目で見てみた。間違いない、その隙間には地肌を遮る布の存在が全くなかった。
「真尋……あまり大人をからかうものじゃ……」
「そんな事言って、本当はもっとよく見たいんじゃない?
 ……プロデューサーさん」
俺は目を逸らそうとしたが、理性が煩悩に打ち勝つ事はなかった。
服の下で愚息が脈を打って隆起していくのが感じられる。
俺は慌てて背を向けて勃起物を隠した。
しかし彼女の放つ雌の匂いが邪魔して、興奮しきった逸物は一向に収まらない。
「プロデューサーさん……」
真尋は俺の腰に腕を絡ませてきた。
「ここで……しちゃおう?」
「た、他人の目が……」
理性を絞るように俺は言った。
「誰も来ないって。それに、正直に言うと…お腹がすいたなーって」
「後でプリン買うから……」
「そうじゃなくてー……プロデューサーさんが欲しいの。
 プロデューサーさんの匂いを嗅いじゃって、我慢出来なくなっちゃった」
「真尋……」
俺たちは靴下以外の衣服を全て脱ぎ捨て、抱き合った。
501汗をかいたら……(P×北川真尋)D:2012/05/10(木) 19:59:01.52 ID:noYcNjTS
   #  #  #

俺と真尋が男女の関係になったのは、つい最近の事だ。
控え室で寝ていた真尋に魔が差して手を伸ばしたのがそもそもの始まりだった。
目を覚ました彼女にセクハラの現場を押さえられた時の俺は、正直解雇を決意した。
しかし、真尋は俺を社長や警察に訴えたりはしなかった。
「バラされたくなかったら、私の言う事聞いて」
そう言って彼女はキスを催促した。
話によると、副部長になる前から俺の事を男として気になっていたらしい。
スカウトの件も、俺と一緒にいられるから引き受けたというのだ。
「プロデューサーさん、私と気持ち良くなりたくない?」
彼女は俺の逸物を巧みに口淫して、上目遣いで言った。
据え膳食わぬは男の恥と、俺は血潮滾った下半身を曝け出して彼女の体を組み敷いた。
「んっ……く……!」
肉孔を一気に奥まで貫いた時、彼女が痛々しそうに眉を顰めるのを見て違和感を覚えた。
慣れた誘い方から、てっきり経験済みと俺は思っていたのだ。
腰を引いて下方に目をやると、真紅の血筋が結合部から少量垂れていた。
彼女は処女だったのだ。
「すまん、これは……」
「いいよ。それより、私の初めて……もっと味わって……」
女子高生の処女を味わった悦びとアイドルと寝る背徳感が螺旋のように絡み合い、俺の理性を絞め殺した。
俺はただ腹下にいる美少女の体を蹂躙し続ける。
誰もいない部屋で蜜汁が肉槌でかき混ぜられる音が耳を撫でていく。
苦悶に満ちた喘ぎ声は、徐々に悦びに満ちた嬌声へと変わっていった。
「真尋……っ!」
俺は彼女の体を抱きしめ、渾身の射精を彼女の膣内にぶつけた。
502汗をかいたら……(P×北川真尋)E:2012/05/10(木) 20:00:05.20 ID:noYcNjTS
   #  #  #

「んっ……んう……」
まるで引力に導かれるかのように口唇同士が重なり、互いを求め合う。
真尋は目を閉じて唇と舌の感触に集中する。
差し出した舌を舐めて弄んでやると、彼女はほのかに頬を赤く染める。

(可愛い奴だ……)

俺は真尋の撫で肩を強く抱き、自分の身へと寄せた。
汗ばんだランニングシャツの中に手を入れ、ブラのホックを外す。
今まで何度もやったから要領良く外す事が出来た。
シャツの裾を鎖骨まで捲り上げると、小振りで可愛らしい乳房が目に入る。
「んっ……、んはぁっ……!」
美しい桜色の肉凸に吸い付くと、甘い感触と共に塩辛い汗の味が唇に染み込んでいく。
彼女の放つ芳香と相俟って、非常に癖になる感覚だ。
乳児のように乳に吸い付いた後、俺の舌はスライドして腕の下に潜り込む。
「ふふっ、プロデューサーさんってば……私の腋、そんなにいいの?」
「ああっ……」
汗ばんだ真尋の腋を俺は夢中で嗅ぎ、舐めた。
この露出部は、陰部並みのフェロモンを垂れ流して俺の雄を絶えず刺激するから堪らない。
舌を何度も這わせて、乙女の汗と腋肉の味双方をゆっくりと楽しんだ。
「じゃあさ……いつものように、ここで抜いていいよ」
真尋の言葉に甘えて、俺はその柔らかな腋肉に剛根を挟み込んだ。
腰を強く前後に動かして、長い肉幹全体で彼女の柔肉の妙味を堪能する。
最後は腋を開かせて肉頭を中央部に擦り付ける。
彼女はくすぐったいと笑うが、俺はやめられない。彼女の腋はもはや性器だ。
腋汗と我慢汁が混ざり合って、腋を光らせていく。
「ううんっ……!」
最後に低く唸って俺は数回に分けて性液を発射した。
丁寧に処理された腋肌に白く濃い汁が淫臭を漂わせて垂れていた。
503汗をかいたら……(P×北川真尋)F:2012/05/10(木) 20:00:53.24 ID:noYcNjTS
   #  #  #

「あっ……!」
興奮覚めやらぬ俺は彼女を抱きしめ、そのショートパンツを脇にずらした。
その隠門に勃起肉を擦り付けて、前後に動かして愛撫する。
肉幹の背は、彼女の流す愛液で動かす度にすべらかになっていく。
開いた手で彼女の陰部を左右に開くと、しっとりと湿った肉弁が雄根に引っ張られる。
「やあぁ……プロデューサー……!」
抱きしめていた手で真尋の乳首を弄ぶと、面白いように反応が返ってくる。
乳首は既に勃起していて、抓むと微かに震えていた。
扱くように按摩してやると、風邪を引いたように陰部が蜜液を垂らしてくる。
こうして俺は彼女の上半身と下半身を同時に攻め立てた。
「あはぁっっ……!」
しばらくそれで遊んでいたら真尋の身体に軽い痙攣が走るのを感じた。
どうやら軽く先に達したらしい。
腕の中で荒い息を吐く彼女を優しく愛撫しながら、彼女の耳にそっと囁いた。
「じゃあ、本番に行くぞ……真尋」
「うん……いいよ」
ショートパンツを床に脱ぎ捨て、真尋は俺の前に尻肌を晒した。
女子高生の身体は水が跳ねているようにピチピチとしていて、本当に眩しい。
「はい」
彼女は四つん這いになってその美尻をこちらに向けた。
尻肌に触ると病み付きになりそうなほどの柔らかな感触と弾力に満ちていた。
その双球の挟間には、適度に恥毛の生い茂った妖しげな膨らみが隠れている。
それは乳首とほぼ同じ桜色を呈した肉溝を備えていた。
俺は肉色の花弁を左右に押し分け、中指を女穴へと差し入れた。
「んっ……!」
指腹で中を擦ると既に充分湿っていて、内壁が面白いくらい指に吸い付いてきた。
まるで赤ん坊が小さな口でしゃぶっているかのようだ。
「んうっ……! ぁはあぁ……!」
俺は親指を彼女の肛穴にも埋没させ、二本の指で秘所を責め立てた。
双穴の間にある肉を挟み込むように弄うと、同時に肉穴がきゅうと締め付ける。
「はっ……早く、挿入れてよぉ」
中指の根元を淫汁がたっぷりと濡らし尽くした頃、真尋は猫なで声で俺に催促した。
「プロデューサーだって、挿入れたいでしょう?」
「んー……」
俺はわざと返事を先延ばしにして、そのまま親指と中指をバイブのように細かく振動させる。
肛穴は何度も締まり、恥穴から散る愛汁の飛沫は掌や床を濡らしていく。
「ああっ! あっ……んんっ……!」
「お願いしたら、入れてあげるよ」
「もうっ……イジワルしないでよぉ……」
真尋は上気した頬のまま振り返り、眉を顰めて俺を見た。
そして首を戻し、上半身を床に沈めてその尻を一層高く掲げた。
「プロデューサーのカッコイイおちんちんで
 早く私のココ……いっぱい気持ち良くしてぇ……」
手で尻肉を開き、若干開いた秘肛も濡れそぼった恥穴も
全て曝け出して彼女はねだった。
俺は満足して指の代わりにお預けを食っていた愚息を恥穴にそっとあてがった。
そして女子高生の美尻を押さえながら、ゆっくりと料理を噛み締めるように挿入した。
「あああ……っ!」
彼女は両手の指を内側にまげて、長い喘ぎ声を漏らす。
根元まで入った事を確認すると、俺はそのまま真尋の肉体に覆い被さって犯した。
「ああっ……! んああ……っ! いいっ、いいのぉっっ……!」
初夏の昼間、誰もいない高校の部室で俺たちはしばし秘密の情交を楽しんだ。
互いに汗まみれになりながら夢中で腰を振り、貪欲に肉悦を求めた。
504汗をかいたら……(P×北川真尋)G:2012/05/10(木) 20:02:06.61 ID:noYcNjTS
   #  #  #

その時だった。まとまった足音が扉の向こう側から聞こえた。
俺たちは口を閉じて動きを止める。
「あーあ、GW中にも練習かよ」
真尋が小声で言うに、どうやらここの男子サッカー部の連中のようだ。
いつもはもう少し後から練習に来るという。
サッカー部の部室は今俺たちのいる部屋の真下にある。
静かにしていると慌しい着替えの様子が上にいる俺たちにも聞こえてきた。
「プロデューサーさん……」
真尋が切なそうな声で俺に囁きかける。依然として逸物は彼女の孔内に挿したままだ。
俺は足音の具合から部員たちが外へ出て行ったと判断し、性交を続けた。
「ああっ……! いいっ、もっとぉ……」
腹の下で愛らしく喘ぐ彼女に、俺は血潮を滾らせて激しく腰を打ち付ける。

その時だった。
「なぁ……さっきから女の喘ぎ声が聞こえなかったか?」
誰もいないと思っていた下の部室から声がした。真尋も口を押さえて押し黙る。
「嘘だろ? お前溜まり過ぎなんだよ」
「いや、俺も聞こえたかも」
どうやら声を聞くに三人ほど下にいるらしい。大方練習をサボっているのだろう。
「何ぃ、どこの奴だよ! 昼間から女とやっているのは!」
「何処から聞こえた?」
「二階の、女子の部室だ」
「男を連れ込んでいるって訳か……」
気配を悟られまいと黙っている真尋を見て、俺は急にイタズラ心を起こし、再び抜挿を開始した。
まさかこのような状況で再開するとは思っていなかったのだろう。
真尋は秘穴を窄ませて体を強張らせた。
声を必死に喉に押し込めている彼女の様子が可愛くて、俺は更に彼女の奥をかき回した。
万が一見つかったら当然真尋だけでなく俺も無事ですまない。
理屈では危険だと分かっていながらも、眼前の彼女を犯す事をやめられなかった。
興奮は更なる興奮を呼び、普段よりも強く癖になる肉悦を感じさせた。
スリルに満ちたこの状況を、俺は震えつつも楽しんでいる。
「いるとしたら一体誰なんだろうな、上でヤってる奴って」
下にいる男子の声が俺の耳に届いた。
「テニス部の新谷かな。アイツモテるし、ヤリマンって噂だぜ?」
「女バスの大塚もチチデカいし、彼氏いるって言うぞ」
そんな推測を交わしている中で、気になる発言をした人間がいた。
「陸上の北川っているじゃん。アイツだったらいいな」
その男子の言葉に真尋が小さく反応する。
「北川って、陸上の副部長か?」
「そうそう。ショートヘアでメガネかけた女の子だよ。練習中は外しているけどな」
「最近アイドルやり始めた奴だろ? 言われて見れば可愛いよな北川」
俺は嬉しくなって、先程よりも強く真尋を攻め立てた。
彼女は口に手を当てて、必死に声を押し殺している。
「北川が彼女だったら、俺毎日やりまくっちゃうな〜」
「なんつーかさ、それほど色気ないじゃん北川って。
 でも逆にそれがいいんだよな……自分好みの色に染めていく楽しさがあってさ」
「よく言うよ、童貞が」
彼らの笑い声を聞きながら、俺は話題の真尋をいつまでも抱いていた。
彼らの願望を聞けば聞くほど、俺は一種の強い優越感を抱く。
逸物はますます硬く膨張し、恍惚を伴う悦びが全身を包み込む。
彼らの届かない場所で、俺は真尋という宝物を存分に愛でた。
505汗をかいたら……(P×北川真尋)H:2012/05/10(木) 20:03:02.62 ID:noYcNjTS
   #  #  #

「……確かに、何か聞こえるなぁ」
「だろう! やっぱり上でセックスしてるんだぜ!」
下の人間がこちらに神経を向けたようだ。その中の一人がこのように呟いた。
「……なあ、一つ確かめてみないか?」
真尋は酷く驚いた様子で微動だにしない。
「女子の奴に見つかったらヤバいぞ?」
「じゃあお前は見たくないのかよ?」
「そりゃ見てみたいさ」
彼らは笑い合うと猥談を止めて、扉を開いた。
そして一歩一歩階段を登ってくる音が聞こえ始めた。
(プロデューサーさん……! 鍵、閉まってますか!?)
真尋が小声で俺に聞いた。
最後に入った俺に閉めた記憶がないから恐らく鍵などかかってはいないだろう。
開けられたら隠れる場所もないし、どうしようもない。
「っん……んぁ……!」
こんな状況にもかかわらず、俺は興奮してピストンにラストスパートをかけた。
既に限界まで逸物は膨張しきっている。いつ暴発してもおかしくはない。
溜まった愛液が膣孔からやらしい音を鳴らして漏れ出している。

彼らの足が扉の前で止まった――……。

   #  #  #
506汗をかいたら……(P×北川真尋)ラスト:2012/05/10(木) 20:03:54.07 ID:noYcNjTS
「ちょっと男子! 何しているの!」
遠くの方から気の強そうな野太い女子の声が聞こえた。
「やばいっ、マネージャーだ!」
「女子の部室に何をしようとしているの!?」
「ち……違うんだって! これは……!」
彼らの足が急速にこの場所から遠ざかっていく。

「くっ……!」
激しい抜挿を続けていた俺は、気を緩めたその瞬間に
真尋の膣内へと精汁を忙射した。体液が全て排出されるのかと思うほど沢山出て行く。
「んああっっ……!」
俺の射精と同時に、真尋も絶頂に達したようだ。
大きな律動を繰り返して膣内が歪み、中央を貫いていた肉根が絶えず膣壁で捏ねられている。
肉根は嵐のようなその中にいてなお、びゅうびゅうと奥へと種汁を噴きまくった。
「はぁ……はぁ……」
俺たちは安堵感に包まれながら、荒い呼吸を整えている。
今更ながら心臓がバクバクと高鳴り、胸が苦しかった。
真尋も背にべっとりと汗をかいていた。

「……真尋……!」
「あんっ……!」
俺は真尋を仰向けにひっくり返し、その上に被さった。体を密着させて、唇を吸い始める。
まだ射幸感の余韻がある中で、俺は彼女を再び抱いた。
「んんっ……あっ、あっ、……プロデューサーさぁんっ!」
外では初夏の日差しと共に、部活に励む者たちの掛け声が聞こえてくる。
その熱気の籠もった声の中で、俺たちは一つになっていた。
繋ぎ目の存在など全く感じられない。コーヒーに落としたミルクのように互いの色に染まっていく。
俺はただ本能の命じるままに、彼女に愛を囁きかけ、その若い牝体を犯すだけだった。
「真尋ぉっっ!」
「あはぁあっっ……!」
俺は二度目の射精を彼女の中で迎えた。
真尋は俺の背に腕を、腰に脚を巻きつけて体の奥で俺の贈り物を受け取った。
全身汗だくになって行なった真昼の性交はここでやっと終焉を迎えた。
真尋への仕事の連絡を思い出すのは、嚢内の性汁をすっかり放出して、しばらく経ってからだった。
507名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 20:04:17.81 ID:noYcNjTS
以上です
508名無しさん@ピンキー:2012/05/10(木) 22:34:01.82 ID:SdwzMCGF


ノヴィフト君て意外と人気ないよな
509名無しさん@ピンキー:2012/05/12(土) 11:32:16.57 ID:tH3j6WDD

キャラ多いからなぁ
510名無しさん@ピンキー:2012/05/14(月) 15:28:22.24 ID:2yG1shov
乙でした!
どんどん増えてきて、嬉しいなあほんと

ちなみに作者だけど
かな子純愛書いてるから、終わったら俺も投下するぜー
とはいっても、若干ネタ切れ気味だから次が長いかもだが
511名無しさん@ピンキー:2012/05/15(火) 08:58:29.80 ID:KTDJL9GK
超乙!!
>>510の作者って
作者 ◆JWPaeN65Rwのダイ様?、(渋に無かったから…渋投下は後日かな?)
凛の輪ハード物と姉・妹ヶ崎同時輪ハード物、
気長にお待ちしております

ttp://moepic3.moe-ren.net/gazo/moeura/files/moeura121494.jpg
これにナイスなSSが加われば無敵だw…

かな子ダーク見たいに
・Pも捕えられてPの目の前で…とか(バッドエンド)
実は「凛の願望で
・『(沢山居る)Pに滅茶苦茶にレイプっぽく激しく抱かれながら
  全ての処女を捧げちゃう…』と言う輪のエロ願望が見せたエロ夢オチwとか…
  (これは何エンドになるんだ?w)
512名無しさん@ピンキー:2012/05/15(火) 12:32:56.89 ID:qUmqRG3T
凛は最初からワルっぽいから
純潔そうなイメージの榊原とかにレイプ願望やってほしい
513名無しさん@ピンキー:2012/05/15(火) 23:48:46.12 ID:Z10U5hX4
479だが、喜多ちゃんではなくゆかりちゃんのが頭に浮かび始めた。
今度はきちんと文章になりそうだからちょっと待っててくれ。

ちなみにゆかりちゃんは俺の中でかなり積極的な子なので、
おそらくSSもそうなるヨカソ…
514名無しさん@ピンキー:2012/05/16(水) 20:21:59.85 ID:v6qtz4zM
夢の中で薫となまらすげーあっはんうっふんしてた気がするが起きたら全て忘れてたでござる
515名無しさん@ピンキー:2012/05/17(木) 09:20:55.21 ID:7N8zeTsE
とりあえず夢の中だけにしておくことを勧める。
この世界はショタには甘いくせにロリには厳しいからな。
気が向いたらロリ娘達の狂宴的なの書いてやるからな、な?
今は我慢の時だよ。
516名無しさん@ピンキー:2012/05/17(木) 14:45:06.84 ID:kLB1B7zc
この世の中には
「夢オチ」「妄想オチ」「ピヨ吉オチ」と言う便利なモノが有って…
後は言わなくても判るな?w
517名無しさん@ピンキー:2012/05/17(木) 14:51:03.85 ID:gNNSUYbS
同意なんだから罪になるわけないだろ!!

ってどこぞのPさんがいってた
518名無しさん@ピンキー:2012/05/17(木) 17:37:48.74 ID:kLB1B7zc
ttp://fsm.vip2ch.com/-/sukima/sukima020198.jpg
かなたん…ふかふかしたひ…
519名無しさん@ピンキー:2012/05/18(金) 01:38:30.61 ID:tblzANxi
>>510,>>513
早くしてくれ! 春でも三日間も全裸だと流石に寒いんだよ!
520名無しさん@ピンキー:2012/05/18(金) 09:20:56.07 ID:onE3Pqle
ネクタイと靴下だけで待ってる
521名無しさん@ピンキー:2012/05/18(金) 14:04:23.44 ID:ylJkw3aP
流石に靴下とネクタイだけというのは…せめてこれを
つ ちくわ
522名無しさん@ピンキー:2012/05/18(金) 15:03:42.52 ID:Gh/3B+AO
転んだ拍子に全裸マングリ状態になる歌鈴ちゃんSSまだかなぁ…(他力本願)
523作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:34:58.46 ID:onE3Pqle
ネクタイと靴下のちくわを装備して掻き上げたぜ、かな子純愛。
かな子の売りであるむちむち感が微妙な気がするが、その辺は脳内補完よろしく。
ではよろしくー。
524作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:35:22.70 ID:onE3Pqle
アイドル:三村かな子
シチュエーション:水着、スイート(甘)なホテル


「いいわよーかな子ちゃん。ほら、もっと笑って笑って」
「は、はぁ……」
「んもう、固すぎるわよ、かな子ちゃんったらー。もっとリラックスして頂戴、取って食べたりしないから」
「は、はい……」

 ぱしゃ、ぱしゃ。
 少しだけ乾いた音――シャッター音が耳に届く中、私は照りつける太陽の下で笑みを浮かべようと努力する。
 さんさんと照りつける太陽は6月に入ったばかりだというのに実に強くて、日焼けしないだろうか、なんてふと思う。
 出来る限りの日焼け対策はするように、なんてプロデューサーから言われたのでその辺はばっちりなのだが。
 当のプロデューサーが日差しにやられてパラソルの影でへばっているのを見て、私――三村かな子はくすりと笑った。

「おっ、いいわねいいわねー、その笑顔。んもう、おじさんキュンと来ちゃう」
「あ、ありがとうございます……」
「その照れた感じの顔もいいわねえ。純真な感じが出てて好きよ、そういうの」

 くすり、と笑って、それでシャッター音を響かせていたカメラマンの人の言葉に、ふと意識を戻す。
 ああ、どうしてこんなことになっているのか、なんて。
 ぱしゃ、と鳴ったかと思えば、かしゃり、とカメラを変えての一枚。
 そんなことを繰り返しながら進んでいくお仕事――グラビア撮影に、私はふと空を仰ぎ見た。


 事の始まりは……そう、CDデビューを果たして少ししてからのことだった。
 地道な販促が功を結んだかのようにある程度売れた私のデビューCD。
 私のほかにもデビューしたアイドル達には販売数で負けてしまったようだが、それでも私のCDを買ってくれたファンがいるという事実に心が温かくなったのを覚えている。
 そうして。
 私達以外にもぞろぞろとCDデビューの話が進んでいって、そして、じゃあ私の2枚目のCDを考えようか、なんてプロデューサーが言い出したころに舞い込んだ、一つのお仕事。
 それがグラビア撮影だった。
 それまで写真といえば活動着ともいえる学校の制服だったり、色々な洋服を着てのお仕事だったのだが、今回のグラビア撮影はそのままの意味で、水着。
 少年雑誌の巻頭グラビアということだった。
 だけど。
 
「……別に、私じゃなくても良かったんじゃないかな……」

 なんて、天気が崩れ出して休憩になったパラソルの下で呟いてみる。
 私は……その……す、素直に言えば、肉付きがいい……良すぎたりする……。 
 今も視線を落せばむにっ、と水着の縁に軽く胸とかお腹のお肉が食い込んでいたりする状況で、それを見て私は少しだけ落ち込んでしまう。
 私と同時期にCDデビューしたアイドルの中に、渋谷凛ちゃんと高垣楓さんがいる。
 凛ちゃんは私より2歳下の女の子なのだが、すらっとした体型ながらも実に女の子らしくて、私からすれば少し羨ましい。
 楓さんに至っては25歳の大人な女性ということもあって、その大人な色気を醸し出す身体のラインは、女の私から見ても実に艶やかなのだ。
 そんな2人――他にも2人いるが、とりあえずは置いておいて――がいるというのに、私のグラビアを巻頭に乗せるという。
 私としては、どうしても比べてしまう2人の方が良かったのではないか、なんて思ってしまう。
525作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:35:39.33 ID:onE3Pqle

「……はぁ」
「どうした、かな子? 溜息なんかついて」
「あっ……プロデューサーさん……」

 がっくり、と肩を落としながら一つ溜息をつくと、頭の上から聞きなれた声。
 ふい、と顔を上げると、少し青い顔をしたプロデューサーが私を見下ろしていた。
 ……気分が悪いなら休んでおけばいいのに。
 そんなことを思うも、彼が私のことを考えてそれでも声をかけてくれたことは嬉しく思う。
 大切に、大事にされてるんだなあ、と思うと同時に、少しだけずるい、なんて。
 そんなに優しくされたら勘違いしちゃいますよ、と言えれば簡単だった。

「天気が崩れるみたいでな、今日はちょっと止めておこうって話になったらしいぞ」
「へ……じゃあ、今日はもう終わりですか?」
「まあ、そういうことみたいだ。スコールの情報も入ってるみたいだし……撮影は明日に持越しらしい」
「そう、ですか……」

 悩んで2人と比べて打ちひしがれていたというのに、更なる追い討ちがプロデューサーの口から放たれる。
 順調に進めば1日で済む撮影の予備日とされていた2日目は、1日目で何事もなく撮影が終了すれば自由時間に充てられるはずだった日だ。
 いうなれば、休暇。
 今来ている撮影地は観光地としてそれなりに栄えていて、プライベートビーチを使用させてもらっているホテルの回りにも色々と観光出来る場所があるという。
 そんな観光地を放っておく訳にはいかないとばかりに、私は2日目が自由時間になると予想を立ててお出かけの予定を考えていた――もちろん、プロデューサーを誘って一緒に。
 いわゆる、デートというやつだ。
 それがあったからこそ、私としては色々な部分で負い目がある今回のグラビア撮影を受けようという気になったのである。
 ……それなのに。
 ぐすんっ、なんて涙が零れそうな気がした。

「とりあえずは、俺達も一度ホテルの部屋に戻ろう、かな子。雨に降られてもかなわないし……あ」
「そうですね……あ」
「やばい、降ってきた……急ぐぞ、かな子」
「えっ、きゃ、ちょっと待ってください、プロデューサーさんってば」

 そんな私の心情を拾ったのか、急にごろごろと言い出した天気模様にプロデューサーが慌てたように私を促す。
 確かに、雨に降られてはかなわないと思って私も部屋へと引き上げるためにプロデューサーが用意してくれていた薄手のパーカーを羽織る。
 途端、ぽつりとパラソルから音が聞こえた。
 ぽつり、ぽつり、とだんだんと増えていく音は次第に強まっていき、やばい、と駆けだすプロデューサーに手を取られて走り出していた時には、大粒の雨が私達を覆い尽くしていた。
 ……本当、ついてない。

◇◇◇
526作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:36:00.42 ID:onE3Pqle
◇◇◇

「うへぇ……びちょびちょだ……大丈夫か、かな子?」
「あっ、はい……だいじょう、くしゅんっ」
「ああ、言わんこっちゃない。こっちの雨は随分と冷えるらしいから、早くシャワーで……ッッ?!」
「ふぇ……?」

 ざあざあ、と雨の音が窓を叩く中、ぽたりぽたり、と滴を垂らす私とプロデューサーはホテルの部屋へと駆けこんだ。
 ホテルに入った時にはすでにずぶ濡れだったのだが、急な雨にホテルのスタッフさん達も忙しそうで、そんな私達は特に見咎められることもなく部屋へと辿り着いていた。
 水着の上にパーカーを羽織っただけの格好だから何かを言われるかも、なんて思っていたが、そんなことは無かった。
 そうして辿り着いた部屋にぽたり、またぽたりと滴の跡をつけて、私とプロデューサーは部屋の中で一息ついた。
 ずぶ濡れになってはしまったが、雨に打たれ続けることは無かったので身体を冷やすことはなかっただろう。
 なんて思っていると、不意にむずむずとした鼻に、思わずくしゃみ。
 私のくしゃみに、びしょびしょになった上着を脱いでいたプロデューサーが振り向いた――そして顔を真っ赤にした。
 風邪でも引いたのかな、なんて思っていると、私に向いていた視線が下がるのに合わせて身体を見下ろしてみる。
 ……水着の上に羽織っていたパーカーが雨で肌に張り付いていた。
 
「きゃあッ」
「う、うわぁぁあ……す、すまん、かな子ッ……」
「あぅ……あ、謝らないでください、プロデューサーさん……それにこれ、下は水着ですし」
「あ、ああ、そうだよな、水着だよな。はは、うん、うん……水着だよな、よし、落ち着け俺」
 
 ぴとり、と身体に張り付くように濡れいていたパーカーは私の胸のラインから腰のライン、その全てをくっきりと表していた。
 どきんっ、と胸が痛くなる。
 撮影の時はへばってて見られてなかった私の身体を、今プロデューサーは目の前で確認している。
 凛ちゃんよりも、楓さんよりも肉付きのいい、ぽっちゃりとした私の身体が見られている。
 どきんっ、と胸がなって、ずきんっ、と心が痛くなった私はつい声を上げて身体を隠す様にしゃがんだ。
 その動きに合わせて謝罪を向けてくるプロデューサーに、誤魔化すように口を開く私。
 太ってる私を見られたことじゃなく、透けている水着が恥ずかしくなって照れた私を演出するように口を開くと、慌てたようなプロデューサーの声に、あれ、と首を傾げる。
 ……もしかして、私の身体を見て反応してくれた?

「いや、そのだな……すまん、かな子」
「いえ……私こそ、凛ちゃんや楓さんみたいに綺麗な身体をしてないから恥ずかしくて……」
「そんなことないッ」
「……ふぇ? え……あ、あの、プロデューサーさん……?」
「えっ……あ、いや……ええっと、だな……その」

 けれど、私の身体で反応してくれるなんて、淡い期待。
 凛ちゃんみたいなら、楓さんみたいなら、それなら少しは自信を持てただろうな、なんて私の言葉は、けれどプロデューサーに一喝された。
 びくり、と身体が震えて、どきりっ、と心が震えた。
527作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:36:26.57 ID:onE3Pqle

「その、だな……かな子は綺麗だと、思う、ぞ……。凛や楓さんも綺麗だけどさ、えと……うん、かな子も綺麗だ」
「ふぁ……? あ……あはは、やだな、プロデューサーさん……私、だって……太って、るし……」
「太って、ああいや、その、太ってるようには見えないよ……それに、俺はかな子のこと綺麗だと思うし可愛いと思う」

 どきんっ、どきんっ、と胸が高鳴っていく。
 降っていた雨は少しだけ小降りになっていて、プロデューサーの何処か照れたような、けれど確かな言葉が耳に良く響く。
 私のことを綺麗って言ってくれた。
 私のことを可愛いって言ってくれた。
 その事実に、雨で張り付いていたパーカーに包まれた身体が、かっと熱を帯びる。
 プロデューサーが綺麗だ可愛いと言ってくれたことが嬉しくて。
 プロデューサーがそう言ってくれたのに自分を卑下しそうになる自分が悲しくて。
 ぽとり、と髪から滴が垂れるとともに、一粒だけ涙が零れた。
 
 どきり、と胸が高鳴っていく。
 今なら言えるかもしれない――卑下する自分が隠してきた、甘くて大切なこの心。
 今なら伝えられるかもしれない――他のアイドルの女の子達に負い目を感じて隠していた、胸を締め付けるこの想い。
 どきんっ、ともう一度胸が高鳴った。

「だ……だったら…………見せて下さい」
「ん……何だって?」
「見せて下さい、プロデューサーさん……私が綺麗だって、可愛いって言う証拠を……見せて、下さい……」

 顔を紅くして雨に濡れたままのプロデューサーは、照れて少しばかり混乱しているのか濡れたままにベッドの縁に座った。
 間仕切りによって私とプロデューサーの部屋に仕切っている、そのプロデューサー側のベッドがぎしり、と音を立てる。
 その座っているプロデューサーに、私は立ち上がって一歩、また一歩と近づいていく。
 一歩進むたびにどきんっ、どきりっ、と心臓が高く鼓動して、雨に冷えたというのに身体中がいやに熱い。
 じじじ、と雨に濡れないようにとプロデューサーに身体を見られないように一番上にしていたパーカーのチャックを少しずつ下ろしていく。
 その振動が首元を通り、胸元を通り過ぎる時、ぷるっ、と少しばかり胸が揺れた。

「かな、子……」
「プロ、デューサーさん……私……私、プロデューサーさんのこと……好き、です……」
「かな子……俺……俺は……」

 かちんっ、と音がしてチャックが一番下についたことを知ると、はらり、とそれを外す。
 少しだけ窮屈だった胸がふるんっ、と解放されて揺れ動き、胸に押される形でパーカーが大きく開く。
 ひゅんっ、と少しだけ空気が冷たくて身体が震えそうになるけれど、それを我慢してまた一歩、プロデューサーに近づいた。
528作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:36:42.24 ID:onE3Pqle

「好きなんです……プロデューサーさんのことが……。好き、です……」
「……ま、待て、落ち着け、かな子……俺とお前は……」
「アイドルとプロデューサーでも……私は、あなたのことが……あなたのことを……」

 ぎしり、とベッドを軋ませながらプロデューサーがその上で後ずさる。
 濡れたままだからか、ベッドの上で主張していた掛布団はその動きにつられてくしゃくしゃとなり、プロデューサーの後ろに白い山を築いたみたいに見える。
 はぁ……はぁ……。
 濡れた唇から零れる吐息が実に熱く感じられる。
 吐息と高鳴る心臓の音が耳を支配して、それでもプロデューサーの声だけはクリアに聞こえる。
 ぎしり、と私もベッドに乗ると、四つん這いのままにプロデューサーに近づいていく。
 プロデューサーの視線が私の顔に向いて、次いでその視線が下に下がると赤く染まる。
 身体を見られてる、なんてことを考えて、それが嬉しくて。
 ぎしり、またぎしり、と近づいて、気づけば目の前にあるプロデューサーの顔。
 どきんっ、と一際強く胸が高鳴った。

「か、な子……」
「プロ、デューサーさん……」
「……はは……俺は、馬鹿だな。……アイドルとプロデューサーだってのに、アイドルのことを考えれば突き飛ばすべきなのに……かな子に想いを告げられてこんなにも嬉しいだなんて……俺はプロデュ

ーサー失格だ」
「……だったら、私はアイドル失格ですよ。たった1人のファンに見て欲しいだなんて……その人にだけでも可愛く思って欲しいだなんて……そんな我儘なアイドルなんですから」
「……だったら、俺も我儘だな。……かな子の水着姿を見て、もっと見たいと思った……その綺麗な身体をもっと見たいって思った……」
「……見て、下さい……プロデューサーさん……。私の身体……綺麗だって言うんなら、その証拠を……見せて下さい」
「かな子……」
「プロデューサーさ………………ん」

 少しづつ近くなっていく私達の顔。
 濡れたままの雨の匂いが強くて、少しだけむわっとしていて、それでも離れることはない。
 プロデューサーの濡れたスラックスに手を置いて、さらに身体を近づけていく。
 びくんっ、とプロデューサーでも震えるんだ、緊張してるんだ、なんて嬉しい思い。
 お互いの吐息がかかる距離まで顔を近づけると、観念したようなプロデューサー。
 その手が私の頭を、髪を、唇を、頬をなぞっていくと、少しずつ近づいてくるプロデューサーの顔。
 どきんっ、と胸が高鳴って、けれどさっきまでの痛いものとは違う、甘い甘い疼きにも似た胸のときめきが心地よくて。
 私はそっと瞳を閉じる――。
 ――そして。
 私とプロデューサーは、触れるだけのキスをした。

◇◇◇
529作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:36:58.26 ID:onE3Pqle
◇◇◇

「かな子……」
「プロデューサー……ん、ちゅっ……んんっ」

 ちゅ。
 ちゅっ、ちゅぱっ。
 んっ、ちゅるっ。
 触れるだけのキスが、唇が動いて鳥が啄みあうようなキスへと変わっていく。
 唇を端を啄みあい、上唇を唇で挟んで吸い、頭の角度を変えて深く、ただ深くプロデューサーと唇を交じり合わせていく。
 つん、と舌と舌の先が軽く触れあい、びくっ、と身体が震えたと思うと、腰に感じるプロデューサーの腕。
 ぐいっ、と身体を強く引き寄せられて、私の上半身がプロデューサーの上半身に押しつけられて。
 身体も心も近くなった私たちは、どちらからともなく、交じり合った唇の間で舌を絡ませていた。

「んんッ……ん、ちゅぅ。るちゅっ、んちゅ……ん、ふぅっ」
「かな子……かな子……ッ」
「んふぁっ……ぷろでゅーさー……んっ、ちゅるっ……んふっ」

 強く腰を抱きしめられて。
 強くプロデューサーの首に回した腕を抱き寄せて。
 唇と唇の間で奏でられる粘つく水音に交じって、雨に濡れていた身体がぴったりと張り付いて、僅かな水音を零す。
 ぴったりと張り付いた水着とパーカーは肌に纏わり付いてその感覚を浮き上がらせ。
 ぴったりと同じように張り付いたプロデューサーのスーツからその身体の輪郭を読み取らせていく。
 重い枷を外すようにプロデューサーが上着を脱ぐと、シャツに張り付いたその肌が、私の肌に合わさられる。
 雨に濡れて冷たいというのに、その肌がいやに熱くて、その熱に身体の中が熱くなって、熱から逃れるようにさらに深くプロデューサーの唇を奪っていく。

「んっ……ぷろ、でゅうさぁ……ひぅッ」
「かな子……少し、冷えてるな」
「んっ、ふっ、んっ……あた、ためて下さい。プロデューサーさんの熱を……下さ――ひゃうッ」

 熱を求めて。
 酸素を求めて。
 プロデューサーを求めて。
 深いところで絡まっていた舌は、しかしてプロデューサーが私の身体を少し離したことで離されることになる。
 つうっ、と唇から唾液の糸が伸びて、その先がプロデューサーの唇に繋がっている。
 それを嬉しいと思いつつ、けれど離れたことを悲しいと思いつつ。
 雨に湿気たプロデューサーの頭を抱いてキスを再開しようとすると、首元に感じるぬめった暖かい感触。
 雨に冷えた肌にそれはあまりにも突然で、驚きの声を上げると気をよくしたのか少しずつ動いていく暖かい感触。
 それがプロデューサーの舌だ、なんてあまりも当然の考え。
 舐められてるんだ……。
 その事実に、私はぞくりと背筋を震わせていた。
 そして、その舌から来る熱をもっと求めて、プロデューサーの頭をさらに強く抱きかかえた――。
 ところで、不意に腰のあたりでプロデューサーの手が動いた気がした。
530作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:37:13.91 ID:onE3Pqle

「ぷ、ぷろでゅーさーさん……」
「……かな子はさ、自分のこと太ってるとか言ってたけど、別にそんなことは無いよ。それに、こんなにも綺麗だ」
「あ、ありがとう、んくっ、ございます……。けど……ええ、と、そのぅ……んっ、口が動くのがくすぐったい、ひぅ」
「俺、もっとかな子のことが見たい。かな子の綺麗な身体をもっと見たいんだ……いいか?」
「は、んっ、はい……いいんですけど。その、ッ、息が……」
  
 さわり、と腰を撫でられて、不意に強ばって仰け反った喉元にプロデューサーが強く吸い付く。
 吸い付きながらチロチロと舌先で肌を舐められて、言いしれぬ感覚に身体から力が抜けていく。
 そんな力の抜けた私の身体を、プロデューサーはさらに強く抱きしめてくる。
 強く、ただ強く抱きしめられて。
 息苦しさよりも愛おしさを感じ。
 不安よりも暖かさと安心を感じた。
 ふるふると震える腕を必死に動かして、私もプロデューサーの頭を抱き寄せる。
 その度に肌の上で口が開かれて、吐息がそれをくすぐっていく。
 もぞもぞと口が肌の上で蠢いて、暖かい吐息が言葉とともに肌をなぞって感覚を引き出していく。
 くすぐったいと思うと同時に言いしれぬ別種の感覚に声が漏れそうで、必死でそれを押さえ込んで、ついプロデューサーに強く抱きつく。
 そうするとさらに感じられる甘い熱に、いつしか動き始めていたプロデューサーの手に気づくのが遅れていた。

「かな子……」
「ひゃ、うっ……っ。んっ……んくっ、ひぅ」

 ふにょん、といった感触が胸から脳へと伝えられて、羞恥で顔と身体が熱くなる。
 顔は真っ赤だろうな、なんて思えるほどに頬が熱くて、どきんどきん、と心臓が高く早く鼓動した。
 水着越しに胸を触られている。
 心臓が飛び出そうなほど恥ずかしくて緊張しているというのに、それでもこんなに心が温かいのは何故だろう。
 そんなことを考えたとき、すとん、とプロデューサーに触れられているから、なんて答えが落ち着いた。
 恋をしている、なんて言葉では言い表せないほどに甘い、ただ甘い感情。
 好き、では足りないほどの大好きが、私の心を温かくさせていた。

「やぁ……んんっ、んくっ……。ふぁ……はっ、やぁ……ッ」
「かな子の胸……すごい柔らかい。ふわふわして、もちもちして……まるでマシュマロみたいだ」
「ひゃぅっ……んぁ……そ、んなぁ……恥ずかしい、ですぅ……んっ」
「……水着、ずらしてもいいか、かな子?」
「ひぅッ……………………はい」

 ふにょん、もにゅん、むにゅ、ふにゅふにゅ。
 自分の胸が自分の意思とは関係なしにその姿を変えていくという不思議な感覚に、どうにも身体の奥がこそばゆい。
 柔らかく胸を揉まれればじんわりとこそばゆさが滲み出て、痛くない程度に力強く揉まれれば溢れ出るようにこそばゆさが増していく。
 だけどそれも。
 じんわり、じんわり、と。
 羞恥で顔と頭が熱くなって、胸が揉まれて吐息が肺から追い出されて。
 ぼー、としてきた頭の中で、確かにこそばゆさが熱へと変わっていくのを感じていた。
 じんっ、と胸の先端にある突起−−乳首に、熱が固まっていく。
 プロデューサーに胸を揉まれる度に、その手の平が少しずつ固くなっていく乳首を押しつぶして、こりっ、とした感触。
 びくんっ、と身体が震えて、さらに身体の奥底からこそばゆさが滲み出て、熱へと変わっていった。
531作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:39:38.36 ID:onE3Pqle

 そして。
 ずるっ、とプロデューサーの手によって水着が上へとずらされる。
 ぽろんっ、とも、ぷるんっ、とも形容出来る様子で、胸が揺れると、ごくり、とプロデューサーの喉を鳴らす音。
 つられてごくり。
 その動きに合わせてまた揺れた胸に、プロデューサーがそっと触れた。

「ふっ、んっ……」
「う、わぁ……さっきより全然柔らかい……吸い付くみたいだ」
「やぁ……やめっ、だめぇ……ひっ、んっ。……そん、なっ……ひぅっ、こりこり、しない、でぇ……」
「でも、かな子? かな子のここ、さっきよりどんどん固くなってきてるよ? それとも気持ちよく無い?」
「ひぁっ……ん、ふっ。んんっ……いじわる、です……」
「かな子が可愛すぎるのが悪いと思うな」
「ふふ……私のせいですか?」
「ああ。かな子が可愛くて、こんなにも淫らで……。俺は、どんどんかな子に溺れていく」
「ん……。……はい、おぼれて、ほしいです……プロデューサーさんに、もっと私に溺れてほしい……」
「……かな子」

 上にずらされた水着から胸が空気にさらされて、熱が籠もり始めていた胸が幾分かひんやりとする。
 部屋の温度自体はそれほど冷えていないはずなのだが、雨で濡れた水着に包まれていたからか、その感覚の違いに胸の奥がじんっ、と疼いた。
 それに合わせるように、熱すぎると思えるほどのプロデューサーの手が私の胸に柔らかく触れる。
 それだけで、胸に熱が再び籠もってその先端が少しだけ疼いた。
 ぶにゅん、と胸が少しだけ押しつぶされるように揉まれて、その指が軽く乳首をひっかく。
 びくんっと身体が勝手に反応して、胸の奥から新しいこそばゆさが湧きだして、溢れていった。
 こりっ、こりっ。
 ぷっくりと私からでも分かるほどに固くなり始めていた乳首がプロデューサーの指で刺激されて、さらにこそばゆさが溢れ出る。
 こりこり、と上下に刺激されて。
 くりっ、と先端を押さえつけるように円に動かされて。
 ぴんっ、と指先ではじかれるように刺激されて。
 その度にびくんっ、と身体が奥底から震えて、胸の奥よりさらに奥、身体の奥底がじゅんっ、と熱を帯びる。
 
「かな子……」
「ぁ……」
「その……こっちも、いいか?」
「っ…………は、はい」
「…………濡れてる、な」
「ッ、そん、んっ、そんなことッ……いわなっ、ひぁっ、んんっ、やぁッ」

 それを見透かされていたのか、つつっ、プロデューサーの指が肌を滑って下腹部を動く。
 その指が水着−−下腹部にある女性の部分を覆う布に少しだけ触れると、彼が何を思っているのかが唐突に理解出来た。
 もっと求められているという事実。
 恐怖がある、羞恥がある、不安がある。
 女という身において、人生の中でも一度きりしかないその瞬間−−破瓜はどうしたって怖い。
 大好きなプロデューサーが相手でさえも。
 けれど。
 私のことを求めてくれているプロデューサーの真剣な眼差しが。
 私のことを労ってくれて、無理そうなら、という顔をしたプロデューサーが、とても愛おしくて。
 こくり、と私は頷いていた。
 そして。
 私の緊張が移ったのか、いつもからでは似合わないほどに顔を強ばらせたプロデューサーは、そっと水着越しに私の女性部分に触れた。
 くちゅり、と水音がした。
532作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:42:15.01 ID:onE3Pqle

「ひ、ぅっ……ちょっ、ぷろ、でゅぅさぁさっ、んッ。胸と、両方は……ッ、だぁ、やぁっ、だめぇ……ッ」
「かな、子……んっ。くちゅくちゅ言ってて、すごいいやらしいよ」
「だめぇ、ですぅ……そんな、両方は……ッ。んくっ……ひぁっ……んんっ、ひゃぁ……」
「腰もここもびくびくしてるよ、かな子……気持ちいいの?」
「ひぅっ……んっ、はぁ……あんっ」
「……俺も、気持ちよくしてほしいな」
「ふぇ……ひゃうッ」

 くちゅり、にちゅり、と自身の下腹部から聞こえる粘っこい水音に、何よりもまず羞恥が勝る。
 プロデューサーに触られるまで気づくことは無かったが、その音の分だけ淫らに感じていたのだ、なんてことを言われているかのようだ。
 それだけでも凄い恥ずかしいのに、水着の上から女性部分をなぞるように指を動かされて、ぴくんっ、と身体が震える度にさらに増える水音。
 それがまた恥ずかしくて、赤くなった顔を見られたくなくて。
 上に乗っかったままプロデューサーの肩に顔を隠すように身体を近づけると、くりっ、とした刺激が胸へともたらされる。
 途端、びりっ、とした何かが身体を走り抜けて、喉をそらす。
 じゅわっ、とこそばゆさが――確かな快感が身体の奥底から溢れだして、女性部分の水音をさらに粘っこくさせる。
 胸とその先端と女性部分が、同時に刺激されていく。
 もにゅん、むにゅ、と強弱つけて胸を揉みしだかれ。
 くりくり、こりっ、と摘まんで擦ったり、先端のさらに先を指先でほじられたり。
 女性部分から溢れ出る水音の元――愛液をすくい取るように水着の上からほじられて、水着をずらされて直に弄られて。
 ぴくん、びくん、と身体が与えられる快感に震えて、さらなる快感を求めようと自然に身体が動いていくのが分かる。
 もっと強くしてほしい、もっと奥までほしい、なんて淫らな本能が恥ずかしくて。
 その事実から顔を背けようとしたら、ふいに腕をプロデューサーに取られる。
 何だろう、と不安半分でそれに逆らわないでいると、不意に感じるとても熱い感触。
 固くて、ごつごつしてて――そして、すごくどきりとする。
 どきどきとしながら視線を動かせば、私の手にはプロデューサーの男性部分――肉棒が握らされていた。

「えっ、そのっ、ぷろでゅーさーさんッ……」
「……だめ、か……かな子?」
「い、いえ、その……ほ、ほんき、ですか……?」
「ああ。かな子にしてほしい」
「んっ……ふぁ…………わかり、ました……んんっ」

 ぴくんっ、と私の手に握らされている肉棒が少しだけ動く。
 その根元に生えた毛が届かぬほどにそれは伸びていて、その先端はつるつるとした感じながらも、どこか醜悪な感じ。
 赤いとも黒いとも言えそうな色のままに、私の手が力を入れたり抜いたりするだけでぴくぴくと動くその肉棒に、私はどきどきが止まらなかった。
 はっきりと言って、女が肉棒を握ってからどうするのか、という知識を私は知っている。
 私だって女の子で女子高生だ、そういうことに興味を持ったりもするし、誰彼と結ばれる時にと知識を求めたこともある。
 真っ赤になって、同級生の子とそういう話をして、雑誌にあった特集をドキドキしながら読んでみて。
 そうして得た知識の中で、肉棒を握ったここからどうすればいいか、なんて知識を知っていて、知らず唾を飲み込んだ。
 ――おずおず、と手を上下に動かしてみる。
 強くすれば痛い、ということは知識として知っていたため、本当に包むぐらいの力で。
 ぴくんっ、と肉棒が揺れた。
 上へ、下へ。
 動かすたびにぴくんっ、ぴくんっ、と肉棒が揺れて、秘める熱がどんどん高まっていくように熱くなっていった。
 
「んっ……かな子……」
「んんっ、ふ、ぁあッ……きもち、気持ちいいですか……ひゃっ、ぷろでゅうさっ、んあっ」
「ふっ、ああ……気持ちいいよ、かな子……ッ。もう少しっ、先の方もいいか?」
「ふぁっ……ふぁい……。んんっ、ん、あッ……ひぅんっ、んぁッ……」
533作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:42:56.08 ID:onE3Pqle
 プロデューサーに言われるがままに肉棒を上下に擦るだけでなく、その先端のつるつるした部分も刺激していく。
 ぐいっ、とプロデューサーに強く抱きかかえられたために、枕と布団と背もたれに背中を預けているプロデューサーの身体に私の身体は密着していた。
 その熱い肉棒がプロデューサーが弄る私の女性部分の近くの肌に当たる。
 とても熱い、その感触。
 キスを交わして舌を絡ませあい、胸を揉まれて、乳首を刺激されて、女性部分を弄られながら、密着したままプロデューサーの肉棒を刺激していく。
 何という背徳感、何という厭らしさ、何という淫らさ。
 携帯電話の動画サイトでたまたま見たことのあるアダルトビデオのような絡み合いに、頭の中がぼうっとしていくとともに、身体の感覚が敏感になって、熱くなって、奥底から快感を生み出していく。
 にちゅにちゅ、と私の愛液が生み出す水音に、プロデューサーの肉棒の先から少しずつ湧き上がる何かの水音が混じり合う。
 熱い熱い感触が私のお腹に触れて、その先端の粘つく液――先走り液というらしい――が、半透明な橋を作った。
 ぐりっ、と女性部分の入口から極僅かに入った部分にプロデューサーの指が少しだけ入れられて、びくりっ、と身体が震える。
 その震えに合わせて乳首がプロデューサーのシャツを滑って刺激されてまた身体が震え、その震えがプロデューサーの肉棒に伝わって、びくびくっ、と脈動する。
 その先端から溢れ出る先走り液がにちゃねちゃと厭らしく水音を奏で、私の手やお腹を濡らして、汚していく。

「かな子……かな子……ッ」
「ふわぁッ。んあっ、ぷろっ、ぷろでゅっさぁッ……はげしっ、はげし、いッ」
「ぴくぴく動いてるぞ、かな子……気持ちいいのか?」
「はっ、ふぁっ……はぅ、きもッ……きもちっ、いぅ……ッ」

 ぴくんっ、ぴくんっ、と脈動するプロデューサーの肉棒が少しだけ震えると、にゅちゅんっ、と水音の後に女性部分に少しだけ違和感。
 その水音に視線を動かしてみると、先ほどまで私の女性部分の入口を弄っていたプロデューサーの指が、完全に私の中に入っていた。
 その事実にどきんっ、と胸が高鳴って、一気に身体が熱くなる。
 それを見計らってか、ぐりゅんっ、と確かな異物が私の中を――膣の内部を動いた。
 ぐりゅんっ、ぬぷぷ、にゅちゅんっ、にゅぷ、にちゅっ、にゅちゅにちゅっ。
 内部と入口を広げるように円軌道で動いていく指に知らず身体が反応してびくんっと震えてしまう。
 確かな異物感、違和感に身体が拒否しているのか、なんて思ったりもするが、少しだけ広げられた女性部分の入口からとろりとした愛液が止めどなく溢れてきて、羞恥でさらに身体が熱くなる。
 私……気持ちよくなっちゃってるんだ……。
 それまで――少しだけ自分でしたこともあったが――殆ど弄られることの無かった女性部分の内部が弄られる度に、無理矢理拡げられる少しばかりの痛みと感じたことのない快感が背筋を振るわせて

いく。
 溢れ出る愛液に合わせて指が少し抜かれ、ひくっ、と動く女性部分に合わせてまた少しだけ指が挿れられて、また愛液が零れ出す。
 ちかっ、と視界に白いものが混ざる。
 指を抜いて、挿れて、拡げるように動かされて。
 一番敏感な部分を弄られているというのに、プロデューサーは胸は乳首を舐め上げて、首筋も舐めて、お尻を揉んで、絶え間ない快感を私に送り込んでくる。
 ちかっちかっ、とまた視界が白くなっていく。
 身体の奥底が震えて、お腹や胸の奥が自分でも分かるほどにビクビクと震えていく。
 もう身体に力は入らずに、私はプロデューサーにもたれていた。
534作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:43:25.72 ID:onE3Pqle

「きゃうっ、なにっ、んぁっ、なにかッ、くる……ッ。ひぅ、ひゃぅんッ……ぷろ、でゅぅさッ」
「入口も中もひくひくしてる……イきそうなのか、かな子?」
「ふ、んんッ、やぁっ、ふぁ」
「……」
「きゃふぅんッ。やぁ、だめ、そこはぁ……んぁ、んくッ……んッ〜〜〜〜ッッッッぅぅ」

 にゅるり、じゅるり、とキスを交わして舌を絡ませあい。
 れろっ、ちゅるっ、と首筋に口づけを落とされて、舌で舐め上げられ。
 むにゅん、もにっ、と胸を優しく、時には強く揉み上げられて。
 くにゅん、こり、くにっ、と乳首を舐められ、指先で弄られ、しごかれ、弾かれて。
 にちゅん、にぷ、にゅぷ、と女性部分の入口を弄られて、その中を指で穿られしごかれて。
 女性部分の少しだけ上、乳首と同じように快感によって固くなっていた敏感な突起――クリトリスが、プロデューサーの指で押しつけられて、優しく指で刺激される。
 それまでの快感とはまた別の、それこそ身体がふわりと浮き上がってしまったのではないかと錯覚するほどの強烈な刺激。
 びくっ、びくんっ、ぴくんっ、ぴくっ、と身体が震えていくのに合わせて――クリトリスを弄られて身体と意識が浮き上がっていくのに合わせて、先ほどまでよりもっと強く視界と思考が白く染まっていく。
 そして――。
 プロデューサーに強く抱きしめられ、もう一つの手でクリトリスと女性部分の中を同時に刺激された私は、迫り来る快感に抗うことは出来ずに、絶頂を迎えていた……。

◇◇◇
535作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:43:44.64 ID:onE3Pqle
◇◇◇

「いまさらだけど……本当にいいのか?」
「は、い……ぷろでゅーさーさんがいいんです。……ぷろでゅーさーさんが、ほしいんです……」
「かな子…………ああ、分かった。……痛かったら言うんだぞ?」
「はい…………んんッ」

 そうして絶頂を迎えた私は、その波が通り過ぎるまでプロデューサーに強く抱きしめられながらその胸に身体を預けていた。
 むにゅっ、と胸が押しつぶされて少しだけ息苦しいものがあったが、それすら、今は愛おしい感覚だった。
 びくびくっ、と震えていた身体が少しずつ落ち着きを取り戻していき、意識が少しだけ定まった時。
 かな子……、と。
 愛おしそうに、慈しむように、求めるように私の名前を呼んでくれたプロデューサーにキスをして――そのまま、ぼふんっ、とベッドに押し倒された。
 あ……さっきまでとは逆だ……。
 なんて快感の抜けきってない思考で考えていると、かちゃかちゃ、と何かの金属の音。
 少しだけ視線を動かせばそこに見えたのはさっきよりも隆々としていたプロデューサーの肉棒だった。
 どきんっ、と胸が一つ高鳴る。
 プロデューサーの優しい言葉とは裏腹に、その肉棒は酷く凶器的で、指こそ受け入れることが出来たが、本当にあれが入るのかどうかが怪しく思えてくる。
 それでも。
 にちゅっ、とその先端が私の女性部分に宛がわれると、粘つく水音と共に、ひくんっ、と蠢く自分の身体の奥に、自然と声が漏れて腰が浮いたまま喉を仰け反らせる。
 ぐぬっ、と。
 そんな私の動きに合わせて、プロデューサーが腰を少しだけ押し入れて、その肉棒を少しだけ女性部分に入れてくる。

「いっ……たい、です……」
「まだ全然入ってないよ、かな子……やっぱり止めておくか?」
「いや、です……抱いて、下さい……。私のことが綺麗なんだって、可愛いんだって……好きなんだって、証明して、ください……」
「……分かった……一気にいくぞ、かな子。…………怖かったら、俺にしがみついとけ」
「はい…………んぁ……んくっ…………つつああぁぁぁぁぁぁッッッ」

 本当に少しだけ、それだけのはずなのにとっても痛い。
 さっきまでの指とは違う、力任せに無理矢理押し広げてくるような痛みが、ずきんっ、と女性部分から腰を巡って意識へと送られてくる。
 本当にこんなものが入るのだろうか、痛みを我慢出来るだろうか、なんて不安に自然と涙が零れてくる。
 それを指でぬぐい取って、唇でぬぐい取って、私よりも不安そうなプロデューサーが不安な言葉を口にした。
 綺麗、可愛いを証明して欲しい、なんてそんな言い訳はもういらないのに。
 大好きなプロデューサーに抱きしめて欲しくて、抱いて欲しくて、私のことが好きなんだって証明して欲しくて。
 ただそれだけなのに、それだけを言葉に出すのは何だか恥ずかしくて。
 ぽろり、ぽろり、と零れる涙を舐め取ったプロデューサーは、少しだけ覚悟をした肉棒を宛がったまま私を抱きしめてくる。
 怖い、不安、その感情のままに私はプロデューサーの背中に腕を回して必死で抱きついた。
 温かい身体、大きい背中。
 それにほっと安堵して――ずぶんっ、と身体を引き裂くような感覚と実際に引き裂かれた痛みに、私は声を上げてプロデューサーに爪を立てていた。
536作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:44:23.40 ID:onE3Pqle

「う……ううぅ……」
「だ、大丈夫か、かな子?」
「だいじょばないです……けど……とーっても、うれしいです、ぷろでゅーさーさん。わたし、しあわせです……」
「かな子……」
「いたいですけど、うごいてください……もっと、ぷろでゅーさーさんをかんじさせて下さい」
「……痛かったら我慢せずに言うんだぞ?」
「ふふ……はい。……ふっ……はっ……あっ」

 ぽろり、ぽろり、とまた涙が零れていく。
 けど、さっきまでの不安のものとは違う、これは嬉し涙。
 大好きなプロデューサーと繋がりあえたこと、とーっても大好きなプロデューサーに好きだって証明してもらえたことへの、嬉し涙。
 凄く痛いけど、それよりも大きな幸せと嬉しいという感情に、私は大きなプロデューサーの背中を抱き寄せる。
 ひくんっ、と私の中でプロデューサーの肉棒が一度蠢き、ひくんっひくんっ、と二度三度と動いていく。
 ……気持ちいいって、感じてくれてるんだ。
 そんな感情がふと顔を覗かせて、もっと気持ちよくなって欲しいだなんて思って、涙が少し流れるままににこりと笑う私。
 ちゅっ、と涙の後にキスを落としたプロデューサーは、少しだけ――少しずつ、身体を動かし始めた。

「ひっ……んっ……ふっ……ふぁ……」
「かな子の中……凄いきつい……。ぎちぎち締め付けてくる……」
「んんっ……ふ、ぁ……おく、ひぅっ……ふかいぃ……あっ、んっ……」
「奥がいいのか、かな子? ひくひくしてきてるけど……」
「ふっ……んぁっ……わかん、ないっ、です……っ。すこし……ちがうかんじは……あっ……します、けど……ひぁっ」
「じゃあ、少しずつ奥でするぞ……きつかったら言えよ」
「はっ……い……ッ。ふッ、んぁ……ひぅ……んッ、ふわッ……ひゃっ、う……ッ」

 ずちずち、と肉棒が引き抜かれていき。
 ぬちぬち、と挿れられていく。
 押し広げていくような異物感と、身体の奥底から何かを引っ張り出そうとするような喪失感。
 引きちぎられた処女膜に肉棒が当たって鋭い痛みを全身に走らせ、その痛みに眉を顰めるたびに零れる涙を、プロデューサーはぺろりと舐め取っていく。
 まるで動物のように、ぺろりぺろり、と愛情を表現するかのように、涙を舐め取っていく。
 それが何だか嬉しくて、幸せで、温かくて。
 だからだろう。
 引いて、挿れて、引いて、挿れて。
 その動きを繰り返していたプロデューサーの肉棒がごりっ、と私の身体の最奥――膣の奥にある子宮を叩いた時、ふと身体が熱を発した気がした。
537作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:44:43.27 ID:onE3Pqle

「はぁ、んぁっ……ひぁっ……ひゃっ、ふぁっ……んっ」
「かな子の中……少しずつ、動きやすくなってきた……。やっぱり奥が気持ちいいのか?」
「わかっ、りッ……つぁっ、ませ……ッ。けど……っ、じんじっ、んッ……してきて、あつく……んッ……なって、きて……ッ、ひぅッ」
「抜くときにひくひくしてるし、挿れる時には動いてくるし……やばい……気持ち良すぎる……」
「んあぁッ……おくで、ぐりぐりっ、しない、でぇ……っ。ひっ、うっ……ひゃんっ、はっ、はやッ……はげしッ」

 じゅん、と。
 膣の奥の子宮を肉棒で叩かれて、熱とは違う何かが私の中から零れ出す。
 にちにち、ぬちち。
 肉の音が僅かばかりに耳に届く中、その零れた何かによって、その音に水音が混じり出すのを、私は確かに認識していた。
 にちゅにちゅ、にゅちにゅち、ぬちゅぬちゅ、ぐちゅぐちゅ、にゅりゅぬちゅ、ぐぷぐにゅ。
 子宮をこつんと叩かれる度に零れ出す何か――愛液は、いつしか膣の中を出し入れされる肉棒の動きを補助するほどに溢れ出していて。
 子宮の更に入口に宛がわれた肉棒でぐりぐりとそれが押し広げられようとすると、鈍くて、重くて、甘い快感がずっしりと身体へと堕ちてくる。
 びりびりっ、と静電気や電流にも似た快感が背筋を走って、知らず喉を仰け反らせようとする。
 その喉にプロデューサーが甘く噛み付いて、唇や舌で味わって。
 びくんっ、と私の身体が震えるたびに、プロデューサーの腰の動きが早くなっていく。

「んきゃぅッ、はげっ、はげしっ、いッ、ぷろッ、でゅぅさっ、んあっ、やぁ、やぁッ」
「すまん、かな子ッ……けど、我慢出来そうにない……ッ」
「ひぅッ、おくッ、つぁッ、おくっ、ふかッ、いぃッ、ひゃぅっ、んくっ、びりってッ、きちゃっ、ひぁっ、きちゃう、んぁっ」
「かな子……かな子……ッ」
「んっ……んんっ。ぷろでゅっ、さぁッ、ぷろでゅっさぁっ、だいっ、すきッ、だいすきっ」
「かな子……俺も……俺もかな子のこと、大好きだ……ッ」
「きゃんッ、ひぁっ、はぁんっ、あっ、はっ、はぅッ、く、るっ、ひんっ、ぅぁっ、ひッ〜〜〜〜〜んんんんッッッ」

 破れた処女膜は未だ痛みを与えてくるが、それよりもなによりも、子宮が突かれて愛液が溢れ出し、その愛液でぬめりの良くなった膣はそれ以上の快感を私に与えてくる。
 じゅぷんっ、にちゅんっ、にゅちゃっ、ぐぷっ、ぬぷっ、ぱちゅっ、ずちゅっ、ずじゅっ、ずにゅっ。
 膣を押し広げるように腰を動かしてくるプロデューサーが、子宮を突きながら私にキスをして舌を絡ませてくる。
 舌を絡ませ合って流れ込んできた唾液を飲み込んで。
 息も忘れるほどに求め合うと、酸欠からかぼうっとしてくる意識なのに、快感だけは重く深く、私を浸食していく。
 ちかちか、と視界と意識が白く染まりだし、ひくひくっ、と腰と膣が震えて、びくりっ、と身体が反応する。
 ごりゅっ、ごりっ、こつんっ、ごつんっ。
 子宮を絶え間なく刺激され、膣の壁を抉るように肉棒が動かされ、その動きが早くなっていくとびくんっびくんっ、と大きく脈動しはじめるプロデューサーの肉棒。
 びくんっ、と脈動し、ひくひくっ、と何かを我慢するかのような震えに、女として、雌として、つい身体が反応してびくりっ、と大きく震えてしまう。
 そして。
 ただただ深く、早く、強く私を求めるプロデューサーがただ愛おしくて、もっと私も感じたいと思って。
 その首に腕を回して深く抱きついて、その腰に脚を絡ませて深く繋がって。
 ずんっ、と一際大きく子宮を叩かれた時、その肉棒に続いて熱くて重い塊が私の子宮へ吐き出されると、その熱によって私は再び絶頂に達していた。
 ごびゅり、どびゅり、と二度三度、さらに多く肉棒が脈動して私の中に熱を放っていた。

◇◇◇
538作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:47:15.31 ID:onE3Pqle
◇◇◇

「ふっ、あっ、ひぁっ、ふぅ、んっ、きゃっ、ぅんッ、ふかっ、これっ、ふか、いッ」

 二度目の絶頂を迎え、重くて熱い塊――精液を中に放たれた私は、その余韻と熱の心地よさによって少しばかり脱力していた。
 自分で致した時とは違う、余りにも多くの体力を必要とする行為の疲れもあっただろうが、なにより、大好きなプロデューサーと心も体も繋がれたことが大きかった。
 幸せ、幸福、安心。
 そういった色々な温かい感情のままに、私は抱きついたまま、その胸板に頬を寄せていた。
 だからだろう。
 ぐいっ、と腰の辺りに感触がして唐突に身体を引き起こされたことに対応出来なかったのは。
 未だ固いままだったプロデューサーの肉棒によって繋がったまま身体を引き起こされた私は、いつのまにかベッドに寝そべったプロデューサーの上に跨る形となっていた。
 騎乗位、というらしい。
 上から見下ろされるのも中々に恥ずかしかったが、下から見上げられるのも結構に恥ずかしい。
 そう思っていると、ずりゅんっ、と下から突き上げられる感覚。
 ずにゅちゅ、ずじゅん、ぐじゅぷ、じゅぐちゅっ。
 一度中に放たれた精液がまだ塊のまま膣の中に残っているというのに、プロデューサーの腰の動きに合わせて肉棒が上下に出し入れされると、その熱が子宮へと届いて再び快感を呼び起こす。
 ずちゅ、ぬじゅ、ぐじゅ、ぐちゅ、にゅぷ、ぐぷ。
 歌のリズムを取るみたいにリズミカルに、小刻みに上下運動を繰り返されて、こつこつっ、こつこつッ、と子宮が何度も何度も軽く叩かれていく。
 その度にぴくんっ、びくんっ、と身体が反応して、ついつい、先ほどまでと同じようなもっと強い刺激が欲しいと腰が勝手に動いてしまう。
 プロデューサーの腰の辺りに手を置いて、自分の腰を上げて落とす。
 小刻みな動きに合わせればもっと深く強く繋がれる筈、なんて思った末のことであったが、一つの誤算はプロデューサーの動きが読めなかったことだろう。
 本能的につい動かしてしまった私の腰が下へと落とされる瞬間、プロデューサーはそれまでの腰の動きを変えて、思いっきり突き上げてきたのだ。
 ごりゅんっ、と身体の奥が爆ぜた。

「きゃふんッ、やっ、やぁッ、ぷろっ、こ、れっ、おくがっ、ふかっ、ふかいぃッ」
「かな子……もっと腰動かして……。上下だけじゃなく、前後とか……ッ」
「ふわぁッ、なにっ、これッ、さっきよりっ、くるッ、きもちッ、いっ」
「ぷるんぷるんって揺れるかな子の胸、凄い綺麗で厭らしい……」
「ひゃっ、ぷろでゅぅさのてッ、あたたかッ、くてっ、やさしっ、く、てっ、ひんっ、もっと、んあっ」

 ちかちか、と意識に光が混ざり始める。
 絶頂を向かえたさっきまでとは違う、本当に意識がどこかへ行ってしまうんじゃないかと思えるほどの快感に、ふと不安になって、これ以上気持ちよくなっちゃだめだと理性が呼びかけてくる。
 プロデューサーから離れるつもりはないが、離れなくなってしまう、甘く甘いままに堕ちていってしまう、戻れなくなってしまう、と理性が本能を押し止めようとする。
 けれど。
 下から突き上げられる肉棒から逃れようと腰を前後に逸らしてみても、熱くて固いプロデューサーの肉棒は膣の壁を抉りながら子宮を叩いてくる。
 その度に意識が光に染まっていき、胸を弄って乳首を刺激するプロデューサーの温かい手にそれを戻される。
 快感と、理性と、本能と、恐怖と、愛しさと、切なさと。
 与えられる快感に思考が上手く定まらない。
 突き上げられる勢いで口から涎が零れて厭らしく私の胸にねっとりと落ちては緩やかな甘い刺激を堕としていき。
 快感からくる恐怖に零れた涙は頬を伝ってプロデューサーの腰に落ちて、私の愛液とプロデューサーの精液が混じった何かしらにさらに混ざり合って二人の間に粘液の橋を作り出す。
539作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:49:37.28 ID:onE3Pqle

「やぁ、ちくび、くりくりしちゃぁ、らめぇ、んあっ、ひんッ、つまんじゃっ、ふあっ、なでな、いでぇッ」
「乳首もクリトリスもひくひくしてるよ、かな子……。俺で気持ちよくなってくれてるのか?」
「ひゃんっ、きもひいいッ、んんっ、あっ、あぅんッ。ぷろでゅぅささんッ、きもちいいのっ、ひぅ、ッ、んくっ」

 じゅちゃ、ぬちゃ、ずちゃ、ぐちゃ。
 ぬぷっ、ぐぷっ、にぷっ、にゅぷっ。
 上下に突き上げられて、前後に中を引っ張られて、その度にごりりっ、と膣を抉っていく肉棒に三度視界が光に染まっていく。
 一度目と二度目とは違う、本当にプロデューサーに堕ちてしまいそうな程に甘美で淫靡で卑猥な快感。
 ちりっ、と頭の奥底が焼け付くような音を立てて、電球が切れる直前のように視界がどんどん明るく、白く、光に染まっていく。
 離れられなくなる、離れたくない、堕ちてしまいそうになる、堕ちてしまいたい。
 相反する感情が意識の中に浮かんでは消えていくが、ずんっ、と子宮を叩かれる度に快感が全てを染め直していく。
 
「うひゃんっ、んあっ、ひぅっ、んくっ、やっ、やぁッ」
「かな子……俺……ッ」
「わたっ、わたひもッ、ぷろでゅッ、さっ、っあッ、にゃぁっ、ひっ、くぅッ」
「かな子……かな子……ッ…………かな子ぉぉッッ」
「んきゃぅッ、ひぁっ、んふっ、きひゃっ、きひゃぅッ、いぁっ、やぁっ、ふぁ、ふぁぁっ、ひんっ〜〜〜〜〜〜くくぁぁぁぁぁッッッ」

 快感、甘い甘いお菓子のような快感。
 感情、甘い甘いお菓子のような好き、大好きという感情。
 食べ始めたら止まらない、なんて言うけれど、求め始めたら止まらない、気付いてしまったら止まらないのはその二つも同じ。
 きっと止められない、きっと止めることなんてない。
 そんな感情を二つぐるぐると胸の内で感じながら、ぐりゅんっぐりゅんっ、と肉棒によって抉られる膣が意識を根こそぎ白く染めていく。
 止められないなんて考えるけど、止まらないなんて考えるけど……今だけは、プロデューサーと一緒にこの快感を深く味わいたい。
 ぐちゅんっ、ぐぷんっ。
 腰を動かして肉棒を迎え入れて、腰を落として肉棒を奥まで誘い入れて、手をプロデューサーの腰で支えにして勢いよく肉棒に腰を打ち付けて。
 ちかちか、きらり。
 快感と刺激と感情がどろどろに混ざり合って、私とプロデューサーの体液みたいに溶け合って。
 ぞくぞく、と身体の奥底と背筋が震えだして、それが全身に広がっていって。
 三度目ということもあってか、絶頂が来る、なんて無意識で身構えていると、その私の感情の動きに反応してか、きゅうっ、と自分でも分かるほどにプロデューサーの肉棒を締め付ける。
 そんなもんだから、ぐりゅんっ、と肉棒に密着してこれまでよりももっと深く甘い快感が背筋を通って、ぶるぶると膣が震えるのが分かる。
 あっ……イっちゃう……。
 理性と本能の向こうでそれを冷静に判断して、その私の膣の動きに中に入っている肉棒がびくんっびくんっ、と一際大きく脈動するのが感じられて。
 ごりっ、と子宮の入口がこじ開けられるのではないかと思えるほどに叩き付けられた肉棒と、そこから子宮の奥深く目掛けて放たれた熱くて固くて重い精液の熱が全身を駆け抜けて――。
 ――私は、あまりの衝撃と快感に意識を失っていた。

◇◇◇
540作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:53:33.04 ID:onE3Pqle
◇◇◇

「いいわよーかな子ちゃん。ほら、もっと笑って笑って」
「ふふ……はーい」
「いいわねー、そのリラックスした笑顔。おじさん、取って食べちゃいそう」
「うふふ……もう、ダメですよ、そんなことばっかり言っちゃ」

 ぱしゃ、ぱしゃ。
 少しだけ乾いた音――シャッター音が耳に届く中、私は照りつける太陽の下で自然と笑みを浮かべていた。
 あの後――プロデューサーさんと結ばれた後。
 意識を失うように眠りについた私は、次の朝に起きることは出来たものの、それまでの心労と雨に打たれたこと――あと、初めて、その、せ、性交渉ーーーもあってか、丸一日動くことが出来なかった。
 雨に打たれて体調を崩したみたい。
 そういう理由でカメラマンさんやスタッフさんに無理を言って一日延ばして貰ったから、とプロデューサーが伝えてきたときには申し訳無い気持ちで一杯だった。
 一応はプロのアイドルなのに、なんて悔しんでみても、俺も悪かったよ、なんて頭を撫でてくれるプロデューサーに少しだけ安心感。
 結ばれた、という事実があっても、それでもいきなり変わらないその安心感に、私はほっとしたのだ。
 …………まあ、その安心感に浸ってしまって、交わった記憶やら感触やらを思い出して再び求めあったのは、本当にプロとしてどうだろうか、なんて思ってしまったが。
 昨日の含めて6回戦だな、なんて笑うプロデューサーを見て、男の人は体力が多くてずるい、なんて思ってしまった。
 それを思い出して、くすり、と笑う。

「おっ、いいわねいいわねー、その笑顔。んもう、おじさんキュンと来ちゃう」
「えへへ……ありがとうございます」
「その照れた感じの顔もいいわねえ。純真な感じだけじゃなくて甘い感じも出てて好きよ、かな子ちゃんの笑顔」

 一体何があったのかしらねぇ、なんて意味深に笑うカメラマンにドキリ、と胸が鳴る。
 ぎくり、と背筋を振るわせたプロデューサーが視界に入って、それが何だか面白可笑しくて、また一つ、くすりと笑った。

「ほんと、何があったのかしらねぇー? 少しだけ色っぽいわよ、今のかな子ちゃん」
「ぅぇ? ほ、本当ですか? そう言って貰えると何だか嬉しいです」
「あら、それだけ? 慌てる写真を撮りたかったのに、それだと面白みがないわねえ」
「そんなこと言われたってー……」
「ふふ、冗談よ」

 むすー、と膨れた顔を一枚ぱしゃ。
 以前までなら――プロデューサーに私のことを証明してもらう前ならば、きっとグラビア撮影でもこんな表情は出来なかった。
 他にも可愛くて綺麗なアイドルがいる中でなんで私が、なんて撮影初日に思っていたのを思い出して、また笑う。
 ぱしゃり、とまた一枚。
 けれど、そんな私をプロデューサーは認めてくれて、好きだと言ってくれて、可愛いと言ってくれて、綺麗だと言ってくれた。
 そして、それを証明もしてくれた。
 そう、少しも卑屈になる必要なんて無いんだって、教えてくれた。
 イチゴがたくさんのったショートケーキになれたかな、私……?
 なんて、デビューCDの歌詞を思い出して、少しだけくすり。

「かな子ちゃん、さっきからニヤニヤばっかりしてるわよ。やっぱり何かいいことでもあったでしょ」
「えへへー、んふふー……秘密、です」
「いやーん、おじさんだけ仲間外れは酷いわよー……まあいいわ、一旦休憩にしましょ。この分なら次で終わるでしょうから、一気に行くわよ。覚悟しておいてね」
「はい!」

 休憩。
 その一言で私は一気に駆け出した。
 勿論目標は決まっている。
 げっ、て顔した誰かさんに向かって、砂に足を取られながらも一気に駆け抜けて――。
 ――私は、プロデューサー目掛けて飛び込んだ。

 
(甘いお菓子ようなこの感情、あなたは受け止めてくれる?)
541作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/18(金) 15:55:57.74 ID:onE3Pqle
と言うわけで、かな子純愛でした。
なんつーか……ごめん、めっちゃ長くて。
字数が二万超えたとかどんだけー……。
次(があるかどうかは分からないけど)は出来るだけ簡潔にエロく書くわ。
そんじゃあー、バイ。
542名無しさん@ピンキー:2012/05/18(金) 18:00:07.33 ID:rgWB7pfc
おつおつ
543名無しさん@ピンキー:2012/05/18(金) 19:02:01.34 ID:ylJkw3aP
グッジョブ
これがちくわの力か…
544名無しさん@ピンキー:2012/05/18(金) 19:02:44.39 ID:6+/RBk46
素晴らしい
545名無しさん@ピンキー:2012/05/18(金) 21:19:53.91 ID:s/A6iQGr
GJ!
マーヴェラスっ!!

作者氏の傾向から次はダークか?w
546名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 11:57:22.35 ID:/6BM+CvI
超乙ッ!

次は凛、輪超ダークか
城ヶ崎姉妹丼輪超ダーク
凛かな他人丼輪ダークをば所望致したい所存
547名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 12:54:36.37 ID:HiUzJgrR
スレの流れからかちくわプレイという単語が脳裏を
548名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 14:38:06.39 ID:Lj5hXmrk
>>522
とときん、イヴ、歌鈴

脱ぎ役なら(こいつ等に)まかせろー(ビリビリ
549名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 14:46:08.34 ID:bp3yd8Kd
なんでお前らそんなにアイドルをひどい目に遭わせたいんだよwww
550名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 15:20:15.04 ID:/6BM+CvI
>そんなにアイドルをひどい目に遭わせたい〜

すまぬアイドル達…
二穴・三穴シチュでないと興奮出来ぬ我が身

…もっともケミカル小鳥とか超常的事象とかで「Pが分身」してくれて
アイドル達とイチャラブ二穴・三穴和輪姦してくれれば
輪姦・陵辱とかのダーク的流れで無く「純愛系二穴・三穴」で全て解決なのだが…(チラッ
551名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 16:40:04.36 ID:EViOqe9C
>>550
アイドルが目隠ししてハメられ、オマンコやアナルで誰Pのチンポか当てる
「チンポテイスティング」は好きかい?
552名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 19:00:11.91 ID:KHHrzD6l
リョナスキーはちょっと自重して欲しいわw
553名無しさん@ピンキー:2012/05/19(土) 20:28:27.08 ID:otD5wlIQ
複数リンカーンが苦手なら何を挿入されたか、のテイスティングならどうか

逆にPが目隠し拘束されて今誰に犯されてるかの逆テイスティングも
外れる→残念でしたー、それでは次の人ー
当てる→どうしてあの子のは当てるのよ!!私のも早く正解しなさいよ!!
でどうあがいても腎虚なんてどうでしょう
554名無しさん@ピンキー:2012/05/20(日) 00:54:57.83 ID:nuQYo2zY
P×成宮由愛ちゃんのSS投下します。
プロデューサーが由愛ちゃんにボディペイントしてグラビア撮影に出す話です。
以下注意点、苦手な人はスルー。

・露出プレイ要素あり
555ホットアート(P×成宮由愛)@:2012/05/20(日) 00:56:02.21 ID:nuQYo2zY
撮影場所の裏手にある、こじんまりとした控え室兼更衣室で
俺は最後の「仕上げ」を完了し、そっと手を置いた。
美しい水着を纏った美少女が眼前に立っている。
「……よし。じゃあ由愛、行ってこい」
「はい……。でも、プロデューサーさん……」
担当アイドルである成宮由愛は、その小さな体をもじもじとさせて頬を朱に染めていた。
「本当に、バレませんか……?」
「俺の腕に不安があるか?」
「……いえ、プロデューサーさんの絵はすごく上手いです……」
なら大丈夫だ、と俺は言って由愛を水着の撮影場所へと送り出した。
今回の仕事は小中学生を対象としたローティーン雑誌用のグラビア撮影だ。
「はぁい、由愛ちゃん! こんにちはっ!」
敏腕で名の知れたカメラマンRは若干ハイテンションで由愛の前に現れた。
筋骨隆々としたボディに加え、ウインナーのような太眉と暑苦しい口ひげを顔に蓄えた壮年の男性だ。
「こんにちは……」
「うんっ、指定通りのシンプルデザインな水着だねっ! 着てくれてありがとう。
 しっかしっまあ、由愛ちゃんが着るとどことなーくデンジャラスに見えちゃうね!」
「そ、そうですか……。すみません……」
「オーゥ、謝らなくていいって! 褒めているのっ!」
「あっ……ありがとう、ございます……」
「オッケェ、ナイスなお返事をいただいた所で、早速撮影に行きましょうっ!」
こうしてグラビア撮影が始まった。
カメラマンRの指示で、由愛はその「水着」を纏った体を捩じらせて様々なポーズを取った。
時折由愛はそのつぶらな瞳を伏し目がちにして頬を軽く赤らめている。
「ううん、いいよっ、由愛ちゃん! 花のような恥じらいっ、表情っ!
 可愛い姿全部まとめて撮ってあげるからねぇっっ」
彼は彼女の恥じらいに隠されたものを知らずに、情熱を高めて彼女の幼い肢体を激写する。
俺はフラッシュに怯え、そして悶える彼女の姿を見て思わず顔筋が弛緩した。
556ホットアート(P×成宮由愛)A:2012/05/20(日) 00:56:54.58 ID:nuQYo2zY
「おい、あれ実は裸じゃねぇか?」
撮影開始から大分経った頃に、周囲の男性スタッフがコソコソと話し出した。
耳をそばだてて聞いてみると、次のようだった。
「裸って、まさか……」
「だってよぉ、あれだけ布が薄くて体の線出まくりの水着なんてあるか?
 ビーチクの所なんてツンとおっ立っているぜ」
 てめぇ、そんな所ばかり見ていたのかよ。警察の仕事が増えるぞ」
やらしい顔をした垂れ目の男を、方形の顔をした色黒の男が肘で小突いた。
「へへっ……」
「まあ、あのピッチリした水着は違和感ありまくりだがな。
 可愛い娘を一杯眺めて来たけれど、この娘が一番色気がある。
 あのちっちゃな尻の谷間なんて、チラつく度にチンコにクるぜ……」
「ばかやろ、お前も見てんじゃねぇかぁ!」
彼らは意見を通じ合わせた途端、だらしない顔つきになって由愛の体を舐めるように見た。
「……おおっ、先生の指示で由愛ちゃんが股開いたぞ!」
「何ぃっ!? ……先生、もしかして感づいているんじゃねぇか?」
「いや、それはないだろう。あの人カメラキチだし、モデルを被写体としてしか見てねぇよ」
「いつも芸術だなんだと講釈垂れているよな。
 俺的にはさっさと自立して、紙面から匂い立つようなエログラビアを撮ってみたいけれど……」
フラッシュが焚かれるごとに、由愛の顔が赤くなり、その幼い体が汗ばんでいく。
「しかしご丁寧にマンスジまでくっきり浮かび上がってやがるぜ、あの水着っ……!」
垂れ目の男は息を荒げて由愛を見つめる。
近くに俺がいるのも気づかずに、ポケットに手を突っ込んで股間にぶら下がった分身をなだめていた。
「あれが裸だったら、由愛ちゃんの赤面顔も意味合いが変わってくるよな」
色黒の男が言った。彼も時折涎を啜ってモデルを視姦している。
「ああっ! ガキのクセして何て色気づいてやがるんだっ!
 くそっ、一々チンポに来てしょうがねぇぜ! 撮影が終わったらトイレに直行だ」
「ああ、たまんねぇよな。さっきから勃起が収まんねえよ。
 将来AV女優に転進してくれたらお兄さんは嬉しいけどね……ああっ、犯してぇ!」
気がつくとカメラマンを除く男たちはほぼ全員、目と股座の危険物をぎらつかせて
由愛の肢体に釘付けになっていた。
そうだ。由愛が纏っている「水着」は、彼女の魅力を最大限に引き出す最高のものだ。
お前たちくらい引き付けないでどうする。
俺のアートを全身に纏った由愛が羞恥に耐えながら暖かいライトの下で微笑む。
俺はそんな彼女の姿を見て癖になりそうな底無しの愉悦を体験した。
「お疲れ様でしたーっ! 由愛ちゃん、よく頑張ってくれました。
 もう上がっていいよ。グラビア、楽しみにしていて!」
「は、はい……」
長い羞恥の間を経て、彼女は逃げるように更衣室へと戻っていった。
557ホットアート(P×成宮由愛)B:2012/05/20(日) 00:57:41.38 ID:nuQYo2zY
   #  #  #

「プロデューサーさん……!」
頃合を見計らって控え室に入るなり、由愛は俺に抱きついてきた。
「由愛、お疲れ様」俺はささやかながら労いの言葉を投げる。
「裸だったのバレなくて良かったな。
 どうだ、皆に内緒で裸を見せるのは? 興奮しただろう?」
「は、恥ずかしかったです……」
由愛は頭を俺の体に押し付けて言った。
密着している彼女の体が、いつもより熱く感じた。
楽しくなかったかと更に聞いてみると、彼女は黙って俯いていた。
「あのっ、プロデューサー……ちょっとだけ……」
「んっ……?」
彼女は体を俺から離して、自身の股部を静かに指差した。
膝を折って屈んで見ると、淫門の下側に位置する内太ももに「絵の具」の薄れた部分がある。
きっと汗で絵の具が流れてしまったのだろう。もしくは、別の体液だろうか。
「ダメだろう。我慢しなきゃ……」
俺は由愛の幼い女門に手を添え、静かに弄い始めた。彼女の体が一瞬強張る。
「あっ……!」
「由愛が皆の前で裸だったって、バレてしまうじゃないか?」
俺は彼女の恥ずかし悶える表情を仰ぎ見ながら、指を門の中へと滑り込ませる。
中は既にしっとりと濡れていた。
指腹で軽く穴周辺を愛撫してやると、緊張が途切れたのか無遠慮に愛液が流れ落ちてきた。
「あふ……、んはぁ……!」
「こんなに濡らして、エッチな娘だな……由愛は」
「ご、ごめんなさい……」
蛇が絡み付くように彼女の愛液は、俺の指を濡らしていった。
まだ青い幼果ながらとろりと一人前に甘い淫蜜を奥に湧かせる。
漏れ出した熱い蜜はそのまま腿を伝い、「絵」を溶かしていく。
「由愛だって、裸に水着の絵を描いて写真を撮られたい変態さんと思われたら嫌だろう?」
「んああ……! はい……嫌です……! んっ……あっ……!」
「今度から気を付けるんだぞ?」
「は……はいぃ……!」
その言葉を聞くまで散々弄り抜いた俺は、指の蜜汁をペロリと一舐めした。
コクはほとんどないものの、若々しさに溢れたその味には言い知れぬ幸福感を覚えてならない。
「ほら、由愛も飲め」
「んう、んっ……」
由愛は小さく愛らしい口唇で、指に付いた自身の淫液をしゃぶった。
十五にも届いていない少女ながら、大人顔負けとさえ思える不安定なまでの色気がそこに在った。
俺は眼前の宝物の頭をそっと撫でた。柔らかい髪質が肌に心地良い。
由愛は俺に頭を優しく撫でてもらうのがとても好きで
撫でた途端に気持ちよさ気に相好を崩して、天使に似た笑みを浮かべる。
「プロデューサーさん」
「んっ?」
「頑張ったので、ご褒美……」
由愛は頬に朱を差した顔で、俺を見つめた。
「約束だろ? 忘れてないよ」
俺はカバンからタオルを取り出して、それにソープをつける。
「その前に絵の具を落とさないとな」
558ホットアート(P×成宮由愛)C:2012/05/20(日) 00:58:33.61 ID:nuQYo2zY
俺は由愛の体に描いた水着の絵を丁寧に拭い取っていった。
彼女はまるで人形のようにじっとしている。
表面の絵画を拭う事で、由愛というキャンバスは瑞々しい幼女の裸体という
もう一つの芸術(かお)を浮かび上がらせていく。
拭く途中で俺は彼女の体を弄った。
小さく勃起した可愛らしい乳首を何度も細かく撫でてやると、彼女は体を小さく震わせる。
「あ……っ、ああ……!」
「……よし、綺麗になったぞ」
俺は汚れたタオルをそのままポリ袋にくるんで捨てた。
元の肌が露呈した途端恥ずかしさが増したのか、彼女は成長途中の乳房や股を隠し始めた。
俺はその手を払い除け、足の付け根に挟まれた細い肉溝を両側に開き
その薄い肉唇を自前の舌で舐った。
「んぁ……はぁぁ……っ!」
先ほどから奥より流れ出る蜜汁を、舌で受け止めつつ喉へと運ぶ。
しゃぶり続けると肉根にみるみる淫気が流れ込み、熱く硬くなっていった。
少女の淫液に勝る強精剤はないという事だろうか。
「プロデューサー、そろそろ……」
由愛がせがむので俺は名残惜しいと思いながらも口を離し、口周りに付いた蜜液を腕で拭った。
「じゃあ……そろそろご褒美をやろうか」
「はい……」
由愛はいつものように仰向けに寝転がって、やや恥ずかしげにその細い両脚を開いた。
「プロデューサー……大人のお薬を、お願いします」

   #  #  #

別に隠していないが、俺は美大を卒業している。
今でこそプロデューサー業をしているものの
昔は売れない画家の真似事をして食い扶持を稼いでいた。
絵は一流になるには何か足りなかったようだが、時折個展を開く程度には描けた。
俺は事務所で由愛と知り合い、彼女が写生好きと聞いて意気投合した。
彼女は俺のデッサンを興味深々に見て、色々とやり方を聞いてきた。
俺はその都度技法をかいつまんで教えたが、何分理解するには彼女は少し幼い。
感性や才能がないとは決して言えないが、経験がまず足りていないのだ。
「プロデューサーのようにすごい絵を描くにはどうすればいいですか?」
「そうだな……大人になれば、上手くなるよ」
別に間違った事は言っていない。
大人になるまでに一定量絵を描いていれば、自然と上手くなっているだろう。
しかし彼女はそれでは納得しなかった。
「今上手くなるにはどうしたらいいですか」
俺は由愛をつらつらと見た。
プロデュースして数ヶ月、俺は彼女に対してけしからん煩悩に捕らわれる事がしばしばあった。
彼女には不思議な色気がある。男の本能を鷲掴みにして有無を言わせず引きずり回すほどの力があった。
俺はその魅力を下地として、彼女を描いて見たいと思った。
描くだけじゃない。所有し、鑑賞し、五感を駆使して楽しみたく思った。
それで俺は、彼女にこう話した。
「人より早く大人になればいいんだよ。やり方は知っているが、知りたいかい?」
「……はい!」
純粋に絵が上手くなりたいと願う由愛を説き伏せて、俺は青い果実を摘み取った。
彼女は最初痛がったが、肌を重ねる毎にそれも慣れていった。
彼女がこのような羞恥に耐えて、体を捧げたのはどうしてか。
人より早く大人になるためにはどうすればいいか。
それは大人の男性が出す薬を、身体の中に塗布そして注入していく事によって成る。
そう、俺が彼女に教えたからだ……。
559ホットアート(P×成宮由愛)ラスト:2012/05/20(日) 00:59:34.51 ID:nuQYo2zY
   #  #  #

「んん……っ」
血管の這い回った醜い欲望の肉塊を若々しい恥唇へと宛がい、挿し入れていく。
初めての時と比べると多少広くなってはいるが、それでも充分に狭い。
成人女性にない独特の締まり具合だ。
中指の根元まですら入らなかった女穴は、やっと逸物の三分の二まで入る事が出来た。
これ以上は流石に彼女の性徴期を待つ他ない。
「いくぞ……」
俺は小さな彼女を下に敷いて、ゆっくりと味を噛み締めるように抜挿した。
あまり激しくやっても、かえって彼女のデリケートな部位を傷つけるだけだ。
ゆっくりと、肉孔を押し広げながら新たな快楽のツボを探索する。
別の色を少量混ぜながら俺好みの色へと変化させていく。その過程を俺は好んだ。
「ああっ……! プロデューサー……」
「どうだい、由愛。気持ち良いか?」
「うん、気持ち……いいよぉ……」
俺は彼女の体を抱いて、胡坐を組んだ脚の上に乗せた。
ピクンと反り返った剛物を固定し、そのまま彼女の体を静かに落として再度挿入した。
「じゃあ、今度は由愛が動いてみろ。沢山動いた分だけ、質の良いお薬が出るからな」
「うん……」
由愛は徐々にではあるが、腰を激しく上下に振り動かし俺の雄を楽しませた。
動く度に膣孔がきゅうきゅうと締まるため、快感も人一倍だ。
「あんっ……!、あっ、ああっ……!」
何よりも由愛の発する大人と子供の狭間を行き交うあどけない嬌声が、強く肉根を刺激する。
それは一瞬たりとも同じ色をしていない美しい色を想起させた。
「うっ……んく……、それじゃ由愛、お薬……出すよ!」
「は、はいっ……私の膣内(なか)に……沢山塗って下さい……っ!」
膣外に出して気を紛らわせたりはしない。
俺は深く長く呻いて、彼女の深奥へと多量の薬汁を発射した。
彼女も達したのだろう。俺の肩に置いた手に力が入っている。
眼には随喜の涙滴が浮かんでいる。彼女は立派な女になっていた。
「ああっ、熱い……お薬熱いのぉ……っ!」
妖しいリズムの律動に導かれるように、俺の性液を肉襞一枚一枚に浸透していった。
「プロデューサー……」
俺は彼女の唇をそっと吸いついた。
彼女のような美宝を得て、俺は幸せだった。

ちなみに――。
今回撮った成宮由愛のグラビアは大反響を呼んだ。
巷では、あの写真によって性に目覚める少年たちが急増し、一九七一年以来の第三次ベビーブームとなった。
ネット上ではあの時の由愛は裸か否かと熱い議論が沸き起こり
十数年立っても決着がつかないほどの謎の一つとなった。
しかし、これは本筋とあまり関係がないのでここまでとする。
560名無しさん@ピンキー:2012/05/20(日) 01:00:04.01 ID:nuQYo2zY
以上です
561名無しさん@ピンキー:2012/05/20(日) 01:00:31.88 ID:v2HDJAIe
乙乙

全裸で待機してた甲斐あったぜ…
562名無しさん@ピンキー:2012/05/20(日) 02:14:19.88 ID:e4H+oy++
面白い切り口だ
こういのがあるからいいなぁ、もっと増えて欲しい
563名無しさん@ピンキー:2012/05/20(日) 16:02:32.34 ID:9lmFov4M
よく使うこっちでのんびり聞きたいんだが
親愛90人でのマスタートレーナーってトレードの需要あったりするの?
その場合の相場とか、教えて欲しいなエロい人
教えてくれたら、希望でなんか書いてみる
564名無しさん@ピンキー:2012/05/20(日) 18:57:37.78 ID:lbSIq75z
特技上げのためにマストレは常時ほしがる奴はいるぞ、ただスタドリ1桁だけどな
565名無しさん@ピンキー:2012/05/20(日) 19:20:11.73 ID:3pYXznoC
新田さんの陵辱物を…姉の魔性のエロスに惑わされた弟がXXみたいな近親物を…
566名無しさん@ピンキー:2012/05/21(月) 22:40:48.85 ID:L/ZPs3UU
新田さんは清楚系に見えて糞ビッチってネタもイケそう
567名無しさん@ピンキー:2012/05/22(火) 00:48:24.81 ID:uDzbFlY3
>>566
某所では既にそんな扱いだな。俺好みですごくいいことだと思います
568名無しさん@ピンキー:2012/05/22(火) 11:50:46.70 ID:EkKrgGg/
衣装と表情が無駄にエロいからなぁいいぞもっとやれ

某所ではある漫画家さんの企画した例のアレがあまりにもひどすぎて(褒め言葉)
569名無しさん@ピンキー:2012/05/22(火) 12:27:14.90 ID:d2CfN5JP
新田はヤりたくて仕方なさそうな顔してるだろ
570名無しさん@ピンキー:2012/05/23(水) 13:40:27.64 ID:FsB0oDIm
高橋や篠原は、自分が認めた男にしか体を許さなそう。しかしいいと思った相手には、かなり積極的。
逆に新田は、自分からは決して男にアプローチしないが、自分をかまってくれたり多少強引な男には、えり好みなく股を開くタイプ。
同じビッチでも世代によって違うね
571名無しさん@ピンキー:2012/05/23(水) 18:00:42.54 ID:6qax6nK9
断定すんなよw
572名無しさん@ピンキー:2012/05/23(水) 19:55:23.50 ID:CmQ3sX1z
こういう勝手な言葉を浴びせられながら陵辱される清純新田さんでもおいしいな…
573名無しさん@ピンキー:2012/05/23(水) 21:09:45.50 ID:sKLQMrX4
キャラに思い思いの設定を付加できるのがシンデレラガールズのいいところだ。

これだけ多くのキャラがいて、しかもまだまだ各キャラに妄想で補完する余地がある。
非常に広汎な嗜好をカバー出来るというのは素晴らしいね。
574名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 13:14:55.86 ID:iZ26yqYt
新田さんは乳首ピアスが似合うと信じて疑わない今日この頃如何お過ごしでしょうか
575名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 13:23:53.26 ID:WPenxo9c
お前らどれだけみなみちゃんをビッチにしたいのかとw
576名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 20:20:42.33 ID:9sIu22Cx
作者氏ーっ!
新作まだー?w(チンチン)
577作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/25(金) 15:59:56.12 ID:xoPYEyN3
何か名前を呼ばれたので、速攻で書いてみたよ!よ!
今話題な新田さんで書いてはみたんだが、如何せん、いつも通りに誰これ状態だよ。
まあ、各々で補完よろしくー。
578作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/25(金) 16:00:37.07 ID:xoPYEyN3
アイドル:新田美波
シチュエーション:楽屋、アイドル衣装

 コンコン、と扉がノックされると、俺はソファに座ったまま背筋をびくりっ、と震わせた。

「新田さーん……あれ、プロデューサーさん、新田さんは?」
「あ、ああ……ちょっとトイレに行ってます……ッ」
「そうなんですかー……本番まであと1時間を切りましたんで、ぼちぼち準備の方、よろしくお願いします」
「は、い……分かりました。伝えておきます」

 ソファに座ったまま身体を捻れば、扉から半身を覗かせる音楽番組のADがきょろきょろと部屋の中を見渡す。
 新人アイドルらしい簡素な部屋の中に、そのアイドルを探したのだろうが、ADの視界には映らなかったらしい。
 少しばかり残念そうなADの溜息に引くつく笑顔を作りながら、彼の姿が扉から見えなくなると、俺は途端に安堵の息をついた。

「んぶっ……ちゅろっ、んちゅっ、んんっ」
「はぁ……ばれるかと、んっ……思った……。やっぱり楽屋でこんなことするのは不味いって、美波」
「れるっ、んっ……んふっ、ちゅぷっ、らいひょーふれふひょ、ふろひゅーひゃあ。はぁ、んっ、むんっ」
「そんなことは言ってもだな……ADさんが部屋の中に入ってきたらばれてたぞ、絶対……」
「ふふ……ん、ちゅっ。ばれたら、ADさんと一緒に3人で楽しめばいいだけじゃありません?」
「それだけは駄目だ……いや、俺が嫌だ」
「うふふ……だから好きですよ、プロデューサーさん」

 ちゅっ。
 そう軽く俺にキスをした美波――新人アイドル、新田美波は再びソファの影に隠れるように跪く。
 すでに着替えられていた彼女のアイドル衣装は水着の上からスカートと上着を着るようなタイプのものだが、彼女自身のスタイルや表情から、実にエロいと評判だったりする。
 その例に漏れず、ソファの影――ソファに座る俺の脚の間に顔を出すようにした彼女の胸元が実にたわわに揺れて、俺はゴクリと唾を飲み込んだ。

「あはっ……プロデューサーさんのここ、また固くなってきましたよ……エッチ」

 ふぅ、とかけられた吐息の熱さと彼女自身のエロさ、そしてその劣情を誘うような視線に、つい俺の――彼女自身が引っ張りだして、ADが来た時にも咥えて濡れていた俺の肉棒が、ひくんっ、と反応してしまう。
 その様が嬉しいのか、瞳を輝かせながらにっこりと笑い、肉棒にキスを落とされて理性の外れたままに肉棒がさらに大きく、固くなっていく。
 その肉棒に舌を這わされて、その竿の部分を唇で刺激されて。
 露わになっているカリの部分にれろっ、と舌の感触を覚えた俺は肉棒をびくんっ、と震わせながら――込み上がりそうになる快感を必死で我慢しながら、なんでこんなことになっているのか、なんて思考を働かせた。
579作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/25(金) 16:01:09.27 ID:xoPYEyN3

 とは言うが、話はそれほど難しくはない。
 そういう関係――肉体関係を結ぶ、恋仲の関係なだけなのだ。
 大学の恩師に近くに寄った挨拶に行って、つい大学のグラウンドに視線をやって、そこでラクロス部に所属していた新田美波に出会ったのは半年ほど前だった


 整った容貌にすらりとした肢体はどこかモデルのようで、話をしてみればミスコンにも選ばれたことがあるという。
 そんな少女を、放っておく手はなかった。
 アイドルとしてデビューしないか、と声をかけて――凄まじく怪しまれた――、アイドル候補生となったのがつい昨日のことのようである。
 そして、そんなアイドルとして輝こうとした彼女が暴漢に襲われそうになったのも、つい昨日のことのようであった。
 仕事帰りの彼女を狙った犯行は、たまたま携帯電話を忘れた彼女を追っていた俺に防がれることになって。
 大学内で彼女に想いを寄せて、その行動が重症化してしまった生徒の犯行であったことは記憶に新しい。
 そんなこんなで。
 暴漢に襲われそうだった彼女を落ち着かせるために俺の家でお茶を馳走し、不安と恐怖で震える彼女を抱きしめて、その幼子のように俺を求めてくる彼女に心惹かれて、その場で俺と美波は結ばれることになった。
 男にモテそうな顔立ちと身体つきなのに、処女であったことには特に驚いた。

 そうして、身体を重ねるような関係になって早数か月、あの時の恐怖が色濃かったからか、それとも、女として愛される喜びを知ったからなのか、美波は貪欲に俺を求めるようになっていた。
 事務所の仮眠室やシャワー室で、移動中の車内や人の来ない藪道で、そして今回のような番組出演のためにと用意された楽屋で。
 彼女は俺を求め、俺はそんな彼女の求めに応じていた。
 アイドルとプロデューサーという禁忌の関係ながらも、交わっている時は、ただ男と女だった。

「ちゅ、んぷっ……ちゅぅ、んっ。れろぉ……はむっ……んちゅ」
「んっ……美波……」
「んーっ、んぶっ、んぐっ、んんんっっ」

 口に含んだ肉棒を刺激するために動く美波の舌が、円を描くように肉棒の先端に這わされていく。
 奥まで肉棒を飲み込んで、舌先でちりちりと肉棒の先にある割れ目を刺激されて、知らず腰が引けそうになるが、美波自身がもっと求めようと顔を動かすのと同時に俺が彼女の頭に手をやって、その髪を撫でながら自身の股間に押し付けていく。
 少しだけ苦しそうな、美波の吐息。
 けれど、苦しそうな吐息を漏らしながらも彼女の口に含まれた肉棒が舌で舐め上げられ、その頬肉で包み込まれ、喉の奥で吸われると、腰の奥の方から熱い何かが込み上がりそうになる。
 そんな快感から逃れるように彼女の頭を離すと、離れる寸前まで肉棒に吸い付く彼女が愛おしくて、俺はその脇に両手を入れて美波の身体を抱え上げた。

580作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/25(金) 16:01:48.54 ID:xoPYEyN3

「ん……ちゅぅ。ぷろでゅーさーさん、わたし、もう……んっ、ひゃんっ、ひ、ぅッ」
「確かに、美波のここ……ひくひくしてるな。……そんなに俺のが欲しいのか?」
「は、ぃ……っ。ぷろでゅーさーさんの、熱くて、んっ、固いのが、ひぅッ、んぁっ、欲しい、です……ッ」
「……美波。…………痛かったり苦しかったりしたら、ちゃんと言うんだぞ?」
「はい……んんっ、ふぁぁぁッ」

 抱え上げた美波の身体を、ソファに座ったままの俺の膝の上へと下ろす。
 美波の唾液と先端から零れる先走りの液に濡れた肉棒が衣装越しに美波の秘所にと当たって、くちゅりっ、と粘着質な水音を奏でる。
 俺の肉棒からの音だけではない、美波の秘所からのも加えられた水音。
 その事実に身体の奥から生まれる熱を感じて、快感と期待のままに俺へともたれかかる美波の尻を撫で上げる。
 尻を撫で上げて、首筋に唇を這わせて――本番前なので痕は残さない――、自身の身体を揺さぶって俺に密着する美波の肌を軽く刺激してやる。
 その度にひくんっ、ぴくんっ、と身体を震わせて、物欲しそうに上気した顔と瞳を向ける美波に、俺ももはや限界だった。
 少しだけ持ち上げられた美波の腰に手を這わして、その秘所を覆う衣装を少しだけずらす。
 むわっ、とした熱気が肉棒へと零れ出て、その先端が秘所へと触れるとにちゅにちゅっ、と厭らしいほどの水音。
 ずにゅっ、ぬちゅちゅっ、と肉棒が美波の秘所に飲み込まれていくと、先ほどまで口に含まれていた時とはまた違った快感が肉棒を覆っていた。

「は、んっ、ひぁ、はッ、はげしっ、ですッ」
「そんなに時間も無いからな……激しいのは嫌か?」
「い、いえッ……ぷろでゅーさーさんに愛してもらうなら、なんでも好きです」
「そっか……うん、きつかったら言えよ……もっとも、我慢出来るかどうかは分からんが」
「はい……は、いッ。あっ、あぁッ、んぁっ、ひぅっ、つッ、んっ、ふぁ、ひゃッ、ふっ、んぅっ」

 ちらっ、と時計に視線をやると本番までほど近い。
 本番前に会場に入って状況を確認して――その時間から逆計算すると、こうやって繋がっていられる時間はそんなにも無かった。
 プロデューサーとしてアイドルである美波を早く送り出さなければ、と思うと同時に、男として女である美波をもっと味わいたいと思う矛盾に、ぞくりっ、と背筋が震える。
 背徳感、そんな言葉が脳裏をよぎる。
 美波の許可を取り付けた俺は、彼女の腰に手をやった。
 身長からすれば軽い部類に入る美波の体重は、繋がって快感が身体中を巡っている中でも持てるほどであったらしい。
 ひょい、と音が出そうなほど簡単に持ち上がった美波の身体を、今度は俺が腰を突き上げるタイミングに合わせて落とす。
 ずぬっ、にちゅん、ごりゅんッ。
 にゅちゅっ、ぐちゅんっ、ぐりゅ。
 にちゃぐちゅっ、ぷちゅんっ、ごりッ。
 にぐちゅっ、こつッ、ぐにゅちゅ、ぐりッ、ぬぷぱちゅんっ、こつんッ。
 大きく上下させて勢いよく美波の子宮を肉棒で叩き、リズミカルに肉棒を出し入れしては膣の最奥を突き、美波の膣の奥の方で出来るだけ自身の腰と美波の腰を速く動かして絶え間ない快感を与えて。
 子宮を肉棒が叩くたびにふるふると震える美波の膣に、俺は彼女の限界が近いことを本能的に悟る。

 
581作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/25(金) 16:02:11.91 ID:xoPYEyN3

「美波……そろそろ、いくぞ……」
「んあッ、ひゃんっ、ひゃ、いッ、ひっ、んぁ、きてっ、ぷろ、でゅぅっ、んっ、はっ、あっ」
「みな、み……」

 ずっぐちゅんっ、ずっぐちゅんっ。
 いつのまにかずれていた衣装から張りのある胸が覗いていて、俺の突き上げと美波の動きに合わせてふるふると揺れ動く。
 その胸に手を這わせて指で乳首を刺激し、別の手で美波の腰を抱いて力強くその膣を犯していく。
 最奥を思いっきり突かれるたびに美波の膣は嬉しそうに蠢き、その快感が零れ出たのか、ひくんっひくんっ、と美波の身体が震えだす。
 俺の首に手を回すように抱きつく美波は、もはや嬌声しか発していない。
 俺から離れないように、俺を離さないように、不安を消し去ろうとするように、俺を求めるように、強く強く抱きついてくる。
 そんな美波が恋しくて、愛おしくて。
 俺は、その身体を強く抱きしめながら最後のスパートをかけた。

「ひあっ、ぅんっ、いひゃ、ああんっ、んはぁ、んっ、あんっ、んぅ、ぁうんッ、はっ、いぅっ、あはっ」
「美波……美波……美波……ッ」
「んきゃぅッ、ひぁっ、んふっ、きひゃっ、きひゃぅッ、いぁっ、やぁっ、ふかッ、ふかぃっ、ふぁ、ふぁぁ……んんっ〜〜〜〜〜〜ッッッ」

 ごりんっ、ごりゅんっ、と美波の子宮を突きあげるたびに、だんだんと腰の奥底から熱い何かが湧き上がってくる。
 それが腰を通って精道を抜け、肉棒に急速に溜まりだすのに合わせて、俺はそれまでの動きから一転、荒々しく美波の身体を突き上げる。
 もう、何も考えられない。
 そこにあるのはプロデューサーとアイドルの関係では無く、男と女の咽るような情事だけだった。
 そして。
 何度目になるか分からないほど肉棒で子宮を突きあげると、一際大きく、びくんっ、と美波の身体が震えた。
 それに続く膣の細かい脈動に、美波の絶頂が寸前まで来ていると感じた俺は、その波を止める関を外すかのように美波の腰へと自らの腰を打ち付けた。
 途端、びゅくびゅくっ、と蠢きだす美波の中が俺の肉棒から何かを絞り出すように脈動を始める。
 そのあまりにも巨大な快感に抗うことは出来ず、俺は美波の中に自分でも驚くほどの精を解き放っていた。

◇◇◇
582作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/25(金) 16:03:52.68 ID:xoPYEyN3
◇◇◇

「新田さーん、そろそろ会場にいいですか?」
「あっ、はーい。分かりました、すぐ行きます」
「それじゃあ、会場までよろしくお願いしますね」

 コンコン、と再び鳴らされた扉に内心ドキリッとしながら入ってきたADに視線を向ける。
 先ほどとは違う、見た感じ入社したばかりの新人ADみたいな青年は、にこりと笑った美波に顔を赤くして扉から出ていった。

「それじゃあ、行ってきますね、プロデューサーさん」
「ああ、頑張ってこいよ、美波……ただ、その……身体、大丈夫か?」
「ふふ……はい、大丈夫です。プロデューサーさんにいっぱい愛してもらいましたから、このぐらいへっちゃらですよ」
「いや、だから大丈夫かと聞いたんだが……俺がこういうのも何だが、無理そうならちゃんと言うんだぞ? 迷惑かけても、俺が頭下げれば済むことなんだからな」
「うふふ……そんなプロデューサーさんだから、私、離れられないんですよ?」
「……?」
「ふふ……」

 それぞれが溢れださせた体液を拭い取って、美波の身体の中に放った精液も――美波本人は惜しんでいたが――拭い取って、お互いの服装を整えて。
 身体の熱を冷ますために飲んでいた冷たいお茶を――美波は口移しを希望したが――飲み干して、俺と美波は同時にソファから立ち上がる。
 散々に美波の身体を弄んで体力を消費させた俺が言うのも何だが、あれだけ激しい性交渉という名の運動をした後にステージ上で歌って踊るなど大丈夫だろうか、なんて思ったりもするが、平気そうに笑う美波に言葉に詰まってしまう。
 平気そうに笑って、俺の言葉に何故だか嬉しそうに笑って。
 そして意味深に笑う美波に、俺は疑問を浮かべるしか出来なかった。

 ただ、まあ。


「プロデューサーさんがくれたお仕事だから……私、頑張るね?」


 上気した顔に溢れる笑顔を見れば、俺としてはその笑顔を信じるほかない。
 それがその笑顔に惚れてしまった男の弱みか、なんてことを思いつつ、俺は彼女に笑顔を向けていた。


(君の笑顔に心を奪われ)

 あなただけじゃなく、きっとそれは、私も同じ。
583作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/25(金) 16:06:09.68 ID:xoPYEyN3
てな訳で、新田さん純愛(?)でした。
最後の一文は渋にも書いた一文。
まあ、きっと新田さんの本心的な、そんなもの。
短いの落としていくほうが気分が楽なので、しばらくそんなものが続くかも。
以上。
584名無しさん@ピンキー:2012/05/25(金) 17:25:09.46 ID:re/du0DR
超乙乙

この新田さんはそのうち「できちゃいました☆」とか言い出しそうで
585名無しさん@ピンキー:2012/05/26(土) 01:42:13.82 ID:xFpRsEj9
ちなみに残り容量少ないけど次スレどうするの? 
このままモバマスはモバマスで続ける場合を想定してとりあえずテンプレ案は考えたけど
586名無しさん@ピンキー:2012/05/26(土) 21:17:20.00 ID:2XPyDfTN
>>585
百合などの扱いをどうするか盛り込んでいれば、俺は構わないよ
587名無しさん@ピンキー:2012/05/26(土) 22:04:43.47 ID:xFpRsEj9
とりあえずのテンプレ案
http://imasupd.ddo.jp/~imas/cgi-bin/src/imas101629.txt
あくまでも叩き台として作ってみたんで気に入らない時は破棄して構いません。

んでちょっと百合スレ覗いてみたんだけど、
向こうでも総合してやるかシンデレラガールズの別スレ立てるかまだ決まってないみたいなんだよね。
それだけどうしようか。
588名無しさん@ピンキー:2012/05/26(土) 22:12:23.90 ID:gPRqtkv1
明確に分かれるまで共存で良いんでない?
注意書きだけ付けるようにすればさ?
589名無しさん@ピンキー:2012/05/27(日) 11:18:20.30 ID:miM68n4T
あとはまとめについてか。本家に新しい区分作る?それとも自前でもつ?
590名無しさん@ピンキー:2012/05/27(日) 12:09:10.19 ID:ci+LBqIZ
アイドルの人数的にモバマス単体で持ってもいいと思う>まとめ
591名無しさん@ピンキー:2012/05/27(日) 14:04:48.13 ID:hBxr0H+B
単体でいいと思う

スレの最初の方で出てた逃げ切れたらとか面白そうだな
592名無しさん@ピンキー:2012/05/28(月) 01:25:19.75 ID:s2pp6MTD
>>587
ここだけ独立で問題なし
そこそこのペースで進んでるしな

つーか百合スレとか完全にスレチだからそういう話題持ってくるなや
593名無しさん@ピンキー:2012/05/28(月) 01:33:43.12 ID:s2pp6MTD
>>583
今見たけど、素晴らしいな
俺のまさに想像通りの新田さんだった
仕事よりもセックスが好きそうな勢いが良い
594名無しさん@ピンキー:2012/05/28(月) 22:59:49.19 ID:xMoBQD9P
>>592 最初の方で百合どうしようとかエロ無いけどどうしようとか出てるから、そういう時の誘導の意味でも>>587はテンプレどうしようって言ってるだけなんじゃないの?
別にスレチでもなんでもないでしょ
595名無しさん@ピンキー:2012/05/29(火) 06:40:06.27 ID:3BDRqlsB
497KBとかw
次スレ待ちですな
596名無しさん@ピンキー:2012/05/30(水) 13:13:53.52 ID:ncnIm5jX
>>587
のテンプレで、part2でいいなら立てるけど
597名無しさん@ピンキー:2012/05/30(水) 21:46:57.92 ID:4Rcy5DZ7
>>596
その前にまとめWikiの整備が先?とEllieが言ってた気がする。
598名無しさん@ピンキー:2012/05/30(水) 22:15:41.43 ID:jT1eIoe+
>>596
次スレだけは先に立てて良いんじゃね?
599名無しさん@ピンキー:2012/05/30(水) 22:26:25.41 ID:6mLI52I7
まとめはやるって人が居ないとどうしようもないから
次スレだけ先に立てていいと思う
600名無しさん@ピンキー:2012/05/31(木) 00:31:28.61 ID:w2UbMPdz
まぁ立つわな

次スレ
【アイドル】■シンデレラガールズでエロパロ2■【マスター】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1338391839/
601名無しさん@ピンキー:2012/05/31(木) 00:53:19.95 ID:rGrP/WLP
>>600
じゃあ埋めるべ。
あと、篠原礼さんとHしたい
602名無しさん@ピンキー:2012/05/31(木) 00:59:12.89 ID:jzReSHt8
みくにゃんとにゃんにゃんしたい
603名無しさん@ピンキー:2012/05/31(木) 08:32:30.38 ID:6CEwbvhQ
かな子&凛とイチャラブ乱交・和輪姦してぇ…
(俺は分身して二人と疑似輪姦レイププレイ→イチャラブスロー三穴)
604名無しさん@ピンキー:2012/05/31(木) 08:41:04.11 ID:OdVgLRzy
流れ的に>>603が犯される側なのかと思ったけどそれはそれで
605名無しさん@ピンキー:2012/05/31(木) 18:54:01.39 ID:cXT1XNYd
>>583
スレ埋まりそうなので言えなかったがGJJ
新田ちゃんには対面座位が似合う
606名無しさん@ピンキー
581 :作者 ◆JWPaeN65Rw :2012/05/25(金) 16:02:11.91 ID:xoPYEyN3

「美波……そろそろ、いくぞ……」
「んあッ、ひゃんっ、ひゃ、いッ、ひっ、んぁ、きてっ、ぷろ、でゅぅっ、んっ、はっ、あっ」
「みな、み……」

 ずっぐちゅんっ、ずっぐちゅんっ。
 いつのまにかずれていた衣装から張りのある胸が覗いていて、俺の突き上げと美波の動きに合わせてふるふると揺れ動く。
 その胸に手を這わせて指で乳首を刺激し、別の手で美波の腰を抱いて力強くその膣を犯していく。
 最奥を思いっきり突かれるたびに美波の膣は嬉しそうに蠢き、その快感が零れ出たのか、ひくんっひくんっ、と美波の身体が震えだす。
 俺の首に手を回すように抱きつく美波は、もはや嬌声しか発していない。
 俺から離れないように、俺を離さないように、不安を消し去ろうとするように、俺を求めるように、強く強く抱きついてくる。
 そんな美波が恋しくて、愛おしくて。
 俺は、その身体を強く抱きしめながら最後のスパートをかけた。

「ひあっ、ぅんっ、いひゃ、ああんっ、んはぁ、んっ、あんっ、んぅ、ぁうんッ、はっ、いぅっ、あはっ」
「美波……美波……美波……ッ」
「んきゃぅッ、ひぁっ、んふっ、きひゃっ、きひゃぅッ、いぁっ、やぁっ、ふかッ、ふかぃっ、ふぁ、ふぁぁ……んんっ〜〜〜〜〜〜ッッッ」

 ごりんっ、ごりゅんっ、と美波の子宮を突きあげるたびに、だんだんと腰の奥底から熱い何かが湧き上がってくる。
 それが腰を通って精道を抜け、肉棒に急速に溜まりだすのに合わせて、俺はそれまでの動きから一転、荒々しく美波の身体を突き上げる。
 もう、何も考えられない。
 そこにあるのはプロデューサーとアイドルの関係では無く、男と女の咽るような情事だけだった。
 そして。
 何度目になるか分からないほど肉棒で子宮を突きあげると、一際大きく、びくんっ、と美波の身体が震えた。
 それに続く膣の細かい脈動に、美波の絶頂が寸前まで来ていると感じた俺は、その波を止める関を外すかのように美波の腰へと自らの腰を打ち付けた。
 途端、びゅくびゅくっ、と蠢きだす美波の中が俺の肉棒から何かを絞り出すように脈動を始める。
 そのあまりにも巨大な快感に抗うことは出来ず、俺は美波の中に自分でも驚くほどの精を解き放っていた。

◇◇◇

新田エロすぎ最高