井上堅二 バカとテストと召喚獣でエロパロ E問目

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627俺と秀吉と王子様 第一問:2013/10/18(金) 14:52:21.09 ID:0SNmS9KG
平手打ちをされ、口の端を切った秀吉は涙を流して無抵抗になった。

学園祭の時は、冷静でいられたが・・・我慢ならなかった。

「よーし、静かになっ・・・がはっ!」


俺は、中に入るなり秀吉を叩いたやつの鳩尾に思い切り右ストレートを放った。俺は、一撃で沈めた不良をその場に投げ捨てると、残りのそいつらを片付ける事に集中する。

「俺の親友に手を出しといて、お前ら全員どうなるか分かってるよな・・・?」

「こ・・・こいつ、坂本だぞ!?」

「あの悪鬼羅刹のか!?」

「この人数でかかればこいつも勝ち目ないだろ、やれ!」




........

全員が床に突っ伏し、無言になったのを確認してから俺は秀吉に歩み寄り身体に巻かれたロープをほどいてやった。

「大丈夫か、秀吉?」

「たいした怪我ではないのう・・・・男に欲情するなど本当に恐ろしい奴等じゃ」

無理をして笑みを浮かべる秀吉だが、震えた声から怯えてるのは明らかだった。

「もう大丈夫だからな・・・」

「雄二が助けに来てくれて、ワシを親友と言ってくれて嬉しかったのじゃ・・・」
628俺と秀吉と王子様 第一問:2013/10/18(金) 14:54:15.85 ID:0SNmS9KG
「当たり前だろ、友人がピンチの時は助けに行く、どっかのバカみたいに後先考えず突っ込むのは無理だがな」

そう返してやると何故か秀吉は安心したような苦しいような複雑な笑みを浮かべていた。





好きな人がいると秀吉の言葉を聞いてしまった以上、何も無かったとは言え、流石に秀吉のボタンが弾け乱れた姿を明久に見せる訳には行かず、明久には無事だったと電話で報告した。
最初は疑っていたが、一応俺の腕を知っていたからだろう素直に納得して電話を切った。
木下姉にも電話をして、一人で危ないから家に着いたら自分に電話をしろと念押ししておくと
「坂本君は私の保護者?」と罵倒された。

因みに秀吉は、明らかに不安な表情にこの乱れた制服で、こんな時間に帰って来させるのは親を心配させてしまうとおふくろが上手く木下家にうちに泊まっていると電話をしてくれた。

明日が休日で良かった、今日は疲れたから早く寝たい・・・・
629俺と秀吉と王子様 第一問:2013/10/18(金) 14:57:04.22 ID:0SNmS9KG
――――――
とそこで、やっと俺は思い出した。

隣に秀吉が寝てる理由を。

家に泊まってから同じベッドに寝る説明はついてないと?

最初からベッドに一緒に寝た訳じゃないからな。
最初は秀吉を俺のベッドに、俺は床に布団を敷いて寝ようとしたが秀吉がうるうると涙を浮かばせながら「雄二はそこで寝るのかのう?」とか震えて言うから仕方なく添い寝してやっただけだ、いや、マジで!

俺は明久とは違う!


って、誰と話してるんだ・・・俺は。

とりあえず、いけない気分になって同姓愛者のレッテルを貼られる前に秀吉を起こそう・・・・
630名無しさん@ピンキー:2013/10/18(金) 15:02:05.02 ID:0SNmS9KG
此処までが、第一問です。
続きはまた後で投下しようと思います。
汚い文章ですがそこは本当にごめんなさい。
631名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 18:29:19.89 ID:/T+6khh+
気付いたら投稿乙と言ってなかった
>>630投稿乙
続き待ってます
632名無しさん@ピンキー:2013/11/20(水) 23:26:37.13 ID:8bxuAvSA
>>630
投稿お疲れ様です
633名無しさん@ピンキー:2013/11/30(土) 15:37:15.41 ID:G8RK80XB
最終巻出たな
634名無しさん@ピンキー:2013/11/30(土) 18:47:55.36 ID:0NLbhdzE
>>633
あああ
今日だったか

明日買おう
635名無しさん@ピンキー:2013/12/13(金) 22:50:01.16 ID:8Ty7aRvN
ほしゅー
636名無しさん@ピンキー:2013/12/14(土) 20:05:55.67 ID:OAwujXal
保守
637文化祭と強姦魔:2013/12/29(日) 09:20:57.72 ID:zUSaho7z
SS書いたんで投稿させてもらうよ。

・初投稿
・NTR、凌辱、後味の悪い終わり方
・原作のパラレルワールド
・無駄に長い駄文

以上が大丈夫な方はどうぞ
638文化祭と強姦魔 1:2013/12/29(日) 09:21:58.46 ID:zUSaho7z
「いいか? おとなしくしてろよ? さもないとヒデェ傷を―――」
向こうの一人が葉月ちゃんを羽交い絞めにしていた。
状況を一変させたそいつに皆が注目したんだ。
僕も、雄二も、姫路さん達も、そしてチンピラ共も……
「…………負う「危ねぇ!!」前」
外道を背後から狙うムッツリーニが見えたのだろうか、
丁度、僕の傍にいたチンピラが叫んだ。
声に反応した外道はムッツリーニの奇襲を紙一重で回避する。
「っぶね、ヒヤッとしたぜ。」
そういいながら外道は外道は下品な笑みを浮かべている。
クソッ、最初で最後チャンスだったのに!
「まさか店員に扮しているとはな、脅かしやがって。」
ムッツリーニは構わずに二度目の攻撃を仕掛けようとするが、
あいつは葉月ちゃんを盾にしてムッツリーニと相対している。
「見下げた奴だな。小学生を盾にして恥ずかしくないのか?」
挑発するように雄二が外道に言い放つ。
あいつの同じ意見というのが癪だが、全く同意だ。
「ハァ?悪鬼羅刹も随分と間抜けな事言うな。
 卑怯汚いは敗者の戯言、だろ?」
卑怯汚いは敗者の戯言、僕らが信条にしている勝負の鉄則だ。
畜生!まさかこんな形で聞く事になるなんて!!
「おい、お前も大人しくしろよ。」
ムッツリーニにも脅しをかけている。
僕も雄二もムッツリーニも、もう何もできない。
チンピラの一人がムッツリーニから灰皿を取り上げると、そのまま叩きつける。
ゴインッ
639文化祭と強姦魔 1:2013/12/29(日) 09:23:14.27 ID:zUSaho7z
「ぐっ………」
小さなうめき声をあげて倒れた。
頭から出血している。いつもみたいな鼻血じゃない、ヤバイ感じの血の出方だ。
「いい加減にしろ!!」
雄二もヤバさを感じたのか、珍しく怒鳴る。
「大人しくしろっつってんだろ!」
別のチンピラが雄二の鳩尾に膝を入れた。
痛みを堪えるように蹲まったところに後頭部に踏みつけを放つ。
どうしよう…… どうすればいい……
「ヤスオ、大丈夫か?」
「ぐっ……ああ、大丈夫だ。」
考えを巡らしているうちに僕が最初に攻撃した、チンピラが目を覚ましたみたいだ。
「テメェ、よくもやってくれたなぁ。こいつは礼だ!!!」
勢いをつけて僕の股間を蹴り上げる。
痛いなんてものじゃない。とても立っていられない。思わず膝をつく。
そこを狙い澄ましたように心臓めがけてローキックが刺さる。
「なぁ、こいつらの前でこのネーチャン達まわさねぇか?」
「おっ、いいなそれ。ヤッちまおうぜ。」
僕が意識を失う時、その会話がやけに鮮明に聞こえた。

「おい、起きろ。」
揺さぶられて目が覚める。カラオケボックスだ。僕はどうしてこんなところにいるんだ?
「良かった。吉井君、目が覚めたんですね。」
目の前には姫路さんと、僕を揺さぶっていただろう不良の様な格好の男がいる。
そうか、確か僕は攫われた姫路さん達を助けに行って返り討ちにあったんだ……
思い出したと同時に全身が痛み出した。気絶した後も痛めつけられたらしい。
「むぅー、むぅー!」
叫ぼうとしても口を塞がれている。手も足も縛られてもがくしかできない。
「よーし、全員起きたな。」
僕の傍には雄二とムッツリーニが居た。
二人とも同じように縛られている。顔も痣まみれで見ていて痛々しいほどだ。
きっと僕の顔も同じ感じになっているだろう。
「それじゃそろそろ始めるか。」
始める? 何を始めるって言うんだ?
「じゃあネーチャン、脱ぎな。」
なんだって!?なんて事を言い出すんだこいつは!!?
「―――はい。わかりました。」
姫路さんは少し間を空けた後、チャイナドレスを脱ぎ始めた。
ダメだ!!姫路さん こんな奴の言いなりになっちゃダメだ!
640文化祭と強姦魔 3:2013/12/29(日) 09:24:30.12 ID:zUSaho7z
脱いでる途中で姫路さんは頻りによそ見をしていた。
あっちに姫路さんを言いなりにする何かがあるのか?
そう思ってそちらを見ると、手足を縛られた葉月ちゃんが居た。
雄二たちほどじゃないけれど顔や腕には痣がある。
あのクズ共、葉月ちゃんに手を上げたのか!!
「脱ぎました。あのっ、お願いですから葉月ちゃんを放してください!」
下着姿の姫路さんが僕らやクズ共の目を気にしながら懇願する。
「全部脱げよ。そのくらいの誠意を見せてくれなきゃお願いなんて聞けないね。」
このクズ野郎、言う通りにしたところで放す気なんて無い癖に!
クソッたれ、今すぐ拘束を解いてぶっ殺してやる!!
「吉井、暴れるんじゃねぇ。」
気のない声で別の奴が僕のふくらはぎを踏み付けた。
「〜〜〜〜っ!!!」
「よっ、吉井君!? お願いです。脱ぎますから乱暴しないでください!」
突然の痛打に悶絶する。姫路さんはそんな僕を庇っている。
「いいからさっさと脱げよ。」
チンピラの言葉に慌てた様子で下着を脱ぎ始める。
畜生……僕は何て無力なんだ。
「脱ぎました………約束通り葉月ちゃんを放してください。」
全裸になった姫路さんがまたチンピラに懇願する。
「あれ?俺、誠意を見せろとは言ったが、放すとは言ってないぜ。」
「そんな………」
姫路さんはうつむいたが、チンピラは構わず襲いかかった。
「うひょー!すげー、おっぱいやーらけー!!」
「ずりーぞ、じゃ俺尻ねー!わっ!?臭っせー!!!」
それぞれが姫路さんの胸とお尻に顔を埋めて、好き勝手な事を言い始めた。
やめろ……… 姫路さんに触るな………
「ひゃっ!??お尻の穴、舐めないで下さい!」
「やーだよ、それよりもっと屈めよ、舐めにくいぞ。」
「ちょ、それじゃ乳首吸えねーじゃんか。」
やめろ……… 姫路さんを玩具にするな………
「はーい、自分のアナルと間接キッス〜。」
「んんっー!んーーー!!」
「おほー!!乳首ビンビンじゃねーか!おっぱいうめー!」
やめろよ……… 嫌がってるじゃないか………
「おい、このネーチャン濡れてるぞ。」
「そっ、そんなことありませんっ!!」
「いやこれ、ヌレヌレじゃねーか。」
馬鹿言うな……… お前らなんかが相手じゃ姫路さんが濡れる訳ないだろ………
「じゃあ、俺のビックマグナムおまんこに挿入しまーす。」
「嫌っ、他の事なら何でもします、だからそれだけはやめてください!!」
「ヴァーカ、ネーチャンみたいなエロい体した女は俺達の性欲処理する義務があるんだよ。」
やめろよ……… そんなふざけた事言うな………
「それじゃ、ヤスオいきまーす!」
やめてくれ!!!!!
641文化祭と強姦魔 4:2013/12/29(日) 09:25:42.29 ID:zUSaho7z
ヌプリッとチンピラのナニが姫路さんのヴァギナに挿入される。
処女膜がやぶられて、ヴァギナから血が出ている。
「痛いっ、痛いいたいイタイ!!」
「うるせぇぞ、糞女。」
バチィン
痛がる姫路さんにもう一人のチンピラが平手打ちをする。
打たれた頬を赤くなっていた。
恐怖で言葉を噤んだ姫路さんに満足行ったのか、チンピラはバックからのピストンを始める。

チンピラが動き始めてからどのくらいの時間が経っただろうか。
一時間経ったようにも感じるし、一分にも満たないように感じる。
その間にヌチャヌチャと水音があがり、断続的に姫路さんの喘ぎ声が聞こえた。
そして腰と腰がぶつかるたびに揺れ動く乳房と尻肉。
姫路さんが持っている可愛らしい顔立ち、整ったスタイル、透き通った肌、
これら全ての要素が重なり、僕はその光景から目が離せなかった。
目の前で初恋の娘が凌辱される様をただ茫然と、けれども食い入るように見ていた。
「おらっ、射精すぞ!孕め!!」
「やっ!お、お願いっ! 射精さないで! あっ、あ――――――!!」
姫路さんは一際大きな嬌声をあげてピクンと体を痙攣させた。
チンピラの動きが止まり、少ししてナニが引き抜かれる。
「ハァ……ハァ……」
激しい性交が終わり、息を切らしている。
じきに自分のヴァギナをいじり始め、膣内に出された物が精液である事を確認すると、
全身から力を抜いて、寝転がった。
目は焦点が合っておらず、輝きを失っている。
「初めてでアクメなんてこいつ相当淫乱だな。」
「ああ、ピンク髪淫乱説はマジだったな。」
ただ項垂れる姫路さんを見て、チンピラが呟く。
ふとヤスオと呼ばれた奴が僕の方を見た。
「吉井の奴、勃起してるぜ。」
「マジかよ。」
僕もあいつら言われて気が付いた。
僕は大切な人が酷い目に遭わされているのに、僕はそれを見て興奮していたのか。
もう一人のチンピラが僕の股間を確認すると思いついたように言った。
「おいネーチャン、条件次第であのチビ、放してやってもいいぜ。」
「本当………ですか……?」
「ああ、条件次第でだけどな。やるか?」
「ハイ……やります………」
どうせろくでもない事をやらせるつもりなんだろう。
餌をぶら下げて姫路さんをいたぶるつもりなんだ。
「吉井のチンコをしゃぶってイカせろ。十五分以内だ。」
なんだ、どういうつもりだ。
てっきり姫路さんを辱めるだけの条件を出すと思っていたけど
この期に及んで僕までどうこうするつもりなのか?
「……わかりました………」
そう言って姫路さんは僕のズボンを脱がした。
硬くなった僕のナニが勢いよく腹を叩く。
「吉井君、大きいです。」
甘い吐息が僕のナニに掛かる。
そのたびに跳ね上がるように脈を打つ。
心なしか、姫路さんの目に輝きが戻っているようにも感じた。
「それじゃあ、失礼しますね。」
口の中にナニを含み、舌も使ってしゃぶり始める。
「じゃあ、俺も失礼しますよっと。」
642文化祭と強姦魔 5:2013/12/29(日) 09:27:29.10 ID:zUSaho7z
人質解放を提案したチンピラが姫路さんに挿入し始める。
突然の挿入に姫路さんは戸惑いを隠せなかったようだ。
約束が違うじゃないか。僕が抗議の目線を向けるとそれを察したのか
「なんだよ、その目は。俺は何もしないとは言ってないぞ。」
と答えた。とんだ屁理屈じゃないか。
パンパンパンパン
さっきよりも軽快なピストンに姫路さんは思うようにしゃぶれないでいる。
「ほらほら、喘いでいる暇なんてないぜ。後一分だ。」
ヤスオと呼ばれた奴が時計を見ながら言った。
「俺もそろそろスパートかけるか。」
さらに速くなったピストンにとうとう姫路さんは僕のナニから口を放してしまった。
「あんっ あっ あぁん」
僕の目の前で、僕の聞いた事のないような甘ったるい声を出している。
時間の事なんてまるで気にしていないような顔だ。
これがこいつの狙いか?
僕にこれ見せるつもりだったのか?
「タイムアップ、時間切れだ。」
条件達成失敗の合図が出たと同時にチンピラのナニが姫路さんに一層深く突き刺さる。
「あひいぃぃい!!」
さっきよりも理性が飛んだような嬌声が響く。
チンピラは引き抜いたナニを姫路さんの眼前でしごく。
すぐに飛び出した白濁液が姫路さんの顔面にかかった。
「おいおい、吉井が生殺しじゃないか。せっかくだから手伝ってやる。」
姫路さんの顔を汚した奴が、僕を見ていった。
下品な笑みを浮かべながら、姫路さんの頭を掴んで乱暴に僕のナニをしゃぶらせる。
すると、さっきまで中途半端だったのが嘘のようにあっさりと射精した。
「しっかり飲めよ。」
チンピラの命令に意識がはっきりしてない姫路さんは素直に従って、
僕が射精した白濁液を飲んだ。

どうしてこうなったんだ、僕達は普通に文化祭を行っていただけなんだ。
そりゃ、召喚大会をセコイ手を使ったりもしたけど、こんな目に遭う謂れなんてない。
こいつらだ。こいつらが居なければ、
きっと今頃、皆で楽しく…………楽しくっ…………
「ぅぅ……うっ……ひぐっ………」
「おい、吉井泣いてるぞ。」
「まじかよ、ダッセェ。」

『胸無いな。ちゃんと飯食ってるのか?』
『こいつのケツマンコ超気持ち良い!マジで男にしとくの勿体無いわ』
『悪鬼羅刹もこうなっちまったら形無しだな、坂本よぉ』
『さっきからすっげぇ鼻血吹いてるんだけど、こいつマジで死ぬんじゃね?』
643文化祭と強姦魔 6:2013/12/29(日) 09:29:01.93 ID:zUSaho7z
その後
僕達に対して行われた暴行は夜中まで続いた。
あいつらが飽きて僕達を放置して帰って行ったのだ。
比較的体力の残っていた葉月ちゃんに僕達の拘束を解いて貰ったんだ。
この一件は秘密にすることもできず警察沙汰になった。
ただ、事情聴取するにも僕らのトラウマをほじくり返すことになりかねないため、
心のケアをする必要があるとして、捜査は難航している。
ニュースや新聞でも報道された。
僕達や犯人グループについてはあまり触れられず、学校の警備態勢が叩かれる羽目になった。
そして召喚大会は、優勝した常夏コンビが腕輪を暴走させてしまった。
これらの事件でスポンサーは離れてしまい、文月学園は廃校されることになってしまった。

学校がなくってしまった事によって、僕達は離ればなれになってしまった。
僕は最寄駅から三駅離れた底辺レベルの共学校に通っている。
学費やら交通費が以前に比べて遥かに掛かるので、僕の極貧生活は続いている。
ムッツリーニは自転車で僕とは違う共学校に通っている。
ここの学校の方が僕の所よりちょっとだけレベルが高いみたいだ。
雄二は県でも偏差値の高めな男子校に行くようだ。
男子校に行っても霧島さんからは逃げられる気はしないんだけどな。
秀吉、姫路さん、は引っ越してしまった。
事件の爪痕がない所に行くそうだ。
美波はドイツに帰ってしまった。
上の二人と一緒で連絡を取る事はあるが、そうそう会えないだろう。
644文化祭と強姦魔 7:2013/12/29(日) 09:30:24.59 ID:zUSaho7z
そして僕は(留年することなく)三年生になった。
「吉井!良い物が手に入ったぞ!」
唯一同じ学校に通うことになった須川君が声を掛けてきた。
良い物って何だろう。正直、エロ本は見たくもないんだけどな。
「これは……新入生名簿じゃないか。これがどうかしたの?」
「おいおい、これには新しく入学した女の子と異端者候補共が載っているんだぞ
 この内容を迅速に把握する事が俺のモテ…新生FFF団のより良い活動の一歩につながるんだ。」
FFF団は須川君がこちらの学校で新設したんだ。以前ほどの規模はないけどね。
しかし、異端者を狩るのはともかく、女の子はなぁ。あの事件を思い出してしまう。
男子高校に通えば良かったと思う事もあるが、僕じゃどこも入れなかったので仕方ない。
そんな事を考えながら名簿に目を通していたら、気になる名前があった。
一年ニ組 井下ヤスオ
あの犯人グループの一人が確かヤスオと呼ばれていた。
たまたま同じ名前なだけかもしれない。
ただ、確認だけはして置いても損は無いだろう。
「須川君、ありがとう。凄く興味深かったよ。」
「?? おう……」
僕の態度を不思議に思ったのか、煮え切らない返事をした須川君を無視して一年ニ組へ向かう。
気付かれない距離から中の様子を窺う。
居た。あいつだ。クラスの中でやけに大柄な男子生徒が居る。
こんな所で会う事になるとは。
ムカつく事に女子と談笑してやがる。
僕はあのカス野郎が一人になる隙を窺った。
一週間、一日千秋の思いで奴の動向を探った。
そして下校中に人気のない道を通る事突き止める事が出来たのだ。

姫路さんの仇だ。
秀吉の仇だ。
美波の仇だ。
葉月ちゃんの仇だ。
ムッツリーニの仇だ。
ついでに雄二の仇だ。
よし、落ち着け僕。大丈夫、大丈夫。訪朝は家庭課室からパクってきたし、靴下には砂も詰めた。

終わり
645文化祭と強姦魔 終:2013/12/29(日) 09:39:04.79 ID:zUSaho7z
お目汚し失礼。
誤字修正
× 訪朝は家庭課室
〇 包丁は家庭科室

明久の報復については敢えて描写を寸止めすることで演出にしたつもり。
暴力描写も結構多かったから、最初の注意にいれておくべきだったかな。
646名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 03:38:00.27 ID:gXZDbuQ0
GJ
647名無しさん@ピンキー:2014/01/16(木) 09:23:06.99 ID:w3vFjDp8
>>637
今さらだが投稿乙
後味悪いのは苦手だが投稿してくれるのは嬉しい
今度は誰かほっこりするようなのを投稿してくれないかな…
648名無しさん@ピンキー:2014/01/29(水) 18:40:23.39 ID:OZMiWiKd
>>629です。
遅くなりましたが、続きを。あと、ピクにも同じの執筆中ですが作者は同一人物なのでご安心を。
それでは下手な文章ですが、よろしくお願いします・・・
649俺と秀吉と王子様 第二問:2014/01/29(水) 18:42:47.17 ID:OZMiWiKd
秀吉が拐われた事件が終わってから翌日、その後は何事もなく秀吉を起こしてから、先にリビングのある一階まで降りて行った。
普段は早起きをすると聞いたが、昨日のような事があって疲れたんだろう、俺が起こさなかったらまだ寝ていたと思うくらいに熟睡していた。


ああ・・それと先程男相手に欲情していた事には触れないで欲しい、どこかのバカと一緒にされるのだけは嫌だ。

それはそうといつもなら、休日にわざわざこんなに早く起きる事はない。
起きても二度寝をするか何故か不法侵入をしてくる翔子に起こされ、仕方なく起きるかだが今回は別だ。
秀吉と同じ布団で二度寝をするのは勿論だが、翔子にあれを見られてしまったら俺は二度と太陽を拝めなくなる。だからわざわざ逃げるように部屋を出たんだが・・・
650俺と秀吉と王子様 第二問:2014/01/29(水) 18:44:23.57 ID:OZMiWiKd
リビングに入ると、おふくろの雪乃が俺に気付いたようでキッチンから皿洗いをしながら挨拶をしてきた。

「あら、雄二おはよう」

「ああ、おはよう・・・」

「秀吉ちゃんは?」

この女・・・昨日、家に帰って男だと説明したのにもう忘れてやがる。

「一応起こしてから俺だけ先にリビングに来たが、それはさておき、わざわざ名前を秀吉と呼んでいるのにちゃん付けとはどういう事なんだ?」

秀吉と言う名前で女の子の名前などまずあり得ないだろう。

「最近は男の娘ってジャンルも需要があるってお父さんが言ってたわ」

「俺との話がまるで噛み合ってねえし、親父が特殊な嗜好を持ち合わせてると知って息子としてショックだ・・・」

「翔子ちゃんと婚約しておいて、可愛い秀吉くんにまで手を出して雄二は罪な子ね」

「翔子とは婚約した覚えはないし、秀吉に至っては男だぞ!?手を出したと言う濡れ衣を着せるな!」

手は出してない筈だ、多分・・・

「こんな美人な女子大生風のお母さんがいるのに、雄二は本当に可哀想だわ・・・」

「美人と言うのはさておき女子大生風とはなんだ!?もうお前の黄金期は過ぎてるんだよ!」

「でも、まだ30よ?」

「約10歳も年齢詐称するな!四捨五入したら40だろうが!」

「死者母乳?」

「なんだ、そのニュアンス!?色々と怖えぞ!四捨五入だ!」

仮に母乳を出すゾンビが出るホラー映画があったなら、間違いなく過去のゾンビ映画で最も怖いランキングで首位を取れるだろう。


「雄二ったら、お母さんが大好きなのは分かるけど朝からそんなに大声出したら疲れるわよ?」

困ったように言う雪乃に、盛大な溜め息をついてしまった。

だから、早起きしたくなかったんだよ・・・誰だよ、早起きは三文の得って言ったやつ。しばいてやる。
651俺と秀吉と王子様:2014/01/29(水) 18:46:13.21 ID:OZMiWiKd
それから、ツッコミが追い付かない会話を繰り広げている内に、秀吉がパジャマ姿のままリビングに降りてきて俺が朝食を作る事になり、ダイニングにあるテーブルを囲んでおふくろと秀吉には待ってもらう事にした。

因みに秀吉が今着ているパジャマは、フリフリのピンク色で上は長袖で下は膝上くらいのおふくろのパジャマであり、俺の寝間着がぶかぶか過ぎて仕方なくおふくろのを妥協して着ていたりする。
本人は「こんな女子のような寝間着を・・・」と言っていたが、正直似合っている。


「食事はいつも雄二が作っておるのか?」

「お母さんが作る事もあるけどね、大体は雄二が作るわね」

「雄二は器用じゃからの・・・あまり料理が出来ないワシからすれば羨ましいのじゃ」

「おふくろの手料理がロブスターと間違えたザリガニ料理だったり、タワシの活け作りだったりすれば嫌でも料理をするようになるさ」

すかさずキッチンから俺は自分の母親が正常ではない事を告げておく。

「それは、また・・・」

秀吉は苦笑いを浮かべている。
課程さえ間違えなければまだ食えるだけ、姫路よりはマシではある。

とは言え、料理を作るの自体は嫌いではないのも本音だ。


「ほら出来たぞ」


テーブルに三人分の朝食を並べる。

今日は、昨日作ったのと有り合わせで和食を作ってみた。
めざしと味噌汁、白米に菜っ葉のおひたしだ。

更に冷たいお茶を三人分コップに淹れて

「秀吉には、これを」

そう言って、秀吉に違うコップに調整豆乳を注いでやる。

秀吉は美容に気遣っているのか、豆乳が好きらしく休み時間に飲んでいるのを見かけるからな。


「おお、これは豆乳ではないか!」

注がれる豆乳を見て、目を輝かせながら爺言葉で話す美少女に不覚にもときめいてしまう。
くそっ!萌える・・・!

いかん、Fクラスで過ごしている内に俺は思考があのバカ共に感化されてしまっているらしい。
あいつが男だと言うのを改めて頭の中で言い聞かせないとな。

秀吉は男の子、秀吉は男の子、秀吉は男の子、秀吉は男の娘・・・これで良しっと。


「は、早く食べるぞ」


やましい気持ちを頭から振り払い、雪乃の隣、秀吉の向かいに座ってから俺たちは手を合わせて食べ始めた。
652俺と秀吉と王子様 第二問:2014/01/29(水) 18:47:14.02 ID:OZMiWiKd
「ふぅ・・・!美味かった、ご馳走様なのじゃ!」

「ご馳走様」

「おう、お粗末さん」

そんな訳で朝食を済ませた事だし、秀吉の姉さんも少し心配をしていたみたいだったので、秀吉を家に返す事にしようと考えていると、うちの母親が秀吉に


「秀吉くんは彼氏いるの?」

「じゃ、じゃから・・・ワシは男じゃと・・・」

ナンパしてた。


「おい、おふくろ・・・その変にしとけよ、お前はいつもそうやって話を勝手に・・・失礼だぞ」

ここは友人に失礼な言葉をかけた母親にきちんとしかってやらないとな。

「ゆ、雄二・・・ワシは気にしておらんからその辺に・・・」

「秀吉止めるな、俺は息子としてこの母親を再教育しなければならないんだ・・・」

「そ、そうかの・・・」

家族の事に他人が口を出すのはよそうと考えたのだろう、秀吉も渋々頷いてくれた。

「そうね、雄二・・・失礼だったわよね」

「失礼に決まってんだろ、大体、秀吉を見ればイケメンの彼氏がいても可笑しくないだろ?その質問は無粋ってもんだ」

「ワシの味方は何処にもいなかった!」

「そうよね、秀吉ちゃんだものねー」

「だから、ワシは男じゃー!」

「おっ、もうこんな時間か・・・秀吉、そろそろ帰った方が良いぞ。お前んとこの姉さんも心配してたし」


「最後の砦の雄二まで壊されてしまったのじゃ・・・」


うっかり本音を話しちまった。
653名無しさん@ピンキー:2014/01/29(水) 19:03:40.31 ID:OZMiWiKd
一応此処までで区切ります。
また、暇があれば続きを投稿させていただきます。
654名無しさん@ピンキー:2014/02/05(水) 20:53:52.06 ID:gTSZ1FS3
>>653
油断していたら続きが投稿されていた!
雄二母の雰囲気がよく出てていいですね
655名無しさん@ピンキー:2014/02/20(木) 12:56:35.13 ID:Yh39DPDX
656名無しさん@ピンキー:2014/02/20(木) 23:53:19.72 ID:QXEx80rZ
スレ違い
657名無しさん@ピンキー:2014/02/22(土) 15:15:27.47 ID:oGdJDbb+
まだ落ちてなかったか・・・・・・
ほしゅ
658名無しさん@ピンキー:2014/02/26(水) 13:38:21.85 ID:jgUc8h4I
書き手が全くいねえ
659名無しさん@ピンキー:2014/03/01(土) 23:08:57.69 ID:X3qRilWs
ここが更新されないから、他サイト見てるが、翔子以上の学力で雄二より喧嘩が強くて明久より料理が上手いイケメンがハーレムなるみたいな小説しかないのな
660名無しさん@ピンキー:2014/03/09(日) 19:58:49.94 ID:EMrohu5e
一長一短あるキャラたちの掛け合いがバカテスの面白さなのに
チートキャラをねじ込んで何が面白いのか俺にはわからんかった
このスレは純粋に作品好きな人が多いから期待してるんだけどなぁ
661名無しさん@ピンキー:2014/03/17(月) 21:56:16.08 ID:6gxIyg74
誰かーあああああ
662名無しさん@ピンキー:2014/03/30(日) 11:34:44.88 ID:jKPNEIrS
保守
663名無しさん@ピンキー:2014/04/03(木) 00:26:16.88 ID:IvhvKB0m
小山さんの雄二NTRはまだですか
664 忍法帖【Lv=2,xxxP】(1+0:8) :2014/04/07(月) 22:12:42.95 ID:7IJyl0cd
保管庫の方はたった今>>652までの分補完完了
そろそろ新作SSの投下が欲しいところだが

SS投下期待age
665名無しさん@ピンキー:2014/04/07(月) 22:46:32.28 ID:ZECmOwtt
>>664
乙!
次に期待っすね
666名無しさん@ピンキー:2014/04/08(火) 12:27:00.93 ID:NmLNpG6r
とある二次小説サイトを見てから秀雄がヤバい来てる。
SSつうか、秀吉→雄二で独白みたいなものっす。秀吉のキャラソンの流星になってをところどころ使わせていただきました。
667名無しさん@ピンキー:2014/04/08(火) 12:28:44.34 ID:NmLNpG6r
眠れない夜には星空を見上げる。

どうしてるかな。

紅い髪を鬣のように立てて、大きな体躯をしたお主を想う。

普段は気だるそうにして、いざというときに頼りになるお主、好きな人にぶっきらぼうに返してしまうお主、言葉は刺々しいけど本当は誰よりも仲間思いなお主。全てが愛しい。


なのにお主を想うごとに胸を焦がして行く、切ない。


『雄二と霧島はお似合いじゃな』

素直になれなくて遠ざけた願い。

お主の隣にはいつもワシでは無い、お主にお似合いな人がいて。

そこに付け入る隙も無く、ワシがお主の隣に来る事なぞ無いと分かっていて。

そして、友達と言う今の関係を壊したくなくて、敵う筈もないと想いも告げられぬ自分の弱さが嫌になる。

だから、この想いは永遠に自分の胸の内に隠しておく。


そしてワシは今夜も流星に願う。

夢で会えますようにと。


瞳を閉じて君を想う。
668名無しさん@ピンキー:2014/04/14(月) 23:29:34.66 ID:5R+SVhR9
>>667
投稿乙!
ポエムっぽいところが意外に良かった
「俺の太陽」よりもねw
669名無しさん@ピンキー:2014/05/07(水) 09:44:09.99 ID:vVTy8E8I
誰か新作書いてない?
670名無しさん@ピンキー:2014/05/10(土) 23:02:14.81 ID:OvIwz4rh
新作書いているよ
明久姫路で

1年前からまったく進んでいないがな
671名無しさん@ピンキー:2014/05/12(月) 12:28:19.25 ID:zwQ8gE4V
>>670
期待してる
かなり本気で
672名無しさん@ピンキー:2014/05/12(月) 18:40:17.51 ID:vs8i5LNY
小山さんが幸せになる話は無いんですか…?
673名無しさん@ピンキー:2014/06/05(木) 04:25:49.33 ID:cDYBaSys
ほしゅ
674名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 00:27:02.02 ID:ssjYTbST
新作希望
675名無しさん@ピンキー:2014/06/29(日) 13:04:18.42 ID:IiEogQSB
ぶっちゃけバカテスのノリが神がかってるから再現するのが難しい
一つ書いてみようと思ったけど
冒頭の雄二と翔子の掛け合いを書き終わったあたりで挫折した
676名無しさん@ピンキー
その掛け合いを読んでみたい