【アイドル】★THE iDOLM@STERでエロパロ30★【マスター】

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1名無しさん@ピンキー
前スレ
【アイドル】★THE iDOLM@STERでエロパロ29★【マスター】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319946142/

●百合要素の強い作品は「レズ・百合萌え板」の方へどうぞ
【デュオで】アイドルマスターで百合 その35【トリオで】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1317898441/

●内容によっては「創作発表板」も選択肢として考えてみてもいいかも
THE IDOLM@STER アイドルマスター part7
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1316595000/

●非エロSS・シチュは未来館の「SSとか妄想とかを書き綴るスレ」も活用してみましょう
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/13954/1221389795/

●まとめサイト
(初代)  http://imas.h.fc2.com/
(二代目) http://imasssh.h.fc2.com/
(三代目) http://imasss.h.fc2.com/index.htm
(四代目) http://wiki.livedoor.jp/yadoran17/d/

○SS投稿時、ジャンルや内容に関する注意書きをつけましょう
○次スレは970さんが立てるか、スレ容量が500kbに近づいたら立ててください
2名無しさん@ピンキー:2011/12/06(火) 20:31:45.85 ID:4QAWNAq5
前スレのSSの続きを投下します。
3性宴・後編(おまけ)30:2011/12/06(火) 20:33:35.58 ID:4QAWNAq5
「君とこうして呑み合うのも久し振りだな」
所変わって、ここはある客室である。室内に備え付けてあるこの露天風呂では
ガラス越しに映る月を肴に、高木順一郎と石川実の両社長が月見酒を楽しんでいた。
二人共々、一枚の布も身につけていない。文字通り裸の付き合いである。
「ええ……最後に飲み交わしたのは10年ほど前かしら」
「あれから十数年経ったが、相変わらず君は魅力的だ」
「あら、高木さんのお口の上手さも変わっていませんね」
石川社長は、彼の杯にトクトクと酒を注いだ。
「私は嘘をつけない性格でね。特に君のような美しい女性の前では思った事をつい口にしてしまう」
「まあ……。おだてられて夢中にならないように気をつけなくちゃ」
彼女は手を口に当ててクスクスと笑う。そんな彼女を見ながら、高木は酒を口に含んだ。
「あっ……!」
彼女の肩に高木社長の手がかかり、ぐいと引き寄せられる。
彼女が身構えるより早く、彼は彼女の唇を奪った。一度や二度経験しただけの腕前ではない。
「んうっ……んっ……」
彼の舌は彼女の口を開かせ、口内の酒を相手に流し込んだ。
口移しされた酒液を彼女は恥じらいつつも口内に含み、時間をかけて飲んでいく。
そしてそれが終わると、まるでもっと欲しいと言わんばかりに彼の口内に舌を差し出し、歯列をなぞった。
二人はしばしこの状態で睦み合っていた。彼の手が彼女の腰を、彼の腰を彼女の手が抱きしめる。
やがて高木社長はその手を動かし、彼女の熟れた肢体をゆっくりと撫で回した。
「石川君……」
「駄目ですよ」
彼女は少し彼の体を押し、軽い拒絶の意を示す。
だがそれが本気のものではないという事を、高木は経験から知っていた。
「何もしないという約束ではないですか」
「君だって本当は分かっているのだろう?」
彼は瓜ほどもある彼女の巨きな乳房を下から叩き、水面で揺らして遊んでいる。
「奥さんに悪いわ」と言う彼女を、彼はさらに抱き寄せた。
「野暮な事は言いっこなしだ。今夜のこの時間だけは、君だけを私に愛させて欲しい」
「高木さん……」
4性宴・後編(おまけ)31:2011/12/06(火) 20:35:06.14 ID:4QAWNAq5
それから後は男と女の色道である。湯気立ち込める風呂の中で波がぶつかる音と女の艶やかな嬌声が響く。
「ああっ……!」
自己主張の激しい彼女の乳肉を彼は左手で弄ぶ。右手は湯で揺らいでよく見えない彼女の淫唇に触れている。
彼女の陰毛はふっくらとした恥丘に豊かな茂みを形成していて、少し崩れたスタイルの下腹部を魅力的に演出している。
彼の愛撫に彼女の肉雛はその衣を脱ぎ捨て、シャンと立ち澄ましていた。
左手の親指と人差し指は巧みに乳首を責め、喜悦を掘り出していた。
「これ以上されたら、私、恥ずかしい姿を貴方に晒してしまいます……!」
「結構じゃないか。折角の夜だ。上から下まで、無礼講と行こう」
こうなっては誰も彼を止められない。彼は胡坐をかいた上に彼女を座らせ、その肉唇へ己の肉槍をズブズブと突き立てた。
その淫槍の根元まで咥え込んだのを確認すると、彼は彼女の体を抱きしめたまま、下から突き上げる。
「ああっ……ああんっ……!」
豊かな黒髪を振り乱して快楽に喘ぐその姿には、平生毅然とした態度でアイドルを指導している女社長の面影はなく
ただ雄に抱かれて悦ぶ一匹の雌だった。
水面には何度も波が出来て、湯縁に当たっては消えていく。
「さあ、石川君! 私と共に至上の喜びを味わおうではないか……!」
彼女は随喜の涙を流し、悦楽の奔流に進んで身を任す。
そんな彼女を彼は厚く大きい胸板で受け止め、腕の中に優しく包み込んでいる。
その腕の中で彼女は快悦に悶えた。
彼の注ぐ愛が、彼女を一回りも二回りも若々しく蘇らせる。
彼に抱かれている時の彼女はやり手の女社長ではなく、色を覚えたばかりの乙女も同様だった。
「ああっ、もう駄目ェ……! 早く私の中に熱いの出してっ……
 欲しいのっ……高木さんの熱いミルクが……っ!」
「よし、では石川君に沢山味わってもらおう! 私の放つ熱いエキスを……っ!」
彼は彼女の深奥へ、ありったけの欲望汁を次々に射出した。
彼女の痴穴は容赦なく汚す肉砲をキュウと締め付け、白弾を数度に渡って搾り取る。
「あはああっ! いいっ! いいわァ……! 熱いミルクが、私のアソコに染み込んでくるの……っ!」
彼女は頭頂から膣穴までを真っ直ぐ貫く電撃のような悦感をひしひしと味わって痙攣した。
高木はそれを心地良い射精感 と共に見つめ、微笑んでいた。

   #  #  #

こうしてどこまでも熱く淫らな狂宴の夜は更けていった。
5名無しさん@ピンキー:2011/12/06(火) 20:37:41.03 ID:4QAWNAq5
以上でひとまず、プロデューサー♂12人と春香・やよい・真・響・いおり・雪歩・亜美・真美
あずさ・貴音・千早・律子・美希・愛・絵理・涼、おまけに高木社長・みのりんの乱交を完結します。
小鳥さんに関しては、番外編を書いて補完しようと思います。
仲間はずれにしている訳ではありませんから安心して下さい。

30レス以上の長いSSですが、楽しんでいただければ幸いです。
6名無しさん@ピンキー:2011/12/06(火) 21:26:22.32 ID:B3UpL2fC
>>5
大作投下お疲れ様です。続きを楽しみにしておりました
番外編も残されているようでまだまだ宴は終わらないようですね
それにしてもこのアイドル達は同じ日に何人も妊娠してそうだなぁ
7名無しさん@ピンキー:2011/12/06(火) 22:07:35.88 ID:y/9j8yuu
>>5
完結乙!
まさか社長達までターゲットとは、しかもちゃんとエロいし。
番外編も楽しみにしてます。
8名無しさん@ピンキー:2011/12/06(火) 22:12:59.28 ID:5oDp9A0y
スレ立て乙!&大作完結GJ!です。

全体的にラブラブですごく良かったです。
親指立てる絵理とさわやかに変態な真Pのキャラがすごく気に入りましたwww

出てこなかったピヨちゃんは
黒井社長とラブラブしてんのかなぁ?などと妄想が膨らんでおります。
番外編も楽しみにしてます。
9名無しさん@ピンキー:2011/12/06(火) 22:59:19.39 ID:vz7MaNP9
純愛Pです。性宴シリーズ全編を含む前スレ投下分収録完了しました。
前スレにも書きましたが、デカいAAをつけて多人数INDEX(という名の乱交作品収容所)
を作りましたので見てやってくだちい

明日あたりこちらも作品投下いたします
では〜
10名無しさん@ピンキー:2011/12/06(火) 23:25:14.12 ID:vux2jmFw
スレ立て乙! & 乱交大作の方、乙&GJでした。

それと転載作業のP様もお疲れ様です。
11名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 00:16:53.20 ID:GCEXlcdG
>>1乙れうー

前862さんに感化されて書いてみました
以下は注意書。

(一応)律子×Pで、涼視点
涼のオナニー描写あり
律子若干キャラ崩壊気味

ではお借りしますー
12記憶の澱(1) ◆AkXsOcg8VE :2011/12/07(水) 00:17:41.96 ID:GCEXlcdG
ふと、僕は壁の向こうから響く、聞き慣れない電子音で目を覚ました。
なんだろう、このメロディー… そう思ってると、それは止まり、続けて耳慣れた声が壁を挟んで聞こえてきた。
…律子姉ちゃんの声だ。
ということは、さっきのは姉ちゃんの携帯の着信音か…。
寝ぼけた頭で、状況を思い起こす。
今日は仕事で遅くなって、たまたま現場で一緒になった姉ちゃんのマンションに泊めてもらってたんだ…。
時計を見ると、午前1時を指していた。
『あ、プロデューサーですか、お疲れさまです』
こんな夜中には似つかわしく無い快活な声が、壁の向こうから聞こえてきた。
「…プロデューサーさんか…」
律子姉ちゃんは現役のアイドルとして活躍していて、そのプロデューサーさんにも何回か会ったことがある。
いろんな意味で息の合ったコンビだな、というのが第一印象だった。
しばし、電話での会話を聞いてみる。

『ええ、今回もいい感じですよね』
『ふふっ、またそんなこと言ってー』

やっぱり仲がいいんだな…
それが、素直な感触だった。
仕事相手のはずなのに、こんなに和らいだ声で話すということが何よりの証拠だった。
もしかして、僕によりも気を許しているのではないか…?
少しだけ、その電話の相手に嫉妬してしまう。

…十数分、話が続いただろうか。
僕には聞いてても分からない仕事の話のお陰で、再び訪れた眠気に身を任せようとした、その時。
『え…? ちょ… 今日はダメですよ… 涼が来てるんですから』
僕の名前が、聞こえてきた。
何だろう… 僕には聞かせられない内緒の話だろうか…。
ここで興味を持たなければ、あるいはずっと平穏な気持ちでいられただろう。
『いや無理ですって… そんなに溜まってるんだったら、自分でシコシコすればいいじゃ無いですかっ』
『涼…? 寝てますけど… いつものアレは出来ませんって』
声を潜めてるつもりなのだろうが、僕の耳にははっきりと聞こえてきた。
「な… もしかして、姉ちゃんとプロデューサーさん…」
思わず、一人ごちていた。心臓がトクンと一気に高鳴る。
どう聞いても、男と女の会話ではないか。
仲がいいとは思っていたが、まさか体の関係まであったなんて…!
知らないうちに、僕はベッドの上の体を壁にピッタリとくっつけていた。
そっと、その壁に耳を付ける。
『明日時間があるんですから、その時にたっぷり… え、ムリ? もう…』
『…分かりました。ちょっとだけですからね?』
何が、始まるんだろう。
壁にくっついたままの姿勢で、僕は聞き耳を立て続ける。
13記憶の澱(2) ◆AkXsOcg8VE :2011/12/07(水) 00:19:12.41 ID:GCEXlcdG
『…脱ぐんですか? …はい、今下着だけですよ… どうです、見たいんですか?』
相変わらず、電話でプロデューサーさんとの話を続けているらしい。
下着だけ… 本当に、向こうで律子姉ちゃんは服を脱いでいるんだろうか?
さすがに、そこまでは壁を挟んでいては推測のしようが無かった。だけど、実直な姉ちゃんのこと、恐らくはほんとに脱いでいるんだろう。
『今度は上取っちゃいました…。 おっぱい、今生理前だから固いかも…』
ブラジャーも、外したのか…。
電話の向こうのプロデューサーさんに見せ付けているというシチュだろう。
「姉ちゃん…」
履いているズボンに体の一部が当たる。気が付けば、そこはもう自己主張を必死に続けているのが分かった。
自分で自分の息の荒さを感じてしまう。
『私だって… ほんとはエッチなこと、したいんですからね… ムードの無いのはお断りですけど…』
そっと、自分のズボンを引き下ろす。
さすがに、こんな状況でオナニーしてしまうのは気が引ける。
股間に手を当てて必死に我慢して…。
『え…? …自分で…? 嫌ですって、聞かれたらどうする… わ、分かりました…』
自分で。
確かに、今そう姉ちゃんは言った。
まさか、姉ちゃんも…? そう思ってると…

『ん、んぅ… ああっ…』
聞こえてきた。
たまに隠れて見てる大人向け映像のと似た、でも明らかに違う、律子姉ちゃんの声が。
「姉ちゃん… そ、そこまで…!」
何かが、プチっと切れた気がような気がした。
片手で限界まで固くなった自分自身を握り、いきなり上下に動かし始める。
『あ、んぁっ… どうです、興奮します…? 今オマンコ… 弄くってるんですよ…?』
『ほら… 一緒に… 気持ち良く… いい… んぁ…』
こんな声を聞けば何をしてるかぐらい、この歳になれば分かってしまう。
あの律子姉ちゃんが、オナニーをしてるだなんて…!
ショックなのと同時に、激しく欲情してしまうのを否定することは出来なかった。

「うぅ… 気持ち、いいっ…!」
壁から聞こえる姉ちゃんの声をおかずに、僕は激しく自分自身をしごいていた。
いつも夢子ちゃんや美希さんのことを思いながらするのとは、明らかに違っていた。
何倍も、気持ちいい。
「姉ちゃん… あ、いい… すごいっ…!」
先っぽから透明なのがこぼれて、クチュクチュ鳴り始める。自然と腰を震わせると、更に快感が高まっていく。
「う… あはっ」
思わず腰がベッドの上で踊って、音を立ててしまっていた。
ドスンッ。
「あ…」
気が付かれたか…?
心配は無用だった。
『そ、そう… チュパチュパって… 胸、して…!』
『うっ… んんっ、き、気持ちいいのっ… おチンポ欲しい、入れて、入れてぇ…!』
どんな状況なのかは分からないが、姉ちゃんは相当盛り上がってるみたいだ。
あの律子姉ちゃんが、あんな声で卑猥な言葉を…!
そう思うと、一気に込み上げて来るのを感じた。更に激しく手を動かす。
「気持ちぃ、い、いいっ…! で、出るぅっ…!」
目の前が真っ白になっていくのを感じた。
あっという間にあふれ出て来る。慌てて用意したティッシュからもこぼれそうなぐらい、何回も白いのが噴き出してきた。
「はぁ… すごかった… 姉ちゃん…」
大きく息を付きながらも、耳はまだ離さない。
律子姉ちゃんの声は、まだ全然止まる様子がなかったからだった。
「姉ちゃん…」
14記憶の澱(3) ◆AkXsOcg8VE :2011/12/07(水) 00:21:38.53 ID:GCEXlcdG
『バ、バイブですか…? ええ、い、入れますよ… おチンポより、ずっと気持ちいいかも知れませんよ…?』
僕は自分の寝てた部屋を抜け出し、律子姉ちゃんの部屋の前まで来ていた。
さっき出したばっかりなのに、ペニスはまるで収まることを知らない。
気が付くとここに来て、そしてドアに耳を当てていた。
『入れますぅ… んっ… あ、あああああああっ!』
さっきよりもはっきりと聞こえる、姉ちゃんの声。
抑えてるつもりなのかは分からないが、壁がないぶんだけ、さっきよりもずっと生々しく聞こえてきた。
『入ってる… いいっ、おチンポいいっ…! 動いてっ… そ、それっ、んぉああっ!』
『…はい、ぷ、プロデューサーの、すごいっ、あっあっあっ、い、いいっ!』
絶叫にも近い、律子姉ちゃんの声。
もう抑えるつもりも無いのだろうか…。
ドアのすぐ側に座り込んで、呆然とその声だけを聞いている。
『はぁ、はぁ… 出ます…? え、まだ…? うん、私はもう… イっても、いいですか…? い、いいっ… イかせてぇ…』
ふとドアの方を見ると、少し隙間が開いてることに気がつく。
そうか、これスライドドアだったんだ…。
迷わず、それを少し開けてみた。

『もう、イ、イってもいいでしょ… 我慢できませんよ、もう…』
暗い部屋の中に、そっと目をこらしてみる。
律子姉ちゃんは薄緑のシンプルなパジャマを着ていた。
上半身だけ。
それもほとんどはだけて胸は丸出しに、そして下半身はズボンもショーツも脱ぎ捨て、布団の上に裸同然の姿で仰向けになっていた。
片手には口許に当てた携帯電話、そして反対の手にも何かを握って。
「…」
暗くてよく見えないが、その反対側の手が激しく動いているのは見てとれた。
それにつれて、体をくねらせているのも。
『ほら、オチンチン、お口でしたげますから… はむっ… ん、じゅ、じゅるぅ…!』
股間から手を離し、指を口許に持っていって音を立て始める。
最初は指先を舌でしゃぶりながら。
ひとしきり指先を濡らすと、人差し指と中指を口に入れて、出し入れを繰り返していく。たちまち、指が唾液で濡れてテカテカ光り始める。
『んっ、んっ… どうですか…? 気持ちいい…? おチンポ、いいでしょう…?』
ちゅぷ、じゅぷっ… じゅるぅっ。
「…はぁ… はぁ…」
ドアの前に正座して、じっと成り行きを見守る。ひとりでに、自分の股間をぎゅっと両手のひらで押さえつけていた。
『あっ、あっ、ああっ! 動いてる… 気持ちいいですか…? 私のオマンコ… う、んぅ、おっ… んああああっ!』
姉ちゃんの股間に、太いバイブが刺さってひとりでに動いている。耳をそばだてると、モーターが動いている音が耳に入ってくる。
「あんな大きなのが… すごい…」
声がこぼれた。
『い、いいの、いいのっ… プロデューサーのチンポいいっ、い、くっ、んああああっ!』
バイブは姉ちゃんの股間でウインウインうねっていた。
痛いとかは全く無いらしく、それどころか体をバイブに合わせて動かしているかのようにも見えた。
汗だくになりながら、姉ちゃんはプロデューサーさんとのセックスに没頭している。すぐ側の僕にも全く気付かない様子で。
『も、ダメ… 一緒に… イってください… あ、んぅ、あ、んぉお… お、おおっ… うううっ、ん、おっ、おぉぉぅっ…!!』
喉の奥から出てくるような、姉ちゃんの声が耳をつんざく。
獣じみた、とでも言うのだろうか。
いつもの快活な声とまるで違う、特別の時にしか出ないであろう、いやらしい声。
姉ちゃん、どうなってしまうんだろう…。
手を出せるはずもなく、じっと成り行きを見てるだけ。
さっきの僕と同じ、いや、それよりずっと激しく、姉ちゃんの腰が上下に跳ねた。
そして…。
15記憶の澱(4) ◆AkXsOcg8VE :2011/12/07(水) 00:22:31.08 ID:GCEXlcdG
『い、いいっ、あ、あっ、い、い、イくっ…! イくっイくっ…! 一緒に… イって…!』
『い、いいっ、イっちゃうっイっちゃうっ、あっ、あっ、あああああああっ!』

その声と共に、姉ちゃんは体を震わせ、そして仰向けに崩れ落ちて動かなくなった。
股間に刺していたバイブが、布団の上に湯気を立てながらゴロリと転がる。
それと同時に…。

「あ… だ、ダメ出ちゃうっ…!」

一緒に、僕も正座したままイってしまっていた。下着の中にじわっと熱いものが広がっていく。
「…あ、ああぁ… 出しちゃった…」
呆然と、そう呟く。
そして、僕の頭はそこで真っ白になった。

それからどうやって家に帰ってきたか、僕はまるで覚えていない。
ただ、姉ちゃんは翌日の朝すぐに電話をかけてきて、夜も明けないうちにいなくなった僕を心配してくれたらしい。
もちろん、その理由は言える訳もない。
ただ、僕の一生の記憶として、頭の中に残っていくだけだった。
16 ◆AkXsOcg8VE :2011/12/07(水) 00:23:58.69 ID:GCEXlcdG
以上です。
ただ覗くだけではPの姿とか誰得なので、こうしてみました
こっちには初投稿でしたが、いかがでしたでしょうか

ではまた
17名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 00:43:22.06 ID:Eumg9BZZ
初めてにしては……ふぅっ。良かったよ凄く。ふぅっ……
18名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 08:20:12.59 ID:S5ADte5n
>>16
乙ですっ!

(俺的にはPさんりっちゃんに見つかって3P、りっちゃん二穴…が見たかったw…)


前スレの大乱交の先生も超GJ!
ピヨちゃん外伝は是非「三穴・両手茎・全身汁塗れチンポザ―汁堕ち… そしてお約束夢堕ちw」をw
19名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 08:43:50.47 ID:4KYu3NnF
>いつも夢子ちゃんや美希さんのことを思いながらするのとは
ワロタw

少年の視点というのがいいね。
ところどころニヤリとする部分もあり、面白い。
20名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 09:09:06.09 ID:T4+VMy9A
突然申し訳ない。
1か月ほど前から考えてて投下を躊躇していた話ですが、思い切って投下いたします。

以下注意書
・売れているけれど心も体も傷ついた美希(金髪イメージ)が主役です
・かなり欝です(救いはある…つもり)
・春香とPが結婚しています…が春香とのH描写はなし(話にはかなり関わります)
・彼女たちの現在年齢+10年後くらいの設定
・美希が複数の男と関係を持った設定あり(詳細な描写はなし)
・リスカ要素あり
・エロまでがなっがい
・非キャラ視点ナレーション形式

それでは『キズモノ』で7レス使います。NG指定は題名で。
21『キズモノ』:2011/12/07(水) 09:09:54.61 ID:T4+VMy9A
「…ねえプロデューサーさん、言いたいことがあるの」

雨。

「ミキね、すっごくすっごく考えたの」

土砂降りの雨。

「こんな気持ちになるの…はじめてなんだよ、わかるよね?」

雷。

「あなたが好きです、付き合ってください」

再び雷。

「ごめん、美希。俺は春香と…もう」

トタン屋根に落ちる、雫の音。

「…」

雨の音。

「…そっか…それじゃあね、プロデューサーさん…」
「美希…」

彼が手を伸ばしても美希はその手を掴まない。
離れていく、彼女の影。

「お〜と〜うさんっ!」


ごっつんと頭を殴られ、目覚めるプロデューサー。
頭上にはエプロン姿の彼の妻にして元アイドル、天海春香。

「いってて…何すんだよ」
「だって、おとうさん、うなされてたし、早くしないと時間だし」
「そっか、俺も今日から『お父さん』か」

春香は自分の現役時代のプロデューサーである彼と結婚し、妊娠していた。
それが分かったのが、つい昨日。
そんなわけで、「おとうさん」を夫の新たな呼び名としている春香であった。

「遅刻癖があると、子供に移っちゃうぞ、おとうさん」
「へいへい、わかりましたよっと…」
「朝ご飯は作ってるからね」

おたまをぐるんと回して得意げに笑う春香。
ああ、そのおたまで頭を殴られたのか、春香にしては力が強いと思ったと彼は気づいた。
22『キズモノ』:2011/12/07(水) 09:10:47.67 ID:T4+VMy9A
着替えて食卓に着くと、朝のニュースの時間が同時に訪れる。
彼は職業柄、ワイドショー風味のニュースを朝からつけることにしている。

『765プロの星井美希が、謎の仕事全面キャンセルから1か月になります。
また男遊びに興じているのかとネット上を中心に話題になっています』

「美希…大丈夫かな」
「春香も心配なのか?」
「そりゃ、私だって現役時代は美希と一緒に仕事してたし。
それに、美希って精神的に強い方だと思ってたから。
みんなが負けて落ち込んでた時に一人だけ頑張ろって励ましたりして」
「…確かにな」
「それに、最近言われてる“悪女”の話だって美希はそんなことするとは思えないし」

新聞に出ている週刊誌の大見出し。
連日出ている“男を弄ぶ悪女”の記事。
それが美希の現在の異名だった。
何でも、ここ二年ほど、様々な男性と交際し、一夜を共にしては
一方的に切り捨てていたというのだ。
もっとも、週刊誌やワイドショーが言う芸能人の情報は信憑性が薄く、
今や765プロどころか芸能界最高のアイドル歌手とまで称される彼女が
男を弄ぶような真似はしていないだろうというのがファンを中心にした
一般的な見解であった。

「そうだな」
「ほんっと、最近の芸能記者さんはゴシップばっかりだよね。
私の時は悪徳さんとかが色々やってたみたいだけどそれくらいだったし、
どうかしてると思うな」
「珍しく語るじゃないか」
「だって、美希は離れてたって今も仲間だもの。
美希がこれで傷ついて休んでたとしたら、私だって胸が苦しいよ」

春香は知らなかった。美希の傷の一因が、どれほどかはともかく、少なくとも
かなりの比率を…目の前の夫が占めていることに。

「そろそろ時間だな…行ってくる」
「あれ、今日は早いねえ」
「いや、まあ、ちょっとね」
「そっか、行ってらっしゃい、おとうさん」

春香に行ってきますのキスをして彼は家を出た。
23『キズモノ』:2011/12/07(水) 09:13:07.73 ID:T4+VMy9A
多くのアイドルやその候補生の面倒を見ている彼だが、現状の星井美希については情報が掴めない。ただひとつ、彼が分かっているのは美希が想像以上に精神的に打たれ弱いということだ。それは、彼が今朝の夢で見たあの情景―美希ではなく、春香を選んだあの日に、
彼女が見せた表情で知った。その日以来美希は女性マネージャーに最低限の仕事のケアをしてもらうだけでプロデューサーを付けてはいない。春香は、彼女のこの行動を美希が自立した、それだけだと思っているし、彼からこのことは聞いていない。
ただ、彼自身も週刊誌が現在伝えるような状況に、美希が立たされていないことだけは信じたかった。


午後六時ごろ、彼の仕事が終わる。
春香は今でこそ専業主婦だが、現役時代はトップアイドルだった。
今の美希はダウンロードランキング首位を常に保っているが、
当時の春香と比べると劣るかもしれないと言われるほどだ。
そこまで春香を導いた彼は仕事面でだいぶ楽をさせてもらっているのだ。
帰り際にいつもよる少し遠くの駅の喫茶店でジャズを聴きながらコーヒーを飲む。
用が済んで店の外に出ると、その時。
すると、金髪のロングヘアの女性が文房具店に入っていくのが見えた。
まさかと思い、その店に入る。
ふらふらと歩いていたその女性は立ち止まって何かを眺めている。
間違いない。

「美希?」

プラスチック製のものが落ちるような音がする。
彼女が眺めていたものを落としたのだろうか。

「誰?」

彼女は振り向きながら落としたものを背中で隠した。

「美希のプロデューサーだった、俺だけど」
「ああ、なんだ。プロデューサーさんかぁ…記者さんかと思っちゃった」

にっこり笑った彼女を見て、彼は昔のままだと安堵した。

「とりあえず、記者さんに見つからないうちに、ミキのうちに来て」


彼女の家は、売れている割に、つつましやかだった。
あくまで、割に、ではあったが。
赤いソファの上で美希が彼に話しかける。

「なんで、こんなとこに来たの?」
「いつもここらの喫茶店でコーヒー飲むんだ」
「ふ〜ん、じゃあこの辺にはあんまし来ない方がいいよ」
「なんでだよ?」
「たまに、記者さんがここ辺りに来てミキを狙ってるの。
あ、プロデューサーさんがミキと浮気してるよ〜、な〜んて思われちゃうかもね」

あははっと無邪気に笑う美希。

「そう、そのことなんだけどさ」
「何?」

彼女の目つきが変わった。
プロデュースしているときには見せたことのない、冷たい眼差し。
24『キズモノ』:2011/12/07(水) 09:16:07.23 ID:T4+VMy9A
「言いにくいことだろうけど」
「何、早く言ってよ」

苛立ちを見せている彼女の声。

「いつものあのゴシップ記事、本当なのか?
いろんな男と美希が付き合ってたってやつ」
「もしホントなら、どうなの?」

急に笑顔になった美希に驚く彼。

「ってことは…」

彼が嘘なのか、と胸をなでおろそうとした表情を見て彼女は言った。

「ぜ〜んぶホント。美希はアクジョだよ」
「!!」
「別にプロデューサーさんにフラれたからじゃないよ。
だけど、あの後、美希はいろんな人と付き合ったの。
告白してくる人みんなとお付き合いすれば、いつかは両思いになってもいい人ができる…。
そんな風に思ってた」
「それは違う…」

言いかける彼を遮って美希は叫んだ。

「分かってるよ!ミキと付き合った人はみんなカラダ目的で、
ホントはミキのことこれっぽちも見てなかった!
でも何度もやり直せばいつかは上手くいく、そう思ってた。
バカな話だよね…。気づいた時にはミキは、“アクジョ”になってたの」
「美希…すまない」
「なんでプロデューサーさんが謝るの?!バカだったのはミキだよ?!
プロデューサーさんは可哀そうな娘だなって思ってくれればそれでいいの!」

彼女が立ち上がって叫んだ。

「それとも、春香と別れて、美希ともっかいヨリを戻してくれるの?!
同情するぐらいならそれくらいしてよ!」

それは、タブーの言葉。沈黙が流れる。

「美希…お前…」
「あ…ご、ごめん。やだな、もう無理って自分で決めたのに、まだ諦めてないなんてほんとミキって…」
「バカバカバカバカ自分のことを言わないでくれ。こっちが辛い」
「…そうだね、ちょっとジギャクしすぎたかも」
「明日から、仕事、出な。きっといろんなことも忘れて打ち込めるはずだ」
「その方がいいのは、分かってるよ。でも、なんか怖いんだよね。
周りに何か言われるかもしれないし」
「今逃げている方がよっぽどなんか言われるぞ」
「…うん」
25『キズモノ』:2011/12/07(水) 09:17:25.32 ID:T4+VMy9A
うつむく美希を見て彼は言葉を放つ。

「美希」
「何?」
「辛いなら、抱くぞ」
「で、でも、プロデューサーさんには」
「今夜だけなら、大丈夫だ」
「でも、ミキがそのことで脅しかけちゃうかもしんないよ?」
「美希はそんなことしないだろ」
「えへへ、ありがと、じゃあ一緒にシャワー入ろ?」
「…ああ」


携帯で「今夜は遅くなる」と春香に伝えたプロデューサーは
シャワールームで、濡れた身体の美希と抱き締めあった。
唾と垂れ流しになっているシャワーの水が接吻する互いの口の中を潤していく。
別れたあの頃よりもおそらく豊満になっているであろう胸と、乳首が擦れる。
お互いの吐息が水の滴る音をかき消してやや広めのシャワールームに響く。

「はぁ…はぁ…カラダ…あらわ…なきゃ」

突然、彼が石鹸をスポンジに包み彼女の身体に擦り付けてきた。

「思う存分、可愛がるから」
「やっ…やぁ…おっぱい…ばっかし…」

乳首がスポンジに擦れて左右に動く。
苦い味になった美希の身体を舐めていく彼。

「や…そこ…そって…ない…から…」
「胸じゃないとこを攻めてるのに美希はわがままだな」

彼女の茶色の陰毛に石鹸の泡がこびり付いている。
壁に背中を押しつけて悶える彼女に久々に興奮という感情を呼び起こす彼。

「…まんぞく…できた?」
「美希こそどうなんだ」
「ミキはプロデューサーさんといるだけで満足なの…」

あの頃の美希にはない、虚ろな表情で彼女は言った。


シャワールームから出ると、なかば無理やり美希にベッドに押し倒された彼。

「まだ、体拭いてないのにいいのか」
「ベッドがあわあわのぬれぬれでいいと思うな」

もう一度キスをする。
シーツが湿っているため、独特の音が舌を絡める音に混ざっていく。
その時。

「美希…さっきから、リストバンドずっとしてるのか?」
「え?こ、これはね…」
26『キズモノ』:2011/12/07(水) 09:17:56.61 ID:T4+VMy9A
背中に回された腕の妙な感触に気付いた彼。
戸惑う美希。

「そ、そう!外し忘れちゃったんだよ!だから…続けよ?」
「なんか…あるんだろ?」
「何もない!何もないよ!」

美希は叫んでリストバンドを抑える。

「さっき、文房具屋で見てたの…」
「やだ、外さないで!」

激しく抵抗する彼女を抑えて、リストバンドをめくり取る。
そこには、剃刀か何かで付けられた、無数の切り傷。

「…みられたく…なかったのに」

小さくしゃくりあげる美希。
精一杯の強がりで彼に接していた。
何もかも打ち明けても、これだけは隠したかった。

「辛かったんだな…」
「辛いんじゃないよ」

涙声で美希が言った。

「全部、ホントは今日でオワリのはずだったの。
今まで、何度も終わらせようとしたけどやっぱり、痛いの怖くて。失敗しちゃって。
だから、なるべく切れるカッターを、探してた」
「美希、どんなことがあっても絶対に命だけは大切にしてくれ」
「でも、今の美希ってどう思われてるの?
アクジョとか色々言われて嫌われてるかもしれないよ?
もういらない娘なのかも…」
「何言ってんだ。日本中のファンが美希を必要としてる。
性的な目だけじゃなくて、本当の美希が好きだと思ってる」
「じゃあ、今…今だけでいいの、美希を本気で、抱いて」
「ああ、さっきよりも可愛がるよ」
「ううん、まずはミキがやる」
27『キズモノ』:2011/12/07(水) 09:18:24.19 ID:T4+VMy9A
シーツに身体を這わせて美希は彼の肉棒を胸に挟む。
咥えた先端を上手に舐める彼女は間違いなく、行為慣れしていた。

「ごめん…ね…じゅぷ…みき…けがれ…じゅぷぷ…ちゃってて」
「無理して…喋んな…ヤバい、気持ちいいよ、美希」

流れ出る白濁液を尚も舐めていく。
咳一つせず、軽く苦笑いする彼女。
そっと彼の突き立ったままの肉棒に秘所を寄せていく。

「まだ挿れないでね。ゆっくり、ゆっくりだよ」

シャワーの水化、愛液か。いずれかにしても濡れた陰毛が肉棒に絡む。
秘所に辿る筋が、亀頭を銜え込むぎりぎりでもどかしいまでに滑らかに触れ合う。

「んっ…んんっ…やぁうっ!とんじゃい…そっ…」

硬さを増す雄と柔らかさを増す雌。
美希がゆっくりと腰を落とす。

「んっくぅ〜…ふぅぅあぁぁ!」

秘所で肉棒を銜えたまま、美希が大きく倒れこんで三度目のキスをした。
お互いの腰が小刻みに動いて髪も、脚も絡み合う。
傷ついた美希の腕を彼は握りながら、体を同化させた。


「今夜は、ありがとね」
「こっちこそ、やるだけやって逃げるようで悪いな」
「別にいいよ。それと、ミキ、明日から仕事にちゃんと出るから」
「その気になったのか」
「うん。リクツじゃなくて、ミキはアイドルしてこそミキだから。
付き合ってなくても、プロデューサーも、春香も、ミキを見てる」
「何にせよ、吹っ切れたなら、良かったよ」

扉を開けると、土砂降りの雨が降っていた。
28『キズモノ』:2011/12/07(水) 09:18:58.53 ID:T4+VMy9A
「やっべ、傘、忘れた」
「傘ならそこにあるの、あげる。
残って雨宿りしてくれるなら、ミキはそれでもいいけど」
「…帰るよ」

笑いながら、傘を取った。
扉の前で彼を見送る半ズボンにTシャツ姿の美希。

「美希、じゃあな」
「うん、もう会わないね」
「互いの意志ではな。でも、ひょっこり会うさ。今日みたいに」
「そうだよね。あ、そうだ」
「何だい?」
「明日、テレビ、見てて。ミキ、歌うから!」

雷の音と美希の声が同時に聞こえる。
あの頃の情景が思い出される。


次の日。

「昨日はホントに遅かったね。今日は大丈夫?」

朝、春香がテレビをつけて彼に言った。

「ああ、もうしばらく、遅くなるこたないよ」
「もう、体には気を付けてよ〜」

『みんな〜、ミキだよ〜!元気にしてた?!』

テレビから聞こえる声に二人が振り向く。

『もうミキ、休まない!どこにも行かない!ミキはミキらしく、生き続けるから!』

「美希、復帰したんだ!良かった〜」
「美希…良かったな」

彼女の「生き続ける」という言葉が誰に向けられたものか、それは彼だけが知っている。
そして、これからも知られないだろうし、知られる必要もない。

「春香、そろそろ子供の名前、考えないか?」
「えっ?!っと見せかけてもう私が考えてあるんですよこれがっ!」
「おぉ!何だ、どんな名前だ?!」

そして、こちらでは新たな命が、「生きる」。
29名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 09:20:16.80 ID:T4+VMy9A
以上です。
書いてて自分で辛くなってきたのは内緒。
さて、次回は路線を戻して純愛M@STERをやろうと思います。それでは。
30名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 11:39:17.49 ID:fZOjH37O
SSそのものの執筆にはGJ


ただやっぱり、最後に救い(と言えるかは微妙だけど)があったとはいえ
不幸に落ちたアイドルは見たくなかった、とだけは。ちょっとむかついた。
31名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 13:21:06.20 ID:RNSrNlgK
注意書き読めばある程度想像つくだろ。
それを最後まで読んでむかつくとかどんだけキングだよ。
32名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 13:50:15.45 ID:toixgR7A
前半は純粋な感想だと思うから、最後の一言だけ我慢してくれたら
「注意書きがあってもこうなるのか」って言わずに済むのにね

>>29
GJ
似たシチュを妄想したことがあった、というか765のアイドルはPが
誰かのものになったら多かれ少なかれ病むと思ってるので
気丈に生きていくことを選択してくれてありがとうって感じ
まあ鬱ダメなんで興奮はしなかったけど、切なさの残る佳作でありました
33名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 22:07:24.84 ID:Eumg9BZZ
読ませる文章、きちんと起伏のあるストーリー、そういった読み物としては
非常に出来がいいと思うし、前書きの >20 だってこれ以上ない書き方だと
思う。
現実とは異なるアイマス世界を少し現実に寄せてみたような世界で繰り広げられる
シリアスで切ない物語、GJでした。
純愛SSも好きだけど、チャレンジも頑張ってくださいませ。
34『願い』洸P ◆G7K5eVJFx2 :2011/12/08(木) 02:00:56.70 ID:k1SbTWJM
注意書き

エロ薄め
微NTL(寝取り)


とりあえず、駄目そうな人は題名かIDでNGして下さい。
二レスお借りします。
35『願い』洸P ◆G7K5eVJFx2 :2011/12/08(木) 02:02:40.58 ID:k1SbTWJM
『叶わない方が良い願いって、なんだと思う?』
誰に問われたんだったか。そうだ、萩原さんだ。
確かその前の『神様は理不尽だと思わない?』という問いには頷いたんだっけ。
私の答えは、『破滅願望の類いかしら?』だった。
私など必要ない。こんな世界なんていらない。みんな消えてしまえ。
それが【叶わなくて】良かったかは分からない。少なくとも今は。
萩原さんは違うと言って、その後で、『確かにそれも叶わない方が良いかも』と言っていた。
『正解わね、』そうもったいぶった彼女の答えは、とても短く、思わず耳を疑った。
『初恋』
それを叶わない方が良い称した彼女がどんな思いかは分からない。
ただ、意味は分かった。
初恋は幻想的過ぎる。自分の想いに分別などつかない。思い人を美化し過ぎる。
近づいてしまえば消える。そんな想いが初恋なんだ。
初恋は叶わない方が良い。だって、彼をいくら美化しようとも想い続けられるから。彼は綺麗なままだから。
プロデューサーと交わる度に、思う。私は何をしているのかと。そして、プロデューサーは何をしているのかと。
ああ、そうか。私がキタナイからプロデューサーを綺麗に見られないのか。私なんてを選んだプロデューサーを。私なんてと交わってしまったプロデューサーを。
嫉妬だけで美希からプロデューサーを奪った。でも、私がプロデューサーと交わって、その先に何がある?
私が望めば彼は家庭を持つ。その先は? 私には無理だ。
私は誰かの命に責任を持てるような人間ではない。多分、私みたいな歪な人間を作るだけだ。
プロデューサーもこんな私を抱いて、果たして楽しいとは思えない。
36『願い』洸P ◆G7K5eVJFx2 :2011/12/08(木) 02:03:39.27 ID:k1SbTWJM
もう、愛の言葉も交わさず。なんとなく、惰性。そんな言葉が似合う行為。
プロデューサーは生真面目なのだ。生真面目だから、美希を選べなかった。生真面目だから、間違えた。
もう、美希は戻ってなど来ないだろう。
時折、頭の中で響く『ミキのハニーを返してよ』という言葉。そして、何があったかは知らないがオーディションで会うこともなくなった。美希がアイドルを続けているのかさえ、分からない。
私は、美希を変えてまでプロデューサーを手に入れたかったのか。きっと、違う。
私は美希に嫉妬していたから。才能に、あるいは性格に。
負けたくなかった、だけだ。
プロデューサーがスキンの中に精を吐き出したのを律動するモノから感じた。
私は達してなどいないが、それを口にするつもりはない。初めての時を除けば、達した記憶などない。
背中合わせで素肌の体温を感じる度、虚しくなる。
神様がいて、一つ願いが叶うなら。世界から、記憶から私を消して欲しい。
美希もプロデューサーも、あるいはもっと多くの人が……幸せになれるから。
37名無しさん@ピンキー:2011/12/08(木) 03:19:43.30 ID:Jl/Fucjo
別に注意書きがあろうが無かろうが読む奴は読むだろうし
それで勝手に腹が立つのがいるのは、こういう掲示板の特性上しかたないだろ
いちいち反応しなくてもいいじゃん。普通にスルーすれば。

書き手も(こういうことが)言われることのが分かっている中身なら
最初から投下するなって話しにもなりかねないし。
別のどこの誰と分からん人間からの「むかつく」程度で凹む人間なんていないだろw
38名無しさん@ピンキー:2011/12/08(木) 20:10:57.17 ID:FmSeiR5x
しかしある程度の勢いを保ったまま30スレ目に突入か
最近は容量オーバーでスレが終わることが多いし。
職人様にはホント、感謝やでェ
39 ◆AkXsOcg8VE :2011/12/08(木) 21:31:25.79 ID:aoD9sp4v
感想くれた方ありがとうございます

>>17
これが賢者モードというものなのか…

>>18
『Pの指導のもと律子相手に性の手解きを受ける涼ちん』とどっちが面白そうかな…

>>19
多分涼ちんは律子のことを性の対象として見てなかったと思います、それがどうなってしまうんだろうか…
40名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 11:53:39.21 ID:fLhoJDv4
普段は普通の男の子として生活している涼。
同姓同名のアイドルを級友はどう考えているのだろうか。
ちょっと妄想、いや、空想、ちがう、想像してみよう。

※この先腐蝕地帯につき危険


「なあ、秋月。この子ってさ…」

級友が見せたのは雑誌のグラビアページ。
被写体は秋月涼という“女の子”。
遅かれ早かれ、こうなることはわかっていた。
正直に話せばこのまま廃業もありうる。

「これはね…」
いとこが勝手に僕の名前を使っている、と言いかけた。

「お前、女だったのか」
「へ?」
「いや、前からおかしいとは思っていたんだよ。
 おれはゲイなんじゃないかって悩んだりもした」
「僕は男だって!」
「無理して隠すことはない。つらかっただろ?」
「あのねえ…何度もトイレとか着替えとか見てるでしょ」
「そうだっけ?おれ、恥ずかしくて見られなかった」

そう言う級友は勃起している。
はっきり男だとわかればそれも収まるだろう。
涼はシャツのボタンをはずし…

「ああっ!だめだ!」
彼は歩きにくそうにトイレに向かった。
41名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:38:36.04 ID:97/4NMDj
前スレ埋まりました
変な書き込みで埋めてすまぬw

943 :名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:30:33.48 ID:97/4NMDj
まだ書けたら千早はみんなの嫁


944 :名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:32:16.74 ID:BDKePHvt
さらに書けたらちーちゃんのバストが発育


945 :名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:36:09.28 ID:97/4NMDj
まだまだ書けたらちーちゃんはドMと見せかけたドM

42名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:39:23.00 ID:BDKePHvt
29レスはさきほど 945にて終了しました。

最後のレスでちーちゃんがどMだということが決定したようです
43名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 23:40:17.60 ID:BDKePHvt
まだ書けたら、そういうSSを書く!

 ちーちゃん、ドS覚醒


かけなかった……
44名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 00:43:01.50 ID:x9wxSkTn
あずささんは裸にコードでも巻いてるといいよ
45名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 07:45:08.06 ID:Rc9csda1
あまりにも寒いのでもっとくっついて暖め合いたい
46名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 07:53:31.55 ID:lEHrQXI3
>>44
そういう衣裳を想像してしまったではないか。
47名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 09:13:44.67 ID:pXTvGuZQ
>>41
んじゃ、前スレの話題に乗ると、

新宿発の例の列車は今も普通に走ってる。JR新宿をリアルに使ってれば知ってておかしくはない。スーパーあずさ二号になってたけど。
それにSPのファンレターで8時丁度の列車であなたから旅立てません的なネタがあるから公式から辿れるレベルのネタ。
48名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 09:22:29.96 ID:l+ofrg1Q
まー、あずささん的に考えれば縁起悪いどころじゃないネタだけどね……
49名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 09:31:32.09 ID:fzoqwRsd
>>47
2号じゃなくて5号だよ。
とりあえず、そもそも偶数番号は上り列車(昔は上下それぞれで1号、2号とつけてたが、資料によれば昭和53年に上り偶数下り奇数になった)。
新宿を越えて直通する上り特急列車であずさ2号はあるけど、新宿9時13分。
松本6時08分で、大月を7時59分に出る。
スーパーあずさ5号(新宿8時ちょうど発)
http://www.jreast-timetable.jp/1112/train/050/052061.html
あずさ2号(松本発東京いき)
http://www.jreast-timetable.jp/1112/train/030/032531.html
これは平日ダイヤね。土休日ダイヤでもこれらの列車は一応ある。
ダイヤが微妙に違うかもだが。
50名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 10:08:25.30 ID:fzoqwRsd
E351系(特急スーパーあずさで使われる車両)の中で交わるのは…無理か。
トイレ以外で孤立できそうな場所ないし。
E257系(特急あずさ・さざなみ・わかしお・しおさい・あやめ)も同様。
というか、昼行特急全般で個室がついてそうな列車が少ないんだが。
はるかの荷物スペースはそこそこオープンだから無理そうだし。
うーん、となると寝台特急なんだが。
美希×Pっていうシチュエーションくらいは出てくる。(北斗「星」だからね)。
ただ、北斗星じゃロマン低すぎるっていうのは難点。
日高本線走る列車は…と。特急がそもそもない。区間によっては1日7往復。
まあ、方法はないことはなくて、苫小牧朝8時03分に出て、様似到着11時19分。
で、折り返しが12時09分までない。海まではそう遠くはないので、
いざとなれば声が大きくて目立つことさえ目をつぶれば…。
51名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 10:32:59.14 ID:3ckcvImr
>>50
とりあえず北斗星の名を上げておいてそのものズバリのキャラを
全力でスルーした努力は認めるwww

トップアイドルなんだしこの際お座敷列車貸しきろうぜw
52名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 10:49:49.82 ID:l+ofrg1Q
平成大合併前ならJR予讃線沿線に双海町というのがあってだな、ガラガラの特急も……
53名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 10:59:31.10 ID:hGpi/hUS
痴漢プレイか
54名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 11:04:52.25 ID:LGkmSwoj
>>51
そんな淫臭立ち込めるような編成の運転士とか発狂しそうだw
55名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 11:18:00.75 ID:HnDFwOFY
寝台列車プレイも

……今はもうないのかな?
56名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 11:55:14.88 ID:Xef33zv1
>>51
じゃあ北斗×美希でもやる?
で、北斗星に2人個室あったっけ?って調べたらあった。
やっぱりグレードは少し落ちるけど、腐っても寝台特急で、
列車番号が1・2だからそこまでひどくはないとは思いたい。
と思ったが、かなりグレード低いな。うん。
とりあえず、考えられるシナリオだけなら出てきた。
とある事情から、961プロから逃げ出したジュピター。
そして765プロで研鑽に励んでいたが、
身につかず追い出された美希(それでもCランクまではいった)。
2人は上野駅で出会った。
「あ、ジュピターの天ヶ瀬さんなの。おはようなの」
「ああ、Cランクで引退に追い込まれた星井か。
こっちも961プロから逃げて仕事がないが」
「いい案があるの」
彼女いわく、4人で新しい事務所を立ち上げ、
自分たちも活動するというものだった。
結成会議その他もろもろのため、寝台で札幌に向かうことを考えた。
最初は北斗星を使うつもりだったが、やっぱりあれなのでカシオペアを使うことに。

これ以上かけません。
57名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 12:03:36.74 ID:JvHAqJj5
かなり前でタイトルとか覚えてないけど早朝の仙台色の455系のボックス席という設定のAVを見たことがある。
58名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 12:04:18.19 ID:9tPXayE+
ああ、回線は違うからID変化してるが私は>>50ね。
59名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 18:12:19.84 ID:nloeTL2n
大阪からはるかに乗っかって関空に行き
アミアナ航空の飛行機に乗り替えるんですね
60名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 19:07:33.38 ID:x9wxSkTn
すいません、鉄道ファンの方はそろそろ自重していただけませんか?
正直、気持ち悪いです
61名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 19:40:19.80 ID:ZoptWHJH
気持ち悪いとまでは言わんが「ここ何のスレだ??」とは素で思ったw
62名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 19:46:41.92 ID:/pPs8Fvh
新宿書いた者だけどなんで電車ネタになってるのw
書いた側としては新宿のデパートとかで買い物してそうな
アイドルの話しようとしたつもりだったんだが
ブランドは何にしてるかとかも面白いかもね
63名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 21:35:25.20 ID:on+/f9yR
雪「765プロのアイドルが近頃出しゃばってるから潰してやろうと忍び込んだのはいいものの
どうしよう・・・」
月「菊地真って子に性別詐称疑惑があるからそれを突いてみたらどう?
もし男が女のふりをしてアイドルやってるなんてバレたらまさに大問題よ」
花「何か『ぎゃおおおおおん』って・・・悲鳴?」


真「ちょっと動きが悪かったな・・・練習不足かな」
雪「あの声は菊地真ね・・・・あれ?」
のぞみ「真様ぁぁぁぁぁぁぁ!私はノンケだってかまわずに」
ガチャ
のぞみ「はわぎゃっ」
月「開きかけのドアに向かって突進するから・・・」
花「弾かれたね」

真「さてと・・・プロデューサーがホテルで待ってるから行かないと」
雪「ホテル?打ち合わせじゃなさそうだし・・・まさか男女の関係?それだと・・・」
月「まだ決め付けるのは早いんじゃない?同性でってことも・・・」
花「そこで立ち直って臨戦態勢取ってるけどスルーされてる子みたいな例もあることだしね」

雪「着替え始めたみたいね、どう?」
月「これは・・・どうやらまぎれもなく女の子ね」
雪「あ、出て行った・・・私たちももう帰ろうか」
月「そうね・・・」
花「あ、着替えの間にまた手を出そうとして縛られた子踏んじゃった」

雪「まったく・・・ムダ足もいいとこね!」
月「まあ次の手を打つことにしようじゃん」
花「あのさ・・・」
雪・月「え?」
花「菊地真がプロデューサーと関係持ってる証拠探しておけば、追い落とす武器にできたんじゃない?」




雪・月「あ」
64名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 22:09:16.69 ID:fzoqwRsd
>>60
さすがに、これ以上続けると本当にgdgdになりそうなので終わる。
お詫びといっては何だが、簡易の短編投げる。
あずさ×P 迷子→深いキスの流れ

「あらー、ここはどこかしら?」
「あずささん、やっと見つけましたよ。ここは876プロの事務所の前ですよ。
765プロはこの近くのあの駅から6駅先ですよ。」
「助かりましたー。お礼にキスでも。」
くちゅっ、くちゅっ。
「勝手にキスをして失神してれば世話ないです。
とりあえず事務所まで連れ帰りましょう。」

終わり
65名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 22:51:32.47 ID:5pBQNjMj
ちょっと自信が出た
66名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 02:58:05.53 ID:TmfsRveV
電車→痴漢の流れなら
春香さんが適任

とか考えてたら、Pと伊織の痴漢プレーの為に乗客すべてを配下に入れ替える新堂さん
ってネタが浮かんだwww
67名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 09:14:25.02 ID:CKYHo55i
仕事場→痴女の流れなら
小鳥さんが適任
68名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 09:23:43.40 ID:TmfsRveV
小鳥さんは
事務所の椅子に二穴バイブセットされてPの外回りの間放置される
ってのが似合うと思う。
69名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 09:39:45.91 ID:gFpiR+hX
ヴィーン ヴィーン
小鳥(最初は刺激があったけど…)
ヴィーン ヴィーン
小鳥(2時間も経つと刺激になれるわー)
ヴィーン ヴィーン
小鳥(そろそろ5時…社長もいないし、今日は帰ろう)
ヴィーン ヴィーン
小鳥「よっこらせっ…と。スーパーで惣菜を買って帰ろうっと」
ヴィーン ヴィーン
70名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 09:44:15.73 ID:lTSbmsix
没ネタ

765プロの業績は下がるばかり。そこでリストラが行われることになった。
誰をリストラするのか決めるために、人事コンサルタント=首切り屋がやってくる。
「俺の仕事は企業にとって不必要な者を排除することだ」
アイドルたちは、リストラに脅える。
ことあるごとに「どうやら君は、この事務所に不必要な第一候補らしいな」。
あまりに容赦ない厳しさの首切り屋にアイドルは反抗するが、軽くいなされる。
プロデューサーに相談するが、「今までわがまま放題で俺の言うことなんかろくに聞かなかったくせに、
今更遅いんだよ」と、けんもほろろ。
首切り屋に抵抗すべく、彼の弱味を握ろうと後を付けるアイドルたち。
仕事を終えた首切り屋。女と会っている。彼女か妻かは知らないが。
そして夜の公園で……始めてしまった。
写真はバッチリ撮った。これを首切り屋につきつければ、うまくいけば形勢逆転だ。
しかし、失敗すればクビ、それどころか警察沙汰、最悪は少年院行きだ。
どうする……?
71名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 10:45:38.44 ID:FPrrIf+u
各アイドル毎にPが付いている状態だと、俺の嫁orP自慢大会があったりするんだろうか
俺の○○は毎日教え込んだ甲斐があってフェラが物凄く上手いんだ! とか
私のPはいつも激しくて立てなくなっちゃう とか
昨日は私が上になって頑張ったら凄く気持ちよかったよって褒めてもらったんだー とか
プレイ内容を報告し合って、奥手なカップルが触発されて新しいプレイに挑戦したり
酒が入ってるとそういう事もペラペラ喋りそう
72名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 11:17:42.34 ID:TSKkpylB
スワップか乱交にも持ち込めそう。
73名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 11:26:03.20 ID:uM0Fsd6P
>>69
「小鳥さん一日中入れてどうでした?」
(忘れてた……)「ア、アハーン」
なんてのがなんかの漫画であったなw
74名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 16:28:28.24 ID:Df23JTh4
75名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 17:15:10.36 ID:6IxZ5btp
IA大賞で全部制覇したプロデューサは、旅立った。
この事務所の男が高木社長しかいないのは不安だったので、876プロを併合した。

誰だこの電波を飛ばした人は。
76名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 19:10:06.33 ID:FSW0Fk7q
>>74
大島永遠のネタだったのか…!
77名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 19:34:11.16 ID:WOCNlPV2
現実的な話にも負けずにSSの中ではエロく描いてほしい
というわけで遠隔バイブ攻めモノも待っているぞー
78名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 19:38:42.42 ID:zRswIO2Y
>>66 つまり最終痴漢電車とのクロスか……

社長「特技に痴漢とありますが」
迅 「はい。痴漢です」
社長「具体的には何を」
迅 「時間を止めたり、空間を遮断したり出来ます」
社長「ふむ……ティンと」
一同「「ちょっと待てやコラ」」

生き方は別として、迅さんならP業も問題なく出来るよなってのは流石にスレチだろーか。
79名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 20:12:52.15 ID:RdygTB5e
そこは遠山万寿夫だろ
スレチだけど
80名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 20:38:07.21 ID:4pCe6Sho
もうランスPにハーレム作ってもらえばいいんじゃないかな
81名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 21:32:50.18 ID:p0GzwivW
ハーレムなら誠Pのが好みかな
82名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 21:39:27.52 ID:ahgwRkRn
千早「特技はゆうパックとありますが?アイドル舐めてるんですか?」

春香「ぐぬぬ」
83名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 21:43:48.97 ID:ga4Yw70z
>>82
誠氏ねw
>>83
アイドルは歌うだけじゃ食べていけません!
という春香さんとその言葉に感心するやよい
84名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 22:45:34.24 ID:t0bxBIeu
>>81
あなた遊戯王でも女キャラがらみでさんざん言われてたのにまだ足りないんですか
85名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 23:46:32.95 ID:+kOGQoe8
真Pだって?


とネタのつもりで言ったけど元765プロのアイドルがプロデューサーとして芸能界に復帰、
担当する男性アイドルを悔い漁るなんて電波が飛んできた
86名無しさん@ピンキー:2011/12/11(日) 23:57:57.94 ID:r4LqPBdU
>>85
律子が美少年を悔い漁ると聞いて。
87名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 01:28:19.83 ID:C6beDHVO
悔い漁る・・・!ブームのヨカーン!
88名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 01:29:34.50 ID:Wm46H9So
>>71
全員Aエンド後だとすると春香と春香Pの肩身の狭さが異常な件
89名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 02:41:34.98 ID:c4EYvEHw
>>88
逆に考えるんだ、処女&童貞な春香&春香Pが
765の全員の手ほどきで初体験…

って前スレの乱交ネタで、雪歩と愛ちゃんがやってたな
90名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 02:53:42.56 ID:llrpNhaU
>>88
しかしA未満で和間できるアイドルとなると
91名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 09:44:40.58 ID:ATAoEIHB
>>71>>72>>88>>89
前スレの乱交ネタ、とても良かったわ

これもアイマスエロSSの1ジャンルとして
似たようなのドンドン見たい…

あの乱交ネタ、サンドイッチファックあったけど
「最終的に全嫁・全P、『棒姉妹』『孔兄弟』になってなかったのが
ちょっと不満だったが…w
92名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 10:25:25.56 ID:q4lb4HUI
ちょうど100人以上のアイドルが出るゲームもあることだしね
それぞれ固有グラとセリフ持ってるんだからオリキャラと変わらないってことはないだろうし
タッグフォースのモブキャラみたいに人気が出るかも?
93名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 11:27:03.15 ID:8o2vC3U0
>>78 向こうのキャラ出さずに設定だけ引っ張ってくればイケるんじゃない?
仕事が終わって駅に向かったP、終電も行ってしまった筈なのに時刻表に載っていない電車がホームに入ってくる。
不思議に思いながらも乗り込むとアナウンスが。
『本日も最終痴漢電車を御利用頂き誠にありがとうございます。皆様どうぞごゆっくりお楽しみ下さいませ』
(最終痴漢電車……? 一体何が始まるっていうんです?)
そして車内では少女達が無数の男達に犯されていた。しかもよく見るとその少女はよく知っている顔で……
みたいな。仮に書くとするなら注意書き必須だけどね。
94名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 11:34:21.67 ID:ydbgBBgz
プロデューサーさん、デモンズハンドですよ!デモンズハンド!
95名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 13:10:57.82 ID:PVXkNczA
もう、Pと電車でそういうプレイでいいじゃない
96名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 13:20:30.75 ID:4SjBPbl4
Pはやっぱり一人のほうがいいな
97名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 13:45:18.85 ID:tSu3PZz6
つまり多重人格プロデューサー
98名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 13:49:06.77 ID:ydbgBBgz
じゃ俺は二人で
99名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 13:55:00.85 ID:D5ZjGGoK
いいや、四人だ!二+二の四人だ!
100名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 19:06:28.52 ID:NmBOR0VE
事務所のLVがあがると描写がないだけで
実際はマネージャーとか事務関係の人とか増えてんだよね?
101名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 19:25:23.83 ID:8RUVSDeZ
P「(スタッフは)多く居た方がいいですね」
社長「そうだねぇ。費用がかかるが…」
小鳥「そうですね。1人で何千万も必要ですしね…」
P・社長「え?」
小鳥「ほら、子供を大学まで卒業させると大変じゃないですか」
102名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 19:47:48.60 ID:8LElOfUf
小鳥さんが子作りしたいと聞いて
103名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 20:38:20.96 ID:/odVs9Sc
小鳥さんが子作りしたと聞いて
104名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 20:38:53.75 ID:S6GhfKOH
小鳥「子作りした!!私は子作りしたぞ!!!」
105名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 21:09:19.90 ID:TVNGNjGm
>>91
>最終的に全嫁・全P、『棒姉妹』『孔兄弟』になってなかったのが

もしそんな展開があったら、何レス使っただろうな……
後編だけでも30レス前後だし
106名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 21:19:56.64 ID:ATAoEIHB
何も一度にせずに

「『棒姉妹』『孔兄弟』嫁○○・○○Pと○○Pと○○Pと○○P編」…

みたいに、続き物みたいにすればいい
そうすればそのシーンを更に濃厚な細かい描写のシーンを一話単位で見れるしw。
107名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 21:46:42.16 ID:/1d7D4FJ
あの話の真×涼みたいなのを含めたらどれだけの話になるんだろう
108名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 22:17:03.11 ID:SVACdEkT
アイドル+そのPをコンビとして
13組から2組を選ぶなら13×12で156通り
Pから二人、アイドル二人だと計算するのも面倒なレベルwww
1090/6:2011/12/12(月) 22:26:18.73 ID:L8mNAoY4
えー、流れをぶっちぎって、唐突に降りてきたりょうりつものを。
このレスを含めて7レスほど。

☆注意書き☆
・りょうりつ
・両者ともAランク後の変則設定
・765Pがひどい目にあう
以上、三点が主な注意点となります。
110名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 22:26:30.76 ID:7970sGFo
P×全アイドルの結婚生活なら考えた事あるが、生活面描くのに満足したのと性生活の大変さで頓挫した
111催眠術なんてあるわけない1/6:2011/12/12(月) 22:28:43.23 ID:L8mNAoY4

「三、二、一……はいっ」
 カウントダウンの後、顔のすぐ前で、ぱちんと指を鳴らす。その音に驚いたように目を見開き、ぱちぱちとまぶたをしば
たたかせる律子姉ちゃん。
 彼女は僕のほうを見ると、うっすらと笑みをその唇に乗せる。嬉しそうに、そして、慈しむように。それから、彼女――
日本中に知らぬ者などいない元トップアイドルで、僕の従姉で、いまは僕のプロデューサーで、恋人でもある秋月律子は、
こう囁くのだ。
「ご主人様……」
 と。
 『催眠』にかかったいま、彼女は僕のペットなのだから。



「はあっ、ご主人様、ご主人様、ご主人様、涼……っ様ぁっ……!」
 荒い息と切羽詰まったような呼び声。それに混じるのはなにかの液体を柔らかなものがかき混ぜるような音。そして、粘
膜と肉が絡み合う、いやらしい、実に甘美で、喜悦をもたらす感触。
 僕のものに夢中になってむしゃぶりつく律子姉ちゃんの頭をなでてやる。くすぐったげに、そして、嬉しげに体を蠢かし、
僕の脚にその裸体をこすりつける姉ちゃん。
 豊かな胸も、柔らかなおへそも、そして、温かな蜜を漏らす秘所も使って、僕に喜びと服従の意を伝えようとする。
 その間も美味しいものでも味わうように舌を動かすのは忘れない。
 ずうっと舐め続けているせいで、もう姉ちゃんの綺麗な顔はよだれと汗でべちゃべちゃだ。首筋まで自分の出す体液で汚
しながら、彼女は僕のペニスを一時も離そうとしない。
 いや、よだれと汗だけじゃなかった。
 僕のことを見上げる目からは、涙がこぼれている。嫌悪ではなく、喜びのそれが。
 僕はそんな律子姉ちゃんを、とても綺麗だと思った。
112催眠術なんてあるわけない2/6:2011/12/12(月) 22:31:27.75 ID:L8mNAoY4
 僕と律子姉ちゃんがこういう関係になったのは、一年ほど前の事だ。
 アイドルを引退し、765プロの別ブランドを起ち上げて独立したはずの律子姉ちゃんが876プロにプロデューサーとして入
社してきて……また色々とあった後のこと。
 あの頃の律子姉ちゃんと来たら、それはもう見ていられないくらい落ち込んでいた。
 なにしろ、自分の元プロデューサーでビジネスパートナーとして独立したはずの男性が何の前触れもなく失踪して事務所
を畳まざるを得ず、心機一転プロデューサー修業のためにと876に入社してみたものの、お目当ての尾崎さんは律子姉ちゃ
んと絵理ちゃんを見捨てて、これも行き方知れずになり……。
 律子姉ちゃんは、自分が不幸を招き寄せる源泉なのではないかと思い悩んだ。そんなことがあるはずないのに。
 でも、僕らの声はなかなか届かなかった。なにもかも投げ捨てて、引きこもってしまうのではないかと心配するくらいに
沈んでいた。
 その頃、友人の夢子ちゃんも、同じように苦しんでいた。僕は、二人に夢を捨てて欲しくはなかった。諦めて捨て鉢にな
って欲しくなかった。
 そんなこともあって、僕は決意した。いろんな人の手助けを受けて、女性アイドルとして活動してきた自らの虚飾を告白
し、そして、男性アイドルとしての一歩を踏み出すことにしたのだ。自分の夢を叶えるための一歩を。
 そうした僕の行動になにか感じてくれたのだろう。律子姉ちゃんは、僕と一緒に再び夢への道を歩み出そうと立ち上がっ
てくれた。
 彼女は、公的には僕と絵理ちゃん、愛ちゃん三人のプロデューサーとなり、私的には僕の恋人となったのだ。そうそう、
夢子ちゃんも別の事務所に移ったらしい。
 ベッドを共にするようになったのは、恋人たちの成り行きとしては当然のことだろう。特に僕たちは同居していたから、
そこに至るのに支障はなかった。
 うちの両親や、律子姉ちゃんのおうちの人からすれば、親から離れての暮らしとはいえ変なことが起きないよう親戚同士
で押し込めたつもりだったろうけどね。
 ただし、『こんな風』になったのは、もっと後のこと。



 お尻を一生懸命に持ち上げて、律子姉ちゃんは腰をくねらせる。力を抜いたり入れたりして僕のものを呑み込んだ肉の壷
を蠢かせ、身体全体も律動させて僕のペニスに快楽を送り込もうと努めている。
 彼女の動きに応えるように肉の棒を突き入れると、律子姉ちゃんは本当に嬉しそうな嬌声をあげる。
 日本中に恋の歌を届けたその喉が、僕だけのために愛を叫ぶ。
 僕のものを包む、とてつもない熱。律子姉ちゃんの体液と肉襞と、僕のペニスが絡み合い、音を立て、いやらしい匂いを
部屋中に蔓延させる。
 汗と涙とよだれ、精液と愛液。そして、それらが混ざり合った匂い。けしていい匂いとは言えないだろう。けれど、脳み
そをかき混ぜられるように興奮する香りでもある。
 僕は彼女の背中で遊ばせていた手に力を込め、律子姉ちゃんの腰をぐいとひきよせると、遮二無二突き上げた。
「ああっ! だめ! おかし、おかしくなっちゃ……!」
 形ばかりの抵抗の声を、彼女はあげる。羞恥心など捨て去ったかのように僕に奉仕していたというのに、思わずそんな声
をあげることそのものが、この全てが茶番であると証明している。
 そう。都合の良い催眠術なんてありはしない。
 彼女は、僕に催眠術をかけられたという態を取って、性の饗宴で思うさま自由に振る舞っているだけなのだ。
 体の深いところからこみあげる衝動と、それが弾ける快楽。その強烈さに意識を手放しそうになりながら、僕は律子姉ち
ゃんの最奥に熱い液を吐き出していた。
113催眠術なんてあるわけない3/6:2011/12/12(月) 22:33:19.96 ID:L8mNAoY4
 あれは、僕が雑誌チェックをしているときのことだった。
「すごいね、この特集。催眠術で愛しのカレを手に入れよう! だって。そんなことできたら苦労しないよね」
「催眠術ねぇ……」
 自分たちの記事を切り取った後の女性誌をそうやって示してみせると、律子姉ちゃんは自分が読んでいた書類を少し脇に
避け、苦笑しながら、その雑誌を受け取った。
「たとえ暗示をすり込まれたって、結局はその人の意思に極端に反することは出来ないと思うけど。おまじないとおなじよ
うな感覚なのかしら」
「そうかもね」
 記事に目を落とす律子姉ちゃんを他所に僕は別の雑誌に取りかかった。それで、その話は終わったとばかり思っていたが、
その後も律子姉ちゃんは雑誌を読むでもなく、手に持ったデュポンのボールペン――僕が贈ったものだ――でつつきながら
何ごとか考えているようだった。
「ねえ、涼」
「ん?」
「あんたは誰かを操りたいとか思うこと……ある?」
 あはは、と僕は笑って首を振った。あるわけがない。こんなに幸せな今があるのに、誰かを操ってどうするというのだろ
う。
「でも、もっと私に素直になって欲しいとか、かわいげを持って欲しいとか思うでしょう? 外では涼のこと相変わらず弟
扱いだし、プロデュースでは身内ってこともあって厳しくあたらなきゃいけないし……。そのくせ、家でも……」
 律子姉ちゃんは目を伏せながら、そんなことを言う。ある種、実に律子姉ちゃんらしい態度ではあるのだが、これを放っ
ておくとどこまでも落ち込んでしまう。
「律子姉ちゃん」
 僕は姿勢を正し、真っ直ぐに――たとえ、姉ちゃんが眼鏡の奥に逃げ込むようにして目を落としていても――彼女の顔を
見つめて、はっきりと言葉を紡いだ。
「僕は律子姉ちゃんが好きなんだ。妙なことになった律子姉ちゃんなんてイヤだよ」
「……ありがとう」
 何度か口を開こうと躊躇ったあとで、おそらく、いくつかの言葉を呑み込んで、律子姉ちゃんは頬を赤らめ、それだけ言
った。
 それだけで、十分だった。
114催眠術なんてあるわけない4/6:2011/12/12(月) 22:35:02.83 ID:L8mNAoY4
 そこで、彼女は声の調子を変えて、ふざけるように僕に訊ねかけてきた。
「でも、私自身は変わりたいと思うこともあるわよ。涼、あんたもそういうことはない?」
「あー……うん。それはね……。もう少し感情的にならなければって思う事もあるし、逆に感情を抑えられればって思うこ
ともあるよね」
「そういう、なんていうか、自分自身の気持ちの後押しとか、そういうのは欲しいことあるわよね。これも、そういうもの
かも」
 ちょいちょいと雑誌を押し出すようにして、律子姉ちゃんが言うのに、僕はちょっと考えて、ぽんと手を打った。
「ああ、そっか。催眠術かけられるような相手なら、元々親しいわけだしね。結局は、親交を深める手段ってこと?」
「ええ、きっと」
 そこで、律子姉ちゃんはテーブルの上に身を乗り出して、さらにからかうように僕を上目遣いで見やった。そんな姿勢を
とると、シャツを押し上げるように豊かな乳房が盛りあがっているのがどうしても目に入ってしまう。
「それで、涼。あんたが私にかけるとしたら、どんなのを選ぶ? ほら、こっちにはえっちなものまで載ってるわよ」
「えー、なに言ってるんだよ、律子姉ちゃん」
 その時、僕は彼女の瞳を見た。誘うような、すがりつくような、瞳。
 そう、寝室で恥ずかしげに僕のことを見つめるときにしか見せないような色の。
「ねえ、なにを、望む?」
 掠れた声に、僕は、つい漏らしてしまったのだ。

 きっと、僕への負い目というやつなのだろうと、いまでは推測している。
 僕にとって律子姉ちゃんが初めての女性であったのに対して、律子姉ちゃんは僕と初めて体を重ねた時には既に男を知っ
ていた。逃げ去ったあいつと、関係していたということだろう。
 僕自身はそんなことを気にしたことはなかったのだけれど、律子姉ちゃんは気に病んでしまった。律子姉ちゃんのことだ
から、僕に立ち直らせてもらったのに初めてを捧げられないなんて……という風に考えてしまったに違いない。
 そうして、その気がかりを解放する機会が、催眠術なんてものだったというわけ。
 夜の生活に刺激を与えられるものであればなんでもよかったのだろうけれど、恥ずかしがり屋の姉ちゃんにとっては、『
自分の意思ではなく』振る舞えるというのが重要なポイントなのかもしれない。
 ただし、『色々と我慢したりせず甘えて欲しいし、遠慮せず好きなように接して欲しい』という僕の願いが、なぜ僕に隷
従するという形に変化したのかはよくわからない。
 まあ、こうして喜んでいるところを見ると、おそらくはこれが彼女にとって遠慮がいらない状況なのだろうけど。
 僕は息も絶え絶えになっている律子姉ちゃんを壁にもたれかかるようにして立たせ、その片足を持ち上げて思い切り露わ
になった彼女の恥ずかしい場所を後ろから犯しながら、そんなことを考える。
115催眠術なんてあるわけない5/6:2011/12/12(月) 22:36:50.73 ID:L8mNAoY4
「涼、涼、涼……さまぁ……」
 もはや口を閉じていることもできないのかしまりのないだらしない表情で、彼女は僕の名前を呼ぶ。壁に肩をおしつけ、
首をこちらに向けて、ちろちろと舌を伸ばしてキスをねだる様子は、まさにペットのように可愛らしい。
 僕は体を伸ばし、口づける。その体勢のせいでよけいにペニスが彼女の内奥にねじこまれ、ため息のような喘ぎを彼女は
漏らす。
 僕の唇と律子姉ちゃんの唇の合間から漏れるその喘ぎを吸い込むように、僕は息を吸い、ついでに彼女の唾液も吸い取っ
た。ぐちゅぐちゅと舌と頬でそれをかきまぜ、泡立てたところで彼女の口腔へ戻す。律子姉ちゃんは躊躇うこともなく、そ
れを嚥下した。
 淫蕩に濡れた瞳が、僕の視線と絡み合う。お互いの中に浮かんだ興奮を二人とも承知していて、さらなる体の動きへとそ
れは繋がっていく。
 律子姉ちゃんが耐えきれないというように唇を離し、壁にはりつくように手を伸ばす。
「ああぁああああああ!」
 体の中からこみあげてくるものを制御できないのだろう。快楽の喘ぎというよりは、獣の咆哮のような息を吐き出し、律
子姉ちゃんは絶頂に達した。
 そして、僕も一拍だけ遅れて、再び姉ちゃんの肉の中に射精した。


 律子姉ちゃんとのセックスで、僕は萎えたことなどありはしない。
 何度彼女の中に射精しようと、何度彼女に精を飲ませようと、彼女の穴という穴を犯しつくそうとも、僕の性欲は収まる
ことはなかったし、律子姉ちゃんもそれを拒むどころか嬉々として受け入れた。
 僕らが睦み合いを止めるきっかけは、いつも翌日の予定であり、その後の体調を考慮してのことに過ぎなかった。
 そう、僕らは、本当にお互いを貪り合うことに夢中なのだ。僕は僕であるままに、姉ちゃんは『催眠をかけられた牝奴隷』
である間は、ずっと。
 いまも、そして、たぶん、これからもずっと……。催眠術なんて言い訳を続けながら、僕たちはなにもかも忘れて貪り合
う。
 さっき出した精液が逆流する中、僕は、さらに硬度を増したそれで、律子姉ちゃんの奥をこつこつとノックする。
 絶頂の余韻の中で呆けたような表情をしていた律子姉ちゃんがこちらを振り向き、そして、その顔が愉悦と好色に彩られ
る。
「ベッドに行こうか」
「……はい」
 つながったまま歩く。お尻を叩き、律子姉ちゃんを辱め、その崩れ落ちそうな脚をからかう。
 そんなことをしながら、僕らはベッドへたどり着き、その夜何度目になるかわからない新たな睦み合いに突入していくの
だった。
116催眠術なんてあるわけない6/6:2011/12/12(月) 22:39:10.90 ID:L8mNAoY4
「秋月さん、大変よ!」
 翌日、出社した僕たちを迎えたのは、血相を変えた石川社長であった。
「どうしました?」
「さっきからニュースやワイドショーでやってるんだけど……」
 指し示す画面には、以前は見慣れていた顔が映っている。そう、一年と少し前、姉ちゃんを置いて失踪した、あの人だ。
「なんで……!?」
「961の事務所を襲おうとしたらしいわ」
 信じられない、という表情で言う社長に、僕たちは揃って絶句する。
 けれど、完全に硬直してしまって思考停止している律子姉ちゃんに比べれば、僕はまだ頭が回っていたほうだろう。
 テレビ画面から流れてくる情報を総合すれば、こうだ。
 今日未明、961ビルの駐車場から侵入しようとした彼……容疑者は、警備員三人を殺害、駆けつけた警察の幾人かも殺傷
し、さらには手製の爆弾でビルの一部に放火して、最終的に取り押さえられたものの、自身も重体であるとか。
 ドラマでもそうそうお目に掛からない凶悪な出来事に、僕は改めて呆れかえってしまった。
「あなたは……なんだったら今日は家に戻ってもらっても」
 社長が、律子姉ちゃんに優しく語りかけているのが聞こえる。顔を真っ青どころか白くした律子姉ちゃんは寒くてしかた
ないかのように自分自身を抱きしめている。
「わ、私……」
 僕はあわてて律子姉ちゃんの横に駆け寄った。
「大丈夫、僕がいるよ」
 腕を取り、ぎゅっと手を握る。小刻みに震えていた律子姉ちゃんの体の震えが少しだけ収まったようであった。
「涼……」
「僕が、いる」
 僕の存在を、温もりを伝えようと、律子姉ちゃんの手を両手で包み込む。姉ちゃんは一つ頷くと、目に光を取り戻した。
「いえ。……ここに……事務所にいます。私の居るべき場所に」
「そう。じゃあ、会議室に。高木社長とも電話が繋がっているから、ひとまず話しあいましょう」
「はい」
 社長に促されて、律子姉ちゃんは会議室へと消えていく。一度だけ振り返って僕のほうを見る彼女に手を振りながら、そ
れにしても、と僕は考えていた。
『秋月律子を標的とした陰謀が張り巡らされている。これを解決できるのは貴方だけだ』
 彼にはそんな暗示をかけはしたが、まさかこんなことになるとはね。地下に潜ってありもしない陰謀を追いかけてくれる
だけでよかったというのに。
「まったく、どう働くかわかったものじゃないね」
 そう。
 都合の良い催眠術なんてあるわけないのだ。
117名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 22:40:38.59 ID:L8mNAoY4
以上であります。
涼ちんはどうしても絶倫のイメージが。
118名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 23:12:31.17 ID:llrpNhaU
ゎぁぃ。ダーク涼ちんくろーい
119名無しさん@ピンキー:2011/12/13(火) 09:03:18.97 ID:mdppLRpo
最初の段階で止めとけば良かったのに
涼ちんェ…
120名無しさん@ピンキー:2011/12/13(火) 09:30:11.50 ID:2ZKvsBTP
>>117
GJです。乱れる律子姉ちゃんが美しかった(小学生並みの感想)
121名無しさん@ピンキー:2011/12/13(火) 13:58:36.68 ID:zS0jscA/
GJ

ところで凄いもの拾った
やよいの将来予想
http://livedoor.blogimg.jp/goldennews/imgs/6/2/621689ea.jpg
122名無しさん@ピンキー:2011/12/13(火) 16:58:47.08 ID:sbaQ8eJq
>>117
何気におざりんも樹海コース? 実験台にされたのかな
123名無しさん@ピンキー:2011/12/13(火) 18:26:40.96 ID:jEbfs9Ga
>>117
GJ、黒い涼ちんもいいな

>>121
これいいよな。実際こんな感じに成長しそう

みんなの5年後、10年後みたいなのも見てみたいよなぁ
今おいしく頂いちゃうのもいいが、数年後にようやく思いが実って……って感じの話も見たい
もちろん既にPと結婚済みでラブラブでもいい
124名無しさん@ピンキー:2011/12/13(火) 23:24:02.94 ID:60WjAeDE
もちろん既にPは結婚済みで修羅場でもいい

って書かれるのかとオモタ
125名無しさん@ピンキー:2011/12/13(火) 23:51:24.62 ID:5mglH1/+
千早の子供が中の良い姉弟だったら・・・・・・
126名無しさん@ピンキー:2011/12/13(火) 23:59:19.54 ID:jPUw5zWw
歴史は繰り返す…か
127名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 00:21:17.60 ID:0f8qDWSL
千早なら繰り返させないよ、きっと・・・
仲の良い娘息子を見て弟のことを思い出しつつ、それでも千早には笑って欲しいね

将来というと美希がどうなってるのか気になる。子供出来たら覚醒みたいに茶に戻しそう
あとやよいはやっぱり大家族になるのかね
128名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 00:44:16.12 ID:jMEg6cdu
千早の問題は両親の問題なわけで、旦那がしっかりしてれば繰り返しは起きずに済むさ
129名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 00:49:18.03 ID:jCNo61a4
でも男の子には弟の名前をつけるんだろうな
130名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 01:10:12.38 ID:MxJNnIn2
誰かを庇って、はねられる事に定評のある美希Pを
千早が寝取る流れですか?
131名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 07:10:09.31 ID:M7YPgUVS
千早と美希でデュオを組んでてPが美希を庇って
跳ねられたりしたらその後、無事でもデュオ間はギスギスしそう…
互いにPへの想いが強くなったり…
132名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 07:31:30.83 ID:HRuW/hG4
このスレでそれ書かれてもどちらが彼を愛しているかPの病室で3Pになる
展開しか出てこなかった俺はたぶん幸せ者
133名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 07:55:00.89 ID:3DQ0ziiA
>>106 >>108

その

「アイドル&相方のPと他のP」、

或いは

「全穴、他のP、相方は見てるだけ…」のパターンも何か良さそうw


上のパターンでは
相方のPにマンコ責められながらも他のPのにあなるを責められ
「(自分の)Pのも○○Pのも凄い〜っ!」で

下のは
相方のPに見られながら全穴をほかのPにズポズポされて
「(自分の)P以外のチンポでこんなに感じちゃってるぅ〜っ!(戸惑いと快感)」

なシーンとか
134名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 08:30:40.61 ID:Xk7ujxau
一人のアイドルが全Pを食っちゃう話で
135名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 08:44:43.17 ID:aZa5depd
>>134
貴音さんですねわかります

複数P出てくると呼ばせ方困るんだよねw
春香が「プロデューサーさんのも千早ちゃんのプロデューサーさんのも凄い〜っ!」
って言ったりするとゲシュタルトが崩壊する
136名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 09:00:41.96 ID:yqm5nSqb
ダーリンとかハニーとか兄(C)をうまく使えば…無理があるかw
137名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 09:31:16.86 ID:9xB9lsmT
>>135
一人旦那にして他もう一人だけ出せば呼び方変わるんじゃん?
三人以上P出すのは無理やな

>>123も考えて旦那にした時の呼び方変化を考えてみた
春香:プロデューサーさん→(下の名前)さん→子供ができたらおとうさん
千早:プロデューサー→あなた
美希:プロデューサー(さん)→ハニー→子供の前ではお父さん
雪歩:プロデューサー→(下の名前)さん
伊織:あんた→あなた(たまにあんた)→子供の前ではパパ
あずさ:プロデューサーさん→あなた
律子:プロデューサー→あなた、ダーリン(H時)
亜美:兄(C)→(下の名前)
真美:兄(C)→あなた
やよい:プロデューサー→(下の名前)さん→子供の前ではお父さん
真:プロデューサー→あなた、ダーリン等(H時)
貴音:あなた様→あなた、(下の名前)さん
響:プロデューサー→(下の名前)
愛:プロデューサーさん→(下の名前)さん→子供の前ではパパ
絵理:プロデューサー→あなた、(下の名前)さん
彩音:プロデューサー、おマエ→あなた、ハニー等(H時)
夢子:あんた→(下の名前)
138名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 09:53:09.81 ID:o0pFXQrL
三人までなら
ハニー・プロデューサー・そこの人
139名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 10:46:12.81 ID:rQCF0xYw
>>137 そして小鳥さん(オチ担当):あンた────ッ
ちなみに最初、彩音なんてキャラ居たっけ? と本気で悩んでしまった
140名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 15:47:33.90 ID:3DQ0ziiA
>>135
三穴+a時での各Pの呼び方なんだろ?

んなもん前スレの乱交SSみたいに簡単に

・自分のは「P(プロデューサー)」、

・他人のは「○○P(●●のP)」←●に誰のPかの名前を書く

で、いいんでね?
141名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 16:25:07.81 ID:dVoDGPdL
>>140
たぶんキャラのセリフなんかで、例えば春香が千早Pを呼ぶのに「千早ちゃんのPさん」とかになると冗長じゃね?って話だと思う
呼び捨ての間柄、例えば逆に千早が春香Pを呼ぶと「春香のP」で済むんだけどさ

こればかりは仕方ないと思うけどね
142名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 16:27:25.17 ID:Eh1YJRS2
渾名をつければいいんじゃないか?
143名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 16:28:03.11 ID:TrEmsCqa
乱交の話題でもちきりだな
144名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 17:15:18.65 ID:Xk7ujxau
>>142
ボスとかジーパンとかだな
145名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 17:27:44.28 ID:f/Mxw16N
中には影でこっそり「あの早漏」とか「仮性人」とか「タートルネック」とか呼ばれるPも出てくるんだろうと思うと
146名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 18:20:53.58 ID:eQudMheS
尾崎プロデューサーが尾崎さんといわれてることを
考えると苗字さん呼びが自然だと思うの
147名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 21:42:38.56 ID:M3rGHnYO
尾崎さんを「玲子」って予備隊
148名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 21:55:49.46 ID:6QwIzatU
低ランクなりきりプレイとか思いついた。
まだ出会ったばかりの頃をイメージして、以前のように振る舞いながらもセックスになだれ込む
言葉だけは演技で嫌がりつつも、普段とはまた違う刺激でくらくらになるアイドル。何も知らないアイドルを蹂躙している気分になるP
ガムシロップとメープルシロップを鍋一杯に注いだ物を煮詰めて抽出した固形物のような甘いエッチが楽しめるんじゃないか
149名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 22:05:25.93 ID:JMl1FSXZ
それと似ているんだけど、NTRとか枕のイメプレ構想してるんだ。
Pの完全な趣味なんだけど「演技力向上のためだ!」などと
言いくるめて。
150名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 22:21:02.60 ID:9JbJ95p7
広井王子さんはお帰りくださいw
151名無しさん@ピンキー:2011/12/14(水) 22:38:23.63 ID:eQudMheS
>>147
尾崎さんまなみさんはもっと増えていいと思うの
152名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 00:31:25.85 ID:XJoei57o
小鳥「Pさんだけのアイドルになりたいです(キリッ」

153名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 00:37:57.73 ID:u3XLLUoL
>>152
P「じゃあ、愛奴瑠になってもらいましょうか」
154名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 03:35:25.14 ID:CjYW919W
>>148

なんだろう……千早以外の光景が思い浮かばないww

強いていうなら、伊織美希あたり?
155名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 15:54:05.70 ID:XdlcPugl
>>154
雪歩なんかどうよ?
怖がりまくってた時代の再現しながらH
156名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 19:12:05.71 ID:hcGPdyau
今日の夜中に、貴音x涼のヴァンパイアものを投下したいですがいいですかね。

……と自分を追い込んでみる。
もう少しで完成しそうなのでw
157名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 19:14:53.21 ID:e61I7c8m
りょうちんおひめちんの
ちんちんカポーでちんちんがマジチンチン
158名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 19:16:51.12 ID:g82ONqvE
>>155
ほぼ間違いなく接触さえもままならない。
というより、犬が出てきた瞬間に全力で逃亡するかと思われ。
無理やり抑え込めばほぼ確実に残念なことになるし。

それより思い浮かんだのは、別世界に漂流したアイドルとP。
剣と魔法の世界で、2人はどう生きていくのだろうか。
基本的に、Pが戦士で、アイドルが魔法使いっていうのがいいとは思うが。
まれに、逆のほうがしっくりくるのもいるがな。
1ミッション終了ごとに交わるのはお約束。
159名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 19:24:34.91 ID:HbTMtsnz
異世界カップルと言えばカズマだな
160名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 19:27:08.96 ID:AJzA3dxf
>>158
P武士「帰ったぞ」
千早「お疲れさまです。湯漬けを用意しますね」
P武士「そういえば、首をとったんじゃ」
春香「首ですよ!首!」
律子「さっそく、化粧を施して首級を整えますね」
161名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 19:27:10.03 ID:bfU/h3nI
senkaスレのテンプレ化した一節を貼るのはやめろ!
162名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 22:15:16.21 ID:hcGPdyau
駄目ってことはなさそうなので、投下します。
いつか書きたかった吸血鬼ものをば。
当初は全ての魔を祓う『聖なる毒血』を持つ夢子ちゃんと吸血鬼の涼ちんのラブストーリーとか
考えていたのですが、形にならなかった(特にエロ)ので、今回は貴音さんで。

注意点としては
・たかりょう あるいは、りょうたか。もしくはちんちんコンビ。
・お姫ちんはヴァンプ。
・魔物的セックス。
といったところでしょうか。
では、10レスほど。
163碧の魔眼1/10:2011/12/15(木) 22:16:59.45 ID:hcGPdyau
「大丈夫ですか? やっぱりスタッフの人にお医者さんの手配をしてもらうほうが……」
 一人の少年――いや、青年と言うべきか――がそんなことを言いながら、女性を抱えるようにして歩く。柔らかな印象の、
ともすれば可愛らしいと思えてしまう彼の肩に体をあずけている女性は、銀に輝く髪を振った。
「いえ、休めばなんとか……。あまりことを大きくしたくありませんので」
「そうですか?……ともかく、控え室に」
 言いながら、彼――秋月涼はテレビ局の廊下を急ぐ。彼に抱えられるようにして歩く四条貴音の身を案じて。
「律子姉ちゃんを呼んできますね」
 貴音の楽屋に入り、彼女を椅子に座らせたところで、彼はそう声をかけた。
 秋月律子――彼の従姉でもあるが、世間的には元トップアイドルとして有名であり、業界ではアイドルから765プロのプ
ロデューサーに転身した女性として知られている。現在、貴音を担当しているのも彼女なのだ。
「いえ、律子嬢は時間になれば、戻って参りましょう。それより、出来ましたら、傍にいていただけないかと……」
「あ、そ、そうですね。わかりました」
 体調が芳しくないのだろう。白い膚をさらに白くして、彼女は細い声で頼んでくる。その様子に頬を赤らめながら、涼は
声を張った。年上の女性に頼られている状況が嬉しくもあり、気恥ずかしくもあり、また、同時に緊張もするのだろう。彼
は落ち着かなげに辺りを見回した。
 部屋の奥、畳み張りになっている部分を見つめ、彼女をそちらに移したほうが楽になるのではないか、などと考えていた
のかもしれない。涼は、貴音がなにか物欲しげな表情で彼のほうを見上げているのに気づくことが出来なかった。
「秋月、涼」
「は、はい!?」
 目を落とすと、小豆色の瞳と視線が交わる。涼はどぎまぎする自分を内心で叱咤して、彼女にまっすぐ向かった。
「実はわたくし」
 言いながら、貴音は照れくさそうに目を伏せる。
「お恥ずかしながら、飢えているのです」
「え?……お、お腹すいてるんですか? それなら、えっと、チョコレートがたしか……」
 慌ててポケットを探り、スティック状のチョコレート菓子を取り出す涼。だが、貴音はそれを受け取ろうとはしなかった。
「それでは、だめなのです。この餓(かつ)えと渇きには」
 大仰な物言いに彼女の顔を見つめた涼の視線が、赤い瞳と絡み合う。
 赤……?
 彼は疑問に思う。
 たしかに貴音の瞳は褐色で、見ようによっては赤みがかってもいる。しかし、こんなに近距離で、しかも灰の中に埋まる
燠火のように暗く赤い色に見間違えるはずがない。
164碧の魔眼2/10:2011/12/15(木) 22:18:42.91 ID:hcGPdyau
 秋月涼の頬を、冷たい汗が流れ落ちる。我知らず体を離しかけ、彼ははっと気を取り直す。
「と、ともかく喉も渇いているっていうなら、スポーツドリンクでも飲みましょう。ね? 僕、買ってきますから」
 なぜだかなだめすかすように言う彼の脚は、しかし、そこから動こうとしない。
「必要ありません」
 貴音のほうは調子を変えるでもなく続けている。気のせいか、瞳の赤はさらに明るさを増し、まるでそれ自体が光を放っ
ているかのように輝きだしていた。
「この渇きを癒やせるものはすでにここにあるのですから」
「え?」
「そう、ここに」
 絡みつく腕の感触を受けて、声にならぬ声が彼の喉から漏れた。疑問に思う事はいくつもあったろうが、どれも言葉にな
らなかった。
「秋月涼、あなたの生命こそが、わたくしの永遠の渇きを、一時なれど癒やしてくれるのです」
「いの……ち?」
 けく、と奇妙な音が、彼の喉の奥で鳴る。それでも動けなかったのは、けして、彼女の手が彼の腕にかかっているからだ
けではなかった。
「ああ、誤解させてしまいましたでしょうか? 生命と言っても、全てをいただこうというわけではありませんよ。そう、
なにも殺そうなどとは思ってもおりません」
 貴音の唇が笑みの形を刻む。しかし、それは笑顔であったろうか。もしそうだとしたら、笑顔とはなんとまがまがしいも
のであることだろう。
 見よ、その唇を割り飛び出してきたのは、真白き牙ではないか。
「秋月涼という個を構成する生命のひとかけら。そう、わずかなひとかけをいただければ、この渇きは収まるのです」
 かちゃん、という金属音がやけに大きく響いた。それは、楽屋の鍵が閉まる音。部屋の中にいるのはたった二人。そのど
ちらもドアには近づいていないというのに、内側からしか閉まらない鍵は、いま、たしかに閉まった。
「たか、ね……さん」
 苦しげに掠れた声が、涼の唇から漏れる。言いしれぬ恐怖と貴音の発する圧力に、彼は立ちすくむしかなかった。
「そう怯えずともよいのですよ」
 貴音の瞳がさらに力を増し、赫々たる光を放つ。もはや涼の視界は血の霞のようなもので覆われてしまっていた。
「吸血の徒などと言われることもありますが、牙を突き立て赤い血潮を飲み干すは子をなすため。渇きを癒やすだけならば、
もっと楽な……そう、お互いに楽しめるやり方というものがあるのですから」
 意識が赤い闇の中に落ち込んでいく中、三日月のような形を作る貴音の口元と、その唇をなめる長く真っ赤な舌だけが、
彼の意識に焼き付いた。
165碧の魔眼3/10:2011/12/15(木) 22:20:23.34 ID:hcGPdyau
「はあ、はあ、はあっ……!」
 貴音の言葉に抗えぬまま、秋月涼はその膚を全て晒し、畳の上へ体を横たえていた。
 男とは思えぬほどなめらかできめ細かい膚。女と見まがうほどに可愛らしい顔立ち。一種倒錯的な美がそこに生じている。
 しかし、その股間では全体の印象を塗りつぶすほど巨大なものが屹立していた。
 赤黒く怒張し、小刻みに震えるそれは、しかし、彼自身からしても異常な事態であった。彼も立派な男であるから興奮し
て大きくなるのは当たり前に経験している。だが、これほど張り詰めたことが過去にあったろうか。
 まるで射精寸前のようにふくれあがっているそれは、さらに勢いを増し、子供の腕ほどもあるようにも見える。
 体中の血液がそこに集まってしまっているのではないかと心配になるほどの勃起は、彼に紛れもない苦痛を与えていた。
 それでも、止まらない。
 彼の脳は、自らの体の発する危険信号を受けても、さらなる血流の集中を求めている。
 目の前に立つ女性によって引き起こされる興奮によって。
「おや、なにもしていないというのに、そのように猛って」
 彼を傲然と見下ろす貴音もまた一糸まとわぬ姿であった。
 ビスクドールの如き白い膚。そこに流れる銀の糸。ゆたかな体躯を惜しげもなく見せつける彼女は、その赤い瞳と牙も相
まって、この世ならざる美しさを体現していた。
 彼女が動く度、銀の髪が膚の上を滑り、乳房を隠し、あるいはちらりと見せてひきたてる。彼女が言葉を発する度、赤い
赤い唇が蠢き、つややかな吐息が空間を満たす。
 なんでもない楽屋でさえ、彼女が居れば王城と化す。彼女こそ銀の女王であった。
 苦しげに顔を歪め、荒い息を吐きながら、涼の視線は彼女から離れることがない。
 きゅっと引き締まった足首。豊かな胸と、その頂点に揺れる鴇色の突起。しっかりとは見えずともその存在感を主張する
臀部。銀の糸が揺れる股間。
 彼の視線は忙しなく動き、彼女の美しさを存分に味わおうとするかのように凝視し続けている。しかし、最後に引き寄せ
られるのは、常にその瞳であった。あるいは、彼は、その赤く燃える眼から逃れるため、彼女の肢体を見つめていたのかも
しれない。
 だが、人にあらざる赤光を放つその瞳に、彼の意識はがっちりと掴まれている。優しく、そして、冷酷な光をたたえるそ
の瞳。
 悠然と彼を睥睨していた貴音が不意に膝をつき、隆々と立ち上がる怒張に顔を近づけた。そして、思い切り鼻から息を吸
う。
「ああ……」
 感極まったように彼女は身をのけぞらせる。形いい乳房がぶるんと揺れた。
「鼻が曲がりそうなほどに臭い……よい香りです」
 けなしているのかほめているのかよくわからない言葉を彼女は告げる。しかし、その声はたしかに嬉しげであった。
「牡の香り」
 ちろり、と舌が伸びて唇を舐める。その途端、涼の体に電撃が走った。張り詰めすぎた苦痛はそのままに、それに勝る快
楽が彼の腰から頭までずんと突き抜けたのだ。
 貴音の指が彼の肉棒にかかった、それだけで。
「口で吸うだけに留めようと思っておりましたが、これは身体全体で味わってみてもよい素材やも。さて、いかがいたしま
しょうか?」
166碧の魔眼4/10:2011/12/15(木) 22:22:13.61 ID:hcGPdyau
 やわやわと玉袋をなでる感触が、加わる。やさしく皺を広げるようになでられ、もう一方の手で亀頭の先を包むように触
れられる。それだけで、とてつもない快感が彼を襲っていた。
 美女にいじられているというそれだけでは、けしてない。想像も出来なかったほどの喜悦に、涼の体はかえって悲鳴をあ
げていた。普通ならば、射精によって解放されるはずの愉悦が、体の中で暴れ回る。
「かっ……はっ!」
 涼の体がのけぞり、跳ね上がる。異常な程の快感に、脳が精液を放出するべく筋肉に指令を与えたというのに、それが成
されず、彼はのたうちまわる。
「ああ、そうそう」
 ふと思い出した、とでも言いたげに、貴音は泰然とした声を出す。
「言い忘れておりました。わたくしの許しなく精を放つことは出来ませんので、そのように心にお留めを」
 言いながらも、彼女の指はしっかりと涼のペニスに絡みついている。先走りの液を彼自身に塗りたくり、竿をこすりあげ
る動作は、さらなる快感を送り込んでいる。許容限度を超えた喜びにばたばたと男の体がはねる。
「さて、どちらになさいます? 口で嬲るか、それとも我が内奥を味わうか」
 にちゅにちゅと音をたてながらしごきあげられても、射精は許されない。放出寸前の、脳が焼き切れそうな感覚の中で、涼は回らぬ舌に力を込めた。
「りょ……両方……で」
「おや」
 驚いたように眼を丸くする貴音。妙に幼くも見えるその表情は、完全に意表を突かれたことをよく示していた。
「これはこれは。さすがのお答え。男子たるもの、そうでなくては」
 彼女はにんまりと笑みを浮かべる。それまでの清楚な美しさとはかけ離れた、淫蕩な、しかし、惹きつけられる笑みであ
った。そして、彼女の指が、彼の肉棒から離れる。
「え?」
「ご褒美です」
 ぴんと優しく亀頭を弾く指。その強烈な刺激に、涼の視界が真っ赤に染まった。意識を失うほどの快感の中、腰から下が
無くなったかのような喪失感が彼を襲う。残った上半身がやけに重く感じる程、それは蠱惑的な感覚であった。そのまま、
消え去ってしまいたくなるような。
 そして、現実には彼のペニスからは、まるで噴水のように白濁した汁が噴き出し、凄まじい勢いで貴音へ降り注ぎ、彼女
の白い膚をどろどろに穢しているのであった。
167碧の魔眼5/10:2011/12/15(木) 22:23:48.64 ID:hcGPdyau
「ふふ、では、参りますよ」
 精液まみれの顔で、彼女は微笑する。
 異常な状況に置かれながらも、涼は、美しい貴音の顔を自分の出した汁が覆っているその光景に背徳的な興奮を感じずに
はいられなかった。
 それまでの一種強制的な激情とは異なる薄暗い欲望が彼の背筋を震わせる。
 もっと、もっと、穢したい。
 言葉にはならずとも、そんな指向を持った感情が彼の中で熱く燃え上がり、胸を圧する。それは、さらなる力となって彼
の怒張に注ぎ込まれた。
 まるで萎えもしないペニスを喜ぶように、貴音は笑みを強くし、彼の脚をまたぐような格好になった。太腿が涼の脚に触
れ、股間の茂みがさわさわと彼の膚を弄う。
 脚にかかる膚とその奥にある肉の圧倒的な存在感に、涼の意識は乱れに乱れた。
 膚の柔らかさ、そして、冷たさ。自分の発する熱が全て吸い取られてしまうのではないかという感覚に、彼は一瞬だけ恐
怖を覚え、そして、その心地好さにそれを忘れた。
 自らの内にある熱を全てぬぐい去ってくれるかのようなその膚の冷たさを、彼は歓迎した。寒い冬に暖房をきかせ、こた
つのぬくもりの中でアイスを味わう時のような、奇妙な愉悦を感じながら。
 一方で、熱情は高まり続ける。彼女の体の感触、そして、なによりも、自らの肉棒に近づく彼女の顔貌が、彼を刺激し続
けていた。
 舌が、伸びる。ちろちろと細かく動く舌先が、カリ首を捉える。それだけで、再び射精寸前まで彼は高められた。
 だが、貴音の舌の動きは、それだけにとどまらない。
 カリ首をねぶっていた舌が、全体を絡め取るように動かされる。通常ならば、いかに長い舌であっても絡まるような形を
とるだけであろう。しかし、彼女の舌は違う。ぬるり、と音のしそうな勢いで、それは伸びた。
 カリ首を一周し、さらに伸びつつある舌に、涼はめいっぱい目を見開いた。だが、そこに浮かんだ恐怖は、彼のものに蛇
のように絡みつく舌がもたらす法悦によって塗りつぶされていく。
 舌を伝う唾液と涼自身の精液と先走りの液。それらが混じり合ったものでぬらぬらとコーティングされたようなペニスを、
長い、とてつもなく長い舌が這う。絡みつき、締め付け、しごきあげ、ちろちろといじくる。
 粘膜の感触と指の締め付けの両者を兼ね備えたその舌がもたらす歓喜は、彼が、それまで知り得なかったものであった。
 否、人が、けして知り得ぬものであった。
「いかがですか、我が舌は」
 どのようなことになっているのか。長々と舌を伸ばしながら、彼女はくぐもることもなく言葉を発する。
 だが、それに対する応答は、ない。
 いや、あった。
「ああ、ああああぁっ!」
 言葉にならぬ、嬌声という形で。
「……あ、くぅ……はあぁっ」
 まるで少女のような喘ぎ声を、彼は漏らし続けた。
 苦鳴のような、喝采のような、泣き声のような、笑い声のような歓喜の歌を、彼の喉は歌い上げる。
「……くぁ……はあ、あぁあああ……ふひゅっ……」
 体の中に溢れるものを吐き出しすぎて、喘鳴のようになる声を、彼女は実に楽しげに聞いている。
「このまま狂わせるも一興……。いや、それには時間が足りませんか」
 惜しむように呟き、ぱくりと口が開く。その深紅の口腔を背景に、嫌でも目立つ牙の大きさよ。
 彼女はそのまま彼の逸物を一気にくわえ込んだ。
 今度こそ本当に、涼は意識を失った。
168碧の魔眼6/10:2011/12/15(木) 22:25:29.68 ID:hcGPdyau
 精神そのものが四散するとしか思えぬ快楽と共に意識を失っていた涼は、痛みと共に目を醒ました。
 胸から走る痛みに顔をあげてみれば、拗ねたような顔で貴音が彼の乳首をつねりあげているのであった。
「まったく、わたくしを前に意識を飛ばすなど、失礼ではありませんか」
 彼女ならば、痛みを与えたければいくらでも別の手立てがあったろうに、指でつねって起こすとは。
 思わず涼は彼女のことをまじまじと見ていた。それまでの狂気に近い興奮とはまた別の感慨をもって。
 だが、そんな淡い感情は、彼女の淫靡な表情で覆される。
「こちらは猛り立ち続けているというのに」
 指さされるまでもなく、彼のものは彼女の顔と口にそれぞれ一度ずつ放ったあともまだその勢いを減じていない。彼自身
に痛みを与えるほどの力強さは健在であった。
 その立派なものの真上に腰を置くようにして、彼女は膝立ちになった。
 彼の視線は自然、彼女の股間に向く。ごくり、と唾を飲み込む彼の姿に、貴音はにぃと口角をつり上げた。
「ちなみに、こちらは人とそう変わりありません。牙が生えていたりはしませんのでご安心を」
 くすくすと笑いながら、彼女はそこを広げてみせる。角度のせいであまりよく見えない赤い媚肉を、それでも、秋月涼は
凝視した。
「ただし、味わった殿方全てに、人のそれではもはや満足できないとお褒めにあずかる程度には、よいもののようですよ」
 わずかに腰を揺らす貴音。自身の指で割り広げられた淫肉を突き出すようにする彼女に、涼は食い入るように視線を送る。
「そういえば、秋月涼。あなたは女を知っているのですか?」
 じりじりと腰を落としていきながら、貴音は訊ねる。
 彼女のその場所と、自分のひくひく震えるものの先端との間にある間隙が少しずつ小さくなっていくのを、彼はじっと見
つめていた。
 その顎がこっくりと一度落とされるのに、彼女は艶美に笑う。
「ふふ。やはり、おもてになるのですね」
「ち、ちが……」
 その時、彼は訂正する必要はなかったかもしれない。だが、それも彼女の力だったのか、あるいは、彼自身の心の中にあ
る何かが言わせたのか。
「む? 違うと。ではいかなることで?」
 彼は彼女が促すまま、それを告げていた。
「……一度、だけ、あり……ます」
「ほう」
 貴音の動きがぴたりと止まる。あと二センチ、それだけ下がれば彼のペニスは彼女の下の唇に触れる。
 しかし、その二センチを彼が埋めることは出来ない。彼女が腰を落とさぬ限り、それは無限の空間に等しいのだ。
「貴音さん、もう……僕、もう……」
「話しなさい」
 懇願の声に応じるのは、冷たい命令。彼はもつれる舌を操り、先を続けた。途端、わずかながら彼女の体が動き始める。
先程よりさらにゆっくりと、彼女の腰は降下を始めている。
「ちゅ、中学生になったばかりの時に……り……」
 一拍だけ言いよどみ、涼はけして明かしてはならないその秘密を吐き出す。
「律子姉ちゃんと……っ! ああっ!」
 彼女の襞が、彼の一番敏感な部分に触れる。その感触が確かならば、それは間違いなく濡れていた。
「……律子嬢と。それは興味深い」
 入り口にも至らぬ部分だけで彼のものをこすり、奥に潜むものの感触を予期させるように、彼女は彼を嬲る。そして、彼
女はついにその尻を落ちるままに任せた。
「さあ、たっぷりと聞かせていただこうではありませんか」
 彼女自身も待ちかねていた肉の凶器が、凄まじい勢いで彼女の中に侵入してきていた。
169碧の魔眼7/10:2011/12/15(木) 22:27:17.84 ID:hcGPdyau
「な、な、な、なんなんですか、これ。何なんですか、これは!?」
 元トップアイドルにして現765所属プロデューサーという現実通りの役回りを与えられた脚本から顔をあげ、秋月律子は
素っ頓狂な声を放った。
 四条貴音と秋月涼の濃厚かつ詳細な絡みの描かれたページが開かれたままの脚本を振り回し、彼女は声を荒らげる。
「遅れてたホンがあがったっていうから来てみたら、こ、こんなのにOK出せるわけないじゃないですか!」
「いや、そこは、その……ねえ?」
 羞恥か怒りか、茹で蛸のような顔になってまくしたてる律子に、テレビ局の番組ディレクターは、要領を得ない返事で濁
す。
「こんなの受けられませんよ! いくらうちの事務所のアイドル全員使ってくれるからって……。うちは、アイドル事務所
なんですよ!」
 四条貴音、如月千早、秋月涼を主軸とした伝奇ドラマ。そこに毎回765、876のアイドルをゲストとして出演させていく、
そんな企画だと聞いていた律子は眼鏡の奥の瞳に怒りをみなぎらせつつ抗議する。
「そうね。これじゃあ、うちの子たちも出せないわ」
 打ち合わせに同席していた876事務所社長、石川実が呆れたような声で律子に同意する。
「涼は男性アイドルだから多少の濡れ場は許容するし、伝奇やホラーに際どい要素が入るのも理解出来ます。しかし、これ
はその範囲を逸脱しているわね」
「いや、765さんも876さんもわかりますよ? わかるけど、でもさ……」
 場を和ませようという必死の努力か、軽い調子で声をかけてくるディレクターを無視して、石川社長は律子と目線を交わ
す。二人して頷き、同時に席を立った。
「ともあれ、シナリオをもっとまともなものにするか、他のキャストをあてるかどちらかを選ばれることですね。このまま
ではうちはお受け出来ません」
「うちの事務所も同様です」
 ぴしゃりと言い置いて、二人の女性は部屋を出る。後には頭を抱えるディレクターだけが残されていた。
170碧の魔眼8/10:2011/12/15(木) 22:28:53.51 ID:hcGPdyau
「へえ、そんなことが」
 夕陽の照り返しで真っ赤に染まる部屋の中、そんな声がする。感心するような苦笑するような声。
「僕の役はどんな感じだったんだろう?」
 赤い闇の中で、秋月涼が訊ねる。少年から男に変わりかける頃特有の、透明な声。
「わたくしに魅了され、下僕となって二人で芸能界に魔手を広げていくものの、その活動の中で魔を狩る如月千早に出会い
……わたくしと如月千早、二人の間を揺れ動く……という主人公役だそうで」
 それに応じるのは、四条貴音。濡れたような甘やかな声が、彼に答えた。
「あははっ」
 涼の笑い声。同調してか、貴音もまたくすくすと小さな声を漏らした。
「ただし」
 だが、警告するように、その声はひそめられる。
「ストーリーの途中で力に目覚め、エメラルド色の魔眼を使うようになるとか。それにちなんで、シリーズタイトルが『碧
の魔眼』」
「エメラルド色……ね」
 何か気にかかるような調子で、涼が呟く。しばらくの間、部屋の中から会話は消えた。
 だが、静寂が落ちているわけではない。
 部屋の中には、なにか肉同士がぶつかるようなぱんぱんという音が響いていたし、その合間には少量の液体が攪拌されて
でもいるのかちゅぷちゅぷと鳴っていたし、押し殺したような吐息も、なにかが軋むような音もしていたから。
「でも、まあ、さすがにそんなのには出演できないよね。だって……」
 言いながら、彼は、見下ろす。貴音のまん丸で真っ白な尻と、それを赤く腫れ上がらせる彼の手形を。
「この関係を公にしちゃうのはさすがにまずいものね」
「は、はひっ」
 貴音の声がひっくり返った。それは、彼がひときわ強く彼女の中に突き入れたからだ。
 そう、あの脚本にあったように、彼ら二人はむつみ合っていた。ただし、脚本と違うところは、貴音ではなく、涼が彼女
を組み敷いているというところ。
 しかも、彼女の秘所は高々と頭の上に掲げられ、彼自身は中腰で逆を向いて彼女に挿入している。四十八手でいう砧の姿
勢。あるいはより下品な言い方をするならばまんぐり返しのまま、男が突き入れた格好だ。
 腰を持ち上げられ、腹と胸が潰れた格好になる女の側にしても、女性を支えつつ中腰の姿勢を保つ男の側にしてもなかな
かに大変で苦しい格好である。
 だが、それがもたらす苦痛にはるかに勝る羞恥がある。なにしろ、どうやっても貴音の視界には涼のものを突き立てられ
る自らの秘所が入ってくるし、そこでたてる音も聞こえるのだから。
 その羞恥は間違いなく、彼女の性感を高めている。事実、彼女の顔には時折、しとどに濡れた秘所から自らの愛液が垂れ
落ちていた。
171碧の魔眼9/10:2011/12/15(木) 22:30:33.79 ID:hcGPdyau
 さらに、激しく突き立てられながら、彼女の尻は良いように嬲られている。腰を突き入れるのと同時に叩かれ、そこに彼
の唾を塗り込められ、もみしだかれて、さらに叩かれる。
 そんな扱いを受けながら、彼女は喜悦の涙とよだれを垂らしている。
 なんとあさましい姿であろうか。
 四条貴音は考える。
 たとえかの脚本を与えられたとしても、涼を翻弄するような演技などできなかったに違いない、と。
 彼の思うままに犯され、玩ばれ、それでも、そのことにどうしようもないうれしさと楽しさを感じている自分が、涼を快
楽に堕とすなど、どうやったら出来るだろう。
 それとも、脚本の中の魔物も、結局は肉の快楽に溺れるのだろうか。
 この、抗いようのない、雄々しいものに征服されてしまうのだろうか。
 自らの肉を、その形に変えていきそうな彼のたくましいものを感じながら、彼女はそんな風に考える。
 その彼の動きが止まった。
 そんな状態でも、快感は、ある。
 肉と肉が絡み合う快感。
 膚と膚が触れあう快感。
 愛しい男に触れられているという、その事実がもたらす快感。
 だが、それでは、やはり足りない。
「……どう、なさい、ました……」
 切れ切れの息で訊ねる。切なさと物欲しげな響きを押さえられたかどうか、貴音には自信が無かった。
「ん……いや」
 どこかあらぬ方を見やっていた男が顔を戻す。彼はがっしり彼女の尻を掴み、その奥に存在する菊門へと指を伸ばした。
「んぅっ」
 唐突な攻撃に、貴音が身を震わせる。ベッドの上で、銀の髪が広がり、流れた。
 それをきっかけに、さらに猛然と彼は彼女に挑みかかった。
 繰り出される複雑怪奇な動きに、貴音は翻弄されるしかない。
「何ごとも少し焦らしたほうが……楽しいね」
 無邪気な調子でそう言う彼を睨みつけるようにしながら、彼女はこう漏らすのだった。
「いけず」
 と。
172碧の魔眼10/10:2011/12/15(木) 22:32:25.03 ID:hcGPdyau
「あら? 今日の涼は随分と少食ね」
 ゆったりとした黒のワンピースに着替えて寝室を出てきた貴音を見やり、次いで壁にかかった時計を指さして、律子はか
らかうように言った。
 貴音は彼女が着ると優雅なドレスにしか見えない服を翻しながら首を振った。
「いえ。お姉様からのお呼び出しの様で」
「ふうん。じゃあ、なにか掴んだってわけね、あの子」
「そこまで懸念すべきことでしょうか。時には偶然の一致というものもありましょう」
 律子に正対するようにテーブルに着きながら、小首を傾げる貴音に、律子は指を振る。
「念には念を入れておきたいの」
「では……待つとしましょう」
 そうして、しばしの時が経ち、ふっと部屋が翳った。
 時刻はもはや宵。落ちる陽はない。
 ならば、通常は照明の異常かと頭上を見上げるものであろう。だが、二人はまるで動じず、部屋にたゆたう闇を喜ぶよう
に微笑んでいた。
 闇は濃度を増し、ついに部屋の全てが暗闇に沈むほど深さと濃さを持ったところで、不意に霧散した。
 そして、光の戻った部屋には、さっきまでは確かにいなかったはずの少女が立つ。
 金髪の少女は、そばかすの散った顔に笑みをきらめかせていた。
「ただいま戻りマシタ」
「お帰りなさいませ、お姉様」
 突然に部屋に現れた……否、虚空より生じた少女――サイネリアあるいは彩音に、貴音は深々と頭を下げる。同じように、
律子もまた彼女の唐突な出現に不審を抱くのではなく、歓迎の意をその顔に浮かべていた。
「それで、いかなる仕儀に」
「監督、ディレクター、脚本家はシロ。ただし」
 にやりと笑み崩れるサイネリアに、貴音は警戒するように目を細める。律子は腕を組んだまま彼女たちをじっと見つめて
いた。
「シリーズ構成を担当しているプロデューサーの自宅に複雑な結界を発見。アタシにはとても突破できそうもないので、姫
若子に視てもらったところ……」
「お姉様、もったいぶらないでください」
「ハイハイ。姫若子曰く、トラップだそうで。このドラマそのものからして、アタシたちをおびきよせる小道具だったとい
うことでしょうネ」
「罠ということですか。こしゃくな」
 余裕の態度でにやにやと笑うサイネリアに対して、貴音の声には静かな怒りの色が乗る。一瞬、彼女の両眼が赤く燃え上
がったように見えるほどに。
「涼は?」
 それまで黙って二人の会話を聞いていた律子が立ち上がり、訊ねる。
「姫若子はそのまま結界を監視していらっしゃいマス。相手がどう出るか探るおつもりかと」
「手ぬるい」
 ばっさりと切り捨てる律子。その様子に、はっとした表情を浮かべ、彼女のほうを向く二人。
 律子の指が眼鏡にかかる。同時に、そのお下げが誰にも触れられていないというのに、ほどけ始めている。髪自体が意志
を持つようにうねくり、次々と戒めを脱していく。
 ほう、と律子が息を吐く。その口の中で、常人にはあり得ぬほど巨大な犬歯がきらめいた。まるで巨大な牙のように。
 彩音はその場で、貴音は席を立ってから、揃って跪く。長年の主人に礼を尽くすかのように自然な動作で。
 その間にも律子の髪はうねくり続け、自由となった髪はまるで手を伸ばすようにそれ自身を伸長した。ついには彼女の腰
の辺りまで覆うほどに。
 それに呼応でもしているのか。彩音の髪留めがはじけ飛び、金属のような光沢を持った黄金の髪が、これも腰まで伸びよ
うとしていた。貴音の髪もまた、長さは変わらぬまでも内から光るような色に変じている。
 眼鏡が外される。
 そこから現れるのは、碧の瞳。
 ペリドットの碧、翡翠の碧、エメラルドの碧、そのどれでもあり、どれでもない。あえて言うならば、それは誰も到達し
得ぬ深海にのみ存在する色彩。
 そして、その碧の瞳を輝かせるのは、人にはけして宿るはずのない、闇色の炎。
「彩、貴」
「はっ!」
 あげられた顔に輝く瞳は、血の赤。闇の世界に住まう魔性の者の証。そして、二人の唇を割る牙もまた。
「罠ならば踏み抜き、食い破ってみせるが我らが流儀。ついてらっしゃい」
「はい!」
 金と銀の従者を引き連れて、碧の女王が征く。
173名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 22:33:53.10 ID:hcGPdyau
 以上となります。
 まあ、アイドルはみんな魔性だよね!
 実は律っちゃんたちは外宇宙から来た魔物で、土着吸血種の伊織やその使役種族である人獣の響・美希と対立していたり、
千早は幼い頃の覚醒で弟を吸い尽くして滅ぼしてしまったのがトラウマで記憶と共に力を封印していたり、魔界を逃げ出し
た最後のオーガ舞さんを巡って一悶着あったり、765Pが『死なずの』って渾名のつく不死身の戦士だったり、電脳世界に生
まれた新たな魔Ellieと闇の世界の覇権を巡って争ったり、グールな雪歩の一族による地下からの大侵攻があったり、全て
の裏で糸を引いていた佐野美心と眼鏡神魔大戦を引き起こしたり、最後の最後でただの人間だったはずの双海姉妹が合体し
て『始原のiDOL』になって人類を救済したりする中二物語が展開されるかもしれないけど、エロパロには全く関係ないのだ
った。
174名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 23:07:31.79 ID:LfxNncr7
>>173
乙でした。局面だけ思い浮かんでほとんど何もかけない私は…。
とりあえず穴でも掘ってます。
175名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 23:28:12.08 ID:wMsUuips
いいね! 凝ってるね!
文章に艶があるのが特にいい!
涼ちんとお姫ちんのリバーシブルな関係も、どっちもいいなぁ

エロが無い部分も読みたいぞっw
176名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 03:08:00.08 ID:e8k/5o7x
つまらん
177名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 03:14:10.30 ID:BUGmo57y
凄く味のある文体とストーリーに驚き!
でもアイドル設定取っ払って良かったんじゃねとも思います。
お姫ちんはぶっ飛んだ話で真価を発揮する娘だもの
178名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 07:52:04.41 ID:ooZ/QBAd
直後の感想レスが自演とマッチポンプにしか見えなかったことについてはスマンw

面白かった
濃厚エロがあるからここにしか投下できまいが、全年齢版でじっくり読みたいと思った
179名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 13:36:00.55 ID:sCZvz8h7
地球に潜入したヤーネフェルト人を狩る「ラビットハンター」になり、
屋台のラーメンのチャーシューの枚数について店主と揉めたりした後、
ヤーネフェルト人の女王、貴音との対決に望むことになりたい
180名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 15:30:17.39 ID:O9TPF0aR
個人的には9までで終わらせても良かったんじゃないかと思います。
台本オチと思わせての攻守逆転でのエロシーンは
その前の貴音のじらしシーンと合わせて
すごく好きな表現でした。
貴音の焦らしプレーとか、まんぐり返しとか涼ちんがうらやまし過ぎる。

181名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 16:19:12.71 ID:M9IAC6+J
文章力が足りない
182名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 17:13:41.90 ID:albxn2lB
アニメ嫌いな人はスルーして構わないが貴音って昔は黒髪だったのか?
だとしたら染めたかもしくはこすもぱわぁで銀に変色したか?
183名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 19:16:25.47 ID:KEVf+5wC
考えても仕方ない
真面目に考察するだけ無駄だよ
184名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 21:38:57.41 ID:9vQlpZZY
>>182
あれ?
元々金髪で、美希と被るから銀髪にしたんじゃなかったっけ。
185名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 21:39:37.97 ID:9vQlpZZY
あ、アニメの話しだったかスマソ。
186名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 22:14:28.76 ID:xurSp8By
貴音も響もキャラ造形に無理がありすぎていまいちそそらない
187名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 23:44:11.18 ID:albxn2lB
ひびたかとds組は噛めば噛むほど良さに気付くイkならぬスルメ娘
188名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 00:06:49.16 ID:dntA7pCT
響、貴音は二次創作の立ち位置的には961にいるほうが絡ませやすかった気もするけどねw
まあ、そこは書き手次第でどうとでもなる話だけど。
189名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 00:58:40.62 ID:0dFNC3vE
流れを切るようですみません。初めてお邪魔します。

3週間以上遅刻してますが、美希誕生日のSSを投下します。
いちおう、ttp://imas.ath.cx/~imas/cgi-bin/src/imas93041.txt
の続きですが、読まなくても大丈夫かと。

自分用にますろだにも(パスは『miki』)。
ttp://imas.ath.cx/~imas/cgi-bin/upload.cgi?mode=dl&file=93869


・P視点
・無印準拠の覚醒美希とハニーのイチャラブ
・凌辱とかグロとかの描写は無し
・稚拙な文章でまとまりなくダラダラと
・ライトキス程度はしている二人が南の島で
 ↑
注意書きってこんな感じで良いですか?

では、10スレお借りします。
190すっごいお祝い (1):2011/12/17(土) 01:00:04.42 ID:0dFNC3vE
『すっごいお祝い』

−−−−−−−−−−

 明日は美希の16歳の誕生日だ。
『ミキのいちばん大事なもの、もらっちゃって?』『16歳の誕生日に世界一美女のミキをあげる』
 美希がAランクに昇格したときの言葉が頭に浮かぶ。

 俺は、美希の15歳の誕生日にフロリダ半島沖の無人島をプレゼントした。
美希がフロリダ州観光大使の仕事を務めたときに、州政府の斡旋で格安で買えたのだ。
そして、その島の滞在中は、好きなだけイチャイチャしても良いという約束をさせられた。
その時はフロリダなんてそうそう来る機会は無いだろうと高を括っていた。
しかし、観光大使の仕事をきっかけに、美希は米国でもブレイクし、ビルボードホット100の常連となり、
ハリウッド映画のオファーも舞い込んでくるようになったため、活動拠点を米国に移した。
美希はギャラをつぎ込み、頑丈な家や発電機、海水淡水化装置などを無人島に備えていった。
俺は船舶免許を取らされ、美希が購入した小型クルーザーで、この島に何度も訪れるようになっていた。
「なあ美希、こんな島にここまでつぎ込む必要はないんじゃいのか?」
「だってミキの今度の誕生日は、ハニーとふたりっきりでこの島に来るんだよ? ミキ、決めたんだ。
 そのとき、なんにもなかったらやなの。それとも誕生日前にプッチンしちゃう? ミキはいーよ?」

 これまでは『16歳まで我慢する』という言葉を盾に、なんとか最後の一線は守ってきた。
しかし、明日は美希の16歳の誕生日で、いま俺たちは二人っきりで無人島に来ている。
俺はまだ覚悟を決められない。これまで、美希の猛攻に耐えてきて、健全な男子としてはもう限界だ。
そうは言っても、これが発覚したら美希も俺も幸せになれないよな……

−−−−−−−−−−

「すごい天気だね」
 二人で作った早めの夕食を食べ終え、窓際から外を眺めていた俺の隣で美希が言った。
「ハリケーンが近くまで来ているらしいよ。でも、荒れるのは今晩だけで、明日はいい天気になるってさ」
「ひゃん、すごいカミナリなの」
 稲光に驚いた美希が俺の左腕にしがみつく。
「風、強いけど、船、ダイジョーブかな? ミキ、ちょっと様子を見てこよっか?」
「それ、フラグだからやめてくれ」
「?」
「ちゃんとアンカーを下したから大丈夫だろ。いざとなったら米国本土まで泳いで帰るさ」
「このおウチは、ハリケーンが来てもへーきなように作ってもらったんだよ」
 確かに、相当強い風が吹いているはずなのに、全く揺れを感じない。

「嵐の夜って、なんかワクワク、ドキドキして、そわそわしちゃうよね、ね?」
「あー、そうかもな」
 そわそわする、か。美希は16歳の誕生日が近づくにつれ、目に見えて落ち着きが無くなっていた。
きっと、美希なりに色々と意識してたんだろう。
つないだ手がいつもよりもずっと熱かったり、別れ際に俺にしがみついたまま、離してくれなかったり。
かと思うと、腕を組んで歩いているときに急に無口になり体をもぞもぞさせていたり……
そういう俺も『あと数日後に美希を抱くかもしれない』と考えると、もやもやして、どうにかなりそうだった。
ここ数日の浮足立った状態に比べたら、ハリケーンなんてどうってこと無い気がする。
191すっごいお祝い (2):2011/12/17(土) 01:00:50.64 ID:0dFNC3vE
「もう暗いし、シャッター閉めるぞ」
「うん」
 静寂が俺たちを包み込み、重苦しい雰囲気に耐えられくなった俺は、美希の名前を呼んだ。
「なあ、美希……」
「ミ、ミキ、先にシャワー浴びてくるね」
「お、おう」
 なんか、俺の方が焦ってるな。悶々としていると、美希が若草色のパジャマを着て出てきた。
「……ミキ、キレイにしてきたよ。ハニーも入ってきて」
「うん」
「あ、ちょっといい?」
 美希が俺の首に手を回して、そっと頬擦りをした。シャンプーと美希の匂いが俺の鼻をくすぐる。
「な、なんだよ」
「んー、ちょっとおヒゲがチクチクするね」
「今朝早くに剃ったきりだからな」
「これから、たくさんキスしたり、ほっぺスリスリするんだよ? キレイにそっておいてほしいな。
 ……ミキ、髪を乾かしてから、ベッドでまってるね」

 ランドリーバッグの縁に美希の下着が引っかかっていた。体は大人だけど、やることはまだ子供だよ。
最初、俺は美希の保護者になろうと思っていた。実際にアイドルには不要な知識や考え方も教えてきたつもりだ。
美希を導く大人としての役割はまだ終わっていないだろう。保護者が保護対象を抱いちゃ、まずいよな。
俺はそんなことを考えながら、いま脱いだ自分の服と一緒に美希の下着をランドリーバッグに放りこんだ。
美希の下着に触れたとき、先ほど、コットンのパジャマ越しに感じた美希の乳房の温もりを思い出した。
同時に、頬擦りしてきたときの美希の匂いが甦り、俺の意思とは無関係に血液が股間に集まった。
俺は半ば呆れて屹立したそれを眺める。偉そうな事を言ってても、下半身はこの有り様だ。
しちゃうのか。まだ、美希を抱くという実感が湧いてこないが、しちゃうんだよな。
この期に及んで言い訳を考えている自分に嫌気がさす。
俺は偽善者だ。そう考えながら、俺はシャワーを浴び、丁寧に髭を剃った。

 冷房の効いたベッドルームに行くと、口元までタオルケットを掛けた美希がベッドに寝ていた。
不安げな眼差しで俺を見る姿がとても可愛く、俺はつい、意地悪なことを言った。
「さあ、汗も流したし、寝るぞ。お休み、美希」
「むーッ! ハニーってばオージョーギワ悪すぎなの。あんまりやりすぎるとカッコ悪いよ?」
 返す言葉がない。美希はベッドから起き上がって言った。
「ミキ、この日のためにガンバってきたんだよ? ハニーだって知ってるはずなのに……
 ミキ、ハニーと結ばれたいの。もうガマンできないよ! だからハニーもカクゴを決めてほしーの!」
 美希はこんなに一生懸命に俺の事を想ってくれてるんだよな。
「美希は、何をそんなに焦ってるんだよ」
「……うん。あのね、ミキ、不安なの。ミキもハニーも、ずっと忙しくって、オフもほとんど無かったし……」
 美希がめずらしく言葉を選ぶように、自分の気持ちを伝えてくれている。
「ミキとハニーの関係がこのまんまで、何年もたったら、ミキがポイされちゃう気がして、こわかったの。
 ハニーがミキをもらってくれたら、ミキのコト、ちゃんと思っててくれてるってショーコになるし、
 そしたら、ハニーは簡単にポイしないって思ったの。
 ね、この島にいるときは、ミキとハニーはコイビトどうしって言ってくれたよね?」
「うん、言った」
「16歳で、コイビトどうしだったら、えと、その、えっちなコトしてもヘンじゃないよね?」
「俺と一緒に16歳の誕生日をこの島で迎えるために、何千万円もかけたのか?」
「そだよ。ハニーにミキのコト、もらってもらうためだけに、お金と時間をかけたんだよ。
 ミキもね、ちょっとヘンなふうにボーソーしてるカンジがしたけど、いろいろしてたら不安がまぎれたの」
 そうか、不安になっている美希の気持ちをもっと理解してやれば良かった。俺はようやく覚悟を決めた。
192すっごいお祝い (3):2011/12/17(土) 01:01:35.51 ID:0dFNC3vE
「俺はプロデューサーとして美希の人生に関わってきたけど、これ以上介入しちゃってもいいのか?」
「カイニュウって?」
「んーと、頼まれてもいないのに首を突っ込んで、お節介することかな」
「ハニーがミキにしてくれたのは、おセッカイなんかじゃないって思うな。
 ハニーのおかげでミキ、変われたんだよ? ミキ、しっかりしたよね? キレイになったよね?」
「ああ。どこに出しても恥ずかしくない、俺の自慢の教え子だよ」
「あのね、ミキがキレイになりたいって思ったのは、ハニーのためだからなんだよ?
 ハニーがミキのコト、こんなふうにしちゃったんだから、最後までセキニンとってほしいな」
「いいんだな?」
「うん。もっともっとカイニュウして、ミキの一生をハニーの好きなようにしちゃって……」
「じゃあ、ちゃんと伝えてからな」
「へ?」
「俺は美希をす…… じゃなくて愛している。必ず美希を幸せにするから、俺と一緒にいて欲しい」
 いい歳をした大人が、16になろうとしている小娘に言う言葉じゃないよな。恥ずかしいよ。
「うれしいの! ミキもハニーのコト、いっぱい、いっぱい愛してるの。ね、ぎゅってして?」
「うん、おいで……」
 俺は美希を強く抱きしめた。
「ハニー。ミキ、とってもシアワセだよ……」

 いったん抱擁を解いて見つめあうと、美希の潤んだ瞳に俺が映っていた。
「ハニーの目の中に、ミキがいるの。ミキ、ずっとハニーの目の中に映っていたいな」
「うん。ずっと一緒だよ。美希のこと、離さないからな」
「えへへ、ミキもだよ」
「……目をつぶって」
「うん。んっ」
 最初は軽く、続けてちょっと乱暴なキス。舌で美希の唇をなぞってから、美希の中にこじ入れる。
「うんっ、んっ……」
 これまでにも遊びのようなキスは何度かしたことはあったが、こんなのは初めてだ。
最初は戸惑っていた美希が、おずおずと自分の舌を俺の舌に絡ませ始め、クチュクチュと音がした。
「ぷはっ。はぁ、はぁ……」
 唇を離すと、美希と俺の間にツーっと唾液が糸を引く。美希が紅潮した顔で言った。
「オトナのキスって、すごいの…… ね、もいっかいしよ?」
 二度目は美希から舌を入れてきた。俺は美希の口内をねちっこく蹂躙し、軟口蓋まで舐めまわす。
美希も一生懸命、俺の真似をして舌を使っている。次第に美希の息が荒くなってきた。
「んふっ、うんっ……」
 美希があふれた唾液を俺の口に注ぎ入れてきたので、俺は音を立ててそれを嚥下した。
クチュクチュと音をたてながら、美希は俺の背中に手を回し、胸を押しつけて足を絡めてくる。
俺の硬直したモノを美希の下腹部に押しつけると、体がビクッと反応して熱くなっていくのが感じられた。
十数分におよぶディープキスのあと、体を離すと、美希が名残惜しそうな表情をした。
「もうおしまいなの?」
「キスだけでいいのか?」
「や! ……ね、脱がしてほしいな」
 俺は美希のパジャマのボタンに手を掛けた。
「やん、ハズかしいよ。あかり消して……」
 俺は照明を消してから、手探りで美希のパジャマを脱がせると、美希が恥ずかしそうに言った。
「ハニーのコトもミキが脱がしてあげるね。はい、バンザイして」
 暗がりの中、生まれたままの姿で、立ったままキスを繰り返しながら、抱きしめ合う。
次第に目が慣れ、美希の形の良い胸が俺の胸に押しつけられている様子が見えた。
いつだったか美希に乞われて、二人っきりの会議室で撮影会をしたことがあったな。
美希の裸身を見るのはそのとき以来かな。あの時の写真は、真っ暗でなにも映っていなかったっけ。
193すっごいお祝い (4):2011/12/17(土) 01:02:26.29 ID:0dFNC3vE
「あんっ……」
 俺の手が美希の胸に触れると、美希の口から普段聞けないような声が漏れた。
俺は片手で胸をいじりながら、空いた手でわき腹から腰を撫で、徐々に美希の大事な部分に近づいていく。
「はぅ、くすぐったいよ」
 美希は俺の手から逃げるようにペタンと座ってしまった。
「あ……」
 美希は目の前にある屹立したペニスに気づくと、恐る恐る手を伸ばして弄び始めた。
「ハニーの、カチカチになってる…… すっごく熱いの。こんなのがミキの中に入っちゃうんだね」
「そんなにまじまじと見るなよ」
「ミキ、コワれちゃわないかな?」
「やめとこうか?」
「や! ハニーだったらミキのコト、コワしちゃってもいいの。コワれるくらい、して?」
「心配するな。壊さないように、できるだけ優しくするよ」
「うん。 ……ね、ハニー。おちんちんをお口でなめるとキモチいいんでしょ?」
 美希が片手で茎を握り、片手で亀頭部を突っつきながら言った。どこでそんなこと聞いたんだよ。
「無理しなくていいんだよ。初めてなんだから俺に身を任せていればいいんだ。ほら、おいで」
 俺は美希を抱きあげ、火照った裸身をベッドに運び、横たえた。

 俺は上半身を美希に覆いかぶせるように添い寝をして、指をからませて両手を繋ぎ、キスを繰り返す。
「んふぅ。ハニーのキス、大好き。もっとして……」
 唇から首筋に舌を這わせ、熱い息を吹きかけてから耳介を舐めまわす。
「あぅん、やん。背中がゾクゾクしちゃうの……」
「美希、好きだよ」
 左手で胸をそっと撫でながら、熱くなった耳をくすぐるように囁くと、美希は腰をもぞもぞと動かし始めた。
「感じちゃってるのか?」
「ハニーのイジワル……」
「もっと意地悪しちゃうからな」
 乳首を弄っていた左手を、美希の股間に伸ばし、控えめな陰毛を撫で、柔らかい部分を掌で強めに押さえる。
俺の右手が美希の左手を握って離さないので、美希は空いている右手で俺の腕を強く抱きしめてくる。
小陰唇をそっとめくるように、指先をゆっくりと動かし、陰核を中心に責めると、美希が艶っぽい声を出した。
「あん、や。そこ、ダメなの…… んぐっ」
 俺は美希にキスをして黙らせてから、局所を強めに擦ったり、ソフトタッチで焦らすように撫でたりした。
溢れ出た愛液を指に絡め、しつこく陰核を責め続けていると、俺の左腕を抱きしめる力が強くなる。
「ぷはっ。あっ、あん、ダメっ、ダメだよ…… あっ!!」
 声にならない叫びとともに、美希は背中をのけぞらせ、体を何度か痙攣させた。

 しばらくして呼吸が落ち着いてから、美希が小声で言った。
「ミキ、イッちゃったの……」
「気持ち良かった?」
「……うん」
「俺の指でイッちゃったんだ」
「うん」
「美希はエッチな子だな。俺はこんなエッチな子を育ててきたつもりはないぞ?」
「ハニーのせいだよ。ハニーが悪いんだよ…… ハニーのせいでミキ、えっちになっちゃったんだよ。
 ミキね、ガマンできないとき、ハニーのこと考えて、自分の指でしてたの…… こんなえっちなコは嫌い?」
「どんな美希でも好きだよ」
「あのね、今日はダイジョーブな日だから、好きにしていいよ。ハニーの好きなところに出してね」
「美希はエッチな子だな」
「ハニーの前だけだよ…… ね。続きしよ?」
「うん」
194すっごいお祝い (5):2011/12/17(土) 01:03:04.56 ID:0dFNC3vE
 キスからリスタートして、今度は胸元から乳首に舌を這わせる。美希は乳首を舐められて驚いたようだ。
「やん、チクビ、ダメ…… あぅ、かんじゃ、いやん」
 少し乱暴にクリトリスを責めると、さっきと反応が違い、足を開いてきた。
「あん、さっきよりもキモチいいよ。ビンカンなの。あっ、そこ……」
 初めてなのにクンニリングスなんかしたら驚いちゃうだろうな。指でも十分に濡れてるからいいか。
「美希、いいかい?」
「……うん」
 美希の両ひざを開き、亀頭で美希のクレバスを焦らすように擦って、愛液をペニスに塗りつける。
「ハニー、いいよ…… ミキをもらって……」
「力を抜いて」
「うん……」
 めくれ上がった裂け目から、ゆっくりと美希の中に押し入っていった。あ、やっぱりキツイな。
「い、イタいよ……」
 ゆっくりと突き進めようとするが、美希は無意識に逃げるように体を上へずらしていく。
やがて逃げ場がなくなり、美希の頭がヘッドボードに当たる。俺は美希にキスをしてから言った。
「もっと力を抜いてごらん」
「だって、だって……」
 俺は容赦なく、徐々にストロークを増やしながら、少しずつ奥へ押し入っていく。
「あぅ、イタい…… くっ……」
「まだ半分くらいしか入ってないけど、やめようか?」
「うぅ、ハニーは気にしないで続けて…… ミキ、だいじょぶだよ。あん、あっ」
 俺は腰を左右に動かしながら、こじ入れるように、美希の奥へ入っていく。
「ほら、全部入ったよ、美希」
「うん、うん……」
 歯を食いしばる美希の目から、涙がこぼれるのが見え、俺は動きを止めた。
「大丈夫か?」
「うん。痛いけど、うれしいの。んっ、ハニーと一緒になれて、すっごくうれしいの……
 痛いけど、キモチいいの。んっ、んとね、あん、カラダが、気持ちいいんじゃなくって、ココロが気持ちいいの……」
「俺もだよ。美希と俺は、今、心も体も繋がってるんだ」
 そう言って、俺や美希に優しくキスをした。

「ハニー、動いてもいいよ?」
「うん。辛かったら言うんだぞ」
 俺はゆっくりと抽送を始めた。俺の動きに合わせて、美希がくぐもった声を出す。
「んっ、あん、あん……」
 俺が大事に育ててきた美希が、俺の下で俺に貫かれ、つらそうだけど幸せそうな何とも言えない表情をしている
これまでに喜怒哀楽、色々な表情を見てきたが、初めて見る表情だ。俺は美希を、たまらなく愛おしく感じた。
「大好きだよ、美希、美希……」
「あん、ハニー…… ミ、ミキも、大好き…… あん、キス、して……」
 キスをしながら、ゆっくりとピストン運動を続ける。
「んふっ、んっ。ぷはっ…… もっと、あん、ミキのコト、呼んで」
 美希が俺を抱きしめる力が強くなり、俺の頭の中が真っ白になっていく。
「美希、美希。いくぞ」
「は、はい……、ハニー。きて、きて……」
 俺は美希の中に放出した。

−−−−−−−−−−
195すっごいお祝い (6):2011/12/17(土) 01:03:45.36 ID:0dFNC3vE
「大丈夫か?」
「うん。スゴかったの。ミキの中でハニーのがビクビクってなってたのがわかったよ……」
 体を離そうとすると、美希が俺にしがみついて拒んだ。
「や! 抜かないで。もうちょっと、このままでいよ?」
「ん、わかった」
 俺は美希と繋がったまま、頭をなでたり、キスをしたりして、美希を愛でる。
「美希、可愛かったぞ」
「えへへ、うれしい…… もっとミキのコト、見ててほしいな」
「美希の全てを見ていたいよ」
「うん。ぜんぶ見ちゃっていーよ」
 美希は満ち足りた、幸せそうな表情をしている。それを見て俺の心配事は吹き飛んだ。
この表情を見続けていられるなら、何でもしよう。誹謗中傷でもスキャンダルでも、どんな困難も克服してやろう。

「くしゅん!」 
 美希が可愛らしいくしゃみをした。エアコンをかけっぱなしにしていて、汗が冷えたかな。
「……離れようか」
「そだね」
 俺はクチュクチュと音をさせて、萎えかけたペニスをゆっくり抜いた。
「体、冷えちゃったな。シャワーを浴びようか」
「いっしょに?」
「そうだね」
「うん!」
 立ち上がろうとした美希が『あっ』と小さく声をあげた。
「どうした?」
「なんか、デロデローって出てきたの」
 見ると、俺が吐きだした白濁液が美希の内股に溢れ出てきていた。
「ほら、急げ」
 俺は美希をお姫様だっこして、シャワールームに駆け込んだ。

−−−−−−−−−−

「明るいから、ちょっと恥ずかしいよ。ぜんぶハニーに見られちゃうんだね」
 美希が頬を赤らめ、本当に恥ずかしそうに言った。
「俺だって恥ずかしいんだぞ。お互い様だ。……しかし、でかいバスルームだな」
 俺はバスルームを見まわして、ため息をついた。バスタブはジャグジーみたいだ。
「ふたりでいっしょに入れるように、おっきくしてもらったんだよ。……ね、ハニー。ミキのカラダ、洗って?」
「よし、ちょっと待ってな」
 俺はボディソープを泡立てて大量の泡を作り、それを手にとった。両手で美希の手のひらを包み、指をからめた。
手首から腕へと洗い進め、二の腕のプルプルしたところを弄ぶ。
「あはっ、くすぐったいの」
「美希、ここ、少したるんでるぞ」
「そんなことないよ」
「よく、二の腕と胸って同じ柔らかさって言うけど、そうなのか?」
「んー、ちがうって思うな。ハニー、確かめてみてもいーよ?」
「どれどれ」
 美希の二の腕と胸を交互に触り、柔らかさを比べてみる。
「本当だ。胸の方が何て言うか、張りがあるな」
 しつこく胸を撫でまわしていると、乳首が固くなり、美希の声色が変わってきた。
「あん、そこ、ダメ、なの……」
「あ、悪い。違うとこ、洗うからな」
 そう言いながら、泡を取った両手で、首筋から背中を撫でまわす。
「あふぅ、へんなキモチなの。あ……」
 次はつま先から上へ。足首からふくらはぎ、太ももからお尻の割れ目に手を滑らせる。
「ダメぇ、あん。ハニーのえっちぃ……」
196すっごいお祝い (7):2011/12/17(土) 01:04:21.96 ID:0dFNC3vE
「ほら、大事なところも洗っちゃうぞ」
 俺がふざけて言うと、美希が小声で恥ずかしそうに言った。
「やん、恥ずかしいよ…… ここはミキが自分で洗うの。ね、お返しにハニーのカラダ、ミキが洗ってあげるね?」
 そう言って美希はボディーソープを泡立てる。
「んふっ、ハニーの、またおっきくなってきたね」 
「美希が可愛いからだよ」
「えへへ、うれしいーの。えと、おっぱいですればいいんだよね?」
 美希はそう言って、自分の胸に泡をつけてから、ぎこちなく俺のペニスを挟んだり、擦ったりし始めた。
「ちょっとむずかしいね…… こうかな?」
「あー、そんなことしなくていいから。はしたないから、やめなさい」
「ダイジョーブだよ。ミキ、予習してきたもん」
「予習って何したんだよ」
「この間、女の子向けの雑誌のインタビューがあったよね」
「ああ」
「その本の記事に、『カレシを気持ちよくさせる方法』っていうのがあったんだよ」
「あ? そんなのが載ってるのか」
「そだよ。あとね、おちんちんのなめ方も書いてあったの。ミキ、ハニーのためならなんでもしちゃうよ?」
「気持ちだけで十分だよ」
「むー! ハニーのコト、キモチよくさせてあげたいのに……」
「最初っからそんなことしなくていいから、手で洗ってくれよ」
「うん。わかったの」
 美希の手が俺の体を撫でまわしていく。わき腹に美希の手がきたとき、反射的に体を引いてしまう。
「えへへー、ハニーの弱点、見つけたの」
「あ、やめて。俺、わき腹弱いんだ」
「ちゃんと洗わなくちゃダメなの」
 美希にわき腹を責められ続け、俺は情けない声をあげて悶絶した。

「ほら、ハニーのおちんちんも洗ってあげるよ?」
 ぐったりした俺のペニスを両手でしごきながら言った。
「ね、これ、ミキだけのモノだよ?」
「これだけかよ」
「ううん、おちんちんだけじゃなくって、ハニーのカラダもココロも、ぜんぶミキのモノなの。
 そのかわり、ミキもハニーのモノなんだよ? それでいいよね?」
「うん」
「ミキのものだから、ミキの好きなようにしちゃうから……」
 そう言って、美希は俺のペニスにキスをしてから、舌でなぞり始めた。気持ちいいけど、ものすごい背徳感がする。
「パクってしちゃうね」
 美希は亀頭部分を口に含み、舌で舐めまわしている。だめだ、耐えられないよ。
「美希、もういいよ。やめてくれ」
「んー、どして?」
「なんか、すごく悪いことをしてる気がするんだよ。なあ、無理しなくていいんだぞ」
「ダイジョーブなの。ミキの初めては全部ハニーにあげたいの」
「ありがとな。でも、また今度にしようよ。ほら、洗い終わったなら、一緒に温まろう」
 美希を背中から抱きかかえるようにして、湯を張ったバスタブに二人で入る。
「あったかーい。でも、こんなカッコだと、ハニーの顔が見れないね」
「見れなくてもこんなに近くにいるんだからいいだろ。このほうが密着度は高いぞ」
「そっかな」
「そうだよ。ほら」
 俺は美希を抱きしめ、耳の後ろにキスをした。
「あん、ハニーの固いのがお尻に当たってるの」
 美希のうなじを舐めたり、お腹をくすぐったりしていたら、のぼせてきた。美希は額や鼻の頭に汗をかいている。
「うー、暑いな。もう出ようか」
「うん。ミキ、先に上がってるね」
197すっごいお祝い (8):2011/12/17(土) 01:05:17.32 ID:0dFNC3vE
−−−−−−−−−−

 体を拭いてベッドルームへ戻ると、バスローブを着た美希がベッドにちょこんと座って待っていた。
「なんか飲む?」
「うん」
 キッチンの冷蔵庫からミネラルウォーターのボトルを取り出す。コップが見当たらないが、まあいいや。
「ね、ちょーだい?」
「ちょっと待ってな」
 俺は美希の隣に座り、ペットボトルの水を口に含む。美希が一瞬『くれないの?』という不思議そうな顔をした。
俺は美希にキスをして、こぼれないように少しずつ口移しで水を流し込む。コクコクと美希の喉が鳴った。
「はー、おいしかった! クチウツシなんて、びっくりしちゃったの。でも、うれしい」

「あのね、ハニー。約束どおり、ミキのいちばん大事なもの、もらってくれてありがと」
「あ、いや、こちらこそ…… 俺なんかでよかったのか?」
「ハニーだから良かったんだよ。ハニーじゃなきゃ、やだったんだよ…… ね、ずっとそばにいさせてね?」
「うん。ずっとそばにいて欲しいな」
「うん。ミキ、シアワセなの…… あ!」
 急に美希が大声を出した。
「ねー、さっき、ミキは初めてだからハニーに任せろっていってたけど、ハニーはミキが初めてじゃないんだね」
「ん。まあな」
「ちょっとフクザツなキモチだけど、これからはミキといっしょだから、ハニーのカコには目をつぶってあげるね」
「過去は変えられないからな。そうしてもらえると助かるよ」
「ね、どうだった?」
「何が?」
「ミキのカラダ、キモチ良かった?」
「うん」
「昔の人よりも良かった?」
「昔の事は忘れちゃったよ。今は美希だけだ」
「うれしーの、ミキ的には大満足なの。あ、でも、もっといっぱいしてほしいな。ミキ、ヨクバりさんだもん。
 ね、もっとお水ちょうだい?」
「うん」
 ペットボトルを渡そうとしたら、美希がほっぺたを膨らまして首を横に振った。
「ちがうよ、わかってるくせにー」
 俺は再度、水を口に含み、美希の口に注ぎ込んだ。そのまま唇をを離さず、舌を入れる。
「んんっ」
 美希を押し倒して、バスローブの上から胸をもみしだき、唾液を美希の口内に流し入れる。
「あ、のんじゃったの…… ねー、もっといろんなコトしてもいいよ? ろくじゅうきゅーっていうの、する?」
 ちょっと違う気がするが、そんなことも知ってるのか。
「したいのか?」
「うん。ハニーとだったら何でもしてみたいの」
 もういいや、美希がしたいなら、何でもしてあげよう。
「じゃあ、俺が下になるから、そっち向いてここにまたがってごらん」
「うん、こうだね…… こんなに近くでミキのアソコ、見られちゃって、ハズカシイよ……」
 俺は美希の秘部に舌を伸ばして責め始める。
「ひゃん! ハ、ハニー…… あっ、そんなとこ、あん……」
 結構オナニーをしていたのかな、クリトリスで感じるカラダになっているみたいだ。
「美希はエッチな子だな」
「う、うん。ミキ、えっちだから、あん、ハニーの、なめるからね……」
 美希は恐る恐る俺のモノに舌を伸ばす。俺は負けじとクンニを続けた。
「あん、ミキ、キモチよすぎて、なめられないよ……」
198すっごいお祝い (9):2011/12/17(土) 01:05:59.35 ID:0dFNC3vE
「美希、いいか?」
「ハニー、きて…… 今度はせーじょーいじゃなくって、ミキが上になろっか?」
「ばーか。さっきまでバージンだった子が何言ってんだよ」
 とりあえず二回目も正常位で始めよう。俺は十分に濡れているクレバスにゆっくりと入って行った。
抵抗は減ったものの、きつい感覚は変わらない。より深く挿入できるように、美希の足を広げて奥の方を突く。
「あん、さっきよりも深いよ……」 
「気持ち良くなってきた?」
「う、うん。ちょっと……」
「体位を変えてみようか。よいしょっと」
 俺は美希の背中に手を回し、上半身を引き起こして対面で座る。ゆっくりと揺れると、美希が必死にしがみついてくる。
「もっと、ぎゅってして…… あん、このカッコ、好き…… キス、して」
 舌を絡め、抽送を続けていると、だんだんと美希が腰砕けになってきた
「カ、カラダがとろけそう……」
「上に乗って、動いてごらん」
 倒れ込みそうな美希を支えながらして騎乗位になり、下から突き上げると、俺の上で美希が踊る。
右手で結合部をまさぐり、クリトリスを刺激した。
「やん、ダメだよ…… ハニー、あん、ズルいよ…… ダメぇ……」
「いっちゃっていいんだぞ」
「う、うん。ハ、ハニーもいっしょ。ね、いっしょがいいの……」
 俺の上に倒れ込んできた美希にキスをして、美希がいくのと同時に美希の中に放出した。

−−−−−−−−−−

「ミキ、ちょっと色々してくるね」
 そう言い残して、美希がバスルームに行き、しばらくしてから新しいバスローブを着て戻ってきた。
「もう12時過ぎだぞ。眠くないのか?」
「ぜーんぜん。2年もガマンしたんだから、誕生日をもっと楽しみたいの。えっちはちょっと休憩して、お話しよ?」
「いいよ。何の話?」
「あのね、ミキね、ハニーのいちばんになりたいの」
「美希はずっと俺の一番だよ」
「ホントのいちばんになるために、ミキの質問にしょーじきに答えてね? 今まで何人の女の人としましたか?」
「何を?」
「えっちなコトだよ」
「あー、3人くらいかな」
 なんでそんなことを聞くんだろう。美希は俺への質問を続けた。
「じゃあ、そのなかでいちばんした人とは、何回しましたか?」
「何を?」
「えっちなの」
「そんなの数えてないよ」
「じゃあ、その人とは何年くらいつき合ってましたか?」
「3年くらいかな」
「むー、ミキがハニーといるよりも長いんだね。なんか、くやしいの…… その人と週に何回会ってましたか?」
「1〜2回かな」
「会ったときには何回してましたか?」
「何を?」
「えっちだよ、もう、いちいち言わせないでほしーの」
「大抵は1回だよ」
「3年ってだいたい何週間?」
「えっと、150週くらいかな」
「週に2回だから、300回会ったんだね。それから、会ったときには1回してたから、300回……
 ハニーはその人と300回もえっちなコトしたんだね」
 300回もしてないと思うが、自分がとんでもないケダモノであるような気がしてきた。
「1日10回だと一か月で300回だね。うん、毎日10回すれば、今年中にミキは、ハニーのいちばんになれるよ?」
「いや、なんかおかしいぞ、その理屈。回数と愛情は関係ないだろ。だいたい1日に10回も出来ないって」
「むーッ! じゃあ、1日1回でいいの。その代わり1年間、毎日してね」
「何を?」
「えっちだってば。もう、ハニーのイジワル」
199すっごいお祝い (10):2011/12/17(土) 01:06:40.33 ID:0dFNC3vE
「ハニーが一日でいちばんたくさんした回数は何回なの」
「何を?」
「……ハニーって以外にしつっこいね」
「ははは、ゴメンな。セックスの回数だな。最高で3回かな」
「ふーん。わりと少ないんだね。ハニーってタンパクなの?」
「ほっとけ」
「じゃあ、今日は4回しようね。そしたらハニーの1日えっち最高記録はミキのものになるんだよ。早くしよ?」
「なんかムードないな」
 きっと、初体験の驚きとか疲れとかでテンションが上がってるんだろうな。さっさと寝かせよう。
「じゃあ、まずは添い寝からだな」
 ベッドに横になり、抱きしめてキスをする。
「んふー、シアワセなの……」
 美希のカラダがさっきよりも熱い。やっぱり眠いんだな。まったく、赤ちゃんみたいだよ。
頭を撫でながら、ずっと一緒にいような、と耳元で囁いていたら、やがて眠ってしまった。
しばらく美希の寝顔を眺めて、考える。美希はこんなに幸せそうなんだ。これで良かったんだよな。
「お休み、美希」
 俺も美希に続いて、眠りに落ちた。

−−−−−−−−−−

 翌日は、ハリケーンが去り、良い天気になった。俺は、正午少し前に美希に起こされた。
「ハニー! 起きて!」
「ああ、おはよう。美希」
「ぷんッ! ハニーってば、してくれるって言ってたのに、ミキを寝かしちゃうんだもん。ズルいって思うな」
「大人はずるいんだよ。覚えときな」
 美希はひょこひょこと変な歩き方をしている。
「どうした?」
「んとね、まだちょっと痛いし、なんかはさまってるみたいなの」
 あー、俺のせいか。
「もいっかいすれば治るっておもうな。ね、しよ?」
「それ、治らないと思うけどな」
「じゃあ、新記録はオアズケだね」
「日本じゃ、しないからな」
「うん。この島にいるときはいいんだよね?」
「むー、そうだな……」
「とりあえずは、この島にいるときだけでいーよ。ね、お願い、ハニー」
 その後は、何かをするわけでもなく、くっついたままダラダラと過ごした。
「ハニー。泳ぎに行こ?」
「うん。暗くなる前にビーチに出るか」
 無人島のビーチは、既に夕陽で茜色に染まっていた。
「見て…… 夕陽、キレイだね……」
「そうだな…… あ、ちゃんと言っておかないと。美希、16歳のバースデイおめでとう」
「ありがと、ハニー。でも今さらってカンジだよね。昨日の夜、すっごいお祝いしてもらっちゃったし」
 あー、あれは夢ってことにしてもらえないかな」
 それを聞いた美希が俺に抱きつき、耳元でささやいた。
「夢みたいだったけど、ミキは夢なんかで終わらせたくないな。ハニーもだよね?」
「う、うん」
「もっといっしょに、夢みよ? ね、ステイ予定、いつまでだったっけ?」
「ん? 4日後だろ」
「4日あれば、いっぱいできるね。今日はちゃんと4回して、ミキがいちばんになるんだよ。ね、しよ?
 だーれもいないんだから、ここでしよっか?」

−−−−−−−−−−
おわり
200名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 01:07:56.96 ID:0dFNC3vE
以上です。お目汚し、失礼しました。

初めてエロSS書きましたが、表現力が全然無いことを思い知らされました。
あと、もっと簡潔にするべきですね。

>>20
遅まきながらGJです。でも胸が痛いよ。
美希は嫌なことからは逃げちゃうから、ちゃんと向き合った時には打たれ弱いと思う。
誰かがついていてやらないと危なっかしいよね(美希スレじゃないのでこの辺で)。
201名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 01:23:48.29 ID:9h/RCyhT
>>200
GJ
初投下と思えない出来、エロさ、美希への愛に溢れた作品お疲れ様です
それとPが美希以前にきっちり恋人がいる描写があるのは新鮮だったっす
美希Pはわりとジゴロな雰囲気あるかもしれないですねえ
ちなみに私は、美希は金髪プロデューサーさん呼びが至高
だと思うけどこっち(覚醒より)もやっぱいいよなあ

それと前の私の作品への感想どもです
美希は傷つきにくいけど、
いざ傷つくととことんエスカレートする
危うい一面があると思うわけです
そこがまたかわゆい
202名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 03:25:34.77 ID:RsqhbYLf
>>200
GJ、美希かわいいよ美希
203名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 06:22:42.79 ID:Jqq8n3N+
>>200
こんな手馴れたエロSS初心者がいるかあっ!
大変よかった。行為というより愛が濃厚でむせ返るようだったし、
美希とPの互いへの想いもみっちりと味わえたように思う。
レスからするとエロじゃない奴も書いてる様子、他にも読みたい
(正体明かせって意味じゃないよ)。
10スレお貸しするからには次回作も期待せねばなw

ごちそうさまでした。
204名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 09:50:12.98 ID:QuZ11/Pi
GJです。

キャラスレのノーマルSSはいつも楽しみに読ませてもらってました。
こちらでもこの調子で活躍してください!
205200:2011/12/17(土) 18:34:42.90 ID:0dFNC3vE
わーい、感想ありがとう。

調子に乗ってこれまでに書いた非エロSSをますろだに置きます。
よろしければどうぞ(パスは『miki』)。
ttp://imas.ath.cx/~imas/cgi-bin/upload.cgi?mode=dl&file=93917
206名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 19:46:39.23 ID:EaazEIRS
>>200
お疲れ様、堪能させて頂きました。
愛あふぅれる、いいSSでした。
207SSまえがき:2011/12/17(土) 22:35:05.78 ID:QuZ11/Pi
前29スレ617にて投下した千早母×Pの続きで9レス分拝借します。
もともとのテーマが親子丼で、そのためには娘もPとつながらなきゃってことで。
内容はノーマル、準拠関係ありませんが安易な展開だけはどうかご容赦を。
208SSまえがき:2011/12/17(土) 22:36:16.60 ID:QuZ11/Pi
初対面の相手と会ったその日にベッドを共にしただけでなく
快感のあまりはしたない催促をした上あっけなく絶頂させられた。
長い空閨を経てなお性愛の快楽を求め昂ぶる一方の自分の体が恐ろしくなり
私は辛うじて残った理性の命じるまま、あの部屋から逃げ出したのだが
再び目を覚ました女の本能は誤魔化しようがなかった。
酒の上での過ちと何とかして忘れようとしながら、夜毎あの若い雄を思い出しては
秘所に沈めた指を蠢かせ後悔と愛液にまみれながらあの夜の続きを夢想している。
私にとってセックスは破局しかもたらさない忌まわしい行為のはずなのに。


壊れかけた家庭に止めをさしたのも夫とのセックスが原因だった。
口論で昂ぶらせた感情を強姦のような形で私にぶつけた夫。
けれど砂を噛むような虚しい行為が気持ちを萎えさせるのに最適だと気づいた私たちは、
口論の果て収まりきらなくなった感情をセックスでぶつけあうようになった。
破綻しかけた私たちに残された、唯一の夫婦らしい関わり方。
たとえそれが心の通わない薄ら寒い交わりでも、体温や吐息は感じることができる。
無言で行為に没頭する夫の背中に手を回し、私は喘ぎ声をかみ殺しながら
惨めさに埋もれそうな快感を、懸命に集め味わおうとしている。

終幕は馬鹿馬鹿しいほどあっけないものだった。
ある休日、営みを終えたまま体も拭わずソファーで呆けていた私の姿を
夜遅くまで戻らないはずの娘が凍りついた表情で見つめていた。
そのときあの子がどんな気持ちでいたかなんて考えたくもない。
その日を境に娘は父親に対するのと同様私に話しかけることもなくなった。
諍いにも交わりにも気力を亡くした私たちの関係は途絶え、離婚への秒読みが始まった。


あれが最後だと思っていたのに、またしても私はセックスによる破局を求めているか。
娘を踏みにじることで見離された私が、再び娘を踏みにじろうとしている。
どれだけ私が娘のためという建前を振りかざしたところで、そこには説得力というものは
一切存在しないことを私自身が知っている。
あの日新しい下着を身に着けていたという事実がある限り
酔いを覚ますため部屋についていったという口実がある限り
いや、どれだけ正当な理由があったとしても、彼のペニスに貫かれ悶えた事実は覆らないし
そうなることを心のどこかで期待し、待ち望んでいた事実も隠せない。
そうして考えれば考えるほど、背徳感がもたらす快感はより大きくなる。

私は雌の欲望が命じるまま手をパジャマに差し込み下着をくぐらせる。
湿っているなど生易しいほど花弁の中は熱い沼地と化している。
ならばこの責任を張本人に取らせるのは当然のこと。
携帯を開き、放置していた着信の番号をプッシュする。
屈託のない彼の声を聞きながら、私は指を密やかにうごめかし
性欲という本音を娘のためという建前で覆い隠した会話の末、
ついに私は、あの若い雄に再会を約束させてしまっていた。
一度きりなら過ちで済ませられたとしても、二度目となるとそうはいかない。
娘を守ろうとする母親としての理性が、淫欲に溺れる本能にあっさりと負けて
再び彼に抱かれることは、一体どのような罪になるのだろう?



ロビーで落ち合った私たちは、まっすぐ客室に上がるエレベータに向かう。
千早の為という建前のもと、これから行われる大人の話し合い。
それをテーブルでしようがベッドの上でしようが、最終的に千早のためになるのなら
それはそれで構わないのではないだろうか。
この期に及んでまだそんな言い訳を考えている私の唇を彼はドアが閉まる直前に塞ぎ
私の理性というスイッチをパチンとオフにした。
209母の心、子知らず (後編2/9):2011/12/17(土) 22:37:12.21 ID:QuZ11/Pi
ほんの少しだけ抗って見せながら、若い彼の情熱的なキスを堪能する。
息継ぎに与えられたわずかな時間、弱々しい声で抗議を口にするのは
それを塞ぐためすぐ次のキスをもらえるからであり、そうしたほうが
大人しく愛撫を受けるだけの女より、彼の加虐心が刺激されるはず。

「いっておきますけど僕は本気ですよ?」
お姫様だっこで喜ぶような年ではないのに、囁かれた言葉に弾む心が止められない。
「駄目よ、前にもいったでしょ。あなたは千早を……んっ、こら、体だけだから」
「……しょうがない。遊びじゃないことを分かってもらいますよ」

ベッドに落とされた私を見ながら、彼が服を脱ぎ捨てていく。
全裸になった彼の中心には、既に逞しいペニスが天を仰いでいる。
それから目が離せない私は、催眠術にかかったように自ら服を脱ぎ始める。
彼のぎらぎらとした目が見守る中、脱いだ下着を放り投げると
生まれたままの姿になり、ベッドの傍らに突っ立った彼の前に膝をついた。
あの夜、私に堕落の烙印を焼き付けた彼のペニス。
手を沿え、透明な液体をにじませた先端に唇を寄せてその味を確かめる。
こんなことをするのが初めてだと、彼は気づいてくれるだろうか?
膨らんだ先端に舌を絡ませてみてから、思い切って喉の奥まで飲み込んだ。
えづきそうになるのを堪え涙を滲ませる私の髪を優しく撫でながら、
それでも彼は口を犯すことをやめようとはしないし、そうされることで私は
男に支配される感覚を味わいながらたっぷりと溢れさせている。
やがて彼は私をベッドに寝かせると、待ち望んでいたものを押し付けてきた。
それが抜き身のままであることを確かめ私は目を閉じる。
彼の本気がそういうことなら、私にも私なりの本気がある。

酔っていた前回と違って、与えられる感覚は鮮明だった。
自分の指で得るのより遥かに大きい快感が押し寄せ、翻弄された私の理性は
あっけなくどこかに見失ってしまう。
そうなるとあとはもう彼のなすがまま、私は喘ぎ、泣きながら愛撫の懇願を止められない。

「ほら我慢しないで。声出してもいいんですよ」
「駄目よ恥ずかしい……お願い、あっ、そんな、だめ、そこ、もっと」
「ほら。感じてるんでしょ? 声と顔で分かりますよ。それに腰だって」
「ち、違うわよ、あぁ……ちがう、もっと、お、奥まで」
彼の慎重で丁寧な愛撫が物足りなくなった腰が無意識に動き始めている。
「じゃあ、こういうのはどうですか」
強引に抱き寄せられたと思えば、体がひっくり返され彼の上にまたがる格好になる。
「ほら、こうして自分の気持ちいい場所、探してください」
仰臥した彼の上で、言われたとおり自分で腰を動かしてみる。
体重をかけているせいか挿入は深く、奥をノックされているのが分かる。
「あっ、あたってる……んっ、いいわ、ここ…、あぁっ!」

夢中で動かすたびに奥を突き上げられ、そのたび達しそうになり遠のきかける意識を
胸への鋭い愛撫が引き戻し、乳房だけでなく尻、脇腹、お腹と縦横に動く彼の手が、
次々と私の快楽を目覚めさせてゆき、そのたびに私も顔を寄せ唇を、舌をねだる。

「そろそろ、いいですか?」
「駄目……まだよ、もっといっぱい」
「そんな、もう我慢が……」
切なそうな顔を苛めてみたくもあったけれど彼の切迫は本当らしい。
「いきますよ、このまま」
彼は起き上がると、つながったまま私の体を持ち上げる。
ベッドの上で胡坐をかいた膝の上に載せられて向かい合わせになると
彼は私の名前を、初めて私の名前を呼びながら抱きしめてくれた。
そうして私は、子宮に勢いよく叩きつけられる精液を感じながら果てた。
210母の心、子知らず (後編3/9):2011/12/17(土) 22:38:01.28 ID:QuZ11/Pi
愚かな夢を語ろうとする男の唇を指で塞ぎ、その胸に顔をうずめたのは
情事のあとの気だるさと、奥から逆流してくる精液の感触を味わっていたいから。
どれだけたくさん飲み込もうとも私の子宮が決して満たされることがないのを
彼は知らないし教えるつもりもないのだけれど。
それでも彼は私と一緒になることで家庭を築こうとしていて
それが千早のためだと信じているし、私のことも千早を説得できると考えている。

「千早だってきっと分かってくれます」

何度目かの台詞に溜息を抑えながら、生真面目な彼の横顔を盗み見る。
どうして男はこうも愚かな夢を見たがるのか。
返事の代わりに胸を抓ってやる。
それならあなたが千早と家庭を築けばいいのに。

結局その夜は中に2回。それから口にも一度。
初めて口にした精液は私の人生のように苦く後味が悪かった。
喉にからまる精液を唾液で流し込みながら私は改めて決意を固めていた。
だからこそ娘には幸せな未来を渡さなければいけないのだと。
重要なのはその結果であり、過程も手段も二の次である。



ささやかな荷物をワゴン車に積み込んだら、もう引越しはそれでおしまいだった。
よそよそしい顔で別れの挨拶をつげる娘に、一言だけ私の決意を仄めかせておく。
「彼のこと、好きなのでしょ」と。
訝る娘には答えず、去っていく二人の背中を見送る。
好きならその男を放してはだめよ、ずっと一緒にいなければ。

そうして娘が家を出てからも、彼とは娘に関する報告を受け取る名目で連絡を取りあった。
電話やメールでいいといったのはもちろん理由があってのこと。
すぐ彼は耐え切れなくなり、"重要な相談"という言い訳で私をあのホテルに呼び寄せる。
私は彼の望みを知りながら、素知らぬ顔で若く逞しい体を存分に堪能する。
そうして一月が過ぎ二月も半ばの頃、ようやく私の計画は実を結びはじめる。
私と彼の度重なる密会にようやく娘が気づいてくれたのである。
その知らせは実にあの子らしく、私に対する"宣戦布告"という形でもたらされた。

携帯電話が振動したのは彼との交わりを終え、まだ繋がったままでいるときだった。
発信者が千早であることを確認した私は、そのまま通話ボタンを押した。
彼のペニスを咥え込んだ膣が、私の意志とは関係なく最後の一滴まで子種を搾り取ろうと
ゆるやかな蠕動を続けているのを感じながら、一方的にまくしたてる娘の話に耳を傾ける。

「千早でしょ今の電話」
「ええ、宣戦布告だそうよ。あなたあの子に何かしたのでしょ?」
「……別に大したことは」
「責めてないの。元々私がお願いしたことだし。それよりあの子やっぱり処女だったでしょ?」
「キスしただけですよ。それも挨拶みたいなのを」
「あの子にとってはそれでも十分よ。それより私たち……」
「待ってください」
あわてて腰を動かすことで私の最後通告をさえぎろうとする彼。
それがどれだけ真剣であっても、私の目的は変えようがない。

「そろそろ潮時なのよ」

これが最後になるだろうと思えば、私自身にも名残惜しさがあった。
彼のたくましい背中に手を回し、しっかりと抱き寄せた。
211母の心、子知らず (後編4/9):2011/12/17(土) 22:39:01.35 ID:QuZ11/Pi
「親子揃って頂きますだなんて欲張りすぎ。娘だけにしておきなさい」
「そ、そんな事……僕はあなたと結婚して千早を幸せにしたいだけです」
「前に約束したわよね、あなたの子が出来たらそうしてもいいって」
「ええ、だからいつも……さっきだって」
彼の腰が動くたび淫靡な水音を立てるのは私の愛液だけでなく、
交わるたびに中で受け止めている彼の精液でもある。
子宮を満たした彼の精液の量とタイミングを考えれば、年齢を考慮しても
受精する確率は相当に高かったはずだ。

「気づかなかった? あれだけして何故私が妊娠しなかったのか」
「まさか……ピル?」
「子供がほしいならあの子とつくりなさい……」

ピルを処方してもらったのは彼と会った直後のことだ。
初めて体を交わした最初の夜、彼がきちんとスキンをしてくれたから事なきを得たが
危険日だと知りながら抜き身での挿入を黙認し、途中から雌としての本能がそれを
求めていたのを自覚したのがその理由。

「別れたい訳じゃないのは分かって。あなたがあの子をもらってくれるなら
それでも私たちは家族になれるでしょ?」
「その言葉、信じますよ。本気にしますからね」
「あぁっ、もちろんそうよ、あぁっ……いいわ、そこ…」
「分かりました。千早のことは約束します……」
「ええ…お願い、やぁっ…まって、きついの、駄目、そんな、あっ、ああああっ……」
「だからってあなたが逃げるのは駄目ですよ」
「そんなこと……やっ、私のことはいいから、あっ、抜かないで、続けてお願い」

若い雄と侮っていたわけではないが、彼も彼なりに思い描く理想があり
そこにいるのは千早だけではないということ。
これが最後とばかり獣のように激しく攻め立てられながら私は彼の求める約束に応える。
そして何度も大きな波に翻弄され、数え切れないほど絶頂に押し上げられた果てに
彼はそうすれば強引に妊娠させられるとでもいうように逞しいペニスを子宮口に突きたて、
こじ開けるように強く押し付けると何度も何度もそこに精液を浴びせかけた。



彼が千早をその気にさせたことと、その彼が私の説得に応じてくれたことで
二人を一緒にする私の計画はほぼ成功したといってもいいだろうが
彼が私に求めた約束は三人揃ってが条件だった。
そのためには千早と私が和解しなければならない。
今度こそ娘のために。
私はそう胸に刻んで千早の家に向かった。

「用事って何? 私忙しいのだけれど」
「今日はオフだって聞いたけど。彼とデートの約束でも?」
「プロデューサーのことなら話すことなんてないわ」
「そのプロデューサーのことであなたの勘違いを解いておきたいだけ」
「何が勘違いなのかしら。いまさら誤魔化せるとでも思ったの?」
「誤魔化すつもりなんかないわ。彼と会っていたのは事実だし」
「喧嘩を売りに来たのなら帰って」
「喧嘩じゃないから上がってもいいわね」

しばらくは玄関先でにらみ合った私たちだったが、先に折れたのは娘だった。
今回の面談のためあの男から千早にメールを送ってもらった効力だろうか。
きれいに片付いた、というよりまだ殺風景のままの部屋を見回しながら
通されたリビングに腰を下ろした。
212母の心、子知らず (後編5/9):2011/12/17(土) 22:39:47.62 ID:QuZ11/Pi
「最初にいっておくけれど、彼を奪うつもりなんてないわよ」
「それを信じろっていうの?」
「私はただ事実を言ってるだけ。彼と何度も会っていたこと、それがどういう意味かは
いくらあなたでも分かるわよね」
「やっぱりそう……で、あの時みたいなことしてたのね……」
「ええ、ゆきずりのセックスを楽しんだわ。相手があなたの知り合いだというだけのね」
「わざわざそんな汚らわしい告白をしにきたのなら、もういいから帰って」
「汚らわしいなんて彼が悲しむわよ。あの人、私に子供を生ませるつもりだったのだから。
そうすれば強制的にでも結婚してあなたの家族を作れるのだって」
「う、?よ。プロデューサーがそんなことを……」
「事実よ。でも安心しなさいな、私にそんな気は無いから」
「もう止めてよお母さん! そんな話聞きたくない、私から大事なものもう奪わないで!!」
「落ち着きなさい千早。あなたの大切な人を横取りしようなんて思ってないから」
「でも……プロデューサーとお母さんは……」
「私はあの男の体を楽しんだだけだしそれももう終わりにした」
「……そんなこと」
「彼には悪いけど利用させてもらったの、あの人が家庭を作ろうとしたのは貴女ためだから
それなら貴女と作ればいいでしょって話。彼のこと好きなんでしょ? なら頑張りなさい」
「……そんな、だって私、まだ」
「話はこれで終わり。どう、誤解は解けたかしら」
「……お母さん、勝手よ。どうして、そんな風に……自分ばっかり」
「謝ってすむならいくらでもそうするけれど、貴女はそれを望んでいるかしら?」

それまで真っ直ぐ私を見つめていた娘だったが、そのときがっくりとうな垂れると
小さく首を振って否定を示した。

「お邪魔したわね。あとは自分で考えて、やりたいようにやればいいわ」
「……待ってよ、そんなのずるい」
「私のようにだけはならないでね」
「だから待ってよ! お母さん勝手すぎる! 私だって家族が欲しいわよ、ちゃんと昔みたいな
家族がいるの、お母さんはなんで逃げようとするのよ!」
「母親としての義務が果たせなかったから、こうして娘にも捨てられたの。
それより千早、いつか分かってくれると思うけど男女のことを汚らわしいなんていわないでね」
「じゃあどうしたらいいのよ、私一人でどうしろっていうのよ!」
「それは彼と二人で考えなさい。じゃあ帰るわね」

「いや、いやだ、そんなのいや!」
立ち上がった私の背中に娘が飛びついてきた。
「千早、あなた……」
子供のように声をあげてなく千早の体を抱きしめ、長くて綺麗な髪を撫でながら
再び母親として最後に果たす覚悟を決めていた。

「千早、もう一度お母さんと家族を作り直してくれる?」
「うん。お母さんともう一度やり直す」
「そこに彼も入れてあげないと。三人で新しく家庭を築くというのはどう?」
「……お母さん、彼はどうするの」
「あら、もともとあの人はあなたの大切な人なのでしょ?」
「そ、それでいいの?」
「そこで顔を赤らめるなんて、あなたも一人前の女としてみなきゃ駄目ってことなのかしら」
「からかわないでよ! わ、私だってもう結婚できる年齢なのだし……」
「じゃあそれで決まりね」

こうして娘を抱きしめるなんて何年ぶりのことだろうか。
小さく華奢だった娘もいつのまにか大人に近づき、細くて華奢なのは変わりなくとも
女の柔らかさと匂いだけはいつの間にか一人前になっていることを私は知った。
213母の心、子知らず (後編6/9):2011/12/17(土) 22:40:36.49 ID:QuZ11/Pi
帰らないでと袖を掴んで離さない娘の願いを容れたのはいいのだけれど
流石にシングルベッドに二人で寝るのは少々窮屈だった。
それでも娘はお構いなく予備らしいジャージ姿で布団に潜り込んでくる。

「そんなにくっついて子供みたいよ、千早」
「いいじゃない私子供だもん。だからお母さんも母親らしくして欲しいのだけれど」
「はいはい、分かったわ。これでいいのでしょ?」

胸に埋めた顔を甘えたようにすりつける娘の髪をゆるやかに撫でさすってやる。
「お母さんにはいろいろと教えてもらわなきゃいけないことがあるわ」
「何を教えればいいのよ。ほんとあなたはいつまでも子供ね」
「彼にキスされたときにも言われたわ、大人の考え方ができるようになったら
もっと真剣に私のことを考えるって」
「あなたもそろそろ18だものね。いいじゃない、体から先に大人になってしまえば」
「それは……その、セ…セッ……」
「セックス。あなたまだ処女なら彼と既成事実作ればいいじゃない」
「そ、そうだけど……それはその……」
「不安なのはわかるけど大丈夫、男と女ならだれでもしていることよ」
「でもどうすればいいとか分からないし、怖いんだもの」
「大丈夫、全部お母さんが教えてあげるのだから」

母親が娘の初体験の手ほどきに立ち会うことの妥当性はあえて考えない。
娘の相手をさせる男と私が体を通じているのだ。
世間ではそれを親子丼といって揶揄するかもしれないけれど
それでも親子の絆が回復するのであれば
手段や対面などどうでもいいことかもしれない。




「こういう形で会わないと決めたのは確かあなたでしたよね」
「ふふっ、ごめんなさいね。女というのはしょうがないものなの」
「僕は嬉しい限りですけど」

千早を通じてスケジュールを確認し、その夜一切の段取りを千早と打ち合わせして
予約しておいたホテルに彼を迎え入れた。
口では軽い皮肉をいいながらも、彼の表情と体がその気持ちを如実に表している。
騙すようで気が咎めなくもないけれど、どうせ私たち三人はこれからしっかりと
結びついて家族になろうとしているのだから、あまり気にしないほうがいいのかしら。

一緒にシャワーを浴び、バスローブを羽織っただけでベッドに移る。
クローゼットの中では愛娘が息を潜め、今から始まる男女の営みを待っている。
以前彼女に見せたのは、事を終えた直後の女の素顔。
今から見せるのは男を受け入れたときの女の本性だから、
母親であることは頭から捨て最初の奉仕から全力を尽くす。
見ていなさい千早、これが女であるということだから。
私はベッドに寝かせた彼の上に跨ると、クローゼットに向かって合図を送った。

「ち、千早!?」
「ええ、そうよ。千早、よく見ていなさい」
慌てる男にかまわず、私は彼の股間に顔を埋めて既に反応を見せ始めている
半勃ちの陰茎を口に含んで見せる。
「ちょ、ちょっと待って、これはどういうことですか」
「あなたが希望してくれた通り三人で仲良くするのよ。少し形は違うけれど」
そういってベッドに千早を呼び寄せる。
214母の心、子知らず (後編7/9):2011/12/17(土) 22:41:47.53 ID:QuZ11/Pi
「さっきのは見ていたわね。早速だけどあなたもやってみる?」
「待ってください、いきなりそんなことを千早にさせる気ですか?」
「キスは済ませたって聞いていたからいいじゃないの?」
「そうじゃなくて、こんなのって変です、千早やめなさい!」

娘がためらったのは彼の言葉に対してではなく、目の前に頭をもたげている
男性器が思っていた以上に大きく醜悪な形状だったからであることが分かる。
それでも千早は一つ深呼吸をしただけで、私がしたように顔をそこに伏せて
私の唾液で濡れ光る逞しい亀頭部分をそっくり口に含んでみせた。
私に目線を送る彼女に頷いてみせながら、ゆっくり動かしなさいと伝えてあげる。

「うっ、千早ぁっ、やめろ、あっ、ううっ……」
「そう、上手よ千早。彼も喜んでくれているでしょ?」
そういって頭を撫でてやると、娘は笑顔を見せてより大きく口を動かし始める。
無邪気に、そして懸命に舐めしゃぶる娘の口元から涎が垂れ落ちて
それが陰茎にそって流れるのを見ていると、ただ眺めているのが惜しくなった。
空いている陰茎の下部に舌を這わせ、睾丸も含めて舐め始める。
それを見て娘も舌を伸ばして舐めることを覚え、時折彼女の舌と触れ合うと
お互い顔を見合わせ笑みを交わす。

その頃には彼も抵抗をやめ、自分に与えられる母娘による口淫の光景を
呆けたように眺めているだけだった。
やがて陰茎が小さく震え始め、睾丸が何度かぴくぴくと動きを見せる。
そろそろかしら?
初めてでいきなり受け止めさせるのはどうかと思ったけれど
そうそう何度も娘のセックスに付き合うわけにもいかないから
今夜できることはすべて教えておいてあげよう。
そう考えた私は口を離し、娘の耳元にこれから起こることとすべき事を伝える。
陰茎を含んだまま頷いた千早は、両手でそれを捧げるようもって顔を大きく上下させ始める。

「千早、だめだ、出る、だすぞっ……」
直後彼の陰茎が大きく爆ぜて娘の口内に注ぎ込んだのが分かった。
射精はかなり大量だったらしく、目を白黒させている娘の背中をさすってやる。

「千早、それが彼の精液よ。こぼさずに全部飲み干しなさい」
「…………!?」
「無理なら手に出しなさい。私がいただくから」
直後千早は大きく喉を上下させ、口に溜まった精液を懸命に飲み下していく。
「苦くて喉にひっかかるでしょ? 洗面にいってうがいしてきなさい」
そういって娘を送り出すと、横たわって虚脱している彼の陰茎を口に入れ
残った白い雫を吸い出してから陰茎全体を舐め上げてきれいにする。
「今からが本番なのよ、まだ大丈夫かしら?」
「本気なんですね、あなたは」
「そうよ。前からいっていた通りにね」
「じゃあもう遠慮はしませんよ、最後まで」

戻ってきた千早をベッドにあげると、代わりに私はベッドから降りる。

「いい、千早。あとは彼のいうとおりにすればいいのだから」
「お母さんはいてくれないの?」
「私がいないと不安?まだ怖い?」
「……放っておかれるがいやなだけ」
「分かったわ。あなたもそれでいいわよね」

部屋の明かりを絞り、椅子をベッドサイドにおいてそこに腰を下ろす。
「千早、ここでちゃんと見ていてあげるから心配しないで」
215母の心、子知らず (後編8/9):2011/12/17(土) 22:42:41.61 ID:QuZ11/Pi
ベッドの上に座って向き合ったままの二人。
やがて彼が手を伸ばして千早の肩を抱き寄せると躊躇いがちにキスを交わす。
おとなしいキスをただ受け止めるだけの娘が、おずおずと彼の背中に手を回し
キスが深くなるごとにその手はしっかりと男の体を受け止めていく。
唇を重ねたまま彼は千早を優しく押し倒すと、唇を首筋にずらしながら愛撫が始まる。

「……んっ、ぁっ……」

初めての愛撫を受け、遠慮がちながら女としての反応を見せ始める娘を愛しく思う。
彼も最初は私に気兼ねがあったのかもしれないけれど、千早の肌を開いていくたび
そして娘の初々しい喘ぎを聞くたび、雄としての本領を発揮し始めていく。
やがて娘の着ていたパジャマが剥ぎ取られ、この日のために用意してあげた
大人っぽいデザインのインナーも取りされれ、生まれたままの姿になった娘。
唇から始まったキスはほぼその全身に及び、いまだその洗礼を受けていないのは
ベッドにつけている背中と、しっかり閉じ合わせた足の付け根にあるその場所だけ。
そして彼の手がついにそこにかかる。

力んで抵抗する力を、手馴れた様子の愛撫でそぎ落としていきながら
ついにその場所が開かれる。

「やぁ、恥ずかしい……だめ」
両手で顔を押さえた娘にかまわず若い雄はその体をのしかからせる。
腰の動きからその目論見を見ながら、娘の破瓜の瞬間を待つ。

「やぁ、やっぱり怖い、やだ、お母さん……怖いの、あっ、やぁあ、痛い!」
恐らくはまだ彼の先端を宛がわれただけだろうが
娘のおびえた視線を見かねて私は立ち上がってしまった。

「いい、千早。よく見ていなさい。怖いことなんてないのだから」
娘と場所を変わり、仰向けになって足を広げる。
まだ潤いは十分ではないけれど、すぐに満ち溢れるから大丈夫だろう。
「来て……」

先走りを滴らせている彼の亀頭がゆっくりこすりつけられ、そのまま何度か
上下に動かされるにつれ、私の花弁がゆるやかに開かれるのが分かる。
彼の陰茎も動くたびに徐々に奥に向かって沈み始め、膣口を捕らえた瞬間
ずぶりと中に挿入を受ける。
「あぁっ…いいわ」
「お母さん、痛くはないの?」
「大丈夫……気持ちいいだけよ、あっ、そう…そこ……」
彼も心得たもので、ことさらゆっくり、前後に腰を振っておおげさに
抜き差しを千早に見せ付ける。
「いい、千早。女のここは男のひとのを受け入れるようにできているの。
初めてのときは少し痛みがあるだろうけど、それだけは我慢しないさいね」
「……うん」
「ここはね、ペニスよりももっと大きい赤ん坊を産むだけの余裕があるの。
だから大丈夫よ、力を抜いていれば」
「……わかった、お母さん」
「じゃあ、今度こそあなたの番よ」
「ね、お母さんにそばにいてほしい」
「まあ……本当にあなたって子供みたいね」

それでも、そうしてあげることで不安が払拭できるのであればと
私は千早の後ろに座って、その体全体を抱きしめてあげる。
「少しくらい痛がってもやめちゃだめよ」
「いいのかなぁ」
「わ、私なら大丈夫ですからお願いします、プロデューサー」
216母の心、子知らず (後編9/9):2011/12/17(土) 22:43:31.00 ID:QuZ11/Pi
彼はもう一度娘の足を開くとその間に腰を進める。
そして手で支えた陰茎を娘の秘部にあてがい、馴染ませるようこすり付ける。
そうしながらごくごく細かい動きを加えてゆっくりと娘の処女地に沈めていく。

「……んっ、つっ、くぅ……」
やはり痛みがあり、食いしばった歯の隙間から声を漏らすたび
私は抱きかかえた娘の体をさすり、耳元で力をぬくよう囁きつづける。
「ゆっくり息を吸って。そう、いいわ。今度はゆっくり吐いて」
そうして長い時間をかけながら、それでも確実に彼の陰茎は娘の処女を侵してゆく。
およそ半分ほど進んだあたりで娘の目から涙が零れ落ちる。
「大丈夫よ、千早。あと少しだからね」
「……うん、だ、だいじょう…ぶ、んっ……、あぁっ!!」

もう奥まで入れて大丈夫と判断したのか、彼は大きく腰を前に進める。
「千早、全部はいったぞ。大丈夫か、痛い?」
「……うん、痛い、けど…大丈夫」
「しばらく動かさないであげて。千早、ほら彼をちゃんと見てあげて」
「あぁ、プロデューサー……私、これで、やっと……やっとあなたのものですよね?」
「そうだ千早。お前はもう俺のものだからな」
「おめでとう千早。よかったわね」
「うん、お母さん……わたし、私……」
「じゃああとは彼と最後まで、二人でするのよ」

ベッドに二人を残し、わたしは湯を張った浴槽に疲れた体を沈めた。
役割を果たし終えた達成感と、それからいくばくかの寂寥感。
それがわたしの中からすべて消えたときこそ
わたしの母親としての役割が終わるときなのだから。


◇エピローグ

「服を着ていればあまり目立たないわね。もう8ヶ月だというのに」
「お母さんもこんな風だったの?」
「ええ、まあそうね。でもあなた、お腹にいるときはすごい暴れん坊だったのよ」
「……そんなの知らない」

高校を出て2年後、娘は予定通りあの男と結婚した。
もちろん妊娠したのが理由ではなく、計画的な出産である。
そして私は新婚夫婦の隣の部屋に住み、必要とされるときには
すぐ娘達の部屋に駆けつける。
体調が悪いとき、料理の手ほどき、そして夜のひととき。
もうすぐそこに赤ん坊の世話が加わることになるが、それが今の私にとって
何よりの楽しみである。
娘の妊娠を知ったときには、ふと自分の息子となったあの若い雄の子種を
受け止めたいとも思ったもの。
けれど、ようやく築くことのできた幸福な家族を維持するためには
それはあってはならないこと。

一度は壊し、諦めた家庭。
今度こそ大切に守っていかなければならない。
世間では決して認められない関係であっても
それが私たち親子にとって幸せであるなら
私にとっては命にも等しい価値がそこにあるのだと思う。


おしまい
217SSあとがき:2011/12/17(土) 22:44:42.17 ID:QuZ11/Pi
以上お粗末さまでした。

あと本文投下しょっぱなのタイトル間違えておりましたorz
218名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 23:43:57.59 ID:zE77Mrti
おつかれさまですー 親子の和解は良いものですね
219名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 03:20:49.80 ID:0OZGk3ig
最近投稿されるペースがあがってた気がしていたが、もはや気のせいではすまない質と量。
雪歩の誕生日には俺枯れて死ぬんじゃないかな。
220名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 09:53:29.33 ID:lcihaCiU
なんてことだ。千早のエロさは母譲りのものだったなんて
221名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 11:18:22.78 ID:XOzdHXzO
DSの涼Eランクエンド、いわゆるりゅんりゅん♪状態の涼ちんのアフターものを投下します。
地獄の特訓を受けた上で敗退し、りゅんりゅん♪と女の子になってしまった涼ちんがそのまま治らず
アイドルを続けているものの、本来の人格がたまに顔を出したとしたらどうなるだろう、という発想
の下に生まれた話です。

注意点は以下の通りです。
・カップリングとしてはりょうりつ。
・ただし、両者の間に愛があるのかどうかは謎。
・涼ちんが荒んでいる。
・暴力的描写を含む。
・救いはない。
こんなところでしょうか。

○登場人物紹介
秋月涼(りゅんりゅん♪):日本一かわいい女の子を目指す、どこにでもいるフツウの『女の子』。
直接には出てこない。
秋月涼(男):涼の本来の人格。アイドル活動を含む通常の生活全てをりゅんりゅん♪な女性人格に
任せて、当人は意識の底に深く沈んでいる。月に一度覚醒する。
秋月律子:涼の現状を作り上げた鬼畜眼鏡のうちの一人。アイドルを引退の後、涼のプロデューサー
をしている。涼と同居。
222偽りの果てに1/5:2011/12/18(日) 11:20:10.68 ID:XOzdHXzO
 『彼』は目を醒ますと、ベッドに身を横たえたまま部屋を見回して、疲れたようにため息を吐いた。
 パステルカラーとフリルとぬいぐるみに溢れた部屋。女の子の部屋というよりは、フィクションの中の理想の少女の部屋
のようだ。そう、男性が想像するような。
 彼は起き上がり、花柄の女性物のパジャマを乱暴に脱ぎ捨てる。
 華奢な体つきに、白くなめらかな膚、軽くウェーブする艶やかな髪。可愛らしいと言えるくらい整った顔。
 女物をまとっても似合う体つきではある。しかし、さすがに女性の下着はやりすぎというものであろう。
 実際、苦々しげな顔で脱ぎ捨てた下着の下からは男根がはねるように立ち上がったのだから。
「ふうん。こんなになっても朝勃ちはするんだね」
 一糸まとわぬ姿になって自分の股間を見下ろしながら、彼は感心したように笑う。爽やかさのかけらもない、実にうすら
寒い笑みであった。普段の『彼』を知る者なら、その表情を笑みとはとても思うまい。
「涼、起きなさい。そろそろ……」
 扉をあけた女性は、彼の姿を見て言葉を切る。彼と似た顔つきを持つ女性は、彼の従姉の秋月律子。
「もう起きてるよ」
 唇の端だけを持ち上げる笑みで彼がそう言うと、律子は辛そうに目を伏せた。


 ほうぼうに電話をかけ諸々の調整と連絡をしている律子の背中を眺めながら、秋月涼は朝食を摂った。
 たっぷりのベーコンとサラダをたいらげ、スクランブルエッグをつつきながら、彼は電話から戻ってきた律子に上機嫌な
声をかける。
「律子姉ちゃん、腕をあげたね」
「あ、うん。……その、涼に習ってる……から」
 彼はその答えに驚いたように目を丸くした。その後ですっと眼を細め、意地の悪い表情を浮かべる。
「ふうん。そっかそっか。ところで、姉ちゃん。『私』はこの期間のこと、どう思ってるの?」
「ええと、その……。重い生理で動けなくて、寝込んでるって……」
 ぼそぼそと歯切れ悪く律子は言葉を紡ぐ。かつてのトップアイドルにして、新進気鋭のプロデューサーとしてならす彼女
の姿を知る者にとっては、その光景は実に意外なものであったろう。
「生理? はは、生理ぃ? あははははははぁ!」
 従姉の言葉に唖然としていた涼が、弾かれたように甲高い笑い声をあげた。アイドルとして鍛え上げられた喉から放たれ
るのは、狂気すら秘めた高笑い。
 いつまでも続く哄笑に律子は身をすくめ、泣き出しそうになるのを必死で堪えるように歯を食いしばり、拳を握りしめて
いた。
「そっか。ついに彼女は月経まで手に入れたんだ。幸せそうでなによりだよ。それで? アイドルとしてはどうなの? 皆
に愛される秋月涼ちゃんは少しは有名になった?」
「……こ、今月は調子が良くて、オーディションも連勝で……。Bランクも見えてくるんじゃないかと……」
「そう。それはよかった。本当に。律子姉ちゃんも自分がプロデュースする子が売れて鼻高々でしょう。ああ、いや、律子
姉ちゃんには、Cランクなんて別にたいしたことでもないか」
「涼……っ! 私は!」
 律子の叫びは、涼の睨みつけるような視線にあって、呑み込まれた。涼の方は彼女が叫んだことよりも、彼の表情を見て
それを止めたことが気に障った様子でそっぽを向いた。さっさと残っていた朝食を平らげ、席を立つ。
「しばらく一人にしてもらうよ。頼んでおいた物は?」
「うん。全部あるはず……」
「そ」
 短く言って、彼は彼女の前に手を突き出した。律子がその掌の上に、小さな鍵を載せる。
「じゃあ、また呼ぶよ」
 それだけ言って、彼は部屋を出て行った。
223偽りの果てに2/5:2011/12/18(日) 11:21:47.14 ID:XOzdHXzO
 秋月律子と秋月涼の二人が暮らすマンションには、月に数度しか開かれない開かずの扉がある。
 居住スペースは十分にあるマンションだから物置代わりになっている部屋があっても不思議ではないが、これは違う。
 そこは、秋月涼のための部屋だ。
 自分を女の子と信じ切ってアイドル活動を続ける『秋月涼』ではなく、男であるために、男であることを続けようとする
ために自らを封じ込めずにはいられなかった、秋月涼という少年のための部屋。
 一ヶ月の間に数日――平均して三日――しか目覚めない彼は、いつも、その部屋に籠もる。
 フリルやぬいぐるみや、その他の女の子らしいものが浸食してこないその場所に。
 律子はその部屋の前に立ち、自分に気合いを入れるかのように一つ深呼吸。
 シャワーでも浴びたのか、ほどかれ波打つ髪が、わずかに湿気を帯びているように見えた。
「入る……ね」
 小さくノックしてドアをあける。その先の部屋は、灯りが点いているのに薄暗いように思えた。窓にカーテンではなく板
が打ち付けられているのが、圧迫感となっているのかもしれない。
「ああ、律子姉ちゃん」
 ベッドの上に座って雑誌を読んでいた涼が顔をあげる。彼女を迎える涼のその無邪気な笑顔が、律子の胸を打った。
 だが、彼の表情はすぐに暗い色を帯びる。
「今日の服はそこだよ」
 彼が顎で示す丸テーブルの上に視線を向けて、律子は顔を赤らめた。
「涼。これは服って言えるものじゃ……」
 そこに置かれているのは、下着というのもおこがましい代物であった。
 ブラジャーは乳房を支える役目など果たせず、しぼりあげ、強調するためだけの紐のようなもので、その中央にあるのは
小さな三角形の革だ。
 乳輪とその周囲をわずかに覆うだけのそれの中央には穴が開けられ、金属で補強されている。乳首をそこから突き出すた
めにわざわざそんなことをしているのだ。
 下半身を覆うはずのものはもっとひどい。革のベルトが組み合わせられているそれは、下着の輪郭を模しているだけで、
膚を隠すためにも、体型を矯正するためにもまるで役立ちはしない。
 隠すべき場所であると明示することによって、革のベルトに囲まれた部分の淫靡さをひきたてるためのものに過ぎないの
だ。
 B級映画でもなかなかお目に掛からないような下品で扇情的な衣装であった。
 彼女がその下着についてなぜよく知っているのかといえば、当の彼女が選び、注文し、入手したものであるからに他なら
ない。以前の涼の命に従って。
「だから?」
 赤面する従姉に、涼は真顔で聞き返す。途端に律子の体が硬直した。まるで、彼を恐れるように見る見る顔が青ざめてい
く。
「ご、ごめんなさい。すぐ着替えるわ」
 震える声で言う律子は、慌てた様子で来ているものを脱ぎ始める。さすがにスカートを下ろす段になって手が止まりかけ
たものの、涼が彼女のことをじっと見つめているのに気づき、かえって指の動きを早めた。
 成人直前の女性にしては少々少女趣味の入った下着の上下だけになったところで、上目遣いに従弟の方を見る律子。彼は
それに対して一つ頷いてみせるだけであった。
 律子の指が意を決したようにホックを外す。ぷるんとまろび出る柔らかな二つの肉の丘。小柄な体には似つかわしくない
ほどのその胸に、律子は紐のような下着を乗せていく。
 肉を締め付け、盛り上げて、男の劣情を誘うためのそれを。
 涼の視線をしっかりと感じながら、ついに彼女はショーツに手をかける。露わになった股間には、あるはずの翳りは見ら
れなかった。下の毛は全て剃っておくよう、言いつけられているのだ。
 誰に?――もちろん、いま彼女の痴態を観賞している彼に。
 悔しさのためか羞恥のためか。唇を噛みしめながら、彼女は拘束具のようにも思える革紐を身につける。股間の三角と尻
を強調するだけのベルトを。
 そして、秋月律子は彼の前に立つ。
 肉を締め上げる革だけを身に纏って。
 膚をなめる男の視線のためか、あるいは、異常な状況のせいか。穴をあけられたブラジャーから顔を覗かせる彼女の乳首
は、ぴんと立っていた。
「うん、綺麗だね」
 からかうような涼の言葉に身を震わせながら、彼女はその場で崩れ落ちた。
224偽りの果てに3/5:2011/12/18(日) 11:23:28.73 ID:XOzdHXzO
「いつも不思議なんだけど」
 ベッドに腰掛ける彼の股間に顔を埋めている従姉の頭を見下ろしながら、涼はなんでもないように話しかける。
 そこでは律子が懸命に舌をのばし、彼のものをしゃぶりあげているというのに。
 舌で彼のものを味わうようにねぶり、頬の内側で亀頭をこすりあげ、苦しくなるほど息を吸い上げて彼の物に刺激を与え
る律子は、まさに必死というにふさわしい姿であった。
 それは、愛情からの戯れというよりは、なにか苦行を果たそうとする者の決意がうかがえる行為。
 秋月涼という人間に快楽をもたらすという目的には変わりはなくとも、どこか義務感と強迫観念に取り憑かれたような動
きにも見える。
「自分のものを女の子の『私』はどう思ってるんだろう。見過ごすほど貧相かな、これ」
「わ……たしは、んっ、他の人のは知らな……い、けど。……はぁっ……すごく、立派……ぴちゃ……だと思う……」
 指での愛撫を取り混ぜ、その合間に律子は彼に返答する。彼女の口腔から流れ出る唾液を竿に塗り込めるようにこすりあ
げる細い指。その動きに、涼は我慢しきれないという風に吐息を絞り出す。
 その様子に、律子は安堵したようにさらに手の動きを強めた。
「じゃあ、なんで?」
「精神的な死角……って、お医者さんは……。見えてるけど、意識しない……って」
 掌全体でしごきあげる動きに切り替えながら、律子は説明する。両手を使って慎重に行われるそれは、なにか厳かなもの
を拝む動作にも見えた。
「ああ、そういえば、カウンセリングにも通ってるんだっけね。体と心のメンテナンスはアイドルの業務のうちだとか説得
して」
「……知ってるの?」
「意識すれば、『私』の時の記憶も思い出せるんだよ。一応、僕が『主人格』だから。律子姉ちゃんは認めたくないかもし
れないけどね」
「そんなっ。私は!」
 突き放すような調子で言われた律子は愕然とした顔で彼を見上げる。涼はそんな彼女の前に手を突き出して、それ以上続
けるのを阻んだ。
「手」
「え?」
「止まってるよ」
 指摘されてみれば、律子の動きはすっかり止まっている。まるで動いていない手の中で、ぴくぴくとペニスが脈動してい
るのを、彼女は青い顔で見つめた。
「あ……」
「お仕置きだね」
 涼の手が、律子の後頭部に回る。さらさらと流れる髪の間に指を入れ、彼は彼女の頭をがっしりと掴んだ。
 俯いていた顔をあげさせながら、彼は立ち上がる。彼女自身の動きもあり、律子の体が持ち上がって、膝立ちとなった。
その目の前には屹立する彼のペニスがある。
「口」
「は、はい……」
 肉の凶器をつきつけられた彼女は怯えるように答えて、その口をあけた。ゆっくりと呑み込まれていく涼の怒張。
 律子は先程にも増して懸命に舌を蠢かそうとするが、彼はそんな彼女の様子を嘲弄するような表情を浮かべ、一気に腰を
動かす。
 律子の喉の奥に突き入れられる肉の塊。彼女の肉体は反射的に異物を吐き出そうと動くものの、それが許されるはずもな
い。
 えづき、涙を流し、息の出来ない苦しさに身をよじる律子の頭を、彼は面白がるように前後に動かした。
「えぶっ……ぶふっ……げぁ……」
 涙と涎と洟にまみれながら、律子は彼にすがりつくように手を伸ばす。それが、苦しさから逃れるための動きなのか、彼
の暴虐を受け入れて密着しようとする行為なのか、涼には判断がつかなかった。
 けれど、そんなことはどうでもよかった。
 彼に頭を動かされ、いいように喉を蹂躙される従姉の惨めな姿を見下ろすことに、彼は夢中だったから。
「ははっ、気持ちいい、気持ちいいよ。律子姉ちゃんの口まんこ、最高だよ!」
 無茶苦茶に動かしているために、涼自身にも時折痛みがある。律子は懸命に顎を開き、彼のものに歯が触れないよう唇で
カバーしているが、それでもぶつかれば衝撃はあるし、狭い喉に突き入れる度に絞り上げられるような感覚もある。
 だが、それに勝る征服感がそこにはあった。
 あの律子が。
 聡明で、人当たりが良く、スタイル抜群の自分のことを太りすぎだと気にするような間抜けなところもあるくせに依怙地
で、彼にだけは少し意地悪な彼女が。
 日本中を魅了したトップアイドルにして、彼の自慢の、彼のあこがれの従姉が。
 いま、彼の手によって自由になっている。
 許しを請うこともままならず、顔中をべしょべしょにして、吐き戻しそうなのを我慢しながら、彼のなすがままになって
いる。
 そのことに酔いしれながら、彼は律子の口中に射精した。
225偽りの果てに4/5:2011/12/18(日) 11:25:20.43 ID:XOzdHXzO
 先程のイラマチオで思わず床に吐き出してしまった涼の精液を舌で舐め取らされながら、律子は後ろから犯されていた。
 床に這いつくばり、舌で掃除している律子の尻を持ち上げて、涼はゆっくりと彼のものを出し入れしている。剃り上げら
れているおかげで丸見えの秘所を彼の張り詰めた肉棒が出入りする度、泡が潰れるような小さな音が立った。律子の汁と彼
のものが絡み合い、淫猥な音をたてているのだった。
「もういいよ、律子姉ちゃん」
「んっ……はい」
 突き入れるのと同時に、ぱんと彼女の尻を張る涼。律子は喘ぎとともに顔をあげた。
「ベッドにいって」
 彼女の中に入っていたものを無造作に引き抜き、立ち上がる涼。一方の律子はすぐに立ち上がろうとして、腰がくだけた
ようによろめき、そのままよろよろとベッドに倒れ込んだ。
 涼は、そんな彼女にのしかかり、脚を開かせると、すぐにその中に侵入した。
「んぅっ……」
 肉を割り広げながら入ってくる感覚に、律子が鼻にかかった声をあげる。暗い笑みを浮かべ、彼はその姿を見下ろしてい
た。
「バックもいいけど、正常位は顔が見えるのがいいよね。律子ねえちゃんのいやらしい顔が全部見られる」
「そん……なっ。はう……ああっ!」
 腰を押さえられ、乱暴に突き上げられながら、彼女は反論の声をあげようとするが、ほとんどが意味のない喘ぎと化して
しまう。
「違うっていうの? 濡らしているのは体の防衛反応だって? 漏らしているのは喘ぎじゃなくて、単なる息だって?」
「そ、そうじゃ、ない……けど、で……もっ!」
 事実、彼女の顔はとろんと溶けている。乳首は痛いほど固く立ち上がっているし、愛液は潤滑剤の範囲をはるかに超える
ほど垂れている。膚は興奮と羞恥に美しく朱に染まっているし、声にはあきらかな甘さがある。
 涼は腰を動かすリズムを変え、彼女の中をかきまぜるような動きを加えながら続けた。
「そうだよね。認められないよね。僕にレイプされて、それ以来ずっと性欲処理に使われて、それでも感じてるなんて、プ
ライドの高い律子姉ちゃんが認められるわけがない」
 息を呑む律子。彼女は涼になんとか答えようとするが、体の内側からわき出る快楽の声に紛れて、うまく声を発せられな
い。
「あれでしょ。玩具代わりなんでしょ?」
 その間にも涼の言葉と攻めは続く。彼は実に巧みに律子の弱点を引きずり出し、そこに許容量以上の快楽を注ぎ込みなが
ら、平然と話を続けていた。
「そう、あんたにとっては、僕はいつでも玩具だった。からかって、反応を見て、楽しんで。これもそれと一緒だよね。僕
の体を使って、オナニーでもしてるつもりなんだろ、律子姉ちゃんは」
「ちが、ち……ちが……」
 ぶんぶんと首を振って、彼女は彼の言葉を否定しようとする。だが、もしはっきりと彼を否定できたとして、果たして、
彼はそれを聞いていただろうか。
「女の子の服を着せて、本気で怒れない僕を、ばかにして楽しんでたくせに。困っている僕を、いつも自分の楽しみにしか
使わなかったくせに」
 嬌声をあげ続ける律子に覆い被さるようにして、涼は低い声で彼女を罵る。快楽と恐怖の中で、彼女は従弟の顔が憎悪に
歪むのを見た。
「お前の、お前のせいで、僕は!」
 その両手が、律子の首にかかる。指に力が込められるのを、彼女は震えながら感じ取る。
「お前たちが、僕をいらないって言ったんだ!」
 律子の細い首を包むようにしている両手に、体重がかけられる。
 息が詰まる。喉が潰れる。彼女の視界が、血の色に染まり始める。
「や……りょ……う……」
 まだ口は動いた。まだ声は出た。
 しかし、がんがんと頭は鳴り出し、視界は真っ赤にかすみ、もはやなにを考えればいいのか、どう動けばいいのかも彼女
にはわからない。
「あはは、すごいよ、律子姉ちゃん。首絞める度に、おまんこも締まって、もうさいっこう!」
 ばたばたと暴れる律子の体を、涼は犯し続けていた。
 顔中が真っ赤になり、目をむき、舌を突き出した律子の姿をあざ笑いながら、彼は彼女の肉を使って楽しんでいた。
 彼の腰の動きが一段と速まり、そして、その手がぱっと律子の首から離れる。
「殺してなんかやるもんか」
 げほげほと咳き込み、のたうち回る律子に吐き捨て、涼は彼女の全身に浴びせかけるように精を放った。
226偽りの果てに5/5:2011/12/18(日) 11:27:25.78 ID:XOzdHXzO
 さんざんに律子を犯した後、泣きながらそのことを詫びる。それがおきまりの風景だ。
 泣き疲れて眠った従弟の頭を、律子はずっとなで続けていた。彼は、しがみつくような格好で律子の膝を枕に寝息を立て
ている。
 何度も首を絞められて毛細血管が破れたのだろう、いまだ朱色のひかない顔で、彼女は痛ましげに彼の事を見下ろしてい
た。
「本当に、優しい子」
 本気で、彼女はそう言っていた。自分を殺しかけ、自分を犯した男に。
「罰して欲しい私のために、わざわざ苦しんで……」
 実を言えば、涼が――男である涼が月に数日とはいえ現れるようになったのは、律子が涼を引き取って同居するようにな
ってからのことだ。
 それは、彼が元に戻る前兆ではなかった。そうであってほしいと律子は期待していたが、一年近く過ごしていて、そうで
はないと結論づけるに至った。
 自分が彼にしたことに後悔し、なんとかして償いたいと願う律子に、贖罪の機会を与えるために彼は現れているのだ。
 そうでなければ、彼女を犯すだけ犯し、罵倒するだけ罵倒して、それ以外の事をせずに再び眠りに就くはずがない。
 願わくは、そのことが彼にとって少しは気晴らしになっていてくれれば、と彼女は願う。彼女への断罪のために表面に出
てきてくれているのだとしても、男であることを示すことで、なんらかの好転がみられれば、これほど嬉しいことはない。
 彼女は、彼のためなら文字通り身も心も捧げるつもりだった。
 彼と彼女、二人がどうなっていくか、彼女にもわからない。
 それでも、なにがあろうとこの従弟のそばにいてやろう。
 明日目覚めれば、再び思うさま嬲られ、犯されるであろう男の頭をなでながら、律子は改めてそう誓うのだった。


――――――――
以上です。
227名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 17:37:51.05 ID:2ZFwOcRj
>>221

鬼畜の逆転が素晴らしかった。
罵倒、首絞めに、鞭・蝋燭を加えてもええんやで?
228名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:08:49.33 ID:9b3dw6te
>>221
乙です。
非常に苦い読後感でしたが、深く考えさせられる作品でした。
ファンたちや、プロデューサーとしての律子を傷つけたくがない故に、
暴君として振る舞うことでしか逃げ道を作れない涼に、
その涼からの責めを贖罪の場として受け入れることしかできない律子。

不器用な二人らしい歪な関係はひどく魅力的でした。

そして、そんな苦い作品であっても非常に興奮してしまうのも事実。
229名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 21:29:30.60 ID:NTnXB4Ku
美希のzip見て砂糖を吐きつつ、千早のSSで苦味を味わい、そして涼ちんのSSで激辛が直撃したよ。ちょうどいいバランスでご馳走様でした
230名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 22:25:39.67 ID:pgpVIHrG
彼の彼女たちとの付き合いは長い。
もう6年になる。
幾度となく“1年”を過ごしてきた。
彼が歳を重ねても彼女たちの若さは変わらない。
彼は彼女たちを想いながらオナニーをする。
どこかの誰かが勝手に書いた、彼女たちと自分以外の同じ立場の人間が関係を持つような読み物にも目を通している。
しかし彼は彼女たちに触れることができない。
「もう終わりにしよう」
そんな言葉を口にしたところで何の意味もないこともわかりきっている。
今日もまた、彼は自分の中にある彼女と…
231名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 22:51:36.31 ID:5NJBryST
>>200
良かった……

良かったぞおぉぉぉぉぉぉぉ!

……ふぅ
232名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 23:52:24.26 ID:FvIJ/A2C
このスレって中子右子とか美心、レッショル、瑞希ってありなんかね?

ちょっと中子と涼が昔幼なじみだったという設定の話を考えてたんだが

やっぱりニコマスでやれって話ですよね…
233名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 00:10:27.02 ID:GNmrS2Gh
>>232
このスレに貼られるようなのをニコで出来るのかという問題はさておき
初めの注意書きやタイトル表記等の読みたくない人が飛ばせるような方法をとっていれば良いんじゃないかな?
234名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 00:20:03.56 ID:lHshFkRu
>>232
ダメならこのスレで雪月花の小ネタ書いた俺の立場はどうなる
235名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 00:56:03.80 ID:s4CFVWEi
>>234
63か懐かしいな。

つか、あの作品でエロ書くと百合るのは気のせい?
236名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 04:13:34.80 ID:kP8X6Cq9
それがほしくてもう我慢ができなくなる。
このにおいがたまらない。
私はそれを口に含み、音を立ててすする。
その汁も飲み込む。
私の身体が汗ばみ、火照る。
さらに脱ぎ、長いものを受け入れる。
熱いものが私の中に入ってくる。
長く、長くつながっていたい。
だがそれもほんのひとときの夢。
終わってしまうとあの快感も夢でも見ていたよう。
たしかに私はすべてを受け入れた。
しかしその感覚そのものを記憶することはできない。
確かめるためにはまたそうするしかなく、やめられないのだ。



「カット!…OK!」
俺たちはナレーション収録のためにスタジオに来ている。
らあめん振興キャンペーンのイメージビデオのためだ。
237名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 14:04:52.49 ID:qXQ31Mou
らあめんとざあめんを間違う同人割と多いよね
238名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 17:29:10.38 ID:Dk6u9G+8
乱交モノの続きが見てェ…
239名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 21:33:38.63 ID:GqtdcNU7
これまでに菜緒お姉ちゃんのSSって書かれてる?
>>200
よかったら書いて星井
240名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 21:40:43.97 ID:G/x9crtR
ないよ〜
つか菜緒美希で百合の方がいい気がする
百合スレ行きだけど
241名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 22:02:18.97 ID:2SKejT8t
つまり今度は姉妹丼?
242SSまえがき:2011/12/19(月) 22:55:44.55 ID:BvzPFE1W
流れ豚切りですまないです。姉妹丼なら私も読みたいです。
妹美希と違いやや地味で真面目で清楚なお姉さんを奪っちゃうような
内容なら随喜の涙です。

それはさておき28スレで投下した真美SSの続編的な短いお話で3レス拝借します。
特別な注意点はございませんがエロさも大したことのない微妙なお話です。
年末在庫処分みたいな感じです。
243亜美がたり 1/3:2011/12/19(月) 22:57:13.74 ID:BvzPFE1W
一卵性ソーセージだから外見はそっくりだけど、何から何まで一緒ってことはないから。
これ番大事なことだから最初にいっとくね。
食べ物の好き嫌い、服の好みはだいたい一緒で子供のときから変わんない。
変わったこと? そうだね……ズバリ好みのタイプ。
もち男の子のことだよ?
たとえば真美は兄ちゃんのこと最近妙に気にしてるみたいだけど
亜美はまあビジネスパートナーwとしか考えてないとことか。

食べ物は分け合えるし服は貸し借りできるけど、カレシはそういうわけにいかないっしょ?
だからこれはこれでいいんだけどね。
でも真美があの日、兄ちゃんと何かあったッポイ?って思ったとき
不思議なことに亜美、ちょっと悔しい気がしたの。
だってさ兄ちゃんちから帰ってきたら違うシャンプーの匂いしたんだもん、絶対怪しいっしょ?
だから何があったか確かめようとかるーい気持ちで、真美にもモチ内緒で。
したら、大変なことになっちゃったの。


いつも真美と一緒に行動するから、実はチャンスなんて滅多にないんだよね。
でもあの時真美が先に女の子の日になって体調崩したとき
真美には悪いけどチャンス!なんて思ってしまったわけ。
まああの時は好奇心がボーソーしちゃってたから仕方ないんだけどね。
ともかく真美に化けて兄ちゃんちに潜入することにしたのだよ。
化けるといってもニチジョウチャハンジで髪留め変えるだけだからチョー簡単。
外見だけで亜美と真美を区別できる人なんかいないし兄ちゃんは特にニブチンだし
絶対にばれないって思ってたのに最初から気付いてたなんてずるいよね。
亜美は真美になりきって兄ちゃんを完全に騙していると思ってるのに
兄ちゃんは全部知っていて、その上であんなことやこんなことを……。


「どうした真美。おいでよ、いつもみたいにしようぜ?」
「う、うん……」

ソファーで手招きしてる兄ちゃんの前に立つとそのままぐいっと引っ張られて
膝の上にだっこされるみたいなカッコで向かい合わせになったの。
ううっ、これは予想していたよりカゲキなことになっちゃう?
キスくらいはしてるとしてもエッチまではまだってのが亜美の予想だったのに
なんかイキナリ凄いことになってるんだもん。
だって……亜美のソコに兄ちゃんのアレがぴったりくっついてるんだよ?
つかこれってこんなに大きくて固いものなの?
まだほとんど何もされてないのに頭がぼーっとしてきて考えられない
だから兄ちゃんにチューされたときもすぐに気付かなかった。
亜美のファーストキスはこうして知らないうちに兄ちゃんに奪われたわけで。

でもそんなのはほんの序の口だったの。
キスはすぐベロチューになった。
真美って亜美のしらないとこでこんな風なことまで兄ちゃんとしてたんだ。
なんて考える余裕はあっても、もう真美のフリを続ける余裕はなかったと思う。
兄ちゃんの唇はそのまま顎から首に来て、ぞくぞくするような気持ちよさに
もう体の力が抜けちゃって、だからもうされるがまま。

兄ちゃんの手がシャツの中にはいってきてあっというまにブラも押しのけられちゃって
凄いんだ……エッチなことするって。
そんな風に体のあちこちキスされて、揉まれて触られながら
亜美、兄ちゃんのお膝の上でどんどん服も脱がされてるの。
244亜美がたり 2/3:2011/12/19(月) 22:57:43.93 ID:BvzPFE1W
「じゃあそろそろベッドいくぞ」
「……んっ」
「今日もいっぱい気持ちよくしてあげるからな、亜美」

このときは気付いてなかった。
だってもう上半身ハダカにされて胸も乳首もペロペロされすぎてわけわかんないし
亜美って呼ばれたことなんて気付くわけないっしょ。
ベッドにポーンと放り出されたとき、このままどこまでされちゃうのだろうなんて思って
もし真美が兄ちゃんと最後までいっちゃってたら、亜美もこのままバージン卒業……?
だとしたら逃げなきゃ、いや亜美だっていって許してもらったほうがいいじゃないかなとか、
でも体は思っているように動かなくて。
いいじゃん、別に兄ちゃんとならしちゃっても、そんな風に考えている部分もあったし。

そうこうしているうち、服を脱いだ兄ちゃんが迫ってきていた。
そんとき亜美はホットパンツと靴下は履いたままだったけど兄ちゃんてばマッパ。
凄いのがね、見えた。
今でこそこうやって笑いながら話できるけど
あんときは見た瞬間、マジ体から力抜けた。いやいや腰が抜けてたよ。
男の人のってこんなでかくて怖いものなのか……アリエナイ
こんなの入れられたら絶対怪我する。
血が出るとかってレベルじゃない。裂ける。真っ二つに裂けちゃう。そして相手は死ぬ……

「ほらほら、そんな泣きそうな顔するなよ。別に最後までしないんだから」
「……ふぇっ?」
「だいたい亜美はまだ中学生なんだしさぁ、体だって発育途中だろ」
「ほ、ほんとにしないの?」
「当たり前だ。だから真美とも舐めるだけにしてるんだし」
「そうかぁ……いやぁほんとにびびっちゃったよ……って真美?」
「お前は亜美だろうが」
「……あり、ばれてた?」
「ああ、最初からな。つかキスしたときに」
そういうとガバっと覆いかぶさられて身動きできないの。

「どういうつもりで入れ替わったのかしらないけど……」
「あ、まって兄ちゃん……そのことでお話が。うん、話せばわかるっしょ」
「いいや聞かない。これは俺をだました罰だしな」
「やだ、待って……脱がさないで、やああ、だめぇええええ」

必死で抵抗はしたけど兄ちゃん本気の力の前では意味なかった。
あっというまにパンツまで脱がされて、亜美もマッパにされちゃった。
それでも最後までされちゃうことはないと兄ちゃんのことは信じていたけど
……さすがにこれは恥ずかしすぎるよね。

「実は真美とはまだこっちはしてないんだ」
「……ふぇっ? どうしてだよ」
「うん、なんとなくかな」
「じゃあ……なんで亜美とこういうことしようとしてるんだよぉ」
「それも、なんとなくかな」
「兄ちゃんってセッソーないんじゃね? 亜美と真美は別人なんだよ」
「そう…だよな。うん、やっぱりそうだ、悪かったな亜美」
「い、いや最初だましたの亜美だし」
「いいから着替えな。もうおしまい」
「……亜美にはしないの?」
「ああ。やっぱりこういうことは亜美が好きになった人にしてもらいなさい」

そう言われてちょっと兄ちゃんを見直したのが最大の失敗だったね。
245亜美がたり 3/3:2011/12/19(月) 22:58:44.44 ID:BvzPFE1W
頼りないしセクハラの変態さんで今日も亜美にはやりたい放題だったけど
やっぱり兄ちゃん優しいじゃん、だったらちょっとだけ真美の先を越してみる?なんて。
いろんなとこにチューされたのも気持ちよかったし、つか初めてでもあんなに感じるものなのか
ちょっとした疑問もあるけど、好奇心はとめられなかったってのもあるし。

兄ちゃんはなんかゴチャゴチャ言い訳してたけどしたいのは分かってた。
だってね、目がもうギラギラしてたから。
あとはもう勢い。
恥ずかしいのを我慢して、足を。
兄ちゃんの目の前で思い切り開いた。

したら兄ちゃんの目がまん丸になってたのがちょっと笑えた。
でも次の瞬間、兄ちゃんてば亜美のコカンに顔をぐいっとつっこんできて。
ペロリと舐められた。

「ぁひゃぁあああんっ!」
自分でもびっくりするくらい大きな声が出てた。
兄ちゃんもなんか夢中になっちゃったるみたいで、唇で吸われるわ舌はペロペロだわ
その気持ちよさというのは衝撃的だった。
もう恥ずかしいとか考えられなくて気持ちよさだけが頭の中でいっぱいになって
最後はほんとに変になっちゃいそうなのが怖くなって
もう止めてほしくなっても体も動かなくて声もちゃんと出なくて

「うぅ…ぁあぁ……だめだよぉ……もうやめ……」
そのあと亜美、気を失っちゃったみたい。



というのが亜美と兄ちゃんとの秘密の話。
秘密ってこともないんだけどね。
色々カゲキなことはしちゃったけど最後まではしてないし。
まだ中学生だし真美にも悪いし亜美だって覚悟できてなかったし
兄ちゃんも……いや、兄ちゃんはなんだかやりたそうな気もしたけどw

とにかくその日は真美が兄ちゃんにしてもらったこと
恋人っぽいキスとかべろチューとかお風呂に入って洗いっことかを全部してもらった。
なんでかって、今日のこと真美にばれても亜美からは言わずに黙っててほしいって。
兄ちゃんから真美にちゃんというから亜美からは言わないでって。
まあ多分ばれるの分かってたけど約束通りに黙ってた。

家に帰ったとき真美は何か気づいたっぽい顔してたけど何も聞かれなかった。
そのせいで亜美は良心の呵責に耐えかねてゲロしそうになったけどがんばった。
あとで聞いたけど、真美も兄ちゃんとのこと内緒にしてた引け目があったからだって。
さすが双子の姉妹だけあるでしょ? お互い考えてることなんて顔見ただけでわかるもん。
だから兄ちゃんとの関係のことも全然揉めなかったよ。
そもそも最初から兄ちゃんは亜美と真美二人のオモチャだったしね。
そう考えたら別にオモチャでも彼氏でもいい、三人で仲良くできればそれでいいんだって。

じゃあ三人で何をしたとか気になる?
んっふっふー、気になるでしょ?
どうしようかなぁ。
でもそれはまた今度の話だね。
だってこの話は亜美の出来事の回だからね。


うん、とりあえずおちまい。
246SSあとがき:2011/12/19(月) 23:00:05.31 ID:BvzPFE1W
以上お粗末でした。

なおこのSSと少し前の親子丼、ともにセルフ転載といたします。
247名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 23:07:04.52 ID:G/x9crtR
親娘丼に双子丼…ぬあんて背徳感なんや
でも両者共に罪悪感のない罪な兄(C)
248名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 23:36:11.42 ID:SfmP0mlv
超短編仕上げたんで出します。
タイトル:ビデオレター
注意書き:雪歩×P、外部から見た様子、1レスで終了

その少女とは、とある駅で出会った。
なんでも、今から旅に出るそうだ。
そのそばには、男の姿があった。
なんでも、今から北に出かけるそうで。
少女は、スコップを携帯していて今にもホームに穴を開けそうであったが。
とりあえずなだめると、彼女は落ち着いて名前を名乗った。
少女の名前は萩原雪歩。今から男とともに北海道へ行くらしい。
男はどうやら彼女のプロデューサらしい。
萩原雪歩は、まだデビューしたばかりの駆け出しらしい。
男の人が苦手なので、十分離れていろいろ聞いたわけなのだが。
そりゃ穴掘って穴の中で応答したくなるよね。
後で手紙を送ってほしいととりあえずプロデューサを名乗る男に封筒と便箋を渡しておいた。

あれから半年が過ぎた。封筒と便箋が戻ってくる気配はない。
だが、突如、封筒と便箋が戻ってきたのだ。そこにはビデオがついて。
脅迫状かと思ってみてみたら、事情は違っていた。
送り返せなかったのは、送り返す文面その他が見当たらなかったことだそうで。
で、送りつけられたビデオを見ると、プロデューサと雪歩がキスをして雪歩が倒れたのを、
ベッドに寝かしつけた上で下半身を触り、挙句の果てに男性器を女性器に挿入し、
その上で中に精液を流し込むというとんでもない動画であった。

はっきり言って、これを流してしまえば、彼女のアイドル人生は幕を下ろすことになってしまう。
私は、そのようなことはできなかった。
そもそも生殺与奪を自分に預けるなどあってはならないことである。
私は、このビデオを地下倉庫に鍵をかけて保管した。
249名無しさん@ピンキー:2011/12/20(火) 20:40:52.34 ID:yFwsaSJT
P「どういうことだ、律子。説明してもらおうか」
律子「はい、この件について釈明します。あの男に唆されて酒をすすめられて、アイドルも一緒に……」
社長「それは君が酒を飲む前かね、飲んだ後かね」
律子「お酒は確かに飲みましたが……」
P「ちょっと待て、なんで職場で飲んだんだよ。飲んでんのがおかしいだろ」
律子「飲んだといっても、ほんのちょっぴりだけです!」
社長「しかし君は酔いつぶれた。そして緊急連絡に応じられなかった」
P「小鳥さんのフォローがあったから良かったものの、万一のことがあったらその責任はお前にあったんだ!」
律子「……」
社長「秋月くん、責任を取ってくれたまえ」
律子「進退伺いを……提出します。いかなる処分も、覚悟しています」
P「では、処分が決まるまでお前には当分、仕事は控えてもらう。お前の担当アイドルは無期限謹慎をしてもらう」
律子「……!」
社長「わかったね!!」
律子「はい……」
250248:2011/12/20(火) 23:32:09.68 ID:Ap+6+tl7
>>249
GJです。(248と249は別人)
251名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 06:52:34.54 ID:vrxrgyr3
新聞の下のほう、週刊誌の広告にこんな見出しを見つけた。

“名物P、夜は事務員をプロデュース”

あれほど私に気を付けろと言いながら自分はネタにされてる。
良い気味だ。
もっとも、垂れ込ませたのは私なのだが。
二人の行動のほとんどを把握している。
彼の鞄に仕込んだ盗聴機の音声も録音した。
私はそれを聞き、泣きながら自慰に耽った。
でもそれだけではすまなかった。
私を置いて遠くへ行ってしまいそうで。
ここにいてください。
私を見てください。
私を見てください…
252名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 07:00:27.87 ID:VLNtgHU3
世にも奇妙な物語みたいだな>上の3作
253名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 07:44:39.05 ID:KWozUZO8
ラブコメ展開しやすそうなのは誰だろうな 皆素質あると思うが
254名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 11:28:44.56 ID:nYwRYc2V
りょうゆめあいえりで
涼だけ気付いてないのがラブコメの王道
255名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 11:55:30.81 ID:2Olorvr/
あなた様をえれくちおんさせる奥義を身につけたと言う貴音に、
「あ、ごめん。さっき買った快○天で三発出しちゃったから当面の間勃たないわ。また今度な」
と告げ、徒労の余りその場に崩れ落ちた貴音に毛布を掛けてそのままゲーセンまで出かけたい
256名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 13:30:16.77 ID:uXBG5Cnq
Pが相手だと、アイドルに比べ年齢が高めだからラブコメって感じがしないな…
やっぱり前提として、いけない関係を築いてるっていう業界のタブー要素がエロいんだと思う
だから個人的にはラブコメより修羅場だったりクセがあるほうが好きだったりする
257名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 13:58:49.80 ID:LwFYlRbM
基本涼ちんが使いやすいと思うけど相手を誰にするかが問題だね
誰でもいけそうだけど
258名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 14:21:44.23 ID:4WJijglf
涼ちんと雪歩が俺の中では甘々なイメージ
ドラマで恋人役なんだから練習しましょう
→一緒のテーブルでお茶
→隣同士にすわって台本読み
→手をつなぐシーンきちゃった!!
→肩を抱く
→キスシーンまで!!告白シーンも!!

みたいな流れは考えたことがあるな。
259名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 14:24:48.05 ID:BGXP7U3Q
>>253
鈴木→絵理←尾崎
    ↓
夢子→ 涼 → 愛
これでどうだ?
260名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 14:32:25.63 ID:L1PcXo6a
レスボスの雪歩にROD(男根)を強制的に見せつけて精神をズタズタにしたい
261名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 16:57:52.08 ID:JuRYVQUj
>>259
さらに舞さんが無理やり愛ちゃんとくっつけようとする流れ
262名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 17:23:07.44 ID:nYwRYc2V
絵理

夢子→ 涼 ←愛

絢音

でどや
263名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 18:20:14.54 ID:ril0gmlW
DS組乱交か。
264名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 18:43:28.32 ID:M8AZbZqw
朝ご飯とデザートのケーキを食べて
1時間休憩してから、貴音とイチャイチャしてええええ
265名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 22:33:38.40 ID:3ktURNy/
>>260

ゴルゴ乙
266名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 23:46:56.18 ID:HjPTmUvj
律子「どうでしょうか、この方法は」
P「AKB商法を、うちでもやろうというわけか……」
律子「はい。たとえよその模倣でも、確実に利益が上げられるならどんどん取り入れていくべきです」
P「しかし、これをいつまで続ける? ずっとか?」
律子「まあ、Sランクアイドルが出るまででしょうね。それまでの財源としてかなり期待できるかと……」
P「ふざけるなっ!! お前は大事なお客様を誑かせと言うのか!!!」
律子「……!」
267名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 23:52:42.22 ID:jcMCa81h
↑961プロじゃあるめえし
りっちゃんはそんな鬼畜眼鏡じゃないはず
268名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 23:54:44.13 ID:ebzEb3Tr
コロムビアがアイマスでそれをやろうとして大失敗したよなぁ……
269名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 00:01:54.17 ID:ril0gmlW
律っちゃんの鬼畜ぶりは涼ちん他、ごく親しい人にだけ発揮される。
270名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 01:04:12.13 ID:D0pThMki
どうでもいいかエロはどうした
内容はともかくエロは頑張ってくれ
271名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 11:24:50.55 ID:QPAu/4S/
クリスマスだからきっと王道ラブラブが投下されるはずだ…!
ネクタイ締め直して待機だ
272名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 12:20:25.99 ID:gDvJ3kJP
とんでもない発想が出てきた。
ある日、プロデューサが死んだ。そのあと、765プロは大混乱。
とりあえず876プロから涼を呼んできて表向き男性アイドル、
裏でPをやるということになった。(一応女装可能で、必要ならやる)
基本、心理理解なんかはお手の物なのだが、765プロは魔境である。
何の抵抗もなく女性陣が胸とかいろいろ触らせるものだから、
涼は自分が男とあまり意識されてないと考えるようになってくる。
876時代の付き合いはそのまま残っているものの、女性だらけは相変わらず。

765プロで料理できる人間は少ないので彼の料理は好評である。
彼の料理は豪快なものではなくまさに繊細なもの。女性的料理である。
カロリー計算しつつ栄養バランスまで考慮した料理はこういう場所では重要。
あと、まともな料理できるのはやよいくらいしかいない。
他の人たちは料理できないか、壊滅的な腕前。

ある日、雪歩が自分で勉強した料理(簡単なもの)を涼に持っていく。
しかし、その中には性欲を刺激する薬が入っていた。
2人きりの密室でそれを食べた涼は…。
273名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 13:03:12.43 ID:zSNbP43V
わっふるわっふる
274名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 13:06:48.78 ID:It3xq9UH
涼さん大人気だな
275名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 14:58:22.38 ID:xrA4Fhlk
876プロってなんて読むの?
276名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 14:59:32.55 ID:oFraRBN7
ばんなむ
277夢子凌辱1/2:2011/12/23(金) 15:07:48.35 ID:oFraRBN7
「さあ、観念しろ。現行犯だ」
 私のやってきた妨害活動は、そんな風に終わりを告げた。
 どうやら、妙に増えてきた嫌がらせに、楽屋にはカメラがしかけられ、私の行動は既に何度か補足されていたようだ。そ
の日は、だめ押しにその場で取り押さえたというわけ。
 私を捕らえたのは765プロのプロデューサー。そう、あの如月千早の事務所の人間だ。
 だが、彼は私をテレビ局に突き出すでもなく、ましてや官憲に引き渡すでもなく、とある条件を提示してきた。
「765プロに入れ。そんな小細工をしなくても売れるようにしてやる」
 なんと、私、桜井夢子を765プロでプロデュースするという。
 その意図を疑いながら、数々の証拠を押さえられて逆らうことなど出来ない私は765プロに所属することとなり、そして、
とんとん拍子にアイドルランクを上げることになった。
 売れっ子アイドルばかりの事務所にいることが刺激となったのか、私が妨害に尽くしてきた力を芸能活動そのもののに注
ぎ込むやり方を学べたのか、あるいは――たぶん、これが本当だけれど――プロデューサーの実力か。
 私は思ってもみないほどの早さでAランクに上り、念願のオールドホイッスルにも出演した。アイドルとしての出演は876
の秋月涼に先を越されたが、同一事務所からの二人目の出演というのは、それはそれで快挙と認められた。
 そう、私は自他共に認めるトップアイドルの座についたのだ。
「努力して、自分の中に眠る才能を掘り起こし、育て、発揮する。その上で最後の一押しに、なにかをする。お前の考えは、
発想としては実に正しかったんだ、夢子」
 その頃の私は、ここまで導いてくれたプロデューサーに心酔していて、さらには、男女の恋愛感情も抱いていた。だから、
夜中に仕事だといって連れ出され、車の中でそんな昔のことを持ち出されたとき、どうしようもない切なさに襲われた。
 そうだ、この人は、私の過去を知っている。人気の絶頂で、外を歩けばファンに囲まれて身動きをとれず、どこに行って
も絶賛される。そんな状況にあっても、この人は、私の薄汚い内面を知っているのだ。
「ただし、他者への妨害なんてのは、労力の無駄遣いだ。いや、売れてない時点での細工なんて、どれも無駄だ」
 心臓をわしづかみにされるような恐怖と悪寒の中、しかし、彼は微笑みながら私に話し続ける。
「工作ってのは、力を持ってからやるものなんだよ」
 これまで見たこともなかったような昏い瞳で、彼はそう断言した。

 その日から、私の世界は一変した。
 忙しいスケジュールの中、不意に入れられる夜の仕事。
 そこで、私は幾人もの男たちに玩具にされた。いや、中には女性もいた。Aランクアイドルは、誰からも好かれているのだ。
 男のぬめぬめと這う舌に膚を穢され、年下の少女に作り物のペニスで処女を奪われ、秘密のパーティで扇情的な下着姿で
給仕させられ、数人の男に一晩中、口とあそことお尻で奉仕させられ、自分の持ち歌でストリップさせられて、悔し涙も枯
れた私は乾いた思考で考える。
 そう、私をAランクアイドルに押し上げた、そのことそのものが、目的ではなく手段にすぎなかったのだ。桜井夢子とい
うアイドルの『商品価値』を高めるための。
 これによって、765プロは他のアイドルを売り出すことが出来る。そのうちの何人かは高ランクに達し、そして――どう
いう風に弱みを握られるのかわからないが――私と同じことをさせられるだろう。
 おそらくは、お姉様や千早さんが私の道を切りひらくためにやっていたように。
「いやあ、君のところだけだよ。こんな有名人を好きにさせてくれるなんて。でも、いいのかね。こんなのは売れない子に
させることじゃないのかい?」
「いや、先生。頂点に立つ者こそ使うべきなのですよ。後は落ちるだけなのですから」
「ははは。熟れた果実をもぎ取ってこそ、か」
 最初の日にプロデューサーと男が交わした会話が、妙に耳に残っている。
 私は処女のまま、その男にお尻の穴を開発され、直腸をえぐる異物感に泣きわめきながらも絶頂するまでに調教されるよ
うになるのだが、まあ、そんなのはどうでもいい話だ。
 いまは、目の前のことに集中するとしよう。
 下卑た表情で、ガウン一枚の私を凝視している老人を喜ばせることに。
「桜井……夢子、です」
 絶対に知っているはずの名を告げながら、私はガウンを落とす。
 醜悪な欲望を露わにする男の視線に素肌をさらし、ヒット曲を全裸で歌って、そして、おそらくはそのまま犯される。
 Aランクである限り、続いていく悪夢。
 私はそんな中にいる。
278名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 15:08:12.50 ID:easyCbH7
>>274
というより他に使いやすい男キャラがPくらいだからなんじゃね?
ジュピターとかその役目を果たせるハズなのに騒動が尾を引いてるから・・・・
まあ新幹とかコミカライズ組とかさほど人気のないアイドル相手ならいいだろうけど
279夢子凌辱2/2:2011/12/23(金) 15:08:44.60 ID:oFraRBN7
――――――
――――
――

「なんてことになってたかもしれないんだよ! 夢子ちゃん。本当に良かったね、変な嫌がらせなんてやめて」
「……」
 満面の笑みで十代の少年らしい妄想を語りきった涼を、桜井夢子はあえて責めようとはしなかった。
 お仕置きは、彼の後ろに立つ二人で十分だろうから。
「涼? 人様の事務所のクリスマスパーティに呼ばれておいて、なんて話をしているのかしら」
「秋月さん? その話だと、私も体を穢しているようだったけれど、なにか含むところでもあるの?」
「り、律子姉ちゃんに千早さん? い、いや、これはあくまで今年、夢子ちゃんが真っ当になった……って、ぎゃっ!
痛い痛い痛い痛い!」
 がっちりと顔を掴まれ、そのままひきずられていく涼の姿を横目で見ながら、夢子はクリスマスケーキを平らげるのに戻
る。
「ぎゃおおおおおん!」
 どこからか、そんな啼き声が聞こえてきたような気がした。




――――――――――――――――――
うん、ごめん。不意に思いついたんだw
280名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 15:35:03.18 ID:tAVb4PKZ
面白かった
GJ
りょうちんが小鳥化しとる
281名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 15:45:04.31 ID:D0pThMki
心配してくれたことは嬉しい、と甘い時間をご褒美にくれる段階はまだもうちょい先ですね、わかりますw
282名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 18:40:09.71 ID:wf+2ZmZb
>>279
涼ちんどれだけ妄想力たくましいんだよw
と思ったが、ここの住人である俺にそれを指摘する資格は無かった
283名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 18:45:09.04 ID:HV87Drqg
小鳥「クリスマスかー…」

小鳥「ぐぬぬ」
284名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 19:44:58.04 ID:D0pThMki
>>283
俺の嫁になってよ
285名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 20:07:55.42 ID:svUFjFm7
>>283
小鳥さんを局部的にホワイトクリスマスにしたい
286名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 21:40:07.05 ID:loAjxyeu
>>278
翔太×やよいなんかいいと思うんだ。同じ14歳だし、本編での絡みも多い。
方法は、案外いくらでもあるもんだよ。
Pが飛行機で旅立つ→やよいがジュピター3人を招聘→独立部隊として行動
→懇意になる→無敵のPが戻る→所詮Pは単なる駒にすぎない

問題は、交わるのが4年後になることだが。さすがに無責任はやらんだろう。
(4年後っていうのは18歳って意味ね。だからエピローグから2年)
実際、やよいEDってPは頼れる人物であって恋人ではないからね。
恋心持ってるようには見えないし。
287名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 21:43:48.64 ID:qXJPdWw4
やるなら勝手にやればいいが、ちゃんと注意書きつけてNG入れられるようにしといてくれよ
288名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 21:55:34.29 ID:WMc08s2q
公開する以上は叩かれても泣くなよ
「イヤなら見るな」とかもってのほか
あまりにあまりな罵声に抗議するのは構わんが、
「見てくれ見てくれ」って公共の場に出したものを
「イヤなら見るな」って言い放つアホにはなるなよ
289名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 22:19:12.62 ID:WSBSNR09
>>286
2はまだやよいをプロデュースしてないから何とも言えないけど、
無印のメールやお兄ちゃんコミュの不正解を見る限り脈はありそう。
290名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 23:03:21.94 ID:js1QqMhQ
「どうせ孤独なクリスマスを送るプロデューサーの為に、自分がサンタになってやるぞ!
プロデューサー、クリスマスプレゼントは何が欲しい?」と聞かれ
「セックス」と即答し、フリーズした響に「ケンタ○キーのパーティーバレルを貪りながらペニスをぶち込むのさ…!」と言いたい
291名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 23:04:11.67 ID:UZKnCVW7
>>288
自分から肥だめに飛び込んでおいて「くさいくさい」って言うタイプ?
292名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 23:19:41.58 ID:OgCi+O4j
0時ぴったりに雪歩SS投下予定
0秒はさすがに自信ないけど
293名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 23:59:58.68 ID:OgCi+O4j
ぴったりいけたかな?純愛Pです。
萩原雪歩誕生日記念『純愛M@STER 雪歩編』です。
非準拠。アニメ終わったけど平常運転。最早恒例の雪歩視点。
ただ雪歩は詩が好きらしいので、ちょっと文体がいつもの雪歩と違って違和感あるかも。
あとテーマは「Pのセリフが一切不明」です。
Pが要所要所で何を言っているのかは各自の想像にお任せです。
それでは4レス使います。
294『純愛M@STER 雪歩編』:2011/12/24(土) 00:00:40.22 ID:OgCi+O4j
「萩原雪歩です。
あ、あの…今回の話は…あのその…
今の私は男の人にこんなこと絶対できないですぅ!」


ふぅっと息を拭いたら白い気体が出て消える。
寒いな、というのが声に出さなくても分かる瞬間。


私は、プロデューサーに恋をした。
私は面倒くさいから嫌われるかもって思って、
美希ちゃんに恐る恐る相談したらむしろ

「どうしてあの人のこと好きになるのかわかんないよ」

なんて言われてしまった。
確かにプロデューサーは事務所の誰よりも神経質な人かもしれないけど。
私のことを不必要なまでに気遣ってくれて。
割れ物ガラスを扱うように面倒を見てくれて。
だから、彼のことが好き。


1か月前。
勇気を出してプロデューサーに告白した。

「あの…プロデューサー…あの…好きですっ!」

あまりに直接的だったのか、冗談か何かかと思われて笑われた。
だよねと思った。私には似合わない。
けれど、プロデューサーは泣いている私を見て本気だと分かってくれた。
わたしより一回り背の高いプロデューサーは屈んで、
公園の噴水の前で、そっと私にキスしてくれた。
顔が見る見るうちに赤くなるのが自分でも分かった。
この後、少女マンガみたいにおうちに連れてかれて…それで…。
けれど、プロデューサーは私の頭を撫でただけだった。

「キスの後…しないんですか」

言いながら手袋を口に当てて震える私を見て、
プロデューサーは何もしない選択をした。


あの時。
私が意地を張ってえっちなことをしたなら。
その時は、今とは違った関係になっていたのだろうか。
プロデューサーとは今だって恋人同士。
好きと確認し合うことはするし、見えない場所で手も繋ぐ。
だけど。もう一歩先に進みたい気持ちもあって。
それは私にはまだ早いし似合わないんじゃないかって思う気持ちもあって。
でももう迷わない。
本日12月24日。世間ではクリスマス。私にとっては誕生日。
この日、私は…大人になる。そう決めた。
295『純愛M@STER 雪歩編』:2011/12/24(土) 00:01:15.37 ID:ytmZgBog
「あの、お父さん、明日ね、遅くなるの。
理由なんだけど、怒らないで、聞いて」

家で勇気を振り絞って言った。
プロデューサーの家に泊まることを。
嘘の理由はいくらでもあるけれど、私が嘘なんてついてもすぐばれてしまうだろう。
そう、思ったからだ。
お父さんは黙って首を縦に振った。
あまりにも早かったから確認を取ったら、
普段は見せない笑顔で了承の言葉を紡いだ。
心の底からありがとうと言って家を出た。


ここまでして、今プロデューサーの前にいるんだ。
もう恐れるものはない…多分。

「プロデューサー、今夜、泊まらせてもらえます?」

ちょっと考えたけど、彼の答えはOKだった。
お昼はちょっと小さめだったけど一応クリスマス・イベントがあった。
別段私の帰りが遅くても構わない、そう思ったのだろう。


プロデューサーの家にいる間は気が気でなかった。
普段話せる話も上の空になって深夜が待ち遠しかった。
誕生日ケーキを兼ねたクリスマスケーキも、
口の中に味が広がる前に飲み込んでしまった。
彼がお風呂に入っている間も、私がシャワーを浴びている間も、
どう切り出したらいいか、頭はそればっかり。
イベント中はそんなこと考えている暇なんてないからこの時考えるしかないのだ。
ようやく、深夜になって二人で寝ることになって、
私は考えていた台詞をそのまま口から吐き出した。

「プロデューサー、私とその…えっちなこと、してください!」

296『純愛M@STER 雪歩編』:2011/12/24(土) 00:01:46.24 ID:OgCi+O4j
どう切り出すか。その結論は直球で攻めることだった。
今までだって、怯えながらも直球勝負だった。だから。
でも、プロデューサーは私をここでも気遣おうとした。
もっとも、それは予測できたこと。
無理してると思われるのはいつものことだ。
しっかり、息を吸って思いを伝えた。

「私、アイドルだって向いてないと言われながらもここまで来たんです。
おおげさかもですけど、これだって…」

尚も頭を撫でながら反応を窺うプロデューサー。
涙を流して言っているのは告白した時と同じ。
だけど、涙の意味が違って見えるのだろうか。

「私、こ、怖くなんかないです!もっと乱暴にしてほしいんです!だから…その…私を…」

「めちゃくちゃに…してください」

か細い声だったけどちゃんと伝わったみたいだ。
プロデューサーの顔が真っ赤になるのが分かった。
耳元で、軽く脅しをかけられた。怖い反面、嬉しかった。
自分で服に手を掛けると、プロデューサーがその手を払ってボタンを外す。
お節介なまでの過保護。でも、彼のこういうところが好きだ。
下着を脱ぎ去ると、手の位置が分からない。
身体を隠さないように、自分の涙で湿ったシーツを強く握った。
彼のそこまで筋肉質ではない細身の身体が、寄りかかってくる。
自分と彼の肌の色を見比べる。
自分の肌が、より白く薄まっている気がした。
お互いにベッドの上で正座をして、普段以上に濃厚なキスをすると、
プロデューサーの口から私のものか彼のものか分からないショートケーキの味がした。
唾の音が、耳に残る。
297『純愛M@STER 雪歩編』:2011/12/24(土) 00:02:08.01 ID:OgCi+O4j
体勢が整わなくて、私はシーツの上に仰向けに倒れこんでしまう。
彼の顔が真上に見えて天井の光を遮る。
同時に、興奮と恐怖の入り混じった心臓の高鳴りで、身体が震える。
突然、胸を掴まれ揉みしだかれる。
覚悟してたことだ、怖くなんかない。
そう思った時、上の突起を摘ままれて声が漏れる。
我慢する必要はないのに、ついつい手が口を塞いで目を瞑って。
私のか細い声は涙声のような喘ぎに変化する。

「ひっく…っく…」

心配そうに顔を近づけられる。無理もない。

「ふぅ…ふう…だい…じょうぶ…ですぅ…わたし…うれ…しい…で…す」

安堵したプロデューサーの表情を見て、私は重たい腰を上げようとしたけど。
上手くいかずまた仰向けに倒れてしまう。
何とか動こうとして脚をちょっとだけ上に持ち上げると硬いものが太股にあたった。
驚いたけれど、これが私の中に挿入るんだと思うと不思議な気分。
バツの悪そうな顔で頭をかいている彼に尋ねた。

「私のあし…太かったですか?」

彼の驚いた顔が見える。似合わない台詞は、時に相手を興奮させる。
私が一番知っている。彼の場合もそうだから、というのもあるけれど。
プロデューサーの手が太股に移った。
顔はあそこの部分に近づいて、そこをその…舌先でぺろぺろ…ぺろぺろ…
今まで感じたこともない感覚に声が大きくなる。

「あっ…ひぐっ…なめないで…ふぁっ…なめっ…なめちゃ…」

片方の手はシーツを強く握って、
もう片方の手は涎を垂らして息を吐き続ける口元を隠している。
暖房がなければ部屋は寒いはずなのに私の身体は汗まみれで、
あそこからも変な液が流れ出ているのが分かる。
298『純愛M@STER 雪歩編』:2011/12/24(土) 00:02:29.52 ID:BapzteqH
シーツを握っている手を急いであそこに近づけようとしたら体が大きく跳ねた。
トランポリンみたいに身体が上下して頭がくらくらした。
腰を抑えつけられ、何もわからないまま何かが私の中に押し込められた。

「あついっ…あついですっ…!」

私の中にプロデューサーのが挿入ってきたと分かったのはすぐ後。
私の今までの態度から遠慮なくしていいと思ったのか、
プロデューサーの攻めは容赦ない。
でも、私は嬉しい。あそこから酷い痛みを感じるけどそれもまた心地よい。
きっと「乱暴にされて嬉しい」気質があるんだろう、私には。

「ひぃん…はっ…ふっ…もっと…もっと…おねがい…しま…んっ…あぁ!」

おなかがもっと熱くなった。
赤ちゃんのもと、と言われるのを出されたのだろうか。
意識はあったけれど、体がどんどん重くなって、
プロデューサーとキスをしながら目を閉じた。


次の日の朝。
毛布でぐるぐる巻きになった私は寝ぼけ眼で自分の身体を見た。
裸だった。汗で毛布が塗れ雑巾のように湿っている。
シーツには拭いた跡があったが、微かに血が残っていた。
枕元にティッシュにくるんであるゴムが見えた。
気付かなかったが、「できないようにしていた」らしい。
隣で寝息を立てているプロデューサーを揺さぶった。

「プロデューサー、起きて、起きてくださぁい!」

寝癖を付けて起き上がった彼の姿もまた愛おしい。
というより、今は彼の全ての姿が愛おしい。
麻痺していると言われるかもしれない。
でも、恋ってそういうものだと私は思う。

「その、昨日は…ありがとう、ございましたぁ…」

顔が火照っているのを隠しつつお礼を言うと、
彼の眼が私の胸に向かっていることに気付いた。
思えば、胸が丸出しだ。あわてて湿った毛布の中に身体を隠す。
すると、彼が、ベッドの上で何かを探し始めた。
私の前に置かれたのは昨日私が着ていたワンピース、下着。
いそいそと着替え直す私にプロデューサーが近づく。

「あ、あのっ、流石に今日はしませんよ!」

プロデューサーはあわててそれを否定した。
安心したけど、続きを少し期待していたのも事実だったりする。
我ながら不純な女の子になったものだと思う。
ああ、それにしても。
いつまでも二人きりのこの時間が続けばいいのにな。
そんなことを考えていると突然、耳元で小さくプロデューサーが囁いた。
私は頭のてっぺんまで真っ赤になった。
299名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 00:05:25.29 ID:ytmZgBog
以上です。
0時ミス。これはひどい。
さて、作品ですが自分の中では久しぶりの執筆に意外と苦戦した件。
感想頂ければ幸いです。あと雪歩は可愛い。
今後ですが現在りょうまみ鋭意制作中。
そして雪歩誕生日おめでとう!
それではまたノシ
300名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 01:53:28.35 ID:rqVrkszb
クリスマスを目の前にして、日本からそう離れていない、とある国の独裁者が死んだ。
恐怖政治で頭を抑えていた人物がいなくなり、その国は大混乱に陥った。
絶え間ない住民による暴動と治安部隊による弾圧。
弾圧と粛清以外に能がない後継の独裁者。
そして、内外で懸念されていた、軍部の暴走がついに始まった……。
「……ソウルへの空爆で、多数の死傷者が出ている模様です。日本人が巻き込まれたかの情報は入っておりません」
テレビで緊急事態が伝えられている。
「わー、戦争してる」
春香はテレビに見入っている。
「怖い。人が死んでるのかな」
雪歩は青ざめている。
「ま、日本には関係ないでしょ」
千早は気にも留めない。
テレビに、爆弾が落雷のごとく閃光を放ちながら落ちていく画像が映されている。
着弾した爆弾で、ビルが燃えている。
遠くの雷は、こちらに落ちることはない。対岸の火事は、こちらに燃え移ることはない。
彼女たちはそう思っていた。
しかし、雷は……頭上にすでに来ているのかも知れないが……。
301名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 02:06:43.19 ID:ldbivL/A
>>299
なんという俺得SS
良かったですgj
302名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 07:09:53.11 ID:h90OeWA+
>>299
まさに純愛!
303名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 09:42:26.14 ID:s+izyD7h
とりあえず甘さがない怖いSSができたので投稿します。
注意書き
怪力ちーちゃん
りょうゆめ
誰か死にます
エロは期待しないでくれ(グロいからここにもってきた)
304名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 09:43:27.85 ID:s+izyD7h
「これも違うわ」
「いったい何ならいいんだ」
「うん、これね」
そういうと、PC枕木を山ほど買い込んだ千早。
いったい、誰を殴るのだろうか。というより自分だな、と。
ところがある日、千早は逮捕された。原因は殺人。
何のことはない。大量の枕木で黒井社長を殴ったらしい。
凶器は残っていて、指紋もついていたので決定的かと思われた。
だが、その説は一瞬にして覆された。死亡推定時刻当時、彼女は遠く離れた場所にいたのだから。
証言者もいて、結局犯人が不明になった。というより、そもそも他殺なのかどうかさえ怪しい。

さらに詳しく調査したところ、765プロに空き巣が入ったにもかかわらず盗まれたのは枕木だけという、
奇妙な状況が発生していたことが判明した。というより、空き巣に入られた事実が後から発覚したというね。
しかも、盗まれたのは1本だけ。どうやら間違いない模様。そして盗んだのは誰だったのだろうか。
数日後、あっさり犯人が逮捕されたわけなのだが、その犯人は男女2人組で、名前を秋月涼と桜井夢子というらしい。
だいたい、原因から言うと、あまりに卑怯すぎる黒井社長の抹殺計画らしい。
というより、黒井社長が凶器もって2人の抹殺を企てて接近していたので、近くにあった765プロから枕木1本盗み出し、
その上でどうしようもなくなったので、撲殺したという結末らしい。
というより、黒井社長がこれまでに数十人ほどの殺害を行っていたにもかかわらず、
裏で情報が抹殺されていたという事実も後日判明。かくして2人は英雄となった。
罪を償う必要性も明らかにないと判断されたというのもあるが。

Fin
305名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 15:05:53.34 ID:eS1IdKym
日誌 プロデューサー記 2011年12月24日

今朝、雪歩の掘った穴を見つけた。道路にはスコップの後が。
このプロダクションは俺を恐れている。俺に真実の顔を見られたからだ。
(中略)
春香が俺を見上げこう叫ぶ「Pさん、私をもっと近くに置いてくれませんか?」
俺はこう答える「は?それって(ry」

といった日誌を書きながら黒井殺人事件の真相を探る顔の無い謎のプロデューサーになりたい
306名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 19:31:29.04 ID:D3y2f7QF
>303 スレタイをよく読め
307名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 19:52:27.31 ID:gsUWydfU
>>303
グロなら、いじめ・虐待専用スレかな。
ストーリーがちゃんとしてるなら創作発表板でも良いけど。
ここで書いても良くてスルーだよ。
308名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:06:56.46 ID:mdED7fJD
ネタ系はどうなの?いくらか書いてるけど
309名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:24:17.34 ID:dTFWIy//
エロがないならアウトだと思われる
310名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:47:54.83 ID:xbuQLeuQ
千早とPの話を投下します 短め グロスカはないよ
311名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:50:43.55 ID:xbuQLeuQ
 今年もクリスマスが近い。
 街には恋人たちが溢れ、いろんなお店がクリスマスムードを盛り上げようと必死になっている。
 しかし、俺は自分のアイドルたちのことで頭がいっぱいだ。
 クリスマス当日にはイベントライブもある。
 そのための準備に追われ、今日も事務所で一人残業をしている。

「……これで今日は終わりだな」

「プロデューサー、少しよろしいですか?」

「あれ、千早まだいたのか?」

 なんとか明日に響かないレベルまで仕事をこなし、帰ろうとした矢先のことだった。
 ユニット「ないちっち」のリーダー、如月千早が背後から語りかけてきた。

「はい、調べものがありましたので」

「そうか、お疲れさま。あんまり無理するなよ」

「お心遣い感謝します。それで、ちょっとお願いが……」 

 時間管理に厳しい千早が、珍しくこんな時間まで事務所にいたのは俺に何か話したいからなのだろうか?


「なんだい? 改まって」

「はい、その、急なお願いなので心苦しいのですが……」

 左手で軽く髪を書き上げながら、彼女は言った。
 心なしか表情が硬く、瞬きの数も多い。

「そんなに遠慮するなよ。何でも聞いてやるよ」

「本当ですか? では、明日の仕事が終わったら……付き合って欲しいところがあるんです」

「それってデートの誘いか?」 

 俺は軽い冗談のような気持ちで返した。

「えっ、別にそういうわけでは……」

 しかし千早を慌てさせてしまった。
 もう少し言葉を選ぶべきだったかな。
312名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:51:25.30 ID:xbuQLeuQ

「まあいいけど。それで、どこに連れて行ってくれるんだ?」

「コンサートホールです。クラシックのチケットが当選してしまいまして……」

 千早はモジモジしながら後ろ手に隠し持っていた封筒を俺に見せた。
 薄い水色の封筒の中には「invitation」と書かれた書面と、金色の縁取りがされたチケットが二枚入っていた。

「へぇ、大帝国ホテルの……しかもS席じゃないか! 俺なんかでいいのか?」

「他に誘う人もいませんから」 

 少しうつむき加減のまま、千早は小さく答えた。

「じゃあ喜んでお供させてもらうよ」 

「良かった……ありがとうございます。断られなくて、良かった」

「大げさだな」

「いいえ、プロデューサーに大事なお時間を割いていただくわけですから」

 そこまで言い終わると、俺から返された招待状を大事そうに封筒に戻した。
 いつもの千早の表情だ。

(相変わらず真面目だな……)

 それでも、真一文字に結んだ口元が少しだけ微笑んでいるように見えた。
 コンサートに行く相手がいなくて困っていたんだな。

「では、今日は失礼します」 

「ああ、じゃあ明日楽しみにしてるよ!」

 千早は礼儀正しくお辞儀をしてから、俺に背を向けて事務所を出て行った。
313名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:52:16.29 ID:xbuQLeuQ
 そして次の日。
 一流ホテル内のコンサートホールで、千早と待ち合わせのはずだったんだが……。

「ごめん、千早! 電話が長引いちゃって」

「遅いですよ、プロデューサー」

 俺の仕事が長引いて、彼女を待たせてしまった。
 こんなとき、本当に申し訳ないと思う。

「すまなかった。さあ、急ごう」

「はい」 

 演奏はまだ始まっていなかったが、既に幕が上がっていた。
 会場に入ると独特の雰囲気が俺たちを包み込んだ。
 指揮者や演奏者たちの息遣いがこちらにも伝わってくるようだ。
 コンサートは盛り上がり、千早も俺も大いに満足した。






「さすがにすごい演奏だったな」

「はい」

 コンサートが終わり、ホテルのラウンジで千早と感想を語り合う。
 今夜の彼女はよくしゃべる。
 クラシックが好きなので興奮冷めやらぬといったところか。

(でも千早が無邪気に嬉しそうにしてる。付き合ってやってよかった!)

 俺は腕時計をチラリと覗き込んだ。

「けっこう遅くなっちゃったな。もうこの時間だと電車も……よし、タクシー呼んでやるからな」

「あ、あのプロデューサー……」

「うん?」

 立ち上がろうとした俺を、千早が言葉で制した。

「実はその……もうひとつ当選しているものがありまして」 

 それは昨日見せた表情と同じだった。
 いつもの千早とは違って目線が少し泳いでいる。
 言葉もどこか頼りない。

「なんだか言いにくそうだけど、どうした」

「これなのですが……」

 千早は昨日事務所で俺に見せた封筒を目の前に差し出した。
 中にはコンサートのチケットとは別の何か……銀色の縁取りがされた書面が入っていた。
314名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:52:57.66 ID:xbuQLeuQ
「ん? このホテルの……ペア宿泊チケット!? しかもガーデンスィート……すごいじゃないか!」

「はい。もしも……プロデューサーさえ迷惑でなければ、その、使ってみるのも悪くないかなと思いまして」  

 彼女は顔を真っ赤にして俯いた。
 昨日は封筒の中にこの書面は入ってなかった。
 おそらく俺に断られると思っていたからなのだろう。


「千早、俺はお前のプロデューサーであって……」

「わ、わかってます! ですから無理にというわけで……」

「よし、泊まろう」

「……えっ!? プロデューサー」

「もう時間も遅い。悪くない提案だ。俺は床に寝るから、千早はベッドで寝ろ。いいな?」

 千早の顔に驚きと同時に安堵の色が浮かぶ。

「よろしいのですか?」

「おいおい、聞いてきたのは千早だろ?」

「それはそうですが……」

「じゃあ決まりだ」

「はい」 

 きっと千早は純粋にこのホテルに泊まってみたかったのだろう。
 アメニティグッズとか、女の子は好きだというし。

 もちろん俺だって売出し中のアイドルに手を出すつもりはない。
 それくらいの理性はいつだって持っている。

 俺と千早はフロントで部屋のキーを受け取ると、案内された部屋へと向った。

315名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:53:45.92 ID:xbuQLeuQ
「すごい! 豪華な部屋だな……」 

「驚きました」

 案内された部屋は、俺たちの予想をはるかに超えた大きさだった。
 おそらく俺のアパートの3倍……いや、4倍はありそうだ。

 寝室とリビングが完全に分かれていて、しかも室内と同じくらいの広さをもつ庭がついている。
 今は夜だからわからないが、景色もきっと最高なのだろう。

「おっ、あっちに大きなソファがあるぞ! どうやら床で寝る必要はなさそうだ」

 四人くらいは余裕で座れるソファーに俺は横になって見せた。

「ふふっ、そうですね。では私はあちらの部屋で寝ますね」 

 千早は軽くお辞儀をすると、ベッドのある部屋へと消えていった。

(なんだかんだ、けっこう疲れた……)

 ソファの程よい柔らかさもあって、俺はあっという間にウトウトし始めた。






 それからしばらくして、俺は目を覚ました。
 時間にすれば数分程度だったが。

「いかん、うたたねしてしまった。シャワーでも浴びてくるか……」 

 少し意識がぼやけたまま、俺は部屋の入り口へと向った。
 バスルームはおおむね入り口付近にあるものだ。

 真鍮製の取っ手を掴んで、特に何も考えずにドアを開けた。

ガチャッ  


「きゃああぁっ!」

「ちっ、千早!?」 

 一瞬で眼が覚めた。
 目の前には、身体にバスタオルを巻いた千早が化粧鏡の前で立っていた。
 安いホテルとは違って、遮音性に優れたこの部屋のバスルームからは彼女の気配など全く感じられなかった。


「プロ……デューサー」 

「ちがうっ! これは違うんだ! 俺、こういうところ初めてでわからなくて! あぁ、俺はなんてことを……」 

「……」

 ドライヤーを片手に、鏡越しで俺を睨む千早。
 無理もない、悪いのはこの俺なんだ。
316名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:54:24.86 ID:xbuQLeuQ

「すまん、すぐ出て行くからッ……!」 

「…………ですか?」 

 慌てて出て行こうとする俺に向って、千早が何かを呟いた。
 よく聞き取れない。


「えっ!?」

「……私、そんなに魅力ないですか?」 

「ち……はや……?」 

「こんな姿なのに、プロデューサーから女として見てもらえないほど……魅力がないのでしょうか」 

 彼女は手に持っていたドライヤーを備え付けのフックに戻すと、真正面から俺を見つめてきた。
 青みがかった長い髪が、ふわりと揺れた。


「何を言ってるんだ、そういう問題じゃないだろ!」 

「そういう問題です!」 

 千早がこちらに向って一歩踏み出した。

「こ、こら! バスタオルを取るな」 

「……」 

 俺と彼女の距離はまさに30センチ以内。
 目の前にいるのは千早に違いないんだが、胸元できっちり巻かれていたバスタオルは今にもほどけて落ちてしまいそうだ。
317名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:54:53.98 ID:xbuQLeuQ
「許してくれよ、千早。ノックもせずにはいったことは謝るから」 

「そっちじゃありません……謝って欲しいのは」

 俺の言葉に、彼女はますます不機嫌になってしまった。
 いったいどうすれば許してくれるのか……さっきからそればかり考えている俺。


「どういうことだ?」

「たしかに、さっきは驚きました。いきなりそのドアが開きましたから」

 千早がさらに俺の方に一歩踏み出した。

(う、動けない……)

 少しでも動いたら触れてしまう。
 俺のアイドルに自分から触れてしまうことは……許されない。
 もちろん相手から触れられても許されないのだが、とにかく自分からは駄目だ。

 鼻先に彼女の細い髪が少しだけ触れた。
 そのくすぐったさが妙にリアルで、心地よい。
 もはや抱き合っていると言って良い距離で、千早は俺を見つめている。

「驚かせてすまなかった……」

「でも同時に、胸が急にドキドキしました」

「な、なんで?」

「だって、ちょうどプロデューサーのことを考えていたんですから」

 言い終わるのと同時に、千早が俺に倒れこんだ。
 甘い髪の香りが強くなる。
 少女の右頬が俺の胸に触れた。
 千早の手が俺を抱きしめた。


「抱いてください、プロデューサー」

「うそだろ……」

 目の前がクラクラする。
 俺は今、何をされている?
 あの千早が……俺に向ってなんて言っている!?

(間違いなく千早は抱いて欲しいといった……)

 耳に残る彼女の言葉、胸に感じる頬の熱、背中にまわされた細い腕。
 その全てが千早の言葉が嘘ではないことを証明している。
318名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:55:43.08 ID:xbuQLeuQ

「駄目だ、俺たちはアイドルとプロデューサーという関係から逃れられないんだ」

「そんなの嘘です。だって、私はもうそんな関係を超えようとしていますから」

 俺に抱きつく力が強くなる。

「本気で嫌なら、すぐに出て行ってください。でも……」

「でも?」

「私、きっと泣いちゃいますから……」

 その声は既に半分泣いていた。
 ここは心を鬼にして拒むべきなのだ。
 そして彼女の気の迷いを断ち切ってやるべきなのだ。


 しかし……


(俺に千早を泣かせることなんて……できるわけがない!)

 考えるより早く、俺はその細い背中を強く抱きしめていた。
319名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:56:10.29 ID:xbuQLeuQ
 俺たちは寄り添うようにして、ベッドのある部屋へと向った。
 肩を抱きながら千早は一言もしゃべらない。

(やはり気が変わったのだろうか……)

 クイーンサイズのベッドに、並ぶようにして座る。

「……」

 千早はまだしゃべらない。
 俺が不安な気持ちを抱いたのと、彼女が口を開くのがほぼ同時だった。


「プロデューサー……私、こんなの初めて……」

「えっ……」

「すごく恥ずかしくて、胸がドキドキして」

 ようやく話し出した彼女の言葉は、まるで熱に浮かされたように震えていた。


「まるでいつもの私じゃないみたいで!」

「千早はいつもどおりだよ」

 俺の言葉を聞いて、千早の顔色が曇る。


「えっ……」

「いつもと同じで、すごく可愛くて魅力的だ」

「そっ、そんな……困ります! プロデューサー」

 不安な表情から一転して、今度は暗がりでもわかるほど千早は顔を赤くした。

「ああ、困るよな。俺が!」

 両手を彼女の肩において、こちらを向かせる。
 柔らかな髪を掻き分けるようにして、左の耳に顔を寄せる。

(耳まで真っ赤になってるみたいだ)

 形の良い千早の耳たぶにそっとキスをした。


「はっ……あぁ、い、嫌です! くすぐったい……それにじっと見つめないで下さい……」
320名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:57:48.95 ID:xbuQLeuQ
「真っ白で綺麗な肌だね、千早」

 さらにもう一度、今度は首筋に唇を這わせた。
 細くて真っ白な、陶磁器のような美しい身体に。

「は、はぁん! またっ……駄目です、そんなこと言われたらなんて返せばいいのかわかりません!」

「じゃあさ、黙っていればいいよ?」

「え……!」

「声を出したくなったら、出せばいい。千早はじっとしてて……」

「あ……」

 首筋に這わせた舌先を、今度は肩に……そしてゆっくりと胸元へとずらしていく。
 その過程で、彼女の背中を抱きしめるように脇の下から手を通した。

「胸を……そんな……ふあぁっ!」

 ちらりと彼女を見上げると、既に瞳を潤ませていた。
 おそらく異性に対してどうすればいいのかわからないのだろうな。
 俺は愛撫を重ねながら、優しく囁いた。

「綺麗だね、千早。髪も、声も、肌も、全部……」

 うっとりとした表情で千早が俺を見つめている。
 そっと指先で彼女の太ももをなぞってみる。

「脚も細くてまっすぐで、素敵だよ」

「あっ、あぁっ……!」

 その言葉に嘘はない。
 千早にはチャームポイントがたくさんあるけれど、中でもその美脚ぶりは765プロ全体で見てもトップレベルだと思う。
 もしもグラビア撮影などがあれば、脚のラインだけで多くの男性を虜にできるだろう。

「ファンの皆には申し訳ないけど、舐めちゃおうかな?」

「ひっ、プロ……デュー……あはああぁぁっ!」

 ベッドの上でそっと脚を開かせ、M字にしてやる。
 俺は彼女の足の付け根に顔をうずめて、左側を向いた。
321名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:58:44.98 ID:xbuQLeuQ
(本当に甘酸っぱい香りだな……)

 俺が強く舌先に力をこめると、千早の太ももが柔らかな弾力で押し戻してくる。

「ひぃっ、ふぁ、ううぅ、プロデューサー……!」

 ソプラノのような声で鳴く千早。
 普段は触れられない場所をゆっくりと焦らされて、悶えている。
 しかも感度は抜群に良いみたいだ。
 俺の方も千早の声だけで感じてしまいそうだ。

「わ、私……こんな……はしたないことをッ」

 右の太ももをゆっくりと舐めたあと、反対側も同じようにしてやる。
 千早は嬉しそうに身をくねらせる。

「本当に綺麗だよ、千早……」

「きゃうぅっ!」

 最後に秘所に指先をすべりこませると、そこはすっかりと粘り気を帯びていた。
322名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:59:17.06 ID:xbuQLeuQ
「じゃあそろそろ、挿入してもいいかな?」

 すっかり準備が整った千早を、俺はそっとベッドに横たえた。
 彼女はボンヤリしたまま天井を眺めている。

「……いいか、千早?」

「なっ! そんなこと私の口から言えません!」

「じゃあ俺が言ってやろう。まずこのヌルヌルの…………ゆっくりと腰を前後に……」

 俺の話を聞きながら、彼女の顔がどんどん赤く染まっていくのが面白い。


「こ、細かく説明しないで下さいっ」

「ああ、ごめんな……あのさ、千早?」

「なんでしょうか?」

「もしかして初めて……か?」

「っ!!」

 その反応だけでわかった。
 どうやら俺は責任重大のようだ。


「……わかった。大事にするよ」

「おねがいします……」

 俺の下で不安そうにこちらを見つめる千早の顔が可愛い。
 彼女の入り口にそっと俺の先端をあてがう。

「熱い……!」

 目を瞑った千早のまつげが大きく揺れた。
 深呼吸をひとつしてから、俺は腰を深く沈めた。

「いくぞっ!」

「あっ、ああっ、プロデューサー〜〜〜〜!!」

 千早の入り口は既に完全に男を迎え入れる体勢が整っていた。
 思ったよりもスムーズに亀頭がもぐりこんだ。
 しかし……!

(これは……せ、狭い! やっぱり処女か!!)

 腰を突き出してもなかなか全部が埋まらない!?
 だからといって無理やり進めるわけにもいかない。

「プロデューサー! 大き……すぎますっ! もっと優しくっ」

「そ、そうか……」
323名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:59:58.48 ID:xbuQLeuQ
 右手をそっと結合部に忍ばせる。
 そして人差し指の腹で、千早の一番感じるであろう突起をくすぐってやった。


「ひゃっ、あ、あぁぁっ!? なぜそんなところを……」

「こうすると力が抜けるだろ?」

 浅くピストン運動をしながら、そっとクリトリスを撫で回す。
 敏感な千早のことだからきっとすぐに効果が現れてくるだろう。

「どんな気分?」

「あ……はい。なんだか身体がフワフワして」

 思ったとおり、ヌルつきが増している。
 これなら一気に奥までいけるだろう。

「力が抜けたところで、今度は……こうだ!」

 俺は思い切って、全体重を千早に預けた。


「あっ、ああぁぁ〜〜〜!!」

「いい声だ、千早」

「あっ、あっ……!」

 ずぽっと音を立てて、ペニスが完全に千早の膣内に納まった。
 彼女も今日一番の刺激に、目と口を大きく開きながら言葉を失っていた。
324名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 21:00:27.15 ID:xbuQLeuQ
「あっ、あんっ♪」

 それから数分間、ゆっくりと千早の身体を抱きしめながら腰を前後に動かしてやった。

 千早の身体は素晴らしかった。
 普段は凛とした表情を崩さない彼女が、俺の腕の中で甘くとろけている。
 そっと長い髪をなでてやると、嬉しそうな表情を形作る。
 真っ白で長い手足は、控えめに俺を抱きしめたり、切なく震えたりして俺を楽しませる。

 そして何よりも驚いたのが……

(な、なんだこの感触……)

 ペニスが一番奥に到達した瞬間を見計らって、千早の膣がざわざわとウェーブを起こすのだ。
 その動きによる快感が俺の身体をジワジワと蝕んでゆく。

(急に具合が良くなってきた……気持ちよすぎるぞ!?)

 ペニスの一番感じやすい部分を探し出して、そこだけ集中攻撃してくるような千早の膣に、俺は悶えた。


「あんっ! はぁんっ、プロデューサー……」

「千早、何かしているのか?」

「え? あっ、はぁ、はぁ……どうしたのですか……」

 彼女に問いただしてみても明確な回答は得られなかった。
 そうしているうちにも、また妖しい波動が俺の身体を感じさせる。


「んはああぁぁ!」

 危うく射精しそうになるほどの気持ちよさだった。
 まるで性感帯に吸い付いたまま離れず、ひたすら愛撫を繰り返すような凶悪な名器。
 それが千早の秘所に対する俺の感想だ。

(膣内が勝手に締め付けたり、震えたりするのか!?)

「……何だかとても気持ち良さそうですね」

「えっ……」

「私を抱いてるプロデューサーがすごく気持ち良さそう」

 頬を紅潮させながら、千早は俺を見つめていた。
 彼女の問いかけに、素直に答える。


「ああ、最高だ……」

「うれしいです!」

 千早が俺に抱きついてきた。
 上半身だけでなく、腰もピタリと張り付くように……長い脚で俺の腰を蟹ばさみにしてきた。
325名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 21:01:27.22 ID:xbuQLeuQ

「んああああぁぁ〜〜〜!」

「私の身体で感じてるんですね……胸だって事務所の皆みたいに大きくないし、色気なんてないのに」

 嬉しそうに呟きながら、千早はまた俺の様子をじっと見つめている。
 だがこっちはそれどころではなかった。
 
 魅惑の歌姫が俺に対して愛情を隠さず……しかもこの上なく具合のいい名器が、俺のペニスをずっと甘く包み込んでいるのだ。
 正気を保てというほうが酷だ!

(このままでは中に出してしまう。それだけは避けないと……そ、そうだ!)

 俺は気を紛らわせるために千早に質問をしてみた。


「千早っ……む、胸のことを気にしていたのか?」

「……今のは意地悪な質問です」

 戒めるように、膣内が巾着のようにペニスを搾り込んだ!
 悶え苦しむ俺の顔を、彼女は楽しそうに見つめている。


「うああぁ、ご、ごめん! 千早、さっきからなぜ俺の顔を……あっ……」

「やっと気づいてくれましたか? 目が逢う瞬間(とき)、を待っていたのです……うふふっ」

 そっと彼女の手が俺の両頬を挟み込んだ。
 少し吊りあがった千早の眼が、まっすぐと俺を見つめている。

(本当に吸い込まれそうな瞳……だ)

「プロデューサー、このままキスしても……いいですか?」

 静かな声で千早が尋ねてきた。
 唇までの距離はまだ……15cmくらいはある。

「嫌といわれても、します………………んっ♪」

 一瞬で、その15cmの距離はゼロになった。
326名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 21:01:53.52 ID:xbuQLeuQ
 小鳥が餌をついばむように、千早は何度もキスを重ねてきた。
 時折耳元で淫らな言葉を囁きながら、骨抜きになりかけた俺を誘惑し続ける。

 今まで押さえ込んでいた感情を、たった一晩で全部示さんとばかりに千早が俺を求めてくる。


「私もだいぶ慣れてきました。それになんだかすごく気持ちよくて……えいっ」

 千早が掛け声を発した瞬間、膣に包まれたペニスにウェーブがかぶせられた!
 必死でこらえていた精液が一気に噴き出しそうになる。

「くっ、あああぁぁ!?」

「もっと感じてくださいプロデューサー! そしたらきっと、私だけじゃなくてプロデューサーも感じてくれるような気がします」

 千早は俺に抱きついたまま、体勢を入れ替えた。
 今度は俺がベッドを背にする番だ……。

「男の人って、こんなに優しくてかわいかったんですね。それに私も気持ちよくって、病み付きになっちゃいそう……」

 俺の上に乗って、彼女は少しだけ腰を浮かせた。
 そしてゆっくりと前後左右に腰を振り始めた。


「こうしたら喜んでいただけますか? うふふふ」

「うあああぁぁ、締まる! 千早、ちょっとまって!!」

「気持ち良さそうなプロデューサーの声、素敵です」

 俺を快感漬けにしながら、千早はゆらゆらと腰を振り続けた。
 両手を俺の胸に当てて、上半身を固定したままで柳のような細い腰で魅惑のリズムを奏でる。

(気持ちよすぎる……千早、もう俺はあああぁぁ!!)

 もはや我慢することは不可能だ。
 このまま彼女の中に出すことしか考えられない。

「でもこれはきっと、相手がプロデューサーだからですよね? いつも私を、私の全てを見てくれてるプロデューサー……」

「い、イく! もう無理だよ、千早っ」

「どうぞ。そのまま射精してください」


 俺が果てる瞬間、千早は唇を重ねてきた。
327名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 21:02:27.40 ID:xbuQLeuQ
 その柔らかなキスに導かれるように、俺の身体は彼女に溶かされていった。



どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ〜〜〜〜!


「あっ、ああ、出るっ、出る〜〜〜〜!!!」

 快感で暴れる俺の身体を、千早はしっかりとベッドに押し付けた。


「ふふふ、中でいっぱい溢れて……熱い……」

「ちは……」

「プロデューサー、最後までしっかり搾ってあげます。ほら……♪」

 射精したばかりのペニスに、またあのウェーブが……!

「うああぁ、すごい……!」

 千早は丁寧に、そして徹底的に俺を射精させ続けた。
328名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 21:02:55.61 ID:xbuQLeuQ


――数時間後。

 紅茶の良い香りで眼が覚めた。

「おはようございます、プロデューサー」

 そして目の前には、既に着替えを終えた千早が立っていた。


「き、昨日は…………ありがとうございました」

「うん? 何をしたんだっけ?」

「それは、あの……もうっ、わかっているくせにからかわないで下さい!」

「あはは、ごめんごめん」

 俺にお辞儀をする彼女に向って、少し意地悪をしてみた。
 千早は男女問わず、他人からいじられやすいタイプの女性なのかも。

「あと、これ……」

「え……? 俺に?」

「はい」

 スーツに着替え終わった俺に、千早は小さな箱を差し出した。
 青い包装紙に包まれた箱の中に、オルゴールが入っていた。

「昨日、プロデューサーが来る前に買っておいたんです」

 そっと指先でオルゴールのふたを上げると、今の季節にぴったりなメロディが流れた。

「千早の歌声みたいに綺麗な音だね」

「ありがとうございます。そして……メリークリスマス、私の大事な人」

 彼女は嬉しそうに身を寄せて、軽く俺の頬にキスをした。

(了)
329名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 21:07:28.19 ID:dTFWIy//
やちエな!
久しぶりに固定Pさん以外で良い作品が読めた
長文の中に千早愛がこめられてて素晴らしす
また良ければお書きなされ
330名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 21:13:27.47 ID:D3y2f7QF
同感。勢いと将来性のあるよいSSをごちそうさま。
331名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 22:38:33.29 ID:dXk3GlQm
これが…短めとな
GJ
332名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 23:13:11.30 ID:iMygn4X3
聖夜やで・・・。ほんまもんの聖夜がここにある。
333名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 23:18:01.92 ID:s+izyD7h
>>306-307
エロいの書くつもりだったんだ。そしたら話がつながらなくなった。
実際、りょうゆめ展開にしたのは後で話をつなげられるようにするため。
もともとは、千早×Pでどうにかしてやるつもりだったのに、
どうしてこうなった。
334名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 23:21:47.24 ID:J5CCHeCY
聖夜とも性夜とも取れる作品をありがとう、職人様…やちエなGJ
これで今夜も独りで眠れます
335名無しさん@ピンキー:2011/12/25(日) 00:03:44.80 ID:Ox7jAplg
>>333
>>306-307は投下先を考えろと言ってるんだと思う
336xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 00:13:43.77 ID:8F2h8Eon
読んでくださった皆様、有難うございました。
思えば一ヶ月前、千早が大好きでPS3ごとアイマス2を買いました。
このスレの作法も知らぬまま投下したことをお許しください。
ところで「やちエな」の意味が気になって眠れません。
どなたか教えてくださいませ。

やや 千早が エッチな の略でしょうか……。
337名無しさん@ピンキー:2011/12/25(日) 00:24:12.51 ID:d5WHYLMS
やはり千早は(最高に)エロいなあ
338xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 00:36:31.99 ID:8F2h8Eon
>>337 さん

回答ありがとうございました。
これで安心して小鳥さんの話を書けます……。
339名無しさん@ピンキー:2011/12/25(日) 01:05:52.22 ID:mVXCvNC2
>>328
良かったよー。また機会があれば是非投下してくだされ
340名無しさん@ピンキー:2011/12/25(日) 06:32:03.08 ID:Nt8M/4nx
>>335
とりあえず次からは行き先相談することも考える。

とりあえずエロい小ネタを1つ。
少女たちはクリスマスの夜にPから性的な襲撃をされる。
といっても襲撃の事前準備してる子たちが多いけどね。
子供作ろうとは思わないから避妊具準備万端だろうし。
(ただし約3名を除く)
341xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 17:53:31.58 ID:8F2h8Eon
あと一時間したら投下します

美希と小鳥さんが出てきます
昨日よりハードです
342xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:41:33.62 ID:8F2h8Eon
 今年ももうすぐ終わりを迎える。
 駅前の商店街も先日までのクリスマスムードが消えて、今はもう正月の飾り付けになっている。

 俺は相変わらずアイドルたちのスケジュール調整などで忙しい。
 クリスマスが終わったとは言え、年末年始はイベントラッシュで気を抜けない。
 アイドル達に出来るだけ負担をかけないようにしつつ、予定を隙間なく埋めていかなきゃならない。

 プロデューサー業というのは、パズルゲームに似ている。
 ただしそのパズルは一秒ごとに形を変えていくのだが……。

「……今日は早めに切り上げられそうだな」

 そんな忙しい毎日でも、相手の都合で急に予定が空いてしまうことがある。
 今日はまさにそんな一日だった。
 俺にとってはちょうど良い残務処理の日となった。
 その作業も終わりを迎えようとしている。

 
「ねえ、ハニー? どこか連れて行って欲しいの」

 たまたま俺が呟いた言葉を聞いた美希が目を輝かせながら口を開いた。
 ここだけの話だが、俺は彼女・星井美希と付き合っている。
 それもプロデューサーとしてではなく、一人の女性として。
343xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:41:58.94 ID:8F2h8Eon
 美希がリーダーを務めるユニット「おにぎり☆なの」は、俺がプロデュースを担当している。
 彼女の圧倒的なビジュアルと、見かけによらず真面目なレッスン姿などに惹かれてリーダーに抜擢した。
 そして俺の予想通り、彼女は天才だった。
 歌唱力、ダンスはもちろん、そのスタイル抜群の容姿や、愛らしい顔立ちなどはファンだけでなくプロデューサーである俺をも魅了した。

「ミキ、プロデューサーのためならどんなことだってするよ! アイドルやめろって言われたらやめる!! だから付き合って? ミキをお嫁さんにして♪」

 たとえ俺じゃなくても、彼女にここまで言われればどんな男でも断ることなど出来ないだろう。
 俺は美希の言葉に押し切られる形で、事務所の皆には内緒で交際することを決めた。

 しかし、普段なら事務所では俺のことをハニーと呼ばない約束なんだけど……
 今日の美希はなんだか切羽詰った様子を見せていた。

「えっ? そんな急に言われてもなぁ」

「お願いなの。ミキ、もうストレスで爆発しちゃいそうなの〜〜!」

 まずい。これはもう仕事を投げ出す一歩手前だ。
 なんとかうまくフォローしないと、彼女の場合は冗談抜きで大変なことになってしまう!

「う〜ん、明日からも仕事ばかりでオフも取ってやれないからな……よし、いいよ。どこか遊びに行こうか?」

 本当は家に帰ってゆっくりしたいところだけど、たまにはアイドルたちの息抜きも必要だ。

「じゃあね、ショッピングモールがいいの! ミキ、お洋服とおにぎりが見たいなぁ」
344xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:42:36.77 ID:8F2h8Eon
 洋服はともかく、おにぎりについては良くわからないけど。
 それで気が済むのならお安い御用だ。

「ああ、わかった。今夜は付き合うよ」

「……なんか言い方がエッチなの」

「うわっ、なんだよそのツッコミ! とにかく、買い物には付き合うよ」

「やったぁ♪ ハニー、だ〜い好きなの!」

 美希は両手を広げて、俺に抱きつこうとしてきたがさすがに事務所内でそれは不謹慎だ。
 俺はヒラリと身をかわした。

「う〜〜、避けちゃ駄目なの!」

「事務所内で暴れる美希の方が悪い」

「もうっ……とにかく! ミキとの約束、忘れないでね? 今夜の19時だよ? ミキ、ずっと待ってるからね!」

 口を尖らせて美樹は俺をにらみつけた。
 少しすねた表情も彼女らしくて可愛らしい。

「ああ、わかったよ。約束は守る。でも、あと少しだけ仕事あるから……終わったら電話するよ」

「……絶対来てくれなきゃ嫌だよ〜?」

 恨めしそうに俺を見ながら、美希はロッカールームへと向っていった。
345xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:43:03.31 ID:8F2h8Eon

――そして30分後。

 ようやく書類の山が最後の数枚となったとき、音無さんがコーヒーを入れてくれた。

「お疲れ様です。プロデューサーさん」

「あっ、ありがとうございます!」

 彼女は音無小鳥さん。
 俺が入社したときからずっと事務の仕事をしている。
 少し緑色がかったショートヘアで、いつも笑顔を絶やさない。

 そして見た目も可愛らしくて、元アイドルといわれても疑わないだろう。
 年齢は……おそらく俺より少し上のはずだけど、詳しく聞いたことはない。
 事務所のことでわからないことがあれば彼女に聞くようにしている。

「でも、いいんですか? あんな約束しちゃって」

 音無さんは自分のカップに注いだコーヒーを飲みながら、俺に話しかけてきた。

「ええ、たまには美希の言う事を聞いてやらないと……って、聞いていたのですか!?」

「はい♪」

「あ、あの……このことは社長には内密に」

「フフッ、大丈夫です。高木社長にはナイショにしておきますから」

 そこまで言ってから、音無さんは両手でコーヒーカップを握り締めながら斜め上を見つめた。

「プロデューサーさんとアイドルの関係って、妄想無限大ですよねぇ……」

 まるで独り言のように呟くと、音無さんは表情を緩めた。


(一体彼女の頭の中で、俺と美希はどんなことになっているのだろう!?)

 ドス黒い不安を感じた俺は、彼女の妄想を中断させるべく必死に語りかけた。


「音無さん? 音無さーん!?」

「ハッ、いけない! お互いにちゃんとお仕事しましょうね、プロデューサーさん」

 正気に戻った彼女は、いそいそと自分の席へと戻っていった。
346xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:43:41.69 ID:8F2h8Eon
 それからあとの業務がなかなかはかどらず、俺は予想以上に苦戦を強いられた。
 さっきまでのようにすんなりと書類に判子をつけない。
 何度読み直してもどこか間違いがあるような気がしてならない。

(おかしいぞ、俺……それになんだ、この眠気は……)

 そう、身体がだるいのだ。
 まるで風邪の引き始めのように、意識できないほどジンワリと身体から力が抜けていく。

 悪戦苦闘する俺の肩に、ポンっと誰かの手が置かれた。

(ま、まさか美希っ!?)

 待ちきれなくなって俺を迎えに来たのか。
 彼女ならありうる。

 言い訳を考えながら恐る恐る振り返る。


「うふふ、驚きましたか?」

「あ、あれ? 音無……さん」

 俺の肩に手を置いたのは彼女だったのか。
 美希じゃなくてよかった。

 しかし……

「むっ……だいたい、いつまでも他人行儀なんですよね……」

「え? なんですか音無さ……」

「小鳥ちゃんって呼んでくれないし!」
347xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:44:14.25 ID:8F2h8Eon
 お、音無さんが怒ってる!?
 いつも笑顔で優しくて気の利く事務員さんの彼女がなぜ……しかも俺の体調がおかしいときに、どうしてこんなことに!?


「私が呼んで欲しいのに、呼んでくれないなんてひどいと思いませんか?」

「それは無理ですよ、音無さん……」

「ほら! また呼んでくれなかったぁぁぁぁぁ!」

 親しくないのに「小鳥ちゃん」なんて呼べるわけがない!
 でも美希は彼女のことを「小鳥」って呼び捨てにしてたよな。

 そんなことを考えていたら、急に音無さんが背中から俺を抱きしめてきた!

「ちょ、お、おとな……」

「おクスリ、効いてきたみたいですね」

「えっ……?」

 クスリ? 薬ってなんだ……それよりもこの、肩のあたりに当たってる柔らかいものって……。
 それほど背は高くない彼女だが、俺が座っているとなれば話は別だ。

「プロデューサーさん……」

「おと……小鳥さん……」

 さっき怒られたときの彼女の表所が頭によぎったせいで、自然に言い直してしまった。

「小鳥ちゃん、でしょ? うふふ……私といいこと、しちゃいませんか?」

 俺を抱きしめたまま、彼女が妖しく囁いてきた。
 少ししっとりした音無さんの髪が、俺の右頬をやさしくくすぐった。

(こんなに……色っぽい声を出せるんだ、彼女)

 彼女に抱きしめられながら、美希にはまだ備わっていない「大人の香り」を俺は無理やり感じさせられていた。
348xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:44:40.25 ID:8F2h8Eon
 予想外の展開に、俺は言葉を失っていた。
 あの音無さんに抱きしめられている現実……これは夢じゃない。

 でもなぜか頭がボンヤリして、夢心地のようで…………

「プロデューサーさぁん♪」

「はっ!」

 甘く囁く彼女の言葉で、我に返った。
 だが細い腕が俺の首にしっかりと巻きついているせいで身動きが取れない。
 背中と首筋に彼女の豊かなバストをさっきよりも明確に感じる。

(もしかしてミキよりも……大きいんじゃないか!?)

 音無さんは着痩せするタイプなのかもしれない。
 比較的細身の身体に隠された女性らしさというべきか……俺の背中に与えられた刺激は、そのまま股間へ直撃していた。

(小鳥の……いや、音無さんの裸を見てみたい)

 そう考えた瞬間、俺の胸にズキンと痛みが走った。
 アイドルに対して恋心を抱いてはいけないのと同じように、彼女に対しても一線を越えてはならない気がした。

 俺は普段から彼女を性の対象として見ていなかった。
 それだけに、戸惑いがどんどん大きく膨らんでゆくのだ。

「んふっ……そろそろキス……しちゃおうかなぁ」

 音無さんが何度も頬ずりしてくる。
 予想以上にすべすべした肌を擦り付けられるたびに、抵抗する力が奪われていくようだ。

 しかし、俺を抱きしめる力が強すぎて呼吸があああぁぁぁ!!

「お…(とな)…し…(さん、くるし)…りい……ですっ!」

「えええっ!?」

 必死の思いで声を絞り出すと、俺に抱きついていた彼女が急に離れた。
349xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:45:09.41 ID:8F2h8Eon

「う……あ、はぁ、はぁっ!」

 彼女にガッチリ決められたスリーパーホールドから解放された俺は、急いで酸素を肺に取り込もうとした。


「い、今……おっ、お尻大きいって言いました?」

「がはっ、ごほっ……はぁ、はぁ……?」

 音無さんがわなわなと震えている。
 俺の声を聴き間違えたようだ。

 まだ呼吸が整わない。
 俺は呼吸をしながら必死で首を横に振った。


「いいえ、言いました。私の心はもうズタズタです。これはもうお仕置きです〜〜!」

 彼女は再び俺のそばに近づいて、椅子の背を掴んでまわした。

「こ、こと……うわああぁぁ!」

「私、結構力があるんですからね……こっちにきてもらいますよっ」

 椅子がそのまま回転して、音無さんと正面から向かい合う。
 さらに彼女は正面から俺を抱きかかえるようにして、椅子から立たせた。
 無意識に、さっき背中でつぶれていたバストを見る。

(やはりでかい! まるであずささんみたいだ)

 こんなに立派なものをお持ちだったとは……今まで全く気づかなかった。
 彼女は俺を抱きかかえたまま、近くにあった来客用のソファへと転がした。

350xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:45:39.97 ID:8F2h8Eon

「じゃあ、悪いプロデューサーさんをお仕置きしちゃいますね!」

「お、俺は何も!」

「うふふ、さっき私の胸を見てましたよねっ?」

 音無さんは咎めるような口調で俺を責めた。
 当たっているだけに言い返せない。


「プロデューサーさんが望むなら見せてあげてもいいですけど」

「えっ?」

「ふふ、やっぱりだめです。これはお仕置きだから見せてあげません」

 いたずらっぽく微笑みながら、彼女は俺の顔の前で後ろを向いた。

「その代わり……ちらっ……?」

 そして振り返りながら、少しだけ黒いタイトスカートの裾を捲り上げた。
 黒いニーソックスと、真っ白な太もも……そしてうっすらとパンティラインが見えた。

「何が見えましたか?」

 視線を奪われた俺を満足そうに見つめながら、音無さんが尋ねてきた。

「く、黒い下着……かな?」

「うふふ〜、残念! 水色の縞パンでした♪」

「うくっ……」

「間違ったから、さらにお仕置きのグレードが上がりまーす」

 そしてもう一度身体を俺の方に向けて、今度は正面からスカートの裾をあげて見せた。
 可愛らしい縞模様が少しだけ見えた……。

「あらあらぁ? プロデューサーさんにとってはこっちのほうが攻撃力高かったみたいですね」
351xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:46:25.21 ID:8F2h8Eon
「こ、細かく観察しないで下さい!」

 音無さんの視線は俺の股間を注視している。
 本当に穴が開くほど見つめられて……こっちのほうが恥ずかしくなってきた。

「プロデューサーさんって、ロ・リ・コ・ン?」

「そんなことはないですっ」

「ムキになっちゃって、かわいいですね。こっちはもっと可愛いのかしら?」

 クスクス笑いながら、音無さんはソファに転がされた俺の脚の間に座った。
 そして彼女は俺の下半身をむき出しにし始めた!

「こんなところで……一体どうするつもりなんですか」

 手際よく俺を脱がせると、彼女はサンダルを脱いでソファの背もたれの部分に腰掛けた。
 転がされた俺を見下すようにして彼女は言う。

「どうするつもりって? もうわかってるんじゃないですか?」

 音無さんの左足がそっと持ち上がり、足の裏がペニスを優しく踏みつけた。

「くううう」

「プロデューサーさんの大好きなこと……してあげたいなぁ」

 ペニスを踏む足にはほとんど体重がかけられていなかった。
 彼女はうっすらと微笑みながら、優しく俺自身を撫で回した。

(ふあぁ……なんだこれ……すごい……!)
352xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:46:47.39 ID:8F2h8Eon
 ナイロンのすべすべした感触が、ゆっくりと刷り込まれていく。

「聞いてますよ? 脚でされるのがお好きなんですよね、プロデューサーさん」

「誰がそんなことをっ」

「情報のソースは秘密ですけど、私765プロのことなら何でも知ってるんですよ」

 彼女の脚の指が、そっと棹の部分を掴もうとする。
 ヌルリとした我慢汁が足の指先を濡らすと、滑らかな快感が俺の身体に流し込まれていく。

 脚でされるのは確かに好きだ。夢だといってもいい。
 でも、そんなことは誰にも話したことはないのに……なぜ彼女は知っているんだろう?


「……美希ちゃんの脚、細くてスベスベで気持ちいいのでしょうね」

「うああぁ、な、なにを……!」

 美希の脚、と聞いて不覚にも意識が飛びそうになってしまった。
 ダンスで鍛え上げたアイドルの脚に自らの欲求をブチまけてみたいという願望は、密かに持っている。
 でもそれがよりによって美希だなんて!
 あいつを……穢したくない。

「くすっ、超敏感ですね? でも、私の脚もなかなか悪くないと思いますよ」

「うっ、ううう!」

 悪くないどころではなかった。
 美希を抜きにしても、音無さんの脚もすごく魅力的だ。
 それにこの姿勢で一方的に責められるなんて……全然想定していなかっただけに刺激が強すぎる!

「このままの格好で責めてあげます。いつもプロデューサーさんが見てる、この黒ニーソのままで……」

「だ、だめだよ……音無さ……あああぁぁ!」

「呼び方は『小鳥ちゃん』でしょう? もう許さないですよ……エッチでたまらなくなっちゃうこと、い〜っぱい妄想させてあげます」
353xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:47:20.96 ID:8F2h8Eon
 たっぷり寸止めされて、意識が朦朧としてきた。
 まだ彼女の脚に挟まれて、きゅうきゅうに締め付けられているような感じがする。

「あ……があぁぁ!」

 急に腰がビクビクと痙攣して、俺は再び我慢汁を吐き出してしまった!

(そんな……彼女のことを考えただけでイくなんて)

 危うくイきかけた。
 音無さんの黒いニーソと、その下に隠された柔肌の感触は完璧に俺を虜にしていたのだ。

「あらあら、もう触れていないのに出しちゃいましたね?」

 身体中から力が抜けて、興奮が一時的に落ち着く。
 俺は思い切って彼女に尋ねた。

「なぜこんなことを……するのですか、音無さん!?」

「理由ですか? ふふふっ」

 制服をきちんと正しながら、彼女は冷たく笑った。


「……最近あの子達、プロデューサーさんのことしか話してくれないんですよぉ」

「俺のこと……?」

「これって、すごく危険なことだと思いません?」

 音無さんがこちらを向いた。
 しかしその視線は深い闇のように冷たい。

(一体俺が何をしたって言うんだ!?)

354xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:47:48.13 ID:8F2h8Eon
 アイドルたちがプロデューサーである俺のことを考えるのは当然ともいえる。
 しかしそれが音無さんにとっては許せないことなのだろうか!?

「だから私、考えたんです。プロデューサーさんを私のものにしちゃえばいいんだって」

「な、なんでそうなるんですかっ!」

「そうすればあの子達の心が完全にプロデューサーさんに行っちゃっても、最終的には私のものになるでしょう?」

 その言葉を聞いて俺は全てを悟った。
 彼女は、音無さんは事務所のアイドルたちを……!


「だから、プロデューサーさんには堕ちてもらいますね」

「ああっ、くそ! また……」

「説明は以上です。抵抗しても無駄ですから、このままたっぷり吐き出してください♪」

 音無さんの身体が俺に重なる。
 もはや陥落寸前のペニスが、ゆっくりと彼女の太ももの内側に挟み込まれた。

(今度こそイかされてしまう……)

 しかしもう抗う術がない。
 魅力的な弾力に包まれたペニスは、射精したくて自らヒクヒクと震えだしている。

「私のテクニックでヘロヘロにされちった可愛いプロデューサーさんのお顔は、このインカムに内蔵してあるカメラに全部収めてありますからね」

「うぐっ、うあああぁぁ、ま、まだイくわけには」

「強がりを言っても無駄ですよ、プロデューサーさん♪」

 鈴のように響く彼女の声を聴きながら、俺は全身をこわばらせた。

 だめだ、もう……出る!

 必死でこらえる俺の顔を覗き込みながら、音無さんは徐々に締め付けを強めていく。
355xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:48:17.22 ID:8F2h8Eon

「あああぁぁ、そんな!」

「ふふっ、もうおしまいですよ、えいっ」

 一瞬だけ、彼女が腰を捻った。
 太ももに挟まれたペニスが悲鳴を上げる。
 その瞬間、下半身の力が抜け落ちてしまった!


どぴゅうううううぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜!

「うわあああああああああああぁぁぁぁっ!!」

 しゃ、射精が全然止まらない!
 切れ目なく何度もイかされ、足りなくなった精液が無理やり身体からひねり出されていくような感覚……

 わけのわからない言葉を叫びながら、俺は何度も彼女に身体を預けた。




「はぁい♪ いっぱい出しちゃいましたね〜」

 周囲に飛び散った俺のしずくを、彼女は丁寧にタオルで拭いてくれた。

「やっぱりお好きなんですね、黒ニーソ……ううん、女の子の太ももですか?」

 何も言い返せない。
 音無さんのテクニックのせいとは言え、無様に何度も達してしまったことは事実なのだから。
356xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:49:14.39 ID:8F2h8Eon
 言葉に出来ない喪失感でがっくりとうなだれる俺に向って、彼女が言った。


「……これで美希ちゃんとの約束も守れませんね?」

「あっ!」

 すっかり忘れていた!!

 いつのまにか時計の針は20時を指そうとしていた。
 ミキとの約束の時間はとっくに過ぎている。


「もう時間切れですよ。今からじゃ間に合いません」

「くそっ、身体が……!」

 俺は身体を起こそうとしたが、腰から下が鉛のように重く感じた。
 足腰が立たなくなって……うまく立ち上がれない。


「情けないですね。動けないですよね? プロデューサーさん」

 特に慌てる様子もなく、彼女は淡々と周囲の後片付けをしていた。
 ソファや床に飛び散った精液はおそらくもう綺麗にふき取られているだろう。

「ニーソ責めで徹底的におちんちんを焦らしてから、ふわふわの私の太ももで時間をかけて搾りましたから、プロデューサーさんの下半身は完全にスタミナ切れです」

「うううっ、そんなはずは!」

 ソファの袖につかまって立とうとしたが、それでも無理だった。
 音無さんの身体に……骨抜きにされてしまった。


「ほら、動けないでしょう? そのためにあんな面倒な責めにしたんですから」

 音無さんはゆっくりと俺に近づいて、顔の前で少しだけタイトスカートをめくりあげた。
357xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:49:51.93 ID:8F2h8Eon
 可愛らしい縞パンと、さっき俺を痛めつけた真っ白な太ももが見え隠れした。

「私のアソコにお誘いしちゃえば、一瞬でプロデューサーさんを気持ちよくしてあげられたんですけどね。今日は美希ちゃん……ううん、ミキの心を完全に折ってあげる必要があったから」

「なっ! じゃあはじめから知っていたのですか! 美希と俺の関係を……」

 その問いかけには答えず、彼女は俺の仕事机へと向った。


「ケータイ、これですよね?」

「お、音無さん、なにをするんですか!」

「いっしょに記念撮影しましょ、プロデューサーさん」

 仕事用の俺のケータイをカメラモードに切り替えると、音無さんは静かにしゃがみこんだ。
 拒もうとしても身体は動かない。


カシャッ

「くっ……」

 俺たち以外の誰もいない事務所で、シャッター音が冷たく響く。
 俺のケータイのカメラで、恥ずかしい姿をとられてしまった。
 せめて服を着直してからにしてくれればいいのに。


「いい顔で撮れましたね」

「も、もう……これで気が済みましたか?」

「いいえ、まだですよ。仕上げをしなきゃ」

 彼女は満足げに写真をもう一度眺めてから、ケータイを操作し始めた。
 ものすごく嫌な予感がする。
358xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 18:50:10.12 ID:8F2h8Eon

「じゃあ、これ送っときますね? あて先は誰にしようかなぁ」

「えっ……や、やめてください! ああっ!!」

 音無さんは楽しそうに画面を見ながらメールの送信ボタンを押した。








 冬の星座が瞬く空の下、美希は彼を待っていた。
 時計の針はもうすぐ20時を回ろうとしていた。

「ハニー、遅いの……あんまり待たされると……ミキ、悲しくなっちゃうな」

 道行くカップルの姿が彼女の眼に入る。


「……みんな幸せそうなの」

 早くあんなふうに腕を組んで歩きたい。
 抱きついて怒られながら、もっと彼に抱きつきたい。

 そんな思いを募らせ始めたとき、美希のコートの中でケータイが何度か震えた。
 着信のリズムと、ランプの色だけで誰だかわかる。

「あっ、ハニーからメールがきたの!……って、あれれ?」

 タイトルには「ミキへ」と書いてあったが、肝心の本文がない。

 しかも彼には珍しく添付画像があるようだ。

 美希は鼻歌交じりに、彼が送ってきたファイルを開いた。







(了)
359名無しさん@ピンキー:2011/12/25(日) 21:02:48.16 ID:F4K2dtsg
ミステリーっぽくて面白い
すげえですわ
360xbuQLeuQ:2011/12/25(日) 22:22:01.54 ID:8F2h8Eon
申し訳ない。どうしてこうなった……。
美希が大好きなPを悲しませるような内容になってしまった。
時をあらためて美希が幸せになるようなものを書き直します。

今夜は失礼。
361名無しさん@ピンキー:2011/12/25(日) 23:05:36.70 ID:9fos0HWA
応援しているから超頑張れ
362名無しさん@ピンキー:2011/12/25(日) 23:40:14.89 ID:gq5uyI4g
実際、小鳥さんとPの障害は担当アイドルのヤキモチだけだからなあ。
小鳥さんがその気になれば、恐ろしいことにもなるでしょうよ。
363名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 00:16:38.47 ID:j8J4CWe5
小鳥さんがかわいすぎて死にそうだ。

ところで小鳥さんと関わっていたのって高木1のほう?高木2のほう?
黒井はわかるんだが。
364名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 01:25:12.79 ID:EtKmpo/F
>>363
一の方ですね(ソースはSP)

改めましてこんばんは。純愛Pです。
非準拠りょうまみ作品投下します。
随分前の『純愛M@STER 亜美編』
http://wiki.livedoor.jp/yadoran17/d/%bd%e3%b0%a6%a3%cd%a1%f7%a3%d3%a3%d4%a3%c5%a3%d2%a1%a1%b0%a1%c8%fe%ca%d4
を読むとより楽しめるかもしれません(ちゃっかり宣伝)。真美視点。
エロはかなりあっさりめ。それでは『純愛M@STER 真美編』どうぞ。
365『純愛M@STER 真美編』:2011/12/26(月) 01:26:05.63 ID:EtKmpo/F
「亜美だよ〜ん。今回の話は亜美の話の続きなんだけど、
別に読まなくても楽しめるんじゃん?んじゃ、後は真美、よろ〜」


真美は今、涼ちんと付き合っている。
何度かお泊りもしたけどエッチはまだだ。
ところでこの前、事務所で亜美と兄ちゃんが
ラブラブしてるのを見ちゃったんだよね。
たまたま早く事務所についたら…

「にいちゃ…すき…」
「俺もだよ…亜美…」

椅子の上でちゅぱちゅぱ音を立ててチューしてる二人を見てとりあえず扉から離れた。
一時間ぐらい会談の前でテイルズ進めて扉を開けたら、何事もなかったみたいに
亜美は笑って「遅かったね〜真美」なんて言ってきた。


真美が兄ちゃんからドクリツしてちょうど1年くらい。
亜美と兄ちゃんが付き合ってるのもエッチしたっぽいのも話聞いて知ってるけど。
いざ見るとなんか違う気がした。
今までデートして手を繋いだだけではしゃいでた真美が急に子供っぽく感じた。

「真美〜、今日は涼ちんとデートしたの?」
「うん、まーね」
「あれえ、いつもみたいにジマンしないの?
涼ちんは兄ちゃんより(E)んでしょ?」
「いや、今日はそんな気分じゃないんだ」
「そっかー」

ペロキャンをくわえて短パンから出たスネの辺りをぼりぼりしてる亜美。
その姿も今は妙に色っぽく見える。
舐め方とか、脚の見せ方とかなんかこう、違うって言うか。
ホントはそうじゃなくって、単に気のせいかもしんないけど。
今まで成績とか色々な理由で真美より子供だった亜美が、
いつの間にやらオトナのオンナになってる気がしたんだ。

「何、見てんの?真美、亜美にヨクジョーしてんの?」

冗談で言った亜美のセリフも何となくエロく聞こえた。
366『純愛M@STER 真美編』:2011/12/26(月) 01:26:38.52 ID:EtKmpo/F


今夜も亜美は兄ちゃんのうち、真美は涼ちんのうちに泊まり込みだ。
涼ちんは今夜もおいしいご飯を作ってくれた。
フツーこういうのって真美がやるべきなんだろうけど、
真美は不器用だからおとなしく任せてる。

「涼ちんのご飯、いっつもおいしいよね〜」
「そう?喜んでもらえると嬉しいよ」
「えへへー、褒めるだけで嬉しいならいくらでも褒めるけどねー。
ところで涼ちん」
「何?」
「気になってるんだけどさ、真美とエッチしたいなとか思わない?」
「そ、それは…僕たちにはまだ早いよ」
「したいのは事実なんだ?」
「正直に言うとしたい気持ちはあるよ。でも真美ちゃんに悪い」
「真美はむしろ今してほしいんだ」
「だ、ダメだよ!早まっちゃ!」
「早まってなんかないよ!
亜美だって兄ちゃんともうエッチしてるんだよ!」
「とりあえずご飯食べて」
「…うん」


後ろめたさもあって後片付けは二人でやった。
一通り食器を洗い終わると涼ちんが後ろから抱き締めてきた。

「その気になったの?」
「あそこまで言われたら断れないよ」
「…そだね」
「それに、さっきも言ったでしょ?
僕は本当は真美ちゃんを抱きたくてたまんないんだ」
「えへへ…ってわわわ!」

お姫様抱っこをされて、ベッドの上に連れて行かれた。
だけど、やられっぱなしはじれったい。
逆にベッドの上に涼ちんを無理矢理押し倒した。

「ちょっと、いきなり何するの?」
「んっふっふ〜、イ・タ・ズ・ラ」

実はこう見えて真美の方が力が強い。
腕相撲もスポーツも全部真美の勝ち。
抵抗されても涼ちんの腕を抑えつけるのは簡単だ。

「うらやましいな〜。涼ちんの腕、真美より細いよ〜」
「痛いから…強く握らないでよ…」
「ズボンも降ろしちゃおっかな〜…えいっ」
「頼むからやめてよお〜」
「あれ?意外とおっきくないね」
「そ…それはまだ、興奮してないし」
「どうすればいいの?」
「は、裸になるとか…」
「わ、わかったよ。ぬげばいいんだね…ぬげば」
367『純愛M@STER 真美編』:2011/12/26(月) 01:27:10.74 ID:EtKmpo/F

涼ちんの前では水着になったことはあっても更衣室は別だった。
つまり、目の前でハダカになるのはこれが初めて。
でも、言いだしっぺは真美なわけで恥ずかしがってなんからんない。

「恥ずかしいなら、手伝おうか?」

いつの間にか起き上がった涼ちんがこっちに手を伸ばす。

「べ、別に恥ずかしがってなんかないし!後パンツ脱げば終わりだし!」

見ると涼ちんのちんちんは完全に「できあがって」いた。

「りょ、涼ちん…」

あれが真美のおまんこに挿入るんだ。
急いでパンツを脱いで倒れこんだ。

「こ、こういうのは男がリードしないと…」
「そんなのカンケーないもん!真美は早く涼ちんと!」

腰を落として無理矢理真美のおまんこにちんちんをねじ込んだ。
涼ちんが心配しないように下を向いて痛みをガマンした。
正直めちゃめちゃ痛いけどバンバン腰を上下させて必死にエッチを進める。

「真美ちゃん、気持ちいいよ!」
「ホント?!まみも!」

ポニテが目に入ってチクチクしたけど。
今は涼ちんとつながってるのが嬉しくて。
気付かないうちにカラダがヒートアップしてた。

「涼ちん、ちょーすき!まじすきっ!めっちゃすきぃ!」

精一杯叫ぶと頭がパンクして上に仰け反った。
涼ちんに手伝ってもらいながらカラダを引き抜いて、そのままおもいっきしキスをした。
368『純愛M@STER 真美編』:2011/12/26(月) 01:27:32.28 ID:EtKmpo/F


「昨日はよく眠れた?」
「まーね。涼ちんは?」
「全然。隣で真美ちゃんが寝てると思うと、もう一回襲っちゃいそうで」
「別に襲ってもよかったのに」
「ちょーすき、まじすき、めっちゃすき…」
「ちょ、ハズいからやめてよ!」
「あはは、それじゃまた今度ね」
「へへー、んじゃ、またね」
「うん、亜美ちゃんにもよろしくね」

扉を閉めると、また一人。
またこれからお仕事だなあ…なんて、思ってると、遠くから誰かが来た。
間違いない。絶対に間違えるはずがない。

「ま〜み!グーゼンだね〜!」
「亜美?!丁度今帰るとこ?」
「そだよ〜!今日これから仕事だし、一緒に行かない?!」
「モチのロンだよ〜!」

亜美がいなければ、涼ちんにも会えなかった。
亜美は真美がいなければ、兄ちゃんとくっつかなかった。
でも今は、涼ちんもおんなじくらい好きだ。
どれくらいかというと…
やっぱり、ちょうすき、まじすき、めっちゃすき。
369名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 01:28:50.82 ID:EtKmpo/F
以上です。
最近凄腕の職人さんが増えて聊か書きづらい状況です。
さて、年内の活動はひとまずこれにて終了。
年明け後もちょくちょく書いてくのでよろしくお願いします。
それでは皆様よいお年を。
370xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:16:43.84 ID:Tvs85Hp1
投下します

雪歩 純愛 長い 
371xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:17:05.15 ID:Tvs85Hp1
 AI大賞グランドファイナルが終わった。
 俺のアイドルたちは見事にその栄冠を勝ち取り、この一年の苦労が報われた形となった。

 たくさんの記者さん達から取材を受ける彼女らを見守りつつ、俺はこの後のことを考えていた。
 今日は、この授賞式よりも大きな試練が……このあと待ち構えているんだ。


「お待たせしました、プロデューサー」

「お疲れ様、雪歩。それに今日はおめでとう」

 取材も一段落して、私服姿に着替えた雪歩が目の前にやってきた。
 彼女をユニットのリーダーにして良かった。
 かつての雪歩とは比べ物にならないほど、精神的にも成長してくれた。


「ありがとうございますぅ。えへへ……何度言われても嬉しいですね、『おめでとう』って」

「そうだろう。でも、それだけのことを雪歩たちは成し遂げてきたんだよ?」

 俺はそっと右手を伸ばした。
 手のひらでゆっくりと彼女の髪をなでてやる。
 たったそれだけだが、雪歩はいつも猫のように目を細めて喜んでくれる。

「頑張ったな、雪歩……」

「じゃあ、私にご褒美を下さい」

 恥ずかしそうに顔を赤くしながら、雪歩が上目遣いでこちらを見つめてきた。
372xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:17:35.62 ID:Tvs85Hp1

(この一年、俺は彼女と毎日のように接してきたけれど、結局この笑顔に慣れることはなかった)

 暖かい日差しを優しく包み込んだような雪歩の笑顔は、見たものを一瞬で虜にする。
 これは俺だけでなく、全国のファンの意見でもあった。


「えっと、ご褒美ってなんだ?」

「私と……いいえ、私のユニットをずっとプロデュースし続けてください!」

「無茶言うなよ、雪歩。俺は明日からハリウッドに研修が……」

 そう言いながらも、心のどこかでは雪歩の想いに応えたい気持ちはある。
 明日からも雪歩のユニット「ドリラーズ」を盛り上げていけたらどれだけ楽しいことだろう。
 納得してくれたと思っていたのだが、甘かったようだ。


「じゃ、じゃあ! 私と……うぅ、その、抱いてください!」

「な、なんだと!」

 あまりにもストレートな要求に俺は戸惑った。
 男として、個人的には断る理由などない。
373xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:17:56.47 ID:Tvs85Hp1
 しかし俺はプロデューサーだ。
 他の何者でもない、彼女のプロデューサーなんだ。


「私を満足させられなかったらプロデューサーの負けですぅ」

「お、おい! 俺の気持ちは全く無視なのか」

 葛藤する俺をよそに、すでに雪歩の頭の中では抱かれることは決定しているらしい。


「負けたら罰ゲームとしてハリウッド行きはキャンセルです!」

「結局それかよ! そんな条件この俺が飲むとでも思っ……」

「この勝負を断っても負けとみなされますぅ」

 そこまで言い切ってから、雪歩は俺に向って一歩近づいた。
 普段は穏やかなその瞳に、今は固い決意が宿っている。

「……何が何でも勝負させようって言うんだな?」

「はい。私、今日だけは譲りません! アイドル生命をかけてのお願いです」

 彼女がここまで強い口調で俺に臨んできたのは……本当に久しぶりだ。
 雪歩は一見すると気弱に見えるが、実は頑固者だ。

 ここ一番では自分の意見を絶対に曲げない強さがある。
 だから……おそらくその言葉通りだろう。

「ふぅ……わかったよ。じゃあ、場所を変えよう」

 俺の言葉を聞いて、雪歩は再び笑顔を浮かべた。
374xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:18:17.90 ID:Tvs85Hp1


――IA大賞授賞式が行われた付近のシティホテル。

 俺は財布が許す限りで、一番いい部屋を選んだ。
 きっかけは何であれ、俺にとっても雪歩にとっても思い出の夜になるだろう。

「緊張しちゃいますぅ……」

「雪歩から誘ってきたんじゃなかったっけ?」

「そ、それはそうなんですけどっ! 恥ずかしくて、穴掘って埋まりたい気分です〜」

 その様子を見て、俺はなぜか安心した。
 目の前にいるのはいつもの雪歩だ。
 ちょっと臆病で泣き虫だけど、世界で一番可愛い俺のアイドル……俺は彼女をそっと抱きしめた。

「あっ……プロデューサー」

「こうすれば怖くないだろ? ここには雪歩と俺しかいないんだから」

「はい……」

 野ウサギのように小さく震えていた雪歩の身体が、次第に落ち着きを取り戻していく。 抱きしめられながら彼女は少しずつ指先を伸ばしてきた。 
 まるで俺の存在を確かめるように。

「く、くすぐったいな……」

 脇の下から腕を通した雪歩は、俺にすがりつくように身体を密着させてきた。
 ぎゅっと抱きしめられて、ほんのりと柔らかな彼女の胸を感じた。
375xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:18:39.21 ID:Tvs85Hp1
 細い指先が俺の背中をなぞる。

「私と初めて会った日……覚えてますか?」

「ああ、もちろん」

「うふふ、嬉しいですぅ。今みたいに優しいまなざしで……私を見てくれてました」

 雪歩の身体が、ふっと離れた。
 俺は彼女の肩に手をかけて、ゆっくりと衣類を脱がせ始める……。

「電気……消してもらえますか?」

 俺は無言でその言葉に従った。
 部屋の明るさに恥ずかしさを感じていた雪歩が、小さくため息をついた。

(けっこう胸は大きいんだ……)

 暖かそうなセーターやシャツを脱がせると、白いレースのブラが目に入ってきた。
 それはいかにも彼女らしい清楚な下着姿だった。

 抱きしめたまま背中のホックを外してやると、形の良い乳房が緩やかに揺れた。
 気を抜くとその肌の白さに見惚れてしまいそうだった。

「そういえば雪歩とは何度も喧嘩したよな」

 思い出したように俺が呟くと、彼女の身体がピクンと震えた。

「ううぅ……プロデューサー」

「ああっ、雪歩! 泣くなよ……」

「違うんです、プロデューサーのせいじゃないんです! 泣いてばかりでごめんなさい……」

 感受性の強い雪歩のことだから、さっきの一言で何かを思い出したのだろう。
 俺にもたくさんの思い出がある。
 時には些細なすれ違いもあったけど、俺達の絆は強くなった。
376xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:19:01.60 ID:Tvs85Hp1

「いいよ、雪歩。こっちを見てごらん?」

「今日もプロデューサー……眼が優しいですぅ」

 震えながら泣き出した彼女の顔をそっと両手で包んでやると、泣き顔は消えて眩しいほどの笑顔がのぞいた。

 さすがにもう我慢の限界だった。
 俺はそのまま顔を寄せ、桜の花びらのような彼女の唇に……

「雪歩……」

 自分の想いを重ねた。
 ほんのりとした唇の暖かさと、彼女の吐息をはっきりと感じた。

「いい笑顔だな、雪歩。もっと笑って」

「えへへ……プロデューサーがそう言うなら、私ずっと笑ってます」

「へぇ、余裕だな? でも本当はドキドキしてるみたいだけど?」

 細い身体をぎゅっと抱きしめながら、俺は言った。
 素肌が触れ合っているせいで、彼女の鼓動をしっかりと感じる。

「心臓がすごいことになってないか?」

「わ、私がドキドキしてることなんて気づかないフリしてください! うわぁぁぁ〜」

 慌てて全力で否定する雪歩の姿が可愛すぎて、俺はますます強く彼女を抱きしめた。

(こんなささやかな思い出でいい。彼女への思い胸に刻もう)
377xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:19:35.62 ID:Tvs85Hp1
 それから、俺はしばらく雪歩の乳首をいじりまわした。

「はぁぁぁっ!」

 たっぷり感じさせてから指先を背中に滑らせ、そのままお尻から秘所へとしのばせる。 そして腕枕をしながらもう片方の手は優しく握ってやる。

「エロいな、雪歩……」

「も、もうっ! 優しくしてください……プロデューサー……」

 すっかり息を弾ませた雪歩をみていたら、俺のほうも興奮してきた。
 だが今は俺が彼女を感じさせる番だ。男には時として我慢も大事だ。

「すごく感度のいい体になってきたな」

「だ、誰のせいだと思ってるんですかぁ……はぁ、はぁん!」

 ゆっくりと指先で背筋を撫であげると、雪歩はビクビクと気持ち良さそうに震える。
 芸術的な腰のラインにも、そっと指先を這わせてみる。

ツツツ……

 脇の下の一歩手前まで一気に指を滑らせてやる。
 細いながらも、ぴっちりと張りのある雪歩の体は、触っているだけでも心地よい。

「あっ、そんな……くぅん……イジワルしないでください」

「興奮してきたときの雪歩の声ってすごくいいよ……」

「そんなのわかんないですぅ……でも……」

 すでに雪歩の顔はりんごのように紅く染まっている。
 視線は恥ずかしそうに俺を見つめたり、天井を見上げたりしている。
 さらにモジモジと腰を動かし始めた。

「でも、なに?」

 今なら俺にだってわかる。
 もっと触って欲しい、気持ち良くして欲しいと雪歩の体が訴えかけている。

「そろそろ満足したか?」

 俺は少しだけ彼女の細い足を持ち上げて、その内側をそっとさすった。
 軽く汗ばんだ真っ白な柔肌が手のひらに吸い付いてきた。

「し、しませんっ! ひ、あぁっ、きゃんっ」
378xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:20:02.72 ID:Tvs85Hp1
「ここがいいんだ……!」

 俺の腕の中で髪を振り乱して快感に身をよじる雪歩。
 甘酸っぱい香りを感じながら、俺は手のひらの愛撫をエスカレートさせてみた。

「どう? そろそろ降参か、雪歩」

「絶対しません! でも、ああぁぁ!!」

「もしかして満足しても嘘をつく気なのか?」

「すごい……ですぅ……私の気持ちいいところわかるんですか? プロデューサー」

 本当はわかるわけなどない。
 しかし嬉しそうに俺を見つめる雪歩を見ていると、少し強がりも言いたくなる。

「はぁぁぁ……」

 すっかり力が抜けた彼女の体を引き寄せながら、可愛い耳元にそっと口を寄せる。



「まあな。雪歩はわかりやすいから」

 ホテルに入る前、雪歩は俺に勝負を挑んできた。

 しかし俺は勝負の行方に関わらず、決めていることが二つだけあった。
379xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:20:30.15 ID:Tvs85Hp1

「あのな……雪歩、一年だけ待っていてくれ」

「えっ? でもそれは勝負に勝ってからの……」

 俺が決意したことは、何が何でもハリウッドの研修に参加することだった。
 雪歩の才能だけに頼らず、もっとユニットを活躍させるためには俺自身のレベルアップが必要不可欠なんだ。
 だから彼女にはその気持ちをわかって欲しい。

「雪歩……この先に何が待っていても、俺はお前と一緒に歩いていく」

「え、ええ!? プ、プロデューサー!」

「だから頼む……わかってくれ!」

 今のお前から見れば、俺は頼もしく見えるかもしれない。
 俺だって雪歩に甘えてほしいけど、それだけじゃ駄目なんだ。
 お互いにもっと強くならないといけないんだ……。

「私だって、自分を信じたいです……でも、でも……」

「……」

「お願いです、プロデューサー。私に、勇気を下さい。大好きな人と離れ離れになっても、頑張れる力を……」

 俺の腕の中で、雪歩は不安そうにじっとこちらを見つめている。

(彼女だって頭ではわかっているんだ。あとは不安を取り除いてやれば……)

 雪歩は一生懸命俺の気持ちを理解しようとしてくれてる。
 不安な気落ちを無理やり押さえつけて、俺を送り出そうとしてくれてる。

 それがものすごく嬉しかった。
 ここからは俺が彼女を安心させてやる番だ。


「雪歩……もしもハリウッドから無事に帰ってきたら、必ず最初に逢いに来る」

「えっ、それだけじゃ不安ですぅ!」

「じゃあ必ず好きっていう」

「はううぅ! でも、そんなわかりきったことじゃ面白くないです」

 雪歩が不満そうな表情をする。
 しかしここまでは計算のうちだ。

「そうか? 俺は今まで女の子に『好き』なんていったことないんだぞ」

「えええええ!? そんなの絶対嘘です、プロデューサー」

「嘘じゃない。だって、俺は……自分から『好き』と言った相手とは、結婚するって決めてるんだから」

「!!」

 これが、俺の二つ目の決意だった。
 ハリウッドから戻ったら、そのあとは雪歩のプロデュースに専念する。
 事務所の社長が何を言ってもこれだけは譲らない。
380xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:21:00.03 ID:Tvs85Hp1
 こんな可愛い俺だけのアイドルを……他の誰にも渡したくない。


「ず、ずるいですぅ! それじゃあ私の作戦が……」

「ふふっ、さあどうする、雪歩? このまま満足してくれるなら俺も約束する」

「約……束?」

「一年後、必ず好きだといってやる。必ずだ!」

 俺の言葉を聴いた雪歩は、少しだけ考える様子を見せてからニッコリと微笑んだ。

「もう、プロデューサー……そんなこと言われたら約束するしかないじゃないですかぁ」
「交渉成立だな……」

 彼女の柔らかい髪をなでながら、俺は再び彼女を抱き寄せた。
 そして心を重ねるように、今までで一番長く……甘い口付けを交わした。



 ゆっくりとお互いの唇が離れた。
 熱に浮かされたような表情で、雪歩は俺の方を見つめている。

「そんなに私のことを想ってくれるなんて……嬉しいです」

「えっ、ちょ……んううぅ!?」

 思いがけず俺は慌てふためいた。
 雪歩は俺の顎を指先でクイっと持ち上げて、奪うように唇を重ねてきた。
381xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:21:16.41 ID:Tvs85Hp1
 しかも舌先を俺に差し込んで……これはまったくの不意打ちだった。

「もっといっぱいキスしてあげます。あっちで浮気はしないで下さいね、プロデューサー」

 今度は軽いキス……
 しかし充分に雪歩の切ない気持ちが感じられた。

「う、うん……約束する」

「いつも私だけを見て……」

 雪歩は俺の回答に満足げな顔で、さらに唇を合わせてきた。
 
(こんな色っぽいキスが出来るなんて……)

 これじゃあとてもじゃないが、ハリウッドで浮気なんて出来るわけがない。
 ほんのり甘酸っぱい雪歩のくちびるに勝てる誘惑なんてこの世にありえない。

「夢でも逢いたいです……プロデューサー」

 雪歩はそのあとも、甘く囁きながら何度もキスをしてきた。
 彼女の想いをたっぷり受けた俺は、すっかり虜になってしまった。
382xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:21:31.57 ID:Tvs85Hp1

――そして2時間後


 俺はホテルの部屋の天井を見つめていた。
 隣では雪歩が穏やかな笑みを浮かべて眠っている。

 たっぷりキスをされながらの雪歩とのセックスは、俺がしてきた中で一番の気持ちよさだった。

(こいつめ……)

 雪歩の整った形の鼻を人差し指でツンツンしてみる。

「う……うぅん……」

「ごめん、起こしちゃったね……」

「いいえ、ずっと起きてました♪」

 腕の中で、彼女がイタズラっぽく笑った。

「あ、あのプロデューサー……私、強くなれた気がします」

「そうか……って、お、おい! 雪歩……?」

 雪歩はベッドの中で無理やり俺の身体を反転させた。


「えへへ、ちょっとだけ不器用な背中……でも、暖かくて……」

「こ、こらっ! スリスリするな……」

「大好きです、プロデューサー……今までもこれからも」

 ちょっとだけ雪歩は泣いた。
 ほんの少しの間だけ、辛抱して欲しい。
 日本に戻ってきたら、今日みたいにずっと抱きしめてやりたい。

「雪歩、俺の方こそ……全てをありがとう」

「えへへ、いってらっしゃい。私の最高のプロデューサー♪」




(了)
383xbuQLeuQ:2011/12/26(月) 15:47:09.78 ID:Tvs85Hp1
しまった。全然エロくない。
384名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:12:04.04 ID:NjDgI0nK
うn。正直正月正しく期待。姫初めお待ちしております。
385名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 19:30:38.26 ID:Te8d5Ter
好きな人と交わりながら年を越すっていうのも悪くないものですね
386名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 21:32:00.88 ID:e9z+XwmH
除夜に108突きか。全然煩悩が払えんなw
387名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 21:34:36.35 ID:OSOdY2Go
突いてる間はそれ以外の雑念とか入らないだろ
388名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 22:09:13.11 ID:p0PapiaY
コン付きだとかなり雑念入る…
やっぱ生がベスト
389名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 22:12:00.63 ID:f/oYsZDF
危険日にあえて生である
そして微塵の雑念もないのだ
390名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 22:12:10.26 ID:ZkgARSHN
新しい衣装は胸ちらするらしいですな
391名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 22:13:50.93 ID:+82DRDDQ
千早が喜ぶな
392名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 22:19:33.92 ID:l0McPD/x
なんかSS投稿が一通り終わった瞬間に伸びるという逆転現象がががが
393名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 22:24:03.57 ID:VRANOkTB
今年はもうSS投下はないのかな。職人さんたちお疲れ様でした。
394名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 02:32:34.72 ID:Dt/s1+xV
前日までにたっぷり焦らし、大晦日の夜に繋がったあと
日付が変わった瞬間に千早に中出ししてそのまま初日の出までたっぷりかわいがりたい
395名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 06:24:36.01 ID:nG488v5H
>>394
オーシャンビューのホテルでも使うか?
青姦は死ねるし。
ってか、除夜の鐘から初日の出まで六時間以上ある件について
396名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 06:55:09.82 ID:apGs4Fx0
富士山山頂でGOだな
397名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 07:12:14.19 ID:nG488v5H
>>396
思いっきり気温マイナスだよ……

ネタAVじゃないんだからさ
398名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 07:32:00.52 ID:/rPeKzD5
この時期の富士山山頂って素人が足踏み入れられないと聞いたが。
399名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 07:47:58.33 ID:MT77ItVI
性宴の番外編は予定外の展開になったので、年明けに投下します。
今年の最後にりょうゆめSSを投下いたします。
以下注意点、苦手な人はスルーでお願いします。

・涼ちんが肉食系
・夢子の一人エッチ・お漏らし(小)及び孕ませ要素あり
400緑狼の夢(りょうゆめ)@:2011/12/28(水) 07:50:38.99 ID:MT77ItVI
『みなさんこんにちは。今日は国民的草食系美少年アイドル、秋月涼さんにお越しいただきました』
「バッカみたい」
休憩時間、桜井夢子は楽屋で秋月涼の出演しているトーク番組を見ていた。
今話題の芸能人や有名人を招いて話すだけの番組なのだが、密かに長寿番組になっている。
夢子が司会者に対して呟いた言葉の意味――それは数分後知る事になる。

「夢子ちゃん、おはよう」
控え室の扉がノックされ、優しい顔つきをした美しい少年が入ってくる。
先ほどのテレビに出てきた秋月涼である。
「おはよう、涼」
彼女は少しうんざりした様子で、姿見から涼に視線を移した。
それというのも、彼がどんな要求をしてくるかを知っていたからだ。
「あの……夢子ちゃん、今日……」
「今日『も』、でしょう?」
「うん……」
涼はそっと彼女に近づいてその見事な肉体に手をかける。
「ちょっと、ここで!? 人が来たらどうするのよ!?」
「ごめん、夢子ちゃん。我慢出来なくて……」
夢子のスカートを、彼は半ば強引に下方へ脱がした。
布地面積の小さな、純白のパンティが眩しくも美しい。
「すぐに、すぐに終わるからっ!」
彼は膝を折り、外気に晒されたその恥部に顔を近づける。
「あはぁ……! こ、こらァ……!」
「ん……ちゅっ……んう……ちゅぷっ……じゅぅ……じゅるる……」
股部の布を横にずらして、涼は恥唇に何度も舌を這わせていく。
淫舌に恥穴をほじくられ、夢子の深奥からは蜜汁が垂れ落ちてきた。
「んっ……んうっ……、夢子ちゃんのお汁、とっても美味しいよ……」
「だ、黙って舐めなさいよっ!」
夢子は彼の舌使いによって、全身の痙攣のような快感を覚えた。軽く絶頂を迎えたのだ。
「夢子ちゃん……!」
彼は夢子をその場に押し倒して、美唇を押し付ける。
二人の口内で蜜汁と唾液が境目も分からなくなるほど混じり合い、溶けていった。
彼はズボンを下ろして、その下にあった愚息を引っ張り出した。
それは既に臨戦態勢で、鈴口からは先走り汁をダラダラと流している。
「好きだよっ、夢子ちゃん……!」
「あはぁ……!」
彼女を抱き締める形で、限界まで膨れ上がった逸物を涼は恥門に根元まで挿入した。
そして間髪入れずに髪が乱れるほどの激しいピストンを繰り出し、夢中で愛する女の穴を犯し始めた。
(もぉっ! コイツのどこが草食系なのよ!)
401緑狼の夢(りょうゆめ)A:2011/12/28(水) 07:51:44.53 ID:MT77ItVI
#  #  #

夢子と涼が付き合い始めて一年になる。
男女の機微に疎い涼と素直になれない夢子が恋仲になるのには、その倍の二年かかった。
告白後もなかなか自分に手を付けない涼に、夢子は焦りと不安を覚えた。
(もしかして私、魅力ないのかな……)
湯上がり後に何度も姿見の前で裸体を見直し、デートの際は念入りに身支度をする。
だがいくら待っても涼は一向に一線を越えようとしない。
そのうち自分だけあれこれと悩んでいる事に不平を感じていた夢子は
デートの帰りに寄ったビジネスホテルで彼を犯した。付き合って4ヶ月目の事である。
女体に対する免疫は男子児童同然と言っても過言ではない涼である。
女の味を知らない男子に色事を教えたらどうなるか。答えは至極簡単だ。
朝から晩までセックスの事で頭が一杯になるに決まっている。
案の定性欲の虜になった涼は、事ある毎に彼女に情交を求めた。
最初は喜んで受け入れていた彼女も余りに頻繁に体を求められるので
今ではそれがすっかり悩みの種に変わっていた。

「はああ……! んあぁ……っ!」
夢子は机に手を置き、後ろから体を密着している涼によって犯されている。
それはまるで盛り狂った犬のようでもあった。
先ほど悩みと言っていたが、体は正直なもので彼の激しい淫攻に対し、蜜汁を漏らして悦んでいた。
狭い控え室で肉のぶつかり合う音が蜜音を伴って響き渡る。
夢子は出来るだけ声を出すまいと口を閉じて、肉悦に耐えていた。
「夢子ちゃん……いくっ!」
涼は射精直前に逸物を抜き、夢子の白い美尻にこすりつけて青い欲望を盛大に射出した。
ドクンドクンと大量の白汁が鈴口より飛び出し、彼女の尻肌に落ちて濡らしていく。
「ハァ……ハァ……」
幸せに満ちた疲労感を味わいつつ、涼は手際よく自分と彼女の精液をウェットティッシュで拭き取った。
「ありがとう、夢子ちゃん。……じゃあ、僕は次のスタジオに行くね」
「もう……」
夢子はパンティとスカートを上げて文句の一つでも言おうと思ったが、既に彼の姿はなかった。
402緑狼の夢(りょうゆめ)B:2011/12/28(水) 07:53:18.11 ID:MT77ItVI
   #  #  #

「あっ……!」
ある日の事だった。夢子は小用のためスタジオから席をはずしていたが
廊下の角で急いでいる涼と出くわしてしまった。嫌な予感が夢子の頭によぎる。
「すぐ、すぐに済むから!」
「ち、ちょっと涼! 私トイレに……」
涼はどうやら例の催しがあったようで、ずっと夢子を探していたようである。
自慰で済ませばいいじゃない、と夢子は度々言っているのだが
一度女体の味を覚えてしまったら一人ではイケないらしく、性処理はいつも夢子がする羽目になっている。
涼は手頃な空き部屋を見つけて、そこに彼女を連れ込んだ。
そして入るやいなや、彼女のスカートがパンティごと乱暴にずり下ろされる。
「涼っ……!」
せめて局部を濡らしてからと夢子は訴えかけるが、興奮しきった涼の耳には届かない。
彼は彼女の恥部に荒々しく肉槍を挿入し、激しく抽送した。
いつものように胸板を彼女の背中に密着させて、豊かな胸を揉みしだきながら彼女を犯す。
突き入れる度に肉幹はビクビクと身を震わせて膨張していった。
「駄目っ……オシッコ、オシッコ出ちゃう……!」
今度ばかりは彼女も大人しくしていられなかった。尿意が近いのだ。
下腹部に力を入れて絞っていた彼女も涼の無遠慮な膣責めに膀胱への集中が定まらない。
「いや……、いやぁ――……っっ!」
夢子の小さな尿道口から、ジョオオオオオ……と大きな音を立てて熱い尿液が弧を描いて迸った。
それとほぼ同時に涼も花穴から逸物を引き抜いて、歓喜に満ちた射精を行う。
黄尿と白汁は宙で交わって、床へ吸い込まれるように落ちていく。

射精後のあの冷静な時間が、涼の下に訪れる。
事態を把握した彼はハンカチで彼女の濡れた内太ももを拭い始めた。
「ご、ごめんね……夢子ちゃん……」
「……」
彼女は黙ってスカートを上げる。
その直後、「パンッ!」という小気味良い音が室内に鳴り響いた。
涼の顔には赤い紅葉型の跡が出来ていた。夢子が彼に平手打ちをかましたのだ。
「……バカっ! もう知らないっ!」
彼女は彼を残してその場を去った。
尿液と精液に汚れた部屋で下半身を露出している涼が人に見つかったらどうなるか。
そんな事はどうでも良かった。
403緑狼の夢(りょうゆめ)C:2011/12/28(水) 07:54:13.10 ID:MT77ItVI
   #  #  #

(最低……っ!)
彼の振る舞いに怒った彼女は、それからしばらくの間、涼と出会っても顔を合わせようとしなかった。
送信されたメールも無視して、徹底的に避けながら2週間が過ぎる。
(……少しは反省したかしら?)
流石にこの頃になると少し寂しくなって、仲直りしてもいいという気になってくる。
時間の取れた時にゆっくりと諭しながら教えればよかったのだ。
少し悪い事をしたな……と思って、彼女は暇を見つけて876事務所へと足を運んだ。
「夢子さん、何か用?」
彼女に応対したのは水谷絵理だった。夢子と彼女はオーディションで鎬を削り合った間柄だ。
「涼に……会いに来たんだけど」
「涼さん? 涼さんなら、先週から海外に行ったよ」
「えっ」
「涼さんから……連絡は来てない? 親しい人には全員に連絡したと言っていたけど……」
夢子は携帯のメール履歴を見てみる。すると先週の土曜日に受信した涼のメールに、その内容が書かれていた。
404緑狼の夢(りょうゆめ)D:2011/12/28(水) 07:55:39.12 ID:MT77ItVI
   #  #  #

(涼のバカ……)
夢子は自室で横になっていた。ほぼ毎日、嫌と言う程肌を合わせていた涼が居なくなり
始めは彼女も煩わしさが消えて清々したと思った。だがすぐに激しい寂しさが彼女を襲った。
彼女は今日もベッドで横たわり、自らの疼く恥肉を指で慰めている。
いつもは疼いている暇のない程愛されていた恥部も、涼の居ない今は泣く子をあやすように指で弄るだけだ。
だが何度自慰を行っても、決して満足な快感は得られなかった。
「ん……、あっ……、あはぁ……」
蜜肉は男を求めていた。誰でもいいという訳ではない。
唯一体を許したあの美少年――彼女が心から愛した彼だけである。
(涼に会いたい……。涼が欲しい……)
夢子の体は、涼を求めて日夜すすり泣いている。涼の柔らかな声、涼の深い温もり。
彼の全てが彼女の体に深く根差し、刷り込まれていた。一日だって忘れる事が出来ない。
「……あはぁああ――……!」
小さな痙攣と共に、熱い蜜汁が陰部より噴き出していく。
だが、彼女に充足感は訪れない。終わった後により一層の孤独感が残るだけだ。
寒い体を温めてくれる、人肌の温もりが欲しいのだ。
「涼――……」
そしていつも彼女は最後に、寂しい涙で頬を濡らして恋人の名前を呟く。
405緑狼の夢(りょうゆめ)E:2011/12/28(水) 07:56:47.20 ID:MT77ItVI
   #  #  #

<もう怒ってないから連絡下さい>
夢子は涼宛てのEメールにこのようなメッセージを送っていた。
彼は海外でも人気だというから、ひょっとするとファンメールの中に埋もれて見落とされているかもしれない。
毎日返信が返って来ているか確かめて、早くも3ヶ月が過ぎた。
「あっ……!」
いつものようにメールチェックをしていた時、彼女はメールボックスの中に涼の返信を見つけた。
それから彼女はメール上で彼と話した。
涼はメールでも変わらず、優しい物腰で相手と接している。
<ごめんね、夢子ちゃん。僕、夢子ちゃんの好意に甘えてばかりで……
 夢子ちゃんがどんな気持ちか真剣に考えていなかった。
 両想いだからって、相手の気持ちを無視しちゃいけない事なんて、すぐ思い浮かぶはずなのに>
<私のほうこそ、謝ろうとしていたアンタを無視して……ごめん……>
<夢子ちゃん、これからはもっと君に優しくするから、怒らないでもう一度付き合ってくれる?>
<もう一度って何? 言っておくけど、私は別れた覚えなんてないからね>
メールのやり取りの中で、彼女は付き合う前の涼を思い出し、人知れず顔をほんのりと染めた。
<実はね、……来週、帰国出来そうなんだよ>
ある時このようなメールが来て、思わず彼女は椅子から立ち上がり、モニターの前に身を躍らせる。
<本当にっ!? 長かったわね、丸一年よ>
すぐに返信が返って来た。
<そうだね。僕も久し振りに夢子ちゃんに会えるから、嬉しいよ>
その文に、夢子の顔は無意識に綻んでくる。
<どれだけ待たせる気よ。全く……芸能界にアンタの居場所、まだあるかしら?>
<アハハハ……実は、ちょっと心配なんだけど>
<……もし、居場所がなかったら、私の隣いつでも空けておいてあげるからね……>
<ありがとう、夢子ちゃん。また、一緒に仕事しようね>
<……一緒にするのは仕事だけでいいの?>
<えっ!? ……夢子ちゃんが怒らないなら、その……>
どうやら慌てて書いている途中で送信したらしく、その返信文の先は書かれていなかった。
彼の相変わらずな所に夢子はクスッと笑いながら、メールを打ち返した。
<帰って来る時、出迎えてあげる。だから雰囲気の良い店に連れて行きなさいよ>
406緑狼の夢(りょうゆめ)F:2011/12/28(水) 07:57:49.27 ID:MT77ItVI

#  #  #

帰国後、涼は夢子と都心で有名な高級レストランでディナーを楽しんだ。
本来彼の日本におけるスケジュールは過密を極めていた。
石川社長にお願いして、すし詰めだったそのスケジュールから何とか時間を捻出し
雪が深々と降る年末の夜、彼は夢子と二人で過ごした。
気合を入れていた夢子は、純白のイブニングドレスに小粒ながらもオシャレな装身具を身につけていたが
涼の正装はまるで田舎の成金が無理やり繕ったみたいで、少々野暮ったい。
(まあ、今更涼の服装センスに突っ込むのもね……)
夢子は自分のために時間を無理やり作ってくれた事と
及第点に達した店に連れて来てくれた事で充分満足だった。

店を後にした二人はタクシーを拾って、夢子の住んでいるマンションまで帰っていった。
「じゃあまたね。バイバイ」
「えっ……」
玄関先でわざとそっけない別れの言葉を言って、彼女は相手の反応を見た。
予想通り涼は残念な、物足りないといった表情を浮かべて、何かを催促しようかどうか困っていた。
夢子はクスクスと笑ってこう言った。
「冗談よ。……久し振りにしたいんでしょう?」
「ええと……その……」
「何今更恥ずかしがっているの? さっ、上がりなさいよ。外じゃ寒いでしょう」
407緑狼の夢(りょうゆめ)G:2011/12/28(水) 07:59:17.02 ID:MT77ItVI
#  #  #

「夢子ちゃん」
部屋に入って一服する間もなく、涼は夢子を抱き寄せた。
またいつもの慌ただしいセックスか……と思いきや、意外にも彼は情感のこもったキスを長く続けている。
「んっ……」
夢子は彼に口唇を吸わせるままにしていた。こんなに長く熱いキスは、思えば付き合ってからも全く経験した事がない。
「……どうしたのよ、 今日は?」
その変化ぶりに夢子は疑問にすら思って、彼に尋ねた。
「嫌、だった?」
「……い、嫌だなんて一言も言ってないでしょう。いいからもっと続けなさいよ」
そう言われて涼はまたキスを続けた。夢子も目を閉じて唇の感覚を深く味わう。
そのキスはどこまでも甘く心地良かった。体の芯が暖かくなり、ゆっくりと痺れていく感覚に襲われる。
(お酒で酔うって、こんな感じなのかしら……)
酒を飲んだ事のない夢子は、ぼんやりとした頭で思っていた。
彼のキスをもっと味わいたくて、乳を前にした赤ん坊のように相手の唇を吸った。
涼もそんな彼女の意思を汲んでか、優しく吸い返す。彼の差し入れた舌に、彼女も絡める。
唾液が交わるにつれて、彼女の理性はとろけ、秘部は蜜露を帯びる。
「涼……」
口を離して彼女は言った。唾液が名残惜しそうに二人の間に細橋を架けている。
「脱がせて……」
「うん……」
脱衣をお願いした記憶はほとんどない。大抵涼が無理やり半脱ぎにして事を行っていたからだ。
ここでも彼は至って紳士的に彼女のドレスを脱がせていった。
今夜の夢子の下着は黒を基調としたセクシーな一品で、半分以上シースルーな生地で占められていた。
正直以前の涼なら、じっくり見る事もなく脱がせるだろうと、思い切ってかなり際どい物を買ってしまったのだ。
「夢子ちゃん、その下着……」
彼女の予想とは裏腹に、彼はこのランジェリーをまじまじと観賞した。
「じ……じっと見ないでよ……恥ずかしいから」
「初めて見る下着だから……。もしかして、僕のために?」
「そうよ。どうせ見ないと思ってたから……。こんな……
 ああ、もうっ! いいから、早く脱がしなさいよ!」
「すごく、綺麗だよ……」
ブラジャーとパンティが外される時、彼の言ったその言葉が彼女の顔を染めさせた。
下着が床に落ち、薄く見えていた中の淫果が露わになる。
美しく巨きな彼女の乳房は、今宵の期待を秘めて少し膨らんでいるように見えた。
室温はエアコンで既に暖かくなっているのだが、恋人の愛撫を求めるゆえに
神経がやや張り詰めているのか、乳首はぴくんと先を尖らせて硬くなっている。
恥部は先程述べた通り、淫露でしっとりと湿っている。
涼は彼女の全身を舌で愛した。局部に固執せず、全体に舌や手を優しいタッチで這わせていく。
ここにいるのは、いつもの獣肉に食らいつく狼みたいな彼ではない。
408緑狼の夢(りょうゆめ)H:2011/12/28(水) 08:00:35.30 ID:MT77ItVI
「……涼」
「何、夢子ちゃん?」
「海外で何があったの?」
「えっ、別に何も……」
「嘘! 今日のあんた、以前と全然違うじゃない! キスとか前戯とか、すごく丁寧で……。
 絶対あっちで女の子作ったに決まっているわ!」
彼女は涼が優しく接する度に、その点が気になって仕方がなかった。
相手を思いやる性技も、他人が教えたものだと嫉妬と怒りが湧いてくる。
涼はしばらく困惑した様子でいた。思い詰めた彼は、彼女をギュッと抱き締める。
「信じて、夢子ちゃん。僕、夢子ちゃん以外に彼女なんて、絶対作ってないし、作らないよ」
「……じゃあ、何で今日はこんなに……」
「夢子ちゃんに怒られて無視された時にね、色々と考えたんだ。
 夢子ちゃんが僕を好きでいてくれた気持ちに、僕は甘え過ぎていたなって気づかされた。
 もう二度と僕は夢子ちゃんに嫌われたくないって思ったんだ。
 だから……一人でどうすれば夢子ちゃんに喜んでもらえるか、ずっと考えて……」
夢子は腕の中で涼の言葉を聞いていた。嘘のない、真摯な彼の気持ちが伝わってくる。
「ば、バカじゃない? あれだけの事で大真面目に悩んで……」
しまった、と夢子は思った。本当はうれしいのだ、彼が自分の気持ちを非常に大切にしてくれた事が。
だが口に出たのはそんな涼をせせら笑うかのような言葉だった。
(何言っているのよ……私! 涼にありがとうって、言いたいだけなのに……)
何年経っても素直になりきれない自分に、彼女は嫌になった。
「でも、僕夢子ちゃんの事が本当に……」
「はいはい! 分かったから、もうお終いっ!」
「でも……」
「よく考えたらにぶちんの涼に浮気なんて出来るワケないし。……疑って、悪かったわ」
夢子はボソボソと独りごちるように言った。
「今日は私をとことん気持ち良くしなさい! いなかった時の分まで、ね!」
409緑狼の夢(りょうゆめ)I:2011/12/28(水) 08:01:23.54 ID:MT77ItVI
涼は全身の愛撫の後、彼女の大腿の間に顔をうずめて、クリニングスを始めた。
久々に味わう長く深い彼の舌の愛撫に、彼女は体を芯から熱くさせる。
(ダメ……涼の舌、気持ち良過ぎて……)
夢子は口を閉じてシーツを握り締めてながら、涼の舌戯に悶えていた。
一人寂しく慰めていた指よりも、遥かに心地良い涼の舌。
彼の暖かな舌肉が蜜穴を広げて淫らに中で蠢く度、彼女は顔を真っ赤に染めて熱く喘ぐ。
「あっ……、ふあぁ……っ!」
夢子は宙に投げ出されたかのような浮遊感を覚えて、蛇に似た快楽が身体の中をうねっているのを感じていた。
「夢子ちゃん……」
涼は彼女に軽くキスしながら、とろけかけている恥穴に猛々しいモノを挿入していく。
真夏の汗のような量の先走り汁が纏わりついている様を見て
夢子は改めて彼が我慢して奉仕しているかを知った。
(あっ……)
彼女はコンドームの着用を言いそびれた。今日は危険日に当たるので不安が残る。
だが彼の作り出した良いムードに押し負け、素の侵入を許してしまった。
(まあ……いいかな、今日ぐらい……。外に射精してくれれば、大丈夫よね)
こうあっさりと受け入れた訳は、彼女としても久しぶりに彼氏の逸物を生で感じたかったからだ。
「んああ……っ! んうぁ……っ!」
彼の激しい攻めに、夢子の嬌声は絶えなかった。
肉と肉のぶつかり合う音と彼女の喘ぎが、部屋中に鳴り響く。
柔らかい彼女の胸乳が、熱く荒い吐息によって何度も上下した。
410緑狼の夢(りょうゆめ)J:2011/12/28(水) 08:02:51.52 ID:MT77ItVI
「ち……ちょっと涼! そんなペースで大丈夫なの?」
「夢子ちゃん……」
彼は少しの間動きを休めて、じっと夢子を見つめた。
こうして見るとなよなよしていた涼も大分男らしくなったな
……と思いながら、夢子はその瞳を見ていた。
「な、何よ……?」
「……中に出すから」
「えっ」
彼の言葉に一瞬、彼女はびっくりして横隔膜がひっくり返りそうになった。
「駄目よ! 今日は危ない日で……」
拒否の意思を告げる彼女に、涼は熱いキスをする。
「んんっ……! こらぁ……!」
「夢子ちゃんが居なくなって、気づいたんだ。夢子ちゃんが僕にとってどれだけ大切な人か……。
 君とはもう離れたくない。ずっと一緒にいたいって……そう思った」
彼のいきり立っている分身が、再び彼女の深奥を突いた。
「ああん……っ!」
「だから……結婚して! 僕の赤ちゃんを産んで!
 僕、ずっと君だけを大切にする、愛し続けるから……!」
涼はその言葉を河切りに、がむしゃらに彼女の蜜筒を深く強く突きまくった。
(涼のバカっ! 何一人で突っ走っているのよ!)
余りの激しさに、彼女の蜜汁は次々と白泡を形成し、彼の肉幹に纏わりついていく。
その大きな悦楽に、涙滴が目尻から溢れて頬を伝う。
(大好きなアンタに、おちんちんを根元まで挿し込まれてそんな事言われたら
 ……まともに考えられる訳ないじゃないっ!)
411緑狼の夢(りょうゆめ)K:2011/12/28(水) 08:03:40.82 ID:MT77ItVI
彼が性欲任せに攻めている訳ではない事は、分かっていた。
激しいながらも愛情に満ちた抽送は、病み付きになる程に心地良い。
(涼……すごい……。本気で私を、孕ませようとしているんだ……)
夢子は彼の頼みを拒み切れなかった。既に彼女の体は、この何物にも代え難い肉悦に満ちている。
体の細胞の一つ一つが、彼の大いなる淫攻に対して悦びの声を張り上げているかのようだ。
「あぁ……! ダメぇ……っ!」
猛攻の中で彼が突如腰に捻りを加えた。肉兜はやや遅れて動き、膣襞を叩いた。
その瞬間、夢子の緊張は崩れて蜜潮を噴き飛ばし、昇天した。
肉槍を抱いたまま産道はうねり、目まぐるしく形を歪ませる。
彼女がオルガスムスを感じている間も、彼は攻めを緩めない。
密着したままの猛攻の末に、夢子は落ちた。彼の愛の証を、自身に宿す決心をした。
「浮気とか、絶対にしないでよ……!」
「うん……!」
「これからずっと……アンタの精子、全部私にだけ注ぎ込みなさいっ!」
「分かったよ、夢子ちゃん!」
彼女の言葉に涼は力強くうなづく。
「ああ、来ちゃうっ、来ちゃう――……っ!」
「イクよ……夢子ちゃん! 一緒に……っ!」
涼は夢子をギュッと抱き締めて、先程から律動の止まない蜜道の深奥に、濃厚な精汁を爆射した。
射精する度に子宮口は亀頭で擦られ、奥へ熱い遺伝子を注がれていく。
随喜の涙を流す夢子は、だらしなく開いた口から言葉にならない喘ぎ声を漏らしたままだ。
(私……、涼の赤ちゃん……受精してるんだ……)
暴力的な悦楽の支配の下、夢子は濃霧立ち込めて働かなくなった頭でそう感じていた。
412緑狼の夢(りょうゆめ)L:2011/12/28(水) 08:04:31.83 ID:MT77ItVI
   #  #  #

「どうだった?」
「二ヶ月目……」
産婦人科の入り口から出て来た夢子は、涼にこう答えた。
「言っておくけど、産むからね。……今更約束忘れたなんて、聞かないから……」
「忘れないよ」
涼は彼女の肩をそっと抱き寄せた。彼女も彼に体を預ける。二人はそのまま道をしばらく歩いて行く。
「……親御さんに連絡しないと」
「きっと喜ぶと思うよ。夢子ちゃんの事、二人共すごく気に入っていたから」
「……私の親も、涼なら歓迎するって言っていた」
涼を見やると彼は優しい笑みを浮かべて、喜んでいる。
「ただ、私のファンは分からないわよ。逆恨みして涼を危ない目に遭わすかも……」
意地の悪い言葉を投げかけて様子を見る夢子に対し、涼は凛とした表情ではっきりと言った。
「僕は夢子ちゃんと一緒になれるなら、どんな事にだって耐えてみせるよ」
一度業界の人間全てを敵に回しながら、夢を掴んだ彼である。今更恐れるものもないだろう。
彼の言葉に夢子は照れくさいと思いつつも、安堵して半身を任せた。
413名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 08:05:34.80 ID:MT77ItVI
以上です。それでは良いお年を
414名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 08:34:48.50 ID:KsLhwS5/
GJ!
超乙でしたっ!、肉食系な涼って俺初めて見た…

性宴番外編、ピヨ吉三穴期待してますっ!w
(他にも舞さんとか魔王&みこたん乱入を期待してみたり?w)

良いお年をっ!。
415名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 22:33:19.57 ID:iSZw3SOu
GJ
涼ちんはヘタレ攻めがハマるねぇ
416名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 23:11:14.74 ID:pMoYXW7w
麗華「モバマスの特訓は『自分自身と向き合うことで才能を開花させる』ってことらしいけど
何してるんだろうな」
りん「また唐突にそんな話題を・・・」
麗華「自分自身と向き合う・・・・・とりあえず鏡の前に立ってみてそして・・・・
そうだな『自分を慰めてみる』とか」
ともみ「ヤマジュンの漫画にそんなのがあるような」
麗華「そしてその後」
ともみ「その後?」
麗華「スタミナドリンクを飲む」
りん「いやそれは仕事に使えよ」

ともみ「・・・その理論だと、レッスンはどうなんだろう」
麗華「それはもちろん複数での絡みで」
りん「サラっと言い切ったよ・・」
麗華「『ほらそこ!もっとしっかり見えるように!』」
りん「なんか監督してるし!売るわけじゃないよね!?」
麗華「そして撮影後にはスタミナドリンクを飲む」
りん「いやだから仕事に使えよ・・・」
麗華「『よし、回復したから2回戦いけるね』」
りん「監督はちょっと黙ろうか!」

りん「まったく・・・・なんでこんな流れになるんだよ」
麗華「だってこのゲームは勝者が敗者の着ている衣装を剥ぎ取るんだろ?
そういうプレイをするくらいだから・・・」
りん「言い方!言い方!」
麗華「・・・・・・ようはそういうのに巻き込まれなくて済んだってことだよ」
ともみ「・・・・出たかったんだ・・・・」

※別解

亜美「『諸星きらり』2枚をオーバーレイ!2人のアイドルで、オーバーレイネットワークを構築!
特訓召喚!現れろ『超弩級身長アイドル キラリン・プラス』!」
伊織「カードだからってそれは違う」
417名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 23:59:13.94 ID:c9eWreQz
涼ちんの中の人が遊戯王にはまったと聞いて

涼「超融合により、僕自身と夢子ちゃんを融合…」

涼「レベル1の僕自身とレベル5の絵理ちゃんをチューニング!シンクロ召喚!」

涼「僕自身と愛ちゃんをオーバーレイ!オーバーレイネットワーク構築!
エクシーズ召喚!」

律子「いい加減にしなさい!」ベシッ


おまけ
涼「武田さん、あなただったんですか?!」
謎の男(ダレダロウナー)「そう、僕だ!」
418名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 07:31:13.79 ID:T3QsEhX1
あずさ「島を四枚タップして千早ちゃんを〜」
律子「あずささん、それ伝わる人少ないです!」
涼「沼四枚をタップして律子お姉ちゃんを召還(小声)」
419名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 08:50:40.99 ID:PdoWaN+5
千早は『氷河の壁』もしくは『平地』
420名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 10:38:05.17 ID:YKfDUkJj
千早「永久氷壁(エターナルフォースブリザード)!
巨乳は死ぬ」
421名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 10:42:16.40 ID:cUxyZf3I
千早に豊胸手術をしよう(提案)
422名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 10:43:16.53 ID:wifEoOVv
遊戯王ゼアルでナンバーズ72が出てきたらやっぱりネタにされるんだろうか
423名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 12:41:15.57 ID:T4sDHaCT
>>421
秋月商店で取り扱ってないか探してみるか
424名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 13:18:04.33 ID:YKfDUkJj
>>421
双海医院に相談だ
425名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 13:22:52.74 ID:mSz7YL3/
>>421
876プロに所属したら横乳が視認できるくらいになりました
426名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 13:24:27.46 ID:YKfDUkJj
>>425
節子それ千早やない絵理や
427名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 13:32:33.59 ID:H7wSjHqR
双海医師「Pさんは残業、内職、横領、アルバイトをして、血のにじむような努力をなさいました…」
双海医師「家財道具もほとんど売りはらったそうです」
社長「如月君のバスト98cmにはそんな事情が…」
千早「うぁわああん!ぷろでゅーさー!」
双海医師「貴女は…あの時、豊胸手術をうけた娘さん!」
 ・
 ・
 ・
双海医師「Pさんですが、治る見込みは少ない。90%生命の保証はない。だがもし助かったら3000万円頂きますが」
千早「さ、3000万円?」
双海医師「あなたに払えますかね?」
千早「い いいですとも!一生かかってもどんなことをしても払います!きっと払いますとも!」
双海医師「それを聞きたかった」
428名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 13:36:28.32 ID:h3DnSfzf
>>422
そういえば、最近TRPGのトーキョーN◎VAってゲームで追加データが出たんですが、
その中のNPCに「"72"千早芽華」ってのが(数字はコードネームと思いねえ)
イラストがどう見ても狙っていてツッコミ入れざるを得なかった
429名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 14:02:59.13 ID:ypWO+giG
>>427
双海医師のファースト・ネームは黒男ですね、わかります
430名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 14:40:43.08 ID:ELXP9g8L
亜美真美はピノコだったのか(アッチョンブリケ)
431名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 14:44:09.13 ID:WGRskPkV
どっちかは元腫瘍か。
432名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 15:07:40.56 ID:YKfDUkJj
黒男が黒井社長に見えたのは俺だけでごんすか
433名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 15:34:40.75 ID:hYg/i2GQ
>>428
やにおはアカデミアの一言めがアレですから…
若林さんと一緒に卓を囲んだボンクラセッションも楽しんで下さってることでせう
434名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 20:24:51.40 ID:r/MsXQPr
>>429
亜美真美パパが無免許医になっちゃう ><
435名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 00:52:17.39 ID:QJXEtppp
お、お医者さんごっこ…


「なんということだ。こんなに腫れ上がるまで放置しておくとは…すぐに薬を塗らねば」
436名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 01:04:28.47 ID:SXWNyQ3N
歌えなくなった千早を連れてPがBJ先生を尋ねる展開があっても違和感なさ過ぎた
エロ関係ないけど
437名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 01:26:34.09 ID:m2icje9o
>>436
昔の月刊少年誌みたいな強引なエロ治療にすればいいじゃないか
438名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 01:31:23.23 ID:7ZFJ9z9z
昔の月刊少年誌と聞いた時点で、千早:「このままじゃ、プロデューサーが死んじゃう〜!」
な展開が思い浮かんだ。
439名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 01:32:42.40 ID:4nPiu30V
精液を直接喉に流し込むのです、そう、何度も!

という治療ですか。
440名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 01:46:25.47 ID:RqvfcUaE
千早に徹底的なイラマチオや、壁埋めでの口淫プレイとかは
ちょっとしたタブーなだけについつい妄想が滾っちゃう
441名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 02:03:41.91 ID:OaoG9+n4
貴音を壁に埋めてバックアナルファック
雪歩を穴に埋めて金田一状態(?)でアナルファック
442名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 02:12:28.37 ID:aWK0lkGP
すけきよファックとは面妖なw
443名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 07:17:50.32 ID:P/TXPoRk
お互いほんの少しだけ異性として気になるって段階で、セックスせざるを得ない状況って何かあるかな
雪山で遭難して人肌で温め合わないと死ぬ的な(実際そんな事すると凍死するが)
444名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 07:38:39.82 ID:ZCB5R6o5
壁埋めとは違うが
どこぞのルガールさんみたいに
アイドルを石像にして館に飾りたい
445名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 08:01:43.37 ID:hxU2Yc9j
どうせなら水中花プレーで、でもあれは特殊エロ過ぎるからなぁ。
446名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 09:02:39.49 ID:pRs2acnX
>>443
セレビィ量産型さんの話か
447名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 09:47:10.28 ID:KWJMBu80
とりあえずショートストーリー出来上がったんで報告します。
注意書き
1. 主人公は雪歩。ただし主人公はエロなし
2. エロは超淡白。りょうゆめ
3. 主人公が少し黒いかも
4. その他いろいろ独自設定てんこ盛り

1レスで終わる予定です。
448穴掘りアイドルの決意:2011/12/30(金) 09:50:07.74 ID:KWJMBu80
萩原雪歩は穴を掘るのが大好きである。
そして、その穴はどんどん巨大化、数も増加していき、首都圏全域のあちこちに巨大洞窟が完成していた。
だいたいの地主はその穴掘りを放置しておいた。というのもアイドルの穴だからだ。
そしてその後適当にお金を入れる箱を柱に立てかければ無人の滞在施設の出来上がりである。
勝手に工事してくれるんだから原価はただなんで別に支払ってもらえなくても困ることはない。
ちなみに、敷地内でだいたい地下40メートル程度まで掘り進み、そこから水平拡大することが多い。
地下40メートル程度まで行けばほかの施設との干渉は避けられるためだ。
もっとも、場所によっては60メートル程度までさらに掘り下げる穴があることもあるが。
当然、中で滞在した後は泥だらけになるので、入るカップルは2人入る寝袋とござが必須である。
また、まれに雪歩が拡張に来ることもあり、その間はそれ以外の人間の立ち入りが抑制される。
穴どうしがつながることもあり、そうなるとだいぶ残念なことにはなるが。

雪歩が今日も穴を掘っていた。
だいたい穴の起点から12kmほど掘った先(大体片道3時間から4時間)から今日の作業は開始である。
人払いの看板を地主に立ててもらい、いざ洞窟へもぐりこんだ。
死体くらいはお約束。壊さぬように慎重に移動する。たいてい見つけたらその後儀式を行って成仏させるのは基本事項である。
後日警察に届け出ることになる。残りの調査は警察が勝手にしてくれるので問題ない。

ところが…、
「夢子ちゃん、出すよ」
「涼、いいわよ…あぁぁぁぁぁっ!」
アイドルの秋月涼と桜井夢子がご丁寧に交わってちょうどフィニッシュを迎えたところを目撃してしまった。
(確かこの穴は特にどこにもつながってなかったはずなんだけど…)
何のことはない。穴が深すぎて脱出が間に合わないだけである。
目撃したのはまあ不幸な事故として片付けることにしたが、とりあえずよけて通した後に目的地を目指すことにした。

今日の穴掘りも無事に終わり、戻って地主にお礼をした後、警察に報告をして事情聴取を受けたら今日も帰宅である。
穴掘りアイドルとして有名になっている彼女だが、これを見て決意を固めた。
(私、プロデューサーと穴の中でああいう風になりたいです)
そうして起こした行動がいろいろとハチャメチャなことになるのはまた別の話だが…。
449名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 09:52:53.33 ID:KWJMBu80
予定通り1レスで終了しました。
続編?期待しないでください。書きたければどうぞ。
450名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 22:39:44.64 ID:P/TXPoRk
>>446
その人は名前だけ知ってるが全く関係無いよ
色んな順序飛ばして、身体から愛を育んでもいいんじゃないかと思っただけなんだ
451名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 23:12:56.44 ID:OaoG9+n4
>>450
>>446だけどその人の話にPがスキー場で遭難したために全員裸で雪歩と真と
身体を温めあうコメディがあったのでそれのことかと思ったんよスマソ
452名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 00:15:38.46 ID:S/8XPgXZ
>>446
まあ、ありがちなネタだけど
・毒蛇にかまれてしまったけど血清が手に入らない
 しかし偶然にも精液の中に血清と同じ成分が含まれていた
・宇宙人にアブダクションされてしまった
 セックスしないと処刑されてしまう
・担当アイドルが危険な伝染病にかかってしまった
 治療法は唯一つ膣内射精のみ
・ビーチでスモウをしていたらなぜかセックスしていた
 催眠術だとか超スピードだとか(ry
453SSまえがき:2011/12/31(土) 00:32:34.27 ID:wJkJIMI4

ttp://imas.ath.cx/~imas/cgi-bin/src/imas95112.jpg

この響さん画像にノックアウトされて思いついたシチュエーション。

Pと響は中はいいけど男女の関係はまだないって話です。
微エロ、2レスにて。
454響さんの勝負下着 1/2:2011/12/31(土) 00:33:07.68 ID:wJkJIMI4
休日、家で溜まっていた書類を片付けているときに遊びに来た響。
すぐ片付けるからと待たせている間、ソファーで昼寝していたらしい。
起こして一緒に飯でも食おうとかけていたタオルケットをひっぺがすと
随分と大人びた下着姿の響が目を覚まして俺を見上げた。

「ねぇプロデューサー、自分こういうの似合うかな」
「どうした響……今日は随分と大胆なんだな」
「前に言われただろ……自分、全然色気が足りないって」
「気にしてたのか、困ったお嬢さんだな。ちょっと座らしてもらうぞ」
「なぁ、どうなのかちゃんと見ていってよ。結構恥ずかしいんだぞ?」
「そういわれても困るんよ響。俺も実は恥ずかしい」
「……やっぱり駄目?」
「まさか。響はやっぱ凄いよ……色気がないってのは撤回する」
「ほ、ほんとか?」
「本当も何も。よしちょっと頭ここに乗せろよ」
「うぎゃぁっ! 膝枕なんか恥ずかしすぎるぞ」
「いいからほら。色気を出したいならこういうときはお淑やかにするもんだ」
「そ、そうか。じゃあ……」
「うむ。力を抜いて楽にしたらいいよ」

実際、今まで響にあまり女を感じることがなかったには別に悪い意味ではない。
担当アイドルに接するのにそっちのほうが都合がいい。
だがもう俺ははっきり認識してしまった。

「どうしたのさ、なんか目つきがエロいぞ?」
「見とれていただけさ。響の腹筋は千早や真と比べてるとどうなのかなって」
「そりゃ自分のほうが鍛えてるさ。力いれるから触ってみてよ」
確かに力の込められた腹筋は中々のものだったが
力を抜いたあとの、柔らかく温かい腹の感触のほうがよかったのは黙っておく。
「やっぱり響の勝ちだな。それにこっちだって」
455響さんの勝負下着 2/2:2011/12/31(土) 00:33:38.79 ID:wJkJIMI4
胸を指差そうとした俺の手が響につかまる。
「待て待て、別にタッチしようなんて思ってないから」
「こっちがどうだって?」
「響の胸って、仰向けになっても全然形が崩れないのが凄い。もちろん大きさとか
形のよさもいいもんだが」
「ほんとに?」
「ああ……」
「……じゃあ、確かめてみてもいいぞ」
「確かめるって何が」
「うぎゃぁああ!! いちいち言わせないでよ!」
「気持ちは嬉しいけどそんなことしたら響の色気に負けてしまう」
「負けたらどうなるのさ、あぁっ!」

俺はおもむろにブラのカップに手をあてるとバストを掌で包み込んだ。
柔らかいのに張りがある響の乳房がふんわりと押し返してくる。
俺を見上げる響の頬がほんのり赤らんでいるのが可愛い。
「こういうことになるわけだが……」
「ど、どうだ?」
「ああ、すごくいい。ちょっと揉んでみるぞ?」
「うぅっ、ちょっとだけだぞ。あっ、んぁああ……ちょ、やっ、やぁっ……」
「そういう声も大人の色気があっていいな」
「うぅっ、もうおしまい……これ以上は、ああっ、駄目ぇ……」

本音をいうともう少し響の乳房を愛撫していたかったが
これ以上本気になってしまうと、お互いまずいことになりかねない。
現に響がしきりとこすりあわせている太ももの間で見え隠れしている
ショーツの大切な部分が変色しかけている理由を含めて。

「とにかく響も女として色気があるのは分かった」
「そ、そうか……分かってくれたらいいんだぞ……」
「ほら、風邪引くからこれかけとけ」

そういって足元に放り出したタオルケットで響の体を覆い隠すと
もう一度響の頭を膝にのせて、長い髪を指先で梳いたりしながら
いつもの無邪気な顔にもどった響の頭をずっと撫で続ける。


おしまい
456SSあとがき:2011/12/31(土) 00:50:05.98 ID:wJkJIMI4
以上です。 転載はセルフにて。

そしてみなさま、よいお年を。
457名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 02:34:20.94 ID:7q9725TS
GJ
響の表情がコロコロ変わるのが可愛い
458名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 11:24:25.51 ID:5yOTYRsa
菊地真の名前入り生フィルム
http://auction.item.rakuten.co.jp/11588975/a/10000002
459名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 16:49:34.37 ID:G8ueMlBV
>>456

こういうのも良いね
460名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 17:17:51.92 ID:lD3UMo/9
千種と渋澤モノを投稿します。

夫と離婚した後千早の母の千種は一人暮らしをしていて今日は休日なため

家事をしていた。
今日は仕事がお休みだから手の込んだ物が作れるわ。
自由な時間が少なく栄養が偏りがちだったので休日にはできるだけ料理を

するようにしていた千種
その時インターホンが鳴った。

「どちら様でしょうか?」
「こんにちは。私雑誌記者をやっている渋澤と言います。」
「…はぁ、記者さんがどういうご用件でしょう?」
雑誌記者だなんてもしかして千早の事で何か…と思ってよくインターホン

のモニターを見るとニヤニヤしながら中年の男が立っていた。
「これを見てもらえますか?」
男が鞄から写真を取り出してカメラに近付けるとそこには墓場の前で千早

と逢った時の映っていた。
「!?」
「あんたの態度次第でこの写真を雑誌に掲載させてもらいます。」
その言葉だけで千種は恐怖で脚が竦んだ。

「いい匂いがしてますね。」
渋澤は千種の家に上がりダイニングの椅子に座った。
その後改めてあの写真を見せた。
「こういう写真載せられたら千早さんが困るでしょ。俺はあんたの娘の弱

みを握ってる。この写真をバラまかれたくなかったら…」
渋澤は千種の背後に回りグイッと両手で両腕をつかんだ。
「ひ!」
「ちょっと気持ちよくさせてくれればいいんですよ。」
「やめてっ!」
渋澤の腕が胸に伸びてきて千種は思わず悲鳴を上げた。
「嫌なら写真を載せた後もまた新しいのを撮るぞ。」
千種の全身が硬直した。千種にとって命よりも大切な娘がこの男に苦しめ

られる事になる…
「……わかりました。」
そんな事をされるくらいなら自分が犠牲になった方がいいと思った。
「あなたの言う通りにしますから、娘には…あ…」
言い終わらないうちに渋澤は服の上から千種の乳房を両手でつかんだ。
「うぅっ…」
もぎ取るような荒い手つきで揉まれ、千種は唇を噛んで顔を歪める。
「へへ、けっこう具合いいじゃねーか。下はどうなってるかな? 流石に

こっちは娘と同じってわけはねーわな。」
千種のエプロンとスカートを同時にめくってパンツを下ろそうとした時…
「お、そうだ。折角母親なんだから母親らしい事をしてもらおうか。」
渋澤がやけに楽しそうに言った。
千種は何をされるのかわからずに震えていた。
461名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 17:21:06.50 ID:lD3UMo/9
すみません、変な所で改行したままになってました。

夫と離婚した後千早の母の千種は一人暮らしをしていて今日は休日なため家事をしていた。
今日は仕事がお休みだから手の込んだ物が作れるわ。
自由な時間が少なく栄養が偏りがちだったので休日にはできるだけ料理をするようにしていた千種
その時インターホンが鳴った。

「どちら様でしょうか?」
「こんにちは。私雑誌記者をやっている渋澤と言います。」
「…はぁ、記者さんがどういうご用件でしょう?」
雑誌記者だなんてもしかして千早の事で何か…と思ってよくインターホンのモニターを見るとニヤニヤしながら中年の男が立っていた。
「これを見てもらえますか?」
男が鞄から写真を取り出してカメラに近付けるとそこには墓場の前で千早と逢った時の映っていた。
「!?」
「あんたの態度次第でこの写真を雑誌に掲載させてもらいます。」
その言葉だけで千種は恐怖で脚が竦んだ。

「いい匂いがしてますね。」
渋澤は千種の家に上がりダイニングの椅子に座った。
その後改めてあの写真を見せた。
「こういう写真載せられたら千早さんが困るでしょ。俺はあんたの娘の弱みを握ってる。この写真をバラまかれたくなかったら…」
渋澤は千種の背後に回りグイッと両手で両腕をつかんだ。
「ひ!」
「ちょっと気持ちよくさせてくれればいいんですよ。」
「やめてっ!」
渋澤の腕が胸に伸びてきて千種は思わず悲鳴を上げた。
「嫌なら写真を載せた後もまた新しいのを撮るぞ。」
千種の全身が硬直した。千種にとって命よりも大切な娘がこの男に苦しめられる事になる…
「……わかりました。」
そんな事をされるくらいなら自分が犠牲になった方がいいと思った。
「あなたの言う通りにしますから、娘には…あ…」
言い終わらないうちに渋澤は服の上から千種の乳房を両手でつかんだ。
「うぅっ…」
もぎ取るような荒い手つきで揉まれ、千種は唇を噛んで顔を歪める。
「へへ、けっこう具合いいじゃねーか。下はどうなってるかな? 流石にこっちは娘と同じってわけはねーわな。」
千種のエプロンとスカートを同時にめくってパンツを下ろそうとした時…
「お、そうだ。折角母親なんだから母親らしい事をしてもらおうか。」
渋澤がやけに楽しそうに言った。
千種は何をされるのかわからずに震えていた。

数分後
「飯まだかなぁ? あんまり時間かけなくていいからさっさとしろよ。」
渋澤は椅子に座りながら料理をする千種の後姿を見ていた。
「もうすぐですから。」
千種は消え入りそうな細い声で答える。
裸エプロンといういやらしい姿で台所に立たされ、真面目で貞淑な千種には何故こんな格好をさせるのかわからなかった。
「しかしいいケツしてんなぁ、年の割に垂れてねぇし肌も娘と同じくらい奇麗じゃねーか。」
いやらしい目で見ながら渋澤が千種の体を品定めした。
視線を感じて尻のあたりがムズムズして濡れるのを感じて千種は慌ててふとももをピッタリ閉じて隠した。
462名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 17:22:26.17 ID:lD3UMo/9
耳元で低い声がやけに甘く響いた。
挿入される瞬間に不意に夫の顔が頭に浮かび涙が出てしまった。
あなた、許してください…
私は、私は千早のために…心は決してあなたを裏切っていません。
「うぅっ!」
千種の心を引き裂くように渋澤の肉棒が千種を奥まで貫いた。
「いいねぇ昼下がりのキッチン、裸エプロンで男の上でケツ乗っけて大股開きでセックスする塾女、俺今までババアは嫌いだったのに好きな奴等の気持ちがわかったよ。
膣内はしっかり締め付けて絞ってきやがる。久し振りの男で嬉しいんだろ、動いてかわいがってやる。」
椅子に座ったまま乳房をつかみグイグイ揉みしだきながら腰を突き上げた。
「あ…う、ぁあ…」
つながったま全身を揺すられて渋澤の肉棒が否応なしに千種の感じる所を刺激している。
「駄目…」
どんなに理性を保とうとしても全身に拡がる快感に千種は逆らう事ができない。
もっともっと気持ちよくなりたいとオマンコが泣いておねだりしてる。
「いいぞ、めちゃくちゃ感じてるな。あんた名前は何て言うんだ?」
渋澤は名前も知らないまま千種の体を奪っていた。
「千種、です…」
千種はただぼんやりと、問われるままに答えた。」
「千種の中にあなたの太いものが入って気持ちよくしていますって言ってみな。」
「千種の…中に、太いものが…あなたの太いものが入って、気持ちよく…あぁ…気持ち、よく…しています…」
激しく突かれて頂点に追い上げられながら千種はうわごとのように口にした。
いやぁ…と涙を流しながら理性が弾けて無くなっていくのを感じた。
あとは感じるままに男を受け入れ乳首とクリトリスを硬く勃起させた。
「いぃ…気持ちいいの…」
蕩けるような声を上げ千種は渋澤の腕の中で堕ちた。
渋澤も息を荒くしてそろそろ終わりが近いらしい。
「じゃ、ご褒美にたっぷり膣内出ししてやるとするか。」
突き上げる動きが早くなる。
「ひょっとしてこのまま千早の弟か妹ができちまったりしてな。」
弟か妹? 千早の弟か妹が?
「いやあ!」
それを聞いて千種はいきなり理性を取り戻した。
私は、私は何をしているの? こんないやらしい格好で初めて遭った男に犯されて…
「やめて! 許してぇ!」
渋澤には千種の言葉など聞こえなかった。
懸命に涙を流して抵抗しようとしたがもう無駄だった。
「きたぞっ!」
男の精液が放たれた瞬間、また千種の全身が硬直した。
一番奥の方まで男の精液が届いている。
離婚したとは言え私は、完全に夫を裏切った。
もしもこのまま本当に…

千種はその後渋澤が満足するまで散々感じさせられ半ば自失しながら何度も達した。
「あぁスッキリした、最近ヤッてなかったから溜まってたんだよ。」
渋澤は行為を終えて一服していた。
千種は立ち直れないままに床に座り込んでいた。
「気が向いたらまた来てやるよ。」
笑いながら渋澤は去っていった。
一人残された台所で千種はのろのろと立ち上がる。
私は…これで、千早を守れたのよ…ね。
だから…いいのよ、ね…
463名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 17:50:23.72 ID:2Mzr3h8/
>>462
乙でした。で、誰だ?こんな電波よこしたやつは。

少女たちはPとともにとある巨大な13の布団のある寝室に向かった。
で、よく考えればわかるが、布団の数が足りない。
Pは自分の部屋は別なんだろうと高をくくっていたら、
「思う存分、108回ほどお楽しみください」
…はめられた。今日は12月31日である。
小鳥さん、108回本番なんて無茶しかけたのはあなたですか、と勘違いしていたが、
「とりあえず、仕掛けは大成功ね。にひひっ。じゃ、みんなで肉欲満たしましょ!」
伊織、あんたですか。さて、どうやって逃げ出そうか。
いくらなんでもアイドルを傷物にはしたくないぞ?

これを具現化できる人はいらっしゃいますか?
464名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 20:04:16.30 ID:y8GVhAT4
ここへきて良作ラッシュだね。だれも居なさそうだから、P×真美のSS投下してくわ

注意
・本番なし
・前編のみ
465名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 20:05:22.00 ID:y8GVhAT4
「いくぞ二号→!」
「ライダー!」
「「ツインキーック!」」
やった!命中!兄ちゃんが目の前でぶっ倒れたよ。
「「見たか!」」
「はい。今日も元気そうでなによりだな」
スーツを直しながら、何事もなかったように起き上がる兄ちゃん。ホント調子狂うなあ。
「そういえば、足は大丈夫か?着地の時にひねったりしてないか?」
「もー、大きなお世話だよ」
「覚えてろよー!」
「あ、ちょっ、どこへ」
なんだよ。なんで怒らないんだよ。悔しいなあ。

「ねぇ亜美ぃ〜どうすれば兄ちゃんをマジギレさせられると思う?」
「あ、それ亜美も気になる」
「なんかないかな?」
そうはいっても、物理攻撃は逆に心配されちゃうしなぁ…
ウムム……流石の真美さんもネタ切れだね
「お、いいこと思いついたかも」
このタイミングで出た!いや〜気が利くねぇ。
「え、なになに」
「まだアタックしてないところがあるじゃん」
「……?」
「アレだよ、アレ」
「アレ?」
「んもぅ、うら若き乙女にみなまでいわせないでよぉ!」
ああ、そんなこったろうとは思ったよ。亜美に期待して損した。
「…それはないっしょ」
「むー、やらないうちからあきらめんの?」

結局流されてやることになっちった。まあ、段取りは亜美に任せたんだけど。
「ねぇ兄ちゃん、肩凝ってない?」
「亜美たちがマッサージしてあげよーか?」
兄ちゃんはいつも通り真剣そうにパソコンに向かってる。でも、真美たちに気づくとニッコリするんだ。
「珍しいね。お願いしようかな」
「兄ちゃん、座ったままじゃだめだよ」
「全身くまなくやってあげちゃうよん♪」
そしたら兄ちゃん、ピヨちゃんの様子を見て曰わく
「音無さん、ちょっといいですかね…って聞いてないか」
ピヨちゃんはまーた自分の世界に入っちゃってた。マッサージのところから怪しかったけど、『全身くまなく』でやられちゃったみたい。まあ、それを馬鹿にできないことをこれからやるんだけどね。
「ささ、じゃあ仮眠室へGO〜!」
亜美ったら生き生きしちゃって。うら若き乙女はどこ行っちゃったのかな〜?

「じゃ、お願いするよ」
「は〜い。んとね…肩からいっくよー!」
亜美はまだ普通にマッサージしてた。兄ちゃんもなんか気持ちよさそーだし。
「どう兄ちゃん、気持ちぃーかい?」
「ん、ああ…」
ホント気持ちよさそーだなぁ…なんて思ってたら、亜美が仕掛けたんだよ。
466名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 20:06:50.25 ID:y8GVhAT4
「んっふっふ〜」
あらら、後ろからピッタリ抱きついちゃって。
「オニーサンこういうお店初めて〜?…あれ」
ん?兄ちゃんが反応しないぞ。
「ひっどぉ〜い!兄ちゃん寝ちゃってるYO→!」
ああ、気持ちよさそうにしてたと思ったらこれだよ。上手く行かないもんだねぇ。
「む〜…そうだ!寝起きドッキリやろうよ」
言うと思った。確かに兄ちゃんはちょっと空気読めてなかったからしゃーないね。
「もち!」
「じゃ、ちょっとカメラ取ってくるから、真美はさっきの亜美みたいにやっててね〜!」
「え、ちょっ」
「行ってきま〜す!」
おい亜美さん、そいつぁあんまりじゃね?つまりさ、『一緒のベッドに入れ』ってことよ?
「……」
すうすうと寝息を立ててる兄ちゃん。起きないよね…ね?
「し、しつれーしまーす」
聞こえてないだろーに。なんで言っちゃうんだか。べ、別に真美は悪いことは…まだ、してないもんね!
「……ぃ」
ん?兄ちゃんがなんか寝言?聞きづらいなぁ。だからもっと近づいてもいいよね?
「…ぁ…ぃ」
もう少し、もう一声、兄ちゃんの近くに…
「ま……み……」
えっ?今、兄ちゃんが真美のこと…
「……真美」
うわぁ!なんでこっちに寝返りうってくるんだYO…近づくどころかくっついちゃったじゃん!…てか、これ兄ちゃん起きてね?
「…兄ちゃん、起きてるの?」
「………」
うーん、気のせいか〜…と思ったのもツカの間だった。逆に兄ちゃんから抱きついてきたんだよ。
「……真…美ぃ…」
ちょっと、兄ちゃん!真美は抱き枕じゃないよ!や、やめてよ…
「に、兄ちゃん…?ホントに寝てる…よね?」
「……」
ああ、どうしよ…兄ちゃんが起きるまで逃げられないじゃん。しかも、なんか当たってるんだけど…
「…ぁ」
これって、アレだよね。男のヒトの…
「や、ぁっ…」
離して、って言いたいのに…声が…
467名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 20:09:42.25 ID:y8GVhAT4
「ぁ…やぁ…」
なんで?なんで声が出ないの?ソンナコト考えてるうちに、もっとぎゅーってしてきた。
「真美…」
そしたら兄ちゃんの、その…カタくなってるのも、もっと押し付けられて…
「あ…ぁ…」
怖い。こわいよ兄ちゃん。もう冗談じゃすまないんだよ。
「んっ…」
も、もう限界だよぉ…
「やめてよぉー!兄ちゃんのエッチー!」
「ん…な、なんだ!なにがどうなって…」
今までガマンしてたから、信じらんないくらい大きな声が出ちった。あっ、今の声でみなさんこっちに来ちゃったみたい。

「に、兄ちゃんてばダイタンだね〜…」
「プロデューサーさん、犯罪ですよ!犯罪!」
「いつかやると思ってたわ。この変態大人」
「痴れ者!真美から離れなさい!」
あ、なんか話がややこしく…
「待ってくれ、これは何かの間違いで…」
「一時の間違いで真美に手を出したと言うのですか!」
違う、違うんだよお姫ちん。ちょっと待ってくれないかな。ドキドキしちゃってまた声が出ないんだよ。
「ま、真美、お前からもなんとか言ってくれ」
「あ…」
「プロデューサー、真美を怖がらせないで下さいよ」
まこちん、庇ってくれるのは嬉しいけどさぁ…ごめんよ兄ちゃん。
「いや、だから俺にはなにがなんだか」
「無責任な人って最低ですよね。見損ないました」
あーあ、兄ちゃん…ホントゴメンね。
「すいません、帰ります!」
あっ、待ってよ…まだ何も言えてないよ…

兄ちゃんが事務所を飛び出してすぐ、みんなすごい勢いで笑い出した。
「いやー、ホントにプロデューサーをいじるのは楽しいなぁ〜」
「ふふっ、真の演技もなかなかでしたよ」
「さぁて、真美〜なにがあったか教えてもらうYO→!」
なんだ、みんなマジで兄ちゃんを疑ってたわけじゃないのか。気が楽になったよ。だから、もう全部白状したさ。でも、兄ちゃんの寝言のコトは黙っておいたけどね。
「なるほど、では亜美と真美が悪いのですね」
「うぅ〜そうだけど」
「その言い方はキビシイYO…」
「でも、プロデューサーさんに謝らないといけないわ〜」
そうだ、兄ちゃんに…
「じゃあ、真美が行ってくるよ」
「あら、やけに素直じゃない」
「迷惑かけたのは真美だからさ。今日ぐらいは女を見せてやらないとねぃ」
嘘だよ。あんな恥ずかしいこと、亜美に聞かれたら死んじゃうからね…
「じゃ、行ってきま〜す」
精一杯フツーにヨソオって、いざしゅっぱーつ!
468名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 20:11:57.53 ID:y8GVhAT4
とりあえず前編はこれで終わり。後編は兄(C)の家でいろいろとするつもり
469名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 20:19:16.31 ID:2Mzr3h8/
>>468
乙でした。今度こそまともな作品準備してくるわ。
470名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 20:22:00.65 ID:lD3UMo/9
>>463
ありがとうございます。
でも読み直してみて間が飛んでる事に気付きました…

「できました…」
食べ物を載せた皿をテーブルに並べると渋澤はすぐに食べ始めた。
「よくできてんな、こんないい物食べさせてもらったから千早もあんなに美人なんだろうな。でも今はこれを食べなよ。」
パンツの前を開けて肉棒を出した渋澤が千種を引っ張って股間に顔を埋めさせられ、ムッとくる男の臭いがたまらず逃げようとしたが髪の毛をつかまれ止められた。
「やっ…」
「言う通りにするんじゃなかったのか?」
「…すみません。」
千早のため、と自分に言い聞かせ目を閉じて渋澤の肉棒をくわえた。
「ちゃんと舐めろよ、フェラのやり方覚えてるだろ。」
離婚した夫意外との経験がない千種にはどうすればより気持ちよくなるかよくわからず手を添えて刺激した。
「ん、ぐ…ん…んぅ…」
「へへ、やればできるじゃねーか。」
千種の口内で肉棒はどんどん硬さを増して大きくなった。
「そろそろ下の口にも食わせてやるか。」
背を向ける体勢で千種は渋澤の上に座らされた。
「こっちはどれくらい腹空かしてるかな?」
無遠慮な手がエプロンの下の千種の肉壷に伸びてきた。
指で左右に開き中の柔らかい肉襞を確かめる。
「へぇ、もう濡れてんじゃねーか。やっぱり旦那と離婚して相当溜まってたんだなぁ。」
そんなはずはない、いやいやと首を横に振るが実は本当の事だった。
千種にとって初めてで唯一の夫とはすでに離婚した。
あれからオナニーもあまりせず渋澤に裸エプロンといういやらしい姿を見られフェラさせられる事で体が熱くなり濡れてしまうのを自分ではどうにもできなかった。
「ここも勃ってるんじゃねぇか?」
エプロンを真ん中に寄せると既に乳首が勃起している。
「やっぱり勃ってんじゃねーか。」
背後から手を回して乳首をつまんでこね回した。
「あぁ…やめて…」
いじられると乳首から電流のような刺激が走って我慢できなくなってくる。
「ここもいじるともっと濡れるだろ。」
ぶしつけにクリを指で押した。
「ぁ…あぁ…」
「本気で感じてきたみたいだな。」
「千早みたいな若いマンコもいいがこういうガキを2人産んで熟れたマンコも悪くねぇな。」
「…っ」
拡げられた肉壷に指を差し込まれ音がするくらい中を刺激されるともう普通に喋る事もできないくらい感じていた。
「聞こえるか? 出し入れするとあんたのオマンコ嬉しがって泣いてるぜ。」
あぁ、お願いもうそんな風に私を責めないでください…
「じゃあそろそろ本番行かせてもらうか。早く入れてやらないとかわいそうだよな。」
「あ…」
指を抜くと残念だという気持ちから声が出てしまい千種は死にたくなって唇を噛んだ。
「今からハメてやるよ。」
471名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 20:24:30.79 ID:SJezHaN+
http://i.imgur.com/Mrs3W.jpg
こういうSSをお願いします
472名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 20:50:07.38 ID:YBnE9/Zw
>>471
百合スレでどうぞ
473名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 22:21:38.12 ID:18cvD+z4
>>463
そこまで書いておいて完成させないなんて…あなたさまはいけずです…
474名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 00:33:51.40 ID:jqmqRPCC
あけおめだよー!
475名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 00:37:27.80 ID:iTIN0MWz
明けまして……おめでとう?
476名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 00:41:39.55 ID:A017V8Ai
>>460
氏ね糞が
477名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 00:52:40.99 ID:jqmqRPCC
あけおめですぅ
478名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 00:56:55.54 ID:rjqB1by8
>>278>>286>>341の母のアキレス腱が

はさみでちょっきんの夢

夢をみただけ

爆笑

ただの夢です

爆笑
479名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 01:00:07.55 ID:jqmqRPCC
あけおめなの
480名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 01:26:36.07 ID:SJyYde7w
取りあえず、ぴよすけを門松に縛り付けよう
481名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 01:40:02.10 ID:a1yfdOh2
時期的には姫始め的なネタが良いんだろうが
今書いてるのはふたなりネタだったり、これどうしよう

とりあえず今年も素敵な作品たちと出会えることを願うわー
自分も人にイイねと言ってもらえるものを書けるようになりたい
482名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 08:09:54.92 ID:NS+4eba5
姫初め…そうか、ここはお姫ちんの番か。
カキ初めに筆おろしなら876にでも。
483(0/10):2012/01/01(日) 09:38:44.87 ID:aZNi3dQP
あけましておめでとうございます。
除夜のカネを聞きながら書いたえろSSを投下する元旦、これで3回目。
煩悩など退散させる気はまったくございません。 今年もよろしくお願いいたします。


尾崎さんもの。 禁忌なネタはとくにないと思います。
484(1/10):2012/01/01(日) 09:39:54.34 ID:aZNi3dQP
 えーと。
 俺。新進芸能プロダクション・765プロ所属のプロデューサー。現在某有名アイドルを担当中。独身。男。うん、間違ってないはず……だ。
 ここは876プロ。うん、それも間違ってないはずだ。昔のウチみたいな小さな事務所。会議室。大きな机。これも間違っていない。
 会議室にいるのは2人。俺。そして、876プロと契約してるフリープロデューサー、尾崎玲子さん。これも間違ってない。合同イベントのため
の打ち合わせで先日から俺は足しげくここに通っているのだから、まったく間違っていない。 間違っていないんだ、この状況は。
 スタイリッシュな着こなし、プロらしい知性と厳しさが、「元アイドル」との噂も流れるほどの美貌をますます際立たせてくれる綺麗な人。彼
女は大テーブルの向こう側に座っている。机の上に書類や資料を用意して、今度のイベントの内容についての打ち合わせをしている。うん、
この内容はこないだ確かめたところだから間違ってない。間違っていないんだ。



 彼女が、何一つまとわぬ、そう、完全な裸だということを除けば。
 
485(2/10):2012/01/01(日) 09:42:35.84 ID:aZNi3dQP
 「あれ、そこは先週打ち合わせしましたよね」と冷静に返答しようとして、……素に戻った俺。
 おかしいだろ、これ。先週話した内容をまた今週も話すなんて。
 いやそこじゃない。そこじゃないのは解ってるけどおかしいところを指摘するためにはおかしいところに意識を向けなければいけないわけで。
なんで尾崎さん、まったく普通のそぶりのまんまなの?! そんな格好でいられたら、いやそんな格好ってどんな格好って、つまり、その、
全裸ってどういうことよこれ?!

 いや、ちょっと待て、もしかしたら何かの流行なのかもしれない。クールビズの一歩進んだ感じとか。そういえば日本でも女性が人前で授乳す
るのとかは昭和40年代くらいまでは珍しいものでもなかったとかいうし、うん、きっとそういうレベルの話なんだ、上半身だけの問題であってほ
ら机の下は普通に


 机の下、暗がりの中で白く浮かぶ見事な脚線。
 ……なんにもつけてない……。せめてパンツくらいは履いててくれよ、いったい二人は、いやこの状況はどういうことなんだ!


 神様、懺悔します。俺は弱い男です。
 今ここで尾崎さんににはっきりツッコめば、彼女は服を着てしまうと思います。着てしまうんじゃないかと思います。それが自分の、大人とし
て取るべき道だとはわかっているのです。
 ですが。このなんだかわからない状況において、その道を選ぶことは出来ませんでした。千載一遇の好機としてこの機に乗じることを選んでし
まいました。お赦しください、神様。
 強いて言うなら尾崎さんの足が悪いのです。靴履いてないし服も着てない、それだけならバカには見えない服を着てるんだと思って耐えぬこう
と思っていたのに。黒いレースの靴下が煽り立てる白い肌の輝きに、俺の理性は最後の一撃を与えられてしまいました。お許しください、神様。
486(3/10):2012/01/01(日) 09:43:53.21 ID:aZNi3dQP
動揺を押し隠しつつ椅子に座り直す。

 尾崎玲子さん。普段の彼女は整った顔立ちとキツい口調、でも意外にあどけない笑顔も隠し持ってるんだわ、この女性(ひと)。ボディコンシ
ャスな胴衣の上に身体のラインを隠すようなジャケット、そしてスレンダーな腰まわりはぴっちり身体のラインを浮き上がらせるタイトミニと、
見せる……いや、魅せることを十二分に意識した着こなしのスタイル。正直に言いましょう、俺の本能は彼女のその姿に完全に魅惑されちゃって
ました。
 876プロの名高い美人Pとここしばらく長時間打ち合わせで毎日一緒、先週は帰社してから「鼻の下、伸びてますよ」と冷たい言葉を担当アイド
ルにぶつけられるくらいに楽しい時間ではありました。ええ、楽しかったですとも。

 その尾崎さんが、俺の目の前でこんな姿で。

 社会人として優先されるべきは仕事の内容であり、異性かどうかなんてのは後回しに考えるべきである、正論。しかしこの現状において、社会
人であることより男であることを自分が優先してしまった。そのことはまったく弁解の余地もない。
 弁解の余地もないのなら、毒食らわば皿までよ。 いや、こんだけ綺麗なひとが目の前にこんな姿で居るのなら。自分だけが理性に縛られるな
んて馬鹿馬鹿しいじゃないか。
487(4/10):2012/01/01(日) 09:44:33.81 ID:aZNi3dQP
 ほんの2メートルも離れてない近くの白い柔肌に意識が吸い寄せられそうに成るのを必死でこらえながら、俺は記憶をたどる。尾崎さんが喋っ
てることは、先週の打ち合わせとまるで同じ内容だ。つまり、この先の展開も先週の打ち合わせと同じはずだ。その思いつきが俺を完全に支配し
ていた。
 先週の展開。 そうだ、この後しばらくして尾崎さんが席を立つ。資料の不足に気づいてコピーを取りにいくのだ。自分もそのときに事務所か
ら携帯に連絡がきて席を立つ。たしかその後に。

 話を続けていた尾崎さんが、俺の記憶通りに軽く首をかしげる。

「あら? ……この資料って」

 そう、そうだった。資料の図面がいくらか足りていなかったのだ。

「すみません、ちょっと手違いがあって……。少し待ってもらって、いいですか? 必要な図面が少し抜けていたみたいで」

 少し申し訳なさそうに全裸の尾崎さんが言う。

「え、いぃえ、か、構いませんから」

 声が上ずってしまうのが自分でも押さえられない。予想通り、この間とまったく同じ展開。
 尾崎さんが席を立つ。白い下腹、その下の翳りに俺はごくりと生唾を呑んだ。コピー元の資料を取り出す後ろ姿からも目が離せない。高い棚の
ファイルをとろうとして少し背を伸ばす、不安定な上体を支えるために彼女が下半身に力を入れるその動きが彼女のまるいおしりのふくらみを歪
めるのを、俺はじーっと見ていた。
 いかん、どうしても顔がにやけてしまう。

 と、背広の胸ポケットが静かに唸る。やはりこの間と同じように携帯に着信。
 つまり……だ。 この先は。

 部屋を出ていった尾崎さんの後を追うように、席を立つ俺。
 事務所からの電話。昨日TV曲に送ったFAXの書類が一枚足りないという連絡。書類の種類を確認してもらい、足りないぶんの書類のデータが入
っているフォルダを説明して印刷し、送信してもらう。

「あんまり何度も言わせないでください。送付書類は念を入れてもう一度確認する、この間も言いましたよ?」
「本当にすまん、帰りになんか買って帰るからそれで勘弁してくれ」
「そういう問題じゃないんですけど……もう。本当に、こんなミスこれで最後にしてくださいよ?」
「分かった、今度こそちゃんとするよ」
「どこまで信じていいのやら。それはそうと、お土産って何にするつもりなんです?」
「あー、○×屋にしようかなって」
「それならみんなの分、お願いしますね。誰かもらえない子がいたら、可哀想だし」
「解ってるって。じゃ、また」

 不思議なことに、俺はまったくいつもの調子で会話。そして電話を切る。
 そう、ここからだ。
488(5/10):2012/01/01(日) 09:45:24.41 ID:aZNi3dQP
 廊下に出て電話をしていた俺。静かな廊下に「かちゃり」と音が響いた。
 コピー機が置いてある876プロの事務室の戸を開けて出てきたのは、尾崎さん。プリントアウトされた書類の束を入れたプラスチックのバスケ
ットを抱えて。そのバスケットの縁にあたって歪められた彼女の胸を視線の端にとらえながら、あえて平常の態度を装う。

「印刷、できましたか」言葉をかける俺。
「すみません、お待たせしてしまって」端正な顔にすこし浮かぶ、困ったような笑顔。



 先週の俺は、この尾崎さんの笑顔に誘われて、つい言ってしまったのだ。

「いいですよ、お気になさらず。お持ちします」

 そしてすっと手を伸ばし、……伸ばした先の指が、一瞬。そう、一瞬だけ彼女の着ていたジャケットの上を触れて。
 その瞬間、俺の指に伝わったあの柔らかい感触。

 ばさっと床に落ちるバスケット、散らばる書類。
「きゃっ、」小さく響く尾崎さんの悲鳴。普段とはうってかわった可愛らしい声。
「あ、すみませんっ!」あわてて詫びた、あのときの自分。彼女の胸の柔らかさと、偶然とはいえそれをいきなり触れてしまった動揺とでたぶん
真っ赤になっていたのじゃないだろうか、俺の顔は。
 まるで覚えたての中学生のように、その晩はその一瞬の記憶が俺を悶々とさせてくれたっけ。



 今の俺は、この尾崎さんの笑顔を待ち構えていて。
 そして言うのだ。

「いいですよ、お気になさらず」

 そしてすっと手を伸ばし。

 その行き先は、バスケットのふちをも外れて。


 ふにゅん。俺の脳内で響くオノマトペ。
 尾崎さんの抱えたバスケットのふちに持ち上げられた柔らかそうな白いふくらみを。
 俺の手のひらは、しっかり掴んでいた。
489(6/10):2012/01/01(日) 09:47:11.14 ID:aZNi3dQP

「え……?」

 虚を突かれたのか、半ば呆然としている尾崎さん。
 俺の手のひらに広がる、柔らかい、暖かい、なめらかな、この不思議な感触。
 白い魅惑的な質量を、二度、三度、俺は手のひらで確かめる。
 自身の胸元、いや、全裸だから胸元どころかおもいっきり「胸」だ……に視線を落としていた尾崎さん。きっと次の瞬間には、どういうこと、
と問いたげに顔をあげるだろう。その後に来るのは金切り声かビンタか。知ったこっちゃねぇ、俺はこの胸を、尾崎さんの胸を堪能するのだ、と
一気に顔を近づける。

 遠くから見れば、他と変わらぬ白い肌。
 自分の目の焦点距離を変えつつ一気に顔を近づければ、俺の視界はもう彼女の白い肌でいっぱいに。
 盛り上がった上の桜色の突起を口に含むまでの数瞬に、その白さの白以外の情報が俺の目に飛び込んでくる。薄い素肌を透かして見えるような
不思議な質感。表面の細かな産毛。微かな血管のすじ。先ごろまで(……いつまで?)この柔らかな物体を支えていたであろう人工物が、彼女の
肌に残した痕。乳房と乳房の間のわずかな汗ばみとほてり。

 そのまま、彼女の胸の先端を口に含む。
 眼の前は白い肌。舌で軽くその柔らかな肉の芽を転がそう。
 制止されるその瞬間まで、この女性(ひと)の身体の誘惑に溺れきってしまうさ。

 自棄(やけ)と獣欲とが混じり合ったその俺の意識が、ある意味では待ち望んでいたその制止の声が。
 ……来ない。
 
 代わりに、確かにこの耳に飛び込んできたのは。

 ……っ。
 ……ぁあっ。
 ……ふぅっ。

 吐息。喉の奥で抑えようとして抑えきれず漏れた声。
 閨(ねや)の中で、女が己の昂りを示すための音。
490(7/10):2012/01/01(日) 09:47:25.60 ID:aZNi3dQP
 自分も女性経験ゼロというわけではもちろん無いから、「抑えきれぬ声」なんてものがそうそう無いことくらいは知っている。自分が声を出さ
ずに交わることができるように、女もその気になれば外部からの刺激に心は溶かさずただ身体のみをその「行為」に差し出せることくらいは承知
している。
 仕事をしていた彼女を、それも他の誰でもない、あの尾崎さんを、だ。
 いきなりその胸を掴み、揉み、あまつさえ口中に含み、舌で舐め転がす。
 殴打、絶叫、それこそむしろ自然な反応。冷静に侮蔑するような目で見られるのもあるかもしれない。
 それが、何故この反応なのか。
 これではまるで、彼女が俺の行為を待ち望んでいた、恋人同士が睦言を交わし合った後の触れ合いの時間じゃないか。

 しかし。
 そんな驚きは普段の俺をなら躊躇させるに充分な驚きだったのだろうけれど。
 その時の俺に、そんな意思はまったく無くて。
 だから、その手は。その指は。
 尾崎さんの胸に遊んでいた手が、そのふくらみを解放するかわりに。
 優美な曲線を描く脇を。二の腕をさすっていく。
 そして、脇腹を撫で。充分に細い腰つきから、おんなの下半身の曲線を味わって。
 大きくふくらんだ、柔らかなおしりのラインを撫でて。

 下腹。かすかに指に絡む翳り。
 その感触を悟った瞬間に、指の向かう方向が変わる。
 熟れたリンゴの皮を丁寧に剥くように、尾崎さんの肢体のラインを撫でさすっていた手のひらは。
 下腹部の翳りの奥、男にはありえない急激な谷間へ向かって。

 その奥。ざらっとした感触の陰毛の奥。
 柔らかな膚、肉の質感。熱く煮えた泉。
 俺の指に熱く絡む濡れぼそった襞。
 微かに立ち上る、潮のような香り。
491(8/10):2012/01/01(日) 09:47:43.64 ID:aZNi3dQP
 何を意味しているか、もう分からないわけがない。
 尾崎玲子、この美しいひとの躰は、俺の侵犯を既に許しはじめていて。
 尾崎さん、この美しいひとの心も、その俺の侵犯を既に咎める気はなくて。
 玲子さん、……玲子さん。そう彼女の耳元で囁く。乳房の柔らかさよりも味わうべきもの。

 襞の合わせ目をなぞる。丁寧に、ゆっくりと。
 ぶるっ、と彼女の腰が震える。
 粘液を絡めた指で、その敏感な場所を転がす。
 っ、……、と抑えた吐息が漏れる。
 れいこさん、と耳元で囁く。ようやく絡む俺と彼女の視線。
 潤んだ瞳。火照った頬。かすかに開いた紅い唇の中に覗く、濡れた舌の官能的な煌き。
 視線が絡む。……唇が絡む。舌が絡む。
 なすがままに割られた唇の奥で、お互いがゆるやかに絡めあう舌。
 頬の裏を、歯茎の表面を、舌の付け根をくすぐり、溜まった彼女の液体を啜る。
 その間も尾崎さんのおんなの部分を、俺の指は弄び続ける。
 刺激が彼女の表情を、そして動きを歪める。吐息が乱れる。

 頃合いよし、と見計らい、彼女のふとももに手を滑らせた。 
 何をしようとしているのか、俺が何を求めているのか。
 理解したであろう彼女が、いくらか片脚を上げる。
 膝に腕をくぐらせ、その太ももを持ち上げた。 
 足元から見上げればおそらく絶景だろう。白く綺麗な脚が俺の腕で割り開かれ、その合間に真っ赤に濡れぼそった大輪の花が咲く構図。

 彼女の腕が、俺の股間に伸びる。
 いつの間にか俺も既に一矢もまとわぬ姿。その下腹部から天を指すかのように屹立した俺の肉柱を、彼女の指がいとおしげに何度か撫でる。尾
崎さんに、あのクールな彼女に、俺のコレをこうしてもらえるんて。
 熱く濡れた花びらに、俺の肉棒の先端が触れる。彼女は何度か俺の俺自身を動かし、場所を定めている様子で。そのたびにぬちゃぬちゃとした
淫らな感覚が、こちらの腰に走る。
492(9/10):2012/01/01(日) 09:47:59.25 ID:aZNi3dQP

 互いの目線が再度合う。
 そこに承諾の意を見出す俺。そして、俺はぐいと腰を突き上げる。
 
 彼女の、なかへ。
 一瞬目を見開いた尾崎さん。
 俺の分身全体を包む、熱くなめらかな感触。
 下腹部の密着感。全身に走る快感。
 やった、俺はやった。これが、これが玲子さんのなかなのか。

 感慨をそのまま込めて、再度彼女の唇を奪う。
 彼女の細い腕が俺の背中に回る。それを機に、俺の身体は俺の快楽を求めるための動きを再開した。
 
 浅く入り口周辺をこねくる。少し不安げな玲子さんの視線。
 深く、下腹の毛が絡みあうほどに突き上げる。高く可愛い声で紡がれるおんなの昂りの歌。
 そのたびに俺を襲う、彼女がくれる快感。
 やさしく彼女を導いてやろう、そんな紳士的な性交をする余裕なんかどこにもない。
 これは俺の時間だ。俺の空間だ。俺の快楽だ。俺の玲子さんだ。この女は俺のものだ。
 こんな、美人で、可愛い声で、一見クールで、でもちょっと抜けたところもあって、胸も腰もおしりも脚も全部綺麗な、こんな女をそうそう誰
にも渡すもんか。
 この女は俺のものだ、俺だけのものだ。その証を、俺のものだという証を、少しでも早くこの女のいちばん奥にぶちまけてやる。
 
 おまえは、俺の女だ。
493(10/10):2012/01/01(日) 09:48:18.32 ID:aZNi3dQP
 目を開けると見慣れた古い蛍光灯。なんだか両目がじんじんと痛い。
 俺の身体を覆う毛布……あれ、いつの間に俺に布団かかってるんだ。
 っていうか、ここはどこだ。765プロの仮眠室だ。

 ……夢、か。 そりゃあそうだよな。 いくらここ毎週、876プロの美人マネージャーと美人プロデューサーと一緒の打ち合わせが続くからっ
て、あんなことがあり得るわけがない。

 夢の内容を思い出し、慌ててトランクスの中を確かめる。……よかった、夢精まではしてない。っていうかどんだけ厨房なんだ俺の下半身。
 と、ドアががちゃりと開いた。

「プロデューサー? 起きました?」
「ああ、なんとか」
「よく眠れました? 2徹の後で起こしてしまうのもちょっと申し訳ないんですけど……」
「いや、大丈夫だよ。次の予定もそろそろだっけ?」
「ええ、今から準備すれば一本くらいは電車に余裕もっていけますよ」

 そうか、じゃあ行くか、と立ち上がって布団を軽くたたむ。
 仮眠室を出ようとしたところで、俺は言う。

「布団かけてくれて、ありがとな」と。
 
 ちょっと顔を紅く染めて、「どういたしまして」と照れて答えるその姿を見て。
 俺は、内心「ごめんな」とつぶやいたのである。
494名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 09:48:54.49 ID:aZNi3dQP
以上です。お正月と何の関係もないネタですみません。
では、よい新年を!
495名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 10:03:16.46 ID:jqmqRPCC
新年最初が尾崎さんとは今年はええ年になりそうどすなあ
お疲れ様
今年もよろしくおねがいします
496名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 15:44:59.43 ID:KWu7K59u
ふぅ…
ホント年末年始でも煩悩だらけで困っちゃうの
497名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 17:13:38.16 ID:21SnFmy2
尾崎さんはかわいいなあ
498名無しさん@ピンキー:2012/01/01(日) 23:52:02.18 ID:v6l1aLeo
設定がぶっ飛んでるw除夜の鐘でも祓いきれなかったか…GJ
しかし今年初投下がオザリンとは予想外だぜ
499名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 07:05:20.94 ID:h7VrTSyi
ドアを開けた。
「ぴよはまだーじゅうろくだからー♪」

「あっ」
ドアを閉めた。



「…という初夢でした」
「どうして私が?」
500名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 08:29:05.17 ID:ctiAnqVx
ピヨリ…
501名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 15:12:13.56 ID:Z36VepQa
ここってモバマスのエロSSはあり?
502名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 15:36:06.61 ID:+1HVsZ+V
ありじゃないか
別に問題ないだろう
503名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 15:46:50.32 ID:rjJCk/6R
ただし注意書きは入れてね
504名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 17:07:05.77 ID:4lZlzuLj
夢子と結婚し幸せな家庭を築く涼ちんの家にショットガン片手に乱入し、
「何が望みだ!?」と夢子と娘を庇いながら言う涼ちんに
「セックス」と即答し、縛り上げた妻と娘の前でトコロテンさせたい
505名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 20:36:37.15 ID:+fTmzzg+
夢子「スゴイ...(ゴクリ)」
娘「パパ..綺麗..」
506名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 23:12:56.98 ID:1Ro8bauF
皆さま明けましておめでとうございます。純愛Pです。
年の初めの姫初めは和服が似合う+姫繋がりのあの人です。
彼女の誕生日にこちらが忙しいためそのフライングでもあります。
エロは少なめ内容は甘め。アイドル視点で準拠なし。Pと結婚済み設定。
では『お姫初め』です。どうぞ。
507『お姫初め』:2012/01/02(月) 23:14:33.58 ID:1Ro8bauF
ぷろでゅうさあ殿と結婚してから早一年。
今年は我が家庭の平穏を、そして願わくば世の全ての人の幸福を祈りたいものです。

「明けましておめでとうございます」
「貴音の和服は何度見ても綺麗だな」
「あなた様…」

年の初めからこんなに素敵な時間を過ごせるとは全くなんと幸福なのでしょう。

「ところで貴音。いきなりで悪いんだが」
「なんでしょう?」
「一昨日俺が家にいない間にお雑煮何杯食べた?
いや正確に言うと…お餅何個食べた?」
「いや、そこにあるものは全て食べてしまいましたが…ああっ!」

言い終わって気付いてしまったのです。
彼の分まで私が全て食べ尽くしてしまったことに。

「やっぱりか…わざわざ鏡餅を三つ余計に買っておいたが無駄だったか」
「申し訳ございません!かける言葉もございません!」
「ま、俺が餅を食べられなかったのは百歩譲っていい。ただ問題は…」

和服の上から下腹部を彼の手が這いました。

「非常に言いにくいが…ちょっとぽっちゃりしてきてないか?」
「そ、それは…否定しにくいところではありますけれども…」
「じゃあ今年はグルメ番組の出演を無くすしかないかな〜」
「しかしそれを無くしては我が家の収入というものが」
「ほとんど全部の裏番組から出演オファーが来てるの、前話したよな?」

彼の言葉を聞いた私はいつの間にか彼の腰を掴んで叫んでおりました。

「…そんな殺生な!後生ですから、ぐるめ番組には出させてくださいませ!
私の至福の喜びを奪わないで…ください…ううっ」
「ちょっと、待て…本気で泣かないでくれ」
「らぁめん全国食べ歩きも…二十四時間でおみせのれしぴ完全制覇も…無くなると…」
「分かった分かった。出演は取り消さないよ」
「本当ですか?!嬉しい…」
「そのかわり、家での食べる量は減らせよ。ダイエットにも励んでくれ」

彼の言葉に私は不安を覚えました。

「承知しました。ところで、あなた様」
「何だい。家での間食は許してくれとかいうなよ」
「ふくよかな女は、お嫌いですか」
「貴音…」
「私は怖いのです。あなた様が私を…」
「そんなことは断じてない。
俺は何があろうと貴音を愛してる。
変な言い方をしてすまなかった」
508『お姫初め』:2012/01/02(月) 23:15:48.41 ID:1Ro8bauF
「ならば何故…」
「スタッフに最近お嫁さん太ってきたから気を付けた方がいいよって言われてな。
人気も下がるかもと思って注意したんだ」
「あなた様が私を愛してくれれば人気などいりません。
そう言いたいところですが、我が家の為には“だいえっと”も致し方ありません。
もっとも、番組を降りる気は一切ありませんが」
「分かったんだかないんだか…まあ、とにかく、今この話は出すべきでなかったな。
後で考えよう」
「とりあえず、あなた様」
「今度は何だ?」
「年の初めに一つ、どうでしょう?」

掛襟を両手で軽く持って肌を見せると、彼も理解してくれたようです。

「そいつはすまない。それじゃあ遠慮なく」

崩れて床に落ちていく着物を見ながら畳の上で彼のされるがままに。
たとえこの世がどうなろうと、あなた様さえいれば。
あなた様が私を愛してくれさえすれば。

あなた様。嗚呼、あなた様。あなた様。
髪を撫で頬を擦る手は美しく。
悪戯に乳房に触れる舌に酔い。
眼を閉じて唯唯感じ喘ぐのみ。

背中に畳の跡が残っても、接吻が肩に色濃い後を残しても。
心に残る目の前の彼からの愛の言葉には到底及びません。
髪を目から払いながら床の上に手をつこうとしましたが、
体勢を崩してうつ伏せに倒れこんでしまいます。
咄嗟に彼が肩を抑えて頭を打つのは避けられましたが。
そして尻を突き出した私を肛門から膣にかけてなぞっていく彼。
抑えられぬ昂ぶりが、湧き上がる快感が私の身体を熱くしました。
その刹那、彼の肉棒がゆっくりと私を貫いていきました。
再び体勢を崩し、肘を曲げて顔を床に近づけながら必死に声を漏らし、
小さく愛の言葉を紡いだのです。
509『お姫初め』:2012/01/02(月) 23:16:09.37 ID:1Ro8bauF
私が息を荒げるのを見て、彼は腰の動きを止めました。
こちらを心配そうに窺う彼を見て、大丈夫と言おうとしましたが声が出ません。

「無理をするな」

そう言われて、私にはやはり彼しかいないと改めて思いました。
世に言う“お姫様だっこ”をされて私はベッドに降ろされました。
裸の身体に普段着が着せられていきます。
湿った太股に下着が嵌められていくのは流石に恥ずかしく、思わず目を覆いましたが。

「あなた…さま…」
「無理して喋るなって」
「頑張ってだいえっとしますから…番組だけは…」
「ちゃんと話し合って決めるから、今は寝な」
「ええ、愛しております」
「ああ、俺も愛しているよ、貴音。今年もよろしくな」

そう言って彼はもう一度、深い接吻を私にくれました。
故郷の民よ、四条貴音は今年も幸せに暮らせそうです。
510名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 23:16:41.05 ID:1Ro8bauF
以上です。
ちょっと途中で慣れないことをしてみましたが、う〜ん。
さて、次回は久しぶりにハードな作品でも書こうかな、なんて思ってます。
それと結構先ですが千早誕にも参加しようかと。
そんなわけで本年もよろしくお願いいたします。
それではまた。
511名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 23:21:46.55 ID:1Ro8bauF
あ、ちょっとしたミスを発見
彼女はベッドなんて言いませんね

お目汚し失礼
512名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 23:35:50.21 ID:hr7vi0Ot
>>511
乙です
いつも愛を感じる作品ですなー。ニヤニヤしちゃいますよ!

そういや雪歩のって少ないんだね〜
また書いてくれたら嬉しいです!
513名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 23:49:01.51 ID:g1+lZYyF
>>511
乙です
といいつつも先を越されぐぬぬな気分でもあったり
相変わらず良いですね
514名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 00:43:14.87 ID:PToRuHWO
>>511
乙です

意味なし保守

社長「うちも、とうとう今日限りか……」
P「社長! だからあれほど言ったんです。海外公演はまだ早いと」
初めての海外公演は韓国だった。しかしプロデューサーは、
「まだ早い、うちのアイドルたちにはそれだけの実力がまだない」と大反対した。
結局、言いくるめられる形で公演は決まり、765のアイドルたちは韓国へと渡った。
公演そのものは大成功だった。
だがアイドルたちが帰国した直後、北朝鮮が突然韓国に攻撃を始めた。 第二次朝鮮戦争である。
間一髪、アイドルたちは命拾いした。しかし……
P「戦争のどさくさで、入金されるはずの金は全部踏み倒されて、借金だけが残って……
あれからすっかり仕事はなくなって、小鳥さんは慣れない金策に飛び回って倒れて入院、
そしてとうとう倒産です!」
社長「まあ、今更悔やんでも仕方がない。あきらめよう。第一、不可抗力だよ。ん?」
P「あきれた……つくづくあきれましたよ! もういい、俺はあなたを見損なった、さよなら!」
社長「……これで私も失業者か……これからどうするかなあ。この不景気じゃ、どこも雇ってなんか
くれんだろうな。まして、会社つぶした元社長なんてな……」
とぼとぼと、社長はオフィスを後にした。

街の片隅のコンビニ……
律子「1000円お預かりします……224円のお返しです。ありがとうございました……
(私一体、何やってんだろ? これから大学行ってもしょうがないし、勘当された手前家には戻れないし)」
515名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 03:10:44.04 ID:XWZ9Krup
>>483>>501>>506の母の内臓を

はさみでちょっきんの夢

夢をみただけ

爆笑

ただの夢です

爆笑
516名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 03:13:35.85 ID:/6ROy5TW
>>483>>501>>506の方々は

自分で死ぬか

殺されるか

どちらか選んでください
517名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 03:25:07.36 ID:r9FYrI3X
なにやら香ばしい匂いがしますなあ
518名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 08:22:26.96 ID:bCxH+arW
…朝か。
せっかくの休みだし、もうしばらく寝ていよう。
しかし寒いな。
って、なんで裸なんだ、俺?
しかもなんか狭いし。
隣に誰かいる。
そもそもここは俺の部屋ではない。
これは小鳥さんのベッド。
隣で寝ているのは小鳥さん。
ということは、やっぱアレしかないよな。
したのか。
しかしこうして見るとかわいいな、いや、小鳥さんはいつもかわいいのだが、
こう、胸にきゅうとくるような、このうえなくいとおしい、そんな感じ。

「……ひゃっ!?」
「…おはようございます」
「…」

小鳥さんが目を覚ました。
どうしよう、気まずいよな。

「ふふっ」

笑っている。

「ひさしぶりです。こんなの」
「前にもあったんですか」
「もう随分前ですけどね…笑っちゃいますよ」

相手は誰だったんだろう?
いや、そんなこと考えてる場合じゃない。
この場をどうにかしないと。
ベッドから出て下着を拾い、いそいそ身に付ける。
第三者が見るとなんと情けない姿か。
小鳥さんもベッドを出た。

「あ、俺、あっち向いてますから」

俺は小鳥さんから目をそらした。
519名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 11:53:28.17 ID:6H1vGJfp
>>518
乙です。小鳥さんがかわいいですね。
520名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 17:16:30.19 ID:6H1vGJfp
>>514
了解。じゃあ、つなげるか。

注意書き
1. 雪歩×P
2. 514と私は別人
3. 話の脈絡はめちゃくちゃ
4. エロい描写はぬるめ

タイトルは「雪歩の嫁入り」です。
521雪歩の嫁入り(1/2):2012/01/03(火) 17:17:49.87 ID:6H1vGJfp
春香「事務所がなくなっちゃ、歌えないですよね?…そうだ!
ないなら作ればいいんです。誰に相談しようかなー、と」
千早「私なら、海外渡航の準備、済ませてるけど?」
やよい「お金、ないんですー。伊織ちゃんに頼めば、何とかしてくれるかも」

伊織「春香、何よ」
春香「事務所を再建したいんだけど、どう?伊織?」
伊織「戦場で戦うように言われてるから無理よ。ただ、手伝えることは手伝えるから、やっぱりお金が必要なわけね」
春香「うん。そうなんだけど…」
伊織「パパにお金貸してもらえるように頼むから、それ待ってて」

数日後、融資をしてもらえる運びとなり、事務所を再建することに成功した。
だが、戻ってきたのは数人だった。真・雪歩・美希・やよいは戻ったが、残りは完全に別の方向へ向かうことになった。
そんな折、元Pと律子が戻ってきた。高木元社長を連れて。
元社長「アイドルが半分になってしまったが、事務所が復活して何よりだ。いつまでにいくら返済すればいいんだね?」
春香「2年以内に4億円ほどです」
律子「難しいですが、何とかなりそうですね。やってみましょう」
元P「そうだな、何とかなるだろう」

こうして、新765プロが誕生した。社長は天海春香で本人もアイドル活動を行うことに。
高木元社長は新しい人材のヘッドハンターになった。
5人のアイドルに2人のプロデューサはかなり多いものの、将来アイドルが増えることを考えると、
律子はプロデューサにとどまった。元PはPに復帰。無事にすべてが回り始めたかのように見えた。

だが、伊織の行方が気がかりであった。戦場に行く、ということは武装して出かけるということだろう。
いくらダンスが得意だからといっても、戦場での戦い方に詳しいわけでもない。
となれば、いつ死亡通知が来るかもわからない。そうなればショックですべてが動かなくなると思われた。
522雪歩の嫁入り(2/2):2012/01/03(火) 17:19:54.53 ID:6H1vGJfp
しかし、3ヶ月が経過したある日のこと、戦争の終わりとともに伊織が新765プロにやってきた。
伊織「久しぶりね。何人かいなくなってるようだけどそんなことはまあいいわ。
経営は順調なわけ?春香」
春香「うん。伊織が戻ってくることを信じてみんながんばってたんだ。じゃ、また、夢を追い求めようか」
伊織「言われなくたってそうするわよ」

雪歩は伊織から戦場での経験を聞かされて頻繁におびえる状況であった。そのたびに春香やPがなだめる。
そうしていくうちに、雪歩とPは同じ宿に入り、そして契りを交わした。

それから2ヶ月が経過したある日のことである。
雪歩「プロデューサー、私の家に来てくれますか?」
P「ああ、いくさ」

ぶっちゃけ、結婚相手の相談だとわかってはいたが、大丈夫だろうと判断し、向かった。
心の強く広い男性であることがわかったので、即座に承諾された。と同時に婚姻届まで用意されていた。
両親の承諾の印の押されたものが。もう後には戻れない。春香はもうPとの仲はあきらめていたため問題はなかった。

P「さあ、役場へ行くか?」
雪歩「はい!」

結婚式は、財布の事情が許さなかったため、事務所に家族を招いただけの質素なものになった。
だが、2人にはそれで十分だった。こうして2人の新生活が始まったのだが…。

雪歩「あぁぁぁぁぁぁっ…!」
P「あれ?ちょっと入れただけでイっちゃったよ。大丈夫か?」
雪歩「大丈夫ですぅ、続けてくださいー」
P「じゃ、続けるぞ」
あと甘い声がひたすら続いたのは言うまでもない。

なお、事務所のほうは、戦争体験を語るトークショーなどにより借金完済したのは別の話。
523名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 17:22:15.00 ID:6H1vGJfp
というわけで以上です。
514の小ネタから事務所再建するところまでは出たんだけど、
そこから先がなかなか出てこないっていうね。

あと、エロは末尾に添える程度しかなかったことをお詫び申し上げます。
524名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 18:25:38.07 ID:r9FYrI3X
良かったんだけど韓国ネタとかはスレ違いに近いから
今後はそういうの控えてもらいたいです
525名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 18:34:29.69 ID:UJtfT/h9
年末からのSSラッシュに水を差す!荷物をまとめて二宮に帰れと言われても仕方ありません。
526名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 18:39:09.28 ID:w7C+PTSw
ここのルールが良く分かってない新参なんだけど
しょーもない書き込みに対してレスしていいの?スルー?
(荒らすつもりは全くないよ)
527名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 18:47:36.39 ID:r9FYrI3X
そりゃスルーだろ
↑このレスにもスルーしてええんやで
528名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 18:57:21.14 ID:wWfPpJuL
>>527
あなたがスルーできてない事になる悪魔の質問ですよ……
529名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 19:01:37.99 ID:FFum2iNZ
>>528
いや最近は安価を他人につけないエアレスというものがあってですね
530名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 19:19:31.19 ID:DU/xqSft
まとめてクソみたいなレスしてくれりゃありがたいじゃないか。戦国無双のスレはもっと悲惨だぞ
531名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 20:37:31.95 ID:Ra29vx3v
今日は、お姫ちん、あずささん、りっちゃん、ぴよすけを木馬責め、百叩きにしよう(提案)
532名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 21:52:06.62 ID:Ew/ZfQ15
ピヨ吉さんだけは渡せない。
あとは好きにしてくれていい。
533名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 21:58:22.90 ID:hYPYHuuZ
実はりっちゃんのアホ毛がめちゃくちゃ敏感な性感体だったりしねーかなぁ
「そのアホ毛ってどうやって立ってんの?」
「なんですか急に」
「ちょっと触らせて」
「ちょ、やめてくだ…ひゃぁあああああああん////!!!!」ビクンビクン
「!?」
みたいな
534名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 22:10:11.66 ID:r9FYrI3X
あずささんのアホ毛が妖気を感じている!
535名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 02:13:01.12 ID:Pz/XmDR6
そうなると全てのアホ毛が性感帯の可能性を有すことに・・・!
美希や真のアホ毛引っ張って喘がせたい
536名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 02:45:49.56 ID:bWuGvPKS
なんとなく貴音はミミズ千匹持ちな気がする
537名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 08:19:58.14 ID:Gckwjgh9
さらに一歩進めて全身性感帯のアイドルに
ぴっちり衣装を着せるプレイ
538名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 10:35:31.49 ID:UL9QSSh2
「んっ…!」
「なんでリボンに触れただけで感じてるんだ?」
「っあ…や…そん…な…触ら…ないで…ください」
539名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 10:56:42.25 ID:UCF6uM1W
「びんかんサラリーマン」ならぬ「びんかんアイドル」か

そういえば無印のあずささんと美希のVi衣装はエロかったなぁ
540名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 11:01:03.93 ID:KtLbw6UY
眼鏡を触られてびくびく感じる律ちゃんを想像して
ちょっとくすりときてしまった
541名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 12:56:05.36 ID:SvkGwaQf
りっちゃん眼鏡をGETしてりっちゃんが気付いてない所で撫で撫でしたら遠隔バイブみたいになるのか
ふぅ……
542名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 13:28:23.99 ID:R9DVU+7j
「もう…眼鏡にはかけないでって言ったのに…」
543名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 14:53:18.43 ID:kHW94cWO
ステージ中にちっちゃんとイチャイチャしていると…
気絶しちゃって一方的にいたづらしてるだけか?
544名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 15:27:35.88 ID:Rg2s0qHl
ちっちゃんは非力だから、ハリセンさえ取り上げれば犯りたい放題

…って、ぷちますのそっち系の、薄い本はあるまいな?
545名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 18:25:12.54 ID:dfb71VeO
ちっちゃんとか……指しか入らないだろ……

まあマッサージの延長線上でちっちゃんの肉孔を中指で弄んで
イカせるとかビール枝豆を食って野球観戦しながらやってみたくはある

そんで手足の指をきゅっと折り曲げて声を出すまいともがいている
ちっちゃんを指差しながら
「ハハハ、見てみろこの子。千早と同じ絶頂をしているよ。面白いな」
という俺

「もう。貴方もその子で遊んでないで、早く私を気持ち良くして下さい。3日ぶりなんですから」
と二の腕を抱きながら夫婦セックスを催促してくる新妻ちーちゃん……
546名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 18:52:15.76 ID:SvkGwaQf
ちっちゃんはP大好きだから頼んだらもーっ!!って言いつつちょっとぐらいしてくれそう
途中でナデナデしたらぱたりこしてしまいそうだが
あふぅは発情期とかあるから多分そういうことなんだろう
547名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 19:51:44.68 ID:r7JfMPIH
めっ!
548名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 20:24:21.43 ID:iTUjhJZv
ちっちゃんは「小さいりっちゃん」の略だぞ
千早のぷちどるはちひゃー
549名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 20:26:03.95 ID:dfb71VeO
>>548
すまん。混乱してた
550名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 23:51:55.64 ID:uzA6ORhp
みんながぷちどるにかまけてる間に実物にケモノ耳と首輪をつけよう
551名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 00:13:12.53 ID:BKkA+ds4
まこにゃんとゆきうさぎをご用意しました
552名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 00:25:14.98 ID:/IIskwy4
ちはわんとみきらいおんも追加で
553名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 01:02:19.88 ID:FMOAKOHT
たのしい〜♪なかまが〜♪
554名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 01:56:58.45 ID:1H/u4PgF
久しぶりに投下させていただきます。
一年以上前に投下したSSの続編ですが、前の話を読んでいなくても問題無いと思います。
涼×愛モノで挿入は無し。エロというより変態的な話です。
本文2レス+後書きという構成になってます。
555続・小ネタ(1/2):2012/01/05(木) 01:57:19.19 ID:1H/u4PgF
 枕もとの時計に視線をうつす。
(――うう……。もう午前3時になっちゃってるし……)。
 体はものすごく疲れているのに、眠ろうとするほどに目がさえてきて
一向に眠れそうにない。
 視線を横に移すと、隣のベッドで“不眠の原因”が可愛らしい寝息をたてているのが見える。
 健康な男子としては、こんなふうに無防備な寝姿をさらされると、否応なしに意識してしまう。
 沸いてくる邪念を必死で振り払い、愛の寝顔から視線を逸らそうとした時、不意に愛が勢いよく寝返りをうった。
 掛け布団がガバっとまくれあがり、着崩れた浴衣からはカモシカのような脚とともに、小さいけれど形の良いお尻が半分近く顔を出している。
 カーテンの隙間から差し込む月明かりが白い肌に反射して、暗い部屋のなかで誘うように青白く光を放っているように見えた。
《ごくり》
 唾を飲み込む音が事のほか大きく響いて、涼は思わず両手で口元を覆った。
「このままだと風邪をひいちゃうよね……。布団、元通りにしてあげないと」
 聞かせる相手が居る訳でもないのに空しい言い訳が口を突いて出てきた。
(もっと近くで見たい)。
 その気持ちに突き動かされるように、涼は足音を忍ばせてベッドから降りた。
 2つのベッドの間の、1メートルにも満たない距離がとてつもなく遠く感じる。
 恐る恐る距離を詰めて、手が届く距離にまで近づいた。
 心臓が破裂するのではないかと思うくらい激しく脈打って、自然と呼吸が荒くなる。
 このまま掛け布団を元に戻して、何も無かった事にしてベッドに戻るべきだ。
 そう理性ではわかっているのだが、伸ばした手は布団の上を素通りして、愛の無防備な太腿へと向かっていた。
556続・小ネタ(2/2):2012/01/05(木) 01:57:43.70 ID:1H/u4PgF
 震える指でそっと肌に触れる。
(愛ちゃん、綺麗だ……)。
 自分の身体とはあきらかに違う、肌理の細かい肌。ダンスで鍛えているせいか、脂肪と筋肉が程よくのっていて弾力が心地よい。
 手で触れているだけで涼の男の部分は痛いくらいに充血していった。
 衝動的に愛のショーツに手を伸ばした所で、僅かに残った理性がストップをかけた。
 このままショーツを剥ぎ取れば、おそらく欲望の赴くままに愛を蹂躙してしまうだろう。それだけはなんとしても避けたかった。
(と、とにかく一発抜けば心に余裕ができるはず……)。
 未練がましくショーツの淵を摘んでいた指を必死の思いで引き剥がすと、涼は自分の逸物を掴んで愛の太腿に擦りつけた。
「あっ……愛ちゃん、ごめん。……ごめんね」
 眠っている愛に届くはずも無いのだが、うわごとのように謝罪の言葉を呟きながら激しく手を動かす。
「気持ちいいよ、愛ちゃんの太腿、気持ちいい」
 先走り汁によって濡れた太腿が、卑猥な摩擦音を奏でだすと涼の官能は限界に達した。
「――っ! うっ、あぁ……」
 射精による達成感と同期の女の子を欲望のはけ口にしてしまった罪悪感が同時にやって来て、涼はもう一度謝罪の言葉を呟いた。
「ごめんね、愛ちゃん」

おしまい
557続・小ネタ(あとがき):2012/01/05(木) 01:59:31.79 ID:1H/u4PgF
自分の趣味を前面に押し出したらなんだか変な話になってしまいました。
次に書く時には、もう少し正統派のエロに挑戦したいですね。
558名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 04:22:00.47 ID:qJbtFdcH
次は中ネタかしらん?(チラッ
個人的欲望としては響かあずささんか真美(ピンで)かがイイナー
559名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 13:59:50.05 ID:0viu4vjf
もう400KBとは凄いSSラッシュだなあ
>>557も乙
前の作品も読み直しといた
560 ◆to/QJ6/Uwo :2012/01/06(金) 00:09:38.46 ID:7BT4Df7K
トリップの付け方ってコレでいいんでしょうか?
ちょっとテストさせていただきたく
561 ◆to/QJ6/Uwo :2012/01/06(金) 00:17:27.61 ID:7BT4Df7K
ちゃんと表示されているようなので一つ投下します
・ふたなりモノです、嫌いな方は読み飛ばしなりNGなり願います
・千早&雪歩×女性Pモノです
性欲に飢えた千早と雪歩が担当の女性Pと、という感じの内容です
562 ◆to/QJ6/Uwo :2012/01/06(金) 00:18:32.73 ID:7BT4Df7K
『体調管理も仕事のうち』

「大丈夫かね?」
「社長…あぁすいません」
ぼうっと窓の外を眺めていた私に社長が声をかける。
「最近、随分と活動がうまくいっていて私としては喜ばしいが、体調を損なうような働き方はやめたまえよ」
「ご心配をおかけしてすいません、でも大丈夫ですから」
「如月くんと萩原くんはデビュー当時随分と苦労をしていたようだったからね」
「そうですね、他の子達に比べて随分出遅れてしまって」
「それでも今は立派に成長したじゃないか」
「ええ、ありがとうございます」
「何か秘密でもあるのかね、その…他のプロデューサー達にも是非広めて欲しいものだが」
「あ、えーっとそれはですね…」
私は言い淀んでしまった。
秘密はある、あるがとても言えることではない。
「それはプロデューサーがきちんと私たちの体調を管理ていくれているからですよ」
「そうですよぉ、だからいつも全力でオーディションに望めるんです」
後ろを振り返ると、千早と雪歩が立っていた。
体調管理、確かにそうと言えるかもしれない。
「あはは、そうね…」
私は乾いた声で返す。
「成程、健康管理は何よりも大切、ということだね」
社長がうんうんと頷いている。
「今後も二人のことをよろしく頼むよ、プロデューサー」
社長は満足そうにその場を離れていった。代わりに千早と雪歩が近づいてきた。
「ところでプロデューサー」
「今日もいつもの、してもらえませんか?」
「ええっ…今日もなの…?」
二人はにこにこしながら私を見ている。

その笑顔の裏に隠れた欲望…私と千早と雪歩の秘密。

その晩、私はホテルの一室にいた。
服を脱がされ、ベッドに四つん這いになり前後から挟まれるように犯されている。
私を嬲る二人の存在。
「プロデューサあぁ…もっと、もっと気持ち良くっ」
「そう…そこです、プロデューサー、沢山舐めてください」
ベッドの上で私を犯してるのは、千早と雪歩。
二人の股間には立派な男性器が生えており、口と膣の感触を味わっている。
563 ◆to/QJ6/Uwo :2012/01/06(金) 00:19:48.18 ID:7BT4Df7K
二人の身体の事、私との肉体関係…始まりは随分と前になる。
まだユニットとしての知名度がなかった頃、二人は中々オーディションに合格できずランクを上げられない日々が続いていた。
「二人ともレッスンは問題ないのに、緊張しすぎなのかしら」
贔屓目になっているのかもしれないが、同ランクのアイドルと比較して十分な能力はあるのに合格できないことが不思議でならなかった


ともかく、このままではユニットとしての活動を続けられなくなるのは明白だった。
「千早、雪歩」
「あの、何でしょうか」
「話したいことがあるんだけど、良いかな」
「あの、話したいことってやっぱり」
「ええ、ユニットの現状について」
二人も分かっていたのか、顔つきが少しだけ曇った。
私はユニットの活動成果が思わしくない事、ランクが上がらなければ解散せざるを得ないこと、全て話した。
「わかってると思うけど、今のままじゃ活動を続けるのは難しいの」
「だからお願い、私も悪い所は直すし出来ることなら何でもする、二人に何か困ったことがあるなら教えて欲しいの」
「あの、プロデューサーは悪くないです、悪いのはわたしで」
「萩原さんだけの問題ではありません、私にも責任があります」
「あー、えっと悪者探しをしてるわけではなくて」
「千早ちゃん…やっぱり言うしかないんじゃ…」
消えてしまいそうなほど小さな雪歩の声。
「言う?何を?」
「…そうね、もうこれ以上隠していては活動が続けられない」
思い当たることがあるのか、千早も諦めた様子で呟く。
「プロデューサー、これから大事な話をさせてください」
よほど大事な事なのか、二人は他の人に聞こえない場所に移動することを望んできた。

「お願いですから、この事は誰にも言わないでくださいね」
部屋に三人以外のだれも居ないことを確認すると、突然二人は服を脱ぎ始めた。
「なっ、ちょっと二人とも」
慌てて静止しようとしたが、二人はするすると衣服を脱いでいく。
「やめな…て…え」
下半身が露わになった時、私は目を疑った。
「ううぅ…恥ずかしいよぉ」
「…くっ」
女性の身体の一番大切な部分。
二人の身体のその場所には、男性器が生えていたのだ。
「えっ、それは、ええっ」
「ずっと隠していてごめんなさいぃ…」
「私も萩原さんも、両性具有なんです」
二人は自身の身体の事を隠しながら、これまで活動を続けてきたと話した。
「レッスンの時は良いのですが、緊張したり、ステージ衣装はさすがに」
はずみで露出してしまうことを恐れていたのだろう。
オーディションに望む気持ちに迷いが出るのも無理は無い。
「そうだったの…スカートの衣装が好きで選んでたんだけど、これからはやめるわね」
「それだけじゃないんです」
「あの…その…すごく言いづらいんですけど」
「時々、身体がむずむずすることがあって、その…これが」
「ん…大体わかった」
「それで何とか自分で鎮めようとしているんですがそれも中々上手くいかず」
564 ◆to/QJ6/Uwo :2012/01/06(金) 00:21:02.48 ID:7BT4Df7K
…やっぱり高校生くらいだと色々大変なんだろうか?
「明後日のオーディションもきっと同じ事に…」
「プロデューサー…何とかして下さいぃ」
「わ、わかったわ。私も手伝うから」
「それは、つまり」
「わ、わたしでも大体何をすればいいかくらいは分かるわ。大丈夫、大丈夫よ」
「プロデューサー…ありがとうございます」
二人は恥ずかしそうにしつつも、一方でほっとした様子だった。
まさかこんな大きな問題があるとは。
だけどこれを解決してあげれば二人の活動はきっと上手くいく、そう信じていた。

その時の私は全く気づいていなかった。
淫らな行為への期待に満ちた二人の表情に。

次の日の夜、会場近くのホテルに宿泊した。
近場なうえ、急遽前泊となったことに事務所内で疑問を持たれたが二人のためだ。
私はなんとか理由をこじつけ、前泊を強行した。
「それじゃあ」
「お、お願いします…」
ダブルベッドに並んで座る千早と雪歩。
一糸まとわぬ姿の二人、女性でも息を飲むような美しい身体。
ただ、その身体には本来女性にはないはずの肉棒が生えている。
「じゃあ、始めるわね」
「あ、あの…その前に」
「プロデューサーだけ着衣というのは不公平ではありませんか?」
「えぇ…私も裸になるの?私の裸なんて見ても…」
「服とか汚しちゃうかもしれないですし…」
「プロデューサーも、お願いします」
「じゃぁ…わかったわ」
二人にせがまれ、私は仕方なく服を脱いでいく。
食い入るように見つめる二人、別段女性らしい体つきでもないし肌も二人のほうがずっと綺麗なのに。
そう思いながら服を脱ぎ終えると、二人の肉茎は少しずつ怒張し始めていた。
私の裸に興奮してる?そんなまさか。ともかく早く終わらせなくては。
「うわ…凄い」
女性にはないはずの器官。
ひくひくと蠢き、刺激を求めているようにも見える。
「こ、こんな感じ?」
握る、というよりは添える程度の力で、そっと二人を撫で上げる。
「ああっ…」
「んっ…」
切なそうな二人の声があがる。
「痛くはないのね?じゃあ」
両手に少しずつ力を加え、いきり立ったものをゆっくりしごいていく。
「プロデューサーの手がっ、手がぁっ」
「駄目ですっ…そんなにしたらっ」
先端からぬるっとした液体が溢れ始める。
「こ、こんな感じでいいのね」
溢れた透明な液体を指になすりつけながら、刺激を強く早くしていく。
「あっ!プロデューサーっ!出ちゃいますっ!」
「私っ!限界でっ!プロデューサーっ!」
限界が近いのか、目をつぶり声をあげる二人。
「んああああっ!」
「ああっ!くあああっ!」
悲鳴にも似た嬌声を上げ、二人は絶頂を迎えた。
握っていた二人の肉茎から勢い良く白濁が放たれる。
「すごい勢いね…」
暫くの間、二人は腰をがくがくと震わせ精を放ち続けた。
565 ◆to/QJ6/Uwo :2012/01/06(金) 00:22:33.63 ID:7BT4Df7K
「はぁ…はぁ」
「二人とも、大丈夫?」
射精を終え、惚けたような顔で肩で息をする二人に声をかける。
「…駄目です」
「えっ」
「こんなんじゃ全然足りません!」
言いながら、二人に押し倒された。
「きゃっ」
「プロデューサー、もっと気持ちいいのが欲しいです」
「いつもプロデューサーとする事を考えながら自分でしてたんですよぉ…」
雪歩に両足を掴まれる。
「プロデューサーに慰めてもらえる事になって…とても嬉しかった」
千早はお腹の辺りにのしかかってきた。
勢い良く射精したのにも関わらず、二人の肉棒はまったく衰えていなかった。
「「だから、プロデューサー、もっと」」
「いやっ…二人とも待っ…!」
「我慢は出来ませんよ」
千早は私の胸を鷲掴みにする。
「んうぅっ…」
「夢みたいですぅ…プロデューサーとなんてぇ」
「お願い!駄目だからっ」
「昼間言ってくれましたよね?何でもしてくれるって」
私の言葉など耳にせず、雪歩は再びいきり立ったものを私に擦りつけてくる。
「あれは…こういう意味じゃなくて」
「約束は守ってください、それじゃ、いきますね」
普段のおどおどした雪歩からは想像もつかないような強い力で足を広げられる。
自身の肉棒を私の秘所にあてがうと、ゆっくりと突き入れていく。
「ああぁ…プロデューサー…」
「ぐうっ…いた…い…」
初めて襲われる痛みに、声が出てしまった。
「あれ、もしかしてプロデューサーは初めて…?」
結合部から漏れ出す赤いものに雪歩が少し驚く。
「痛ぁ…お願い…抜いてぇ…」
「ええっ!そんな…」
胸を弄んでいた千早が心底残念そうな顔をしている。
「わあぁ…嬉しいな…プロデューサーの初めてが私なんて…」
私の初めてを奪ったことに興奮しているのか、引き返しかけたものを再度最深部まで押し込んできた。
「きゃああっ!」
「もっと沢山、したいです」
殆ど濡れていない状態のまま、乱暴に中を擦られる。
痛みで気を失いそうだ。
「いたっ…ぐぅっ…」
「ああああっ…気持ちいい…出ちゃう…プロデューサぁ…」
「えっ!?中は駄目っ!ちょっと雪歩!」
雪歩の動きが少しずつ早まってくる。
「プロデューサーっ!イキますっ!」
腰をしっかりつかまれ、奥で射精を迎える雪歩。
温かいものがじわっと広がっていく感覚。
「熱い…そんなぁ…」
「はあぁっ…プロデューサーの中に、たくさん」
射精を終え、肩で息をしながら快感を噛み締める雪歩。
「あの、萩原さん…」
「あっ、ごめんね、今かわるね」
雪歩にばかり気を取られていたが、お腹の上に載っている千早も早く私に挿入れたいようだ。
手で擦っていた時並みに肉茎が反り返っている。
「嫌ぁ…もう無理よぉ…」
566 ◆to/QJ6/Uwo :2012/01/06(金) 00:23:07.41 ID:7BT4Df7K
「萩原さんだけなんて不公平です」
言いながら、千早は私の身体をゆっくり貫いた。
初めてではないこと、雪歩の精液が潤滑油になったことで先程よりは
いくらか痛みが少ないが、まったく痛くないということはない。
「んああっ」
「プロデューサーの中…温かくて…気持ちいいです…」
一番奥まで突き入れられた。狭い肉洞の感触にうっとりしている。
「ちは…や…だめ…」
「ずるいですよ、私も萩原さんみたいにさせてください」
「ええぇ…まさか」
入り口までゆっくり引き返してから、再び奥まで入ってくる。
「いたっ!千早痛いっ!やめてぇ!」
千早も初めての性交に興奮しているのか、全然私の声を聞いてくれない。
ゆっくりだった抽挿が早くなる。
「プロデューサー!イキます…よっ!」
「あああぅっ!」
千早もためらうことなく最深部で射精を迎える。
再び熱い感触がお腹に広がる。
「はぁ…はぁ…プロデューサー…」
「千早ちゃん、わたしもう一回」
「じゃあ交代しましょう」
「ゆき…ほ?」
雪歩の肉棒は再びいきり立っており、再び私とまぐわうつもりなのはすぐに分かった。
…結局その日は二人に代わる代わる抱かれ続け、気を失っていた。
気づいた時にはもう明け方で、私は二人の放った精にまみれベッドに横たわっていた。

翌日、正確には当日。
二人のパフォーマンスは他のユニットと比して圧倒的なものであり、文句なしの合格を得た。
思っていたとおり、能力的には問題なかったどころか、今のランクでは十分過ぎる能力まで育っていたということだろう。
衣装を変更する余裕はなかったが、すっかり出しきった二人には必要なかったようだ。


あれ以来、「体調管理」の名目のもとオーディションや営業の前に二人に抱かれるようになった。
二人の激しい行為の身体的負担はかなりのものだが、そうしなければ実力が出せない、とせがまれれば私に断ることはできない。
実際、「体調管理」を始めてから二人の人気は一気に上がっていった。
567 ◆to/QJ6/Uwo :2012/01/06(金) 00:23:37.09 ID:7BT4Df7K
今も私は二人に挟まれ、前後から身体を犯されている。
「プロデューサー、ここ、好きですよね…」
「ふやあっ!雪歩だめぇ!」
雪歩は何度も交わるうちすっかり私の弱点を知り尽くしたのか、常に私の弱い部分を狙って責め立ててくる。
「プロデューサー、もっと可愛い声聞かせてくださいね」
体をよじって逃げるものの、すぐにまた同じ場所を見つけては擦りつけてくる。
弱点とは言いつつも雪歩に攻めつづけられ、性感帯として開発されてしまった箇所も少なくはない。
「あああっ!プロデューサー良いですぅぅっ!」
たっぷりの愛液を溢れさせ、否応なしに雪歩を締め上げてしまう。
「あああっ!もう出ちゃう!出ちゃいますっ!」
お尻を引き寄せられ、快感を求めるように最深部を激しく突かれる。
「ひやあああっ!あっ!やああっ!」
堪らず私も絶頂を迎えてしまった。
「はあっ…気持よかったぁ…」
「はああぁ…っはあぁ…」
「プロデューサー、私のを忘れていませんか?」
雪歩にイかされた余韻に浸る間もなく、千早が口に肉棒を突き入れる。
「むぐうっ!」
頭を掴まれたまま、腰を前後される。
「んぐっ!んむっ!」
「プロデューサー…プロデューサーっ!」
ぐっと頭を引き寄せられ、喉の奥に射精された。
「んっ…げほっ…えほっ」
「はあぁ…プロデューサー…」
むせ込む私を気にせず、射精の余韻に浸る千早。
「プロデューサー…あの」
「やっぱり、まだなの…?」
「勿論です、プロデューサーもまだまだですよね?」
「いや…私はもうじゅうぶ」
「プロデューサー、もう一回…」
千早が私の足の間に移動し、私の淫壺に自身の肉茎を押し込んできた。
「ううぅ…勘弁してぇ…」
私の口内に一度精を放ってなお、千早の肉茎は硬く反り、私の中を押し広げてくる。
千早は普段のトレーニングの賜物なのか、とにかく事を終えるまでが長い。
果てるのも一度や二度では済まず、何度も絶頂を迎え射精を繰り返すまで満足してくれないのだ。
「プロデューサー…気持良くなりましょうね」
千早の抽挿が始まる。
「あうぅっ…奥突かないで…」
568 ◆to/QJ6/Uwo :2012/01/06(金) 00:25:36.73 ID:7BT4Df7K
「千早ちゃん、下になってもらえる?」
突然雪歩がそんな事を言い出した。
「…こうかしら」
今まで私に覆いかぶさっていた千早が私を抱きしめたまま身体をぐるっとまわす。
私が上になり、千早が下から見上げる体制になる。
「うん、そうそう」
「な、なに…?」
これから一体何をされるのか、怯えきった声をあげてしまった。
雪歩は鞄から小さな棒状の物を取り出すと、私と千早の脚の間に座った。
「えへへ…プロデューサーの可愛いおしり…」
両手で私のお尻を撫で回す雪歩。
「プロデューサー、ここでも気持ちよくなれるようにしてあげますね」
突然両手の親指でお尻の穴を広げられた。
「ええっ、そこはちがっ」
「大丈夫ですよ、プロデューサー」
千早が身体を揺さぶる。
「はあぅっ」
「きっと気持ちいいですから、私と萩原さんのはさみうち」
「そんなの無理…壊れちゃう」
「本当は今すぐにでも挿入てしまいたいくらいですけど…そんなことしたらプロデューサーが壊れちゃいますから」
ローションを塗りたくり、後ろの穴にあてがう。
「だからちゃーんと準備してあげちゃいますね」
あてがった物をゆっくりお尻に突き入れられる。
「んぐっ」
「えへへ…入りましたよ」
「くふぅっ…」
後ろを攻められる未知の感覚に顔をしかめる。
こんなの気持ちいいとは思えない。
「プロデューサー、今は私と身体を交えているはずですが」
「ああっ!今は駄目っ!」
後ろの事ばかりに気を取られ、千早の急な揺さぶりに悲鳴を上げてしまった。
「いつもよりキツい気が…やはり悦んでいるんですね」
「ちが…あんっ」
「今から楽しみだなぁ…プロデューサーのサンドイッチ」
雪歩は手に握ったものをゆっくり前後させている。
「プロデューサー…大好きです…」
千早は私を突きあげるように身体を動かし続けている。

「プロデューサーとなら、きっと私トップアイドルになれますぅ」
「プロデューサー、これからもよろしくお願いしますね」
身体…もつかなぁ。
569 ◆to/QJ6/Uwo :2012/01/06(金) 00:33:45.34 ID:7BT4Df7K
以上になります。
アイドルに弄ばれるP、という感じの内容を書くつもりが随分歪んでしまいました。
次はちゃんと男性Pが生えてないアイドルに弄ばれる内容で…え、そうじゃない?
でも生えてる系のネタもまた書きたいと思いました。

拙作ですがお楽しみいただければ幸いです。
570558:2012/01/06(金) 02:44:36.14 ID:nPOfeXI6
あう…>>557乙!(忘れてたんじゃないからね!た、ただ興奮してただけで!!
571名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 02:50:26.18 ID:nPOfeXI6
orz リロードしたはずなのにおっかしーなー。
>>569お、乙…(お尻を押さえつつ。
572名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 08:09:25.99 ID:eC7YslgC
乙でしたっ!


・・・でもやはり「アイドル達がサンドイッチされて善がってるのSS」が見たい…
(「何らかの事象でP分身」又は「各アイドルに各P、全員が家族的な感覚の付き合い(夜の睦み逢いにスワッピング、女1・男多数プレイしてもOKな位の…)の一環」での…)
573名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 09:26:27.03 ID:ySlvZNlo
愛舞サンドイッチ親子丼や!
あ、如月親娘はもうお腹おっぱいじゃなかったいっぱいですw
574名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 10:35:33.70 ID:yciXFu4J
如月親子におっぱいなど無い!
575名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 10:48:10.38 ID:S5JjYfVz
ホルモン剤使って、今から乳を育てればよかろ
576名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 11:01:47.24 ID:t92FZskA
>>569
生えてるネタは超わっほい
577名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 11:33:01.98 ID:k/KSX8OY
ない娘らはそれでも頑張ろうとする姿が良いんじゃないか
板ずりで頑張るもよし、大事にしている口に含むもよし、
下の口で必死に気持ちよくさせようとしてくれてもよし
578名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 13:14:35.02 ID:AQRX0Uaf
ない娘は涼ちんがπタッチすると増えるよ。
ソースは真とやよい。
579名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 13:21:46.65 ID:yciXFu4J
こんなに平なんだから男の子だろと、前を使わずお尻に入れた挙句、喉が大事なちーちゃんに無理矢理飲ませただと⁉

ケダモノめ!
委細報告書を提出しろ
580名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 13:36:40.56 ID:ySlvZNlo
やはりちーちゃんネタだとスレの伸びが違うな
やちエな
581名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 13:40:06.55 ID:qU8U8UzJ
胸がないといってるだけで自動的に千早ネタ扱いされる悲劇
582名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 13:42:54.53 ID:rrlXSDvL
>>573
まさに板挟み
583名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 13:45:28.14 ID:7dyZsr3L
やよいも真もそこそこ育ちそうですし・・・
584名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 13:45:41.73 ID:ySlvZNlo
つか舞さんより出番ない千種さんのほうがSS多いってどーなのよw
585名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 13:57:07.23 ID:Vej1PmKq
千早絡みは筆の早いSS書きさんが多いってのが直接的な理由だろうけど
もともと出番はアケ組は全員同じだったはずなのにSS数ははっきりと差がついてるしね

やっぱエロ妄想しやすいキャラとそうでないキャラってのは、ありますよ
自分は舞さんでやるとどうしても奔放なキャラになりがちで
それをエロSSとして自分で許せるくらいの魅力をもりこんで書ける自信があんまり無い
586名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 14:42:22.41 ID:7dyZsr3L
それはある
オーガ展開しか思いつかない
587名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 15:12:44.16 ID:eR9vQr3+
まあ待つんだ
舞さんといえば13歳からアイドルやって頂点まで駆け上がって結婚して引退して愛ちゃん産んで育てて
その愛ちゃんも13歳まで成長してやっと一息付いたところだ
高校に入学したことがあるかすら怪しいし、失った青春のようなものも当然あると思うんだよ
案外デートなんかに連れ出してみたら普通の少女のような一面も見せてくれるかもしれんぞ
ただエロ方面となると出産経験者という事もあって性に対して初々しい反応は難しいな。彼女の羞恥心を刺激できれば・・・
制服でも着せてみてはどうだろうか
588名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 16:31:00.31 ID:1qVCydG0
モバマスのまいんちゃんが舞さんになる説
589名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 17:07:53.69 ID:o8BC0yAG
>>587
むしろ過去エピソードをですね。
590名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 17:17:55.70 ID:JBnecwEC
舞さんの過去エピソードとかほぼ別キャラとしてしか書けそうにない
591名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 17:21:33.73 ID:Vej1PmKq
これはなんですか、本日の課題は舞さんの流れですかw
592名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 17:23:10.73 ID:I/ODsbt7
おばさんには興味ないね
593名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 17:44:08.60 ID:5Ja07xBh
舞さんはオーガな流れか、愛ちゃん使うとかじゃないと
文章のみじゃどうにも段々オリキャラSSに近づいちゃうからなあ
劇中でもパワーは凄いがあんまりエロスはそそられないし
594名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 17:51:03.27 ID:4mbowhA0
ええい!ニコマスのりょうまいみたいな作品は来ないのか!
595名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 18:46:12.67 ID:zPhdn+Ch
ベッドでシガレットチョコをくわえてる舞さんと
その横でシーツをつかんでメソメソ泣いてるP
596名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 20:42:25.53 ID:KLg0Bd4Y
>>594
ニコマスほどどろどろとしてないが、りょうまい書いているぞ
7割方出来ているから、完成したらすぐ投下する所存だ
597名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 20:48:58.19 ID:ySlvZNlo
>>596
これは期待
今日中に見られるといいなあ
598名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 21:03:19.43 ID:KLg0Bd4Y
今日中には無理だw 完成しないといけないSSが他所のも含めて3つほどたまっているから
まあ、ズボンはいて気長に待っておいてくれ
599名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 23:56:57.52 ID:nPOfeXI6
ズボン着用推薦SS氏さんかw

待ちます。わたし待つわ。
600名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 00:03:04.01 ID:bklhrH1q
>569

続き(千早と雪歩による本格的2穴責め)を書かないと許さない!
ともかくGJ!
601名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 08:09:33.21 ID:6LhtdlSU
アイドルとのことが社長にばれたら…

「なんということだ…歴史は繰り返すのか…」
「えっ」
「14年ほど前、私はあるアイドルと関係を持っていた。
 当時、人気の絶頂にあった彼女を私は…妊娠させた」
「それってまさか…」
「違うな」
「黒井!?いつからそこに?」
「彼女を妊娠させ、引退に追い込んだのは私だ。
 そして私は彼女と大物音楽プロデューサーの噂を流した」
「それって、まさか…」
「そう、僕だ」
「あんたらいったいどこから湧いて出るんだ?」
「ただの噂ではなく、本当に僕は彼女と関係していた」
「なんかこの調子だと記者や審査員まで出てきそうな流れですね…」
602名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 09:05:56.28 ID:CWGlg0uR
石川社長と舞さんの会話風味で。

「いったいこれは何ですか」
「あら私のソックリさんAVじゃない。こんなのが出るなんて私もまだまだ捨てたもんじゃないわねー」
「どう見てもコレはアナタ本人ですよね」
「エー別に良いじゃなーい。この熟れた体を放っておくのはもったいないでしょ。それに愛の事考えてソックリさん扱いにさせたんだし」
「あっさり認めましたね……」
「あーでも楽しかったわー。普通じゃ出来ないプレイやシチュエーションの数々。気が向いたらまたやろうかしら」

舞さんはどーしてもこんなイメージになってしまう。
603名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 11:37:30.46 ID:fDfd1hSR
アイドルがPを寝とるドロドロしたSSが星井でござる
604名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 15:22:25.42 ID:+O4LU9KC
>>569
GJ
フタナリ美味しいです
605名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 15:23:09.29 ID:+O4LU9KC
>>569
欲を言うならP<雪歩<千早みたいな連結も見て見たかった……
606名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 18:38:54.95 ID:vllse0ld
すいません。こちらって非エロはOKでしょうかー?
607名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 18:41:46.07 ID:O3YRtN0N
文章を投下した人を叩き出す風習はあんまりないけれど
非エロと解ってるんだったら他にいい場所があると思うよ。
608名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 18:44:45.24 ID:+O4LU9KC
>>606
創作発表板に該当スレがあるよ〜

THE IDOLM@STER アイドルマスター part7
ttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1316595000/
609名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 18:49:53.03 ID:vllse0ld
>>607,608
即レスどうもです。親切にありがとうございました。
失礼しましたー。
610名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 00:06:40.00 ID:oLmArYbU
舞さんを三角木馬に乗せて、バラ鞭で叩きたい。
611名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 02:08:10.99 ID:1wNSb1gF
>>610
気付いたら舞さんに三角木馬に載せられてバラ鞭で叩かれる羽目になりそうなんだが
612名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 06:42:52.85 ID:qG0tcHpB
>>611
むしろ、そっちの方がご褒美じゃね?
613名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 08:40:37.06 ID:Qe6/cyYx
SMとか全然知らない律子に無理矢理責めさせたい
614名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 11:01:01.71 ID:YDmUISwT
>>613
めっ
615名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 11:33:56.02 ID:QFvZE8DA
「なんで私がプロデューサーを鞭で叩かないとなんないんですか!変態!」
「頼む!」土下座
「も、もうっ…仕方ないなぁ……いきますよ」パチーン

S律子ルート
「プロデューサーの痛がってる顔かわいい…もう一回いきますよ?」ゾクゾク
「えっ、ちょっと待t」パチーンパチーンパチーン

M律子ルート
「そ、そんなに気持ちいいんですか?……プロデューサー、試しに私も叩いてみて?」
「ああ、いくぞ」パチーン
「あうっ…い、痛いけど、ヒリヒリして…なんでだろうちょっと気持ちいい、かも」
「!!!」
616名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 12:11:49.60 ID:pRjslJdr
ドM伊織とかドS千早とかそういうギャップあるのも面白い

ただ個人的にはいまいちドSになりきれないSが一番かわいい
一通りぶっ叩いたり蹴っ飛ばしたりした後、
「大丈夫?やりすぎたかな」とか心配してくれるのとか誰相手でもクる
617名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 12:31:52.70 ID:YDmUISwT
地味眼鏡が鬼畜眼鏡になるんですね
618名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 15:53:26.04 ID:7E64Lse3
>ただ個人的にはいまいちドSになりきれないSが一番かわいい

愛ちゃんがSを演じたらそれに該当しそう
619名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 16:33:59.27 ID:pZxWrD0e
ドSな愛ちゃんだと・・・ゴク・・・

愛「涼さん涼さん!私コレ好きなんです!(カチャカチャ)
  絵理さんもキモチイイってすっごーく喜んでくれるんですよ!」
涼「あ、愛ちゃん。待ってそれってペニバn
愛「入れるよーーー!!」
涼「」
620名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 16:53:54.89 ID:Tt8T3xev
ドSになりきれないSだと…
白(普通の)春香さん、響、真、サイネリア、
伊織、千早、愛ちゃんあたりがかわゆい
舞さん、あずささん、りっちゃん、ゆきぽ、エリー、美希は
止まらなくなりそうだけどあえてドMなのも可愛い
でも伊織や春香ドMも結構意外性あってよさそーなんだよなー
双子ちゃんとやよいにSMはちと早い気がする
まあよくわからずに鞭だけ持ってるとかかわゆいけどさ
621名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 17:34:17.99 ID:SVRkTSDj
涼ちんの事を男と意識してしまったことで、
以前のように弄くりまわすことが出来なくなったりっちゃん辺りも面白いかもしれない。
>どSになりきれないS

方向性は違うけれど、プロデューサーに求められるまま女王様を演じてみるものの、
いまいち演じきれないあずささんなどもありかもしれんね。
622名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 18:54:28.50 ID:yExDGeXz
えっと、涼が雪歩の男性恐怖症を治療するという構想が出てきた。
雪歩は涼の性別を最初知らない→特に違和感なく接することができた
→そのうち性別が露呈する→それでも疎遠にならず、かえってべったり
→一度確保した獲物は逃がさない雪歩なのであとは即ベッドへ
→男性の性質が低すぎる涼は大混乱して一緒に寝ることは寝るがその日は回避
→雪歩は継続してアプローチ→涼、理解はしたが責任を考えとりあえず待たせる
→3年後、相変わらずな涼(中性的なところ)と雪歩だが準備完了
→18の誕生日に結婚式→ようやく初夜で性交渉を持つ(両方初めて)
→子供できる→Happy End

これはかなり面白くなりそうな気はするんだが…どう書けと?
623名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 19:09:41.05 ID:9fbRHnvF
>>622
文庫本一冊くらいのテキストになるぞそれ
624名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 19:16:40.80 ID:zrohEJDa
このスレ的には下2行分だけでOK
625名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 19:28:51.97 ID:yExDGeXz
>>623
え、何それこわい。
文庫本1冊分ってことはスレの1/3以上は吹っ飛ぶってこと?
というより、連投制限とか収容問題が(軽くパニックを起こしてる)
>>624
実際、それだけやろうとすると意味不明になるっていうね。
ちょっとがんばって長編書いてみるか…。論文用プログラム書きつつ。
626名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 19:44:41.63 ID:Tt8T3xev
載せる際は上中下に分けてお願いします
627名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 20:00:20.37 ID:yExDGeXz
>>626
案外、そんなに長くなりそうにない。たぶん6レスくらいで終わるかと。
執筆完了したら投下するからちょっと待ってて。
628名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 21:18:21.76 ID:yExDGeXz
完成しました。所要レス数は7です。
タイトルは「性別偽装から始まる恋の結末」…身も蓋もないですね。
もっと適切なタイトルがあったらお願いします。
注意書き
・涼×雪歩
・性格が崩壊してるかも
・エロ描写が残念
・最後に子供ができます
・たぶんこれが終わったら次スレが必要なんじゃないかな?
629名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 21:19:15.16 ID:yExDGeXz
20XX年、アイドルブームが沸き起こる時代である。
アイドルとはidolで、本来、「偶像」の意味を持つ単語である。
したがって、男性・女性の区別なく用いることが可能で、だからこそいろいろなアイドルが誕生してきた。
まれに、性別を偽ってデビューするアイドルもいるが、そのうち露呈して問題が発生した。
まあ、問題を起こさずに露呈させることに成功した事例もあるが。
性別はかなり重要なので(特に更衣室など)それを配慮した設計が必要になるのだが、それが偽られると話がこじれる。
一般に、男装の女性のほうがハードルは低い。本人の感情を別にすればだが。
逆に、女装の男性は相手が困惑してしまう。というわけでほぼ不可能であると考えられた。
今回は、その例外的事例について考察しつつ、その人間の追跡記録を読み解くことにしよう。

彼の名は秋月涼。年齢はこの追跡記録の開始時点では15である。
男性の人間から告白されるほど女っぽいが、一応男性である。
さらに、趣味が掃除・料理なんだから女性と間違われても不思議ではない。
心のどこかには、男の性質があることはあるのだが、基本それは露呈しない。
結果として、成り行きで所属した876プロにおいても、女性デビューという方針になってしまった。
だが、彼にとって幸いだったのは、更衣室を時間差で利用するという手法でほぼ確実に切り抜けられたことであった。
それがうまくいかなかった場合でも、同席した人たちは最初から割り切ったため最終的な立場に影響することはなかった。

彼と話す1人の少女がいた。名前は萩原雪歩。年齢はこの追跡記録開始時点で16。彼女には致命的な弱点があった。
それは、男性が極めて苦手で、仕事と割り切らない限り近づくことさえままならないというものだった。
もし最初から涼の性別が露呈していたら、彼女はそうそう話しかけることはなかっただろう。
だが、この性別の偽装から、この物語は予想にもしない結末に転がり込むことになった。
6302/7:2012/01/08(日) 21:20:22.92 ID:yExDGeXz
活動を開始して1か月の経過したある日の会話である。
雪歩「涼さん、クッキーを焼いてみました。どうでしょうか?」
涼「雪歩さん、おいしいね。こっちはアップルパイを作ってみたけど、どう?」
雪歩「おいしいですぅ」
どう考えても、女性同士が自分の作ったデザートを交換するシーンである。
たいていの場合、こんなことを男性がやったら女性は引くだろう。
というのも、自分より料理がおいしかったらプライドが許さないし、まずかったら愚痴をこぼすだろうから、
必然的に男から女にこのように手料理を渡すことはまずあり得ない。結果として、女同士だろうと普通は推測するだろう。

活動開始から5か月が経過した。涼はそろそろ誕生日である。
そのときの誕生日プレゼントは、ごく普通の女性用ネックレスだった。彼にとっては、これはうれしかったようだ。
というのも、かわいくすることは彼にとって少し面倒とはいえ楽しいことだったからだ。
女性用下着とかは勘弁してほしかったが、こういう外見をかわいくするのはまあうれしいものであった。
だが、このまま進めばそのうち困ることが起きるのは目に見えていた。だから、誕生日よりも前に、
極めて親密に接してくれる雪歩には本当の性別を教えておこうと覚悟した。

それは、彼の16歳の誕生日の前日のことであった。
偶然、涼と雪歩は2人きりになる時間ができた。そして、以下のような会話が行われた。
涼「ずっと、隠してるわけには、いかないよね?」
雪歩「何を、でしょう?」
涼「私の、性別のことをね」
雪歩「どういう、意味でしょう?」
涼「一応、まだみんなには秘密にしておいてほしいんだけど、一応、男なんだよね」
雪歩「そうですか…ずっと気付きませんでした。私、男の人は苦手なんですが、涼さんなら何とかなりそうですぅ」
涼「え?」
雪歩「あと、もし本当に男の人なら、無理して私なんていう一人称を使う必要はないと思うな」
涼「それって、わ、私が無理してると思ってるの?」
雪歩「ほらね。たいていそのうち無理がきかなくなると思うから…」
涼「じゃあ、自分のこと、あなたの前では僕、と言っていいかな?」
雪歩「うん、それがいい。それが似合ってる」
6313/7:2012/01/08(日) 21:21:18.53 ID:yExDGeXz
それから1か月の間、特にこれまでと変化のないやりとりが行われた。一人称の絡みを除けば。
雪歩「私、涼さんのためにイチゴのケーキを作ってみました」
涼「うん、おいしいね。僕のために作ってくれたの?」
雪歩「えへっ」
涼「僕も雪歩さんのためにチョコレートケーキを作ってみたんだ」
雪歩「おいしいですぅ。やっぱり涼さんのお菓子はおいしいですね」
涼「そう言ってもらえるとうれしいな」

そして、性別を打ち明けてから1か月が経過したある日のことである。
雪歩がホテルの2人部屋を取ったというのだ。表向きまだ女である涼は一応女装してその部屋に呼ばれた。
さすがに一緒に風呂に入るのはよくないだろうと判断した彼は、雪歩が風呂を出るまでとりあえず待つことにした。
そして、風呂から出て寝巻に着替えた。さすがに寝巻は他の人には見られないだろうとは思ったので、
一応男性用のものであった。記者の不安はあったので、一応カーテンなどは閉めておくことを考えたが、
そこらへんのことは雪歩が風呂を出た後に彼の目の前でやってくれたので、安心することができた。
だが、そのあとの展開は予想外であった。
6324/7:2012/01/08(日) 21:22:17.14 ID:yExDGeXz
雪歩「一緒に寝てくれますか?」

彼にとって、この言葉は非常に反応に困るものであった。だいたい、一応ベッドは2個あるのだ。
一緒に寝るということは、これは自分をまぎれもない「男」であると思っているということ。しかも、恋人だと意識して。
女性同士なら、ベッドを同じにする意味はないし、恋人でない男と好き好んで同じベッドに入る人もいない。
だから、これは告白であると確信した。というより、部屋に呼ばれた段階でそう思うべきだったのだ。

涼「とりあえず、一緒に寝るよ」

そう応答は返した。まあ雪歩はもう最後まで突っ走るつもりでベッドの中で裸になったのだが、
涼はそれには大混乱を起こしてしまった。とりあえず、速やかに寝ることで対処することにした。

翌朝、再び女装した涼。彼にとっては、これは何かの間違いであると思いたかった。
少なくとも、寝るのに裸になることは普通ないだろうと思いたかったのだ。
とりあえず、少し不満ではあったものの、最低限の目的は達成できて満足な雪歩。
だいたい、少しでも進めばいいなという目標だったのでこれで一応は成功したと考えてよかった。
万一のことがあっても問題ないような覚悟はあったし、そのつもりでもいたが。

それ以後も、雪歩から積極的に涼にアプローチをかけ、一緒の部屋で、しかも同じベッドで寝ることがしばしばあった。
少しずつ、慣れてはきたが、それでも絶対に肉体に手を出さない涼。胸を触る、というところまでも行わなかった。
キスさえも、浅いものはやりはしたが、深いものまでは絶対にやらなかった。

そして、12月24日の夜がきた。雪歩の17歳の誕生日であり、クリスマスイヴであった。
この日も、雪歩が涼と同じ部屋で寝るようにホテルの部屋を準備しておいた。だが、今日の彼女の決意はさらに大きかった。
6335/7:2012/01/08(日) 21:22:58.65 ID:yExDGeXz
雪歩「私、そんなに裸体に魅力がないんでしょうか」
涼「そういうわけじゃないよ。だって、まだ…」
雪歩「じゃあ、いつ、私をもらってくれるんでしょうか」
涼「僕の18歳の誕生日、その日に…」
雪歩「約束、ですよ」
涼「うん、約束する」
雪歩「あと、本当の性別、いつみんなに言えばいいでしょう」
涼「できれば来年のうちに言いたいな」

そして、その日を境に、雪歩が男性に対し恐怖におびえることはなくなった。守ってくれる男性がいるからである。
あと3年近くすれば、一緒になれる。そう、彼女は満ち溢れていた。

涼も4月、デビューから1年が経過したある日に、自分の性別を公開。当然、どよめきは走ったが、
一応男性としてふるまえるようにはなった。だが、相変わらず女役を割り振られることもあったが。
とはいえ、割り振る側も男だとわかって割り振るからきちんと配慮もできるようになった。

両親への紹介も済ませて、ついに涼の18歳の誕生日がきた。

結婚式当日、アイドルたちや家族の人たちの集うなか、盛大な結婚式が行われた。
結婚式のときの格好は、涼はなぜかウェディングドレス着用。
雪歩もウェディングドレスだったため、どっちが花嫁だと笑える状況に陥ってしまった。
まあ、こうなったのは2人の希望であった。
なお、声変わりは相変わらず起きておらず、何ら違和感はなかったということは付け加えておこう。

とりあえず、涼は披露宴が終わるとすぐに、男女兼用の服に着替え、雪歩と一緒にホテルへ向かった。

ここで記録は途切れている。ここから先は、この夫婦の会話などをもとに、
私が行った推測などを入れ再構築したものを記述していこうと思う。
6346/7:2012/01/08(日) 21:23:35.89 ID:yExDGeXz
涼は思った。もう逃げも隠れもしない。妻としたのだから、責任を持って一生幸せにしていく。

都合のいいことに、ちょうど雪歩は危険な日であった。だから、当然そのことは言った。
その後、このように進行していった。

雪歩「私、涼さんの子供がほしいです。だから、中にお願いしますね。あと、初めてですから、
私、痛がると思いますが、それでも躊躇せず続けてくださいね。」
涼「雪歩さん、わかりました。極力痛くしないように努力します。あと、あなたが許すのであれば、
中に出したいと思っています」

始まりはキスであった。一応、約束をしてからディープなキスは少しはしたことがあったものの、
それほど回数は多くなかったし、深い割にはかなり浅いものであったため、こんな深いのは初めてであった。
「んっ、ちゅー、むちゅっ」
こうして、少しずつ2人は出来上がっていった。なお、ここからは、ほぼ会話内容からだれが話しているか自明なので、
だれが言ったかどうかについては省略する。
635名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 21:24:31.42 ID:yExDGeXz
「涼さん、胸、お願いします」
「わかりました」
なめ始めてから数分が経過して、雪歩から声が出始めた。
「んっ、あっ、あんっ」
吸いついたり、手でもんだりもしていった。そして、そのような胸に対する愛撫がさらに数分続き、
「あぁっ、もう、我慢、できませんー、あぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
こうして達してしまった。当然、下の口からは液体がどろどろとあふれだしていた。
涼はとりあえずここで困惑した。さあ、次は下の口で満足させないといけない。だけど、この後どう反応するんだろう。
「涼さん、もう、大丈夫です。入れてください」
「雪歩さん、わかりました。極力痛くないように善処します」
そういうわけで、雪歩の下の口に涼の男根が照準を合わせいよいよ少しずつ挿入が始まった。
「ん、んんんっっ、んっ」
まあ案の定の雪歩の反応である。まあ、当たり前ではあるが、狭い。そして乙女の証に涼の男がぶつかった。
彼の判断はどうやらこういうものだったらしい。
(一度に達しつついかないと痛みがひどくて続かないと思う。だから、この状況で胸とか下の核をいじくらないと…)
それをやりつつ、一気に進入した。そして、
「あぅ、あぁぁぁっ!」
痛みは一瞬で、そして行き止まりに達したことでまた雪歩は達してしまった。と同時に、うねる膣に涼は耐えられず、
即座に白い子種を中に放出してしまった。そして、男根を抜き取ると、
入りきらなかった白濁液と処女を失った証の血の混じったものが出てきた。

こうして、初夜の性交はこれにて終わったわけである。そしてそれから数週間後…。

雪歩「やっぱりできてました」
涼「よかったね。というより、これから大変だと思うけど、一緒なら乗り越えられるよね?」
雪歩「そうですね。あなたと一緒なら…」

Fin.
636名無しさん@ピンキー:2012/01/08(日) 21:26:36.52 ID:yExDGeXz
1ページと7ページに番号を振るのを忘れてました。
では、穴を掘ってその中で論文執筆がんばります。
637636:2012/01/09(月) 00:06:13.06 ID:14ieUqZt
容量は現在440KBを越えたあたりです。大型来たらひとたまりもないので、
次スレ立ててみます。
638名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 00:08:07.18 ID:14ieUqZt
できました。
【アイドル】★THE iDOLM@STERでエロパロ31★【マスター】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1326035219/
639名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 00:45:31.25 ID:Keb1YaMj
>>637
乙〜
640名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 01:09:26.68 ID:chQJp8JT
>>637
乙です
しかし600台でもう440とは早いもんですね
641名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 10:23:14.88 ID:e39N4jci
正式にまとめサイトメンバーになりました転載担当純愛Pでございます。
それでは30スレの転載作品リストです

30-011 [[記憶の澱]](◆AkXsOcg8VEさんの作品 律子のプレイを涼が覗き見)
30-109 [[催眠術なんてあるわけない]](りつりょう)
30-162 [[碧の魔眼]](りょうたか吸血鬼もの)
30-190 [[すっごいお祝い]](美希スレの方の美希もの)
30-222 [[偽りの果てに]](ダークなりつりょう)
30-248 [[ビデオレター]](雪歩もの)
30-277 [[夢子凌辱]](そのまんま…?)
30-311 [[無題(千早 エロパロ30スレ311)]](xbuQLeuQさんの千早もの)
30-342 [[無題(美希 小鳥 エロパロ30スレ342)]](xbuQLeuQさんの作品)
30-371 [[無題(雪歩 エロパロ30スレ371)]](xbuQLeuQさんの作品 大作連投凄い!)
30-400 [[緑狼の夢]](りょうゆめ 肉食系涼ちん)
30-460 [[無題(千種×渋沢 エロパロ30スレ460)]](千早ママオンリー 470に付足)
30-465 [[無題(真美 エロパロ30スレ465)]](スタンダードなP×真美)
30-484 [[無題(玲子 エロパロ30スレ484)]](leiji-uさんの作品 明けまして尾崎さん)
30-555 [[続・小ネタ]](りょうあい 前作特定したので続きつけときます)
30-562 [[体調管理も仕事のうち]](ふたなり千早&雪歩×女性P ◆to/QJ6/Uwoさん作品)
30-628 [[性別偽装から始まる恋の結末]](りょうゆき)

妊婦Pさんの作品はいつも通りセルフで転載お願いいたします

30-208(多分前作の下に追加だと思いますが)[[母の心、子知らず(後編)]](親子丼!)
30-243 [[亜美がたり]](次は亜真美がたりですねわかります)
30-454 [[響さんの勝負下着]](勝負なんかしなくても可愛いから!)

改めて見ると30スレは涼ちん荒ぶり過ぎですw
りゅんりゅんしたり凌辱したり果ては魔法世界に…まさに涼スレw
でも多作品もきちっとエロいのがこのスレですね雪歩ものもかなり増えたし!

そして次スレで大作が来ておりますね
私も転載作業で過労死して参りますw
作業効率を上げるため即座に開始いたしますのでご了承あれ

それでは終わり次第また来ますのでしばしお待ちを
642名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 12:10:39.74 ID:blkxrZCy
>641

転載お疲れ様です。
643名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 12:10:44.98 ID:e39N4jci
転載完了しました
妊婦Pさんあとはよろしくです

それではまた
644名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 17:08:03.91 ID:blkxrZCy
30スレ分の転載作業、完了です。

IDの件は例の場所にて…… >純愛P殿
645名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 17:45:36.64 ID:14ieUqZt
現在だいたい444KBです。残り56KBほどありますが、小型作品なら1個か2個ほど入るかもしれません。
このスレ、どうしましょ?
646名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 17:47:06.13 ID:PspOGBVW
なんか作品投下して埋めて頂ければそれが一番嬉しいし
効率的かと
647名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 19:25:19.65 ID:JQGV4uEl
転載お疲れ様です。
涼大好きな自分としては涼作品が多数堪能できて大変お世話になったスレとなりました。
最近、流石に薄い本でも涼本は少なくなってきたし、実にありがたい事です。
648名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 19:54:41.25 ID:PspOGBVW
一時はめがっさ多かったですからね
でもこのスレの需要的に薄い本みたいに
涼ちんが男に攻められる話は少ないね

怖いものみたさで書いたり読んだりみたい気もするんだけどね
フラグじゃないよ?
649名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 20:33:47.46 ID:ZTuda6mj
>涼ちんが男に攻められる話は少ないね
薄い本ではそれなりにあるけど確かにSSは無いなあ。
でもこのスレ的にガチホモはOKなんだろうか。
650名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 20:39:43.33 ID:yced9aZq
DS発売前に一個あったような気が
651名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 21:13:58.72 ID:PspOGBVW
かなりここでは不評だね
前の投下した奴もちょっと物議を醸した
652名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 21:18:25.09 ID:gENUsaQE
801板で
653名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 21:33:13.50 ID:jaCFYEdg
前書きがあればとくに問題はなかったけどなあ
物議を醸した記憶もそんなにはない
654名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 21:42:09.25 ID:rNc59oS/
まあ、断ってあったらそもそも見ないからな。どうしてもだめなのはすぐNGしちゃう。
655名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 21:49:03.30 ID:Od1gE+Zf
>>561>>641>>648
の母の脳天からミソが飛び散って臭い夢

夢をみただけ

爆笑

ただの夢でした

爆笑
656名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 21:49:20.33 ID:JQGV4uEl
>>648
 個人的な嗜好で言うと、涼ちんが男に攻められる話はちょっと苦手かな。
 あ、でも、生えた女性に涼ちんが攻められる話は大好物ですよw
657名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 21:54:00.16 ID:t9FnFqal
>>648-654
ホモはホモスレでで仲良くやってろ
うせろ生ゴミ連中が
658名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 21:54:56.44 ID:t9FnFqal
>>656
次から次へとゴミクズは湧いてくるな
おまいらはゴキブリより性質悪いな
659名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 21:57:40.78 ID:t9FnFqal
馴れ合い屑の名前付きPの2人がウゼエw

お山の大将気取って臭い臭いwww

ハリボテの大将を持ち上げるバカ連中も臭い臭いwwwwww
660名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 22:23:11.07 ID:PspOGBVW
定期的に連投する変なの沸くな
661名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 23:02:21.30 ID:PQ387m2U
連投ならNGしやすいから問題ない
662名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 23:06:25.08 ID:53ZdNVOT
ID:Od1gE+Zf

の脳天からミソが飛び散って臭い夢

夢をみただけ

爆笑

ただの夢でした

爆笑


ところで……

ゴキブリってだれ?

気に入らない流れたからって

子供みたいにわめき散らす

ID:t9FnFqal

のこと?
663名無しさん@ピンキー:2012/01/10(火) 00:07:21.43 ID:fBx/Onr4
誰か埋め用SSはよ
664名無しさん@ピンキー:2012/01/10(火) 01:26:27.64 ID:EFbrIqhL
5KB位なら今日明日には投下できる、かもしれぬ
そんなサイズでいいのかな
665名無しさん@ピンキー:2012/01/10(火) 01:30:25.98 ID:G1cGhP7Z
うむ
どんどんやってくれたまえ
666名無しさん@ピンキー:2012/01/10(火) 10:32:55.39 ID:AJi7uUUq
私はしがない芸能記者。
エロ、オカルト、スキャンダルといった三文記事で生計を立てている。
ためにならないどころかとにきは人を傷つけるのが仕事のクズ野郎だ。
以前、ヤリチン社長の芸能事務所を潰したことがある。
その跡地に別の芸能事務所が入ったと聞いていいネタにならないかと考えていた。
自殺した駆け出しアイドルの霊…いや、自殺者は出ていない。
ヤリチン社長の生き霊がとり憑き乱交…強引すぎるか。
こういうときはこっちから仕掛けてみる。


数日が経った。
あの若いプロデューサーはすっかりキャバクラに夢中だ。
これで彼は女好きという事実ができた。
記事にはそれだけで十分だ。
彼はヤリチンとして有名になる。
事務所のアイドルに手を出しているという噂が広まる。
それを記事にするがあくまで噂の域にとどめておき、直接的な言及はしない。
彼がどんなに否定しても信用されない。


さて、困った。
実際には何も困ってはいないのだが。
普通なら名誉毀損で訴えられてもおかしくないのだが、
彼の事務所があっさり事実として認めてしまったのだ。
ある女性事務員はコピー機の上で強姦されたと証言している。
彼は日常的に胸を触ったりわけもなく水着を着させたりして事務所じゅうの顰蹙を買っていた。
このままではいつ襲われるか、彼女たちは怯えていたという。
彼は仕事を辞めた。
結果的に私は人助けをしたのか。
667名無しさん@ピンキー:2012/01/10(火) 11:49:51.31 ID:HzZv5BFg
>>666
乙でした。
668名無しさん@ピンキー:2012/01/10(火) 16:42:47.74 ID:eSkuGygB
>>666
パイタッチのなにがアカンのですか!
ごめんなさいもうしませんから許して
669名無しさん@ピンキー:2012/01/11(水) 00:25:20.78 ID:wtX+MK2U
今年の元旦は、「着物を着たお姫ちんが書き初めをする」夢を見ました
その夢を再構成して文章に起こしたのが、この埋め用SSです
特に注意点はありません
670新年と美容に関するレポート(貴音SS):2012/01/11(水) 00:27:38.74 ID:wtX+MK2U
年末年始で連続する特番ラッシュのど真ん中に、俺は貴音に英気を養ってもらおうとわずかな余暇時間を設けた。
真面目な彼女はその時間も番組出演のリハーサルを行い、余念がない。
「貴音、それは習字か?」
彼女は机に黒布と半紙を重ね、毛筆で何やら書いている。
「ええ。特番の中で抱負を書き初めとして発表するのです。
恥ずかしながら、習字は一年でも元旦とこの時期にしか行ないませんので」
「いや、それにしては綺麗な字を書いているじゃないか」
「普通に書いている時よりも、意識して筆を運んでおりますから」
「そうかもしれないが、やはり基本的に上手い字を書いているよ。
線のかすれ具合が一切なくて、特にこの払いや止めの部分なんか物腰穏やかな貴音らしさが出ていて素敵だ。
俺でなくても、この字を書いた女性の心がどれほど澄んでいるか想像できるくらいだよ」
「まあ……プロデューサー殿にそのように褒められると恥ずかしいですが、自信に満ちてきますね」
「ところで貴音、美容に良い書き初めの方法を知っているか?」
「美容……ですか? ……いいえ、存じません。習字が平常心を保ち、心に平穏をもたらす事は知っておりますが」
「せっかくの年始だし、一度試してみよう。直前の時間に2時間程度の休憩時間があるんだ。そこでやってみないか?」
「何故本番直前なんですか?」
「その方が効果をはっきりと確かめられるからだよ」
一月一日、元旦。本番前の控え室に俺は「今回」貴音が使う毛筆を持参した。
「プロデューサー殿。早くやってしまいましょう」
「うん。まず、この筆を持つんだ」
俺がその毛筆を渡すと、彼女は興味深そうにマジマジと見つめた。
「随分面妖な形の筆ですね……」
普通の筆のように先には柔毛の束があるのだが、軸の部分に細工が施されていた。
竹ではなくゴムのような柔らかく弾力性のある素材で、中に芯が通っている。
先端には亀の頭部のような膨らみがついていて、所々に小さな突起がある。
「柔らかい手触りは、持つ手に馴染ませるからでしょうか……」
「ああ、貴音。違うんだ。それは手に持つんじゃないんだよ」
「えっ? しかし筆は手で持つものでは……。それとも、口や足を使うのでしょうか?」
「使う所はね、……ここだよ」
プロデューサーは彼女の下腹部に手を当てて軽く撫でた。
「きゃあっ! 何をなさるおつもりですか!?
プロデューサー殿、私は貴方に身を任せた間柄とはいえ
親しき中にも礼儀ありという言葉があります!」
「ごめんごめん」
「それと、この筆を……私の……を使って書く事が何故美容に繋がるのですか?」
「貴音。美しさと艶やかさは密接な関係にあるんだ」
この件は長くややこしいので省略するが、俺は何とか彼女に納得してもらい、事を進めた。
671新年と美容に関するレポート(貴音SS):2012/01/11(水) 00:29:16.27 ID:wtX+MK2U
 ※  ※ 

「んっ……」
俺は貴音の下を脱がして、その蜜穴に用意しておいたあの筆柄を挿入していく。
勿論、痛くならない程度にあらかじめ穴を唾液で湿らせてから行なっている。
貴音の彼氏として、また人間として当然のマナーだ。
顔を朱に染めながら異物挿入に喘ぐ貴音を見て、俺の愚息はそそり立ったが
ここで欲情するのは紳士ではない。
「これでよし、と」
貴音は筆を、穂首と筆管十cmを残して陰部に咥え込んだ。
硯は俺が持って貴音の下で動かし、墨汁を筆毛に染み込ませてあげた。
「落とすなよ」
腰を落とし、四つん這いに構える貴音の姿は蛙の置物に見えた。
このような事は真剣な面持ちの彼女には、当然言えない。
俺は時折彼女の後ろへ回って、大きなお尻を捩じりながら字を書いていく彼女の痴態を楽しんだ。
今回彼女が書く言葉は「明けましておめでとう」だ。
「謹賀新年」だと漢字ばかりで細かい動きが多くなる。
それに直線的な動きは、見ている方も楽しくない。
だから大きく腰と尻を動かす事になる平仮名の多い前者の言葉が一番良いのだ。
彼女は早速腰を使って「明」の字を書いていく。
縦線を書く時に腰を後ろに引くため、彼女の美しくくすんだ桃色の秘肛が突き出される格好となる。
何と魅惑的な曲線の芸術だろうか……!
これを見て俺はこの書初めを提案して良かったと心底思った。
「あっ……!」
五画目の払いを書いた後、彼女は勢い余って筆を落としてしまった。
「貴音駄目だぞ、落としたら」
「申し訳ございません……」
俺は半紙を換えて、貴音が落とした筆を拾う。
軸の部分は既に蜜汁でぬめっていた。
「ほら、続きをしような」
「ええっ、まだこのような恥ずかしい事をさせるのですか……」
俺は少し嫌がる貴音に対して、やや強引に筆管を挿入した。
「当然だ。まだ一文字も書いてないしな。
安心していいぞ、半紙は山ほどある」
「そういう心配では……」
「貴音。これは美容のためだ。お前により美しくなってもらいたいという俺の気持ちなんだ。
……分かってくれるか?」
「わ、分かりました……」
少し抜けていて素直な所が、貴音の長所だ。
672新年と美容に関するレポート(貴音SS):2012/01/11(水) 00:30:20.34 ID:wtX+MK2U
貴音はその後何度も筆を落とした。
こちらとしては何度も彼女の痴態を拝めるのでむしろありがたかったのだが、勿論口に出さない。
「んんっ……」
「ま」の丸い部分で落としそうになったが、彼女は何とか持ちこたえた。
「貴音、もっとオマンコに力を入れて締めないと落ちるぞ」
「は、はい……! んっ……!」
流石に六回も書き直して彼女も慣れて来たのか、腰の動きもスムーズになっている。
(そろそろかな……)
俺はポケットの中に入っていたリモコンのボタンをグッと押した。

「……! ……!」
その途端彼女の顔に困惑の色が見えた。思わず筆を落としそうになったがなんとか堪えている。
言い忘れていたがこの筆は俺の給料数か月分を使ってオーダーメイドした特注品で、リモコンで遠隔操作できるようになっている。
とは言っても、単にバイブ機能が作動するだけなのだが。
「プ、プロデューサー殿……!」
貴音は涙声に近い声色で膣内に広がる快感と戦っていた。
彼女の本当の戦いは、ここから始まるのだ。
「ほら、休んでいると気が抜けてまた落とすぞ」
「ですが……」
俺は彼女の肩をトンと叩いた。
「後はひらがな四文字だ。勢いに乗れば、すぐに終わる」
「……はい」
貴音は俺の言葉に従い、ひらがなの「め」を書き出した。
二画目の丸い膨らみを描くため、彼女は腰をグリンを大きく回した。
「お」の二画目よりもダイナミックな腰使いだ。
これをベッドの上で使ってくれたらさぞかし俺の愚息は喜ぶに違いない。
「んっ……!」
「で」の「゛」を書く部分では、また筆を零れ落としそうになったが、彼女は陰部を引き締めて耐えた。
落としそうになったのは気を抜かしたからではない。
執拗に繰り返される膣内のバイブ振動によって愛液が湧き出てくるため、非常に滑りやすくなっているのだ。
「んはあぁ……! はあぁ……!」
続いて「と」の字に取り掛かる。彼女の恥部から漏れ出てくる蜜汁がしとしとと筆管に伝い
穂首に染みこんで墨汁を薄める。「う」の一画目では、ピピッ、と半紙にも滴り落ちた。
「んくっ……! んああーー……っ!」
「う」の字を一気に書き切った後、彼女は快天に達し、蜜潮を迸らせながら後ろに倒れた。
筆は最後に点を付けてコロコロと床に転がった。彼女は疲労してその場で甘い吐息を漏らしている。
俺は書き初めの出来栄えに惚れ惚れとして見つめ、丁寧にそれを片付けた。
673新年と美容に関するレポート(貴音SS):2012/01/11(水) 00:31:20.84 ID:wtX+MK2U
 ※  ※

「じゃあ、本番といこうか……!」
俺はズボンを一気に下ろして、ギンギンに張り詰めた逸物を晒した。
書き初めの間、貴音に入れたくて堪らなかったそれは、先端から我慢汁を涎のように垂らしている。
時間がない。すぐ彼女に覆い被さって、蜜汁をだらしなく垂らした恥穴に肉棒を挿入した。
筆の軸の形にぽっかりと開いていた上に充分湿っていたので、挿入は至極容易だった。
「ああっ……!」
思った通り。書き初めが功を奏して、非常に膣口の締まりが良くなっている。
バイブで解していた所は柔らかく、心地良い感触だ。

(これだよ! これぞ俺が望んだ理想的なマンコ……!)

俺はこの結果に満足したまま、彼女の陰部を激しく肉棒で攻め立てた。
「貴音っ! 最後の仕上げだ! 美容には良質のたんぱく質が必須。
俺の優秀な極濃ザーメンをたっぷり注いでやるから、しっかりオマンコで受け取るんだぞっ!」
俺は彼女の上半身をギュッと抱きしめて、猛烈な種付けピストンを繰り出した。
「出るうううぅぅっっ!!」
ビュウーッ、ビュウーッ、と膣外にも聞こえるほどの超爆射精(ビックバン)が行なわれた。
貴音の恥部は大きく妖しく律動し、俺を第二、第三の発射に導いた。
除夜の鐘よりもこっちの方が俺の厚い煩悩を打ち消すのに有効なようである。

直後のテレビに出た貴音は非常に美しく艶かしくカメラに写り
ネット上でも「美しい」「色気がある」と評判だった。
だがその裏に隠されたこの努力を知るのは、俺と貴音だけなのだ。
674名無しさん@ピンキー:2012/01/11(水) 00:32:11.62 ID:wtX+MK2U
終わりです
675名無しさん@ピンキー:2012/01/11(水) 01:06:39.71 ID:dVTMRq4r
こういう筆下ろしもあるんだな
ちょっと意味は違うが
やっぱり年のはじめは妖艶なるお姫ちんに限る

GJでした
676名無しさん@ピンキー:2012/01/11(水) 01:34:21.40 ID:aMeN22Y6
>>674
乙です

素敵な作品の後にしょーもないものを投下するのは恥ずかしいですが埋め用に一つ投下します
ぷちますネタです、大分変態チックなネタになってしまったような気がしますが…それでもという方のみどうぞ
677『ぷちにむらむら』:2012/01/11(水) 01:36:21.28 ID:aMeN22Y6
「だぞー…」
「ん…なんだ、ちびきか」
仕事の合間に少し仮眠を、と思いソファで眠っていると腹の上でちびきが寝ていた。
「ぞー…」
「眠ってれば可愛いもんだな」
上半身を起こしても、ちびきは目を覚まさない。よく眠っているようだ。
「ちびきは泣き出すと止められないからなあ」
ぽんぽんと頭に軽く手を当てる。事務所でも出先でも、彼女の呼び出した生き物には
随分と手を焼いている。他の子もそうだが、静かにしていれば可愛いものを。
「だー」
こちらの気苦労もしらず、ぐっすり眠るちびき。
「日頃のお返しだっ」
両方の頬をつまみ、軽く引っ張る。
「ふぁっ」
「ふふっ…面白い顔になった」
頬を掴んだまま引っ張ったり戻したりすると、ちびきの顔が合わせて形を変える。
「ふぁー…」
それでもちびきは目を覚まさない。
「しかしほんとにぷにぷにだな」
つまんだ頬の感触はとても柔らかい。貴音が夢中になるのもわかる気がする。
「…」

気持ち良さそうだな。

一瞬そんな考えがよぎった。
「いや、待て待て」
首を振り、思いついてしまったことの異常さを再確認する。
「アブノーマルどころじゃない…」
ぷちどるに興奮するのは、人としてありなのか、なしなのか。
何か人として一線を超えるか超えないかの場所に立っている、気がする。
「しかしこの感触は」
ぷにぷにですべすべの頬の感触。
この感触を確かめないのは、男としてありなのか、なしなのか。
最近多忙だったこともあり、そっちの処理を殆どしていなかったことを思い出すと、すっかり股間のものが自己主張を始めてしまった。
…やはり男としてはなしではないだろうか。
「よし…ちょっとだけ」
幸い、ちびきはぐっすり眠っているようだし、少しだけなら気付かれないだろう。
ちびきの身体をそっと掴み、服の上からそっとなすりつけてみる。
「んんっ…」
服の上からでは感触はよくわからなかったが、ソファに横になり自分の股で
やわらかいものを前後させているという状況が興奮を引き立てる。
「いかん…我慢出来ない」
たまらずズボンのチャックを下ろし、服の下で膨れ上がったものをさらけ出す。
先端で頬をつんつんとつつくと、柔らかく、それでいて弾力のある感触が返ってくる。
「これは…ヤバいな」
想像を絶する気持ちよさだ。貴音が夢中になるのも無理は無い。
678『ぷちにむらむら』:2012/01/11(水) 01:38:31.72 ID:aMeN22Y6
…いや、違うか。
「っくぅ…たまらない」
少しだけ、のつもりだったがこんなに気持ちよくてはやめるにやめられない。
反り返った竿全体を頬になすりつけると、しびれるような快感が湧き上がる。
先ばしりが少しずつ頬を濡らしているのにも興奮をそそられる。
「だー…」
頬に妙な感触をうけ、ちびきが顔をしかめる。
「はあっ…うあっ」
そろそろやめないと気づかれてしまう。
そう思いつつも止められない。それどころか少しずつ動きを早めてしまっている。
「ああぁ…もう駄目だ…ここでやめないと」
限界が近い。仕方ない、あとは自分で何とかしよう。

「んにゃ…」

そう思っていた矢先、ちびきが目を覚ました。
「なっ…よりによって」
あとちょっとの所で目を覚ますとは、なんとタイミングの悪い。
「あー…むっ」
どうしようかと考えているうち、ちびきが予想外の行動にでた。
寝ぼけ眼のちびきは食べ物か何かと勘違いしたのか、俺の爆発寸前の肉棒に食いついた。
「っ!?」
「んむんむ…」
噛まれるかとおもいきや、そのまま舌で先っぽをちろちろとくすぐられる。
ダメ押しの一撃に腰から背中にかけて走る電撃のような快感。
「ううっ…射精るっ!」
思い切りちびきの口の中にぶちまけてしまった。
「んむっ!?」
口の中に急に広がる生温かい感触に堪らず目を見開くちびき。
「や…ばっ…」
あわてて引き離したが射精は止まらず、顔から髪までも白く染め上げていく。
「…」
「…」
精の噴出が止まり、ぽかーんとした様子のちびきと目が合う。
いかん…いかんぞこれは。
「だっ…だ…」
「あああっすまんちびき、これにはいろいろと事情がだな」
慌てても言い訳など出てこない。
「…」
響が俯いて黙った。身体がわなわなと震えている。
ヤバい…これは本当にヤバい…俺死ぬのか。
「だぞっ!だぞだぞだぞっ!だぞーーーっ!」」
急に顔を上げ何かをまくし立てると、ちびきは一目散に部屋から飛び出していった。
「とりあえず、命は助かった…のか?」

数日後…
「ねぇプロデューサー」
「なんだ、響」
「最近ちびきの様子が変なんだけど何か知らない?」
「いっ!?いやしし知らないぞ」
心当たりがありすぎる、冷や汗が溢れてきた。
「なんか変だぞ…まぁ知らないならいいけどさ」
「ちびき、どうか、したのか?」
「事務所に連れてこようとすると顔真っ赤にして嫌がるんだ」
「そ、そうなのか」
「それに時々ぼーっと遠くを眺めてたり、理由を聞いても話してくれないんだ」
「それは、大変だな」
「まぁ、家には他の動物達もいるし、大丈夫かな」
「はは…は」
679名無しさん@ピンキー:2012/01/11(水) 01:42:02.79 ID:aMeN22Y6
以上になります。
しかし本当にしょうもないものを書いてしまったなぁ…
680名無しさん@ピンキー:2012/01/11(水) 05:45:54.78 ID:XDhnw6Mn
>>679
乙です。
で、これはどう収納されるべきなのでしょうか。
681名無しさん@ピンキー:2012/01/11(水) 05:50:00.89 ID:XDhnw6Mn
現在464KBです。
少女に幽霊が憑依する→行動開始→子供ができて転生
この流れ、誰が適任だろうか。憑依が合意の下の場合とそうでない場合で違うと思うが。
ただし、年齢の縛りはないものとする(さすがに生理はきてるだろう)
682名無しさん@ピンキー:2012/01/11(水) 06:31:07.58 ID:vyFlUbKQ
あえてオカルトと縁遠そうなリッチャンを推薦してみる
683名無しさん@ピンキー:2012/01/11(水) 07:39:51.22 ID:hnVND5pl
>>681
千早に弟が憑依する流れは如何だろうか。
684名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 02:06:26.74 ID:M+SdXstw
>>681
尾崎さんで
685名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 02:09:26.21 ID:eojOmFuN
>>684
少女ちゃうやろ

りんに花の幽霊でよろしく
686名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 09:06:04.92 ID:Iv7Bf3my
埋め美心輪モノ希望
(ただし最終的に美心が性豪的強さで形勢逆転、男達干乾びで許しを乞う…
↑最初は「やめてぇ…許してェ…」と性的 嗜虐心をそそる美心の演技、
中盤からサッキュバスの如く吸い尽くしに掛りw…で)
687名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 09:17:00.38 ID:9Ty6hWq4
過去30スレで一作しか登場していない不憫なまなみんを
誰か救ってあげて…
688名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 09:45:44.92 ID:cnvxV2cK
>>685
心は少女やろ

>>687
まなみんって、何かSS作りづらい印象があるな……
百合スレなら愛ちゃんや舞さんの組み合わせでイケると思うんだが
何故かエロいまなみんは(個人的に)想像できない
小鳥さん・舞さん・おざりんの三者に比べても、エロ妄想し辛いよ
あの大きなメガネがいけないんだろうか
689名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 09:57:23.59 ID:eojOmFuN
>>687
美心ネタを二作書いて来いという振りにしか見えない。前後的に
地味眼鏡交代?
690名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 10:12:46.45 ID:9Ty6hWq4
みこたんってまだキャラ固まってないから
口調とかわからないだろ
オリキャラみたいになってSSだと誰これになるのがオチでしょ
魔王メンツでさえエロは躊躇されてるっつーのに

眼鏡巨乳は既にりっちゃんがいるし体格で差別化もできない
691名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 10:17:23.13 ID:9Ty6hWq4
まなみんは地味すぎるんよね
声優がすごければまたネタもあるんだろうがいかんせん
ツツツツだしな

むしろあの限られたキャラでりょうまなを書いた当時の書き手が凄いだけなのか
まああの頃は夢子もネリアさんも地味とか言われて増えなかったが
今となってはねえ

声優さんがついてるのはやっぱでかいとおもう
大事なことだから二回言いましたよ
692名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 12:19:35.65 ID:kjazqXHI
4レス相当のそんなに長くないのが完成したんで投下します。
タイトルは「ジュピターが876プロにやってきた」

注意事項
・愛×翔太と涼・北斗×夢子には触る程度に書いてありますが、メインは冬馬×絵理です
・専門用語が出てきますが気にしないでください
・765プロの描写が少し出てきますがあまり意味はありません
・性格その他が崩壊している可能性が高いです
6931/4:2012/01/12(木) 12:21:19.04 ID:kjazqXHI
「まーた、派手にやってくれましたね」
そういうと律子は、手慣れた作業でサーバ復旧を開始した。
765プロ事務所のサーバが、DoS攻撃で落ちたのだ。まあ復旧は数分でできたわけだが。

「この程度なら、問題ない?」
絵理は、あらかじめ耐久可能な攻撃強度を設定しておいて、それ以下の攻撃に対する対策は万全であった。
876プロ事務所のサーバは、彼女が来てからほとんど落ちたことがない。

「で、わが社のホームページが見られないわけなんだが…どういうことだ?」
「さあ、知りません」
961プロ事務所には、そういうのがわかる人が1人もおらず、修復に数日かかってしまった。
「とは言ったものの…、コンピュータ関連の技術がわかる人がいないのは問題だな…」
「それでしたら、876プロの水谷絵理という人物に教わる予定です」
「ふむ、まあ、もう戻らんでもいいぞ。負け犬には用はないからな」
というわけで、ジュピターは876プロに移籍した。

「あなたたちがこの事務所に移籍した目的は?」
「まず、961プロから捨てられました。というより、876プロの水谷絵理にコンピュータ技術について教わるつもりだったが、
そういうと即座に首を切られた、といったところです」
「アイドルを続けつつ、絵理から技術を吸い取りたいといったところね。大変結構。所属を認めましょう」
「感謝いたします」
「ユニットについてだけど、もともと3人教わるつもりはないでしょ?
だったら…そうね、天ケ瀬さんは絵理と、御手洗さんは愛と組ませるのは既定路線として、伊集院さんは涼とね」
「わかりました」
「レッスンについては毎週月曜日から金曜日の午後5時から8時まで。土日はきっちり休むこと。
パートナーとの打ち合わせはレッスン時間をどこか削ってやること。曲などについては2人で考えるように。
あと…」
「一度に言われても混乱してしまうので、文書にしていただけますでしょうか」
「わかったわ。というより、たいていそう言われるのよね。悪いけど、まなみ、おおざっぱに文章にしてくれない?」
「はい」
6942/4:2012/01/12(木) 12:22:46.53 ID:kjazqXHI
こうしてジュピターのメンバーはそれぞれ新しい日々を歩むことになる。
要するに、営業だの思い出だのその他もろもろを2人でやれというだけの話である。
北斗と涼は同性だったからそれほど問題はなかったのだが、残り2組は異性である。そこらへんの配慮を社長は忘れていた。
少なくとも、そう問題は起きないだろうとは考えたようだ。だが、その幻想は早々ともろくも崩れ去った。

まず異変は翔太と愛の間に起きた。愛と翔太がとっとと性交をやってしまっていた。
まあ原因はすぐに判明した。もともと性欲がとんでもなく跳ね上がった愛は、突然翔太を脱がせたうえで、
自分も裸になってとっとと結合を完了させてしまった。まああとはずぶずぶの関係である。
さすがに差し支えるほどにはやらないように自重はしていたようなのでとりあえず放置である。いろいろ注意だけはしたが。

冬馬と絵理については、しばらくは普通に何も起きなかった。当然だが、冬馬はやろうと思えば、
いつでも絵理を襲うことはできたはずであった。しかし、その気は起きなかったようだ。
だいたい講座の内容はこんな感じであった。
「まず、DNSに複数のAレコードを追加した場合…確かに複数サーバ分応答が来る?」
「疑問形で言われても…」
「なんだけど、そのサーバが生きてるかどうかは知らないから、効果が薄い」
「わかった。ってことはこれは不十分ってことだな?」
「そういうこと。だから負荷分散装置っていうのを使うんだけど…」
まあ、1台の可用性を上げるとかそういう話もあったが、もっと大掛かりなこういう話まで出てくるのである。

冬馬にとって、かなり苦痛ではあったものの、一応身についた知識は膨大であった。
そして彼にミッションが与えられた。
「今度、961プロのサーバ管理を私の会社がやることになったんだけど、予算規模がだいたいこんな感じ。
で、サーバに使いたい装置はこんな感じで…」
絵理は、複数の会社のサーバ管理を行う会社を自分の資金で立ち上げていた。876プロのサーバ管理も、
実はここに委託してやっていたのだ。そして、今回、961プロのサーバ管理の依頼が来たわけである。
これは好都合と判断した彼女は、冬馬に管理を任せたということである。
「もちろん、これは私があなたに仕事を委託するっていうわけだから、給料くらい出す。それと」
「ん?」
「私の体、ほしい?」
6953/4:2012/01/12(木) 12:24:47.81 ID:kjazqXHI
その質問の後、しばらく沈黙が走った。そして冬馬が言った。
「16の誕生日、俺と一緒になる覚悟はあるか?」
要するにYESの答えであった。(冬馬も17歳だが、誕生日が3月3日で絵理が3月7日生まれなので問題ない)
「うん、わかった」
そう言うと、笑顔で2人は一度別れた。

とりあえず、必要なサーバのスペックなど必要な情報はすべて基礎知識通りに決定できたし、
配線作業についても細かい作業ではなかったため、どうにかなった。配線チェックをして、
絵理にこう言った。

「配線、完了した」
「わかった、冬馬。サーバの内容とか設定はこっちでやっておくから」

もともと図提出と配線作業だけをやらせるつもりだったのでこれで任務完了である。
構成の正当性は彼女も確認したし、外注する範囲はどのみち彼女の範疇だし、彼のできることはあとは監視だけであった。
稼働開始から1か月、2か月と過ぎて行った。その間、2度の大きな攻撃が来たが耐えしのいだ。
もっとも、876プロのサーバはそれより低予算でより苛烈な攻撃が来たにも関わらず耐えられたのだから当然である。
765プロのサーバは、落ちては復活し、復活しては落ちの繰り返しであったが、特に問題にはならなかった。
一番攻撃は緩かったはずなのだが。

黒井社長は、ジュピターを手放したことを後悔したがもう手遅れであった。
それどころか、急成長した876プロに、961プロは吸収合併されてしまった。黒井は会社まで失ってしまったのだ。
黒井に行き場はなく、失意のうちに芸能界から立ち去っていった。
6964/4:2012/01/12(木) 12:26:43.68 ID:kjazqXHI
結婚式なんて、必ずしもリアルでやる必要ない。まあ写真だけは撮影したが。
オンラインでのアイドル結婚式には多数の人々が来て祝福を受けた。そして、それが終わり…、

「もう、覚悟はできてるよな?」
「うん、大丈夫」
「じゃ、いくぞ」
「うん、入ってる。特に痛くもないから、動いて?」
「あれ?膜がなかったが…ああ、ケーブルか」
「そうだったはず?」
「じゃ、動くぞ」
「あんっ、そこ、いいっ」
「だいぶ、きつくなってきた」
「そろそろ、いく?」
「ああ、一緒に…」

こうして2人は達した。中で爆発したが、結婚してるんだから特に問題はないだろう。

時を戻そう。
北斗と涼は、失意のどん底にたたき落とされた桜井夢子という少女をどう救済するかを考えた。
とりあえず、涼を前面に出して助け出す、ということになり、そして救済された。
北斗にとって、夢子は必ずしもこだわるべき存在ではないと考え、涼に完全に任せるつもりだった。
まあ、その考えはあっさりと崩壊するわけで、一度純潔を失った夢子は北斗にまで性欲をぶつけてきてしまう。
涼だけでは性欲の処理が追いつかないのだ。北斗はきちんとゴムをつけたうえで交わることを徹底した。
これは、当然、本来のパートナー以外との子供を作らないという配慮もあったためである。
ま、なんだかんだでこちらも幸せそうである。

そして合流から3年が流れた。子育てから復帰した絵理を含めた6人でユニットが作られた。
その名は「コスモス」である。宇宙の意味を持つ名前で、6人にはぴったりな名前であった。
そして、歌い、踊り、魅了した。
697名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 12:31:57.39 ID:kjazqXHI
というわけで以上です。

書いてる最中に結婚させるのにどっちの誕生日待てばいいんだっけって調べたら4日違いだって判明してびっくりしたのはここだけの話。
最後のユニット名は「ディアリースターズ」と「ジュピター」から宇宙を連想したからです。
決して萩原さんとは関係ありませんのでご了承ください。
698名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 14:27:43.54 ID:9Ty6hWq4
GJ
もっとえろくてもよかったけどなあ
699名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 16:20:49.41 ID:kjazqXHI
とりあえず、専ブラ使っている人のために現状報告。現在474KBです。
700名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 03:44:14.75 ID:jrRXHhYz
絵里と千早はオーダーメイドのブラしてそうだよね。別の理由で
専ブラから電波が来たんだが……
エロくはならんな。創作行くか。
701名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 06:21:20.88 ID:7fkXGOJR
>>700
大丈夫だ。13-441のような事例があるから問題ない。千早からもたどれる。
あと、どう記述するかはそちら次第である。
702名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 07:59:07.35 ID:gQh0E/XA
各々の好きな体位ってなんだろ
春香、伊織、律子、あずさは正常位
千早、美希、響は対面座位
真、雪歩、貴音は後背位
騎乗位は興奮してきたら皆自分からしてくれそうだな
唯一つ言えるのは、千早は絶対に中出し固めが大好きだと思う。
703名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 08:37:22.83 ID:X+I+1fJc
いおりんのカニバサミ大好きホールドは何度想像してもかわいい
704名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 09:37:31.71 ID:OmYIGJej
>>700
千早の専ブラ…ゴクリ


厨房の頃はセシールのカタログで抜いてた俺。
765プロで下着カタログのモデルをやったらそれで抜く厨房もいるんだろうな。
705名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 10:12:06.84 ID:SjJJlq6M
>>702
真は女として見られたがっているから、
自分が女側(受け手)になる体位を選ぶんじゃないかな正常位とか、対面座位とか。
ワンワンスタイルでガツガツと求められるのも好きそう。
706名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 12:03:40.14 ID:X+I+1fJc
>>702
騎乗位は真はやりたがらなそうだけど
ねだればやってくれる感じ
貴音や雪歩、伊織、春香は頑張って騎乗位やっても疲れて上手くできないと思う
それで結局正常位になるというシナリオで
707名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 12:08:49.68 ID:X+I+1fJc
あとりっちゃんあずささんも騎乗位疲れる派じゃないかなー
708名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 13:07:26.73 ID:SjJJlq6M
>>707
おっぱいが大きいから?
709名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 13:19:46.30 ID:X+I+1fJc
>>708
体力的な問題と体の器用さ?
あとそうだね
巨乳だし
上でお姫ちんあげたのも同様
貧乳〜普通組であがってるメンツは不器用or体力不足
710名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 14:00:22.34 ID:tHJvHKdr
騎乗位は跳ねるだけと違うんやでー
こねたり回したりもするんやでー
711名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 14:05:23.47 ID:X+I+1fJc
こねる回転するにも器用さがいてだな…
要領つかむにも結構苦戦するし
ってスレチっぽくなってきた

対面座位ってあまり書かれないけど誰が似合うかな?
雪歩と貴音は後背位っぽいし…
712名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 14:14:40.05 ID:B2ZmcFwk
真美は対面座位好きそうだな
逆に亜美は嬉々として騎乗位やりそう
713名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 16:16:56.14 ID:7fkXGOJR
双子はまあ似た状況になるだろうからいいとして、ここまでであと1人忘れ去られてる気がするのは気のせいだろうか。
まあ小柄だから体位はかなり制約されるだろうが。
714名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 16:20:12.29 ID:7fkXGOJR
で、だれですかアイドルが活動中に死ぬような電波を飛ばしてきたのは。
この手のシナリオの問題点を説明すると、
1. 注意書き必須(これはさほど問題ではない)
2. 1の注意書きをきちんとWikiにも入れないと収録後問題になる
3. 注意書き読まずに来た人間に文句言われる(読み手に問題がある)
だいたいこの3つでしょう。
ちなみに死因として交通事故をまず考えたましたが、これは即除外。
次に、殺人事件に巻き込まれるっていうのが出ますが、論外。
結局、病死になったんですけどね。
715名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 16:35:42.65 ID:20UozYBw
一回愛されながら病死する話があったけど結構好評だったよ
愛があれば大丈夫だけどただ死ぬ描写を楽しむようなのはアウトじゃない?

>体位
やよいごめん
716名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 17:54:11.64 ID:jrRXHhYz
>>714
考えたことはあるが実行する勇気はなかったな。
SPのプロデューサーから力を貰った涼が絵理を生き残らせるために何度も時間跳躍するような話。
短編連作になりそうだし、ファンから反感必至だから書かなかった。
717名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 18:04:25.53 ID:7fkXGOJR
>>716
どこの魔法少女ですか。

とりあえず、作ってみたんで落とします。
予定レス数は2です。
注意事項
1. 最初から誰か死んでます。
2. やよい×P
3. 子供ができます
4. 他にもいろいろ崩壊してる気はしますが気にしないでください
タイトルは「遺志を引き継ぐ少女」
7181/2:2012/01/13(金) 18:05:33.56 ID:7fkXGOJR
2か月ほど前、はやり病が発生した。おおむね3週間ほどで鎮静化したが、多くの犠牲者を出した。
この765プロも例外ではなかった。もともと露出が多い関係もあり、ふつうは仕事を断れない状況だったが、
はやり病の大流行前に危険を察知してほぼすべての番組が報道番組に変更されたため、
結果として犠牲者は最小限で済んだ。とはいえ、犠牲者が出てしまったのは事実である。

そして、大流行から2か月が経過した今、一応お墓だけはあるものの、1人を除きほぼだれも来ないありさまであった。
そんな墓の前に来た少女が1人。少女はやはり765プロ所属のアイドルであった。
葬儀のときはさすがに泣いたが、復帰は一番早く、四十九日の法要が終わった後もいまだ立ち直れない人がいる中、
ほぼ完全にもとに戻ったただ1人の人物であった。彼女の日課はこの墓参り。当分は毎日続けるらしい。

「千早さん、私、あなたとあなたの弟さんの分まで一生懸命頑張って、トップアイドルになります。
そうなったら、あなたの広めようとした歌の素晴らしさも、きっとわかると思います」

テンションこそもとに戻ったものの、考えには少し変化があった。これまでは、
「お金のためにトップを目指す」だったのが、「歌の素晴らしさを伝えるためにトップを目指す」という風になったのだ。
まあ、結果として「トップを目指す」というのは変化しなかったものの、目標が確定したため、
これまで以上にレッスンには力を入れるようになった。

そういえば、この少女の名を書き忘れていた。高槻やよいという人物である。はやり病が流行する前は、
2人でユニットを組んでいた。そしてそのときに、彼女の最終目標をひそかに聞いていたのである。
だからこそ、こういう決意ができたわけだ。

とはいえ、生き残った10人の中では(響は餌の調達に苦労して沖縄に帰ったし、貴音は寝とられてやめざるを得なくなった)、
一番性能が低いという弱点を抱えていた。当然、時間はかかるが、やるしかなかった。

数カ月後。彼女はプロデューサの指揮の元、単独で最高のオーディションに合格。まさに、
「世界に誇れるトップアイドル」として名声を浴びることになる。頭が弱いという問題も、猛特訓により解消。
しかし、性格の変化もなく、慢心もなかったことから、まだ登れると考えているらしい。
歌の素晴らしさが全世界に広まり、千早の無念はここに晴れた。
7192/2:2012/01/13(金) 18:06:17.16 ID:7fkXGOJR
そして、心の支えとなっているプロデューサは男性である。恋心を抱くまでにそう時間はかからなかった。
逆にプロデューサも、女性としてのやよいには、恋心を抱くようになっていった。
この目的を完了するまで、相互に告白はしないでいたのだが、そんなある日のことである。
「プロデューサー、私、あなたのことが好きなんです」
「やよい、俺はお前のことが好きだ」
その告白は同時であった。見事に両方ゆでダコになってしまった。そんな光景を目撃していた少女が1人。
「そうね、ちょっと準備しないと」
そうつぶやくと、その少女は電話を始めた。
「パパ、XXホテルのスイートルームの予約、今日取れない?宿泊費は今から払いに行くから待ってて」
少女の名前は水瀬伊織。水瀬財閥の末娘である。彼女も一流のアイドルになり、宿泊費の支払いなど造作なかった。
だれが宿泊するかについては、ホテルの従業員には伝えたが、父親には伝えなかった様子である。

「やよい、とりあえず2人分のホテルの一室、一泊分確保しておいたから、一晩ゆっくり楽しんだらどうかしら?」
「伊織ちゃん、わかった。そうする」
勝手に押し付けられた部屋ではあるが、厚意を無にするのはよくないと判断し、すぐにホテルに向かった。
そして夜。こうなった2人のやることはただ1つであろう。
「プロデューサー、やさしくしてくださいね」
「ああ、そうするさ。ただ、痛いだろうが、我慢してくれ」
「私、平気です」
そして、うっかり避妊を忘れて中に出してしまったわけである。いくらなんでも14歳の少女をはらませたら、
どんな社会的制裁が飛んでくるかはわかり切った話であった。しかもトップアイドルとなればなおさらである。
にも関わらず、忘れてしまった。が、少女には覚悟があったため、そんなに困ったことにはならなかった。

結果からいうと、できてしまった。まあ、仕方がない話である。いつかはばれる話ではあったし、
早々とこの翌日にすべてを打ち明けていたのが幸いし、傷口は広くならなかった。活動も継続できた。
とはいえ、身重の体ではそのうち活動に限界が来るのは明白だった。ある日、一度、表舞台から姿を消した。

それから半年が経過した。母親となり、子育て真っ最中のやよいがもう復帰した。
子供は女の子で、名前は「千早」とついた。子供を育てつつ、アイドル活動で歌を広めることも継続した。
もう、彼女は迷わない。
720名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 18:09:25.44 ID:tHJvHKdr
乙、と言ってあげたいがやよいがアイドルやる動機はお金じゃないんだ……
721名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 18:10:02.87 ID:7fkXGOJR
終了です。たいしてエロくなくてごめんなさい。
春香だと最終結末が残念すぎることになるし、美希だと別方向で覚醒させないといけない。
律子だと死んだ人間はもういいとすぐ割り切る。必然的にやよいしか残らなかったってわけです。
722名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 18:11:33.95 ID:7fkXGOJR
>>720
ありゃりゃ、こりゃ失礼しました。
723名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 19:17:32.04 ID:Z7FBAD7h
うーん
いいんだけどこれは創作スレ向きじゃないかな?
724名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 19:37:26.15 ID:MLPzve7P
地の文であっさり済ませてる部分が大半だから、一つ一つの場面を掘り下げて書いてみたらどうだろうか?
この板に投下するならなら後半部分のエロを重点的に書くとか。

上でも言われているが、他の板の方が向いてると思う。
725名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 19:46:49.86 ID:Cg2DdltP
>>714 ステージの上で全力を出し切った後、ライバルと握手をしようとしてそのまま倒れ込むアイドルと申したか
726名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 20:01:52.43 ID:pgVkJugG
>>725
リアルファンが現実でお葬式ですねわかります
が歳がばれます
727名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 20:07:59.22 ID:eGzib0ny
>>723-724
まず、そこまでエロい描写が得意なわけではない。
一応、ふれる程度には書いたつもりだったがかなりぬるい、か。
>>725
そのシチュエーションからどう生き残った人間のエロ描写しろと?
まあ、熟練した人間ならどうにかなるだろうが。
ああ、そうそう、あと16KBほどでスレが埋まる。
この板の制限は30行、4KBのはずだから、一応いっておく。
728名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 20:37:50.30 ID:akdgnVZo
話をちょっと戻してしまうが、小柄なのは背面座位でやりたいな
やよいとか伊織を後ろからぎゅっと包み込むようにとかどうだろう?
あと個人的に対面座位はなぜか美希のイメージが強いな
729名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 21:05:12.35 ID:Lwoa4Bax
千早と涼は身長が一緒だから、体位も自由が利くしイロイロとヤる分にもやり易いね。
730名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 21:06:23.58 ID:HBP4gTl7
>>725-726
持ち時間を大幅にオーバーして歌い終えた後、身じろぎ一つしないアイドル。
観客全員スタンディング・オベーションの嵐の中、審査員の一人である
ライバル・プロダクションの社長までが満点を入れる(ry
こんな展開はダメですか、そうですか
731名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 21:42:08.07 ID:0G4DR5+e
誰か>>725-726の解説を……
732名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 21:42:31.11 ID:gQh0E/XA
対面座位は胸が小さければ小さいほど相手と身体が密着できるので、千早にはピッタリだと思っている。
また、押し倒せば正常位、身体を引けば騎乗位へコンボが繋ぎやすく、女性からキスも求めやすく、だいしゅきホールドにも対応しておりラブラブ度が非常に高い体位。
お互い強力な独占欲丸出しのPと千早双方にとって、とても素晴らしい体位だと提唱します。
733名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 21:43:12.65 ID:tZHCC8/I
>>731
力石
734名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 22:38:07.02 ID:OmYIGJej
あしたのジョーね。
寺山がリアルに葬儀を敢行したという。
735名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 23:48:37.11 ID:Mwge0Q4r
>732 力の限り同意したい。千早だって「攻守最強です」というに違いない。

けど体位ネタをSSで表現するのって難しいかな
736名無しさん@ピンキー:2012/01/13(金) 23:50:22.19 ID:6ll9WjSY
いっつも後背位、正常位、騎乗位かは分かるようにしてるが
対面座位は書いたことがない
737名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 02:31:04.27 ID:24pTxOAQ
あいつはもう、ここにはいない。
事務所には例のビデオの件で電話が止まない。
765プロを辞めたあいつは女優に転身。
AV女優に。
デビュー作は本番なし。
その名も“アイドルスマター”。
もちろん、その件に関してうちはノーコメントだ。
俺はこっそりそのビデオを入手した。
なんということはない、あいつが脱いで素股プレイをするだけ。
抜けない。
AV女優失格じゃないか?
それとも抜けないのは俺のせいか?

「私が役に立つなら光栄です」

なに言ってんだ。
お前で抜けるわけないだろ。
帰ってこいよ。
そこはお前のいるべき場所じゃない。
あの頃には戻れないっていうのか?
どこにでもいる普通の女の子なら素人モノと変わらないだろう。
グラビアで抜くやつだっている。
やってることは変わらないだろ。
何がいけなかったんだ?
738名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 04:08:05.10 ID:A4cX4WOY
対面座位の系統で、季節ネタあるけど……
事務所じゃ無理だからな。
流石のピヨちゃんも持ち込まないだろうし。
739名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 00:29:51.23 ID:XLJ7/z2S
体位の話は割と煮詰まったみたいだけど
69が好きなアイドルって誰だろ

アナル舐めが好きか膣舐めが好きか
Sっ気があるかMっ気があるかで話も変わってくるね
740名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 00:34:31.16 ID:Ry59wX/K
響、あとは伊織かなあ
741名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 02:51:48.36 ID:QVXNga86
貴音って765プロでも有数のドMなんじゃないかと思い始めた
もし貴音が拘束されたいM願望持ちだったなら
後ろ手に皮手錠で拘束して後背位から挿入して責め立てたい
742名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 03:10:37.14 ID:XLJ7/z2S
皮手錠は使いどころ間違うと身体に悪影響があるらしいけど
お姫ちんなら「覚悟はできております」とか言って微笑んでくれそうだよね
鞭でむちむちしたお尻を叩いて喘がせるのも○
743名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 09:56:40.90 ID:0TT3y5Zo
>>739
あずささんと春香さんかな。DS組アリなら絵理・舞さん・おざりん。
あずささんには69の体勢でパイズリやって欲しい……。

>741-742
俺は貴音に顔面騎乗されたまま手コキされて苛められたい、貴音S派。
744名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 10:05:44.70 ID:1eFeqzaB
>>743
あずささん舞さんおざりんの大人組の69とはエロそうな…
はるるんえりりんもいいよね!

貴音S派とは珍しい
誰かほかに意見のある方いらっしゃいませんか〜?
745名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 12:35:51.01 ID:xTMQG4+W
Mっ気のある娘には男が上の69とか有りだと思います
746名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 12:53:08.46 ID:owM4sBwl
あえてアイドル二人による696を提唱してみる
747名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 13:35:00.79 ID:1PAYmPXy
はるりつを考えているのだが、上手く形にならない。健全になる。
748名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 13:35:22.12 ID:1PAYmPXy
って、ここ百合スレじゃないじゃんorz
749名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 17:34:21.81 ID:kfnpeqpG
そろそろ埋め立てに入るか
みんな主張したいことはあるかい?
750名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 17:40:34.64 ID:uPXxBlpE
次スレに普通に気づいてなかった
751名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 17:43:49.21 ID:xTMQG4+W
1レス物だとしても投下終わったらちゃんとその旨も書いて欲しい。
いきなり本文投下されてそのままだと終わりなんだか続くんだか判別つかない
752名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 17:49:13.36 ID:uPXxBlpE
753名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 17:50:25.90 ID:kfnpeqpG
千早の胸はぺた
754名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 19:50:34.97 ID:0SetbVx0
夢に凸ちゃんと響が出てきた
不良に強引にナンパされてトイレに連れ込まれそうだった
当然Pとしては助けなければいけないので
ナヨナヨしたヘボイPのフリして話しかけ油断させたところを閃光の左ジャブで瞬殺した
今更だが助けなかったらエロパロ展開だったよな…

ちなみによくよく見たら失禁してた



不良が
755名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 20:52:54.91 ID:I5MOTpwn
なんかボウイみたいな展開やな…
そんなわけで響と凸ちゃんの失禁SSが投下されるのを待つか
756名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 21:27:22.72 ID:ZFa0iO26
俺だったらトイレに連れ込まれるまで待ってからトイレに入り
「クックック…セックスだ」と呟いてから不良と響の穴という穴全てに精液を流し込むな
757名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 21:42:33.28 ID:I5MOTpwn
不良にもかいw
涼ちんがその不良なら別だが
758名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 21:44:22.93 ID:QqgKiZ0X
3レスの短編が完成したんで投下します。
タイトル「プロデューサを守るアイドル」
注意
・真×P
・性格崩壊のおそれ大
7591/3:2012/01/15(日) 21:44:54.25 ID:QqgKiZ0X
「また死んだか」
この事務所に入ったプロデューサは、1ヶ月以内に謎の死を遂げることがほぼ通例となっていた。
その結果、この事務所に新たに入ってくるのは、そのことを知らぬ人か、
さもなくば命知らずのとんでも野郎くらいしかいなくなっていた。
ところが、翌日、新たにプロデューサが確保できた。これは最近となっては珍しいことであった。
「とりあえず、新しいプロデューサを紹介する」
まあ、いつもの紹介である。新しいプロデューサが着任すると、即紹介である。

「まったく信用ができません」
千早は言った。だいたい、指導者が何度も変化するようでは、どう追随するかわからないというのだ。
「千早ちゃん、何もそこまで言わなくても」
春香はなだめた。さすがにこういう事態にはさんざ慣れている様子。
「今度のプロデューサは何日生き延びられるんでしょうね。にひひっ」
伊織は何か勘違いしたことを言っていた。これではあたかも黒幕ではないか。
「伊織ちゃん、それだとあなたが犯人だと勘違いされると思うんだけど…」
やよいは一応とめた。
とりあえず、彼は真のプロデュースにまわされた。さすがにいざとなれば守ってもらえるだろうとのことだ。
彼女が犯人でなければ、の話だが。

守ってもらうには、どうしても一緒に暮らす必要がある。プロデューサの家に真が泊り込むことが確定した。
父親や母親は「きちんと護衛ができるのならば」という条件で同衾まで許可した。
というか「いっそのこと引き取ってもらおう」とまで考える始末である。おいおい信頼できない男にそこまでするか?

さすがに冗談じゃないとどちらも思って、一応布団は2個準備した。そして10日が過ぎ、20日が過ぎた。
そして、23日目、襲撃事件が発生した。危機察知能力が長年の経験で上昇していた真により、
即座に犯人は取り押さえられた。そして犯人は無事に逮捕された。彼の供述によれば、
ファンであるわれわれよりも近い位置にいるプロデューサたちがにくかったとのこと。実際、
プロデューサ襲撃事件が発生していたのは765プロだけでなく、ほかのプロダクションもだった。
これにより、危機は去ったかと思われたが、真はそうとは思わなかった。まだ襲撃は終わらないだろうと。
7602/3:2012/01/15(日) 21:45:40.54 ID:QqgKiZ0X
この襲撃事件を機に、真とPはある決断をした。まず、性行為は避妊した上で行う。もはや一刻の猶予もない。
仮にどちらかが死ぬことがあっても思い出を残さなければならないだろう。そして、それを行うタイミングは、
休日の昼間でなければならないだろうとも決めた。夜では襲撃があって危険すぎると。
そして、25日目の昼のことであった。

「ボクのこと、もらってくださいね」
「ああ、大事にするさ」
「あっ、そこ、気持ちいいです」
胸をなめると、次第に彼女の気持ちは高まっていった。
「おっ、少しはここが慣れてきたかな?」
ぬれた秘密の穴とその上の核をなめると、
「あぁっ、そこ、いいですっ」
真はさらに反応が強くなった。さらに液は次々とこぼれていった。
「じゃあ、入れるぞ」
「はいっ、痛くても、我慢します!」
そして挿入する。
「あれっ、あっ、あまり、あんっ、痛くないかも」
破瓜の痛みはほとんどなかった。そりゃあれだけ派手に運動してれば当然である。
「じゃあ、動くぞ」
「あっ、奥にあたって、あんっ、気持ち、いいですっ、もう、いくかもっ、あぁぁぁぁっっっっ」
即座に達してしまう。そしてコンドームの中に精液がたまっていった。
7613/3:2012/01/15(日) 21:46:20.48 ID:QqgKiZ0X
昼間にやったことが幸いし、夜には立て直せた。そして夜間襲撃対策をばっちりしていった。
そして30日目の夜がきた。これをしのげばここ1年の最長生存記録を更新できる。
Pはさすがに襲撃は来ないよなと思っていたようだが、真はくると予想していた。
真の予想は当たってしまった。今度は銃までもってきた。最悪である。近接する前に、
今度は自分までやられてしまう。そうなれば元も子もない。真はプロデューサを抱きかかえ部屋から不意をつき脱出した。
彼女自身の靴をはくことはできたが、プロデューサの靴を持っていく余裕などなく、しばらくは抱きかかえているしかなかった。
ただ、真の体力でも、長時間抱えることはできず、早晩力尽きるのは明白であった。
だから、たまたまあいている民家にすぐに逃げ込み110番通報をした。そして、その民家の住民は、
フライパンや包丁を持って襲撃してきた人間を迎撃する準備を始めた。幸い、入ってくるのと同時に警察がきて、
この迎撃準備は不要となったので、住民は人を殺す必要がなくなった。
そして、真とプロデューサはしばらくは警察の監視を受けることになった。とはいえ、要するに襲撃監視であるので、
軟禁状態というわけではなかった。この監視が解けたのは、2週間が過ぎたプロデュース開始から44日目のことであった。

2個の事件の後、この2件の襲撃を含む一連の事件はとある過激なグループによるものであることが判明。
そのグループは一網打尽にされ、めでたくすべては終了した。真とプロデューサは活動終了後の結婚を誓い、
活動が終了すると、結婚をし、幸せな家庭を築いた。
762名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 21:48:42.19 ID:QqgKiZ0X
終了です。
一応エロい部分は意識して作りました。

皆さんへの連絡
現在496KBを超えました。
763名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 22:04:17.13 ID:I5MOTpwn
お疲れ様です!
764名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 22:24:50.57 ID:1eFeqzaB
もう投下は無理そう
あとは穴掘って埋めるだけかな
765名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 22:42:41.59 ID:QVXNga86
3人ユニットと4Pした後ピロートークで一人は右腕、一人は左腕、残り一人は身体の上にうつ伏せ状態で乗られたまま眠り込み
そのまま朝を迎えたい
766名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 23:22:29.62 ID:0TT3y5Zo
>>765
右に雪歩、左に春香、真ん中に愛ちゃんでよろしく願おうか?

あっ、いややっぱり、右絵理・左尾崎さん・真ん中鈴木さんで!
767名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 23:34:26.38 ID:L9a7xtQ4
>>766
三人の血で血を洗う修羅場に自ら入ろうというのか
768名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 23:39:40.26 ID:Dn17hSc+
>>765
そのネタ頂きたい
そして765だな
769名無しさん@ピンキー:2012/01/15(日) 23:53:29.95 ID:L9a7xtQ4
876や961までは持ちそうにないか…
770名無しさん@ピンキー:2012/01/16(月) 01:51:06.60 ID:8DWn4su4
亜美・真美・愛と同衾したところを従姉に目撃されるラブコメ。
落ちは無実の罪で宜しく。
771名無しさん@ピンキー:2012/01/16(月) 07:18:39.64 ID:qS/ZfOtt
>>768
どんどん使ってくれたまえ
772名無しさん@ピンキー:2012/01/16(月) 09:08:59.90 ID:igAYOpkJ
>>770
その状況で無実でいられるのは凄いな……。
773名無しさん@ピンキー:2012/01/16(月) 09:44:51.82 ID:G9pomPE2
そろそろ500だよ
774名無しさん@ピンキー:2012/01/16(月) 09:46:01.53 ID:uV/ntQVB
私がこのレスをする前の段階で残り1949バイト。
そこそこ大型のAAが来た瞬間に終わるかな、と。
で、とりあえず、さっさと>>772あたりにレスしておく。
性欲がわかないんでしょう。体格考えると少なくとも双子については。
そして、双子がいるから愛を抱くこともできない。まあこれで謎はすべて解けた。
まあどう考えても>>769の言うように876とか961まで持つとは到底思えない。
おそらく理論上も不可能だろう。800まで到達するかさえも怪しい。
このスレ、最後の決め手がなかなか来ない…。
775名無しさん@ピンキー
このレスの前で残り1349バイト、と。
で、とりあえずひらめいたアイデアをここに書きつづる。
DS組は訓練を開始した。しかし、能力がなかなか向上しない。とはいっても、少しは能力は上がっている。
地道な訓練こそ近道であることを知っている3人はひたすら訓練を続けた。
そしてある日、オーディションを受けた。結果は3人とも合格。それぞれの部門で合格枠3の中に入ったのだ。
これがすべての始まりだった。神々の争いにまで巻き込まれたらたまったものではないが、
そのうちその領域に入る必要が出てくる。それに耐えうるだけの力がほしい。そう切に願う3人であった。
そこに、悪魔の誘惑が来た。「魂をささげれば、力を与える」というものである。当然、3人とも断った。
だが、その誘惑に乗ってしまったアイドルがとある場所にいた。それを助けなければならない。
そのアイドルを助けるために、3人は知恵と勇気と希望を持って進む。さあ、冒険の始まりである。
少女を悪魔から振りほどき、自由の身にするのだ。絶望が起きれば直ちに魂が飲まれるし、
かといって幸福に満たされても魂が奪われる。だから、そのような状況が起きないよう細心の注意を払いつつ、
助けなければならないのだ。自分の成長を続けつつ、彼女も強くする。そんな過酷な日々の始まりであった。

たぶんこれで500KBになる気がする。