303 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/17(日) 23:14:03.54 ID:SDcf4GsV
タカルキ最高!!
セクロスシーン楽しみだ
今日明日には啓留投下する。
次はヤンデレヒカリ様で、太ヒカを書きたい。
そろそろクリスマスだし…ねぇ?
太ヒカとか超俺得
タカルキも楽しみ
306 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/24(日) 13:53:13.01 ID:C4KbXDm8
身を切るような木枯らしが吹き荒ぶ12月。
クリスマス商戦に、年明けの商戦。何かと要り用な事が多く、またサービス業は地獄を見る。飲食業は特に…。
「松田ベーカリーです〜」
駅前で啓人がビラを配る。冬の寒さの中、ガチガチ震えながらビラを配り、店に貢献する。アルバイト代が出るだけに必死だ。
基本給2000円、ビラの割引券使用枚数により最大二倍。
銭ゲバ(これには、留姫とのデート代の捻出という理由があるが)的にがめつい啓人は、これを了承し…千枚のビラを配っている。
因みに。ビラの割引券使用枚数。これは百枚使用以上からボーナス開始という、啓人にとって詐欺同然の条件であり、これに気付かない啓人も大概である。
「松田ベーカリーです〜」
気付かない勤労者に幸あれ。合掌。
留姫は、暖房の行き届いた部屋で撮影である。
モデル仲間の持ち物自慢や、アクセサリー同然の彼氏達の話に閉口しつつポーズを取る。
「留姫の彼氏って、どんな人?」
「勤労者。」
今頃、汗水流して働いているんじゃない?と一言だけ付け加え…少し微笑む。
「あんたらの彼氏みたいに綺麗な仕事じゃないし、お金だってそこまでは無いけど、贅沢しなきゃ十分だしね。」
しっかりと地に足をつけて、地道に足元を固めて生きる。そんな堅実な生き方は実に啓人らしい。そう思う。…そんな彼女をモデル仲間達が真っ赤な顔をして見る。
「け、結婚考えてるの?すごく所帯じみた会話だけど…」
「さぁね。先の事なんて誰も分からないわよ。」
失言を悟った留姫がふい、と外を見る。外は曇り空。鉛色の空は実に冬らしい。
「(所帯じみた、ねぇ…)」
それはそれで悪くない。と考え…
「…度し難いわね、我ながら…」
そんな事を考えてる自分に苦笑しつつ留姫は微笑んだ。
「お、終わった…」
千枚のビラを配り終え、啓人が一息つく。時間は既に夕暮れ。
もうすぐクリスマスという事もあり、目当ては既に決めている。
駅前の貴金属店で、セールであったペアリングだ。
正直、留姫や留美子にしてみると、安物であろうが…
中の宝石の照り具合が気に入り、啓人は私財を叩く決意をした。
お値段、特売価格5万円也。
啓人の貯金の半分に相当する値段だ。
こんな高価な品、贈っていいのか迷ってしまうが…
「…も、物は気持ちだよね!」
啓人は貯金を下ろし、貴金属店へと向かった。
「…やっと撮影も終わりか。」
留姫が一息つく。
駅前の貴金属店で、良さそうなペアリングを見つけた。
値段は相応(大体が高過ぎた)で、特売品を謳ってはいるが、単に適正価格に落としただけだろう。
宝石の良し悪しは、光に翳して初めて分かる。
留美子の日常使いの宝石程度には輝いており、学生には分不相応だろうが…少し背伸びしてみるのも悪くない。
「(喜んでくれるならいいけどね。)」
二人の目当ては、ホワイトゴールドのペアリング。小さいサファイアとルビーがメインストーンで、輝きの綺麗な石だ。
「(喜んでくれるといいな。)」
啓人はかじかんだ手を震わせながら。
留姫は外の寒さに閉口しながら。
それぞれに貴金属店へと向かった。
そこで二人が目にしたのは…
『SOLD OUT』
の札であった…。
がっくりと首を垂れる啓人…。ふと気配を感じ、後ろを振り向くと…同じく呆然とした留姫がいた。
「なぁんだ…留姫も同じの狙ってたんだ…」
流石に夜遅いので、啓人は留姫の祖母の家に泊まる事になった。両家公認だけにそこは良いのだが…
すっかりダウナーになった留姫が、つまらなそうにコタツに伏せる。
「ほ、ほら、留姫。ね?また別のがあるかもじゃん!」
「あれが良かった。」
「確かに安かったし、残念だったけど、また別のに…」
「あんたにとっては大金でしょうが!」
啓人がお金を貯める為に、どの位頑張ってきたか。そんなのは留姫が一番知っている。
それだけに留姫は、啓人のお金遣いに対しては非常にシビアであり、大概は啓人にお金を出す。はたから見ると、啓人は留姫のヒモのようにも見えるだろうが…留姫の金銭感覚も庶民のそれと大して変わりはない。ここは祖母の教育であろう。
「むぅ〜…。僕だって貯金してるからさ、留姫にプレゼント位…」
「あたしの一ヶ月分もないでしょ。…まぁあたしのお小遣いは少ないけど…」
因みに。啓人のお小遣い。バイト賃含めで月五千円。諸経費請求不可。
留姫のお小遣い。毎月一万円。諸経費請求可能。
つまり。啓人はこうしたビラ配りなどで移動の度にお金が減り…留姫は交通費は親が口座から引き落とす。
啓人の場合、アルバイトという名の奴隷待遇に等しいが、親の教育方針としては真っ当だろう。留姫の場合、大概は親が用意したり、モデルの仕事での支給品で済ますので、リーズナブルだ。どちらが良いとも言えない教育方針である。
「ほらほら。折角おご馳走作ったんだから、顔上げなさい。」
留姫の祖母が、おうどんを運ぶ。
「全く。留美子といい、最近の子はどうしてお金を遣いたがるのかね。」
その言葉に、留姫の眉が動く。
「どういう意味よ、おばあちゃん。」
剣呑な雰囲気になろうとするが…留姫の祖母は、ビーズを取り出した。
「…なけりゃ、作ればいい。違うかい?」
ニヤリと笑う、留姫の祖母。どうやら留姫とは役者が違うようだ。
おうどんを啜り、留姫の祖母が置いていったビーズ、指環の設計図を見ながら、二人がビーズと格闘しだした。
こうしたチマチマした作業は、啓人は得意中の得意だ。
「ふふっ。何か楽しいや。」
テグスにビーズを通し、持ち前の芸術的な感性を遺憾なく発揮しながら、あっという間に組み上げた。
「これって、要するに円の集合だよね。なら、こんなのも出来るはず。」
啓人が赤と黄色のビーズで、ビーズドールを作り始める。一方の留姫は…
「……」
ぐりぐり、と不器用にテグスにビーズを通し…形というにも微妙な歪なリングを、啓人が暇潰しに始めたデジモン達のビーズドールが完成する位に出来上がった。
「これでよし、と。」
最後の仕上げを終わらせ、啓人が歪なリングを見て微笑む。
「…あんたが作りなさいよ。バラせば?」
再びダウナーになる留姫…。啓人はニコニコしながら言った。
「やだ。…これ、ずっと大事にするもん。」
「あんたが作ったほうが、上手いでしょうが!」
留姫の怒声に啓人はニコニコ微笑む。
「留姫が、僕の為に作ってくれた…他に絶対に無いプレゼントだもん。」
だから、ずっと大事にする…。啓人はニコニコしながら…ポロポロと涙を零した。
「ち、ちょ、啓人…」
「…ごめんね。…嬉しくてさ…」
……忙しさと周りに毒されて、こんな気持ちを忘れていた気がする。
何も贅沢しなくとも、例え石ころひとつだけでも、心が籠っていればそれは立派な贈り物だ。
留姫は、赤い顔をしながら左手を出す。
「…あんたがつけて。」
「右手でいいよ。…まだ、ね。」
左手薬指に、軽くキスをする啓人。イライラとコタツを指で突つく留姫に、啓人はにっこり微笑んだ。
「そう待たせるつもりもないから。」
パン屋を継ぐ為の修業はしているし、後は経営とセンスだから、大学卒業までは待たせるかも知れないけど、と啓人が微笑む。
「自信家。あたしが離れていくと思わないの?」
「先の事なんて誰も分かりはしないよ。ただね。きっとその時々でどうにかなるんだよね。」
「…楽天家。」
「ふふ。そうかも。」
そっと口唇を寄せる。…これからも啓人は沢山の発見を自分にくれるんだろうな…。何となくそう思い、留姫は身を任せた。
謎のブランク
続くのか否か
ゆっくりと時間をかける、啓人のスローセックス。
じっくりと味わうように啓人の舌が、留姫の口腔内を舐める。
「……」
やられっぱなしという文字は、留姫の中に無い。舌を絡め、夢中になり啓人の口腔を犯す。
「んっ…ぷぁっ…んん…」
湿った音が室内に響き…舌に触るとろろ昆布の味に啓人が苦笑する。
いつからだろう。前は潔癖を絵に書いたような留姫が、こうしたキスをする時に歯磨きやガムを噛まなくなったのは。それだけ気を許している証左なのだろう。
そう考えたら、自分は何と果報者かと啓人は思う。
「…どうしたの?」
頬を赤く染め、上目遣いで留姫が啓人を見る。
「ん?……幸せだな、って。」
そっと髪を撫でる手が優しい。
「あっそ。…もっと幸せになれるわよ。」
あんた次第でね。留姫はそう言うと啓人の首筋を舐めた。
ぴくり、と反応する啓人が可愛らしい。首筋に吸い付き、自分のマーキングをする。
「僕って割と筋肉質だからキスマークはつけにくいと思うよ?」
以前、啓人が言った言葉。だが。今は。
「んんっ……また怒られるって……」
その筋肉の鎧すら無意味に等しい。
「シャワー…浴びてないのに……」
啓人の匂いが立ち昇る。若い牡特有の匂い。その中に若竹のような香りと、少しのパンの香り。
「…良い匂いだから、気にしなくていい。」
わざと鼻をひくつかせる。啓人は真っ赤になり俯いた…。
服の上から留姫の背中を擽る。
「んう…」
ぴくり、と反応する留姫。啓人は首筋に吸い付く留姫に囁いた。
「…ね。一緒にすごくえっちになろっか?」
口説き文句というにはあまりに可愛らしい殺し文句。
「ムード、ゼロ。ぶち壊しね。」
あんた、樹莉と付き合ってたら今頃三行半よ、と留姫は笑った。
すまぬ…後は明日の夜に書く…
311 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/26(火) 18:08:20.77 ID:QBUSYPbM
竹を割ったようなセクロスもいいが
ねっとりスローセクロスもいい
啓人は明らかに後者だよなあ
313 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/26(火) 23:42:50.37 ID:QBUSYPbM
お互いの服を脱がし合い、一枚一枚と衣服が剥がれていく。
まだ未発達の留姫の胸を愛でるように、啓人がそっと撫で…口唇を寄せる。
「んっ…」
くすぐったかっただけの行為だったそれは、今では留姫の性感を高める行為になっている。
もどかしいような、くすぐったいような啓人の愛撫。留姫は熱い吐息を洩らし…時折、敏感な先端を啓人の犬歯が啄ばむ。
「…あっ…」
甘い痛みと突き抜けるような快楽に、留姫は顎を上げる。
「ふふっ。」
啓人はその口の中に自分の指を入れた。
「むっ?!むぐ…」
一瞬目を白黒させた留姫だが、やがて指をしゃぶるように舌を擦り付ける。
暫く胸と舌を愛撫され、やがて下腹部へと移る。啓人は留姫の口唇から指を抜くと…その指をひと舐めした。
顔を真っ赤にし、いやいやするように首を振る留姫に、啓人は優しく微笑み…
「留姫のだから、僕は平気…ていうか、もっとしたいかも。」
と囁くように言った。
二人の唾液に塗れた指が、留姫の秘所に伸びる。
そっと周りを探り…ゆっくりと指を動かす。既に秘所は濡れていたが、啓人は遇えて指を濡らしてから触ったのだろう。
指などで自分の秘所を傷つけたく無い…そういう優しさだろう。
こうした優しさを愚かと取るか取らないか。留姫は優しさだと捉えている。
「はぁっ…あ…啓人ぉ…」
啓人の優しさを胸一杯に感じ、意外な力強さに感嘆しながら啓人を感じる。そっと手を伸ばし、啓人の昂りに触れた。
「あっ…」
啓人の動きが止まる。その瞬間に留姫が啓人を引き倒した。攻守交代。次の攻め手は留姫である。
啓人にとってのセックスは、愛情を確かめる行為だが…留姫にとってはイニシアティブの取り合い的な側面も含んでいる。
つまり。お互いに快楽を与え合いたい。その主導権も含まれる。
「もう…負けず嫌いなんだから。」
留姫の愛液に塗れた指を啓人が舐めようとする。
「…したらどうなるか、分かってるわよね?」
「……」
黙ってフェイスタオルで拭く啓人。こうした時の留姫に逆らわないほうが良い。啓人はそれを身を以て理解している。
一般に気の強い女性は、オーラルセックス…フェラチオが嫌いだと言われているが、留姫は逆だ。
啓人の昂りを舐め、啓人の表情を観察するのが好きだ。
普段男らしさのカケラも無いこの恋人が、男であり自分の恋人であると認識する瞬間。そして。自分はこの恋人に奉仕していると感じる倒錯的な快楽。それがあるからだ。
啓人以外にオーラルセックスを求められたら、食いちぎる自信がある。そう断言する留姫である。
啓人のそれは、一般男性のそれと比較すると小振りではある。比較対象を知らない留姫には知る由もない話だが。
暖かいそれを口で舐めまわすそれは、赤ん坊の指しゃぶりにも似ている。
溶けない柔らかい飴を舐めているような気分。それだ。
丹念に舐め、啓人の表情を見る。啓人は眉を寄せ快楽に耐えている。
泣き出す前のような表情…。気を良くした留姫はわざと口を窄め、音を上げて離した。
「ひんっ…!」
啓人の腰が震える。ぺたり、と啓人の昂りが留姫の頬に当たり…留姫は淫美に微笑んだ。
「…凄い…えっちな顔してる…」
啓人の言葉に留姫は再び昂りを咥えた。
「(あんたがそうさせてんのよ。)」
先端を舐め回し、口唇と舌で愛撫する。
「で、出るって…!」
ペースを上げ、啓人の弱点を重点的に責める。
「……あっ!」
口の中に啓人の味が広がる…。ビクビクと啓人の昂りが震え、その度に白濁が口内を蹂躙する…。留姫は啓人をじっくり見ながら、口内の白濁を飲み下した。
「あー!…も、もう…!恥ずかしいんだよ?留姫ってば…!」
「…変な味。」
「当たり前だよう!美味しかったり甘かったら困るよ!」
真っ赤になり俯く啓人。啓人は暫く涙目で留姫を睨み…
「仕返ししちゃうもん…」
と、留姫に宣告した。
「股を開いて。」
啓人は留姫にそう言うと留姫の秘所に口唇を寄せた。
熱く潤ったそこは、啓人が愛撫せずとも受け入れ出来るが…啓人はあえて口唇を寄せた。
まず、敏感な肉豆にキスをし…ゆっくりと舌で転がす。
「…っ!」
時折啄ばむように口を窄め…留姫の性臭を感じる。
受け手に回った留姫は、意外に攻めに弱い。そこを知る啓人はじっくりと留姫を料理にかかった。
口での愛撫もそこそこに、濡れそぼった秘所に指を入れる。
「んんんっ!」
留姫の腰が跳ね、啓人の手根部に肉豆を当てる…。
「凄く濡れてるね。」
中指を出し入れし、留姫の愛液が啓人の手を濡らす。
「…お漏らししてるみたいに濡れてる。」
「やだぁ…!」
こうした言葉で責められるのが留姫は好きだ。
大体の人間は二律相反を抱えている。留姫の場合だと、強がる自分と弱い自分の差だ。
啓人に強さも弱さもさらけ出し、全力で甘えかかる。それが留姫が受け手に回った時である。
「聞こえる?すっごいいやらしい音。」
指を一本追加し、わざと音が出るように出し入れする。白濁した愛液が啓人の指に絡みつき、留姫は腰を突き上げる。
「あっ…あっ……いっ…」
留姫が達しようとした寸前に啓人は手を止めた。
「……やだ……ねぇ……もう少しなの……」
留姫が啓人の手首を握る。啓人は留姫に見えないようにコンドームを手にして留姫に問いかけた。
「どうして欲しい?」
「やだ……」
「言ってくれないと、わからないよう。」
「いや……ああんっ!」
啓人が留姫の中にある指を曲げる。
「ね?どうして欲しい?」
「意地悪…しないで…」
「人聞きが悪いなぁ。僕は聞いてるだけだよ?」
今度は少し激しく指を出し入れする。その度に白濁した愛液が飛び散り、留姫の頭に白い闇がかかる。
「……れてよ……」
「ん?」
「……入れて……」
涙目になった留姫に優しくキスをする。深く舌を絡め、啓人はコンドームを昂りに装着していく。
「分かった。コンドームつけてないからね?」
外に出すよ、と何度も念押す啓人。留姫はうなづくと啓人の腰に足を絡めた。
ゆっくりと焦らすように留姫の膣口を啓人の昂りが抉る。
先端だけが入り、留姫はもどかし気に腰を上げた。
「あああああっ!」
その瞬間を見計らい、啓人が腰を沈める。
深く入りこみ、それだけで留姫は軽く達してしまう。
しっかり根元まで入り、余韻に浸る留姫の髪を啓人が撫で、優しく、優しくキスをした。
「あ…ああ…んっ…」
じっくりと味わうように…留姫の口唇を貪るようにキスをする啓人。
「(食べられてるみたい…)」
それはそれで悪くないと留姫は思った。
ゆっくりとした動きが始まる。深く深く入るよう、啓人と無意識に動きを合わせる。
奥まで入ると無意識に留姫の中が締まり…啓人は呻きを上げた。
「いい……」
お互いの唾液に塗れた顔、そして赤い華が散る啓人の首筋。
「留姫の中…すごくいいよ…」
熱い泥濘の中に啓人が熱い吐息をつく。
コンドームをつけていても、留姫の中の具合がよく分かる。
まるで溶けたガムのように昂りに絡みつき、奥を押すと昂りを揉みしだく。啓人は腰に軽い痺れを感じた。
「…もう…出ちゃう…」
「うん…」
ペースを上げ、腰を振る啓人。留姫は嬌声を上げて啓人にしがみつく。
「あっ!あっ!あっ…!」
肉を打つ音と留姫の嬌声が暗い部屋に響く。
「もう…出るっ…!」
「イって……!一緒に……」
留姫の最深部で啓人が弾けた。
「あっ…い…くっ…!」
ぎり、と啓人の背中に爪を突き立てる留姫。留姫の上で啓人が一息吐く。
暫く余韻に浸っていた留姫だが…
「!あんた、中に…!」
慌てふためき立ち上がろうとしたが…腰に力が入らない。
「あー、大丈夫、平気平気。」
泰然自若とした啓人に
「あ、あんたね!赤ちゃんが出来たらどうするのよ!」
と留姫が叫ぶ。啓人はにっこり笑うと留姫に使用済みのゴムを向けた。
「だって、ゴムつけてたし。」
……それからの啓人の運命は、推して知るべし。合掌。
機嫌を損ねた留姫が、布団に不貞寝する。
目の前には啓人の土下座と「冗談だったんだよう」という泣き声がセットである。
「うるっさい!死ね!」
「許してよう!」
サプライズもたまにはいいが、あんなサプライズはいらない。
「…あんた、もし出来てたらどうしてた?」
留姫の言葉に、啓人が即答した。
「ん?そりゃ勿論責任取るよ。」
大体が、こうした行為自体がその可能性がある事だし。と啓人は言う。
「……ふーん。じゃあ、つまりあんたは毎回出来てもそれはそれで構わないって思ってたわけ?」
「そだね。じゃないとこんな事しないって。」
ふんす、と啓人が胸を張る。
「土・下・座!」
留姫の言葉に、再び啓人が床に額を擦り付ける。
「許してよう…」
顔の笑みが抑えきれない。留姫は啓人作のビーズの指環を右薬指に通す。そして啓人の前に座り…優しくキスをした。
「…そうね。何年か後にプラチナの指環を私の左薬指にくれたら許してあげるわ。」
朝になり、二人が目を覚ます。そこには朝からハイテンションの留美子がいた。
「メァリークリスマス!」
「(まだ早過ぎだー!)」
どんだけ時間を先取りしているんだ、と二人が心の中で突っ込む。
「留姫ちゃんも、啓人くんもクリスマスにはお仕事!留美子サンタは、そんな二人にクリプレを用意したのです!」
留美子サンタが箱を取り出す。…この箱、どっかで見たような…
「じゃーん!ルビーとサファイアのペアリング!これ、一目見て二人に渡そうと思って…って、あれ?」
…あの自分達もそれ狙っていたんですよサンタさん。
留姫が不貞寝し、啓人が地面に突っ伏す。
「あ、あれ!?る、留姫ちゃん?啓人くん?何で?何で?」
知らぬは親ばかりなり。
二人の未来に幸多からん事を。
END
乙
ふぅ・・・
啓人め、立派になったもんだw
読み返してみたら、タカルキはここで止めたほうが良さげだな;^_^A
以降は完全に大人の話にしかならん。
続きがあるとしたら、啓人からのプロポーズ位じゃねぇの?
学園ものもいいが、流石に変なシチュエーションでセクロスかますキャラ達には思えんわ。
この二人だと、俺には程々幸せにのんびり暮らす、まったり未来しか想像出来ん。
まったりネタいいじゃないか
パパタカママルキ読みたい
太ヒカが控えてるならそっちも読みたいが
太ヒカ、今日明日に上げる。
設定としては太一高一、ヒカリ厨二。
サッカーネタ入るので、少し冗長になるかも。
いきなりスレが息吹き返したな
氷結状態だったもんなあ
職人さんがいつでも溶かしてくれて結構です
進路が決まってから、太一は何かに追いたてられるようにサッカーに打ち込んだ。
まるで、止まると死んでしまう回遊魚のように…。
「もうすぐ冬の選抜だよなぁ!」
お台場中学では、大輔が今日も煩い。
お台場中学のサッカー部の不動のアンカー…と称するが、ゲームメーカーに賢がいるので、いまいち目立たない役回りだ。
あれだけ山っ気の強い、自己顕示欲の強い男だけにストライカーが似合うが…いつか太一にアシストするのが夢だと言い、アンカーに拘っている。
「で、ヒカリちゃん…クリスマスは…」
「家で過ごすけど、それが何?」
すぱり、と話を切られ、大輔が落ち込みのブラックホールへと消えていく…
「ヒカリさん、良かったらクリスマスパーティしない?」
賢が慌ててフォローを出す。ヒカリは賢を向くと…
「気乗りしないなぁー…京さん、タケルくん、伊織くん、一乗寺くんでしょ?いつものメンツであそんでもなー…」
意図的に除外された大輔が、教室の床をのたうちまわる…。
「いいぞー八神ー」
「素敵よ、ヒカリー」
クラスメイトの茶々に大輔が怒り、立ち上がる…
「てめぇらーっ!」
「ぎゃはははは!バーカ!バカ宮大輔が!」
「おお、もう…」
「あはは。大輔くんって本当に面白いね。」
賢が止めに入り、タケルも後に続く。
「……はぁ。」
本日何度目かの溜息。ヒカリは窓の外を見た。
鉛色の空から降り出した雪が、深々と用具に積もってゆく。交通網は絶望、多分父親達の帰りも遅い。
「(お嫁に行けないなぁ。)」
三年前の出来事を思い出し、ヒカリは淡々と次の授業の用意をした。
ヤマトと空が付き合い始めたきっかけ。それはヒカリの周到な用意からであった。
太一を籠絡するには、傷心の時に限る。
ヒカリはそれをよく理解していた。
とあれば、一番操りやすくそして愚かな人間といえば誰になるか。
大輔ではダメだ。大輔は良くも悪くも予想を超える。
タケルや光子郎はダメだ。恐らく読まれるし、太一を傷付ける事にこの二人が賛同するはずがない。
丈は時間的制約から不可能。
とあらば。一人しかいないではないか。
太一の気持ちに気付かない程、愚かで。太一を傷付ける事に躊躇ない位の性格で。
見た目に拘る中学生にはうってつけの男が。
そこからのヒカリの努力は涙ぐましいものがあった。
心にもないお世辞と、ヨイショ。そして二人を乗せるだけ乗せて、後は梯子を外す。
状況に流されやすい空が落ち、次にヤマトが落ち…そしてクリスマスに太一にとって決定的な破局が訪れる。
後は適当な名目をつけ、タケルを除外。ヤマトの件で太一と気まずくなったタケルが、真実を語ったとしても太一は信じないだろう。
次にやる事は光子郎とミミの始末。二人の性格上、絶対にヤマトと空を許さないだろう事は想像に難くない。
とあれば、完全に反目してもらい潰しあってもらうのが理想。ブレインである光子郎が太一につけば、二代目選ばれし子供達は太一につく。
タケルは発言権を失い、自然と端に行くだろう。離脱は大輔がさせないだろうし、二代目選ばれし子供達は仲間だ、とヒカリは考えている。
丈は中立だろう。悪く言えば、それだけの発言権は彼にない。
そこまで考えに考え、練りに練った計画だけに、計画はあっさりと成功した。
「知能犯が。」
そうタケルはヒカリに呟き…
「あの二人は私にとって、釈迦の掌の上を飛び回る孫悟空ですらないわ。」
ヒカリはタケルに笑顔で答えた。
太一籠絡は時間の問題、それに気付かない周囲(気付きはしたが、周到にハメられて発言権を無くした人間もいたが)。ルールやモラルなど不要。それがヒカリの愛し方だ。
何気に慰めになっていたのは、未だに大輔はヒカリを信仰レベルで崇拝しており、それはヒカリにとって精神的な支えになっていた。
思いに応える事は出来ないが、もしも大輔の思いが別を向いたら協力は惜しまない。
奇妙な連帯感。結局は罪悪感を大輔の思いに慰められている構図だ。
…タケル、賢と大輔がンギモッヂイイ!という関係になれば、流石に生物学的観点から止める。
太一に対しては偏執的であるが、他には意外と常識的なヒカリであった…。
その偏執狂につきまとわれる、哀れな男…八神ヒカリの実兄にして、とある名門校の一年生ストライカー、八神太一。
雪が降り積もり、交通網がマヒする前に下校する。
「(もうすぐ二年も経つのか。)」
感傷に浸る時期はとっくに過ぎ、太一の中で空の事は過去の出来事としてあっさりと消化されていた。
倦怠期を迎えたヤマトと空が、太一につきまとい…ヒカリからきつく仕置きされるのは別の話だ。
傍から見ると、太一をヒカリが洗脳したに近い話だが、太一は寧ろ自分がヒカリを歪めたと考えている。
だからこそ、ヒカリの思いに応えた。
ヒカリを空の代役として扱うような真似はせず、自分の思いに区切りをつけてから抱いたが…ヒカリは恐らくは自分は空の代役程度にしか考えていないだろう。
女はとことん面倒臭い。太一はひとつ溜息をつき、ゆりかもめに揺られた。
重なり合わない思いを抱くようになったのは、いつからか。
通常の兄妹ならば、今の時期はお互い嫌悪するものだと聞く。
だが、ヒカリにとっての自己投影対象は自分であり、両親にも教師にも『良い子』として過ごしている。
単にヒカリとしては、ごっそり溜まった憂さを引き受けてくれるサンドバッグの存在があり、わざわざ他に向かうだけの力が無いといったほうが正しい。
傍から見ると、それこそサンドバッグの大輔だが、大輔にしてみたら、単にヒカリがふざけているだけだと思っている。
摩周湖よりも深い深い愛情。彼が別の女性と幸せになる事を切に願うが、こうしたタイプは女性に良さが理解されず、どちらかというと同性に受けが良い。
「…とことん幸せになれないタイプよね、あいつ。」
京と話していた一言に、周囲の女子からの彼の評価が見える。
彼の良さを理解した上で付き合うような女は、毒婦または悪女。その毒婦と悪女に自分はなれないし、なろうと思わない。
嗚呼、大輔くんに幸せあれ。とヒカリは心の中で十字を切った。
…後に大輔が仲間内で一番異性と接触し、仲間内で一番良い異性と結ばれる事になる事になるのは、また別の話である。
自宅に帰ると、やはり両親は遅くなるらしく、留守電にメッセージが入っていた。
となれば、今日はゆっくりと太一と過ごせるのだろう。
熱いシャワーを浴びて、部屋を温める。
料理を作り、太一を待つ時間。それがヒカリにとって何より幸せな時間だ。
「(狂ってるわね。)」
我ながら、狂っている。ヒカリはそう思う。
所詮は空の代用品。太一のオナホ代わりの存在。
それでも太一に抱かれるのは幸せだ。
「insanity」
ミミがヒカリに言った言葉。狂っている、とミミは言い…
「ただ、気持ちだけは分かる。」
と、同病合い憐れむ表情でヒカリを見た。
「(素っ気ないからね、光子郎さん。)」
自分の気持ちは見えているのに、相手の気持ちが何も見えない。その意味で二人は仲間だ。
報われる事がない、と知りながら突き進むヒカリ。
報われると知りながら、躊躇するミミ。
二人に共通するのは、相手の気持ちを全く理解していない事だ。
「好きと言えない。」この違いである。
ヒカリは、より行動的に、ミミは、より慎重に。それだけにお互いの思いと愛し方が痛い位に理解出来るのだ。
不器用な料理が並び、部屋が温もった頃。玄関から太一が帰る。
「(始まる、のよね…)」
期待と諦念にヒカリは胸を踊らせ…同じだけ絶望と希望に胸を詰まらせた。
とりあえずここまで。
あとはエロシーン書いて終了。
ドス黒い、強靭、無敵、最強のヒカリ様でなく、悩みまくるヒカリ様にしてみた。
大輔の粉砕、玉砕、大喝采を書きたいが、それじゃエロ抜きやメアリー・スー登場になるので書けない。
光ミミは鈍い男と臆病女のカップル、ヤマ空はバカップルとでも脳内補完を頼む。
「おかえり、お兄ちゃん。」
「ただいま、ヒカリ。」
太一が靴を脱ぐ。
「お兄ちゃん、ご飯にする?お風呂にする?それとも…」
「メシ。」
…ヒカリがあからさまに不服の表情を浮かべる。
「せっかくお父さんもお母さんも遅いのに。」
ヒカリはいつでもウェルカムよ、と膨らみかけの胸をまくろうとするが…
「メシは待たん。」
メシにも食い頃がある、と言いヒカリを制した。
焦げたハンバーグに豪快に刻まれた野菜。太一は豪快にかきこむ。
「…美味しい?」
「美味いに決まっている。」
太一はそう言うと付け合わせのキャロットグラッセを摘まむ。
「(どうしたもんかね…)」
目の前の妹の表情。それは。明らかに女の表情だ。
空がヤマトに向け、ミミが光子郎に向けるそれ。
正直言うと、こんなインモラルな関係を続けていくわけにもいかない。
それは分かる。だが。ヒカリが望む以上は叶えてやりたい。
「(いや、言い訳か。)」
ハッピーエンドなどない泥沼。そこに身を投げ出したのは自分。
肉欲か、それとも愛情か。それは判断がつかない。だが。屈託無く笑うヒカリを守りたい。それだけは確実に言える事だ。
ヒカリがキャロットグラッセを口に含む。ゆっくり太一に口唇を寄せ、口に含ませる。
「ふふ。…新婚さんみたい。」
次第に口付けが深くなり、やがて咀嚼物が二人を行き来する。
「(insanity.)」
狂っている。この狂った状況を受け入れている自分は、絶対狂っている。
行為は次第に深く、深く沈んでいく。
「(パンドラの箱の底には希望がある、と言うが…俺達に待つのは絶望だけだな。)」
希望も何もない。ただ絶望だけの行為。深い深淵に沈んでいく感覚に二人は身震いし…その感覚に同じだけ興奮した。足掻いた結果に待つのは、悪夢と絶望だけだろう。
「(結果が深い闇だろうが、私は後悔しない。)
仮に神様がいるとしたら、思う様に罵るだろう。何故自分と太一を兄妹に産んだ、と。
「(俺と一緒に地獄の底まで行くか?)」
そう聞けたら。そう言えるだけの力があれば。どれだけ楽になれるんだろう。
現在の自分はなにひとつとして力の無い、ただのガキだ。
「(大人になりたい。ヒカリを傷付けずに受け入れていられるだけの力を持った…)
ゆっくりとヒカリの首筋に口唇を這わせる。
「んっ…」
ヒカリが太一を抱き締める。
「(このまま、食い千切ってくれたら…)」
自分は太一の中に永遠に残れるのに。
そっと胸を這う太一の手を、愛おしそうにヒカリが握る。
「お兄ちゃん…」
甘く囁く「insanity」。許されざる「狂気」。
「(お兄ちゃんとならば、どこまでも…)」
手を繋いだまま地獄の果てまで堕ちていくのも悪くはない。真っ暗な無間地獄の中、二人でもがき苦しむ事も悪くはない。
だが。それは口に出せない。太一をより苦しめ、悩ませる。
ヒカリが太一の耳朶を噛む。
劣情に塗れた行為の全てが、ヒカリの情熱だ。
も、萌え死ぬ・・・続きはよ
台所でのこれ以上の行為を避け、太一はヒカリを抱えた。
「……」
入るのは、ヒカリの部屋。ヒカリは顔を真っ赤にしていやいやした。
自分の部屋で、最もプライベートな空間で太一に抱かれる。それは。
「…嫌なら辞めるぜ?」
自分の部屋にいる限り、太一の残像が蘇るという事だ。
ヒカリを椅子に座らせて、ゆっくりと上着を脱がせる。
「やだ…」
「なら辞める。」
「やだ…」
いやいやしながらヒカリが顔を抑える。
「…どっちが?」
太一は少しずつズボンを脱がしていく。ヒカリは羞恥のあまり、泣き出す寸前の表情を見せた。
やがてヒカリが全裸に剥かれ、太一は椅子に座らせたまま股を開けさせた。
「やだ…恥ずかしい…お兄ちゃん…」
ヒカリはマゾヒスト的な一面がある。太一に限定されるが、いやらしく攻められ、奉仕するのが大好きだ。
大輔あたりにされたなら、翌日の朝日を見られるか心配する必要があるレベルに危険極まりないと言っておく。
「…濡れまくってる分際が、何言ってんだ?」
あえてヒカリにきつく当たる太一。太一にしてみると…これはプレイでなくヒカリへの促しだ。
諦めろ。こんな酷い事をやらせるような男について来るな。
太一はそう行動に示している。
だが。ヒカリは。
受け止めるから。どんなお兄ちゃんでも受け止めるから。
そう行動に示している。
ヒカリを抱き締めたい衝動に駆られた太一が、寸での所で手を止める。このまま何もかも放り捨てて、ただの男と女でいられたら。それは夢見てはいけない話だ。
太一は乱雑に服を脱ぐと、既に濡れそぼるヒカリの秘裂に肉棒を当て、そのまま入れた。
「……ッ!」
何度も経験はあるが、いきなり力強くされては苦痛がある。ヒカリは小さく悲鳴を洩らすと太一にしがみつこうとした。だが、椅子のあまりの頼りなさに怯む。
太一は椅子を揺らすように動かし、ヒカリの小さな身体を蹂躙した。
「あっ…ん…!」
痛みに耐えかねてヒカリが呻きを洩らす。
意地でも苦痛の声を出さない積もりなのだろう。それが太一の気に障った。ヒカリの中から乱暴に抜き、肉棒をヒカリに突き付ける。
「…する事は、分かってるよな?」
ヒカリは頷くと、優しく微笑んだ。
「今は、私が空さんだもんね…?」
空は何の関係もない。そう叫びそうになる太一だが、ヒカリは機先を制し泣き笑いの表情を浮かべた。
「(ねぇ、お兄ちゃん。貴方は全部知ったらヒカリを軽蔑するのかしら?)」
無理矢理に捻じ曲げた太一と空の仲。正直に言うとヤマトだろうが丈だろうが、空の相手はどうでもよかった。こうして太一の思うベクトルが、『どんな形であれ』自分に向けば。
だから、これは罰。甘やかな恋人同士のセックスも、思い合う二人の抱擁を諦める事も。
ヒカリの舌が肉棒を這う。
「(お前は、まだそんな事を考えているのか…)」
確かに空に惹かれていた時期はあった。
が。空という人間の底を知っていくにつれて、待っていたのは幻滅。誰かが裏で糸を引き、ヤマトを唆し、空をその気にさせたという事は分かっていた。あまりにも不自然に二人とも離れていったから。
そいつがどこの誰だかは知らないが、今では礼を言いたい位である。
『所詮自分はそんな程度の存在』
ワンオブゼム。自分は何もないガキだと思い知らせてくれた。
ヒカリの口に肉棒が含まれる。自分の醜い要求を全て呑み込むヒカリ。
「(力が欲しい。こんな悲しい事をヒカリにさせなくていいだけの力を…)」
「(愛されたい。こんな悲しい表情をお兄ちゃんにさせなくていいだけの愛を…)」
重なり合わない想い。こんなに想い合うのに、想いは重ならない。
射精感に駆られた太一が、そっとヒカリを制し…優しく抱き上げるとベッドに軽く倒した。
330 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/05(木) 20:03:53.53 ID:YMOE4r4w
職人さん
良かったらパパタカママルキのストーリー
書いてほしいなぁ
我侭言ってスマン
ID変わってるか?
残りは明日に上げる。
太ヒカを書くと、心理描写や背景を無駄に書きたくなる。
こうしたグダグダが嫌いな奴はすまんな。
>>330 書くのは構わんが、ヤマ無しの平坦なラブラブ話程度にしかならんよ?
333 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/05(木) 21:46:17.54 ID:YMOE4r4w
>>332 全然いいよ!!
書いてくれるとか
ありがと!!
啓人達が幸せに暮らしてる話を読みたい
生w殺wし
ずっとパンツ下ろしたままなんだがw
すまんが、もう少し待機しといてくれ。仕事が忙しい…。
最悪でもクリスマス前には上げるつもりだ。
この時期、全裸正座で待機は応えるな
クリスマスに無印時代の太一×空でクリスマスものとかどうすか?職人さん?
それもいいなぁ。
とりあえずは仕事から帰って、太ヒカを仕上げてから取り掛かろう。
無印でなく、クリスマスIFになるかも。
了解。
俺も好き好んでは空をドグサレに書いていないし…;^_^A
自分はほのぼのも近親物も甘々もドロドロもすべてストライクゾーン内だ
>>341 確か空とヤマトがくっついたのも02のクリスマス回だったっけか…?
ほんと何の前触れもなくいきなりくっついたからな…おそらく視聴者の99.9%が(゜Д゜) ハア??ってなったと思うぞ
今までの数々のフラグそしてウォーゲームでのあのやり取りはいったい何だったのかと…
もう10年以上たつがいまだに納得できないわ…
だからせめて二次創作では太一×空のほのぼのカップリングを見たいんすよ…
おねがいシャス
太ヒカ中断。
これ書き上げたら後日投下する。
『あー、俺も空の愛情が欲しいぜ。』
こうほざいた馬鹿は、現在も馬鹿のままだ。
サッカーで忙しいのも、二代目選ばれし子ども達との付き合いが忙しいのも分かる。
自分はそこまで狭量な女ではないつもりだ。だが。
「…あんた、また?」
「悪りぃ…」
この一年で何度目かのブッキング。確かにデジモン達は大切だ。だが。
「ぐげッ!」
私は太一の足を踏み躙りながら言った。
「さて、問題です。私は太一にとって何でしょう?」
「か、彼女…です!い、いてててっ!」
グリグリと足を躙り、足を離すと同時に脛に蹴りを入れる。
「はぁ…。このケーキ渡すの、緊張してきたなぁ…」
ヤマト達の楽屋に差し向ける、ケーキという名の刺客。
学校のヤマトファン達の重い(誤用ではない)…もとい、愛情の詰まったケーキの塊。これを渡すという困難極まりないミッションである。
ヤマトファンに見つかったら、絶対にタダでは済むまい。
何がいいか理解不能だが、ヤマトはモテる。外見が第一であろうが。
「…頑張れよ。」
太一が背中を押す。その目は…憐憫に満ち満ちている。…事情知ってるなら代われ、この野郎。
「ありがとう、太一。」
後で覚えてやがれ。私は精一杯の笑顔で応えた。
「…良かったの?太一?」
「…ま、いいんじゃねぇの?」
殺される事態にはならないだろ。安請け合いした空も悪い。太一は呆れたように言うとアグモンを見た。
「へぇ、大人だねぇ♪」
「大人になるって悲しい事なの。…ってか。とりあえず逃げようぜ。」
太一の言葉にアグモンが首を捻る。
「ヤマトくーん!」
空にとっての不幸の塊が、二人の前を横切ったからだ。
…楽屋で鉢合わせした空の運命は割愛する。
この件のとばっちりで、再度ヤマトと大輔の仲が拗れ、二人がとりなして事なきを得るが…それもまた別の話だ。
「あんたねー!太一!」
「仕方ねぇだろが。とばっちりは嫌だ!」
太一がこうした情けない姿を見せる時。それは完全に自分に甘えている時だ。
それが分かるからこそ、空もそれ以上の追及はしない。こうした所…太一の甘え方を知らない人間にすると、デリカシーが無いと感じるのだろうが。
「…はぁ。ま、安請け合いした私も悪いか…」
楽屋での愚痴を語る空。
ジュンの乱入が実にウザく、バンドメンバーからの追及もしつこく、何の気なくヤマトが食べたケーキに縮れた毛が入っていて、ヤマトに怨まれたなど…
それこそ黙っていれば、一日中語りそうな勢いである。
いい加減に黙らせ、久々に抱き合いたいと思う太一だが…
「(ウザ可愛い。)」
コロコロ代わる表情を見ていると、可愛くて仕方ない。
こんな顔を見てしまうと、もっと困らせたくなるに決まっている。
一通り愚痴を語った後、空は気だるく横になった。
「…最悪のイブだったわ。」
「お前はな。俺は面白れぇモン見れたからいいけどよ。」
含み笑いをする太一。
「知ってっか?毛って一回食べたら腸壁にへばりついて、一生取れないんだと。」
「気持ち悪い事言わないでよ!」
空が鳥肌立った腕を擦る。
「…お前のなら、それでも悪くはねぇな…」
優しく髪を撫で、髪にキスする太一。
「…やだ。」
さっきの話からだろうか。何か食べられるような気がした。
「…今更じゃねぇのか?」
光子郎の言っていた言葉だが…人の身体というものは三ヶ月かけて全ての細胞が入れ替わるのだという。それまでに摂取したものが栄養となり、細胞を構築する。
つまりは。太一は自分達は細胞レベルでお互いがいる、と言いたいのであろう。
意味に気付いた空が真っ赤になる。
「変態…。」
「光子郎には負けるぜ。」
すまん、眠い…
えっろ・・・
既にヌける
太一の色気パネェ
ミミは泉に誘われてエッチなことをした。
泉「ねえ、ミミちゃん、私と一緒にエッチしない?」
ミミ「どうやって?」
泉「お股を床に付けるように体をうつ伏せにしてお股を床に擦り付けてオナニ
ーするの。」
ミミ「わかったの。一緒にエッチしよう。」
ミミはピンク髪に赤色と青色のTシャツに白タイトミニスカにブーツ姿である。
泉はミミと同じくパンツが見えそうなミニスカ姿である。
(ビクンビクン…)
ミミ「(ああ、気持ちいい…。)」
泉「(私も…。)」
オナニーした後両方ともスカートとパンツがおしっこで汚れた。
泉「やだ…、こんなにベトベトになっちゃった…。」
ミミ「でも気持ちよかった。スカート履いてオナニーするのが大好き。」
泉「そうだね。これからエッチなことたくさん考えてオナニーしようね。」
ミミ「もちろん。」
こういうようにうつ伏せオナニー、床オナニーしている02ミミ(ピンク髪)
と泉のエッチな姿の絵を下さい。お漏らし姿やパンチラ姿の絵も下さい。
有能な書き手ほどエタ率が高いのはなぜなんだよ o..rz
352 :
名無しさん@ピンキー:
(・ш・)僕はデジモンが大好きだよ
(・ш・)私はデジモンが大好きだよ
(・ш・)俺様はデジモンが大好きだよ
(・ш・)我はデジモンが大好きだよ
(・ш・)己はデジモンが大好きだよ
(・ш・)自分自身はデジモンが大好きだよ
(・ш・)本人はデジモンが大好きだよ
(・ш・)僕もデジモンが大好きだよ
(・ш・)私もデジモンが大好きだよ
(・ш・)俺様もデジモンが大好きだよ
(・ш・)我もデジモンが大好きだよ
(・ш・)己もデジモンが大好きだよ
(・ш・)自分自身もデジモンが大好きだよ
(・ш・)本人もデジモンが大好きだよ