平坂読総合エロパロスレ Part.2

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426名無しさん@ピンキー
9巻当たりのことで。
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 星奈のうかつな告白から隣人部のモラトリアムをぶっ壊されたのが嫌になり、生徒会に
逃避していたのを幸村と理科に目を覚まさせられ、俺的には気が済んだ感じだったけど、
俺と理科が「友達じゃないか!」なんてやっていたところを、夜空が見ていたとはなぁ。

 別に友達は一人だけじゃダメって訳じゃないのに、夜空はなんで失踪したんだよ。
 今時、「探さないで下さい」とか俺だけじゃなく全員に送る辺り、探してくれって言って
るかまってちゃんにどうしてなってしまったのか。

 小一時間ほどみんなで手分けして探したが、朗報を伝えるメールが来ない。
 すっかり夕方になって、気がつけば、ここはソラだったあいつとよく遊んだ公園だな。
 懐かしくなって、公園に入って滑り台やジャングルジム、鉄棒とか順に見ていくと木陰の
ベンチにうなだれたヤツが見えるが、いかにも、だな。
 何気ない風を装って歩いて行くと、ショートカットの感じとか…夜空に違いない。

 そっと、隣に座ってみて話しかけてみた。あの頃のように。
「……ソラ、探したぞ。急にいなくなるなんて、ヒドイじゃないか」
「…ううっ…ぐすっ…遅いぞ、タカ。真っ先にここを探しに来ないで、どうする…」
 涙でぐすぐすになった顔を見ると怒れない。

「その…星奈が好きとか言ったとき、逃げたのはまずかった、と思う。なんか、怖くなって
 しまってさ、でもそれじゃ、マジで俺が好きだったみたいになっちゃうよな」
「今さら、誤魔化すな!――全くその気がないなら、ふざけんな! とか言うだろう?」
 確かに、そうだな。俺の顔を伺うように見つめる夜空は哀れとさえ思える。

「その上、理科とせ、青春っぽいことして、友達だ!とか、ヒドイよ、タカ。
 私には、何も残らなくなってしまったじゃないか。
 もう…ぜんぜん、ツいてない。――私の父のな? 不倫相手が母の親友だった。
 姉さんがあたしは父さんに付いていくから、あなたはお母さんに付いてあげなさいって言
 われて、家族がバラバラなんだ」

 ガーンと来た。そんなことがあったのかよ。

「私もタカを取られてしまった。三日月家の女って、こういう運命を背負っているのかなぁ。
 あーあー…もう、おしまいだ。唯一、タカだけは私の親友だと思ってたのに。
 100人の友達より、100人分の親友を一人作れって言われてたのに、さ」
「まてまて、おまえの言っていることはおかしい。理科と友達になれたからと言って、ソラ
 とは無関係になるわけ無いだろ? 100人分の親友が2人だっていいだろ?」
「半分に薄まる気がする。っていうか、星奈のこと、タカは好きなんだろ?」
 ここで取り消したら、もう、二度と夜空が戻ってこない気がするし。

「ああ、そうだよ。俺は星奈も夜空も好きだ。そういうヤツなんだよ!」
「ヒドイヤツだ。今日はもう、家に帰りたくない。小鷹の家にお泊まりするっ……」
 ぎゅっと俺の腕につかまって離れないので、公園で拾った夜空を連れ帰る羽目になった。
 隣人部のメンバーには、夜空が見つかったことをメールしておいた。
427名無しさん@ピンキー:2013/10/03(木) 20:26:07.36 ID:+mxy9NvA
「ただいまー」「……お、おじゃまします」
 しおらしい夜空が玄関で靴を脱いでいる。俺も靴を脱いで上がると小鳩がやってきた。
「おかえりーあんちゃん…って、なんで、夜空さんが一緒に居るの?!」
「ちょっと家庭の事情があってな」「そういうことなので…」
 いつもの強気な様子が見る影もないから、小鳩もあまり騒がない。
「小鳩、お茶でも淹れてやってくれ。俺は着替えてくるから」
 夜空をリビングのテーブルの椅子に座らせて、俺は2階の自分の部屋に行った。

 あっさり夜空が見つかったのはいいが、うちに来てどうなるというのだろうか。
 いつものスウェット上下に着替えて、予備のを出して夜空に着替えてもらおうと階段を
下りて、リビングに来たら……なんか仲良く、くろねくを見てるじゃないか。

「ほら、制服がしわになるぞ。そこの脱衣所で着替えてこいよ」
 といって、スウェットを押しつけると黙って受け取り、廊下を歩いて行った。
「いいのか? あんちゃん。猫を拾ってくるのとは違うよ?」
「ああ…判ってるよ。ただ、あいつはヒドイことになっちゃってさ。放っておけないんだ」
 話しているうちに部屋の入口にこっちを伺っている夜空が見えたので、苦笑しつつ手招
いたら、小鳩の隣に座ってくろねくを見ているので俺は、夕飯に取りかかった。

 使ってなかったマカロニがあったのでどっさり茹でつつ、タマネギや半端な野菜と鶏の
胸肉とかをフライパンで炒め、具だくさんのグラタンを作った。
 夜空がどんだけ食うか判らないが、俺は腹が減っていたので大きめの皿に3つ盛って、
ピザ用のミックスチーズを振りかけて、オーブンで焼くといい匂いがしてきた。

「晩飯が出来たから、こっちに来い!」「はーい!」「…すまないな、小鷹」
 小鳩がお茶を淹れたりして、縮こまって座ってる夜空が落ち着かない。
「じゃ、いただきます」「「いただきます」」
 できたての熱さにふーふーして食っていると身体が温まって元気が出てくる。
 夜空もよっぽど腹が減ってたのか、「あつつ!」なんて言いつつ、どんどん食べてるし。

「その…夜空のうちに電話しなくていいのか? お母さんとか心配してるんじゃないかな」
「あの人は、そういう事気にしない。私が失踪しようと警察に厄介になろうと」
 その吐き捨てるような暗い表情に俺と小鳩のスプーンが止まる。

「そうか。まあ、おまえがそう言うなら、いいか」「…ほんとに心配しないの?」
 夜空は真摯な表情で俺たちをじっと見つめて、テーブルに突っ伏すようにして、
「長居するつもりはないよ。だから、お願いする」
「わ、わかったから、頭を上げろよ。いいよな? 小鳩」「…あんちゃんがそう言うなら」
 その後は満腹になるまで食べた夜空の頬は赤みが差してきて、俺も身体が温まって元気
が出てきた。

 食後、悪いから洗い物くらいさせてくれと夜空が食器を洗っている後ろ姿を見ていると
何となく、母さんを思い出してしまう。小鳩とテレビを観つつ、そういえば、久しぶりに
知り合いがうちに来たんだよな。しかも、昔、一緒に遊んだソラが。

「洗い物は、片付いた。…私は、どうしたらいいだろうか」
「とりあえず、俺の部屋に来るか?」
 そう言うとうなずいて俺の後に付いてきた。子供の頃と違って、ソラが喜ぶような物が
何か判らない。特にパッとするものが無いしなあと階段を上がって、部屋に入った。

「ここが小鷹の部屋か。…ふん、案外普通なんだな」
「これと言って趣味がない、つまらんヤツだからな。…まあ、その辺に座れよ」
 といっても大して広くない部屋なので、ベッドに腰掛けてもらうしかないのだが。
 俺は、机のイスに座って、なんとなく夜空から距離を置いた。女子と二人っきりという
シチュエーションが妙な気にさせるし。
428名無しさん@ピンキー:2013/10/03(木) 20:26:38.57 ID:+mxy9NvA
「隣人部に入って面白い奴らと過ごせて、さ、凄く上手く行ってる、楽しいって思ってた。
 だけど、その…悪かったとは思うけど、変な雰囲気になるのを避けていたから、星奈が
 うかつに好き、とか言って対処不能になったんだよ」
「二人で創案した部活だから、私たちが中心となって楽しくやれるかなって思ってた。
 でもさ、女ばかり入ってきて、メチャクチャになった。
 正直、母親のこともあって、女など嫌いなのだ。自分も女だって事はわかっている。
 しかし、当初から肉とか入ってきて、小鷹はなぜか乗り気だったのは、やっぱり、ヤツ
 みたいなのが好みだったのか?」
 華やかな女子だとは思ってた。まさか、許嫁とは思っても見なかったが。

「初めは、夜空がソラだって知らなかったから。それを知っていたら、どうだったかな。
 …でもさ、そういうつもりだったら、隣人部なんて作らなくても良かったんじゃないか?」
 夜空はうつむいて黙ってしまった。まあ、あの時は俺も変に盛り上がってたな。

「俺も、こうなるとは思ってなかったから同罪かも知れないな。
 その…今もトモちゃんとかやっているのか? なんか、かなり不思議だったけど」
「…―っ! アレは孤独のあまりというか、忘れて欲しい。でも…小鷹がかまってくれない
 から、家ではときどきは、している」
「そんな夜空の様子って、さ、あんまり友達って感じがしないぜ。
 くどいかも知れないけど、俺が星奈に告白されても理科と友達になっても、夜空は元から
 幼馴染みで、友達じゃないか。それなのに、探さないで下さいって…」
 夜空は悔しそうな顔で、ベッドから立ち上がりこっちに歩いて……何だ?!
「私のことをロクにかばってくれなかったくせに! 絶対、親友扱いしてくれなかった!」
 ぎゅっとしがみつかれている。そうだよな…今まではやれやれとか他人事していたから、
ヒドイヤツは俺だったな。

「ごめんな、夜空。いつも強気だから、大丈夫だと思い込んでたよ」
「―あんちゃーん、お風呂沸いたよ―」
 下から小鳩が呼んでいるな。もう、風呂に入る時間になったんだな。
「ふぅ…もう、落ち着いたから。小鷹は風呂に、入ってくればいい」
 抱き合っていて、この暖かさをどうしたラインだろうと思ってたので、助かった。
「そうだな。まあ、その辺のマンガでも読んでてくれよ。じゃ!」

 部屋を出て、階段を下りて行くと頭が冷えてきた。すれ違いにパジャマを着た小鳩が階段
を上がってきて、おやすみ〜と湯上がりのいい匂いをさせて自分の部屋に入っていった。
 脱衣所で服を脱いで洗濯機に放り込み、がしゃーっとドアを開けて浴室に入った。

 シャワーを浴びて、頭を洗っているとモヤモヤしていた気持ちがすっきりしてきて、泡を
洗い流して、ボディシャンプーで身体を洗っていたら、ガシャッと音がして、
「……小鷹が遅いから、一緒に入りに来た」「えぇっ?!」
 海に行ったときは囚人服みたいな水着で肌が見えなかったけど、はだかだ。

 おっぱいも丸出しで、俺と同じように陰毛が生えてるんだなぁ―なんて思っていたら、
「小鷹のは、なかなか凶悪なものだな。…―ちょっと触らせてくれないか?」
 にぎにぎって、い…いや、俺は身体洗ってるんだし? と夜空にシャワーを浴びせた。
「シャワーも浴びないで、何やってるんだよ。おまえも身体とか洗え!」
 といいながら、俺の身体にもシャワーを浴びせて、泡を落として浴槽に入った。
「もうちょっと触らせてくれてもいいのに。ちぇっ」
429名無しさん@ピンキー:2013/10/03(木) 20:27:09.96 ID:+mxy9NvA
 渋々頭を洗っている夜空は、まるで小さい頃のソラと変わらない感じだ。
 いやらしい意味など無いんだろう。それでも、十分女らしさを感じる柔らかでしなやかな
体だよなぁ。もう、大人と言っていいと思う。

「そんなにじっと見つめるな、小鷹」
 そう言って、夜空は身体を洗い終えて、浴槽に入ってきたので盛大にお湯がこぼれた。
 俺と夜空は向かい合わせに座って、お互いの足とか当たってしまっている。

「いや、俺たちは大人になったんだなあってさ。はっきりと男女って判るようになったって」
「そうだな…こういうことがきっかけで、処女を喪ったりするのだろう」
「ダイレクトに言うなよ、夜空。まあ、これで星奈と同等だな。お互いの裸を知ったし、さ」
「―ふぅ。こうしているとわだかまりも湯に溶けていくかのようだな」
 両手を組んで、背筋を伸ばしている夜空。おっぱいが丸見えだが、俺も裸だ。人間なんだ。

「みんなで居るから大騒ぎになるんであって、こうして二人で居ると、普通だな」
「うん。普通に落ち着いていられる」
 窓から爽やかな風が入ってきて、ぼーっとした頭を醒ましていく。

「友達のつもりが恋愛沙汰になってきて、取ったり取られたりなんてなるのは、バカらしい」
「ああ、そうだ。だから、私は逃げ出したくなったのかも知れない」
 そこか。なんかとても納得できたので風呂から上がろうとヘリに掴まって立ちあがった。
「もう、風呂から上がろうぜ、夜空」
 浴槽から出て、夜空に手を貸すとうなずいて、夜空も上がってきた。

「これは、いつもこうなっているのか?」
「興奮するとこうなるって言うか…夜空が触るんなら、俺だっておっぱいくらい」
 握ったりしているから、俺もおっぱいに手を伸ばして、むにむにさせてもらってる。
「どうだ? 小鷹。これがおっぱいという物だ。ちょっとドキドキしてくるな」
「ああ…いい感触だ。ま、まあ、これくらいにしておこうぜ?」
 さすがにスレスレ感がある。そう言って、俺はシャワーを頭から浴びた。
「うむ…そうだな」

 浴室から出て、タオルで身体を拭いて俺はパジャマにさっさと着替えて、リビングに行き、
ノドが渇いたのでコーラを飲んでいる。しゅわーっとして、変な気が紛れてくるが、なんと
なく夜空が来るのを待ってしまう。

 コーラを飲み終える頃、ほかほかした夜空がやってきた。
「私にもくれないか?」「いいよ」
 そう言って、コップにコーラを注いで渡すと、夜空もノドが渇いていたのか一気飲みだ。
 コップを受け取って、軽く水洗いして、水切りに並べて、と。

 夜空は、俺を見ている。オヤジの部屋で寝ろよと言うつもりだったけど、
「…一緒に寝るか?」「…そうする」
 ちょっとふわふわした気持ちで階段を上がり、二人で俺の部屋に入った。
 夜空は、ベッドに乗り、こっちを見ているので部屋の明かりを消して、隣に潜り込み、
「おやすみ、夜空」「おやすみ…小鷹」
 シングルベッドだけに、くっついてしまう。こんな状況なんて初めてだし、寝付けない。
 寝返りを打って、横を向いていくと夜空も背中合わせになるような感じになった。
 この匂い…女って気がする。少しひんやりしている夜空の背中が心地よい。
430名無しさん@ピンキー:2013/10/03(木) 20:27:40.44 ID:+mxy9NvA
 寝られないかなっておもっていたけど、いつのまにかうとうとしてきたら、
「ん…ぁ、ふぅ…ふぅ…、あ…はぁ」
 夜空の背中がしっとりとした柔らかな感じになって蠢き、ゴソゴソしているし、この声、
そっと寝返りを打ってみるとさっきより濃厚な下腹にくるような匂いがして、
「どうかしたのか?」「はっ?! 小鷹、起きていたのか? あっ…あぅ」
 肩を揺すったら、夜空はびくびくっとして、ふーっとため息をついた。

 窓明かりの暗い部屋だけど、どうみてもオナニーだよな。

「その…風呂場のことで――俺もそうしようかと思ったけどさ、そこまで気が合うのか?」
「我慢、出来なかった。…いつまでもあそこが熱くなってしまって寝られないし」

 ここで、俺は父さんの部屋で寝るからって言ったら、夜空は恥ずかしくて死んじゃうかも
知れない。だったら、せっかく一緒に居るんだし、ダメ元で言っちまうか。

「俺も我慢できなくなった。…だから、しようぜ? 夜空」
 じっと俺を見ている夜空は本気かどうか疑っているのか? ならば、パジャマなど脱ぎ捨
ててしまおう。そして、夜空を仰向けにして、俺は覆い被さってみた。

「怖いよ、小鷹。……んふっ―ふぅ…私で、いいのか?」
 何だよ、したいんだろ? と思ってエロ動画のようにキスしてみた。
 してから、そういえば、乱暴されるかも知れないって怯えてるんだって気付いた。。
「こうやって抱き合っていて、間違ってるって思えない。その、乱暴はしないよ。
 だけどさ、俺のを握ってくれたとき、すごく気持ちよかった」
「…小鷹がおっぱいを揉んでくれたとき、身体が火照って、私も気持ちよかったよ」
 間近に見える夜空の表情は穏やかに微笑んでいる。さっきより優しくこのたまらない感触
のおっぱいを揉みながら、甘いキスを続けている。

 夜空の手が俺の身体をまさぐり、密やかな喘ぎ声を漏らし、起ってきた乳首を舐めたり、
舌先で転がしたり、指先で弄ったりしているとしっとりした太ももが俺の腰をぎゅぎゅっと
締め付けてきて、さっきしたばかりだから夜空は敏感なのかなあと思い、右手をお腹にかけ
て滑らせていき、もわっと熱を持った陰毛の奥を探るともうびしょびしょだった。
「もう少し、下だ。…そう、その辺をああっ…いい…もう少し先のそこ…指を入れて」
 にゅるにゅるした感じで口の中みたいな粘膜が女性器なのか? こ、ここかな膣って。
「んっ…もっとていねいに出し入れしてくれ…ああー…小鷹の指はたくましいな。そんなに
 奥まで入るのか? はぁー…あぅっ…あっあっあっ」
 お湯のように熱くってうねるし、じゅわっとするし、夜空は俺の下で悶えて、なんかもう
夢中になって弄ってしまっていた。指で粘膜をたぐるほどに奥まで入るし、徐々にほぐれて
来たのか、広がるようになってきたので人差し指と中指で探ってみたり。
431名無しさん@ピンキー:2013/10/03(木) 20:28:12.03 ID:+mxy9NvA
「そろそろ…さっきみたいなのでも、入るんじゃないか? 疼いてしょうがないんだ」
「ここに、俺のを入れるんだよな。……こ、この辺かと思うけど?」
「その辺は、おしっこが出るところだ。――ええっとだな、判るか? ここに当てて」
 夜空が俺のを握って、腰をひくつかせつつ導いてくれてる。
「そんなに下の方なんだ。うっわっ、生あったけぇー…ほんとだ、入っていくなぁ」
 何だろこれ。じんじんしてくるようなぬるぬるがすっぽりと俺のを包んでいる。
 夜空は、俺の腕をぎゅっと掴んでいて、やっぱり痛いのかな? なんか堪えるような表情
しているから、俺は入れたまま、動けないでいた。
「おまえのが…熱くて…はぁーっ…でも、気持ちいいんだ。なんとかしてくれ、小鷹」
「うーむ、そうだな…こう、か? ふーっ…ふーっ ゾクゾクしてくる感じが根元に」
 そっと出し入れしていくたびに粘膜にねぶられるような感じが堪らない。
「もっと…大きく出し入れしても…あはっ…あぁー小鷹ぁ…おかしくなりそうだ―いぃ!」
 まなじりを下げ、夢を見るような表情の夜空はほんとに気持ちよさそうだ。
 こう…両足をM字みたいにして、もっと腰を起こして密着するようにすると…おおー。
 ぱんぱんとするたびに良い具合に中が締まって、ぶるんぶるんしているおっぱいを鷲づか
みにして乳首を指の間に挟んでくにくにしたり、
「ば…ばか、そんなに奥まで…あぁーっ…あっ、あっ…もうっ…もぉっ…くふふっ」
 汗の流れる首筋にキスしたり、耳の辺りまで舐め上げたりすると泣き笑いのような表情で
俺をぎゅっと抱きしめ、だらっと開いていた両足が俺の腰当たりに絡んできたりして、ます
ます繋がりを深めたようになり、俺のちんこは突いていく度に亀頭に脳を溶かすような繊細
な快楽が送られてきて、根元の方から吹き上がるマグマの圧力が高まる一方だ。
 先にオナニーで高まっていたせいもあって、夜空は何度も息を詰め、背筋を振るわせて、
軽くいっている感じでその度に中の熱は上がって根元を締め付ける力が強まる。

「夜空…もう、俺、ダメ」「…もう…もう、いいから! 小鷹が早く欲しい!」
 俺が…俺かよ!!と夜空の腕を掴んで、ぎゅーっと漲るもんをちんこに込めて夜空の中へ
突いていき、息も絶え絶えの夜空の腕を掴んで腰を打ち付けていくと、
「いいっ…いいっ…きっ…あっ…もうータカぁっ、く…あああっ!」
 暴力的なものが俺のちんこを駆け抜けていき、びゅぅーっ!びゅっ!とばかりに射精した。


 しばし…頭が爽快な感じで賢者モードだったようだ。まだ、夜空の中はびくぅびくぅとか
していて…あ、これって生で中出しじゃないか!
「あの、夜空。大事なことを思い出した。その…避妊、してなかったよな?」
「…―んっ? あぁ。私が陰鬱な生理中でな? もう世界が終わるような気分だった。
 お前にだけには、優しくして欲しかった。ふぅ。今日はもう、開けたと思うけど、だから、
 一般的には妊娠しにくいはずだ」
「そ…そうなのか? でも、万が一のことがあったら、責任取るよ、夜空」

 そういうと夜空は俺の顔を胸に抱きしめて、
「子供など、早すぎるが、な。……でも、お前がとても愛おしいよ、小鷹」
「俺もだよ、夜空。うちにいて辛くなったらいつでも俺のとこに来いよ」
「そうする。やっと、安らげるところが出来たのかな…?」
「多分、な。…さて、シャワーを浴びに行こうぜ」「だっこ…」


 だめっ子具合は変わらないようだけど、その後の夜空は元気になり、少々、生理が遅れて
俺と夜空は焦ったが、妊娠しなかったようでほっとした。
 次回に備えてゴム製のアレも買って置いたし、あとはいかに星奈や理科に気づかれないか、
だな!
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おしまい。