【偵察】軍人や傭兵でエロ 4【突撃】

このエントリーをはてなブックマークに追加
215名無しさん@ピンキー:2012/06/21(木) 22:04:59.26 ID:9iN/ERbt

「おっ…んん!!」
俺は岩にもたれた背をビクっと反らせた。
ドクターがズボンジッパーを開き、勃起しているモノを舌でチョロチョロと舐めたのだ。
「こういうがあまり経験がないもので…その…痛かったですか?」
軽い鳥の囀りのような接吻。ゾクゾクゾクと背筋を登ってくる快感に
俺ははまたしても背をのけ反らせた。
「ど、通りで……大丈夫だ…クッ」
ドクターは言い終わる前に俺のズボンをずり降ろし、下半身を顕わにした。
「そうですか…治療で男性の身体は見慣れているのですが…やはり恥ずかしいです」
ガチガチに勃起している俺のモノに舌を這わせ、指先で
鈴口を軽くノックするように指を使う。
「う……」
「猛々しいですね…ん、ちゅ」
竿に添わせ、歯で軽く甘噛みしながら、唾液を擦りつけ始めた。
「くッ…はぁ!?」
俺は段々と荒くなる息を押さえ、股間に踞るドクターは言った。
「一応…セックスの経験はあるのですが…口淫や乳で奉仕する性技術は
予備知識として学んだ程度して…」
上目使いにドクターは俺を見た。どういう予備知識だよ!?
「……くっ…あ…さ、ドクター…くはっ」
「舌だけでなくこちらも」
ドクターは、豊満な乳房を両手で寄せあげた。
感情の起伏が少ないドクターからは想像もできない程の『女』の顔、
そして、その白い胸に上に申し訳程度についている桜色の乳首。
俺は生唾を飲み込んだ。ドクターはその反応に満足したのか、
乳房を捧げ持つようにして起立したモノを挟み込んだ。
「うっ…く…ぁ…」
圧倒的な圧迫感に俺は思わず唸った。ぐにゅぐにゅと脈動する
極上の柔乳に挟み込まれる感覚は何とも形容しがたい。
「ん……ピクピクと熱いですね……確かこう…ん、ちゅ…はぁん、ちゅる、にゅちゅ…」
ゆっくりと乳房を上下させ、先端が飛び出る瞬間を狙って、そこを口で責め、
裏筋を舌を這わせ、乳首の突起をモノに擦りつける。
216名無しさん@ピンキー:2012/06/21(木) 22:06:17.84 ID:9iN/ERbt
「ぐう…あっ…ドクター」
乳房を両手で抱えシュッシュッとリズムよく扱き上げるドクターの
淫らな性技に俺は思わず天を仰ぐ。隙間なく肉棒を扱く乳肉の猛烈な圧迫感。
「ニューマンさん、我慢なさらずに、そのまま射精していいですよ」
俺は拳を握りしめた。モノがビクンビクンと大きく反応する。
それを見て射精の前兆と悟ったドクターは扱くスピードを早めた。
「ぐ、うう…も、もう……あああっうっ…ぐう!」
俺はついに限界に達した。それを見逃さず、口を開けた。
モノの先端がビクビクと震え、グワッと大きくなると透明な液がピュッと出され、
続いてドロッとした大量の白濁液がドクターの口にぶちまけられた。
「う…おお…で、出る…はぁはぁ…んんっ」
「ん…はむ…ん…んっんんっ」
乳でむにゅむにゅと竿を扱きながら俺の射精を口と顔で受け止めた。
「ぐ…あ、ああ……ド、ドクター…うっ」
腰をガクガク振るわせながら、身をかがめドクターの頭部に手を回し、
モノ突き出した。もっと汚したい、顔に精を振りかけたい。
雄としての支配欲が俺をそうさせた。
「うっ…ううう…く…」
ようやく長い射精を終え、ドクターが眼を開き、俺から離れた。
その口元や頬からとろりと白濁液が垂れ落ちる姿は淫靡すぎる。
「んぐぐ…ううん…んっんっんん…ケホッケホッ…濃いですね…
すっきりしましたか?」
ドクターは頬に付着した精液を舐め取ると俺の唇にねっとりと唇を重ねた。
萎えかけたモノが再び、起立し始める。
「今度はこちらを味わって下さい」
ドクターはそう言って立ち上がると、岩手をつき、尻を突き出した。
艶ののった尻に太股が眼前にさらけ出されている。
「ニューマンさん…どうぞ…日本人に種付けしたいでしょう?」
ドクターは妖艶に笑いながら言った。
「ドクター……笑えないぜ…」
「……では日本人の女を堪能して下さい」
たわわな尻肉が揺れ、俺の雄を高ぶらせた。
「ド……ドクター」
「できれば…名前を呼んでください…」
「…リーゼロッテか?それともリーゼ?」
「『ロッテ』と…母はそう呼んでくれました」
「了解だ……ロッテ」
俺はドクターの後ろに立った。
盛り上がった尻肉に手の平をあてがい、ぐにゅと捏ねた。指が沈むような錯覚。
女性特有の丸みを帯び、きゅっと引き締まった尻は色気がある。
「あ…はっ…ニューマンさん……手つきが…あっ」
俺はドクターの声を遮り、尻房に頬をあて、太股をつつーと舌で舐めた。
「はァ!」
ドクターが甘い声で鳴いた。限界であった。
俺は立ち上がり、尻肉を両手で鷲掴んだ。その反動で尻肉がぷるんと揺れ踊り、
中心がきゅっと締まるのがわかった。
既に下腹部に当たるように反り返っているモノをドクターの秘部にあてがい、
ぐいっと貫いた。
「ああ…ロッテ…ロッテ…くう…はぁああ」
俺はドクターの濡れそぼった秘部に後ろから挿入したと同時に腰が
砕けそうな快感に襲われた。
217名無しさん@ピンキー:2012/06/21(木) 22:09:46.92 ID:9iN/ERbt
「んんんん…ニューマンさん…あ…か、硬い…」
「うう…はっ…んう…ああ」
獣のような後背位での性交。
ドクターの髪に顔を埋め、その腰を丸い尻に叩き付けるように
必死に振りたくる。気持ちよすぎる。ドクターやサンディに隠れて扱いていたが
アユムとサンンディの情事を目撃した俺は限界だった。
ドクターは必死に耐えるように俺の剣突を受け入れていた。
「ロッテの膣中…まとわりついて…締めすぎだ…もう…んあああっ!」
「あはっニューマン…は、激しい…ら、乱暴です…」
「…あんん…こ、こんな……止められ…ぐうう」
「うん…うふ…はあ…わ、私の…中で大っきく…んんんっ!」
俺は眼を閉じ、背後からドクターの零れるような双乳を両手で鷲掴み、
その背に舌を這わせた。つきたての餅のような感触が、
熟した桃のような尻肉が、痛いほど雄の本能を刺激する。
「う…ダ、ダメだ……で、出る…ロッテ、ロッテ!!」
指をぐにゅうとドクターの豊満な尻に食い込ませ、
一滴も漏らすまいとモノを最奧までたたき込んだ。
絡みつくドクターの肉壺が一滴も逃すまいとぎゅううと収縮した。
「ロッテの膣内で…うッ!」
びゅるぼどっとゼラチンの塊が吐き出されるような圧倒的な放出感。
溜まりに溜まった濃厚な白濁が塊となって射精された。
「あっ…ああっ…あ…あ…」
「くっおおお…ふっ…んんん」
俺は眉間に皺をよせ、歯を食いしばって最奥で射精を続ける。
「あ…熱い…ニューマンさんの…精子が…」
ドクターの胸をめちゃくちゃに揉みし抱きながら、ようやくその射精が終わった。
「はぁ…ああ…あ」
俺は獣じみた性交を終えると荒い息をつきながら、
倒れ込むようにうしろの川に尻餅をついた。
ドクターは岩に手をつき、膝を震わせている。
その尻の下、膣口からドロッとした白濁の塊が太腿を伝い、
川にびちゃ…ぼとっと落ちた。
「はっ…はあはぁ…最高…だ…ロッテ」
「はあはあ…具合は…よかったようで…んっ」
ドクターは膝から崩れるように脱力した。
「ん…んんっ…」
そして川の深い方へと移動して腰を沈め、股を洗い出した。
妊娠を避けるためか…俺はその行為に欲情し、ドクターの中に
3回も射精し、種付けをした。
218名無しさん@ピンキー:2012/06/21(木) 22:12:32.93 ID:9iN/ERbt
数ヶ月後、米軍の部隊が上陸してきた。
俺とサンディが島で『実に人道的で手厚い看護を受けた』ことと島の事情を話すと
部隊長は感激し、島での年少兵の境遇に涙した。
とりあえずは捕虜として収監されたが、ほどなくして戦争が終わり、解放された。
俺とサンディは念願の家を建てた。それでドクターとアユムは…というと

「パパ、早く支度してよ。サンディ叔母さんの式に間に合わなくなるって」
長女のユーナが急かしてくる。
「わかってるって!ママ、ネクタイどこだっけ?」
どたばたと下手の引き出しを開けて式典用のネクタイを探す。
「自分で整理しましたよね?パンを咥えながらウロウロしないでください。
掃除が大変です」
朝食の目玉焼きを切り分け、口に運ぶ妻が冷たく言った。
「ママッ!料理にフォークとナイフの代わりに手術用のメスと鉗子(かんし)
使わないでよ!この前、食器洗ったとき指切りそうになったんだよ!?」
「もぐもぐ……」
「人の話を聞け!ああ、もう時間がない!」
ああ…ネクタイなしで妹の式に出るワケにはいかない。
ましてや新郎があのガキだ。どんなイヤミを言われるか…
「あなた、時間です」
「パパ―!タクシーが迎えに来たよ」
口にくわえたパンを押し込み、見つけたネクタイを握って
俺は家の鍵を閉めた。
「クッソ、まぁいい。今日はしこたま飲んでやるぜ、なぁロッテ?」
「酔いつぶれないように気をつけてくださいね。スコット」
妻はフフッと口元に笑みを浮かべて言った。

END

>>210裕子さんの設定ありがとうございました。
もう少し裕子さんを出してみたかったですが本人ご登場は
裕子さんのイメージを損なうので控えさせていただきました。
219作戦参謀水本裕子:2012/06/24(日) 12:15:36.72 ID:1JjQB+9Z
>>218
GJです
ドクターさんはエロいなあ

ウチの裕子は出しても良かったよ。俺も前にツーナさんを輪姦する話書いたし
俺とは違う書き方で活躍させるのもまた面白いからね
220名無しさん@ピンキー:2012/06/24(日) 13:37:46.40 ID:E1WS5TbZ
>>219
楽しんでいただけたようでなによりです。

裕子さんの話、考えてみます。
個人的にifレイテ沖海戦で艦隊決戦&
輸送船団攻撃をやらせてみたいです。
逆転太平洋戦争の漫画が大好きなので。
221作戦参謀水本裕子:2012/06/24(日) 14:06:29.85 ID:1JjQB+9Z
>>220
俺もあの漫画好きだ。レイテで戦車戦するのとマリアナ沖海戦のが好きだ。
222名無しさん@ピンキー:2012/06/26(火) 18:02:51.53 ID:eW3EhpWg
>>218
GJ!
面白かった
223名無しさん@ピンキー:2012/07/16(月) 00:33:32.99 ID:WqiKnX/Z
保守ネタ

「んっ…あっあっで、出ます、出る同志キエン曹長!」
うるさいガキが乳をもみながら激しく腰を突き上げる。
「んっ…そう?とっとと済ませてよね…あっ」
私の尻をまくってバックで突いている衛生兵が鳴く。
ぶびゅっという感覚。がゴムを通して膣内に響く。
「終わった?早く抜いてよ、臭いガキは嫌いなの」
「…は、はい……すいません…」
衛生兵は萎えたペニスをずるっと抜き、ゴムを取った。
「そんなに膣内射精したければ、戦闘工兵に志願すれば?
誰か生だしでやってくれるかもよ?私を指名しても拒否するけどね」
「ぼ、僕は……そんな…」
情けないガキをいじめるのは面白い。怯えた眼、泣きそうになる眼、
支配するのは気持ちいい。そうしてたまにガス抜きしてやる。
それの繰り返しだ。足でも舐めさせようかと思った矢先
「何やっているの!同志曹長!」
「何って…ナにですけど?同志指導員」
「そ、そういう事を言っているのではありません!」
あーうるさい。始まった。赤い大国の戦術指導員の説教だ。
アップにした黒い髪に切れ長の眼、おまけにメガネ。どこかの教師なのか?
このアマは。泥まみれで実戦経験ゼロの癖にさ。
「いいですか!偉大なるマオトーツン同志の戦術は…」
とか誰も聞いていないのにやたらと喋っている。前線から後方の基地に戻るたびにうんざりだ。
「そもそも規律がなっていません。実戦で功績をあげているのは素晴らしいですが、風紀は――」
「同志指導員も1発どうです?処女ってワケじゃないんでしょう?」
「し、しょじょ!?同志曹長!いいかげんにして下さい!」

おしまい
224名無しさん@ピンキー:2012/07/19(木) 22:23:52.69 ID:j9ZXN9Vn
>>223
おつおつ
厳しい曹長にしごかれたい

同じくほすねた
pixiv でみつけた
http://cfnmbravo.dtiblog.com/?i&no=176
225チュニジア1943:2012/07/28(土) 21:57:07.38 ID:+kOtSU3z
 トラックの車列が荒野を走る。そのトラックの荷台には疲れきった若い兵士達が居る。
 彼らはイタリア軍の「ファシスト青年」機甲師団に所属する。
 機甲師団と言っても戦車は無い。あるのは戦乱期の熱狂で軍隊へ志願した若い兵士達と若干の重装備だけだ。
 この師団の名前でもあるファシスト青年達はドイツにあったヒトラー・ユーゲントに
 近い組織であるリットリオ青少年団の出身者でどれもが前線で戦うのを志願した者ばかりだ。
 そんな愛国青少年達は不利な戦況と満足に無い装備でよく戦った。
 1943年4月25日にはニュージーランド軍とイギリス軍の合わせて2個旅団と白兵戦で戦いこれを撃退した。けれども多くの死傷者を引き換えにした勝利は熱狂的な若者達を消耗させていた。
 1943年の北アフリカ戦線は枢軸軍が絶対的な劣勢の状態にあった。
 前年のエル・アラメインの戦いで英軍が主導権を握り米軍がモロッコに上陸して連合国軍が東西より枢軸軍を攻める構図になるともはや戦局を変えようが無かった。
 だからと言って北アフリカからの撤退とはいかず残るチュニジアを死守する事になる枢軸軍だったが補給も増援もほとんど無く日々連合国軍の包囲網が狭まっていた。
226チュニジア1943:2012/07/28(土) 21:58:17.17 ID:+kOtSU3z
 「下車しろ!急げ!」
 トラックが目的地に着くと下士官や将校は疲れたままの兵士達を急かすようにして荷台から降ろす。
 「やはり皆くたびれておるな」
 「あれだけやったんです。若くてもああなるのは仕方がない」
 フラフラになりながら整列する兵士達を見て将校達は彼らの身を心配する。
 「だがまだ頑張って貰う。代わりになる部隊が居ないからな」
 人として情けはかけたいが前線を指揮する指揮官として冷酷さを持たねば成らなかった。
 「諸君!先の高地攻防戦における戦いぶりは見事であった!メッセ元帥も称賛しておられた!」
 師団長が整列した兵士達へ激励の演説を始める。
 「戦いはまだ続く!連合国軍は諦めてないからだ!首領ムッソリーニ万歳!祖国イタリア万歳!」
 兵士達も最後の万歳だけは声を高らかに上げた。
 だが内心はやはりクタクタであった。
 「もう無理だろうな」
 ダリオ・アラータ一等兵は戦友であり同郷の友でもあるジョエル・ブルーノ一等兵と愚痴を言い合う。
 「だな。次の戦闘でお終いかもな」
 敵を撃退する勝利を得たものの敵がいかに自軍よりも圧倒的かを思い知った。空は敵が自由に飛び弾も
 尽きる事無く撃ってくる。こちらは身を投げ出して戦うのみ…
 若い義勇兵達も戦場の現実と戦局の現実を思い知らされていた。だからこそ疲れ荒んでいた。
227チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:00:06.73 ID:+kOtSU3z
 「みんなヘトヘトだねえ」
 そんな義勇兵達を眺めていたのはフェデリカ・ペラキオ中尉だった。
 「これじゃ随伴歩兵として期待できませんねえ」
 フェデリカの隣で言うのはレターナ・カパサ少尉である。
 二人はイタリア陸軍チュニジア第1戦車中隊の隊長と小隊長である。彼女達はイタリア本国から出発した最後の増援部隊としてやって来ていた。
 「いざとなったら自分らでやるか。けど歩兵無しは厳しいわね」
 戦車は視界が狭く歩兵がその気になれば死角を利用して接近し攻撃できるのだ。だから戦車は出来るだけ歩兵と連携して動くのが望ましい。
 「リビアなら戦車だけの機動戦が出来たのですが。ここだと山が多くて歩兵を頼りにしたいのですがね」
 アフリカ戦線はロンメルの広大な砂漠で縦横に駆ける機動戦によって勝利を得ていたが今や押されに押されて山岳地帯の多いチュニジアが戦場となっている。
 ここは守るには良いが機動戦にはやや難があった。
 「けれど。私達の愛車であるP40じゃこの山がちな地形を利用して戦うのが最良だわ」
 フェデリカの言う愛車はP40重戦車だ。貧弱なM13/40中戦車から第二次世界大戦の基準に達したと言えるイタリア戦車がこのP40だ。
228チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:01:27.38 ID:+kOtSU3z
 重戦車と言ってもドイツのティーガーのような代物では無い。(イタリアの戦車の重量の基準から重戦車に分類しただけ)砲こそ
 75ミリだが装甲の貫通力は同じ他国の75ミリ砲よりも劣る。装甲は傾斜装甲で最大60ミリあり今の基準には達しているが今時でも
 リベット留めの姿はやはり不安を掻き立てる。速度は最大で40kmとV号戦車に並ぶ。
 及第点で第一線の戦車の性能を有しているP40ではあるがフェデリカはだからこそ正面から戦わず地形を利用しようと考えていた。
 「しかし歩兵があんな調子じゃ長くは持たないですよ」
 カパサは諦めたように言う。
 「じゃあ元気になってもらわないといけないわねえ」
 カパサは妙に笑うフェデリカに悪い予感がした。
229チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:02:41.15 ID:+kOtSU3z
 「おいダリオ」
 夜の歩哨に立つダリオの所へブルーノがやって来た。
 「どうした?まだ交代まで三十分あるぞ」
 ダリオは戦友が来たのに喜ぶ前に心配をした。疲れているだろいうに寝なくて良いのかと。
 「寝ていたらイサルコの奴がママ〜ママ〜と泣き出してよ。だから寝れなくなっちまった」
 「そりゃ災難だな」
 「災難と言えば俺達かもな。負け戦につき合わされているんだ」
 合図をした訳でも無いがお互いフーとため息をした。
 「どうせ死ぬなら。女を抱きたかったなあ」
 ダリオがふと言った。
 「もうフラビアとしてたんじゃ無かったのか?」
 ブルーノは呆れた。フラビアはダリオとブルーノと同い年の少女でダリオとは家が
 隣同士であったから昔から仲が良かった。
 「そんなんじゃ無いよ。あの子は別の男と付き合ってた」
 「そうだったのか。で、相手は誰だよ?」
 ブルーノは興味深々に尋ねる。ダリアは面倒くさそうに答える。
 「オルソだよ」
 「あの頭がいい奴か。それじゃ敵わないよな」
 納得するブルーノだったがダリアの表情は失恋の記憶で切なくなっていた。
 「で、お前はどうなんだよ?」
 ダリアが訊くとブルーノは苦笑いをする。
 「まだなんだ。まだ一度も無い」
 ブルーノは恥ずかしい記憶があった。出征前にと娼婦と寝ようとしたが
 前哨戦から本戦へ挑む段で力尽きてしまったのだ。
 「じゃあ童貞同士か」
 「そうだ。そうだ。ははははは」
 二人は可笑しくなって小さな声で笑う。
230チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:09:04.72 ID:+kOtSU3z
 「ねえ、そこの二人。私を抱かない?」
 いきなり陣地でそんな事を聞いてダリオとブルーノは自分が聞き間違いをしたのでは無いかと思ったが、目の前には暗がりであるが人がいる。
 ランプの光を当てるとやや長い黒髪の女がにっこり笑っていた。フェデリカだ。
 服装を見るとイタリア軍であるのは分かったが襟を見ると中尉の階級章があった。
 上の階級の者が現れたのを確認したダリオとブルーノは慌てて敬礼をする。
 「あ〜。ねえ君達、さっき女を抱きたいて言っていたでしょ?」
 フェデリカは質す。
 「いえ、そのような事は言っておりません」
 「自分も同じです」
 怒られると思ってダリオとブルーノは否定した。フェデリカは躾けられた兵士の対応に「まだしっかりしているな」と感心をした。
 「なら上官として聞くわ。君達は私を抱きたい?」
 フェデリカの命令的な質問にダリオとブルーノは困った。
 「中尉、冗談がきついです」
 ダリオは恐る恐る答えた。
 「もう!面白くないなあ」
 そう言い残しフェデリカは不機嫌そうにダリオとブルーノの前から去って行った。
 「何だあの中尉は?」
 フェデリカの姿と気配が遠のくとダリオがやれやれと思うように言った。
 「からかっているんだろ階級が下の奴をいじめてウサ晴らししてるのさ」
 さすがのブルーノも呆れていた。
 「しかしだ。あの変な中尉でもヤレるならヤリたかったなあ」
 ブルーノはすぐに呆れからやや羨望のように言う。
 「あんな変な女は御免だね」
 ダリオは辟易しているように言った。
231チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:10:14.23 ID:+kOtSU3z
 「時間だな。じゃあ頼むぞ」
 交代の時間になりダリオはブルーノへ歩哨を交代させ陣地から兵士が寝起きしている谷へ向かった。テントは無く地面へ直に寝る姿勢で皆が寝ている筈だ。
 夜の斜面を歩きつつ僅かに許された休息を早くしたいと谷へとダリオは向かう。
 谷へ近づくと声が聞こえる。
 敵か?それとも部隊の誰かか?それともさっきの変な中尉か?
 段々と近づくと声は女であるが妙な声だとも感じた。
 そっとダリオは谷間の様子を覗く。
 「あああ!いい!あん!」
 なんと変な中尉もといフェデリカが寝ている筈のファシスト青年師団の兵士達とまぐわっていた。
 フェデリカは軍服を脱いで全裸だった。
 その全裸の女が下半身だけ脱いでいる兵士の上に跨り腰を振って喘いでいるのだ。
 喘ぐフェデリカを囲むように兵士達は居た。
 「何やってんだ?」
 ダリオは必死に性交を眺めている一人に尋ねた。
 「そりゃナニだよ。あの中尉さんが私を抱いても良いとか言いながら裸になるんだからなあ」
 ダリオは理解した。俺達の所で上手く行かなかったからここで裸になってまで誘惑して行為に及んでいたのだ。
 (この中尉は頭がおかしいのか?)
 ダリオはそこまでするフェデリカを理解できなかった。
232チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:11:31.01 ID:+kOtSU3z
 そうダリオがまた呆れている時にフェデリカに跨れていた兵士が果てた。
 「じゃあ次は」
 フェデリカが次の相手を物色する。誰もが目を血走らせて選んで貰おうと待っている。
 その中でフェデリカの目に留まったのは周囲と違って少し元気が無い様子の兵士だった。フェデリカはその兵士を指差し「じゃあ君ね」と指名した。
 指名されたのはイサルコだった。ブルーノの睡眠を途中で妨げた彼であった。
 イサルコはまるで本当に良いのかと心配そうにフェデリカへ近づく。傍まで来たイサルコをフェデリカは抱きしめる。するとイサルコは声は泣き出した。
 「おいおいまた泣いてるぜ」
 皆が情けないとイサルコを笑う。
 フェデリカはただイサルコを胸の中で抱きしめていた。
 「いいんだよ私にぶつけなさい」
 胸に顔を埋めるイサルコへフェデリカが囁くとイサルコは何かが弾けたようになった。
 フェデリカの美乳を揉みしゃぶり太腿や尻を撫で回す。
 「ここ、ここだよ」
 仰向けに寝転んだフェデリカは股を開いてイサルコを導いた。既に固くなったモノを出しているイサルコはやや焦りながら挿入する。
 「いいよ!あん!ああ!」
 入れるや否やイサルコは一心不乱に腰を振った。まさしくフェデリカにぶつけるように。
 「う…出る…くっ!」
 初めてであり大いに猛るイサルコはすぐに果てた。長い射精をするとフェデリカの胸へ倒れこむイサルコの顔は憑き物が落ちたかのようになっていた。
233チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:12:37.90 ID:+kOtSU3z
 イサルコをゆっくりと立たせてからフェデリカは次の相手を選ぼうとする。
 待たされている彼らは二度の性交している様子を見せられ飢えた狼のように気が立っている様子だった。もはやズボンを脱ぎ待っている者や待ちきれずに自分で慰めているのも居る。
 「じゃあ。みんな一度に相手にするわ。来なさい」
 フェデリカがそう言うや見えない鎖を解かれたように兵士達はフェデリカへ群がる。
 胸を左右同時に吸われ口には我慢を強いられていたモノが突っ込まれ両手にも握らされる。
 もみくちゃにされながらフェデリカは四つんばいになり肉づきの良い丸い尻がよく露になるとすぐに手が伸び揉まれ撫でられ秘部やアナルさえ弄られる。
 フェデリカにとってこんな大人数が一度に自分の身体を触られ弄られるのは初めてだった。
 20歳前の若さとこれまでの戦場に居た事で溜まった性欲が暴力的にフェデリカへぶつけられる。
 「ん〜!んんん!ん〜!」
 前は口と両手で奉仕をし後ろではバックで入れられる。これだけでも息が詰まるような思いをフェデリカはしていた。だがこれは自分が望んでやった事なのでフェデリカは後悔はしてない。むしろこうなるだろうとは思っていた。
 (さあ、どんどんぶつけなさい!)
 兵士達の欲望を受け入れながらフェデリカはそう心の中で言い口でペニスを舐め手でしごき尻を突き出し続ける。
 相手にした人数が二桁を超えて何十人と数える頃になるとフェデリカの身体は精液に汚れていた。顔に手や腕に背中や尻に。腕や顔に脚はアフリカの太陽で小麦色になっているが身体の多くは白いままであったが精液をかぶった姿はまさに欲望にまみれた異様な姿だった。
 けれども若い兵士にとってはその姿が扇情的に見えて興奮を衰えさせない。
 「ふぐう!うううん!うー!」
 その興奮は膣とアナルの二本差しと言う形になって現れた。フェデリカはさすがに驚いて目を白黒させたが止まる事無い欲望はフェデリカの身体へ容赦なく叩き込まれる。
234チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:13:39.43 ID:+kOtSU3z
 一方でダリオはその光景を眺めていた。本当は湧き上がる欲求からフェデリカを抱きたいと決心していたがかなかかダリオの分が空く様子が無い。
 「早くしろよ〜」と口に出してもどうにもならず待つしか無かった。
 目の前では戦友たちが裸の女をまさぐり貫きぶっかけ性欲を吐き出していた。ダリオの股間はそれを見てずっと固いままであり見ているだけで出そうな程痛くなっていた。
 そしてようやくダリオが割り込める時が来た。ダリオは四つんばいのままのフェデリカの前に立ち慌ててズボンを脱いで我慢に我慢を重ねたモノをフェデリカの眼前に突きつける。
 フェデリカは口を開き咥えようとする。
 さあ早くとダリオは固唾を飲む。
 「敵襲!敵襲!」
 いきなりだった。ブルーノが叫んで皆へ警告を発する。
 性欲に呆ける兵士達だったが敵襲の叫び声にすぐにズボンを上げ上着を着て武器を手に陣地へ向かう。
 「交代が来ねえと思ったらお楽しみ中かよ。まったく」
 ブルーノはダリオへ不満を言った。ブルーノはあれからずっと歩哨を続けていた。誰も交代に来ないからおかしいとは思っていても持ち場を離れる訳もいかず歩哨を続けていたが敵が来たのでさすがに連絡しに来たのだ。
 「残念だね。君」
 フェデリカが水を含ませた布で身体を拭きながらダリアへ意地悪そうに言う。
 ダリオは本当に無念そうな顔である。
 「戦闘が終わったら相手をしてあげるよ。だから頑張ろうね」
 軍服を着ながらフェデリカは笑顔で言う。
 「中尉俺もいいですか?」
 ブルーノが図々しく尋ねたがフェデリカは嫌がるそぶりも無く「いいよ!」と答えた。
 「頑張ろうぜ!おい!」
 「おう!」
 頑張れる目標を見つけて二人は戦場へ向かう。
 
235チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:15:33.69 ID:+kOtSU3z
 「中尉やっぱりファシスト青年師団の兵としてたんでしょ」
 部隊へ戻って来たフェデリカをカパサが出迎えた。その表情は呆れていた。
 「そうそう。あの子達はこれから頑張ってくれるわ」
 「しかし中隊長である貴方がする事じゃないですよ」
 「じゃあ今度はカパサがしに行く?」
 「いや、そうじゃなくて〜」
 そうやり取りをしながらチュニジア第1戦車中隊は出撃準備を整えた。
 この部隊は中隊は2個小隊と整備小隊で編成され第1小隊はフェデリカ自ら率いるP40の小隊で第2小隊はカパサが率いるM40自走砲である。
 M40はドイツのV号突撃砲をモデルに作られた為に外見も似ている。武装は18口径75ミリ榴弾砲で固定戦闘室に装備されている。
 義勇兵と戦闘車輌の2個小隊が敵を迎え撃つ。
 その戦いはまさに激戦となった。
 「目標10時の敵戦車!狙え!」
 フェデリカはP40に乗り戦う。山地を利用して射撃の時は出て撃てばすぐに引っ込むを繰り返す。それはM40小隊も同じだ。敵に捕まり難いように戦う。
 それがフェデリカの作戦だった。
 「命中!」
 「よし!下がれ!」
 フェデリカはこの時ほどインターコムが車長である自分と操縦手にだけでも装備されているのに感謝した。戦車の社内はエンジンが動けばまともな会話はできない。
 だからインターコムが必要なのだがP40では車長と操縦手にしか与えられてない。最初は乗員全員に無い事に不満だったが素早い前進と後退を瞬時に号令できるイン
 ターコムが操縦手にあるのはせめての救いだと思えた。
 だがフェデリカの隣に居る砲手へは大声や手振りで指示を出さねばならず不便ではある。
236チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:16:36.59 ID:+kOtSU3z
 (あの子達は大丈夫かしら)
 ふとお預けをされたダリオとブルーノをフェデリカは思った。この狭い戦車の中ではどうなっているかは知る由も無い。
 その彼らは頑張っていた。
 「くたばれトミー!」
 「早くどっかへ行っちまえ!」
 二人は早くフェデリカとしたいが為に早く英軍を撃退しようと懸命に戦っていた。
 それは他の兵士も同じで将校や下士官達を驚かせた。
 「あの戦車をやっつけたのイサルコだぜ」
 「泣き虫だったのが嘘みてえだ」
 あの泣いていたイサルコが今では地雷を抱えて英軍のM3中戦車に肉弾戦を挑み撃破していた。イサルコもまたフェデリカとやりたいが為に英軍を早く撃退しようと躍起なのだ。
 こうして士気が戻りいやより高まったファシスト青年師団は戦車と自走砲の増援を受けて敵の英第50歩兵師団を撃退した。だがこの戦いは5日間に渡る激戦の始まりに過ぎない。
 「中尉は何処へ行ったのかな?」
 戦闘が終わりダリオはフェデリカを探す。
 「大勢の相手をして戦闘もしたんだ疲れてるんだろう。休ませてやれよ」
 ブルーノが諭すように言う。
 「何だよお前はヤリたくないのか?ヤリたいて言ってたクセに」
 「これだからお前はガキなんだよ。女を気遣える男が大人さ」
 「言ってろ童貞が」
 「まさかお前中尉とやって・・・畜生う〜」
 二人が馬鹿を言い合っている時にフェデリカはどうしていたのか?
237チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:17:32.34 ID:+kOtSU3z
 それは一両の35型汎用トラックを覗くと分かる。
 大きな板で囲まれたそのトラックの荷台にフェデリカは居た。しかも誰かに抱かれて。
 「う・・・あん…あ…逞しくなったじゃない君…」
 その相手はなんとイサルコだった。彼は中腰の姿勢でフェデリカの腰を引き寄せて貫いていた。
 戦闘が終わりイサルコは最も早くフェデリカの所へ駆けつけた。
 フェデリカはあの泣いていた兵だと分かったが自信を持った彼の姿に驚きと感心を抱いた。
 「中尉もう一度お願いします!」
 フェデリカは受け入れた。
 場所をトラックの荷台にして入った途端にイサルコはフェデリカを襲うように抱きしめる。
 服の上から胸を揉み股間を刺激する。そしてズボンと下着を乱暴に脱がせる。
 「焦らないの。逃げやしないから」
 フェデリカはそう言ったが戦闘の興奮が冷めないイサルコは歯止めが効かない。
 けれどもフェデリカは言葉以外では止めようとはしなかった。ただ勇敢になった男のやりたい様にさせようと思った。
 イサルコは興奮が高まりすぐに入れたいとしか頭に無くフェデリカからズボンと下着を脱がせると腰を掴んで入れたのだ。
 余りの乱暴さにフェデリカは少し痛く感じていたがイサルコとの性交をするのを承諾した時点で彼女も気持ちが高ぶり少し濡れていたからまだ良かった。
 「中尉…まだ足りないです」
 「いいよ何度でも」
 射精したイサルコだったがまだ収まらずフェデリカの上着を開いて捲くり今度は胸を堪能し始める。
 (あの二人には悪い事しちゃてるなあ)
 フェデリカは胸を必死に吸うイサルコを見ながらダリオとブルーノの事を思った。
 約束が果たせず別の男としているのだから。
 「もう諦めようぜ。俺は眠たい」
 陽が沈むまでダリオとブルーノはフェデリカを探したが見つからずブルーノの眠たいと言う言葉で諦める事にした。
 「あ〜ヤリてえ!」
 ダリオの悲しい叫びがチュニジアの荒野に響き渡った。
 果たして絶望的な戦線で二人は童貞を捨てられるのだろうか?
238チュニジア1943:2012/07/28(土) 22:37:23.09 ID:+kOtSU3z
訂正
ダリオがダリアになっている所があった・・・orz
239名無しさん@ピンキー:2012/07/30(月) 17:44:33.07 ID:XykaJn/u
イタリア軍とは珍しいですな。
さすがイタリア娘、性に開放的なフェデリカさん素敵だ。

イタリア軍が輝いて見えたのは映画『砂漠のライオン』だったかな?
植民地の反乱軍と戦うヤツ
240チュニジア1943:2012/07/30(月) 20:04:32.66 ID:buBKDqhX
>>239
暑いので北アフリカものでもと思い戦記関連の本をパラパラ見てイタリア軍の
ファシスト青年機甲師団が目に留まって思いついたのですよ。

イタリア軍の出た映画だと炎の戦線エルアラメインしか見てないなあ。
輝いては無いけど懸命に過酷な現場に居るのには感服した映画だったけど
241名無しさん@ピンキー:2012/08/03(金) 20:37:09.23 ID:l+Nnhnm5
保守ネタ

「エリーさん、今日は夏祭りですから、浴衣に着替えて出かけましょう」
「エンニチ?」

その夜

ワイワイ、ガヤガヤ……夜の喧騒も、子供がねだる声も、どこからともなく
漂ってくるソースやつけダレの匂い。
夏祭りならではの楽しみを二人は満喫していた。
「エリーさん、どうですか?」
「ニホンのオマツリ、楽しいデス」
エリーはリンゴ飴をなめながら微笑んだ。
金髪の色白美人に浴衣…リョウシは限界だった。
「エリーさん、ちょっとそこの林の影に」
「ホワッツ?」

「アン、アン、アン!!」
木に手をつき、浴衣をまくり上げての立ちバック
「ああ…イイ!とっても!とっても!エリーさんのおしり!おっぱい!」
浴衣から零れ落ち、たぷたぷ揺れる肉厚の乳房に指をくいこませて
リョウシは声を上げた。
「ダメ!ダメ!リョウシ!今日はアブナイ日デス!ナカ、ナカダメ!」
「も、もう我慢できません!エリーさん!」

「はっ!夢か……そうだよな、ここってアメリカだし…
今度、エリーさんに頼んでみようかな…浴衣エッチ」
242名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 09:30:41.48 ID:vr/xgbNy
イタリアの傭兵娘が赤軍の囚人部隊に包囲され(ry
243名無しさん@ピンキー:2012/08/23(木) 23:23:44.88 ID:BQOEqtc9
「俺は病気なんだ。ここから出してくれー」

「黙れ俺も、お前も『戦争』という病気だ。お前の病名は
装填手、お前がいないと俺達は戦争ができないだぞ。
わかったら早く保守しろ!」
244名無しさん@ピンキー:2012/09/01(土) 01:18:58.14 ID:BXVwKquk
>>243
小林源文とは懐かしい
保守
245名無しさん@ピンキー:2012/09/09(日) 17:32:44.25 ID:iFlqyiSm
戦車兵さんでは無いですがツーナさんものを投下する
246ある戦車長の憂鬱(1):2012/09/09(日) 17:33:55.77 ID:iFlqyiSm
「ヴァイス2が!」
 シュツツーナ・グリンデ中尉は乗っているW号戦車の中から味方が砲撃で吹き飛ぶのを見た。
 同じW号戦車であったがT34の砲撃で側面を撃たれてしまったからだ。
 「ヴァイス2の敵討ちだ!目標9時!」
 「ヤー!」
 1943年秋の東部戦線
 ツーナの戦車はある丘を擲弾兵中隊と共に守っていた。
 ソ連軍はこの丘を何度も奪おうと攻勢をかけたがその度にツーナ達や擲弾兵達は死力を尽くして撃退した。
 だが撃退が成功する度に戦力は減った。
 ツーナの指揮下にあった6両の戦車も今やツーナが乗る1両しか無い。
 「戦車はとうとう私のだけです。弾薬もあと1回戦闘できる分しかありません」
 戦闘が終わりツーナは自分を指揮下に置いている擲弾兵中隊の中隊長が居る指揮所へ報告に行く。
 「こっちも無事な者は50人以下になった。弾薬も残り僅かだ」
 擲弾兵中隊の指揮官であるオーベル大尉は細身で気弱そうな外見そのままの声色で言った。
 「では、もはや丘を守るのは無理です」
 「だが師団司令部からは死守命令が出ている」
 オーベルはツーナが言わんとしている事を阻むように答えた。
 「大尉このままでは弾薬が無くなり全滅します」
 ツーナは感情を抑えながら言った。
247ある戦車長の憂鬱(2):2012/09/09(日) 17:34:52.90 ID:iFlqyiSm
  現状は最悪だった。ソ連軍を丘から追い払うだけの作戦がいつの間にかソ連軍の反撃で包囲され丘を死守するはめになっていた。
 「しかし命令違反は…」
 生真面目なオーベルは例え絶望的でも命令に従う縛りから離れられないようだった。
 「死守命令にずっと従うのは無意味です。弾薬が尽きれば実行できません。それとも大尉は部下を皆戦死させるつもりですか?」
 ツーナはオーベルに詰め寄る。
 「分かった。だが師団司令部へは撤退許可を求める。その回答が来た後で再度決めよう」
 オーベルはすぐに無線で師団司令部と話した。
 「撤退の許可を願います。もはや維持は不可能です」
 「いや、許可できん。もう少しで救援作戦を実行するのだ。それまで死守せよ」
 オーベルはますます困った顔をしてツーナに向き直った。
 「ソ連軍の包囲を突破できると思うかね?」
 「はい。私に考えがあります」
248ある戦車長の憂鬱(3):2012/09/09(日) 17:36:16.75 ID:iFlqyiSm
 その日の夜にツーナとオーベルは撤収作戦を実行に移す。
 静かにオーベルの中隊が丘を下りツーナの戦車は丘より北西へ向かう。オーベル中隊は丘より南西へ向かう。
 「時間だ。攻撃開始!」
 ツーナは腕時計が午前0時になると同時に攻撃を命じた。
 ソ連軍陣地をたった1両の戦車が砲撃や銃撃を加えて派手に暴れ回る。ソ連軍陣地はまさに蜂の巣を突いたように反応し対戦車砲や対戦車銃をツーナの戦車へ撃ちまくる。
 「これでイワンの目はこっちに釘付けだね」
 ツーナはまずは作戦が上手く行きそうだと思えた。
 あの時にツーナがオーベルへ提案した作戦はこうだ。ツーナの戦車が敵陣地を攻撃して引き付けて、その間にオーベルの中隊が別の方向より敵陣地を突破する。
 離れた戦車と擲弾兵同士が通信できる手段が無い為にツーナによる陽動作戦は20分で切り上げる予定だ。たった1両では長居は出来ないし弾薬も心許ないからだ。
 「始まったな」
 オーベルは砲声と交戦の閃光からツーナが攻撃を開始したのを確認した。
 擲弾兵中隊は負傷兵を担架で運びつつ匍匐で静かにソ連軍陣地へ近づいていた。
 「行くぞ」
 オーベルは右腕を上げて合図した。すると中隊の将兵皆が立ち上がり駆け足で走り出す。その動きは静かであった。いくらツーナが派手に暴れているとはいえこちらは寡兵である奇襲による突破しか方法が無い。
249ある戦車長の憂鬱(4):2012/09/09(日) 17:37:00.95 ID:iFlqyiSm
 先頭の兵達が銃剣か銃床で歩哨のソ連兵を倒し陣地へ雪崩れ込み突破口を切り開く。
 だがソ連軍もそこまで鈍感では無い。数十人が一度に浸入したのだから気づかれてしまう。たちまち銃声が響きオーベルの中隊は銃火に見舞われる。
 「止まるな!行け!行くんだ!」
 オーベルは中隊を走らせる。立ちすくみそうになる兵を無理矢理にでも動かし負傷兵を自ら担ぎ前進させる。突破できるチャンスを逃さない為に。
 「そろそろ時間だ。この正面をフルスピードで突っ切る!」
 ツーナは20分が経過したのを確認すると操縦手のエルリカ曹長へ命じた。エルリカは緊張に唾を飲み込みながら戦車を加速させる。
 対戦車銃の当たる音に背筋を冷やされながらツーナの戦車はソ連軍陣地を強行突破した。
 「よし!」
 思わずツーナは喜びの叫びを上げる。
 「いや〜本当に突破できるなんて思わなかった」
 砲手のツーメリカ伍長が安堵した声で言った。
 「いやまだ友軍と出会うまでは成功じゃないよ。気を緩めないで」
 一点の集中が切れてしまうのはいけないとツーナは注意を促す。まだここは敵地なのだから。
250ある戦車長の憂鬱(5):2012/09/09(日) 17:38:07.52 ID:iFlqyiSm
 「シュルッツーナ・グリンデ中尉貴官を命令違反で告発する」
 ツーナは友軍の戦線に辿り着くなり野戦憲兵によって師団司令部へ連行された。そこで彼女は師団長のヘイル中将が臨席する軍法会議に引っ張り出されたのだ。
 「本来ならばオーベル大尉を告発するところだが大尉は戦死してしまった。よって部隊を引き継いで指揮した貴官を告発するものである」
 ヘザー憲兵少佐は軍法会議を始めるに当って口上を述べる。
 オーベルは突破作戦を指揮中に戦死したという。ツーナが擲弾兵中隊と合流した時にオーベルの部下である先任下士官から聞かされた。
 ツーナは自分が一番上の階級である事から擲弾兵中隊を指揮下に入れて友軍の戦線まで連れて来た。
 「私はオーベル大尉に死守を命じたのであって退却せよとは言っておらん。なのに何故独断で退却したのかね?」
 ヘイルはツーナを詰問する。
 「戦力が低下し弾薬が残り僅かであったからです」
 ツーナは即答した。
 「弾薬がゼロでは無いのだな?」
 今度はヘザーが追求する。
 「そうです。しかし1回の戦闘で無くなるほど僅かです」
 ヘザーはふむと言った顔をしてからまた質問をする。
 「つまりはあと1回は戦えたのだな。師団長へ尋ねます。師団は救援作戦を準備していたそうですね?」
 ヘザーの質問にヘイルは「そうだ。1個戦闘団を明日未明には出撃させるようとしていたのだ」と答えた。
251ある戦車長の憂鬱(6):2012/09/09(日) 17:40:45.79 ID:iFlqyiSm
 「しかし部隊の状況はあと1回でも持ち堪えられるか分からない程の危機にありました!」
 思わずツーナは意見を述べる。
 「中尉の発言を求めてはおらん!」
 ヘザーはツーナへ怒鳴りつける。この明らかに犯人だと決め付けられている状況にツーナは苛立ちを募らせる。どう言おうと有罪にするつもりなのだ。
 「当法廷は貴官を命令違反により有罪と判決を下す」
 ヘザーが判決を言い。
 「処分としては戦車の乗員と擲弾兵中隊を丸ごと懲罰部隊として再編する」
 ヘイルがその処分を言う。
 懲罰部隊となれば憲兵に監視されながら遺体の埋葬や地雷の除去に最悪の場合は捨て駒として前線で使われる。
 (みんなごめん・・・・)
 こうなるかもとは思っていたが現実にそう決まると部下であるツーメリカやカリナの顔が浮かび悔やむ思いがあった。
 「しかしだ中尉、君の考え次第では大目に見てやろう」
 いきなりヘイルは笑顔で語りかける。
 ツーナは嫌な予感をせずにはいられなかった。
 「どうすれば良いのですか?」
 「まずは服を脱いで貰おう」
 やはりそうかとツーナは怒る。しかし懲罰部隊になるのを免れるチャンスなのだと自分に言い聞かせて戦塵に汚れた軍服を脱ぎ始める。
 脱ぐツーナを見ているのはヘイルとヘザーだけでは無く書記やツーナを連行してきた憲兵3人も居る。合わせて5人の男達にツーナは見つめられている。
 (さすがに恥ずかしいな)
 ツーナは上着とズボンを脱ぎ下着姿になるとさすがに恥ずかしさが湧き上がる。
 肌が見えた途端にヘイルにしろヘザーにしても憲兵達にしても目つきが変わった。まるで全身を舐めるように見ているのだ。
 「全て脱ぎました」
 ツーナは全部脱ぐと直立不動の姿勢でヘイルに報告する。
 ヘイルやヘザーの顔はツーナの豊かな胸と尻に欲情し目は血走っていた。
252ある戦車長の憂鬱:2012/09/09(日) 17:41:40.10 ID:iFlqyiSm
今日はここまで
253戦車兵:2012/09/10(月) 09:34:08.98 ID:Ocg1vQx3
>>252
おお、久しぶりに自キャラのSSを見た。
やはり自キャラが他作者さんに書かれているのは嬉しいですね。
このあとへイルやヘザーに調教されまくって淫らなシュルツーナが
できると予想。自分も作戦参謀水本さんを書いてみたいと思いつつ
ネタで悩んでいる状態です。
『逆転太平洋戦争!』売らなきゃ良かった……
254ある戦車長の憂鬱:2012/09/10(月) 21:12:34.17 ID:X3UbaygT
>>253
どうもです
ツーナさんが淫らになるきっかけは別に考えてます
今回は中年オヤジにやられるツーナさんというのが思い浮かんでw
逆転太平洋戦争はなんとも惜しい事を・・・
255名無しさん@ピンキー:2012/09/13(木) 00:14:18.97 ID:peYr8ATu
>>254
「長官、艦隊決戦です!」
「天佑だ。これぞまさしく天佑だ」
「我に48センチ砲有り、ここで死のうとも武人の本望だ」
だっけ?つーか、水本さん武蔵に乗ってたから戦死してんじゃね?
256ある戦車長の憂鬱:2012/09/13(木) 19:15:47.58 ID:awi5NRsJ
>>255
それそれ
水本さんはGFの参謀なので必ずしもレイテで戦死とは限らないですよ
というかまだそこまで考えてない
257ある戦車長の憂鬱(7):2012/09/16(日) 21:00:04.14 ID:vCEl0luT
 「よしこっちへ来い」
 ヘイルが手招きする。
 「机をどけるんだ」
 ヘザーが部下の憲兵達へ命じヘイルとヘザーに書記の少尉が使っていた長机をどかせる。
 「もっとこっちへ」
 ヘイルがまた手招きをしてツーナはヘイルのすぐ傍まで行った。
 そうするとヘイルはすぐに両手でをーナの胸へ伸ばした。
 「ふむ。これは絶品だぞ。少佐も触ってみたまえ」
 ヘザーはヘイルに許しを貰い掴む様に左の胸を揉む。
 「確かに絶品ですな。この前の物資横領で出廷させた軍曹よりも良い身体をしている」
 どうやらヘイルもヘザーも度々軍規を破った女性将兵を弄り回していたようだ。
 「尻も胸と変わらず良い弾力だ。この身体でどれだけ男を誘ったのだね?」
 ヘイルはツーナの張りのある尻をぐにぐにと揉みながら尋ねる。
 「いえ。そんな事はしておりません」
 ツーナは素っ気無く答えた。
 彼女は今嫌悪感で不機嫌になっていたが顔に出すまいと必死に堪えていた。
 権威を笠に自分の身体を良いように触られるのだからたまらない。
 「ここは法廷だぞ。嘘を言ってはいかん」
 ツーナの胸を相変わらず揉むヘザーが茶化すように言う。
 「……年下の男性と関係を持った事はあります」
 ツーナは今にもこの「スケベ野郎」と言いそうになりながらも答える。
 「その年下は部下かね?」
 「いえ、他部隊の兵でした。彼からお願いされたので」
 「その兵の気持ちは分かるぞ。こんな良い身体だものな。むしゃぶりつきたくなる」
 ヘザーは面白がっているがツーナはただ無表情を装い耐える。
258ある戦車長の憂鬱(8):2012/09/16(日) 21:02:28.68 ID:vCEl0luT
 「中尉君は年上を相手にはした事は無いのかね?」
 今度はヘイルが訊く。
 「一度なら。後は偶然かもしれませんが年下です」
 ツーナは偶然と言ったがそれは彼女の好みだ。彼女はどちらかと言えば年下で童顔な男を好んでいる。また1度だけ肌を重ねた年上はツーナにとっては初めての相手だった。
 「どうやら君は年上の魅力を余り知らないようだな」
 ヘイルはツーナの腕を引っ張り強引に座っている自身の身体にツーナを密着させようとする。ツーナは素直にヘイルの上に座るようにする。
 「こっちへ向け」
 ヘイルはツーナの背中と密着するなりツーナの頭を向けさせる。
 「んん!!」
 いきなりヘイルはツーナとキスをする。唇を重ねたと同時にヘイルは舌をツーナの口へねじ込む。
 突然のディープキスにツーナは驚いたがヘイルの機嫌を損ねてはならないと自分の舌をヘイルのと交わらせる。
 濃厚な口づけをしながらヘイルは左手でツーナの胸を揉み右手で秘部を弄る。ツーナは敏感な部分を摩られ口や鼻から漏れる息が微かに荒くなる。
 ヘイルはその様子に笑みを浮かべていた。どうやら感じさせているようだと。
 しかしツーナにとっては気持ちが悪いばかりだ。太った中年男に口内を舐め回され秘部を弄られている。
 (こんな奴に…こんな奴に…)
 ツーナの好みとはかけ離れたヘイルとの交わりは彼女にとっては豚としているのと同じだった。丸く剥げた頭をくっつかせ、ごつごつとしわがれた指が這い回る。なんとも気味が悪いと感じずにはいられない。
259ある戦車長の憂鬱(9):2012/09/16(日) 21:03:51.98 ID:vCEl0luT
 「中尉私のを口で準備するんだ」
 散々口と胸と秘部を思う様に弄ったヘイルはツーナへ命じた。
 その意味が分かったツーナはヘイルの大きく開いた股間の前で跪く姿勢になる。そしてヘイルのズボンの前を開き肉棒を苦労しながらツーナは取り出す。
 初老の年齢であるがヘイルの肉棒はまだ精力があった。その肉棒は固く起立している。
 (こんな年寄りでも元気ねえ。まあ軍法会議を使ってするんだから元気な筈か)
 呆れながらもツーナはヘイルの肉棒へ舌を這わせ口に含む。
 「上手いじゃないか中尉。こうやって年下の男を虜にしたのだな」
 ヘイルはヘラヘラ笑いながら言うがツーナは聞こえないふりをしながら頭を上下させヘイルの肉棒へ奉仕をする。
 「もういいぞ。四つんばいになってケツを向けろ」
 ツーナは今度は言われた通りに四つんばいになる。
 「ケツをもっと上げろ」
 ヘイルの指示通りにする為にツーナは頭を下げ尻を突き出す姿勢にする。
 「なんともたまらんケツじゃないか」
 胸と等しく丸く豊かな尻肉は四つんばいの姿勢だとより丸みを強調し腰のくびれと共に官能的な姿だ。
260ある戦車長の憂鬱(10):2012/09/16(日) 21:04:30.93 ID:vCEl0luT
 「入れるぞ中尉」
 言うとすぐにヘイルはツーナの中へ挿入する。
 「う…はあ…ああ…」
 「どうだ?年下の男と比べて」
 ヘイルはゆっくり腰を動かしながら尋ねる。
 「良い…です…ああ…年下の子よりも…うう…」
 ツーナは後ろから突かれながら答える。本心は「うるさい」と思っていた。
 「どんな風にいいんだ?おい?」
 腰の動きを激しくさせながらヘイルは更に尋ねる。
 「と…とても大きい・・・です!年下の子よりも…すごく…」
 ツーナはヤケになりながら答えた。確かにヘイルのは大きいがツーナを魅了させるまでの力は無かった。
 「そうか。俺の方が良いか。はははは」
 ヘイルはツーナのお世辞に満足しながらますます腰の動きを速める。
 ツーナの尻を掴みヘイルはラストスパートに入る。
 「出すぞ中尉、中でな」
 (やめて!それだけは!)
 ヘイルは中腰でツーナの尻に密着しながら射精する。
 (出てる。こんなオヤジにボクは汚されてる…)
 これまで何度か中に出されたが汚されたという屈辱を感じたのは今回が初めてだった。豚のように太った中年男と言うツーナにとっては肌を許す基準に反しているから余計にでも悔しい思いが強い。
261ある戦車長の憂鬱:2012/09/16(日) 21:05:37.22 ID:vCEl0luT
今日はここまで
262名無しさん@ピンキー:2012/09/16(日) 21:33:53.71 ID:XJHyU0q8
>>261 乙!
263名無しさん@ピンキー:2012/09/16(日) 22:54:38.81 ID:3KgH39B4
誰だよ!中尉の処女奪った年上は!?羨ましすぎるだろ!
あー…でも経験積んで性技を習得した大尉に責められる
童貞ハンスのが一番羨ましいかも。
264名無しさん@ピンキー
―――で、貴女が補充兵の…えー…ジャン=クラッセン…姓名は何か
クラウツみたいだな、生まれは?」
私は何となく聞いてみた。が、相手は気を悪くしたらしく
ぶすっとして。
「合衆国です………曾祖父の代からのドイツ系移民です」
「あ、気を悪くしたらごめんね。私はあまりそういうの気にしないから」
首辺りで揃えた金髪、青い瞳に綺麗な英語。
負傷して入院した後部座席の搭乗員に女の子が来た。
かくいう私も女なんだけど。前の相棒とは1回飛んだだけで
負傷してしまったので長い付き合いではなかった。
むさ苦しい男だったし、名前はなんていったけ?
「あたしはエミリア=ハワード、これからよろしく♪」
「あ、はい。ハワード少尉殿」
「いいって、いいって。そんな堅苦しいのはお偉いさんの前だけでいいの」
「はい…その…エミリアさん」
「うんうん、それでいいの。ちなみにコレが愛機のSBDドーントレス
名前は『ウィリー』」

その夜
「いい人みたいでよかった…陸軍の偵察機ってどんな
人が乗ってるかと思ったけど、女の人だったんだ」
ジャンは一人でサウナに入っているとドーンとドアが
開けられ、裸になったエミリアが入ってきた。
「わわわっ!?」
「やっぱり相棒たるもの裸の付き合いがないとね」
「こ、こ、こ困ります!こういうのは困るんです!」
「誤解してる?あたしはノーマル!同性愛者じゃないよ」
「それでも困るんです!」
「さては…隠れ巨乳か!見せろ!」
エミリアはジャンのタオルをはぎ取った。
「きゃあああ!」
ジャンの悲鳴が上がる。
「え……ええええっ!?こ、これ―――」
エミリアが言う前にその身体がねじ伏せられた。
「お、お、お前!男だったのか!?」
「知ってしまったからには……」
ジャンはごそっと厳つい拳銃を取り出した。
「お、お前!何物騒なモノ取り出して、わ、わかった!
話し合おう!な、な、なっ!」

保守ネタ