>>1乙
しかし品切れで未だにアナザーが手に入らない
田舎の書店は仕事が遅くて困る
>>1乙
>>2 まさかの大成功で相当売れてるからなフルメタアナザー
来週に再重版かかるから、それを待つのじゃ
1ありがとう
代行依頼出してた人も乙
しかしこのスレはテンプレに
■BLは801板へ
■投下時は作品傾向等の注意書き必須。読むかどうかは自己責任で。
■他人の嗜好にケチをつける困った人はスルーでよろしく
みたいな注意書きは入れないのか?
そういや名前募集とかあったな。まだやってたっけ。
応募してみよかなー
>>4 次立てるときに入れていいかも
次スレが何年後になるかわからんが
フルメタアナザーが大ヒットすればまたアニメ化するかもしれんし
そしたらまた人が増えるだろう
アデリーナと宗介のセックスが読みたいでござる
アナザーより前に第3期の宗介&ダナン放浪・完結編やらないと
しかしアナザーは思ったより先が期待できそうでよかった
かつての各面々が何やってるかも気になるところではあるし
てっさとかなめと宗介(とミラとロニーも?)はなんとなく一緒になにかやってそうな
テッサが複線通りお腹がたるみ始めてたらクソワロス
何気にセイラー×テッサも悪くないと思ってる
四季の挿し絵のセイラーの腕に捕まってるかなめも良かったけど
マッチョな軍人×華奢な白人の美少女の組み合わせっていいな
ここは保守する流れと見た!
宗介とかなめの初夜を覗き見するソフィアたんのお話マダー?
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧
ヽ___\(\・∀・)
\_/ ⊂ ⊂_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 愛媛みかん |/
フルメタアナザーのヒロインが大変かわいらしい
宗介とも気が合いそうだ
サベージについて延々と語り合ってそうだな
宗介が昔逆レされて出来た隠し子だったり
即死判定って今もあるんだっけ
宗介とかなめ。アナザーの世界では子供の一人や二人子こさえてるのかね。
という妄想で保守。
宗介の体力にかなめがついていけるか心配だなwww
問題ない
オール年子とか普通にありそうだw
グランディアEDレベルの子沢山になってても驚かないよ
アナザーに出てくる機会があれば是非
8か月目ぐらいの腹ボテで出て欲しい。臨月でもいいけど。
かなめは体力も根性も女の子にしてはある方だから問題ないな
宗介の体力に合わせられるのはかなめぐらいしかいないよなwww
本屋寄った時にアナザー見かけたから買って、初めて短編集の9巻出てた事知った
アナザーはまだ読んでないけど挿し絵パラ見したら四季の絵が劣化してたのが残念だ
>>27 書き下ろしの墓参り話以外はドラマガ連載時のだから昔の絵だよ
>>28 そうだったのか トン
>>29 うーん 何か、デッサンもアレなんだけど特にキャラの顔が附抜けてる感じ
手癖だけで適当に描いてて気合いがこもってないというか…
線の描き込み量が減ってるから余計にそう感じる
>>25ー26
すごく野性的で激しいセックスがさまになりそうだよね、宗介とかなめは。
クルツはやたら前戯に時間かけそう
そりゃ普段気丈な姐さんが、涙目でオネダリする姿が見られると思えば、
気合い入れて前戯もするだろうて。
アナザーで普通に子供居て笑ったわクルツとマオ
34 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/19(水) 00:14:06.11 ID:2zgqKIOZ
てか、直系の短編集でも子供いたやん。
テッサの墓参り。
自分は12巻で完結ではない。
この話が、本当のラストだと信じている。
だって、テッサだけ…じゃないけど、けりついてないからさ。テッサだけ。
林水会長閣下に会いたい…。
蓮さんは無事…なのだろうか。
35 :
忍法帖【Lv=15,xxxPT】 :2011/10/19(水) 00:47:11.50 ID:HKJkz3nO
俺のとこアナザーは大量にあるのに何で短編一冊も置いてないんだよ
うちの方もw
短編の方が欲しい奴多くて増版追いついてないんじゃないか?
地方とかならあるのかな
その平成初期みたいなノリのHP……嫌いじゃないぜ
というか無断転載いいのか?
それとも本人の?
投下します。
内容はテッサ×ロニー。
ロニーは最新短編『マジで危ない九死に一生』内の『テッサのお墓参り』に出てきたナイスショタ。
読んでない人は置いてけぼりになってしまうが、すまん、許せ。
一応状況説明↓
テレサ・テスタロッサ
本編以後、マオとクルツの愛の巣(ニューヨークのマンション)に居候をかます。
歳をとったはずなのに挿絵が尋常じゃないほどロリ。しかし乳はやや巨大化、そしてその乳を意中のナイスショタに押し付けるという痴女行為にでる。背中にあたってるよ……あててんのよwwwwwwwwwwwww
死んだ片思い相手の墓参りに訪れる重たすぎる女。でもそれ以上に過去が重いからそんなとこも可愛いよ!
ロニー・ゼンメルヴァイス(ショタ)
バニと同郷の色黒ショタ(11〜12歳くらい)。テッサの乳が気になる思春期ショタは、テッサの勧めのままにニューヨークに拉致られショタ。
ややネット依存気味のショタ。頭脳明晰だが斜に構えた態度が生意気可愛いナイスショタ。ネット知識で満足してんじゃねぇよ!世間知らずのクソガキがぁ!!と思ったら親に捨てられてました。可哀ショタ。
テッサが僕の故郷、ランカンフシ島を訪れたのが今から3週間前。ふとした拍子に彼女の手を握った僕は、そのまま島を出てニューヨークまで攫われてきてしまった。
曰く、わたしと一緒に暮らしませんか?
「言っておきますけどこれは『めーれー』です!本当はわたし、とーっても偉いんですよ?
ロニー、もちろんあなたはわたしの部下ではありませんが、ま、逆らわない方が身のためです――変に抵抗するとお仕置きしちゃいますよ?そこのアルが、ね?」
≪イエス、アイマム≫
2メートル超の鉄人がテッサの意見に迎合し、わざとらしく肩を回す。
主の命令一つで今すぐにでも僕を引っ掴まん、といった風情だが、僕にはその寸劇さえテッサの不器用な気遣いだとわかってしまった。
言外。彼女は僕に遠慮をするなと言っている。あなたをつれていくのはわたしのエゴなのだから、ロニー、あなたはただ「仕方がないね」と言ってわたしの手を取ればいい。
そして僕は、人の厚意を無碍にできるほど子供でもなければ、魅力的なお姉さんの誘いを断れるほど大人でもなかった。
「わたしはメリッサ。メリッサ・ウェーバー。そんでこいつがわたしの旦那のクルツ――話はテッサから聞いてるわ。急なことで大変だろうけど、よろしくね?」
最初は不安だった。
見知らぬ街に見知らぬ人たち。しかも居候先は新婚夫妻の愛の巣だときている。どう考えてもお邪魔虫だ。
しかしそんな不安も杞憂に終わる。
そもそも旦那は――僕はクルツさんを「兄さん」、メリッサさんを「姉さん」と呼んでいる――留守がちで、新婚らしい様子はあまり見られない。
どんな仕事かは知らない。
しかし兄さんはいつも東西南北、めまぐるしく世界を飛び回っている。
「ロニー。お前も男なら、女を守れるようにならなきゃならねー。これは一人前の男になるために、超えなきゃならない試練の一つなんだ……
愛しのメリッサを頼む。頼んだぞ。そりゃ俺だって、あいつの傍を片時も離れたくない。
しかし、しかし、世界が俺を、このクルツ・ウェーバーという才能をほっといちゃくれねーんだ!」
前回の帰国時に兄さんは僕にそう語った。
妻を頼む。付き合いの浅い僕に言うにしては、かなり踏み込んだ冗談だ。兄さんは僕を酷く気に入っている――それ以上に彼は、テッサを随分と信頼しているらしい。
テッサの判断なら間違いない。テッサが見初めた人間なら信頼するに足る。
信頼どころか信奉に近い感覚だ。僕から見ても洗練された大人である二人が、テッサを信用する理由とは一体なんだろう?その鍵は三人が共有する過去にあるのは間違いない。
僕は一度だけ問い詰めた。
「ごめんなさい。一緒に住もうなんて言っておいて、勝手だというのはわかっています。でも言えないんです……ロニー。わたしはあなたに対して、極力誠実であろうと努めています。
だから言えないことは言えないと言う。
さっき、わたしの名前はテレサ・テスタロッサであって、マンティッサは偽名であることを告白しました。
約束します。わたしはこれを最後に、あなたに嘘をつきません……嘘の過去を偽造じて、あなたを欺くようなこともしません。
おいそれと言えない過去がある、それがわたしたちの真実であることを、告白します」
その時のテッサから僕は、二十歳前の少女が持つには重たすぎる覚悟を感じた。僕は問い詰められない。兄さん流にいうなら「女がそこまで言うのなら、ぐっと疑問を飲み下すのが男の
甲斐性ってもんだ」という感じだろうか。
とりあえず三人は、昔どっかの軍隊でドンパチやらかしていて、年少のテッサがお偉方についていた――今はそんな認識でいいと思う。
時期がくれば、あちらから話してくれるかもしれない。詮索するのは粋ではないだろう。それに一つや二つ隠し事があったとしても、僕はテッサから離れる気には到底なれない。
しかし、そんな毎日の中で困ったことが起きた。
いや、別に困っているわけではない。
しかし僕は、知りたくもない秘密を知ってしまった。
軍隊?ロボット?そんなものではもう驚かない。
僕が知ってしまった秘密。それは――
テッサが官能小説を書いている。
テッサが官能小説を書いている。
大事なことのなので二回言いました。
*
最近よく、あの男が夢に出てくる。
「やあ、久しいね――と言っても僕たちには、時間という概念は酷く曖昧なものなのだけど」
銀髪の色男――レナード・テスタロッサは、夢の中で私になれなれしく声をかける。
現世での悪行などどこ吹く風で、世間話に花を咲かせようと唇を動かす。
「体の調子はどうだい?」
「最近おもしろいことはあったかい?」
「『彼女』は元気かい?」
「あの薄汚い傭兵は、今どうしている?」
レナードが言う薄汚い傭兵とは相良宗介のことだ。
彼にとっては二度と忘れられないような名前だろうに、彼はわざとそれを忘れた振りをする。
天才中の天才である彼のプライドが、ウィスパードでもないただの男に出し抜かれたことを許せないらしかった。
ふん、つまらない男、と私は一笑にふす。だから言ってやった。
本当は私も、これを説明するのは酷く気が進まないのだけど――彼の現状について。日本の彼は千鳥カナメとともにイチャコラスッタモンダに及んでいることについて、事細かに説明し
てやる。
「知ってたよ」
レナードは笑う。所詮は夢の中。私の思考など口にせずとも彼に伝わってしまう。
これはただの夢だ。
メリダ島の一件以来、『私たち』はウィスパードではなくなっている。囁きも聞かない。
だからこれもウィスパード特有の超次元的な現象ではなく、記憶の精緻化リハーサルの一環としてのレム睡眠中の脳内活動だということになる。
つまるとこ目の前のレナードは、私が記憶の断片から作り出した妄想の産物だ――そう思うと酷く気が抜けた。
夢の中の自分の妄想に肩肘張るのが馬鹿馬鹿しくて、私は小さく笑う。
談笑。
*
≪サガラ軍曹についてですか?≫
「うん。どんな人なんだろーって」
アルと僕は頻繁にネットを通して会話をする。
僕はニューヨークのアパートの自室から。アルは世界のどこぞからインターネットにアクセスしている。
ある日の会話でのことだ。特に詮索好きではない僕だけど、一つだけ聞いておきたいことがあった。
Q:ソースケ・サガラとはどのような人物か?
≪何故そんなことを?≫
「ん?いや別に。ただ、みんなの話によく出てくるからさ。その時だけ話に取り残されちゃって困るんだ」
嘘だ。僕はすでにサガラさんがテッサの思い人だということを知っている。
一体テッサはどんな男に惚れたのだろうか。あのバニという人とは大分タイプが違うらしいけど――卑しくて女々しい好奇心だと自分でも思う。でも、気になるものは仕方がない。
「ダメかな?話せる部分だけでいいんだけど」
テッサたちが持つ隠し事に、もしかしたらソースケ・サガラは入るのかもしれない。
≪別段問題ありません。そうですね。サガラ軍曹。特技はサボタージュと相手の計画を台無しにすること――彼は私の知る限りで最高の戦士です≫
「最高の戦士?」
≪そうです――ロニー。あなたは戦士にとって、最も重要な能力とはなんだと思いますか?≫
機械音声なのにアルの言葉はなぜか少し興奮気味に聞こえた。
もしかしたら彼は、サガラさんについて話したくて仕方がないのかもしれない。
「うーん。戦士だから……敵を倒す能力、かな?」
≪否定(ネガティブ)≫
「じゃあ、忠誠心?命令は絶対です!的な」
≪否定≫
「えー。柔軟性とか?――わかんないよ。僕、戦士じゃないし」
≪否定……ロニー、あなたも一人の戦士です。なにせ人生は戦いなのですから≫
「なんのセリフ、それ?ありきたりすぎて見当がつかない……で、正解は?」
≪走る力です≫
「走る力?……確かに戦士はよく走りそうだけど、他にもっとあるんじゃないの?」
アルは機械のくせにたまによくわからないことを言う。いや、機械だからこそなのかもしれない。
≪もちろん、これが全てだとは言いません。ただ、戦いの基本は走ることです。走れない戦士に勝利はなく、極論すれば、技能も装備も無関係です。誰よりも長く走れる者にだけ、戦い
の女神は微笑みます≫
「それはなんのセリフ?」
≪サガラ軍曹の言葉です。そして、サガラ軍曹は誰よりも長く走れる男です≫
僕は小さく笑う。どうやらアルは、そのサガラ軍曹にひどく懐いているらしい。なんだか僕まで彼のことが好きになってしまいそうだ。
「最高の戦士か。なんかかっこいい。僕もあってみたいな――アル。サガラさんって見た感じどんな風?イケメン?写真とかない?」
≪人間の美的感覚についてまだ私は理解が及んでおりませんが、均整のとれた体、顔つきをされています。残念ながら今閲覧できるデータベース上には、軍曹の画像データはありません
≫
「そっか、残念。テッサは写真かなんかもってないかな」
言いつつ僕は、ネットの検索サービスでサガラさんについて調べてみた。
サガラさんは以前、日本の高校に通っていたらしい。もしかしたら学校のサイトに写真があるかもしれない。
sagara サガラ 相良 ソースケ 宗介。。。
「お、意外とひっかかるね。なになに〜――えっ、2ちゃんねる……?」
そこで僕はとんでもないものを見つける。
【5:856】軍隊内でいちゃいちゃ【第五連隊】
1 名前:名無しさん@ピンキー 2010/08/08(日) 15:55:58 ID:qTHemHKy
ここは軍隊や自衛隊、戦う男女の間におきたいんぐりもんぐりについて扱うスレです。
前スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/********* 847 名前:名無しさん@ピンキー :2011/09/27(火) 19:33:39.90 ID:NlVvV4Wv
おまんちん保守
848 名前:名無しさん@ピンキー :2011/09/29(木) 00:07:23.54 ID:q2wObgFu
ぼきゅのグロッグ19が今にも暴発しちゃいそうです><
849 名前: 忍法帖【Lv=21,xxxPT】 :2011/09/30(金) 23:51:15.26 ID:IjYBPrR+
↑短小乙
850 名前:囁かれし者 :2011/10/03(月) 01:13:15.98 ID:E3hFVMt9
このスレの
>>798です。
続きが書けたので投下します。
今回のはサガラがテッサを結構いじめるので、苦手な人は注意してください。
>>848 短小乙
*
夢の中、レナードは言う。
「確かに現実はそうなった。僕は死んで、カナメさんはあの傭兵のものに……だが、そうでない未来を夢想していけないと誰が言った?
人間の想像力は偉大だ。宇宙に果てはあっても、想像力に果てはない。その強大な想像力は、適宜発露させなければならない」
レナードは持ち前のカリスマ性を発揮して、私一人を相手に演説をする。
私は思わず「おー」と声を上げて、手を叩いた。
「欲求が実現できないとすれば、それは別の形で表現されるべきだと僕は考える。
夢想家で結構だ。どんな方法でもいい。隣人に語って聞かせるのもいい。小説にするもいい。今はインターネットという便利なものがあるんだ。発露の機会は十二分にある。
だのにそれをしないのは、想像力を神から承った人類としての怠慢ではな――
と、ご高説を承っている間に目が覚めた。
カーテン越しの外は既に白んでいる。もう朝か、と思ったころには夢の内容などほとんど忘れてしまった。
だのに私はベッドから立ち上がると、ノートパソコンを起動させてしまう。
――想像力は適宜、発露させなければならない。今はインターネットという便利なものがあるんだ。
夢など忘れたはずなのに、なぜかその言葉だけ頭に残っていた。
私は便所の落書きに、自身の想像を発露させようと思う。
*
そこにはソーイチ・サガラとテレサ・トンプソンの目くるめく情愛がつづられていた。
サガラは堅い言葉遣いとは裏腹にえらいむっつりスケベでテレサに変態的な行為ばかり要求している。
一番最後に投下されたSSでは、サガラはテレサのアナルにビーズを捻じ込んでいる。
そしてそのビーズを前後させつつ
「だらしなく口を開いて、やっとおしゃぶり上手な顔になられましたね。大佐殿は俺だけのおフェラ豚であります」
と言っていた。何言ってんだこいつ。
このSSはシリーズ化されており、アナルビーズで既に6作目になっている。
スレ民からは随分と好評を得ており、このSSが投下されるたび「このSSは最高よ!」と叫ぶ鼻血を流した女のAAが貼られていた。
SSの中でサガラとテレサは、あらゆる場所であらゆるプレイをする。
ある時はアパートの一室で、ある時は学校の屋上で、ある時は基地の会議室で――当初手の甲が触れただけで赤面していた二人は、橋桁の下でヴァギナにペニスを、アナルにバイブを突
っ込んで喘ぎ狂うほどに熟成されている。
と言っても年少の僕には、内容の半分も理解できなかったのだけど。
「どうしてこうなった……」
僕は思わず呟いた。
名前は違う。二人の設定も違う。SS上の舞台は陸軍だ。詳しいことは知らないが、テッサは海を戦場にしていたらしい――だがこれは、これは完全にあの二人だろう?SS上のテレサは僕
の知るテッサと、人格、見た目の描写ともに瓜二つだった。
一体誰がこのSSを書いたのか?と考えて、僕には一人しか思いつかない。
「テッサ……現実が辛すぎるからって、こんなものを……」
思わず泣けてくる。僕は目頭を拭う。
涙ところか鼻水も出てくる。視界が歪んで画面が見えない。鬱だ。最悪の気分だ。鼻の奥が痛い。胸の底に泥水がたまったような感じがする――だのに僕の股間はビンビンになってしま
っていた。
なんだよこれなんなんだよこれなんでちんこがでかくなっちゃってんだよおいまじかよまじかよ。
ズボンの前が不自然に膨れる。裏生地と先端が強く擦れて、顔が歪むほど痛い。
「くっそ…なにこれ……うまく出てこない……痛ぇ!!」
「どうしましたロニー?大丈夫ですか?」
「えっ、テッサ……ぉわうっ!!!」
僕は椅子から転がり落ちる。
世界が終る。僕は本気でそう思った。
*
身体のシルエットが透けるような、胸元が空いた白いワンピースを来た少女――テレサ・テスタロッサはロニーを驚かそうとした。
最近ロニーが冷たい。年頃の少年である彼は、同じ屋根の下で暮らす妙齢のテッサに対して、幾分か距離を置くことがあった。それがテッサにとっては気に入らない。
なんですか。最初のうちは「テッサ、テッサ〜」っていつもついてきて可愛かったのに、最近は妙にツンツンしちゃって。あれじゃまるでカナメさんみたいです!むきーっ!
そんな彼女は悪戯を思い立つ。
何かきっかけが欲しかった。ちょっと後ろから脅かして、少しロニーに遊んでもらいたかった。
年長者としては大人げないかもしれないけれど、同じ家で暮らす人間にそっけなくされるのは、なんとなく寂しい――そんなことを考えつつロニーの部屋、ドアノブにそっと手をかける
と「痛ぇ!!」中から悲鳴が聞こえてきた。
悪戯も忘れてドアノブを捻る。鍵は開いていた。文明的とは言えない村から来たロニーには、鍵をかけるという習慣がない。
オープンザドア。目の前にはロニーの後ろ姿。椅子の上でうずくまり、何かに耐えるように肩を震わしている。テッサは思わず叫んだ。
「どうしましたロニー?大丈夫ですか!?」
「えっ、テッサ……ぉわうっ!!!」
突然の問いかけに振り仰ぐロニー。反動で椅子の軸が揺れる。バランスを失った体は一瞬宙を舞い、次の瞬間床に叩きつけられた。
衝撃。どちらが上か下かもわからない。というか股間がさっきよりもさらに痛い。彼は地面でのた打ち回り――その上にテッサが覆いかぶさった。
「ダメ!ロニー、動かないでください!おちんちんがチャックに挟まっちゃってます!!」
あまりにも痛そうなことになっていたロニーのペニスを見て、テッサはいてもたってもいられなくなってしまった。
柔らかな肉体がロニを押さえつけようとする。甘くていい匂いがする。前も思ったけど、意外と胸大きいなぁ。どさくさに紛れて揉んでも大丈夫かなぁ――ロニーのペニスはさらに大き
くなり、さらに深くチャックが食い込んだ。
*
「んぎゃにににっ!!テッサ、痛いってば!もう少し優しく触ってよ」
「わたしは優しく触ってます。ロニーがいけないんです。少し柔らかくしてください。これじゃとれません……」
合理的な判断だ。
ロニー本人では痛くて自分の股間を弄れない。だからテッサが彼のペニスからチャックを外そうと、股間を弄りまわしている。
傍目には大変拙かろう。18歳の一見おしとやかな美少女が、11歳のこれまたそれなりに整った顔立ちの少年の未成熟なペニス(包茎スタイル)に指を這わしている――しかしこれはエロいことではないのだ。必要に迫られてしているだけで他意はない。
これを不健全だと言うのなら、それはあなたの感覚が不健全なだけで、私たちはいたって健全なのだ――ということに二人の間ではなっている。
事実、精通前のロニーにとって、ちんこの皮がチャックに挟まるのは未知の体験であり、怖くて自分ではチャックを外せそうになかった。
テッサは未成熟なりにビンビンになったちんこの皮を引っ張りつつ、ぽつりと言う。
「すごい。この皮って意外と伸びるものなんですね。ゴムみたい……知ってますかロニー?コンドームには水が1リットルも入るんです。以前サガラさんが言ってました」
「こんどーむ?」
「おちんちんにつけるゴムです」
「?……なんでつけるの?おしっこいけないじゃん」
「おちんちんはただの尿を運ぶホースではないのです。他にも隠された機能があるんです」
テッサは大パニックであった。
表面上は平静を装っているが目に熱がこもっている――深海で魚雷に追い回された時ですら些かの狼狽すら見せなかったテッサだが、今回の事故は赴きを異にしていた。なにせ彼女は生
ちんこを見たことも触ったこともない。
それでもなお、彼女はチャックに挟まった皮を凝視しながら、ジリジリとチャックを下げていく。顔が近い。荒い湿った息がロニーのペニーを包み込んだ。
「テッサ……息、息が、あたって……」
「息?……吹いた方が痛くないですか?温めましょうか……?」
「えっ…いや……」
テッサはさらに肉棒に唇を寄せると、引っ張られた皮に生暖かい吐息を吹きかけた。あまりに顔を近づけたため、鼻の頭がツンツンと亀頭を突いた。
痛みは確かに幾分か和らいだ。しかしそれ以上にいろいろと拙かった。テッサの(細い指の)中で欲望がさらに大きくなる――それでもなお、テッサはチャックを着実に下げていった。
ギリギリギリッ……ぷつっ。
「ぁ゛おう……!」
「やった。とれましたよ。ロニー」
肉棒に頬を寄せるようにしてテッサは言った。
自由になりブン!と天を突いたちんこをテッサは「痛かったでしょうね……赤くなってますよ?」と言いつつ撫でる。
右手が上下し、ちんこの皮を伸ばしたり縮めたりした。
ロニーは包茎である。皮の口から外気に触れたことのない粘膜が見えたり隠れたりした。
ちんこの下側がゾクゾクする――年並に性に疎いロニーでも、これがヤバい状況だというのはわかる。
彼はテッサの頬を両手で挟むと、ちんこから彼女の顔を引き離した。
「も、もういいよテッサ。そんなに撫でなくても……もう、痛くないよ?」
「そうですか?でも、こんなに腫れてるじゃないですか」
テッサはご乱心である。
勃起に対する知識はある。しかし、このロニーの股間に起きた現象を性的興奮による勃起であるとみなした場合、これまでの行為はバリバリにエロいことになってしまう。
勃起したチンコを撫でる→ヤバい!
腫れあがった患部を撫でる→ヤバくない!ふしぎ!
テッサは無理やり今までの行為を後者であると認識した。これは腫れあがった患部である。腫れあがった患部からは、腫れをひかせねばならない。
至極普通の結論だ、ということに彼女の中ではなっている。
「こんなに腫れちゃってるのにそのままにしておくなんて考えられません――うーん、これはどうして腫れているのかしら?膿?血?わたしはサブマリナー……海の女ですから、多少の医療行為も心得ています」
「医療、てこれ怪我じゃないし、多分。よくわかんないけど……もー、とにかく触らないで!テッサが触るとムズムズするんだよ!」
「ムズムズする?ではかきましょうか?痒いところはありますか、なんちゃって。ふふ」
「なに笑ってんの。本当に怪我だったら笑い事じゃないよ。いや、違うけどさ。多分怪我じゃないし……テッサ、こんなことでからかわないでよ」
「からかってなどいません。私は至って真面目です。ロニー。あなたはもっと自分の体を大事にするべきです。今まで、こんな風に腫れたことがありますか?」
「何回かあるよ。別に初めてじゃないし、また戻るよ」
「でも、こんなにパンパンにならなかったでしょ?」
「そうだけど……」
性知識が足りないロニーは、テッサの言葉に心底不安になる。
興奮すると股間が大きくなることは知ってるが、先ほどまでチャックにちんこを挟んでいたため、この腫れがただの勃起なのか怪我なのか判然とつかなかった。
本当に怪我しちゃったのかな……マジかよ……切り取るようなことになったっらどうしよう……。
ロニーは俯く。幼く端正な顔を思いっきり顰めて、絞り出すように言った。
「うぅっ……け、怪我じゃ、ない…もん……ぇうっ」
彼も年並に情緒が不安定なのだ。ロニーの目じりから涙が一粒流れる。
そんな彼を見てテッサの中の母性がざわめきだした。
テッサは竿から手をはなすと、その手でロニーの目じりを拭った。
「大丈夫です。わたしに任せてください。腫れのひかせ方なら知っています……一応」
テッサの真剣な眼差し。ロニーはちんこを握った手で顔を触られて『きたねーよ!』と思ったが、何も言えなくなってしまう。
彼女はロニーのうなじに手を回すと、そっと彼の体を抱き寄せた。程よい大きさの乳房にロニーの顔が埋まる。汗ばんだ皮膚がペタペタと唇を撫でて、彼の股間は更に腫れあがった。
「ロニーはとてもしっかりした子だけど、やっぱり子供です。もっとわたしに甘えていいんです……それともこんなわたしでは、頼りになりませんか?」
ロニーはテッサの胸の中で頭を横に振った。
酷く泣けてきた。父は死に、母から見捨てられたロニーには、テッサの柔らかさは深く胸に刺さった。
彼は胸の谷間からテッサを見上げ、消え入るような声で「痛くしないで」と言った――それがテッサにとっては大変ツボだった。
「はい、優しくしてあげます。痛かったら言ってくださいね?」
言いつつ、抱きしめた腕をほどく。自身の汗とロニーの吐息で湿った胸元が、若干寒く感じられた。
*
869 名前:囁かれし者:2011/10/03(月) 02:07:19.23 ID:E3hFVMt9
横になったテレサの肛門からヌラリとアナルビーズが抜け出る。腸液に濡れた一つ一つの球が間接照明の光を反射する。
一個、また一個。
球が抜け出るたびに、大便をひり出す時のようにアナルのシワが拡がる。ソーイチはビーズの端を引っ張りつつ、テッサの顔を覗き込んだ。
だらしない顔だ。目じりや口元が弛緩し涎や鼻水を垂れ流す。日頃の才気は全く感じられず、この女、ただ下半身の快楽に身を委ねるだけの、肉の傀儡だ。
彼女とは対照的にソーイチの顔に変化はない。そして言う。
「だらしなく口を開いて、やっとおしゃぶり上手な顔になられましたね。大佐殿は俺だけのおフェラ豚であります」
「え……サガラさんの?わたし、サガラさんだけの、おフェラ豚なんですか?」
「そうです。あなたは俺だけのおフェラ豚です」
「もっと……もっと言ってください」
「テッサは俺のおフェラ豚だ」
「もっと」
「俺だけのです。あなたのような理想のおフェラ豚は、他にいない」
870 名前:名無しさん@ピンキー :2011/10/03(月) 02:09:18.73 ID:q2wObgFu
えんだああああああああああ
871 名前:名無しさん@ピンキー :2011/10/03(月) 02:10:25.64 ID:wjigubgu
いやあああああああああああ
*
「唾液をつけるのは消毒のためです。傷口をなめるという行為にはちゃんとした科学的な根拠があるんですよ」
テッサは口をくちゃくちゃとさせて口内に唾液をためると、それをゆっくりとロニーの股間に垂らした。
天をつくペニス。その頭頂部の皮を引っ張って、包皮と亀頭の間に唾液を流し込む。
「全体を消毒しないといけませんね」と言いつつ、唾液を亀頭、竿、玉袋に塗りたくった。
テッサの唇と亀頭の間に唾液の橋が架かり、肉棒が一際張りつめた。ロニーは言う。
「本当に腫れがひくの?なんかさっきより大きくなってる気がするんだけど」
「大丈夫です。もう少しこすれば膿が出ます。わたしに任せてください」
「膿!?中に膿がたまってるの?」
「え?……えぇそうです。この先のおしっこの穴から出ます。ただ普通の膿と違って白くてネバネバしてますし、別に汚く……ないです――最後までちゃんとわたしが処理してあげますから、ロニーはなにも考えなくていいです」
口から涎を出るに任せながら口から出まかせを言うテッサ。左手で球袋を、右手で亀頭に被った皮をほぐすように弄ぶ。
経験はないが知識はある。オナニーも経験済みであるテッサは、自身のクリトリスを刺激する要領で、ロニーの先端をくるくると弄った。
亀頭と包皮の間に小指を捻じ込み、恥垢がないか確認する。
「少し汚れがたまってますね。ちゃんとお手入れしないと病気になっちゃいますよ?」
「別に大丈夫だよ……あんま引っ張んないでよ。痛いし、裂けそうで怖い」
「裂たりなんてしません。そもそも男の子が、ちょっと痛いくらいでガタガタ言うのは情けないと思います」
「痛かったら言えって言ったくせに……」
「昔のことを蒸し返すのも男らしくないです。それに、大人のちんちんにするには、こうした方がいいらしいです」
ロニーの静止もなんのその、魚肉ソーセージのビニールを剥くように包皮をぐいぐいと下に下げるテッサ。
本当に裂けてしまわないように力を加減しつつ、粘膜を外気に触れさせていく。くちゃくちゃとやっている間にちんこに垂らした唾液が乾く。その度にテッサは口内に溜めた唾液をダラダラとちんこに垂らした。その様をロニーはまじまじと凝視する。
その視線に気づいたテッサは彼に問いかける。
「どうしました?」
ペニスの末端近くに顎を置いて、上目づかいでシコシコする。
包皮の間に溜まった粘液が、手の上下に合わせてぴちゃぴちゃと音を立てた。飛沫が飛んでテッサの唇に僅かにかかる。彼女の薄い桃色の唇が、濡れててらてらと輝く。
ロニーはそっぽを向く。
「別に」
「本当ですか?いいんですよ、何かしてほしいことがあったら、言ってください」
テッサの話をして唇をヒラヒラと動かすたびに、その花弁はどんな蜜を孕んでいるのかと考えることがある。ロニーは蚊の鳴くような声で「ちゅーしたい」と言った。
*
895 名前:囁かれし者:2011/10/03(月) 02:35:19 ID:E3hFVMt9
鉄橋を列車が通過する。轟音が橋桁の下に響き、それに合わせるようにテッサは大声で喘いだ。身を捩って乳を振り乱す。腰振りに合わせて乳首がぷるぷる揺れた。
ソーイチは周囲の轟音に掻き消されないように、大声でテッサに問いかける。
「テッサ!俺のペニスとバイブ、どっちがいいか言ってみろ!!この二本挿しで喘ぎ狂う淫乱な雌豚が!!」
「どょ、どっぢもいいです!どっちも好きなんです!!サガラさーん……ひぃあぅ!もっちょ、もっちょ突いてくださいぃいいい!!!」
ソーイチはテッサをバックで犯しつつ、彼女のアナルに深々と挿入されたバイブの根本を逆手で握った。ナイフで傷口を抉るようにバイブを捻る。「はひゃぃい!」テッサは高い声で鳴いた。
「どっちも好きだと!なるほど、貴様は救いようのないカスだ!!神と両親に懺悔しろ!
私はあなたからいただいた体をチンカス掃除に使っています!口はフェラで乳はパイズリ専用です!ザーメンまみれになるために今まで育ってきました!!マンコの襞でチンカスをこそぎ落して小便を漏らす下等な生き物です、と懺悔しろ!!」
896 名前:名無しさん@ピンキー 2010/10/03(日) 02:38:65 ID:qTHemHKy
どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!AA(ry
*
「匂い、嗅ぎます?」
「嗅がないよ!」
テッサはワンピースの下に手を入れると、レースの付いた上品なパンティを手早く脱いだ。湯気が出そうな脱ぎたてパンティをロニーの顔に寄せる。嗅がないと言った彼だが、本能的に
鼻をクンクンとさせてしまった。
自身の反射に気づいて、ロニーは顔を背ける。
「変な匂い」
「そこは嘘でもいい匂いって言っておくんです」
言いつつテッサはそのパンティで、ロニーのちんこを包んだ。曰く「わたしとキスしたら、ロニーすぐイっちゃいますからね」とのこと。
生暖かい布が擦れて、テッサの手とは違う快感に身悶える。ロニーは背をのけぞらして、玉どころか肛門あたりから上る射精感に耐えた。
「テッサ、オシッコしたい」
「ロニーがしたいのはオシッコではありません。射せ……膿がでそうなんです。ロニー、よければこのわたしの下着を、わたしのおなかだと想像してみてください。その方がたくさん出
せると思います。わたしのおなかの中……前、じゃ想像しにくいでしょうから、わたしのお尻の穴におちんちんを入れて、おちんちんの中身をドロドロ出すイメージです」
ロニーは少し驚く。
「お尻?お尻の穴に出すの?」
「本当は違うんですけど、前はロニーには早すぎます。前に出すのはちゃんと定職についてからにしてください」
「仕事すれば前で出していいの?」
「そーです。ロニーが就職したら、前でさせてあげます」
何がなんやらわからないが、ロニーはとりあえず納得した素振りをした。彼はすでに我慢の限界なのだ。早くキスがしたい――射精と言う概念を知らない彼だが、キスに対する憧憬は人並みにあった。
「男が女物の下着をつけるなんて、まるで変態だわ……嘘ですよ?落ち込まないでください」
テッサは綺麗なお姉さんだった。可愛いお姉さんだった。こんなくりくりキラキラした女の子は、彼の村にはいなかった。
ネトゲの美麗なアバターを見て『嗚呼、これは想像の産物なのだ』と妙に納得した。画面の中の女と村の女には、二足歩行していることくらいしか共通点がなかった。
絶望した!三次元など消えてしまえ!――と思っていたらアバターよりもアバターらしい、おさげが似合う可愛いお姉さんに、ニューヨークまで拉致されてしまう。
テッサに手をとられてニューヨークを案内された。年並にきゃっきゃする彼女が年上なのに可愛かった。「案内、と言ってもわたし、こっちにきてあまり時間がたってないんですけど……」と言って照れる彼女が可愛かった。
『表通りのカフェがおススメらしいです。メリッサが教えてくれました』
『ほら、あまりあわてて食べるから。ソースがはねてます』
『ロニーは運転が上手ですね。わたしも機械には強いつもりですが運転はどうも……』
『え、プレゼント?くれるんですか?――そんなことありません。とっても嬉しいです』
唇と唇が触れた。
ロニーの初めての能動的な行動だった。
たまりかねた彼は、つい、と唇を突き出すと目を丸くするテッサの花弁を奪った。彼女も抵抗することはなかった。
小鳥が水を飲むように薄皮をついばんだかと思うと、次の瞬間には、互いの唇の間に唾液の橋ができるような濃厚なキスに変わる。
技術などない。幼い本能をむき出しにしたロニーは、テッサの口内に深く舌を捻じ込んだ。ちゅるちゅると卑猥な音が上がる。舌と舌を絡めると、まるで体と体を絡めるような淫らな錯覚に襲われた。
テッサは手のひらでロニーの高ぶりを感じていた。互いの舌が深く絡まるたびに彼のペニスが脈動するのが、パンティ越しに如実に伝わってくる。
酷く興奮する――テッサは粘液でヒタヒタになったパンティを上下に揺すった。竿を擦る。包皮の中で亀頭が擦れる。亀頭が皮の中で充血してパンパンになった。
「テッサ……テッサ、お、おしっこいきたい」
「いいですよ、ここでしても……だからもっと、たくさんキスしましょう」
酸欠の金魚のように喘いだ二人は、また互いの口で互いの呼吸器に蓋をする。
ロニーの頭の中はテッサのことでいっぱいだった。
これ以上ないくらい近くにテッサの顔がある。思ったよりもずっと柔らかい唇と、狭い口の中。長い舌。根元まで絡み合う。味がいいのか唾液が多量にでる。口の端から垂れて、彼女の
胸の谷間に吸い込まれていく。ワンピースが透けて、ブラジャーのガラまで視認できる――そして僕は、ブラジャーなんかよりもずっと恥ずかしいモノを、テッサに触られてしまってい
る。
ひんやりした指に肉棒の熱が移る。粘液とともに匂いまで彼女の手に移ってしまう。彼女の手はこんなことをするためのものでないはずなのに――ロニーはテッサを穢してしまったよう
な、酷く背徳的な気分に襲われた。
テッサとキスしながらテッサにおちんちん触られて、テッサのパンツの中におしっこしちゃう――テッサのナカにデちゃう。テッサのナカってどんな感じなのかな。お尻の穴?……それ
ともこの、今舌を入れてる口の中みたいに、あったかくて柔らかくて狭くてビチャビチャに濡れてて吸い付いてきて……。
「テ、テッサ……もう、ダメだ……出ちゃう、本当に出ちゃう……」
「出していいです……このまま、このままちゃんと……受け止めますから……」
もう何も言わせまい、とテッサがロニーの口内を貪る。
ちゅぱちゅぱと唾液を絡ませ、まるで自分の両手を膣だと錯覚したかのように激しく上下させた。痛みへの思慮などないその愛撫に、ロニーはとうとう絶頂に達する。
「う゛っ……!」
短く喘ぐ。それと同時に精液が、テッサの手のひらを強く叩いた。
初物のザーメンがテッサのパンティ袋に注入される。テッサは彼の精液を逃すまいと、両手でペニスを囲むように強く握った。
びゅるるっるるっるうるるっる。
と、音がしそうなくらい見事な射精だ。何せ11年分なのだ。パンティの端や生地から滲み出た精液がテッサの両手を穢し、それでもなお溢れ出た精液が、テッサの太ももにびちゃびちゃ
と滴り落ちる。
唇がわずかに離れる。
「ひぃっ……はぁ、テッサ、テッサ……どうしよう……と、とまらないよ……テッサにかかっちゃうよ……」
「止めなくていいです……わたしはかかっても気にしませんよ?」
ロニーの口の匂いを嗅ぐような距離でテッサは言った。彼女は射精し続けるのもお構いなしに、彼の先端を弄び続ける。
萎えようのないペニスから11年分のザーメンが吐き出され、テッサの両手はもとより、太ももやワンピースをべたべたに汚してしまう。
「すごい……すごいですロニー。よっぽどたまってたんですね……最後まで握っててあげますから、全部だしていいです」
へーこら、息も絶え絶えに喘ぐロニーの首筋にキスを落としつつ、テッサは言った。
下半身は酷い有様だ。未だ射精は止まっていない。噴水のような勢いは既にないが、時折脈動し、湧水のように精液を吐き出す。ロニーの下半身でだけでなくテッサの下半身まで、雄の汁で汚れてしまっている。テッサには特に気にした様子はない。
ロニーの腰が時折痙攣する。そのたびにテッサは慈しむようにロニーの先端を握りしめた。
「テッサ……テッサ……」
「はいはい、わたしはここにいますよ」
熱病に浮かされるようにロニーはテッサの名を呼んだ。彼女は自身の存在を誇示するように、そっと彼に体を寄せる。
テッサの吐息がロニーの首元に触れる。彼女の視線が部屋を見回し、煌々と光るパソコンのディスプレイで止まった。
「ロニー」
彼女は一瞬息を止める。
苦手な食べ物を飲み下すように気を入れて、言う。
「もし、もしまた、おちんちんがこんな風になってしまったら、わたしを頼っていいです……また、してあげます。だから……こんな、小説もどきなんて、書かなくてもいいんですよ…
…?」
「え?」
ロニーは驚愕に目を見開いた。背筋が一瞬寒くなった。
*
夜の帳が窓を覆う。既に日付は変わっている。
眠るのは憂鬱だ。きっとまた夢に、あの男――レナード・テスタロッサが出てくる。それにまだ、この文章を書きあげていない。
「まだ起きていたのかい?もう遅い。早く寝なさい」
「……はーい」
しかしこれ以上は拙かろう。怪しまれる。
私はしかたなし、ノートパソコンの電源を落とし、寝支度を始める。
やはり違うのだ。サガラさんはアナルビーズなど使わない。(ベッドの上では)身一つで戦う男だ。そしてテスタロッサさんも「ちんかすでしゅううううううううう」などとは言わない。
もっとリアリティが、もっと真に迫った表現とシチュエーションはないだろうか?
やはりソースケ×テッサではなくソースケ×カナメ?時代は主流のそーかななの?それともまさかのそーマオ?そーサビ?
更にはガウルン?まさかのそーガウ?「どうしたガウルン?文字通り手も足も出んな……しかし貴様にも穴はあろう……ゴクリッ」いやいやねー……あるあるあるあるwwwwwwwww
私は悶々としつつ枕を抱いた。立ち上がり、寝室へと向かおうとして、その前に夜の挨拶をする。
「おやすみなさい――ハンターおじさん」
「おやすみ。暖かくして寝るんだよ――ミラ」
夢は憂鬱だ。あの男も気に食わない。だが私は、今夜の対談でレナードに、そーガウの可能性について問いただそうと思う。
完。
お目汚し申し訳ない。
大分スレを消費した上に改行ミスが多くてすまんかった
あと、投下中に気付いたが、なんでロニーが2ちゃんの日本語が読めるのかと
4chanのスレと考えてください
では、また
大作おつー
ミ…ミラ……だと!?
GJ!ロニーとテッサは自分も妄想してたわwww
投下されてる!乙!!
ネタまじりで面白かった
78 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 10:52:21.54 ID:ijbmIqZc
フルメタアナザーのアデリーナが公式でTwitter始めたな
>>36 いやフルメタアナザーが出版社の予想を遙かに上回る売れ行きで最優先で大重版してるみたいよ
んで短編まで重版してる余裕が無いっぽい
元々短編が本編に比べると売れないというのもあるけど
ちなみにフルメタアナザーは現在第4版
>>41 乙!
物凄い大作だなw
>>74 投下乙!
ワロタwwミラさんパネェなw
おねショタもなかなか良いな
短編は未だに重版かかってないんだよな
まぁまだ初版が店頭に置いてあるけど(フルメタは本編しか入荷しない店は置いといて)
AMAZONでも買えるし
買えない人はAMAZONでも使え
82 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 14:35:31.47 ID:GY2WduXY
フルメタは本編のみしか読まない人が多いからねぇ…
俺は最初短編からはまったけどな
本編のほうが馴染めなかった自分は当時のドラマガ購入層
短編読んでないと終盤で高校生活に決別する時の悲しみがイマイチ伝わらなくね?
86 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 20:39:14.02 ID:RA590lpS
ふもっふではめられました。。
短編(ふもっふ)があることで間口が広くなってるよな、フルメタは
しかしあんまり売れないと言う…
このスレに来るようなキャラ厨にとってはたぶん短編のが好みだろうな
>>89 長編の方が好きだよ。もちろん短編も好きだ
こういう風にキャラ厨とかカプ厨等と言って、短編好きな人を貶す人が最近多すぎる。
別に本編貶してる訳じゃないのにな。これだけ人気のある作品なんだから
読者が全員ロボとかミリタリ"だけ"に惹かれて見てる訳じゃないのは考えるまでもなく分かるだろうに
それに、キャラ、というか人間ドラマの方を重視する読者がASとかミリ描写には
一切興味を示さないとでも思っているのだろうか。
少なくとも自分は両方楽しんでるよ、ASフィギュアもASクロニクルも買ってるしな
というかお前は何と戦っているんだ
こっちからは何もない空間に向かってシャドーボクシングしているようにしか見えない
キャラにしか興味ないとでも思ってんのかね?
MSにもストーリーにも興味持ってるに決まってんだろ
ごめん、MSじゃなくてASだった…
なぜにモビルスーツ…
宗かな以外興味ないとか言っている女性ファンのブログはたまに見るぞ
いや極少数だが
何が好きでも別にいんじゃね
そういえばフルメタアナザーは1巻2巻を並べると主人公とヒロインが背中を寄せ合っている風に見えるらしい
「だらしなく口を開いて、やっとおしゃぶり上手な顔になられましたね。大佐殿は俺だけのおフェラ豚であります」
このソースケの台詞がツボ
プレイの一環でかなめにもこんな変態な事ぬかしてくんないかな?w
「っく……うあ…」
今、私の眼下には脂汗を流して声にならないうめきをあげてるソースケがいる。
濡れた額に張り付いた髪の下で、必死に哀願の表情を浮かべてる。
あの百戦錬磨の傭兵も、キン〇マをちょっと力を入れて踏みつけただけで
こんな情けないことになっちゃうんだから、結構面白かったりしてねー
ソースケは面白いどころじゃないけどね。んーもうそろそろ許してあげよかな。
あ、なんかソースケってば泣いてない?うわーこれはこれで可愛い。
かなめはにっこりと笑うと、脚に更に力を入れたのであった。
本スレ荒れてんなー
フルメタアナザーと短編ではどちらが読者多いんだろ?
>>100 短編読んでる読者は大体長編も読んでるでしょう
アナザーから入った人が本編にも興味もってくれるといいね
誰だよ俺の脳内にエッチ後のビロートークで
「アンタの子供なら1ダースだろうが生んであげるけどちゃんと稼いでよね、
旦那様。」とか言うかなめなんて電波飛ばしたのは。
悶えたじゃねーか
サッカーチームつくれるな
売上なら短編なんじゃ
別に比べる必要もないと思うけど
んだな
>>106 今はアナザーのが売れてるらしい
っていうか相変わらず人がいないなぁ
トータルでみれば短編だろう
別に売上なんかどうでもいいよ。
自分がおもしろいとおもってりゃいいんだから
というか、未だに見つかんねえよ売ってるとコorz
シャドウがAS-1に襲われる話マダー?
ラムダドライバの発言にはヒト型である方が都合がいいという設定から
ゲイツが駆るベノムを完全ヒト型化
流体科学に特化したウィスパードであるレナードは
ベノムの外面に人工皮膚を貼り付け、全裸の巨大ゲイツ様を作り出す
香港の街を火の海に変える巨大ゲイツ
そしてそこに現れたアーバレスト
しかし完成されたラムダドライバを使いこなすゲイツ型ASにより
アーバレストは敢え無く倒される
横倒しになったアーバレストに襲い掛かるゲイツ様
『(尻が)青いんだよぉ!消飛べ!!』
といいつつ巨大ゲイツがアーバレストのケツを掘る
哀れ、相良軍曹はラムダドライバの神経フィードバックで下半身が大変なことに!!
っていうのなら一時期考えた
単なるゲイじゃねーか気持ち悪いわwww
116 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/23(水) 19:15:37.13 ID:cVtY3hbR
12月発売のフルメタアナザー2巻冒頭がドラマガに公開されてたけど
マオはクルツに未練たらたらで笑った
この馬鹿共を何とかしてくれw
>>114 ヴェノムじゃなくて機体の名前はコダールもしくはエリゴールな
>>116 クルツじゃなくてマオが未練タラタラなのかww
娘もクルツにちゃんとなついてるっぽくて良かったな
そいやそーかなの子供とは何歳違いになるのかね?
一応アナザー時からでも充分仕込める年齢の筈だけど
本編や短編集に子供の描写ないからなんとも言えない。
少なくとも年上はあり得ないから、同い年か年下だよな。
宗介とかなめの場合、コンドームとか使いそうに無いからすぐ出来そう。
しかし、クルツとマオも再開の喜びでヤっちゃったのね・・・
宗介にはやくコンドームの水筒以外の使い方教えてやらんとなww
大家族もいいじゃない
かなめが大変だろうけど
124 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 14:50:46.37 ID:dMYXB/Mx
今月20日にフルメタアナザー2巻出るけど
宗介の子供とか出てこないかなぁ…クルツは出てくるっぽいんだが
クルツとマオがそろえば宗介の話とか出そうな感じだけど
間接的には一巻で一度でてるんだけどねえ≫宗介の話題
現在の宗介の話が知りたいな
何となくアナザー2巻ではクルツが出そう
フルメタアナザーの主人公がお蓮さんに振られてたw
まあしょうがないお蓮さんの所には閣下が婿にきたしな
129 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 13:18:39.16 ID:if/fyB01
>>126 フルメタアナザー2巻の小野Dの話で宗介は学校を卒業していない事が確定
130 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 05:06:03.49 ID:vTPXwtpc
>>130 振られたというか、一方的に惚れた事はあるみたいですね。
2巻P92に「市之瀬の年上フェチは筋金入りだしね。〜中略〜美樹原さんとこのお姉さん──ていうか姐さんとか」
って言われてますし。
お蓮さんはどうせ会長にしか興味ないだろうしなww
133 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/25(日) 21:16:01.19 ID:fvCI3sHQ
130 です。
そういえば、そんな記述あったような。
お姉さんというのは分かるが、姐さんというのはちょっちあわんな・・・。
もはや、そういう感じになってるんだろうか?
そろそろ、会長閣下に会いたいんだが・・・。
>>133 いや、あくまで組長の跡取り娘(もしくは前組長の娘で現組長のインテリヤクザの妻)に対する呼称としての「姐さん」では?
別にお蓮さんが極妻っぽく、黒い着物に結い髪べらんめえ口調になった訳じゃないと思います。
そういういかにもな相手なら達哉も惚れたりしない気がしますし、おっとり物静かなお嬢さん風のままなような気が。
135 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 00:50:42.42 ID:Woa2xHc9
うんうん。
だけど、やっぱり・・・会長閣下。
組長閣下になっても、扇子なんだろうか?
フルメタはこういう脇役が面白かったのでね。
鉄扇とか使ってるんじゃねw
137 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 10:23:35.25 ID:qOqCsp10
四季さんのブログにフルメタアナザーverのお蓮さんと閣下のラフイラストが!
四季先生の年賀イラストかわいいよprpr
宗介とかなめの子供の妄想しながら保守
クララみたいに一瞬でもいいから出てきてくれんかな
クララはレギュラークラスだからもう一瞬とは言わんだろwwww
かなめprprしながら保守
だがなぁ。
君が武器など要らないと格好良く決めた男だ。
平和に暮らしているだろう…たぶん。
>>142 いればが抜けてるぞww
まあ、もう宗介はかなめと武器とは無縁の生活送っててほしいわ俺も
144 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/23(月) 23:23:31.63 ID:PUoupE/i
>>143 それ「かなめと一緒」にしとかんとちょい紛らわしいべ
>>144 確かに一緒が抜けてるとかなめも無縁の生活になっちまうなww
ほしゅ
147 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/07(火) 18:21:00.71 ID:EVQDkT6R
保守
フルメタアナザー3巻は3月か
そろそろ宗介本人の登場よろ
>>142 かなめが狙われる危険性がある事を考えたら武器は捨てらんないと思うけどね
テッサ萌え
ほしゅ
今更だけどアナザー読んだ
短編9巻→アナザーの順で読んだけど違和感なかったわ
これ書いてる人本当に振フルメタ好きなんだろうな
というわけでアデリーナたん関係の投下待機
保守
原作に愛情のあるメディア展開とかスピンオフって見てて気持ちいいよな
オーフェンのアニメみたいなのは勘弁して欲しいけど
原作へのリスペクトが感じられてクオリティ高いメディア展開は嬉しいな
154 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/25(日) 13:27:10.53 ID:x5T6gA9N
フルメタアナザーの主人公とヒロイン
キス寸前までいくのは早すぎるな
3巻でちゅっちゅしかけたじゃん
シリーズ自体が短い予定なのかも
だってそりゃ日々のお仕事の話なんだからあの姉弟テロリスト倒したってすっきりと完結はしないし
俺たちの仕事はこれからだエンド以外はまだ期待できないだろ
宗助はスーパー化が激しいASにげんなりしてるだろうなw
157 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/29(木) 20:09:36.55 ID:vVxVHKv4
ドル箱のフルメタシリーズが短いわけない
発売ペース速いからフルメタアナザーは無印より短期間で終わるかもだが
フルメタアナザーの二人は無印の二人よりボーイミーツガールやっててニヤニヤする
宗介が鈍感すぎたんだ…
かなめも素直じゃなかったしな
オンマイオウンからの絡みは結構ニヤニヤしたけどな
フルメタアナザーだと
達哉とアデリーナのカップルの安定感が凄いな
王子と侍女も
いずれくっつける気なのが見え見えだけど障害だらけでなかなかくっつかない2人
ストレートに2人だけの世界に全力で突っ込んでいく2人
どっちも萌えるけど創作欲が煽られるのは前者なんだよな
163 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/30(月) 22:41:34.68 ID:9K8XpTkm
宗かなカプSSがいまいち盛り上がらないのはアニメでイチャイチャする場面がほとんどなかったからだろうな・・・
散々出まくって書き尽くされた感があるからだろ
まだいくらでも読みたいけど
私もまだ読みたい。
宗かなも宗かな以外も読みたい
職人さんお待ちしております
保守
達也Xアデリーナって需要ある?
遅レスだけど、ちょっと見てみたい>達也×アデリーナ
ここ人少ないしアナザーのは需要あるか分からんけど…
自分もずっと待ってる
投下します
内容はテッサ×宗介
主要人物が割と下種野郎です
時期的にはフルメタ本編の2、3年後を想定
アナザーは読んでいないので、設定に間違いがあったらすんません
「では、本日もお疲れ様です。お金はいつもの口座に振り込んでおきますので、後で確認してください」
「ありがとう、テッサ。では、俺はこれで――」
「待って」
テッサは宗介の腕を取ると、開け放たれた玄関の中へ今一度彼の体を引きずりこんだ。
大した膂力もない彼女の引き留めを宗介は跳ね除けようともしない。その代り視線だけを幾分強めた。彼は言う。
「もう契約の時間は終わったはずです」
「そうですね。でも、キスだけ――あなたはわたしの懇願を断れないはずよ」
宗介は眉根を寄せて幾許か逡巡するが、テッサの「ためらうなら、今日の支払いに多少色をつけましょう」という申し出を受けて、彼女の唇を貪ってしまう。
*
酷く蒸し暑い朝だ。
汗で皮膚に張り付いたワイシャツ。濃紺のネクタイを緩めると宗介は、多少緊張した様子で我が家の玄関を開けた。
「ただいま」
「お帰りソースケ。何よ朝から辛気臭い顔をして……もしかして疲れちゃった?」
かなめはエプロン姿で宗介を出迎えた。
朝食の準備をしていたらしく、キッチンから食欲をくすぐる焦げた油の匂いが漂ってきた。「卵焼きか」宗介はポツリと呟く。
「うん。あとお味噌汁とポテトサラダ……時間がなくてちょっと手抜きだけど、ソースケも食べる?」
「ああ、いただこう。いつもすまない」
「ふふっ、どういたしまして――荷物持とうか?今日も朝まで打ち合わせしてたんでしょ?……バッグ片づけといてあげるから、さっさと食べて寝ちゃいなさいよ」
かなめの手が宗介が持つビジネスバッグへとのびる。彼は厚意に甘えてバッグを渡そうとして――彼女の下腹部のふくらみに気づいて「いや、いい。気にするな」と言った。
「そう」
かなめは宗介の気遣いを思って薄く笑う。彼女はひっこめた手で自身の膨張した腹を撫でると「早く食べてね。片づけるの遅れちゃうし、冷めたらおいしくないから」と言った。
*
「かなめさんは元気かしら?」
「おかげさまで」
「そう……そういえば、今日で大体何か月目?」
「今月で4か月になります」
テッサがかなめについて触れるときは、決まって彼女の機嫌が悪い時であると、朴念仁である宗介も十分に理解している。
今日は最初から様子がおかしかった。床に散乱した酒瓶。「抱いて」の一言で呼び出された宗介は、テッサのマンションのドアを開けた瞬間に、ああ、今日は酷い夜になりそうだと予見した。
部屋中に充満したアルコールの匂い。先の戦いで内臓の一部を失った彼にとっては、あまりいい匂いではない。
鼻につくそれを振り払うように頭を回した彼は、ズイズイと部屋の奥へと進む。
程なく床に横たわるテッサを発見した宗介は、彼女の体をベッドに運ぶと、そのまま熱に浮かされた彼女の肢体を貪った。
何も言いたくないし何も聞きたくなかった。だから一心不乱に彼女の体を弄ったというのに、ことが終る寸前でテッサは、宗介の琴線に触れてきてしまう。
「4か月……ということはわたしとサガラさんがこうなってから、もう2か月がたったということですね」
「はい」
「この2か月間……サガラさんは何回、カナメさんを抱いたのかしら?」
裸の宗介に跨って、テッサは悪魔のようなことを問いかける。
かなめの体を気遣って宗介は、ここしばらく彼女のことを愛せないでいる――そのことをテッサは知っている。知っているからこそ問いかけた。
宗介はいつものポーカーフェイスで、しかし胸の底では心情穏やかでない形で声を発する。
「抱いていません。一度も」
「あら、本当に?一度も」
「ええ」
「動きに気を付ければ、セックスが母体に与える影響は軽微だと聞くのだけど……サガラさんは優しいんですね」
テッサの言に宗介は眼を背ける。彼女はその反応が面白かったのか、彼の無駄のない腹筋の皮をつねりあげると、上体をくねらせてはしゃいだ。
「嘘です。全部嘘。あなたが優しいだなんてそんなはずがない!サガラさん、あなたは覚えていますか?カナメさんの護衛を解任した後でわたしがあなたに言ったことを。
わたしは今でもたまに思い出します。あなたからカナメさんを取り上げた時、煮え切らないあなたにわたしは言いましたよね?あなたは酷いって、最低だって。従順で優しいふりをしているけどあなたは酷いエゴイストだって!
あの時言ったことが、今になって真実味を帯びてきている――抱いて、キスして、いかないで――わたしが望めば従順に従ってくれるのに、心の中ではそれに不満を持っている。
やっていることは間違いなくカナメさんに対する裏切りなのに、あなたは今の状況を他人のせいにしている――わたしはあなたにこうも言いました。貴方は気楽で良いですよね。私を恨んでいれば気が紛れるんだから……って」
宗介は生唾をぐっと飲み込む。
「これは俺のせいだ。別にテッサのせいではない」
「そうです。わたしはただ提案をしただけ。あなたが提案を飲まなければいけなくなったのは、あなたの考えが足りないから……会社をクビになったのも、そう、あなたのせいよ。判断が甘かったの。最低の能無しだわ。吐き気がするようなクズね」
「そうだな。全部俺が悪い」
言うなり宗介は上体を持ち上げると、テッサの上に覆いかぶさった。酷く面倒になっていた。彼女と話すのも、自身について内省するのも。
宗介はテッサの腰を引くと、濡れそぼったヴァギナに自身の末端を捻じ込んだ。「あぁっん!」彼女の背が仰け反り、ベッドの上でブリッジをする。
唇の端から涎を滴らせる彼女をよそに、彼は一心不乱に腰を叩きつけた。
*
「セガール、大変なことになった。爆発だ。BONTAKUNが爆発したぞ」
べアールの言に宗介は言葉を失った。何を言っているのかわからなかった。
顔面蒼白になった彼にかなめが「どうしたの、なにがあったの?」と問いかけたが、それすらも耳に入らない。彼はバタバタと身支度を整えると、困惑するかなめを他所に「行ってくる。今日は遅くなるかもしれない」とだけ言って自宅を後にする。
「ソースケ!ちょっと待ちなさいよ!少し話が――」
BONTAKUN.series.
通称BTS。ヘルマジスタンでブータックと呼ばれる特殊兵装は、当時非殺傷兵器アドバイザーとして活動していたソースケ・サガラが立案、製作に携わった対人マテリアルの総称である。
メリダ島の後、職にあぶれた宗介に馴染みのべアールが声をかけた。
曰く「セガール、君を活かせる道は他にない」曰く「君さえいれば、ASの運用面に関して我社は、他社の追随を許さぬことになるだろう」
武器を持たぬ男を目指す宗介にとっては複雑な申し出ではあったが、背に腹は代えられない。「非殺傷兵器についてなら」という中途半端な主張を通して、彼はその地位に就いたのである。
そんなセガールアドバイザーの代表作が前述のBONTAKUNである。
主に自警団や警察に配備する予定で作成された愛らしい特殊兵装は、デザインの問題で当初こそ売上が伸びなかったものの、細部に関する異常なこだわりから徐々に顧客を獲得し、今では3か国、15の団体に正式配備されるという偉業を成し遂げた。
下記は現在までに生産された、BONTAKUNシリーズのラインナップである(wi○ipe○iaより抜粋)。
MS-06 BONTAKUNII
MS-P06 試作型BONTAKUNII
MS-06A 先行量産型BONTAKUNII
MS-06C 初期量産型BONTAKUNII
MS-06F 量産型BONTAKUNII MS-06F ドズル・ザビ専用量産型BONTAKUNII
MS-06F 量産型BONTAKUNII(中間生産型)
MS-06F 量産型BONTAKUNII(後期生産型)
MS-06FS 指揮官用量産型BONTAKUNII(ガルマ・ザビ専用機)
MS-06F-2 後期量産型BONTAKUNII
MS-06FZ 最終生産型BONTAKUNII(BONTAKUNII改)
MS-06S 指揮官用BONTAKUNII(シャア専用BONTAKUN)
MS-06J 陸戦型BONTAKUNII MS-06J 湿地帯用BONTAKUNII
MS-06JC 陸戦型BONTAKUNII(JC型)
MS-06G 陸戦高機動型BONTAKUN
MS-06G 陸戦用BONTAKUN改修型
MS-06D BONTAKUN・デザートタイプ MS-06D ディザート・BONTAKUN
MS-06DRC ディザート・BONTAKUN・ロンメル・カスタム
BONTAKUNは売れに売れた――が、名が売れた物には良悪を問わず人が集まる。
BONTAの冠はいつしか宗介の手を離れて、宗介やべアールが所属するブリリアントセーフテック社どころか、BONTAに魅了された全員のものとなってしまう――そして宗介の預かり知らぬところで、今回の事故が起きたのだ。
BONTAKUNのボの字も知らぬような外側の人間がBONTAKUNを弄りまわして、不完全なBONTAKUNを世に出してしまった。
「ミスターサガラ。君の功績は素晴らしい。しかし立場上、私も誰も罰せずにこの件を終わらせることはできないのだ。君はアドバイザーだが、BONTAKUNシリーズに深くかかわっている――もちろん君一人のせいではないのだろうが、君はまだ若い。今回は涙を呑んでくれ」
糞のような気分だった。
BS社から退出した宗介は今までの自分の努力はなんだったのかと肩を落とした。
時間も知識も経験も全てBONTAKUNに捧げてしまった、BS社に捧げてしまった。そのBS社からクビを言い渡されて、後はどうすればいいのか――職を失ったどころか、今回の事故に関して、何らかの責任を問われるだろう。具体的には金。無職の自分に払えるはずがない。
結局のところできそこないの自分には、当たり前の職など全うできるはずがなかったのである。
彼はふと、レナード・テスタロッサのことを思い出した。
彼が所属したアマルガムは世界を裏から牛耳って、適度に戦争を起こして経済を潤わせていた――メリダ島戦後、弱体化したアマルガムによる軍事介入は鳴りを潜め、それとともに世界経済は衰退の一途を辿る。
戦いの場から抜け出して経済に参入した宗介は、自分がしたことがどこまで正しかったのか、よくわからなくなってしまった。逃げ出したくなってしまった。あの時と似た気持ちだった。
――千鳥、何もかも捨てて、二人で逃げよう――
レナードが陣代高校での日常をぶち壊しに来たあの日、宗介はかなめに一緒に逃げようと言おうとした。今もそんな気分だ。
あの時ほど切迫した状況でないはずなのに、もうここまで心理的に追い詰められている。多分これが一般的な感覚なのだ――かなめ。もし君に今、俺が、一緒に逃げようと言ったとしたら、君は俺についてきてくれるのだろうか。
「ソースケ。今、あたしの話聞いてた?」
思案の海に沈んでいた宗介は、かなめの話を当たり前のように聞き逃す。
時は夜の八時。夕食時――クビになったことも借金を背負うかもしれないことも逃げ出したいことも、未だ彼女に伝えられずにいる。
普段なら美味なはずの彼女の料理が、今は鉛のように感じられた。
「……すまない。聞いていなかった」
「もう……すっごく大事な話だったんだけど。ホントは朝話すつもりだったのに、さっさと行っちゃうしさ……どうしたのよ、今日はなんか変よ?」
「いや、なんでもない、気にするな。で、話とはなんだ?」
かなめは拗ねたように唇を尖らした。「もーいーわよ。べっつにー、相良軍曹は他に大事なことがあるみたいだしー」彼女は気を悪くすると、宗介のことを相良軍曹と呼ぶ。
まずい、このままではかなめに見捨てられてしまう――宗介は平謝りをする。
「すまない。少しぼんやりしてしまった……俺は君の話が聞きたいぞ」
「本当に?でもどうしよっかなー、相良軍曹は結構適当なこと言うしね。問題あっても問題ないってすぐ言うしねー」
「そんなことは……あるかもしれないが、君の話が聞きたいのは本当だ。君も俺に何か言いたいことがあるのだろう?聞かせてくれ」
「うーん。そこまで言うならしかたないわね。耳の穴かっぽじってよーく聞くように」
宗介は姿勢を正すと、真正面からかなめを見据えた。彼女はその視線が気恥ずかしくて、多少俯くと、小声で言う。
「できちゃったみたい」
「なに?」
「ソースケとあたしの子供……朝、検査薬で見て、今日お医者さんにも見てもらった。一か月だって……ソースケはね、お父さんになるの」
かなめは心底幸せそうに笑った。宗介は覚悟した。もう逃げられない。彼女とともに、ここで根を張って生きるしかない。
*
「お金を稼ぐ、作るのは難しくても、お金を集めるのは簡単なんです。人がお金を支払うのは、その支払いによって支払ったお金以上の対価を得られると考えるからです。
つまりそう錯覚させればいい。実際には無価値な物やサービスでも、演出やタイミングによっては、ダイヤよりも顧客の眼を惹くものになります」
テッサは今日、たったの15分で、億単位の利益を上げたらしい。
方法はよくわからない。宗介にとって金、株だ国債だ、権利だなんだという話は認識に外のことである――だが狭苦しい潜水艦の中で大海の流れを全知した彼女にとって、人の思考という指向性を持った流れを読み切ることなど、甚だ容易なことだろうとは、思う。
「よければサガラさんにも、資産運用というものを教えてさせあげましょうか?そうすれば、あなたはこんな風に、わたしを抱く必要もなくなるかもしれませんよ?」
「いい。俺にはそういったことは、理解できん」
「そうですか……残念。もし教えることになれば、わたしは公然とサガラさんと会えるのに……うっん!」
宗介は裸のテッサの尻を持ち上げると、揃った両足の間に肉棒を挟み込みようにして、蒸れた女性器に己の欲棒を突き入れた。
宗介はテッサの白く細い――だのに女性的柔らかさを備えた肉体を、自身の性器でこれでもかと穿ち続ける。
うつぶせになった彼女の上に覆いかぶさって、肉体を前後させる。まるで餅を突く杵のように、テッサの股座を突きに突いた。
「ひっ……はぁ…サガラさぁん……ぃいです…もっと、乱暴にし、て……ゃあっ…!」
腰を振りつつ宗介は、テッサの後ろ髪を引っ掴むと、彼女の上体を強引に持ち上げた。
一本二本、銀髪が引き抜けたが気にも留めない。持ち上がった頭を覗き込むと、そこには狂女の顔があった。
怜悧な印象は欠片もない。酸欠の金魚のように小刻みに呼吸をする唇からは唾液が流れて、舌がだらしなく口から這い出している。視線も定まらない。
白い肌を赤く染めて、ただただよがり狂う。構わず宗介は、彼女の下半身を犯し続けた。
「酷い顔だ」
宗介は思ったことをそのまま口にした。そうするようテッサから『依頼』されていた。
ただ乱暴に抱くこと、それが彼女からの依頼内容だった。会社をクビになったのち天啓のように舞い降りたテッサは、破格の待遇で宗介を、自身専属の娼夫としてしまう。
かなめの前ではBS社のアドバイザーを装う宗介だが、実際には彼は、毎日のようにテッサの家に来ては、一晩どころか場合によっては一日中、彼女と肌を重ねていた。
「酷い顔だなんて…あぁ!そ、そんなこといぅサガラぁんなんて、き、きらいです……ぅう!」
「そうか。それは残念だ」
「う、うそ……好き!…好きだから……も、もっとしてくだひゃぃ……」
「わかった」
宗介は一度、テッサの中から肉棒を引き抜くと、彼女の体をひっくり返して、正面から彼女の中への挿入を試みた。
しかし股が閉じられていて、うまく挿入ができない。「股を開け」宗介はテッサが彼の言葉に従うよりも先に、彼女の片膝を抱いて露わになった性器に自分自身を挿し入れてしまう。
「あぁっ!…ぃや……こんな格好で……ひ、ひぃ……」
「嫌ならやめるか?」
「いやいやいやいや、違います、やめないで……サガラさんは空気が読めない人ですね……やぁん!」
宗介に止める意志など雫ほどもない。
彼女の家に来た瞬間から、彼がやることはすでに決定している。そのために来たのだ。もはや抱くしかない。これが俺の今の仕事だから――本当にそれだけか?
宗介はいまや、金のためにテッサを抱いているのか、彼女を満足させるために抱いているのか、それとも自分の欲望の捌け口のために抱いているのか、自分でもよくわからなくなってしまっている。
*
「最近ソースケ、あたしと、その……しないわよね」
「そうだな」
宗介はギクリとする。
普段、宗介とかなめは同じベッドで寝ている。だが彼が彼女に向けて欲望を向けることは、妊娠の知らせを聞いてからほとんどなかった。
もちろん母体を気遣ってのことだが、それだけが理由だとは言い切れなかった。
「ソースケは我慢強いから……いや、したくないのならいいんだけど……ごめんね、変なこと言ったわ」
かなめは宗介に背を向けると「やだやだ」と言って手のひらを振った。
宗介はかなめが言わんとしていることに気づくと、彼女の背を抱いた。
彼は彼女の髪を掻き上げると、むき出しになった耳元に「したくないわけがないだろう」と言った。横抱きにした彼女の腰は前抱いた時よりもふっくらとしていた。
以前の彼女と違うのは腹部だけだろうか、と思い彼女の体をまさぐるが、つい先ほど、本当につい先ほど抱いたテッサの体が脳裏を過ってしまう。
テッサの腰はもっと細くて曲線が滑らかだった。かなめの乳房はテッサよりも豊かでハリもいい。
宗介は、あれはどうだ、これはどんなだ、と触りなれたはずのかなめの体を確認するように、全身をくまなく撫でまわした。
「ん……ソースケ、今日は、いつもと触り方……違うかも」
「……そうか?久しぶりだからではないのか?」
「わかんない」
「こういう触り方はイヤか?」
「イヤ、じゃない……ソースケの触り方は、全部好き」
宗介の腕の中でかなめの体が半回転し、向き合う。キスをする。体制が変わるたびに彼女の湿った皮膚と陰茎が擦れて、末端がこれでもかと充血してしまう。
先端からガマン汁が溢れ出る。亀頭がナメクジのように、カナメの尻や下腹部に粘液の跡を残す。互いの舌が互いの口内を這いずりまわる。
ひとしきりついばんで、ふいに唇が離れる。
互いの顔と顔の間に粘液の橋ができる。その橋を切るようにかなめは言う。
「好き」
「そうか」
「ソースケは?」
「君と同じ気持ちだ」
「そう。うれしいよ、ソースケ」
言ったきりかなめは自分の額を宗介の顎に擦り付けた。
宗介はそんな彼女の様子に酷く心を痛めた。自分は酷い男だと理解した。
理解したがテッサとの契約を無碍にすることはできないのだろう、結局のところ自分はそういう生き物なのだ。
彼は熱くなる目頭をごまかすように、かなめの体をかき抱いた。
強い力で抱きしめられてかなめは眼を白黒させたが、別段痛みは感じなかった。されるがままに任せた。テッサに対する力強さ、乱暴さとは別の力で宗介はかなめを抱いた。
*
「わたしが避妊をしていない、と言ったらあなたはどうしますか?」
テッサは子種に濡れた自身の下半身に指を這わせつつそんなことを言った。
彼女が座るベッドに腰掛けて宗介は、彼女の肢体を一瞥する。白い肌が桃色に染まっていた。酷く勃起する。それとともにため息をついた。
「あわてる」
「本当に?わたしには今のあなたが、あわてているようには見えないわ」
「君は契約を守る女だ。そんなことをするはずがない」
テッサの手のひらが怒張する宗介の股間に触れる。シュッシュッと根元から先端まで擦りあげた。
「その認識は真実かしら?確かに私はできる限り正直で、誠実であろうと努めているけれど、場合によっては違うわ。
例えばこんな言葉があります。恋と戦争は手段を選ばず――ねぇ?サガラさんにぴったりの言葉だと思いませんか?」
「わからん」
宗介はそっぽを向いた。下半身は熱くたぎっているが、胃の底は鉛のように冷えて落ち込んでいる。
宗介にはテッサの意図がわからなかった。そもそも人知を超えた天才である彼女の思考を読み取ることなど、自分には出来ない――彼はすぐに考えるのを止めた。
テッサは怒張を取り戻した肉棒の上に、自身の濡れそぼった入り口を持ってきた。
割れ目から彼女の体温で温められた精液とも愛液とも言えないものが滴る。亀頭に垂れる。妙な感触がしたが、張りつめは一向に収まりそうになかった。
「ふふっ、そうね。あなたにはなにもわからないわ。言葉の意味も、わたしの考えも、避妊の有無も。
どうしましょう。わたしが腰を落とせば、あなたのペニスがわたしのヴァギナをまた貫くことになるわ。
そしてわたしはサガラさんが精液を吐き出すまで、ペニスを抜く気はありません。危険ですね?ますますわたしたちは危うい関係に――あぁっ!」
宗介はテッサの話が終るより先に腰を浮かして、彼女の穴を抉じ開けた。
くだらない。もうすでに注ぎ込んでしまっている。一回増えたことでなんだというのだ。
「孕ませて!わたしも、カナメさんと同じように、あなたのペニスで孕ませてください!!」
笑っているのか泣いているのかわからない表情で、テッサはそんなことを口走った。
宗介は最初から彼女の中に出す気でいる。つまり避妊するしないの主導権は彼女が握っているのだ。
犯すのは自分だが、孕む孕まないの判断は彼女が下す。そう思うと宗介の背に、一筋冷たいものが流れた。
*
「まもる、がいい」
「なんで?」
「何故と言われても……君はいやか?」
「別に。あたしもいい名前だと思うけど……珍しいよね、ソースケからそういうこと言うのって。自覚が出てきたってことかしら?親になる」
「かもな」
宗介は名付け辞典を買ってきた。
自覚が出たとか歳をとっただとかそういうことではなくただの気まぐれだったが、ただ、まもるという名はいい名前だと思った。
字面や響きに対する感性は持ち合わせていないが、もし子供が男なら、かなめのことをまもってくれるだろうと思った。
自分が後どれだけ生きられるかわからない。幾度も死線を越えてきたこの体は、後どれだけ動いていられるのか。放射能の影響は本当にないのか。今はまだマシに動いているが、10年、20年後のことは全く予見できないでいる。
そして自分のような男が、彼女の傍にいるのに本当にふさわしいのか――何年も前にした自問自答を、今更になって繰り返してしまう。
*
春が来て夏が来て冬がきてそろそろ季節が一巡しようとしている。
かなめのお腹はさらに大きくなって、それでも魅力的なままの彼女でいてくれる。
だのにおれは未だにテッサの前で痴態をさらし続ける。セックスの様が痴態なのではない。こんな関係を続けていることが痴態なのだ。酷く寒い。窓を見ると枠に雪が積もっていた。
「綺麗ですね」
「そうだな」
俺は心情と裏側の意見を言う。
窓に押し付けたテッサの体はガラスに体温を奪われているはずなのにこれ以上ないくらいにほてっていた。俺はそれをいいことに後ろから肉棒を突き入れ続けた。
彼女の後ろ髪を掴んで、彼女の頬を窓に押し付ける。吐く息で窓が曇る。端正な顔が不細工に歪む。窓が汗をかいて雫が流れたが、俺はそれをテッサが流した涙ではないかと誤認した。
「どうしました?」
涙に動揺して腰振りを止めてしまった。「なんでもない」そう言って下半身を穿つ。これでもかと穿つ。自身のふとももに持ち上げられる尻肉が扇情的に俺を煽る。程なく射精した。
引き抜く。窓際にへたり込むテッサの股座から精液以外のものが溢れ出て絨毯を汚した。彼女の顔には涙の跡もない。泣いているのは下半身だけだ、と俺は思った。
「なぜ泣いているのです?」
彼女の言で、俺は初めて泣いているのは自分であることに気づいた。
手の甲で涙を拭う。理由は自分でもわからない。自身の痴態を憐れんだのは間違いないが、それだけが理由ではないように思った。
「なにかありましたか?」
「いや。なにも」
「うそ。何もないのに泣くわけがないわ――それとも、わたしに相談するのは不満かしら?」
テッサは悪魔のように笑う。「違う。君に不満など――」言いかけて、俺は、急に腑に落ちてしまう。
「どうしました?」
今度は本当に心配そうにこちらの顔を伺い見るテッサ。
口には出さない。彼女には伝えないが俺は、もし結ばれたのがかなめでなくテッサであったなら、こんなところで涙を流さないだろうと思った。
結局のところ自分と同じ人殺しである彼女とならば、こんな劣等感を抱かずに添い遂げることができたのかもしれない。
*
天気がいい日に外に出るといつも思うことがある。俺の影はこんなにも色濃い。
テッサを抱き終えて直に連絡が入った。かなめが陣痛を訴えて、病院に運び込まれたという。
別段驚きはしない。そんな頃合いだろう。ただそんな出産手前のかなめを置いて、テッサを抱いてしまう自分に心底疑問を覚える。
結局そうなのだ。結局自分はそんな人間なのだ。以前変わりなく。
「こちらでお待ちください」
看護師に案内されて、俺は手術室前の椅子に座る。
俺以外に人はいない。メリダ島戦後、かなめと俺は一部の知人を除いて連絡を絶っている。
彼女の両親や妹にはメールで近況を報告する(発信元は隠蔽されている)程度で、直接の連絡先は教えていない。教えても無駄に危険にさらすだけだ。
彼女には俺しかいない。彼女にかかわるつながりは俺が断った。本当に信頼をおける相手以外に本来の身分を明かさないよう、彼女に強いている。
「すまない」俺はそのことについて、彼女に一度だけ、謝罪した。
「やーねー。これは別にソースケのせいじゃないでしょ?……それにこうなるのは、レナードと一緒に行ったときに覚悟したことだし、その時と比べれば全然マシよ
――キョーコとかともまったく連絡取れないわけじゃないし、今はソースケがいるしね」
そんなただ一人の人間が、彼女に対して酷い裏切りをしている。
裏切り者の子を孕んだ彼女の出産を、俺はどんな表情で待てばいいのか。どんな心境で祈ればいいのか。
そもそも何を祈るのか?母体と子の無事か?――そんな月並みなものを祈る資格が、俺にあるとは思えない。酷く場違いだ。この俺が命の誕生の傍にいるなど、馬鹿げている。
俺が子を育てるなど、馬鹿げている。
彼女の傍にいるなど、馬鹿げている。
誰かと心を通じた気になるなど、馬鹿げている――身動き一つない空間の中で一点、手術室のドアのランプだけが点滅する。
オペ中である旨を示す明かりが消える。俺は椅子から立ち上がると、程なく開くであろう手術室のドアを見据えた。
無事であってくれ、と思う。しかし心の底では、自分のような人間が親になることに、彼女が俺の子を出産することに酷い違和感を覚えている。
もし彼女の相手が俺でなく、彼女にふさわしい他のだれかであったら、俺は子の無事をなんの妨げもなく祈れたのかもしれない。
かなめ。かなめ、聞いてくれ。俺は酷い男なんだ。テッサの言うとおりだ。従順で優しい振りをしているけど、本当は酷いエゴイストだ。
俺は君が好きだ。好きで好きでたまらない。だから君を俺のものにしたかった。
他の誰よりも君が好きだということを言い訳にして、君にふさわしい誰かから君を遠ざけたんだ。
エゴだ。もし本当に君の幸せを願うなら、君はもっと他に――人殺しでない誰かの子を――
ドアが開く。白衣を着た人間が何人か出てきて、俺を見て何事か言う。無事だ。おめでとうございます。元気な男の子です。
俺は酷く狼狽する。嬉しくてたまらないはずなのに、心の底から喜ぶことができない自分を思って、自分は無様な人間だと悟る。俺は一言二言、よかった、後は頼みます、と言ってその場を後にしようとする。
俺の淡泊な反応に気を抜かれた看護師が「え、あぁ、はい」と白痴のような声を出し、その後から「ソースケ!!」聞きなれた怒声が聞こえた。それと同時に何かが倒れる音。
金属と金属が打ち鳴らすけたたましい音に、俺は身を翻す。
「奥さん、ちょっと、大丈夫ですか!?」
初老の医者が叫ぶ。俺は衝動的に駆け出すと看護師の制止を振り切って手術室に駆け込んだ。
目に映る。倒れこんだ手術台。散乱した手術器具。右往左往する白衣の人間。床に投げうたれたかなめ。
「かなめ!!」
俺はかなめに駆け寄ると、助け起こそうとする看護師を遮って彼女の肩を抱いた。
彼女の体はこの前抱いた時よりも大分軽かった。血の気も失せている。抱いた手に体温ほどに温かい液体のヌメリを感じた。。
ああ、ああ。どうしてだ。何故彼女がこんな目に。何故彼女の体はこんなに軽くて血に濡れているんだ?俺があまりに不道徳な男だからか?
苦しむ妻を前に、彼女の身だけを案ずることができないような、不道徳な男だからか?――俺はたまらず叫ぶ。
「何故だ!!」
「何故だじゃないわよ!!!」
怒声一発。俺の鳩尾に拳がめり込む。背がくの字に折れて、俺の足元が僅かに浮く。膝から落ちる。俺は目を白黒させて、それでも彼女を抱きしめる腕を緩めなかった。
胃底から這いあがる吐き気を耐える俺に、かなめの言葉が降りかかる。
「愛しい妻が大仕事を終えたというのに、励ましの言葉一つもかけない夫ってサイテー。――見てたんだからね、あんたがここから離れようとするところ、ドアの隙間から」
俺の薄情な態度が彼女の逆鱗に触れたらしかった。
「いや、それは……」
俺は言葉が続かない。腕の中に出産後にもかかわらず気丈なかなめを抱いたままで、どうすることもできない。
出産を終えた彼女を迎えることは、さながら戦場から戻ってきた仲間を迎えるのに似ている。何度もやったことだ。何度も迎えたことだ。だのに言葉が出ない。
俺はただなすすべもなく彼女を抱き続ける。
周りのスタッフから困惑の色を受けたが、知ったことではない。
腕の中で彼女が色を赤くしたが、知ったことではない――彼女は言う。
「あたしを抱きしめるのもいいけど――あの子の方を抱いた方がいいんじゃないかしら、なんて」
俺の脇腹を抉る一撃をお見舞いした腕が、ふらふらと上がる。気丈だが、疲弊は隠せない。
ゆるくさししめされた方を見ると、清潔なタオルにくるまれて看護師に抱かれる赤子が目に入る。
あれはなんだと思い、すぐに自分の子だと思い至った。
俺にもかなめにも似ていない。赤い。頬が膨れて眼が細く、目鼻立ちのはっきりした自分たちの面影は全くない。
体中がふやけたように膨れている。球体から突起が生えたような手は、俺の皮の厚い手や、かなめの白く伸びやかな指とは似ても似つかない――だのに自分たちの子供だと、視覚ではなく直感で理解してしまった。
呆けたように我が子を見つめる頬に、かなめの手が添えられる。
「男の子だって――よかったわね。ソースケ、名前考えてたもんね、まもるって。あたしもそれ、いいと思うよ?」
俺は嗚咽を押し殺す。
年甲斐もなく、涙もろくなって、いけない。
*
相良宗介殿
平成○○年7月21日
テレサ・テスタロッサ
解雇通知書
この度、貴殿を下記の理由により解雇しますことをここに通知します。
法定の解雇予告期間として不足する日数分の平均賃金は、退職金と含
めお支払いいたします。
記
1.解雇年月日
平成○○年7月21日
2.解雇理由
行為がワンパターンにつき、当方に飽きが生じたため。
あと、子持ちには興味がないのでおめでとうございますさようなら
以 上
ご質問、問い合わせ先
今は亡き戦隊長 テレサ・テスタロッサ
電話 090-XXX-XXXX
おわりです
お目汚し申し訳ない
長いのとオチがしっくりこなかったので投下を先送りにしてたけど
ここしばらく投下がなくてさびしかったので
とりあえずぶっこみました
当初活躍された古強者や、ニューカマーの参入を期待します
では、また
シリアスな話なのに、きっかけがボン太くん投資に身を捧げた結果
というのがマヌケ過ぎるwww
いずれにせよ、ハッピーエンドで終わったからこそ出来る話だなぁ
本編がシリアスモードだった時はほのぼのしてるのが多かったし
・・・こういうのもたまにはいいけど、やっぱ宗かながラブいのがいいです!
GJ
注意書きの割に読後感がそれほど後味悪くなくて良かった
195 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/16(土) 19:37:45.26 ID:7YLQqVtR
GJ!!
この重さがいいと思わせる塩梅と長さと後味のよさに感服
hosyu
198 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/21(土) 00:53:45.01 ID:rNOc8qXA
HO
ええ話や…
ほしゅ
テッサ
ほしゅ
宗介「アルに人格が目覚めたと思ったら、テッサだった」
テッサ
今更ハマってしまった…
宗介って足フェチ?
>>206 いや、むしろビキニで興奮するぐらいの奴
ネタが欲しいな
禁欲生活の人の続きを待ってる
いつのまにか宗介に依存してる千鳥
スタンドバイミー後も賀東さん書いてくんねえかな…宗かなのイチャイチャになってもいいからマジ書いてください
むしろイチャイチャしかしてないからこそ書けないんじゃないか?
テッサの後日談で彼女と引き籠ってるだろうしってあるけど三カ月経っても引き籠ってるんかい…
>>212 一番新しい短編でも賀東さんそう言ってたよ。
「もう、イチャイチャにしかならないから」って
イチャイチャにしかならんならある意味どうしようもないなwww
でも宗介って婚姻前にかなめに手出せるのか?
宗教的にというか信条的にというか
宗介って避妊するの?
217 :
名無しさん@ピンキー:2012/12/09(日) 01:46:08.71 ID:MSTxuYA+
コンドームの本来の使い方を知らないということは避妊しないのでは・・・
>コンドームの「正しい」使用法
そりゃアンタ、かなめが指導するでしょ。
「実践訓練」で「自ら体を張って」(意味深
誕生日おめでとう性夜か…
220 :
名無しさん@ピンキー:2013/01/14(月) 13:29:28.86 ID:HRELCxl8
宗介「常盤の方が好きだ」
※エロまで長いよ。てか、エロがおまけ程度だよ
「ん・・・。」
窓から差す日差しに意識が持ち上げられていく。
昨晩は遅くまで歩きまわったおかげで、かなり熟睡していたようだ。
体を起してボーっとしていると、、隣で寝ていたはずの彼の姿が見えないことに気付いた。
『おはようございます。ミセス・サガラ』
ふと枕元においてある端末から電子合成された男の声がかかる。
「・・・・おはよ、アル。・・・というか何時も言ってるけど、ミセスって止めない?第一、正式に籍入れてないし」
『問題ありません。慣れた呼び方を変えるのは一苦労なので、早い内から今後使う呼び名に統一するべきです。』
無機質な男の声は、自分のわずかながらの苦言も、バッサリと切り捨てる。
籍を入れてないと言っても、どうせ遅かれ早かれ時間の問題だろ?と言外に言われたのが少し癪だが、
本人が変えないと言っている以上、もう自分が何を言っても無駄だろう。
ため息を漏らしながら、別の話題を振る。
「テッサとの約束はもういいの?」
『はい。大佐殿・・もとい、艦長殿は昨日2100を持って、無事マオ少尉のマンションへ帰宅しました。』
「そう。テッサとの旅行、どうだった?」
『一時トラブルが発生しましたが、結果オーライです。私にとっても有意義な時間でした。』
「へえ。よかったら聞かせてくれる?」
端末越しに話す相手―――アルが先日テッサの護衛としてバニ・モラウタの墓参りについて行ったことは聞いていた。
(もっとも、彼自信は衛星回線越しにアラストルを動かしていただけなので、ついて行くという表現も変だが。)
しばらくアルからバニの墓参りで出会った少年や、その時戦った現地のゴロツキ。そして、バニと心の中で会話できたことを
聞いてるうちに、部屋の外から男が帰ってきた。
「む。千鳥、起きたのか。」
「ソースケ。何処に行ってたのよ。」
「経路を確認していたのだ。俺は直接行ったことはないからな。朝食を摂ったら、出発するぞ」
「うん。・・・今日出たら、何時ぐらいに着く?」
「レモンから受け取った情報だと、そう遠くない。今から出れば、昼過ぎには着くはずだ。」
そう言って、宗介は荷物をまとめ始める。
私、千鳥かなめと相良宗介は、今は東南アジアの古い町、そこの宿に泊まっている。
目的は―――宗介がナムサクで亡くしたと言う少女、ナミの墓参りだ。
あの戦い―――文字通り世界の命運を賭けたメリダ島の戦いを終え、学校で再開してから3カ月たった。
一度は、共にもう一度あの学校に通うという選択肢も出たが、それは叶わなかった。
ウィスパードがもう≪ささやき声≫を聞けないというのは、各国の諜報機関には周知されつつある。
それでも、まだブラックテクノロジーを諦めきれない輩は存在するだろう。彼らが――世界がウィスパードを諦めるには、まだ時間が掛かるのだ。
いずれ遠くない未来で、自分達はあの町に戻り、落ち着くことができるだろう。その為にも、今はあの町にはいられない。
2人でそう結論を出し、陣代高校で再開したクラスメイトたちに、しばしの別れを告げ、宗介とかなめは日本を旅立った。
特に行くあてがあったわけではないが、
「世界を見て回りたい。世界を見て・・・何十年先になるか解らないけど、
いつか天国にいった時、あいつにこう言ってやるの。あんたが否定した世界は案外悪いものじゃなかったって」
かなめの、この言葉を皮切りに、世界中を歩き回ることにした。
『私も同行しましょう』とアルが言ってきたが、「お前のような荷物をもって旅ができるか」という宗介の一言で切り捨てられた。
結果、アルの本体は宗介がどこかに隠し、かわりに直接回線付きの端末を常時持つことで妥協することになった。
そうして、アメリカ、ユーラシア、アフリカ、オーストラリア。世界中を回ってるうちに、東南アジアの片隅に来た時、宗介がふと口にした。
「・・・・墓参りしたい人間がいるのだが、寄り道していいか?」
「墓参り? いいけど、昔の戦友?」
「いや・・・。以前、この近くの町で世話になった。」
「この近く?」
かなめが訝しげに地図を眺める。
「近くって言うと・・・・ナムサクってところ?」
「そうだ。君を探している途中で、その町に滞在した。その時に世話になったんだ。」
そう言ってから、宗介は己の迂闊さを罵った。
ナムサクで最近世話になった人間。その墓参りをしたいと言うと、必然的にかなめはこの疑問に辿り着く。
「・・・最近、亡くなったの?どうして?」
「それは・・・」
言うべきか。いや、言わない方がいい。言えば優しい彼女は傷付く。あれだけの戦いと別れを経験したのだ。彼女の心が無傷だとは思えない。
口には出していないが、故郷を離れなければならない事だって辛い筈だ。
これ以上、彼女を苦しめる訳にはいかない。
《彼女》の死は自分の内に秘めておくべきだ。
「・・・・病気で・・な。俺が駆け付けた時には手遅れだった。」
言葉にしてから、苦い記憶と罪悪感が浮き彫りになってきた。
「そう・・・。お墓、その町の中にあるの?」
かなめはその様子に何か察したのか、それ以上は聞きこんでこなかった。
だが、それが自分の言葉を信じているという事に繋がると思うと、真実を告げられない痛みに張り裂けそうだった。
「いや・・・。墓地の場所は、彼女が育った村だ。村の場所は知らないが、彼女はレモンとも面識があってな、彼女を埋葬したのはレモンだ。村の場所は、あいつに聞けば解る。」
少し待て、と言い、宗介は端末をいじり始めた。おそらく、レモンに連絡しているのだろう。
それを眺めながら、かなめは頭の隅に引っかかりを感じていた。
《彼女》―――宗介はそう言った。そこは良い。だが、《ナムサク》。この町の名と《彼女》というキーワードを組み合わせると
どこかで聞いたような気がする。
そう、夢だ。夢の中でナムサクの名前と、それを語る女の子に会った気がする。あれは何時見た夢だったろうか。あれは――
「―――鳥、千鳥!」
「へっ!?えっ!?な、なによ?」
「何ではない。何度も呼んだのだぞ。レモンから村の場所を聞いた。少し遠いから、途中にある町で一泊するぞ。」
「うん。・・・ねえ、その子の名前、何て言うの?」
宗介は僅かながら、口籠ったが、はっきりとその名を口にした。
「・・・ナミだ。」
「結構、荒れてるわね」
「彼女の話だと、ここも戦争の被害らしい。」
荒廃した村に辿りついたのは、昼を少し過ぎるくらいだった。
荒れ果てた村は、ろくに復旧されていないのだろう。田畑は油でボロボロになっており、家屋はASに蹂躙された跡が生々しく残っている。
人の気配は皆無だ。生き残った者は別の地へ安住を求めたのだろう。
こっちだ、と宗介が言い、かなめの手をとって歩き出す。
村の中心を抜け、やがて小さい丘にさしあたると、その頂に真新しい十字架があった。
「あれが?」
かなめがそう聞くと、宗介は黙って丘を登り、十字架に刻まれた文字を読み取る。
≪NAMI≫―――没年月日も一致する。間違いない、彼女の墓だ。
「あたし、ここで待ってようか?」
「・・・・済まん、頼む。」
かなめを丘のふもとに残し、宗介はナミの墓に向かい合った。
ナミ。かなめを連れ戻すことができた。君の協力がなければ、俺はナムサクで死んでいただろう。
今でも、感謝している。そして・・・君には謝っても謝りきれない。俺が殺したようなものだ。
もし君が生きていれば・・・レナードに賛同したか?世界を再構成すれば、君の人生はもっとマシなものだっただろう。
ウィスパードも生まれず、AS――あんな兵器も存在しなかっただろう。そして―――俺とかなめは出会わなかった。
君は俺を罵るかもしれないが、今でもレナード、そして少佐を止めたことは後悔していない。
ここが、俺たちの生きている世界だ。唯一無二の、残酷で滅茶苦茶で、優しい世界。この世界で、ずっと生きていく。
何時か、俺もそちらに行く時が来るのだろう。その時には、また―――――
時間にすれば、数分だろうが、宗介にとっては何時間も感じられた。
あの時できなかった別れを告げ、かなめの元へ戻って行った。
「待たせたな。」
「・・・・もう、いいの?」
ああ、と応じ、宗介はかなめと帰路についた。
十字架に掛けられていた――いつもナミがつけていたペンダントが風で優しく揺れている事に、宗介は気付かなかった。
宿に着き、部屋で食事を終え、今後の予定を2人で立てている時に、宗介はかなめの様子に違和感を覚えた。
食事中も思い詰めた顔でいたり、今でも地図を眺めてはいるが、ほとんど上の空だ。
「千鳥、気分でも悪いのか?」
真っ先に疑ったのは、彼女の体調不良だ。普通の女子高生の生活をしていた彼女にとって、旅はやはり不慣れなのだろう。
妙な感染症にかかった疑いもある。それならば、一刻も早い処置が必要だ。
だが、かなめは意に決した顔で宗介に向かい合い、口を開いた。
「ソースケ・・・・ナミさんって、どうして亡くなったの?」
ドクンッ、と心臓が跳ねる。まずい、顔には出すな。ごまかすのだ。それなら昨日話しただろう?この一言で済む
いや――無駄だ。もう勘付かれている。彼女は聡明なのだ。昨日話した内容を忘れるわけがない。その上で訊いてきたのだ。
「・・・・それ・・・は・・・」
口の中が渇く。目が泳ぐ。昨日の葛藤が蘇る。話すことは簡単だ。再び嘘を塗り固めることも容易い。
だが――これ以上、彼女に嘘を吐きたくない思いもあった。しかし、言えない。言えるわけが無い。言えば、彼女は――
項垂れていた宗介の頭を、ふわりと優しい感触が包み込む。
「ウジウジ悩むなんて、あんたらしく無いわよ。」
宗介は、震える手を彼女の腰にまわし、ぎゅと抱え込む。
そして、ポツリ、ポツリとナミの死の真相を話し始めた。
宗介の語った話を聞いても、かなめは微動だにせず、宗介の頭を抱えたまま静かに佇んでいた。
「・・・・俺のミスだった。クラマの警告通りに姿を現わせば・・・いや、それ以前に、彼女をあの場に連れていくべきではなかった。俺が・・・」
何度も思い浮かべた自責の念。ナミが死んだ直後のあの無力感。そして・・・彼女の死の上で救ったかなめが、この話を聞いてどう思ったか。
自分はいうなれば、彼女を救うために別の少女を犠牲にしたのだ。それを、かなめがどう感じるか、想像するだけで絶望にも似た気分になる。
「・・・・」
「・・・昨日は嘘を吐いて済まなかった。君がナミが死んだ理由を知れば傷付くと思うと、言えなかったんだ。」
「・・・・」
「・・・・千鳥?」
「こんの・・・」
彼女の言葉に、宗介が首を上げた瞬間
「バカソースケッ!」
彼の鼻頭に、彼女のヘッドバッドが炸裂した。
「・・・・かなり痛いぞ」
「どやかましい!あたし、メキシコであんたに言ったわよね!あの言葉、もう忘れたの!?」
彼女の言葉が、ふと蘇る。
忘れていない。決して忘れるはずがない、あの誓いだ。
『あたしを助けに来て。どんな犠牲を払った構わない。何人死んだって――
何百、何万、何億人死んだって構わないから。だから、あたしを迎えに来なさい!
あんたの持てるすべて――そのクソの役にも立たない、非常識で迷惑きわまりない兵隊の技能を総動員して、どんなにヤバい相手でもギッタギタにやっつけて、あたしを抱きしめにきなさい!!』
「ナミさんの事は・・・・」
興奮した頭が、少しは冴えてきたのだろう。落ち着いた口調でかなめは続けた。
「そりゃあ・・・残念よ。何かできたかもしれない。でもね、これであたしがヘコむのを、あんたが気にすることはないの!」
「だが・・・」
「聞きなさい!あたしは、誰かが犠牲になるのを覚悟して、あんたに助けを求めたの!それぐらい、あんたに助けてほしかった!あんたと一緒に居たかった!」
ぐいっ、と宗介の襟首を掴んで顔を近づける。
「あたしが今、なんでこんなに怒ってるか解る?」
「・・・俺が、ナミが死んだ理由を隠してたから」
「40点。まあ、それもあるわ。けどね、一番は――あんたが、あたしを気遣うあまり、自分だけ傷を背負おうとしてることよ!」
襟首を持たれたまま、思いっきりベッドの上に放り投げられる。
大の男を放り投げるとは。いつも思うのだが、あの細腕の何処にそんな力があるのだろうかと、こんな時に唐変木な疑問が頭をよぎる。
仰向け状態で呆けていると、一瞬でマウントポジションを取られる。
凶暴な野獣に襲われてるようだ―――――口に出せば、本当に野獣になってしまうから心でつぶやくのみだが。
「メリダ島で、あんたがあたしを罵ってくれた通りよ。あたしはお姫様なんかじゃないわ。今この時間の代償に誰かが犠牲になったのも解ってる。そこまで想像力乏しくないわよ」
「・・・・」
「けど、あんたが一人で抱え込む必要なんてないわ。あたしはそんな事、望んでない。」
「だが、千鳥――」
「あんただって、あの戦いでたくさん傷付いた。頑張ってくれた。あたしを取り戻してくれた。」
かなめの手が、そっと宗介の頬―――十字傷に触れる。
「辛かったわね。もう・・・力を抜いて良いんじゃない?」
頬に水滴が流れ、シーツに落ちると、僅かな滲みを作る。
水滴ではない、これはあの時と同じ、涙だ。そう認識すると、自分の意思に関係なく嗚咽が漏れてきた。
「・・・ッ・・・くっ・・ぅ・・・」
泣くのは、これで二回目だ。
あの時は、状況的にすぐに泣きやんだ。だが、この涙は、いつまで経っても、おさまりそうになかった。
「・・・落ち着いた?」
「ああ。もう大丈夫だ」
結局、涙が止まった時には日付を跨ごうかという時間だった。
上半身を起こし、ベッドの上でかなめにしがみつきながら、泣き続けたのだ。目も鼻も真っ赤になっていた。
「ほんと、肝心な所は抜けてるのね」
「・・・・・面目ない」
くすくすと笑いながら言うかなめの姿に、憮然としたまま宗介は答えた。
「まあ、ソースケらしいっちゃ、らしいけどね。さ、明日も早いし、そろそろ寝ましょっか。」
シャワー浴びてくるわね、と言い、腰に回ったままの宗介の腕をやんわり離そうとした。
だが、
「・・・ソースケ?」
腰に回ったままの屈強な両腕は、離す気が全く無いようにガッチリ固まっている。
少し強めに外そうとしても、ビクともしない。
「・・・ふと、思うのだが」
かなめの鳩尾あたりに顔を押しつけたままの宗介が、ポツリと、だがハッキリ聞こえる声で呟いた。
「俺だけ泣き顔を見られるのは、不公平じゃないか?」
「・・・・・・・・・は?」
瞬間、ぐるりと、かなめの見ている景色が反転した。背中にはシーツの感触、見上げる所には――――宗介の顔。
「ちょっ!」
「俺がこれから千鳥の泣き顔も見る。うむ、実にフェアだ。」
言葉の意図を理解した瞬間、かなめの顔は、瞬時に青くなってくる。
「は、はぁ!?あんた、ホントに反省―――」
「しているぞ。今後は一人で抱え込んだりしない。それに、君はお姫様ではないからな。遠慮も必要なかろう」
「ばっ!あれはそういう意味じゃ、ひっ!」
服の裾から忍び込んだ手が、脇腹をするりと撫でるだけで、ゾクリとした感覚が浮き上がる。
「ちょ、やめっ!!ひぅっ!」
「それにクルツが以前言っていた。据え膳食わねば男の恥?・・・だと」
「あんた・・っ・・・現文苦手・・・意味・・解ってないでしょーが・・・!んっ・・・ッ・・・んぅ」
「問題ない」
裾から入り込んだ手が包み込むのは柔らかな膨らみ
形を確かめるように、丹念に揉みしだかれる。
「ぁ・・・まっ・・・せ、せめてっ、しゃわっ、シャワーっ!」
「どうせ汗をかくのだ、問題なかろう」
「ありまくりよ!乙女心の問題な、ふぁ!!」
現在進行形で胸をイジメテいる手。その片方が、何の苦労もなくショーツの中に忍びこんだ。
行きついた先、下肢の付け根は既に湿り気を帯びており、指を動かせばピチャリという小さな音が2人の鼓膜を震わす
「―――――!」
「なんだかんだ言いつつも、楽しんでるではないか」
「なッ、ん・・・あんたっ・あっ・・調子に・・・ふッ・・ん」
じわりじわりと押し寄せる快感の波。それを堪え言葉を紡ごうとしても口からでるのは自分のものかと疑いたくなるような甘い声
目の前の最愛の人の手、時には舌にあてられた箇所は、火傷をするかと思うぐらい熱を帯びていく。
やがて思考さえも麻痺し、何がなんだかわからなくなる。
――――やめてほしい。――――続けて、もっと愛して。 脳内では前者の考えが、後者に急速に奪われていく
「・・・千鳥」
いいか?と男が目で訴える。
ホント、こういう所は犬みたいねと心の中で呟く
「いいよ・・・・来て・・・」
「あぁっ、あ・・あ・・んっ!」
「く・・・・・・・・・・ッ」
充分に濡れたそこに、痛みはなかった。だが、下腹部の異物感に半ば反射的に全身が強張る。
最初の時に比べたら、すごい進歩だ。あの時は痛みで大泣きして、気が付いたら自分が半殺しにした彼がベッドに突っ伏してた。
目を半開きにして彼の顔をのぞき見る。いつもと同じむっつり顔。しかし、余裕がないのがありありと見てわかる。
彼も必死なのだ。己の欲望のみをぶつけ、自分を傷つけまいと
「ち・・どりッ、力を抜け・・・ッ」
「う・・・ぁ・・っ、む・・り、んっ・・・!」
繋がった状態で、しばらく制止する。やがて膣内の力が抜け、圧迫感がやわらいできた。
「千鳥・・・動くぞ・・・」
「ハぁ・・・ゆっくり・・・よ・・、っ・・・いきなり激しくしたら・・・シバく」
「んんっ・・・あ・・あぁ!」
「フ、・・・」
「っ、んぁ!・・や、あッ・・ソー・・スケッ・・・!」
「ッ・・・千鳥・・・もうッ・・!」
「ふぁ!・・・あ・・ソースケ・・・ッ・・・ああっ!」
「・・・くっ!」
「ああぁぁっ!・・・・ハッ・・・・ハァ・・・」
「・・・・最低。明日もけっこう歩くのに。」
「・・・・・」
「立てなかったら、あんたのせいよ。」
「・・・だが、君も途中から、乗り気に、」
ドゴォ!とすさまじい音を繰り出して、かなめの回し蹴りは宗介のコメカミにヒットした。
「・・・・とてつもなく痛いぞ。と言うより、それだけ動ければ大丈夫じゃないか」
「うるさい。明日も早いんだから、もう寝るわよ」
「その前に」
宗介がふと言葉を切りだす
「君はどうしてナミの死んだ理由が嘘だとわかったんだ。」
「・・・別に。ただ、元気そうな娘だったから、病気じゃないだろうなと思っただけよ」
「・・・元気そうな娘?君は彼女に会ったことはないだろう?」
「・・・・・・・」
実のところ、かなめ自信にもよくわかっていない。
ただ、なんとなくそんな気がしたのだ。いつか見た、あの夢の中で。
確証はないが、おそらく間違いない。あの夢で会った女の子は、ナミだ。
「・・・千鳥?」
「・・・・あーーーっ、もう、うるさい!この話はおしまい!寝るっ!!」
考えても仕方のないことだ。
いつか、また夢で会う事ができるかもしれない。その時に聞いてみよう。
窓の外を見やる。日本とは違い、とても澄んだ星空だ。
なんとなく良い夢が見れそうだと感じながら、かなめは睡魔に屈することにした。
おしまい。処女作だから大目に見てね。てか、早速誤字発見orz
マオの階級、少尉と書いてるけど、中尉の間違いです。
うおぉ、久しぶりにスレに来たら良作品の投下が!
GJです!
おお、久しぶりに投下が
かなめエロいよprpr
GJでしたー
リロったら新作きてたああああ!
GJ!GJ!
この二人のこういったノリは落ち着くな
禁欲生活の人も戻ってきてほしい・・・
ここはエロに至るまでのストーリーも丁寧でいいねぇ
自分も書いてみたいけどストーリーが浮かばないや
エロのみだと萌えないし需要ないですよね?
エロだけでも余裕でおk
投下することに意義があるってマオ姉さんが言ってた
>>236 >>235だけどマジでおkッスか
マオ姐さんが言うんなら投下してみようかな…
超遅筆な上に家族が寝静まってからじゃないと書けないんで、お時間下さいm(__)m
多分誰もが忘れた頃に戻って来ます
ああこれは読みたかったシーンだ、って思ったよGJ
全裸で待ってる
ブリリアントパークはここでいいんですかね・・・?
ラノベ全般のスレなかったっけ
ひどい粘着が居座ってんね本スレ
避難所作りたい
アニメ板にも出張してくるからなアレ
過疎保守
保守乙
BOX発売記念保守
保守
保守代わりに叫ばせてもらう
今日発売のドラマガに載ってるかなめの浴衣姿エロ過ぎ‼
同士よ
同時に見てはいけないものを見た気になった…
あげちったすまん
丹田にズシッときたか
買ってきて見た
けしからんおっぱいだったprpr
投下します
・誰得サビーナ×風間
・メタパロディあり
・他作品ネタあり
・全体的におつむが弱い
・長い
秋葉原駅、エロタワー前で風間信二が見たのは見事なコスプレ女であった。
カーキ色の半袖ジャケットに白のパンツ。眼鏡。ショートボブ――色こそ違うがきっと彼女は原作厨なのだ!原作は白黒で髪色などわからないからな!
「あぁ!あなたはもしかして進撃の巨人、リコ・プレ○ェンスカのコスプレをなさっているんですね!写真!写真お願いしまぷるすごッ!」
一眼レフを構える風間のコメカミをコスプレ女の右フックが襲う。はじけ飛ぶ一眼レフ。地面に突っ伏する風間。見下ろして女は悪態をつく。
「誰が撮っていいと言った?――貴様といいこの勧誘の女といい、日本人が礼儀正しいというのは間違いらしい」
山を越え海を渡り、地球の裏側からやってきたコスプレ女――サビーナ・レフニオは深いため息をついた。
*
レナードは言う。
「Amazonで買えばいい?馬鹿を言うな。秋葉原の実店舗で買わなければ、千鳥かなめの限定抱き枕カバーは手に入らないんだよ」
邸宅の主人兼レナードの側近であるサビーナが東京への出張を仰せつかったのはつい2日前のことだ。
任務は『フルメタル・パニック! Blu-ray BOX All Stories 』とそれに付録でつく千鳥かなめの抱き枕カバーの入手――彼女の行動は至極迅速である。
指令を受けた2時間後には『サビーナ・レナードスキー』という架空の人物の身分証を作成した。
その2時間後にニケーロの邸宅をヘリにて出立。
最寄りの空港から飛行機やフェリー、電車、はたまたASまで乗り継いで秋葉原へと至ったのである。
秋葉原。駅から出たサビーナは驚愕する。人が多い。人が多いどころか変な人が多い。猫背の奴が多い。ドギツイ看板が目立つ。メイドがいる――舐めるな!貴様らのような浮ついた格好でメイド業務ができるか!
何もかも目新しくてキョロキョロするサビーナ。勧誘が多い。意味もなくティッシュを配る輩がいる。ふらりと歩き出し何気なく配布物――ポストカードを手に取ったサビーナに、繁華街特有の営業マンが声をかけた。
「今、絵の展示会をやってるんです〜、よろしければ見ていっていただけませんか〜?」
通称『絵売りアン』である。
*
進撃のカメ子、風間信二には、白人で野暮ったい眼鏡の良い尻の美少女が、絵売りアンの毒牙にかかるのを黙って見過ごすことはできなかった。
しかし「外国人相手に阿漕な商売はやめろ!」と啖呵をきれるほど風間の肝は据わっていない。
結局非常識なカメ子を装って声をかけるのが彼なりの精一杯である。
声をかける風間。殴り飛ばされる風間。眼鏡がひしゃげ鼻血が噴き出る。それでもなお彼はサビーナの腰にしがみつき
「そんなこといわ゛ずにおねがぇじまじゅよぅあ!おねえさんみだいなぎゃんぺきなコスプレは二度とお目にぎゃられないかもしれあうぇsdrtfgふいこpl;@」
とのたまった。
鼻血に鼻水、涙で何を言っているのかわかなかったが、絵売りアンに職務放棄させるには十分な気魄であった。
「人通りが嫌ならあっぢで!あっぢじぇ撮影しまじょう!!」
風間はサビーナの手をとり駆け出し、瞬く間に二人は人ごみへ紛れた。
*
絵売りアンの手を逃れ、薄暗い路地裏に入った二人だが、彼らはそこで別れようとはしなかった。
なぜならお互い、人前に出られるような恰好ではなかったからである。
顔面修羅場の風間はもとより、鼻血塗れの男に抱きつかれたサビーナは、その白いズボン、主に股間を中心に返り血を浴びていた。
反射的に彼女の腰に抱きついた風間は衝動的に尻を揉みしだき、本能的に肉付きのいい股間に鼻、口元を埋めてしまったのである。
彼の顔面、両手にはサビーナの下半身の感触、温もりが溢れんばかりに残り、顔の損傷はもとより愚息の理由でその場から一歩も動けなくなってしまった。
「……もしかして貴方は、私を助けてくれたのか?」
疲労でアスファルトにへたり込んだ――ふりをして愚息の位置をなおしていた風間に、落ち着いた声が振りかかる。
兵(つわもの)サビーナの体力は常人の倍である。息切れどころか汗ひとつかがない。
風間は荒れる息を抑えつつ応える。
「そうです。秋葉原の『アレ』は見境がないから、ほっとけなくて……もし絵画に興味があったのなら、悪いことをしたけれど」
風間は気まずそうに斜め下に視線を落とした。
サビーナはそんな彼の旋毛あたりを見下ろしながら考察する
彼女は風間のこれまでの口ぶりと絵売りアンからの逃走手腕から、彼が秋葉原に明るいと察した。非常に都合がいい――サビーナは一つ提案をする。
「いや、助かった――よかったら人助けついでに、この街を案内してくれないか?実は、行きたい店があるんだ」
サビーナは右手を風間に差し出す。
顔を上げた風間は「よろこんで!」明るい声でそう言って、彼女の手を強く握った。
*
サビーナは風間のズボンを脱がすと、すばやくそれを履いた。
メインカメラがやられた風間ではひときわ目立って動きづらい。ならば血塗れのズボンを履きかえたサビーナが、新しいズボンと風間の顔を隠すマスクを買ってくればいいのだ。
サビーナは、自身の温もりが残るズボンを風間に手渡した。
「あの……誰か来たら困るので、サビーナさんのズボンを履いていても構いませんでしょうか……?」
「構わない。では行ってくる――あと、私のことはレナードスキーと呼べ。レナード、スキーだ。わかったな?」
もちろん風間は、サビーナのズボンのチャックにチンコを突っ込んで内側の生地で亀頭を擦るという自慰に興じたのだがそれはまた別の話である。
買い出しを終え、お互いに着替えた。
風間にはマスク。サビーナはデニム生地の膝丈のスカートに履き替える。辺りを軽く伺うと、二人は大通りへと踏み出した。
二人は周りの流れに合わせて、肩を並べて歩き出した。風間はポケットから携帯を取り出すと、それに対して二、三言呟く。音声認識である。彼は移り変わった液晶をサビーナに向けた。
画面には秋葉原駅周辺の地図が映し出されていた。
「レナードスキーさんの目的の店は多分これのことです。少し戻ることになりますが、すぐにつきます」
「千鳥かなめの抱き枕カバーはこの店でしか手に入らないのか?」
「そうです。店舗によって付録の種類が違って、他の店ではガウルンだったりゴールドベリだったりします……おそらく千鳥かなめの抱き枕カバーは、テレサ・テスタロッサに次ぐ人気グッズのはず。早くいかないとなくなってしまうかもしれません」
「千鳥かなめはメインヒロインなのに、なぜテスタロッサの方が人気なのだ?」
「いつの世も青い子はいらない子なんです。あと、テッサの中の人は大正義ゆかなです……まぁフルメタでは、世界一かわいい声優が世界一かわいいM9の世界一かわいいAIの声をしていたりするんですけど」
「そうか、カザマは詳しいんだな。フルメタルパニックが好きか?」
「いや、僕はASが好きなだけで……凄く記述がリアルなんです。まるでこの小説をもとにこの世界が作られたんじゃないかってくらいに
――それに何となくですけど、登場人物が僕の友人に似ているんです。だから物語が身近に感じられて……やっぱASだけじゃないです。僕もフルメタルパニック、大好きです」
風間はそう言い切ると、照れたように笑った。
*
非番のベン・クルーゾーの前をいい尻をした女が通る。
程よくしまっているがムチムチとした肉付きのいい尻。発達した内腿のラインが秘部の締りの良さを如実に語っている。
性犯罪を犯すほど前頭葉が衰えていないベンであったが、いい尻の魅力にはあらがなえない。
彼はふらふらと良い尻の後を追い、秋葉原駅前の某アニメショップへとやってきてしまった。
「ここです。この店でなら、千鳥かなめ抱き枕カバーが手に入るはずです」
いい尻に見とれて気づかなかったが、いい尻の隣にはどーでもいい男尻があった。
なんと尻女は、野暮ったい眼鏡マスクと連れ添って、某アニメショップにやってきたのである。
ベンは嫉妬した。彼は今まで自身の隠された趣味を、親兄弟にすら暴露できずにいた。
ましてや女になど――目の前の眼鏡マスクは、その点で一歩ベンより先んじた存在である。
「やっとここまできたか……カザマ、早くはいろう」
「はい!」
嫉妬に打ち震えるベンの前で、エロ尻女が眼鏡マスクの手を引く。
気のせいか眼鏡マスクの顔が紅潮しているように見える――それがベンの逆鱗に触れた。
「秋葉原は二次元との邂逅の場なのだ。三次元との一次的接触は新宿二丁目でやってくれないか」
某アニメショップの自動ドアをくぐる二人を睨み付け、ベンはそう呟いた。
*
サビーナは色とりどりの店内に、目が眩まん思いをした。
原色の髪色をした女の写真が壁に所狭しと貼り付けられている。棚にはフィギュアやプラモ、各種グッズが並び、人の眼を惹くように煌々と照らされていた。
秋葉原駅を降りた時以上の衝撃がサビーナを襲う。彼女はあまりの物量に生唾を飲み込んだ。
「すごい。全部アニメーションキャラクターなのか?日本中のキャラクターがいたりするのか?」
「ここに並んでいるのは全体のごく一部です。もし日本中のアニメ、漫画キャラのフィギュアを展示したらこの店どころか、ビッグサイトが何個あっても足りません。
――もしかしてレナードスキーさんは、その……所謂アニメオタクじゃないんですか?」
「実は、私はアニメをフルメタしか知らないんだ。オタクなのはレナ……私の上司だ。ここへも上司へのお土産を買うために来た」
サビーナのアニメ知識は、移動中に読んだフルメタ原作本(短編、サイドアームズ込み)とアニメ、同じく移動中にママゴトをして遊んでいた『ROBOT魂[SIDE AS] サベージ(サンドカラー) 』のみである。
サビーナは肩にかけたバックを顎で示した。
「実はこの中にサベージの人形が入っている」
「サベージが好きなんですか?」
「カエルみたいでかわいい。でも私はエリゴ……いや、なんでもない」
「?」
「おいカザマ!もしかして私に似ていると言っていたキャラはあれか?」
話をはぐらかすようにやや大きな声を上げたサビーナ。
彼女が指さした先にはサビーナと同様、カーキ色の半袖ジャケットを着た女のフィギュアがあった。
「あれはミ○サだよ。同じアニメだけど別のキャラ……あー、リ○・プレツェンスカのフィギュアはないですね」
「なぜだ?」
「それは人気無いか……いや、なんでもないです」
「?」
「あっ!レナードスキーさん!あのポスターにうつってる眼鏡の子がそうです!」
規制
風間が指さした先には、進○の巨人のキャラ紹介ポスターが。
「これがリ○か。あまり似てないように思うが?――いや、プレツェンスカ?ポーランド系か?なら私もそうだ。日本人には白人は皆同じ顔に見えるのかもしれないな」
「あぁ……日本人は外国人を見る機会が少ないから。すいません、気に障りましたか?」
「いや別に。それに私もカザマのことを、フルメタの風間信二に似ていると思っていた」
「えー、酷いな……僕はあんなにむっつりスケベじゃありませんよ。温泉ものぞきませんし種も割れません」
「私の股間に顔を押しつけて鼻血を出していたじゃないか」
「鼻血はレナードスキーさんに殴られたからですよ」
二人はそんな会話をしながら店内を散策した。
目的の物『フルメタル・パニック! Blu-ray BOX All Stories 』はすぐに見つかった。
特設コーナーが設置されている。BDだけでなく原作や続編のアナザー、漫画、フィギュアなどが『ついで買い』を誘発するように陳列されていた。
コーナーの上部には大きなPOPで『10月26日コ○ブキヤ秋葉原館にて原作者の賀東○二さんとメカニックデザイナーの海老川○武さんのトークショー開催予定』と書かれている。
風間がそのPOPを見て眼を輝かせた。
「僕もこのトークショー、高校の友達と行く予定なんです――レナードスキーさんは……?」
「残念だが無理だ。26日まで日本にいられない、トークショーにはその友人と行くといい。その友人もフルメタが好きなのか?」
「フルメタが好きというよりASや武器が好きなんです。好きなだけじゃなくて実際の軍人なんじゃないかってくらい知識も凄くて……ちょうどフルメタの相良宗介みたいな感じです。
あ、そう言えば彼も、サベージは良いASだって言ってました。丈夫で無理がきく、最後の最後まで搭乗者を見捨てない、プロの道具だって」
「そうか。良い趣味をした友人だ」
サビーナがすぐに日本をたってしまうことを知って、風間は大きく気を落とした。
しかし旅行者のサビーナの前で陰鬱な顔をすることはできない。
「カザマ!べリアルの人形があるぞ。これも買う!」
ややテンションが上がったサビーナが風間が持つ買い物籠に商品を突っ込む。
風間は下がりかけたテンションを無理に引っ張り上げて「べリアルですか!チートですけどデザインカッコいいですよね!弓矢とか!一人だけ飛んじゃうとことか!」と言った。
「カザマも良い趣味をしている――まぁ私は、パイロットのレナード様がその……す、好き、なんだが」
キャラ萌えオタ女乙!――風間は内心そう思った。
*
殺意に目覚めたベン・クルーゾーの前で眼鏡マスクと尻女が和気藹々と買い物デートをしている。
フルメタBDを手に入れた二人はその後も店内を散策していた。
尻女が「あれが噂のエヴァンゲリ○ンという奴か?」と言って眼鏡マスクの手を引いた――楽しそうにオタク趣味に興じる二人を見てベンは激しく嫉妬した。
二人で一つの本を手に取って、二人で同時に覗き見る。
コスプレグッズをお互いにつけ合いだした時など、ベンは嫉妬、怒りで買い物籠の取っ手を握りつぶしてしまった。
「これはなんだ?」
「ヘッドセットですよ、頭につけるんです。ほらア○カ――赤い子も頭につけてるでしょ?」
尻女は手に持った猫耳のようなものを頭に乗せた。
「こうか?隣の青い髪、青い子はやはりいらない子なのか?」
「いえ、寧ろ赤より青の方が人気があります。この作品ではピンクの子がいらない子です。缶コーヒーのオマケに三人のフィギュアがついたときなんか、ピンクばかり大量にあまったり……あ、ヘッドセットずれてますよ」
「ぅん……」
ヘッドセットの位置を直すために眼鏡マスクの手が尻女の髪に触れる。
尻女は何か眠たげな息を吐いて、眼鏡マスクの手を受け入れた。その光景を見てベンは発狂しそうになった。
――ヤメロ!アニメショップ、しかもアキバでそんな雰囲気を醸し出すんじゃない!せめて日本橋のラブホまで我慢するんだ――聖地アキバを穢す不届きものに天罰を!我は大義を得たり!――
ベンはいてもたってもいられず、M9以上の静粛性を発揮しイチャツク二人に接近した。
横を通り過ぎる瞬間、自身の買い物籠から『とある商品』を抜き取り、眼鏡マスクが持つ買い物籠にそれを差し入れる。
*
会計時、レジスタッフが言う。
「お客様……アダルトコーナーの商品はそれ専用の窓口がございますので、そちらで会計していただけますでしょうか?」
TENG○だ。
買い物籠にはなぜかT○NGAが入っていた。
「?……なんだそれは?」
サビーナが籠を覗き込んで言った。
風間は心底狼狽した。
*
「カザマ、買ってきた」
狼狽する風間を横目で見たサビーナは、○ENGAを籠からひったくると「アダルトコーナーの窓口はどこだ?」と言った――できる女サビーナは、高校生の風間ではアダルトグッズを買えないと瞬時に察した。
「あちらです」店員の案内のまま『R-18』の暖簾をくぐるサビーナ。風間は呆気にとられてそれを見送る。間をおいて店員が咳払いをする。
風間は慌ててTE○GA以外の会計を終えると、足早に外へ出た。程なくしてサビーナも店の外へと出てくる。
彼女はグレーの不透明な袋を差し出しつつ、言う。
「なぜ中で待っていなかった?少し探した」
「いや、その……ごめんなさい」
風間は、羞恥とも罪悪感とも言えない妙な感情から首を垂れ、頭を上げられなくなってしまう。
――ど、どうしよう僕、女の人にオナホを買ってもらっちゃったよ……嫌われたかもしれない、いや、かもしれないじゃなくて絶対軽蔑される!っていうかなんでT○NGAが入ってんの?――
いつまでも視線を合わさず袋を受け取らない風間にサビーナは焦れた。彼女は袋の中身。TEN○Aを取り出すとそれをマジマジと見つめた。
「まぁいぃ……それでカザマ、これは結局なんだ?成人にしか販売できないということは危険物か?ガス、酸……もしかして爆弾?……テロでもする気か?」
「え?」
ポーランドのゴミ溜めウッチ出身で元殺し屋の傭兵サビーナにとって疑似マンコなど想像の外のものであった。
疑似マンコ?人類の半分は生マンコだろうが!滾れば犯せばよし!の世界の住人である――そして風間は、サビーナの勘違いに乗っかった。
「――そ、そうなんです!実は僕はテロリストで、たるみ切ったこの社会に、一発かましてやろうと思ってたとこなんですよ!はははっ!」
*
「なるほど。なぜアダルトコーナー――危険物販売コーナーに裸の女のポスターやビデオがあるのかと思ったが、あれは女奴隷のカタログなのか」
「はい。体裁上奴隷の売買は禁止されてるんだけど、日本ではまだあんな風に……」
「あるけどないことになっている――ニンジャみたいなものか。もしやカザマも?」
「え?……えーと」
「いや、いい。皆まで言うな。バレたらまずいのだろう?ニンジャは絶滅したことになっているからな」
某アニメショップから出たサビーナと風間は、最寄りのカラオケに来ていた。
これからテロについて話をする。他人に話を聞かれない場所はないか?というサビーナからの問いに、風間は「カラオケなら」と応えた。
現在カラオケボックスのテーブルの上には本日の戦利品――アニメグッズ&TENG○が並べられている。二人は同じソファーに隣り合って座っていた。
「この赤いの……TE○GAというのか?これもニンジャが使う特殊道具の一種か?」
サビーナは目の前の○ENGAを手に取ると、それをマジマジと見つめた。
頭の丸い部分を撫でたり挿入口を人差し指でなぞる彼女を見て、風間は股間がぞわぞわしてしまった。
「あまりそんな風に触らない方が」
「危険なのか?もしかして爆発物か?」
「いえ、むしろ爆発しそうなナニを鎮めるものだけど」
「?――小型の消火器か?ここから白い煙が」
「むしろ白い液を出――レナードスキーさん、そのシールとっちゃダメ!」
「……ぅわぁあ……ぬるぬるする……私も兵器には詳しいつもりだが見たことがない消火剤だ。帰ったらレナ……上司に聞こう」
「絶対聞かないでください」
サビーナはTEN○Aの挿入口に人差し指を突っ込んでグッポグッポと鳴らした。
どこに出しても恥ずかしい変態である風間は、ペニパンをつけたサビーナにアナルを犯される自分の姿を想像し、ますます股間を硬くした。
そんな風間を見てサビーナはあることを提案をする。
*
「するか?」
「え?」
「sex」
サビーナはネイティブ発音でそう言った。風間は思わず「え?」と聞き返した。
「日本語ではなんと言うんだ?私の女性器にカザマの男性器を入れて精子を出すことだ」
「え?」
「男は皆好きだと思うのだが……私がズボンを脱ぐ。そこに腰を叩きつけ快感を得る行為。sexでは伝わらないのか?」
「え?え?」
「カザマには借りができた。良ければ体で返そう……それとも私の体ではイヤか?これでも鍛えているつもりだ。締りがいいと言われたこともある。優しくしてくれるなら、使わせてやるぞ?」
サビーナが上着を脱ぎ、ワイシャツの胸元を肌蹴る。
彼女の甘い体臭が風間の鼻腔にすっと滑り込んだ。
*
どうもカザマはこれからあの奴隷市場にテロ攻撃をしかけるらしい――しかし彼は冷静さを欠いている。勢いも結構だが、そわそわして落ち着きがない。これでは成功しよう筈がない――
股間に手を添えて腰をそわそわさせる風間を見て、サビーナはそう結論付けた。
サビーナは小規模ながら自身の部隊を持っている。
臆病風に吹かれた部下に「ヤれ!成功したら一晩中私をヤらせてやる!」と叫んだこともある。
瀕死の重傷を負った部下に「もし生きて帰ったら私が体で傷を癒してやる」と言って「死ぬ前に隊長と、一発ヤりたかったです」と言った部下を看取ったこともあった。
そして任務前にいきり立つスナイパーに
「あまり興奮するな。そんなに玉を重くしていたら弾も遠くへ飛ばないだろう?手でいいか?軽くしてやる」
と言ったこともあった――現状はそれに似ている。
「あぁ!レナードスキーさんすごくスケベな匂いします!それにスレンダーかと思ったら以外とムチム――ムキムキじゃないですか!!
なんすかこれ!尻とか太ももムチムキじゃないすか!ミカ○リスペクトですか!!腹筋うっすらわれてんすか!?三角締めしてもらっていいですかきょええええええええ!!!!」
そしてこれである。
おもむろに胸元、乳の谷間を露出したサビーナを見て、風間の理性は一瞬でブラックアウトしてしまった。
震える手で無抵抗のサビーナをひん剥く。
童貞の風間に淑女をスムーズにクロスアウトさせることなど出来るはずがなく、それとなくサビーナが自分で脱いだのだが、彼に気づいた様子はない。
興奮のあまりヘッドバンキングを始めた風間を他所に、サビーナはワイシャツのボタンをヘソのあたりまで外した。
シャツの裾をスカートに入れたままで、袖から腕を引き抜く。
しっとりと汗で湿った脇と、上品な水色のブラが露わになる。
目を焼くような肌色に風間の人間性が焼き切れた。
「わきわきわきわきわきわき」
「落ち着け。マスクをしたままでは苦しいだろう?とれ。キスするか?」
おもむろに伸びたサビーナの手が風間のマスクを剥ぐ。
「す、する!ちゅーする!」
「ほら」
鼻息を荒げる風間の唇をサビーナが自身のそれで奪った。
震え強張った風間の唇を溶かし落とすようにサビーナの唇、舌が這いずる。
キス童貞の風間にキスの作法を教育するようなねっとりとした口づけに誘われるように、風間の唇、舌が次第に大胆に動き出した。
サビーナの薄い唇を風間のそれが食む。欲望に身を任せた風間を受け入れるように、サビーナは全身から力を抜いた。
「優しくしろ、服が破れたら困る。私は逃げたりしない。落ち着け」
「ぅ、うん、わき、わき舐めていいですかどうぞ!!?」
「構わないから落ち着け」
「うひょおおおおおおおおおおおお!!!」
「落ち着け」
そして風間の全身ペッティングが始まった。
腰にずり下がったワイシャツとスカートだけを身に着けたサビーナ。
彼女は風間が人の形をした獣になっている間に靴、靴下、そしてブラジャーにパンティをそれとなく脱いでしまっていたのだ。
マンコこそスカートで隠れているがいつのまにかプリンプリン乳房がたゆんたゆんしていた。
野暮ったい眼鏡の下に隠された体は必要以上の健康体である。腹筋背筋、胸筋、肩まわりを鍛えぬいたサビーナの乳房はツンと上を向いて、まさに芸術と言わんばかりだった。
肌も艶々でハリがある。血行の良いサビーナは生理不順にも便秘にもなったことはなかった。吹き出物などない、あるはずない。綺麗。エロい。メスい。
脇を舐めつつ呆然と乳房、その先端の桃色乳首を眺める風間。しかし彼は不意にキレだす。
「なに勝手に脱いじぇるんげすかペロペロペロペロ!そこは僕が脱ぎゃすときょでじょペロペロペロペロ!!」
「脇を舐めながらでは何を言っているのかわからん。落ち着け、とりあえずパンツでも被るか?」
「はい!!被りましゅぅうううペロペロペロペロ!!」
サビーナは風間の頭に脱ぎたて水色のパンティを被せた。
それと同時に彼の右腕が片乳を揉みし抱く。左手が尻に伸びてスカートの下の桃尻をこねくり回す。風間は横抱きにした彼女の体を全身を使って味わおうと試みた。
「脇以外も舐めてかまわない。こっちも舐めるか?あと、優しくしろと言ったろう?」
乳房を鷲掴んだ風間の指を一本一本丁寧にはがすと、サビーナはその手を自身の下半身へと誘った。
股を蟹のように開いてスカートを大胆に捲り返す。ソファーに横倒しになったままでM字開脚をし、風間の視線をそちらに誘導した。
サビーナは「ほら、触れ」風間の右手首を持ってパンパンと自身の陰部に彼の手を叩きつけた。
あんまりなサビーナの作法に、流石の風間も脇を舐めながら素になった。
「レナードスキーさんは女性なんですから、もう少し恥じらいというかなんというかペロペロペロペロ……」
「なんだ、舐めないのか?」
「いえ、舐めます。超舐めます。ついでに『童貞のくせにバカにしやがってよぉぉぉ!!何がクニだよ クンニしろオラァァァ!!!』って言ってもらっていいですか?」
「童貞のくせにバカにしやがってよぉぉぉ!!何がクニだよ クンニしろオラァァァ!!!」
「ありがとうございます!!ありがとうございましゅうううううペロペロペロペロ!!!」
風間は素早く体を入れ替えるとサビーナの股間に顔を埋め、ムッチムキのマンコを舐めたくった。所謂『69(シックスティナイン)』の体勢だ。
彼女の陰毛は薄くて細い。マン臭も薄い。味も薄いが肉厚でぶりんぶりん、強いて名づけるなら『小悪魔系わがままマンコ』という感じであった。流石は100人切りのレナードの専属肉便器である。
マンコをしゃぶりつつ両手で尻肉を揉む。両桃が左右に押し広げられてアナルが拡張させられる。押し広げられたアナルに愛液と唾液の混合液が滴り、生ぬるい感触に肛門がきゅっと閉じた。
風間はクンニしながら叫んだ。
「おいじいでじゅ!!れなーじょじゅきぃさんのマンコおぎじぃでちゅううううジュパペロペロンチョジョベリンチョ!!!」
「んぁあ……なかなかいいぞカザマ……特別に、ぅん、私のフルネームを呼ぶことをゆ、許そう」
「サビーにゃ・れぬぁーじょスキーじゃんんんん!!!!」
「んん!……実は正しい発音は『レナー・ドガス・キーナ』なのだ。あとここは日本なのだからファミリーネームを前にしろ」
「レナードが好きーなサビーナしゃん!!!まんこおいじぃいいいでしゅううううう!!!」
「いいぞカザマ!もっと舐めろ、そしてもっと私の名前を呼べ!!」
レナードが好きなサビーナのテンションは、風間につられて有頂天であった。
熱を上げたサビーナの目の前で風間の下半身が揺れる。彼女は衝動的に手を伸ばすと、あっという間にズボンをトランクスごと剥ぎ取り、勃起ちんぽを握りしめた。
「びゃぁあん!!」
「!?……カザマ?」
握られただけで雄叫びを上げる風間。
雄叫びに怯んだサビーナの手に力がこもる。思わず仮性包茎の皮をズリ剥く。
ピュア亀頭が外気に触れて先端が寒い。
一握りされただけで玉袋から精液が急速に昇り詰める。
真っ赤な亀頭がさらに赤くなる。
サビーナは暴発寸前の包茎チンコを、大胆にもその小さな顔、小さな口で頬張った。風間は叫ぶ。
「びゃあん!!びゃあああぁあんんんん!!!!」
「ぎにゃぁっ!」
風間は射精した。まさに一瞬の出来事だった。
変態高校生風間の濃厚な雄汁がサビーナの喉を穿つ。あまりの早漏っぷりにサビーナはビビった、だがチンコは離しはしない。
彼女は花の蜜を吸うように唇をすぼめて、風間の精子を限界まで搾り取った。上唇でちんこの裏筋をなぞる。
口内に唾液をためて、頬の裏側でちんこの垢すりをするように、ひたすら愛撫し続けた。
レナードの朝勃ち処理に365日お口のご奉仕活動をしているサビーナにとって、本能まかせの童貞ツチノコを抑えることは甚だ容易いことであった。。
鼻息荒く風間は言う。
「はぁはぁ……レナードガスキーナサビーナさん……ごめんなさい。でちゃった――ティッシュ使います……?」
「いや、全部飲んだので、いらない――それはそうと少し溜めすぎではないか?多いし早い」
「そ、それはその、レナードガスキーナサビーナさんが凄いスケベな体してるから……脇とかお尻とか太ももとかおっぱいとか体臭とか」
「……自分としてはそうでもないと思うんだが」
「いやいやいやいや僕あれですよ?こう言ってはなんですがサビーナさんのお尻の穴舐めたいですよ?枕買い替えるんだったらサビーナさんのお尻の形、触感に近いものに買い替えてうつ伏せで寝ますよ?
サビーナさんが用をたした後の洋式便座の温もりで心温まりますよ?サビーナさんの脇で握ったオギニリはもとよりお尻の谷間で握ったオギニリ食べたいですよ?」
自身のこだわりについては断固曲げない男風間信二。オタク特有のテンションで捲し立てる。
あまりの勢いにサビーナは、下の名前で呼ばれたことをスルーせざる負えなかった。「オニギリとはあれか?日本人のソウルフード、ライスボールのことか?」とりあえず彼女は、どうでもいい話題で話の腰を折る。
「そうです。良ければ今度ご馳走しましょうか?」
「機会があれば。ただし尻では握るな、普通に手で握ってくれ――それよりカザマ、まだいけるだろう?」
「はい?」
「お前は満足したかもしれないが、私はまだなんだ」
舌戦での不利を覆すべくサビーナは風間に覆いかぶさった。
有り余る肉の力。女性にしては大柄なサビーナ(168cm、58kg、B87・W62・H89※目算)は圧倒的な肉の力で小柄な風間を押さえつける。
「ちょ、ちょっと」風間の制止も聞き入れず彼女は、瞬く間に射精したばかりのチンコを自身の下の口で包み込んだ。
亀頭にへばりついたザーメンをローション代わりに、風間の小人が進撃する。
「びゃあん!!びゃあああぁあんんんん!!!!」
「まだ、まだだ。射精すなよ?少しは耐え……おい。早い」
そして射精。腰を振る間もなく射精。サビーナの窮屈な膣、その襞の隙間に風間の精液が染み込む。
どこに出しても恥ずかしくない変態童貞風間信二にとって、老若男女あらゆる穴を堪能した性人レナードにして
『彼女の穴の世話になったら、他の穴じゃイけなくなるよ』
と言わしめた極上の精液搾り機サビーナ・レフニオのマンコは刺激が強すぎた。まさに歯車的砂嵐の小宇宙である。
めったに表情を崩さないサビーナだがこの早漏っぷりには流石にジト目――彼女は二発目なのにまだ濃厚な精液を膣奥で受けながら、騎乗位、股下の風間を睨めつけた。
「ひぃあ、はぁ……はぁ…あ、その見下した目、最高でしゅ」
「そうか。まだいけるな?」
「ど、どうでじょぅ……?」
「まぁ貴様が何と言おうと、無理やりイかせるんだが」
「びゃあん!!びゃあああぁあんんんん!!!!」
ブビッブビッとチナラが漏れる勢いでサビーナは腰を振った。風間はカラオケボックスから声が漏れる勢いで喘いだ。
度重なる射精にも風間の信二は硬度を失わなかった。サビーナはもはや射精を促すためではなく自身が気持ちよくなるため、言うなれば『角オナ』をするような心境でジャグジャグと体を揺する。
風間の熱に充てられてサビーナも彼の脇を舐めた、全身のペッティングをした。
風間のリクエストを受けて尻の穴を舐めさせた、小指の第一関節まで肛門に挿入させてやった、物理的に尻に敷いてやった。精液で精液を洗い流すほど膣出しさせてやった
――二人の痴態、痴情、性交はカラオケボックスの呼び電話が鳴るまで続き、風間は12回、サビーナは結局1回も絶頂に達せず終了となった。
精根尽き果てた風間は立つことができなかった、しかしチンコはサビーナが隣にいるだけで条件反射で勃ってしまっていた。
「しかたのない奴だ」
サビーナは今日一番の優しげな顔をすると、風間の全身をお手拭で拭いて、服を着せてやった。マスクはセックス中に汚れたのでゴミ箱に捨てた。
伊達にムチムキしていない彼女は、簡単に風間を背負う。
背中に勃起したチンコを感じつつ彼女はカラオケボックスを後にした。
*
復讐を果たしたベン・クルーゾーがたまたま目にしたのは、ボコボコに顔を腫らした(元)眼鏡マスクと、それを背負うエロ尻女であった。
酷い顔だ。あれは平手で叩かれたなどという生易しいものではない、グーパンだ。確実に右ストレートを打ち抜かれている、下手をすれば奥歯がいっているかもしれない
――遠目に二人を見ながらベンはグッと右手を握った。ガッツポーズである。
「聖地に女を連れ込むからそういうことになるのだ。これにこりたら二度と、この地で女とイチャつかぬことだな」
ベンは誰にも聞こえぬような声でそう呟いた。踵を返す。
遠ざかる二組――去りゆくベンを意識しないままサビーナは、背中に背負う風間にだけ聞こえるような声で、甘い息を吐いた。
「カザマ、結局私は気持ちよくなれなかった。私は中途半端が嫌いだ。カザマが私をイかせるまで、日本から離れん。レナ……上司に怒られたら貴様のせいだ。いいな、カザマ?」
「ひ、はぃい……がんばります」
その後二人は日本橋のラブホへと赴いた。
結局風間はサビーナを満足させ、日本から無事送り出すことができたのか?それは二人だけの秘密である。
*
因みに2013年10月26日にコ○ブキヤ秋葉原館にて開催された『フル○タルパニック!原作者の賀東○二さんとメカニックデザイナーの海老川○武さんのトークショー』の観覧席に男子高校生が二人、そして場違いなメガネ白人美少女がいたという話だが、真実は定かではない。
「カザマ、あれがガトー先生か!?サイン貰えるか?『サビちゃんへ』って書いてほしい……来て良かった――今日まで日本にいたのもカザマがテク無しだからだと思うと、それもよかったかもしれ――」
「ちょ、サビーナさんこんなとこでなに言ってるんですか!?やめてください!!」
「風間、テク無しとはなんだ?」
「相良君はだまっててよ!!」
真実は定かではない。
くぅ疲。お目汚し申し訳ない。
最初に書き忘れたけど、時系列は物語中のTSRの直後くらいです。
本当は現実のトークショー(10/26)までにあげたかったんだが、間に合わんかった模様
あと当スレの
>>65を次のレスに差し替えたく思います
2年ぶりに読み返したところ、このままでは最後の部分との整合性がとれないので
気になって気になって…
>>65 テッサの話をして唇をヒラヒラと動かすたびに、その花弁はどんな蜜を孕んでいるのかと考えることがある。ロニーは蚊の鳴くような声で「ちゅーしたい」と言った。
*
895 名前:囁かれし者:2011/10/03(月) 02:35:19 ID:E3hFVMt9
鉄橋を列車が通過する。轟音が橋桁の下に響き、それに合わせるようにテッサは大声で喘いだ。身を捩って乳を振り乱す。腰振りに合わせて乳首がぷるぷる揺れた。
ソーイチは周囲の轟音に掻き消されないように、大声でテッサに問いかける。
「テッサ!俺のペニスとバイブ、どっちがいいか言ってみろ!!この二本挿しで喘ぎ狂う淫乱な雌豚が!!」
「どょ、どっぢもいいです!どっちも好きなんです!!サガラさーん……ひぃあぅ!もっちょ、もっちょ突いてくださいぃいいい!!!」
ソーイチはテッサをバックで犯しつつ、彼女のアナルに深々と挿入されたバイブの根本を逆手で握った。ナイフで傷口を抉るようにバイブを捻る。「はひゃぃい!」テッサは高い声で鳴いた。
「どっちも好きだと!なるほど、貴様は救いようのないカスだ!!神と両親に懺悔しろ!
私はあなたからいただいた体をチンカス掃除に使っています!口はフェラで乳はパイズリ専用です!ザーメンまみれになるために今まで育ってきました!!マンコの襞でチンカスをこそぎ落して小便を漏らす下等な生き物です、と懺悔しろ!!」
「は、はいぃ!テッサはちんかすでしゅううううううううう!!」
乙!相変わらずのサビーナ好きっぷりで安心したww
でもいらない子なんていませんよ
それにしても一体何処の世界線に行けば
千鳥かなめの抱き枕カバーが手に入るんだ
乙
またえらい変化球カップリングだなw
サビーナちゃんが可愛いのでオールOKですがprpr
ほしゅ
カード書き下ろしの千鳥がえろすぎる
保守ついでに
フルメタゼロ最近読んだけど良かった
また違った宗かなが読めそうで楽しみっすわ
ゼロの新刊まだだねー
甘アニにモブでいいから千鳥やら出てこないかな
設定的にはご近所だしw