ごめんなさい、ちょっとやりすぎました
まことに申し訳御座いません
言い換えると、おっさん風なとなります
まことに申し訳御座いません
まぁ、でも落ちる前の運の無さで言えばかなり年増に見えるかと
>>796 まさか即書いてくれるとは思わなんだ。ありがとう。
歳の差は正義
オスヒトの旬はショタ時代なんだから30代でおっさん扱いされるのも
仕方ない気もする
>>798 ワロタwww 涙拭けよw
ショタも正義だな。というわけでおねショタまだー?
おねショタじゃないけど、人外×女子高生ジャンルに胸熱な今、
ネタ振られたらなんか書けるかも。……かも
>>802 それでは、驚愕病になっちゃった中古奴隷を優しいご主人様がキャッキャウフフで
>>803 良いネタをありがとう。頑張って書いてみるよ。
ゆっくり待っててね!
文字化けしててよめないよう
>>796も最初読めたのに今見たら文字化けしてるよう
>>806 自分の環境では読めるので
恐らく、エンコードがずれているかと。
Altを押して出るメニューバーの"表示"からエンコードを変えてみるといいかもしれません
自分スマホ民なんだ…
わかった、帰ったらパソコンから見てみるよありがとう
い、今起こったことを正直に話すぜ
「家帰ってパソコン立ち上げたら、今週書いた分のSSデータが全部消えていた」
何を言ってるかわからな(ry
ショックのあまり頭パーンなってたけど、投下いっぱい来ててちょっと救われました。
作者様方に感謝!!
よしこちむいの為に私ももっかい頑張ってきます。
伝言板に書き込み来てるよー
ほんとだブラウザかえたら見れた。SafariだとダメだったけどPuffinだと見れたよ
彼好言さんの設定好きだのう
ミケコかわいいのう
812 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/14(月) 23:02:20.88 ID:R5Gw5RoC
>中古奴隷の人
なろうの方でも、こちらでも、更新楽しみにしています!頑張ってください
外部SSリストを更新しました。
載せんなやとか逆に載せてくれよ!とかありましたら自分でいじるか、
スレまたは伝言板で誰かに頼めばなんとかしてくれると思います。
もうURL入れたらスパム扱い、ということはないのでみんな手伝えや
すでにまとめに収録されてる虎の威は今回は抜きました。
二重に作品リストに載るのはややこしいと判断してのことです。
でもまめなまとめの更新ができていない今は載せてもいいかもしれないですね
>>812 支援ありがとうございます!
読者様にはご迷惑おかけしております。いま必死に復旧作業頑張っています!!
>>813 更新ありがとうございました。本来なら自分でやるべきだったんでしょうが……。
海外IPで二重にスパム認定だったので、解除の手続きが面倒で放置してしまっていました。
こちむいwikiに稚作を載せていただき感謝します。
おぉ……伝言板にも書き込みができないことに今気づいた。
連投すみません。
現時点で自分が把握している他の外部リンクについて載せておきます。
なろう→こちむいまとめ(AT車)
なろう→だから僕は嫌だと言った(もるもっと※BL注意タグがあれば幸い)
pixiv→狐の嫁入り(きつねうどん)
pixiv→彼はそれから好きと言ってくれない(彼好言の人)
以上です。どなたか編集していただけないでしょうか?
彼好言はなろうにまとめなおすつもりなので
まってください
支部はよその人には見づらかった
>>813 更新乙です。
外部展開も拡充して行くと良いね!
ところでちょっと相談なんだけど。
全くの非エロのお話をなろうに投下するのってアリかな?
ムーンライトとかノクターンだと非エロはやりにくい空気なんだよ。
一応シェアワールドである事は明記するけど、こちむいタグは向こうには挟まないで、
こっちのスレからのみ紹介する形にしたいんだけど。
それでも、非エロ無エロはクタバレと石を投げられてもノクタとかムーンライトとかで
掲載した方が良いかな?
アレコレ書き殴ってから気が付いて、実は延々と悶々としてるんだけど。
まー元が18禁だからなー
ここで投下しても見てくれる人が少ないってのは確かにあるが・・・
自分以外みんな化物ってのは最近じゃ珍しい設定でもないし、
エロじゃないなら無理にこちむいしなくてもいいんじゃない? って気もする
同一作品でもなろうとムーンで使い分けてる作者もいるし、いいんじゃない
今の外部作品ガイドラインに「非エロであってもR18」っていうのがあるから
そこから変えないとなんとも
でも悶々としちゃうくらいならスレに投下しちゃえば?とも思う
スレではキッスや膝枕も許容範囲っていうのはテンプレにあるし
書いたものをどこにおいておくかは後から考えてもいいことだし
ネタがあるならもったいない
パラレルと言い切れば何しても良いと思うよ。実際の話として。
作者というか書き手をあれこれ縛るのは余り得策じゃ無いしね。
なろうだろうと渋だろうと、こちむい世界に関係がある話を公開すれば、
見る人が見れば『あぁ、なるほど』って思うはずだから、深く考える必要は無いと思うけど。
あんまり心配なら本スレとなろうで同時進行更新するとかどう?(無責任)
全く最近は投下が多くて読むのも大変だよ!(歓喜
18歳未満が来ないようにするってのは俺たちのための自衛でもあるんだ
とくにいまは2chのまとめサイトに厳しいからな
だがぶっちゃけ、本家なろうにエロなし投下しても
「こちむいっていうシェアワールドの作品だけど、未成年は来るなよ!絶対来るなよ!」
とか注意書きさえすれば、後は作者の責任では無いと思うんだがどうだろうか
せっかくこちむいで書きたいって新規参入した作者に対して「エロがないならこちむいを名乗るな」
とかいう雰囲気にはしたくないんだよな・・・
こちむいで健全話が書きたい!それを全年齢で公開したい!
っていう思いは否定しないんだけど
書き手の一人からすると万が一小中学生がエロに到達してきたら怖いという思いがある
その辺
>>819 がうまくやってくれるならかまわないんだけど
>ロダ ハイエナの話
なんか聞き覚えがあると思ったらブラックデーか
そんなマイナーな記念日を選ぶとはw
全年齢公開のためのルール作りをすると余計ややこしくなる気がするよな…
例えばTOPの注意書きを
非エロ作品を全年齢で投下の際は『こちむい』であることを伏せてください(18歳未満のスレ流入を防ぐ為)
とか書きかえた場合、作者が割烹かなんかでうっかり口滑らせたりした場合はどうなる?
あるいは、可能性は低いと思うが読者に「これってこちむい?もしくはパクり?」とか感想欄に書かれたら
それを見てこちむいを検索かける消厨坊がいるかもしれない。なにがきっかけになるかわからないよな
そういうことにビクビクしながらなろうで全年齢公開するよりも、非エロ作品であってもR18タグ付けて公開
っていう今の方が作者としても気が楽なんじゃないかと俺は思う
すまんな、議論が続くと投下しづらいよな。作者は気にせず投下してくれ
むしろ、なろうでハッキリR-18タグ付けた上でこちむいを名乗るべきだと思うけど。
どんなに技術が進んでも年齢フィルタリング機能が単なる画餅である以上、
R-18タグってのは[よい子は見ないでね]ってちゃんとお願いしました。ってアリバイだけだし。
青い妄想真っ盛りな猿並みのガキなら探し出しても読むってもんよ。
ガチシーンてんこ盛りなノクタもムーンライトもここですらも、単なるお願い以上は無いんだから、
子供の目に付く所に置くべきで無いと言うなら、もはやチラシの裏に書いてろとしかw
そんな訳で、書き手諸賢はぜひ投下してくだされ。
避難所あるし話し合いはそっちでやってもいいかも
私事ですが応援メッセージを送ってきてくださる読者様に限って
プロフィールに『↓18』とか書かれてたり、部活がうんちゃらこーちゃら呟いてたりするんですよねぇ……。
年齢フィルタリングェ……。
どんなサイトでも潜る人は潜りますしキリがないというのは確かにありますね。
R18タグの自衛はあくまで書き手を守るものなのかなとも思います……。
個人的にはRでも非エロでも、こちむい作品なら読みたいですけどね!
というわけで(?)短編一本が復旧完了したので投下しました。
【おっさんオスヒト×ケモ耳少女】
ttp://xing.xii.jp/nekomimi/up/upl/n3TIKQfljMd9EHcCqDh7.txt このお題を見た瞬間に
>>106を思い出しちゃった。それなのにエロ無しなんだ、ごめんね。
イタリア人と日系アメリカ人のおっさん二人が口汚く喧嘩しながら、幼女にオロオロするだけの話だよ!
やったら長くなってしまったので、お時間があるときにでも
>>829 おっさん二人の漫才に笑った
こういう冒険話好きだ
むしろ更新早くてありがとう
セージ何気に大怪我フラグwうわー間に合ってくれー…!
絵茶また動いたね。こっちのミケコもかわいい
ところで俺は
>>819がシコシコこさえてるっていうやつが気になるんだが
R18タグがどうのこうのはとりあえず置いといてここに投稿してみたらどうだろうか
>>833 わりぃ
エタらせるの恐怖症でケツから書く主義に変わったんだけど、冒頭部分が全く書けてねぇw
7月までには何とかすッから、それまで待ってけろ
そりゃ完結させてくれれば嬉しいけど、それ前提だとまた敷居が高くなるから
気楽に書いてもいいんじゃないと思う
カジキみたいな突発的ネタ種族の話も待ってる
>>836 完結おめでとうございます!
自分本当に彼好言さんのお話が好きで何度も読み返しました。
まさしくこちむい小説という感じで、読後にはあちらの世界に思いを馳せられるような
お話の作り方がすごく好きです。いつも投稿を楽しみにしていました。
完結ということで一つの区切りを迎えられたことが嬉しくもあり、もっと読みたいー!
と正座で次作を待ちわびます!
素晴らしい作品をありがとうございました!
>まとめ管理人さんへ
ウィキの更新作業をしてたら編集モードを間違ってしまったようなので
「春のこちむい祭」のページを消しておいてください
838ですが、自分でなんとかなったので消さなくていいです。すみません
短編ものを中心にぼちぼちまとめを更新してます。
ロボット人外超越者×僕っ子猫娘
こういうお話、あ…アリですか?
ちょっと怖いので軽いジョブ程度に冒頭だけ投下します
たまには直貼りで
『宇宙歴17738年8月14日|一七四三《ヒトナナヨンサン》。当機はこれよりパイロットの生死確認を行います。
睫毛反射と対光反射の診断を行います――完了。直接反射と間接反射の消失を確認しました。
胸部聴診の診断を行います――完了。心音と呼吸音の途絶を確認しました。
心電図によるモニター検査を行います――完了。心電図波形に反応が有ります。
当機は継続してサージェント、ロセターの心電図を観察します。1800秒後に再び心電図検査を行います』
『1800秒経過しました。サーシェント・ロセターに心電図によるモニター検査を行います――完了。心電図波形に反応有りません。
脳死判定の必要性――ありません。死斑の発現を確認しました。
宇宙歴17738年8月14日|一八二五《ヒトハチフタゴ》。
第561星 G-836開墾団 識別番号H882AGTP 開墾採鉱用マシンパイロット、サージェント・ジョセフ-ロセター軍曹の絶命を確認しました。
死因は不慮の時空間移動の際のショックによる心臓発作と推測。当機は三度に渡る蘇生措置を行いましたが、これを持って終了とします。
パイロット死亡により、当機はこれよりパイロット支援システムから人工AI"ディード"による自立航行システムに移行し、救難待機モードを開始します。
当機は航行エネルギーをEまで引き下げ、救難信号を発信し、これを定期的に記録します』
『宇宙歴17739年8月14日|一二○○《ヒトフタマルマル》。救援ありません』
『宇宙歴17740年8月14日|一二○○《ヒトフタマルマル》。救援ありません』
『宇宙歴17760年8月14日|一二○○《ヒトフタマルマル》。救援ありません』
『宇宙歴17860年8月14日|一二○○《ヒトフタマルマル》。救援ありません』
『宇宙歴17914年7月7日|○七一五《マルナナイチゴ》。惑星を発見しました。
海水と淡水の存在を確認。空気濃度――問題ありません。重力――適正です。
植物の存在――確認しました。生命の存在――確認しました。
銀河同盟加盟の有無――確認できません。文明が未発達の惑星のようです』
『惑星の中心に最も大きな大陸を確認しました。多数の生命反応があります。当機はこれより破損個所の補修、及び燃料の供給を行うために救難待機モードから
採集探索モードへと切り替えます。採集探索モードでの行動は、人工AI"ディード"による自動航行システムが継続して適用されます。
文明未発達の原住民に配慮して、当機はステルスモードでの着陸を試みます』
『大気圏に突入しました。これよりステルスシールドを展開します。――不可視化に成功しました。
地表への到着まで、あと――――……』
◇◆◇◆
「ミラ!! お前、いつまで寝てるんだ!! とっとと起きて学校行け!!!」
「うー……にゃぁ〜ん……」
今日もお兄ちゃんの怒鳴り声という素晴らしく正確な目覚まし時計が僕を起こしにかかってる。
僕はまだお布団っていう超絶イケメンに抱かれていたいのに、なんで邪魔するのかな。
人の恋路を邪魔する奴はウマに蹴られてしっぽりヤられちゃんだぞ。
んんー、いま何時? ……あ、7時20分だ。学校が始まるのは8時。家から学校までは歩いて10分。
「……よし、あと30分寝よう」
そう決めて僕がもう一度布団をかぶろうとしたら、情け容赦なく布団が引っぺがされた。
あん、どいひー。
「う゛にゃあぁぁぁ〜か〜え〜し〜てぇ〜……」
「ったく、このグータラ娘が!! そんなんじゃ期末試験落っこちてまた留年するぞ!! いい加減魔法学校を卒業しろ、何十年学生やってるんだ!」
「んん〜150歳になるまでには卒業する所存でございます兄上〜」
「いいから起きろ!」
僕の決意表明はアッサリ一蹴されて、お兄ちゃんにベッドの下に蹴り転がされた。
ネコだから床の上で受け身をとったけど、流石に床の上でもう一度寝なおす気にはなれなかった。
うー……もう7月入ったじゃんかぁ〜……。僕の中ではもう夏休みなんだよ……。
魔洸クーラーの効いた涼しい部屋で分厚い布団被って寝る以上の至福を僕は知らないよ。
きまつしけん? なにそれおいしーの?
だけどお兄ちゃんにたたき起こされて渋々起きた僕は、髪をとりあえず的にブラッシングしてリボンの可愛いセーラー服に着替えた。
鏡の中にはだるそーで寝ぼけた顔をした僕が、これまただるそーな手つきで適当に化粧をしている。
他が適当でもアイメイクだけはガッツリ。これ女学生の鉄則。
……うん、今日はマスカラが上手くついた。よしとしよう。
「ミラー、俺は先に家出るぞー。サボらないで学校行けよー」
僕がリビングに降りていくと、ちょうどお兄ちゃんがスーツに鞄を持って玄関の方へ行くところだった。
とててて、と歩み寄って靴ベラをお兄ちゃんに差し出しながら僕はこっくり頷いた。
「うん。……たぶんー」
「お前はまた……。お弁当と朝飯、テーブルに置いておいたから持っていけよ」
「ははー、有難き幸せ。良き主夫になりますぞ兄上。将来のお嫁ちゃんはさぞかし幸せでしょうな! 今日も元気に働いてらっしゃいませー」
「……あぁ」
お兄ちゃんはなんか妙な間を開けて返事をした後、ぽんぽんと僕の頭を撫でてから会社へと出かけて行った。
後ろ姿からしてもう働く男オーラをキラッキラさせてね。おー、仕事の出来る男、眩しいぜー。
いやはやなんて働き者の兄なのだろうか。このぐーたら妹とは全然違うわー、すごいすごーい。
ま、違って当然なんだけどさ。うちの両親は再婚で、僕とお兄ちゃんは連れ子同士だったし。
そんな両親が8年前に仲良く事故で死んじゃったもんだから、この家には今は僕とお兄ちゃんの二人だけなんだ。
ネコのクセに妙に義理堅いお兄ちゃんは、こんな血も繋がってないぐーたら妹の為に働いてくれる上に家事までしてくれちゃうスーパーマンだ。
いやー、実に良い兄を持った。これで僕の生活は安泰だな。天国の母ちゃん、ぐっじょぶ。天国で父ちゃんとよろしくやっててくれ。
時計を見れば、7時40分だった。ふむ……僕も出かけるとするか。
僕はリビングに取って返して、鞄の中にお兄ちゃんお手製のお弁当を入れた。
朝ごはんはラッピングされたサンドイッチだったから行きがけに食べればいいや。
流石お兄ちゃん、僕のものぐさがわかってるなー。
「……あぢぃ……」
外に出ると、太陽が元気に僕を焼きにかかってきた。7月7日、朝7時42分天候晴れ。
こんな日は絶好の引きこもり日和だ、間違いない。
このまま家の中に取って回れ右したくなったけど、僕は意志判定に成功して学校への一歩を踏み出すことになった。
……うん、たまにここで失敗することもあるんだけどね。
「あー……今日は一時限目が魔法理論かぁ。朝っぱらからあのハゲ面を見るのかと思うと憂鬱だなー……。その次は古代文学だし。んぅー……」
やっぱり家に戻ろうかな、とか考えながらも僕が家の敷地を出た。
――その時だった。
ズガァァァァァァアァアアァァァァアアアン!!!
「にゃーーーーーーーーっっっっ!!!??」
後ろからものすごい爆音と爆風が襲ってきて、僕は前にふっとばされた。
そりゃもーすごい突風に巻き込まれて前のめりに転んだけけど、鮮やかな一回転を決めて僕は地面に両足をつくことに成功した。
おぉ、こりゃ満点だ!!
『着陸成功。位置情報確認――完了。地図情報を記録しました。予定到達地点より15mの誤差を検知。これを許容範囲として受理します。
宇宙歴17914年7月7日|○七四五《マルナナヨンゴ》、当機は惑星αへ着陸しました』
「な……え……」
後ろから聞いたこともないようなキンキンした声が聞こえて、それと同時にガラガラと不穏な音が聞こえた。
まるで、瓦礫の山を崩すような……そんな、音が……
僕は振り返ろうとしたよ。あぁもちろん。だって僕の背後でなんかヤバい事が起こってる。
絶対的にありえない事が起こってるに違いないってわかってたから、事態を把握しようと思うのは当然だよね?
でも……でもさ……人間、あんまりにもビックリすると本当に腰が抜けるんだね。
僕はその場でペッタリ座り込んじゃったよ。
「なに……なにが、なん……」
『確認。着陸の際に原住民の住居と思われる建物を損壊した模様。損壊の規模を計測します――約80%。全壊の域に到達すると推測』
「え……、うぇぇ……?」
『確認。この惑星の原住民と思われる種族を発見。分析します――完了。
染色体XXを持つ健康体と推測。感染症の恐れはありません。
銀河同盟に加盟している第271星のカッキラム族に酷似しています。
人工AI"ディード"は、速やかにカッキラム族の種族情報の取得を開始します』
何を喋ってるのかぜんっぜんわからないけれど、なんか後ろに誰かいるのは間違いないみたい。
……誰か? 何か、じゃなくて?
僕はなんで後ろにいるのが"誰か"だと思ってるんだろう。人間じゃない可能性だってあるじゃないか。
僕が見たこともないような、訳のわからない未知の生物の可能性だってあるじゃないか!!
未知の生物っていったら、ヒト……とか!?
『カッキラム族の種族情報を取得しました。原住民との交流と情報交換の為、人工AI"ディード"はマシンより分離しカッキラム族の染色体XYに擬態します――』
えーーい!! 考えたってわかるわけないだろう、僕バカなんだから!!
振り返れ、振り返るんだ僕!! 話しはそれからだ!!
そして盛大に乙女っぽい悲鳴を上げて失神でも何でもしてやろう。
よし、振り返るぞ!!? いいか!? 振り返るぞ!?
――っ、せーの!!
「………………」
「………………」
結論から言おう。僕は悲鳴は上げなかった。だけど
「うちが……ない……」
「Береженог!!?」
あぁ、僕の家……正確に言えばお兄ちゃんが相続して僕は寄生していた素晴らしき引きこもりホームが。
綺麗に家の隣にあった物置小屋だけを残して、跡形もなく瓦礫の山と化していた……。
瓦礫の山と化したなんかスゲー美形なマダラ男がいて何かわけのわからない言葉で叫んでた気がするけど、僕の意識はぷっつりと途絶えてしまった。
以上です。こんなんでもイイデスカ…
846 :
とらひと:2014/05/15(木) 02:52:05.37 ID:oYdemjrn
投下乙ー
>>845 もはやなんでもありだけどこういうの嫌いじゃない
こちむいだしな
>>846 終わっちゃうの寂しいけど
チヒロの旅路を追体験してきた読者としてはほっとする気もしたり