【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 34フラグ目
おつ
黒子可愛い
あと打ち止めも「〜、とミサカはミサカは」じゃなくて「〜、ってミサカはミサカは」だけなんだぜ
乙です
寝言ってレベルじゃねーぞwww
つーか黒子ちゃん最後の返事は実は起きてただろ、とか思うとニヤニヤがとまらない
おお!ここ数日の投下ラッシュに乾杯!皆さん乙です!gjです!
おつ
初っ端から飛ばしまくったおかげで、すぐに500kbだな
吹寄さんと姫神さんが勉強の強化合宿という名の体裁をつくり上条と既成事実を作る話を希望。
投下ラッシュとかマジ最高!
これにのってみんなSS書き始めようよ
>>608 言い出しっぺが小ネタでもいいから投下して。
そしたらおいらもいっちょ頑張るわ。
まあ、おもしろげなネタだし既に着手してる奴もほら今見てるアンタとかw
連投規制がどうなのか心配ですが投下。
通行止めで「おっぱいは揉んで育てろ」という話です。
よろしくお願いします。
612 :
通行止めこねた:2011/09/20(火) 01:45:50.78 ID:EXQ8OynJ
「じゃあよろしくお願いしまーす、ってミサカはミサカはお願いしてみる!」
一方通行の思考は半ば停止ししていた。座っている自分の膝の上には、見慣れた少女がちょこんと乗っている。
問題はその少女――打ち止めが、見慣れたワンピースや白いシャツを纏うことなく、すなわちパンツ一枚という状況ということだ。
(どォしてこォなった…)
遠い目をしている少年は、とりあえずその原因辿り、状況を整理することにした。
まず本日は彼女と自分の二人しかいない状況だった。そして自分が雑誌を読みながらウトウトしているところで、バーン、と元気いっぱいに部屋のドアを開けた打ち止めは、元気いっぱいにアホ毛を振りながら入ってくるなりこう言った。
「ねぇねぇ、今日はあなたにお願いがあるの、ってミサカはミサカは可愛いらしさを武器にとった表情とポーズで可愛らしくあなたにおねだりしてみたり」
「…却下」
「えーっ!?」
にべもない一方通行の反応に大げさに悲しみを表現し、打ち止めは不満の色をありありと示しつつ、彼のベッドに飛び乗った。
「何だよ。買って欲しいもンでもあるのかよ」
「違うの、あのね、ミサカはとある筋からおっぱいをおっきくする方法をゲットしたんだけど――」
613 :
通行止め小ねた:2011/09/20(火) 01:46:49.01 ID:EXQ8OynJ
ああ、また小さいだの大きいだのいった話か、と一方通行は一人納得する。彼女自身はまあ年相応だとは思うが、オリジナルである超電磁砲や同一の遺伝子を持つ『妹達』をベースに己の未来を考えれば、胸の成長はあまり望めない。
例外としては番外個体がいるが、その彼女とは調整の条件が異なっているため、あてにならないとのことである。
ここで彼が『胸が大きかろうと小さかろうと俺がオマエを愛してることに変わりねェンだよ(キリッ』とでも言ってやれば何かが変わるかもしれないが、それは全くありえない話なのである。
ともかく、一方通行としては女はそんなことにいちいち拘って面倒だなくらいにしか思っていない。思っていないが、打ち止めが続けた言葉は、それどころではない作用を彼にもたらした。少女は言った。
「――男の人におっぱい揉んでもらうとおっきくなるんだって、ってなわけでミサカはミサカはあなたにおっぱいを揉んで欲しいのだっ!!!」
「…はァ?」
異次元である。どこの都市伝説だ、そもそもそんなくだらないことを彼女に吹き込んだのはいったいどこのどいつだという突っ込みを彼が入れる前に、彼女はるんるんで解説を始めた。
「何かね、話によると異性におっぱいを揉んでもらうことで女性ホルモンが分泌されて、おっぱいが大きくなるんだって、ってミサカはミサカは受け売りの知識を披露してみる」
「怪しげなダイエット広告みてェな謳い文句だな」
「そんなこと言わないで試してみようよ、ってミサカはミサカはキラキラとした眼差しであなたを見つめてみたり」
「絶対やンねェ」
アホなこと言うなという態度を露骨に示した一方通行は、ばっさりと彼女のお願いとやらを切り捨てた。あまりにもくだらなすぎる。しかし打ち止めは納得しない。
614 :
通行止め小ねた:2011/09/20(火) 01:48:01.69 ID:EXQ8OynJ
「えー、減るもんじゃないじゃないー、ケチー、ってミサカはミサカは訴えかけてみる」
「黙れ」
「ちょっとだけー、ちょっとだけで良いからー、ってミサカはミサカはお休みモードに入るあなたを引き留めてみたり」
「うるせェ」
「ミサカのおっぱいの未来がかかってるんだから、ちょっとくらい協力してくれたって良いじゃない、ってミサカはミサカは不満をあらわにしてみる」
「無視無視」
とりつく島もない様子の彼の態度に、打ち止めはがっかりした表情を浮かべた。アホ毛も萎れている。
「…じゃあ仕方ないから他の人に頼んでみる、ってミサカはミサカはゲコ太先生かヒーローさんにお願いしにいく決意をかためてみたり」
「……オイ、ちょっと待て」
入ってきたときとは打って変わって、しょんぼりした様子で出て行こうとする彼女を一方通行は引き留めた。今ものすごく問題のある発言を聞いた気がする。
ノコノコと野郎のところに行って胸を揉んでもらうという状況はあまりにも問題だらけで頭の痛くなる展開だ。そもそも彼女が別の野郎のところに行くこと事態妙に腹立たしい。さらに胸を揉まれるとなっては許しがたい。
それにしても、ガキ過ぎるのか妙なところで羞恥心が欠如しているのか、それとも胸の大きさがそこまで彼女にとって問題事項なのか、大人びた側面を持つくせにどうしてこれほどまでに彼女が常識と警戒心に欠ける言動ができるのか謎である。
615 :
通行止め小ねた:2011/09/20(火) 01:50:30.94 ID:EXQ8OynJ
「つーかその人選は何だ」
「だってあなた以外にミサカの知ってる男の人って、ゲコ太先生とヒーローさんしかいないもん、ってミサカはミサカはミサカの交友関係が意外に狭いことをあなたにこっそり告げてみる。
あ、でもミサカがぼっちの寂しい子だって誤解しないでね! その気になれば友だち一万人出来るかななんだから、ってミサカはミサカは実は『妹達』を投入する強攻策であることを隠しつつ言葉を添えてみたり」
「全くもって隠せてねェぞ」
「しまった、ってミサカはミサカは口元を手で覆ってみる!」
深々とした溜め息を零した一方通行は、更に少女に問いかける。
「そもそも何でンなコトに拘り出したンだよ」
「それは…」
打ち止めはじっと一方通行を見上げると、ふいっと視線を逸らした。
「秘密。とにかくミサカ行くね、ってミサカはミサカは――」
「待てクソガキ」
ガシッと細い腕をつかんで引き留めた一方通行の眉間には深い皺が刻まれているが、きょとりとした表情の子どもにはこたえていない。そこはかとなく漂う不機嫌そうな雰囲気には気付いているが、彼女にとってはそれ以上に気になる案件があるのである。
そう、それすなわち『異性に胸を揉んでもらって大きくしちゃうのだ☆』大作戦。
――彼女のオリジナルと同じ思考で、目の前の少年にもう少しつりあったお年頃に見てもらいたいという願いがその根底にあるが、いろいろと間違ってしまっていることに本人は気付かない。
616 :
通行止め小ねた:2011/09/20(火) 01:51:36.33 ID:EXQ8OynJ
「常識的に考えろ。ダメだ」
「え、何でどうしてミサカの大問題なのに! ってミサカはミサカは」
「うるせェ。ダメなもンはダメに決まってンだろォがグジグジ文句垂れてンじゃねェぞ」
「ゲコ太先生は診察の延長っぽいし、10032号がヒーローさんに触ってもらったことはあるって言ってたから大丈夫だよ、ってミサカはミサカは任務遂行に何の障壁もないことをアピールしてみたり」
「そォいう問題じゃねェっつってンだろォが一歩たりともこの部屋から出さねェぞバカガキ。つーか何やってンだよアイツら…」
「だってだってだってあなたがミサカのおっぱい揉んでくれないからじゃないミサカだって揉んでもらうならあなたが良いのにあなたのバカー、ってミサカはミサカは手足をジタバタさせてブーイングしてみるっ」
「だったら俺が揉めば良いンだろォがクソッたれっ」
売り言葉に買い言葉、彼がその台詞を放った瞬間に、世界は止まった。
彼が言葉を訂正しようとする前に、少女はキラキラとした眼差しで少年を見上げて、「ひゃっほーいありがとうやっぱりあなたは優しいのね!」なんてぶっとんだことを言ってくれるものだから、どうにもこうにも後には引けなくなる。
さらに何故かご機嫌モードの彼女が、「とある筋からの情報だと直接揉んでもらう方が効果があるんだって、って」と言い出していそいそと服を脱ぎだした瞬間に、彼は何かを思考することを放棄した。
そして漸く半分ほど自我を取り戻せた時点で、冒頭に戻る。
617 :
通行止め小ねた:2011/09/20(火) 01:53:02.70 ID:EXQ8OynJ
「…マジかよ」
がっくりと項垂れる一方通行。視界に入るのは打ち止めの明るい茶色の髪と、首筋から背中、そして腕のあたりの白い肌程度だが、あらゆる意味で始末が悪いことは明白だ。
「早く早くー、ってミサカはミサカはネットワークは切断済みで準備万端オッケーなことをアピールしてみたり」
「……はァ」
魂の抜け出るほどの溜め息を零して、彼はのろのろと腕を上げた。こんなあほくさいことはとっとと済ませてしまうに限るのである。律儀に打ち止めのおねだりに付き合ってしまうあたりに、彼の融通の利かない生真面目かつ世間ズレした一面がうかがえなくもない。
だいたいの見当をつけたあたりで手のひらを少女の肌に滑らせれば、絶壁だと思っていたはずの場所に、汁物の椀の蓋をひっくりかえした程度のかすかな膨らみの感触があって、やんわりと押しつけた手のひらを押し返す。
「んっ」
くすぐったいのか、打ち止めは小さな声を上げて身動いだ。それを無視して、とりあえず要求通りかすかな膨らみを揉んでみる。
しかし彼はすぐそれを後悔することになる。
滑らかな肌はしっとりとしていて、小さな膨らみは芯が残っているかのように中央部にはかたさがあるが柔らかく、とてもとても認めがたいことに、気持ちイイものだった。
そしてその柔らかい中に主張するぷくりとした感触が手のひらをくすぐり、単純に外部刺激に対しての反射によるものだとは思うが、どうにもゲスな勘ぐりを呼ぶ。
それに更に「ふぁ、」だの「んんっ」だの、普段の彼女らしくない――艶の滲んだ、とでも言おうか――声が、妙に耳に残るのである。
ここで普段の彼ならば、「一丁前に感じてンのかァ?」くらいの台詞を吐けそうなものだが、一応その手のセクハラの入り交じった発言は彼女に向けてしないように心がけている成果を発揮しているわけでもないのに、
何故かそういったことをして場を茶化すこともできない。
ヤバイと頭の中で警鐘をが鳴り響いているにも関わらず、打ち止めの胸を揉む手の動きがどうしても止まらないのだった。
部屋の中は妙な空気に包まれた。膝の上の少女は、ふわふわとした吐息を漏らし、白い肌をほんのりとした桜色に染めながら、落ちつきなく少年の膝の上で揺れている。その熱を孕んだ白い首筋がひどく甘く見えて、くらりと項に近付くように一方通行の頭が傾いだ。
そのとき。
618 :
通行止め小ねた:2011/09/20(火) 01:53:39.09 ID:EXQ8OynJ
――ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ と、電子音が響きわたる。
途端、一方通行は弾かれたように打ち止めから手を離すと、そのままその背中を突き飛ばした。バランスを崩した打ち止めは、不安定な姿勢のまま顔面からベッドの上に倒れ込む。
「いったーい何するの?! ってミサカはミサカは恨みがましい目線であなたをじっとりと睨みつけてみるっ」
「っせーなっ! 終わりだ終わりっ! とっとと服着ろっ!」
ワンピースと白いシャツを文句を言い続ける打ち止めに投げつけると、一方通行は乱暴な動作で部屋を後にした。向かった先は残念ながらお手洗いである。
そして数分後、自己嫌悪と罪悪感に死にそうな表情で戻ってきた一方通行に向かって、着替えを完了した打ち止めが飛びついてきた。勘弁してください許してくださいなんて心中を隠したまま、思い切り不機嫌な顔をした一方通行は彼女に問いかける。
「もォ満足しただろ。二度とこンなこと――」
「とある筋によれば、継続して行わないと効果は出ないんだって、ってミサカはミサカは次はいつにしよっかとあなたに問いかけてみたり」
にこにこと。にこにこと。純粋な子ども故の凶悪さで引っ付いてくる打ち止めに対し、一方通行は口の端を引き攣らせたまま彼岸を見た。
以上です。ありがとうございました。
本来はこの裏で番外幻想を進行させようと思っていたのですがそっちのネタがまとまる前に新約2巻が出てしまったというオチ。
そんなわけで打ち止めさんに間違った知識を吹き込んだのは番外さんです。
スレ汚し失礼いたしました。ではでは。
GJ!
打ち止めマジ無邪気エロカワイイ
ところで、ガガガガって何の音?
携帯? 99.9%のNoisy?
これは悪く無い…… むしろいいものだ…… GJ
俺も電子音よく分かんなかった、でもガガガは笑ってしまうww
一方さんセクハラって自覚あったのかよ…おつ
通行止めはいいな
実にいい
で、大きくなる過程についての続編はまだかね?
まさか一方通行はパンツの中に……?
それともたった数分で自家発電?
どっちにしても無残。
625 :
32-335:2011/09/20(火) 22:11:21.28 ID:ofRb+zm8
こんばんわ、
>>32-335です。
『とある黒子の初デート』、今日で残っていた分を全部投下しようと思っていたのですが、まだ10KB以上あるのでスレの容量500KBを超えそうです。
次スレが立つまで待った方がいいでしょうか?
>>619 乙
だが480kb超えたら建てような
>次スレは要領が480KBを越えるか、レス数が950を突破した辺りで立てましょう。焦って重複しないように注意。
たてれる人いなければ俺がいくけど
だいじょうぶ?
お願いします。
じゃあ行ってくる
633 :
32-335:2011/09/21(水) 07:05:29.21 ID:ev9/bYj1
>>630 スレ立て乙です、では早速新しいスレに『とある黒子の初デート』の残りを投下してきますね。
さあ次スレも立ちましたし、それを祝して埋めネタ投下です……が、リョナです。
でも大した事なくて、最後はギャグ締めです。
都市伝説 3レス投下です。
最近、巷ではまことしやかにささやかれる噂があった。
曰く――――――――――、
『立ちはだかるもの有れば老若男女を問わず拳でブチ殺す無能力者の存在』
誰もが一笑に付してもおかしく無い。
それなのに誰もが笑い飛ば素どころか顔を強張らせるのは、目撃情報の余りの多さにあるだろう。
それは例えば――、
そこは河川敷。
少女の放ついかづちの雨をかいくぐって易々と懐に飛び込んだ少年は、少女の顔面に躊躇無く拳を見舞う。
「がっ!?」
ただでさえ少年より体格差の劣る少女は、軽い一撃と言えど弾ける様に後方に飛んだ。
それでも倒れなかったのは、この後を考えると不幸としか言えなかった。
「おら、さっきまでの威勢はどうしたビリビリ? お前が本気出せっつったんだぞ。言っとくが今のは3割くらいって所だ」
「うるひゃい!! だ、だいたいビリビリ言うなビリビリって!! 私にはちゃんと御坂美琴って名前があるって何度言わせたら気が済むの!!」
少女は口元を覆う指の間から血を零しながらも、まだ少年に対して立ち向かおうと言う姿勢を崩さない。
それが気にらなかったのか、少年がずいっと一歩距離を縮めながら、
「名前が呼んで欲しけりゃ一発位当ててみろよ」
「言われるまでも無いわよっ!!」
次の瞬間少女の血塗られた指先にコインが握られ、全身に凝縮された電気エネルギーで空間が歪む。
「死んでも恨むんじゃな――」
だが、その言葉も、凝縮された力も、超低空で踏み込んで来た少年の姿に、
(!?)
少女が目を丸くする。
その先で低く構えた少年の影から固く握られた拳が飛び出して、それはゴキャッと少女の股間に真下からめり込んだ。
「!!!!!!」
瞬間少女の体はあろう事か自分の身長を超えて飛び上がり、そして着地と同時に糸の切れた操り人形の様に前のめりに倒れ込む。
その傍らに、後から落ちて来た血塗れのコインが乾いた音を立てた。
ひくひくと痙攣する少女は、その後少年に股間を再度足蹴にされ、更には虫の息のまま姦されたと言う話だ。
他にもこう言う話がある――。
「これより特定魔術(ローカルウェポン)『聖(セント)ジョージの聖域』を発ど――」
「その幻想をブチ殺す!」
白い修道服の少女の言葉を遮って、少年がその言葉と共に右の拳を空間に叩き付けた。
すると少女の目の前に現れたねじくれた空間は、形を成す前に飴細工の様に粉々に砕け散る。
「!?」
そこへ更に少年が一歩踏み込みながら少女の右頬に拳を叩きこむ。
「おらぁっ!」
「きゃっ!」
悲鳴を上げて小さな身体が錐揉みしながら畳の上に転がると、すかさずその上から少年が覆いかぶさる。
「え、あ」
動転して声も出ない少女。
その胸元を鷲掴んだ少年は、金糸で飾られた豪奢な修道服を迷うことなく引き裂いた。
「いやあああああああああ――!!」
悲鳴を上げる少女――だがそんな少女の頬に平手が飛ぶ。
パチィィンと乾いた音が室内に響き渡る。
少女は呆然と唇から血を滲ませ……、
「とう……」
だが何かを呟こうとするその前に、覆いかぶさって来た少年に遮られてしまった。
「やだ、あ、とう……どうしてっ、わたしっ、まも……んうっっ……」
その後少年に姦された少女を見たものはいないと言う。
他にも――、
操車場にごっ、ごつっ、と骨と骨がぶつかる音がした。
そこには1人の白い髪の少年が、黒髪の少年に馬乗りになられて殴られ続けている。
右手で肩を押さえ、左の拳を振るう。
小さなモーションで繰り出されるその拳は、意識を刈り取るには弱く、しかし着実に白い少年の心を蝕んで行く。
「が! もう……、ごっ! かンべンしぶっ! やめェ、ぎっ! なぐン、ぐがっ!」
「お前が殺した妹達(シスターズ)だって心の中ではそう言っていたんだ」
「しらがはっ! しらなかった! しらなンがっ! ホントにしらぎっ! だ、あがっ!」
一撃一撃は弱いとは言えもうかれこれ数時間殴られ続ければ、顔面は赤黒く変形し、既に白い少年の顔に見る影もない。
それでも馬乗りになった少年は拳を振るい続けたと言う。
その後白い少年は重い後遺症を患い、人生の転落を味わったと言う。
その他にも、通りすがりの長身ウェスタンサムライガールにエロいと因縁を付けて殴り倒して姦したとか。
たった百円を形に巫女服の少女をスタンガンで処女喪失させたとか。
通りかかった少女がパーフェクトクールビューティーと見るや、下着露出を強要して自宅まで荷物を持たせ、
その荷物だった自動販売機から強奪した缶ジュースで人間自動販売機ごっこと言う人道を無視した行為に耽ったとか。
異国にて右も左も判らないロシア少女をガムひとつで貸しは貸しだと脅して砂浜で露出調教したとか。
イケメンを鉄骨の下敷きにして人柱にしたとか。
また異国にて右も左も判らないゴスロリ女性を抵抗出来ないまで殴り倒して、その長いスカートで茶巾にしたとか。
知り合ったばかりの眼鏡巨乳を、右手の力で四肢の自由を奪った上でプリクラに撮りながら姦したとか…………………………。
「お、女の敵ね! 見つけたら私がやっつけてやる」
「短髪、初めて意見が合ったみたいなんだよ」
「短髪ってアンタ……ふん、まあいいわ。同士として特別に許してあげるわ」
「あの……盛り上がってる所悪いんだけどさ……」
と割って入ったのは上条当麻。
因みに彼は御坂美とインデックスに挟まれて、正に割って入る……と言うよりもサンドイッチに近い。
「さっきからくっつかれて歩きにくいんだけど?」
上条がそう言うと、美琴とインデックスが同時に頬を引き攣らせ、
「な、何言ってんのよ!? アンタを守ってやろうって言う私の心意気が判らない訳?」
「そ、そうなんだよ! あんな物騒な話を聞いたらとうまがまた首を突っ込まないとも限らないから私達が見張ってるの!」
そう言って2人は仲良く頷き合う。
「おい、それってまさか……だってありゃ噂話……」
「「噂だって馬鹿には出来ないわよ(かも)!!」」
「いっ!?」
息まく2人に気押される形で上条は押黙る。
そうしながらも……、
(しかし妙に引っかかる噂だった……何と言うか、俺をピンポイントで攻撃している様な……)
そう考えながら上条は視線を泳がせた。そしてその先に有り得ないものを見て愕然とする。
「君達、実はこの学園都市には恐ろしい伝説があってね……」
染め上げた様な真っ赤な長髪の神父は手にしたカードを自在に操りながら、目の前の女子高生に世間話の様に語っていた。
「わたくし最近ある噂を耳にしましたの。何でも婦女子を中心に暴行をはたらく不埒者が学園都市にいるそうですわ」
ツインテールの少女の意味深な台詞に、一緒に歩いていた少女達から黄色い悲鳴が上がった。
「お、お前ら……!?」
「何処に行くつもりよアンタ?」
「とうま、私達から離れちゃ駄目なんだよ」
「だ……」
上条は何か言おうとしたが言葉が出て来ない。
と、ふと背筋に寒いものを感じて顔を上げると、冷たい二対の瞳が此方を見ていた。
「…………」
「さ、こ、これからわ、私が用意したアジトに……行こう……」
「と、とうま……」
押し黙って冷や汗を流していると、此方は此方で不穏極まりない空気が立ち上っていた。
(最速噂全然関係無いんですけど……って、どうなるのかな俺? 不幸だああああああああああああああ!!)
おしまい
以上、埋めネタでした。
酷い濡れ衣だw
おつ
乙! 間違ってはいないよなw
埋めネタ
白く艶やかに輝くその肌
均整のとれたバランスの身体
冷たいようでいて、様々なものを受け入れるその性質
気がつけばかけがえのない存在になっていたんだ
いつもそっと傍にいてくれるお前
沢山の人がお前を必要とはするだろう
しかしここまでお前を愛しているのは俺だけだ
なあ、
愛しているんだよ、
垣根「冷蔵庫…っ」
心理定規「ねえあなたに何があったの」
酷いネタですみませんでした。
馬った?
まだだ、まだ埋まらんよ!
もっと!もっとだ!
これが埋まったら俺得の濃厚SMを展開するZE☆
うまー
そろそろ埋まるか
>┴< ⊂⊃
...-(・∀・)- ⊂⊃ 幸せだった日々
>┬< ワーイ
J( 'ー`)し ('∀` ) いくら金を積んでも手に入れられない思い出
( )\('∀`) )
|| (_ _)||
;;⌒::.;;.⌒⌒/ /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ /::. :; ;⌒⌒:.:⌒:;⌒;;⌒
.. ,::.; / /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ /.., ,; .: ,,。,.(◯) ::
: :::., / /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ /,,; (◯) ::: ヽ|〃 ;;:
. ,:.; / /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ /.., ,; :ヽ|〃 ,,。, ::;;,
すまん誤爆
尻を出すのである
↑何言ってんだこいつ?
産め
私の。出番?