1 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :
アニメやってるしエロいから立てた
萌え豚歓迎
2 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/25(月) 22:23:04.30 ID:tSb+Jrmz
MFで統一すべきじゃないか
3 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/07/27(水) 09:46:34.62 ID:MTHi1Bpr
age
萌えアニメage
5 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/01(月) 13:33:43.85 ID:7/aHZO5B
age
6 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/03(水) 05:02:00.14 ID:59rnlL/3
誰か職人さんお願いします
7 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 02:09:18.17 ID:30IA9XzM
おあああああああああ あにななななななななな になななななな
8 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 06:21:31.89 ID:30IA9XzM
誰か投下しようぜ!
9 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/05(金) 04:57:00.57 ID:JKrQ21HR
激しく同意!
10 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/05(金) 22:05:52.45 ID:7O50Imc3
誰かが投下するのを心待ちにしているが、誰も投下しないのは何故だ?
11 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/05(金) 22:07:52.55 ID:7O50Imc3
誰かが投下してくれるのを心待ちにしているけど、誰も投下しないとは何事だ?
12 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/15(月) 17:23:00.84 ID:TeMot/zi
保守
藤林丈司は裏切り者
14 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/15(月) 20:23:23.77 ID:GenYRDml
マサムネで誰か頼む
この板ではsageないと投下されにくい。
ageたり空欄なスレは
1.荒らしが住み着いているか
2.投下されたSSに文句を言うために待機している人たちの巣窟か
たいてい、どちらかだと判断されるからだ。
スレの最下層を目指せば投下されるで有ろう。
探してみたら案の定スレ立ってたw
思ってたより人少ないみたいだけど燃料投下されたら人増えるかな
原作である、小説、または、月刊誌掲載の漫画、を元に書けば良いならね。
テレビでの動画漫画を基準にするには、視聴する条件が厳しい。
例えば、以前みたいに、投稿動画サイトにアップロードされなくなったから。かな?
スバルを屋外で失禁させたい。
19 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/18(木) 23:48:08.96 ID:VXTSti5f
スバルのSSを求む!
奏のss投下する
若干ネタバレあるかも。
ジローがちょいキャラ崩壊。
でれちゅき×ジロー
凉月の頭の中が幼児化してしばらく。
「おにぃちゃん、お馬さんごっこしよう」
凉月がそんな事を言い出した。
何を言い出すんだこいつは。
「いや、流石にそれは……」
断ろうとして、すぐに思い留まる。
凉月の手紙にもあるように、でれちゅきさんを戻すには満足させ る事が条件なはずだ。
ならここで断ったら不味いんじゃないか?
「はぁ……。分かった、やるよ」
溜め息を尽きつつ両手両膝を床に着ける。
屈辱的だが仕方ない。
それにいくらなんでも、直接接触する訳じゃないから、女性恐怖 症の発作はでないだろう。
「何やってるの?」
不思議そうな顔で俺を見る凉月。
「いや、お馬さんごっこするんだろ?跨がれよ」
「馬に服は必要ないでしょ?」
……は?
「何言ってんだ――っておい!」
凉月は問答無用で俺の服を脱がしにかかった。
慌てて俺は立ち上がろうとする。
「あっ!」
凉月がバランスを崩し倒れそうになった。
「!!」
咄嗟に抱き締めて、体の位置を入れ換える。
そのまま俺は押し倒されるように倒れた。
「っ〜!大丈夫か凉月!?」
抱き締めたままの状態で倒れてしまった勢で、受け身も取れなか った。
背中を強打しつつも、凉月を気にかける。
「う、うん……大丈夫」
俺の胸に顔を押しあてたまま頷く。
22 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/19(金) 02:25:38.83 ID:MEoV3svw
「そうか、それは良かった。出来れば退いて貰えると助かるんだが」
特訓の成果か、このぐらいの短時間ならまだ発作が出ないように なっていた。
とはいえ、鼻の当たりが少しばかり熱くなっている。
鼻血が出る前兆だ。
不味い。
凉月の肩を優しくと押して起き上がろうとする。
が、凉月は動かない。
まるで自分から動くのを拒むかのように、体に力を入れている。
「す、凉月?」
顔をゆっくりと上げ、潤んだ瞳で俺の事を見る凉月。
……すげぇ可愛い。
「おにぃちゃん、ありがとぅ」
言いつつ顔をどんどん近づけてくる。
「あのね、わたし、おにぃちゃんの事」
触れあう唇と唇。
驚きのあまり眼を見開く。
「だいすきだよ」
鼻血が出た。
でれちゅきさんまじパネェっす!
「おにぃちゃんは……?」
不安そうに上目遣いで俺を見る凉月をたまらず抱き締めた。
「あっ……おにぃちゃん……」
意識が薄くなる。
流石に長時間接触しすぎたか。
だが俺は、凉月の嬉しそうな顔が見られただけで、満足だった。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
気付いたら俺はベッドに寝ていた。
全裸で。
「なんで全裸!?」
「あ、気がついた?」
隣でさも当然といったように 凉月が寝転がっていた。
「凉月!?これはどういう――んむぅっ」
塞がれる唇、絡まる舌。
その甘美な時間がどれ程続いたのか。 ゆっくりと凉月の唇が遠ざかり、俺と凉月の間に唾液の糸 が引く。
凉月は照れたように笑い、俺の腹を指で撫でる。
その指をゆっくりと下に動かしていき。 そそり勃つソレへと、触れた 。
「おっきぃ……それにこんなに熱い」
急な展開についていけない。
戸惑う俺を尻目に俺のソレを 興味深そうになで回す。
「凉…月…やめっ……くっ」
不慣れなそれは、逆に俺の気 持ちを昂らせる。
ソレの先端から先走りが溢れ だす。
「おにぃちゃん、なんか出て きたよ?」
体を動かしてソレに顔を近づ けてくる。
「不思議な匂い……でもちょ っと好きかも」
「凉つっ!!」
途端に訪れる這うような感触 。
「んっ、しょっぱい……」
見れば凉月は俺のソレをおそるおそるといったようすで舐 めていた。
「まず、いって、凉月っ、うわっ」
敏感なソレが温かな感触に包まれた。
凉月が咥えながら俺を見上げる。
どこでそんな事を覚えたのか 、口の中で舌を動かし、口を 軽くすぼめて頭を上下に動か してくる。
「ヤバっ、もうっ!」
限界はすぐに訪れた。
「凉月っ、出るっ!!」
俺の白い欲望が凉月の口中を蹂躙 する。
凉月は苦しそうにしながら、ゆっくりとそれを呑み込んでいく。
俺はそんな健気な凉月の頭を撫でていた。
凉月が喉を動かしている間、空いている片手で鼻を触る。
鼻血は出ていなかった。
もしかしたら、このショックで女性恐怖 症が治ったのかもしれない。
「ありがとう、凉月。でもこんな事しなくても良かったのに」
全部呑み込んでくれたのか、少し疲れた様子で、俺に垂れかかる凉 月を撫で続ける。
「わたしが、したかったの。おにぃちゃんが、だいすきだから…… 」
顔を真っ赤にしながらも、気持ち良さそうに目を細める凉月。
「続きしよう?」
「……凉月」
「かなでってよんで?」
「……奏。止まらなくなるぞ、いいのか?」
「うんっ!」
俺は奏をベッドへと寝かせ、キスをする。
自分から奏にキスをするのは初めてだ。
一旦口をはなし、奏の目を見る。
俺の事を信じきっている、そんな目だった。
再び唇を重ねて、舌を絡めあわせ る。
いつまでもこうしていたいが、そうもいかない。
名残惜しくも口を離し、奏の大きな胸へと、手を伸ばし、力を入れすぎないように軽く揉む。
柔らかい……。
何度か軽く揉み、服を脱がして次第に力を込めていく。
揉む度に聴こえる熱い声。
俺の頭も沸騰しそうだった。
顔を胸へと、近付け胸をそっと舐める。
舌を這わせ、胸の中心にある、硬くなったピンクの突起へとたどり着く。
「んあっ」
思わず漏れたのか、そんなあえぎ声が聞こえた。
そこを重点的に舐め回しながら、 奏の足の付け根へと手を伸ばす。
スカートのなかに手をいれ、下着 ごしに線を撫でるように手を動かす。
「あっ……」
何度かその部分を擦った後。
「奏、脱がすから腰浮かせて」
「う、うん……」
ゆっくりとショーツを脱がして、 今度は直接その部分を触る。
「濡れてるな」
「いやっ、いわないでぇ……」
涙目になりながら俺を見る。
その可愛いすぎる顔に軽くキスをして、頭を足の間に潜り込ませる 。
これが、奏の……。
「すごく、綺麗だ……」
「ば、ばかぁ……」
その筋を舐める。
「ふぁっ!」
筋の周りを舐めたり、軽く舌を割れ目の中に入れてみたりしたあと 。
俺は筋の上にある皮に包まれた粒を舐めた。
「ああぁっ!!」
ここは敏感すぎて皮を剥いて舐めると、逆につらいと聞いたことがある。
舌で剥いてしまわないように気を つけて舐め続ける。
「もぅっ、だめぇっ!!」
奏は身体をビクンとのけぞらせた 。
それを確認して、顔を離す。
「気持ち良かったか?」
息も絶え絶えに、コクンと頷く奏 。
奏が落ちつくのを待って、俺のソレを奏の割れ目へとあてがう。
「いくぞ、奏」
「うん……」
俺は腰をゆっくりと動かし、奏の中を突き進んでいく。
未開の場所を俺は押し広げていく。
「ん〜〜!!」
奏は痛みを我慢するかのようにシー ツを握りしめ、歯を食い縛り、まぶたをぎゅっと閉ざす奏。
俺は突きいれつつも奏の気を少しでもそらそうと、胸を揉み、舐め、下 の敏感な部分を指で撫でる。
「全部入ったぞ、奏」
根元までいれた後、腰の動きを止め る。
奏の中はきつく、熱く、絡み付いて くる。
「止めないで、これも、幸せな、痛みだから…」
「無理するな奏、少し休もう」
「だめっ、お願いだから、続けて… …」
「……分かった」
奏の涙を舐めとりながら、腰を引く 。
「ぁあっ」
悲痛な声を聴いても、俺は腰の動きを止めない。
抜けそうになるまで、引いて周りの膣壁を削るように突きいれる。
三深七浅を意識して動かす距離を考え。
腰の場所を変えて、膣内のあらゆる所を刺激する。
初めは不恰好だった動作も、次第に慣れてスムーズに動かせるようになってくる。
「あっ、あ、んぁっ」
そうこうしている内に奏の声が甘く変わってきた。
「ふぁっ!!」
奥まで突きいれた時、一際甘い声が上がった。
その部分を集中して動かす。
「だめ、そこは、だめぇっ!」
唯でさえきつく絡み付いてくる奏の膣が、より一層強く絡み付く。
「くぅ、ヤバい、もうっ!!」
「あっ、あっ、私もっ!!」
奏の足が俺を挟み、外に抜けない 。
「っでる!!」
「ああぁぁっ!!」
俺が最奥で果てたと同時に、奏が痙攣する。
「あぁ、ジロー君の、まだ出てる… 」
息を整えた後、俺は奏の中からソレを引き抜いた。
「あんっ……」
奏の割れ目から血と白濁液が混ざったピンク色の液体が溢れだしていた 。
奏と一緒にベッドに寝転がる。
俺の腕を枕にしている奏にキスをする。
「気持ち良かった、ありがとうな奏 」
「私も気持ち良かったわジロー君」
恥ずかしそうに笑う奏。
「さっきから気になってたんだけど 、元に戻ったのか?」
一瞬、奏がきょとんとする。
「あら、気付いてたの?」
「まぁ、ジロー君って呼んだからな 。いつ戻ったんだ?」
「舐められて逝った時よ」
冷静に振る舞っているが、顔が真っ赤に染まっていた。
「奏は可愛いなぁ」
さらに赤くなりながら、恨めしそうに俺を見る奏。
どうやら今までの関係が逆転しそうだ。
これからどうやって奏をからかっていこうかと考えている時。
「責任……取ってね?」
奏としては立場を取り返すために言ったことだろうが、俺は真剣な表情で返す。
「まかせろ、絶対離してやらないからな」
予想外だったからだろう、顔を背けてしまった。
だが背ける瞬間、嬉しそうに顔を緩ませたのを俺は見逃さなかった。
壁がわを向き寝転がる奏を後ろから抱き締める。
「愛してるぜ、奏。俺が何からでも守るから、ずっとそばにいてくれ」
……奏が、小さく頷いた。
完
以上です。
くそみたいな話ですみません。
女性恐怖症って設定がエロぱろでは本気で書きづらくて邪魔です。
ありがとうございました。
感想お待ちしております。
すばるチャンはお出かけですか?
まあ、この場にいたら、嫉妬で大変なことになると思いますが。
GJ!
つうか、お嬢様に直接って、子どもが出来たら婿になるのか?
GJ!!
このテンポだいすき!
33 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/19(金) 18:53:23.76 ID:kgLp5f7I
GJ!!! 最高だぜっ!
34 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/19(金) 23:46:05.76 ID:kgLp5f7I
スバル様と涼月さんとジローの3Pネタがほしい!
GJ!
お嬢様モノをもっと書いていただけるとありがたいw
スバル様と涼月さんとジローの3人で?って
奏は女 ちきんジローは男 すばるは男?女?どっち?
多分、攻めが奏 ちきんジローは受け ですばるは受け攻めどっち?
37 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/20(土) 15:39:12.78 ID:rlA+OwK0
どっちでもイけるんじゃね?
この人たち、父娘喧嘩で、親子家出した、とか、駆け落ち、とか、変な話が好きだね。
お嬢様やスバル様のジロー君に対する距離も、至近距離と言うか、何と言うか。
スバル様からしたら、唯一の、お嬢様公認の、お友達ですが。
さて、
スバル様は、お嬢様には逆らえないらしい。ですが、お嬢様が不条理で非常識な命令をしても、逆らわないのかな?
例えば、
花見の場所取りで、朝から夜まで一箇所に居させる
とか
食事などの おあずけ
は行っていそうだし。
ジロー君を御主人様にしてメイドとして仕える。
のは、喜んで無給奉仕しそうだな。
何か、無いかな?
ちょっと何言ってるか分からないです
40 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 05:11:44.00 ID:31STErUe
ハッ! もしかして・・・今、誰もいない?
原作準拠だと、来月の新刊まで身動きがとれない
42 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 00:48:41.88 ID:q79d8au8
おぉ一気に増えてる
43 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 04:09:06.36 ID:bmUnOBf6
41よ・・・ そんなことは気にするんじゃない!
原作もアニメも変なところで止まっちゃったな
奏さんのほしい! 職人さん投下頼む
職人!!!
投下してもいい?
※これを「誘い受け」と言います
「・・・・ろー・・ん」
「ジロー・・・ん」
「ジローくん・・・」
誰だようるせえな。せっかく人が気持ちよく寝てるっつうのに。
「・・・あと五分」
お嬢をめちゃめちゃに犯したい
お嬢が、とある伝手で手に入れた薬(性的な)で
無理やり服用させられたジロー、媚薬効果で興奮・欲情状態っ!
…更に「副作用でジロー分身!」
…そして理性を無くした牡の群れ(ジロー&分身達)は
「目の前の雌達」に飛びかかり…
な、三穴分身姦なSSを、先生方お願いします。
迷える主とチキンな俺とって検索してみてくれ。
僕の書いた小説がある。
面白いか分からないけど、よかったらどうぞ。
他人に手間をかけさせる気か。
ここに貼れよ
>>51 もう少し、状況を詳しく。
例えば、「目の前の雌達」 って、どなたたちですか?
例えば、舞台は、何処ですか?学校?お嬢様のお屋敷?ジローの家?河川敷?他の何処?
>>52 何ですか、不親切ですね?
56 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 17:45:58.05 ID:rDJVOYhM
まぁ、そう言ってやるな
57 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 16:50:40.26 ID:mOS/1WSb
投下まだー?
おねだり や 催促 には礼儀が必要だと思いますよ。御主人様。
スバルさまとジローくん位の仲になれば違うと思いますが。
どうお願いしたら、早く投下して下さるか考えて下さい。
投下する方の気分を害する書き込みは避けて下さいね。
www
まよ チキ
迷える執事とチキンな俺と〜
61 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/05(月) 00:26:57.06 ID:k+j0q+7c
まよ チキ
マヨネーズチキン
と思った人っているか?
62 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/05(月) 05:21:39.83 ID:wgpDp5rK
俺の友達が数名いますた
というよりそれ以外思い浮かばない
「まよ マヨ!」
は、何だろう?
なんだかお嬢様が、新しい使用人を雇ったようだが?
「マヨネーズチキン」 だったらカタカナの「マヨチキ」
「まよ」が ”ひらかな” だから ”カタカナ” の「マヨネーズ」では、無い。
お、おう…
せやな
ガチでマヨネーズかと思ってた
70 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/08(木) 15:24:56.61 ID:Qfn5CFB/
本気か君ら
まよえるチキン?
マジレスするとまよチキ!は「迷える執事とチキンな俺と」の略
新人賞時点でのタイトルだな
アニメここまで見てきたのに知らんかったゎ
>>74 オープニングに書いてあるけどなw冒頭にローマ字で背景に
藤林丈司は裏切り者
78 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 21:28:20.76 ID:1/8M0aTb
それゆーたらアカン
性悪うさみみちゃんとのイチャイチャSSが読みたいです
80 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 01:45:22.67 ID:DVsN3qAx
私は紅羽とのラブラブなSSが読みたい!
81 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 01:46:51.73 ID:DVsN3qAx
私は紅羽とのラブラブなSSが読みたい!
82 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 22:33:11.05 ID:NXTcX3lD
しまった、ミスって二回書いてしまった
>>79ー81
相手は誰だい?
たとえば、ジローとクレハの兄妹なのか、
スバルとクレハなのか。
他の組み合わせ?
そして、季節、場所、時間、とかも希望があれば
84 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 22:39:17.83 ID:UZCPZIjt
紅羽はやはりジローの出番でしょ 場所は家だな
文にはなってない。そんな才能無い。
それから、クレハの、性格、性質、は大幅に変えた。
ある部分
「日本一の負けず嫌い、日本一のお兄ちゃん好き、とりあえず胸と背丈が心配、そして、簡単に暴走」
あと、絡みも無い
クレハは在る疑問をもった
・・・・・・・・・・・ 何でお兄ちゃんは、理事長の娘や彼女の執事と仲が良い?
良く思い出してみたら、あの時も、このときも、二人とも、実の妹よりも密着している。
何故?
特に、いろいろ言い訳しながらも、スバル様を…確かに私よりもカワイイから映えるし、確かに私よりも似合うのだけど…女装させていることが多い。
何故? ・・・・・・・・・・・
その結果考え付いたのは
自分は逆に男の子みたいな格好をしたら遊んでくれるのか?
美味しいお弁当や朝晩の食事で気を引こうか?
スバル様みたいに、お兄ちゃんのボディガードに?
など二人と比べて出来ない事が事が多い。
つまり、兄妹だからと油断していて、二人に”お兄ちゃんのココロ”を盗まれてしまった。と言うことだ。
残ったモノは”お兄ちゃんのカラダ”。
「こうなったら、羞恥心を捨てて、無邪気な振りして甘えるしかないわ」と。
最初は、座るときは必ずお兄ちゃんの隣、出来れば密着。
左右に誰かがいたらお兄ちゃんの膝に乗れれば膝に座る。
学校でも、昼はお兄ちゃんの教室に行って、一緒に食べる事にした。
家では、追加で、お風呂と寝室だ。おトイレでも甘えられたら?良いのかな?
ネットで調べて、通販で
「兄さんコントロール」とか「兄さんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ」
など兄妹の話を買いあさって「お兄ちゃんに気に入られるためにあの手この手の妹」の話を読む。
「添い寝?頭を胸に抱いて?」「え?とこんな短い服着て、わざわざ見せて?」
「え?エプロンだけで、とか、タオル一枚で、とか。こっちの絵では、絶対に全身の裸とか見られてる?」
どんなに恥ずかしい事なのか?全裸になって「ご奉仕」しないとだめって
だってこの話は、もとから、お互いに溺愛してるのを隠してるから。
それでも、こんなにも、甘えないと、そうしないと奪い返せないのね?
重ね合わせて、モンモンと考えて。
出来ない。出来ない。いまさら、出来ない。抱きつけない。抱きつかないまでも、手を繋ぐことすら出来るはずが無い。
「きっと、手を繋いだら、握りつぶして、お兄ちゃんの手は骨折するな」
「抱きついたら、勢いで、肋骨か背骨折ってしまうね」
・・・・・
でも出来そうな事から と
風呂あがり、ワザと居間で、居眠りの振りしてみる
こうなったら毛布をかけるか部屋に運ぶかしかないだろう。
そのほか、何かと無防備な姿を見せる事にした。
一ヶ月くらい過ぎて、さすがにこういう事に慣れてきた。
キンジローも、戸惑いながらも「技の研究、実験台」から開放された
けど、このあと死ぬほど技を掛けられるのではないかとチキン状態になっていた。
しかし、無防備で甘えん坊
二ヶ月位経過して。お風呂も一緒。お布団も一緒。
そしてお互いの、オトコの子の部分とオンナの子の部分も、見慣れ、触りなれ、洗いなれ、そういう意味では秘密は無くなった。
「食べ物は、ズズカ先輩、スバル様が邪魔しなければ私の作ったものだから、あとは、キスとか?」
色々考えて、多分、キスもハグも、二人のうちどちらかが「始めて」をもって行っているので
大きな危険と冒険を、と言うか、寝技をかけて、精を搾り取る事にした。
とは言っても、学校で教わっただけで、ほとんど知識が無い。
わかっていることは、
オトコの子は適度に握ってこすると、硬くなって、何か変化する。
その状態で精がでるから、オンナの子で受け止めるか、飲み干して胃に入れるしかない。
掃除や洗濯をしたくなければ。
そして、オンナの子で受け止めた場合、上手くいけば子どもが出来る。
しかし、常識的なお兄ちゃんをどうしたら?
・・・・・・・
とうとう。技をかけた。
その後のリサーチの結果、お尻を攻めながらだと、穴に指をいれて、中のスイッチを何回も叩くとより多く出るとか。
女の子も、オンナの子だけでなくお尻で受けいれるとか、飲み干すのに出来るだけ吸い出すとか。
教わった。
こうなったら、確かにエプロンだけとか、フトモモが見えるくらい短いワンピースをパンツ穿かないで着ることもわかる。
いつでも、どこでも、すぐに合体できないと、恋敵に負けてしまう。
しかもお兄ちゃんには感付かれない様に、無防備で無邪気で甘えん坊ないもうとを演出しながら。
という訳で、できるだけベッタリな妹。
格闘技の技を絶対に仕掛けない妹。
を演出。
最近は、食べ物の口移しを始めた。
あと兄妹だから出来る特権は何だろう?
¥・・・・・。 いじょ・・・・
あ。、なんも思い浮かばない。ダメだな。
89 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 23:57:15.28 ID:Tgwo8hvT
がんばれぇぇぇぇぇ!
クレハを変え過ぎかなあ?
小説からだとわからないのですが、多分、男の子で唯一、相手をしてくれて、頼れる、相談できる、のは、キンジローだと思います。
だから、デレチュキさんやお嬢様が女の子として、キンジローを奪取したり、女装執事と抱き締めあったりしてるのは、許せないと思います。
違うかな?
あたしの兄さんを返せぇーーーーーーっ!
アニメを見て、一気に原作を買いあさって、読みきってから仕上げるのに一月半ほど掛かった……と言うわけで、SS一つ投下します。
ジロー×涼月。変に長いのはご了承ください。
93 :
92:2011/09/19(月) 14:15:08.70 ID:kj+++APT
ちょっと書き込みに難が出ているのでちょっと延期します。
しばらく時間かかるかも・・・完成自体はしてるんで投下自体は必ずしますが。
がんばってください
lv上げ頑張れよー
96 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 19:26:43.20 ID:SN+2iRdi
どうか、早めに!
明後日が怖い
美味く書き込みできないなら
名前に !ninja
Eメールに 孕age
を入れてから、本文に 作文 だね。
今までは、兄さんを誰かに捕られるとは思わなかった。
私だけの兄さんだと信じていた。
いつの間にか、スズカさんやスバルさまが親しくなっていた。
特に、スバルさまと一緒の時が増えた。
スズカさんは、良く兄さんと遊んでいる。
スバルさまもスズカさんも、兄さんとは身分が違うから、選ばれるハズが無い。と信じている。
あたし、こんなにも兄さん好きになったかな
スズカさんって誰?
100 :
92:2011/09/20(火) 22:04:09.21 ID:yVmUTpVH
LVあげついでに書き込みです。
投下宣言してからただ合間空くのも申し訳ないので、
もう一つ誰かのカップリングでも書こうかと。
せっかくだし、リクエスト、とまでは言わないですが、
希望シチュとか書いてあったらそれに近い内容にはしたいなぁとか。
そんなことをボソッと呟いてみる。
多分「凉月 奏」お嬢様の事でしょ
すずき の すず
と
かなで の か
だと思う。
さて運命の日だ
105 :
92:2011/09/22(木) 22:50:10.03 ID:YYIdDLW8
そろそろ投下できるレベルになったっぽいので投下再開します。
ちなみに、先日はジロー×涼月と書きましたが、涼月×ジローと訂正しておきます。
以下13レス、連続投稿規制にかからない事を祈りつつ。
―日曜狂想曲―
とある日曜の朝のこと。いつもなら昼過ぎまで惰眠を貪っている俺なのだが、何故か
今日に限って朝に目が覚めてしまった。学校が休みの日にまで我が妹のフライング
ボディブレスが飛んでくる事は無いので久々のゆったりとした起床である。
「しゃーない。取りあえず朝飯でも食うか」
時刻はまだ8時過ぎ。程よい空腹感を覚えた俺は、階下の台所へと向かうことにした。
台所に到着すると、ちょうど朝食をとっている最中の紅羽に出くわした。どうやら
これから部活へと向かうらしい。今更説明の必要はないかもしれないが、紅羽は運動部に
所属しているわけではない。手芸部という名前だけは文科系の部活に所属している。
こうして休日にも活動を行うほど熱心な部活なのだが、やれ不法侵入やら熊退治やら、
その実際に行っている活動内容は到底文科系とはほど遠いのが実状である。
「ありゃ、兄さん。休みなのに早起きだね。もしかして今日はデートだったりするのかにゃー?」
「バカいえ。この俺と誰がデートなんてするんだよ」
そもそも、女性恐怖症なんてものがあるからそんな嬉し恥ずかしイベントなんて発生
するわけが無い。万が一にでもそのイベントが発生してしまったら俺の命に関って来る
じゃないか。
「へ? そんなの一人しかいないじゃん」
「は?」
我が家のリトルモンスター様は何を抜かしているんだ? この俺にそんな胸熱イベント
(二重の意味で)を持ってくる女子様が居るとでも思っているのか?
「だって、お姉さまと付き合ってるんでしょ? 兄さん」
「はぁ!?」
「ほらー。こないだだって校舎裏で抱き合ったりしてたしさー。玉の輿だよねー、兄さん。
ひゅーひゅー」
「バッ、な、何でそうなるんだ! 俺は別に涼月とは何にも―――」
「もう、兄さん。そんな今更隠さなくたって平気だよー。お姉さまだったら安心して
兄さんを任せられるしね」
どうやってこの紅羽を手懐けたんだ、涼月のヤツ。物で釣っただけじゃここまで落ちる
程甘い性格じゃないはず……
「でも兄さんばっかりずるいなー。私だってスバル先輩とあんなことやこーんなこと……
にゃはは♪」
顔を真っ赤にして両手を振り回す紅羽。一体どんな妄想をしていたのか、想像したくないな。
しかし、このバカ正直な妹の誤解だけは解いておいた方がいいのかもしれない。すっごい
今更勘は否めないが、やはり味方は一人でも欲しいもんだしな。それが実の妹って言うのが
情けない話だが仕方ないだろう。
「あのな、紅羽……よーく聞いてくれ。俺は、玉の輿を狙っているわけじゃない。
そうじゃなくて涼月は―――」
「俺の最愛の人だ、何て恥ずかしいわよ。ジローくん」
俺の言葉を遮るだけじゃなく、自らの言葉で話の方向性をがらっと変えやがった!?
こんな高等テクを持っているヤツを俺は一人しか知らない……!!
「おはろ〜、ジローくん。紅羽ちゃん」
「どうしてここに居るんだ、涼月!?」
「お姉さま! おはようございます!」
目の輝きが3割増しになった紅羽と、この場にいるはずがない人物を見て驚愕した
俺の言葉がほぼ同時にこの台所に響いた。
学園の理事長の娘であるこの涼月奏が、どうして日曜の朝っぱらから一般住宅である
ところの俺の家の台所で仁王立ちしているんだよ!
「あら。涼月家の情報ネットワークを舐めちゃダメよ」
そう言って涼月は右手でわっかをつくり、それを右目に当て、まるで望遠鏡を覗いて
いるかのジェスチャーを取った。ちなみに、左手の方はまるでDJがヘッドホンを抑える
かの用に左耳に掌をかぶせている。さらに満面の笑みで俺に向かってこう言ったのだった。
「盗聴・盗撮、どんとこい☆」
「犯罪だーーーー!!!」
もう俺には叫ぶしかなかった。そもそも俺にこのお嬢様の相手が勤まるはずがないのだ。
どう考えてもコイツの方が頭がキレるので、咄嗟の口や行動なんかでは勝てる見込みが
あるわけがない。しっかりと練りに練った作戦だったとしてもまるで勝てる気がしないが。
「冗談よ。そんな盗撮なんて面倒な事この私がするわけないじゃない」
「……盗聴の方は何も言わないのか?」
「あ、紅羽ちゃん。お土産にお団子作って来たんだけど食べない?」
「わぁ! 頂きます!」
「そうですか。スルーですか……」
これまでもずっと盗聴されていたと言う恐ろしい可能性が脳裏をよぎったが、そこで
この件について考える事を放棄する事にした。恐らくこれも涼月得意のデタラメだろう。
いや、きっとそうに決まっている。お願いだからそうだと言って下さいお嬢様。
「ジロー。朝から疲れた表情をしているが大丈夫か?」
卑屈な妄想で打ち負かされている間に、近衛もこの狭いキッチンにやってきていた。
その手には何かを包んだ風呂敷を大事に抱えていた。
「ん? 近衛。その包みは何だ?」
「ああ、これか? 先程お嬢様がお話されていた『特製お団子』だそうだ」
その『お嬢様特製』というフレーズが付くだけで俺には不安材料しか浮かんでこない
のだが。それは本当に食い物なのか?
「あら、失礼ね。この私が丹誠込めてこねた餡が入っているのよ?」
ウソくせぇ。そんな一番面倒なポジションをこのお嬢様がするわけが無い。これは
きっと何か有るに決まっている。春からの俺の経験が、頭の中でリンリンと警告を
鳴らしてやがるぜ!
「わあ! 美味しそう! いっただっきまーす」
いつの間にか包みを開いていた紅羽が、何の躊躇いもなくその『特製団子』を口へと
放り込んだ。
「んん!!」
「お、おい!? 大丈夫か、紅羽! ほら、まずかったらここへ吐き出しても良いんだ
ぞ!?」
「すっごい美味しいよ、兄さん! ほら、兄さんも一つ食べなよ!」
「あら。ジローくん。丹誠こめて作った本人が目の前に居るのにその発言は酷いんじゃな
いかしら」
「ジロー……」
屈託ない笑顔で特製団子を差し出してくる妹と、それを見つめる二つの冷たい視線。
確かに今回に関しては完全に俺が悪い。ちょっと涼月に対して疑心暗鬼になりすぎている
かもしれないな。反省しないと。
「すまない、涼月。てっきりまた何か仕込んでいるんじゃないかと勘繰ってしまって。
それじゃあ俺も一つ頂くとするか」
一言だけそう謝って、紅羽に差し出された団子を手に取り口へと放り込んだ。
「ん、これは……」
餅のもちもち感はそのまましっかり残っていて、それが中に入っているこの餡子と
しっかり混じりあっている。お互いの風味を相殺する事無く、むしろ甘みを相乗させて
お互いに自己主張しあっている。
つまり、一言で言ってしまえば―――
「うまい!」
「あら、お口に合ったようで嬉しいわ」
少しまんざらでもない表情をした涼月は、包みの中から一つ団子を取り出して自らの
執事へと向き直った。
「ほら、スバルも」
「そ、それではいただきます……あ、おいしいです! お嬢様」
何だ、近衛もまだ食べていなかったのか。それにしても小さい頃から色々習っている
からなのか、本当に涼月は何でも無難にこなすよな。
「ジローくん。褒める時はきちんと口にしてくれないと私以外には伝わらないわよ」
「お前、やっぱりエスパーか!?」
「ジローくんってば、思ってることがそのまま表情に出るんだもの」
そんなやり取りをしている裏で、紅羽と近衛がパクパクとお団子を食べ続けていた。
「おい、紅羽。これから部活だろ? あんまり喰いすぎると後に響くぞ?」
「んぅ、わかってるよぉ〜に〜さぁん〜〜」
「ん? 紅羽?」
俺でさえ今まで余り聞いた事の無いだれ切った声を出す紅羽。そんな紅羽の方へと
振り返って見ると、その顔は耳まで真っ赤にそまっていて、目も何だか少し座って
しまっているような気がする。オマケにちょっと足元がふらついているような……
「ってお前酔っ払ってるのか!?」
「にゃは〜。そんなわけないじゃぁん。でもふわふわしてきもちいい〜〜」
「ダメだ。あれは完全に出来上がっている。なあ涼月。あれってアルコールか何か入って
いるのか?」
それにしては酔っ払い方が尋常じゃないような気がする。それこそ、まるで炭酸飲料
酔いするナクルの様に、なにか特別な飲食物で酔っ払ってしまっているような。
「あら、予想以上の効き目ね。やっぱり紅羽ちゃんはそうだったのね」
「やっぱりお前が原因か。一体何を入れたんだよ」
「それはね……これよ」
うふふ、とお嬢様スマイルをした涼月は懐から何か粉末状のものを取り出した。
「なんだよそれ……まさか!?」
「今ジローくんが思ってるような危険なコナじゃないわよ。これはね、マタタビよ」
「マタタビ?」
それってアレだよな。ネコまっしぐらとかネコの弱点とか言われてる、あのマタタビ?
「そう。それを餡子の中に混ぜ合わせたのよ。ちなみに、お団子の表面に掛かってる
白い粉も砂糖じゃなくってコレね」
「でもアレって人間には何にも無いはずだろ? あいつあきらかに酔っ払っちまってる
じゃないか」
「私の家庭栽培キットで見つけたのよ。突然変異がどうとか言ってたけど、面白そうだった
からつい調理しちゃった。どうやらネコっぽい人もばっちり酔っ払っちゃうみたいね。
うん、大成功♪」
いや、大成功♪ じゃないだろ……それにそんな突然変異な植物を簡単に自宅で栽培
できるわけが……いや、あの屋敷だと何が起こるか分からない。何せあの家にはヘンタイ
しか住んでいないのだ。もちろん、近衛は数には含んでいないが。
「うふふ。自分の才能が末恐ろしいわ。ねえスバル?」
「はい〜、おじょーさまー」
涼月の言葉に反応した専属執事の声にいつもの覇気がない。って言うか近衛、まだ
食ってたのか、ソレ!?
「そうか……スバルもネコ属性だったのね……うっかりしていたわ」
「いや、前にお前近衛に猫耳つけて遊んでたよな」
こいつは絶対に確信犯だ。間違いない。
「にゃはは〜。近衛センパーイ……あたし、何だか身体が熱くてたまりませーん」
そしてもう一人の酔っ払いの我が妹君は、愛しのスバル様にしなだれかかっていた。
「むぅ、そうか。それはいけないな、紅羽ちゃん。さっそく服を脱がさなくては」
「えへへー。センパイ、やさしくお願いしますね」
「ああ、任せておけ」
「って待て! お前ら一体何を始めようとしているんだ!!」
一瞬二人の間にピンクのモヤが掛かっているような錯覚に陥ってしまった。いやいや、
この二人をこのまま放っておいたらいろんな意味で不味すぎる!
「それじゃあ、センパイ。よろしくお願いします!」
言うか早いか、紅羽は差し出されていた近衛の右腕を掴み、そのまま肘に両足を
巻きつくように飛び掛かり飛び込み腕ひしぎへと見事な連携技を繰り広げた。
「これしき!」
対する近衛は、紅羽の技に逆らわずにそのまま力の流れに乗って前転受身を取った。
その遠心力によって紅羽の身体は簡単に近衛の腕から離れる結果となった。
「うひゃぁ! むふふ〜、やっぱりやりますねぇ、近衛センパイ」
「紅羽ちゃんこそ。無駄な動きが全くない、素晴らしい飛び込みだったぞ」
言葉の上では褒めあう二人だったが、実際はじりじりと一定の距離を取ったまま牽制を
続けている。
「膠着状態に入ったみたいね。コレは先に動いた方が不利……! 一瞬の気の緩みが
勝負を決するわ」
一気に緊迫した空気の中、突如解説役に回った涼月。いや、お前ら順応性高すぎ
だろう……と言うか、今の流れからどうしたらこんな展開になるんだ。
「はぁ……取りあえずお前ら、ここだと下手すりゃ怪我ですまなくなる。やるならせめて
下でやってこい」
そう。我が家の地下には秘密の格闘場が設置されているのである。つまり、俺の
トラウマの最たる原因といっても過言ではない、忌まわしき場所である。(と言いつつも、
近頃は近衛とトレーニングするために良く利用させてもらっているのはナイショだ)
「そんな!? ジローはボクが居るのは邪魔だと言っているのか!? そうか……そんな
に言うならボクは素直に退散させてもらう。……サヨナラ!」
「あ、待ってくらさい、近衛せんぱーい!!」
何だか派手に勘違いをして近衛が何処かへ走っていってしまった。その後を紅羽が
追いかけて行ってしまったが、何だろう。この胸に残る罪悪感は……何か俺は間違った事
をしてしまったのか?
何となく自己嫌悪に陥ってしまった俺に、涼月はボソッと耳打ちをしてきた。うおっ、
近い、近すぎるよお嬢様!
「うふふ。これで二人っきりね、ジローくん♪」
「お前、まさかここまで計算していたのか!?」
「あら、流石にあの二人がプロレスごっこを始めるとは思いもしなかったわ。何か他に変
な作用でもあるのかしらね」
うわ……俺たち兄妹がいつの間にか実験動物扱いになってしまっている……!!
実際はそこまで酷くないだろうけど、自分達と同列として見られていないような気がする。
「てっきり催淫効果で百合の花を咲かせてくれるものと期待していたのに。本当に残念ね」
こえぇぇ。デビル涼月さん、マジで怖えぇぇぇ。
「さて、ちょっと状況がおかしくなっちゃったけどまあいいわ。ねぇ、ジローくん」
「な、なんだよ」
「さっきの二人を見ていて、何だか身体が火照ってきちゃった」
「お嬢様相手に寝技なんて出来るか!」
「そっちじゃないわよ。もう鈍いわね」
そう言って涼月はそっと俺に寄りかかった。右手を俺の背中に回し、左手は俺の胸の
中心辺りに添えられていて……その、なんだ。涼月のたわわで豊かな凶器がしっかりと
俺に押し付けられている。うぐっ、もう既に鉄の匂いが……!!
「あの二人に当てられたかしら。何だか胸がドキドキするの」
「お、俺もドキドキが止まらないんだが」
もちろん、感情的な意味ではなく言葉そのままの意味で。
「ねぇ……ジロゥくぅん……」
うぐ、近衛の呼び方のマネまで……! 俺の胸の上を涼月の人差し指で『の』の字を
書きながら、上目遣いで俺の目を覗き込んでくるデレ月さん。その瞳は少し潤んでいて、
もう何て言っていいか分からないが色々とヤバイことになっている。
「なななななな」
もう言葉を発することが出来ないくらいに頭が混乱してしまっている俺。というか、
余程のヤツじゃない限り、今のデレ月さんに対抗できる男なんていないだろう。
ぶぴっ、と例のごとく鼻血が流れ始めてきたが涼月お嬢様は離れる素振りを見せずに、
むしろもっと身体を密着させてきた。左足を持ち上げ、俺も腿に腿をスリスリさせ始めたのだ。
先程の抱擁を耐えていただけでもかなりの進歩だが、全身で涼月の温もりを感じて
しまう今の状況に耐えられるはずが無い。
「あぅ……」
数秒後、全身から力が抜けていった俺は、そのまま無様に床に倒れこんでしまった。
完全に意識が飛んでしまう少し前、身体が崩れ落ちていくその瞬間に、涼月がボソッと
何かを呟いていたのが分かった。もちろん、何を言ったのか理解は全く出来なかったけれど。
「お目覚めかしら、ジローくん」
「ん……ここは?」
もの凄く見覚えがある部屋の中で目覚めた。どう見ても俺の部屋である。それは
全然いいのだが、どうして俺はパンツ一丁になって自分のベッドに括られてしまっている
のかが問題だ。
「どうして俺は自分の部屋で拘束されなきゃいけないんだ」
「あら。だってこれから色々とするのに、逃げられたりしたら嫌じゃない?」
「逃げるって……何をするつもりだ」
「何って……ナニに決まっているじゃない」
そう言って、すっと自らの服を脱ぎ始めた涼月お嬢様。っておい! どうしてこの
タイミングで服を脱ぎだす!
「流石に私だけ服を着たままって言うのはフェアじゃないでしょ? それに、ジローくん
だって目の保養になるじゃない?」
涼月は話しながらも着々と服を脱ぎ続け、いつの間にか上下共下着を残すのみとなっていた。
「うおっ! ちょっ、服を着ろ!」
俺に出来る精一杯の抵抗は横を向いて涼月の方を見ないようにすることだけだった。
だって両手はベッドに拘束されてるんだもん。
「うふふ。ねぇ、ジロゥくぅん」
ジリジリと、甘い声をあげながら近寄ってくる涼月。直視はしていないけれど、未だに
下着姿で寄って来ているのが目の端で見えてしまう。正直に言って、直接触られたりして
いないにも関らず、いつ鼻血が噴出してもおかしくない状況だ。
「待てっ、早まるな!」
俺はもうどうしようもなくなって目を思いっきり閉じた。視覚情報だけでも閉じて
おかないと、本当にどうかなってしまいそうだった。
ギシッとベッドが軋みをあげる。涼月がベッドにあがってきたようだ。それでも俺は
目を開けることはしなかった。
「実はね……さっきジローくんが気を失っている時に、お団子を一ついただいちゃったの。
我ながら美味しく出来たと自己満足しちゃった」
てへっ、と、きっといつもの様に舌をぺろっとだしてはにかんでいるのだろうが、目を
閉じている俺には真偽の程はわからない。
「それでね。どうしてか胸が熱いの……モヤモヤして、頭がぼーっとして」
どうしてかって、さっき自分で言ってただろう。『猫っぽい』人が食べると効果が出る
マタタビが入っていると。つまり、そういう事だ。こいつもどちらかと言えば『ネコ』
の方だったというわけだ。
「にゃぁ」
「わざわざ鳴かなくていい!」
悪戯好きな子猫と言えば聞こえはいいかもしれないが、そんな生易しい例えで効き
そうな性格ではない。まあでも、確かに犬というよりも猫だよなぁ。
「ねぇ、ジローくん。イイコト、しましょ?」
「んぷっ!?」
そのまま俺の上に覆い被さった涼月は、いきなり口付けを交わしに来た。もちろん、
マウストゥマウスである。目を閉じているが為に完全に不意打ちを食らう形になったが、
目を開いていたとしても全く抵抗出来ていないことには変わりはないだろう。
「んふふ。キス、しちゃった」
予想外の攻撃、むしろ口撃に俺はつい目を見開いて涼月を見つめてしまっていた。
なぜなら、今の涼月の表情は今までに見た事の無い幸せそうな笑顔で彩られていたからだ。
「えへへ」
そうして、涼月はそのまま剥き出しになってしまっている俺の胸板(と呼ぶには全く
厚くないが)に頬擦りをしていた。
普段ならもうとっくに鼻血を噴出させて、意識朦朧となってしまっていてもおかしく
ない状況なのだが、なぜだか今のこの時点ではその素振りは全く見えなかった。
更に、いつもと違う反応を起こしている部位がひとつ。つまり、俺の男としての部分が
全力で自己主張を始めていた。
どうやら涼月もその事実に気づいたようで、いつもの様な小悪魔スマイルを表情に
浮かべると嬉しそうにその左手を俺の股間に伸ばし始めた。
「うふ。身体は正直なのね、ジローくん」
「ななななな、何を!? 止めろ、それは冗談ですまない!」
もちろん、涼月は股間に手を添えるだけで止まらなかった。トランクスの中で存在主張
を続けていた俺の愚息を軽く一撫ですると、トランクスの隙間から竿の部分だけを取り
出したのだ。
「結構大きいのね、ジローくん。それともコレが標準的な大きさなのかしら」
そんな事を淡々と述べながらも涼月の手は俺の竿の部分を刺激し始めていた。
始めはぎこちなく触る程度だったが、意外と大丈夫に思ったのか、正に棒を掴むように
立ちきっている俺の愚息をつかみ出した。
そして、根本からゆっくりと先端に向けて腕を上下に動かし始めた。一言で言って
しまえば手コキである。
「うああ、や、やめろぅ……くっ」
「あはっ、気持ちいいんだ。ジローくん」
今までに感じた事のない強烈な快感が下半身から脳に向かって駆け抜けてくる。
自慰行為など今まで数え切れないくらいしたことはあるが、自分の手と他人の手では
正に天と地ほどの差があるようだ。
「そんなこと言っても無駄よ。それにほら、やっぱり身体は正直みたいね」
涼月はそう言って今まで俺の股間を弄んでいた左手を俺の眼前に持ってきた。そこは、
何か半透明な液体でぬらぬらと鈍い光をあげていた。どう考えても俺の先走り汁が涼月の
左手に塗りつけられていた。ソレを見ただけで、俺は先程から触られていた股間が更に
熱く、堅くなるのを実感してしまった。
「ぺろっ。ん、以外と味なんてしないのね」
「な!?」
事もあろうか涼月は、自らについた先走り汁をペロッと一舐めしやがった。それだけで
満足出来なかったのか、涼月は身体の向きを変えて俺に背中を向ける格好になった。
そのまま涼月は頭を下げて股間の目の前に顔を近づけていた。もちろん、そんな格好に
なれば俺の目の前には涼月のお尻が眼前でドアップになってしまっている。
「うわぁ。すごい匂いね、ジローくんのここ」
くんくんと、まるで犬のように俺の股間の匂いを嗅ぐ涼月。俺は羞恥で顔が熱くなって
いるのが自分でもわかった。きっとさっきの紅羽のように顔が真っ赤に染まってしまって
いるんだろう。
「こっちはどんな味なのかしら……ちょっと苦い感じ」
さらに涼月はまるでアイスキャンデーを舐める様に、俺の亀頭を一舐めした。手とは
一味も二味も違う柔らかさに、まるで全身に電流が流されたかの様な衝撃が俺を襲った。
「あはっ、舐めた途端ビクってなったわよ、ジローくん。気持ちいいんだー
」
まるでお預けをくらっていた飼い犬がミルクを飲むかのように、涼月は俺の亀頭を
ペロペロと舐め始めた。
「う、く……」
股間から絶えず送られてくる快楽の信号、目の前でプリプリと揺れる涼月の形のいい
ヒップライン。更に全身で感じる涼月の暖かさが俺から理性を一秒単位で剥ぎ取っていく。
今、俺は鼻血をだらだらと垂れ流しているのか、それとも何ともなっていないのか。
それすら分からない心理状態に陥っていた。つまり、俺は目の前で繰り広げられている
涼月の痴態に、完全に興奮しきっていた。
「んっ……ビクビクが止まらなくなってきた……ジローくん、そろそろ出そうなのね?」
「はっ、んん……」
俺はずっと必死に射精感を堪えていた。いくらこんな状況だからと言ってクラスメイト
に向かって精子をぶっ掛けるわけにはいかない。コレが俺の最後に残った理性の一欠けら
だった。が……
「……ちゅっ。ずずずず……んくっ、んくっ」
「はぁ!!? ちょ、涼月、おま、な、にをぉ!!」
いきなり涼月は亀頭を口に含むと思い切り吸い始めたのだ。俺の尿道からは絶え間無く
我慢汁が垂れ出ていたが、ソレをこのお嬢様は全部勢い欲く飲み込み始めていた。
「ずずず……んっ」
「や、やめろぉ! くぅっ」
まるで下半身を内側から吸い取られていくような錯覚を覚えてしまうような快感が
絶え間無く襲ってくる。こんな強烈な刺激に耐えられるわけがなかった。
「くっそ、で、出ちまう!」
「じゅるる、ぷはっ。うふふ、ジローくん。我慢しなくてもいいのよ」
一旦吸うのをやめた涼月は首だけ振り返って、俺の目を見てそう言った。彼女の口の
先端から、半透明の液体がつぅっと一筋だけ垂れていた。その姿は、生来のお嬢様と言う
気品さと女性本来の淫らさが見事に調和されており、まるで何かの物語に出てくる
『サキュバス』の様な妖艶な美しさを放っていた。
そうして、こちらの返事を待たずに涼月は再度俺の亀頭を吸い込む作業に戻っていた。
もう俺には抵抗する気も起きなかった。完全に先程の涼月の表情に取り込まれてしまって
いたのだ。
「じゅる……っ!! んっ、んくっ、んく……んんん、んぶっ」
ぷはぁ、と大きく息を吐き出して深呼吸する涼月。その口からは飲み込みきれなかった
俺の精液がだらだらと垂れ流しになっている。
「もう、ジローくんってば。一言出すって言ってくれないとこっちの準備って物がある
じゃないの」
自らの口を拭きながらそう抗議してくる涼月お嬢様。その表情はこちらも見た事が
無いほど、真っ赤に染まっている。怒りとも照れとも言える微妙な表情だった。
そして、その表情を見た瞬間に俺の意識は遠のいていった。どうやら溜めに溜めた射精
と共に緊張の糸もぷちっと切れてしまったようだった。
「ちょっと、ジローくん!? ねえってば!」
涼月が必死に俺の身体を揺すっているようだが、もう身体に何の感覚も残っていない。
むしろ今まで保ってくれていたのが不思議でしょうがない。
「涼月……ごめ、ん」
せめて、最後に。その一言だけは涼月に伝えたかった。どうしてかは俺自身にも
わからないけれど。そして、本当に口に出して言えたのか分からないまま俺の意識は
暗い闇の底へと落ちていった。
「―――はっ!? こ、ここは!?」
がばっと身体を起こして辺りを見回してみる。どうやら自分の部屋のベッドで間違い
ないようだ。時刻は……うえ、もう昼過ぎじゃないか。結局昼過ぎまで眠っていたのか。
「す、涼月は!? どうやら部屋には居ないようだが」
念のために再度部屋を見回してみる。しかし、部屋の中に涼月どころか、誰か他人が
侵入した形跡すら見当たらない。もちろん、俺自信も寝巻きをきちんと着込んでいるし。
「しょうがない。このことはちょっと置いておいて。明日からまた色々からかってあげま
しょう。イザとなったら今日の事をこっそりと伝えてみようかしら。それはそれは
面白い反応を上げてくれるに違いないわね」ベッドにもシミどころか皺一つ付いていない。
「も、もしかして……」
今のって俺の夢、なのか? それにしては余りにも鮮明な映像と感覚だった。今だって
身体にはさっきの涼月の温もりの感覚が残っているようだし。
「そっか、夢だよな……流石の涼月もあそこまで無茶なことはするわけないって」
あははは、と乾いた笑いを上げながら俺は階下のキッチンへと降りていった。しかし、
結局俺は気づけなかった。色々なヒントがこの家中に残っている事実に。
それは皺一つ見当たらないほど綺麗に保たれていたベッドに始まり、眠る前に変わって
しまっているトランクスの柄。変に多い洗濯物の数。そして、何故かキッチンに置いて
あった少し高級そうな白い皿。
それらの意味に気づいていたら、また少し違った学園生活が待っていたのかもしれない―――
「ジローくんのヘタレ。やっぱり『サカマ"チキン"ジロー』の名前の通りじゃないの……」
自らの居室でのベッドに腰掛けて、涼月奏はボソッと呟いた。ワザと色々とヒントを
残してあげたのに、連絡など入る気配が全くなかった。どうやらそのことにも腹を立てて
いるようであった。
スパッと気持ちを切り替えて、奏は鏡台の前へと移動した。そして、自分の唇に指を
沿え、先程の痴態に頬を赤く染めていた。
「うふふふ。明日会うのが楽しみね、ジローくん」
そう呟いた後、何をするでもなく奏はそのまま自らの部屋を後にした。
誰も居なくなった部屋の中、ベッドの傍には先程の小さな団子が数個ほど、透明パック
に入れて保管されていた。それがこれからどう使われるのか。それは奏自身にも解って
いなかった。
いや、むしろ解ろうとしなかった。だってソレを認めてしまえば奏はジローの事が……
そうして、色んな想いが錯綜しながらも休日は過ぎていくのであった。
119 :
92:2011/09/22(木) 23:04:10.23 ID:YYIdDLW8
以上です。無事に投下できて一安心。
せっかくなので、
>>103 にかかれてあった
以前からの要望をちょっとお借りしてもう一つ書いてきます。
チキンすぎるぞジローw
ジローにしては状況説明を喋りすぎてる感があるが、エロSSじゃ仕方ないか
さて新刊は、だいたい想定の範囲内に収まって良かった
近衛がほぼ戦線復帰、シュレ先輩はあと一押し、うさみんが大躍進
だが涼月が使いにくくなったのはちょっと痛い
しかしだ……アニメは、誰がなんであんなことにしたんだオイ?
121 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/23(金) 03:30:50.54 ID:j+cxWdIg
アニメはちょっとアレだったけど、これによりスバルのSSが増えることに期待
奏はやっぱ最高だな、乙
凉月受けお願いします。
無理かな…難しいわ
お願いします...
126 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/29(木) 03:41:15.80 ID:2B+mmQL3
シュレ
原作はそろそろ終わりかねぇ。
正直あとがきが一番衝撃的な内容だったわ…
なんて書いてたんだ?
130 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 21:19:00.38 ID:xwI8GhNz
愚問だ!
ジロー×シュレ先輩
ジロー×マサムネ
この2つ希望
132 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 19:57:33.54 ID:Frw1n6I5
書くか
お願いします
134 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 23:58:28.28 ID:XqUH2PcR
誰か
>>131 ジロー×マサムネ と書くと
士郎正宗に見える
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄ F5
137 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/21(金) 08:28:21.33 ID:+NdifxCR
過疎
なぜこんなにも過疎ってるのか
SSも少ないし
人気の割に伸びないのって何なんだろうね
SS求む
>>119 >>51です、遅くなりましたか超乙!
分身&本番&お嬢+スバルと愉快な館内の他の子達wのxy3uが無かったのは凄く残念…
けど「残った団子」を「改良」した続編を超期待してますw。
>>55 >もう少し、状況を詳しく。
すいませんでした
とりあえず「奏の館、奏ルームか実験室? 又はジロールーム」、
「目の前の雌達」は可能ならメインヒロイン5人全員w、(奏館なら館関連の子たちも…)
無理なら奏・スバル・妹・褐色メガネ先輩でなんとか…
>>141 >>51 もっと、もっと、詳しく
お薬を無理やり飲ます方法
とか
個人別、攻略方法など。
確か、小説では
かなちゃんがペットホトルの飲料に睡眠薬を入れて、スバルちゃんに渡して、ジロークンに飲ませてたよね。
夏でしたっけ?
あなたはどういう方法で飲ませたい?
あとね、かなちゃんとスバルちゃんは、薬のことわかってるから、ジロークンに襲われた場合に、抵抗はしても、受け入れちゃうと思うのね。
事後、静さんに殺されかけると思いますが。
妹さんは、どう攻略したら良いですか?
まちがいました
すばるパパは、シズカでなくてナガレですね
>>142 >妹攻略
シェフにお任せいたしますw、けど出来れば二穴・三穴責めで蕩けちゃう妹希望
(その場にいて奏・スバル・褐色先輩達と一緒に巻き添えとか…w
幾らプロレス強いったって多数の欲情状態のジローに抑え込まれたら…ウェヒヒヒw)
薬の飲ませ方については前回の団子同様
・食べる/飲ませるなりしてから効き始めになってから種明かし…
とか
・最初、ただの体力回復薬と偽られ(ナニガシか疲れる様な頼み事とかさせられ、
その後「疲れがとれるお薬よw」とか与えられて…)、すっかり飲みきった時に
奏「あれ〜?(棒)、まぢがえちゃって違う薬(以下略 そして種明かし)」
ジロー「ええっ!?…(ドクン!)はうっ!?(な…何だ?…体が…チ○○が…
ア、熱いぃっ! (ギン!ギン!…))ううっ!?(カッ!)←ジローの体が一瞬光ったと思うと…分身…」とかw
>>142 51=143です
>個人別、攻略方法など〜
この部分見落としてたw…
お嬢&スバルはセットで…出来たら褐色先輩・妹も巻き添え…なパターンで
ジロー、薬で副作用云々〜ですが、「ジローの精液・唾液に『催淫効果』あり」の設定追加…は無理ですか?
(これにより、ディープキス、甘噛み、ブッカケ、そして口内・マンコ・アナルの中出し…による粘膜浸透によって
奏「(ドクン…)!?、(え?…ど、どうして…か、体が…あ…熱いぃっ…ハァ…ハァ…チンポ…ジローのオチンポぉ…)」
…と、何時ものドSは何処へやらw…な感じでジロー&分身達の剛直を愛おしそうに
かしづきながら、ジロー達の激しい責めを受け入れて歓喜に善がりまくる…
なお嬢が見たいっす
スバルは、
「(
>>145で)奏が激しくジロー達に三穴を犯されて善がってるのを見ながら
自分に群がって愛撫を加えてくるジロー達に、半脱ぎ状態で全身舐められ、ねぶられ(これにより催淫唾液が皮下浸透)
ジローチンポを咥えられて両手に握らせ扱かされ……口中発射&全身ブッカケ(更に粘膜&皮下浸透)
体が熱くなり息が荒くなったスバルは、奏のアクメの叫びで、ふと奏を見ると…
対面騎乗位で乳房(後ろからアナルを突いてる分身ジロー)と尻タブ(下からマンコを突きあげてる本体ジロー)を鷲掴みにされ
左右からきれいな黒髪で髪コキされ、正面からチンポを喉の奥までイラマチオ…
そして口と二穴に中出しされ、周りから、奏の三穴、手・髪にあぶれたジロー分身達に
ブッカケられながらレイプ目で歓喜な蕩け表情で絶頂した奏…
主の痴態を見て動悸が激しくなり「何か」がプツン…と切れたスバルは…
ジロー達にマングリ体勢で汁の滴る己の雌穴を広げながら
「私もお嬢様見たいに犯してぇーっ!滅茶苦茶にしてーっ!」と叫び…
分身達はその雌肉に…
な感じでお願いします。
日曜だってのになんてエロ妄想だよ全く…w
妹や先輩の巻き込まれ方とかも、書いて下さいよ。
せっかくですから。
>>147 …んー…如何した物か…
妹はそのまま「兄(ジロー)についてきた」で済むが
先輩はねぇ…
館に向かう途中で兄妹と先輩と鉢合わせ、そのまま一緒について行った…
くらいしか思いつかん…。
>>51 >>143 もう一回、ご自身で書いた設定を見て
並べなおしをして
矛盾をなくしてください。無理なく説明がつくように、理由を付けてください。
あなたが、創造出来ないなら、他の人も創作できませんよ。
150 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 23:54:08.67 ID:PV5xkh9o
誰もいないのかよぉ・・・
スバル様エロSSを鋭意執筆中・・・と言いたいが幸村に関心が移りつつある
奏「スバル、咥えて差し上げなさい」
スバル「わかりましたぁ〜おじょ〜さまぁ〜」
スバルを腹パンからレイプ
酷いほむぅぅぅ!
155 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/28(月) 03:06:28.75 ID:vxQXLIty
保守
本当に腹パンしたくなるのはお嬢様
腹が冷えないように綿パンをはかせるのですね。それならわかります。
職人
はよ
過疎リンヌ
1月の10巻を読んでから?
カーソナイズド
アフィなんて大して儲からないからほっとけよ。月1000円も行かんわ。
ほっ
と
けーき
知らぬが
ほっとけーき
たった今全巻読んできた
日、月とアニメを一気観して昨日からずっと原作を読んでた
ジロー×スバルはなんでないの?
「ごっこじゃないわ、ジロー君」
「正義そのものだぞ、ジロぅ」
もんぶらん
174 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/15(木) 23:39:22.58 ID:neO5FE3G
かなおねーちゃん
今月新刊か。
最終巻かねえ…
次(12巻)で終わり
しっかしこのまますんなり終わっちゃったらいろんな意味で残念だな
177 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/04(金) 19:11:20.17 ID:X4X+syW4
やっぱりスベルは人気ないな
滑っちゃった
179 :
92:2012/05/24(木) 00:06:19.21 ID:jOyFAmmO
みなさまお久しぶりです。以前涼月×ジローSSを投稿した者です。
あれからかなりの月日が流れ、あと一冊で原作も最終巻を迎えようとしている折、
前からちょこちょこと書き進めていたSSが何とか形になりました。
長さ的には全然長くないですが、取りあえず前後編に分けたうちの
前編のみ投下する形を取りたいと思います。
ちなみに、後編がメインの内容になるので完全に前書き状態になってしまうのですが
色々と都合があるためご了承お願いします。
では以下約7レス投下します。
ちなみに、前回からの続きとなります。
180 :
92:2012/05/24(木) 00:06:56.11 ID:jOyFAmmO
みんなでレッスン! 〜前編〜
翌朝。いつものごとく紅羽によるプロレス技のミラクルコンボを頂戴して起床。
身体の節々から少し軋みを感じるが、まあこれも毎朝のこと。きっと登校中に回復する
だろうさ。
「それにしても。昨日のアレ……本当に夢だったのか?」
部活から帰って来た紅羽にも訪ねてみたが、
「あははは、一体兄さんは何を言ってるのやら」
と、何故か乾いた笑いを上げて自室へと戻ってしまった。きっと俺が変な話を始めて
しまったので呆れたんだろう。それと紅羽も覚えがないと言っている事だし、結局は
俺の夢と言う事で間違いないのだろう。それにいつまでもあんな夢の事を引っ張っていて
も仕方ない。もうこの事はきっぱりと忘れる事にしてしまおう。
そんな問答を頭の中で繰り広げながらも毎朝の登校コースをきちんと歩んでいた俺の
視界に、一台の車の姿が映りこんだ。おっと、いつの間にかかなり学校の近くにまで
来ていたようだ。
その車は、黒塗りの如何にもお金持ちが乗っていますよ、と言わんばかりの高級車
だった。そして、その車の持ち主に少しながら心当たりがある。
「あれって確か涼月のところの車だよな」
過去に何度か見た事がある。そもそもこの辺りでアレほどの車を乗り回している家柄
なんてものは、他に思い当たる節が無い。
そんな事を考えながらその車の横を通り抜けようとした、その瞬間。まるで狙っていた
かのように後部座席のドアが開いた。タイミング的に俺を待っていたのだろうか?
「あら、おはようジローくん。早速なのだけれど、今日はあなたにプレゼントがあるのよ」
案の定、車の中から現れたのはデビルお嬢様、もとい涼月奏お嬢様だった。正直この
展開は想像していたので、顔色一つ変えないまま彼女の問いかけに応えた。
「プレゼント? こんな急にどうしたんだ?」
涼月からそんなものを貰う心当たり何てモノは全くない。プレゼントと聞いて喜ばない
人はあまり居ないだろうが、相手はあの涼月奏だ。どんな危険なモノ(特に俺の精神上)
が入っているのか判ったもんじゃない。
「でも、今ここで『はいっ』って手渡ししちゃったらおもしろ……もとい、ありがたみが
全く無いわね。そうだ、ジローくん。今日の放課後、保健室に来て。そこであなたに
とって、とっても『イイモノ』あ・げ・る♪」
ばちっ、とまるで舞台に立つアイドルが客席のファンに向かってしているかのような
見事なウインクを俺に飛ばした涼月は、
「それじゃ、また教室でね」
と何事も無かったかのように再度車を走らせて校舎へと向かっていった。
181 :
92:2012/05/24(木) 00:07:24.13 ID:IxAesu1d
ちなみに、周りに居た同じく登校中の男子生徒数人は、先程の涼月の魔性のウインクに
心を奪われてしまったようだ。ただのウインクでこれほどの人数の心を鷲づかみに
するとは、学園の男子憧れのお嬢様の面目躍如、と言ったところか。
それに対して俺の心の内はどんよりとした曇り空。数ヶ月前までだったら俺もあいつ達と
同じようにほんわかと良い気分に浸れていたのだろうか。羨ましい限りだよな、全く。
「ジロー。そんなところでボーっと立っていると遅刻するぞ」
聞き覚えのあるハキハキとしたアルトボイス。その声の方を向くと、いつの間にか俺の
真横に執事姿の美少年こと近衛スバルが立っていた。さっきの涼月の車に同乗していたの
だろうが、それをわざわざ降りたらしい。
「と、ところでジロー……少し、き、聞きたい事が、あるんだが」
「ん? どうしたんだ、そんなに改まって」
今更そんな堅くなるような間柄ではないだろうに。
「ジロー! き、昨日は……お嬢様と……ううん、やっぱり何でもない! 何でもないぞ!
今のは聞かなかったことにしてくれ! あ、お嬢様が行ってしまわれたではないか!
これは後を追いかけないといけないな! それじゃあ、ジロー。また教室で!」
「あ、ああ……」
何故か一人で勝手にテンパってそのまま何処かに行ってしまった。自分で車を降りた
癖になにをやっているんだか、あの執事様は。全く、今朝の紅羽といい今の近衛といい
何だか様子がおかしい気がする。
「でもさっきの涼月はいつも通りだったしなぁ。結局俺の気のせいってこと何だろうか」
一応気になるから昼休みにでも近衛に聞いてみるとするか。それに、さっき何か言いかけてたことも気になるしな。
不意に、背後で急ブレーキがかかる音が響いた。恐る恐る振り返ってみると、数ヶ月前
に人身事故を起こされたスクーターと、それに跨ったままのドライバーが俺を睨むように
立っていた。
「そんなところにぼけーっと突っ立ってると危ないわよ、バカチキ」
「おう、悪い悪い。マサムネ、おはよう」
「お、おはよう……何、どうしたの? 変に素直じゃないの。気持ち悪いわね」
怪訝そうな顔をしながらそう毒づくマサムネ。失敬な。俺はいつだって素直な行動を
心がけているのだ。
「……いや、何でもない。早く教室行かないと遅刻になっちまうな。急ごう」
「言われなくても分かってるわよ!」
そうして俺達も我が学び舎へと急いだのだった。
182 :
92:2012/05/24(木) 00:07:51.20 ID:IxAesu1d
―――時は流れ放課後である。
結局、昼休みに近衛に話を聞くことが出来なかった。
「ちょ、ちょっと今日は用事があるんだ。ゴメン、ジロー!」
と言って昼休み中何処かへと雲隠れしてしまったのだった。他の授業の合間の休憩も
話し掛けようかとも思ったのだが、もし男装関係の悩み事だった場合あんなに他人の目が有る場所で相談なんて出来るわけも無い、という俺の気遣い(と言うよりも独断に近い)
で話し掛けることはしなかった。わざわざ『スバルさまを見守る会』の連中にネタを
提供する気も毛頭なかったしな。
そして俺は今。保健室の入り口の前で立ち竦んでいた。
今日最後の授業が終わると同時に、涼月が俺の机にやってきて放った一言が原因だ。
「ジローくん。16:30に保健室に来て。早くても遅くてもダメ。時間厳守ね。
すっぽかしたりしたらどうなっちゃうか、分かるわよね」
お嬢様の極上スマイルでそんな脅しを掛けて来た涼月さんであった。この状況で約束を
反故に出来る奴が居るなら、それは単なるバカかドMかのどちらかしかないだろう。
ちなみに俺はそのどちらでもないので、こうして時間通りにこの場所を尋ねてきたのだったが……
「なんだろう……この扉を開けてしまうと、もう後には戻れないような気がする」
苦労を重ねた上に辿り着いた魔王の城の入り口を開けようとする勇者ってのはこんな
気持ちなのだろうか。唯一の違いは、どうやっても俺は魔王に勝てる勇者にはなれないと
言うことだろうね。まるで勝てるビジョンが見あたらない。
「さて、死地へと向かいましょうかね」
数秒の逡巡の後、俺は覚悟を決めて保健室の引き戸を開いた。
「うふふ、来たわねジローくん」
「え!? バカチキ?」
「ジロぅ……」
中には涼月と近衛とマサムネの三人が居た。何故かマサムネは後ろ手に縛られて、椅子
に座らされていた。
「でもちょっと来るのが早いわよ、ジローくん。約束の時間までまだ5分くらいあるわよ」
「それくらいは誤差の範囲だろ?」
それに厄介事は早めに済ませたいし、な。これは絶対に口に出して言えることじゃないけど。
「ふーん、まあいいわ。とりあえずちょっと待ってね。もうちょっとで仕込みが終わるから」
「仕込み?」
「ちょっと。涼月奏! 仕込みってどういう事よ! っていうかその前にこれはずしなさいよ」
183 :
92:2012/05/24(木) 00:08:21.52 ID:IxAesu1d
「そんな細かいことは気にしないの。はい、あーん」
「ちょ……な、何なのよ、それ……や、やめ、んむぅ!」
涼月はいつの間にか手にしていた白いまんじゅうをマサムネの口に無理矢理詰め込んだ。ん、あれって確か……昨日夢で見た物体じゃなかったのか?
「んんっ、んむ……ん? 甘くておいしい?」
「わたしが作ったおだんごの味はどうかしら?」
「あんたが!? 変なもの入れてないわよね!?」
「昨日ジローくんの家でみんなで食べたのものよ。味はそこのジローくんも保証済よ。
ねぇ? ジローくん」
「あ、ああ……」
夢、じゃないのか? ならあれはいったい何処までが夢なんだ? まさかあの
『デビル涼月』があんなことするはずないし……な。じゃあその部分だけが俺の見た夢で
いいのか?
「そう……『みんな』で、ね」
「マサムネ?」
ん? 少しマサムネの様子がおかしいような気がする。あのまんじゅうを食べてから
ちょっと覇気が少ないと言うかしおらしくなったというか。
「……なんでもないわ。で、いつになったらこの縄を解いてくれるのかしら?」
「あら? 宇佐見さん、身体の方は大丈夫?」
「え? 別に何にもないわよ? ってやっぱり何か入れてたんじゃないの!」
そう言えば、あの夢の通りならばあのだんごには何か特殊なモノが入っているんじゃ
無かったか? くそ、何が入っていてどうなるのかをすっかり忘れてしまったようだ。
「ふーん。まあいいわ。それじゃあジローくん、お待たせしたわね」
「え、マサムネはもういいのか?」
「言ったでしょう? まだ準備が出来ていなかったって。それが今の宇佐美さんので最後。
次はあなたの番なの」
とは言われても、もし昨日のあの出来事が本当だったとしても俺にはあの団子の効果は
無かったはず。詳しい事はまだ思い出せないが、それは間違いなかったはずだ。
「はい、ジローくん」
そう言って手渡されたのは小さい茶色のビンだった。よく見ると中に何やら液体が
入っているようだ。ビン自体に色がついているためこの液体自体の色はよくわからない。
ただ、このビンの中程に何やらパッケージ的な何かを剥がした後がくっきりと残っている
のが逆に恐怖心を煽られるんだが……
「ジローくん専用特性ドリンクよ。それを飲めばあらあら不思議。
そのチキンな女性恐怖症があっと言う間に治っちゃう(予定)」
「な、本当か!?」
184 :
92:2012/05/24(木) 00:08:40.50 ID:jOyFAmmO
「あら、私がこんなツマラナイ冗談を言うような人間に見えて?」
どの口がそのセリフを言っているんだ。俺は今まで何処の誰に散々な目に合わされたと
思っているんだか。
「大丈夫。味の方は保証しないけど、少なくとも効果の方は期待できるわ。変な副作用も
多分出ないでしょう」
出来れば味の方も保証して欲しいんだが……この際文句は言えないか。こんな訳の
解らない症状の為に(効くかどうかは不明だが)特効薬を用意してくれてるんだからな。
「涼月……わざわざ用意してくれたのか。すまない……何て言えばいいのか」
「お礼なんて要らないわ、ジローくん。私にも得が有るからこうしているだけだし。
それよりも早くそれを一気に飲み干しなさい」
「あ、ああ……んぐ、んぐ、んぐっ……」
このとき、さっき涼月の言葉の真意を少しでも感じ取る事が出来ていれば、もしくは
俺が保健室に入ってきた時にマサムネとのやり取りの意味を汲み取る事が出来たらきっと
俺はこのドリンクをあっさりと飲みはしなかっただろう。
だが、残念ながらたった今このビンを空にしてしまったのだった。
「……思ったよりも不味くないな」
ちょっと薬っぽい味がしたような気がするが、何処か懐かしいような舌触りがした。
栄養ドリンク系って言うのは漢方やら栄養材やら色々と混入されているからな。きっと
何処かで似たような味のモノを飲んだことがあったんだろう。
「残さずに全部飲みきったわね?」
「あ、ああ。この通りだ」
俺は手に持っていたビンを逆さに引っくり返して涼月に見せてやった。ビンの口からは
雫一滴すら垂れてはいなかった。
「うん、上出来。えっと、ジローくん。今のところ気分はどう?」
「どうと言われても飲んでまた数秒しか経ってないしな。流石に液体だからといって
そこまで即効性は高くないんじゃないのか?」
「ま、それもそうよね。じゃあ、念の為にもう少し下準備を始めましょうか」
「下準備? 一体何を始めるっていうんだ?」
涼月にそんな疑問を投げかけたとき、早くも俺は少し後悔し始めていた。何故ならその
問いかけを受けた涼月の目が、ギラリと輝くのを俺は見逃さなかったからだ。ヤバイ……
あの目は今までの経験上大変なこと(それも主に俺の身が)を言い出す前兆だ。
「スバル、こっちに来なさい」
「はい、お嬢様……」
相変わらず顔が真っ赤に染まりきっている近衛が、マサムネの隣から涼月の隣へと移動
してきた。このたった5歩程度の距離で分かるくらいに、近衛の足元がおぼついていない。
185 :
92:2012/05/24(木) 00:08:57.49 ID:jOyFAmmO
顔も真っ赤だし、まさかあいつ熱でもあるんじゃないのか?
「おい、近衛! お前熱でもあるのか?」
「ジロー、僕は大丈夫だ」
きっと近衛は実際に体調が悪かったとしてもそう言うに違い無い。だから今の近衛の
言葉に全く信憑性なんてありゃしないんだ。
「ふふ、スバル。気分はどうかしら?」
「頭がぼーっとします、おじょうさまぁ」
気のせいか少し近衛の声が間延びしている様な気がする。やっぱり体調が悪いんじゃ……
「昨日と違っていい感じになってきたみたいね。ほら、スバル……もっとこっちに寄って……」
「はい……」
そうしてゆっくりと一歩ずつ近衛は涼月の方へとゆっくりと進み始めた。とは言うが
ここは保健室。せいぜい二、三歩も歩けば涼月の元へは辿り着いてしまった。
「いいこいいこ」
「ふにゃ〜」
涼月が手が触れられる位置まで近衛が近づいたとき、涼月は不意に近衛の頭を撫で
始めた。その感触があまりにも気持ちよかったのか、近衛はまるで猫の様な声を上げて
涼月の成すがままとされていた。
ん? まるで『猫』の様に……? 何処かで聞いたフレーズだな……?
「スバル……もっと近くへ。もっと、もっと……」
そのまま涼月は近衛を思い切り抱きしめた。外国人がよくする挨拶のハグなどではない、
まるで恋人達の相瀬の様にしっかりとしたものだ。
「お、おじょうさ、んむぅ……んんぅ」
そしてそのまま有無を言わせずに自らの唇を近衛に押し付ける涼月。場所はもちろん
近衛の唇だった。
「んむ、んっ、ちゅぱ、ちゅっ……」
しかも涼月は唇を重ねるだけで満足しなかった。そのまま彼女は近衛の口内に自らの
舌を侵入、蹂躙しているようだ。近衛の方も、その感触に酔いしれてしまっているのか、
はたまたこんな時でも涼月奏と言う主人の事を立てているのかは判らないが、最初に
驚きの表情をしていたがその後は全く嫌がる素振りを見せなかった。
こうして傍目で見ているだけの俺でさえ、結構長い間二人は唇を貪っていた気がするの
だから、当の二人(特に為すがままにされていた近衛の方は特に)にはとてつもない時間
に感じられただろう。
186 :
92:2012/05/24(木) 00:09:28.20 ID:jOyFAmmO
それはそうと、涼月はどうしていきなりそんな事をし始めたんだ。ほら、奥に椅子に
括りつけられたままのマサムネだって、あまりの事態に硬直してしまって声すら出せて
いないじゃないか。
「チュッ。うふっ、これでスバルの準備もバッチリ。あら、ジローくんの方は下準備は
何も要らないみたいね」
「はぁ? 下準備だと? さっきからお前は一体何を言ってるんだよ」
「そんな普通ぶらなくても平気よ、ジローくん。それに、そんな物を見せながらそんな
常識ぶったセリフを言われても全然格好よくなんてないわよ」
「そんな物?」
涼宮の視線が俺の下半身辺りを指しているような気がしたから、俺もそれに倣って
自分の下半身を覗きこんで見た。
その視線の先、俺の股間に立派なテントが立っていた。
いや、だってしょうがないだろ! 学校のアイドルとか言われる位に見た目が可愛い
涼月と、今は男装しているが女子としても充分以上に可愛い近衛とのキスシーンだぞ!?
まあそれだけじゃなくて、知り合いの女の子同士が普段では有り得ない事が目の前で
繰り広げられていることも大きく影響を与えているだろうが。
だがそれはそれだ。今大事なのは、俺の下半身が大変なことになってしまっているのを
どうやって誤魔化そうかという事だ。もう手遅れなのかもしれないが、せめて男として
最低限の見栄は張りたいところだ。
「いや、これはだな……」
「あ、別に言い訳なんて要らないわよ、ジローくん。私たちの本気のキスを見て興奮
しちゃったんでしょ」
それすらさせてくれない涼月お嬢様。はいはい、そうですよ。その通りでございますよ。
「さて、じゃあジローくんの方も準備はバッチリみたいだし、そろそろ始めましょうか」
「始める? 一体何をするんだ?」
「そんなの決まってるじゃない……ジローくんの女性恐怖症改善レッスン・特別編よ」
涼月は今まで一度も見たことのない妖艶な笑みを浮かべてそう高らかに宣言した―――
187 :
92:2012/05/24(木) 00:10:41.68 ID:jOyFAmmO
取りあえずここまでで前編になります。
続きは6月半ばまでを目処に頑張っていますが、もっと早く仕上がるように頑張ります。
すずきさん
189 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/25(金) 05:19:34.71 ID:aQtcXbES
頑張ってね
続き待ってるよ
190 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/08(金) 23:50:57.57 ID:hlWkmbfy
保守
保守
さて終わってしまったわけだが
今こそアナザーなハーレムストーリーを書こうという猛者はおらんのか
193 :
名無しさん@ピンキー:
マサムネ>>>スバル>>>かなちゃん