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名無しさん@自治スレで設定変更議論中:
では、今月のSQの表紙見ながら書いた遊×リコですw
『あ、ゴッメーン、遊くん。
今日私、うちの犬の美容院に予約入れてるんだー。
また誘ってくれる?』
プチ。ツー、ツー、ツー……
「はぁ……」
ったく。オレの優先度は犬以下かよ……。
またしても秋穂さんへのデートの誘いをあっさりかわされちまったオレは、
別にする事もなかったんで、特に当てもなく町内をブラついてた。
あー、何か面白いことでもねーかなー。
んな事考えながらふとそこら辺にあった表札を眺めたら、
『結城 才培 林檎 梨斗 美柑』
って書いてある。
リトって……結城の奴だよな。珍しい名前だし。
そういや、確か唯が今日、
秋穂さんの妹さんが福引で『女の子だけの一泊二日ビーチご招待券』を当てたとかで、
女の子たちみんなで海に泊まりに行くとか言ってたな。
じゃ、結城もヒマしてんじゃねーか?
たまには顔でも見とくかぁ。将来の弟かもしれねーしな。
ってわけで、オレは特に何も考えずに結城家のチャイムを鳴らした。
んー……。
なかなか出て来ねーな。留守か?
と思ったら、カチャッとドアが開いて、中から……女の子が出て来た?
「はーい。どちら様……え!?」
意表を突かれて顔をじっと見てみる。
茶髪でボーイッシュな、ノーブラTシャツに白い水着のパンツだけ着けた女の子が、
びっくりした顔でオレの方を見つめてる。
あれ? 前どこかで……あぁ!
「お前、結城?」
「あ……」
女の子の結城が顔を赤くして、恥ずかしそうにちょっとうつむいた。
し、しかし、この結城の格好……
パンツの下からむっちりしたツヤツヤの白い太ももがスラッと伸びてて、
こんもり盛り上がったTシャツの胸の先っちょに、ツンっと乳首が浮き上がってるのが分かる。
ほっぺたは少し赤くなってて、瞳がちょっと潤んでて、汗掻いて、息はなんだかハァハァしてて、
まるでさっきまでアレしてたみたいで、す、すげぇ、色っぽい……。
あ、よく見たら太ももに、ツツッてエッチ汁が……
ゴクリ。
「す、すまん……。
な、なんかオレ、邪魔しちゃったみたいだな……」
「え!? そ、そんなこと無いですよ……」
ちょっと慌てて、シャツの裾をギュッて下げて太ももを隠そうとする結城。
うぅ、な、なんだ? この女の子っぽい仕草……こいつ、男なんだろ?
うぅ……な、なんかやべえ雰囲気……。早いとこ退散しねーと……。
「じゃ、じゃあ、オレは、これで」
オレは振り返って歩き出そうとしたんだが、
「待って、下さい……」
「え……?」
結城の奴、オレの服の裾を掴んでる?
「せっかく来てくれたんですから、お茶くらい出しますよ。
外、暑かったでしょ?」
「あ? あぁ……」
まあ、確かに麦茶の一杯くらい飲みたい気分ではあるけどな。
それになんだか、結城の奴、やけに力いっぱいオレの服の裾を掴んでる気が……?
「そっか。じゃ、お邪魔するぜ」
とりあえずオレは、結城の好意に甘えて家に上がらせてもらう事にした。
「ね、遊さん。真夏にクーラーの効いた部屋でアイス食べるのって、最高でしょ」
「だな」
オレは軽く頷いて、向かい側でカップのアイスをスプーンで掬ってる、
女の子の結城をじっと観察した。
美味しそうにニッコリした顔で、小ぶりな唇にスプーンをパクッと咥えて、
れろり、れろり、と舌でじっくり舐めて味わってから、
ちゅぷっ……と名残惜しそうに唇から出して、
唇の端からはトロリとした白いクリームが垂れ落ちて行く……。
あ!?
な、なにオレはエロ小説の朗読みたいなこと考えてんだ!?
コホン、と一つ咳払いをして、さりげなく話題を変えてみる。
「と……ところで、その水着はどうしたんだ?」
「えと……これは、ララに」
「ブラは着けないのか。ま、見てる方は、ノーブラでもいーんだけどな」
「え……?」
からかってそう言ってやった途端、慌てて胸を押さえてほっぺたをポッと赤く染めて、
オレの方をジトっと上目遣いで見つめて来る。
「やだ……遊さんの、エッチ……」
ドキン。
えっ……!?
い、一瞬、ドキッとしちまったじゃねーか。
な、なんでこいつは、男のくせにこんなに色っぽいんだ!?
こ、こっちまで顔が赤くなっちまっじゃねーか……。
結城の奴が、オズオズ声をかけて来た。
「あの……一応、ブラもあるんですけど……
見ます? オレがブラ着けたとこ」
「う……」
しょ、正直、ちょっと興味あったりして……。
こいつ、マジおっぱい大きそうだしな……。
「い、いいのか……?」
「はい。遊さんなら……。じゃ、オレの部屋に来て下さい」
うぅ……。
な、なんか、本格的にヤバい雰囲気になって来た様な……。
「じゃ、脱ぎますから、後ろ向いてて下さいね」
「お、おう……」
と、言いつつ、こっそり覗き見したりして……。
「ん……」
おぉ、この背中のラインに腰のくびれ! す、すげぇ……
ま、マジでアイドル並じゃねーか、こいつ……
「ふぅ……」
パサリ。
脱いだTシャツをベッドの上に置いた。
ワキの下からチラッとはみ出て見えるおっぱいが、またなんとも……
グビリ。
お、ブラを取ったみたいだ。
腕を紐に通して、手を後ろに回して紐を結ぶ。
おっ、出来たかな?
「えっと……笑わないで下さいね」
結城が胸を手で隠しながらゆっくり振り返って、恥ずかしそうに顔を赤らめて手を下ろすと、
腕に抑え込まれてたおっぱいがぷるんと揺れた。
そして、ついにオレの前にさらけ出された、結城の水着姿……
「……っ!」
一瞬、言葉を失っちまった。
頬をほんのり赤く染めて、ちょっと不安そうにオレを見つめる健気な表情とは裏腹に、
これでもかって位に圧倒的なボリューム感を放つ、
今にも弾けちまいそうな、白くて艶やかなピチピチのおっぱい……
ほっそりした両腕に挟まれて、白い水着から今にも零れちまいそうな柔らかいムチムチ感が、
オレの目を釘付けにして離さない。
それにこの、柔らかなおっぱいがひしめき合って、クッキリと出来た胸の谷間……
挟まれたら、きっとたまんねーくらい気持ち良いんだろーな……
こんだけのおっぱいを持っていながら、腰は手で包めそうなくらいに細くくびれてて、
肌はどこを見ても艶やかに白く光ってシミ一つない。
触り心地の良さそうなムッチリ太ももに、
お腹の真ん中でチョコンとくぼんだおへそのワンポイントがまた……
どこをどう見ても、極上の女の子だ……!
くーっ……み、見てるだけで、た、たまんねー……!
や、やべ、勃ってきた……。
「ど……どうですか、遊さん……」
うっ……!
な、なんでそんな反則ボディを持ってるくせに、そのパッチリしたつぶらな瞳をウルウルさせて、
不安そうにオレを見つめて来やがるんだ……!?
や、やめろ……そんな目で見つめられたら、オレ……
ガッ!
「あ……」
思わず、オレは女の子の結城の肩を、両手でガッと握り締めてた。
「ゆ……遊さん……?」
驚いたみたいな顔をして、瞳を潤ませて、肩が不安そうに震えてて……
う、うおおおおっ!
グッ……!
「……っ!」
夢中になって、女の子の結城の顔を引き寄せる。
ふわ……
あ……?
な、なんだ、この香り……
頭がクラッとして、体がますます言う事を聞かなくなっちまう……。
目の前には、初体験への期待と不安が入り混じってほんのりとピンク色に染まる、
女の子の結城の健気な顔が……
う、うおおお……もう、オレ……うおっ!!
ガッ!
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「ゆ、遊さん……?」
あ、危ねー所だった……
もう少しでオレ、男にキスを……。
間一髪で理性を振り絞って、結城の柔らかボディを引き剥がした。
「はぁ……お、お前、ヤバ過ぎ」
「え……?」
「に、似合い過ぎてて、思わず襲っちまいたくなったじゃねーか!」
「えっ……」
結城が、ビックリしたみたいな顔をした。
「そ、そうなんですか……?」
「そーなんだよ!」
ちったあ自覚しろ! お前、可愛過ぎるんだよ!
ていうか、こいつが男じゃなかったら、間違いなく襲ってたぜ……。
あぶねー、あぶねー……
「じゃ、じゃあ、オレは帰るからな」
これ以上、こいつの肌を見ないようにさっさと振り返って、ドアノブに手を掛ける。
そしたら……
「待って!」
むにゅっ。
のわああっ!?
結城の奴、後ろからオレに抱きついて来た!?
こ、この、背中に伝わる、恐るべきむにゅむにゅ感は……!?
この弾力、この大きさ、トクン、トクンと伝わってくる、鼓動の震え……
ど、どういうつもりなんだ?
「すみません、遊さん……
まだ、帰らないで、下さい……」
一瞬間を置いて、結城がオレの後ろで語り始めた。
「さっきオレ、ちょっとだけ、女の子の身体で一人エッチしちゃったんです……。
そしたら、あんまり気持ち良くって、止められなくなって、夢中になっちゃった時に、遊さんが……」
さ、さっきのアレか……
「オレ、身体が火照っちゃって、なんだかムチャクチャにして欲しくなっちゃって……
どうせなら、遊さんにしてもらえたらって……」
だ、だから誘ってたのか……。
「ダメ……ですか?」
むにゅう……
うっ!?
そ、そんな、反則おっぱいを背中に押し付けるなあ!
「だ、ダメだっ! お、お前は結城リト! 男だろっ!」
「違いますよ」
「な……!?」
結城がオレから手を離して、パサリ……と柔らかい音がした。
「オレの名前は、夕崎リコです。遊さんに恋する女の子ですよ」
「なに……」
「こっちを向いて、下さい……」
「……」
今、振り返ったら、多分もう後戻り出来ない。
いくらこいつが可愛くっても、自分が女って言い張っても、
こいつは男で、唯の想い人で。オレも男で、秋穂さんって人がいて。
だから、こいつの誘いに乗る訳にはいかない。絶対に。
絶対に……
なのに。
オレはいつの間にか振り返って、目の前でぷるんと震えるむちむちプリンのおっぱいを、
目を皿みたいにしてじっと眺めてた。
ま、マジか……
こ、この大きさ、乳首の形、柔らかな震え、はち切れそうな張りと艶……
こんなモノを男が持ってるなんて、あり得ねー。絶対に。
だから、こいつは女だ。まぎれもなく。
ガシッ!
「あ……」
オレは有無を言わさぬ勢いでガシッとリコの肩を掴み、じっと目を見つめてキスの体勢に入った。
「今からお前をオレの女にする」
「遊さん……」
「覚悟しろよ、リコ」
「はい……!」
ったく……。
そんなに嬉しそうな顔されたら、マジになっちまうじゃねーか。
もう知らねーぞ、オレ……
ちゅ……
「んっ……」
オレの目のすぐ前で、リコが甘い鼻声を出して目をつむった。
ほっぺたを赤くして、ファーストキスに浸ってやがるのか?
ふっ、なかなか可愛いじゃねーか。
じゃ、もっと堪能させてやるよ。
リコの細い肩を両手で抱きしめて、思い切り唇を吸ってやる。
ちゅうっ……
「んっ……」
吸って、吸って、理性まで吸い取って、リコの頭をキスの感触で蕩けさせてやる。
ちゅぷ……
「ん……ふ……」
もっと顔をリコにのし掛からせて唇を密着させつつ、舌をこじ入れて口の中まで蹂躙してやる。
ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅうっ……
「ん……ふん……んふぅっ……」
ぬめった舌を絡ませて、舌も唇ももっと吸って、
オレとのキスの味をリコの口の中全部に覚えさせてやる。
「んふ……ん……んぅ……んんん……!」
ちゅぱ……
ようやく、唇を離した。
「あはぁ……はぁ……はぁん……」
こいつ、すっかりオレのキスで蕩けちまって、目が発情した猫みたいに潤んでやがる。
「どうだ? 女の子のキスの味は」
「スゴいです……遊さん、上手過ぎ……」
もう足がフラついてるリコの肩を押さえて、軽くベッドに座らせた。
「待ってろ。オレも脱ぐから」
「あ……」
フフ、腰をモジモジさせやがって。
期待してるのか?
しかしこいつ、マジで男と思えんほど絶妙に男を誘って来るな……
それに、このおっぱい……
マジ、最初から女だったんじゃねーか?
んな事考えながら、あっさり服を脱ぎ捨てた。
はぁ……はぁ……はぁ……
オレのすぐ下で、真っ赤に火照ったリコの顔が、初体験の期待と不安で震えてる。
「なんだお前、怖いのか?」
「ちょっとだけ……」
「じゃ、やめとくか?」
「え……?」
リコの顔が少しガッカリした表情に変わる。
オレはニヤリと口元に笑みを浮かべる。
「冗談だよ。こんな上物逃すかよ」
「えっ……」
「お前のおっぱい、マジサイコーだぜ」
「あ……」
おっ、リコの奴。ポッと赤くなって、おっぱいを手で隠しやがった。
「もう、遊さんの、エッチ……」
照れ隠しに顔背けやがって。
くぅっ。そそりやがる。
こいつ、分かってやってんのか?
仕方ねーな。じゃ、こうだ。
ぷにゅ。
「あ……」
手を押し退けて、おっぱいを両手で軽く掴んだ。
お?
「あ……遊さん……」
なんか、体がピクピク震えてる?
おいおい、まだおっぱいに触っただけだぜ?
もしかしてこいつ、チョー敏感?
じゃ、もっと感じ易いとこ行って見るか。
ワキの下を、ススス……
「ひゃんっ!?」
おお、マジで感度いいな。
おもしれーんで、手をスルスル滑らせて、脇腹、お尻、太ももの付け根、足の先まで、
スベスベした肌をみんな手で撫で回してやる。
「ひゃ……あ……んっ……はあぁ……」
おぉ、だんだん盛り上がって来たな。
じゃ、そろそろ上に戻って、乳首をキュッ。
「んあぁっ!」
ピクンッ!
また、激しく身体が跳ねた。
やっぱり、こいつ……
「お前、マジで敏感だな」
「そ……そんな……あっ! だめ……んっ! あぁ……おっぱい……だめぇ……あはっ!」
はぁ……はぁ……はぁ……
軽くこね回しただけなのに、もうこの盛り上がり。
汗だくになって、顔を真っ赤にして、息遣いがハァハァ荒くなって……。
「お前、マジで乳首っ娘だな」
キュッ、キュッ、キュッ、と。
「そ……そんな……あっ……いや……んんっ……だめぇ……だめえぇっ……!」
はぁっ……はあっ……はあぁ……
だんだん顔が真っ赤になって、犬みたいに舌を伸ばして、ヨダレ垂らしてハァハァ言ってやがる。
……面白え。
おっぱいだけでイかせてやれ。
ちょっと体をズラして、乳首を唇に咥えてやった。
ちゅうっ……
「ひゃんっ!? ゆ、遊さんっ!?」
指でした時より、もっと激しく反応する。
暴れて逃げようとする乳首にしっかり唇で吸い付いて、反対側の乳首も指でコリコリしてやる。
「やっ……やぁっ……やはぁっ……」
はあっ……はぁっ……はぁっ……
もうタマんないって感じで体をくねらせて、虫の息になったリコの二つの乳首を、
歯と爪で同時にカリッ! て。
「い……いいっ!」
ピクンッ!
お、大きく背中が仰け反って一瞬ピクピクした後、カクンと力が抜けた。
こりゃ、イッたな?
「はぁ……あぁ……遊さん……」
頬を上気させて目をトローンとさせてるリコの唇に、チュッと蕩けるキスをする。
「んふぅ……」
お、もう大分キスを楽しめるようになって来たな。
唇を離して、ニヤニヤ笑いながら声を掛けて見る。
「オレ、こんな乳首で感じる女の子、初めて見たぜ。こんなにでかいのになぁ」
んで、クリクリ乳首を弄り回したりして。
「あっ……やんっ……んっ……」
「正に理想のおっぱいって感じだな」
「あ……」
「ん? どした?」
「そう言えばララが、オレに理想のおっぱいになる道具を使ってたんです」
「はぁ?」
な、なんで男にそんな道具を?
……ま、いっか。今はララちゃんに感謝しねーとな。
キュッ。
「あっ……!」
「じゃ、思う存分楽しめば良いんじゃねーの? 理想のおっぱいの気持ち良さ」
キュッ。クリッ。ちゅうっ……
「あっ! んっ! あはぁ……」
はぁ……はぁ……はぁ……
ちょっと乳首弄ってやっただけで、これだもんな。
さすが理想のおっぱい。感度も揉み応えもサイコーだな。
じゃ、しばらく堪能させてもらうか。
むにゅ、むにゅ、ちゅうっ……
「ゆ、遊さん……んっ……」
オレとお前が満足するまで、ずっとな。
「はぁ……はぁ……はあぁ……」
もう、息も絶え絶えになってるリコの赤い顔を眺めて、オレはクスリと笑みを浮かべた。
「も、もう、遊さんの意地悪っ……
お、おっぱいばっかり……」
オレに弄られまくってビンビンに立っちまった感度サイコーの乳首が、
ぷるんと揺れるおっぱいの先っちょで物欲しそうにピクついてる。
オレはさりげなくリコに覆い被さりながら、優しく声を掛けた。
「じゃ、そろそろこっち行くか?」
そろりとあそこを撫でてやる。
「ひゃっ……!?」
ピクンッ!
おお、この敏感な反応。
足を思い切り曲げてカエルみたいにヒクつかせて、太ももを物欲しげにこすり合わせて。
おいおい、まだ表面を撫でただけだぜ?
「お前、こんなんで大丈夫か? 入れたら感じ過ぎて、死んじまうんじゃねーか?」
「そ、そんな……」
お、マジでビビってビクビク震えてやがる。
くく、面白え。
「じゃ、試してやるよ」
オレは少し下がって、リコのあそこに唇を付けた。
「あっ……!」
ピクンッ!
おお、またすげぇ反応。
あそこからトロってエッチ汁が出て来て、腰がぷるぷる震えてやがる。
じゃ遠慮なく、舌先でクリちゃんをクリクリ弄ってみたり。
「や……やだあっ……!」
慌ててオレの頭を押し退けて抵抗して来た。
ふふ、そんな程度で怯むかよ。
太ももを腕で固定して、ひたすらあそこの周りと太ももの付け根辺りをペロペロ舐めてやる。
「や……やんっ……! やあぁ……」
はぁ……はぁ……はぁ……
くく……もう、あそこに入れられたくてたまんねーって感じだな。
中を弄って下さい! って言わんばかりに、太ももをウズウズ動かしてやがる。
じゃ、望み通りにしてやるよ。
太ももを両手でグイっと押し上げてやる。
「あ……!」
体重を掛けられて、足を広げられて、ようやく犯されるのを実感したのか?
怯えたみたいに足の先が震えてるぜ。
さて、そろそろか。
オレの自慢のアレをリコのあそこにピトッと押し付けてやる。
「あ……!」
ピクッ……!
顔が一瞬強張って、身体が小刻みにぷるぷる震えてる。
ふふ、やっぱり怖いのか。
じゃ、もっと怖がらせてやるよ。
オレは身を乗り出して、リコに顔を近付けた。
「どうだ、リコ。男にヤられちまう気分は」
「あ……あぁ……」
「覚悟しろよ。お前が望んだんだからな」
「え……」
乳首をギュッとつねってやる。
「あ! ひぃっ……」
ビクンと身体が跳ねて、気持ち良さそうに身をよじりやがる。
「ほら、行くぜ」
容赦なくググッとアレを押し込んでやる。
「あ……あ……あぁ……」
口を半開きにしてヨダレを垂らして、処女喪失の痛みを堪えてるな。
いいぜ、その怯えた表情。
サイコーにそそるぜ……。
グッ……!
「あ……あ……ああぁっ!!」
一際甲高い声が上がって激しく身をよじり、ビクッ! て飛び跳ねたと思ったら、
リコの瞳からとめどなく涙が零れ出した。
「あぁ……遊さんっ……」
ふふ……やっちまったな……。
オレは涙を流し続けるリコのほっぺたに手を当ててやる。
「どうだリコ、女になった気分は」
「す……すごい……ですっ……あっ……
身体が全部、貫かれてるみたい……いっ……」
ギュッとベッドシーツを握って、痛みを堪えるみたいにぷるぷる上半身を震わせてやがる。
「まだまだこれからだぜ」
腰を一度グッと下げて……よっと!
ズンッ!
「あっ……んんっ……!」
リコの身体を吹っ飛ばすつもりで、思いっ切り奥まで一気に突いてやる。
「あ、あはぁ……」
はぁ……はぁ……
中を抉られる衝撃を必死で堪えてるリコに、オレは容赦なく告げた。
「どうだ、リコ。お前、男に犯されるの、好きなんだろ?」
「えっ……」
ズンッ!
「あっ……いい……!」
「好きなんだろ?」
ズンッ!
「あ……んぁ……あっ……」
こいつが男に犯される女の快感に目覚めるまで、何度もオレの凶器で中を抉り続ける。
「言えよ、素直に。好きって」
ズンッ!
「あんっ……!
は、はい……好きですっ……!」
「そーか、そんなにオレに犯されるのが好きなのか」
ギリィッ!
「あ……あひいっ……!」
思い切り超敏感乳首を捻ってやったら、身をギュンギュンよじってよがり続けてやがる。
「は、はいっ……好きです……気持ち良いです……
遊さんに犯されるの、大好きですっ……あっ……あぁんっ……!」
おーおー、あられもない事で。
もう唇からはヨダレがダラダラで、よっぽど感じてやがるんだな。
それにしても、こいつのあそこ……
処女のくせに、トロットロに濡れてて、熱くって、狭くって、
ヌルヌルした肉襞でギュウギュウオレのアレを締め付けて来て、
たまんねえくらいに、すっげぇいい……。
こいつ、おっぱいだけじゃなくて、あそこまで理想のおまんこになっちまってるのか?
それに、この……
「あぁ……遊さんっ……」
顔を赤くしたまま涙を零して、ぷるぷる震える姿がすっげえ健気で、
なんか憧れの先輩に処女を捧げた女の子みたいだな。
ていうか、マジでそうなのか?
……。
て、照れるじゃねーか……。
照れ隠しに、思い切り激しくあそこに突き込み続けてやる。
ズンッ! ズンッ! ズンッ!
「あっ! あっ! あっ!」
オレの突きに合わせて喘ぎ声を上げて、巨乳おっぱいをぷるんぷるん振り乱してよがる、
アイドル並のプロポーションの、女子高生のリコのあられもない姿……。
「やっ……はんっ……あっ……あっ……あはぁ……」
うお、マジそそる……。
こんなに興奮したの、初めてエッチしたとき以来じゃねーか?
ズンッ! ズンッ! ズンッ!
「あんっ……あんっ……!
遊さんっ……遊さんっ……!」
手で掴むとぷにっと柔らかくへこむ太もも、
撫でるとむにっと手の平に吸い付いて来るスベスベのお尻、
瞳を濡らして泣き喚く甲高い喘ぎ声が、オレの脳天にゾクゾク響いて来るっつーか……
「あぁっ……好きです、好きです……遊さんっ……」
お前、マジたまんねーよ。
マジで犯されるために生まれて来たみたいな女だな。
「そうか、そんなにオレに犯されるのが好きか……」
「はい……遊さんに犯されるのも、遊さんも、大好きです……」
オレが、大好きか……。
上等だ。
「じゃ、オレの事、忘れられなくしてやるよ」
ズンッ! ズンッ! ズンッ!
「あっ……あはっ……あぁ……遊さん……」
こんなにおっぱいデカくて、健気な美少女が、オレの事が大好きで、
ズンッ! ズンッ! ズンッ!
「いっ! いっ! いいっ……!」
あったかいあそこでオレのアレを優しく包み込んで、思う存分ヤらせてくれる、なんて。
「んっ……んっ……あはぁっ……!」
や、やべぇ……
オレ、マジでこいつの事……
「はぁ……い、行くぜ、リコ……」
「あんっ……来て、下さいっ……遊さんっ……」
「うおっ!!」
ズンッ!!
渾身のラスト一突き。そして……
ドピュッ!!
「ああぁーっ!!」
リコの身体がブルッと痙攣して、オレを受け入れた感動に震えてる。
ドピュ、ドピュ、ドピュ……
「あぁ……遊さんの、オレの中に、入って来ます……」
「あぁ……」
ドピュ、ドピュ……
しばらくそのまま、オレは極上の女子高生とのエッチの余韻に浸って、
両手で柔らかいリコの体をギュッと抱き締めながら、じっと肌の温もりを味わった。
「ふぅ……」
オレはリコと抱き合ったまましばらく休んでた。
体勢をひっくり返して、今はオレの上にリコの体が乗ってる。
「はぁ……遊さん……」
幸せそうに目をつむってるリコの頭をそっと撫でながら、オレはなんとなく尋ねてみた。
「どうだった? リコ」
「はい! すっごく良かったです……」
そ、そんな目をキラキラ輝かせやがって。
「なんかオレ……分かっちゃったんですけど……
女の子の体でエッチするの、なんかしっくり来るんです……」
「しっくり来る?」
「はい。なんというか、遊さんにされてると、胸の底に貯めてたモヤモヤが、
スーッとするっていうか、性に合ってるのかな……」
な、なんだそれ?
でも、なんとなく分かる気もするな。
こいつ、随分優しそうだし。
心のどこかに、女の子の部分があったって事かもな。
それを、オレが目覚めさせちまった、ってワケだ。
……。
や、やべえことしちまったかも……。
しかし、男とか女とかってのは、いったい何なんだろーな。うーむ……
オレの哲学的考察は、むにゅっと胸に伝わるリコの巨乳のやーらかい感触に激しく遮られた。
「ね、遊さんは、オレの事好きですか?」
オレに顔を近付けながら、ニッコリ笑ってリコが聞いて来る。
ったく……そりゃ反則だろ、お前。
そんなおっぱいくっつけられたら、誰だって好きって言いたくなっちまうじゃねーか。
「きゃ!?」
オレは返事の代わりにリコの体を抱え上げて床に下ろし、
クローゼットの鏡の前で四つん這いにした。
「ゆ、遊さん……?」
「次は、バックだ」
「えっ……」
オレはリコの腰を高く上げさせて、
ずにゅう……
「あ! あはぁ……」
リコの狭いあそこの襞をこじ開けて、オレのアレが容赦なく侵入していく。
アレを全部リコの中に挿れてから背中にのし掛かって、グッと体重を掛ける。
まるで、犬の交尾みたいに。
リコの耳元に口を寄せて、ゆっくりと告げてやる。
「ほら、お前、好きなんだろ? メス犬みたいに犯されるの」
「ゆ、遊さん……」
「今日は、お前がもう男に戻れなくなるまでしてやるよ」
「えっ……」
パン! パン! パン!
「あっ……ああっ……遊さんっ……あはぁ……」
トースイの喘ぎ声を上げて、オレの突きを受け入れ続けるリコ。
「ほら、自分の顔見てみろ。どんな顔してる?」
「あはぁ……オレ、すっごくエッチな女の子になってます……
あぁ……遊さんに、奥までおちんちん入れられて、犯されてる……」
そんな、背中をゾクゾク震えさせて、ヨダレ垂らして悦びやがって……
「もうお前、男に犯されるの病みつきになっちまったな」
パン! パン! パン!
「あんっ……はいっ……おちんちん入れられるの……大好きですっ……んっ……」
はぁ……はあ……はぁ……
鏡に映ったリコの顔はもう真っ赤っかに染まってて、汗とヨダレでベトベトになってる。
目の前では、リコが白いツヤツヤのお尻をフリフリして、艶かしくオレを誘って来る。
ったく……お前がそんなだから、オレまでお前とエッチするの、
止められなくなっちまったじゃねーか。
責任、取ってもらうからな。
パン! パン! パン!
「あっ……ああっ……遊さんっ……んっ!」
ドピュッ! ドピュッ!
あっけなく、二発目をリコの中に出す。
「ふぅ……」
あーあ。
とうとうオレ、こいつと心と体で繋がっちまった。
これから、どうすんだろな……。
「あはぁ……遊さん……」
リコが惚けたみたいな顔で、尻を突き上げたまま床に突っ伏してる。
ま、いっか。なるようになるだろ。
「あっ……」
オレはリコの体をグイっと抱え上げて、耳元で囁いた。
「愛してるぜ、リコ」
「あぁ……遊さんっ……!」
こいつはもう、オレの女だ。絶対に離さねー。
オレはリコの顔をクイっと傾けて、ゆっくりと恋人同士の甘いキスに浸った。
◇ ◇ ◇
それからオレたちは週に一、二回くらい会って、デートするようになった。
会うたびに女の子らしくなってファッションにも凝り出して、どんどん可愛くなってくリコを見てると、
あぁ、オレが女の子のこいつを育ててやったんだな、って感慨が湧いて来る。
もちろん、あっちのテクも、だ。
で、今日は映画館の前で待ち合わせ。
オレが映画館の柱にもたれてケータイ弄ってると、
「遊さん♪」
朗らかな笑顔を浮かべたリコに声を掛けられた。
今日のリコの格好は、オレがリクエストした通り、
ノーブラへそ出しタンクトップに、太ももがまぶしい超ミニスカ。
露出度70パーセントってとこか。
そ、それにしても、相変わらず、このおっぱいの存在感……。
タンクトップの下からちょっとはみ出た下乳に、グッとくびれた腰、
チョコンとお腹の真ん中を飾るおへそ……。
グビリ。
「えへへ♪ 遊さん、気に入りました? これぜーんぶ、遊さんのですよ!」
だきっ。むにゅっ。
うおお!? 腕がおっぱいの谷間に挟まれて、こ、この柔らかさ……は、犯罪だぁ!
今にもリコを押し倒したい衝動に駆られつつ、なんとか言葉を絞り出した。
「は、はやく入るぞ」
「はいっ」
オレはリコに腕にしがみ付かれたまま映画館に入った。
あんまり人けの無い映画館の一番後ろの席に座って、オレはリコの得意技のパイズリを受けていた。
むにゅ……むにゅ……
「う……うぁ……」
タンクトップをめくり上げてはみ出たあったかいおっぱいの谷間に挟まれて、
オレのアレが玉ごと柔らかく揉みしだかれる。
トロッ……とリコが口からツバを垂らして谷間の滑りを良くして、
少し大きいストロークで胸を上下させる。
むにゅるっ……むにゅるっ……
「う……うぐっ……」
オレのアレの先っぽが、リコの谷間の柔らかい乳肉を下から押し広げて、
両手で押さえて圧迫された、ツバで濡れたおっぱいの谷間につるんと飲み込まれる。
うおぉ……このあったかさ……挿入感……マジ、たまんねー……!
オレの腰がぷるぷる震え出した頃、リコがオレのアレを口に含んだ。
ちゅぷ……
「うっ!」
「んふ……」
少し汗を掻いて赤くなった顔に掛かる前髪をかき上げて、
リコの小ぶりなピンク色の唇が、オレに濃厚フェラをし始めた。
ちゅぱ……ちゅぱ……ちゅうっ……
「うっ……あっ……」
細めた唇をアレの先っぽで押し広げて、
なめらかな舌と唇の粘膜で先っぽを擦られつつ、
キュウッと締め付けられながらピンクの唇の隙間にこじ入れる、
このなんとも言えない挿入感……
それにこの、キュッて中身を絞り出されちまう感じで、細い指先で裏筋をシュッシュとこすられる、
絶妙の力加減とペース配分が、なんつーか、心得てるっつーか……。
そう……それだ、強くもなく、弱くもなく……ううっ、さすが元男……
「んふぅ……」
ちゅぱっ……ちゅぅっ……しゅっ……しゅっ……
うああ……あったかい鼻息が、アレに掛かって……
や、やべぇ……出るっ……!
ドピュッ!!
「んっ……」
しっかり唇でアレを包んで、可愛い女子高生のリコがオレの精液を全部飲み込んでくれる。
ドピュ、ドピュ、ドピュ……
「ん……ん……んふぅ……」
こくん、こくん。
ほんっとこいつ、マジたまんねー……。
お、全部飲み干したか。
唇の周りの精液をペロッと舐め取ってから、ニッコリ笑って上目遣いでオレを見つめて来る。
「ふぅ……。
有難うございます、遊さん。今日も、すっごく美味しかったです♪」
とうとう、精液の味まで好きになっちまったみたいだな。
「ねぇ、遊さん……」
なんかオネダリするみたいな目をして、オレのアレにほっぺを摺り寄せてくる。
おいおい、ここ映画館だぜ。
たく、仕方ねーな……
「ほら、乗れよ」
「はーい♪」
オレは膝の上にリコの腰を乗っけて、ミニスカの下からパンティを抜き取って、
もう濡れ濡れになっちまってるあそこにアレをズズッと入れてやる。
「あ……んふぅ……」
おーおー、気持ち良さそうに、身震いしちゃってまぁ……。
ほんっとこいつ、入れられるの好きだよなぁ。男のクセに。
それにまた、オレの顔に押し付けられてる、この暴力的なおっぱい。
しゃぶりつかずにはいられねーじゃねーか。ったく。
オレは、顔をグイグイ押して来るけしからんリコのおっぱいを鷲掴みにして、
ちゅうっ! と乳首に吸い付いた。
「あんっ……遊さぁん……」
艶かしい声を上げて、自分から腰を振り始めてやがる。
おいおい、だからここ映画館……
トントン。
ん? 誰かがオレの肩を……
「ちょっと、君たち」
うわ、やべぇ! 警備員じゃねーか!
オレはアレをリコに入れたまま、体ごと抱えて走り出した。
「きゃんっ! ゆ、遊さん!? あっ! あっ!」
う、うおお!?
走るたびにリコの身体が上下に揺れて、ヌルヌルのあそこでアレが擦られちまう……
くあっ!? し、締め付けるなぁ!
「ひゃんっ! あんっ! す……すごい……あはぁっ……」
そ、そんな喘いでる場合じゃないっつーの!
オレはなんとか映画館の前まで駆けて来て、そこで……
「うっ!」
「あはぁん!」
ドピュッ!
や、やべぇ……
道端で、中出ししちまった……。
「あぁ、周りの人に見られてるのに、遊さんに中出しされちゃった……」
な、なにコーコツの表情してんだ、こいつはぁっ!?
と、とにかく、逃げなきゃ……。
まだ入れたまま、抱き合って街中を歩いて行く。
「あぁ、遊さん、すご過ぎです……。こんなの、頭がフットーしちゃいますぅ……」
な、なに嬉しそうに抱き着いて来やがるんだ、こいつはっ! ったく……
こ、こんなとこ、秋穂さんに見られちまったら……
むにゅ。
「んぷっ!?」
お、おっぱいで、オレの顔を!?
「ダメですよ、遊さん。他の女のこと考えちゃ」
な、なんで分かるんだよ!?
「だって、遊さん今、オレの中にいるんですから」
キュウッ。
「うっ!?」
こ、この締め付けは……!?
や、やべえ……道端なのに、また……
「えへへ♪ このまま、ラブホテルまで行きましょ!
遊さんの大好きなおっぱいで、いっぱいご奉仕して上げますから♪
今日はメイド服が良いですかぁ?」
ったく本当に、こいつはもう……
「この、淫乱変態娘が」
「えー? オレをこんなにしたの、遊さんですよ」
男のクセに、こんなにヤバいくらい可愛い女の子になりやがって……。
ったく、どうしてくれよう。
オレは今日のこいつとのラブラブエッチに思いを馳せながら、あそこにアレを入れたまま、
可愛い恋人の柔らかい身体をしっかり抱き締めて、ラブホテルに向かって歩き出した。
(終)
んーむ、攻めリコも悪くないか…
んじゃ
GJ!!
リコに中出し=正義
乙
やっぱリコはそそる
19 :
16:2011/06/30(木) 02:48:56.51 ID:Jy4HvRLb
>>17-18 あ、どもども。あんた方とは、
いつかリコの乳首をクリクリしながら酒を酌み交わしたいモノですなw
それと、前スレに埋め用のリト×春菜触手陵辱モノ投下しました
多分すぐ流れちゃうので、読みたい方はお早めによろしくです
んじゃ
20 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/01(金) 20:09:46.83 ID:q26dEyWd
触手GJ!
真面目にわからんので……
>>19 乙です!
今リト×メア書いてるんで、出来たら投下します。
>>22 うお、なにげにかなりの大作っすね。GJ!
>>25 素敵にwktk
では、一年前に投下したリト×美柑の続きを投下します
リトの嫁になった美柑とモモとの3Pですw
ほんとにまったく、リトの奴〜っ!!
「んふぅ……リトさぁん……」
ちゅぱ……ちゅぱ……
「んっ……あっ……モ……モモっ……っ!」
朝っぱらから私の目の前で、モモさんとイチャイチャしちゃって。
「あら、美柑さん。おはよう御座います」
リトのアレを一生懸命舐めてたモモさんが、
ペロッと舌舐めずりしながら私にニッコリ笑いかけてきた。
モモさんの格好ときたら本当にもう、
シャツは羽織ってるけど、パンティもブラも着けてないし。
私、ちょっとムッとしながら腕を組んでモモさんに話しかけた。
「モモさん、いい加減にしてよね。ララさんの手前もあるんだから」
「大丈夫ですよぉ。今この部屋に入れるのは、私と美柑さんだけですから」
良く分からないけどそういう事らしい。
なんか、変なバリアみたいなの張ってるんだって。
「それにほら。もう準備オッケーですよ。お・く・さ・ま♪」
〜〜っ!!
私、なんだか落ち着かなくなっちゃって、顔が真っ赤になっちゃって……
「や、止めなさいよ、その呼び方……。わ、私とリトは、ただの兄妹で……」
「はい♪ リトさんと美柑さんは、
仲良しの兄妹で、愛し合う恋人で、仲睦まじい夫婦ですよね」
うぅ……。
もう……モモさんってば……
「だ、だから、こ、恋人とか、ふ、夫婦なんて、そんなの……」
「あらぁ。もうお二人は、心も体も一つに繋がり合った仲じゃないですかぁ」
「……っ!!」
私もう、真っ赤になったまま何も言えずにプルプルしちゃってた。
この間私、モモさんの計略にハメられて、
その、リトにも……は、ハメられちゃって……
あ……ぅ……
あぁ、もうっ!
「それに、ほら。ちゃんと書類も整ってますから」
モモさんがシャツの胸ポケットから折り畳まれた紙切れを取り出して広げて見せた。
私とリトの、こ、婚姻届……。
「そ、そんな紙切れ、な、何の意味があるのよ」
モモさん、ニッコリ余裕の笑みをうかべた。
「はい。もちろんこんな紙切れより、
リトさんと美柑さんのお気持ちの方がよっぽど大事ですよ。
もうお二人は、心も体もぜーんぶ解り合った仲ですから」
あうぅ……。
ま、まったくもう、ああ言えばこう言うんだから……。
「それに、大丈夫ですよ。
私はあくまでリトさんの愛人で、正妻は美柑さんですから、ご心配なく」
悪びれもせずに言ってくるモモさん。
「普通、愛人ってそんなこと言う?」
「あら、認めて下さらないんですか? 残念です……」
モモさん、そう言いながらじっと手に持ってる紙切れを見つめてる。
うぅ……
今私とリトがこんな仲になってるのを知ってるのは、モモさんしかいない。
もし、ララさんにバレたら? 春菜さんにバレたら?
お母さんや、お父さんにバレたら?
あの紙切れをモモさんが持ってる限り、私はあんまり強い事は言えない。
なんか、脅迫されてる気分……。
モモさん、また軽く微笑みながら言った。
「私、まだ処女なんです」
「えっ!?」
あんなに毎日エッチなことしてるのに?
「正妻の美柑さんが認めてくれるまでは、我慢しようと思ってるんです。
私が、リトさんの愛人に相応しい女性になれるまで」
あ、愛人に相応しいって、またこの人は……
モモさん、ピンク色になったほっぺたに手を当てて、なんかウットリした顔してる。
「それに、あぁ……私処女なのに、
リトさんの性欲を満たすための玩具にされてると思うと……
すごく、ゾクゾクしちゃって……
あぁ……イケナイ人です、リトさん……」
「……」
私はモモさんのトースイの表情を見つめたまま、唖然としちゃってた。
「じゃ、美柑さん。今日はお口ですか? それともこちらで?」
モモさん、私のパジャマの上から股間にスッと手を当てて来た。
「あっ……」
「あら。もう濡れちゃってるじゃないですかぁ。気がお早いですね」
クスクス笑うモモさん。
「でも、じっくりと焦らしてから挿れた方が気持ち良くなれますよ。
だから、今日はお口からって事で如何ですか?」
「あ……ぅ……」
「さあさあ。遠慮なさらずに♪」
モモさんに促されて、私とリト……なんて言うんだっけ……そう、
し、シックスナインの体勢になった。
パジャマのズボンを脱いで、濡れちゃったパンティも脱いで。
リトに、見られてる……
そう思ったら、恥ずかしくなっちゃって……
「あら、美柑さん。
なんだかあそこがもっと濡れ濡れになって来ましたよ。
リトさんもすっごく嬉しそうに美柑さんのあそこを見つめてます」
「〜〜っ!」
な、なに実況中継してんのよっ!
よ、よけいに恥ずかしくなっちゃうじゃない……。
モモさん、私の前に回り込んで来た。
「さ、美柑さん。
大好きな実のお兄さまのリトさんのおちんちん、
美味しく召し上がって下さいね♪」
嬉しそうにニッコリ笑うモモさん。
も、もう……そんな事ばっかり言って……
し、仕方ない……
パクッ。
「うっ!」
私、だんだんおっきくなってたリトのおちんちんを、お口にくわえちゃった。
うぅ……リトのおちんちん、先っぽがぷにぷにしてて、ちょっとエッチ汁が出てる。
この、ちょっとしょっぱい味も、だいぶん慣れて来ちゃったなぁ……って、あれ?
リトのおちんちんの味、なんかいつもより甘いような。
「どうですか、美柑さん。
美柑さんがおしゃぶりしやすいように、味付けしてみたんですが」
そっか。
さっきモモさん、私より先にリトのおちんちん舐めてたんだっけ。
まったくもう、リトってば……
カリ。
「あつっ!?」
ちょっとだけ歯を立てて、
朝っぱらからエッチばっかりしてるロリコン兄貴を懲らしめてやる。
「ダメですよ、美柑さん。歯を立てちゃ。
じゃ、いつも通りにたっぷり味わって下さい。愛する旦那様の、リトさんのおちんちん♪」
ま、また、そんなこと言って……
それに、そ、そんなにニヤニヤ笑って目の前で見られたら、やりにくいじゃない……。
まったくもう、モモさんってば……
じゅるっ。じゅるるっ。
れろっ……れろっ……
「は……ん……美柑っ……」
「あぁ……小学生の美柑さんが、実のお兄さまのリトさんのおちんちんを、
朝っぱらからちっちゃいお口で美味しそうに咥え込んじゃって……
なんてイケナイ……」
クチュ、クチュ……
モモさん、リトのおちんちんをくわえてる私をじっと観察しながらハァハァ言って、
あそことおっぱいに手を当てて一人エッチしてる。
本当にもう、インランなんだから……。
って、私も実の兄にフェラしちゃってるのか。
なんだかなぁ……。
「私も興奮して来ちゃいました。混ざってもいいですか?」
え? ま、混ざるって……あっ!?
「うはっ!?」
モモさん、リトのおちんちんの根元に顔を寄せて、舌をピットリおちんちんに押し付けて、
ズズズッ……て私の唇のとこまでゆっくりと、
リトのぷっくり膨らんだ裏筋から中身を押し出すみたいに舐め上げてくる。
「あはぁ……リトさんのおちんちん……すっごく美味しいですぅ……」
私の顔とぶつかりそうになったら下まで戻って、もう一回、またもう一回……
レロォ……レロォ……
「う……うあ、あっ……や、やべぇよそれ……モモっ……」
あ……リトのおちんちん、私のお口の中で、どんどんおっきくなってくる……。
モモさん、リトのおちんちんにちゅ……てキスしてからペロッて唇の周りを舐めて、
リトのおちんちんをくわえてる私の目の前でニッコリ笑った。
「さ、美柑さんもどうぞ。
愛するお兄さまのおちんちん、しっかりおしゃぶりして上げて下さいね」
お、おしゃぶりなんて……もうっ。
し、仕方ないから私、リトのアレをキュッて唇で締め付けてみた。
「うあっ!」
ビクんっ!
私の下でリトが震えた。
もう少し唇に力を込めて、
傘みたいに窪んでるとこに引っ掛けてキュッてしながら、
先っぽの柔らかいとことか、オシッコが出るとことかをペロペロ舐めてみる。
「はぁ……んっ……み、美柑……」
リト、プルプル震えて感じちゃってるみたい。
私の口の中でちょっとふくらんで来てる柔らかい先っぽを、
アイスを食べる時みたいにペロペロ舐め回したり、ちゅうって吸ったりして味わってみる。
「うあっ……美柑っ……うあぁ……」
リト、だんだん興奮して腰を動かして、
おちんちんの先っぽを私のベロに押し付けてズリズリ擦ってる。
「あぁ……すごいです、美柑さんのおしゃぶりテク……
実のお兄さまのリトさんのおちんちんに、そんなにねっとりレロレロ舌と唇をまとわりつかせて……
さすが、リトさんのおちんちんをおしゃぶりするために、毎日アイスで練習してるだけありますね。
本当に美柑さんって、奥様の鑑ですねぇ……」
ちょ、ちょっと!?
わ、私は別に、そんなつもりでアイス食べてるんじゃなーいっ!
お、思い出しちゃったらどうすんのよ、もうっ……
「私もリトさんの愛人として、精一杯ご奉仕させて頂きますね」
はむっ。
「んはっ!?」
モモさん、今度はリトのタマのフクロをお口でくわえて、口の中でペロペロしてるみたい。
「みふぁんふぁんほ、ろうろ」
まったくもう、しょうがないんだからっ。
私、リトのおちんちんをくわえてる唇に力を込めて、棒をグイッて締め付けて、
ベロをぴっとりリトのおちんちんの先っぽに押し付ける。
んで、頭を前にやったり後ろに引いたりして、先っぽをベロでズリズリ擦って上げる。
「はうっ……うっ……ああぁ……」
リト、すっごく興奮して、私の下でジタバタ暴れてる。
「み……美柑っ!」
あっ!? そ、そこは……
リト、私のあそこにむしゃぶり付いて、お尻をモミモミしながらクリトリスを舐め転がしてくる。
「ふ……んふぅっ……んっ……」
あ……リトの舌、私の中に入って来た……。
「り、りふぉ……」
私、たまんなくなっちゃって、もっともっとリトのおちんちんに必死でむしゃぶり付いちゃって、
じゅぽっ……じゅぽっ……
「あうぅ……み、美柑っ!」
リトももう我慢出来なくなったみたいで、腰を振って私のお口におちんちんを突き込み始めた。
「んっ! ふっ!」
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ……
私のお口にリトのおちんちんが出たり入ったりしてる音がする。
「うふふ、リトさん可愛い♪」
モモさんが私の前でニッコリ笑って、
おっぱいでリトのタマのフクロを挟み込んだ。
「はわっ!?」
「どうですか、リトさん。
おっぱいでタマタマをモミモミされたら、とーっても気持ちいいんですよね」
「うあぁっ……も……モモっ……」
うー。私の胸じゃあんな事出来ないもんなぁ。
悔しくって、もっと一生懸命お口でリトのおちんちんをしゃぶってみる。
暴れるリトの腰の動きを押さえてしっかり唇に力を入れて、
思いっきり吸い込む感じでじゅるっ、じゅるって。
「うああっ……み、み、美柑っ……モモっ……!」
リト、必死で私のベロに張り詰めたおちんちんの先っぽをズリッ、ズリッ、て擦り付けて来て、いきなり、
「うっ!」
ドピュッ! ドピュッ!
セーエキを私のお口に中出しして来た。
あぁ……リトのセーエキ……
私のお口の中にリトの味が広がってく……。
リトのお嫁さんになって初めて知った、本当のリトの味と匂い。
頭の中がクラクラってして、すっごくエッチな気分になってくる……。
私、リトのおちんちんをくわえたままトースイの気分に浸ってたら、モモさんが、
「いいなぁ、美柑さん……。私にも、おすそ分け下さいね」
とか言って、私の唇の端っこから垂れてたセーエキをペロッて舐め取った。
「うわぁ……美味しい……リトさんの味……。
どうも有り難うございます、リトさん、美柑さん」
幸せそうにニッコリ微笑むモモさん。
ほんっとに、まったくもう。
この人にはかなわないなぁ……。
「さて、みんな気持ち良くなれた事ですし。お食事にしましょうか」
「うん。用意はもう出来てるよ」
私がそう言ったんだけど、モモさんなんか腕を組んで考え込んでる。
そんで、ポンっと手を打って、何か思い付いたみたいな顔してる。
うう……なんか、イヤな予感……。
「私、とっても美味しいお食事の仕方思い付いちゃいました」
「な、何よ……」
「ええっとですね。まずはリトさんに、ごにょごにょ……」
モモさん、リトの耳元でなんか囁いてる。
「え」
リト、目を丸くして、顔がポッと赤くなった。
い、一体なんなの!?
まさか、裸エプロン付けろとか?
「よろしければ、リトさんからお願いしてもらえますか?」
リト、顔を赤くしたままポリポリ頭を掻いて、
申し訳なさそうな顔で私に向き直った。
「あのな、美柑……」
そこまで言って、ニコニコ笑ってるモモさんの方に一度向き直って、
ふぅ、とため息を吐いてから私に言った。
「お前で女体盛り……してもいいか?」
はぁ〜〜〜っ!?
「そ、そんなの、良い訳ないでしょ!?
な、何考えてんのよ!!」
って怒鳴りつけたんだけど、モモさん知らん顔して窓の外を眺めてサラッと言った。
「あれ? あそこ歩いてるの美柑さんのお友達じゃないですか?」
「え!?」
「お呼びしてもいいですか? オーイ……」
「ちょ、ちょっと! 止めて! 私たち、こんな格好なのよ!?」
「いいじゃありませんか。
お友達の皆さんにも、美柑さんとリトさんの仲の良いトコ見せちゃいましょうよ」
「な……」
ニッコリ微笑むモモさんを見て、私は背筋が凍り付く思いだった。
もし、友達にこんな事がバレたら、私もう学校に行けなくなっちゃう……。
モモさん、私を安心させるみたいにニッコリ笑った。
「ご安心下さい、美柑さん。
私、美柑さんとリトさんが仲良くお食事するとこ見てみたいだけですよ」
「う……」
冷や汗を掻きながら、リトの顔を見てみたら、
なんだかちょっと期待してるみたいにドキドキした顔してる。
もう、本当にしょうがないんだから……。
ふぅ。
私、軽くため息を吐いてから言った。
「い、一回だけだからね……」
「え……ほ、本当に!?」
リト、ランランと目を輝かせて喜んてる。
はぁ……。まったく……。
この、ロリコンのシスコンのド変態兄貴がぁ!
つーわけで、美柑たまのどきどき女体盛りに続きますw
「はい。お待たせしました」
私が裸のままベッドに横になって待ってたら、
モモさんがお盆に乗せて今日の朝ご飯を運んで来た。
お皿に乗った何枚かの食パンと目玉焼き、ジャムとバターにソーセージ。
割とシンプルな洋食スタイルなんだけど。
こんなんで、女体盛りなんか出来るの? 普通、お刺身とかなんじゃ……
「さすが美柑さんですね。
美柑さんの可愛いお体を味わい尽くせる最高のお料理じゃないですか」
「え!?」
そ、そうなの?
また妖しげな微笑みを浮かべるモモさんの顔を見て、私ちょっと不安になっちゃった。
「さ、バターをお塗りしますね」
モモさんバターナイフにバターを塗り付けて、え!?
わ、私のワキの下にバター塗って来た!?
「ちょ、ちょっと、なにそんなとこに、きゃ、きゃはっ……あっ! あっ!」
とうとう私、ワキの下にべっとりバター塗られちゃった。
ほんっとにもう、モモさんってば何考えてんのよ!
「はい。リトさん、どうぞ召し上がれ」
「お、おう……」
リト、モモさんに言われるままに……って、なんかやけに興奮してハァハァ言ってる?
そっか、リトってワキフェチだったんだ。
本当にもう、仕方ないんだから……。
私またちょっとため息吐いて、
手を伸ばしてリトが私のワキを舐めやすいようにして上げた。
「……」
リト、私のワキをじっと見つめてハァハァ言ってる。
そ、そんなにじっと見られたら、なんか、緊張しちゃう……。
あ、やば。汗出て来た。
ピト。
「あ……」
リト、いきなり舌を私のワキに押し付けて、
ワキのくぼみに押し入れるみたいにペロ、ペロって私のワキを舐めてくる。
「ん……あん……」
何度されても、くすぐったくって体がムズムズしてくる。
まったくもう、どうしてリトってこんなのが好きなんだろ。
「ふぅ……」
リトが私のワキから口を離して、ペロっと舌舐めずりした。
「どうでした、リトさん。美柑さんのワキの下のお味は」
「ん……なんか、しょっぱくってエッチな味がした」
な!?
私恥ずかしくなって、顔がカアァ……って赤くなっちゃって、
「ちょ、ちょっと! それってバターの味でしょ!
人のワキが変な味みたいに言わないでよ!」
まったく、ちゃんとさっきシャワーを浴びて綺麗にして来たんだからね!
り、リトに舐められても良いように……。
「あらぁ、違いますよ美柑さん。
リトさんが好きなのは、美柑さんご本人のお味ですよ。
何しろリトさんは、美柑さんの汗の味もエッチなお汁の味もぜーんぶ、
世界で一番良く知っておられますから」
「な……」
「だって、美柑さんの愛する旦那さまですものねぇ」
ううぅ……
ほ、本当にもう、ことあるごとにそんな事言われちゃうんだから……。
「あぁ……私も早く美柑さんみたいに、リトさんと毎朝ハメハメし合える仲になりたいです……。
でも私なんかじゃ、小学生の上に実の妹の美柑さんに漂う淫靡な背徳感の足元にも及びませんから」
「わ、分かったから、はやく続けなさいよ!」
まったくもう、サイアクな人に弱みを握られちゃったなぁ……。
「じゃ、お次はジャムですね。さ、リトさん。
大好きな美柑さんのお好きなところにべっとりトロトロジャムを塗って上げて下さいね」
ま、また、そんなイヤラシイ言い方して……。
リト、両手にジャムを塗り付けて、
ベッドに寝転んでる私に覆い被さった。
はぁ……はぁ……
「い、行くぜ」
なんかすっごく興奮しながら私のおっぱいに手を当てて来る。
「ん……」
ねちょ、ねちょ……
リトが手で私のおっぱいコネコネして、ジャムを私のおっぱいにまんべんなく塗りたくった。
目を血走らせながらハァハァ言って、なんか真っ赤な顔でマジになっちゃってる。
「あぁ、すげぇ……美柑のおっぱい……
こんなにちっちゃいのに暖かくって、やーらかくって、ムニムニすべすべして……」
「ちょ、ちょっと……んっ!
ジャム塗るのにそんなモミモミしなくても……あっ……!」
リトに揉まれる度におっぱいで感じちゃって、体がピクン、ピクンってしちゃう。
「あらぁ、美柑さんのここ、可愛くなっちゃいましたねぇ」
とうとう乳首がちょこんと立っちゃったみたい。
モモさん、クスクス笑いながらエッチになっちゃった私のおっぱい見てる。
「じゃ、リトさん。お召し上がりになりますか?」
「お、おう……」
ど、どーせ、乳首をペロペロとかしてくるんでしょ。
べ、別に、いつもの事なんだから……
「あ。これが要りますよね」
あれ?
モモさん、リトにおハシを手渡した?
なんでおハシなんか要るの?
って思ってたらリト、ちょっと立っちゃってる私の乳首をおハシでつまんで来た!?
「あはっ!? な、何を……あんっ!?」
リト、おハシの先にキュッと力を込めて私の乳首をクリクリして来る。
「やっ!? あんっ……いやっ……そんな……んっ!?」
リトにつままれる度にピクピクしちゃってる私を見て、モモさんニヤニヤ笑ってる。
「うふふ、美味しそうですね。
美柑さんの、サクランボみたいな可愛いチ・ク・ビ♪
じゃ、もう一つ如何ですか?」
そんで、モモさんリトにもう一つおハシを渡して、
リトってば反対側の乳首も一緒におハシでつまんで来た!?
「やっ!? やんっ! あっ……あはっ……あんっ!」
両方の乳首をおハシでいっぺんにクリクリされて、
もう乳首をコントローラーにされちゃったみたいに体がピクッ、ピクッて飛び跳ねちゃう。
「あはぁ……リトさんに食べられてる美柑さん、すっごく気持ち良さそうです……
あぁ……見てるだけで、私の乳首までジンジンして来ちゃいますぅ……」
さっきから私の上で指を口にくわえてヨダレ垂らしてたモモさんが、
シャツからはみ出てる自分のおっぱいをクリクリ弄って一人エッチを始めた。
はぁ……はぁ……
「あはぁ……私の乳首も、美柑さんくらいおっきくなりましたぁ……
見て下さい、リトさん……」
「も……モモっ!?」
エッチなモモさん見て興奮したリト、もっと力を入れて私の乳首をクリクリってした。
「あっ……ダメ、リトっ……! あっ……あーっ!!」
私大声を上げて背中をビクンって仰け反らせちゃった。
私の顔、もう真っ赤になっちゃって、息がハァハァしちゃってる……
「あらぁ? もしかして美柑さん、軽くイッちゃいました?」
う、ううぅ……そ、そんなこと恥ずかしいこと言わないでよ!
ますます顔が赤くなっちゃうじゃない……。
「次は目玉焼きですね。
ぷにぷにして柔らかくて、この絶妙の初々しい半熟具合がたまりませんよねぇ。
さすが美柑さん……」
い、いったい何の話してんのよ! まったく……
「はい。どうぞ召し上がれ」
モモさん、私のお腹の上にまだあったかい目玉焼きを置いて、お醤油をタラタラ垂らした。
うぅ……なんか、本当に私が食べられちゃうみたい……。
リト、私のお腹の上でおハシを使って目玉焼きの黄身を割って、中身がトロッと流れて来た。
おへそにまで黄身が入って来て、変な感じ……。
「美柑さん、ちょっと身を起こしてもらえますか?」
言われた通りに背中を少し起こしたら、お腹に垂れた卵の黄身がトロトロ下に流れてく。
あ、私のあそこまで……
「あらあら、これは大変です。
美柑さんの綺麗なツルツルのあそこが汚れちゃいます……。
リトさん、綺麗にしてあげて下さい」
ま、またそんなエッチな言い方を……
リト、目玉焼きの白身を食べてから、
黄身が溜まってる私のおへそにベロをペトッて付けて、おへそをグリグリほじくり始めた。
「あっ……あはっ……。リト、く、くすぐったい……んっ……」
もう、相変わらずリトってばおへそフェチなんだから……。
リト、私のおへそのゴマまで一生懸命舐めて、そこからお腹をペロペロ舐め始めた。
「ん……んんぅ……」
くすぐったくて、体がぷるぷる震えちゃう……。
そんでリト、私のあそこにぴったり唇を押し付けて、キスしてるみたい。
ちゅっ……れろ、れろ……
「あはっ……あっ……」
リトのベロの感触が、私のあそこに、中まで……
「どうですか、リトさん。美柑さんのぷにぷにツルツルのあそこの舌触り。
美味しい美柑さんジュースもいっぱい出て、食べごろですよねぇ」
「はぁ……み、美柑……」
リト、夢中になって私のあそこをペロペロ舐めてる。
「んっ……リト……」
あぁ……私も、だんだん感じて来ちゃって……うぅ……
「じゃ、そろそろソーセージですかねぇ。はい、リトさん」
モモさんがリトにちょっと太めのソーセージを手渡した。
そ、それってやっぱり……
ずにゅ。
「んっ!」
リトが、もうヌレヌレになっちゃってる私のあそこに、太いソーセージを入れて来た。
ちゅぷ、ちゅぷって音を立ててゆっくりと、私の中にリトのソーセージが出たり入ったりしてる……
「んっ……はぁ……」
私、カエルみたいに足を上げて、ピクン、ピクンってしちゃってる。
「あぁ、リトさんと美柑さんの愛のソーセージ……
たっぷりとお汁が付いて美味しそう……」
モモさんが私の中に出たり入ったりしてるソーセージを見てうっとりした顔してる。
じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ……
「ん……んんっ……リトぉ……」
もっともっと深くまで、リトのソーセージが私のあそこを出入りする。
モモさん、赤くなって喘いでる私の顔に近寄って声を掛けて来た。
「さて、美柑さん。そろそろ本物のリトさんのソーセージが欲しいですよね?」
う、ううぅ……
私、赤くなって何も言えなくなって、コクリと小さく頷いた。
「じゃ、リトさん」
リト、モモさんに言われた通り、
私のあそこに入れてたソーセージをじゅぷって引き抜いてから、
私の太ももをグイッと広げてあそこにおちんちんを当てて来た。
「せっかくですから、これも頂いちゃいます?」
「んっ!?」
モモさんが私の口に、さっきまで私のあそこに入ってたソーセージを入れて来た。
うぅ……なんか、変な味がする……。
これって、私のあそこの味?
「さ、リトさん」
「い、行くぜ、美柑……」
リト、また私に覆い被さって、
私の口のソーセージをくわえながらおちんちんをあそこに入れて来た。
ずにゅう……
「ん……んふぅ……」
私とリト、お口とあそこ、二本のリトのソーセージで繋がってる……。
どっちとも熱くって、太くって、
私上と下のお口をいっぺんにリトに犯されてるみたい……。
「んんっ……りふぉ……」
リトのおちんちんに擦られて、私の中がビリビリ痺れて来て……
あ。とうとう子宮まで届いちゃったみたい。
私、もっとリトのおちんちんでグリグリしてもらいたくなっちゃって、
思いっ切り両手と両足をリトに絡めてオネダリしちゃって、
グイグイってあそこでリトのおちんちんを締め付けてみた。
「んんっ!? み、みふぁん……!」
リトも私の体をしっかり抱きしめてくる。
「あぁ……美柑さんとリトさん、兄妹なのにこんなにズッポリ繋がり合っちゃって……
なんてイケなくて、うらやましい……」
モモさん、人差し指を唇に入れて、ダラダラヨダレを垂れ流してる。
「私ももう、ガマン出来ません……
というわけで、お邪魔しまーす。えいっ♪」
「んっ!?」
ちょ、ちょっと!?
モモさん、私におちんちん入れてるリトのそのまた上に乗っかって来た!?
「あぁ……リトさん、愛人の私にも、せめて背中だけ貸して下さい……」
モモさんなんだかトースイした声でリトの背中に抱き付いてる。
なんか、リトの背中の方からむにゅむにゅ柔らかい音が聞こえて来る。
「んーっ!?」
リト、モモさんにくっつかれて興奮して赤くなってる。
私の中に入ってるおちんちんも少し大きくなって……もうっ!
あそこで、きゅうっ!
「んふぅーっ!?」
本当にもう、リトってば。
今あんたがエッチしてるのは、モモさんじゃなくて私なんだからね!
ちゃんと私に集中しなさい!
私、プンプン怒りながらギュッとリトの体を両手で抱き締めた。
そしたらモモさん、
リトの背中におっぱい押し付けて耳元ではぁはぁ言いながら甘ぁい声で、
「リトさぁん……私も、リトさんの奥さんにしてくださぁい……
いっぱい気持ち良くして差し上げますからぁ……」
って言いながらおっぱいむにゅむにゅ押し付けてリトの乳首クリクリしてる。
「んんんーっ!?」
な、何言ってるの!?
リトの奥さんは私!
モモさんじゃないんだからね!
私、お口のソーセージをどけて、リトの唇にちゅううっ! て吸い付きながら、
あそこをきゅううっ! て締め付けてやった。
「んふうううっ!?」
ほら! リト、いっぱい感じてる。
やっぱりリト、私の体が一番好きなんだもん!
へへん、どーだ!
勝ち誇った顔でモモさんの顔を覗き込んだら、モモさんニヤニヤ笑って私の顔を嬉しそうに見つめてる?
あ……!
私、またモモさんに乗せられちゃったんだ……。
「はい。美柑さんのお考えの通りですよ。
ロリコンでシスコンのリトさんの奥様は、実の妹で小学生の美柑さんしかいませんよ」
な、何言ってるのよ、もう……
モモさんスッと立ち上がって、私の顔の真上にあるリトの顔にまたがって、あそこを押し付けた!?
「むぐぅ!?」
「リトさぁん……愛人の私にも、小学生妹妻の美柑さんの半分……いえ、
十分の一でいいですから、愛を分けて下さい……」
んなこと言って……うわ、なにこのエッチな腰の動き。
私の真上でリトの顔を太ももで挟んであそこをグイグイ押し付けて、
腰をぷるぷる震わせて、エッチなお汁が太ももを伝い落ちてる。
うわ!? 私の顔にもポタッて落ちて来た!?
口の中に入っちゃったじゃない! もう!
でも、何この味。
私みたいに変な味じゃなくて、なんかすっごく甘くて頭がボーッとしちゃう。
これがデビルーク星人のエッチ汁の味なのかな。
リト、こんなのいっぱい飲まされてるんだ……。
「あはぁ……リトさぁん……大好きですぅ……あはぁん……」
モモさんだんだん声が高くなって腰がピクピク震え出して、
「んっ……! あはぁ……」
ピクンっ! て腰がおっきく震えたみたい。
もしかして、イッちゃったのかな。
「ふぅ……」
モモさんいったんリトから離れて、今度は私の真上で顔をリトに近付けた。
顔がピンク色になってて、はぁはぁ言って。
あ、リトってば、こっそりモモさんのおっぱい見てる……もうっ!
「リトさぁん……どうも有難う御座いましたぁ……
愛人の私にこんなに幸せを分けて下さって……」
モモさんニッコリ笑ってスッとリトのほっぺたを細い手で包み込んだ。
んで、チラッとわたしの方を見て、
「美柑さん。リトさんの唇、愛人の私に貸して頂けますか?」
そんなこと聞いて来た。
うー、もう!
「な、なんで私に聞くのよ! 勝手にすればいいじゃない!」
モモさん、すっごく嬉しそうにニッコリ笑った。
「嬉しい……やっと、正妻の美柑さんに認めてもらえました。
これで、やっと私はリトさんの正式な愛人になれたんですね」
せ、正式な愛人って……まったく、この人は……。
モモさんゆっくり唇をリトに近付けて、ちゅ……と優しくキスした。
ウットリした顔でしばらくリトとキスし合ってから、
余韻を楽しむみたいにゆっくり離れて、ペロッと唇の周りを舐めた。
「うふふ……リトさんとお口でキスするの、これが初めてですよね」
え!? そ、そうなの!?
「何しろ私のファーストキスは、
リトさんのおちんちんに捧げちゃいましたから……。
あの時私、何も知らなかった私の唇にご奉仕する悦びを教えて頂いて、
一生リトさんの愛人になるんだって心に誓ったんですよ」
「も、モモ……」
リトとモモさん、はぁはぁ言いながら私の上でじっと見つめ合ってる。
「ちょっと。私が見てるんだけど?」
「はい。美柑さん、ご心配なさらずに。
美柑さんの愛する旦那様はきちんとお返ししますから」
モモさん、リトから離れてリトの顔を私にスッと近付けた。
「存分にお二人で、兄妹同士の禁断の愛をご堪能下さいね。
私、ここでお手伝いさせて頂きますから」
そう言ってベッドの上、
私の頭の上くらいに腰を下ろしてくぱぁってあそこを広げて見せた。
「も、モモ……」
リト、なんか目を血走らせてモモさんのあそこをジロジロ見てヨダレ垂らしてる。
「あぁ……小学生の実の妹の美柑さんと近親相姦してるリトさんに……
はしたない私の生まれたままの姿、見られてます……」
はぁ、はぁ……むにゅ、むにゅ……くちゅ、くちゅ……
私の頭の上で、なんかいっぱいエッチな音を立ててモモさんが一人エッチしてる。
「あん……お二人があんまりエッチなので……
私、処女なのにこんなに濡れちゃってますぅ……あんっ……んっ……」
くちゅ……くちゅ……
エッチ汁の付いた指を唇にパクッと咥えて、物欲しそうにペロペロ舐めてるみたい。
「あぁ……私もはやく妹妻の美柑さんみたいに、
リトさんのおちんちんをハメハメされて愛されるようになりたい……
あはぁ……」
またはぁはぁ言いながらそんなこと言って、あっ!?
むにゅう。
おっぱいでリトの顔を挟み込んだ!?
「むぐぅ!?」
「リトさん、気持ち良く美柑さんと愛を紡いで下さい……
私はこれ位しかお役に立てませんから……」
うー……下から見てたらリト、すっごく嬉しそうにヨダレ垂らして、
モモさんにむにゅむにゅパフパフされちゃって……
こら! 私の事も忘れるな!
また、リトの背中に手を回してキュッとあそこでリトのおちんちん締め付けてやる。
「んっ!?」
私に催促されて、リトが腰を動かし始めた。
「あっ……んっ……」
ぬちゅ、ぬちゅ……
私の中でリトのおちんちんが動いてる……
「あはぁ、リトさん……私も、もうたまりません……」
モモさん、リトの唇に乳首を押し当ててる。
ちゅっ……ちゅうっ……
「あぁ……リトさんに吸って頂けて、私のおっぱいすごく幸せですぅ……」
はぁ、はぁ……
モモさんの息遣いとクチュクチュ音がもっと激しくなってきた。
「ふー……んふーっ……」
リトも真っ赤な顔して、モモさんのおっぱいをチューチューしながら
腰をいっぱい動かして私の中におちんちんを突き込んで来る。
パン、パン、パン!
「んっ……あんっ……リトっ……!」
や、やっぱり凄い……
リトのおちんちんからジンジンしたのが私の子宮を突き抜けてく……
「あはぁっ……美柑さん、リトさん、一緒に……!」
「あんっ……リトっ……リトっ……!」
パン、パン……くちゅ、くちゅ……はぁ、はぁ、はぁ……
色んなエッチ音が入り乱れて、私の頭が真っ白になって、とうとう……
「んっ!」「あんっ!」「あはっ!」
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ!
私の中にリトの熱いセーエキの感触が伝わってくる。
私たち、みんな一緒にイッちゃったみたい……。
みんなでイッちゃった後、グッタリしてる私の上からモモさんが話しかけて来た。
「ふぅ……。
ご堪能頂けましたか? 美柑さん。
愛する実のお兄さまの、熱ぅい中出し……」
ま、またこの人はそういう事を……
「あぁ……
私もはやくリトさんに中出しされて、
美柑さんと同じおちんちんで繋がった棒姉妹になりたいです……」
ぼ、棒姉妹って……まったくもう。
私、なんかもうどーでも良くなって来て、思わず言っちゃった。
「そんなにしたいなら、すればいいじゃない」
「え?」
「別にいいよ。一回くらい、リトとエッチしても」
「……」
あれ?
モモさん、本気で驚いたみたいな顔してる。
蚊が鳴くみたいなちっちゃい声でなんか言った。
「え……えと……あの……ま、まだ、ここ……のじゅん……が……」
え? いま、なんて言ったの?
モモさん、一回コクリとツバを飲み込んで冷や汗を手で拭ってから、
何事もなかったみたいにニッコリ笑った。
「私はまだ、処女のままリトさんの愛人でいたいんです。
きっとリトさんも、その方がお好きですから」
そ、そうなの? そういうもんなのかなぁ。
よく見たら、また一粒だけ冷や汗が出てるみたい。
モモさん、いまいち何を考えてるのか良く分からないなぁ。
「美柑さん。まだパンが残ってますよ」
あ、そう言えばそうだっけ。
「はい。ジャムを塗って下さいね」
モモさん、私とリトに一枚ずつパンを手渡した。
「あれ? ジャムは?」
「うふふ……美柑さんに付いてるじゃありませんか」
あ、そう言えば。
私の胸にさっきリトが塗りたくったジャムがべっとり付いてる。
こ、これを塗れっての?
「あ、すみません。気が効かなくて。
やっぱり、美柑さんの乳首と一緒に味わった方が美味しいですよね」
ま、またこの人はそう言うことを……。
あれ?
「あ、う……」
私の中のリトのおちんちん、さっき出したトコなのにまた復活してきた。
「うふふ。図星みたいですね」
まったくもう、仕方ないんだから……。
仕方ないから私、ベッドに横になったまま手を横に置いておっぱいをリトに見せた。
「ほら。は、はやく食べなさいよ」
う、うぅ……は、恥ずかしいんだからね!
リト、私に覆い被さって、ジャムの付いてる私の乳首をペロッと舐めた。
そのまま舌でおっぱいをペロペロ舐めて、乳首にちゅうっ! て吸い付いたりしてる。
「んっ……はぁん……」
パンをちょっとずつちぎって、おっぱいの周りに付いたジャムを塗ってから
パクパク食べてる。
なんか、顔を赤くして、
「うおぉ……み、美柑のおっぱいの味がする……」
な、なんなのそれ!? いったいどんな味なのよ!?
「良かったですねぇ、リトさん。
大好きな美柑さんのおっぱいの味、いっぱい楽しめて」
モモさん、口元に手を当てながらクスクス笑った。
「それに、もうすぐ本当の美柑さんのおっぱいも味わえるようになりますよ」
「え!? な、なに言って……」
「だって美柑さん、あれだけリトさんの熱ぅい中出しをされてるんですものねぇ。
すぐに出来ちゃいますよ、赤ちゃん」
「な……」
た、確かに。
なるべく考えないようにしてたけど、
もう私はリトの赤ちゃんを身篭ってもおかしくないくらい、何回もエッチしちゃってる。
も、もし、本当にリトの赤ちゃんが出来ちゃったら……。
「大丈夫ですよ、美柑さん。面倒なことは全部私がなんとかしますから」
ニッコリ笑うモモさん。うぅ、全然信用出来ないんだけど……。
「だから安心して小学生ママを目指して、リトさんとの子作りに励んで下さいね」
「な、何よそれ……。わ、私だって、いつまでも小学生ってワケじゃないし」
「え?」
モモさん、キョトンとした顔をした。
「言われて見ると、不思議ですね。
私、美柑さんっていつまでも小学生な気がしてました」
「はあ!? そ、そんなワケないでしょ!」
「うーん、不思議なんですけどねぇ。なんだか、この世界には神様がいて、
『美柑さんにはずっと小学生でいて欲しい』と思ってる気がするんです」
「はあぁ!?」
い、意味がぜんぜん分かんない……。
「リトさんも、小学生の美柑さんが、一番好きなんですよね」
「お、おう……」
な、何うなずいて赤くなってんのよ!
あ、私の中に入ってるリトのおちんちん、モモさんの言葉に反応して、おっきくなってる……。
本当に、リトってば……
はぁ……。
私なんだか、今日一番の長ーいため息吐いちゃった。
「分かったわよ……。
私はずっと小学生でいればいいんでしょ?」
「えっ……!? ほ、本当にか!?」
な、なにそんな嬉しそうな顔してんのよ!?
このロリコンのド変態!
はぁ……。
本当に私、なんでこんな変態な兄貴なんか、好きになっちゃったんだろ……
(終)
それは、矢吹神の思し召しなのですw
んじゃ
はぁ
、ルンとレンを離けたか。
つまらん
リトの元サッカー部後輩はどうしてるのかな?
>>44 リトとレンに二穴責めされて
チンポ・ザー汁堕ち&「『自分自身』に犯されてる…」という背徳感で
セックス堕ちしてしまうルン…。
が見たいです。リサSSの先生…。w
小学生に見えないww
もう高校生でいいよ、美柑さんは
乙
女体盛りって胸無しのほうがいいのかな
里紗に女体盛りして見たい
>>47 水不足で断水時間中にペケが暑さで熱暴走して遊びに来ていた里紗をクリーム盛りに
シャワーが使えないから綺麗にするには舐めてもらうしかない
ここまで思いついた
>>48 クリームが良い具合に潤滑油代わりになり
リト&分身sに激しい二穴ピストンされても問題無しw
>>49 お前さんの二穴責めに対する思いは良くわかったw
が、前スレで里紗には散々な目に遭ってもらったからそろそろ普通のプレイをさせたくもあるな
………まだ駅弁二穴をやっていないということに気付いたが忘れよう
ノーマルプレイもいいけど奥手のリトを襲って
逆レイプもいいと思うのだけど
今まで2次で抜いたことなかったんだが、ダークネス見てからモモで抜いてしまった…
ダークネスではあんなモモだが
いざリトが分身して襲いかかられ輪姦の理に掛ってしまったら…
どんなふうに堕ちてしまうのか見てみたい…
里紗がリトを逆レイプ、というネタ振りが前スレからあったせいでついうっかり妄想が暴走した。
前スレの3作で穴という穴をズボズボされていたけれど、一旦リセット。膜も復活してもらうことにした。
「どうしてこんなことになったんだか……」
湯気を立てる浴槽に肩まで浸かりながらリトは天井を見上げてぼんやりとつぶやいた。
温かい湯の張られたバスタブに身を沈めていると身体の疲れが吹き飛ぶようだ。
雨に濡れて冷えた身体が芯から温まっていくのが感じられる。
だが、普段なら至高のリラックスタイムである入浴が今この時ばかりは緊張で押しつぶされそうだ。
なぜなら……ここは自宅の風呂場ではなく、籾岡家のバスルームなのだから。
事の始まりは今から数時間前、商店街でしつこいナンパ男に絡まれている里紗を見つけてからだった。
以前にもナンパ男に付きまとわれていた里紗にインスタント彼氏としてでっちあげられた記憶が蘇る。
「お礼」と称して散々引き回されて、自宅に連れ込まれて押し倒されて…からかわれた。
できれば関わり合いになりたくないかな…そんなことを考えるリトだったが……。
「う〜ん……あれはちょっと…放っとけないかな………」
痺れを切らしたナンパ男が強引に里紗の腕を取ろうとしているのを見て、リトは二人の元へ歩み寄って行った。
「お〜、籾岡じゃん!そっちの人は誰なんだ?」
「…!!結……ダーリンッ!!もうっ!ちゃんと『里紗』って呼んでっていつも言ってるでしょ!?」
少し演技がかったリトに対して、一瞬でシナリオを組み立ててリトの腕を取り歩きだす里紗。
「お、おい…あんまりくっつくなって!」
「ぶ〜!ダーリンが冷たいー!二人きりのときはあんなに……キャッ♪」
素にしか見えないリトとノリノリの里紗が去って行くのをナンパ男は呆然と見送るしかなかった。
その後はリトが懸念した通り…「お礼」ということであちこち引き回された。
辺りが薄暗くなってきたところでこれまた予想通り「送ってよぉ」と甘えられて、そこまでは以前と同じだった。
「近道」のホテル街の辺りで急な夕立に見舞われて傘を持たない二人は必死に籾岡宅への道を走った。
里紗が「雨宿りにここ…入っちゃおっか?」と言ってくるのを聞こえない振りをしてリトは脇目も振らずに走る。
ようやく籾岡宅に辿り着いた時には二人ともすっかりずぶ濡れになってしまっていた。
「あはは…もうズボンの中までビショビショだ……」
「だからあそこで『ご休憩』しよう、って言ったのにさぁ…」
「バっ……と、とにかくオレもう行くからさ……」
そう言って立ち去ろうとするリトの襟元を里紗が掴んで引き戻す。
「送ってもらってずぶ濡れで帰すなんて…私はそんな恩知らずな女じゃないんだけどなぁ?」
かくして半ば無理矢理に家に上げられ、風呂を借りることになったリトであった。
ドアの向こうの脱衣所では洗濯機がリトの服を洗う音が響いている。
「乾燥機もちゃんとあるからさ、乾くまでゆっくり温まっててよ」との里紗は言うのだったが…。
「全部終わるのに2時間はかかるんじゃ…?ノボせちゃうだろ…」
とは言え好意を無下にする訳にもいかないし、今出ても服は濯ぎの真っ最中である。
「まぁ待つしかないか………」
そう考えて再び湯船に肩まで浸かるリトだったが…
脱衣所に人の気配がする。里紗の両親は共働きだと聞いたから、不法侵入者でも無い限りこの気配の主は里紗である。
ドアに目を向けると曇りガラスの向こうで人影が身じろぎをするのが見える。
聞こえてくるのは衣擦れの音。衣服の色を纏った人影が肌色の面積を増やしていくのが見えた。
(え?え?………えええええ!?)
パニックに陥るリトの目の前で扉が開き、タオル一枚だけを身体に巻いた里紗が浴室に入って来た。
「おっ邪魔しまーっす!!」
「ももも籾岡っ!?なななな何で入って来てるんだよっ!!?」
「あ〜、やっぱ私も寒くってさー。女の子が身体冷やすと良くないしー」
驚きで二の句が継げないリトを尻目に里紗は遠慮なく湯船の中に身体を沈める。
二人分の体積に溢れた湯が盛大に洗い場の床へと零れ落ちていく。
「ふあ〜〜〜〜〜っ!生き返るねーっ!!」
広いとは言えない浴槽の中でう〜ん…と伸びをしてくつろぐ里紗。
一方でリトはどうして良いかわからず、浴槽の隅で身体を小さくし里紗に触れるのを必死で避ける。
「結城ぃ〜、そんな隅っこで小さくなって何やってんの〜」
里紗が背後から身体を密着させてくる。背中に当たる柔らかな感触…二つの膨らみとその頂点にある突起……って…
「お、おいっ!籾岡っお前、タオル…タオルはっ!!?」
「え〜〜?お風呂に入る時にタオル巻くのはマナー違反でしょ〜?」
一糸纏わぬ裸の身体をリトに密着させて、里紗はリトの耳元に唇を触れんばかりに近付けてそっと囁く。
「聞いたよ?ハーレム計画……狙ってるんだって?」
「!あ、あれはモモの奴が勝手に………」
「そうなんだ?でもさ…あんたがその気になるんなら……
―――私も結城のモノにしてもらえるってことじゃん?」
里紗が言っていることを理解するのに数瞬の時間を必要とした。
「も、籾岡…?お前何言って……」
「だってララちぃや春菜と張り合ったって勝ち目無いのは目に見えてるしー?
でもあんたがハーレム作るんだったら順番さえ気にしなければ可能性はあるわけでしょ?」
本人は知る由もないが、ハーレム計画の発案者であるモモと同じ考えを持つことになった里紗だった。
「私、こう見えても尽くすタイプだよ?ララちぃや春菜が出来ないことだってやれるよ?…あんたにだったら何されても良いよ?」
鼻にかかった甘い声で男の欲望を刺激する誘惑の言葉を口にする。
背後から手が伸ばされ、左手は胸板へ、そして右手は足の間へと滑りこんで行く。
「あはっ!な〜んだ、しっかり大きくなってるじゃん結城ぃ?」
「こ、これはっ……!」
実際のところ同級生と一緒に入浴し、あまつさえ身体を押し付けられて勃起しない男子高校生がいるとしたら
1:よっぽどその女子に魅力が無い
2:ガチの同性愛者
3:ED
の3つが疑われるべきである。里紗に魅力が無い、などと言う輩がいるはずが無いのは当然として
リトも他の2項目に当てはまらない普通の十代男子である。
風呂で裸の美少女と身体を密着させてモノを膨れ上がらせている思春期真っ只中の男子学生。
これで間違いが起こらない方がどうかしている。
――これ以上このまま籾岡とこんなことをしてると…マジでヤバい!
「オ、オレっ……もう出るっ!!」
自宅の風呂場でモモにハーレム計画を持ちかけられた時と同じ言葉を発して立ち上がるリト。
当然、あの時と同じ様に…里紗の目の前にリトの勃起したモノが突きつける格好になる。
「出るって…。くくっ……出てどーすんの?あんた、素っ裸で私の家の中歩き回る気?」
そうだった、雨に濡れたリトの服は洗濯の真っ最中。
「お、親父さんの服とか…無いのか?」
「あるけど、私もこうやって結城と風呂入ってるし?それとも家探し…する?」
素っ裸で同級生の宅内を歩きまわり、その父親の衣服を探す。そんな行動を取れるほどリトは非常識な人間ではない。
それも計算に入れての里紗の行動…「逃がさないよ」――そんな声が聞こえたような気がした。
「それにしても…結構立派なもん持ってるんだね♪」
目の前に突きつけられたリトの勃起したモノにそっと手を添えて、里紗は楽しげに言う。
「まだララちぃ相手に使ったりしてないのかな〜?確かめてみようかな〜…………あむっ……ちゅぱ…」
「!!!???も、籾岡ーっ!な、なにやってんだー!?」
リトの絶叫が狭い浴室の壁に反射し響き渡る。
至近距離で絶叫を聞かされて、しかし里紗は少し眉をひそめただけで口の中のモノを夢中でしゃぶり始める。
「んくっ…ん……ちゅぱ……はふっ………れろれろ……はむ…ん……んっんっんっんっ……!」
「も、籾岡……やめっ………やめ…ろって………」
リトが弱々しい声で、それでも必死に制止するのを里紗は無視して延々とフェラ奉仕を続ける。
「ちゅ…ちゅぱ……くちゅ、ちゅ………ちゅぱちゅぱ…ちゅぱっ……れろ…ん……」
伏し目がちな目線と長い睫毛、口の端から零れる唾液、血管を浮き立たせたモノを咥え込む柔らかい唇、
亀頭を舐めるときに見え隠れする赤い舌、口内でモノをしごくたびに揺れる髪。
見慣れているはずの里紗の顔のパーツの一つ一つがとてつもなくエロティックで、モノへの刺激と相まってリトの興奮を煽る。
「も、籾岡っ!どいて……出そうっ!!」
リトが慌てて里紗の口からモノを抜こうとする、が里紗はリトの腰に抱きつきモノを離さないどころか更に奥まで咥え込んだ。
「ば、バカッ……駄目っ!出るっっ!!」
ドピュッ!!ドピュドピュ…ドプッ…ドプ……ドクン!
堰を切ったように勢いよく放出された精液が里紗の口の中へと注ぎ込まれる。
制御の利かない腰が突き出される度に鈴口から精液が吐き出され里紗の口内を満たしていく。
口の中に広がる生温い粘液と青臭い匂い。そして独特の苦みと甘みが混ざり合った味。
間違っても美味と言える味じゃないのに、里紗はそれを吐き出す気にはなれなかった。
「ん……んく……こく……んぐ…ごく………」
細い喉が何度も動き、口の中の精液を全て胃の中へと送り込んで行く。
「……んくっ…ごく…ん……ぷはぁ!随分と溜めてたじゃんか結城ぃ〜。体に悪いぞ?」
口内発射された精液を飲み干し、ようやくモノから口を離した里紗の軽口もリトの耳には入らなかった。
里紗にフェラされて、堪え切れずに口の中に出してしまい、それを全部飲んでもらって……
全てが現実離れしていて、全部が夢や幻だと言われた方がよっぽど納得ができる。もちろん全て現実なのだが…。
足腰に力が入らず、その場にへたり込みかけて、浴槽の縁に足を取られて洗い場の床の上に派手にすっころんだ。
「ありゃりゃ…大丈夫かー結城ー?」
里紗が浴槽から腰を上げ、心配そうにリトの傍らでその顔を覗き込む。
リトの目の前に里紗の整った顔、少し下に視線をずらせば形の良い胸とピンク色の乳首。さらにその下には……。
「だ、だだだ大丈夫……大丈夫だから………もう………」
どうにか言葉を絞り出したリトに、里紗はほっとした様子で息を吐き出し…視線を下げてニンマリと笑った。
「そう…なら良いけど。……でもこっちの方はまだ大丈夫じゃなさそうだねぇ」
視線の先には里紗の口で抜いてもらったにもかかわらず、萎える様子の無いリトのモノ。
「お口じゃあ満足できないんだ?…しょーがない!特別サービスだからね!」
そう言って仰向けに転んだままのリトの上に跨る里紗。その女の中心にリトのモノの先端が押し当てられた。
「な、なななな何を…………する気だ?」
「何って…ナニだよ?……ホ・ン・バ・ン♪」
『ナニ』『本番』。女性に免疫の無いリトだが、里紗が口にしたこれらの単語の意味が解からないほど子供ではない。
「ダ…ダダ……ダメっ…」
あの時と同じ情けない言葉がリトの口から漏れた。
これで堪え切れなくなった里紗が大笑いして、ピンクなムードは霧散する…この前はそうだった。
「ぷっ…あははっ!またそれ?………今日は……止めてあげないよ?」
制止する間も無かった。
躊躇いなく里紗が腰を下ろすと、リトのモノが根元まで一気に里紗の中に収まってしまった。
「あ……は…いったぁ………。入っちゃったよ、結城ぃ?」
リトを「食べてしまった」里紗がペロリと唇を一舐めする。
「あ…ああ……も、籾岡………なんで…………」
童貞を喰われてしまったリトは未だに起こったことが信じられず呆然と里紗を見上げるしかない。
そのくせ女の中を知ったばかりのチェリー卒業ペニスは里紗の媚肉が与えてくる締めつけと温もりに里紗の中でビクビクと暴れて応える。
「あんっ♪チン○ンが中でビクビクしてるし…じゃあお姉さんがもっと気持ち良くしてあげる……」
里紗がゆっくりと腰を前後に動かす。擦れた肉襞がモノを刺激し、リトが「うっ!」と情けない悲鳴を上げた。
さっきフェラで一発抜いてもらってなかったらこれだけで暴発していたかもしれない。
「ぷっくくく……可愛い反応しちゃって〜。もっとサービスしちゃおっかな〜」
円を描く様に腰をくねらせてリトの身体の上で淫らなダンスを踊る。
あふれ出す愛液で満たされた蜜壺の中でモノがねっとりとこね回されて至高の快楽がリトを襲う。
目の前には柳眉を歪めて悩ましげな吐息と喘ぎを漏らす里紗の痴態。
腰の動きに合わせて白いバストが弾んで先端の桜色の突起が上下に揺さぶられる。
「ヤバい!ヤバいって籾岡ぁっ!オレもう……もうっ!だからっ!!」
離れてくれ……そう言おうとしたリトの胸板の上に里紗が身体を預けて密着し、離れるどころか必死にしがみつく。
「もう出ちゃう!?イっちゃう!?……良いよ!中に出してっ!思いっきり中出ししてぇっ!!」
ぴったりと重なり合った柔らかな身体から漂う甘い女の匂いを嗅がされ、耳元で淫らな懇願を聞かされてリトの我慢もここまでだった。
「で……出るぅ……………っ!!」
ビュクッ!…ドピュルビュル……ビュプッ…ビュ―――ッ!!
「ひゃあぁぁっ!?や…あ、熱いの一杯出てるぅぅっ!!」
今日二度目とは思えないほどの大量射精を子宮に打ち込まれて、里紗が悲鳴を上げて身を強張らせ…脱力した。
「はふぅ〜凄かった〜………結城ったら女泣かせなモン持ってるじゃん。これならハーレム作っても大丈夫だねぇ」
たっぷりと精液を注ぎ込まれた子宮の辺りを撫でながら満足気に一息つく里紗。
そんな彼女を直視できずに落ち着きなく視線を彷徨わせるリト。その視界が捉えた排水溝へと流れ込む一筋の赤い線。
恐る恐るその鮮やかな赤い色を目線で追っていく。
逆流した精液と一緒に里紗の膣口から破瓜の鮮血が流れ出していた。
「お、おい……籾岡…これって………」
タイルに流れる赤い血を指さし、リトが震える声をやっとのことで絞り出す。
「ん、まあ…そういうこと。びっくりした?」
まるで悪戯がバレたかのように茶目っ気たっぷりに舌を出し平然と振舞う里紗。
「びっくりって…初めてっていうのはその……何で………?」
「何でって…私、これでも本気で結城のこと狙ってたんだけどぉ?」
その口調は普段のようにサバサバとしつつも軽く、好きな男に処女を捧げたばかりの乙女の物とは思えない。
「あっはは…押し倒したのは私の方なんだしさぁ。責任取る、なーんて考えなくて良いから」
そんなことを言われて「あっそう、ラッキー」とヤリ捨て出来るようなリトではない。「で、でも……」と言葉を濁す。
「……どーしても責任取るってんなら………早くハーレム作っちゃってさ、そこに私も入れてよ」
「はぁっ!!?」
「順番は気にしないけど、子供は2人欲しいかな。一姫二太郎ってやつ?後は気が向いたときに可愛がってくれれば良いからさ」
どこまでも男にとって都合のいい話ばかりが出てくる。里紗の真意が判らずリトは言葉に詰まる。
「…言っとくけど裏なんてないよ?結城に愛してもらえるなら愛人でも肉奴隷でも玩具でも…何にだってなれる、そう思ってるから」
里紗の告白を最後にシーンと静まり返る浴室。その静寂を打ち破るように隣の脱衣所で乾燥機が作業終了のブザーを鳴らした。
「籾岡のやつ……本気で言ってるのかな………」
夕陽に照らされ家路を急ぎながら、リトは今日の出来事と里紗の告白を思い返していた。
少し仲の良いクラスメイト程度の関係だと思っていた里紗に押し倒され、童貞を奪われ、処女を捧げられ、告白された。
ついさっきまでの鮮明すぎる記憶を思い返してみてさえも実感が湧かない。白昼夢を見たと言われた方がよっぽど納得できる。
「まぁ…夢じゃないんだけど」
自分の家で使われている洗剤とは違う香りを放つTシャツに身を包み、独り言を漏らす。
不意にポケットの中の携帯電話が電子音を奏でる。
画面を見るとついさっきまで一つになっていた里紗からのメールである。
-------------------
旦那様へ
シたくなったら
いつでもおいで♪
―リサ―
-------------------
「…………おい……籾岡ぁ………」
こんなメール、誰かに見られる訳にはいかない。リトは慌てて削除しようとして…
少し考えた後、保存フォルダに移動させ、厳重にパスワードをかけて保存した。
(マズい…オレ、ドツボにはまり切ってる………)
自分がどんどん泥沼の深みに嵌って行くのを自覚するリトの溜息は夏の夕暮れ空へと吸い込まれていった。
以上です。前スレから里紗ネタを連続投下したけど、やはりハーレム要員として里紗のキャラはピッタリだと思う。
リトよりも他のヒロインと絡むことが多いからハレンチ被害が少ないのか…。矢吹先生、どうかダークネスでも里紗メインの話を…
ところで今月の21日は里紗の誕生日です。
きっとバースデーケーキ仕様(クリーム盛り)の里紗の子宮にリトの子種のプレゼント…なネタを誰かが投下してくれるはず!(他力本願)
いいね!
里紗マニアの俺には最高のプレゼント
GJ!
里紗に目覚めたわ
67 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 23:39:42.51 ID:rB3z4tLU
この流れじゃ猿山×里紗の
「メインキャラの友達キャラ」同士の傷のなめあいSS投下できねぇや…
愛されてんのね里紗
>>67 むしろいろんな人がSS投下してくれた方がスレが長持ちすると思うの
さぁ、見せてみろ…いや見せてくださいお願いします
天上院と猿山なら読みたかったw
とりあえず
石恵チック・リト分身s(ご都合的欲情&絶倫化)に、
(和)輪姦の理に蹂躙される「モモ・蜜柑・天上院s・「破廉恥!」の人」が見てェ…
あ、駅弁スタイル二穴のリサもw…。
71 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 20:23:58.13 ID:e9AsAN36
72 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/15(金) 21:47:39.30 ID:V+wU//id
ここ最近、里紗にはまった。
おはようございます。
初めての人は初めまして。
一話完結形式で何か書けないかと思っていたらこんなのができました。
リト×キョーコの話なんですが最近里紗需要が高まってる?
まだ夏の日差しが優しい時間帯、リトはじょうろを持ってプランターの植物に水をやっていた。
「リトー、朝ごはん出来たよー」
妹の美柑の呼びかけにリトは答える。
「おう、わかった」
「まうっ」
小さなじょうろをもってリトと一緒にプランターへの水やりをしていたセリーヌがじょうろをポイッと放り出して一目散に家の中へ駆け込んでいった。
かなりお腹をすかせていたのだろう。
「こらー、セリーヌ。ちゃんと片付けしろー」
リトのその声も食卓を目指して駆けるセリーヌには届かない。
「…やれやれ…」
「リトー、美柑がはやくおいでって」
セリーヌと入れ替わるようにララが現れる。
「ああ」
セリーヌが放り出したじょうろを拾い、リトは家の中に入った。
「リト、おはよう♪」
―― チュッ ――
ララはリトに小気味よい音立ててキスをした。
「えへ♪さ、行こ?」
唇を離したララは顔を赤くしながら照れ笑いを浮かべ、そのまま食卓へリトと腕を組んで向かっていった。
「おはようございます」
「よっ、リト。やっと来たか」
ご飯と味噌汁、おかずが並んだリビングにはナナとモモもおり、エプロンをはずした美柑が最後に現れる。
「皆揃ったね。さ、食べよ?」
「いただきまーす」
美柑の合図とともに結城家のいつも通りの朝食が始まる。
リトはその光景にホッとしていた。
12人もの女性とのハーレムを築く過程で美柑を傷つけ、今目にしている食卓の光景は二度と無いものになるかもしれなかった。
でも皆の心に支えられ、リトはいつもの食卓を取り戻したのだ。
今目の前にいるデビルーク三姉妹、初恋の相手である春菜、唯、ルン、ヤミ、里紗、未央、御門、お静、キョーコ。
また美柑と笑顔で食卓を囲めるのも彼女たちのおかげだ。
「美柑、ご飯のおかわりもらえるかな?」
「うん」
美柑は笑顔でリトの茶碗を受け取り、おかわりのご飯をよそおった。
朝食を終えた後自室にいたリトの所にララがやってきた。
「よかったねリト。美柑もリトも元気になって」
「ああ、これも皆のおかげだな」
崩れていた体調も回復し、リトはララに向かって礼を言った。
「ララ、ありがとな」
「私は別に…ただ美柑とリトに元気になってもらいたかったから」
ララはそのままリトにぎゅっと抱きつく。
リトもララを優しく抱きしめてその背中を撫でた。
「そう言えば、今日はキョーコちゃんとデートって言ってたよね?」
今日はリトが美柑のことで落ち込んでいた時ルン、ララと共に励ましてくれ、自分が立ち直るきっかけをくれたキョーコとのデートの日。
良くない形で処女を奪ってしまった彼女とのやり直しの日だった。
「ちゃんとキョーコちゃんを喜ばせて来るんだよ?」
念を押すように言うララにリトは少し噴き出してしまう。
いつもは子どもっぽくてベッドの中でも甘えん坊なララがまるで自分の姉か母親のようなことを言っているのがおかしかった。
でもそんなララが少し頼もしく思え、自分を応援してくれる彼女の声に不思議な安心感を覚える。
「わかってるって」
リトは愛しさを込めて彼女を抱き返した。
そして街に差し込む日の光は次第に厳しいものになり始めていった。
「うあー、暑い…」
デートとの待ち合わせ場所にやってきたリトは熱されたアスファルトの上でくだを捲いていた。
「ごめーん、リトくん!」
声のした方を向くとそこには制服姿のキョーコがいた。
「あれ?制服?」
キョーコの高校の制服姿を初めて見たリトは少し驚いていた。
「ああ、今日の午前中は高校の補習でね。私アイドルの仕事で学校にあんまり行けなくて、出席日数のこともあるし、成績も正直良くはないからさ…」
リトはこれまでキョーコのアイドルとしての一面ばかり見てきたので、制服に身を包んで成績のことやらを話すキョーコの普通の女子高生としての一面に新鮮な感覚を覚えた。
「そ、そうなんだ。制服姿ってことは、補習に行ってそのまま来たってことだよね?」
「まあね。本当は可愛い私服のほうがいいかなって思ったけど、少しでも早く会いたかったから」
そう言って手を後ろで組み、はにかむキョーコにリトは胸を高鳴らせる。
『やば、すごくかわいい…』
もじもじしているリトの様子に気づいたキョーコがリトの顔を覗きこんでくる。
「ん?どうかした?」
「あ、いや…」
「私の制服姿に見とれてたとか?」
キョーコが少しニヤニヤしながら顔を近づけてくる。
確かにキョーコの制服姿は初めて見るし、なんだか新鮮な気分がする。
「うん…まあ…」
「えへへ。じゃあ制服で正解だったかな?じゃあ行こうよ♪私お昼まだなんだけど、リトくんはもう済ませた?」
「いや、まだだよ。ファミレスにでも行く?」
「うん」
「よし、行こう」
リトはそう言ってキョーコの手を引いて歩き出す。
その瞬間キョーコが小さく「あっ」と声を上げた。
「どうしたの?」
「…こうやって男の子と手を繋いで歩くのって初めてだから…」
キョーコが少し赤い顔をして言った。
「あ…ごめん。キョーコはアイドルだし、あからさまにデート中みたいなところを見られるとまずいよね?」
リトはそう言ったもののキョーコの手を離さない。
「…いいよ。意外とバレないと思うし…」
どうやらキョーコもまんざらではないらしい。
キョーコはそう言って立ったままリトの肩に自分の頭を預ける。
実際キョーコはファミレスまでの道中、かなり上機嫌で歩いていた。
近くのファミリーレストランに入った二人は注文を終え、料理が来るのを待っていた。
「やっぱりキョーコも夏の課題とかあるんだよね?」
リトは何気なく尋ねてみたがキョーコは少し暗い顔をした。
「はあ…デート中にやなこと思い出させないでよ…」
キョーコは水を一口飲んでからテーブルに突っ伏してしまう。
この手の話題はやめた方がよかったかなと思いながらもリトはあることを思いついた。
「なあキョーコ。その課題って今も持ってるの?」
キョーコは少し顔を上げて面倒くさそうに言った。
「一応持ってるよ〜」
「どんなのが出てるのかちょっと見せてくれない?アイドルとしてのキョーコしか今まで見てこなかったから、もっとキョーコのこと知りたくてさ」
リトに自分のことをもっと知りたいと言われて悪い気分はしなかったため、キョーコは鞄の中から課題となっている問題集を取り出してリトに渡した。
「ありがと」
問題集を受け取ったリトはぺらぺらとページを捲って中身をざっと確認する。
問題全体としてはそう難しいものではなく、彩南高校では真ん中あたりの成績の自分でも解けないことはなさそうだった。
最近はララ、春菜、唯などが勉強を教えてくれているため、自分でも以前より問題が解けるようになってきていた。
そこでリトはキョーコの力になろうと思い、こう提案した。
「今日のデートさ、図書館にでも行って勉強会しない?俺でも教えられそうだし、課題が少しでも進めばキョーコも楽になるだろ?」
意外なリトの提案にキョーコは驚いて顔を上げ、目を丸くする。
「…本当?」
「うん」
するとキョーコの表情が明るいものに変わっていった。
「ありがとう、リトくん!」
こうしてリトとキョーコの初デートの場所は彩南町の図書館に決まった。
「やっぱり涼しいねー」
図書館に入ったキョーコはぐっと背伸びをする。
リトは図書館の中を見渡し、二人で集中できそうな所を探す。
『…勉強会とはいえデートはデートだし、図書館の中でも二人っきりになれるような所の方がいいかな…』
リトはそう思い、図書館の隅のほう、人がいない読書スペースに目をつける。
「あそこなら二人っきりになれそうだし、あそこに座ろうよ」
二人っきりという言葉に弱いのか、キョーコははにかみながらも嬉しそうな顔をする。
「うん♪」
キョーコは奥の席に座ると制服のリボンをはずし、襟元を緩めて胸元近くまでボタンをはずした。
リトはキョーコの汗ばんだ胸元につい目を奪われ、ちらつく谷間を凝視してしまう。
「まずは英語ね」
キョーコはリトが自分の胸元をじっと見ていたことに気づいていなかった。
「あ、それなら辞書取ってくるよ」
リトはキョーコの胸元をじっと見ていたことを悟られまいとその場を離れた。
「ここは関係代名詞の問題かな」
「後にすぐ動詞が入ってるから主語になれるのを選べばいいのね」
リトとキョーコは二人で順調に問題を進めていた。
キョーコがふとリトの方を見つめてきた。
それに気付いたリトはキョーコに尋ねる。
「どうかした?」
「いや…。せっかくのデートなのに私の課題に付き合わちゃってよかったのかなあって思って…」
リトはそれを聞いてふっと笑った。
「いいんだよ。今日はあのときのお礼も兼ねてるんだしさ」
「そう?」
ここでキョーコの腕が机の上の消しゴムに当たり、リトの足元に落ちた。
「あ、消しゴムが落ちたぞ。あれ?どこ行った?」
リトが落ちた消しゴムを探してきょろきょろしているとキョーコがリトの太ももに上半身を預けてきた。
リトが驚いているとキョーコが口を開いた。
「ちょっとじっとしてて。リトくんの足のすぐ近くにあるから…」
キョーコが消しゴムに手を伸ばすと同時に彼女の乳房の弾力が彼の股間近くに当たり、リトの股間がその感触に反応する。
消しゴムを取って上体を起こしたキョーコは顔を赤くしていた。
「…ねえリトくん…。その…勃ってなかった?」
「う…ごめん…」
リトは謝って課題の続きに取りかかろうと続けようとしたが、ここでキョーコが意外なことを言い出した。
「…やっぱり男の子だもんね…。その…課題を手伝ってくれたお礼したほうがいいかなって…」
キョーコは顔を赤くしながらリトの股間部分を見つめる。
「…あの…ここじゃエッチはできないけど、その…フェラくらいならできるよ…?」
キョーコにそう言われては課題に集中などできるはずもなかった。
リトはズボンのジッパーを下ろしてペニスを取り出す。
既に先端から透明な粘液を滴らせているそれにキョーコはゆっくりと顔を近づけていく。
ぺろりと舌先が亀頭の割れ目を撫でた。
キョーコはそのまま唇で亀頭の先端を優しく包むようにして愛撫していく。
「やっぱり大きいね…」
キョーコはドキドキしながらリトのペニスへの愛撫を続けていく。
リトはというと公共の図書館の中で彼女にフェラチオをしてもらっているというシチュエーションに何とも言えない興奮を覚えていた。
しかも彼女はアイドルでもあり、そのアイドルが公共の場で自分のペニスを夢中でしゃぶっているのだから尚更だった。
しかしリトの欲望はそれでも満たされはしなかった。
「キョーコ…。ホテル行かない?」
「うん…」
二人は図書館を後にしてそのままホテルに直行した。
シャワーを浴びた二人は裸でベッドの上で抱き合う。
キョーコの上に覆いかぶさってリトは何度もキョーコにキスをした。
キョーコもリトと舌を絡ませ、下腹部に当たる彼の張り詰めたペニスの感触が内部の子宮を刺激して彼女の興奮を高めていく。
リトはキョーコの唇から自分の唇を離すと、そのままキョーコの首筋や肩、胸にキスをして舌を這わせていく。
「やんっ…リトくんのエッチ…ひゃんっ」
キョーコの秘部にリトは指を這わせ、クリトリスの皮を剥いて刺激していった。
「やんっ…リト…くん…っ」
キョーコの割れ目から透明な粘液が滴り始め、彼女の膣がだんだんと雄の欲望を受け入れる準備を整えていく。
「入れていいかな?」
リトはキョーコの膣口に亀頭を当てている。
ちょっと腰を進めれば入ってしまうのにリトは焦らすようにキョーコの膣口でペニスを遊ばせていた。
「馬鹿ぁ…どうせ入れるくせに、焦らすようなことしないでよ…」
リトは少しだけ腰を進めた。
亀頭の部分だけがキョーコの膣に呑み込まれた。
「やんっ…」
「キョーコかわいい…」
リトはそのまま根元までゆっくりとペニスをキョーコの中に潜り込ませた。
「あ…キョーコの子宮に当たってる…」
リトの亀頭がキョーコの子宮口を完全に捉えた。
キョーコにも自分の最深部にリトが入ってきているのがわかっており、このまま突かれたらどうなるのだろうと緊張と期待が胸を高鳴らせる。
リトはキョーコにキスをした。
キョーコも目を閉じてリトのキスに応えていたそのときだった。
リトは一気に激しいピストンを繰り出し、キョーコの中で大暴れを始めた。
「んっ!?んんん〜〜〜〜っ!!!」
唇を塞がれたまま喘ぎ声も出せず、キョーコの体にリトの激しいセックスの快感が走り抜けた。
下半身の結合部から脳へ一気に突き刺さるような快楽にキョーコはリトの背中に回す腕に力を込める。
それをリトは「もっと激しくして」という合図と受け取ったのか、キョーコの子宮口に亀頭の先端を押し付けてぐりぐりと強く圧迫していった。
キョーコの内部の粘液は白く濁ってぬめりをを増し、リトの子宮への執拗な攻撃に加勢していた。
結合部からの快楽にキョーコの体は耐えられなくなってきており、絶頂の瞬間が近づいてくる。
「リ…リトくんっ!もうダメ…」
「俺も…」
「あ…中はだめ…」
だがリトはキョーコの言葉を無視して彼女の最奥部に精液をぶちまけた。
「やっ…ああああぁぁぁんっっ!!!」
絶叫と共に子宮内がリトのどろっとした子種で満たされる。
「あ…中に出てる…」
キョーコは放心したように呟いてリトとキスを交わした。
「中は…ダメなのにぃ…」
そう言うキョーコだが声や表情には嫌そうな色は見えない。
リトはキョーコを優しく抱きしめながら尋ねた。
「なあキョーコ…。俺の赤ちゃん産むのは嫌なの?」
嫌なはずはない。
ただ彼女にとってはアイドルの仕事もあるし、まだ時期的にまずいだけの話である。
リトはそれをわかった上で尋ねた。
「嫌じゃないよ…。リトくんが私のこと本気で求めてくれたのは嬉しいし、すごく気持ちいいし、赤ちゃんだっていずれは欲しいし…」
リトはまだキョーコの中からペニスを抜いておらず、キョーコの中で再び力を取り戻していた。
「リ…リトくん?」
「もっとキョーコが欲しいな…」
リトは自分の精液でどろどろになっているキョーコの中を再びかき回した。
精液が潤滑油になり、リトは先ほどより滑らかにキョーコの中で動けるような気がしていた。
精液が膣壁に擦りこまれるような感覚にキョーコは完全に理性を失い、雌の本能が命じるままに腰を振った。
キョーコが腰を振るたびに亀頭と子宮口がぶつかり、リトもキョーコも最高の快楽の中に堕ちていく。
「また出そう…。抜こうか?」
「わ…わかってるくせに…っ…。中に…っ…中に出して…」
キョーコはリトの腰に脚を絡め、さらに深い繋がりを求める。
キョーコは自分の脚の締め付けによって子宮の中にまでペニスが侵入してくるのではないかという錯覚を覚え、そのまま絶頂を迎える。
「あっ…ああああああぁぁぁぁっっ!!!」
リトのペニスから二発目の精液が吐きだされる。
「キョーコ…。俺キョーコのこと離さないから…」
キョーコを抱きしめて彼女の中に射精しながらリトは言った。
キョーコは射精されながら不思議な感覚に陥っていた。
彼は自分の他に11人もの相手がいるのに、今の彼は自分だけを愛してくれているような感覚。
彼が美柑との確執を乗り越え、心を自分に向けてくれている証拠だった。
リトはペニスを引き抜き、キョーコに声をかけた。
「なあキョーコ。覚えてる?セックスは恋愛におけるコミュニケーションだって言ったこと」
「ああ…」
リトが美柑を傷つけたことへの自責の念から塞ぎ込んでいた時、荒療治としてララ、ルン、自分とセックスしたときに自分は彼にそう言った。
「本当にその通りだなって思った。今日キョーコを抱いたとき、なんとなくだけどキョーコの気持ちがわかったから」
「…それなら恥ずかしい台詞言わせないでよ…。『中に出して』とかつい口に出ちゃったじゃない…」
キョーコは恥ずかしそうに顔を伏せたが、リトはキョーコの髪をそっと撫でて顔を上げるように促した。
キョーコが顔を上げると、リトはキョーコにキスをした。
「まだ時間あるし…もっとしない?」
リトの提案にキョーコはくすっと笑う。
「もう…彼氏がこんなにエッチだと女の子は大変ね」
だがキョーコもリトの背中に腕を回し、正常位で入れやすいように仰向けに寝て軽く脚を開く。
そのまま二人はチェックアウトの時刻が来るまで交わり続けた。
帰り際、キョーコとリトは公園のベンチに座って話していた。
「赤ちゃんできたらスキャンダルになるかなあ?」
キョーコはホテルでたっぷりと精液を受け取った自分の下腹部を擦りながら言った。
「多分なるだろうな」
「それでもずっと一緒だよ?」
「もちろん」
リトはキョーコの肩に他を回して自分の方に抱き寄せた。
「結局今日は課題あんまり進められなかったな」
「いいよ。また今度で」
キョーコはリトの肩に頭を預けて軽く目を閉じた。
「やり直し…できたかな?」
「うん」
日が傾き始めた公園でリトとキョーコは影が消えるまで動かなかった。
夏の夜風が二人を優しく包み込むように温もりを運んでいた。
皆さんお久しぶりです。
一話完結もので何か書けないかなと考えていたら、前書いていた長編ではストーリーの都合上どうしてもエロよりもキャラの心情の方にウェイトがいってしまったし、
長編では書けなかったシチュエーションやあまり良くない形でリトとのセックスを迎えてしまったキャラクターに幸せなエッチをさせたいなと思って、
後日談的なものを一話完結、または2〜3話完結形式でやってみたらどうだろうという結論に至りました。
第一弾は本編の完結間近でようやく登場し、あまり良くない形でロストヴァージンさせてしまったキョーコをピックアップしました。
本編のほうは既に完結していますので、まだ読んでいない方はまとめWikiのほうで併せて読んでいただければ嬉しいです。
これからはリトとヒロインのイチャイチャとエロエロばかりになると思います。
本編のように重くなることは多分無いので気軽に読んでやってください。
乙
乙!
>>84 同じく
ヤミ&メアで
分身リトsに三穴+髪コキ+ブッカケで落とされる
ハードな姉妹三穴ライト和陵辱物希望
和姦なのか陵辱なのか
>>81 GJです!
里紗需要?に関してはマイナーキャラ好きの俺が一人で暴走したのを住人の皆さまが寛容な心で評価して下さっているだけでしょう。
自分の書きたい物を書いてこそ良い作品が出来ると思います。御心のおもむくまま書きまくって下さいw
gj
To LOVEる
>>84さんのリクエストにお応えしようじゃないかと急遽予定を変更してヤミのお話を書いてみました。
まあヤミだけのお話ではないんですが…。
「おかえりなさい、おにいちゃん♪」
ここは沢田未央がアルバイトしている妹喫茶、ピンクのふりふりのメイド服を着た未央がリトともう一人の少女を出迎える。
「……」
リトは無言で居心地の悪そうな顔をしていた。
リトに手を引かれて店に入って来た少女は長い金髪をツーサイドアップにし、フランス人形のように端正な顔立ちをしている。
少女は初めて入る妹喫茶という空間に興味津々なのか、落ち着かない様子できょろきょろと店内を見回していた。
まさかヤミとここに来ることになるとは…
始まりは今から15分ほど前、リトとヤミは二人で普通にデートを楽しんでいたのだが…。
「やっぱり地球の夏は暑いですね。どこか涼しい店にでも入ってお茶にしませんか?」
ヤミはハンカチで額の汗を拭いながらそう提案した。
リトも喉が渇いていたのでヤミの提案には賛成だった。
「じゃあ店探そうか」
リトとヤミはそう言って手頃な店はないかと探していたのだが、ここでヤミがふとある店に目をとめた。
「ああいう店ってたまに見ますけど、普通の喫茶店とはやはり違うものなんでしょうか?」
「ああいう店?」
ヤミが指差した先にあった店とは妹喫茶だった。
「…入ってみたいのか…?」
正直リトは萌えを全面に押し出したメイド喫茶や妹喫茶の空気があまり好きではなかったが、ヤミが興味を示しているので覚悟を決める。
しかもその店は未央がアルバイトをしている店である。
なんとなく未央に見られたくなかったので、彼女が今日は休みでありますようにと願いながらリトは店の中へ入っていった。
「ヤミヤミがこういう店に来るなんて意外だね〜」
アイスティーを二つ運んできた未央がヤミに声をかけた。
「普通の喫茶店とどう違うのか、ちょっと興味があったもので…」
ヤミは口ではそう言うものの妹喫茶の空気にはあまり馴染めないようで、なんだかそわそわしている。
「…女性客は…私の他にはいませんね…」
「あはは。まあね〜。やっぱり男性向けの店だし」
コースターを置いてその上にアイスティーのコップを置く未央にヤミは尋ねる。
「…やっぱり男性はこういうのが好きなんでしょうか…?」
ちらっとヤミはリトの方を見た。
未央はそれを見逃さない。
「そうねえ…。やっぱり妹とかメイドとか好きなんだとは思うよ?そうじゃなきゃこういう系統の店って成り立たないと思うし」
未央の言葉にヤミは口に指を当てて何か考えていた。
「ヤミヤミも前にメイド服着たことあったよね?」
「ええ、まあ…」
彩南高校の町内奉仕の日のことを言っているのだろうとヤミは思った。
「でも正直動きやすいものではありませんでしたね…」
ヤミがそのときの感想を正直に述べると未央はくすっと笑って言った。
「あれはまあコスプレのメイド服で本物はもう少し動きやすいんだけどね。メイド服って本来は作業服だし」
ここで未央はヤミにある提案をした。
「ねえヤミヤミ。リトにメイド服で御奉仕してみたらもっとリトも喜ぶんじゃない?」
「はあ?」
今度はリトが声を上げた。
「んなわけねーだろ!」
「へ〜?町内奉仕の日にメイド姿の春菜に見とれて鼻の下伸ばしてたくせに?」
「な…」
未央がにやにやしながらリトの方を見ているとヤミが少しむくれたような顔でリトの方を見ていた。
「…所詮あなたもその他大勢の男性と変わらないということですか…」
「えっと…その…」
春菜のメイド姿によからぬ妄想をしていたのは事実なため、リトはそれ以上ヤミに何も言えなかった。
夕方、リトとのデートを終え一人になったヤミは再び妹喫茶の前に来ていた。
するとちょうどアルバイトを終えた未央が店から出てくるところだった。
「あれ?ヤミヤミじゃん」
「…どうも…。入れ違いにならなくてよかった…」
その言い方から察するにヤミは未央に用があって店にやってきたらしい。
「私に用があって来たの?」
「…はい…。その…やっぱりリトもメイドとかそういうのが好きみたいですし…私もやってみようかなと思って…」
もじもじしながらそう言うヤミを見て未央は驚いて目を丸くする。
「でも私のこれまでがこれまでですから、服はどこで手に入るのかとか、やり方はどうなのかとかよくわからなくて…」
昼間はリトに冷たい言葉を浴びせたものの、やはりヤミはリトを喜ばせたいようだ。
少し素直じゃないけれど一途な彼女を見ていると未央もヤミに協力してやりたくなる。
「よし!じゃあ今から私の家に行こう!」
未央の提案にヤミは驚いた。
結城家と御門の自宅兼診療所以外の誰かの家に行くのは初めてだった。
「私ここの制服以外にも個人的にメイド服とか持っててさ。ヤミヤミに一つ貸してあげるよ」
未央はヤミの手を引いて歩き出した。
そしてヤミは沢田家でメイドとしてのいろはを学ぶことになった。
二日後、結城家に珍しい組み合わせの二人組がやってきた。
「ヤミさんに…未央さん?」
美柑がこの組み合わせはどういうことだと驚いたような目で二人を見つめた。
「こんにちは、美柑…」
「私とヤミヤミの組み合わせって意外だった?今日はねえ、結城家に仕えるメイドとしてやって来たんだよ〜」
「は…?」
未央の言っていることの意味がわからず、美柑はただただ目を丸くするばかりである。
「あ、ちょっと美柑ちゃんの部屋を貸してもらえるかな?着替えるからさ」
「え…あ、うん。それはいいけど…」
美柑は事情が呑み込めないまま二人を自分の部屋に招き入れた。
そして出てきた二人を見て美柑は驚愕する。
未央はブラウン基調のメイド服に白いレースのメイドキャップをかぶり、髪を下ろしてメガネもいつのも下フレームのものから縁なしのものに換えて上品でクールなメイドといった格好をしており、
ヤミは黒基調のメイド服に白いレースのメイドキャップ、左右のこめかみのところの髪と後ろ髪の一部を後ろで三つ編みにして後ろ髪の上に垂らすヘアースタイルで、ヤミの容姿も相まって本当に昔ヨーロッパにいたメイドのようであった。
萌えを意識したミニスカートのメイド服ではなく本当に使用人といった感じの半袖にロングスカートのメイド服で、装飾についているフリルも可愛らしいというよりはシックな印象を与える。
「お部屋をお貸しいただき、ありがとうございました。お嬢様」
未央がいつもより落ち着いたトーンで美柑にお辞儀をした。
本当に身分の高い者に仕えるメイドといった印象を受ける。
美柑は未央についていけなくなりそうになっていたが、ようやく声を発した。
「お…お嬢様って…」
困惑する美柑を見て未央はいつもの表情に戻った。
「あはは。やっぱ慣れないか。でもリトが宇宙の王になったら使用人もたくさんつくだろうし、美柑ちゃんはその妹なんだから美柑様とか呼ばれるんじゃないの?」
美柑は未央の言ったことを想像して少しくすぐったい気分になった。
ヤミは美柑と話す未央を見ながら未央の家でのやり取りを思い出していた。
「多分、あいつって俗に言う萌え系は苦手だと思うのよねえ…」
ここは未央の部屋、未央は自分がコレクションしているメイド服を眺めながら唸っていた。
「…いろんな種類があるんですね…」
ヤミは未央のコレクションを見ながらメイド服の種類の多さに驚いていた。
ピンクのミニスカートのコスプレ的なメイド服から黒い本格派のメイド服まで、未央はいろいろな種類のメイド服を持っていた。
「萌えとかじゃなくて本当に使用人的なもの、例えばこの黒いのとか茶色いとかならあいつもあんまり抵抗ないんじゃないかなあ?ヤミヤミもコスプレみたいなのよりはこっちの方が抵抗ないでしょ?」
未央にからヤミに一着の黒いメイド服が渡される。
「その黒いのならヤミヤミの金髪が映えると思うんだよね。私はこのブラウンのやつでいこうかな」
未央も自分が着るメイド服を決めた。
こうして本格派?なメイドプレイの準備が完了した。
「みか…お嬢様、坊っちゃまは今どちらに…」
メイド服に身を包んだヤミがぎこちなく美柑に尋ねる。
美柑ははっとしてヤミの方を見る。
美柑は一瞬坊っちゃまとは誰のことかと考えたが、この家の家主は才培なので才培が旦那様、林檎がいれば林檎が奥様、長男のリトは坊っちゃま、そして自分がお嬢様となるのだろうと結論付けた。
「ああ…リトは今お父さんのところに画材を届けに行ってるよ。もうすぐ帰って来ると思う」
「承知しました。では、下で待っていましょうか。ヤミさん」
「…はい…」
特に何の抵抗も無くメイドとして振る舞う未央に対してヤミはガチガチに硬くなっておりなっており、慣れの差が歴然としていた。
そして夕方…
「ただいま〜」
「おかえりなさいませ、坊っちゃま」
「うお!?」
縁なしのメガネをかけたメイドに迎えられ、リトは驚いて声を上げた。
「あの…どちらさま…?」
驚きのあまりに、またいつもと髪型とメガネが違うのでリトはこのメイドが未央だと気づかなかった。
すると家の奥からもう一人金髪のメイドが現れた。
「お…おかえりなさいませ…坊っちゃま…」
「…ヤミ…?」
さすがにヤミのことはわかるらしく、未央は少しいじけてみせる。
「坊っちゃま、ヤミさんのことは一目でわかるのに、わたくしのことはわからないのですか?」
そう言われてリトはこのメイドの正体に気付く。
「え?まさか未央?全然雰囲気違うから気づかなかった…」
リトにそう言われて未央はぺろっと舌を出してウインクしてみせ、いつもの口調に戻った。
「あ〜やっぱり?」
「二人ともメイド服なんか着て何してるんだ?」
リトは率直な疑問を口にした。
「あんたねえ…。ヤミヤミの気持ちを察してやれっての。私のバイト先でのやり取り、もう忘れた?」
リトはようやくヤミがメイド服を着ている理由に合点がいった。
「ヤミヤミはあんたが喜んでくれるんじゃないかって、恥ずかしいの我慢してメイドさんになってるんだから、あんたもヤミヤミの気持ちを汲んでやりなさいよね」
未央がそう言ったところでヤミが口を開いた。
「…外は暑かったでしょうから、何か冷たいお飲物をお持ちします…」
ヤミはそう言ってキッチンに入っていった。
リトが帰ってから10分ほど経ち、今度は買い物に出ていたデビルーク三姉妹が帰って来た。
リト、未央、ヤミが出迎えると、三人もメイド姿の未央とヤミにびっくりしていた。
「でもヤミちゃんすごくかわいい〜♪」
ララがヤミのメイド姿を見て感嘆の声を上げるとともにモモがリトの方を見て言った。
「リトさん…。こういうのがお好きなら言ってくださればいいのに…」
「ケダモノめ…」
モモに対してナナの方は手厳しい一言をリトに浴びせる。
妹喫茶での自分の態度が今のヤミの行動の原因であることは間違いなかったため、リトも言い返すことはできなかった。
でもヤミのメイド姿、結構かわいいかも…。それに未央もいつもと雰囲気が違ってて新鮮で…
未央の読み通り、リトは質素でおとなしい感じのメイドならば割とすんなり受け入れられるようだった。
リビングに入ったリトにヤミは冷たい水を持ってきた。
「失礼します、坊ちゃま」
水のおかわりが入ったコップがテーブルに置かれ、リトはヤミの方を見て礼を言う。
「ありがとう、ヤミ」
「…いえ…」
何気ないやり取りなのだがヤミはなんだか緊張してしまい、赤くなってつい顔を背けてしまう。
質素なメイド服を着て顔を赤くしているヤミを見ていると、リトの方もなんだか胸が高鳴ってくるというか、いけない遊びをしているようで興奮してきていた。
それをヤミに悟られるのが恥ずかしくてリトもヤミから視線を外してしまう。
「俺ちょっと部屋に戻ってるわ…」
リトは水を飲み干すと階段を上っていった。
部屋に戻ったリトはベッドの上にごろりと寝転がった。
「ヤミがメイドかあ…」
そんなことを呟いた時、部屋のドアがノックされた。
「ん?」
「…失礼します…」
そう言って入ってきたのはヤミだった。
「どうしたんだ?ヤミ」
「…いえ…その…」
ヤミは何か言いたげだがなかなか話を切り出さなかった。
「…私の恰好、やっぱり変ですか?」
「え?」
意外な一言にリトは目を丸くする。
「…さっきあなたは私から視線を外しましたから、私の…その…メイド姿なんてやっぱり見たくなかったのかなと思って…」
ヤミは自分がリトに喜んでもらえると思って着たメイド服が彼の好みに合わなかったのではないかと危惧しているらしい。
ヤミは顔を若干赤らめながらそわそわしていた。
ヤミのその様子を見てリトは彼女の不安を和らげようと声をかける。
「そんなことないよ。ヤミすごくかわいいし…、それにヤミに坊ちゃまとか言われて、仕えられてるって感じも正直悪くなかったし。
でもなんか恥ずかしくてつい目を逸らしちゃってさ。…せっかく俺のために恥ずかしいの我慢してくれたのに、ごめんな」
それを聞いてヤミの声が少し明るくなった。
「…良かった…」
ほっと安堵したようなヤミの声にリトも安心していると、ヤミがさらに言葉を続けた。
「でも言葉だけじゃなくて、本当にそう思っているっていう証拠が欲しいです」
ヤミはメイド服のままリトに体を預けてきた。
本当は恋人なのだが、漆黒のメイド服に包まれたヤミを抱いているとまるで主と使用人の禁断の関係に手を出しているような気分になる。
ヤミを抱きしめて唇を重ねたその瞬間…
「坊っちゃま、いけません。使用人とそんなことをされては、姫様が…」
その声に二人が驚いて部屋のドアの方を見るともう一人のメイドが立っていた。
「未央…、おまえなあ…。もうメイドごっこはいいだろ?それに姫様ってララたちのことか?もう俺たちの関係を認めてくれてるのじゃないか」
リトが呆れながらそう言うと未央はにやりと笑った。
「雰囲気壊さないの。でもさあ、今ララちぃたちを呼んだらさ、私たち二人にララちぃたち三人を相手にしなきゃいけなくなるよねえ?」
どうやら未央のメイドごっこに付き合わなければ未央はララたちを呼ぶつもりらしい。
「う…」
リトもさすがに1対5でまともにセックスできる自信は無かった。
ここは未央に付き合う他なさそうだった。
リトは近づいてきた未央に手を伸ばして抱き寄せる。
「坊っちゃま…」
再びメイドモードになった未央にキスをするリト。
すると未央はリトの耳元で囁いた。
「坊っちゃま…。いけないとわかっていても、私も坊っちゃまに惹かれておりました…」
どうやらメイドと主の禁断の恋愛プレイをやるつもりらしい。
それならとことん付き合ってやるかとリトは未央をベッドに押し倒す。
「ここまで来て嫌だ…なんて言わないよな?」
「…はい…」
ベッドの上で未央とリトが唇を重ねるとリトの背中にヤミが抱きついてきた。
「ヤミ…。ごめんな?寂しかったか?」
リトはヤミの頬を優しく撫でてから唇を重ねた。
唇が離れるとヤミは小さな声で言った。
「いえ…。私は坊っちゃまに愛していただけるだけで満足ですから…」
どうやらヤミもプレイの趣旨を理解しているらしく、メイドモードになっていた。
「ヤミさん、二人で坊っちゃまにたくさん御奉仕しましょう?」
未央はそう言うとリトをベッドに仰向けに寝かせ、ズボンのジッパーを下ろして半分ほど勃起したペニスを取り出す。
「…ヤミさんは左側からお願いしますね…」
未央はペニスの皮を剥いて亀頭を露出させ、右側から唾液をたっぷり乗せた舌を這わせてくる。
それを見たヤミが今度は左から同じように舌を這わせてくる。
それから未央とヤミは二人で尿道口に一点集中攻撃を仕掛けていく。
リトのペニスはすっかり勃起し、亀頭の先端ではカウパーと二人分の唾液が混ざって光を反射していた。
「うあ…二人ともすごく気持ちいい…」
リトの反応に気分を良くしたのかヤミが未央に声をかけた。
「未央…、今度は上半身の方へいってみませんか?」
ヤミと目を合わせた未央は笑みを浮かべるとリトのTシャツを捲り上げた。
そのまま二人でリトの腹部に舌を這わせ、だんだんと胸の方へ舐め上げていく。
リトの乳首に二人で吸いつき勃起させ、ちろちろと舌で責める。
それに加えてヤミはペニスを指で愛撫し、未央は自分の舐め上げた部分に残る唾液の跡指でなぞる。
ヤミが再びリトのペニスを口に含むと、未央はリトの耳たぶを甘噛みする。
「…坊っちゃま…」
未央はリトの耳元で囁くとメイド服のロングスカートをたくし上げた。
いつの間に脱いだのかスカートの下はノーパンで、膣からは愛液がにじみ出ていた。
「未央…。おまえノーパンだったのか…」
「この部屋に入る直前に脱ぎました…。坊っちゃま、はしたないのを承知でお願いします。私のいやらしいおまんこを鎮めていただけませんか…」
未央のおねだりにリトの性欲は頂点に達し、リトは未央をメイド服のままベッドに押し倒して挿入の体勢を取る。
「このまま入れるぞ」
「はい…あっ…!」
未央の中にリトのペニスがずぶずぶと呑み込まれていく。
メイドプレイで興奮しているのか未央の中はかなり濡れており、抵抗なく最奥部までリトのペニスがすんなりと入った。
亀頭が子宮口に当たる度に未央は嬌声を上げて乱れた。
「未央すごく濡れてんじゃん…。こういうイメージプレイが好きなんだ?」
「やん…っ!馬鹿…。私を変態みたいに言うな…ぁ…」
弱々しい声で抗議する未央にリトは更に強くペニスを叩きこむ。
「きゃんっ!」
「主にそんな暴言を吐くメイドはしっかり躾けなきゃだめだな…っ!」
リトはペニスを挿入したまま未央の片足を自分の肩にかけて松葉崩しの体位に持ち込む。
ぐちゅぐちゅと粘っこい水音を立てて悲鳴を上げる未央の膣をリトは更なる勢いで抉っていく。
深い結合に未央は涙を浮かべてもはや声も上げられなくなっていた。
かすれた吐息が彼女の感じる快楽を証明し、リトはフィニッシュに大量の精液を未央の中に放った。
「か…は…」
未央は体をビクビクと震わせながら声にならない声を上げて崩れ落ちる。
未央がKOされたのを確認してからリトはヤミの方へ目を向けた。
「さあ、待たせたな。ヤミもおいで」
ヤミはベッドの上でよだれを垂らしている未央を見ながら唾を飲み込む。
私もあんな風にされてしまうんだ…
はしたない姿を愛しい男の前で晒すことへの羞恥と喜びにヤミの心臓は早鐘を打つ。
リトはヤミのメイド服のスカートの中に手を入れてヤミの下着を取る。
「かなり濡れてるな…」
ヤミから奪い取った下着についた愛液をリトは指ですくってみせる。
「やだ…。そんなの見せないでください…」
ヤミは羞恥心から目をぎゅっと閉じる。
その瞬間唇を重ねられて舌を奪われる。
リトの舌に自分の舌を絡め取られ、二人の唾液が混ざる。
そしてリトは先ほど指ですくってみせたヤミの愛液をヤミのうなじに塗っていく。
ヤミはうなじに感じる冷たい粘液の感触に体を強張らせた。
「そんなに力を入れなくていいから」
羞恥に固まるヤミにリトは優しい言葉をかける。
「誰のせいだと思ってるんですか…」
ヤミがちょっとふくれてみせるとリトは少し困ったような顔をした。
「ごめん。許してくれる?」
リトは謝ったがヤミはまだふくれっ面のままだった。
「…私のことたくさん愛してくれたら許してあげます…」
「ヤミ…」
リトはヤミの言葉を聞いてくすっと笑うとヤミに挿入する体勢をとる。
「っ…んんっ…!!」
ヤミはリトとひとつになる感触に思わず声を上げた。
「ヤミ…。どう?」
リトが腰を動かす度ヤミは快楽に身をよじらせる。
「そんな…恥ずかしいこと言えないです…っ…」
ヤミは目に涙を浮かべながら長い金髪を揺らして喘ぐ。
「俺はヤミと繋がって気持ちいいけど…」
リトはそう言いながらヤミの子宮をずんと叩く。
「ひあっ…んっ…」
ヤミが大きな声を上げそうになったのでリトは咄嗟にキスで唇を塞ぐ。
そのままヤミのなかを力の漲ったペニスでかき混ぜていく。
粘液の混ざる音がヤミの耳に届き、ヤミは恥ずかしさに顔を真っ赤にするが、それとともに脳に突き刺さる下半身からの快楽がヤミの情欲を更に煽る。
いつのまにかヤミはリトの腰に脚を絡めていた。
むっちりとした太ももの感触がリトの横腹に触れ、とても心地がいい。
「最後は中がいいのか?」
リトが耳元で尋ねるとヤミは返事の代わりにコクコクと首を縦に振る。
「イくぞ、ヤミ…」
リトは激しいピストンでヤミの子宮口をこじ開け、ヤミの中に力の限り精液を注ぎ込んだ。
ヤミはリトが自分のメイド姿に喜んでくれたこと、リトが自分を激しく求めてくれたことに確かな喜びを感じていた。
星空の下、ヤミと未央は二人で帰途についていた。
「はあ…」
ヤミが大きなため息をつくと未央がにやにやしながら尋ねてきた。
「なあにヤミヤミ?今日激しくされたのを思い出してうっとりしてるの?」
未央にそう言われてヤミはボッと赤くなる。
「そ…そんなんじゃないです…っ!」
「あはは。まあいいじゃん。私もヤミヤミも気持ち良かったし、あいつなんだかんだでメイドプレイを楽しんでたみたいだし」
未央の言うとおり、リトはなんだかんだでメイドプレイを楽しんでいたのは間違いなかった。
「あの…未央…」
「うん?」
未央はヤミの呼びかけに応える。
「その…、このメイド服、しばらく借りてもいいですか?」
ヤミからの意外な一言に未央は驚いてヤミの方を見る。
そしてくすくすと笑う。
「ふふっ。ヤミヤミってほんとかわいいねえ。またあいつに御奉仕してあげるの?」
冷やかす未央にヤミは顔を赤くして黙り込んだ。
星空の下、未央の楽しそうな声とヤミの恥ずかしそうな声が夜の空気に溶けていった。
番外編第二弾はヤミと未央になりました。
実は私も萌えを全面に押し出したメイド喫茶の空気にどうも馴染めません。
メイドさんそのものは嫌いではないんですが…。
でもヤミにメイド姿で「おかえりなさいませ、ご主人♪」とか言われたらあっさり掌をかえすかもしれませんw
皆も福圓ボイスで脳内再生してみよう!
>>100 GJ!
ヤミktkr!!!
福圓さんハァハァ//
今度は
ヤミ×クロをお願いします!
やはりヤミリトは最高だな
>>28 GJ!美柑も可愛いがモモが異常に可愛い!抜いた
>>55 GJ!里沙のポテンシャルはまだまだ底が見えないと思うわけですよ!抜いた
>>74 GJ!キョーコかあいい!或いは図書館でフェラ完結するのかと思った!抜いた
>>92 GJ!闇は元々黒基調の服だからその色のメイド服は似合うな!
未央は最近本編で矢吹神がやってる髪型弄りをやってみて欲しい可愛さ!抜いた
朝から四回は流石に疲れた
ぜひ次はヤミクロをお願いします!!
ID:hv3QKoxP
しつこい
107 :
100:2011/07/25(月) 02:01:25.74 ID:qfCk9+qE
リクエストが出てるヤミクロはクロの情報が現時点で少なすぎるので、私にはちょっと無理かなあというのが正直なところですね。
すみません。
ちなみに今は唯と里紗の話を構想中です。
ファミリーシミュレーション本編をやる前に漠然と、それこそどんな内容にしようか全く定まらずに、ただやりたいと思っていた話なんですが、
せっかくハーレム物語として一区切りつけた世界を構築できた(と自分では思ってるんですが…)ので、是非そこを活かした形でエロも恋愛もいい感じに書ければなあと思っています。
期待して…とか言ったら自分でハードル上げることになるんでしょうけど、まあ楽しみに待っていただければ幸いです。
第三弾いきます。
少し長くなったので前後編に分けて投下します。
少し曇った街を艶やかな黒髪をなびかせて一人の少女が歩いていく。
連日の猛暑が嘘のように今日は快適な気温であり、流れる風も涼しかった。
「あまり暑くならずに、今日は快適に過ごせそうね」
古手川唯は太陽の隠れた空を見上げて独り言を呟いた。
「さて…」
唯はある店の前で立ち止まった。
ランジェリーショップの前である。
唯は今日下着を買いに街へやってきていた。
胸周りがきつくなった下着が増えたこともあり、新しいものを仕入れようと思ったのである。
「……」
ここで唯はふとある人物の顔を思い浮かべた。
結城君、どんな下着が好みとかあるのかなあ…
唯はすこし顔を赤らめて考え込む。
彼と恋人の関係になって一線を越えた彼女には男の前で下着姿や裸を晒す機会が少なからずある。
そこで彼の好みに合う下着をつけていれば彼も喜んでくれるかもしれない。
淡いピンクで小さなフリルのついたかわいらしいもの、面積小さめのセクシーなもの、唯の頭の中にいろいろな下着のデザインが過っていく。
「…はっ…」
唯は我に返り、ランジェリーショップのドアを改めて見つめ直す。
…いけない。そういうことする機会ができたからって、ついハレンチなこと考えちゃう…
唯は軽く咳払いをして雑念を払うとランジェリーショップに入っていった。
唯が店に陳列されている下着を眺めていると、彼女らしき女性を連れた背の高い黒髪の男性の姿があった。
どうやら彼女の買い物に付き合ってやってきたらしく、彼女から「これどうかな?」などと聞かれて生返事をしていた。
どうやらランジェリーショップの雰囲気が落ち着かないらしく、彼女の指差す下着をじっくり見ることもままならないようだった。
男の人を連れてこういう店に来る女の人もいるんだ…
唯は自分もリトに声をかけて一緒に来ていたら…と想像したが、それはやはり恥ずかしくて自分にはできないことだった。
背の高い男性の彼女が試着室に入っていくと、男性は唯が後ろから見てもわかるほどに大きなため息をついた。
「…ん?」
男性がランジェリーショップにいたもう一人の男性客に話しかけている。
もう一人の男性客も店の空気に馴染めないようで、試着室の前でそわそわしている。
「君も彼女の買い物に付き合わされて来たのかい?」
背の高い男性客がもう一人の男性客、つんつんとした明るい茶髪で小柄な少年に尋ねた。
あれ…?どこかで見たような…
唯は目を凝らして、茶髪の少年の方へゆっくりと近づいていく。
「…ええ、まあ…」
少年が答えると背の高い男性客は苦笑いを浮かべて言った。
「ははは。君も大変だね。僕もそうなんだけど、こういう店の空気にどうも馴染めなくて」
「ですよねえ…」
少年の客も同じ境遇の男性客の現れにほっとしたのか、少しだけ緊張が解けたようだった。
「ん…?」
少年と談笑していた男性が少年の後ろから少年の顔を覗きこもうとしている唯の存在に気付いた。
「どうしました?」
少年は男性の様子が変わったことに気付き、それから男性の視線の先を追うように振りかえった。
「うわあっ!!??」
少年、結城リトは自分の真後ろにあった唯の顔に驚いて声を上げた。
「ち…違うんだ…!俺は破廉恥なことが目的でここにいるわけじゃなくてだな…」
「わっ!?」
後ずさりしながら言い訳しようとするリトが男性客にぶつかり、二人で一緒に倒れ込んだ。
その瞬間、二つの試着試着室のカーテンから男性の彼女ともう一人、少年の連れの少女が同時に顔を出した。
「「どうしたの?」」
そして少年の連れていた少女が唯の顔を見て目を丸くした。
「唯…」
「…籾岡さん…?」
少女は籾岡里紗、ウェーブのかかった髪の両サイドをヘアピンで留めて少し髪型を変えており、両耳にはシルバーのピアスがついていた。
いわゆる夏休み仕様ということだろうか。
だがおかげでリトがなぜこんな所にいるのか、その理由がはっきりした。
「…ここで何してるの?結城君を連れて…」
唯の声が少しずつドスの利いたものに変わっていく。
「私の買い物に付き合ってもらってただけよ?」
里紗は低くなった唯の声に怯むことなく、あっけらかんと言った。
「こんなところに結城君を連れてくるなんてどういうつもり!?破廉恥だわ!」
唯が声を荒げるのを見てリトは慌てて止めに入る。
里紗は余裕の表情で唯の追及をかわしており、先ほどの倒れた男性とその彼女は唖然として三人を見つめていた。
唯がリトのなだめにようやく落ち着くと、里紗は今の状況の説明を始めた。
「まあ簡単に言えば、ダーリンの好みの下着ってどんなのなのかなって気になって、私が買い物に誘ったわけ」
「下着買いに行くなんて最初は聞いてなかったけどな…」
リトは里紗を軽く睨むように横目で見る。
「言ったら来なかったでしょ?私を好みの女に調教できると思えば嬉しいサプライズだったんじゃない?」
「俺はそんな趣味ねーっの!!」
リトが里紗のからかいに声を荒げると、里紗は自分の唇をぺろりと舐めて少し上目遣いになる。
「ねえダーリン…。ちょっと今着けてる下着、見てくれない?」
「「な…!?」」
リトと唯は口をパクパクさせながら里紗の方を見る。
「何動揺してんの?あんたの好みを知りたいんだから、見せないと意味無いでしょ?」
「だったら何も着けてるところを見せなくてもいいでしょっ!」
唯の怒声にも里紗は怯まない。
「わかってないなあ〜。マネキンに着いてるのやぶら下がってるやつを見ても、実際着けてみてどうかなんてわかんないでしょ?イメージとのギャップもあるだろうし…」
「だからって…」
唯がまだ何か言いたげだったが、里紗は顔を赤くしているリトの腕を掴んで強引に引き寄せる。
「ほ〜らっ!腹を決めなっての!」
「うわっ!」
試着室に強引に引き込まれたリトの目に映ったのは豹柄の下着を着けた里紗だった。
「どうかなあ、ダーリン…?」
里紗は誘うような眼差しでリトを見つめ、挑発的な笑みを浮かべる。
「ど…どうって、その…」
里紗とは体の関係もあるのに、改めて下着姿を見せられると緊張してしまう。
「あとねえ、これも見てくれない?」
里紗はくるっと後ろを向いた。
リトはぎょっとして里紗のはいているパンツに目を釘づけにされる。
里紗の締まった形のよいヒップの丸みが惜しげも無く晒されている。
里紗が履いていたのはいわゆるTバックだった。
上下豹柄下着、下はそれに加えてTバックと明らかに誘っているような恰好である。
「なあにダーリン?もし我慢できないのならここでヤらせてあげようか?」
試着室と外の仕切りはカーテン一枚、唯には中の会話が丸聞こえである。
カーテン内から不穏な会話が聞こえてきたため、唯は問答無用で試着室の中へ突入する。
「籾岡さん!!何してるのっ!!」
唯の目にも里紗の豹柄Tバック姿が映る。
そして唯は思わず絶叫した。
「は…破廉恥なーっ!!!!」
「唯ってば固いんだから〜」
「あなたが緩すぎるのよっ!何なのよあの下着はっ!」
元の服に着替えた里紗が唯に笑いかけるが、唯は相変わらずぷりぷりしていた。
「でも唯だってヤることはヤってるんでしょ?」
「そういう話をする場所はわきまえて!だからって店の中で下着姿を見せるなんて、破廉恥だと思わないの!?」
「私だって全く恥ずかしくないわけじゃないけど、でもそれが快感なときってあるじゃない?ねえ、ダーリン?」
「俺に振るな!」
リトが里紗に話を振られてそれを突っぱねた。
「でも唯も下着買いに来たんだよね?せっかく鉢合わせしたんだし、ダーリンに選んでもらえば?」
「え?」
里紗の提案に唯は驚いて目を丸くする。
「結城君に選んでもらうって…」
唯はドキドキしながらリトの方を見る。
リトも唯の方を赤い顔で見つめていた。
張りが強い豊かな胸、綺麗なくびれと腰のライン、形のよいヒップ、里紗もスタイルがいいが唯も負けていない。
そんな彼女の下着を選ぶとなるとリトも緊張してしまう。
「じゃあ…参考程度には…」
唯が呟くようにそう言った。
が、そのあとすぐにこう付け加えた。
「でもあくまで参考程度よ!?最終的な判断は私がするんだから!」
こうして予期せず唯とリトの(加えて里紗の)ランジェリーショップデートが始まった。
「ねえ結城君…。私にこれ似合うかな?」
唯の指差している下着にリトは目をやる。
淡いブルーで大きめのフリルがついたかわいらしいデザインだが、リトはなんとなく恥ずかしい気持ちになって目を逸らしてしまう。
「う…うん…。まあ…似合うんじゃないかな…」
リトの返事に唯はなんだかすっきりしない気分になった。
何だろう…。恥ずかしいのかもしれないけど、やっぱり正直に、はっきりとコメントして欲しかった気分…
唯が悶々としているところに里紗がやってきてリトにもう一つの下着を見せてくる。
「ねえダーリン。今度はこういうのなんだけど…」
里紗が持ってきたのは黒の両脇が紐になっているタイプだった。
装飾としてついている小さな白いフリルがコントラストを成してなかなかの存在感があり、下はやはりTバックである。
リトは顔を真っ赤にして里紗の見せてくる下着から目を逸らした。
「なぁにダーリン?想像しちゃった?私がこれつけてベッドの上にいるところとか…」
里紗の口から飛び出る挑発的な発言にリトは何も言い返せない。
唯はそれを見て心の中に疑問が浮かんできた。
…もしかしてああいう破廉恥…もとい派手な下着とかが好きだったりするのかしら…?さっきも豹柄の下着に目を奪われてたみたいだし…
唯は里紗の持っている下着を自分が着けているところを想像してみた。
そしてベッドの上でリトを誘惑しているところも。
な…何考えてんのよ私…
「おやおや?唯もぼーっとしちゃってるけど、どうかしたの?」
「!!」
いきなり里紗に話しかけられて唯はびくっと体を震わせた。
「い…いえ…何でもないわよ…」
「そう?さっき私の持ってる下着をずっと見てなかった?」
里紗は唯の視線に気付いていたらしい。
「ひょっとしてこういう下着に興味あるとか?」
里紗はにやにやしながら唯に先ほどの下着を見せつける。
「そ…そんなこと…」
唯の心に迷いが生じていたが、唯はあくまで真面目な自分を貫こうとした。
が、それも里紗の次の言葉で崩される。
「ねえ唯…。女がこういうことにある程度積極的じゃないと男も退屈するよ?唯、最近ダーリンに抱かれた?」
里紗が痛いところを突いてきた。
そういえば最近エッチしてないような…
唯の額に冷や汗が浮かんでくる。
そしてくるりとリトの方に顔を向ける。
リトも最近唯を抱いていないことを自覚しており、里紗の言葉に唯以上に冷や汗を浮かべた。
二人の様子を見て、思った通りだと里紗は更なる追撃をかける。
「確かに女の子を平等に愛するのがダーリンの務めだけどさ、女側からすれば他のコより一歩リードしていたいって思っちゃうでしょ。でも12人だもの。女の方から積極的にいかないとダーリンも気づかないことだってあるんじゃない?」
リトの方をじっと見つめる唯は里紗がどんな表情で自分たちを見ているのか気づいていない。
「積極的に迫るコがいたら、やっぱりダーリンもそのコに気を取られちゃうでしょ?」
リトは里紗に言い返せなかった。
それをいいことに里紗はリトと腕を組み、体をすり寄せる。
「ねえ…例えばこんなふうに…」
里紗はリトの耳元で囁くと頬にキスをした。
――――ぷつん…っ――――
それを見た唯の中で何かが弾け飛んだ。
唯は里紗とリトに背を向けるとゆっくりと店の奥へ歩を進める。
「…ゆ…唯…」
リトが追いかけると、唯はあるところで立ち止まった。
「その…唯…。ごめ…」
リトがなんとなく謝罪の言葉を口にしようとすると唯はそれを制止した。
「何を謝るの?いいのよ別に。あなたが誰とイチャイチャしてても。それは私も認めたことだし」
リトには唯の体からどす黒い炎が上がっているように見えた。
だが唯は自分を責めるつもりはないらしい。
そして後からついてきた里紗に唯は言葉を投げかける。
「…籾岡さん…。あなたの言うことも確かに一理あると思うわ…」
話しかける対象が里紗に変わると唯の心の中の炎が更に激しく燃え上がった。
「でも私が退屈な女だなんてこと、絶対にないわ!勝負よ!どっちが結城君をその気にさせられるか!」
リトはぎょっとして思わず里紗の方を振り向く。
ぶち切れた唯を見て、どう収拾をつけるんだよと視線を送る。
「じゃあこの後ホテル行く?お互いにここで買った新しい下着でダーリンを誘惑してさあ、どっちがよりダーリンの本能をくすぐれるか」
里紗の提案にリトは唖然とするが、唯は売り言葉に買い言葉とその勝負に乗ってしまった。
「いいわよ…。さあ結城君!まだ私は下着を選んでないんだから、行くわよ!」
唯はリトを引っ張って店の中の下着を見て回る。
それを見て里紗は唯に対して言葉が過ぎたなあと少し後悔していた。
だが唯が切れてしまった以上こうでもしなければ彼女は納得しないだろう。
でも私も負けるつもりはないんだからね…
里紗は二人から離れて自分の勝負下着を探しに行った。
前半はここまでです。
タイトルのファミリーシミュレーション部分が略されているのは名前が長すぎるとエラーが出たからです。
まとめwikiに追加するときはタイトルを元に戻していただけると幸いです。
しかしここまで投下しておいてなんですが、我ながら下らない話を思いついたもんだと思います。
後半は連投規制に引っ掛かるのを避けるために時間を置いて投下します。
GJ
後半楽しみに待ってる
お待たせしました。
後半いきます。
そして一時間後…
「あうぅ…」
人生初のラブホテル、その中で唯は里紗の挑発に乗ったことを後悔していた。
ランジェリーショップでは里紗の挑発に思わず切れてしまった唯だったが、ホテルに入る頃には落ち着きを取り戻していた。
リトは既にシャワーを浴びて、ベッドの上で裸になっており、二人がやってくるのを待っている。
リトは店では唯と一緒にいろいろ下着を見てまわったものの、最終的に唯や里紗が何を買ったのかは知らなかった。
サプライズがあった方が面白いからと里紗が提案し、二人がレジに行ったときにはリトは店の外で二人が出てくるのを待っていたのである。
「どうしたの唯?そんなド派手な下着買って、今更怖気づいたとか?」
「そ…そんなんじゃないわよっ!」
一足先に勝負下着に着替えた里紗は自分の勝負下着を改めて眺めて顔を真っ赤にしている唯を見てにやにやしていた。
「じゃあ早く着替えないと。時間もあることだしね」
「うう…」
唯は腹を決め、家を出るときに着けていたブラジャーをはずす。
そして自分が買った勝負下着のブラジャーを着ける。
そして真っ赤な顔のままパンツを脱ぎ、新しいパンツを身につける。
「用意はいいみたいね?じゃあ行こうか」
唯と里紗は勝負下着に身を包み(?)、決戦へと向かっていった。
「お待たせダーリン♪」
「…お待たせ…」
勝負下着に身を包んだ二人がリトの目の前に現れる。
里紗はランジェリーショップで試着していた豹柄のTバック下着を身につけており、ベッドにダイブしてリトに体をすり寄せてきた。
そして唯はというと…
ランジェリーショップでは完全に落ち着きを失くしていたため、里紗に対抗すべく勢いでかなり大胆な下着を買っていた。
ダークレッドの下着でパンツは両脇を紐で結ぶタイプ、唯はこのタイプの下着を着けるのは初めてだった。
それに加えて…
うう…こんなにお尻が露出してるとなんか落ち着かない…
パンツは里紗と同じくTバックだったのである。
やや淡いレッドの細かいフリルとレースの薔薇の装飾がブラジャーにもパンツにも施されている。
「唯も早くおいでよ」
既にベッドの上でリトにじゃれついている里紗が唯に声をかける。
「わ…わかってるわよっ」
唯もおずおずとベッドに上がり、リトの隣に寝転ぶ。
「唯…」
リトが唯の背中に手を回し、愛撫を始める。
押しつけられた豊かな胸、リトがそこに注目すると、それを覆うブラジャーに施されたレースの薔薇がちらちらと覗いている。
「唯の下着すっげーセクシー…。なんか新鮮だな…」
リトは生真面目な唯が大胆な下着を着けていることに興奮を覚えており、ペニスは既にギンギンに力を漲らせていた。
だがリトは唯の下着の背面はまだ見ておらず、彼女の履いているパンツがTバックだということにはまだ気づいていない。
背中を愛撫し、腰、そしてお尻へと手を移していくリト。
リトの手が自分のお尻に近づいてくるほどに唯の心臓の鼓動は緊張で速くなる。
ば…ばれちゃう…。私が…ティ…Tバックの下着履いてること…
唯がぎゅっと目を瞑った瞬間、里紗がリトに甘えた声で話しかけた。
「も〜、ダーリンってばぁ…。相手は唯だけじゃないんだよ…?」
里紗も形のよいバストをリトの腕に押しつけ、片脚をリトの脚に絡める。
豹の模様が彼女の肉食性を強調し、野性の獣のようなぎらついた眼差しがなんとも煽情的である。
「ダーリンのここ、もうギンギンだね…」
里紗はリトのペニスに指を絡めてその熱さと硬さを確かめ、リトと唇を重ねて舌を絡め合う。
リトの手は唯の腰の位置で止まっており、唯はお尻を触られずに済んだことに少しほっとしていた。
が、そう思ったのも束の間だった。
「!?」
先ほどまでリトのペニスを触っていた里紗の手が唯のお尻に伸びてきたのである。
里紗は何食わぬ顔でリトとキスをしながら唯のお尻を味わうように愛撫してくる。
唯が里紗のほうを見ると、里紗はリトとキスをしながら薄い笑みを浮かべている。
「〜〜〜!!」
唯が顔を真っ赤にしているのにリトは気づかぬまま里紗とのキスに夢中になっていた。
更に里紗は唯のパンツのお尻の部分の布をつまんできた。
ま…まさか…!!
唯は里紗が何をするつもりなのか勘付いたが、もう遅かった。
里紗は唯のパンツの布をキュッと引き上げてきた。
お尻の割れ目にTバックの細い布が勢いよく食い込み、唯は思わず声を上げてしまう。
「ひゃんっ…」
「唯?」
リトは唯の方を心配そうに見ていた。
「あ…大丈夫…。なんでもないの…」
里紗は唯の方を見ながらくすっと笑い、リトに言った。
「ねえダーリン。唯のパンツのお尻の部分、触ってみなよ?」
「ちょっ…」
どうせあと数分もすればばれただろうが、唯は慌ててお尻に手を当てて隠そうとする。
しかしリトの手は既に唯の腰の位置にあるのだから間に合うはずがなかった。
リトは里紗に言われたとおり唯のお尻に手をやってみる。
「…あっ…」
リトの手が唯のお尻を愛撫する。
布の感触がほとんどなく、お尻の双丘が惜しげもなくさらけ出されているのがわかる。
これってもしかして…
もしかしなくてもTバック以外にあり得なかった。
あの唯がこんな下着を…
リトはもう我慢できず、唯の上に覆いかぶさった。
硬いペニスの感触がパンツの布越しに伝わり、唯とリトは激しく唇を重ね合う。
「唯…」
リトは唯のパンツの股間部分の布をずらし、唯の生殖器の入り口を露わにする。
こ…このまま入れる気?
唯は驚いたが、体の方は彼の逞しい男性の証が中に欲しくて既に潤滑油を満たしている。
リトのペニスが唯の中に生のまま入っていく。
彼の生の感触を体内に感じ、唯の理性が蝕まれて本能がそれにとって代わる。
「ワオ、唯ってエッチは生派なんだ?」
生真面目な唯のことだからコンドームを使うかと思っていた里紗は少し驚いていた。
「あ…あぁ…だって…ぇ…」
リトがあまりに無遠慮に生で入れたところを見ると唯とリトはいつも生でセックスしていたに違いない。
唯は自分のセックスの嗜好を里紗に知られたことを恥ずかしがったものの、子宮を激しく突いてくるリトの動きに圧倒され快楽の方が優先されていく。
「は…ぁ…唯、俺めちゃくちゃ気持ちいい…」
「あんっ…は…ぁ…私も…」
唯とリトは互いの本能の赴くまま体を重ねた。
ぐちゅぐちゅと粘液の音が結合部から響き、唯はいつでも彼の精液を中に受け入れる準備をする。
ずんっ!
「きゃんっ!!」
リトはそれまでよりも強い一突きで唯の子宮を攻めたが、まだ射精はしなかった。
てっきり中出しされると思っていた唯は不思議そうな顔でリトの方を見つめた。
「あのまま中に出してもよかったのよ…?」
唯はそう言ったが、リトは何も答えない。
するとリトは唯の脚を持ち上げ、自分の顔の前を通して唯にバックの体勢を取らせた。
「あっ…!!」
当然唯の中にはリトの反りかえったペニスが入ったままであり、唯は自分の膣内が捻じられるような感覚に思わず声を上げる。
そしてそのままリトは唯の子宮をバックから容赦なく攻め立てた。
「あっ!だめ…っ!!ゆ…」
リトの名を最後まで呼べす、唯はリトのなすがまま快楽に腰を振った。
唯のTバックがリトからもろに見えており、しかも唯のパンツの隙間から中にペニスをねじ込んでいるのだと思うと、リトはその光景にただならぬ興奮を覚えた。
「唯…本当にすごい下着だよな…。俺本当に制御きかないよ…」
「やっ…」
唯はリトに自分のTバックを背面からもろに見られていることに気付き恥ずかしさに目を瞑るが、そうすると彼のペニスの感触がより強く感じられ、更に彼女の雌の本能を煽った。
リトが強いグラインドを繰り返しているとそのうちに唯のパンツ紐が緩み、だらしなく垂れ下がった。
それを見たリトは唯のパンツの紐をほどいて彼女の下半身を丸出しにし、更にブラジャーのホックもはずして乳房も露出させる。
張りの強い唯の乳房にリトは指を食いこませ、リトは唯の上体を起こして背面座位に持ち込む。
「あん…っ!だめっ…!!もうだめえ…」
下から深く突き刺さるペニスの感触に唯は絶叫し、二人は絶頂を迎える。
「う…っ!!唯…っ!!」
リトは唯の名を呼び、そのまま自分の欲望を彼女の中で解き放った。
「あっ!!ああああああぁぁぁぁぁっ!!」
突き上げられて熱くなった唯の中を容赦なく熱されたリトの精液が蹂躙していく。
最高の快楽に包まれて二人はキスを交わした。
唯とリトが離れると、里紗が我慢できないといった様子でリトに抱きついてきた。
「あんな激しいの見せられたら私もその気になっちゃうじゃん…」
里紗が抱きついてくるのをリトは受け止め、そのまま里紗の体中を愛撫する。
細いTバックのお尻の部分から内部に指を差し込み、リトは里紗の濡れ具合を確かめる。
愛液がかなり出ており、いつでも入れて大丈夫そうだった。
「ダーリンのあそこに復活してもらわないとね…」
里紗はそう言うとリトを仰向けに寝かせ、唯の愛液と先ほど吐き出された精液にまみれたペニスを口に含んだ。
カリを唇で吸い上げ、亀頭の先端を舌先で弄ぶ。
「里紗…すっげー気持ちいい…」
豹柄の下着の彼女がそうしているのは視覚的にも情欲を煽り、リトのペニスが徐々に力を取り戻してくる。
リトのペニスが勃起し始めたのを見て里紗はうっとりとした笑みを浮かべる。
それを見たリトはついどきっとしてしまう。
本当にこういうときのこいつの表情ってそそるよな…
「ダーリン…もう大丈夫かな?」
ぼーっとしていたリトは里紗の声に我に返る。
ペニスは唯に入れたときと同様に逞しく反り返り、里紗の子宮に思いっきり精液をぶちまけたいと自己主張していた。
リトは里紗の豹柄のブラジャーの下から手を差し込み、里紗の乳房を愛撫した。
豹の模様の下に隠された乳首は勃起しており、それが掌にコリコリと当たって心地よい。
「ダーリンのえっち…。焦らさないでよ…」
里紗に耳元で囁かれてはリトも我慢ができず、里紗のブラジャーを勢いよく剥ぎ取った。
ぷるんと形の良いバストが露わになり、リトはそれに興奮して里紗のパンツにも手を掛ける。
するっと里紗のパンツを下げると、里紗の膣口から滲み出ていた粘液が糸を引いてぬめりけのある光を放った。
「すげー濡れてる…」
リトは里紗から奪い取った豹柄のTバックの膣を覆う部分に指を這わせて、どれだけの愛液がパンツに漏れ出していたのかを確かめる。
「ちょっ…!そんなことしないでよ…。恥ずかしいじゃん…」
さすがの里紗もそんなことをされては恥ずかしがって顔を赤らめる。
リトは里紗の様子に満足したのか、里紗の脚の間に陣取って正常位での挿入の体勢を取る。
「あっ…」
まだリトは挿入していない。里紗の背中に手を回しただけである。
だがリトの指についた里紗の愛液の冷たくぬめりけのある感触が背筋を伝わり、里紗の羞恥心をさらに煽った。
そしてリトは慣れた様子で里紗の膣口を目で見ることなく捉え、そのまま一気に奥まで貫いた。
「ひあっ!!」
一気に自分の中にペニスが押し入る感触が里紗には快感であり、里紗は思わずリトの腰にぎゅっと脚を絡めた。
リトは里紗の欲望に応えるべく激しいピストンを繰り出し、亀頭が何度も子宮口にぶち当って里紗の生殖の本能を煽った。
「はん…ああぁ…いいよダーリン…」
里紗のうっとりとした笑みにリトの本能も煽られ、リトは里紗と唇を重ねながらひたすら里紗の子宮を攻めた。
唯とリトのセックスを見て気持ちが昂っていた里紗はもうイきそうになっており、リトの耳元で彼に射精するよう求める。
「ダーリン、お願い…すぐに出して…」
だがリトはこれまで里紗にリードされ気味なことが多かったため、今日は反撃のチャンスだと頑なに射精しない。
「ダ…ダーリン?もう出してよ…。あ…はん…、中でいいんだよ…?」
里紗の甘いおねだりにリトはつい負けそうになるが、そんな自分を律して里紗に快楽を与え続ける。
リトは里紗の子宮口にペニスを押し付けてぐりぐりと内部を押しつぶす。
「あっ…!!だめぇ!!」
だが里紗は腰をせり上げ、リトのペニスと自分の子宮が一直線になるように動く。
子宮に精液が欲しくて仕方がないという動きである。
リトはピアスのついた里紗の耳たぶを甘噛みして里紗の欲望を更に煽り、里紗はリトにしがみついてリトにされるがままになっている。
「このピアスってさ、もしかして今日のデート用につけてきたの?」
リトが里紗の耳を舐めながら尋ねると里紗はコクコクと首を縦に振った。
「そ…うだよ…。せっかくのデートだから…っ…、お洒落して行こうって思って…」
いろいろエロティックな彼女もやはり女の子で、かわいいところもあるんだとリトは里紗をぎゅっと抱きしめる。
「ねえ…ダーリン……」
里紗が潤んだ目で中出しを求めてくる。
脚をリトの腰に強く絡め、膣内がペニスから精液を絞り取ろうときゅっと締まる。
リトはその刺激に最後の力を振りしぼって腰をグラインドさせ、里紗の子宮をガンガンと叩いていく。
「やっ…あっ…あああああああぁぁぁっ!!」
里紗が絶頂を迎え背中がアーチを描き、リトは里紗を強く抱きしめてそのままドクドクと里紗の子宮に精液を流し込んだ。
膣内に満ちる熱い感触に里紗は腰を震わせ、快感を貪っていた。
リトが里紗にキスをすると腰に絡んでいた彼女の脚の力が緩み、リトがペニスを引き抜くと二人の混合液がどろりと流れ出た。
「すっげーエロいな、里紗…」
リトは里紗の膣から白濁液が流れ落ちるのを観察しながら呟いた。
里紗は荒い息を整えながら妖艶な笑みを浮かべていた。
リトがベッドに寝転ぶと、唯が再びリトに迫って来た。
「唯…」
「もう終わりなんてことないわよね…?」
唯はまだまだヤるつもりらしい。
どうせこのあと唯を抱いたらそのうち里紗も復活しているだろう。
唯と里紗、二人の勝負はまだまだこれからが本番だった。
「ふう…もうだめ…」
最後の精液を唯の中にぶちまけ、リトは力尽きた。
「も〜、ダーリンってば、唯の方が一回多いじゃない」
既に膣内に四回の射精を受けている里紗だったが、唯が五回目を受け取ったの見てリトに文句を言った。
「ごめん里紗…。今度埋め合わせするから…」
リトは荒く息をつきながら里紗をなだめようとする。
「ふふ…。でも私の方が多く結城君のを受け取ったんだし、今回は私の勝ちってことでいいのかしら?」
唯が勝ち誇ったように笑うと、里紗は反論した。
「ちょっと〜?それは唯が先にダーリンとヤったからでしょ?私が先にヤってたら私の方が多かったはずよ?」
「先手を取るのも作戦のうちだと思わない?」
リトの両腕に裸の少女二人抱かれ、楽しそうにおしゃべりを始める。
「ま、今回は100歩譲って引き分けにしてあげてもいいわよ?」
「唯ってば結構性格悪い〜」
「あなたの性格が少しうつったのよ」
そんな話をしながら唯と里紗はお互いに噴き出した。
「でもまあ、勝負下着っていうのも悪くないかもね」
唯はベッドの上に無造作に散らかった自分の薔薇の下着を見つめた。
「……」
里紗は無言だったが、同じく自分の豹柄の下着を見つめて笑っていた。
次の日の朝、遊が秋穂との久々のデートに出かけようとしたときのことである。
遊はふと庭先に干されている洗濯物を見ると、今まで見たことのない派手な薔薇模様のブラジャーとの両脇紐のTバックが干されていることに気付いた。
「えっ!?あれ誰の下着だよ…?」
遊はびっくりするとともに、近くでよく見ようと干されている洗濯物に近づいていく。
母さん…なわけないか。でも唯ってことも…
そこにその下着の持ち主が現れて遊に怒声を浴びせた。
「ちょっとお兄ちゃん!何まじまじと下着なんか見つめてんの!!」
「うわっ!行ってきまーす!!」
遊は唯の剣幕に逃げるように家を出ていった。
唯は庭先に干された自分の勝負下着を見て呟いた。
「…やっぱり買うべきじゃなかったのかなあ…」
そこに唯の母親が現れ、唯に話しかけてきた。
「ねえ唯ちゃん。あの下着のことなんだけど…」
にやにやとからかうような視線を向ける母親に唯は頭を抱えて座り込んだ。
「ああ…もう…っ!私図書館で宿題してくるっ!」
唯は自分の鞄をひっ掴むと、そのまま逃げるように古手川家を後にしたのだった。
番外編第三弾はここまでです。
いや〜我ながら酷い話を書いたもんだと思います。
唯対里紗の構図が書きたい、そして唯にTバックを履かせてみたいという邪な欲望から生まれたお話ですw
前々から書きたかった話と言いましたが、それは唯対里紗の対立構図のことのみを指していて、初めはこんな風に勝負下着の話にするつもりはありませんでした。
でも原作準拠のままそれをやるとガチ修羅場が避けられないと思い、しばらくほっぽっていました。
ファミシュ本編を書いていた時もこの話は考えていませんでしたが、せっかく一年近くかけてハーレム構築話を書いたのだから、
これは有効利用できると思い、執筆に至った次第です。
下らない話だと思う一方で、この話は結構ノリノリで書いてました。
皆さんにも楽しんでいただければ幸いです。
たまらんなー
GJ
うーむ…GJ!
唯の『リト分身三穴+【髪コキ!】』で
チンポ堕ち…
(それをリサ2828しながら撮影…、後でシラフに戻った唯が、それ見て真っカッカになりながら「は…破廉恥なっ!」っと…)が
GJ
ナニがギンギンになったぜ
里紗も唯もエロス
唯と理沙のコンビとは何という俺得。
作中随一のハレンチボディも持ち主・唯と明け透けな理沙の組み合わせって何かいいよね。
それと、唯ママのニヤけ面を想像してワロタw
GJ!里紗と唯が3Pするとは・・w
ファミシュの人の美柑が読みたいな
>>124 GJ!唯と里紗合わせて9発とかリトさん絶倫すぐるw
ワルクナール・SのせいでドSになったリトが里紗を奴隷調教するネタが思い浮かんだが
リトにワルクナールを誤噴射する流れと効果が切れたときのオチの付けどころが思いつかない
助けて長谷見先生…
>>132 その逆はどうだろう?悪唯悪里紗ってのもそそる
134 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/28(木) 11:00:25.88 ID:l7vTfLwY
唯×里紗の3Pとは……なんという俺得!!
GJです
>>132 ドS化したリトがリサsとモモ様を奴隷調教見たい
モモ×リト×メア書いてるんだけども
梅雨みたいなジトジト暑さで性欲減退して
一向に進まない毎日…
扇風機しかない部屋だからなのか…
誰か燃え上がる手段をくりゃれ
メアはエロパロスレ初になるのかな?
?
初メア楽しみだな〜
メアwktk
こんなに…祝福の雨がー!
暑さが和らぎなんとか書けた
モモ×リト×メアです。
どっちかと言うとモモメインっぽいですが、
よかったらどうぞ。
==========================
Dreammaker〜夜露にまぎれて〜
==========================
真夏の深夜のジメジメした暑さが、窓と扇風機から静かに送られてくる風で和らいでいる結城家の一室――
自室のベッドで、リトは気持ち良さそうに寝息を立てている。
その部屋のドアを開き、リトだけでなく結城家の住人の誰にも感づかれることのないよう、一切の音を立てずにベッドに近付いていくパジャマ姿の一人の少女。
「リトさん…今日もよろしくお願いしますね…♡」
少女――モモ・べリア・デビルークは小声で言うと、Tシャツとトランクス姿で仰向けに寝そべるリトの脚の間にモソモソと身体を入り込ませる。
モモはここのところ毎晩、ハーレム計画に向けて体力づくりの為にと(リトには全く了承は取らずに)、一人黙々とリトへの奉仕に励んでいた――
始めの頃はリトが途中で起きてしまい、断念せざるを得なかったことも多々あったが、それに折れることなく数をこなしてきたモモは、今ではリトが起きるギリギリのラインを見極めた、絶妙なマッサージ法を会得していた。
「うふ…リトさん…今日もたくましい…♡」
今日も今日とて、いつも通りにマッサージをこなしていくモモだが、その傍らにいつの間にか存在していた異変には、今のところ気付く様子は全く無い。
モモにとっては何よりも優先されるべき行為なのだから、無理はないのだが。
「ぁん…この匂い…♡もう…私も興奮しちゃうじゃないですかぁ…♡」
そのまま十数分経ち、手に加えて口も使ったマッサージに移行しようと、少し目線を上げたモモは、ようやくその異変を視界の端に捉えた。
「それじゃ失礼して…♡いただきまぁ………?」
リトの下半身とモモが絡み合うベッドの横――開かれた窓淵に器用に座り込んだモモの同級生、黒咲メアは目をキラキラと輝かせ、息を荒げながらモモを見つめていた。
2
「っっっ……………!!」
「あ、こんばんわ〜モモちゃ――むぐっ!」
モモは普段の日常の声量を出したメアの口を掌で咄嗟に押さえると、自分の口に人差し指を何度も当てた。
メアも理解したようで、何度か頷いて指でオーケーのサインを作る。
ひと呼吸おいてメアから手を離したモモは、リトを起こさないように器用に小声で怒鳴り始めた。
「ちょっとメアさん…!
もう窓から入らないでって…
ああ…もう…そういうことじゃなくって…!
いったい何の用なの?こんな夜遅く…!
まさかリトさんになにか危害を――」
至福の時を邪魔され、普段は温厚、おしとやかキャラのモモもさすがにお冠のようである。
相手が自分の裏面をすでに知ってしまっているメアだから――という部分もあるのかもしれない。
何かを嗅ぐようにしていたメアも、場の空気を読んで小声でモモに返す。
「なんか変わった匂いするね、モモちゃんの手…
あ、来た理由?ほら、私もマスターから指示があるまでは、するコトなくてヒマだからぁ…
またせんぱいに夢の中で遊んでもらおっかなって思って来たんだけどね…
へへ…そしたらいきなり、モモちゃんのこんなトコロを見れちゃうんだもん…何か得した気分♪」
「…………」
メアの無邪気に喜ぶ姿に毒気を抜かれてしまったモモは、小さくため息をついて肩を落とす。
一気にあの淫靡なムードが消えてしまった…
今日はもう自分の部屋に帰ろうかな…
メアさんにもひとまず退散してもらって…
すっかり萎えた様子のモモ――その一方でメアは何か考え込むように一人でぶつぶつと呟いていた。
「えっと…うん…モモちゃんもいることだし…それなら…」
「ん…なに?」
「ね、モモちゃんも一緒に入る?」
「入るって…どこに?」
「どこってモチロン…せんぱいの、ナ・カ♪」
3
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「んん…あっちいなぁ…汗が気持ち悪い…」
真夏の深夜――蒸すような暑さにうなされながらリトは目を覚ました。
そして直後、足元から温かい吐息混じりの嬌声が聞こえて来た――
「ほらもっと深く…喉の奥で締め付けるのよ…」
「ふぐぅ…んん…はぁっ…!せんぱいの…ヒクヒクしてる…♪」
そこではモモの指示を受けながら、口元からドロドロと唾液を垂れ流すメアが、リトのいきり勃ったぺニスにむしゃぶりついていた。
「んなぁっ!メっメア⁉モモ⁉お、お前らなにやってんだ⁉」
飛び起きると同時に腰を二人から離したリトが視界を広げると、ここはどうやら自分の部屋のベッドの上であることは間違いないようだが、
目の前の二人は明らかに現在進行系でマチガイを起こしていた。
全裸――汗だく――フルフルと揺れる乳房が四つ――息を切らし全身を桜色に紅潮させ――一人は胸元まで涎にまみれていて――そんな少女二人が寄り添ってきて――
「あら…起きちゃいましたか…これからが面白いトコロだったのに♡」
「もぉ〜…モモちゃんったら…ペロペロしすぎて私疲れちゃったよぉ…」
「こ、こんな…こと…」
「あ、ご心配なく、リトさん♡
ここはメアさんの能力で繋がった、三人の夢の中ですから♡」
「ゆ、夢…?」
「そーだよせんぱい、夢の中なんだから、いっぱいケダモノになってもヘーキだよ♪」
「ケ、ケ、ケダモノって…」
「夢の中ですが五感もハッキリしているようなので、メアさんにも色々とご協力していただいてたんです♡
そしたらこの通り、すっかりリトさんの身体が気に入ったご様子ですよ♡」
「ふふ…最初は変な匂いかなと思ったけど、モモちゃんにいわれてずっとペロペロしてたら、なんかもうヤミツキになっちゃった…♪
これがえっちぃ気分ってヤツなんだね…素敵♡」
言いながらメアはベットの端に逃げていたリトを捕まえ押し倒し、汗でぬめり合う胸と胸を這わせながら、さらに上の方ににスライドしていく。
プニプニと柔らかい肌の感触と、むわあっとクラクラするように甘ったるい女の香りがリトを包み込んでいく。
「う…ぅあ、ちょ…やめ…」
「ほら…メアさんもリトさんに愛して欲しくてたまらないみたいですよ…♡」
「そぉだよ…私のココも…せんぱいのみたいに熱くてドロドロでムズムズしちゃって…♪
せんぱいに思いっきりペロペロしてもらわないと、治まらないですよぉ…♡」
そしてそのまま、メアはリトを見下ろしながらその頭を膝で挟みこんだ。
「あ…うあ、あぁ…!」
今まで何度も女性の恥部と衝突してきたリトだったが、こんなドロドロに粘液が顔に滴るバージョンはさすがに初めてである。
そのまま目を逸らすこともできずに硬直していると、ゆっくりと蜜の源泉が顔に近づいてきた。
「それじゃせんぱい…いっぱいペロペロして…くださいね…♪」
「あ…おぃっ…んぐぅっ…⁉」
「あっ⁉んっ…ひゃぅぅっ!!」
リトが口を開けたと同時に、メアは椅子に座るように全体重をかけグツグツと滾る媚肉を顔面に押し付けた。
鼻も塞がれ呼吸が出来ずにもがくリトを尻目に、下半身に広がる甘い振動を味わうメアだったが、その様子を見ていたモモが不満げに口を挟んだ。
「ちょっとメアさん?気持ちいいのは分かるけど、それじゃリトさんが楽しめないでしょ?
こう、もう少し腰を浮かして、頭を抑えて軽く擦るように前後左右にくねらして…」
こいつらオレを何だと思ってんだ、と酸素を取り込んだリトが思ったのも束の間、モモの矯正を受けたメアがすぐにリトの口に覆い被さる。
今度は唇だけを押しつぶすぐらいの絶妙な加減で腰を動かしてくる。
ギュッと瞼と口を閉じて抵抗していたリトだったが、その本能を刺激するメスの匂いと肉感にほだされ、徐々に口が動き始める。
そしてその粘液の味を完全に知ってしまったリトのタガは外れ、メアの表面だけでなく、ヒクつく割れ目の奥にまで舌を捻じ込み出した。
「あひゃぁ!せ…せんぱいぃ…舌が…ナカでうねってぇ…スゴいぃっ…」」
みるみる激しさを増していくリトの舌づかいは、震えるメアの情欲を一気に破裂させた。
「あっ!なっ…なにコレェ…なんかくる…きちゃうぅっ……んっ!ふっ………んんっっっっ!!」
メアは大きく背中を反らせ激しく痙攣すると、そのまま前方に倒れ顔を突っ伏し、四つん這いのような態勢でわななく臀部をさらす体勢になった。
「ふひゃ…は…ひぁ…腰…抜けちゃったぁ…」
恍惚の表情のメアを横目に、モモは茫然と息を切らすリトの身体に重なり始める。
「うふふ…お礼を言うわメアさん…しっかり火をつけてくれて…♡
さ…リトさん…次は私の番ですよ…♡」
「モ…モモ…」
「リトさん…♡」
端から見れば余裕の表情でリトの身体を舐め回していくモモだが、その実――
内心ではこれ以上ない緊張に支配されていた――
まさかこんな早くにリトさんと愛しあえる日がくるなんて――
ちゃんとできるのかしら私――
もしリトさんにイヤな思いをさせてしまったら――
そんな不安とは裏腹に、体勢はいつの間にかリトを跨いで飲みこむ直前までになっていた。
モモは震える自分を抑え込みながら、リトに最後の確認をする。
「イイ…ですか…?リトさん…」
「う…うん…」
言葉を受けたモモは、リトに軽くキスをしながら、限界まで張り詰めたぺニスを潤んだ割れ目にあてがい、少しずつゆっくりと、大きな針で刺されるような痛みに耐えながら、その全てを包み込んでいった。
「あっ…!うっ…うぅぅ…っ!」
「モモ…⁉だ、大丈夫…か?」
「は…はい…ふふっ…平気ですよ…」
心配そうに見つめてくるリトの頬を撫でるモモの目から、ぽろぽろと涙がこぼれ落ち始める。
「モモ…」
「嬉しい…私やっと…リトさんと…」
「モモ…オレ…」
「あ…ごめんなさい…私が頑張らなきゃですよね…っ…イタっ…!」
「む…無理すんなよ、やっぱり痛いんだろ⁉」
「ん…ごめんなさい…ちょっとだけ…でも…平気です…から…」
「モモ…とりあえず…さ…落ち着くまで力抜いて…休んでみろよ…」
「え…でも…」
「いいから…モモが辛い顔してるのなんて…見たくないし…」
「あ…」
私をこんなに気遣ってくれてる――
こんなに幸せなこと――
嬉しい――
私本当に――
リトさんのことが――
リトはモモを抱き寄せ、背中を優しく撫でていく。
そしてそのまま腰の方まで手を動かすと、モモの一番敏感な部分――デビルーク人特有の尻尾を指で軽く擦ってしまった。
「ぁんっ!リ、リトさぁん…急にそんなぁ…」
「あっ…ゴ、ゴメン!わざとじゃ…」
「…あ…あの…リトさん…尻尾…掴んでくれていれば…私結構…動けそうです…」
「え…そ…そうなの…?」
「はい…でもたぶん、刺激が強過ぎて…私の体力が持つ限りだと思いますが…」
「こ、こう…握ってればいいのか…?」
「んぁっ…!は、はい…お願いします…」
リトが尻尾を握り締めると、モモとリトの間からは粘液がジワジワと流れ出し、その締め付けも始めとはまるで違う、生き物のような蠢きを見せ始めた。
そしてモモはその激情の勢いにまかせ、激しく腰を打ち付けていく。
対するリトも腰を震わせながら、精一杯の力を込めてモモの尻尾と背中を抱き締める。
「ひぁっ…あぁっ…!イイ…もっと強く…してくださいっ…!」
「モモっ…!中…すげえっ…!オレもうっ…ガマンできな…」
「いいですよっ…!きて…きてください…!リト…さ……っっ!」
二人の嬌声が途切れ、リトの痙攣と共に、叩きつけるような熱を一気に注がれたモモは、
涙や汗や唾液にまみれながら、息も絶え絶えにリトの肩に顔を伏せ、かすれそうな声でリトの耳元に囁いた――
「す…き…大スキ…です…リトさん…」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
三人分の夢を繋いでいたメアは、リトとモモが重なり出した辺りで、外側からその様子、感覚をじっくりと眺めていた――
そして行為が終わったのを確かめ、二人に繋いだトランスを解くと、至極満足そうに微笑んだ。
「はぁ…やっぱり…せんぱいもモモちゃんもスゴかったなぁ…
二人ともビショビショで…ウネウネで…ケダモノで…」
眼前で行われた淫靡な行為を反芻してウットリするメアだったが、そこに一つ、気になることがあった――
「そういえば…せんぱいとくっついてたモモちゃん…
えっちい気分だけじゃなくて…
なにか…すごく温かい…包み込むような気持ちで満たされてて…
なんだったんだろ…あの感覚…?
うーん……ま…いっか♪
今度せんぱいにモモちゃんと同じコトしてもらえば、もっとちゃんと分かるかも知れないし…
次のときの楽しみだね…素敵♡
あ…そろそろ帰らなくちゃ…それじゃまたね…♪
せんぱい、モモちゃん♪」
メアは恋人のように並んで眠る二人を起こさないように、窓から静かに飛び降り、そのまま闇夜の町中へと消えていった。
――後日、彼女は今回の体験を学校で嬉々として数人のクラスメイトに話しそうになり、本気の殺気を込めたモモの説教をくらってしまうのだが、それはまた別の話として――
メアの飽くなき探究心が、今後もっと大きなトラブルの種になることは間違いない――
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
早朝――日の光に顔を照らされ目が覚めたリトは、ベッドの脇に座るモモと目が合った。
「うぅ…ん…モ…モ…?」
「あ…おはようございます…リトさん」
リトもゆっくり起き上がってモモと向かい合う形になるが、昨晩の記憶の気恥ずかしさからか、お互いにうまく言葉を交わせられない。
「お、おはよ…」
「は…はい……」
「………………」
「………………」
そのまま数分の間沈黙が続き、リトが目を泳がせる動きに限界を迎えた頃、モモが口を開いた。
「あの…リトさん、昨夜のコトですけど…
ちゃんと責任…とってくれますよね…?」
「え⁉あ…ええっと…その…オ、オ、オレ……!」
わたわたとうろたえるリトの様子を、じっと真剣な表情で見つめていたモモだったが、ふいに震えるようにして、その口元がほころびだした。
「ふ…うふふっ…ごめんなさい、冗談ですよ…
そんな困らないでください、リトさん♡」
「え…あ、でも…」
「夢はあくまでも夢なんですから、別にリトさんが何か気にする必要はありませんよ?」
「い、いや…気にするっていうか…あの…」
「まあでも…リトさんがアレを正夢にしたいとお望みになるのであれば、私はいつでもどこでもオーケーなので、どうぞ遠慮なく♡」
「う…うぅ……」
顔を真っ赤にして蹲ってしまったリトに、モモは微笑みながら寄り添う――
はだけたパジャマの胸元を、その腕に擦り付けるようにして――
「寝汗がいっぱい…ねぇリトさん…朝に浴びるシャワー…気持ちイイですよ…♡」
外に響くセミの鳴き声は、日増しに大きくなっている――
熱く湿る夏は、これからが本番――
==========================
油断して途中の2と3のメモ書きを消し忘れ、最後のレスは規制にかかりました、ゴメンなさい…
メアは複数サイコダイヴはできるのか?
わからないまま書いちゃいましたけど…
読んでいただいて感謝です。
>>155 GJです!
皆が作品の余韻に浸りたいと思っているであろうところに空気を読まずに完成したドSリトによる里紗調教物投下。
>>55の後日談的な時間軸で話をまとめました。
157 :
心、縛られて…:2011/07/31(日) 23:04:13.47 ID:deMiLoo9
「まったく…銀河通販の試供品って空気を読むことを知らないんだから……」
廊下を歩きながら愚痴るルンがその手に持っているのは、かつてララに使おうとして失敗し、
春菜を一時的に性格最悪のドS少女に変貌させたワルクナール・Sの試供品。
銀河通販のお得意様会員であるルンの元に、昨日再度送られてきたものだった。
前回の大失敗で懲りているルンはもうこれをララに使おうという気はさらさらなかった。
しかしこの試供品、スプレー缶である。そのままポイっとゴミに出すことはできない。
まず缶を空にして…と人に間違ってかけないように庭の隅で中身を噴射していたら雑草が他の草を枯らして増殖し、
草むらの中の虫たちが一斉にルン目がけて体当たりをしてきた。
中身使い切り作戦、失敗。持て余してどうしようかと悩みながら、何となく学校まで持ってきてしまったのだった。
(どーしたものかなー…やっぱり送り返しちゃうのが一番かな)
ぼんやりと考え事をしていたせいで周りへの注意を怠っていた、それが失敗だった。
「うっひょー!久しぶりにルンちゃんを学校で発見!記念に私の体にサインをー!」
廊下の向こう側から奇声を発しながら走ってくるのは彩南高校最大の危険人物、校長その人である。
既にパンツ一丁、女子生徒の悲鳴も気にせずの突撃である。校則違反とかそんなレベルではない。
「ひゃあああああっ!?いやぁぁぁぁあああっ!!」
回を重ねるごとに犯罪色の強くなる校長の行動に驚いたルンはその手に持った物を取り落としてしまった。
「あっ!?」
階段を跳ね、階下に転がり落ちてゆくワルクナール・Sの缶。行方は気になったが今は校長から逃げ切るのが何より優先される。
下に誰もいませんように…そう願いながらルンは校長から逃れるため廊下を全力で走り抜けた。
「ん〜〜〜〜っ…平和だ………」
珍しく何事も無い穏やかな放課後、廊下を歩きながらリトは大きく伸びをした。
今日は「爆熱少女マジカルキョーコ炎」の放送日。ララは一直線に帰宅してしまっている。
最近トラブルの種になっているモモやヤミにも出くわさない。平和とは素晴らしい、しみじみとそう思う。
「さて…、そろそろ帰るとするか。買い物にも行かないといけないし…」
そんな独り言をつぶやいた直後だった。
カラン…カランと軽い音を立てながら上から何かが転げ落ちてきた。
「っとと……。なんだこれ?」
反射的に受け止め、手の中に収まった物をまじまじと覗き込むリト。その指が偶然にもスプレーの噴射スイッチを押し込む。
プシュ――――――ッ!!
リトの顔面にワルクナール・Sの噴射液が直撃した。
158 :
心、縛られて…:2011/07/31(日) 23:05:17.47 ID:deMiLoo9
(ん?あそこにいるのは……)
行く先に見覚えのあるツンツン頭を発見したのは、リトと同じく何事も無い、悪く言えば退屈な放課後を過ごしていた里紗。
(うわ…結城だ……。ララちぃが一緒にいないし、っていうか一人だし…どーしよ………)
数日前の出来事を思い出し、途方に暮れる。
告白し、身体を重ねたとはいえ、あの時は里紗の逆レイプと言っていい状況だった。
リトへ送ったメールも結局返事は帰ってこなかったし、お互いなんとなく気まずい感じで接触を避けていた。
関係を進展…などという贅沢は言わないにしてもなんとか以前のように気の置けない間柄に戻したいと思っていた。
ともすれば珍しくリトが一人でいるこの状況、願っても無いチャンスかもしれない。
(…よし!女は度胸!やったろうじゃん!)
覚悟を決めて心の中で気合を入れる。女子力(笑)の神様、私に力を!
「おーっす結城ぃっ!今日はララちぃに振られちゃったのかなぁ?おねーさんが慰めたげよっかー?」
そんな冗談を口にしながら背後から胸を背中に押し当てる。
免疫が無いリトのテンパったリアクションが見られる…はずだった。
「慰める…ね。どうする気なんだよ?」
普段の里紗だったらこの時点でリトの様子がおかしい事に気が付いたかもしれなかった。
だがこうしてリトにスキンシップを取っている里紗の方が既にテンパってしまって、リトの様子に気を配る余裕がなかった。
「え、え……と……。結城はどうして欲しいのかな〜…なんちゃって……」
「そうだな…お前の身体で慰めてもらうことにしようか」
「……は?え、ちょっと……あれ?結城どうしちゃった………ひゃうっ!?」
リトが言うはずがないような言葉に戸惑っていると、腕を引かれて傍の空き教室へと引き込まれた。
クラス数の関係から現在は余剰の机や機材倉庫となっている空き教室は廊下の外れに位置することもあり、放課後に人が来ることはまず無い。
そんな部屋に連れ込まれて何をさせる気なのか…。そんなことに思考を回す時間さえも里紗には与えられなかった。
部屋に入るなり両の手首を掴まれて自由を封じられ、壁に押し付けられる。
「え!?ちょ、ちょっと結城!?どうしちゃった………んむっ!?」
何が起こっているのか理解できない隙を突かれて唇を奪われた。
パニックでまともな反応を取ることも出来ず、半開きの無防備な唇を遠慮なく舌が割って入って来た。
「ンむ……!?…ちゅぷ…くちゅ、ちゅぱ……んふっ…ちゅ……」
舌を絡め取られ、弄ばれるうちに里紗の身体から力が抜けてくる。
唾液で作られた銀色に光る糸を引きながらリトがようやく唇を離すと里紗は必死に息を吸って酸素を補給した。
「ぷ…はっ!すぅ……はぁ。………結城…なんで………」
やっとのことで言葉を絞り出す里紗の耳を甘噛みしながら、その耳元で囁くリト。
「何でって…?慰めてくれるんじゃないのか?」
するり…と、自然な動作でリトの右手が里紗のスカートの中に侵入する。
お気に入りの下着の中にもリトの手は遠慮なく入り込み、クレバスをなぞる中指を軽く曲げると、あっさりと里紗の中へ侵入していく。
「なんだ?もう濡れてんじゃんかお前のナカ」
リトが手首を捻り、里紗の膣内に潜り込んだ指を軽く捩ると、クチュリ…と湿った小さな音が静まり返った教室に響いた。
159 :
心、縛られて…:2011/07/31(日) 23:06:39.45 ID:deMiLoo9
リトの言うとおり、空き教室に連れ込まれて強引にキスをされたときから…
否、廊下でリトを見つけて慣れないスキンシップを図った時から里紗の身体は火照り、熱を持っていた。
敏感な膣内は受け入れたリトの中指を逃すまいとするかのように咥え込み、締めつける。
「お前のナカ、俺の指をすげぇ締めつけてくるぜ?…ま、この間まで処女だったんだから当り前か」
「イヤッ!言わないでよっ!!」
涙声の里紗の懇願を聞いてもリトはその攻めを緩めない。
容赦なく人差し指…二本目の指が里紗の中へと突きたてられる。
二本の指が時に押し広げるように、時に捻じり回るように里紗の膣内で好き放題に暴れ回る。
「ハハハッ!聞こえるか?グチャグチャやらしい音立ててるぜ、お前のヌレヌレマ○コ!」
わざと大きな音を立てるように、リトは二本の指で里紗のナカを掻き混ぜるように弄ぶ。
リトの声よりも大きく聞こえるような気がする自分の身体が立てる水音に、里紗が羞恥に身を捩る。
「ほらこれで……イっちまえよっ!!」
人差し指と中指で里紗の体内を掻き混ぜながら、親指の腹でクリトリスを押し潰すように撫でまわす。それがトドメになった。
「いやだぁ…やめてぇ!駄目駄目駄目…………あああああっ!!」
甲高い絶叫を上げて里紗の身体が痙攣する。熱い蜜が噴き出し、リトの手をぐっしょりと濡らした。
「これだけ濡れてるんなら大丈夫だな」
耳元で発せられているにも関わらずどこか遠くから聞こえてくるように感じるリトの声。
そして下の方からなぜかハッキリと聞こえるのはズボンのジッパーが開かれる音。
自分の愛液でびっしょりと湿った下着をずらされて、あてがわれる熱い肉の塊。
リトが僅かに身じろぎをすると、先端がカリの所までヌルリと里紗の体内へと潜り込んだ。
「そ、それは……ダメ…………」
自分の身に何が起こっているのか、そしてこれから何をされるのか。理解している里紗が弱々しい拒絶の声を漏らす。
無論そんなものが聞き入れられるはずがない。リトのモノでこのまま奥まで貫かれ、熱い精液を子宮に注ぎ込まれる…
既に抵抗を諦め、訪れる凌辱の瞬間を身を固くして待つ里紗から、しかしリトは身を離す。
里紗の中に亀頭まで潜り込んでいたモノがチュプ…と蜜の糸を引きながら引き抜かれる。
「…え………ど、どうして…………?」
「嫌がるものを無理矢理どうこうする気にならないしな。怖い思いさせて悪かったな」
そう言って素早く着衣の乱れを直して、空き教室から出ていこうとするリト。
その服の裾を、里紗は掴んで懸命にリトを引き止めた。
「………何?」
「…やめなくて……いい。最後まで…シテも……良いから………」
消え入りそうな声を絞り出して里紗が発したはしたないお願い。気丈な里紗が愛欲と肉欲に屈した瞬間だった。
160 :
心、縛られて…:2011/07/31(日) 23:07:28.73 ID:deMiLoo9
(い…言っちゃった……。もう私、逃げらんない…結城に……犯されちゃう…)
後悔の念とこれからされることへの恐怖、それに期待…。色々な感情がごちゃまぜになった里紗をしかしリトは鼻で笑う。
「『シテも良い』?別に俺はこのまま帰る気でいるんだけどなぁ?」
「………っ!」
リトの言葉に思わず唇を噛みしめる。
だったら良いじゃないか…自分も着衣を整えて、何事も無かったかのように帰宅しよう…。そんな理紗の考えに身体が従わなかった。
教室の壁に手を突き、尻をリトの方に突きだして自らスカートを捲りあげる。
脱がされかかった下着も愛液が伝う太腿も全て露わにして、里紗がおねだりの言葉を口に出す。
「わ…私のヤラしいオマ○コに……結城の太くて硬い立派なオチ○チンを…入れて………下さい………」
ククッ…とリトの忍び笑いが聞こえた気がして、里紗は羞恥と屈辱に顔を赤く染める。
が、それも僅かな間の事。背後で改めてジッパーの音が響き衣擦れの音がすると里紗の膣は期待にその入り口をヒクつかせる。
そんな里紗を焦らすように、ゆっくりと里紗の中を押し広げるようにリトのモノが押し入ってくる。
リトのモノが根元まで入り込むと、その先端が里紗の子宮口にキスをする。
「……っあぁぁぁっ………は、入ったぁ……結城のが奥まで…入っちゃったぁ………」
歓喜に身を震わせる里紗の膣はモノをキュウキュウと締めつける。
その一方で思うように力が入らない上半身は壁に突いた手で支えきれずに床の上に崩れ落ちる。
「おいおい、入れられただけでイっちまったのか?本当にスケベな女だなお前は…」
里紗の無様な姿を嘲笑いながら、リトは容赦なく腰を動かしピストン運動を開始する。
犬のように這いつくばった屈辱的な格好で犯され続けているのに…里紗の心も身体も悦びに打ち震え続ける。
背後から胸を鷲掴みにされ、クリトリスを摘まれ、「メス犬」「変態」と罵られるたびに心が喜んで屈服してゆく。
リトがモノを突き入れる度に鈴口と子宮口がキスをして、そのたびに身体が絶頂し更なる昂りへと押し上げられる。
「そろそろ出すぞ?…どこに欲しい?」
里紗に圧し掛かりながらリトが耳元で問いかける。一切の迷いなく里紗は絶叫した。
「中ぁ!……。ナカに出して……子宮に…飲ませてくださいっ!」
その直後にズシンと強烈な一突き。子宮口をこじ開けんばかりの強烈な一撃と同時に怒涛の射精が理紗の膣内に…
いや、子宮に直接叩きこまれる。
―――ドピュッ…ドピュッ、ドピュ……ドビュルルルルッ!
「きゃうんっ!来たぁ!熱いの、精液が熱くて…すごいのぉっ!!」
種付けされる悦びに甲高い声で鳴き、ひと際高い絶頂へと導かれる里紗の中に一滴もこぼすことなく精液を注ぎ込むと
モノをゆっくりと引き抜き、恍惚とした表情のままの里紗の鼻先に恥汁にまみれたままのそれを突きつける。
焦点の定まらない瞳でそれを捉えた里紗は迷うことなくそれを口一杯に頬張り、モノをしゃぶって綺麗にする。
「ん…ふ……ぴちゃぴちゃ……ちゅぱ…れろ……。んはっ、…結城の……精子の味ぃ…オチンチン……おいひい……」
リトのモノを愛情たっぷりにおしゃぶりしながら考える。
口に収まりきらない程に立派で硬いままのモノ…。リトに…ご主人様に満足してもらうためにはどうすれば良いか、と。
答えを見つけてからの里紗の行動に迷いもためらいもなかった。
乱れた着衣を躊躇なく脱ぎ捨てて生まれたままの姿になり、埃の積もった床の上で犬の様な服従の姿勢を取る。
両手の指で前後の穴を広げて中の媚肉を見せつけて、媚びた表情を浮かべてリトのご機嫌をうかがう。
「……どうぞこのはしたないメス犬の身体を…ご主人様のお気の済むまでお使いください……」
161 :
心、縛られて…:2011/07/31(日) 23:08:23.84 ID:deMiLoo9
「あんっ……あっ…あ……ぅ………………ふあっ!?………はっ!?」
自分が出したなんとも悩ましい声に起こされた里紗。その鼻孔をくすぐる消毒液の匂い。
「あ、あれ?ここ………保健室?」
「あら?気が付いたのね、籾岡さん」
ベッドの仕切りとなっているカーテンの向こう側から顔を出したのは保健室の主、御門涼子先生。
相変わらず健全な青少年には目の毒な身体と服装をしている。
「急に廊下で倒れたって聞いたけど、大丈夫?女の子は貧血になりやすいから注意しないと…」
御門の話を聞きながら里紗は混乱した頭で懸命に物事の事実関係を整理していく。
(ええっと…倒れたところを介抱されてずっと寝ていた…ってことはさっきの事は全部……夢!?)
「寝ているときも随分と息が乱れていたけれど、どこか調子がおかしいと感じる所は無い?」
「…っ!?い、いえっ!ありませんっ!ぐ、具合も良くなったと思うので帰りますっ!失礼しましたっ!」
慌ててベッドから飛び降り、一礼して廊下へと飛び出していく。
(うわーうわー、あんな夢見ちゃって…。私ったらそういう願望があったりした訳ー!?…でも結城にだったら……)
乙女的思考回路を大暴走させながら家路を突っ走る里紗。
今夜の夢でもリトに会うことが出来るだろうか?そして夢の中での自分は………今宵は眠れない夜になりそうだった。
「あらあら…廊下は走っちゃ……ってもう聞こえていないわね…」
猛ダッシュで保健室を飛び出して行った里紗を見送って、御門はやれやれ…と溜息をついた。
「籾岡さんまであんなになっちゃったけど…どうするの、結城くん?」
そう言って仕切りのカーテンを開けた向こう側のもう一つのベッドではリトが健やかな寝息を立てていた。
校内を巡回中に物音に気付いて二人を発見したのは1時間ほど前の事。
明らかに様子のおかしい二人を見て、とっさに特製の睡眠薬で二人を眠らせ、保健室まで運びこんだ。
発見者が御門だったのは二人にとってこの上ない幸運だった。
他の誰が見つけたとしても間違いなく大問題になっていただろうから。
(結城くんのほうはコレのせいでおかしくなっていたみたいだけど…籾岡さんはきっと……)
現場近くに落ちていたワルクナール・Sの缶を弄びながら御門はあの時の里紗の様子を思い出していた。
同じ女として羨ましくなるほどの歓喜の表情で犯され続けていた里紗の姿、あれはきっと……。
「もう本当にハーレム作っちゃうしか道はないんじゃないの?どうするつもりかしら、結城くん?」
そんな御門の問いに答えることもなく、リトは呑気に惰眠を貪り続けるのだった。
以上です。
>>124で素晴らしい里紗(+唯)物が投下されましたが、里紗の話で負ける訳にはいかない!
嘘ですボロ負けですすみませんごめんなさい
前スレから延々と里紗ネタを続けさせてもらいましたが、ぼちぼちネタ切れの予感…
>>146も
>>157もGJ
メアとモモと夢の中でセックスってのはいいな
Sリトとメス犬里紗っていうのが新しい感じでそそられた
里紗もMっ気があるのかな
里紗やルンにワルクナール・S使ってみたい
超GJ!
…リトの同時三穴責めで
いつもの飄々としたメア→快感に戸惑うメア→快感の大渦に淫乱になるメア→
…とうとう三穴チンポ・ザー汁堕ちして雌奴隷ハーレムの一員になるメア
が、見てェ…w
きょ、巨乳のナナにツルペタのモモだと!? けしからん、実にけしからん!
つーわけで早速ですが、例のネタをもうちょっと引っ張ったらどうなるか、試してみましたw
「わ……わわ、わたっ…… 私の胸がっ…… 無いんですけど……」
「あはは! どうやらあたしの方が胸が大きくなる素質があったみたいだな〜♪
まっ、気にする事ないって! ペタンコでも(はぁと)」
ポンポン。
「はうっ! ぐうぅ……」
グサグサッ。
ナナに肩叩きされたモモの胸に、女の自信を喪った哀しみの矢が突き刺さる。
「だ、大丈夫か、モモ!」
「はうぅ……リトさん……」
すがる様な目でリトを見つめるモモの脳裏には、朝のベッドシーン(妄想)が浮かんでいた。
『り、リトさん、私のおっぱい、好きにしても……』
『あ、モモ。今日はもう良いぜ。オレ、ナナとヤってるから』
『お、つるぺたモモじゃねーか。元気にやってるかー?』
むにゅん、むにゅん。
ボリュームたっぷりの巨乳でリトのペニスを挟み込み、自信満々の笑みを返すナナ。
『あぅっ! ナナ、お前のおっぱい、サイコーだぜ!』
はぁ……はぁ……
真っ赤な顔で気持ち良さそうに喘ぐリト。
『り、リトさんっ……』
『なんだモモ、まだいたのか。お子様は早く幼稚園行けよ』
『そーだよなー。お前、美柑より胸無いもんなー。仕方ねーよなー』
『そんなっ……リトさん……』
『あー、良かった。あたし、あんな貧乳に生まれなくって。じゃ、リト。もっとやったげるぜ』
むにゅう……ペロンっ。
『うひょぅ! マジ、ナナのパイズリフェラたまんねー。オレ、ララよりお前のことが好きになったぜ』
『本当か!? エヘヘ♪』
『そんな……そんな……』
「そんなの、イヤーッ!!」
「モモ!?」
あまりにも恐ろしい未来図に耐え切れず、
モモはつるぺたになってしまった胸を両手で隠して一目散に駆け出した。
「へへん! いい気味だ! いつもあたしの事バカにしてたバチが当たったんだ!」
ナナは誇らしげに手を頭の後ろに組んで、出来立てほやほやの巨乳を見せびらかした。
「どーだリト。あたしの胸!」
「え……」
リトがじっくりナナの胸を観察する。
(た、確かにデカイけど、なんかやっぱり違和感が……)
「っていうか、モモを追いかけねーと! 悪い、ナナ。また後で!」
「おいっ!」
リトはモモを追いかけて走り去った。
「なんだよ、あいつ。せっかくあたしの胸が大きくなったってのに」
「むー。なんで失敗しちゃったのかなー。私、原因調べたいから先に帰るね」
ララもあっという間に飛び去って行った。
「ちぇ。なんだよ、みんな」
せっかくの巨乳を自慢することも出来ずにナナは不満げに口を尖らせた。
「はぁ……」
すっかり自信を喪失したモモは、道端をトボトボ歩いて深いため息を吐いた。
(こんな胸じゃ、ハーレムを作っても私だけ除け者にされちゃう……)
そこに、追いかけて来たリトが追い着いた。
「モモ!」
「リトさん……うぅっ」
反射的に胸を隠して逃げ出そうとするモモ。
「待てって!」
ガッ。
肩を掴んでモモの顔を覗き込むと、見た事のないほどに頼りなげで泣きそうな顔をしていた。
「モモ……」
「うぅ……こんな私の姿、見ないで下さい……」
涙目で必死でリトの顔を遠ざけようとするモモをたしなめて、リトは優しく話し掛けた。
「大丈夫だって。ララの道具なんだから、その内効果が切れて元に戻るだろ」
「もし、戻らなかったらどうするんですか……」
「え!? えーと、そりゃまあ、その、あれだ。
ま、まあ、オレ、女は見かけじゃないと思うし、気にすんなって」
リトの取って付けた様な慰めの言葉は余計にモモを落胆させてしまった。
「それって、容姿が残念な人を慰める言葉ですよね……」
「えっ!?」
はあぁ……
モモは大きなため息をつき、泣きながら反重力ウイングで飛び去って行った。
「リトさんのバカーッ!」
「モモ……」
クラスに戻ったナナの周りには、ナナの爆乳に引き寄せられた男子どもが群がっていた。
「ナナちゃん、成長したねー!」
「オレ、前からナナちゃんのこと、すっげー可愛いと思ってたんだ」
「そ、そうか?」
胸の事を褒められて嬉しくもあったが、どことなく複雑な気分でもあった。
(こいつら、あたしの胸が大きくなった途端に手の平返しやがって)
結局ナナは男共が鬱陶しくなり、屋上に避難していた。
(ったく。男ってのは、外見しか見ねーんだからな)
いい加減な男たちにうんざりするナナのところにメアがやってきた。
「ナナちゃん、みーつけた! あれ? なんでおっぱい大きくなったの?」
「へ!? そ、そりゃ、成長したんだ」
「ふーん。じゃ、ペロペロしてもいい?」
「ぺ、ペロペロ!? おいっ!?」
ペロンっ。
メアはナナの制服のシャツをめくり上げた。
ナナのはち切れそうな巨乳が露わになってぽよんと弾む。
「うっわー、ホントに大きいねー! うらやましいなぁ。ウフフ……」
「お、おいっ!」
ペロッ。
「あっ……」
メアに乳首を舐められて、ナナの背中がピクリと仰け反った。
(な、なんだ、この感じ……)
成熟した乳房で感じる愛撫の感覚は、今まで動物達と遊んでいた時とはひと味違っていた。
「ウフフ。ナナちゃん、感じ易いんだぁ」
ちゅ……
「んっ……」
メアの唇で吸われて、蕩けるような疼きがナナの乳房の先端から奥へと染み渡る。
「や、やめ……」
はぁ……はぁ……
次第に、ナナはメアの攻めの虜になり始めていた。
くり、くり……ちゅうぅ……
「あっ……んっ……」
乳首を唇で啄みつつ、ナナのもう片方の乳首を指先で優しくひねるメア。
「め……メア……やめろ……」
「んふっ」
メアは言われた通り、ナナへの攻めを止めてしまった。
「あ……」
息遣いが荒く、トロンと蕩けた瞳を物欲しげに潤ませたナナに、メアはにっこり微笑みかけた。
「ナナちゃん、やっぱりリトセンパイにやって欲しい?」
「な……」
「こんなにおっぱい大きいんだもん。センパイも喜んでくれるよ、きっと」
「な、なんでリトなんかに……」
ナナは赤くなった顔をメアから背けた。
その頃、虚ろな表情で空を漂っていたモモはヤミと遭遇していた。
ヤミはモモの体型を一瞥するなり、落ち着いた顔で呟いた。
「プリンセス・モモ。その体型の変化、あなたはもしやトランス能力が使えるのですか?」
「そうだったらいいんですけどね……」
はぁ。
ため息を吐いて、モモは仕方なく事情を説明した。
「そうだったのですか」
そう言いながらヤミはペタペタとモモの胸(推定AAAカップ)を触った。
「や、ヤミさん?」
続けて自分の胸(Bカップ)に触れ、フッと自信に満ちた笑みを浮かべる。
(むっ……ムッカツクーっ!)
こめかみに怒りマークをピクピク浮かべてモモは必死で怒りを堪えた。
「それであなたはこれからどうするのですか?」
「し、仕方が無いから、お姉さまに直してもらえるまで待ちます」
「ちゃんと直る保証はあるのですか?」
「え?」
「さらに悪化したり、とか」
「うっ……」
そもそも『胸を大きくする』触れ込みの道具でこうなってしまったのである。
それを直す道具が果たして信用出来るのだろうか? あるいは……
「男性に変化したり、とか」
(あ、あり得る……!)
ララは既に男性であるリトを女性に変化させる発明を作っているのである。
その逆が起こらないと、どうして言えるだろうか?
もし、そんなことになってしまったら……
「い、イヤアアアーッ!!」
おぞましい想像に苛まれ、心を病みながらモモは飛び去って行った。
(フフ……プリンセス・モモも、あんな顔をするのですね)
滅多に見られない、いつも自身に満ちたモモの怯え顔を散々見物出来て、
ヤミは満足げにフッと笑みを浮かべた。
(ったく、メアの奴……あんな事言うから……)
結城家に帰る途中、まだメアの攻めの感触が残る乳房を撫でながら、
ナナはメアの台詞を思い出していた。
(リトも、あたしのおっぱいが大きくなったから、態度が変わるのかな……)
昼間の男たちのイヤラシイ表情が脳裏に蘇る。
ナナの心境が少しずつ変化していた。
(あー。おっぱいなんて、大きくなくても良かったかもな……)
その頃、フラフラと結城家に戻ったモモは、鏡台の前に座っていた。
おそるおそるワイシャツをたくし上げて見ると……
「あぁ……」
自慢だった美乳は跡形も無く、ブカブカのブラの下にはのっぺりとした真っ平らな胸が広がっている。
「はぁっ……」
モモはガックリと肩を落としてワイシャツを脱ぎ、役に立たないブラを腕から抜き取った。
(ううぅ……これじゃ、本当に男の子みたい……)
絶望のどん底に沈むモモの所にリトがやって来た。
「あ、モモ。帰ってたのか」
「リトさんっ!?」
心臓が飛び上がるほど驚いて、大慌てでワイシャツを抱えて胸を隠すモモ。
「み……見ないで下さいっ! わ、私、本当はこんなんじゃ……」
「分かってるって」
「え……」
リトは、激しく取り乱して涙目になったモモを落ち着かせるように、そっと頬っぺたに手を添えた。
「大丈夫。すぐにララがなんとかしてくれるって」
「リトさん……」
不安そうに潤んだモモの瞳をじっと覗き込む。
「でもなんか、今のモモ、可愛いな」
「えっ!?」
「オレ、モモのそんな顔、初めて見たよ。いっつも余裕たっぷりって感じだったからさ」
「や、やだ……」
カアァ……
モモの頬っぺたが恥ずかしさでほんのりピンク色に染まっていた。
「それにオレ、今のモモの胸も可愛いと思うぜ」
「ええっ!?」
モモは信じられない、とでも言いたげにリトを見つめる。
「う、うそ……ですよね……」
「本当だよ。だからさ、もっとよく見せてくれないか? 今のモモの胸」
リトは優しい眼差しで、じっとモモの瞳を見つめ返した。
(ど、どう言う事なの……こんな胸が良いなんて……?)
モモはそこでふと思い当たった。
(もしかしてリトさん……ロリコン?)
そう言う趣味を持つ人がいると聞いた事はある。
もしリトがそうだとしたら、今の自分の胸はむしろ、
(喜んで、もらえる……?)
とくん、とくん。
リトに今の自分が望まれていると知ったモモの胸が高鳴り始める。
「本当に……今の私で、良いんですか……?」
「ああ」
「笑ったり、しませんか……?」
「もちろん」
「……分かりました」
モモは覚悟を決めて、腕に抱え込んだワイシャツを下ろした。
「……」
リトはじっと、ツルペタになってしまったモモの胸を見つめた。
幼稚園児を思わせるほとんど起伏の無い平らな胸に、
飾りのような可愛らしいピンクの乳首がちょこんと付いている。
(こ……こんな恥ずかしいとこ……リトさんに見られちゃってる……)
カアァ……
今まで何度もリトに胸を見られて来たモモだったが、こんなに恥ずかしい思いをしたのは初めてだった。
涙を零しそうな目を一生懸命つぶり、頬っぺたを真っ赤に染めて、
緊張し切った腕をぷるぷる震わせて恥ずかしさをなんとか堪え続ける。
「も、もう、良いですか、リトさん……」
リトが優しく声を掛けた。
「綺麗だ、モモ」
「えっ……あ!?」
ちゅ……
リトは、モモのなだらかな胸を可愛らしく飾り付ける、ピンク色の小さなつぼみにそっと口付けた。
「そ……そんな……リトさん……あんっ!」
ペロリ、ペロリ……
リトの滑らかな舌が、ツルリとして張りのある、幼女のようなモモの胸を這い回る。
「あ……あはぁ……」
今まで乳房に覆われていたその場所を舐められるのは、まるで心臓を直に愛撫されるようで、
モモの胸の中にまでリトの熱さが伝わって鼓動が高鳴っていく。
(なんだか……いつもより、感じちゃう……)
「あぁ……リトさん……」
モモは身体の力を抜き、リトの愛撫に身を任せた。
リトはモモの背中に手を回し、舌先で可愛い乳首をクリクリ弄んでから、
唇を押し付けて幼い乳首をちゅうっと吸い上げる。
「ん……はっ……」
モモは唇の端から涎を垂らし、指を咥えて体を震わせて、
いつもより敏感になった胸で性の快楽を味わっていた。
「ひゃうん……リトひゃん……」
リトの右手がモモのつるりとした柔肌を、背中から脇腹、へその上から下腹部へと、するりと優しく撫でさする。
そして巧みにスカートのジッパーを下ろし、
するり……
「あっ……!」
モモのパンティに忍び込み、濡れそぼった秘所をまさぐった。
くい、くい……
「あっ……あんっ……」
「なんだ。こっちの方は普通じゃないか。じゃ、問題ないな」
「問題ない、って……あっ!?」
リトはモモのパンティを下ろし、太ももを抱え上げて鏡台の前の椅子に座ると、
鏡に映った秘所を見ながらペニスの先端を押し当てた。
「リトさん……!?」
ツルペタになった幼い胸、淫靡に濡れそぼる秘所、怯え切った表情……
自分の恥ずかしい部分を全てリトに見られたモモが顔を赤らめて体を震わせる。
「ダメです、こんなの……!」
「そっか? オレ、すげー興奮してるけど」
「り、リトさんっ!」
グ、グッ……
「あっ……!」
鏡の中で、幼女のような体型の自分の陰唇をこじ開けて、リトの逞しい剛直が膣内に押し入ってゆく。
モモはその全てをつぶさに見つめていた。
「あっ……あんっ……リトさんっ……んっ!」
リトはモモの太ももを抱えた腕の指先で、モモの乳首を摘まんでコリコリ弄ぶ。
「んっ……んああっ……あはっ!?」
そして、
「よっと」
ズンッ!
「んあっ!」
モモの膣奥にまでペニスを挿入し尽くしていた。
「んあぁ……あはぁん……」
モモが破瓜の痛みを堪える間、リトはさくらんぼみたいなモモの乳首を弄って痛みを紛らわせてやった。
しばらく経って、ようやくモモが落ち着いて来た。
「もう……リトさんってば、強引なんですから……」
「あはは……。でもさ、マジで今日のモモ、いつもよりそそるっつーか……」
モモは照れ笑いするリトを見て、クスッと微笑んだ。
(やっぱり、リトさんロリコンなんですね……)
「じゃ、そろそろ続きいいか?」
「はい。きちんと責任取って下さいね」
リトはモモの体を少し持ち上げて落としながら、腰をグッと突き上げた。
ズンッ!
「あんっ!」
その動作を何度も繰り返す。
ズン! ズン! ズン!
「あ! あ! ん! んあっ……」
はぁ、はぁ、はぁ……
(あぁ……すげぇ……モモのツルペタな身体……)
小学生のような幼い体型のモモに自らペニスを突き入れる様をじっと鏡で見て、
リトはまるで美柑とセックスしているような背徳的な興奮を覚えていた。
(ば、バカ! 何考えてんだ、オレ……)
余りにも可愛い妹がいると、手を出す事の出来ない不満が溜まり、代償行為を求めてロリコンになる。
リトは正にその典型例だった。
「うおおっ!」
ズンッ! ズンッ! ズンッ!
「あぁ……あはぁっ……リトさぁんっ……!」
顔を真っ赤にして喘ぐモモの膣奥に、リトは渾身の突きと共に背徳的な愛を注ぎ込んだ。
「うおっ!」
ズンッ!! ドピュゥッ!!
「あはああぁっ!」
ドピュ、ドピュ、ドピュ……
「あ……あ……リトさぁん……」
モモは幼女のような体型のまま愛される幸せに満たされ、恍惚の表情を浮かべて意識を失った。
「ふぅ……」
リトは意識を失ったモモをソファに寝かせ、とりあえずシャワーを浴びて身体を拭いた。
そこにナナが帰って来た。
「ただいまー」
「お? ナナ、おかえり」
乳房が大きく成長したナナの身体を、じっとリトが見つめてくる。
(あ……)
なんとなく、リトに今の体を見られるのが気恥ずかしくて、ナナはポッと赤くなって俯いてしまう。
「も……モモは見付かったか?」
「ああ。今はソファで寝てるぜ」
「そ、そっか」
そこでまた会話が途切れた。
ナナは胸の鼓動が次第に高鳴るのを感じていた。
(ど、どうしてあたし……こんなにドキドキしてるんだ……)
自分の心が分からずに戸惑ってしまうナナ。
「ん? なんか聞きたい事でもあるのか?」
ドキン。
「あ……」
トクン、トクン、トクン。
震える胸をなんとか押さえ込んで、ナナが問い掛ける。
「お、お前……今のあたし、どう思う?」
「うん、いいんじゃないか? 前より色っぽくて」
「そっか……」
その答えをずっと望んでいたはずなのに。
なぜか、ナナは少し落ち込んだ気分になっていた。
「でも、ちょっとナナらしくない気もするけどな」
「え?」
(あたしらしく、ない?)
リトははにかんだ笑みを浮かべた。
「オレさ、実は胸のことを気にして落ち込んだりしてるナナが、
ちょっと可愛いかな、なんて思ってたんだよな」
「えっ……」
ナナは一瞬驚いた後、ムッと口を尖らせてリトを睨んだ。
「な、なんだよそれ。お前、悪趣味だなっ」
リトはポリポリ頭を掻いて、また照れ笑いした。
「あはは、悪い悪い。でもさ、ナナもララの妹なんだしさ。
モモより発育は遅れてるけど、きっといつかおっぱいも大きくなるんじゃねーの?
だからそんなに焦らなくてもいいんじゃないかな」
「そ、そんなこと、分かんねーだろ!」
「あはは、まあそうだけど。でもオレさ、一番大事なのは、見かけじゃなくて中身だと思うんだ」
「え……」
「今はじっくり中身を育てて行けばいいんじゃねーかな」
そう言われたナナの心の中に、じんわりと暖かい感覚が広がっていく。
(リト、やっぱりあの、イヤラシイ男共とは違うんだ……)
トクン、トクン、トクン。
再び胸を高鳴らせ、赤くなった顔をどうにかリトに向けて、おずおずと尋ねてみる。
「じゃ、じゃあリト、お前……
あたしの胸が元に戻っても、可愛いと思ってくれるんだな……」
「え?」
リトが返事をしようと口を開きかけた、その時。
「こんな所にいたんですかぁ。リトさぁん♪」
ドンッ!
「うわっ!?」
「リトさぁん……大好きですぅ……んちゅーっ♪」
「んんっ!?」
裸のモモがつるぺたな胸を晒したまま、リトに抱き着いて熱烈なキスをしていた。
「モモ!? な、なにしてんだ!?」
ぷはぁ。
モモがリトの唇から離れて美味しそうにペロリと舌舐めずりする。
「あら、ニセ乳ナナ。ちょっと分不相応に胸が大きくなったからって、リトさんを誘惑する気?」
「な、何をっ!?」
言い返そうとするナナを無視して、
モモはいきなりリトの胸にしなだれ掛かって上目遣いにリトを見つめ、
股間に手を当ててリトのペニスをズボンの上から揉みしだいた。
「も、モモっ!?」
はぁ……はぁ……
リトの首の後ろに手を回し、潤んだ瞳でリトを誘惑する。
「リトさん、あんな即席ニセ乳女なんて、気持ち悪いだけですよねぇ」
「なっ、なにをっ!?」
クスクス妖艶な笑みを浮かべるモモ。
「教えて上げますね、リトさん。あんな飾り物のおっぱいより素敵な世界があるってこと……」
むにゅ、むにゅ。
「あっ……うっ……」
モモにペニスをマッサージされたリトが気持ち良さそうに喘ぐ。
そしてモモはリトのズボンのジッパーを下げてトランクスごとずり下ろし、
顔を股間に近付けて、ぷにぷにした頬っぺたでペニスに頬擦りした。
「あぁ……なんて逞しくて素敵なんでしょう、リトさん……」
ちゅ……
「うあっ!? こ、こら……うっ!」
モモに先っぽにキスされて、リトのペニスがムクムクと大きさを増していく。
「な、何やってんだモモ!」
ナナは慌ててリトの体をモモから引き剥がした。
「何のつもり? ナナ。リトさんは私を愛して下さってるのよ」
「んなわけねーよ! このツルペタ!」
モモはナナを見下したようにせせら笑った。
「ふふん。ナナ、あなた全然分かって無いのね。リトさんはツルペタ派なのよ!」
「なにっ!? そーなのか、リト!」
「え!? いや、その……」
うろたえるリトを尻目にモモはナナを睨み付け、高らかに告げた
「ナナ、勝負よ。あなたのそのニセ乳と私の体、どちらが魅力的か」
「良いぜ、やってやろーじゃねーか! この貧乳つるぺた女!」
「あ、あの、その……」
あまりの展開になす術も無くオロオロするリトの前で、ナナとモモの視線がバチッと火花を散らしていた。
◇ ◇ ◇
つーわけで、ナナVSモモのリバースおっぱい対決につづきますw
ナナとモモの女の意地を賭けた対決はリトのベッドの上で行われる事になった。
「じゃ、リトさんはこれを飲んで下さい。御門先生からもらった強壮剤です」
「んぐっ!?」
モモはリトの唇に丸薬を差し入れた。
「さ、ナナ。今から10分ずつリトさんを攻めて、何回イカせられるか、勝負ですよ」
「う、うぅ……」
売り言葉に買い言葉で勝負を受けてしまったが、
毎朝のようにリトのベッドに潜り込んでイタズラしているモモに対し、
ほとんど性経験のないナナの不利は否めなかった。
ニヤリと笑みを浮かべてモモが挑発する。
「あら。やっぱりそんな取って付けたニセ乳じゃ、使いこなせないかしら?
もっと子供っぽい勝負にします?」
「う、うるさいっ! やるよっ! やりゃ良いんだろっ」
モモの幼い瞳がキラリと光った。
「ウフフ……じゃ、行きますよ」
モモは、ベッドの上で裸になっているリトになだらかな裸体を被せ、じっとリトの顔を見つめた。
「リトさん……さっきは本当に、どうもありがとう御座いました。
リトさんのおかげで私、女としてのプライドを取り戻せたんです……」
はぁ……はぁ……
モモの愛のこもった熱い吐息がリトの唇に掛かる。
「も、モモ……」
「大好きです、リトさん。心から……」
ちゅ……
リトの全てが愛おしい。
そんな気持ちを込めて、モモはぎゅうっと力いっぱいリトの体を抱き締め、
唇に舌を差し込んでキスに浸った。
ちゅうっ……ちゅぶっ……ちゅばっ……
リトの愛を全て吸い付くそうと、必死でリトと舌を絡み合わせ、唇を吸い上げるモモ。
ナナはそんなモモの必死さに圧倒されていた。
(す、すげぇ……。モモ、本当にリトのこと、好きなんだ……)
コクリ。
思わず生唾を飲み込んでしまう。
(あぁ、リトさんっ……)
ひしと抱き締め合い、乳房が無い分だけピッタリ密着した胸から、
リトの心臓の鼓動がハッキリと伝わってくる。
モモはまるで魂までリトと一つになったような気分になっていた。
ちゅぱ……
モモはリトから唇を離し、妖艶な笑みを浮かべた。
「リトさん……私の精一杯、お見せしますね」
「んっ……!」
モモはリトの乳首をクリクリ指で弄りながら、舌をねろりと顎から首筋、胸へと這わせていく。
そして、爪の先でキッと乳首をつねって鋭い感触を与えて敏感にしてから、
ちゅうっ……と唇で吸い付いて、舌先でれろれろ舐め転がす。
「はぁ……モモっ……」
モモは心から嬉しそうな表情でつぶやいた。
「リトさん、さっき私の胸を、あんなに愛して下さいましたよね……。
私、本当に嬉しかったんです……。あぁ……私もう、リトさん以外、目に入りません……」
そして、お礼とばかりにひしっとリトに抱き着き、平らな胸の乳首同士を重ね合わせる。
「あぁ……好きです、好きです、リトさん……!」
胸全体をリトに擦り合わせながら、モモはリトのペニスに手を添えて柔らかなお腹の肉ではさみ、
しなやかな指使いでシコシコと擦り上げた。
「うあっ……モモッ……」
「もっと……気持ち良くなって下さい……リトさぁん……あはぁ……」
トクン、トクン、トクン。
モモの高鳴る鼓動が密着した胸から直に伝わり、愛されている実感を覚えてリトの興奮が高まっていく。
そして……
「モモッ……!」
ドピュッ!
敢え無くお腹の間に射精してしまった。
「あはぁ……嬉しい……。リトさん、出して下さったんですね……」
モモは起き上がると、お腹に付いた精液を手で拭い、白く濡れた指を艶やかな唇に差し込んだ。
「あぁ……なんて美味しい……! リトさんの愛の味がします……!」
ペロリ、ペロリ……
まるで、天使が創った蜜を舐める様に、貪るように愛おしく、舌を伸ばしてリトの精液を舐め啜るモモ。
「あはぁ……この匂い……この味……たまりません……んふぅ……。もっと下さい、リトさん……」
モモはリトの股間に顔を近付け、唇を窄めると、
ちゅぶっ……
「んんっ!」
リトのペニスを唇で締め付けながらゆっくりと喉奥にまで挿入した。
そして、リトの精液を一滴たりとも逃すまいと濃厚なバキュームフェラで吸い尽くしながら、
口腔全体を蠢かし、喉の奥まで巧みに操って、リトのペニス全体をキュウッと締め上げる。
ジュポッ! ジュポッ!
「うっ……あっ……!」
頭を上下させ、頬っぺたを窄ませながら、垂直に立てたリトのペニスを唇の襞で擦り撫でる。
幼くも妖しい美少女の愛を込めた必死のフェラチオは瞬く間にリトの興奮を高め、
再びモモの口の中に精液を放っていた。
「うっ!」
ドピュッ!!
「んふぁ……!」
恍惚の表情でリトの熱い迸りを受け止め、コクン、コクンと喉を鳴らして呑み込むモモ。
そして、リトの射精がおさまった頃ゆっくりと顔を上げ、唇の端からタラリと白い涎を垂らしながら呟いた。
「あはぁ……最高です、リトさん……。もっと、もっと下さい……」
モモはリトのお腹に付いていた精液に顔を押し付け、舌をベロリと這わせて犬の様に精液を貪った。
「も、モモッ……!?」
そして、ペニスに上から下まで唇と舌を這い回らせ、残った精液も残らず舐め取ってゆく。
「あふぅ……リトさんのおちんちん、大好きぃ……」
「はわっ!?」
モモの唇がリトの玉袋を咥え込んで舌で睾丸を転がし、肛門にまで愛しげにキスをする。
「や、止めろ、モモ! き、汚いって!」
「リトさんの体に汚い所なんてありませんよ……」
モモはリトの腰に跨り、恍惚の表情で秘所にペニスを押し当てた。
「こっちも愛して下さい、リトさん……」
ズズズ……
「あふぅ……」
「う、うぅっ……」
二回目の挿入で慣れたのか、モモの膣は易々とリトのペニスを飲み込んでゆく。
コツン。
「あっ……」
リトのペニスの先端が、モモの子宮を突つく。
「あはぁ……当たってます、リトさんのおちんちん……」
モモは膣をキュッと締め、腰をゆっくりと上下させ始めた。
「あっ……ひぁっ……」
背中を駆け抜ける震えるような性の快楽に陶酔しながら、モモは自分の乳首にそっと触れた。
「見て下さい、リトさん……。リトさんが愛してくれた、私の胸です……。
私、リトさんが愛して下さるなら、ずっとこのままでもいい……」
「モモ……」
女のプライドよりもリトへの愛を取る。
モモの言葉にけなげな愛情を感じたリトは、自ら腰を振ってモモの膣を突き上げ始めた。
「あっ! はっ! んっ! リトさんっ……!」
はぁ……はぁ……はぁ……
自分の体重でペニスが膣に深く突き刺さり、モモは顔を真っ赤に染めて悦楽の吐息を漏らす。
「あぁ……好きです、好きですっ……リトさん、リトさぁん……!」
今までのからかっている様な愛の言葉とは一味違った、
真実の愛を絶え間なく伝えてくるモモの告白を受け止め、
リトはモモの真剣な愛に心を打たれていた。
そうする内に、モモの小さな胸すらも愛おしく感じられて来た。
「モモ。可愛いぜ、お前の胸」
リトは手を伸ばし、モモの乳首をキュッとつねった。
「あっ……!」
ビクンッ!
平らになった分、すっかり敏感になった乳首にリトの愛撫を受け、モモがあられもない声を上げてよがり狂う。
「あはぁっ……嬉しいっ……! もっと、もっと愛して下さい、リトさんっ……」
モモの甲高い喘ぎ声に誘われて、リトが勃起し切ったモモの乳首をギュッと強くひねる。
「いいいっ……いあぁ……! もっと、もっと……!」
「モモッ!」
快楽を堪えきれず、リトの胸にのし掛かって両腕で抱き着いてしまうモモ。
リトはモモの腰を持ち、前後に振って、モモと密着しながらペニスの抽送を続けた。
「あっ……あぁっ……ダメですっ……私、もうっ……!」
「モモッ……!」
ドピュッ!!
「あはぁっ!!」
三度目の精液が、リトのペニスの鈴口からモモの子宮に放たれる。
「あぁ……リトさん……リトさんっ……!」
はあぁ……
モモは、女性としての最高の幸せに浸りながら、涙を流してリトの射精を受け止めていた。
◇ ◇ ◇
「さ、ナナ、あなたの番よ」
ベッドを降りたモモがニヤリと笑ってナナを見つめた。
(ううっ……)
ナナは動揺していた。
10分で3回。
モモが全力の愛を尽くして立てた大記録は、性の初心者であるナナにはとても破れそうに無かった。
モモは見下したような目でニヤニヤ笑った。
「でも、あなたみたいなお子様に、やり方が分かるのかしらね」
「うるさい! お子様はモモの方だろ! このつるぺた!」
つるぺたな胸をリトに愛されて余裕が出来たモモは、ナナの挑発にも乗らずに平然と言った。
「ハンデは無しにしますね」
「んっ!」
モモはまた、御門の作った強壮薬をリトの口に差し込んだ。
それを飲み込んだリトの体に蓄積された疲労が癒え、たちまちの内にペニスに精力が漲って来る。
「おお……!」
思わず拳を握り締めるリト。
「これで条件は五分と五分。さ、見せて下さいね。ナナのおっぱいの魅力とやらを」
「い、言われなくても……」
と言いながらも、リトの前で服を脱ぐ事すら恥ずかしくて躊躇してしまうナナ。
「あら? やっぱり自信がないのかしら?」
「う、うるさい! ちょっと手間取っただけだろ」
そしてようやくワイシャツのボタンに手を掛けた時、
「な、なに見てんだよ! あっち向け!」
「す、すまんっ」
自分の膨らんだ胸を凝視するリトの視線に気付き、思わず怒鳴りつけてしまう。
「あらあら。そんな事でリトさんを気持ち良く出来るのかしらねぇ」
「やかましい! も、物には順番って物があるんだ!」
そう言って、リトに背を向けてワイシャツを脱ぎ、
両手で腕から溢れそうな乳房を覆い隠しながらゆっくり振り向いた。
「い、いいぞ、リト……」
リトが振り向いて見ると、上半身裸になったナナの腕からはみ出る、
隠し切れない存在感を誇る乳房がチラリと零れて見える。
「おお……!」
グビリ。
リトは思わず生唾を飲み込んだ。
恥ずかしげに顔を赤らめたナナの表情がまた、リトのイジメゴコロを絶妙にくすぐって来る。
興奮に震える声でリトが誘い掛ける。
「手、下ろしてくれるか……?」
「……っ!」
カアァ……
真っ赤に頬を染めたナナは、微かに震えながら言った。
「わ、笑うなよ……」
ゆっくりと乳房から手を離し、豊満な巨乳を解き放つ。
ポヨン♪
「おおっ……!!」
リトは思わず歓声を上げていた。
見た感じ中学一年くらいの幼いナナの身体に不似合いな、
ララにも匹敵する爆乳が胸からぶら下がる、アンバランスな倒錯的光景。
それを見た瞬間、リトのペニスがムクムク起き上がっていた。
「なっ……」「あ……」
モモは愕然と、ナナは顔を赤らめて、リトの肉棒を見守った。
(なんで……どうして!? リトさんはツルペタ派じゃないの!?)
モモの誤算は二つあった。
御門の作った強壮薬は3回どころか、10回程度は持続する強力な代物だった。
それをもう一つ飲んだリトの体には、モモとのプレイの時の倍近い、溢れんばかりの性欲が漲って来た。
しかも、リトはそもそも美柑とのエッチにも憧れていたが、一番毎日誘惑し続けていたのはララである。
来る日も来る日もララの巨乳を見せ付けられては我慢を強いられ、
無意識の内にリトの心の奥には巨乳を弄り回して遊びたい欲求が渦巻いていた。
そんなリトにとって今のナナは、ロリータな体つき、胴からはみ出すほどの巨乳、
突然大きくなった乳房に慣れずに戸惑うツンデレチックで恥ずかしがり屋のウブな性格、
全てを兼ね備えた、正に理想のロリ巨乳美少女そのものだった。
(ま、まずい……!)
モモの背筋を冷たい戦慄が駆け抜ける。
その予感は、ものの数秒で現実のものとなった。
リトはいきなり自分のペニスに手を当てると、
ナナのロリ巨乳を凝視しながらビンビンに滾ったペニスを擦り、オナニーをし始めた。
「お、おいっ!?」
「す、すまん、ナナ! お、お前の身体、エロ過ぎて、我慢出来ねー!」
「えっ……」
(あ、あたし、そんなにエロいのか……)
リトは顔を赤くして戸惑うナナの乳房にペニスを近付け、いきなりナナの乳房に射精した。
ドピュッ! ドピュッ!
「あぁっ!? リ、リト!?」
しかし、御門の強壮剤で昂ぶらされたリトのペニスは、
理想のロリ巨乳ツンデレ美少女の裸を前にして、まだまだ収まる気配を見せない。
リトはナナをベッドに押し倒し、有無を言わさず乳房にペニスを挟み込んだ。
慌てふためいてナナが喚く。
「お、お前! 女は見かけじゃ無いんじゃなかったのか!」
「いや、お前は例外。だって、見かけが良過ぎるんだもん」
「な……」
カアァ……
頬を赤らめつつ、ナナはぼそりと呟いた。
「こ、このケダモノ……」
独り言ちつつも、しっかりと乳房の両端を抑えてリトが挟みやすいようにしてやる。
「い、言っとくけどな、勝負だから仕方なくやってるだけだぞ。
お、お前が好きってわけじゃないからな……」
「そっか? オレ、お前の事好きになってきたんだけどな」
「な……」
カアァ……
もうナナの顔は真っ赤っかになり、リトの顔を見ていられなくなって慌てて目を逸らした。
「ほ、ほら! さっさとやれ!」
「おうっ!」
ぷにゅ、ぷにゅ、ぷにゅ……
リトがナナのお腹の上で腰をグラインドさせる度、
汗と精液で濡れたナナの弾力のある暖かい乳房に竿が挟まれて擦られ、
途方もない挿入の快楽がペニスから背筋を駆け上ってゆく。
それと同時に玉までもが柔らかいナナのお腹の肉と下乳に当たって刺激され、
あっという間に射精欲が高まってゆく。
「くあぁ……! だめだ、もう、出るっ……!」
「な……!? ちょ、ちょっとま……ぶっ!?」
ドピュッ! ドピュッ!
リトは容赦無くナナの顔面にぶちまけていた。
「き、きたねっ! こらっ! なにすんだっ!」
「す、すまんっ! あんまりお前が可愛くて……」
「なっ……」
カアァ……
ナナは精液塗れのほっぺたをポッと赤らめた。
しかも、まだリトの腰の動きは止まらない。
「うああっ……ダメだ、また出るっ!」
ドピュッ! ドピュッ!
「うわっ!? ば、バカヤロー! いい加減に……うぶっ!?」
ナナの不平も無視して、リトの精液がナナの顔面を白く染め上げてゆく。
巨乳に興奮して無我夢中で射精しまくるリトの様子をモモは呆然と見つめていた。
(あぁ、リトさん……私への愛は、偽りだったんですか……)
あんなに愛を尽くしてやっとの事で受け取った3回の射精を、
ほとんど何もしていないナナがただおっぱいだけで達成してしまった。
なんたる理不尽、なんという不公平。
しかも、まだ開始からわずか二分しか経っていないのである。
(負けた……)
モモは敗北を確信して、ツルペタな胸の体で床に手を着いて絶望感に浸っていた。
ひとまず射精を終えて一息ついたリトが、ほおっと満足げにため息を漏らす。
「はぁ……ナナ、お前本当に、サイコーに可愛いな」
ナナは精液まみれの赤らんだ顔で、リトをジロリと睨み付けた。
「あんた、あたしにお世辞言っときゃごまかせるとか思ってるんじゃねーのか?」
「ん? 別にお世辞なんて言ってないぜ? マジで可愛いし。
それに、このベトベトになった顔がもっと可愛いな」
「……この、変態のケダモノ」
「あはは」
リトは照れ笑いして、ペニスをナナの唇に近付けた。
「えーと、舐めて?」
「……噛むぞ」
「そりゃ困るな。お前を愛せなくなっちゃうじゃないか」
「この、バカ……」
ナナは唇に突き出されたリトのペニスをツンツン指で突ついた。
「大体あたし、やり方知らねーし」
「大丈夫。オレが教えてやるよ」
リトは座らせたナナの膝の上に腰を乗せ、ナナのたわわな乳房でペニスを挟み込んだ。
「おお……! やっぱすげーな、お前のおっぱい。オレのちんこ、全部包まれてるぜ」
「ば、バカ……」
「じゃ、ツバを垂らして滑りを良くしてから、こうやってむにゅむにゅしてくれるか?」
「こ、こうか……」
トロ……
むにゅるんっ。むにゅるんっ。
慣れないとは言え、女子中学生の容姿のナナが、爆乳を一生懸命こね回してペニスを揉み解す様は、
見ているだけで扇情的で興奮を掻き立てられる。
ツバで滑りが良くなった谷間の膣の様な圧迫感と暖かさ、玉さえも包み込んでしまうボリューム、
中学生の肌の張りと艶に包まれた、母親のような乳房の柔らかさ。
それら全てがリトを昂らせ、射精への欲求を高めていく。
「んっ……んっ……」
次第にナナも巨乳の扱いに慣れ、巧みに手で乳房を柔らかく変形させて、
むにゅる、むにゅるとペニスを包みながら擦り合わせる。
「そ、そうだ、ナナ、上手いぞ……。うっ……そ、そろそろ、舐めてくれ……」
リトは腰をナナの唇の方に突き上げる。
「こ、こうか……」
ナナはむにゅっとつぶれた乳房で睾丸と竿を包み込みながら、
ペニスの先端をおそるおそる舌でペロリと舐めた。
「うっ……! も、もっと……」
ペニスの先端で感じるナナの滑らかな熱い舌の感触が、リトの腰をぶるぶる震わせる。
(リト、あたしのおっぱいと舌で感じてるんだ……)
なんとなく嬉しくなったナナは、むにゅんと乳房で竿を包みながらペニスの先端に唇を付け、
尿道口を舌でチロチロ突ついてみる。
「はっ……んっ……ううっ……」
顔を赤くしてますます悶えるリトが、ナナの肩に手を着いて息を荒げる。
「な、ナナ……お前、そんなに可愛かったのか……」
「えっ? い、いきなりなんだよ!」
「お前のパイズリフェラしてる顔、マジ興奮する……」
「な……」
カアァ……
女としての自分が認められた様な気がして、ナナはなんだか気恥ずかしくなってしまう。
「ば、バカなこと言ってねーで、さっさと出せ!」
むにゅるん、むにゅるん。
じゅぽっ、じゅぽっ……じゅううっ!
「んっ……はぁっ……」
やればやるほど上達してゆくナナのパイズリフェラ。
ナナは、もう唇でペニスをしっかり咥え込んで躊躇なく顔を上下させ、
ぬめった唇でカリを擦り、艶かしい舌を巻き付かせて愛撫しながら、
頬を窄ませて中身を吸い出すように激しい音を立てて吸引する。
豊満な乳房は温かく柔らかくペニスを包み込み、
ぺちょり、ぺちょりと睾丸に当たってリトの腰に蕩ける様な快楽を与える。
むにゅんとスライムのように柔らかく形を変えるその様は、リトの視覚すらも虜にしていた。
「うあ……ナナ、ナナぁっ!」
リトはナナの肩を掴みながら夢中になって腰を突き上げ、勢いよくナナの口の中に白い欲望を放ち始めた。
ドピュウッ!!
「んぶうっ!?」
「あふぅ……」
ドピュッ! ドピュッ!
「んー! んー!」
ジタバタ喘ぐナナの頭を抑え込み、強引に口内にペニスをねじ込んで射精し尽くす。
余りにも勢いの良い射精はナナの喉奥を満たし、勢い余って鼻から出て来ていた。
「ふぅーっ……」
ようやく一仕事終えたリトが手で額の汗を拭いた時、
「こ、こりゃーっ! いい加減にひろーっ!」
鼻から精液交じりの鼻水を垂らしたナナが猛烈に抗議してきた。
「こんなのあたしがちっとも気持ち良く無いじゃんか! ちゃんとしろ!」
「ああ、もちろんだ」
「え……」
急に真剣な目で見つめられて、一瞬ナナはたじろいだ。
「ナナ。オレ、お前のこと、身体の隅々まで気持ち良くしてやりたい。いいか?」
「な……」
カアァ……
身体の隅々まで。
その言葉の意味する所を悟り、ナナのほっぺたがリンゴの様に赤く染まる。
「あ……あたしなんかでいいのかよ……。り、リトには姉上が……」
「お前でなきゃ駄目なんだ」
「……!」
カアアァ……
もう顔面が沸騰してリトの顔を見ていられなくなり、
ナナは顔を恥ずかしげに背けて隠し様もない豊満な乳房を細い手でなんとか隠そうとする。
「ど、どうせ、あたしのおっぱいが目当てなんだろっ……」
「違うぞ。おっぱいの大きなお前が大好きなんだ」
「な……」
「その恥ずかしそーな顔がマジサイコー」
「ば、バカッ……んっ……」
ちゅーっ……ちゅぶっ……
お前を愛する女として認める、と言わんばかりの熱烈なリトのキス。
舌をナナの口内に這わせ、唇を吸って、自分の感触をナナの魂にまで刷り込んでゆく。
「ん……ふぅ……」
初めは意外な感触に抵抗していたナナも、次第に女性として愛される快楽に浸り、
瞳をトロンと潤ませて大人のキスの感触に堕ちてゆく。
ぷは……
はぁ、はぁ、はぁ……
二人の唇の間に満ちた空気が、熱い愛情を伝え合う。
ナナは頬を赤らめ、瞳を潤ませながら、たどたどしく呟いた。
「あ、あたし、初めてなんだからな……。責任、ちゃんと取れよな……」
「あぁ、約束する」
リトはナナの身体をベッドに仰向けに寝そべらせ、制服のスカートの下からパンティを抜き取った。
「スカートは脱がせないのかよ」
「うん。そっちの方が萌えるし」
「なんだよ、それ……」
リトが裸にスカートと靴下だけを着けたナナに覆い被さり、秘所にペニスを押し当てる。
「んっ……」
熱烈なキスに興奮したのか、ナナの秘所は既に湿度を増していた。
「ナナ、お前結構淫乱だな」
「な……!? お、お前のせいだろっ」
「あぁ、オレのせいだな。オレがお前のこと大好きなせいで、お前がこんなに濡れちゃったんだもんな」
「ばっ……」
照れてなにも言えなくなるナナに、リトがそっと囁いた。
「好きだ、ナナ。オレ、お前とこれからも、ずっとエッチしたい」
「……!」
ナナは赤い顔で恨めしそうにリトを睨みつけた。
「あんた、好きな女の顔にいきなりぶっ掛けるのが趣味なのか?」
「ん? ああ」
リトはフッと苦笑した。
「サイッテーの趣味だな」
「安心しろよ。今度は顔には掛からないぜ」
「んっ……」
クグ……
リトのペニスがナナの秘所を掻き分け、奥へと押し行ってゆく。
「あ……あはぁ……リト……」
「ナナ、好きだ」
痛みで朦朧とするナナの頭の中に、リトの甘い愛の囁きが染み渡る。
「あ、あたしは、別にあんたの事なんか……」
ググッ……
さらにリトのペニスが、ナナの奥深くに突き刺さる。
「ぜんっぜん……んっ……!」
ブツ……
「あっ……!」
膣奥を突き抜ける鋭い痛み。
ついにリトのペニスで、ナナは少女から一人の女性へと脱皮したのだった。
「はあぁ……」
痛みを堪えて涙を零すナナに、リトはニヤリと笑って呟いた。
「全然、なに?」
カアァ……
真っ赤になってしまうナナの顔。
「ひ、ヒミツだっ」
「ふーん? でもオレ、ナナのこと全部知りたいんだけど」
「なっ……」
リトはニヤッと笑いながら、腰を前後に動かし始めた。
「あっ……ああっ……」
リトがペニスを突き入れる度、小柄なナナの胸で、瑞々しくふくよかな乳房がぷるん、ぷるんと弾けて踊る。
リトは、悪さをする子供を懲らしめる様に、まんまるな乳房の頂きにあるナナの乳首をギュッとつねった。
「あんっ!」
思わず甲高い喘ぎ声を漏らすナナ。
「きちんと言ってくれたら、もっと気持ち良くしてやるよ」
キュッ……キュッ……
「あはぁ……あっ……!」
ララの道具の影響で感度が高まっているためか、それともリトへの愛のためか。
ナナの乳首はそのサイズとは裏腹に、鋭い感度で今まで体験した事のない甘い快楽を胸の奥に伝えていく。
ギュッ……ギュッ……
「あっ……ふあぁ……」
乳首をつままれる度に胸が熱く蕩け、子宮がキュンと疼いて愛液を分泌するのが自分でも分かる。
ナナは舌を突き出してヨダレを垂らし、背中をビクン、ビクンと仰け反らせて悦楽に浸っていた。
「ああっ……はんっ……あはぁっ……!」
そこで突然、リトは攻めの手を止めた。
はぁ、はぁ、はぁ……
「な、なんで……」
いきなり攻めを止められて、抗議の視線をリトに向けるナナ。
リトは意地悪な顔をして言った。
「言ってくれなきゃ、ここで終わりにするぜ?」
「なっ……」
「オレ、ちゃんと気持ちを言っただろ? お前も言えよ」
そう言いながら、リトは両手でナナの乳房を包み込み、柔らかさを堪能するようにゆっくり揉み解す。
「ば、バカ……」
ナナは真っ赤に染まった顔で、たどたどしく呟いた。
「あ、あたし……リトのことなんか……」
「オレのことなんか?」
「ぜんっぜん……大好きだよ!」
ツンッ。
頬を赤く染めながら、ナナは恥ずかしげに顔を背けた。
「ありがとう。嬉しいぜ、ナナ」
「なっ……」
リトはナナの身体を引き寄せ、照れて真っ赤になったナナの表情の変化を楽しみながら、
ふくよかな乳房を胸で押し潰すようにギュウッと抱き締めた。
「んっ……リトっ……」
ナナとリトの乳首がツンっと当たって擦れ合い、はち切れそうな乳房の弾力がリトの胸に伝わってくる。
「ナナ……お前のおっぱい、マジでサイコーだぜ」
「やっぱりお前、おっぱい星人じゃねーか……」
「お前のせいで、こうなっちまったんだぜ?」
「ば、バカ……」
ナナの照れた顔を見て満足げに微笑んだリトは、腰を振ってペニスをナナに突き込み始めた。
パン! パン! パン!
「はんっ! あんっ! んっ!」
ぷるん、ぷるんっ。
腰を突き込む度にたぷんたぷん音を立てて弾むナナの乳房が目に愉しい。
まだ幼いナナの甲高い嬌声、快楽に歪む艶かしい表情。
日頃は男の子っぽいナナの性格と女らしい乳房のギャップが、
リトのイジメ心をほどよく刺激してもっともっと乳房を揉み解して弄り回したくなる。
もにゅん、むにゅん、むにゅうぅ……
「あっ……こら……やめろっ……んっ……」
揉み解すたびに手の平に吸い付き、思うがままに形を変える柔らかい乳房に、リトはもう夢中になっていた。
「ナナ、お前ホントサイコーだぜ」
パン! パン! パン!
「あっ……んっ……いっ……」
まだ使ったこともない新鮮なピンク色のナナの陰唇、そこから繋がるナナの神秘の場所。
幼い身体にミスマッチした爆乳を鑑賞しながら、
オナニーすら慣れてないだろうその狭い穴を、自らの欲にまみれた熱い肉棒でこじ開けて抉り続ける。
「あぁん……んあぁ……リトぉ……!」
ウブな顔付きのナナの喉から漏れ出て来る甲高い喘ぎ声は、
リトの官能を激しく刺激し、ペニスをギンギンにイキリ立たせていた。
「ああっ……あはっ……リトっ……」
パンッ! パンッ! パンッ!
リトの腰の動きが激しくなり、ナナの腰に溜まったジンワリとした熱い快楽が、小さな体に染み渡ってゆく。
「あぁ……あたしの頭ん中、白くなって来た……」
「そっか」
ナナの絶頂が近い事を悟ったリトは、腰を動かしながら手をナナの身体のあちこちに這わせ、
ピチピチと張り詰めた成長期の肌の感触を味わった。
細い腰、小ぶりな尻、スラリとした太もも。
ボーイッシュなナナの身体で、ただアンバランスに巨大な乳房だけが、激しく女を主張していた。
(初めは違和感あったけど、遊んでみるとなかなかいいもんだな)
リトは満足げに笑みを浮かべ、両手でナナの巨乳を握り、指先で乳首をコリコリひねった。
「あっ……んんん……」
乳首の先から伝わる甘い感触に、ナナが甘ったるい喘ぎ声を上げる。
「いくぜ、ナナ」
リトは一声掛けて、ナナの乳首をキュッとつまみながら、渾身の突きを膣に叩き込む。
ズンッ……! ドピュッ!!
「んっ!」
「うぁっ……!」
リトは、ナナの身体を抱き締めながら、思いっきり膣奥に精液を迸らせた。
「ああっ……リトっ……!」
ドピュ、ドピュ……
リトの絶え間ない射精を受け止めながら、ナナは初体験の感慨に浸っていた。
(これが、男のシャセーなのか……)
それにしても、
(おっぱいが大きくなっただけで、こんなに世界が変わるなんて……)
ついさっきまでモモに馬鹿にされていた自分が、一人前の女としてリトに認められた。
ナナの胸に、女としての自信が満ち溢れていた。
(やっぱ、おっぱいって、すげーんだな……)
ナナは嬉しげな表情でリトの身体を両手でギュッと抱き締め、むにゅっと巨乳をリトの胸に押し付けた。
◇ ◇ ◇
一方その頃、部屋の片隅でリトとナナの情事を観察していたモモは、魂が抜けた様にふらりと立ち上がった。
(やっぱり、さっきのはただの気遣いだったんですね……)
幽鬼のように音も無く、二人が交わり続ける部屋を抜け出る。
(もう……こんな胸じゃ、リトさんに合わせる顔が無い……)
ペトリ。
胸を手で触る度、頼りない感触に女としてのプライドがガラガラ音を立てて崩れて行く。
(もういい……どこか、お寺に行って、尼さんにでもなろう……)
涙目で自暴自棄になっているモモのところにララがやって来た。
「ゴッメーン、モモ。遅くなっちゃった! 元に戻す道具、出来たよ!」
「え……」
パアアッ!
ララの明るい笑顔に照らされて、モモの世界に明るい光が差し込んでゆく。
「お姉さま……!」
嬉しさの余り、モモはひしっとララに抱き付いた。
「うんうん、良かったね、モモ♪」
ララは泣きじゃくるモモの頭をそっと優しく撫でていた。
「ヤッホー、リト、ナナ!」
「あっ……」
リトと裸で抱き合っていたナナが、慌てて布団を被って身を隠す。
「あ、あの、姉上、これは……」
「うんうん、リトと仲良くなって良かったね!」
「え……」
一片の曇りもない晴れやかなララの笑顔を見て、ナナの胸にわだかまっていた、
姉の恋人と交わった後ろめたさが消えてゆく。
ララはきっと、自分のことなど全部お見通しだったんだろう。
そう思うと、胸が暖かくなってゆく。
(ありがとう、姉上……)
「じゃ、どうする? ナナ。おっぱい、元に戻す? モモは元に戻ったけど」
ララの後ろから現れたモモの乳房は元通り、ナナほどでは無いにせよ、
年相応よりも幾分大きめに膨らんでいた。
「うーん……ちょっとだけ、待ってくれるか? モモがリトとエッチするの見てから」
「えっ……」
意外なナナの言葉に、モモが目を丸くする。
「せっかく元に戻ったんだし。まだリトも元気そうだしさ」
「で、でも……お、お姉さまが見てるのに……」
「なんだぁ、怖じ気づいたのか? ま、あたしの方が胸も大きいし、大人だしなぁ」
「なっ……」
カッと来つつもモモはララの顔色を伺った。
ララは何の不満もない、と言う様にコクリと頷いた。
「分かったわ、ナナ。リトさん、お願いしますね」
「ああ」
「よーし!」
その様子を見つめていたララはクスリと微笑んだ。
(ウフフ。やっぱりナナとモモ、仲良しさんだね!)
さっきの自信喪失のためか、すっかり受け身になってしまったモモは、
じっとベッドに寝そべり、覆い被さるリトの攻めを待ち受けていた。
(リトさん……)
ス……
「あ……」
リトに乳房をまさぐられ、胸をくすぐる甘い感触にじっと感じ入るモモ。
(あぁ……私……おっぱいが、ある……!)
モモは、リトに愛してもらえる資格を取り戻せた気がして、身震いしながら感動の涙を零していた。
ナナが朗らかな顔で言った。
「良かったなぁ、モモ。普通のおっぱいに戻れて。
ま、あたしほどのおっぱいの才能は無かったみたいだけどな! アッハッハ!」
ナナの笑い声を聞いて、再びモモの胸に怒りが込み上げて来た。
「あんたなんて、ニセ乳のくせに……」
「んー? じゃ、また姉上の道具使ってみるか?」
ララの道具をモモに近付けると、
「や、やめてえっ! それだけはイヤアアッ!」
すっかりトラウマになってしまったモモが怯える様に後ずさって胸を必死で隠す。
リトが嗜める様に言った。
「おいおい、よせよ。モモが怖がってるじゃねーか」
リトはモモの乳房の感触を確かめる様に丁寧に撫でた。
「リトさん……」
「オレ、好きだぜ。モモのおっぱい。すっげえ形が良いし、美乳って奴だな」
親指と人差し指で、乳首をすり潰す様にキュキュッとひねり回す。
「あっ……んっ……」
ほどよい大きさ、従順な反応。
ナナの爆乳ほどのインパクトは無いにせよ、モモの乳房も十二分に魅力的なものだった。
それに、いつになく気落ちしてしおらしくなってしまったモモの反応が、
いつもおちゃらけた言動で隠されているモモの本当の心を垣間見れた気がして、
リトはなんとなく嬉しくなっていた。
リトはモモの乳首に唇を寄せ、ちゅうっと吸い上げた。
ちゅ……ちゅぷっ……ちゅぱっ……
「んっ……んんっ……はぁっ……」
次第に性感が高まり、太ももをモジモジ擦り合わせて切ない欲望をリトに伝える。
「じゃ、そろそろいいか? モモ……」
「はい……」
今度はリトがベッドに寝そべり、モモは騎乗位でリトの腰に跨った。
「ゆっくりと、な」
「はい……」
モモは陰唇にリトのペニスを当て、ゆっくりと腰を下ろしてゆく。
ズ、ズ、ズ……
「んっ……ふぅ……あぁ……」
モモの下半身から上半身にまでペニスの感触が伝わり、モモはぶるりと震えながら快楽を貪っていた。
「あぁ……リトさん……」
「んー、良かったな、モモ」
何時の間にか、ナナがリトの顔面に跨り、モモの目の前でニコニコ笑顔を浮かべていた。
「ナナ!? いま、私がリトさんとエッチしてるのに……」
「ま、いーじゃん。おんなじ日に生まれた姉妹のよしみでさ」
手を頭の後ろに組んで、あっけらかんと言い放つナナの胸では、
モモよりもふた周りは大きな爆乳がぽよよんと揺れていた。
(ナナったら……!)
イラッと来たモモが、ナナの乳首をギュッとつねった。
「んあっ!?」
ビクンっ!
リトの顔に跨ったまま、ナナの身体が跳ねる。
モモが不敵な顔で挑発する。
「ふんっ! ちょっとリトさんに気に入られたからって調子に乗らないでよね!」
「あっ……んっ……や、やったなぁ!」
ギイイッ!
今度は、ナナがモモの乳首を捻って逆襲した。
「痛あっ! よ、よくも……」
「ダメだよ、二人とも、ケンカしちゃ」
見兼ねたララが二人の尻尾を手に取った。
「あっ……」「あんっ……」
ビクビクっ!
二人の背中にゾクッと痺れるような快感が走り、ぶるぶる身を震わせる。
ララはニコニコ笑いながら二人に一本ずつ尻尾を手渡した。
ナナにはモモの尻尾、モモにはナナの尻尾。
「はい。ちゃんと仲良くして、リトと気持ち良くなるんだよ」
「……」「……」
二人はちょっと見つめ合った後、そっと唇に相手の尻尾を差し込んだ。
「んあっ……」「はんっ……」
脊髄に直結する尻尾の最も敏感な部分を触られるのは、デビルーク人の女性にとって、
地球人男性のペニスを舐められる程の堪え難い快感を与えるものだった。
しかもナナとモモの二人は、小さい頃から事あるごとにイタズラしてそこをいじり合い、
互いの弱点を熟知していた。
モモが尻尾の先端にペロリと舌を這わせる。
「はわっ!?」
ナナが尻尾のくびれを指でキュッと締め付ける。
「きゃんっ……!」
互いの攻めの応酬は絶え間なく続き、部屋を幼い嬌声で埋め尽くしてゆく。
「あはっ……も……モモっ……そこ……やば……あっ……ひあぁ……」
「ダメです……ナナ……あんっ……あっ……あひっ……ひゃあん……」
はぁ、はぁ、はぁ……
だんだん二人の息遣いが荒くなり、顔が赤く染まるころ、
「ほら、リトも休んでないで、頑張って!」
ララは、二人の美少女の下敷きになってこっそり太ももと膣の感触を堪能していたリトに発破をかけた。
「あっ……!?」「んあっ……!?」
ビクビクんっ!
尻尾攻めで敏感になっていた二人の膣をリトのペニスと舌が攻め立てる。
「ああぁ……リト、モモっ……」
「はぁん……リトさん……ナナっ……」
次第に快楽に頭が蕩け、二人はリトの身体の上でキスし合いながら乳房を押し付け合った。
「ん……ふうぅ……モモぉ……」
「あ……はあぁ……ナナぁ……」
ぴちゃ、ぴちゃ……
むにゅ、むにゅ……
はぁ、はぁ、はぁ……
二人のくっつき合った唇の間では、
絡み合ってどちらの物とも分からなくなった尻尾が唾液に濡れてこすれ合い、
胸の先では勃起した乳首が擦れ合って互いの性感を限りなく高め合っていた。
それと同時に、モモは膣でリトのペニスの突きを受け入れ、
ナナも秘所をリトの唇に擦り合わせて覚えたばかりの女の快楽を貪り続ける。
「ああっ……ナナ、私、もうっ……」
「も、モモッ……あたしもっ……」
二人の昂りを悟ったリトが、グンッと腰を突き上げてモモの中に射精した。
ドピュッ!!
「あっ……! はああぁ……!」
絶叫して仰け反るモモの身体。そして、
カリッ!
「あっ! イイイイーッ!!」
興奮したモモに尻尾を噛まれ、ナナも一緒に絶頂に達した。
「あぁ……ナナ……」
「ふぅ……モモ……」
ちゅぱ、ちゅぱ……
二人は快楽の余韻を分かち合うように、抱き締め合ってキスをしていた。
「ふぅーっ。気持ち良かったなぁ」
「でも、良かったの? ナナ……」
ナナは、情事の後にララに頼んで乳房を元の大きさに戻してもらっていた。
「良いって。だって、なんかずるい感じがするじゃん」
「ナナ……」
「ま、その内あんな道具がなくても、お前のおっぱいくらい追い抜くから!
覚悟しとけよ! 貧乳!」
「まぁ……」
こめかみに怒りマークを付けて、唇の端をヒクつかせるモモ。
しかし、ララはこれがナナなりの気遣いだと見抜いていた。
今までずっとモモの方がおっぱいが大きくて、バランスが取れていた二人だから、
こんな形でバランスを壊すのは多分良くないだろう。
(ナナも大人になったんだね)
リトとの情事を経て少し成長した妹二人を見て、ララは決意を新たにするのだった。
(さ、私も頑張らなくっちゃ!)
◇ ◇ ◇
そして数日後。
すっかりあの日の心の傷も癒えたモモは、リトに夜這いを掛けに来ていた。
(今日は美柑さんにもぐっすりお眠り頂いたし、安心して愛してもらえますね)
クスクス笑いながらリトの部屋の扉を開ける。
暗い部屋のベッドに布団を被って寝そべっているリト。
しかし、なんだか様子がおかしい。
「はっ……んっ……」
息遣いは荒く、布団の一部が妙に盛り上がってモソモソ動いている。
(ま、まさか……)
モモが勘繰っていると、
「あっ!? モモ!?」
気が付いたリトが慌てて声を上げた。
その途端、ピタリと布団の動きが止まる。
モモはツカツカとリトのベッドに歩み寄り、バッと布団を引っぺがした。
「やっぱり……」
中にいたのは、リトのペニスを爆乳で挟み込んでいるナナの姿だった。
「よ! モモ! 遅かったじゃねーか」
ナナは悪びれもせず、八重歯を見せてニッコリ笑った。
モモもたじろぎもせず、腕を組んでナナを見下ろした。
「また、性懲りもなく……。
そんな大きいだけのニセ乳で、リトさんを満足させられるとでも思ってるのかしら」
「へっへーん! あたしがどんだけ上達したか、知らないのか?」
バチッ!!
ナナとモモの視線がリトのペニスの上で交錯し、火花を散らす。
「どきなさいよ、ナナ。
リトさんは私のおっぱいが形が良くて好きっておっしゃったのよ」
「へへーん! リトはあたしのおっぱい大好きって言ったもんねー!」
むにゅん、むにゅん。
「うはっ!」
ナナの爆乳にペニスを揉み解されてリトが喘ぐ。
「どきなさい!」
むにゅう。
モモは強引にナナの乳房を押し退け、自分の乳房をリトのペニスに当てた。
「なにおう!」
むにゅるん。
ナナも巨乳の圧力で押し返す。
「ナナ!」
「モモ!」
とうとう二人は、リトのペニスを二人掛かりで挟み込み、ダブル・パイズリ・フェラで愛撫し始めた。
れろん、れろん……
むにゅん、むにゅん……
「うっひょおおおっ!」
二人分の唇が、舌が、乳房が、リトのペニスに柔らかく艶めかしい天国の快楽を与え続ける。
「ダメよ、ナナのヘタクソ! ここは、もっとこう……」
ちゅるっ! ちゅるるっ!
「んああっ!?」
「へへん! あたしには、おっぱいがあるもんねー!」
むにゅるん、むにゅるん!
「はうあぁっ!?」
結局リトは一晩中、愛らしい双子の姉妹ゲンカの決着を付けるため、根こそぎ精を吸い尽くされたのだった。
(終)
矢吹神様、頼んますからツンデレきょぬーナナたんの生おっぱいをいつか、是非w
んじゃ
男のアナルを舐める女
>>168 GJ!あのネタでここまで書くとはwwww
その調子で先月のルンの風呂シーンも引っ張ってほしい。
To LOVEる
だー!ss書いててもなかなかエロに持ってけねー!!
なんかもう嫌になってきた。このまま健全ssで完成させて投下しちまおうかな・・・
たまにはエロなしも悪くないと思う
To LOVEるは作風が明るいし、キャラも良い娘ばっかりだから凌辱モノを書く気がしなかったが、
アゼンダはズタボロに犯されても心が痛まない希少なキャラだと思う。
…というわけでおまいらに尋ねたいが、触手植物と獣姦、どちらが好物?
和姦
えぇ、わかんなーい
アゼンダって誰?
そんな奴いったけ?
ヤミを狙った殺し屋
SSで里紗フィーバーしてたら
19で里紗フィーチャーだったでござる
めっちゃリサの絵あったよね
本編でも里紗もハーレム入りさせてエロエロさせて欲しいもんだ
里紗ファンの俺は、To LOVEるダークネスがSQで連載開始されたとき、籾岡里紗は不人気キャラで需要が少ないことを発見した。
これでは普通に里紗SSを投下しても役に立たない。
俺はこの問題に立ち向かうべく、最大の妄想と出来る限りの文章力をかけて里紗SSを考えた。
その結果ついに、和輪姦でもロリ化しても抜かずの連発でも逆レイプでもM調教でも、どんなシチュでもどんな性癖にでも対応する里紗SSを大量投下した!!
一方矢吹神はSQ19の特別編でサービスシーンを3コマ描いた。
唯一神に太刀打ちなど出来るはずがないのは判っていたとして、今回あの状況で春菜と唯相手に
わざわざ尾ヒレつけて「デートした」事をバラした里紗の真意とか探ると妄想が広がる
里紗物はタネが尽きたと思ったけどなんか色々湧いてきた、矢吹神恐るべし、そしてありがとう
ネタが尽きたらヤンデレ化里紗も
ここの住人はいつも通りの里紗を希望すると思うけど
里紗のSS好きだけど一つ気になるのが
何で春菜と唯をライバル視してるんだろう?
春菜と唯がリトに好意あるって里紗は知らないんじゃ
春奈の気持ちはさすがに知ってるだろ
ってか唯も見てれば分かるんじゃね?
長らく規制にかかっていましたがようやく規制明け。
>>131さんから美柑たまの話のリクエストがあったので、書いてみました。
エロ無しですが、よければどうぞ。
じ〜…
「…むう〜…」
ララがテレビの画面を見ながら何やら唸っている。
「何してんの?ララさん」
洗濯物を取り込んだ美柑はララに声をかけるが、ララは美柑の呼びかけに気付いていないようである。
「ラーラさん」
「ふえ?」
「ようやく気付いたね。何?料理番組?」
美柑の声にようやく気付いたララが美柑の方へと振り向く。
ララが見ていたのは料理番組で、シェフがおいしそうな料理を作っていた。
「あ〜…うん…」
ララにしては少し歯切れの悪い返事をし、今度はララは美柑の方をじっと見つめる。
じ〜…
洗濯物を畳み始めた美柑はララの視線に気付いた。
「どうしたの?私の顔に何かついてる?」
「…うぅん…」
「…?」
「はあ…」
ララはため息を一つついてリビングから姿を消した。
「どうしたんだろう?ララさん…」
美柑は少し心配になって、その夜リトにララのことを相談した。
「ララがなんか元気ないって?」
「そう。リトって最近ララさんの相手してるの?」
美柑はどうやらリトがララの相手を疎かにしていると思っているらしい。
正直なところ今一番体を重ねた相手はララで、彼女はいつも自分に甘えるだけ甘えてぐっすり眠っている。
それなのに美柑にそんなことを思われてはリトも心外である。
「相手してないわけないだろ。でもちょっと心配だな。あいつ思い詰めると何するかわかんないところがあるし…」
「まあ、気にかけといてね。じゃ、おやすみ」
美柑は部屋に戻るとベッドに体を投げ出してぼんやりと暗い天井を見つめた。
そういえばなんか私の方を見てため息ついてたような…。何だったんだろう…?
美柑はララのことを気にかけながらもそのうち睡魔に襲われ、深い眠りに落ちていった。
翌朝、美柑が朝食を用意していたときのことである。
いつもより早い時間なのにララがキッチンにやってきた。
「あれ?ララさん?まだ朝ご飯できてないよ」
「うん、わかってる」
「…?」
ララは何をするわけでもなく、美柑の方をじっと見つめている。
美柑はララに構わずてきぱきと朝食を用意していく。
その様子をララは食い入るように見つめていた。
そして朝食の時間、いつものように美柑、リト、セリーヌ、デビルーク三姉妹の六人が食卓を囲んだ。
味噌汁に口をつけたリトがふと口を開いた。
「お?美柑、味噌汁の出汁が今日はいつもと違うな」
「まあね。いつもとちょっと趣向を変えてみたんだ。いつもはかつおベースだけど、今日は昆布ベースに変えてみたの。だからいつもより甘口な感じかもね」
「でもうまいよ。これからもたまにこの出汁で作ってくれると嬉しいな」
リトがそう言うと美柑は得意げに笑って答えた。
「はいはい。そのうちね?」
「まうっ、まう〜」
セリーヌは新しい出汁の味噌汁が気に入ったらしく、もう一杯目を食べつくして二杯目を美柑にねだっている。
「もう飲んじゃったの?セリーヌ。ちょっと待ってね」
キッチンのコンロに置かれた味噌汁の鍋に向かう美柑の背を見ていたリトはちらっとララの方へ視線を向けた。
ララはというと味噌汁を啜りながら何やら考え込んでいるような顔をしている。
いつもの彼女とは明らかに様子が違う。
「……」
ララは味噌汁を少し口に含むとよく噛むようにして顔をしかめるような仕草を見せ、それから味噌汁を喉の奥へ流し込んだ。
なんだかソムリエがワインの味見をしているような風にも見える。
そして朝食後、美柑が食器の片付けをしているところにララがやってきて突如こう言った。
「…美柑ってさ、リトのお嫁さんみたいだよね」
キッチンの中を沈黙が満たし、ララと美柑はお互いの目を見つめ合ったまま時が止まった。
そして…
「え?えっ!?な…何言ってんのよララさん!?」
美柑がひっくり返った声で沈黙を破ったが、ララは落ち着いたトーンのまま続きを口にする。
「だってさ、リトにご飯作ってあげたり、家こともやって、私はリトの恋人だけど、実質のお嫁さんはどう見ても美柑だもん」
ララはそこまで言ってはあ〜と深いため息をついた。
それを見た美柑はララが落ち込んでいた理由がなんとなく見えてきていた。
「…私はリトが喜ぶ料理も作れないし、リトは美柑のご飯がやっぱり一番おいしいみたいだし…」
要するにララは自分がリトのお嫁さんとしてのスキルを備えていないのではないかと不安になっていたのである。
今朝味噌汁を妙な飲み方をしていたのも彼女なりに美柑の味を研究するためだったのだ。
「ねえ美柑…。私も美柑みたいになれるかなあ?」
子犬のような目でララは美柑を見つめるが、美柑はそうされても困るだけである。
「んー…、そう言われてもなあ…。じゃあさ、ララさん。リトが喜んでくれるように練習する?」
美柑はララの想いに負けてそう言った。
「私が教えるからさ」
美柑の言葉を聞いてララはぱっと明るい顔をした。
「本当?ありがとう、美柑!」
ララは飛び跳ねて喜び、その勢いでぎゅっと美柑を抱きしめる。
ララの胸に顔を埋める形になり、美柑はララから逃れようとする。
「ちょ…ララさんってば、苦しいよぉ…」
とは言えララの太陽のような笑顔に美柑のまんざらでもない気分だったので、少し彼女の好きなようにさせておくことにした。
そして夕飯前、ララはエプロンをつけて美柑とともにキッチンへ向かった。
「今日のメニューはリトの好きなから揚げと、ご飯、味噌汁、サラダね」
「…うん」
ララは美柑の教えてもらいながら作ることに緊張しているらしく、少し声も硬くなっている。
「そんなに緊張しなくても大丈夫だって。じゃ、始めようか」
ララは美柑に教えてもらいながら鶏肉の下味をつけていく。
一口大に切った鶏肉に粗引きにんにくと塩コショウ、少量の生姜で臭みをとって香りづけをし、衣をつけて油に入れていく。
決して手際が良いとは言えなかったがララの一生懸命さが見ている美柑にも伝わってくる。
真剣なんだな、ララさん…
美柑が鶏肉を揚げているララをじっと見つめていると、いきなり鍋の油が飛び跳ねてララに襲いかかった。
「あつっ!!」
「大丈夫!?ララさん…」
「あ、うん。平気だよ…」
水道の水で油のかかった手を冷やしながらララは笑った。
「代わろうか?」
美柑の申し出をララは断る。
「それはだめ。私がやらないと意味がないもん。いきなり美柑みたいにうまくはできないけど、それでも私が最後までやりたいんだ」
ララは手を冷やすともう一度鍋に向かう。
それを見た美柑は昼間ララが言った言葉を思い出していた。
私がリトのお嫁さんみたい…か…
実際のところ今の自分とララがしていることは、小姑が兄の嫁に兄の好む料理を教えている、ということである。
…リトってば本当にいいお嫁さんをもらったよなあ…
一生懸命鍋に向かうララをぼんやりと見つめながら美柑は心の中でそうつぶやいた。
ララだけではない。リトには他にも相手がいる。
でもその誰もがリトのことを任せられる女性だ。
美柑はもう納得したことのはずなのに、少しだけ寂しい気持ちになった。
私とリトは兄妹。一番近くにいるのに決して結ばれることはない…
美柑がぼーっとしていると、鍋の油がバチバチとけたたましい音を上げ始めた。
その音に美柑はハッと我に返り、ララに慌てて指示を出す。
「ララさん!もう肉を鍋から上げて!」
「えっ?う、うんっ!!」
ララが鍋からから揚げを上げると、衣は少し焦げてしまっていた。
そして夕食、リトは食卓に並ぶ少し焦げたから揚げを見て言った。
「珍しいな。美柑がから揚げに失敗するなんて」
リトはララが美柑と一緒にいた時間ずっと自室にいたため、このから揚げを作ったのがララだとは知らなかった。
「このから揚げね、ララさんが作ったんだよ」
美柑がそう言うとリトは驚いて目を丸くする。
「え?本当か?」
ララはリトの言葉に驚きだけではなく、警戒の意味も含まれていることを察知したが、笑顔を崩さずに口を開いた。
「大丈夫だよぉ。美柑に教えてもらって作ったんだもん」
「そうか?じゃあ…いただきます」
じっとララが見つめる前でリトはから揚げを口にする。
「…うまい…」
リトの口からこぼれるその言葉にララはこの上ないくらいまぶしい笑顔を見せる。
「やったあ!」
「本当にびっくりしたよ。まさかララの手からうまい料理が生まれるなんて…」
照れ隠しなのか冗談なのかリトがそんな言葉を口にすると、ララは少し唇を尖らせた。
「もう。私だってやればできるんだもん。失礼しちゃうなあ」
そう言いながらララは自分の箸でから揚げを一つ取り、リトに向かって差し出す。
「はい。リト、あーんして?」
少し照れくさかったが、リトはララが一生懸命このから揚げを作ってくれたのだと思うと断るのは悪い気がした。
ララに言われたとおり口を大きく開ける。
リトがララの箸に掴まれたから揚げを口に入れると、ララはほっこりとした笑顔になった。
次の日、美柑がいつも通り朝食を作りにキッチンに下りると、そこにはララがいた。
「おはようララさん。何してるの?」
「あ、美柑。今日はリトと二人でピクニックに行くからお弁当作ってるんだ」
ララは昨晩の料理でコツを掴んだらしく、昨晩より綺麗に揚がったから揚げをはじめおにぎりや野菜の煮物なども作っていた。
「ちょっと見た目は悪いけど、味は大丈夫だよ」
「へえ…。ちょっともらっていい?」
ララが味に自信があるようなので美柑もララの料理をつまんでみたくなる。
「いいよ。美柑の味にはまだ敵わないかもしれないけど」
確かに見た目はそこまで綺麗ではないのだが、味は確かだった。
美柑はララの上達ぶりに目を見張る。
「…すごいね、ララさん」
「えへへ〜♪ありがとう」
今のララにはトンデモ料理を作っていたころの面影などどこにもなかった。
リトとララは町のはずれにある小高い丘のある緑地に来ていた。
丘の上の大きな木の陰に座って弁当を食べるリト、大きな麦わら帽子をかぶってリトに寄り添うララ、そして…
なんでこそこそとついてきちゃったんだろ…
二人の様子を影から観察しているのは美柑だった。
美柑は二人に見つからないよう二人が腰を下ろしている位置と木を挟んで反対側に回り込む。
そうすると二人の会話が聞こえてきた。
「ララ、料理が本当にうまくなったよな」
「…美柑のおかげだよ。私思ってたんだけどさ、美柑ってリトのお嫁さんみたいだよね」
急にララがそんな話をし始めたのでリトも盗み聞きしている美柑も慌てだす。
「な…なに言ってんだよララ…。美柑は妹だぞ?」
「でも美柑はご飯作ったり家のことをしたりして、お嫁さんみたいじゃない?それに…」
ララが少し溜めを作ってから続けた。
「きっとリトのこと、誰よりも大切に思ってる」
リトはララの口から出てきた言葉に返す言葉を失う。
「だから美柑の料理をリトがとってもおいしそうに食べるんだろうなって、私ちょっと美柑が羨ましくなってさ。だから美柑に料理教えてって頼んだの」
「ララ…」
ララさん…そんな風に思ってたんだ…
「そうだな。美柑に大切にされてるの、すごく感じるよ」
「うん。だからリトも美柑のことをずっと大切にしてね」
ララはそう言ってリトに寄りかかる。
リトがララの肩を抱いていると、ララの頭から麦わら帽子が落ちた。
「ん?ララ?」
リトが見るとララは目を閉じて寝息を立てている。
どうやら早起きして弁当を作った疲れが出たようだ。
「やれやれ…」
リトはララの頭を膝枕してやり、そのままララが起きるまでこのままにしておくことにした。
美柑はそっとこの場を後にすることにした。
私はリトの妹、リトと結ばれることはないかもしれない
でも私はリトの一番近くにいる
私とリトの距離だからこそ私はリトの優しさをずっと感じて生きてきた
これからもそれは変わらないだろう
その日の夜、美柑はリトを呼び出した。
「ねえリト。私とも今度ピクニックに行こうよ」
「うん?どうしたんだ?いきなり…」
リトは美柑からそんな申し出を受けるとは思っていなかったため、少し驚いている。
「なによ?ララさんとは行けて私とは行けないわけ?」
「いや…そうじゃないけど…」
「よし、じゃあ当日のお弁当は私のスペシャルメニューにするから、楽しみにしててね♪おやすみ、リト」
上機嫌で自室に戻っていく美柑をリトは無言で見送った。
「…なんなんだ、全く…」
そう言いながらリトも眠気を感じ、自室に戻った。
月光が夜空を照らし、兄妹はそれぞれの部屋から同じ空を見つめる。
月は太陽の光を反射して光っている。
リトと美柑の関係もそうかもしれない。
ただ、太陽と月の関係と違うのは、お互いがお互いの太陽であり、かつ月であるということ。
そんな考えが二人の頭をよぎったわけではないが、二人は優しい月光が照らす夜空を見ながらなんとなく優しい笑みを浮かべた。
番外編第四弾はここまでです。
私個人としては美柑の妹としての一面がすごく好きです。
なんとなくですがリトと美柑は禁断の愛という関係よりこういったほんわかした関係が好みだったりします。
ついでに言うとこういったお話って普通なら教わる側、ここではララがメインになるんですけど、
ちょっと教える側の視点にもチャレンジしてみようと思って美柑の視点を多めにしてみました。
はあ…美柑たまがお嫁さんになってくれないかな…
>>210 あれだけ分かりやすかったら気づくわなw 気づかなのはギャルゲーの主人公くらい
>>217 GJ
俺も美柑系はほんわかいちゃいちゃのが好きだ
ねちょねちょいちゃいちゃも大好物ですけどね
>>217 おおGJ!リクエスト答えていただいてありがたい
美柑視点の「小姑が兄の嫁に兄の好む料理を教えている」感じが
凄くむず痒くてたまらないなぁw
美柑分、堪能させてもらいました
221 :
217:2011/08/20(土) 22:30:29.67 ID:5k/Gim5K
同じ日にSSを二つ投下ってどうなのよ?
それに加えて番外編のはずが新ヒロイン投入ってどうなのよ?
いろいろどうなのよ感がすごい番外編第五弾、投下します。
つまんなかったら目いっぱい叩いてくれて結構です。
長い規制中にむしゃくしゃして書いたお話です。
こういうのに限って長くなっちゃったので、前後編に分けて投下します。
では前半いきます。
リトと美柑が珍しく二人でスーパーに買い物に出かけていた時のことである。
「あら?結城君に美柑ちゃん」
二人に声をかけてきたのは御門涼子、相変わらず健全な男性には目の毒な体とそれを強調するように豊かな谷間を見せつけるような服装をしている。
「二人とも元気になったのね。よかった」
リトと美柑が揃って倒れて以降御門とは直に会っていなかったため、リトと美柑は改めてそのときの礼を述べる。
「御門先生が美柑を診てくれて助かったよ。ありがとう」
「ありがとうございました」
兄妹揃っての礼の言葉に御門は手を振りながら答える。
「いえいえ。二人がお互いを大切に思い合ってるからこそ、私も協力しようと思ったのよ」
美柑は改めてこれまで面識がほとんどなかった御門をじっと見つめる。
…しかし、すごい体してるなあ…
ぼん、きゅっ、ぼんという言葉がまさにぴったりなスタイルとむせかえるほどの大人の色気、こんな大人のお姉さんがリトのハーレムの一角だなんてにわかには信じられない。
「美柑ちゃんと仲良くお買いものかあ…。ねえダーリン、今度私とも一緒にお買いものに行きましょう?」
先ほどまで「結城君」と呼んでいたのに「ダーリン」へと呼び方が変わる。
気が付くと御門はリトの手に自分の手を絡ませており、艶っぽい声で囁くように誘いの言葉を口にする。
「ちょっと、先生…。ここではまずいってば…」
リトは御門の囁き攻撃にたじろいでおり、指をからませ合うように手を取ってくる御門から逃れようとする。
「え〜?私だって寂しいのにぃ…」
御門がそこまで言ったそのとき、今度はリトはほとんど面識がないが美柑のよく知る人物が現れた。
「あら?美柑ちゃん」
その人物とは、美柑の担任の新田晴子だった。
「晴子先生?」
「あ…お久しぶりです。晴子先生」
リトが慌てて晴子に挨拶すると、晴子は少し怪訝な顔をした。
「美柑ちゃんのお兄さん…ですか?あれ?私とお会いしたことありましたっけ…」
リトと晴子は美柑の家庭訪問の際に会ってはいるのだが、このときリトは変装して才培として彼女に会っているため、晴子のほうはリトとの面識がなかったのである。
「あ…えーと…」
リトは言い淀んでいると美柑が咄嗟にフォローを入れる。
「もう、リトったら変な言い間違いしないでよね。晴子先生、これが私の兄のリトです」
美柑のフォローに便乗してリトは自己紹介をする。
「えっと…さっきはすみません。はじめまして、結城リトです」
リトが改めて自己紹介すると晴子も特にさきほどのことは気にしていないようで、改めてリトに自己紹介する。
「こちらこそはじめまして。美柑ちゃんのクラスの担任をしている新田晴子です。よろしくね」
リトににこやかな笑顔を向ける晴子だったが、その場に居合わせているもう一人の人物に少し訝しげな目を向けた。
「そちらの方は…」
未だにリトと手を繋いだままの女性、その露出の多い派手な服装からとても学校の先生には見えない御門を晴子はじっと見つめる。
御門は晴子に向かって笑顔を向けると、自己紹介をする。
「リトくんが通っている彩南高校で養護教諭をしている御門涼子といいます。新田先生、よろしくお願いしますね」
リトの手から手を離し、ぺこりと頭を下げる御門に晴子もつられて頭を下げる。
その視線は御門の手に向けられる。
…リトくんの学校の養護教諭…つまり保健室の先生ってことだよね?…さっきまでリトくんと手を繋いでたけど、どういう関係なのかしら…
晴子はリトと御門の関係がただの先生と生徒ではないことを感じながらも、その場を離れて自分の買い物に戻ることにした。
晴子が買い物を済ませて商品を袋に詰めていると、御門がやってきた。
「新田先生、今お買い物を済ませたところですか?」
「御門先生…」
どうやら御門も買い物を済ませたらしく、晴子と同じように自分の買った商品を袋に詰めていく。
ばっちりと見せつけるように露出されている谷間、ぴったりとしてボディラインを強調するような服装、同性の自分でもむせそうになるほどの色香、晴子はそんな御門の姿をじっと見つめる。
「…どうかされましたか?新田先生。私のほうをじっと見ているようですけど…」
晴子は御門とリトの関係について聞くのはどうかと思ったが、教師として真面目な彼女は素直に自分の疑問を彼女にぶつけることにした。
「…御門先生、いきなりこんなこと聞くのは失礼かもしれませんが、先生はリトくんとはどういった関係なんですか…?」
御門も晴子の第一印象としてかなり真面目な人間だろうとは思っていたが、どうやらその通りだったらしい。
御門はくすくすと笑いながら晴子に言った。
「新田先生、ここでは少し憚られるお話なので、私の家でしませんか?」
「…わかりました…」
どうやら自分の勘は当たっていたらしく、御門はリトと人には言えない関係にあるらしかった。
が、晴子はここで最大の過ちを犯したことに気付いていなかった。
夕食を済ませたリトのケータイに御門から電話がかかって来た。
「御門先生?どうしたの?こんな時間に」
「うん…。ねえダーリン…。久しぶりに抱きに来てくれないかな?」
ストレートに、かつ切なげな声でそう言う御門の誘いにリトも断りきれず、彼女の誘いを受けることにした。
「わかったよ。御門先生の家に行けばいいんだよね?」
「うん…。急にごめんなさいね…。でも嬉しいわ。じゃあ、待ってるから」
御門は電話を切ると自分の寝室のベッドで寝息を立てている晴子に視線を移し、にやりと笑みを浮かべた。
「う…?ここは…」
晴子は目を覚ますとこれまで何があったのかを思い出す。
晴子は御門宅に上がり、御門から彼女とリトの関係を聞いた。
「私と彼は確かに教師と生徒という関係ですが、同時に私は彼の恋人でもあるんです」
御門の口から出たその言葉に半分わかってはいたものの、晴子は唖然とした。
「そんな…教師と生徒が恋人関係だなんて、そんなのダメですよ!」
つい声を荒げてしまう晴子に御門は至って冷静に対処する。
「そうですか?お互いに惹かれてしまったんですから、仕方ないじゃないですか。もう私は彼以外考えられませんし、肉体関係も既に持っていますし…」
肉体関係の話が出ると御門はうっとりとして嬉しそうな表情になる。
どうやらリトに抱かれたときのことを思い出しているようだ。
晴子はそれを聞いて顔を真っ赤にする。
「に…肉体関係!?」
「あら?付き合っていればセックスくらい当たり前でしょう?彼、見かけによらずすごいんですよ?」
御門は慌てる晴子をにやにやしながら見つめている。
「まあ、お茶でもどうぞ?」
御門が晴子にお茶を勧めると晴子は少し心を落ちつけようとそれを口にした。
が、そこからしばらくして視界が歪んだ。
…彼女に一杯喰わされたんだ…
完全に意識が覚醒すると晴子は自分が後ろ手に縛られ、足首も縛られて体の自由が奪われていることに気付いた。
「目が覚めましたね、新田先生。ここは私の寝室ですよ」
御門が部屋のドアを開けて寝室に入ってくる。
「御門先生…!これは一体どういうことなんですか!」
晴子は怒気のこもった声で御門に食ってかかるが、御門は何食わぬ顔でさらりと言った。
「だって、新田先生が私とダーリンの関係を認めてくださらないんですもの…。私たちが愛し合ってるところを直に見てもらえれば少しは考えを変えてくれるかなと思って…」
御門がそこまで言うとリトが寝室に入って来た。
だが昼間の彼とは明らかに様子が違う。
頬は上気して赤くなっており、なにより彼の下半身の股間部分が女の体を求めて膨らんでいた。
「御門先生…あのお茶に何を入れてたの?」
やや苦しそうな声でリトは御門に尋ねた。
どうやら彼も晴子と同じで御門に一服盛られたらしい。
「ダーリン、過労で倒れたときに私のあげた薬使わなかったでしょ?その薬でどうなるのか、ダーリンに知ってもらおうと思って…」
リトは御門の言う薬がなんなのかすぐに理解した。
美柑の世話をしている最中に自分が倒れた時にお静に持たせていた薬に他ならない。
御門の薬、しかも精力剤のようなものとなればリトも警戒して飲めるはずがなかった。
御門は快楽と自分の楽しみのためなら何をするかわからないところがある人物である。
「さあ…ダーリン…。早く抱いて…」
目の前に晴子がいるのにおねだりをする御門にリトは昂る本能を必死で抑えながら反論する。
「ちょっと待って…。晴子先生がなんでここに…」
「彼女、私がダーリンと付き合ってるのがインモラルでイケナイことだって言うのよ?だから私とダーリンがどんなに深く愛し合ってるか知ってもらおうと思って…」
そう言うと御門はリトのズボンを下ろして逞しいペニスを取り出し、そのまま口に咥えた。
柔らかい唇にカリが刺激され、リトは精力剤の効果もあってあっさりと本能を剥き出しにする。
御門の頭を掴むと、喉奥まで太く長いペニスを突き入れる。
御門は一瞬驚いた表情を浮かべたが、すぐに彼のペニスを喉奥に受け入れた。
晴子はその様子を食い入るように見つめ、心臓の鼓動を速くしていた。
しばらく御門の喉の感触を堪能していたリトだったが、すぐに膣内に精を放ちたくなって御門の喉からペニスをずるりと引き抜く。
ごほごほと咳き込む御門の服を掴み、剥ぎ取ると言う表現が正しいくらいの勢いで脱がせていく。
丸裸にされた彼女の色気たっぷりの体にリトは襲いかかった。
リトは御門を部屋の壁に手をつかせて立ちバックの体勢を取り、そのままペニスを勢いよく彼女の膣に突っ込んだ。
「あっ…!!あああっ!!」
御門が甲高い喘ぎ声を上げて快楽に身を堕とす。
ぐちゅぐちゅと淫らに粘液をかき回す音が晴子の耳にもはっきりと届いている。
ほ…本当に入っちゃった…。あんなに大きいのに…
晴子は小学校で子どもたちに性教育を行うことがあるものの、初めて見る生のセックスに何とも言えない興奮を覚える。
意識が御門とリトの禁断の性行為に向いているので気づいていなかったが、晴子の膣は二人のセックスに反応して愛液を滲みださせていた。
「いい…っ…いい…ひよぉ、ダーリン…」
御門の呂律が怪しくなり始め、リトのグラインドの勢いがますます激しいものになる。
リトは御門の絶頂が近いことを感じ取り、彼女と繋がったままベッドの方に歩いていく。
一度彼女からペニスを勢いよく引き抜き、そのまま彼女をベッドの上に仰向けに押し倒す。
そしてそのまま正常位で深く、勢いよく挿入し、子宮を容赦なく抉っていく。
「だ…ダーリンっ!もうらめ…出してぇ…」
晴子の目の前で御門が中出しをおねだりし、リトはそれに応えて大量の精液を御門の子宮に注ぎ込んでいく。
御門の膣、子宮、卵管、卵巣、全ての生殖器官が彼の中出しによって歓喜に打ち震えた。
リトは御門に覆いかぶさったまま最後の一滴を出し切るまで繋がっていた。
どくん…、どくんと次第にペニスの脈動が緩やかなものになり、御門は恍惚の表情で晴子の方を見た。
「どうですか…?私たちの愛の印は…」
晴子は初めて見たセックスの様子に圧倒されていた。
晴子は初めて見たセックスの様子に圧倒されていた。
「まだ処女の新田先生…?」
御門に突然そう言われ、晴子はびくっと体を震わせた。
「な…なんでそれを…」
御門はリトと繋がったまま晴子に続けた。
「新田先生が眠っている間にちょっと調べさせてもらったんです。ちょっと指を入れてみたら、膜らしきものがありましたので…」
リトが射精を終えて御門から離れると、そのまま御門は晴子に覆いかぶさった。
「いやっ…放して…」
「逃げなくてもいいじゃないですか…。一緒に気持ちいいことをしないかと言っているだけですよ…?」
御門はそう言いながら晴子のスカートを捲り上げ、びしょ濡れになっている膣に指を這わせる。
「あ…あぁ…だめ…だめぇ…」
泣きそうな声で御門から逃れようとする晴子だが、いかんせん手足を縛られているので抵抗らしい抵抗もできない。
「すごく濡れてますね…。ダーリンと私がセックスしてるのを見て興奮しました?小学校でやってる性教育よりずっと刺激的でしょう…?」
御門は指を一本晴子の膣内に入れ、中から晴子の体を刺激していく。
その瞬間晴子の愛液の分泌量が増し、晴子は快楽に身をよじらせていた。
「新田先生もオナニーくらいはしますよね?いつもは指何本でしてるんですか?」
耳元で囁く御門の声に晴子は羞恥で死んでしまいそうにだったが、快楽に負けてついその質問に答えてしまう。
「に…二本…」
する御門はにやりと笑って人差し指、中指だけでなく薬指も晴子の膣にねじ込んだ。
「ひあんっ!!」
「あらごめんなさい。今なら三本でもいけるかな〜と思いまして…」
御門は晴子の耳元でくすっと笑い、そのまま三本の指で晴子の膣内を刺激していく。
もう片方の手は晴子の胸を刺激しており、御門の膣から流れ落ちたリトの精液が晴子の太ももに落ちる。
「あ…あぁ…だめ…こんなのだめなの…ぉ…」
だんだんと声に力が無くなっていく晴子。
もう理性が消えてしまいそうだった。
「だめじゃありませんよ。気持ちいいことは誰だって好きですし、新田先生も素直になればいいんですよ」
御門がそこまで言うと、再びペニスを勃起させたリトが二人に迫った。
晴子に覆いかぶさる御門の上からリトはさらに覆いかぶさり、御門の胸や膣に手を這わせてその感触を堪能していく。
「あん…。ダーリンったらエッチなんだからぁ…」
リトが自分にセックスを迫って来るのを楽しみながら、御門は晴子の体への愛撫を続ける。
「私のダーリンのすごさ、新田先生も味わってみますか?」
不意に耳元でそう囁かれ、晴子は体を強張らせた。
私も彼とセックスするってこと…?
不安に襲われた晴子は御門から逃げようと暴れ出す。
「い…いやっ…!だめぇ…」
しかし御門はがっちりと晴子を捕まえ、晴子の唇を奪った。
晴子は御門が口移しで自分の口に何かを放り込んだことに気付く。
気づいた時には既に遅く、晴子はそれを飲みこんでしまった。
「み…御門先生…。何を飲ませたんですか…?」
「ちょっと素直になれる素敵なお薬ですわ♪」
「な…何を言って…やんっ!!」
晴子の胸を触っていた御門の手がクリトリスに伸び、そのまま皮をむいて内と外から晴子の性感帯を刺激する。
「新田先生もダーリンのハーレムに加わったらいかがですか…?」
「は…ハーレムって…」
つまり御門とリトと自分、三人で付き合っていこうということだろうか。
晴子がその疑問を口にすると御門は首を横に振った。
「もうダーリンには私を含め12人もの女性がいるんです。新田先生も一緒に楽しみませんか?彼のハーレムでは本能が正義。ヤりたいときに思う存分セックスできますし、皆彼との関係を楽しんでますよ?」
それを聞いた晴子は驚いたが、すぐに御門が膣への刺激を再開したため思考が中断される。
「あんっ…あは…ぁあ…」
「艶めかしい声…。新田先生は性器がそのまま性感帯なんですね…」
御門は楽しそうに晴子への刺激を続けるがリトが御門の中にペニスをねじ込むと御門の手が離れた。
「あっ…!!ダーリンいきなり…」
「いいじゃん御門先生…。晴子先生ばっかり相手にしてないで俺にも構ってよ…」
先ほど中出しした精液が極上の潤滑油となり、御門は精液を膣壁に擦りこまれるような感覚に頭が真っ白になる。
「ダ…ダーリン、気持ち良すぎておかしくなる…っ…!」
「そう…?じゃあもう中に出そうかな…」
リトはそう言うと新たな精液で御門の膣内を埋め尽くしていく。
ドクドクというペニスの脈動に合わせて御門の体がビクビクと性の悦びに震えた。
二度の膣内射精の快楽にぐったりしている御門を見ながら、晴子は次はきっと自分の番だと覚悟した。
リトの手が晴子に向かって伸びる。
来る…
晴子がぎゅっと目を閉じると、リトは晴子の手を縛っている紐をほどいた。
前半はここまでです。
投下していて気づきましたが、私が番外編第四弾を投下したのは昨日でしたね。
いつも日付が変更されてから投下していたような感じがしていたので、勘違いしていました。
まあそれでも二日連続投下ってどうなのよ?って感じですが…
ニューヒロインはまさかの晴子先生です。
実は本編で晴子先生を出せないかなあと考えていたのですが、話の流れ的に本編の中では無理そうだったので後日談から参戦してもらうことになりました。
晴子先生がエロエロになっちゃう後半は時間を置いて投下します。
それではまた後ほど。
229 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/20(土) 23:04:11.41 ID:5u8cn0oJ
わっふるわっふる
お待たせしました。
後半いきます。
「あ…あれ…?」
晴子は呆気にとられてリトの方を見つめた。
「晴子先生、本当にごめん。怖かったよね?」
まだペニスはギンギンに反り返ったままなのにリトは晴子を襲うどころか謝罪の言葉を述べた。
リトはそのまま足を縛っている紐もほどき、晴子の体に自由が戻る。
「…リトくん…どうして…」
晴子は性欲の塊になっていたはずのリトの方を不思議そうに見る。
「御門先生が何を言ったのかは知らないけど、晴子先生の意志も聞かずに関係を持つなんてできないよ」
リトは軽く笑いながら晴子に言った。
「で…でも…、リトくんはどうするの?その…それ…まだ…」
晴子は片手で顔を覆いながらリトのペニスを指差す。
だがリトはそのままの調子で答えた。
「俺なら御門先生に相手してもらうから平気。今はぐったりしてるけど3分もすればまた迫って来るような人だから、大丈夫だよ」
このまま何事も無かったように帰ることもできた。
だが御門に執拗に性感帯を弄られ、二人の激しいセックスを見せつけられ、晴子の理性も限界に達しようとしていた。
「ずるい…」
ぽつりと出たその言葉にリトは目丸くして晴子の方を見る。
「あんなに気持ちよさそうなこと見せつけておいて、今更帰れだなんて…」
晴子はそう言うと乱れた服を全て脱ぎ捨てる。
「ずるいよ…。私が怖がってるところにそんな風に優しくして…」
晴子はリトにぎゅっと抱きつく。
うわっ…すっげえ抱き心地…
リトは裸の晴子の背中に手を回し、その肉体の感触を全身で味わう。
プリンのような弾力と柔らかさを兼ね備えた胸、程よい筋肉と脂肪をつけた腰回り、すべすべの背中、こんなに抱き心地の良い女性がいるなんて…とリトは唾を飲み込む。
「晴子先生…」
リトは晴子の唇を優しく奪い、仰向けに寝た彼女に覆いかぶさる。
もう二人を止めるものは無かった。
リトは晴子の膣口に亀頭の先端を合わせ、ゆっくりと晴子の中へペニスを挿入していく。
「あっ…」
処女膜にさしかかるが、リトはそんなものお構いなしに彼女の子宮を目指して奥まで貫いた。
「んんっ…」
膜を貫かれる感覚に晴子は少し眉根を寄せたが、リトがキスをすると緊張が解けて体から力が抜けていく。
「…大丈夫…かな?」
「…うん…」
初めて受け入れる男性の体、自分の指や御門の指とは比較にならないペニスの感触、晴子の体をどんどん雌の欲望が満たしていく。
「動くよ…」
リトは晴子をいたわるようにゆっくりと腰を動かし、膣内を慣らしていく。
リトが腰を動かす度に晴子の体は驚くほどの順応性を見せ、もう破瓜の痛みなどどこかに消え失せていた。
「もう少し…強くしても大丈夫…」
晴子の言葉にリトはだんだんと腰の動きを速く、そして突き込みを強くしていく。
「あっ…!」
亀頭が勢いよく子宮口にぶつかると、晴子は下半身から脳髄を直撃する快感に艶めかしい声を上げる。
「気持ちいいの?晴子先生…」
リトの質問に晴子は答えなかったが、リトがだんだんとピッチを上げて御門にしているような激しいグラインドを行うと、晴子は快楽に目をきつく閉じて喘いだ。
「晴子先生…。俺、御門先生の薬でおかしくなってるみたいでさ…。もっと激しくしていいかな…?」
「えっ…?」
晴子はまだ激しいセックスをするつもりでいるリトに驚いて声を上げるが、一気にリトのグラインドが激しさを増し、快楽に意識が吹き飛ばされる。
ずん!ずん!と激しく子宮を抉られ、膣口からは白濁した愛液が漏れ出す。
「あ…っ!!いいっ!!ああああっ!!」
絶叫する晴子をリトは容赦なく攻め立て、晴子の耳に自分の下半身から卑猥な粘液の音が届く。
「新田先生…。初めてのセックスなのにすごいですねぇ…」
いつの間に復活したのか、御門が晴子に顔を近づけて来ていた。
「普通なら処女膜をダーリンみたいな大きいので貫かれたら痛くて仕方ないはずなんですけど…」
にやにやとする彼女の表情は自分が淫乱な女だと言わんばかりの表情だった。
だが晴子は御門に飲まされたカプセル状の薬のことを思い出して反論した。
「そ…それは…。御門先生が飲ませた薬のせいで…」
「あのカプセルの中身、ただの小麦粉ですよ?」
御門の答えに晴子は愕然とする。
「なっ…!?」
「ふふ…。ダーリンも新田先生のことを気に入ったみたいですし、これからも良い関係を続けましょうね?エッチな新田先生?」
羞恥心で真っ赤になる晴子にリトは最後の力を振り絞って腰を突き出していく。
下半身から全身を満たす快楽は限界に達し、晴子の膣内が雄の精液を絞り取ろうとぎゅっと締まる。
「は…晴子先生っ!出すよ…っ!」
晴子はリトが自分の中に精液を出そうとしているのだと感じたが、既に雌の本能だけが彼女を支配しており、今更避妊など考えられなかった。
「あっ!!ああああぁぁぁっ!!!」
晴子の絶叫が御門の寝室にこだまし、リトのペニスから精液が自分の子宮にものすごい勢いで注がれていくのを感じる。
「はっ…はっ…」
荒い息をつきながら晴子はリトのペニスが自分の中でどくどくと脈動する感触を楽しんでいた。
「ダーリン…まだ足りないでしょ?」
晴子からペニスを引き抜いたリトに御門が後ろから抱きついてきた。
柔らかく豊かな胸が背中に当たり、リトはもう一度御門を抱くため彼女をベッドに押し倒した。
「精力剤がよく効いてるわね…。新田先生も一緒にまだまだ楽しみましょう…?」
御門はリトに抱かれながら自分の隣で息を整えようとしている晴子に囁いた。
「ん…うーん…」
晴子が目を覚ますと、裸の御門と自分がリトを挟むような形で寝ていたことに気がついた。
朝の光がカーテンの隙間から差し込んでいる。
あのまま寝ちゃったのか…
昨晩は何度リトに抱かれただろうか。
晴子は枕元にあった眼鏡をかけ、リトの顔を覗きこむ。
すうすうと静かな寝息を立て、可愛らしい寝顔の彼からは昨晩自分と御門を何度も快楽のどん底に落とし、何度も子種を自分たちに注ぎ込んだ人物とは想像もできない。
「んっ…」
しかし未だに膣内は彼の精液で満たされており、晴子が指で自分の膣に触れてみると昨夜の名残がどろりと滲んだ。
御門の方も彼の隣で少女のような寝顔をしており、彼の隣で安心しきって眠っているのが伝わってくる。
「ハーレム…かあ…。こんなにかわいい男の子が10人以上の女の子と関係を持ってるなんて…」
にわかには信じがたい御門の言葉を晴子は自分の中で反芻する。
「ん…?」
ここで晴子はリトのペニスが勃起していることに気付いた。
「昨日あんなにしたのに、まだしたいのかしら…」
半ばあきれながらも御門が起きてくる様子も無いため、晴子は少し考えた挙句大胆な行動に出た。
仰向けに寝ている彼の上に跨り、ペニスを掴んで自分の膣に当てる。
昨夜の名残が潤滑油となって、リトのペニスがぬるりと一気に奥まで膣に呑みこまれた。
こ…これ…いいかも…っ…
朝立ちしたペニスを騎乗位で呑みこみながら晴子は快楽に腰を振る。
「ん…?御門先生…?」
リトがペニスが膣に呑みこまれている感触に目を覚ますと、自分に跨っていたのが晴子であったことに驚いた。
「あ…おはよう…」
晴子が真っ赤になりながらリトに朝の挨拶をする。
「ご…ごめんなさい…。すぐに抜くから…」
晴子がリトから離れようとすると、リトは晴子の腰を掴んで下から一気に子宮を突き上げた。
「だめ…抜かないでよ」
リトの雄の眼差しに晴子の性欲が煽られ、このままリトと朝エッチを迎える。
ベッドのスプリングがギシギシと軋み、晴子の膣内に朝一番の精液が注がれる。
「あっ…ああああっ!!」
晴子の声に朝に弱い御門もさすがに目を覚ました。
「ん…ダーリン…」
眠い目をこすりながらリトを求める御門。
そして晴子がリトに跨って精液を絞り取っている光景を目にする。
「新田先生…。もう…ダーリンてば新田先生と二人で延長戦を楽しんじゃってずるいなあ…」
御門はそう言うとリトにキスをして舌を絡ませる。
「私もいいでしょ?」
「…もちろん」
リトは笑顔で答えると、御門の体に覆いかぶさった。
晴子はベッドの上で裸でじゃれあう二人を見ながら思った。
…インモラルな関係だって思ってたけど、なんだか楽しそうだしこういう関係も悪くないのかも…
晴子はそのまま延長戦を迎えた二人を見て自分にも更に欲望の火がつくのを感じた。
「ねえリトくん…。もう一度私にもしてね?」
晴子はそう言って御門を抱くリトに唇を重ねた。
番外編第五弾はここまでです。
健全な男子なら御門先生と晴子先生の大人のお姉さんコンビにサンドイッチされてみたいと思うはずだ!
きっとそうだ!
そんな思いで書いた話ですが、いかかでしょうか?
最近のとらぶる本編は年下キャラが活躍しているので敢えてお姉さんキャラにも焦点を当ててみようと思って書いた話でもあります。
楽しんでいただければ幸いです。
晴子先生がどんな人かわからない
何巻あたりにでてるかな?
>>236 初登場はとらぶる無印の54話の美柑の家庭訪問の話で初登場した美柑のクラスの担任です。
アゼンダ凌辱物が完成したので投下します
※異種姦&鬼畜注意。耐性の無い方はIDをNGにするなりスルーするなりして下さい
キャノンフラワーの一斉砲撃が身動きの取れない身体に降り注ぐ。
地面を抉る程の威力を持った種子が手足の骨を無慈悲に砕き、内臓を破裂させる。
直撃を受けた頭はまるでトマトの様にはじけ飛び、コンクリートの赤い汚れに姿を変えて……
「………ぁああああああああっ!!」
自分の身体が肉塊に変わる光景に悲鳴を上げてアゼンダの意識は現実へと引き戻された。
「はぁっ…はぁっ……今のは…夢?……っ!私っ、私の身体はっ……!」
我に返って夢中で自分の身体を見下ろす。腕も、足も、もちろん頭も無事。
頬に切り傷が残っているが、それ以外は傷一つ無い五体満足の身体がそこにあった。
「あら?お目覚めのようですね。ご気分はいかがですか?」
「っ!その声!デビルークの小娘かいっ!?」
聞こえてきた声に辺りを見回すと声の主はすぐに見つかった。
木の幹から分かれた大振りの枝の上に余裕の表情で腰掛けるデビルーク第3王女の姿。
地上3メートル程の高さからアゼンダを見下ろしている。
「アタシに止めも刺さずに、どういうつもりだい!?」
「あら?せっかく命だけは助けて差し上げたのに随分な良い様ですね。『なんでもするから命だけは助けて』じゃ無かったんですか?」
「ぐっ……」
命惜しさに口走った惨めなセリフを反復されて屈辱に歯を食いしばる。
「かつてヤミさんに敗北した時点で命があっただけでも儲けものだと考えるべきでしたのに…復讐など考えるからこうなるんですわ」
自分よりはるか年下の小娘に説教をされてアゼンダは唇を噛みしめる。
しかしモモの言うことは闇の世界の真理であり正論だ。
ましてアゼンダはつい先刻モモに敗れている。勝者こそが正義、これも闇の世界の鉄則だ。
「ああそうそう、説明がまだでしたわ。ここは私の仮想空間の中です。ここにあるのは私が宇宙中から集め育てている植物ばかりですわ」
モモの説明を受ける前から殺し屋としての習性でアゼンダは既に辺りの様子を覗い把握していた。
見たことの無い植物達が整然と群生している。なるほど、モモの言うことに嘘偽りはなさそうである。
「それでアタシの命を助けてこんなところに閉じ込めて、どうしようって言うんだい?」
モモの目的を探るべく質問を投げかけながら、アゼンダは気付かれないようにそっとモモとの距離を詰める。
意識のしっかりしている相手に念動波は通じないし、愛用の鞭も奪われてしまっているが不意を突いて接近戦に持ち込めば…
身体の痺れはもう残っていない。薔薇の毒は既に身体から抜けてしまっているようだ。あとは……
モモに気取られないようにゆっくりと、一足一挙動に神経を使いながらその距離を縮めていく。
あと50cm…あと30…10………この距離なら!
自分の間合いを掴んだ事を確信し、一足飛びで無防備なモモに飛びかかろうとするアゼンダ。
その瞬間、踏み込んだ足の膝が笑う。
「なっ………」
無様にその場に前のめりに転ぶアゼンダ。
あらあら…と失笑を浮かべながらモモが目の前に降り立った。
「ああそうそう、これも説明していませんでしたわ。黒薔薇の毒は完全に抜けきるのに数日はかかりまして…
一時間もすれば身体の痺れは抜けて通常の生活に支障をきたすことは無くなるのですけれど、激しい運動をしようとすると痺れが再発してしまいます」
「…………っ!」
全て見抜かれていた。
幾度となく無様な様を晒す己に憤りすら込み上げてくる。これがかつて「暴虐」の名で呼ばれた殺し屋の姿なのか、と。
一方、再び自分の足元に無様にひれ伏すことになったアゼンダの姿を見下すこともしない。
まるで大切な客を相手にするかのように――あくまで表面上は、だが――礼を尽くした言葉遣いを崩さない。
「ええと…あなたをここに連れてきた理由…でしたね」
たった今、命を狙ってきたアゼンダの目論見を打ち破ったことをまるで無かったかのようにモモはマイペースに話を進める。
「私の双子の姉…デビルークの第2王女なのですが、私と同じように仮想空間を持っていまして…宇宙中の珍獣を飼っていますの」
命を狙った殺し屋とそれを返り討ちにした王女との会話らしからぬ、ほのぼのとした内容である。
「で、先日相談を受けまして…その中の一頭、『メガちゃん』の気性が最近荒くなってきたらしいんです」
ペットの躾に失敗する、と言うのは良くある話だ。だいたいはペットが飼い主を格下に見下すのが原因だ。
デビルークの小娘(次女)も所詮その程度の器か…と根拠の無いディスリスペクトで敗北の鬱憤を晴らそうとするアゼンダ。
だが、続くモモの言葉がアゼンダの貼ったレッテルを覆し、加えて絶望的な運命を彼女に示した。
「どうやら『メガちゃん』はお年頃で発情期をキャッ♪…迎えているようでして、1ヶ月程で収まるらしいんですが我慢させるのも可哀想じゃないですか」
「ちょ……ま、まさか…………」
「あら?察しが良いんですね。ご想像の通りアゼンダさんには『メガちゃん』の『お嫁さん』になっていただこうかと…」
じょ…冗談じゃ……。後ずさるアゼンダを尻目にモモが指をパチンと弾いて鳴らす。
宇宙植物の森の中から「ぬっ」と一匹の犬が姿を現した。
普通、犬が姿を現すのに「ぬっ」という表現はあまり使わない。
しかし姿を現した獣はその表現が似合う、体高がモモの背丈ほどもある巨大な犬…いや狼だった。
「ば、バトル○ルフっ!?」
「…あまり危ない事を言わないでくださいよぉ。『メガちゃん』は『モウケン星』に生息する『メガ・ウルフ』です」
巨大オオカミ「メガ・ウルフ」の美しい毛並みに指を通しながらモモが「メガちゃん」を紹介する。
興奮しきって荒い呼吸から発情しきったオスの獣臭が伝わってくるようだ。
それでも飼い主の妹であるモモとは力関係がハッキリしているのだろう、彼女に対しては従順な僕のように傅き微動だにしない。
その代わり…目の前にひれ伏すアゼンダに対してはハッキリと見下した、そして獣欲に満ちた視線を送り続けている。
思わず後ろ足の間に目が行く。赤黒い、子供の腕ほどもある巨大なペニスが勃起しビクビクと疼いていた。
「そんな格好じゃあ『メガちゃん』のお嫁さんにふさわしくありませんわ。これをつけて下さいな♪」
アゼンダの体にモモが自作のデータをインストールした簡易ペケバッジを貼りつける。
たちまちアゼンダの服装が変化し、肉球をあしらった手袋に靴、首輪に犬耳カチューシャという見事な「メス犬」へと変貌を遂げる。
「ふふっ良くお似合いですわ。さぁメガちゃん、あそこにいるのが貴方のお嫁さんですよ」
「ひっ……い、いや……いやぁっ!」
逃げ出そうとするアゼンダだが、黒薔薇の毒が躍動しようとする筋肉を蝕む。
べちゃり、と再び無様に前のめりに転ぶ。上半身に力が入らず尻を掲げた格好になったアゼンダの姿に興奮したのかメガ・ウルフが鼻息荒く襲いかかる。
「いやっ!やめて助け………かはっ!!?」
助けを求めることも命乞いをすることも許されなかった。
ズブリ…と音を立ててアゼンダの膣に犬の凶悪なペニスが突き刺さり、めり込んで行く。
「あがっ………いぎぃ………」
人外の、犬との交接を許してしまったショックにアゼンダが言葉にならない悲鳴を上げる。
アゼンダとの結合を果たしたメガ・ウルフは容赦なく腰を振り出した。
犬が腰を振る速度は人間のそれとは比べ物にならない程に速く激しく、巨大なモノがアゼンダの膣壁を無残に抉り、蹂躙する。
「うごっ……かはっ………。や、やめ……カクカクしな………死ぬ……しんじゃう……」
息も絶え絶えのアゼンダの弱々しい懇願もメガ・ウルフの耳には届くことはなく、その激しいピストンが弱まることはなかった。
やがて獣の腰の動きがピタリと止まり、膣内にドロリとした液体が流し込まれてくるのをアゼンダは感じ取った。
「……え?ま、まさか中に……?い、いやあああああぁぁぁぁっ!?」
苦痛に遠のきかけた意識が獣に膣内射精をされているという事実によって覚醒し、絶望に塗りつぶされていく。
なんとか逃れようとするアゼンダをあざ笑うかのように、ペニスの根元のコブが膨らみがっちりと結合を固定する。
その間も犬の射精は延々と続き、1mmたりとも抜けないイチモツから吐き出される獣の精は哀れなメス犬の子宮へと雪崩れ込む。
「ぅ……あぁぁ……ぁ…あぅ…ぁ…………」
抵抗する気力も何もかも失い、ただ力無い嗚咽だけを口から漏らすアゼンダ。
その身体の上で、あてがわれた獲物を征服し屈服させた歓びに頭をもたげて遠吠えを上げるメガ・ウルフ。
未だ解けない二匹の結合。脈打つペニスが膣内でビュク、ビュクッと音を立てて獣の精液を注ぎこみ続けていた。
数日後の結城家のリビングルーム。モモとナナがくつろぎながら他愛もない話に興じていた。
「いやー、メガちゃんすっかり大人しくなってさ。モモに預けたのは正解だった!」
「ふふっ、お役に立てたみたいでよかったわ」
「それにしてもどうやったんだモモ?あたしだって完全に大人しくさせるのはムリだったのに」
「特に何も…私の植物園で自由に『発散』させてあげただけよ」
「う〜ん、そっかー。あたしの空間だと他の子たちが居て落ち着けなかったのかもなー」
「かもねぇ。また困ったら私の植物園に連れてくるといいわ」
「あはっ、サンキューなモモ」
無邪気な姉の笑顔に微笑みを返すモモ。敏感な者なら気が付いたかも知れない、その天使の笑顔に隠された邪気に…。
夕食後、宇宙植物達の世話をするためにモモは自分の仮想空間へとやって来た。
所せましと生い茂る宇宙植物達が主の来訪に喜び、植物園が騒がしさを増す。
植物達に水や栄養、必要に応じて薬品などを与えながら目当ての植物へと歩を進めるモモ。
お目当ての株は温室の外れに植えられた一本の木。
一見何の変哲もない木だったが、そこに力なく吊るされていたのは数日前に犬の花嫁に堕したアゼンダだった。
吊るされていた、という表現は正確ではない。木がアゼンダの体を捉え、宙に掲げているからだ。
両の手足には頑強な蔓が巻きついてその四肢を大の字に広げ固定し、まるで磔にされているかのようだった。
守る者のの無い膣穴と菊門にそれぞれ触手状の蔓が突き入れられ、時折うねりながら何かを吸い出すように脈動している。
口の中にも蔓が侵入している。穴という穴を蔓に犯されているアゼンダは、しかし恍惚とした表情を浮かべていた。
不意にアゼンダの身体がブルリと震えた。
同時にその股間から黄金色の液体が漏れだし、太腿から足へと伝っていく。
と、根から一本の蔓が伸びて小水を排出し続ける尿道に吸い付く。
ゴクリ…ゴクリと音を立てて尿を吸収しながら細い蔓が尿道の奥深くへと侵入していく。
「……ぁ…はぁんっ!」
触手に口内を蹂躙されたまま、アゼンダが艶めかしい喘ぎ声を出した。
アゼンダを凌辱している植物は特殊な生態を持つ植物だった。
付近を通る動物を捉えて拘束し、その排泄口に根から分岐した触手状の蔓を挿入、養分を吸い取ってしまう。
と説明すると恐ろしい植物の様に感じられるが、吸収するのは糞尿・経血といった老廃物のみで、
24時間程度かけてそれらを吸い尽くすと捕まっていた獲物は解放される。
さらに拘束中に獲物が死なないように口腔に侵入した蔓から栄養豊富な樹液を胃へ、新鮮な酸素を肺に送り続けるため
捕縛された動物は以前よりも健康になって解放される共生植物である。しかし…
「あ……ばぁ………。飲んれぇ…あらひのオヒッコ…いっぴゃい飲んれぇ………」
一方でこのアゼンダの様に捕縛された人間、特に女性がその快楽に夢中になりわざと捕縛され続けるという事象が多発。
おかげで危険指定種に指定されてしまうというなんとも哀れな植物である。
「もうすっかりこの子に夢中ですわね、いっそのことずーっとこの子のお世話になっちゃいます?」
木の幹を撫でながらアゼンダに話しかけるモモ。返答は焦点の合わない瞳と蕩けきった声だった。
「あひゃ…。なるぅ……ずーっとオシッコ飲んでもらって、ウ○チ食べてもらうのぉ……」
「あらあら、これじゃあメガちゃんがもうすぐ発情期に入ることを教えに来た甲斐がありませんねぇ」
モモの言葉にアゼンダの身体がピクリと反応する。
「メガ……ひゃん………?」
「そう。メガちゃんと交尾したいでしょう?メガちゃんの精液、子宮に欲しいでしょう?」
「欲しぃっ!メガひゃんとこーび…するぅ……!!」
間の抜けた大声を上げたアゼンダの頬をモモがピシャリと引っぱたく。メス犬が「キャン!」と悲鳴を上げた。
「違うでしょう?貴方はメガちゃんのお嫁さん、犬なんですよ?ちゃんと犬らしくお返事なさいな」
「……………ワン♪」
そこにはかつて“暴虐”を冠した残忍な殺し屋の姿は無く、獣欲に狂ったメス犬が一匹いるだけだった。
以上です。
貴重な褐色キャラだったアゼンダさん、リトさん専用肉便器にされてひたすらズコバコ…とかも考えましたが
ハーレム入りさせるとヤミちゃんと絶対確執あるだろ…と思い、異種姦の餌食になってもらいました。
しかし考え無しに書いているといつの間にかモモさんは鬼畜キャラになってるな…ヤミが「信用できない」というのも頷けるw
誰得乙
何だよこれ
多分なー 一万人の読者がいたとして10人もアゼンダに性的関心を持った人はいないんじゃないかなー
同意
某キャラスレにあったものだがこれはできるかな
329 :名無しかわいいよ名無し:2011/08/22(月) 13:33:31.26 ID:j8iZGco00
部屋入るときもノックしたりしないから、
リトが部屋やお風呂でオナニー真っ最中なとこに突撃したりはしてるんじゃないかな?
アゼンダ縛って犯したい
逆にモモ様が容赦なく攻められる物が欲しいです
褐色というキャラは悪くないむしろ好きだ
アゼンダの場合は問題は別のところにあるがw
>>255 お前よくわかってるじゃないか
俺もモモをめちゃくちゃにしたい
モモって、Mにも受けるけど、S心も擽るよね?
胸が無くなってリトに見向きされなくなると思ってガクガクしてたモモは可愛かった
モモのプライドがズタズタにされる話が良い
漫画サロンとはいえキャラスレにこんなの書いていいのか?w俺は歓迎するが
117 :マロン名無しさん:2011/08/25(木) 21:31:59.41 ID:???
改訂、御門先生が講師の性教育の時間 1年生版
2年生代表で、リトが人体モデル
「みなさん、わかりましたか? これが男性の生殖器です。
それではこれから、生殖器が勃起する過程を観察しましょう!」
「先生、どうやって勃起させるんですか?」
「男性は、若い女性の裸を見ると興奮して勃起します。
それでは学級委員の××さん(そういえば1年の学級委員誰だろう?)、モデルを勃起させてみましょう、服を脱いで!」
118 :マロン名無しさん:2011/08/27(土) 19:21:03.39 ID:???
「これで男性器が勃起する過程がよくわかりましたね?それでは射精の瞬間を捉え、精液を採取しましょう!」
御門先生、精液採取用のシャーレを用意する。
「××さん、男性器を手で扱いてください。射精の瞬間はみんなが観察できるようにね♪」
リト手コキされて発射する。
「精液が採取できました、これから皆さんで顕微鏡で精子を見てみましょう!
リトくん、××さん、もう服を着ていいわよ。」
誰か天xザスのss書いてくれないかなぁ・・・
自分で書いて自サイトに掲載してそのまま寝ろ
おk
頑張ってみる
リトとメアの需要が出てきそう
モモが最近少ないぞ
モモの誘惑とかまじ俺得
同意
主役なんだから遠慮せずどんどん出して欲しい
主役なら同人ももっと出して欲しいです
モモの嫉妬姿見てみたいけど無理そうだな
モモがメロメロ涎ドロドロのディープキスとかまだかー
272 :
14-290:2011/09/05(月) 15:19:41.53 ID:X3B11Fus
前スレでプロローグだけ投下した者です
ちょっとだけ続きを投下します
+(0゚・∀・) + ワクテカ +
274 :
14-290:2011/09/05(月) 15:22:29.24 ID:X3B11Fus
最近なんかおかしい
「結城君おはよう」
「あっ、西連寺」
「結城君あのね・・・」
春菜ちゃんと話していても全然ドキドキしない
「・・・っていうことなんだって。・・・結城君、聞いてる?」
「ごめん、ちょっと考え事してて・・・」
頭の中を支配するのはいつもピンクの髪の美少女
「リトぉ〜、バスタオル取って〜」
「おいおい、ララ。あんまり裸で走りまわるなよ」
「風邪引くから?」
「それもそうだけど、女の子だし・・・」
「リト、なんか変わったね」
「どこら辺がだ?」
「説明できないけどなんとなく・・・う〜ん、落ちついてきたっていうか・・・えへへ、わかんないや」
「そっか」
年下のかわいい女の子
「結城リト、恋とはなんですか?」
「今読んでる本に書いてあるだろ」
「私にはわからない」
「ヤミもそのうちわかるようになるさ」
「でも私にもわかったことがある」
「なんだ?」
「あなたは恋に苦しんでいる」
275 :
14-290:2011/09/05(月) 15:24:42.05 ID:X3B11Fus
恋をするべき相手ではなかったのかもしれない
「リト〜、洗濯物取りに来たよ」
「悪りぃな。そこに置いてある」
「勉強してるなんて珍しいね」
「そうか?」
「うん、それに勉強するときはいつもララさんと一緒だったし」
「いつまでもララに頼ってばっかりじゃいられないしな」
「違うでしょ?」
「蜜柑?」
「なにから逃げてるの?」
冷静になるとまわりの様子も見えてきた
「リトくぅ〜ん」
「おっ、ルン、今日は仕事ないのか?」
「はやく終わったからどうしてもリト君に会いたくて」
「あぁ、そうか」
「リト君?」
「ん?」
「大好きだよ」
「うん」
「できればちゃんと返事がほしいなぁ〜。なんて、・・・あっ、ごめん電話。・・・あっ、はいわかりました。今行きます。ごめんね、リト君。私もう行かなきゃ。返事はまた今度でいいよ。じゃぁね」
みんなの好意にも気付いてきた
「結城君、今時間ある?」
「大丈夫だぞ」
「ちょっとこの資料まとめるの手伝ってくれない?」
「お安い御用だ」
「あなたって誰にでも優しいのね」
「そんなことないと思うけど」
「そんなことなくないわ。だからみんな・・・」
「みんなどうした?」
「な、なんでもないわ。さぁ早くまとめちゃいましょう」
276 :
14-290:2011/09/05(月) 15:27:39.92 ID:X3B11Fus
だからこそ苦しい
「リト、ゲームやろうぜ」
「あぁ、いいぞ」
「それっ、それ、このケダモノめ」
「ナナ、ケダモノはよしてくれよ」
「だってお前・・・いや、なんでもない」
「どうした?」
「あぁ〜負けちゃった。もういいや」
でも本当に好きなんだ
「リトさぁ〜ん、失礼しますね」
この娘が
とりあえず以上です
続きはまた追々書いていきます
期待
期待
気体
機体
北井
奇態
機体
危殆
鬼胎
286 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/07(水) 23:10:42.67 ID:sD1gHBYc
希代
しょうもないレスでスレを伸ばすのはやめろよ
奇態
何だこのスレww
こないだまで里紗で盛り上がってたのにww
ふむ
期待
kitai
オリジナルキャラで、第三者から見たTo LOVEるの世界ってアリでしょうか?
このサイトのTo LOVEるの小説を読んでてそんなパターンがないので。
物語のテーマは最初は悪者だが、リトとヒロイン<考え中>の姿を見て
次第に善人になる感じの王道パターンで。
勿論、性描写はオリキャラではなく、リトとヒロインで締めますがw
296 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/17(土) 09:48:42.95 ID:ddW6Xplc
>>295 いいですね
サキも混ぜて頂けたら最高です
オリキャラは凄く扱いが難しいけど
挑戦は否定しない
難しそうだなぁ
誰かモモちゃんのSSお願いします
死ね
お前が死ねば
モモちゃんのSSお願いします
死ね
リトと唯の人まだかな
オリジナル?
立場をしっかり作れれば在る程度は書けるでしょう。
極端に言えば
その人、宇宙人?の
ララに対しての感情、ナナ、モモ、をどう思っているか
リトに対しての感情、ミカンをどう扱うのか
ヤミをどう動かしたいか
などを考えてあれば。
期待
固体
312 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 15:05:26.17 ID:ZPPcMoG/
液体
313 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 23:16:49.72 ID:iVFxGKPW
気体
314 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 23:17:18.45 ID:iVFxGKPW
気体
リキッド
まだかぬ
何かSS書いて投下したいけど、時間がかかりそうだ
>>317 お前が本気出せば今日中に書けないはずないだろ
>>318 他スレに投下するSSが書き終わらないとどうにもならないんだ、遅筆だから
書くとしたら理沙かサキ様になると思う
てす
321 :
317:2011/09/29(木) 07:43:10.78 ID:m4fk6+2B
SS書けたから投下する
籾岡理紗×リト、話は原作「オンナノコの気持ち」の続き
「ゆ、結城……?」
当初、籾岡理紗は結城梨斗と本気で肌を重ねる気はなかった。
ただ彼の戸惑う様子を見て、面白がっていただけだ。
だから彼女は今、困惑の最中にいる。自室のベッドで仰向けに寝ている彼女。
その瞳に映るのは、クラスメイトである梨斗の姿だった。
家まで梨斗に送ってもらった帰りに送信したメール……それが、そもそもの始まりだった。
彼はあのメールを素直に受け取り、ある相談を異性との経験が豊富そうな理紗に持ちかけた。
あの後で春菜と付き合う事になった彼は、なかなか一線を越えられないでいた。
お互い、何らかのハプニングで体を触ったり、裸を見たり見られたりはしたものの
二人っきりになるとどうしていいのか分からなかった。これはかなりの重症と言わざるを得ない。
「悪いが頼む。俺に……オトナというものを教えて欲しい」
匂わす発言をイタズラに告げた手前、理紗はその申し出を断れなかった。
実は彼女の経験人数はそれほど多くはない。
付き合った人数は片手で余るくらいだし、一人一人の交際期間は短かった。
引けない彼女は半ば流されるようにして彼の頼みを聞き入れ、放課後に彼を自室に招きいれた。
例の如く、共働きの両親は留守だ。
「ま、まずはキスからね。童貞丸出しのがっつくようなキスじゃ、春菜だって興醒めするわ。
……さあ、してみて」
「く、唇に?」
「当然よ」
目を瞑っている理紗に、梨斗は怖ず怖ずと顔を近づけ、キスをした。
彼女から舌を差し入れると、彼はびっくりして顔を引いた。
「逃げないで、舌くらい普通に入れるわよ」
仕切り直しに再開したキスでは、彼の方も舌を差し出した。
理紗の指導に従い、二人は互いの口内を侵していく。
二本の舌は相手の唾液を掬って交換し合い、蛇のように絡み合う。
深く長いキスが終わると、理紗は上着を脱いだ。
ベスト、カッターシャツ、ブラジャーを脱ぎ捨て、彼の前に立つ。
服の下に隠れていた、豊かで形の良い乳房が露わになっている。
「次は胸の攻め方について教えるわ。愛撫だけでも上手下手で雰囲気はかなり変わるからね」
梨斗は彼女の言われるままに、乳房を愛撫した。
事故で触る事は多かれど、意識して揉むのは初めてだ。
「強いわ……もっと優しくして……」
力を緩めると短い褒め言葉を与えられ、次のステップに進む。
乳首へのアプローチの仕方も事細かく教えられた。
触り方、捩じり方、吸い方、舐め方……それらは理紗が
彼氏にして欲しかったやり方まで含まれている。
「んあっ……結城……っ!」
理紗の意のままに乳房をしゃぶっていく彼に対して
いつしか彼女自身もセックスへの気持ちが高ぶっていった。
「次は下ね」
スカート、そしてショーツが彼女の美しい脚を伝うように落ち、足下に重なっていった。
彼は気づかなかったが、ショーツの頂点には透明の染みが付着していた。
既に彼女の恥部が濡れている事を、それは無言で告げていたのだ。
彼女はベッド端に座り、花門を左右に開いた。
恐らく意識的に初めて見るであろうそれは、経験の割りに綺麗な桜色を呈していた。
「舐めて。女にだけ奉仕させようとしちゃダメよ。
あくまで二人とも気持ちよくならなきゃ……」
「そ、そうか……」
梨斗の舌先が、彼女の花弁に当たる。湿った柔らかいその肉は、ゆっくりと花弁をなぞっていく。
「籾岡のココ、すごいニオイだな……クラクラしてくる」
「こ、コラァ! 変な事を言ってないで、黙って舐めなさいよ!」
理紗に頭を小突かれて、彼は再びクリニングスの練習に戻った。
「んんっ……そ、そうよ……クリトリスは敏感だから、アクセントとして刺激して。
デリケートな部分だから歯を立てたりしちゃダメよ……」
彼の舌肉はやがて彼女の花穴に潜り、ゆっくりと抜き差しする。
時折周囲の肉弁や鎮座している肉豆を愛撫し、飽きさせないように努める。
「ゆ、指も使って……」
梨斗は指示通りに人差し指をツプっと花穴に没入していく。
「そ、そう……! その裏側は女の子が良く感じる所だから良く覚えておいて」
理紗の指導が良いせいか、彼の指は的確に彼女の快楽のツボを刺激した。
恥肉に包まれた淫指が動く度、花筒の深奥からは猥香を漂わす蜜汁が次々と湧いてくる。
「あっ、結城……っ! ちょっと、手を止め……っ!」
「えっ、何で……?」
そう告げるより早いか、彼女の恥孔全体にゆるく長い律動が起こった。
彼女は彼の指によって軽くエクスタシーを迎えたのだ。
(い、イッちゃった……)
幸い、勘の鈍い梨斗には気づかれなかった。
だが彼女の上気した頬、そして何よりその淫らに弛緩した恥肉がそれを深く物語っていた。
「籾岡……さっきから様子がおかしいんだけど、どうかしたのか?」
「べ、別にどうもしてないわよ……」
理紗は口ではそう言っているものの、これより先の事はリードできるか分からず、不安がっていた。
何しろ数ヶ月振りのセックスなのだ。花門は充分すぎるほどの愛撫を受けてしっとりと濡れている。
身構える心とは裏腹に、既に情交を臨んでいるのだ。
「じゃあ先に、童貞卒業しちゃおっか」
「うん……」
「ほら、入れるよ……」
彼女はリードを守るため、騎乗位の姿勢を採った。梨斗の逸物を握り、コンドームを被せていく。
(すごい……何これ……)
梨斗の愚息はギンギンに膨張し、血潮による熱を帯びていた。
肉兜と肉幹はそれぞれ充分すぎるほど太く、大きかった。
兜の裾は大きく撥ねていて、肉柱は両手で隠そうとしても先端まで隠しきれない。
おまけに鉄のように硬かった。
(こんなデカブツ、経験のない春菜に見せたら絶対引かれるよね……)
彼女は親指と人差し指で囲っている逸物の硬さ・熱を改めて感じている。
ゴム越しでも伝わるほどの温かさ、強い感触……。
もうすぐこれを膣肉全体で感じると思うと、子宮が疼いて止まらない。
彼女は生唾を飲んで、それを膣内へと導いていく。
「くっ……」
太く大きい彼の逸物は膣肉を圧迫しながら、根元まで彼女の体内に収まった。
「う、動くよ……」
「うん……」
「いい事、すぐイッちゃうようなら、彼氏として失格よ。できるだけ我慢しなさい」
そう告げて理紗は腰を入れ、女の部分で彼のものをしごいていく。
抜き差しの度に、彼女の肉弁が淫らにまとわりつき、女穴がいやらしく歪む。
ベッドが軋む音に、チュプチュプと蜜汁のかき混ぜられる淫音が添えられる。
(くっ……は、早くイキなさいよぉ……っ!)
彼の腰の上で動く度に、彼女は意識を飛ばしそうになる。いつまで意識が持つか分からなかった。
厚い肉兜は肉柱の長さも相まって、何度も子宮を攻め落とさんとぶつかってくる。
腰を引いていると思われるのが嫌で、そのままの体勢で迎合しているが余裕はない。
抜く度に淫液が大きな飛沫として飛散し、彼の睾丸や太もも、そしてベッドのシーツを濡らしていく。
「はあぁっ……、ああん、いい、いいわっ……!」
時折理紗は指南するのも忘れて、喘いだ。彼女の形の良い乳房が、挿入の度に大きく上下に波立つ。
「ううっ……籾岡、もうだめだ……っっ!」
彼は無意識のうちに彼女の尻肉を掴み、下から大きく突き上げた。
それまで自分のペースで何とか体裁を保っていた彼女は、いきなりの猛攻に頭が真っ白になった。
低い唸り声と共に、彼の逸物からはビュウビュウと熱い精汁が忙射された。
性の激流が理紗の膣内と脳全体に生じ、彼女を飲み込もうとする。
彼女は絶頂を迎え、緩んだ口端から涎を垂らして、そのまま後ろに倒れこんだ。
「籾岡……」
はっと気がつくと、彼女は梨斗に見下ろされていた。
「ま、は、初めてならこんなもんでしょ……。安心して、結城」
「……違う」
これで終わりにしようとしていた理紗だったが
彼にその両手首を掴まれて、ベッドに固定された。
「俺……我慢が出来ないんだ!」
彼は先ほどの性交で理性が飛んだらしく、さらに
内から突き上げられてくる肉欲を散らそうと彼女を抱こうとする。
(ダメ、これ以上されたら……!)
「結城! ゴム、せめてゴムを付けて……っ!」
しかし彼の脳には彼女の声が届かないらしく、彼は
精液が付着したままの逸物を女穴に押し当て、ぐっと突き上げた。
「ああんっ……!」
先ほどとは違う、肉欲任せの激しい抜挿に彼女は嬌声を抑えられない。
「はあぁ……っっ! んうう……! だ、ダメぇぇ……っっ!」
その普段の余裕綽々な態度とは180度変わった愛らしいよがり声が
彼の男をさらに刺激し、加速させる。
彼の太く長い業物は陰肉を掻き分け、蜜壺から次々に愛液を湧かせ、汲み出していく。
「あはぁ……っ! だ、ダメ……もう……!」
彼女は猛攻に耐え切れず、プシュウと蜜潮を迸りさせながら3度目の絶頂に達した。
だが、彼の動きは一向に止まらない。何度も何度も
その体つきに似合わぬ豪快さで、膣内を苛め抜く。
「籾岡……! 射精るっ……!」
「だ、ダメぇ……! 結城……っ! な、ナカには……っ」
彼は胸板を彼女の柔らかな乳の上に重ね、膣奥までズンと突き上げた。
それが最後だった。限界まで膨張した逸物は、その鈴口から
熱い性液を直接子宮口に容赦なく注ぎ込んだ。
「やああ――っっ! 赤ちゃん、赤ちゃん出来ちゃう……っ!」
彼女は大口を開け、舌を口外に垂らして脳髄から来る悦楽を受け入れた。
精液は膣壁の隙間を縫って、トロトロと膣外に漏れ出していく。
彼女の口端からは涎が零れ落ち、精汁と共にシーツを濡らした。
「はあぁ……、いい……いいよぉ……」
そこにはただ全身に渦巻く歓喜を最後まで搾り取らんとする一匹の雌がいた。
以上
里紗たんまってたぜ (;゚∀゚)=3ハァハァ
ぶっちゃけ過去スレいらんよな
んなこたぁない
331 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/30(金) 17:55:53.89 ID:XYnDQPtU
少なくとも保管庫は必要だ。
抜くトキ困るしな
保守
335 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/07(金) 22:15:00.11 ID:JFMBw4Ut
だれか御門先生お願いします
保守
御門先生いいよな。どんあエロシチュが似合うだろう
338 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/09(日) 03:21:25.62 ID:zSe2vG6x
御門先生オナシャース!
びっくりんご!
とらぶるの全ヒロイン達は
大人の女性
リトによって大人の階段を上ったのか
おにゃのこは孕んでこそ一人前という名言からして美柑もモモもまぅーもリトに孕まされたのね
>>337 保健室で「童貞男子達」を誘惑して大乱交
二本挿し+フェラ+両手コキ+ブッカケ…でチンポ堕ち…
男子達「…これで先生は俺達の雌奴隷だぜ!w」…と思ったら
御門先生「(ムクリ…)…貴方達、「私の体」気持ち良かった?、じゃ、次は私のターンねw」
男子達「え?……」
と、逆襲され、男子達「干乾び」にされるまで絞りつくしw…なシチュでお願いします
古事記乙
御門先生で童貞卒業ネタ書いてみるか、いつ書き終わるか分からんが
やり殺すss
晴子先生の、実践性教育授業をやってほしい
ho
うおおおおおおおおお凛
353 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 00:28:47.94 ID:UQfQ9v/E
御門先生SリトM希望
354 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 04:42:08.77 ID:uAY4eVz/
ダークネスに行ってからやたら需要が減ったな
やっぱ本誌だけで十分なのか・・・
減ったのは需要じゃなくて供給
本編がエロ同人誌より使えるからなw
それは供給増えちゃってるよね
デレデレの古手川さん希望
今回のSQのは、どうですかね?
リトとヤミが一緒に・・・・・。
絶対に誤解されますよ。他の同業者からjは。
相手が、ミカン、ララ、モモ。ならば、良かったのにね。リト。
360 :
浅葱:2011/11/06(日) 21:27:08.93 ID:oHcp+fsU
唐突でもうしわけありません。ss書きの浅葱と申します。来週中に投稿したいのですが、なにか希望がありましたらおきかせください。
ララ・美柑×リト
リト×凛
363 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 00:22:32.82 ID:bSmdtcb+
モモ×リト
364 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 00:28:56.97 ID:icZUn+7G
S恭子Mリト
S御門Mリト希望
モモ÷リト
リト×凛
モモの膜をリトので割くってことか
リト×凛+美柑
リトがヤミちゃんをがんがん犯しちゃうssキボンヌ
371 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 23:38:54.24 ID:Uq5H0W3o
リコ記憶喪失を希望
372 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 13:35:24.14 ID:XkFXCOyu
リト×美柑+ララ=サイコー
モモ×リト
374 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/09(水) 19:53:02.42 ID:IYwv7FTw
やっぱTPP参加して著作権違反が非親告罪化したらエロパロ板消されちゃう?
どーだか
リト×沙姫、凛、綾
今さらTPPでパニクる情弱wwww
こんな所で質問してさらに馬鹿さをアピールwwww
御門先生って全裸になると、普段の爆乳から巨乳サイズに小さくなったように見える
>>374 この示板のサーバはどの国に置いてあるの?
この掲示板の管理会社はどの国にあるの?
その国はTPPに関係ある国なの?
九条先輩の胸がしぼんで美柑の胸が大きくなって両方を揉みくらべさせられるリト
381 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/12(土) 01:55:55.19 ID:+Ksx3Gjp
リト×御門センセー
リト×御門センセー×モモ
おっぱい萎むエピソードの続編はまだですか
モモちゃんのSSお願いします
♪
モモが嫉妬に狂う話しをみたい
おーい(-o-)/まだかねー(´・д・`)
まだかい?(´・д・`)
388 :
浅葱:2011/11/18(金) 18:13:27.76 ID:PbsXOOfU
すいません。いろいろと考たのですが、リトxヤミでどうでしょうか?つまってしまって…申し訳ありません。今月中に復活させるのでもうしばらくおまちください。
期待
果てしなく期待
おおいに期待(^。^)y-~
392 :
浅葱:2011/11/24(木) 17:17:33.40 ID:nmmD8fMS
「ん〜…………どれがいいかなぁ…」
オレ、結城リトは、学校の帰り道の鯛焼き屋で悩んでいた。今週はララ達が出払っていて、まだ幼いながら家事を頑張っている美柑に何か買っていこうと思い、ふと目に入った鯛焼き屋でお土産の思考中である。
「チョコに抹茶…結構種類があるなぁ……。あいつの好みってなんだろう?小豆でいいかな?」
なんかもう5分くらい悩んでるんじゃ…むぅ。
そんなことを思いながら、何の気なしに店のおじさんに尋ねてみる。
「すいませーん。なんかおすすめとかありますか?」
「おすすめかい?え〜っとそうだねぇ。クリームとか小豆…最近は胡麻とかも人気だよ?」
人のいい笑顔でそう答えてくれたのだが、余計に選択肢が広がってしまった。胡麻?胡麻かぁ…クリームも結構いい感じがするけど…いや、ここはやっぱり胡麻…うぅ、何だか無限ループしそう。
「ここは抹茶鯛焼きが美味しいですよ。」
「ふぇ?」
ついつい間抜けな声が出てしまった。声のしたほうに目を向けると、金色のツインテールに真っ白な肌、そして不思議な黒い衣装を纏った少女、金色の闇…もといヤミが立っていた。
「あれ?ヤミじゃん。どうしたの?」
「あぁ。ヤミちゃん!何か買っていくかい?」
「はい。いつものでお願いします。」
おじさんの反応からすると、どうやらヤミはここの常連のようだ。…いっつも鯛焼き食ってるからなぁ。こいつ。
「珍しいですね。あなたがここにいるなんて。」
無表情のままヤミがそう訊いてきた。
「ん。美柑に買っていこうと思って。ホラ、何時も家のこと押し付けちゃってるし。」
「そうですか。」
「ララたちがいないから大変だろうなーって思うしな。」
「?プリンセスが?」
「あぁ。今週中は出払っててな。久しぶりに美柑と二人だ。」
「まさか誰もいないのをいいことに美柑に手を出すつもりじゃ…」
「しないから!妹だぞ!?」
ヤミが凄い睨みつけてくる…うわっ…目がマジだ。………なんだろう。泣けてきた。
「まあその時は覚悟してください。それはそうとあなたは買うものがあるのではないですか?」
「ん?あぁ。それじゃ、抹茶にしようかな。美味いんだろ?」
「美味しいですよ。」
相変わらずの無表情でそれだけ告げると、ヤミはいつになく真剣な顔で訊いてきた。
「本当に今日は貴方と美柑しかいないのですか?」
「え?あぁ。流石にこんなに早くララたちが帰ってくることはないだろうから…二人きりじゃないか?」
「………………………」
何だろう。なんかヤミがものすごい沈黙を守ってる…オレなんか悪いこと言ったか?
暫く思案顔だったヤミは、何やら思い切ったような顔で顔を上げ、有無を言わさぬ口調で言ってきた。
「危ないです…非常に美柑が危険です。貴方のような変態と一つ屋根の下に放り込むなど私が許しません!」
「いやいや!!ちょっと待てよ!つっこみどころが凄くあるが一つ言わせてもらうと断じて俺は変態じゃない!」
「変態です!」
「言い切るな!結構傷つくんだけど!」
いつもクールなヤミがそこまで必死になるなんて…なんなの?俺は皆からどう思われてるんだ?
「確かにまぁお前には迷惑かけることもあるけど…事故だよ事故!別に狙ってる訳じゃ…」
「信用なりません。」
「そこまで嫌われるようなことしたか?オレ。」
あ。
数えきれないくらいある気がする。
ジト目で睨みつけてくるヤミに遂に観念し、俺が変態だという仮定(厭くまで仮定)で話を進めてみる。
「はぁ………分かったよ。でもどうするんだ?まさかお前が家に泊まりに来て美柑の貞操を守るとでも?」
先ほどのお返しに、少しからかい気味に言ってみる。するとヤミは何やら俯き少し考え込むような仕草をし始めた。あれ?てっきりトランスした髪で打っ飛ばされるかと思ったが。
そんなことを考えていると、ヤミが顔を上げ、
「そうですね…これも美柑を守るため…仕方ありません。」
え?
えー?
この子今なんて言ったのかなー?
393 :
浅葱:2011/11/24(木) 17:20:59.60 ID:nmmD8fMS
「何をぼうっとしているんですか。早くいきますよ。」
「え…今の冗談なんだけど…」
「だめなのですか。」
「いや…そういうわけじゃないけどさぁ…」
オレん家だぞ?いいのかよ?ていうか俺が危なくないか?明日の朝日は拝めるのか?
ヤミは相変わらずの無表情…なんかそわそわしてるように見えるけど気のせいだよな。
「はぁ…お前がいいならいいけどな…んじゃいくか。あ、すいませーん!抹茶鯛焼き2つくだ…」
「何言ってるんですか。3つでしょう。」
「え?でももうお前買ったんじゃ…ていうかオレが?」
「情報料です。当然でしょう?」
「…理不尽だと思うのはオレだけですかね?」
なんか話が凄く飛ん出る気がするんだけど…
そんなことを思いつつ、オレはヤミをつれ家路へと急いだ。
途中まででほんとにすいません。続きます。参考にしたいので感想があればください。
ちょっとヤミが強気な子みたいな口調になってるかも
もうちょっと冷たくて突き放す感じの方がヤミっぽい
まあ、ヤミちゃんがこの程度なら良いとオモウが?リトに対してだけならね。
『いつもクールなヤミがそこまで必死になるなんて』
と書いてあるし。
しかし「情報料」なの?だとしたら、あといくら追加されるのか、わからんな。
とりま続きに期待
いいじゃんいいじゃん( ̄ー ̄)
次のまだかね?(´・д・`)
未完…か…
>「…理不尽だと思うのはオレだけですかね?」
リトはこんなこと言わない
401 :
浅葱:2011/12/07(水) 01:45:01.74 ID:gIU/Pyeb
保守
ぐ。。。は、早くするんだ。
あー唯にゃんにいろいろ強制させてイジメたいよぉハァハァいろんな場所をペロペロしながら匂いを嗅いでチンポフル勃起するぜハァハァ
ああああああああああああああああ出るううううううううううううううううううううううううううううう気持ちいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!
うぅ!!!!!!!!!!!あー気持ちよかったぁと唯にゃん!!!!!最高だよ!!!!!!!!
また唯ニャンの匂いですぐに勃起したよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!
もう我慢出来ない!!!!!!!!2R目投入するぜ!!!!!!!!!!!ハァハァハァハァ
あー唯にゃんにいろいろ強制させてイジメたいよぉハァハァいろんな場所をペロペロしながら匂いを嗅いでチンポフル勃起するぜハァハァ
ああああああああああああああああ出るううううううううううううううううううううううううううううう気持ちいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!
うぅ!!!!!!!!!!!あー気持ちよかったぁと唯にゃん!!!!!最高だよ!!!!!!!!
また唯ニャンの匂いですぐに勃起したよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!
もう我慢出来ない!!!!!!!!2R目投入するぜ!!!!!!!!!!!ハァハァハァハァ
あー唯にゃんにいろいろ強制させてイジメたいよぉハァハァいろんな場所をペロペロしながら匂いを嗅いでチンポフル勃起するぜハァハァ
ああああああああああああああああ出るううううううううううううううううううううううううううううう気持ちいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!
うぅ!!!!!!!!!!!あー気持ちよかったぁと唯にゃん!!!!!最高だよ!!!!!!!!
また唯ニャンの匂いですぐに勃起したよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!
もう我慢出来ない!!!!!!!!2R目投入するぜ!!!!!!!!!!!ハァハァハァハァ
キモ過ぎワロタww
おそーい。
408 :
※未承諾広告※:2011/12/25(日) 17:37:46.79 ID:YS3Wk70i
409 :
※未承諾広告※:2011/12/25(日) 17:41:13.52 ID:YS3Wk70i
モモ豚は本スレを過疎らせるほどに駄目キャラw
同意
ついにこのスレまでカリ豚に発見されてしまったか
414 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 21:58:49.31 ID:W3zLB+Fg
空欄キチガイ死ね
空欄野郎はカリ豚親衛隊のクズ
ティアーユ物誰かお願い
今って誰が熱いの?
文は自信ないけど書こうと思ってるんだが・・・・
いつでもどこでも結局はモモだよ
モモちゃん!
唯とリトの人まだかな
美柑エロエロ誰かよろしく
美柑お姉ちゃん好き
書き手が居なくなってしまったスレとは悲しいものですな
モモ顔が糞ババアだな
不人気なのも分かる
黙れよリアル糞ババア
428 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/16(月) 00:31:31.29 ID:96zZcWPn
御門先生で抜いた
一時謎のブームの里紗すき
誰か美柑物書けや!!いや書いてください。
鬼畜リトの調教物って無いでしょうか
432 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/18(水) 01:35:51.44 ID:bVV1Gtlv
モモがリトを寸止めとかでいじめるのを期待!
434 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/20(金) 23:39:05.62 ID:d0/O/4Ta
誰かかいてくださらないからなぁ
435 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 02:39:24.04 ID:JgyLuI6q
まだかね?
まだかね?(´・д・`)
438 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/30(月) 23:20:21.05 ID:CIt54ZKS
話しのストーリーを書けば書く参考になると思うのでストーリーを考えません?
モモ(ドS)⇒リト
プレイ内容
言葉でリトの羞恥を煽る
寸止めをたくさんしリトにいかせてくださいと懇願させる
植物でリトを縛り恥ずかしい格好などをさせる
足でリトのモノを責める
ちょっとモモのSプレイを期待
その後リトがSプレイなって欲しい
芽亜と里紗成分が足りない
うこn
書き込めたんで
こういうのやったことないけどかいてみる
「え、今夜美柑いないの?」
居候で宇宙人のララとの帰り道。金曜日の放課後は皆、浮足立って見える。
「そうなんだって。友達のお家にお泊まりするみたいだよ。聞いてなかった?」
「聞いてなかった。」
今朝はとんでもなく眠かったんだよなあ。ゲームに夢中になっちゃってさ。俺ってゲーム結構好きだし得意なんだ。
しかし美柑がいないとなると・・・
「メシは?」
俺もララも料理はからきしだ。
「作り置きしてあるってさ。」
残飯喰うはめになるかと思ってあせったよ。モモは料理できるけど、なんか悪いしな。
まともなメシが食えるならよかった。ちょっと寂しいけど。美柑も友達ン家に泊まるようになったかー。
「風呂当番は繰り上がってナナかな。」
「あたしたちもいないよ?」
「え?」
「もーリトったら全然聞いてないっ。たまにはみんなでパパに会おうって話になったでしょ。」
「そういえばそんな話もしたか。・・・したっけ?」
「したよー。」
全然記憶にない。そうとうヤバかったんだな、今朝。
「てことは、俺一人か。」
ゲーム三昧だな!たまにはこんな日もいいかもしれない。
「セリーヌがいるでしょ。」
「あ、そっか。」
「・・・さみしい?」
「別に」
「照れてるー!リトかわいいー。」
「別にって言ってんだろ!照れてねーよ!」
照れてます。ハイ。女の子はまだまだ苦手なのだ。
いつもの帰り道。いつもの風景。でもちょっと違った展開が待ちうけてるような気がする・・・?
ララとじゃれてると家についた。我が家ながら、なかなかに立派な構えである。
玄関にナナとモモが立ってるのが見えた。二人も俺たちを見つけると、駆け寄ってくる。
「遅いよ姉上ー。早く帰るって言ってたのに!」
「ごめーん。」
「リトさんと一緒ならゆっくりしたい気持ちもわかります。ナナはお子様だからわからないんですわ。ね、リトさん?」
「え、はは・・・」
女三人寄ればなんとやら。馴染みのない、きゃぴきゃぴした空気に気後れしちゃうよ。いいかげんに慣れなければ。
「じゃあもう早速行こうよ!」
「え、もう?」
と、俺。だって荷物もまとめてない。
「ふふ、リトさん、私たちがいなくてさみしいんですか?」
「それはもう、さっきやったんだ。」
「?」
「ララもいろいろ準備がいるんじゃないか?」
「それはへーき。着替えもペケがいるし、基本的にむこうになんでもそろってるから。」
さすがお姫様。なんとも贅沢なはなしだ。これ持って、とララから鞄を受け取る。
ナナが宇宙船を呼びよせると、さっさと飛び立っていってしまった。
「ほいじゃなー。」
「明日には帰ってきますから。」
「いってきまーっす!」
隣町の婆ちゃんの家に遊びに行くみたいなノリだった。デビルークは地球よりよっぽど文明が発達してんだなあ。
この星にいてもちょっと退屈なのかもしれない。むこうは、いろんな娯楽が充実してるんだろうし。
ほんとはデビル―クにいたほうがあいつらにとって、楽しいんじゃ・・・・・・。
胸の奥にモヤがかかる。いかんいかん。いやな考えを取っ払うように、勢いよく家のドアを開けてみた。
「まうーーーーーーっ!」
「うわっ!」
セリーヌが勢いよく飛び込んできた。体全体で受け止めてやる。
セリーヌはもともとが植物だったせいか、林檎の花の瑞々しい香りがする。
清楚な香りだけど、セリーヌだと無垢ってイメージのがピッタリくる。この香り好きなんだよなあ。
「どうした、ずっとひとりでさみしかった?」
「まう。」
抱きかかえたまま、頭をなでてやる。セリーヌは気持ちよさそうに笑ってくれた。
かわいいなあ。子供の頃の美柑みたいだ。あいつも、もっと素直な性格に成長してくれてれば。
お兄ちゃんだいしゅきだお!みたいな。
ないな。ないわ。そこまでいくと俺も引くよ。
「ちょっと待っててな。着替えないといけないから。」
「まうっ。」
セリーヌを脇に降ろして、ララの鞄をリビングに置く。ララの部屋まで持っていこうかとも思ったけど、女の子の部屋に無断で入るのはちょっとな。
ララなら怒らないと思うけど、一応ね。2階に上がって部屋着に着替えて。
「さて、ゲームか!」
「まうーー!」
「ついてきてたの?」
いつのまにやら後ろにいたセリーヌが抗議の声を上げる。かまってほしいみたいだ。美柑で慣れてるし、子供と遊ぶの好きなんだけど。
でも、ゲームの気分だったんだよ。今日は。ああ、だめだ。離してくれそうにない。この時間だと・・・。
「マジカルキョーコみよっか。」
「まうっ!」
一緒に特撮番組を見ることにした。これならDSで遊べるし。
でもダメだった。ちゃんと見てないと怒るんだ。しょうがない。いつもは美柑があやしてくれてんだ。今日くらい兄ちゃんが全部引き受けてやるさ。
教育テレビのダンスを一緒に踊って、歌って、お絵かきして。たかいたかいして。にらめっこで対決。かくれんぼにおにごっこ。
俺が昔使ってた積み木で遊んで。絵本読んで。ジグソーパズルで四苦八苦。そのあげくに、まだ走り回っているだと・・・!?
もうムリ。限界だ。
「な、なあ。もうこんな時間だし、ご飯にしないか?」
「まう。」
ほう。続けたまえ
美柑が作っておいてくれた夕飯をチンして、二人だけの晩御飯。
ああ、美柑のメシはうまいなあ。俺はハンバーグ。セリーヌはラーメンだ。ラーメンは俺が作ったやつね。カップラーメンだけど。
あー喰った喰った。腹いっぱい。疲れと寝不足で眠い。セリーヌには悪いけど風呂入ってさっさと寝よう。
「ごちそうさま。」
「まぅ。」
風呂を沸かしに行って、食器を洗って一息つく。その間、セリーヌは床に届かない足をぶらぶらさせてた。
「なあ、今日はもう遊ぶのはこれくらいにしよっか。」
「まうー!」
「もう疲れちゃったよ。お願い。風呂入って寝たいんだ。」
「まう〜。」
不満そうだけど、納得してくれたみたい。助かった。そろそろ風呂も沸いてるころかな?
ふくれ面のセリーヌの頭をなでて着替えを取りに部屋へ行く。そのまま風呂場へ向かい、服を脱いで、脱いだ服を洗濯機へ。
入れようと振り返ると全裸のセリーヌがそこにいた。
「おわっ!」
思わず目をそらした。
「な、何で!」
セリーヌがここに。そっか。いつもは美柑と風呂に入ってるのか。
でも今日は俺しかいないし・・・。俺が入れるのか?そうなるのか。
それはまずいだろう。いくらなんでも。大問題だ。こんなに幼い子と一緒に。風呂だなんて!
許されるわけないよ。今日は一人で入ってもらおう。いや、それは危ないかも。
一日くらい入らなくてもどうってことない。風呂を我慢してもらおうか、それとも俺が・・・。
「まう?」
どうしたんだ?と言わんばかりの顔つき。無邪気だ。嗚呼、俺がなんだかすごくやらしいやつみたい。
・・・でも、そうかもしれない。
こんなちっちゃな女の子と。
一緒に風呂に入ったから何だってんだ?
それでなんかなるの?反応するの?
するかよ。アホンダラ。
変に意識する方がおかしい。逆にやらしい。
それこそロリコンの証明じゃないか。そうだよ。
そうだ。
今こうして股間を手で隠してるのも変だ。
別に関係ないんだから。ほら。こうして全部見せても何も問題なんかないよ。
セリーヌが股間を凝視してるけど珍しいのかな。でも、それだけだ。そこにやましい感情は無いさ。
俺だってそう。目をそらすのをやめて、セリーヌの股間を凝視してみる。
きれいな縦筋だ。見事な一本線。感想なんてそれだけ。うん、全然大丈夫だな。
ふと、スジのおへそ側の端に目がとまる。何かが皮膚でおおわれている。
クリトリスってやつか?あれを剥くと、いわゆるお豆が出てくるのか?女の子が一番感じるってきいたことあるけど・・・。
ムクムク・・・。やばい。ちょっと反応してしまった。違う。今のは違うぞ。
今のは無知から来る興味であって、女の子のこと知らなすぎるだけで、セリーヌに反応したわけじゃない!!
断じて違う。
「違うって!」
「まう?」
声に出してしまった。なにやってんだ、俺。
これじゃ余計に怪しいじゃないか。
「い、一緒に、入ろ・・・っか?」
「まう。」
セリーヌが純真でよかった。小さいころからおませな美柑だったら、勘繰られてるところだ。
そうなんだよなあ。純粋なんだ。無垢で、無知で。
まだなにも知らないまっさらな・・・。
あ、あれ?またちょっとアレが膨らんで・・・。
おかしい。こんなはずない。
最近ララがベッドにもぐってきたりして、自慰もろくにできなかったからだ。
思春期の体が意思に反して、妙な反抗を。
普段なら、絶対こんなんなってないってば。
「ここに座って。背中流してあげる。前は自分で洗うように。」
「まう。」
スポンジだと痛がるんで手で洗うことに。それにしても、セリーヌははしゃぐだけで全然自分で洗わないのね。
まあ、いーけど。俺が洗っても。どうってことないし。
「じゃあ、前も俺が洗うね」
「まう。」
腕を上げてやって、脇から胸へ。何の感慨もない。当然だけどね。
しかし、スベスベな肌だなあ。
おへそをするするーっと通って、下腹部へ。
さて。ここは念入りに洗わなくてはならない。
「念入り」ということで誤解しないでほしい。
女児のあそこは汚れがたまりやすいので、中を掻きだすようにして洗い、清潔を保たねばならないのだ。
育児本でも、図解入りで説明されている。
美柑にもしてやってた。あのときの俺は、なんにも考えてないただのガキだったけど。
というか俺は中1までそういう行為の最高峰がキスだと思っていた(アホだ)。
ただ、興味だけは以前の何十倍も持ってしまっている今、多少不安が残るけど・・・。
セリーヌのスジに指を滑り込ませる。
(熱っ)
めちゃめちゃあったかい。なんで?子供は体温が高いからかな。
女の子のあそこってこんなにあったかいの?セリーヌが地球人じゃないから?
外見の一本線とは違って、中は複雑なカタチをしてて柔らかい。
ごまかしようがない。完全に勃起してる。セリーヌの背中に擦れて、収まりそうもない。
見たい。
女の子のを。ナマで。
明るいところで、間近に。
触ってるだけじゃ、把握しきれない。知りたい。
「ちょっとおねんねしよっか。洗いやすいからね。」
「まう?」
セリーヌをやさしく仰向けにしてやろうとしたが、嫌がられた。
床が冷たかったみたいだ。お湯を流そうかとも考えたが、床は硬いしかわいそうか。
風俗で使うマットなんてないし、バスタオルを敷こう。お湯につけて。
美柑に怒られるか?バスタオルがびしょびしょって。
しらん。それどころじゃない。
今は一刻も早く、女の子を知りたい。
バスタオルをひっつかんで湯船に突っ込む。それを床に敷いてセリーヌを寝かせてやった。
ボディソープが邪魔なので乱暴に洗い流して、真一文字の線をこじ開けた。
むわっと、林檎の腐りかけたような、ひどく甘ったるい臭いがした。
ある。 穴が。
皮を完全にかぶったクリトリスとその下に尿道。そしてもうひとつ。
男を迎え入れるための穴が。宇宙人の。こんな無垢な少女にも。
興奮しすぎてわけがわからなくなった。
俺の性器とセリーヌの性器を密着させて、こすり合わせて、とにかく扱いた。
射精したかったんだ。とにかく。
気持ちよくなりたかった。我慢なんてできなかった。
あっというまに絶頂を迎えて、大量の精液を吐き出した。
初めてオナニーした時よりもよっぽど多かった。
俺の精液はセリーヌの小さな肢体に、顔に降りそそいだ。
と、今まで俺をぼんやり眺めてたセリーヌが。ペロッと顔にかかった精液を舐めとった。
「まう〜〜〜!まうっ!まうっ!」
「お、おいしかったの?」
「まう!」
「その白いのは、こっから出たんだぞ。ど・・・!?」
言い終わらないうちに、セリーヌが俺の肉棒に貪りついてきた。
「いてっ!歯が。歯はあてちゃダメー!」
「ふぁふ」
尿道に残ってた精液を飲み下してもなお、吸いつくのをやめないセリーヌが不満を漏らす。
「んっ!んっ!」
「そうしてたら出るから」
「ふぁ。むっ。んっ。」
「ほんとだって。」
「ん〜〜!んっ!」
見ためじゃ想像もつかない力で吸いついてくるセリーヌに、自然と腰が前後する。
駄目だ。味わったことのない刺激を受けて、腰が砕けて座り込んでしまう。
セリーヌはそれでも口を離さなかった。
「あああ!あ!でる!うぁ。あ。」
セリーヌの口の中で精を放ち、セリーヌは喉を鳴らしてうまそうに飲み下している。
満足したのか口を離して、放心している。
俺は俺で、我にかえって青ざめていた。
やばい。勢いに任せてとんでもないことをしてしまった。
どうしよう。
ばれないか。ばれないな。うん。なんとかなるって。
「リトさ〜ん、セリーヌちゃんから面白いコト聞いちゃったんですけどぉ」
そういや植物と会話できる奴がいたっけか。はは。は・・・。
とりあえず終わったよ お目汚しスマソ
こんな大変だとは ロリコンじゃないですよ?
乙
GJ
GJ
455 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/03(金) 02:04:54.79 ID:vJZlPEy4
ここって鬼畜系とか調教系ってのはないんですかね?
リトが唯とか金色の闇とかを調教してバイブ入れたまま街中を歩くようなのが見たいです
「ちょっと方向転換しようかと思いまして」
リトを見下ろす形でモモが艶やかに微笑を湛えている。やはりモモは一国のお姫様だと、改めて思わせるような優雅さがそこにはあるのだが、そんなことをシミジミ思う余裕は、今のリトには微塵もなかった。
手足を動かそうとすると、がしゃりと嘶く鉄鎖の音。腕くらい大きな鎖が、仰向けになったリトの両足首と両手首に絡みついていた。
「モ、モモ。どういうことなんだよ……」
もうこれで四度目になる問いかけ。
今日も今日とて学校へ行く日常が始まる筈だったのに、起きてみればリトの手足は縛られ、そして同居人の一人であるモモがくすくすと妖しく笑っている。リトはモモに問いかける。
これはモモがやったのか――はい。ここは――わたしのプライベートルームです。どうしてこんなことを――ちょっと方向転換しようかと思いまして。
全く理解出来ない会話の流れを経て今に至る。もちろんモモが何をどうしたいのかは全く分かっていない。
「別に簡単なことですよ」
楽しそうにモモは声を弾ませる。
「今までわたしはハーレム計画を進めていたんですが、それをちょっと方向転換しようと思いまして」
「方向、転換?」
「ええ、そうです。今までは紫陽花を愛でるように、謂わばゆっくりとリトさんを見守る形で計画を進めていたんですが、いかんせんそれでは厳しい状況になってきましたので、そこで手段を変えて、こちら主導でリトさんを変えちゃおうかなぁって。――こんな風に、ね」
モモの嫋やかな指が、つぅとリトの胸元を撫でる。たったそれだけのことなのに、リトの身体に熱く激しい快楽電流が走った。それは異常なまでの大きさ。氷を素肌に当てたかのような過敏な反応が、指一つで巻き起こった。
「あらら、ちょっと改造が過ぎちゃったかしら」
「改、造?」
「ええ。リトさんの身体を昨夜、少しいじりました。感度が物凄いことになってるんですよ、今のお・か・ら・だ」
言って、モモがいつの間にか手にしていたリモコンをいじる。すると纏っていたパジャマがあっという間に掻き消え、リトは全裸になってしまった。
「なっ……!?」
「まずは乳首ですね。ほら、見えますでしょう? 乳首はまるで豆みたいに大きくなって、乳輪が膨れあがって……えいっ」
モモに指でつんと突かれる。それだけで、「ふあぁぁっ……!」と情けない声が漏れてしまう。
「女性のクリトリス並みの感度があるんですよ。うふふ……」
リトの反応を楽しむような顔で、モモは人差し指を胸からお腹へ。そして、餌を求めるようにいきり立つペニスへ滑らせた。
「亀頭とカリ首も動揺に感度をかな〜り上げてますのでご安心を。たぶん普通の男性なら、こうやってれろぉって一舐めしたらすぐにいっちゃうかもしれませんね」
「あ、あああ……」
モモの舌の動き。ああ舐められたい舐めてほしい――そんな扇情の塊がリトの脳内を冒していく。理性が削れていくのが如実に感じられる。
「あらあらそんなに腰を振っちゃって」
「――」
気づかないうちにリトは腰を振っていたらしい。顔を羞恥に染めてリトは意識して腰を固定するものの、焦燥感が急速に膨れあがっていく。
「くすくす、無理しちゃって……。安心してくださいリトさん。今から、あなたのお望み通りのことが起こりますから……」
言って、モモが虚空へ手を伸ばす。するといつの間にやら大きなフラスコが手に携えられている。フラスコの中には透明な粘液が入っていた。
「安心してください。これは昨日に注文したただのローションですよ。宇宙で最もポピュラーな媚薬入りの、ね」
とろぉりと滴るローションをモモは身体全体に塗していく。それだけでぞくぞくと身震いするほどの快感が走ると共に、リトの乳輪が膨れあがり乳首がつんと突き上がる。
ペニスは我慢汁を滲ませながら怒張する。まだ愛撫すらしていないのに、リトのペニスは既にぴくりぴくりと堪ったものを吐き出すように蠢動している。
「さぁて、行きますよ、と」
まるで犬の散歩をしようかとでも言いそうな気軽さで、モモはリトの胸部へと指を這わせる。
「う、くぅう……!?」
モモの細指がリトの膨れた乳輪を弄ぶ。ローションで滑らかになった乳輪を指がしゅるしゅると沿回する。しかし乳首には触れない。ただひたすらにモモは乳輪だけを責め立てる。
「う、あ、あああ……」
もどかしい快感が脳をゆっくりと燻していく。腰元に精子が溜っていくのを如実に感じる。だが、それだけだ。乳輪だけの愛撫はそれ以上へリトを運んではくれない。
「モ、モモ……あ、ああ……モモぉ……」
「ん、どうかしました?」
「う……くぁあ……」
「わたしお馬鹿さんですから、ちゃんと何をどうしてほしいのか言ってくれないと分かりませんけれど」
「そ、そんな……」
モモの指が乳輪から乳首寄りに近づく。だがそこまで。触れそうで触れない。そんなもどかしい愛撫が、しかし勢いを増しながら延々と続けられる。
「あ、ああっ……・」
「リトさん、どうかしましたか?」
向日葵のような笑顔を浮かべるモモ。リトはもはや羞恥を鑑みる余裕がなくなっていた。
「乳首っ……乳首をいじってくれ、モモっ……」
「了解致しました♪」
欲しかった玩具を貰ったような子供の笑み。モモは周回を止め、リトの大粒の乳首をきゅっと摘まんだ。
「うああああああっっ……!?」
どぴゅううっっ! ぴゅううっ! どぴゅどぴゅっ……・!!
「あら、まだ弄ってもいないのに、リトさんってやっぱりエッチな御人」
言いつつも、モモはリトの指を摘むのを止めない。それどころかシコシコと膨れあがった真っ赤な乳首を上下に擦り上げ始める。ローションでさらに敏感になった乳首を擦り上げられ、リトはあられもない嬌声を上げた。
「ふぁあああ!? モモ、それはぁ……!」
「シコシコされて気持ち良いんでしょう? もっとも〜っと強くやってあげますね。ほーらシコシコでちゅよ〜」
「はぁっ……! う、あ、あああ……! ま、また……いくぅ……っ」
どぴゅっ!! ぴゅるるるるっっ!! ぷぴゅうっ……!
「あらら、またいっちゃったんですか? くすくす、変態なリトさん……」
妖艶に微笑んで、ようやくモモは乳首から指を離した。
熱く荒い息がリトから漏れる。目は胡乱になり完全に快楽へ染まっている。
だがまだまだ。モモのリト調教計画は始まったばかりなのであった……。
逆調教だと?・・・
赤ちゃん言葉はツボw
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
後日談として、モモの感度を上げて逆襲するリトさんも見たいなw
モモに「やっぱり、リトさんのおチンポには勝てませんでした…♥」とか言わせたい。
逆襲するリト書いてください
465 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/05(日) 12:58:17.71 ID:nCxRlO96
ティアーユお願いします
466 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/05(日) 22:02:50.23 ID:c+gqNBc1
GJ
467 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/05(日) 22:04:16.89 ID:c+gqNBc1
神降臨!
リトがMに目覚めたら面白そう
モモーー
469 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/08(水) 00:18:16.59 ID:lByDGIV/
続き期待
うん
てst
リトの逆襲マダー?
まだかぬ
「さあて次が本番ですよぉ」
にやにやと笑うモモ。その手からはたらりと媚薬入りのローションが垂れている。
腰は熱せられたように熱く、勃起したペニスは二度射精したのにも関わらず全く収まる様子はない。
「はぁ……モモ、もう、やめてくれっ」
「あらあら。さっきまで射精してた人の台詞とは思えないですね」
くすくすとモモは笑い、そしてペニスへと手を伸ばす。
「ふあぁぁあ……・!?」
ペニスのまた根元だというのに射精衝動がこみ上げてくる。気持ちよさで腰が震える。
(あ、ああ……もっと、もっと上を……)
先程まで止めてくれと言っていたのにも関わらずリトの頭はあっという間に快楽に溶かされてしまう。
「どーちたんですかー?」
悪戯げに微笑み、モモの手が根元を上下に擦り揚げる。
「ほーら、たまたまも弄ってあげまちゅからねぇ」
「う、あ、ああっ……」
睾丸をぬめるローションでまぶし揉まれ、腰を突き上げてしまう。精子がどんどんと爆発的に溜っていく。だが、
「う、うう……」
根元を擦るだけの刺激では射精できない。ぬちょぬちょと卑猥な音を立てて最初は感じたものの、それは慣れてしまえば気が狂うほど焦れったい刺激でしかない。
「ふふ……どうやら刺激が足りないみたいですね。仕方ありません、上にも刺激を与えてあげましょう」
と言ってモモはペニスへ顔を近づけると、とろぉと粘糸が引いた唾を、亀頭へ垂らした。
「ああっ……!?」
生暖かい液体がぺちょりとかかる。カリ首をほんの僅かに唾が擦る。だがそれは余計に焦燥を高めるだけであった。
「モモぉ……無理、無理だモモぉっ……!」
「んー、何が無理なんですか?」
唾を何度も何度も垂らしながらモモが妖艶に微笑む。
「しゃ、射精させてくれ! 俺のペニスを擦ってくれぇ!」
「良いですよ。わたしのハーレム計画に賛同してくれる……それが条件ですけど」
「分かった! モモの計画に乗る! だから、早く出させてくれぇえっ……!」
その言葉を聞いた瞬間、ぱくりと勃起し怒張しているペニスを、モモはぱくりと銜え込んだ。
「あ、あああ……!?」
「ふぉっひのほうはきもひいいでひょう?」
リトは頷くのが精一杯だった。
「らあいきまふよぉ。ちゅっ……れろれろれろれろれろちゅじゅじゅううううう……・!」
「あ、あああ……!」
モモの唾液でぬらりと滑った舌が亀頭をカリ首を這い回る。
「ちゅぷぷぷ、んはぁ……ちゅっちゅるるるっ、れろれろれろぉ」
頬を窄め唾液を絡めてモモはちゅうとペニスを吸い上げる。それはさながら膣がペニスをぎゅうと締めるように。
「れろれろっぺろ、ちゅぅぅ、じゅぷっちゅるる」
(気持ちいい……よすぎる。気を失いそうだ……ああっ……!)
焦れきったペニスにモモの舌は壊滅的だ。下半身が溶けてしまうそうな暴力的な気持ちよさ。もはやこれさえあれば何も要らない……。
「じゅぷ、ちゅぶっちゅぶっれろれろれろれろれろ」
ぬめりとした舌が激しく駆け回る。そしてさらにモモの細い指がもにゅもにゅと慧眼を揉み始める。
「う、ああっ……!」
脳に電撃が趨る。生み出されていく精子が装填される。それは快楽を乗数的に高めていく。
「れろれろれろっ、じゅぶじゅるるるるるっっ」
そしてさらに動きの大きさが増していく。早く出せと言わんばかりに、暴力的にすらモモのフェラは激しくなっていく。
「じゅるる、ちゅちゅっ、ちゅうううううううううっっ…………!!」
「あ、ああモモっ! 出るぅ! いくぅッ……!!」
「じゅぷっじゅぷっじゅぷじゅぷぷぷっ! ちゅるるるぅぅっ!!」
「あああッ! あああああああッッ!!?」
どぴゅううっっ! ぴゅううっ! どぴゅどぴゅっ……・!!
「んっ……!? ん、んんっ、ちゅ、ちゅううううっっ……」
「ああ、あ、ああ〜〜〜!?」
射精してもなおモモの吸引は続いている。最後の最後まで搾り取るようにモモは口を窄め射精を受け止めている。
「ん〜〜ちゅぱっ……ふぁーあ、こんらにらひちゃって……」
口に精子を溜めたまま喋るモモ。そしてモモは精子を床に吐き捨て、そして再び艶やかに口端を曲げる。
「これでリトさんはわたしたちのものですね。さあ永遠と、とこしえに続けましょう。変わる換わる相手を変えて、永遠に愛を堪能しましょう?」
ちゅっ、と亀頭にキスをされる。
それだけリトのペニスはさらに勃起し、愛はまだかと催促するように我慢汁を滲ませるのであった。
↑ 前の続き 完結編
乙!
478 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/13(月) 20:38:59.25 ID:Jnbu9F/g
乙したー
リト攻めも見たい
おなしゃす
おはようございます。
モモの話で盛り上がってるところで悪いけど投下するよ!
彩南高校の屋上で長い金髪を風になびかせている人物がいた。
最近になって教師として赴任してきたティアーユ・ルナティークである。
授業の準備を早めに終えたティアーユはぼんやりとグラウンドを見つめていた。
グラウンドではリトのクラスが体育の授業でサッカーをしている。
「リトー!決めろ!!」
「おう!」
猿山からリトにパスが渡り、リトはそれを受けてゴールへと走る。
そのときだった。
リトがガクッと体勢を崩し、そのまま地面に倒れ込んだ。
「おいリト!?大丈夫か?」
「どうした?」
クラスメイト達とともに体育教師もリトのもとへやってくる。
「いてて…。平気です。ちょっと足を捻ったみたいで…」
リトがゆっくりと起き上がるが、少し痛みがあるようだ。
「軽い捻挫かもしれんな。保健室で手当てしてもらえ」
体育教師がそう言うと、リトは「すみません」と言ってグラウンドから離れていく。
「一人で行けるか?」
「あ、はい。大丈夫です」
リトは足を少し引きずるようにして保健室へ向かった。
「…い…痛え…」
保健室へ向かう廊下の途中、リトは苦痛に顔を歪めて壁に手をついていた。
「こりゃダメっぽいな…」
「結城君、大丈夫?」
そこに現れたのはティアーユだった。
グラウンドを眺めていたらリトが倒れるのが見えたので、心配になって下りてきたのである。
「足、怪我してるの?」
「ちょっと体育の時間に捻っちゃったみたいで…」
リトは作り笑いをするが、顔には冷や汗が流れまともに歩ける状態でないのは一目瞭然だった。
「捻挫みたいね…。結構酷いのかも。肩貸してあげるから…」
「あ…先生…」
「いいから。ほら」
ティアーユの肩に腕を回すと、彼女の金髪からする甘い香りが鼻をくすぐった。
『うわ…いい匂い…。って俺こんな時に何考えてるんだ…。先生は俺のために…って、うわっ??』
リトは心の中で驚きの声を上げる。
ティアーユは自分の首に回されたリトの左腕を自分の左手でがっちりと掴んでいた。
それだけならリトが驚くことはない。
問題はリトの左手がそのままティアーユの左の乳房の上にあったことだ。
がっちり手首を掴まれているのでリトはそこから手を動かせない。
「結城君?」
ティアーユはリトを気遣うあまり気づいていないのか、きょとんとした目でリトの方を見ている。
「顔が赤いけど、そんなに痛むの?もうちょっとで保健室だから頑張ってね」
「え…?あ…はい…」
正直な話ティアーユの胸のふくらみの感触に痛みのことなど忘れていたリトだったが、ティアーユの言葉に我に帰る。
「じゃ、いくわよ……あっ?」
「…え…?」
一瞬リトの脚が床から離れた。
ずでーん!
ティアーユはリトの脚に自分の脚をひっかけてしまい、そのまま前方にこけてしまったのだ。
当然リトも巻き添えをくらい、二人でフロアに顔を打ちつけてしまった。
「ご…ごめんなさい…。いたた…」
ティアーユは眼鏡の位置を直しながらリトに謝る。
「…ああ…大丈夫です…」
この人に肩を貸してもらうのはやめようかな。
リトはそんなことを思いながら自分の顔を押さえていた。
二人で保健室に辿りついたティアーユとリトだが、保健室の主である御門涼子は不在だった。
「あれ…?御門先生いないのか…」
「困ったわね…。でも状況が状況だから仕方ないわよね。私が手当てしてあげる」
ティアーユの提案にリトは驚く。
「いいのかな…。勝手に保健室の備品使っても…」
「仕方ないわよ。ほら、足をみせて」
ティアーユはリトの左足の靴下を脱がせる。
患部はかなり腫れていた。
「これはかなり酷いわね…」
ティアーユが患部に触れると、リトは「うっ」と呻いた。
「完全に捻挫ね…。しばらく体育はお休みしなきゃね」
「…はい…」
ティアーユは患部に湿布を貼り、その上からテーピングで足首を固定する。
その間、自分の前で膝をついて前かがみになっているティアーユの体のラインをリトは堪能する。
ストッキングに包まれたむっちりとした脚、体にフィットするスーツが強調する豊かな胸、御門のように生の谷間や太ももをさらけ出しているわけでもないのに妙なエロスを感じてしまう。
「よし、とりあえずはこれでオーケーね」
「ありがとうございます」
リトが礼を言うと、ティアーユは急に黙り込んでしまう。
「あれ…?先生?」
「あ…ごめんなさい」
普段からどこかボーっとしたところのあるティアーユだが、先ほどのは何か雰囲気が違っているとリトも察した。
「せっかくの機会だし、ちょっとお話いいかな?」
ティアーユは御門が使っている椅子に腰を下ろすと、リトの方に向き直る。
「あの子のことなんだけど…」
リトの予想通りの話題だった。
ティアーユと自分に共通した話題と言えば真っ先に思い浮かぶのはヤミのことだ。
「ヤミがどうかしたんですか?」
「うん…。涼子から聞いたんだけど、あの子とすごく仲良くしてもらってるって聞いて、お礼を言おうと思って」
「ティアーユ先生、ヤミと少しは会って話ができたんですか?」
リトはこの間ティアーユにヤミと話をするよう言い聞かせたのを思い出していた。
「うん。少しはね。私のせいとはいえ、あの子から笑顔が消えてたのにはびっくりしたし、まだ前みたいに戻るのには時間がかかりそうだけど、きっかけは掴めた…かな」
ティアーユは少し疲れたような笑顔を見せた。
でもその雰囲気はなんとなくヤミに似ているとリトは感じた。
「…ティアーユ先生の笑顔って、ヤミにそっくりだ」
リトのその言葉にティアーユは驚く。
我が子のように可愛がっていた少女が金色の闇と呼ばれるようになり、そして笑顔を失ったはずの彼女の笑顔を見たと目の前の少年は言ったのだから。
「あの子…今でも笑うんだ…」
「俺、殺し屋になってからのあいつしか知らないから何とも言えない部分はあるけど、あいつはかなり変わってきましたよ。俺の妹とも仲いいし」
ティアーユの目からぽろりと涙が落ちる。
「先生?」
「ごめんなさい。それを聞いて嬉しくて…。根っこの部分は今でも昔のままなんだってわかって安心しただけ…」
ティアーユは涙を手で拭いながら笑顔を見せた。
ずっと彼女のことを心配していたことがわかる。
仮に彼女に会っても何をすれば、何を話せばいいのか不安だったはずだ。
リトは涙で濡れたティアーユの手をぎゅっと握った。
「きっと大丈夫だから。ヤミだって戸惑ってると思うけど、本当はティアーユ先生のこと心のどこかで待ってたんじゃないかな」
「…ありがとう…」
ティアーユは少し顔を赤くしてリトの方を見つめた。
「…あなたに会えてよかった…。あの子も…私も…」
「せん…」
リトの唇にティアーユの唇が重なった。
衝動的なキスで、二人の唇はすぐに離れた。が…
「先生…」
リトは口をぱくぱくさせながらティアーユの方を見ていた。
「……」
ティアーユはリトと目を会わせず、顔を真っ赤にして保健室の入り口を見つめていた。
「……」
入口に立っていた人物は御門涼子だった。
「…いや…うん…、『私は何も見てないし聞いてない』…よね?」
ティアーユは御門にそう言って欲しいらしいが、そこまで神様は甘くなかった。
御門はにやにやとティアーユのほうを見つめている。
「誰もいない保健室にお気に入りの男子生徒を連れ込んで恋に夢中だなんて、友人として悲しいわ〜」
絶対に悲しいなんて思っていないと言わんばかりの口調で御門はティアーユをからかう。
「涼子!いつから見てたの!?」
「さあ…いつからかな〜?」
「うう…」
ティアーユは顔を真っ赤にして顔を伏せてしまう。
「ところで結城君、あなたはどうして保健室に?」
御門の質問にリトは事の経緯を説明する。
「捻挫か〜。まあ治るまで動かさないことね。体育は見学してなさい」
保健医としての対応を一通り終えると御門はこれからが本題だと言わんばかりに頬をつり上げる。
「で…ティアとキスしてたわよね?結城君。そういう関係になっちゃったの?」
「えっと…その…なんというか…」
「あれ?まだ恋人同士じゃなかったりするのかな?」
何と答えたらよいのだろうか。
御門は仮にティアーユと自分が恋人同士になったとしても、生徒と教師だからとかそういうことを言う人物ではないのだが。
リトが答えられずにいると、御門はティアーユもリトも予想していなかったことを言い出した。
「じゃあ私にも奪うチャンスはあるのかな?」
「え…」
今度はティアーユが度肝を抜かれる番だった。
御門がリトの唇を奪い、そのまま舌を絡め合っていたのだから。
「実は私も彼がお気に入りなの。ティアの気持ちは見せてもらったけど、私もここは退けないな〜?」
椅子に座ったままのリトの顔を自分の豊満な胸に埋めさせ、御門はティアーユを見つめる。
「な…?涼子、あなた仮にも教師と生徒で…」
「キスしてたのはティアも同じじゃない」
「う……」
「じゃあ彼に決めてもらおっか?」
御門はベッドの方をちらりと見る。
「ふふ…。負けないわよ?親友」
御門はティアーユの方を見ながらリトをもう一度ぎゅっと抱きしめた。
ぴちゃ…ぴちゃっ…
御門がリトのペニスに舌を這わせる度に怪しげな水音が響く。
ベッドのカーテンを閉め、その中で三人は裸になっていた。
「どうかな…?気持ちいい…?」
御門はくすっと笑うと再びリトの亀頭に舌を這わせる。
「うわ…」
下半身から脳に届く快感にリトが思わず声を上げると、それをじっと見ていたティアーユがリトの亀頭に顔を近づける。
「私だって…」
ティアーユがフェラチオの意思を見せると、御門はリトのペニスから口を離す。
ぺろっ
ティアーユの舌先がリトの尿道口に触れる。そしてそのまま吸い上げるようにリトの亀頭を攻める。
「ティアーユ先生っ…それは…」
リトが強くなる刺激に溜まらず声をあげると、ティアーユはすっと笑みを浮かべて亀頭全体を口に含み、そのまま強く吸い上げる。
「やばっ…出そう…」
リトがこみ上げてくる射精感に堪えかねて射精しようとすると、御門がペニスの根元をぎゅっと握ってそれを制止した。
「まだダメよ。お楽しみはこれからなんだから。ティア」
御門がティアーユに声をかける。
「何?」
「二人で気持ち良くしてあげましょう」
そう言うと御門はリトのペニスの右側面に柔らかい胸を押し当てる。
「ティアは反対側から…ね?」
「なるほど…」
リトのペニスは御門とティアーユの二人の乳房に挟まれる形になる。
「こんなこと、他の男じゃ味わえないわよ?」
御門がそう言うと、乳房でペニスを擦り上げていく。
ティアーユも同じように乳房でリトのペニスを刺激する。
『うわ…。なんだこの光景…』
リトは荒い息をつきながら御門とティアーユがダブルパイズリしている光景に魅入られる。
二人はそのままリトのペニスに舌を伸ばし、舌先でちろちろと亀頭の先端を刺激する。
その刺激にリトは一度は治まった射精感が再びこみ上げてくるのを感じた。
「先生っ…。俺また…」
目をぎゅっと閉じて訴えるリトに、御門は笑みを浮かべる。
「また出そうなの?でもこのまま出したらシーツとか汚れちゃうし、私たちの顔とかにかかってもまずいわよねえ…」
「そんな…。これじゃ生殺しだよ…」
御門の言葉を聞いてティアーユは『まさか…』とでも言いたそうな顔をする。
「くすっ。そうね。あんまり意地悪しちゃかわいそうよね。出してもいいわよ」
御門はそう言いながらベッドに仰向けに寝転がる。
「…ここなら…ね?」
御門は自分の子宮の位置を指で押さえる。
「私の中…。ここになら好きなだけ出していいわよ?」
いきなり中出しを求められたら戸惑うところだが、寸止めを二回も喰らっていたリトの理性はもう崩壊しかけていた。今の彼にはもう御門の誘惑を振り切ることはできない。
リトは御門の膣口に亀頭の先端を押し当てる。
ずぶっ
「きゃんっ!!」
御門がリトのペニスの感触に思わず声を上げた。
「み…御門先生…っ。ここ学校だし、あんまり声を上げたら…」
「ご…ごめんなさい…。気持ち良くてつい…」
リトが腰を動かして御門の中を刺激すると、御門は嬌声を上げて腰を振る。
濡れた膣肉がペニスに絡みつき、その快楽からリトの腰の動きはますます乱暴な者に変わる。
「はっ…あんっ…」
子宮を突かれる度に上がる御門の嬌声、誰に聞かれるかわかったものではない。
リトは御門の唇をキスで塞ぐ。
舌を絡め合うと御門の膣の絡みつきも一層強まっていった。
「すごい…。気持ちいいよ御門先生…っ」
「私も気持ちいい…。結城君、もっと気持ちよくなりましょう…っ?」
声を押し殺しながら喘ぐ彼女の姿にリトはもう爆発寸前だった。
「先生…。中でいいんだよね?」
リトの問いかけに御門はこくこくと首を縦に振る。
「うっ…!」
「あああああっ!!」
リトのペニスから熱い精液が吐き出され、御門の膣内に一気に流れ込む。
彼女は堪らず声を上げ、膣内射精の快楽に浸る。
「…はあ…はあ…。すごく気持ちいい…」
満足そうな笑みを浮かべる御門を見て、リトも声のことなどもうどうでもよくなってきていた。
「結城君…。私も…」
中出しの快感に満足そうな顔をしていたリトの背後からティアーユが迫る。
背中に豊かな胸が当たり、リトのペニスは再び力を取り戻した。
「ティアーユ先生も中でいいの…?」
「…うん…。私の中に思いっきり…ね?」
リトはティアーユの方へ振り向いて彼女と唇を重ねる。
そのまま彼女の乳房を掬いあげるように揉み、乳首を指先で刺激する。
「やんっ…。結城君…、手つきがえっちだよぉ…」
胸を弄られただけで反応するティアーユにリトはますます興奮を覚える。
「ごめん…。じゃあもう入れるよ…?」
「あっ…」
仰向けになったティアーユの脚の間に陣取り、リトはペニスを挿入する。
「ふあ…あぁ…」
快楽に力が抜けたような声を上げるティアーユの乳首にリトは吸いついた。
「ひゃんっ!!」
その刺激にティアーユはスイッチが入ったように嬌声を上げる。
「ティアーユ先生…かわいい…」
リトは唾液をたっぷりと乗せた舌でぴちゃぴちゃとティアーユの乳首を舐める。
「んんっ…。結城君ってば…それはだめだよぉ…」
ティアーユは抗議の声を上げるが気持ち良くなっているのは明らかである。
リトはそのまま腰を動かし、ぐりぐりとティアーユの子宮を圧迫する。
「ど…同時はだめだよっ…!本当に声が出ちゃう…っ…」
「もう出てるわよ、ティア」
さっきまでベッドの上で息を整えていた御門がティアーユに声をかける。
「気持ちよさそうだな〜。もういっそ私たち二人とも彼の恋人になっちゃう?」
「えっ?何言って…あんっ!!」
ティアーユの疑問の声を脳に突き刺さるような快楽が遮る。
リトは激しく腰を振り、子宮にガンガンと亀頭がぶつかり、ティアーユの膣から年生のある水音が激しく響く。
「ティアーユ先生っ、俺もう出そう…」
「う…うんっ…!いいよ…このまま…」
ティアーユはリトの腰に脚をぎゅっと絡め退路を断つ。
そんなことをされなくても中に出す気でいたリトだったが、そんなことをされてはますます興奮が高まってしまう。
これ以上ないくらいに激しく腰を打ちつけながら、リトは最後のひと突きを繰り出す。
「あっ!!あああああぁぁあぁっ!!」
ティアーユが一際大きな嬌声を上げ、リトの精子がティアーユの子宮に呑み込まれていく。
リトは射精が終わるまでティアーユをぎゅっと抱きしめ、ティアーユもうっとりした表情でリトの膣内射精を受け入れていた。
「ねえ涼子…。さっき言ってたことだけど、本気?」
「ん?ああ、二人で恋人になろうってこと?もちろん。結城君だって嫌とは言わないでしょ?」
突然話を振られてリトは驚くが、もう自分に退路はなさそうだった。
「…二人に手を出したのは事実だし…」
「もう…。責任とかそういうのじゃなくて、結城君は私たちのことキライ?」
御門がリトの首に腕を回して抱きつき、甘えるような声で問いかける。
「もう…。御門先生はずるいよ。そんな風に言われたら断れないじゃん…」
リトは御門と唇を重ねる。
「ふふっ…。オーケーだって、ティア」
御門はティアーユの方を見て笑った。
それを見て半ばあきれたようにティアーユも笑う。
「もう…。しょうがないなあ…」
その時だった。
ガラッと保健室のドアが開き、二人の女子生徒が入って来た。
「あれ〜?教室にいなかったからまだ保健室だと思ったのになあ…」
「本当ね。捻挫したみたいって聞いたから来てみたけど、御門先生もいないわね」
入って来た二人はララ・サタリン・デビルークと古手川唯だった。
ベッドの上で全裸の三人は息を殺してじっとしている。
「うーん…。仕方ない。教室に戻りましょう、ララさん」
「うん」
二人の足音が遠ざかるのを確認して三人は大きなため息をついた。
「心臓が止まるかと思ったよ…」
「本当ね…。三人裸で、私もティアもあなたの精液を中にもらった状態だし、言い訳なんかできなかったわね…」
「……」
ティアーユはまだ緊張が解けないのか無言のままだった。
「大丈夫?ティア」
「うん…まあ…」
ティアーユは自分の心臓が早鐘を打っているのを感じていた。
「古手川さんにバレたらやばいわよね〜」
「確かに。あいつ真面目だし…」
「本当にそれだけかな〜?」
御門のその言葉にティアーユは反応する。
「え…?涼子、それって…」
「ま、彼はモテモテってことで」
その瞬間、ティアーユはジト目になってリトの顔を見つめた。
「な…何?ティアーユ先生…」
ヤミにそっくりな顔でジト目をされるとリトは少し恐怖感を覚えてしまう。
「ふふ…。ちゃんと捕まえとけってことよ」
御門はティアーユに笑いかけた。
リトは二人の裸の女性に挟まれながら何とも言えない居心地の悪さを感じていた。
これで終わりです。
ティア先生はまだ登場して間もないですが、こんな感じでいいのかな?
楽しんでもらえれば幸いです。
乙GJ!
おつ
大層乙であった!
お姉さん2人ししぼられたらティンコがおかしくなっちまうぜ・・・
あむあむ
素晴らしい
496 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/15(水) 22:02:24.29 ID:SiJpY7Ru
乙、非常に乙!
乙!乙!
そのままモモに見つかってたら・・・///
乙です。
ティアーユ先生可愛くていいなあ。
>>497 モモに見つかったら確実に詰んでたなw
乙です
会議中なのにおっきした(; ・`д・´)
モモにみつかってたらそのまま乱入してきそうだ
500 :
500:2012/02/16(木) 17:27:28.54 ID:fXAmyJcS
500
モモならきっとこれをネタに先生たちをハーレム作りに協力させるに違いない!
502 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 11:42:50.36 ID:ZyePCwGd
素晴らしい、非常に素晴らしい
さげ
504 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 18:20:50.78 ID:ffCIHiaG
あげ
506 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/21(火) 00:43:51.04 ID:EqEJZ9AM
あげ
るな
リト肉食化で書いて〜
あとララかわいい
ララパフ
リトと唯の人何してんのかな〜
リトと唯の人に限らず職人はこのスレに投下すんのが仕事ってわけでじゃないから、強要はできんよ。
いろんなSSが投下されるに越したことはないけどさ。
ほしゅ
みっかーん♪みっかーん♪と俺の魂が叫んでるおヽ(*゚д゚)ノ
みっかーん♪みっかーん♪と俺の魂が叫んでるおヽ(*゚д゚)ノ
(´・ω・`)
(´・_・`)
キレたモモの顔思い浮かべたらヤンデレのモモがみたくなったでござる
521 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/05(月) 15:56:26.77 ID:ie+IBCZC
ToLOVEるダークネス最新刊で鉛筆書き下ろしの御門先生がエロくて3回抜いた
ガラスにおっぱいムニュは反則だろ
(*´Д`)Ξ3
あのイラストでは描かれていないけど、実はリトさんにバックで責められているんだぜ?
523 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/05(月) 22:05:33.56 ID:ie+IBCZC
俺は3巻の唯で20回以上抜いた
(´・_・`)
籾岡のを書いて欲しい
から今度書こうかな
モモ×ナナ×ララってないよな
校長にララや春菜が略奪されていく話なんて需要ないよね
他の作品ならありだがとらぶるではそういうのはないな
え?校長?視て見たい。略奪していくの。
あの校長に出来るなら、ね。
(´・_・`)
(´・ _ ・`)
需要があるというより書きたいから書く
言い訳だけどToloveるSSは初投下だから期待すんなよ
しかも一週間ぐらい貰ってくわ
矢吹絵の漫画のSSなら投下してたから誰か気付かないかな
時間軸
ダークネス中
一年生から二年生になった8~10月頃です。
wikiに纏めて頂けるのなら「」の前にキャラ名が入ったものもありますが先にこちらを投下します。
1つにするつもりが、かなり長くなったのでパート別にします。
とりあえず
>>535から黙ってカタカタパート1終わらせました…本来なら纏めて投下が良いのですがお許し下さい。
タイトル:『兎さん』
兎――
その動物は弱さを見せない。
天敵から身を守るために主の前でも弱さを心の奥底へと隠し、元気を装う。
Part1 登校
「んー、もう朝になっちまったのかよー…今何時だ?…っておいぃ!!
モモ!何度言ったら分かるんだよ、勝手に入んなって!」
一般の男子には満更でもないシチュエーションだろう、だが彼にとっては違うのだ。
免疫がないと言ったところだろうか、桃色の少女のアプローチに答える訳でも無く慌てて階段へと走る。
「もう…計画の成就までは長そうですね。」
階段を駆け下りると、食卓にはまるで母代わりの様な妹が作る朝食が豪華に広がっていた。
「おはよー、急がなくて良いの?ララさん「今日は春菜と行くー!」って
もう先に行っちゃったよ。…置いてけぼりにされちゃったね。」
「そ、それがどうしたんだよ。って、え?もうそんな時間か!?ヤバイ、いただきまーっ……
よし、美味かった!ごちそうさま。じゃあ行ってくる!」
玄関先で、お弁当ー…と薄っすら聞こえたのは気のせいだろう。
夜更かしをした自分を恨みながら通学路を走る。
「絶対遅刻だなぁ…うぅ、朝から疲れるし何なんだよ…。」
そんな焦りの中でも、空を飛ぶなどという人間離れをした登校とは違い、何処か落ち着いていた。
――はずだった。
どん、――
交差点に差し掛かった頃、右横から何かが思い切りぶつかって来た。
彼の性格なので自分のせいだと思ったのは当たり前な訳なのだが。
『重い、何かが上に乗っかってる…今日はついてねぇよぉ…いてぇ…。』
「ッったー…、オイ!どこ向いて歩い……あれ?結城じゃない、どうしたの?」
「へ?も、籾岡!何で此処に!?あ…お前普段遅いからこの時間に…
うわぁぁ!そんな事より早くどいてくれぇ!」
人通りの多い朝である、こんなところを誰かに見られたら堪ったもんじゃない。
第一、重力に身を委ねた柔肌が掻き立てる様に心音を上げて行く。
「ふーん、ぶつかっといて偉そうね、ダーリン?それは紳士といて良くないなぁ…
お詫びに、もう少しこのままでいて貰おっかな?」
「や、や、やめろ、遅刻すっからどいてくれ…、っ。」
彼女の指先が頬を伝うとそれに合わせて見る見る内に紅潮して行った。
「もぅ…ツれないなぁ、じゃさ、どいてあげるから一緒に学校行こうよ?それなら良いでしょ?」
「わ、分かった。それ位なら良いから早く…っ、」
焦らす様に瞳を近付けて来た挙句、耳元で挑発する様な吐息を掛けてやっと彼女は立ち上がった。
「う、やっとどいてくれた……あ、あ、」
「ん?…ははーん、アンタって狙ったように覗くねぇ…そんなに見たかったの?」
ちら、と不必要に捲る彼女の動きなど見ていられず、大声の否定とともに彼も立ち上がった。
「あ…ぅ、」
「ねぇーん、さっきから大人しくなっちゃってどうしたの…?
さっきまであんなに凄かったのに、ね…?」
ぎゅぎゅ、と主張する双丘の間に腕を挟まれたまま彼は顔を真っ赤に染めながら閉口していた。
開き直った彼らは時間を余り気に掛けず、ゆっくりと歩いていくことにした。
「何か話しながらいこうよっ!ねぇってば、!」
「な、なら腕を絡めんのを止めろよ!お前、間に合わせる気ないだろ!」
「んー、そんな気元々無いケド…あ、今日って委員会決める日じゃんー。
ダーリンは入りたい委員会とかってあんの?」
「もうそんな時期か。俺は特に無いかなぁ、あんまり疲れないのが良いけど。籾岡は?」
「アタシは行事関係が良いな、だって思い出作りのリーダーさんでしょ?
すっごい楽しそうじゃん!!」
「へぇー…籾岡って以外にそーゆー所あるんだな、前回のことが有るから男子は猿山押しかなぁ…。」
「失礼ねぇ、アタシだって女の子っぽいところの一つや二つ有るんだから!!
ふっ、ふっ、ふっ、甘いよダーリン。とっくに手は討って有るんだから…。猿山は生徒会に入るよ、」
「お前、また何か企んでるな…。」
時刻は朝のホームルームの直前になる、
やたらがたいの良い教師に注意されながら手を握ったままの二人は校内へと入っていく――
Part1終了です。
朝4:00出なので寝ます。おやすみなさい
次はいつ来れるか不明ですがなるべく書き溜めます。
わたしまーつーわ
いつまでーも
ゴホゴホ・・・
(´・_・`)
期待して待機
奇態するか
なんやねん
(´・_・`)
まだー
murder
うん
投下します
ただ、今回は導入部分なので、エロはまっっっっったくありません
適当に読み流して下さい
GJとかも全然いりません
「うわぁ! やめろ馬鹿っ!」
「きゃあーっ!」
「ハ、ハレンチな……」
「……えっちぃのは嫌いです」
「あちゃー。リト、大丈夫?」
今日も今日とて、地球は平和だった。
もっとも、結城リト個人にとっては平和とが言い難い。
同居人にして宇宙人、ララの作った発明品のバグで吹っ飛ばされ、
クラスメート春菜の胸に不可抗力で飛び込んでしまい、
風紀委員の唯にはとばっちりでガミガミ叱られ、
傍のベンチでたまたま読書していた金色の闇にジト目で睨まれる。
どこに居ても、何をしていても、常に災難に見舞われ、トラブルに巻き込まれる。
それが常態化して久しいとは言え、「平和」というには程遠い。
リトの体が頑丈でなければ、もう五十回ぐらい死んでいてもおかしくない。
「結城はいつも楽しそうだねー」
クラスメートのリサがケタケタと笑う。
「私だったら勢いそのまま春菜のお尻触っちゃうけどなぁ」
同じくミオが追従する。
「擦りむいてるわね。まぁ結城君ならこのぐらい平気でしょ」
保健の先生のくせに、御門はせせら笑う。
「待ってて下さい、リトさん! 私が治してあげます!」
骨折もしてないのに、お静が念力で包帯と副木を飛ばしてくる。
「あら……(はぁと)リトさんったら、いつの間に拘束プレイがお好きに?」
包帯でグルグル巻きにされた彼を、モモがからかう。
「ケダモノはこのぐらい身動き封じといた方が良いんだよっ」
ナナがそっぽを向きつつも横目で心配している。
「お前ら、見てないで助けてくれー!」
春菜ごと包帯で包まれたリトが、顔に当たる彼女の乳房の感覚に慌てる。
(ヤダ、結城君の顔で私の胸が押し潰されて……あっ……)
当の春菜は、どういうわけか満更でも無さそうだ。
校舎の三階から見下ろす沙姫とその一味が、
飽きもせずに卑猥な日常を送るリトを一瞥する。
「相変わらず騒がしい人だこと」
「左様ですわ、沙姫様」
「あの男にももう少しぐらい、妹さんの落ち着きがあればな……」
たまたま通りがかったレンは、今日のこの出来事は
ルンには教えない方が良いだろう、と判断した。
彼女がこの事実を聞けば、リトと触れ合った春菜が無用の嫉妬を受けたり、
リトに怪我をさせたララが不必要に恨まれたりしかねないからだ。
「とは言え、もうちょっと静かに出来ないのか、彼は……」
リトが帰宅してから美柑が怪我の手当てをしてやる事を、
レンとしては期待するしかない。
災難には違いないし、間違っても本人にとって平和とは言い難いが、
それでいてどこまでも健全な日常。
毎日変わった事が起こっているのに、それが当たり前になっているせいで、
逆にどことして変わるところの無い毎日。
それがいつまでも続くように、この時の彼等は思っていた。
「トホホ……明日も明後日も、一週間後も一年後も、
俺はこんな人生なんだろうなぁ……」
「元気出して、リト!」
「お姉様の発明のせいですけどね」
「結城君、どこか火傷とかしてない?」
「コイツの事なんか放っときゃ良いんだよ、春菜」
まさか彼等全員の人生を一変させてしまう珍事が、
この数日後に訪れるとは、誰も予想していなかった。
後になって思えば、予想して然るべきだったのだ。
予想外の事が起こるのが、リトとその関係者の運命なのだと。
星間航行船の司令室の椅子は、当然大人用に作られたものだ。
かつての大戦で力を使い果たし、子供の姿となったギドには、
不釣り合いな程に大きい。
彼の権力と財力なら、子供用のシートと取り換えるなど造作も無いのだが、
この姿は一時的な仮初のものだという矜持から、
ギドは頑なに、寸法の合わないこの座席を愛用していた。
今日はデビルーク星の傘下である、銀河統一連合の一角を担う、
とある星への出張の移動の最中だ。
ワープ航路を辿れば地球時間にして一時間で着く距離だが、
仕事をサボりたい彼は、何だかんだと理由をつけて他の星に立ち寄り、
星々の元首達に簡単な挨拶回りをすると言い張っては、
本業の方を先送りにし続けていた。
彼がわざと遠回りしていたのには、もう一つの理由がある。
ある重要な通達を、地球に居る自身の息女達に送る為だ。
送信そのものは銀河のどこに居ようと一瞬で済むが、
文章をつらつらと書き上げていくのには時間がかかる。
本当ならこれは最も後回しにしなければならない業務であり、
当面彼が優先すべきなのは、加盟惑星への出張外交だ。
銀河統一を果たしたとは言え、星ごとに文化や歴史は異なり、法律も違う。
異星への旅行中に何気なく行った日常的な所作が、
その星では重大な宗教犯罪にあたる、という事もあるので、
今後そのような問題が起こらないよう、擦り合せを行わねばならない。
他にも貿易だの人材派遣だの技術協力だの、
話し合わねばならない議題は一つの惑星につき百項を超える。
本来なら、ちょっと星の元首達に顔見せ程度に寄り道して行くとか、
娘達に量子通信メールを送るとかいった事に、時間を割く暇は無いのだ。
そんな事は、部下に任せておくのが普通だった。
が、今回のメールだけは、自分の手で送らねばならない。
他人に任せて万が一齟齬が生じてはならない。
伝えるべき重要な案件を、自分の文章で送る必要がある。
本当は音声メッセージが今の宇宙では一般的で、
文字による情報伝達は古めかしいとさえ言われているのだが、
誤謬のないように言葉を伝えるには、考えながら喋る必要がある。
途中で言い直したり、ニュアンスで伝わるだろうと
タカを括ってしまって、誤解を生むのは避けたい。
文章なら、訂正すべき箇所は送信前に全て検められる。
「以上。速やかに実行されたし……っと」
こんなもんかな、という呟きと共に、ギドは一息ついた。
念の為文頭から読み直し、どこにも誤りが無いかをチェックする。
二、三度読み直し、どこにも問題が無い事を確かめてから、
ようやく彼は「送信」と囁いた。
今時仮想ディスプレイに投影されたキーボードなどという、
数世代前のテクノロジーで文書作成していた王が、
側近達は不思議でならなかった。
「ギド様。この度のメッセージは、そんなに重要なもので?」
そう言って、一服代わりのフルーツジュースを差し出す。
側近の手からそれを受け取ると、ギドは肩が凝ったと言わんばかりに首を回し、
ぶっきらぼうな口調で答えた。
「あぁ。何しろ、デビルーク星の未来に関わる事だかんな」
リビングで腰に湿布を貼られながら、リトはソファに横たわっていた。
今日はナナの呼び出した宇宙動物に襲われて階段を転げ落ち、
腰をしたたかに打ちつけた挙句、唯の股間にダイブしてしまったのだ。
腰椎骨折で入院してもおかしくないのだが、湿布程度で済むのは、流石リトだ。
どちらかと言うと、その後長々と唯に説教を食らったせいで、
長時間に及ぶ廊下上での正座から、足の方が腰より痛くなった程だ。
「腰に湿布とか、オジサンくさいね、リト」
「ハハハ……俺だって好きでこんな目にあってんじゃねぇよ……」
美柑は湿布を貼り終えると、捲り上げられていたリトのシャツを腰まで下ろした。
「私の他には怪我の面倒見てくれる人居ないんだし、
そんなんじゃリト、将来結婚してこの家出てったら大変だね」
「うー、結婚かぁ……」
生々しい想像だ。
春菜と結婚出来たら一安心だろう。
仮に怪我をしたとしても、彼女が一緒に住んでくれていたら、
今美柑がしてくれていたのと同じような処置は期待出来る。
だがララと結婚したら、一体誰が傷を癒してくれると言うのか。
実の所、あの甲斐甲斐しいモモでさえ、リトの怪我を笑って流すだけで、
怪我をどうこうしてくれた事は一度も無い。
ふと、モモがかつて言っていた言葉を思い出す。
「ハーレム」。
確かにララ、春菜を始めとした、多くの女性達と同時に結婚すれば、
その中の数人は怪我の面倒くらい見てくれるだろう。
だが怪我の面倒を見てくれる者以上に、リトに怪我をさせる人間の方が多い。
そもそも多重婚など、現代日本では認められない事だ。
「美柑と結婚したら安心なんだろうけどなぁー」
「なっ!? 何言ってんのよ、馬鹿!」
冗談なのに、何でこの実妹はここまで慌てているんだろう?
リトが悠長にそんな事を考えながら腰を伸ばしていると、
階段を駆け下りて来る賑やかしい足音が、三人分響いた。
「リト! 大変だよ! 今すぐ美柑と結婚して!」
「……はぁ!?」
「ちょっとお姉様、いろいろ端折り過ぎです」
「ほら二人ともキョトンとしてんじゃん、姉上」
ララの手には、携帯電話に酷似したデバイスが握られていた。
その日のダイニングは、重苦しい雰囲気が流れていた。
キッチンで美柑がテキパキと夕食の準備を進める中、
背後のテーブルについた四人が神妙な顔で話している。
美柑自身も料理をしながら耳を傾けており、一人セリーヌだけが、
気兼ねせずリトの膝の上ですやすやと寝息を立てていた。
「まずお二人には、このリストを見て貰いたいのですが……」
デバイスから光が放射状に放たれ、ダイニングの平坦な壁に映像を投影する。
地球外の言語で書かれたそれは、リトにも美柑にも馴染みの無いものだった。
「これ、何のリストなんだ? やけに長いけど」
「デビルーク星が傘下に置いている、銀河統一連合の加盟惑星の一覧ですわ。
地球の言葉で置き換えるなら、それぞれが国家と呼んで差し支えありません」
星を一つの共同体をするなら、なるほど「国家」で良いのだろう。
とすると、各惑星の元首達は、日本語に当てはめるなら「国王」で良い事になる。
あくまで「連合」であり、「連盟」でも「同盟」でもないのに
「加盟」という言葉を使うのは正確な日本語とは言い難いが、
それぞれデビルーク語では違う単語なのだろう。
単に一番近い日本語で表現しているだけだ。
「大きい物だけで、加盟惑星の数は五百を下回りません。
小国も含めるなら、二千は軽く超えますね。
もっとも今見て頂いているリストは、その中のごく一部ですが……
これだけでも百に近い惑星がリストアップされています」
あまりのスケールの違いに絶句するリトと違い、
美柑は年に不相応な聡明さで、モモの言葉に引っ掛かりを覚えた。
「わざわざ一部だけリストアップするって事は、
その百近い星々が、今回の話のキモって事?」
「流石ですわね、美柑さん。まさにその通りです。
とは言え、二千には遠く及ばないとしても、
百という時点で到底無視出来ない数ではあります」
掴みはオーケーだ。
先ずは今回の話が、個人の一存でどうにか出来る話でない事を、
リト達には十分に承知しておいてもらわねばならない。
リストを閉じると、モモは一拍置いてから、説明を続けた。
「銀河を統治するデビルーク星の次期王位継承者の問題は、
かねてより多くの惑星国家間で度々議論されてきました。
お姉様の婚約者候補を名乗る方々が、この地球にも多く来訪しましたね?」
「あぁ、その話なら覚えてる。最初の頃は命狙われてすらいたしな、俺」
「お父様の鶴の一声で、今ではその動きも落ち着いています。
しかし、星々の代表者達にとって、早く新しい王が決まって欲しいと言うのは、
ずっと以前からの本音でもあるんです」
「ツルの声? 私以外にも動物の声が分かる奴が居るのか?」
日本語で分かるように慣用句を用いたモモに、ナナは素っ頓狂なボケをかました。
ララが「地球の例え方だよ」と教える傍ら、モモは無視して話し続けた。
「リトさんにもお姉様にも申し訳ないのですが、これは政治的な理由が強いです。
要するに元首達としては、次期王に今の内に交流をもっておけば、
リトさんが即位した後、先々で何かと便宜を図ってもらえるだろう、というわけです」
「私、そんな理由でリトとの結婚を急ぎたくなんかない!」
「俺もそういうのはちょっと困る……かなぁ……」
「お二人の言う事はもっともです。
ただ、早く次世代の王の顔を見て安心させてくれという建前で、
星々の元首達が以前からお父様に嘆願を上げてはいたのです。
お父様としても、とうとうこの声を無視出来ない程になってきました」
ギドなら気に食わない惑星は力押しで壊滅させてしまえるんじゃないかと思ったが、
そうした非平和的な手段による解決方法は、リトとしても推奨出来ない。
第一、ギドはさっさと後継者を選んで、仕事を辞めたいと言っている側だ。
リトの意思を尊重してくれるとは、ちょっと思い難い。
「そこでお父様も、とうとう確約せざるを得なくなったんです。
五億二十万デビルーク時間の後、王位継承者を発表すると」
「……って事は、つまり……」
「えぇ。その時が来たら、リトさんにはお姉様と正式に婚約発表して頂く為、
私達の宇宙船に乗って会見の場に赴いて頂く事になります」
望まぬ結婚、とはもはや言うまい。
かつての本命は春菜だったが、今のリトは、ララと春菜の間で揺れ動いている。
男らしくない態度だとは思うが、人間の感情はどうしようもない。
だからララと婚約発表するのが嫌だと言うわけではないが、
ララと春菜のどちらかを選ぶのに、他人に期限を決められるのは小煩い話だ。
その要望を受け入れるかどうかは兎も角として、根本的な疑問が残る。
「その問題が何で、美柑と結婚とかいう、ワケ分かんない事になるんだ?」
「そ、そうよ! 大体、兄と妹で結婚なんて、そんなの無理だし」
リトの目から見て美柑は必要以上に慌てふためいているように見えるが、
血縁者間で結婚が許されないのは、当然の話だ。
何しろ、法律上の問題である。
「宇宙では珍しい事ではありませんよ。家族間の婚姻は。
地球人の場合は血が近過ぎて虚弱児が生まれる可能性が高まったりと、
医学的な問題がいろいろありますが、宇宙ではそうした性質は、むしろ稀です。
家族間で子をなした方が丈夫な子供が生まれる星の方が多いくらい。
それに地球でも、クレオパトラなんかは自分の兄弟二人と結婚してますし」
そんな特例を挙げられても、とリトは思ったが、
宇宙ではそれは特例でも何でもないのだろう。
「それにしたって、婚約発表は俺とララの問題だろ?
血縁は抜きにしても、他の女の子は一切関係無いんじゃ」
「それが、大有りなんですよ。
何しろ先程上げた百近い星々の元首達が提示した、
次期王位継承者の条件が、そこそこ厳しいものになってますから」
何で他人に結婚の条件など提示されなければならないのかと文句の一つも言いたいが、
リトと美柑が口を差し挟む間も無く、モモは別のリストを表示した。
今度のリストは、先程に比べれば酷く短い。
が、思わず言葉を失ってしまう程度には、無茶苦茶な内容だった。
「これらの要件が満たせない者では、王として認められない、という事でして……」
表示されたのは、三つの条件。
条件その一。
『デビルーク王の次期王位継承者は、母星の異性十人以上に愛される事』
「何だよコレ!? 俺とララが婚約するだけだろ?
十人以上とか、何の意味があるんだよ」
「王たるもの、たった一人に好かれる程度の人望では駄目、という事らしいです」
淡々と説明するモモに、リトは言いたい事が山程あった。
人望と言うだけなら、何も異性である必要は無いのではないか、とか。
愛されるのではなく、友情ではいけないのか、とか。
「宇宙では星ごとに、文化も歴史もまるで異なります。
その点はリトさんも少しはご経験がおありだと思いますが」
「あ、あぁ……そう言えば小説版で、地球の味覚だとクソ不味いタイ焼きとか、
異星人に食べさせてもらった事もあったっけ……」
「な、中々キツい経験ですわね……。ですがそれは、一例に過ぎません。
ある惑星では、服を着るのは奴隷階級で、高貴な者程、
全裸で生活する事を推奨されている、という事もあります」
「何だそりゃ。ララみたいな事してるんだな」
「お姉様の場合はただの個人的な好みに過ぎませんが、その星の場合、
貴族の身は奴隷が体を張って守るのが道徳的、とされています。
だから貴族は自分で自分を守る必要が無い。
外へ出かけるにしても、常に奴隷数名に周辺をガードさせているんです」
それだけでは気温の変化やバイキンに弱いのではないかと思えるが、
美柑がそれを指摘すると、その星では温度、湿度、気候や住民の体質などから、
そもそも風邪だの病気だのといった概念が無いのだ、と説明された。
「他にも、植物が支配する星や、魚類が支配する星。
地球人より遥かに巨大な四足歩行動物が知能を持って闊歩する星もあります。
ですからいかにデビルーク王と言えど、そこまで文化の違う星々の全てに、
等しく慕われるというのは難しいのです。
ですが逆を言えば、せめて同じ文化の下に生きる同じ星の人間にくらい、
人並み以上に愛されていないと王たりえない、という事ですわ」
同じ星と言ったって、地球だけでも国ごとに文化は違う。
キリスト教徒とイスラム教徒が分かり合うのは困難な事だし、
日本人の中ですら、東京都民と大阪府民では毛色が違う。
だが、それも踏まえた上で、せめて地球人十人にくらいは愛されろ、という話だ。
「ホモとかレズは抜きにして、同性に好かれるだけなら、そう難しくありません。
リトさんにだって、友達なら十人くらい居るでしょう?」
「俺、猿山以外に友達居たっけ?
まぁそこそこ仲が良いだけなら、学校に十人くらいは居るけど」
「ですよね。それだと意味が無いんですよ。そのくらい普通ですから」
だからこそ、同性との友情ではなく、異性との愛情を重視するというわけだ。
「で、この条件を少しでも手早く満たす為に、
美柑さんにはリトさんの愛人になってもらうのが良い、って事になるんです」
「あぁ、そういう事ね……」
美柑は早くも疲れ切った目で答えた。
条件その二。
『デビルーク王の次期王位継承者は、異星の異性五人以上に愛される事』
読んでいるだけで頭がクラクラしてくる。
「な、なぁモモ……これは、どういう事なんだ?」
「これも第一の条件と、根本は同じですね。
いくら文化が違うとは言っても、母星の人間以外に全く好かれない王など、
王としての器を有しない、という事になります。
ただ、さすがに第一の条件よりはハードルが低いですね」
これでハードルが低いなどと、よく地球人相手に言えたものだ。
そもそも異星人の知り合いが五人も居ただろうか、と考えてしまう。
愛情は抜きにして、単に異星人の異性の知り合いと言うだけなら、
ララと、モモと、ナナと、ルンと……とリトが頭の中で数え上げていると、
モモが追い打ち気味に捕捉してきた。
「尚この条件には、デビルーク星人は含めてはならないそうです」
「えっ」
「極端な話、地球人とデビルーク星人に好かれているだけで、
他の全ての星々からは嫌われていては、条件をクリアしているとは言えないんです」
「ララも含めちゃいけないのか!?」
「勿論。お姉様はこの三つの条件とは別格の、正妻という扱いですから。
先程の第一の条件も、この第二の条件も、基本は愛人でなければなりません」
「あ、愛人って」
デビルーク星人を除いて、五人もの異性の知り合い。
それでいて、その五人全員を愛人にしなければならない。
これは地球人十人に愛されるより難易度が高いように、美柑には思えた。
「アンタ、ララさん達以外に異星人の知り合いなんて、五人も居る?」
「同性は駄目なんだよな……って事はレンは駄目、ザスティンも駄目……
うーん……ルンと……ヤミと……御門先生と……」
ルンは兎も角、ヤミに愛されろと言うのは、リトには不可能な事に思えた。
もっとも、それを不可能を思っているのはリトだけで、
美柑は内心ばっちりヤミを頭数に入れていたのだが。
「あ、念の為言っておきますけど」
美柑の考えとは裏腹に、モモは釘を刺してきた。
「ヤミさんはこの条件に含めない方が良いと思いますよ?
彼女はむしろ、次の第三の条件にノミネートした方が無難かと」
「第三の条件って、どんなんだ?」
リトに促され、モモは画面上のデビルーク語文書で書かれた第三の条件を、
地球の日本語に変換して表示させた。
条件その三。
『デビルーク王の次期王位継承者は、三人以上の信頼できる近衛兵を有する事』
小学生の美柑には難しい漢字かとも思ったが、
モモの予想に反し、美柑はその文意を滞りなく理解した。
彼女は毎日新聞に目を通しているし、知らない漢字は調べるようにしている。
そのお陰で、そこらの中学生より文を読むのが得意な程だ。
「この近衛兵は、女の子でなくても良いわけ?」
「はい。これについては愛人とは無関係ですから」
そう言ったところで、三人もの近衛兵というのも、楽な課題ではない。
「一人はザスティンで良いと思うんだけどねぇ。
後の二人をどうしたら良いか分からないんだよ。
だからヤミちゃんはこっちに入れた方が良いんじゃないかなって」
「でもザスティンにも、例の黒服の……部下? が居るじゃん。
ほら、父さんのところでアシスタントしてるのが。
あの二人じゃ駄目なのか、ララ」
「ブワッツとマウル?
悪くはないんだけど、ザスティンやヤミちゃんと比べると、
今一つ力不足かもしんないね」
ザスティンやヤミと互角の者でなければ、近衛兵に出来ないとは。
少なくとも地球人にはそんな人間は居ない事になる。
ララの戦闘力はかなりのもので、あのヤミとも渡り合った事があるが、
そもそもララは婚約者なので、護衛役には回せない。
「一番楽な条件に思えたけど、これはこれで難しいな……」
「女の子でないとダメ、ってんじゃないし。一応マシな条件なんじゃない?」
リトと美柑は、二人して溜息を漏らした。
鍋がコトコトと音を立て、カレーが出来上がった合図を告げる。
話はそこで一旦中断となり、セリーヌを起こして、六人で夕食となった。
テレビではバラエティ番組が放送されているが、
もはや誰の耳にも、そんな雑多な音声は届かなかった。
話題はどうしても三つの条件の事に集中してしまう。
「なぁ、どうしても婚約発表しなきゃ駄目なのか?
ララと結婚するのが嫌なわけじゃないけど、何て言うか……」
「リトの言う事は分かるよ。私だって、こんな理由でリトを急がせたくないもん」
「でも父上の命令だかんなー。どうしようもないよ」
「あまり深く考えないで大丈夫ですよ、リトさん。
婚約発表も、愛人や近衛兵の紹介も、全て形式だけで結構です。
それが済めば、リトさんにも他の地球人の方々にも、
今まで通り地球で生活してもらって大丈夫なんです。
とは言え曲がりなりにも婚約発表ですから、
いつかはお姉様と正式に結婚して頂かねばなりませんが」
リトは複雑な気持ちだった。
春菜の事もまだ決着がついていないのに、政治的な問題で、
将来ララと結婚する事を他人に勝手に決められているのだから。
「とりあえず明日以降、協力者を募りましょう。
兎に角形だけの愛人で結構なんです。婚約発表の場で、愛人役の方々に、
リトさんを心の底から愛していると証言させれば、後はどうとでも。
正妻のお姉様は兎も角、他の女性に関しては、
婚約発表の後で別れた事にすれば、問題にはなりません。
実際お父様も、私達のお母様以外の女性とは、一切肉体関係を持ってませんしね」
そのモモの言葉も、リトにはどこか納得がいかなかった。
なるほど、形だけの愛人。大いに合理的だ。
だが、それは女性に対して、誠意ある接し方と言えるだろうか?
こっちの都合の為に一日だけ愛人役を演じてくれと言うのが、紳士の言う事か?
しかし相手は、百に近い数の星々だ。
リト個人の意思で蔑ろに出来る存在ではなかった。
翌日は土曜日で、学校は休みだったが、結城家は大忙しだった。
この場合の結城家とは、リトと美柑は勿論、ララとモモとナナを含める。
何しろモモの言う「五億二十万デビルーク時間」というのが、
地球時間に換算して僅か一ヶ月弱だと分かったのだから、
あまり悠長には構えていられなくなった。
一年ぐらい猶予はあるのだろうかと期待していたのに、これでは大変だ。
「そう言うわけだから、春菜にも協力してもらいたいんだけど」
「わ、私が結城君の愛人!? いや、それは、その……」
リトの事を本気で好いている春菜にとって、ララの申し出は微妙だった。
正妻でなく愛人になって欲しいという頼みを、
誰あろう恋のライバルであるララに言われると、悔しささえ感じる。
だがララも心苦しい様子だ。
「私だって、結城君と結婚したいのに……」
「ごめんね春菜。でも、よく分かんないんだけど、モモが言ってたよ。
私はデビルーク星の戸籍でリトと入籍して、春菜は地球の戸籍でリトと入籍すれば、
どっちも正妻って扱いになるから、一応問題無いんじゃないか、って」
そんな問題ではない。
昔の地球上に一夫多妻制が当たり前のように広まっていたとしても、
現代の日本ではそのような制度は採用されていない。
そして春菜は、現代の日本で生まれ育ち、現代の日本の文化を身に付けている。
戸籍上どうであろうと、自分の愛する男が自分以外の女と、
知らない星で入籍を果たすなどという事が、そう簡単に受け入れられる筈は無い。
彼女からしてみれば、むしろリトとララの結婚こそ、形だけで済ませて欲しい。
書類上の入籍だけ果たして、リトの身柄はそっくり地球の正妻に預けて欲しい。
……勿論、そんな事を言える立場ではないのだが。
「私が結城リトの近衛兵? 冗談も休み休み言って下さい」
モモの予想通り、ヤミはつっけんどんな対応だった。
自覚があるかどうかは別として、本心ではリトを好きなくせに、
この金色の闇という少女は随分面倒臭い相手だ。
ならばモモも、絡めてから攻める事にする。
「リトさんの近衛兵になれば、憧れのプリンセスの傍に居られますよぉ?」
ララの存在を引き合いに出され、ヤミは思い止まった。
確かに「プリンセス」の事は今も敬愛しているし、
その傍で仕える事が出来ると言うのは、魅力的な話だ。
誰かに仕えるという事自体、流れの暗殺稼業だった自分には馴染み難いが、
心のどこかで、ララは勿論リトの傍に居られる事も、
吝かではないと感じる本音があった。
「……ヤイ焼き二十個で手を打ちましょう」
「やったぁ! 話が分かるわぁ、ヤミさん!」
「馴れ馴れしくしないで下さい」
「っていう事だから、協力してやってくれ、コケ川!」
「古手川よ! しかもこの私が結城君の愛人だなんて……」
唯もまた春菜と同じく、愛人候補にされた事に、苛立ちを覚えた。
苛立ちという意味でなら、温和な春菜より余程怒り心頭だ。
「心根はマトモな人だと思ってたのに、結城君がそんな事を私に頼むなんて」
「あぁ違う違う、リトは何も言ってないぞ。
コケ川なら協力してくれるかなって、アタシが勝手に思っただけだから」
そのフォローで何とかリトへの猜疑心は緩和されたものの、
依然として唯は不機嫌なままだ。
愛人という立場では、リトの子を授かる事は出来ないのではないか……
というところまで考えて、彼女は首をブンブンと振った。
「ハ、ハレンチな想像をしてしまったわ……」
「あん? 何を想像したって?」
「何でもないわよ!」
彼女が覚悟を決めるまでには、丸一日を要した。
最終的には、これをきっかけにリトと本物の愛を育めるかもしれない、
という下心が天秤を傾け、早晩彼女は結城家に電話をかけるに至った。
「結城の愛人? オッケー、オッケー! そのぐらい大丈夫だよん」
「そん代わり私のバイト先の売り上げに貢献してくれたらね!」
リサとミオは、ララの申し出に二つ返事で答えた。
「私幽霊ですけど、地球人に含めて良いんでしょうか?」
お静も乗り気だ。
「可愛い生徒の頼みなら、イヤとは言えないわねぇ」
トントン拍子で、御門まで快諾してくれた。
「有難う、皆! リトもきっと喜ぶ……かなぁ……うーん」
ララは少し逡巡したが、どう想像しても、こんな事でリトが喜ぶとは思えない。
そもそも愛人候補を探すこの活動自体、リトが望んでやっている事ではない。
それが証拠に、リト一人だけは一日中町をうろつきながら、
ついぞ誰の家を訪れる事もなければ、声をかける事も出来ずに帰宅したのだから。
唯一彼が訪問する事が出来たのは、ザスティンのアパートだけだ。
それも当然、近衛兵役をやってくれ、という申し出でだ。
だが今回の話は既にギドから伝わっていたらしく、リトが何かを言う前に、
ザスティンの方から「聞きましたよ、今回の件」と笑顔で言われてしまった。
一ヶ月という期間は一見短そうだったが、意外と一日で、
かなりの人数を調達する事は出来た。
その夜の家族会議で、春菜を交えた六人で、成果を報告し合う事になった。
「地球人の愛人候補は、春菜と唯とリサとミオとお静ちゃんが確定ね。
美柑も含めて良いんなら、これでとりあえず六人、っと」
本当に実妹まで含めるのかという疑問は、もはや美柑は口にしなかった。
言っても始まらない事だと飲み込んでいたからだ。
「ねぇ、リトのお母さんはどうかな?」
結城林檎の名が挙がって、リトと美柑は驚愕した。
「いくら何でも母親は駄目だろ!?」
「でも宇宙じゃ母親と結婚するのは珍しくないよ?」
「そうですね。地球でも各種の神話の中に、親子で結婚した例はいくらでも……」
神話の事とか宇宙の事とか、リトにとっては論外の問題だ。
とは言え、あくまで形だけの愛人証言なら、母親でも問題無いと言えば問題無い。
「はぁ……どっと疲れた……。
母さんは忙しいから掴まるか分かんないけど、明日念の為連絡してみるよ」
形式上とは言え、母親と妹と愛人関係を結ぶなど、
父である才培が聞いたら何と言うだろうか?
あの通りの豪快な性格だから、意外と何とも思わないのかも知れないが。
「私も一応、学校の先生に声かけてみたんだけどさ。
新田先生が、結城才培の息子さんの為ならって、協力してくれるって」
美柑がそう言った時、リトは一瞬、それが誰か思い出せなかった。
ややあって、かつて家庭訪問の際に不躾な事をしでかして迷惑をかけてしまった、
あの眼鏡の女教師だという事を思い出す。
「俺あの人と会話した事殆ど無いんだけど。
しかも親父のフリして話しただけだし、何か気まずいな」
とりあえずこれで、地球人の愛人役は八人だ。
後の二人をどうするかが、今後の焦点の一つとなる。
「異星人の方は、ルンちゃんと御門先生くらいだね、まだ。
残り三人はどうしよっかぁ……」
「ねぇララさん。やっぱりヤミさんを入れちゃ駄目かな?」
「でも美柑さん。ヤミさんは近衛兵役として重要ですよ。
その近衛兵も、ヤミさんを入れてもまだ後一人足りない状況なんです。
簡単に入れ替えるわけにはいきませんわ」
唖然とする春菜の前で、話し合いは粛々と進んで行く。
誰も彼もこの状況に既に順応しているようで、しかも美柑ときたら、
自分はリトの妹なのに、愛人役を務める事をもう受け入れてしまっている。
ましてや血の繋がりの無い自分が愛人役を嫌がるなど、
些末な問題の事のように、春菜には思えてきた。
「な、何だか宇宙って、いろいろ事情がフクザツなのね」
「西連寺の反応が普通だからホッとするよ、俺……」
実妹でさえ愛人になる事を前提に話している状況に辟易していたリトは、
春菜がこの場で唯一にして最大の常識人のように思えて安堵した。
「ねぇリト。沙姫はどうかなぁ?」
ララの進言は、順当と言えば順当だ。
リトには他に知り合いの女性が殆ど居ない。
が、あの人に頼んでも絶対無理だろ、としか思えない。
「天条院先輩はなぁ……とても首を縦に振ってくれるとは、ちょっと……」
リトが困っているのを見て、春菜は思い切った提案をしてみた。
「私、明日お姉ちゃんにダメ元で相談してみようかしら。
うちのお姉ちゃん、適当な性格だし、形式上だけならOKかも」
春菜すらこの状況に馴染みつつあるようだ。
もはや周りに本当の意味で味方が居ないのではないかと、リトには思えた。
心なしか、背中が重く感じる。
残りの人選をどうするか考えあぐねている時、リトのケータイが鳴った。
突然の着信音に思わず身構え、ディスプレイを見ると、
そこには見知った名前が表示されていた。
「ルンか。一体どうした?」
ルンは確か、ララが声をかけていた筈だ。
不承不承なりとも何とか了解を得られたと聞いている。
まさか今になって、やっぱり愛人なんて嫌だ、と言われやしないだろうか。
『やっほーリト君! 聞いて聞いて! 私、リト君の役に立ったよ!』
予想外にハイテンションな口調に、リトは別の意味で腰が引けた。
「ど、どうしたんだ一体」
『キョーコに頼んだらねぇ、愛人役やってくれるって!
役者なんだから演技はバッチリだって、胸張って言ってたよ!』
つくづく予想外の展開だ。
まさか殆ど面識の無い、あのキョーコにまで手助けして貰えるとは。
新田を巻き込んだ美柑と、一体どちらがMVPだろうか?
「そうか、そりゃあ助かるよ」
こんなに大勢の人間を巻き込んで良いのか分からず、リトは素直に喜べなかった。
だがルンの顔を立てておく必要はある。素直に礼を言うべきだ。
『それとね、それとね! 何と、あの人が――』
言いかけたルンの声が、そこを境にして途切れた。
「おい、どうしたル『おーっほっほっほ!』
耳を劈くような、甲高い声。
よく通る美声はまさしく女王の風格すら漂っている、ような気がしないでもない。
「その声は……天条院先輩?」
『聞きましたわよ結城リト!
この愛人クイーンと呼ばれた私が協力して差し上げます!』
この人は何を相変わらず勝手に変なクイーンを名乗っているのだろうか。
と言うか、自分で愛人クイーンとか言ってて、恥ずかしくないのだろうか。
「まさか先輩が俺の愛人役をやってくれるんですか?」
『そんなワケないじゃないですの』
持ち上げておいて落とすような言い様に、リトは肩を落とした。
『私は身も心もザスティン様一筋ですもの!
でも代わりに、凛と綾を貸して差し上げますわ!』
「マ、マジで!? いや、それはいくら何でも……」
沙姫とさえ大した接点が無いのに、ましてや凛と綾など、
あまり親しく接した覚えは、リトには無い。
辛うじて美柑が一度凛の世話になった事があるくらいだ。
リトの意思とは裏腹に、愛人問題は着々と進行して行った。
しかも何故か、地球人の愛人役は十一人という、最低基準を超えてしまっている。
一人は余計なのだから、なるべく巻き込まれる被害者を減らしたいところだ。
リトが真っ先に思ったのは、母である林檎を除外する事だった。
「それは早計ですわよ、リトさん」
モモが言った。
「聞くところによると、凛さんは剣道も達者で、スナイパーまでこなすそうで。
これはむしろ、近衛兵役に抜擢した方がよろしいのでは?」
「でもいくら強いって言っても、地球人だぜ?
ザスティンやヤミに匹敵する程じゃないだろ」
「どう判断するかは各国の元首達の総意に任せるしかありませんが、
少なくとも地球人レベルでは、かなり上位に位置する事は確かです。
母星でなら立派に近衛兵の任を全う出来ると言い張れば、
受け入れて貰える可能性は十分あるでしょう」
限定状況下で相対的に「強い」と言い張って良いのなら、
リトだってギ・ブリーよりは強い。
が、この場合重要なのは、自分より弱い星を引き合いに出す事ではなく、
生まれ育った星の中でどれだけの強さを誇るかだと、モモは言った。
要はリトが信頼さえしていれば良いので、基準が地球でも問題は無いのだ。
これで何とか、殆どの条件は満たす事が出来た。
後は、異星人の愛人役を二人調達するだけだ。
一ヶ月近い期間があれば、どうにかなるだろうと思えてくる。
だからリトにとって当面の、そして本当の問題は、ただ一点に集約された。
即ち「こんな事では女性達に対して不誠実なのではないか」という事だ。
あまり深く考えずに協力してくれているリサやミオなどは兎も角、
ララや春菜、ルンなどはこのままで良いとは思えない。
だがその問題を片付ける為には、つまり誠実な対応をする他無い。
彼にとって誠実な対応とは、どう転んでも、誰かが傷つくやり方だ。
つまりララを愛するか、春菜を愛するか、彼にとってはその二択しか無いわけで、
どちらを選ぼうが最低でもルンは大いに傷つく。
それに彼としては、形ばかりの愛人役を買って出てくれた者達にも頭を下げて、
今回の話は無かった事にして欲しいと言って回りたいところだ。
だがそれをすると、デビルーク星の立場が危うくなるし、
最悪の場合ギドに心底憎まれ、地球を破壊されるかも知れない。
他に円満に解決する方法は無いものか、彼は眠れぬ一夜を過ごしながら、
明け方になるまでずっとその事を考え続けた。
誤字だらけでごめん、とりあえず続く
570 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/16(金) 16:16:00.32 ID:mJaBHS5b
GJ!続き待ってるぜ
リトが屑すぎ 原作読んでないだろ
反応いらないのなら全部書き終わってから投下、長いなら少し間を開けて定期的に分割投下すればいいじゃん
一回投下の一話完結の続き物とかならまだしもさ
次いつ投下予定とかも書かないと他の職人さんがスムーズに投下できないし
過疎気味だからといっても周りのこと考えとかないと
次の投下予定を書かなきゃいけないなんていつ誰が決めたんだ?
そんな事してる職人さん殆ど見た事ないぞ
金色の闇さんのお仕事は、リト君を殺す事。
そのために来てるのだから、リト君を守る事を仕事にさせたら金色の闇さんの信用は無くなります。
批判ばっかりするなよ
続き期待!
>>574 未だにこんなこと言ってる人いたのか・・・・
そのヤミが「彼に手を出したら殺す」みたいな事原作で言ってるのにな
闇が言ってたのは「私のターゲットに手を出すな」くらいの意味合いなんじゃね?
本音は兎も角建前は
ただエロパロで原作の事気にしすぎたらリトがララと春菜以外の女キャラと愛し合う作品全否定になるがな
無印でララは振られたがな リトの選択肢はモモかハルナだろ
期待
>>569 乙です!
ファミシュとは一味違ったハーレムものが見られそうだ
どんなエンディングになるのかまだわからないけど、期待します!
リトは春菜一筋
おはようございます
SS内の彼らも金曜日です。
では続き
「…おぃ!待てって――…ハァ、」
「遅いと置いてっちゃうよ、ダーリン♪」
昨日、紐を結ばないままロッカーへと片付けた靴を引っ張り出した結城リト。
そんな面倒臭がりを悔いながら、先へと進む彼女の背中を見つめて――
Part2 確信
「ぇー…ここに立候補者は…ええと、皆決まってしまったかね。」
黒板には縦書きの係り名、彼ら二人の予想通りで既に一期の委員会決めは始まっていた。
先生がそう告げ終えると教室の後ろ側の扉が開いた。
「おはよーございますッ、」
「んん…君は籾岡君か、遅いじゃないか…。」
わざと敬礼をする里紗をくすくすと笑う未央、遅刻はいけませんと小声の唯。
後に続いて窓側の席のララと春菜が微笑みを浮かべている。
「あ、やっぱり委員会決めでしたかぁ、骨川先生〜!」
「ああ、そうなんじゃが…申し訳無い、残る二人にはここしか空いていなくてのぅ…。」
チョークで白丸が付けられたのは<文化祭>と書かれた場所。
更に謝ろうとする先生が口を開く間もなく、中途半端に開けっ放しの扉が思い切り開かれる。
「すいません…!寝坊してて遅刻しました!!」
「も、籾岡さんと一緒に遅刻!?ハ、破廉恥よ二人とも!!」
ガタ、と席を立ち上がって怒鳴る唯の姿にクラス一同は盛り上がり始めた。
「オォ、リトよ。お前はついにララちゃん達では飽き足らず…」
口元をつりあげて祈りのポーズをあげる猿山と、その後ろで青色の炎を出す男子たちにリトは戸惑っていた。
「ご、誤解だ皆!そんなんじゃなくて…本当に、そんなんじゃないから!!」
「えぇん、そんな事言っちゃ悲しいなぁ、結城ぃ?昨日はあんなに愛でてくれたのに…。」
ざわ付く女子と炎の強さをみるみる内に上げていく男子、そんな中リトは顔を真っ青にしたままふと黒板を見た。
「結城、そーゆ訳だからアンタと私が文化祭の実行委員よ!!やりぃ〜」
「もぉ、リト遅いから別々の係りになっちゃったぁ。でも春菜が一緒だから良いっか♪」
今までに見せたことの無いような笑みを浮かべて、里沙は静かに席へと着いた。
いまいち状況が掴めていないリトだったが、いつも通りのことだろうと素直に先生へ了解を伝えた。
<放課後>
片側だけがひらりと開いたカーテンの横から生意気な夕日が差し込んでくる。
早速、予定準備だけを始める里沙とリトは二人で教室に残っていた。
「本当に嬉しいなぁ、でも何にしよっかなぁ…前みたいに喫茶だと被って詰まんないしぃ。
ねぇ、ダーリンは何か良い案とか無いの…?」
机を挟んで一対一、只でさえ近い距離にも関わらず椅子を寄せてきた里沙はリトの腕を取ると自分の胸元へと絡めた。
得意げにくっ付く一方で、小さな羞恥心からかリトとは瞳を合わせぬままシャープペンで<文化祭>と書きなぐられた紙へと目を向ける。
「ぅ…くっつくなって、そうだなぁ。お化け屋敷とかどう?賛否両論ありそうだけど、結構面白そうじゃないか?
猿山とかだったらお化けの役を買って出るだろうし…少し心配だけどな。」
「アハハ、アンタってば猿山をなんだと思ってんの!んー、でも良いかもしんない。
月曜日にクラスの皆には聞いてみるとして、どんな感じで道具を揃えようかなぁ。」
「あ、それなら明日暇だから店とか見に行けば良いんじゃねえかなぁ、籾岡は暇?」
「…ダーリンてばデートに誘うの上手なんだから…アタシ照れちゃうなぁ。」
言い終えた後にも気づかず、彼女のわざと頬を染める様な仕草でやっと自分の伝えた言葉の意味を知る。
「ち、ちがう!そういう意味じゃ」
「そーゆー意味ってどーゆー意味なのかなぁ?じゃあ明日は二人きりでお買い物デートね、ゆうきっ。
あぁー、そうと決まったらアレも用意しないといけないし…」
彼女の怪しい言動に口をあけて顔を赤くしたまま、分かったとだけ告げリトは立ち上がった。
「よしっ、大体は決まったし後はメールで明日の予定とか決めようぜ。じゃあなー、」
きゅ、と彼の裾を握る指先に惹かれる様体が後ろへと仰け反る。
「…ねぇ、一緒に帰ろう…?」
思っても見なかった言葉と若干上目の視線に朝を思い出す様心音が上がる。
挑発だとは分かってても顔立ちの良い彼女の誘惑には耐えれずに、首を小さく縦へと傾けた。
587 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/16(金) 22:48:24.60 ID:MaktG333
帰路、赤焼けた景色の中に黒の斑点がぱたぱたと動いている。
「もぅ、あ、あんな言い方しなくても普通に帰ろう、で良いじゃねえか。」
「へ?えーっと、何が?」
「え、だってお前わざと目ウルウルさせながら俺に帰ろうって。」
「――っ。そ、そうね結城はああいうのに弱いって知ってたからねぇ〜。」
不覚だった。
自分でも心の底から二人きりのままで帰りたかったのだろうと里沙は確信した。
それと同時に置いてかれるような錯覚のせいで、自然にリトが言った様な仕草をしてしまったのだと思った。
「よし、籾岡の家は此処だよなぁ。何だよ、怪しいホテルの道を通らなくても普通の道あんじゃねえかぁぁ。」
「うふふ、可愛いダーリン。ありがとう、寄ってく?お茶くらい出すけど。」
「いや、蜜柑が夕飯作って待ってるからさ。気持ちだけ貰うよ。」
「優しいお兄さんだねぇ、流ッ石私のダーリン。」
誰がお前の、と反論が続くより早く里沙は言葉を紡ぐ。
「…後さ、文化祭が終わるまでだけで良いからお願いがあるんだけど。」
「ん、どうした?」
「その…ほら、私たち協力し合うんだから仲良くならないと…それで、ララちぃみたく名前で呼び合わない…?
あ、いやえっと…アハハ変なこと言ってごめ」
「なぁんだ、そんな事かよ。里沙、わかったぜ。確かに良いかもな。」
「へ、ぁ…ぁ、リト。リト。」
「なんだよ、里沙らしくない声だな。よーしっと、じゃあまた明日な!」
去って行く彼を見つめながら再度確信をした。
『私は彼のことが好きだ、好きだ。』
そして、確実に一歩進めたことも確信した。
「…リト。」
Part2 終わり
うお、クッキー消えてました。
ageすいません。
おやすみなさい
589 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/16(金) 22:59:52.59 ID:cr1tMFoF
>>588 乙です!
続き楽しみにしてます。
あと、余計なお世話かもしれませんが、○○の続き〜として投下する場合、安価でどの話の続きなのか指示してもらえるとより読みやすくなると思いますよ。
GJ
きたい
今wikiを読んでいたら衝撃の事実が
意図せずにタイトルが似た感じになってました…兎、の作者様すいません。
やっぱり里紗って兎のような性格で描かれる事が多いのですかね、同じ考えの方が居て嬉しいです。
すいません今から出るので帰って来て気力があれば続き書きます。
乙。期待
奇胎
598 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:32:51.01 ID:rGq+1OBL
>>569の続き
タイトルは思いつかなかったけど『愛人契約』とでも。
今回寸止めなんてやっぱり読み流して下さい。
規制に引っ掛からなければ、続けて第三話も投下しようと思います。
599 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:33:38.11 ID:rGq+1OBL
次期デビルーク王後継者問題に端を発する、結城リトの愛人問題。
それはリト本人のみならず、多くの人々にしこりを植え付けていた。
ララなどは自分以外にリトの本命が何人居ようが気にしていないが、
それで済ませられるのはララと、せいぜいモモくらいのものだ。
ララは、リトが春菜をララ以上に愛しているという事実に、
心底から嬉しがっている。
それは今回の問題が勃発するより以前、もう何ヶ月も前からそうだ。
リトが自分の事を好いていてくれて、春菜の事はそれよりもっと愛している。
それはララにとって、偽りなく、最高の形の幸せだった。
モモなどは、最初から自分が一番になろうとは露程も思っていない。
リトが愛人を何人か持ったとして、その中で一番になろうとすら考えない。
順位も序列も関係無く、ただリトの愛人で居れさえすれば良いのだ。
だからこの二人にとって、今回の問題はそれ程深刻とは思えなかった。
深刻なのは、春菜と唯、そして美柑に、ルンの四人だった。
近衛兵役ではあるが、複雑な気持ちなのはヤミも同様なので、
彼女を入れれば五人という事になる。
この五人は、表面上認める事が無いものの、それぞれリトに恋している。
そしてその内三人は、一夫多妻制に馴染みの無い、地球の日本人だ。
この三人は、特に複雑な感情が心臓の奥でトグロを巻いていた。
「はぁ……愛人かぁ……」
自室に飾ったリトの写真を片手に、春菜は頬杖をついて溜息をこぼした。
ララを出し抜こうとか、抜け駆けしようとか、考えた事は一度も無い。
彼女は彼女で、問題を先送りにしてきた方だ。その点、リトと共通している。
彼女の脳裏に、ララの言葉がしつこく残っていた。
デビルーク星でララが入籍し、地球では春菜が入籍すれば、
どちらも正妻という事で片付けられるのではないか、という話だ。
地球上でリトと春菜が婚姻していようと、宇宙から見れば些末な問題で、
公式にはリトの正妻はララ、という事になるらしい。
600 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:34:07.79 ID:rGq+1OBL
折り合いをつけねばならない。
折り合いをつけた方が、ララも自分も幸せになれる。
本音で言えば、リトに愛の告白をし、受け入れてもらい、
デビルーク星を含む全宇宙に対しても、ララではなく自分こそが、
リトの正妻なのだと認めさせたい。
ララを蹴落としたいわけでもはないが、そうでなければスッキリしない。
だがその地球人的な固定観念に、今こそ妥協しなければならない。
デビルーク星や宇宙の他の星々に認められる事は諦め、
せめて地球上だけでも、リトの正妻として振る舞う事で、
状況に満足しなければならないのだ。
自分は地球人なのだから、他所の星の戸籍でリトが誰と入籍していようが、
そんな事はどうでも良いのだと、割り切る必要がある。
例えリトが自分の知らぬところで、ララと性交渉などする事があろうとも。
それは悔しさを飲んで耐えねばならない。
「耐える……本当に?」
春菜は一人ごちた。
ララとリトがキスしている場面を空想して、気分が悪くなるかと思いきや、
意外にも顔が思わず綻んでいる自分を、春菜は鏡の中に見つけた。
ララとリトが愛し合う事が、何と素晴らしい事だろうと思えた。
ララも自分もリトに平等に愛してもらえるなら、
それは嬉しい事だと思える本音を自覚した。
「そっか……それで良いんだ、私……」
どうやら本当に、地球人としての固定観念に縛られていたらしいと分かる。
吹っ切れた春菜は、今やこの三角関係に、何の不満も覚えなかった。
ノックの音が室内にこだまする。
夜の空気は、昼間より少しばかりドアの音を大きく響かせた。
「春菜ぁ、起きてるー?」
慌ててフォトフレームを机の上にうつ伏せにし、春菜は答えた。
「なぁに、お姉ちゃん」
「結城君って子、明日暇? 愛人になるわけだし、一応顔見せしとこうかなって」
「あぁ、それなら。明日は大丈夫だと思うよ」
ララ達は相変わらず愛人候補を探しに町へ繰り出す予定らしいが、
元々乗り気でないリトは、一日中家で時間を潰すつもりだと聞いている。
念の為リトにメールを送ると、数分後に承諾の返信が届いた。
『明日は俺一人で暇だったから、大歓迎だよ』
日曜日、春菜と秋穂は連れ立って結城家にお邪魔する運びとなった。
601 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:34:52.80 ID:rGq+1OBL
「こんにちわ、結城君」
「こ、こんにちわ、お姉さん」
翌朝のリトは、いつになく緊張していた。
喋った事も無い相手と形式上とは言え愛人関係を持つのだし、
しかも今日が初顔合わせときている。
厳密にはララの発明品でリトが犬にされ、西連寺家に連れ込まれた時、
そこから逃げ出す際に玄関ですれ違っているのだが、
秋穂からしてみればまさかそれがリトだとは思いもよらないし、
リトの方もいちいちすれ違う人間の顔を見ている余裕は無かった。
「いやー春菜に彼氏が出来たなんて、めでたいわねー。
最近の春菜ったら前より綺麗になったし、友達も増えたみたいだし……」
「ちょ、ちょっとお姉ちゃん! 結城君は彼氏ってワケじゃ!」
リトが慌てるより先に、春菜の方が焦り出した。
人の家に着いて早々、賑やかな姉妹だ。
しかしリトと関係のある人間の大半はこの百倍くらい騒がしいので、
今更彼もこの程度のじゃれあいは気にならなくなっている。
「何よ、違うっての? 愛人っつったら、彼氏みたいなもんでしょ。
あ、でもそれだと、私も結城君のカノジョの一人って事になるのかしら」
「あの、西連寺のお姉さん、冗談はその辺に……」
「そうよお姉ちゃん! 結城君困ってるじゃない!」
雑談がてら、とりあえず西連寺姉妹はリビングに通された。
それにつけても、周りの人間の誰も彼も、理解が早くて助かる。
この世に宇宙人が実在し、しかもそれがリトの周りにわんさか現れ、
その中の一人が王女であるために今回の愛人問題が勃発した事も、
秋穂は全て頭から信じ切り、受け入れてくれている。
そう言えば春菜も、ララが宇宙人である事を
予想外にすんなりと受け入れてくれた過去がある。
一見似ていない姉妹だが、根っこの部分では
やはり春菜と秋穂は家族、という事か。
「思えば俺の周りで宇宙人にマトモな反応してたの、
古手川とその兄貴くらいだったかも知れないなぁ」
唯はララを「非常識」と言って罵り続けているし、
その兄である遊も、女体化させられたリトをその目で目撃し、
直後にヤミに襲撃されていなければ、到底信じなかっただろう。
常識人の春菜ですらララが宇宙人である事を簡単に信じたのに、
一見奔放に見える遊が当初半信半疑だったのは、意外と言えば意外だ。
しかしリトが何の気無しに言った言葉は、春菜でなく秋穂を反応させた。
「古手川……の、お兄さん……って、ひょっとして古手川遊君?」
「あれ? お姉さん、知ってるんですか?」
「だって私、彼と友達だもん。何だぁ、世間って狭いわねぇ」
ひょんなところから共通の知人が判明したお陰で、
そこからは割と簡単に、リトと秋穂は打ち解けていった。
「へぇ〜、遊君が結城君を助けたのかぁ。彼結構男気あるのね」
「いやホント、あの時は助かりました。
遊さん居なかったら、俺どうなってたか」
思っていたよりリトと秋穂の会話が弾んでくれて、春菜は一安心した。
まずは打ち解けるところから、と思っていたのだ。
秋穂との面通しは順調だ。
今日の目的の内の片方は、とりあえず片付いたと思って良いだろう。
後は、もう片方の目的を達するだけだ。
602 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:35:28.43 ID:rGq+1OBL
対面さえ済めば秋穂を先に帰宅させようと思っていた春菜にとって、
リトと秋穂が想像以上に世間話に花を咲かせてしまっている事は誤算だった。
「でさ、遊君ったらやたら歌がうまくってぇ。
合コンで私の両サイドに居た子が両方とも彼にゾッコンになっちゃってさぁ」
「へぇー、そうなんですかぁ。確かに歌うまそうですもんね、あの人。
顔も良くて歌も上手くて喧嘩も強いなんて、格好良いですよ。
どう背伸びしても足りないけど、あぁいう男の人って憧れますよ、俺も」
「まぁ私はあんまり好みじゃないんだけどねぇ。
でも中身は男の子とは言え、一時的に女の子になってた君を、
そうと知らずに身を張って助けるなんて、中々男前じゃん、彼」
「それに結構妹思いみたいですしね。欠点なんか無いんじゃないですか、遊さん」
弾み過ぎている。
会話が盛り上がり過ぎている。
このままでは、最終的に春菜も秋穂も、一緒に帰る事になりそうだ。
本来の考えでは、リトとあまり話す事の無い秋穂は自発的にさっさと帰って、
その後リトと春菜でゆくりと落ち着いて話す時間を取るつもりだった。
秋穂にその事は話していないが、少なくとも春菜はそのつもりで来ているのだ。
何も必ず今日でないといけないという事は無いが、
あまり先延ばしにしたい事ではない。
春菜が焦燥感ばかりを募らせていると、ようやく秋穂が立ち上がった。
「あ、か、帰るの? お姉ちゃん」
「ううん。ちょっとおトイレ借りて良い?」
「あぁ、それなら廊下に出て……」
やっと秋穂が席を外してくれた。
本当は帰ってくれた方が良かったのだが、四の五の言っていられない。
最低でも二分や三分は稼げる筈だ。
その僅か数分の間に、最後の覚悟を決めなければならない。
覚悟は前夜の内から決めていたつもりだったが、
いざとなると息が詰まって、中々踏み出せなくなる。
秋穂が廊下へと出て、後ろ手にドアを閉めるのを見届けると、
春菜は一度深呼吸をした。
「あ、あのね、結城君……」
いつもとかなり雰囲気の違う春菜に、リトは一瞬ドキリとした。
春菜がしおらしいのは普段からの事だが、今のこの瞬間、
彼女はいつにも増して淑やかに見えた。
「どうしたんだ、西連寺?」
リトの方もなるべく平静を装おうとしたが、心のどこかで、
自分が望んでいるような展開にはならないと諦めてもいた。
まさか春菜から告白でもされようものなら感極まるのだが、
これまで彼が見舞われてきたアクシデントを思うと、望み薄だ。
かつてお静が憑依した時の春菜も、告白紛いの事をしてきたものだ。
今お静が彼女に憑りついているとは思えないが、
どこかにララの発明品が転がっていて、変な効果を暴走させているのかも知れない。
あるいはモモの植物か、セリーヌの花粉でも舞っているのだろうか。
「あ、あの、その、私……」
二の句が出せず、春菜はしどろもどろした。
あれだけ頭の中で練習してきたのに、言葉が流暢に話せない。
意を決した筈だと言うのに、フラれる事が途端に怖くなる。
ララの度胸が羨ましい。
あんなにストレートに愛情を表現出来るなんて。
603 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:35:54.46 ID:rGq+1OBL
一方のリトはと言うと、つい身構えてしまっていた。
いつものノリなら、ここで行われるのは、春菜からの告白などではない。
どこから暴走したララの発明品が踊り出してくるかも分からない。
或いは予定より早く帰宅したララ達に乱入され、騒ぎ立てられるかも知れない。
どんな事が起ころうと、いずれの状況にも即応し、
出来れば怪我など負わないように構えておく事が、
彼の考えられる最善手だった。
彼の顔も、春菜の顔も、真っ赤に染まり切っている。
心臓は飛び跳ねそうなくらいに高鳴っている。
それなのに、心のどこかで、またトラブルに見舞われるに違いないと考える。
その危機感が内心の三割くらいを埋め尽くしている事が口惜しい。
残り七割の期待感さえ、この危機感の前では霞みそうになる。
「私……前から、結城君の事……」
とうとう、だ。
とうとう言わなければならない。
もうここまで言って今更後戻りは出来ない。
後は簡単だ。
「好き」の一言を言うだけだ。
ただそれだけの言葉を言うのに、春菜は更なる時間を要した。
ただそれだけの言葉を聞くのに、リトは更なる覚悟を要した。
いつの間に、そんなに時間が経っていたのだろう。
緊張から体内時計が狂い、その時間は永遠のようにも、酷く短くも思えた。
気がついた時には、三分など余裕で経過していた。
「私、結城君の事、前から好きだったの!
宇宙では愛人でも良いから、せめて地球では本当のお嫁さんにして!」
「西連……」
ガチャッ。
実に間の悪い事に、廊下に繋がるドアが開かれた。
「あちゃー……私ひょっとして物凄い場面に遭遇しちゃった?」
半笑いの秋穂が、そこに立っていた。
604 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:36:16.83 ID:rGq+1OBL
どのくらいの時間、固まっていたのだろうか。
ようやっとの思いで告白を終えるまでにも、
既に春菜とリトの体感時間は大幅に狂ってしまっている。
そこに秋穂が現れた事で誰も言葉を発せなくなり、
更に長い時間、体内時計の狂ったまま沈黙が流れた。
時を刻む掛け時計の秒針も、今はその音を彼らの耳に届ける事は無い。
気遣って早々と立ち去るべき秋穂も、言い出せずに二の足を踏んでいる。
見つめ合ったまま硬直したリトと春菜は、口をポカンと開けたままだ。
やはりリトは、必ず何らかのトラブルに見舞われないといけない体質だった。
「たけやぁ〜、さおだけぇ〜」
すぐ傍の路地を通り過ぎていくトラックの音に、ようやく沈黙が破られる。
だが最初の言葉は、リトから春菜に対する返事……などではなかった。
「お姉ちゃん! 何でまだ居るのよ!」
「あ、いやゴメン、何かほら、帰るって言い辛くて」
リトからの返事を貰うチャンスを、春菜の方から先送りにしてしまった。
答えを聞く勇気が無かったという事だ。
リトは密かにほっとしていた。
秋穂を玄関まで見送る、ほんの少しの時間だけは、答えを保留に出来る。
相思相愛と分かったのだから保留にする必要は本来無いのだが、
ララとの関係が決着を見ていない現状、
正直な気持ちを春菜に伝える事で、どんな問題が表出する事やら。
せめてこの僅かな時間だけでも、考えを纏めたかった。
だが、秋穂はララがリトを好いている事を知らない。
まさか春菜に恋のライバルが居るなどとは思ってもみなかったし、
妹の恋が成就するのを姉として心底から願ってもいる。
そのお節介な心持ちが、彼女をそこから引き離さなかった。
彼女の目から見て、リトに十分な脈があるように見えた事も一因だった。
「ほらほら、結城君。男らしくちゃんと答えないと!」
「良いから早く帰ってよ、お姉ちゃん!」
「あ、う、その……あの……」
仮に春菜の告白に応えるとして、何で部外者の前で
それをしなければならないと言うのか。
その辺りの機微は、本気で恋をする事の無い秋穂には、
事情を汲んでやれないところではあった。
普段合コンだの飲み会だので、人前で告白して付き合うカップルを、
何度も見てきたせいもある。
健全な思春期の青少年の一般的な恥じらいを、彼女は理解しなかった。
最初は立ち去ろうとも思っていたが、
それは春菜がフラれる可能性を見越してだ。
妹がフラれるかもしれない場面に居合わせるのは避けたかっただけだ。
だが長い沈黙の中で、リトが春菜を悪しからず思っている事を、
彼女は無駄に豊富な男女経験のせいで見抜いてしまっていた。
それが故に、当初と違って今では、
気を利かせて立ち去る必要無し、と判断するに至っていた。
「男を見せなさい、結城君! 遊君みたいな男になれないわよ?」
「いや、それは、そうかもしれませんけど……」
「もう良いからっ! お姉ちゃんは帰って!」
春菜としては、リトに気を遣ってこの言葉を吐いたわけではない。
何より自分が気まずいから秋穂に帰って欲しかっただけだ。
だがこの一言が、リトに余計な覚悟を決めさせた。
春菜がリトを気遣って秋穂を帰らせようとしていると誤解したのだ。
となれば、女性に気を遣わせては男がすたる、と考えるのは道理だ。
リトは腕を握りしめ、腹に力を入れて、少し大きな声で言った。
「俺もっ! 西連寺の事が好きだ!」
605 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:36:45.41 ID:rGq+1OBL
まさか人前で告白する事になるとは、思ってもみなかった。
リトも春菜も、だ。
何より春菜からしてみれば、家族の前で求婚など、
耐え難い辱めを受けたような気分でさえある。
固まったまま黙りこくっている二人を尻目に、秋穂はやけに嬉しそうだった。
「やったじゃん春菜! これで未来の旦那さんゲットだね!」
良いから帰って、と反論する元気は、もう春菜には無かった。
正直、秋穂の声などもう耳に入っていない。
とうとう告白してしまったという、今更ながらの緊迫感。
思いが叶ったという事実は同時に虚脱感ももたらし、
次いで、ララの事やデビルーク星の事はどうしようという、
様々な苦悩と葛藤が頭の中で渦を巻いている。
だがそんな彼女の混迷は見ぬふりをして、秋穂だけがはしゃいでいる。
「……き君ってさ、……いなの?」
最初は、リトにも春菜にも聞こえていなかった。
「ねぇ、結城君?」
何度目かの秋穂の呼びかけて、ようやくリトは我に返った。
「あ、ハ、ハイッ!? 何スか?」
「結城君ってぁ、童貞なの?」
どうてい、という単語の漢字も意味も思い出せず、
リトはしばらくの間頭の中の辞書を捲り続けた。
やがて、いつかの猿山との会話を思い出す。
無理矢理エロ本を見せ付けてきては、鼻血を出して倒れるリトを面白がり、
その都度猿山はこう言っていたものだ。
お前は俺達童貞の鑑のような男だな、と……。
「うぇえっ!? な、何言ってんスかお姉さん!」
何で妹の前でこんな話が平然と出来るのか。
春菜の前でどう答えれば良いのか分からず、リトは彼女の顔を見た。
春菜はと言うと、目をパチクリさせたまま、無言でいる。
気まず過ぎる会話を振られて思考が中断している、というわけではなかった。
「ねえお姉ちゃん、童貞って何?」
春菜らしいと言えば、いかにも春菜らしい言葉だった。
リサやミオのような女達にあれだけ弄ばれていながら、
彼女はこの年齢まで、その単語を知らずに育ってきたのだった。
606 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:37:06.64 ID:rGq+1OBL
「良い事? 私の経験で言うとぉ」
別に聞いてないのに、秋穂は饒舌に解説を始めた。
「お互いが初めて同士だと、そりゃあもう大変なワケよ。
何で私、もっと経験豊富な人に処女捧げなかったのかって、後悔しきり。
結城君は童貞、春菜も処女なんだから、手間取るのは目に見えてるわ」
これが大人の会話なのか、それとも秋穂だけがこうなのか、
リトにも春菜にもちょっとよく分からなかった。
何しろ、リサですらここまで具体的な話を持ちかけてきた事は無いのだから。
「前戯だけでも凄い時間かかるし、男が下手だと女も感じないし、
濡れないから挿入はおぼつかないし、穴は間違えられるし……」
「あの、お姉ちゃん、とりあえず帰って欲しいんだけど」
「お姉さん、その話はまた今度って事で」
「んもうっ! お姉さんじゃなくて、秋穂で良いわよ。愛人なんだし」
そう言えばこの人、愛人役として来たんだったなと、今更ながら思い出す。
遊の話題で盛り上がった事と、春菜からの告白、
その後の秋穂の、頼んでもない性教育のせいで、
そんな事もリトは忘れてしまっていた。
「と言うワケだからぁ、今日は丁度この秋穂お姉様も居る事だし、
二人にセックスをレクチャーしてあげるわ!」
あぁヤバイ、この人モモや籾岡に近い人種だ。と言うか、あの二人以上だ。
リトがそんな感想を抱いた時、春菜も丁度同じ感想に行き着いた。
まさか身内にこんな人間が居たとは、清純女子高生としてはショックだった。
「あのぉ、秋穂さん? 俺らまだ高校生だし、そういうのはちょっと」
「はぁ? 高校生だからこそ、でしょ?
それとも何? リト君は先人の手ほどき無しで事に及んで、
春菜に負担をかけるような事になっても良いの?」
いつの間に「結城君」から「リト君」に、呼び方が変わったのか。
ファーストネームなど、春菜にすらまだ呼ばれていないのに。
この事実は、リトよりもむしろ、春菜の感情を逆撫でした。
「彼の事を下の名前で呼ばないでよ。
リト君はお姉ちゃんとは何の関係も無いでしょ」
生まれて初めて春菜に「リト」と呼ばれた幸福を、噛み締める余裕も無い。
目の前で火花を散らす女二人に、リトは腰が引けていた。
「ちょっと落ち着けって、西連寺」
ジロリ、と春菜が可愛らしい目で睨みつける。
どこか寂しそうな表情だ。
「……お姉ちゃんの事は秋穂さんって呼ぶのに、私は名字なんだ」
「あ、イヤ、ゴメン西……いやえっと、その……春菜、ちゃん……」
607 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:37:28.44 ID:rGq+1OBL
所詮は高校生。
社会人相手に口論で勝てる筈は無い。
誰の指導も受けずにセックスに及んで、春菜を傷つけても良いのかと
秋穂に言われれば、リトには押し黙るしか無かった。
方や春菜は、本来恋のライバルでも何でもない姉に、対抗心が剥き出しだ。
リトを「リト」と呼んだのも、リトに下の名前で呼ばれたのも、
どちらも姉の方が先ときては、落ち着けと言う方が無理だった。
春菜に粗相をしたくないというリトの善意と、
秋穂に負けたくないという春菜の嫉妬心は結びつき、
面白がっている秋穂の思惑に絡め取られ、
いつしか彼らは二階のリトの部屋へと移っていた。
「それじゃまず、服の脱がせ方からね。
紳士たるもの、女の子に自発的に服脱がせちゃ駄目よ、リト君」
「は、はい……でも俺、人の服脱がせた事なんて殆ど……」
「殆ど? って事は、一度くらいはあんの?」
「いやいやいや! 無いです! 無い無い!」
何か過去にそんなトラブルがあったような気がしないでもないが、
そういった事はなるべく忘れるように、リトは努力している。
いちいち詳細に記憶しておく事は、相手の女性に対して失礼だからだ。
「それじゃあまず、お姉さんの服から脱がせてみよっか!」
「ちょっと待ってお姉ちゃん、何でそうなるの? 普通私が先だよね?
って言うよりお姉ちゃんが脱ぐ必要って無い筈だよね?」
「甘い甘い。今日私フロントホックだから、外し易いでしょ?
先に私の方で外し方とかホックの位置とか慣れといた方が良いって、絶対」
フロントだとかホックだとかいった単語が何なのか、リトには分からない。
しかし春菜が嫌そうな顔をしているのを見れば、
何となく下着に関する単語なのだろうか、と見当はつく。
「もうっ、ダメ! 絶対ダメ! お姉ちゃんのは私が脱がせる!」
「へ? 何で? それじゃレクチャーになんないじゃん」
「私がリト君にお手本見せれば、それで良いでしょ!」
ムキになっている春菜に押し切られ、秋穂は渋々承諾した。
リトの前だと言うのに恥ずかしげもなく手早くブラウスを脱ぎ、
レース地で装飾の施された、黒字に赤のエングレーブが目を引くブラを曝け出す。
今まで何度か女性の下着をアクシデントで見てきたリトも、
こうまでアダルティな装いのブラを見るのは初めてかも知れない。
608 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:38:12.70 ID:rGq+1OBL
春菜に押し切られたとは言え、秋穂も負けてはいない。
秋穂がフロントホック、春菜がバックホックなのだから、
これ幸いとばかりに、奇抜な案をリトに提示した。
「じゃあさ、リト君。春菜が私のブラを外してるのを見ながら、
同じようにして、春菜のブラを外してあげなよ」
「は、え?」
「お姉ちゃん!」
「なぁによぉ、反対なの?
どっちみち彼に脱がされるのは一緒なんだし、早いか遅いかの違いでしょ?
一度見た後でやるより、見ながらやった方が絶対分かり易いわよ」
そういうものなのかどうかも、リトにはやはり分からない。
もっともこれには、意外と春菜の方があっさりと受け入れてしまった。
「よく考えたら、そっちの方が恥ずかしくないかも……」
春菜と秋穂が向かい合い、春菜が姉のホックを外す。
その様子を確認しながらリトが春菜の背中のホックを外すと言う事は、
ポジションから考えれば、リトは春菜の背後に居る事になる。
これが一対一でとなると、事情はまるで違う。
普通はホックが後ろだろうと、正面から胴体の横を通って腕を伸ばされ、
恥辱に打ち震える表情も乳房も、何もかも直視されながらブラを外される事になる。
それは経験の無い春菜でも分かる事だ。
だが春菜が後ろ向きでさえあれば、顔や胸を見られるのを先送りにする事が出来る。
ほんの数秒の事とは言え、その数秒は得難い猶予だった。
「本気か、西……春菜ちゃん?」
「そ、その代わり、あまり手間取らないでね? 私だって恥ずかしいんだから……」
秋穂と喋っている時はムキになったり反論したりもしているのに、
リトと話す時となると、春菜は途端にしおらしくなった。
少し俯き加減で、頬を薄紅に染め、潤んだ瞳で懇願する様は、乙女そのもの。
根負けし、リトは女達の要求に応える事になった。
609 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:38:35.49 ID:rGq+1OBL
正面からでなくとも、春菜の体は魅力的だ。
年相応の肉体はまだ成熟しきっておらず、腰のくびれは秋穂に劣るが、
その方がむしろ同年代のリトにとっては美しく映る。
御門などにしてもそうだが、あまりに熟れた豊満な女性の体は、
リトの年代からしてみれば「スゲェなぁ」くらいの感想しか引き出さない。
勿論それでドキドキはするし、勃起だってするが、
それでも同い年の女の子の肌のスベスベした見た目は別格だ。
色白の肌に浮かぶ肩甲骨のラインと、短い襟足から覗くうなじ。
これを見ているだけで、リトの勃起はもうズボンから突き出そうだった。
秋穂としては、計算外だ。
春菜がもう少し抵抗するだろうと思っていたのに、あれよあれよと言う間に、
春菜は姉の提案を受け入れてしまった。
本当はブラどころか、上着を脱がせるところからリトに体験させたかったのに、
さっさと済ませようとする春菜の勢いに押され、姉妹は既に下着姿になっていた。
「そ、それじゃ、いくぞ……?」
「うん……きて、リト君……」
まるで今からもう挿入でもするのかと言わんばかり。
たかがホック外すくらいでこんなに度胸が居るとは、初々しいにも程がある。
自分にもこんな時代があったなぁと、秋穂はつい数年前の事を思い返していた。
あの時相手の男がブラを外すのを手間取った経験から、
秋穂はフロントホックを愛用するようになったのだ。
春菜のか細い指先が、ベッドの上にペタンと座り込んだ秋穂のブラにかかる。
さすが女だけあって、春菜は別段、手間取る様子は無い。
ただいつもとは腕の向きや伸ばし方が違うので、そこだけネックなようだ。
リトはそれを参考にする為に秋穂の胸に目線をやり、
途中で何度も躊躇うように視線を外しながら、また秋穂の胸を見る。
正確には胸を見ているのではなく、春菜の手つきを見ているのだが、
ほぼ同じ位置に秋穂の乳房がある以上、青少年には少しキツいようだ。
なるべく意識を秋穂の胸から外そうとして、リトは春菜のホックに指をかけた。
しかし春菜のブラに触れるのも、それはそれで刺激的だ。
今度は春菜のブラから意識を背けたくて、秋穂のブラを見る。
どっちに転んでも、どっちに逃げても、刺激は一向収まってくれない。
たどたどしい手つきで、春菜の所作を真似するだけでも、鼻血が噴き出そうになる。
610 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:39:01.87 ID:rGq+1OBL
慣れている春菜の方が、リトがホックを外すより早かった。
秋穂の乳房がポロン、とこぼれる。
「してやったり! リト君が初めて見る女性のおっぱいは、
春菜じゃなくてこの秋穂お姉様のになりましたぁ!」
それこそが秋穂の狙いだった。春菜を少しでも出し抜く為だ。
だが、効果は皆無だった。
「いや、別に女の子の胸見るのは、これが初めてってワケじゃあ……」
「私も何度か見られてるし、揉まれた事もあるし」
「何ですって!? あなた達、童貞と処女なのに、そんな事はしてたの!」
「あ、いや、いやワザとじゃないんですけど!」
「そうよ! リト君はそんな人じゃないもの!」
あぁ、熱い。
春菜を出し抜くつもりだったのに、秋穂は思わぬところで、
春菜のリトに対する信頼を見せ付けられてしまった。
火遊びでこの二人の間に割って入るのは、ちょっと無理だな、と諦める。
それでも彼女が諦めたのは、あくまで心理面での割り込みだ。
あわよくばリトに自分を意識させて、春菜をヤキモキさせてみようと思っていたが、
それが無理と分かった今でも、肉体的・物理的に割り込む事を諦めはしない。
やっとリトが春菜のブラを外したのを見届け、秋穂は更なる作戦に出た。
「それじゃあ次はパンティ脱がせなきゃねぇ」
「え、も、もう?」
「当たり前でしょ、春菜。穿いたまま濡れたら、後が大変よ?
あなたね、ホテルに外泊する時は必ず替えのパンティを二着持って行きなさい。
一着はお風呂上りに穿く分だけど、これは愛撫が始まったらすぐに汚れるから、
そうなったらこれ穿いて帰るなんて、気持ち悪くて出来やしないもの。
セックスが終わった後で改めて穿く為の綺麗なのを、
余分に持って行っておかないと、せっかくの余韻を台無しにしてまで、
洗面所でパンティ洗って、一晩中乾かさなきゃいけなくなるんだから」
一晩の外泊で着替えが二着とは、ちょっと春菜の想像の埒外の助言だった。
普通の服は着替えなどせいぜい一着で済むのに、下着は余分にもう一枚などと。
別に無理な話ではないが、やけに生々しくて嫌になる。
「下着を合計三着なんて、そんなの……」
「でっしょー? だったら替えのパンティは、お風呂上りにはすぐに穿かず、
ベッドにもノーパンで上がるようにしなきゃねぇ」
「いや、それはそれで……」
期待し過ぎているようで、何か嫌だ。と言うか、イヤラシイ。
「って事はさ? じゃあ愛撫が始まる前に脱ぎさえすれば、
余分な着替えも要らないし、洗って乾かす必要も無い、って事よね?」
見事な誘導尋問にハメられた。
何でたかが下着を脱ぐくらいで、こうまで姉に翻弄されなければならないのか。
611 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:39:22.69 ID:rGq+1OBL
まだリトは、春菜に指先一本ほど触れてさえもいない。
ブラのホックも何とか肌には触れる事無しに外した。
普通なら上着を脱がせるところから始めても、一分かそこらで済むだろう。
なのに彼等ときたらまだ辛うじてブラを外しただけで、
これで既に五分以上経っているのだから、先が思いやられる。
ひょっとして秋穂にレクチャーなどされない方が、
余程早かったのではないかとさえリトは思った。。
秋穂さえ居なければ、いつか春菜とセックスに及ぶ事になろうとも、
その時は春菜が自発的に脱いでくれる可能性だってあった。
数日後いつの間にかリトは経験によって知る事になるのだが、
そもそも女の上着まで男が脱がせるような必要は、基本的に無い。
それどころか下着だって、多くの女は自分で脱ぐ。
秋穂がリトに脱がせようとしたがために、今回余分な時間がかかっていた。
これから更にパンティを脱がせるという作業も残っている。
愛撫さえ始まる前の段階から、一体何十分を浪費する事やら。
「それじゃあお互いブラも取った事だしぃ。
次は秋穂お姉様のパンティを脱がせてもらおうかしら。
それも、リト君の手で、練習をかねてね?」
何でパンティまで脱がせる必要があるのか。
いくら何でもホックがついているわけじゃあるまいし、
そのぐらいリトにだって、練習せずとも脱がせられるだろう。
第一、そもそも秋穂が脱ぐ理由など、最初からどこにも無い筈だ。
「パンティぐらい大丈夫だってば! お姉ちゃんさっきからおかしいよ?」
「あの、秋穂さん、流石にそれはちょっと、マジでヤバいって言うか」
今まで何度も美少女達の秘部を見てきた歴戦の戦士、リト。
自己で他人のパンティを脱がせた事も、あったような無かったような。
それでも、自分の意思で、故意に、パンティを脱がせた事など無い。
彼が焦るのも道理だった。
「あら春菜ったら、自信無いの?」
「え? 何でそんな事になるの?」
「男ってね、心に決めた人が居ても、いざ女のアソコを見ると、
抑えられなくなるものよ。それが意中の女じゃなくたってね」
と言う事は秋穂は、他人の男を寝取った事もあるという事か。
或いは寝取られた事がある、という見方も出来る。
人生経験が豊富に越した事はないが、そんな経験など培いたくないものだ。
それに秋穂の性格を考えると、ブラフで言っている可能性もあった。
612 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:39:48.12 ID:rGq+1OBL
「だっ、大丈夫よ! リト君はそんな事で惑わされたりしないもの!
私とララさん以外の女の子には、どんな事があっても手を出したりなんかしない!」
この局面でかつて一度だけ会った事のあるララの名が出てきたのは、
秋穂にとっては意外、かつ事情がまるで分からなかったのだが、
どちらにしろお熱い事だ。
そうまで男を信用する純情さは、今の秋穂からは失われている。
「春菜ちゃん、そんなに対抗する必要は……」
「リト君! お姉ちゃんのパンティ脱がせてあげて!」
「いや、あの、聞いてる?」
「リト君なら大丈夫! お姉ちゃんに手を出したりなんかしないんだから!」
「あぁ、うん、それはそうだけど、そういう問題じゃ」
普段温厚な春菜をここまでムキにさせる秋穂の手管は流石のものだ。
リサにからかわれた時ですら、こうまでヒートアップした事はあっただろうか?
お化け怖さのあまりに錯乱する場面は何度か見て来たが、
その時に近い程の気迫が今の春菜にはあると、リトは感じ取った。
「その前にリト君、君もちゃんと服と下着脱がなきゃあ」
秋穂の言に、リトは自分だけまだ服を着たままである事に、やっと気付いた。
確かに女の子にだけ脱がせて自分は着衣のままと言うのは失礼だ。
「あ、わわ、分かりました」
これでちょっとは時間が稼げるとリトは思ったが、秋穂の狙いは別の所にあった。
理由は二つだ。
一つは、ズボンもトランクスも脱ぐ事で、リトの勃起が隠しきれなくなる事。
今はまだ前傾姿勢や服の皺で隠そうと健気な努力をしているリトだが、
恥ずかしくて目を背けたがっている春菜と違い、
秋穂の目から見れば彼が絶賛勃起中なのは明らかな事だった。
それを春菜の眼前に曝け出させ、春菜とリトを同時におちょくるという算段。
そしてもう一つは、リトに自分を襲わせる事だった。
彼女の読みでは、リトは必ず欲情を抑えきれず、秋穂に手を出す筈だった。
だが、いざ秋穂のパンティを脱がせた時、リトが服を着たままだったら、
服を脱ごうとする際か、もしくはその前に既に、冷静さを取り戻すかも知れない。
入れようと思えばすぐにでも入れられる状態にしておけば、
いくらリトでも自制する事は出来ないだろうと踏んだのだ。
一度そうなってしまえば、秋穂はいくらでも春菜をおちょくる事が出来る。
そんな秋穂の作戦にリトも春菜も気付かぬまま、リトは全ての服を脱ぎ去った。
「おいで、リト君。女性のオマンコと初対面だよ〜」
「い、いえ、別にそれも胸と一緒で、初めて見るってワケじゃ……」
「そ、そうだね。何より私とは一緒にお風呂入った事もあるしっ!」
それも事故によるもので、決してリトの本意でなかった事件なのだが、
そんなにも春菜は秋穂に出し抜かれるのが嫌なのだろうか。
効果はてきめんのようで、秋穂はちょっと悔しそうな顔をしていたが。
「お風呂にも入って、胸も触られてるのに、セックスどころか、
告白すら今日までしてないって、あなた達一体どういう間柄なの?」
613 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:40:10.49 ID:rGq+1OBL
せめてもリトをからかう為に、秋穂は策を弄した。
ベッドの上に仰向けに寝転がり、足元にリトを待機させ、
「それじゃ、ゆっくり脱がして言ってね」と焚き付ける。
思った通り、リトも春菜も、秋穂から目を逸らしてしまった。
リトは、恋人でもない女の股間を直視する無礼を避ける為に。
春菜は、恋人が自分以外の女の下着を脱がせる場面を直視出来ないがために。
リトは目を逸らしたままで腕を伸ばし、秋穂のパンティに指をかけようとした。
その瞬間を見極めて、秋穂はわざと体をくねらせた。
「はわわっ!? ゴっ、ゴメンナサイ!」
「どうしたのリト君!?」
「気にしないで良いわよ、春奈。ちょっと私の腰に指が触れただけだから」
本当は、放っておけばそんな部分に指が当たる事は無かったのに、
秋穂がわざと身を捩らせたせいで当たってしまったのだ。
だがその事に、リトも春菜も気付けなかった。
「よし、今度はちゃんとするぞ……」
ふっふっふ、ちゃんとさせるわけがない。
秋穂は内心で、小悪魔どころか悪魔のような声で囁いた。
寝そべっている人間の下着を脱がせるには、
脱がされる方も協力的でなければ難しいものだ。
そしてリトは、なるべく秋穂の肌にもパンティにも、
露骨に指を触れさせないように気を付けており、
パンティなどは遠慮がちに指先だけで頼りなく摘まんでいる程だ。
秋穂はわざと尻をベッドに押し付けるように……
つまり、あまり腰を浮かさないようにした。
当然、リトとしては極めて脱がしにくくなる。
「ほぉら、もっと力入れないと脱がせらんないぞぉ?」
「そ、そんな事言われても……秋穂さん、ちょっと腰浮かせてくれないっすか?」
「あらあら、女性に対して腰を浮かせろだなんて、やらしぃんだから」
別にそこまでいやらしい言葉でもないのだが、リトは焦ってしまった。
「あ、あ、あ、スンマセン!」
春菜がそっぽを向いているのを良い事に、秋穂は時間をかけてリトを弄んだ。
リトときたら、一旦パンティに指をかけた後は、
殊勝な事に目をきつく閉じてくれているのだから、尚やり易い。
「あ、そんな脱がし方じゃ擦れちゃうよぉ……」
「うぇえ!? な、何がっ!? あ、いや、そうじゃなくて、ゴメンナサイ!」
たかがパンティを脱がせるくらいで、本当に、何が擦れるものやら。
言ってて秋穂も吹き出しそうになったが、リトはうまく騙されてくれている。
「ちょっとお姉ちゃん!」
流石におかしいと思ったのか、春菜はとうとう秋穂の方を見た。
だが、タイミングが悪かった。
目を閉じているリトはまだ気付いていないが、秋穂の股間は既にフルオープンだ。
パンティは既に太腿まで下ろされており、秘部を隠す布は薄皮一枚も無い。
614 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:40:58.16 ID:rGq+1OBL
姉とは言え、ほぼ全裸の女性。
ブラは既に取り払われ、今や股間も露出している上、
そのパンティを脱がせているのはまさしくリト。
その構図を春菜が目撃して、平静でいられる筈が無かった。
何しろ秋穂ときたら「してやったり」といった顔をしているのだから。
リトは目を閉じていたが、今の春菜にそこまで冷静に観察する余裕は無い。
「リト君見ちゃ駄目ぇっ!」
「え、別に見てな……うわっと!」
リトと秋穂の間に入り込んだ春菜によって、彼は無理矢理視界を塞がれた。
春菜が自分の身を呈して秋穂の前に立ちはだかった格好だ。
「あーあ、もう少しだったのに」
しかし、秋穂は気付いていなかった。
いや、彼女からは春菜の背が邪魔して、見えていなかった。
リトのラッキースケベがまたしても発動していた事に。
「……っ!!」
「あっ、やっ、らめぇ……」
リトの唇が、春菜の左胸の乳首を完全に口中に含んでいた。
現実的にはどうアクシデントがあったところでそうはならないのだが、
それを実現してしまうのが結城リトという奇跡の男の御業だ。
すぐさま春菜はリトから離れると、顔を真っ赤にして部屋の隅に蹲った。
「ハァ……ハァ……ハァ……」
何が起こったのかいまいち分からない秋穂だったが、
春菜が多少なりと快感を得てしまった事には気付けた。
油断のならない男だ、結城リト。
「ねぇねぇ春菜、ちょっと良い?」
「はぁ……は、え……? 何? お姉ちゃん」
「それもう、下着濡れちゃってんじゃないの?」
「ふぇっ!?」
その通りだった。触って確かめるまでもない。
自分の股間が湿り気を帯びている事は、春菜自身が一番良く分かった。
615 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:41:21.28 ID:rGq+1OBL
「あ、あぁあぁぁあぁぁぁぁああうぅああぁ……」
ちょっと見た事が無いくらい真剣に春菜が壊れ始めた。
お化けが出た時とはまた違ったリアクションに、リトは焦るばかり。
「春菜ちゃん? 大丈――」
「中止!」
「「え?」」
聞き返したのは、リトと秋穂同時だった。
胸を両腕で隠したまま、首だけベッドの方に振り向けて、春菜は言った。
「今日いきなりってのは、やっぱり無理! それにララさんの事だって……。
ララさんに黙ってリト君とするのは、良くないもの!」
それは半分本心だが、半分は言い訳だった。
一秒でも早く、とりあえずこの場から逃れたい為の、方便だ。
「私はそれで良いよ、別に。春菜はそこで見物してなさいな。
お姉ちゃんはこれからリト君とたっぷり愛し合「駄目っ!!!」
近所に聞こえるくらいの声で、春菜は叫んだ。
有無を言わせぬ勢いだ。
こんな胆力が彼女にあったとは、秋穂さえ驚きだった。
「あーハイハイ、分かった分かった。
それじゃお姉ちゃんは諦めたげるから、そん代わり、
ララちゃんとの話し合いとやらはしっかり済ませなさいよ?」
元々それ程リトに興味の無かった秋穂は、簡単に引き下がってくれた。
ホッと胸を撫で下ろすリトの前で、
秋穂は手際良く下着を身に付け、服を着直していく。
「それじゃあお二人さん、後はごゆっくりぃ〜」
「あ、玄関まで送りますよ秋穂さん! ちょっと待ってて下さい」
さすがに客人を素っ裸で見送るのも無礼なので、リトは服を着ようと思った。
「大丈夫よ、リト君。それより、春菜の傍に居てあげなって」
羞恥で顔を真っ赤にし、ワナワナと震えながら、
濡れたパンティを脱ぐ事も、服を着直す事も出来ず、
春菜はずっと部屋の隅に蹲り続けている。
確かに今の春菜をほんの数秒でも一人にするのは申し訳ないが、
反面、一人にしてやった方が良いのではないだろうか、との思いもある。
その辺りの判断は、リトにはつかなかった。
616 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:42:26.10 ID:rGq+1OBL
「あ、ララちゃん……から、……そう、バイバーイ、またね」
階下から、玄関を出て行く秋穂の声が小さく聞こえた。
あまり聞き取れなかったが、会話の内容と気配から察するに、
ララが帰って来たのだろう。
「ま、マズイ! 春菜ちゃん、服着て!」
「う、うん!」
別にララに裸を見られても春菜は困らないのだが、重要なのは、
リトと二人きりの部屋で、二人とも裸か、それに近い格好だと言う事だ。
それを目撃されるのはいかにも厄介な事に思えた。
ましてナナやモモ、美柑も居合わせるかも知れないとなれば。
だが彼らが各々自分の下着に手を伸ばした時には、
もうララは機嫌良く階段を駆け上がって、リトの部屋のドアを開けてしまった。
「やっほー春菜! リトに告白したって本当ー?」
まだリトは全裸、春菜は濡れたパンティ一枚だけを穿いた格好のままだ。
急にドアを開けられ、二人は完全に固まった。
「ラ、ララ……」
「ララさん……」
「あれー? 何で二人とも裸なのー?」
日中裸で居る事が当たり前のララにとって、
この光景からセックスを連想出来なかったらしい事だけが、
唯一の救いのように思えた。
第二話終了。
寸止めじゃ悪いからこのまま第三話いくけど、
一人でダラダラ書き込み過ぎて目障りなら言って下さい。
次回から自重します。
617 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:45:14.98 ID:rGq+1OBL
何でこんな事になっているのだろうか。
服を着るタイミングを完全に失してしまったリトと春菜は、
大人しくその格好のままベッドに腰掛け、ララの話を聞いていた。
「でねでね、メアちゃんも協力してくれる事になってぇ」
そんな事はどうでも良い。
いやどうでも良くはないのだが、今は置いておこう。
あんな危険人物を一時的とは言え仲間に引き入れるのは怖いし、
後になってどんな問題が絡むかも分からないのだが、
それはちょっと後回しにしておきたい。
問題は……
「なぁララ、何でお前まで裸なんだ?」
「え? だって私、服着るの嫌いだもん」
ララはペケのフォームを解除し、一糸纏わぬ姿になっていた。
帰って来た時はまだちゃんと服を着ていたのだが、
リトが裸で居たのを見て、自分も裸で良いのだと思ってしまった。
何しろ普段からリトが服を着ろと煩いせいで、
彼女は勝手知ったる結城邸の中ですら服を着ていなければならなかった。
そのリトがどういうわけか今は全裸なのだから、
もうこの家では全裸で何も問題無くなったのだと、勝手に判断した。
ペケはと言うと、帽子形態のまま座布団の上で寛いでいる。
強いて言えば、リトと春菜が裸で居るのを目撃して、
あまり快い感想を抱いてはいないらしかったが。
「呆れたものですね、リト殿。
ララ様があなたの為に奔走している間、
あなた自身は愛人と二人きりで……」
誤解だ、とも言えないのが困ったところだ。
実際本当に、秋穂の奸計にはめられ、直前まで進んでしまっていた。
まだキスもしていないが、リトが春菜のブラや秋穂のパンティを
脱がすのにあまり手間取っていなかったら、今頃どこまで進んでいたか。
「あの、ララさん? ちょっと良いかな」
「どうしたの春菜」
「さっきリト君にも言ったんだけど、私、愛人って言うのは嫌なの。
でもララさんがデビルーク星でのリト君のお嫁さんで、
私が地球でのリト君のお嫁さんって事でなら、何とか……」
「えー、それは駄目だよ!」
ララが反発したのは、リトへの独占欲からなどではなかった。
「デビルークとか地球とか関係無く、宇宙全体で、
リトの一番のお嫁さんは春菜じゃなきゃ!」
「……ララ様、今回の騒動の事、ちゃんとご理解なさってます?」
ペケが真っ先に代弁してくれたが、リトも春菜も同じ感想だ。
今回の婚約発表や、それに付随する問題を、
ララは一体どう捉えているというのだろうか?
「良いですかララ様。リト殿がララ様のフィアンセになると言う事は、
いずれは正式にご結婚なさって、お世継ぎを生んで頂く必要があるのです。
つまりどうあっても正妻はララ様でないといけないんですよ?」
だがララは、子作りの事はあまり理解していない。
頭は良いし、学習能力もあるのだが、性の事はよく分かっていない。
リトの住んでいる地域では、高校で性教育を実施していない。
そんな事は中学校までの間で一通り済まされているので、
せいぜいが保健体育の一環として行われるだけで、性教育というコマが無い。
だからララは地球に来てから、セックスだの避妊だのいった事を学ぶ機会が無かった。
無論、基本的に温室育ちの彼女に、性教育を施してくれた家来も居ない。
地球時間換算で年に一度や二度はそういう機会もあったのだが、
彼女は決まって「退屈そうだから」と逃げ出しては、
ザスティン達に悪戯をする事に夢中になっていた。
618 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:47:09.20 ID:rGq+1OBL
ペケが熱心に説明しているにも関わらず、
ララは顔中に「?」マークを浮かべている。
挙句「お世継ぎって、リトと春菜の子じゃ駄目なの?」とか
「そんなのはナナやモモに任せれば良いんじゃないの?」と言い出す始末。
どうやら第一王女という立場に対する自覚すら備わっていない。
地球人と地球人の間に生まれた子供を、
デビルーク星の王にする事など、出来るわけが無いのに。
まして第二王女や第三王女といった者は、本人達には申し訳ないが、
あくまで第一王女が男子を授からなかった場合などの、スペアに過ぎない。
基本は、第一王女が男子を身籠るのが理想なのだ。
「よく分かんないけど、私とリトがセックスすれば良いんだよね?
セックスならリサやミオから聞いた事あるから、何となく分かるよー」
あいつら普段学校でどんな話してんだ、とリトは思った。
ほんの導入部分までなら、春菜も何度か話に巻き込まれた事もある。
「そ、それでね、ララさん? セ……セックス……って言うのはね?
愛し合う男女の間だけでやるべき事で、配偶者や恋人以外の人とは
やっちゃいけないってのが、地球の文化なの。分かる?」
「ほえ? 法律でそう決まってんの?」
「いや法律ではどうか分からないけど、そういうのは浮気とか不倫って言って」
ララ相手に、こんなものは水掛け論にしかならない。
何故ならララは、リトが自分を好きでいてくれる限りにおいては、
自分以外の女性も同時に愛されようが、手を出されようが、
一切気にしないという偏った性観念の持ち主だ。
これは、デビルーク星がそういう文化だというわけではない。
ギドは側室を持たないし、ナナだって恋愛に対する考え方は固い。
あくまでも、ララとモモが例外中の例外なだけだ。
「うーん、よく分かんないなぁ……」
学校の勉強はあれだけ出来るのに。発明品は山ほど作るだけの知能があるのに。
こんな簡単な事が、ララには理解出来ないでいた。
619 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:48:52.09 ID:rGq+1OBL
春菜は何も、ララにリトを諦めて欲しくて言っているのではない。
むしろふんぎりをつけた今、ララにはデビルーク星でリトの妻になってもらい、
自分は地球でリトの妻になるという事で、自分の中での決着はつけている。
だから彼女が気にしているのは、自分の気持ちの問題ではなく、
逆にララの気持ちの問題の方だった。
「例えばね、ララさん。私とリト君がセっ……ク、ス、したら……
ララさんは嫌な気持ちになったりしないの?」
「別にそんな事無いよ。むしろ最高だよ!
だってセックスって、愛し合う二人がする事なんでしょ?
リトが春菜を目一杯愛してくれる事の、何がいけないの?」
多分一生かけて説明しても、ララには通じないのだろう。
ララとて、全く貞操観念が無いわけではない。
ラコスポ辺りと子作りしろと言われたら、死んでも嫌がるだろう。
ただ、自分の好きな人とセックスしないまま一生を終えても、
或いは自分の好きな人が自分以外の女とセックスしまくっても、
彼女にとっては極論「どうでも良い」というわけだ。
だがララが気にしないとしても、春菜はララを気にしてしまう。
「そんなんじゃ駄目だよ、ララさん。
ララさんが気にしなくても、私やリト君は負い目を感じるもの」
「じゃあ、どうすれば二人が何も気にしないで済むの?」
それが分かれば苦労はしない。
春菜がリトとセックスする事を諦めてララに譲ろうと、
或いは春菜とばかり子作りしてララを一度も抱く事が無かろうと、
どちらにせよリトは絶対に気にしてしまう。
「一番良いのは、お二人ともリト殿とセックスする事ですね」
この問題を解決する直球の答えを、ペケが口にした。
「ペケ、それは……」
「地球人の考えだと、ちょっと良くないって言うか……」
「事は宇宙規模の話なのですぞ? 狭い日本の考えに凝り固まってはいけません」
ペケの意見が恐らくこの場では最も妥当なのだろうが、
それをハイそうですかと素直に受け入れるには、
リトも春菜もあまりに地球人であり、日本人であり過ぎた。
イスラム教徒だったら何もわだかまりなど無いのかも知れないが。
「わ、私は……それでも構わないんだけど……」
「って、えぇ!? 春菜ちゃん!」
「私は元からそれで全然オッケーだよー?」
「後はリト殿が納得するだけですね。覚悟を決めた方がよろしいのでは?」
八方塞だ。
男なら喜ぶべき展開なのだろうし、猿山なら幸福の絶頂に至るだろう。
リトにとっても別に悪い話ではないのだが、
どうしても日本人の固定観念で考えてしまい、
「男がすたる」と捉えてしまうのだった。
620 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:50:15.01 ID:rGq+1OBL
リトの意思を無視して、ララと春菜は話し合いを進めていく。
「そうと決まれば、後は順番を決めなきゃね。
とりあえず今からセックスするとして、どっちが先にする?」
「え、今からするの!?」
「だって、裸でする事なんだよね? 全員裸だし、丁度良いじゃん」
「私は、その……怖いから、ララさんが先に、ね?」
「それは駄目だよ! リトが一番愛してるのは春菜なんだから、
一番目に抱かれるのも春菜じゃなきゃ!」
「でも……」
「私は二番目! 絶対譲らないよ!」
「でも私だって、ララさんに譲ってあげたいもの」
「だからぁ、私にはそんな気遣いは必要無いんだってば」
「私にとっても同じだよ。ララさんが先の方が嬉しい」
目の前でこんなに真面目な顔で討論されては、
先程秋穂が居た時は勃起していた筈のリトのモノも、
すっかり萎んでしまうというものだ。
目の前で女達が自分を取り合っている……と言うよりはその逆で、
ある意味では女達が自分を押し付け合っているようにも見える。
無論本人達はそんなつもりではないのだが、どの道これでは興奮出来ない。
まだ昼過ぎだが、今日は何だかんだと言って、このままで終わりそうだ。
他の家族がまだ帰って来ていないのは幸いだった。
どうせもう今日セックスする事は無さそうな流れだと判断して、
リトはいそいそと服に手を伸ばし始めた。
「ララ様、あの発明品を使っては?」
瞬間、全員の動きが止まった。
ペケの言う「あの発明品」と言うのが何なのか分からないが、
リトと春菜は、それがララの発明品と言う時点で嫌な予感がし、
ララは一拍置いてから「あぁ、あれかぁ!」と手を打った。
「ちょっと待てララ、お前の発明品はもうコリゴリだぞ!」
「安易に道具に頼る前に、話し合いで解決しましょう! ね!」
しかしリトと春菜が止めるのも聞かず、ララはさっさとラボに入って行った。
余程急いでいたのか、三十秒と経ずしてリトの部屋に戻って来る。
「じゃーん! この銃が発する光線を浴びればリトの体が二つに増え――」
「ヤメロ馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
621 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:52:39.38 ID:rGq+1OBL
眩い閃光と、直後の白煙。
爆発に巻き込まれて、春菜はひとしきり咽た。
「けほっ、けほっ……い、一体どうしたの?」
「やった! 成功だよ、リト! 春菜!」
「お見事で御座います、ララ様」
白煙が晴れつつ、リトの姿が徐々に霞みを払うように現れてくる……二人分。
「「お前なぁ〜……」」
リトは、二人に分身していた。
声も、ポーズも一緒だ。
「これで私も春菜も、両方同時に、リトと一番目にセックス出来るよ!」
「あの、ララさん? 念の為聞くんだけど、これって元に戻るの?」
「もっちろん! 三日ぐらいあれば十分だよ!」
「「三日っ!?」」
二人のリトが同時に叫んだ。悲鳴に近い。
「「お前、三日もこの状態でいろってのか!?」」
二人のリトが同時に、指を差す。
この光景を見て、ララはある違和感に気付いた。
「あっれ〜? おかしいなぁ……」
「「何がだっ!」」
「本当だったら、意識と感覚と記憶が共有されるだけで、
動きや言葉までぴったり重なる事は無い筈なんだけどなぁ」
二人のリトが同時に、肩を落とした。
一体何度「二人のリトが同時に」という文章を繰り返せば良いのか。
ララの発明品が失敗作なのは毎度の事だが、
これにはペケも予想外だったらしく「すみません、リト殿……」
と今更謝っている始末だった。
ララの話では、こうだ。
本来のこの光線銃の効果ならば、リトは二体に分離しただけで、
頭の中は繋がっており、五感も全て共有している、と。
例えば右のリトが肩に触れられれば、左のリトは何もしていなくとも、
誰かに肩に触れられたという実感を得る事が出来る。
だが、意識が共有されているからと言って、動きは別々に行える。
この点だけ見れば、要するに同じ人間の右腕と左腕のようなものだ。
右手を動かす時、左手が自動的に同じように動く事は有り得ない。
だが右腕も左腕も、感覚は脳という一点で共有される。
二人のリトは意識も快感も共有する事が出来るし、
片方のリトが見ている光景は、もう片方のリトにも伝わる。
本来の設計通りなら、一方のリトがララを抱いている間、
もう一方のリトは春菜を抱き、しかもその感覚を常に同期出来る筈だった。
622 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:54:46.23 ID:rGq+1OBL
そのおおまかな性能は、今も変わる所が無い。
唯一違うのは、何故か二人のリトが、同じ動きをしてしまう、という点だ。
「「お前な、これでどうやってセックスしろと……」」
「大丈夫大丈夫! 私と春菜に、同時に同じ事すれば良いだけなんだから!」
「「って言われてもなぁ……」」
この設計ミスによる弊害は明らかだ。
片方のリトが動こうとすると、隣に立つもう片方のリトは、
避けるべき物体を避けられず、タンス等に体をぶつけてしまう。
片方のリトがトイレに行こうとドアを潜れば、
もう片方のリトは歩きたくもないのに歩かされ、やはりぶつかる。
片方のリトが階段を下りる時、もう片方のリトは二階の床の上で変な歩き方をし、
しかもそのせいで体勢を崩したり転んだりしてしまうのだから、
階段を下りていた方のリトもその動きを勝手にトレースして、転げ落ちる。
転げ落ちると、二階で体勢を崩していた方のリトは勢いよく床に「落下」し……
もう考えただけで、日常生活の全てが恐ろしいものに思えてくる。
「多分、トイレに行きたくなるのも二人同時だろうし、
お腹が空くのも二人同時だろうねぇ。食費が一人分増えちゃう」
「「何て事してくれたんだお前ぇ……」」
「ヤ、ヤダ、結城君が二人なんて……素敵……」
どういうわけか春菜がやけに嬉しがっている。
リトは春菜が二人に増えたところを想像してみたが、
嬉しいと思う以前に、やはり不気味と思ってしまうだろう。
その辺、さすがはララの正体が宇宙人と発覚した時にすら
「素敵」の一言で受け流してしまった春菜特有の感覚だ。
あのルンですら、多分リトが二人に増えたら、素直に喜んだりはしない。
それからしばらくは、セックスなど二の次にして、
リトが体を自由に動かす訓練の為だけに、一時間程消費された。
「う、く……よ、よし、何とか……」
「ちゃんと意識してれば、別々に動く事が出来るようになったな」
今や二人のリトは、別々に言葉を発している。
単純な動作しかしていないのに、この一時間で異常に疲労した。
「「とりあえず今日はこれに慣れたいから、セックスはまた今度って事で……」」
努力すれば別々に動けるし、別々に喋れるのだが、
本当に結構な努力が必要なので、二人のリトはなるべく同時に喋った。
動く事まで二人同時にしていると流石に問題が多発するだろうが、
喋るだけなら二人同時でも、事情を分かってくれている者の前では問題無い。
「「明日の学校へは片方だけ行って、もう片方は家で休むわ」」
「それは良いんだけど、これからしらばく、
二人のリト君を私達は何て呼べば良いのかしら?」
「「今まで通りで何か問題あるかなぁ? どうせ同じ人間なんだし」」
「それでは右のリト殿がリト一号で、左のリト殿が二号と言うのは?」
「「おいおいペケ、どっちかが二号だなんて、そんなの嫌だぞ!」」
リトからしてみれば、どっちもリトなのだ。
二号呼ばわりされた方はたまったものではない。
そしてその不快感は、一号呼ばわりされた方にも共有される。
畢竟、二人とも不愉快な気分になった。
「ん〜じゃあ右のリトはリト一号で、左のリトはリトAって事で!」
名案とばかりにララが勝手に決めつけたが、
どうせ呼び方などどうでも良いのだ。
数字とアルファベットを同列に考えるとか、十六進数じゃあるまいし、
とは思ったが、もう文句を言ったところでこの状況は変わらない。
「た、大変だね、リト君。それじゃまた、明日学校で」
春菜はようやく帰宅しようと、今度こそブラに手を伸ばした。
が、予想外の事を言い出すのがいつもララだ。
「どうせ体を自由に動かす特訓するんなら、セックスで兼ねれば良いじゃん」
「「……はい?」」
623 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:55:56.02 ID:rGq+1OBL
いい加減にしてくれ!
……と、何度言いそうになったか知れない。
だが何故か春菜がララの意見に賛同してしまったので、
リト一号とリトAは、この場を脱する事も出来なくなってしまった。
ゴタゴタしたせいで忘れていたが、春菜は一度、股間を濡らしているのだ。
一度期待して火がつきそうになった体を、このまま帰宅させるのは勿体ない。
家で自分を慰めるより、リトに愛してもらった方が断然良い。
兎にも角にも、ララと春菜の願いを叶える、良いチャンスだ。
即ち、お互いがリトにとっての初めての相手、一番目の相手になるという事。
夕方になれば美柑達が帰って来るし、明日と明後日は平日で学校だ。
この好都合な状況、今逃しては今度いつ叶えられるか分からない。
ララの発明品の事だから、次にあの光線銃を撃った時、
同じ効果が表れてくれるとは言い難い部分があるのだ。
「リトA、よろしくねっ!」
「あぁ……」
「リト一号君、優しくしてね?」
「もうどうにでもなれ……」
一人用のベッドは、都合四人もの人間が乗り上げるには狭過ぎる。
体全体を乗せる事は諦めて、この一台のベッドに対し、
ララと春菜は横向き且つ仰向けになるように背中を預けた。
必然的に、膝を曲げて爪先が床につく格好だ。
その両サイドに二人のリトが立ち、時には立ったまま、
時にはベッドの上に上り込んで、少女達を愛撫するという流れだ。
「「そ、それじゃ……まずは、キスから、な?」」
リト一号とリトAは、ベッド脇に立ったままで
それぞれ片膝をベッドの縁に乗り上げ、身を乗り出して、
少女達の顔に自分の首を伸ばした。
何でこんな奇妙なファーストキスをしなけりゃならないんだ?
などという憤慨も、とうに諦めている。
それにつけても、このキスですら、今のリトには難しいものだ。
油断すればリトAの動きに連動しているせいで、
リト一号の方が春菜の手首かどこかを膝で踏んでしまいそうになる。
身長も座高もララと春菜では異なるので、
リト一号の方が春菜に口付けようとすると、リトAの方は
ララの顎の辺りに唇を触れさせてしまいそうになったりする。
624 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:57:11.85 ID:rGq+1OBL
どうにか苦労しながら、リト達は少女達とのファーストキスをやり遂げた。
「……はぁ。キスって、こんなに気持ち良いものなんだね……」
ララが似合わない表情でうっとりしている。
「リト君の唇、思ってたより柔らかいね。ふふっ」
春菜は恥ずかしそうにはにかんでいる。
しかし二人のリトは、そんな感想を抱いているどころではなかった。
童貞ならばファーストキスは緊張して当たり前だが、
それ以上の苦労や努力を重ねに重ねて、このキスを成し遂げたのだ。
これでどんなに体力と精神力を使っているか、彼女達は分かっていない。
リトはとても感動など覚えている余裕は無かった。
せっかくの、ララと春菜とのファーストキスなのに。
「それじゃ次は、本格的に訓練開始だねっ!
リトAは私の右の胸を、リト一号は春菜の左の胸を触ってみて」
「「両方とも右胸とかじゃ駄目か? これ、相当疲れるんだけど……」」
「それじゃ訓練にならないじゃん。リトったら」
「そうだよリト君。頑張って!」
春菜に笑顔で「頑張って」などと言われたら、頑張るしかない。
実は今の「頑張って」という言葉こそ、春菜からすれば頑張って口にした事だ。
一応リトの訓練という名目だから言えただけで、普段の春菜なら、
自分の胸を触る事を自分からリトにお願いする度胸など無い。
訓練を口実に積極的になれる分、こっそり春菜はララに感謝していた。
「俺は、ララの右胸……」
「俺は、春菜ちゃんの左胸……」
慎重に手を伸ばし、何とか要求通り、乳房に触れる。
「あんっ」
「ん、ふ……」
少女達は一様に、気持ち良さに襲われた。
普通、体を開発されていない処女がこんな簡単に感じる事は無いのだが、
ToLOVEるの世界では処女だろうと何だろうと、簡単に感じる体質だ。
「んん、リトぉ……もっと優しくぅ……」
「「あっ、わっ、悪いっ!」」
別に春菜の方は何も文句を言っていないのに、リト一号ごと謝ってしまう。
「ねぇリト君。二人とも右手を使うのって、ちょっとズルくない?」
「「え、そうか?」」
「そうだよリト。リトAは右手で、リト一号は左手で触ってみようよ」
だから、それがどんなに大変だと思ってるんだ……。
625 :
愛人契約:2012/03/18(日) 22:58:44.25 ID:rGq+1OBL
春菜の左胸にリト一号が左手を伸ばし、右手を引っ込めた事で、
リトの苦労はより顕著に表れた。
リトAが右手を動かしている間、使う必要のない筈の
リト一号の右手がウズウズしている。
勿論、リト一号の左手が動く時、リトAの左手も同様に小刻みに揺れる。
それぞれ不要な手は今真っ直ぐ下ろしている状態だと言うのに。
そればかりではない。
ララは春菜より巨乳だ。
例えばリトAがララの胸の先端、乳首だけを責めようとすると、
それにつられてリト一号の左手も同じように動こうとする。
ところがその位置に春菜の乳首は無いので、リト一号の左手は宙を彷徨う。
「……ララさんの方が胸おっきぃもんね」
「「ご、ごめん春菜ちゃん! ワザとじゃないんだ!」」
ワザとじゃないから尚更春菜は悔しいのだが。
それにしても春菜とララは、胸の大きさ以外にも違いが多い。
肌の色合いもそうだし、固くなった時の乳首の大きさや乳輪の直径、
乳房の弾力に至るまで、同じところが一つとして無い。
それでも違う星の生き物としては似通い過ぎている方なのだが。
「はぁ……あんは……んふぅ……」
「ふぁあ……これ、何……くすぐったいのとも違うカンジ……」
「それがきっと、気持ち良いって事なんっ、あ、」
「そ、そうかな……やっ、ん」
さすがToLOVEる世界の住人。
まだ胸を簡単に揉まれているだけで、早くも良い反応だ。
リトはこっそり二人の少女の下半身を確認した。
「今までさすがに女の子のアソコを直視した事は無いけど、
地球人もデビルーク星人も殆ど一緒の形してるんだな」
厳密には、リトは何度も女性のアソコを見てきている。
ただ、たまたまショックで前後の記憶を失ったりしているだけだ。
「「秋穂さんの言ってた、濡れるって、こういう事かぁ」」
「ヤダ……言わないで、リト君、う……」
「えへへ……アタシもう、ビッショビショだよぉ……」
貞操観念の違いが、そのまま少女達の言葉の違いに現れた。
濡れる事を恥とする春菜に、濡れる事を何とも思わないララ。
多分ララの方は、濡れるという事の意味を深く分かっていない。
626 :
愛人契約:2012/03/18(日) 23:00:11.76 ID:rGq+1OBL
特訓と言うだけあって、二人のリトは、一時間もする頃には
もう差し支えなく別々に動く事が出来るようになっていた。
リトAがララの乳首を吸っている間、リト一号が春菜にクンニし、
リトAがララにクンニしている間は、リト一号が春菜の乳首を吸う。
手マン一つにしても両者で異なっており、
リトAが中指を突っ込んでララを掻き回すと同時に、
リト一号はむしろ掌全体で春菜の陰唇を撫で回したりする。
「「ララの方は毛が一本も生えてないのな。デビルーク星人はこうなのか?」」
「んっ、ふぁ……もっと大人になったら……生えると思う……」
もっと大人になったら、と言うのがいつの事なのか、リトには分からない。
今まで外見年齢で何となく同い年だと思ってきたが、
よく考えたらララが地球時間換算で何歳なのか、よく知らないのだ。
ひょっとするとリトより百年以上長く生きているかも知れないし、
もしくは意外と美柑と変わらないくらいの歳なのかもしれない。
「「春菜ちゃんの方は生えてるけど、結構薄いんだな」」
「う、うん……お姉ちゃんにはよく馬鹿にされるけど……子供っぽいって」
「「そんな事ねぇよ。凄く綺麗だ」」
「有難う……リト一号君」
いや、もういい加減その呼び方は止めようぜ。
とは思うももの、実際リトAとリト一号でもう別人と言って良い程、動きが違う。
呼び方を「リト」で統一して欲しいと、中々言い出せない彼だった。
「ねぇリトぉ……私のアソコ、変な味しない?」
「何だよララ、そんなのが気になるのか? う〜ん、そうだなぁ……
比較対象があんまり無いけど、ララのはシロップみたいに甘くて、
春菜ちゃんのは少ししょっぱい、かな?」
「え? ララさんの、甘いの!?」
リサから聞かされていた話と全然違う。
愛液は誰しもしょっぱいものだと言われていたのに。
「そんな……それじゃあララさんのお汁の方が、美味しいんだ……」
甘い=美味い、と直結して考えてしまうのは、女の思考だ。
「「そ、そんな事! いや別にララのが不味いワケじゃないけど、」
春菜ちゃんのだって美味し……いや、その……」
処女相手に、童貞が、マン汁を「美味しい」と褒めるなど。
そもそもそれは、果たして褒め言葉なのだろうか?
リトには分からなかった。
627 :
愛人契約:2012/03/18(日) 23:02:09.49 ID:rGq+1OBL
サラウンドで両サイドから聞こえてくるリトの声にも、
ララと春菜はもう随分と慣れてきた。
互い十分に陰唇もほぐれ、いつでも受け入れる準備が整っている。
「一緒にイケると良いね、春菜!」
「うん、そうだね」
多分リサにその言葉だけ聞いた事があるのだろうが、
ララは果たして、「イク」を理解しているのだろうか?
春菜に「童貞」という言葉すら教えてなかったようだがら、
案外とリサもミオも、それ程深い話をララや春菜にしていない可能性がある。
少女達は膝を上げ、M字開脚のようにベッドの縁に両足をかけた。
流石に二人のリトが揃って普通の正常位が出来る程ベッドは広くないので、
リト達はベッド脇に立ったままでの挿入となる。
「「それじゃ、入れるぞ……」」
ララ、春菜ちゃん。
最後の名前を呼ぶ瞬間は、二人のリトがそれぞれ別々に、しかしタイミングを揃えた。
「うん、来て、リト」
「なるべく痛くしないでね、リト君」
リトAとリト一号は、今まで一時間以上訓練と称して責め続けてきたソコに、
それぞれの剛直した物体の先端をあてがった。
それは思いの外すんなりと突き進んでいったが、リト一号の方が途中で止まった。
「あぐっ!?」
「は、春菜ちゃん! 大丈夫か?」とリト一号。
「だ、大丈夫……処女膜に当たってるだけだから……」
「ララの方はどうだ?」とリトAが言う。
「うん……その処女膜っての、よく知らないけど……多分デビルーク星人には無いから」
ララの言った通り、リトAの方は殆ど抵抗無く、
出血も無く、春菜より一足先に奥まで到達した。
リト一号はゆっくりと力を込め、春菜の純潔を裂いていく。
「あっ、が……ひぎぃっ……いんんっ」
ララと違い、春菜の方はボロボロと涙をこぼしている。
もう少し優しく入れるべきだったかと、今更リトは後悔した。
秋穂の言っていた、童貞と処女では大変という意味が、ようやく分かる。
やっとの思いで最奥に達した時、リトは少し休もうと思った。
自分の為では無く、春菜の為だ。
「「二人とも大丈夫か? 抜こうか?」」
「良い……このまま、最後まで……」
春菜に遠慮して何も言えなかったララの気持ちを、春菜は代弁した。
代弁と言うより、二人とも同じ気持ちだったのだ。
途中で止めたりせず、最後までしたいというのが。
「「それじゃ、動くぞ……?」」
628 :
愛人契約:2012/03/18(日) 23:03:35.71 ID:rGq+1OBL
訓練により別々の動作が可能となった今でも、リトAとリト一号は、
互いにそっくり同じ動作をするのが基本最も楽だった。
手を抜きたいというわけではないが、激しいピストンに集中する余り、
どうしてもララにも春菜にも全く同じタイミングで突き、
同じスピードで擦り上げ、同じ深さで抉るようになっていた。
それは彼女達も望むところだった。
ララも春菜も、同じ様にリトに愛してもらいたかった。
どちらかが愚直なスピード重視の動きで、
どちらかが回転や角度を調整したテク重視の動きであるなど、
少女達の理想に適うところではない。
この先何度かリトと交わる機会があるとして、
その時々で違う突き方や抱かれ方を望む事もあるかも知れないが、
少なくとも今は二人とも同じ抱かれ方をしたいと思っていた。
「「はぁぁ、はっ、はぁっ、はぁっ……」」
リトAとリト一号は、全く同じ声で喘ぎ、全く同じ突き方をしていた。
ララと春菜のマンコは、キツさや深さがそれ程違いが無く、
同じ様な突き方をしても二人ともちゃんと奥まで亀頭が到達していた。
「ひゃふっ! うぁっ、んんくっ! あはぁっ、あん!」
「わ……ふぇっ! ……これっ、あぁっ! なんか……あぁっ」
同じ突き方をしていても、感じ方はララと春菜で異なっていた。
どちらかが相手より気持ち良さで勝っている、という事ではない。
ただ感じ方の種類と声の上げ方が違うだけで、満足感は同じ。
声どころか、物理的な音も違う。
ララの方が春菜より尻の肉付きが良いので、肉のぶつかる音も派手だ。
ララの方が「たぷん」という音なら、春菜の方は「ぱんっ」といったところか。
だがこれもやはり、どちらが優れているというものではない。
「リトぉっ……き、キスしてへぇ……」
「リト君……わたひもぉっ……」
言われるままに、リトは上半身を折り曲げて目の前の少女達に顔を近付け、
貪るように唇と舌をねっとりと絡め合った。
そう言えばディープキスはまだどちらにもやっていなかった。
全員ディープキスは初めてだから、舌遣いはぎこちない。
ただ舌を伸ばして蠢かすだけで、相手の舌を吸うとか、
歯茎を舐めるなどといったテクは、まだ思いもつかない。
それでも彼らは、彼女らは、満足だった。
「あっあっあぁっ、なんかくるっ!」
「なにぃ、これっ……なんか変なっ……」
「「くぅっ……はぁっ……俺も、もうっ……!!」」
三人(四人?)は、同時に果てた。
629 :
愛人契約:2012/03/18(日) 23:04:49.04 ID:rGq+1OBL
二人仲良くしっかりと中出しされて、ララも春菜も幸せだった。
避妊の事など全く考えていなかった事を今になって焦る気も無い。
「わぁ、あったかぁい」
リトのように道具で分身などしなくとも、ララも春菜も、
今同時に全く同じ暖かさを、下腹部に感じていられる。
まるでリトだけでなく、ララと春菜もまた、二人で愛し合えたかのよう。
「「二人とも、こぼれてきてるって! ちゃんと拭かなきゃ!」」
慌ててティッシュを取ろうとしたリトの体から、煙が立ち上り始める。
「あれ? リトの体が……」
「リト君、どうしたの?」
「「わ、わかんねぇ! おいララ、これは一体……」」
瞬間、最初の時と同じように、爆発的に膨張した白煙にリトの体が包まれる。
彼等は揃いも揃って失念していた。
ララの発明品には、失敗が多いと言う事を。
「い、一体……何が起こったんだ……?」
「……あれ? リトが一人に減ってる」
「本当だ! 思ってたより早く効果が切れたんだ!」
少女達に言われて、リトは自身の体を見下した。
右手も左手も、体のどの部分を見ても、元通りになっている。
結果論だが、今回に限り、ララの設計ミスは全て良い方向に転がっていたようだ。
「良かったぁ……正直生活に苦労すると思ってたんだよ」
「でも、ちょっと惜しいかも。
ララさんと一緒にセックスするの、凄く気持ち良かったし」
「私もー! ねぇリト、もう一度分身して、二回戦しようよ!」
「いや、それは流石に……お前の発明品が、
次も全く同じ効果を発揮してくれるかどうか分かんないし……」
回路のショートなどによる偶発的な効果だったとしたら、
次にあの光線を浴びたら、二度と元に戻れなくなる可能性だってある。
気持ち良かったのは事実だが、出来れば二度と分身したくないと思うリトだった。
第三話終了。
631 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/19(月) 00:00:34.89 ID:d7EBQfdQ
乙
ageスマン
ふむふむ(´・ω・`)
(`・ω・´)
まだー
638 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 21:41:56.24 ID:qIRJRLdG
「ほらヤミちゃん……気持ちいいんだろ?『お○んこ気持ちいい』って言ってごらん? 」
「…く…ぅ…」
「言わないと抜いてあげないよ?ま、俺としてはどっちでもいいけど」
「…………………ちいい…です」
「あぁ!?んな小さい声で聞こえるか、処女ま○こに男咥え込んで気持ちいいですって叫べや!」
「……っ…………いい、です!処女ま○こに、男咥え込んで……気持ちいい、ですっ……!」
「うっ……きゅ、急に締め付けてきやがった……で、出るっ!」
「ぇ、ぁ……ぁあっぁぁぁぁぁぁッ…………!!」
「……嘘、つき……」
「くくく、嘘なんかついてねえさ。ちゃんと“抜いて”やっただろ?」
「そん、な……」
「さてと……オイお前ら!ヤミちゃん気持ちいいみたいだから、早い物勝ちでくれてやる!」
「………ッ………!!」