ファイアーエムブレム&ティアサガ第36章

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880名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 21:53:38.33 ID:OOIMUw9u
追加と訂正
・ファ:1
・ソフィーヤ:3
・エレン、シャニー、リリーナ、ララム、ニイメ:4 
・クラリーネ、スー、フィル、ティト、キャス、ギネヴィア:5 
・セシリア、ブルーニャ、ロイ:6 
・ドロシー、ユーノ、イグレーヌ:7 
・エキドナ、ミレディ:9 
・ウェンディ:10 

こうしてみてもやっぱり「体格」の意味するものが何か良く分かりません><
ガタイの大きさということであれば、キャスがシャニーやリリーナより大きいというのはいささか違和感が。
881名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 22:26:34.65 ID:4sfyT9Ki
マチュア「体格なんて気にしたら負けだと思ってる」
882名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 22:37:14.93 ID:mnvuwX/O
>キャスがシャニーやリリーナより大きいというのはいささか違和感が。

ヒント:おっぱい
883名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 22:43:07.86 ID:0/Y2CEz0
>>882
となると魔乳が中程度になってしまうのだがな。

キャスは衣服のあちこちにお宝を隠してるからだと思ってる。
884859:2011/10/30(日) 23:03:32.43 ID:mnvuwX/O
アーサー(平民親)とアマルダのSS投下します
前回の続きとなっており、注意点は特にありません
途中で容量がヤバくなったら、自分が次スレ立てます
885悩める女騎士の手記2(アーサー×アマルダ)@:2011/10/30(日) 23:05:33.89 ID:mnvuwX/O
あの一夜を終えてフリージに帰ってからも、私とアーサー様の関係は続きました。
「アマルダ、少し時間いいかな?」
従騎士たちの集う訓練場にアーサー様は自ら足を運ばれ、指導している私に声をかけられました。

「アマルダ将軍、アーサー様に相当気に入られているみたいだな」
「側近中の側近だからな。実際優秀な人だよ、あの人は」
「相談とか言って、陰で何かやらしい事でもしてるんじゃないの?
 将軍って結構な美人だし、体つきだって生唾モノだ。
 アーサー様が夢中になるのも分かる気がするな」
「コラ、将軍やアーサー様に聞かれたらどうする。滅多な事は言うな」
「いいじゃないか。軍ではもっぱらの噂だぜ、将軍がアーサー様とデキているってのは……」
「大体あんな美人なのに浮いた話一つないっていうのが、そもそもおかしいよな。
 ああ……、俺もあの自己主張の激しいエロい体をメチャクチャに犯したいぜ」

口さがのない兵士が小言でそのように話しているのを聞き、私は顔を隠して逃げ出してしまいたい衝動に駆られました。
流されるままに私は了承の返事をして、彼についていきました。

   #  #  #
886悩める女騎士の手記2(アーサー×アマルダ)A:2011/10/30(日) 23:08:06.32 ID:mnvuwX/O
連れて行かれた場所は百花咲き乱れる見通しの良い中庭で
お茶会を催す時などに使用する休息所だけがその中心にありました。
「アーサー様……」
件の休息所で私は辺りを見回しました。
腹部の辺りまでしかない小さな壁以外に、この場所で視界を遮るような木々はありません。
「何だい、アマルダ?」
「こ、ここで……されるのですか……?」
私は聞きましたが、既に返事は分かっていました。アーサー様は優しく微笑んでおられます。
「君は花が好きだろう。暇があればこの花園に来ているから」
「で、ですが……」
「大丈夫。誰も来たりはしないよ」
アーサー様は私の髪を触り、鼻を近づけます。
「いい匂いだ」とおっしゃった後、彼は遠慮される事なく私の恥ずかしい所に指を沿わせました。
「しかし……君が早くさせてくれないと、している最中に誰かが来るかもしれないね」
「……分かりました」
私はアーサー様の前で膝を折り、彼のズボンを下ろしました。
薄布に包まれた彼の巨きなものが突き破らん限りにたくましくなっております。
それを解くと例の雄々しい性器が、巨木の枝のように太くなっております。
「君のアソコに入れる前に、ちゃんと綺麗にするんだよ」
私は黙ってうなずき、根元を軽く握って肉槍の穂先を口に含みました。
紅唇に肉幹の脈がはっきりと感じられます。
「んっ……あむっ……、んむぅ……」
私の口の中を彼の熱い肉塊が占拠しています。
私は隙間をくぐるように舌を動かし、性器の汚れを拭い取っていきました。
「ほら、ちゃんと音を立ててしゃぶらないとだめだろう?」
私は恥ずかしさを我慢して、唾液を口内で撥ねさせながら味わいます。
「んぶぅ……、んちゅっ……じゅぶっ……! ちゅぴ……じゅるるっ……、ちゅぽぉ……!」
「うん、いいよ。やっぱりアマルダの口で洗ってもらうのが一番だよ」
長い間懸命に口淫を続け、やっとアーサー様が放精をなさりました。
私はそのままの状態で彼の子種汁を口内に受け止めます。
ほのかに甘く後から苦く感じる、あの特有の淫汁が少し喉を伝って胃に落ちていきました。
「全部こぼさずに飲むんだ」
主君の命に従い、私は粘ついた淫液をゴク、ゴク、と小分けして喉に通していきます。
そうしないと喉に液が絡まり、むせてしまうのです。
887悩める女騎士の手記2(アーサー×アマルダ)B:2011/10/30(日) 23:09:28.79 ID:mnvuwX/O
「じゃあ次は、君のものを舐めさせてもらおうかな」
「ア、アーサー様……」
私は躊躇いがちに下穿きをその場で脱ぎ下ろしました。
そして手すりに手を置いて、彼に丸出しの臀部を差し出します。
「私に対する戯れは、またの時で結構ですので……。そのぅ……こちらでお慰み下さいませ……」
アーサー様の前戯には大変時間がかかります。私は早くこの破廉恥な時を終わらせたく思い
恥を忍んで性交に臨んだのです。幸か不幸か、私の恥部はアーサー様の唾液の助けがなくても充分湿っております。
「こんなに早く挿入れてもいいのかい、アマルダ?」
彼は戯れに私の恥門を二本の指で淫らに撫でています。肉の花弁に指が沿う度、私は身を捩りました。
「問題はありません……早く私のカラダを味わって下さい……」
「んー……どうしようかな……」
後ろは見ていませんが、アーサー様が意地悪な笑みを浮かべているのが分かります。
彼はわざとご返答を延ばして、私の恥部を愛撫し、恥らっている様を楽しんでいるのです。
「お、お願いしますっ……アーサー様ァ……!」
「そう強く頼まれたら断れないなぁ」
やっと彼の指が離れ、私はホッと胸を撫で下ろしました。
「挿入れるよ、アマルダ……」
彼は肉色の穂先を秘門に宛がうと、一気に奥まで貫き通しました。
その予期せぬ一撃で私は軽く絶頂を迎えてしまい、足腰に力が入らなくなりました。
彼の芯が通っていなければその場にへたり込んでいたでしょう。
「入れただけでイッちゃうなんて……アマルダは可愛いな」
年下の殿方でそのような甘い言葉を私に囁く方はアーサー様しかおられません。
彼の囁きには何か蕩けさせるような魔力があるのでしょうか。
888悩める女騎士の手記2(アーサー×アマルダ)C:2011/10/30(日) 23:10:35.28 ID:mnvuwX/O
「いくよ」
ほとんど間を置かずに抜挿が再開されました。彼の熱いモノが私を何度も貫き、責め立てます。
色とりどりの花々が咲き乱れる百花園の中心で、私はクラクラするような甘い悦楽を感じています。
背後から彼が突き入れる度に、私の恥部は歓喜の蜜汁をもって迎え、馴染んでいきました。
「ああっ……ダメですっ、あぁん……は、激しく……なさら、ないで……!」
私は荒い吐息の間にこのような事をアーサー様に懇願いたしましたが
アーサー様はなおも激しく私を犯しました。私はたまらず彼の猛攻の中、何度も意識を飛ばして快美を味わいました。
「好きだ、アマルダ……!」
私の背中にピタと胸板を合わせ、アーサー様は両手でこの胸を鷲掴みにし、揉みしだきます。
彼の手の中で、私のいやらしい柔乳が幾度も形を変えていきます。
荒々しい中に優しさを有した胸乳への愛撫に、私のカラダは悦びに震えました。
「くうっ……!」
アーサー様が小さく呻いた後、私の子壺の入り口に熱くどろっとした淫汁が強かに放たれました。
私は心地良さのあまり涙を流しながら、堪えきれずに高い嬌声を発して達しました。
膣口から受け切れなかった精汁がとろとろと漏れ、糸を引いて地面に降りていきます。
もう既に、私の恥部はアーサー様のものになっていました。

   #  #  #
889悩める女騎士の手記2(アーサー×アマルダ)D:2011/10/30(日) 23:11:27.11 ID:mnvuwX/O
私はアーサー様の好きな時間そして好きな場所で、何度も抱かれました。
私室では何度情交に及んだのか分かりません。
夜のバルコニーや庭園で彼の愛を受け入れた事も一度ではありません。
奥様との婚礼当日も私はアーサー様に求められ、彼のモノを受け入れました。
結婚されるご相手はヴェルトマー家出身の女性で、先々代ヴェルトマー公の傍血の子孫です。
アルヴィス前皇帝の御子には現皇妹ユリア様と闇皇子ユリウス、そして妾腹の子が一人いらっしゃいました。
このうちユリウスは倒され、ユリア様は王都バーハラで皇帝陛下の保護によって幸せに暮らされております。
妾腹の方の行方は聖戦以来、杳として知られません。
ヴェルトマー家は前皇帝の治世の下で、皇帝の威光を傘にして民を虐げていましたので
様々な方から恨みを買っております。前皇帝が亡くなられた今、かの公爵家は存続を図ろうと努めました。
そこで名門の家柄で庶民に人気のあるアーサー様に一族の女性を嫁がせる事にしたのです。
アーサー様に白羽の矢が立ったのはそういう訳ですが、フリージ家に嫁いで来られた奥様は
高慢に皮を被せたような典型的な貴族の女性でした。
彼女は度々領民を苛め、アーサー様と対立いたしました。
そして何かにつけて平民の血の混じった出身であるアーサー様を馬鹿にしました。
良好な夫婦関係は決してありません。

結婚なされた後も、私とアーサー様の関係は続いております。私は奥様に申し訳なく思っておりました。
しかし、身体は既に女の悦びを覚えて止まりません。それに……ご傷心のアーサー様を慰めているうちに
いつしか私も心底から彼を恋慕し、求め始めていました……。
890名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 23:15:22.65 ID:mnvuwX/O
以上です。書き忘れましたが、補足しますと
サイアスがヴェルトマーに戻る前の出来事です
891名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 00:12:25.83 ID:W6iJ+fsE
ギリギリ足りたが、スレ立てるべきかどうか
892名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 02:22:20.30 ID:i5RUWbw7
順調にアマルダさんが染められていて素晴らしい。
アーサーのお戯れ方も最高ですな。二人共好きなキャラなんでこの間からもうたまらん。

ファイアーエムブレム&ティアサガ第37章
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1319995214/

次スレ立てときました。
893名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 02:23:24.82 ID:i5RUWbw7
過去スレ
「ファイアーエムブレムのエロネタでハァハァ… 」
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1004/10044/1004451716.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第二章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1020/10200/1020016530.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第3章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1033/10338/1033828837.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第4章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1042/10422/1042292300.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第5章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1048/10487/1048789718.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第6章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1053/10532/1053271621.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第7章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1057/10572/1057238909.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第8章
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10653/1065356946.html
ファイアーエムブレム&ティアサガ第9章
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073706816/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第10章
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085577911/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第11章
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091716927/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第12章
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097309108/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第13章
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1101369533/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第14章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1105165398/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第15章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111765740/
ファイアーエムブレム&ティアサガ第16章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1115994347/
894名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 02:27:55.64 ID:i5RUWbw7
新スレに張るはずが誤爆しました。申し訳ありません。
895名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 05:30:52.81 ID:bm7K5haX
>>892
おつ
896名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 08:29:02.46 ID:sem9YSXe
>>892
乙です
897名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 01:54:32.13 ID:VBh1fqBX
アマルダ愛人ルートきたかっ!?

>>892
スレ立て乙
898名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 02:01:27.27 ID:14Dg2Dld
アマルダさんって陰があるから愛人役はまるなぁ
899名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 00:06:08.12 ID:jV4enuNr
これはもうズブズブいってくアマルダが気になって仕方ないぜ
900名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 14:30:30.25 ID:cpSnK/Si
流れぶったぎって悪いがティトのは、まだ続きあるかな?
901名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 17:10:52.82 ID:OUtZ8X+Z
まあSSがミカンになるのは良くある事だし
902名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 11:44:43.23 ID:va8Z9+2X
埋め
・エロはありません。少なくとも、直接の描写はありません。
・京急及び都営浅草線の好きな方はスルー願います。
・黄色い線の内側に下がってお待ちください。
903名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 11:45:22.78 ID:va8Z9+2X
「リリーナ、やっと城を取り戻せたね」
 オスティアの城を反乱軍の手から奪還したロイは、城の主である青い髪の少女に笑いかけた。彼女を地下牢から救い出した時に
多少言葉を交わしたが、完全に城を取り戻すまでは、再会の喜びを分かち合う余裕がなかったのだ。ロイの言葉に、リリーナも
笑顔で応じる。
「ありがとう、ロイたちのおかげよ。……よかった、お父様の手をわずらわせることがなくて」
「!」 
 ロイは絶句した。再会を喜ぶ感情は吹き飛び、代わりに途方もない重圧が彼の肩にのしかかる。彼女の父、オスティア侯ヘクトルの
死を、彼女に伝えなければならない――。
 突然表情をこわばらせたロイをいぶかしむように、リリーナは小首をかしげた。
「ねえロイ。お父様はまだアラフェンにいらっしゃるの? あちらでの戦いは、とても厳しいと聞いたのだけれど……長引きそう?」
「リリーナ……何も知らされていないのかい?」
「え? なんのこと?」
 純真無垢な表情で、リリーナはロイに聞き返す。本当に何も知らないのだ。ロイは、これから話すことがどれほど幼馴染の少女に
とってつらいことか想像し、目を閉じた。
 そして目を開き、リリーナに向き直る。オスティアの姫は、あどけない顔で少年の目を見つめ返したが、ロイはひるまず口を開いた。
「……気を落ち着けて聞いてほしい。東北本線の起点は、上野駅じゃなくって……東京駅なんだ」
「え……?」
「実際の在来線列車の始発駅は上野だけど、線区上はあくまで東京駅が起点なんだ。ちなみに常磐線はこの逆のパターンになる。
上野駅が始発に思えるけど、それは列車運行上の話であって、本当の起点は日暮里駅なんだよ」
「う、うそ……」
 リリーナは衝撃のあまり数歩後ずさる。追い打ちをかけるように、ロイは続けた。
「それだけじゃない。山手線は環状線として有名だけど……あれは運転系統としての山手線の話であって、本当の山手線は、
品川駅から新宿経由で田端駅に至る20.6kmの路線でしかない。つまり、環状をなしていないんだ。残りの区間のうち、田端駅〜
東京駅間は東北本線の一部で、東京駅〜品川駅間は東海道本線の一部なんだよ」
「いやっ! やめて! そんな……そんな話、信じない! 信じられない……っ!!」
 リリーナは両手で耳を覆い、いやいやと激しく首を振る。その様子に、ロイの心もまた悲しみに沈んだ。
「悲しいけど、本当なんだ。それと……京浜東北線は……」
「いや……もう、もうやめて……」
 むごいと思ったが、まだ肝心のことを伝えていない。ロイは心を鬼にして、恐るべき真実を口にした。
904名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 11:45:56.75 ID:va8Z9+2X
「京浜東北線というのは、路線の名称じゃない。時刻表や駅の案内には一つの路線のように書かれているけど、あれはあくまで電車の
名称であって、線名じゃないんだ。大宮駅〜東京駅は東北本線を、東京駅〜横浜駅は東海道本線を、それぞれ間借りしてるだけって
扱いなんだよ。                                   それと、ヘクトル様は亡くなられた」
「そんな、ひどい……っ!! 大宮〜横浜間の59.1kmは、全部専用複線で……日中は快速運転までしてるのに……どうして……?」
 とうとうリリーナは泣き出した。大陸を覆う戦乱の影にもおびえず、家臣の反乱にあっても不安を口にしなかった気丈な姫君が、
ついに声を上げて泣いたのである。ロイは、この幼なじみの少女が、まるで子供のように泣きじゃくるのを初めて目にした。
 リリーナは両手で顔を覆いながら、東海道線で人身事故が起きると京浜東北も遅れるのに、とか、それならどうして京浜東北線は
新型のE233系で統一されているのにメインの東海道線に211系が混じっているのとか、涙声でつぶやき続けている。ヘクトル
の死を上手く伝えることに成功したロイだったが、思っていた以上のリリーナの悲嘆ぶりに、心が痛むのを感じた。
「リリーナ……」
 気の済むまで少女を泣かせてやろうと思っていたロイだったが、胸の奥から湧き上がる憐憫の情に、つい手が動いた。彼の手は、
悲しみに震えるリリーナの肩にそっと触れる。
「……ロイ……」
 少年の手の感触に、リリーナがようやく顔を上げ、涙に濡れた瞳をロイに向けた。その額に、ロイは静かに唇を寄せた。
「あ……」
「リリーナ……僕が、ついているから」
 ロイの手が、リリーナの手を優しく握りしめる。少女は潤んだ瞳でその手を見つめ、そして再び少年の目に向けた。ロイはその
視線を受け止めながら、リリーナの手をぎゅっと握りしめた。
「東京駅〜神田駅間の1.3kmは、東北本線と中央本線が重複してるみたいに……いつまでも君のそばにいるよ」
「ロイ……もう、格好つけすぎよ……」
 涙に濡れたリリーナの顔に、ようやく微笑みが戻ってきた。そのほころんだ唇に、ロイは自分の唇を重ね、少女の身体を抱き寄せる。
 二人はしばらく夢中でキスの感触に酔いしれていたが、やがてリリーナがそっとささやいた。
「ロイ……私、あなたに……」
「…………」リリーナの決然とした表情から、何か重大なことを告げるつもりだと察したロイは、息を呑んで彼女の次の言葉を待つ。
オスティアの姫は、ロイの腕の中で数瞬ためらった後、きっぱりと顔を上げ、叫ぶように告白した。
「私、あなたに乗り入れてほしい! 私の都営浅草線に、あなたの……あなたの京急新1000系を、乗り入れてほしいの!」
「…………!!」
 突然の相互乗り入れの申し入れに、ロイは驚きのあまり言葉を失った。しかし、彼女の真剣な目を見、自分の胸の奥にある気持ちに
気付いた瞬間、彼は無言でうなずいていた。
905名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 11:46:29.64 ID:va8Z9+2X
「うん……僕も、ずっとリリーナが好きだった。ずっと、乗り入れたかったんだ……」
「ロイ……好き。大好き……」
 二人はキスを交わしながら、ゆっくりと身体をベッドに横たえた。そのまましばらく接吻と抱擁を繰り返していたが、やがて
ロイの手が、リリーナの泉岳寺に伸びた。
「きゃっ!!」
「ご、ごめん! ……優しく、するから……」
「ううん、いいの……」
 初めての感触に、少年も少女も頬を真っ赤に染め、胸を高鳴らせている。ロイは再び、濡れた泉岳寺駅を指でそっと触れた。
「んっ……」
「リリーナ……乗り入れるよ……」
 ロイは、自身の真っ赤な新1000系を、少女の泉岳寺にあてがう。先頭車両が侵入する感触に、リリーナはぎゅっと目を閉じた。
「うっ……!! あ……あっ!!」
 いかに都営浅草線が京急との相互乗り入れを前提に標準軌(1435mm)を採用しているとは言え、初めての乗り入れには痛みが
無いはずはない。しかしリリーナは、懸命に耐えた。そしてようやく、入り口である泉岳寺に列車が到着する。
「んんっ……着い、たよ……次の駅は……三田、だね……」
「うん……本当に、大丈夫? 痛かったら……」
「だめっ!」
 リリーナは首を振り、少年の身体にすがりつく。ロイは彼女を抱きしめ返しながら、彼女の健気さを愛しく思った。彼の
新1000系は、そのままゆっくりと、三田、大門と進んでいく。そして新橋に到着した瞬間、リリーナの身体がビクンと波打った。
「!? ど、どうしたの!?」
「あ、ご、ごめんさい……何でも……何でもないわ……」
 痛みとは明らかに異なる反応に、ロイは戸惑った。が、見ればリリーナも困惑したような表情を浮かべている。まさか……
「……もしかして、新橋って気持ちいい?」
「えっ!?」
「いやほら、新橋って、JRも東京メトロ銀座線もゆりかもめも、いろいろ乗り入れてる駅だから……きっとそれで気持ち
良くなるところが刺激されるんだよ」
「そ、そう……なの……?」
 ロイの説明に、リリーナはなおも困惑していたが、少なくとも痛みはもう感じていないようだ。ロイは慎重に先へと進む。
906名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 11:47:08.74 ID:va8Z9+2X
「……ん……東銀座も……ちょっと、気持ちよかった……」
「そう? あそこはね、都営地下鉄(浅草線)と東京メトロ(日比谷線)っていう二つの鉄道事業者が乗り入れてるけど、ホームの
番号が通しの番号なんだ。珍しいケースだけど」
「だから、気持ちいいのかな……ふふ、変なの」
 まだ半分にも達していないが、だいぶ慣れてきたのだろう、リリーナは微笑む余裕さえ出てきたようだ。ロイも笑顔で応じつつ、
宝町、日本橋へと進む。予想はしていたが、銀座線と東西線が乗り入れる日本橋でも、リリーナは歓喜に身を震わせた。
「んんっ!」
「リリーナ、次は人形町だよ……ほら、到着」
「あっ! また日比谷線と一緒になっちゃう!」
「日比谷線もいいけどさ、地上を500mくらい歩くと、半蔵門線の水天宮駅に行っちゃうよ?」
「ひっ……! だめっ、半蔵門線まで、一緒になったら……!」
「大丈夫だよ、人形町駅との乗り換え業務はやってないから。でも……」
 リリーナを抱きしめながら、ロイはぐっと腰を突き上げた。少女の背が、弓なりにのけ反る。
「あっ!!」
「ほら、次の東日本橋では都営新宿線の馬喰横山と徒歩連絡してるよ! それに、ちょっと遠いけどJR総武線(快速)の馬喰町駅
とも連絡してる……感じるかい?」
「うん……開業当時一番地中深くにあった駅の深さ、感じてる……」
 少女はうっとりと目を閉じながらうなずく。ロイはそのまぶたにちゅっと唇をつけると、再び腰を動かした。
「ひゃっ!!」
 かなり奥を突かれて小さく悲鳴を上げたリリーナに、ロイは安心させるように微笑んだ。
「ごめん。でもさ、総武線のホームに注意書きがあるとおり……まだ浅草じゃないよ」
「え……あ!」
 一瞬戸惑いの表情を浮かべたリリーナの顔が、衝撃と歓喜に赤くなる。蔵前で都営大江戸線と一緒になったからだ。
「ほら、蔵前だよ。エアポート快特は止まらないけど、隅田川花火大会の時だけは臨時停車するよ」
「いいっ、あっ、大江戸線に、地上連絡しちゃうっっ」
 リリーナは切なく喘ぎながら、ロイの首筋にすがりつく。その柔らかな頬や額にキスの雨を浴びせながら、ロイはいよいよ
浅草に進んだ。
「あああ、んああーーー!! 浅草、浅草いいようっ、雷門だいすきぃいいいい!!」
 銀座線及び東武鉄道と一体になった衝撃と、浅草線の線名の由来になった下町の情緒に、リリーナは絶叫した。ロイは震える
少女の身体を抱きしめつつ、一気に前進する。排泄物のオブジェを戴いたビルが間近にある本所浅草橋は軽く停車するにとどめ、
ついに都営浅草線の最奥部である押上に停車した。その瞬間、リリーナは絶頂に達した。
907名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 11:47:37.85 ID:va8Z9+2X
「〜〜〜〜ッ!!」
 びくびくっという少女の身体の震えが、ロイにもはっきりと伝わってくる。乗り入れ先の終点に達した彼の新1000系は、
しばらく押上で停車していたが、やがて折り返し運転を開始した。
「あ……」
「リリーナ……僕、もう、止まらないよ……」
 ロイは少女の身体をきゅっと抱きすくめると、腰を引いて泉岳寺まで引き返した。だが次の瞬間、再び押上方面へと乗り入れる。
そして今度は、途中駅に停車しなかった。
「あ! だめ、そん、な……あ!」
「止まらないって言ったよね……今の僕は、エアポート快特だよ」
「だめ、よ……快特だって、新橋とか、日本橋には、止まって……あ、ああっ!!」
「お客様へお知らせいたします……この列車は、途中駅では停車いたしませんのでご注意くださいっ!!」
 少女の抗議を無視して、ロイは激しく往復運転を繰り返す。彼は、もう自分が京急なのか浅草線なのか分からなくなっていたが、
相互乗り入れとはこういうことなのだとようやく理解できた気がしていた。
「リ、リリーナ……、僕、もう……」
「んああ、う……うううっ!! いいよ、ロイ、いって! 押上でいっていいよ!!」
 終電が近づく中、二人は激しく抱き合いながらキスを交わす。そしてついに、押上でロイは達した。
「いくっ、いくよ! 押上からアクセス特急出ちゃうっ!!」
 浅草線の一番奥深い駅で、ロイのアクセス特急が成田に向けて発車した。熱いアクセス特急が、リリーナの京成成田空港線を
容赦なく走り抜け、成田国際空港に達する。リリーナはがくがくと全身を揺らしながら、とんじゃう、成田からロンドンまで
とんじゃう、処女だけにヴァージンアトランティックで、とうわごとのようにつぶやき続けていた……。

「ロイ……私、いっちゃった……千葉にあるのに東京扱いの成田から、いっちゃったよう……」
「大丈夫だよ。目黒駅は品川区にあるし、品川駅は港区にある。北品川駅は品川駅の南に位置してるし、不思議な不思議な池袋は
東が西武で西東武だから。少しも変じゃないよ」
 ロイはリリーナの頬に軽く音を立ててキスした。少女ははにかみながら、赤い髪の少年にキスを返す。しばらく無言で口づけを
交わしていた二人だったが、ふとロイは少女の髪を手にしてつぶやいた。
「リリーナ……君の髪って、とっても綺麗だね。まるでタキ43000(日本オイルターミナル塗装)みたいだ」
「ふふっ、ロイったら調子いいんだから……あなたの髪も、ED75みたいで素敵よ」
「じゃあさ、今度は東北本線ごっこしようよ。赤い交流電気機関車に牽引される青いタンク車って設定でさ」
「うん……優しく連結して……」
 ロイはうなずいて、再び硬さを取り戻した連結器でリリーナの身体とつながると、ゆっくりと動き始めた……
908名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 11:48:08.36 ID:va8Z9+2X
ごめんなさい埋まりませんでした
909名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 12:11:37.34 ID:dZ6f3/6c
相変わらず六日目神(推定)のネタは面白いな…サイトあったら常連になりたいわw

宇都宮線が東京駅までつながったらどうなるんだろう
行きはいいけど帰りが怖い栃木県民
910名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 13:17:20.20 ID:Z5xqze0G
なんぞwwwwこの発想には脱帽だww
911名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 13:25:08.69 ID:wT2nWmEv
>>902 GJ!

前スレのペットボトルといい、うんちくとエロの合体は妙に面白いな
912名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 20:00:54.01 ID:CzNk6I7f
都会に住んでる人は面白いんだろうが…
電車に殆ど関わりの無い地域に住む人間としてはちょっとがっかり
913名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 20:20:51.69 ID:fqMlsgAz
鉄オタでもなんでもないのに俺のほそみの槍が反応してしまった
914名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 22:28:38.44 ID:SXrHwvga
最初は「へぇー」としか思わなかったが、
あなたに乗り入れて欲しい! と来るとは参ったぜw
915名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 22:51:17.62 ID:/+seRX4j
乙っす
ついでに大阪環状線は起点・終点が同じ大阪駅という本物の循環路線
916名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 01:41:04.56 ID:kqzuem9K
押上とか昔使ってたわwwここで名前を聞くことになるとはww
917名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 13:35:12.74 ID:cP/uPhk6
へクトルの死を伝える件で爆笑した
918名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 23:48:58.12 ID:Dl9NjsCo
これはいいセンスw乙
919名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 01:26:12.61 ID:2Tlkqm8Z
都内地下鉄ユーザーだから、乗る度にこの二人を連想しちまいそうだw
920名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 12:45:41.40 ID:zygG5tjx
>・黄色い線の内側に下がってお待ちください。

内容もいいけど注意書きがじわじわくるw
921名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 23:07:10.60 ID:U0PeXmJ7
レベッカに萌え
922名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 18:33:09.67 ID:J1Z0S1mq
埋めがてらに俺の嫁

暗黒竜…リンダ
外伝…マチルダ
紋章…リンダ
聖戦…マナ
トラキア…マチュア
封印…セシリア
烈火…カアラ、ウルスラ
聖魔…ルーテ
蒼炎…ステラ
暁…ローラ

ティアサガ…エリシャ、ティーエ、リベカ
ベルサガ…エニード
923名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 22:05:58.98 ID:s9DbZpOq
容量か
924名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 22:19:47.31 ID:jR8wN054
カチュアが俺の嫁から奪われなければ何の文句もないぜ!
925名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 23:30:34.54 ID:q5LYPtzo
残念カチュアは俺の嫁
パオラ姉さんも俺の嫁
後はどうでもいい
926名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 23:38:29.45 ID:Mps9yUq9
イシュタルが出ないとかお前ら謙虚だな
927名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 23:40:11.02 ID:7/t4c82z
じゃあおれはリンディスの服のスリットに手突っ込んで好き放題する役な
928名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 00:39:33.56 ID:SaCTu1ju
おれはアスベルとルゥとユベロがいればそれでいい
929エキドナの洞窟@笑い飯
君たちはもう、エキドナの洞窟を知っているか?
この洞窟は、巨大化したフェレ公子ロイの屹立によって、支配されてしまったのだ
この洞窟に満足をもたらすことができるのは、
そこにいる君と、ベルガー商会の御曹司ギースと、エトルリアのミレディン王子しかいないのだ…

君たちはもう、エキドナの洞窟を体験したか?
エキドナの洞窟は巨大化した屹立に支配され、膣奥のニクツボは白濁液に染め上げられてしまったのだ
君たちは、エキドナの体温と肉圧を愉しむための、300ゴールドは持ってきたか…

君たちはもう、エキドナの洞窟二号店が、引き締まった形のよい臀部の奥にあるのを知っているか?
この洞窟は、一号店に比べて肉ヒダこそ少ないのだが、
西方の勇者エキドナが二穴同時に犯される恥辱と苦悶に顔を赤く染め上げる様子が堪らないのだ
君たちはもう、エキドナの洞窟二号店の、入り口の狭さを知っているか?