【俺の妹】伏見つかさエロパロ19【十三番目のねこシス】
「だったら、そんなに早く保科さんの家に行くことはねぇだろうが」
『余裕を持って行かないと、相手につけ込まれます。それに、早めに着けば、敵状視察だってできるじゃ
ありませんか』
薄々は分かっていたが、あくまでも敵地に乗り込むつもりなんだな。それはそれで、もういいや。
「お前が保科さんとそりが合わないのはよく分かった。だが、当日はあらたまった席なんだ。無作法な振る
舞いでひんしゅくを買うようなことは勘弁してくれよ」
『お兄さんこそ、あの女にデレッとして醜態を晒さないようにしてください。いいですね?』
「お前なぁ……」
『とにかく、当日は気を引き締めて行動してください。では』
言いたい放題のあやせは、そのまま電話を切りやがった。