【俺の妹】伏見つかさエロパロ19【十三番目のねこシス】

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594風(後編) 17a/63

「だったら、そんなに早く保科さんの家に行くことはねぇだろうが」

『余裕を持って行かないと、相手につけ込まれます。それに、早めに着けば、敵状視察だってできるじゃ
ありませんか』

 薄々は分かっていたが、あくまでも敵地に乗り込むつもりなんだな。それはそれで、もういいや。

「お前が保科さんとそりが合わないのはよく分かった。だが、当日はあらたまった席なんだ。無作法な振る
舞いでひんしゅくを買うようなことは勘弁してくれよ」

『お兄さんこそ、あの女にデレッとして醜態を晒さないようにしてください。いいですね?』

「お前なぁ……」

『とにかく、当日は気を引き締めて行動してください。では』

 言いたい放題のあやせは、そのまま電話を切りやがった。