ダ・サイダーが宇宙海賊というネタもあってだな…EX2でそっち方面にレスカ共々かぶれてたらしいし
レスカは亡国復建という夢を抱いてあちらこちらを旅している元王女。国を倒した黒幕の正体を探りつつ、ほとぼりが冷めるまで故国には近づくまいと決意。
とある街で一人の踊り子と知り合い、その少女の住み込む見世物小屋の用心棒として雇われることに。
深夜、そこにダ・サイダーを頭とする宇宙海賊団(街には食料調達に寄った)が侵入。やりたい放題だが、少女達に手をつけようとするのをレスカが退ける。
そこへダ・サイダー登場。この暴虐な行為はダ・サイダーは指示していないので、強行した副頭たちをぎっちりシメる。そこでレスカがダ・サイダーにビンタ→頭がしっかりしてないからじゃないのと一喝し、ダ・サイダーに気に入られる。
レスカが一緒に行くと頷かないので、ひっそり恐喝を耳打ち→仕方なく宇宙船に同行し、愛人関係スタート(愛玩?)
肉体的快楽にもプレゼント攻撃にもなびかないレスカにダ・サイダーはのめり込んでいって、その間義賊に近いダ・サイダーが前から気に入らなかった副頭たちは反旗を翻すべくチャンスを窺う……
気づいたらレスカはパラレルでも王女ポジに据えることが多いなあ
>>735 >設定やネタはいっぱい考えてるけど、スレ投下には長いしスレチ気味になるし
わ か る
ラムネは二次創作できる設定的な遊びがすごくあって
ネタは湯水のようにわいてくるがモノにならない
大風呂敷広げても、正直書き上げる自信がないわ…
エロと設定のうまくかみ合った文を書いてみたいもんだ
>736
囲われるレスカって新しいな〜
内心好きになってるのに意地はって素直になれないレスカ(って原作だなw)かわいい
レスカ、副頭にも狙われてそうだな
レスカを口説いたり、思い通りにならなくてやきもきしたり嫉妬したりというダ・サイダーは
UMAレベルで希少種すぎて超見たいです。「実は夢中」じゃなくて「あからさまにメロメロ」なダ・サイダー見てえ
ダ・サイダーはもっとレスカを褒めろ!口説け!べたべたしろ!
>736は最近連続投下してくれてる人だよな?
>736のダ・サイダーは原作っぽいアホ(褒め言葉)を保ちつつ、かっこよさ三割増しくらいで、いい感じだな〜
ついついダ・サイダーをかっこよくしたくなっちゃうんだけど、それは本意ではないんだよな〜
>王女ポジ
レスカは気位高いし、生まれながらにして人の上に立つ器だと思う。VSでは小物にされちゃったけど…
次スレが進んでるのを見てこっちは見てなかったけど、まだだいぶ容量余ってるのな……
>>737 副頭どころか、海賊なんてヤローばかりで女に飢えてるわけで
つまり目を離すと輪か……
>「実は夢中」じゃなくて「あからさまにメロメロ」なダ・サイダー
これは昔馴染み設定じゃないパラレルだと感情ストレートにできてオイシイかなと
あとレスカにバトルさせたいっつーのが海賊ネタに表れてる
原作ではギャグで得物使ってるのが大半だったからさ
ドン・ハルマゲのとこにいた時仕込まれてただろうし、
姫として育ってても基礎程度は体得してそう
>736だが、ここんとこ投下してんのは自分だけだな
お陰でストックが切れて何もできんwww
ダ・サイダーはついつい恰好よくしたくなるよなー
VSはな…初期のレスカなら違和感なかったかもしれないけど……
命乞いの時に唇噛みしめてるアップでもあればまだ救われたなぁ
>738
放っておいても落ちなさそうだから埋めようぜ
>>739 レスカは羽手裏剣が目立ってるけど、体技達者だよな、原作でも
幽霊の星の回とかカセットブックでも華麗にダ・サイダーに技を決めまくる場面があるし。
ダ・サイダーは確かに幼馴染じゃない方が素直に感情表せるな
記憶喪失の時も、レスカを見かけたとき「なかなか美人」って思っててそこに禿しく萌えた
いつもは一緒にいすぎて目が曇ってるからなwww
投下いつもものっそ乙
今びみょーに過疎ってるからな
投下してもスレ立ての時もほとんど反応無いし
自分も小ネタだけでも投下できるようがんばるぜ
>738>739
圧縮とタイミング合わないのかな…
埋めるなら、書き込みできなくなるまで結構あるから
新スレも忘れずに保守しないとあっちが逆に落ちる可能性があるかも
頑張って埋められるように一ネタ投下してみようと頑張ってみるかな
書きたいネタはあるっちゃああるし
VSでしかもパフェカカネタやけども
百合もまた乙なもの
しかしノマもホモも百合も一応公式の範疇とは、ラムネは間口広いな…
FRESHはレンタルも無かったし、見る機会が無かったけど
絵きれいだしOPは相変わらずいいよな
どんな感じにラブラブに持ってくのか気になる
投下がんがってくれ
何というか、書き出してみたら、
ダラダラした展開+エロが全然無い+完全俺解釈で皆置いてきぼり
と、酷いものに
SS書いてないと腕落ちるよねぇ……
とりあえず、週末くらいに投下できたらいいなぁ
>>742 何でもありなのがラムネのいいところなんじゃないでしょうねぇ
ちなみに、SS書くためのBGMとして、FRESHのサントラ引っ張り出してきたら、
初回限定版の箱に、パフェとカカオのメッセージが付いてるんだけど、
それを見直して吹いてしまったw
「カカオ、私のためにみそ汁をつくってくれっ」だの
「パフェ、ずっと一緒にいようね」だの
完全に夫婦じゃねーかwww(しかも両せりふともハートマーク付き)
中の人の二人もそんな感じのノリだったし、百合は公式ということで一つ
そうじゃないとSSの展開が……!!
期待せずに待っててくれたら、嬉しいなぁ、とだけ
>>740 筆が乗ってきたから海賊ネタ書いてるが、くっそ長くなりそうだ…
章で区切ったら7章とかでな……のんびり書き進めても、ろだ投下かな
エロ要素はあるが、パラレルは今までのスレの流れ見てると投下しづらいというのが本音
あと、過疎ってても見てる人はある程度いるんでないかという希望的観測
自分もロム専だったのが、萌えの噴き出しで投下始めたし
>>743 すっげー見たいからじっくり頑張ってくれ!
パフェカカ可愛いな〜
FRESHは見てないんだが、VSではカカパフェでも美味しく頂けるわ
やっぱパフェカカが主流なのかー
>>744 じっくり頑張りますー
ようやくエロシーンっぽくなってきたw
しかし、真面目に書いてるからエロくなりそうにないwww
<パフェカカかカカパフェか
これは個人的な意見なんだけど、カカオは天然誘い受けではあるが、攻めではないなぁ、みたいな
リードするかもしれないし、主導っぽい感じになるかもしれんが、あくまでポジションは受け
ただし、百合だし、シチュによってのリバは大いにありなんじゃないかなーと
持ち弾使い切って創作のモチベーション下がってたが、ここで雑談してたらまた燃え上がってきた…!
書きかけの長編ほっぽって、短編だのオムニバス作だの書いてるわw
ここにSS投下すりゃ容量埋まる気がするがなぁ
雑談&プロット投下場所として使ったほうがいいんだろうか
>>746 とりあえず500ぴったしで書き込めなくなるのははっきりしてる
継続的に書き込めばいきなり落ちることは無いと思う
ただ2ちゃんルール的にいつまでも2つのスレを使ってるのもどうかと思うし…
はやく埋められるなら落ちるの待ってるよりいいかも?
746のモチべ高くていいな〜
いつもは過疎ってるから、自分も雑談嬉しい
ネタ話とかもっとしたいよ
そうなんだよな〜重複スレと見なされてもしょうがないし…
んじゃ後でこっちに投下する
プロットやら短いやつ
あと30キロバイト稼ぐのは無理かもしれんので雑談挟みつつやるべ
モチベ保ってるのはここのお陰
一人でも読んで反応くれたら嬉しいしやる気でるぜ
あと、継続して書くことって大事だと思ったよ
まず一点
甘甘ダーレス
*******
「あ〜あ、俺様のかわいいレスカはどこにいったのかなぁ〜!」
わざとらしい大声で、あいつが呟く。
あたしがいつ、かわいい女だったっつーのよ。はん、寝ぼけたこといってんじゃねーわよ。
自虐的な反論は辛うじて飲み込む。
ついさっきまで口汚く罵りあっていたのは夢だったのかしら?
無視を決め込むあたしの耳元で、更にあいつが囁く。
「どこいったんだろうな、かわいい、かわいいレスカちゃんは、」
吐息が耳の中をくすぐって、こそばゆい。
何よ、これ。切り口を変えて、あたしを籠絡しようっての?
だんまりなあたしに痺れを切らしたのか、あいつは正面に回り込んできた。
「なあ?聞こえてんだろうが。」
いい加減リアクションが欲しくなったんだろうけど。
あたしは目の前にいる奴の目をじっと見つめた。
あくまで、感情は滲ませないように。
根比べに負けたのは、あたしに負けず劣らず短気なあいつ。
「だー!いい加減に返事しやがれっ!」
ふう、と溜息ひとつの後に、バカ男の頬を両手で思いっきり挟んでやった。
「…ぷっ、ヘンな顔!」
「……色男になにしやがる。」
「あは、確かに今の顔はイケてるわよ?感謝なさい。」
「てめ…」
「慣れないことするんじゃないわよ。」
あたしの両手から解放された頬をさすりながら、ダ・サイダーは仏頂面でそっぽを向く。
子供みたいな表情がなかなかキュートじゃないの、と思うあたしも大概イカレてるわ。
続き
「いないわよ。」
「へっ?」
「さっきの、」
ダ・サイダーは記憶を探るように目を泳がせて…ようやく、何の問いに対する答えか、思い立ったみたい。
「ほお〜…」
「何よ」
「いや、別に?」
「…言いたいことあるなら言いなさいよ。」
「バカだなぁと思って、な。」
「……っ何だッつうのよ!?」
「目の前」
「へ…」
「…いるじゃねーか」
身体中の力が一気に抜けたあたしは、いとも簡単に長い腕に絡めとられてしまった。
この天然やろう…!と、恥ずかしいやらこそばゆいやら、情けないやら。
「…あー、あったけぇ。」
いつの間にやら、服の中に滑り込んできた手が性急に動く。
欲望に忠実、ストレートな感情、いつも通り。
あたしの身体のやわらかいところを意外と筋張った手が這う。
「やわらけー」
調子狂っちゃうから、そのままのアンタでいいっての。
甘い言葉も、遠回りな誘い方も、似合わなくて笑えちゃうから。
「ちょっと…!」
「んー、腹へった…」
ぼやきながら首筋に噛みついてくる。
熱い手のひらが、肌を通り越して心臓を直で撫でているよう。
とくん、とくん、とくん。
「食堂に余りモノでも漁りにいけば?」
「アホ、目の前にごちそうがあるじゃねーか。」
「なんっ…、あ、」
「腹へって死にそうだ」
どくん、どくん、どくん。
胸元にかかるダ・サイダーの吐息が熱い。
脚のあいだに割り込む下半身の主張が痛いほど。
「ん…、毒もってるかもしれないわよ…?」
「そいつぁ、喰ってみてからのお楽しみだな。」
ダ・サイダーがいつも通りニヤリと笑ったので、あたしはゆっくり睫毛を伏せた。
優しく食べてよね、なーんてさ。
死んでも言わないわ。
4スレ目に投下した『午前二時、冬』の続きらしきもの
レスカ+ラムネスの会話劇
*******
午前11時、雪
ふあ、と何度目か分からない欠伸がでた。
濃いめで入れて貰ったコーヒーはやや温くなってしまって、あと少しを飲み干せないでいた。
目の前で難しい顔をしているのは末妹の恋人であり、ハラハラワールドでは勇者として活躍したラムネス。
こうしてみると、ただの思春期の男のコって感じ。
弾まない会話に再び欠伸がでた。
というのも、あたしは絶賛寝不足なわけで。
それもこれも、あのバカが寝込みを襲ってきて何だかんだと無体を働いてくれたお陰。
今まで、ラムネスの家であーいう行為を仕掛けてくることはなかったのにさ……
何だかずいぶん乱暴でねちっこくて、抵抗すると逆に興奮して…ってそんなことはどうでもいい。
目の周りを指圧しつつ、カップに残ったコーヒーを啜り干した。
「……で、なんか言いたいワケ?」
びくん、と肩を震わせたラムネスは紛れもなくただの悩めるティーンエイジャーだった。
数回瞬き、そしてフウと息を吐いてようやくこちらを向いた。
「あの…さ、言いにくいこと聞いてもいい?」
おずおずと上目遣いであたしを窺うラムネスは子犬みたいでなかなか可愛い。
おねーさまに何でもお聞き、と微笑みながら先を促してやると、ごくんと唾を一飲み。
「レスカさ……初めてダ・サイダーとやった時痛かった?」
ガツン。
「わわっ!!レ、レスカ!?」
「なんてこと聞いてくんのよ、あんた…!」
予想もしなかった質問に、思いっきしテーブルに額をぶつけちゃったじゃない!
「いや、いやいや…!けっっっして興味本位とかじゃなくて!本当に真剣に聞いてるんだよ!……その、」
ミルクのために、と続いた言葉は風にさらわれて消えていきそうに、か細い。
「……なんとなく分かったけど。あたしに答える義務はないわよねぇ?」
凄みながら返すと、ラムネスはしゅんと小さくなった。
「体験談としてさぁ〜…俺だって失敗したくないし。」
「あんた達まだ子供でしょ!ふたりで失敗すればいいじゃないさ。」
「ええ〜…リスクは少しでも減らしたいじゃん?」
「生意気いうんじゃないよ!はあ…姉としては聞きたくない話ねぇ。」
下手にアドバイスしたら妹の初体験の時期を早めてしまうかもしれない。
********
この後だらだらレスカに相談するラムネスを書いて、
続きにラムミルお初を書きたいと思ってた
そのうち仕上げたいもんだ
お蔵入りのダーレスお初もの
ラムネスとダ・サイダーの会話劇
3つぐらいに分割して投下します
*******
1
あれだけグチャグチャ考えては放棄してみたり、頭を爆発させたり、色々悩んでみたわりに。
一歩踏み出してみると、視界は見事にオールクリア。
なーんだ、と単純に安心したのは自分だけだったようだ。
深夜のマジマジワールド、馬場家。
ミルクが里帰りしていることをいいことに、勇者二人はコソコソとビデオ鑑賞会を開いていた。
ダ・サイダーの建前は、ダジャレの師匠に会いに行く、である。
薄暗い室内でテレビの光がぼおっと浮かび上がる中、
男二人はワクワクと画面の中で繰り広げられている情交の様を食い入るように見つめている。
「おおお〜…いやぁ、女優はかわゆいし、シチュエーションはモロ好みだし、
このビデオは当たりだな、ダ・サイダー!」
ラムネスはデヘヘ…と涎を拭いながら隣を向く。
が、ダ・サイダーは先程のラムネス同様のにやけ顔から、神妙な表情へとなっていた。
ん?とラムネスは訝しがるが、すぐに画面に眼を戻す。
(真剣に見てんなぁ〜)
くらいに考えていた。
が、ダ・サイダーの心中は女優の乱れる様に興奮しているわけでも、
一分一秒でも見逃すか!とビデオに集中しているわけでもなかった。
無意識に、画面内で行われている行為を先日の自分たちのそれと重ね合わせていた。
彼女の泣き顔が画面に映る。
レスカ。
脚を開き、ダ・サイダーを受け入れるレスカは、
あの時声にならない何かを訴えていた…ような気がする。
無我夢中だったのと、自分の熱を身体から解き放つことばかりを考えていた為、
彼女の胸中までは考えが及ばなかった。
それからのレスカの態度からすると、自分はどうやら勘違いをしているらしい。
と、この結論に至るまで丸一週間かかってしまった。
すなわち、あれから10日経つ。
2
は、と気づくとビデオは終わっていた。
ラムネスがおずおずと顔を覗き込んでいる。
「お前…、どうしちゃったんだよ?まさかイッちゃったのか?」
ダ・サイダーはラムネスを睨みつけ、盛大に溜息をつく。
「違うわい!…はぁ、調子が出ない」
「んあ?あんまり好みじゃなかったとか?じゃ、次いっちゃう!?
コレはね〜ナント!スクール水着でアイドルオーディションの…」
ラムネスが嬉々としてビデオをデッキにセットする。
その手をダ・サイダーの手が掴んだ。
「なっ何だよ…」
「ラムネス…あのなぁ、」
ダ・サイダーが真面目な顔つきでラムネスをじっと見つめる。
「えっ」
「ラムネス、お前は…」
「ちょっ、ちょっと待てぇ!オレは女の子にしか興味が…」
「何がだ!いいからオレ様の話を聞けい!!」
ラムネスがきょとんと目をしばたかせた。
こほん、と咳ばらいを一つして、やや横を向く。
「その…ミルクと……のか」
「へ?何だって?!」
小さく聞きとれない言葉に、ラムネスは耳を突き出した。
「だから!ミルクと…し…のかよ」
「…はあ?」
「だーかーら!ミルクとしたのかって聞いてんだよぉ〜!!」
青筋を立てたダ・サイダーが吹っ切れたように叫んだ。
「でっかい声でいうなよ〜近所迷惑だぞ!」
すまん、と素直に謝って頭を下げるダ・サイダーに、
「したけど?」
とあっけらかんとした声が降ってきた。
「それがどーしたって?あ、お前まだレスカとできないでいるとか?」
「違わい!ついこの前したわー…って、てめぇいつの間に!マセガキめ…。」
さらっと暴露してしまうダ・サイダーに、ラムネスがにやけ顔で詰め寄る。
「おー遂にかぁ〜!ちゃんと出来たのかよ?お前、何か挿入る前にイキそうだもんなぁ〜!」
小馬鹿にしたような楽しげな声に、ダ・サイダーは血管が切れそうになる。
3
けれども堪え、
「じゃあよ、初めての時ミルクの様子はどうだった?」
「ん〜…ちょっと不安そうだったかなぁ?でもすぐノリノリで…って何聞いてんだよエッチ!」
「そうか…」
ラムネスは照れた素ぶりで言ったが、
ダ・サイダーが神妙な顔をしているのを見て、眉根を寄せた。
「何なんだよ…まさかレスカに避けられてるとか?」
ずきっとダ・サイダーの心臓に言葉のナイフが突き刺さる。
図星だった。
あれから、どうもレスカは自分を避けているようで、
まともに顔を合わせないし、態度がよそよそしい。
何よりショックだったのは、そんなレスカの態度に自分が傷付いていることだった。
一度きりのあんな余裕のない情交でオレ様のものだ、とすっかり思い込んでいた。
そう思うと、長いこと自分の中にもやもやと立ち込めていた霧のようなものがすっきり晴れ、
素直にレスカの存在を大切な愛おしいものだと認めることができた。
だから、何の根拠もなしにレスカもそう思っていると。
それを否定され、足元が崩れるような喪失感を覚えたのだ。
「オレ様だけが思ってたのかもなぁ…」
「でも、レスカはお前の気持ちに応えたんだろ?
エッチの先か後か知んないけどさぁ、照れてるだけとかさ…」
あまりに落ち込むダ・サイダーの様子に調子を狂わされながらも、一応フォローしてやる。
その言葉にピク、と顔を上げたダ・サイダーが顔をしかめ、
「はて、先?後?何のことだ」
「だからぁ、言ったんだろー?レスカのことが好きっていうよーなことを!」
「言っておらん。」
けろりと言うダ・サイダーの鼻先に、ラムネスが呆れたように人差し指を突き付ける。
「ダ・サイダー、お前、それヤリ逃げじゃん!」
「失敬な!オレ様は逃げてなどないぞ!!」
「それじゃあ、レスカにしてみたら無理矢理ヤられただけだっつーの!
ただ欲求不満をぶつけられただけと思ってんじゃないのか!?」
*******
こんな感じで後はレスカに想いを伝えて仕切り直し、の予定
いまいち筆が乗らんのでお蔵入りだ
プロットっていうか、書き初めの投下は以上ー
結構埋められたかな
そういえば保管庫はどっちも今は動いてないんだっけ
スレの進み方次第で今書いてるやつこっちに投下するわ
とりあえず、ラムミル・ダーレス・ラムココ成分ありの連作かダーレス逆レイプか
どっちか仕上がった方を投下予定
公式の燃料投下がもうないってやっぱ寂しいよな
NG・VSとアニメ2本に、OVAで3本出して、
小説・コミカライズ、CDやカセットブックやら色々出てるけどさ…
今になってムックやらCDを買い集めてるんだが、収集する度に何か悲しくなるわ
カプ的にもそうだけど、ラムネス達の冒険譚ももっと見たいなーと
だから正伝、はよ!
スレの進み方次第で今書いてるやつこっちに投下するわ
とりあえず、ラムミル・ダーレス・ラムココ成分ありの連作かダーレス逆レイプか
どっちか仕上がった方を投下予定
公式の燃料投下がもうないってやっぱ寂しいよな
NG・VSとアニメ2本に、OVAで3本出して、
小説・コミカライズ、CDやカセットブックやら色々出てるけどさ…
今になってムックやらCDを買い集めてるんだが、収集する度に何か悲しくなるわ
カプ的にもそうだけど、ラムネス達の冒険譚ももっと見たいなーと
だから正伝、はよ!
連投しちまった…すまん
>>756 すげええええとりあえず乙!
感想あとでゆっくり書くよ
しかしいいねいいね
カプ二人以外の視点からの遠まわしなラブラブとか
ラムネはキャラ立ってるから、うまくテンポ掴めればすごく面白くなるよな
個人的にダーレスお初の続きが一番見てみたいかも…
「オレ様の可愛いレスカは〜」は裏三姉妹のアレだなw
裏三姉妹も、萌えるしおもしろいんだけど
勇者ズひどすぎて、逆に補完ネタができるレベルだと思う
レスカが実は消化不良で、小さなアセロラが残っちゃったネタとか
物語後のわりと真面目なエロとか考えたわ
756はNEOやったの?
自分はもったいなくてラムネ勢のラスト面で止まってるんだけど
ちゃんとクリアするとその後の会話でちょっとだけダ・サイダーのことで
レスカがからかわれる的なダーレス要素があるらしい
ゲーム内容もかなり本編踏襲してるし、ロボットものに抵抗なし&ゲームできるなら、かなりいい燃料だよ
どっちかってーと冒険要素だし
ところでもし書けたら…だけど
ノーパンノーブラネタ、軽めのやつかいてもいいかな
多分756の言ってたネタだと思うんだが
>>759 ダーレスお初は正直、自分でもお蔵入りはもったいないと思ってる
しかし、先に甘めなお初ネタを書いてしまったので
心境的にレスカが悲しい思いをする話が書けなくなってな
いつかは書き進めたいと思って放置中だ
NEOは某所でちらっとプレイ動画見たぐらいだ
ダーレス要素か…
やってみたいと思うがゲーム本体がないからな〜
>ノーパンノーブラネタ
ぜひぜひ!気にせず書いてみてくれ!
待ってる
最近、TVアニメ・CD類・漫画類・小説と見返してるラムミルもダーレスも
色んなシュチュエーションあるよなぁと思う、珍しいとこだとVSの小説とか、
17歳ラムミルのくだりを読んでて萌え死にそうになった。
ダーレスも、本当はちょっとダ・サイダーの旅についていきたかったみたいだけど
王女として国に残る決断をしたらしいレスカとか、ダー伝じゃないけど旅立つ前の二人の過程を妄想してしまう
その後、アララ王国が攻められた時に、心の中でダ・サイダーに文句言いつつ頼りににしてる感じのレスカと、
アララ王国がピンチ!ってのを知ったダ・サイダーが王国の皆は!レスカは!って心配してるところが
離れてても気持ちマッチしてんのかなぁって感じで萌えたけど(ブックレットのあかほりプロットを参考に
考えたらあの後またダ・サイダーがレスカの元に帰還するまでがあると仮定して)再開後の二人は
それはもう激しく燃えるんだろうなぁ…という妄想をちゃんと文としていつか形にしたい
>>759 >裏三姉妹
あれはな…萌えどころは確かにあるんだが、勇者たちがDXよりタチ悪くなってて初めて聴いたときは複雑だったわ
レスカは表向き普通通りでも頭ん中でグルグル悩んでそうと思ったよ
レスカそっくりのアセロラを綺麗だよんと言い切ったダ・サイダーには悶えたがw『レスカより』が付いてたとはいえ、眼鏡曇ってないじゃん!と嬉しかったよ
>>749 レスカかわいいっ
意地っ張りかわいい
で その意地っ張りをうまく受け止めて解きほぐすダ・サイダーいい男すぎ
原作ダ・サイダーの照れが消えて、レスカへの思いが募ればこんなんになるのかすぃら
遠い道のりだ…
>>751 後になって、なんでラムネスはダ・サイダーとヤッてるの知ってるの!?みたいに
ダ・サイダーにとばっちりが行くといい
いつも(原作が)おっさんのようなエロエロ少年イメージだから純なのも新鮮でいい
完璧純情だとラムネスまじ天使
ラム+レスってなんかおしゃれだよね
ラムレスも好物なんですけどね
レスカくらい年上だとラムネスの対ミルクみたいな意地もでてこないし
レスカの年上ぶりたいところにラムネスの甘え上手なところがうまく合致するっていうか
>>752 ダーレスお初って、原作通りの二人なら、初夜まで清いまま…とかじゃなきゃ、どんなパターンでも
なんかしら揉めるような気がするよw
ダ・サイダーはヤることヤると肝が据わりそうなのは同意
やってから、ああオレ様はやっぱりレスカが好きなのかも…とか思いそう
また気が向いたら続きがんばってほしい!
仲直り、萌えるだろうな〜
>>761 CDのブックレットはVS最後にして最大のダーレス萌えだった…
自分も昔過去スレにオデッセイプロット投下したけど、オデッセイのあらすじ読むと妄想が暴走してなあ
離れる前にやってるかどうかでも展開かわってくるし
いつか形になるのを楽しみにしてる!
>>762 なあ…男ども酷いよなw
レスカは、妹がより取り乱してるからこそ、自分はしっかりしなきゃとか
無意識に平気なフリしてるんだと思う。姉御肌だから…
あまり関係ないけど、ダ・サイダーの実際の理想ってカフェオレ姫だと思うんだよな
そこいくとアセロラ(の性格)ってそんなにダ・サイダーの好みになってないような気もする
まーラムミルメインだしそんなに作りこんでないんだろうけど…
>>764 アセロラのおしとやかなところは理想なんだろうが、したたかさがあるからな…
先代カフェオレ姫はダ・サイダーのどストライクだろと思う
クレマもラムネスの好みではないと思う
あいつ和風のおしとやか美人が好きだしな
積極的なとこはミルクと同じだし
言っちゃ悪いが遊ぶだけ遊んで飽きられそうだな裏三姉妹
ところでまたネタの電波受信した
例のごとくプロット投下するわー
ダーレスは冒険の旅の途中で、表向きは豊かそうな国に立ち寄る
勇者ダ・サイダーの名声のお陰で好待遇。いい気になってるとこで酒に薬盛られて、ダ・サイダーとレスカは別々の場所に隔離されてしまう
この国の裏の顔は富裕層のみ参加が許される人身・盗品などが売買される闇オークションが国家の下行われていることだった
んで勇者出品→貴婦人たちが落札しようとヒートアップ
高値で落札した美人なおばはんにその場で頂かれそうになるダ・サイダーをレスカが救出に…って話
レスカはレスカで奴隷として出品される予定だったけど、見張りの奴たぶらかして倒して、男装→オークション会場に潜り込む
ダ・サイダーは歴戦の勇者ってことで超警戒されてゾウに使うような麻酔を打たれたって感じで
ダ・サイダーならギャグで済むw
ちなみにレスカがカフェオレと認識されてないのは、姫モードのイメージと全く違うから
あくまでダ・サイダーの仲間としてもてなされることに憤慨するレスカ、ていう
書きたいネタばっか溜まって困るぜ
オークションいいいいいい!!
こちらもあるよオークションネタ!(レスカに黒のロングドレスを着てほしくて…)
ダ・サイダー姫ポジションwww
ものすごいモチベーションで障害をクリアしつつ
金持ちのおばはんにブチ切れるだろうレスカにハァハァするwww
鬼神もかくやというレスカさん見たいわあ
アタシをだ・れ・だ・と思ってんだ この三下!!みたいな
長くなりすぎたのと、まとまらなさ杉で、一旦諦め
わけわからん部分多数になるだろうけど、投下しようと思います
ただ、残り容量的に、絶対収まらないwww
なので、途中でぶち切れつつ、次スレに以降しようと思います
NG指定は「カカオ萌えの人」にしてくれれば消えると思います
次から投下開始でやんす
770 :
カカオ萌えの人:2013/02/26(火) 02:02:37.67 ID:ZTiMfIkn
The after from "THE WONDERFUL DAYS"
ふとした時に、それは『差し込んでくる』ものだ。
パフェは深く溜息を吐いた。
──冒険には終わりが必ず来る
──そして、その終わりの後も、人生はまだまだ続く
──そんな当たり前のことすら、人は時に忘れてしまうものだ……
────The after from "THE WONDERFUL DAYS"
異世界まで、終わっているはずの『それ』を追いかけて求めて、
そして、本当に『終わってしまっている』ことを目撃した彼女にとって、
今現在は『夢の終わり』とも言えた。
世界を救った勇者の従者を務めた巫女。
そんな賛辞が右から左に流れるくらいに、パフェの心はがらんどうだった。
果てしなく危険で、先行きが見えず、ゼロにも等しい勝算の中、
パフェは仲間と共に『勇者』に付き従った。
ただ、必死だった日々を後から振り返った時、その時には見えなかった
側面が浮き彫りになってくることは、よくあることだと言える。
夢というあの少女とラムネスとの、いや、『ラムネード』との姿を覗き見たとき、
パフェにとって、勇者ラムネスとの日々は、完全に『思い出』となってしまっていた。
そして、その後に残るもの。
それは、残酷なまでに忍び寄る『日常』だ。
刺激的で魅力的で蠱惑的だとも言える『非日常』を経た心は、『日常』を受け入れられない。
……故に、今の彼女はがらんどうだった。
771 :
カカオ萌えの人:2013/02/26(火) 02:07:29.77 ID:ZTiMfIkn
「パフェ?」
不意にかけられた声に、パフェは意識を現実に引き戻された。
声の方を向き、表情を緩める。
「なに、カカオ?」
無二の親友が、パフェの顔を覗き込んでいる。
優しげな瞳の中に、どこか心配そうな気配が漂っているのは、きっと自分のせいだろうと
パフェは思った。
「なに、って。ボーっとしちゃってどうしたんですの?」
すとんと隣に腰を降ろして、カカオはクスッと笑みを浮かべる。
相変わらず可愛らしい笑顔だ、とパフェはぼんやり考えた。
そして、自然そうな素振りが、どこか羨ましく感じた。
「……カカオなら、わかってるでしょ?」
「まぁ……、そうです、わね……」
口を尖らせて言うパフェに、カカオは苦笑交じりで答える。
何せ、マジマジワールドから戻ってきた時は、2人で一緒に大泣きしたのだ。
これ以上に分かり合える相手など居ない。
しかし、この差はなんだろう、ともパフェは思っている。
性格の違い、などと言ってしまえばそれまでだ。
でも、今のパフェにとって、自分の心を制御することは出来なかった。
放っておけばどこまででも落ち込みかねない心を、繋ぎ止めてくれているのは
間違いなく目の前の大親友のおかげに他ならない。
そんなことは、当のパフェが一番よくわかっている。
「忘れなきゃ、いけないんだろうけどさぁ……。
やっぱ、私は無理だよ……」
弱々しく呟くパフェに、カカオは肩を寄せる。
髪の下に隠れた瞳から放たれた視線が、パフェの瞳に吸い込まれていく。
772 :
カカオ萌えの人:2013/02/26(火) 02:08:42.42 ID:ZTiMfIkn
「……私は、無理に忘れなきゃいけないだなんて、思いませんわ」
「そんな慰めなんて!!」
「慰めじゃありませんわ、ホントのことを言ってるつもりですわ?」
声を荒げたパフェの言葉をさえぎるように、カカオは言葉を発する。
カカオの視線から逃れるように、パフェは顔を背ける。
「私は、忘れられませんもの。ラムネス様との日々は……。
ずっとラムネス様の伝説を聞いて育ち、いつか、勇者様のお役に立つのだと、
そう育てられてまいりました。
そんな私達が、ラムネス様と日々を過ごしたことを、どうして忘れられますの?」
返す言葉が浮かばない、とは、まさにこのことだとパフェは思った。
カカオの言うとおりだ、とも思った。
忘れられないのだ。あの彼のことが。
「忘れなくたって、覚えたままだって、人は前にきっと進めますわ。
時は思い出に変わるって、悪いことじゃないと思いますわ、私は」
「カカオ……」
優しく微笑む親友に、パフェは思わず震えた声を上げる。
緩みそうになる涙腺を押さえ付けつつ、カカオの方へ体を預けた。
「きゃっ、パ、パフェ?」
「無理。
カカオ、優しすぎだよ。
泣きそうだから膝貸して……?」
答えも聞かずに、パフェはカカオの膝に頭を置く。
カカオはそれを受け入れながら、優しく髪を梳いてやる。
人肌の温もりに、パフェは目を細めた。
女性的な柔らかさを十分に備えた親友の膝枕は、贔屓目に見ても極上だ。
沈黙。
部屋に置かれた時計の秒針が刻まれる音が、規則的に響く。
パフェはカカオの膝に頭を横たえ、顔を伏せている。
カカオはパフェの髪を梳きながら、優しくそれを見つめている。
ゆっくりと時間が流れていく。
パフェは、ささくれだってがらんどうだった心が、ゆっくりと癒されていくような感覚の中、
ボーっとした頭のままふわふわと時を食んでいた。
773 :
カカオ萌えの人:2013/02/26(火) 02:10:22.82 ID:ZTiMfIkn
「……ねぇ、パフェ?」
「……なーに?」
「どうして、パフェは私と一緒に居てくれるんですの?」
唐突な問いだった。
「……へ? 何で?」
「こーら、パフェ。質問へ質問で返さないでくださいまし。
聞きたいから聞いてるに決まってますわ」
素っ頓狂な声に、カカオの嗜めるような声が返ってくる。
唐突な問いかけに、今まで完全に機能停止していた思考を、動かしてみようと試みる。
「……どうして、かな。
とりあえず、小さい頃から一緒で、同い年で巫女の勉強もしてきたから、
っていうのは勿論なんだけど……」
「でも、そんなこと言ったら、他の子だって居たはずですわ。
そんな中で、私と一緒に居てくれたのはどうしてですの?」
「改めてそう聞かれると困っちゃうけど……」
うーん、と唸りながら答えを探そうとするパフェは、カカオの膝の上でもぞもぞと寝返りを打つ。
パフェには、考えたことも無かった。
何故なら、物心が付いた頃には隣にカカオは居るものだったからだ。
「意識したときにはもう隣に居る感じだったしねぇ……。
一緒に居ると落ち着けるし、楽しいし。
不満を感じようが無いくらいの出来た親友だから、……かなぁ?」
ご飯も美味しいし、などと笑いながらパフェは呟く。
それを聞きながら、カカオは笑みを浮かべる。
774 :
カカオ萌えの人:2013/02/26(火) 02:12:43.05 ID:ZTiMfIkn
「ふふっ、嬉しいですわ。
私の方は、ちゃんとした理由、ありますわよ?」
「えっ、そうなんだ。ちなみにどんな?」
何気なく、パフェは問いかけた。
自分を見つめるカカオの視線が、何故か強まるような感覚を覚え、パフェは眉をひそめる。
「……うふふ、内緒♪ ですわっ♪」
悪戯っぽく笑うカカオ。
視線の強まりは影を潜め、からからと笑うだけだ。
「何よそれ。引っ張って内緒なんて、ずるくなーい? ギモーン!」
口癖が飛び出したパフェに対して、カカオは笑みを強めるばかりで何も答えない。
「どうやら、多少は気持ちも立て直せたみたいですわね?」
「……あ、うん。
そうだね。結構マシになった、かも。
……ひょっとして、それが狙い?」
「それも内緒、ですわ♪」
笑みを強めたカカオに対し、パフェはずるーいギモーンと口を尖らせる。
775 :
カカオ萌えの人:2013/02/26(火) 02:13:42.40 ID:ZTiMfIkn
ひとしきりじゃれ合ったところで、パフェは居住まいを正す。
「カカオのおかげで気持ちも落ち着いたし、そろそろ今日は寝よっか」
「ええ、そうですわね。明日は大事なお祈りもございますし」
パフェの言葉に、カカオも頷く。
そして、二人は寝巻きに着替えてそれぞれのベッドへと体を横たえる。
多くの巫女がそうであるように、パフェとカカオも二段ベッドで寝ている。
パフェが上で、カカオが下である。
「おやすみー。
……ホント、ありがとね、カカオ」
「どういたしまして。
それでは、お休みなさいましね」
パフェは、ベッド下からのカカオの声を聞きながら、電気を消す。
気持ちが解れたせいか、睡魔はすぐにやってきて、ほどなくしてパフェの意識は
夢の世界へと飲み込まれていった。
「……親友、ですわよね、……普通は」
意味深に呟かれた、カカオの小さな呟きなど、パフェの耳に届くことはなく。
そのまま部屋の闇に飲まれていった。
776 :
カカオ萌えの人:2013/02/26(火) 02:15:32.87 ID:ZTiMfIkn
──翌日、祈りの儀
パフェは顔を真っ赤にしながら、思わず拳を握り締めた。
眼前をしっかりと見据えながらも、どこかそわそわした雰囲気は隠せないでいた。
理由は、簡単なことだった。
「……ぁぁ、っ、んぅ……。
はぁ、ん、ぅぅ……、い、あ、ひぁ……っ!!」
切なげな艶声が、部屋の中に響いている。
ほとんど着衣の体を為さない薄絹は、汗を吸い込んで着用者の褐色肌にぴったりと張り付いている。
パフェにとって、年齢不相応のメリハリが利いたその身体には、扇情的な薄絹の衣が妙に似合って
いるように感じた。
指がその豊かな乳房を掴む。
薄絹の下で突起した自らの先端を弄りながら、『彼女』は気持ちを昂ぶらせていく。
そして、もう一方の手が下腹部へと滑り落ちていく。
一際、高い声が『彼女』から上がる……。
「凄い……」
「カカオ様、綺麗です……」
立会いに入っている周囲の巫女たちから、感嘆にも恍惚にも取れる溜息が漏れた。
イタコダウジング・バージョン2と呼ばれる、聖なる巫女の新たなる祈りは、
今、初めて、この大神殿の一室で、秘かに披露されていた。
奇声を上げて精神的高揚を図り、トランス状態を得ていた以前と違い、今回のそれは
自慰行為による性的快感からトランス状態を得ようというものだ。
そして、以前のものと比べたときに、新しいダウジングは、より深いトランスを得られる
であろうことを、予想されていた。
それは、先代の巫女であるカカオの母もまた、『同じ技』を使っていたからに他ならない。
777 :
カカオ萌えの人:2013/02/26(火) 02:16:40.23 ID:ZTiMfIkn
パフェは、複雑この上ない感情を持った状態で、この儀式に望んでいた。
まず、パフェにとって、カカオの姿を見届けるのは、絶対の義務であると感じていた。
無二の親友であり、一番大切な古き親友でもあるカカオの、大事な舞台であるからだ。
しかし、恥ずかしいものは恥ずかしい。
なにせ、あのプロポーションである。
ずっとカカオのプロポーションに羨望を抱き続けた身の上であるパフェにとっては、
恥ずかしい以外にも複雑な感情を励起させていた。
……そして、その中に、わけのわからないもやもやも混じっていたのだが。
今のパフェに、それを冷静に分析するほどの余裕は無かった。
ただ、必死に、親友の艶姿を見守っていただけだった。
およそ15分後、『完全なトランス状態』を迎えたカカオは、ダウジングによる託宣を受け取ることに
見事成功する。祈りの儀は、完全に成功したと言えるだろう。
その託宣の内容を告げた後、一旦意識を失ったカカオを、パフェは自室へと運んでいったのだった。
「……凄かったなぁ」
ぽつりと呟きながら、パフェはベッドに横たわる親友を見つめる。
布団に身を包んだカカオの髪の毛を撫でてみる。
さらさらとした感触で、青髪が指の間をすり抜けていく。
778 :
カカオ萌えの人:2013/02/26(火) 02:17:51.22 ID:ZTiMfIkn
「カカオって、やっぱり綺麗だよねぇ。
プロポーションだって物凄いし……。
その上、聖なる巫女としての力も覚醒してて……」
ホント、敵わないなぁ、という呟きが口の中で発されずに消える。
親友との差を自覚してしまい、パフェからは自嘲の呟きが続く。
その時だった。
「……ふぇ?!」
パフェは、不意に腕を引っ張られて、ベッドに倒れこんでいた。
腕を引っ張れる人物など、一人しかいない。
「ちょ、ちょっと、カカオ……?」
困惑気味に顔を上げようとしたとき、パフェの体にはっきりとした体重がのしかかってくる。
引き倒され、仰向けに転がされたところに、腰の上をカカオに占拠されてしまう。
「パフェぇ……」
切なげな呟きを漏らしながら、カカオはパフェに馬乗りになっていた。
しかも、服装は祈りの儀のままである。
至近距離で、ほとんど裸身の身体がパフェの視界を占拠する。
連投規制解除で埋まるか?
ダメだ、PCからは投稿出来ぬ……orz
また明日続き投下しますー
パフェカカ支援
あとは埋めて残りは新スレ投下でいいんでないか?
まだ書ける?
落ちるのは時間の問題じゃないかな
ume