1 :
名無しさん@ピンキー:
需要あるかな?
ないかも
3 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/04/27(水) 17:58:15.15 ID:385tPvaK
お、やっと日常スレ建ったか!
なのなのなのー
すげぇ!待てども誰もこねーw
エロは厳しいだろ
多分誰も存在に気付いてない
8 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 22:53:00.00 ID:z9Tr5WET
やっぱりゆっこと麻衣かな本命は
9 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 01:56:15.53 ID:BVrAsy3w
男たちの…宴
ちゃんみお趣味の人がいる!
11 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 03:37:08.35 ID:wFAHRyCA
需要あるなら多分もっと前にスレ立ってるだろうなw
12 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/05/02(月) 14:33:39.89 ID:fQWhgADA
半角二次元も立たないし、エロ需要ないのか?
大工×関口考えてる
出来たら投下するつもり
>>12 ハルヒ・らきすた・けいおんを生み出した京アニでアニメになってるというのは
もしかしたら都市伝説なのかもしれん
いつも遊び吹っかけてる主人公?から凄まじい受けのかほりが……
そして無表情のまま攻めまくるメガネですね
笹原と立花みさとのドツンデレHがみたい…です
121 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 Mail: sage 投稿日: 2011/05/05(木) 21:41:44.12 ID: Xy8t9oTt0
みさと「ちょっと、笹原! 何ここで服脱いでんのよ!?」バキューン
笹原「何でと言われてもな。今から身体測定だ」
みさと「そ、そうだけどっ……体育館に行ってからでいいじゃない!」ドドドド
笹原「立花みさとよ。この高校は身体測定は男女混合だぞ」
みさと「! ――ッ……し、知ってたわよ! そんなこと周知の事実だし!」ズゴゴゴゴ
笹原「そうか」
みさと「ぬ、ぬいで……やるわよ……」ピキッ ドカーン
もう出来たんか?wwww
>>19 誰か続きつくってよ
本番なし展開でいいから(個人的には本番なしの少年誌的エロの方がありがたいが)
>>19 続き書いてみた。こういうの余りしたこと無いので出来はお察し
笹原「立花みさとよ」
みさと「な、何?身体測定だから脱いだだけなんだから!文句ある?」
笹原「いや、なぜ全裸になっているのかと思ってな。女子は下着で良かったのではないか?」
みさと「!…ーーっ!!」ドカーン
笹原「……」
みさと「か、勘違いしないでよ!べ、べつにあんたに裸を見せたかったわけじゃないんだからね!」
笹原「そうか」
みさと「な、何ジロジロ見てんのよ!後ろ向いてなさいよ、変態!」
笹原「すまない。不快だったのであれば謝罪する。後ろを向いておこう」
みさと「あ、で…でも、どうしてもっていうなら、その…見てても…いいわよ…」
笹原「わかった」
みさと「ね、ねえ、笹原…」
笹原「どうした、立花みさとよ」
みさと「いつもあんたを撃ったりしてごめんね…」
笹原「ああ、気にするな。済んだことだ」
みさと「でも撃ったことは事実だし、目には目をっていうし…だからその…笹原のマグナムで、私を…打ち抜いて!」
笹原「?私は銃など持っていないが?」
みさと「言わせないでよバカ!笹原の…その…お…おちんぽ…を私にぶち込んでって言ってるの!!」
なんか短いし中途半端だけど、本番書けないんでこれで終わる
それに日常にガチエロは合わんと思うし
>>24 おお素晴らしいハァハァ……
ガチエロじゃない方がきっとエロいと思う
みさとにおちんぽとか言わせない方がエロいと思う
ウェボシーフェッちゃんレイプものです。レイプもの苦手な人は注意してね!
フェッちゃん「ウェボシーおはよー」
ウェボシー「おはよー…ってちょっとフェッちゃん!スカート!スカートどこいった!?パンツまるだしじゃんか!」
フェッちゃん「あっ、ホントだ…いや、これで今日は涼しく過ごせるよ。逆によかったじゃん♪」
ウェボシー「よかないよ…そんな他人事みたいに…」
フェッちゃん「何事もね、ポジティブに考えた方が上手くいくもんだよ」
フェッちゃん「落ちたスカートに感謝☆」
DQN1「おいそこのねえちゃん」
DQN2「ちょっと俺たちと遊ばない?」
フェッちゃん「ふぇー、それって私たち?」
ウェボシー「いや私たち学校いかなきゃだし…そんなナンパつきあってる暇ないんで」
DQN1「何だと!パンツまるだしで誘惑してる癖に!」
DQN2「襲ってくれって言ってるようなもんだぜ」
ウェボシー「くっ…やっぱりろくな事にならないじゃないか!」
フェッちゃん「いや…街中で二人の男にナンパされる…モテ期到来!!」
ウェボシー「違うわ!」
DQN1「まあちょっとこっち来いよ」
DQN2「俺たちといいことしようぜ…」
ウェボシー「なんか廃工場に連れてこられた…やばい…どうしよう…」
フェッちゃん「大丈夫だってウェボシー!ほら、ポジティブポジティブ!」
ウェボシー「よくこの状況でそんなこと言えるな!逆にすごいわ!」
DQN1「さて、そろそろ始めようか」ガシッ
DQN2「そうだな」ガシッ
ウェボシー「やっ…はなせ!」
フェッちゃん「な、何するの?」
DQN1「こうするんだよ!」ビリイッ
ウェボシー「い、いやあああ!」
DQN1「何だよ、ずいぶん貧相だな」
DQN2「でも俺はこれくらいのが好みだぜ」
ウェボシー「うう…ちくしょう…」
フェッちゃん「ウェボシー、どうせいつかは好きな人に裸見せるんだよ?これは予行演習って考えれば…」
フェッちゃん「好きな人じゃないから問題なんだ!それに裸見せるだけならまだいいけどこの流れは…」
DQN1「その通りだぜ」
フェッちゃん「ふぇ?」
DQN2「お前等の初めてを頂くぞ。淫乱女共」
ウェボシー「共!?」
DQN1「オラ、まずはしゃぶれよ」
ウェボシー「んむぐっ…やえろ…」(やめろ)
フェッちゃん「んむっ…ほれをはいふあほおおえあ…」(これをアイスだと思えば)
DQN1「あ?何言ってんのかわかんねーよ!ぐっ…もう出る…!」
DQN2「俺も…出る!」
ウェボシー「んんんー!?げほっ…うう…苦い…」
フェッちゃん「うぐ…豆乳だと思えば…」
ウェボシー「思えねーよ!」
DQN1「さて…そろそろ本番いくか…」
ドゴーン!!!
DQN1「何だ!?」
DQN2「爆発音!?」
みさと「あんたたち…私の友達に何してんのよ!!!」
ウェ、フェ「「みさと!」」
DQN1「なんだてめーは!」
DQN2「お前も犯してやろうか!」
みさと「うるさい!」
ドゴーン!!!
DQN1、2「「ぐはあーっ!」」
笹原「ふむ…やりすぎではないか、立花みさとよ。事前に避難していなかったらあの二人も死んでいたぞ」
みさと「大丈夫なことが分かっててやってるんだからいいのよ!」
ウェボシー「みさと…笹原君…ありがとう。私の大切な初めてを奪われるとこだった…」
笹原「何、礼には及ばん」
みさと「あんた何にもしてないじゃない!」
フェッちゃん「助かってよかった…今日のこの出来事はああいう連中には気を付けろっていうことを神様が教えてくれたんだね…」
フェッちゃん「今日の出来事に感謝☆」
ウェボシー「まだ言うか!」
以上で終わりです。
どうしてみさとと笹原がここにいるのかとか、細かいことには突っ込み無用でお願いします。
さすがに日常ではエロは厳しいか?
28 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします Mail: 投稿日: 2011/05/11(水) 00:10:30.75 ID: yTkh8ZFC0
エロくしようとするとエロくなくなる
エロっていう言葉が、
「性的に興奮できる」という意味と「性的描写過多である」という意味の両方があって、
その二つを制作者側がごっちゃにしているからだと思う
そりゃ難易度高すぎw
26歳童貞の高崎の参戦でエロパロに幅が出来たな
34 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/05/15(日) 21:40:59.83 ID:+g2SVR4E
ゆっころがしでエロパロ描いて欲しい
囲碁サッカー部の二人が素敵だ
みさとと笹原で
このスレの雰囲気とは違うかもしれないけど
某月某日。
その日、長らくの間、立花みさとの高校生活に懊悩を与え続けていたとある問題に呆気無く決着が着いた。
「好きだ、立花みさと」
「えっ?えええっ!?」
放課後の校舎の屋上で切り出された笹原幸治郎のその言葉に、みさとはいとも簡単に平静を失った。
笹原はそんなみさとに対して、切々と自分の想いを語って聞かせた。
「突然で不躾な話だろうとは思う。だが、私はそれを伝えずにはおけなくなった……」
「……な、な、何いきなり勝手な事言ってるのよ!ふざけてるんなら、早く黙らないと…っ!!」
「巫山戯てなどいない。私は橘みさとに惹かれている……」
「あ…うぅ………」
笹原が一歩、みさとの方に踏み込んできた。
ずっと待ち望んでいた言葉の筈なのに、まっすぐに自分を見つめる瞳が近づいてきて、みさとは思わず後ずさった。
怖かった。
笹原の言葉に、気持ちに真っ向から向きあう事が恐ろしくてたまらなかった。
迂闊に触れてしまえば、全てが夢物語のように溶けて消えてしまうように思えて、笹原の前から逃げ出したくてたまらなくなった。
「……っ迷惑…なのよ!…いつも私があんたの起こす問題を注意してあげてたのを勘違いでもしたの!?」
「………そう、なのか?立花みさと…」
「…そうよっ!…そうに決まってるじゃない!!…それ以外ある訳ないじゃないっ!!!」
止めどなく沸き上がってくるのは心にもない拒絶の言葉。
それを聞いた笹原の…あのいつも超然として何があろうと動じない筈の彼の顔が…悲しげな色に曇っていくのがたまらなく辛かった。
それでも、みさとには自分の言葉を止める事が出来ず………
「…いい?…もう二度と、そんな馬鹿な事、話しかけてこないでよ!!」
ヤケクソ気味に最後にそう怒鳴りつけると、そのまま笹原の前から脱兎の如く駆け出し、逃げ出そうとした。
その時だった……。
「……うわ!!」
自身のキャパシティを遙かに超えた目の前の出来事だけで頭がいっぱいになっていたみさとは、周囲の状況が目に入っていなかった。
進路上にあった椅子にいとも簡単に蹴躓いた彼女の体は宙に待って、そのまま教室の机の、ちょうど角の辺りに激突してしまう……その筈だったが。
「…立花みさと!!」
必死に自分の名を呼び、叫ぶ声に遅れて、力強い腕にみさとの体は包まれていた。
直後、幾つもの机が倒れてぶつかる派手な音と共に、みさとを庇う形で抱きとめた笹原の体はその机達に思い切り、容赦なく激突した。
「あれ?……痛くな………さ、笹原っ!!!」
笹原の腕の中でしばし呆然としていたみさとは次第に自分が何をやってしまったのかを理解して、血相を変えて飛び起き、床に倒れた笹原に向けて叫んだ。
「ああ、立花みさと…大事はないようで幸いだ」
「あんた…っ!バカなんじゃないの!?…こんな…無茶してあんた怪我でもしたら……」
「立花みさとに怪我を負わせるよりは余程ましだろう?……不本意な話を聞かせて、前方不注意にさせてしまったのは私だが……」
少し寂しそうにそう言いながら、笹原は体を起こし、改めてみさとに怪我がない事を確認すると嬉しそうに笑った。
流石に毎日みさとによる銃撃・砲撃の雨にさらされているだけあって、笹原の方も特段怪我らしい怪我は見当たらなかったが、
みさとは自分を庇い、崩れて倒れた机と椅子の真ん中に倒れた笹原の姿を見ているだけで、ぼろぼろと溢れ出す涙を止める事が出来ず……
「…………っ!!」
無我夢中で笹原に抱きついた。
背中に腕に強く抱きついて、笹原の胸元に顔を埋めた。
もはやろくに喋る事も出来ず、自分にしがみついて離れないみさとの姿に、笹原は愛しげな眼差しを向けて
「……付き合ってくれないか、立花みさと?」
耳元で告げて、みさとの背中にふんわりと腕を回した。
笹原の問いに対して、みさとは無言。
だが、笹原の背中に回されたみさとの腕にぎゅっと力が込められて、それが答えとなった。
こうして、笹原とみさとは恋人として付き合い始めた。
しかし、何しろ相手は時定高校随一の変人・笹原幸治郎である。
毎度の彼のペースが変わるはずもなく、みさとはそんな笹原に一切の容赦もなく、銃弾を、砲弾を、ロケット弾を、爆撃の雨あられを食らわせた。
恋人らしくデートにも出かけたが、待ち合わせ場所に現れた笹原にヤギに乗るように言われてまたしてもみさとはブチギレ。
いつもの如く、笹原のマイペースが炸裂し、みさとの銃弾が乱れ飛んだ。
それでも、笹原に並んで街を歩けば、周囲の景色は色を変え、少ししょぼくれた近くの遊園地のアトラクションがすこぶる楽しいものに感じられた。
大事にされていると、そう理解できた。
笹原の隣にいて、みさとはこの上なく幸せだった。
と、ここ最近のあれこれをみさとが語り終えた所で、みさとの友人、ウェボシーとフェッちゃんはもうお腹いっぱいといった感じで深く息を吐いた。
「で、惚気はそこまでなの、みさと?」
呆れ顔のウェボシーが真っ赤な顔で俯きながら話していたみさとに尋ねた。
「何か相談があるからって聞いてたけど、いい加減本題入ってくれないと独り者の我々としてはすこーし辛いんだけど?」
「う…うう……」
「聞いた感じだと、みさと、笹原くんと上手くいってるみたいじゃない」
続くフェッちゃんも少し不思議そうに問いかけた。
「そう……なんだけど、さ?」
それに対して、それまで恥ずかしがりつつも、割と饒舌に笹原との交際についてのアレコレを語っていたみさとは言葉を詰まらせて……
「………私、何にもしてないな、って……そう思って…」
「何も?…さっきもデートに行ったって…」
フェッちゃんはますます不思議そうに首を傾げる。
「……さっきまでの話聞いて分かったでしょ?全部、アイツから、笹原からなの
……私は好きって言われて受け入れて、だけどそのままちゃんとした言葉で応えてもいない。
デートだって誘ってきたのはアイツだった。アイツはいつも私の事で、何か言ったり、行動してくれたり、それなのに私は自分から何もしてない……」
「……なるほど、そりゃあ気が引けるよね。まあ、ずっと笹原の事好きだったみさとだから、気持ちは分からなくもないけど……」
ぽつりぽつりと語るみさとの言葉に、ようやく納得がいったと言うようにウェボシーが頷く。
「このままじゃ、ダメだと思う。私は笹原の好意を受けるだけで……でも、どうしたら良いかも分からなくて……」
「うーむ…色々複雑なんだねえ……でも…」
「…それって何をするにしても、最終的にはみさとが勇気を出さなきゃ、どうにもならないと思うよ?」
フェッちゃんとウェボシーの答えはみさとも半ば予想していたものだった。
結局はみさとと笹原の問題。
みさとがどう動き、何を言うのか、決められるのは自分だけなのだから……。
二人に相談したのは結局のところ、その後押しをしてくれる力が少しでも欲しかったから、なのだろう。
そんな自分が情けない、そう感じていると、みさとの頭の上にぽふっとウェボシーの手の平が置かれて
「大丈夫だよ、みさとなら。あんたがどれだけ笹原の事好きなのかは、私も分かってる」
「みさとなら、きっと自分で伝えられる、動けるよ」
「ウェボシー…フェッちゃん………」
ぼんやりと涙で滲む視界の向こうの二人に頷きながら、みさとは強く思った。
笹原だけじゃダメなのだ。
恋人は二人足並みを揃えてこそ、笹原だけを一人で歩かせる訳にはいかない。
今度こそ、自分の番なのだと。
夕暮れの迫る校舎の一角、カラカラと扉を開けて2年P組の教室に足を踏み入れた笹原はきょろきょろと辺りを見回してそこにいる筈の人物の姿を探した。
「ふむ?少し来るのが早すぎただろうか?」
「ううん、遅かったぐらいよ、笹原」
顎に手を当てて、呟いた笹原の背後から耳慣れた声と、教室の扉に鍵が掛けられる音が響く。
「何だ、そこにいたか、立花みさと。いるならばいるで、すぐに声をかけてくれても良いと思うが?」
振り返り、そこに顔を俯けた恋人の姿を認めた笹原はつかつかと彼女に歩み寄る。
以前よりも少しだけ近い距離、親密な空気。
「話というのは何なのだ、立花みさと?確かにここならば鍵をかけてしまえば邪魔も入らないであろうが…」
「……気づいてないんだ。バッカじゃないの?」
「ふむ?」
いつもは笹原の方から近づいてきて、ついには零になる二人の間の距離。
だが、今日のみさとは残された最後の一歩分の距離を、自分の足で踏み出し、笹原の胸元に縋りついた。
「…自分から告白しといて、付き合うって言って、それなのに自分が大事な言葉を聞いてない事にも気づいてないんだ。いい加減にしなさいよ」
俯いていた顔をなけなしの勇気で上げて、至近距離から見下ろしてくる笹原の眼差しを、みさとは真っ向受け止める。
この期に及んで、憎まれ口だらけの言葉しか出てこない自分に呆れながら、それでも逃げないで……。
「ちゃんと言ってなかったから……」
「……?」
跳ね上がり、飛び出してしまいそうな心臓。
笑う膝。
それでも、みさとはその想いを言葉に変えて紡ぎ出す。
「好き、って………私があんたの事、大好きだって……!!」
そのまま、瞼をぎゅっと閉じて、精一杯のつま先立ちで自分の唇と、笹原の唇を重ね合わせる。
付き合い始めてから数度、笹原にリードされて、幾度かキスをした事はあった。
いつも心臓の高鳴りに邪魔されて、その味も分からなかい口づけ。
今回も、無我夢中のみさとには味も何も分かったものではない。
ただ、初めての自分からのキスを、笹原が受け止めて、背中を抱きしめてくれた時、
単なる唇や舌の触れ合いでしかないそれを”甘い”と形容する理由が分かったような気がした。
「はぁ…あ…笹原ぁ……」
「立花…みさと………」
笹原が手近な机の上に腰をおろし、みさとはその膝の上に乗るようにして幾度も接吻を繰り返した。
いつもみさとがどれだけ怒鳴ろうと、銃火器の嵐を吹かせようとどこ吹く風の笹原が、今は自分だけを見て僅かに顔を赤くすらしていた。
それが少し可笑しくて、とても嬉しくて、もっと笹原の唇を求めてしまう。
そしてふと気付く。
(そういえば、笹原、今までも私とデートに行った時なんかこんな顔ときどきして…見てた筈なのに、気づいてなかったんだ、私……)
思えば、笹原と恋人同士となってからも、みさとはいつもどこかで及び腰だった。
それは笹原へ想いを伝える事への恐れや、それが出来ない事への申し訳なさ、そういう諸々の集合体。
あれだけずっと好きでいたのだ。
その気持ちが大事で大きすぎて、みさとは笹原にそれをどうぶつければいいのか、きっと見失っていた。
だけど、笹原はこうしてみさとの気持ちを受け止めてくれた。
みさとの心を縛っていた鎖は千切れ飛んで、今は笹原の心のもっとずっと近くにいられる気がする。
もう恐れる必要も、自責の念に苦しむ必要もない。
今はただ、囁く言葉と、重ねる唇で互いの気持ちを奏で合わせよう。
「好き……笹原ぁ、好き、だから……」
「ああ、立花みさと…私も……」
みさとと笹原、二人の熱情は互いに互いを高めあい、高鳴る鼓動と切れ切れの息の間でみさとはそっと笹原の手の平を自分の胸元に導いた。
「いいのか?」
「いい。…何度でも言うけど、私は笹原が好きだから、笹原の全部が欲しいと思ってるから……」
心も、体も、みさとの全てが笹原を求めていた。
もう止まれないし、止まるつもりもない。
笹原は頷き、みさとの胸を愛撫し始める。
二つの膨らみが笹原の手の中でぷにぷにと揉まれて、尖り始めた先端を制服の上から撫でられただけで、甘い痺れが駆け抜ける。
迸る快感と同時に、自分の乳房が笹原の指先のされるがままに揉まれるその様子そのものに、みさとは強い興奮を覚えてしまう。
「あ…はぁ……でも…ちょっと、気になるんだけど……笹原、あんた妙に上手くない……その…こういうの慣れてるの?」
「…ああ、確かに余人よりはこういった事には精通しているであろうな…」
ふとみさとが尋ねた疑問に返ってきた笹原の予想外な答え。
みさとは笹原がこれまでにも手慣れるほどに女性とこういった交わりを持ったのだろうかと、不機嫌な表情を見せるが……
「農家である笹原家の長男たる私が、羊の乳も絞れないようでは沽券にかかわる」
「…く…うぅ……あんた…ねえ……」
後に続いた笹原らしいズレた言葉に、ここは一つ行為を中断して鉛玉をぶち込んでやろうかと考えるが……
「それより、立花みさと……」
「ふえっ?うわ!…何?笹原……!?」
笹原の膝の上に乗っていた自分の体が抱え上げられて、再度、いくつか繋げられた机の上に仰向けに寝かせられて、みさとは思わず驚きの声を上げた。
「先ほど、私を求めてくれたな、立花みさと?」
「う…うん……」
「…私も同じだ。立花みさとに惹き寄せられて、触れたくて、肌を重ねあわせたくて、たまらない……構わないだろうか?」
「あ……笹原……」
熱を帯びた視線がみさとを見下ろしていた。
見つめられるみさとには、もはや頷く以外の選択肢はなく、笹原の手によってみさとの上着は簡単に脱がされてしまう。
その鮮やかな手並みにやはりいかがわしい経験が多数あるのではとちらり疑念がよぎるが、
次の瞬間にはブラを外されて無防備に晒された乳房に笹原の指が沈み込み、首に鎖骨に落とされるキスの雨に言葉もまとまらなくなる。
「…ん…うぁ…ああっ!!…笹原ぁ…ふあっ…や…乳首、そんなされたら……」
荒れ狂う快感、笹原の指先に触れられる興奮、それらが全てを押し流してしまう。
笹原の指先は繊細で的確にみさとの性感を高めてゆき、
乳房を揉まれ、乳首を転がされ弄られる度にその場所がじんじんとした痺れに包まれて、その快感の強さだけでどこかへ魂ごと吹き飛ばされそうになってしまう。
その指先が今度は晒されたみさとの肌の上を滑って、敏感な箇所を撫で回し、全身が刺激の渦から逃れられなくなっていく。
「…きゃ…ふ…うん…さ…さはらぁ……!!」
「……立…花………」
息継ぎでもするように、幾度キスを繰り返しただろう。
唇も、肌も、全てがじんじんと刺激に震えて、まるで宙に浮いているかのようだ。
そしてやがて、笹原の指先はそんな刺激と熱が渦を巻き、内側から湿りを帯び始めたみさとの下腹部へと伸ばされる。
「…あ…笹原の…ゆび………」
スカートをずらされ、露になったショーツに笹原の指先が潜り込み、みさとがまだ誰にも触らせた事のなかった割れ目を探り当てる。
割れ目に沿うように幾度か撫でられた後、笹原の指先がクレヴァスの内側へと進入する。
既にしとどに溢れていた蜜を絡めながら、笹原の指先が自分の一番敏感な箇所に抜き差しされる快感に、みさとは身震いする。
「ふぁ…くぅんっ!…あっ…ああっ…笹原のゆびが…ひう…ああっ!!」
今までの行為で十二分に敏感になっていた秘所を、笹原はみさとの反応を見ながら、より大きな快楽を与えようと責め立てる。
蜜が絡むほどに進入してくる指先も深く長くなり、そのまま内側からかき混ぜられれば、なるべく小さく抑えようとしていた筈の声も次第に大きくなっていく。
「…ひぅ…ああんっ!!…あっ…あああっ!!…だめ…も…だめぇええええっ!!!」
蜜はもう笹原の手をぐしょぐしょに濡らすほどに溢れかえって、ぴちゃぴちゃと響く淫靡な水音の恥ずかしさがみさとをさらに追い詰める。
笹原の指先の動きは次第にスピードを増してゆき、そしてついには、みさとはそのまま軽く達してしまう。
「く…ひぅんっ!!!…あ…ふああああああああああっ!!!!」
ビリビリとみさとの強張った全身に痙攣が走り、意識が一瞬白く霞んだかと思うと、ぐったりと力が抜け落ちる。
笹原もそこで愛撫の手を一旦休めて、涙と汗と蜜に濡れて、荒く息を切らすみさとの艶姿に見入る。
「……美しいものだな、立花みさと……」
「…な…なによ……はぁ…だしぬけに妙な事……」
「妙な事…などではない。…こうして改めて向きあって、思い知る。立花みさとという女性の美しさを」
「ば…ばかなこと……そんな適当な事言って、またあんた……!」
だしぬけに言われた言葉にみさとは顔を真赤にして言葉を返すが、笹原は言い切る。
「適当、ではない。本当の事だ。……本当に私が感じた事だ」
「あ……………」
まっすぐに見つめてくる眼差しの色合い、それだけで今のみさとには分かってしまう。
笹原が今、みさとの事をどれほど美しく、そして愛しく感じているのか。
その言葉には欠片ほどの嘘が介在する余地もない。
「………………ばか」
やがて、みさとの呼吸が再び整い始めた頃、彼女は笹原の目を見て告げる。
「きて、笹原……笹原のが、全部ほしい……」
「わかった。私も……」
笹原も自らの硬く大きく張り詰めたモノを取り出し、みさとの秘部の入り口にあてがう。
正真正銘、初めての経験。
笹原の分身が果たして平均的なものと比べてどの程度の大きさなのかはみさとにも分からないが、
少なくとも小さく狭い自分の大事な部分に受け入れるには、それはたくましく、大きすぎると感じられてしまう。
だが、みさとの下腹部のあたりにキュンと疼く何かが、それを求めてやまない。
笹原と一つに繋がりたいと、全身の細胞が、みさとの心が声を上げている、そう思えた。
「ゆくぞ、立花みさと……」
「うん………」
小さく言葉を交し合って、頷き合って、そして挿入は開始された。
「……痛ぅ…っ!…っあ…っあ…っあああああああ!!!……ささ…はらぁ……っ!!!!」
笹原はみさとを気遣うように慎重に進んでいくが、肉を裂かれるその痛みは体の内側からみさとの神経を焼く。
「……立花みさと、慌てる必要は…くっ……ないのだぞ?」
「だいじょぶ……だから……へーき…だから……おねがい、もっと……もっと奥にきて…ささはらっ!!!」
処女膜が破れ、破瓜の血が接合部から流れ出る。
笹原のモノは狭くとじた柔肉をこじ開けて進み、ついに根本までがみさとの膣内に挿入される。
「…あっ……ああっ…ささはらぁ……やっと……やっと、ひとつに……」
「そうだな……」
瞳に涙を溜めながらも嬉しそうに笑って見せたみさとに、笹原も優しく微笑む。
「…痛いの…思ったよりへーき…だから…このまま笹原の…思うように動いて………あ、でも…や、やっぱり、あんまり乱暴にされるのは…怖いけど…」
「言われなくとも…最愛の相手を無下に扱うほど、この笹原幸治郎、愚かではないぞ?」
「あ…うう…最愛って……」
「…他の言い方が良かっただろうか?…我が至上の愛を捧げる唯一の女性…唯一無二の我が恋人……」
「あ、ああっ!わかった…わかったわよ最愛でいいわよ………。私も最愛の人と…もっと深く繋がって、感じ合いたい……」
事此処に至っても自分のペースを崩さないのは流石笹原と言ったところだろうか?
積み重ねられる赤面もののワードを強引に押しとどめて、みさとは真っ赤な顔で笹原の耳元に囁く。
笹原は、それに小さく頷き……。
「…っく…うあ…あはあっ!!…ささはらっ!!…ささはらぁああああっ!!!!」
破瓜の痛みと、粘膜同士が擦れ合う性感の刺激が渾然一体となって、みさとの中でとめどない熱量へと変化する。
痛い筈なのに、その刺激を、熱を体は求めてやまず、突き入れられる度にみさとの口からは悦びの声が漏れ出る。
「…ふあ…ささはら…あつい…あついよぉおおおっ!!!…こんな…ふぁああああんっ!!!」
「立花みさと……」
幾度も繰り返される前後運動の合間にも、二人の唇は惹かれ合うように何度も重なって、唾液の糸が沈みかけの夕日の光に輝く。
突き上げの回数が重ねられるほどに、みさとの肉体は刻み込まれる刺激を貪欲に求めて、行為に没入していく。
今、みさとが受け入れているのは笹原自身の熱と質量、それに内側からかき混ぜられるほどに、みさとは乱れていく。
「ささ…はら……おねがい…手……にぎって…もっといっしょに……いっしょに…なりたいのっ!」
「わかった……私も…もっと立花みさとと…ひとつに……」
少女と少年の手の平が重なりあい、指先が絡みあう。
数を忘れるほど繰り返したキスと、流れる汗、とめどなく上がっていく体温、そして繋がり合った場所で渦巻く熱が二人を一つにしていく。
もはや快感とも痛みとも判別のつかない熱の奔流の中に、みさとは溺れて、笹原と共に身も心も溶け合って、その熱を高めていく。
肉槍が秘所をかき混ぜて、擦れ合う粘膜の刺激はさらに快感神経を鋭敏にして、歳若い少女と少年をその坩堝の中に呑みこんでいく。
「ささはらっ!!ささはらっ!!…わたし…もう……!!…ああああああああああああっ!!!!!!」
「……立花みさと…私も……」
やがて、止めどなく加速していく行為の刺激は二人の中で最大の高みへと到達しようとする。
白い光が視界に幾度も瞬いて、快感が電流のように全身を貫く。
既に心も体も限界を振り切っているはずなのに、行為は止まる事なく加速を続け、やがて極限まで高まった熱がみさとと笹原の中で弾けた。
「好きだ…立花みさと……っ!!!」
「ああっ!!…好きっ!好きっ!!私も……ささはらぁあああああああああああっ!!!!!!!」
次の瞬間、全身を貫く激しい絶頂感にみさとは華奢な体を弓なりに反らして、体を震わせ、そしてその膣内に笹原の白い熱が放たれて波打った。
笹原は力尽きたみさとの体を抱き起こすと、優しくその背中を抱きしめてやる。
そして、絶頂の余韻も去ろうかという頃、顔を上げたみさとと、見下ろす笹原の唇は再び惹かれ合い、二人はもう一度、深いキスを交わしたのだった。
おおぉお!キタ!!
45 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 20:06:28.37 ID:9KREInjf
それから、服装を直したみさとと笹原。
みさとは笹原に今日まで自分が何を考えてきたか、どんな想いで笹原を呼び出し、あのキスを敢行したのか、思うところを打ち明けていた。
「最初はどうなるかと思ったけど…でも良かったわ。やっぱり、あんたに言わせっぱなしで自分の気持ちを黙ったまんまなんてね……」
しみじみと呟きながら、みさとが微笑む。
「やっぱりさ、好き合ってるなら、一緒に並んで歩けなきゃ…寂しいものね」
「そうだな……。だが、立花みさと、考えて見れば、今日ぶつけられたその気持ち、私はずっと前から感じていたと、そう思う」
「えっ?」
「何度も面倒をかけて、世話を焼かせた。それでも、立花みさとの瞳は私をずっと見つめてくれていた。
それが心地良かった。暖かかった。……だから、惹かれた。好きになった………」
それは、みさとが打ち明けられない気持ちを抱えたまま、それでも笹原の背中を追いかけ続けたあの時間の事。
言葉にならずとも、伝わった想いが少しずつ、雪が降り積もるようにして重なり、やがては笹原とみさとを繋ぐ道となった。
「な、な、何恥ずかしい事言ってんのよ!!」
さらりと言い切った笹原に赤面したみさとはまた得意の銃火器を取り出そうとするが
「事実だ。仕方がないであろう」
そう言って、からりと笑ってみせた笹原の表情に、みさとの肩の力も抜けて、いつしか二人は一緒に笑っていたのだった。
ガチエロはちょっと違うという方もいらっしゃったようですが、とりあえず個人的には楽しんで書けました。
みさとと笹原は良いものです。
乙!気持ちがほっこりした
いいなぁ
誰が上手いこと言えと
脱がしおる
このスレは非18禁はなしで行くかい?
非18禁はことわりいれたらいいんじゃない?
1年Q組のメイン三人でエロ書きたいけど誰と組み合わせて書けばいいのかわからない
ゆっこ、みお、麻衣の三人の組み合わせで絡めてもいいけど、それは百合の方のスレの仕事だし
相手役のキャラをでっちあげるのも気乗りしない
陵辱物は好きだけど全部それってのも嫌だしなあ
悩みどころが多すぎる
とりあえず、なのは博士の発明に体を色々されちゃう展開が鉄板かしらん
誰かをふたなりにするのはエロパロのほうだね
とにかく、その日の立花みさとの剣幕たるや、いつにも増して激しいものだった事を笹原はよく覚えている。
放課後の校舎、クラスで割り当てられた委員の仕事を終えた笹原は、課せられた責務を果たす事の大切さを胸に改めて胸に刻みこみつつ、生徒用の玄関に向かって歩いていた。
その時、背後に気配を感じた笹原が振り返ると、いたのだ。
いつも以上の銃火器で身を固めた立花みさとが。
「おお、立花みさと…そちらも今が帰りか?」
「おお、じゃないわよ。さ〜さ〜は〜ら〜ぁあああああああっ!!!!」
乱れ飛ぶ大口径の銃砲弾、爆発の炎と衝撃のさなかで追い打ちにように叩き込まれたミサイルに、さしもの笹原でさえ一瞬意識が危うくなった。
そして、激しい攻撃がようやく終わり、もうもうたる煙の中で立ち尽くしていると誰かが彼の手を引っ張った。
ふらふらの笹原は引かれるがままに廊下の曲がり角、ちょうど周囲の窓や教室などからは死角となる場所まで連れてこられる。
煤に曇ったメガネのガラスを拭えば、そこに立っていたのは先ほどまで自分に攻撃をしかけていた立花みさとだった。
「どうしたのだ?先程の剣幕、私がした事で何か困らせてしまったのだろうか?」
少し心配げに尋ねれば、今度は一転、真っ赤な顔でうつむいたみさとは笹原の制服の裾をちょこんとつまんで
「………どうしたのだ、じゃないわよ。さっきからずっと呼んでたのに、笹原が全然立ち止まらないのがいけないんだからね……」
「そうか、それは済まなかったな、立花みさと」
「………うぅ、いや、それはいいのよ。私もちょっと声が小さかったし、大事なのは伝えたい要件だから」
実際のところ、みさとが笹原に呼びかけた声は遠すぎの小さすぎでとても聞きとれる物ではなかったのだが、今更それは言えないみさとである。
そもそも、みさとがこんな風になってしまったのも、その「要件」のせいだった。
「要件か。様子を見るに急ぎのものらしいな」
「うん………明日の事…だからね……」
いつになく、みさとの言葉は歯切れが悪い。
「明日?明日は土曜日で学校は休みだ……何か個人的な事なのか?」
「あ………うぅ……そうよ……その通りよっ!!」
変人奇人で通っていても、笹原は本質的には頭も良く、周囲の状況も見えるタイプだ。(見えた状態で斜め上の妙な解釈をする事はあるが)
みさとも笹原と接してきた時間は短くない。
観念して、みさとは笹原にその要件とやらを伝える。
「都合が悪くなきゃ……で良いんだけどね」
「ふむ……」
「ほら、笹原の家、農家だからお休みでも手伝いとかあるんじゃない?……もし、そうでなければ、なんだけど……」
「手伝い、というより笹原の家に生まれた者として、当然の責務を果たしているだけだがな」
「うん。だから、無理は言わないんだけど………」
つま先立ちのみさとが、笹原の耳に触れるか触れないかのギリギリまで唇を近づけて、小さく、恥ずかしげに囁く。
「明日、家に来て………泊まって行ってほしい……」
なけなしの勇気を振り絞ってそれだけ伝えると、みさとは緊張に耐えられなくなったのだろうか、そのままくるりと踵を返して走り去ってしまった。
照れ隠しとばかりに、ピンを引き抜いた手榴弾を床に転がしておいて………。
(い……言っちゃった………ついに言っちゃったよ、どうしよう………!?)
完全にパニック状態のみさとの背後から手榴弾の爆発の衝撃が遅れてやってくる。
そして爆発音の残響がようやく消えた頃、みさとは確かに聞いた。
「承知した。立花みさと、明日、そちらの家に向かおう」
白煙の中でも相変わらずの笹原の声がそう答えてくれたのを………。
そして、翌日、土曜日。午後1時過ぎ。
この日、立花家の人間は諸々の都合によって皆家にいなかった。
両親は揃って旅行に出かけ、明日の遅くまで帰る予定はない。
いつもは土日返上で剣道の練習に明け暮れている妹もたまには息抜き、という事で仲の良いクラスメイトの家にお泊り。
誰もいないリビングのソファにみさとはクッションを胸元に抱えて、落ち着かない時間を過ごしていた。
「………うぅ…でも、失敗だったわ。いくら慌ててたからって、いつ来るのかとか、時間も決めずに帰っちゃうなんて……」
昨日のみさとは笹原に、泊まりに来て欲しいと伝えるのが精一杯でいつ頃笹原が来るのか、それとも外で待ち合わせでもするのか、何一つ決めていなかった。
しかし、そのみさとの懊悩もそう長く続く事はなかった。
リンゴーン。
玄関の呼び鈴が鳴らされた。
脅かされた猫のように跳ね上がったみさとは、ソファから転がり落ちるようにしてフラフラと立ち上がる。
リビングの扉からひょっこり顔だけを出して、玄関へと通じる廊下から様子を窺う。
玄関のドアに阻まれて、向こうからはこちらの様子など見える筈はないのだが、そこにいる筈の彼の存在をどうしても意識してしまう。
「そもそも、時間は決めてないんだから、笹原のヤツとは限らないんだし……アイツだったらアイツで招待したのは私なんだから、私が出なくちゃおかしいし……」
抜き足差し足、こっそりとあくまで気配を殺して、ようやく玄関口にたどり着いたみさとがドアを開ける。
その向こうにいたのは、案外とこざっぱりした私服姿の…だけど、首もとにはやっぱり例のひらひらをつけた笹原だった。
「おお、立花みさと、いたのだな。時間の約束していなかったのを失念したまま来てしまったから、場違いな時間に来てしまったかと心配したのだが……」
「いいわよ。忘れてたのは私も同じだし。…さっさと上がんなさい」
「うむ、邪魔をさせてもらう」
一礼して、毎度の無駄に優雅な動きで立花家の玄関をくぐった笹原。
ドアが閉じると、ついに本当に笹原と二人きりだ。
ちらりと横を見れば、隣に立つ笹原が柔らかな微笑みを返してくれる。
その眼差しの前に立っているだけで、みさとの顔は真っ赤になって、体はガチガチに硬直して……
「どうしたのだ?立花みさと、あまり具合が良さそうではないが?」
「う、うるさいわね。そんな事ないわよ!私はいつもどーりに……」
「そう力むな。私とて緊張しているのだ。想い人の家を初めて訪れるともなればな」
「おも……っ!?」
笹原が僅かに照れたように、しかしさらりと言ったその言葉でみさとの体中の血液が沸点を越えてしまいそうになる。
「では、案内してもらえるか?立花みさと」
笹原の手がみさとの手を握り、みさとに先立って歩き始める。
「こ、こら……っ!案内しろって言っておいて、先に歩くなっ!ていうか、人の家に勝手にっ!!」
慌てて笹原を追い越してリビングへと彼を引っ張っていくみさとの顔には、嬉しそうな笑顔が浮かんでいた。
というわけで、立花家リビングルーム。
まるで自分の家にでもいるかのように、堂々とソファに腰を下ろしている笹原の態度には、もはやみさとも諦めているのかツッコミはなし。
というより、今のみさとの頭の中はそれどころではなかったりする。
(参ったな……学校ではもう少しぐらいはちゃんと、笹原と喋れてたと思うんだけど……)
喉の奥が詰まったように、言葉が出てこない。
笹原が家に来て、さしむかいになれば、話したい事なんていくらでも湧いてくる。
というか、そうやって笹原とゆっくり語り合う時間を前々から欲していた筈なのに……。
しかし、一方の笹原は先ほど「緊張しているのだ」なんてどの口が言ったのやら、みさとが出したお茶をすすりながらすっかり寛いでいる。
「ほっ………」
お茶を飲み終えた笹原が満足気に息を漏らしたところで、流石にみさとの方もこちらの気も知らずのんびり気分のこの男への怒りが湧いてきた。
ガツンと言ってやる。
結局いつもの学校でのやり取りと同じになってしまうが、構うものか。
このままだんまりを続けるよりは余程マシだ。
「ちょっと笹原っ!」
「どうした、立花みさと?せっかくのお茶が冷めるぞ?」
「そのお茶は私が淹れたものでしょうが!」
「うむ、美味だ。流石だな、立花みさと」
「……お、美味しかったんだ………って、そうじゃなくて、人の家まで来ていつものでっかい態度、いい加減にしな……むぐっ!?」
勢い任せに叫ぶみさとの口に何やら丸いものがねじ込まれて、みさとの言葉が止まる。
「ほれ…はまい……ほまんひゅう?(これ…甘い……おまんじゅう?)」
「まずは甘い物でも口に入れて、少しは落ち着け、立花みさと」
それは、みさとがお茶菓子にと出したまんじゅうの一つだった。
「むぐ…もぐもぐ…はひいっへんのよ(何言ってんのよ)…ごっくん。お茶もおまんじゅうも私が用意したものでしょ」
「うむ、饅頭の方も立花みさとが選んだ物なのか?」
「そうだけど……」
「どちらも美味だな。それとも、味の嗜好が同じなのだろうか?……ともかく、もう一杯お茶も欲しいところだな」
「笹原と……同じ嗜好……」
何となくその言葉が恥ずかしくて、勢いを失ったみさとはぺたりと再びソファに座り込む。
しかし、何故だろうか?さきほどまであった、喋りたくても言葉が出てこない、強張りのようなものはいつの間にかみさとの中から消えていた。
そんなみさとに、くすくすと笑いながら、笹原が少し嬉しそうに話しかけてくる。
「すまんな。いつも、立花みさとには助けられる」
「何よ、私は別に……」
「正直、先程まで会話の糸口を掴めずにいた」
「えっ!?」
意外な笹原の言葉にみさとがぽかんと口を開けていると、笹原は不思議そうに
「さっきも言ったではないか。緊張している、と。」
「でも、そんな風には全然……どっちかというと堂々とし過ぎて憎たらしいぐらいで…」
「表面を取り繕うのに精一杯だっただけだ」
実際にその言葉を聞いても、どうしても信じられないみさとに、からり、笹原は笑って見せて
「立花みさとの言葉はいつも私の懐深くまで斬り込んでくるようだ。油断すれば即一本奪われる」
「それって、褒めてるの?」
「そのつもりだ。御蔭で必死に言葉を返すしかなくなった私は、今はこうしていつものように立花みさとと話せている」
少なくとも、みさとの視点からは精一杯だったのはむしろ自分の方で、先程の叫びはどう話していいかわからないモヤモヤを、なりふり構わずに笹原にぶつけただけ。
しかし、笹原も実のところ同じ壁に突き当たっていて、意図せずとはいえ、みさとの声が、言葉が、それを打ち破る事になったというのなら……
(ちょっと……嬉しいかも、しれない……)
何だか照れくさくて、少しそっぽを向いて前髪なんぞいじりながら誤魔化していると、笹原はソファから腰を浮かせて、みさとの座っている側の近くまで移動してきて
「やはり、立花みさとといっしょにいる時間は、楽しい」
みさとの方に微笑みかけて、そう言った。
「……………何よ、馬鹿…」
「立花みさとは、楽しくないのか?」
「………………………」
みさとはその問いに言葉では答えなかったが、自分も腰を浮かせてソファを移動し、少しだけ笹原に近い位置に座りなおした。
さっきよりも幾分砕けた空気、雰囲気の中、どちらともなく互いに相手の方を見たみさとと笹原の視線が交錯する。
笹原はそれからみさとの手を見て
「どうやら、相変わらず練習にぬかりはないようだな、立花みさと」
みさとの手の平、親指と小指の辺りに出来ているタコを笹原は見逃さなかった。
何しろ、彼もかつては同じ道を歩み、練習に明け暮れた過去を持っているのだ。
「…あんまり見ないでよね。ちょっと、気にしてるんだから」
「しかし、それは剣道部員としての立花みさとの努力の証左であろう。誇るべきものだと思うが?」
「あのね。気にするのよ、女の子は!そりゃあ、好きでやってる剣道だけどさ」
練習熱心なみさとの手の平に残されたタコは、みさとの悩みの種でもあった。
男の人というのは、もっと柔らかくて小さな、女の子らしい手の平が好きなのではないか?
しかし、その手の平を彼女のまさに意中の少年の手がそっと包み込む。
「私は、こういう立花みさとの手が好きなのだがな」
「そ、そうなの……?って、勝手に触らないの!!気にしてるって言ったそばから……っ!!」
この手の平を好きだと言ってくれる、その笹原の言葉は真摯でまっすぐで、みさとは文句を言いながらも彼の手を振り払う事が出来ない。
「剣道部の方、調子はどうなのだ?」
「…………ん、それなりにはね。流石に長野原さんみたいにはいかないけど、部員のみんなの気合も十分だし大会の頃にはいい感じに仕上がってると思う」
「懐かしいな。私も少し前までは夢中になって竹刀を振っていたが……」
「今の笹原じゃ私の相手にはならないわよ?それに、そっちこそ演劇部、どうなのよ?」
今度はこちらの番だぞ、とばかりにずずいと身を乗り出したみさとが尋ねてくる。
「…ああ、こちらは次の脚本が上がったばかり、まだ練習も序の口といった所だ。ただ、新入部員がなかなか慣れぬようでな」
「あんたもそれなりには苦労してるんだ。まあ、演劇部の部長ってのも大変よね」
「私は苦労などとは思わぬがな。それに、公演に向けて奮起しているのは私だけではないものでな」
「ふーん」
何やら誇らしげに演劇部の事を語る笹原の横顔を眺めながら、みさとの顔に笑みが浮かぶ。
変人・奇人と呼ばれても、笹原幸治郎の心根はいつだってまっすぐに前を向いている。
それをずっと間近で見続けてきたみさとには、演劇部部長として情熱を燃やす笹原の姿が、言葉が、たとえようもなく嬉しいものだった。
「ま、精精舞台で恥かかないように頑張りなさいよ」
照れ隠しに頭をわしわしとしながら、笹原に告げれば
「勿論だ。そちらも、悔いのないようにな、立花みさと」
ふっと、相変わらず気取った笹原の笑みが返ってくる。
それから二人は、最近の学校での出来事、読んだ本の事、テレビやニュースの事、その他もろもろ、雑多な話題を取り上げては二人きりの会話を楽しんだのだった。
さて、時間はさらに経過して夕刻。
「そろそろ、夕飯の準備をしなきゃね。笹原、あんた何を食べ………」
「ふむ、この材料はビーフシチューだな。私の好物とは……これを天祐と言うのだろうか?」
夕食を作る為に立ち上がったみさとはいつの間にやらキッチンに入って、材料の吟味などをしている笹原の姿を見て顎が外れそうなほどに驚く。
「ちょ……あんた、いつの間にっ!!それに、人の家の台所に勝手に入ってっ!!」
「何を言う。そろそろ夕方だろう?今から作り始めないと、夕食が遅くなってしまう」
「いや、だから、どうしてあんたが……っ!?」
叫ぶみさとの前でどこから取り出した物か、笹原はいそいそとエプロンなどを付け始めて……
「だから、夕食の支度だと言っているではないか、立花みさと」
ようやく笹原のしようとしている事を理解して、納得したみさとだったが、その表情はかなり不機嫌である。
本当ならば、みさとが丹精込めて作ったビーフシチューで笹原の舌をうならせてやろうと、そう考えていたのだ。
それなのに、その笹原が調理に参加するのでは、計画はご破算である。
しかし、まさかそんな事を考えているとは口に出す訳にもいかず、ジト目のみさとは精一杯、笹原に抗議する。
「あんまりあんたに勝手に動き回られても困るんだけど?ビーフシチュー、せっかく材料用意したのに、失敗したらどうすんのよ?」
「ふむ、信用がないな。ならば、立花みさと、そちらの指示に従って手伝おう。これなら問題はないのではないか?」
「むぅ………」
建前上は、確かにそうかもしれない。
しかし、みさとの目的はあくまで自分一人で作ったビーフシチューを笹原に食べてもらいたい、この一点に尽きるのだ。
一体、どうやって笹原にキッチンから出ていってもらうか、それを考えている内にいつの間にやら当の笹原は勝手に包丁やまな板の用意なんて初めていて
「立花みさと、玉ねぎはこちらで切っておく。そちらは人参を……」
「あ〜も〜、わかったわよ。好きにしなさい、笹原!」
すっかりあきらめ顔のみさとは仕方なく自分もエプロン着用で調理に加わるのだった。
みさとにとっては誠に悔しい話ではあるが、笹原が参加してくれたおかげで調理はすこぶるスムーズに進んだ。
何しろ本格的に作ろうとするとやたらと手間暇のかかる料理である。
が、みさとが調理を進める合間合間に笹原が別の作業をやってくれるので、その行程はトントン拍子に進んでいく。
「というか、やたら手馴れてるわね。こういうの、苦手だと思ってたんだけど?」
「何を言う、立花みさと。同じクラスで同じ家庭科の授業に参加しているのを忘れたのか?」
「むむっ…確かにそうだけど……」
考えて見れば、確かに笹原だって家庭科の調理実習は普通に受けている。
毎度、あの正体不明の執事らしき人物のサポートを受けているからそればかりが印象に残ってしまうが、
その助けが無ければ何も出来ないなどという類の人物でない事は確かだ。
「そもそも、農家である笹原家の長男が食材もまともに扱えないなど、冗談にもならんであろう?」
当然だ、と言わんばかりの表情の笹原はシチュー鍋にじゃがいもとマッシュルームを加えて、煮込みも最終工程に入ろうとしている。
そもそも、ふつうの農家の長男坊だろうと以前笹原にツッコミを入れたのは他ならぬみさとである。
そこまで分かっていて、それなのに笹原という男子を見誤っていた自分がみさとは何だか悔しかった。
ただ………。
「うむ、そろそろだな。立花みさと、食器の用意は…」
「言われなくてもとっくよ。サラダももうテーブルに運んだわ」
「さすがの手際だな。感服する」
笹原の素直な賞賛の言葉に耳を赤くしたみさとは、食器棚を探るふりをして彼から赤くなった顔を背ける。
すっかりと予定を狂わされてしまったみさとではあったが、正直に言って笹原と一緒に料理をしていたこの時間はすこぶる楽しかった。
これだけすんなりとビーフシチューを作れたのには、一つにはみさとが料理に手馴れていることもあるだろう。
もう一つには笹原の意外な料理スキルのこともある。
しかし、きっとそれ以上に重要だったのは、同じキッチンに立った二人の呼吸が驚くほどぴったりだったことだろう。
みさとがこれをしてほしい、と思ったときには先回りして笹原が準備を進めてくれていて、
同じようにみさとも笹原がしてほしいことが何となくではあるが、分かってしまう。
単に料理をしているというよりは、同じリズムの曲に合わせてダンスでも踊るように、二人で一つの作業に専念する。
そんな時間の全部がみさとにとって心地良く幸せなものだった。
「……さて、こんなものだろうか?最後の味見、頼んでも構わんか、立花みさと?」
「はいはい。あんただけに任せておくと心配だからね」
笹原から渡された小皿を受け取り、味見をする。
「………美味しい」
これ以上は望めないほどの上出来だった。
気が付けば、その出来栄えに、笹原と互いに笑顔を交わしていた。
(これで…良かったのかも……)
そして、シチューを皿に盛りつけながら、みさとは少しだけ想像する。
今から数年後、大人になった二人が同じようにキッチンに立って、また一緒にビーフシチューをつくっている、そんな光景を。
ダイニングのテーブルを囲んでの、二人の夕食は賑やかだった。
みさとも、笹原すらも気づいていなかっただろう。
笹原が家にやって来て以来、二人の間で交わされる言葉の量はごく自然に増えていた。
もしかすると、一緒に作ったビーフシチューのお陰もあるのかもしれない。
ともかく、今はみさとにとって笹原の声は心地良く、笹原にとってみさとの言葉は好ましく耳に響いていた。
しゃべることにいつまでも飽きなかった。
「しかし、美味だな」
「あーはいはい、わかったわよ。美味だ、ってそれ何回目?あんたの料理の腕前はさっきのでよく分かったから」
「……?私の腕前…というが、これは二人で作ったシチューだろう?」
「………………っ!?」
ただ、笹原が時折恥ずかしげもなくこんな事を言うので、ときどきみさとは返答に困ってしまうのだが。
ともかく、充実した夕食が終わり、みさとは食器を片付けながら笹原に声をかける。
「食器の方、私が洗っておくから、笹原は先にお風呂使っちゃいなさい」
「後片付けも手伝うつもりだったのだが……」
「いーから、行く。どうせふたり分の食器なんだし、すぐに洗い終わるから、今度こそお客さんらしくこの家の人間に従いなさい」
それならば……と頷いた笹原は持参した荷物の中から着替え一式を取り出してバスルームへと向かう。
その着替えを見てみさとは改めて実感する。
(今日、笹原、ウチに泊まっていくんだ。笹原と一緒に、笹原と同じ夜を過ごす………)
急に色々意識してしまい、めくるめく妄想が止まらなくなりそうになったみさとは、誤魔化すように食器洗いに専念する。
が、それも終わってしまえば、今度こそみさとの暴走する妄想を止める手立てはない。
みさと以外、他の家族は誰もいないこの家に招かれた意味は笹原だって分かっている筈。
みさとは今更ながらに、自分の行動が早まったものではなかったのかと、湧き上がる不安にパニックになってしまいそうになるのだが……。
(しっかりしなさい、私!もう今から後戻りする事なんて出来ないんだから……)
既に賽は投げられたのだ。
それに、この家に来てから笹原の見せてくれた表情は、学校で見るものより幾分か柔らかで、楽しげで、それがみさとには嬉しくて……
(まあ、ちょっとはクールダウンしとかないと、この後がもたないわよね)
そう心中密かに呟いてから、みさとは少し気分を切り替えようと洗面台で顔を洗う事にする。
が、彼女の頭はやはりいっぱいいっぱいだったようだ。
みさとはとんでもない事を失念していた。
みさとが使う洗面台の背後の扉一枚向こうはバスルームで、そこには今まさに入浴中の笹原がいるのだ。
「ん……これで少しは頭も冷えたかな?」
呟いた言葉に覆いかぶさるように、浴室から声が響いた。
「立花みさと?そこにいるのか?」
「ふえっ!!?」
自分がどこにいて、何をしているのか、ろくに把握もしていなかったみさとにその声は強烈すぎた。
しかも、振り返った先に見えたのは、湯船に浸かった笹原の、磨りガラス越しの肌色のシルエット。
「あっ!えっと…その、これは違うのっ!…別にそういう意味じゃなくて……!!」
みさとはもはやひたすらに慌てる事しか出来なかった。
勿論、こんな形で笹原を自宅に招いたのだ。
そういった類の期待がなかったという事はない。
しかし、たった今みさとを襲った事態はあまりに突然で、しかも彼女は不意打ちに弱かった。
みさとがうっかり寄りかかった浴室の扉は、彼女の身軽な体でもたやすく押し開けられてしまい……
「うあ…………」
「……………む…」
転がり込んできたみさとと、笹原の目が合う。
両者とも、言葉を失う。
笹原ですら、目の前で起こった出来事に目を丸くしている。
半ば倒れるようにして浴室に転がり込んだ為、ちょうど浴室の床に這い蹲る形になり、湯船の中の笹原の全身を直視せずに済んだのは不幸中の幸いか。
しかし………。
(終わった。何もかも……)
この状況、どんなふうにみさとが弁解しても不自然なものにしかならない。
本当に、みさと自身だって信じられないくらいぼんやりしていたのだから。
(どう見たって、どう考えたって、これって私が笹原のお風呂、覗きに来たようにしか見えないわよね………)
ついさっきまで、あれほど楽しく話していたのに、一緒にシチューを作っていたのに、何もかもがご破算だ。
だが、笹原が次に口を開いたとき、出てきた言葉は予想もしなかったもので……
「立花みさと、服がずぶ濡れではないか」
「えっ?……あ、ああ……」
濡れた浴室の床に転がった上、湯船からも飛び散ったお湯がかかったせいで、みさとの服はずぶ濡れで、お湯でびしょびしょの服の布地はぴったりと彼女の肌に張り付いていた。
笹原はそんなみさとの姿を見つめながら、顎に手を当ててしばらく沈思黙考。そして……
「このまま、外に出てもらって、濡れた服で立花みさとが風邪を引くというのも考えものだな。
………いっそ、このまま二人一緒に、風呂に入るというのはどうか?」
みさとは一瞬、笹原の言葉を理解できず、呆然。そして……
「えっ?えっ!?えぇええええええええええええええええええっ!!!?」
これ以上無いくらいの驚きの声を、浴室に響かせたのだった。
そこそこの大きさはある筈のみさとの家の浴槽だったが、流石に二人が一緒に入るとなれば狭い。
服を脱いで、体を洗って、その浴槽に入ったみさとは笹原に背中を向けて、その胸元あたりに頭を預けるようにしてお湯に浸かっている。
「……何が一緒に風呂に入るよ。笹原がこんな変態だったなんて、私も流石に思ってなかったわよ」
「さて…私はあの時考えられる妥当な解決策を提案しただけなのでだがな……」
みさとのセリフにも悪びれもしない笹原の態度に、彼女はお湯の中に顔の半分までつけてふてくされてしまう。
しかし、言葉の上ではどう言おうと、笹原に体を委ねて、その胸板に後頭部をのっけた今の体勢はみさとにとって心底からリラックスできるものだった。
時折、笹原の指先が手ぐしでみさとのショートヘアを弄ぶのを、くすぐったく感じながら、みさとは次第に強張った体から力を抜いていく。
たぶん、ここ以上に、みさとの心が安心を感じられる場所なんて世界のどこを探しても存在しない。
一方の笹原は相変わらずの嫌味なほど落ち着いた様子で、みさとの髪を指に絡めながらふいに口を開く。
「しかし、変態か……。確かにそれを問われれば、言い逃れできないのも事実ではあるな」
「…………自分で認めちゃうんだ?」
「十代のただ中の男子である自分に、欠片の性欲もないと言い張るほど私も厚顔無恥ではない。
こうして、触れて、見て、感じている立花みさとの姿は、やはり魅力的だ。美しいと、そう思う。もっと触れていたく鳴る自分の心の猛りも感じる……ただ」
(確かに……こいつは顔の皮は分厚いけど、恥を知らない訳じゃないから……ね)
魅力的、美しい、そういう言葉を何のてらいもなく使えるのも、また笹原幸治郎だ。
そういう言い方をされるては、みさとの方も言い返すより恥ずかしさの方が先に立ってしまう。
「ただ……きっと、それだけの理由でもないのだろうと、そう思うのだ、立花みさとよ」
「それだけじゃない………って、あんたが自分で認めた変態性以外に何があるってのよ」
「その通りだ」
みさとの背後から笹原の腕が回されて、みさとの上半身がぎゅっと抱きしめられる。
みさとの背中と笹原の胸元の辺りが密着して、背中越しの彼の鼓動を感じてしまう。
「立花みさとの家に、誘われてはじめは戸惑った。いざ来てみても、何を話すのか頭に浮かばなかった。それが立花みさとの一声で動き出して……」
改めて、みさとは思い出す。
そういえば、この家に来た当初、笹原はろくに何も話さず茶などすすっていた。
いつも通りの余裕の態度と見えたのは、それは表面上の事だけで、みさとが思い切って叫ぶまでは何をどう話していいか分からず、緊張していたという。
「……それから、たっぷりと話した。学校でも嫌というほど言葉を交わしているつもりだったのだがな、話題が尽きないとはああいう事を言うのだろう。
共に料理をして、食べて、笑って……そうして、今は同じ湯船の中だ。立花みさとにこうして触れていて、ホッとする、幸せだと思う。
もういい加減のぼせてしまいそうだというのに、まだ離したくないと、もうしばらくこのままでいたいなどと、馬鹿な事を考えてしまう」
それはちょうど、みさとが感じていたのと同じ感覚、気持ち。
色々と予定通りにいかない事も、戸惑う事もたくさんあった。
それでも、今日一日を心から楽しく過ごせたのは、今も傍らにいる彼の存在のおかげだ。
(そうだ……私も……私だって………)
そうして、みさとは笹原と同じ浴槽に入って以来、ほとんど初めて自分から大きく体を動かした。
自分を抱きしめる笹原の腕を少しだけ緩めさせて、彼にせなかを向けていた自分の体をくるりと反転させる。
細い腕を笹原の背中に回して、視線を上に上げれば見下ろしてくる彼の視線とまっすぐにぶつかる。
「ささ…はら………私も……」
ただでさえ裸だった体、今度は笹原の胸板と自分の胸の二つの膨らみが触れ合ってしまう。
でも、それでも構わない。恥ずかしいのも関係ない。
ここは、どこよりも、誰よりも、幸せでいられる、みさとの大好きな人の一番近くの場所なのだから。
「私も…このまま一緒にいたい………笹原……」
みさとの腕、笹原の腕の両方にどちらともなく力が込められて、湯船の中、生まれたままの姿の二人の体がぴったりとくっついて……
「そうだな、立花みさと……このまま、一緒に……」
二人の唇が重ね合わされた。
「ん…くぅ…んんっ……んちゅ……はぁ…あ……笹原……」
「熱い…な…立花みさと……こうして湯船に浸かっているというのに、それよりも体の奥から熱が湧き上がるようだ……止められん」
ただひたすらに求め合う。
互いの唇の感触を、唾液の味を、濡れた肌の手触りを……その奥で燃える熱を、とめどもなく求め続ける。
一度唇を重ねてしまえば、息継ぎなど忘れて、笹原の舌はみさとの舌にからみついてゆく。
二人の唾液をかき混ぜるようにして、くちゅくちゅと淫靡な音を立てながら口腔内を撫で回し、歯列をなぞり、みさとの口の中を味わい尽くす。
そして、みさともそれに必死で応えようと、無我夢中で伸ばした舌で、まるで別の生き物であるかのように動く笹原の舌の感触全てを感じ取る。
「……っはぁはぁ…また…息止まるかと思った……すごく心臓に悪そう、これ……」
「ならばやめるか、立花みさと……?」
「…はぁ…こっちにそのつもりがないって分かってて、わざわざ聞かないの、馬鹿」
「そこをあえて言わせたくなるのも男心だ」
なんて事を言って悪びれもせず笑う笹原の額に不意打ちでキスをする。
すると、お返しのつもりなのだろうか、今度は笹原の唇がみさとのうなじや首筋、耳元、鎖骨から肩にいたるまでのなだらかなライン、その全てに数えきれないキスを落としていく。
「…ひ…はぁ……や…笹原…そんな……ひ…きょうよ……」
笹原にキスをされた場所はどこも、彼の唇が離れた後もじんじんと熱を持って痺れて、みさとの神経をざわつかせ、興奮させる。
笹原のキスはそこからなおも続き、肩から腕の先、胸元、それから器用に背後に回りこんで背中にまで、いたる所にマークを刻んでいく。
互いの唇を求め合うばかりだった先ほどまでから一転、みさとは笹原のもたらすキスの刺激にただ声を上げるばかりになっていた。
「あっ…くぅん…はぁ…ささはら……そこ…ひゃめ……かんじすぎて…わたし……」
「その声を聞かされては…止まれるものも止まれなくなるというものだ…立花みさと…」
「ば…かぁ……あ…や…そんな…胸まで…は…ふあああああああっっ!!!」
キスの嵐の中で湯船へとへたりこんでしまいそうな体を、笹原の肩にしがみついて必死に堪えるみさと。
すると、今度は笹原の手の平がみさとの胸のふくらみを包みこみ、丹念にこねまわすようにその全体を揉んでくる。
胸全体があの熱と痺れに揉みくちゃにされている内に、ふくらみの先端部分までが硬く尖り初めて……
「乳首も硬くなってきたようだな。……薄桃の…可愛らしい色だ……」
「…こ…言葉に出して言うなぁ!…って、ひゃああんっ!…はぁ…あっ…吸わないで…歯、立てないでぇ……っ!!!」
片方の乳首を笹原の唇と歯に、もう片方を笹原の指先に責められて、みさとはショートカットを振り乱してビクビクとその刺激に体をくねらせ続ける。
そして、圧倒的な刺激と快楽の中で、耳に届いた笹原の言葉に改めて意識してしまう事があった。
(そうだ…今、私と笹原、こんな明るい場所でえっちなことして………)
以前、初めて笹原と肌を重ねあわせたのは夕暮れの学校の教室の中での事、あの時は教室の明かりもろくに点けず薄暗いままだった。
だが、今は違う。
こうこうと灯されたバスルームの明かりの下では、みさとのなめらかな肌の、上気した色も、細やかな体のラインも全てが丸分かりだ。
見られている、そう意識してしまうと、恥ずかしさと照れくささは二乗倍になってみさとの心に襲いかかってくる。
そして、それは彼女を腕に抱く笹原に対しても同じ事。
明かりの下で露になった笹原の、十代の少年らしいしなやかな筋肉を備えた肉体、その印影、輪郭。
それらが笹原のもたらす快楽で朦朧としてしまうみさとの頭の中に否応もなく流れこんで、彼女のドキドキをさらに加速させる。
(…だめ…笹原の体から……目、逸らせない……頭、ぼんやりして…おかしくなってく……)
立ち上る湯気はみさとの視界を覆い、さらに彼女の見る全てから現実感を奪い去って、全てがふわふわと夢に浮かぶ幻影にすら思えてくる。
だが……
「ひはぁ…ああんっ!!…っく…うああっ…ささはらぁ…や…きもち…よすぎ………はぁああああっ!!!」
電流のように駆け抜けた鮮烈な快感が、それが夢でも幻でもないと教えてくれる。
笹原の指先がいつの間にやらみさとの秘所に触れて、その密やかな割れ目を押し割って内部に侵入してきた。
みさとの秘所の浅い部分に幾度も笹原の指先が抜き差しされて、クレヴァスをくちゅくちゅとかき混ぜられる。
クリトリスを撫でられて、摘まれれば駆け抜ける衝撃と快感にみさとはひとたまりもなく、一瞬ばかり意識を手放し、そして次の快感によって再び覚醒させられる。
その繰り返しの中、かろうじてみさとが崩れ落ちずにいられるのは、笹原の体にぴったりと身を寄せてしがみついているからだ。
(笹原…………!)
しがみついた笹原の背中はとても頼りがいがあって、肌を触れ合わせているだけで安心できる。
笹原のそばにれば、きっと何も心配はいらない。
(……こんなえっちな事しながら…こんな事考えるなんて、私やっぱりおかしいのかな……?)
ふと頭をよぎる疑問もすぐにどうでもよくなる。
笹原の腕が指先が、唇が舌が、そして触れ合えば伝わる彼の鼓動が、求めるのはただみさとだけだと、今の彼女には実感できるのだから。
「…ごめ……ささはら…わたし…もう……っ!!!」
「わかった。立花みさと……っ!!」
そして、ついにみさとの体の奥、貯めこまれた快感をせき止めていたダムが崩壊を始める。
息も絶え絶えの声で笹原に呼びかければ、彼の左腕が彼女をささえるようにぎゅっと体をだきよせてくれる。
そして、秘所を激しく撹拌する指先の動きに、ついにみさとはあられもなく達してしまう。
「ふあっ…っ!!あああっ!!!…ささ…はらぁ…っ!!!…あああああああああっ!!!!」
張り詰めていた糸が一気に切れて、力の抜けた体を、みさとは笹原の体に寄りかかって支える。
笹原も同様にみさとを優しく抱きしめ、彼女をクールダウンさせるかのように、先ほどまでとは違う、そっと触れるだけのキスを肌に落としていく。
(………あんなに大きな声出しちゃうなんて……でも、お風呂場で良かったのかも…ここなら外にはあんまり響かないし、それに………)
みさとは下腹部にじんじんと残る、絶頂の余韻を感じながら、顔を赤くする。
(この分だと……きっと、外でやってたら、アソコ……びしょびしょで大変な事になってたから………)
それから、少しばかりみさとの呼吸が整った頃、みさとはふと湯船の中に見つけたソレに顔を赤くして固まった。
(いやいやいや……別に見るのは初めてじゃないけど……けど………)
熱くたぎる血によって硬く大きく膨張した笹原のモノ……以前見たのは夕焼けの薄明かりの中でこうまではっきりとその形を見るのはみさとも初めてである。
流麗な曲線で構成された人間の肉体の中ではあまりに異質なその肉塊。
ただ、それがこうまで張り詰めているその原因が自分にあるのだと思うと、みさとにはどことなく愛しく、可愛らしいものにも思えてきて。
「……ねえ、笹原…ちょっと、立ち上がってくれない?」
「……立花みさと?…それは構わないが、大丈夫なのか?」
「いいから…早くしてよ!」
今から自分がしようとしている事を意識すると、何気なく尋ねてくる笹原の声さえもが恥ずかしくて……
「この前もそうだったけど…ずっと、あんたの手で感じさせられっぱなしで……ちょっと癪なのよね…だから」
「………?……そこは…!?」
流石に突然に触れられて、笹原も僅かに驚きの声を上げる。
「…こ、今度は私があんたのを……気持よくしてあげるんだから!……あ、あんまり何回も言わせないでよね!!」
「立花みさと………」
しかし、実際に手に握り、脈動する肉の手触り、重さを感じ取ると、ソレが自分の手や口で処理できる物なのかみさとは少し不安になってしまう。
それでも勇気を振り絞り、まずは両の手の平を使ってみさとは笹原のモノをしごきはじめる。
「…く…あ…熱い……触ってる…だけなのに………」
みさとが手の平を前後に動かす旅にびくりと反応する笹原のモノ。
しかし、主導権を握り、快感を与えているのはみさとの側の筈なのに、彼女は早まっていく鼓動を止める事が出来ない。
(びくびくって脈打ってる…けど…ちゃんと気持ち良いのかな?もっと積極的にいかなきゃ、駄目なんじゃ…)
僅かに話に聞くばかりで、正確なやり方も知らないこの行為。
手指や口で刺激を与えればなんとかなると思っていたが、やはりみさとには分からない部分が多すぎる。
ならば、当たって砕けろとばかりに、肉棒の先端にくちづけてみると……
「……っく………」
僅かに笹原が声を漏らした。
なにはともあれ、みさとの行為は笹原にある程度の刺激と快楽を与えているようだ。
少しだけ自信をもった彼女は今度は唇を開き、笹原のモノを自分の口の中に導いていく。
「…んむぅ…ささ…はらぁ…ほむ…くちゅくちゅ…ぴちゃ……」
しかし、脈打つ肉塊は思っていた以上の大きさでみさとの口を埋め尽くし、圧倒する。
それでも、みさとは必死に舌を絡め、口を前後させて、笹原に少しでも快感を与えようと口淫に専念する。
「はむぅ…む……んんっ…んっく………ふぅ…はぁ…」
「…立花…みさと……あまり…無理をするな……」
無我夢中、といった様子で笹原のモノをしゃぶり、奉仕するみさとの様子を気遣って笹原が声をかけてくるが、今のみさとにはそれを耳に入れる余裕さえない。
(熱い……おっきい……こんなの…どうしたら……)
圧倒的な質量・熱量にただ、唾液を、舌を絡ませる事だけで頭がいっぱいになって、みさとはいつの間にやら吾を失い肉塊にしゃぶりつくので精一杯となる。
「…ふむぅ…んんっ…はぁ…んく……ふぅ……」
いつ終わるとも知れず延々と続けられるその行為、だが早まる脈動、高まる熱はそこに終わりが近付いている事を知らせていた。
笹原は、限界を感じ取りみさとの口淫を止めようとするが………
「立花みさと……そろそろ、出る……もういいっ!」
「…はむぅ…んちゅ…んんっ…く…ふむぅ………ささ…はら…?…あ、ふあああああっ!!!?」
しかし、行為に夢中になっていたみさとはそれに気づかず、彼女が笹原の下腹部を駆け上ってくる熱の奔流に気づいたときには全てが遅かった。
「…っ!?…わぷっ…ふあ……ああ、…出て…る……!!?」
最初に口の中に放たれた白濁に驚き、思わず唇を離すと今度は白濁が雨となってみさとの顔に降り注ぐ。
みさとは顔も口の中も、笹原の白濁にまみれて、汚されてしまった。
(これが…笹原の味…におい……熱くて、べとべとして……苦い………)
みさとは呆然としつつ、口元に触れて、そこに飛び散った笹原の糸を引く白濁を指先にもてあそぶ。
隠しようもない濃厚な牡の匂いと、粘着く感触は話に聞いた通りで、それに塗れたみさとはいつもの自分ならば笹原に対して怒っていたのだろうな、とぼんやり考える。
だが、今はそれよりも、頭を支配するぼんやりとした熱と、笹原を気持よくしてあげられたという満足感の方が強くて、さして気にならない。
(…それに、笹原も途中でちゃんと言ってくれてたし…今もほら……)
笹原は湯船の中にぺたりと座り込んでしまったみさとを心配そうに見下ろして、肩に手を置いて支えてくれている。
正直、今回の笹原への奉仕は満点なんてとても言えないだろう。
それでも、コイツは構わず私に付き合って、心配しさえしてくれる。
それが嬉しかった。
「……ささはら……キス…して…」
そんな事を考えていたら、想いがそのまま、言葉に変わってしまった。
笹原の唇が、キスが欲しい。
止めようのない想いにかられたまま、みさとは笹原に向けてくちづけをねだる。
しかし、そこで彼女はようやく思い出す。
(そうだ……今、私…笹原ので口も顔も汚れてて……)
慌てて差し出しかけた唇を、みさとは引っ込めようとするが……
「んむ……んんっ………ぷはっ……笹原…どして……?」
それよりも早く、笹原の唇が彼女の唇に覆いかぶさっていた。
「全く、無理をするなと言ったであろうに……あのように求められて、応えずにいられない男などいないぞ?」
苦笑いを浮かべて、笹原がみさとにそう言ってみせた。
必死に自分のモノに奉仕し、今度はうっとりとこちらを見上げて、笹原のキスを求めてきたみさと。
その瞳に笹原の姿だけを映したみさとの眼差しに、笹原は惹き寄せられるようにしてキスをしていた。
自らが出したものの苦みも、それが立花みさとも味わったものであると思えば、さほど気になるものではなかった。
「もっと触れさせくれ、傍にいさせてくれ、立花みさと……」
「うん…私も……笹原といっしょに………」
そうして、二人は再びのキスを交わした後、今度はみさとが笹原の下に来るように体勢を変えて、さらなる行為へと没入していく。
67 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 20:52:23.49 ID:eGMVfgRt
みさとによって一度射精に導かれた後も、笹原のモノは硬度も熱も失う事なく、脈動しながらその存在を誇示していた。
それが求める事はただひとつだけ、最愛の者の肉体と深く繋がる事のみである。
「…そろそろ大丈夫か、立花みさと……?」
「…さ…さっさとしなさい……このまま待ってるのだって、結構恥ずかしいんだから……」
「それはすまなかった。ならば……」
両脚を開いて露になったみさとの秘所、その入口にあてがわれた笹原のモノにぐっと力が込められる。
「いくぞ………」
「うん……笹原…きて…」
狭く閉じた柔肉を押し割って、脈打つ怒張がその先端をみさとの膣内に埋めていく。
これまでの行為で既に甘い蜜で溢れかえっていたみさとのアソコは、粘着く粘膜と粘膜の小擦れ合いにほとばしる快感でびくびくと震えてしまう。
「あっ…くぅ…ふあっ……はぁはぁ…ささはら……ささはらぁ……っ!!!」
笹原のモノが体の中を前後する度、駆け抜ける快感の電流にみさとは自分の体を支えきれなくなってしまいそうになる。
しかし、みさとが不安を感じる事はない。
みさとの背中を支える笹原の腕も、笹原の背中にしがみついたみさとの腕も、きっと絶対に緩む事はないと、みさとは無意識に確信していた。
だからこそ、今はただ熱く硬い杭に膣内をかき混ぜられ、肉と粘膜が絡み合う快楽にひたすらに溺れていく。
求め、求められて、交わしたキスの回数は数えも切れず、粘つく唾液が二人の唇を糸で結ぶ。
「…ささはら…好き!…ずっと…ずっと好きだったんだからっ!!…離れないで…傍にいて……ねえ、笹原ぁっ!!!!」
「問われるまでもない。…私も立花みさとと共に……っ!!!」
正面から向かい合った二人が瞳に映すのは互いの姿ばかり。
他のあらゆる全ては背景へと変わって、みさとと笹原は愛しい人の体温と肌触り、そして止めどなく湧き上がる快楽のみを共有して、乱れていく。
笹原の腰の動きは大きくなり、それにともなって反応するみさとの動きも激しくなる。
加速していく二人の行為は湯船の中は波打ち、湯船から溢れでたお湯が床とぶつかり飛沫を散らす。
「あっ…ふあっ…はあっ…ささはらっ!!…もっと…もっと強くしてっ!!…もっと…ささはらのでわたしのなか、めちゃくちゃにっ!!」
迸る快感と欲情、そしてそれすらも凌駕する笹原幸治郎を求める熱情がみさとを叫ばせる。
笹原もそれに応えて、より深く、より強く、みさとの肉体を肉やりで貫き、引きぬいては、再び子宮の入り口を叩くほどに強く突き入れる。
熱く燃えるみさとの膣内に、それと同等の熱をまとった肉杭が繰り返し抜き差しされて、熱と快楽を高めていく。
あられもなく髪を振り乱し、濡れ肌を照明に輝かせて声を上げるみさとの姿は淫靡に欲情をそそり、笹原によるピストンは止まるところを知らずに加速していく。
「はうっ…くあ…あああっ!!…だめぇ…あたま…まっしろになっちゃうよ…ささはらっ!!…ささはらぁっ!!」
燃え滾る体に落とされる幾度ものキス。
それはじんじんと甘い痺れを運んで、みさとを快楽の熱い泥沼の奥底にさらに深く引きずり込んでいく。
笹原の歯先がみさとのピンと屹立した乳首を捉え、甘噛みされればその刺激に、みさとの口からまた一つ、甘い悲鳴がほとばしりでる。
笹原の指先が、舌が体中を這いずって、内側から、外側から、みさとの肉体は快楽でとかされてしまいそうだ。
「…だめぇ…きもち…よすぎるぅ……っ!!おかしく…なるぅ!!…しんじゃうっ!!しんじゃうよぉおおおっ!!!」
快楽のあまりに「おかしくなる」「死んでしまう」……あまりに大げさとも思えるその表現の意味を、みさとは今身を持って実感していた。
注がれる熱と快楽によって、体は愛しい人だけを求めるものへと変化していく。
心も体も何もかもが塗り替えられて、以前の自分から変えられていく……「おかしくなる」
とどまる事を知らない快感の連鎖は幾度も小さなピークを迎え、その度にはじけ飛ぶ意識はまるで体がバラバラになるような衝撃で、
「死んでしまう」、その言葉を叫ばずにはとてもいられない。
みさとは笹原の色に、笹原はみさとの色に染まって、意識を吹き飛ばすほどの快感の爆発の中で溶け合い、混ざり合っていく。
それでも、互いを求める熱情は止まる事など知らず、笹原は、みさとは、遙かな高みを目指してさらに登りつめていく。
「ふあっ!…ああっ!!…ささはらっ!!…ささはらぁあああっ!!!…わたし…もうっ!!!!」
「立花みさと……っ!!私もだ……受け止めてくれ!!!」
「うんっ!!…ささはらの…ちょうだいっ!!…ささはらのあついので…わたしのなか…いっぱいにっ!!!」
ただお互いを見つめて、呼び合い、求め合う二人の中で貯めこまれた熱が限界を超える。
最大級の快感の衝撃が全てを押し流す勢いでみさとの全身を駆け抜けて、意識は千々に砕け散る。
それでも、その腕だけは最愛の人の背中に回されたまま、彼を求めるかのように、一層の力が込められる。
「出すぞっ!…立花みさと…っ!!」
「あああっ!!ささはらっ!!…ふああっ!!…いくぅううううううううううぅううっ!!!!!!!」
ビリビリと駆け抜ける絶頂感に弓なりになって震えるみさとの膣内に、吐き出された笹原の白濁とその熱が、波打ってさらに衝撃を与える。
意識は真っ白に消し飛んでしまいそうで、無我夢中で笹原の背中にしがみついたみさとは、その一瞬、何よりも近くに笹原の事を感じていた。
そして、やがて、熱と快楽の余韻が笹原とみさと、二人の間から消え始めた頃……
「笹原っ……」
「…立花みさと……」
額をくっつけて、微笑みかけてきたみさとの表情に、笹原も柔らかい笑みを浮かべて、名前を呼んで応えたのだった。
69 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 20:53:13.18 ID:kzIdneOM
ながっつww
………というわけで、風呂上りの二人。
熱い風呂の中にたっぷりと浸かり、その上、激しく愛を交わした疲労は大きく、みさとはソファにぐったり体を沈め、
一見平静を保っているかのように見える笹原も、時折頭に手を当てて、ふらつく体を倒れないように堪えるのが精一杯という有様だった。
「……そもそも、笹原があんな無茶してくるから悪いのよ?」
「確かに、今回はすまなかった……」
笹原もうっかりバスルームの前まで来てしまったみさとに、「一緒に風呂に入ろう」と持ちかけた事にそれなりに責任を感じている様子ではあった。
「まあ、私も調子に乗ってたけどさ……でも、本当はこの後も、夕食の前みたいに、笹原とたくさん話したかったのにな」
「うむ………」
その点はみさとの意見も笹原の意見も一致していた。
気兼ねなく言葉を交わし、互いの心により深く近づけたあの時間をもう一度と、二人ともそう考えていたのだが………。
「この状態では無理だな。全身がのぼせて、疲れ切っている………正直に言うと、実は先ほど一瞬、目を閉じた時、深くいざなわれかけていた……」
「ああ、やっぱりさっき、少し眠りかけてたんだ……眠るんならせめてベッドの中にしなさいよ。いくら私でも男子一人運ぶのは大変なんだから…」
「いつもの銃火器を運ぶのに比べれば、さほどの労力とも思えんが…」
「なんか言った?」
「………いや、何でもない」
ともかく、二人にとっては名残惜しいことこの上ない話だったが、これ以上起きているのは肉体的に限界のようだった。
「ほら、笹原も立ってよ。そのまんま寝ると風邪ひくんだから」
「うむ、世話を掛ける……」
みさとに手を貸されて、立ち上がる笹原。
みさとはそのまま笹原の手を引いて、自室のある二階へと階段を登っていく。
「……………」
そして、自分の部屋のドアの前に来ても、みさとはその手を離さなかった。
「なによ……文句あるの、笹原?」
「いいや、理にかなった判断だと思うぞ。立花みさと…」
少し恥ずかしげに、笹原の方を振り返ってみさとは尋ねる。
笹原はその問いに毎度の余裕の表情を浮かべて答えて……
「まだまだ話し足りないが、もう時間も体力もさほど残されていない。ならば、眠りに落ちるまでは同じ寝台の上で…おかしな事など何も無い」
「………わざわざ声に出して言うな」
そして、顔を真赤にしてうつむいたみさとの手の平を、笹原はぎゅっと握って
「言ったであろう?私も立花みさとといる時間が楽しいと、出来る限り傍にいたいと、ならばこれは願ってもない話だ」
「………………だから、わざわざ言わないでよ……お風呂であんな事しといてなんだけど……やっぱりまだ、照れくさいんだからさ、笹原」
それから、手と手を握り合った二人が二階の廊下から消えて、果たして立花みさとの自室でどんな夜を過ごしたのか、それは分からない。
ただ、夜が明ける頃、挿し込む日の光に照らされた二人の表情が心から安らいだものであった事を見れば、それは語るまでもない事なのだろう。
これで終わりです
色々考えてた筈なのに、結局またみさとと笹原書いてる
どうも私はこの二人の虜にされたようです
では失礼しました
GJ!!
虜で上等!
何がうまいって二人それぞれの心情推移を二人分を追跡できていること
純愛エロごちそうさまでした!
エロパロやりやすいのはやはりこの二人か
行為真っ最中のところを目撃してしまった
ちゃんみおのハートを埋めるのは俺の役目だ
76 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/02(木) 17:21:39.70 ID:i0qP/6dK
なんのことだよ。
麻衣×ゆっこで書きました。
麻衣ちゃんがふたなりになっております、ご注意ください。
さて、どうしてこんな事になったものやら……。
眼前に起こった異常事態を目の前にしても、麻衣の態度はそれなりに落ち着いたものだった。
……しかし、元が無口な彼女である。
元来肝の座った性格であった事もあって取り乱したりする事はなかったが、それでもやはり途方に暮れていた。
こんなもの、どうしたらよいのだろう?
彼女がそれに気付いたのは今朝の事、布団の中で寝返りを打った彼女は下腹部に違和感を感じてゆっくりと布団の上に体を起こした。
布団を払いのけてみると、薄暗い部屋の中、見慣れない影がある。
眼鏡をかけてみると、それは彼女の下腹部からピンと張り出して、パジャマの布地をテントのように押し上げていた。
麻衣は首を傾げつつ、ゆっくりと手を伸ばして、テント状の頂上部分に触れて……
「ひぁ…あんっ!?」
彼女らしくもない、甲高い悲鳴を漏らした。
ほんの僅かな力で、そっと先の部分を撫でただけ、ただそれだけの事で麻衣の下腹部から前進を貫く快感が電流となって駆け抜けたのだ。
「…っはぁ……何?」
パジャマのズボンを、ショーツをずらして、その内側にある物を、異変の正体を見極めようとする麻衣だったが、布地が擦れるその刺激さえ彼女を惑わす強烈な刺激へと変わってしまう。
ようやくの事でズボンとショーツの内側から、姿を表したそれを見て、流石の麻衣も目を丸くした。
「………これ、やっぱり……」
長く太い、隆々たる肉の塊。
触れれば甘やかな刺激と共に、手の平に火傷しそうなほどの熱を感じる。
脈動する血管、丸みを帯びた先端、見間違えようがない。
しかし、それでも一夜の内にそれが自分の下腹部に現れた事実はやはり驚愕すべきもので、麻衣はしばし呆然とそれを見つめ続けた。
「…男の人の……どうして私に……?」
その存在感をこれでもかと見せつける男性のモノはどれだけ時間が経過しても消えるどころか萎える事さえなく、結局その日の麻衣は学校を休まざるを得なかった。
「しっかし、麻衣ちゃんが風邪で休むなんて珍しいなあ」
そして、その日の放課後、ゆっこは麻衣の家に向かう道を一人歩いていた。
今日の授業やホームルームで配られた各種プリント類を麻衣の家まで送り届ける為である。
みおも同行する筈だったのだが、桜井先生に呼び止められて、別の頼みごとをされてしまい、仕方なくゆっこ一人で麻衣の家に向かう事となったのである。
鞄の中にはプリント、そして片手に引っ掛けたコンビニの袋には差し入れになれば、と奮発して買ったプリンが入っていた。
「これを食べてもらうからには、麻衣ちゃんには責任持って元気になってもらわないと」
無表情、無口な麻衣であるが、そこは女の子、甘いものはやはり好きである。
きっと喜んでもらえるだろうと思いながら、ゆっこはついに麻衣の家の前に。
「すみませ〜ん!相生です」
玄関の呼び鈴を押してから、元気な声で呼びかけた。
が、誰も出てこない。
「あれ、病院に行ってるのかな?」
玄関前で首を傾げるゆっこは手元のプリンに視線を落とす。
プリントは郵便受けにでも入れておけばいいけれど、プリンを玄関に置いておく訳にもいかない。
麻衣の病状も気になるし、出来るなら顔を合わせるか、もしくは家族から様子を聞きたかったのだけれど、それも諦めなければならない。
「せっかくだけど、仕方ないか……」
諦めの表情のゆっこはとりあえず、届ける筈だったプリントを取り出そうと鞄を開けるのだが……。
「…………ゆっこ?」
いつの間にやって来たのだろう?
玄関のドアが少しだけ開いて、そこから麻衣が顔を覗かせていた。
「あ、麻衣ちゃん。そっか…ごめん、家に一人だけだったんだね」
「うん………」
ドアからひょっこり出した麻衣の顔は赤い。
風邪で寝込んでいる麻衣を、玄関まで引っ張り出してしまったのだろうか?
無理をさせてしまった…そんな気持ちに胸を絞めつけられるようで、思わずうつむいてしまったゆっこ。
その時、ドアの隙間から伸びてきた麻衣の腕がゆっこの手首を掴んだ。
それも病人とは思えない、凄まじい力強さで。
「ふえっ?…まいちゃ……!!?」
驚き、声を上げるゆっこを麻衣の腕がひっぱり、もう少しだけ大きく開いたドアの隙間からゆっこは麻衣の家の中に引きずり込まれてしまう。
そして……バタン……大きな音を立てて、麻衣の家のドアは閉ざされたのだった。
「うわ…ぷっ…いきなり何するの、麻衣ちゃん……!!?」
麻衣の突然の行動に、ゆっこは抗議の声を上げた。
「ごめん…でも、どうしても…ゆっこに上がって行ってほしかったから……相談したい事、あったから……」
「……でも、顔赤いよ?何か話があるなら、せめて風邪が治った後でも……」
「違う。……ホントは風邪じゃ…なくて……」
無口ではあっても、言う時にはしっかり言う麻衣の言葉が今日はどうにも歯切れが悪い。
怪訝に思ったゆっこはうつむいた麻衣の視線をなんとなく辿って……
「えっ!?」
その異変に気付いた。
「えぇえええええええええええええっ!!?」
パジャマ姿の麻衣のズボンの中で苦しげに頭をもたげているそれが何か、一瞬遅れて…真逆と思いつつも驚きの声をあげたゆっこ。
彼女はそれでも必死に平静を取り繕って……
「えっと…その…麻衣ちゃん……これも、いつもみたいなボケ…だよねえ?」
恐る恐る聞いてみる。
しかし、麻衣は静かに首を横に振るだけで……。
「ど…どういう事?…どういう事なの?」
ゆっこだって歳相応にそういった話を耳にしたり、保健体育の授業で習ったりした事はある。
だが、まいの下腹部に屹立するそれは、本来男性のものの筈だ。
(…麻衣ちゃんって…男の子…だったとか?…違うよね…だって、そうだとしても…こんな突然に出てくるなんて……)
やはり、これが異常な事態である事は間違いない。
ほとんどパニック状態のゆっこはそれでも、麻衣の手をとってこう言った。
「よく分かんないけど…よく分かんないけど、これって…お医者さんに診てもらった方がいいよ、麻衣ちゃん……」
「………うん…それは、分かってる。……私が相談したいのは、もっと別の事……」
別のこと?
今のこの状況以上に何が問題なんだろう?
疑問を浮かべるゆっこの手を、麻衣は引っ張る。
「来て……」
麻衣に引かれるまま、ゆっこが通されたのは彼女の自室。
見ると、掛け布団は乱暴にはだけたまま、敷き布団にも先ほどまで誰かが横になっていたようなシワと、ぬくもりが残されていた。
恐らくは、麻衣は今朝異変に気付いてからずっと、部屋に閉じこもり、布団をかぶって過ごしていたのだろう。
麻衣が勉強机の椅子に腰掛けて、ゆっこも座布団を借りて畳の上に座る。
改めて正面から向きあうと、麻衣の体に起きた異変……下腹部のソレは隠しようもない存在感で己を誇示していた。
「……ホントに、どうしてそんな事になっちゃったのかな……?」
「分からない。ただ…ゆっこが言ったみたいに、きちんと病院に行って、手術とかして…そうすれば、何とか出来ない事じゃないと思う」
未だ戸惑いの抜けないゆっこに対して、麻衣の言葉は存外、淡々としたものだった。
が、その言語の調子が少し変わる。
「……………でも…だけど……ゆっこも知ってるよね?…男の人がこうなるのは、どういう時なのか?」
「あ……えっと……」
ゆっこが言葉に詰まる。
そんな事、とてもじゃないが、麻衣の目の前で言う事なんて出来ない。
そして、その躊躇いは麻衣の側にもあるのだろう。
だんだんと声のトーンを落としながら、途切れ途切れの言葉で、麻衣はようやくそれを語る。
「…朝、起きた時は…驚いて……部屋から出ずに…この先、どうしようって…そればかり考えてた…だけど……」
その異変はいつも超然として動じない麻衣をしても、頭を抱えさせるものだった。
そんな麻衣が途方に暮れ、布団の中で考え事に耽っていた時、二度目の変化が生じた。
そのきっかけは些細なもの。
「学校では…みんなどうしてるだろう……そう思って…みおちゃんの事考えて…それからゆっこの事を思い浮かべて…そうしたら……」
ゆっこの顔を何気なく頭に浮かべた、その瞬間だった。
ドクン。
脈動と共に下腹部のモノが強い熱を帯びて疼き始めた。
ついさっきまでは、麻衣の方から刺激を与えさえしなければ、沈黙を守るだけだったそれが麻衣の脳裏に浮かぶゆっこの姿に合わせて、
痛いくらいの強烈な刺激と、自分を見失わせてしまいそうな興奮へと麻衣を引きずり込んでいった。
「……だから、今日はずっとゆっこの事、考えてた。…我慢しても、止まらなくて…頭の中がゆっこのいやらしい想像でいっぱいになって……」
「………麻衣ちゃん……」
「きっと…コレ自体を病院で切ってしまうのは…きっと不可能な話じゃない。
……だけど、そうやって外見だけ元に戻しても、…頭の中のいやらしい部分は残ってしまったら?
友達の事を……ゆっこを……そういう目でしか見られなくなって……それがずっと続いたら………?」
いつの間にか、なるだけ平静を保とうとしていた筈の麻衣の声は悲痛な響きを帯び始めていた。
椅子に座ったまま、自分の体をぎゅっと抱きしめる麻衣。
その肩が小さく震えている事に、ゆっこは気付いた。
「私は……怖い……」
最後に小さくつぶやかれたその言語は、麻衣の心底からの叫びだったのだろう。
麻衣は怯えていた。
変化してしまった自分に、それが友達を傷つけかねない危険なものである事に。
ゆっこも何と言ってあげれば良いのかわからなかった。
麻衣の抱えている問題に対して、ゆっこはあまりに無力だ。
ゆっこは医者でもなければ、まして麻衣の心の中を覗ける訳でもない。
ゆっこに出来る事の中で、今の麻衣の直接の助けになるものは皆無だろう。
ただ、それでも……
「……ねえ、麻衣ちゃん………?」
それでも動かずにいられないのも、また相生祐子なのだ。
ゆっこは立ち上がり、椅子に座る麻衣の目の前まで進み、麻衣と目を覗き込むように片膝をついた。
「…そんなに怖がらないで…麻衣ちゃんなら大丈夫だよ」
「…ゆっこ……ゆっこは分かってない…私は朝からずっと一日中頭の中で……」
「…そうだね……でも、それでも大丈夫……麻衣ちゃん、気づいてないの?」
左手を麻衣の肩に、そして右手で麻衣の頭を撫でてやる。
何度も繰り返し、優しげな手つきでゆっこの手の平に撫でられて、麻衣は少しだけ心が安らいでいくのを感じた。
それまで、己の劣情の対象にしてしまったゆっこを直視するのが怖かったのだろう、覗き込んでくるゆっこから少し逸らされていた麻衣の視線が再びゆっこを真正面から捉える。
「私の事をさ……えっと…その…えっちな目でしか見なくなったていうのが本当なら……今、麻衣ちゃんがこんなに悩む訳ないもの……」
何か確たる証拠がある訳じゃない。
言ってみれば単なる推測以上の何者でもない。
しかし、ゆっこはさも当たり前の事だとでも言うように、麻衣に語りかける。
「麻衣ちゃんは凄く悩んで…でも、こんな誰にも相談できない事、最初に私に打ち明けてくれたんだよ?そんな麻衣ちゃんだもの、大丈夫」
「…ゆっこ……」
「だから、怖がらなくていいよ。ちょっと困った事にはなっただけで、他は何も変わらない。麻衣ちゃんはやっぱり私の親友だよ」
「…うん、ありがとう………」
にっこりと笑うゆっこの笑顔に、つられたように麻衣も、いつしか微笑んでいた。
切羽詰ったような不安・罪悪感…そんなものが麻衣の心から溶けて流れだしていく……。
ようやく、麻衣の周囲に覆いかぶさっていた重たい空気が晴れて、とりあえずの落ち着きを取り戻した…そんな風に見えた、その時であった。
「あっ…くっ……ふあっ!?……あああっ!!」
「…ま、麻衣ちゃん!!?」
突然、下腹部のモノが凄まじい熱と疼きにさらされ、さらに同時に津波のように押し寄せたとめどない欲望の波に思わず麻衣が悲鳴を漏らした。
椅子から崩れ落ちて膝を付き、ふるふると体を震わせる麻衣に血相を変えたゆっこが手を貸そうとするが……
「だめ…ゆっこ…今、触られたら…きっと、押さえられなくなる………」
麻衣は息を荒げながらも、ゆっこを手の平で制した。
今の麻衣は、傍らのゆっこを押し倒し、思う存分にその肌を重ねあわせ、肉欲を貪りたい……そんな劣情に支配されようとしていた。
それでも、こんな風になってしまった自分を、「変わらない」とそう断言してくれたゆっこを、そんなものの餌食にはさせる訳にはいかない。
だが、そんな必死の麻衣の体をゆっこの腕が包み込んだ。
「…麻衣ちゃん…よく分からないけどさ…辛いんだよね?」
「…あ…ゆっこ……だめ…だめなのに………」
「心配いらないよ。さっきも言ったでしょ。これくらいの事で麻衣ちゃんの全部が変わっちゃう訳じゃない……だから…その、やり方はよく知らないんだけど、ね」
うずくまった体をゆっこの腕に支えて起き上がらせて、麻衣はちょうどゆっこと真正面から抱き合うような形になる。
「私にぶつけて、それで麻衣ちゃんが楽になるなら、ぜんぜん嫌じゃないよ………」
にへら、いつも通りのゆっこらしい笑顔に、麻衣も知らず知らずの内にゆっこの背中をぎゅっと抱きしめていた。
「ごめん…ゆっこ…ゆっこ……」
「だから、ほら、そんなに辛そうな顔しないでって……うあっ…はぁ…ほら、大丈夫だよ」
いつの間にか動いていた指先がゆっこの背中や、おしりの辺りを愛撫し始めていた。
くすぐったい…だけど、言い表しがたい熱のこもったその感触に、ゆっこは思わず声を上げる。
「…っはぁ…ああ…ゆっこのからだ…やわらかくて…あったかくて……」
「ひや…ああっ…まいちゃんの…ゆびがぁ…ああああっ!!!」
ゆっこの背中をなぞるようにして滑り降り、今度は体の前面に回って這い登り始めた指先が制服の上からゆっこの乳房に触れる。
細く繊細な麻衣の指先の中で揉みくちゃにされて、ゆっこの口から甘い吐息が漏れる。
その声は麻衣をさらに興奮させ、麻衣はいつしか腰を細かく動かし、
パジャマの中で窮屈そうに存在を主張する自らのモノをゆっこの太ももに擦り付けたり、ショーツ越しに秘所にあてがって先端をぐりぐりと押し付けたりした。
(…すごい…これが麻衣ちゃんの……熱いの…当たって…やけどしちゃうよぉ……)
幾重にも重ねられた布地越しの刺激、それだけなのに、ゆっこの秘所は麻衣のモノに感化されたかのように熱く湿りを帯びて、次第にゆっこの神経までが高ぶり始める。
「…うぁ…ああっ!…ゆっこぉ…ゆっこ…ゆっこ……!!!…ダメ、止まれないっ!!!」
「ひゃ…ああんっ!?…ああっ…麻衣…ちゃん……っ!!!」
互いに愛撫を繰り返し、敏感な部分をこすりつけ合う行為は、やがていとも簡単に二人の理性を溶解させていった。
滲み出る汗、愛液、麻衣のモノの先端から滲みでた粘着く液体、涙……あらゆる体液が混ざり合って、ぐちゅぐちゅといやらしい音が響き渡る。
その中で、行為に没入するゆっこと麻衣は心も体もひたすらに溶けて崩れて、お互いが混ざり合ってしまうかのようだった。
やがて、秘部を繰り返し突きあげられる刺激に腰砕けとなったゆっこが麻衣の布団の上に崩れ落ちるように横たわると、
その上に麻衣が覆いかぶさり、さらなる熱の交わりを求めて、さらにゆっこを責め立てる。
「…はぁはぁ…あ…ゆっこ…かわい……ん…ちゅ……」
「ふあ……麻衣…ちゃ……はああっ…」
麻衣はゆっこの制服の上着をはだけさせて、ブラジャーをずらし、そこに隠された柔らかな膨らみを露にする。
大きさは歳相応といった所だろうか?
瑞々しい果実のような双丘の片方に口づけて、もう片方を手の平で揉みながら、次第にピンと立ち上がり始めた薄桃の乳首を指先でいじめる。
吸いつくような手触りが、舌先で転がす度にゆっこの口から漏れ出る甘い悲鳴が、麻衣をさらに夢中にさせてしまう。
パジャマ越しの肉槍はゆっこの敏感な箇所を性格に捉えてショーツの内側の秘所を刺激し、さらに動きを加速させる事で自らも果てしなく昂ぶっていく。
「…っはあ…ゆっこぉ…好き……好き……うああああっ!!!」
そんな最中、麻衣の口から感情のままに零れ出た言葉に、快感に身悶えながらもゆっこは少し驚くが……
「…うん…麻衣ちゃん…私も……好き……好きだよ……」
小さく頷いてから、麻衣の耳に届くようハッキリとそう告げて、ゆっこはにっこりと笑って見せた。
そして、彼女は麻衣の額にそっとキスをして、応えるように麻衣もゆっこの額に、そして見つめ合った二人はそのまま引き寄せられるように唇を近づけて……
「…ん…くちゅ…んぅ…ぷあ…ああっ……ゆっこ……」
「…くちゅ…ぴちゃ…はぁはぁ……麻衣…ちゃん……」
熱を帯びた潤んだ瞳で見つめ合う二人には、既に周囲の事など目にも映ってはいなかった。
麻衣はパジャマの上着のボタンを外し、下着を捲り上げて、同じく柔肌を晒すゆっこと重ね合わせるように抱き合う。
二人の少女の膨らみが互いに押し潰し合い、麻衣が腰を動かす度に熱い肌がこすれ合って、ゆっこも麻衣も甘い吐息を漏らす。
「…ぁああっ…麻衣ちゃんっ…麻衣ちゃんっっ!!…わたしのからだ…あつくて…おかしく……」
「…ゆっこのはだ…すべすべして…あったかくて…ふあああんっ!!!」
止めどなく拡大していく快楽に溺れて、乱れていく二人の少女。
しかし、パジャマの内側の麻衣のモノは未だ、その内側に秘めた欲望を放つ気配さえ見せない。
先走りだけは麻衣のパジャマを濡らす程に溢れているのに、その硬度と大きさ、そして熱は衰える事がない。
そんな状態がいつまで続いただろう、ついに激しすぎる動きの為に、麻衣のモノを覆っていたパジャマとショーツがズレて、外に晒されてしまう。
そして、むき出しの肉槍がそのままゆっこの秘所に触れて……
「…ひゃんっ!?…あっ…うあ…ああっ!!…麻衣ちゃんのが…はあああっ!!!」
「…はぁ…ああんっ!!…私の…ゆっこに直接触れて…もっと熱く…あああっ!!」
さらに鋭敏な刺激に、ゆっこと麻衣は全身をビクビクと震わせて、声を上げた。
そして、どちらからともなく、二人は見つめ合う。
自らの体に起きた異変、そのために生じた抑えがたい熱情を開放した麻衣も、それを受け止めたゆっこも、
互いに互いの熱が伝播したかのように、今はその快楽に溺れて、ひたすらに互いの事を欲していた。
いつも無口な親友は自分を苛むゆっこへの欲望の為に、見たこともないような悲しい表情を浮かべていた。
ゆっこはそれを受け止めて、抱きしめてあげたかった。
いつも明るい笑顔の親友は、突然の打ち明け話に驚きつつも、決して麻衣を拒絶する事なく、包みこんでくれた。
麻衣はそんな彼女と最後まで重なりあいたいと、強く願っていた。
「…ゆっこ…私……」
「…いいよ、麻衣ちゃんなら……」
見つめ合う二人の間で、短く交わされた言葉。
それだけでもう十分だった。
二人の気持ちは一つ。
(……同じ女の子の前だけど…やっぱり恥ずかしい……ていうか、これって麻衣ちゃんが相手だから、こんなにドキドキするのかな?)
ゆっくりと、自らの手でショーツを下ろし、脱ぎ捨てながら、ゆっこは頭の隅で考える。
(……どうして、ゆっこだったんだろう?…男の人の欲望を向けるだけなら…他の誰だって良かった筈……それなのに私は……)
それを待ちながら、ドキドキと胸を高鳴らせる麻衣も、頭の隅でその可能性について考えていた。
面白いくらいに正反対な二人。
周囲に振り回されて、声を上げて叫んで、騒々しいくらいに元気なゆっこ。
超然としたマイペースを崩さず、時にはゆっこをその独特のノリでからかったりもする麻衣。
だけど、二人はどこかぴったりとはまり合ったパズルのピースのように、いつしか互いが互いにとって欠くべからざる存在となっていた。
「…麻衣ちゃん……麻衣ちゃんの全部、受け止めさせて……」
「うん…いくよ……ゆっこ……」
脈打つ麻衣のモノの先端が幾度かゆっこの秘所の入り口を擦って、甘い刺激がまた少し二人の鼓動を早める。
そして、ゆっくりと挿入され始めた麻衣のモノ、その熱と質量がゆっこを内側から埋め尽くしていく。
「うあ…っく……痛い…けど……それより…麻衣ちゃんの…熱くて…硬くて…ふあああっ!!」
「ゆっこのなかも…すごく熱くて…うあ…だめ…私の…溶けるぅ…………っ!!!」
あまりに鮮烈な挿入の熱と快楽だけで、ゆっこと麻衣は思考回路が焼ききれそうな心地を味わう。
しかし、そんな二人の意思とは関わりなく、互いの肉体はさらなる快楽を求めて動き出してしまう。
破瓜の赤い血のまじった愛液が麻衣のモノを包みこんで、ぬめる感触が擦れ合う粘膜同士の刺激をさらに高めていく。
「っはぁ…はぁ…ああっ……ゆっこっ!…ゆっこぉ!!!…だめ…腰…とまらなくて……ふああああっ!!!」
「…麻衣ちゃん…すごい…すごいよぉ……わたし…こんなの…もう……ひあっ…あああああっ!!!!」
あられもない嬌声を上げて、ただ快楽の奔流の中で無我夢中に腰を動かし、叫ぶばかりのゆっこと麻衣。
二人ともあまりの快感の大きさ、強烈さの為に互いの背中をぎゅっと抱きしめているが、襲いかかる快感はそんな二人を軽々と凌駕し幾度も意識が白く飛んでしまう。
もはやゆっこと麻衣の意識の介在する余地もないまま、二人の腰はさらなる快楽を求めて激しく動き、
下腹部から全身へと駆け抜けて、神経を灼いていくようなその痺れに麻衣とゆっこの体はビリビリと震える。
「あっ…あっ…ああああっ!!…ゆっこっ!!…ゆっこぉ!!!!…わたし…へんになる…なっちゃうよ……!!!!」
「…ああっ!麻衣ちゃ……わたしも…なるっ!…へんになっちゃうっ!!!…だから…麻衣ちゃんもいっしょに……っ!!!!」
抗う術のない快楽の濁流に飲み込まれた二人は、泣きじゃくるようにしながら、互いの名前を呼び合い、
せめてこの熱と快感の中で一緒にその高みを極めようと、次第に呼吸を合わせて体を動かし始める。
ゆっこの膣壁を擦り上げる麻衣のモノはより熱く、硬く、太く、二人の高ぶりに合わせてその存在感を増して、さらなる刺激でゆっこと麻衣を乱れさせる。
何度も突きあげて、突き上げられて、子宮の入り口を麻衣のモノが叩く感触に悲鳴を上げて、泣きじゃくり、嬌声を上げ………
「ゆっこ…ああ……私…もうっ!!…出るっ!!…出ちゃうっ!!!!」
「…麻衣ちゃん…いいよ……ぜんぶ、麻衣ちゃんの…私のなかにぃっ!!!」
もはや限界を突破した快楽と熱、それでもゆっこの、麻衣の腰は止まる事なく加速し続け、やがて二人を快楽の高みへと押し上げる。
「…ゆっこっ!!…ゆっこっ!!…ゆっこぉおっ!!!…あああああああああああっ!!!!」
「…ふあっ…あああっ!!麻衣ちゃんっ!!!…麻衣ちゃんっ!!!!!」
激しすぎる絶頂がゆっこと麻衣の全身を貫き、臨界点を突破した麻衣のモノから膨大な量の白濁が、凄まじい熱を伴って放たれる。
それはゆっこの膣内を激しく波打ち、収まりきらずに接合部から溢れでて………。
「……うあ……ゆっこ…わたし…ゆっこのなかに……」
「…まいちゃんのが…わたしのなか……いっぱいにして……」
そうして、その激しい絶頂の余韻に引きずられるように、重なりあったままのゆっこと麻衣はそのまま意識を失ったのだった。
それから、麻衣が目を覚ましたのはしばらく後の事だった。
けだるい体をゆっくりと起こした麻衣は、最初朦朧とする頭を抱えて周囲の様子を見回していたが、ふと傍らに眠る半裸のゆっこの姿を認めて
「ゆっこ……そっか、私……」
ようやく、自分とゆっこの間に何があったのかを思い出す。
そして、麻衣は恐る恐る自分の下腹部に視線を落として………
「なくなってる………」
いつの間にやら、麻衣の下腹部に屹立していたモノが綺麗サッパリ姿を消している事に気付いた。
同時に、麻衣をあれほど悩ませた凄まじい衝動・肉欲も彼女の中から消えていた。
「ゆっこが…受け止めてくれたんだ……」
麻衣は小さく微笑んで、すやすやと寝息を立てる、ゆっこの安らかな寝顔を覗き込み、そっと頭を撫でた。
だけど、そこで気がついた。
確かに、麻衣の中からはあの男性のモノと共に、それに伴う性欲も消えてしまったけれど……。
「ゆっこ………」
全てを受け止めて、受け入れてくれたゆっこへに芽生えた淡い感情、その萌芽だけはしっかりと麻衣の胸の内に根づいているのだと。
これで終わりです。
コミックス読んだらゆっこ好感度が上がって、何だかゆっこを良い子に書きすぎて、全くゆっころがされてなくて申し訳ない。
でも、やっぱりゆっこは素敵。
麻衣ちゃんとの絡みの方も、今後とも期待したいところ。
GJすぎる
俺はこの二人が世界一好きだよ
テスト終了で結婚宣言しちゃった二人に何かtktkする…
またしても、笹原とみさとで書いてきました。
「全くなんで私がこんな事………」
ある日の昼休憩真っ只中、立花みさとは廊下を行き交う生徒達の間をすり抜けて早足で歩いていた。
彼女は現在、昼休みに入るや否やどこかへと姿を消してしまった笹原幸治郎を捜し歩いていた。
何か用事があるらしく、笹原を尋ねてやって来た三年生女子の先輩。
しかし、上述の通りその時には既に笹原は教室にはいなかった。
ところが、困り果てた先輩に対して、ウェボシーとフェッちゃんに勝手に推薦したのだ。
笹原のいる所を見つけるには、みさとこそが適任であると。
『ちょ…どうして私がっ!!』
思わず反論しようとしたみさとだったが、
『あれ、もしかして、君、あの立花みさとさんなの?……なるほど、それなら笹原も捕まるかもね』
という訳で、みさとは先輩と二手に別れて、一緒に笹原を探す事になってしまった。
教室には、笹原が教室に戻って来た場合の連絡役としてウェボシーとフェッちゃんが待機中。
30分探して見つからなかったら、一度教室に戻る事を決めて、みさとと先輩は笹原探索に出発した。
「ホントにウェボシーもフェッちゃんも………笹原探すには私が適任ってどういう意味よ………」
ぶつぶつと呟くみさとの顔は赤い。
あんな言い方をされては、まるで自分が笹原の事をいつも追いかけているみたいではないか。
……実際、それは誰に言われても否定しようのない事実なのだが、みさと本人だけはそれに気づいていない様子だった。
「さてと…自転車置き場のヤギのコジローのところも、屋上も、富岡先生のとこも全部見てみたけど、笹原のヤツいないわね。……となると、後考えられるのは……」
思いつく限りの笹原のいそうな場所を探し尽くしたみさとが最後に向かったのは、演劇部の部室である。
部室といっても、演劇で使う小道具・大道具の類で埋め尽くされた半ば物置みたいな場所なのだけれど。
「失礼しまーす、と。笹原以外の部員もいないのね。いたら、笹原の事知らないか聞きたかったんだけど………」
演劇部部室はたくさんの物がある為に一見すると狭く見えるが、何気に奥が深く入り組んでいる。
ちらっと覗いた様子では誰もいないようだったが、もしかすると笹原が奥で何か作業でもしてるかもしれないと、みさとは部室の隅々までをチェックする。
ベニヤ板の書き割りが衝立代わりになって、隠れてしまっているその向こうにも誰もいない事を確認して、みさとはため息一つ。
「いない、か……。ホントにもう、笹原のヤツどこに行ったのよ………」
壁にもたれかかってぼやきながら、再度、部室内を見渡す。
部室の隅にはいつぞや、文化祭のクラスの出し物を決める為に笹原と教室に居残った時、彼が役作りの為などと言ってかぶっていたクマのきぐるみの頭も転がっていた。
それを見つけたみさとは、なんだかクマの瞳に自分の心のなかまで見透かされているような気がして、ついついそこから目をそらしてしまう。
そして、彼女は偶然にもそれを見つけた……。
「あれ?何だろ、これ……?」
無造作に置かれた紙袋。
中には何やら衣装でも入っているようだ。
みさとはほんの好奇心でその中を覗いてみたのだが………
「な、な、な、何よ、これ………っ!!!?」
入っていたのは何やら衣装らしきもの……。
本来ならば、きちんと広げでもしなければ、全体像など想像も出来ない筈なのだが、数瞬でみさとはその正体に気付いた。
「これって……あれよね?……バニー……ガール?」
折りたたまれた衣装一式の上に置かれたウサミミが全てを物語っていた。
それはバニースーツだった………しかも、パーティーグッズなんかの安物ではない、かなり本格的な代物のようだ。
演劇部には様々な衣装・小道具が用意されているが、少なくとも高校の部活の舞台でこれを着る馬鹿はいない。
「…………演劇部にあるって事は、これも笹原の用意したものよね?何考えてんのよ、アイツっ!!!」
顔を真赤にして、わなわなと震えるみさとはバニースーツ一式をそれが入れてあった紙袋ごと持ち出した。
どういうつもりかは知らないが、学校にこんな物を持ち込む非常識が許される筈はない。
「笹原の目の前でこれを見せて問いただしてやるんだからっ!!!」
と、叫んだ所でみさとはふと考えた。
どういうつもりも、何を考えているもない。
衣装とは着られる為に存在するのだ。
即ち、笹原はこれを誰かに着せようと考えていたという事で………。
(そんな……笹原だって、そりゃ男子だし、こういうのに興味がないとは思わないけど……幾ら何でも衣装まで用意するなんて……)
この衣装は、もしかしなくても、笹原個人の趣味嗜好によるものなのだろうか?ならば……
(………一体、誰に着せるつもりだったの?……もしかして、演劇部の後輩の子とか………)
そこまで考えが及ぶとみさとの中では怒りや戸惑いよりも、不安の方が大きくなっていく。
このバニースーツは誰の為のものだったのだろう?
笹原はその人に対してどんな事を思って………。
そんな事で頭がいっぱいになっていたせいだろうか、みさとはガラガラと部室の扉が開けられる音にも気付かなかった。
「立花みさと?」
彼女がそれに気付いたのは、扉を開いたその人物に声をかけられてからだった。
「さ、さ、笹原……!!?」
みさとと先輩女子の探し人、笹原が三つ重ねて抱えたダンボール箱の陰からこちらを見ていた。
ちなみにいつもの執事っぽい人も同じようにダンボールを抱えている。かなり重そうなのだが、いたって涼しい表情、従者の鑑とは彼の事を言うのかもしれない。
「一体どうしたのだ?演劇部に何か用があるのか?」
「え?…あ?…ああ、その、三年の先輩が笹原の事探してて…それであんたの事探してたのよ」
バニースーツを見て頭に膨らんだ妄想が消えてくれなくて、みさとは咄嗟にバニースーツの紙袋を背中側に隠してしまった。
一方の笹原はそんなみさとの様子を訝しがっていた。
いつもならばここでみさとが『どこ行ってたのよ、馬鹿っ!!』なんて言いながらロケットランチャーの一発もぶちかます所だろうに、今日の立花みさとはどうしたのだろう?と。
「とにかく、先輩も教室で待ってると思うから、さっさと戻って来なさい、笹原っ!!」
「ああ、わかったが……」
そうして、笹原の脇を通り抜けて、みさとは演劇部の部室を飛び出してしまった。
不思議そうな顔で見送る笹原には見えないように、胸にぎゅっと件の紙袋を抱きしめたまま………。
そして、その夜遅く……。
「どうしよう、結局持って帰って来ちゃった………」
笹原に対する追求もおざなりに、みさとは鞄の中にねじ込んだバニースーツを家まで持ち帰ってしまったのだ。
部活疲れの妹も、階下の両親もみな今は夢の中である。
誰にも見られる心配はないこの時間まで待ってから、みさとはバニースーツを取り出してみた。
改めて眺めてみると、それはまさに一級品といって良い仕上がりのものだった。
色は白、布地には上品な光沢があり、縫製のレベルはかなり高い。
「………笹原のヤツ、本当に何を考えて……」
バニースーツの高い品質自体は、妙な所で独特のこだわりを見せる笹原の凝り性とも考えられなくもない。
しかし、笹原とバニースーツという二つの要素がどうしてもみさとの中で結びつかない。
なんというか、アイツのイメージじゃない。
それでも、現としてみさとの目の前にあるバニースーツは夢でも幻でもない。
誰かが持ち込んだのか、それとも自分で用意したのか、どちらにせよそこには笹原の部長としての判断がある筈なのだ。
笹原が、このバニースーツを望んだ………。
そのまま、バニースーツとのにらめっこを続けていたみさとだが、ふいに思いつく。
「私でも……着られるかな?」
それは、笹原の前でこのバニースーツを着るかもしれなかった誰かへの対抗心もあったのかもしれない。
みさと以外の誰かが、このバニースーツを着て、笹原がそれを見て満足そうに笑っている。
そして、高校生にはいかがわしすぎるこの衣装を着て、それだけで終わる筈はなくバニー姿の誰かさんと笹原は……………。
そんな光景、想像したくはなかった。
「…………ちょっとだけだから…それなら、きっと問題ない」
自分に言い聞かせるように呟いてから、みさとは着替えを開始した。
今まで着た事もない衣装に戸惑いながらも、網タイツやレオタード、飾り襟やカフス、ノースリーブの上着を身につけて、最後にウサミミを頭にのっける。
果たして、バニースーツは立花みさとにすこぶる似合っていた。
白を基調としたスーツを、そこかしこに配された黒のネクタイやボタンが引き締める。
網タイツに包まれた脚は鏡の前に立った自分から見ても何だか非常にセクシーで大人っぽくて、自分でも戸惑うくらいだった。
スーツの白い色はみさとの髪の赤とも絶妙にマッチしており、まるで最初からみさとの為にあつらえたかのような出来栄えだ。
と、そこでみさとは恐るべき事に気付いた……。
「な……なんで、このバニー服、私にサイズぴったりなのよ!?」
腰も胸も、上着にも、それどころか頭につけたウサミミのカチューシャさえ恐ろしいほどにみさとにフィットしていた。
「もしかして、笹原がこれを着せようとしていた相手って…………」
導き出された結論に、みさとは愕然。
そりゃあ、笹原が他の誰かのバニー姿にニヤニヤしているよりは幾億倍マシかもしれないが………。
「私なの?……笹原のヤツ、私にこんな格好させようって、そう考えていたの?」
膝をついた白うさぎのみさとは呆然と呟く事しかできなかった………。
とにかく、あのバニースーツを返さなくては……。
みさとが演劇部の部室からバニースーツの紙袋を持ち去ってからその後、数日が経過していた。
笹原の方は見た感じ変化らしい変化はない。
バニースーツが紛失している事について気がついている筈なのだが……。
「まあ、バニー服知らないか?なんて聞いて回れる筈もないしね………」
みさとはあれから何度も笹原にバニースーツを返そうと機会を伺っていたのだが、いざ紙袋を手に笹原に話しかけようとすると、
あの夜、バニースーツを身につけた時、鏡に映った自分の姿が思い出されて、あれを笹原が望んでいるのかと考えると頭がいっぱいになって身動きが取れなくなってしまう。
結局、みさとは鞄の中にバニースーツを入れたまま、今日もその勇気を奮い立たせる事が出来ずに一日を終えようとしていた。
「本当、コレどうしたら良いんだろう………?」
放課後、剣道部の練習が終わった後、練習に熱中していて忘れていた重たい事実を思い出して、みさとは深くため息を吐いた。
今日は練習がかなり長引いた上、試合に向けて顧問の教師とのミーティングをなどもこなしたみさとの帰りはかなり遅くなっていた。
急いで帰らなければ、と早足で歩くみさとだったが、その時ふと気がついた。
「あ………演劇部室、灯りが点いてる」
そういえば、先日バニースーツを持ち出した際に運んでいたダンボールといい、笹原も部活で何か忙しい事があるのだろうか?
ともかく、これはチャンスだった。
今の時間、学校にいるのは居残って仕事をしている教師ぐらいのもので、バニースーツを返すにはこのチャンスを逃す手はない。
「仕方ない。私も覚悟を決めなくちゃ……笹原が何考えてるのかも聞いときたいし……」
という訳で、みさとはくるりと踵を返し、演劇部の部室へと向かって行ったのだった。
演劇部の部室前までやって来たみさとは扉越しに中の様子を伺った。
やはり何やら作業をしている様子だが、どうやら中にいるのは一人だけのようだ。
聞こえていくる声でそれが笹原であるのも確認済み。
これならば、問題なくバニースーツを返して、さらには笹原が何のつもりでそれを用意したのか、問いただす事も出来る。
ごくり、緊張しながら演劇部室の扉を開けると、何やらベニヤなどを組み合わせて舞台道具を作っている様子の笹原が振り返った。
「む?立花みさとか、どうしたのだ、こんな時間に?」
「……べ、別にいいじゃない、時間なんかどうだって……それより、笹原、胸に手を当ててみなさい。何か私に言う事あるんじゃないの?」
「ふむ……?話が見えないな」
「これよ、これっ!!」
みさとの遠まわしな問いかけにもとぼけた顔の笹原に、鞄の中にしまっていたバニースーツの紙袋を取り出し、これでもかと見せつけた。
しかし、それを見ても笹原の顔に浮かぶのはクエスチョンマークばかり。
「その紙袋がどうかしたのか?」
「……し、しらばっくれるんじゃないわよ!これに見覚えがないとは言わせないわよ!!」
笹原のそんな態度にムキになったみさとは、袋の中からバニースーツのウサミミとレオタードを取り出し、笹原に見せつける。
すると今度こそ、僅かばかりであるが笹原の顔に驚きの表情が浮かんだ。
だが、その次に彼の口から出てきた言葉は………
「立花みさと……存外と大胆な趣味だったのだな」
「へっ!?」
みさとが予想していたのとは全く違うセリフ。
「な…何言ってるのよ?これ、この部室にあったのよ?こんな物持ち込むの、あんたぐらいでしょ?」
「演劇で使う必要があるなら、何十着だろうと持って来るが、少なくとも私はそんなものを持って来た記憶はない」
「い、言い逃れしないのっ!!こんな妙な事やらかすの、あんたぐらいでしょ!!大体、どうして私にぴったりのサイズなのよ!?」
「ぴったり………着たのか、立花みさと?」
「あ…………!?」
気が付けばガシガシと、それはもうすごい勢いで墓穴を掘っていた。
これではみさとが自分で自分の為にバニースーツを用意したみたいではないか。
いや、実際一度ばかり試着はしちゃった訳だが………。
ぐうの音も出なくなったみさとと手に持った紙袋を交互に眺める笹原は、ふむ、と一つ頷いて
「…繰り返すが、私がそれを持ち込んだ記憶はない。……が、立花みさとが言うなら、それはこの部室にあったものなのだろう。何より、こんな嘘をつく必要はないであろうからな」
「……あ……う、うん……」
「持ち出した理由も、まあ分からないでもない。再びここに持ってくるまで日にちが開いたのも……真面目だからな、立花みさとは……」
言ってから、笹原はみさとの手から紙袋を受け取り、中身のバニースーツを少し取り出して
「この縫い方……なるほど、おおよそ事情は分かった。これを置いていった者の見当も……しかし、何故、立花みさとピッタリのサイズだったのだ?」
「……知らない…わよ。…それに、見当ついたってどういう意味よ?…本当にあんたが持ち込んだんじゃないんでしょうね?」
「……恐らくはこちらの身内の仕業だな。……それに、これが立花みさと用のものだというなら、私ならば部室などに置かず直接……」
そこまで言いかけて、今度は笹原の方が固まった。
「…な、な、何いってるのよ!ちょ、直接……どうするってっ!!!」
「……直接、手渡していただろう、そう言うつもりだった。立花みさとに…着用してほしい、と」
今度、墓穴を掘ったのは笹原の方だった。
一見するといつもと変りない彼であったが、みさとには笹原の声が若干小さく、ぎこちなくなっている事が理解できた。
会話の流れでついポロリと零れ出てしまった、それは笹原の本音だったのか。
思いがけない言葉に、みさとと笹原の間になんとも気まずい空気が流れる。
そして、しばしの沈黙の後………
「すまない、な。立花みさとがこれを身につけたらしいと知ったら、少し見てみたくなったのだ……
…笹原家の長男といえど、結局は一介の凡夫という事だ。……不快にさせてしまったな、立花みさと……」
笹原はあっさりとそれを認めて、みさとに頭を下げた。
「べ、別にいいわよ。私も……その…これがあんたの物じゃないって…何となくわかってきたし…そもそも、持ち出したのは私なんだから………こっちこそ、疑ってごめん」
謝られてしまったみさとはバツが悪そうにそっぽを向いて、こちらも素直に謝罪する。
こういうストレートな所が笹原の美点であるが、今のこの場面でこんな風に言われてしまったら、みさとだって敵わない。
それから、互いの心の内側の少し恥ずかしい部分を晒してしまった少女と少年は互いに顔を見合わせてくすりと笑い合う。
まあ、まだ多少気まずい空気は残っていたが、一応はこれで一件落着といった所だろうか。
さて、こうして多少気持ちが落ち着いてくると、みさとの中でもう一つの事が気になり始めた。
あつらえたように、みさとにピッタリだったバニースーツ、サイズも色合いも完璧だった。
自惚れかもしれないが、着用したみさと自身が鏡の前で息を飲むほどに。
だからこそ、考えてしまう。
(もし、これを着て見せたら、アイツは、笹原は…………)
笹原はさっき確かに言った。
みさとのバニー姿を「見てみたくなった」と。
「笹原……っ」
一歩、目の前の笹原に対して距離を詰める。この時、既にみさとの心は決まっていた。
「………着てみても…いいんだけど、それ…」
「む?」
「……その…バニーの衣装、着て、笹原に見せてあげてもいいって言ってるの!」
恥ずかしげに顔をうつむけながらも、上目遣いに笹原の表情を窺う。
相変わらず動じた様子は見てとれないが、紙袋を持ったまま硬直した有様は笹原が驚いているのだと、十二分に教えてくれた。
そんな笹原に対して、みさとがさらに追い打ちをかける。
「……見たく、ないの?……私じゃ不足、笹原?」
「不足…という事はない。…立花みさとが、それを着るというのなら……」
笹原はためらいがちに、言葉を途切れさせながらも、頷き、
「…見てみたい」
確かにそう、みさとに告げた。
答えを言った笹原と、答えを聞いたみさと、二人の間になんとも言えない気恥ずかしい空気が流れる。
みさとは、笹原の手からバニースーツの紙袋をひったくると、そのまま小走りにベニヤの書き割りの裏に隠れて
「絶対に…覗いたりしないでよっ!!」
照れ隠しにそう叫んでから、いそいそとバニースーツに着替え始めた。
それから少し後。
流石に一度試着しただけあって、みさとの着替えは比較的すんなりと終わった。
(何というか、勢いで言っちゃったけど、改めてみるとやっぱりバニーって露出度すごい……)
白のバニーとなったみさとは書き割りの裏で棒立ちのまま、バクバクと音を立てる心臓の辺りを押さえていた。
一人で試着した時も十分に恥ずかしかったが、これからこの姿を笹原に見られるのだと思うと、もはやその恥ずかしさはこれまでと比較にならない。
それでも、みさとは思う。
(でも…だけど……見たいってアイツは言ってくれた)
そして、笹原がそう望んだように
(…私も…見て欲しい……)
やがて、ようやく覚悟を決めたみさとはまずはひょっこりと書き割りの裏側から顔を出し
「あの、笹原……着替え、終わったんだけど……」
笹原にそう呼びかけてから、ゆっくりと歩を進めて、書き割りの陰から、笹原の前へと歩み出る。
みさとは恥ずかしさに真っ赤になった顔を俯けたまま、笹原に問いかけた。
「こんな感じ…なんだけど……どうかな?」
「…………………」
しかし、対する笹原は沈黙したまま。
みさとの中で不安が膨らむ、やっぱり自分なんかにはこの衣装は早かったのではないかと。
だが………。
「………っと、すまない。少しばかり…言葉を失っていた」
思い出したように口を開いた笹原の声に、みさとは顔を上げて、こちらをまっすぐに見つめてくる笹原の瞳と目があってしまう。
笹原は一歩、みさとの方に歩み寄り、そっと彼女の髪の毛をなでると
「見惚れていた。………とても、似合っている、立花みさと」
どこか夢でも見ているような、少しふわふわした口調で、みさとに率直な感想を告げた。
「あ、うん……ありがと……やっぱり、あんたがそう言ってくれると、嬉しい……」
笹原のそんな様子に、みさとの方もいつもの照れ隠しを差し挟む余裕などなかった。
確かに、それはすこぶるみさとに似合っていた。
バニースーツの胸周りは歳相応のみさとにぴったりとフィットして、その内側に実る果実の存在を匂わせて、見る者の心を釘付けにする。
剣道で鍛えられてくびれた腰、可愛らしいおしりのラインも強調され、露出の多いアダルトなデザインとまだ高校生のみさととのギャップが絶妙な魅力を醸し出していた。
網タイツに包まれた脚はその陰影を際立たせ、少女の細い脚を艶めかしいものに見せる。
飾り襟やカフス、蝶ネクタイのフェティッシュな魅力。
そして、何よりも頭で揺れるウサギの耳は恥ずかしがり屋の立花みさとという少女の胸中をそのまま表現したようで……。
「立花みさと……」
「ふえ?……さ、笹原……」
それは笹原幸治郎を動かすにも十分な破壊力だった。
むき出しの肩を笹原の手の平で掴まれて、強く抱き寄せられ、みさとは訳もわからぬまま笹原の腕の中へ。
「笹原…ちょ……いきなり何よ?」
「あんなものを見せられれば、こうせずにはいられなくなる」
どうやら、みさとのバニー姿は笹原のどこかのスイッチをオンにしてしまったらしい。
笹原の唇がゆっくりとみさとに近づいて来て、半ばパニック状態の彼女は、それでも彼に応えて唇を重ねた。
「……ん…んんっ……ささ…はら……」
「可愛いものだな、立花みさと………」
「可愛いって……そんな……」
どこかの歌の歌詞にあるように、世の男性は全て狼、という事だろうか。
みさとの体は近くの椅子に腰掛けた笹原の膝の上に抱き抱えられて、もう身動きも取れない状態である。
それはさながら狼に捕らわれ、食べられる時を待つ白ウサギのようで。
「…っささ…はらぁ……!!…はぁ…ああんっ!」
「相も変わらず甘やかだな、立花みさとの肌は……」
「ばかぁ…そんなとこ…舐めないで……ふああっ!」
飾り襟以外守るもののないバニースーツのみさとの肩周りは無防備そのものだった。
キスを終えたばかりの笹原の唇が首筋に、鎖骨に痕を刻んでゆき、ちろちろと動く舌先が肌を刺激する。
みさと自身もバニー姿でいる事に普段にない興奮を感じているのだろうか。
いつも以上に笹原の舌先の動き、指使いに声を上げて、彼の腕の中で身悶える。
「…っこのぉ…笹原がこんな…はうっ…へ、変態だったなんて、思わなかったわよ……ああっ…あんっ」
「それを言われると立つ瀬がない。しかし、こう愛らしいウサギを目の前にしてはな」
「ひあ…ばっ…かぁ……そんなちくびばっかり…ああああんっ!!!」
むき出しの肩口から手を滑らせれば、そのまますぐにバニースーツの内側、みさとの乳房に触れる事が出来る。
手の平にしっとりとなじむ柔肉の感触を楽しみながら、笹原はしばらくみさとの胸を揉み、乳首を指先で転がしてから
「ふあっ!…だめ…そこっ!…そんな、口をつけられたら…ひあああああっ!!!」
ピンと尖り、硬度を増したみさとの乳首を、バニースーツをめくって露出させ、その二つともに順に甘噛みをした。
そのタイミングはまるで、みさとの両乳房の先端の疼きが臨界点に達するのを見計らったかのようで、みさとは強烈な快感にあられもない声を上げてしまう。
みさとの乳首は笹原による甘噛みから開放されても、再び彼の指先に捕らわれて徹底的に弄られて、いじめられ、刺激の虜にさせられ、
その間にも肌に降り注ぐキスの雨、肌の上を滑る舌先の残す唾液の痕に、みさとはただただ声を上げるばかり。
そして、両乳首への疼きが再び最大限に達した瞬間に
「やっ…また……ささはら…だめぇ!!…ふあっ…ひうぅううううううっ!!!!」
再度の甘噛みにビリビリと乳首は痺れて、みさとの声はさらに大きくなってしまう。
そして、またしても再び、笹原の指先がみさとの乳首を責め始め、この執拗な責めはローテーションとなり、ぐるぐると周回を重ねてより一層みさとの乳首を敏感にしていく。
「うあ……おっぱいのさき……じんじん…するよぉ………」
もう何回、それとも何十回、この繰り返しに翻弄されてしまっただろう。
絶え間なく乳首を襲う刺激と快楽に、みさとは乳房だけでなく、全身から力が抜けて笹原の肩に捕まっているのが精一杯になっていた。
腰は砕けて、バニースーツの内側の大事な場所は蜜をしとどに溢れさせ、乳首が、肌が、刺激を受ける度に抑えようのない声が上がってしまう。
そして、そうやって開いた唇に、笹原の唇が重ねられて、差し込まれた舌がみさとの口の中をくちゅくちゅと巧みな動きで愛撫する。
みさともそれに応えるように、夢中になって笹原の舌に己の舌を絡ませて、唾液の音を部室に響かせながら、キスの味わいに夢中になる。
「んぷ…ん…はぁはぁ……ああ、ささはら……ささはらぁ……」
「…立花…みさと……」
見つめ合う二人の瞳に映るのは、ただお互いの姿のみ。
バニー姿で、しかもよりによって学校でこんな事をしているという背徳感も、二人の間の熱を際限なく高めていく。
唇を離せば、再び狙いすましていたように、笹原がみさとの乳房に吸いつき、乳首にまた甘噛みをする。
もう何度目とも知れない凶悪なほどの快感にみさとは両脚を跳ね上げて、つま先までピンと伸ばした脚をビリビリと震わせる。
そして、その脚までもが笹原の手に捕まって
「こんな所まで、私の責めに震えているのだな。……どことなく、こそばゆい」
「あ……ささはら……また…そんなとこ…なめられたら……ああああああっ!!!1」
網タイツ越しのみさとの滑らかな脚のラインの上を、笹原の舌先が滑っていく。
絶え間ない責めに痺れて力の抜けた脚をそんな風に弄ばれ、さらなる快感の追加攻撃に晒されたみさとの体がびくびくと大きく震える。
そして、みさとの片脚を笹原の舌が舐めている間に、もう片方の脚を笹原のゆびさきがつーっとなぞってゆき………
「…や…ささはら…いま、そこにさわられたら………」
指先の動きに気付いたみさとが制止する間もなく、笹原の指先がバニースーツ越しのみさとの秘所に触れる。
これまでの愛撫で既に快感に蕩けきっていたみさとの肉体にとって、それはこれ以上ない刺激だった。
「…はうっ…ああっ…だめっ……ささはらのゆびが…わたしのアソコ…さわって…はあああああんっ!!!」
バニースーツの布地越しに笹原の指先がみさとの敏感な場所を探り、くちゅくちゅと恥ずかしいくらいの水音と共に責め立ててくる。
その間も笹原は、首筋や鎖骨にキスを落とし、乳首を甘噛みして、脚にも舌先を這わせて、間断ない快楽でみさとを翻弄する。
その内に、外側からだけでは物足りなくなったのだろうか?
笹原の指先がバニースーツの隙間から差し込まれて、網タイツをぷつりぷつりと絶ち切ってできた隙間からみさとの内側にまで指先を侵入させてくる。
「……ああああああああ!!!…ささはらのゆびっ!!…わたしのなかで…あばれてっ!!!!」
笹原のみさとの秘所への責めはいつになく激しいもののように思えた。
より深く、大胆に、動きまわる指先のもたらす強烈な快感にみさとはもう耐える事が出来ない。
髪を振り乱し、全身を震わせ、悦びの悲鳴を上げて、ひたすらに快感の中で身悶える。
(体中…きもちよくておかしくなる……このままじゃ、もう、わたし………)
肌が、胸が、脚が、アソコが、どこもかしこもじんじんと痺れてひたすらに熱い。
その熱はみさとをギリギリのところで押しとどめていた何かを、いともたやすくドロドロに溶かして、そして強烈な衝撃と共に何かがみさとの中で弾けた。
「……ふあああああああああっ!!!…ささはらぁ…わたし……イクぅ……っ!!!!」
あられもなく声を上げて、絶頂へと導かれるみさとの心と体。
全身を震わせて達した彼女からはぐったりと力が抜けて、笹原はみさとが転がり落ちないように一旦彼女の体勢を返させて、自分の腕の中に収めるが……。
「……だめ、よ……ささはら……」
「立花…みさと……?」
みさとはそんな笹原の腕をやんわりとどけながら、自分で体勢を変える。
そして、椅子に座る笹原の膝の上に、彼と向かい合うようにまたがり、笹原の首もとに腕を回して……
「…わたしも…とまれなくなっちゃったの……バニーのかっこうで…ささはらにもっとめちゃくちゃにされたい……」
うっとりと微笑む表情には、いつにない艶めかしさが漂っていた。
「ささはらのこと…もっとほしい…ほしいの……だから………」
「……私もだ。立花みさと……もっと、その声を聞かせてくれ。ぬくもりを感じさせてくれ……」
そのままうっとりと見つめ合う二人は、どちらともなく深いキスを交わし、二人の行為はさらなる熱と快楽の渦中に沈み込んでいく。
先ほど、笹原がみさとの秘所を指で責めた際に開いた網タイツの穴、バニースーツの股間の部分をずらし、露になったその場所から、みさとの秘所に笹原のモノがあてがわれる。
「っは…あ…うぅ……ささはらの…あついよ……」
「私も…立花みさとに触れているだけで、全て溶けてしまいそうだ……」
接触しただけで、二人の敏感な場所に伝わる熱と疼き。
ただそうしているだけで溢れでてくる蜜が、触れ合った部分から笹原のモノに伝い落ち、彼の分身をぬるぬるに濡らしてゆく。
そして、どちらともなく、笹原とみさと、互いが腰を動かして、みさとの膣内に笹原のモノがずぷずぷと沈み込んでいく。
「…あ…あああああっ!!!…ささはらの…すごい……あつくて…かたくて…わたし……っ!!!」
「……っく…立花みさと…動くぞ……」
「…うん、ささはらので…わたしをうちがわから…めちゃくちゃに…………っああ…ふあああああああっ!!!!」
笹原は自身のモノを、みさとの膣内奥深くまで到達させてから、腰を動かし始める。
最初はゆっくりとしたその動きは、しかしすぐに加速してゆき、激しく愛蜜を飛び散らせ、いやらしい水音が部室中に響くほどになる。
そして、みさとも笹原に呼吸を合わせるように腰をグラインドさせ、さらなる熱と快楽を求めて無我夢中で行為い没頭する。
何度も何度も、腰と腰を叩きつけるように激しく、みさとと笹原は快感をむさぼり、そしてその中に溺れていく。
「……うあっ…ささ…はらっ!…やあ…そこ…そんなふうに突かれたら…わたし、へんに……っ!!!」
「それで構わない。私はもっと、立花みさとの可愛い姿を見てみたいぞ……」
「…ばかぁ…ああんっ!!…ささはらっ!…ささはらっ!!…うああっ…これ、すごすぎるよおおおおおっ!!!!」
一心不乱の前後運動の最中でも、笹原はみさとの膣内の感じ易いポイントを把握して、的確に、執拗に、そこを自身のモノで突き上げた。
それはまるで捕らえたウサギの極上の部位を味わう狼のように。
しかし、そのウサギもまた突き立てられる牙に悦びの声を上げて、その餌食となる歓喜に震えていた。
弱い場所を突き上げられて、今にも快感に崩れ落ちそうな体を必死に笹原の肩にしがみつかせて、みさとはより大きな快感を得るべく腰を動かす。
笹原のモノを包みこむみさとの柔肉は、彼の肉槍をきつく食いしめ、存分にその感触を、快楽を味わい尽くす。
「あっ…ひぃ…ふああんっ!!…ささはら…ささはら…きもちいいよぉ!!ささはらぁ!!!!」
激しく、それでいて巧みに突き上げる笹原の腰の動き。
それに反応して艶めかしくくねるみさとの肉体。
みさとが笹原と交わる快楽に夢中になるほど、頭のウサミミは揺れて動いて、その愛らしさが笹原をさらにヒートアップさせる。
入り口の部分から膣奥まで一気に貫かれる感覚に、みさとの頭の中で白い閃光が弾ける。
そして、奥の部分から引き抜かれる快感には、まるでそのまま自分の魂までも抜けだしてしまいそうで……。
行為が加速するほどに、快感をさらに強烈な快感が塗りつぶして、みさとの心も体も全てがその色に染め上げられていく。
「ささはらっ!!ささはらっ!!ささはらぁああああああっ!!!!!」
「立花……立花…みさと……っ!!!!」
我を忘れて叫ぶのは、ただただ愛するその人の名前ばかり。
激しすぎる行為は余計なものを全てそぎ落として、二人が真に求めるものを浮き彫りにする。
ほとばしる汗も、キスで糸を引く唾液も、狂ってしまいそうな熱と快楽も、全てが二人の行為を加速させ、クライマックスへと導いていく。
「…ささはらっ…も…だめ…だめなのに…とまんないっ……からだがとまんないっ!!…ささはらのが…ほしいっ!!!」
「私も…私も同じだ、立花みさと!!……このままいっしょにっ!!!」
やがて心と体の限界が近づいても、みさとも笹原も一切行為のスピードを緩める事はない。
無我夢中に背中を抱きしめ合って、腰を激しく動かし、打ち付けあい、粘膜と粘膜が擦り切れるほどに激しく交わり続ける。
そして、我を忘れて互いを求め合う二人は、限界を振り切って行為を加速させ続けたまま、ついに絶頂へと昇りつめる。
「……立花みさとっ!!!!!」
「……ひああああああああっ!!!!ささはらっ!!!ささはらぁああああああっ!!!!!」
次の瞬間、絶頂に達したみさとのしなやかな肉体が弓なりに反らされて、びくびくと激しく痙攣した後、笹原に覆いかぶさるようにぐったりと脱力する。
そして、笹原も己の白濁をあます所なくみさとの中に注ぎこんでから………
「立花みさと………」
「…………?……はぁはぁ…なに、ささはら?」
「やはりその衣装、立花みさとにとても似合っている」
耳元にそんな事を囁いてみせた。
みさとはその笹原に呆れたような、しかし優しげな微笑みを浮かべて
「ばか……今になって言うこと…?」
そう言って、そっとキスをしたのだった。
98 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/07(火) 20:18:16.50 ID:28z0A5Lg
そして、翌日。
「………つまり、全部あの先輩の……」
「ああ、恐らくは仕込みだったのだろう」
みさとは笹原から、今回のバニースーツ事件の裏で糸を引いていた人物の正体を知る事になる。
それは、あの日の昼休み、笹原を探してくれるようにみさとに頼んだ3年生女子の先輩だった。
「彼女はほとんど天才的な服飾の腕前の持ち主だからな。演劇部の衣装の一部も彼女の手によるものだ。あのバニーの衣装を見た瞬間、彼女の作品だとすぐに分かった」
「じゃ、じゃあ、私はあの先輩に乗せられて………」
「バニーの衣装はそれなりに目立つ場所に置かれていたからな。明らかに餌を撒いて、相手が釣れるのを待っていたのだろう。
あの時間帯、私が芝居道具の材料を取りに校舎の外に出るのも知っていたようだったからな」
つまりは、あの先輩はみさとならば、必ずあのバニースーツに食いつくと、しかも試着してみるに違いないと、そんな所まで読まれていたのである。
要するにからかわれてた、悪戯をしかけられたという事か。
しかし、みさとは先輩に対して怒る以上に、押し寄せる恥ずかしさを堪えるので精一杯だった。
どういう裏があったにせよ、バニースーツを持ち出したのは他ならぬみさと本人なのだから。
「うぅ…でも、からかわれたまんまっていうのも、何だか悔しいなあ………」
正直、例の先輩に詰め寄って、怒りをぶつけたい気持ちもあったが、面と向かって話したら、それだけで恥ずかしい記憶が蘇ってフリーズしてしまえる自信がある。
「私も、立花みさとのバニー姿に夢中になった側だからな。果たして、どう話して良いものか……」
あの先輩にせめて何がしかのペナルティを。
そう考えて頭を悩ませるみさとは、ふとある事を思いついた。
「ねえ、笹原はあのバニー衣装、気に入ってたみたいだけど、他に何か私に着てもらいたいものってある?」
「む?」
「私はね、ちょっと着てみたいのがあるんだけど………」
そう言ってから、みさとは笹原にごにょごにょと耳打ちする。
「それは、さぞ立花みさとに似合うだろうな」
「えへへ、もうここまで恥ずかしい思いをして、恥ずかしい事もしちゃったんだから、いっその事ね」
そして、みさとと笹原は互いに照れくさそうに微笑みを交し合った。
「今回は向こうのいたずらにこっちが乗ってあげたんだから、今度はこっちのリクエストにも応えてもらわないとね」
その後、立花みさとが”新しい衣装”を例の先輩から受け取ったのは、それからしばらく経ってからの事だった。
単にみさとにバニーになってもらいたかっただけなのですが、例によって前置きばかりが長くなってすみません
でも、みさとに白バニーはきっと似合うと信じてる
GJ!いいぞもっとやれ
だが
>>95の1で吹いたw
もうほんとにあなたGJ過ぎる!
キャミソールとホットパンツのへそ出しとか、みさとには街を歩いてても自然な高露出度ファッションが似合うと思う
ってか着てほしい
素晴らしい。ゆっこヴァージョンも
お願いします。
ゆっこヴァージンに見えた
104 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 00:26:32.61 ID:WFWlyZ5S
嫌いじゃないけど、いい加減飽きてきた、このコンビ
おー日常スレがあるとは!
ゆっこ、みお、麻衣で書きました。
レイプ・陵辱注意です。
運が悪かった。
そう言い切ってしまうには、それはあまりに残酷な運命だった。
全ては偶然、神様の転がすダイスが彼女たち三人にとって立て続けに最悪の出目を出した、そうとしか思えない。
彼女たち…ゆっこ、みお、麻衣は学校から帰る途中だった。
いつもの道を、いつものように歩いていく。
第一の不運は、普段ならばそこそこの人通りがある筈の道に、その日に限って三人以外の誰もいなかった事。
第二には、残る僅かな人々、商店の店員や各家庭で家事に勤しんでいた主婦達の尽く別のものに注意を引き寄せられていた事。
それはちょっとした家事、火元の不始末によって起きた大した事もないボヤ……ただし、その規模の割にもくもくと立ち上る煙は周囲の耳目を集めずにはいられなかった。
そして第三の不幸、それはゆっこ達三人があのバンに乗り合わせた男達に出くわしてしまった事。
彼らはその近辺のもっと人通りの少ない一角で「獲物」を狙って待ち構えていた。
が、先のボヤが発生し、ほどなく警察や消防が駆けつける段取りになってしまった為に、その目的を達成する事ができなくなってしまった。
ところが、バンに乗ってその場から離れようとする男達は幸運にも……ゆっこ達の立場からすればこの上なく不幸にも、彼女たち三人を見つけてしまった。
半ば、ゆっこ達三人を道の端に閉じ込めるように強引に停められたバンから、伸びてきた野太い腕が三人の少女の華奢な手足を掴んだ。
悲鳴も絶叫も誰にも届くことはなかった。
無我夢中でもがき、抵抗する三人だったが、湿った布を口元に押し当てられて、ツンとした薬物の刺激臭に足元がふらついた時には、もうバンの中に引きずり込まれていた。
目撃者はゼロ、その日の内に彼女たちの家族が出した捜索願、警察の必至の捜査にも関わらず彼女たちの足取りは掴むことができず、
そして、相生祐子、長野原みお、水上麻衣の三人は平和な街からこつ然と姿を消したのであった。
深いまどろみの中にいたゆっこを目覚めさせたのは、頭の割れるような頭痛と、そして大切な友人二人…みおと麻衣のくぐもった悲鳴であった。
「な……何?……みおちゃん!麻衣ちゃんっ!…どうなってるの?…何なのこれ!?」
痛む頭、しびれた体を強引に起こしたゆっこは目の前の光景に半ばパニック状態となった。
薄暗い部屋、チカチカと点滅する蛍光灯のほの暗い灯りに照らされたその下で、みおが、麻衣が、変わり果てた姿を晒していた。
夏の制服を強引に破かれ、あるいは脱がされ、捲り上げられ、むき出しにされた白い肌に男達が群がっている。
ごつごつとした汚らしい指先がみおの華奢な体の上を這い回っていた。
きつく閉じ、相手を必至に拒もうとする麻衣の唇が下卑た笑いを浮かべた男の口に吸い付かれ、無理やりに舌をねじ込まれ口内を蹂躙されていた。
「……何を…何をしてんのよ………っ!!!」
三人を取り囲む男達の数はざっと6,7人、ゆっこ達の倍の、しかも、いかにもそうな屈強な連中である。
それでも、ゆっこは恐怖より先に目の前の光景への怒りに突き動かされ、弾かれたように飛び出そうとして……。
「無理だって、お嬢ちゃん」
「あ……?」
立ち上がった膝からたちまちに力が抜けて、無様にコンクリートの床に這い蹲る。
「せっかく捕まえたのに、逃げられちゃたまらないからさ。しっかりお薬、使わせてもらってるから。ははっ、抵抗は無駄ってヤツだよ」
男達の一人が必死に立ち上がろうとするゆっこの近くまでやって来て、震える彼女の体を強引に引き起こし、さらに二人の男が足元から背中から、ゆっこを拘束する。
「やめ……はなして…はなせっ!!」
「だから無理だって言ってるのに、往生際悪いと人生苦しいよ?……さて、それじゃあ、ちっと味見の方、させてもらおうか?」
味見……その言葉の意味は陵辱を受けるみおと麻衣の姿を見れば嫌でも理解できた。
全力で男達を振り払おうとするゆっこだったが、男達の言う「薬」とやらの効果なのか、ろくに抵抗する事も出来ない。
やがて、乱暴に捲り上げられたセーラーの下、力任せに引きちぎられたブラの下から露になるゆっこの乳房。
背後の男がゆっこの乳房を乱暴に鷲掴みにする。
「…痛っ…痛いっ…痛いよっ!…やめて…こんな……!!」
「へへ、泣け泣け。そうじゃねえと、楽しくねえっての。しかし、なかなか悪くねえ体じゃねえか?おらっ!!」
「…うあっ…そんな…つねらないで…ああああああああっ!!!!」
ゆっこの痛みなどお構いなしに乱暴に胸を揉みしだき、乳首をちぎれそうなほどの力でつまみ、転がす背後の男。
痛みに涙を流し、男の手のなすがままに泣き叫ぶゆっこの反応を、背後の男はすっかりと楽しんでいる様子だった。
興奮する背後の男に対して、ゆっこの脚を抑える男は淡々としていた。
「何がいいかねえ。餓鬼の体いじくって楽しいかよ?」
脚の側の男は胸の痛みに身悶えるゆっこの脚をゆっくりと押し割って、開かせていく。
ゆっこは少し遅れて自分が何をされようとしているのか気付くが、時既に遅く………。
「……っああああああ!!!…ゆび…ねじこまな…ああっ…うああああああああっ!!!!」
薄桃の肉の割れ目を引き裂くようにして、男の指が一本二本と次々にゆっこの膣内にねじ込まれていく。
内側でぐにぐにと動きまわる指の異様な感触に、ゆっこはただ悲鳴を上げる事しか出来ない。
「…いやっ!…や…やだっ!!…こんなの…あああっ!!…やだぁああああああっ!!!!」
知らない男の指が自分の中で動き回っている。
気持ち悪い。
おぞましい。
悲痛なまでのゆっこの声は、しかし、男達を愉しませる材料にしかならない。
「餓鬼、餓鬼、って馬鹿にする割にはお前もなかなか楽しそうじゃねえか?」
「まあな、餓鬼でも女だ。ぶちこむ穴がありゃあ上等だよ。それに、ほれ!」
包皮を向かれたむき出しのクリトリスを強くつまむ脚の側の男。
それに合わせて、背後から胸を揉む男もわざと爪を立ててゆっこの乳首をキリリと摘んだ。
「いや…あああっ!!…痛…っ…あああっ!!…くあああああああああああっ!!!!」
「こんだけ良い声出してくれるんなら、男冥利に尽きるってもんだろう?」
「違いねえ」
もはや強烈な刺激に訳もわからず泣き叫ぶゆっこを眺めながら、男達は心底楽しそうに笑う。
そして、その声は少し離れた場所で陵辱を受けていたみおと麻衣の耳にも届いた。
「…やめて……ゆっこを…はなしてぇ!!」
「………ゆっこっっっ!!!」
体をさんざんにいじくり回され、男達の汚穢な唾液に肌を汚され、ボロボロの二人はしかし、親友の悲鳴を捨ててはおけなかった。
だが、しかし………
「ほぉらよ、よそ見してんじゃねえよ!!」
続けて叫ぼうとしたみおの口に強引にねじ込まれるいきり立った男の汚いモノ。
「ゆっこ……んんっ……んぐっ…おぶっ…んくぅ……っ!!!」
生臭い肉の感触と熱にみおがひるんだ隙に、男はみおの頭を前後に無理やり動かして、その口腔内の感触を味わう。
強引すぎるイラマチオに呼吸も出来ないみお。
その肉体をさらに別の男がまさぐる。
高校生としては薄い胸の膨らみを痛いほどに揉まれて、誰も受け入れた事のない無垢な秘所を指先でさんざんに汚される。
やがて、みおの口腔内を犯す男は前後運動の激しさを増してゆき、ついには……
「おらぁ、ありがたく受け取れよ!!」
「………っ!!?…んぐうっ!!?…んんんっ!!!?……かはっ…けほけほ……」
ぶちまけられた白濁を無理やり嚥下させられ、むせるみお。
白濁はみおの口内には収まりきらず、さらに降り注いでみおの顔を、制服をどろどろに汚していく。
そして、麻衣の方も……
「…やめて…ゆっこには………っあ…くあああっ!!!」
普段無口な彼女が必死に張り上げた声を、背後からの衝撃が断ち切る。
「…いや…おしり……んっ…んむぅ……!?」
きゅっとすぼまった後ろの穴にねじ込まれる男の指と共に痛烈な痛みが麻衣を襲う。
さらに、悲鳴をあげようとして唇は再び前に座る男に塞がれ、秘所にまで指をねじ込まれてしまう。
きつくすぼまった前後の穴を強引に男達の指先が押し広げ、奥を突き、中をかき混ぜる。
激烈な痛みとおぞましい感触に麻衣は髪を振り乱し身を捩るが、前後から抱きすくめられた体にはそれもほとんど許されない。
「…んんっ……ぷあっ…痛っ…ああっ…んんっ…んくぅうううううっ!!!?」
僅かな息継ぎの時間しか与えられない状態で、男の唇に口内を侵される。
体に残る薬の影響と、酸欠の為に麻衣の意識は朦朧、次第に男達のなすがままになってしまい……
「…くはぁ…あ…あ……ああああああああああ…………っ!!!!」
秘所とアナル、二つ穴に同時に深く突き入れられた指の感触に、大きく悲鳴を上げてそのまま体から力が抜けていく。
「あああ……うああ……みおちゃ……麻衣ちゃん………」
そして、友人二人の無残な姿にゆっこは呆然としつつ声を漏らす。
自分のせいだ。
自分を庇おう、助けようと声を上げた為にあの二人はさらにひどい目い遭ってしまった……。
二人が陵辱を受ける間、さんざんに怪我された肉体よりも、今はそちらの方が辛かった。
だが、そんなゆっこの横顔に、男達の一人はにやにやとした笑いを向けて……
「そう気に病む事はねえよ、嬢ちゃん」
「え?」
「どのみち同じさ。遅かれ早かれ、お前ら三人は俺らにボロ雑巾のようになるまで犯される、そういう事になってんだよ……」
「ひっ!?…や……」
その言葉に、ゆっこの心は竦み上がる。
みおと麻衣を見つめたまま震えるゆっこの様子に、男は満足気に笑い……
「まあ、そんなに心配すんなよ。俺達だけが良い思いをしたんじゃあ、不公平だからな。愉しませてやるよ、お前らにも、たっぷりと………」
部屋の隅に置かれていた革の鞄の中から、怪しげなアンプルと注射器を一本取り出した。
「なに…それ?……なんなの……それ!?」
恐怖の限界まで達したゆっこは震える声で男に問うた。
内心では分かっていた。
あのアンプルに入っているのがどんなものだろうと、このイカれた男達の用意したものがマトモなシロモノである筈がない。
だが、今のゆっこの体は痺れて力が抜けて、逃げ出すどころか満足な抵抗も出来ない……。
「何って、お決まりだろう?気持よくなれる薬だよ。まあ、気持よすぎてイカレちまうヤツも数えきれない程だけどな」
見回せば、みおも麻衣もそれぞれ周囲の男達に注射器を突き立てられようとしていた。
「やめて……っ!!みおちゃんに!麻衣ちゃんにそんな注射……ぅああああああ!!?」
泣き叫ぶ体を強引に押さえつけられて、腕の血管に慣れた手つきで注射器の先端をあてがわれた。
「や……やだ………いや……」
「遠慮すんな。一緒に楽しもうや」
ぶすり、血管に沈み込んでいく細く長い針、その先端からゆっこの、みおの、麻衣の血流に乗って広がっていく薬物。
得体のしれない汚液に血液を汚されるような感触を味わい、ゆっこは背中を震わせる。
そして、次の瞬間……
「あ……うあああ…へん……なに…これぇ?」
ゆっこが目を見開き、全身を駆け巡る異様な熱に声を上げた。
「…や…やだ…いやだぁ……ひ…ああああっ!!」
下腹部に湧き上がる耐え難い疼きにみおが悲鳴を上げた。
「………あ……ああ…熱い……いやぁ……」
快楽神経そのものをかきむしられるように、高ぶる肉体に戸惑い恐れて、麻衣が声を漏らした。
「毎度の事ながら、効果はばっちりだなあ。それじゃあ、そろそろ本番といこうか」
注射された薬物の影響でもはや身動きもままならないゆっこ達は男達の手で互いの顔が間近に見える距離まで運ばれてくる。
「せっかくの友達同士、一緒にいた方が楽しいだろ?」
互いに視線を交わし合う三人。
いつも一緒にいる友人の無残な姿はゆっこ、みお、麻衣の恐怖を、恥辱を、絶望を増幅させる。
ちょうど前後から抱き抱えられるような状態の三人の秘所に、アナルに男達の怒張の先端があてがわれる。
ふとゆっこが自らの下半身を見れば、自分でも信じられないくらいの蜜が股間からしたたり、男のモノを、ゆっこの太ももを濡らしている。
(…だめ…このままじゃ…狂う…おかしくなる……)
あてがわれただけで込み上げてくる狂ったような熱と欲望に恐怖して、ゆっこは身を捩るが……
「ひ…あああああああああああっ!!?」
「……はいって…ふあああああああっ!!!」
「…あっ…ああああっ……なかに…くああっ!!」
男達の怒張はそんなゆっこの恐怖などまるで無視して二つ穴へとねじ込まれていく。
狭い膣を押し広げられ、処女膜を破られ、後ろ穴を抉られて、激しい痛苦がゆっこに、みおに、麻衣に襲いかかるがそれも一瞬。
「…ああ…や…やあ…痛いのに…痛いのに……なんでぇえええええっ!!!!!」
それを上回る、体を内側から溶かされそうな熱と、凄まじい快感にゆっこは悲鳴を上げ泣きじゃくる。
嫌悪すべき、おぞましい陵辱者達の生殖器、だがゆっこの肉体はそれを歓喜と共に受け入れて、湿りを帯びた粘膜で包みこみその感触を堪能してしまう。
「…おかしいよ…こんな…ひあ…ああんっ!…あああああああああっ!!!!」
ゆっこの肉体がどうなるかなど斟酌しない、男達の前後からの激しい突き上げ、体が軋むほどの責めにも体中の神経が喜びの声を上げる。
やがては破瓜の痛みすらもその中に溶けて消えて、ゆっこはただ犯されるがままに声を上げるばかりとなった。
「ゆっこ…ゆっこしっかりして……っあ…ふあああああああっ!!!!」
そんなゆっこを励ますように声をかけようとしたみおの言葉を痛烈な突き上げと、同時にほとばしった快感の電流が断ち切る。
男達が貪欲に腰を振りたくり、叩きつけ、その度にみおの背筋を電流のように快楽が駆け抜けて頭が何度も真っ白にされてしまう。
「やあ…やだ……やめて…このままじゃ…わたしたち…ふあああああああああっ!!!!!」
三人の中でも一際小柄で華奢な体をよじり、二つにくくった髪の毛を振り乱して叫んでも、一度はまり込んだ肉欲の泥沼からは逃れられない。
必死に拒絶しようとする意思とは裏腹に、みおの肉体は彼女をむさぼる男達の呼吸に合わせて腰を動かし、艶めかしくくねり始めていた。
「…っく…ああっ…ひぅうう……はぁあああんっ!!…あっ!!…あああっ!!!」
元来無口で動揺をあまり外に出さない麻衣も、今は乱れに乱れていた。
男達は麻衣のそういった振る舞い、態度を突き崩し、自分たちの思うままに哭かせる事にこの上ない喜びを感じていた。
何度となく男達の怒張に突き上げられ、凶悪なほどの快感に意識を寸断されて、麻衣の思考は朦朧としていく。
「ゆっこ……みおちゃん………っあああああああ!!?ああっ!ふああっ!!?」
ゆっこを、みおを、二人の友達の名を呼び、必死に手を伸ばすその行為も、男達が与える狂った快楽の前では何の抵抗にもならない。
熱い肉の杭に幾度も膣内を、アナルを貫かれて、麻衣はただ泣き喘ぐだけの性玩具に堕していく。
「ひ…あ…やぁ…はあああっ…も…や……いやなのにぃ……」
やがてゆっこの体は逆らう事の出来ない快楽に膝を屈して、意思に反して腰を振りたくり始め……
「あは…ああっ…いいよ…いいのっ!…もっと…めちゃくちゃにして!!!」
悪夢のような現実に耐え切れなくなったのだろうか、みおは快楽に流されるまま嬌声を上げ……
「…っは…ああっ…あっ…ああんっ…ひやっ…はああああっ!!!!」
麻衣は心を抉るような凶悪な快楽に、もはやいつもの落ち着いた様子は微塵もなくして乱れてゆき……
「さあて、そろそろコイツらも限界か。最後にとびきり派手にイかせてやろうか?」
限界の近づいた肉体を、陵辱者達に激しく犯され、貪られて、身も心も狂った快楽の虜となり……
「も…も…だめええええっ!!…あああっ!!ふあああああああああっ!!!!」
「あは…あはははは…いいのっ!!…イクぅ…イっちゃうぅうううううっ!!!!」
「ひやっ…はああっ…ああっ…こんな…いやぁあああああああっ!!!!!」
ゆっこの中で、みおの中で、麻衣の中で、全てを飲み込む絶頂が津波となって押し寄せて、彼女たちの意識を粉々に打ち砕いた。
瑞々しい十代の肉体が、この上なく淫靡にくねり、ビリビリと痙攣を起こしながら上り詰めて、やがて力を失い崩れ落ちる。
男達は三人の中に思う様、精を放ってもまだ満足せず、さらに引き抜いた肉棒から迸る白濁で三人をどろどろに汚した。
「さてと、最初はこんな所かな。三人ともいい声で啼いてくれちゃって、うれしくなるねえ」
やがて、各々の欲望を満足させた男達はコンクリートの床にゆっこ達の体を投げ出し、部屋から立ち去っていく。
「それじゃあ、明日からもこの調子でお願いするから、ま、いい夢見てくれよ」
最後の男がドアの鍵を閉ざして、三人は薄暗い部屋の中に閉じ込められた。
「みおちゃん……麻衣ちゃん………」
その取り残された薄闇の中、ようやく僅かに体を動かせるようになったゆっこが、二人に向けて手を伸ばす。
「ゆっこ………」
「……………」
そしてみおと麻衣の二人はその手にすがるように床を這ってゆっこに寄り添い、
汚され傷つけられた心と体をせめて少しでも癒すように、互いの体を寄せ合った。
しかし、そのぬくもりでさえも、いずれはこの逃げ場のない肉欲の地獄の中で粉々に打ち砕かれてしまうのだろう。
次の地獄が始まるまで、そう長い時間はかからないだろう………。
おしまい
やっぱりこの三人は可愛くてしょうがなくて、可愛いものほどいじめたくなるのだけれど、
今回はいじめすぎた気がしないでもない
今度はもっとまったりだの、ラブラブだの、そういうの書けたらいいな
>>104 申し訳ない。
好きな二人なので、つい偏って書いてしまうのです
aaa
114 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 15:06:41.95 ID:WFWlyZ5S
お疲れさまでした。
悪くはなかったと思いますよ。
>>112 GJですた
あと、好きなら偏ったっていいと思うの
116 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/13(月) 21:42:57.88 ID:DGNPfTow
さすがにこの内容は引くは・・・
GJ!
かわいいと苛めたくなる
いいんじゃないかな
陵辱とかレイプもので楽しめる奴って
きもい。
121 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/17(金) 19:34:21.72 ID:Sum8cJ3Q
>>119 あ、そ
俺的には無神経なこと平気で書き込むお前みたいなのがきもい。
桜井先生と高崎先生うっかり肉体関係までもつれ込めばいいのに
うっかりしいたけ狩りに行って、うっかり山の中で遭難して、うっかり山小屋で一つになっちゃえばいいと思う
事前宣告はあったし、内容もそこまで非道ではないと思う。
これなら、たまには趣旨を変えて、のレベルだろう。
レイプ、凌辱の日常…言葉にするとすげぇけど。
またしても、みさとと笹原で書いてきました。
二人が喧嘩とかするお話です。
そもそも何が原因だったのか?
はっきりした原因を、みさとも、笹原も覚えていない。
ただ、毎度の如く遅々として進まない文化祭のクラス企画の話がそもそものきっかけだったとは思う。
周囲から見て、その様子はいつもの二人がいつもの騒がしいやり取りをしている、そうとしか見えなかっただろう。
みさとと笹原のやり取り、その間に漂う不穏な空気を察する事が出来たのは、みさとと親しいウェボシーとフェッちゃんぐらいのものだろうか?
次第に大きくなっていくみさとの声と、いつもと変わらぬ淡々とした、だけどどこか苛立ちのようなものを滲ませた笹原の言葉。
ようやく周囲がそれに気付いたのは、二人の間の変化がいよいよ明確になってきたちょうどその頃。
「いいかげんにしなさいよ、笹原っ!!!」
みさとの怒りの叫びと共に放たれたのは、いつもの馬鹿げた威力の銃火器ではなく………
「………っく……立花みさと?」
パァン!!
乾いた音を響かせて、みさとの平手が笹原の頬をはたいた。
みさとはそのまま無言でくるりと踵を返して……
「どこへ行く?文化祭の企画はまだ………」
「どこだっていいでしょ!!ついてこないでよ!!」
打たれた頬をおさえつつ、立ち上がった笹原を取り残して、みさとは一人教室の外へと出て行ってしまった。
水を打ったように静まり返った教室の中、笹原はみさとのその背中を見送る事しか出来なかった………。
言い過ぎた。
怒鳴ってしまった。
あまつさえ手を上げてしまった。
……………どうしよう………。
ぐるぐる、ぐるぐると延々と湧き出る後悔の念がみさとの頭の中で渦を巻いていた。
その日の放課後、時定高校内の武道館、剣道部は今日も大会に向けた練習に明け暮れていた。
だが、その中で一人、明らかにいつもに比べて動きに精彩を欠く者が一人。
どこか上の空、といった様子で竹刀を振るう彼女の様子は、すぐに顧問の目に止まった。
「こらぁ!立花、もっと気合入れんかっ!!!」
「は、はいっ!!!」
顧問の飛ばした怒声に応えて、何とか意識を目前の練習にまで持っていくけれども、気が付けば意識は再びアイツの事へ。
今日の笹原の態度が気に食わなかったのは事実だ。
進まない企画に焦りを感じていたのも本当。
だけど、だからって、あんな風に笹原に怒りをぶつけなくても良かったのに……。
あれではむしろ、みさとの中の苛立ちを理不尽にも笹原にぶつけてしまったようなものだ。
竹刀の先が震える。素振りが乱れる。足運びに迷いが生じる。
先ほどの顧問の声のお陰で表向きは体裁を取り繕えていたが、今のみさとは酷い有様だった。
「……………………」
汗だくになって練習を終えて、体は熱くて仕方ない筈なのに、胸の奥が冷え切って脚が鉛のように重く感じる。
そういえば、笹原も剣道経験者だ。
さっきのみさとの練習ぶりを見たら、笹原はなんというだろう?
情けないと嘆くだろうか、それともみさとを励まして………そこまで考えて、みさとは考えるのをやめた。
あんなに酷い事をしたのだ、今の自分に笹原の事を考える資格なんてない。
みさとは俯き、後悔にぎゅっと拳を握り締めながら、とぼとぼと武道館から離れていった。
なんとこの自分は愚かだったのだろう?
どうして、目の前の相手の気持ち一つ満足に考えてやれなかったのだろう?
立花みさとは怒っていた。
笹原の言葉に、態度に、激しく憤っていた。
その表情を思い返してみると、怒りの感情の中にどこか深い悲しみがにじみ出ているようでもあり………。
「何をやっていたのであろうな、この笹原幸治郎ともあろうものが………」
演劇部の練習にもろくに身が入らず、らしくもないミスを幾つ繰り返しただろうか?
部員達もいつになく憔悴した部長の様子に戸惑いを隠せないようだった。
すっかり誰もいなくなった演劇部の部室で、笹原は昼の出来事を思い返す。
文化祭企画に対する笹原とみさとの意見は尽く食い違っていた。
以前に夕方の教室で二人話し合った時よりは、企画の方向性については幾分進展はしていた。
ただ、そこから実際の文化祭で企画をどう進めるか。
規模はどの程度?細部にはどこまでこだわる?クラスの生徒に割り当てられる負担は?
みさとは早め早めの段階でかっちりと役割分担を決めて、それをクラスに徹底するべきだと主張した。
笹原の方は、そこまでの締め付けは必要ではない、意欲のある者が率先して動くのを尊重すべきだと言った。
笹原が恐れたのは、杓子定規に全てを最初からがんじがらめに決めてしまう事で、それがクラスの企画に対するやる気を削いでしまう事。
しかし、みさとの主張にも一理あったと、今さらながらに笹原は思う。
高校生なんて身分の少年少女は気まぐれなものだ。
やる気を大事にする事、それは文化祭の準備に向けたクラスの熱気を高める事にもなるだろう。
しかし、当然の事ながら企画に乗り気でない者も中にはいる筈で、その空気がクラス全体に蔓延してしまえば企画を台なしにしてしまう事だってある。
だからこそ、みさとは最初からしっかりとしたレールを敷いて、その上で事を進めるべきだと、そう主張したのだろう。
今になって考えれば、みさとの危惧はよく理解できるものだったのに……。
互いに譲歩できる部分などいくらでもあった筈なのに………。
互いの意見の悪い部分を指摘し合って、良い部分は汲みとって、そうやって企画の実行を目指す……きっと、それがあるべき姿だったのに。
昼休みの笹原は、それが出来なかった。
いつまでも譲らないみさとに、こちらも譲るつもりはないとばかりにいつもの態度で受け流して。
「立花みさとが怒るのも当然だ…………」
笹原の深い深い溜息が演劇部の部室に広がっていく。
心の中から湧き上がる後悔の念に胸が苦しいくらいだ。
しかし………。
「このまま、こうしてばかりもいられんな………」
そういう暗い感情を振り切る事が出来るのも、笹原幸治郎という少年の美点だった。
「謝るか、立花みさとに。謝って、しっかり話しあって、今度こそ企画の事もきちんと決めよう……」
言ってから、笹原は立ち上がる。
剣道部はまだ練習が終わった直後の筈だ。
校門のあたりで待てばまず間違いなくみさとと会う事は出来るだろう。
という訳で、笹原は演劇部の部室を後にして、校門の方へと向かったのだった。
もやもやとした気持ちを抱えたまま、武道館から剣道部の部室までの道のりを歩いていたみさとは後ろから呼びかける声に立ち止まった。
「立花、ちょっと手伝え」
「え?は、はい」
後半は上手く取り繕えていたつもりだったが、やはり顧問の目はごまかせなかったようだ。
上の空の状態で練習などしていたみさとにはそれなりのペナルティーを、という事なのだろう。
みさとは今はもう使っていない古い剣道の防具が入った箱を部室から運び出すように言いつけられてしまった。
しかも、最初は顧問も一緒にやってくれる筈だったのに、何やら急な用事が入ったらしく、しっかりと部室に鍵をかけるよう言い渡されて、みさとは一人取り残されてしまった。
そして、ようやく全ての防具を運び終えて、みさとが部室に戻ろうとしたちょうどその時
「あ……………」
彼女は見た。
「笹原…………」
夕暮れの近づく校門の脇に腕組みをして立っている笹原の姿を………。
(あいつ、どうして…………?)
心の中でそう呟きながらも、本当はみさとだって理解していた。
アイツは、自分を、立花みさとを待っている。
今の二人の間に話す事など一つきり、昼休みの一件の事に違いない。
防具運びにかなり時間を取られたから、笹原の方も随分と待たされた事だろう。
それでも、背筋をシャンとのばした少年は、校門脇に立って律儀にみさとを待ち続けている。
あんな風に怒りをぶつけてきた自分と、まだ話してくれようとする笹原の誠意がみさとには素直に嬉しかった。
ただ、それでも………。
「…………………」
一歩、みさとは静かに後ずさる。
それからさらに、二歩、三歩、気が付けば笹原に背中を向けて一目散に駆け出していた。
(駄目……どんな風に話していいのか、全然わからない………)
無我夢中で走るみさとは、校舎の間を駆け抜けて剣道の道着のまま裏門から飛び出す。
(笹原に酷い事言ったんだ。ちゃんと話しもしないで怒ったんだ。今更合わせる顔なんてない………!!)
今、この場から逃げ出して、笹原に待ちぼうけをさせてしまう事がどれだけ酷い事かも理解はしていた。
それでも、みさとは逃げずにはいられなかった。
確かに、ほとんど毎日、みさとは笹原と顔を合わせては口うるさくアレコレ言ったり、とんでもない銃火器を持ち出しては笹原にぶっ放している。
だけど、あんなのは初めてだったのだ。
笹原に容赦のない怒りをぶつけて、突き放すように拒絶して、話し合う事も何もせずただ笹原の心をないがしろにした。
そんな自分がどうしてまたのこのこと笹原と顔を突き合わせる事が出来るだろう?
どんな言葉をかける事が出来るだろう?
「ごめん……笹原……」
口の中でそう小さく呟いて、走り続ける立花みさと、彼女は気づいているのだろうか?
昼間の喧嘩の中で、笹原とは別に深く深く傷ついた人物が一人いる事に。
大好きな少年を傷つけてしまったのではないかと怯え、恐れて、心を深く抉られた少女の存在。
即ち、立花みさと、彼女自身の心の傷には気付かないまま、みさとは夕焼けの街をあてもなく走り抜けていった。
日が暮れてゆく。
だんだんと夕焼けの赤に染まっていく空を見上げながら、笹原はため息をついた。
「………来ないな、立花みさと……」
みさとが走り去った事も知らないまま、笹原はここで相変わらずみさとを待ち続けていた。
いくらなんでも遅すぎるので、先ほどみさとの携帯に電話もかけてみたのだが、何度コールしてもみさとは出なかった。
「これは……愛想をつかされたのだろうかな?」
自嘲気味に笑う笹原は、みさとの携帯電話が剣道部の部室に他の荷物や制服と一緒に置かれたまま、何度も着信音を鳴らしていた事を知らない。
「まあ、あんな態度を取られれば、まだ腹を立てていても仕方がない、か………」
考えて見れば、昼間あれだけ怒っていたみさとが、わざわざ笹原に会おうとする理由などないのが当然だ。
みさとは行きも帰りも表の校門を利用しているが、学校には裏門もある。
大方、笹原の立つ校門を避けてそちらから学校を出たと考えれば辻褄は合う。
…………笹原のその予想は大方当たってはいた、当たってはいたのだが…………。
「立花みさと…………」
それでも、笹原はそこを立ち去る気になれなかった。
もしかしたら、笹原が立ち去ってすぐにもみさとがやって来るかもしれない。
その時、みさとの前にいられないのは、みさとにちゃんと謝る事が出来ないのは嫌だった。
そんなこんなで笹原は、まだしばらく校門前でみさとを待ち続けていた。
と、その時………
「あ、笹原君!!」
聞き覚えのある声に笹原は振り返った。
そこにいたのは彼のクラスメイトの一人、フェッちゃんだった。
ただ、いつものんびりした様子の彼女が、今は随分と慌てているようだった。
「確か、お前は立花みさとの………」
「良かった……。お願い、笹原君もみさとの事探すの手伝ってよ………」
「探す?立花みさとに何かあったのか?」
「うん、実はさっきウェボシーと一緒にいた時に………」
フェッちゃんの話を要約するとこうだ。
ウェボシーとフェッちゃん、二人は昼間のみさとと笹原の喧嘩を見て、少しでもみさとの話を聞いてやろうと笹原とは別の場所、
学校の外の、ちょうど三人の帰り道に沿った場所にあるコーヒーショップでみさとの事を待っていた。
コーヒーをすすりながらみさとを待つ二人は笹原と同じく、剣道部の練習が終わった頃合いでみさとの携帯に電話をかけた。
しかし、何度か電話を繰り返しても、みさとが出る気配はない。
何か様子がおかしいと感じて、コーヒーショップを後にしたウェボシーとフェッちゃんは偶然に目撃したのだ。
ろくに前も見ず、練習が終わった時の道着のまま、走り去っていくみさとの姿を。
ウェボシーもフェッちゃんも声を張り上げてみさとを呼び止め、何とか追いつこうとしたが、その時のみさとの耳には入らなかったようだった。
それから、二人はみさとの行方を探して走りまわっていたのだが………
「…………そうか。礼を言う。私にも、立花みさとの事を探させてくれ」
「良かった。さっきのみさとの様子、いつもと全然違ったから………」
笹原の言葉を聞いて、フェッちゃんはホッと息を漏らす。
それから、笹原はフェッちゃんから二人がみさとをどの辺りで見かけたのかを聞いて
「それでは、私も立花みさとを探しにいくとしよう……」
とりあえず、二人がみさとを目撃した方へ向かって走りだそうとして、フェッちゃんに呼び止められた。
「笹原君も、みさとの事待っててくれたんだね」
「……ああ、一言でも謝りたいと、そう思っていたのだが……どうも避けられてしまったようだな。こうして待たれていた事自体が、きっと立花みさとには辛かったのだろう」
珍しく気弱な横顔を見せる変人の言葉に、フェッちゃんは首を大きく横に振って
「それは違うよ」
「……そうだろうか?」
「うん。……誰だってさ、喧嘩した子ともう一度会うのって、勇気がいると思うよ。きっと、それだけの事だから……」
必死にこちらを励ましてくれるような、フェッちゃんの言葉に、笹原は柔らかく微笑んで
「そういうものかもしれんな。……ともかく、今は立花みさとを見つける事だ」
「うん。私の方で見つけたら、とりあえず学校の方で待ってるから」
大きく手を振るフェッちゃんの声を背中に受けて、笹原は走りだす。
そうだ、諦められるものか。
昼間、みさとが笹原の前で見せた、怒りの裏側に悲しみをたたえたあの表情、みさとにあんな表情をさせてしまったもの、それをぬぐい去るまでは笹原は立ち止まるつもりはなかった。
夕闇の迫る薄暗い道をひたすらに走って、走って、息切れがして、脚ががくがくと震えて、
それでも走り続けて、みさとは自分がいつの間にか見慣れない景色の中に立っている事に気付いた。
あれからどれだけの時間が経ったか分からないが、相当の距離を走ったのは確かだ。
気付かない内に学校からかなり離れた場所に来てしまったのかもしれない。
「あ……そういえば、着替えてなかったんだ………」
たどり着いた公園のベンチに座ったみさとは改めて自分が道着を着たまま学校を飛び出した事に気付いた。
きちんと着替えて、部室に置いてある鞄も取って行かなければ、家にも帰れない。
だけど…………
「私、笹原が待ってくれてるの、分かってたのに………」
校門の脇に立っていた彼の、人待ちな横顔、昼間の事を思い出したせいだろうか、いつもより憂いを帯びた表情を思い出す。
(裏切ったんだ。私、裏切っちゃったんだ……笹原は待ってくれてたのに…自分が怖いからって、それだけの理由で………)
頭を抱え、背中を丸めて、ベンチに座ったみさとは力なくうつむく。
笹原への罪悪感のために彼から逃げ出し、それがまた新たな罪悪感を生み出す。
ほとんど泥沼にはまったようなものだった。
たった一言謝る事が出来れば、笹原を傷つけてしまったと、素直に「ごめん」と言えたなら………。
心はそれだけを願って悲鳴を上げているのに、体はまるで言う事を聞いてくれない。
だんだんと夜の闇に覆われていく公園の中、みさとはいっそ自分もその闇の中に溶けて消えられたらと、そんな事を考える。
抜け出せないジレンマに苦しむみさとは、いつの間にか小さな声でつぶやき始めていた。
「ごめん、笹原……ホントにごめんね……私が…悪かったから………」
何度も何度も、ポロポロと涙の粒を膝の上に落としながら、みさとは今ここにいない彼への謝罪の言葉を繰り返す。
「…笹原の話、全然聞いてあげられなくて、ごめんね…一方的に私の意見だけ言って、ぶったりなんかして………ごめん、笹原…ごめん………」
やがてはその言葉もだんだんと掠れて、微かな嗚咽へと変わっていった。
今のみさとは彼女の望み通り、暗い公園の片隅で消えてしまいそうな、そんな気持ちだった。
だが、その時………
「……謝るの…ならば……はぁはぁ……私の…方だ……立花、みさと………」
耳に飛び込んできたその声を聞いて、みさとは顔を上げた。
彼女がずっと必死で逃げまわりながら、その実、誰よりも会いたいと願っていた少年の、その声。
ゆっくりと顔を上げれば、涙に霞んだ視界の向こうに見慣れたシルエットを見つける。
みさとを見つける為、全力で走ってきたのだろう、肩を激しく上下させ、ぜえぜえと息を切らせて、いつもの余裕なんてどこかに吹き飛んでしまったかのような必死な表情の彼。
「笹原………」
「すまなかった……立花みさと……」
みさとの前に膝をつき、はっきりとそう告げた笹原。
みさとの顔をぐしゃぐしゃに濡らしていた涙を拭うハンカチの感触が、それが夢でも幻でもないと教えてくれた。
消えたみさとの後を追って、笹原はひたすらに走った。
中学時代には剣道も嗜んでいた笹原だが、今は演劇部の部長、体力には限りがあったがそれでも構わず、心臓が張り裂けそうになってもひたすらに足を前に出した。
笹原にとって不幸中の幸いだったのはみさとが剣道の道着を着たまま外へ飛び出した事だった。
そこかしこで立ち止まっては道着姿の少女を知らないかと聞いては、再びみさとを探して走りだす。
その内にみさとを見かけたという人間とごく僅かながら出くわした。
それから、僅かな情報を元にしてみさとの行き先に見当をつけ、ようやくたどり着いた公園のベンチに小さく丸まったみさとの背中を見つけた。
「なに…よ……どして…あんたが謝るの?…あんたを怒鳴ったのも…打ったのも…全部、私じゃない……」
「昼間の私は立花みさとの話をろくに聞いてもいなかった。あの怒りは当然のものだ……」
「違う!そんな事ない!…全部…全部私が…私が悪かったのに……!!!」
みさとの涙を拭うハンカチはすぐに涙でぐしゃぐしゃになってしまった。
それでも止まらずあふれる涙の勢いに任せてみさとは叫ぶ。
笹原はああ言ってくれているけれど、やっぱり彼の言葉をないがしろにした罪悪感は消えない。
何より、みさとはそれでも彼女に謝ろうと待っていてくれた笹原から、事も有ろうに逃げ出したのだ。
みさとはそんな自分をどうしても許す事が出来ない。
だけど………
「立花みさと………」
「…え………?」
そんなみさとの体はいつの間にか温かくて力強い腕に包み込まれていた。
強く、優しく、自分を抱きしめる笹原の両腕に、呆然としながらもただ身を任せて……
「昼間の私の言葉が、態度が辛かったのだろう?苦しかったのだろう?だから、あんな風に怒らなければ、どうしようもなかった……」
「だから…そんなこと…全然ないんだから……」
「あんな事をした私だ。聞いてもらえなくても当然かもしれないが、頼む………」
そこで笹原は抱きしめる腕の力を緩めると、真っ向からみさとの顔を見据えて………
「私は、立花みさとに、ずっとこんな悲しい顔をさせていたくはない…………」
「笹原…………」
こちらを見つめて、柔らかな微笑みを浮かべる笹原を見て、みさとは気付く。
自分はまた同じ間違いを犯そうとしていた、と。
ここで笹原の言葉に耳をふさぐのは、きっと、校門前で待っていた笹原から逃げ出した時の繰り返しだ。
それは駄目だ。それだけは駄目なのだ。
口うるさい自分にも、いつもまっすぐに接してくれる彼の言葉、そこから逃げ出す事だけはもうやってはならない。
「笹原…わかった……わかったよ。…確かに昼間はちょっと苦しかった…笹原の態度が辛かった……だけど、やっぱりあんな事はするべきじゃなかったって、そう思ってる」
笹原の前で、今日初めてみさとは柔らかな表情を浮かべて、自分の正直な気持ちを伝える。
「私も、だ。もっとしっかり立花みさとの話を聞いて、しっかりと話し合うべきだった……しかし、私は自分の意見を突きつける事しかしていなかった……」
そして、みさとの言葉に応えるように、笹原も自分の気持ちを告げる。
それから、こつん、額をくっつけあった二人は軽く眼を閉じて、同時に呟く。
「ごめんね、笹原」
「すまなかった、立花みさと」
しっかりと互いの気持ちを、謝罪の言葉を伝え合った二人の間からぎくしゃくとした空気が抜けだしていく。
目を開けて、微かに微笑みあう二人はもう一度強く抱きしめあう。
今度は笹原からの一方的な抱擁ではなく、みさとも腕を必死に伸ばして笹原の背中をぎゅっと抱きしめる。
そこで、みさとは笹原が手に持ったハンカチの存在に気付く。
みさとの涙を拭ったそれは、ほとんどぼろ布みたいな代物で、無駄に優雅な笹原には似つかわしくないと思えたが……
(あ………!)
みさとはそこで思い出した。
いつかの笹原の落し物のハンカチ、みさとが洗濯してアイロンまでかけたもの。
その後いつもの銃火器の連射をやらかしてしまいほとんご原型をとどめないまでボロボロになってしまったのだけれど……。
(そっか、持っててくれたんだ、笹原………)
笹原を抱きしめる腕にさらに力を込めたみさとは、笹原の心の中に確かに自分の居場所が存在する事を感じて、心の底から幸せそうな笑顔を浮かべたのだった。
それから、ずいぶんと時間をかけて学校に戻ると、心配していたフェッちゃんとウェボシーにみさとは思い切り抱きしめられた。
自分の事を探してくれた二人に改めて謝罪とお礼を言ってから、
「それじゃあ、ちょっと待ってて…すぐに帰り支度済ませて来るから」
そう言ったみさとに対して、ウェボシーとフェッちゃんは……
「いやいや、私たち、先に帰っちゃうからさ」
「そうだね、何だか私たち二人のお邪魔みたいだし」
「ちょ…何勝手な事言ってるのよ!!」
ニヤニヤ笑いの二人はみさとと笹原に大きく手を振ってさっさとその場から立ち去ってしまった。
……二人の言わんとする事が何となく分かったみさとは赤面、笹原も流石に言葉なく立ち尽くしている。
それでも、このまま校門前にいる訳にもいかない。
「それじゃあ、私、着替えて、荷物も取って来るから……」
「わかった。だが、どうして私の手を握って……」
「いいから、このまま付いて来る」
あの昼休みからずっとろくに会話もせずにいた反動だろうか、今のみさとは笹原から離れる事がどうしても出来なかった。
手を握り合ったままの二人は微妙な沈黙に包まれたまま、剣道部の部室前までやって来た。
「それじゃあ、すぐに着替え済ませてくるから……」
「ああ、わかった……だが…」
「笹原は部室の外で待ってて………間違っても覗こうなんて考えないのよ?」
「しかし、これではそもそもまともに着替えなど出来ないのではないか……」
そして、ようやくたどり着いた部室前でも、やっぱりみさとは笹原の手を離せないでいた。
「………手を離しても、私はちゃんとここで待っているぞ?」
「うん、わかってる…だけど……」
ようやく笹原と仲直りできたみさとには、そのドア一枚隔てた状態すら耐え難いようだった。
部室の前で手を握り合ったまま立ち尽くす二人、空にはぽつりぽつりと星が輝き始めていた。
そして、どれくらいその状態でいただろうか。
「仕方がない、か」
笹原がぎゅっとみさとの手を握り返した。
「ふえ……?」
驚くみさとの前で笹原は部室の扉を開けて、一歩足を踏み入れて……
「笹原…あんた何考えてるのよ!?」
「何を、と言われてもな。手は離せない。しかし、部室には入らなければならない、となれば仕方ないだろう」
「むぐぐぐ………」
そこでさらに笹原はニヤリと笑って
「まあ、今からでも手を離せば、立花みさと、お前一人でも部室には入れるが……」
そんな事を言ってみたりする。
つまるところ、笹原としてはみさとを部室に入るよう促すついでに、少しからかってみただけだったのだが……
「い、いいわよ。一緒に入ってやろうじゃないの!!」
「む?違うぞ、立花みさと!!?」
次にみさとが取った行動は完全に予想外だった。
ほとんど体当たりでもぶちかますように、みさとは笹原と縺れ合いながら部室へと突入した。
そして二人の体は必然的に絡み合い、ちょうど笹原の上にみさとが乗っかる形で部室の床の上に倒れた。
その背後でバタンとドアが閉まる音を聞いて、みさとはようやく我に返る。
「あ……笹原、ごめん」
「いや、いい……最初にあんな事を言ったのは私だからな、それに……」
慌てて謝るみさとの肩を笹原はぎゅっと抱きしめて
「私も、立花みさとから離れたくなくなった」
言って、笑った。
「ばか………ほんとに馬鹿なんだから」
「かもしれん。特に立花みさとの事となると、どうにも自制が効かないようだ……」
それから、二人はそっと唇を重ねあい、薄暗い部室の中、濃密なキスを交わしたのだった。
部室の壁を背にちょうど床に腰を下ろした形の笹原。
みさとはその足の間の辺りに同じように座って、笹原に背中を預け、背後から抱きしめられ、愛撫されていた。
「ふあ…ん……ささ…はら………」
「立花…みさと………」
互いに一日、喧嘩の為に傷つけた目の前の相手の事で思い悩んでいただけに、求め合う二人の動きはどちらも情熱的だ。
道着の胸元から差し込まれた笹原の手が、指先が、そのまま道着がはだけてしまうかと思うほどの激しさでみさとの乳房を揉み、乳首を指先でコリコリと刺激する。
そして、みさともその快感に喘ぎ声を上げながらも、愛撫を続ける笹原の手のひらに自分の手を添えて、さらに自分の方から笹原の唇を求めて何度もキスを交わす。
「ひあ…ああっ…あっ…ああんっ!!…やだ…せなか………」
やがて、大きくはだけはじめた剣道着の胴衣から、露になったうなじから、背筋を降りていくように笹原がキスを落としていく。
笹原の唇が触れて、痕が残るほどに強く肌に吸い付かれる度、みさとは耐え切れない快楽に声を漏らす。
何度も、何度も、飽きる事を知らないかのように、笹原はみさとの白い背中を堪能する。
いや、貪欲なまでに背中に口づけ、舌を這わせる彼が、みさとの滑らかな背中に対して飽きる事などないのだろう。
「ひあ…はふぅ…だめ…むねとせなか……前も後ろもいっぺんにされて…や…こんな…ふあああああっ!!!」
前後から襲いかかる逃げ場のない快楽にみさとはただ声を上げて身悶えるばかり。
ぞくぞくと全身を快感が駆け抜ける度に、みさとは全身を震えさせ、もじもじと袴を穿いた両脚を前後に動かす。
そうして、みさとの背中のいたる所に笹原の唇が朱の花びらを散らした頃、ようやく背中への責めは終を迎えるが……
「……はぁはぁ…ささはら?…ふあ?…やだ…そこ…みみ……!?」
笹原のターゲットは今度はみさとの可愛らしい耳たぶに移行したようだった。
ふちの辺りに対して微妙な力加減で甘噛みを繰り返したかと思えば、耳朶の凹凸にぴったりと合わせて舌を這わせてくる。
挙句の果てには口全体に耳たぶを含まれて、歯を、舌を、口の中の全てを使ってみさとの耳にとろけるような刺激を与えてくる。
「ひう…ああ…ひゃああ……なんで?…こんな…みみだけでおかしくなっちゃうなんて……」
快楽と戸惑いの狭間で揺れるみさとの声。
みさとの耳はそれからしばらく、笹原の舌や歯に徹底的に可愛がられてから開放された。
「はぁはぁ……みみ…すごすぎるよ…ささはら……」
みさとは強すぎる刺激と快楽がようやく終を告げた事に安堵の声を漏らすが、彼女はすっかり失念していた。
「喜んでもらえたなら何よりだな。だが、まだもう少し楽しんでもらえる筈だ。何しろ、耳は二つある……」
「え?…や…そんな…今またされたら……っ!!……ひゃあんっ!!?」
笹原の言葉に戸惑う声もつかの間、今度は反対側の耳たぶが先ほどと同じ刺激の坩堝に放りこまれた。
歯先があたれば体が震え、舌先が這えば声が上がる。
快楽のあまり、みさとの体からは次第にがっくりと力が抜けていく。
そして、耳への責めの間も笹原の手のひらは道着の内部でみさとへの愛撫を続けている。
右手で乳房への愛撫を続けながら、左手はみぞおちの辺りをなぞりながら下腹部へと向かう。
だが、その指先はぎゅっと締められた袴の帯に進行を阻まれる。
練習の後、防具の運び出しを手伝ったり、街を走りまわったせいでだいぶ緩んできているようではあるが、笹原の手が侵入できるほどの余裕はない。
もちろん、剣道経験者である笹原ならば、手早く帯を解いてしまう事も可能だったのだが………
「ひあ?…さ、ささはら…やだ…道着の上からなんて…ふあ…ああああんっ!!!!」
笹原の指先が道着の袴の上から、みさとの秘所をなぞる。
分厚い道着の布地に阻まれたもどかしさが逆にみさとの性感を刺激し、自分が打ち込む剣道の道着で行為に及んでいるのだという事実を改て自覚したみさとの羞恥心が煽られる。
笹原の指先の動きはどこまでも繊細で、道着の上からでもみさとの秘所のより敏感な部分を探り当て、さらにはクリトリスまでも指先で刺激してくる。
「……道着が湿ってきたようだな、立花みさと……」
「ば、か……そんな事…言わないで!…わたし…はずかしいんだから………」
「そうか。だが、私は剣道着のまま乱れる立花みさともなかなかに艶やかだと思うが……」
「だから…そんな事、言わないでって……ふあ…あああああっ!!…やあ!…ささ…はらぁあああっ!!!」
笹原の指先がより深くみさとの秘所に食い込んでくる。
おぼろげながら道着の上からみさとの割れ目がわかるほどに食い込んだ指が、みさとの秘所をくちゅくちゅとかき混ぜて快感の電流でみさとを虜にする。
溢れ出る蜜はとどまる事を知らず、いつしかみさとの道着には薄暗い部室でも分かるほどにはっきりと濡れた跡がしみとなって現れていた。
快楽に戸惑い、身悶え、声を上げ続けるみさとにもそれははっきりと意識されて………
(ああ……どうしよう…剣道着が私のえっちなのでびしょびしょに濡れてるよう………)
しかし、みさとの心の声とは裏腹に、体は笹原の指先の与える快楽に屈服し、あらたなる刺激を求めて腰をくねらせてさえいる。
何度も何度も繰り返し、笹原の指先がみさとの秘所を突き上げ、さらにはクリトリスを指先で擦る。
迸る電流のような刺激にみさとは髪を振り乱し、繰り返し声を上げ、そしてどこまでも続く快楽の果てについに……
「だめ…もうだめ…ささはら…わたし…も…イク…イっちゃうよぉおおおおおおおっ!!!!!!」
一際大きな声と共に、みさとの体は最大級の快感に撃ち貫かれて、全身を痙攣のように震わせながらがっくりと崩れ落ちる。
道着の袴は既に取り返しのつかないほど、みさとの蜜でびしょ濡れになっていた。
そんなみさとの体を受け止めた笹原は、ぼんやりとした瞳で見上げてくるみさとに優しく微笑みかけて、その唇にキスを落とす。
先程までの激しいそれとは違う、クールダウンを促すような甘やかな口づけ。
二人はそのまま唇を重ねあい、互いの唾液を舌を味わいながらゆったりとした時を過ごす。
そして、唇を離した二人はどちらともなく頷き合って………
「ねえ、ささはら……ささはらの…ほしい……」
「私もだ。立花みさと………」
今度こそ、びしょ濡れの袴は脱がされて、胴衣は前をはだけて、みさとは仰向けの状態で笹原の前に無防備な裸体を晒す。
ささはらはその素肌の何箇所かに慈しむようなキスを落として、みさとの輪郭を確かめるように手のひらを這わせる。
それから、笹原はズボンの中でその存在を主張していた、自身の分身を取り出し、みさとの秘所の入り口の辺りにあてがう。
「ひ…あ…………」
仲直りの後で感情が乗っている事も影響しているのだろうか、いつにも増して敏感になっているみさとの口から声が漏れ出る。
それから、みさとは笹原を見上げて……
「ねえ、笹原……今になってまた言うのも変だけどさ、やっぱり…ごめんね……」
「あの事はお互いに謝っただろう?どうして、まだ立花みさとが謝らなければならない?」
「でも…でも……いつもこんな風に私を大切にしてくれる笹原に…私、あんな事して……」
「だから、それもお互い様だろう。……それに、その事を言うならば、選ぶ言葉が間違っている」
目元に涙を浮かべ、呟くみさとに、笹原は優しい笑みを浮かべて耳元に告げる。
「いつもありがとう、立花みさと………」
みさとはその言葉に一瞬驚いた表情を見せた後、
「うん、ありがとう…笹原も…たくさんありがとう…」
笹原の背中に腕を回し、ぎゅっとしがみついた。
「それでは…ゆくぞ?」
「うん………きて…」
そして、そんなやり取りの後、再び見つめ合った二人は行為を再開する。
みさとの入り口の部分にあてがわれた笹原のモノが奥深くまでみさとの内奥へと挿入されていく。
「ああっ…ささはらぁ…ささはらの…あつい…あついよぉ………」
自身を深く貫く笹原のモノの熱と質量にみさとはぽろぽろと涙を零しながら声を上げる。
そして笹原も、こうして再びみさとと心も体も通じ合い、重ねあう事が出来る喜びに浸りながら、腰を前後に動かし始める。
「……っく…立花みさと………」
「ああっ!…やあんっ!!…や…ふああっ!!…ああっ…ささはらっ!…ささはらぁあああああっ!!!!」
既にしとどに蜜に濡れていたみさとの膣内はそれを潤滑油にして笹原のモノを奥深くまで受け入れてしまう。
それでいてその締め付けは笹原を離すまいとするが如く強いもので、その強烈さに笹原は射精してしまわぬよう必死で堪える。
そして、当のみさと本人もいつも以上に強く感じる笹原のモノの感触に、粘膜を擦り上げられる刺激に意識が吹き飛びそうなほどの快感を覚える。
「あ…はぁ…ささはら…こんな…すごい…すごすぎるよぉおおおおおおっ!!!!」
脈打つ肉の某が膣壁を擦り、先端の部分で膣内の奥の奥、子宮の入り口を何度も叩かれる。
モノを抜かれる時のカリの部分で内側からひっかかれるような感覚とその快楽に、みさとははしたなく声を上げてどこまでも乱れていく。
何度も繰り返し、往復するピストン運動によって、みさとの体はまるで内側からかき混ぜられているようだ。
快楽の熱でどろどろに蕩けた肉体の内側で、さらなる快感の嵐が吹き荒れる。
「ひあぅ…あっ…ひゃああんっ!?…やらぁ…こんなの…きもちよすぎて……ふああああああああっ!!!!」
笹原はきつい締め付けの中でも挿入の角度を変化させ、その度に違う刺激と快感に襲い掛かられて、みさとはさらにその中に溺れていく。
みさとの中はもう煮えたぎるマグマのように熱くどろどろになって溶けてしまいそうなほどなのに、笹原が腰を動かす度にその熱は際限を知らず上昇していく。
もはやみさとには、そして笹原にも、快楽に抗う術は残されておらず、二人は無我夢中で腰を動かし、熱い視線を交し合ってはとろけるようなキスを交わす。
やがて、笹原の腰の動きはみさとの膣内の特に弱い部分、いわゆるGスポットと呼ばれる場所を執拗に突きあげてクライマックスへと向かって加速していく。
「…ささはらっ!…ささはらっ!…すき…っ!…だいすき…だから……っ!!!!」
「立花みさと…私もだ。私も愛している……好きなのだ…」
笹原の腕が、みさとの腕が、互いに互いの背中をぎゅっと抱きしめる。
さらに行為を加速させていく笹原の腰に、みさとは足を絡ませてもう離さないとばかりに力をこめてしがみつく。
粘膜同士の擦れ合いはみさとと笹原、二人の快楽神経が焼ききれそうなほどに加熱し、激しい腰の動きに幾度も意識がまばゆい光の中にはじけて消えそうになった。
それでも二人は行為をさらに加速させ、その向こう側にある快楽の高みに目がけて一気に昇りつめていく。
「ささはら…きてっ!!…ぜんぶ…ぜんぶわたしのなかに……っ!!」
「ああ……っ!!」
打ち付けるように激しい腰の動きが臨界点を突破したところで、ついに限界を迎えたみさとの内側から絶頂がマグマのように沸き上がってくる。
心を、体を、焼き尽くす熱と快楽、最も深く強く突き上げられた瞬間、怒涛のように押し寄せる絶頂感に呑み込まれて、みさとは声を上げた。
「いくぞ!…立花みさと……っ!!」
「…ひあっ…ああああああああっ!!!…ささ…はらぁ…ささはらっ……ささはらぁあああああああああああっ!!!!」
固く強く結びついた二人の心と体を破壊的な快感が押し流していく。
二人はその濁流に流されまいとするかのように、互いを強く抱きしめ合って、同時に絶頂へと達する。
絶頂感に震えるみさとの体は、それでも腕も足もぎゅっと笹原にしがみついたまま離れようとせず、笹原もありったけの精をみさとの中に放った。
それから恍惚の時間が行き過ぎても二人の腕は緩む事はなく、みさとと笹原はそのまましばらくぎゅっと抱きしめ合っていたのだった。
そして、翌日、再びの昼休み。
「だぁああああああっ!!だから、どうしてこの教室にそんなソファを運び込まなきゃならないのよ!」
たーん!
と小気味よく響くのは、毎度のみさとの拳銃の銃声である。
相も変わらず意見の食い違う二人ではあったが、昨日の昼間のような険悪さはない。
笹原も落ち着いたもので、先ほど銃で射たれたところから流れる血をハンカチで軽く拭い
「だが、来場者が落ち着ける場所を作るのは重要な事だと思うが?立花みさと」
「むぅ……それは確かにそうなんだけど………でも、ソファはナシよ。大体、どこから調達するのよ?」
「あるではないか、校長室の隅の方に立派なソファが…」
「校長先生のとこから盗みだすつもりだったのか、あんたはっ!!」
「盗むのではない。借りるだけだ」
ズドーンッ!!!
と、今度炸裂したのはこれまたおなじみのバズーカ砲。
爆心地の笹原は煙の中で真っ白け、周囲の生徒も巻き添えを多少くらって髪の毛がちりちりと焦げたりしている。
とはいえ、笹原の意見にも理にかなう部分はあるという事で、教室に何脚かのパイプ椅子が運び込まれる事が決まった。
そして………
「私たち、実行委員で決められる部分はここまでぐらいかしら?」
「そうだな。後はホームルームの時に……役割分担についても皆に聞いておこう」
こうして出来上がったみさとと笹原、二人の実行委員による企画プランは双方が意見の歩み寄りを見せた事もあって、なかなかの出来栄えとなった。
以前、企画の内容も決まらないまま夕方の教室で過ごしていた時の事を考えれば、大躍進と言っていい。
満足気に企画についてまとめたノートを再チェックしているみさと。
その顔を見つめながら、笹原が言う。
「どうにも、最後まで手間をかけさせてしまったようだ。すまなかったな、立花みさと」
みさとはその言葉にノートから顔を上げ、少しムッとした表情を見せて
「そりゃあ、あんたと一緒に実行委員なんかやってたら、苦労なんて数えきれないくらいよ。でもね……」
そこから一転、朗らかな笑みを笹原に向けるとこう言ってみせた。
「……あんたが私に教えてくれたのよ?こういう時に言うのは「ごめん」じゃない……ありがとう、でしょ?笹原」
おしまい。
裏テーマはみさとの道着姿ってきっと可愛い、でした。
漫画やアニメに出てこないかなあ、とつくづく思う。
出来れば、色は白で。
レイプ物は引くがこういうのはすごくいいと思うよ
みさとがレイプ未遂に遭って笹原が普段見せない感情的な態度を見せながら暴漢をぼこぼこにしてみさとを助けるようなのが読みたい
昨夜夢で立花みさとに中出ししちゃった(実話)
俺ゆっこ派なのに・・・
すまん、誤爆した
改めて笹原みさとssの人グッジョブだ
144 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/22(水) 00:51:08.59 ID:FKfdJQ9a
桜井先生が天使
誰かSS頼む
囲碁サッカー部でSS
ユリアと部長のお話を書いてきました
放課後の部室、私と部長、二人きりの囲碁サッカー部はいつも通りに向い合って椅子に座り、いつも通り何をするでもなく時間を過ごしていた。
「うー、暇だなあ、関口」
机にだらしなく突っ伏したまま、部長がすっかり口癖になったその言葉を呟く。
この人が囲碁サッカー部なんて奇妙な部活動を立ち上げた張本人。
ただし、囲碁とサッカーを融合させた新しい何かを作り出すという当初の目標は結局形をなす事はなかった。
現在の囲碁サッカー部には特に活動内容もなく、私と部長を除けば他の部員は退部、もしくは幽霊部員になってしまっている。
「そうだ、トランプでもしないか、関口?こないだ部室でやろうと思って買ったまま、ずっと鞄に入れっぱなしにしてたのを忘れてたよ」
部長の呼びかけに、私は読んでいた漫画からちらりと視線を上げて、
「はい」
小さく言って、肯いた。
すると、部長は心底嬉しそうな笑顔を見せて
「よっし!それじゃあ、何やろうか?ババ抜きがいい?七並べ?ポーカー?神経衰弱?」
鞄から取り出したトランプの封を破って、真新しいカードをシャッフルし始める。
無邪気に喜ぶその笑顔が眩しくて、私は少しだけ漫画のページで顔を隠す。
この人は、部長はいつもこの調子だ。
傍から見れば、どうってことのない普通の高校生。
まあ、部長の実家、大工財閥の経済力はとても普通なんて言葉で表現は出来ないのだけど、部長自身はごくごく普通の人といった感じで、
あえて他の人と違うところを挙げるとしたら、おぼっちゃん育ちらしいおっとりとした性格ぐらいだろうか?
「それじゃあ…ババ抜きがしたいです」
「よしきた。今カード配るから待っててくれよ」
私の答えに、またも嬉しそうに笑う部長の、その表情にまた赤面してしまう。
家の事を除けば、ごくごく普通の人。
先生も生徒もみんなそう思ってる。
だけど、違う。
私は知ってる。
「しかし、ババ抜きかあ。ババ抜き、楽しいよな。ババがどこにあるのかドキドキしてさ」
「ジジ抜きも、楽しいですよね。最後に残るカードが分からないのが良いです」
「ああ、確かにそっちも魅力的だなあ」
無邪気、屈託がない、そういう表現が一番近いのかもしれない。
部長は人に対してあけすけなぐらいに嬉しさや喜び、好意の気持ちを見せて、まるごと全身でぶつかってくるみたいにこっちの懐に飛び込んでくる。
退屈な時も、嬉しい時も、そのままの気持ちを、顔で、言葉で、仕草で、そのままの自分で表現する。
ちょっと無防備過ぎないかな、と心配になるくらい、ありのままの自分を見せてくれる。
そんな部長の一挙手一投足、言葉の一つ一つに私の心は揺さぶられてしまうのだ。
今だって、ほら………
「でも、サンキュな、関口。ウチの部、いつもこんな調子だから、関口がいてくれてすごく嬉しいよ」
にへら、私の前にトランプの最後の一枚を配りながら、部長は私の顔の、ほんの目の前で笑ってみせた。
混じり気のない素直すぎるくらいの好意と感謝、きっと来ると分かっていたのに、私の心臓はそのままドキドキで張り裂けてしまいそうだ。
部長はこの笑顔で、生まれたままの純粋な感情を顔いっぱいに表して、どんな人とも仲良くなってしまうに違いない。
時定高校に入学してすぐ、偶然に出会ったその笑顔に、きっと私の心は奪われてしまった。
この笑顔と、優しい声を聞きたくて、ただそれだけの理由で、今の私は囲碁サッカー部にいるのだと思う。
「それじゃあ、始めようか、関口。絶対、負けたりしないからな」
「私だって負けませんよ」
言い返してから、小さく笑うと、部長もまた口元に笑みを浮かべる。
そうして始まるババ抜きは私にとって、世界中で繰り返されているどんなトランプゲームとも違う特別な意味を持っている。
このままずっと太陽が西の空に沈む事もないまま、どこまでも変わる事のない放課後が永遠に続けばいいのに。
頭の隅でそんな事を考えながら、私は配られたカードを手に取り部長とのババ抜きを始めたのだった。
………でも、だけど、どんなに永遠を願っても、必ず終わりはやって来る。
いつしか陽は西に傾き、グラウンドからは練習を終えて引き上げてくる運動部員の姿がちらほらと見え始める。
ずっと鳴り響いていた吹奏楽部の調子外れな演奏もやんで、学校の中がだんだんと静かになっていく。
下校を促す校内放送がスピーカーから流れ始めるまでもういくらも無いはずだ。
そして、飽きる事なく何回戦も繰り返したババ抜きも今回がラストだろう。
私と部長の手元のカードも残り少ない。
「……カードが少なくなってからが、やっぱりババ抜きの醍醐味だよな」
私の物思いはよそにして、部長は真剣な顔で私の持った残り3枚のトランプの中から一枚を選び……
「これだな……やった!」
見事に目当てのカードを引き当てたらしい部長はそれを真ん中に積まれたトランプの山へと放り出す。
これでまた、部長といられる時間が残り少なくなった。
ババ抜きが終われば、部長はトランプを片付けて、それぞれ別々に家路に就く。
明日の放課後、また部室で会えるまで、部長ともお別れだ。
だけど、私は明日までのほんの僅かな時間が、今日に限っては我慢できそうになかった。
先輩の持つカードを選ぶ私の指先は、心の中と同じぐらいにゆらゆら揺れ動いて、迷う。
「………………」
いいや、きっと私はずっと、もっと前から我慢していた。迷っていた。
部長は私を部員として受け入れてくれて、一緒の時間を楽しそうに過ごしてくれる。
さりげない言葉や振る舞いの一つ一つに感じる思いやりだって、きっと嘘じゃない筈だ。
だけど、やっぱりそれは部長と部員、先輩と後輩、それ以上のものではないのだと、そう思う。
高校生にとって、1年の差は大きい。
部長は3年になって卒業すれば、私を置いてこの学校の外に出て行ってしまう。
部長の家の経済力の凄さを知らない人はこの学校、この街のどこにもいない筈だ。
最近は部室でぼんやりしてるばかりの部長だけれど、この囲碁サッカー部を作ったみたいに、したい事を実際の行動に移していく事ができる人でもある。
そして、部長の実家には、望むならば部長をどこまでも遠くへと羽ばたかせるだけの力を持っている。
もしも、部長が遠くへ行きたいと、その屈託の無い瞳で世界の果てを見つめるのならば、部長はもう私の手の届かない場所へ行って、二度と会う事なんて出来ない。
ここに入部してからずっと分かっていた。
分かっていて、我慢して、それでも頭の中はぬぐい去れない迷いや躊躇いでいっぱいだった。
時間は止まってくれない。
部長とはいつか別れ別れになる。
張り裂けそうな程の気持ちで胸がいっぱいになった私は、もうそれを押しとどめる事が出来なかった。
「部長………」
「……関口?」
迷いに迷った挙句、私の指先が触れたのは、部長の持つどのカードでも無かった。
「部長……嫌…です……」
私の手は、そのカードを持つ部長の手をぎゅっと握っていた。
「…離れたく、ないです……帰りたくない………」
「関口………」
突然取り乱して、部長からすれば訳の分からない事を口走る私を、それでも部長は心配してくれた。
椅子から立ち上がり、机ごしに体を屈めて私の顔を真正面から覗き込んでくる。
「何か、あったのか……相談したいなら、何でもいいよ、言ってくれ」
こんな時でも部長の言葉はどこまでもまっすぐで、それは私の心をさらに抉る。
もし、私の気持ちを伝えて、それが受け入れられなければ、もう二度と、こんな風に部室で過ごす事なんて出来やしない。
部長に出会ってから、胸の奥にずっとしまっていた言葉は、全てを崩壊に導く鍵であるかもしれないのだ。
だから、私は心配そうに私を見つめる部長の前で、何も言えずに凍りついてしまう。
部長の手だけをぎゅっと握ったまま、動かなくなってしまった私。
そのまま、どれくらいの時間が過ぎただろう。
「あ………」
部長の手のひらの上に重ねられた私の手、それを暖かくて優しい感触が覆う。
「俺はさ……関口がどうしてこんな風になってるのか、全部は分かってやれないけどさ……」
そっと顔を上げると、部長の手のひらが私の手を包み込んでいた。
「離れたくない、帰りたくない………俺もよく考えるよ。だって、関口と一緒にいるの、俺、すきだからさ」
「部長………」
「関口が囲碁サッカー部に来てくれて、本当、良かったと思ってる。だから、関口が辛そうにしてると、俺も辛い」
部長の暖かい言葉がゆっくりと私の中に染みこんできて、凍りついていた心と体を溶かしていく。
入部してからずっと、部長の眼差しは変わらない。
いつも、この部室で待っていて、私との時間を好きだとさえ言ってくれた人。
その「好き」が私と部長の間でぴったりと噛み合うのかどうか、それは分からないけれど、動き出した私の心はこの人に、部長に応えなければと訴えかけていた。
私は椅子からゆっくりと立ち上がり、私の手の上に重ねられた部長の手のひらの上に、もう片方の手を重ねて、
「部長………私…」
机越しに部長の懐に体を預けて、胸元に額をくっつける。
そして、部長の手を握る自分の手のひらにぎゅっと力を込めて、精一杯の勇気を奮い立たせて告げる。
「……好きです……」
一度放たれた言葉は二度と取り消す事なんて出来やしない。
どんな形であれ、部長と今までの私の関係をきっと大きく変えてしまう筈の一言。
だけど、振られてしまう事への不安や、部長と別れ別れになる恐怖はあったけれど、今の私はそれを告げた事を後悔していなかった。
たった今、部長が見せてくれたのだから。
どんな結末を迎えるにせよ、部長は私の気持ちを、言葉を、しっかりと受け止めて、絶対にないがしろにしたりしないと。
「……部長の事、ずっと好きでした………入部する前…入学したての頃…初めて部長と会った頃から……ずっとずっと……」
一度堰を切った言葉は止まらず、普段無口な私から信じられないくらいの言葉が溢れでてくる。
そうだ。好きだったんだ。傍にいたくて、部長と一緒にいたくて、だから………。
「部長とずっと一緒にいたいです……卒業しても…大学に行っても、就職しても……私は部長の傍がいい…!!」
ようやくの思いで全ての気持ちを吐き出して、それでもぎゅっと部長の手を握ったままの私。
だけど、部長の手のひらはそんな私の手をやんわりと振りほどいて……
「部長………」
手のひらから逃げていくぬくもりに呆然としながら、私は恐る恐る顔を上げて、部長の表情を見ようとする。
だけど、それよりも早く……
「関口……ありがとう…嬉しいよ、俺」
自由になった部長の両手は私の背中に回されて、私はそのままぎゅっと抱きしめられてしまった。
大きくて、力強くて、だけど優しい男の子の腕、私は訳もわからないまま、それでも必死に部長の顔を見上げた。
すると、部長も照れくさそうに真っ赤にした顔をこちらに向けて、私を見下ろして笑っていた。
いつもと変わらない、ありのままの好意をぶつけてくれるあの笑顔で私を見つめていた。
「俺も好きだ…大好きだよ、関口……」
鼓膜を震わせる言葉までが熱い。
部長の手のひらが、私の頭の後ろを撫でてくれるのがくすぐったい。
私も必死に手を伸ばして、部長の背中をぎゅっと抱き締める。
そして、しばしの間、言葉もなく抱擁を続けた私と部長は………
「部長………」
「関口………」
そっと唇を重ねあわせたのだった。
それから、どれくらいの間キスをして抱きしめ合っていたのか、私も、たぶん部長もきっと覚えていない。
気付いたときには他のクラブ活動の生徒はほとんど帰ってしまったみたいで、私と部長は二人きり、すっかり静かになった部室棟に残されていた。
ふと部長の方を見ると、部長と視線が合って、互いに顔が赤くなってしまう。
お互いに気持ちを伝えた後は、それはそれで、むずかゆいような気恥ずかしさがあるみたいだ。
でも、それは決して不快なものじゃない。
私は机の反対側、部長のいる方に移動して、もう一度部長に抱きついて、その胸に顔を埋める。
部長は先に卒業してしまう。いなくなってしまう。
それは動かしようのない事実だけれど、今の私は、部長との間にそれでも切れない確かな絆を感じていた。
そんな私の体を部長はひょいと持ち上げて、テーブルに腰掛けた膝の上に座らせた。
部長の腕に支えられて、部長の膝に座って、部長の体に抱きついて、今の私の体は全部、部長に支えられている。
嬉しいけれど、ちょっと恥ずかしい。
部長の体と私の体はさっきよりもさらに密着して、薄い夏服を通して互いの体温を感じてしまう。
「あの………ドキドキ、します…」
「……俺も、してる……ドキドキ…」
それでも、私の腕はさらに部長のぬくもりを求めて、ぎゅっと抱きついてしまう。
部長の腕も同じように、私を強く抱き寄せる。
強く強く密着した私達は、それでもまだ足りず、いつしか互いの手の平で体を撫でて、さすって、もっと愛する人の事を感じようとしていた。
だんだんと呼吸が早くなって、耳のあたりにかかる部長の息がくすぐったい。
部長が私の前髪をそっとかき分けて、おでこにキスしてくれた。
そのお返しに、私も部長のほっぺに……。
「…関口…可愛いよ……」
「部長…好き…です……」
だんだんと夢中になっていく。
愛しあい、触れ合う行為から抜け出せなくなっていく。
熱に浮かされたようになった私はされるがままに部長の手の平を受け入れて、お返しに部長の体に触れて、何度もキスをした。
そうしている内に、私が少しみじろぎしてしまったせいで、行き先を間違えた部長の手の平が私の胸に触れてしまう。
「ひあ………!?」
思ってもみなかった所を触られて、私は思わず声を漏らした。
「あ、ごめんな…関口……いきなり、その…触ったりなんかして……」
だけど、申し訳なさそうに謝る部長に、私は耳まで真っ赤になりそうな恥ずかしさをこらえて、こう告げた。
「構わないです………部長の手…ですから……それに……」
さらにダメ押しで出てきた言葉は、混乱した私の頭の中から偶然弾きだされてしまった、多分本音の言葉。
「…それに……部長だったら…もっと触って…いいです………触って…ほしい……」
「……関…口……?」
言ってしまってから、その意味に今更気付いて顔が赤くなってしまう。
だけど、それは私が心のそこから願う、嘘偽りのない気持ちでもあって………
「……ん…俺も…関口にもっと触りたい…抱きしめたい………」
「…部長……ふあ!?…」
私の言葉に恥ずかしそうに、だけどはっきりとそう答えた部長の手の平が私の胸に触れる。
夏服のセーラーの上から恐る恐るといった感じで二度、三度と撫でてから、優しい指先に胸のふくらみを揉まれる。
くすぐったいような、触れられた辺りから体が熱くなるような、不思議な感覚を覚えながら、私は部長の手に全てを委ねる。
「柔らかい……これが、関口の……」
「…ひゃ…あう……部長の…手……私の胸…触ってる……ふああんっ!!」
部長の手つきはあくまで優しいまま、だけど次第に触れる場所は大胆に、より私が感じやすい場所を見定めて動いているようだった。
部長に胸を触られている、それだけでドキドキしてしまうのに、与えられる刺激は私の心も体もたやすくかき乱して、さらに私の内側の熱情を掻き立ててくる。
ずっと胸に触れていた部長の手の平、その内片方はつーっと下に降りていって、ついにセーラー服の内側に潜り込む。
「…や……おへそ…」
初めて、服の内側の肌に触れた部長の指先はまず、何度もおへその周りを撫でてきた。
「……ぶちょう…なんで…おへそばっかり……ひぅ…手」
「あ…えっと……関口のお腹、すべすべしてて触ってて気持ちいいな……なんて…」
部長の指先の動きに戸惑っていた私の心の中に、その言葉を聞いて、照れくさいような嬉しいような、こそばゆい気持ちが入り混じる。
どんな部分でも、部長に好きだって言ってもらえるのはやっぱり嬉しい。
それから、部長の手は私のセーラーをたくし上げながら上へと登ってゆき、ブラジャーまでずらして、私の裸のままの胸が部長の前にさらされた。
「あの……変…じゃないですか?…私の…胸……?」
「そんなことないよ。とっても綺麗だって、俺は思う……それに、ほら……」
「ひゃあっ!?…あ…部長……」
部長の指先が、手の平が、今度は直に私の乳房に触れる。
今まで他の誰かが触れるなんて考えてもいなかった場所を、部長の丹念な指先が揉みほぐして、尖り始めた先端を指先で擦られる。
未知の刺激に戸惑い、声を上げる事しか出来ない私は、だんだんとその感覚の中に溺れていって……
「関口の胸…柔らかくて…あったかい……」
「ひうっ…はぁ……ああっ…や…はああんっ!!」
指先で乳首を摘まれて、断続的に力を込められると、その度に電気が通り抜けたみたいな刺激が体を貫く。
その電流に頭の芯までぼんやりしてきて、私は次第にされるがまま、部長の腕の中で喘ぐばかりになっていく。
「ああっ…あんっ……くぅ…ふああっ……あ…ぶちょ…ぶちょう……」
「関口……ん……んんっ………」
それは部長にしても同じ事のようで、夢中になった私達は拙いキスを何度も繰り返して、初めての行為の中に溺れていく。
じんじんと火傷でもしたみたいに熱い胸に、何度も刺激を送り込まれて、もう私は自分を見失ってしまいそうだった。
そんな時、胸を愛撫していた部長の右手が、すっと下に降りていって、太ももを何度か撫でてからスカートの中へと入り込んできた。
それが意味するところはすぐに理解できた。
「……触るよ…関口の…一番敏感で…大切な場所も……」
「…はい……」
部長の愛撫で息も絶え絶えな私は、それでもはっきりとそう答えて、部長を見つめて肯いた。
やがてショーツの布地の上から、探るように私のアソコに、部長の指先が触れてきた。
「…ひゃ…あああっ!…は…ううっ……」
部長が指先に込めた力は、ほんのささやかな物。
それでも、私は抑えきれない叫びと、迸る快感に体を震わせていた。
「…ああんっ!…あ…ああっ!!…は…ああ…部長…部長……っ!!」
だんだんと私のアソコの位置を把握し始めた部長がやんわりとした力でその部分を撫でて、
ショーツ越しの割れ目の部分に指を這わす度に私の頭はフラッシュが焚かれたみたいに真っ白になってしまう。
撫でるだけで私の体をどこまでも熱く燃え上がらせてしまう部長の指先は、まるで焼けた鉄の棒みたいだ。
耐えられないほどの刺激と快感に、私は為す術も無く崩れ落ちて、部長の腕に支えられて何とか体勢を維持している。
「部長っ!部長っ!部長部長部長……っ!!!…ふあああっ…わたし…あたま…まっしろになって…あああんっ!!!」
部長に責められたアソコはショーツがぐしょぐしょになるほどの愛液が溢れて、もう取り返しの付かない有様になっていた。
時折、私の様子を気遣って手を休める部長の、その指先が私自身の愛液に濡れているのを見てしまい、羞恥心と裏腹な喜びとの間で私は揺れ動く。
何度も私のアソコを往復する部長の指先はやがてスピードを上げて、そしてついに、それは限界を突破する。
「ああああああああああっ!!!!!部長…………っ!!!!!!」
一際激しく駆け抜ける快楽の電流に耐え切れずに部長にしがみついた。
それは数瞬私の中をめちゃくちゃに暴れまわって、そしてどこかへと消え去った後もビリビリと体を痺れさせて、私は部長の膝の上、くてんと脱力してしまった。
そんな私を心配そうに、部長の顔が覗き込んでくる。
「…だ、大丈夫か、関口……?」
「へーき…です……ただちょっと、…きもちいいのが…あんまりに大きすぎて…体から力が抜けただけですから」
そんな部長の頬に、何とか持ち上げた右腕を添えて、私はそっと撫でてみた。
こんな時でも部長はやっぱりいつもの部長で、それが私にはたまらなく嬉しい。
ここまで来たら、願うことはもうただ一つきりだ。
それは部長も同じだったみたいで、私の様子がだんだんと落ち着いてきた頃……
「……なあ、関口…」
「部長………」
額をこつんとくっつけ合って、至近距離から私と部長は見つめ合う。
「…俺…関口が欲しい…関口と一つになりたいよ……」
「私だって…部長と繋がりたくて…一緒になりたくて……」
互いに願う事、望む事は同じだ。
愛する人と、肌を、体を重ねて、その熱をもっと近くに感じて、快楽を分かち合いたい。
私の体は部室のテーブルの上に寝かされて、ショーツを脱がされて無防備に晒された私のアソコに、部長のモノの先端が触れた。
大きく張り詰めて、熱く硬くなったソレを受け入れるのは、やっぱり多少の恐怖心があった。
だけど、今はそれ以上に部長と一つになりたい、その気持ちが優っていた。
「部長…きて…ください……」
「うん………無理だったら、必ず行ってくれよ関口…」
気遣わしげな部長の眼差しが嬉しかった。
部長の言葉とは反対に、部長と必ず一つになるんだと、そんな気持ちが沸き上がってくる。
やがて、私が小さく肯いたのを合図に、部長は私への挿入を開始した。
「…っあ…く……うあ……あ…これが…部長…の……」
狭く閉ざされた私のアソコを割り裂いて、部長が私の中に入ってくる。
体を引き裂かれてしまうかのような痛みは、だけどその一方で、今繋がり合おうとしている部長の存在を私に実感させてくれる。
部長の肩に回した両手に力を込めて耐えながら、私はこの痛みをひたすらに甘受した。
やがて、部長のモノは私の体の中で、行く手を阻む何かに引っかかり……
「………っ……あ……くぅ!?」
次の瞬間、鮮烈な痛みが私に襲いかかって、繋がり合った部分からこぼれ出る愛液に赤い色が混じる。
思わず声を上げた私を気遣うように、部長は私の頭を優しく撫でてくれて
「大丈夫か、関口……?」
「はい……やっぱり痛いですけど…先輩がいてくれますから、平気です、私……」
私も応えるように、部長の唇に自分の唇をそっと重ねる。
やがて、部長のモノは進んでゆき、奥深くまで埋め尽くして私を内側から満たしてしまう。
既にさっきのような強烈な痛みは無くなっていたけれど、鈍く思い痛みは下腹部にとどまり続けている。
だけど、それは部長と私が一つになった証。
この痛みを、熱を、私はもっと感じていたかった。
「部長……動いて…ください……」
「関口、でも、お前……」
「構わないです………私、もっと部長の事…感じていたい………」
涙を零しながら、それでもはっきりと伝えた言葉に、部長はしっかりと頷いてくれた。
「それじゃあ、動くぞ・」
私が小さく頷くのを確認してから、部長は腰を前後に動かし始める。
赤い血の混ざった愛液は擦れ合う私のアソコと部長のモノの隙間で潤滑油の役割を果たして、部長の腰の動きはだんだんとなめらかになっていく。
私はそこに生まれる熱と痛みの中に、部長の存在を、息遣いを感じて、無我夢中で部長の背中にしがみついて、部長を求め続けた。
「…っはああ…あ…ぶちょう…部長……部長……っ!!!」
「関口………っ!!」
部長が私の奥深くを突き上げる度に、私の心と体の中で熱く激しい何かが弾ける。
交わるごとに、抱きしめあうごとに、鮮やかになるその感覚に夢中になって、私は部長の名前を呼び続けた。
「……ああっ…部長とわたし…ひとつになってる……部長のあついのが…わたしのなか、いっぱいにして……っ!!」
痛みと熱、愛しさと悦び、色々なものが私の中でぐるぐると渦を巻いて、いつしか私は我を忘れて叫んでいた。
やがて、部長が腰を動かすごとに、痛みの混ざって甘くしびれる電流のような感覚が私の内側を走り抜けるようになる。
それは私をより一層乱れさせて、部長もより強く私を求めてくれて………
「っはあ…はあ……関口…関口ぃ……っ!!」
「…部長…部長っ!!……好き…好きです……わたし…部長のことが……ひあああああっ!!!!」
甘い痺れは私の中の欲情を激しく掻き立てて、熱も痛みもいつしか部長と繋がり合う事の悦びへと変わっていく。
溢れる涙も、汗も、溢れ出る蜜も、抱き合った部長と混ざり合って、私と部長の間の境界は溶けて消えて行く。
一つになっていく私と部長はただひたすらに、お互いを求め合い、その熱はどこまでも高まっていく。
何度も私の内側で弾ける甘い痺れに思考は働かなくなって、私の頭の中は部長の事だけでいっぱいになる。
「あっ…はあっ!…ひあああっ!!…部長っ…部長……っ!!…ふあああああっ!!!」
いつの間にか艶が混ざり始めた私の声は、信じられないくらいいやらしいものに聞こえた。
だけど、部長はそんな私も全部受け止めて、抱きしめて、私を求め愛してくれる。
私も出来る限り部長の動きに、呼吸にリズムを合わせて、二人一緒にこの熱の奔流の中を高めあっていく、昇りつめていく。
「部長っ……私……私……っ!!!」
「関口…俺も……もう…っ!!」
やがて、私も部長も限界へと近づいて、熱が、痛みが、快楽が、全てを呑みこんでいく。
それでも私も部長も止まるお互いに止まる事なく、大好きな人を、その手触りを、熱を、求めて求めて、求め続けて
それが最高潮を迎えた瞬間、私の中で全てが白い光の中に弾け飛んだ。
「関口…っ!!…関口ぃ……っ!!!」
「…あああああああああああっ!!!!…部長っ!…部長っ!!…部長ぉおおおおおおっ!!!!」
衝撃波みたいに襲いかかってきた激しい絶頂感が、私の心も体もバラバラに打ち砕いてしまう。
その激しすぎる感覚の波に押し流されないよう、私は必死で部長の背中にしがみついた。
暖かな部長の両腕が、同じように私を強く抱きしめてくれているのが嬉しかった。
部長のモノから放たれた熱いものが私の中を満たして、再び私に部長と一緒になれた事を実感させてくれる。
そして、そんな絶頂の余韻が過ぎ去っても
「部長……」
「関口……」
私と部長は互いの体を抱きしめて、ずっと離れようとしなかった。
それから随分と時間が経過して、乱れた衣服を直した私と部長は互いに赤面したまま、背中を向け合って椅子に座っていた。
激しく愛しあった時間が過ぎ去ってしまうと、やっぱり、どうしても照れ臭さの方が勝ってしまうみたいだ。
それでも、私も部長もどちらも席を立つ事なく、今二人一緒にこの場所にいられる事、その喜びにしみじみと浸っていた。
「あの……部長……」
「あ……えっと…ど、どうしたんだ…関口?」
そんなゆったりとした時間の中、私はふと思いついて部長に尋ねてみた。
「部長は…どうして、私の事、好きになってくれたんですか……?」
ずっと気になっていた事。
私にとって、屈託の無い部長の笑顔や好意が特別なものだった。
それと同じように、部長はいつもどんな事を思いながら私を見つめていたのだろう?
「…どうして、か……ははっ…参ったなあ……」
私の背後から、照れくさそうな声と共に、部長の立ち上がる気配を感じた。
私はそれにつられて、ゆっくりと部長のいる方に振り返った。
すると、そこにはいつもと変わらない優しい笑顔で私を見つめる部長がいて、私の頬にそっと手を伸ばして触れて……
「その目だよ……関口の目……」
「目、ですか……?」
「うん。…いつも感じてた。…俺の事、ずっと見つめてくれてる関口の眼差し…それが暖かくて嬉しくて……だから、俺……」
部長のその言葉が、私の胸の奥を暖かな気持ちで満たしていく。
ずっと見ていてくれた。
気にかけてくれていた。
互いに気持ちを言葉にする事はなくても通じ合っていた。
部長の心の中に、ずっと私の姿があったんだ……。
「部長………」
「好きだよ、関口……」
頬に添えられた部長の手の平に、自分の手の平を重ねて、そのぬくもりを確かめる。
部長の傍に私がいて、私の傍に部長がいて、穏やかなぬくもりに包まれたこの場所が私の居場所なんだと、私はその喜びを改めて噛み締めたのだった。
やはり囲碁サッカー部の二人はほんわかいたします
漫画でもアニメでももっと出番が増えてくれると良いのだけれど
GJ!やっぱ囲碁サッカー部はかわいいな
ゴクリ・・・
またしてもみさとと笹原でSS書いてきました。
投下させていただきます。
何しろ雨降りの多い季節である。
立花みさとはカバンの中にいつも折りたたみ傘を携帯し、突然の降雨に対してもいつでも準備万端、その筈だったのだが……
「むう……………」
「どうしたのだ、立花みさと?…ずぶ濡れではないか?」
珍しく、少しばかり目を丸くして驚いた様子の笹原、その前に立っていたのは頭のてっぺんから爪先までものの見事にずぶ濡れになったみさとの姿だった。
ほんの少しの油断してしまった。
それが全ての間違いだった。
放課後、クラスの文化祭実行委員の仕事で笹原と話し合う、その前に文化祭の企画の為に必要な物を少々買出しに行っておこうと考えたみさと。
目的の店と学校の間の距離はみさとの足で徒歩およそ10分、走ればもっと短時間で戻ってこれるだろう。
そう考えたみさとは若干怪しい空模様にも構わず、折りたたみ傘を持たずに、思い切って外に飛び出した。
大丈夫、多分降り始めるまでにはまだ時間がある。
よしんば降り始めたとしても、大した距離ではないのだ。すぐに帰ってくれば濡れることはない。
笹原との約束の時間が近づいていた事もあって、みさとは少しでも早く教室に戻りたかったのだ。
だが、結果は見ての通り。
「…………傘、持たずに外に出たら、いきなり土砂降りになって…」
「今日は天気予報でもひどい雨が降ると言っていたではないか。立花みさとらしくもないな」
「うるさいわよ」
まさか、笹原を待たせたくなくて急いでしまったとは言えず、みさとはそっぽを向いた。
そんなみさとの様子を見て、笹原は苦笑しつつ、教室の外の廊下に出ると、どこからともなく現れたいつもの執事風の男から大きなタオルを受け取り
「とにかく、まずはずぶ濡れのその体を拭かない事にはな。そのままでは風邪をひいてしまう」
「あ…………」
大きなタオルでみさとの頭を覆うようにして、丁寧にみさとの頭を濡らした水滴を拭っていく。
いきなりタオルに視界を奪われて驚いた様子のみさとだったが、ふわふわのタオルと、笹原の優しい手つきで頭を拭いてもらうのは心地良かった。
少しだけ子供に戻ったような気分、大雨で制服をずぶ濡れにされて寒々しくなっていた心がゆったりと安心した気持ちになっていくのが分かった。
そのまま笹原の手に全てを委ねて、ずぶ濡れの体をあの優しい手に拭いてもらおう、みさとがそんな事を考えた時
「ふむ、頭と顔はこんな所か」
みさとの髪の毛と顔をしっかりとタオルで拭き終えたところで、笹原はそう言ってみさとの手にタオルを渡した。
みさとはしばし呆然、
「あれ………もう終わりなの?」
そんな事を聞き返したが、
「終わりも何も、体の方まで私が拭く訳にもいかないだろう」
至極真っ当な笹原の答えが帰って来て、正気に戻ったみさとはたちまち赤面
「あ、当たり前…でしょ!…あんたがこの機会に私の体に触ろうとするんじゃないかって…そう思っただけよ!!」
「随分な言われようだな。……まあいい。タオルが足りないようならば、替えも用意させるから、遠慮無く言ってくれ、立花みさと」
照れ隠しに大きな声を上げるみさとにも動じた様子を見せる事なく、笹原はふっ、と気障に微笑んでみせる。
みさとはジト目でその横顔を眺めつつ考える。
(……確かにアイツの言うとおり、男子が女子にべたべた触るのはマズイけど…でも……)
みさとはつい先ほどまで感じていた、笹原の手の平の感触、そのぬくもりが与えてくれた安心感を思い出す。
笹原の手はまるで壊れ物にでも触れるかのように、優しくいたわるようにみさとに触ってくれた。
まるで雨に凍えたみさとの心と体が笹原の手の平にすっぽりと包まれているようなあの感覚。
出来るならば、もう少し味わっていたかったのだけれど………。
「…………って、何考えてるのよ、私……!!」
先ほどの笹原の手の平の感触を思い出してぼんやりとしていたみさとは、真っ赤になって首をぶんぶんと横に振り、誤魔化すようにぐしぐしと全身をタオルで拭う。
奇人変人は笹原だけで十分なのだ。
どうして自分がそんな恥ずかしい事を考えなければならないのか。
なんて、普段の銃火器乱射は棚に上げて、恥ずかしさや照れ臭さを振り払うように、みさとは一心にタオルで全身を拭く事に専念する。
窓の外では先ほどからやむ気配のない雨が派手な雨音を響かせ続けていた。
さて、笹原に借りたタオルでひと通り全身を拭いたみさとだったが……
「くしゅん!」
「……大丈夫か、立花みさと?」
「ん、これくらい、どうって事ないわよ………くしゅんっ!!」
「むう……大丈夫では、なさそうだな」
いくらタオルで拭っても、服にたっぷりと染み込んだ水気が抜けてくれる訳ではなかった。
濡れた制服はみさとの体温を奪い、いつの間にやらくしゃみまで出てしまうようになっていた。
机の上には笹原が用意した暖かい紅茶もあったが、今のみさとを温めるにはどうやら力不足のようだ。
ぶるり、寒そうに体を震わせるみさとの姿に、笹原も流石に心配そうにしている。
「せめて着替えがあれば良いのだが……」
「ジャージも体操服もついでに剣道着も、今日は全部家に持って帰っちゃったからね……」
一方のみさとはそんな笹原に笑顔を返して
「………心配しなくてもそんな大した事じゃないわよ。それよりも、文化祭実行委員の仕事、さっさと終わらせるわよ」
明るい声でそんな言葉を返してくれたりするのだが、その唇が僅かに震えているのを見逃す笹原ではない。
執事に毛布を用意させるか、それとも保健室で布団を借りるか。
水に濡れた状態でどの程度効果があるかは疑問だが、今のままのみさとを放っておく事は出来ない。
「立花みさと、実行委員の仕事はとりあえず先延ばしにする。それよりも今は……」
みさとに告げて、笹原は立ち上がる。
みさとも後を追いかけるように立ち上がったのだが……
「きゃっ……!?」
ほんの僅か、自分の制服から滴り落ちた水滴で濡れた床に足を滑らせ、ほとんど倒れこむように笹原の方へ
笹原はその気配に気付いて、咄嗟に腕を伸ばしみさとの体を受け止める。
「やはり、あまり大丈夫には見えないぞ、立花みさと?」
「うぅ……たかだかあの程度の雨なんかで……」
ちょうど笹原に抱きとめられた格好になったみさとは、恥ずかしさと情け無さで顔を赤くする。
「やはり保健室だな。毛布をかけた程度ではどうにもならん。あそこならカーテンもあるし、もっときちんと体を拭く事もでき………立花みさと?」
普段にらしくないみさとの転倒を受け止めた笹原は、そのままみさとを支えて保健室に連れていこうとして、しかし自分の胸元に縋りついたまま動かないみさとの様子に気付く。
「どうした、立花みさと?早く保健室に行った方が……」
「ごめん、笹原、分かってるんだけど………」
みさとは笹原の言葉に少し申し訳なさそうに答えながらも、決して自分の方からは動こうとはしなかった。
ただ、笹原に抱きついた腕に力を込めて、彼の胸にさらに強く顔を埋める。
「分かってるんだけど……笹原の体が…あったかいから………」
「むう………」
出来れば抱きかかえてでもみさとを保健室まで、と考えていた笹原の動きが止まってしまう。
笹原にすがりついて、そのぬくもりに包まれたみさとの表情が、あまりにも安心して安らいだ様子で、彼女を無理に動かす方が悪い事のように思えてしまったのだ。
(………立花みさとと離れたくないのは、私も同じ、なのだろうな………)
そのまま、みさとの背中をぎゅっと抱きしめ、冷たい体を温めてやりながら、自分も随分とみさとによって変えられてしまったものだと苦笑する。
やがて、笹原の体温が伝わった効果もあったのだろう。
みさとの体の奥から、じんわりと彼女自身の熱が滲み出て、冷えた体が徐々に温もっていくのが感じられた。
僅かに震えていた体も、どうやら落ち着いてきたようだ。
「この分ならば、あまり心配はいらないようだな」
「我儘、聞いてもらっちゃったわね……笹原の服まで濡らしちゃったし……」
「構わん。こうしていたいと思っているのは、今は私も同じだ…」
少し申し訳なさそうに俯くみさとの背中を撫でてやりながら、笹原が口元にほほえみを浮かべて言う。
ずぶ濡れになって凍えたみさとの体の冷たさ辛さを、こうやって寄り添っている事で幾らかでも共有し和らげる事が出来る。
それは笹原にとっても嬉しい事だった。
「立花みさとを凍えたままにはしたくない」
「な、何恥ずかしいこと言ってるのよ……!」
さらりとそんな事を言って見せる笹原に、みさとの冷えた頬がカーっと熱くなる。
全くコイツときたらいつでもこんな調子で、みさとの心は彼の言葉の、行動の一つ一つに振り回されっぱなしだ。
こうして抱きしめあう時間は心地良いけど、全部が全部笹原のペースなのが少し悔しい。
そこでみさとは笹原の耳元にこんな事を囁いた。
「でも、やっぱりアンタでもこういうのって意識しちゃうんだ?」
「……?何のことだ」
「ずぶ濡れの私の服をあんまり見ないように、視線逸らしてたわよね」
「む……………」
笹原が言葉に詰まる。
図星らしかった。
みさとは大雨に降られてずぶ濡れで教室まで帰ってきた。
その後、笹原のタオルでしっかりと水気を拭ったものの、それでも湿ったセーラーの布地はみさとの肌に張り付き、
夏服の薄い布地はその内側の肌の色や下着のラインを浮かび上がらせていた。
髪の毛は笹原自らの手で丁寧に拭いてもらったが、それでも抜けない水分のお陰でいつものみさととは違う雰囲気を見る者に与えているはずだった。
ずぶ濡れの自分をここまで気遣ってくれた相手に卑怯な言葉だとは思ったが、笹原が自分の姿に何を思っていたのか、みさとはどうしても気になっていた。
「……じろじろと見るような真似をしていいはずもないだろう」
「…つまり、気を付けないとじろじろ見ちゃいそうだった?」
「………確かに、立花みさとの言うとおり、意識はしていたな。これでも、私とて一介の男子だ。不愉快にさせてしまったなら……」
「…いいわよ。分かってる」
笹原の言葉を遮って、みさとは顔を上げ、彼に告げた。
「あんたがそういう場面で相手が嫌だと思う事をするハズないし、それでも男子だから色々考えちゃうのも、両方理解してる。……でもね」
そこでみさとは悪戯っぽく笹原に微笑みかける。
「……アンタに見られるのなら、嫌だとは思わない。笹原はいつも周りの事をちゃんと考えてるヤツだって知ってるから………まあ、考えててもズレてる時が多すぎだけど」
「……すまんな、立花みさと……」
みさとの言葉を聞いて、笹原の顔にも嬉しそうな笑みが浮かぶ。
既に抱き合う二人の間からは寒さなんてどこかへ行ってしまって、じわじわと湧き上がる熱をお互いが感じていた。
その熱に惹かれ合うようにして、みさとと笹原はそっとキスをする。
「唇は、まだ少し冷たいな…」
「……じゃあ、アンタが温めてよ」
「悪くない考えだ」
照れくさそうに呟いたみさとに、笹原が頷く。
そうして、笹原の腕の中、みさとは幾度となく彼とのキスをかわし、さらに全身を滑るように撫でる指先がまだみさとの中に残っていた寒さの残滓を溶かしていくのを感じる。
ずっと冷え切っていた体には、肌の上から、濡れた服の上からボディラインをなぞる笹原の指が、耳元にかかる吐息がひどく熱く感じられる。
「…あ……ささはら…もっとさわって…ささはらの手でもっとあっためて……」
「こちらも元からそのつもりだ」
深くかわした口づけ、混ざり合う唾液の、絡みつく舌の熱に火傷をするのではないかと錯覚する。
しかし、みさとは知っている。
自分も笹原も、体の内側に、心の奥底に、秘めた熱量はこの程度では収まるハズがないと。
だからこそ、貪欲に、強く激しく、少女と少年はお互いを求め合い、より強く互いを密着させる。
「…ん…は…ああっ!?…そんな…むね…つよくされたら……ふああっ!!」
濡れたセーラーと、その下のブラの上から笹原の手の平がみさとの柔らかな乳房を揉む。
時に痛いほどの力を込めて、時に蕩けるように優しく、緩急をつけて繰り返される愛撫がみさとの胸を敏感にしていく。
濡れた服の布地越しの指先の感触は却って生々しく、今自分は笹原の手で愛されているのだと、強くみさとに意識させ興奮の度合いを高めていく。
「…あっ…くぅん…ふあっ…あ…ささはら……や…だめ……!!」
たまらない刺激の波に息継ぎをするように笹原の名前を呼ぶみさとだが、その声も笹原が首筋に落とすキスの為に途切れがちになる。
他の部分と同様にずっと凍えたままだった首もとへの口づけは焼けつくほどの刺激で、みさとはそれに翻弄されるまま声を上げるばかりになる。
「…ひゃ…ふああっ…あっ…あっ……ささはら…ささはらの指…唇…体ぜんぶ…熱すぎるよう……!!」
やがて、甘い声を上げて乱れていくみさとの体の内側からも凄まじい熱量が湧き上がって、彼女を抱き締める笹原の腕の中に溢れかえる。
笹原はその熱を一滴も逃すまいとより強くみさとを抱きしめながら、さらに激しい愛撫でその熱を導いていく。
「や…ひあ…ふあああっ!!…ささはらっ!!…ささはら…っ!!…わたしぃ…このままじゃぜんぶとけて……!!!」
「案ずるな。どんな事になろうと、私はこの腕の中から立花みさと、お前を離すつもりはない」
「…ああ……ささはら…わたしも…わたしもだよ……わたしもささはらからはなれない…からっ!!!」
愛らしい声を上げて乱れるみさとの姿に、自分の名前を何度も呼ぶその声に、笹原の内側の熱も否応なく高まっていく。
(…全く、立花みさとがさっき言った通りだな……もう私は立花みさとから目を離す事が出来そうにない………)
濡れた髪が頬に張り付き、ずぶ濡れになった服がぴったりと張り付いて、内側の肌色やボディラインを扇情的に見せつける今のみさとの姿。
不躾な視線を送るまいとなるべく見ないようにしていたが、こうなってしまっては笹原の視線はみさとに釘付けだ。
『でも、やっぱりアンタでもこういうのって意識しちゃうんだ?』
全くその通りだ。
意識せずにはいられない。
(だが、立花みさと、少しばかり言葉が足りないぞ。……私は立花みさとの姿だからこそ、こうして惹きつけられて……)
その一方で笹原は強く確信していた。
自分がこれほどまでに夢中になるのは、ずっと傍にいたみさとが相手だからこそだと。
そして、同じようにみさとも笹原を求め、一心にその名を呼びつづけてくれる。
愛しい人とこんな風に抱き合って、愛しあって、ブレーキなどかけられるハズがない。
やがて、胸元への愛撫にみさとの意識が集中し、無防備になった下半身に笹原の指先がすーっと移動して、すかーとの内側に潜り込み…
「ひあ…!?…や…ささはら…そこ…はああああんっ!!!」
秘所のあたりを一撫で、それだけでみさとの体は腰から崩れ落ちそうになる。
「しかし、予想はしていたが、こちらもずぶ濡れだな」
「…な…!?…ささ…はら…あんた…何はずかしいこと言って…ひあ…やああっ!!!」
「……?…私は制服と同様、パンツの方も雨でずぶ濡れだと、そう言っただけだが……」
「………な、な、な、なんでそんなまぎらわしい事を……っ!!!…このばかっ!…へんたいっ!!」
笹原の言葉を誤解して、一人墓穴を掘ってしまったみさとが半ばパニック状態で叫び返す。
それに対して笹原は少しだけ意地悪くみさとに笑いかけて
「なら、その誤解を誤解でなくしてしまえば、問題はなくなるな……」
「へ………?」
「既に触れているだけで、立花みさとの蜜の熱さを感じ取る事ができる。この蜜をもっとたくさん、溢れるほどに湧き上がらせれば……」
「ば…ばかぁ!!…そんなこと……あ…ひゃあああんっ!!!…や…ささはらぁ……っ!!!!」
不穏な一言のあと間を置かず、笹原の指がみさとの割れ目に喰い込むようにして、秘所をまさぐり始めた。
あえて濡れたショーツはそのまま、布地越しにクレヴァスを弄繰り回し、溢れ出る蜜でショーツが熱い湿りを帯びていく過程を指先で確かめる。
前もって伝えられたせいか、みさとも自身のその変化を過剰に意識してしまい……
(すごいよ……ささはらのゆびで…わたしのアソコ…どんどん熱くなってく………)
恥じらいと快楽の間でゆらゆらと揺れ動きながら、徐々に笹原の指先のなすがままに翻弄されていく。
指先が深く食い込んでくる度、みさとは声を上げて体をピンと張り詰め、目尻に涙を浮かべて走り抜ける快感に身震いする。
それが幾度も幾度も、休む事なく、しかも体の他の箇所への愛撫やキスに混じって襲いかかってくる。
「ああっ…あんっ!!…や…だめ……だめなの…ささはらぁ……こんなにされたらわたし…もう…ぜんぶめちゃくちゃになって…ふきとんで……っ!!!」
「心配はいらない。立花みさと、離さないと、そう言っただろう」
「…あ……ささはら…うん……わかった…わかったから……」
耳元で響く笹原の声音の優しさに安心したのか、快楽に戸惑うばかりだったみさとはその流れに身を任せて次第に高く昇りつめていく。
くちゅくちゅと、いやらしく響く水音はすでにみさとから溢れでた蜜がパンツを濡らした雨の水分を凌駕した証拠。
その恥ずかしささえも快感に置換されて、みさとはただ与えられる快感を享受する。
割れ目の内側を休むことなくかき混ぜる指先、絡みつく蜜がその動きをより滑らかにして、加速する指先がついにみさとの神経を限界まで追い詰める。
「ふあ…あああああっ!!…イクっ…ささはらぁ…イっちゃうよぉおおおおおおっ!!!!!」
甘い絶叫が薄暗い教室に響き渡り、ビリビリと数秒の痙攣の後、ついにみさとの全身が脱力して、その場に崩れ落ちそうになる。
だが、笹原の腕がしっかりみさとの体を抱き寄せて、彼女を支える。
「可愛かったぞ、立花みさと……」
疲れ切った様子のみさとの耳元に笹原がそう囁けば
「アンタも…しれっとした顔して……大概…やらしいわよね………」
ぜえぜえと息を切らせながら憎まれ口を返してくる。
「立花みさとの前でだけはな」
「しかも…そーゆーふざけた事、しれっと言うし……」
「ふざけていると思うか?」
「…………アンタが…どう思ってるかはともかく……私は…真剣だから………」
「なら、私も同じ気持ちだと…そう思っていてくれ…」
ポンポンと飛び交う言葉が、こんな場面でもいつもと変わらないやり取りがたまらなく嬉しかった。
そのぬくもりは抱き合い愛し合い、高まった体の熱すら凌駕して、濡れた体の冷たさを追いだしてしまいそうな勢いだ。
やがて、二人は見つめ合い、再び何度目かの口づけをかわし
「今度は私も一緒に熱くなりたいな、立花みさと…」
「うん。終わったら暑苦しくて仕方なくなるぐらい、二人で熱くなっちゃお……笹原……」
雨と愛液でもうぐちゃぐちゃになってしまったショーツがずらされて、みさとの秘所に笹原のモノの先端があてがわれる。
笹原の腕の中はもう溶けてしまいそうに熱くて、そんな笹原の血液が集まって膨張した肉の杭は触れるだけで火傷しそうな熱の塊のように思える。
それはみさとの体の内側からも同様の熱を引き出して、笹原のモノの先端は溢れ出る熱い蜜に濡れてしまう。
「いくぞ、立花みさと……」
「うん………」
そして、その熱の塊はみさとのクレヴァスに深く食い込み、奥へ奥へと進入を開始した。
(すご…今日の笹原…熱すぎるよぉ………)
みさとの体にまだ冷えた部分が残っているのか、それとも笹原の方に普段以上の熱量が貯めこまれているのか、はたまたその両方か。
やがてみさとの奥の奥まで到達した笹原の熱いモノが前後に動き、熱と快楽でみさとを内側からかき混ぜ、溶かし始める。
何度も何度も繰り返し、往復する肉杭とそれによって飛び散る愛液の飛沫。
滴り落ちる汗に、滲み出る涙、かわすキスで味わう唾液も触れ合う肌も全てが熱く、全てが愛しく心地良い。
「はあ…っ…ああっ…ささはらっ!!…ささはら…あつい…あついの……わたし…このままじゃ溶けて……っ!!」
「溶けてしまうか、立花みさと。その時は私も一緒だ。一緒に溶けて、混ざり合って、二度と離れなくなるまで一緒に……っ!!」
「…ああ……うんっ!!…ささはらといっしょがいいっ!!…いっしょに…いっしょにとけて…きもちよくなりたいっ!!!!」
164 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/03(日) 19:35:42.01 ID:8uPR0jib
呼び合い求め合い、一心不乱に腰を動かしながら、一つの熱と快楽を共有する少女と少年。
重ねあわせた指先が絡み合い、重なりあった体が高まっていく体温を伝える。
入り口の部分から子宮の手前、アソコの奥の奥まで、往復する笹原のモノの感触は、自分の内側全てを愛される歓喜をみさとに与えた。
濡れそぼって限界までの熱を溜め込んだ粘膜同士をひたすらに擦りつけ合う。
その行為を繰り返す度に体は過敏になっていくようで、みさとの神経は巨大化していく快感に何度もかき乱され、あられもない声を上げてしまう。
「…はうっ…うあああっ…あっ…ひあああっ!!…ささはらっ…!!…すご…すぎるよぉ…っ!!あああああああんっ!!!!」
今のみさとは嵐の中で翻弄される小舟のようなものだった。
巨大な快楽が大波となってみさとの全身を、心に押し寄せて、何もかもがバラバラになりそうな心地を何度も味わう。
気持ちいい。気持良すぎる。溶けて壊れてしまう。
それでも怯えずにこの快楽を受け止められるのは、きっとすぐ近くに同じように自分を求めてくれる熱が存在しているから。
「立花…みさと……んっ……」
「んんっ…ん…ぷあっ……ささはら………私…もこのままじゃ…イっちゃう…イっちゃうよぉ!!!」
「ああ、その時は一緒に…立花みさと……っ!!!」
限界の近づく肉体と精神は酸素よりも、笹原の唇のぬくもりを求めた。
息切れするのも構わず深くくちづけてから、限界の近づいた二人はさらに激しく交わり、愛しあう。
叩きつけるような激しい腰使い、密着した体の熱と熱、したたる汗は混ざり合い、恍惚とした瞳に映るのはただ目の前の相手だけ。
みさとも笹原も限界が近い事を知りながら、相手をより強く求める事をやめる事が出来ず、一心不乱の交わりの中で快楽はどこまでも膨張、拡大していく。
幾度も視界が、快楽に焼き切れる神経の発する白い閃光に埋め尽くされ、やがて理性も思考も快楽も本能も、全てが溶けて混ざり合い
その最中でみさとは、笹原は絶頂へと昇りつめる。
「…いくぞ……立花みさと……っ!!」
「うん…きて…きてっ!!…ささはら…っ!!…ささはらぁあああああああああああっ!!!!!!」
笹原を呼ぶみさとの声は駆け抜ける絶頂の中で甲高い嬌声に変化して、そのまま熱と快楽の中でどろどろに溶けた彼女の肉体からがっくりと力が抜ける。
そして、同時に絶頂を迎えた笹原のモノから、果てしなく熱い笹原の白濁の熱情がみさとの中に注ぎこまれて………
「ふあ……ああ……すごい……ささはらのあついのが…いっぱい…でてる………」
波打つその灼熱に悦びの表情を浮かべながら、みさとは絶対に離れる事のないよう、改めて笹原の背中を強く抱きしめたのだった。
さて、それからしばらく後、衣服を直したみさとと笹原は改めて文化祭実行委員の仕事に打ち込んでいた。
ただし、その体勢は少しばかり奇妙で………
「それじゃあ、次の役割分担だけど、こっちは3班のみんなにやってもらいましょ」
「4班の仕事は人数に対して比較的軽いものだ。手があいた時は彼らに手伝ってもらうのもいいかもしれんな……っと、立花みさと、こちらのプリントを見たいのだが…」
「あ、ごめん…ちょっと頭下げるから……」
激しく愛し合い、互いに熱を高め合った二人だが、衣服が濡れたままだという根本的な問題は解決していない。
そこで、二人が考え出したのが
「これならば、立花みさとが体を冷やさずに済むが、資料が見にくいのは少し難点だな」
「うぅ……でも、笹原の膝の上…あったかくて何だかもう動けそうにないかも………」
みさとは現在、椅子に座った笹原のそのまた膝の上にのっかって、文化祭企画の資料に目を通していた。
二人ぴったりとくっついているお陰で、寒さを感じる事もない。
笹原の動きが制約される事が問題ではあったが、小柄なみさとに対して、笹原の方が大分上背があった事も幸いして、今のところ上手くいっている。
「しかし、あれだな、立花みさと……」
「何よ?私が重たいとか、そういう失礼な事言うつもり?」
「いいや、その反対だ。いつもやたらと活力に満ちている立花みさとが、こうして膝に乗せてみると、存外と小さくて軽いのだな、と思ってな……」
「………なんか、それはそれで微妙に腹が立つ言い方ね」
「何、立花みさとは可愛い、単にそういう話だ」
「……………ばか」
そんなこんなで寄り添いくっつき合った二人は、雨の冷たさに凍える事もなく、仲睦まじく文化祭実行委員の仕事に専念したのだった。
以上でおしまい。
水濡れなみさとの話だったのに、あんまり活かせなかったのが残念かも。
まあ、ラブラブな二人は書いててやっぱり楽しいのだけれど。
新OPのみさとの可愛さ、笹原先輩の後ろ姿の男前っぷりに惚れ惚れ
日常アニメ後半戦もこの二人に注目しつつ楽しんでいきたいです
GJ!あなたの書くみさはら大好きだ
ゆっこも是非お願いします。
阪本さんとなののを…
背中のネジ抜いちゃってそこに阪本さんのを…
てなのはもはやスレチでありますか!?
せ、せめて擬人化とか、ノーマル?な獣姦とかでお願いしますです
阪本さんちっさいから舐めるとかそういうのがいいな
阪本さんの擬人化……
何でだろう、白石みのるしか思い浮かばない
坂本可愛い
超可愛い
超可愛いなら字は間違えないでおこうぜ
またしてもSS書いてきました。
今度は高崎先生とゆっこの話。
コミックス六巻での朝早くに教室にやって来てしまったゆっこと高崎先生のやりとりが可愛すぎたので、つい。
では、いってみます。
とある日曜日の昼、この季節には珍しい爽やかに晴れ渡った空の青を窓の外に眺めながら、オレは学校から持ち帰った先日の国語の小テストの採点をしていた。
カリカリと赤いボールペンを走らせて手早く、しかし採点ミスのないよう集中力を保ちながら、オレは山積みとなった各クラス分のテストの採点を済ませていく。
正直、この程度の仕事は夜に回しておいて、せっかくの晴れ日の下、散歩にでも繰り出した方が有意義なのかもしれない。
しかし、今のオレには自宅から離れられない理由があった。
ほどなくして、オレの背後からオレが外出できないその理由、その原因である”アイツ”の声が聞こえてきた。
「よっし!これで完成!」
嬉しそうに弾む声にオレが振り返ると、ふわり、食欲をそそる香りを立ち上らせる”二人分”の昼食の皿を盆に盛ってアイツがこちらにやって来る。
「美味そうな匂いだな。随分待たされたが、その甲斐はあったみたいだな」
「えへへ、そりゃあなんたって、このゆっこちゃんの自信作ですからね。なんたって……」
盆を抱えて、いつも通りの満開の花のような顔で笑うのは、私服姿の相生祐子。
オレの担当する国語の授業でいつも宿題を忘れるは、テストでひどい点数を取るわと、散々に手を焼かせてくれるオレの教え子。
「なんたって、とっておきの隠し味が入っているから……か?」
「あ……えと…それは…その………」
「隠し味に凝るのは構わんが、味見するのを忘れないようにな」
「も、もちろんですよー。味はばっちり保証付きですから、期待してくださいってば」
相生がこんな風にしてオレの部屋で過ごすのは、いまや休日のお決まりになっていた。
学校の事、お互いの事、なんて事のない話題を交わしたり、今みたいに張り切って相生が料理を作ってくれたり、
逆にオレが実家から送られてきた野菜をこれでもかと使った料理を振舞ったり、もしくは何もせずに傍にいるだけでもほっと安らぐ。
まあ、今のオレと相生の関係が人目を憚る物である事も大きな理由であるのは、何とも悩ましいところだったが。
「とにかく、今日のホイコーロー、味は期待していいですから!」
「そうか。それじゃあ、ありがたく、いただくとするか」
焦ってみたり、笑ったり、くるくると表情を変える相生の事を愛らしいと今さらながらに思いながら、
オレは相生作のホイコーローの置かれたちゃぶ台の前に座る。
手を合わせ、向かい側に座った相生と声を合わせ
「「いただきます」」
こうして、二人揃っての昼食の時間が始まる。
パクリ、ホイコーローの最初の一口を食べたオレに、相生が恐る恐るといった感じで尋ねてくる。
「あの…美味しいですか、先生?」
「なんだ?やっぱり自信無かったのか?」
「そんな事ないですけど、一応確認、というか……」
らしくもなく、しおらしい様子の相生を、安心させてやるようにオレは笑って
「心配しなくても、美味いぞ。上出来だ」
まあ、隠し味の味噌は相変わらず少しも隠れてはいなかったし、味噌味が主体になると段々ホイコーローかどうかも怪しくなってくるが、
少なくとも相生が丹精込めたこの料理、絶品と太鼓判を押してやりたいくらいの味だと、少なくともオレはそう思っていた。
「まあ、相生の愛情の勝利ってところか?」
「な、な、な、な……何言ってるんですか、先生!!!」
オレの答えに、顔を真赤にしてあたふたと慌てる相生に、もう一度微笑んでから再びホイコーローを食べ始める。
騒がしくも、愛おしいこの時間、この空気。
今のオレにとって掛け替えのないもの。
時定高校の国語教師であるオレ、高崎学は教え子であるところの女子生徒、相生祐子と交際していた。
何が一番最初のきっかけだったものやら、今となっては良く思い出せない。
いや、相生の事は色々と覚えているのだが、明確にお互いを意識し始めたのがいつだったか、どれだけ考えても分からないのだ。
きっと、自分でも気付かないくらいに自然に、少しずつ、オレと相生の距離は縮まっていたのだろう。
元々、相生とオレの接点は数多くの生徒の中でも比較的多い方だったと思う。
何しろ、コイツ、成績の悪さ、宿題の提出率の低さはオレの悩みの種の一つだったのだから。
強いて言えば、オレはそんな成績やら宿題のアレコレに関して相生に説教をする内に、コイツの事を徐々に知っていったのだろう。
どんな時もめげない、ちょっとばかり楽天的すぎるくらいのポジティブな思考回路。
その一方で時折見せる真面目だったり、繊細だったりする横顔。
そして相生らしい弾けるような笑顔。
どうしても宿題が分からないとか、追試のポイントを教えてほしいとか、泣きつかれる度にアレコレと手助けをしてやって、オレと相生が会話を交わす機会は増えていった。
オレの中で確実に大きくなっていく相生の存在、アイツを生徒としてだけでなく、一人の女の子として見ている自分の事も何となくだが分かっていた。
ただ、まさか今のような関係になるとは本当に思っていなかった。
オレの内心がどうあれ、オレは教師として通すべき筋、かくあるべき理想を持っていた。
自分の感情一つで相生の貴重な学生生活を台なしにするような事など考えられるはずもない。
だが、オレは自分の変化に手一杯で気付いていなかったのだ。
いつの間にか変わり始めていたのは、、オレだけじゃない事、相生がオレを見つめる瞳の色に。
多分、それは相生の方も同じで、だからオレ達は互いに意識しないまま、無意識の内に相手に近づこうとしていたのだろう。
じりじりと、しかし確実に狭まり、近くなっていくオレと相生の間の距離はいつしか零になっていた。
それにようやく気付いたのは、ある日の放課後の事だった。
オレは成績不良の生徒を集めて、まとめて補修をやっていた。
で、最後に全員にやらせたその日の補修内容に関するちょっとした課題のプリント。
他の連中はさっさと適当な答えを記入し提出して帰っていく中、相生だけが最後まで残って、まるで石像のように硬直して椅子に座っていた。
補修で出されたプリントはさして難しい課題では無かったはず、成績は悪いとはいえ、
ギリギリ進級できるラインの点数を取っている相生ならば問題なく解答できるもののハズだった。
少し不審に思いつつも、補修の時間も後僅かになって、オレは相生に声をかけた。
「相生、もう時間だ。そろそろ……」
「……先生…」
そして、ゆっくりと顔を上げた相生の表情を見て、オレも固まった。
朱に染まった頬は窓から挿し込む夕日のせい、などではないだろう。
オレの方をじっと見つめる瞳は潤んで、胸のうちに秘めた激しい感情…恐らくはオレが抱いているのと同様のそれ…に揺れているのが見て取れた。
「…す、すみません…ちゃんと補修聞いてたんですけど…なかなか答えが分かんなくて…」
「…………相生…」
オレは相生の机に歩み寄り、プリントを取り上げた。
プリントの解答欄は全て埋まっていた。
「あ…………」
相生の表情が不安に揺らぐのがオレにもわかった。
「どうして、提出しなかった……?」
何となく、その時点でオレには相生の口にする答えが分かっていた。
それでも聞かずにいられなかったのは、きっとオレもその瞬間に自分の気持ちを自覚してしまったからなのだろう。
相生はしばらく逡巡した後、ぽそり、小さく口を開いてオレに告げた。
「………提出したら…帰らなきゃいけないじゃないですか………」
それから、もう少し大きな声でこう続けた。
「変ですよね……補修、嫌なのに……帰りたくない。……先生と一緒にいたいんです……」
言い終えてから、相生は自分がどれだけ重大な言葉を口にしたのかに気付いて……
「すみませんっ!!…課題出来たから、帰ります!!」
補修に使ったノートや教科書を鞄の中に慌てて放りこんで、そのまま教室を立ち去ろうとした。
しかし、相生のその言葉を聞いて、いつまでも固まっていられるほど、オレも悠長な人間ではなかった。
「相生…っ!!」
立ち去ろうとする相生の肩に手を伸ばし、触れた。
強引に抑えつけるような事はせず、このまま行ってしまっていいのかと、その気持ちを手の平に込めて……。
「せん…せい………?」
「相生、少し…話していくか?」
ゆっくりと振り返った相生をなるだけ安心させてやれるよう、出来る限り優しい声で告げる。
「オレももうしばらく、相生と一緒にいたい。話をしてみたい。駄目か……?」
…………それが、オレと相生が恋人としての時間が始まった、最初の瞬間だった。
それからのオレと相生の歩みが果たして他のカップルと比べて遅かったのか早かったのか、その辺りはオレにもよく分からない。
学生時代は勉学と囲碁サッカーに励み、教師となってからはその理想を目指して脇目もふらず進んできたオレ。
当然の事ながら、女性と交際した事など一度としてなかった。
そして、それは相生も同じらしく、オレ達の交際は手探りの状態から始まる事になった。
基本、人目を避ける意味もあって、休日はオレの家で過ごすのが通例になっているが、何も家に閉じこもってばかりでもない。
要は人に見つからないよう集まって、人に見つからないような場所に行けばいいのだ。
まだ数回しか行っていない相生とのデート、行き先はいつも時定周辺からそれなりに距離のある場所だったりする。
ついついオレの趣味で山だの森林公園だの、街から離れた場所が多くなりがちなのが少し申し訳ないが、
「私、こういうの好きなんですよ?一人で川釣りに行く事もあるし、前にみおちゃんや麻衣ちゃんとキャンプに行った事もあるし……」
オレの隣で実に楽しそうに笑う相生の顔を見ていると、こちらもつい笑顔になってしまう。
いつぞや、相生が友達の一人、長野原と思い切り大げんかして、それから仲直りする場面に出会した事があったが、
あの時の長野原の言葉の通り、きっと相生は笑顔の天才、なのだと思う。
そんなこんなで、それなりにお互い周囲の目を気にしながら付き合っていたオレと相生だったが、交際開始から三日目
「いやあ、ごめんなさい。先生……」
「…?どうした、相生?」
「バレちゃった」
「は……!?」
「私と先生の事、分かるような話はしなかったハズなんだけど……何故かみおちゃんも麻衣ちゃんも気付いてて」
相生の言葉に完全硬直したオレは、その相生の背後でこちらに向かって笑顔で手を振る長野原と、いつも通りの無表情の水上の姿を見つける。
二人の眼差しは明らかに相生の方ではなく、その向こうにいる人物……つまりオレだ…に向けられていた。
その後、何度か長野原とは相生との関係について話をしたが
「だって、ゆっこの態度を見たら、そんなのすぐ分かりますよ」
「ああ、なんか納得した」
そもそも相生祐子という人間と隠し事なんて組み合わせが水と油なのだ。
二人で打ち合わせた通り、相生はオレとの関係をごまかそうと頑張ったのだろうが、その目を見て、表情を観察すればすぐに分かる。
しかし、その割には長野原と水上、それから東雲といった相生のごく親しい友人の間でしかオレ達の交際の事実は話題になっている様子がなかった。
「……うーんと、多分みんな上手くイメージできないんじゃないですか?ゆっこと先生が付き合ってるなんて、想像できないとか」
「そういうものなのか?」
「先生はどこまでも真面目そうだし、ゆっこはいつもあのノリだから、二人の恋愛なんてイメージが沸かないんですよ」
「真面目、か。今となっては冗談みたいな言葉だな。しかし、オレはともかくとしても、相生だってちゃんと女の子らしい所はあるぞ?」
「それが分かるのって、本当に仲の良い友達だけですから……」
そこで長野原は幼げな印象のその顔に、どこか大人びた笑顔を浮かべて
「だから、先生とっても幸せなんですよ?ゆっこがそういう所を見せてくれるぐらい、近くにいられるんですから」
ふわり、口にしたその言葉はオレの心の奥深くに刻まれる事となった。
相生の近くにいられる幸せ、確かにそうかもしれない、その幸せの味をオレはもう知っている……。
「それから、アレですよ。授業中のゆっこに対する態度、先生全然変わってないじゃないですか」
「ああ、確かに変えてないな」
「それですよ、それ。ゆっこが当てられて問題に答えられなかったら怒るし、宿題忘れたら容赦なく廊下に立たせるし……」
「恋愛は恋愛、授業は授業だ。手を抜く訳にはいかんからな。相生の為にもならんだろう?」
「だからみんな気付かないんです。ゆっこも先生も普通に見てたら前と前前変わってない。付き合ってるなんて想像もつきませんよ」
「そういうものなのか?」
それはそれで、オレと相生の関係が普通の恋人同士ではないと言われているみたいで何か複雑な気持ちなのだけれど。
………まあ、生徒と教師がくっつくなんて話は珍しくないのかもしれないが、探せばすぐ見つかるほど一般的なものでもないだろう。
何をもって、らしいだとからしくないだとか、そんな事を考える必要もない筈だ。
長野原は首を傾げるオレににこり、軽やかな笑みを向けると
「とにかく、ゆっこは私の大切な友達ですから、幸せにしてあげないと……」
「言われなくても、だ。相生の事は大切にする」
「その言葉、信じてますからね、先生。ゆっこの事、お願いしますよ?」
くるり、軽やかに踵を返し、その笑顔の名残だけを微かに残して走り去ってしまった。
そんな風に相生の友達からの理解があったのも幸いして、オレ達の恋人としての日々はそれなりに順調に過ぎていった。
学校では今までと特段変わらない教師と、少しばかりで気の悪い女子生徒のまま、時折、お互いの気持ちを視線に乗せて交わし合い、さりげなく微笑む。
放課後や休日は互いに歩み寄り、親密な距離で語り合う。
時折、どちらともなく唇を求め合い、キスを交わし、相生と強く抱きしめあう事もあった。
それは、これまで脇目もふらず教師の道を歩んできて、この手の事柄には疎いオレにしてはそれなりの進展だと思えた。
だが、相生の方はそうは思ってはいなかったようだ。
元来、こういった方面ではシャイなのだろうか、直接的な言葉は一切使わず、しかし何度も繰り返しオレとの行為をねだってきた。
いや、それはねだるというよりも………
「駄目だ」
「な、なんでですかー!…先生だって私の事、恋人だって認めてくれたんだし、…その、そういう…えっちな事…だってしなくちゃ……」
「別にオレは逃げたりしないぞ、相生?急ぐ必要なんてないだろう」
急いでいる。
そう、オレが相生からの誘いを断る理由はその一点に尽きた。
相生は、急ぎ、焦っていた。
オレとそうなりたいから、そういう欲望や衝動があるから、そんな理由ではなく、そうしなければならないという焦燥がそこにはあるように思えた。
急いで、焦って、まるで何かの義務のように愛を交わしたとして何の意味があるというのだろう?
だから、オレは相生がそういう話を振ってくる度に断り続けた。
…………正直、年下の恋人からの誘惑を断り続けるのは、何というか体の中に形容しがたい劣情が澱のように積み重なっていくみたいで、かなり苦しかったのだが。
そんなモヤモヤとした欲望を少しでも晴らす為に、オレは次第にその手の雑誌やDVDに頼るようになってしまい………
「…ちょっと、先生、こんなの見つけたんですけど?」
「むぐふうっ!!?…あ、あ、あ、相生ぃいいいいっ!!!?」
そしてそれはふとしたきっかけで相生に発見されてしまい………
「…へー…ふーん……先生はこーゆーのが好き…なんだ……いかにも真面目って顔しといて、意外と……」
「馬鹿!それはたまたまだな、たまたま……その……」
「たまたま、何ですか?先生?」
発見した雑誌のページをパラパラめくりながら、オレに詰め寄る相生。
相生にはやはり刺激が強すぎる内容なのだろうか、ジト目でこちらを睨みながらも、その顔は真っ赤になっている。
(やっぱり、オレとしたい、っていうのは無理して言ってるんじゃないのか?)
相生の様子を見て、ちらり、そんな事を考えた次の瞬間。
スパーンッッッ!!!!!
「おぐぅ!!!!」
くるりと丸めた件の雑誌を振り下ろし、相生がオレの後頭部にクリティカルヒットを決めた。
「そりゃ、こういうの読むなとは言いませんけど……私を放っといて本に夢中なんてひどいですよ!!」
そして、ふくれっ面のままの相生はオレの部屋から立ち去ってしまった。
「…全く…どうしたもんだろうな……」
相生の立ち去った自室で一人ぼっち、オレは呟いた。
相生を抱きたい、その欲求はオレだって確かに持っている。
しかし、やっぱりこのままの状態の相生と……というのは納得できないのだ。
「………なんとか、相生に焦る必要はないって教えてやれればいいんだが……」
ただ、オレはこの時点でもう少し考えてみるべきだったのだ。
相生は焦っている。
ならば、その理由は何なのか?相生は何を思ってオレをあれほどに求めてきたのか?
それを悔いる事になるのは、もうしばらく後の事だった。
とある日の昼休憩、昼食を終えたオレは次の授業の為の準備をしていた。
そこに、ふわり、柔らかな女性の声が話しかけてくる。
「あ、高崎先生、次はもしかしてウチのクラスの授業ですか?」
「ええ、桜井先生。テストも間近ですし、いつもよりビシバシいくつもりです」
「すごいですね、高崎先生は。いつも一生懸命って感じがして、尊敬しちゃうます」
「いやいや、桜井先生だって頑張ってるじゃないですか」
「ふふふ、ありがとうございます。でも、失敗も多くって……そういえば、最近、相生さんの様子はどうですか?以前、お困りみたいでしたけど」
桜井先生の口から出た相生の名前にオレはほんの一瞬、言葉に詰まった。
「……相変わらず、ですよ。こうなったらこっちから発破をかけて、期末テスト、思い切り頑張ってもらうしかないでしょう」
「高崎先生がそこまで言ってくれるなら安心です」
きらきらと輝くばかりの、桜井先生の眼差しは今のオレにはまぶしすぎた。
桜井先生…相生のクラスの担任で、以前オレが密かに想いを寄せていた女性。
今でもオレは時折、桜井先生の姿を無意識のうちに目で追ってしまう。
ただし、それは以前、桜井先生を異性として意識していた時とは少し違う感覚。
憧れと後ろめたさが混じり合った、ほろ苦い味。
「それにしても、期末テスト、もうすぐなんですよね。忙しくなるな〜。私も高崎先生に負けないように頑張らなくちゃ」
「根を詰めすぎて倒れたりしないでくださいよ」
次の授業を行う教室が隣同士だった事もあって、オレと桜井先生は一緒に職員室を出る事にした。
今でも、桜井先生の事は魅力的な女性だと思っている。
ただ、相生と付き合う事になってから少し距離を置き、そういった気持ちとは別の方向から彼女を見た時、オレは気付いたのだ。
桜井先生は傍から見ているとどうにも頼りない、いつもどこか緊張していて、生徒指導の教員としては甘すぎる部分もあったりする。
だが、それでも……それでも、桜井先生は自らの考える理想の教師たらんとして、いつも一生懸命なのだと、今さらながらに気付かされた。
一人の教師としてただひたむきに、前だけを見て進む姿はオレにはまばゆく光を放っているかのように見える。
そんな先生を見てから自分自身を顧みれば………
「でも、やっぱり高崎先生ってすごいです。熱心だし、しっかりしてるし、それに比べると私って……」
桜井先生の言葉がナイフのように胸に突き刺さる。
生徒と教師の壁はあっても、相生の気持ちを受け入れた事、そこに後悔はないつもりだった。
だけど、こうして桜井先生を前にしていると、その気持ちが揺らいでしまう。
どこまでもまっすぐに理想の教師を志す桜井先生に対して、オレはあまりに情けない存在じゃないだろうか。
相生の気持ちを知って、オレが取った行動は果たして適切なものだっただろうか?
感情に任せて、相生と付き合う事を決断したのは正解だったのだろうか?
生徒と教師の交際、事が公になったとき、ダメージを負うのはオレだけじゃあない。
相生だって、この時定高校に居場所を無くしてしまうかもしれない。
相生の将来を奪ってしまうかもしれない。
オレは本当にきちんと相生の事を考えてやれているのか?
教師として……いや、それ以前に人として、これは許される事なのだろうか?
「それじゃあ、頑張ってくださいね、高崎先生」
「ええ、桜井先生も、頑張って」
桜井先生が小さく手を振って自分の担当の教室に入っていくのを、オレはため息混じりに見送る。
……オレは相生の事を愛している。教師という職業に誇りを持っている。
だからこそ、悩み、惑う。
自分が本当になすべき事は何なのか、と。
それから、オレも1-Qの教室の扉を開けようとして……
パサリ……
「む…………?」
背後から聞こえた音に振り返り、そして見つけた。
「相生!?」
いつからそこにいたのだろう。
手から落としたプリントは今日提出の宿題、自宅に忘れて昼休みに取りに帰っていたのだろうか?
駅から学校まで一気に走り抜けて、チャイムが鳴るギリギリ前にようやく教室にたどり着いた相生は目にしたのだ。
桜井先生を見送るオレの後ろ姿を。
長野原から聞いた話だと、オレが桜井先生を好きだというのは、周囲から見てもバレバレで随分と噂になっていたらしい。
きっと、相生だってその話を聞いた事がある筈だ。
そんな相生にとって、さっきのオレの姿がどう映るかなど考えるまでもない話で……
「ご、ごめんなさい、先生。宿題、やってたのに忘れちゃったから昼休みに取りに行ってて……」
必死の作り笑いを浮かべて、オレの横を通り過ぎ、教室に入ろうとする相生。
オレは咄嗟にその手をつかんで……
「相生、何を考えているのかは大体想像がつくが、少し聞いて……」
弁解を口にしようとして、しかし、それは最後まで言葉になってくれなかった。
どう説明しろというのだ?
相生の恋人になった事が、本当に良い事だったのか、そんな事を悩んでいると伝えろと?
迷いと後悔だらけの今の自分に押しつぶされそうで、まっすぐな桜井先生の教師としての姿に見入ってしまったと、そんな事を言えるのか?
躊躇は、相生の手首を掴んだオレの手の力を緩め
「…それじゃ、先に入ってますから。早くしないと先生、遅刻ですよ?」
精一杯の明るい笑顔をオレに向けて、教室後ろの扉から中へと入っていった相生を、オレは呆然と見送る事しか出来なかった。
その日から、それとなく、しかし確実に、相生はオレとの距離を置くようになった。
別に物理的に離れている、という訳ではない。
学校で会えばいつもの笑顔とくだらない冗談で、むしろ相生の方から話しかけてきたりもする。
だが、互いの深い部分に立ち入るような話題には絶対に応じない。
先日の事を説明しようとしても、一定以上の長話には決して乗ってこない。
「あ、…あの……そういえば、これから用事があったの思い出しました」
だの、相生らしい見え見えの嘘の言葉を残して、オレの前から走り去ってしまう。
せめてこちらの言い訳を、「聞きたくない」と突っぱねられるならまだ楽なのに、相生はなるべく何事も無かったかのようにオレとの距離を開けてしまいたいらしかった。
「はあ……どうしたもんだろうな…」
「なるほど、最近ゆっこの様子がおかしいと思ったら、そんな事が……」
しかも、こんな時、相談できる相手がその相生の友達、長野原達しかいないというのがさらに情けない。
時間は放課後の4時を回ったくらいだろうか。場所は1年の教室の廊下の片隅。
オレの話をひと通り聞いてから、難しい顔で首をひねる長野原と、いつもと変わらぬ無表情で、しかしまっすぐにこちらを見て真剣に話を聞いている様子の水上。
ごく最近相生と親しくなったオレよりも、多分この二人の方が相生についてよく知っている筈。
「先生、もしかして、ちょっと勘違いしてるんじゃないですか?」
「勘違い?どういう事だ?」
「たぶん、ゆっこは単に高崎先生が桜井先生の事を見てたの見て、それだけで今みたいになったんじゃないと思います。
さっき先生が言ってた……ゆっこが焦ってるみたいだった。それが関係あるんですよ、きっと」
「焦り、か……」
確かに今の相生の状態、桜井先生との事は単なるきっかけで、本当はもっと前から…オレが感じたあの焦りがそもそもの発端だった、そんな気はする。
ちなみに長野原と水上に少しでも多く知恵を借りる為、ここ最近の相生の様子についてはひと通り話してあった。
……ただ、相生がオレと性交に及びたいと、どこか焦ったような様子で訴えてきていた事は流石にボカしておいたが。
「しかし、何に焦ってるかが分からない限り、結局は振り出しだな……」
「そうでもないですよ?そりゃあ、私も完璧に、って訳じゃないですけど、ゆっこが焦る気持ち、分かる気がします」
「え……?」
長野原の言葉を次いで、水上が静かに口を開く。
「ゆっこはあれで案外、繊細だから……」
「だよね、麻衣ちゃん。いつもは本当、大雑把なのに、人の事よく見てて」
「ときどき、優しかったり……」
しみじみと語る長野原と水上の顔には、ほんのりと暖かな微笑が浮かぶ。
彼女たち二人も、きっと相生の事がなんだかんだで大好きなのだろう。
そんな二人を見ている内に、オレにも何となく理解できていた。
「そうだ。相生はいつも周りの事、オレの事を気にかけてて………」
脳裏に浮かぶ、相生の屈託の無い笑顔、アイツがどんな気持ちで笑っていたのかを考えたら、オレはもう居ても立ってもいられなくなっていた。
そんなオレの様子を見て、長野原と水上は
「先生、忘れてませんよね?私との約束……」
「…ゆっこの事、必ず……」
「ああ、幸せにしてやらなきゃな。このままにしちゃおけない」
そうして、オレは二人の視線を背中に受けて走りだした。
「先生、ゆっこ、今日は数学で当てられた問題答えられなくて、多分職員室に……!!」
「わかった。恩に着るぞ。長野原、水上!」
廊下を全力疾走するオレの頭の中はもう、相生の事だけでいっぱいになっていた。
教師にあるまじき行動に、考え、しかし、少し前まで感じていた後ろめたさはもうない。
教師としてだとか、人間としてとか、そんな物の前に、今の相生に応えてやれなければ、きっとオレはオレでいられなくなる、そう感じていた。
結局、急いでたどり着いた職員室は空振り。
もう少しの所で、相生とは入れ違いになってしまったらしい。
長野原と水上は相生は「先に帰ってて」と言われたと教えてくれた。
きっと、今頃相生は一人ぼっちで学校の帰り道を歩いている頃だ。
もし、駅まで辿り着いて、電車に乗ってしまったら、もう追いつけない。
勿論、相生とは日を改て話すという手もあったが、そんな考えは微塵も頭に浮かんでこなかった。
学生時代、囲碁サッカー部に所属していた頃以来、久しぶりの本当の本気の全力疾走。
そして、駅までの途中、川べりの土手の上の道でオレはようやくその後姿を見つける。
「相生ぃいいいいいいいっ!!!」
「へ?…うあ!?…せ、せ、先生ぃ!!?」
背後から聞こえたオレの声に、慌てて振り返った相生の体を、二度と離さない、逃がさない、そんな気持ちをこめて強く抱きしめた。
夕方という事もあって、周囲の人通りはそれなりに多かったが、知った事じゃあない。
今、オレが一番に優先すべきは、目の前のコイツ、ただ一人の事だけだ。
「せ、先生?…ちょ…いきなりどうしたんですか?…こんな…恥ずかしいですよ」
「オレも恥ずかしいんだ。我慢しろ」
「そんな無茶苦茶なあ〜」
そして、顔を真赤にして恥ずかしがる相生に一言。
「悪かったな」
「え?」
ゆっくりと抱きしめた腕を緩めて、今度は両手を肩の上に置いてやってから、相生に語り掛ける。
「不安にさせた。辛い思いもさせた。……お前はオレをちゃんと見てたのに、オレは全然お前の事を見てやれてなかったんだな」
「な、な、な、何のことですか?私は別に………」
分かりやすい反応だ。
しかし、ここで言葉に詰まる辺り、当人にも自覚はあったらしい。
「今から言う事は、オレの勝手な憶測だから、違ったらちゃんと言ってくれ」
「は、はい……」
「お前はやっぱり気にしてたんだな。教師と生徒が付き合う事、それも自分の心配じゃなくて、オレの事をずっと心配してたんだ」
相生は繊細で、優しい心を持っている。
それは僅かな付き合いの中でも、オレも実感した事だ。
相生は多分、オレと付き合う事が、オレにどんな不利益をもたらすのか、それを心配していた。
もしかしたら、あの補修の教室で自分の気持ちを口にした事さえ後悔していたのかもしれない。
「でも、お前がオレを好きだって気持ちも、嘘じゃなかった。だから、二つの気持ちの間でお前は苦しんで……」
だけど、相生はそれでもオレと一緒にいようとした。
多分、今のオレと同じように、離れたくない、そう強く感じていたんじゃないかと思う。
そんな気持ちが、相生らしくもない焦りに繋がった。
『…その、そういう…えっちな事…だってしなくちゃ……』
あの時相生は確かに「しなくちゃ」と言った。「したい」ではなく、「しなくちゃ」。
不安のあまりにそんな繋がりがなければ、恋人として隣にいられないと、そう思い込んでしまったのだろう。
一方で許されない、オレに迷惑をかけると感じながら、もう一方で繋がりたいと願う矛盾した気持ち。
それは強い自己嫌悪を伴って繰り返され、やがて………。
「耐え切れなくなったお前は、オレから離れていこうとしたんだな。オレに後ろめたさを感じさせないよう、明るく笑ったまま……」
相生は一切口を挟まず、ただじっとオレを見上げて、オレの言葉に耳を傾けていた。
だが、オレが語り終えた次の瞬間、相生の丸くて大きな瞳から一滴、涙が頬を伝いこぼれ落ちて……。
「せん…せえ………」
そのままボロボロと泣きじゃくりながら、抱きついてきた相生の背中をオレはなだめるように撫でてやる。
「今の今まで気づけもしなかったオレが言うのもアレだがな、相生……少しはオレを頼ってくれ」
「でも……やっぱり…私が先生と…いると……」
「ああ、そうだな。厄介ごとは山盛りで頭痛がしてくるくらいだ。だけどな、それでもだ………」
事ここに至ってもまだ駄々をこね続けるわからず屋の耳に、オレははっきりと宣言してやる。
「オレはお前が好きなんだ、相生」
「あ……………」
もう一度、強い強い抱擁を、そして火傷しかねないほどに熱いキスを
「お前は…どうなんだ、相生?」
「私も…好きです。せんせ…高崎先生………」
オレの背中に腕を回して、必死に抱きついてくる相生の体の暖かさ、それを愛しく感じながら、
オレはようやく自分が本当に、相生のすぐ隣の場所に来られたのだと、そう感じていた。
で、ようやくやって来たその週の土曜日。
毎度の如く転がり込んできた相生と共に、オレは久しぶりに気兼ねなく愛する人と過ごす心地良い時間を味わった。
味わったのだが………
(結局、オレもどこまでも男か……問題が解決したら即、とは…現金だなあ、畜生)
相生の不安をオレが受け止めてやった今、二人が体を重ねる事に何の障害もない。
そう考えると、何やら相生の様子が無性に意識され始めて………
「……………」
「……………」
しかも、どうやら相生の方もそんな感じらしい。
先ほど会話が途切れてからちら、ちら、と横目でこちらを伺ってくる赤く染まった顔は反則的な可愛らしさだった。
互いが互いに意識し過ぎて、動くに動けない膠着状態。
しかし、オレは考える。
今日までオレの事を慮って、色々と悩んでくれたのは相生の方だ。
ならば、今度はオレの方から動くべきではないのかと………。
「相生……」
恐る恐る、柔らかな頬に触れて、撫でる。
そのまま幾度か相生の頬を撫でて、それから肩に手をかけて、ゆっくりとオレの方に抱き寄せる。
「相生、オレはお前が………」
そして、バクバクと五月蝿いぐらいの心音に心をかき乱されつつも、何とかその言葉を口にしようとして……
「………ぷっ」
「え!?」
相生が、面白くてたまらない、といった感じに吹き出した。
「先生、ちょっと顔怖いですよ。お互い初めてで緊張してるのは分かりますけど、ちょっとは肩の力を抜いて…」
「あ、うう……そ、そうだな、相生………」
たちまち、自分の顔がカーっと熱くなるのを確かに感じた。
この26年、まともに女性に接する事なく生きてきたツケがここに来て一気に出てきた感じだ。
しかし、一度剥がれたメッキを取り繕う事は出来ない。
オレに出来るのはせいぜい、恨めしげな目付きで相生を睨みつけて
「あ〜い〜お〜い〜……!!」
「せ、先生、怖いです!怖いですってばあ!!」
肩を掴んで睨みつけるオレと、オレが睨めば睨むほど余計楽しそうに笑う相生の姿は、多分、傍から見ればじゃれ合う子供のそれと変わらないだろう。
「相生、こっちがどれだけ真面目に言ったのか、分かってるのか〜?」
「分かってます。分かってますけど……あはは」
だが、そのじゃれあいはほんのちょっとしたきっかけで大きくバランスを崩す。
相生が仰向けに畳の上に倒れて、オレがその上に覆いかぶさって、ちょうど相生の体を押し倒すような格好になってしまい……
「あ……先…生………」
「相生………」
再びオレと相生は、自らの胸の高鳴りの中で呆然とただ相手の事を見つめ合う。
ただ、そこから先はさきほどの展開と違っていた。
「相生、お前が…ほしい……」
「先生…私も………」
今度はお互いに止まる事なく、まずは熱を帯びた唇をそっと重ねあう。
おそるおそる舌を付き出してきた相生に応えて、オレも可愛らしいその舌に自分の舌を絡めて、互いの唇の、舌の甘さに酔いしれる。
そうしてキスを続けながら、オレの手の平は相生の私服の上を滑り、相生の胸元に触れて、夏服の薄布に包まれた乳房を揉み始める。
「…ふあ……あっ…せんせ……せんせいっ!!!」
相生の甘い声がオレの部屋に響き渡る。
比較できる経験がないので何とも言えないが、この反応、相生はもしかしたらものすごく敏感なのかもしれない。
まだまだ高校1年生、大人に近づきながらも未成熟な部分を残した体を、オレは自らの指先で存分に味わう。
オレの手の平にちょうど収まる大きさの乳房は服の上からでも柔らかく、その手触りについついオレの手の動きも止まらなくなってしまい……。
「…ひあ…ああ……っ!!…うぅ……先生、やっぱりえっちなんだぁ…こないだの本も…おっぱい、たくさん出てたし……」
「ぬ、ヌードなら…大抵でるだろう、胸……!」
甘く掠れた声で、恨めしげにそんな事を言ってくる相生に、オレは反撃とばかりに胸への愛撫を強める。
それから、頬や耳、首筋、襟元から覗いた鎖骨と、手当たりしだいにキスを落として、相生の敏感な箇所を探る。
何しろ、こっちも童貞、必死なのだ。
自分でも何度繰り返したか分からないキスの中で、どうやら相生は耳が弱いらしいとオレは狙いを定め……
「ひあ…そ…そんなところ…そんな…なめないで…ふあっ…かまないでくださ…っああああああ!!!」
たちまち大きくなる相生の嬌声にオレの興奮も増していく。
胸を揉む手を一旦止めて相生の上着を捲り上げ、その下のブラをずらせば、相生の乳房がオレの目の前にあらわになる。
オレはおそるおそる、相生の裸の胸に触れて……
「…や…せんせ…だめ……こんな…いっぺんにされたら…ああっ…くああああっ!!!」
相生の乳房は服の上から触るより一層柔らかく、オレを強く誘惑する。
オレがしつこく揉んだ為だろうか、先端の薄桃の乳首はピンと張り詰めて、指で弾けば、その刺激だけで相生はあられもなく声を上げる。
「…ふあ…あ…せんせの…ゆびが…わたしのおっぱい…ちくびを……ああ……」
力の入れ具合がいまいち分からないので、最初は恐る恐る慎重に、しかし次第に強く激しく、相生の胸を揉み、乳首をいじめる。
さらには耳元を中心にキスの回数も増やして、オレは吸いつくような十代の瑞々しい肌の虜となり、自らの手で愛しい少女を啼かせる悦びに浸った。
「…あっ…はぅ…うああっ…せんせ…せんせ……わたし…へんになっちゃうぅうううっ!!!」
絶え間ない刺激に翻弄され続けて、ほとんど掠れたような声を上げ、オレを見上げてくる相生の潤んだ瞳。
その表情が、声が、仕草が、あまりにも可愛すぎて、オレの心と体はもっと相生を味わいたいと欲望の叫びを上げる。
ずっと胸を責め立てていた指先を、つーっと肌の上を滑らせながら脇腹へ、へその周りへ、そして太ももの内側をジーンズ越しに丹念になでる。
「くぁ…あふっ……んぅ…ふああっ……せんせいの…ゆびが…わたしのからだ…さわってる………」
相生はオレに触れられた箇所全てが敏感になってしまったかのように、オレの指先の動きの一つ一つに反応する。
オレに触られる度、オレの体の下で、相生がなやましげに声を上げ、華奢な体をくねらせる。
さらに、オレは指先で他の部分に触れ始めて、ようやく解放された相生の胸に再度の攻撃を開始する。
耳元にキスをして、甘噛みして、さらにそのまま首筋に舌を這わせて、鎖骨にキスをしたところで一旦唇を離し
「…や…ああっ…せんせ…そんな…だめ…だめなのに…ああっ…や…はあああああっ!!!」
それから、おもむろに相生の胸の先端に吸い付いた。
前歯の先で乳首を甘噛みし、先端の部分を舌先でしつこい程につつき、舐めて、いじめる。
先ほどまでの指先の責め以上に、まとわりつくような口での責めは、相生に凄まじい刺激を与えているようだった。
「…せんせ…だめ…きもちよすぎて……これいじょ…されたら………」
「そう言われても、こっちもお前が可愛すぎて、止まるに止まれない」
「…ふえ?…かわいいって…わたしが?…あ…ひあああああっ!!!」
「そうだ。自分で気付いてなかったか、相生?」
……可愛い…オレのその一言がさらに相生を戸惑わせ、快楽への抵抗を弱くしてしまったようだ。
たぶん、相生は今、頭の中は先ほどの言葉で、外側からはオレの指先で、どちらもめちゃくちゃにかき乱されている状態なのだろう。
自分がそんな言葉をかけられるなんて思ってもみなかった。
そんな相生の心の中を想像すると、余計に愛しさが増していく。
オレはその勢いに乗って、ついに太ももの内側辺りを撫でていた指先を相生のアソコに触れさせる。
「ふあ!?…や…ああ…そこは……!?」
ジーンズの上から一撫で、それだけで相生の体がビクンと大きく震えるのが分かった。
そのままどうすれば相生をより気持よくさせられるのか、慎重に探りながら相生のアソコを責め立てた。
「…ひゃ…ふああっ…あっ…やあっ……せんせ…せんせぇえええええっ!!!!」
ジーンズの上からでも分かる内に込められた熱と僅かな湿りが、オレにも相生の感じている快感の一端を教えてくれた。
それは相生には強すぎる快感のようで、相生はたまらずオレの背中に腕を回してぎゅっとしがみついてきた。
その腕が、オレが相生のアソコを一撫でして、指先でぐりぐりとつつく度に、ぶるりと震えるのを感じる。
そのまま繰り返し攻め続ける内に、いつしか相生の股間にはジーンズの上からでも分かるしみが浮かび上がっていた。
「…や…は…はずかしい、せんせい…わたしのアソコ…こんなになって……ふああっ…」
「オレはむしろ嬉しいがな。相生がオレの指できちんと感じてくれてるんだと思うと」
「やっぱり、せんせい…へんたいだよぉ…あ…や…また…ふあああああああっ!!!!」
だんだんと追い詰められていく相生の心と体。
オレは指先の動きをペースアップさせて、相生を快楽の高みへと追い詰めていく。
相生はもはや言葉を発する事もできず、ただオレの体にしがみついて、怒涛の如き刺激に晒され続け、そして……
「…ひあっ…ああああっ…せんせ…わたし…もう……ふあああああああああああっ!!!!!」
大きく声を上げ、全身をビリビリと痙攣させて、相生はどうやら絶頂に上り詰めたようだった。
オレの背中に回された腕からも力が抜けて、くてん、と脱力して横たわる相生の唇にオレはそっとキスをしてやる。
「…あ……せんせい…こんな…すごすぎるよぉ…………」
「初めて同士でそこまで言ってもらえるとは、光栄な話だな」
オレが唇を離すと、今度は相生の方からねだるように唇をさし出してくる。
オレはもう一度相生にキスをしてやりながら、力の抜けた彼女の肩を打きよせ、何度も頭を撫でてやった。
それから、相生の呼吸がようやく落ち着いた頃合いで
「相生……お前の初めて、全部もらってしまうが、良いか?」
「…うん…先生なら……先生となら、私………」
幸せそうな笑顔を浮かべる相生の額に、さらに軽くキスを落とし、オレは相生の穿いていたジーンズに手をかけた。
ジーンズを、ショーツを脱がされ、無防備に晒された相生のアソコは蜜に濡れて艶めかしく光っていた。
そして、オレもさっきからずっと張り詰めたまま、いつになく硬く大きくなってしまった自分の分身を取り出す。
「うわ……………」
おそらくは、相生が初めて目にする、勃起した男性のモノ。
どこか怯えたような、不安げな瞳でそれを見ていた相生の耳元にオレは告げる。
「無理だけはするなよ?これから先の事はオレと相生、両方の心が揃ってなくちゃ意味がないんだ」
「うん。わかってますよ、先生……だいじょうぶです。私も今、先生と一つになりたいって、心の底から思ってますから」
そう言って答えた相生の笑顔は、どこか焦りに脅かされていた以前の時のものとは違う。
「よし、わかった。なら、いくぞ、相生」
「はい、先生……」
互いに頷きあい、オレは相生の秘所の入り口に自分のモノの先端をあてがう。
正直、年上の意地で平静を装っているだけで、オレの心臓は壊れんばかりにフル稼働。
入り口を間違える、なんてベタな失敗はしないよう、冷や汗混じりに自分のモノを相生のアソコに触れさせれば、
蕩けるような粘膜の熱と感触に、これまで我慢していた分が一気に吐き出されそうになってしまう。
そこをぐっとこらえて、オレは再び相生の目をまっすぐに見つめ
「愛している、相生……」
「私も好き、先生のこと……」
そうして、相生の中へと挿入を開始した。
「うあ……っく……うぅ………」
相生の口から微かな呻きが漏れる。
今まで誰も触れた事の無かったであろう相生の一番敏感な場所。
そこは進入するオレを拒むように、硬く閉ざされていた。
それでも腰を動かし、挿入を進めていけば、襲いかかる痛みに相生が痛苦の声を上げる。
「相生……」
「へーき…ですってば……わたし…もっとせんせいのことが…ほしいです……」
心配になって相生の顔を覗き込むが、相生は大丈夫だとばかりに笑顔を見せるだけ。
痛くないわけがないだろう。
だが、それでもオレが欲しいという言葉を信じて、オレはより深く相生の膣内を抉っていく。
相生の痛みが少しでも紛れるようキスや愛撫を繰り返し、挿入を進める内、やがてオレのモノは一際強く行く手を阻む壁のようなものを突き破り、
オレと相生が繋がり合った部分からはつーっと愛液に混じって鮮やかな赤が零れ落ちて……
「……っああああ……痛ぅ……」
「だ、大丈夫か?」
「だから、へーきですって……それより…せんせいをわたしのおくまで…ぜんぶ……」
瞳に涙を浮かべる相生はそう言って、オレの背中に腕を回しぎゅっと抱きしめてくる。
オレもそれに応えるように、自身のモノをより奥に、深くに、相生の中へと進んでいく。
そして、ついにはオレのモノが相生を内側から埋め尽くし………
「相生………」
「…くぅ…あ……いま…わたし…せんせ、と……ひとつになってるんだ……」
ぽろぽろと涙を零しながら、それでも嬉しそうに笑ってみせた相生の表情に、オレはそのまま魂ごと持って行かれそうな心地を味わう。
相生の小さな肩を抱きしめて、優しく唇と唇を重ね、オレは相生に囁く。
「よく、がんばったな……」
「やだな、せんせい…さんざんしたいって言って困らせたの、わたしのほうなのに……それに、だんだんだけど、痛いのもへいきになってきたし……」
「そうか……」
「それより、もっとかんじたいです。…いま、わたしのなかにいるせんせいの、熱さと感触、それを刻みこんでほしい……」
オレは少しためらったが、じっと見つめてくる相生の瞳には勝てなかった。
「無理そうなら、きちんと言うんだぞ?」
「わかって…ますよ……せんせいにはたくさん心配かけたし…むちゃはしませんって」
そうして、オレはゆっくりと腰を動かし始めた。
たっぷりと愛液に濡れた相生の膣内だったが、それでもまだその締め付けはきつく、抜き差しするだけで、大きな刺激や痛みがオレと相生に襲いかかる。
それでも、溶けてしまいそうなほどの相生の内側の熱は他の物には代えがたく、オレは相生に呼吸をあわせながら何度も前後運動を繰り返した。
「…はっ…ああっ……くぅんっ……せんせ……せんせ…の…すごく…あついです……せんせい……っ!!!」
そして、オレと同じ熱をきっと相生も感じていたのだろう。
相生の声はオレが腰を動かすほどに、やがて甘い色が混じり始め、オレの背中を抱く腕にも何度もぎゅっと力が込められる。
次第に細かく息を切らせ、切なげな声を漏らす相生に合わせて、オレもペースを上げていく。
「…っく…ふあっ……あっ…あっ…せんせ……わたしのなか…あつくて…しびれて……っ!」
涙混じりの甘い声に背中を押されて、オレの腰の動きはより深く激しく、相生の熱と感触を求めて止まらなくなる。
突きあげられる度、相生は息を漏らし、全身をビクリ、震わせてから、オレの背中をよりいっそう強く抱きしめていくる。
何度も何度も、抜き差しを繰り返されるオレのモノ。
熱く硬い肉やりに内側からかき混ぜられて、相生の体は内に秘めた熱を増し、そのまま溶けてしまいそうな錯覚さえ覚える。
オレはなるだけ長く相生との時間を味わおうと、今にも射精してしまいそうな昂りを堪えて、幾度も相生を突き上げ、貫き続ける。
「はっ…あっ…やあっ……せんせ…せんせいっ……ひあっ…あはああっ!…ふああああああっ!!!」
涙をこぼし、痛みに打ち震え、甘い声を響かせ、自分自身とオレが与える熱に溺れて、相生が乱れていく。
髪を振り乱し、体を震わせて、幾度と無く甘い口づけを繰り返しながら、オレとの交わりに夢中になっていく。
そして、オレもまた相生との行為にいつしか我を忘れ、彼女の華奢な体を強く抱きしめながら、その奥深くまで愛して……
「せんせ…わたし…わたし…もう……っ!!!」
「相生…オレも…このまま一緒に……っ!!」
やがて大きすぎる刺激と熱の波はオレと相生を圧倒し始める。
体の奥から熱いものが込み上げてくるのを感じながら、より激しく相生と交わる。
潤んだ瞳にただオレの姿だけを映し、オレの事を呼びつづける相生。
突きあげられるごとにその華奢な体の内側で熱量が増大し、ほとばしる刺激と快楽に声も表情も仕草も何もかも、少女の全てが乱れていく。
そして、オレが一際深く強く、相生の体を貫いたのと同時に、限界まで貯めこまれたその熱の全てが相生とオレの中で弾けた。
「ふあああああああっ!!!…せんせいっ!…せんせいっ!…せんせ……せんせい…………っ!!!!…あああああああああああっ!!!!」
全身をビクビクと激しく痙攣させながら、弓なりに反らされた相生の体が絶頂の衝撃に打ち震える。
そして、オレもほとんど同時に……
「出すぞ、相生……っ!!」
「ひああっ!?…あ…せんせいの……あついのが………っ!!」
放たれた白濁は相生の中に収まりきらず、接合部から溢れ出る。
そうして、全ての行為を終えた後もオレ達は互いを抱きしめて離れる事はなく……
「相生………」
「せんせ……」
もう一度、互いの唇を重ねあい、そっと微笑みあったのだった。
190 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/13(水) 16:53:38.87 ID:7P6ORca0
お互いの「初めて」を終えたオレと相生は、行為の熱や余韻が消え去るのを惜しむかのように、しばらくの間、体を寄せ合って過ごしていた。
オレと一つになれた事を喜んでいるのだろうか、相生の表情はとても穏やかで、幸せそうで、何時間でも飽きずにその顔を見つめ続けられるような気がした。
しかし、そんな相生の表情に少しだけ暗い陰が走る。
こいつの事だ、どうせまたオレの事なんか考えて、いらぬ心配でもしてるのだろう。
「どうした、相生?」
「いや、その…先生と一緒になれて…うれしかったんですけど………でも………」
当たりだ。
なんというか、コイツはやっぱり分かりやすい。
「後になって、先生が困ったりするんじゃないかって………先生…やっぱり真面目だから…バレなくても、気にするかもしれないし……」
「そうだな。まあ、教師である以上、色々考えたりする事もないとは言えないな」
「…ですよね………」
「…だがな、相生………」
オレはこの見かけによらず繊細で優しい、最愛の少女に笑いかけて、断言するのだ。
「…迷おうが、悩もうが、何があろうが……今のオレの考えている事は一つだけだ。
相生を幸せにしたい。相生の笑顔をもっと見てみたい………オレの頭の中はもうお前の事だらけだよ。どうしてくれる?」
「あう………先生……」
オレの言葉に瞳をうるませる相生。
くるくると変わる表情がたまらなく愛おしい。
オレは相生の体をぎゅっと抱き寄せて………
「さてと、そうと決まれば将来の事も色々考えておかなきゃな。結婚の時期はどうするか…相生の進路も問題だな…子供は何人欲しい?」
「へ?…え?…け、結婚!?……子供って……!!?」
「夢を描くなら大きく、だ。オレはずっと相生と一緒にいたい。……お前はどうなんだ?」
オレのいささか遠大すぎる将来ビジョンを顔を真っ赤にして聞いていた相生を、横目で見ながら問いかける。
すると………
「はい。……わたしも…先生とずっと一緒に………」
恥ずかしそうに顔を赤らめ、小さな声で……しかしはっきりと、相生はそう答えてくれたのだった。
これでおしまいです。
まあ、出来の悪い教え子と真面目な教師って萌えるよね、とかもっと単純にゆっこ可愛いよね、って話でした。
ただ、高崎先生視点なのでゆっこの描写がちと足りないかとも思ったり。
ともかく、書きたいものが書けて満足でした。
それでは、失礼いたします。
乙!
ところで
>桜井先生の言葉がナイフのように胸に突き刺さる。
「ナイフのように」を「イナフのように」と空目してしまった件
ゆっこ可愛いなぁGJ
194 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/07/14(木) 04:33:25.72 ID:cIXBxwWP
a
195 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/07/15(金) 02:26:42.80 ID:TkeVhiuE
a
保守
197 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/17(日) 00:46:55.15 ID:cNTVn5Ux
ほしゅ
SS書いてきました。
またしても笹原×みさとなお話です。
せっかく夏に突入したという事でネタは海水浴にしてみました。
ガタンゴトン、ガタンゴトン、一定のリズムで揺れる車両の座席で、立花みさとはそのリズムに合わせてこっくりこっくりと体を揺らしながら眠っていた。
しかし、幸せそうな顔で眠りこけるみさとの肩をゆさぶり、起こそうとする人物が一人。
「ん……むにゃむにゃ……何?…まだ眠たいのに……」
「立花みさと、もうすぐ目的の駅だ。そろそろ電車から降りる用意をしておけ」
みさとを起こしたのはみさとのクラスメイトで、彼女の日常を常にかき乱し悩ます存在、そして唯一無二の想い人………
笹原幸治郎はゆっくりと瞼を開けたみさとの顔を覗き込んで少し心配そうに言う。
「大丈夫か?今朝の待ち合わせの時から随分と眠そうだったが……?」
「う、うるさいわね!…剣道部でちょっと疲れてただけ。別に何ともないんだから!!」
「そうか?それならばいいのだが……」
自分が笹原の肩にもたれかかって眠っていた事に気付いたみさとは慌てて笹原から離れ、顔を赤くしてそっぽを向く。
(………全く…誰のせいだと思ってるのよ………)
本当の事など言える筈もなかった。
みさとの眠気の理由は単純な睡眠不足。
ちょうど遠足を翌日に控えた小学生のように、みさとは今日の事を考えるだけでドキドキして昨晩はろくに眠る事が出来なかったのだ。
「見ろ、立花みさと。絶景だぞ?」
「何よ?」
長い長い眠れぬ夜の事を思い出していたみさと、その肩をぽん、軽く叩いて車窓の外を指さした。
面倒くさそうに振り返ったみさとも、そこに広がる景色にしばし言葉を失う。
「…………当たり前の話だが、広いな……自分がどれだけちっぽけな存在かよく分かる…」
「………うん。広い。……それに、綺麗………」
窓の外に大きく広がる二つの青。
晴れ渡った空と、その下にどこまでも続く海。
寄せては返す波がきらきらと日光を反射して輝いている。
そう、これこそが今日の目的地。
みさとと笹原は二人きり、真夏の海へと海水浴へとやって来たのだった。
降り注ぐまばゆい太陽の光、焼けた砂、そして眼前に広がる大海原。
海の家で着替えを済ませたみさとは青空の下、大きくのびをした。
「穴場とは聞いてたけど、ここまでだとわね。流石に今回は笹原に感謝かな」
広々とした海水浴場はその規模の割に客の姿はまばらで、今日は思う存分に海水浴を楽しむ事が出来そうだった。
笹原が言うにはこの海水浴場の近くにもいくつかの海水浴場があり、交通の便の悪いここはちょうどごった返す幾つもの海水浴場の中での空白地帯になっているらしい。
まあ、客の入りが少ない分、海の家などの設備は申し訳程度のものになっているが、シャワーなど最低限のものは揃っているし、近くにはジュースの自販機もある。
食事は前もって海水浴場の状況を聞いていたみさとが持って来た手作りの弁当である。
「……ふむ、よく似合っているではないか、その水着…」
そんなみさとの背後から届いた声。
振り返れば、みさとと同じく水着に着替えた笹原がそこに立っていた。
「あんまりじろじろ見ないでよ?……正直、自分でもちょっと大胆すぎたかな……とか思ってるんだから……」
笹原のストレートな賞賛の言葉に、みさとはいつもの調子で言い返しながらも、頬を赤くしてうつむく。
みさとの水着は白のビキニスタイル。
胸元と腰の横に結えられた結び目がワンポイントとなって、可憐な装いを演出している。
「すまんな。女性のそういう姿をじろじろと見るのは失礼だとは分かっていたが………正直、少し見惚れていた」
「………わかってるならいいわよ。それに、褒めてもらえたのは……嬉しくないわけじゃないし………」
みさとは自分の隣まで歩いてきた笹原の手をきゅっと握ると、恥ずかしさのせいでいつの間にか小さくなっていた声を、気合を入れて大きくして
「……さてと、笹原…朝早くから遠路はるばるこんなとこまで来たんだから、今日はとことん遊ぶわよ!」
「もちろん、そのつもりだ。立花みさとこそ、さっきの電車のように眠りこけていたのでは、せっかくの海水浴日和が泣くぞ?」
「時定高校剣道部の体力を舐めないでよね?…笹原こそ、途中で体力尽きたなんて言わないのよ?」
「…愚問だな。こちらも今日は徹底的に楽しむつもりだからな……それでは、立花みさと…」
笹原がみさとに握られた手を握り返し、彼女を引っ張るようにして一歩前に踏み出す。
「うん。行こっか!」
そうして少年と少女は輝く夏の海へと飛び出していったのだった。
熱い陽射しの下でも海の水はなかなかに冷たい。
平然と海に入っていってるようで、思いの外低い水温に少し驚いているらしい笹原の後ろ姿。
何事にも動じない笹原のそんな姿を見るとついつい嬉しくなってしまうのがみさとである。
足元の海水を手ですくい、勢い良く笹原にぶつける。
飛び散る水しぶきに目を丸くして振り返った笹原だが、みさとの姿を見てニヤリと笑い…
「いいだろう。挑戦を受けようではないか、立花みさと」
「きゃっ……!?」
お返しとばかりにみさとに向けて水しぶきを飛ばす。
「なかなか……やるじゃないっ!」
「そう簡単に負けを認めはせんぞ?」
バシャバシャと二人が立てる水しぶきが空中に高く舞ってキラキラと輝く。
ベタと言えばベタすぎるほどの真夏の海の恋人の姿。
まあ、この二人の場合はじゃれ合いつつも何気に真剣な勝負として楽しんでいる節もあったりするのだが。
ともかく、浅瀬でしぶきを飛ばす二人の姿はイキイキとして、この夏を、海を、満喫しているようだった。
…………まあ、少しばかり熱が入りすぎたみさとが毎度の如くどこから出したか分からない魚雷で笹原を沖合までぶっ飛ばし、
挙句の果てに水平線に高々と煙が立ち上るほどの大爆発を起こした事も、この二人らしいといえば、そうなのだが。
さて、その後、沖合遠くから笹原が戻ってくるまでには、さほど時間はかからなかった。
何故なら………
「笹原、あんた泳ぎも達者なのね」
「小さい頃から何かと泳いで遊ぶ機会が多かったからな」
まだ爆発の影響が残っているのか、多少髪の毛がチリチリしてたりする笹原だが、余裕の笑顔を浮かべ
「こちらでも勝負といくか、立花みさと?」
「望むところよ。あたしだって水泳の授業ではいい成績取ってるのよ?」
対するみさとも笹原の言葉に不敵な笑みを浮かべて応える。
というわけで、今度は笹原からの挑戦を受ける形で水泳勝負をする事になった。
「ゴールは沖にあるあのちっちゃな島でどう?ここからの距離もちょうどいいし」
そう言ってみさとが指さしたのは島というより、岩の塊といった感じの小さな小さな島。
横幅はせいぜい10メートルにも満たない、申し訳程度の砂浜と数本の松が生えている。
そして、二人は沖合の島めがけてまっしぐらに泳ぎ始める。
互いに剣道経験者であるみさとと笹原はどうやら何気に負けず嫌い、ついでに体を動かすのも大好きという事で、こちらの勝負もなかなかに熱いものになった。
基本、海に慣れているらしい笹原が先行するが、みさとはその後ろにぴったりとつけて隙さえあれば抜き去ろうとする。
熾烈なデッドヒートが繰り広げられる中、だんだんと近づいてくるゴールの島。
(くっ……笹原、やるじゃない!…でも、私だってこのままじゃ終われない……っ!!)
ほぼ互角の戦いをしながらも、みさとはあと一歩笹原の泳ぎに及ばない。
この状態を続けていれば勝負は笹原の勝ちになってしまう。
根っからの意地っ張り、立花みさとには、それは許せない事だった。
笹原を抜き去る為、少しばかり早めにラストスパートに入る。
見た目以上に遠かった島までの間を懸命に泳いだおかげで脚はすでにガクガクだが、そこにさらに力を込めて前へと飛び出す。
一気に笹原の横に並ぶと、それに気付いた笹原もスピードを上げる。
しかし、みさとはそんな笹原に今度はぴったりとくっついて、笹原に遅れないよう限界以上の力で泳ぎ続ける。
(よし……このまま…もう少しで笹原を抜いて……!!)
だが、そんなみさとの体が不意に水中でバランスを失う。
(脚をつった?……違う……これ……)
鋭い痛みに気付いたのはその直後、一瞬、筋肉を酷使しすぎて脚をつったのかとも考えたが、痛みの質が違った。
おそらくはクラゲか何か。
この辺りでクラゲが発生するのはもっと後の時期の筈だが、季節外れのはぐれ者が一匹ばかり紛れ込んでいたのだろう。
一度バランスを崩したみさとの体は上下の感覚を見失い、為す術も無く水底に沈んでいく。
ようやく陽の光に照らされた海面を見つけた時にはすでにそこはあまりに遠い場所で、もがき溺れるみさとはただ腕を伸ばす事しかできない。
(このまま………死んじゃうのかな………?)
遠ざかる水面、輝く日の光から遠ざかって冷たい水底へと誘われる感覚は、まるで死神に腕を引っ張られているようだった。
既に体からは力が抜けて、もう助かる術はないと、みさとが諦めかけたとき………
(あ…れ………海面に影……こっちに向かって………)
伸ばした手に暖かいものが触れて、みさとは近づいてきた影の正体を知る。
(…笹…原……?)
手首をぎゅっと掴まれる。
そのまま少しだけ引っ張り上げられたところで、脇の下から腕を回すようにして体を抱えられ、ゆっくりと水面へ。
ざばっと音を立てて水面を突き破ると、目の前には青く広がる空。
そして………
「大丈夫か、立花みさと!?しっかりしろ!!」
(ああ…もう……そんなに辛そうな顔しないの、笹原……あんたがそんなだと………)
必死にみさとに呼びかける笹原の顔を見たのを最後に、みさとは意識を失った。
それから再びみさとが意識を取り戻した時、最初に感じたのは唇に当たる柔らかい感触……
うっすらと瞼を開けると、笹原が自分と唇を重ねて肺に空気を送り込んでくれているのが分かった。
(そっか……私、クラゲに刺されて……溺れて………)
しかし、この様子だとどうやら自分は助かったらしい。
(…ありがとね…笹原……)
触れ合った笹原の唇は優しく暖かい。
みさとはその感触が与える安心感の中、ゆっくりと覚醒しようとして……
「けほっ…かは……っ!!!!」
直後、胸部にかかった強烈な衝撃にむせ返り、一気に飛び起きた。
「おお!立花みさと、気がついたのか!!」
「な…なんとか………」
それまで一心に手当を続けていたのだろう、額に汗を浮かべた笹原の顔がぱっと明るくなる。
みさとが目覚めた場所は二人の競争のゴール地点だった小さな島のさらに小さな砂浜の上だった。
既にゴール間近まで泳いでいたみさとを抱えたまま、元の砂浜に戻るのは無理だったのだろう。
一方のみさとはけほけほとまだむせたりしつつ、先ほどの甘やかな感覚からの落差に心の中で呻いていた。
(……うん…わかってた…わかってたけどね……そりゃあ…人工呼吸と心臓マッサージはセットだよね…人命救助なんだもんね………)
自分を助けるための事と理解していても、キスで目覚める眠り姫のような気分から、一気に突き落とされたような感覚はなかなかにショッキングだった。
しかし、まさかそんな事を思い浮かべていたなどとは言えず、うつむいたまま呼吸を整えていると、笹原が心配そうに顔を覗き込んできた。
「やはりまだ苦しいか……済まなかったな、立花みさと……」
「べ、別にもう大丈夫よ……それより、なんであんたが謝るの?お礼を言うのは私の方じゃない」
だんだんと呼吸が落ち着いてきたみさとは、笹原の顔に浮かぶ申し訳なさそうな……何か辛そうな表情に気がつく。
「本当、今回ばかりは感謝してもしきれないわよ。私が溺れた辺り、結構深かったし、本当に危ないところだったから……」
「そうだな。危険だった…もう少し早く気付くべきだった。……海水浴だと何だと、少し浮かれすぎていたようだ……」
「………どうしたのよ、笹原?…何だかさっきから様子が変よ?」
傍目から見れば平静を保っているように見えただろうが、みさとには分かった。
伊達に笹原の事を見続けてきた訳ではない。
いつになく沈んだ様子の笹原にみさとは語り掛ける。
「さっきも言ったけど、私を助けてくれたのは笹原なのよ?どうしてその笹原が……」
「立花みさとが溺れているなら、助けるのは当然だ。………だが、私がもっと注意していれば、その助ける行為そのものが必要なかった…危ない目に遭わせずに済んだ」
みさとの言葉に、笹原は淡々と反論する。
「そもそも、島まで泳ぎで競争などと迂闊だった……立花みさとが海に慣れていないのを知っていたのに…」
「島をゴールにしたのは私でしょ?それに、溺れたのは足をつったとかじゃなくて、ほら……」
みさとは自分の脚に残るクラゲの刺した痕を笹原に見せて
「私が溺れたのは全部コレのせい。別に無理な距離とかじゃなかったのよ?…まだこんな時期にくらげが出るとも思わないだろうし…」
「そうだったのか…私はてっきり……しかし、それでも……」
みさとから溺れた理由を聞かされても笹原の暗い表情はまだ晴れなかった。
そのまま二人はどちらともなく黙りこんでしまう。
(……どうしちゃったのよ、笹原……らしくないでしょ……?)
うつむいた笹原の横顔を見つめながら、みさとは少し考える。
もし、溺れたのが自分ではなく、笹原だったとしたら?
相手はクラゲだ、入念な準備体操も役には立たない。海中で刺されて、バランスを崩せばおしまいだ。
しかし、たとえ不可抗力だったとしても、きっと自分は責任を感じてしまうのではないだろうか?
自分が一緒に泳ごうなどと言わなければ…そう考えて、自分を責めさいなむのではないか?
それが、何よりも大事な相手であればなおさらに…………。
(そっか……笹原も、同じなんだ……)
心中呟いて、みさとは改めて笹原の方に向き直る。
さっきはみさとが危ないところを助けてもらったのだ、ならば今度はこっちの番だ。
「ねえ、笹原……」
「…?どうした?」
呼びかけられて、俯いていた顔を上げた笹原、みさとはその手首を握る。
「……さっき私が溺れた時も、こんな風にして助けてくれたよね、笹原」
「……ああ」
「やっぱりね、私あの時怖かった。上も下も分からなくて、息が出来なくて、このまま死んじゃうって、そう思ってた」
みさとは思い出す。
みるみると広がる海面との距離に比例して、心の中を恐怖と絶望が覆い尽くしていくあの感覚。
「でも、あの時笹原に手首を掴まれて、来てくれたんだって分かって……そしたら、そんな怖さも全部吹っ飛んでた」
「溺れている時は大概そんなものではないのか?助かると思えば、怖さも何も……」
「違うわよ」
笹原の言葉に、みさとは大きく首を横に振ってみせる。
「保健の授業とかで習った事ない?普通、溺れた人を助けようとするのは、とても危険な事なんだって。
溺れてる人間は苦しくて怖くて、自分が助かるのに必死だから、助けに行った人に無我夢中でしがみついて、逆に相手まで溺れさせちゃう事がたくさんあるの」
「確かに、聞いた覚えがあるな」
「でも、私は違った」
みさとは笹原に優しく微笑んで、彼の手首を握った手の平にきゅっと、愛おしげに力を込めた。
「笹原が来てくれた、それが分かっただけであの時の私は安心できた。あの時の私はきっと、笹原じゃなくちゃ助けられなかった………」
「立花…みさと……」
「だから、ほら、そんならしくもないしょぼくれた顔はやめなさいって言ってるの。あんたが私を助けてくれたのよ……必死に、命を懸けて」
みさとの言葉が固く閉ざされた氷を溶かすように、ゆっくりと笹原の胸に染み渡る。
やがて、みさと曰く「らしくない」笹原のしょぼくれ顔にほんのりと優しげな笑みが浮かんで………
「すまんな、ありがとう、立花みさと……」
「だからお礼を言うなら私の方って言ったでしょ?助けてくれてありがと、笹原」
笹原の手首を握ったみさとの手の甲の上に、彼の手の平がそっと重ねられる。
みさとはその温もりを愛しく感じながら、笹原に笑みを向け、そう言葉を返したのだった。
という訳で、笹原もいつもの調子を取り戻し、二人は海水浴場沖合の小島の小さな小さな砂浜でゆったりと休んでいた。
ちょうど良い具合に松の木の影の下、通り抜ける涼やかな潮風が心地良かった。
「先ほど溺れたばかりでまだ体力も十分戻っていないだろう。その内引き潮になれば海も浅くなるだろうし、戻るのは十分に休息してからだな」
「うん。……それに、ここであんたと二人っきりってのも……その…悪くは…ないしね……」
そして、自然と寄り添い合うみさとと笹原の手の平は砂の上で重ねられている。
二人は島を囲む砂浜の中でも海水浴場に面した側とはちょうど反対に移動しており、目の前に広がるのはただただ青い空と海ばかり。
「ああ……そうだな……本当に二人きりという感じだ……だが……」
不意に重ねられていた笹原の手の平がみさとの手の上から離れ、みさとの肩にそっと回される。
「…私にとってはこれ以上は望むべくもない。……立花みさとさえいればな…」
「ふふん……言ってくれるじゃない」
高さも幅も数メートルしかない小さな島、だが、そこにいるだけで二人は満たされていた。
みさとと笹原にとっては互いの隣が、噛みあったパズルのピースのように、他に替える事の出来ない唯一の場所だと、そう思えていた。
いつものように騒がしい日々の中でも、今のように静かな時間の中でも、隣に彼が、彼女がいる事がいつの間にか当たり前になっていた。
そして、みさとも笹原も、それをこれ以上なく幸せな事だと感じていた。
「……ね…笹原………」
恥ずかしげに唇をさし出して、みさとがキスをねだる。
笹原はそれに応えて、そっとみさとの唇に自分の唇を重ねる。
静かな静かな一時。
聞こえるのは寄せては返す波の音と、互いの鼓動が刻むリズムだけ。
さんさんと降り注ぐ夏の太陽の下、それでもまだ熱が欲しいとでも言うように、二人はぎゅっと抱きしめあう。
水着のまま、素肌を触れ合わせる二人の熱情は否応なく高まってゆき
「…あ……ん…笹原ぁ……このまま…ここで……」
甘えたような声で、みさとが囁く。
「……私は構わないが……体は大丈夫なのか、立花みさと……?」
「うん………もうだいぶ楽になったから……それより今はもっと笹原と触れ合ってたい……」
上目遣いに発したみさとのその言葉に、同じくみさとを求めずにいられない笹原が逆らえる道理はなかった。
「わかった。…だが、あまり無理はするな…」
笹原の言葉にみさとが小さく肯いて、二人の行為はさらに強く、熱く、互いを求め合って深化していく。
「しかし、やはり似合っているな、立花みさと……」
「…なるほど、こういうのがあんたの好み…なんだ……あっ…ひあんっ!?」
純白のビキニのみさとの肌の上を笹原の指先が滑る。
胸と腰回り以外の肌を無防備にさらしたみさとの体を、笹原の手がなぞり、撫でて、時にキスを落とし、縦横無尽に動きまわって刺激の虜に変えていく。
さらには指先にそっと唇が触れたかと思うと、そのまま這い登るように笹原の舌がみさとの腕を舐め上げてゆき……
「潮水に濡れても、やはり立花みさとの肌は甘いな……」
「…や…ばかな…こと…いってんじゃないわよ……ひあああああっ!!!!!」
首筋に、鎖骨に、背中に、腕に、脚に、笹原の手が、舌が振れて撫でては再び離れ、別の場所を愛撫する。
笹原の責め手はその三つだけの筈なのに、神出鬼没に刺激を与えられる場所を変えられて、みさとはまるでいくつもの手や舌に弄られているような気分を味わう。
内股をなぞるこそばゆさに体を震わせた直後、背中にキスの雨が降る。
あらゆる場所から迫り来る快感の波にみさとの心と体は次第に翻弄されてゆく………。
「ふあっ…や…ひゃああっ!…あ…はぁ…はぁはぁ…ああんっ!?…ふあっ…や…むねにまで……っ!?」
そうしてみさとの肉体がだんだんと火照り、息遣いも荒くなり始めた頃、笹原はビキニのトップをずらし、瑞々しい果実のようなみさとの乳房に触れた。
みさとの胸の先端では、既にここまでの愛撫で興奮し、体が熱を持ち始めた影響だろう、薄桃の乳首がピンと張り詰めて存在を主張する。
笹原は手の平でみさとの乳房を包みこみ、むにむにと手触りを楽しむように揉みながら、固く立った乳首をくりくりと指先で責め立てた。
「…あふっあっ……や…ひうぅうううっ!!?…やあ…おっぱい…ビリビリして……ひあああああんっ!!!?」
乳房を巧みな指使いで愛撫し、乳首を押しつぶされ、弾かれ、撫でられ、擦られ、胸全体から駆け上ってくる電流のような刺激にみさとはあられもなく声を上げる。
そして、胸への愛撫に完全に意識が集中した状態のみさとの心の隙を突くかのように、笹原の舌先がみさとの耳たぶのふちをなぞり……
「………っ!?…ひゃうん…っ!!」
驚きの声を上げるみさとが事態を認識するよりも早く、耳たぶは笹原の口に甘噛みされながら、口の中で舌によって徹底的に責められてしまう。
耳たぶの凹凸に合わせるように舌先を使ってくまなく舐め上げ、力の強弱を変えてみさとに最大限の快感を与える。
息も絶え絶えのみさとの耳からようやく笹原の唇が離れ一息つこうとすると、再び胸への強い責めが……。
みさとは笹原の与える快感の前に逃げ場もなく、ただ声を上げ、身をくねらせる事しかできない。
「…っは…あ……ささはらの…へんたい……きょうはいつにまして…あんっ!?…いやらしくなってるんじゃないの?…ひゃあんっ!!」
「…確かに…少し自分を抑えきれなくなっているような気はするな……そうするには、今日の立花みさとは魅力的すぎる……」
「…だから…そんなはずかしいこと…いわないで…って……ああ…っく……や…だめ…そんなされたら……っ!!」
両乳房と耳たぶ、そこから少し下がって首もとまでを一気に強く責められて、みさとの声が一際大きくなる。
背中を弓なりに反らせてビクビクと体を震わせ、快感のままに甘い悲鳴を上げ続ける。
既にみさとの心と体は膨大な快感の前に決壊寸前のダムのような状態だ。
笹原はそこでついに、目標をみさとの下腹部に据えて……
「…や……今、そっちまでされたら……!!」
胸元からつーっとお腹の上に人差し指を滑らせて、わざとみさとにも分かるようにゆっくりと指先を彼女の秘所へと近づけていく。
今のみさとにはその指先の動き、なぞられる感覚すらもがたまらない快感であるらしく……
「ひゃ…ああっ……ふああっ!!」
あられもない声を上げて身をよじるみさとの体を、笹原のもう片方の腕がぎゅっと抱き締める。
体を包み込むその暖かさに少し安心を覚えたのか、みさとは全てを笹原の指先に任せて……
「……っ!?…ふあ…はああっ……やあ…こんな……すご……はうぅうううんっ!!!?」
そしてついに、ビキニのボトムの方に笹原の指先がもぐりこみ、みさとの密やかな割れ目を見つけると、蜜で濡れたその入口を丹念に撫で始めた。
「……っ…ああっ…ひあ…ささはら…ささはらぁ……」
「……立花みさと……」
秘所への愛撫を続けながら、二人は互いを呼び合い、情熱的に唇を重ね合わせる。
上では唇と唇が貪りあい、舌と舌がからみ合って互いを味わい、下の方では笹原の指先が割れ目の浅い部分をくちゅくちゅとかき混ぜてみさとにたまらない快感を与える。
みさとの耳にはくちゅくちゅと自分の秘所から溢れでた蜜が立てる淫らな水音が届いて、恥ずかしさと裏腹に興奮を高める。
さらに、笹原の指先はみさとの秘所近くぷっくりと立ち上がったピンク色のクリトリスを見つけると……
「…ひゃああああっ!!…だめ…そこ……そんなつよくされたら…あ…はああああっ!!!」
包皮を剥かれ無防備になったピンクの真珠は笹原の指先に摘まれて、指と指の間で転がされ、擦られて、
快感神経の塊である敏感すぎるその部分から凄まじい快感がみさとの体を駆け上る。
さらに、笹原は余った指でみさとの秘所を徹底的にかき混ぜつづけ…………
「あ…だめ……も…これ…いじょ……ああっ…ふああああああああああっ!!!!?」
ついに一際大きな声を上げて、みさとの体を絶頂が駆け抜けていった。
絶え間ない責めによってすっかり呼吸は乱れ、快感の余韻にビリビリと震えるみさとを笹原はぎゅっと抱きしめて、額に優しくキスを落とす。
206 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/17(日) 17:58:59.52 ID:WBJKpBz4
みさとはそんな笹原を快楽の涙に潤んだ瞳で上目遣いに見上げて
「……ささはら……あ、あんたのせい…なんだから……もう体…熱くてとまれないの……だから…ささはら……もっと………」
「もとより私ももう…立花みさとを抱かずにはいられない……もう立花みさとしか見えない……」
「あ……ささはらぁ………」
甘く蕩けた声でねだるみさとに、笹原も熱情に浮かされた瞳で彼女を見つめ返し、再び熱く強くキスを交わしながら自身の大きくなったモノを取り出し
「……しかし、私も幸せ者だな。…こんな風に愛する者と心ゆくまで時間をすごせるとは……」
「…べつに…あんただけじゃないわよ……わたしもうれしい…すごく………」
互いに言い合ってから、二人は微笑みあい、そして水着の布地をずらされて露になったみさとの秘所に笹原のモノが触れて
「いくぞ、立花みさと……」
「きて、ささはら………」
ずぶり、蜜に濡れたみさとの膣内を笹原の熱く硬い肉の槍が貫き通す。
みさとの膣壁は笹原のモノをぎゅっと締め付けながらも、しとどに溢れる蜜が潤滑油となり、激しく擦れ合う粘膜がみさとと笹原に凄まじい快感を与える。
「……っく…立花みさと……」
「…ひあ…あああっ!!…や…すごすぎる…ささはらの…わたしのなかであばれて……ふあああああっ!!!」
笹原がみさとの奥深くまで突き上げる度、彼女の頭の中で快感は白い火花となり思考が、意識が吹き飛ばされる。
子宮口の辺りに激しく叩きつけるように、何度も何度も、繰り返される前後運動。
快楽の嵐の中でただ翻弄されるばかりのみさとは、無我夢中のまま笹原の動きに自分の腰の動きを同調させて
より大きな快楽を、熱を、愛しい人との一体感を得ようとする。
「…はっ…っく…はうぅうう……ささはらっ…ささはらぁああああっ!!!」
必死に呼びかけてくるみさとの声に応えるように、彼女を抱き締める笹原の腕にもぎゅっと力が込められる。
何度も繰り返し、どこまでも激しく、もはや快感と体を燃やす熱の判別がつかなくなってもひたすら貪欲に二人は腰を動かし互いを求め続ける。
さらに、笹原は時折体勢を少しずらしては、挿入する角度を変えて見せた。
すると、自ずから擦れ合う部分も、その強さも変化して、突かれる度に変わる快感の色にみさとはさらに乱れていく。
「…っあ…ああああっ……ささはらぁ…きもちいいっ!!…わたし…きもちいいよぉおおおっ!!!!」
ぽろぽろと大きすぎる快感に涙を零し、それでもひたすらに笹原を求めずにいられないみさとの姿に、笹原の興奮も高まる。
腰使いのスピードや角度に変化を持たせながら、よりみさとが、そして笹原自身が、二人の間で共有される快楽が大きくなるよう、彼もさらに行為に没入していく。
抜き差しされる度に二人の結合部からこぼれ出る愛蜜はしとどに溢れて砂浜に小さな水たまりを作るほどになる。
繰り返されるキスの度に交換される唾液が、溢れる涙が、体を濡らす汗が、交わりあった部分から溢れる蜜が、
二人の熱を伝え合って一つにし、やがてみさとも笹原も自分と相手の境界が分からなくなるほどに感覚が溶け合っていく。
それでも、確かに互いの腕の中にある愛しい人の存在はより鮮烈に、二人はそれだけを求めて行為を加速させていく。
「……立花…みさとぉ……!!」
「…ああっ……ささはらっ!…ささはら!!…ささはらぁああああっ!!!!」
互いを呼び合う声に震える鼓膜さえもが熱い。
この体を全て溶かしてしまいそうなほどの熱と快楽をさらに超える勢いで、愛しさが燃え上がりお互いを抱きしめずにはいられなくなる。
爆発しそうな心臓、酸素を求めてあえぐ肺、しかし二人は呼吸すら忘れて唇を重ねあい、夢中のキスを交わし続けた。
既に二人の神経は快感のあまりに焼ききれそうな程なのに、交われば交わる程にその熱量は天井知らずに上昇していくようだった。
みさとはそんな荒れ狂う快楽の大波にもはやまともに思考をつなぐ事すら出来ず、ただぎゅっと笹原の背中を抱きしめて、さらなる快楽の高みへと上り詰めていく。
「…ささはら……ふああ…ささはらぁ!!!…すき…なのぉ……すきっ…だいすきだよぉおおおおっ!!!!」
「…私も……私もだ、立花みさと…私にとって…立花みさとだけが………」
快感と熱に全てを溶かされた二人の中に残ったのはただお互いを見つめ、求める強い意思のみ。
みさとと笹原は愛の言葉を交わしあいながら、さらに強く、激しく、腰を動かし、粘膜と粘膜を擦り合わせて快楽の嵐の中で互いの背中を強く強く抱きしめあう。
熱が、快楽が、熱情が、全てが臨界を超えて高まっていく中、ついに二人にも限界が近づき始め………
「……そろそろいくぞ…立花みさと……っ!!!」
「うん…いっしょにいこう…ささはら…ふたりで…いっしょに……っ!!!!」
クライマックスめがけてさらに激しくなる二人の交わり、加速する前後運動。
快感が、熱が体中を駆け抜けて、全身を貫き、心は熱情と愛しさの中で限界を突破する。
そして、最後の瞬間、抱きしめあう腕に絶対に離すまいとばかりにぎゅっと力を込めて、二人は絶頂へと昇りつめる。
「………立花みさと……っ!!!!!!!!」
「あああああっ!!!…ささはらっ!…ささはら…ささはらっ!!!…ささはらぁああああああああっ!!!!!」
絶頂は雷のようにみさとを貫き、全身がガクガクと痙攣する。
しかし、魂すら吹き飛ばされそうな絶頂の中でもみさとに恐れはない。
自分をしっかりと抱きしめてくれる腕の力強さ、優しさを感じながら、彼女は幸せな気持ちの中で絶頂を迎えた。
そして、笹原も己の中でギリギリまで貯めこまれていた白濁をみさとの中に放ち……
「ふあ…あ…あつい……ささはらの…わたしのなかにでてるよ………」
その熱が体の内側で波打ち接合部から溢れるのを感じながら、みさとは涙で濡れた瞳で笹原を見つめ
「笹原……愛してるわよ…」
「…立花みさと………」
柔らかな唇を笹原の唇に重ねたのだった。
それからしばらく後、島の砂浜で寄り添いあったまま時間を過ごしたみさとと笹原は、ちょうど潮が引き始めた頃合いを見計らって元の海水浴場へと戻った。
今度はどちらかが溺れてもすぐに気付けるよう、二人近くに寄り添いあったまま砂浜まで泳いでいった。
その後も二人は飽きる程に泳ぎ、遊び、みさとの弁当に舌鼓を打ち海水浴をたっぷりと堪能した。
そして、あっという間に時間は過ぎて、空は茜色に染まり、みさとと笹原は二人、帰りの列車の車内。
隣り合った席に座った二人の内、よほど疲れたのだろうか、みさとはすっかり眠りこけて、朝のように笹原の肩に寄りかかっていた。
笹原はその幸せそうな寝顔を見つめながら、みさとが溺れた直後、責任感から自分を責めていた彼に、みさとが掛けてくれた言葉を思い出す。
『笹原が来てくれた、それが分かっただけであの時の私は安心できた』
『あんたが私を助けてくれたのよ……必死に、命を懸けて』
その声を思い出すだけで、笹原の胸の内には暖かな気持ちが溢れ出る。
「私が助けた、か……しかし、それはこちらも同じだ。立花みさとの言葉に私も救われた………」
そっと髪を撫でてやると、みさとは少しくすぐったそうに体をよじり、それから幸せそうな寝顔のままより笹原の体に密着してくる。
「それに、助けに行った私を見て安心したというなら、それは私だけの力ではない。立花みさとが私を信じてくれたからこそ……」
笹原は瞳を閉じて小さくつぶやく。
「幸せ者だな、私は………」
それから、笹原はふいにあくびを一つ。
どうやら疲れていたのはみさとだけではないようだ。
気怠く全身を覆う眠気を感じながら、笹原は考える。
このままみさとと寄り添い合って眠るのが良いか、それとももう少し起きたままみさとの寝顔を見つめ続けるのが良いか。
「参ったものだな、どちらも魅力的すぎる選択肢だ」
呟いて、笹原は苦笑する。
いずれにせよ、二人が降りる駅までまだまだ相当な時間があった。
考える時間ならばいくらでもある。
それに何より、こうしてみさとに触れているだけで幸せなのだ。
何も慌てる事はない。
そうして、夕日に赤く染まった列車の中、笹原はしばらくの間、この幸福極まりない二者択一に頭を悩ませる事にしたのだった。
というわけでお終いです。
何というかあらゆる方向にベタな感じですみません。
しかし、ベタだからこそこなしておきたいネタもあるという事で。
そういえば、みさとの水着の色が以前書いたバニーネタに続いて白。
どうも私はみさとと白の組み合わせが好きみたいです。
本編だと暖色系のロングスカートとか着てるのですが……
ともかく、今回もたっぷり楽しんで書かせていただきました。
それでは、そろそろ失礼いたします。
GJ!もう結婚から子作り育児あたりまでとことん書いちゃってくださいよw
GJGJGJGJ!!!!!
ゆっこは目覚めるとそこが東雲研究所であることに気づいた。
・・・私、なにしてるんだったっけ?
すこしづつ意識がはっきりしてきた。
だんだん思い出してくる。
----放課後----
今日は珍しくなのちゃんから家に遊びに来て、と誘われた。
はかせが会いたがっているようだ。
ついでになのちゃんが夕ご飯も作ってくれるとのこと。
なのちゃんは昼間のお弁当も欠かさず
自分で作っているらしく、
味見(つまみ食い)したらとっても美味しい。
ちょっと楽しみだ。
・・・明日は休みだし、泊まっちゃおうかな?
母に電話をして「クラスメートの東雲さんちに泊まる」と
連絡もした。
実はなのちゃんも私の家に遊びに来たことがある。
はかせと阪本さんも一緒に。
母は、礼儀正しいなのちゃんとかわいいはかせと阪本さんのことを
気に入ってくれており、
「騒いだりして迷惑かけちゃだめよ」と言って了承してくれた。
夕食はなのちゃん特製のエビグラタン、
そして付け合せのパンとサラダ。
正直、そこらのレストランよりよっぽど美味しい。
はかせちゃんはオムライスをグラタンの要領で焼いた
オムライスドリアを美味しそうに食べていた。
「そのドリアおいしそうだね・・・ちょっとちょうだい!」
オムライスドリアをはかせが了承する前にスプーンで
すくって食べた・・・これも美味しい!
はかせが「ゆっこがとった〜!!」とむくれたので
「ごめんごめん、グラタンも食べてみる、おいしいよ〜!」
といって差し出したら・・・・
「・・・いらない」と言った。
あれ・・・いつもなら取るのに?
しかし・・・なんだか・・・眠い。
勉強しすぎ・・・なわけないか。
満腹に・・・なったせいかな・・・。
なのちゃんの手料理を食べ終わった直後
そこで私の意識は途切れてしまった。
目覚めると、東雲研究所のおそらく「寝室」に
いることに気が付いた。
起きようとするが、体が動かない!
拘束具のようなもので
手足を拘束されている。
襖が開いて、はかせが入ってきた。
「・・・あの〜はかせちゃん。
いたずらはいいけど、これはちょっときついよ〜。
外してくれないかな〜」
はかせはその希望をあっさり拒否した。
「ゆっこ、ごめんね。今からちょっと観察するから
じっとしててね」
「観察ってなにを?」
「ゆっこのね、あそこをみせてほしいの」
恐ろしい予感がするが聞いてみた。
「あそこって?」
「ゆっこのパンツの中。」
「・・・ど・・・どうして?」
「なのをつくるとき、外見はニンゲンに見えるようつくれたけど
おしっこの穴とうんちの穴とちがう
もう一つの穴が作れなかったの。」
「・・・!!!」
「なのをニンゲンに近づけてあげたいけど
さすがにあそこは簡単につくれないから
サンプルをみせてほしいなーって思って」
そんな・・・恥ずかしいことできない!
「なのには睡眠薬は効かないから
このスイッチで動きは止めてるの。
これで改造の準備はできたよ」
よく見るとなのちゃんは遠くを見つめたまま
動いていない。
「じゃあ催眠薬をグラタンにいれたのね!!
なのちゃんも・・・一緒に・・・こんなことを?」
なのちゃんが私を罠にはめたの?
ひどいよ・・・。
「ちがうよ、なのは何も知らないよ
はかせがなのをつくったんだから、
ちゃんとニンゲンにしないといけないんだよ」
マッドなはかせいいね、続きあれば読みたいな
「えっ、はかせ、今なんて言いました?」
「だから〜、ゆっこと遊びたいから連れてきてってゆったの」
はかせから、私の友達に会いたいと言われたのはたぶん初めてだ。
「ね〜、お願い、ゆっこ連れてきて〜」
はかせがこんなお願いをするとは珍しい。
思えば、私が学校に通いだしてさみしい思いをさせたかもしれない。
それに相生さんは私のことを理解してくれる大事な友達だ。
「・・・わかりました。相生さんに聞いてみますね。」
「ねえねえなの、今日じゃダメ?」
相生さんにも都合があるだろうし・・・一応聞いてみるか。
「はかせ、相生さんにも用事があるかもしれません。
今日がだめなら別の日に約束しますから。」
「・・・ん〜、ゆっこがだめなら別の日でもいいよ。」
そして登校。
相生さんを誘おうとしたが、意外と勇気がでない。
放課後になってようやく話すタイミングをつかんだ。
「あ・・・相生さん、ちょっといいですか」
「ん?なのちゃんどしたの?」
はかせが遊びにきてほしいと言っている旨を説明した。
「ちょうどよかった、今日はみおちゃんも麻衣ちゃんも
用事があって先に帰ってったんだよ。
いくいく〜!!」
「急なのにごめんなさい・・・あっ、よかったら晩御飯
うちで食べていきませんか?」
「そんな、悪いよ〜」
「私、料理はその・・・得意ですから。
今日はグラタンですけど、あ・・・それとも相生さんの好きなもの
作りましょうか?」
「じゃ、お言葉に甘えちゃおうかな。
私、グラタンだいすきだよ、グラタンにしよ!」
「それとさ、明日休みだしなのちゃんち泊まっていいかな?」
相生さんは家に泊まることになった。
友達をよんでご飯一緒に食べて・・・楽しいなぁ・・・。
「はかせ、ただいま帰りました」
「あ、なのお帰り〜、あっ、ゆっこだ〜!!」
「はかせちゃん、今日はいっぱい遊ぼうね、
・・・そして、なんと・・・・・
今日はここに泊まることになりました!!イエイ」
「ゆっこ、今日泊まるの!!??」
はかせは満面の笑顔を浮かべている。
よかった・・・相生さんがきてくれて。
はかせもこんなに喜んでるし・・・
「私、晩御飯の支度しますので
相生さんゆっくりしててくださいね。」
「あ、なのちゃん私も手伝うよ」
「え〜ゆっこ遊ぼうよ〜」
「ふふ、相生さん、はかせとあそんでもらえませんか?」
夕食準備しなくちゃ・・・。
オーブンからいい匂いがする。
グラタンが焼けるころだ。
チン!!
「うん、美味しそう、成功かな」
今日はちなみにはかせだけ別メニュー。
「いただきます!!」
はかせはオムライスドリア、
私と相生さんはエビグラタン。
はかせも相生さんも喜んで食べている。
しかし・・・相生さんの様子が変だ。
とても眠いと言っている。
満腹に・・・なったから?
食べ終わるのと同時に
「ごめん・・・おやすみ・・・」
と残して相生さんは寝込んでしまった。
GJです!
幸せそうななの視点が辛いというか何というか
この後、ゆっこがはかせに調べつくされた姿を見て絶望しちゃうとか見てみたい……というのは贅沢なお願いでしょうか?
「相生さん、大丈夫ですか?!」
相生さんは深く眠りについたようで
少々ゆすっても起きない。
どうしよう・・・とりあえず布団に寝かせよう。
相生さんを背負ってなんとか寝室へ寝かせる。
「はかせ、相生さんの様子おかしくないですか?」
「え〜疲れて寝てるんじゃないの?」
「はかせと遊ぶつもりで来てくれたんですよ?
まだ7時半くらいだし・・・もう寝るなんておかしいです」
「はかせ、相生さんになにかしたんですか?」
・・・はかせのいたずらじゃないのかと思ったので
聞いてみた。
「・・・えっ、なにもしてないよ?」
目が泳いでる。はかせがなにかしたみたいだ。
「もう、はかせ、いたずらでもやっていいことと
悪いことがありますよ。」
友達になにかやったのなら、たとえはかせでも
厳しく言わないといけない。
「だって阪本が・・・」
お決まりの言いわけだ。
「やっぱりはかせのいたずらなんですね!
相生さんに何したんです?」
「・・・のためだもん」
よく聞こえなかった。はっきり言ってくださいとつめよった。
「なののためなんだもん!!」
そう言って手元のスイッチを押した。
私の体はそのあと動かせなくなった。
なのちゃんは関係ないと聞いて
ちょっとだけ安心したが
事態はなにも解決していない。
なのちゃんは私のほうを向いて横になっているが
その眼は時間が止まったかのように
遠くをみているように見える。
ねじのある背中は私からは見えない。
拘束具はどうあがいてもはずせない。
「お願い、はかせちゃん、やめて・・・」
「必要なデータを取るだけだからね、
早く終わらせるから!ごめんね。」
「一応全部服を脱がせるからね。」
はかせは大の字に拘束された私を
見下ろしていった。
四肢を拘束しているため服を脱がすのは難しい。
「ちょっとまって」と言って
部屋から一旦出て行った。
「なのちゃん、ね、なのちゃん起きて!!」
横たわるなのちゃんに話しかけるが反応はない。
「なのちゃん・・・」
そうこうしているうちにはかせが戻ってきた。
はかせは手にあるものを持っている。
それは・・・はさみだった。
「い・・いや、お願いやめて!!!」
夏の制服の上半身から切り刻まれた。
チョキチョキ・・・
気に入っている時定高校の制服が無残な姿になっていく
上半身はブラだけになってしまった。
飾り気のない純白のブラジャーだけに・・・
続き来てた!
はかせの純粋すぎるゆえの怖さがいいですな
「スカートも脱がなきゃね。」
はかせはスカートもはさみで切ってしまった。
残されているのは
ブラジャーとパンティーだけになってしまった。
「はかせちゃん、こんなの嫌だよ・・・
こんなことやめて遊ぼうよ、ね。
お絵かきしよ、それとも紙相撲する?」
「ゆっこ、もうあきらめておとなしくしてよ。」
可愛い表情と舌足らずな声・・・
いつものはかせと変わらない。
でも、何か怖い・・・なのちゃんのためだから?
いくらなのちゃんのためでも
こんな恥ずかしいことはできない・・・。
「さーゆっこ、残りのも取っちゃうよ」
ブラにはさみをいれた。
おっぱいの谷間のあたりをチョキンと。
「ああっ!!」
ゆっこの胸は白日の下に
さらけ出されてしまった。
大きくはなく小ぶりだが
形は悪くない。
その頂上には
初々しい色の乳首で飾られている。
両手で隠したいのに手は動かせない。
必死で手を動かそうとするが
どうにもならない。
「おっぱいはなののほうが大きいかんじだね。」
「・・・〜〜っ!」
恥ずかしくて言葉にならない。
「ゆっこ、ちょっとおっぱい吸ってもいい?」
「え、ちょ、な、なに!?」
「なののおっぱいも改良のよちがあるかもしれないし。」
はかせが顔を胸に近づける。
次の瞬間、電気が走るような感触にビクッととなった。
「・・・・あんっ!!!」
はかせのかわいいくちびるが乳首を口にしたのだ。
声なんか出したくないのについ・・・、
この感覚はいったい?
恋だよ恋
一方、同時刻。
「バディー! こんな夜中にどこ行くんだよーー!!」
「ヘッ、ヘッ、ヘッ」
何か使命感に取り付かれた犬が走っていたという。
225 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/26(火) 19:16:18.62 ID:cvSjahN/
どうでもいいな、ていうかウザい
バディだけじゃなくてこの話全部。
テンポ悪いし、性格ねじ曲げすぎだし。
俺は駄目だとは思わないけど、途切れ途切れに投下しなくても、ゆっくり書きためて完成してからでいいと思うよ
こっちはあせらず待ってるから落ち着いて書いてほしいな
キャラをある程度自分で解釈してみるのは二次創作の楽しみでもあると思うし
正直、俺も投下タイミングだけはまとめた方がいいと思った。
コテやトリップ、タイトル無しだから、万が一他人と一緒に、とした時に混乱を招く危険もあるし。
だけどキャラの性格の歪み方については、やはり書き手の自由に任せる部分だと思う。
あからさまに男キャラが女言葉で喋るとか、真逆な性格をしているとかのレベルでも無い限りは…
ま、仮にコレが実現したって、書き手に感想で不満を言えば、それで済む、終わる話だけどね。
228 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 09:14:52.79 ID:82Mz9dn1
あい、 了解しました。
ちと勉強不足でしたかも。
229 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/29(金) 00:57:26.36 ID:G1IzyZ1m
かそ?
ここは半年〜1年くらい1レスもなくても残ってる実際の過疎スレがある板だから問題ない。
…日常、ゲームを買ったはいいが、ジャンルがADVなのに、なんで連打で指を痛めてるんだ俺…
しかも、最初はゆっこかみおを攻略しようとしてたのに、何故か初エンディングは阪本END。で、次は姫(フェイ国の)END…
これが俺の日常か。
231 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 23:54:26.24 ID:xXFSz75i
昨日から
連打のしすぎで
筋肉痛
ほしゅー
ホシュなのたん乙!
阪本可愛い
超可愛い
可愛い
ほしゅー
山羊に乳搾りがあるなら、立花の乳を搾る笹原がいてもいいじゃないか
笹原からのボランティア精神ですね
238 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/17(水) 00:04:14.77 ID:/Wmi4iqk
ボランティアか?
藤林丈司は裏切り者
誰かちゃんみおとゆっこが愛し合ってるssを(ry
ちゃんみお「休み時間なのに2人がいないから探しに行ったら、屋上でゆっこが麻衣ちゃんにレイプされてた」
242 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/23(火) 15:25:37.00 ID:z2y9RWFP
なの「はかせ、セックル機能付けてくれるって言ったじゃないですか!?」
博士「うしし。もう付いてるよ」
なの「え?」
博士「バターを塗って、坂本に舐めてもらえばいいよ」
坂本「俺はバター犬かよ!」
なの「坂本さん・・・」
坂本「そんな目で見るな」
なの「だめでしょうか・・・?」
坂本「ま、まあ娘がそう言うんなら・・・」
東雲家は今日も平和である。
はかせ「あっ....あたまっ.........いたいっ.........」
なの「?!はかせ、どうしたんですか?大丈夫ですか!?」
はかせ「うううっあたまいたいいたいっ」
「いたたいたっ、なのあたまいたいっ」
なの「しっかりしてくださいはかせ!今救急車呼びますから!!」
はかせ、小児脳梗塞だったらしい
かわいそうに
ゆっこがお見舞いに来るな
「あ、ゆっこだー!」
そこには満面の笑みが
保安
,. -───- 、
/ \
/ ヽ
! ,, ィ ハ i
i | i /l/ i ト、 、 i
| i/レ'-i'' 'ヽi-\ト,゛ l ふぇ〜っ
v.ハ l \ / i ,l 中で出された〜〜
ノ .⊂/ \っl ,,l
iy' ゙ ヽ r---、 l,, _\
ソ _,rシ:`;-'=,‐,='r''i~ヽ、 ヽ. ̄
l !rヘ,f f::=.-.=-`:l '!ヽ.  ̄
l lヽ,_ミ}, . ヽ
l. ト,.iハ l 、! i
,! l、'f i。 。 !: {
<ノ、: ,.}'/;i!,..ノ 、.__..イ i;=-、
/'{'ヽ._,r',. /,i!、 :::! i ,!./
`T-二!/ス,!tイ ,::l:.,r '´.イー、
`-/-'-'、'゙ _,i._ ,.r┴! ,.ィ.l ,i,
,/´ i r'r_ュ'‐iヽi ヽr,-' ノ/ ヽ
,/ .....:::::li'゙ ̄ ̄ `ヽ、ヾ、'´,_i. l
, ' :::/:::!ヽ::... ヾ>- ,`ヽ.ト,
,:' ::/:::::.i:: ヽ, ヽ, -イ-、ヽ、
,/ .:/::::::::::i::.. ,。ヾ;、 ヾ~l] ,ノ ヽ、
,ノ /:::::::::::: :{l} ::ヽ、 \ {ー'-.、
/ / `ヽ、____,,人_,,,__ヽ、 ヽ、 ヽ
/ 、/ ζ ノ `'‐、_ `ヽ、_ノ
/ / し〜’ `ヽ、 ヽ
( _ _ _ / \ 、、、ヽ
)_)ノノ)_) ゝつ_)_)_))
247 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 08:17:25.47 ID:Hob1FrLr
発情期のネコってやかましいよな。
阪本さんがスカーフをつけたまま…なんてのを思いついた。
メスネコはただ痛いだけらしいが。
248 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/08(木) 16:36:27.71 ID:6Nid/PMI
黙っとけ
…まあ発想は斬新だね。
阪本「うへへへ…今日こそは寝かさないぜ、はぁはぁ!」
雌猫A「あにゃー…うなーん」
阪本「ここが感じるんだろ?!そらそらそら!」
雌猫A「………ブぎゃるが!!」
阪本「うが!!痛ェ!!」
交尾する仲の猫同士でも、途中喧嘩みたいな状態になる瞬間があるんだよな、猫って。
藤林丈司は裏切り者
みさとは嫁になりたそうに笹原を見ている
インバリアントに載せられてた、VIP発のはかせ虐待SSがすごく良かった。
最終話で関係が明らかになった、中村先生と阪本さんもありだな
まだ中村先生の家に飼われていたころ、発情期の阪本さん。
外にも出してもらえず、昂った欲情は種族を超えて飼い主、中村かなへと迫っていた。所詮はケダモノである。
阪本「しょーがねぇ中村はどうせ人間の男と付き合ったこと無いだろうし、俺が教えてやんなきゃな。まぁ、一応飼い主だし。
まったくお勤めも楽じゃねーわ」(ハイテンション)
寝ている中村先生のパジャマに潜り込む阪本さん
中村「むにゃむにゃ・・っっ!!ちょ・・・何をす↓る↑んだ大将!!そんなとこに入るんじゃない!!」
阪本「よーしまずは舐めてやっか!えーとこれをこうして・・・」
ペロペロペロペロペロ
中村「ちょ・・まっ・・きたないぞ・・・ああぅ///」
阪本よネコの舌は骨についた肉を
こそげ落とすためにとてもザラザラだ。
男を知らない中村先生のクリやまんまんには刺激が強くないか。
まあ、奇跡の積み重ねで高崎先生にクンニされる関係でも
「大将の舌はもっと気持ちいいな…」と呟くくらい
ネコでしか行けないだらしない身体の先生もいいね
「高崎先生」
高崎を呼ぶ声、振り向くとそこには
「桜井先生!」
そこにいたのは同僚の教師、桜井泉だった。
「桜井先生、どうされたんですか?」
よくみると桜井先生はミニスカートにキャミソールという
薄着である。
教師という立場上、若い男子の前で
肌を露出しないようにしている先生にしてはめずらしい。
走ってきたのか、桜井先生は
ハァハァ息を切らしている。
服に汗がにじんで体にじっとり貼りついた状態で
上気した目で自分を見つめている。
「・・・はぁ・・・はぁ
私・・・その・・・、・・・・がほしいんです」
よく聞こえない。
「あわてなくていいですよ。ゆっくり言ってください」
年上の男の余裕をみせたつもりだが
胸がドキドキしている。
俺もいい年なのに、ホントこういうことにはよわい。
「・・・私・・・高崎先生のたけのこが欲しいんです」
なんだ、たけのこがほしいだけじゃないか。
「そうですか。明日、とりたてのやつを持ってきますよ。」
「違うんです!!。私が欲しいのはこの・・・たけのこ・・・です」
桜井先生のかわいい指は、俺の股間を指さしている。
「ちょ、な・・・な、なにいってるんですか?」
「・・・お願いします。たけのこ・・・欲しいんです」
桜井先生の手は俺の股間をつかんだ
!!!
なにか言おうと思うが言葉が出ない。
しかも身動きもとれない。
なにやってるんだ俺は!!
「ほら、もうこんなに立派に育ってますよ・・・」
少し上気した目でとろんと見つめられ
絶妙な動きでまさぐるので
あっという間に勃起してしまった。
なんだかとってもイナフじゃねぇか
上出来なんじゃ…ないでしょうか
なの「はかせ、ここはどうですか?」
はかせ「そこはおしっこする所だから汚いんだけど」
なの「そんなことないですよ。ここをこうしてっと、はかせ気持ちいいですか?」
はかせ「うぅうぅ、はかせ何だかよくわからないんだけど」
なの「うふふ、少し感じてきてるんですね。それじゃあもう少し激しく」
はかせ「なのなの、ダメなの、はかせ何だかよくわからないんだけど、わからないから・・・」
なの「暴れちゃ駄目ですよはかせ。そんなはかせにはおしおきです。今度はは指じゃなくはかせの大好きな右手の銃を入れちゃいましょうね」
はかせ「そんなの絶対無理なんだけど、無理だから・・・ハゥッ!!」
なの「ほら、入っちゃいましたよ。はかせはちっちゃいのにやっぱりクジラさんぐらいすごいですね。そんなはかせはクジラさんみたいになっちゃいましょうか。」
はかせ「クジラみたいって何?はんっ、な、なの銃を出したり入れたりしないではかせ何だか、何だか・・・」
なの「うふふ、気持ちいいですかはかせ?こうするとはかせはクジラさんみたいになっちゃうんですよ。」
はかせ「なのなのなのなのダメなの、はかせわからないから、わからなくなっちゃうから・・・」
なの「イキそう何ですねはかせ。それじゃあもっと激しくしちゃいますね」
はかせ「ダメダメ、ダメなの、なの、はかせ、はかせ、何だか、何だか、わかんないぃぃぃぃぃぃ」
なの「イッちゃいましたねはかせ。ほら見て下さい。クジラさんみたいですよ。」
乙乙
先に謝っておきます。超長文な上にエロを目指して書いたのにエロ成分が0になってしまいました。
みお「ちょっとゆっこ大丈夫?」
ゆっこ「いてて、大丈夫、大丈夫。みおちゃんがいきなり変なこと言うからびっくりしちゃって」
みお「やっぱり変かな?」
ゆっこ「だってだって、みおちゃんは笹原先輩が好きなんでしょ?なのに女の子同士でって」
みお「ち、違うの!急に笹原先輩とそういうことになったら私緊張しちゃって何するかわからないから、そう、だから練習、その練習なの!」
ゆっこ「あ〜そういうことか。確かにみおちゃんだと緊張し過ぎてプロレス技とかかけちゃうかもしれないしね。でもみおちゃん初めてなんでしょ?いいの?」
みお「いいって何が?」
ゆっこ「いや、その・・・膜とか・・・」
みお「膜?膜って・・・ってアホか!そういうのはいいの!練習だから、そこまではいいの!」
ゆっこ「アハハ、そっかそっか勘違いしちゃってたよ。メンゴメンゴ。でもそれじゃあどこまですればいいの?」
みお「えっ?えっと、その、・・・を舐めたりとか」
ゆっこ「えっ、何?ゴメン聞こえなかった」
みお「だから、・・・リを舐めたりとか」
ゆっこ「???もう、みおちゃん、ちゃんとハッキリ言ってくれないと聞こえないよ」
みお「このバカ!恥ずかしいんだから何度も言わせないでよ!クリを舐めてって言ってるの!」
ゆっこ「バカとは何よ!みおちゃんが恥ずかしがって小さい声で言うから聞こえなかったんでしょ!だいたいみおちゃんこそ馬鹿なんじゃないの?いくら練習だからってそんなこと頼むなんて。アホみたいなマンガ書いてるから本当にアホになったんじゃないの?」
みお「はぐっ!アホか!アホか!アホか!ゆっこが何でも言うこと聞いてくれるっていうから頼んだんでしょ!自分で言ったことも覚えてないの?このバカ!ボケ!カス!アホ!・・・それに・・・」
ゆっこ「それに何よ?まだ言い足りないっていうの?」
みお「それに・・・こんなこと頼める親友なんてゆっこしかいないし・・・」
ゆっこ「はっ・・・はあっ!?何言ってんの!?麻衣ちゃんもなのちゃんもいるじゃん?二人だって親友でしょ?」
みお「そうだよ。そうなんだけど・・・」
ゆっこ「だけど何?みんな親友だと思ってたのに、みおちゃんはそうじゃなかったの?そんなのヒドイよ!私は-」
みお「・・・きなの」
ゆっこ「えっ?」
みお「好きなの!ゆっこのことが好きなの!麻衣ちゃんもなのちゃんも好きだけど、ゆっこは違うの!ゆっこの好きは笹原先輩と同じ好きなの!」
ゆっこ「えっ?えーーーーっ?」
みお「・・・」
ゆっこ「みおちゃん・・・あっ、あの何ていうか、その、そういうのってよくわかんないっていうか、やっぱりそういうのってまだ早いっていうか、まだ高校生だからというか・・・ってアレ?これってもしかして」
みお「・・・」
ゆっこ「フフフーッ。わかった!わかっちゃったよみおちゃん。まったく驚かさないでよ。麻衣ちゃんに聞いたの?同じボケを使うなんてみおちゃんもまだまだだなー。少しはひねらないと私には通用しないんだよ」
みお「・・・」
ゆっこ「最初っからおかしいと思ってたんだよ。急に変なこと頼んだり、笹原先輩一筋なみおちゃんが私を好きだなんてそんなこと有り得ないもんね」
みお「・・・」
ゆっこ「もう、みおちゃんバレちゃったからってそんなにへこまないでよ。次はなのちゃんにやってみれば?なのちゃんだったらきっと驚いて顔が真っ赤に・・・」
みお「・・・」
ゆっこ「みおちゃん?」
みお「やっぱり変だよね?女の子が女の子を好きだなんて」
ゆっこ「えっ?まだ続けるの?みおちゃんこういうのは諦めが肝心だよ。一度失敗したボケは諦めて、新しいボケに挑戦しなきゃ」
みお「やっぱり変なんだ!」
ゆっこ「えっ?」
みお「私のことおかしいと思ってるんでしょ?だからそんなわけのわからないこと言って誤魔化してるんでしょ!ヒドイよ、バカ!
変だと思ってるんならちゃんとそう言ってよ!私たち親友でしょ?親友なのに本音を言えないの?それとも何?こんな変な人間とは親友じゃないの?だからちゃんと言ってくれないの?」
ゆっこ「ちょ、ちょっとみおちゃん-」
みお「ヒドイよ、親友だと思ってたから、何でも言うこと聞いてくれるって言うから話したのに。
怖かったけど、どんな答えが返ってくるか怖かったけど、勇気を出して言ったのに!こんなのヒドイよ!どうせ私は-」
ゆっこ「みおちゃん!」
みお「!」
ゆっこ「・・・ごめん、みおちゃん。私勘違いしちゃって。勇気を出して言ってくれたのに、それをボケだなんて言っちゃって。本当にゴメン。」
みお「クスン・・・」
ゆっこ「でも、みおちゃんの気持ちは嬉しいけど、みおちゃんは好きだけど、やっぱり恋愛感情としての好きじゃないんだよ」
みお「わかってる。こんなこと言っちゃってゴメンね。だから-」
ゆっこ「だから、お試しってのは駄目かな?」
みお「えっ?」
ゆっこ「みおちゃんは笹原先輩一筋だったのに、私のこと好きになってくれたんでしょ?」
みお「うん」
ゆっこ「だからさ、試しに付き合ってみれば私もみおちゃんのこと好きになるかもしれないじゃない?きっと恋人として好きにはなれないかもしれないけど、でもみおちゃんなら私は親友に戻れるからさ」
みお「ゆっこ・・・」
ゆっこ「どうかな?」
みお「ありがとう、ゆっこ。ありがとう」
ゆっこ「もう、泣かないの。ほらせっかく恋人になったんだから、今日は手でも繋いで帰ろうか?」
みお「うん・・・。ゆっこ」
ゆっこ「ん、何みおちゃん?」
みお「最後に言っておきたいことがあるんだけど、恥ずかしいから後ろ向いててくれない?」
ゆっこ「うん、わかった」
みお「(カサコソ)」
ゆっこ「・・・」
みお「(カサコソ)」
ゆっこ「・・・」
みお「(バリバリッ)」
ゆっこ「!!?」
みお「ゆっこ、こっち向いて」
ゆっこ「!!!!!!!!!!!!!!!」
麻衣「これ、フェイスマスク」
乙です。みおちゃんを受け入れようとするゆっこ可愛いな
だがまいまいは怒りのゆっこに膜破られても文句言えんな
中村「今日こそ捕獲してやる、東雲なの」
中村は東雲研究所の前でなのが出てくるのを待っていた。
捕獲作戦は失敗を重ねていたが、回路ショート君はまだなのには試していない。
スーパーでの待ち伏せの反省を活かして、今回はなのが外出する所から尾けて人通りの少ない道でこれを喰らわせるつもりでいるのだ。
なの「それじゃあはかせ、大人しくお留守番してて下さいねー」
なのが出てきた。向かう方向からするとどうやらスーパーに行くようだ。
これなら人通りが少なく、路地裏に連れ込める絶好のポイントを使えそうである。
中村「おおっ、本当にあそこに向かってるようだ。」
中村は人通りを確認しながらなのを尾けて行く。
数分歩いていると目当てのポイントに近づいて来た。
前方にも後方にも人通りはない。絶好のチャンスである。
中村「よしやるぞ」
走り出して一気に距離を詰め、なのの背中に回路ショート君を喰らわせる。
なの「!!!」
なのは一瞬身を震わせただけで特に反応を示さなかった。
中村「(やはり駄目か)」
今回も失敗かと諦めかけたが、倒れないだけでなくなのは全く動いていなかった。
なのの前方に出て確認して見ると目を見開いたまま固まっていた。
中村「東雲、東雲」
言葉をかけても反応はない。どうやら回路ショート君は効いたようだ。
身体に触れても同様に反応がないのを見て路地裏へと引きずっていく。
中村はそこでなのの覚醒に注意しながら夜を待った。
しかし結局なのが覚醒することはなく夜になり、用意していた台車になのを載せ倉庫へとなのを運んだ。
目が覚めると、そこは見知らぬ建物の中だった。
広い割には何もない。物だけじゃなくて、キッチンや仕切られた部屋もない。多分倉庫のような所かもしれない。
あるのは左側に見える机とその上にある見慣れない物体。そして私を拘束しているベッドだけだ。
何故自分はこんな所で拘束されているのだろうか?買い物に出掛けた途中までは覚えているのだけど、そこからこんな状況になるような記憶はない。
とにかく現状を把握したいのだけど、回りを見ても何もないので確認しようがない。
唯一わかるのは日の差し込まない窓から夜だっていうことだけだ。
なの「はかせ心配してるかな?ご飯は用意してたけど、ちゃんと温めて食べれてるかな?」
家に残したはかせは心配だけど、坂本さんがいればきっと大丈夫だろう。
??「やっと起きたのか?」
急にベッドの下から声がした。もぞもぞと音をたてて声の主が立ち上がって姿を見せた。
中村「おはよう、東雲」
なの「はっ、はい、おはようございます。中村先生」
反射的に挨拶を返してしまったけど、何故中村先生がこんな所にいるのだろう。
中村「随分長く眠っていたな。最初はいつ起きるのかとビクビクしていたが、全く目覚めないから壊れたのかと心配をしていたよ」
なの「それってどういう意味ですか?中村先生は私がここにいるワケを知っているんですか?」
私が聞くと中村先生は笑って言った
中村「知ってるも何も、私がお前を気絶させてここに運んだんだよ」
気絶?運んだ?先生が?何故先生がそんなことをしなければならないのだろう?
中村「フフフッ、何が何だかわからないって顔だな。じゃあ教えてよろう。私は東雲のことが深く知りたいんだ。だからお前にはそんな姿になってもらっている」
私のことが知りたい?それは前にも聞いたけど
なの「中村先生、私のことが知りたいならお茶でも飲みながら話しましょうよ」
先生はまた笑って答えた
中村「残念だが私が知りたいことは話すだけじゃわからないんだ。」
なの「話すだけじゃわからないって、それじゃあ何が知りたいんですか?」
中村「お前の、ロボットの構造をだよ」
なの「!!!」
なんてこった。ロボだってバレてるんだろうか?
なの「私はロボなんかじゃありませんよ。この背中のネジだってアクセ・・・」
そういえば私は仰向けに寝かされてる。ネジはどうなってるんだろう?ベッドに穴でも空けてるのかな?
中村「おや、背中のネジが気になっているようだね。ネジならほら、ちゃんとここにある。」
先生はベッドの下からネジを取り出して見せた。
なの「ちょ、ちょっと何してるんですか!返して下さい」
先生はネジを手首で左右に振りながら笑って答える
中村「おやおや、東雲とは思えない言葉だな。お前は普通というものに憧れているんだろ?こんなもの付いてる人は普通じゃないんだぞ?こんな回したらロケットが飛び出すようなネジは?」
なの「!!!」
中村「ハハハ、そう驚くな。気絶している間に色々調べさせてもらったんだよ。腕の中に銃とロールケーキ、中々面白い組み合わせじゃないか?残念ながら他にロボ的な機能は見つけられなかったが、逆にスゴイことがわかったよ。
発汗作用に、粘液、今日は解体する道具がないから何なのかはわからないが、心臓の鼓動のようなものさえある。変な機能がなければ全く人間と変わらない、いや人間そのものだよ」
ガーン!!完全にロボだってバレてる。というか先生の口ぶりからすると、前から目を付けられていたみたいだ。
これはかなりマズイ事態なんだけど、でも、でも
なの「中村先生、人間と変わらないって本当なんですか?」
これは本当なのだろうか?これだけはどうしても確認したい。
中村「ああ、本当だとも。あのはかせはスゴいな、天才だよ。東雲のようなロボは私には、いや、世界中の誰にも造れないぞ」
やった・・・ヤッタ・・・YATTAAAAAAAAAAAAAAAA!!!
やっぱりはかせはスゴいんだ。変な機能さえなくしてもらえば、私は本当の普通の人になれるかもしれない。
お家に帰ったらお菓子で機嫌を取ってはかせに頼んでみよう。一回では駄目かもしれないけど、毎日根気よく続ければきっとはかせもわかってくれる。
そうとなれば早く帰って実行したいのだけど
なの「中村先生、それで私はいつ帰してもらえるんですか?」
身体を拘束されてる今、それは先生次第なのだ。
中村「ん、あぁどうせ私一人で調べるのにも限界があるしな。はかせにも色々聞いてみたいし東雲が協力してくれると言うならちゃんと帰してやるよ」
よかった。ずっとこのままってことはないらしい。
なの「はい、もうロボだってバレちゃってますし、私もそれについてはかせに頼みたいこともあるので構いませんよ」
中村「そうか、それはよかった。それならちゃんと帰してやる。帰してやるが、ただ・・・今すぐってわけにはいかないんだ」
ん、なんだろう。急に気まずそうな感じだ。もしかしてまだ何かする気なのだろうか?
中村「そんな不安そうな顔をするな。東雲がロボ的なことを嫌っているのは知っている。私はお前のことをずっと見てきたからな」
よかった。何か身体をいじくられたりってことはないようだ。
でもそれなら何故すぐに帰してくれないのだろう?先生の目的は私の身体を調べることのハズなのに。
それをしないと言ってるのに帰してくれないというのはどうにもおかしい。
中村「そう、私はずっと東雲のことを見ていた。登校、授業中、休み時間、お昼休み、下校、休みの日だってずっと見ていた。
喜んでいる東雲、楽しそうな東雲、怒っている東雲、哀しそうな東雲、落ち込んでいる東雲、今みたいに不安そうな東雲、私はどんな時も東雲を見ていた。
こんなにも可愛くて、愛らしくて、綺麗で、美しくて、素敵な東雲を・・・ずっと見ていた」
先生は気恥ずかしそうにしてるけど、眼は私を真っ直ぐに見て話している。
なんだかこんな感じのものをテレビで見たことがあるような気がする。
中村「東雲・・・東雲」
先生は一層気恥ずかしそうに、顔を赤らめている。
あれはどんな番組だったっけ?
中村「私は・・・私は」
確かあれは学園ドラマで
中村「私は・・・東雲のことが」
先生が女生徒に恋をして
中村「東雲のことが」
そうだ、そして先生はこう言うのだ
中村「東雲のことが好きなんだ!」
思い出した。結局ストーカーの先生は振られて、同じクラスの男の子と付き合うんだ。
恥ずかしいシーンがあったからはかせの前では見れなかったけど、このシーンはよく覚えてる。
何だか怖い先生だったけど、この時はカッコよく見えたっけ。
って、あれ?でも今はドラマを見ているわけじゃなくて、目の前には中村先生がいて、中村先生が私に・・・
なの「えっ?えーっ」
中村「そんなに驚くな。私だって驚いているんだ。今まで誰かを好きになったことなんてなかったし、ましてや女を好きになるなんて思ってもみなかった。
東雲のことだってあくまで研究対象としか見てなかったし、恋愛感情なんてなかった。・・・いや気付いてなかっただけなんだ
東雲を拘束して調べているうちにわかったよ。私がお前に抱いていた異常なまでの探求心はそこから来ていたってことが」
なの「いや、あのやっぱり女の子同士が付き合うのは普通じゃないというか、やっぱりそういうのは普通が一番いいっていうか-」
中村「フフッ、わかっているよ。前にもそう言っていたものな。それはわかっている。でも問題ないんだ」
問題ないとはどういう意味だろう?中村先生は私を好きで、私はそれに応えられなくて、なのに問題ないとはどういう意味だろう?
中村「フフッ、可愛いな東雲。思ってることがそのまま顔に出てるぞ。そうだな、不思議だよな。私は東雲が好きで東雲は私が好きではない。
この状況で問題ないなんておかしいものな。でもな問題ないんだよ。今のこの『状況』だからこそな」
ゾゾゾッと背筋が震えた。先生は笑っていた。だけどさっきまでの笑い方とは明らかに、いや見た目は変わらないのだけど何故か全く違う顔に見えたのだ。
中村「だってそうだろう。今の状況を考えてみなよ。好き嫌いの問題じゃない。東雲は拘束されて身動きが取れない。そして私はこの通り自由に動ける、そして」
先生が私の右頬をなでた。その私を見る目は優しげに好きなモノを愛おしむようにも見えるが
中村「東雲、お前を自由に出来るんだ」
その目は確実に狂気を宿していた。
どういうことなの×かなカップルキターーー
ロボ猟奇かと思ったら純愛、かと思ったらヤンデレw
少し時間あいてるけど、第一話投稿終了ってことでいいのかな?
書き貯めた文が尽きたのでこれで前半終了になります。後半も書くつもりですが、エロ描写は書いたことがないので挫折してしまったらすみません。
277 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/09(日) 18:15:33.25 ID:94cTdnlu
久し振りに来たら結構投下されてるね。
みんな面白かったです。GJ!
中村「フフフッ、乱暴にはしないから安心してくれ。それにほら、東雲が眠っている間にちゃんと道具も準備しておいた」
先生が右にある机を指していった。あの用途のわからないモノで私に何かをするつもりみたいだ。
なの「中村先生、お願いです。ちゃんとはかせにも話して協力してもらいますから今日は帰して下さい」
先生は答える
中村「ん?何だかさっきまでと違って少し怯えてるみたいだな。大丈夫怖くないよ。乱暴にはしないって言ってるだろ」
先生は笑って言ったが、その狂気を宿した目では私に安心感を与えてくれなかった。
中村「わかった、東雲は勘違いしているんだな。私がやろうとしているのは怖いことじゃないんだよ。普通の人間なら当たり前の、愛する人にはして当然のことなんだ。だから安心してくれ『なの』」
先生が私の『名前』を呼んだ。私の感情の動きを見てとったのか続けて話す
中村「あぁ、だってこれからなのを愛するというのに、東雲じゃあ他人行儀じゃないか。それともなのと呼ぶのは駄目か?」
その目で見られていては言葉を発することも、首を振ることもできなかった。
中村「うん、駄目なわけないよな。それじゃあどうしようかな。まずはキスから始めるか」
なの「(えっ!?)」
驚いたが、まだ恐怖で言葉が出せなかった。先生の顔が近づいて来る。私の左頬に優しく手を添えて口付けをしようとする。しかし、私は必死の思いで首を振りそれを拒んだ。
先生は一瞬哀しい表情を見せたがすぐに笑顔に戻る
中村「言葉だけではわかってもらえないか。それじゃあキスは後回しにしよう。私の愛を理解すればきっと受け入れてくれるからな」
そう言って先生は私のブラウスに手を伸ばした。私は頭を振って拒絶の意思を示したが、先生は笑顔のままボタンを丁寧に一つ一つ外していく。そして前を開かれブラを着けた胸が露になった。
中村「フフフッ、眠っている時にも見たがやはり綺麗だよなの。」
お腹の方からゆっくりと指を這わせ、その指がブラの上から乳房をさする。
中村「ブラを外すよ?」
そう言って先生はポケットからハサミを取り出した。
なの「ひっ!!」
私の口から声にならない悲鳴が出る。
中村「あぁ、驚かせてごめんよ。この体制だと後ろのホックは外しづらいんだ。だから前のヒモを切らせてもらうよ」
先生はブラのヒモを切るとすぐにハサミをしまって
中村「ほら、もう怖くない」
ニッコリと笑う。
二つに分かれたブラを横にずらし隠されていた乳房が露にされる。
そうして今度は直接乳房を撫でる。優しく、優しく、円を描くようにゆっくりと撫で、その円が段々と小さくなっていき、それが乳首に触れる。
なの「アッ」
自然と声が出る。
先生は声には出さないが嬉しそうに見えた。
撫でていただけの指に親指が加わり、乳首をつまんだりこねくり回したりとまるで遊んでいるようだ。
先程は自然に出た声が出ないように唇を噛み締める。
中村「感じてるんだね?やはりなのは普通の人間と変わらないよ」
言いながらその舌で乳首を舐め、吸い始めた。
なの「ンッ、ンンッ」
私はその感覚に声を押し殺せなくなっていた。
中村「なの?我慢することないんだよ?これは普通のことなんだから。それになのが感じているということは、はかせがそう造ったってことなんだから。なのがそれを否定する必要はないんだよ」
諭すように優しく語りかける。それでも私はそれを否定するように目を閉じ首を振る。
中村「うん、それでもいい」
舌を遊ばせていた胸から顔を上げ手を下に伸ばす。
なの「ダメ!」
恐怖を感じなくなっていたからか、咄嗟に声が出た。
しかしその制止を聞くことはなく、スカートとパンツを一緒に下ろされた。
そうして先生は露になった私の秘部をじっと見つめた。恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだ。
中村「下はまだ見てなかったが、完璧だよなの。はかせは子どもだから心配だったんだが、これなら問題なさそうだ」
そういうと先生は机の上の道具を取り衣服を脱ぎ出した。
中村「これがなんだかわかるかなの?これは私の愛を形にしてくれるモノなんだよ」
言いながら服をすべて脱ぎ終えた先生はそれを履いた。
履いている部分は普通のパンツのようだけど、その前部に若干斜めに反り上がった棒が付いている。棒の先端はやや丸い三角になっていて、例えるなら松茸のような形をしている。
先生は何やら液状のモノを右手に取り、その棒を上下に扱いて塗りたくっている。
中村「これしかサイズがなくてな、なのにはキツいかもしれないがコレを使えば大丈夫だろう」
液状のソレをさらに右手に取って、私の秘部に塗りつける。冷たいと思っていたソレは以外なほどに温く、質感はジェルのようにヌルヌルしている。
最初は表面だけに塗っていた指が、1本・2本と中に入り掻き回すようにして塗り広げていく。
なの「アッ、ンッ、ンンッ」
指がその壁をなぞる度に、胸を弄ばれた時とは比べ物にならない程の感覚が身体を奔る。
中村「やはりここもちゃんと感じるようだな。これなら私の愛を感じてもらえるよなの」
そういうと私の足を拘束していたバンドを外し、足首まで下ろしていたスカートとパンツも脱がされた。
そして私の足を広げ、正面に膝を付いた。
足を閉じていることでかろうじて抑えていたが、秘部を曝け出し、更にそれが自分の目にも見える体勢にされ恥ずかしさで死んでしまいそうになる。
中村「なの、顔を背けないで。私の愛を受け入れるのをちゃんと見ているんだ」
そう言い私の秘部へ腰を突き出してきた。そこで私はようやく理解した。『愛を受け入れる』という意味を。
なの「中村先生、無理です。そんなの入るわけ-」
ぬぷり、そう音を立ててその棒が私の中へ入って来た。まるで肉を抉るように無理矢理に捻じ込まれていく。
なの「カハッ、ア"ッ」
あまりの痛さと苦しさに息が出来なくなる。それでも先生はそれをゆっくりと奥へと押し込んでいく。
なの「せんっ・・・せいっ、おねがいっ・・・ぬいて・・・ください」
痛みを堪えて何とか声にするが
中村「大丈夫、すぐに慣れるよ」
そう優しく笑うだけだった。
棒を奥まで捩じ込み私に覆い被さった先生は身体を動かすことはなく、私の髪や頬を撫で、その度に「大丈夫」と繰り返した。
しばらくして苦しさはなくなり、痛みも大分和らいできた頃
中村「大丈夫か?」
先程までの言い聞かせるような言い方ではなく、私の状態を確認するように聞いてきた。
その顔は始めと変わらない笑顔なのだけれど、何故かそこに狂気は感じられなくなっていた。
なの「はい、大丈夫です」
答えると先生はまた頬を撫でてから、身体を起こし腰を引いた。
なの「んっ」
少し痛みを感じたけど、入れた時に比べると大分小さなものだった。
先生は前後にゆっくりと腰を振り、私の中の棒も浅く、深くと動いていく。
それを繰り返しているうちに、痛みとは別の感覚が生まれはじめていた。その感覚は痛みと混ざり合い、侵食し、私の身体を支配していく。
なの「アンッ、ンンッ」
中村「気持ちよくなってきたかなの?」
そう、それは快楽だった。むず痒いような心地いいような言い様のない感覚。それが身体中を駆け巡っている。
中村「そうか感じてくれているんだな」
先生は嬉しそうに言って腰の動きを速めていく。
なの「アンッ、ダ、ダメェッ」
中村「何が駄目なんだ?もう終わりにしたいのか?」
先生は答えを知ってるかのように笑いながら聞いた。
なの「ちっ、違うの。違う、けど、アンッ、ダメなのぉっ」
先生の動きに比例して身体中を奔る感覚が大きくなり加速していく。
なの「アンッ、アンッ、いっ、いいのっ」
さらに動きは激しくなり
なの「アンッ、アンッ、気持ち、いいのっ。」
快楽も身体中を覆いつくしていき
なの「ダッ、ダメッ、イッ、ク、イッちゃう」
そして
なの「イクゥゥゥゥゥゥゥ」
絶頂を迎えた。
目が覚めるとそこに見知らぬ天井があった。横には中村先生が眠っている。ああそうか、どうやら気を失っていたようだ。
身体を起こそうとして足以外のバンドが外されているのに気付く。
ゆっくりと上半身を起こして周りを見渡す。何か飲み物が欲しかったが、やはり何もないようだ。
窓を見ると朝焼けの光が射し込んでいる。はかせは心配しているだろうか?坂本さんが付いているけどやっぱり早く帰って安心させてあげたい。
それにこの身体のこともある。どう頼めばはかせはお願いを聞いてくれるだろうか?
そんなことを考えているともぞもぞと音が聞こえた。
なの「やっと起きましたね?」
横を向くと先生が寝ぼけ眼で私を見ていた。
なの「おはようございます。中村先生」
中村「おっ、おはよう東雲」
先生が目をこすりながら身体を起こす。
なの「フフフッ」
私が笑うと先生は不思議そうな顔でこちらを見た。
なの「中村先生」
私が名前を呼ぶ
中村「ん、なんだ?」
先生が応える
なの「寝癖、かわいいですね」
私は先生の髪を撫でて、そしてキスをした。
なの×はかせから4日続けて書かせて頂きました。
3日目の中村×なのの前半までは自分的には気に入っているのですが、今日の後半のエロ部分が絶望的でした。
エロの描写の仕方がわからず、にわかで他を参考にするよりかはいいかとなんとか自力でやってみましたが、出来以前にまったくエロを感じませんね。
とにかくラストだけは決めていたので誤魔化し誤魔化し進めてなんとかそこに辿り着けました。
こんな駄文を読んで頂けた方、ありがとうございました。
完走乙ー
なののエロ話が見たかったので感謝です
お断り エロはありません あしからず
フェ「どんな感じ?」
ウェ「濡れちゃってる感じ・・・ほらフェッちゃん!!ポジティブポジティブ」
フェ「もうギブアップ〜。」
ウェ「よしよし、もう泣くなって〜」
フェ「うう〜、しかも制服クリーニングに出してるから予備もないよ〜」
ウェ「しょうがないな〜。私が貸してやるから、うちに来なよ」
フェ「ありがとう。ウェボシーの友情に感謝☆」
ウェ「ハハハッ、元気出てきたじゃん。さぁ行こう行こう」
ウェ「さっ、入って入って」
フェ「お邪魔しま〜す。・・・おお〜」
ウェ「えっ、何?」
フェ「いや〜、以外に女の子っぽい部屋ですな〜」
ウェ「何だよ〜、私が女の子っぽくないってか〜?」
フェ「え〜、だって〜、モヒカンの頃の中之条君みたいなパンクな男が好きなんでしょ〜?」
ウェ「それとこれとは別。っと、はいこれスカート」フェ「ありがと〜。スカート濡れちゃって気持ち悪いから今着替えていいかな?」
ウェ「いいよ。脱衣所は-」フェ「ハハハッ、女の子同士なんだからいいよ〜。ここで着替えちゃうから、ちょっと後ろ向いてて」ウェ「えっ、あっ、うん」
フェ「(カサコソ)」
ウェ「・・・」
フェ「(カサコソ)」
ウェ「・・・」
フェ「(カサコソ)」
ウェ「・・・」
フェ「着替え完了〜。ホントウェボシーの友情に感謝☆だね」
ウェ「ハッ、ハハッ、大袈裟だな〜」
フェ「・・・」
ウェ「・・・」
フェ「・・・」
ウェ「・・・」
フェ「ねぇ、ウェボシー?」
ウェ「えっ?なっ、なに?」
フェ「私が着替える所-」
ウェ「みっ、見てない、見てないよ」
フェ「やっぱり見てたんだ〜」
ウェ「見てない、見てないったら」
287 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 02:03:17.30 ID:+6DXq7Ct
フェ「嘘つけ〜、ホントのこと言え〜(こちょこちょ)」
ウェ「ちょっ、フェッちゃん、やめ、アハッ、ハハハッ、みっ、見てないって」
フェ「ホントのこと言わないとくすぐり殺す!!!」
ウェ「アハハッ、ハハッ、ハハッ、アハッ、ヘアッ、ハハッ、もうダメ、見た、見ました」
フェ「・・・」
ウェ「ハァ、ハァ、ハァ、フーッ」
フェ「・・・」
ウェ「フーッ」
フェ「何で?」
ウェ「・・・」
フェ「何で見てたの?」
ウェ「アハハッ、フェッちゃん何でそんなマジトーンなの?」
フェ「何で見てたの?」
ウェ「えっ、え〜と、そう、フェッちゃんは子どもっぽいから、パンツも子どもっぽい柄だったらからかってやろうと思ってさ」
フェ「嘘、それなら着替え終わるまでずっと見る必要ないよね?」
ウェ「えっ、え〜と」
フェ「ねぇねぇ〜、何で見てたの〜?」
ウェ「いや、だから」
フェ「ねぇねぇ〜、どうして〜?」
ウェ「え〜と、その」
フェ「もしかして〜」
ウェ「・・・」
フェ「ウェボシーは〜」
ウェ「・・・」
フェ「わたしのことが〜」
ウェ「・・・」
フェ「好きなのかな?」
ウェ「ちっ、違うよ」
フェ「ホントに〜?」
ウェ「ホントだって、女同士でそんなのあるわけないじゃん」
フェ「ホント〜?」
ウェ「うん、ホント、ホント」
フェ「そっか」
ウェ「うん、そう」
フェ「・・・」
ウェ「・・・」
フェ「私はね」
ウェ「・・・」
フェ「ウェボシーのこと好きだよ」
ウェ「ええっ!?」
フェ「みさとのことだって好き」
ウェ「えっ!?あっ、あ〜、もっ、もちろん私だってフェッちゃんもみさとも好きだよ」
フェ「でも、ウェボシーへの好きは特別な好き」
ウェ「ええっ!?」
フェ「ウェボシーは違うのかな?」
ウェ「・・・」
フェ「私の勘違いかな?」
ウェ「・・・じゃない」
フェ「えっ?」
ウェ「勘違いじゃないよ」
フェ「フフっ、やっぱり〜」
ウェ「何で?何でわかったの?」
フェ「フフフっ」
ウェ「さっきのだけじゃわかんないよね?」
フェ「さぁ〜、何でかな〜?」
ウェ「ねぇ、教えてよ」
フェ「だって〜、ウェボシーにも心当たりはあるでしょ〜?」
ウェ「えっ?」
フェ「あるよね〜?心当たり」
ウェ「・・・」
フェ「フフフっ」
ウェ「起きてたの?」
フェ「うん、起きてたよ」
ウェ「ーーーーーーー!!?」
フェ「ウェボシーったら、お泊まり会で寝ている時私にキスするんだもん。ビックリしちゃったよ〜」
ウェ「・・・」
フェ「でもウェボシーは中之条君が好きって言ってたから、あれは何だったのかな〜って思ってたんだけど〜」
ウェ「・・・」
フェ「さっきのでわかっちゃった」
ウェ「うがーーーーー!!!恥ずい!恥ずい!恥ずかしい!!!」
フェ「アハハッ、ウェボシーが壊れた〜」
ウェ「何で、何で、じゃあ何で言ってくれなかったのさ?」
フェ「だって〜、中之条君のことを好きって言ってたから、寝惚けてたのかな〜って」
ウェ「中之条を好きって言ったのは、何となくその場の流れで」
フェ「あぁ〜、そうなんだ〜」
ウェ「うん、そうなの」
フェ「へぇ〜」
ウェ「・・・」
フェ「じゃあさ」
ウェ「・・・」
フェ「ちゃんとウェボシーの口から聞きたいな」
ウェ「えっ?何を?」
フェ「何って、ほら〜」
ウェ「???」
フェ「私はウェボシーのことが好きって言ったよ?」
ウェ「えっ、だからさっき-」
フェ「好きとは言ってないよ?」
ウェ「・・・」
フェ「ねぇ〜、ウェボシーの口からちゃんと聞きたいな〜」
ウェ「・・・」
フェ「ねぇってば〜」
ウェ「うん、わかった」
フェ「うん、じゃあ言って」
ウェ「・・・」
フェ「・・・」
ウェ「私は」
フェ「・・・」
ウェ「私は、フェッちゃんのが」
フェ「・・・」
ウェ「フェッちゃんのことが好きです」
フェ「フフフッ、私もウェボシーのことが好き〜」
ウェ「ちょっ、いきなり抱きつかないで」
フェ「アハハッ、いいでしょ?照れないでよ〜」
ウェ「うっ、うんっ」
フェ「(ギュッ)」
ウェ「・・・」
フェ「ねぇ、ウェボシー?」
ウェ「何?」
フェ「キス・・・しようか?」
ウェ「うえぇぇぇぇ〜?」
フェ「アハハッ、そんなに驚かないでよ〜」
ウェ「だっ、だって急に・・・」
フェ「ねぇ、ウェボシーとキス・・・したいな」
ウェ「うん、わかった」
フェ「・・・」
ウェ「・・・」
フェ「(チュッ)」
ウェ「・・・」
フェ「フフッ、私のファーストキス、ウェボシーにあげちゃった」
ウェ「私も・・・私もファーストキス」
フェ「フフフッ」
ウェ「アハハッ」
フェ「・・・」
ウェ「・・・」
フェ「何か、照れるね」
ウェ「うん、そうだね」
フェ「・・・」
ウェ「・・・」
フェ「あっ、そろそろ暗いし帰ろうかな」
ウェ「じゃ、じゃあそこまで送るよ」
フェ「うん、ありがとう」
フェ「(トコトコトコ)」
ウェ「(トコトコトコ)」
フェ「ちょっと寒いね〜?」
ウェ「うん、もう秋も終わりだしね」
フェ「手・・・」
ウェ「えっ?」
フェ「寒いから、手繋がない?」
ウェ「うん(ギュッ)」
フェ「ンフフッ(トコトコトコ)」
ウェ「フフッ(トコトコトコ)」
フェ「ねぇ、ウェボシー?」
ウェ「ん、何?」
フェ「私達のこと、みさとには話す?」
ウェ「私は話したいな。みさとにはちゃんと知ってて欲しいし。」
フェ「うんっ、じゃあ明日のお昼にでも話そっか」
ウェ「うん、そうしよ」
フェ「(トコトコトコ)」
ウェ「(トコトコトコ)」
フェ「ンフフッ、こうして手繋いでたらさ、恋人同士に見えるかな〜?」
ウェ「う〜ん、どうかな?普通に仲のいい友達に見えるんじゃない?」
フェ「そっか・・・そうだよね」
ウェ「・・・」
フェ「(トコトコトコ)」
ウェ「(トコトコトコ)」
フェ「あっ、ここまででいいよ。ウェボシーの家まで遠くなっちゃうし」
ウェ「うん」
フェ「それじゃあ・・・また明日ね」
ウェ「うん、また明日」
フェ「(トコトコトコ)」
ウェ「フェッちゃん!」
フェ「えっ?」
ウェ「(チュッ)これなら恋人同士に見えるよ。じゃあ、また明日ね(タッタッタッタッ)」
フェ「ウェボシー、うんっ、また明日ねー」
フェ「(トコトコトコ)」
フェ「(トコトコトコ)」
フェ「(トコトコトコ)」
フェ「ンフフッ、何でも前向きに、ポジティブに・・・。肉まんとアイスに感謝☆」
藤林丈司
職人たちに感謝ァ☆
なのとハカセの研究の結果人間になってしまった坂本とする
というのを思いついた
アニメでの声が声だっただけに
割と想像はしやすいな
いいか、おまえら これから交尾というのを教えてやるからな
まず娘! おまえからだ
「坂本さん…全部脱ぎました、それで… 寝っ転がればいいんですね」
「そうだ 人間の女に発情出来るかどうか不安があったが…
自分が人間になった所為か…
今まで娘の裸なんか見ても何とも思わなかったのに
やべー、なんだかムラムラしてきたぞ」
「ええと… 脚を開くんですね、こんなふうですか?
なんだか恥ずかしんですけど」
「こうしなきゃできねんだから、しょーがねえだろ!
ハァハァ… それじゃやるぞ やべー、たまんねえ、すっかりエレクトしちまってる
こいつをここに…と」
「わっ! それまさか、体に入れるんですか!? そんな太いの無理じゃ」
「無理じゃねー! 犬も猫もみんなこうするんだ
と… あれ? なんか… やけに入り口狭くて、はいらねえ…な
ええと、こうか… おっ!入る! ずずずっ…と おっ!おっ!おおお!」
「痛っ!! 痛いっ!! やめてっ…痛いですぅ!! さかもとさぁん!!」
「わっ!なのが痛がってる!! こら坂本ぉ!なのをいじめるなあ!!」
「別にいじめてねーよ! あっ、そうか!
人間の女には膜があって、最初は痛がるって聞いたことあった!
て、なんでロボのおまえに膜があるんだよ! おいガキぃ!」
「なんだかわかんないけど… なのは図鑑の通りに作っただけだから…」
「ええい!余計な部分まで再現するからだ!
俺の方はもう… とめられねえ!! うおりゃあ!!」
「いっ!!たああああいぃぃ… あっ…ああ!あ…あ」
「ふう… ようやく根元まで!… これが人間の女と交尾!…
なんだか! 無性に熱く!…隙間無く纏わりついて!
やっべえええ!! きもち!! いいーーー!!!」
「わっ! あうっ! 坂本…さん! そんな… 動かさない…でえ!!」
「動くなと言われても、腰が勝手に! とまんねえー!!
それに! ああ、この娘の胸のやつが! ぽよんぽよん!
すっげー!やわらけえ!! なんで人間の女の胸は膨らんでんだー!!
胸だけじゃねー! ケツも! フトモモも! やたらすべすべ、やっこくて!
いいにおいしやがるし! 突けば、突くほど!うねうねって中で…!
くうう!!みなぎってきたあ!! 発情クライマックス!!いくぜっ、むすめー!!」
「あっ! あっ! あっ! あぁ…ん! あ…ぅ…はか…せぇ…」
「坂本ぉ、急に止まったけど、なののことギュウと抱きしめて何してんのー?」
「おぉ… 今、娘の子宮に…精子仕込んでる、ところだ
おぅ、まだ…出る… まぁ、こいつはロボだから妊娠は無いだろうが…な」
「ぐすぅ… 坂本さん痛かったです… それと私の体の中でおしっこするの
やめてください……」
「だから、これは尿じゃねえ!精子だって言っただろ! 今抜いて見せてやるからな」
「うわあ! なのの股の穴からぶくぶく白いのが出てきたー!
何だかばっちく見えるー!」
「そうだ、これが精子が詰まってた余りの液だ ガキ、おまえもやってみるか?」
「痛そうだし、こんな臭くてばっちそうなの入れられちゃうのやだ!」
「ふん、そうか ま、いいや …よーし、今度はこの家に遊びにくる
娘の友達の子らと交尾…… まてよ、その前に中村のやつだ!
かつて俺をさんざん虐待してくれたお礼に妊娠させてやるぜ! ふふふ…」
297 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 19:37:31.98 ID:159dWiW3
続きマダーーー
298 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 21:35:56.27 ID:39hPkaDT
wktk
過疎っているので以降ここは大工夫妻専用スッドレになります
___ l ナ ゝ
,. ''" , ` ..、 .| d、
,. ' .,: / l i ヾヽ| {, こ
. / ; /! / l .lV 、 ヽ| 二
/ ,' ./_/,iイ ! ゙l'ーV__l、、 | =
,' l ,'.l/アZt、 ヽァ=r‐、.|ヽ、 .l lニl
| i !/ ハカセi ハカセt; ヽ | i_| つ
. 、ハ.::i ∨モリ lFZオリ | ト.| ー‐ァ
ソ '' `¨ ヾニヂ ,,, | |).| (_,
( | |ノ| /
l> .._ ,.--、 ,.:| l二 /ヘノ
| ::;::.::>、.-----zt≦::::j | _
| /l \::\,/:::/:゙iヽ、 | (ノ )
| ,.' l_ \'ヌス./ _,,j ヽ l | (⌒)
.|./ <__ヾア __> ∨!. \ !
/ ∨ i ::|  ̄ ̄
./ ∨ |
「関口ー。暇だよー。遊んでくれよー。」
「…………(ヒロッ」
「うー…。…よーし。じゃあしりとりしよう。しりとり!」
「…………(ヒロッ」
「じゃあまず俺からね!はい、しりとりの『り』!!」
「リベラル」
「『る』だから留守!」
「スタート」
「トス!」
「ストーリー」
「りす!」
「スピード」
「『ド』?『ド』かぁ〜。じゃあドス!」
「…『す』ばっかりですね。部長。」
「そうだよー。だって関口、本ばっかり読んでるからズリィーもん。さ、さ、またまた『す』だぞ関口ー。
後10秒以内に言わなきゃ負けにするぞ〜。」
「………………『すき』」
「へ?」
「………………『すき』です。部長……。」
「えっ……。あ!ああ!あれかぁ!!あの農作業に使う『鋤』かぁ!!
な、なんか変な風に勘違いしそうになったよ…。や、やだなー関口…」
「…………ポッ///」
「(うそ!?)」
最近DVDで6話まで見たけど、囲碁サッカー部萌えるねww
囲碁サッカー部はあれだけで一作品やれるくらいのポテンシャルを秘めてる
後は関口ちゃんの恋のライバルになる女キャラが出たら完璧
304 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/01(木) 12:39:42.09 ID:qMpybUkb
安中さんと高崎先生の組み合わせが好きなんだが、やはり少数派だろうか
ゲームでは安中さんが高崎先生を頼ってる感じで萌えたよ
関口「すいません、少し遅れました…」ガラッ
大工「…Zzz……。」
放課後、日直を終え、部室に来たら部長が机で突っ伏して寝ている。
私が来るまで暇で眠ってしまったのだろうか…と言っても、いつも何もせず、
二人でのんびり過ごすだけだけど。
関口「……。」ナデナデ
大工「…ん……Zzz…。」
なんとなく、部長の頭を撫でてみる。
さすが大工財閥の御曹司というべきか、
髪はいつまでも撫でていたいくらい、
サラサラでふわふわである。
特注のシャンプーとかを使ってるんだろうな…
今日も特にする事はない。
明日も明々後日も。
部長と私、ただ一緒にいるだけの空間。
それが囲碁サッカー部の日常。
そして私は、そんな日常を気に入っている。
関口「…………。」
大工「……Zzz…。」
今日も特に何かするわけではないので、部長を
起こす必要はない。私もただ、本を読んでるだけだしね。
でも今日は…何となく、寝ている部長に、
何かイタズラをしたい。
いつも変わらない日常だが、たまには変化をつけてもいいよね…?
私からイタズラされた部長がどんな反応をするのか見て見たいし。
関口「部長…。」
大工「…Zzz…。」
返事はない。再度私は部長が寝てることを確認した。
せっかくイタズラするなら、自分がやって楽しくなきゃいけないと思う。
だから…
関口「……。」ソ〜
正直、私は部長の事が…好き。
だから別に起きても構わないし、部長なら
「なになに?新しいゲームか何かッ!?」
と言いかねない。
関口「部長…起きてください。起きないとキスしますよ?」
大工「……Zzz。」
返事はない。
関口「部長…。起きてください…。」
大工「……ムニャムニャ…Zzz。」
返事はない。
顔を近づける。
部長の唇まで30センチ。
関口「部長…寝てるんですか…?」
大工「……Zzz…。」
緊張から、小さい声で問いかける。
返事はない。
後10センチ。
関口「部長……?」
大工「…Zzz……。」
正直、起きて欲しい。
でも、返事はない。
後5センチ。
関口「大工先輩…好きです。」
大工「………。」
チュッ
〜帰り道〜
大工「ふぁ〜今日は良く寝たな〜。」
関口「……そうですね。」
結局、あの後部長は下校時間ギリギリまで起きなかった。
良かった気もするが、少しだけ残念だったような気がする。
大工「関口ゴメンな?今日は退屈だっただろ…?
って言っても、いつも何もしてないから変わらないか!」ハハ
いや…コレでいいんだ…
私と部長は今まで通り、部長と部員の関係が
ちょうどいいのだ。コレが私の、いつも通りの日常なのだから。
大工「最近なんか刺激がないよな〜何かこう…新鮮な事…新入部員とかくれば、
多人数のボードゲームとかできるし…」
関口「…何をするのか分からない部活に、新入部員
は来ないと思います。」
大工「そうだよな〜ただ皆で楽しく遊ぶ部活じゃあな〜
いっそ、名前を変えてみるか!娯楽部とか!?」
それは絶対にやめてください。
関口「部長、今日もお疲れ様でした。私はこれで。」
大工「お疲れ様!また明日な!明日は寝ないからさ。」
今日は特に楽しかった。いつもと少しだけ違う日常で。
大工「あ、そういえば関口!」
別れた直後、部長に呼び止められる。
関口「…何ですか?部長。」
大工「先輩って呼ばれるの、新鮮だったぞ!」ニッ
終。
これが……ラブ的って奴か……!!
乙!大工×関口はいいなぁ
大工夫妻イナフッ!
316 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/02(金) 07:41:30.47 ID:vCXu3jG0
なんだかとっても…イナフじゃねーか…
ジュースの下りから分かるように人とはかけ離れた金銭感覚を持ってる大工部長が、関口と遊ぶ時だけは普通の金がかからない遊びをしている、
という事から色々妄想して悦に入っている俺は異常者
嫁さんは堅実なほうがいいもんな
高崎桜井ネタは無いのか!高崎桜井ネタは!!
VIPのキャラスレとこことの棲み分けはどうなってるんだろう
ここはエロあり専用ってことなのか?
そのスレの存在自体初めて知った
VIPのスレは流れが速いし、レスの内容もアレだから
SS投下には向いてないと思う
323 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/06(火) 16:23:59.27 ID:qbezdfj/
最近はやたら投下されまくってるけどな
日常SSのほとんどがVIPに立てられてるよな
「みお×よしの」の姉妹レズ希望
藤林丈司
安中さんが嘘ついて人気の無いところに高崎先生を連れ込み……
というのを考えた
「えーーーーー!?」
ぱっと投下します
数レス借ります
・笹原とみさとメイン
コミックス7巻まで準拠、未収録のネタはド却下
詳しいことはみほし大作戦と動揺(ryを参照
・2chネタ(時定ちゃんねる)
・クッサイと思ったらタイトルとトリップでNG推奨
・なあ、このネタを高桜井で誰か頼む…
【助けて】妹があいつに告白した【苦しい】
1:以下名無しの羊がお送りします
どうしよう…あいつが妹に取られちゃう
私…やだよぅ
2:以下名無しの羊がお送りします
ドユコトー?
3:以下名無しの羊がお送りします
え?妹?何これ昼ドラwwwww
4:以下名無しの羊がお送りします
スレ主さん、説明をお願いします。
5:以下名無しの羊がお送りします
>>1 どうしちゃったの?おねーさん詳しく聞きたいな
6:以下名無しの羊がお送りします
あ、そうよねごめんあさい。
なんていうか…嫌いじゃない幼馴染みのあいつがいるんだけど、
私の妹が今朝あいつの下駄箱に好きですってラブレターを送って…
もうええええーってなって…
私それ見ちゃって、あいつに怖くてきけないよ…
やだやだやだなきそう…
7:以下名無しの羊がお送りします
えええええ(゚Д゚)ええええええ
涙を拭いてください
つハンカチ
8:以下名無しの羊がお送りします
>>1 主詳しいスペックを求む
9:以下名無しの羊がお送りします
ありがとう、優しいのね
こんなんでいい?
こういう相談したことがないから不安だけど、宜しくね。
あいつ
・幼馴染みでクラスメイト
・同じ道場に通っていたけど、高校からは何故か文化部
・奇人変人、私がいないとダメ
・クラスじゃ密かに貴族とか呼ばれてる
・伊達眼鏡をしてる
・嫌いじゃない
妹
・私の妹
・中学生
・小さい頃から私とあいつと同じ道場に通ってる
・今日手紙であいつに告白した
私
・高2
・運動部
怖くて学校出てきちゃった…もう1限目の授業始まってるし
いつまでも大工カフェにいられないわね
10:以下名無しの羊がお送りします
うう…気を落とさないで下さい
そうです、好きなものを思い出してください
少しは落ち着くと思います
ああ、どうしてでしょう目から液体が・・・
11:以下名無しの羊がお送りしま
あー
>>1の気持ち…解らなくもないなぁ
12:以下名無しの羊がお送りします
嫌いじゃない嫌いじゃない嫌いじゃない
私がいないとダメ私がいないとダメ私がいないとダメ
リア充爆発しろw
13:以下名無しの羊がお送りします
嫌いじゃないの=好き
いやぁ青春ですなぁ(*´ω`*)
14:以下名無しの羊がお送りします
その顔文字は流行らねーよw
15:以下名無しの羊がお送りします
ないですね
16:以下名無しの羊がお送りします
承認せず
17:以下名無しの羊がお送りします
なんだよそれー!
18:以下名無しの羊がお送りします
皆さん真面目にスレ主さんの悩みを解決しましょうよー!
19:以下名無しの羊がお送りします
あいつと呼ぶのもアレなので貴族って呼んじゃおー
スレ主は…今大工カフェに居るんでしょ?何頼んだ?
20:以下名無しの羊がお送りします
P90
21:以下名無しの羊がお送りします
え?
22:以下名無しの羊がお送りします
へ?
23:以下名無しの羊がお送りします
ええええええええええええええええー
24:以下名無しの羊がお送りします
P90ってナニー?
25:以下名無しの羊がお送りします
P90っておいしーの?
26:以下名無しの羊がお送りします
P90でオナニーって空目したwwwwwwww
27:以下名無しの羊がお送りします
>>26 イナフ!ってバカー!
28:以下名無しの羊がお送りします
>>26 そのネタ、1000円で買った−!
29:以下名無しの羊がお送りします
>>28 スイス銀行に振り込んでおいてやる。
30:以下名無しの羊がお送りします
>>26-
>>29 おまえら会話すんなww
31:以下名無しの羊がお送りします
>>24 >>25 某銃娘主人公の武器
32:以下名無しの羊がお送りします
>>31 ありがとう
私大工カフェでバイトしてますけど、あるんですね…
33:以下名無しの羊がお送りします
スレ主の大工カフェ、ガンスミスのいるカフェですか!?
34:以下名無しの羊がお送りします
もう
>>1は銃娘でいいよ
それでコテハン付けろよ
35:銃娘
>>34 ありがとう、これでいい?
で、なんで私がエッタ撃ちをしなきゃなんないのよー!
もう!悲しくて悲しくてカフェでP90とサイダー買ってウチに帰って、ティッシュ1箱空けちゃったじゃない!
36:以下名無しの羊がお送りします
俺の知っている大工カフェと違うwwwwwww
それじゃ、話してもらおうか
>>1 37:銃娘
おk
ウチに戻って話すから、20分くらい待っていて
38:以下名無しの羊がお送りします
wktk
39:以下名無しの羊がお送りします
早めに頼む
靴下のみ待機で寒いんだ
40:以下名無しの羊がお送りします
全裸で待機
41:以下名無しの羊がお送りします
マフラーだけで待機
42:以下名無しの羊がお送りします
ブルマ一丁で待機
43:以下名無しの羊がお送りします
俺は傷心
>>1を受け入れよう
全 裸 で な
44:以下名無しの羊がお送りします
おまえらw服を着ろwww
45:以下名無しの羊がお送りします
今来た産業
あらすじをくれ
46:以下名無しの羊がお送りします
きょうの朝、
>>1の幼馴染みのき
ぞくを妹がねらっていて
くやしい…ビクン…でも感じちゃう…!
47:以下名無しの羊がお送りします
嘘乙
48:以下名無しの羊がお送りします
妹が貴族をNTR
49:以下名無しの羊がお送りします
貴族にビーラブド!
50:銃娘
えーっと、いいかしら?(#^ ^)
私と貴族は昔からの幼馴染みなんだけど、その事で妹がくっつけたがっているの
何度か焚きつけられたわ
で、その妹があろうことか今朝、高校まで来て貴族の下駄箱に手紙を置いていったってわけ
で、貴族がその手紙を見ているところを、私は見たの
文面なんか『好きです 妹』って直球で
もうカッとなって外の置物を持って来たけど、いつもなら反応する貴族がピクリと動かない
手紙をじっと見るばかりでもう……あああああああああああああもうなんなのよ−!
逃げる
ウチに帰ってきた、お母さんいなくてよかった←イマココ
51:以下名無しの羊がお送りします
>>1の気持ちはわかった
こっちへおいで、全裸で抱きしめてやんよ
52:銃娘
もう…なんで何もいわないんだろ…ばかよ、あいつ…
53:以下名無しの羊がお送りします
>>1ェ……(・ω・`)
54:以下名無しの羊がお送りします
>>1の気持ちは分かった
ならば 叫べ 貴族のバカヤローと
全 裸 で
55:以下名無しの羊がお送りします
スッパになって貴族への想いの丈をドーンとぶちまけろ
ここなら貴族も見てない
たぶん
56:銃娘
誰が貴族夫人よ!?何がフラテッロよ!
何で私に黙って見えてるのにこの眼鏡は伊達だって騙してたのよ!
しかも、私があんたのためなら何やっても何されてもいいって行ってたら、
「それは断る。○○を悪戯に汚すわけにはいかん。そもそも××(貴族の名字)家の長男が…」
って断るし、それで今朝のよ!
馬鹿バカばか!私はずっと前からすきあwせdrftgyふj
57:以下名無しの羊がお送りします
どうした
>>1?
58:銃娘
誰が貴族夫人よ!?何がフラテッロよ!
夜な夜な夢に出てこないでよ!
59:以下名無しの羊がお送りします
>>1、酔って…る…?
60:銃娘
いってねいわへうじごtkl
61:以下名無しの羊がお送りします
ダメダコリャー
62:以下名無しの羊がお送りします
おい貴族の嫁だろ、なんとかしろ
63:以下名無しの羊がお送りします
ていうか、1は貴族のこと好きなんだな…
貴族爆発しろwww
64:以下名無しの羊がお送りします
ここ、全年齢の時定ちゃんねるだったっけ?
65:以下名無しの羊がお送りします
わーすれちゃったーよー
66:以下名無しの羊がお送りします
>>1はイ`
どうせなら、貴族に確かめてみないか?
67:以下名無しの羊がお送りします
お?
68:以下名無しの羊がお送りします
ん?まさかの
69:以下名無しの羊がお送りします
やるのか、安価?
70:以下名無しの羊がお送りします
71:以下名無しの羊がお送りします
ヒャッハー!安価だー!
72:以下名無しの羊がお送りします
安価キタ――(゚∀゚)――!!
73:以下名無しの羊がお送りします
>>1にあんかけチャーハン一丁!
74:以下名無しの羊がお送りします
まってましたああああああああ
75:以下名無しの羊がお送りします
>>73 ハイヨロコンデー
76:以下名無しの羊がお送りします
いやっふうううううううううううううううう
77:以下名無しの羊がお送りします
いろいろツッコミどころ多いけど、貴族に凸ろうぜ!
78:以下名無しの羊がお送りします
来いよ、貴族wwwwwwRPGもってこーいwwwwww
79:以下名無しの羊がお送りします
80:銃娘
んもう、なんだってっjもん
っっsgsらをぎゃっふぇんといわせてあげちゃうw
今日は半ドンだから、ごごにやるんだからね!
手始めにどうするか80におねがい
(スマン、訂正させてくれ)
70:銃娘
71:以下名無しの羊がお送りします
ヒャッハー!安価だー!
72:以下名無しの羊がお送りします
安価キタ――(゚∀゚)――!!
73:以下名無しの羊がお送りします
>>1にあんかけチャーハン一丁!
74:以下名無しの羊がお送りします
まってましたああああああああ
75:以下名無しの羊がお送りします
>>73 ハイヨロコンデー
76:以下名無しの羊がお送りします
いやっふうううううううううううううううう
77:以下名無しの羊がお送りします
いろいろツッコミどころ多いけど、貴族に凸ろうぜ!
78:以下名無しの羊がお送りします
来いよ、貴族wwwwwwRPGもってこーいwwwwww
79:以下名無しの羊がお送りします
80:銃娘
んもう、なんだってっjもん
っっsgsらをぎゃっふぇんといわせてあげちゃうw
今日は半ドンだから、ごごにやるんだからね!
手始めにどうするか80におねがい
続きはまた改めて
うわああああああああみさとのRPGの餌食になってくる
【大訂正】
70:銃娘
いいわよ、やってやろうじゃにゃいの!
ノ´⌒`\ ∩___∩ ━┓ /
γ⌒´ \ | ノ\ ヽ. ┏┛ /
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.i / \ ,_ i )\ | ∪ ( _●_) ミ / / ― \ ┏┛
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l u (__人_). | . \ / ∩ノ ⊃ ヽ / / (⌒ (●) /
_\ ∩ノ ⊃ / ━┓\ ∧∧∧∧∧∧∧/ /  ̄ヽ__) /
( \ / _ノ | |. ┏┛ \< > /´ ___/
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/´ `\/ > く \ /´ (,_ \.\
| / _/ ,/⌒)、,ヽ_ \ | / \_ノ
| / ヽ、_/~ヽ、__) \ \
(ここで苦言を呈しては余りに不憫…
何やら不思議な面白さはあることですし)
「はかせ、おしっこくさいですね…またおもらししたんですか?」
「おもらしじゃないもん!出たあとにちょっと残ってたんだもん!」
「…ちゃんと全部出しましょうね、これじゃあおもらしとおんなじですよ」
「おもらしじゃないもん!はかせおもらしなんかしないもん!」
「はかせは今日からパンツなしです!!」
「え〜どうして〜はかせが悪いんじゃないと思うけど・・・」
「はかせがパンツを汚すからです!私はもうはかせのパンツは洗いません」
「さ、今はいているパンツも脱いでください」
「なんだかおまたがスースーするんだけど・・・」
「しばらくはこのまま生活してください」
「さかもとー」
「なんだガキ、ったく、また新しいイタズラでも考えたか?相変わらず…
…っておいガキ、お前今日パンツ履いてないだろ。これだからガキは…」
「えぇー?さかもと何でわかったのぉ?」
「んう?!いやっ、それはだな。その…匂いが違うっていうか、こう…普段はパンツでこうフィルターされてる匂いっていうのがな…出てきてるっつうか…」
「へぇさかもとすごいー。ねぇさかもとぉ、はかせ何のにおいするの?」
「うぐっ、それはだな、えー…小便っつったら違うか、何だろうな、うぅ…
要するにだな、女の匂いだよ!女っぽいこう匂いっつーのがあるんだよ!
ガキ!お前もそうだ、そういう匂いが俺はさっきから気になって仕方ねーんだ!だからパンツ履け!!」
「ぷぷぷ、さかもとがおんなのにおいとか言ってる、けっさく」
「ばばばかやろう、誰がお前のようなガキの匂いなんか気にするんだよ、もう、いい加減にしろ」
「にひひ、さてはさかもとははかせのこと好き好きなんでしょー?」
「bbb馬鹿な、誰がお前なんかに!俺は人間でいうと20過ぎてるんだ、お前はまだ8歳だろ、好きとかそういう…
ぐわっ!!やめろガキ、抱きついてくんな!苦しい苦しい、暑い!」
「さーかーもーとー、はかせのこと好きなら好きっていってくれたらいいのにぃ」
「うわっ、身体中なで回すな!痛い!苦しい!くさい!」
「…あれ、さかもと段々おとなしくなってきた。つまんない」
「(ああ…これがフェロモンってやつか…やっべぇ…頭がフワフワするぜ…雲の上にいる気分だ…)」
乙
345 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 01:53:43.36 ID:hIeCfaa6
はかせと阪本の絡みはいいな
346 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 21:41:46.28 ID:eiy9PlM8
ほしゅ
347 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 18:30:01.32 ID:N4oOUWCw
本当にNHKで再放送されるとは…
初めて見たが……
なのさん胸あったのか!驚いた!
なのはママンなんだから
胸はもっとあってもよかったよな
そして背面跳びもベリーロールもできない、とw
ここ(エロパロスレ)的にはあれだ
箱入りロボ娘だからブラとか知らなくて
ベリーロールで胸の先こすって変な気持ちににににに(ry
なの
「うわわわっ!な、なんですかこれー?蜂蜜じゃないですかー!!」
はかせ
「だって、フランスなんとかの本に蜜壺って書いてあったんだけど!」
阪本「フランス書院だっつってんだろ!」
はかせ
「そのフランスなんとかに『桃色の蕾』って書いてあったから、ちゃんと咲かせてみました」
なの
「@@@ーー!!!!」
中之条剛×安中榛名でよろしくおねがいします
ハ
,':::::l ,.イ
,::::::::ヽ‐-.、 ,,..--.._ /.::::!
l:::::::i:::::::::::ム /.:::::::::::: ̄::::::::/
l:::::::.、:::::::::::ム ./.:::::::::::::::::::::::::::::/
ヽ.:::::ヽ:::fヽ::ム,-、/;;::-ァ.:::::::::::::::::::/
\::::::>‐-<__/_ニ二::-‐''__;;:: '"
/ , ./il  ̄`''< ̄
. / ,.' / lil .ハ \
. //. /|__/ノ ∨l、lil i ヽ
/ ,ー'゙|/ V `ー-i-. ∧
,.' ィ .i/___ __゙'ヽ、 :l
l/ | l 三三ミ 三三三 l :.|
|./ | .:l.|
. / U l .|l :l:i.| いやっ、やめてください!
. ,ィi .Fi ヽ. マ ̄ ̄ ¨ ‐-、 U |l .l
,ィt! { .l .l V> ..._ l! i_,,...l !
.〈 〈l Vl .l fヽ V\ハヘ二ニニオァ。tォ''iヽハ!ノ、ル'ン \
〈ヽ、ヽ ` \_ノ 〉 ,ィ'´ ヽ、 ヽ
ヽ、 / /:i ∨ ム.
ヽ l / l .l ム
ヽ. l! / ヽ、 .: ム
ヽ. ヽ. , ' / ム
ヽ. \ ヽ、 ./:: }
2人とも被害者キャラどうしでいいとして
いいとおもッたんだがなぁ
相手誰でもいいから安中さんの奴が読みたいです><
助けてくれる人も相談する相手もいないからなあ…
モミ崎がいるじゃないか
安中さんは学外にセフレがいそう
なんか飄々としてるし
361 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/08(水) 16:56:57.85 ID:ecNAuafc
NHKで再放送してても人増えないな
そりゃ一見さんお断りな編集だしな
363 :
nova:2012/02/18(土) 11:40:28.42 ID:Py3RZp76
画像 ください
うーむ
俺しかいない予感
保守
TEST
368 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/15(木) 00:16:53.78 ID:FAs1pUhz
桜井「あんなかさーん!!」
安中「はい?」
桜井「そのリボンはちょっと大きすぎるかな・・・なんて・・・」つつつ
安中「先生・・このリボンを取るとわたしのなかの龍があばれだ・・・ぐううううっ!!!あばれだしやがった」
桜井「」つつつつつつ
日常SS書きたいけどエロは苦手だから、SS速報にでもスレ立ててこようかな
気が向いた人はぜひ来てくれ
370 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/18(日) 00:28:21.02 ID:en0g9Y0p
371 :
名無しさん@秘密の花園:2012/03/18(日) 00:31:05.53 ID:en0g9Y0p
>>343 なんか前よしのが坂本と〇〇〇〇してるssなかったっけ?
前から考えていたはかせビスケットのSSを投下します。
思いついた順で書いているので、時系列バラバラになりそうです。もうはかせはビスケットと仲が良くなってます。
鬱かも。
「はかせー、ビスケットさん、晩ご飯ができましたよ…」
「あ!やたっ、晩ご飯だって。なのー今日は何?…あーっ!オムライスだー!」
「久々にはかせの大好物を作ってみました。ビスケットさんのお口に合うかわかりませんが…」
「大丈夫だよねー?今日はひとり1個だよ?ビスケットとじゃんけんしなくてもいいんだけど、うふふ」
「おいしそうですね、なのさん」
「…ありがとうございます。じゃあ…」
「どしたの?」
「阪本さんはどこにいったんでしょうか?いつもちゃんと居間に来ているのに…」
「さかもと?夕方くらいに外いたよ。ぷぷぷ、雨降ってるのに」
「えっ?外に行ってたんですか?もしかしてっ、…ああ!鍵締まってる!ちょっ、…阪本さん?
わあ!雨が、強くなってる!ひょっとして、家の中にっ、…入れなくなってるんじゃ、ないですか?阪本さーん!!」
「阪本さん?どこにいるんですか?さかもっ、…阪本さん!」
「……は…早く家に入れてくれ…雨戸が開かなかった…」
「ごめんなさい阪本さん!私が洗濯物を取り入れた時に、気づかずに鍵を閉めてしまったんです!!
すごいびしょぬれになってる!…は、はやく中に入りましょう、カゼをひいてしまいます!」
「なのー?さかもといたー?あ、…ぷぷぷ、ぬれねずみみたいになってる」
「ずっと縁側の下にいたんですか?えと、ちょっと待っててください!今タオルを持ってきます!
お待たせしました、阪本さん、身体ふきますね…ごめんなさい…私が気づかないで鍵閉めてしまって…」
「…ぶるる」
「身体こんなに冷えてしまって…こんな雨の中寒かったですよね。ごめんなさい阪本さん」
「…なのー?はやくオムライス食べようよー?オムライス冷めちゃうよー?ねぇ、なのー」
「……はかせ。今私は、阪本さんの身体を拭いてあっためてあげる途中です…はかせと、ビスケットさんは先に食べておいて下さい」
「やたー!はい、ビスケット、はい、い・た・だ・き・ま・す!」
「…いただきます」
「…」
「んー、おいしー‥やっぱオムライスおいしいね!ね、ビスケット!おいしいよねー」
「…おいしいですね、オムライスというものは‥」
「…」
「?」
「…なのさん、…お湯を、持ってきましょうか…?」
「…ビスケット…さん。…だ…大丈夫です、
…私が、洗面器に、お湯を、わかして、…阪本さんを入れます」
「…」
「…ありがとうございます、ビスケットさん」
「…はい」
「ビスケット?食べないの?」
「…食べましょうか…」
「はかせもう半分くらい食べちゃったよ、ビスケットももっと食べようよ、オムライスおいしいよ」
「…わかりました、いただきます」
「はくしゅっ…」
「…阪本さん、いま、おゆを沸かします!」
「…寒い」
「よいしょ!こっち来てください!」
「なのー、オムライスおいしかったー。ビスケットもおいしいーって言ってたよー。なのー?」
「…そうですか、よかったです。…私も作った甲斐がありました…」
「…なのさん、僕もなのさんのオムライスおいしく頂きました。…阪本さんの調子は…どうですか…?」
「お風呂に入れてあげました。身体が震えていたのは治ったんですが…もう少し…身体あっためておきます」
「ビスケット?なの?」
「…」
「…プリンとか、無いの?なの?デザート‥」
「…」
「…あ、博士…」
「…今日は、買って、ないです。すみません、はかせ」
「ふーん…ビスケット、あとでトランプしようねー」
「…はい、博士…」
「…」
「…なのさんも、オムライス、食べま…せんか?」
「…そうですね、私も、晩ご飯、食べます…阪本さん、まだ寒いですか…?」
「…いや、大分ましになった。さっきの風呂であったまったからな」
「よかった…ごめんなさい、阪本さん。これから雨戸を閉めるときは気をつけます」
「…いや、俺も、まさかこんなに雨降るとは思わなかったな…娘、ありがとな」
「すみません。阪本さん。では、私は、居間に行ってきます」
.
「おはようございます、阪本さん…具合は、どうですか?」
「うう…?う、娘か…。うん、まあまあだ」
「…えっ?」
「まあ1日日なたで寝てればなんとかなるだろ、こんなに晴れ上がってるからな」
「大丈夫ですか…昨日はごめんなさい、阪本さん。早く元気になってくださいね」
「…お、おう」
「なのーおはよー。ビスケットー!…おはよー!えへビスケット。あ!さかもとー。まーた鼻ちょうちんしてるー。」
「…はかせー、ビスケットさん、朝ごはんが、できましたよー」
「はーい、ほらビスケット、ウインナーじゃんけんで勝負ねー」
「…はい博士。今日は負けませんよ。ウインナーは大好物です」
「ぷぷぷ、はかせははかせだからじゃんけんでビスケットが何出すかじゃんけんする前からわかるんだけど。
じゃあね、はい、い・た・だ・き・ま・す!」
「いただきます」
「いただきます」
「…今日は夕べとうってかわって晴れましたね」
「…そうですね、阪本さんは今日一日寝ていれば元気になるって言ってましたが…」
「ああー、なのー、えへへーさかもとまた鼻ちょうちんしてたよー」
「えっ?それ、カゼじゃないですか。さっき大丈夫って言ってたのに!」
「なの?」
「ちょっと阪本さんの様子みてきます。…はかせとビスケットさんは朝ごはん食べておいてください」
「阪本さん?大丈夫ですか!?さっきはかせが、阪本さんが鼻ちょうちん出してるって‥」
「うー…うむ。まあ、何というか、…うん、割と、しんどいような感じ、なわけだ」
「ああ!鼻水出して!…阪本さん、風邪ひいてしまったんですね…風邪ひいて…昨日雨に濡れたせいで…」
「…ん、まあ大の大人でも、びしょ濡れになると立派に、まあ風邪ひくというこった」
「ごめんなさい…どうしましょう…お医者さんに連れていったほうが…でも今日はテストがあって…
お医者さんは昼間しか開いていないし…はかせはお医者さんに連れていけなさそうだし…」
「…おい、娘。俺は医者に見てもらわんでも大丈夫だ。テストは受けなきゃ駄目だろ。俺は寝とくからな。まあ、大丈夫だ」
「すみません、ごめんなさい、阪本さん。私は、学校に行ってきます。
もし具合が悪かったら、はかせに言ってください。私がはかせに言っておきます。
たぶん、電話でお医者さんを呼んでくれると思います。もし無理でも、…ビスケットさんが、何とかしてくださると思います」
「…おう、すまんな…じゃあな」
「はい、阪本さん、行ってきます。お大事に…」
「はかせー。はかせー?」
「……なのー?なにー?」
「阪本さんは風邪を引いています。お医者さんに連れて行きたいんですが、私はテストがあって、学校にいかないといけないんです。
もし、阪本さんがしんどそうにしていたら、…えと、この電話番号のところに電話して、お医者さんを呼んでください。
わからなかったら、ビスケットさんに手伝ってもらって下さいね。…いいですか、はかせ?」
「わかったー」
「…じゃあ、私は、学校に行ってきます。ごはんは、キッチンに置いています。でははかせ、行ってきます…」
「いってらっしゃーいー!」
「ただいまー、はかせーっ。…ただいまー?はかせー?」
.
「はかせ?…散歩に行ってるのかなあ…ビスケットさーん?…あれ、いない…二人でどこかに行っちゃったのか…
阪本さん?阪本さん大丈夫ですかー?ただいま、なのです…
阪本さん?阪本さーん!大丈夫ですか?具合はどうですか?しんどいですか?」
「…」
「さっ、阪本さん!大丈夫ですか?阪本、さん!ああ、こんなに身体が冷たくなって!」
「…うー」
「阪本さん?はかせに言ったんですか?しんどくなったらはかせに言ったら、はかせがお医者さん呼んでくれるって…
ああ、も、今、お医者さんに電話します!ちょっと待って下さい!」
「…」
「阪本さん?大丈夫ですか?お医者さん、電話つながりませんでした…動物の場合、緊急外来はやっていないみたいです…
明日お医者さんに診てもらうしかないですね…阪本さん明日まで我慢できますか?阪本さん…」
「…ん…」
「阪本さん?阪本さん?」
「…結構…だるいぞ…」
「ああ!……阪本さん…!どうしよう?どうしよう、お医者さん開くの、明日の10時だし、それまで診てもらうのはどこかな、
とりあえず、身体またあっためましょう、身体がかなり冷えていますから!」
「…いや…いい。なんというか、…身体を楽にしていたい…」
「…でも…身体が…あ、じゃあ…タオルをお湯に浸けて持ってきます。これで、今日の夜は、なんとか頑張ってください。
こんなにひどくなるとは思っていませんでした、ごめんなさい。阪本さん、今日病院行っておけば…」
「…いや、いい…とりあえず、俺は、寝とく…」
「…どうしよう、前はこんなにしんどそうじゃなかった…こういう時、どうしたらいいんだろう…あっ‥」
「ただいまー、なのー」「ただいま、なのさん」
「あ、なのーおかえりー。テストどうだったー?」
「…………………」
「あのね、今日ね、ビスケットと一緒に川のほうの大きな公園に行ってきたの。
あそこでボール投げしてね、これ、びゅってするやつしたの、でね」
「…………はかせ…」
「…?」
「…はかせ…阪本さんが具合が悪そうだったら、お医者さんに電話して研究所にきてもらってくださいって、いいましたよね…?
電話してくれたんですか…?今日私が帰ってきて阪本さんをみたら、ものすごくしんどそうにしてましたよ…?
はかせ、電話してくれたんですか…?」
「…はかせ、阪本が、………」
「阪本さんが言ったんですか?」
「…阪本が、…………大丈夫だって、………お医者さん行かなくていいって………阪本が……
………だから……はかせ、大丈夫かなーって思って、それで、ビスケットと、遊びにいったんだけど!」
「……………………………」
「だから、ね、阪本、大丈夫なんだからね、だから、はかせね、ね、ビスケット」
「…………ビスケット…さん…う…ビスケット、さんは…はかせから……阪本さんのこと…
お医者さんのこ、と……聞いてくれて、いましたか……?
阪本さんが、しんどそうにしていたら、お医者さんに電話して、ここまで、お医者さんに、来てもらって、阪本さんを、お医者さんに、診てもらうって。
私、テストがあって、今日どうしても学校休めなかったからって」
「……なの、さん…」
「…聞いていなかったんですか…?」
「だって、はかせが、なのに、頼まれたから、だって、ビスケットは………」
「…すみません、僕は、知らなかったです…」
「………………そうでした…か…うううっ…」
「…僕が様子をみてあげればよかったんですが…」
「…………………そう…か……お医者…さん………」
「だって、天気予報見てたら、明日も明後日も雨降るって言ってたんだもん!今日しか川の公園行けなかったんだもん」
「阪本さんが病気なんですよ?…とても苦しそうにしてるんですよ?阪本さんにお医者さんを呼んでくれなかったんですか?
はかせは阪本さんをほったらかして公園に行ってしまったんですか!?」
「ああっ、なのっ、な…あの…ね」
「…………阪本さん……ああ、もうちょっと私がはかせにちゃんと頼んでおけばよかったんだ…ああ…」
「…………」
「………………………………………わかりました。今日は、夜は、私は、夜、つきっきりで阪本さんの看病をします」
「…なの………ごはんは、どうするの…?」
「………………レトルト…レトルトカレー、作って下さい…レトルトカレー、食べておいて…
はかせは…レトルトカレー…食べててください…棚に…レトルトの…ありますから…」
「…わかった、なの」
「…阪本さん、一晩頑張ってください、ごめんなさい、明日私がお医者さんに連れていきます」
389 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 02:06:27.45 ID:BfXFHvKE
つづきはまた今度
乙です、続き待ってます
なのちゃんの言動がなんかヤバい……今にも壊れそうな感じで(汗
これは続き気になる
阪本がんばってくれ
は?…は?
ゆっこ「(今日こそ麻衣ちゃんにツッコまないようにしなきゃ…!)」
ガラッ
麻衣「ゆっこおはよう」
ゆっこ「ん、おはよう麻…」ハッ
ゆっこ「(ダッ、ダブルクリ○リス!!)」
「みーちゃん、どうして幼稚園行きたくないって言うの…?」
「いーやーだ!いーかーなーい!!」
「友達が待ってるじゃない…とおるくんとか、なおきくんとか…」
「ともだちじゃないもん!あいつらともだちじゃないもん!」
「…そんなこと言わないで…今日はどうしたの…?」
「ようちえんいかないからねー!きょうはいえにいるーー!」
「…はあー……どうしたものかしら…」
「もしもし、…あ、おはようございます…
はい、いつもお世話になっております…
実はですね…」
「…みーちゃん、園長先生に今日はお休みしますってお伝えしましたよ。今日はゆっくりしましょうね」
「…」
「明日からはちゃんと幼稚園行くんですよ」
「やだ!あしたもいかない!ようちえんもおいや!」
「ダメです。…もう一年入るって申し込んであるんだから」
「やあーだあー!!いかない!いかない!」
「…ずっと家にいてたら友達と遊べないよ?ずーっと一人でいることになるでしょ?寂しくないの?」
「さびしくないもん!はかせがいるからぜんぜんさびしくないもん!」
「はかせ?…あの女の子?」
「おかーさん、はかせとあそびたいー。はかせのいえにでんわしてー」
「幼稚園には行かないのに…遊ぶの…?」
「はかせ、みーちゃんのともだちだよー?ともだちとあそぶんだもん!」
「…幼稚園は遊ぶだけじゃなくて本を読んだり色んな勉強もしたりするんだけど…遊んでばっかりでいいのかな…
…でも…この子は今好きな友達と遊びたいって強く願っている…
それを押し付けてまで幼稚園に行かせるのも酷なのかな…よくドラマでも、良くない結果になってしまうし…
…わかったみーちゃん、あとではかせのいる、…東なんとか研究所に電話するから」
「やったあー!はかせとあそぶー!」
「ねえねえおかーさん、はかせいろんなことしってるんだよ!
ロボットってどんどんあたまよくなっていくの!ゆーあるねっとあーく!
ゆーあるねっとあーくあればロボットつくれるってはかせがいってた!
あたまいいロボットってぜんぶゆーあるねっとあーくがあるのー!ねえねえおかーさん!」
「…はいはい。えっと…電話番号どこだったかしら…ひ…ひ…あれ…ない…」
「でんわわかんないのー?」
「えっと…研究所の名前ってなんだったかしら…?東なんだっけ…」
「しののめけんきゅうしょ!しののねけんきゅうしょ!!」
「あっ、しののめかあ!変わった読み方だったのよね。し…あった!えっと東雲研究所は…0270の…
じゃあ研究所に電話かけるからねー?はかせいるかな…?」
398 :
かなりん ◆KI/v/GbdMU :2012/04/09(月) 17:28:49.31 ID:1tYusGWK
初めてなんでキャラ崩壊あると思いますがよろしくお願いします
今日は遠めの街までお買い物です!
電車で長旅をするのは初めてなので緊張しています
なの「えっと…あ!この電車だ!!」
なの「…結構混んでるなぁ…」
ピロリロリリン
コノレッシャハー○○ユキデスヒダリガワノトビラガシマリマスゴチュウイクダサイ
ガタンゴトンガタンゴトン
なの「あと一時間はこの電車にのってなきゃいけないんだし、ちょっと寝ようかな」
なの「Zzz…」
―10分後
なの「うーん…」
携帯を見ると私は10分だけ寝ていたようです
でも、その10分の間に何があったのか、ガラガラだった電車はやはりガラガラでしたが、最初は私一人だったのに、5人程増えていました
しかもそれは全員…男の人!
男1「おい、起きたぞ!」
皆さん、どうやら私のことを見ているようです
私には何が起きているかさっぱりわかりません
男2「状況把握出来てないみたいだけど、説明したほうがいいかな?」
男3「だな。ドッキリといえども、一応軽い説明はいるだろ」
すると男の人の一人が私に説明をしてくれました
399 :
かなりん ◆KI/v/GbdMU :2012/04/09(月) 17:40:30.00 ID:1tYusGWK
男2「実は、この車両に乗った人が女性だったらさ、そのビデオを撮らせてもらってるんだよ」
そういえば本格的なカメラが1台とそれ以外のテレビなんかでよく見るような器具がいろいろあった
男2「でさ、ちょっと協力してもらいたいんだけどいいかな?ちゃんと許可も貰ってるし」
なの「はい。○○駅で降りるのでそれまでなら…」
私がそう言うと、その男の人はニヤリと少し広角を上げた
男2「よし、承諾を得たぞ!」
なの「私は何をすれば…?」
男4「いや、きみは何もしなくていいよ」
なの「え?」
男4「おい、男5!早く準備!」
男5「持ってきましたwwデュフフww」
その人が持ってきたのは…
リモコンに線が繋がっていてその先に楕円形の丸いものがついているものや、電動マッサージ機でした
.
「…もしもし…あっ…えーと、東雲研究所ですか?
あっ、はかせちゃん?おはようございます、あのね、…あどうも。
あのね、はかせちゃん?今日うちのみーちゃんがね、はかせちゃんと遊びたいって言ってるんですね。
うちの子幼稚園行かない行かないって言ってて、それではかせちゃんと遊ぶって。
…うん。そう。そちらは大丈夫?
あ、そう…いいの?うちの子やんちゃだから、色々と迷惑とかかけるかもしれないけど…
…あ、うん。ありがとう。朝からごめんなさいね…うちの子も喜ぶと思うわ。
じゃあ、10時…くらいになったらそちらに伺いますね。ええ?いや、いいですよ、こちらから伺います。
じゃあ…よろしくね、はかせちゃん。今日はありがとう。それじゃあ…」
「…みーちゃん、お母さんはかせちゃんに話してきたよ。はかせちゃんの家にお邪魔させてもらいなさい」
「わあーい!!はかせ!はかせ!」
「…はかせちゃんのことになると元気になるんだから」
なんか二人の人間がよう分からんタイミングで切ってくるな
終わるなら終わるといってくれ
「こんにちはー、設楽ですー」
「あ!みーちゃんだ!なのー、みーちゃんだ!」
「はいはいはかせ、ちょっと待ってください…よいしょ
あ、こんにちは…どうぞ上がってください」
「ごめんなさい、こんな平日の真昼間から…うちの子をよろしくお願いします」
「こんちわー」
「いえいえ、私も今日は試験休みで…」
「げっほ、げっほげほ」
「みーちゃん?あれ?みーちゃん喘息?」
「あっ……もしかして…みーちゃんは猫アレルギーですか…?」
「げほ、げ…うふ、うふ」
「お宅は猫飼ってらっしゃるんですか?」
「…はい…オスの黒猫を一匹。ごめんなさい、アレルギーとは知らないで上げてしまって…」
「げほ!ひゅー…」
「いえー、大丈夫ですよ…この子、犬とか他の動物もダメで。動物園も行けないんですね」
「…大変なんですね…みーちゃん?大丈夫ですか…?」
「うん…たぶん…げっほげっほ、はかせっ、わっ、どこっ?
はかせげっほ、…はかせは、どこー…?」
「はかせ?はかせは…えーっと…あっ!」
「みーちゃん!さかもと隠してきた!!新しいクレヨン買ったから書こう!」
「…はかせ?たぶん、みーちゃんは家には上がれないと思います…よね?」
「うーん、そうですね、…玄関でこれだから、ちょっと中に入るのは…ごめんなさいね」
「えーー!はかせははかせはー?」
「みーちゃんは、はかせちゃんと、別のところで遊びましょうね。あ、…えーっと…
…なの、ちゃんでよろしかったですかね?
はかせちゃんよろしければ、うちに上がって行きませんか?」
「あ、みーちゃんち行くの?いーよー」
「え?!はかせー!こっちくんのー?!じゃあね、人生ゲームしよう、人生ゲーム!!!」
「なのーじゃあはかせみーちゃんの家いってくるねー」
「はい。…すみません、お邪魔します…」
「いえいえいいですよ。遊ぼうって誘ったのはうちのほうですし。
みーちゃん、はかせちゃんうちに来てくれるんだってー。よかったねー」
「うん!はかせと人生ゲームする!げっほ!げっほ」
「…あっ、あっ、すみません、早くここでた方が、猫の毛も…」
「おっかしーなー、さかもと洗濯機に隠したはずなのに」
「えっ…。…とにかく、じゃあ私は家で掃除とか試験勉強とかしときますので、はかせはみーちゃんと遊んできてくださいね」
「はっはーい!」
「はーかせー!」
「みーちゃーん!」
「じゃあいっくぞー!」
「おーー!」
「仲いいのねえー。」
「…そうですね」
「はーははーふふーん」
「へーへへーへへー」
「ぷぷぷ違うんだけど。こうなんだけど
はーははーふふーん、ふふはあーはふふーん」
「へーへへーへへえんへー」
「ちーがーう!はーははーふふうん!ふ・ふ・う・ん!はい」
「はかせー、またあたらしいロボットつくったー?」
「んもー…」
「ねえねえあたらしいロボットつくったー?あたらしいロボットー!」
「ビスケット2号作ったー!こうね、ビスケット入れたら動くの。
得意技は速読です。こうばららららーって本読めるんです。
あとねー、なのみたいにぐちぐち怒らな…」
「はかせー、みーちゃんきのうねー 、ドーナツたべたんだよー?ねードーナツー!」
「…んもーっ!」
「はかせちゃんは学校行ってないの?」
「学校は行きません。だってはかせだもん」
「…?はかせちゃんは頭がいいから、小学校に行かなくても大丈夫そうだね」
「そだよー。はかせは天才ですから」
「すげー!ほらほらおかーさん、はかせはてんさいなんだよー」
「ふうん…すごいねー、はかせちゃん。きっと一生懸命勉強したんだろうね。
みーちゃんも、ちゃんと勉強してはかせちゃんみたいに天才になるんですよ」
「えーべんきょうするのー…」
「はーははーふふーん」
「おじゃましまーす!」
「おっじゃまっしまーーす!」
「…みーちゃんは自分の家じゃないの…はかせちゃん初めてよね、うち来るの」
「そだよー」
「じゃあはかせちゃんとみーちゃんは向こうの部屋で遊んどいてくださいねー」
「はーい、じゃみーちゃん何して遊ぶ?」
「プラレールしよう!プラレールー!プラレールたのしいよプラレール!」
「じゃプラレールしよー!」
409 :
!nanja:2012/04/13(金) 07:41:27.71 ID:HrYgcGlR
ほ
「はーかせー!つながったー!」
「それつながってないんだけど…無理してぎゅーってやるから線路こわれるかもしれないんだけど」
「だってーこうしないとつながらないからしかたないじゃん」
「じゃあね、これとこれとこれを外してぇ…」
「ああーー!!はかせなんでこわすのーーっ!!みーちゃんせっかくつくったのにーーー!!」
「え、こわしてないんだけど…」
「こわした!こわしてんじゃん!!」
「壊してないんだけど!ちゃんとつなげるから、この線路に変えてるんだけど!」
「…え…こわした…はかせこわした…」
「あー…もお…」
「みーちゃん、じゃあはかせ線路戻すからあ…ほら、
…えーっと…これで元にもどったんだけど」
「もういいちがうことしよー。はかせー、魔法少女ごっこしよー!ねーはかせー」
「いいよー。…じゃあみーちゃんがあの魔法少女する?」
「はかせが魔法少女やって!はかせ魔法少女でみーちゃんが敵のあいつやるー!!」
「じゃあはかせ敵を倒す役やるね。はかせはこれ武器にするんだけど」
「とあーー!!ブラックぱらさいとでおわりだーー!!」
「ミラクルピーンチ!でもっ、ここからが見せ所よー!」
「うりゃー!!」
「はあーーっ!」
「こんのやろー!」
「いったっ!ちょっと、みーちゃん激しすぎなんだけど!」
「敵だもん!てかげんはなしだぜー!」
「ううー!う!」
「いって!あしけるのひきょうだぞ!」
「ええーだってみーちゃん力つよいもんっ…あわわっ!いた!」
「へっへー、かべにおいつめたぞー」
「まーだーだーよー」
「とおりゃあ!」
「うおー」
「はー、はー」
「あー…はかせなんか疲れたんだけど…」
「みーちゃんもつかれたーあせいっぱいでた。すごいあついー」
「…ちょっとまって…ほらっ、タオル持ってきたから、これで汗ふかないと風邪ひおちゃうんだけど」
「ええー。あせかいたらみーちゃんシャワーあびるー」
「ん…?まだ夜じゃないんだけど…」
「ええー!はかせあせかいたらシャワーあびないのー?みーちゃんシャワーあびるのにー!」
「はかせは夜しかお風呂入らないよ?」
「えー、じゃあはかせみーちゃんといっしょにシャワーあびよー!
ねーはかせーいっしょにシャワーいこーよー!」
「えー?一緒に入るのー…?」
みおちゃんとゆっこちゃんと麻衣ちゃんの乳首をペロペロ(^ω^)
「高崎先生」
呼ばれて振り返るとそこにいたのは長野原だった。
問題児の相生と仲がいいが
成績もよくまじめな生徒である。
「どうした、長野原。何か質問か?」
「・・・いえ、その・・・ちょっとお願いがありまして」
言いにくそうにしているがなんだろうか?
・・・まさか恋愛相談とか?
だったら俺には答えられないな・・・経験がないしな。
「ここでは・・・ちょっと」
「なんだ、重大な相談なのか?担任の桜井先生じゃなくて俺にか?」
「えっと、高崎先生じゃないとダメなんです。
放課後、屋上で待ってます。それじゃ」
そういうと長野原は走って行ってしまった。
「あ、屋上は立ち入り禁止・・・って聞こえないか」
仕方ない。聞くだけ聞いてみるか。
放課後、屋上に行くと長野原はすでに来ていた。
「すみません。急に呼んだりして・・・・」
と言って頭を下げた。
「それはいいが・・・ここは立ち入り禁止だぞ。」
「でも、できれば誰にも聞かれないほうがいいと思いまして」
なんなんだ?長野原が俺に?
「それで、どういう話なんだ?」
「実は・・・先生に絵のモデルに・・なってほしくて」
長野原は顔を赤らめている。
「は?俺が?モデル?!」
「は・・・はい。できれば上半身は裸で・・・」
「その・・・俺よりふさわしいやつがいるんじゃないのか?
それに男じゃなくて女のほうがモデルにしやすくないか?」
「いえ、先生くらいの年代の男性じゃないとダメなんです。
次回作は教師×男子生徒もの・・イヤイヤ何でもありません!!」
よくわけがわからん。
俺ぐらいの男じゃないとダメってなんなんだ?
「せっかくだが、俺はその、そういうのに
向いてないと思うんでな。他をあたってくれないか?
申し訳ないが・・・すまんな」
そう言って断ろうとしたとき
長野原は言った。
「先生が好きな人・・・桜井先生ですよね?」
「!!!」
な、なんで長野原がそれを!!
「こないだ、雨の日、桜井君・・・あ、桜井先生の弟ですね、
そう、桜井君と先生が屋上で話してるの聞いちゃったんです。
桜井君、たしか『姉ちゃんのことバラしてもいいのか』って言ってましたよね。
それって・・・先生が桜井先生を好きなことをバラすって意味ですよね。」
俺が顧問になるならないっていうあのときか!!!
「・・・な、なんのことだ?」
「先生、顔が真っ赤ですよ。意外と純情なんですね。」
「もしモデルになってくれたら、桜井先生とのこと
いろいろ協力しますよ。
それと、ゆっこ、いや相生さんが宿題を忘れないよう
私も配慮しますけど・・・」
「・・・」
「決して悪い条件じゃないと思います・・・先生どうしますか?」
「断った時には桜井先生を好きなことばらしますけど」
う〜、どうして俺はこう脅迫されるんだ。
長野原の誘いに乗ってはいかんぞ・・・。
でも・・・・協力するって言うし、相生のことまで。
う〜ん。
そして、一言だけ俺は言った
「一回だけだぞ」
(みおside)
あの屋上での二人のやりとり・・・萌えるわ〜。
顧問になってくださいって必死の頼む桜井君
チャーミングな桜井先生の弟だけあって桜井君も可愛い系のイケメン。
苦悩の顔でスマンと断る高崎先生
暑苦しい熱血教師タイプだけどルックスもいいし低音の声がたまらない。
このふたりがっ!
雨が降る屋上でっ!
脅迫されて生徒に従う教師!!
これだわっ!次回作はこのシチュエーションしかない!!
・・・そういえば、高崎先生は桜井先生を好きなんだよね。
このネタで揺さぶったら
高崎先生もモデルになってくれるかも・・・。
よし、お願いしてみよう・・・。
「みーちゃん脱いだー?」
「ぬいだよー!」
「じゃあ入ろっかー」
「おー!」
「へー…」
「あんまりちんちんじろじろみないでよー、はずかしいなー」
「ちんちんかわいいねー!」
「みーなーいーでー!じゃあはかせのもみせてー!」
「ぷぷぷ、はかせは女の子だからちんちんないんだけど」
「えーっ、はかせちんちんないの!?」
「だってはかせ女の子だもん」
「うそ!おんなのひとにはないの!?みせてよ!はかせみせて!」
「え…?ほら、ちんちんないんだけど」
「ほんとだー…!…へー…じゃあね、おしっこどっからするの?」
「おしっこ……?こっから出てくるよ」
「へー!?えっ、じゃあおんなのひとは、おしっこもうんちもあなからでてくるんだ!!」
「……そうなんだけど」
みお「さっ、笹原先輩っ!!」
笹原「ん?どうした」
みお「笹原先輩…先輩はか、か、彼…」
笹原「?」
みお「彼氏いるんですか?!」
笹原「ぬかしよる」
「はかせー、じゃあおしっこしてみてー」
「…おしっこはトイレでするんだけど」
「だってここでもシャワーあるじゃん!じゃーってながせばわかんないよ!」
「おしっこの匂いでわかるかもしれないんだけど…」
「だーいじょーぶだってー!ねーはかせーおしっこしてー!はかせおしっこどうやってしてるかみたいー!」
「…みーちゃんはしょうがないなあ…でも
はかせ今まだちょっとおしっこ出ないかも…うーんっ」
「…出ないんだけどぉ…」
「えー。なんでー、さっきりんごジュースのんだじゃんー」
「ジュース飲んだってそんな早く出ないんだけど」
「じゃーみーちゃんおなかさすさすしたらたぶんでるようになるよー」
「ちょっと、みーちゃん!わあっ…もおっ…そんなにお腹さわんないでよぉ…っ」
「どお?ほら、はかせっ、おしっこでたくなったー?」
「あんまりお腹さわられたら、ふうん、いたいんだけどっ、んーんっ」
「もうちょっとがんばったらはかせおしっこでるかなーっ、はあ、はあ」
「やあ…もう、そんなにお腹さわんないでよお…ふうーっ…」
「あれー?ちょっとおしっこしたくなった?どう?はかせえー。おしっこでるでしょー、ねえーはかせーほらー」
「んー…みーちゃんー…っ」
「あっ!」
「ひゃうんっ!!!」
「はかせ、だいじょうぶー??」
「いったあ…っ…みーちゃんゆび、思いっきり入った…っ…」
「はかせー、ごめんなさい…いたかったー?」
「いたかったんだけど…ぐすっ…もお…」
「すごいー…ゆびがはいった…」
感想とかないけど、ここって書く人しかいないの?
「…はかせ…ゆびがはいっちゃった」
「…あのね、みーちゃん、女の子のここはね、おしっこするだけじゃなくてね?
将来大人になって赤ちゃんが産まれてくる大事なところなの。
だからあんまり乱暴にしたらだめだよ…?
ね…みーちゃん…」
「あかちゃんってここからうまれてくるの?はかせもおとなになったらここからあかちゃんでてくるの?!」
「…そだよ」
「すごーい!へえーこっからでてくるのかあ…
いまのはかせだったらちっちゃすぎてむりだねー!」
「…そだね」
「…」
「…みーちゃんのも見せてー」
「えっ、はずかしいなあ…」
「はかせもみーちゃんに見せたから、みーちゃんもはかせにちんちん見せてよ」
「…はい…ほら」
>>424 なんかすごい途切れ途切れで声をかけづらい、というか感想を書くタイミングがわからん
「今日はここまでです」とか言ってくれりゃいいのに……
「わあー…こうやってじーっと見たの、初めてなんだけど…」
「はずかしい…えへへ」
「さわるねー」
「うわっ!あひっ…くすぐったい…」
「すごいね、さっきよりかたくて大きくなってるー。
さっきはふにゃってしてたのに、今はぴんって立ってるんだけど。
ああー、これがたまたまかあ…へー、本当にボールみたいだね。
みーちゃんこんなのついてて重たくないの?歩く時、ぶらんぶらんしないの?」
「うんっ…いつもは…わああーっ…パンツはいてるから…くっ…ぶらんぶらんはしないよ…そんなにさわらないで…」
「みーちゃん、はかせがちんちん触ったら気持ちいい?」
「ええー…?くすぐったいー」
「みーちゃんのちんちんさっきよりもっと大きくなっててすごいんだけど」
「えーっ、これおきがえのときとかねー、あさおきたときによくなるよー。
さむいときもねーかたくなる」
「ふーん…すごいね…立派に硬くなってる…」
「はかせー…そんなにさわんないでよー…なんかバクバクしてきたー…」
「みーちゃん、きもちいいー?」
「ああっ…はーかーせー…もうはやくシャワーしようよー…うううー…」
「みーちゃんも…きもちいいってなるんだ…ちんちんすごいぶるぶる動いてる…」
「はかせー…もー…はかせ、はかせ…ああ…あたまぐわんぐわんする…はかせ…
ちんちんそんなにさわんないでよー!ううー!はかせー!はかせー!
ああん!はかせ!はかせええーーっ!!
!!!!!!!!」
「みーちゃん!」
「…………!!!!!!!!!!」
「みーちゃん!大丈夫!?」
「はーっ、はーっ、はーっ、はーっ、はーっ、はーっ……
………あー…っ……
ーっ……ああー…すごいなんか、からだがぞわーってしてねー…
きもちいい…」
「みーちゃんのちんちんふにゃってなってる…もとにもどったのかな」
「…………………はぁ………」
「…みーちゃん?…大丈夫…?」
「うん………あー……はー…」
「っくしゅ!!」
「あっはかせ、ぶるるっ!はくしゅ!くしゅ!!」
「…ずっとはだかでいるから、身体冷えちゃったんだけど」
「ぶるる!へくしゅ!んきゅ!」
「みーちゃん!風邪ひくよ!ほらぁ、早く服着たほうがいいと思うんだけど!」
「ん…はかせ…はかせェ…」
「ほぉらぁ…ぼーっとしてないで、早く服着るんだけど」
「んー………わかった……
あふうっ…!ちんちん、パンツにあたっただけでこそばゆいよー…!」
「ほらっ、早くパンツはくのっ!
…わっ!みー、ちゃんっ!んっ…またちんちん大きくなってるっ、から、
…よし、パンツ履けた…」
「はかせー…まだちんちんがじわーってする」
「えぇー?パンツ履いたのに…?もうすぐなおると思うんだけど…」
「んー…」
「みーちゃん、自分で触ってたらダメ!もぞもぞしても我慢するのっ!
早く部屋行こう!」
「うん、わかったはかせー。はかせー、さっきねー、ゆびはいったとこねー、もういたくないー?」
「もう大丈夫だよー。痛くないよ」
「よかったー!はかせあかちゃんうむだいじなとこだから、なんともなくてよかったー」
「そだね。はかせのだいじなところだからね。みーちゃんの子供産むかもしれないしねー」
「みーちゃんのこども、はかせがうむのー?すごーい!!!」
じゃんじゃんヤりましょー
24時間シテても問題ない
ゆっこ「麻衣ちゃーん!読書中悪いけどさぁ、宿題忘れちゃったから写させて!」
麻衣「…」ペラ
ゆっこ「うー…駅前のアレ、おごるよ?」
麻衣「…」
ゆっこ「よし!それならそのあと今夜の夕食も一緒にどうだ!」
麻衣「」ガタッ
ゆっこ「おっ」
麻衣「プリント…貸して」
ゆっこ「何々?ひょっとして代わりにやってくれるの?」
麻衣「」サラサラサラ
麻衣「はい」
ゆっこ「ひゃっほー!ありがと麻衣ちゃーん!」
麻衣「ゆっこ」
ゆっこ「なぁに?」
麻衣「今夜は寝かせないから」
ゆっこ「(え゛ぇ゛っ!?)」
「ねーねー…はかせー、おしえてー」
「どうしたの、みーちゃん?」
「はかせがあかちゃんうむでしょー?そのあかちゃんがねー、みーちゃんとはかせのあかちゃんだってねー、どうしてわかんのー?
どうやってみーちゃんはパパになるのー?」
「そうだねー…みーちゃん、あかちゃんはどうやってできるかしってる?」
「んーとね、ママとパパがね、んーと、けっこんして、それでママのおなかにあかちゃんできるの」
「うん…んーと、んー…みーちゃんはね、けっこんしてパパになりたい?」
「うん!みーちゃん、はかせとけっこんしてはかせがあかちゃんうんで、みーちゃんはパパになる!!」
「…じゃあ…ね…みーちゃん、今から大事なお話するからね。よーく聞いてね」
「うん…わかった!はかせ!」
「みーちゃんはね、結婚してそのまま何もしなかったら、パパになれないんだよ。
パパになるにはね、男の人はね、ママのおなかのなかにね、赤ちゃんのタネをまくっていう、大事な仕事があるんだよ」
「あかちゃんのタネ……?」
「みーちゃん、あかちゃんのタネはどこにあるかわかる…?」
「……わかんない…」
「じゃあみーちゃん、パンツ脱いでみて!」
「うん…んしょっ、はい、パンツぬいだよ…?やっ!はかせっ!」
「みーちゃん?…これ…この、たまたまの中に、赤ちゃんのタネが作られるんだよ…?」
「ううっ…はかせえ…ちんちんとたまたまさわっちゃ…」
「…わかる、みーちゃん?みーちゃんも大人になったら、ここで赤ちゃんのタネが作られるんだよ…?」
「はかせー…うーっ…あー…じゃあ、あかちゃんのタネはねー、どうやってはかせのおなかにいれるの…?」
「赤ちゃんのタネはね……みーちゃんのちんちんから出てくるんだよ…?
ちんちん…みーちゃん、今みーちゃんのちんちんまた大きくなってるね」
「…だってぇ……はかせがまたさわるから………はぁ、はぁ…」
「ちんちんが大きくなるのはね…、赤ちゃんのタネを、ママのおなかに入れるためなんだよ…?」
「……そう、そうなの……?」
「みーちゃんがちんちんをね、……ママのおなかの入口…さっきみーちゃんが指いれたところなんだけど…そこにぐっと差し込んで、…それでね、みーちゃんがママのおなかの中に直接、赤ちゃんのタネを出すの。そうすると、赤ちゃんがおなかの中にできるんだよ…?」
「はかせの…あのちっちゃいところにちんちんさしこむの…?」
「そだよ…ちんちんふにゃふにゃだったら…入らないでしょ…?
大丈夫…みーちゃんはこれからちんちんがどんどん大きくなって長くなるから、おなかの奥まで入るようになると思うよー…」
「……はかせのあそこに…ちんちんさしこんだら…あかちゃんできるのか……すごい!!」
「ぷぷ、みーちゃんはまだオトナじゃないから無理なんだけど…でも…
じゃあ…みーちゃん、はかせと、練習してみよっか…!」
「はかせ…!はかせと、あかちゃんつくるれんしゅうするー!ちんちんいれるれんしゅうするー!」
「うわっ!みーちゃん、急に抱きつかないでっ!今、パンツ脱ぐから…」
「…これがはかせのあかちゃんのいりぐちだよねー!…すごい…」
「そだよ…それでね…ここの中はね…こうなっててね…
ここからおしっこが出てきてね…それで、ここが赤ちゃんのいるおなかに行く入口でね…
わ!みーちゃん!はやいんだけど!うわーっ!」
「はかせっ!ちんちん、はかせのあかちゃんのっ、あなに、いれるねっ!んしょ!」
「みーちゃん!みーちゃんまだっちっちゃいから、はかせのとこにうまくはいんないと思うんだけど!やあ…!ふあ…!」
おんなじAV見てて メールで実況中継
この漫画のカプの略称ってみおっこ以外でなんかある?
ゆっころがしとかどういうことなのコンビとか
> ゆっころがし
これ略称なのか
相手の名前がないし、ゆっこ受けの総称だと思ってた
略称なのに全然縮まってないとはまさにどうゆうことなのww
安高
みさはら
田中之条
というカプ名は見かけたことある
なのかな
なの阪
もあった気がする
どうゆうことなのかなトリオはまだですか
ちゃんみおとお姉ちゃんのカプ名はよしおですか?
何か普通に人名っぽいな
448 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/06(日) 12:29:20.72 ID:7moRplIt
よしおよりむしろみよし
…地名だ(広島県三次市)
449 :
sage:2012/05/06(日) 12:30:19.21 ID:7moRplIt
sage忘れ
そんなの関係ねぇ!!
主なSSは百合スレに投下されてるのね
最近こっち系のスレに来たばっかだから知らなかった
みお麻衣ゆっこのエレベーターの話とか良かったな
一番最近のはそんなに面白くなかった
そういうのは本スレに言って欲しいんだけど!
百合スレに投下されたSSの思い出かと思った
ちゃんみおってレイプされるのがすごく似合う声してるよね
百合は百合スレに投下しろってこと?
「はかせー、ご指名ありましたよー」
「はかせーっ、ご指名です。お仕事ですよー」
「……え…っ…今日はっ、……なんだか、あんまりしたくないんだけど………」
「何を言ってるんですかはかせ!ただクレヨンで落書きしてるだけじゃないですか!
お客さんがいらっしゃってるんです、はやくはかせはお相手してください!」
「……………うう…っ………」
「また泣く……。そんなに嫌なんですかこの仕事が…っ。
私は一生懸命やってるのに、はかせだけ楽しようなんて考えたらダメですよ!
研究所の借金を返すためにこんなことまでしないといけないんですよ?はかせはそれをわかってるんですか!?」
「ううっ……わかってるよぉ…なの、うう…なの、でもね、はかせは…
もうあんなことするの嫌なんだけど…あんなことしなくたって、お金はもらえると思うんだけど…」
「いいから!お客さんが来られてるんです!!お客さんをお待たせするんですか!?
折角来られたお客さんを追い返すんですか!?」
「やだぁ……っ……やだぁなのー!ごめんなさいなのぉ…!はかせはだめ…!
はかせはできないんだげどっ、やめでっ、いや、痛いっ、いやだっ」
「…お待たせしましたーっ…」
「どうもーいつもお世話になって…おや?この子大丈夫?泣いてるよこの子。大丈夫なの?ちゃんとできるの?」
「すみません…ちょっと機嫌が良くないみたいなんですが…もし宜しければ、私が代わりに…」
「いや、じゃあ今日はいいわ。なんか今日ははかせちゃんも…ちょっとアレな感じだしねー。
今度は頼むよー?いい?宜しくねなのちゃん」
「すみませんでした…またどうぞよろしくお願いします…本当にすみませんでした…」
「……………うぇぇぇぇ…なのぉ…なのぉ…なのぉ…」
「今日はお客さんに帰っていただきましたけどねはかせ、今度来ていただく時は、ちゃんとお相手するんですよっ」
「……………またくるんだ……」
「はかせがイヤイヤしたら、私の雰囲気まで悪くなってしまうんですよ!しっかりしてくださいよ。
こんなことになってるのも全部はかせの責任なんですよ、それはかせはわかってるんですか!?」
「…やだぁ……はかせもうあんなことしたくない…!もう絶対いやだ…っ」
「甘えるんじゃありません!自分だけぬくぬくと遊びほうけて…私ばっかり働けというんですかっ」
「やめてえ!!いたい!ひっ!なっなのごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「この馬鹿っ、自分勝手な子っ、わがままばっかりっ」
「ううっ、ううーーっ、助けてっ、こわいよっ、ひい……
さかもとっ、はかせを助けてっ、さかもと、さかもと、
もうはかせはこんなのいやだよっ…」
「あの猫はもうダンプに轢かれて死んでます!甘ったれるなこの生意気な子」
「うぐるぐるる、ぐうー……っ」
「明日もお客さんが来たら仕事するんですよっ、早く着替えて寝なさいっ」
「………………」
460 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/08(金) 07:44:10.19 ID:KMkNe/Sj
あげ
462 :
◆rzjiCkE13s :2012/06/12(火) 00:25:16.77 ID:KkSlRyaZ
「あなたが、無茶苦茶を言うからっ、私は、普通の女の子みたいなロボットに、成長できないんですっ!」
「いたい!!!!いたい、やめて、なの!
違うよ、違うよなのぉ…いったあいっ」
「はかせは、私を束縛して、ずっと人間の奴隷みたいにしようとしてるんだ…!」
「あやっ!うううううっ…そんなっ…はかせ、なのを学校にいかせてあげてるじゃない…!」
「ロボットはロボットらしく、ですか!私は中途半端に心をもって、こんなに苦しむことになってっ…!」
「やだあ…!いたいいたい!聞いて、話聞いてよなのぉ!!」
「このっ、この…!」
「ううっ、さかもと!さかもと!なのが、なのが、はかせを、ぶんてやって、カベに…いやっ!!」
「ネコに…頼って…どうするの…っ」
「っ」
「…はぁ、はぁ、はぁ…」
「…」
「私は、人並みに、こうやって、いざとなれば、力を出したりできるんですから。
私は、これでも、女子高生の身体ですからねっ」
「…ぐ……」
「…おい、ガキ。また昼間っからこんなところで…おいガキ起きろ!」
「う…うぅ…さか、もとぉ…どうして、はかせたすけてって言ったのに来てくれなかったのぉ…」
「何だおい。そんなこと俺は聞かんかったぞ。何が助けてなんだ?」
「はかせ、なのが、はかせをぐーってして、ばしっばしってカベにぶつけてくるからね、ううう…」
「何だ?娘がお前に暴力を振るったのか?」
「…もしもし、東雲です。あっ、…はいっ、そうです。あ、そうですか…、ありがとうございますっ…!
はい、あ、…今日ですか。はい、承知しました…!はい、大丈夫です。はい…では…!」
「………」
「はかせ、今日お客様がいらっしゃいますよ。はかせご指名です。真心こめておもてなしするんですよ…
………また泣く…いつもそんなんでは、本当に困るんですから!
はかせ!今日はね、にーっとして、お客様のお相手です。わかりましたね?」
「うっ、ひっ、んぐっ」
「はかせ!?わかりましたか?」
「…………わかった」
「よしいい子!はかせはいい子だから、お客さんがいっぱいいるんですよ。
その調子で頑張って、この家にお金を入れてくださいね。
今日も張り切って行きましょう!はかせ」
「……………」
「……さかもと…さかもとぉ…助けて……
さかもとぉ…もう嫌だぁ…もう……こんなこと、したくないのに……
もういや、ひぐっ、もうこんなのいやぁ……もう、いやだよぉ…
さかもと、さかもとっ!助けてさかもとっ!……ひーっ!もういやぁ…!
もういやだ、なのなんかいなくなればいいのにぃ…!なのなんか、
なのなんかもう大大大嫌いっ」
誰が得してんのコレ
465 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/12(火) 17:39:29.20 ID:ld3hcCuB
うむ
466 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/12(火) 22:33:29.88 ID:lONoMdQN
珍しく感想があったから見てみたらVIPにありそうな内容でワラタ
基本的に続きません、パラレルってことで…
はかせが可哀想
「おいガキ、起きろ。もう朝だレロレロ」
「んみゅ…っ…さかもとぉくすぐったい…」
「早く起きないと、娘が学校行っちまうぞ、見送ってやれグジュグジュ」
「さかもとぉ…頭ぼーってしてるよぉ」
「朝飯も、ほら、冷めちまうぞ、おいしい、目玉、焼き、冷めちまうぞ……っっ!!!」
「さかもとっ、さかもとっ、さかもと………っっっ!!」
「ふぅ……今日もいい天気だな」
「はぁ、はぁ、はぁ…さかもとのあついよぉ…」
「起きたか、ガキ。顔洗って、服着替えて、体操して、飯を食うんだ。股拭いてパンツ履くのを忘れんなよ」
「わかったーさかもと!おはようございます」
「おはよう、ガキ」
終わり
終わったようだから読もうかと思ったら
コテ外してあるやつもあって纏めて読めねーじゃねーか!!!!
「ガキ、寝るな。ちゃんと歯を磨いて服着替えろぴちゃぴちゃ」
「うふ……んっ、さぁかぁもぉとぉ」
「娘がもうすぐ風呂から上がってくる、それまでに全部すましとけにちゃにちゃ」
「…んもぉ…ん、眠いんだもんさかもとぉ…っ」
「娘にっ、またっ、お、こられて…っ、また、おやつ、抜きに、なるぞ……っっーっ!!!
……っ!!…っ……!うっ!んっ!」
「…わかったよぉ…さかもと…あは…」
「ふぅ… さ、歯磨きだ」
「はいはぁい!」
「…ガキ、すまん。股も洗っとけ」
「ぷぷぷ、そうかもしれない」
終わり
(よし、今日も寝相の悪いガキだ)
「ずるっ!がばっ!…おいガキ、…朝だぞ!
あ!さ!だ!ぞ!お!き!ろ!……うう… …はっ、はあうっ、はうっ、はう…」
「……ううーん…さかもとぉ…むにゃ…今日は終わるの早いね」
「…………ちょっと油断しただけだ、早く起きないともう一発出してやるぞ」
「さかもとの朝のやつは濃そうだからもういいや。おはようございます!」
「おはようガキ、服着替えて、体操して、朝飯だ。娘を見送ってやれ。
あと、ちゃんと股を拭くんだぞ」
「わかったー!」
東雲家は今日も平和であった
「さかもとー、さかもとーっ」
「はあっ、はぁっ!んんっ!!はぁ…ふぅ…今日はっ、よく出たっ…」
「…さかもと」
「…なんだガキ」
「…えへへ…す・き」
「…こいつ…」
477 :
返事が無い、ただの屍のようだ:2012/06/19(火) 19:28:54.85 ID:/cokzZWo
俺も書こっかなー…
どうせ書くなら鬼畜や鬱展開以外のものをば……
479 :
返事が無い、ただの屍のようだ:2012/06/19(火) 20:40:02.91 ID:/cokzZWo
自分逹の暮らす日常が少し変わった。あの白衣の子供によって
トトトトト
はかせー ご飯ですよー
なの「はかせ?」
なの「!?」
なの「まさか…」
なの「阪本さん!!」
阪本「ん…?あぁ…娘か…」
なの「どうしたんですか!その体!」
阪本「はぁ?何いってんだ」
よいしょっと
阪本「あれ?目線がたけーぞ」
阪本「あああああああぁぁぁぁ!!!!」
なの「あ、あぁ、ま、まず落ち着いてください!」
阪本「こんな落ち着いてられっか!!まさか、ガキの仕業か!」
はかせ「あ、阪本だ」
阪本「て、てめぇ!!どうしてくれんだ!!」
なの「まってください!、まだはかせとはかぎりません!(はかせしかいないと思うけど)」
はかせ「はかせがやりました」
阪本「てめぇぇええ!!!」
なの「なんでこんな事したんですか!!」
はかせ「それはねぇ」
ゴソゴソ
はかせ「じゃじゃーん!!ねこじゃらし!」
はかせ「これを…」フリフリ(阪本の前で)
阪本「…なにやってんだオイ」
はかせ「あれー?」フリフリ
阪本「主旨を説明しろ!」
はかせ「ねこじゃらしには反応しなかった」
阪本「まさか、ねこじゃらしに反応するかしりたかっただけでこの体に…?」
はかせ「うん、でも反応しなかったからもういいや」
阪本「よくねぇよ!!どうしてくれんだこれ!元に戻るのか!?」
はかせ「うん、でも一日経たないと戻らない」
阪本「ああ、ああぁぁ」バタッ
なの「阪本さん!?大丈夫ですか!?阪本さん!!」
はかせ「あ!サメチョコ食べなきゃ!」なの「逃げないでくださいはかせ!!」
480 :
返事が無い、ただの屍のようだ:2012/06/20(水) 01:15:17.21 ID:2TbsXnvd
阪本「ん、ふぁあ」
『変な夢見たな』
阪本「さてと、飯は何処だ?おーい、娘!」
なの「阪本さんちょっとまってくださいね」
なの「あっ、体の具合どうですか?」
阪本「ああ、大丈夫だ」
なの「そうですか、でもいきなり人になったからさすがに慣れない事もおおいですよね」
阪本「ああ、でもどうせ夢だから…
『夢じゃなかった』ズーン
なの「そういえば、阪本さんお昼何も食べてなかったですね、何か作りますね」
『何だ、この変な感じ…』カァァ
10分経過
なの「お待たせしました」
『人間の食い物は初めて…いや中村にラーメン食わされたな、あの時は猫だったけど今はどうなんだ?』
なの「ラーメンですけど、口にあいますかねぇ」
阪本「ああ、すまんな」 パキ箸の音
『ん?あれ?箸の持ち方が…』クソ上手くいかん
なの「こう持つんですよ」 ピトッ
『な、ななな!!』 ボフッ(頭から煙)
阪本「あ、ああすまん、大体分かった…」
ズズズズ(カップラーメンとは全然違うな…)
完食 オイシカッタ ソウデスカ?アリガトウゴザイマス
なの「それじゃあ食器片付けますね」
阪本「あ、ああ」
『なんなんだアイツ、何か今日は積極的じゃないか?』 トコトコトコ 阪本「?」
阪本「何だガキじゃねぇか、どうした」
はかせ「阪本、これ」 フリッ ネコジャラシ
阪本「ふざけてるのか?」
はかせ「えへへ、」 ダダダダダダダ
『ったく』 フゥ ハカセースコシソトデアソンデテクレマセンカー エーナンデーサカモトサントハナシガアルノデ ワカッタ、ビスケットクントアソンデクルネ イッテラッシャーイ
『?、今の会話』
なの「阪本さーん」
阪本「何だ?」
なの「あ、あの一緒にドラマ見ませんか?」
阪本「あ、ああ」
『娘のネジが少しまわってる…まさか?いや、ないない』ナニモーソーシトンダオレ!!
ん?もうクライマックス!?
その夢、正夢にしてやるよ…
知らぬ間に体が動いていた…
サカモトサン! サカモトサン!
何故か娘の声が 遠くきこえる。
なの「さかもとさん!!!」
やっとのことで我に帰った。
なの「どうしたんですか!!」
娘には何故か恐いというがない。
最初から分かってた?だからガキを外に…
481 :
返事が無い、ただの屍のようだ:2012/06/20(水) 18:02:35.47 ID:2TbsXnvd
あれ?文章が変だなぁ…
阪本「駄目だ!!我慢できん!!」
なの「ひゃあ!阪本さん!!ほんとどうしたんですか!!」
ヤッヤメテクダサイ! イヤッ!ソコハ…!
なの「あ、ああ、服が…」
阪本「くっ、すまん!!挿れるぞ!!」
なの「やっ、ちょっと、いくらなんでも早すぎ…」
家の近くらへん
はかせ「ビスケット、変なところに投げすぎ!!」
ビスケット「でもキャッチボールは初めてですから…」
イヤアァァァァァァ
ビスケット「?」
はかせ「あ!なのの声だ!」
ビスケット「家の方からですね、いきましょう!」
ガラララララ タダイマー! ドウカシマシタカー!
ビスケット「ん?あ、あれって…」
パンッパンッパンッパンッ
なの「さ、阪本さん!!激し過ぎます!!」
阪本「やばい…イきそうだ…娘、だすぞ…」
なの「え、そんなぁ…」
阪本「くあぁ!!もう無…ビスケット「ああ!はかせ!!お腹空いたしおやつ食べましょう」
はかせ「?、今は別にいいんだけど、後ろに何かあるの?」
ビスケット「いや、何もありません!!ほら、早くおやつ食べましょう!サメチョコも食べていいですあら!!」
はかせ「サメチョコ!?ヤタ!!食べる食べる!」
ビスケット「それじゃあ、早く行きまドオォーン (爆発音)
ビスケット「大丈夫ですか!?」
はかせ「この煙、あ!!阪本元にもどったんだ…」
阪本「ケホッ、なんだ?まさか、戻った…」
なの「コホッ、なんですか、この煙…もしかして阪本さん元に戻ったんですかぁ…」
ビスケット「あ、よかったですね…」
阪本「あぁ、本当によかっ…」
なの「じー」
阪本「娘、なんか…いろいろとすまん…」
なの「いやです」 プイッ
阪本「う、うぅぅ」 バタッ
なの「阪本さん!!大丈夫ですか!!」
東雲家は、今日も平和であった… サカモトサーン!!
482 :
返事が無い、ただの屍のようだ:2012/06/20(水) 18:06:51.88 ID:2TbsXnvd
あ、これ結局はかせだけのせいじゃないな
なのちゃん生殺しwww
さぁ、今夜はがっつりなのニーだ!
484 :
返事が無い、ただの屍のようだ:2012/06/21(木) 18:26:30.63 ID:tqn7mFb3
何か書くねー
485 :
返事が無い、ただの屍のようだ:2012/06/21(木) 19:28:48.64 ID:tqn7mFb3
はかせ「出来た!!これをなのに…」
東雲家
なの「いってきまーす」
はかせ「いってらっしゃーい」
タッタッタッタッタ…
はかせ「ぐふふふ…」
阪本「? ガキ、何かしたのか」
はかせ「えへへへ…ばれちゃった?」
阪本「顔を見れば大体分かる、で何したんだ?」
はかせ「えへへ、それはねぇ、じゃん!!本音カセット!」
阪本「……本音?」
はかせ「うん」
阪本「それを娘につけたのか?」
はかせ「えへへ」 タタタタタ
阪本「オイ!どこいくんだ!」
はかせ「なのの学校!!」
阪本「オイ!ちょっとまて!」
時定高校
ゆっこ「あれ?なのちゃん背中のネジは?」
なの「え?あれ?ない!ネジがない!!はかせ、もしかして外してくれたんですか!!」
みお「あれ?なのちゃん、やけに元気だね」
ゆっこ「なんかネジ外れたらしいよ」
みお「へ〜」
486 :
返事が無い、ただの屍のようだ:2012/06/22(金) 20:34:10.59 ID:KCwMBEDn
昼休み
なの「♪〜♪〜」
中村「ジーーー」
中村「東雲のヤツ、今日はやけに元気だ、何かあったのか?嫌、待てもしかしたら、罠?罠かも知れん、だとすれば、既にこっちに気付いているのかもしれない」
中村『!! だとすればすぐに場所を…嫌、待てよ…このまま動いたとすれば東雲は攻撃を仕掛けるのでは?だとすると……無闇に動けん!!』
中村「どうにかしてこの状況を打開せねば…」
中村「ん?…しまった!東雲を見失なってしまった!!くそっ一体何処に!すぐに捜索だ!」ダダダダダダ
廊下
ダダダダダダ…
中村「はぁはぁ」
ドンッ カチッ
中村「痛つつ…あぁすまん、ケガは無いか…」
なの「はい、あ!中村先生!」
中村「し、東雲なの!!まさか見失った後にすぐに見つかるとは…なの「何かいいましたか?」
中村「嫌!なんでもない!!何故だ、いきなり心の声が…
中村「あ〜それより東雲、少し理科室に行ってプリントを取りに来てくれんか」
なの「はい、分かりました、あっでももうすぐ授業なので後で良いですか?」
中村「あぁ、いつでもかまわん、机の上に置いてある。多分その時は私は居ないと思うから、勝手に取ってくれ」
なの「はい、分かりました、それでは…」 タッタッタッタッタッタ
中村「……ふぅ、しかし何故だ、急に声をだしてうとは…まぁこれで東雲の捕獲作戦が整ったついに東雲を私の物に…ふふふ…はっはっは〜!!は〜はっ…モミアゲ「どうしたんですか中村先生」
中村「しまっ…モっモミアゲッ!ここで何を!!もうすぐ授業だというのに!」
モミ…高崎「モミアゲ!?あぁ、今行く所です、それでは」 カチッ
中村『くそっ何故いつも変なタイミングで出てくるんだあいつは…」
中村「ん?声が勝手に出ない治った!おお少しの間だが、気持ちが出てしまうのはなかなか苦しいものだったな…これも東雲の仕業?そうとなれば更なる対策が必要だ」
キーンコーンカーンコーン
中村「ぬっ!?いそがねば、次の授業が!」 ダダダダダダ…
487 :
◆rzjiCkE13s :2012/06/28(木) 23:44:17.02 ID:KwjIr53/
「お前!!また勝手に人の部屋あさりやがって!!」
「あっ、マコちゃん…これは、お姉ちゃんが…」
「うるせえよ!何でいっつもいっつも何も言わずに入ってくるんだよ!
この!出ていけよ!」
「やっ…マコちゃんっ…いたいっ…そんな…強くっ…腕掴まないでっ…」
「あっ、うっ………ごめんっ…姉ちゃん……」
「マコちゃん…」
「なっ、何だよ急に女っぽくなりやがって…」
「………ごめんなさいっ……」
「………」
「……マコちゃん?」
「姉ちゃん……俺、やばい…その……勃ってきたんだけど…」
488 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/01(日) 09:22:09.18 ID:rcYmZbrx
続けて続けて
489 :
sage:2012/07/06(金) 01:53:19.04 ID:QKpmaYaQ
「はかせっ!またいたずらして、もし阪本さんが死んじゃったらどうする
つもりだったんですか!?」
普段とは明らかに違う、震えるほどの怒気を纏わせて、
なのははかせを押さえ込んだ。
『強力接着糊』からなんとか逃れたなのは、大急ぎで阪本を救出し、
はかせに事情を聞いた。危うく窒息して死ぬところだった阪本を
見ても一向に真剣に反省しないはかせの態度に、とうとうなのは激怒した。
「で、でもでも阪本があそこにいたから悪いんだけど…」
この期に及んで言い訳を繰り返すはかせに、なのはと覚悟を決めたように
怒気をはらませたまま無表情になると、そのままはかせを抱え込み、自身も
正座の格好で床に座り、黙ったままはかせを腹ばいにして膝の上に乗せる。
「な、なの、ねえ、なの、なのー?ねぇ、なの、なのー……?」
普段と明らかに違う様子に、流石のはかせも不安そうに何度も話しかけるが、
目の前のロボットの少女は無言でその体勢のまま、逃げられないようにがっちり
押さえ込み、はかせの白衣のすそを捲り上げた。
「な、なの?ねえ、なの、これなに、ねぇ、なのぉ……?」
不安そうに尋ねるもまるで無視したまま、なのははかせの半ズボンも下ろし、
その下に穿かれた子どもらしいパンツもおろしてしまう。
眉を「ハ」の字に下げ、背中を押さえつけられ尻をむき出しにされたまま、
不安げに自身の作ったロボット少女の様子を伺う。
みおちゃんのパンツ見たい
ちゃんみお
電車で座ってるみほしがレイプされて放置されたあとみたいな座り方でエロイな
ぎくっ
494 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/12(木) 01:26:14.18 ID:rpUa563c
なんか複数の作品が同時進行してるとどれがどれだか混乱してしまうなぁ
こっちには安高はまだないんだ…
鯖?
497 :
しかばねにかわりまして:2012/07/15(日) 00:21:12.63 ID:yHWucp6w
「返事がないただの屍…」がガチで返事をしなくなったので暫く投稿不可能です。
498 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/16(月) 15:36:47.58 ID:vD1eMvVV
誰が得すんのソレ
「あぁっ、はかせ!ちゃんと私が渡したお薬飲んでくれましたか?」
「? のんでないんだけど」
「だ…ダメですはかせ…!ちゃんと飲まないと!飲まないと赤ちゃんできてしまうかもしれませんよ!」
「………わかった、なの」
「どうしても何もなしでしたいって言うお客さんが多いですからね、仕方ないです…きちんと飲んでくださいねはかせ」
「…あん、……んぐぐ、ぷはぁ」
「…はい、それで今夜も大丈夫です。最近のお薬は効き目が早くて助かりますね」
「なのぉ、本当にはかせがいいってゆうお客さんいるのー?」
「そりゃあもういると思いますよ!はかせみたいなちっちゃい子が好きな人もたくさんいますから」
「……こんなちっちゃいからだなのに」
終
「はかせ、お客さんです!来てください!」
「ええ………っ…………や…だあ…」
「はかせ。はかせのことが大好きな人なんですよ。はかせと一緒にお話して、楽しいことしたいんですって」
「……またはかせのからだとかさわって来たりするんでしょ…?
はかせも男の人のからださわったりしないといけないんでしょ…?
おまたに指いれられるの痛いし恥ずかしいからもうイヤなんだけど…」
「はかせとそれだけふれあいたいんですよ!みんなそれだけはかせのことが大好きなんです!
さあ、ですからはかせもちゃんとお客さんを喜ばせてあげないと!」
「うぅ………なの………」
終
鬱展開はもうやだよう
だれか救いのあるSSをくれよう
「……ハァ、ハァッ……くそっ、早くしろガキ!もう我慢できん!」
「……あ、あ、あ、ダメ、ダメだよ阪本、そんなに押し込んだら破れちゃう、膜が破れちゃうよぅ……」
「阪本さん!金魚は餌じゃないんですよっ!
……あっ、ほらはかせ、あそこの黒いデメキン!狙い目です!」
#すくってみた
これはこれでほっこりした
なんとなく
ゆっこ「麻衣ちゃん…どうしてちんちん生えてるの…?」
麻衣「ゆっこと子作りしたくて」
ゆっこ「いやいや!願望だけで生えるものじゃないでしょ、それ!?」
麻衣「大丈夫、優しくするから」
ゆっこ「するのは決定事項なの!?」
ゆっこ「てゆーかこういうことはねっ!その…付き合ってから、ほら…」
麻衣「私はゆっこと恋人だと思ってたけど」
ゆっこ「えっ…ええっ!?いつの間にそんな関係に!?麻衣ちゃんにはみおちゃんがいるでしょ!?」
麻衣「そんなこと言って、上のお口は濡れてるよ…?」
ゆっこ「常にだよ!そこは食べるため常にだよ!私たちはそういう生き物なんだよ!」
「おい、ガキ、しっかりしろ!顔色が変だぞ!おい!ガキ!おい!こんなに吐きやがって!」
「…」
「変なもんでも食ったのか?!どうしたんだ!おいガキ!大丈夫か!返事しろ!」
「…」
「…身体が冷えてるじゃねえか…おかしいぞこれは…よくわからないが、どうも良くないぞ…おい、ガキ!ガキ!返事…しろ!」
「…」
「何だこれ…おいガキ、これを飲んだのか?これを飲んでこうなったのか?
…たのむ、たのむから…何か、答えてくれ…おい…ガキ、ガキ…っ…
い、今、救急車を呼んでやるからな…だから、それまで、頑張れ…っ」
「…ガキ、聞こえるか…っ…今、救急車読んだからな…もうすぐ、救急車が、ここに、来るからな…
もうちょっと、もうちょっとだけ頑張れ…な…ガキ…な…もうちょっとの辛抱だ…
ここで我慢したらな…っ、また、元気になって、外で遊べるし、お絵描きもできるようになるからな…
俺と一緒に散歩だってできるようになるからな…な…
ガキ…たのむから…何か返事してくれ…、な、ガキ…お願いだ…死なないでくれ…
何も出来なくてごめんな…俺が娘みたいに人間だったら…人間だったら、な、
牛乳飲ませたりな、口に手を突っ込んだり、な、色々してお前を助けてやれるんだが…
俺が…ただの猫だから…今は…何もできないんだ…すまんな!ガキ!許してくれ…!
おい!ガキ!な、もうすぐだからな、な、もうすぐで救急車が来るからな、だからな、それまで、…頑張ってくれ…!
何で薬を飲んだんだ?間違って飲んでしまったのか?
それとも、…死のうとして、…飲んだのか…?なあ、ガキ…
お前みたいな小さい奴が、そんな、死ぬことなんか、考えたりしないよな…?なあ、そうだろ…?
ガキ…とにかく…とにかく、生きてくれ…!な!頑張れ!頑張れ!………」
509 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/26(木) 22:27:39.41 ID:F4nvXgk7
>>509 まとめサイトから避難してきたんだよ
ここの過去作品読んでほっとしてたとこだったからさぁ
「おいガキ、救急車が来たぞ!意外と早かったな!良かったな、これで助かるぞ…」
「お嬢ちゃん!?お嬢ちゃん聞こえる?聞こえたらあーって言って!お嬢ちゃん?応答無し!
…心拍あり!27!えー…どうする?カンフル?いや、AEDは駄目!とりあえずね、搬送しよう!」
「誰もいないな」
「猫がいるぞ。えー、そっち持って!うん、そう、もうちょい低く!
体温低下が始まってるから、毛布持ってきて!」
「ランドセルとか無いか探して!え?ランドセル!中に連絡先あるかもしれんから!ある!?え?無い?おかしいな…」
「クローゼットに制服あるけど、これ高校のやつだぞ?時定の制服!え!?中?何にもない!」
「わかった!とりあえずもう行こう!うん、もういい!あとで警察に電話するから!うん、もう搬送!おい!心拍!
…ああ、じゃあまだ大丈夫だ、うん、とりあえず体温だけ気をつけて!いける?オッケー、今行く…」
「…ガキ…どうか無事でいてくれ…!まだ大丈夫らしいから、頑張れよ……!」
安中さんが、急に電車に飛び込んで死んじゃった。
学校の先生は、「安中さんが亡くなられました」それだけしか言わない。自殺だとも言わない。
横の方からクスクス笑いが聞こえてきた。
「マジでー?!あいつ死んだのかよー!」とわざとらしい絶叫が聞こえる。
「リボンの呪いじゃね?」「自分で自分の呪いにかかってどうするよw」「あいつドジっこキャラだったのかよおい!」
先生は何も言わずニコニコしてこういうやり取りを見ている。
一つの席がぽっかり空いたまま、いつもの授業が始まる。
何の変哲もない日常が続いていく。
>>512 せめて誰の視点かくらいは教えてほしいです
中之条かな?
久し振りに書きたくなった
そのうち投下する
気長にまってて
516 :
◆rzjiCkE13s :2012/08/09(木) 07:58:53.55 ID:7GkMcVUs
「おはようございます、はかせ…」
「ぷぷぷ、おはよー、なの」
「どうしたんですか?はかせ、もう…」
「わあ!………はかせ!…なんですかこれ……!」
「じゃーん!なのもはかせと同じキンパツにしてみましたー!」
もう少しで書けるかな…
「やめてくださいはかせ!私…髪染めるようなキャラじゃないんですよ!」
「いいのいいのー、いめちぇんだって!」
「だから私は…ああもう行かなきゃ…!どうしよう、いきなりこんな髪の毛になって…みんなビックリするだろうな…!」
「いってらっしゃーい!」
「…おいガキ、娘は嫌がってるじゃねーか。あんまり娘を困らせてやるなよ。あいつだって苦労してるんだ」
「えぇー、だってなのもはかせとおそろいにしたかったんだもん…」
「…じゃあお前が自分の髪を黒く染めればいいだろうが」
「えぇー…だってはかせは…」
「お前はなんで金髪なんだ?お前の親も金髪だったのか?」
「はかせわかんない」
「おはよー、なのちゃん、ってええ!?どうしたのその髪の毛?」
「あ、相生さん、おはようございます…」
「なに?なのちゃん?…あ!本当だ!なのちゃんだ!違う人かと思ったよ…!」
「もーみおちゃん、それじゃなのちゃんに失礼だよー。なのちゃんだってイメチェンもするんだよ」
「それでも…随分イメージ変わるもんだね」
「なのちゃん、どんな心境の変化があったんだろう?もしかして恋とか!?いや、逆に……失恋とか!?
ねえねえなのちゃん、なんでまた、そんな金髪にしたの?何?もしかして……」
「……………」
「なのちゃん?あれー?今日は何かちょっと元気ないねー。折角イメチェンしたんだしさ、張り切っていこうよ!ね!ブイ、ブイで!」
「……………はい」
「……………」
「……ゆっこ、もういいじゃん…そんなにしつこく絡んだら… …」
「うーん、どうも今日のなのちゃんは変だね。金髪にしたらこう、すごいアクティブになりそうなんだけどなー」
「…あれ?なんだ?東雲なにかあったのか?あいつ金髪になってるぞ。ああびっくりした」
「東雲さん何だかギャルを目指してるみたい、あんなにイメージがらっと変わっちゃって」
「あれ?東雲さん、おはよう。すごーい、金髪にしたの?私とお揃いだね。リボンを付けたらもう私と……あ…れ……」
「うーっす、授業始めるぞ…んお!?東雲、随分変わったな………」
「東雲さん、その…えっと…髪そんなに染めるのって…ちょっと…風紀的に… 」
520 :
◆rzjiCkE13s :2012/08/16(木) 18:50:01.71 ID:tl0RZj62
「ただいま…!はかせっ………はかせ、早く髪の色を元に戻してください!」
「やだ!キンパツかっこいいもん!」
「みんなから変に思われるんですよ!何かあったに違いないとか、不良と付き合いはじめたとか。
休み時間もクスクス笑って私のこと色々と噂してくるんです!」
「べつにいいと思うんだけど」
「嫌です!私はもうこれ以上、不真面目な人間に思われたくないです!はかせ!だからこの髪の色なおしてください…!」
「やだっ!」
「どうして…!私がこんなにお願いしてるのに……!」
「やだったらやなんだもんねー!!」
「なおして、って、言ってる、でしょっ!早く、黒い髪の毛に、もどしてぇ……!でないとぉ…!」
「うぐーーーっ!ぐぅーーー…なの、なの、うーーっ、なのっ、ぐうううっ」
「わ、た、し、をっ、い、じ、め…てっ……楽しん、でるのかあ………っ…」
「ぐおおあ…!はっ、はっ、いだっ…あああぐるじい……!だずげでざがもどおおおお…
なあのおおぐるじいいっ…じぬううう…
はあっ、はあ…ぎゃっ!ああ痛い!
いたあああいなのおお!やめてえ!やめ、ううあっ、や、助けて、許して
ひゃあああ…いだああい…うーーーーーっ、いだい、いだい………」
乙
「はあっ、はあ、はあっ、はあっ、はあっ、はあ、はあ、はあっ…はあっ…
はあっ、はあっ、はあ…
…本当に、死ぬかと思った…はあっ、……ああ……もう……
本当は、こんなこと、したくないんだけど…!でもっ…、なのが、はかせ、ものすごい力で、はかせ、本当に死ぬかと、思ったから…
はあっ、はあっ、はあっ、はあっ…
ううう…っ、…うう…うえええ…っ、うう、ううっ、えええええ……ん、ぐす、
ふぐうー…、ええええ……えええーーーっ、うええーーん、げえええ……
あああん、うぐっ、もおっ、なのっ、やだっ、なの、こわい……っ……
なのもう、はかせこわいよお……っ……ううーーーーっ、ぐす、ぐす、
だって、そんなに、怒るって、思わなかったもん、なの、だって、そんなに怒らないんだもん、
なの、だって、いきなり、はかせにぐーーってしてくるとか、思わなかったもん、
はかせがボタン押さなかったら、はかせ、窒息して、死ぬとこだったもん、
はかせ、死ぬと思ったから、ボタン、押したんだもん」
話はかわって
524 :
◆rzjiCkE13s :2012/08/20(月) 21:38:25.27 ID:BWrrvakd
「いや、だからさ〜、そういうとこでこう…おっと、何だ、メール…………あっ……あ」
「なんなのwどしたのよどんなメールよ」
「あいっつ……まった切りやがったよ……もお……」
「え?何?フェっちゃん?」
「……そう……まただよ…もう……ご丁寧に写メまで付けて………」
「ええ……ちょ、ええー?フェっちゃん、ほんと何があったの?ウェボシー話聞いてあげた?」
「いやいや、何回も聞いたよ…ていうか毎回止めてるってば…」
「で、で何て言ってるのあの子?何の悩みがあるって?」
「いや、それがわかんないんだよねー。いっつも、ごめんねウェボシーごめんねウェボシーって謝るんだけど、
いっつもそればっかりで何にもこう、訳を教えてくれないのよ。ってか本人もよくわかってないんじゃないかなあ」
「ふうん、何か大変だね…見えない心の闇と闘ってるんだね」
「え?うん……みさともひどいよ〜。みさとね、フェっちゃんにこう悩み相談してあげようとしたんだけどさ、
フェっちゃんもね、もうウジウジウジ〜って、もう全然まともに答えないのよ。
あのほら、こう、ひたすら自分が悪い、自分が悪い、自分のせい、みたいな?前向きなこと全然言わないのね。
で最後みさとがキレて、「もういいから、あんたウザイ。もう何もしゃべらないで!鬱が感染る!!」って。
最後にぶっちゃけたなあーって。私めちゃヒヤヒヤした。
いやー、フェっちゃんその時顔がへらへらーっとしててね…何かちょっとあれは怖かったなー………」
525 :
◆rzjiCkE13s :2012/09/03(月) 21:40:38.00 ID:C4K+5PI3
はかせの話
526 :
◆rzjiCkE13s :2012/09/03(月) 21:47:26.44 ID:C4K+5PI3
「なのー」
「はいー?なんですかはかせ?」
「なのーっ、ほら、ほらっ、あれ…!」
「あっ、…ランドセルですね」
「そう!ねえなのー、はかせもランドセルほしいんだけどー」
「はかせがですか…?でも、はかせ、学校には絶対行かないって………」
「学校には行かないけど、はかせも、ランドセル、ほしいの!はかせ、ランドセルこうやって、持ちたい!」
「…うふふ……はかせ……わかりました、はかせが欲しいって言うんなら…んー、ランドセルって結構高いんですね…」
「ねえなのー、はかせ、あの水色のランドセルがいいー!あのあれのいろ!」
「赤いのではなくてですか?ふうん…」
「水色の!だってはかせ水色すきなんだもん!サメみたい!」
「うふふ……」
ってかこれエロパロスレでやることなのか?ただの虐待にしか見えないぞ
後この話繋がってんの?どうせなら別のところでやった方がいい気が…
528 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/06(木) 22:04:06.32 ID:O1B3JHq/
過疎ってるし別に良いんじゃね?
他にSSを投下する板も無いのが事実
基本思いつきで書いてるので、毎回続きはないです
そんなものがあったのかwちょっと顔をのぞかせてみます
532 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/15(土) 15:30:40.19 ID:mh0wh0Zj
t
533 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/29(土) 06:01:17.03 ID:Kgc85Cpt
ho
みおちゃん
535 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/03(水) 19:37:09.41 ID:4YIbIZpp
みーちゃんのこどもおちんちん
田中と中之条に呼び出されるゆっこ
ゆっこ「イヤだっ!やめて、二人とも・・・だ、ダメッ!・・・いやぁぁぁっ!!」
田中 「イヤじゃねーよっ!ほら、早くやれよっ!・・・くわがたぁぁぁっ!!」
中之条「マジでヤベーっ!相生のくわがたぁぁぁっ!!」
不覚にもワロタ
なにこれ
539 :
プラゴミ:2012/10/23(火) 10:00:37.40 ID:0ahiZ3Xv
はじめまして、プラゴミです
いつもはピクシブでパワポケの絵を描いています
スカトロSSを投下します
540 :
プラゴミ:2012/10/23(火) 10:01:22.04 ID:0ahiZ3Xv
誤爆
プリキュアスレだけじゃないのかよこいつ…
542 :
プラゴミ:2012/10/23(火) 11:59:23.58 ID:0ahiZ3Xv
やっぱりここでも書こうかな・・・みおあたりでどうですか?
543 :
プラゴミ:2012/10/23(火) 12:06:22.90 ID:0ahiZ3Xv
みお「ん、んぅ〜ん、今日はウンコがよく出るわーん」
男「くせええええええええ!!!!!!!!!!!!!!」
道を歩いていると脇でみおが堂々と糞をしていた
柔らかいバナナウンコからはどころどころ未消化のモヤシが・・・
これにはもう大興奮!!!!!!
続く
544 :
プラゴミ:2012/10/23(火) 12:13:51.11 ID:0ahiZ3Xv
男「我慢できねえええええええええええええ!!!!」
俺はウンコを出し終えたみおのケツ穴にチンポをぶち込む!!
ブウ~、ブブッ、ブッピピピッ
強烈に臭い屁が・・・だがかえって興奮したぞー!
みお「あーん、あああ〜ん、菊穴気持ちいいわ〜ん」
ブッ、ブスッ、ボブブブッ! ブピッ、ボスッ、ブリブリブリ〜ッ!
うっ、チンコが残りグソに押し出される
続く
545 :
プラゴミ:2012/10/23(火) 12:15:48.62 ID:0ahiZ3Xv
どうでしょうか?
ちょっと親から呼び出されたので続きはまた後で
546 :
プラゴミ:2012/10/23(火) 14:14:49.95 ID:0ahiZ3Xv
GJとかは?
547 :
プラゴミ:2012/10/24(水) 10:51:31.39 ID:7fQ3Ce65
くそ・・就活なんてどうでもいいだろ
バイトとかでも食っていけるんだから
親マジ死ね
まだ外は夜の帳が下りたままだ。朝日がなかなか顔を出さない。もうすっかり秋に入ってしまった。
はかせは腕を小さくおりたたんで、丸まって眠っている。
寝息に合わせて、はかせのお腹は膨らんで、また元に戻る。目をつぶって、はかせは遠い夢の世界を旅している。
ちっちゃなはかせの身体。私はしゃがんで、はかせの身体をそっと見回す。
このちっちゃな身体をした女の子が、私の母親なのだ。
「でも私は」
私ははかせのお腹にそっと触れる。
「この子のお腹から産まれてきたわけじゃない」
はかせの身体は強い熱を持っていた。布団も、シーツも、周りの空気も、はかせの体熱を強く帯びている。
そして、その熱はみな、はかせの体臭に染まっている。
549 :
◆rzjiCkE13s :2012/10/25(木) 00:09:42.98 ID:sRctKxdr
私はかけ布団をめくり、はかせのパジャマに手をかける。
はかせの膝、ふとももが外気に晒されていく。
ゆっくりと、はかせの体臭が拡散を始める。
まだはかせは、性的興奮も無い、全くニュートラルな状態だ。
はかせのパンツは小さな膣口と、そこから続く胎内を暖かく保護し、はかせの幸福な夢を守っている。
でも私は、そのまま両手ではかせのパンツに手をかけ、ゆっくりと確実に下ろしていく。
股と尻が露わになり、まだ熱を持った柔らかいパンツははかせの柔らかい両足を静かに通過していく。
パンツははかせの性器の匂いを、両足と、そして外気と、私の体内へと届けていく。
私ははかせによって生命を与えられた。
そして、私が今パンツを脱がし、カラダを完全に無防備にさせた小さな女の子が、そのはかせだ。
深い眠りについたまま、大切な場所を惜しげもなく露わにさせられた女の子が、そのはかせだ。
小便と汗とフェロモンの混ざった8歳の少女の匂いを性器の周辺からとうとうと漂わせているはかせ、私を生んだはかせ。
550 :
◆rzjiCkE13s :2012/10/25(木) 00:11:38.99 ID:sRctKxdr
…膝を折り曲げたまま、脚をゆっくり開く。
私の視界の真ん中に、はかせの幼い性器があらわになる。
もしはかせが、本当に私を、人間として産んだとすれば……出産のとき、はかせはきっと、こんな格好をしていたのだろう。
脚をめいっぱい拡げて、腹の中から、必死で私をこの世に送り出そうとしていたに違いない……
でも、きっとそんなことはないだろう。私は、このちっちゃなはかせの胎内からは産まれてはいない。
だって、今目の前にあるはかせの性器は、あまりにもきれいで、瑞々しく未来に満ちているから。
もちろん男の身体が触れたこともないし、胎内を精液で汚されたこともないだろう。
全く純粋なままのはかせの身体。しかし、その身体は少しずつだけど確実に、男を受け入れる態勢へと変化しつつあった。
そう遠くないうちに毛も生えてくるだろう。生理もはじまり、血と体液で少しずつ粘膜は荒れていってしまうだろう。
やがて指や器具で自らの性器を触るようになり、さらには性器は雑菌や汚れで痛んでしまうだろう。
ナプキンの粘着剤が毛や粘膜に張り付き、トイレットペーパーが体液に絡みつく。恥丘も毛と肌荒れで無残な姿になってしまう。
この無垢なるはかせがいつまでも存在していてくれればいいのに…………
私ははかせの性器にそっと口づけをする。
551 :
◆rzjiCkE13s :2012/10/25(木) 00:13:36.46 ID:sRctKxdr
柔らかいはかせの性器は、繊細ですぐ壊れてしまいそうに不安定なバランスで形づくられている。
まだこのスリットからは、小便しか出てこない。はかせの身体はまだ子供なのだ。
甘酸っぱいおしっこの味。ふんわり鼻腔をくすぐる股間の汗のにおい。
パジャマとパンツの布と洗剤の匂い。
552 :
◆rzjiCkE13s :2012/10/25(木) 00:17:18.98 ID:sRctKxdr
私はそっと両手の指で、はかせの性器を左右に開く。ちっちゃな膣口がなのを静かに迎える。
指をそっと膣口にあてがう。ゆっくりと指を奥へと入れていく。
はかせの膣に差し込まれているのは男の忌まわしい性器ではなく、なのの指一本だ。しかしはかせの幼い胎肉は、歓喜に満ちてその来訪者を迎える。
濃厚な膣液は粘り気に満ちて、女の匂いを発散させながら訴えかける。早く射精してくれ、早く子種を子宮へと注ぎ込んでくれ、と。
その想いを私は痛いほど感じとる。そして、8歳ながら生殖の本能がうごめくこのはかせの身体を、一層愛おしいと思う。
でも、私の指は射精することができない。ごめんなさい。今回は子供を作ることはできない。
私は静かに、しかし力強く指を出し入れする。
はかせの息は荒くなり、幼い身体からは一層強い熱気が漂ってくる。
身体の奥から反響するように、強く激しい鼓動が聞こえてくる。小さな足がヒクヒクと小刻みに動く。
私の指にはかせの胎内の汗と愛液が塗りたくられ、泡立ってニチャニチャと絡みついて音を立てる。
はかせの胎内のあちこちから、水分の噴き出すような歓喜に満ちた音が発せられる。
やがて、はかせは、大きく身体を震わせて、絶頂に達する。同時に薄い黄色い液体が、勢いよく噴き出す。
朝方だからか、はかせのおしっこはなかなか止まらない。シーツや掛け布団、私のパジャマまでもが滴るほど濡れていく。
553 :
◆rzjiCkE13s :2012/10/25(木) 00:18:36.30 ID:sRctKxdr
ペットボトル一本分くらいおしっこが出ただろうか。
布団はぐしょ濡れだ。一陣の爽やかな風が部屋に入ってくる。
はかせは目をあけて、まだ夢と現実の境界をさまよったまま、私の顔を見ていた。
「…はかせ」
「……なの」
「…おはようございます」
「…うん。…あはは……、はかせね、すごいいい夢みたの」
はかせはまだ恍惚としたまま、大量の尿と愛液でむせ返る布団の上で、つぶやいた。
「…はかせね、はかせのお母さんがいてね、お母さんがはかせになでなでしてくれたの。
でね、…はかせはね、お母さんの横でね、赤ちゃんを産んでたんだよ。
んーと、んーとって、おなかにすごい力をいれてね、すごい苦しかったけど、赤ちゃん産んだ」
「…赤ちゃんは、どんな姿でしたか?」
「…はかせわかんない。赤ちゃん産まれて、それで、お母さんのほう見たらね、いつのまにかね、…なのになったんだけど」
「そうですか………」
「えへへ…なのぉ…なの、なんだかはかせのお母さんみたい」
「……そうですね」
「なの、…ずっと一緒にいてね」
「はい。なのは、ずっとはかせと一緒にいますよ」
朝がやってくる。はかせの幼い体に、強い太陽のエネルギーが降り注いでいく。
はかせはまたひとつ大人になっていく。
おわり
554 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/25(木) 08:06:40.61 ID:07VVgyyd
乙
エロかった
GJ!
556 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/29(月) 18:55:31.22 ID:Sb9mCgHe
はかせがこんなにもやらしい子どもだったとは…
557 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/31(水) 09:31:06.85 ID:GpZ00bkb
先生、保管庫は
「どこかで、休みますか・・・?」
体調が悪そうに見えたのだろう。
だから休もうといってくれたのだ。なんと優しい女なんだ。
頭に浮かんだのは、さわやかな公園にシートをひいて
午後の柔らかな日差しを感じつつ、彼女の膝でうとうとと・・・。
しかし、健全な想像と別に、俺のとった行動はとんでもないものだった。
「た・・高崎先生、こ、こ、ここって・・・その・・・ラブ・・・いえ、その・・・」
「あぁ、すいません、眩暈がして息が苦しくて・・・少し休むだけでいいんです。
・・・うっ、また眩暈が・・・」
「そ、そうですよね。体調が悪いですし、む、無理はいけませんよね、休まないと・・・」
俺は、こんなとこは入ったことはない。やばい、緊張してきた・・・ど、ど、どうしよう・・・?
「べ、ベッドで、よ、横になっててくださいね。私、タオルを冷やしてきます。」
彼女はタオルを濡らしにいった。
「どうですか、お熱は・・・うーん、ちょ、ちょっと熱いみたいですね。」おでこで熱を測ってくれた。
まずい、まずい・・・こんな至近距離に桜井先生が!!!
いくら、なんでもこれ以上はいけない。不純だ、不純だぞ、しっかりしろ、高崎学!
「・・・す、すごい汗ですね・・・着替えたほうがいいかもしれませんね。」
俺のシャツを脱がし上半身が晒される。タオルで優しく俺の体をぬぐう桜井先生。
「あ、が、ガウンみたいなのがありますよ。着替え、できますか。」
どうした、俺。『大丈夫です』って言わないと!
ほら、起きて、俺、何やってんだ!!
起き上がり、大丈夫ですと言うつもりが俺の両手は彼女を抱きしめていた。
「き、きゃっ!?た、高崎先生?」
な・・・なにやってんだ俺は!。7教育者だ、俺は教育者だぞ!!
こんな場所でなんと破廉恥な!!最低だぞ!!
「・・・す・・・きです。」
「?」
「お、おれは、さ、さくらい、せんせいが、す、すきです!!!」
!!!ああっ、何言ってんだ・・・ついに言ってしまった!!!
しかもこんな場面で。嫌われる、嫌われるにきまってる。
わずかの沈黙が長く感じられる。そして桜井先生が放った言葉は、
「た、高崎先生・・・私・・・」
それで終わり?
「た、高崎先生・・・私達・・・その、あああの、きょ、教師なんですし、
ここここんなこと・・・いけないと、思うんです、けど」
どうしたらいいんだ。頭が真っ白だ。愛する人を抱きしめているというのに
「わ、わたし、た、高崎先生のこと、尊敬しています。
い、いつも、励ましてくれるし、私・・・なんかより生徒指導とかきちんとやってますし・・・。
それに、まこちゃん、いえ、弟も高崎先生のこと、すごく慕ってるんですよ。」
ここで、桜井誠の話?。弟と分かってても嫉妬してるのか?俺ってバカなのか?
「まこちゃ・・・弟は、あの、ああ見えて、その、人の好き嫌いははっきりしてますから・・・
人を見る目はある子なんです。私は、い、囲碁サッカーのことは良くわからないですけど
一度、試合をしていただいたそうで、それで、まこ、いえ弟は先生についていくって決めたみたいなんです。
弟が信頼してる人は、その、なんていうか、私も信頼できるんです・・・。」
沈黙がしばらく続いた。
言おう、謝ろう。
こんなに俺を信頼してくれている桜井先生に無理やりこんなことしてすみませんって。
「・・・桜井先生。」
「・・・はい」
「せ、先生は、俺のこと、どう思っているんですか?」
何聞いてんだ俺は!!。謝らないといけないのに。俺のこと好きになるわけないじゃないか。
26年生きてきて女性と縁もないし、・・・もちろん童貞だ。
俺みたいなバカを好きになるわけないじゃないか。
抱きしめた腕をゆるめ、桜井先生に向き直った。
恥ずかしくて桜井先生の顔を見ることができない!!
男らしくないぞ!もうあきらめるんだ。
嫌われて終りだ、強引に(?)ホテルに入ったりして俺は最低な男なんだから。
「わ・・私、さっき・・・言いましたよ。」
? 何を?。俺のことをどう思ってるか答えてた?!
「・・・・弟『も』先生のこと慕ってる、って・・・」
「それって、その、つまり・・・」
「・・・あ、はい、あの、私も、すすすすす、すきです。高崎先生のこと・・・。」
今、なんて言った?桜井先生、何て言った???
「も、もういっかい、いっていただけないでしょうか!!」
「は、はいいいい!わ、わたしも高崎先生が好きです」
えんだああああああああああああああああ
テケテーン♪
564 :
◆rzjiCkE13s :2012/11/10(土) 21:47:00.71 ID:WLClfPuO
あらい作品つながりということで…ふたりサッカーネタでも
「そこまでです!ここから先へはなんびとたりとも行かせません!」
「うっわ、また出た、行商人…」
「こいつしつこいぜルーニー!」
「むかつくガキでギグスなあ…!」
「チャンピオンズリーグの星は渡さないよ
!八戒、悟浄、テベ…悟空、子供だろうとヤっておしまい!」
「へへーん、行商人をなめちゃいけないよぉー?ほりゃっ!ほりゃっ!ほりゃっ!」
「こいつバカかルーニー」
「業界をわかってないでギグスね」
「ええっ…!?カロヤン・アポジカにも、the News of the Worldにも、見向きもしない……?」
「ええええーっ!ちょっ、テベ…悟空!?こっちじゃないったら!わたしはさやちゃんだよっ!!」
「(まさか、生半可な薬では効かないのかなあ!?それに、あの英紙はもうあぼんしちゃったの思い出した…!)」
「(もしや、行商人のバナナを見て野獣になっちゃって、見境なくなってるのかも…!)」
「あわわ………!」「やああああっ!!」
565 :
◆rzjiCkE13s :
「いたい 、いたいよぉっ、私、まだ、からだは子供だし…
あわあっ!二人とも乱暴すぎですよっ!コートがっ、ちぎれちゃうっ、ファウル、ファウル……!
ああー!お母さんが塗ってくれた白いワンピースが…!やめて!手を入れるのやめて!
パンツは…そりゃ、はいてないですよ…!だって、旅の途中で、急におしっことかしたくなったら…大変じゃないですか!
うわ、うそ…!そんなの入りません!やめてください…!おねがい!
だめですよっ…そんなことしたらっ…また新聞に書かれますよ…!引退生活、平穏に暮らしたいですよねっ…!
いたあい!やだあ……!いたい!いたいよお!やめてえ…!いたい!
いたい!大きすぎるよ、やめて!あああうう…やっ!やっ!
いたい…いたい!はじめてのときよりいたいよお!あう!あぅ…!
はうん!はうん!はううん!はう!
んあう!あががあう…!あーっっ……!
ひどいよおっ…あなたのような人がっ、こんなこと、したら、いけないですよお…
ここは、こういうことしたら、とても厳しい罪になるんですよ…ううっ…
私…3年前…9歳のとき、行商の途中で、お金全部とられたことがあって…しょうがないから、…からだ売ってお金をもらって…
そのときもまだちっちゃいからすごくいたくて…ずっと泣いてたけど…でも、その人は優しかった…
こんなにひどい感じじゃなかったよぉ…」
こうして
行くてを阻む行商人を
またもややっつけた
さやちゃん一行
めでたしめでたし
と思いきや
さやちゃんもズタボロでグロッキー
旅はまだまだこれからです