【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 32フラグ目
1 :
名無しさん@ピンキー:
ここは鎌池和馬氏著作、『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』『ヘヴィーオブジェクト』のエロパロスレです
カップリングやシチュエーション、エロの有無を問わずSSは常時大歓迎。
ただし、特殊だったりや好みが分かれたりするシチュは投下前に警告しましょう(例 百合や調教、鬼畜や陵辱物など)。
投下前にカップリングの表記があるとなお良いです。
このスレは基本的にsage進行です。レスしたり投下したりする際はメール欄に半角で『sage』と入力しましょう。
次スレは要領が480KBを越えるか、レス数が950を突破した辺りで立てましょう。焦って重複しないように注意。
荒らし煽りはスルー。雑談は雑談スレに行きましょう。
ルールを守って、気持ち良く楽しみましょう。
前スレ
【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 32フラグ目
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296966129/
2 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 06:30:48.28 ID:TnLkGR9f
4 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 06:32:26.73 ID:TnLkGR9f
テンプレ以上
番号間違えた・・・ここは33で、次は34ね
ちょっと打ち止めに手を出して一通さんからお仕置きされてくる
\
ヽ
、
.
/ ,
′ , . i ′
. l i. !|} l、 .
;. ;| i .i| _!J介い !
l. i| l ;リ从{」小`{ U
|i. !Wj从j/ }/ ` 从 、 i
|i|从{イ{`}^ Vい !
|i|《´乂jツ ` } 'i }. l さあ、ここから先は人民の人民による人民のための
>>1乙の時間だ!!派手に行こうぜベイビーッ!!
い、ー‐ , 川 |i|
i ; V^`` イ , i.| い 、
i l .丶 、__ __、イiン /i i.l:|`} }ハ
| | .\\___ ̄`¨´ 厶j,从!ノ' }
| | i〉'´ ̄  ̄`¨´ __, 《 \、_ノク . --ヘ
| V 、 厂`> } `( / ,>r‐r'′, -y'´)
|iリ }___、イ^乙¨厶 ` / /71い¬{ (/
.ノ. 厂》___,); `'マ \ /__{`'¬〈 _〉 }¨` ,ノ
ノ′ .{Vく___)。\ 、 } `'v; , '´ `7ヘ `マ_.ノ¨¨´
/ i从 ゜ ̄ミ丈__ { _.{ / ハ }
`¨⌒丶_j/ ,》、 }` 、 `7 . \ ∠. ̄`マ . ___ _ __,ノ′
__j __ `'¬べc_.ノ \厶、} \ {__ `>v′ /\
`>、__ }\〉 丶 `マ广`¬ーヘ,____、`7 } ∧ .
/ `>〈_ , , //\ _}〉√ ̄ ̄`V } ′
_/'V´} , }V゙_厶 //{八__ ___/厶、 、└ 、
/{{ ! {__ j _ノh ̄`\ \ / 、 \_ { \ \ __}
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// U i ; く 〈{ _厶)__ _} }
>>1乙
テンプレって要は法のようなものであって、法を破ってる奴が声高にアレしたいコレしたいと要求とかしてたらどう思うよ
>>1 乙
前スレ
>>831 確かに二万人もの妹達を生み出してりゃ間違いを犯す外道がいてもおかしくないな
ありきたりだが、お勉強と称して性的な実験を繰り返すクズとかもいたかもしらん
わざと余分に一人作って、お持ち帰り&監禁してる奴とかいたりしてな。
「不正規品」(ナンバーレス)とか。
番外さんが一通さんに会うまではそういう使い方されてたとか想像すると胸が熱くなるな
もちろん帰還後には真っ先にお礼参りされるだろうけど
そこら辺は記憶操作されてて忘れさせられてるんだけど、一方さんとする時に無意識下でフラッシュバックしてしまう
電撃系のレベル4をどうにかできる研究者っているんかいな。
ああ薬って手があるか…
>>14 自分が作ったものをどうにかできない研究者がいたら余程の馬鹿だろうなw
自己AIが独自進化して反逆とか何十年前に使い古されたネタだw
ロボットじゃないんだから
>>14 力ずくでどうにかしなくたって「お勉強」は拒否るもんじゃないんだぞと言い聞かせとけば解決じゃないか。
本物の美琴なら力ずくでどうにかするしかないだろうが、まっさらなクローン体なら常識なんか教育者の思うままに歪められる。
仮に歯向かったところで製作者に牙を剥くようなのは処分されるから抵抗できないのだ
代わりにお礼参りの酷さは倍プッシュだけどな
ちょっと待て。
多少の抵抗があった方が楽しいのではないだろうか。
『学習装置』使用前か使用後でも反応が違うな
>>19 > ちょっと待て。
> 多少の抵抗があった方が楽しいのではないだろうか。
ごめんよミスった
>>19 倫理観は教育係の思うままでも本能まではどうしようもない気がする
丁寧に丁寧に教え込んで手間隙かけて毎回セクロスに持ち込めば多少変わるかも知れんが
いきなりのしかかって服ひっぺがしてムフフ始めたら、痛いとか怖いとかくらいは思うだろう。
つまりやり方次第で過剰な反撃を抑えつつそれなりに嫌がる、という状況は作れるのよな
御坂美琴が寝取られるSSとかありますか?
残念ながら
滝壺のしかないな
ちなみに
>>23黒子視点じゃないと寝取られ成立しないぞ
滝壺のはあるんですか…
いや、別に厳密な定義に基づかなければダメなわけでは無いので。
それっぽければいいので。
ありがとうございました。
前スレあたりに上インと通行止めの寝取り寝取られならあったな
ガチエロというよりはギャグチックな作品だったから使えるかどうかは別だけど
>>24 つまり黒子視点で上琴なり何なり書けば寝取られになると…良いな
まあ実際にはいないだろうな
美琴と限りなく同じ条件にしないといけないのに
そんなことやって問題起きたら研究者の道絶たれるだろうし
記憶消すってのもやった時点でネットワークに上がるから消せるレベルじゃないし
美琴視点で上条×黒子を書いても寝取られになるよな
10以上レスが増えてたから7,8レスくらいの中編と感想レスかなと思ったらごらんの有様だよ
雑談は雑談スレ行こうぜ…特にこの2・3日異常だ、本スレかと思ったわ
SS書けない奴は大人しく投下待とうぜ
この議論何十回目だよもう
そんな雑談に対して潔癖になるなよ
作品に対する感想を流すようなのは論外だけど
まだエロネタ関係での雑談なんだから許容範囲だろ
投下待ちだと即死しないか?
つーか、
>>7がムチャなネタ振りしたから投下ないんじゃね?
前スレ
>>5の姫神はともかく。
>>34 1日1レスでいいし20レスまで雑談で伸ばそうぜ!じゃなくて投下するのが本来のあるべき姿だろ
つーかどれだけ待つつもりなんだよ
前スレで雑談はSSの元になる(キリッって言ってたやついたじゃんw
>>26 あれ寝取りも良かったがその後の淫乱な嫁に対するお仕置きターンをずっと期待している
投下を雑談で流すような自制を知らない雑談厨
過剰なまでに雑談を嫌う自治厨
「そんなんじゃ誰も読んでくれませんよ」(キリッ)とか言い出すプギャ
AA板末期を思い出す愉快な流れだな
完全に死に絶える前にみんなで少しずつ自制していこうぜ
>>35 俺はここに書いてないけど1回の投下って言っても一ヶ月ぐらいかかったりするんだぜ。
時間全部費やせば1週間で書けるかもしんないけどよほど書き手がいないと空き時間は出るって。
こことか俺妹とか人多くてなんだか羨ましいぐらいなのにいないよりいいと思う。
アニメ化して増えたけどわりと人減っちゃうんよねー
雑談流しは見てて辛いから辞めてほしいけどな。
第十学区を歩く麦野。彼女はたまにサバを供えにこの学区へ来る。
その目に見覚えのある姿が映る。第三位、美琴である。
とは言え、昔みたいに見つけたら殺すというほどの理由は今の麦野にはない。
とはいえ、美琴の方から殺意を放つなら話は別である。
もっとも、取るに足らない存在だと言わんばかりの扱いをしてくれた第二位と比べれば、遥かに敵意は薄いが。
「良くもまぁ、私の前に顔を出せたわね、」
勝手にそっちから来たんだろと言う言葉を飲み込む。最近、浜面と滝壺に幸せオーラを撒き散らされて、苛立っているのだ。
戦うのも悪くはない。そう軽く考えた彼女を本気にさせるには十分な言葉が美琴から放たれた。
「テレスティーナ!」
麦野の中で何かが切れる音がした。
「誰と間違えやがった、第三位!」
超能力者同士の戦いに巻き込まれた上条さんが大変な目に遭うのは、また別の話。
酷いなビリビリさん
テレスティーナはもう少し若く見えるだろうに
全然違わないか?
顔芸繋がりか?
麦野のCVは大原さんのイメージだった…けど小清水になったんだっけ
小清水ボイスで
ピンクの処女膜だのマ○コに焼きゴテだの公開オ○ニーだの
愉快にケツ振りやがってこの売女がぁ!!とか言っちゃうのか
股間が熱くなるな
でもあんなこと言っておきながら絶対処女だよ麦のんは
浜面に押し倒されただけで間違いなくふにゃーってなって何もできなくなるよ
美琴番外麦野あたりの誘い受け臭は異常
処女はヒモパンとか穿かない
知らぬが仏ってか
婆臭い毛糸のパンツとか履いてそうだよね
オリアナおねーさんが実は処女だったり
オルソラさんが非処女だったりしたらすごい興奮する
>>50 >オリアナおねーさんが実は処女
さんざ余裕ぶっておきながらいざ押し倒された途端、若干強張りながらも笑みをつくろいつつ
「ほ、ホントにいいの? お姉さん意外とお子様相手でも手厳しいタイプなのよ」
とか強がられるほうがいいのか。それとも
「優しくしてちょうだいね?お姉さんこう見えて初めてなのよ」
とか処女とは思えない余裕綽々の態度でニッコリ微笑まれたほうがいいのか。
オルソラは非処女っぽい
>>51 やばい。強がるオリアナお姉さんやばい。破壊力高ぇ。
強がってるんだけど慣れてると思って乱暴にされちゃったり
無理矢理喉まで突っ込まれてイラマチオされちゃったりすると
耐えられずに泣き出しちゃうんだよね
>>51 強がられる方がいいな。たぎる
でも、強がり処女オリアナを攻める適任が思いつかない……
ある程度無理矢理というかちょっと乱暴くらいに攻めた方がおいしいと思うが、上条さんは正気じゃあんまり手酷いことはやらないイメージがある。
モブ攻めならいけるけどモブ苦手な人も多いしなあ
禁書、特に魔術サイドの男って紳士的なキャラかヘタレばっかりだからなー
科学サイドだと鬼畜属性のあるキャラそれなりに居るんだけど、一方さんとか
一ヶ月くらい禁欲させて爆発寸前の所におねーさんを与えれば
たぶん獣のように襲いかかる上条さんが見れると思う
陵辱とまではいかなくても
浜面も普段ヘタレだけど隠れSだよね
>>57 神の右席中二人は鬼畜責めできそうだが……
後は逢坂辺りがどうかな。
偽海原は目的の為なら道具とか使って何でもしそうだなと思ったけど
魔術師なのに魔術サイドと関わり無いな…
>>61 学園都市暗部に落ちた時点で、易々と外に出る事もできないし魔術師が攻めて来てもホイホイ迎撃しに出る事もできなくなった
原典持ちになっちゃってからは下手に魔術サイドの狩場に関らすとどっからローラに目を付けられるか分からんから、やっぱり易々と魔術サイドにぶつける事はできなくなったし……
不憫な奴だな。
エツァリって海原の顔が都合がいいとか言ってたような気がするけど
暗部で活動する時はせめて架空の偽名使えよと思う
本物ェ…
エツァリ&ショチトル小ネタ2本で4レスお借りします
1 ショチトル×エツァリ 逆レイプ注意
2 皮被りエツァリ(海原)×皮被りショチトル(赤セーラーおさげ)
学芸都市特典SS未読、本編しか読んでないからキャラ把握できてないかもしれんメンゴ
お義兄ちゃんの優しさぶった独善に散々弄ばれて傷つくショチトルたんが見たいんだが誰か書かないか?
裏切り者。厚顔無恥。恥さらし。
捧げよう。この身は贄だ。堕ちた貴様をさらに地の底へ叩き落とす為の供物。
望みには代償を。罪には罰を、報いを、責苦を。
貴様のものだ、貴様が受け取れ。
憎悪にまみれてギラギラと輝く目が、言葉よりも辛辣に責め立てる。
褐色の肌に汗を浮かべ、黒い髪を振り乱して腰を振る少女が動きを止めた。
少年の太腿の上に座り、立てた両膝をぐっと開く。
脚の間、熱をすかして色濃く染まった恥丘を、大きく開かれたぬかるみを、その柔肉を抉って突き刺さる赤黒いペニスを、
―――― 体液と血にまみれた交合を、見せつけるように。
みっともないものだな、エツァリ。
どこぞの女の為に『組織』を裏切ったくせに。
かつて『仲間』と呼んだイモウトに相手に、なんだ?このザマは。
形良い唇が三日月に歪んで嘲った。
少年は愕然とする。
この子は、こんな暗い目でこんなことを言う子だったか。
違う。彼の知る彼女は、こんな。……こんな?
くつくつと笑みを漏らして震える裸の肩。うねる黒髪の先から、一滴の汗が落ちた。
それが小さな女の子が泣いているように見えるのは、自分の目が曇っているだけなのだろうか。
薬に侵された頭は重く、うっすらと靄がかったようだ。思考は混濁し、確かな形を作る前に拡散する。
わからない。……わからない。
ぐ、ぐ、ぁ……っん、ん、う、ぐぅ
……っふ、無様、だなッ、醜悪だ、な、ぁ、エツァリ!
ふ、は、はは、わかるか?
私の、腹の中で、びくびく、震えて、大きくなってる!
こんなに、ッ、簡単に、快楽を、貪ってるぞ?
心に、決めた女? っは、ぁ、笑わせる。
汚れた舌でどれだけ高尚なことを言ったって、どうせ、
―――― どうせ貴様なんて、こんなものなのだろう?
律動を再開した少女が、荒い息を零しながら詰る。彼女の俯いた顔は、長い前髪が表情をくらませ、窺がうことが出来なかった。ただ、少年の腹に手を置いて、罵倒しながら健気なほど腰を動かしている。
粘膜と粘膜が擦れあって、擦れあって、擦れあう。
心身のやわらかいところをぶつけあって、内側から削りあっているような心地がした。
少年を焼く焦燥に反して――または呼応するように――性感が熱をあげる。強烈な高揚が、全身を駆け巡る。びりびりと渡る快楽は、悲鳴のように残響する。
……ああ、あ、ふ、ふふ、ふ、すご……い、すごい、すごいいぃ
ふ、はっ……どんどん、あふれて、くるっ、あ、あうう、っくぅう
…………………………………………、
エツァリ、
エ、 ツ、ぁリ
エ、ツ ぁ リぃ
え つァ、り お兄 ちゃ ん、
え つぁ、り お、 に い、 ちゃぁあ ん
ああ、望みの為に置き去りにした世界が、少女の形をして駄々を捏ねているようだ。
白濁し陶酔した頭で、男は残酷な余韻に酔う。
隣で映画を見ているショチトルが、内容に集中できていないのがわかる。
まるで気のない目でスクリーンを眺めたまま、椅子の上で時折もぞもぞと体を動かしたり、惰性でポップコーンを口に運んだりしている。
「この映画は好みではありませんか?」
「……別に。よくわからないだけだ」
小声で問いかけると、彼女は視線を正面に注いだまま否定する。
「やはり日本語は難しいですか?」
「違う、そうじゃない。理解できないと言ってるんだ」
むっとしたような顔をこちらに向け、ショチトルは前方を指さす。
「なあエツァリ、何故この者たちはこうもはっきりしないんだ。
言いたいことがあるならはっきりと言え。誤魔化すな。顔を逸らして黙るな。
そして、何故この女はバレバレの態度をとっておいて、指摘されると怒るのか。
無性にイライラする」
スクリーンの中で繰り広げられる、日本のティーンエイジャーのもどかしい恋物語に矢継ぎ早に質問と苦言を投げかける。
……最後のあたりで苦虫を潰したような顔をしていたのは何故なんだろう。
ああいうタイプとはそりが合わないんでしょうか、ショチトルは。
「婉曲や恥じらいはこの国の美徳なんですよ」
可愛らしいと思うんですけれどねえ、ああいう女性。
「ふうん、文化が違うと、こうも考え方が違うのか。……理解できない」
「すみません。気晴らしに、とでも思ったのですが。選択ミスでしたね」
どうもこのごろ、よかれと思ってやったことが裏目に出てしまう。込み上げてくる苦笑を頬に乗せ、彼女に提案する。
「帰りましょうか?」
「イヤ!」
突然、ショチトルの大きな声が劇場に響いた。
言われた自分も驚いたが、声を出した本人が一番驚いているようで、目を見開いて唖然としている。
硬直した彼女はひとまず置いて、周囲の非難の視線に慌てて頭を下げてまわった。ぐるりと会釈を済ませて席につく。
ショチトルを見やると、やっとフリーズが解けた彼女が、あわあわと小声で弁明を始めた。
「………………イ、いや、か、帰、ちがう、感情移入、い、いや、共感しにくいだけで!
好みじゃないとか……嫌だとか、……そういうことをいっているのではない。
…………………帰りたいなんて、言って、ない…………」
要領を得ないソレはどんどん尻すぼみになっていき、最後はほとんど消え入るような調子だった。
「………………」
「…………はあ」
一息ごとに動揺し平静さを失っていく顔を見詰めていると、ショチトルはだんだん顔を背けていく。十秒もしないうちに、完全に俯いてしまった。
……やれやれ。
「ショチトル」
肘掛けに置かれた手の項にそっと手を重ねると、彼女は少し身を固くした。
「―――― ッな」
何かを言いかけた彼女を制するように、手のひらを撫でる。
そっと指先で爪を擽ると、ショチトルはますます深く俯いた。
ふわりとかかるサイドの髪の間から見える、小さな耳が赤い。
白い肌というのは、人によっては羨望の対象だが、これもまた難儀なものだなと思う。
ねえショチトル。素直で、嘘をつけない子。
照れてしまっているのが簡単にわかってしまいますよ。
期待してしまっているんでしょう。
本当にあなたは、自分のことが好きですね。
なんて可愛らしい、なんてかわいそうなショチトル。
「ねえ、帰ってもっと楽しいことしましょうか、ショチトル」
投下終了。時間かかってしまった。すみません
乙
つーか、ストーカーやめてショチトルとくっつけよ、マジで
ついでに半蔵も郭とくっつけ
うおおおおおおお
やっとこの二人モノがキター!
エツァリ×ショチトルってすごい萌えるんだけど、あんまないよね
原作での出番が少なすぎてね…
インさんやビリビリさんみたいに多すぎず少なすぎずだと妄想しやすいけど
あまりに少なすぎるとネタすら出てこなくなるのだ…
何はともあれGJ!
GJ!
やばい両方ツボだ……
特に皮被り×皮被りが堪らない。
まさに理想の根性悪エツァリと理想の妹分ショチトル。
強がって、一生懸命憎んで、わざと突き放すような口の利き方をして、それでも結局ショチトルって敵とは見て貰えない
エツァリにとってはどこまでも可愛い妹分なんだなあ…
全力でごちそうさまと有難うを言わせていただきます
これは良いものだー!
ありそうでなかったものだ
すごくよかったぜ!
黒子「私のお姉様を貴方類人猿になんて渡しませんわ!」
上条「はいはい」パンパン
バックから獣のように黒子を組み敷き、蹂躙していく。
腰を激しく打ち付けるたびに嬌声が黒子の細い喉から漏れる。
毎度の常套句に辟易しながら俺は上条を竦めた。
白井もいつになったら諦めるのやら……。
黒子「あっあっ……か、身体は自由に出来ても心までは……」
上条「……白井にだけは言われたくないけどな」
黒子「う、五月蠅い……ですのっ!あっああ……だめっ」
上条「まあ、俺が言えた台詞じゃないか。でるぞ」パンパン
黒子「いやっ、だ、だめですの。いっ、いくっ…!!」
火照った身体を痙攣させながら、黒子の背中が反る。
ほのかに上気した白い肌。
結合部から白濁とした精液が溢れ出て扇情的光景を醸し出す。
黒子「ぁ……、んっ、はぁはぁ……」
上条「気持ちよかったか?」
黒子「き、きもちよくなんてあ、ありませんのっ」
上条「まあ、いいけどな。これに懲りたらもう来るなよ」
黒子「……貴方がお姉様に手を出す限り私は何度でも来ますの!!」バタンッ
上条「言いたいことだけ言って帰りやがった……」
セフレww
上条さん実はお姉様には手を出してないんですね、わかります
黒子もそれを知ってるけどあえて知らないフリしてるんですねわかります
いっそ清々しいほど割り切った関係にGJ!
その内、黒子はお腹に上条さんの子を宿して、堕ろすか産むか葛藤するわけですね。
そんな黒子を抱き締めながら一緒に暮らそうと言う上条さん。
「お前にこんな事言う羽目になるなんて……不幸だ……」
「わたくしの方こそお姉様になんと説明すれば良いのか……はぁ……不幸ですわ……」
そして割りを食うのはいつも超電磁砲
美琴は不遇でこそ光る子なのよ
原作でもっていうか原作でこそ率先してそんな扱いだし…
美琴は原作で不遇ネタばかりだからこそ二次SSで優遇されてるんだろう
上インと浜滝があんまり無いのと同じ理由
通行止めは原作中ではガチだがあとがきで家族ですとかかれたりで
優遇と不遇が丁度良いバランスな印象……少ないのは単に打ち止めがロリだからだろうな
基本きな臭い話をストーリーの中心に持ってくるから
動かしにくいロリはあまり登場させないだろうな
>>84 通行止めが少ないとかどこ見て言ってるのかkwsk
「最近は番外通行とかに比べて少ない」みたいな感じだと思う
上イン浜滝に比べれば十分多いけどね。むしろこの二組もっと増えろ
あと、後書きで家族扱いされたことを悲しむ人多いけど
原作で一方さんが現時点で打ち止めに恋愛感情抱いてたら逆に嫌だろ
SS 上琴・レールガン組・アイテム・番外通行
薄い本 美琴無双・レールガン組・通行止め
ピクシブ 通行止め無双
こんな済み分けイメージ
SS書きとしてはアイテム番外個体の使いやすさは異常
逆にインデックス打ち止め滝壺は原作が神すぎて書きにくい
ならばぜひ神に挑んでいただきたい
ていうかあれか、「神が住む天界の片鱗をふr(ry
原作の上インはもう完璧なんだけどエロパロにはしにくい、っていうか無理
インさんのほうはあくまでもピュアな好意であって
一緒に寝たりしたいのも「大人のように何かを含んだような」意図じゃないし
上条さんのほうはすごい依存しちゃうくらい大事にしてるけど
記憶喪失云々でめちゃくちゃめんどくさい性格してるからエロになんか行き着くはずが…
もしも禁書にエロシーンがあったら
1巻・歩く教会そげぶして全裸になった瞬間にリビドーが限界値を振り切り・・・
・床に伏せっているインデックスの口の中に指突っ込んでるうちについムラムラと・・・
・ボコボコにした上条さんをおんぶして月詠宅に訪れる際に背中に当たってますよ状態になった神裂さんは…
2巻・巫女服(ブラなし)の胸元から出てくる魔法のステッキの前に、まず谷間の威力にエロ度が限界を超え(ry
・姫神が剥いた半裸のメガネ少女を手当てしながら触っているうちに段々感覚がおかしくなり
3巻・羞恥心皆無で堂々とぱんつを見せてくるけしからん御坂妹に性的な説教を
・常盤台女子寮に乗り込んでベッドの下に隠された下着に(*´Д`)ハァハァしてしまい
4巻・「さあ母さん夜の営みを始めようじゃないか」「その身体ではさせねえ!」「ジャマはさせんぞ当麻!」上条さん返り討ち
・べたべたの妹キャラになった美琴(in乙姫)が大人の階段を登らせて欲しいと
5巻・ワイシャツ姿のアンバランスなエロさに、禁書さんの女性的な名誉を保つために押し倒しt
・毛布剥がして全裸だったからそのまま青姦。児ポ法?知ったことじゃありません
6巻・「着替えを二回も覗いておいて何もしないのも失礼ではなかろうか」と三回目ではついに更衣室に突撃を
・彼女が人間であることを身体で教えてやらねばならんなと意を決してまずはボタンから
ダメだ。各巻ごとまとめるとキリが無いw
結局、上条さんにフラグ無効化属性が無かったら話が成立しない訳よ。
でもインデックスと上条さんって一線越えちゃったらたぶんヤリまくりだよね
同棲してるし、男子高校生の性欲はそりゃもうハンパじゃないし、インデックスだって興味無いわけじゃないだろうし
たぶん何かの拍子にどっちかが発情したらそのまま夜通し朝までコースだよね
「今日も学校行きそびれた…不幸だ」
「いっぱいしたからおなか減ったんだよとうま!!」
96 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 20:08:30.45 ID:ADNBhpC8
結標淡希書いてくれ
97 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 09:22:04.32 ID:eflbxSIP
>>96 小ネタでよか?海原×あわきん
唾液の交換に疲れた舌がぴりぴりと痺れる。
合わせていた唇と唇が離れると、近すぎた距離が正されて海原の目の奥を覗けた。
冴えた黒い瞳を見つめながら、弾んだ息を整える。大きく息を吸って、吐く。
程良い冷たさの外気が、温まりすぎた口内を冷した。
後頭部に添えていた彼の右手が、頭の丸みをなぞるようにするすると滑る。
そうして辿り着いた左の耳朶を親指と人差し指で挟み、擽るように愛撫する。
余った三本の指も使って耳の後ろをなぞられると堪らなかった。
耳元でざわざわと騒ぐ空気と、薄い皮膚を優しく嬲られてぞくぞくと煽られる性感。
慣れた官能の回想。未知の刺激への期待。じわりと芯が疼く。
導入部は悪くない。
小さく腰を揺らして、彼の太腿に乗せていたお尻を擦り付ける。
膝で硬い脇腹を撫でてやると、それに応えるように耳を弄っていた手が項を掠めながら首筋を巡り、鎖骨から肩、肩甲骨の形をなぞりながら下降する。
淀みなく、焦りのない仕種だ。
これはアタリかもしれない。
目を閉じて心地よさに酔っていると、突然、ぐいと髪を引かれる不快な感触に水を差された。
首がガクリと傾ぎ、走る衝撃に反射的に目をあける。
眼前には、笑う海原。常に胸の内を隠してその表面を覆うように柔和な笑みを貼り付ける男が、左手の指で細いヘアゴムを摘み玩んでいる。
己の胸元まで視線を落とすと、二つに分けて結ばれていた髪の一束が解かれ、腰まである長い赤毛がさらさらと流れた。
「ああ、やはり映えますねえ」
「……ちょっと、」
「とても綺麗ですよ、結標さん」
あからさまに刺のある声を出したのに。
独りよがりな賛美を私に捧げた男は、満足したような息を漏らすとさっさと胸元にかかる髪を後ろに流した。
その手で下から胸のふくらみを掬い、手のひらでぐっと押しつぶすように包む。
やわやわと、むにむにと、きゅっと。緩急つけて乳房を揉みしだきながら、乳首を転がす手際の良さと言ったら!
は、ぁ…………やっぱりハズレかもしれない。
腹の底から迫り上る溜め息を、ついにはサラシ越しに乳首を食み始めた男の頭部に遠慮なく吹き付けた。
ねぇ、
「はやく解いてよぉ」
>>98 >>96じゃないがGJ言わせてほしい
久々にガチ鳥肌立った。なにこの不健全さ……
ラブラブでもなくベタベタするでもなくお互い妙にドライで、本気で発情してるくせにどっか打算計算が匂う感じが
いかにも原作の結標と海原っぽい。
原作は原作SSはSSってふうに思い切りいちゃこらさせてる作品も好きだけど、こういう原作っぽさを多分に残したSSはやっぱりイイな!
しかし海原の仕草が凄まじくスケベくさい。だがそれがいい
あわきんエロいよぉGJ
番外通行、座標通行あたりもドライなエロスにできそうだよね
上条さん回りはどうも全員ラブラブベタベタチュッチュぬっぽぬっぽになっちゃいそうだけど
一方さんに素直に告白出来なくて
「ミサカあなたの事なんか嫌いだけどセックスは大好きだから〜」
とか言って一方さんのセフレになる番外個体と
番外個体の気持ちに気付いてるのに気付かないフリして性欲発散に利用する一方さんとな
そんな一通さんは俺が殴り倒す
まあそういうの一番しなさそうだよな一通さん(原作では)
浜面は押して攻めて最後に泣きつけば一回くらい乗ってくれそうな気がしないでもない
>>104 誰かメア浜で似たようなネタ書いてなかったか?
よくも悪くも優しい浜面なら確かにあり得るな
ところで、新約までの空白の時間に上条さんはバードウェイにこってり搾られてると思うんだが
いかんせん容姿のイメージが漠然としてて妄想しづらいな
むぎのんと浜面の爛れた関係か…絹旗と浜面でも良いな
>>98 GJ
丁寧かつスケベな描写に正直すごく興奮した
浜面なら上条さんのように銀髪碧眼白人美少女と同棲してても手を出さない鉄の理性も無いだろうし
一通さんみたいな達観したような雰囲気もないから
女の方から言い寄っていい雰囲気で押し倒しちゃえば普通にヤれちゃいそうだな
正妻は絶対無理でもそのままズルズルとセフレになる道も見える
浜面爆発しろ
本編じゃ絶対そんな事しなさそうなのに一方さん鬼畜モードのエロパロは面白いんだよな…
二次SSの不思議。
どSモードの一通さんがあのサドっぷりをエロ方面に向ける所はそりゃみんな見てみたいだろ?
からかいすぎたあわきんや番外個体が泣いて謝るくらいに逆襲されてアヘ顔アクメとか面白いに決まってるだろ?
打ち止め相手だけは想像もできないけど
壊れ物を扱うみたいに大事にしてそう
姫神の一途なSSはないもんかのう・・・
上条さんは黒子、アニェーゼ、アンジェレネあたりのロリにも欲情するのか?
ロリのラッキースケベにドキドキはしていたけどおかずにするのかなぁ?
>>112 黒子アニェーゼとアンジェレネは同じ「少女」でも全然ロリ具合が違うだろう
一方さんは原作の時点でドSってか鬼畜ではあるけど
エロじゃなくてリョナ方面に向かうのがなー
打ち止め強姦からの通行止めがみたいです
俺もみたいです
打ち止めからの逆強姦でもいいです
むしろそれが見たいです
打ち止めによる逆……だと……
入らない、入らない……とか言いつつ、諦めかけた頃に膝がカクンと落ちて……とか?
>>119 敏感な先端と入り口部分をずっとこすり合わせて、「入らないよぉ…ってミサカはミサカは…」と
涙目で上も下もびしょびしょの打ち止め上目使いを見てついに我慢できずにベクトル操作、と
浜面ァ×フレフレ姉妹で姉妹丼は無いのかしら
このスレは浜面ばっかになってから急速につまらなくなった
>>122みたいな奴が湧き出してから急速につまらなくなった
ぶっちゃけレスが大量に増えてる→開く→雑談「のみ」の流れ→それを言い訳重ねて擁護し始めてから(ry
>>115 打ち止めが誰かに強姦されてからの通行止めか
胸熱
インデックスと打ち止めの強姦は直視できない
レイパーが間違い無く殺してすら貰えなさそう的な意味で
上条さんに顔がスリ潰れるまでなぐられるか、一方さんに生きたまま全身の神経を引きちぎられるかだな
逆に考えるんだ
ゲス上さんかゲスセラレータさんによる陵辱なら犠牲者は出ない
ゲス上さんゲスセラレータさんは大抵原型なさすぎてもうモブによる陵辱でよくねって思う
少数派のニーズだと思うんだけど、一方×黄泉川でエロできんかね。
なんかアイツ黄泉川相手だとやけに素直になるから、その辺りを生かして。
鬼畜系はちょっと無理だろうけど。
黄泉川は語尾が普通なら萌えるのに
>>130 我慢しすぎてふとしたきっかけで理性トぶ、とかだったら凌辱も出来そうな気がする
ただ、インデックスも打ち止めも最終的に全部受け入れそうだよな
上インやら通行止めやらで理性トんだがゆえの凌辱はヒロイン側の包容力的な意味で成立しないのか…
それはそれで、最初訳分からなくて嫌がるけど相手の様子に気付いて抱き締め返すというのもまた萌える
>>131 一方×黄泉川は一方×打ち止めより親子臭えのが惜しい
上条×黄泉川半蔵×黄泉川は本編でもっと絡めば出来そう
一方×黄泉川
一方×芳川は普通にいける
つーか、原作で描写されてないだけで実際にやってそうだし
黄泉川は主役3人全員喰ってても違和感がないと思う
一方×芳川は実験の時にありそう
それで今の一方さんにとっては黒歴史なのに芳川にネタにされ続けてるとか
不良男子高生が一時の迷いで女教師に童貞を捧げてしまう展開なら、
主人公三人誰でも可能だな。黄泉川は。
何と言う俺得。
とりあえず美琴か滝壺あたりが寝取られてくれれば
滝壷は寝取られが似合う
>>141 美琴のNTRって難しくね?
エツァリに対して上条さんはお似合いだって言っちゃったし
>>143 黒琴←初春
の超電磁砲カプでの寝取りなら可能。百合だけど。
浜面を麦野や絹旗に寝取られる滝壺
確かにピッタリだな
>>143 上条さん視点のNTRじゃなくて、
美琴が「当麻…私汚されちゃったよお…」みたいなのなら何とか成立するかも
>>145 遂にフレメアにまでこの間、寝取られた。
アックアにも寝取られてなかったっけ?
そしてアニメ超電磁砲から出張で春上まで……
まったく!浜面って奴はまったく!
だがそれがいい
滝壺を寝取られても浜面は気づかないかもな
浜面では満足できない身体に・・・
大丈夫、浜面も滝壺じゃ満足出来なくなってるからどっこいどっこい
スレ伸びててワロタwwww
中学、高校くらいの打ち止めが強姦されて一方さんがその後打ち止めに性的なケアを・・・
このぐらいのきっかけがないと一方さんが紳士過ぎて性的な関係になれないと思うんだ。
一方さんがこんな事になるぐらいならーみたいな後悔が見たいです。
さぁ早く書く作業に戻るんだ
以前上条さんとシスターズの乱交の影響が打ち止めに出て、一方さんがケアをするってSSがあったな
>>151 >>152 滝壺(はまづら、早い)
浜面(もう少し腰使ってくれよ……)
そんなスレ違いセクロス?
早漏×マグロ
>>149 NTRとかNTLはあまり好きじゃないからあれだが、そういうの抜きにしても春上エロは萌えるな。
ちょっと耳舐めたり腹撫でたりしただけでピクンて震えながら
「やっ……なの……///」
とか、いざ突っ込む段になってから
「す、少し怖い、かも……。ゆっくりして欲しいの」
とか言われたら、相手の男キャラが誰だろうが俺はマッハ3でパンツ脱いで発射準備完了できる自信がある。
>>158 書いて下さい
ちなみに、その時の春上さんの迷台詞。
浜面のチ○コを見て、一言
「かわいいの」
春上さんは間違いなく爬虫類とかを可愛いっていうタイプだな…
>>159 何がどうなったら浜面×春上展開になるんだw
その後へこみまくる浜面
心理定規さんなら簡単にその展開に出来るよ
掌握さん定規さんはここの最終手段だと思うの
定規さんはていとくん専用だろ
「心の距離」を操れる……「主人と下僕」「あと腐れないセックスフレンド」「肉奴隷」とかも心の距離に相当するんだろうか。
>>167 距離をいじってもその距離における反応は人によって様々だというから、
そういった部分の操作は不可能だろう
レールガンの女キャラはヤリやすいからな〜
「黒子〜!!あんたはいつもいつも!」
常盤台女子寮、その一室ではいつもの様に美琴が黒子に説教をしていた。
「お姉さま、そうカッカしないでくさいまし…」
「あんたはいつもそうやってごまかしてばっかり!!今日という今日は許さないから!!」
事の始まりは数時間前…
「当麻…」
「何だよ…」
「その…私…当麻の事が…す…」
美琴が当麻に想いを告げようとした、その時…
「お姉さまぁ!!」
「きゃ!?」
テレポートした黒子がいつものテンションで美琴に抱きついた。
「何か分かんねーが…じゃあなビリビリ」
「………」
「お姉さま?」
美琴はチャンスを逃しへこんだまま寮へと戻った。
その夜…
「お姉さま…何が起きたか解りませんが…まぁ…元気になさってくださいですの!」
「……(カチーン!)」
美琴の中で堪忍袋の緒が切れた。
「黒子〜!!あんたはいつもいつも!」
「お姉さま、そうカッカしないでくさいまし…」
「あんたはいつもそうやってごまかしてばっかり!!今日という今日は許さないから!!」
美琴は『寮則第9条』を破り電撃を溜めた。
「お姉…さま?はっ…まさか!?」
美琴は黒子がテレポートしないようにがっちりと黒子に抱きつき、そして…
「そう、そのまさかよ!その名の通り真っ黒こげになりなさい!!!」
溜めた電撃を一気に黒子へ放った。
「ぎゃぁぁぁん!!!」
放電し終えた美琴は黒子から離れた。
「どう?…少しは反省し…たぁ!?」
「あへあへ…お姉さまの…愛の鞭は…大好きですの!!」
「そう…そんなに好きなら…」
「お姉さま?へ?」
美琴は黒子の秘所に手を当てた。
「その欲の元を消してあげるわ?」
美琴は黒子の秘所に電撃を浴びせた。
「あぁうう!!それいいですの!!!もっと!もっと!!!あぅぅ!!!」
黒子は苦しむどころか快感に感じていた…そこへ…
「うるさいぞ!!何事だ!!」
勢いよく開いた扉と共に寮監が居た。
「ひっ…!寮監…殿…」
「御坂…白井に電撃放射とは…まあ…白井にも悪気があるだろうが…」
「はい…」
「寮則第9条:寮内での能力使用はこれを硬く禁ずる…よもや忘れたわけではないだろうなあ?…御坂」
「寮監…実は…」
「なるほど…拠所無い事情と言うやつか…」
「はい…」
美琴は恐怖の余り冷や汗を流し、凝固していた。
「だが…」
寮監は美琴の首をへし折り、どこかへ連れ出した。
「そんなものをいちいち聞いていたら寮側にならん!」
「お姉さま!!」
「しばらくそこで反省していろ…いいな?」
寮監は美琴を寮の外へ放り投げ、寮内へと戻っていった。
「うぅ…不幸だーーーーーーー!!!!!!!」
END
規制が邪魔をして思うように投下できなかった…すいません
7レス使ったら、ざっと1レス40行計算でも280行。
結構なSS書けると思うんだが、こんなプロローグで満足出来るか!
是非続きを、そして落ち着いて投下してほしい。
>白井にも悪気があるだろうが…
微妙にウケたw もっと頑張れ超頑張れ。
GJ
とりあえず完成させるまでしなくても、ある程度まとめてから投下してくれえたほうが読みやすいよ
推敲もしやすいし、途中でアイデア思いついたら組み込めるし
乙。
分量か連投の規制に引っ掛かったんかな
>>177 続きを投下します。
当麻×美琴
では行きます。
「…と言う事があったの…」
「ふーん…その寮監もすげぇ力だな…」
美琴は当麻の住む寮部屋で昨夜の出来事を話した。
「感心しないでよ…ほんっとに大変だったんだから…」
美琴は首を手で摩りながら言った。
「ま、元気ならそれでいいっか」
しばらく沈黙が続いた。
「ねぇ…当麻…」
「ん?」
「この前の続きなんだけど…」
「続き?」
「その…当麻の事が…(今度は大丈夫!誰も邪魔がいないから、伝えられる!!)」
「俺の事が?」
「す…す…」
美琴の顔は紅潮し、心拍数も上がっていて喉も渇ききっていた。
「好き…」
「うん…は?」
「当麻のことが好き!!だから…私と付き合って!!」
美琴は当麻に想いを告げ抱きついた。
「御坂…」
当麻は美琴を優しく、そして強く抱きしめた。
「当麻…ん…」
美琴はキスをねだるように目を閉じた。
「…御坂…」
当麻もそれに答えるように美琴に迫りキスをした。
「上や〜ん!!暇だから遊びに来たぜよ〜?!!…げっ…」
そこへ土御門が部屋に来た。
「「!?」」
「つ、土御門!!てめぇ!!!」
「お、お邪魔したにゃぁ!!」
土御門は逃げるように扉を閉めた。
「「……」」
二人の空気は一気に気まずくなった。
「なあ、御坂」
「なによ…」
「こういうときなんて言うか分かるよな?」
「うん…」
「「不幸だーーーーーーー!!!!!!」」
END
>>184 乙。
これでおしまいかなあ? まだ続くとうれしいかも。ちょっとあっさりし過ぎて食べ足りない感じ。
それと、小説原作の場合、地の文は重要ですからご忠告。
「当麻」では無く、「上条」ですよ。
テンポの良さを重視するときは地の文は極力挟まないけど?(そういう意図なのかは分からないけど)
キスする仲なのに上の名前で呼ぶの?(これはパロディでその範疇内に収まってると思うけど)
他人を評価したいならそれ相応の知識と知性を持って欲しいです
正直貴方の感想は押し付けがましい上に役に立たない批評(笑)は無価値どころか負の財産です
日本人ならやらなければいけない納税の義務を守っていないニートの乞食が
行政から無料で、というよりも他人が支払った税金から餌もらったり住む場所、職の提供してもらってるのに政治批判してるようなもんですよ
貴方のレスは
ヤッター!カッコイイ!
それ相応の知識と知性を持っている方のお言葉は尊いなあ!
ありがたやありがたや
これで満足したら二度と来んなよボケ
超上から目線なうえ的外れな批評(笑)とか見てて痛々しいから
どこかを盾読みかとばかり
縦読みだろう?どっちも
>キスする仲なのに上の名前で呼ぶの?
地の文が一人称でもない限りはそういうのって関係ないんじゃないの?
俺もよくわかんないから「それ相応の知識と知性」を持ってる
>>186にぜひご教授して欲しいけど
192 :
とうみこ前編:2011/04/26(火) 21:10:41.72 ID:EQBD7r9j
投下します。
当麻×美琴
では行きます。
「はぁ〜…」
美琴は今、あることに悩まされている。
「…(なんであいつの事ばっかり意識してるんだろう?)」
美琴はある少年に思い詰めていた…そこへ…
「不幸だ…セールが無くなっているとは…」
右手のせい(?)で年中無休不幸の少年こと上条当麻が近くを通りかかった。
「…(噂をすれば…)」
美琴は当麻に近寄った。
「ねえちょっと…!待ってって!」
「……」
しかしスルーされた。
「待ってって言ってんだろ!無視すんなやこらー!!!」
「ごふっ!?」」
美琴は振り向いた当麻の腹にダイビング頭突きをお見舞いした。
「いっつ…誰だよ…て、ビリビリ」
美琴は当麻の上で顔を真っ赤に紅潮させていた。
「顔赤いぞ?熱でもあんのか?」
「おねがい…ちょっと私に付き合って?」
「あ、ああ…良いけど?」
特に断る理由も無いため当麻は美琴に付き合うことにした。
193 :
とうみこ前編:2011/04/26(火) 21:11:55.29 ID:EQBD7r9j
「ねぇ、背中…大丈夫?」
「いえいえ、上条さんはこれしきの事くらい慣れてますから」
「そう…なら良いけど…」
二人は並んで路地を歩いた。
「ねぇちょっと…」
「ん〜?」
「あんたの事、『とうま』って呼んでいいよね?」
「ああ、別に良いけど?」
「じゃあ、私の事も美琴って呼んで?」
「み、美琴?」
「うん、そんな感じ!」
当麻は普段と違う美琴を見て焦っていた。
「当麻…!ちょっと耳貸して…!」
「は?」
『キス、して?お願い!』
「え?こんな所でか?」
美琴は頬を赤らめコクンと頷き目を閉じた。
「分かったよ…ん…」
当麻は美琴にキスをした。
「ねぇ…続きは?」
「はい?ここでですか?」
「ち、違うわよ!!ほ、ほ…」
「ほ?」
「ホテルで…」
「分かった、んじゃ行くか!」
二人はホテルへと向かった。
(続く)
内容が薄いな
>>190 > ご教授して欲しい
まぁ君は参加資格的なものはないよねw
知らないからこそ参加資格というか参加すべきではないのか。
>>192 乙。
迷わずあなたの上琴を投下し続けて下さい。
>>196 ちゃんとした知識と知性が得られるように「ご教示」してあげないといけないということか
だからもういちいち構ってんじゃねえよ
どう見ても煽りだろ
スルー検定
最初から上手な人はいないよ
というか文章を書いて人に見せることができるってだけで
すげーって思う
自分で書いてる時は人に見せられるレベルかわからんくて不安になるんだよな
だからGJとかもらえるとすごい安心する
小ネタで2レスほど投下します
上→インのような、そうでもないようなもの
直接的なエロスはないですが、ちょっと後味悪いかもしれないので
苦手な方はスルーで
「ひっぐ、ぐすっ…… 私は嫌だって言ったのに……」
少女の声が、上条当麻に鉛のように重くのしかかる。
その口調は彼を責めるようでもなく、恨みがましいわけでもない。
だが、怯えきった少女が啜り泣きを隠して、搾り出すようにして語りかけるその言葉は、何よりも彼の心臓を凍りつかせた。
「とうまが、とうまがっ…… 急に怖くなって、無理矢理痛いことしてきて……!」
最初は、何が起きたのか理解できなかった。
確か先ほどいつものように、インデックスが寝たのを確認して、自分も寝室であるユニットバスへと篭ったはずだ。
そこから記憶がぷっつりと途切れており、気がつけば眼前には今現在の光景が広がっていた。
滅茶苦茶に破かれた修道服を寄せ集めて必死に身体を隠しながら、顔を涙でくしゃくしゃにしているインデックスの姿が。
ベッドのシーツは皺くちゃになっており、掛け布団は邪魔だと言わんばかりに床へ蹴落とされていた。
まるで誰かが、この場所で激しい運動でもしたかのように乱れたベッド。
そしてシーツの中心部分には、何か赤い液体のようなものが滲んでいる。
それが何によってできた痕跡なのか、彼は想像もしたくなかった。
ここで何があったのか、誰が何をしたのか。
考えるだけで、上条当麻は頭がおかしくなってしまいそうだ。
そんなことは想像するだけでも恐ろしい。 いや、おぞましくすらある。
だが、目の前にその光景が広がっている以上、それを否定するのは不可能だった。
状況から考えれば、誰でもわかることである。
彼にとっては絶対不可侵の、何があっても護り通すべき対象である少女を
自分が一時の下卑た欲望に身を委ねて、自分の手で汚してしまったのだろうことが。
嘘だ、これは夢だ。
何度も自分に言い聞かせようとした。
そうでなければ、自分という存在が足元から崩れ落ちてしまいそうだったから。
記憶喪失であった自分を支えてきた、唯一のアイデンティティを失ってしまいそうだったから。
「こんなの酷いんだよ…… 昔のとうまだったら、絶対こんなことしなかったんだよ!」
だが、少女の言葉は容赦なく彼の心を穿つ。
「昔のとうまはすごく優しくて、格好良くて…… 私はそんなとうまが大好きだったのに……」
無慈悲に、そして的確に、彼の心のひずみを狙い撃ちするように。
「……やっぱり、とうまは…… 今、私の目の前にいるとうまは」
やめろ。 もうやめてくれ。
償いなら何でもする。 死ねと言うのなら、今すぐにでも舌を噛み千切ってやる。
一生かけてでも、どんなことをしてでも償う。
だから、お願いだ。 その言葉だけは聞きたくない―――――――
「私の好きだったとうまとは違う、別のとうまなんだよね?
「今までずっと、私を騙してたの?」
「あ…… うあぁぁぁぁぁぁっ!」
気がつけば上条当麻は、ユニットバスの中で絶叫しながら、跳ね上がるように身を起こしていた。
夢だった。 それもとびきり性質の悪い。
それを理解して、思わず彼は大きなため息をついた。
そして自分が被っていたタオルケットで、滴り落ちてきていた顔の汗をぬぐう。
どうやら、全身の水分を全部出し切ったんじゃないかと思うほどの、尋常ではない量の寝汗をかいていたようだ。
寝巻きがぐっしょりと全身に張り付いていて、気味が悪い。
「……なんて夢、見てんだよ」
上条当麻は記憶喪失であり、彼の記憶はここ数ヶ月のものしか無い。
だが、彼は胸を張って断言できるだろう。
この夢は、今までの人生で文句なしに最悪の夢であると。
「あれは夢だ…… 夢、夢ですよ! だからもう忘れろ!」
頭をぶんぶんと振りかぶって、彼は必死になって忘れようとする。
夢の中での彼女のすすり泣く声を、怯えきった声色を、涙に濡れた表情を。
そして、彼女の言葉を。
『今のとうまは、私が好きだったとうまとは、違うとうまなんだよね?』
『今までずっと、私を騙してたの?』
「くっそ…… 不幸、不幸だ……」
明日はインデックスにどんな顔を合わせればいいんだ。
上条当麻はそんなことを考えながら、殻にでも篭るかのように布団を頭まで被って、二度目の眠りについた。
欝展開いいんじゃないかー そんな設定もあったね……みたいな上条さん
おおバッドエンドモードもなかなかに
かわいそうな上条さんごちでした
乙!
乙 前スレ夢精ネタといい鬱上→インはきついがそこがいい
ブームくるか…!!?
上条さんは本当に面倒くさいお方…
実際に暴発して襲っちゃってもインさんは許してくれるだろうに…
変態チックなのが読みたいな
汗ペロペロみたいなのがいいな
GJ
いいよいいよー
クンカーの上条さんとか書いてくれてもいいんだぜ?
乙!鬱上インは良いものだ…
乙
やっぱ上インが一番だな
上インは原作の雰囲気を壊さないで
ド甘もホロ苦も欝もできる万能選手
安定しているようで危なっかしいからなー
ああっ…それにつけてもエロが欲しいっ…
218 :
潤:2011/05/03(火) 00:20:38.00 ID:gocrCR8E
>>217 空気を読まずに今からエロ無し投下させてもらいますごめんなさい
お久しぶりです。通行止め連載をやらせていただいている者です。
第三話です。
未来ネタ苦手な方はスルー推奨です。大丈夫な方は生ぬるく見逃してやってください。
※注意※
・一方通行×打ち止め未来妄想ネタ(新約禁書発売前に書き出したので、後々設定に齟齬が生じるかもしれません)
それでは、『桜降る夜』第三話、9レスお借りします。
†††
とりあえず、今の状況をもう一度整理してみよう。
先程一方通行たちが関わってしまった強姦事件の影響で、打ち止めの精神はひどく不安定になっていた。
今はまだ小さな芽でしかないその不安は、しかし放置しておけば彼女に『性への恐怖』を植え付けてしまう
危険性を孕んでいる。平凡な未来を目指す彼女にとって、それは大きな障害となりかねない。
対処に悩む一方通行へ与えられた、打ち止めの裏人格とも言える存在である番外個体からのアドバイス。
それは――彼自らが打ち止めを抱いて、彼女が持つ性交へのバッドイメージを払拭する程のイイ思いを
させてやれ……という無理難題極まりないものだった。
†††
(……………………不幸だ)
個人的に因縁がある善人野郎の口癖が、今猛烈に一方通行の脳裏をよぎっていた。
元々の出だしからして良い日だとは到底思えなかった本日であるが、禁書目録に絡まれたり超電磁砲から
説教を喰らったりウザったい事件に出会ったり警備員に危険人物扱いされたり、挙げ句の果てには号泣中の
打ち止めをどうにかして宥めろという無理難題を与えられてしまっては、いよいよ神様というヤツは本気で
一方通行をおちょくっているのだとしか思えない。
そんな中、少女の揺らいだ声が続く。
「……なんで、かなぁ……ミサカね、今すごく、あなたにここにいてほしいんだ、って、ミサカはミサカは、
我が儘だと知りつつも、本音を吐露してみる」
一方通行のシャツの裾をぎゅっと握り締め、しゃくりあげながら小声で囁く打ち止め。
睫毛に縁取られた大きな瞳は限界まで涙を溜め、その透明な粒が次々と頬を伝い零れていく。
「……、」
一方通行は、こんなにも静かに泣く彼女の姿を初めて見た。
うるさいくらい大袈裟に笑ったり、怒ったり、泣いたり拗ねたり――彼の記憶の中で、幼かった打ち止めは
いつだって自分の感情に素直になって行動していた。
だから、このように感情を抑えながらも彼を引き止める少女の様子に、一方通行は違和感を覚えているのだ。
いつの間に、打ち止めの内面はこうも大人びていたのだろう。馬鹿馬鹿しい話だが、ここに来て彼はようやく
そんな事を考えていた。
……しかし、無理をして嗚咽を堪えようとする彼女の姿を見ているのは、正直不愉快だった。
迂闊に触れたら壊れそうなくらい弱っているのは打ち止め自身だというのに、どうして彼女は一方通行を相手に
『遠慮』などという生意気な選択を採るのか。
「……ガキが何やせ我慢してンだ」
「っ、ガキじゃ、ないもん、ってミサカは――」
もっとも――そういったことに苛立っている一方通行の方が、実は一番大人げないだけなのかもしれないが。
深く息を吐き出し、彼は被さったフード越しに打ち止めの髪の毛をグシャグシャとかき混ぜた。
「はにゃ、あ」
「どこにも行きやしねェよ。だからイイ加減に手ェ離せ」
シャツに皺が出来るほど強く握り込まれた右手の上に自身の手を乗せ、いつぞやのように指一本一本を
丁寧に外していく。
一瞬固まった後、はっと我に返ったように肩を震わせ、慌てて瞼を乱雑に拭い始めた打ち止め。
その隙に、やや早歩きでキッチンに向かった一方通行は、コンビニのビニール袋を片手に持って彼女の
傍らへと戻ってきた。
白色のソファに腰掛け、彼はガサガサと音を鳴らして中身を漁りだす。
いつも彼が買い占める缶コーヒーは、すでに夕方コンビニに立ち寄っていたため、今回は購入していない。
その代わりに、袋の中にはサンドイッチやおにぎりなどの比較的食べやすい食事や、断じて一方通行の
趣味ではない甘ったるいミルクティーが詰め込まれていた。しばらく前にこの少女が好んで飲んでいた銘柄だ。
「ンな強く目ェ擦ってンじゃねェよ。眼球傷付けたら面倒臭せェことになるぞ」
「っ、だって、拭いても拭いてもっ、涙が止まってくれないんだよ、ってミサカはミサカは、途方に暮れてみる」
自分でもコントロールしきれなくなっている心の動きにただ翻弄され、彼女は頬を濡らし続ける。
こういう時こそヒーローの出番だろうと一方通行は内心毒づいてみるが、生憎ここには自分しかいない。
彼はろくに目も合わせぬまま、いかにも面倒臭そうな態度でこう呟いた。
「……無理に泣き止もうとする必要は無ェンじゃねェの」
「?」
「別に、俺の前で虚勢を張ることになンざ意味無ェだろ、って話だ」
要するに『今無理をすると後々心に深い傷を負うことになってしまうから、今のうちに泣けるだけ泣いて
スッキリしてしまいなさい』というような内容を伝えたかったのだが、どうもこういう時に限って上手い言葉が
出てこない一方通行である。
彼は、自分がデリカシーに欠けることを自覚しているため、泣き続ける少女を励ますなどという立場には
正直苦手意識があった。不器用な態度でしか接することができない自分に妙なもどかしさを感じる。
『野郎のツンデレとかマジで誰得カッコ悪ーい☆』と、すこぶる頭が悪そうな番外個体の台詞が脳内再生されて
セルフ苛々モードに突入しかけた一方通行であったが、
「……っく、ふぇええええええ……!」
なんか、先程までの三倍ぐらいの勢いで泣き出した子供の姿があった。
「ンなっ……!!?」
ピーピーと甲高い声で泣き喚く打ち止めを前に、思わずソファから飛び上がる一方通行。
顔の筋肉を不自然に引き攣らせる彼の様子を察して、打ち止めが泣きじゃくる勢いそのままに叫びだした。
「だっ、だってだってだってだってぇ! 泣いていいんだよってあなたが言ったんじゃないのーっ! って
ミサカはミサカは溢れる涙をもはや抑えようともせずに絶叫してみる!! うわーん!」
「泣き止まなくてイイたァ確かに言ったがそれ以上泣けとまでは言ってねェ!! あァくそ鼻水垂らしたまま
抱きついてきてンじゃねェよクソったれがァァああああああああああああああああああ!!」
どんがらがっしゃーん、と漫画のような効果音と共に、ソファの上でもみくちゃになって暴れる馬鹿二名。
しかしまぁ、通常運転の騒々しい打ち止めに戻してやることが出来ただけでも僥倖かと思いつつも、
五歳も年下のガキに押し倒されている不甲斐ない現状に意識が遠のきはじめた一方通行であった。
†††
今日は呑みたい気分なのである。
弱冠ハタチにして早くも人生の酸いも甘いも噛み分けたかのような淡い心境に陥っていた番外個体は、
つい最近見つけたお気に入りの居酒屋(学園都市内だから当然リーマンがグダグダになっているような店の
数自体が少ないため、若者向けのいたってオサレな店なのだが)を目指して夜の街道をテクテク歩いている。
夜道を一人で出歩いたりアルコール目的で居酒屋に向かったり、何かと不良少女的行動が目立つ番外個体で
あるが、学園都市でも貴重な大能力者である彼女が万一にもごろつきなどに蹂躙されることなど無いだろうし、
悪意満点の彼女にとってもそういうギスギスした空気に巻き込まれるのは快い刺激であった。保護者たちも
彼女に関しては放任主義が基本であり、家に戻るのは三日に一回ぐらいが当たり前となっている(以前一週間
家出していた時は流石にぶん殴られた)。だからこそ、今日家を空けることになった時、黄泉川達は番外個体が
アテにならないことを前提にして一方通行に打ち止めの世話を頼んだ訳だ。
そして、保護者や打ち止めが留守にしている今日は、番外個体には絶好の夜遊び日和なのである。
(……さーて、第一位のヤツは果たして上手くやれているのかなぁ。今最終信号はネットワークの接続を
切っちゃってるから、様子を伺うことも出来ないんだけれど)
ふんふーん、と適当なリズムで鼻歌を奏でながら歩みを進める番外個体の背中に、声をかけてくる人物がいた。
「あれ? お前こんな夜遅くに何してるんだ?」
「……おや。今回ヒーローの出番はなさそうだなって幻想を見事ぶち殺してくれたご登場だね」
「で、出番?」
振り返った番外個体の視線の先には、外見だけはいたって普通の男子大学生・上条当麻が突っ立っていた。
「ミサカは今晩カクテル味比べ大会を開催する予定なんだなー。まぁ連れはいないけど」
「は? ……あぁなるほどな」
すぐ目の前に見えてきた彼女の目的地を知った上条は頭を掻きながら、やれやれと言った調子で口を開く。
「お前も一応女の子だろ。あんまり黄泉川先生たちに心配かけるようなことするなよな」
「説教とかミサカ大っ嫌ーい。ってか、そんなに面倒見がいいこと言ってくれるんならあなたがお相手してよね」
「いや俺もどうせインデックス達とあそこで待ち合わせしてんだよ。ついさっき、女二人で呑むのは寂しいから
混ざれって連絡が来て」
「……お姉様たちってまだ未成年じゃなかったっけ」
「いやいやまさか、御坂はともかくインデックスの見た目じゃ酒は売ってもらえねーだろ……多分」
「うわー超テキトー安心できねー」
日頃の自分の行いは棚に上げてオリジナルのモラルを疑いはじめる番外個体だったが、どうやら上条が
気にしているのはそこではないらしい。
「そうそう、お前御坂妹に何があったのか知ってる?」
「え? この局面で一〇〇三二号?」
番外個体は意外な固有名詞を聞き、わずかに眉を動かした。
おう、と上条は首を縦に振り、
「さっき大学内で浜面のヤツとすれ違った時に、御坂妹が俺のこと探してたとか言っててさ。メールか電話で
用事があるのか聞いてみようとも思ったんだけど……」
「けど?」
「……その時浜面が言いやがったんだ……『生きて帰ってこいよヒーロー』って」
「……そりゃまた、大層ご立派な死亡フラグだね」
上条当麻の天性の不幸体質を鑑みるに、いくら人の不幸は蜜の味を体現する番外個体といえど流石に
爆笑することは出来なかった。せいぜい苦笑いしてやるのが関の山である。
誕生から早幾年、ようやく『空気を読む』という日本文化を学びはじめた彼女であった。
「それならまぁ、このミサカの方から聞いてやってもいいけど……」
ふー、と溜め息を吐きながらもミサカネットワークへの接続を始めた番外個体だが、
そのすぐ左隣で、上条当麻が真正面からのタックルによって潰される瞬間を目撃してしまった。
「ごふぉッッッ!?」
情けない悲鳴を発して、あっけなくコンクリートに頭をぶつける羽目となった我らが主人公。
なんだなんだこれどういう状況だ、と目を白黒させる番外個体の前には、妹達至上最大の負のオーラを
身にまとう検体番号一〇〇三二号――通称御坂妹の姿がある。
先程からなーんかこのミサカが訳もなくイライラしていた原因はコイツかよ、と意識の片隅で呟く彼女には
目もくれず、御坂妹はノロノロと起き上がろうとする上条の胸ぐらを掴んで、その唇を小さく動かす。
「……あなたはこのミサカ達を全員救ったヒーローなのでしょう。一万人近くいるミサカ達を、片っ端から
助け出した、本物のヒーローなのでしょう、とミサカは詰め寄ります」
「いやあの、み、御坂妹さん?」
無表情の瞳に本気の怒りを燃やしブツブツと言葉を吐き出す御坂妹の威圧に怯えながら、上条が呼び掛ける。
が、思い人の困惑顔すら、今の彼女には無意味なのであった。
今は、もっと重要なことがある。
「だったら、二〇〇〇一号の貞操だって救ってやってください!! 何故上位個体だけが、何も悪い事など
していないのに、あんなもやし野郎とベッドインしなければならないのですかァァァあああああああ!!!!!!
とミサカは最悪の未来図を思い描いてあなたの頭を揺さぶり続けます!!」
「アレぇなんかそれどっかで聞いたことがあるような台詞だけど痛だだだだ!? たっ助けてくれ番外個体ーっ!!」
「あ、もしもしお姉様? 早く店の外に出てきてよ。ミサカもう無理手に負えない」
……数十秒後、学園都市第三位の全力を出しきって御坂妹を確保した御坂美琴は、ぜーはーぜーはーと
肩を上下させながらこんな言葉を漏らしていた。
「わ、私の妹がこんなにバイオレンスなわけがない……」
「いやいや、どう見てもお姉様の血でしょアレ」
†††
「……正気に戻ったかクソガキ」
「……はい、ってミサカはミサカは素直にお返事してみたり」
色々年甲斐もなくハシャぎまくった数分後、一方通行と打ち止めの間には妙なやっちまった感が漂っていた。
ぐったりと背もたれに身体を預けながらもボサボサになった髪を手櫛で直そうと足掻いている彼の横では、
またも微妙に距離を離しつつ体育座りでうずくまる打ち止めが、ようやく食べ物に手を伸ばしている。
だがしかし、どうにもまだ彼女は乗り気でないらしい。
「……どうしても、食べなきゃ駄目かな? ってミサカはミサカは鼻先に近付いたおにぎりを見つめてみる」
「ガキが色気づいてンじゃねェよ。何ならその腹ァ開きにして詰め込ンでやろォか」
「だっ、ダイエットとかじゃなくて……本当に食べる気がしないんだよう、ってミサカはミサカは自分でも
どうしたらいいのか困り果ててみたり」
犬の垂れ耳が付いたフードからはみ出した頭頂部のアホ毛をも萎れさせて俯く打ち止めだが、結局は
観念したのか、やがて手の中に持ったおにぎりをゆっくりとかじり始めた。
もぐもぐもぐもぐ、と咀嚼する音のみが小さく響く部屋の中。
本日二度目のやるせない沈黙に、一方通行はどこか所在なく脚を組み直す。我ながら自分勝手な話だが、
普段騒がしいガキが不意に黙り込むとかなり対処に困るものだと再認識する。
しかし数分前のような汗と涙の取っ組み合いへと持ち込む訳にもいかず、彼はなかなか昔通りに接することが
出来ない相手へ、再び歯がゆさを感じずにはいられなかった。
難攻不落だ――学園都市最強の超能力者は今素直にそう思う。
静寂の打破に(どうせ馬鹿馬鹿しいバラエティ番組しかやっていないだろうが)テレビでも点けてみようかと
右手の中でくるくると回転させ弄んでいたチャンネルに意識を移す彼だったが、
「……、」
空中を漂っていた一方通行の視線の背景に、ふと打ち止めの横顔が映る。
艶がある茶色の髪は小さな水滴を垂らし、赤みを帯びた柔らかそうな頬にしっとりと張り付いている。
伏し目がちな睫毛は想像以上に長く、隙間から垣間見せる瞳をわずかに潤ませていた。
一見すれば――いやどう見ても、無心に食べ物を頬張る他愛もない構図である筈なのだが。
「(……図体ばっかデカくなりやがって、クソガキが)」
一瞬でもそんな彼女の姿に『女』を見いだしてしまった自分の目玉を潰してやりたい心境に陥る。
どれもこれも、余計なことを進言してきた番外個体のせいだ。あんなことを言われた直後に、そういう方面を
全く意識しないヤツなどいる筈がないだろう。実際に下心があるか無いかに関わらず(いや、勿論そんなものは
ある訳ないと声高に主張するが)、人間が人間である限りはどうしようもない心理作用なのだ。
だから、打ち止めが突然言葉を発した時に、不意を突かれたようにみっともなく肩を震わせてしまったのは
仕方がないことだと言える。
「……あなたもまだ何も食べてないよね、ってミサカはミサカは返す刃で反撃して……な、何をそんなに
びっくりしているの? ってミサカはミサカは一見無表情なあなたの顔から深層心理を分析してみる」
恐る恐るといった調子で尋ねてくる打ち止めを前にして、彼は適当に返答した。
「放っとけ。……食欲無ェンだよ」
直後、彼は再び年下少女に押し倒されることとなる。
「それはミサカがさっき言ってスルーされた台詞と同じじゃないーっ! ってミサカはミサカは食べかけの
おにぎりをあなたのお口に押し付けてみたり!!」
「脈絡も無くキレてンじゃねェこのクソガキ!! 第一、成長期のオマエとじゃ栄養摂取量違うのは当然だろォが!」
「そのもやしっぷりから察するにあなたはまだまだ栄養が必要! というかもうミサカをあんまり太らせないで!!
ってミサカはミサカは断固主張しつつも強引に押し込んでみる!」
「こンな骨と皮だけのカラダになるのが本気でお望みですかァクソ馬鹿むがもぐッ!!?」
悪代官に迫られた町娘のように死に物狂いで抵抗する一方通行だが、叫んでいる途中で口に突っ込まれた
純和風携帯食物に喉を塞がれて、割とガチの呼吸困難に陥ってしまう。
ソファに倒れたまま、顔面蒼白になりながらも十数秒かけて何とかご飯を飲み下した彼が、真上に乗った
少女の顔をきつく睨み上げると、
「……ミサカ、もう大きくなりたくないんだもん」
ポツリと呟き、打ち止めは唇をぎゅっと噛み締める。
気がつくと、一方通行の胸元を掴んだ両手は、小さく震えていた。
「……?」
思考に突拍子もない空白が生じた一方通行を前に、彼女は、ずっとずっと体内に押し込めていた苦痛の塊を
吐き出すかのように、こう言い放つ。
「こんな気持ちになるぐらいなら……もう成長なんてしたくないよ、って、ミサカはミサカは心情を吐露してみる」
†††
つい先ほど一方通行に『いいからさっさと打ち止めを抱け』と言ってみた、と番外個体に打ち明けられた時の
関係者各位の反応は以下の通りである。
上条当麻は赤面した後「え、えっとあーそうか、今後の打ち止めの精神衛生のことを考えれば、うーん、
まあ良い方向に行ってる……って言ってもいいのか……?」と、頭を掻きながら不明瞭に呟いた。
インデックスは赤面した後「あ、えと、まっまままだあの二人にそういう事は早すぎると思うんだよ! 大体
らすとおーだーはまだ高校生にもなってないんだし、もっと清いお付き合いを重ねてから、か、考えるべき
ことかも……!」と、早口でごにょごにょと憤慨していた。
御坂美琴は赤面した後「……い、いくらなんでもそれはちょっと飛躍しすぎなんじゃないの? そりゃいつかは
そうなりかねないって覚悟はしてたけど……やっぱりショックよ……うう、打ち止めがアイツなんかと……」
と、二日酔いのサラリーマンのように頭を抱えていた。
燃え尽きてぐったりとテーブルに突っ伏す御坂妹をつつきながら、番外個体は梅サワーのグラスを口に運び、
「……分かっちゃいたけれど、あなた達って最終信号が一番大事で第一位のことは二の次三の次なんだね」
「当たり前でしょ。あの子も今じゃ立派な女の子なんだから、大事にされて然るべきじゃないの」
「というか、何年もらすとおーだーの好意をスルーし続けてたあくせられーたに同情の余地なんかないんだよ」
即座に女尊男卑発言を振りかざす美琴とインデックスだが、二人のキツい眼差しは上条にのみ注がれている。
一方、やはりそれにも全く気付かないフラグゲッター上条当麻はというと、
「だよなぁ……俺とかから見てもあんなに丸わかりなのに、よく今の今まで何にも発展しなかったもんだよ」
「「「えっ」」」
「え?」
間違ってもお前が言うな馬鹿野郎的視線を各方向から浴び、「……あ、あれ? 俺今なんか変な事言った?」
と首を傾げている。
「……あなたの罪作りっぷりは重々承知していますが、とミサカは切り出します」
むくりと顔を上げた御坂妹は、相変わらずの無表情のままこう続ける。
「ミサカ達は二〇〇〇一号の恋心だけは何故か実ってほしくないのです、とミサカは身体の内から沸き起こる
嫌悪感に全身を震わせます」
「それは……まぁ、ネットワークで直接惚気られるのは誰でも嫌かもしれないわね」
しかし、数年前の彼女達なら例え彼らの間に何があっても無関心を貫いていたであろう。それが今こうして
取り乱してしまうということは、紛れもなく妹達の精神面は以前より成長しているのである。
海老チリをほっそりとした指先でつまみ上げた番外個体は訳知り顔で頷くと、
「ま、このミサカの知ったことじゃあないよ。ミサカはネットワークにある負の感情の中から一番『大きいもの』
に従ったまでなんだからさ」
「……その路線で行くと、あなたはミサカ達の総意に基づいて、むしろ二人が接近するのを食い止めていた
筈ではないのですか、とミサカは恨めしげに問いかけます」
だからさぁ、と前置きして、彼女は何でもないことのようにサラッと宣言する。
「九九六八人分のミサカの嫌悪感よりも、最終信号の無意識な欲求のが圧倒的に強かったってことでしょ」
天真爛漫少女打ち止めの意外な一面を番外個体の言葉から垣間見て、女子高生の貞操観念に抱いていた
淡い幻想をぶち殺された大学生達は、次の瞬間ワッと泣き崩れた。
「何を皆して絶望してんの? あなた達だってあれぐらいの年頃の時は好きなヤツとエロい事したいってばかり
考えてただろうに」
「そっそそそんなこと……無くも無いかもだけどっ! 客観的に見ると生々しくてすごくイヤなんだよっ!!」
大体、かくいうみさかわーすとにも実はこっそりそんなこと考えてた頃があった訳!? と叫んだ銀髪シスターの
口に、番外個体は有無を言わさずものすごい勢いで特大餃子を突っ込んでいた。
†††
「ミサカね、さっきあなたを止めることが出来たのに、止めなかったんだ、ってミサカはミサカは懺悔してみる」
打ち止めの独白は、そんな言葉から始まった。
「……オマエ、ナニ言って」
「聞いて」
振り絞るような一声に、一方通行の抵抗は完全に鎮圧された。
すらりと伸びた腕によって身体をソファに押し付けられた一方通行は、ただそれを黙って聞くことしか出来ない。
「……ミサカは今まで、誰かが危ない目に逢うことが怖かったの。それがどういう人かなんて関係なくて、
ただ目の前で誰かが傷付いていくのが、怖くて怖くて仕方なかったはずなの、ってミサカはミサカは慎重に
思い返してみたり」
「……、」
そうだった、と一方通行は意識の奥底で肯定する。
打ち止めという少女は、少なくとも彼の知る限りは、他の誰よりも平和を愛していた。
誰もがただ幸せに笑って暮らしていける、そんな世界を誰よりも望んでいた。
だがその主義は、有り体に言ってしまえば、ろくに発達していなかった彼女の拙い感情が、彼女らの本来の
製造理由――すなわち殺し合いに必要な憎しみを知らなかっただけなのだとも取れる。
だからこそ、彼女はこれまで、愚直なまでに全てを受け入れてこられた。
DNAマップを提供した御坂美琴も、妹達を無秩序に量産し続けた研究者達も、甘さゆえに一万人もの妹達を
見殺しにしてきた芳川桔梗も、打ち止めを不良品だと罵り殺そうとした番外個体も、軍用クローンという偏見で
妹達を嘲笑った世界中の人間も、――そして、一〇〇三一回の死をその手で直接引き起こした一方通行をも、
打ち止めは認め、赦し、その小さな両手で包み込み続けた。
それを『優しさ』と採るか『無知』と採るかは、おそらく誰にも決めかねる事だろう。
しかし、そんな彼女もいつまでも無垢なままではいられなかった。
歳月を重ね、帳尻を合わせ、少しずつ成長してきた打ち止めは、人間らしい様々な感情を学んだ。
喜び、怒り、悲しみ、安らぎ、それから悪意。かつて番外個体が予言した通り、彼女は段々と、自分の中で
肥大していくどす黒いモノを意識し始めた。
打ち止めは少しずつ、だが確実に、あらゆる害悪を受け入れきれなくなってきていた。
以前ならどんな人間とでも平常心で会話できたのに、今では自分によく意地悪を言う人の顔を見たりすると、
『あぁ、嫌だな』と自然に思うようになっている。
それは、普通の人間としてなら当たり前の感情なのかもしれない。
ごく普通の生活を望む彼女にとっては、むしろ喜ぶべき成長の証なのかもしれない。
これで打ち止めは、いたって人間らしく――誰かを憎むことが出来るようになったのだから。
「最初は止めようとしたの。あなたが路地裏に入る前から、きっとあなたは暴力で解決するつもりだろうって
分かってたから、その場で演算能力を奪って、路地裏のことは全部警備員に任せちゃおうって。きっとそれが
一番誰も傷付かない方法だって、分かってはいたんだよ、ってミサカはミサカは打ち明けてみる」
けど出来なかった、と少女は語る。
「あなたが何人もの男の人を傷付けてる時も、ミサカは近くでそれを見てたのに、結局最後まで止めなかった。
ボロボロになった女の子を手当てしてるうちに……あの人たちは殴られて当然の、悪い人間なんだなって、
そう思っちゃったんだ、って、ミサカはミサカは……」
ぱたぱたと音を立て、一方通行のワイシャツに透明の水滴が降り注ぐ。
声を震わせ、それでも打ち止めは懺悔を止めなかった。
「……ミサカ、自分がこんな酷いこと出来るなんて知らなかったなぁ、ってミサカはミサカは自嘲してみたり」
「……もうイイ、言うな」
「だって、そうでしょう!?」
耐えかねて口を開く一方通行を前に、血が滲むような声で打ち止めが叫ぶ。
「どんな理由があっても、あの人たちが死にかけている姿を見て、いい気味だって思ったのは事実なんだから!
守れるのはミサカしか居なかったのに、守ろうともしなかった……あの人たちを、見殺しにしたも同然なんだよ!?」
「黙れって言ってンだろォがクソったれ!!」
「ッ……!?」
突然怒鳴り返され、打ち止めの肩がびくりと震える。
ソファに身体を押さえつけられたまま、一方通行はその言葉の意味を一つ一つ噛み締めるように語りかけた。
「……あァいう人種を嫌悪したってンなら、それはごく自然で当たり前な事だろ。恥じるよォな事じゃねェ」
手を伸ばし、涙で濡れた打ち止めの頬をゆったりとした動作で拭う。
眉間を歪ませていた力は段々と抜けていき、彼女の表情が少しずつ、自分の気持ちに素直なものになっていく。
「断言してやる。そンな外道共のために今馬鹿みてェに泣いてるオマエは、これ以上無ェ程のお人好しだ。
せいぜい大手を振って自分の甘っちょろさを誇れ。加害者気取るにゃ十年早えェンだよ」
「っ……、」
緩んだ瞼から雨のように流れ落ちる涙の粒が、一方通行の顔にポタポタと降りかかってくる。
その温度は、彼が想像していたよりもずっと、熱を帯びたものだった。
おそらくは、これこそが今まで彼女が抱え込んできた痛みの一端なのだろう。成長するにつれ変化していく
自分自身の内面に戸惑い、人間らしい感情を悪だと思い込み、ただそれに怯えることしか出来ないという無力感に
苛まれた打ち止めは、今こうして自分の生き方に葛藤しているのだ。
その苦しさは理解できない事もない。だが一方通行からすれば、打ち止めは今まで色々な物を背負いすぎて
いつ潰れてしまってもおかしくないように見えていた。その重たい荷物を今少しくらい下ろしてみたところで、
誰も彼女を責められるわけがない。
「……でもっ、ミサカ、は」
――それでも、打ち止めだけは、そんな自分自身を責めずにはいられなかった。
「ミサカは、自分が変わっちゃうのが怖いよ。たとえ、人間らしくなくても、どんなに馬鹿みたいでも、
それでもやっぱり、前のままのミサカでいたかったの、ってミサカはミサカは、打ち明けてみたり」
「……何で」
何故そこまで固執する?
一方通行の知る限り、全ての妹達は過去から脱却して『人間らしく』生きていくことを望んでいた筈なのに。
どうして、打ち止めだけはその『人間らしさ』を、こんなにも憂うのか。
誰かを嫌い、憎むことすら出来なかった妹達の過去には、彼女にとってどんな価値があったというのだろう。
今の方が――自分たちに『誰か』を憎むということが出来るのだと知りはじめた現在の妹達の方が、
本来あるべき真っ当な姿ではないか。
「いやだ、よ、」
そんな彼の思考を読み取ったかのように、打ち止めが声を震わせる。
「あなたまで……そんなミサカを認めようとしないで、ってミサカはミサカは、懇願してみたり」
「……ッ!」
ここに来て、彼はようやく打ち止めがそれを恐れる理由に気が付いた。
そして気付いた瞬間、一方通行は自分の愚鈍さを呪った。
何が学園都市第一位だ。
どうしようもないクソ野郎だとは思っていたが、どうやらこの男は想像していた以上のクソ野郎だったらしい。
打ち止めは、他の誰でもない一方通行を守るために、自分の精神の成長を押さえ込んできていたというのに。
けれど、まだ理解出来ない。
『その感情』には、そうまでして大事にするほどの価値など無いだろう。
それを抱え込んでいることで彼女が傷付いていくのなら、迷わずに捨ててしまえばいい。
一緒に居たい、などという感情は、所詮は一方通行の独り善がりな我が儘なのだから。
彼女には、一方通行を切り捨てる権利がある。
かつて人形だった彼女らに命を与え、好き勝手に殺し、今なお彼女らを苦しめ続ける一方通行を。
「捨てろよ」
唾棄するように呟く声を聞いて、彼女は表情を痛切に歪めた。
しかし一方通行は、打ち止めがきっと望んでいないであろう台詞を、あえて突きつける。
「存分に俺を憎んで、真っ当な人間としての生き方を選択しろ。オマエにはそォするだけの理由がある」
†††
母体すら存在しないクローン人間ではあるものの、打ち止めには『家族』と呼べる人たちがいた。
大雑把だけれども優しくて暖かい黄泉川愛穂。
どんなことにでも相談に乗って、頼りにさせてくれる芳川桔梗。
全ての妹達を『妹』だと言って、支えてくれた御坂美琴。
いつだって陰日向から打ち止めの助けになっていた妹達。
ミサカの中で一番強く、それでいて一番寂しがりな末妹の番外個体。
しかし、いつからか、『家族』という枠の中から一方通行だけが剥離して、その存在が巨きくなっていった。
打ち止めの意思が生まれた時から、誰よりも近くに感じていた存在。彼が打ち止めを守ろうとする根底には、
確かに贖罪と自己満足の気持ちがあったのかもしれないが、二人にとってそれは紛れもない繋がりだった。
他人からは歪な関係に見られようとも、その繋がりがやがて本物の絆に変わる日がやってくることを、
打ち止めはずっと信じていたのだ。
――だからこそ、いつか自分の方から一方通行を憎む日が来るかもしれないという可能性に、気付けなかった。
身も心も成長した妹達には自我が芽生え、各ミサカ固有の主義主張が発生しだした。
打ち止めが気が付いた時には、自分たちが一方通行の代理演算を引き受けることを厭う妹達が現れていた。
一方通行本人は気付いていないかもしれないが、彼を支える演算性能は以前よりほんの僅かに縮小されている。
それは、彼への憎しみに目覚めた数人の妹達が打ち止めに懇願し、自分の計算領域の貸与を中断したからだ。
『酷い事を言っているのは承知の上だ。けれどもう、彼の平穏の為に自分の力を貸すという現状に耐えられない』
――打ち止めはとある妹達の一人からそう打ち明けられ、彼女に代理演算からの離脱を許可した。
上位個体である打ち止めにとっては、妹達の主張を叩き潰し、上位命令を用いて無理矢理に従わせることは
容易いことだ。しかし、妹達へのこの上ない屈辱とも言えるその手段を、打ち止めが行使できる筈もなかった。
彼女は結局、一足先に『憎悪』の味を知った妹達の背中を、何も言わずに見送ったのだった。
打ち止めが何よりも大切にしてきた『家族』の繋がりが、ブチブチと音を立てて千切れていく。
それと同時に、少女はとある未来の可能性に怯えた。このままネットワーク上に憎悪の感情が広がれば、
妹達全員が一方通行を憎むようになる日が訪れるかもしれない。そうなれば、もう彼の代理演算は成立しない。
一方通行の命を狙う個体だって出てくるだろう。いや、それ以前の問題として、彼女らに『死んでくれ』とでも
頼まれたら、一方通行は恐らく本当に自分の首を刎ね飛ばす。常に妹達への贖罪を望む彼にとって、それは
崖っ淵で背中を押されることに他ならない。
そうなってしまうことは、打ち止めにとって純粋な恐怖だった。
だから、たとえ一方通行の味方が自分だけになったとしても、彼女一人ででも代理演算を続けてみせる――、
そう決意していた。……それが、彼女の脳のスペックでは安全に実行出来る訳がないという現実には目もくれずに。
が、ここで彼女は恐ろしい疑問に思い当たってしまう。
もし、かつて番外個体が言及したように、打ち止めすらも一方通行への憎悪に気が付いてしまったら。
――打ち止めが、一方通行を捨てるという選択を採ってしまったら、彼は一体どうなるのか。
打ち止めの中に『悪を憎む心』があることは、今日ハッキリしてしまった。暴行される強姦魔を見て、心中で
良い気味だとせせら笑える程度には、彼女の悪意は肥大しているのだ。
あの事件は単なるキッカケにすぎない。しかし、その悪意を、いつ一方通行に向けてしまうのかは彼女にも
予測がつかない。そしてその時こそが二人の末路だ。
今の打ち止めなら、その選択を採ることは有り得ない。だが、このまま成長してしまえば、『有り得ない』とは
言い切れなくなってくる。未来の自分がまだ一方通行を好きでいてくれているか、確証など持てない。
そして、もし彼女の成長の先にそんな最悪な結末しか待っていないというならば。
彼女は、成長などしない方がマシだと――人間らしくなんてならない方が良いと、そう思う。
†††
「捨てろよ」
全てを悟ったような顔をした一方通行の声が、打ち止めの脳に直接突き刺さる。
今の彼女がそれを望んでいないと知っていながら、それでも未来の彼女の平穏と幸福を守るためだけに、
一方通行は、打ち止めに自分を拒絶させようとする。
「存分に俺を憎んで、真っ当な人間としての生き方を選択しろ。オマエにはそォするだけの理由がある」
幾重にも涙を落としながら、彼女はぼんやりと思った。この人はいつもそうだ。自分の都合なんて頭の片隅にも
置かずに、ただただ妹達の未来のことだけを考えている。代理演算を無くして彼が生きていける筈がないのに。
打ち止め達を救った結果、自分が独りきりになるのだったらそれでいいと、彼は本気でそう思っているのだ。
昔から全く変わっていないその不器用な自己犠牲に、彼女は胸を酷く締め付けられる。
自分を含む妹達は、こんなにも変わってしまったというのに。
何故彼は、こんなにも真っ直ぐで脆いまま――進歩していないのか。
一方通行は知らないのだ。
打ち止めが彼を庇い続けている、その理由を。
知らないからこそ、彼はこうもあっさりと打ち止めに彼自身を見捨てさせようとする。
誇張でもなんでもなく、一方通行は何も分かっていない。
そんな選択の先に、打ち止めの幸せなどある訳がないのに。
――打ち止めが望む未来の景色には、絶対に彼が必要だということが、一方通行には見えていないのだ。
「……、ばか……」
気が付くと、勝手に口が動いていた。
「――この馬鹿根暗自己満足短絡思考ヘタレ鈍感もやし!! ってミサカはミサカは好き勝手になじってみる!!」
腹に力を込めて叫んだ打ち止めを前にして、一方通行は驚愕するように両面を見開く。
普段の減らず口が嘘のように言葉を無くした彼には構わず、ただ彼女はまくし立て続けた。
「いつもいつもなんであなたはミサカのことを解ってくれないの!? 自分だけ傷付けばいいだなんて、そんなの
鼻で笑っちゃうくらい間抜けな勘違い野郎だよ! あなたが傷付いたらミサカだって沢山傷付くんだってことに
どうして気が付いてくれないのかな!? ってミサカはミサカは非難してみたり!」
少女は怒っていた。いつだって己の幸せを簡単に捨てようとする一方通行に対して。一番抱き締めて欲しい時に
突き放そうとする一方通行に対して。こんな事を叫ばせるほどに打ち止めを追い詰めた一方通行に対して。
そして何より、いつまでも自分自身の影に怯えて何も出来ずにいた、打ち止め当人に対して。
これから先、どんなに二人が変わってもずっと一緒にいられる。そう断言できるための絆を作りたかったのに。
今日、打ち止めは、ただ逃げているだけだったではないか。
恥ずかしくて、怖くて、痛くて、辛くて、そんな理由で一方通行を遠ざけていたのは、自分だったではないか。
側にいる自分が辛い思いをするのが嫌だからと。
――誰よりも大切な人に、『離れる』という最悪な結末を、選ばせかけてしまったではないか!
次の瞬間、怒りに身を任せた彼女がとった行動は、一方通行にとってあまりにも予測不能なものだった。
音すら立つこともなく。
塩辛い唇と唇が、一瞬だけ重ね合わされた。
「……な、」
打ち止めが頭を上げてから少しのタイムラグを挟んで、一方通行の息が詰まった。
「――、……だよ」
そして、彼女の口元が小さく動く。
涙に焼けて赤くなった瞳を揺らしながら、囁きかけた単語の羅列は、彼の思考を停止させるには十分すぎた。
あなたのことが好きだから、ずっと側にいて、触れていてほしいんだよ――と。
†††
投下終了です。
打ち止めがデレる前にいちいちキレてしまうのは確実にお姉様の血。
それでは、よろしければまた次回もよろしくお願いします。
追伸:前作SSのタイトルが『バスタイム戦線異常アリ』になっていましたが、正しくは『バスタイム戦線異状アリ』です。
乙!待ってた
打ち止めちゃんのシリアスは読んでてとっても胸にくるからたまらん
心情描写が丁寧で読みごたえあって最高だぜ
次回はいつごろになりそう?エロ入りそう?
>>227 GJGJ!
打ち止めの心理描写が深くていいなあ…
荒れる御坂妹に笑ったww
続きが楽しみすぎる
成長打ち止めが可愛くていじらしくてたまらん
とっとと続きを読ませてくれ!
GJ!通行止めもだけどその周囲の人達も丁寧に書いてるからおもしろいんだよなこの長編。
『酷い事を言っているのは承知の上だ。けれどもう、彼の平穏の為に自分の力を貸すという現状に耐えられない』
こういう考えを示す個体もいるのでは?って切り口もいい。ちゃんと妹達のこと一人の人間として扱ってくれてて。
通行止め好きだけど妹達も好きな自分としてはモヤっとすることも多いんだ(原作でも二次でも)
彼らの関係性を考えれば難しいことなんだけどさ・・・
ス
ル
│
超乙
やっぱり通行止めいいな
>>227 GJ!続き待ってました!!
打ち止めがかわい過ぎて、ニヤニヤがとまらなかった
番外固体が普通にお姉さまや
御坂妹と仲良かったのも和んだ!
続き楽しみに待ってます
237 :
潤:2011/05/04(水) 00:42:03.19 ID:q+HRgAfV
マジ聖母で無垢な打ち止めが好きな方々には本当すまなかったなーって今更言ってみたり
白い人に闇討ちされても文句は言えないぜ
ちょいとレス返し失礼します
>>228 次回投下は一ヶ月後……ぐらい
如何せん遅筆なので、もっと時間が掛かりそうだったらまた小ネタ投下ついでにでも報告させてもらいます。
予定では次からエロ入れるつもりです
あと
>>231とは凄く魂の共鳴を感じました。今夜は旨い酒が呑めそうだ
238 :
槍が盾を追いつめていたら:2011/05/04(水) 18:15:12.09 ID:S1KedlHH
ほのぼのとした流れを打ち切るように投下。
※注意※
・絹旗×黒夜もの ・一応百合 ・凌辱もの ・能力使用
絹旗が超かわいそうですので、苦手な方はスルーを
大丈夫な人は生ぬるく見守ってください
239 :
槍が盾を追いつめていたら1:2011/05/04(水) 18:18:31.38 ID:S1KedlHH
とあるビルの給水タンクの近くに絹旗最愛はいた。
より正確にいえば絹旗自身が数百メートルの距離から給水タンクに激突した際にできた巨大な水溜りの中に倒れていた。
(まさかあんなことをやるとは…超予想もつかなかったです…)
鈍い思考を働かせながら、とりあえず自分を吹っ飛ばした相手に悪態をつく。
(ああいうタイプは超加減をしないから、相手をするのが超面倒です)
心の中で呟きながら四肢に力を入れて起き上がろうとする。
が、直後、空から降ってきた透明な槍が彼女の近くをえぐる。その衝撃で絹旗は再び水たまりに突っ伏した。
240 :
槍が盾を追いつめていたら2:2011/05/04(水) 18:20:38.56 ID:S1KedlHH
そんな絹旗のもとに一人の少女が歩いてきた
年齢は12歳程度。長く伸びた黒髪は先のほうの色が抜けている。黒いパンクスーツに白いコートのフード部分だけを被った服装。
そして背後についている無数の歪な機械の『腕』。絹旗を数百m吹っ飛ばした原因でもある。
そんな少女、黒夜海鳥は絹旗を見下すように水溜りの近くまで歩いてきた。
「あっれえ?絹旗ちゃーン?さっきまでの威勢はどこ行ったァ?」
そしてニヤニヤしながら絹旗のそばに寄って来ると、
「優等生ちゃんが劣等生にぼこぼこにされるってのはどンな気分か…なァ!」
絹旗の腹部を鋭く蹴り飛ばした。
「かっ…はぁぁ!」
水溜りを転がる絹旗を見て、黒夜は薄く笑う。
「無様だなァ。もうちょっと頑張ってくれよ。ブッ殺す楽しみが減るだろォ」
241 :
槍が盾を追いつめていたら2:2011/05/04(水) 18:23:51.16 ID:S1KedlHH
「…そんなに私を超殺したいんですか。超恨まれたものですね」
もはや立ち上がる力すら残されていない絹旗はせめても言葉で反論する。
「別に恨みとか理由とかは要らないンだよ。ただいたぶって殺したい。それだけの話」
対する黒夜は気負わず、自らの行動を口にする。反論が無意味だというように。
プルプルプル…プルプルプル…
とその時、場違いな電子音が屋上に響く。絹旗の携帯電話だ
思わず驚きが顔に出る絹旗。それを見て黒夜は嘲笑を浮かべると
「誰だろうなァ。こんなお取り込み中の時によォ」
動けない絹旗の携帯電話を奪って、通話ボタンを押した。
242 :
槍が盾を追いつめていたら4:2011/05/04(水) 18:26:25.38 ID:S1KedlHH
「絹旗か!?今、麦野や滝壺と合流した!そうしたらお前がなんか厄介な奴を見つけたって…」
「厄介な奴とはひでェ言われようだ。否定はしねェど」
「!?…お前、個室サロンの!?」
「黒夜海鳥。自己紹介してなかったっけ。浜面仕上くン」
「絹旗は!?あいつをどうしやがった!?」
「今は何もしてない。今からするけど。探しまわってみれば?間に合うかどうかは知らねェけど」
「なっ!?おい、ふざけんなテメェ―」
「なんか今からお仲間が来るらしいよ。よかったなァ」
そう言いながら黒夜は地面に落とした携帯電話を踏み砕くと
「さっさとブッ殺そうと思ったけどよォ、もっとイイことをしてやる」
歪んだ笑いを浮かべた。
243 :
槍が盾を追いつめていたら5:2011/05/04(水) 18:29:14.28 ID:S1KedlHH
「絹旗ちゃンって性行為をシたことってあるのかなァ?」
「なっ!」
あまりにぶしつけな質問に思わず赤面する絹旗。その隙に黒夜は絹旗の上に覆いかぶさる。
「フーン。シたことないわけだ。その方が壊し甲斐はあるな」
言いながら自分の両手を絹旗のスカートに近づける。
「私の能力、知ってるよなァ?」
一瞬、何を言われたか理解できなかった。
「まさか…超ありえないです。そんなこと…」
『窒素爆槍』、黒夜海鳥の持つ能力。両の掌から発生する窒素の槍。
そんなものを秘部に当てたらどうなるか。
「威力は調節するから、せいぜい子宮口が大きく開いちまうぐらいかなァ?大したことねェだろ?」
「超…ふざけんなッ!」
絹旗は必死に彼女の能力、『窒素装甲』を発動する。装甲は彼女の体を覆うようにして出現した。当然、秘部も覆うように。
244 :
槍が盾を追いつめていたら6:2011/05/04(水) 18:35:10.82 ID:S1KedlHH
「チッ!」
発動の瞬間、黒夜は危険を回避するため後方に下がった。生身で戦うには絹旗最愛の持つ能力は危険すぎる。
「無駄なあがきを…そんなもン、こいつでブッ壊してやる」
ぞわわ、と。
黒夜の後ろにマントのようにあった『腕』が上方に展開し、下の絹旗へとその掌が向いた。
そして黒夜の能力、攻撃性に特化したその能力が一斉に放たれた。
能力を発動しつつ立っているだけで手一杯だった絹旗は、槍によって盾を崩されその衝撃で地面にたたきつけられた。
「が…あっ…は」
「余計な手間を掛けさせンなよォ」
再び黒夜の背後にあった無数の『腕』が蠢き、一か所に狙いを定めた。
能力で発生した障壁に守られている絹旗の秘部へと。
そして、
「さて、遠慮なくブチ抜かせてもらうかァ」
245 :
槍が盾を追いつめていたら7:2011/05/04(水) 18:38:13.34 ID:S1KedlHH
ボンッ!!!!!と無数の『腕』から無数の窒素の槍が吹き出した。
それらはやすやすと窒素の障壁を破り、絹旗の純潔を貫いた。
「があああああああああああ!!!」
襲ってきた圧倒的な痛み。純潔を無理やりに破られ、本来受け入れるはずのないものが入っている激痛に絹旗は絶叫した。
「いちばん奥までは到達してねェのか。まァいいや。もう一発ブチ込ンじまえば」
直後、今度は一本の太い槍が子宮口をこじ開けて、最奥まで到達した。
246 :
槍が盾を追いつめていたら8:2011/05/04(水) 18:40:23.83 ID:S1KedlHH
「うああああああああああ!!!」
再び襲ってきた膣内を犯される痛みとそれを超えるほどのおぞましい感覚。
二度の蹂躙で絹旗の膣内はボロボロになっていた。
いや、体だけでなく精神も壊されようとしていた。学園都市の暗部にいる身とはいえ、中学生。自分の好きな相手に純潔は捧げると思っていた。
しかし、そんな些細な願望が単なる超能力の作用によって呆気なく壊されたのだ。
その衝撃は絹旗のまだ未熟な精神を壊すには十分だった。
「あ…う、あ…」
もはや絹旗の瞳からは生気が消え、涙が半開きになった口へ流れていた。
「脆いな、もう壊れたのかァ?ちょーっと早すぎるだろォが…よォ!」
黒夜自身の腕から窒素の槍が発射された。右腕は絹旗の秘部に、左腕は菊門に。
247 :
槍が盾を追いつめていたら9:2011/05/04(水) 20:01:55.40 ID:S1KedlHH
「あ…あぁぁぁぁぁ…」
痛みではなく絶望が絹旗に突き刺さった。自分はどうしようもなく醜い存在だとぼんやりと思った。もしかしたら、自分は暗部よりも穢れてしまったのかもしれない。
「チッ、本当にイカれちまったのか。つまんねェな」
黒夜は絹旗を踏みつけながらつまらなさそうに言うと
「もう殺しちまえばいいか。」
右手を絹旗の心臓の位置に向けた。
そうして、まさに発射されようとしたその時―
「絹旗!!!」
そう怒鳴りこんで屋上へ一人の男が突入してきた。
浜面仕上。彼は『アイテム』の仲間と協力しながらここまでたどり着いたのだ。
「なんだ。今、殺してやろうと思ったとこなのによォ。」
黒夜は薄笑いを浮かべ、浜面を見た。
「テメェ…絹旗に何をしやがった!!!」
嘲笑を受け、浜面は怒りを爆発させた。
投下終了?
連投規制かね
規制かリアルで何か発生したか(寝落ちとか停電とか)かと
変なタイミングだが、言わせて欲しい
メール欄に『sage』、それからカップリング表記は『攻め×受け』
指摘ありがとう。リアルでちと立て込んでた。
ということで再開
しかし、黒夜はすでに目の前の彼を見ていなかった。
(浜面仕上がここに到着した。ということは、麦野沈理、滝壺理后も同伴している可能性が高い。ここらで退いておくか…。)
「さて、そろそろ退くか。まだやるべきことがあるんでね」
そう言った黒夜の顔には先ほどまでの狂気はなく、代わりに恐ろしく冷静な顔を見せていた。
「おい待てよ、テメェ―」
浜面が言葉を発する前に、黒夜は屋上から飛び降りていた。
浜面は一瞬屋上の淵へと足を踏み出したが、すぐに絹旗の方へと走っていくと彼女を抱えあげた。
「絹旗!おい、しっかりしろ!絹旗!」
しかし、彼女は先ほどの騒ぎの前と変わらぬ虚ろな顔をしていた。
ビルの下は一面、真っ暗だった。まるで先ほどの事件を覆い隠すように、静かな闇が蠢いていた。
以上で一応投下終了。
指摘してくれた人ありがとう
とりあえず乙
陵辱は少ないからたまに供給があると嬉しいな
ただ、1レスにもっと敷き詰めて投稿してくれたほうが見やすいしレスも無駄にならんと思った
潤さんと、「槍が盾を追いつめていたら」の作者さんに惜しみないGJと共にコメを1レスにまとめて。
◎潤さん
心理描写がハンパ無いですね!
よほど一方通行と打ち止めが好きなのか、はたまた推敲に推敲を重ねた結果なのか。
とにかく読み応えありでした。ありがとうざいました!
◎「槍が盾を追いつめていたら」の作者さん
全体的にあっさりしすぎていて、素材が良いだけにもったいない感じがしました。
折角、黒夜が絹旗を凌辱するのですから、いきなり窒素爆槍も良いですが、無数にあるマジックハンドの器用な所とかも見たかった。
それか、
「前から気になってたンだよォ、優等生の絹旗ちゃンとォ、私にどォンな違いがあンのかなァって?」
とか言って文字通り隅々まで舐めまわされて、
「(超悔しいです……、でも熱くなるのを留められませン……)」
とか、
「オラ! ゆっくり太くしていってやるから頑張ってオ○ンコのサイズを合わせて頂戴ねェ」
「ちょ、超ふざけないで下さい!? そんな馬鹿な事が出来るわ――」
「出来なきゃ絹旗ちゃンの身体が股から真っ二つになるだけだからァ……とか言ってる間に1本増やすンだけど?」
「ひ、いあ゛あ゛っ!?」
「あれ? ビクビクって、今ので感じちゃったのかにゃーン♪」
とか、ぶっちゃけても、これでも足りないかもしれないけど、OKだと思いました。
>>255 後、1レス当たりの投下行数が少ないと言う件は、何やら忍法帖が関係している様です。
PCからだと、この長さで蹴られました。
なので、携帯からレスしています。
なにこいつ気持ち悪い
プロ読者さん乙です
ここにいる奴らなんかどいつも気持ち悪いだろ…
でもごめん、その中でもとびきり気持ち悪いわ
こういうの書く奴って善意で書いてる気だからめんどくせえんだよな
ていうか気持ち悪いわ
いっそコテ付けてくれりゃ見たくない人がこうやって文句言わずに済むんだがなあ。
>>256 君が本当に真摯に読んでくれているのは分かるし熱意は買うんだが、
一般ファンサイトの感想と2ちゃんのスレとで同じノリで行ってもらうとちょっとね
何というかこう・・・空気が全然違うわけよ
あんまり頑張りすぎちゃった感想はハッキリ言うと凄い浮いちゃうし
不特定多数の住人は少し引いちゃうかも・・・
やってること自体は別に叩かれることでもないのに
なんというか…その…
すっごい気持ち悪い…引くわー…
こいつ、毎回作品に的外れな指摘して叩かれてるアホと文体似てるなー
要するに人のオナニーのやり方にまで口を出すなってことでFA
公開オナニーだけどなw
…にしても>256はないわーひくわー
「むっぎのー、膝枕してーっ!」
「はあ? 滝壺あたりにでもしてもらったら?」
「いやー、結局麦野の太もものたっぷり感が枕に丁度いい訳よ♪」
あいてむっ!が連載始まる夢を見た
>>268 セルフ膝枕で自慢の脚線美を自分で味わえるのか・・・>フレ/ンダ
「三人目のヒロインって、超私だと思うんですよね」
「どう考えても滝壺だろ」
「それがですね、他の二人を超考えて下さい」
「一方通行と例のヒーローのヒロイン?」
「そうです、まず一方通行が超幼女な短髪」
「で、例のヒーローは銀髪のシスター。確かこっちも幼く見えたな。で?」
「つまり、この二人の共通点が超ヒロインの条件なはずですよね」
「いや、その理屈はおかしいだろ」
「で、この二人の共通点は『ロリ』と『置いてけぼり』。つまり浜面に関わる人物で考えれば超私です」
「いや、仮にそうだとしてもフレメアも当てはまるから……」
「急に間抜け面晒しながら黙らないで……」
「大丈夫、はまづらの事信用してるから」
「……なあ絹旗。『信用してる』って言われる時って、」
「……超信用されてませんよ」
「俺が何をしたんだよ!」
「ふれめあ、抱き合って、浮気?」
「大体、10歳相手に嫉妬するなんて大人気ない。余裕無いんじゃないの?」
「……」
「にゃあ。図星かなぁオ・バ・サ・ン☆」
「…」
「ま、待って!超落ち着いて下さい滝壺さん!」
「どいて、きぬはた。そいつ殺せない」
フレメアはフレンダのウザい部分が似てると良い
「って言われてもな」
「浜面、フレメアを避難させたのは超ナイスですが、こっちも手伝って下さい」
「いや、フレンダがウザいと言われたんだが……」
「ああ、確かにそういう、」
「そもそも明確に『こいつウザい』と感じるほど長い付き合いでもないんだよな」
「って、超そっちにツッコミですか?」
「大体、当時思い出すと絹旗や麦野も俺の扱いについては変わらないし」
「や、確かに超ただの下っ端でしたからね」
「で、話をフレメアに戻すけど」
「名前出さないで下さい! また、滝壺さんが超エキサイト始めます!」
「絹旗とあんま変わんなくね?」
「……はい?」
「や、攻撃力は全然違うけど、わがままの方向性とか」
「浜面、超殺されたいみたいですね」
「きぬはた、駄目。落ち着いて」
浜面に代弁して貰ったが原作超電磁砲を読んでないとフレンダの評価ってこんな感じ。
あの媚び媚びなところは麦野達からみたら多少ウザかったかもな
同姓だと特に
フレメアはロリだから許される
>>272 浜面から見て、じゃなくアイテムの女性陣から見て、のつもりだった
>>273 自分たちに被害がなかったら別になんとも思わないよ
上インで3レスほどお借りします
・直接的な性描写無しです
・後戯のみです、いわゆるヤり終わったあとのベッドの中でのお話
・上条さんがだいぶかわいそうです、甘さ控えめ微糖です
第七学区のとある学生寮……のとある一室。
上条当麻はいつからか、寝室を居間のベッドからバスルームへと移さなくてはならなくなっていた。
理由は簡単、夏休みに記憶喪失になって部屋に帰ってきてみれば、あらまあびっくり。
年頃の銀髪碧眼白人美少女と同棲しなくてはならないという、前代未聞のステキな事態に陥っていたからである。
しかもこのインデックスという少女が、眠っていると無意識のうちにベッドに潜り込んでくるという癖を持っていたのだからさあ大変。
毎晩毎晩布団の中に潜り込まれて抱きつかれては、いつ理性という名の堤防が決壊してしまうかわかったものではない。
最初の数日など、抱きついてくる彼女の身体の柔らかさや、髪の毛からほんのりと香る甘い匂いや
寝言で自分の名を呼ぶあの可愛らしい声などに何度も誘惑され、思わず一線を飛び越えてしまいそうになった。
そうなる度に頭をぶんぶんと激しく振ったり、自分の頭をポカポカと殴りつけたりして邪心を振り払いながら
どうにかして彼女を襲ってしまいたい衝動をぶち壊してきたのである。
その後は鍵つきのバスルームに避難するという絶対の防御策を編み出し、この件に関してはどうにかカタがついたと思われた。
そして現在、上条当麻の寝床はどこなのかと言うと……
「んじゃ、おやすみな…… インデックス」
「うん、とうま…… おやすみ」
結局、自分のベッドの上に逆戻りしていた。
その横には、頬を赤らめて上条と床を共にするインデックスの姿が。
まあなんつーか、早い話が、男子高校生の性欲の前には鉄の理性も無駄だったわけで。
そりゃそうだ。 独り身の男子高校生という、一日中エロいこと考えてるようなサカった生き物の家に女の子を住まわせるなど
飢えた狼の檻の中に、どうぞお食べくださいと丸焼きにした羊を放つが如き乱行である。
しかもインデックスは周知のように、上条当麻のことを心の底から好いていた。
上条のほうも彼女には並々ならぬ感情を持っている、となれば…… まあこうなるだろう。
むしろなってないほうがおかしい。 性的不能かどうかを疑うレベルだ。
上条は実際の話、本当によく耐えた。 男子高校生にしては実によく耐えたものだった。
だが我慢というものには限りがある。 堪忍袋の緒は切れるようにできてるものなのだ。
ある日ついに、溜まりに溜まった上条のムラムラが限界に達し、とうとう我慢できずにヤッちゃったわけである。
インデックスのほうも最初は驚いて少し当惑したものの、すぐに上条のする行為を受け入れるようになった。
一度そうなってしまえば、今まで溜めに溜めていた二人の感情がドッカーンと爆発するのは必然。
しかも事実上の同棲生活。 二人は思春期の男女。
二人は、いつしか毎晩のように互いを求めあうようになっていた。
「えへへ…… とうま、あったかい……」
一緒のベッドの中、上条に寄り添いながらインデックスが幸せそうにはにかんでいた。
(とうまの背中、大きくて暖かくて…… 大好き)
後ろからぎゅっと、上条の背中に抱きついてみると、何故だか彼女は心から安心できた。
彼の背中はとても広くて、耳を近づけてみると微かにトクントクンという心臓の音が聞こえてくる。
肌から伝わってくる上条の暖かさがなんだか愛しくなって、頬をぴったりと当ててみる。
(あ、幸せ…… 私、今すごい幸せかも)
全身をふわふわの綿にでも包まれているかのような恍惚感が全身を包み、思わず口元が緩んでしまった。
彼女は、この時間が大好きだった。
直接的な性行為よりも、終わった後にベッドの中で触れ合うこの時間が。
上条に髪を撫ぜてもらったり、ぎゅっと抱きしめてもらったり、軽く互いの身体にキスを落としたり。
彼の肩や二の腕をもにゅもにゅと甘噛みしたり、二人でじゃれあうのがどうしようもなく楽しくて、幸せだった。
どんなに激しい行為よりも、どんな言葉を耳元で囁かれるよりも、彼を近くに感じることができるから。
自分を闇の底から助け出してくれたこの少年が、何よりも近く、そして愛しく感じるから。
それに対して、上条当麻のほうはというと
(はぁ…… またやっちまった、畜生)
彼にとってこの時間は、一日のどの時間よりも憂鬱だった。
誤解無きように先に言っておいたはずだが、上条当麻はこの少女に並々ならぬ感情を抱いている。
ずっと彼女と一緒にいたいと心から思っているし、彼女の笑顔をずっと守ってやりたいとも思っている。
二人は相思相愛であり、こうして触れ合っていることは彼にとっても幸せであるはずだった。
だが……
(インデックスが好きな俺は『今の俺』じゃないってのに…… わかってるのに、何で毎回我慢できねえんだよ……)
上条当麻は真剣に、彼女と最初に寝た日からずっとこう思い悩んでいた。
自分は彼女の好きだった『上条当麻』ではない。
だというのに、『上条当麻』を演じることでインデックスを騙し、彼女と一緒になりたいという自分の欲望を満たそうとしているのだと。
そんな罪悪感が心のどこかにへばりついて、拭おうにも拭いきれない。
彼女が幸せそうに笑う度に、罪悪感と幸福感の板ばさみに襲われる。
この笑顔は自分に対して向けられているのだろうか、前の『上条当麻』へと向けられているのではないか、と。
その度に記憶を失う前の自分に嫉妬し、それを演じることで彼女を欺いている自身がどうしようもなく卑怯な人間であると自覚してしまう。
なんの気も無しに振り返ると、禁書目録の少女が可愛らしい笑みを浮かべていた。
自分の背中にぴったりとくっついて、まるでずっと一緒にいたい、離したくないとでも言わんばかりに手を回して抱きつきながら。
その笑顔があまりにも愛しすぎて、今まで思い悩んでいたの面倒くさい悩みなど、どうでもよくなってしまいそうだった。
彼女の頭を腕で優しく包み込んで、髪の毛を指先で撫ぜる。
できることなら今感じている葛藤など、何もかも忘れて彼女とずっと一緒にいたかった。
自分自身がこの少女を愛しているという感情だけは、間違いなく本物だったから。
その確証だけが、今の上条を必死に支えていた。
「ん…… とうま、大好きだよ」
胸の中で、インデックスがそう言ったのが聞こえた。
だがその言葉でさえも、彼には二重の意味に聞こえてしまう。
嬉しさと悲しさが同時に彼の心を揺り動かして、頭がどうにかなってしまいそうだった。
彼女の笑顔が他人に向けられるのは許せない。
それがたとえ過去の自分に対してでも、上条はそれだけで狂ってしまいそうな程の嫉妬に駆られるから。
だが、彼女の笑顔が自分に向けられるのも許せない。
自分が彼女を騙しているという罪悪感に、心が押しつぶされてしまいそうだから。
自分には彼女を愛する資格など無い。
彼女が好きな自分は、今の自分ではないのだから。
だが、彼女への愛情を捨てることなどできない。
この気持ちだけは、間違いなく嘘偽りの無い真摯なものなのだから。
もし全てを知った時、愛しい少女はどんな顔をするのだろうか。
自身を騙していた上条を糾弾するのか、それともただ無言で泣き崩れるのか。
考えただけで心臓が凍りつき、世界が崩れ落ちてしまいそうになる。
(くそっ、不幸だ……)
上条当麻は、本当に不幸な人間である。
仮に事実を知ったところで、彼女が上条を否定することなどありえないというのに。
疑心暗鬼に駆られ、自身が勝手に作り出した罪の意識に惑わされ、この余りある幸福を素直に受け取ることができないのだから。
投下終了です
甘々な上インもいいけどたまにはこういうのもいいよね!
もしこういうエロ控えめの作品が許されるなら、番外通行とかの別の好きなカップリングで
直接的な性描写控えめな、後戯主体の作品とか書いてみたいです
ではまた機会があれば
熱烈にGJ!さらにGJ!!もひとつGJ!!!
葛藤しながらもやっちゃった感満載のエロさっつか背徳感がイイ
感情も行為も我慢できない癖にやせ我慢するからかわいそうなんだよ上条さんw
ぜひもっとやれやってくださいお願いします
おっけー、GJ!!
やはり上インはいいものだ
>>281 GOOD JOB!!
上インで理性崩壊→背徳感はおいしすぎる流れ。
あと直接描写を抑えた微エロ感も良い感じ。
番外通行楽しみにしてます!
>>281 上条さんの埋めきれない心の隙間はいつ埋められるのか…それが少しかわいそうな気がしました。
>>281 GJ!
これまた好みどストライクな上イン……
ありがとうございますと言いたい
上インの良さのひとつは、お互いの温度差……というか"好き"に対する捉え方の違いだと思うんだな
「アレコレあるけどそれでもとうま大好きだよ!」
って全力で上条さんに心を預けられるインデックスと、
「アレコレあるけどそれでも好き……なんだけどゴニョゴニョ」
ってインデックス本人以外のところにも感情のベクトルを向けざるをえない上条さん、な感じ。
そういう2人の絶妙な差が見事に出ててイイ!
次回作がもしあれば是非読みたい!
GJGJ!
素晴らしい上インごちそうさまです!!
「五和の財布から近藤君が出てきたのよな」
「用意周到すね」
「ああ、途中(←重要)で破れるように切れ込みまで入れてあったのよ」
>>286 1期前期EDの歌詞がどんぴしゃだよなあ>上インの関係
上インは良いわ〜
「なあ絹旗、お前が持ってきたこれなんだが……、切れ込みとか入ってないよな?」
「はぁ、麦野さんじゃあるまいし……というか、超仕掛ける意味ないですし」
「ああ、そうか。『まだ』だもんな……ん? 前半聞き捨てならない事言ったよな!」
一時は上琴が圧倒的だったのに…
どういうことなの…
>293
お前が書かないからだよ!
上琴だって十分面白いけど、如何せん燃料不足だからな。
公式で何か進展あればいいんだがなー…
書かれ過ぎてネタが枯渇してる気が……
どうやっても二番煎じになりやすい
大抵のパターン使ってしまってるからなあ
上琴って書くの難しくない?
美琴は書きやすいんだけど上条さんがすぐ誰てめえになる
まあ俺の力量が足りないからなのかもだけどさ…
かまちーによる御坂さん徹底スルースタイルを崩さない限りは
原作準拠の上琴など夢のまた夢だし…
誰てめぇになっても仕方ない組み合わせだし…
っていうかそもそも上条さんのカップリング全部がそうなっちゃうし…
通行止めだって公式には家族愛宣言されてるし…
二次創作なんだから思う存分はっちゃけようぜ
>>299 つまりエロが一番書きやすいのは浜面ってことですね分かります。
上条さんは非エロだと動き想像出来るのにエロだと途端に駄目。
一方さんは口調も心理もトレースしにくい。
で、浜面は『色仕掛けに嵌る』、『絹旗にすら反応』と扱いやすさ満点
最近浜フレの人見ないなぁ
浜面は動かし易いよな。良い意味で普通の男子校生(学校行ってないけど)的だし。
上条さんや一方さんは原作じゃ絶対女の子に手を出しそうにないから
ある程度キャラを崩壊させなきゃいかんというハードルが…
なに言ってんだこいつ?
それお前が想像できないだけで ただの修行不足だろ
いくら修行しても難しいモノは難しいと思うんだが…。
かく言う浜面だって舐めて書いたら駄目だろうし。
>>301 二人いますよね>浜フレ
歯磨きと寝取りの
旧約のクライマックスであるロシア編で美琴って結局オマケ扱いだったからな
番外通行止めや麦浜滝みたいに、生死をかけた敵対後和解して一緒に行動、
そして新約では家族やチームとして一緒にいるとかなら色々妄想もできるが、
旧約ラストでオマケ扱い、新約じゃ出番なしというヒロインにあるまじき扱いなんだよな
というかもはやサブヒロインじゃね?
最初からサブヒロインですやん…
関係者はきちんとヒロインはインデックスだって言ってるし
物語の中での扱いもインデックスが上条さんの中で一番扱い大きいし…
この話題は荒れるからやめといたほうがいいな、うん
もともとヒロインの一人であって
いつメインになったんだ?
>>306 >番外通行止めや麦浜滝みたいに、生死をかけた敵対後和解して一緒に行動、
>そして新約では家族やチームとして一緒にいるとかなら色々妄想もできるが、
すまない。この二行を見た瞬間
家族やチームの前で第三者の男にローター挿入で必死にそれを耐えるビジョンが浮かんだ
新約で出番あったじゃないですか!
それと美琴は電撃文庫のヒロインではあるらしいけど本編では最初からサブヒロインじゃない?
御坂さんがメインヒロインなのを見れるのはアニメだけ!
そのせいで風当たりも強くなってぐだぐだ言われて
アニメから原作入った奴らが「ヒロインなのに全然活躍してないじゃん!」
とか文句言い出して荒れるところまでがワンセットな
もう上琴派は静かに暮らしたいんだ…
でも最近の冬の時代状態はそれはそれで辛いよ…
>>305 俺が言ってるのは浜面×フレンダだけどな
でも前者(歯磨きネタ)の方がその人の作品ぽいんだよな
20くらいレスが増えてたから意気込んでスレを開いた結果がごらんの有様だよ
上インとか上琴とか言う臭い奴らが増えて書き手も減ったし
生産せずに消費しかしないんだったら生産者が来るまで臭い息吐かずに隠れとけよ
滝壺が絹旗を抱き枕にして寝ればいいのか?
いや、ここは打ち止めを抱き枕にする番外個体だろ
いやいや、禁書を抱き枕にするねーちんだな!
レスが一気に伸びてるからなんかSS来たかと思ったのに・・・
>>312 同意だが、お前にそこまで言われる筋合いねえわ
筋合いwww
ロータープレイか
謎の男に既に準備されていてヒーローが家に帰ってきた途端から、
何故か甲斐甲斐しく世話をし出すヒロイン
ご飯作ったりお風呂沸かしたり、お茶碗にご飯盛ってあげたり
でも立ち上がるたびに震えちゃってビクビク
悟られまいと涙目になりつつもちょっとトイレ‥と退散
しかしそこにはさっきの野郎が待ち構えていてヒーローがいる家の中で好き勝手され‥
うーん月並みだな
>>321 というプレイを強要される上条さんですねわかります。
配役によってはすごい興奮するな…
インデックスや打ち止めが間男に寝取られると胸が熱くなる
>>320 ____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\ <「同意だが、お前にそこまで言われる筋合いねえわ」
/ ⌒(__人__)⌒ \
| |r┬-| |
\ `ー’´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一””””~~``’ー?、 -一”””’ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ <だっておwww
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー’´ ヽ / /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バンバン
ヽ -一””””~~``’ー?、 -一”””’ー-、
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
このAAのためにネタを提供してくれたんだろw
本気で言ってるんなら無駄な18年間(以上の)人生だったんだな、負債を抱えた両親が可哀想だなって感じ
エロパロ板で意気込んでスレを開くなんて言われると
日常生活には他に楽しみはないのだろうかと流石に心配になる
世の中他にも楽しいことがいっぱいあるよ?
これも(キリッを付け忘れてますよ
>世の中他にも楽しいことがいっぱいあるよ?(キリッ
そんな事をエロパロで言えちゃうだなんて日常生活で他の人間とコミュニケーションを取ったことがないんだろうかと流石に心配になる
>>326 心配してくれてありがとう
ついでにこんな恥ずかしいことを言わせちゃう
>>312も心配してあげて
世の中他にも楽しいおっぱいがいっぱいあるよ?
って見えた俺は疲れてるんだな、寝よう
こんなスレに投下するわけねーだろ
>>321-322もとい>308を読んで大丈夫と思った人だけな
要するにだ、読む人を選ぶ
「んっっ。だめっ、はまづらがいるから…」
「大丈夫だって、滝壺が声さえ出さなければバレないって」
「でも、んん」
「ほら浜面の奴も、一方通行も酔いつぶれてるし、早々起きないと思うけど」
「ぁぁっ――」
「硬くなってきてるぜ」
この光景。つまり上条当麻が浜面仕上の彼女、滝壺理后と禁断の関係に進んだのは今からほんの少し前のこと。
滝壺を後ろから抱きしめるように手を回す。回した手で服の上からゆっくりとその大きな胸を揉む。
「あっっ、んぅっ」
「胸の感度いいんだな?それともお酒が入ってるせいか?」
「お酒のせ、い。んんんっ」
「と思ったけど浜面が近くにいる所為か」
「?!!!っっ」ビグッ
「おおっ撥ねた撥ねた。滝壺って分かりやすいな」
「やめって」
「と言ってる割には大分身体が火照ってきてるみたいだけど」
ジャージのファスナーをゆっくり降ろし、じかに胸を揉み始める。下着はファスナーを下ろした時点で外されている。
滝壺の上半身が空気に晒される。きれいなピンク色をした乳首、それを頂点とした大き目の胸にがっしりとした右手が食い込む。
「んんんぅっ、あ、あ、あああ。」
「こっちはもう大洪水じゃねーか」
「っつ、そっちは……だ、っ」
「もう遅いんでせう」するっ
と開いた左手が、服の上からでも分かるぐらいに濡れていた女性の神秘の部分へと何の抵抗も無く滑り込んだ。
それを機に情事はどんどんとエスカレートしていく。右手が動くたびに声が出、左手が蠢くたびにビクッビクリッ身体が痙攣する。
最初はその行為を止めさせる為に抑えていた滝壺自身の手も、シーツを掴み快感と言う衝動を押さえ込むことに変わっていた。
「ん?なんだこれって、ローターじゃねーか。隠すならもっとちゃんとした場所に隠せよ、なんでベッドの下なんて分かりやすい場所に……まっそんなことはいいか。ちょうどいいや、これで責めてやるよ」
ンブブブブヴヴウヴウウヴヴヴウヴヴウッッ ―――重たい音が部屋の中へと響きわたった。
「あぅっんん。、あ、あ、ああ。んんぅんんんっ、んっんん」
「駄目だって、声押し殺したら、もっとその声を上条さんに聞かせて欲しいんでせうが」
「やぁっ、だ、、め。んっああぁっ、あ。あア、ああ、ああ」
「弱点見っけ。じゃあ逝っちまえ」
「か、みじょうぅンンンッ―、んんああぁあぁぁぁああああああああああああああっっっ」
ビグビグビグビグッッッと身体を仰け反らせて、足をピンと張らせて、滝壺は快感の波に飲み込まれた。
快感の波に耐えるために上条に必死に抱きついていた。浜面には普段なら見せないような表情で、普段なら聞かせないような声で上条当麻を抱きしめた。
正常な判断などなくなってしまった。滝壺があの表情を、恍惚とした表情を見せた時点で。自制ができなくなり、理性が崩壊した。
その後のことは言うまでもない。 ベッドの本来の持ち主、浜面仕上のことなど忘れたように何度も身体を重ね合わせた。何度も体液を交換させた。
その白い身体に蹂躙した痕がついていく。胸にわき腹に、おなかに、内股に、そして女性器に。赤い斑点のようなマークがたくさんつけていく。
若干尿道に痛みを覚えつつも、胸で挟ませ、口内に含ませて、子宮口に密着させ、自らの精を吐き出す。彼女が許容できなくなるまで何度も何度も吐き出し、満たしていく。彼女を自分色に染め上げていく。彼女が自分色に染まっていく。
最後の最後には「かみじょう」から「とうま」に変わっていて、完全にとろけるようになっていて。本当にいやらしい甘い声を出すようになっていた。
一夜限りにの過ち、互いに酔いしれた深い罪。それを背負い、これからもその関係は続いていく。
保管禁しょ目録
矛盾有りまくり、誤字脱字が仕様で即行で書いてみた。
GJ
なんで滝壺ってこんなNTRが似合うの…
主人公が三人いればNTRは発生するんだなあ
一方その頃
一方通行が禁書目録を
浜面が打ち止めをNTRっていた
NTRに似合うも似合わんも無いだろ
>>333 よし、期待してる
3人も主人公がいるからなあ
寝取られは当然発想するし、一組が寝取られれば数珠繋ぎのようにNTR連鎖を連想するのはある意味自然w
NTR最高ー
最近は安易なNTRが多すぎる
ちょっと前までヤンデレヤンデレ言ってた俄がNTRにシフトしただけだろ
流行りものに食いついてるだけ
寝取られって流行ってるのか?その割にはあまり見ないけど
それに早々NTR属性って着くとは思えないけどな…
>>339 マイナーメジャーってのに乗っかってるだけで玄人っぽい気分に浸れるからな
ガチNTR来たらどうせ耐えられないレベルの子たちが騒いでるだけw
仰るとおりかも知れないがガチNTRとやらに耐性があるのが自慢することかよとw
どうでもいい、エロければ
>>341 あるからどうとかないからどうとかじゃなくて
一時的に増殖する日本代表ファンみたいなもの
フーリガンまがいの路上でワーキャー言ってるのがサッカーファン(笑)だと勘違いしてるような類のね
要は好きだからその属性やネタに食いついてるんじゃなくて好き放題する口実にしてるだけの蝗
食いついてそいつら喜ばしてる自覚ない馬鹿も迷惑なんだが
纏めて死に腐れ
ガチNTRって何だよw
50kbぐらいの恋愛描写を綺麗に書いて、同じ人が50kbかけて
そのヒロインが別の男に惹かれ快楽でいいようにされて
決別するまで書ければガチと名乗ってもいいんじゃないかなあ。
打ち止め5年間の思いとその結末みたいな
そうだなあ。我チ○コ書房なんかがそれかな?
8作くらいライダーの正統派純愛ものを書き続けてきた上で
ガチNTRにシフトしたからダメージは倍
ちょっと質問なんだけど上条さんって記憶失った2巻以降で
インデックスも記憶失い続けていた事は知ってるのかな?
どうして同棲のようになっているか深く考えずは記憶を失う前からそうだったから通してるだけなのかな。
>>347 まぁ別シリーズみたいな扱いだからそうでもないだろ
>>348 知ってる
二巻第二章冒頭に知識として残されてる的なことが書かれてる
でもたまに記憶喪失以前のことで知識としても知らないことがあったりと
割といい加減な設定だったりするよね…
原作ではモノローグでしつこいくらい言われてるのにアニメではほぼ完全に省かれてたりと扱いに困る設定だよ
>>347 でもあれ、桜×士郎が本筋で、ライダーお妾さんみたいなものだから。
あの男がかなり気合い入れて奪いに来てる(命も大金も掛けてる)うえに、
洗脳系のことするわけでもなく、人外であることまで許容してるから、
それはそれで幸せの一つかも、と思ってしまった。
これだけではスレ違いなので。
インさんでも御坂でも、五和でも姫神でも誰でも、
何時までも上条のこと忘れなくて一生独身のままってのもかわいそうかなと。
幸せにしてやれるなら、NTRも良し。
>>352 それは単に「好きな人と付き合えなかったら別の男と一緒になった」だけで
NTRとは言わないんじゃ…ラノベでやったら炎上ものだけどリアルや少女漫画じゃ普通の話だし
NTRて現在進行形でラブラブな二人の片方が寝取られる事でしょ
>>353 処女厨の基準だとNTRらしいぞ
キチガイだがw
処女厨なんてなあ
画面の向こう側に己の性欲満たしてくれることしか願ってない奴らだしなあ
まあ、主人公=自分な奴はそんなんばっかだし
>>351 人間の脳なんかそんなもんだ>割といい加減
NTRがわからない=処女厨ってどんな判断だ
つまり上琴で例に挙げると
付き合い出したもののいまいちソリが合わなくて別れちゃって
こんなはずじゃなかったと傷心の美琴をエツァリが慰めてギシギシアンアンに及ぶのは純愛で
二人は相思相愛だけどある日エツァリが美琴を手篭めにしちゃって
上条さんの目の前で美琴が白目ひん剥いてよがり狂いながらダブルピース状態で犯されたらNTRなわけだな?
合わない人はとことん合わないニッチなジャンルだって自覚しようよ
特殊性癖なんか自慢にも何にもならないよ
ひとまずゆとり臭い単芝は黙れ
>>358 お前はここが何の板か忘れてないか?
特殊性癖でもエロとして文字を起こせば自慢して良いだろ
「俺猟奇好きだから、書いてみた」みたいにな
いや、別にジャンル自体を叩いてたんじゃなくて
なんか煽りまくりの頭悪そうなアホが「NTRわかってる俺すげえw」みたいな口調だったからつい…
気を悪くしたならごめん
NTRネタってやっぱり荒れの素だな
以前も凄い荒れてたのを見たことがある
ネタ自体に罪は無いだろ
煽ってるバカがいるだけで
スルー力を身につけような!
禁書厨にそれを求めるのはチョンに道徳を求める位に難しいと思う
>>350 あんがとう。ちょっと見てみるわ。
NTRを肯定する書き込みのID一人が他スレで感想なんていらないよという主旨の発言してたから
本人の気持ちはどうあれ書き手から見ると荒しだな。
流れ無視してNTR系妄想語って
こんなん誰か書いてくれ〜とかリクってる輩は自重するべき
正直何処までが感想で、何処からが雑談か判らんのだが、
「○○と○○のこーいうSSが読みたい!」っていうのも雑談なの?
後雑談に釘さすのに異論は無いが、いちいち感じ悪い書き方する人多いのは何とかならないかね。
厳しく言うのと悪態つくのは違うだろ。
雑談に入らないのなんてSS、SSの前置きと後書き、SSの感想ぐらいだろ
エロ関係の雑談ならOKだろうと思うけど
たまに出る自分語り丸出しなレスだけは勘弁な
あと感想でも超上から目線の奴とかはちょっと…って思う
雑談してる奴にくらべれば、まだ上から目線で感想書き込んでる奴の方がマシ
雑談してる奴は、自分らがそういうレベルだと自覚するべき
そうだな
この話題もう30回くらい見た気がするんだけどまだやんの?
>>363 だからそのネタ自体が煽る奴の発火点になってるって言ってんじゃないの?
だから?
ネタ一発言切禁止にでもすんのか、馬鹿馬鹿しい
相変わらずここの住人には沸点の低い人が多いな
こんな時は打ち止めの痴態を想像して落ち着こう
割と素朴な疑問
書けない奴はなんで書けないんだろう
読み専が雑談とかで読みたいシチュをぽろっと口にして、じゃあ書けば?と思うわけだが
アイデアと創作は別物です。
>>376 そりゃお前、
「パンチラ絵が見たいな。太腿を前後にずらしてドテをキュッと上げるようなアングル、パンツは尻に不自然にフィットしたりせず適度なたわみを残した花柄の……」
と夢想するやつがみんなパンチラ絵描ける訳じゃないのと同じ。
ニュース見ながら文句垂れまくる母ちゃんに、さあ感想文にまとめろと詰め寄っても書けないだろ
単に書く練習しようとしないからってだけ
ある程度のレベルなら18歳以上でまともに高等教育までうけた日本人なら書ける
そりゃ書ける側の理屈だ。
書けない奴ってのは、何故だかわからないが、存在するんだ。
別に書けない奴が書ける奴より下だとは思わないが、いるんだから仕方ない。
文を書くのなんかそれこそ誰でもできるけど
ちゃんと自分の表現したいものを形にしてSSとして完成させて
それを評価を受ける場に出せるかどうかってのとは全く別だ
俺だってSSなんぞ書いたことなかったが最初は半年くらい(寝食忘れるくらいってことじゃないが)書いちゃ消して書いちゃ消してを繰り返して
完成したと思っても推敲、見直しを繰り返してメモ帳からコピペし易いよう分割して
他の投下と被らないように注意を払って投下して、そして叩かれることもなくそれなりの評価をもらったんだよ
SSに限らずやった事のないモノにチャレンジするのにすぐに出来るわけがない
1日2日、1ヶ月程度で出来なーいとか言って投げ出してるから何時まで経っても出来ないわけで
出来ないんじゃなくてそこまでしてやりたくないってだけなのが多数を占めてる
女投げのままで遠くに投げる練習してもそりゃ無理だが周囲を見てプロとかの真似をして練習すればある程度は投げられるだろ?
最初は模倣から始めてもいいんだよ
ただパクリはいけないけど
また雑談の流れだから渋々レスすると、書ける書けないって話じゃなくて書かない奴は自分じゃ書かないんだよ
努力しないで乞食すんなってのはわかるけど、もとから
〜を読みたいなあ、なんとなくっ
て奴がここにいることはわかるだろ?
上インが読みたいです先生
上インが読みたいと思ったてら書き上げてました先生、なら使ってもいい
話書くのはセリフ羅列や簡単なのなら出来るが、アニメのみで原作未読だと
色々認識を間違えてそうで怖くて書けない
そんな自分みたいなのも結構いそうな気がする
原作ないアニメなら結構気楽にSS書けるんだがなあ…
原作25冊が重くて手をつけにくいのはわかるが
アニメが好きな人ならたぶん面白く読めるだろうからぜひ読んでほしいもんだ
あとそういう事情なら注意書きでアニメしか観てない旨を書いてくれればOKだと思う
当スレは明らかに悪意のある創作作品以外はどんな作品でもウェルカムだよ
君の大作を待ってるぞ!
書いてる最中だけど記憶関連が定まらない。
影のない主人公に影になる設定が付いてるとねー
インデックスと絡まなければ記憶はスルーでいい気がするんだけど
浜滝のほのぼの書いてたのに気づいたら浜絹書いてました
>>376 想像と創造は別。言うは易し、行なうは難し
イチャイチャしたいぜい
ってシスコン軍曹が言ってた
エロ描写をもっと濃密に書きたいんだけど
参考になるような作品って保管庫にあるかな
オススメがあったら聞きたい
保管庫よりもお前さん自身がもっとエロい小説たくさん読んで
語彙を豊かにしていくほうが先だよ
言っちゃなんだが補完庫の作品を参照してもお前さんの望むような濃密なSSは描けない
まあテンポ重視の小ネタが多いしなここ…
たまに結構濃厚な描写があるSSが投下されるけど
そういうのに限ってどうでもいい雑談で感想が流されるんだ…
そんなこともあるから投下された作品の再評価もたまにはいいと思うよ
長くて濃厚なSSはSS速報の方で書く人が多いのかも
あっちの方が反応あるし
向こうは
上条「」でしか書けない輩が多すぎて、エロがかけるとは到底思えん
>>396 が濃密なエロが見たいと申されたので、リハビリがてらに小ネタをひとつ。
上琴。エロメインなのに本番が無いのはご愛敬。
では3レス拝借。
何故こうなったのか上条当麻には判らない。
いつもの様に御坂美琴に挑戦されて、いつもの様にのらりくらりと逃げおおせる予定が、どちらにとっての不幸なのか美琴が地面に転がっていた空き缶を踏みつけて盛大に転んだ。
慌てて駆け寄った上条に「ちょっと捻っただけ」と言い、苦笑いしながら立ち上がろうとする美琴だったが、彼女が思っていた以上にダメージは深刻で立ち上がる事が出来無い。
まさか骨折――そう思った時には上条の体は動いていた。
地面に片膝をついたままの美琴をひょいとお姫様だっこに抱えると、嫌がる少女を「大丈夫だ。俺を信じろ」と黙らせて、馴染みともなっているとある病院に駆け込んだ。
運び込まれた時には、美琴は顔を真っ赤にして息も荒い状態になっていた。
医術に関して全くの素人である上条は心配する――もしや頭でも打っていたのかと。
結局はただの捻挫だったが上条には知らされず、今日は大事を取って入院する事にした美琴はストレッチャーの上、まだ心配そうに見守る上条の手を握ると途切れ途切れに「きょ、きょうだけ、そ、そばに、いて……おねがい……」と零した。
自分にも責任が有る――上条は即座にその願いを受け入れた。
何処までも甲斐甲斐しく美琴の世話をする事暫し、消灯時間の早い病院故、直ぐに寝る時間となってしまった。
寝る時間……ぞの筈だったのに……。
ベッドの上には全裸の美琴が横たわっている。
そして、その上に覆いかぶさる様にしている上条も全裸だ。
上条は恥ずかしそうに胸を隠す様に組んだ美琴の腕を掴むとそっと解く。
すると、そこには未成熟な二つの膨らみと、その頂きで自己主張するピンクの先端が顔を表した。
その様に上条がごくりと喉を鳴らす。
「やっ」
美琴は、今以上に顔を赤らめて更にその顔を見られまいとするかの様に背けた。
「嫌か? 嫌なら止め――」
「ここまで来て止めたらアンタを第一宇宙速度でぶっ飛ばす」
先程の消え入りそうな声を上げた少女とは思えない、低くドスの効いた声に上条は内心うへっと首をすくめると、
「じゃあいいんだな?」
すると美琴は、零れんばかりに目を大きく見開くと再び顔を背けて、
「な、なんでアンタは……そう……なの……」
「へ?」
上条の間抜けな相槌に、美琴は唇をもごもごと動かした後、「す、好きにすればいいじゃない」と小さく言葉を漏らした。
「お、おう」
そう短く返事を返した上条は、今、自分の下で小さく震えるこの少女が愛おしくて愛おしくて堪らなくなった。
そのリビドーが彼の残りの理性を押し流す。
上条は、震える唇を開いて少し舌を突き出す様にすると、先程露わにした胸に容赦無くかぶり付いた。
「ぃぅ」
「痛かったか!?」
悲鳴に慌てて顔を上げた上条に、美琴はブンブンと首を横に振る。
「じゃあ嫌だったか?」
その質問にも美琴は首を振った。
どうやら大丈夫ではあるらしい。
その事に上条は内心胸を撫で下ろすと、今度は慎重に、美琴の顔を見上げながら、先程かぶり付いた先端にぺろりと舌を這わした。
「ひっ」
美琴の身体が跳ねる。
もう一度舐めると同じ反応が返って来た。
今度は恐る恐る膨らみごと口に含んでみる。
「――――っ」
美琴の押し殺された声を聞きながら、口の中にあるものの弾力を確かめる様に唇に力を込めた。
「ん」
そしてその唇をもごもごと動かす。
「ん、んん、ん、ん」
すると先程舐めていた先端が口の中で大きく硬くなった気がして来る。
上条は迷わずそれを舌の腹で押しつぶす。
「ひあっ」
小さな悲鳴と共に美琴の身体が海老反りになる。
今度は窄めた舌先で柔肉の中に押し込んでみた。
「あっ、あふっ、ふ、んっ」
そうやって暫く口の中で先端を弄ぶと、美琴の身体から徐々に力が抜けて行くのが、捕まえていた腕から伝わって来る。
上条は、そっと腕の拘束を解くと、自由になった手でそのままにされていたもう片方の先端を摘まんだ。
「ああっ」
美琴から抑えきれないかのように大きな声が上がる。
気が付けば息をするのも忘れてずっと膨らみに吸い付いたままだった上条は、一息つこうと顔を上げようとした。
だが、
「うぷっ!?」
その頭に何かが巻き付いて来て、上条は元の位置に押し戻された。
「や……もっと……」
頭の上から甘ったるい声が聞える。
そしておねだりする様に髪を掻き回す美琴の細い指が何だかこそばゆい。
上条は、ふっと小さく息を吐くと、頬に触れる固いものを再び口に含んだ。
「はあっ!」
隠しもしない美琴の嬌声に、上条は先ほどよりも強く柔肉を吸った。
「あふっ!」
更に手の中にあるもう片方の柔肉に、グイッと力を込めながら親指の腹で先端を半分の厚みにまで押しつぶした。
「ひっ! きひっ、んんっ!」
悲鳴と共に上条を掻き抱く美琴の腕に力が入る。
そんな美琴に、
(もっとか――)
上条は心の中でそう呟くと、白い歯を柔肉に突き立てた。
「んんんんんんんいいいいいいいいいいいいいい――」
言葉にならない声と共に美琴が四肢を突っ張らせる。
そんな姿に上条は、追い打ちをかける様に咀嚼でもする様に顎を動かしたのだ。
歯と歯の間が狭まる度に、柔肉に芯でもあるのかコリコリとした感触が返って来る。
「あ、ひぎ! だめ、たべ、ちゃ……、ひぎぃぃ……、だっ、あ゛あ゛っ! めれぇ……」
途切れ途切れに声を発し、噛締められる度に顎をのけ反らせる。
403 :
上琴3/3:2011/05/17(火) 20:39:26.31 ID:uPsVvi4p
そこで上条は口を放す。
「はあ……」
美琴の口から安堵に似た溜息が漏れ、それと共に弛緩した様に上条の頭から絡み付いていた腕が滑り落ちる。
上条は、そこで自分が美琴にした行為を目の当たりにした。
真っ赤に充血した膨らみは、丸く赤い円を引いていた。
ぬらぬらと光る頂きがツンと天を向いている。
その先端に上条はキスをした。
「あん♪」
そして次の瞬間口を大きく開くと……歯を立てた。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」
もう片方も指の腹でギュッと押しつぶす。
「ひいっ!?」
そしてグイッと頭と手を同時に引いた。
「はい!」
「はい、何ですか御坂さん」
胸の辺りまで毛布をぐるりと巻いた美琴が手を上げると、上条はそんな彼女を指差した。
そんな上条は素っ裸で床に胡坐をかいている。
「アンタはやり過ぎだと思います。お、おお……」
「何だよ? 早く言えよ」
急に顔を真っ赤にして黙りこんだ美琴に、上条はしれっとして言葉を促す。
すると、美琴はキッと目じりに涙を浮かべて側にあった枕を投げつけた。
「ぐほっ!」
「取れちゃったらどうするつもりだったのよ!! ふ、ふた、ふた……」
「フタ?」
「違う!! 二つしかないのに!! それを二つとも引っ張るなんてどう言うつもりよ!!」
鍋を開ける様なジェスチャーをした上条に向って美琴はありったけの声を上げた。
すると上条は、うぐっと大きな塊でも飲み込んだ様な顔をした後、
「ご、ごめん」
「それだけ?」
「わたくしめ調子に乗りました。申し訳ございません御坂様」
すぐさま土下座を返した上条の尻が目に飛び込んで来て、美琴は慌てて眼を逸らす。
そして、そのまま苦虫を噛み潰したような顔をする事暫し。
「……よね」
「へ?」
ぼそっと呟く様な声に上条が顔を上げると、美琴はまたも耳まで真っ赤に染めて、
「せ、き、に、ん!! 取ってくれるんだよねって言ったのよこのとうへ……ん……」
怒鳴るつもりが、ぬっと立ち上がった上条に言葉が遮られる。
「責任を持って続きは今度こそつつがなく」
「ぅ……よろしく」
上条には何故こうなったのか理解出来ない。
それでも彼は止まらない。今、止まるべきではないと思うから。
以上です。
こんなだからだから
>>397-398 に言われるのねと反省。
いや、私以外はすばらしいよ!
では。
…ふぅ。十分素晴らしいと思うよ、GJ!
ここって本番がねぇとかそんなんばっかだよな……ふぅ
406 :
小ネタ:2011/05/19(木) 02:31:16.95 ID:ue2WV2Qu
初投下です。
「うだー暇だ暇です暇なんですよー」
上条当麻は暇だった。ゲーセンなどに行こうにも某シスターにより上条家の家計は火の車。当然娯楽に使う金などなく、かといって金を使わず、例えば土御門や青ピの所に行くのにもなんだか魅力を感じなかった。
そんなわけで彼は絶賛ふて寝中だった。それも床で。理由は明快。一純情少年にとって、彼のベッドはとてもじゃないが安眠できる空間で無くなってしまったのだった。ちなみに禁書目録は召集令が出て英国に行っていた。それが彼の退屈さに拍車をかけないはずがない。
(くそーインデックスの奴、いないならいないで困らせやがってあー暇だ。)
そんな彼だから玄関のチャイムが福音に聞こえてしまうのも仕方ない。
「おー!上条さんのこの手持ち無沙汰を癒してくれるのは一体誰ですかー?」
今なら宅配便の兄ちゃんとも小1時間語り合えるぜーと意気込んで扉を開けるそこには
「なんだビリビリか」
「何よう。文句でもあるっての!?」
続くといいな
>>406 乙ゥ。
色々あるけど地の分で青ピは無いかなぁ。
続くといいな。
>>406乙乙
ちなみに俺の環境だと60文字超えた辺りから読みにくくなるから(90超えたら折り返してる)
その辺も頭の片隅にいれて改行する位置を決めたら綺麗な体裁になるんじゃないかな
>>396 12くらいまでならコテハンで投下してる人も多くいたしその辺りを参考にしていけばいいんじゃないかなと思った
>>407やっぱり直した方がいいですかね
≫408改行のことは投下してから気づきました
参考にしますありがとうございました。
近い内にちゃんとした形にして投下します
最近ねーちんと鬼畜成分が足りないと思う・・・
鬼畜ってこのスレほとんど無いよな
世間の薄い本じゃビリビリさんが意味不明な能力無効化装置でレイプされたり
佐天さんが能力上昇に釣られてホイホイついていってレイプされてるのに…
個人的にはゲス上さんだろうがゲスセラレータさんだろうが大歓迎だけどやっぱり何か馴染まないよな
あとゲス面だけは爆発しろ、つーか爆発しろ
爆発しろ、つまり特に見たいってことですね、わかります
>>411 レールガン組のレイプもの多いなw 初春は少ないけど
たまに歪んだ欲望がすごい爆発しそうになって三ヶ月に1回くらいの割合で
インデックスが一人で歩いてたら名無しモブ集団にぐちゃぐちゃにレイプされて処女を喪失した挙句
満面の笑顔を強要されながらビデオ撮影をさせられてズタボロにされた後
精神崩壊寸前の状態で上条さんに発見されて上条さんもぶっ壊れちゃう話とか
一方さんに昔やられた能力者達が逆恨みの復讐のために打ち止めを襲って
泣き喚く打ち止めに目を背けたくなるような酷い陵辱の限りを尽くして身も心も壊した後
それらの映像と一緒に黄泉川家の前に放置しちゃう話とか
そういう話を書こうとするんだけどプロットの段階で罪悪感のあまり死にたくなって消す
そして甘い純愛に逃げるも結局完成しないで2〜3レスの小ネタになる
好きなキャラでの陵辱を書くって相当割り切って書くか、逆に凄まじいほどの愛がないとキツいと思うよ…
>>414 まずその設定のままキャラの名前だけ変えた一次創作小説を作る
↓
名前を元に戻す
↓
完成♪
新約で浜面が主役のSS読んだんだが、あれのエロSSは注意書きすればOK?
>>411 そりゃ薄い本なんて原作の世界観とか考慮されてないし…エロければ正義だもの
学園都市謹製触手マシーンで内臓全部を犯されるとかやりたいよね。
>>417が言ってるのは電撃から出た
『新約とある魔術の禁書目録』のことじゃね?
〜上条当麻不在の世界〜という帯がまいてあるヤツ
結構最近のだよね。まだ読んでないけど。
>>421 にしては
『新約で浜面が主役の「SS」』と書いてるのが疑問。
単に新約ならSSはいらないし、SS3巻ってまだですよね。
もしかしたらだが
上条当麻でなく浜面仕上が主役の新約は二次創作のSSみたいなもの(キリッとか思ってんじゃね
まぁどっちにしたってこれだけイミフなレスしてる人のSSとか目が滑りまくりそうだけど
そもそもジャパニーズとしておかしいネ
もっと日本語のベンキョするヨロシ
まったくアル
ネイティブとは思えないネ
遠回りに浜面を批判してんだよ
新約一巻を本編として認めたくない、あんな駄作が本編なわけがない→そうだ、あれはSS巻だってことだろ
残念ながらあれは本編なんだよなー駄作だけど
帯詐欺で内容が薄すぎるけど
その分色々と妄想しやすい
浜面を探している滝壺が休憩中に男に絡まれる
大変なことに・・・みたいな
>>426 うん、そうだな!
荒れネタになりそうな見当違いな原作批判は他所でやれ
NTR厨はカスしかいないな
全くだ
カスで結構だ
NTRこいこい
小ネタ『男が凹む情事後の一言(とそれに対する返答)』
@
「あんたって、早いわよね」
「いや、先にイって電撃のオマケまで付けられたら無理ないだろ」
A
「お姉様の方がよっぽど気持ち良かったですわ」
「ならビリビリとしてくれよ」
B
「ところで、性的同意年齢ってご存知ですか?」
「中一……誕生日過ぎてるよな? な?」
C
「(下半身を見て)かわいいの」
「言い返す気力すらなくなったんだが……」
Bは凹むというか青ざめるわ
誰かしまぶー呼んで来い
>>432 黒子と上条が肉体関係を持った場合、お姉様には内緒なのか?
正直Bは背中がゾワっとした
精力の上条
テクの一方
大きさの浜面
そろそろ純愛が見たいなって
>>432 女は何度でもいける=締め付けられるけれど、男の勃起や射精は何度もできんからなぁ
そんな時はバイアグラ
一方さんなら能力で精力回復出来そう
>>440 「能力まで使って本人共々バッテリー切れとかミサカつまんなーい」
中編の第一話を投下します。
投下分注意書き
・鬱要素を多分に含みます。
・病んだ滝壺を見たくない方はNGかスルーをお願いします。
・各話メインのキャラが多少変わります。
・浜面×フレメアを滝壺が攻めます。
フレメアに抱きつかれた。
「大体、浜面は、」
言いながら俺の頭を引き寄せ唇を重ねる。フレメアが日本出身でない事を差し引いても挨拶とは思えない、長くて深いキス。
「脇役だなんて言って、」
空気を吸い込むと貪るようにもう一度キスされる。
「そんなことない。大体、私にとってはヒーロー。にゃあ」
そう言ってすり寄ってくる。
まあ、ヒーローを演じること位はできるか。ヒロインがちびっこいのが残念だけどな。
フレメアの方が体温が高いのか暖かい。とにかく、無事で良かった。
「大丈夫」
抱き合い、お互いの体温を感じ合う俺たちに水を差すように冷たい声がかかる。
一方通行達は気をつかったのかとっくに離れてる。それに聞き覚えのあるこの声は、
「私はそんなはまづらを応援してる」
滝壺。これはその、なんと言えば良いんだ?
フレメアの国ではハグは挨拶みたいなもので……って、どこから見られてたんだ。
「きぬはた」
短く名前だけ呼ぶ滝壺。それを聞いた絹旗はため息を吐いて動く。お前もいたのか。
「まったく、超人使いが荒いですね」
足を引きずりながら俺に近づく。そして、俺の頭を掴むと無理やり首を回し唇を重ねて来た。もしかしてフレメアにキスされたところから見られていたのか。
ほどなくして意識が白むのを感じた。
俺が気づいた時には天井が変わっていた。要するに違う場所だ。
「ここは……」
辺りを見渡すと、そこには絹旗しかいなかった。
「そうだ、俺はどうして、」
面倒くさそうに絹旗が口を開く。
「窒素装甲の応用ですよ。超浜面は窒素だけ吸って呼吸できますか?」
意識を少しでも呼び戻そうと頭を振る。待て、そんなことよりフレメアはどうした。滝壺は?
「おい絹旗、フレメアと滝壺は……」
絹旗の目が冷たくなる。まるで、猛獣の檻に迷い込んだ小動物を見るような憐憫を帯びたものに。
何か変な事を言っただろうか。
「隣の部屋です。超行かない方が良いと思いますけどね」
絹旗の言葉を無視して、扉を開ける。後ろから絹旗がついて来てるようだ。
部屋を見て固まった。フレメアが寝かされているベッドは詰めれば四人は寝れそうで、さらに枕元には訳のわからないスイッチが沢山ついている。壁紙やインテリアは全体的にピンク系で統一。
これではまるで、と考えてるところで後ろから蹴られた。
「行くのなら超諦めてとっとと入って下さい」
扉を閉めた絹旗は溜め息を漏らす。
「何しやがる。いや、滝壺はどこだ?」
なぜこの部屋から人の動く気配がしないのか、わからない。滝壺がいるはずじゃないのかよ。
その答えは別の扉が開いたことで明かされる。
「滝壺?」
疑問符がついてしまうのも無理はない。俺が知る滝壺とは別人とも思える雰囲気だ。
「どうしたの? はまづら」
しかし、言葉だけを聞けば普段と変わらない。
「いや、そうか。あんな事があった後だから、フレメアも疲れて寝ちまったんだな。それを絹旗が運んで……」
そうであれと言わんばかりにまくし立てる。しかし、そこに冷たい返しが飛ぶ。
「違うよ。ふれめあには眠って貰った」
口をパクパクさせる。何を言って良いかわからない。
「滝壺さんが超言いませんでしたっけ? 応援してるって」
それはただのイヤミではなかったのか。いや、果たして俺の知る滝壺は真顔でイヤミを言える人物だったか。
「まぁ、応援の仕方が超荒っぽいですけど気にしないで下さい」
言いながら絹旗に突き飛ばされる。体を捻りベッドの端に着地するとその衝撃でフレメアが不快そうな声を上げる。
のしかからなかっただけ良かった。
フレメアが俺を認識したのか、近づいてくる。
「助けて、」
その言葉に俺の心臓は脈打った。フレメアの紅潮した顔、潤んだ瞳。まるで、
「身体が熱いの。大体、溶けちゃいそう」
絹旗を睨み付け、問いかける。
「フレメアに何をした?」
呆れた表情で首を振られる。
「私は超浜面の見張りでここに運んだ後はずっと隣の部屋に居たんですけどね」
恐る恐る滝壺の方を見れば、問いかけずとも答えてくれた。その答えに救いがあるかは別にしてな。
「媚薬を少し飲ませただけだよ。助けてあげなよふれめあのヒーロー?」
身震いした。冷たく浮気者と罵られた方がいかに楽だったか。
滝壺は恐らく怒っている。ただ、麦野や絹旗と取り合うのとは違う冷たい怒り方。
俺が十人以上の女性を手玉に取るような人物、あるいは本物のヒーローなら、この場をうまく収める事が出来たのかも知れない。
もちろん、そんなわけはない。最近までモテなかった、ただの三下の俺はまごついてしまう。
この場合、フレメアを助けるというのは、おそらくそういうことをすることになる。
そんなこと、この幼い少女にして良いのか? だけど、それ以外にどうすれば……
「浜面、フレメアを気遣うのは超構いませんが……」
絹旗が何を濁したのか、鈍い俺にも充分に伝わった。この場で戸惑うというのはつまり、滝壺よりフレメアを優先していることにはならないだろうか。
口を開きかけた俺より先に滝壺が動いた。手元にあったドリンクに口をつけるとベッドに近づきフレメアの唇を奪った。
フレメアは慌てて突き放そうとするが、上から覆い被さる自分より体格の良い人物をはねのけられるはずもなく、やがてドリンクを嚥下したように見えた。
滝壺が離れたから多分そうだろう。
「はまづらがそっちが好みなら両手を縛って出かけようか?」
それを聞いた絹旗が呆れた表情になる。フレメアの顔は恐怖で歪む。
「やったことないから超どうなるかわかりませんよ」
その言葉である疑問に思い至る。媚薬を飲ませたりするだけなら、やったのかと。
絹旗を睨み付けると直ぐに応じる。何が聞きたいのか分かっているといった表情だ。
「まあ、麦野さんの趣味の範囲なら。そもそもここ、麦野さんが超用意したお仕置き部屋ですし。媚薬は超あんまり使ったことありませんけど」
被害者は果たして誰だったのか。絹旗だろうか。いや、もしそうならこんなに軽く話せるのか。違う。
なら滝壺か。違う、アイテムのメンバーの中で唯一足を引っ張るのが許されるのが滝壺だ。サーチ能力さえしっかりしていれば、そうされる理由がない。つまり、
「なら、ふれんだと同じようにしてあげるよ」
そう言って棚からバイブを取り出す。それを見て慌てる。
俺のソレが大きいかわからないが、それでもその倍以上あるのはまともではない。
真珠のような形の凹凸も、その太さも、先端に付いてるブラシのようなものも全てがフレメアのような幼い少女に使うべきものではない。
というか本気でジョークグッツとしか思えない。
「うわ、それまだ残ってたんですか……超悪趣味です」
用意したものではなく、残っていたもの。ソレが意味するのは、
「ふれんだと『姉妹』になろう、ふれめあ?」
その言葉を聞くと慌ててフレメアに覆い被さる。
最悪か最悪に限りなく近い選択肢しかないならと、迷わずマシな方を選ぶ。
ズボンを脱いで、ふと気づく。
「滝壺、ゴムはどこだ? 絹旗……子供が見るものじゃない、隣行ってろ」
滝壺は無言でゴムを投げる。軽くショックな対応だけどこの際、仕方ない。ちなみに絹旗は不機嫌そうにする。
「今更、子供扱いされても超困るんですけど。なんなら昔みたいに攻めるの手伝いましょうか?」
昔みたいに、それが意味する事を考え、首を振る。
絹旗は面白くないのかさらに追撃をしかけて来た。
「ところで、浜面が超臨戦態勢な事を滝壺さんに教えても構いませんか?」
台詞だけは疑問文だが、隣に滝壺がいる時点でただの嫌がらせだろ。
ゴムを装着しながら俺は叫んだ。
「滝壺とフレメアのキスを見せられて興奮するなって方が無理だろ」
絹旗は思いっきり顔をしかめる。滝壺は、微妙だな。
何が悪いんだよ。背徳的な香りがすごかったぞ。
「超気持ち悪いです」
しかめるのみならず言葉に出す。
それをスルーして自分のモノをフレメアの蕾に添える。
「入れるぞ」
それを聞いたフレメアに急かされた。
「速く、速くして。頭が沸騰しそう」
息子がフレメアの中に侵入する。何かに当たる感触を感じ、そこまでで抽送しようとする。息子はだいぶ余ってるがそもそも狭くて仕方ない。
本来ならキツいはずだが、媚薬が効いているのかフレメアは気持ちよさそうにしている。
何度目かに、耳元で滝壺の声が聞こえた。
「優しいんだね、はまづら?」
腰を引いて息子がほとんど露出している瞬間に滝壺に体重をかけられた。瞬間、俺が奥だと思っていた場所を破り、更に中へ進む。
「にゃ、にゃ、にゃ」
短く意味のない言葉を発するフレメア。トロトロに蜜壷が溶けていたとはいえ、痛みは相当なものだろう。
「さ、はまづら?」
背中に感じる膨らみを味わう間もなく抽送を続けさせられる。せめて、俺のペースでヤらせて欲しい。
少しして、フレメアの吐息が浅くなる。
「にゃ、怖い、何か来る」
自慰経験は定かではないが、高みに登るのは初めてなのだろう。
恐怖に染まる顔を見たら思わず唇を重ねてしまった。視界の端に呆れ顔の絹旗が映る。
やっちまったのは分かってる、何も言うな。
安心した顔で達したフレメアを見たら、後で殴られても良いくらいの覚悟はできた。てか殴ってくれた方が楽かもしれない。
何せ滝壺は今も俺の抽送を促してるからな。フレメアがイったのは関係ないみたいだ。
無言だからもの凄く怖い。何か喋って欲しい。
気まずいのは俺だけだったのか息子が限界に近づく。元々キツかったのにイった後は更に圧力が高くなった。
もしかして、高みから降りてきてないのか。そうだとしたら休ませたい。が、背後の滝壺が許してくれるのか。
そんなはずもなく俺の息子が欲望を吐き出すまで理不尽な抽送が繰り返された。
止めてと怖い。それから意味をなさないフレメアの言葉が心に刺さった。恐怖に歪む顔はしばらく頭から離れそうにない。
「何で、こんな事したんだよ滝壺……」
泣きそうになるのを必死にこらえて問いかける。童貞を卒業したことなんてどうでも……良くないな。「初めては滝壺としたかった」から。
投下終わります。
次回は絹旗のターンの予定。
それから題名入れ忘れました。
『ヒーロー?』でお願いします。
爆発しろハマ面
GJ
だが鬱だな…
滝壺 コワイ
「わ、わ、出てきた……」
ネバついた白濁液がインデックスの手を汚した。
しごき続ける右手からは、先走り汁のくちゃっくちゃっという音。優しく包んだ手の中で肉棒が痙攣を繰り返している。
「……ぁ……凄い、かも……」
受け止めた左手の指を開けては閉じる。精液が指と指の間に糸を引いた。
右手を陰茎から放す。淫靡と言えばまだ譲歩した表現で、下品な匂いが両手から立ち込めていた。
そうとわかっていても、鼻を近づけてしまう。
動物的だと思う。もしかしたら、本能。神に仕える身であることを投げ出してしまいそうな色欲の囁き。
「……とうま……」
これからどうすればいいの? と、上目遣いに訴えかける。
少年の興奮が衰えていないのはすぐに分かった。一度は萎えたペニスも、少し間を置けばすぐに彼女の純潔を奪えるようになるだろう。
それまでは、愛撫の時間。
自分を見下ろす少年がゆっくりと覆い被さってくる。インデックスは少しだけ抵抗するような素振りを見せたが、形だけだった。
ベッドに押し倒されて、スプリングがぎしと鳴る。
続かない
乙
だけど前書きは欲しかったかな
続け
続いてくださいお願いします
なんという生殺し
>>453の続きを勝手に書いた。
「くんくん……精液って栗の花みたいな臭いがするんだね…味もそうなのかな?」
覆い被さっている少年の熱い視線。
照れ隠しのように笑うインデックスは指ですくった白濁液を…ちゅと口に含んだ。
「……ん…ちゅる…あはは、すごく苦い…」
ケホケホと軽く咳き込む少女の修道服に右手をあてる。
淡い音と共に解体される『歩く教会』の下には真っ白な肢体があった。
「あ……とうま……」
間をおかず流れるような動作で少年はインデックスの桜色の突起に唇を落とした。
「ん…あ……あふっ」
インデックスは口から自然に漏れた淫靡な声に驚いた。
こんな声が出せるのか?女性が本能的に発する雄を高ぶらせる甘く艶めかしい声。
その間にも少年のペニスは猛々しく反り返り、ヒクヒクと蛇のように鎌首を持ち上げている。
「と…うま…」
じゅん…とした潤いを股間に感じる。これがいわゆる『濡れる』という事なのだろう。
街の界隈でそこはかとなく耳に挟んだ言葉。初めは何を意味するのか理解できなかったが
今初めて、自身の身をもって知った。
少年の手が淡く脹らんだ乳房から臍へ、さらに太腿へ、
そして尻からその下にある濡れた秘所へと動いた。
「あ…はァっ…」
くちゅ……と指が秘所の膣中へと侵入した。反射的にきゅううと締まる秘所の肉。あの圧迫に
負けじと少年は指を前後へ動かした。
「だ…だめ…だよ…とうま…そこは…だめだよ…だ…め……だめなの」
ふるふると首を振り、インデックスは女の声で拒否の単語を羅列する。
しかし、それの本当の意味は『拒否』でなく、『促進』『催促』であった。
股間の湿りが次第に音を立てるようになってきた。
くちゅ…ぴちゅ…と少年が股間をさするたびに上がる粘着音。だんだんと息が荒くなってくる。
特に激しい運動をしているワケでもないのに熱い、特に胸の奥が、心臓の鼓動がヤケにはっきり聞こえてくる。
「はぁ…はぁ……熱いよ…とうま…と…うま…」
だんだんと腰が浮いてくる。ぷるっと震えるお尻がシーツから持ち上がり、冷たい空気に触れてさざ波たつ。
その声を聞いてか、少年の指がぬぷっ…と秘所から抜けた。途端にくたっ…と脱力する腰。
「はぁ……とうま……んっ」
少年がペニスを片手に持ち、こちらに訴えかけるような眼で囁いた。
「……いいよ…とうまのなら…」
肯定――――――少年はインデックスの秘裂にペニスの先端をあてがい、腰を沈めた。
「い…ああ…痛っ…んんんっ」
十分な潤滑液によって潤っていても、そこはやはり処女の秘所。
奥へ進めば進むほど狭く、固く、熱い。
その肉をかき分け、挿入する少年は全周囲から締めつけられる圧倒的な肉圧に声がでない。
対するインデックスは肉を裂いて侵入してくる熱い異物の痛みで声がでない。
「う…ううっ…痛い…痛いよ…とうま…」
その痛みに耐えるように少年の身体に抱きつき、眼にいっぱいの涙を溜めるインデックス。
少年はその小さな背を抱き、銀髪の髪に鼻を押しつけ甘い香りを堪能した。
ぷつり…という感触と共に少年のペニスがずるっと最奥まで到達した。
「は……入った…んだね…んっ…とうまの…」
そして始まる少年と少女の熱い交わい。腰を打ちつけ、突き上げ、その肌を擦りつけ合う。
汗が飛び、涙と嬌声が股間の潤滑油と鮮血に交わり、溶け合ってゆく。
スプリングがギシギシと鳴り、激しい交わりは終局に向かいつつあった。
「とうま…とうま…とうま」
抱え上げられ、下から突き上げられる少女は体内で熱い脈動を繰り返す少年のペニスに
初めて恐れを抱いた。自分の身体が自分のものでなくなってしまうような感覚。
「とうま…とうま…も、もう…」
涙を流すインデックスを抱え込むようにして少年は呻いた。
どぶっという放出音。最奥でペニスが爆せるようにして、熱い体液が少女の体内を満たしてゆく。
「あ…はっ…ああ…とうま…の…が…」
ピクンピクンと下腹部が反応し、胸を仰け反らせるようにしてインデックスは達した。
ベッドに身を横たえ、荒い息をつく少年と少女、官能の収まりきらない火照った身体。
ひくひくと少女の秘所が蠢くたびにトロリと少年の白濁がこぼれ落ち、シーツに染み込んでいった。
作者さんの感じと違っていたらスマソ
いいねいいねぇ!最っ高だねえ!
エロいけど初々しい
ごちそうさまでした
「とうま」ってひらがなでの呼び方ってなんかエロいよね…
ベッドの上で甘えた声でひたすら呼ばれたらたぶん俺は死ぬ
やっぱ上インは甘いのも切ないのも鬱いのもほろ苦いのもいける万能選手だわ
上条さんの性格的に陵辱だけはいけないけどな
今日も一書き込み
上黒もお姉様の存在を考えたら
甘いのも切ないのも鬱いのもほろ苦いのもいける万能選手
おい、とうとう顔名前公開されただろ
仕事しろお前ら
誤爆?
ああ、そういうことか
今月のあれね
やっと理解できた
発売日の午後になるまで待つんだ
忍法帳マンドクセ
みさきちのSSがでるまでまだ時間がかかるかな
みさきち×美琴の流れか
いやぁ、みさきちが婚后さんとか寝取るとか言ってたし
美琴よりもそっちの方面の方が濃厚かな
でもここ百合ってあんまし宜しくないんだっけ
>>473 薄いエロなら百合スレでもいいだろうが
どぎついレズエロやりたきゃここかな
みさきちが黒子や初春を洗脳して
美琴にけしかけてレズ輪姦ですねわかります
みさきちが黒子と婚后さんを洗脳して
美琴の目の前で黒子と婚后さんが上条を押し倒す
それビリビリが暴走してうやむやにして終わるだけじゃね?
また1からやり直しかよー
美琴にダメージを与えるには上条さん寝取るのが一番だが・・・w
食蜂さんの意地悪全開のNTRものとか何かオラワクワクしてきたぞ
>>479 むしろ、無理矢理黒子やら初春に迫る上条さん(美琴はスルー)とかどうだ?
ラストオーダーとか科学側は陵辱担当キャラが木原とかいるけど
インデックス魔術側はいいのいない気が。
NTRだけなら錬金術師さんとステイルがいるけどねー
482 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/30(月) 06:26:15.94 ID:tDcuNM92
>>482 えっ だれだっけ? キャラ多いから覚えてないな。
やろうと思えば青髪ピアスでもいい気はするけど。
友達ポジで細目の関西弁だし嘲っていやらしい物言い得意そう。
>>479 超電磁砲のスプーン爆弾の話で、初春が上条さんを認識してて、どういう人か美琴に聞いてみて、美琴が教えてやらなかったら
私があいつを好きみたいじゃないのみたいな事思いつつ普通に教えてあげると、思った以上に二人の仲がよくなってしまい
上条さん記憶喪失前には付き合い、記憶喪失後も携帯に初春の写真とかあるからああ彼女なんだって
認識して誤魔化し付き合いながらも好意を深めていくのを、友人の彼だから喧嘩も売れなくなってただ遠くで見てるだけの美琴さんとか萌えると思う。
>>485 それNTR違うし。
むしろそんな初春から上条を美琴が寝取ればNTRだと思うけど。
つかこの話に美琴を積極的に絡める意味あるの?
苦悩する女萌えとかかな? 勉強不足スマソ。
>>486 美琴にダメージ与えるという文だけ見て思いついたのでNTRじゃなくて不憫萌えの一種。
美琴が気軽に上条さんに喧嘩売ったりじゃれついたり出来なくなる女の子というか友人が初春と佐天なのかなと。
ただスケジュール的に無理だろうけど。
上条さんが誰かとラブラブチュッチュのぺろぺろすりすりぱふぱふ状態から
別の女が上条さんを奪っちゃったりしたら立派な寝取りだけど
片思い状態から実は彼女がいたことが発覚ーとか彼女ができたーとかがおきても寝取りとは言わないのよ
めんどくさいね!
俺はエロけりゃなんでもいいがな!
不憫な美琴に萌えるなら原作が一番
つまりだ
滝壺を寝取るのが一番手っ取り早いと言うことだ
美鈴さんでも可
純愛を読みたいな
新生アイテムを監禁陵辱
新生アイテム、つまり浜面を監禁陵辱したいだと
麦のんならやりそうだが
新生アイテム(が浜面)を監禁陵辱 ってことだろ
爆発しろ
新約でもパシリ扱い変わらなかったしありえるかもw
浜面はこう麦野や絹旗に力づくで逆レイプされてシクシク泣いてるのが容易に想像できる
よし、頼んだぞお前ら
浮気がバレて半殺しになるハマ面が見たい
浜面で盛り上がっているところ悪いけど、
全然関係ないカップリングで投下していいかい?
>>499 いやいや、遠慮すべきなのは雑談してる方だから、是非投下しとくれ。
501 :
トウマの部屋:2011/05/31(火) 00:24:58.84 ID:8B+MstRX
こんなに真面目に書いたの久しぶりでほぼ初心者だからなんか変な箇所が
あったら言ってくれ。
それはある土曜日のこと。
「うだー暇だ暇です暇なんですよー」
上条当麻は部屋中に退屈オーラを振りまいていた。週末明けに提出する課題は珍しくないし、
長期休暇でもないから補習もない。 外出しようにも某シスターのせいで家計は火の車。
ゲーセンになんか使えるお金はびた一文なかった。その暇つぶしの相手になりそうな土御門や青髪ピアスは音信不通。
同居人も召集令がかかり今はイギリスにいる。なんだか事件の予感がしないでもない。
(あーインデックスの奴、いないならいないで困らせやがって。)
あいつが帰ってきたらまた魔術云々に巻きまれるのかー不幸だー暇だー、と上条さんうんざり。
当然そんなことしても事態に変化はなく、彼はゲーム機やマンガの散らばる床の上で寝返りを一つ。こうなったのはせっかくインデックスもいないことだし
たまにはベッドで寝てみますかーと挑戦した結果である。
元彼のベッドは今やダークマター溢れる空間になっているらしかった。
他にすることも見つからずフローリングの上を所狭しと転がり回り、やがてゴンという鈍い音とともにローリンボーイ上条は止まった。
彼は割りと気合いを入れて転がっていたのでそれが本棚にも伝わったようだった。
音源に気づいた時にはもう手遅れ。
そこに入っていた本がすべて上条に降り注いだ。
「ちょ!これはマジでなしだって!」
紙の濁流は彼におなじみの台詞を吐き出す暇すら与えなかった。
「痛てー。ったく参考書にこんな破壊力があるとは上条さん予想外でしたよちくしょー」
むくりと起き上がり、上条は夏休みに見栄を張って参考書を買ったことを後悔した。
ピンポーンとチャイムが鳴ったのは彼が散らばった参考書を大方片した時だった。
来客を知らせる福音に上条はすぐさま飛びついた。暇だった上に相変わらずの不幸っぷりを考えれば、誰かに愚痴の一つでも言いたくなるのは当然だろう。
「はいはーい!上条さんの手持ち無沙汰を癒してくれるのは一体誰なんですかー?」
今なら宅配便の兄ちゃん相手でも1時間は語るもとい愚痴ってやるぜーと息巻いて上条はドアを開けた。
「って何だ御坂か」
「…文句、ある?」
「いやいや滅相もないですよー」
来客は御坂美琴であった。彼女の装いはいつも通りのに常盤台中学の冬用制服だったが
上条から見た彼女の様子は明らかにいつものそれではなかった。上条が目を合わせようとしてもぷいと背けてしまうし、
顔もなんだか熱っぽい気がする。しばらく考えた後、それらを総合して彼はある結論を導いた。
「帰れ」
「ちょっとどういうこと!?」
「いやお前だって風邪引いてんだろ」
「どこをどう見たらそう判断できるわけ!?」
「だって顔赤いし。熱はどうだ?」
「あ」
言うや否や上条は美琴の額と自分のそれとをくっつけた。
「ん〜微熱ってとこだな。
やっぱお前帰…あれ御坂センセー聞いてますかー?」
「....にゃー!!」
「うおっ!何故にビリビリするんですか!」
上条宅の玄関が一瞬青白く光った。
結局上条は美琴を家に入れた。何度説得しても帰ろうとはしないし、何より様子が変なので心配だった。
現に家に上がってからというもの彼女はベッドを背後にしてテーブルの前で借りてきた猫の様におとなしく座っていた。
「御坂さーん?」
「…」
「センセー?」
返事なし。
「美琴たん?」
電撃。
さすがにこれ以上ビリビリされるといつぞやのように電化製品がすべて駄目になってしまうかもしれないので上条は彼女
をそっとしておくことにした。二人の間にしばし流れる沈黙。それを破ったのは美琴だった。
「きき今日はあああ暑いわねー」
やおら制服のリボンをとりながら言った。
その動作に上条の顔が困惑で染まった。
今は外歩くにはコート類が手放せない真冬ど真ん中。そして屋内とは言え節電のため日中あまり暖房をつけない上条の部屋では
美琴の行動は上条には奇異に写った。
「そうか?お前が熱っぽいだけだろ。」
「そうよ。そうったらそう。」
「じゃあ窓開けるか?」
上条は美琴と向かいあって座っていたガラステーブルからあぐらを解いて立ち上がろうとした。しかし
「ま、まあこれも悪くないから別にいいわ」
彼女に割りと強い力で腕を捕まれて引き止められた。
彼は困惑を顔から消さないまま座りなおした。
「で、何しに来たんだ?」
上条はテーブルでほお杖をつきながら聞いた。この常盤台のレベル5がただ遊びに来るわけがないのだ。
いかに暇とは言え厄介事に持ち込まれるのは上条の本意ではない。
「別にただなんとなくよ。って何よそのえーって目は。あたしが来ちゃなんかまずいわけ!?」
「まだ何も言ってませんけど!?」
ビリビリッと本日何度目かの電撃が走った。
それを上条は右手の幻想殺しでなんとか無効化する。
「ったくすぐにビリビリビリビリしやがって。ツンビリなんて上条さん感心しませんよー」
右手をさすっていた上条が美琴を見るとまた電撃娘の様子が変わっていることに気づいた。
彼女はいつの間にかブレザーを脱ぎ捨ていてさらにその下に
着ていたカッターのようなもののボタンを三つほど開けていた。
「御坂、やっぱり熱でもあるんだろ?無理しないで帰れよ。」
「そ、そんなことないわよ。」
そう言う美琴がぶるっと身震いをするの上条は不審そうに眺めた。
「やっぱおかしいぞ、お前。大丈夫か。」
「ま、まああんたがそこまで心配してくれるってんなら私もその気遣いに甘えざるおえないわよね?」
「?まあそうだな。」
「じ、じゃあちょろーとそこのベッド借りるわよ。」
「あ、おい!」
上条が止めようとする前に美琴は上条のベッドに飛び込んだ。
そして枕に顔をうずめてぐりぐりした後、上条から見て彼女は何故か不満そうに枕から顔をあげた。
「なんか女の子みたいな匂いするわ、あんたのベッド。」
「キノセイデスヨ。ヤダナーミサカサン。」
上条は目を全力で明後日の方向に向けながら一息で言った。
「そう?洗剤のせいかしら?」
「ま、まあそうかもな。」
(あぶねー。上条さんは九死に一生を得ましたよー。
女の子と同棲もどきしてるなんてばれたらレールガンキャッチボールが始まるに決まってるし!)
「というか御坂さん?その態勢は少しまずいのでは?」
そこにはピュアボーイ上条の目の前には彼の理性を焼切らんとする光景が広がっていた。
美琴はベッドの縁から手をだらんと垂らして、テーブルを挟んで上条と向かい合っていた。先ほどボタンをはずした伏線がここで回収される。
同年代の女の子の中では長身である美琴にはかなりつらい態勢であるはずなのだが。
要するに
(む、胸が見えそうであります!軍曹!)
ということだった。
彼は顔も知らない上官に状況を報告している間に美琴の顔がさらに真っ赤になったのを見逃した。
逆に言えば、上条はそれくらいテンパっていたわけで。
(ええええ。どうなってんのこれ!故意!?故意なんですか御坂さん!?いやいやそれはないないない煩悩を抱くな!上条当麻!)
「まずは俺のその幻想をぶち壊す!」
ゴキッ、とまず一般的な寮の一室では聞けない音と共に彼は自分の拳できりもみしながらノーバウンドで飛んでいき、玄関の扉に衝突して止まった。
「おーけおーけ。御坂。上条さんはこれくらいじゃ屈しませんよ。お前は意図してやってるわけじゃないんだろうけどな!俺は負けないぜ!」
「うわーん!全然効果ないじゃない!チクショー!」
むくりと起き上がる上条の発する謎の気迫にあてられてか、疑似ストリッパーはそんな叫びを残して部屋を勢いよく出て行った。
「はあはあ。か、勝った。」
上条はよくわからない勝利の感触に浸りかけて、やめた。一つだけ疑問があったのだ。
「あいつに何しに来たんだ?」
「う。うううう全然ダメだった...」
その日の夜、美琴は
「鈍感なカレをオトすマル秘☆テクニック」
と大きく銘打たれた雑誌をしわくちゃになるまで握りしめて枕を濡らしたという。
以上。
先に何レス使うかとか言うべきだったか
読み返すとなんという駄文www
乙!
上条さん相変わらずだなw
おつおつ
まぁなんと言うか上条さんだね
>>504 乙
レス数は忍法帳で文字制限が分かりにくいから良いと思う
>>504 乙。
らしいやり取りにニヤリとしました。
初春レイプきぼん
面白いよー
この調子で続きも頼む
てす
>>504 GJ!!
……それにしてもみさきち良いなぁ、ガチ可愛いしエロに持っていきやすい能力だからなんか書きたくなる
今日も静かな一日である
8月に新刊出るから、その後は少しは賑やかになるだろうさ
>>512 黒子が大怪我して昏睡状態になって、メンタル的治療が必要とかで、わらにもすがる思いで食蜂に頼み込んだら、代償に能力の洗礼を受けさせられる美琴…。
というプロットが浮かんだ。
こっちも焼かれたか?
>>515 黒子が大怪我して昏睡状態になって、性的治療が必要とかで、わらにもすがる思いで上条さんに頼み込んだら、代償に押し倒される美琴…。
>>517 そこはむしろ予行練習と称して美琴が自らを差し出してくると予想。
上条さんが協力のかわりに性的な見返りを求めるなんて
天地がひっくり返っても想像できないから
>>518のほうが自然に見える
なんでこの男子高校生はこんな性欲なさそうなんだよ!バカ!不能!
男子高校生はみな性欲で噴火寸前…
そんな幻想もブチ壊しちまったんだよ
でも上条さん、神裂に触られて勃ってたじゃん
性欲がないんじゃなくて理性が凄すぎるんだよ
神裂「ちょっとつついただけなのに、こんなにして…童貞か?」
上条「ぐぬぬ」
「そっそういうお前だって経験ないんだろ」
「うっ……はい。だからあなたの相手をしてるんですっ!!言わせないでください」
「ごっごめん。神裂」
「火織です。火織って読んでください」
「ああ、かっ火織、俺で良いのか」
「むしろあなた以外は駄目です。上条当麻、あなたが良いんです」
以下は省略されました。
ワッフルワッフル
上条さんのエロの似合わなさは異常。
性欲はあるにしても、台詞を想像するとエロの雰囲気をすぐ殺してくる。
上条さんらしくしようとするとエロから遠くなっていくね
襲わないし、誘われたら誤解するし、イベントは不幸でつぶれる
上条さんの場合薬なり盛られて無理矢理襲われるってのが一番キャラ崩さずエロにもってきやすいかもな
幸い実行しそうな人が周りには沢山いますしね
さすがに全裸でベッドに忍び込んだら反応するんじゃないかな
しないか?
「風邪引くなよ」
インさんが定期的にベッドに潜り込んでもノータッチなんだぞ
あれでも結構起伏のある身体だというのにノータッチだぞ
絶対インポだろ
みさきちが自分の能力使って男達に制欲処理させたり、常盤台生徒に強制レズプレイさせたり、どっかの派閥の女を能力使って輪姦させたり水流操作系の能力使わせて地獄のような目に合わせたり、
そんなことばっか考えてる俺を誰かそげぶして下さい
直は素早いんだぜ。『心理掌握』の「直」ざわりはよおおお!
ふと脳裏にみさきちが上条さんを誘惑する様を精神操作されて邪魔できない御坂に見せつける光景が浮かんだぜ
能力効かないって?
そこは無敵の心理掌握直さわりでなんとかしてくださいよぉー
皆の中ではみさきちは寝取りや攻めポジションなのね…俺は逆にいじめたいんだけど
一方さんに能力使ったら、反射されて奴隷になっちゃったとか…
536 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 19:02:57.57 ID:cayQS2AJ
上条さんの頭をいじって手駒化、女を落としまくって戦力化、一気に世界各国の頂点に
>>535 それもアリかと思ったが現時点でみさきちの関心が御坂に向いてるなら上条さんから攻め落としてほしいなと
上条さんを見事侍らせるも事の重大さに気づいてアタフタ取り乱すみさきちってのも美味しい
>>537 右手を頭に当てるだけで解決するだろうけど
そんなことにも気づかず慌てるみさきちとかも美味いな
上条さんはテレパス無効化したところから察するに精神系無効だけどね…
むしろここはあの豊満な胸を使って能力ナシの色仕掛けでだな…
>>531 あれ? 起伏そんなあったけ? 打ち止めよりあるかもぐらいなイメージなのだが。
中1組と同等かちょい低いぐらい。それと潜り込んでくるシーンなんてあったけー
案外ある(上条さん談)
>>539 だからあのテレパスは糸電話のようなもので丁度その糸に上条さんの右手が当たってたと何度(ry
そういやアルスマグマに記憶封印は効果あったな
つまり頭に直接リモコン当てれば洗脳できるわけか
まぁ頭掻けばそれまでだけどね
自分より序列が上の御坂がご修身の上条さんを洗脳、何でも言うことを聞く奴隷にして大満足の食蜂さん
第三位より上っていう優越感が欲しくて性的な奉仕もさせちゃう
脚舐めとかクンニ、手袋コキなどで一通り楽しんでいよいよ本番
って時に愛玩奴隷上条当麻さんがたまたま右手で頭を掻いたもんだからさあ大変
正気に戻ったらそこはホテルのベッドの上、目の前には艶かしい姿をした巨乳美少女中学生が!
わけもわからず大慌てするも目は釘付け、下半身は総スタンディングオベーション状態
食蜂さんは食蜂さんでいきなり能力が無効化されて大混乱、予想外の出来事すぎてなんと泣き出してしまう
そしてそこに上条さんを助けようとしに来た御坂美琴が乱入!
そこで見た絵面は、泣き喚く食蜂さんを押し倒して今にも犯そうとしてる上条さん
傍から見ればどう見てもレイプ現場です、本当にありがとうございました。
そして全力のレールガンが放たれ、上条さんはいつもの台詞を口にして吹き飛ばされるのでした
っていうお話を誰か書いて欲しいんだぜい
>>544 おい土御門、「先ず隗より始めよ」って言葉は知ってるか?
上条「あ〜先生、吹寄とヤって生理止めちゃった。パイズリだけにしとけばよかったなぁ」
って言う訳ないな。
友達が欲しい婚后さんと上条さんが黒子経由で知り合って交流深めていくうちに恋に落ちる展開で頼む
もう常盤台総攻略でよくね
そしていつも通りスルーされる美琴
上条さんの立てたフラグ総回収でもいいと思う
何人泣かせる女の子が出てくるか…
イン「ねー、とーま、とーま、Hしよ?」
当麻「は?何言ってるんだお前は」
イン「いいじゃんいいじゃん、一回ぐらいしようよ」
当麻「ちっ、しょうがねぇな。じゃ一回だけだぞ」
イン「わーい」
当麻「ほら、そこで横になる」
イン「こ、こう?」
当麻「そうだ、じゃやるぞ」
>>550 土「騙されるなカミやん! そいつはレッサーの変装だ! 本物の禁書目録は――」
滝壺に変装した麦野があったんだし、科学サイド側の変装技術だろ幻想殺し的に考えて
それこそ食蜂さんの能力でなんとかならないかな
笑い男みたいに目を盗むとかさ
554 :
とうみこ:2011/06/07(火) 22:17:27.44 ID:Ucgwc09r
投下します。
「暇だ!!」
ここは俺の通う高校の学生寮つまり上条当麻の部屋だ。
インディックスは今イギリス聖教に召集されイギリスに外出中。
「さぁて、暇だし寝るか…「かぁみやぁぁん!!!!」
そんなことを呟いていた時、勢いよく開いき扉と共に叫んでいたのは土御門元春だった。
「土御門!?」
「差し入れだにゃー!!!」
「なんだよいきなり」
「なずけて…ガムシロ薬ですたい!!」
と言って土御門はよくガムシロが入っている容器を俺に見せてきた。
「ガムシロ薬!?」
「効果は舞夏で実証済みだぜい!!」
舞夏とはメイド学校に通う土御門の義理の妹だ。
義理妹萌えの土御門に取ってはドストライクだった。
「実証済みって?」
「効果の良い媚薬ったにゃー!!」
「そこに直れ!シスコン軍曹!!!」
俺は土御門にガムシロ薬を投げつけた。
「帰れ!!」
「じゃ、ここに置いてくぜよ!」
土御門は俺が返したガムシロ薬をガムシロ箱の中において出て行った。
「なんだあいつ…まいっか」
しばらくするとピンポーンとチャイムが鳴った。
555 :
とうみこ:2011/06/07(火) 22:18:57.34 ID:Ucgwc09r
「はいは〜い今度は青髪か〜?て、御坂!?」
「何よ、あたしが来ちゃいけない訳?」
「いやいや、そんなことありませんよ〜?」
「まあとにかく、上がるわよ?」
と言って御坂は部屋に上がってきた。
「へ〜、意外と片付いてる!!」
「上条さんはこう見えても綺麗好きなんですよ?」
「ふ〜ん…て、何これ?」
御坂が見たのはインディックスの髪の毛だった。
「なんであんたの部屋に…女の髪の毛があるの?!」
御坂は電気を帯びていた。
「ソレ、マネキンノデスヨ?ミサカサン」
俺は全力で眼を奥のほうへ向けた。
「あっそ」
「ふぅ〜…(インディックスと住んでるなんて言ったら、消し炭にされるとこだった…)」
俺は一息ついた。
「ねぇ、アイスコーヒー頂戴!」
「は?なんでそうなる」
「い・い・か・ら!」
俺はしぶしぶアイスこーヒーを淹れガムシロ箱をテーブルに置いた。(ガムシロ薬のことは忘れていた)
「ほい、好きなだけ入れとけ」
「お子様扱いしないでくれる?一個で十分よ!!」
と言って御坂は箱からガムシロを一個手に取りコーヒーに入れた。
556 :
とうみこ:2011/06/07(火) 22:20:13.07 ID:Ucgwc09r
数時間後、
「ねぇ…何か熱くない?」
「クーラー効いてんぞ?…(まさか!?)」
「ねぇ…とうま〜」
「おわ!?」
御坂はいきなり甘え声になりながら俺に抱きついてきた。
「み、御坂さん!?」
――効果の良い媚薬だったにゃー!!――
(回ったのかよ!!)
御坂はいきなり服を脱ぎ始めた。
「お、おい御坂!!気を確かにしろ!!…うっ」
御坂はあっという間に裸になっていた。
「ねぇとうま〜…あたしの事…美琴って呼んで?」
蕩けたような眼で御坂は俺を見つめてきた。
(か、可愛い!!…じゃなくて…)
しかし俺の意思とは反対に目線は御坂の裸体に行ってしまう。
(ごくり…しょうがねぇ…こうなったら…まずは!俺のその幻想をぶち殺す!!)
パリンッ!!と音を立てて壊れたのは幻想ではなく俺の理性だった。
「美琴!!」
「ん…!」
俺は御坂の唇をむさぼるようにキスをした。
俺はそのまま御坂と一緒にベットに倒れた。
「ん…あん!とうま〜…」
御坂は恨めしそうに睨んできた。
俺は御坂の割れ目に指を沿わせた。
「ぁん…ん、ん…」
何回か割れ目に沿ってスライドさせるとヌルヌルとしたものが指に絡みついた。
「濡れてきてるぞ?美琴…」
「言う…な…あ…!」
俺は御坂のナカに指を1本挿れた。
「あ、あ、ソコに触っちゃ…ふあ!!」
「ココか?ココが気持ち良いんだな」
俺が御坂の敏感な部分を擦ると御坂は腰をくねらせていた。
「とうまの…欲しい…」
「良いのか?」
「来て?」
俺は御坂のナカにイチモツを挿れた。
557 :
とうみこ:2011/06/07(火) 22:24:46.52 ID:Ucgwc09r
「行くぞ…!!…て、あれ?」
御坂のナカは処女膜が無かった。
「運動しすぎて膜なら破けたよ?」
「上条さんは気にしません!!」
と言って俺は我武者羅に腰を振り始めた。
「あぁ!!激しいよぉ!!!とうま〜!!!」
しばらく突いてると限界が来た。
「御坂、俺…!!」
「あたしも…とうま!!一緒に!!」
「!!出る!!!」
「ふあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
俺は御坂のナカに溜まったものを吐き出した。
「「はぁ…はぁ…」」
御坂はそのまま疲れたせいか眠った。
数十分後。
「出したわね…」
「すいません」
「出来ちゃったらどうすんのよ!!!」
「すいません!」
例によって説教されていた。
「あ、あたしは別にあんたの子だったら出来ちゃっても良いけど…」
御坂は聞こえないように本音を呟いた。
「んでなんでここに来たんだ?」
「そ、それは…(し、シに来たなんて言えない…)」
御坂の顔が赤くなっていった。
「お前さ、顔赤いけど?」
「う、うるさい!!とにかく…」
「へ?」
御坂の身体からは電気が走っていた。
「勝負しろーーー!!!!!!」
「うわぁぁぁぁ!!!不幸だーー!!!!!!」
「待ちなさい!!!」
俺は御坂の電撃からにげた。
結局御坂は運良く安全日だったため孕むことなくことを終えた。
END
以上です。
むやみな勢いにわらったw
>>558 キャラがみんな騒がしい感じに腹筋破壊されたw
細かい事はどーでもよくて、『エロパロってこう言う感じよね』て思った。
てs
電磁波の障害とかでなく、全く原理不明の理屈で自分の能力が通じない
上条当麻に興味を抱く心理掌握さん
近づいて直接面と向かってすら、心の中も読むことが出来ない
そうしているうちにムキになって、度々彼の前に現れるようになり――
この辺は用意に妄想できるのだが
一方さんって重力のベクトルかえたら、そのまま飛ぶ事もできるんかな。っていうか重力変えれるのかな?
>>565 打ち止めをお姫様だっこしたまま空を飛ぶよ
>>565 力の向きを操作するだけだから力の総量は変わらない。
重力の場合、飛ぶというより浮くという表現が近く、風を操作したほうが速く飛べる。
色はともかく上条さんの乳首は敏感だと思う
失礼、間違えた
女→男の乳首責めか…
レッサーとか番外個体とかがねっとりたっぷり上手にやってくれそう
インデックスが無邪気にペロペロと
もしくはムシャムシャと
そして皮だけが残されました。
皮「不幸だ……」
正直言おう
アンジェレネとインデックスの話が見たい
二人で張り合っって
「私のほうが上手だと思います」
「とうまの事を分かってる私の方なんだよ」
みたいにペロペロしてくれる話を・・・
繋がりあったんだっけ
18巻でインデックスがアンジェレネの食べ物を横取りしたりして和気藹々してた
しかも挿絵付き
インさんはともかくアンちゃんの体つきはロリっていうよりペドだからな…
上条さんの好みに適応するかが一番の問題だ
>>563 俺は青ピに期待してたりする
心や記憶を弄っても、その異常な包容力で自分への好意を変えない青ピ
能力は使うだけ無駄と悟ったみさきちはリモコンを捨てて身体一つで対峙する事に
>>579 記憶で言動を変えないってのは上やんの専売特許だと思う
あらすじに触発されて番外幻想って妄想してみた
「・・・というわけで、アナタにはミサカをエスコートする義務があるわけ」
「いや、何がというわけなのか全然分からないんだが」
学園都市の往来にてとあるツンツン頭の高校生を眼前に見据えて
きっぱりと宣言する茶髪の少女が1人。年齢は16歳ほどであろうか。
痩せぎすで目つきが異常に悪く、瞳はらんらんと輝いていて今にも噛みつかんばかりだ。
何故かアオザイ衣装を身に纏っているが、彼女の雰囲気とは果てしなく掛け離れていた
つまり、有り体に言えばあまり似合ってはいなかった。
「アナタはミサカの自尊心をいたく傷つけた。よって責任を取らなければならない」
「だからお前が何を言っているのかさっぱりわからないんだって!そもそもお前とは殆ど会ったこともなかったろーが!」
少女は傍目にも呆れたような顔をして深くため息を洩らし、指を一本ずつ立てながら口を開いた
「そのいち、アナタは10032号の意図するところをまるで解さず、薬指を遊ばせてしまい、ささやかな夢を打ち壊した」
「そのに、アナタは20001号に対しデリカシーの無い発言を連発し、乙女心を深く傷つけた」
「そのさん、アナタはアナタに会うために5000m上空まで参じた10777号の存在をまるで無視し、オリジナルのみとコンタクトを取った」
「そのよん・・・
「待て待て待て!ちょっと待て!それは他の妹達であってお前とは関係ないだろう?」
「関係あるし。ミサカはミサカネットワークの悪意を抽出するように造られた存在。
すなわち、10032号や10777号がアナタに対して望む『会いたい気持ち』『してほしい気持ち』『むしろしたい気持ち』
『某専門誌で勉強した知識をここぞとばかりに披露するために必死で頑張ってきたのに裏切られた気持ち』などの
黒い感情、有り体に言えば欲望や願望を蓄積してしまう存在だったりするわけで」
「何か不穏当な単語が混ざっていたような気がするがここは全力で聞かなかったことにしておこう」
「よってここはミサカがこれらの要望を全て叶えてもらうしかないという結論に至り」
「何かが色々間違っているっっ!!!!」
会話は噛み合っているようで全然噛み合ってはいなかった
と言うより合わせる気など最初から無く、100%自分の抑え切れない欲求不満を
その元凶に対しぶつけに来ているわけだから、今さら彼が何を言おうが
気持ちに収まりがつくはずはなかった。
「というわけで納得してもらったところでご休憩がいいかお泊りがいいか選んでも貰おう」
「うぉいっ!お前もう実は前置き並べるの面倒くさくなってないか!段階すっ飛ばすにも程があるぞ!!」
「御託は後。ミサカが『満足するまで』帰れないことを覚悟するべきだね」
「お前が何を望んでいるのかさっぱり見えないっ!!っていうか知りたくないっ!!」
こうして少年は首根っこを引っつかまれて往来をずるずる引きずられていった。
事態を最終信号に感知され、部屋に踏み込まれる間の約2時間の空白の間に
彼らの身に何が起こったのかは、真っ白になった少年は頑として何も語ってくれなかったと言う。
言われてみれば番外ってこっちにもフラグ立てれるのか!
いいよーいいよー妄想どんどん垂れ流していこう
妹達に含まれる時点でフラグは建つだろ
打ち止め一体の一方さんに対する負の感情をアレだけ拾ってる となれば
数千体ものミサカ達の上条さんに対する負の感情は計り知れないものになっているのでは?
つまり上条さんの焦らしプレイで番外がやばい
独占欲がマイナスの感情に当たるとしたら…
これは…ヤンデレワースト…
そしてそれに嫉妬してヤンデレる一方さんですねわかります
ただし対象は上条さんに
あんな雌豚共にヒーローを渡せるかよォみたいな
今気づいた
ワーストが欲求を満たしてもシスターズ自身はそのまんま
ってことは上条さんがどれだけ相手してもシスターズの不満を拾ってまたやりたくなるのでは・・・?
無限連関永久機関、だね?
注意書き
・分量的に一回で投下する予定の話を分割しました。
・前話を読んでないと話が分かりません。
・鬱な絹旗を見たくない方は回避して下さい。
・投下分で気分を害した方は次回は読まない事を強く推奨します。
・投下分はエロ無しです。
背中に生暖かい液体が落ちて来た。その後、背中に感じていた存在が消える。
それに続き、走り去る足音が聞こえた。
慌てて振り向く前に俺の鼓膜を絹旗の声が揺らした。
「超歯を食いしばって下さい」
ほどなく頬に衝撃を受けた。
真っ直ぐな怒り。滝壺もこうして殴ってくれたらいかに楽だったか。
そうは思うがその前に。
「殴るなとは言わねえが、せめて抜くまで待て!」
折れそうな恐怖もそうだが、どう考えてもフレメアも危ないだろ。
慌てて抜いて、ついでにゴムを処理する。
ものすごい呆れ顔の絹旗。変な事は言ってないぞ。
「浜面、何で私が超怒ってるか分かります?」
いや、滝壺の代わりに怒ってるのだとは思うが、それ以上は分からない。待て、このタイミングでため息を吐くな、地味に凹む。
「そもそも、滝壺さんが本当に怒っているなら、なんでこうしなかったんですかね?」
眼前に迫る絹旗の顔を避けそこなう。唇同士が重ねられ、俺の口の中に液体が流れこんだ。
それを追って、息が吹き込まれる。そのせいでそれを嚥下してしまった。
「何するんだ!」
怒声を上げた俺をさほど気にしない態度で話を続ける。
「浜面、私なら、超本気で怒っていたなら、『それを飲ませるべき相手は浜面だった』んですよ」
絹旗は何を言ってるんだ? クソ、頭の中が無理矢理かき回されるみたいに考えがまとまらない。
目の前にいる絹旗に欲望を吐き出せと、頭の中で得体の知れないものが暴れる。
「フレメアの事がどうでもいいのなら浜面は超アホ面を晒しながらフレメアを襲います」
だから、そんな仮定に何の意味があるのか分からない。
冗長な語りを聞く余裕を奪ったのは誰だ。
「そうでなければ、超、何もしないですよね?」
下半身は主張を初めているし、頭には靄がかかっている。それでも確かに、喉を引っ掻いてでも襲わないだろう。
だけど、絹旗は? 媚薬を飲ませるのだから覚悟しているのか?
「ええ、ですがフレメアの方に飲ませた場合、どちらにしても浜面はフレメアを犯すんですよ」
いや、そんなはずはない。
いくら何でも、葛藤した。拒絶しようとした。滝壺が許すなら目を背けたかった。
少なくとも、あの瞬間、その行為を望んではいない。
「だって浜面は超童貞ですから機会があれば捨てたいでしょうから」
滝壺と合う前にそう聞かれたら、多分、頷いている。
相手が犯罪的に幼くなければな。後、親友の妹のようなものだぞ。いくら何でも無理だ。
「それに、滝壺さんがわざわざ後押ししてます。さあ、いよいよおかしくないですか?」
フレメアが滅茶苦茶にされるのが目的だった、のか?
なぜ、それを自分でしなかった。本気で怒っている人間が何かを見るために動くか?
やろうと思えば、俺の目の前でフレメアを壊せたのに。
「そもそも、滝壺さんは初めから怒っていたのでしょうか?」
……初め、あの『応援してる』の意味、か? クソ、分からない。
「聞き方を変えます。滝壺さんが怒っていたとしたら、何に対してですか? 『誰』に対してですか?」
フレメアと抱き合ったり、キスした事に対してだよな。『誰』? 俺じゃないのかよ。
「滝壺さんがただの嫉妬深い女なら浜面を怒ります。
でも、そうなら麦野さんや私と普通に話なんかできるはずがありません。
だって、超冗談とは言え浜面にアプローチしてるように見えるはずです」
少なくとも、フレメアと他の二人では対応が違ったな。
「考えていられるのも、長くはなさそうなんだ、速めに話を進めてくれないか?」
刻一刻と絹旗を襲いたくなる時点でまともではない。
どうせ返り討ちだが、話があるなら速くしてくれ。
「『滝壺さんが浜面に抱いていたのは怒りではない』んですよ」
それじゃあ、理由が分からない。滝壺が凶行に出た理由が。
フレメアに対して怒っていても、少々妙だ。
「ちょっと待て! じゃあ何で、」
詰め寄るが絹旗は表情を変えもしない。
「疑っていたんですよ。浜面はヒーローになりたかっただけじゃないかって」
ヒーローになれる訳ないのは分かってるのにか?
フレメアと同じかあるいはそれ以上にヒーローからかけ離れた俺が?
必死にヒーローにを演じようとしたらご覧の有り様だよ!
「意味が分かんないぜ!」
ただ、淡々と絹旗の口から言葉が紡がれる。
「言い方を変えましょうか? 浜面は手の届く範囲にか弱い女の子がいれば助けに行くんじゃないかって思ったんですよ」
そんなことはないと否定する言葉が、喉から先に出て行かない。
今回だけを見ればその通りなのではないか?
「そして、浜面が滝壺さんと付き合ってる理由にも超疑います。
浜面が好きなのは守られるべき、絵に書いたようなヒロインではないのかと。
かつてそうだったから惰性で関係を続けているだけではないのか、と。
だって、浜面はキスより先に進んでないそうですし」
「違う!」
声を荒げ、否定する。流石に看過出来る言葉ではない。
「俺はそんな理由で滝壺を選んでなんかいない!
強いところも知ってる、もちろん弱いところもだ!
全部、全部含めて滝壺が好きなんだよ!
だから、大事にする! ゆっくり歩んで何が悪い!」
絹旗はまたしてもため息を吐く。呆れを通り過ぎて冷たい目で。
「じゃあ、今日それを一度でも伝えましたか? フレメアに迫られただけで何ともないと、一度でも言いましたか?」
慌てて、ギスギス言いそうな頭から記憶を引きずり出そうとする。
しかし、それは叶わなかった。そんな記憶存在しないのだから。
「浜面は、ただの一度もそれをしてないんですよ。二人の居場所を私に尋ねた時すら、フレメアが先でした」
だから、あの時の絹旗はあんな目を、
「浜面、超正直に答えて下さい。浜面は滝壺さんを裏切れるのですか?」
思考が飛ぶような鋭い言葉だった。裏切るつもりなどなかった。
でも、知らない間に裏切り続けたのではないか?
「滝壺さんは、きっと、言って欲しかったんですよ。『俺は悪くない』と」
そんな、そんな簡単な事を、
「そもそも、浜面は超受け入れすぎなんですよ。私に襲われても抵抗しないんじゃないですか?」
「それは、無駄だからじゃないのか」
「恋とか愛って端から見れば無駄を積み上げることですよ?」
そんな、理屈を今は聞きたくなかった。
爆発しそうな欲望を抑えながらこれだけ話ができれば頑張った方だろ。
「二人だから幸せ、って言うのは超、」
小難しい話を続けようとする絹旗の口に唇を重ね無理矢理ふさぐ。
「犯されたくなければ少し黙れ!」
唇を離して、直ぐに啖呵を切る。
さあ、意識を刈り取るなりなんなりしてくれ。俺がこの部屋にいる二人に何かする前に。
「浜面、本当に出来るなら良いですよ」
こいつは絹旗、なのか? 少なくとも、こんな絹旗を俺は知らない。
暗い笑みを浮かべ、何かを受け入れようとする絹旗なんて。
俺がその一言を言った途端に目が変わった。光が消えるようにだ。
「ま、待て、お前、俺のことなんて、」
俺の言葉に被せるように絹旗が遮る。
「超失礼なんですけど。嫌いな相手とキス出来る訳がないですよ」
それは確かにその通りだ。そして間違っている。
嫌いではないと好きの間にある齟齬をあえて無視している。
「別に『愛してる』はいりません。浜面は滝壺さんが好きです。そしてこれは薬のせいです。さあ、どうぞ?」
たたみかけるように矢継ぎ早に話す絹旗。もしかして、やけっぱちなのか? いや、そうなる理由なんて、
クソ、頭に向けて下半身がメッセージを送ってきやがる。
今の絹旗はまともじゃないんだ! 少し黙れ!
って、何で絹旗が俺の下半身に触れようとしてるんだよ。
「ねぇ、浜面。超勝手な言い分なのは分かります。抱いてくれませんか?」
普段のお前からその言葉が出ていたら、小躍りしてやる。
だから、落ち着け、な?
「良いから落ち着けよ」
そんな言葉を聞くはずもなく、絹旗は話を進める。
「私はアイテムにしか居場所がありません。でも、滝壺さんの様子では超長くはないかも知れませんね」
暗い、底無しに暗い笑い。闇色とでも表現するべきだろうか?
少なくとも俺はこんな笑い方をする奴を知らない。ロシアで会った麦野だって、幾許かマシだ。
「闇からの解放、それは結構です」
絹旗の一人語りは続く。彼女は何を言おうとしているんだ?
「でも、同じように居場所を守る術が分からないんですよ。何となく続く以外には」
絹旗はいつから闇の中にいたのだろうか。そして、いつからそれを日常としていたのだろうか。
日の当たる場所に居場所を作れることさえ忘れるほど、昔からなのは確かだろう。
「私には能力しかありませんから。滝壺さんを泣かせる事なんて出来ません。浜面も私なんてなんとも思ってませんよね? 二人がいないなら麦野さんだって、直ぐにいなくなりますよ」
震える声。弱くて守らなくちゃいけないのは、絹旗もだったのか。目に見えない、恐怖から。
だけど、どうすれば良いんだ。絹旗の言うとおりにしたところで誰一人救えない気がする。
誰かを守るとか救うとか、そんなことおこがましいとでもいうのだろうか。
「もう、超一人ぼっちは嫌なんです」
俺たちがロシアに行っていた間は決して長くはない。けれど短くもない。
その間、絹旗は何を考えていたのだろうか。果たして新チームに彼女の居場所はあったのだろうか。
いや、なかったのだろう。だからこんなにも居場所を求めているんだ。
「浜面にこうするのが一番簡単で確実なんですよ」
考える暇さえ与えてくれないらしく、絹旗は服を脱ぎ始めていた。
「お前を捨てたりしない、だから止めてくれ。友達、だろ? 滝壺だってそう思ってるはずだぜ?」
今更、遅いのは分かってる。それでも、これ以上滝壺を裏切りたくはない。
そして、損な役目を押し付けてきた絹旗をこれ以上傷つけたくもない。
「友達、それがどんなに細い糸か知ってますか? 私の友達は、第10学区ですよ」
誰の事を言っているのか分かってしまった。だから次の言葉が出ない。
「別に浜面は裏切る必要はないですよ」
なら、どうしてその肌を晒すんだ。どうして、俺に迫るんだ。
「だって、浜面は『大能力者に犯される』んですから」
投下終わります。
続きは来週末までには書き上がる予定です。
番外個体の悪意云々は一方さんに向けたもの限定じゃなかったっけ?
作品が投下されてるのにスルーして雑談するから非難されるって
何十回言えばわかんだこのド素人が!
>>594 乙
重い…最愛ちゃんの最愛の愛が重い…
麦野のコートの下はブラとヒモパンだろうけど
絹旗の服の下ってどうなってんだろ?
ノーパンかTバックだったら俺得。
ダーク絹旗に期待
絹旗のエロ超見たいので期待
絹旗いいなー
>>587 同じネタを番外通行で考えてた
打ち止めが心の奥で感じてる「一通さんをもっと独り占めしたい、あわよくば女として触れ合いたい、ぶっちゃけヤりたい」
っていう独占欲とか、性的な意識の芽生えに対して抱いてる背徳感とかを悪意として受け取っちゃって
夜中に発情しちゃって自慰に耽るも全く収まらず、気がついたら一通さんの寝所を襲撃
いきなり抱きついて拘束したままベロチューしまくったり、腰に抱きついて抜かずに二発くらい喉フェラしちゃったり
初めてなのに騎乗位で一通さんのもやしボディに跨って貪欲に搾り取りまくったりと
最初のうちはただのかわいい逆レイプみたいなもんだったんだけどそうこうしてる間にも打ち止めがずっと思い悩んでるのか
延々とミサカネットワークからそういう感情が送信されてくるもんだから、番外個体の発情状態は一向に収まらず
最後のほうは二人とも半泣きになりながら、腰も砕けて動かない状況になっても番外個体が意思に反して身体が勝手に動いてもう一回…
一通さんが萎えてても電撃で前立腺を刺激して強制スタンドオン、もう一回…って感じで二人とももうやめたいのにやめられない状態に
結局、朝が来るまで一晩中何十回もヤり続けて、二人とも互いの体液まみれのグチョグチョのネトネトのドロドロになって絡み合ったまま泥のように眠っちゃう
そして次の朝、なかなか起きてこない一方通行の部屋に踏み込んだ黄泉川先生に見つかって、大変なことになりましたとさ
とかそういう、ものっそい濃い逆レイプを誰か書いて!
>>601 その一件で完全に病んだ打ち止めに2人ともnice boatされる濃厚エロ+陰惨グロのオチですね?
「ミサカ、公衆の面前でもパンパン、オーケーよて言ったらどうする?」
一方通行「………」
「あんっあんっあんん!くんんッ!だめぇもうだめぇ!イキたくないの!くるちゃう!頭バカになっちゃう!もうらめなのォ!あひっんあああ!」
……無理だな。つか穴はあっても妊娠とか生殖機能あるのかな?
このスレの番外通行派の人は番外幻想の台頭についてどう思うのかねぇw
組み合わせそのものより番外の設定自体が上条へ行ってしまう可能性をスルーしてる鎌池のミスなのかなあと思った。
「かわいい!嫉妬する一方さんかわいい!!」以外に何かあるのかね
エロいシュチュならこまけえことは(ry
泥沼アイテム乙!
アイテムの鬱エロって珍しいよな。大体明るく楽しいハーレムエロだもん
あらすじか
上条に対する番外個体の邪気のない態度。悪意の欠片もない素直な笑顔が、彼の守るべき少女ーーーー打ち止めと重なる。一方通行は何故か苛立ちを覚え〜
とかそういう方向なんだろどうせw
ロシアで握手した時もインデックスと絡んだ時もフラグktkr→結局打ち止めのことばっか考えてました
フフフいいんだ原作に番外通行のラブは期待しない
だがここはエロパロ板…妄想は自由だw
それより一部の怖い番外通行派が上条さんやワーストたん叩かないか心配
まあ、禁書は意外にどんな組み合わせでもこじつけやすい気はするw
>>606 「俺のヒーローに気安く触るンじゃねェ」かと。
>>610 素でそう思った俺は色々ダメかもしれん
だがまあエロパロ的に考えれば、苛立つ感情の種類を区別できずにとりあえず八つ当たりでワーストを性的な意味で苛める一方さんというシチュが王道だろうか
「俺のヒーローとイチャイチャしやがって…」でも「俺のヒーローに失礼な態度とりやがって…」でも
「ヒーローが番外個体といるとなンかイラつくンだよ…」でもどれでも美味しいよ!
なんかあの粗筋、妹達の中にある悪意がやはり自分にむいてることが客観的に見えた一方さんが
打ち止めの中にもやっぱり悪意あるんだろうなとか考えて欝るとかいう
欝シリアスな展開しか浮かばなかった自分はエロ的な修行が足りないんだなと思った
打ち止めなら「うん、あるよ」ってあっけらかんと答えても良いかもしれん。
流石にそこまで無神経な答え方はしねーよ…
それ言ったらヒロインじゃねえわ
「とうまのより500倍美味しい!!」
5巻でそれに近い事もう言ってるだろ
何を今更って感じなんだが
「俺のヒーローに気安く触るんじゃねぇ」の嫉妬だったら百合子ルートになるから問題ない
嫉妬で女性ホルモン増加するんだよきっと
性別不明って便利
憎悪はあるけどそんなの別にしてそばにいたい
っていうのが打ち止めの一貫したスタイルだからなー
メンタル強い幼女がメンタル弱すぎる最強にエロセラピーする話はまだか
番外通行、番外止め、幻想番外にも期待している
番外さんはできる子、エロパロ的な意味で
番外個体の何がいいってフェラが上手そうなところ
絶対に妹達の中でも屈指のエロ特化個体だってあいつ
知識はいろいろあっても実戦となると…というパターンかも
そろそろ食蜂のSS出る気がする
>>621 麦のんとか番外個体とかオリアナおねーさんやレッサーみたいなエロい雰囲気を持ってる子らが
意中の人にいきなり押し倒されると顔を真っ赤にしてあたふたする展開を想像するだけで勃起する
いつもの下ネタは口先だけのことで実は純情な処女だったりすると倍率ドンだ
>>622 そう言われながらもあまたの個性的な女子たちは日の目を見る事無く打ち捨てられて行くのですね。
>>622 単行本待ちして欲しい。
出たばっかの時はスルーしたけど
まだ早すぎるよ
せめていまのシリーズ終わらないと…
一度は麦野、絹旗、滝壺にフレンダ妹を加えて性格が崩壊するぐらいよがらせ、はらませる浜面が見てみたいものだ。
ゲス上さんはもうありえなだすぎて一周して受け入れられる
ゲスセラレータさんはある意味一方さんのドSっぷりの発露としてありえるけど
ゲス面だけはなんか嫌だな…チンピラっぽいせいで妙にリアルというか…
ヘタレない浜面とか浜面じゃないだろ
なぜフレンダじゃなくフレメアなのかね?ん?
>>627 でもまあもう二面性キャラはごまんといるし、よく言われる真の食蜂は別にいる説さえ目をつぶれば、今の情報で大筋ブレまいと思うんだけど。
>>629 同意。つか時折現われる鬼畜スキーは何を期待しているのかね? いっそ自分で書いてみるよろし。
>>631 ロリコンなんだよ。言わせるなよ恥ずかしいw
美琴が意を決して上条さんに告白して、付き合う事になり初めての夜も迎えるが
インデックスはほおっておけず同棲はやめれずにいて
黒子にお姉様とはどうするつもりですの!美琴からは私とアイツどっちが大事なの!
と攻められ参っているとインデックスがわたしがいると、とうまに迷惑だよね。と
出ていこうとするのを引き止めてしまい、そのまま抱いてしまうのを
美琴に目撃されて泣いて走り去るのを追いかけようとするが
インデックスに手を握られてどうすればいいかわからず
ただ流され迷い続ける上条さんみたいなのが読みたい。
>>631 仲良くなる前に死んじゃったからw 生きてたら夢の姉妹丼だったのに!
>>633に触発されて書いたらおかしなものができたんで2レスほど投下します
なんでこのレスを題材にして、こんな意味不明なものができたかは俺もわかんねえや
一応注意書き
・とりあえず色んな意味で酷いです
・エロ無し、欝なしです
・どうしてこうなった
不幸だ。 これを不幸と言わずして何を不幸と言うのだろうか。
ドラマや漫画でしかありえないと思った修羅場が、まさに目の前で、自分の部屋の中で繰り広げられている。
目の前で自分の手を握り、微かに震えながら涙目でこちらを見上げてくる銀髪少女、インデックス。
今さっき、目に涙を浮かべながら走り去っていった電撃少女、御坂美琴。
この二人の少女のどちらかを、今ここで上条は捨てなくてはならない。
ぐらぐらと、頭の中で天秤が揺れ動く。
天秤の皿に乗っているのは、純白のシスターとショートカットの電撃少女。
二人とも涙目でこちらを見ながら「捨てないで! 私だけを見て!」と言っているようにも見える。
見える、というかこれは彼の頭の中の映像なのだが、とにかく彼にはそう見える。
(……やっぱりインデックスを捨てることは絶対できないよな、うん。 何があってもこいつだけは捨てれない)
ぐらり、と天秤が片側に傾いた。
上条当麻が『死んだ』あの日、あの病室での邂逅から今日に至るまで、彼女は上条にとっての日常の象徴だった。
朝、起きれば当然のように部屋にいて、一緒に食事をとり、テレビを見ながら世間話をしたり
たまに着替えを見てしまって頭を齧られたり、風呂で鉢合わせしてしまって頭を齧られたり、空腹に耐えかねて頭を齧られたり
…齧られてばっかじゃね? とは思うが、この上条当麻の人生のスタートはあの日のあの病室からなのだ。
その日からずっと傍にいて、共に時間を過ごしてきたインデックスの存在は、家族同然かそれ以上である。
彼女を捨てることなど絶対にできない。 また彼女は精神的にタフそうに見えて、実はとても脆い。 何かを失うことに慣れていないのだ。
きっと上条当麻がいなくなってしまえば、インデックスは壊れてしまう。
そんな彼女をここで捨てるなど、銃弾飛び交う夜の街中で彼女の手を引かずに放置して、その場に置き去りにしていくようなものだ。
できない。 何があろうとも、彼女だけは捨てたくない。
(……でも、美琴を彼女にするって言った以上は責任持たないとな。 美琴だって大切だ)
インデックスに傾いていた天秤が、またもや均衡へと戻された。
御坂美琴とて、上条当麻にとって大切な人間である。
恋人となる前までは友人として、気持ちを伝えられてからは恋人として、大事な時間を過ごしてきた。
彼女の活発な姿にはいつも元気付けられたし、極たまに見せる女の子らしい一面には思わずドキリとしたものである。
恋人同士になってからは、以前とはまた一味違って随分とかわいらしくなったもので、最初はちょっと雰囲気に流されて告白を受けていた上条も、今では確実に御坂に心惹かれていた。
何より、告白を受けて恋人として付き合い、ベッドインする直前になって捨てるとか人として間違ってると思う。
こちらを捨てることもできない。
(……家事は御坂のほうがずっと上手いよな。 だったらやっぱり……
でもお嬢様故に金銭感覚のズレが…… この前も高いレストランに普通に入っていく羽目になったし、二千円のホットドッグを安いとか言うし……
インデックスなら食費はかかるけど余計な気苦労は…… いやいや! でもよく頭をガブッとやられ…… 超電磁砲よりはマシだな、うん。
容姿は…… くそっ! どっちもかわいい! しかもどっちも将来有望! インデックスはだんだん胸が育ってる気がするし、美琴は美鈴さんを見れば絶対育つってわかる!
性格の面でもどっちも捨てがたい! どっちもたまに鬱陶しいことあるけど、かわいい時は死ぬほどかわいい! ぶっちゃけどっちも抱きしめたい、頭撫ぜたい!
能力の面でも、互いに科学と魔術と分野が異なるがどっちもエキスパート! 畜生、どうすりゃいいんだよ!)
悩んだ上条はいつの間にか、彼女たちの能力や容姿にまで考えが及んでいた。
これは本気でそれを基準にしようとしているわけではなく「どっちも大切だから、決めるために何か明確な基準が欲しい」という、ある意味現実逃避に近い感情から来たものである。
決して、上条当麻がこんな打算的な人間であるとかいうわけではありません。 あ、会場内に物を投げないでください! 爆発しろとか言わないでください!
だが、こちらの面でも両者は互角。
もはや結論など出ないと思われたその時だった。
上条当麻の頭の上に、まるで電球でも浮かび上がったかのように、ある一つのアイデアが浮かんだ。
(そうだ…… なんでこんな単純なことを思いつかなかったんだ…… 俺はなんて馬鹿だったんだろう)
彼の心は決まった。 もう迷いはない。
そしてある一つの決定を告げるべく、上条当麻は閉ざしていた口を開いた。
「いいぜ白井、美琴、インデックス……
俺が美琴とインデックスのどちらかしか選べないっていうなら、まずはその幻想をぶち壊す!!」
「……は?」
白井黒子が、まるで鳩が豆鉄砲…… いや、マテリアルライフルでもを食らったような顔をしながら、素っ頓狂な声を上げた。
お前は何を言っているんだ。
いや、本当にお前は何を言っているんだ。
「え、え…… は? それはどういう……」
「俺はどっちかを捨てるなんてできねえ。 どっちも俺の大切な人だからな。
だから、どっちも娶る! どっちかしか選べないなんていう、そんなくだらない幻想をぶち壊してやる!」
「ははぁ、なるほど…… つまり死にたいということですのね?」
その言葉を理解するのに数秒を要した白井黒子は、理解してすぐににっこりと微笑みながらそう言った。
元来、笑うという行動は動物にとって殺意を(以下略)というが、彼女のとった表情はまさにそれである。
御坂をとると言ったなら、自分は御坂のことを諦めるつもりだった。 悔しい話ではあるが彼に御坂を渡す覚悟だった。 彼女の幸せが、白井の行動原理の一つでもあったのだから。
そこの純白の少女をとると言ったなら、それも仕方の無いことだと思った。 きっと二人は、御坂が彼と付き合う以前から、何か強い絆で結ばれてたのだろうなと察したから。
だが眼前のウニ頭はこともあろうか、どっちも貰うなどと言い出した。 当人である少女達の気持ちも知れずに。
これはもう殺るしかねえ。 女の敵、いや全人類の敵だ。 こいつはもう生かしておけねえ。
そう思って鉄矢を彼の心臓にテレポートしようとしたその時。
「話は聞かせてもらったわ! し、仕方ないわね! あんたがそれでいいなら…… それでもいいわよ!」
ベランダの窓をガラッ、と開けつつからそんなことを言いながら、泣いて出て行ったはずの御坂美琴が部屋に乱入してきた。
そして、その言葉を聞いた白井黒子、本日二度目の硬直。
「お、お姉様!? もしかしてさっきからずっとそこに……? ではなく! 『それでいい』とはどのようなおつもりですの!?」
「え? どういうつもりって…… こいつがそれでいいなら、このシスターと私を二人同時に彼女にしてもいいかなって……
さっきは『どっちが大切なの!?』とか言ったけど、どっちも大切なら仕方ないじゃない?
今すぐどっちかを選べないなら、いっそ三人で付き合ってみてから、どっちを選ぶか決めてもらったほうが……」
「何を、何を言ってますの!! 言ってることが支離滅裂ですのよ!? そんな馬鹿な話がどこにありますの!
ほら、そこのシスター! あなたからも何か、この優柔不断クズ男に言っておやりなさい!」
予想外の状況に直面した白井が、喚きたてるようにインデックスを嗾ける。 混乱するのも無理はない、誰が予想するかよこんな事。
そして話を振られたインデックスは、修道服の裾をぎゅっと握り締めながら、上条と御坂をキッと見据えてこう言った。
「短髪…… 正妻の座は渡さないんだよ? 最終的には、絶対に私のほうを選んでもらうんだから!」
白井黒子は思わず卒倒しかけた。 たった一つの言葉の理解を脳が拒んだのは、本日三度目である。
「いや、何を言ってますの! さっきまで目を真っ赤にしてその類人猿にしがみついていたでしょう!? それでいいんですの!?」
「え? だって、とうまと一緒にいれるなら私はそれでいいもん……」
「よくありませんの! あなたにはよくても、倫理的には明らかに問題がありますの!」
「いいぜ白井…… 倫理に問題があるってんなら、まずはそのふざけたモラルをぶち壊す!」
「ぶち壊れてるのはあなたの頭ですの! あなたのっていうかあなた方の!」
最早、修羅場などどこにもなかった。 上条がインデックスと御坂の手をとると、二人は心の底から幸せそうに顔を赤らめる。
インデックスと御坂は互いの顔を見合わせて、少しだけ恥ずかしそうにはにかみながら仲直りの握手をした。
白井には何が起きているのか、最早脳が処理しきれない。 わかりやすくぶっちゃけると、ツッコミきれない。
「よし、じゃあそういうことでいいな? 今日から二人とも俺の彼女だ!」
「うん、じゃあさっきの続きから始めるわよ? あ、当然シスターも混ぜてね」
「い、いきなりそこからなの!? わ、わぁ…… そんな、心の準備がまだなんだよ……」
「悪い白井…… ちょっと中学一年生には見せられないことするから、部屋から出てってもらえるか?」
「あ、あわわわ! シャ、シャワーは私が最初でいいのかな? それともとうまや短髪が……」
「バカね、三人一緒に決まってるでしょ? えっと……名前なんていうんだっけあんた」
「私はインデックスっていうんだよ? 短髪……じゃなかった、みこと」
やいのやいの、とベッドに陣取る三人を見ながら、白井黒子は黙って部屋を出た。
そして「上条当麻、爆発しろですの……」と一言だけ小さな声で呟き、家に帰ってベッドで二時間くらい泣いたという。
改行多かった3レス分になっちゃった…
深夜のテンションで書いた結果がこれだよどうしてくれんだよ
お目汚し失礼しました
GJっした
エロパロ的に満点の解決方法だな
続きの3人で初体験に超期待
>>639 黒子をなでなでしてあげたい
つむじの辺りをくりくりと
馬鹿な……欝フラグを潰されただと……!
乙
最後、部屋に隠しカメラあって泣く黒子をニヤニヤながめる黒初春を幻視したw
この後覚醒した上条さんが、この調子で自分に思いを寄せている女の子たちを
どんどん娶っていくわけですね、爆発しろちくしょー
当麻→一方さん
美琴→番外さん
インさん→打止さん
白井→美琴
でも成り立つなこれw
それを言ったらアイテムどもなんか一発で成り立つぞ
浜面爆発しろ
こういうふうにレスに触発されての突発的な作品が増えるなら雑談も許されると思うの…
作品を手前の勝手な言い訳の為に使うなカス
639乙!
安心の上条属性www
自己主張したいだけの雑談が多いのが問題。
職人に失礼だから作品流れる雑談埋めしない。節度持てって話。
雑談したかったら、よそ逝け
で、この話題は何十回目なのかね
そろそろスルーを覚えよう、な!?
美琴「・・・というわけでコイツの記憶を取り戻して欲しいわけ」
食蜂「おっけー分かった♪じゃあ始めるわね?」
上条「おいちょっと近いって!!」
美琴「何でそんなに顔を近づける必要があるのよ!!?」
食蜂「だってこのくらい近づかないと彼には能力が効かないんだもの」
美琴「ぐっ・・・」
食蜂「んじゃちょっと目を閉じて。心を楽にして・・・」
上条「こ、こうか・・・?」
食蜂「はい、そのまま・・・」
美琴「だから何で唇を近づけるっ!? そんなの必要ないでしょ!!」
食蜂「唇同士の接触により、スムーズな能力伝達を」
美琴「普通に手で触れっっ!!!」
上条「なあ。俺もう帰って良いか・・・?」
653 :
美食1/3:2011/06/18(土) 16:25:31.32 ID:grVPJuSj
ここから台本形式で3レス使って美食微エロかまします。では。
ソファーに座った御坂美琴を前に、勿体ぶった感じに手袋を外す食蜂操祈がいる。
美琴はついに上条当麻の記憶喪失の事を食蜂に相談した。
すると食蜂はそれを治す代わりに、『素手で御坂さんに触らせて欲しいの。その間抵抗は……まあご自由にぃ』と言う条件を出して来た。
対する美琴はその条件を飲んだ。
手袋の中から現れた彼女の容姿に見合った白い肌、細い指。
まさか触手でも現れるんじゃないでしょうねと考えていた美琴だったが、良くも悪くもその予想は大きく外れた。
2人は改めて見つめ合う――。
食蜂の両手が美琴の頬を挟む様に触れ……次の瞬間、2人の頭の中に薄氷が割れる時にも似た澄んだ音が響いた。
食蜂「あれぇ?」
美琴「何?」
食蜂「うん?」
美琴「ねえ、今の何? 頭の中で変な音がしたわよ」
食蜂「うーん……」
美琴(もしかしてコイツに私の何かを改ざ――)
食蜂「御坂さぁん」
美琴「へ?」
食蜂「命令してぇ」
美琴「は?」
食蜂「私にぃ、何か命令してみて欲しいんだけどぉー」
美琴「じゃあオッパイ揉ませて」ジョウダンデ
食蜂「ハイどうぞぉー」ボボーン
美琴「す、すごい!? 服越しでこの圧倒的ボリューム! 本当にアンタ中学生なの!?」モミモミ
食蜂「ああぁん★」
654 :
美食2/3:2011/06/18(土) 16:27:11.96 ID:grVPJuSj
美琴「や、ちょっと直に揉ませなさ……はっ!? ちょ、今の言葉はな――」
食蜂「アン、ちょとぉ待ってぇ……うん……よ……」ゴソゴソ
美琴「いや!? ちょちょ、ちょっと女子校のノリで言っただけだから、あははは……そんな本気にしな――」
食蜂「っは。ハぁイ、おっまたせぇー」バイーン
美琴「うわぁぁ……」ジィ…
食蜂「やぁん★ ハズカシイぃなぁー」テレテレ
美琴「そんな恥ずかしがる事無いわよ。むしろ誇りに思うべき」
食蜂「御坂さんに言われると自信力が湧いちゃうなぁー」テレテレ
美琴「しかし……うう、羨ましい、羨ましすぎるぞコンチュクショおおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」ムギュムギュ
食蜂「ああっ!? ぞ、そんないきなり強力にぃ!」ビクビクッ
美琴「あ、ごめん。優しくします」ムニムニ
食蜂「あふぅ、ちょっとぉー、ざぁんねぇんって……」フルフル
美琴「と見せかけて陥没乳首にダイレクトアタアアアアアアアアアアアアアアアアアアック!!」ズボズボッ
食蜂「ひゃひぃっ♪」ビクビクン
美琴「日ごろのお返しにもっといたぶってあげ……へ? ちょっと待って! これ私のキャラじゃ無――」ビクッ
食蜂「みっさかさぁーん★」ガバッ
美琴「ひっ!?」ドキッ
食蜂「もっとぉー、私の事ぉ……滅茶苦茶に束縛力を発揮してぇー♪」キラキラ
美琴「よしアンタ今すぐ素っ裸になりなさい!」ビシッ
食蜂「りょーかぁーい★」ビシッ
655 :
美食3/3:2011/06/18(土) 16:34:36.33 ID:grVPJuSj
美琴「うははは、全身牛模様に塗ってあげるわね。それが終わったら乳搾りよん♪」ペタペタ
食蜂「アハっ♪ 刷毛の先がくすぐったくて我慢力がぁー」フルフル
美琴「牛は「モー」って教えたでしょ!」ペチン
食蜂「モーモー♪」フルフル
美琴「搾った牛乳には食蜂印の『心理掌握(メンタルアウト)牛乳』とでも名付けましょうか? きっとムサシノ牛乳を超えるわよー♪」ニヤァ
食蜂「モーモー♪」フルフル
美琴「あ、尻尾が抜けて来てるじゃない」グリグリ
食蜂「あ、動かすとお腹の中がぁ……」コロコロ…
美琴「コラ、人語喋るなみさきち」ペチン
食蜂「うぅ……モー、モぉー」フルフル
美琴「零したら倍入れるんだから。その前にこの格好で購買に行かせるんだからね」ペチペチ
食蜂「モぉー♪」ゾクゾクッ
美琴「てな訳で覚悟しなさい!」ビシッ
食蜂「貴方の精神(ハート)を操っちゃうゾ★」ビシッ
上条「不幸だあああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
以上です。
一行空けしなかったらもっと短く出来たけど、見にくいかと思って入れました。
SSがまとまらないのと休日出勤の欲求不満もあったが、一番は
>>652 に刺激された。
>>652 には被せて済まなかったと本当に思います。
次こんなの書くときはふさわしい場所で…って、禁書のエロ台本は何処に放り込めばいいのかな?
では。
おおぅ…、なんて言えばいいかわからんが
とりあえず乙!
行空いてる方が見にくい
欲を言えば台本形式じゃないほうが見やすいけど書いてくれたことが何より嬉しい
勢いって大事よね
GJ
前書き
・鬱エロです。苦手な方はスルー推奨
・絹旗が黒くて鬱です。嫌な方はスルー推奨
・ヘタレな浜面が苦手な方はスルー推奨。
床に押し倒される。
力を加減する余裕すらあるのか大した衝撃ではなかった。
慌てて、跳ねのけようとするが、全く動かない。
「あれ? 無駄なのに抵抗するんですか?」
当たり前だ。絶対に越えてはいけないものもあるんだ。
俺の思考程度で無駄と思ったところで絶対ではない。だから、抵抗くらいは、する。させてくれ。
絹旗の唇が迫る。押し倒された俺に避ける術があるはずもなく、二人の唇が重なる。
少しして、意識が浮遊するような感覚を覚えた。まともに思考する機能を放棄したように頭が働かない。これが意識を奪おうというのなら良かった。
その手前、抵抗する術だけを奪われる。そもそも、前と違い息苦しさを覚えた。
それでも媚薬の力で空気を読む事を拒否した俺の息子はいきり立ち、それが絹旗に突き刺さるのをただ見ているしかなかった。
いや、見てさえいなかったかも知れない。ふわふわとした意識と焦点の合わない目に映るものを見ていると言えるだろうか。
かろうじて快楽に耐えるために食いしばった歯は別の意味で役に立った。
脳髄に響きそうな強烈な痛みが襲ってきた。おかげで意識が引き戻される。
絹旗から短い呻きが聞こえた。それでも止まろうとは、しない。まるで、戻る道を見失ったように腰を動かす。
「バ、お前止まれ!」
絹旗の蜜壷から蜜など溢れてなく、まるで無味乾燥としていた。
無理矢理、性行為をしたがる男ですらこれでは思わず引き抜くだろう。
「何でですか?」
何でも何もないだろ。こんな麻酔もなしに神経を抉るような真似、まともにできるはずはない。
そもそも、媚薬が効いてなお痛みに悶えるほどの行為だ。
昂りもしていない絹旗にどれほどの痛みが与えられているのか。
絹旗が腰を振る度、肉と肉が削り合う音が聞こえてくるようだ。柔らかい粘膜に肉でヤスリをかけるように、破滅的な抽送が続けられる。
「絹旗、な、なんで動けるんだよ」
なんともないように、いやむしろ普段より淡白な答えが返ってきた。
「別に、痛みには慣れてますから」
それは俺の耳か頭、あるいは絹旗の正気を疑った。そうは言っても絹旗が慣れているのは外面に対するものだろ。
それに、考えたくはないが、本当に慣れていたとしてそれを自分で出来るものか。
殴られるのに慣れている人間は壁に自分の身を打てるか考えれば分かる。そんなはずない。
例外はいるが、絹旗がそうでないのは結合部から感じ取れる。
「狂ってる……」
絹旗は笑った。乾いた笑い方で。感情なんて、まるで感じられない。そう、目からは色を感じ取れない。
「当たり前ですよ闇に染まった人間がまともな方がよほどおかしいですから」
目を瞑りこの暴虐が終わるのを待とうとした。少なくとも今、俺が感じているのは痛みばかりで、絹旗に欲望を吐き出すような事はないと思ったから。
絹旗が気が済むまで付き合うしかないのなら、それは僅かな救いだろう。箱に取り残された希望のような。
「そうそう、超意識が揺らぐと人は痛みに鈍くなれますよ?」
絹旗が唇を重ねて来た感触。そして、思考がまとまらなくなり、痛みをまともに感じなくなる。
またか。息苦しさと浮遊感は確かに快感に似ているかも知れないな。だけど、まだ痛みが十二分に勝っている。
というより、感覚自体が鈍くなっているのか、快感も感じない。
絹旗はそれを見て立ち上がる。花弁は赤に染まっていた。初めてだったのか、単に裂けたのかは分からない。
最近まで絹旗の言う通り童貞だった俺の、その行為に対する幻想を殺すには十分な惨状だ。滝壺が許すなら二度としたくはないかも知れない。
視界の端で絹旗は見覚えのあるドリンクを口にした。
ああ、そうすればこのばかげた行為がほんの少しマシになる。そう思った俺にまたしても口づけて、それを流し込んできた。
本当に何を考えているのか分からない。ここまでして、まだ俺をつなぎ止めるのに足りないとでも思っているのだろうか。
だとしたら、買いかぶりが過ぎるだろう。俺にはもう、滝壺だけでなく、フレメアも絹旗も手放せやしないだろうのに。
「さあ、浜面? 続きをしましょう」
痛々しい花弁に俺の息子が突き刺さると今度は僅かに快楽が混ざった感覚を覚える。いや、違う。僅かに快楽が強い。
ほどなくして欲望を吐き出すであろう自分に嫌悪した。ゴムを外した事を後悔した。
「止めて、止めてくれ、お願いだ」
譫言のように繰り返す。その言葉に何の力もないのを知りながら。
はは、フレメアはこんな気分だったのかな。無力で、明確に拒絶することさえはばかれて、弱々しく呟き続けるしかないんだ。止めて、と。
ほんの僅かずつ高みへ近づく俺と引き換えに絹旗はどれほどの痛みを、傷を、感じ、付け、それでも続けるのだろうか。
「ねぇ浜面、超二人でこういうことするの、初めてですよね」
そういえば、フレメアとした時は滝壺が促していた。だとしたら、まともな体験はこれが初だろうか。
はは、何が『まとも』だ。正気な奴は一人もいないぜ。
「だから、何だ?」
強張る声で言葉を紡ぐ。今の絹旗とキャッチボール出来る訳ないのに……
「次は滝壺さんですね。超頑張って下さい」
止めてくれ。滝壺はキスしても不思議がるんだ。多分、準備もなくそれをしたらこの二の舞だ。
俺の手で何かを壊すことなんて、もう感じたくはない。二人で映画を見て、クレープでも食べさせあって、そういうのが先だろ。ゆっくり、幸せに二人で歩きたいんだ。
「止めてくれ」
止まらない。絹旗は止まる気などないだろう。
「滝壺さんはこういうの超苦手そうですし、腰を振るのは浜面の仕事ですよ」
言われてフレメアの方を見てしまう。絹旗は笑ったように見えた。次の瞬間には無味無臭に変わったが。
「ええ、ちょうど良い練習だったですね。『あんな風にすれば良い』んですよ」
滝壺を壊していく自分を幻視し、吐きたくなった。滝壺の声で再生される、止めて、怖い、それから、助けて。
萎えかけた俺にもう一度、媚薬が口移しされる。
「駄目ですよ浜面。今は私です」
絹旗はきっと、俺が欲望を吐き出すまで止まらない。だったら、少しでも速めるべきだろう。
「絹旗、さっきの奴くれないか? 喉が乾いて仕方ない」
嘘ではない。血すら啜れそうなほど水分を欲してはいる。それが緊張から来るか、媚薬から来るかは定かではない。
「どうぞ」
絹旗から渡されたドリンクを一気に煽り、腰を振る。胸に手を伸ばし刺激する。
絹旗は冷たい目で俺を見た。今更何をしているのかと問いかけるように。
エゴだとしても、絹旗を感じさせる可能性があるなら賭けたいんだ。
「ノって来ましたね浜面」
体位を入れ替え、上になる。抵抗はなかった。
キスをして舌を絡ませ、胸を愛撫し吸う。
手慣れていれば他に出来る事があったかも知れない。けど、俺にはこれが限界だった。
「絹旗、好きだ」
耳許で囁く。好きだ、可愛い、綺麗だ、そんな言葉を。少しでも昂ぶるように。心を揺らすように。
「お世辞は結構です。浜面らしく超腰を振れば良いんですよ」
冷めてる。俺が出来る事なんて無駄、なのか? それでも足掻く。
「お世辞じゃない。絹旗が好きなんだ」
僅かに微笑んだように見えた。そして直ぐに息子にかかる圧力が僅かに下がる。どういうことだ?
「力、超入り過ぎてたみたいですね」
なるほど、濡れてない云々以前の問題もあったのか。
「浜面、来て下さい」
その言葉の後、絹旗と口づけを交わす。舌を絡ませ、僅かに絹旗がノって来たのを感じる。
潤滑油の変わりは相変わらず血だが、無駄な圧力がかからないおかげでスムーズに動く。
薄い微笑みを浮かべる絹旗に愛の言葉を囁いては、腰を振る。これは、俺が犯されたんじゃない。そう思いたかったから。
おかしなかかりかたをしたテンションが切れた時、絹旗を繋げる可能性にしたかった。
だから、俺から動く。初めこそ無理矢理だとしても、これは和姦だ。そう、俺も望んでいたんだ。
「絹旗、『ありがとう』」
絹旗は驚いた後、笑みを浮かべた。今までのような色のない笑みではなく。いつもの絹旗の。
腰を動かす速度を上げる。欲望が限界まで込み上げていた。
吐き出す瞬間、抜こうとした俺を絹旗は足を絡めて制した。絹旗の中に白い欲望が吐き出された。白と赤は混ざり合うことなく絹旗の蜜壷から溢れている。
一度吐き出したからか、あるいはもう沢山だと心がざわめいているのか定かではないが息子も普段の調子に戻った。
正気に戻り、慌てて棚を漁るとやはりそれはあった。麦野が用意しないはずはないと踏んで正解だ。
都合のよい事に、後で使うタイプ。あるいは、これすら脅し、罰に使われていたというのだろうか。いや、考えるな。都合が良かった。それで良いだろ。
「絹旗」
呼んだが、首を横に振り拒絶される。
仕方ない。水とそれを口に含むと絹旗の唇を奪い、流し込んだ。
「全く、超わがままですね」
今までの事などなかったかのような絹旗に安堵する。
「当たり前だろ」
お互いに服を着ていると扉の開く音がした。振り返るとバニー姿の滝壺が呆然としていた。
「思ったより超遅かったですね、滝壺さん。もう終わりましたよ」
また、あの目だ。色のない暗い目。
「そうそう、言うまでもないと思いますが、」
一呼吸開けたのはその言葉がより強く響くようにするためだろうか。そして、おれが弁明の言葉を考えるには余りも短い。
「私、浜面と寝ましたから」
投下終了します
次回は多分修羅場+滝壺のターン?です。
浜面、爆死しろ乙
たとえ逆レイプだとしても三人ないし四人のアソコを味わえる浜面ば爆散すべき
1万人のアソコを味わえる上条はどんなふうに爆散すればいいんだ
>>666 乙です
さすがにそこまで行くと
上条さんが可哀想に思えてくる
カエル医者の薬を使って強制的に精力増強
「まだミサカ15525号までしか出来ていませんとミサカ(ry」
>>666 乙
軽いラブコメのノリの上条さんとことは違って、浜面サイドは
マジで女の情念が渦巻いてそうで怖いw
上条さんが女の子相手に逆レイプ
→あー、またか…テンプレだよなーやっぱ王道っていいよなー
やっぱ上条さんって主体性ないから受けになるよなー…そっちのほうが書きやすいよなー…
一方さんが女の子(熟女も可)に逆レイプ
→一方さんかわいい!電池切れで好き放題やられる一方さんかわいい!!!!!!
口汚く罵るんだけど股間の一方通行は勝手に反応しちゃう一方さんかわいい!!!!!!!!!
女の子相手に押さえつけられる一方さんもやしかわいい!!!!!!!!!!!!!!!
浜面が女の子3人相手に逆レイプ
→爆発しろ
になるのはなんでなんだろう
なんだろうな……リア充っぽさかね?
上条さんは好意に気付かない、一方さんは多分気付いててもスルーだが、浜面は上記二人に比べて明らかに恋愛方面で進展しちゃってるしなー
ところで、滝壺は隠れ巨乳なんだよな
麦野と比べてどっちが上とか描写あったっけ?
滝壺の隠れ巨乳はぶっちゃけ浜面の妄想
実際には一度もあのジャージを脱いだことが無いので
おっぱいがどんだけあるのか明かされていない
生々しさかな。
上条さんは少年漫画的なラブコメ調、一方さんは恋愛方面殆ど無しだけど浜面は下手にガチな分いろいろと来るのかな
>>674 新約で脱いでたぞ
上条さんはなんかどれだけモテても許せてしまう
一方さんはなんかモテるっていうか家族だし、仮にモテてもそんなに羨ましくならないと思う
番外通行止めだろうが座標通行だろうが保護者二人と爛れた関係だろうがミサカシリーズハーレムだろうが
どんだけ好き放題やっても見た目も中身も非現実的なキャラだから身近に感じないし嫉妬もしない
浜面は確かに精神的に超人だけどなんか無駄にリアルチンピラにいそうな外見だから
モテるとなんかリア充爆発しろってなるな
浜滝も浜麦も浜絹も好きだけど爆発しろってなるのは否定できない
黒子のフェライラスト見て突発的に書いたものです。
ゲス上さん 意識なしイラマ注意
常盤台寮の部屋の中、ふらりと足をぐらつかせ白井黒子が倒れこもうとするのを男が支えた。
虚ろな目をして動けない黒子の腕を握ったのは学生服の男だ。
「やっと薬が効いてきたか」
学生服を着た男、上条当麻が黒子を床に仰向けで寝そべらせた。
無造作に黒子の頭を掴むとジッパーからはみ出てすでにいきり立っているモノを眼前へと近づける。
それを唇に押し付けると口角が亀頭に広げ引っ張られて無様に歪められた。
白い歯が垣間見える唇と歯の隙間にカリの部分が入り込み
上条は気持良さそうに掴んだ肉竿で擦っている。
そんな事をされているというのに黒子の目は眠たそうにトロンとしているままで
口を閉じる事もせずだらしなく開けっ放しのままだ。
「コイツの唇いいなあ……」
上条が下顎に指をかけ引っ張るとますます黒子の口がだらしなく開かれて
唾液の糸が引いているのが見える。
そのまま黒子の顔に跨り腰を押し付けると生暖かい口内に先端が包まれた。
「気持ちいいぞ……!」
跨ったまま左手で後頭部を、右手でうなじに手をかけ頭を持ち上げる。
そうして腰の位置を合わせると中一の小さな唇へ腰を押し込んだ。
ぼちゅっと濁った音が黒子の口内から響いた。
上条が腰を振るたびリズムよく、ぐちゅ、ちゅぼっ、びちゃっといった音が
何度も続き唾液がヌルヌルと肉全体に纏わり付く。
動かない舌にグリグリと亀頭を押し付けると黒子の口内から
さらに唾液が溢れ出し上条のモノを濡らしていく。
「白井、フェラ向きの口してんなー」
勝手な事を言って気持良さそうな上条。
今度は肉棒にまぶされた唾液を潤滑油にぐぐっと口蓋垂を巻き込むよう挿入をする。
黒子の目が少しだけ見開かれるが意識がないのは変わらないまま
肉棒を先端から根本まで全部口の中に受け入れてしまっていた。
小さい頭を両手でしっかり掴むと腰を大きく引き、ずんっと喉の壁に叩きつける。
ビクッと黒子の全身が震え喉が複雑な動きをして上条のモノに絡みつく。
上条は汚い笑みを浮かべ、もっと快楽を味わおうと黒子の腔内の征服にとりかかった。
同じよう腰を引いて一気に喉を貫いてツルリとした柔らかい喉の肉が痙攣して締め付ける。
それを繰り返し引いて貫いて、引いては貫いて中一少女の口内オナホールを
好き放題に扱い快楽を絞りとっていく。
「そろそろだしてやるからな白井……!」
ツインテールの部分に両手を当て腹に抱え込むように頭をもつと早いペースで抽挿を続ける。
先端がコツンコツンと喉をノックしては唾液が唇の端から泡となって零れ落ち上条のズボンを濡らす。
ンッフッと黒子の鼻息が股間に吹きつけるのを感じながら、上条は黒子の唇が根本にくっつくまで
押しこんで喉の奥、食道にあたるところで白い欲望を吐き出した。
ドクドクと腰から幹全体が震えて精液が黒子の胃へと直接射精されていく。
黒子の頭をがっしりと捕らえ一滴足りとも零さないよう注ぎこんでいく。
喉に埋められた肉の塊が精液の嚥下で喉肉に絞めつけられてさらに吐き出していく。
全部出し切った所で柔らかくなった竿を抜くとちっちゃな小顔によく入っていたなと
入れた上条が黒子の腔内に感心するぐらいだった。
「お掃除しないとな」
黒子の舌を指で掴みさらけださせるとべっとりと白濁したものが付着した竿を
舌に押し付けて舐めさせるよう丹念に拭きとった。
「よかったぜ白井、じゃあまたな」
ベッドに寝かされ意識が無いままの黒子を置いて出て行く上条。
薬物で前後の記憶がないままの黒子が目を覚ますと何事もなかったかのよう部屋は変わらないまま
どことなく重く感じる胃と喉の鈍痛に風邪でも引いたのかと不安げな顔を見せるだけだった。
終了
無意識に噛まれて上条さん終了
勃起した
いいわーこういうの
乙。
しかしこの描写じゃ誰でもいいと思わんかね?
>>682 それがいいんじゃないか…
睡姦は相手のリアクションがないのがいいんじゃないか…
乙。
>>682 つまり睡姦イラマチオシリーズですね。分かります
何というゲス条タイムだよ
あまり意味ないんですが最後の4行の代わりの追加です。
>>678 後始末を終え薬の効果を無くす液体を黒子に飲ませしばし上条は待つ。
「おい、大丈夫かよ白井?」
揺さ振られて黒子が目を覚ますと心配そうに見つめる上条がいた。
「わたくしどうしてたんですの……?」
黒子は額に手をあてながら気分悪そうに体を起こす。
「オマエがビリビリの事で相談があるって言うから話してたら突然倒れたんだよ。
ジャッジメントの仕事で疲れてるんじゃねえか?」
言われてみれば妙に喉がいがらっぽく胃が重い。
「無理はしてないつもりですのに……」
忙しくはあるけれど通常通りの仕事量ではあったし、体調を崩す事柄は思いつかない。
とはいえ美琴の何を相談しようかも思い出せないのではどうしようもない。
しょうがなくお引き取り願おうと思った所
「熱は……ないみたいだな」
無造作に額へ触れられた。
「な、な、なにするんですの!レディの身体にいきなり触るだなんて!」
驚いて黒子はざざざっと身を離す。
「身体って、熱測っただけじゃねえか」
悪びれていない上条の様子にぎしっと目が燃え上がる。
(んまっ!こんな風に何気ないボディタッチで殿方への免疫がない
お姉さまを誑かそうとしてらっしゃいますのね)
実の所、薬を使ってるためボディタッチどころでは済まないのだが上条以外は誰も知らない。
「とにかく!わたくしはどうも体調が悪いようです。相談はまた別の機会に」
「呼んだのはオマエじゃねえか。まあいいや。んじゃお大事になー」
気だるそうに上条は立ち上がりドアからこそっと出て行った。
それをじっと見終えたあと黒子はぽつりと呟く。
「殿方の手って暖かいんですわね……」
もっと熱いモノに触れていたとは知らずに。
終わりは普通のほうがよりゲスい感じがします。
乙
上条さん爆発しろ。して。してください。お願いします
乙
こ、この便器に吐き出されたタンカス以下のド外道すぎる…
こういうの好きだわ、もっとやってくださいお願いします
このゲス上さんはたぶんもうインさんに首輪つけて奴隷調教助手にしてると見た
ゲス上さんいいわあ
保管庫のビリビリとのやつも好きだけどこれも大分いいわ…
>>685 うん。これならこのキャラを使った意味がずっと出る。
GJと称賛せざるをえませんな。
>>689 保管庫ってなんぞね?
上条さんと黒子と美琴が、いっしょに昼食べてるだけのSSとか読んでみたい
なんかそういうの、レールガンっぽくていいじゃん?
そういえばこのスレってコテハン少ないよね…
あ、これあの作品と同じ人が書いてるなーって作品はたまに見るけどコテハン自体は数えるほどしか…
なんでなんだろう
>>692 内容自体はいいかも知らんが、でもそれここで書かなきゃいけない物か?
普通にSSでいいんじゃないのか
>>695 このスレに腰を据えようと言うほど禁書SSを専門にしてる人がいないからじゃないの
他作のSSのほうが第一で、禁書SSは二番目三番目の位置とか
コテハンは荒れやすいから
>>694 ゲス条人気なんか?
>>695 触発されて突発的に書き手になる人が多いからじゃないかな?
後、コテは定着するまで暫く叩かれたりするからな。
「その程度ならコテは名乗らない方が良い」ってやり取りは一時期良く見たよ。
そう言えば、コテ見なくなったね。
皆何処に行ったのだろう?
>>696 >カップリングやシチュエーション、エロの有無を問わずSSは常時大歓迎。
と有るけどなぁ…。
正直自分も
>>692 だけなら
>>696 の意見に賛成。
ここでやるならもうひとひねりして、
手弁当持参
↓
おかずの交換
↓
食べさせっこ
↓
口移し
↓
美琴(メイン)と黒子(デザート)
これならOKじゃね?
>>695 作風とトリで十分分かるからかな。
トリ外しても○○の人ですか?と的中食らう。
SLの禁書とか読んでみたいw
投下します。
上条×インデックスでわりと長いです。エロシーンあり
それは何の変哲もなく代わり映えの無い日だった。
何かの記念日でもなく特別なイベントがあったわけでもない。
夕日がビルの隙間に沈みゆくのが垣間見え、少年達が盛り場を練り歩き
清掃ロボットが軽快に動いては学生の落としたゴミを集めていく。
上条とインデックスが歩いてる街並みはそんないつも通りのごく見慣れた風景だった。
一つ違った出来事と言えば買い物の途中に寄ったレンタル店にて
インデックスにせがまれ上条が和製ホラーの映画を借りたぐらいのことだろう。
「大丈夫なのかよ。怖くて眠れなくなってもしらねーぞ」
「ふふーん。馬鹿にしてもらっちゃ困るなー、私はこういうの怖くないんだよ」
と、言う風に余裕のインデックスだった。
どうやら禁書目録には幽霊や魔物の知識も豊富なためらしい。
だが帰って夕飯を食べ終わり映画を視聴してみると上条はまあ怖いかなと思うぐらいなのに
インデックスはほんの十数分ほどであっさりと恐怖に負けてしまっていた。
途中から翠の瞳は揺れはじめ、じりじり少しずつ上条に近づいては
背中の影に隠れながら見るようになり、途中一人でトイレに行く事すら躊躇する有様だ。
どうやら怪物がいっぱい出てくるタイプのパニックホラーは平気だったらしいが
日本のじっとりとした足元から忍び寄ってくる(比喩ではなく)タイプのものは苦手だったようだ。
見終わった後もインデックスはちょっと泣きながら愚痴っている。
「魔術も使わずお化けが出てくるなんてありえないもん」
禁書に満載された死者を扱う魔術の知識で否定しようが怖いものは怖かったのだ。
「つーか魔術で幽霊呼び出せるのかよ。ホントオカルトだな。
そういえば幽霊って存在するのか?俺の右手で幽霊消せるのかよ?」
上条は右手を見ながら問いた。
「いるし消せるよ」
即答するインデックス。
「マジですか」
魔術もあるなら、幽霊がいてもおかしくないが微妙に納得しにくい上条。
「うん、正確に言うと死者の魂を呼び出したり死体を操ろうとすると
どうしても魔術が必要なわけだから、とうまの右手に触られたら
魔術の繋がりと束縛が壊されちゃって、幽霊は天に召されるし死体はうごかなくなっちゃう」
「……おー」
考えた事のなかった発想に上条は唸る。ホラー映画に出たら台無しの登場人物だ。
「じゃあ魔術じゃなくて心霊スポットみたいなとこに出る幽霊はどうなんだ? 魔術じゃないよな」
「そういう場所は風水で言うと鬼門や悪い気の溜まりが原因なんだよ。霊道ができちゃってるのかも。
それもとうまなら消せるんだよ。よい気も一緒に消えちゃうけど」
「ああ、そうだよな……」
最後のはあまり聞きたくない情報だ。
「あとは模様替えすれば悪い気も溜まらなくなるかな」
そういって上条の苦悩を気にもかけずインデックスは話を切り上げた。
なにはともあれ、映画を見終わり夜も更けてきた頃
寝る準備を終え、いつものように上条が風呂場で寝ようとしたら
「えっとね、とうま、私は怖いってわけじゃないんだけどね、全然怖くないんだけど!
でもね、とうまがもしも怖いって言うんだったら一緒に寝てあげてもいいんだよ?」
結局、インデックスは魔術知識があっても映画の怖さを抑えきれず
灯りを落とす事すらできなかった。
潤んだ目をしながらも無意味に強がってシャツを引っ張るのを
上条が拒否しきれなかったのはしょうがない事だっただろう。
上条は薄いシャツと短パン、インデックスはピンクのパジャマを着てベッドで横になっていた。
「一緒に寝るのはじめてかも」
「ああ、そだな」
そわそわと嬉し恥ずかしそうなインデックスに背を向けて、壁を見ながらぶっきらぼうに答える上条。
「とうま、私の顔を見たほうがきっと怖さが紛れて安心するんだよ」
そう言われても向けなかった。
いつも近くにいるインデックスなのだがベッドで一緒に寝るという少々特殊な状況に
健全な高校生男子である上条は不必要に意識してしまっている。
ベッドはベッドで毎日インデックスが寝ているためか普段はそれほど感じない
女の子の匂いがシーツからただよっているのがわかりすぎるぐらいわかる。
インデックスの一緒に寝ようという発言に一人じゃ怖いから以上の意味などないのも
わかっているが女の子と一緒に眠るシチュエーション自体に慣れてはいないのだ。
「むむ、とうまったら!」
不満そうなインデックスは背を向けた上条の右腕を取るとえいっと引っ張り抱き締めた。
「ぬごっ……!」
横寝の上条が九十度回って仰向けになる。と同時にインデックスに抱かれた右腕が
微妙な、けれど確かに柔らかいふにっとした感触に触れた。
「わ、わかったから離せって!」
向き合う体勢になり腕を離したのに感触の残滓が腕にこびり付いている。
同時に腹の奥がきゅぅっとくる感覚に囚われて
(上条さんはそんなこと考えてませんよ!)
頭の中に別な想像を思い浮かべて耐えた。
もしも添い寝してるのが青髪ピアスのインデックスだったら……
「とうま、何か失礼なこと考えてない?」
ぷんぷんとインデックスは頬を膨らませた。
「いやいやいや、お前の後ろになんかいるのが見え――」
誤魔化そうと適当に言った台詞を
「きゃあッ!!」
悲鳴に塗り替えられインデックスが上条へと身を寄せた。
「お、お化けなんていないよね?とうま」
「……っ!」
上条は答えられない。
胸の中のやたらと小さくてあったかく柔らかいインデックスの肢体に
全身が硬直してしまった。
二人の使っているシャンプーは同じ種類だ。
なのに香料混じりの髪の匂いは上条とは全然違い嗅ぐだけで頭の中がぼおっとしてくる。
後ろが気になるけど怖がって振り向けないインデックスは抱きついているのと
変わらないぐらい密着してきて上条の主張しているものがパジャマ越しにお腹へ触れて疼きを訴える。
インデックスは怖さで硬いものには気づいていない。
だから上条の身体で怖さを誤魔化そうとスリスリと身体を押し付け擦ってきて
無意識に男の象徴を刺激してしまっていた。
「すまん、インデックス……滅茶苦茶近いつーか……」
「えっ……きゃあああッ!」
言われてほとんど、というか完全に抱き締めている形に
なっているのに気付きパッと離れる。
「えっとえっと、私はそんなつもりじゃないわけで、あくまでも
そのとうまが怖くないようにという聖母様のような気持ちであって
振り返ってみるとなにかお腹に硬いものが当たったり当たってなかったり!」
少しばかり腰が引けたままわたわたといい訳を繰り返すインデックス。
その慌てる様子を見た上条はどこか落ち着いてきたのか
「悪い、嫌な思いさせちまったな。お化けなんてお前の言うとおり出ない。
もし出てきても俺の右手で蹴散らしてやるから」
そう言って目が回ってしまいそうなインデックスの頭を右手で撫でて立ち上がった。
いつも通りユニットバスというベットへ戻ろうとした時
「ま、まって」
インデックスは立ち去ろうとする上条の手を握った。
まだ瞳には混乱の色が残っているが思わず手が出てしまったのだ。
上条は掴まれたまま動けない。
「えっとね、とうまが、その……」
インデックスの目線が上条から逸れて宙を一時さ迷う。
握った手は離さないまま顔を俯かせ
「エッチなことしたいならいやじゃないかも……」
頬を朱に染めながらも小さく呟いた。
(インデックスさん、どうしちゃったんですかーッ!)
実の所上条は落ち着いたわけでもなんでもなかった。
思春期男子高校生の脳内にあるわずかな自制心を振り絞ったのが先ほどの言葉なのだ。
こんな場面でも落ち着いている俺カッコイイーなどと自画自賛して余裕を保っただけなのだ。
だがそれもインデックスに手を握られては霧散し彼方へと散った。
続いた言葉で理性は湯気上がり蒸発してしまう。
一方インデックスは悪口を言われたらすぐに怒るし、理屈が合わないと思えば即座に反論して
言葉を受け流すなんてできやしない少女だ。
だからこそ上条の『嫌な思い』などと言う発言は看過できるはずがなかった。
よりにもよって上条に、とうまに言って欲しくない思ってもほしくない言葉なのだから。
とはいえ恥ずかしさで鼓動は早まってインデックス自身も顔が火照っているのがわかるぐらいだ。
「インデックス……お前何言ってるのかわかってるのかよ……」
インデックスが欲しくてしょうがないのに及び腰で問いかける上条。
「子供扱いしてほしくないんだよ。とうまじゃなきゃやだもん」
上条に単純だからこそ譲らない想いをぶつけるインデックス。
きっとそれは少年と少女の、男と女の勇気の差だ。
長い時間ではなかった。
見詰め合った二人の距離が繋がった手の平からゆっくりと縮まっていき、腕と腕がゆっくりと絡みつく。
そのまま背中へ回され、顔がくっつきあいそうになってから自然と止まり抱きしめあった。
「あのね、とうま。私はとうまと一緒にいたくているんだよ。
さっきは少し驚いたけど、とうまに私の気持ちを勝手に
否定してほしくないし、そんな風に思われたくないんだから」
「悪かった……」
よろしいとインデックスが上条の頭を子供にするよう抱いたまま撫でる。
「……ん、とうま大好き……」
「…………」
返事はすぐにできなかった。
その言葉が嬉しくてしょうがないからこそ上条の心に影が落ちる。
過去が、失われた記憶が、インデックスは今のお前を好きなわけではないと苛んでくる。
しかしそれでもインデックスと離れたくなかった。抱き締めていたかった。
それは欺瞞で自分を騙し肉欲に囚われた邪な愛情かもしれない。
でも今この手を、この身体を、離してしまったらインデックスへまたも嘘を重ねてしまう。
上条は思う。人の心とはどこに在るのか。
理屈で考えれば思考と記憶を統治する脳の中にあるのだろう。
けれどインデックスへの想いは、溢れ出しそうな愛しさは
頭ではなく胸の奥からこそ沸き上がってくる。
だったら失われた記憶なんてどうだっていい。
不確かな記憶よりも確かな胸の答えにこそ耳を傾けたい。
きっとそれこそが上条のもっとも信じれる自分自身なのだから。
(俺は……俺はインデックスが好きだ! 抱きしめたい!
ああ、そうだ。例え今の俺がインデックスの知っている俺じゃなくたって
それを俺が馬鹿みたいに気にしてるからって! そんなのてめえの都合じゃねえか!
そんなもん、インデックスの想いに比べたらなんでもねえ!
一緒に生きて。一緒に暮らして。今の俺を選んでくれたのに俺自身がぐたぐた言っててどうする!
上条当麻はインデックスを愛していて抱きしめるだけじゃ飽き足りない!!
俺がそれを否定するというならそんな上条当麻は記憶ごと丸めてゴミにでも捨ててしまえ!上条当麻!)
上条当麻が上条当麻に宛てた心の底からの叱咤。自分自身を裏切るな。
無言でいたためか、少し不安そうな顔をしていたインデックスに胸が締め付けられる。
自分がそんな顔をさせたかと思うと怒りすら沸いてくる。
「インデックス……俺だって大好きだ」
花が咲いたようにインデックスの頬に朱がさし笑顔になった。
想いを伝えたくて腕にすっぽりと収まってしまう小さな身体を強く、強く抱き締めた。
「とうま、ちょっと苦しいんだよ……」
でも嫌ではない様子に腕の力を緩めるとはぁっとインデックスが息を吐いた。
「……でもぎゅってされるのあったかくて気持ちいいかも。ねえ、とうまも気持ちいい?」
そう微笑みながら上条を抱き締め返す。
「俺もインデックスが暖かくて気持ちがいい」
「嬉しいな」
言葉通りの表情でインデックスは抱擁してくる。
(……思い返してみれば偶然やトラブって、抱きつかれたり抱き上げたりはしても
こんな風に誰かと抱き合った覚えがないんだよな)
家族と触れ合った子供の頃の記憶を失った上条には初めての感覚だった。
同じく記憶を失っていたインデックスも初めてだった。
初めて同士の二人は好きな人と体温が混じり合う安心感と幸せにただ抱き合い酔う。
「とうまぁ……」
上条が力を入れすぎないよう子猫の感触のインデックスを抱いていると
どこか甘く囁くよう名を呼ばれた。
聞いた事のない色香を含む響きにしばし忘れていた男の欲が鎌首をもたげる。
そもそも高校生の少年が好いた少女と抱き合っているだけで我慢できるはずもない。
「インデックス……」
渇いた呼び掛けは飢えているよう。
「とうま?」
胸板に押し付けていた顔をあげたインデックスの瞳はどこか濡れて輝いている。
「わりぃ、我慢できねえ」
膝立ちで抱き合ったままの体勢は変わらずに上条の両手がインデックスの背を滑る。
下へ動いた手は薄いパジャマの布地越しに小さくも柔らかいお尻をまさぐった。
「ひゃぅっ……!」
小さいお尻に指が食い込んだ。
揉みこむように手が踊り形を好きなように変えていく。
「んぅ……と、とうま……」
インデックスは上条の胸板に顔を押し付けて喘ぐ。
荒々しい指先の一本一本がぴりぴりと感じた事のない感覚を伝えてくる。
「ま、まってぇ……」
制止は上条には通じず、むしろ声の甘さがより興奮させてしまっていた。
揉むだけの動きが円を描くとインデックスのお尻と膝がびくっと震えて
薄いお尻の肉に沈んだ指がインデックスの性感をじっとりと高めていく。
「んっ、あっ、んぅぅっ……くすぐったいんだよぉ……」
(すげぇ柔らけぇ……!)
小さめのお尻を好きにする愉悦。
握った指から柔らかい感触と心地よい反発が伝わってきて気持ちがいい。
プリンの溶け崩れる柔らかさとゼリーのプルプルとした弾力を併せ持つ
インデックスの身体を上条は両の手で玩ぶ。
「あっ、あ、んああっ…………!」
(インデックスが感じてるんだ)
艶めいた喘ぎに心中で呟くと手の動きに別のパターンを乗せた。
指圧するかのよう指を押し込みゆっくりと少しずつ擦るように動かせば
インデックスは上条の腕の中で仰け反って未知の快感を受け止める。
「あっ……!あっああっ…………!」
両の指先が鉤爪の形になり、お尻の肉の奥底までを掘り返すよう責めていく。
「んんぅぅっ……!と、とぅまぁ……」
腰近くから太腿付近までをたっぷりと擦った所でようやく手を緩めた。
「はぁっ……はぁはぁ」
開放されたインデックスは上条の肩に顎を乗せて荒い呼吸を繰り返す。
インデックスの反応に気をよくした上条が本能のままに次の行動に移ろうとした瞬間
手を伸ばしたインデックスに動きを止められた。
「インデックス?」
「ま、まって、とうまっ!」
今度はちゃんと言うことを聞いたが、きょとんと不思議そうな顔の上条。
(もしかして俺やっちまった?調子に乗りすぎて怒らせちゃってる?)
すぐに顔が不安げに変わり、先ほどまでの獣の瞳が怯えを纏う。
「あのう、インデックスさん怒ってる?痛かった?」
「えっと怒ってないし、……その痛くなかった」
むしろお尻を触られて気持ちよかったとは言えない。
「じゃあ、なんで……」
(ううー、とうまのどんかん……)
お尻とか触る前にしてほしい事があるのだが鈍い上条は気づかない。
言葉で告げようにもインデックスの勇気は先ほど使いきって打ち止めになっている。
なのでインデックスはベッドに膝をついて胸の前で両手を組んだ。
それはシスターのインデックスにできるもっとも自然な体勢。
一つ違うのは神に頭を垂れ祈るのではなく何かを待つよう上向きのまま目をつむっている所だ。
差し込む外灯で頬にかかった銀の髪がわずかにきらめいていて
閉じた瞼は緊張のためか強張って、不安なのか眉がきゅっと中心に寄っている。
こうまでされれば鈍い上条と言えど流石に気づいた。
インデックスがキスを望んでいる事に。
自分の間抜けさに少しだけ肩を落としつつもインデックスをしっかり見据える。
「ごめんなインデックス」
今日何度目にもなる謝罪を重ね右手でインデックスの頬を
撫でると祈った体勢のままピクっと震える。
そのままゆっくりと顔を近づけて上条はキスをした。
柔らかな部位がおずおずと触れ合って、少し距離を置き、でも離れがたくてまた近づく。
感じたことの無い感覚に何度も唇を触れさせて二人は瞼を開けた。
インデックスは唇に指を当てて嬉しそうに呟く。
「とうまとキスしちゃった……」
その仕草があまりに可愛らしくて上条はまたキスをする。
「……ん、、、んんっ……」
上条はインデックスの唇を舐めた。
濡れた感触にインデックスは身体を震わせるが拒否はしない。
ゆっくりとインデックスの唇を味わい舌で押し開く。
インデックスも真似して舌を伸ばすと二人は鮮烈な快感に身を震わせた。
無我夢中で舌を絡ませあい呼吸も忘れてただ舌を擦り合わせる。
交換しあった唾液は不思議なほど甘かった。
湿った音が静かな室内に響き、寄り添った影が二つに離れると大きく息をついた。
「インデックス……どうだ?」
インデックスは両手をベットに下ろし、ぺたんとお尻をつける。
「……はぁはぁ、えっと……その、凄かった」
短くも激しいキスで息も絶え絶えだ。
「でも……なんだかとうま、キスするのに慣れてるみたい」
気持ちよかったのだが、それだけにインデックスは少し不安げな顔を見せる。
「上条さんはキスを練習できるほど無節操でもモテてもいませんよ」
アダルトな媒体を見て真似したなどとは言えない上条だ。
「ふうん……」
まあ実際上条がキスし慣れていると本気で考えているわけではない。
ただ上条の周りには女性がとても多く上条ほどは無関心ではないため
ついそんな事を思ってしまったのだった。
「他人事みたいに言うんじゃねーよ。俺が慣れるとしたらこれから先もインデックスとキスするからだぞ」
「ふぇっ!?」
早口で上条は続ける。
「お前以外とキスしたいと思うわけねえだろ。
慣れるも慣れないも関係なく俺はインデックスとキスをしたいんだよ」
「……!」
ポンッと擬音が出そうなほど顔が真っ赤に茹で上がり沸騰した。
「と、と、とうまっ!?」
率直な物言いは容易にインデックスを混乱させる。
そんな事を言われるとは思っていなかったから。
けれども上条は一度決めた事は突き通す男だ。
例え無神経で鈍感のデリカシーなしだとしても、一度吹っ切って
インデックスを愛する事ができるのなら、愛したいと思ったのなら
そこにはもう迷いは存在しないし障害があってもぶち壊してしまう。
恋愛だって同じだ。
インデックスが望んでくれて上条にも躊躇する理由が無ければ止まれるはずもない。
きっとそんな少年だからこそインデックスは惹かれたのだろうから。
「だからな、ほら……」
上条がインデックスの頬に手を当て顔を近づける。
(わ、わ、わ)
にやけてしまいそうな嬉しさを頑張って押し隠しインデックスも目を瞑った。
……と、インデックスが待っていっても予想された感覚がこない。
それどころか何故かぐにっとほっぺを大きく摘まれた。
「〜〜〜ッ!」
「ぷぷー、ひっかかったー」
上条が指でインデックスの頬を引っ張り伸ばしたのだ。
インデックスが頭をぶんぶんとふって指を引き離す。
がくんと首を傾け俯いた。
「…………とぅぅうぅまあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
少しずつ上げられた顔からほとばしるは竜の噴出す炎熱の唸り。
言い訳をする暇も与えず、怒れし顎が襲い掛かった。
「とうま、なにか言う事は」
「すみません。凄く恥ずかしくなってついふざけました」
教育的指導が終わった後、上条はボロボロのまま正座をして謝罪をする。
結局上条は恋愛に関してはまだまだチキンという事なのだろう。
人助けや戦いの時のようにはいかず、空気のほうをぶち壊してしまった。
「キスしたいっていうのもふざけてたの」
「そんなことはありません。インデックスさんとキスしたいです」
ちょっと教育が過ぎたのか上条は酷く素直でこれはこれでおかしい。
「もうっ!」
気障な台詞だったけど本当に嬉しかったからインデックスもムカムカしてしまう。
とは言ってもインデックスは竜ではあっても鬼ではない。
なにしろ慈悲深いシスターさんだ。
「次はふざけたりしない?」
こくこくこくこくと何度も頷く上条。
「じゃあ…………私がキスするから動かないで」
インデックスが近づくと上条はちょっとだけ離れた。
「噛みませんよね?」
「とうまッ!」
がしっと上条の頬を両手でインデックスが掴む。
流石に空気を読んだのか上条は動かない。
二人の距離が縮まって、触れる直前一秒の逡巡の後
赤面した顔を少し傾け目を閉じてインデックスのほうからキスをした。
「ちゅっ……んっ…………」
ほんのちょっとだけ触れただけなのに唇が気持ちよくて
くっつけたり離したりしてみるとくすぐったく感じる。
キスをしていると不思議とムカムカは気にならなくなっていて
それどころか嬉しくてドキドキして、なんで怒ってたのかすらわからなくなってくる。
インデックスはさきほどされたよう唇を舐めてみたら上条もぴくんと動いた。
(とうまも気持ちいいのかな)
なんだか面白くてちゅっちゅと音を立てて啄ばんでしまう。
熱い何かが体中から溢れ出しそうで好きが止まらない。
「ねえとうま、べっーってしてみて」
甘えるような響きに言われるがまま上条は舌を差し出すとインデックスは先端を唇で咥えた。
「んっ、じゅっ……れお……ちゅじゅっ…………」
上条は舌の先から伝わる快感にぞぞぞっと全身を震わせる。
唇で食まれる柔らかさ、れろんと舌が舌で舐め取られる快楽。
ストローのように吸われると舌が口内に包まれるようで暖かく気持ちがいい。
(インデックスのほうがキス上手いんじゃねーの……)
どうやら上条を真似ているようだが才能の差があったらしい。
インデックスが上条の舌を含んだまま頭を色んな角度に傾けていると
頭の高さに差があるため、上条の唾液が舌を伝いインデックスへと流れていく。
こくりっと上条の耳に小さな音が響いた。
それはインデックスが上条の舌を吸いながら唾液を飲んでいる音だ。
(うおおッ…………!)
もう一つこくりと音が聞こえた。
舌が混じり溶け合い過剰に分泌している唾液をインデックスが舐め取って
何度ともなく飲み込んでいる。
その事実に上条は茹だってしまいそう。
インデックスにされるがままではなく、むしろ上条のほうから唾液を注ぎこむ。
「じゅるっ……んお、ぴちゅっ……れろ、んあっ……」
上条の舌がインデックスの口腔内を蹂躙してかき回す。
深く舌と舌を絡ませ合うと、インデックスの手が上条の頭をかき抱き強くキスに答える。
夢中で舌を擦り合わせて粘膜と粘膜が触れ合う悦楽を味わう。
触れた唇と舌から嬉しさと喜びが生まれては二人で分け合い吸い取っていく。
二人は知らなかった。唇が、舌が、喋って食べる以外の使い道があった事を。
とても幸せな快感があったという事を。
ひとしきりキスを続けようやく離れると唾液が線となって唇から滴り落ちた。
インデックスは上条の肩に頭をのせ縋りつくように抱きついてくる。
上条も強く抱きしめて密着した身体は鼓動すら一つになる。
愛しくて愛しくて愛しくて仕方がない。
だからこそ――――――――もどかしい。
抱擁すればするほどインデックスに飢えてしまう。
それは愛情と性欲が入り混じった消えない炎となって上条を燃やし昂ぶらせる。
「あっ……」
インデックスも気づいたのだろう。
上条の主張している部分がお腹に当たり恥ずかしげに俯く。
「インデックス…………いいか」
無言の首肯が肩に触れた。
十数秒後、服を脱いで全裸になって座る上条はまだ着替えている最中のインデックスを見ていた。
「とうま、あんまり見ないで……」
パジャマを頭から抜き出すとブラではなく子供っぽい白いキャミソール。
ズボンの下も同じく飾り気の無い白い下着で、よく見るとある部分の色がわずかに…………
と、突然にインデックスが上条の目の辺りを手で覆う。
とても恥ずかしいらしくそのまま横を向かせる。
「着替えぐらい、別にいいじゃねーか」
「ダメッ」
強く言われたものだから素直に横を向いた。
記憶を失う前、初めてインデックスと出会った時も似たような発言をしたのを上条は覚えていない。
デリカシーのなさはやはり変わっていないようだった。
とはいえインデックスにとってもやはり上条が変わってない証左とも言えたが。
「いいよ」
言われて向き直る。
上条がインデックスの裸を見たのは一回や二回では足りない。
ある意味見慣れている光景だったかもしれない。
けれど大きく唾を飲み込み息を止め見入ってしまっていた。
白い。
最初に思い浮かんだのはそれだ。
膝立ちのまま恥ずかしげに胸と股間を手で隠すインデックスは
キャミソールを脱いだ時に乱れたのか、長い銀髪が汗ばんだ肢体に
張り付き外の明かりを反射して白い肌がさらに映えて見えた。
(裸ってこんなに綺麗なもんなのかよ)
普段はそう感じられないが御伽噺めいた容姿のインデックスが
こうしているとまるで銀細工の妖精のようだ。
手で触れると壊れてしまいそうだなんて柄にもない事を思ってしまう。
そんな幻想を纏うインデックスをこれから抱くのだ。
「とうま?」
「あ、ああ……その、見とれちまった」
両者共に顔を赤らめ動きを止める。
インデックスは褒められるとは思ってなくて。
上条は思ったままをつい口に出してしまって。
数秒ほどそうしていると立ち直った上条が手を伸ばす。
「インデックス、触るぞ」
「うん……」
インデックスが隠していた腕を下ろすと透けるほど白い肌には
とても小さくて淡い薄桃色の花が二輪咲いていた。
可憐な胸へとゆっくりと触れる。
「…………っ」
インデックスが小さく息を吐く。
(柔らかいな……)
幼い膨らみへ指が沈み、そっと動かすと滑らかな肌触りと
確かな柔らかさがあって心地よく気持ちがいい。
「あ、やぁっ……!」
最初は遠慮がちな動きがだんだんと激しくなって小さくも堅くなった
乳首を摘み引っ張ると高い声をあげる。
「痛かったか?」
目をつぶりふるふると首を振るインデックス。
刺激が強すぎて思わず声が出たのだ。
今度は優しくマッサージするかのよう上条は撫で回した。
胸の脂肪が指に引っ張られて形を変えて、慎ましい乳房の内側まで圧すように
揉むとインデックスは敏感に反応する。
そのままやわやわと揉みほぐしながら上条は語りかける。
「痛かったら言えよ。俺さ、初めてだからインデックスの身体
触ってると興奮しすぎてさっきみたいに抑えきれなくなるからさ」
らしくないぐらい優しい言葉にインデックスは胸に触れている上条の手を握り微笑んだ。
「大丈夫、とうまに触られるときもちいいんだよ。だから……もっとしてほしいかも」
気恥ずかしそうにもじもじと小さく聞こえるか聞こえないかの声で呟く。
そんなおねだりを聞いたものだから
「悪いインデックス。やっぱ無理」
前言撤回。上条はインデックスを押し倒してしまう。
「あう」
インデックスにに覆い被さる上条。
「とう、んうぅっ!」
抱いたまま腰を押し付けるとインデックスが1オクターブ高い声をあげた。
これ以上ないほど高まった上条自身がインデックスの大事な所へ当たったのだ。
「とう、まぁ…………ひゃぅぅっ!」
続く手がお腹を下り、すでに濡れている秘裂へ直接触れた。
「オマエ、さっきから可愛すぎるんだって!」
無毛のそこへと欲情のまま指を走らせて割れ目にそって撫でる。
「あぅっ!」
つぷりと指が内に入ってくる刺激に身をよじるインデックス。
その位置のままゆっくりとすじをなぞるように指で形を確かめた。
「ふぁ、あっ……んんっ……く、くすぐったいんだよぉ」
落ち着かない様子で腰を震わせるが、触っているとより濡れてしまっていて
くすぐったいだけではないようだった。
「気持いいんだよな?」
「うん……」
「だったらもっとしてやる」
インデックスが気持よくなってくれるなら嬉しくて楽しい。
甘い声がもっと聞きたくて上条は行為を続ける。
(濡れてるけどインデックスちっちゃいからな)
早くインデックスと繋がりたいけれどできる限りインデックスの
負担を減らしたいという気持ちも大きいから。
上条は一本の線のような秘裂に隠された淫核に触れる。
「ひぅっ!ふぁぁっ!んぁあっ!」
そこは感じ易いらしく腰がくっと上がった。
「とうまぁっ……!ぁんんっ……!」
上条は重点的にそこを責める。
「なんか……そこ、おなかのおくがへんなかんじに……!」
指で押して挟んで擦るとインデックスが両足を強くつっぱらせる。
その反応が面白くて上条は顔を股間へとよせる。
ちっちゃな秘部は生々しいピンク色をしており、わずかに開いたすじを見ると
小さすぎる膣口からトロトロの蜜が分泌されており、処女膜らしき襞々が確認できた。
「と、とうまっ?」
インデックスは自身の一番恥ずかしい部分をまじまじと見られて
驚きと恥ずかしさで声をあげる。
「ふあああぁぁっ…………!!」
それははすぐに嬌声へと変わった。
幼くも淫らに濡れ光るそこへ上条の舌が分け入ったのだ。
インデックスは柔らかさと弾力を備えた肉の侵入に大きく身体を震わせた。
「んぁっ……とうまっ……そんなところ……!」
否定しているようでインデックスの声色には悦びが含まれている。
(とうまがわたしをたべちゃってる……!)
小さい膣口ごとしゃぶりつかれては味わうように舌を使われて
ずずずっと吸い上げられてインデックスは上条のツンツンとした髪を思わず握り締めた。
上条を抑え付ければいいのか引き離せばいいのかわからないまま激感をただ受け入れる。
「ふ、ううっん……!あっ……やぁ、かんじゃっ…………!」
堅くなってる豆を前歯でコリコリと甘噛みされて悲鳴をあげた。
上条はいつものお返しと言わんばかりに硬い歯と柔い舌を使って責めては
強張った足を片手で抑えつけ、指で膣口付近を広げるようにほぐす。
「んんっ、はぁ……あ、あっうう、んんっ……!や、なんか……!」
じゅちゅじゅちゅと濡れた音を響かせ指で膣内の上側を擦られると
インデックスは強すぎる刺激に涙を流し何かを訴えるが上条は止まらない。
「だ、だめっ、とうまっ……!あっ、やぁっ…………!」
お腹の奥を刺激し嬌声と悲鳴交じりの声とともにぷしゃりっと上条の顔に液体が飛び散る。
「やだあっ……」
尿道から透明な飛沫が噴出してインデックスは自分の顔を手で隠しながら身をよじらせる。
「あっ、あ、あぁ……んぅんっ……」
そうして勢いは弱まり雫がちょろちょろと流れ落ちる。
上条はインデックスに潮吹きをさせてしまったのだった。
上条がティッシュで顔を拭くと不純物が少ないのかサラサラしていて綺麗にふき取れた。
「ふぇ、えぐっ……ぐすっ……」
泣いているインデックスにとりあえず謝ってみる。
「あー悪かったインデックス」
数秒の沈黙ののち
「……ううー、ばかばかばかばか!とうまのおばか!」
立ち直ったものの涙目のインデックスが頭をぽかぽかと叩いてきた。
その力はさきほどまでの行為のせいか弱い。
「気持ちよくって言ったけどおしっこ出させてなんて頼んでないんだから!」
「いや、つい」
上条さん調子に乗ってしまいました。
そう続けるとインデックスが嫌そうに睨む。
「もしかしてとうま、女の子のおしっこ見るの好きな変態さんだったり」
「女の子つーかインデックスのはもっかい見たいかもしんねーな」
「嬉しくないんだよ!」
言葉を無視し半泣き気味のインデックスの濡れたあそこをティッシュで拭いた。
「う、んぅ……」
「それにインデックスもよかったんだろ」
調子付いている上条。
そんな事恥ずかしくて答えれるわけがない。
「とうまのサディスト……」
頬をぷくっと膨らませて小さく呟いた。
「はいはい上条さんはサディストですよー。で、そろそろホントにやっちまうぞ」
途中で声のトーンを変えてインデックスを見つめる。
ふざけていたようで瞳はどこかギラついているのが、誰かのために首をつっこむ時の
目にも少し似ていてそれだけ真剣なのがインデックスにも伝わってくる。
いつもはそんな目をしてどこかへ行くのを心配するばかりなのに今はインデックスだけを見てる。
(………………すっごく嬉しいかも)
先ほど合わされた恥辱はとても許しがたいのに熱っぽい目を見てるとなんだか許してしまいそうだった。
「とうまずるい」
呟くと上条がへっと変な顔するのが面白くてつい笑ってしまう。
「えへへ、うん。私もとうまとしたい」
「おう」
嬉しそうな様子のインデックスに上条も笑い返して身をのりだす。
「……どうすればいいのかな」
「インデックスはそのまま寝ててくれれば。あ、もっと足上げて開いてくれ」
「んと、こう?」
「もっと頼む」
「むむ、恥ずかしいかも……」
仰向けのインデックスが足を緩やかなM字の形にすると上条は圧し掛かるような位置にくる。
インデックスのお腹のすぐ近くには上条の雄雄しく猛った塊が出番を待っていた。
「えっとー……とうまのおっきいね」
小首を傾げて自分のお腹と見比べる。
不安げな表情だけど今更止められるわけもない。
「俺もこんなでかくなったのは初めてかもな」
棒の根元がインデックスの性器とくっつく距離で先端は臍を通り越している。
弄って慣れさせたとはいえインデックスの小さな身体にはあまりに不釣合いなサイズ差だ。
上条は腰を引くと先端をインデックスにくっつけた。
「じゃあ、いくぞ」
「……いいよ、とうま」
わずかに口を開いたそこは十分濡れているとはいえ、明らかに狭い。
「んんっ……」
腰をゆっくりと押し進めると先端の丸みが沈んでいく。
インデックスは上条の腕をぎゅっと握って圧力に耐える。
上条は熱く纏わり付く肉の抵抗に強い快感を感じる。
狭い隙間を少しずつ押し開くように動かすと亀頭のほとんどが飲み込まれていく。
(インデックスの中、気持ち良すぎる……)
まだ先端が入っただけなのにすぐにも出てしまいそうだ。
「大丈夫かインデックス」
「ちょっといたいけど……へいきかも」
表情は言葉を裏切っていて苦しそうだ。
「わりぃ。このままいくけど我慢してくれな」
「うん……きて、とうま」
身勝手な言葉とも言えるがインデックスはそれを受け入れる。
上条はインデックスの頬を撫でながらゆっくりと腰を進めていった。
撫でる手にインデックスは自分の手を重ね目を強く瞑る。
「んぁ、あっ……!」
インデックスは棒の中程までもが入ってくる圧迫感に息を吐く。
じっくりと優しく挿入していくと亀頭の先端がインデックスの最奥へと辿り着いた。
「全部入ったぞ、インデックス」
「んぅっ……はぁっ……すっごくうれしいかも……」
痛みで脂汗をかきながらも健気にインデックスは微笑んだ。
せめて痛みから気を散らせないかと上条は口付ける。
「んっ、ちゅっ……んんっ、とうま」
そのままキスを続けているとインデックスのほうから名残惜しそうに唇を遠ざけた。
「インデックス?」
「わたしばかりきもちよくしてもらったけど、とうまはうごかないとダメなんだよね。うごいていいよ、とうま」
ほぐしていたおかげでなんとか挿入できたとはいえインデックスの膣口は
大きく広げられており、ちっちゃな身体に収まっているのが不思議なぐらいだ。
「無理すんな。泣いてるじゃねえか」
「泣いてないもん。これは涙じゃなくて汗とかだもん」
「バレバレの嘘つくんじゃありません」
痛みで大粒の涙が瞳に溜っているのが暗がりでもわかった。
落ち着けと髪を撫でるがインデックスは不服そう。
「とうまもきもちよくならないといけないんだよ」
好きな男の子を気持よくさせてあげたい。
きっとそれは小さな少女の中にある女としての自負だ。
インデックスの中は入れているだけでも十分気持ちがいい。
上条はそう言おうかと迷ったがインデックスを見て口をつぐむ。
(インデックスを見くびりすぎかもしんねえな)
涙を零しながらもじっと見上げるインデックスの強い想いが鈍感な上条でも感じ取れた。
「オマエ、ホント頑固すぎるぞ」
「……むむ、とうまにいわれたくないかも」
変なところは似ている二人だ。
「じゃあゆっくりいくな」
腰を遅く引いていくと棒の根本から亀頭の先へと位置を少しずつ変えて握られているような快感が走る。
十数秒ほどかけて腰を引くとお腹の異物感がほとんどなくなったためかインデックスは大きく息を吐いた。
「んはっ……あ、あ、はぁっ…………」
今度は時間をかけてインデックスの中へ挿入していく。
「あっ……!んぅっ…………!」
息を止めて圧迫感に耐える姿は痛々しくも健気だ。
(俺のために泣くぐらい痛いのを我慢してくれてるんだよな)
愛おしい気持ちが止まらない。
早く動きたい欲求を抑えながらも上条はインデックスの両胸に手を当てた。
「こっちは痛くないだろ」
涙目になりながらもインデックスはこくんと頷いた。
小さめながら汗でしっとりと纏わり付く胸の心地良さを感じつつも
技巧なんてわからない上条はただインデックスを痛くさせないように
優しく優しく指の腹で丁寧にくすぐり撫でるように愛撫する。
「はぁ、とうまぁ……」
気持ちいいのか声には痛みだけではなく甘さが混じっていて
痛みで引いていた膣内の潤みも少しだけ湧き出ているようだった。
同時に腰のスピードを早めて胸の愛撫を続ける。
「あ、あぁっ……あぁっ…………!」
痛みで閉じられていた唇が喘ぎ混じりに変わっていき涎が零れ落ちる。
なだらかながらも柔らかい乳房を両手の平全体を使い揉みしだき
中心の固くなった乳首を摘まんで転がして腰を振り続ける。
そうしていると上条の腹の下のほうからきゅぅっと何かが昇ってくるような感覚があった。
それは射精の前兆だ。
(や、やばい)
このまま射精してはいけない。当然上条はそんな風に考えた
だがインデックスに触れ続けていた上条は自分の考えている以上に限界が近づいていて呆気無く達してしまう。
「ああぁっああっあぁぁぁっ…………!」
インデックスは内蔵を熱すぎるマグマに灼かれて甲高く声をあげる。
ビクンビクンと何度も何度も幹全体が痙攣して、インデックスを征服しようと
愛情と欲望で煮えたぎった精液を注ぎこんでいく。
十秒にも満たない時間。上条は挿入をやめる事ができたかもしれなかったが
圧倒的な快楽に心まで囚われて腰の疼きの赴くまま中出しをしてしまっていた。
荒く呼吸を繰り返した後、上条が声をかける。
「すまんインデックス。気持良すぎて中にだしちまった」
「とうま、わたしできもちよくなってくれたんだ……」
泣き笑いつつも嬉しいという感情で満ち満ちていて上条まで嬉しくなってしまう。
そんな献身的なインデックスがやたらと可愛くてキスをすると
まだ入れたままだったモノがすぐに硬くなってしまった。
「とうま、まだしたい?」
「うっ……」
健康で体力のある男子高校生の上条は一回の射精では足りなかった。
でもインデックスに無理はさせたくないとも思うわけで。
「いやいやいや、上条さんは我慢ができる男ですよー。そんな何度もしたいだなんて―――」
「でもとうま。そう言ってさっきから全然我慢してないんだよ」
上条は図星を突かれ言葉を止めた。
いつも近くにいたのに、いざ触れてみればインデックスの魅力に我をなくしてばかりだ。
「わたしはだいじょうぶかも」
悩んでいるとインデックスが腰をくねらせた。
不意の動きにイッたばかりで敏感になっているモノが締め付けられてあっと変な声が出てしまう。
「ねっとうま、しよ」
見ればインデックスも痛みを我慢しているという風でもなく余裕があって
美味しい物をまだまだ食べたいとせがんでいる時の表情をしていた。
当然もう駄目だ、などと言うわけがない。
「どうなってもしらねえぞ」
手を上に伸ばして迎え入れるインデックスに上条は覆い被さった。
「とうまもぎゅっとしてほしいな……」
官能的な誘惑に上条は小さな身体を懐中に取り込む。
裸の身体が密着しあうと服を着ていた時よりもっと気持ちがよくて強く抱きしめた。
「とうま、とうま……」
インデックスも気持ちがいいのか呼ぶ声は色づいていて耳元の囁きは脳まで蕩けさせる。
その声をもっと聞きたいけど、それ以上の欲求に惹かれ唇に吸いついた。
「あっ、んんっ……ちゅじゅっ、んおっ……」
口内に差し入れた舌を絡ませあって唾液を交換しあう。
「ふっ、んあぁっ…………」
膣内で興奮した上条の塊が脈動して跳ね上がり、くぐもった喘ぎが上条に届いた。
「ちょっとまってろインデックス」
上条が肉棒を抜き身を離すと温もりが遠ざかりインデックスがあっと悲しげに呟く。
胡坐をかいた上条はすぐにインデックスを抱き上げて身を寄せ合った。
インデックスの真下には濡れ輝く大きな怒張。
「とうま……」
ぴとりと先端が入り口に触れると期待と興奮でインデックスの声は掠れていた。
抱いたインデックスをゆっくりと下ろし沈ませていく。
「ひゃうんっ……!」
まだ窮屈な膣内が押し開かれて愛液と精液が入り交じった液体がドロリと肉棒へ絡みついた。
「んぁっ!……とうま。おなかの、なか……へんなんだよぉ……」
裡から広がる快感の波。痛みではなく純粋な女の快楽。
愛撫されるよりも強い感覚にわずかな恐怖が生まれ身体を支えようと上条の肩に手を置く。
だが上条は容赦しない。したくでもできない。
抱き上げた力を緩め、腰を突きあげて一気にインデックスを貫いた。
「んあっああっあっ…………!」
上条は抱きしめながら遠慮なく腰を使い続けるとインデックスは甲高い嬌声をあげ
大きく身を仰け反らせては汗の珠が弾けて銀髪が振り乱れる。
「あ、ふぁっ……んっ!あぁ!あん!」
突きあげられる度、ぞくぞくぞくっとインデックスの身が震えて瞳が快楽でぼやめいて
激しい抽挿でぐちゅぐちゅと濁った音が結合部分から響いた。
「インデックス……!インデックス……!」
上条は腕の中に軽く収まってしまう細い身体を掻き抱く。
腰を大きく揺らして膣内でこすり快楽を貪っていく。
「はっ、んっ!あ、んぅっ……と、うまぁ……」
上条は抱きしめながらも背中を撫でるようにさすって、心地良く柔らかい
手触りのお尻をなでると蕩けるように名を呼ばれより興奮が高まる。
こんなにも小さいのに凶暴な肉の塊を受け入れ官能に喘ぐインデックスが
あまりにいやらしくて何度も何度も腰を叩きつけてしまう。
「やぁっ……あぁっ、あ、あぁっ!」
深い所を小刻みに早いリズムで小突かれてインデックスは上条の首を抱いたまま儚げに揺れた。
太腿を大きく持ち上げられて長いストロークで入り口から奥まで大きく腰を使われ
体重を利用するよう抽挿されると亀頭の太い部分が膣粘膜を擦り上げる。
「ああああぁぁぁぁっ…………!」
透き通った声がさらに高い音階に引き上げられインデックスは上条にされるがままの楽器へと変わる。
(とうま、とうま……)
他の誰でもなくインデックスだけを上条は奏で愛してくれている。
それが嬉しくて愛しくて上条へ唇を寄せた。
「とうまぁ……んぅっ、ちゅーするね……」
鼻にかかった声は子供が甘えるような響き。
上向いたインデックスが上条の口内へ舌を差し入れる。
絡ませあった舌を甘い飴玉を転がすように味わいうっとりと表情をとろめかせる。
「ふあっ、んっ、ちゅっ……ぴちゃ、んあっ、れおっ……」
舌が溶け体温が混ざり合い深く繋がった所から快感が全身に広がっていく。
インデックスが上条の頭に腕を回しキスを繰り返すと小さくて蕩けそうなほど
柔らかい舌が上条の口内の至る所を舐めまわししゃぶり吸いついてくる。
堪らないほど気持ちがいいお返しに上条が突いてあげると喘ぎが唇を通し伝わってくる。
ずっとこうしていたかったが上条はもう限界だった。
インデックスの狭隘な膣内に包まれる快感が強すぎる。
キスされて舌が性器の代わりみたいに気持ちがいい。
上条は対面座位の体勢で深く繋がったまま溢れ出そうとするものをインデックスの中へ開放した。
「〜〜〜〜〜〜っ!!!!」
上条の口に伝わってくる声にならないインデックスの嬌声。
インデックスがイッているのだ。
膣内が収縮し上条の脈動する塊をぎゅぅっと締め付け熱い生命を吸い上げていく。
性交に慣れてきたばかりの幼い膣壁がぐちゃぐちゃに絡み付いて精液を飲み込んでいく。
二回目だというのに衰えていない奔流がどくどくと放出されれる。
快感に逆らわずインデックスの子宮へと愛の証を注ぎ込んでいった。
息を吐き上条は前のめりに倒れこんだ。
インデックスに重量がかかっているので横に転がると抱き合っていた身体が久々の外気に晒されて涼しい。
そうして二人は荒く息を吐き続けしばらく絶頂の余韻に浸っていた。
「インデックス。凄いよかった。気持ちよかった」
「わたしもなんだよ。とうまっ」
インデックスが抱きついてくる。
(とうまとなんだか離れたくないかも)
まだ全身がピリピリとしていてくっつくと気持ちがよかった。
上条も身を離すと何か物足りなさがあって抱きしめると安心できた。
その安らかさに瞼が重く閉じていく。
でも眠る前に上条はインデックスに伝えたい事があった。
「インデックス聞いてくれ。オマエに今まで言えなかったけど言わなきゃいけない事がある」
きょとんとした顔のインデックス。
「なに?とうま」
じっと見る瞳は曇りなく透明だ。
上条当麻が失った真実を話すと泣いてしまうかもしれない。
けれど愛しあった女の子にいつまでも嘘をついていたくはなかった。
唾を飲み込む。さっきまで潤んでいたのに口の中はもう乾いていた。
上条の腕に力が入り、抱きしめる様はまるでインデックスにすがりついているようにも見える。
初めての記憶。
上条当麻が記憶を失い生まれたばかりの時一目見たインデックスの笑顔。
幾つかの言葉で悲しみ哀切に満ちていくその表情。
あの時、嘘をついたのはインデックスを悲しませたくないと思ったから。
でもだからこそ、ツケを払わないといけない。
きっと今ならば上条もインデックスも乗り越えられるはずなのだから。
「とうま……」
上条は渇く喉に力を入れ返事を返そうとする瞬間
「おなかへった……」
「へっ?」
インデックスは上条の右腕を枕にすやすやと眠りについていた。
寝言を言ってしまうぐらい寝入っていた。
「あー、そりゃ疲れるし腹もへるよなぁ…………」
空いた左手で頭をかく。
どうやら言うべきチャンスを逃してしまったらしい。
それとも今がその時ではなかったとでもいうのか。
今から起こして伝えるにはあまりにインデックスに酷過ぎるし
上条も張り詰めた緊張が切れてしまっていた。
「しょうがねえよな」
インデックスの身体を軽く抱きしめ自らも目をつぶる。
(ごめんなインデックス。俺にはあと少しだけ勇気が足りないみたいだ。
もう少し、もう少しだけ時間をくれ。そしたらきっと……)
混ざり合う体温と心地よい疲れを体中で感じながら深く垂れ籠める睡魔に身を任せ上条は眠りにつく。
今日が駄目なら明日も明後日でも二人の一緒は終わらないと信じているから。
終了
タイトルは「なんでもない大切な一日」です。
GJ
俺の思う上インの理想系をそのまま形にしやがった…
悶え死ぬかと思ったぜ畜生
あんた最高だ
なんかもうGJしかでてこねえ
エロくて愛があって最高だった
もう一度心の底から力一杯GJ!
甘くてエロくて上条さんの鬱まで入っている
何という上インフルコース
おなかいっぱいです。GJすぎる
やばい朝からやばい
GJ
すばらしい…
上インの理想のひとつといった感じ
上インは定期的に大作が来るなあ
初々しさが伝わって来て最高だった
上インは定期的に大作が来るなあ
初々しさが伝わって来て最高だった
GJ!
神イン初挑戦です。
エロなし鬱ネタ
多分3レス
時系列的には16巻後
料理を作っているとインデックスが近づいて来たのを感じる。またつまみ食いか、と五和が居候していた時を思い出して、純白少女と見比べる。
「む、失礼な事考えてるかも」
いや、その通りだけど迂闊に同意も出来ない。
「そうだ、とうま。こっち向いて欲しいかも」
いや、料理している最中に振り向けと言われてもな。
「今、包丁使ってるから、」
小さな声が聞こえたような気がした。「だからかも」って。
その時は声に含まれた僅かな色に気づけなかった。
だから、無理矢理、振り向かされた。インデックスは俺に抱きつくような体勢、いやようなではない。包丁を持った俺に抱きついて来た。
弾力のある皮を破り、肉に刃が飲まれる。『不幸』にも、何度も研がれ小さくなった包丁は肋骨があるはずの胸に刺さったにも関わらず、固いものに当たる感触はなく柄がインデックスの体に触れる。
例えばインデックスが無防備で、俺に殺意があったら、最低でも十回の半分、下手したら八回位は肋骨に阻まれる。
「良かった」
何がだよ! 自分の状態分かってるのかよ!
あの時とは違うんだ。『歩く教会』は俺が壊したんだ。
「何がだよ。訳分かんねえよ」
虚ろな瞳を見て怖くなった俺は一歩下がってしまった。
深い刺傷の場合は、手当てが出来る準備ができるまで刃物を抜いてはいけないんだ。
白い肌、白い服にまき散らされる新鮮な血の赤。
普段見るような茶色がかった赤ではなく、鮮やかで絶望的な、紅。
「だって、こうして刃が通るのは、とうまが私の事、恨んでないからだよね」
目の前の少女は何を言っているのか、理解できない。いや、正確に言えば、理解したくない。
俺の『不幸』を逆手に取って、試したなんて。俺に僅かでも殺意があれば絶対に死なないから。こんな運試しみたいな方法なら。
「だから、良かった。で良いのかな」
良くないだろ。くそ、救急車呼んで止血して、後は何が出来る。
そうだ! 五和。 まだ学園都市にいるはずだ。
五和なら回復魔術が使える。
1コール、2コール。僅かな時間も惜しい。
携帯電話を叩き落とされた。
血の気が引いて、目も虚ろで、多分もう立ち上がれないんじゃないか。そんなインデックスに。
携帯のスピーカーから五和の声が聞こえる。
今、携帯を手に取り、ほんの少し走ればインデックスはもう追いつけない。
なのに、俺はそれが出来なかった。インデックスが万全なら、逆に楽勝だ。
多分、それをしたら、いや、しゃがんだ瞬間に飛びつかれる。傷が開くのなどお構いなしに。
それをどう振り払えば良いんだ。
「とうま、せめて少しの間位は『こっち向いて欲しいかも』」
ああ、さっきの言葉は聞き方を変えればそんな意味になるのか。
俺はインデックスだけを見てはいなかった。その報いか。
だけど、助ける方法はある。着ていた服を噛むと右手をまな板にのせ、左手の包丁に力をいれる。
「何をしてるのかな。とうまに傷ついて欲しくないかも」
慌てて立ち上がろうとするインデックスを怒鳴りつける。
覚悟を固めるために。俺自身が引けないようにするために。
「右手を切って、俺が魔術とやらを使う」
小萌先生と比べれば、俺は魔術側に染まっている。だから、後先考えなければ、
「十万三千冊、それがお前を救うんだ」
力を入れても殆ど刃が進まない。何でだよ!
「とうま、無駄な事は止めた方が良いかも。自殺者にはお墓も建てられないんだよ?」
その言葉、を頭から振り払う。
後ろ半分は自分に言っているようにしか聞こえない。
通話状態の携帯の前でこれだけ騒げば五和はこちらに向かってるはずだ。
はっきり言えば俺が右手を切り落とせたところで、五和に助けられてしまう。
回復魔術が効くだろうし、科学的にも手首から先の切断程度なら数分は持つ。止血すればさらに長く。
蘇生だけなら一時間経ってもあのカエル顔の医者なら出来そうだ。
「インデックス、お前……」
インデックスは笑っていた。穏やかにだけど、虚ろだった目に力を込めて。
「本当はとうまにお願いしたかったけど仕方ないかも」
よろよろと窓へ向かうインデックス。止めなければいけない。止める術が分からない。
やることが多すぎる。インデックスを止めて、右手を落として、どう考えてもインデックスが出血で死ぬ方が早い。
それに止めるのにインデックスの血を失わさせてはいけない。
俺に出来る事があるなら、それは……
「馬鹿としか言いようがないかも」
俺はインデックスを抱いて、窓から飛び出した。
インデックスだけは悲しませちゃいけないのに、俺は悲しんでいることにさえ気づかなかった。
なあ、五和、インデックスが助からないなら俺を助けないでくれ。その時は一緒に逝けないから。
なあ、ステイル、インデックスを助けて、ついでに俺を殺しに来てくれ。今度は是非受け入れさせて貰うよ。神裂でも構わない。
なあ、インデックス、本当にこんな方法しかなかったのかよ。
なあ、『上条当麻』お前ならどうした? やっぱりインデックスを救えたのか? だってお前は本物のヒーローだもんな。
投下終了します。
それから誤字発見
×神イン
○上イン
でした。すみません。
ちょっと七閃受けて来ます。
何と言うか、その、出来事が唐突すぎてよくわからない。
乙。
神浄さん×インデックスとか新しいな!!とか思っちゃったんだよ?
でも話の前提状況が理解できないのよな……
それなら無理に感想っぽいことしないでいいんだよ
>>732 欝と言うよりグロ、リョナだと思った。読んでいて心臓がきりきりと痛くなったよ。
しかし不快になったかと言えばそんな事も無かったのは、上条視点が彼の混乱ぶりそのままだったからかな?
『不幸=望んだ事と真逆になる』って発想も斬新だった。
なんか6月後半から一気に書き込みが減ったような気が。
まだ6月後半なのだが
まだ6月なんだ・・・・・・
いや21日ぐらいからえらく進みが遅くなってる。
そもそもエロパロスレってのは作品投下がなければ基本伸びん物なんだぞ?
だって雑談したらするなって言うくせに…
しなきゃしないで伸びないって言うのはどういうことなの…
バテてるんじゃない?
夏休みなったら一気に伸びそう
>>744 それは気まずいぞかなりw
「お姉さま、若者たちが『2ch』とやらで××××してらっしゃるそうですってよ?」
「それはけしからないね。リアルに恋愛すれば…恋…れ・れれれれの!ふにゃああああああ」
「お!お姉さま?!……(ここは…攻めに黒子は回る番では!?)……ごくり。お姉さまぁ。あちらで涼みませんこと?(ぬふーっ!ぬふーっ!言った!言いましたわ!!)
わーリア充爆発しろー(棒読み
伸びないとかを気にしてるのが雑談厨なんだろ
黒妻×固法とかガチだろ
748 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 00:36:39.83 ID:Pjqc3TCF
>>732 今更だけどヤンデレな上インで鬱っていいよね
ヘコむけど興奮するというか…
sageろと言いたいがその主張には賛成だ
原作の上条さんのインさんに対する態度みてたら明らかにヤンデレ入ってるよね…
こじらせたら大変なことになりそうなくらい
アニメ版の上条さんのインさんの扱いはあれはもうペット扱いに近いけど
超電磁砲の方が男児はスカッとするよね、w
レールガンどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんんんんん!!!!!!!!!
wwwwww
美琴苦渋なめるのエロまだー?
アニメの上条さんは手抜きなのか尺の問題なのかそれとも別の大人の事情なのかは置いておいて
記憶喪失関連で思い悩むことが無いから普通にインさんに手出してるんじゃないかと思ってしまうときがある
>>749 なんか独占欲と保護がいき過ぎて、家から一歩も外に出ず学校も行かなくなり
インデックスが何言っても聞かず、「オマエのためだ」と繰り返して実質監禁してる上条さんがいそう。
>>753 上条→一方・イン→打止にも互換できるな流石対の存在
保護者と同居しなけりゃそうなってたよな
浜面と滝壺の場合はなぜか監禁されるのは浜面のほうがしっくりくる不思議
浜面爆発しろ
浜面はどうでもいいかな
>>755 浜面は滝壺より麦のんに監禁されてそう
むしろアイテムに監禁される
妹はオリジナルを隔離して、勝手に授業受けてたりとか
妹「エヘンえへん」
妹「ちょっと!今日空いてる!?勝負よ勝負!!セブンスミストに3時ね!おくれるんじゃないわよ!!」
妹「…慣れないフリは疲れますね、とmsk」
いつの間にかイン万歳スレになってる今話題のスレはここですか
禁書板から流入したのか
↑なぁ、こいつばかじゃねーのか?
おいおいもう少し言葉選んでやんなよ
青ピとか
素直に「俺の好きな○○の話を書いてください!お願いします!」って言えばいいのに…
滝壺マッサージ
>>761 青ピはあれでも委員長だから頭良いんじゃないの?
>>764 委員長は頭が良い奴がなるのではなくて、なりたい奴、または、押し付けられた奴がなるものだから、委員長=頭が良いにはならないよ。
三次でも二次でもそこだけは変わらない。
投下します。 美琴とインデックスが遊ぶ話です。 エロ無し
仲良くなった日
平日の放課後、ショッピングセンターにて御坂美琴はあまり知り合いには見られたくないお店を回っていた。
テナント内は妙にピンク色の多い空間で周りは幼児や小学生女子が多く女子中学生は美琴一人。
動物をモチーフした筆記用具や玩具。シール、リボンの付いたレターセット、メルヘンなキャラクターの雑貨。
いわゆるファンシーグッズのショップにしてもどちらかといえば低年齢向けな所に美琴はいたのだった。
(初春さんや佐天さんとはいけないのよねー。黒子はなんか引いた目で見てくるし)
自分でも子供っぽい趣味というのはわかってはいたが可愛いという感情は止めれるはずもない。
とは言っても見栄もあるわけで、友人の誰も誘えずに一人でうろうろとしていた。
「ねーとうまー。本当にいっちゃうの?」
「しょーがねーだろ。補習があるの忘れてたんだって」
美琴がテナントを出ると、親しいとも親しくないとも言い難い二人がいた。
上条当麻とインデックスだ。
「なんだってこんなとこいんのよアンタたち」
「いや、おめーこそこんな毒々しいピンク色の店で何してんだ」
「こんにちわなんだよ。短髪」
今一歩噛み合っていない挨拶だ。
「いや、でもちょうどよかった!御坂さん、ちょっくらインデックスの面倒見ててくんねーか!」
「はっ?」
呆然とする美琴に上条はまくしたてる。
「インデックスと適当にどっかで遊ぶ約束してんだけどさ。
俺、補習があったの忘れてて小萌先生……担任にだな。呼ばれちまったんだよ。
インデックス連れて行って待たせるのもなんだし、インデックスを見ててほしいんだ」
両手を合わせて拝む上条。
「こいつ一人じゃ携帯もろくに使えないし、絶対迷子になっちまうに決まってやがる!」
「むむ、すっごく子供扱いされてる。でもここがダンジョンなのは否定できないかも」
特に高級というわけでもないが色々なテナントが立ち並ぶセンター内は
インデックスの目を引くものが多かった。
完全記憶能力があっても、品々に目が移り続けていっては道の記憶すらできない。
(なんで私が……ん?)
美琴は突然の申し出に難色を示すが、ふと思いついた。
「アンタさー、こういうとこどう思う?」
出てきたばかりのショッキングピンクな店内を親指で指す。
インデックスは疑問符を浮かべた。店外からは見てもよくわからないのだ。
「ヌイグルミとか可愛いのあるんだけど一緒に見て回る?」
インデックスの顔がぱぁっと輝いた。
上条とはそういうファンシーでミッフィーでディズニーだったりするお店を見た事などない。
つまり学園都市で一度も見た覚えが無いという事だった。
「見る!」
即答するインデックスに話はついたのかと上条も頷いた。
「いいのか。じゃあすまん御坂!行ってくるぜ。一、二時間で戻ってくる」
「はいはい、いってらー」
「じゃあね、とうま!」
二人をおいて上条は突っ走っていった。
美琴とインデックスは店内へ入っていく。
この時ばかりは上条との関係も諍いもなく二人とも笑顔だった。
美琴は誰かと一緒にファンシーショップに入るのが久しぶりで。
インデックスは見慣れなくも興味を惹かれるものがいっぱいで。
仲良くお店を見て回っていった。
「いやー、アンタなかなかいける口ね」
「面白かったんだよ!」
二人はきゃっきゃと騒きながらフードコートでテーブルを挟みくつろいでいる。
店を幾つか巡り一時間半ほど経ったとこで、上条へメール連絡をし休憩しているのだった。
ちなみにクレープを二人とも食べているが付き合ってくれたお礼としての美琴の奢りである。
「しかしさっきのアンタ面白かったわ。子供が滅茶苦茶くっついてたじゃない」
途中、インデックスとシスター服が物珍しくて、グッズ商品よりもインデックスにくっついている子供達がいて
美琴もインデックスも子供好きだから引き連れて見て回っていたものだった。
「歩く教会が人気なのは予想外だったかも」
妙に大きい安全ピン共々最初は売り物と間違えられたりもしていた。
「短髪の、常盤台中学校っていうのも人気なんだね」
「別にたいしたもんじゃないんだけど、そう見られるのよ」
学園都市きっての名門校である常盤台中学は子供だってみんな知っているレベルだ。
それだけにああいう店内では目立つしお嬢様お嬢様と幼い女の子達が憧れの目で見てきたりする。
つまるところ二人とも目立っていたのだった。
「ぱくっ……美味しかったー♪」
そうこうしてると美琴が半分も食べ終わらないうちにインデックスはクレープを食べ終わってしまう。
あんまり幸せそうにに食べるものだから美琴も
「まだなんか食べる?」
「食べる!」
ついつい甘やかしてしまった。
フルーツパフェ、アイスクリーム、ハニーワッフル、イタリアンジェラート
アップルパイ、チーズケーキ、イチゴタルト、ポンデリング、
やたらと洋菓子が並ぶテーブルを一匹の獣と化した少女が凄い勢いで食らっていく。
「流石にやりすぎたかしら……でもコイツ全部食べそうね」
インデックスがお菓子の写真を見てどれがいいか物凄く悩んでいたせい
というのもあるが、美琴自身思ったよりも楽しくて気分がよかったらしく
美琴さんに任せない!と言わんばかり全部買ってあげてしまったのだった。
美琴も幾つかつまんでいるが、流石にこうは食べれない。
「美味しいんだよッ!美味しいんだよ……!」
ちょっぴり涙を流すほど感動して食べる様子はわりと異様だが
美琴もここまで喜んでもらえるのなら悪い気分ではなかった。
「なんかついてるわよ、ほら紅茶も」
美琴がティッシュで口元を拭いてあげる様子は、あまり年が変わらないのに子供にしてあげるみたいだ。
むぐむぐと口元をされるがまま拭かれて、差し出されるまま飲んですぐに食べ始めるインデックス。
なかなかの子供様っぷり、むしろ拭かれるのに慣れているよう。
チンッと軽い音をたてて最後の仕事を終えたフォークが皿に置かれた。
「ああ、天にまします我らが父よ。あなたの施しで私は今日も生きていけます。
でもちょっと苦しいので、食後のお祈りは省略するのをお許しください。げふっ……」
「ずいぶんアバウトな神様ねぇ」
インデックスは満腹感と満足感でなんだかキラキラ輝いていた。
「ありがとうなんだよ、短髪。すごく、すっごく美味しかった」
「はいはい、どういたしまして。しかしアイツまだこないのね」
おおよそ二時間と少し経ったが上条はまだ戻ってこないようだ。
「とうま、よく補習に行ってて、いつも遅いんだよ……」
見るとインデックスは歩き回った後、満腹になったためか眠そうに船を漕いでいた。
「アンタ、関心するぐらい本能に生きてるわ」
美琴はそう言いながらもテーブルを片していく。
「もうちょい待ったらアイツもくるでしょ。それまで寝てていいわよ」
黒子以外の後輩にも「お姉様、御坂様」と好かれてるのは伊達ではなく面倒みのよい美琴。
インデックスを見る目もどこか優しい。
「うん……」
インデックスはテーブルに腕を置いて、枕にすると頭を横にした。ほどなく寝息を立て始める。
(なんていうか子供よねー)
美琴も肘をつき、インデックスの寝顔を見ながらそう思う。
ただそれは純粋だとか無垢だとかそういう風に表されるもので。
(アイツはそういうのがいいのかな……)
自分にはとてもないものだな、なんて思ってもしまう。
「……って、違うわよ!」
思わず考えた事を否定すると大きな声が出てしまい、インデックスの身体がぴくんと動いた。
(あ〜もう)
声を潜めてインデックスを見ていると、ふと髪にお菓子の破片がついているのに気づく。
(まったく、女だからちゃんとしなさいよ)
破片を取ってあげようと髪を持ち上げてみたら
(うわ、ナニコレ。やわらか……つーか細っ!そのくせ痛んでないし)
蒼みがかかった銀髪は絹のようなサラサラとした感触があって
一房持ち上げてみると、流水のような色と相まって光に透けてしまいそう。
髪質そのものが日本人とは違う感じだ。
そもそも綺麗な銀髪なんてそういないわけだし。
顔をまじまじと見てみると眠っているためか表情が静謐でまた雰囲気が違ってみえた。
なんとなくほっぺに触れてみればやたらと張りがあって柔らかい赤ちゃん肌。
「……素材はいいのよね。しかしこう見てると……」
幼い頃に見ていた女の子向けアニメのキャラみたいだ。
アニメだと髪の色は銀じゃなくて青かったりピンクだったりするけど
科学最先端の学園都市で何故かシスター服だし、食いしん坊で携帯も使えず
ちっちゃくて、妙に子供っぽかったりと、魔法少女か何かかと
ほっぺをぷにぷにしながらなんとなく笑ってしまう。
「御坂さん……?」
「うぉぅっ!」
背後から囁かれて、女の子らしくない声をあげた。
「いきなり驚かせてんじゃないわよッ!」
「いやだって、寝てるインデックスの顔触ってニヤニヤしてるからよ。
どう声をかければいいか迷っちまって」
上条さん百合展開は未体験ですのことよ。と気持ち悪くしなを作る上条。
「ちょうぶっとばしてぇ」
やたらドスの効いた響きを持つのも致し方なかろう。
「わりぃわりぃ、とにかく遅くなっちまったな。おいインデックス起きろ」
「……おはよう、とうま」
揺さぶられて顔を起こすと寝起きはいいのかわりとしゃっきりしていた。
「今日は二人で何してたんだ?」
「うんとね、ヌイグルミ見たり、絵本読んだり、動物の玩具触ったり
子供達と一緒に遊んだりしてた。楽しかったんだよ」
「へえー、よかったなインデックス」
上条は美琴に向き直りながら
「御坂ありがとな。一緒に遊ぶんならやっぱ女の子同士のほうが気があうみたいだ」
「……たいしたことじゃないわよ」
美琴はそっぽを向いた。女の子と評されたのがちょっとだけ嬉しかったのだ。
「それとね、短髪にいっぱいお菓子食べさせてもらったよ」
それを聞いた瞬間、保護者の暖かさを持ち合わせていた上条の笑顔が
ギシリと音を立ててひび割れる。
「……いっぱいってどれくらいなんでしょうか?」
恐る恐る問いかけると美琴は指を何本も折って数えた。
「パフェにクレープにアイスクリームに…………まあ十個ぐらい食べさせたわね」
「イ ン デ ッ ク スーッ!」
「なんでとうまが怒るのかな!」
キシャーと襲いかかるポーズにインデックスはきゃあっ!と頭を隠すよう抱える。
「なんでもクソもあるか!そこらの売店見ると一個300円もするじゃねえか!
十個食えば3000円。それだけあれば一週間は暮らせるぞ!」
「いや、それはどうなのよ」
美琴の金銭感覚はわりとゆるいので、上条の気持ちはわからない。
切り詰めればまだイケるなんてわからない。
「インデックス、明日からもやし生活だ。朝も昼も晩も、もやしがオマエを待っているぞ」
「も、もやしは嫌いじゃないけどッ!せめてお肉を!」
インデックスは年貢を取られた農民のように、上条の服を引っ張りすがりつく。
「ダメだ」
最後通牒が突き付けられガクリと頭を落とした。
「すまん御坂。今はちょっと払えないけど必ず返すから。
きっと返すからインデックスを許してやってくれ」
上条は頭を下げる。
「つーかなんでアンタが払うって言ってるのよ。あとこの光景、私が悪者みたいだからやめい!!」
長椅子でorzしているインデックスと、これ以上ないぐらい真摯に頭を下げる上条。
肘をついた美琴はさながら組織のボスが失敗者の処分をどう決めようかしているのを
ほどほどの処分で許してくださいと部下に懇願されているみたいだった。
「私がコイツに奢ってやったんだから、アンタが口を挟むことじゃないわよ
私もわりと楽しかったから、お礼ってヤツよ。そんだけ」
ふんっと横を向く。
こんな大仰に言われるとお礼とか口に出さないといけなくて、なんかこう恥ずかしい。
「……あー悪かったな」
美琴が素直にお礼を言いにくい性質なのがなんとなくわかる。
「じゃあ明日のご飯は豪勢にッ!」
「なんねえよ!」
顔を起こしたインデックスはマイペースすぎだった。
なにはともあれ、もう夕方から夜にさしかかってる時間だ。
「結局、補習受けただけだけどしょうがねえか。おし、帰るぞインデックス」
「うんっ!」
満足しているインデックスを見てると上条も嬉しかった。
「今日はほんとありがとな」
「たいした事じゃないってば」
笑顔を向けられた事があまりない美琴は少しだけ照れくさい。
「楽しかったんだよ短髪。ありがとう」
美琴はおうと手をあげた。
「それさー、ずっと気になってたんだけど短髪ってどうなのよ」
今日インデックスと遊んでいたが、何度もそう呼ばれると美琴も言いたくもなる。
「私は御坂美琴って名前があるんだからそっちで呼びなさい。
アタシも、アンタをインデックス……でいいのよね。そう呼ぶから」
ちゃんと自己紹介もしてなかったのだ。
インデックスは言われると笑顔を作り
「うんっ!じゃあまたね。みこと!」
「おし、また付き合ってよねインデックス」
美琴も笑顔を返して二人は楽しい一日を終えたのだった。
おまけ
「ねえ黒子、ちょっといいかしら」
「なんですかお姉さま、えっ!?」
柔らかすぎて音も立てない常盤台寮ベッドに二人の身体が沈む。
「な、な、なにを、お姉さまっ!?」
押し倒され仰向けの黒子に美琴が近づき首筋辺りの髪をすくう。
「あっ……」
うなじに一瞬触れられ黒子はゾクリと身体を震わせた。
「黒子の髪、綺麗ね」
髪を撫でる美琴の細い指。
(何故かわかりませんがわたくし、ついにお姉さまと……!)
目をつぶり黒子は美琴を受け入れた。が、しかし
「やっぱ違うわね」
「え゛」
何事もなく美琴は身体を起こす。
「あ、もういいわよ黒子」
「お、お姉さま……?」
なにがなんだかわからない黒子。
「なんか百合がどうこうアイツに言われたから、んなわけねーよって試しに」
「試しにッ!」
泣き崩れた。
「弄ばれたッ!わたくしお姉さまに弄ばれたですのー!」
「ちょっとした冗談じゃない」
「けれどッ!お姉さまに弄ばれるって倒錯的でなんだか官能的ッ!でへへ……」
「やっぱ平気そうね……」
黒子は今日も平常運転だった。
終了
もうちょっと美琴とインデックスは仲良くてもいいと思います。
エロ入れれなかったんで、次はゲス条さんで陵辱したい。
版権絵だと仲いいんだけどね。とりあえず乙
GJ
百合とかそういう要素を抜きにして、もっと純粋に仲良くなっててもよさそうなもんだよね、あの二人
そういやはいむー絵だと腰に手を回して恋人握りでどう見ても百合ップル…っていう絵があったな
美少女がキャッキャウフフとしてる絵面はいいもんだ
二人揃ってゲス上さんにいただかれる続編待ってます
いいな素晴らしいな最後の黒子まで
完璧に日常を演出しているではないですか
GJ!!!
つまりこの後ゲス上さんと助手デックスに手篭めにされてしまう美琴さんが見れるということですね
わかります
美琴とインデックスとついでに黒子も押し倒す上条さんだろ
黒子さんは今日も平常運転ですね
非日常に手を差し伸べてみせろよ
??「ヒイイイイイイイイイイイイイロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
ゲス上さん期待w
ゲス嬢さま?あ、いいね。グチャグチャに。いいね、百合子さん
期待です
インデックスと美琴をまとめて××したり○○させたりするのか
少し妄想しただけで絶頂しそうだ
そういや保管庫にも上イン美琴の3Pものがあったな
あれも大好物だ
3P4Pってやっぱり男の夢なんだよな
ただし致命的なまでに書きにくいんだよアレ
せめて本番を書かなければいいならなんとか…… 本番で3pは書きずらい。
上条さんは複数人でのプレイで喜ぶ派なのかな
複数プレイさせる力量に乏しい場合は焦点の二人以外が空気になってしまうからね
登場人物全員を上手く使うには技量が必要だ
5Pを書い手見たんだが、なかなか難しい
まぁ普通に二人相手して、残り二人は百合らせる
するとあら不思議、二人終わったころには残り二人は準備万端という
>>787 「最大9970Pまで可能ですとミサカは複数プレイ好きなあなたに伝えてみます」
「それは、既にプレイではないとミサカはミサカは……あれ? 一人多くない?」
「さ、行きますよとミサカはおもむろに上位個体の腕を掴みます」
アルゴリズム体操みたいにヤれば何Pでも行ける気がする
味気ないが
1万人の人間ムカデ
この分だと
>>1000になるまで次スレは無しかなあ
前だったらこの辺りのスレ数だともう容量落ちしていたものだったが
新約2巻待ちなんじゃない
できるだけ公式に沿った話書きたいって人も新キャラで書きたいってひともいるっしょ
番外通行書いてるけど2巻で大きく動きそうなので新刊待ちです
>>582みたいな番外幻想が本格的に来るのをずっと待ってるんだが
それに関してはマジで新刊待ちな気がするぜ。
番外幻想があるなら禁書通行や電磁通行があってもおかしくはない
『書いてる』……そんな言葉は使う必要がねーんだ
なぜならオレやオレたちの仲間はその言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際にSSを書き終って もうすでに 投下してるからだッ!
だから 使った事がねェ───ッ
>>796 オマエもそうなるよなァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オレたちの仲間なら……わかるか? オレの言ってる事……え?
『書き終わりました』なら使ってもいいッ!
『書きました。投下します』
おい球磨川さん
電磁通行って同人誌で見た気がするな。確か上条さんは殺されてて心中バッドエンド
804 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/07(木) 22:56:31.82 ID:SpTYuPLT
>>803 もしかして美琴が一方さんに監禁されてて精神病んでるやつ?
吹寄と滝壷を母乳が出る状態にして搾乳したい
こんにちは。
まああれですよ。
>>805 の妄想に触発されて殴り書いてみましたよって感じです。
PCからの投下だから失敗したら後ほど再チャレンジします。
上条×吹寄。
では以下投下開始。
「あぁー、遅くなっちまったぜ」
学校の廊下を歩く上条当麻はそうぼやいた。
ホームルームの終了と同時に鞄を掴んで教室を飛び出した所で
大量の教材を抱えた数学教師の親船素甘とぶつかった。
当然の様にぶちまけられた資料を拾い集めている内に何故か荷物運びを手伝わされ、
運び終えたら今度は資料室の整理までやらされた。
止めはお礼と称してお茶とお菓子をご馳走になったのだが――、
「生徒指導室(あそこ)に招かれた時はマジでビビりましたよ上条さん。お陰で何処に何が入ったのか……不幸だ」
そんな事を呟きながらガラっと教室の扉を開けた。
この時間教室に人はいない……筈だったのだが、
「吹寄?」
ガランとした教室の中のたった1つの席に長い黒髪の少女――吹寄制理が突っ伏していた。
「あ……やっと帰って来た」
上条はそのしゃがれた声に「寝てたのかお前?」と聞き返しながら吹寄の側に近寄った。
「貴様を待っていたのよ? で無ければ私が遅くまで残っている筈無いでしょ」
そう言って吹寄は手にした教室の鍵をぶらぶらと振って見せた。
「律儀なんだな」
「真面目と言って欲しいわね」
吹寄はそう言ってニヤリと笑う。
そんな吹寄の側の椅子を引いて座った上条は、
「へいへい。で、そんな真面目な吹寄はさっきから寝そべってるけど具合でも悪いんじゃないのか?」
上条が指摘した通り、上条が教室に入ってから一連のやり取りの間吹寄は机から一度も体を起こしていなった。
その事を指摘されると吹寄はあからさまに狼狽して
「な、何でも無い!」
と器用にそっぽを向いた。
上条はうーんと唸った後ポンと手を叩いて、
「保険の先生呼んで来てやるよ」
「余計な事はしなくてもいい!」
「いや先生呼んだら俺帰るから。女の体の事はやっぱ女の人の方がだろ?」
その瞬間突っ伏したままの吹寄の顔にカッと血の気上ると、
「な、ななな、何を想像しているんだ貴様!?」
ガバッと勢い良く立ち上がった吹寄が上条の鼻先に人差し指を突き付けた。
そして勢いと共に吹寄のチャームポイントの1つであるふくよかな胸……いや今やそれを通り越して
スイカを2つ詰め込んだかのようにセーラー服を押し上げた胸がばるるぅんと遠心力で揺れたかと思うと、
「あ、あわわわ……」
吹寄は自らの胸の重みでたたらを踏む。
「ふ、吹寄?」
目の前で独楽のように回って背中を見せる吹寄……その吹寄の背中に上条は声を掛けた。
すると吹寄は直ぐに、だが今度はゆっくり慎重に振り返ると真っ赤な顔に涙目で上条をキッと睨みつけて、
「見たわね貴様……」
椅子に座った上条の角度からだと胸の向こうから睨まれている様な些か滑稽な感じに見えたのだが、
「いや! 何にも見ていないで有ります!」
それでも吹寄の怒りの様なものが伝わって来てこれはまずいとぐるりと吹寄に背を向けて即答した。
と、そんな上条の耳に、ぱた、ぱたた、と床に水が落ちる様な音が聞えて来た。
(やべ!? まさか吹寄)
吹寄を泣かせた――そう判断した上条はまた慌ててぐるりと振り返ってすぐさま謝ろうとした。
だがしかし目にしたその光景に唖然として言葉を失ってしまう。
吹寄のセーラー服。
その盛り上がった多分一番突き出しているであろう部分がじっとりと濡れていた。
濡れて肌が透けてブラを付けていない事が判る。
その代わりに四角い、白いハンカチを小さく畳んだ様なものが貼り付けられているが、
それが返って『ここに大事なものがあります』とアピールしている様に見えた。
そしてそれらを使っても吸収しきれなかった何かが床の上に小さな乳白色の水たまりを作っている。
今やぴちゃん、ぴちゃんと音を立てるそれはあるものを連想させて……、
「……上条当麻」
その声に金縛りから解かれた上条がハッと顔を上げると吹寄と目が合う。
「お、お前……」
上条はそこまで言ってどう切り出して良いのか迷ってしまった。
とそれを酌んだかの様に吹寄は、
「失敗したわ……。貴様が『こういう』イベントを起こさない訳無いもの」
「お……イベントって……」
訳が判らないと言う顔をする上条に吹寄はフンと鼻を1つ鳴らすと、
「今朝飲んだ牛乳のせいね多分」
「は、何? 牛乳?」
「そう牛乳」
上条は急に話が飛んで一瞬何が何やらと唖然とするが、直ぐに話の無い様が吹寄の胸の事だと理解すると、
「おま……牛乳でそんなんなるのかよ? た、体質か……?」
「馬鹿。違うわよ」
そう言って呆れる吹寄。
しかし上条はそんな彼女を無視して1人したり顔になって、
「そうかだから胸がそんなに……」
デカいのかと言いかけて「それ以上言ったら許さないわよ」と吹寄に言われで自らの手で口を塞いだ。
そんな様子の上条に吹寄は派手に溜息を吐いた後、
「通販でムサシノ牛乳特濃∞(ムゲンダイ)と言うを見つけたのよ」
「吹寄、またお前通販か……通販でそんなんなったのか……」
「牛乳と言うよりヨーグルトだったわね。ストローで飲むのにどれだけ苦労した事か」
「もしかしてそれで今朝遅刻……」
上条は1時限目に息を切らせて駆け込んで来た吹寄を思い出して合点がいったという顔をする。
「もう少し付属のスプーンに気が付くのが早かったら」
「気がつけよ! つかそんな怪しげなもん食ってんじゃねぇよ!!」
「知った様な口を聞かないで頂戴。大体怪しいかどうかなんて試してみなくちゃ判らないでしょ?」
「その結果が『それ』なんだよ! いい加減判れよ十分に怪しいじゃねえか!」
上条は食い下がったが吹寄は見下したように見下ろしたかと思うとまたフンと鼻を鳴らして、
「上条当麻のくせに生意気ね」
「な、何がだよ!? お、俺はお前の事を心配してだな……」
と吹寄の態度に苛立ちを露わにする上条の手首を吹寄が無造作に掴んだ。
「あ?」
そして突然の行動に自分の手と吹寄の顔を交互に見やる上条に背を向けると、
「黙ってついて来なさい」
「え、おいっ!?」
そうして2人が向ったのは吹寄の住む学生寮。
年頃の女の子らしからぬ殺風景な部屋でも落ち付かないことには変わりないらしくて
上条がキョロキョロそわそわと座布団の上で胡坐をかいていると、
「待たせたわね」
「いやそんなこぶっ!?」
入って来た吹寄の姿に上条は思わず吹き出してしまう。
それもそうだ。
牛模様のぴっちぴちのレオタードに可愛い角が付いたカチューシャを付け
カウベルの着いた犬用と思しき首輪に鼻環までした吹寄おでこDXが現れたのだから。
「何よ?」
「いやそれはこっちの台詞だから! 何だよそのふざけた格好は!?」
すると吹寄はふふんと上条をあざ笑うかのような表情を浮かべて、
「私は何でも形から入るの」
「形から入るって入りすぎだろ……つか何やらせる気だよ俺に……?」
上条が既に逃げ腰になりながら聞き返すと、「これを見てまだ判らないの?」と
手にしたバケツを上条に向かって放った。
「は?」
「決まってるじゃない。『乳搾り』よ」
その言葉を聞いた瞬間上条はバケツをポンと吹寄に渡して彼女に背を向けると玄関に歩き出した。
「スイマセンがこれで失礼させていただきます」
すると吹寄は手渡されたバケツを床に置いてから上条を背後からはがい締めにした。
「逃がさないわよ!」
「スイマセン! スイマセン! 誰にも言いませんから返して下さおふっ!?
ふ、吹寄止めろ俺の背中が今大変な事になってるぞ!」
「ふざけないでそんな言い訳で帰すとでも思っているの!」
「ふざけてません、ふざけてませんから離れろって吹寄!
絶対ヤバい!! ぜぇぇっっ対にヤバいんだってばああああああああああああああああ!!」
だが結局拒み切れなかった上条は――、
「あんっ、ぅ、ん」
「痛かったか吹寄?」
すると顎を反らせて何かに耐えていた吹寄が涙目でキッと上条を睨み付ける。
「上条当麻。き、貴様はもう少し乳絞りが出来ないの!?
その怪しげな手付きで搾られると腰の奥が疼くのよ!」
「アーアーナンニモキコエナーイ。
大体上条さんサラリーマンの家の子ですから乳搾りなんか初めてだなんだよ!」
そう言って上条が無造作に吹寄のパンパンに膨らんだ乳房を揉むと下に置かれたバケツに向かって
ビュービューっと母乳が噴き出す。
「はんんっ! い、いいっ……あとちょっとで尻尾型直腸マッサージ器と連動してぇ……」
「き、聞えません上条さんぜっん然なぁんにも聞えませんからあああああああああああああああああああ!!」
おわれ
…ふぅ
早速忍法帳にはばまれましたが以上でした。
雑だから保管はご勘弁下さい。
ごめん。ではまた。
812 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/08(金) 15:01:15.06 ID:SgaMk9rV
…ふぅ
雑じゃないだろう
最高じゃないか
GJ
GJ!
吹寄さん完全に趣味の領域に突っ込んでますね。恐るべき通販
というかもう吹寄×上条さんになってますね。まさに奉仕奴隷上条当麻
一方通行視点の上条×番外個体NTRくるで
はいむーサイトに表紙きたな…
バードウェイさんかなあれ
しゃぶらせたいわあ
>814
どっちをNTRされたことになるんだw
>>816 どっちでもおかしくないのが一方さんなんだよなぁ
執着度かま上条〉番外に見えるから番外NTR成立しないんだよな
番外さんNTLなら…むしろ美琴がヤンデレる
番外がNTLならMNWの嫉妬の負の感情で精神が壊れるぞ
NTRなら番外よりあわきんの方が興奮するのはなぜだろう・・・
あわきんの方が「こんな奴に悔しいビクンビクン」が似合うせいだろうか
番外ならむしろ喜んで馬乗りになりそうだからだろうか
Aコース
「クソッ…あいつと番外個体が一緒にいるとなンかムカつくンだよ…なンだこれ…」
というちょっとした独占欲から恋愛感情に至って番外通行純愛コース
Bコース
「いくら相手があのヒーローとはいえ、俺以外の男と話しやがって…こいつはちょっとお仕置きが必要ですかァ?」
独占欲丸出しの鬼畜一方さんによるお仕置き陵辱調教コース
Cコース
初めてできた悪友をとられてちょっと不機嫌になる一方さん
でも最終的には気の合う相棒コース …エロ?そんなもの、うちにはないよ
Dコース
「…女なンかとイチャつきやがって!見損なったぜヒーローッ!」
ベクトル操作ホモレイプ→アッー! コース
幻想殺しで返り討ちホモレイプもあるよ! 実は百合子ちゃんで逆レイプもいいぞ!
仮にどんな展開に転んでもそれなりに美味しくいけるな、うん
淫乱インデックス
俺のヒーローとイチャつきやがってあのビッチがっ!
と不機嫌になるのがアクセラさんだと思うよ
いじけて座り込んでる一方さんを慰める打ち止めァ
そこに上条さんからネックレスを買ってもらった番外がやってきて一方さんに見せびらかし放題
上等じゃねェか俺と三下どっちがイイかその体に教えてやンよォと番外を押し倒すいっぽ
これBコースじゃねェか
>>825 ちょっと待てお前のそれ打ち止めどこに消えたんだよ
ということで
番外からネックレス見せびらかされて一方さんがイライラ
それを隣で見ていた打ち止めが一方さんへの独占欲でヤンデレ化
一方さんの演算打ち切って監禁陵辱プレイ
>>826 その流れだと独占欲が番外個体にも流れるから二人で一方さんを逆レイプしにかかることになるな
互いに「ミサカのほうが上手でしょ!?最終信号よりもミサカのものになってくれるよね!?」
「違うもん!この人はミサカだけのものになるの!ってミサカはミサカは首筋に舌を這わせながら所有宣言してみる!」
とか言い合いながら動けない一方さんを調教しちゃうんですねわかります
>>827 そして最後は覚醒一方による逆襲。黒翼or白翼による全穴プレイで串刺し腹ボコォになるんだね。なんと胸熱w
もうお前らリレー書けよ……
みんな仲良しさんだなぁ
打ち止めの犯罪つるぺたイカ腹ボディによる拙いけど一生懸命な攻めと
番外の巨乳ワガママゴックンボディによる過激な攻めの同時攻撃か
畜生羨ましすぎる
美琴ならエネルギーを上手いこと体内で変換して房中術とか出来そうだよね。
上条さんに敵対する男の上に跨って泣きながら腰振り立てて男にエネルギーを充電させ続ける美琴とかよくね?
変換なんて芸当が出来るのは一方か垣根くらいじゃないか
房中術ならインさんの頭の中にも入ってるだろう
知識だけで実践できるかどうかはかなり怪しいが
>>833 詰まんねー想像力。
じゃあ一方や垣根でどーすんの?
>>832 みたいな書き手刺激しそうなネタ振ってくれよ。
垣根なら初春レイプ
ありていに言えば
一方通行のベクトル整体(裏メニューで性感マッサージ)
垣根印の未元玩具(バイブ、ジェルその他諸々)
高級マンションで整体院を経営しつつ、いまだ暗部で活動する一方通行
常連となった高級役員から情報を得る一方で、敵勢力の捕虜を快楽という名の拷問
身も心も堕ち、奴隷となったモノから情報を引き出す……それも彼の闘いの一部であった
全ては愛する者の世界を守るため、一方通行は今日も闇の中で暗躍する……
世界的玩具メーカーの会長、それが垣根帝督の表の顔
光の世界で活動している彼ではあるが、密かに学園都市に対し牙を研いでいた
女性のオーガズムを別エネルギーに変換、それは彼が見出した反攻への翼
非合法な実験をえてはじき出した仮説、一万人ものエネルギーを一つに纏めると……
世界中に散ばるシスターズに危機が、そして打ち止めにも……
それは平穏に暮らしていたお姉様、御坂美琴そして上条当麻を巻き込む事となり……
こんな妄想で宜しいでしょうか?
838 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/14(木) 23:06:16.14 ID:TSwDc8Qh
上条さんが間違えて媚薬を飲んで
インデックスと御坂に
犯されまくる
と言う夢を見た黒子
美琴が中学生なのに寝取られて妊娠しちゃいましたみたいなの読みたい
上がってるから投下でもあったのかとワクテカしましたがまだ雑談中ですね。
割り込んで失礼します。
前回に引き続き拙いながら
>>805 の乳搾り妄想具現化の続きです。
滝壺…だけでなくアイテムをターゲットにしました。
8レスになった苦悩共々色々水に流して下さい。
では以下より投下開始。
召集を受けていつものファミレスに到着した浜面仕上は、店に入ってまずウェイトレスの雰囲気がおかしい事に気が付いた。
自分を遠巻きに見つめる表情が明らかに困惑している……。
だが浜面には女の子に気さくに話しかけられる様なスキルは全く無い。
(俺この間あの子に何かしたか……?)
そんな事を考えながらも確認は出来ずにそのまま彼女の前を通り過ぎる。
そしてそのまま勝手知ったる場所なので、案内される必要も無くメンバーの待つ指定(いつもの)席に向ったのだが、
「あ……」
浜面は目の前の光景に唖然とする。
竹だ。青々とした竹がその独特な細長い形をした葉で半ば通路を塞ぐ様に、ロープか何かでソファーに括り付けられていたのだ。
驚いた表情のまま店内を見回すが竹は目の前にあるこの1本だけ。
どうやら店のイメージチェンジと言うオチでは無い様だ。
そのまま暫く立ち尽くしていたが目的の席がその先だと思いだした浜面は急に頭が痛くなって来た。
最近平和になったせいか色々持て余しているお姫様はあの手この手で浜面を困らせる。
目の前の竹(これ)も彼女達の仕業に違いない――浜面はそう直感した。
思えば先程のウェイトレスの表情もこれに違いない。
(このまま帰るか? いや待て……多分あいつらの事だから俺が逃げたと知ったら地獄の果てまで追って来る……)
既に選択肢が無い事は明白で浜面はその場で頭を抱えてしまう。
(クソったれが! いっつもいっつも俺の事おもちゃにしやがって! あいつらは……あいつらは全っ然判ってねぇっ!
俺は……俺様は……この偉大なる俺様が世紀末帝王HAMADURAだって言うのによおおおおおおおぉぉぉオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!)
そんな事を心の中で叫ぼうが状況は変わらない。
(虚しい……旅にでも出ようかな俺……自分探しの旅……)
浜面は窓ガラスの向こうに見えるビルの間に広がる青い空に重いを馳せた。
「いや馬鹿な事考えてる場合じゃねぇな」
直ぐに現実に戻った浜面は直面している問題にやっと真剣に向き直る事にした。
ただ馬鹿の一つ覚えの様に黙って死地に足を踏み込むのは危険だ。
(よしここは1つ何事も無い感じを装って相手の出方を見よう)
浅い……だが浜面はそこは深く考えない様にしながら突き進む事にした。
まずは目の前の笹の葉をのれんの様に潜ってその先に足を踏み込む。
「悪ぃ悪ぃ遅くなったわ」
そしていつも通りに声を掛けると、
「悪ぃで軽く済まそうとしてんじゃねぇぞ浜面ぁ。その役に立たねぇクソ短足を真ん中と3本セットで綺麗に刈りそろえてやろうかこのグズ。」
最初にまず反応して来たのは麦野沈利だった。
頬杖を付いてテーブルを指先でトントン叩きながら苛立ちを露わに毒を吐く姿に別段変わった様子は無い。
「んだよ機嫌悪ぃな麦野……着いて第一声がそれかよ?」
「てめえが悪くさせてんだろぉがこのウスラマヌケ。大体何期待してんのさ?
まさか私に『うぅん私も丁度今着いた所ぉ♪』とでも言うのを期待してんのかこのボケ」
台詞の途中でくねくねと科を作った麦野の姿に、いつ見ても背筋が寒くなるなと浜面は頬を引き攣らせた。
と、時を同じくしてブボっと破裂音が響いて、
「きぬはた、大丈夫?」
そう声を掛けながら一回り小さな少女を気遣う滝壺理后と、
「ごほげほ……冗談でも超勘弁して下さい麦野」
むせながら苦情を言う絹旗最愛……これも特に変わった様子は無い。
「ま、いいか……おらお前らジュースは何を持って来るんだ? 麦野は紅茶か? それとも炭酸飲料か?」
浜面もいつも通りに全員の空になったグラスを集めてドリンクバーに移動する。
その後も彼女達の側で声が掛かるまではぼぉっとしたり時折話に加わったり、
(何だ、いつもと変わらねぇじゃねえか……つ事はこれはこいつらの仕業じゃ無い……?)
しかし店に入って来た時のウェイトレスのあの顔は明らかに浜面に助けを求めていた。
麦野達の隣の席に陣取って寝そべりながら考えるが、
(判らねぇ……これに一体何の意味が……)
浜面は答えが見えないまま何気に竹を見上げた。
すると笹の葉の中に今まで気が付かなかったが何かきらりと輝くものがある。
「ん?」
浜面は身体を起こして立ち上がると笹の葉の中に手を突っ込んで光る何かをゴソゴソと探してみた。
すると程なくして指先に何かが触った。
それを挟んで引っ張り出すと、それは銀色をした長方形をした折り紙。
しかもその銀色の表面には何か切抜かれた別の紙片が貼り付けてある。
「何だこれ?」
貼り付けてある紙片にはそれぞれ1文字が書かれていた。
浜面はまるでドラマに出て来る脅迫文の様になったそれを目で追って行く。
「何々……『たきつぼのオッぱいをしボってミたい ハまづらしアげ』……」
それを読み上げた途端麦野と絹旗はテーブルに突っ伏し肩を震わせ、滝壺はずるずるとテーブルの下まで沈み込んでしまった。
そして、
「何じゃこりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
浜面大絶叫。
更に、
「ぎゃははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」
「あはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」
堪え切れなくなった麦野と絹旗は大爆笑。
浜面は怒りにプルプルと体を震わせて、
「ふ、ふざけんじゃねぇぞお前ら……大体これ……」
そう言って浜面はたった今読み上げた折り紙を突き出して、。
「この間無理やり書かされた映画の感想文の切れっぱしじゃねえかチクショウ!!
『感想文が採用されたら皆で南の島に超海外旅行ですよ』なんて言いやがるからクソつまんねえの我慢して4時間半も画面に張り付いた上に手書きで100枚も原稿書いたのによぉ!!」
だが、
「私の厳選した映画がつまンねェとは何だ浜面ァァっ!!」
唐突な絹旗の怒号と床を踏む『ズン』と言う音に浜面はびくぅと飛び上がる。
「お、落ち付け絹は……く、くそぉ……お、俺はこんな事ぐれぇで流されねぇぞ! 何だよこの仕打ちは!? 今回は一体何なんだ誰か説明しろ!!」
すると麦野が涙を拭いながら、
「あぁー面白かった……でまああれよ浜面、レクリエーションの一環と思えば腹も立たないでしょ?」
「ふざけんなこんな一方的に割りを食わされるレクリエーションなんてあってたまるか!」
すると今度は絹旗が、
「まあそこは浜面にしか出来ない事ですし私の超キュートな笑顔で勘弁して下さい」
「一皮むいたら真っ黒なお前の笑顔なんかで勘弁できるか!」
どいつもこいつもどうなってるんだと憤る浜面。
だが麦野と絹旗は、
「メンドくさいわね」
「超面倒です」
「…………」
浜面はそんな2人に返す言葉も無い。
とここで麦野が突然、
「ところでさぁ浜面、アンタそれ何だか判ってんの?」
そう言ってまだ手にしていた折り紙を指差す。
「は?」
何の話だと言う顔をする浜面に、「超判ってないみたいですね」と絹旗は肩を竦める。
すると麦野は指先を折り紙から浜面の鼻先に向けて、
「はい浜面」
「お、おう」
「『竹』。『短冊』。このキーワードから導き出されるとある日本の伝統行事を答えなさい」
「に、日本の伝統行事?」
浜面は麦野の指先を凝視しながら聞き返した。
だが麦野はそれには答えず空いた方の手の五指を開くと、「5、4」と指折りしながらカウントダウンを始めたのだ。
「お、おいちょっと待て!?」
浜面は慌てて止めようとするが、
「3、2、1」
「ちょ、ちょお……お!?」
浜面が急に何かひらめいた様に叫んだ。
「判った?」
麦野が機体の眼差しで見つめる中、
「…………」
浜面はただ沈黙を守った。
「超罰ゲーム確てーい!」
絹旗の叫びにビクッと肩を竦めて振り返ると、浜面の首に何かが絡み付いた。
「はわっ!?」
そのままグイッと引き寄せられて気が付けば麦野にヘッドロックの様に小脇に首を抱えられていた。
「場所移すぞ」
「了解です麦野」
頬に感じる独特な感触を堪能する暇も無く麦野の呼びかけに答える絹旗に戦慄する浜面。
とここで急にある事を思い出した。
「あ、あれ、た、滝壺は?」
そう言えばテーブルの下に沈んで行った滝壺の姿が何処にも見えない。
だが、そんな浜面の言葉に麦野は目を細めると、
「ほぉ……他人の心配とは余裕だねぇ、はーまづらぁ……」
浜面はギュッと締まった首に「ぎっ!?」と正に絞殺されるカエルの様な声を上げて目を白黒させる。
そしてそんな浜面が連れて行かれた場所は――、
「な、なあ」
「何よ」
「…………………………………………狭くね?」
浜面が連れ込まれたのはファミレスのトイレ。
しかも事もあろうに女性専用トイレの個室の中と言う事で、流石にこの中に4人は狭すぎだ。
4人とは……浜面、麦野、絹旗、そして滝壺。滝壺はいつの間にかここに移動して彼らが来るのを待っていた。
かくして便座に浜面が座らされ、正面に滝壺、浜面の右に麦野、浜面の左に絹旗が陣取る。
「…………」
黙って見つめる3対6つの瞳に浜面は所在無く下を向く――と言うのは建て前で、実はこのアングルだと滝壺と麦野の胸が丁度浜面の目線の高さにあって目に毒なのだ。
「さて覚悟はいいかにゃーん」
麦野の馬鹿にした様な言葉に浜面は慌てて顔をそちらに向ける。
「おい覚悟って何だよ? こ、答えられなかったからって俺に何を……」
すると麦野は視線を浜面から滝壺へ移して、「滝壺」と名前を呼んだ。
「うん」
こくっと頷く滝壺は、おもむろにジャージのファスナーに手を掛けるとためらいも無くそれを下ろした。
途端にまろび出て来る、シャツの上からでも判る量感たっぷりの肉の塊に、浜面はごくりと生唾を飲み込む。
と、
「滝壺さん、超大丈夫ですか?」
「ん、ちょっとキツイ」
絹旗と滝壺のやり取りに浜面はいやらしく呆けていた顔を引き締めて、
「滝壺の何が……は!? まさか体晶の影響か何かがでいてっ!?」
喋っていた途中で頭を叩かれた浜面は叩いた麦野を振り返った。
「体晶体晶って馬鹿の一つ覚えかてめえは? 違うわよ大事な所なんだからしゃしゃってんじゃねぇこのマヌケ」
「…………」
浜面は何か言いかえしたかったが『大事』と聞いて押黙る。
するとそれを見計らった様に滝壺がシャツを脱ぎ捨てた。
当然その下にはブラが……と思いきや、大きな乳房を覆う布地は見当たらず、唯一大事な先端だけ厚手のガーゼがテープで貼り付けられていた。
まだ見た事も無い隠された素肌、ましてや今後予定としてはあったが何時になるか判らなかった膨らみが目の前にある。
その光景に浜面は……、
「浜面、鼻血が超出ています」
「うおっ!?」
絹旗にそう指摘されて手の甲で拭えばぬるりとした感触と共にべったりと赤い液体がこびり付いた。
「くっそ……これが罰ゲームか俺の弱点を的確に突いて来るとは恐ろしい事考えやがるぜ流石麦ぶふっ!?」
「ほざくなこのボケ。てめえは相変わらず童貞臭ぇ反応ばかりしやがって……取り合えずその鼻血を3秒で止めろ」
「うぼぁはっ! む、無茶言うな麦野、鼻血がそう簡単に止め――」
「ならまずその根源断ってやろうか……」
「ラジャー、今すぐに止めるぜ!」
浜面は麦野から押し付けられたティッシュを慌てて鼻の穴に詰めて応急処置を施した。
一応落ち着いた浜面は麦野を仰ぎ見ると、
「で、罰ゲームって何なんだ? 出来れば痛くない方向でお願いしたい」
すると麦野は殊更ワザとらしく2、3度咳払いしてから、
「ん、滝壺の乳搾りしてよ」
さらっと、しかも早口でとんでもない事を言い放った。
だが余りの内容と早口に浜面は「は?」とキョトンとした顔をする。
暫し麦野と浜面が見つめ合う中、「麦野」と絹旗が名前を呼んだ。
「え?」
麦野がそちらを向くと絹旗が何か身ぶり手ぶりでジェスチャーを見せる。
すると暫くキョトンとしていた麦野が顔を真っ赤にするとそっぽを向いて舌打ちした。
「チッ、滝壺てめえの事なんだからてめえで説明しろよ」
「初めっから超そうすればよかったんです。土壇場で何カマトトぶってんですかこのオバ……」
「…………」
絹旗は麦野から立ち上る殺気に途中で口を噤む。
一方ご指名を受けた滝壺は、
「あのね、はまづら。落ち着いて聞いて欲しいの」
そう言って浜面に近付く。
と、当然むき出しの谷間がドアップになって純情な少年はそこに視線が釘付けになる。
そして浜面はそのまま「お、おう」と短く返事を返す。
すると滝壺は短く息を吐いてから、
「牛乳飲んだらこうなった」
と言って自分の乳房を重そうに下から持ち上げてみせた。
それを凝視する事暫し……浜面は滝壺の顔に視線を向けると小首を傾げて、
「え?」
その瞬間左右から頭に拳骨を貰って悶絶した。
「うぐはっ!? こ、これが今回の罰ゲームかちくしょう! 俺をエロい気分にさせといていて殴る事により『エロイコール痛い』と錯覚させて不能にすると言う一種のパブロフの犬効果!?」
「馬鹿かてめえは! いや馬鹿だてめえは! もう罰ゲームなんてどうでもいいんだからさっさと滝壺を楽にしてやれこの童貞こじれ!」
そう叫んでから麦野は浜面の手をガシッと掴むと、
「あ!? お前な――」
「滝壺が苦しんでんだからさっさとしろっ!」
無理やり浜面の手を滝壺の白い乳房に押し付けて、
「あんっ」
「あ!?」
「麦野っ!」
思ったよりも冷たい浜面の大きな手に身もだえる滝壺と、驚く浜面、絹旗を無視して、
「てめえはこうやって搾りゃいいんだよ!」
そう言って浜面の掌に自分の掌を重ねてギュッと指に力を加えた。
その瞬間、
「んっ!」
プチュッと言う音共にあっと言う間に滝壺の胸のガーゼから白い液体がじわっと漏れた。
そしてそれはあっと言う間にガーゼの許容量を越えて滴り落ち初め、更にぽたりぽたりが一筋の白糸の様になるのにもさほど時間は掛からなかい。
独特のむせる臭いが狭いボックス内に充満する中、
「苦しいか滝壺」
そう声を掛けたのは麦野だった。
「大丈夫……、むしろ楽……」
滝壺の言葉にホッと胸を撫で下ろしたかの様に麦野は安堵の表情を浮かべる。
だが、次の瞬間滝壺の胸のガーゼを押さえていたテープが湿り気で粘着が弱まったのかガーゼごとぺろりと剥がれた。
スローモーションの様にゆっくりと重力に従ってガーゼが剥がれ落ちる……。
「「「あ」」」
恍惚の表情で呆ける滝壺を除いた3名がその光景に短く声を上げた。
そして、
「!?」
「うぉっ!?」
まず麦野と浜面目掛けて白い液体が放物線を描いて降りかかる。
麦野はそれを無言のまま、浜面は驚きに硬直したまま顔に浴びた。
人の胸から絞り出された量とは思えない量を顔に浴び顎からぽたぽたと滴らせる2人に唯一助かった絹旗は声も出ない。
と、麦野が顔に掛かったものを舌を使ってぺろりと舐めた。
「む、麦野!?」
その光景にギョッとする絹旗を乳濡れの麦野は半眼でぼおっと見つめながら、
「甘……デカイ声出すんじゃないよ絹旗、大丈夫だから、全然平気だってば……」
「?」
同じく乳濡れになった顔をこちらは手で拭っていた浜面は、その騒ぎに顔を上げてみれば片乳を露わに壁にもたれて呆ける滝壺、覇気の無い半眼の麦野、驚愕に目を見開く絹旗、と3者3様の表情を見せる少女達にただ呆然としたが、直ぐに我に返ると麦野の手を掴んだ。
「んだてめえ……」
「寝ぼけて凄んでんじゃねえ麦野。でこの滝壺の状態は何だ?」
「あー……」
待つ事暫くして麦野の瞳に段々と生気が戻って来て、
「ん? あ、あ、あれ?」
「おい、あれじゃねえよ麦野」
「は、え? 浜面が何で私の腕を掴んでる?」
麦野は何が起ったのか判らずに混乱していた。
浜面は1つため息を吐くと絹旗を振り返った。
「おい絹旗」
すると驚いた顔のまま呆けていた絹旗がビクッと肩を震わせる。
続いて片手を自分の額に当てて頭を左右に振りながら、
「あー……はいはい、説明ですよね……超ちょっと頭痛がするので待って下さい……」
そして直ぐに立ち直ると、
「えっとですね。元は超他愛の無い事だったんです」
そう切り出した絹旗の話を要約すれば、巷では『胸が大きくなる牛乳』と言う都市伝説が有り、実は伝説では無く実在したと、そしてそれを滝壺に飲ませたらこうなったと言うのだ。
浜面はその話に頭を抱えた。
「あのな絹旗ちょっといいか?」
「はい」
「それで何で俺が呼ばれたんだ? 病院か何かに行く方がずっと建設的だと思うんだが?」
浜面はそう言うと絹旗にチラリと視線を送った。
すると絹旗は暫くキョトンとした後、
「浜面もたまには超いい事言いますね」
「まさか今気が付いたとでも……」
浜面の指摘に絹旗はあからさまにうろたえて、
「な、何を超トンデモな話をしていますか!? わ、私達は別に折角面白い事になった訳だし作戦名『七夕』と絡めようとかそんな事は超微塵も思っていなかった訳ですよ」
そんな告白など聞きたく無かった……浜面は世界が傾ぐのを感じながら、
「馬鹿かお前ら……いや絶対馬鹿だろお前ら、何その計画的と見せかけて行き当たりばったりな行動、そしてその行動力は……」
とそんな事を呟いているとまた頭をガツンと殴られた。
「おばっ!?」
そして振り返ると悪鬼の形相の麦野がいた。
「む、むむむ、麦野ぉ……」
「ごちゃごちゃうっせぇんだよはーまづらぁ……。こっちが折角面白おかしくしようとしてんのを腰折りやがって、てめえは大人しく『短冊』の願い通りに滝壺の乳搾りしてりゃいいんだよ……」
「す、凄む様な内容か!? 大体そりゃお前らがでっち上げた願い事じゃねぇか!」
だが今の麦野に正論など通じない。
「面倒臭ぇなお前、やっぱり一辺私に殺されろよ……」
「全力で遠慮します!」
「そうだ3等分に刻んでクローン培養してやるよ。今から刻むからお前は準備が出来るまで生きてる事。出来なかったら全殺し、カク、テ、イ、ね」
「無茶言うな!!」
「私の言う事が聞け無きゃ即全殺しだてめえは!!」
何処にそんな力があるのか麦野は座っていた浜面の胸倉を掴むと片手で引き摺り上げた。
「あぐっ!?」
「麦野!?」
浜面の苦しそうな声と絹旗の声が交差する。
だが怒りで深紅に燃える麦野は……、
「んぅ!?」
唐突に麦野が呻くと同時にその体がびくんと跳ねた。
それと同時に掴んでいた手が緩んで浜面は座っていた便座に尻もちを突く。
だがそれよりもがくがくと震える麦野の様子が気にかかる。
「む、ぎの……」
浜面がそっと呼びかけた。
すると、
「胸が……」
そう呟いた麦野は、自らの服の襟元を掴むと力任せに引っ張った。
ブチブチブチと繊維が切れる音がして、その下から飛び出して来たのは大きな乳房。
先程の滝壺とはまた違う砲弾型の乳房が浜面の鼻先に零れ出て来たのだ。
「何だこりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」
麦野が驚愕の叫びを上げる。
とそんな中、浜面はおもむろに麦野の胸を鷲掴んだ。
「あんっ」
麦野がぴくっと体を震わせる。
そして先端からやはり滝壺と同じ様に乳白色の液体が噴水の様に噴き出す。
「「…………」」
浜面と麦野……2人は無言でその光景を見つめた。
そして、
「あ、あの……」
麦野が何かを言わんとするのを制する様に、浜面はまた麦野の乳房を掴む指に力を込める。
「んっ」
ぴゅーっと噴き出す母乳に合わせる様に麦野が声を漏らす。
更にはガクガクッと膝を振るわせると壁を背にしてずるずると後ろに倒れ込みそうになる。
「麦野っ!?」
浜面は驚いて助け起こそうと腰を浮かせた。
だがその肩を後ろから掴まれて、「ん?」と振り返ると絹旗がこちらを睨んでいた。
「絹は……」
そう名前を呼ぶ前に、絹旗は素早く浜面の手を掴むとその手を麦野の乳房に押し当てて、その上から力任せに握りしめた。
「ひぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
麦野の口から出たとは思えない絶叫。
それと共に先程とは比べようも無い量が乳首の先から迸る。
それがどれ程あふれ出たのだろう。
「ぁひ……」
麦野とは思えない弱弱しい声を漏らして麦野はずるずると壁を滑り冷たい床に尻もちを突いてそのまま動かなくなった。
「あ……」
それを呆然と眺めていた浜面に、
「うふ、うふふふふふふふふふふ……」
耳元に聞える不穏な笑い声にのろのろと振り返ると絹旗がいた。
だがいつもの絹旗と雰囲気が違う。
それは先程の麦野の母乳まみれになった服……均整の取れた肢体を包むワンピースの一部が異様に盛り上がっていたから。
「おま……」
呆然とする浜面の前で、そのワンピースがまるで蛹が割れる様に2つに裂けた。
そしてその下からは、彼女の背丈にしては余りにも大きな2つの膨らみ。
「浜面……超これでフェアーじゃないですか?」
絹旗はあんな笑い方をしたか? 闇夜に浮かぶ真っ赤な三日月の様に裂けた笑みを……。
「いいンですよ浜面ァ? この超パーフェクトなボディーを浜面の頭ン中の妄想と同じよォにして……ふふ、ふふふふふ……」
「絹旗ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
と叫んだ所で浜面は自分が真っ暗闇の中にいると気が付くまで数秒を要した。
ここは自分のアパートの一室。主に寝室に使っている場所だ。
「あぁクソっ……、最悪な夢見たぜ。だがまあ覚えてねえ所が唯一の救いか……」
浜面はそうぼやきながらベッドから起き上がると台所へ向かう。
何が何やら判らないが喉が痛い位に渇いていてこのままだと眠れそうにない。
「何かあったけか買い置き……」
そんな事を呟きながら冷蔵庫を開けるとど真ん中にこれ見よがしに紙パックが置いてある。
「んあ? 何だこれ?」
それを手に取って見る。
「あ? 牛乳? 何で牛乳?」
浜面は記憶に無いそれをしげしげと眺めてから、もう一度冷蔵庫に放り込んだ。
「乳製品なんか飲んだら余計に喉が渇くだろうが。誰の仕業だこれは? 半蔵の野郎か? 有り得るぜクソったれ……これは後で……そうだ……くっくっくっ、俺ってば悪ぅ……」
そう言って浜面は冷蔵庫の扉をバタンと閉めた。
そうだ。明日ファミレスに持って行ってメンバーに飲ませよう。
炭酸乳製品とかマジウケル――命知らずの男はそんな事を考えながら生ぬるい水道水でのどの渇きを誤魔化すと寝室に引き返して行った。
おわれ
以上。
自分の遣り切った感のためとはいえ酷い文章力等々お許しを。
保管は前回と一緒で恥ずかしいので無しでお願いします。
では。
ん、連投規制か?
支援
何処を見て連投規制とか?
もっと書けってことだろ、他人に言わせんな恥ずかしい
…ふぅ
857 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/16(土) 01:16:05.00 ID:6V6isZjb
上条さんは雲川先輩に筆おろしされてそう
先輩は処女だけどお姉さんだから頑張ってリードして
命令口調でキスや胸タッチのやり方を指導して
「上手になったな」とか
「だいぶ我慢できるようになってきたな」とか言われながら頭撫でてイチャイチャしそう
>>857 でそれはいつ書き上がるのですか?
正直最近SSの投下が無くて飢えておりますのでよろしくお願いします。
上条さんと雲川先輩の関係は今後明らかになるのだろうか…
, -‐ ' ´ ̄ ̄ `ヽ、
/ ` ー- 、
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| イイ: :.イ/ / んハ ヒ! {
∧ i |イ: | ヽ v少 ' !
/ ムヘ: : | 、、 __,. 人
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/ /:: 彡へ::::::|: |:::\イ::フ^|: :| `7'ー-イ 〜 ♪
/ /:.∠ /〇}: |<:::>イ::! !: |.√〈 ,ハ
/ イ:.:∠二二.メ、 / |: |`''く:::::|\! |: |::| \/ ! /)
/ / |:// 厶ノ |: | ∨_ハ.|: !∧ \| //
/ ! |:/ む' |: | \_ソ|: |:::::\ |∠∠ 、
/ | 、 |:リ |:::!::::| :|\:::::\/ ー-- }
/ | \ 从 |::::!:::!从 >r' 、 ヽ.ノ
∧ ト、 ー―へ |::/リ /::| | rくソ
/::::\ | ヽ ヽ /:/ /::::::::| |ー‐' |
\::::::::\ | | レ'⌒ ̄ |:::::::::| | !
>>860 AAは画貼り以上にスレ違いかつスレの無駄と自覚せよ。
一番淫乱なのって誰?
当麻もインデックスも相思相愛なんだけど修道女のインデックスの処女を奪うわけにはいかない(能力を失うかも?)ので
手マンやクンニだけでインデックスを気持ちよくさせる当麻
そんな当麻に少しでも奉仕したいが挿入は出来ないので一生懸命フェラするインデックス
そんな感じで誰か書いて下さいオナシャス
3行目いいね
処女性に重要な意味がある術式の出番がまだないのは名瀬なんだぜ
>>865 強いエゴが魔法であり超能力の根幹なんだよきっと。
だから何時でも神から上やんに乗り換えても信じる心さえ失わなければ強いままでいられるのさ…ってヤツを天草メンバー辺りで見てみたいな。
それなんて神風怪盗?
>>867 また懐かしいネタを
禁書さんは聖なるしっぽの協力者というべきか
上←インポエム※エロなし
私が最後まで記憶に留めていたいものはなんだろう?
なんとなく考えてしまったのは、なんでもない昼下がり。家主不在の部屋の中。
満ちた午後の空白は、普段は考えもしないような、唐突で、そしてとても根源的な問いを展開する。
はて。さて。私は自問する。
『私が最後まで記憶に留めていたいものはなんだろう?』
目を閉じた私が真っ先に思い浮かべたのは。
(インデックス)
差し伸べられた右手の先。見上げた彼の笑顔。
ああ。
胸がじわりとあたたかいもので満ちて。
ーーーー次の瞬間、ぶわ、と血の気がひいた。
「ひっ」
目を見開く。視界が開ける。なのに、脳裏に浮かぶ彼の姿。
消えない。頭が勝手に彼の姿を思い描く。
いつもは気怠そうに瞼のかかった半目気味の瞳が、優しく弛む。
いつもは下がり気味に引き結ばれた薄い唇の端が、ゆるく弧を刻む。
(インデックス)
……ああ。
想うだけで、私は満ちる。満ちてしまう。
なんて、なんておそろしい。
込み上げてくる、得体のしれない恐怖。震える肩を自ら抱きしめ体を折る。祈るように項垂れる。
やめて!
やめて。
やめてぇ……。
揺らいでしまう。
信仰。私の中に通った、絶対的な芯。
主よ。あなたさまがいつでもこの胸におられますのだから、だから。
……だからすべてを忘れ失ってしまっても、『私』は大丈夫だと信じていたのに!
「……主よ」
(とうま)
「……主よ……!」
(とうま!)
「 」
唇からこぼれ落ちるはずだった言葉は、嗚咽に押しつぶされて消えた。
恋
胸を温める淡い思慕が確信に変わるとき、私は絶望するのだ。
終わり
上条←インデックス→神の精神的不倫(二股)はありですか
ありだけど
いつの日か神=上条にならないことを祈る。
神が誘ってるから良いよね的な
上インのポエムか
インポって見えて何事かと思ったわ
GJ
GJ
棒つなげるときは長音じゃなくてダッシュの方がいいかも
上 インポ エム
この暗号が示す意味はつまり…
GJ
上インは宗教上の理由とか記憶喪失とかでじれったいのがいいよね…
美琴って中2の割には背も高いしそこそこ育ってていい体してるよなー
だが佐天さんの方が将来性は期待できるぜ
きっと身体強化系の能力者になるに違いない
中学生メンバーって初春と黒子以外はみんな160cm超えてておかしいからな。
禁書wikiの記憶喪失関連の項目を見てふと思い付いたネタ
インデックスが食べるばかりで家事何もしないみたいにしてるのは、それを行う事で無くした過去を連想してしまい辛くなるからとか何とか
知識や技術としては凄い上手なのに、それを覚えた経緯や作って一緒に食べた記憶が全くないと
愛しいとーまの為に一念発起して愛情料理作ろうとしたけど、その辺の事情で結局完成出来ずに泣いて謝るインデックス
優しく抱き締める上条さん→甘甘ネッチョの流れまで思い付いた
問題はそれをSSにする文章構成力が無い事なんだ
>>881 まあ文章構成力云々より原作読んだ方がいいと思うよ。
いいな、読みたいな
インデックスの料理……
原始の時代の様に気を擦って火を熾したり狩りをしたり?(笑)
バカ野郎
裸エプロンに前かがみ上目遣いで「私を食べていいんだよ?」に決まってんだろ
巨乳の裸エプロンもいいが、貧乳の子の裸エプロンも動くたびに隙間がいっぱいできてすばらしいんだぞ
>>885 敢えてココは、
新婚さんエプロンじゃなく、腰に巻くだけのエプロンを渡すんだ
英国メイドコスですね。わかります
もう雑談はお腹いっぱいだけど。
台本でも寸度目でもポエムでもいいから、内容もグロでもリョナでも欝でもヤンでもスカでもNTRでもいいから投下が欲しいんだけど。
今まで美琴NTRって投下された?
だから寝取られは成立しないと何度言ったら
海原→
白井→御坂→上条
どこに両向きの矢印があるん
「お姉さま…いけませんわ(ラッキーですわラッキー!!ふーっふーっ!!!)。ああ…そんなに抱きしめられては黒子は黒子は」
美琴は黒子に冷たい視線を浴びせる。いやそりゃもう絶対零度?しかし確かに美琴は黒子を強く、強く強く抱きしめている。
それは間違えないことこの上ない。
「お姉さま、お姉さま、ああ、ああ、あああああ」
(この馬鹿どーしたもんかしらねー。…どうにかテレポってくれるといいって考えは甘いわよね)
黒子の右手が美琴の右胸を揉みし抱き始めた。
「ちょっ黒子ぉ?!……あっ」
「感じた」一声を、ふ、と美琴はもらしてしまった。それを見逃す黒子ではない。
「それっそれっ」
「やだ、や、だ、くろ、こおっ。あう。ひん。あ、あ、あんたねえええ……あふううううううん!」
黒子の「自由になる右腕」は胸への未練を残しつつ、しゃーっと美琴の身体をしなやかに滑り降りて行く。
「お姉さまお姉さまお姉さまお姉さまお姉さまああお姉さまんんんんんっふあんっくっくあっんあっ」
「お姉さま」の興奮に当てられて黒子は秘所を濡らしていた。抱きしめられている、それだけで黒子の興奮ゲージはMAXテンションになる、いたずらな美少女だった。
黒子は美琴の秘所、急所、……女性器へと魔の触腕を到達させた。
「あ、あ、あう、く、ろこ、い!いはあ!やめて……黒子ぉやだ。こんなの卑怯よ。やめ、やめて、いやあああああ。ふひーっ」
「お姉さま。す、て、き。好きです。好きです。大好きです。あい。愛しています。感じて。どうかもっともっともっとおおおお」
疲れたし時間もないのでこの辺りで。あ。シチュ書いてなかった。……それは今後の機会にでも。
>>893 お粗末さまです
てかマジっすか!?
ありがとうございます
揉みし抱く……?
>>895 あるのですよ、そんなにほ……すいません。よくわからないです
揉みしだくが正解なの?
ひらがなで「しだく」が正しいらしいけど
間違いなく揉みしだくほどはない
お前らおっぱいの事になると
とても過敏ですね
え、それが何か?
おぱんぽんのことについてだってビンビンですぅ
おしりについてもキュンキュンだよぉ
吹寄に身体が引き締まると評判の革製で腕とか動かせなくなる通販で勝ってあげた服を着せてあげて
通販で売ってた顎の形をうまく矯正する開けたまま閉じれなくなる金属っぽいものを付けてあげて
肌が綺麗になるという噂のヌルヌルした通販で買ったローションを塗って上げたい。
ついでに引き締まってるか胸に肉々しいのを差し込んで確かめたり
口も形がよくなっているか黒々しいものを入れてみて調べたい。
問題は高校生なんだよなぁ
ゲス上さんの素敵な一週間
月曜日:学校の校庭裏で吹寄とハメまくる、爆乳を揉みしだきながら膣内射精セックス
火曜日:学園都市に来た神裂とホテルで生セックス、聖人の締り具合を心行くまで堪能
水曜日:御坂妹と夜の病院でセックス、マグロに見えて微妙に多彩な反応を楽しみながら種付け
木曜日:姫神を誘ってデートした後、夜の公園でヤりまくり、影が薄いせいか今まで気づかれたことはない
金曜日:帰り際に突っかかってきた御坂美琴に連れられて半強制的にセックスさせられ「つ、次も責任とりなさいよ!」と言われる、不幸だー(棒)
土曜日:一日中インデックスと過ごす、気が向けば昼夜を問わずセックス、ご飯の前にセックス、寝る前にセックス
日曜日;他の女の子を家に連れ込んでインデックスも巻き込んで3P、たまに4P以上
浜面の一週間、爆発しろ
月曜日:滝壺といちゃいちゃ過ごす、まだ手は出さない。爆発しろ。
火曜日:絹旗に映画館で逆レイプされる。抵抗するも勝てるわけもなくロリ逆レイプで膣内に射精させられる。爆発しろ。
水曜日:麦野に押し倒されるも、相手がなぜか勝手に真っ赤になって硬直する。隙を突いて逃げ出す。爆発しろ。
木曜日:滝壺といちゃいちゃして過ごす…はずがまた麦野に拉致される。セーフハウスで逆レイプされかけるも、性的に反撃したらすぐふにゃーっとなった。すぐ逃げる。
金曜日:絹旗に問答無用で押し倒される。どこで身につけたのか超絶的なテクニックの前に情けなく陵辱される。爆発して死ね。
土曜日:麦野と絹旗に二人がかりで逆レイプされる。射精したら和姦だとばかりに襲われる。永遠に爆死し続けろ。
日曜日:フレンダとフレメアを一緒にいただく夢を見る。夢精したことと、滝壺が隣で寝てたことを思い出して死にたくなる。爆発しろ。
といったハーレム全開なSSが欲しいんだ、どうすればいいだろう
ゲス条のほうが爆発してほしい
爆発という幻想が吹き飛ばされちゃう
>>902 ゲス条はただのゲスだけど、浜面は一途なとこ逆レイプされてるだけやんw
ゲス条は爆発して欲しいけど浜面にはむしろ同情するわw
既出かもしれんが、pixivのSSで
意識不明のまま黒子と御坂妹に逆レイプされ続ける上条さん、というのがあった
>>907 ナデシコ氏「……くろ…こ?」の9話
思わせぶりに書いてしまったが、実は会話で出てくるだけで、行為そのものの描写はない
実用性に乏しいので、想像力で補って欲しい。
上条さん逆レイプの決定版は、やはりふるる氏「北極星の神が見る夢は God_bless...」
>>901-902 いい妄想だなあ〜。
俺なんかトイレの音聴かれたくなくて便秘になったインデックスが浣腸されてとか、
黒子の邪魔でゆっくりトイレにも入れない美琴が便秘になって浣腸されるとか、スカスカなのばっかだよw
もちろんどっちも上条さんが相手でさ。
「……これ液しか出てねぇじゃねぇか……」
「え?」
「もう一回だ御坂」
「ウソっ!? だっ、だって一回で済むってアンタが……」
「お前が我慢出来ねぇのが悪いんだろぉが……」
「うっ」
「こっちの身にもなれよ……やなんだよ苛めてるみたいで……はぁ……不幸だ……」
「ひゃっ!? な、何息吹き掛けてんのよアンタ!」
「もう何ですかお前は騒がしい……いいからケツこっちに向けろ。もう一回始めっからやるぞ」
「いやっ、そんな流れ作業みたいに扱わないでよっ!」
「(ざけんな……、気持ち込めたら身の破滅だぜ? 趣味は浣腸、日課は女の……いじりなんて……、俺は俺自身の妄想をブチ殺す)」
「何人の尻にブツブツ話し掛けてんのよ……」
「な、何でもありませんのことよ!」
みたいな。直接描写無しの方向で。
ゲス条さんは
>>902みたいに日替わりで女交代しててもあくまで和姦なのが多いけど
ゲスセラレータさんは無理やり犯すのが好きなイメージ
実験の時に片足もがれて動けなくなったミサカを興味本位で犯すとか
仕事での鬱憤を晴らすためにあわきんを顔パンして、トラウマで大人しくなった所をヤるとか
しつこく嫌がらせしてくる番外個体にキレて、能力で感度倍増して
破瓜の痛みと気持ち良過ぎでアヘりながら必死に謝る番外を無視して攻めまくるとか
…何かゲスセラレータさんで妄想すると必ずリョナが入る
>>911 ・・・あれ?本妻が抜けてるような・・・
>>912 何かどんなにキャラ崩壊させても打ち止めに酷いことする一方さんて想像出来なくて…
あわきんや番外は原作で殴ったり折ったりしてるから割と想像し易いんだけど
>>912 ヨソではさんざん犯り(殺り)まくって
打ち止めには指一本触れられない純愛なんじゃないのか
上条は和姦
浜面は女子から犯され、一方通行は自分から犯す
主人公ってすごーい(棒
芳川とは昔からの爛れた肉体関係が続いていて
黄泉川とは擬似母子姦みたいな背徳プレイをして
あわきんには顔面を軽く殴りまくりながらリョナ種付けしたりして
最近は番外個体をM奴隷に変える調教に着手したとか
でも打ち止めには何があっても手を出さない、それがゲスセラレータクオリティ
他所ではそれだけやりたい放題してるくせに
いざ家に帰ってくるとベットで寝てる打ち止めのほっぺた撫でるだけで満足しちゃうのか
なんだろうこの不思議な気持ち
そういえば某ピク●ブで
「打ち止め専用便器」って自分で腹に書いてる一方通行を見かけたわ
>>916 むしろ、打ち止めとは見ていて砂糖吐きたくなるような甘い純愛をするのがゲスセラレータさんじゃね?
んで番外はいじめられているのに打ち止めの幸せ感情がどんどん入ってきてから
その落差に苦しめられたりするんよね。
>>916 さすがはダークヒーロー、悪党の一方通行さんだな。
あわきんレイプは顔パンも良いけど首締めセクロスも推したい
顔や首に痣がついたあわきんを見て小萌てんてーに心配されても
心配かけたくなくて必死に誤魔化すあわきんに萌える
にしても、打ち止めに対して完全に脳内スイッチ切り替えて良い保護者を演じる一方さんと
何も知らないで一方さんに淡い恋心抱く打ち止めを想像すると
やってる事は普通のほのぼの通行止めでも凄く興奮する…何でだろう?
戦後いきなり暗部が解散されて自由の身になったあわきん
オマケに自分を散々嬲りものにしていた一方通行は最後の仕事以来行方不明に
久々に平穏な日々を満喫して、夕方になって家に帰ろうとしたら
目の前から聞き慣れた杖の音、顔を上げると赤い瞳を爛々と輝かせた白い少年が再び…
逆流する胃液、止まらない動悸、再発するトラウマ、そして繰り返される悪夢…
戦争を生き延び、生まれて初めての平穏を戸惑いながらも楽しむ番外個体
しかしその平穏の日々は、地獄の日々の始まりでもあった…
暇があれば一方通行に物陰に連れ込まれ、様々な手法で責めたてられる日々
死ぬほど悔しくて恨めしくて、一瞬でも一方通行を信じていた自分が馬鹿だったと思う反面、身体のほうは敏感すぎるほどの反応を見せる
たった数日で身体は快楽漬けになり、望んでいないにも関わらず一方通行を求めるようになってしまう
そしてとうとう夜中に疼きが止まらなくなり、一方通行の布団に潜り込んで、自らすすんで咥えこみながら、自分を犯してほしいとと懇願するように…
っていう感じのゲスセラレータを誰か頼んだ
>>922 実は何もかも全部お見通しだがそれも含めて一方通行を愛しているので
一方通行が望む通りの何も知らない子供のように振舞う打ち止めも萌える
>>925 なんだそれたまらねえな
そんな通行止め好きだ
>>925 「上位個体…ミサカ、第一位に…毎晩…その…酷いことされてて…」
「うん、知ってるよ!ってミサカはミサカは笑顔で答えてみる。
他の女の人にも色々してるみたいだねってミサカはミサカは番外個体に新情報を知らせてみる」
「知ってるって…知ってるのに何で第一位と平気で喋ってられるの?どうしてミサカを助けてくれないのっ!?」
「うーん、番外個体は大切な家族だけど別にミサカとあの人の関係を悪くしてまで
助けてあげたいとも思わないかなぁってミサカはミサカはクールに告げてみる。
それにミサカはちょっと鬼畜な所も含めてあの人が好きだし…
キャッ言っちゃった!ってミサカはミサカは顔を赤らめて可愛らしく恥じらってみたり!」
「何それ…意味わかんない…」
みたいなちょっと黒い打ち止めか…良いかもしれない
>>918 打ち止め専用肉便器な
あれは久しぶりに滾った
>>927 同じように芳川や黄泉川に助けを求めるも軽く流されて
かといってここ以外は頼る人も居場所も無いから逃げることもできず
ただただ犯され続けるのを受け入れるしかない可愛そうな番外固体が見えた
救いがねぇ…
>>929 一方さん打ち止め以外調教済みかよ。番外個体可哀想過ぎるだろ…
『気づいてる打ち止め』に一方通行が気づいちゃって
発狂する展開とかマジ胸熱だな
>>931 その場合やっぱり番外個体が仕返しのつもりで教えちゃうとか…
駄目だ、全く相手にされずにボコられて犯される展開しか思い浮かばない
「それにしても暑いわね」
美琴の言葉ももっともで、一昔前のヒートアイランド現象もかくやと言った具合だ。
「ここまでの異常気象ですと、最新技術も焼け石に水ですわね」
ふと、何かを思いついたような顔になる白井。
「そうですわ、最近出来たプールに参りませんか?」
グロッキー気味な初春がそれを慌てて止める。
「そこら辺の喫茶店にでも入りましょうよ……」
学区を越えての移動となれば少なからず外を歩く羽目になる。初春にしても確かにプールは悪くないのだが。
「どうせ混んでるわよ、黒子。それに病み上がりの春上さん連れてくには向かないでしょ」
それでも諦め悪く、思案顔の白井。思いついたように手を叩く。
「春上さんは私が空間移動で連れて行きますわ」
美琴が止めたのは病み上がりだからプールに入れない、『のではなく』どこまで体力が落ちているか分からないから下手に無茶が出来ない、という話だ。
帰りも含め白井が運ぶなら、後は本人次第だろう。
「どうします、春上さん。確か水着もタオルも販売してますから今からでも行けますけど」
言外に嫌がる、初春。同僚が自分を運んでくれそうにないのは確信していた。
「水着姿が見たいだけ、なの?」
春上は首を傾げ爆弾を投下する。
「そんなこと、ありませんわ。大体、わたくし達女同士ですのよ」
微妙に美琴の表情が変わると同時に、春上が口を開く。
「ありえそうね、変態だし。なの」
誰かの口調、あるいは思考をそらんじるように言葉にする。
「お姉様、まさか、そのような事をお考えに……」
語尾が小さくなる黒子に慌てて初春が話しかける。
「白井さん、そんなことありませんよ。御坂さんが白井さんを変態だ何て言うはずないじゃないですか」
その言葉に頷く、美琴。
「そうそう、有り得ないから」と更にフォローを加える。
「流石に白井さん、傷つきますし」
「そうそう、……えっ?」
戸惑う美琴を無視して、春上の方へ向き直る初春。
「レベル2だと、『よほど』強い思念しか分かりませんよね?」
疑問ではなく半疑問。同意を求める言葉に春上は『やはり』頷いた。
「お姉様、わたくしは、わたくしはただ……」
半泣きで走り出す白井。空間移動を使わないのは追いかけて欲しいからだろうか。
「あ、ここのチーズケーキ美味しいらしいですよ」
「楽しみなの」
「えっ? えっ?」
「御坂さんは何にします?」
遠くの方で「お姉様〜お姉様〜」と哀しげな声が響いた。
ネタ乙。
>>892 の人かなぁ〜?
自分がアニメ超電磁砲のキャラ把握していないせいか凄く難解だった。
>>ゲスセラネタ
もういい加減ネタ集まったでしょ? 雑談してた人で誰か投下しなよ。
一方通行が朝ソファーで目が覚めると側に真っ黒な塊が落ちていた。
「……何だっけかこれァ……」
爪先で突くとビクッと震えてそれからもぞもぞ動く。
ウーウーと唸る姿を見て思い出した。
「あァ、寝落ちしちまったのか……」
そういいながら塊から電池切れしたバイブを引き抜いく。
それをポイと放り投げて今度は排水溝の様な猿ぐつわを外した。
「おい、生きてたら返事しろ」
「ミサカが死ぬ時は第一位を殺してからって言わなかったっけ?」
番外個体は思ったより元気そうだ。
しかしそれは口だけだった様で一晩拘束しっ放しだった手足は拘束を外しても全く動く気配が無い。
ベクトル操作でうっ血は治して食事は口移しで残りはケツから流し込んで新しいバイブで前と後ろを塞いでやる。
「こ、このクソったれ第一位っ! こ、ひっ!? 出られたりゃネットワークにれんぶひゃ! な、なぎゃひんあひゃ、くはぁっ!」
「俺は出掛けっからせいぜい1人で楽しめ」
「死ぬシヌしぬううううううううううううううううううう――――」
それから黄泉川のアパートに向かうとそこには芳川桔梗が1人でいた。
打ち止めの事を聞くとニヤリと笑われて遠まわしにも判りやすい誘い文句(イヤミ)を言われたのでリビングで押し倒した。
「どうしたの今日の君? まるで初めての時みたいね」
「あァ、だから多少乱暴に扱うけど勘弁してくれよなァ」
適当にひん剥いて適当にブチ込んで、途中でのどが渇いたからキッチンに移動してそこでもブチ込む。
「あはぎゃは! 何だよおィ、何なンですかその必死な腰の振りっぷりはァ?」
「ん……い、いいじゃないどうだって……」
「ンあ? 誰にモノ言ってンのか判ってンのかお前ェ……」
後ろから髪を掴んで引き上げながら、
「……腐れマ○コになンかに突っ込ンでヘドロでも付いたらどォすンだこのクソったれ」
そのまま風呂場に引き摺って行ってシャワーとたわしで入念に洗ってから改めてブチ込んでやった。
ぐったりした芳川を風呂場に放置してリビングで休んでいると黄泉川愛穂が帰って来た。
打ち止めの事を芳川に聞き忘れたのを思い出して聞いてみたら何故か抱き締められた。
「……こっちは疲れてンだからじゃれつくンじゃねェあばずれが……」
「うん、あばずれだからお前にこんな事も出来ちゃうじゃん」
全く話がかみ合わないまま押し倒されて唇を奪われた。
唾液を飲まされ、母乳を飲まされ、愛液を飲まされて腹がガボガボになる。
「じゃあ一方通行、今度はこっちが飲む番じゃん」
馬鹿黄泉川が咥えたので取り合えず小便を飲ませてやった。
「嬉しそうに飲むンじゃねェよこのクソ豚が」
何を言っても嬉しそうにしやがると辟易しながら一発抜かれ、
(面倒くせェがコイツを黙らせるには全穴制覇するしかねぇか)
お陰で鼻耳マ○コクソ穴の計六発発射する事になった。
ぜえはあと荒い息を吐いて黄泉川の寝室を出て一息シャワーを浴び、ついでに芳川を回収して黄泉川と同じ場所にブチ込んで一息付いていたら打ち止めが帰って来た。
「あなたが帰って来てる!? ってミサカはミサカはサプライズにビックリ仰天してみたり!?」
「あァ? いちゃ悪いのか」
「そ、そんな事無いんだよ!! ってミサカはミサカはあなたの機嫌を伺ってみたり……」
「チッ」
相変わらずの打ち止めに内心安堵しつつも気が疲れない様にきわめてつっけんどんに対応する。
とそんな打ち止めのお腹がきゅるると鳴って、
「あはははは、そう言えばもうお昼だね! ってミサカはミサカは誤魔化してみたり。
そう言えば芳川と黄泉川の姿が見えないけど知らない? ってミサカはミサカはお昼の用意を心配してみる」
仕方が無いので外へ出た。
適当にファミレスに行き適当に頼む。
「今度は一緒にいただきますが出来るね! ってミサカはミサカは念願かなって喜びを露わにしてみる!」
そんな打ち止めに涙がでそうになるが何とか持ちこたえた。
食事が終わって黄泉川の携帯に電話を入れると2人共復活しているらしい。
正直あの場に戻る気は無いので打ち止めを玄関先まで送ってそこで別れた。
去り際に抱きつかれて頬を唇かかすめた時爆発しそうになったが我慢する。
「そう言えば番外個体知らない? ってミサカはミサカはネットワークにも姿を見せない個体に上位個体として心配してみたり」
「あァ、見かけたら帰る様に言っとくわ」
打ち止めの顔を見に行ってそのままゆっくりするつもりが半日空いてしまった。
「さァて後半日どォやって暇ァ潰そうか……」
缶コーヒーを飲みながら考えていると目の前を見知った女が通りかかった。
なので空き缶をそいつ目掛けて投げつけた――だが当たる直前で空き缶はふっと姿を消す。
「誰かしら? 私にこんな事する人は」
その女の死角から潜り込んで顔面にパンチを決めて地べたを這いずらせて、
「何格好つけてンでンだこの豚」
「ア、一方通行!?」
結標淡希の引き攣った顔に蹴りを見舞って昏倒させてからそのまま側の茂みに連れ込む。
曲がった鼻を無理やり直し、痛みで目覚めた所をもう一発殴ってやると、
「あが!? な、なんれ貴らは私に暴力ばかり……」
「憶えが悪ィなお前は……、豚がニンゲン様の言葉喋ってンじゃねェよ」
結標をズタボロのボロ雑巾に変えてから申し訳程度の下着を剥ぎ取る。
「濡れンじゃねェか豚」
「!?」
いつも通り最後は軍用ライトを太いほうから突っ込んでフィニッシュ。
嬉しそうに事切れた結標に救急車を呼んでその場を立ち去った。
気が付けばもう夕暮だ。
いつものアジトに帰る。
ドアを開けると玄関先に死体が転がっていた――と思ったら番外個体だ。
ここまで来て事切れたのだろう。だらりと口から零れた舌が痛々しい。
「学習しねェなァお前は」
今付けているバイブは玄関に近付けば近付く程驚異の振動と膨張と変形をする暗部謹製の品だった。
一方通行は番外個体を拾い上げて部屋に戻る。
この後は番外個体を風呂に入れ、寝るまでたっぷりと調教する。
いつか彼女が外に出ても自分の不利になる様な行動が出来なくなるその日まで。
おわり。
ネタに2レスすまんこ。
どういう意味かと一方通行は問いかけなかった。彼女が似ていると称した理由など当たり前に理解しているためだ。
「似ているから、なンだ?」
絹旗は無言で近づき、一方通行の服に手をかける。驚いた表情にはなれど、何かするわけではなかった。
「分かるんですよ、私にも」
服を脱がす手は止めずに、話しかける。
「光の側を歩く事は考えられても、絶対に闇を見せたいとは思いませんよね」
フンと鼻で笑いだんまりを決め込む。
「まして、こうした汚いと思うものは」
一糸纏わぬ絹旗に、一方通行の下半身は反応していた。
「あン? それでも、俺は何もする気はねェぞ」
それでも、言葉通り一方通行は絹旗に手を伸ばそうとはしない。
そしてまた、これも言葉通り絹旗を止めようともしない。
「ええ、あなたは超何もしなくて結構です。愛撫も腰を振る事も、ましてこの行為を誰かに伝える事など」
絹旗は一方通行の上に跨ると手慣れたように腰を振る。
愛の言葉などないし、お互いに求めてもいない。
絹旗が恐れているのは、浜面に欲望をぶつける事、ではない。その先にある、アイテムという居場所が壊れるのが何よりも恐ろしいのだ。
一方通行が恐れているのは、幼い打ち止めに欲望をぶつけ、あるいは壊してしまう事だ。彼の中である種の偶像とかした打ち止めを対象にそういった事を考える事さえ反吐が出るのだろう。
だから、良く似た二人は求めた。
一人は自分より能力が強く、余計な事を言わない相手を。万が一には彼に責任を押し付けるために。
一人は自分が何もせず、何も言わずともそういった事をしてくれる相手を。自分の心に絶望という汚らしい二文字を刻まないために。
「超そろそろですね」
ペースを上げ、射精を促す。その後もしばし続け、今度は絹旗が達する。
微かに震える絹旗をどかすと一方通行は気怠そうに言葉を発する。
「またな」
絹旗はそれに頷き、しかし立とうとはしない。
部屋に入るのも出るのも別々で、それでも二人はお互いにこの場所に来てしまうのを確信していた。
何せ、「私はあなたに超似ていて」、「お前は俺に良く似ている」から。
>>936 さすがゲス。これで全員が妊娠しても認知しないんだろうな…
>>936 ここまで好き放題やるとかえって怒りも沸かないなw
勃起した
GJ
他の人もGJ!
>>937 乙。凄い詩的なんだよな。良くまとまってるのに驚く。
内容に関しては長編でお願いしたい。
カミジョー分とハマヅラ分が足りない
ゲスセラ分補充で俺得
>>937 GJ!禿萌えた
ドライなようでウエットな雰囲気いいな
ホントに酷いから覚悟して読んでね。
上条当麻の朝は早い。
目が覚めるとまずするのは昨夜から繋がったままのインデックスを起こす事だ。
もちろん刺さったままの肉棒で優しく……では無く激しくストロークすると、
「ひああっ! とうま、朝から激し過ぎるんだよ!」
「おう、おはようインデックス」
もちろん子宮にも挨拶は忘れない。
「き、きのう、あ、あんっ、なに、はげ、しっ」
嬌声と共に途切れ途切れに何か言っているがたっぷりと中にフィニッシュした。
「あん……おなかいっぱいだよぉ……と……ま……」
起こしたつもりが2度寝に入るのは最近よくある事だ。
寝た子を起こすのは可哀そうだとインデックスをそのままベッドに残してシャワーを浴びて朝食昼食と用意して、
「おやつと夕食も一応用意しておくか」
そして全ての準備を終えて少し早いが学校へと向かう。
その道すがら御坂美琴と出くわした。
「ようビリビリ」
「ひっ!?」
声をかけたら盛大に驚かれたので非常に心外な気分になる。
「何かお前最近おかしくないか?」
「ア、アンタが悪いんでしょ! 自分の胸に聞いてみなさいよ!」
そんな事を言うので胸に聞いてみる事にした。
「ひあっ!?」
発展途上の胸が何とも手に納まりが良い。
「な、何で私の胸触ってんのよ! 自分の胸って言ったら普通自分のむにゃ!?」
上条は思う。それにしても何で美琴はノーブラなのか。
「ちょ、ちょっとこっち来なさいよ!」
美琴に腕を引かれて裏路地へ。
そういう事かと「不幸だ……」と溜息を吐いたら美琴にキッと睨まれた。
時間も無いのにと思ったので可愛い顔をしている美琴をそのまま引き寄せて唇を吸う。
ねっとりと舌と舌を絡め合いながら短パ……と思ったら何にも履いて無いです。
「か、勘違いしないでよね! ちょっと履いて来るの忘れただけなんんっ!!?」
ツンデレもいい加減あれなので即串刺しの刑する。
びくんびくんと震える感じが臨場感あるなと感慨深げに堪能していたらある事を思い付いた。
「そうだ御坂」
「あぅ、とうましゅご……ふぇ?」
耳元でごしょごしょと囁くと、
「だ!? ア、アンタ黒子はともかく初春さんに佐天さんに春上さんに固法さんに婚后さんて……。じょ、冗談じゃ――」
何かノイズが出ている様なので乳首(つまみ)を捻って電波を調節してみる。
「きひ、ひ……わ、判った! 判ったから、放っ、ひんっ!」
意志疎通は大事だよね、と言う感じで心が繋がった所で体の繋がっている所でも、
「ひ、いん、はげ、ひ、い」
もちろん中出しして上げるのも忘れない。
「ああ……また……できちゃ……」
美琴は腰を抜かしてしまったので学校の前まで送ってやる。
「折角早く出たのに遠回りかよ……不幸だ……ってやべっ!?」
慌てて走る走る……でギリギリセーフと思いきや、
「上条当麻!」
吹寄制理が黒板の前で仁王立ちしている。
「あれ先生は?」
「午前中は用事だって……って昨日言っていたでしょう?」
「そ、そうなの?」
聞き返すとギロッと睨まれた。
「……その様子だとあれも忘れている様ね……」
ハッとして顔を上げた時には手を掴まれて折角入った教室から廊下に連れ出されいた。
背後で「あのやろぉ……」とか「この世に神も仏もいないのか……」とか「絶望やね」とか聞えた気がして振り返ろうとしたが吹寄の手の引く力が強くてそれ所では無い。
そのままずるずると連れて来られたのは女子更衣室。そこでまさかと思う暇も無く唇を奪われた。
負けじとこっちも胸を揉みし抱くと口の中のプリプリの舌がプルプル震えるのが判る。
(吹寄のオッパイは舌とリンクしているのか?)
そんな事を考えながらあっちもこっちも扱いてあげると立ったままうれしょんされた。
「おわっ!?」
上条が驚いて飛びずさると吹寄が膝から崩れ落ち……とここは上手く抱きしめる。
「吹寄?」
呼びかけると焦点の定まらない瞳に徐々に光が戻って、
「いってない」
「は?」
「あたしは全然いってない。貴様の温い責めで眠気が差しただけよ」
うーん、そんな事言われると上条さん頑張っちゃいますよとばかりに大サービスしたら、
「は……あへ……」
先日堕ろしたばかりの影響か吹寄の膣から子宮が零れ出てた。
吹寄も別の世界に旅立ってしまい上条はひとり取り残されて、
「不幸だ……」
折角吹寄との約束――朝っぱらから一緒に教材を教室に運ぶと称してエッチをする――を思い出したと言うのにこれではどうしようもない。
仕方なく子宮オナホで1人虚しく始末する事になった。
結局吹寄は元に戻らず保健室に届けた帰りに予定通り遅れて来た月詠小萌に出くわした。
「どうしたのですかー、上条ちゃん保健室から出て来て? 誰か急病人さんでも出ましたかー?」
そんな小萌先生に吹寄の体調不良を伝えがてら……、
「か、上条ちゃん激しすぎるのですよー!」
何せ小さな小萌先生だから全部納めるのに苦労しました。
たがそこは歳の功なのか後ろから手で子宮の位置を調節したらすっぽりと納まったので安心のフィニッシュ。
「か、は!」
昔カエルのお尻に空気吹き込むの流行らなかった?
それはともかく小萌先生は急きょお休み――保健室行き――になりました。
それを教室の皆に伝えると教室から誰もいなくなってしまう。
何ていい加減なクラスなんだ。
「俺も帰るか……」
机から鞄を取り上げて帰ろうとすると、
「君」
振り返ると姫神秋沙が立っていた。
「あれ、姫神は帰らねーのか?」
「それなら一緒に帰ろう」
その言葉に上条は、
(それで俺を誘っているのか!)
とおもむろに姫神をその場で茶巾包みにしてパンツをずり下ろす。
『き。君は。急に何をする……の?』
スカートの中からくぐもった声。
そしてもじもじと内腿をすり合わせる姿が愛らしいので、
『あ。ん。ひどい……。これじゃ……。あ。まる……。で。ん……。私のかお。おぉ……。み。えな。いぃ』
あれ悦んでない。それどころか困っている様な感じに本意はやはり口に出さねばならないか。
「姫神、顔なんてただの飾りですよ。エロい人にはそれが判らんのです」
『……え?』
まだ駄目か。ならば……、
「とにかく俺が言いたいのはお前のミミズ千匹は立派な個性だと言う事だ!」
『……うれしい』
通じあった記念に中出しだ。
「次は姫神似の女の子がいいな」
安らかに目を閉じた姫神にそっと呟いてちゃんと服装も整えてやって上条は先に帰る。
そのまま寮には戻らずにとある病院に行くと、
「最近お盛んの様だね?」
顔見知りのカエル顔の医者に挨拶がてら、超電磁砲と吸血殺しと自分との子供のサンプル提供の約束をした。
分娩堕胎その他もろもろ差し引いてもお釣りが来るので最近は財布が潤って仕方が無い。
だが今日ここに来た理由は他にあった。
「よ、御坂妹」
「……あなたは急に何をしに来たのですか? とミサカはノックもせずに入って来たあなたを咎めてみます」
半眼の瞳がこちらを振り返る。
だが、そんな可愛い格好――ベッドの上でこちらにお尻を向けてのオナニー中――で凄まれても怖くありませんよと、
上条はズカズカ部屋に入ったばかりか御坂妹のお尻の前にしゃがみ込んで、
「何をしているのですか? とミサカはあなたの理解不能の行動に内心ドキドキしながら聞いてみます」
「いや気にしないで続けて下さいですよ」
「……はい、とミサカはあなたの言葉に従います……」
そこから暫くはオナニーショーを鑑賞する事になった上条は、手持無沙汰なので自分のナニは自分で慰める事に。
「まずはこのミサカをお使い下さい、とミサカ一〇〇三九号はあなたに体を差し出します」
そんな感じでミサカ一〇〇三九号、ミサカ一三五七七号と使って自分を慰めましたよ。
ただ、
「あふっ! い、いいです、すご、い……、とミサカあああああああ――――」
いつもミサカ一九〇九〇号の反応は凄いなと思いながら最奥に白濁をぶちまける。
「……今まであなたが相手にしたミサカはミサカ達の中でも格下、このミサカはちょっと違いますよ、とミサカは賢者モードであなたに立ち向かいます」
賢者と言えば元職業は遊び人だとド○クエの中の人もそう言っていました。
「何ですかそのやる気は? とミサカはいつもより三割増しのあなたに正直逃げ腰になります」
だが逃がさない。
「お前は俺のごく一部を怒らせた!」
以下お察し下さい。
妹達の死屍累々を築いた上条は意気揚々と寮に凱旋したのだが、
「上条当麻、お、遅かったですね」
「お、お邪魔してます上条さん」
「かんざきといつわが遊びに来たんだよ!」
何故かイギリス清教の、と言うか天草十字凄教の神裂火織と五和がいた。
これは俺を寝かさないと言うそういう魂胆なのか。
「か、上条当麻? 目の輝きがちょっと……」
神裂が酷く怯えている。
そうかこの間は初めてなのに随分乱暴にしてしまったし、
(そういや聖人と俺の子供も随分高値で売れたしな)
学校から帰ったら生まれていたのには驚いたが、子供はどちらに似たのかはともかく母子共に無事だったのは幸いだったと思う。
「よしやろうぜ!」
「そ、そんな爽やかに言われてもそんな手には乗りませんよ!?」
そんな事も懐かしくなる午前零時。
「上条当麻……また……種付けお願いしますぅ……」
「五和が終わってからな!」
「ん゛ー! ん゛ぶー!」
猿ぐつわの奥からくぐもった声が漏れる。
どこをどう間違ったのかあの清楚だった五和は尻からフリウリスピアの柄を尻尾の様に生やして獣の唸り声を上げていた。
突き上げるたび腸内の内出血が精液と混じってピンクの泡を吹くのがちょっとファンタスティックな光景だ。
因みにインデックスは子宮姦の影響で大事なものが飛びだしたのでただいま休け――、
「ぎゃぴぃ゛っ!! どう゛ま゛じぬ゛!! じん゛じゃう゛ぅ……」
休憩中だ。
「ごぽ……」
五和が鼻から白いものを吹いて失神したので強制終了。
ぽっかりと空いた穴には興味が無いと放り出して、神裂の突き出された尻たぶをむんずと掴む。
「待たせたな神裂」
「……おねがいします」
その言葉を合図に五和の体液にまみれたペニスを神裂の中にゆっくりと……なんてまどろっこしい事は上条は嫌いだ。
「っ!!」
一気に貫かれた神裂が声を殺すが締めつけが彼女の苦しみを如実に伝える。
今度は後ろから手を回して、乳首に爪を立てて捻った。
「ぎ、ぅ」
(堪えるなぁ神裂……)
それではと今度は股間に手を差し込んで、
「か、上条当麻それは駄目です!!」
「何だ声出るじゃん」
「そ、それはぶ!?」
指を口の中に捻じ込んで閉じられない様にしてから股間の肉芽を爪で潰した。
「ぐひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
指に食いこむ歯の痛みと神裂の痛みはどちらが上か。
「ひぎ、いぎ、い゛、いい、うお゛、お゛」
(そういやキャーリサ辺りそろそろだった様な……)
神裂を虐めながら上条の心は、先日イギリス宛に送った荷物へと移っていた。
あの時、おむつと点滴を付けてアタッシュケースに詰められる時の彼女の悲しそうな瞳を思い出すと、
「あが!? 大き……、くはっ、ぐるじ……さけ……さけますっ……いやで……いやああああああああああああああ!!」
訳も無く股間がいきり立つ上条であった。
唐突に終わり。
我ながら酷いので皆さん忘れて下さい。
あ、950踏む人次スレよろ。そしてごめんね。
乙
立ててくるか...ipodだとめんどいんだよな...
と思ったら新ホスト関係で立てられなかったでござる
誰かお願い
こっちもだ…
なんでこんなめんどくさい規制作ったんだ…?
ちょっと試してくる
ダメだった
他の板なら立てられたのにこの板はできなかったのよな
立てまーす
>>949 乙
性癖も描写も話の内容もパーフェクトに酷すぎる…
この上条さんは一方さんあたりに殺されていい
>>949 スレ立ての責務>∞>(越えられない壁)>∞>ゲスネタへの乙
狙い通りだなw GJ
次回があるならゲス面か…滝壷くらいにしかできないんじゃね?
ゲス面は滝壺と付き合ってるのに、ちょっと他の女に誘惑されるとすぐ流される、とか…
ゲスってよりただの誠だなぁ、他二人と違ってネタっぽさが出せない
だって浜面がゲスだったらただの腹立たしい不良だもん…
面白みがなさすぎる…
ゲス条さんとゲスセラレータさんが交差するとき物語は終わる
色んな意味で
んなこたねーよ、俺は見てみたいね>ゲス面
どっちし三人とも全員爆発しろって思うのは同じなんだから
麦野のアソコが壊れているかどうかが問題だな。
あとフレンダ妹と半蔵ラブなくの一をふくめるかどうか…
ゲス条さんが力で麦のんをレイプするとかどうだろう
いくら浜面でも、新約のカラー絵の後ろの方にいる三人なら犯せるのでは?
前の方にいる三人には返り討ちだけど。
ゲス面は無理やりとかじゃなく来るもの拒まずなタイプのほうが
らしいっちゃらしい
滝壺との結婚式場の新郎控え室で麦野絹旗フレメアにやられてるゲス面さんとかですか
そして新婦控え室ではゲス条さん達に種付けされてる滝壺の姿が・・・
白濁液を体内から垂らしながらのバージンロードを歩くわけですね
あれ、この内容で書きたくなってきた不思議!
さあ早く書くんだ
お前らたまには純愛をだな……
今まで純愛ばっかりだった反動だよ!
たまには腐れ外道ハーレムも見たいよ!
977 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 01:18:11.98 ID:cuSwaZfd
上条さんが食蜂と組んでヒロイン達を性奴隷にしていく展開で頼む
978 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 01:25:54.48 ID:LD526oa1
sage
ゲス条さん→ヒロイン達が常時性奴隷状態な和姦
ゲスセラさん→暴力当たり前なレイプが基本。でも打ち止めには手を出さない
ゲス面→向こうから誘われて流されるままにセクロス
バランスは取れてるな、ゲス面だけ何かリアル
ゲスセラさんも芳川黄泉川相手だとレイプじゃなくて和姦なイメージ
番外個体相手は暴力無しの調教でそこまで鬼畜じゃないかもしれない
あわきんは顔面が生まれたての地球みたいになるまで殴りまくりながらヤるけどな!
やっぱりあの顔パンと嘔吐は酷かったね…
番外相手も殴りそうだけどなあ
腕ぽきしたし
ステイルが
>>981 番外には、抵抗したり口ごたえしたら躾()のために殴る
あわきん相手だと、その気になったらとりあえず顔パン、何か言ったら腹パン、大人しく従ってても殴る
みたいな違いがあるんだと思う
番外個体が上条さんと会ってた日にはそりゃもうアレですよ
ゲスセラさんの心の中は大荒れですよ
よくわかんない感情と独占欲が相乗効果で100万×2×2×3=1200万ゲスパワーですよ
首輪とかつけて鎖を引っ張って首絞めながら後ろからガッツンガッツン犯しまくったり
ビデオ撮影しながら「これをあの三下に送りつけてやろうか」って言って笑顔を強制させたり
泣こうが喚こうが許さず誰が「ご主人様かわからせてやる」って凄まじい勢いでゲスレイプですよ
でも終わった後になんか凄い虚しさと今までになかった感情を味わって複雑な心境になるんですよ
というような感じの番外通行を…
>>985 暴力的な衝動はあわきんに向かうから大丈夫じゃないかな!
そのあわきんも全治4ヶ月の全身複雑骨折くらいで済むと思うよ!
>>984 …というゲスセラさんの心を癒す本当は怖い打ち止めの通行止めを…
やはりゲスセラはなんか無理がある
凄い優しいセックスしそう
荒々しいけど
番外個体の設定って凄いえろいよな
調教されて、もう性奴隷になって楽になりたいと思っても少しでも抵抗する気持ちがあったら
「ミサカは絶対第一位の言いなりになんかならないんだから」とか言っちゃうんだよ
そんで快楽の事しか考えられなく位にぐちゃぐちゃに犯されるまで抵抗し続けるんだ
>>988 それ言ったら全員無理があるだろwww
いいんだよエロパロだもの
上条さんになりすまして美琴の純潔を奪うゲスァリはまだですか
いいねぇ。とうとう思い人と結ばれたと思ったら、
見知らぬ男が自分の上で腰振っていたとか。
>>992 いや腰を振るのは美琴だろう。
しかし原典とかで能力無力化しておかないと死ぬなゲスァリ。
ま、それ以前にどうやって上条の皮…、まさか上条は包k(ry
ゲスァリ「ふふふ、残念でしたね御坂さん!あなたがあの男だと思ってたのは実は僕だったんです!」(べリィ)
ショチトル「残念、お兄ちゃんが御坂さんだと思ってた女は私だ」(ベリッ)
「「…………………………」」
>>994 クソワロタwwww
お互い相手を騙してるつもりでヤっちゃう残念な兄妹(義)っていいね
なんというかアホテカな魔術師ww
>>994 ちくしょう たった3行で・・・ぶはっ!
>>1000なら次スレは原点回帰で上インのいちゃラブちゅっちゅ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。