ヤンデレの小説を書こう! Part45

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952bet all of you ◆STwbwk2UaU :2011/05/10(火) 02:37:43.62 ID:7NGZO/yf
「…ストレートフラッシュだ。」
「あちゃ、負けちゃったなぁ。」
今、俺と女はポーカーをしている。
女が、あまりにもギャンブルに対してド素人だったからだ。
ポーカーなら役も少なく、ルール自体もあまり難しくない。
……それゆえに、心理戦こそが最骨頂なのだが。
現在2連勝。
あと2勝で、俺に1億ドルが入る。
1億ドルもあれば、一生遊んで暮らせるだろう。
もうギャンブルから足を洗うのもいいな。ははははははははは………!

「…さて、君に言ってなかったんだけど」
「ん?」
女が、にやりと笑った。
「フォールドしても、君の部位はもらうから、ね?」
言い分はもっともだ。というかほかに掛けてないのだから。
「掛け金は、残りの半分。」
「それじゃあ、ゲーム開始だ。」
お互い、カードを一枚ずつ引く。
俺のもち札は、Kが2枚のAが2枚。そして3だ。
迷わず3をチェンジする。
するとKが3枚。Aが2枚。
……フルハウスだ。
Kが3枚、Aも抑えた。
フォー・オブ・ア・カインドが怖いが、確率的にまだまだ低い。
ストレートフラッシュなんてもってのほか。間違いなく無いな。
この勝負……勝ったな。
目の前の女にニヤリと笑う。
「一応聞くわ。レイズ、するかしら?」
「無論、レイズだ。」
「……コール。」
相手の全額をレイズしたが、この女は平然とコールした。
バカか?次の瞬間には一文無しだぞ?
俺はあきれながら、ショーダウンした。

「Kと、Aのフルハウスだ。」
ま、俺の勝ちで終わりだな……
「ふふっあはははははははははははは!」
な、なんだ?金が無くなって気でも触れたか?
「……ストレートフラッシュよ」
な、なんだと…!?
これでオールインとはいえもち金はイーブン。振り出しに戻ってしまった。
くそっ…千載一遇のチャンスを……
だが、相手は素人。俺にはまだチャンスがある。
勝負は……これからだ!!


953bet all of you ◆STwbwk2UaU :2011/05/10(火) 02:38:25.84 ID:7NGZO/yf
「…フォー・オブ・ア・カインドよ。」
――今、俺の目の所有権は、目の前の女に移った。
あれから一進一退、いや、俺が押されていた。
相手はド素人のはずだ。なのに…なんで……っ!?
「これで貴方から取った部位のお金を合わせると…
 あらあら、次のベットで貴方は私のものになっちゃうのね?」
そう、もはや俺の体には、あいつのもち金に耐えられる金がない。
しかし不思議だ。なぜ、こいつは俺の体をそこまで欲しがるというのだ。
「……お前、素人の癖にやけに強いな…
 いや、その前になんで俺の体をそこまで欲しがるんだ?
 値段のつけ方といい、臓器やその他の相場の数倍はしているぞ。」
女は少しキョトン、とした顔をしたが、すぐにまた微笑んだ。
「そうね、それらはポーカーをしながら答えてあげるわ。」

お互い、カードを取り合う。
こんどのカードは、ストレートフラッシュ。
これが、これが決まれば、起死回生の札となる。
「そうね、貴方は覚えていてくれているかしら?3年ほど前の春のことを。」
「…覚えているわけ無いだろ。俺はその日から前は興味が無いんだ。」
突き放すように言う。正直こんなやつに負けたくない。俺の全てを奪われるなんて…まっぴらだ!
「貴方は、一人の花売りの少女にね、お花の代金として、札束をポンっと渡したの。」
「…俺はそんな偽善はした覚えが……」
――あった。たしか、あの時花売りの少女が目に留まって、気まぐれで、札束を突っ込んだ…

「貴方にとっては気まぐれだったかもしれないけど、その少女の世界は変わったわ。」
女が、ダイヤの3、Q、Kを捨てる。

「貴方の気まぐれで、少女の家族は人並みの生活ができるようになったの。」
女が、一枚カードを引く。

「貴方の気まぐれで、少女は恋というものに目覚めたの。」
女が、もう一枚カードを引く。

「貴方がいてくれたから、私は今、ここにいるの。」
女が、最後のカードを引く。

「知ってる?あの一億ドル、私の人生の全てをかけたお金なの。
 今日中に返せば、死神さんは利息分だけの命でいいって。」
女の、手札がそろった。

「……どうして、そこまで」
そこまで、全てをかけてしまっているんだ。
彼女が、こぼれる様な笑みを浮かべる。

「決まってるじゃない。私にとって、貴方は私の命よりも大切な人だからよ。」
……ベットの時間だ。
954bet all of you ◆STwbwk2UaU :2011/05/10(火) 02:39:17.97 ID:7NGZO/yf

「レイズ、するのか?」
俺は問いかける。答えはわかっているのに。
「もちろん、レイズするわ。貴方がオールインするまで。」
これ以上、もはや何も言うまい。
この、ストレートフラッシュに全てをかけよう。
最後に勝つのは、きっとこの俺…なのだから……


「……ストレートフラッシュだ。」
ため息をつくように、自分の役を告げる。
これに勝つには、これより強いストレートフラッシュか、ロイヤルストレートフラッシュしかない。
ワイルドカードは、無しだ。
「…最後にもうひとつだけ答えてあげる。
 私が強い理由はね。」
彼女が、手を開く。

「――あなたを、誰よりも愛しているからよ。」

彼女の役は、ハートの、ロイヤルストレートフラッシュだった。
955 ◆STwbwk2UaU :2011/05/10(火) 02:40:53.73 ID:7NGZO/yf
×最骨頂
○真骨頂
ごめん、めっちゃ誤字ってました。

投下終了です。

part45さん、お疲れさまでした。本当にありがとう。
956名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 05:46:16.62 ID:Ami3l40w
>>955
投下お疲れ様です
957名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 07:02:26.15 ID:yC8T0m3/
乙ですー
958 ◆XzMuEFMF0E :2011/05/11(水) 00:24:01.49 ID:1aKYv3B7
ヤンアホなるもの思いついた


男が街で三年ぶりに昔の女友達に会い会話を弾ませていた時、事件は起こった
ヤンアホ「誰?・・・その女・・・・」
男   「なぜここに!?」
ヤンアホ「誰だって聞いてるんだよ?」
男   「昔仲良かった友達・・・」
ヤンアホ「そんな言い訳で騙されると思ってるの?あぁ・・・そっかぁ・・・
    誘惑されたんだね?その雌豚に」
女   「ちょ・・・男君なにこの子?」
ヤンアホ「馴れ馴れしく話しかけんな!殺してやる!」
彼女は鞄から光るものを取り出し女に向かって走り出した
まさか!?
ヤンアホ「殺す!!!!!!」
男   「・・・・」
女   「・・・・」
目の光彩をなくし女に光物をつき立てようとしたとき
彼女は自分の過ちに気がついた
ヤンアホ「これスプーンだ・・・(゚д゚)」
959名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 07:02:08.72 ID:iif7Nsxx
>>958
ヤンドジというネタが既にあってだな
960名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 15:51:22.52 ID:YQLW3BL1
>>959
しー!
新しいジャンル作ったと言う自信を持たせて>>958に更にSSを書かせるように仕向けるんだ!
961名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 22:14:41.31 ID:Nx6BvKfj
小学二年生の妹に「お兄ちゃん嫌い!」って言われた時、瞬時にあめ玉みせたら「あっ、嘘!やっぱり好き!」って言われた時が俺の最大のモテ期だったな。
最近妹からお腹だけはいっちょまえに出てきたなとバカにされる…悔しい。
962 ◆XzMuEFMF0E :2011/05/11(水) 22:47:18.69 ID:a+7ArRfB
>>959>>960
まじすか・・・小躍りしてSS書きまくってた自分がはずかしい('A`)

つか妹がいる時点で勝ち組
963名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 22:49:46.97 ID:vWLxCxOL
可愛い妹じゃないか
妹も孕ませてお揃いにしてあげなさいよ
964名無しさん@ピンキー:2011/05/12(木) 11:43:54.12 ID:0wK68gSN
しかしまぁこのスレは見事に病んでやがるな……

デレがないのが惜しい限りだ
965名無しさん@ピンキー:2011/05/12(木) 14:09:48.88 ID:cIiqPHGp
>>964
お前が頑張ってデレさせればいいんだよ
966 ◆STwbwk2UaU :2011/05/13(金) 22:43:44.19 ID:s8hm0Dfj
埋めSS投下
>>962
つまり、こういうことだな?
967足りないモノ ◆STwbwk2UaU :2011/05/13(金) 22:44:21.83 ID:s8hm0Dfj
――アクリル絵の具をペタペタと重ねる自分に、もし格闘の才能があればどうなるだろう。
格闘技でも極めるんだろうか?
それでもやっぱり、絵を書くのは止めないんだろうな。
楽しいし。

でも、好きなものには才能欲しいよなぁ……


…なんてことを考えながら、自分は今、次の絵画コンクール用の作品を仕上げている。
先輩の部長もいい絵になりそうだと言っていたし、きっと今回は受賞してくれるやもしれん。
今日中に下塗りだけは完成させてやる…っ!なぁ俺の作品よ……!
そう、今この部屋にいるのは自分とこのふつくしいアクリル絵(予定)……

「なぁ、なんで無視するんだ?」

……と、お馬鹿な幼なじみだけだ。
今めっちゃ集中しているというのに、空気読め幼なじみよ。

「お前ってさー、さっきぶちょーと話してたろ?なんで俺と話さねーの?」
自分は黙ってペタペタと、黒と青の絵の具をキャンバスに走らせる。
「なんか言えよー、俺さみしーんだけどー」
キャンバスの隣でギャーギャーと、わめき立てる幼なじみを無視する。
黙ってりゃ美人って言われるような顔なのに、どうしてここまで人はしゃべってしまうのか。
永遠の議題である。
そして自分は正直面倒くさ……心が辛いが、作品のためだ。
あくまで筆をはしらせる方を優先させる。
968足りないモノ ◆STwbwk2UaU :2011/05/13(金) 22:44:52.76 ID:s8hm0Dfj
「お前の作品は俺にひょーかされればそれでいいじゃねーか。
 ぶちょーと話すことなんてねーだろ?なー?」
……このお馬鹿な幼なじみに教えておいてやらねばなるまい。
部長の凄さを。

「あのな、うちの部長はコンクールで常に受賞してんの。
 自分みたいな凡人と違うの。アドバイス欲しいの。
 分かる?」
昔のアニメで、あるパイロットは言った。
『火力が足りない分は気合でカバーする!』
名言だ。
しかし現実は結構厳しい。
才能が足りない分は気合でカバーできると思っていたが、
気合じゃなんとか出来ない部分が、自分には圧倒的に足りなかった。

「アドバイス?俺がしてんじゃねーかー。
 だいたい、お前の絵すごくいいぞ!
 なんていうか……すごいぞ!」
「お前そればっかりじゃねーかっ!!」
思わずツッコミをいれてしまう。おのれ……
「だって、すげー以外に何言えばいいかわかんねーもん。
 でもすげー!お前の作品落としたシンサシャは目がフシアナだな!」
節穴ですめば受賞は要らない……
要らないんですよ幼なじみさんっ!

「……とりあえず、自分は部長と相談してこの作品を仕上げるんだ。
 邪魔するなら帰れ。」
ちょっとぶっきらぼうになってしまったが、言いたいことは間違ってない。

「俺が邪魔だってのか……」
バカの雰囲気が変わった。
969足りないモノ ◆STwbwk2UaU :2011/05/13(金) 22:45:14.60 ID:s8hm0Dfj
「邪魔なのは…あのクソアマのほうだろ……なんだあのアマ……お前に軽々しく近づきやがって…
 お前に近づいていいのは俺だけだ……俺だけがお前の絵を見るんだ……」
今はいない部長の席を、目からビーム出せそうなほどに強く睨みつける。
自分としてはたくさんの人に見てもらいたいんですけど、絵ってそういうもんじゃ…

「それなのにお前はあのアマにばっかりかまって………
 あのアマのほうがいいのか?俺より絵が好きなのか?あのアマが好きなのか?」
お前より絵が好きなのは間違いないが、論点が変わってないか?

「ちくしょう…ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょうっ!
 あんな女に取られるくらいなら…っ!」
近くにあったモノを握り締め、俺に襲いかかる。

「やめろ!それは……っ!」
そう、あいつが手にとったものは………

「―アクリル絵の具のチューブだ……」
絵の具、だった。

「…えっ?」
バカの頭に疑問符が浮かんでいる。
俺がえっ?だよバカヤロウ。
チューブで何する気なんだっての。

「……ぐぬぬ」
手に持ったチューブを見て、凶器足りえないことを理解したバカは、
今顔真っ赤にしている。
可愛いが、とってもシュール。


「足りない威力は……」
いや、チューブはどう頑張ってもチューブだ…

「―気合でカバーだ!」


――訂正しよう。アクリル絵の具は凶器になる。
誰でも、壁を貫通して、廊下向こうのコンクリを抉っている
青色ぺんてるを見たら同意せざるを得ないだろう。

「ふ…ふふふ……俺は絶対に……認めないからな……」
あいつがチューブとか筆を鷲掴みにしたのを見て、
俺は全力で逃げた。



足りないモノを気合でカバーする。
実に素晴らしいことだと思う。
でもな……
足りない知恵を気合でカバーしてはいけないんだと、
極彩色のレーザーが飛び交う廊下の中、ただ走りながら思った。
970 ◆STwbwk2UaU :2011/05/13(金) 22:46:06.89 ID:s8hm0Dfj
投下終わり。

ボブの絵画教室パネェ
971名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 23:13:32.60 ID:ArJV2DUf
じゃあ、次は姉と妹と従妹で兄を取り合うヤンデレ物でも書いて貰おうかな
972名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 23:21:54.54 ID:s8hm0Dfj
あ、いい忘れた。
◆XzMuEFMF0Eさんは好きなヤンデレを書くといいよ。
前にどんなSSが合ったとか、気分次第で無視していい。
是非頑張ってください。

>>971
他の人がたくさん書いてるじゃないですかァーっ!
973 ◆XzMuEFMF0E :2011/05/14(土) 01:26:00.01 ID:vWXQlQkA
>>972
乙そしてありがとう
まとめwikiみながら被ってないネタさがしてたがそういってもらえると助かるw
もう我が道行くわ
投下!
974 ◆XzMuEFMF0E :2011/05/14(土) 01:26:30.67 ID:vWXQlQkA
ヤンアホ「私が質問してるんだよ?」
男   「だから浮気なんかしてないって!」
ヤンアホ「嘘はいけないなぁ・・・」
男   「だから嘘じゃねぇっって!」
ヤンアホ「浮気相手コロしちゃうよ?」
男   「誰だよそいつw誰を殺すんだよw」
ヤンアホ「浮気相手だよ?話聞いてる?」
男   「だから浮気なんてしてねぇ!なんでそう思うんだよ?」
ヤンアホ「ちゃんと話聞いてね?質問してるのは私だよ?」
男   「くそーーーー会話にならねーーー」
デートしてこれから一発男女のスポーツ始めるか!って時にこれだよ
俺がシャワー浴びる前は緊張して真っ赤になってたのに(←かわいい)
風呂あがったら三十分以上ずっとヤンアホの説教
浮気に身に覚えがないから嫌がらせ以外の何者でもない
ヤンアホ「証拠もあるんだよ?」
男   「ほう見せてみろ」
どや顔で俺の携帯をいじりだす
ヤンアホ「ほら!これ!女の名前じゃない!」
男   「・・・・」
ヤンアホ「しかもカタカナで!まさか外人と浮気だなんて!」
男   「あのなぁ・・・」
ヤンアホ「もうこれ証拠だから!証拠押さえてるんだから!絶対この女許さない!
     許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない・・」
男   「まぁ聞けアホちん」
ヤンアホ「なに?言い訳?まさかこの後におよんでシラをきるつもり?」
男   「それバイト先の電話番号」
ヤンアホ「・・・・・はい?」
男   「“ロッテリア”は俺のバイト先の電話番号」
ヤンアホ「・・・・・」
男   「・・・・・」
975 ◆XzMuEFMF0E :2011/05/14(土) 01:28:48.83 ID:vWXQlQkA
ヤンアホ「ねぇ・・・なんで浮気なんてしたの?」
男   「してないよ」
ヤンアホ「へぇ・・・嘘つくんだ」
男   「嘘じゃねーし。つかなんでそんなこと言うの?」



975→974
って感じでよんでくだしあ
コピペまちがえた・・・
976名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 10:42:27.61 ID:/UgcMVKs

       ...| ̄ ̄ |
     /:::|  ___|
    /::::_|___|_      乙、さてさっそくだが続きはまだかね?
    ||:::::::( ・∀・)    
    ||::/ <ヽ∞/>\     
    ||::|   <ヽ/>.- |
  _..||::|   o  o ...|_ξ
  \  \__(久)__/_\
  .||.i\        、__ノフ \
  .||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\
  .|| ゙ヽ i    ハ i ハ i ハ i ハ |
977 ◆XzMuEFMF0E :2011/05/15(日) 00:12:38.24 ID:tC4lLSRt
埋めついでに被ってなかったSS投下
978 ◆XzMuEFMF0E :2011/05/15(日) 00:14:24.23 ID:tC4lLSRt
男   「おー美味そうだな」
ヤンアホ「ふふ。ありがと」
俺の自宅で弁当箱を開ける
ヤンアホの手作りだ
男   「俺の好きなものばっかりだわ」
ヤンアホ「調べたからね」
男   「へぇどうやって」
ヤンアホ「あなたのお母さんに聞いたり盗撮したり」
男   「は?なんでお袋に連絡とれたの?つか盗撮!?」
ヤンアホ「はい!あーん!」
男   「おい・・・」
ヤンアホ「あーーーん!」
男   「・・・・・」
ヤンアホ「あーーーーーーーーーーーーん!」
男   「あ・・・あーん」
ヤンアホ「おいしい?」
男   「あぁ・・・聞き捨てならないことあるけどいいや。美味いよ」
ヤンアホ「ホントに?」
男   「ああ。ホントにうめぇ」
ヤンアホ「ふひひひ・・・・ありがと(はぁと)」
男   「・・・・」
すごくいやらしい顔しながら俺の顔を見ている
979 ◆XzMuEFMF0E :2011/05/15(日) 00:14:58.02 ID:tC4lLSRt
男   「お前は食わないのか?」
ヤンアホ「え?わっ私はいいよ!おおおおなかいっぱいだし」
男   「はい。あーん」
ヤンアホ「え?ええええええ?」
男   「ほれ。あーん」
ヤンアホ「あ・・・」
男   「?」
ヤンアホ「あ・・・あーん」
顔を真っ赤にさせながら口を開ける(←かわいい)
男   「うまいか?」
ヤンアホ「うん!おいし・・・・しまったあああああああああああああ」
男   「おい!どうした!」
ヤンアホ「あーんで失念したぁああああああああああああああああああ」
男   「おい!大丈夫か!なにがあった!」
ヤンアホ「この弁当痺れ薬入ってるのおおおおおおおおおおおおおおお」
男   「・・・・は?」
ヤンアホ「あ・・・やべ」
980名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 04:30:31.18 ID:bbEx2nlz
ROM専が書き手を呼び戻そうと必死で文章を書こうとしているけど
文字を並べてみても台本形式にしかならず、どう足掻いても愚作凡作しか書けないな
こういうのにお情けでGJしていると、本職の書き手が愛想を尽かして離れていくんだろうなあ

これはヤンアホでも何でもない、ただのアホだろう
981名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 04:39:05.25 ID:hNRiuqQF
皆さん素人が趣味的にやって居る事に難癖をつける心の貧しい荒らしはスルーで行きましょう埋めネタです
982宮本武蔵の最後:2011/05/15(日) 04:40:31.72 ID:hNRiuqQF
正保2 1645 九州熊本 
 五輪書を書き終えて病気が重くなり、高弟寺尾孫之丞に形見分けと独行道を渡し、剣聖の名を欲しいままにした宮本武蔵も最後の時をむかえようとしていた。

「お通……」

 剣の路に生きてきた武蔵であったが最後に思い浮かぶのは、やはり武蔵を愛して報われなかった…お通への後悔の念か……

「はい。武蔵様」
「なっ!?」
「ふふふふふ……」
「お、お前、し、死んだはずでは……」

 武蔵は驚愕し目を見開いていた。巌流島で佐々木小次郎と対峙した時も、吉岡一門の戦いの時も、これほどの緊張感は無かったであろう。

 数十年前に亡くなったはずのお通が生前の若く美しい姿のまま…そこに立って居たのだから……

「嫌だわ…武蔵様
 私が武蔵様を置いて先に死ぬはずがありませんわ」
「す、すまんお通−ー!!」

 武蔵はお通の姿をした“何か”の前で土下座をしていた。顔は青ざめて、肩は震え、歯はガチガチと鳴り、目には明らかに怯えの色が見える。“これがもしかしたら敗北”
 武蔵にふとそんな感情が走った。

「(我 事において 後悔せず…俺が敗北するわけにはいかない……)」
「武蔵様…」

「お、おのれ…物の怪……
 我は剣聖宮本武蔵なり−ー!!」

 お通が屈んで土下座する武蔵の頬に手を触れようと瞬間。武蔵は最後の力を振り絞って彼女に一太刀を浴びせ…

「っーー!!!!!」
「あははははははははははははははは…
 あはっ…ははははははははははははははははははははははははははははは
 無駄よ無駄無駄…武蔵様♪
 如何なる剣の達人でも女の情念は斬れないわ…」

 武蔵が放った生涯最高の斬撃も、ただ…お通の着物を切り裂き美しい裸身を晒したに過ぎなかった。

「…………」

 武蔵はお通の美しい裸身に言葉を失って、見惚れている。
 そして、“この女はたしかにお通だ”と確信めいたものも感じとると、余命幾ばくかも無い武蔵の一物に熱いものがこみ上げ…※注@

「うふふ…まあ。武蔵様ったら……」

 お通は武蔵の身体の変化を見逃さず、顔を紅潮させ褌の下にある老齢と思えない一物を露出させ弄る。

「あ…ああ……」
「ふふふ…武蔵様…気持ちいい♪」
「お、お通……」

 喜色満面で呆けている武蔵…
 多分自分の余命すら今の武蔵は忘れているだろう。
 
983宮本武蔵の最後:2011/05/15(日) 04:43:49.90 ID:hNRiuqQF
「所で武蔵様…
 武蔵って童貞?
 まさか…私以外の女と通じたことは…有りませんよね?」

「い、いや…そ、それは………」

「うふふ…まあ。確かめてみれば解ること……」

 性の刺激に溺れていた武蔵にあきらかな動揺が走った。まるで冷や水でも浴びせられたような…
 お通はそんな武蔵の態度を気にもしないで妖艶に笑う。

「や、やや…止めてくれ…お、お通…」
「ふふふ…何を言ってるの…武蔵様…いや…旦那様♪
 むちゅ…はむ…んん…ちゅぱ…」
「ああ…お…通…ちゅ…」
「ああ…武蔵様……」

そのまま武蔵とお通は永遠に終わらない情欲の時を重ねるのだった。


 宮本武蔵が死去したのは、「巌流島」の決闘から33年後の正保2年5月19日(1645年6月13日)。
 熊本市西部にある金峰山の霊巌洞で見つかった武蔵の亡骸は現在の熊本県熊本市弓削の武蔵塚に葬られ、宮本武蔵の名は現在に至るも周囲の地名に残されている。

 ある者の話によると武蔵の亡骸は全裸で射精のあとがあり、その表情は恍惚していたという……

 勿論その話は武蔵の養子伊織により厳重な秘匿をされたのだった。

※注@
宮本武蔵と言えばストイックが代名詞ですが、一説によると女とやりまくっていたという異説も有ります。

お通について

 『お通さん』は吉川英治原作の小説『宮本武蔵』のヒロインです。
 昭和10年8月から東京大阪東西の「朝日新聞」夕刊の連載小説として発表されたもので、お通さんという武蔵の初恋の女性の存在を登場させたことにより、いっそうよみごたえのあるものになっています。
お通さんを振りはらって、武者修行に挑む武蔵と、武蔵を探し求めて旅に出るお通さん。二人が会えるのはいつの日か、ハラハラする場面に読者は引きずり込まれます。

984名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 07:26:00.98 ID:QUj9NuhD
>>983
御託はいいから続き書け
985名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 12:37:25.40 ID:F2RBPUt+
>>980
同意
コピペすら満足にできねぇ奴が書くんじゃねえよ
986名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 13:08:21.84 ID:QUj9NuhD
いつもの奴がこっちに現れますた
荒らし注意報
987名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 13:18:18.53 ID:8lQUb/tF
おつ
あと少しだな
988八百屋のお七:2011/05/15(日) 13:54:27.34 ID:hNRiuqQF
元祖ヤンデレと言われた女性です。。

 江戸本郷辺に八百屋八兵衝という人が、天和2年(1682年)3月26日の大火に類焼したため、
 一家は旦那寺の駒込の吉祥寺に仮住まいすることになった。
 八兵衝の十六歳になる美しい娘のお七が、ある夕暮の事、寺の小姓・美少年小野川吉三郎が手に棘を刺して困っているのに気がつき、
 その棘を抜いてやったのが縁で、ふたりは人知れず文を交す仲になった。

 その後、家の普請ができたので入兵衛一家は新居に戻り、お七と吉三郎の二人は女中を通じて文通を続けていた。
 大雪のある日、吉三郎は農家の若者に身をやつして八百屋に行き、 八兵衝夫婦が不在になった間にお七との逢瀬を楽しんだ。
 当時は現代と違い厳格な身分制度が有りそうするしか無かったのだ。

****

 2月14日は雪でした。八百屋八兵衛は娘に言いました。
「今日みたいな雪の日にはあまり客は来ないだろう。母さんと一緒に妹の見舞いに行って来る。帰りはきっと遅くなるだろうから店番を頼むぞ。暗くなったら戸締りをしっかりしてくれ。」
 二人は、お七を一人家に残し、雪の中を出かけて行きました。
 しばらくして誰かがやって来ました。

「ご免下さい。誰かいませんか。」
 吉三郎の声に似ていました。お七は急いで店に出ました。
「き‥ち‥‥さま‥‥吉-さま!」
 顔を見るなり、お七は吉三郎の胸に飛び込みました。
「会いたかった!お七!」
吉三郎はお七をしっかり抱きしめました。
「私も!こんなに冷たくなって。」
 お七は吉三郎の手を取りました。
「こんな大雪の中をはるばる会いに来て下さったのね。」
「お前に会いたくて、会いたくて、居ても立ってもいられなかった。」
「吉さま...外は寒いわ。さあ、中へ、私の部屋へどうぞ。」
「でも、お父さんとお母さんは...」
「出かけたわ。帰りは遅くなると言っていました。」
 お七は吉三郎を部屋に連れて行きました。後は若い恋人同士の事。言うだけ野暮ってもんですか‥‥

「吉さま‥ああ‥‥」
「お七!」

 お七は吉三郎に身を委ねる。吉三郎は、お七の帯を解き着物の前を開と
 ポロリと真っ白い玉の様な乳房が、着物の中から、ころげ落ちました。

「んちゅ、はむ、むん、ちゅぱ‥‥」

 お互いの唇を重ね、舌をねっとりと絡め唾液が混じり合う‥‥吉三郎は、お七の乳房を力強く揉みしだきました。
 
989八百屋のお七:2011/05/15(日) 13:56:28.71 ID:hNRiuqQF
 吉三郎の手の中で、丸い形がへしゃげております。

「あ‥ああッ‥‥」
 お七は、上半身裸にされて、発達した両の乳房が大きく上下に揺れております。

「お七‥‥‥‥‥」
「吉さまのも‥‥」

 お七は、吉三郎の褌の紐を緩め、一物を取り出すと‥‥
 吉三郎の物は、すでに膨張しきっており、丸い先端部が、天井を見上げております。

「お七‥‥それは駄目だ‥‥ばれたら‥‥お互いの家に迷惑が‥‥」

「嫌‥‥私は吉さまと‥結ばれたい‥‥」
「お‥ひ‥ち‥‥」

 二人が姦通をいたしますと、当時では本人達は勿論、家族までも処罰されるのは必定。
 真面目な吉三郎の戸惑いは当然でしたが、健気にも自分にすがりつくお七の態度に吉三郎は意を決しました。

「僕もお七が欲しい‥‥」

 そう言うと、吉三郎は、お七の着物の前を全て拡げ‥‥
 薄暗い部屋に、お七の真っ白い裸体が、鮮やかに浮かび上がりました。
 吉三郎は、お七の秘部を覗こうと…お七の両足を、大きく左右に開げます。

「吉さま‥‥恥ずかしい‥‥‥」
「お、お‥‥お七ーー!!!」

 たまらなく成った吉三郎は濡れたお七の秘肉に一気にむしゃぶりつく‥‥まあ。吉三郎も若い健康な男子。当然の成り行きでさーねぇ‥‥

「あッーー! 吉さま‥‥そんなとこ汚‥‥」
「お七はどこでも綺麗だよ‥‥」

「あーーッ! ああ‥‥ ああぁああぁーーッ!!!!!」

 吉三郎がお七の秘肉の突起を甘噛みすると、お七は海老反り成ってピクピクと大きく痙攣をしました。

「はあ‥吉さま‥‥‥」
「お‥七‥‥」
「吉さまも‥‥気持ちよく成って‥‥‥」
 お七は吉三郎の一物を自分の秘部に導くと、限界にきていた吉三郎の膨張した一物は一気にお七を貫いちまいました。
いやぁ痛いんでしょうねぇ‥‥

「くっ! いいいッ」
 呻きながらずり上がろうとするお七ですが肩から押し付けられて逃げ場も失いました。吉三郎も童貞ですから余裕が無かったのでしょう。
 めりっ。音でもしたように恥窓に入り込む辱兜。口を大きく開けるお七は痛さに声も呻きも出ない。硬く閉じた目、眉間へ皺がひとつ深く浮かんでおりました。

 ただ‥どこか幸せそうなんですがねぇ‥当然?これは失礼しました。

 強烈な締め付けに吉三郎の一物もむくむくと硬さを増す。お七の膣内は砂の中へ腕を埋めて行く感じでゆっくりしか挿入できません。

「ぐッ! ううッ」

990八百屋のお七:2011/05/15(日) 13:58:39.73 ID:hNRiuqQF
 潤んだ秘肉を割って吉三郎がお七の中に入っていくと、二人は喘ぎ‥‥

 血と粘膜がからみつく‥‥粘液質な交接音と、喘ぎ声と、ささやきとが部屋の中に満ちました。

 淫蕩な匂いも。

 締め切った部屋の中、汗まみれで交わる二人は、大きく燃え上がり、酸素を求めてのた打ち回りながら、それ以上にお互いの身体を求め合いました。

 何度も、何度も。

 しかし‥二人だけの時間はあっという間に過ぎていきます。2、3時間も経ったのでしょうか。それでも二人にとってはほんの2、3分に思えました。その時、戸をたたく音がしました。

「お七!お七!今帰ったよ。」
「帰ってきたわ。布団の中に隠れてじっとしていて!」
お七は吉三郎を布団の中に押し込み、何食わぬ顔で戸を開けました。
「叔母さんのお加減はいかがでしたか。お元気だといいのですが。私もそのうちお見舞いに伺いますわ。」
「ああ、思ったより元気だったよ。ううっ、寒い。こんな日は早く寝るのが一番ね。おやすみ。」
 母が言いました。
 手をこすりながら、父母は部屋に消えていきました。お七は、吉三郎が見つかってしまうのではないかと思うと体が震えました。
 お七も吉三郎が隠れている布団にもぐり込みました。二人は怖くて言葉はもちろん物音一つたてることもできません。互いの手をしっかり握り、だまって顔を見合わせるだけです。
 実際は真っ暗で顔は見えませんが、二人の気持ちは通じました。
「時が止まって朝が来ないように!」
 二人は願いました。
 非情にも、夜が明けようとしています。
「二人が起きる前に帰らなくては。」
 吉三郎はさびしげにささやき、家からこっそり出て行きました。
「吉さま。また会えるかしら。」
 お七は吉三郎の背中越しにつぶやきました。
 吉三郎は大雪の中、遠路はるばる寺まで歩いて帰りました。とてつもない疲労感をおぼえながらも、何とかたどり着きました。
 が、倒れこむと同時に意識を失ってしまいました。和尚さんは驚いて、すぐ医者を呼びましたが、医者にもはっきりした見立てをすることができませんでした。
 吉三郎は、数週間の間、生死の境をさまよいました。
 3月2日(1863年)、お七は窓を開けました。冷たい風が頬に当たりました。 家に戻ってからも吉三郎のことを一日たりとも一晩たりとも忘れたことはありませんでした。
991八百屋のお七:2011/05/15(日) 14:01:35.08 ID:hNRiuqQF
「今日は風が強いわ。火事が起こったあの日もこんなようだったわ。火事...また火事が起これば、吉三郎さまの寺に行けるかもしれない。
 吉さまに会いたい....また吉さまに会いたい...会いたい..会いたい..会いたい..会いたい..吉さまに会いたい....また吉さまに会いたい...会いたい..会いたい..会いたい..会いたい
 吉さまに会いたい....また吉さまに会いたい...会いたい..会いたい..会いたい..会いたい..吉さまに会いたい....また吉さまに会いたい...会いたい..会いたい..会いたい..会いたい..!」

 お七は吉三郎会いたさに自分がわからなくなり、無意識のうちに自分の家に火を付けてしまい火が燃え始めて、喜色満面の笑みを浮かべました。
 家から飛び出ると、火の見櫓(やぐら)に駆け上り、気が狂ったように半鐘を鳴らして叫びました。
「火事だ!火事だ!吉さまに、また会えるわ‥‥
 あは‥あはは‥あははははははははははははははは‥あはははははははははははははははははははははははははははははは」

 近所の人々がすぐに駆け付け水をかけました。幸いにも火はほどなく消え、小火(ぼや)ですみました。
 それでも火付けは重罪です。即刻お七は火付けの容疑で捕えられ、南町奉行所に連れて行かれました。
 お七はお奉行の前に引き出されました。
「八百屋八兵衛が娘、お七、面(おもて)を上げい!訴状によれば、そのほう、父の家に火付けをしたとあるがまことか?」

「間違いありません。私がやりました」
「そちも存じておろう。火付けは重罪であるによって、火あぶりの刑に処される。何ゆえ火付けなどどいう大それたことをしたのか申してみよ」
 後ろ手に縛られて座ったまま、お七は顔を上げました。表情には一点の翳(かげ)りもありませんでした。
「吉三郎さま会いたさ。それだけです。でも今は後悔していません
 どんなお裁きにも従います」
「う...む、たとえ小火であっても、火付けは重罪。死刑は免れぬ。さて、そちは十五であったな?」
 お奉行はお七が不憫(ふびん)に思えました。若いこと、小火であったこと、初恋ゆえのこと。『十五歳以下のものは死罪にあらず島流し』、という判例を適用しようと思いました。
「いいえ、十六です。七歳の時お宮参りを済ませました。あれから九年。今は十六です」
 お七は十六にこだわりました。
992八百屋のお七:2011/05/15(日) 14:03:32.10 ID:hNRiuqQF
 どうしようもありません。お奉行はお七に死罪を告げました。お七は処刑される前、市中を引き回されました。
「見て!お七よ。家に火をつけた八百屋の娘よ!」
「小火だったんでしょう。死罪にするなんてひどすぎると思わない?」
「でも付け火は大罪の一つよ。
 恐ろしい女だよ」
「ところで男の方は姿を見せないね。冷たいね!」
 お七を見ながら、道端の人々は好き勝手なことを言っていました。一方お七のほうは、そんな中でも毅然としていました。
 3月29日(1683年)お七は品川鈴が森の刑場にて火あぶりの刑に処されました。
 処刑台に向かうお七に役人が桜の枝を手渡しました。
「あの世にこれを持って行きな、お七」
「ありがとうございます」
 と微笑みました。
 世の哀れ 春ふく風に 名を残し おくれ桜のけふ(今日)散りし身は
 お七の辞世の句です。そしてその後10日間さらし首になったのでした。
 一説では、その生首は笑顔だったともいいます。

 さて、吉三郎は、お七があの世へ逝った時はまだ床に臥せていました。お七が死罪になったと知ったのは百日後のことです。吉三郎は境内のお七の墓に駆け付けました。

「この真新しい墓にお七が。申し訳ない。お七をこんな目に合わせてしまって。」
 吉三郎は墓石を抱きしめ泣きました。二人で過ごした夜、交わした契りを思い出しました。
『あの世までも二人は一緒だ。』
「すぐにお前の所へ参る。お七。」
 ふところから匕首(あいくち)を取り出しました。
「待て!何をする。」
 和尚さんが匕首持つ手を叩きました。

「寺で自害するとは迷惑千番。何とそちの親に言い訳できよう。」
 和尚さんは怒っていました。
「その通り。お七もあんたさんが自害なさるのは望んでいないでしょう。」
 お七の父も吉三郎を諭しました。
「いいですか。『吉さまには私の後世(ごせ)を弔ってほしい。』これが娘があなたに残した最後の言葉ですよ。ああ!お七!」
 母が涙ながら言いました。
吉三郎はその後まもなく目黒の明王院にて剃髪、僧侶となり西運と名を改めました。愛しいお七の霊を慰めるため、首にさげた鉦を常に叩きながら行脚しました。
長年にわたるきびしい修行の後、西運は明王院に念仏堂を建立しました。


Fin
993名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 14:05:27.47 ID:QUj9NuhD


さて、埋めるか
994名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 14:06:25.74 ID:QUj9NuhD
埋め
995名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 14:06:52.20 ID:QUj9NuhD
うめ
996名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 14:07:28.61 ID:QUj9NuhD
ume
997名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 14:07:49.71 ID:QUj9NuhD
ウメ
998名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 14:08:43.16 ID:QUj9NuhD
UME
999名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 14:09:06.64 ID:QUj9NuhD
そして、
1000名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 14:09:27.13 ID:QUj9NuhD
>>1000なら俺にヤンデレの彼女ができる
10011001
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