【俺の妹】伏見つかさエロパロ17【十三番目のねこシス】
>>1乙
前スレの978
GJ!
良い仕事でした。
瑠璃ちゃん可愛すぎる・・・
いやあ、最近は良作がバンバン来てくれて大満足だ。
PS3でメルルのアトリエなる作品が出るらしいが、桐乃が見たら、
密林で即予約→プレイして勘違いに気づく→萌えキャラ(ロロナ3●才、トトリ2●才、メルル1?才)にはまるだろうなと思ってしまった。
ツイッターで補足済みだけどなww
きりりん ツイッターでググれ
地震の直前辺りにメルル情報出たんだなあ……
暴走せなちー攻め・ヘタレ真壁くん受けという誰得エロ話を練ってたけど
配信版の真壁くんが意外とイケメンボイスだったから困ってる
ホワイトボードの「花達香奈サイン会」ワラタ
次は「竹澤彩菜」だろうな。
つーか、違和感なく組み替えられる。
>>1乙
ポータブルのIFルート桐乃、賛否あるっぽいけど、イイなあ
……発売から大分経つし話題に出してもいいよな?
構わないとは思うけどもっと然るべきスレがあると思うよ
ここ、雑談するとこじゃないんで
エロ含めて話題に出すなら、まぁ
前スレで頂いた京介×沙織ネタ(前編)です。
一応18禁で、沙織の一人称視点です。7レスぐらい?
ある日の夜、わたしはとある対戦ゲーム――『真妹大殲シスカリプス』のネット対戦のためにパソコンの前に鎮座していた。
わたしはRAPを巧みに操作しながら対戦相手の一瞬の隙を掻い潜り、超必殺技の2回転投げを叩き込んだ。決める難度は高いが一撃必殺の破壊力を誇るそれは相手の体力をみるみる奪う。
そして示された”YOU WIN!”の文字。
「ふふ、これで拙者の勝ち越しでござるな京介氏」
パソコンに表示される金髪ロールに渦巻きメガネのアバターが先程の対戦相手――京介さんへとコメントを表示する。
今のわたしは対外的には『沙織・バジーナ』であるから。
『くそー、さすが沙織は上手いな。黒猫ほどじゃないにしてもダイヤ有利なはずなのに負け越すとは』
京介さんのアバターは桐乃さんのメルルである。基本的に1つのゲームには1つのアカウントしか取れないため、自分のアカウントは作れないのだろう。
「相手が勝ち誇ったときそいつは既に敗北しているのでおじゃるよ。京介氏は有利に立ったときの立ち回りがおろそかに感じまする」
『うーむ、確かに言われてみればそうかもしれないな。もっと練習しなきゃな』
「精進めされよ、でござる」
まだ会話が終了してはいないけれども、わたしはキーボードに伸ばしていた手をだらりと下に降ろし、背もたれに体を預けて伸びをした。
格闘ゲームは他のゲームよりも一戦ごとの集中力が多くかかるので疲れやすい。
それにしても。
(相変わらず、なんて妹思いの方なんでしょう……京介さんは)
忌憚なく彼女は心の中で思った。
文字通り妹キャラしか登場しない『シスカリプス』をプレーするのは京介さんにとって本来気分のいいことではないはずだ。
それでも桐乃さんの対戦相手として力になってあげるために彼はこのゲームをやりこんでいるのだろう。あるいは。
(瑠璃さんや、わたしのためでもあるのかもしれない――いや、わたしのためであってほしい?
わ、わたしは何を……)
頭の中に漠然と生まれた妄想を真っ赤になって打ち消していると、京介さんから返信が返って来ていた。
『そういえばさ、沙織』
「なんでござるか?@ω@」
画面を介した通信だったことが幸いして平静を装うことは用意だった。
『明日の休み、暇だったらちょっと付き合ってくれないか?』
(――――ッッ!?!?)
そんな装った平静を吹き飛ばすようなナパーム弾が投下されてきた。
「ど、ど、どういうことですかっ!?」
『いや、ちょっと買い物にだがな……ってそんなに驚かんでも^^;』
ああ、買い物に……と少し落ち着いたものの、いまだ動揺は隠せていない。とりあえずは情報を集めなくては。
「どこへ何をしにでござるか?」
『いやな、最近勉強やらゲームのやりすぎか視力に若干不安が出てきてな。眼鏡でも買おうかと思ったんだけど一人じゃと思ってさ。場所は決めてないけど眼鏡なら大体どこでも一緒だろ?』
「きりりん氏や黒猫氏も?」
『いや、桐乃はモデル業で少し遠出するらしくて、帰りは夕暮れぐらいになるらしい。黒猫は妹が風邪を引いてしまった(黒猫曰く”下界の瘴気にあてられた”らしいが)らしくてダメだってさ。
麻奈実でもいいんだが、あいつはそういうファッション系に疎いからな……沙織がいてくれれば俺としては自信がもてるんだけどな……ダメか?』
「拙者でよければ、もちろん付き合わせていただきますが」
そんなことを言われて断れるわたしではなかったし元より予定はなかったのだが、京介さんと2人っきりという状況が否応なく自分の鼓動と罪悪感を高めていく。
『そうか、そりゃよかった!場所はどうしよっかな……やっぱ俺が横浜まで行ったほうがいいかな?』
「いえ、お気遣いなくでござる。せっかくだから拙者が千葉まで伺いまするよ」
『沙織がそう言うのならありがたく承るけど。じゃあ後で何かおごるよ』
「ふふっ、楽しみにしてるでござる」
『わかった。それじゃあな ノシ』
「しからば ノシ」
京介さんのオフラインを確認してからわたしはひときわ大きな深呼吸をした。
「京介さんと……デート……」
高坂京介。わたしの最も信頼する男の人。
容姿は決して良いとは言えない。けど、身近な人――特に桐乃さん――に対する献身や努力、奔走をわたしはずっと見届けてきた。
わたしを心配するあまりに桐乃さんや瑠璃さんと一緒にこの家に駆けつけてくれたこともあった。……でも。
「京介さんを信頼しているのはわたしだけじゃない……」
それがとりわけ大きなふたりの友人に、まだ話したこともないあのひとの幼馴染の方。
後者はともかく、前者の京介さんへの感情が単なる信頼だけじゃないのは傍から見ていてもすぐに分かる。それを考えるだけでわたしの胸はちくりと痛んだ。
「わたしは……どうすればいいのかしら」
答えの出ない問いを宙に紡いだまま、わたしはゆるやかにベッドへと潜り込んだ。
朝早くに目が覚める、というか覚めてしまい、わたしはシャワーを浴びるとおもむろに着替えを始めた。
服装はいつものオタクルックに渦巻き眼鏡。結局のところ人見知りの激しいわたしはこの格好でいた方が余計な干渉がかからず楽なのだ。わかってくれる人だけわかってくれればそれでいい。
はやる気持ちを抑えつつ予定の時刻に余裕を持たせて千葉駅の待ち合わせ場所に着くと、すでに京介さんはやってきていた。
「待ちました?京介殿」
「いや、そんなことはないぞ。俺が誘った上に俺のほうが近いんだから早めにいなきゃおかしいだろ」
「それもそうでござるな」
「即答かよ!まあいいや、何か食べるか?昼前だけど」
「それじゃあ再開を祝してマックでも。当然京介殿のおごりでね」
「最初からそう言ってたけどな。まだ月は見えないから沙織のターンだな」
「お、拾ってくださるとはさすが京介殿」
「ははっ」
マックのセットを京介殿におごってもらったあと、一息ついてから本命の眼鏡ストアに向かった。
「着いたぞ。ここだ」
「ほうほう。さすが千葉の駅前、なかなかの品揃えでござるね」
「さて、沙織の出番だ。思う存分探してくれ。もちろん俺も自分で探すには探すけどな……」
あまり自分で探すのに気が乗らなそうな京介さん。以前のコスプレが酷評されたのがよほどトラウマになっているらしい。
「了解でござる。うーむ……京介殿の嗜好とかはありまする?それも判断材料に加えたいと思いまするが」
「そうだな……フレームがあった方がいいかな。眼鏡があるならあるなりのファッションてものを求めたほうがいいかと思うんでな」
「ふむぅ、京介殿もメガネフェチ故のこだわりが自分にもフィードバックされておるのですな」
「メガネフェチ言うな!そりゃ否定はしないけどよ!」
「はははは。では、こんなのはいかがです?」
そう言ってわたしは京介さんに陳列されていたもののひとつを渡した。
「これは……よくあるフレームだけど、赤か。ちょっと派手じゃないか?」
「顔が肌色だから案外目立たないものでござるよ。意外と悪くないと思いますが」
「そういうもんかねえ?まあいいや、かけてみるよ……これでどうだ?」
京介さんが赤い眼鏡をかけて私を見据えてくる。その表情の真剣さに不覚にもドキッとしてしまった。
「おお……思った以上に良いでござるな……」
「へぇ?」
京介は存外な評価に感心して店に備え付けの鏡を見た。
「なるほど、悪くないな。さすが沙織だとほめてやりたいところだ」
「ありがたき幸せ。でもまだ最初のですからもっといいものがあるかもしれませぬ。只今一生懸命行方を調査しておりますのでもうしばらくお時間を」
「わかった。それじゃあしばらくは分かれて探そう」
そうしてわたしと京介さんは別々に散策を始めた。
京介さんの眼鏡をわたしだけが選べる、すなわち私色に染め上げられると思うと妙にときめくものを感じながらわたしは丹念に眼鏡を探していき、ある程度いくつかよさげな物を見繕ったあと京介さんと合流した。
後にして思うと、ここが運命の分岐点だったのかもしれない。
「だいたいこんなものでどうかと思いますが」
「なるほど。じゃあ俺が探したのと合わせて一つずつ試してみるか」
そうして京介さんの擬似ファッションショーが始まった。
ノンフレームのもの、ハーフフレームのものを加えて様々なデザイン、色を組み合わせて、まるで着せ替え人形のようだ、と少しおかしく思った。
「うーん……10個以上試したけど、やっぱり最初の赤のフレームが一番かな。これにしようか」
「そうでござるね。拙者も色々見繕いましたがそれが一番しっくりくる気がするでござる」
「じゃあこれで俺のは決まったな。……それじゃ、せっかくだから沙織のも新しく買ってみないか?」
「え?」
わたしはきょとんとして間の抜けた返事をしてしまった。少し期待していたとはいえ、京介さんがそんな大胆な提案をしてくるとは思っていなかったからだ。
「そうだな……じゃあ、まず試しに俺のと一緒のこれをかけてみるか?」
「は、はい……」
京介さんがかけていた買う予定の赤眼鏡を受け取ると、わたしは自分の渦巻き眼鏡を外しておずおずとかけてみた。
「ど、どうですか……?」
「おお、よく似合うじゃないか。さすが元が極上だから何でも似合うのかな。じゃあおそろいで買うか」
「あ、ありがとうございます……」
そう言うと京介さんはニッと笑いかけて、一緒にレジへと向かった。
そして清算を二人で済ませ、あらかじめ眼科の処方箋を受けていた京介さん用にレンズを調整してもらって製品を受け取り(わたしは伊達だったのでそのまま)、揃いの眼鏡をかけたまま店を出た。
と、その時。
「………?」
体が、熱い。
京介さんを見ているだけで動悸が激しくなるのが自分でも分かった。頭も良く回らないのを実感する。
京介さんとおそろいの眼鏡をかけている、その事実もまたわたしの興奮を助長するファクターになっていた。
「今日は付き合ってくれてありがとうな沙織――ってあれ?どうした沙織?」
「えっと、あの……なんでもありません……」
「なんでもないことないだろ、明らかに顔が赤いぞ。もしかして調子悪かったのか?」
こういう時ばかり鋭いのがこの人のずるい所だ。つい甘えたくなってしまうではないか。
「ええ……先程から、少し、気分が……」
「やっぱりそうなのか。じゃあ近いから俺の家に向かおう。多分桐乃のベッドが空いてるはずだからさ」
「え!?は、はい……」
もはやあまり考える余裕もないまま頷いてしまった。気こそ失わないものの、本当に熱でもあるかのような体の熱さだ。軽く体がふらつく。
「おい沙織!?……くっ……!」
京介さんは周りに人がいないのを確認してから軽く逡巡し、意を決したようにわたしをおぶって小走りに動き出した。
「きょ、京介さん!?」
「思ったより容態が悪いみたいだから四の五の言ってる場合じゃなさそうだ!もう1kmないからこのままおぶって行く!」
「で、でも拙者は重いんじゃ……」
「なせばなる!高坂京介は男の子ぉ!」
京介さんも恥ずかしいだろうにわたしの身の方を天秤にかけて決断してくれた。その思いに涙が出そうになった。が。
(……京介さんの臭いが……!)
走っているからであろう男くさい汗の臭い、それも京介さんのものであるということがわたしの思考を更に鈍らせた。なおかつおぶさっている関係上当然小刻みに体が揺れる。
そのことがわたしに起こっている変調をなんとなく理解させ始めていたが、そのままわたしは気を失った。
気がついたらわたしはどこかのベッドに寝かされていた。と思えば、このベッドにはどこか見覚えがあった。それもそのはず。周囲はいつも見慣れた風景が広がっていた。
「京介さんのベッド……!?」
その事実に直ちに思い当たると、起きる前までの衝動が直ちに沸き上がってきた。
京介さんの判断か買った眼鏡は外されて傍に置いてあったものの、疑惑を解消するためにわたしは再びその眼鏡をかけた。かけてしまった。
「……ぁっ!!や、やっぱり……!」
そう。この眼鏡はわたしの内なる感情――性的欲求を噴出させるためのパーツらしかった。
京介さんとおそろいの眼鏡。京介さんにおぶさってもらったこと。京介さんのベッドで寝ていること。
それら全ての要素が今まで溜め込んできた欲求不満を爆発させるように体に浸透してきていた。
思わず自分の胸、そして秘所へと手を差し伸ばしてしまう。
「んっ……!あ、はぁっ…・・・!」
ダメだ、こんなことをしていては、と頭は考えるも、体の、指の動きが止まってくれない。
もっともっとと性欲を掻き立てるように無意識のうちにわたしは服のボタン、ズボンのベルト、そしてブラジャーをも取り去ってしまった。
外気に晒された豊かな自身の胸とショーツの中を自分の意思など及ばないかのように指がまさぐる。
「んぁっ……京介さんに……さわられてる……ひぁっ!!」
もう沙織の乳首はピンと立ち上がり、秘部はグショグショに濡れていた。
「どうして、こんなに……あっ、ああっ!」
沙織は趣味の関係上18禁の同人誌などは数多く見ていたが、自分のを自分で触る、すなわち自慰は考えたこともなかった。それゆえに今の自分の淫乱な状態に同様を隠せなかった。
そして自らの指が乳首と剥かれた陰核をぎゅっとつまむと、増幅された性感はあっけなく絶頂をもたらした。
「ふぁっ、京介さ、んっ、あ、ああああああっ!!」
わたしの体は弓なりに仰け反り、ひときわ大きく痙攣した後にシーツをぐっしょりと濡らし、力なくへたり込んだ。
(こんなところ……京介さんに、見られたら……)
最悪の可能性を考えた瞬間、それは現実となった。
「どうした、沙織!……っ!?!?」
「ぁ……」
京介さんがお盆の上に雑炊とスポーツドリンクを乗せてドアを開け、そのままの状態で硬直した。
「そ、その……」
「い……いやああああっ!!」
羞恥が極限に達したわたしは、即座に胸を隠してベッドに潜り込んだ。
前編は以上です。
ううっ…お、俺は…今までこれだけ沙織SSを書いてきたのに沙織の一人称を「わたくし」と間違えていたなんて思わなくて…どうしても、認めたくなくて…
おまえは沙織好きの人のための砦だな
乙!
乙!
何という俺得SS…
後編期待してます!
自分も「ワタクシ」と思ってた乙
乙!
沙織はチャットとかでは『わたくし』も使ってなかったっけ
リアルでは『わたし』だったと思うが……俺の勘違いかな?
バジーナ:拙者(京介氏)
桐乃黒猫とのチャット時:わたくし(お兄様)
槇島:わたし(京介さん)
のようだぬ。だから一概に間違ってるわけではないからキャラ付けで必要な時は使えなくはないかと
3つも使い分けて自分で混乱しないのか?
自分なら間違えそう
慣れているのよ
>32
配信になった13話でちょっとだけ間違ってたじゃん
あのくだりは萌えた
>「なせばなる!高坂京介は男の子ぉ!」
もしかしてザブングル?w
乙そしてGJ!
提供したネタが予想を遥かに上回る良作になって帰って来ました…
なんだかさすがです。
私も負けじと頑張りますわ。
マスケラの台本付きコスプレHに大ハマリしてしまう黒猫をだれか書いてください。
信じて送り出した妹が黒人コーチの変態調教にドハマリして
アヘ顔ピースビデオレターを送ってくるなんて…
どちらも薄い本でありそうなネタだなw
絵もいろいろと制約があるんだろうけど、描ける人は羨ましい
あること知ってて書いてるだろお前ら
>>37 京介と黒猫で立場を交互に交代しつつSMプレイで遊ぶわけか
配信見たら黒猫と京介の身長差20cm以上ありそうだったんだが、やはり耳も身長に含めてのものだったのか
160cmって設定はインフレ気味だね。
妹Pコンプガイドの挿絵では、加奈子よりわずかに高く、
数値上同じハズの麻奈実よりもずっと低く、
沙織の肩と同じ程度の高さしかない。
アニメ設定画で※原作設定って書かれちゃうくらいだからな
耳付いても−5あったらいいほうじゃないか?
ここでする議論じゃないが
ふさたんは身長が高いおにゃのこが好みのようだからな
エロいのを書こうという気はあるのですが、というか実際に筆を執ってみているのですが、
リヴァイアサンが猛ってくると尿道が痛くなってしまい、とてもエロ描写を継続できません。
黒猫先生、どうしたらいいでしょうか。というか俺の太筆は大丈夫でしょうか。
>>48 下品な雄ね
正直もうすぐ闇の儀式を行わなければ
いけないから時間がないのだけど
まぁ、いいわ答えてあげる
常に賢者タイムよわかったかしら
あと太筆ではなく鉛筆よ
京介さんのナニは猫たらしと聞きましたが
てsry
>>53 つまり黒猫三姉妹は京介の嫁ってことですねわかります
>>43-47 配信13話の冒頭を見るに、黒猫が背伸びをしても、京介の頬には唇が届かないように見えるな。
アニメの黒猫はキャラデザさんの意向で身長縮んでるから
ネクタイを引っ張る、とか?
原作準拠だと、京介を呼び止めて振り返った隙に背伸びして――だから無理に感じるけど、
>>58 その手ならアニメでも大丈夫そうだね。
そもそもが原作の挿絵からして背伸びどころか
ジャンプして背中に負ぶさってるように見えるけどなw
真壁君かわいい顔だったな
姉さんもかわいいんだろうな
黒猫の身長って原作の挿絵でもあんな感じだったな、そう言えばw
まあアニメはより小さくなってるが
世間には原作で貧乳をネタにされてたキャラがアニメ化で巨乳になることもあるしなあ
キャラデザ担当恐るべし
押し倒されたらなんの抵抗もできねえよな、あの体格じゃ
アニメ版の黒猫は、いざそうなるとグズグズに脆そうな気がする
「もう諦めたわ」の声色とかほとんど半泣きだったし
押し倒されても抵抗する必要がないからなぁ
デブ二人に蹂躙されるのか
胸熱
まくら抱きしめながらパンツ見せつけるなんて
とんでもないエロメス猫だよ!
>>62 >「もう諦めたわ」の声色とかほとんど半泣きだったし
よく見ろ。
口角が上がっているぞ。
瀬菜が自爆した場面で、ゴミ袋を縛っているときも口角が上がっていた。
13話の収穫は、「言い方は止めろ!」という台詞、
なかなか少年ぽい声が出せるんだな、と思った。
中の人って、少年役やったことあるの?
69 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/31(木) 23:16:03.52 ID:MuHPOJvO
きりりんの3サイズって、身長168にしては微妙だよね
てか、あと2cmで大台なんだな
某巨大声優さんと並んで、ネタにされる身長突入ですぜ
?
165だろ?
チュッチュするにも胸も揉むにも調度良い身長差なのだ!
中二〜中三だと確実に伸びてると思うがな。
本来桐乃も周囲の女子より頭半分高い長身キャラなんだけどこれまたちっともそう見えないキャラデザなんだよなぁ
そんな事言ったら俺だって二連投ですよ!
>>25の続きです。今度は京介視点から。
エロを入れようと思ったけど結局非エロになりました。
正直、俺は困惑していた。いや、健全な男子諸君ならしないわけがないと分かってくれると思う。
なんせ、沙織の悲鳴が聞こえたと思って部屋のドアを開けたら、ベッドの上で半裸の沙織が恍惚としてるんだぜ?
ポルナレフさんも大忙しですよ。主にティッシュを探す的な意味で。
そして沙織は再び悲鳴を上げて俺のベッドの上で布団に包まってしまった。
俺はバックンバックンの動悸を必死になだめながら、ひとまず持ってきた雑炊とドリンクを机の上に置いた。
……さて、どうしたものか。眼前には団子虫のように俺の布団に丸まっている沙織がいる。しかも中からはすすり泣きまで聞こえてくるオマケ付きだ。
下手に声をかけたら地雷を踏みそうだし、かといってこのまま放っておけるわけもない。
まるで電子レンジに入れられたダイナマイトのような気まずい気分で様子を伺っていると、
ぐぅ〜っ。
布団の中からそういった可愛らしい腹の虫が聞こえてきた。
そういえば沙織は昼もそんなに食べていなかったしなあ。スタイル維持に気を使っているのかも知れんな。
それとも、その……アレをいたしていた分だけ疲れたから、だろうか?
ともあれ一呼吸分の間を置いて、俺はおもむろに語りかけた。
「…………雑炊とドリンク、用意したんだが。……食べないか?」
「………………はい」
俺がしたのと同等かそれ以上の溜めの後、沙織がやっと口を開いてくれた。
「えっと、その……俺、外にいた方がいいか?」
「い、いえ……お気を使わなくて、大丈夫です……」
沙織の声にも覇気がない。こんな弱弱しい沙織の声を聞くのは初めてかもしれない。
そんな憂いを帯びた沙織の表情に不謹慎ながら俺は見惚れてしまっていた。
慌てて俺はかぶりを振って邪念を打ち消す。弱気につけて取って食おうなんて男のすることじゃねえ!
そして沙織はベッドの上で俺から雑炊を受け取った。
「おいしいです。京介さんがお作りになったんですか?」
「あ、ああ。ちょっと時間がかかっちゃったけどな、消化のいいものをと思ってさ」
「わたしはどのくらい眠っていたんでしょうか……?」
「雑炊ができたてのころだから、30分ってところかな?」
俺は沙織に家に帰ったあたりからの経緯をぽつぽつと話し始めた。
まず俺が家に着いたときに家の鍵は閉まっていて、いつもの鍵の場所を開けるとお袋の「ご近所の寄り合いがあるから遅くなるわよ」との書置きがあり、なんとか家の鍵を開けて中に入ったこと。
(特に明言はしなかったが親父も仕事で外に出ていた。お袋がいると思えばこそ家に誘ったのだが)
それから桐乃の部屋のベッドを借りようと思ったらあいつは鍵をかけていて、仕方なしに俺の部屋のベッドに沙織を寝かしつけたこと。
それから沙織の食べやすそうな雑炊を作って持って行こうとした矢先に沙織の叫び声を聞いたことである。
そしてこれは沙織には黙っていたが、『自分のベッドに沙織が息を荒げて寝ている』という事実に一度欲望をトイレでこっそりぶちまけている。あの光景を見てもある程度平静を保てたのはそういった事情があったりする。
ひとしきり事情を話し終えた後、沙織は「……そうだったんですか」と短く返し、残っていた雑炊を平らげた。
「……ごちそうさまでした」
「どういたしまして。……えーっと、それでだな……」
沙織から器を受け取ってひとまず机の上に戻す。正直気は進まないが、俺から突っ込まないと話が進まないだろう。
「その……ベッドから出てきてくれるか……?」
「…………」
沙織は答えない。葛藤を押し留めるかのように俯いて、布団を握り締めている。
無理もない。俺の推測が正しければあの中には紛れもない『証拠』があるのだろう。
かといって、沙織の意思をないがしろにするなんて事もできず、沙織が動く気がなければ事実上の手詰まりであった。
と、その時。
「京介さん……その……っ」
沙織が何かを言おうと口をもごもごと動かすも、言葉にならず吐息が宙を舞うのが見えた。
やがて、意を決したように沙織は掛け布団をもぞもぞと動かして自身ごとベッドの片一方に寄せた。
シーツの一部分がはっきりと濡れているのが見て取れた。
何で、とも何故、とも俺は言わない。
入ってきたときの沙織の様子から何があったのかは大体――にわかには信じがたいが――汲み取れたし、後者に関してはそれを口に出そうものなら俺はとんだ大馬鹿だ。
だから、俺がここでできることは一つだけだった。
「沙織。その眼鏡が原因なんだろう?」
「!」
「その眼鏡が沙織の体調を狂わせるきっかけになった。そうだろ?」
それ以外の選択肢はない、といった風に俺は強く念押しをした。
それが本当かどうかはこの際問題じゃあない。ここで重要なのは『沙織が自分の意思でやったんじゃない』という点を強調することであり、それを言い切るために眼鏡を利用しただけだ。
「で、でも京介さんっ」
「ん?」
「どうして……どうしてそんなにも京介さんは優しいんですか……?」
「……」
沙織の瞳から涙がぽろぽろと零れてくる。まいったな……そんなつもりではなかったのに。
我ながら気障っぽいと思いつつハンカチを沙織に手渡しながら、
「あいつらあってこその沙織だし、沙織たちがあってこその俺だから、かな」
本音を言えば沙織を抱き締めてやりたい。けど、それは今はしちゃいけないんだ。物事には手順ってものがある。
「京介さんはっ、ずるいです、っ。優しすぎますっ。そんなんじゃ、」
「そんなんじゃ、ますます好きになってしまうじゃないですか……っ」
「……ああ。俺はあいつらが、そして沙織が大切でたまらないんだ」
何のてらいもなく俺は沙織と目を合わせながら言った。沙織はすると花のような笑顔で顔をほころばせ、
「ふふっ……とんだシスコンですね、京介さんは」
「あーそうさ。可愛い後輩にかっこいい所見せたいのさ、俺は」
沙織に選んでもらった眼鏡を真ん中でクイっと押さえながら言った。
「あいつらに、しっかり話そうぜ。俺たちのことをさ。その時までその眼鏡はとっといてくれ」
すると、沙織はすべてを悟ったかのように、いつぞやのように自分の胸を掴んで寄せた。その格好でそれすると破壊力高ーなオイ。
「わかりました。じゃあそれからは、」
「エッチなお礼をいっぱいさせていただきますねっ♪」
以上です。
やっぱりこの2人の関係を語る上で桐乃と黒猫の存在は欠かせないものだと思うんですよね。
(その割にその2人をあまり話に絡めた事ないのは黙っておこう……)
当初の構想では眼鏡補正で欲情した沙織が京介に襲い掛かるはずでしたが……^q^
ああ、あとなんか書いてて京介が京介の皮を被った何かに感じてきてたまらなかったので、その辺のご教授をお願いできれば幸いです。
沙織可愛いなあ
黒猫や桐乃に気を遣ってガマンしてたんだろうな
力いっぱい抑えた欲望が爆発する後編待ってます!
85 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/01(金) 13:15:53.76 ID:xPuDPdHa
>>82 そういうときは、ギャグでお茶を濁すのが一番手っ取り早い
下手にシリアスに進んでこじれると、某SLみたいになっちゃうゾ☆b
タイムスリップした戦国時代で
お館様×真壁君
腐ってみた。反省はしていない。
89 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/01(金) 22:02:33.69 ID:Lw6uYV5H
>>82 マジレスすると一人称視点で進行するとどうしても無駄な語り、比喩表現が多くなる。
往々にして突っ込みキャラが主人公を貼るラノベで、字数を埋めるために遠回しな表現を多用するといつの間にかキャラ自体がくどくなってしまうことがよくある。
したがってキャラの暴走を抑えたいなら語り部を三人称に変えるのが即効性が高い
>>89 それだと俺妹の皮をかぶった何かにならんか?w
だが
>>82さんはもうちょっと説明部分を押さえてもいいな
〜だからこうした、みたいな行動の説明が多い気がする
SSという短い文脈で語るのだから、それもしょうが無い部分もあるが
>>89 描写したいことが多くて冗長になっちゃうことはよくありますね
三人称進行ちょっと練習してみます
>>90 そのキャラっぽさを保持する線引きが二次創作の大変なとこですよね…
どうしても説明臭くなっちゃうのが自分の文章の悪いところですね、精進します
>>91 いや、偉そうなこと言ってスマン
あと京介は何と言ってもツッコミだよ
乙
原作を読みながら書くのが一番だと思う
無理に原作テイストを保持する必要はないだろ
95 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/01(金) 23:11:54.83 ID:Lw6uYV5H
>>90 むしろ別物上等なんじゃないだろうか、二次創作だし。
あと三人称だと語り部のミスリードが使えないから全体が圧縮されるって利点もある。
まあ長文書きたいなら不利に働くがね
無駄な文章は極力削る。その結果「これじゃ説明不足にならないか?」とか思った時は、「読者の想像の余地を残してるんだ!」と開き直る。
一人称だろうが三人称だろうが、これで結構文章量削れて、ライトに読める文章に仕上がることが多い。
もっとも、大前提としてある程度以上の国語力が必要なのは、言うに及ばないわけだが。
>>95 まあ、今はアニメとかもあるからな
京介の知らない部分を描くのにも三人称は適任ではある
第三者からみた高坂兄妹とか面白そう
黒子ナレで
あやせルートを書こうかと思ったら、
さっき、NHKのアニメ「バクマン」を見てしまい、
書けなくなってしまった。
この作品のヒロインの中の人が‥‥
そしてキャラが健気すぎるんだもん。
ああ、そう
それで?
書かないなら黙ってろ
ネガるしか出来ないなら黙ってろ
このスレって口開けて待ってるだけだよな、なんか
盛り上げようとか自分でネタだそうとかしないで人の発言潰すだけかい 廃れるパターンだぞ
メジャー作品の宿命なのかもしらんが
俺はスレ見てネタを思いついたことは一度も無いけどな。
俺は結構あるな
半分以上がスレからのネタだw
導入部書いて読み直したらお蔵入りなされた
黒加奈京介の3P難しい
黒猫とベルフェゴールとは相性が悪すぎるww
みかん畑の管理人は元気だろうか……
他人に聞くより自分で考えたものを書いて見せたほうが受けは良い
>>100 おまえさんみたいに早見沙織にダマされる奴は多いんだよ
前スレ
>>978からの続き。京介と黒猫。
本番は無いよ!
八月二十日
家に帰って、妹達に晩御飯を用意して、自室に入るまで。
なんだか夢のようにふわふわしていた。
「まだ……熱い気がする」
先輩に直に触れられた部分。太ももに、尻に、首筋に……唇に。
残滓が残っている。
目を閉じれば、あまりにも生々しくよみがえるその感覚に、
いそいそと布団をしいて寝転がる。甘い疼きがじくじくと火傷のように
身体を炙り、頭の中から唯一つのこと以外は締め出されていく。
「は……ぁ、先輩……」
口に出して呼んでみる。もっと強く感じたいという思いが膨れ上がって、
さらに集中する。思い出すのは、服の上から抱きしめられた感触。
お腹のあたりに腕を回して、そこから上へ。自分の腕で、その動きを
トレースする。
「んっ……」
《オーバーライド》
触覚を 上書き して、脳内で先輩の腕に置換する。
先輩は、やさしくもいやらしい動きで私の胸を撫で回し、服とブラの上から
正確に一番弱い部分を見つけ出し、やわやわと、執拗にこねくり回した。
「や……ぁ、せんぱ、い、そこは……ちく、ふ、ぅんんっ!」
本当、ひどい人。優しげに笑いながらケダモノみたいな目をして、
まるで手を緩めてくれない。私の頭の中で何度も火花がはじけ、上り詰めていく。
追い詰められていく。
これもまた、呪い。
彼にかけた最大級の呪いが、私に逆流して身も心も蝕んでいる。
先輩が私のことしか考えられなくなる以上に。
私が先輩のことしか考えられない。
もっと触って欲しかった。
もっと先輩を、刻み付けて欲しかった。
「あれだけ蕩けさせておきながら、お預けだなんて……
手で慰めることは出来ても、キスは一人では出来ないのよ、先輩」
恋人の部屋のベッドの上で。覆いかぶさるようにのしかかられて。
てっきり、大事なものを捧げることになるのだと思っていたのに。
一つ一つ、色々なことを経験したいですって?
全く、素に戻っ……否、温情を出して肉の身体の主である『瑠璃』の感情を
表に出したのが間違いだった。
この狂おしいほど身を焦がす愛欲の炎を、たった一人でどうしろと言うのか。
一つ一つとは、いつ経験させてくれると言うのか。
「そう……発言には、責任を取ってもらおうかしら。四六時中、私の身体を
まさぐってもらって、この疼きを収めてもらわないと」
次に会った時は、私から迫ってあげる。今日とは逆に、先輩に馬乗りになって……
けがらわしい股間の、に、肉棒をいじって。そう、あの男の好きそうなシチュがあったわね。
足の裏ではさむようにしごきたててやったら、どんな顔をするかしら?
ああ、でもお昼過ぎから日が暮れるまでキスし続けるようなケダモノが、その程度で
参るかしら? しごく為に脚を開いた私の股間を視姦して、襲い掛かってくるかも。
そうしたら、今度こそ奪われてしまうかしら。
私には想像もつかないような変態行為に及ぶに違いないわ。
全身を舐めまわしてみたり、匂いをかいでみたり……でもきっと、
一番大事なものを奪う時には、やさしく……
「せんぱい……きょ、きょうすけ……」
先輩の『真名』を口にしただけで、心臓が締め付けられるように痛む。
先輩も、今頃私のことを考えてくれているだろうか。私は先輩の想像の中で、
どんなことをしているだろう?
高圧的に振舞っているだろうか。それとも先輩の大好きなエロゲーのヒロインのように
しおらしく、なすがままになっているだろうか。
とたんに心の中に鉛玉を落とされたように、高揚していた気分が盛り下がっていく。
「ふぅ……すっかり萎えてしまったわ」
身体を起こしても、もう熱さが感じられない。汗ばんだ身体に服が張り付いて、
不快ですらあった。
「あの男の貧相な想像力で私の尊厳を貶められてはたまったものではないわね。
……釘を刺しておかないと」
とぅるるるる。
とぅるるるる。
とぅるるるる。
『おう、く、黒猫。どうした?』
「声が上ずっているわよ」
『そりゃあ……そうだろ。彼女からの初の電話だからな』
! そうだった。勢いに任せて電話したけれど、そうなるんだ。
『んで? どうした?』
「そ、その……いえ、特に用事は無いのだけれど」
『あ、もしかして声を聞きたくなったって奴? 可愛いこといってくれるな、黒猫』
「そ、そんなんじゃないわ。ただ……先輩が……」
『俺が?』
「私を使って不埒な妄想をしているのではないかと思って、釘を刺そうとしただけよ」
『おまっ……なんちゅうことをいいだすんだよ!』
「先輩にも分かる言葉で言ってあげましょうか? 私を、お、オナニーのネタにするのは
止めて頂戴。不快よ」
『え、ええー……黒猫さーん?』
「ええ、許さないわ。私というものがありながら妄想相手にだなんて断じて許可しないから」
一度言葉を発してしまうと、なかなか止まらない。
「大方、今日私にした変態行為の数々を反芻しているところだったのでしょうけれど。
お生憎さまね。あなたごときの貧相な想像力では私の『本体』の行動を予測することなどできはしない」
『へへっ』
「なによ。何を笑っているの」
『それってつまり、アレだろ? オナニーを我慢して、黒猫に直接いっぱいぶっ掛けて欲しいって
ことだろ?』
「なっ……ぶ、ぶっか、ぶっかけって、なにを、」
やっぱり、先輩は私の想像を超えた変態だった。
『いや、まさか彼女にして最初にヤキモチを焼いた相手が俺の妄想とはな。そういうとこ
可愛いと思うぜ、黒猫』
「ち、ちがっ、そんなんじゃ」
『はいはい。……つってもなー。俺もお年頃なわけだし? 何日もオナニーできなかったらしんどいしなあ』
「何を言い出すのよ……」
『黒猫には自分で言ったことの責任を取ってもらわないとな、って話だよ』
「こ、今度は何をさせるつもりよ」
『黒猫、明日はヒマか?』
「え? ええ、空いているわよ」
『そか。だったらさ、お前の家行っていいか? 俺だって妄想じゃなくてお前に直に触れたいからな』
「は、はい……あ、でも妹達が」
『ああ、そうだったな。……なんだったら妹に仲睦まじい所を』
「やめて!」
本当、想像以上の変態だわ。妹達の前で、だなんて……
「あ、あああ、あなたという人は天を貫かんばかりの変態ね。私を露出狂にでもしたいのかしら?」
『わ、わかった、俺が悪かった。……じゃあ妹さんたちに隠れて、こっそりしようぜ』
「本当にしょうがないエロガキね。ま、まあ? 私の魅力に屈服している証拠なのだから、特別に
赦してあげるけど」
『そうそう、そういうこと。で、明日行っても良いのか?』
「……うん……お布団しいて、待ってるから」
『ゴクッ……そ、そうか。じゃあ……今日と同じくらい、昼ごろに行くから』
「……じゃあ、明日」
八月二十一日
「ああ、もう! もうすぐ先輩が来るっていうのに! あんたら、何処に隠れ、て……」
「高坂君、いらっしゃい!」
「おにぃちゃん、いらっしゃい!」
「おう、久しぶりだな、お前ら。元気にしてたか?」
昨日の黒猫のお誘いどおり昼過ぎに来た俺を迎え入れてくれたのは、
いとしの彼女ではなく、その妹二人だった。
当の黒猫は、サーチライトのような眼光で何かを探しながら奥の部屋からあわただしく
出てきたところだ。
「おう、黒猫。約束どおり来たぜ。相変わらず姉妹仲がよさそうだな」
「〜〜〜〜〜!」
顔を真っ赤にした黒猫が大股で俺に近づいて、手をとって歩き出した。
「やーいやーい、ルリ姉顔真っ赤!」
「わーいわーい、おねぇちゃんかおまっか!」
下の妹のなんだかよく分かってないけどはしゃいだ様子が可愛かった。
「い、今のは忘れて頂戴」
部屋に入った後、赤くなった顔を背けて……でも手は離さないで、黒猫が言った。
「さすがのお前も家族の前ではあのキャラは引っ込めるのな」
と思ったら勢いよくこっちを振り向いた。
「だ、だから! 忘れてと」
「いーや忘れねえ。折角彼女になったのによ、妹相手には普通に接するのに
俺は作ったキャラしか知らないなんて、それこそ嫌だね」
結構前から、俺に対する黒猫の口調が変わってきていた。あの穏やかな感じ、
ああいう黒猫を、もっと知りたい。もっと見ていたい。
「う、その……それは。だって今更、恥ずかしくって……」
「何が恥ずかしいもんかよ。妹思いの優しいお姉ちゃんじゃねえか。
それでも隠すって言うんなら、そうだな……」
「な、なによ……」
……適当に言っちまったが、どうする? 黒猫が適度に嫌がって、
素の表情を見せてくれそうなのがいいな。お、いい事思いついた。
「……俺が勝手に想像するぜ。萌えキャラお姉ちゃんの瑠璃ちゃん……いや、
ルリルリを!」
「瑠璃だからってそのあだ名やめろ! ……ハッ!」
ああ、そっちに触れてしまったか。正直あのアニメは、俺は見ていない。
だがスパロボとかに出ているし、そういう名前の人気キャラがいると言うことは知っている。
その程度のもんだ。
「へへっ、思ったとおり素を出したな。4月の頃、俺がマスケラ終了したって」
「終わってなど居ない!」
おおう、ちょっとつっつきすぎたか。黒猫がフーフー言ってるぞ。……まさに猫って感じで
これはこれで可愛いけど、わざわざ会いに来て怒らせるのも嫌だし、フォローを入れないとな。
「悪い悪い。でもさ、こうやって素を出し合える関係になっていきたいんだよ」
「まったく……発言者が先輩じゃなかったら呪殺しているところよ」
「そこまで!?」
こいつのマスケラ好きも相当なもんだな。呪い殺すほどかよ!
「当たり前でしょう。で、私の対応のことだけれど。……まあ部分的には、出来ると思うわ」
「ぶ、部分的?」
「そうよ。物心付いてからこっち、今まで私が『夜魔の女王』として接しなかったのは家族のみ。
……先輩は私に親扱いや妹扱いされたいの?」
いや、マスケラ始まる前は『夜魔の女王』存在しねーだろ……って言っちゃだめなんだろうな。
で、家族以外にどう素になっていいか分からない、って事か。
逆に俺が妹に……桐乃に接するように黒猫に接することも出来そうにないのは確かだ。
「いや、でもお前最近俺に対する口調がちょっと変わってきてただろ。ああいう感じでだな」
「それは……意識してやるのは恥ずかしいから……」
「そか。まあ、これから時間はあるんだし、だんだんと慣らしていこうぜ」
「うん……そうね」
そうそう、これだよ。この柔らかい笑顔。黒猫を彼女にして本当に良かったと思わせてくれるぜ。
「じゃあいい雰囲気になった所で布団の上に行こうか」
「いい雰囲気を台無しにしたわよ!?」
そう言いながらも、つないだ手は離さないし、俺が手を引いたまま布団のほうに歩き出したら
しっかり手を握り返して付いてきてくれる。
「きょ、今日は一体どんな変態行為に及ぶつもりなのかしら」
「おいおい、人をエロゲーの調教師みたいに言うなよ」
「度し難いエロゲ脳ね先輩は」
「おいおい褒めるなよ。じゃ、とりあえず脱ごうか」
そう言って俺自ら脱ぎ始める。こういうのは自分も相手に合わせてやるのが基本だとエロ本にも
書いてあるからな。
「ちょ、ちょっと! 何をいきなり脱ぎ始めてるのよ」
上とズボンまで脱いだ所で黒猫に呼び止められた。
「え? だって、そのために誘ったんだろ?」
「いや、それは……そうなのだけど。妹達もいるのに……」
「大丈夫だって。上の子は聡い感じがするし、俺たちがガチでヤってれば空気読んでくれるって。たぶん」
「でも、そんな……」
「じゃあ、ふすまから黒猫の姿が見えないように俺が抱っこしてやるからさ」
「先輩必死すぎる……」
ああ必死だとも。彼女の家でエロエロできるチャンスに俺のハートはメルトダウン寸前だ。
「なあ……駄目かな?」
「本当に仕方のないエロガキね。……本当に、抱っこしてくれる?」
気にするのそこかよ! 本当に可愛い奴だぜ。
「するする。絶対するから」
「じゃあ……少し、向こう向いてて」
「お、おう」
こ、これは! まさにエロゲでよくあるシチュ!
するする、と衣擦れの音がして、きぃ、と……これは多分、服をハンガーにかける音か?
うーん、やっぱあの衣装大事に着てるんだな。お行儀がいいぜ。
その後もごそごそと脱衣の音がするのを聞きながら俺もボルテージを上げていった。
途中、「んっ」という吐息が聞こえたのはなんだったんだろう。すげー色っぽかったけど。
「も、もういいわよ」
振り向くと、掛け布団で身体を隠した黒猫がこちらを見上げていた。
隠し切れずにちらちらと見える肩がエロい。
「ゴクッ……じゃ、じゃあ行くぞ……黒猫」
「は、はいっ」
といってもどうしたものか。肉のカーテンならぬ掛け布団のカーテンをまとった黒猫は
ほぼ全身をガードしている。
「とりあえず俺も黒猫の入ってる布団に入りたいんだけど」
「ど、どうぞ」
おずおずと左手を上げて、俺の入る場所を作ってくれる。
「あ、じゃあお邪魔します」
そういってさりげなく俺もパンツを脱ぐ。既にスーパーサイヤな状態だ。
「…………!」
黒猫は顔を伏せながらも目を見開いてガン見している。さすがに照れるんで、
そそくさと布団の中の黒猫の隣に座った。どうやら体育すわりしていたようで、
この期に及んでまだ乳は見えない。その代わりに滑らかな背中が丸見えだ。
エロ本知識によれば、最初は肩を触るとかキスとかで緊張をほぐすらしい。
さもありなん。
「黒猫って肌綺麗だよなあ」
「あ、ありがとう」
顔を赤くして布団に顔をうずめるようにうつむいている黒猫の背中を、つつっと
指で撫でる。
「ひゃんっ! ちょ、ちょっといきなり何を」
「だから肌が綺麗だなって」
びくんと跳ねながらも、こっちを見つめてくるだけで布団を放そうとはしない。
これならもうちょっと大胆にいってもよさそうだな。
今度は背中を通り越して、抱き寄せるよう腕を回して胸に触れた。
何気に初めて触れる黒猫のおっぱいは、しっとりと汗に濡れていて尻とも違う
柔らかい触感だ。
「やっ……ん……」
震えるものの、嫌がったり抵抗したりはしない。これは燃えるな……
俺は身体を寄せて、横から黒猫を抱く格好になった。
腕のリーチに余裕が出来て、黒猫のおっぱいを思う存分触れるようになる。
表面だけを撫で回すように優しく揉んでやると、直接見ずともはっきりと分かる
突起の感触がある。
小さくて、その周りがすべすべしているソレは、明らかに……
「ち、乳首たってる……」
「い、言わないで……」
テンパって思わず口にしてしまって、黒猫がさらに赤くなる。
エロ本知識によればここはさらに敏感な部分だ。そっと触れないと痛いらしいな。
とりあえず、突起の周りのすべすべした部分をつつーっと撫でてみた。
「は、ん、くぅ、ん……」
ぷるぷると身を震わせ布団で声を抑える様子は、俺のSな心をビンビン刺激してくれる。
「さ、黒猫。約束どおり入り口から見えないように抱っこしてやるからな」
体育座りしたままの黒猫に身体を向けて胡坐をかいた俺は、膝の裏と背中に腕をまわして
ひょいと持ち上げた。そのままの向きと姿勢で、黒猫を膝の上に載せる。
必然、俺のリボルケインが黒猫の脚の間に収まる形だ。
「こ、こここ股間に熱いものが当たっているのだけれど」
「そりゃそうだ……可愛い彼女のこんな姿見たら、こうなって当然だろ?」
我ながら恥ずかしいこと言ってるな。とりあえず約束どおり、入り口に背を向ける。
布団もあるので、多分入り口から黒猫の姿は見えないはずだ。
「さて……」
冷静を装ってはみたが、黒猫の太ももの温かさと……文字にするのもはばかられる、
ぬるりとして柔らかくもあたたかい、あれの感触でもう暴発寸前だ。
「黒猫。……胸、見せてくれよ」
「は、恥ずかしい……」
とか言いつつも、おずおずと胸を覆っている手をどかせてくれる。俺も思わず生唾を飲んだぜ。
と言うか、制服や白のワンピース姿から想像していたよりもずっと『ある』。少なくとも
平らという感じはしなかった。
「さ、触るぞ……」
返事は無い。胸の上辺りまで既に桜色に染まっていて、俺はなんとなくそこから触れた。
黒猫の熱いため息にこちらも息を呑みつつ、触れた手を下へおろしていく。
小さくな膨らみの頂で自己主張しているピンク色のそれを食い入るように見ながら、
そっと指の腹で転がしてやる。背中の時よりもさらに激しく全身が震えた。特に脚が
強く反応したもんだから、はさまれている俺のリヴァイアサンも肉の大津波に飲み込まれる。
「く、黒猫、そのまま、両脚で強くはさんでみてくれ……」
「で、でも、そんなことしたら擦れて……あんっ!」
きゅ、と二本の指であくまでも優しく乳首をはさんだ。
「ああ、まさに擦り合わせようってことだ。な、頼むよ、黒猫……」
「もう……予想の斜め上を行くんだから……」
リクエストどおり、脚を軽く交差させるようにして俺の大海獣をホールドする黒猫。
「うお……すげえ、気持ちいい……」
黒猫のそこは既に熱く潤んでいて……なんだか俺のものに絡み付いてきているような気さえする。
しかし、初体験の前に素股とは……ついに俺も、黒猫の、その……お、おま……
ああもう、考えるだけで緊張するぜ。とにかく一番大事な所に触れたのか。
尻に顔をうずめた時よりドキドキしてきやがった。
「黒猫、このまま寝かすぞ……」
こすり付けるのには抱っこの体勢は少し疲れる。はさまれたままに俺は黒猫を押し倒し、
布団に寝かせる体勢にした。さらに黒猫を回転させ、横ではなく普通に仰向けにして
正面から向き合う。
回転の時のぬるりとした刺激で射精しそうになったのは秘密だ。
黒猫の両脚を抱えるようにして、腰を動かす。
「あ、ああっんっ」
先の部分が太ももに挟まれるときと飛び出す時に、くちゅ、と粘ついた音がして
一番強く擦れる。や、やばい……気持ちよすぎる。黒猫の声もどんどんエロくなって、
もう完璧にあえぎ声だった。
「ど、どうだ、黒猫。気持ちいいか?」
次の瞬間に射精してしまいそうなのを紛らわすため、黒猫に話を振ってみる。
「あっ、ん、きもち、いいっ! そこ、こすれるのっ」
こんな時だけ凄く素直な黒猫が可愛すぎて逆効果だった。
「そ、そっか。なら、もっと強く擦ってやるからな!」
「ああっ! せ、せんぱ、わたし、もっ、もうっ」
さらに強く押し付けてやると、黒猫の形がなんとなく分かってくる。ぴっちりと閉じた
ぷにぷにの肉ヒダ、そしてここにも、硬く自己主張する突起がある。
その突起を突くように、俺のエクスカリバーを角度調整して、突く。
「く、あ……出すぞ、黒猫っ! ううっ!」
「あ、はあああああぁっ!」
ああ、黒猫はイく時の声も綺麗だ……なんて莫迦なことを頭のどこかで思いながら……
ちょうど突いた感覚が最後の引き金になったか、第一射は黒猫の一番敏感な部分にぶちまけた。
太ももにはさまれながらも跳ね上がったソレは、黒猫の腹といわず胸といわず、白い肌に
さらに白いシミを描いた。
気持ちよすぎるぜ……やっぱ一人でやるのとは違う。刺激がどうのとかではなくて。
俺は虚脱感から口を開くことも出来ずに、ぼけーっと黒猫の顔を見つめていた。
黒猫はというと、うす笑いのような惚けているだけのような表情で、空ろな目をして
天井に視線を向けている。赤くなった頬がかわいらしいが、これが……これが、
「黒猫のイキ顔……え、エロい……!」
思わず声に出してつぶやいてしまったが、黒猫は反応しなかった。
射精して早々に最高のオカズを見つけてしまった俺のレヴィアタンはいきなり回復し、
完全に脱力している黒猫の胸にしゃぶりついた。
「ふぇ? ひゃ、ちょっと、先輩っ」
さすがに気を取り直したか、黒猫が何か言っているが、かまわずに乳首を舌で舐り倒した。
「や……ぁ、せんぱ、い、そこは……ちく、ふ、ぅんんっ!」
思ったけど、こいつは乳首弱いのかな? 普通に舐めてるだけで凄い反応する。
舐めてないほうの乳首も、指でつまんでもみくちゃにする。
「ふあ、ぁむぅぅぅぅぅっ」
一際高い声を上げた、と思った瞬間、くぐもったものに変化する。黒猫がとっさに
両手で口をふさいだからだ。
まあ、家に妹がいるんだし、当たり前だよな。しかし口をふさがれると、余計に
いやらしいことをしているって気分が出てきて、我慢できなくなってきたぜ。
「な、黒猫……今度は、俺のを……舐めてくれないか」
「そ、そんなの、恥ずかしくって無理……」
そんな可愛く照れられたらますますやりたくなってくる。
俺は仰向けになったままの黒猫をそのままに、両膝を黒猫の腋の下あたりにつく
ように身体を持ってきた。つまり黒猫の眼前に俺のものがある格好だ。
「なあ、黒猫。頼むよ……」
両手で口をふさいだままの姿勢で、顔を真っ赤にして俺のを目を見開いて凝視する黒猫。
なんだかたまらない征服感を感じて、じりじりと黒猫の顔に近づけてみる。
「う、うん。分かった……」
おずおずと、といった感じで、黒猫が手をどけ、口を半開きにして、顔を近づけていく。
その光景だけで俺はもう限界に達しそうになった。
ちろり、と舌先で撫でられただけで、腰がどうしようもなく震える。
「うおぉっ」
「ご、ごめんなさい、痛かったの?」
あわてたように黒猫が聞いてくる。
「い、いや。すげー気持ちよくて驚いただけだ。もっとしてくれよ」
照れたように目を伏せると、今度は先端にキスしてきた。
寝そべったままの姿勢で俺のグローランサーに舌を這わせる黒猫の図がたまらなく淫靡で……
今度デジタルビデオカメラを買おうと、俺はひそかに決意を固めていた。
「ちゅ……ふ、んぅ……れぇろっ……」
舐め続けるうちにだんだんとうっとりしたような表情になってきて、舐め方にも熱が入ってきた。
何時の間にやら、さっきの射精で中にまだ残っていた分の精液も吸いだされているところだ。
「う゛、んむっ……ぢゅ、ちゅっ」
苦そうに、しかし悩ましげに眉をひそめて頬をへこませ、ストローのように吸いだしていく。
だが……
「く、黒猫、それ、やばいっ……」
今度は俺がひいひい言う番だった。あまりの気持ちよさに、目の前がちかちかする。
こらえようも無く、今まさにちゅーちゅー吸っている黒猫の口の中にぶちまける。
無意識的に黒猫の顔を固定して、俺は全部を黒猫の口内に射精していた。
射精の衝撃から我に返った時、最初に見たものは……
「ん、く……こく、こくん……」
心なしか陶酔したように目を細めて、しゃぶったまま口を離さずに精液を少しずつ
飲み下していく黒猫だった。さらに残った分まで搾り出そうというのか、促すように
ちろちろと舌先で鈴口をくすぐりながら、吸いだすのも忘れては居ない。
「くうっ、おおおっ……」
参ったな。告白した時も見惚れたってのに。可愛すぎるぞ、黒猫。
射精を終えて感じるこの『終わったあと』のきまずさも、黒猫とならむしろ心地よい沈黙だった。
ティッシュで黒猫の腹と胸に飛び散った精液をぬぐうと、黒猫と一緒に裸のまま布団で添い寝した。
「ふあぁ……」
因みに黒猫は俺の腕枕で寝てる。腕枕なんてしたら腕痺れるだろ、と常々思っていたが、
こいつの頭が小さいからか、それとも載せ方が上手いのか……心地いいくらいの重みだった。
「ん……眠いの?」
「ああ。なんかこう、黒猫を腕の中に抱いてたら、気持ちよくってさ」
「……そうね。先輩の腕枕、あたたかくって気持ちいい……」
「このまま昼寝するか」
「うん……」
そして俺たちは、このまま……上の妹が
「あーっ! ルリ姉と高坂君が素っ裸で抱き合って寝てるー!」
といって乱入してくるまで、幸せな惰眠をむさぼるのだった。
以上。いやー本番が無くて申し訳ないなー^^
なんだテメーこの野郎!
肝心なとこはねえじゃねえか
それにしてもやっぱり黒猫はいじらしくてかわいくてたまらん
続き待ってるぜい
本番はなくても、よきエロスだな。このまま本当に処女開発調教する感じで進むのか、京介w
ところで、ゲームと原作の設定が混在している感じだね
原作の京介は黒猫の告白時点でまだ妹猫と会ってないし、7巻で買ったからデジカメは持ってるんだぜw
まあ、割とどうでもいいことではあるが
本番までいってないのにおっきしちゃったお
やはり天才…
128 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 09:26:27.64 ID:0F+jCk+b
>>123 京介「お、中猫ちゃんに下猫ちゃんじゃないか!!みんなまとめて食べちゃうぞーー!!^^」
「「きゃーー!!(棒)」」
な展開はまだかね?早くしたまえ
>>125 7巻155pの9行目でゲーム版の大体のおいしいイベントを消化したってことで。
あと買いに行ったの『写真集のためのデジカメ』なので
動画撮影メインのを新たに、って感じで一つ。
その日の夜。
中猫「お母さん、瑠璃姉が彼氏と裸で寝てたんだけど」
母猫「あらそう…(チラッ)」
黒猫「(ポッ)…ご、ごちそうさまでした」
下猫「姉さま大丈夫ですか?あまり食べてないです」
>>125 〜このまま本当に処女開発調教する感じで進むのか、京介w
ならば次はアナルだw
>>130 食後、黒猫の部屋にSMグッズを持って来てくれる母猫
開発される京介か……
「風」後編ってまだなんだろうか。
色々言う人たちもいるし、正直いって桐乃の母(とあえて言う)
の京介に対する酷い仕打ちには気が滅入ってくる。
だけど、途中で尻切れトンボのようになったままというのが気分が悪い。
二次創作物って、オリジナルへのそれぞれの解釈だと思うんだよね。
「風」の作者の解釈を全て読み切れていないのがもどかしいです。
できれば、後編の発表をお願いしたい。
いらね
マジでいらね
未完で万歳だわ
137 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 21:04:01.16 ID:0F+jCk+b
SLなんかより、かなかなVSバジーナが見たい
保管庫にも絶対ない、超無差別級のスーパーカード!
まず接点が思い浮かばんからな
それは暗に沙織のことをデカいブスだと言いたいのか? おじさん怒っちゃうよ?
>>137 素顔状態でスカウトされる沙織
撮影で加奈子と遭遇
「1才しか違わないのにこの胸の違いはなんだってんだよー!!」
「いやぁ!!ごめんなさいごめんなさい!!謝りますから揉まないでぇ!!」
こうですか?わかりません><
141 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 21:28:34.18 ID:0F+jCk+b
>>139
飄々たる態度は風の如く
高くそびえ立つこと林の如し
吐き出すオタク知識は火の如く
豊かな双丘は山の如し
そんなバジーナちゃんが、僕はだいすきです
俺も
>>134と同じだな。
挑発的な言動が正直イラつく書き手だが、続きが読みたいってのは同感だわ。
まあ母親のくだりはマジやり過ぎだと思うが。
俺も風の作者の作品早く読みたい、待ち遠しいわ。
完成しているのなら、投下して欲しいものです。
>>137 あやせによってマネージャー役を再度頼まれた京介が偶然にもロケ先で
素顔モードの沙織に遭遇、京介に対しての加奈子の理不尽な扱いに沙織が……
コウデスカワカリマセン
>>143 いい作品だし普通に投下してくれる分にはいいんだけど、散々荒らし行為するから
ここじゃなくて直接保管庫に入れてほしい
つまりここに来んなってことだ
まあ、そう言うなって
粘着と醜い言い争いしたり、否定的感想全てを荒らし扱いして叩いたりなんてせず(賛否両論ある内容だって自覚してるのにね)
普通に投下してくれるだけなら、何の問題もないよ
何かSSなんか書いたことから文才なんかもうゴミ以下なんだけどさ
試しに書いてみようかな、京介と桐乃で
がんばれー
誘い受けは叩かれる元だけど応援する
150 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/04(月) 00:50:39.82 ID:nG4xxadY
書けるけどプロットくれって人はいないのか
文才に関してはSLさんとか、上手い人を見習うといいと思う
冗長な文章を書けば文才があると言われるのか?
しつこいなw
んなもん原作真似るのが一番てっとりばやいに決まってるだろうがwww
じゃあ数日経ったくらいで投下するね
書き終わってから数日後にもう一回見て書き直すのがいいと聞きましたので
156 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/04(月) 01:14:21.89 ID:nG4xxadY
>>152 別に擁護する訳じゃないが量を書くって大変だぞ。
〜だ。〜となった。〜と思った。で文章埋めていったら単調過ぎて読む気が失せる。
また比喩表現を使うとくどいし、比喩の解説もつけなきゃならなくて前に進まん。
人物視点で書けば事実と妄想の境界が曖昧になってくる。
ただ量を書くなら一人称の比喩を交えて書くのが一番楽だね。
奴は三人称であれだけ書いてんだろう?そこは大したもんだと思うよ
SLさん複数IDで自演までするようになったのか
元からSL擁護もSL叩きも含めて自演じゃないのか?
SL本人かどうかは知らんが。
あ、IDがSOS。
俺が、俺達が、SLだ!
つーか原作避難所で即席で書いたSSのほうが受けが良いってどういうこと……?
んー、スレ人口の差かな?
誰か奴に水遁てくれ
春厨はそろそろいなくなるよ
やっぱりアンチSLは子供だな。
自分が気に食わない文章が出ると、自演と言って、自分の自尊心を保とうとする。
どのスレでもそうだけど、何かにつけて叩いたり追い出したりしたがる奴は、
『自分が気に入らないもの=みんなが気に入らないもの=追い出すのは正義』
と思い込んでる節があるよな
そういう奴に限って発言回数が多いから、本当は少数でも大勢いるように錯覚させられる
SL信者はそういうところあるよね
SLなんちゃらは存在が荒れる元だから仕方ない
ここは不特定多数の匿名の読み手に評価を下される場所
賛否両論を受け入れられないなら
保管庫に直接ぶっこむか個人ブログで信者相手にシコシコ書くべきじゃねえの
別に叩き合わなくてもスルーすれば問題は起こらない。
結局、SLさんが荒れる元だとしても、
それをかき混ぜてる棒はおまえらアンチなわけだろ。
ただ純粋にSSを読みに来てるだけの俺からすれば、どっちも大して変わらないのよ。
でもね、同じうざさでも、
作品を提供してくれるSLさんと叩くだけのアンチなら、SLさんのほうが
この板に必要なんだよ。
だからね、板が荒れるなら、アンチが黙るか消えるかしてくれないと、
僕ら一般の読み手にすごく迷惑なわけだよ。
書き手さんはいいんだよ。作品投下してくれさえすればそれでいいんだよ。
作品投下→スレに貢献→俺ら幸せ
という風になるからね。
ところがアンチの場合、
誰かが作品投下→叩く→作者いなくなる→俺ら大迷惑
ってなるんだよ。
つまりね、作品を投下しないやつは、作品投下してる人を追い出すようなマネは
するな。と言いたい。
誰かがSS投下した直後に感想を妨害するように
「SLさんの新作期待してます!」
「SLさんのSSの方が面白い」
こんな書き込みを繰り返す輩を受け入れると本気で思ってるなら精神病院行った方がいい
>>173 そりゃそのレスがSL本人ならその通りだが。
実際は誰が書き込んでるか分からない訳で。
結局のところ自演か愉快犯じゃないの
>>172 SLさんの悪いところは、自分自身もその棒の一本になってたところだけどね
てか、
>>173の指摘するようなタイプの荒らしには、本人が「そういうのは、かえって迷惑だからやめてください」
って言えば、それで終わりだと思う
3歳差だと、新学期新学年ネタが浮かびづらいな
かといって大学4年1年の京介と桐乃だと、ベースから間違えて書きそうで怖えっす
高卒の妄想乙www とか叩かれそうだもん
俺も大学1年・高校2年の京介・黒猫の話でも書くか
>>172 意図的にアンチを煽ったり同レベルで騒いだりする奴は書き手でも要らん
お前さんが言うように作品だけ投下してくれるだけなら問題ないんだよ
だけどその後にアンチとの煽り合いに嬉々として参加しちゃうのはNGだと思うのよ
そのおかげで読後の余韻もグダグダになるし、その後暫く他の書き手さんが投下し辛くなる空気が生まれる
やっぱりこういう掲示板だと書き手・読み手共にある程度の節度は必要だと思うよ
特に同じ書き手なんだから他の書き手の事も考えて読後の空気作りはして欲しいと思う
でも彼の場合複数の人が煽り合いやめるように諫めても聞かないんだよね……
不快な人の話はこの辺で。
佳乃モノ希望!!!
アンチによる愉快犯の可能性が高いけどね、仮に本人の自演だとしても騒いでいい理由にはならないよ
良識をわきまえた住人なら作者の態度が嫌だと思ったら完全スルーするだけだから、いちいち騒がなくても問題ない
だけど批評家きどりに騒いで叩くタイプの荒らしは、変な自己満足の大義名分得てるだけ鎮圧が困難なのね
そもそもエロパロは、誰かに作品をねだる板でもなければ作品の批評会でもなく、あくまで自分の妄想を吐き出すための板
だから基本的に全ての作品を受け入れるし、嫌なものはトリップや事前注意で回避できる
そういうのがなくて読んだものが嫌だったとしても、それは所詮他人の妄想なんだから文句言ったところでどうしようもないし、妄想を我々に見える形で具現化してくれる書き手に感謝こそすれ、叩くのはお門違い
作者の振る舞いや作者そのものを受け付けないならスルーすればいいだけなのに、なぜアンチは騒ぐのかが分からない
要するに、今度彼の投下があった際にはお互いに黙りませんか? と提案してみる
>>181 言いたいことはすごくわかるけど
そろそろ流れ変えたい!
話題変えよう!
かなかなのも読みたいおヽ(・∀・)ノ
京介×瀬菜は少ないのか?
加奈子って物理的に京介のブツが入るのか?
意外と広がるものらしいよ。
まあ頭が入るくらいだからな
>>183 というか、京介×瀬名ちゃん物って今まで一つでもあったっけ?
真壁君のはあった気がするんだけどね。
赤城兄妹のカプ以外は認めん!
……嘘w
まあアニメでの活躍もあったし、今後多少は増えるだろw
189 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/04(月) 18:17:46.62 ID:MVVwWVSP
かなかなちゃんが契約する話まだかよ
魔法少女?
加奈子、モデルになりたいって言ってたよね。
その願い、叶えてあげる。
だから、魔法少女になってよ。
…原作ですでに騙されて魔法少女にされてるな。
原作のかなかなは、本人の当初の希望と若干ズレたオタ系地下アイドルの道を順調に邁進しているのに
何故かアニメスタッフは、かなかなちゃんを普通のグラビアアイドルにさせたがってるよな。わかってねえな
BD/DVD3巻5話コメンタリーの加奈子が可愛かった
京介との掛け合いがいいねw
加奈子がだまされてAVに出演する話が読みたい
あやせマジQB
QBあやせが大活躍する話キボン
あやせQBとして。
かなかながまどか、黒猫がほむほむ。
沙織は黄色で桐乃が青で麻奈実が緑。
京介が恭介…!
198 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/04(月) 20:09:46.12 ID:MVVwWVSP
あやせは魔法少女だろ
手錠
スコップ
ナイフ
重り
防犯ブザー
多彩な武器でエグいファイトをかます、ほむほむタイプの魔法少女
必殺技は手錠の拘束から足かけスコップでノド突き
カラーは濃紺で
>>197 ほむほむな黒猫なら、まどかなはスルーで
青の契約阻止して、黄色を助け、京介狙いだな
>>197 変な電波受信したので小ネタ。
ラブリーエンジェルあやせ「私と契約すれば、どんなかっこいい男の人でも、どんな立場の人でも、一緒にいられるようにしてあげることができます。だから私と契約してください」
↓
あやせ「加奈子〜。今のはまずかったよ。実の兄に告白させようとするなんてどうかしてるよ」
加奈子「え…何、なんなの?(桐乃と京介は幼馴染…なのに)」
瀬名「なん…だと?」
あやせ「どれだけ時が経とうと、どれだけ喧嘩しようと、血縁関係という関係がある限り、あなたたちはずっと一緒にいられます。ちょっとしたきっかけで崩壊する恋人関係よりずっと有利だと思いませんか?」
瀬名「ふ、ふざけないでください!」
あやせ「…どうして人間はそんなにセックスにこだわるんですか?わけがわからないです」
↓
桐乃「だましたのね、あやせ」
あやせ「私は、ずっと一緒にいられる関係にしてあげるっていったはずだよ?どういう関係かって説明は省略したけど」
桐乃「なんで教えてくれなかったのよ!」
あやせ「聞かれなかったからよ、事実、沙織は姉との関係に満足したみたいだけど?」
↓
桐乃「まなちゃんに京介をとられちゃうよぉ…、でもあたしなにも出来ないっ。京介にキスしてなんて言えない、抱きしめてなんていえない、だってあたし達もう兄妹なんだもんっ」
↓
桐乃「あははっ、あははっ。その気になれば兄妹でもセックスなんて簡単にできるんだぁ…」
…こうして書くとイマイチだなぁ、スレ汚しゴメン。
おまけ
下猫「姉様?」
黒猫「(し、下猫はぁはぁ)お風呂に一緒に入りましょう?」
下猫「はいっ、姉様」
中猫「最近妹が増えた気がするんだけど…気のせいよね?」
桐乃契約前、読モの中学生に想いを寄せられている京介のポジションが気になるな
登場人物
赤城浩平 ブリジット・エヴァンス 赤城瀬菜 高坂京介
語り
赤城浩平
エロ無しでやってみます。
俺、赤城浩平は、ここアキバで我が天使こと妹・瀬菜と待ち合わせをしている。
平たく言えば買い物に付き合うというだけなのだが、
天使の頼みとあっては断るなんて選択肢はあり得ない。
友人である高坂京介も、妹さんの買い物に付き合うことがあるようだが、
高坂のヤツはそれを快く思ってないらしい。
妹との買い物なんて至上のシチュエーションなのに、
一体何が不満だと言うのだアイツは?
それはともかく、我が天使との待ち合わせ場所である秋葉原UDXに向けて
俺は歩いていた。そろそろ約束の時間になるから、遅れるわけにはいかない。
「あのお、すみません」
俺の背後から聞こえた奇妙なイントネーションの呼び掛けに振り返ると、
そこには金髪の少女がいた。
この外見とイントネーションからして、明らかに外国人だろう。
歳は中学生くらい‥‥‥? いや、外国人は大人びて見えると言うから
もっと若いのかもしれない。
周囲を見回すと、俺以外に声をかけられるような人はいない。
「お、俺?」
「はい」
やっぱり俺か。一体何だって言うんだ? まさか逆ナンパ?
「ちょっと、場所がわからなくて」
ははは、迷子ってヤツか。異郷の地で迷子だなんてこの上なく不安だろう。
いくらイケメンの俺とはいえ、街中で外国人の女の子から声をかけられる
シチュエーションなど、道を尋ねられる程度ってコトだ。残念。
しかしこの娘、可愛らしいな。
「キミの名前、なんて言うの?」
「ブリジットです。ブリジット・エヴァンス」
ブリジットちゃんか。
う、いかん。つい、いつものノリで名前を聞いちまった。
ん? お、俺、普段からナンパなんてしてないからな! 勘違いするなよ?
「ここに行きたいんですけど‥‥‥」
彼女が俺に見せたメモには秋葉原UDXの場所が書かれていた。
「偶然だね。俺もUDXに行くところだったんだよ。一緒に行こう」
「本当ですか? おねがいします!」
‥‥‥おい、そこのお前。「いつもその手なのか?」なんて思うなよ?
金髪の美少女ブリジットは安堵の表情で俺に微笑みかけた。
すげー可愛い。我が妹とは違ったタイプの天使だ。
「あなたのお名前は?」
二人でUDXに向かっていると、ブリジットが話しかけてきた。
「赤城浩平。アカギ・コウヘイだよ」
「え? マネージャーさんと同じ名前です!」
マネージャーさん? へー。この娘、タレントなんだ。
でもなんで外国人のタレントがアキバに?
そんな俺の疑問は、彼女が指差したアニメのポスターで解消された。
これって‥‥‥高坂の妹が大好きだという、星くずなんとかってアニメか?
よく見ると彼女の指先にはブロンドの髪の女の子キャラ。
おー、似ているな。
そういえば最近はアニメキャラのコスプレ大会ってのがあるらしいな。
するとこの娘は、このキャラのコスプレをしているのか。
それでUDXに。納得だ。
ブリジットに関する疑問が一通り氷解された俺は、
異国の美少女との会話を楽しむことにした。
「キミ、とてもモテそうだね?」
「“モテそう”?」
「男の子に人気があるってことだよ」
「う、う〜ん‥‥‥」
「ごめん、言い難かったかな?」
「ちょっと恥ずかしいです」
恥じらうブリジットの顔は、色の白さと相まってひどく真っ赤に見えた。
「あのう、コウヘイさん」
「なんだい?」
「コウヘイさんって、髪が赤くて眼鏡をかけた女の子のお知り合いが居ますか?」
「ああ、それ多分、俺の妹だな」
「妹さん?」
「そう。でもなんで俺の妹のこと知っているの?」
「コウヘイさんの後ろに居ますから」
なッ!!
ブリジットの言葉に仰天した俺が振り向くと、そこには我が天使・瀬菜が居た。
「やあ、お兄ちゃん」
「瀬菜ちゃん!? いつから居たの?」
「『キミ、とてもモテそうだね』ってあたりから」
うわあああぁぁ! あんなナンパ紛いの現場を見られていたとは!!
「お兄ちゃん? どこでこんな可愛い娘を見つけてきたの?」
「いや、違うんだ! ただ俺は‥‥‥!」
「何を慌てているの? お兄ちゃん」
俺は超必死モードで事の次第を説明した。
「ふうん。迷子になったこの娘に道案内していたのはわかったよ」
「わかってくれたか」
「でも、なんで『キミ、とてもモテそうだね』って会話になるの?」
ぐぅっ! やはりそこに来たか。どうする赤城浩平?
下手をすると我が天使は悪魔化するぞ。
よし‥‥‥ここはひとつ。
「ははは。ブリジットちゃんにだって好きな男の子くらい居るよね?」
「はい、居ます」
すると、我が天使が怪訝そうな様子でブリジットに問いかける。
「へぇ〜。ど・ん・な・人なの?」
「わたし、コウヘイさんが好きなんです!」
「なッ!!」
我が天使の顔が引きつり、ワナワナ震えている。
なんで? どうして? ブリジットちゃん? 俺何か悪いことした?
「あ、あなた、会ったばかりのお兄ちゃんに‥‥‥!」
「本当にコウヘイさんのことが好きなんです!」
もしかして、俺、一目惚れされたの? などと冷静に自惚れする俺がいた。
「フッ‥‥‥その可憐な仮面の下はとんでもないビッチのようね」
コラ! 英語圏の人間に『ビッチ』なんて言うな!
「仕方ない。本当のことを言ってあげるわ」
「ほんとうのこと‥‥‥?」
「お兄ちゃんはね、女の子には興味が無いのよ!」
「おんなのこにきょうみがない‥‥‥?」
「そう。お兄ちゃんはねえ、「ハイ、そこまで!!」」
アブねえ。なんてコトを言い出すんだ、俺の天使は。
「ごめんな、驚かせちゃって。気にしないでくれないか?」
「わたし、気にしてません」
「え、そうなの?」
「はい。イギリスのミュージシャンにもそういう人がいますから」
「―――ッ! それダメ!」
俺、やっぱりそういう目で見られる運命? 運命なのか?
「フフ‥‥‥私としたことが、こんな簡単なことを見落としていたなんて」
我が天使が何やら思いついたような顔で呟き始めた。今度は何を言い出すんだ?
「あなた、上手く扮装したつもりでしょうけど、実は男の子なんでしょ?」
はい‥‥‥?
「それならお兄ちゃんのことを好きであっても全然構わないから。
ああ、お兄ちゃんと外国の男の子のカプなんて、うへへへ」
我が天使よ、斜め上過ぎるぞ。都知事の規制論、仕方ないかも知れん。
まあ俺たちは千葉県民だが。
と、我が天使の妄想に辟易しているとブリジットの口から出た言葉は
「わたし、マネージャーさんが好きなんです!」
へ? そう言えば、マネージャーさんって俺と同じ名前だと言ってたな。
そうか。この娘の言う“コウヘイさん”ってのはマネージャーさんのことか。
なんだよ脅かしやがって。
だけど、こんな可愛い娘に『好きなんです』と言わせるとはどんな
鬼畜マネージャーだよ。許せんな。
「な〜んだ、お兄ちゃんと違う人のことなの?」
「そうだよ。同姓同名の別人さんの話」
「そうよね。だってお兄ちゃんは「ハイ、そこまで!!」」
‥‥‥‥‥‥
「ありがとうございます。それじゃ失礼します」
「おう、待ち合わせの人にも宜しくな」
「はい」
俺は、辿々しいが綺麗な日本語で俺に挨拶をしてくれたもうひとりの天使が
UDXに向かって駆けていく背中を見送っていた。
さてと、我が天使は腐女子っぷりを炸裂させた自分に居たたまれなくなって
帰っちまったし、今日の買い物はナシってことだな。
ヒマだし、高坂に電話でもしてみるか。
TRRRRRRRR
「俺だ、赤城だよ」
『おう、どうした?』
「別にどうってことはないが、お前、今ヒマ?」
『いや、ちょっと人と待ち合わせ中』
「そうか。今アキバに居るんだが、ヒマだったら出て来いと思ったんだが」
『‥‥‥何でお前にアキバまで呼び出されなきゃいけねえんだよ?』
「高坂、お前友達甲斐が無いな」
『うっせ。お、待ち合わせ相手が来たから切るぞ?』
「ああ、田村さんに宜しくな」
『ちげーよ。そんなんじゃねえよ!』
「でも女の子と待ち合わせなんだろ? 可愛い娘か?」
『まあ、な。つーか、お前に関係ないだろ!』
「やっぱり女の子か。俺にも紹介しろよ」
『ダメだ。こればっかりはな!』
「お前が女の子のことで必死になるなんて珍しいな」
『うるせー。もう切るぞ!』
『お待たせしましたマネージャーさん!』
「高坂? 何だ今の声?」
『何でもない! じゃあな』
プー プー プー ピッ
高坂って‥‥‥誰と待ち合わせしていたんだ? 何か怪しい雰囲気だな。
いや、だがそんなことよりも、我が天使の機嫌を取ることの方が重要だ。
何しろ俺はシスコ‥‥‥いや、それはどうでもいい。
さてと。我が家の天使の顔を見に、家に帰るとするか。
『もうひとりの天使』 【了】
SLさんまだかな
アンチに負けずに投下してほしい
>>208 GJ
ブリジットが京介の名前間違ってるのって公式でしたっけ?
なんか舌足らずなイメージが膨らんでかぁいいw
>>144 新しいな……今書いてるのが終わったら練ってみようか
またコテ外し忘れてた('A`)寝よう
ああそうか偽名使ってるんだっけか
こんな度忘れするほど読み込めてない奴がSSを書く価値はあるのか……
がんばれ(´・ω・`)
SLさん戻ってこないかな
>>208 面白かったよ
桐乃黒猫抜きで進んでく話も新鮮だなって
乙!!!
面白かったぜ(*´∇`*)
高坂家兄貴の自宅での待遇改善できるようなネタを考えてたら
母と妹に蔑ろにされ続けたストレスで
鬱→リスカ→入院→目覚めたら母と妹に対して拒否反応を起こす
とかいう謎の流れのネタが出た
どうしてこうなった…
そんなの読まされてもなぁ
京介が、実は精神的に追い詰められていたってネタ自体はVIPのSSにあったけど
それはちゃんとSSとして言いたいテーマみたいなのも織り込まれていたからね
むしろ、SSですらなく本当にただの欝妄想だけ読まされるのはw
>>219 興味あるのでSSのタイトル教えてください
>>217 拒否反応じゃなくてレイプなら芳佳みたい
>>220 タイトルはないみたい(本人がPixivに上げたと思しき方はタイトルがついているけど、晒しになっちまうので・・・)
VIPの保管庫だと、京介×桐乃×黒猫で、鬱展開注意のやつ
注意書きがある以上、そういう内容なので、ちゃんと覚悟してから手を出されよw
223 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/05(火) 12:49:41.40 ID:2snMHlWH
大先生「まさかとは思いますが、あなたの妹の「桐乃」さんは、あなたの空想上の人物ではないでしょうか。」
京介「なんだ?このヤブ医者wおーい!桐乃!!」
京介「桐乃?どこにいるんだ?おーい!!」
京介「桐乃ーーー!!」
俺の妹がこんなに可愛いわけがない
<完>
>>222 時間空いたので読んできた。個人的には楽しめたが、苦手な人にはきついだろうな
>>223 デモナータっていうファンタジー小説で似た様なのがあった
VIPの鬱ネタといえば、桐乃が御鏡にNTRるヤツかなぁ
まぁ結果として京介はあやせを手に入れるから、まんざら不幸とも言い難いが
鬱SSはどこに投下すればいいか悩む
自分の好きなキャラがntrって時点で読み手としては不幸なんだが
鬱注意とかNTR注意とかやればここでいいと思う
事前の注意書があればな。
私の義妹がこんなに可愛いわけがない
NTRは隔離スレあるんだからそこでやってくれ
エロパロは全てを受け入れるんだぜ
鬱だろうがNTRだろうが作品内容に文句つけるなと何度言ったら
>>234 待ってる
エロの嗜好は千差万別だからなー
我を出してたらキリがない
特殊属性は注意書きをつけてさえくれれば嫌いなやつもそれでスルーして良しとしようぜ
でないと誰も何も書けなくなるからなマジで
和姦も嫌いな人は嫌いだからな
和姦が嫌いな奴なんて存在するのか
ホモが嫌いな人なんていません
久々に投稿します。
前スレで黒猫モノをいろいろと書かせてもらった者です。
今回は前・中・後編の三部構成で行きたいと思います。
『るりのもの』(前編)
CP:京介×黒猫
語り:下猫
注意:今回は登場しませんが、中・後編で出てくる麻奈実さんがだいぶベルフェゴールになる予定ですので、麻奈実好きの方には微妙な展開になる恐れがあります。
では投下します。
ようちえんで、せんせいがいってました。
「みなさん、自分の持ち物には、お名前を書くんですよ。
間違えて喧嘩になったら大変ですからね」
なるほどー、そうなんですか。
いいことをききました。
そういえば、瑠璃おねぇさまもよく
わたしのカバンやふくに『ししゅう』をしてくれます。
そういうことだったんですね。
わたしはとっても、なっとくしました。
それで、じぶんのものにおなまえをかいてみました。
そうしたら、かあさまからほめられました。
「偉いわねぇ、ちゃんと自分の名前書いて」
えへへ。
やっぱりいいことなんですね。
おなまえをかくのは。
せっかくなので、よくあそんでくれる
キリノねぇさまにも、かいてあげました。
じつは、キリノねぇさまのメルルのおにんぎょうに、
おなまえがかいてなかったんです。
これじゃ、だれかがまちがえたらケンカになってしまいます。
だから『きりのののもの』ってかいてあげました。
「あ、ああぁ………ありがと…ね」
キリノねぇさまは、よろこんでくれました。
なきながら、よろこんでくれました。
「す、すごくうれしいな……『の』が一個多いけど」
こんなによろこんでもらえて、わたしもうれしいです。
なまえをかくのはいいことなんですね。
◇ ◇ ◇
瑠璃おねぇさまと京介おにぃさまは、いつもはだかであそんでいます。
さむくないのでしょうか。
「んぁっ……あら先輩、もうイってしまうのかしら…?」
「も、もうそろそろヤバくなってきたって………っくっ…」
「はぁ、はぁ………まだよ。先にイクなんて許さないわ…あぁん…」
きょうは、瑠璃おねぇさまがうえなんですね。
京介おにぃさまをいじめているようにも見えます。
「た、頼むよ、もういかせてくれ………」
「…んはぁっ……っああん…」
「……うっ…やば」
「だ、だめよっ」
「――っ!お、おい、抜くなよっ………」
「はぁ、はぁ……ふ、ふふっ。お楽しみはこれからよ」
「ったく、とんだドSだな」
「ドMな雄に言われたくはないわ」
はじめてみたときは、ケンカしてるのかとおもっていました。
でも、すぐにちがうってわかりました。
だって、瑠璃おねぇさまも京介おにぃさまも、
まいにちとてもたのしそうですから。
「ふふ……こんなビクビクさせて」
「うぅっ………ホントやばいんだっての」
瑠璃おねぇさまが、京介おにぃさまのオチンチンを手でいじっています。
ようちえんのおともだちのオチンチンとはぜんぜんちがいます。
とってもおおきいです。
「いいこと?あなたのコレは、私のモノよ」
「い、いや俺のだけど………?」
「いいえ、私のもの。私がいいと言うまで射精することはゆるさないわ」
そういうと、おねぇさまは………
なんと、オチンチンをお口にくわえてしまいました。
「ちょっ瑠璃!いきなりそれはヤバっ………」
ビクンッ ビクンッ
京介おにぃさまは、瑠璃おねぇさまのあたまをおさえると
せなかがビクンってなりました。
イクって、このことなんでしょうか。
「ん………ん……っはぁー、まったく…」
「わ、悪ぃ…我慢できなくて」
「もう、分かっていないのでしょうけど、飲み込むのも楽じゃないのよ」
「いやその、毎回飲まなくても、さ……」
「ふふっ。雄の精液は魔力の源。体内に摂取してこそ価値があるわ」
「うーん……まぁあえて突っ込まんが」
京介おにぃさまがイったあとはいつもなんですけど、
瑠璃おねぇさまが、なんだかとてもうれしそうです。
「ねぇ、まだできるでしょう?私まだ2回しかイってないのだけど」
「ああ、でも少し休ませてくれよ。………俺は次で4回戦目だ」
「まったく、軟弱なのねぇ先輩は…」
「いやー、相当頑張ってると思うぞ、俺」
うでまくらをされながら、瑠璃おねぇさまはオチンチンをかたてでいじっています。
よくわからないですけど、京介おにぃさまも、しあわせそうです。
「…まぁとにかく、あなたのコレは私のものよ」
「わかったよ、好きにしろ」
「えぇ、そうさせてもらうわ」
なるほど。
京介おにぃさまのオチンチンは瑠璃おねぇさまのものなんですね。
そういえば、ようちえんのせいんせいがいっていました。
『みなさん、自分の持ち物には、お名前を書くんですよ。
間違えて喧嘩になったら大変ですからね』
だれかがまちがえて、京介おにぃさまのおちんちんをもってったらたいへんです。
ケンカになってしまいます。
いまは、瑠璃おねぇさまも京介おにぃさまも、ねています。
わたしはポケットからマジックをとりだして、おねぇさまのおへやに入っていきました。
-----------------------
ひとまず前編は以上です。
ひらがなばっかで読みにくいw
一応削って短くしましたけど………
中編以降は麻奈実さんがベルフェゴールです。
今のうちにあやまっときます。
ごめーん
>>244 乙
また変な展開の話になるやつか?
存分にぶっ壊れてくれwww
黒猫は、ちび猫の情操教育には細心の注意を払っていると思うけどなw
>>246 あ、あそこまで超展開にするつもりはないけどwww
変な話っちゃ変な話?になるのかな…ま、ほどほどに。
とりあえず妄想ストーリーをぶちまけるつもりではあります。
最近黒猫ものばっかなので他のカップリングもがんばってくれ
麻奈実がベルフェゴーるのか実に楽しみ
あ
最近黒猫モノ多くて俺大歓喜
254 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/06(水) 10:03:28.85 ID:5cbyAknk
下妹が「イく」の意味を理解してるっぽいことに戦慄を覚えた
では、中編を。
『るりのもの』(中編)
CP:京介×麻奈実?でいいのかな
語り:麻奈実
注意:麻奈実がベルフェゴールですのでお気をつけて。
幼馴染のきょうちゃんに恋人が出来たのは、
たしか、夏休みの終わりだったかな。
あの時の私は本当に落ち込んで―――
しばらくは夜も眠れなかったんだ。
大好きなきょうちゃんを、
五更さんに取られてしまって。
家族にも、いっぱいいっぱい心配をかけちゃった。
「ねぇちゃん、落ち込むのはわかるけどさ」
「………いわお…」
「せめてなんか食べねぇと、死んじゃうぜ」
優しい弟を持った私は、幸せものだなぁ。
私は、少しずつ少しずつ、受け入れていこうと思っていた。
―――そして、秋を越え、冬を迎える。
きょうちゃんと共に勉強し、励ましあう生活。
それもそれで悪くないなぁなんて思ったりもしたんだけど。
「はぁ……何か違うんだよ………」
私は眼鏡を拭きながら考えていた。
何もしないで受け入れて。
例えば10年経って、きょうちゃんが結婚して。
私じゃない人と家庭を築いて。
それに私は耐えられるの?
……
………私は、そっと決意した。
「…ん、やるだけやってみようかなぁ」
きょうちゃんが五更さんを好きなのは分かってる。
五更さんがきょうちゃんを好きになっちゃう気持ちも分かる。
それでも、私はきょうちゃんを私の元に取り戻したかった。
わがままなのかなぁ、とは思うけど。
でも決めたんだ。
絶対にきょうちゃんを―――
―――あれ?
そういえば、ずっと昔。
そう、子供の頃にも、こんな感情になったことがあった気がする。
私の中でずっと渦巻いていた黒いモノが、私を支配し始めていた。
◇ ◇ ◇
「私の家で、合格ぱーてぃーをやらない?」
私は、クラスメイト数人がいる場で提案した。
ちょっと突飛な提案かもしれないけどね、えへへ。
「気が早ぇんじゃねーの?」
きょうちゃんはそう言う。
うーん、確かに、その通りなんだけど。
作戦を実行するのにも、たいみんぐってものがあるんだよ。
日程をずらすワケにはいかないんだなぁ。
「あのね、ここにいるみんな、滑り止めの私立に受かったわけだし、
ひとまず浪人はなくなったから」
赤城君の心底ホッとして緩んだ顔を見つめる。
自己採点の結果、すごくギリギリだったもんね。
今日のついさっきまで、ヤキモキしていたと思う。
「きょうちゃんもみんなもずっと頑張ってるし、
たまには、いいんじゃないかなぁ?」
「高坂、俺も賛成するぞ。
たまにはパーッとやろうぜー」
きょうちゃんは、『仕方ねーな』という顔をしながらつぶやいた。
「ま、息抜きも必要かもな………たまにはよ」
「やったー!ありがと、きょうちゃん!」
「な、なんで俺にお礼言うんだよ」
ふふっ……
私は心の中で、そっと微笑んだ。
はぁー、思ったとおりに進んでるなぁ。
やっぱり、きょうちゃんのことを一番理解してるのは私だよ。
思い描いていた通りの流れにひとしきり満足して。
そして、再び計画を思い返す。
まだ事前にやっておかなきゃいけないこともあるし。
作戦もいろんな『ぱたーん』を用意しといた方がいいよね。
よーし、がんばろっと。
◇ ◇ ◇
「人の服を脱がすのって、けっこー難しいんだねぇ」
私は眠っているきょうちゃんの服のボタンを外しながらつぶやいた。
男の子の服のボタンは、女の子のと逆だからかなぁ。
「ん……」
「―――っ!?」
び、びっくりしたー。
きょうちゃん起きちゃったかと思った。
ちなみに今は作戦@『寝てる間に既成事実』を実行中です。
けっこードキドキだよ。
ってことで………
………ふぅ。
なんとか上は全部脱がすことができたー。
ふーん、きょうちゃん………意外と筋肉あるんだぁ。
大胆になっていた私は、きょうちゃんの乳首をペロっと舐めてみる。
「んんっ………すぅー………」
きょうちゃん、かわいい。
これくらいの刺激じゃ、目は覚めないみたいだし。
だいぶ前のことになるんだけどさ。
おじいちゃんが、ふざけてお酒を飲ませたとき、
すぐに酔っ払ったきょうちゃんは、朝まで起きなかったんだよね。
だからお酒を飲んで眠ってしまえば。
うまく行けば、きょうちゃんが起きずに
『最後まで』できるんじゃないかと思ったんだ。
思ってたんだけど―――
「ん……んぁ?…っ!ま、麻奈実!?」
「っ!?」
「…お前、なにして……んだ?」
き、きょうちゃん起きちゃった。
ちょっと乳首舐めすぎちゃったかなぁ。
まだお酒が抜けきっていないのか、朦朧としてはいるけれど。
仕方ない、作戦A『責任転嫁』をやってみよう。
「きょうちゃんの方から、誘ってきたんでしょー?」
「は?」
「俺のはいぱー兵器を見せつけてやる!って」
「そんな事…言った……気もするけど………」
「言ったんだもん。ちゃんと責任とってね、きょうちゃん」
ふふっ、頭が混乱してちゃんと判断できていないみたいだね。
焦点の定まらないきょうちゃんの表情……ちょっとかわいいかも。
逆に起きてて記憶があるほうが、私も都合がいいしなぁ。
「きょうちゃんに誘われて、私こんなにドキドキしてるんだ」
「ちょ、おま、胸………」
きょうちゃんの手を、私の胸のところまで持っていってみた。
ふふ……きょうちゃん、指がぷるぷるしてるよ。
本能では揉みたいのを、理性で抑えてるんだねぇ。
五更さんはとってもかわいい子だけど、おっぱいは小さかったもん。
前に見たきょうちゃんの『これくしょん』は、眼鏡で胸の大きい子ばっかだったし。
だから、こういう風にすれば私にも勝ち目があると思うんだ。
ほら、きょうちゃんのズボンもしっかり膨らんでる。
よし、そろそろ次に行ってみよう。
作戦B『えっちな誘惑』
「きょうちゃんだけ、脱いで楽な格好なんてズルいよー」
「……んな、何を言い出すんだお前は」
「私も脱いじゃおーっと」
この日のために、私の持ってるなかで一番かわいい下着を選んでおいたんだ。
ずっと食欲なかったから、お腹周りもだいぶ痩せたし。
その、桐乃ちゃんとかと比べれば見劣りしちゃうだろうけど………
自分なりに『せくしー』なぽーずも研究したんだから。
「お、お前も酔っ払ってるのか?」
「ん?そうだよ、一緒にお酒いーっぱい飲んだでしょ?」
なーんて、私は一滴も飲んでないんだけどね。
ぱーてぃの買い出しの時、赤城君に頼んでお酒買ってきてもらったの。
ほら、大学生になったら飲み会もあるだろうし。
今日はその練習にしようって提案して。
「………よいしょっと」
私は下着姿になると、きょうちゃんのお腹の上にまたがった。
「きょうちゃん、私の下着姿、どうかな?」
「ど、どうって………なんて言えばいいんだよ俺は」
「思ったまんまでいいよ。五更さんと比べて、せくしー?」
「な……そ、そんなの答えられるわけないだろ………!」
「ふふふっ…答えない子にはオシオキしちゃおっかなぁ」
私は背中に手を伸ばし、ブラのホックに手をかける。
「ちょ、ちょっと待てって」
きょうちゃん、口ではそう言ってるけど………
さっきから私の胸を凝視してるねぇ。
うまくいってるみたい。
「んー…んーしょっと」
少し手間取るフリをして焦らしながら、ブラジャーを外してみた。
本当はきょうちゃんの手で外してほしかったんだけどなぁ。
さすがにこの様子では、まだ自発的に私を襲いそうにはないしね。
でもブラジャーが外れた瞬間。
きょうちゃんの視線が乳首に集中したのを、私は見逃さなかったよ。
「胸……大きすぎて気持ち悪いかなぁ?」
「そ、そんなワケないだろ…」
「きょうちゃんは、私の裸、どう思う?」
「そ、それは……そんな、言えるわけないって」
「やっぱりダメかなぁ?」
「だ、ダメって言うかさ………」
私は左手で自分の胸を揉み始めてみた。
きょうちゃんの持ってた本の女の人がこうやってたんだよね。
「きょうちゃん……はぁん……きょうちゃん」
「な……なにしてんだお前」
明らかに動揺してるきょうちゃん。
ふふふ、顔が真っ赤だよ。
私は右手を自分の……下の方に持っていく。
自分でするときにも、こんなに濡れたことはないよ。
そのくらいビショビショに濡れちゃってた。
クチュっ
「はぅんっ……」
音が出るくらいかき混ぜると、
自分でも我慢できなくて声が出ちゃう。
「あぁん……ああ……うぅんっ……んはぁ……」
クチュクチュクチュ
いやらしい音、いやらしい声、いやらしい匂い。
ふふっ、きょうちゃんも私に釘付けになってる。
いつもはお布団の中でこっそりしてるひとりエッチを、
今日はきょうちゃんのお腹の上でしてる。
なんだかいつもより、感じやすくなってるみたい。
「あぁん、きょうちゃん、きょうちゃん……欲しいよぅっ…」
「ま、麻奈実……」
「おっぱい…んぅぅん……はぁ…揉んで欲しいよ………」
クチュクチュ……
「こ、ここに……おちんちん入れてよぉ……あぁぁ…」
だんだんと高ぶってくる私。
ここまで来てしまったらもう止められない。
「あぁ……あぁん……あれ……今日ちょっと……」
いつもはもうちょっとイっちゃうまでに時間がかかるのに。
―――なんかだめ、頭の中が真っ白になっちゃう。
「……はぁ、だめ、もうだめ……い、いっちゃう、きょうちゃーん!」
ビクンっ
はぁ、はぁ……誘うだけのつもりだったのに、ちょっとイっちゃった。
私こんなにえっちな子だったっけ……。
私はそのまま前に倒れ、きょうちゃんに覆いかぶさる。
「お、おい麻奈―――」
きょうちゃんの顔を私の胸が覆い隠す。
きょうちゃんの熱い吐息が胸の隙間から漏れ出ている。
「―――っぷぁ、い、息できねぇって。殺す気かよ」
「ねぇ、私の『おなにー』どうだった?」
「ど、どうって言われても……び、びっくりした」
「それだけ?」
「他にどう言えってんだ」
「いろいろあるじゃない。興奮した、とか。かわいかった、とか……」
私はきょうちゃんの下半身に手をのばす。
そこはもう、はち切れんばかりにパンパンに膨らんでいる。
「襲いたくなっちゃった、とか」
ふふふ、前に本で読んだけど。
こうなっちゃった男の人は、もう落ちたも同然なんだよね。
「私、きょうちゃんとえっちしたいな」
「ちょっと待てって。だいたい俺、彼女いるし……」
「ダメ?」
「あぁ、ダメだ」
はぁ、きょうちゃんも頑固だねぇ。
本当はえっちしたくて仕方ないくせに。
きょうちゃんの優しさも、こういう時には邪魔になるものなんだねぇ。
仕方ない、じゃあ作戦Cに行ってみようかな。
「あのね、私、彼女にしてくれとか言わないよ?」
「えっ?」
きょうちゃんがキョトンとした顔で私を見つめている。
突然何を言い出すのか、分からないって顔だね。
「五更さんとの仲を邪魔したりとか、絶対しないから」
「どういうことだよ」
「私はただ、きょうちゃんが幸せだったらそれでいいんだよ」
「………お、お前」
「きょうちゃんはどう?私に幸せでいて欲しい?」
「そりゃーな……長い付き合いだし、
不幸になって欲しいとは思えねぇよ」
「……うん。じゃあさ、えっちしようよ」
「なんでそうなる!?」
私は左手できょうちゃんの下半身をまさぐりながら、
右手で自分の下半身をかき混ぜる。
「くふぅん……はぁ、はぁ、はぁ………
きょうちゃんとえっちするのが、私の幸せなの」
「バカ、酔っ払いすぎだ」
「絶対秘密にするし、今日だけの関係でもいい。
今日、安全日だから、中に出してもいいんだよ」
「な、何言ってんだよお前……」
これが作戦C『都合のいい女』だよ。
きょうちゃんのオチンチン、ビクビクしてる。
えっちしたくて仕方ないって感じ。
もう一押しでいけるかな?
私はズボンの上からきょうちゃんのモノをくわえてみた。
「ふぁん……おん……ふぅ……」
「うぉ……ちょ、ちょっとやめろって」
私がズボンを下ろそうとしたところで、
強引に引き剥がされた。
うーん、これもダメかぁ…。
五更さんもなかなかやるなぁ。
仕方ないなぁ、これが最後の作戦だけど。
あんまり使うとウザい女と思われて嫌なんだけどなぁ。
作戦D、やるしかないか。
「…私、魅力ない?」
私は涙を溜めながら、きょうちゃんを見つめる。
そして再び、きょうちゃんの上にのしかかった。
なんだかんだでお酒の抜け切っていないきょうちゃんは、
あまり強い力を出せないみたい。
私の優位はまだ変わらないはず。
「麻奈実、ホント今日は酔っ払いすぎだぞ……
どうしちまったんだ」
「…私、魅力ないのかなぁ?」
「魅力ないってわけじゃないけど、俺はほら、彼女いるし」
「彼女いるのに、おちんちんこんな風にしてるの?」
「こ、これは生理現象だ」
「やっぱり、魅力ないんだぁ……うぅっ……うっ」
「な、泣くなって。……み、認めるよ、お前は魅力的だ」
作戦D『泣き落とし』
きょうちゃんは昔からけっこーこれに弱いんだよね。
「……うぅ…私、魅力的?」
「…あ、あぁ、すごくえっちだ」
「どの辺が?」
「………言わなきゃダメか?」
「……うぅっ…うっ…やっぱ魅力的なんてウソなんだ」
「わ、分かったからなくなよ!
お、おっぱいがその、すごく魅力的だ」
「襲いたいくらい魅力的?」
「まぁ、な」
「じゃあ、証拠を見せてよ」
私は下のほうにずれると、きょうちゃんのズボンを脱がしにかかる。
「や、やめろ!」
ズボンを脱がそうとすると、きょうちゃんはまた私を拒絶する。
なんだか少し、拒絶の感じに違和感があるんだけど。
「やっぱりウソなんだ、魅力的だなんて」
「……み、魅力はあるよ。ほら、俺のモノも反応してるし…」
「………じゃあ……抱いてよ……」
「……抱きたい気持ち、ないって言ったらウソになるけど」
「…うぅっ…うっ……お願い………」
「………俺は、お前を抱かないよ」
……ダメだった。
もう作戦も尽きちゃったよ。
ここまでやって、きょうちゃんもしっかり反応してるのに。
なんでダメなんだろう。
なんで抱いてくれないの?
泣き落とし作戦のための涙が、
いつしか心の奥底から流れ出る涙に変わっていた。
私は女じゃないってことなんだろうか。
いや、彼のモノは反応していたから、それはないと思う。
それにさっきの拒絶された時に感じた違和感。
もしかしたら、貞操を守る以外に………何か理由があるのかもしれない。
じゃあやっぱり………あの女か。
私は以前よりさらに濃くなってゆく私の中の暗闇を見つめる。
私は変わってしまったのだろうか。
いや、たしか………
………ふと、子どもの頃を思い出す。
あれは確か、小学生の頃だったかなぁ。
『まなちゃん、なーに?』
『あのね…きょうちゃん、わたしのことスキなんだって』
『えー、でもキリノもおにいちゃんスキだもん』
『だけど、兄妹はけっこんできないんだよ?』
『………』
『あのね、かけっこすると、きりのちゃんだけおそいでしょ?』
『……う………ひっく……』
『きりのちゃんと、鬼ごっこしてもつまんないもん』
『……うぅぅ……まなちゃん、ひど…』
『きょうちゃんも、そう言うと思うなぁ』
『………う…うぅ……うぇ…うぇぇぇぇぇ』
そういえばあの頃から、桐乃ちゃん陸上始めたんだっけ。
まさか私のせい……なんてことはないよね。
なんだ、そうだ。私の中の暗闇は、私が変わったんじゃない。
ただ、きょうちゃんを手に入れていた私は、暗闇の存在を忘れていただけなのだ。
涙を拭き、我に返ると、私は服を着始めた。
今日はもう無理そうだなぁ。
服を着ながら、残念に思っていた。
せっかく『危険日』に合わせて家族に温泉旅行をプレゼントしたのに。
あ、そうだ。
後で五更さんに電話でちゃんと謝らなきゃ。
ふふふ、今日のこと、しっかり説明した上でね。
私はもう、黒い感情を隠せそうにない。
----------
中編は以上になります。
麻奈実を少々黒くしすぎたかもしれません。
乙
割とこういう麻奈実も好きだ
名前書いとけば寝取られも安心か
下猫が姉の窮地を救う話かっヽ(・∀・)ノ
そりゃ、ぴんこに名前書いてあったらみせられねーっちゃな
ダーク♂麻奈実ナイスでーす
下猫ちゃん乙
乙
いい子過ぎると裏を疑ってしまうよなw
>>269乙です
元が純真な子なんで染まるのも早いな
というかあやせとは別の意味で良い感じに病んじゃったね、後編が楽しみですw
地味子は自己嫌悪とか言いながらアピールしたりするから結構計算高いよなw
無意識に思考誘導している節もあるしな。
友人は多いけど親友は少ないという評価は納得できる。
真面目に付き合おうとしたらかなり疲れるタイプだ。
友人はいるけど親友は少ないって、おまえらのことだよな
少なくとも俺はこのスレの皆を親友だと思ってるぜ?
どうなんだろう?
オタという種族はむしろ友人=親友というタイプの方が多い気がする。
やだ・・・かっこいい・・・
というよりヲタって
親友 居る(同類で)
友人 居ないか僅少
知人 人による
みたいな感じじゃね?
親友と友人の境界線が分からん
お互いが認めあえば親友だろ
ケンカの後で抱き合うような友情があるなら親友
桐乃目線で
黒猫・あやせ→親友
加奈子→ともだち
ブリジット→ようじょ
>>282 俺もそう思う
オタクは黒猫と同じで
友達は少ないけど、少ない友人とは仲良くする
瀬菜「ケンカの後、男同士で抱き合うと聞いて飛んできました」
BDの「あんたら、レズう?」ってシャレになってないと思う。
ハメ撮り画像流出とか野外露出撮影してたらバレるとか
桐乃とあやせを言いくるめたりするのを書きたいのにうまく形にできねえ
麻奈実はどうも本当は「普通」というわけではない感じがぷんぷんする。
ゲームではとっさの瞬発力で活躍していたし、どうも実はかなり多才なんじゃないかなとか
思ってたりする。
京介の前では普通であろうとしているような気もする。
そんでもって結構いろいろ溜め込んでたりしているかもな。
そんな麻奈実が表現できててよかった。
>>293 地味子に対する桐乃の印象は、良く知らないで終わっているあたり、
アレは演義とか自分を抑えているとかじゃなくて天然だと思う。
まぁ、善意と良識で自然にそれをできるのだとしたら、その方が凶悪な生命体だが。
純粋な好意で無意識に呪いを垂れ流されちゃたまったもんじゃない。
桐乃は下猫に抵抗できんのだな…
メルル人形に名前書かれたのに。
>>296 ブリジットやメルルコスかなかなにも逆らえなさそうだな
逆らえないどころかお持ち帰りしていろいろしそう
メルルコスして桐乃にたかるかなかなちゃんですね
@kirino_kousaka ……あなたの部屋に遊びに行くたび、私のグッズが増えていて怖い件。
……桐乃さんマジ黒猫のこと性的な意味で狙い始めてね?
黒猫フィギュアのパンチラ見て「フヒヒwww」ってしてそう
黒猫フィギュアのおぱんつを見て『フヒヒwww』と笑いながらも、もう片方の手にはしっかりと兄パンが……
なんで桐乃はパンツ好きなん?
桐乃「黒にゃんのこと、妹にしたい」
黒猫「義姉になら、なってあげても良いわよ?」
桐乃「いや、妹。そこは譲れない」
黒猫「……」
中猫「ルリ姉、今日はキリ姉来ないの?」
黒猫「あら、あの女、自分のことをそんな風に呼ばせているの?」
中猫「ん?毎日変わるよ」
黒猫「え?」
中猫「お姉ちゃんとか、姉貴とか、姉さまとか」
黒猫「んなっ!?」
中猫「その都度髪型とかも…ってルリ姉?」
黒猫「ああああの女、人の妹に何を…」
黒猫「妹をエロゲーキャラに見立てるのはやめて頂戴」
桐乃「ふふん、あんたも姉様って呼んであげようか」
桐乃救えねぇ…
てか、マナニーってエロいな。
麻奈実のオナニー。
マナティって読みそうになったじゃないか。
別に腹周りの事言ってるんじゃないよ?ホントだよ?
308 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/07(木) 14:30:02.98 ID:yufb1ytU
あのあやせが認めたべるふぇごーる様だ
つまり、何かあるんだろう
中猫小猫本名確定か
これで中猫モノが書けるね!
でも「ひゅうが」が脳内変換の第一候補に来てしまうのは俺だけか
>>310 人名だとかそういう情報なしに日向と書かれて、ひなたと読むのは、
かなり二次元に訓練された人間だけだと思う。
ちなみに俺はどうしても五更と書いてあると「いつさら」と読みたくなる。
>>311 日向って日常生活の中できいたことないの?
「日向ぼっこ」の日向な
なんでもオタネタだと思う奴
(自分の狭いオタ知識しか見えずに、そればかりに結びつける奴)
こそ、あんたのいう「二次元に訓練された」人間なんじゃね?
>>312 わざわざ漢字に直す奴は少ない。
普通は「日なた」とかな交じりにするな。
日常生活で聞く音と、それに当てはめる漢字と、常用語として使われる表記には揺らぎがあるんだよ。
むしろひゅうがのほうが地方民かキャプテン翼世代だろがw
そういや日向(ひゅうが)って名前の知り合いいるw
>>314 戦艦という可能性も。
わざわざ漢字で書いてある場合は、ひゅうがと読ませるパターンの方が多い。
>>316 そう傷口を広げるなよ。ひなたも十分読める範囲だよ。
普通に人名に使われるよ。
エヴァ世代の可能性もあるし、軍ヲタ鉄ヲタの可能性もあるし、そもそも旧国名はよく使われるネーミングかと>ひゅうが
あと、日本史ヲタは宮崎より日向の方がなじみ深いと思う。
視野が狭いというか、オタ特有の決めつけ発言にわろた
自分もたまになってそうだが、気をつけよう
>>317 読めないとは言っていないだろ。
何の情報もなしに「日向」とだけ書かれていたら、普通はひゅうがと読むというだけだ。
文脈次第でちゃんとひなたとも読めるさ。
>>ID:LsYwHVSs
お前さん、キャプテン翼世代だろ?なあ、そうだろ?
あの漫画読んでた人間なら「日向」は「ひゅうが」と読むね!
>>べるふぇごーる
アニメしか見ていない人間だがやさしく教えて下さい。
原作だとどういう意味でどういう流れでこの異名がついたんでしょうか?
…キリノが黒猫とバジーナにあることないこと言って、黒猫が先入観でももったんだろうな。
>>321 今年で29だが世代はあっているのか?
その手の漫画は全く興味が無かったのでよくわからん。
現代史オタでその影響で軍オタと世界史・日本史オタをたしなんではいるが。
全くどうでもいいが、俺の従兄の子供は上から「日向(ひゅうが)」「ひなた」「向日葵(ひまわり)」だな
ひなたの漢字表記も日向だったらしいが、上の子供と被るからと役所に受け付けて貰えなかったらしい
日向ってトンでも名前っぽい
>>322 「うみねこのなく頃に」「れんごくの七姉妹」でググれw
求める答えのヒントがある。
>>322 アニメ11話、メイドコスプレ回で
黒猫が作った漫画タイトルが
『ベルフェゴールの呪縛』←アニメでも出てた
原作ではクンカクンカのあと、
ベルフェゴール(麻奈実)が覚醒して世界を滅ぼし、
堕天聖黒猫からロンギヌスの槍をもらった桐乃が
うんぬんかんぬんの厨二展開が繰り広げられると。
実は麻奈実の家にお泊まりのときに
桐乃が黒猫に電話でいろいろと吹き込んでいたって
裏話がブルーレイのキャラコメに出てきます。
このくらいの説明でよい?
もう駄目だこのスレw
苗字に日向ときたら普通は「ひゅうが」って読むけど、
名前の方に日向ってきたら、普通は「ひゅうが」なんて読まないと思うけどなぁ
俺は普通に「ひなた」って読めたぞ。オタネタ抜きにな
日向日向
ナルトじゃねーかw
自分は「ひむ」としか読めない
まあ、でも黒猫と桐乃が互いに嫉妬しあう関係ならないのは、ベルフェゴールさんのお陰じゃね?
伏見先生がそういう泥沼展開にしないよう配慮してるんだろうけど。
>>330 名字としてとか名前としてとか地名としてではなくて、「日向」とだけ書いてある場合の話なんだが。
そろそろエロパロと関係ない話題自重しろよ
相手にするのは面倒だから、ひゅうがとしか読まないってことにしておけばおk
論点のすり替えに失敗したからって泣くなよ。
ヘリコプター護衛艦
340 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 00:50:41.07 ID:m32aVbFZ
ユイにゃんがアップを始めたようです
黒猫さんが、邪気眼を発動しながら京介とセックルとかどうすかね。
黒猫「精神の新陳代謝、性欲とは神が与えし大罪、逃れられぬカルマ、排泄行為に過ぎない……!」
京介「あのー、黒猫さん、何いってんのかわかんないんすけど」
心肺機能が常人より低い黒猫さんは
行為中ははあはあと喘ぐばかりで発言もままならないよ
ラマーズ法か・・・。それは重大な使命の最中だな、黒猫さん
SL氏がいないとホントただのゴミスレだな、ここは。
そうだな、仕方ないからおまえが偉大なSL氏のために専用スレ作ってくれ
>>343 瑠璃ちゃんは良いお母さんになる予感。
「貴方との愛の結晶よ。この上なく愛しいわ」
とか言って、凄く幸せそうに微笑む光景が浮かんだ。
やはり璃乃とか名付けちゃうんだろうか
こんな夜更けに投下。
>>80の京介×沙織の続きです。
元々続けるつもりがないのに継ぎ足したからいささか矛盾が生じてるかもしれません。
その発想はなかった
「それでは、今日は本当にありがとうございました。そろそろお暇させていただきます」
「ああ、わかった。じゃあ駅まで送っていくよ」
恭しく頭を下げる沙織に、(背は高いのに腰は低いよなあ)と京介は顔をほころばせた。
もっとも濡れたシーツに関しては正直どうしようもないので、京介がドライヤーでごまかしておくということで落ち着いた。
沙織は外出用に渦巻き眼鏡で目線を遮ると、良く慣れ親しんだ『バジーナ』が顔を出した。
「では、エスコートしてくだされ、京介氏」
「わかったよ。ほら」
そう言って京介は自分の手を差し出したところ、
「きょ、京介氏!そんなことしたらにんっしんっしてしまうでござる!」
「突然さらっとヤバイ事言うなよ!……いや、そんぐらいの方がお前らしいのかな?」
「違いないかもしれませぬ」
ははっ、と2人で笑い合いながら手を繋ぎ、家の階段を下りて玄関に向かったところ、丁度悪いタイミングで大介が帰ってきた。
「只今帰ったぞ。……ん?」
「げ……親父!」
「げ、とはご挨拶だな。それよりも……」
大介は京介の繋がれた手の先――沙織へと視線を向けた。
「桐乃の友達ですな。桐乃とこいつが良く世話になっています」
「は、はい……槇島と申します」
京介が見やると、瞬間的に沙織は眼鏡を胸ポケットに入れていた。眼鏡が収められたことでその豊かな――先程少しだけ見た――胸部を意識せずとも注視してしまった。
「これから外出するのか?」
「ああ。彼女が帰るっていうから駅まで送っていくのさ」
「そうか。行ってくるといい」
それ以上大介は何も言わなかった。
京介は2人でいた状況などいろいろ詰問されると思っていただけに肩透かしだった。もっとも沙織がいた手前もあったのかもしれないと自答する。
「沙織、行こう」
「はい、京介さん。――では、また改めてご挨拶を」
ぺこり、と沙織はお辞儀をし、大介もまたそれに答えて会釈をした。
玄関を出て駅までの道をてくてくと2人で歩きながら、京介は深く息を吐いた。
「はぁ、心臓が止まるかと思った」
「厳格そうなお父様ですな。拙者の両親とは違って」
「まあ、刑事だからな。沙織の家は厳しくないのか?意外だな」
「というよりは、拙者があまり家族に逆らったことがないからかもしれませんな。
この趣味を通じて姉とも両親とも良く遊んでいたゆえ、我が家の仲はすこぶる良かったのです」
「この子にしてその親あり、か……」
えっへん、と胸を張る沙織。その中に多少ならざる虚勢が見えるのは、姉のことがあったからだろう。
「ここでOKでござる。本日はありがとうございました」
「ん、ああ。それじゃあ、また来週な」
次の一手の為の考え事をしていた京介は所在無さげに手を振り、沙織を見送った。
「……親、か」
どの道手詰まりに近い面はあったのだ。なら動いてみるしかないか。
京介は走って自分の家へととんぼ返りを始めた。
・・・・・・
次の土曜日。
京介と沙織は桐乃と黒猫を交えて、桐乃の部屋でいつものようなとりとめのない雑談や『シスカリプス』で楽しんでいた。
「おっと、拙者は今日は夕過ぎに予定が入っているのでござる。そろそろお暇させていただきますな」
「え、アンタそれなのに来てくれたの?」
「……大した奴ね」
「いえいえ、どうせそれまで空いていたのですし、先週は会えませんでしたからな。それでは面目ない」
そして沙織は部屋を出ると眼鏡を外し、リビングに下りると大介がソファで新聞を読んでいた。
「今日はお世話になります。それでは」
「ああ」
沙織がぺこりと頭を下げてソファに腰を下ろすと大介は新聞をたたんで短く返し、京介に合図の空メールを送った。
「すみません……こんなことに付き合わせてしまって」
「なに、あいつがいつになく必死で相談してきたことだ、見届けなければならんだろう。それより」
「はい?」
「君も、よくこんなことを了承したものだな。いい気はしない事だと思うが」
「それは、確かにそうですね。それでも、京介さんが考えあぐねた末に大介さんと出したことなら、わたしは従いますよ」
「……まいったな。桐乃も良い友達を持ったものだな。京介には過ぎた女性だ」
「っ!」
沙織の顔が急に赤くなって手を顔の前であたふたとさせていると、京介から着信が届いた。
大介の顔を見やると首を横に振り(構わん、続けろ)という意思が伝わってきたので、沙織は震える指で発信ボタンを押し、音量を最大にしてハンディホーンに切り替えた。
「お願いします」
そう強く短い言葉を聞いた京介は携帯をメールを打つように自分の体の前に突き出し、ふと思い出したかのように話し始めた。
「桐乃、黒猫。そういえばさ」
二人が呼ばれておもむろに振り向く。
「俺、沙織のやつにコクられたんだよね」
「……は、はァ!?」
「…………」
桐乃と黒猫の明らかな狼狽にも構わず京介は続ける。
「だけど俺は断った。『お前と付き合うわけにはいかない』ってな」
「……ど、どうしてよ?」
「だって、お前らも好きなんだろ?俺のこと」
「ッ……!?」「…………」
「その今の関係が崩れたら俺だって面白くないし、あいつも同様だろ?そう言ったらあいつ涙を流して崩れ落ちたぜ?お笑い種じゃないか」
ハハハ、と京介は携帯を持つ手と逆の手で頭を押さえて見せた。
直後、桐乃の猛烈な右フックが京介の左頬を殴り飛ばした。後ろの空本棚に背中が叩き付けられる。
「痛ってぇーなオイ……!何しやがる!」
京介は左手で頬を押さえながら携帯を持ち替える。
「アンタが……アンタがそこまで下衆だとは思わなかったわよ!
沙織は……沙織は確かにおちゃらけててよく読めないところもあったケド、誰よりも仲間思いで、誰よりもこのサークルを……アタシ達を好きだったのよ!?
アイツがいなかったらアタシはこんなに楽しくはっちゃけられることなんてなかったのよ!
なのに、あの沙織が告白するなんて――よっぽどの覚悟だったのよ!?それを踏みにじるなんて……そんなのはアタシの好きな兄貴じゃないッ!!」
「…………」
「アンタも何とか言ったらどうなの、黒いの!」
激昂する桐乃の姿を見て、京介は悟られないように薄く笑みを浮かべていた。無言でじっと京介を見やっていた黒猫がそれを察してようやく口を開き始めた。
「……そうね。たしかに面白くないわ。私が貴方を好きだなどと自惚れられるのも気に入らないし、こんな”茶番”に付き合わされるのも、ね」
「…………は、はァ?」
「…………」
「さっきからその携帯、どうして開きっぱなしでこちらを向いているのかしら?……そういうことでしょう?」
「…………はぁ」
「図星って顔ね。やれやれだわ」
すると、桐乃の部屋のドアがカタリと開いて、背の高い女性――沙織が現れた。
「すみません、桐乃さん、瑠璃さん。こんなことになってしまって」
「……な、な、なっ……!?」
「……ふっ。言いたいことは色々あるけど、素直に賞賛させて頂くわ」
驚きで口をパクパクさせている桐乃と、呆れつつも寂しさを灯しているような瞳の黒猫が対照的だ。
「ちょ、ちょっと説明しなさいよっ!なに3人で話を進めてるのよ!」
「ふぅ……相変わらず理解力の乏しい頭ね。つまり、『兄さんの言っていた事は全てブラフだった』という事よ」
そう言って黒猫は沙織のほうへと視線を促すと、沙織はばつが悪そうながらも視線は逸らさずに首を縦に振った。
「―――ッ……!!」
たちまち先程の自分の発言を思い出した桐乃の顔が真っ赤に染まり、拳をわなわなと震わせながら京介に近づいていく。
「お、おい桐乃……」
また殴られるかと思った京介はにわかに立ち上がって顔を手で隠したが、桐乃は京介の手を取って顔のガードを外し、
その左頬にキスをした。
「!!」
驚いたのもつかの間、開けっ放しだったドアのほうにヤクザキックで思い切り蹴り飛ばされ、京介は桐乃の部屋から吹き飛ばされた。
「こ、こっからは女子3人の話よ!とっとと出てって!」
「蹴り出してから言うなよ……」
「ハッ、どの口がそんなこと言えるんだか。……『ごめんね、お兄ちゃん』」
直後、勢い良くドアが閉められ、ご丁寧に鍵までかけられた。
京介はひときわ大きな溜息をつくと、リビングへと足を向けた。
「こんな形で言っても説得力がないでしょうが、今日桐乃さんの言葉を聞けて、わたしは本当に嬉しかったんです。瑠璃さんも」
「……ふっ。そもそもあんな話を兄さんがおもむろに始めた時点で何かがおかしいと思っていたのよ。
私達との間に波風を立てないためというのが目的なら、その前提から破綻しているもの」
「だからアンタはずっとだんまりだったのね……悔しいッ……」
「……ふん。まあそういうことよ。私もこの女も、あなたと兄さんが付き合うことに異論はないし、それで関係が崩れることもないわ。……正直なところ、悔しいけどね」
「瑠璃さん……」
「……行きなさいな。待ってるわよ」
「はい。……わたし、二人と出会えて、本当に幸せです」
「……行ったわね」
「黒いの、アンタ……」
「……ふっ、私としたことが、目から悲しみ(ソロウ)を流すとはね。……ッ……」
肩を小刻みに震わせる黒猫を桐乃は穏やかに包み込んだ。
「傷の舐めあいって訳じゃないけどさ……今日はいくらでも付き合うわよ」
「……ふん。あ、ありが、とう……」
「……終わったのか?」
「……ああ。概ね上手くいったみたいだ」
リビングに下りてきた京介は自分でコーヒーを淹れて大介の横のソファに腰掛けた。
「俺も肩の荷が下りた。提案した手前、失敗したらどうしようかと思ったが、よく実行したものだ」
「……まあな。こう言うとアレだが――俺はあいつらを信頼していたから。我ながらよく演じたと思うよ」
「人と人との関係は紙一重だ。より長い関係を望むなら、嘘で飾らず本気でぶつかるしかない。今回のは少し危なかったと思うが、な」
「ああ。ごめんな親父」
「構わんさ。久しぶりに娘の熱い言葉を聞けたしな。それに」
「ん?」
「いい娘たちじゃないか。互いにああも固い絆を持ってるのは今時珍しいかもしれんぞ。……人は見かけによらないというのを改めて思い知ったよ」
「親父……」
コーヒーをぐいと流しながらの大介の呟きに、京介も思わず顔をほころばせた。
「……さて、来たみたいだぞ。行って来るといい」
「……ああ」
その言葉に促されて振り向くと、沙織が階段を下りてこちらに向かってくるのを感じた。
「お待たせしました」
「ああ。じゃあ行くか」
「はい」
特に目的地はなかった。沙織が沙織らしい笑顔を見せられる場所があればどこでも。
「――ああ、そうだ二人とも」
「ん?」
「避妊はしっかりな」
ガタッと京介は思い切り玄関前でずっこけた。
「あらやだ、お義父さまったら」
「お前も順応性高いなおい!」
「ふふん、わたしは煮ても焼いても京介さん以外には食べられませんよ」
「恥ずかしいセリフ禁止!」
沙織が眼鏡をかけずにω口になっている様子に京介は思わず破顔させられたが。
「……ゴホン。やれやれ、とんだヤブヘビだったか。まあ色ボケせんようにな」
「「っ……」」
真っ赤になるバカップルを尻目に大介はリビングに戻っていった。
「……ははっ」
「じゃあさっそく行きましょうか京介さん。……わたしの、家に」
投下終わりです。
個人的に大介△がやりたかっただけなので尺が伸びて今回で終われず。
アニメで沙織が確変するのはやっぱ見れないのかなぁ……
おっつ
PSPで補完ってのはやっぱ何か面白くねえな
あー眠い。
推敲してたらこんな時間になっちゃった。
後編が出来上がったので投下しますね。
『るりのもの』(後編)
CP:京介×黒猫
語り:黒猫
注意事項は前編・中編と同じかな。
では行きます。
千葉の堕天聖である私は今、
私の中に秘められた魔力を全て解放していた。
そうしなければならない理由があったからだ。
田村先輩―――いえ、悪魔ベルフェゴールからの
強力な攻撃に、耐えなければならなかったのだ。
『本当にごめんね、五更さん』
「………」
電話越しのその女の声は、
その声質だけを取れば極めて無害な響きを持っている。
しかし―――
「先輩、謝ることなんて何もないわ。
つまるところ、京介と田村先輩の間には何もなかったのでしょう?」
『ううん、謝らせて、五更さん。
きょうちゃんが、すごく興奮していたのは事実だから』
――ほら、本性を現してきたわね。
夏の終わり、あっさりあなたが身を引いた時は拍子抜けしたのだけど。
やはりベルフェゴールたる本質は、親友から聞いた通りだったわ。
この窮地、絶対に乗り切ってみせる。
『きょうちゃん、私のおっぱい凝視してたし………』
「………」
『ほら、きょうちゃんは巨乳で眼鏡の子が好きみたいだから』
「……な、なぜあなたがそんなことを知っているの」
『え?だって、子どもの頃からずーっと一緒だもん』
「………ふん。分かっているでしょうけれど、京介の―――」
『もちろん!きょうちゃんの彼女は五更さんだよ!』
「わ、分かっているならいいのだけど」
『私はただちょっと、五更さんよりもきょうちゃんのこと知ってるってだけ』
「……ふ、ふっ、それはどうかしら?」
『で、でも別に五更さんからきょうちゃんを奪おうとか考えてないんだからね?』
ぜ、絶対考えているじゃない。奪う気まんまんにしか聞こえないわ。
想定していなかったわけではないけれど、こんなに黒かったなんて。
数ヶ月前の田村先輩とはまるで別人ね。
『それに、ちょっと心配してるんだよ、私は』
「あら、あなたに心配される筋合いはないわ」
『きょうちゃんは胸が大きい女の子が好きだけど………』
「……何が言いたいの?」
『五更さん、きょうちゃんを満足させてあげられてるの?』
「―――っ!?」
『きょうちゃん、私のおっぱいにあんな釘付けになるなんて』
「………」
『おちんちんも、すごくおっきくなってたし』
「……黙りなさい」
口を閉じた方がいいわ。
それ以上何か言ったら泣くことになるわよ。
……私が。
「でも、勃起させても襲ってもらえないなんて。
先輩は、女としての魅力によほど欠けているのではないですか?」
『うーん、なんかだかなぁ…
私の魅力とは全く別の、何かの理由がある気がするんだけど』
ドキッ
私には思い当たる節があった。
おそらく、京介がズボンを下ろさなかった理由は『アレ』だろう。
「さ、さぁ、知らないわね。
とにかく私もあまり暇ではありませんので、この辺で失礼します」
『そっか、やっぱり何か理由があったんだね。
それじゃあ、最後に一つだけ聞かせて?』
「………何かしら」
『五更さん、きょうちゃんを幸せにする自信はある?』
「……失礼します」
電話を切ると、どっと疲れが襲ってきたようだ。
自分で意識することなく、自然とため息が口から漏れ出る。
「はぁー……危なかったわ」
アレがなければ、京介はそのままあの女と体を重ねていたかもしれない。
そう考えただけで鳥肌が立ち、寒気がする。
『五更さん、きょうちゃんを満足させてあげられてるの?』
私は自分の胸を触り、再びため息をついた。
『女としての魅力によほど欠けているのではないですか?』
あのセリフは、田村先輩に向けたものではない。
断じて違う。
彼が浮気をしなかったのは、私への愛情とは全く別の問題だ。
私は、彼の心をつなぎとめることすらできないこの体を呪った。
◇ ◇ ◇
相手を追い込む場合は、自分のホームグラウンドでやる方がやりやすい。
前に沙織がニヤニヤしながら言っていたことだ。
沙織の場合は、しつこい求婚者を断る時に秋葉原で立ち回ったそうだが。
私は私のホームグラウンドを選んだ。
「る…瑠璃………さん?」
今いるココは私の部屋。
私は仁王立ちの状態で、正座している彼―――京介を見つめる。
「私に何か、言うことはある?」
「な、何だっつーんだよ!俺にはさっぱり……」
「私に言う事があると思うのだけど」
「…………………な、何を根拠に」
「田村先輩から謝罪されたわ」
「ごめんなさい」
私は最低のヘタレの顔を見下す。
……はぁ、まったく、この男は。
「あ、あの、でもな、あれはお酒が―――」
「酔っ払ってたら何をやっても良いと?
じゃあ私がお酒を飲んであなたを殺しても文句ないわね」
「いやちょ、でも結局なにもしてないし…」
「おっぱい押し付けられて勃起してた男が何を今更」
「いやまぁそれはその……男の生理というか」
「あらあら、ようやく自分が最低の雄だと自覚したのかしら」
私は彼を見つめ、心の中でため息をつく。
本当は、こんなに責め立てるつもりではなかったのだけど。
浮気といっても未遂だ。彼の言う通り、結局何もしていないのだから。
今後、あの女と二人で会わないという約束を取り付けられればいい。
そう思っていたのだけど―――
「だいたい、最後までしなかった理由は『アレ』でしょう?」
「……『アレ』って?」
「あなたのペニスに書かれた―――」
「あ、あぁ……」
彼は立ち上がると、ズボンを下ろした。
私は少し身をかがめ、彼のモノを見つめる。
「これな……風呂で洗っても全然落ちねぇんだ」
彼のペニスには、妹の字で『るりのもの』と書いてあった。
先日、私と彼が部屋で寝ているときに、下の妹の珠希が書いたものだ。
最近あの子は『所有物に持ち主の名称を書く』というのを覚えて―――
彼のペニスにまで書いてあるのを発見したときは、腹筋が壊れるほど笑ったわ。
当然その後、もう私の部屋を覗くのは禁止だと、きつく言い渡したのだけど。
人生、何が幸いするか分からないものね。
「確かにこれは、俺が人前でズボンを下ろせない理由の一つではある」
「そうね……だから田村先輩の誘いも断ったのでしょう?」
「……違うよ」
彼は私を抱きしめた。
いつもなら、私の心臓は高鳴るはずだった。
―――はずだったのに。
なぜだろう、私は彼の腕から何も感じることができない。
「……離して」
「違うんだ、瑠璃。俺が麻奈実を断ったのは―――」
「私が好きだから、とでも言うつもり?」
「――そうだ」
「離して!」
私は彼の腕を振りほどき、彼から目をそらす。
彼はズボンを半脱ぎの情けない格好で固まっていた。
「早くズボンを履いたらどう?」
私の言葉に、彼はおずおずとズボンをずり上げる。
まったく情けない男。
情けなくて、変態で、ヘタレで、察しが悪くて。
それでも彼の優しさだけは、信じていたのに。
「私はもう、あなたが分からない」
「瑠璃………」
「あなたの腕から、何も感じられない」
「………」
「信じることができない」
「……ま、待ってくれよ」
田村先輩ほど胸が大きいわけではない。
私の貧弱な体では、この人だって満足しないのだろう。
今となっては、なぜこの人が私を恋人にしてくれたのかすら、
私にはさっぱりわからない。
私はこの人が好きだ。
私の人生は、この人と出会った事で初めて輝きだしたのだから。
それでも―――
「………もう、終わりにしましょう」
なぜだろう。
話し出す前は、こんな話をするつもりなどなかったのに。
『五更さん、きょうちゃんを幸せにする自信はある?』
ベルフェゴールの最後の言葉。
あれが呪いとなって私に突き刺さっているのかもしれない。
「私には、あなたと付き合っていく自信がないわ。」
「瑠璃………」
「こんな貧相な胸で、体で、あなたは興奮しないでしょう」
「ちょ、ちょっと待てよ」
「私より田村先輩の方があなたのことを知っているのでしょう」
「おい、待てよ」
「私なんかより、こんな私より―――」
「いい加減にしろお前!!!」
―――っ!?
初めてだった。
この人からこんなに本気で怒鳴られるのは。
私はびっくりして、一瞬言葉を失ってしまった。
「俺が浮気をしなかったのは、お前のことが好きだからだよ」
あまりにも真っ直ぐな言葉に、私は少し動揺してしまう。
「何勝手に決め付けてんだよ。
俺が一緒にいたいって、そう思ってんのはお前しかいないんだ」
「………ウソよ」
「ウソじゃねぇよ」
「だって私はこんな―――」
「――お前の太ももが大好きだ!!!」
な、何っ!?
と、突然何を言い出すのあなたは?
「 俺 は お 前 の 白 い 太 も も が 大 好 き な ん だ よ ! ! !
細身の体だってすげー欲情するんだぜ!!!」
「な、何よ突然……」
「だ、だからよ、お前の体で興奮しないとか、ありえねぇって」
「……た、ただのセクハラじゃない………」
「そう取ってもらって結構だ。それと………」
そう言うと、彼は少しためらってから言った。
私は彼の口から出てくる言葉を聞き逃すまいと、身を硬くしていた。
「俺と一緒に暮らさないか、瑠璃」
「―――えっ」
それはあまりにも突然で。
どんな言葉が来ても対処するつもりだったのに。
私の頭は真っ白になったまま、何の言葉も生み出せずにいた。
「ほ、ホントはさ。大学決まってから、切り出すつもりだったんだ」
「京介……」
「大学は家から通える距離なんだけど、
やっぱ一度はさ、親元から離れるのも必要だと思ってよ」
「………」
「で、お前も家の事とかあるし、完全に同棲は無理だろうけど。
その、週の半分くらいは俺の家で寝泊りして、一緒に生活できないかなって、さ」
「………」
「だ………ダメか?」
ダメじゃない。
ダメじゃないに決まっているじゃない。
嬉しい。
「お、おい、泣くなって。ってかなんか答えろよ」
好き。
大好き。
京介………私。
「その、俺、本気でお前のこと―――」
「……し、しつこいわね。
何度も言われなくても、もう分かったわ」
やっと分かった。莫迦な女ね、私。
ベルフェゴールのあんな言葉を真に受けたりして。
私が見るべきだったのは、目の前のこの人だけでよかったのに。
「それで、返事は?」
「ふん。どうしてもと言うのなら、考えてあげなくもないわ」
「そっか……ありがとう。楽しみだな」
そんな見透かしたような目で見ないで頂戴。
恥ずかしいじゃない。
「ようやく普段の調子に戻ってくれたみたいだな」
「あら、どの口がそんなこと言うのかしら」
「………この口だ」
彼は突然私にキスをする。
私の頭の中は、とろけそうになってしまう。
嫉妬、喜び、感謝、愛情、憤怒―――
すべてが混ざり、溶け合って。
そのすべてが私を構成していた。
その夢のような世界へと溶け出してしまいそうな私を、
現世につなぎとめているのは、彼の唇の感触ただ一つだけ。
彼の唇から、私の中に暖かいものが伝わってくる。
唇を離すと、私は彼に問いかけた。
「……許してほしい?」
「あぁ…許してくれ」
「……許して『くれ』?」
「…ゆ、許して下さい瑠璃様」
「…ふ、ふん。仕方ないわね」
もう大丈夫。
今のやりとりは、いつもの会話だ。
ここにいるのは、いつもの京介だ。
やっと帰ってきた。
かけがえのない私の恋人。
「一つだけ、約束して」
「ん?なんだ?」
「あ…あの女ともう、お酒は飲まないで」
「…あ、あぁ。こんなことがあったしな。
もう飲まないよ」
そして、私たちは再びキスをする。
◇ ◇ ◇
「ほーら、これでどう?」
「る、瑠璃………うっ」
布団の上に裸で寝ている京介。
私は彼のペニスを、足でしごいている。
「ふふふ。とんだ変態ね。この足が好きなのでしょう?」
「す、すげぇ気持ちいい………」
今まで手や口でしたことはあったけれど、
こういう風に足を使ってするのは初めてだ。
……というか、こんなプレイもあるのね。
彼の変態ぶりもたいしたものよ。
「はぁ……はぁ……なぁ瑠璃」
「どうしたのかしら、変態さん」
「舐めてもいいか?」
「―――えっ?」
私が答えるより先に、京介は私の足を舐め始める。
「―――ひゃんっ!」
へ、変な声が出てしまったじゃない。
彼の舌は私の足のつま先から、ふくらはぎへと移動した。
そのまま私の足の間に入り、太ももの内側を舐める。
「はぁん………舐めてもいいとは………あぁん……言ってないわ」
「……ふん、じゃあやめちまうか?」
「………意地悪なこと言わないで頂戴」
私の反応に満足したのか、彼は再び私の太ももを舐め始める。
そして、私の中心に向かって、じらすように少しずつ移動してくる。
「はぁん……はぁ……あぁ………京介ぇ………はぁ」
もう少し。
もう少しで私の秘所に彼の舌が―――
「ふふ、まだおあずけだよ」
彼の舌は反対側の足に移動する。
―――そ、そんなに焦らされたら私。
「あ、あんまり焦らさないで。早く入れて頂戴」
「とんだエロ猫さんだな」
「言ってなさい」
私は反撃とばかりに、彼のペニスを口に含んだ。
「んっ………んふっ………はんっ……っぷぁ…」
「くっ……ぁ…お、お前ホント上手くなったよな」
「んはぁ………わ、私の魔力を持ってすれば、簡単なことよ」
「ふふっ、そういうことにしといて………うぅっ…ふ、不意打ちだぞ」
「ぴちゃっ………レロ……ふふふ、かわいいこと」
彼のペニスには妹の書いた文字が残っている。
『るりのもの』―――そう、私のもの。
絶対誰にも渡さない。
大切な、私だけの、恋人。
「ねぇ、入れて頂戴」
「あぁ、入るぞ、瑠璃」
んんっ………
何度繰り返しても、この快感は飽きることがない。
大好きな人が自分と一つになる感覚。
それに、今日は格別だった。
心のずっと奥底で、私は不安だったのだろう。
私のこの体が、女としての魅力に欠けているのではないかと。
「あぁ……あぁん…あん…は、激しいわ」
それが、彼はこんなにも激しく私を貫いてくれる。
思えば、今までだってそうだったのだけど。
彼の妹もとても魅力的な体をしているし、
彼の幼馴染だって女らしい体をしている。
沙織にしたって、服装はともかく体型は………
それに比べて私はどうだろう。
こんな貧相な体。健康的ではない白い肌。
ずっと鏡で見ては、コンプレックスを抱いてきた。
「好きだ、瑠璃………あぁ、すげぇエロいぜ……」
「んぁ……ば、莫迦……んん」
そんな私に彼は言った。太ももが大好きだ、と。
そして、一緒に暮らしたいと。
私は、私の体を恥じることを、しなくてもいい。
一緒にいることで、彼を幸せにすることが出来る。
彼は何度も何度も私を貫く。
イきそうになっては体位を変え、できるだけ長く繋がろうとする。
そして、いろいろな角度の私を愛してくれる。
「瑠璃っ……はぁ…はぁ……もう我慢できなそうだ……」
「……んん……はぁん……き、今日は中に出してもいいわよ」
「………ん……はぁ………あ、安全日なの?」
「……あぁん……む、むしろ危険なのだけど」
「……せ…責任取れってことかよ」
「………んはぁん……あぁ…その覚悟もないと?」
「…………バカ……覚悟とかじゃねぇだろ」
あぁ、私だって頭では分かっているわ。
今子供が出来てしまっても困るじゃない。
頭では、分かっているつもりよ。
彼の腰の動きが加速していく。
「はぁ…あぁ…あぁ…あ…ダメ、私…あぁ…」
「くっ…お、俺も……うっ」
今はいい。子供を作るのなんてもっと先の話でいい。
彼にその覚悟と準備ができるまで、私はいつまででも待てるもの。
「……はぁ…瑠璃っ、もうイクっ」
「…京介ーっ!」
ドクンっ ドクンっ
彼は、ペニスを抜かなかった。
私の中の、一番奥深くで、ためらいもせずに、精を放出した。
「はぁ、はぁ……瑠璃………」
「京介………」
私は彼を見つめる。
あれ?
彼の顔がぼやけて見えてしまう。
「ばかやろう、何泣いてんだ」
「だ、だって」
私は彼の気持ちが嬉しくて、嬉しくて仕方ない。
「あなたのコレは、私のものよ」
いつかのように、私は彼のモノを握る。
「コレだけじゃないだろ?」
彼は表情を崩し、私の頭に手を置きながら言った。
「俺の体は、全部お前のものだよ」
………莫迦。
私が涙を流しすぎて魔力を失ってしまったら、それはきっとあなたのせいよ。
◇ ◇ ◇
「ききましたか?日向おねぇちゃん」
妹が話しかけてきた。
んふふー、しっかり聞いてたもんね。
にしても、今日も瑠璃姉と高坂君のエッチ、すごかったなぁ。
私はまだよくわかんないけど、大人になったらあーゆーことするんだよね。
いやー、瑠璃姉もすっかり『大人の女』って感じ?
「はい、これもってきましたよ!」
妹からマジックを受け取って、と。
この前、珠希が高坂君のおちんちんに名前を書いたのは面白かったけど。
結局あのあと瑠璃姉に怒られてたからなぁ。
でもさ、面白そうだから私もやってみたかったんだよね。
おちんちんに名前書くの!ぷぷぷ。
しかも今回は……
「日向おねぇちゃん、がんばりましょうね」
「うん、今回は大掛かりになりそうだからね」
なんてったって今回は、おちんちんだけじゃないもんね。
高坂君言ってたもん。
『俺の体は、全部お前のものだよ』
さーて………ぷぷっ………よし、やっちゃうぞーーー!
おわり
乙です!面白かった!
そして中猫…何やらかす気だwww
京介を耳無し芳一状態にでもするつもりなのか
>>374 どもです!!!
ふー、なんとか後編を投稿できました。
今回は黒猫の「修羅場からのデレ」が書きたくてwww
とりあえず麻奈実で修羅場作りをと。
でも普通に麻奈実を使うと、けっこー余裕で京介を奪えてしまうので
(麻奈実は好きなキャラなんですが、俺の中では本心がダークなキャラでして)
その辺で黒猫に勝たせるために、
ち ん こ に 名 前 書 き ま し た !
妹猫出したかったしね。
※後編投稿直前で妹猫の名前が判明してよかったです。
少しでも楽しめて頂けたなら幸いです。
ではまた!
雨降って地固まる、だな
黒猫かわいいよ黒猫
京介爆発しろ!!
黒猫にきゅんきゅんした
かわいいな
>>375 黒にゃん可愛すぎる
京介△
中猫ちゃん頑張れ
姉思いの妹たちがいて幸せだな!
黒にゃん、可愛いよねーホントさ。
黒にゃんの魔力は太ももに集中していたのかw
泣き黒子が性感帯な黒にゃん
黒猫かわゆす
妹猫の名前判明したことだし、
だれか書いてくれないかなぁ
チビ猫は確定だが、もう一つが本当に中猫の名前なのかは、まだ疑問の余地が
その時はその時で母猫なり姉猫なりに脳内変換してですね
でもあの語り口で母猫は…
てか普通に中猫よりも後じゃない?
登場するの。
母猫ならせめて「瑠璃の母の○○です」になると思う。
自己紹介が。
むしろ、あの語り口が中猫らしくないという見解もあるみたいだけど
なんとも言えんね
無論、現時点のSSで中猫の名前に日向を採用することに、何ら問題はないと思うけど
俺は普通に中猫=日向って読んだけど
違う解釈もあるのか…
若干無理矢理じゃね?
母猫って解釈は。
瑠璃と珠希は宝石繋がりと言えなくもないが、日向だけ違うからな
まあ名前に関連性の無い兄弟姉妹なんて星の数ほど居るが
なんかさ、ぴったりだと思うんだよ。
瑠璃色のようにきれいな心の子
日向みたいに明るくて温かい子
珠のようにかわいい子
名は体を表すじゃないけど、
すごくイメージしやすいんだよね。
中猫ってすごくスパッツが似合うと思うんだけど
>>392 やめろ、第二次ブルッツ紛争を勃発させる気かw
いや中猫はスパッツだろ
黒猫=ブルマ
中猫=スパッツ
下猫=ブルッツ
桐乃=兄パン
中猫 スパッツ ずらす
ほら、ムラムラしてくるだろ?
中猫スパッツってことは陸上部か?
中猫ちゃんにはレギンスとかローラーシューズが犯罪的に似合うと思います
こ、こんなことがあるなんて‥‥‥
妹がこんな痴態をさらけ出すとは!!
エロゲ最新作『いもうとコントロール』を絶賛プレイ中!
好感度を上げつつフラグを立てていくと、
その好感度に応じて妹を自由自在にコントロールできるようになるという。
好感度を上げるのはそこそこ難しいが、好感度が上がった暁には
妹がどんな要求にも応じて、とんでもない痴態を見せてくれるというシロモノ。
これはハマったら、とんでもないことになりそうだな‥‥‥
「ねえ、何やってるの?」
うおっ! 桐乃! いつの間に!?
「うえっ!? 『いもコン』をプレイしてんの‥‥‥?」
「いや、これは、その‥‥‥」
「は、ははは、あはははははは」
桐乃が乾いた笑いをしながら、蔑んだ目で見つめる。
そうじゃないんだ、話を聞いてくれ桐乃!
「ふたりして、何やってんだ?」
うおっ! 京介!
『エロゲーマーの鑑』 【おしまい】
そろそろ経血ゼリー解禁しても問題ないか
罵られようがなんだろうが初潮ネタを切望する
大介氏www
ここでの親父の扱いが大好き
親父が妹モノやってたのかwww
佳乃「お兄ちゃん♪」
409 :
『月と星と妹』:2011/04/09(土) 23:24:55.48 ID:b+NLsuSP
登場人物
高坂京介 高坂桐乃 高坂佳乃 赤城瀬菜 ほか
語り
高坂京介
弱エロありでやってみます。
410 :
『月と星と妹』:2011/04/09(土) 23:25:18.83 ID:b+NLsuSP
「では、講習を始めるぞ!」
そのかけ声に、クラス全員の目が担任に集まった。
我が校にAEDが配備されたのでそれの使い方を教育するんだと。
AEDってのは、心臓の動きがおかしくなった人に電気ショックを与えて
救命措置をするアレだ。
それと併せて、人工呼吸とか骨折とかの応急措置の講習もある。
ま、確かに勉強しておけば誰かを助けることが出来るかも知れねえし、
俺自身が助けられるかも知れない。
もっとも、こういうモノが役に立つシチュエーションなど有って欲しくないが。
ところでAEDってのは、電気ショックが必要かどうかを機械の方で診断して
ほぼ自動で動くらしい。健康な人に電気ショックを与えることは無いそうだ。
よくできているモンだぜ。
人工呼吸の方は、人形の口にキスをして空気を吹き込む、よくあるパターン。
おっと、俺の順番が来たようだ。
「顎を上げて、鼻を塞いで、息を吹く込むように」
インストラクターの指示に従い、人形の鼻を塞ぎ、口にキスをして息を吹き込むと
人形の胸がわずかに膨らんだ。どうやら上手くできたらしい。
その時、嫌な感じの視線を感じた。
視線の主を捜すと、髪の赤い巨乳の眼鏡女がドアの窓越しに俺を見ていた。
「うへへへ」と笑っているように見えたのは気のせいじゃあるまい。
それもこれも、この人工呼吸人形が男っぽく見えるせいだ。
リリエント工業さん、新しいビジネスチャンスだと思いますよ!
そして最後に、骨折時の副え木のやり方をして、講習は終わった。
せっかく受講したのだから、やってみたい気がする。
おっと、それは不謹慎だよな!
411 :
『月と星と妹』:2011/04/09(土) 23:25:48.22 ID:b+NLsuSP
「今日はお風呂の時間の頃に停電があるらしいわよ」
家に帰り、四人揃って晩飯を食っていると、お袋からの言葉。
へいへい、気をつけますよ、などとお袋の言葉を軽く流し気味に、
俺は停電までの時間を勉強に費やすことにした。
『桐乃〜、お風呂に入りなさい』
『は〜い』
桐乃のヤツ、風呂に入るのか。じゃあ俺はその後だな。
この時間だと‥‥‥俺は停電の中、風呂に入ることになるな。
暫く机に向かっていると、
フッ―――
あ、消えた。ほぼ時間通り。しゃあねえ。勉強は止めだ!
俺はベッドに身を投げ、目を閉じた。
‥‥‥‥‥‥
どれだけ時間が経っただろう。携帯を見ると停電からほぼ1時間が経過。
さて、俺も風呂に入りますか。
真っ暗の中、辿り着いた脱衣所で服を脱ぎ、浴室のドアを開けて中を覗く。
やはり真っ暗。
窓から月明かりくらい入ると思ったが、生憎月の位置が悪いようだ。
ドアを閉めて手探りで浴槽の位置を確認すると‥‥‥ん?
湯船のフタが開いているぞ。桐乃のヤツ‥‥‥閉めとけよ。
俺は体を軽く流し、湯船に浸かろうと片足を入れた。
俺は自分に問うたね。「やあ、地雷を踏んだ気分はどうだい?」って。
「ちょ!」
何かが足に触れたぞ? なんだこれ? そして今の音、いや、声は?
ま、まさか‥‥‥
412 :
『月と星と妹』:2011/04/09(土) 23:26:10.54 ID:b+NLsuSP
「ちょっと、アンタ! ナニやってんよ!?」
「桐乃!? オマエ、風呂に入っていたのか?」
「入っているわよ! 何で気づかないのよ?」
「真っ暗だからだよ! オマエこそ何で気づかないんだよ?」
「アンタ! アタシが音楽に夢中になっていると思って‥‥‥!!」
げ、コイツ、プレーヤーで音楽聞きながら風呂に浸かっていたのかよ。
最近、防水のヤツを買ったと言っていたが、ヘッドホンで気づかなかったのか!?
「変態! シスコン!! 強姦魔!!!」
恒例の罵倒三連コンボを食らった俺は暗闇の中、必死にドアを開けようとした。
開かない‥‥‥
ウソみたいだろ? この非常時にドアが開かないんだぜ? エロゲみたいだろ?
「は、ははは、ドア、開かねえ」
「ハァ〜〜〜〜? ナニ笑ってんのよ?」
真っ暗のハズなのに、桐乃の突き刺さるような視線を感じた。とても痛い。
「あ、あのさ、説明させてくれ!」
「こっち見んな! 変態!!」
「いや、真っ暗でマジ見えねえんだけど。オマエだってわかるだろ!?」
「‥‥‥ま、まさか、アンタ、裸なワケ?」
「当たり前だろ! 風呂なんだからな」
413 :
『月と星と妹』:2011/04/09(土) 23:26:40.06 ID:b+NLsuSP
ザバン
何やら水の音がした。
「桐乃?」
「イヤッ! 見んなっつってんでしょ!!」
オイ、『イヤッ!』だとよ。あり得ねえ。コイツがこんな台詞を吐くとは。
何度も言うが、マジ見えないんですけどねえ?
つーか、裸だからちょっと寒い。
「オイ、俺も湯船に浸からせろよ」
「ハァ? ナニ言ってんの? 一緒に風呂に入りたいなんて、このシスコン!」
「シスコンじゃねえ! 普通に寒いんだよ!」
俺が桐乃の反論を無視して湯船に浸かると、お湯が湯船から溢れ出た。
「ちょっと、お湯勿体ないじゃん! アンタ立ってなさいよ!」
「‥‥‥勃ってねえよ」
「だから立ちなさいよ!」
「オマエ、エロゲのやり過ぎ」
「は‥‥‥‥‥‥?」
「あ、そういう意味じゃないのか?」
「ブッ殺す! ブッ殺す!! ブッ殺す!!!」
ガボッ
この暗闇の中、桐乃は両手で俺の頭を掴み、湯船に沈めた。
「ねえ、アンタ知ってる? お風呂での事故って多いらしいよ?」
何やら物騒な言葉を吐く桐乃の声は、死神のそれにしか聞こえなかった。
「き、きびの、グボゥ やめで‥‥‥くでっ! ガボッ」
‥‥‥‥‥‥
414 :
『月と星と妹』:2011/04/09(土) 23:27:04.61 ID:b+NLsuSP
「仕方ないわね。我慢してあげる」
俺の必死の抵抗が功を奏したのかは知らないが、桐乃様のお怒りは鎮まり、
何とか落ち着きを取り戻したようだ。マジ、死ぬかと思ったぜ。
「その代わり触ったりしたらマジ殺す!」
「触るかよ!」
「アタシ、向こう向いているかんね! アンタはあっち向いてなさいよね」
というわけで、俺たちは背中合わせに湯船に浸かった状態となった。
当然、気まずい。
ふたりきりで密室にいること自体、慣れてないのに、今はお互い素っ裸なんだぞ。
ドアは開かねえし、どうすりゃいいんだよ?
「‥‥‥‥‥‥」
桐乃がすっかり無口になった。まあ当然か、と思ったら、
「なんか熱い。水入れるよ」
「そんな熱くないだろ? 停電で追い焚きできねーんだぞ!?」
「うっさい! 熱いんだから仕方ないじゃん!」
「やめろコラ!」
どん
俺は桐乃ともつれ合った。
桐乃を壁に押しつけ、桐乃の体温を感じるほどに密着した体勢に。
「なっ、な、な‥‥‥!」
「違う! コレは事故―――」
「離れてよ! あっち行け!」
これ以上暗闇で暴れられたら危なくて仕方ない。大人しくするか。
415 :
『月と星と妹』:2011/04/09(土) 23:27:56.23 ID:b+NLsuSP
黒い静寂がふたりの空間を支配していた。
桐乃のヤツもすっかり大人しくなったようだ。
でも、静か過ぎるな‥‥‥?
「オイ、桐乃」
「‥‥‥‥‥‥」
「桐乃? どうした?」
俺は振り返ると手探りで桐乃を探した。
お湯に顔を浸けたままの桐乃の存在に気づくのに時間はかからなかった。
「桐乃! 大丈夫か!? 桐乃!!」
返事がない。そして何よりも息をしていない。
―――『ねえ、アンタ知ってる? お風呂での事故って多いらしいよ?』
さっきの桐乃の言葉が頭の中を駆け巡る。
冗談じゃねえ! こんなことで桐乃を! 桐乃を!
―――『顎を上げて、鼻を塞いで、息を吹く込むように』
昼間のインストラクターの言葉が浮かんできた。躊躇している時間など無い。
俺は講習の通りに桐乃にキス、いや人工呼吸を施した。
1回、2回、3回、クソッ! 戻れ! 戻ってきてくれ!
俺がガサツなばっかりに、妹をこんな目に合わせるなんて。畜生!
7回、8回、9回‥‥‥
「グゥッ ボフォ ゲホッ! ゲホッ!」
桐乃が水を吐いたようだ。戻ったか!? 桐乃!!
‥‥‥‥‥‥
416 :
『月と星と妹』:2011/04/09(土) 23:28:19.29 ID:b+NLsuSP
「桐乃! 桐乃! しっかりしろ!!」
「あ、兄貴‥‥‥? アタシ‥‥‥どうしたの?」
「上せて、溺れかけたんだよ!」
「溺れ‥‥‥? マジ?」
「悪かった! 俺のせいで‥‥‥済まん!」
俺は桐乃を抱きしめると、桐乃も俺の背中に腕を回してきた。
そのままの体勢でどれだけの時間が経っただろう。
桐乃の躯がいきなり熱くなった。
「ちょ、アンタ、一体、ナニを‥‥‥してんのよ!?」
みんな覚えておけよ。これが、ヴェローナの毒気の解けた瞬間だ。
冷静に考えると、俺は素っ裸で、同じく素っ裸の妹と抱き合っていたワケよ。
事情はどうあれ、どう考えてもエロゲもしくは鬼畜変態兄貴です。うん。
「アタシが溺れたことをいいことに、キス‥‥‥して、抱きしめて‥‥‥!!」
「落ち着け、桐乃!」
「他にナニしたの? まさか、アタシを‥‥アタシに‥‥アタシの‥‥!」
「オマエ、すげーエッチなことを想像しているだろ?」
「うっさい! 無理矢理キスしたくせに!」
「キスじゃねえ! 人工呼吸だ!」
ぱぁ――――ん
「ブッ!」
桐乃のビンタが正確に俺の頬を捉えた。
なんでコイツは暗闇の中、正確に俺を殴れるんだよ?
‥‥‥‥‥‥
417 :
『月と星と妹』:2011/04/09(土) 23:31:31.25 ID:b+NLsuSP
俺は頬に鈍痛を感じながら、完全復活した桐乃様の説教を拝聴していた。
「アンタがアタシにキスした事実は消えないから グスッ」
「オマエ、泣いてんのか?」
「泣いてない!」
「悪かった。済まなかった」
「そんなの、アタシが許さない」
「オマエの好きな相手との?‥‥‥キスじゃなくて悪かったよ」
「違う!! 問題なのは―――」
「え?」
「アンタがキスしたことじゃなくて、アタシがワケわかんない間にキスを‥‥!」
「え? 何だって?」
「何でもない‥‥‥」
何だよ。言いかけたことを引っ込めるなよ。気持ち悪いじゃねーか。
「でも‥‥‥ありがとね。助けてくれて」
「うん? あ、ああ」
暗闇の中でもコイツの口調から感謝の“表情”を読み取れた。
「でも、久しぶりだよね? こんな風に‥‥‥ふたりで‥‥‥入るなんてさ」
「そうだな。いつ以来だろ?」
「う〜ん、小学校1年の時にはもう入らなくなったカモ」
「随分、入ってなかったんだな」
さっきは背中合わせで顔も合わせてなかったのに、今この瞬間は向き合って
普通に離している。真っ暗とはいえ、俺たち裸なのにな。異常だぜ。
418 :
『月と星と妹』:2011/04/09(土) 23:38:35.74 ID:b+NLsuSP
「ねえ‥‥‥窓、開けてみる?」
「何言ってんだオマエ? 外から見えちまうだろ」
「そっか。じゃ、ブラインドだけ」
シャッ
「ここからじゃ、月、見えないんだね」
「オマエ、それでも月明かり入るんだぞ。その‥‥‥み、見えるぞ?」
「あんまよく見えないじゃん」
そんなことはない。
どこかで反射した月明かりが、ガラス越しにわずかに射し込む。
表情は伺えないが、ブラインドを開けるために立ち上がった桐乃の躯が
わずかな月明かりに照らされて‥‥‥
ヤバい。
「星がきれい‥‥‥」
「‥‥‥あ、ああ。キレイ‥‥‥だな」
窓の外側にあるものではなく、窓の内側にあるものを見た感想だ。
マジ、ヤバい。
「もう閉めるぞ!」
「ちょ、何すんのよ?」
俺は無理矢理ブラインドを閉めた。目の毒だ。
再び真っ暗になった浴室の中、俺は短い静寂を破った。
「悪かったな、桐乃」
「ううん、いいの。ありがと、兄貴」
随分久しぶりとなった、ふたりでの風呂イベントで起こったことを思い返し、
俺たちが向き合って囁いていると、
パッ
停電が終わった。『ああよかった』と安堵したのもほんのつかの間。
「きゃあああああああああああああああああああ―――ッ!!!」
「ぬああああああああああああああああああああ―――ッ!!!」
ふたりで一緒に風呂に入っているという現実に戻された俺たち。
「出てけッ! 出てけッ!! 出てけッ―――!!!」
桐乃が烈火の如く喚き散らし、俺は這々の体でドアを開けて出て行った‥‥‥
ん? ドアは壊れていたんじゃないのかって? それが違うんだな。
暗闇の中で、しかも桐乃と鉢合わせしたせいで前後不覚になり、
浴室に向かって内開きのドアを必死に押していたんだよ、あの時の俺は。
いずれにしろ、このままでは俺は
”妹と風呂に入りたいがために、ドアが壊れたフリをした変態鬼畜兄貴”
のポジション確定だ。俺は自分の部屋に戻って服を着て出かける用意をした。
外に逃げて少し時間をつぶせば何とかなるだろう。
よし、着替え完了! 俺はドアを開けて階段に駆け下りようとした‥‥‥が、
はははは、やっぱり手遅れだった。
「やあ、桐乃! 濡れた髪が色っぽくて素敵だ! とても可愛い!」
取り繕い丸出しの俺の甘言に無反応のまま、服を着た桐乃が階段を昇ってくる。
俺が踵を返して部屋に逃げ込もうとすると、桐乃が俺の服を掴んでこう言った。
「ねえ、アンタ知ってる? 階段での事故って多いらしいよ?」
『月と星と妹』 【了】
ミスったw
やはりきりりん氏はかわいいですな
ああ、迷ってるww
というか、中の人的にきりりんもブルッツだな。
乙!
せっかくなら「事故」っつーことで、ムギューくらいしてやればいいのにw
布団の中で思い返して悶えるきりりんが見えるようだw
>>419 安心安定のあなた様でしたか、超乙でした!
やべーぐらい可愛いんですがww
やっぱり妹ものでは風呂場でどっきりイベントはかかせないw
>>419 PSPのお風呂場で遭遇とか、6巻のリア登場時とか比較にならん位
良い目を見てるな京介め。
今度は自分で骨折時の副え木の実践をすることになるようだが
それくらいは仕方あるまいな。
桐乃のツン具合のエミュレーションが上手いな
どうでもいいけど暗い場所で水に浸かってる状況って怖いよね
>>429 暗い水面に小鉢浮かべて、その中に蝋燭立てると割と楽しいよ?
俺がガキの頃住んでいた家は、停電なんてしょっちゅうだったから、暗くても怖いとは思わんなぁ。
逆に、今の子は満天の星空を見て「気味が悪い」と感じるそうなんで、この辺は育った環境や経験の違いだろうけどさ。
最近じゃ完全な闇夜って中々経験できないからな
今の夜空って黒じゃなくて青いんだよな
田舎いかないとな
うちのお袋側の田舎は真っ暗でマジで怖いぞ
一歩間違えれば危ない
漆黒の闇の中を泳いでるみたいな感覚
センヨウシティも暗いとこは暗いんじゃない?
一瞬どこのポケモンの街だよと思ってしまった
黒にゃんがにゃんにゃんしてるのが読みたいお
>>435 何故か、その言葉で黒猫と京介のエロを想像した
しっこく!しっこく!
身の程をわきまえよ
>>439 黒猫の子宮を京介の精子が泳ぐということか
>>442 そういう気持ちが悪い事書くのやめてくれ
雑談やめてくれって言い分ならわかるが、エロパロ板で子宮だの精子だのが出て来たくらいで
他人の書き込みを規制したがっちゃうようじゃ、もう、この板自体が君に向いてないんじゃないか?
まあ、あんま生々しい表現は俺もきじゃないんで
>>442みたいなネタは苦手だったけど
間違っても、やめろとかトンチンカンなことは言えんわ
火に油を注ぐな
京介はちゃんと避妊するよ。…たぶん。
ちょっと生でやってみない?
↓
黒猫が脚でがっちりロック
↓
オメデトウ。
こうですね分かりきってますw
448 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 07:35:36.97 ID:Cp77tAVU
だいしゅきホールドか
京介が同席してないときの黒猫・桐乃・沙織の3人組の会話で黒猫がノロケorエロ話…というのはどうだろうか。
興味津々で訊いたのに、だんだん不機嫌になってくる桐乃とか、逆にたしなめるようなこと言いつつ身を乗り出して聞いてる沙織とか。
「……で、さ。アイツの、その、…アレって『どんな感じ』?」
「な、何を聞くつもりよイヤラシイ女ね。………そうね、これくらい、かしら」
「ほうほう、京介氏の……はそのようなサイズでござるか。ふむう」
とか誰か書いてくれると嬉しい(主に俺が)。
>>444 SS内での発言なら致し方ないが感想で気持ち悪い表現はあんま聞きたくないんだろ
おまえの方もそんな過剰反応しなさんな
>>450 沙織(ほほう……ハイパーメガランチャーを標準装備とは……さすが京介氏でござるな……)ゴクリ
桐乃(そ、想像してたより大きい……そんなメテオでインパクトされたら、私めるめるになっちゃう……)ジュルリ
黒猫(実はまだ見たこともないのだけど……見栄張っちゃったかしら……)
>>452 どんなサイズを示したのか気になるww それ、下手すると桐乃経由で瀬菜ちゃんまで行きかねないんじゃね?w
女同士の会話で他人の彼氏(自分の兄貴)のモノの大きさの話が出るとかヤバいな
多分黒猫が参考にしたイチモツの大きさはニトロ作品からだったんだろう
まぁ京介のがそれよりさらに大きい可能性ももちろんあるわけで
訊かれた黒猫が
「こ、これくらいだったわ。たぶん」
とか言って自分の手首を握った場合、それは「大きい」のだろうか、それとも「そうでもない」のだろうか。
京介の アレは バハムートに 進化した!
京介と黒猫は付き合ったとしたら月に何回ぐらいセクロスするんだろ
>>461 離れようとしてるのに、お互いめっちゃ気にしまくってる構図なんだがw
>458
桐乃が思わず
「無理っ!そんなの絶対入んない!!」
とか口走っちゃって
それにジト目の黒猫が
「あなたはあなたの兄さんの何を何処に入れるつもりなのかしら?」
と突っ込まれる
>>462 でも150cmくらいに見えるし、それであの細さだと手首かなり細いと見たが。どうかな。
>>464 そして沙織が
「ちょっとよろしいでござるか」
とか言いながら実際に黒猫の手首を握ってみて、ちょっと考えながらもホッとした表情になるんですね分かります。
>>464 予行演習と言いながら黒猫の腕でフィストファックとか浮かんだ
でもここ向けじゃないな
>>458 手首は薄いから、どの辺を基準に「このくらい」なのかによるわな。
厚さなのか幅なのか、断面積なのか、はたまた円周長なのか。
手首の幅をモノの直系とみなすとかいうんじゃない限り、そこまで極端に大きいということにはならん予感。
参考にした自分の手首のデータは、幅が約5cm、厚さが約3cm弱、円周長が15cm、断面積は多分13平方cmぐらい。
成人男性のデータとは思えないぐらい細いね。
>>466 初めてでフィストはちょっとどうかと。いや根強いファンがいるのは知ってるが。
>>467 つーか、たとえ黒猫が実際に致してたとしても、冷静にサイズまで憶えてらんないとは思うけどさw>>京介のムスコさんのサイズ
「実は恐怖から大きく見えてました」ってオチも可愛いかなと思うんだ。
>>468 ブツを直視しないままいたして、入ったんだし多分こんなもんだろうと思って答えたら、
実際はもっと大きかったという展開もあり得るかも。
ただ、普通は初めて同士の男女がやろうとすると、普通は局部を見る余裕なんざないというのは同意だけど、
京介も最近はかなり末期のエロゲ脳の持ち主だから、何をしでかすかわからんところがある。
エロゲでやってたんだけど…… ってくだりで色々な事ができるね!
こうイラマチオとかディープスロートとか。
>>469 夢が広がりまくりだな!>>何をするか分かったモンじゃない
>>470 せめて「まんぐり返しから黒猫のまんまんペロペロ」とかくらいにしてあげてください。
しょっぱなから口淫させるのは可哀相です。…と良心的ぶってみたり。
黒猫が京介のアレをペロペロしていたら、正確なサイズをわかっているはず
>>472 なるほど、口を広げて「このくらい」か…!
投下きたのかと思ったらなんだこの流れ?
>>471 じゃぁ、「俺はマグロ状態で寝ているので全部黒猫にやらせる」で。
>>475 黒猫が怒って、おまいさんの前立腺グリグリされても知らんぞw
「この雄豚がっ、ブヒィと鳴きなさい!!」とか何とか。親指突っ込んで。
織のほうが似合う気がすると思ったのはナイショだが。素の状態のほうの。
お前らはいつも変わらないのなー
いけね、”俺は「マグロ状態で〜」”じゃないのか。すまぬ。
>>475 あと織じゃなくて「沙織」ね。
>>476 足コキとか責め系は桐乃黒猫あやせ加奈子とか適役が他に沢山いるから沙織じゃあんま想像付かないな
あえてのっていうのはあるかもだが
しかし、黒猫とだとなんとなく初めてでもお互い上手くやっていけそうだけど、
桐乃が相手だと絶対にろくなことにならないというか、
お互いに相手の考えていることが読めずにすごいことになりそうなんだよなぁ。
沙織が相手だと、気合を入れて入念に準備する沙織と、初手でその準備を全否定する京介、結局すごく無難に終わらせるというイメージ。
あやせは誘いうけだしなぁ。
>>479 なんかこう、素顔の沙織だと優雅なドSというイメージが俺の中にある。
>>481 桐乃に素直を求めるのは無理だから、京介がそれと察してやらんといかんのかねえ。
でも京介もたいがいフィルターかかってるしな。
投下来てないのにこの伸びかwww
最後の13話見ながらネタ考え中なんだけど
なんかあるかなぁ
俺が外出から帰って二階に上がると、俺の部屋のドアが半開きになっていた。
おかしいと思いつつ、ドアの隙間から中を覗くと、
「いちま〜い にま〜い」
げっ! コイツ、部屋に忍び込んで俺のパンツを!
時々、10枚ずつ無くなると思ったら、こういうことだったのか!!
またお袋に文句言われるぞ。
よし! こうなったらコイツの携帯をコールして‥‥‥
「さんま〜い よんま〜い」
ピリリリリリ ピッ
「ナニ? アンタ、何か用?」
『五更』
「は?」
『だから、五更』
「黒いのの名字が何だっての?」
『そう。黒猫の名字は五更だ』
「ワケわかんない。そんなことで、かけないでくんない?」
ピッ
「ろくま〜い ななま〜い」
やれやれ、こうでもして1枚でも被害を減らさないとな。
『高坂家の怪談』 【おしまい】
怪談というか落語じゃね
もう桐乃のパンツ十枚盗んで売ってこい
男が売りに行っても買い取ってくれるのか?
履いてる写真とか付けなきゃ無理じゃね?
488 :
ininja:2011/04/12(火) 00:08:34.92 ID:xGLGA/+m
時そばww
皿屋敷も入っているから怪談でしょ
実兄のパンツを10枚単位でくすねる妹はどう見てもホラーです
京介にアーチャーの「無限の―」能力があれば、いくら盗まれっても平気だが、兄パンで桐乃の部屋の床が抜けるとか想像したら…。
>484
いつも乙です
今回はオチを理解するのに、ちょっと時間が掛かったorz
俺にあま〜〜〜いかませ猫分をーーー!!
かませ猫の話をもっと読みたい
>>356 あんまり大助△とは思わなかったなぁ。というか京介の作戦(?)も関心どころか、個人的に見損なう感じだったし。
京介も大助ももっと真っ正面からぶつかっていくタイプだと思ってるからそう思うのかも知れないけど……。
何というか上手く言えないけど、相手(桐乃や黒猫)を信じ切れていないから(状況的に)嵌めたようにしか見受けられなかった。
ストレートに『(沙織が)好きだから付き合う』と言っていた方が、(個人的に)京介らしいと思うんだよね。
>>375 乙でした。
麻奈実が黒すぎる気がする……。
まあ“私の”イメージする麻奈実の黒さの許容範囲以上だったので。
あと、京介。お前が大学に入って一人暮しを初めても、黒猫は高校二年生なんだけど……。
常識的に考えて半同棲は無理だろ。桐乃よりも大介さんが許さないような気がするぜ。
>>496 麻奈実が黒過ぎるのは同意w
まー注意書きがあるから作者も感じてるんじゃない?
半同棲確かにw
まー結局入り浸るんだろーけどなw
俺は黒い麻奈実ならこんくらいのが好きだ、清々しさすら感じる
俺の中だと、麻奈実の黒さはもっと無自覚かつ善意にあふれた性質の悪い代物だったり。
自分自身ですら気がつかないままに、他人の意識をそらして、妙な方向に誘導してしまうタイプ。
一人でメシ食ってる黒猫を見てる京介に自己嫌悪ってアピールしつつ、好きな女のタイプ聞いたりするあたり
結構自覚あると思う
麻奈実は結構頭の回転速いよな
のんびりとした口調だけが浮いてる感じ
BD6話のコメンタリーを見るに、麻奈実はどうも作中で表現されてるほど天然じゃないっぽいな
隠し持っている黒い部分が、一体どれほどのものなのか……ちと興味あるw
むうーん、あらすじとはいえ7巻の続きが示された以上、
今書いているものに反映させたいが……
エロいれる時間的余裕が消滅するな。よし!やめよう
早く中猫のエロいやつを書きたい
加奈子・ブリジット・リアの出番はあるのか?
ブリ加奈の出番はきっとある
リアは知らね。つうか陸上話はぶっちゃけどうで(ry
京介が「ああいう天然っぽいの」が好きだと思ったから、無意識か意識的かは知らんが
ああいうふうに振舞ってるんじゃないのかに。>>麻奈美
>>491 So as I pray,"unlimited panty works"
509 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 23:41:20.98 ID:IkCasA2f
バカなSSを書きたくなったので投下。
京介×沙織、結婚後アフター(笑)、バカエロパロディ(?)です。
5月の新緑の芽生える暖かな季節。槇島沙織は不機嫌だった。
それは彼女の持つ美貌と柔和な笑顔で表には出さぬよう気を使っていたものの、彼女を良く知るものからすれば周囲のオーラでその不機嫌ぶりが察せる程度のものだった。
理由は2つある。1つ目は単純にして明快、彼女の『夫』――高坂京介がこのところ相手をしてくれなくなったからだ。
京介はこの春に横浜のとある国公立大学に進学することになり、その流れで『夫婦』である沙織とマンションで同棲することになるのはほぼ当然の成り行きといえた。
桐乃は頑強に反対していたが根を詰めた説得の末に折れ、果たして2人は同棲することになったものの、京介は京介でアルバイトやサークル活動に精を出すようになった結果、まだ高2ゆえに小回りの効かない沙織が置き去りがちになってしまったのだった。
(京介さんも極力時間を割いてはくれているのはわかるけれど……)
はぁ、と小さく溜息をつく。夫として様々な経験や交友を積もうとしている京介には沙織ももちろん了承づくのことではあるのだが、理解はできても納得はできないというのがうら若き乙女心というものだ。
そしてもう1つの理由は、
「ねえ沙織っち、最近彼氏とはどうなの?ほら大学生のさー」
「え?べ、別に何がどうということは特にないですが……」
「またまたー。時間につけてはイチャイチャしてたりするんでしょ?」
「はぁ……」
これだ。最近はデートの場所が格段に横浜寄りになった関係上、同じ学校、同じ学年、同じクラスの知り合いに見つかることは不可避だった。
もともとお嬢様学校の中でも沙織自身が成績優秀・容姿端麗とあって同性の中でも人気が高く(お姉さまと慕うファンクラブもあるほど)、さらに京介が大学生という『年上の男性』としてのレッテルが付加されたことで好奇の詮索が後に絶えなかった。
年頃の女性、それも箱入り娘しかいないような女子高とあってとりわけ性的なことに対する関心は深く、京介とのデート回数が減った沙織にとっては煩わしい事この上なかった。
「うーん、要領を得ないなあ。最近彼氏と上手くいってないの?」
「……別にそんなことはないですけど」
「いやー、沙織っちは隠してるつもりかもしれないけど欲求不満なのはバレバレだよー。若いんだからもっと体をアピールしてみたらいかがぁ?」
目一杯沙織にセクシーなポーズでおどけてみせるクラスメート。
大きなお世話だとも思ったが、実際最近京介が忙しくてアッチの方も週1程度しかやっていないのは確かだし、たまには妻の権利を主張してみるのもいいかもしれない。
「そうですわね。ありがとう里香さん」
「いいってことよー、また酒のサカナになりそうな面白いノロケをきかせてくれればねー」
「あなた未成年でしょうに」
沙織は学校の中でも比較的気兼ねなく話せるこの里香という少女に軽くチョップを当て、あーだこーだと世間話をしてその日は家へと帰宅したのだった。
次の金曜の夜、沙織は取り込んだ洗濯物にアイロンがけをしていた。
今日は京介は早めにバイトを終えると聞いていたので、沙織はそれに付け込んでおねだり、もとい
襲い掛かるつもりだった。
久しぶりに京介と抱き合えると考えると、面倒な家事もまるでアトラクションのように軽やかに運ぶ。
シャワーも浴び、勝負下着に付け替えると、後は京介を待ち受けるだけとなった。
「さて、これで準備は万端っと……あら?」
沙織は視線の端――ベッドの下の隅に何か白いものを見つけた。
「これは、京介さんのパンツ……ですわね……」
大方以前の行為の際に脱いで放り投げたものが見つからなくて忘れてしまったのだろう。
沙織はそれを掴んで意味もなく広げてみた。
「これは、京介さんの匂い……って、わたしは何を変態みたいなことをっ」
沙織は自分でパンツを両手で引き伸ばしているのを忘れたまま頭を抱えてしまった。すると。
「あっ……か、被ってしまいましたわ……!な、なんですのこの皮膚に吸い付くようなフィット感は!?!?ああ、で、でもこれは……!!」
最近の欲求不満も相まって、今ここに沙織のリビドーが覚醒した!
「気分はエクスタシ――――ッ!!クロスアウッ(脱衣)!!」
京介はバイトを終えて愛する沙織の待つであろう家の前に着き、ほっと一息ついた。
「今日は久々に早く帰ったし、沙織と一緒にいられる時間が増えるなぁ。沙織、帰ったぞ――って真っ暗じゃないか。外出したのか?鍵もかけずに不用心だな」
勝手知ったる我が家の中に入って照明のスイッチを押そうとしたところ、指先に柔らかくコリっとした感触が伝わってきた。
「それは私のスイッチだ」
「!?」
すると照明が一瞬にしてつき、沙織の格好を見た京介は仰天した。
「な、なんだ沙織その放課後電○波クラブみたいな格好は!?」
「沙織ではない、私は淑女仮面だ!最近沙織に構ってやらない貴様に対してお仕置きをしにやってきた」
「淑女仮面!?」
沙織、いや淑女仮面は顔面に京介のパンツ、上には何も着ずに下のピンクの下着を肩口まで伸ばしV字状に両乳首だけを隠したもの、そして網タイツという異形な格好をしていた。
沙織のプロポーションが余すところなく出ているはずなのに全くエロさを感じないのはあまりにもあんまりな格好のせいか。
「とぉっ!!」
「うおっ、こ、これはロープ!?」
京介はたちまちわけも分からぬ間に亀甲縛りに絡め取られた。
「く、くそっ!目を覚ませ沙織!」
なんとか両手の自由だけは守ったものの、体と両足、そして首が拘束されてろくに動くこともままならない。
「ほう、なかなかやるじゃないか。だがこれで終わりだ!淑女秘奥義、地獄のタイトロープ(綱渡り)!!」
「なっ……うおぁっ!?」
首にくくり付けられたロープから淑女仮面が京介の首めがけて股間から突進してきた。
あまりにアレな光景に京介の体がたじろぎ、その隙に京介の顔面に股間が直撃した。さらにはパンツの中に京介の顔面が押し込まれる。
「フガガフガフガ……!(い、今の状況じゃ全然嬉しく感じねえ……!)」
呼吸ができずもがき苦しむ京介だが、沙織を正気に戻さないことには死んでも死に切れない。
京介は最後の力を振り絞って両手を振り回し、沙織のかぶっているパンツを意識が落ちる直前に剥ぎ取った。
「成敗!…………はっ!きょ、京介さん!?い、いやあぁぁぁぁ!!!」
とても安らかな笑みを浮かべつつ失神する京介を抱きながら沙織は慟哭した。
「………………」
「あ、あのさ……ごめん」
「なんで京介さんが謝るんですか……?謝るのはわたしの方でしょ……」
京介がベッドの上で意識を取り戻したとき、沙織は部屋の隅で体育座りをしながらしょんぼりとうなだれていた。無理もない。
「えーっと、だって、あんな風になったのは、俺が沙織をもっと構ってやらなかったから……だろ?」
正確には沙織の更なる人格が顕在化したといった方が正しいのだが、さすがにそこに触れたら更なるヤブヘビになりそうなので触れなかった。
「ま、まあ……そうですけど……それにしてもあんまりな……」
そこで、京介は泣きじゃくる沙織を向き直らせて肩を抱いた。
「俺達、夫婦だろ?俺は夫なんだから、悪い所だって全部呑み込んでやるさ。
だ、だから……その……今日はめいっぱい愛し合おうぜ……」
「きょ、京介さん……」
顔から火の出るほど真っ赤な顔の京介を見て、沙織はこのひとを選んで本当に良かったとしみじみと思った。
その夜は、いつまでも嬌声が絶えなかったそうである。
おしまい
投下終了です。
沙織がクンカクンカしたら変態仮面みたいになるんじゃね?っていうバカな思い付きから。
あと書き忘れましたが話の都合上京介はブリーフ履いてるってことにしといてください(笑)
>>495 指摘感謝です。ですよねー。
でも毎回まっとうにガチンコしちゃうとネタ切れするので、キャラじゃないと思いつつああいう搦め手にしちゃった次第です。
次書くときはもっと上手く書きたいですね。。。
乙です
沙織だけが最後の砦だったのに……w
所詮クンカは血塗られた道・・・・
仕方ないね
>>517 まだだ、まだ終わらんよ。まだリアがいる。
>>518 その言葉を使うのが「バジーナ」であるってのはなんの皮肉だ
黒猫は、くんかーという化け物を生み出してしまった
作中の登場人物できりりんがる搭載してるのって、皮肉にも麻奈実だけなんだよなぁ……
京介は皆さんご存じ超高性能京介フィルターがかかってるし、あやせはあやせで変なフィルターかかってるし。
黒猫、沙織はきりりんがるを若干心得てはいるけど……やっぱまなちゃんには敵わないというね。
VIP落ちてる?
落ちてるっぽい
>>515 乙です。
俺にはちょっと考えつかないぶっ飛びかたでしたw
ちょっと触発されて沙織モノを書こうと思っています。
今夜にでも投稿できたらいいなと。
>>521 そうだね。でも、麻奈実はあくまできりりんの気持ちはブラコンの範疇内と
思ってる様だから、やはり麻奈実のきりりんがるも完全ではないよな。
きりりんがるっていってもさ、本心を言葉に出したって勘違いが生じるんだから、
なおさら言葉に表させないとどこまで行っても桐乃の真情は分からないじゃん
現状の麻奈実が桐乃を素直にさせることができるのかは甚だ疑問である
>>526 いや、別に素直にさせるということではなくて、言動からある程度
きりりんの本心を読み取れるというのがきりりんがるでしょ
(小説本編で過去話が書かれない以上憶測の域は出ないものの)きりりんに
とって最大のライバルであり、トラウマでもあるだろう麻奈実に対して
きりりんが素直になるのは当然無理だと思うよ
ま、でも、きりりんの本心が吐露される様になったら、このお話も
終わりなんだろうね
>>527 桐乃の本音が出せるのはSSだけ!ってことですね
職人頼んだ
さて、思いの外早く仕上がったので投稿します。
『全方位土下座外交・沙織編』
学校が終わり、家への帰り道。
一人で歩いている時に頭に浮かぶのは、大切な友人達のことです。
きりりんさんも黒猫さんも京介さんも、家が近かったり学校が同じであったり。
できることなら私もその近くで暮らしたいのですけれど。
さすがに学校まで変えるわけにもいかないですし。
大きなマンション丸々一棟。
それが私が家と呼んでいる場所。
それは、友人達の家のように『暖かさ』が待っている場所ではありません。
待っているのは一人の部屋と、数々の思い出たち。
でも、今日はいつもとは少し違いました。
「か、香織姉さん!?」
「おう、沙織。久しぶりだな」
2年ぶりになりますでしょうか。
帰っていらっしゃるのであれば、
ご連絡いただければよろしいのに。
「い、いつ帰っていらしたんですの?」
「ははは、ついさっきだ」
姉さんに会ったら話したいことがいっぱいありました。
いっぱいあったのですけれど。
今はあまりの嬉しさに、何も話すことができません。
「姉さん……会いたかった……」
「そうかそうか、って何泣きそうになってんだ!?」
「だ、だって、全然帰ってきてくださらないんですもの」
「まったくお前は相変わらずだな」
そういうと姉さんは、昔のように頭を撫でてくれます。
私はつい力が抜け、へなへなとなってしまいました。
きりりんさんのブラコンに負けず劣らず、私は姉が大好きです。
「お前は引っ込み思案だからな…ちゃんと友達はできたのか?」
「ふふふ……いつまでもあの頃の私じゃありませんわ」
「?」
「今では私、友達グループのリーダーですの」
「ま、マジで……?」
「マジです……」
姉さんの、驚きと喜びの入り混じった視線を、くすぐったく感じました。
◇ ◇ ◇
「あの頃の姉さんの気持ちが、少しだけ分かるようになりました」
「そう……か?」
今はずいぶんと久しぶりに、二人で晩御飯を食べながら、
私の作ったコミュニティについてひと通り話をし、一息ついたところです。
「『好きになっちゃいけない立場ってもんがあるのさ』って……」
「お、お前。そんな言葉まだ覚えてたのか」
「ふふ、当然忘れるハズないではありませんか」
私は京介さんの顔を思い浮かべながら、
そしてきりりんさんと黒猫さんの顔を思い浮かべながら
姉さんに話をしました。
「あの時は解りませんでしたが、今なら解ります」
「……ふん。できたらお前には、解ってほしくなかったな」
「そうですか。でも、後悔はしていませんよ」
「お前が納得してるなら、まぁいい」
そう言うと姉さんは少し遠い目をしました。
きっと、過去を見つめているのでしょう。
私はあの時の姉さんを思い出していました。
『貴様等、そこに並んで正座しろ!』
あの時の姉さんと同じ状況に自分が陥ったとき、
はたして姉さんと同じ行動ができるのでしょうか。
私には、まだ自信がありませんでした。
◇ ◇ ◇
「京介さん……あぁ、そこ」
私は今、自分の体を自分で慰めています。
同人誌などでは良く見る行為ですが、
実際に自分でするようになったのはごく最近のことです。
「あぁん、ダメです……はぁ……あ……」
クリトリスの周辺で、焦らすように指を滑らせては
我慢できなくなって触ってしまう。
布団の中で、そんな拙い自慰を、繰り返し行っています。
「京介さん……あぁ……もっと…」
想像するのはあの人のこと。
たぶんこれが、私にとっての初恋。
そして、決して叶うことのない―――いいえ、叶えてはいけない、恋。
それが解っていてなお、私は自分の指を止めることができませんでした。
「あぁ…すごい……そんないやらしい触り方……」
彼の指がいやらしく私を攻め立てます。
仕返し、とばかりに、私も彼の指を舐めて反撃をします。
「ちゅっ……ちゅぱっ…はぁむ……ちゅっ…」
私の反撃で興奮したのでしょうか。
彼もまた、私の最も感じる部分を激しく攻め立て始めました。
「あぁ……あ…くふぅん……あぁ……あん…あ…」
私は布団を噛んで声を殺しながら、だんだんと高ぶっていく自分を感じています。
「あぁん……あん…あぁぁ……ん…はぁ、あぁ…あ…だめ……」
もうダメ、イッてしまいます!
「あっ……あぁぁぁぁ………はぁ、はぁ……」
いつからこんないやらしい娘になってしまったのでしょう。
想い人との情事を妄想して自分を慰めるのが、いつしか日課になってしまいました。
◇ ◇ ◇
「京介氏、い……今、なんとおっしゃいましたか」
私は上手く聞き取れず……
いえ、本当は理解しちゃんと聞こえていたのですが、
心の準備をする時間を稼ぐため、もう一度尋ねました。
「いやー拙者よく聞き取れなかったもので、もう一度お願いします」
「えーっとな……俺と黒猫、恋人になったんだ」
その言葉はスッと深く、私の胸の内に突き刺さりました。
いつかはこの時が来る。
本当はずっと、心の隅では解っていたことですのに。
「黒猫氏、本当でございますか?」
「えぇ、本当よ」
「きりりん氏はご存知だったので?」
「うん。あんたより先に、聞いてたんだ。ごめん」
仲良くなっていく京介さんと黒猫さんを、
応援して背中を押していたのは他ならぬ私自身です。
それなのに、今の私の心は冷え切ってしまっていました。
そんな私の顔を、黒猫さんが覗き込み、尋ねてきます。
「沙織……その、怒っているの?」
私は……
ふと、香織姉さんの顔を思い出しました。
そうだ。
……そうだ。
姉さん、助けてください。
私に力を下さい。
私は眼鏡を外すと、姉さんが昔愛用していたサングラスを掛けました。
どうか、私に力を。
支援
「貴様等、そこに並んで正座しろ!」
突然性格が変わった私の言葉に驚き、
京介さんと黒猫さんと、なぜかきりりんさんまでもそこに正座しました。
私は、「あのとき」の香織姉さんの台詞を今でも鮮明に覚えています。
きっと私は、私のままでは、同じ台詞は言えません。
私は姉さんほど強くないのですから。
「京介氏!」
「は、はい」
「貴様、本気か?」
「えっと……何が?」
「本気で黒猫氏のことを好きなのかと聞いている!」
京介さんはあっけにとられた顔をしていましたが、
私の問いにしっかりと答えました。
「あ……あぁ、本気だよ。本気で好きだ」
「その言葉、ウソはないな」
「あぁ」
「では土下座だ」
「え?」
「私に認めさせてみろ」
京介さんは戸惑いながらも、両手を床につき、深々と頭を下げました。
「……瑠璃のことが好きです。認めてください」
「………ふむ。」
「……」
「もしも黒猫氏を傷つけるようなことがあれば」
「……」
「貴様を一生蔑むから、そのつもりで」
「……分かった」
私は、京介さんの隣で赤くなっている黒猫さんへと視線を移しました。
「黒猫氏、貴様は?」
「……本気よ。本気で先輩の事が好き」
私が何を言う前に、黒猫さんもまた両手を床につき、頭を下げました。
「お願いします。認めてください……」
「………ふむ。もしも京介氏を傷つけるようなことがあれば」
「……」
「きりりん氏が黙っていないかと思うので、そのつもりで」
「―――あ、あたし!?」
急に話を振られたきりりんさんは、目を丸くして変な声を上げていました。
ふふふ。やはりきりりんさんは、かわいいですわ。
「さて、きりりん氏!」
「は、はい」
私はサングラスを外し、いつもの眼鏡を掛けなおしました。
「ちょっと呼んでみただけでござる」
「あ、あんた……」
いつもの調子に戻った私に、3人ともほっとした様子でした。
ふふふ、慣れないキャラでいるのは私も少々疲れますわ。
でも、もう一つだけ言わなければいけない言葉があります。
でも、この言葉だけは、姉さんの力を借りるわけにはいきません。
私の顔で、私の口から伝えなければ意味がありませんもの。
私は、眼鏡を外しました。
「京介さん、黒猫さん」
素顔をさらけ出すことは、顔から火が出るほどはずかしいのですが―――
それでもこの言葉は、私の口から言いたかったのです。
「おめでとうございます。幸せになってくださいね」
私の小さな感情の動きに、もしかしたら黒猫さんは気付いてしまったかもしれません。
少し申し訳なさそうに俯きながら、黒猫さんは
「ありがとう」
そう言いました。
◇ ◇ ◇
「沙織、今日のスピーチなんだけどさ」
思い返せば、あれから10年が過ぎているのですね。
きりりんさんはすっかり大人びた声で、私に言いました。
「久しぶりに、『ござる』でやらない?」
「うふふ、それもいいんですが、実はもう作戦は考えてあるんですの」
この作戦を思いついた時、久々にあの頃のことを思い出しました。
あの甘酸っぱい年頃からはずいぶんと変化しましたが
私たちは変わらず友達を続けています。
「なになに?なにやるの?」
「実は、これを使おうかと思いまして」
私はポケットから、古びたサングラスを取り出しました。
かつて姉さんのモノだったそれも、
今ではすっかり私たちの思い出の品になっていました。
「あははは、あんたまさか新郎新婦に土下座させる気?」
「ふっ、そのまさかでござるよ」
今日の私は、心の底から満ち足りた気持ちで
親友と初恋の人を祝福しようと思っています。
おわり
以上になります。
8巻発売までの妄想の種にでもしていただければ。
一応、麻奈実編とあやせ編も構想はありますので、そのうちにでも。
>>539 乙です。
沙織は友人依存症みたいな所があるから本編だとこんな感じの心境なんだろうなぁってのがよくわかって切ないですね。
サークルの和>京介への恋心 という方針をどうしても歪めがちになっちゃうのが沙織SSのネックなんですよね…
>>540 >サークルの和>京介への恋心
そう!そこなんですよ!!!!
それで何度も沙織SS失敗してるんです(汗)
黒猫の次に沙織が好きなんですが、作るといつも沙織っぽくなくなってしまい……
実は沙織メインのSSはこれが初投稿だったりするんです。
>>541 そして沙織から攻め込めない=京介がガン攻めしないと話が転ばない→ワンパになりがちという。
実際自分の沙織SSも馴れ初めは全部このパターンですしねぇ……眼鏡のは微妙に違いますけど。
なんにせよ沙織の話が増えるのは純粋に嬉しいので今後もどうぞお願いしますw
>>542 はい!
今度はちゃんと京介と結ばれるのも書こうかと思いますwww
土下座は沙織のセリフ……
>>539 乙
あらすじから沙織で想像してたけど
結婚式まで持っていくとは
ニヤニヤしすぎて顔がw
548 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 22:43:23.84 ID:J8x1V5ic
沙織いい子だなぁ
>>539 乙
沙織ってけっこー切ないキャラだよね
全部かなぐり捨てて京介落とそうとしたら強そうだけど
絶対にそれはしないってのが沙織の良さだしさ
まず住所的に相当不利だからな
乙。
沙織ってあやせよりも拉致監禁が向いてると思う
だね。そもそも初期は京介に惚れるキャラではなかった気がするし。
沙織…報われない健気キャラとか。
あぁ。
変だな
あやせも同じような事をしているはずなのに、健気キャラだと思われないのはw
そもそも沙織って京介のこと恋愛的な意味で好きだっけ?
そんな描写あった?
556 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 02:23:56.43 ID:FSDHpHSk
好きだけど今の関係を壊したくないから〜的なのが好きだ
>>555 フラグ的なものなら「京介お兄様には責任を取ってもらいますわ」ってくらいかな?
作者の中では、京介と沙織のカップルは有り得ないっぽい
だったらまずはそのふざけた幻想をぶち壊してやるのがエロパロ板の仕事だろ
1回だけ抱かれるハズがズルズル続いて泥沼にハマっていく沙織が見たい
このスレ的に考えれば『ブチ■しますよ』という表現がいちばんしっくりくると思う
あやせ乙w
ブチ犯しますよ!
566 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 20:26:56.25 ID:3dranJax
沙織があやせ並に壊れたら、財力人脈を駆使するネタで遊べそう。
ただし世界観ほーかいするかも
なんか沙織って、身を引いてこっそり泣いてるイメージがあって好きだ。
そこまで悲観的なキャラではないよ
ふむ、じゃああれか
酔わせて記憶が無いことをいいことに行為に及び
そのことは一切話さず将来的に
「それ誰の子だ?お前結婚してなったよな……?」「ふふふ、秘密です」
とかいうキャラになるのか
>>569 それはそれで好きだ。……まなみんもソレやりそうな気がしてならないのはエロゲ脳だからか。
571 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 22:28:27.04 ID:pIXAOYJe
酔ってる時に襲われたい願望のある(男)ってかなりいる!
俺含む
桐乃がソレをやるかどうかだが…。
エロゲ脳の桐乃×エロゲ脳の京介×アルコール=???
京介酔わせて襲うって設定どっかで見たと思ったら
・・・ちょっと前の、例の真奈美が黒いヤツがそうだったか
こんくらい黒くないと酔わせて襲うとかしなそうだから
やるなら真奈美かあやせってとこか
575 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 22:54:21.29 ID:0l+o6ZyP
あやせ視点で桐乃酔わせてオイタして、京介巻き込んで兄妹丼。
最後に全部京介のせいにして、メデタシメデタシ。
真奈美じゃなくて麻奈美じゃなかったっけ? うろ覚えで分からん
麻奈実です
もうマナミでいいよ
マナマナって呼ぼう
うそ、麻奈実?
麻奈美だと思ってた
麻の実で覚えるといいって誰かが言ってた
582 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 01:46:06.28 ID:CxwuIMC2
麻の実ってアレな使い方イメージするんだがど〜なの?
麻の実なんて小鳥の餌、もしくは七味唐辛子の愉快な仲間だろ
葉っぱや花冠
ミスった
>>583 葉っぱや花冠ならアレだけどね
585 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 03:27:15.61 ID:jYWQn7fK
よかった。麻な実ちゃんはアレな娘じゃなかったんですね。
みんな麻奈実が覚えられない、間違えるって言うけど
本当に書くのが難しいのは瑠璃にゃん
最初は変換システムが無い、手書きだと、普通に書けなかった
588 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 08:33:55.55 ID:zNzewILp
僕も瑠璃は書けなかったし麻な実はどの字か分からんかった。
ただ麻なみを間違えるのは地味子スキルが発動してるから。
まなみふぁんならむしろどんどんまちがえるべき。
最終的にオールひらがなじゃねぇかw
佳乃さんのエロSSは無いのだろうか…。
>>590 見たことないねぇ
もし、あったとしたら、大介との若かりし頃の思い出とかが順当なところかな?
でも、「ちょーありえないしぃ」の後に、カチンと来た京介が押し倒したような形になる
→慌てて謝る京介を「これ以上シスコンをこじらせて、桐乃を襲っても困るし」
と誘惑……、うーん、成年コミックで何百回も描かれてそうな月並みな展開だな
第一、桐乃にばれたら、ぐれちゃいそうだ
592 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 11:16:29.08 ID:pwpbNU4T
佳乃さん普通にストライクゾーンだよ?
妹が産まれて狂喜乱舞する桐乃が見たい。
わざわざ「実」にしたのは実のある子に育ちますようにってことかな?
>>593 そのほうが「美」より地味だからだろ 作者的に
地味子?地美子?とか考えてしまったw
麻奈味ってことかw
筑前煮の味がしそう
あやせたんのママンと大介と佳乃さんが大学の同期で…とか妄想したな
599 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 13:18:00.27 ID:9brKGh98
田村屋の春の新作は和菓子基調の女体盛とかどう?
601 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 13:38:14.88 ID:HqnlLQyn
ま奈みが逃げたらそ〜なるね
とりあえず黒にゃんのかわいいの読みたい
きりりんのかわいいのも見たい
604 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 14:02:40.90 ID:T4H2Ax6V
あやせたんのこわいいものみたい
「その代わり―――てよ」
「は?よく聞こえなかったもう一回」
「黒にゃんの経血でゼリー作って食べさせてよ。そしたら許してあげる」
「」
>>592 むしろ京介が下の妹を優先するようになって
嫉妬しそう
下の妹は何故か最初から異様に京介に懐いたりしてるわけだな
桐乃や佳乃さんが京介を悪し様に扱うと反論して猛烈に怒り出すという
仮に現時点から十月十日で妹が生まれたとしよう
その後およそ二年。
桐乃が相変わらず深夜に京介の部屋に侵入。叩き起こそうとするがそこには
愛しい愛しい妹が何故か潜り込んでいた。
妹と一緒に寝てる兄貴に対する嫉妬と、兄貴と一緒に寝てる妹に対する嫉妬で
色々ごちゃごちゃとモヤモヤするきりりん。
結局起こすことが出来ず、翌日になって京介にあたるきりりん
京「ちょ、俺が何したってんだ!?」
桐「うっさい! ばか! シスコン!」
妹「?」
こうなるのか
きりりんがくんかに目覚めていたら、
布団に潜り込んで兄貴と妹の香りを堪能して、気付いたら朝まで寝ているんだろうな・・・
まあ、朝になったら京介にあたるのは変わりないが
まくらカバーを葉巻に加工して煙をくゆらすであろう
611 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 21:01:44.62 ID:eJ/CGU0O
京介、桐乃、妹の三人で出かけたらこ〜なるか?
あらパパとママと一緒にお出かけ?いいわね〜
妹の天使の笑顔〜桐乃の赤面〜京介の苦笑
黒猫andあやせが市原悦子状態
大介に期待するしかないな! 佳乃さんが、割とはっちゃけてる可能性もなきにしもあらずだが。
あやせの天使の笑顔に見えた
京介、黒猫、下猫の組み合わせでもイケる
親子に間違えられるにはちょっと育ちすぎ&育たなさすぎかもしれんが
というかよくよく考えてみれば京介の年齢的に佳乃さん40普通に超えてるよな……
アニメが異様に若作りだからすっかり忘れてたぜ
アニメ版の佳乃さんは萌える
まあ親父の方がもっと萌えるが
つか、桐乃って母親そっくりなんじゃね?
618 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 21:44:32.20 ID:TCx3S5vR
母親40くらいなら親子丼イベントもイケルよね?
僕少数派じゃないよね?
>>614 あぁ、確かにその組み合わせだと、京介と黒猫は夫婦だな
佳乃さんと赤城浩平って似てないか?
621 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 22:14:27.00 ID:TCx3S5vR
似てる似てる。でも、佳乃さん男装させたら好青年
浩平くん女装させたら、瀬菜の餌食って感じがする
>>590-592佳乃さん関連ネタ振り
「以前、パパが捕まえたムショに拘置された犯罪者が報復を誓い
ムショでは模範囚を装い早期に釈放…、
その間に同じ境遇の仲間(パパに捕まった奴)を募り高坂家の場所を知り…
ちょうどパパが数日間の地方出張の情報を入手…
家に居るのは奴の妻と娘…
そして宅配を装い強襲!!
佳乃さん&桐乃(ひょっとしたら更にあやせとか、かなかなとか黒猫とか沙織とか)の運命は!?w
強姦は嫌いだ。
しかし、あやせだと普通にスタンガンとかナイフ持ってそうなイメージがある。催涙スプレーとか。
あやせがいたら安泰でしょw
625 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 22:35:49.37 ID:61LJ3rZ+
ハッピーエンドに繋げてくれる事を切に願います。
なるほど、あやせが撃退した男共を佳乃さんが二人の前でお仕置きの実践をすると
そして最終的な被害が京介に及ぶのか
628 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 22:44:31.12 ID:ZzsgxfMd
急いで瀬菜ちゃん呼んでこないと
そのネタでやるなら京介に桐乃を犯させる方がいいな
銃なりなんなりで二人を脅しつつ桐乃に
「俺と兄貴とどっちから犯されたいか?」なんつってさ
んで、京介は桐乃を犯らされちゃう
犯人の目的が高坂大介の家庭をぶっ壊すのことならこういうやり方も効果的っしょ
ただ犯人の誤算は桐乃の気持ちを知らなかったことで
京介は自分の手で妹を傷付けたことで思い悩んで落ち込むけど
むしろ桐乃はそれを望んでたからなんだかんだでハッピーエンド
>>624 犯人全員返り討ちで去勢される画が見えるw
631 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 22:57:44.09 ID:t7pL8Jvd
佳乃さんスルーされたような(泣)
>>629 その、銃を浸かって脅す“男”ってのは、誰かさんに雇われた元ワナビさんですね。
634 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 23:25:36.42 ID:mvD+rzi8
妄想は爆発だ
昔あったこれを思い出したw
桐乃「ほーら…血の繋がった兄貴のチンチンが、マ○コにハマりそうだぞ〜ホラ…あと数センチ…」
京介「ん……あぁ!」
桐乃「ああ〜!ハマっちゃた。ほんとうの兄妹同士で性器がハマっちまった。あ〜あ」
京介「いや…いやァ!」
桐乃「あーたまんね!妹のマ○コに兄貴のが…オオ〜…グイグイ締め付けやる…」
京介「桐乃…正気に戻れ!…兄妹なんだ!しちゃいけない事なんだ!」
桐乃「…とりかえしが付かない事してやるぜ。実の兄妹で生セックスだ。中出しさしてやるよ」
京介「桐乃…駄目だ、それ近親相姦になるだろ!」
桐乃「近親相姦だからいいんだろ?チンポいい、きょうだいのチンポいい!」
京介「うあっあっあっ…駄目だ!…あっあっ…ホントに近親相姦に…あァ!!」
桐乃「へへ…(グチュッグチュッ)…この肌の馴染み具合ときたら…(グッグッ)実の兄だからか?…くぅ〜!」
京介「ああーっ!ああーっ!…あは…妹の中に出たり入ったり…いけない事だよ!凄くいけない事なんだよぉ!」
桐乃「もう手遅れだろうが…(ドスッドスッ)…ああ…(ジュッジュッジュッ)あーヤバ…そろそろ…いかすぜ」
京介「駄目っ駄目っ駄目っ!!兄妹で…あァは!……精液は出しちゃ駄目っ…抜かせて!抜かせてぇ!!」
桐乃「あー(ビュビュ)あー(ビュ!)あーもう手遅れ。(ドクドクドクッ)マ○コに出た。今も出てる最中。(ゴプゴプッ!)あ〜あ」
京介「いやぁ!うあ…うあ、ほんとに出させちゃうなんて…」
桐乃「あーやべ。お前の怒った顔見てまた濡れてきちまったわ。ケツ向けるはケツ!バックでハメさすよ」
京介「あ!…や…(ニュルン)うはっ!…また…またハマっちゃったよぉ…グスッ…」
桐乃「ふー。あーまだ出てるわ(ドプッ…ドプッ)兄のちんこってこんなに良いのかよ…こりゃ手放せね〜な」
京介「グスッグスッ…どうしよう…どうしよう…」
ただしそのワナビさんは、二人の人物からそれぞれ
「あたしを銃で脅し『やられてしまえ』と言え」と依頼され、
「俺を銃で脅し『やってしまえ』と言え」と依頼された。
ワナビさんは、それぞれの依頼が相矛盾しないので
双方の依頼を「やってみよう‥‥‥」と引き受けた。
>>635 違和感仕事しろって言われてたなそれwww
638 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 01:24:55.95 ID:wxd3KtPF
短編 サヨナラ黒猫
瀬菜 アハハ どうしたんですか? 五更さん顔が赤いですよ?
黒猫 クッ あり得ないわ 私がっこんなっ ふうっうっ やっやめなさい!
瀬菜 い〜えやめません。と言うか嫌なら目をとじればいいのに、素直じゃないですね
黒猫 ウウッ屈辱だわ、まさか人間風情からこんな恥ずかしっウアアアッ
瀬菜 ふふふっ よく頑張りましたけどこれで終わりです。しっかりと目に焼き付けなさい。
黒猫 イッ いやああああっッーーーーーー
黒猫はフォークとスプーンが大好きになりました 終わり
639 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 01:28:44.63 ID:wxd3KtPF
思いっきり手抜きですごめんね
>>639のレスはいらんw
小ネタはレスが付かなくても楽しんでる人も多いから
あやせ「そのふざけた幻想をぶち■しますよ!?」
桐乃「圧縮、圧縮! ファイルを圧縮ゥ!!」
黒猫「当然、貴方は高坂桐乃に手を出してなんかないわよね?」
加奈子「結局、加奈子に敵うはずなんかないって訳よ。」
沙織「五月蝿ェんだよド素人が!!!」
ブリジット「はい、マネージャーさん。おしぼりです。」
麻奈実「きょうちゃん。私のこと。忘れないで。」
桐乃って、中々懲りないな
姑息な手段使うたびにブーメラン喰らってるのに
>>632みたいなことをしたら、どんな目に遭うのやら
取り敢えず、ストーキング親父を常時装備ってとこか?
643 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 10:27:04.55 ID:uHrD78Fj
Q 桐乃 がいかがわしいお店にきています。さて彼女は誰を指名するでしょう?
1 メルルでかなかな 本命
2 あるちゃんのブリジット 対抗
3 タナトスあやせ 情熱と執着あり
4 漆黒な京介 気分次第か? 素直になれば勝負になる
あなたの意見は?
644 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 10:59:31.01 ID:uHrD78Fj
桐乃さんは かなかなちゃんを指名しました
既に妄想で笑顔がとろけています
かなかなちゃんはマジでドン引きしている模様
うへ〜ェ っマジで指名しやがったよコイツ
とか聞こえてきます
さてプレイ内容は?
645 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 11:07:39.24 ID:uHrD78Fj
うん 意外とウブだね桐乃さん
オプションの玩具はノーサンキュー?
目隠しとかいらない?
プレイ時間は?
1 今日は様子見で20分
2 勧められるまま40分
3 お金は有るのよ90分
あなたの意見を聞かせて下さい
2 勧められるまま40分
646 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 11:29:36.64 ID:32A+pBmK
はい 40分コースですね桐乃さん
かなかなちゃんがお部屋に案内してくれました
なんか ぶつくさ言いながらも歯ブラシ、カップ、うがい薬、ボディーソープやら
揃えていますが〜 慣れて無いのは一目で分かります そこがいいのか?
桐乃さんかなり幸せそう
647 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 11:39:05.31 ID:32A+pBmK
あれっ?かなかなちゃんがなんか言ってる?
考えたんだがョ〜 桐乃さァ〜オメェ ナニ付いねーべ?
どーやりゃ〜い〜んだ つ〜か終わりが分かんね?オメェナニ?
変態 キモェ〜ーーー以下罵詈雑言ーー
客商売向いてませんね
648 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 11:49:56.56 ID:I125i1SP
メルルはそんなこと言わないだろうな (そもそもこんな仕事しない)
とかなんとかして やっと服を脱ぎ始めたが大問題発生
かなかなちゃんがコスプレ脱げば
ーーただの加奈子ーーですね
これでは桐乃さんが萌えられないのです
ど〜しましょ?
かなかなちゃんを抱き締めてごろごろと転がっていれば割と満足しそうだけどなぁ。
あるいは撮影会を始めるとか。
650 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 11:56:41.46 ID:I125i1SP
1 ここでやめとく
2 加奈子を愛でる
3 シャワーを浴びずにプレイ突入
4 誰か解決策を書いて下さい
プレイ内容変更。お一人追加で京介さんお願いしますじゃダメなのか
653 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 12:10:09.54 ID:I125i1SP
桐乃の選択 シャワーはいらない
桐乃さんはかなかなちゃんを抱きしめるとそのまま押し倒し
思いっきりゴロゴロしています
なんか 奇声が聞こえきますが多分気のせ〜
(#^.^#)うへっ もはうう にょ〜っ キキッ〜
はい、 気のせい 気のせい
はひょ〜ム デユ〜はン
気のせいだってばーーー
654 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 12:20:59.88 ID:I125i1SP
かなかなちゃん 目が死んじゃってます
なんとか展開を変えたいのかこの発言
あのなっ桐乃さ〜ん 一応なァ店の決まりでょ〜
プレイ前後のシャワーはァなァ 原則なんダッテ〜メ〜
ハナシ聞けェーョ〜
ゴメンなさい いきなり仕事入りました 気が向いたら誰か
あと書いて下さい ホント スイマセン
655 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 13:57:05.43 ID:gLiKD16V
帰って来ました 続き書きます
かなかなちゃんが桐乃さんを説得してシャワールームへ
コスプレ脱いで加奈子に変身しました
そこで桐乃さんは素に戻り、さっきの自分の行動を思い出して自己嫌悪
まあ一瞬ですけどね
書きながら投下は…。
一度、
>>1をお読みください。
657 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 14:08:23.67 ID:gLiKD16V
桐乃さんが大人しくなったのを確認した加奈子
ぶつくさモンク言いながら仕事に入ります
上手くはないけど割と丁寧に桐乃さんの身体を洗ってゆきます
基本的に仕事には真面目に取り組む良い子ちゃんです
ほれ 腕上げてみ ゴシゴシ んで後ろ向けや コスコス くそ〜でけ〜ぞ。 やらけ〜なァ
ちくショー
658 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 14:12:56.40 ID:u+yO8jsQ
はい やっぱ終わっときます
桐乃はオワコン
これからは麻奈実の時代
黒猫の話をもっと読みたいな
本編じゃ読めなさそうだし
どんなカップリングであろうが、エロなんてもんは全年齢対象作品の原作で読めるわけもない
俺は最近ない京桐の新作エロが読みたい
やっぱ桐乃騎乗位逆レイプかなあ。
665 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 16:24:46.97 ID:b+cH5soz
スマタまででも近親相姦になんのけ?
『姦』ではないな。限りなくグレーに近い黒だが
別に近親アウトなわけじゃないからそんな議論は不毛だ
668 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 16:56:36.63 ID:b+cH5soz
でも背徳感はいいスパイスだよね
良い子は真似しちゃダメだけど
ああ もちろん悪い子でもダメだけど
麻奈実のダークサイドが解放されてるのがいいなあ
あの子絶対エロい
670 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 18:14:19.44 ID:2bxP/IGn
加奈子に踏まれたい
罵ってくれそうだが、体重も筋力もなさそうだな……
沙織のが適任じゃね?
672 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 18:34:40.10 ID:2bxP/IGn
沙織はちょっと重そうだ 俺マゾプレイ 初心者だし
ならばいまや幻のオナゴと化しているランちんで……
沙織「あの、私……重くありませんか?」
とか京介に訊ねちゃうんだな。騎乗位で。
675 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 18:47:37.68 ID:2bxP/IGn
あやせにも踏まれたいけど
なんか え〜と 〜
わかってもらえのかな?
僕の苦悩
by マゾ初心者
たて読みで
穴は僕
ラスト一行は
バイでマゾでアナル処女
ってことか。
なんかsageも知らない若人が入り浸ってるようだな
18歳過ぎるまでROMれ
ここエロパロだったか 何も気にしてなかったわwww
あやせたんだったら踏む前にまず精一杯罵り、踏みながらも詰り、ついには踏まれるじゃすまなくなりそうだ
登場人物
新垣あやせ 高坂桐乃 高坂京介
語り
新垣あやせ
エロ無しです。
やってみます。
わたしが桐乃から“その話”を聞かされたのは金曜日の放課後だった。
「え? 桐乃、今なんて言ったの?」
「だから、陸上留学のリベンジ。中学卒業したらまたアメリカに行くの」
ひどく混乱したわたしをよそに桐乃は言葉を続ける。
「もう決めたから。ごめんね、あやせ」
一度言い出した桐乃の考えを変えることなんて不可能ということは、
わたしが一番よく知っている。
どうすればいいの‥‥‥?
そうだ。お兄さんなら、きっと桐乃の決心を変えてくれるはず。
だって一度はアメリカまで行って桐乃を連れ戻してくれたのだから。
早速お兄さんをメールで呼び出した。
‥‥‥‥‥‥
「自分の部屋に呼び出すなんて、俺に会いたくて仕方ないんだな、あやせって♪」
わたしと会う時いつものように、ニヤけた表情で現れたお兄さんは
“カラ元気”って言葉がそのまま当てはまるようだった。
「ご相談があります!! 桐乃のアメリカ行きをやめさせてください」
「ああ? それは桐乃が決めたことだろ? 俺がどうこうできる話じゃないよ」
わたしから目を逸らしたお兄さんのあまりに素っ気ない返事だった。
「どうしてですか!? この前はアメリカまで行って桐乃を‥‥‥!」
「今度ばかりはダメだな。前回、途中リタイヤして迷惑掛けているし。
直前で似たようなことをもう一度やったら、桐乃の評判だって悪くなる」
「もう一回チャレンジしてくれませんか? 桐乃を止めてください!」
必死の想いでわたしに懇願されていたお兄さんが意外なことを訊いた。
「なあ、なんであやせはそこまでして桐乃を引き留めたいんだ?」
「そ、それは‥‥‥桐乃はわたしの親友ですし、一緒に居たいから‥‥‥」
「親友なら、桐乃の飛躍を見守ってやるって選択肢もあると思うぞ?」
確かにお兄さんの言うことは正論。だけど、だけど‥‥‥!!
「じゃあ、お兄さんは桐乃に居て欲しくないんですか?」
「居て欲しい?」
「アメリカまで行って桐乃を連れ戻したのはそれが理由じゃないんですか?」
「あれは‥‥‥つまり、その」
「桐乃から聞きましたよ。お兄さんが『俺、寂しくて死ぬ』と言ったって」
「‥‥‥桐乃のヤツ」
お兄さんは下唇を噛んでいるかのような渋い顔になった。
「もう一度訊きます。なんで桐乃をアメリカから連れ戻したのですか?」
「言わないとダメか?」
「言ってください!」
「‥‥‥桐乃が言った通り、寂しかったんだよな、俺」
お兄さんが桐乃のことでこんなに弱気な表情になるなんて信じられない。
お兄さんは、なんだかんだ言っても桐乃のことを支えていられるのに、
なんでそんなに弱気になっちゃうんだろう。
「そんな寂しい思いをするくらいなら今度も止めればいいじゃないですか!」
「あやせ‥‥‥」
「それに! わたしは桐乃の親友だという自負がありました。
でも、桐乃はわたしより先にお兄さんに留学のことを言ったんですよね?」
「それは、家族だからだろ?」
「ううん、それだけじゃありません! この前の留学の時なんか、
わたし、何も‥‥‥教えてもらえなかった!」
「‥‥‥」
「桐乃は、わたしよりもお兄さんとの接点の方がずっと大事なんですよ!
その接点を大事にしないお兄さんなんて大嫌いです!」
お兄さんがわたしの叫びに身を縮こまらせている。
いやだ。わたし、一体何を言っているんだろ?
「わかった‥‥‥」
お兄さんは携帯を取りだし、誰かに電話をかけ始めた。
「桐乃。話があるから来てくれ。場所はあやせの家だ!」
‥‥‥‥‥‥
「桐乃。オマエに話がある」
「その前に! アンタ、なんであやせの部屋であやせと一緒に居んの?」
やって来た桐乃は不機嫌そうな顔でお兄さんと私を見た。
「桐乃、それは―――「そんなことはどうでもいい。オマエに話があるんだ」」
お兄さんが私の言葉を制した。
「ハァ? なんでそんなに偉そうなワケ?」
「あやせは何も関係ない!」
「一緒の部屋に居て関係ないこと無いでしょ! ムカつく!」
私たちに背を向けてこの場を去ろうとした桐乃の腕をお兄さんが掴む。
「待てよ! 話はこれからだ!!」
「そこまで言うのなら聞いてあげるケド。その代わり話が終わったらブン殴る」
「ああ、構わねえよ。好きにしろ」
「んで? 話ってナニよ?」
「桐乃。オマエの留学を止めるつもりはない」
「「えっ!?」」
桐乃とわたしの声が重なった。お兄さん? 桐乃の留学を止めるはずじゃ?
「そ、そんなことを言うためにアタシを呼び出したワケ?」
「まだ続きがある。だがその前に教えてくれ」
「ナニよ?」
「この前、俺がアメリカから連れ戻したとき、俺のことをどう思った?」
「え!? どう思ったって‥‥‥」
「バカ兄貴を殴りたかった?」
「いや‥‥‥」
「シスコン兄貴を殺したかった?」
「ナ、ナニ言ってんのよ!」
「じゃあ一体、どう思ったんだ?」
桐乃、ウソはダメよ! わたしにあれだけ言ったじゃないの。
学校や仕事の帰りで一緒に歩いているときに、お兄さんをバカにした言葉で、
でもとても嬉しそうな顔で私に話してくれたじゃないの!
ウソはダメ! わたしがウソ吐かれるの大っ嫌いだって知っているよね!?
「‥‥‥話はソレで終わり?」
「また答えを聞いてない!」
「じゃあ、アンタが訊きたいことは終わったってワケね?」
「ああ」
ぱぁ――――ん
桐乃はお兄さんの頬を張った。何てことを! ダメじゃない!
「ははは、やっぱりそれが返事だよな‥‥‥」
「勘違いしないでよね。さっき言ったでしょ?『話が終わったらブン殴る』って」
「え?」
「んで、コレが答えだから」
桐乃がお兄さんの胸に顔を埋めた。
「ウザかったケド‥‥‥正直、嬉しかった!」
「桐乃‥‥‥!」
お兄さんが桐乃を抱きしめると、桐乃はそれにほんの少しだけ抗った。
「ダメ‥‥‥あやせが見てる」
お兄さんと目が合ったわたしは部屋を出て行った。
“兄妹’を、いや、“お兄さんと桐乃“をふたりきりにしてあげたかったから。
‥‥‥‥‥‥
暫くして部屋に戻ると、お兄さんと桐乃は憑き物が取れたかのように
晴れやかな顔になっていた。
わたしが部屋のドアを開けた瞬間、桐乃が服を整えているように見えたのは
きっと気のせい! わたしの部屋でそんなことあるはず無い。
「お兄さん、桐乃と話はできましたか?」
「ああ、答えを出したぞ。なあ、桐乃!」
「うん‥‥‥ごめんね、あやせ。心配かけちゃって」
「よかった。わたしも安心しました。で? どうするんですか?」
「俺は―――」
うふふふ。
やっぱりお兄さんはそうするんですね。わかっていましたよ。
ふたりがどんな答えを出してもわたしはそれに反対なんてしない。
むしろ応援する。頑張って!
「ところで、お兄さん?」
「なんだ?」
「この部屋には隠しカメラがあるって知ってました?」
「「なッ!!!」」
お兄さんと桐乃が揃って叫び声を上げた。
「なあんてね♪ 冗談ですよ、いやだなぁ♪ うふふふ」
“ジト目”って言うのかな? お兄さんと桐乃はそんな目でわたしを見ていた。
―――それからのお兄さんは、ご両親にふたりの考えを伝え、
合格したばかりの大学に休学届を出した。
そう―――お兄さんは桐乃と一緒にアメリカに行くことにした。
‥‥‥‥‥‥
わたしは今、成田の空港ロビーに居る。
今日はお兄さんと桐乃がアメリカに出発する日だ。
「良かったね桐乃。お兄さんと一緒に居られるし」
「いやだ、あやせ。コイツは、あ、あくまでもアタシの用心棒としてだから!
勘違い‥‥‥は困るし」
どう見ても強がりとしか思えないことを言う桐乃の顔は真っ赤だった。
「ありがとな。わざわざ見送りに来てくれて」
「ふたりがアメリカに発つ日なんですから、来るのは当然ですよ」
「あやせ、毎日メールするからね」
「そんな必要ないわよ」
「え?」
「あ、いや、そんな無理してまでメールしてくれなくてもいいから」
「そ、そう? でもいっぱいメールするからね!」
桐乃‥‥‥そう言ってくれると嬉しい。
あ、そうだ。桐乃から頼まれていたモノ。
「はい、頼まれていた搭乗券」
「ありがと。55Aの席ね」
「俺は55Bか。隣同士だな」
「もちろんですよ。その程度の気くらい利きます。バカにしないで下さい」
「ねえ、アンタ。そろそろ、時間じゃない?」
「そうだな。じゃあ行くか、桐乃」
「うん!」
お兄さんと桐乃はふたり並んで、つかず離れずの間を保って歩いて行く。
桐乃がいつもわたしに話してくれた、自慢としか思えないお兄さんの話。
それを思い出しながら、ふたりの姿を見送った。
頑張ってね、桐乃。わたしもそばで応援するからね。
さてと―――そろそろ行こうかな。
わたしはポケットから搭乗券を取り出し、ゲートに向けて歩み始めた。
えーっと、座席番号は‥‥‥55Cね。
ウフフフ。
わたしの部屋で“あんなこと”をしちゃうお兄さんと桐乃をふたりきりになんて
絶対にさせないんだから。
『海と空を越えて』 【了】
>>686 乙!
っていうかあやせさんマジパネェっすww
>>686 うわ・・・マジで隠しカメラあったのか・・・
あやせさすが過ぎるわ。
これって桐乃とあやせと暮らすという京介にとっちゃ夢のような生活が待っているのではないだろうか
リア充爆発しろw
あやせwww
>>686 乙です。オチが秀逸ですねー
自分もオチをつける技術を身に着けたいものです
>>686 GJ!!!!
面白かったヽ(・∀・)ノ
佳乃さんは33歳
エロエロばっちこーい
>>686 京介やあやせが国外に出る理由は不明瞭だな。
京介もあやせもいきなり国外留学することになった上に、試験か何かに通ったのか?
ついでに言えば、京介・桐乃間にあるのも恋愛感情なのか兄妹間の愛情なのかもよくわかんないし……。
あやせの部屋でのことも不明瞭だしな。兄妹間に恋愛感情がある前提じゃない人にはまるで意味が通らない展開だと思うし。
誰しもが桐乃と京介がお互いに恋愛感情を持っているとか、それに気が付いていないだけとか思ってるわけじゃないから、
そういった描写や説明がないと、一部の桐乃・京介恋愛感情論者とか、懐の広い読み手にしか通じないだろうし。
まあ、文句ばっかりもあれなんで、文章は上手かったと思うよ。構成は上記の理由で物足りない感じな上、あやせの感情も不
鮮明で消化不良な感が否めないけど。一応、乙って言っておくよ。
>>686 あやせもアレだが友達の部屋で致しちゃう二人バカップルすぎるw
>>700 そこまで言うほど不親切な内容だったか……?
京介とあやせの国外留学までの経緯は、あればわかりやすいってだけの話であって、
話の本筋からしてみれば「あればいいけど無くても問題ない」程度の蛇足だとは思うが。
あやせの部屋でのことだって、意味が通らないというよりは、その辺あえてぼかして読者の想像に任せた感があるし。
まあ読み手の全てがそこまで脳内補完できるとは思わないし、する必要があるとも言わない。そういう意見も貴重だと思うしね。
俺は全面的に肯定できる内容だと思った。とにかく
>>686はGJです
>>686 面白かったです、乙でした。
>>700 お前が一から十までこと細かに説明しないと何も想像できない輩だというのは良く分かった、読解力0乙
それらしい意見を言ってる振りして京桐恋愛感情アンチを繰り広げんな
>>700 不親切な内容かはともかく、個人的にはこのくらいのほうがくどくど冗長なものより読みやすい
>>700 桐乃と京介の感情が恋愛感情じゃない!
そう言いたいだけに見える 別にお前がそう思うのは勝手だがここでひけらかすもんではない
余程変な解釈してない限り書いたSSを文句言われる筋合いもない
>>700 この感情は〇〇である
〇〇の感情はあの人の〇〇な行動によってできた
こんな心情の説明部分がダラダラ続くSSを読みたいというのか
凄いな
つまり、きりりん氏と京介氏はこう言いたいのですよ。
「カメラで撮られたらまずいようなことを二人でしちゃったんだもんね〜」
多分、
>>700はエロパロ板初心者と言うより、あんまり二次創作その物に触れた事がない人だったんだろうな・・・
いずれ今日のことを、若気のいたりとして苦々しく思い出す日もあるだろう。あるいは懐かしい思い出か
お前ら仲良しかwww
要するに、例え同じ原作やらアニメやらを見ていても、個々の感情やら背景事情なんかは受け取り手によって
(多少の)違いがあるだろうから、少しは書き手もその辺を鑑みても良いんじゃないかという話しなんじゃ……?
つーか、あやせがいるのに部屋で何やってんだよ、ということでもあるんだろう。
普通に考えていつ部屋主が戻ってくるかわからない状況下で、時間の掛かるようなことはやらないだろうから、
何をやっていたかは個々の想像の範疇だろうけど、それ故にわかりにくいってことなんだろうな……。
評論家様がいらっしゃったぞ
何を第三者っぽい言い方してるんだ
最初にいちゃもん付け始めた当人だろうに
・自分の嗜好に合わないSSなら黙ってスルーすること
IDは同じだけど別人なんだよきっとw
>>716 そうかもしれんがSSに小説並みの体裁を求めるなよ。手間がかかるんだから。
あと、バカどもはほっとけ。
>>716 自演乙。
とりあえずIDについてよく調べてから大人になるまでROMってね
お前ら香ばしいからて食いつきすぎだろw
ま、にやにやできたら乙すりゃいいし
できなかったらスルーすりゃいいし
指摘とかはルールを逸脱したときくらいでいいだろ
(特殊嗜好注意書きなしや、書きながら投下など)
ここはオナニーを展開する場なんだから
批評は違うんじゃね?
てことで。
あとね、IDってのがレスの右上にあって
誰がレスしたとかわかるのだよ。
ちょっと前にsage知らなかった人?
な、何か見てるこっちが恥ずかしくなるな・・・///
なんかもう、背中がかゆくなってくるな
正直、2ch(pink板)なんて来ちゃいけないタイプの人だw
狙って自演したんだろ?
IDとか知らずに自分で自分を擁護とか流石にないだろ
多分
三点リーダの処理を見るに、恐らく自分でも書いてる人間だな
>>730 多分、投稿先はノベル系投稿サイトとかブログとかで、エロパロで投稿した経験はなさそう
てかエロパロに来たのは、ここ一週間くらいの事じゃないか?
新年度になって、新しいお友達にそういう場所(pink板)があることを紹介されたんだろう
スルーしろよお前ら
SS書いてたのに煮詰まった
途中まで投下して軽く自分を追い詰めてモチベを上げたいんだけど
そういうのはここじゃダメなんだっけ?
ダメなら素直に諦めるけど
ちと長めな上にエロなしだが
何を隠そう、俺は構想を完結させたことのほうが少ないッ!!
>>700>>716 自演と批判厨、そしてルールを読まない(理解出来ない)厨房の方はお帰りください。
>>733 いいんじゃない?続きは後日みたいな感じ、いいと思う。
許可も下りたようなので20時から投下します
とりあえず前編という体裁で投下させていただきますね
それでは投下します
多分8レスほど
カップリングは
京介×桐乃 もしくは 京介←桐乃
になる予定
でわでわ
『兄貴の消えた日』
「フンフンフン♪ さて、今日は特に済まさなきゃいけない用事もないし、帰ったらなにしようかな〜」
あたしは高坂桐乃。超可愛くて成績優秀な中学三年生の15才。
そんなあたしだから学校で告られることもしばしばあるけど眼中なし。あたしの好みは最低でも3歳年上から。
それでいてあたしのために体を張ってくれる頼りになるようなやつじゃないと駄目。優しいのはもちデフォで。
それが満たせればまあ、容姿は少しぐらい妥協してもいいかな。
部活は陸上をやってる。
走ることを始めたきっかけはひどいものだったけど、今では自分の中で誇れるものになった。
中学の部活でも成績はいいし、走っている間は気持ちがスッとして気持ちがいいんだよね。
誰かさんのおかげでスポーツ留学は駄目になってしまったけど、振り返ってみればあれがあのときの最善だったように思う。
あのまま向こういれば、あたしは色々なものに押しつぶされて、今のように純粋に走ることを楽しむことも出来なくなってたかもしれない。
家に着き、ドアを開けようとして鍵がかかっていることに気付いた。
今日は土曜日で今は丁度お昼時。
部活は午前で終わりだったので、わりと早めに帰ってこれたのにおかしいな、とそこまで考えて思い出した。
「そういえば、今日からお母さん達いないんだっけ」
お母さん達は今日から二泊三日の旅行だ。
留学のごたごたで迷惑をかけてしまった両親に対する、あたしなりのお返しのつもりだった。
この話を持ちかけたとき、お父さんもお母さんもびっくりしていたけど
『親が子供の世話をするのは当然だ。しかし、その気持ちは受け取っておこう。ありがとう桐乃』
『目一杯楽しんでくるわね』
そう言ってくれたお母さん達は優しい目をしていた。
朝から出かけていったはずだから、今頃は宿についてのんびりしているに違いない。
お父さんは普段凄く大変そうだからこの機会に疲れを癒してくれるといいな。
カチッとロックを外し、「ただいま」とお決まりの文句を言いながら玄関をくぐる。
「……あいつ、出掛けてんだ」
玄関に靴がないことを確認して、あたしはそう呟いていた。
さっきから言っている誰かさん、あいつとは自分の兄である京介のことだ。
地味面で、情けなくて、寂しがりやで泣き虫で口が悪い。そこらに放り出してしまえば、その場で埋もれてしまいそうなほどの平凡な人間。
おまけに変態でシスコン(本人は頑なに否定しているが)。あたしが頼んでもいないのにおせっかいを焼きたがる極度のお人よし。
でも……そんな京介が、本当は頼りになって、凄く優しいことも、あたしは知ってる。
ま、絶対にそんなこと思ってるなんて口にしないケド。あいつすぐに調子に乗るし。
京介は今日は特に用事もないはずで、そういう日は大体家でごろごろしていたり、自身が高校三年ということもあって受験勉強をしてたりもする。なのに今家にいないということは……
「……あいつ、また地味子のとこにでも行ってんの? …ウザッ」
ある可能性を真っ先に思いつき、イライライラッ!とさっきまで優しい気分が一気に吹っ飛んだ。
地味子。本名、田村麻奈実。おそらく京介と今一番仲がいいと思われる女。認めたくないけど。
のほほんとしていて垢抜けない。どこかあいつに似ているところがムカつく。別に嫌いじゃないけどムカつく。
地味子の前でへらへらしてる京介の顔を思い出すだけで更にイライラが募る。
……何さ、いっつもあたしの前じゃ嫌そうに顔しかめてるくせに。フンッ、どーーーーでもいいんだケド!
「チッ…とりあえずシャワー浴びよ。汗かいて少し気持ち悪いし」
着替えを取りに部屋へ行く途中、ポケットの中の携帯をまさぐる。
一言釘でもさしてやろうか。でもそれって、まるであたしがあいつに早く帰ってきて欲しいみたいだよね……
やめやめ。どうせ夕飯までには帰ってくるでしょ。
そう考えて取り出そうとした携帯を手放した。
後にしてみれば、この時のその判断があんな事態を招いたんだと思う。
「ハァハァ、やっぱり妹最高ーーーー!!
……ふぅ、とりあえずきりのいい所までいったし、今はここまでにしとこっかな。あれ、もうこんな時間なんだ」
あれからシャワーを浴び、部屋に戻ってからはひたすら好きなことをした。
エロゲとかエロゲとかエロゲとか。
べ、別にこれしかやりたいことがなかったわけじゃなくて! ただまだ積んでるゲームを消化しきってなかったからだし! って、あたし誰に言い訳してるんだろ?
好きなことをしていれば時間が過ぎるのも早いもので、気がつけば既に短針と長針が一直線になる時間を過ぎていた。
いつもならとっくに京介が帰ってきていてもおかしくない時間だ。なんだかんだであいつは時間はきっちり守るし。
あいつだって今日からお母さん達がいないことぐらい知ってるはずなのに。
もしかして地味子の家で晩御飯まで食べてくるつもり?
妹一人家に置いて他の女のとこで夕飯食べてくるとかありえないですケド! というか遅くなるなら連絡の一つもよこせっつーの!!
京介の無頓着さに憤慨しつつ部屋を出た。
あたし以外に誰もいない家はシンと静まり返っていた。その静けさに少しだけ背筋が震えるけど、それを振り払うように足を進める。
あいつがいれば…なんてことが頭をよぎる、わけがない。そんなことはありえない。ありえないったらありえない!
ブンブンとその考えを追い出すように頭をふる。
ふと、階段の手前、京介の部屋の扉が目に入った。
「?」
なんだろ、これ。
確かな違和感。でもそれが何かわからない。
あるべきものがない。そんな感じがするのに、それが何なのかわからない。
わからないものは仕方ないので今は放置しよう。あたしはそう結論付けて階段を下りていった。
下りなれているとはいえ、階段は暗いと危ない。上るときはそうでもないけど降りるとなると、とたんに危なくなる。
少しでも足元を明るくしようとポケットから携帯を取り出した。
(そもそも電気をつけるなら2階にも階段用の照明スイッチがあるのにこのときはスッポリ頭から抜けていた)
しかしそれがいけなかったらしい。
自分でも気付かないうちに震えていた手から滑り落ち、ゴン! ゴン! と音を立てて階段を落下していくあたしの携帯。
「あ! ちょっと、待て、このっ!」
携帯を追って慌てて階段をおりる。
携帯は少し落ちたところで止まり、それにホッとしたのもつかの間、ズルッと踏み出した足を滑らせてしまった。
「!!!!??!?」
ドン! ドダダダ! バキィ!!
「あ、あっぶなー…」
足を滑らせた瞬間に壁に両手を突っ張り、足を広げてなんとか落下は防げたようだった。
はたからみれば凄まじくはしたない格好をしているだろう。大股を広げ、下半身を下に突き出している今の格好は。
この下にあのバカがいたなら、間違いなく蹴り飛ばしてる。断言できる。
「っていうか、今すっごい嫌な音がしたんだけど…うあぁ〜〜……やっちゃった…」
なんとか階段から落下は防げたけど、足元の惨状を見て漏れたのがその科白だった。
足をどけてみれば、そこには見るも無残に踏み砕かれた携帯が。正確には、中折の部分を見事に踏み抜いたみたいで携帯が真っ二つになっていた。
流石にこれはもう修理は無理だよね。ホンッとについていない。
「あ"〜もう最悪!! あれもこれも全部あいつのせいよ! でも、どうしよう。これじゃ連絡取れないじゃん……ん? むしろこれは好都合?」
うん、そうだ。シスコンのあいつのことだし、あたしの携帯に電源入ってないことに気付けば飛んで帰ってくるかもしれない。
あせったあいつの顔が目に浮かぶ。連絡もよこさないあいつが悪いんだし、自業自得よね。
イヒヒ、いい気味。あ〜キモイキモイッ。
ついでにあたしの携帯の買い替えにつき合わせてやろう。あいつもそろそろ携帯買い換えたいって言ってた丁度いいでしょ。
そのときにあたしと同じ携帯を買わせよかな。同じメーカーなら割引もききやすいし。あいつ相手に携帯代かさむのも癪だし。
あなたは本当に素直じゃないわね
うっさい
どこからともなく黒いのの声が聞こえた気がした。
「とりあえず何か食べよ。お母さん何か作り置きしてあるかな?」
もし何もないなら今から出前を取るなり買いに行くなりしなくちゃいけない。お金はお母さんからもらってるけど、正直面倒だ。
そう思ってキッチンを覗いてみると、お母さんお得意のカレーを発見! これなら温めるだけでいいし、手軽に食べられる。
お母さんグッジョブ! 早くあっためて食ーべよっと。
コトコトと音をたててカレーが温まっていく間、ついつい思い浮かぶのは京介の顔。
「兄貴、ほんとにどこ行ったんだろ。いい加減帰ってきてくれてもいいじゃん……」
自分でも信じられないほどに弱々しい声音が漏れていた。
思い返せば、夜に一人で留守番なんてことはほとんどなかった。あたし以外にも誰かしらが家に必ずいた。
それはお母さんだったりお父さんだったり――京介だったり。
そういえば、親がいないときはいつだって京介が家にいた。
それは冷戦中だったあの頃も同様で――あいつはあいつなりにあたしを心配してくれてたのかな。
コトコトコトコト。カレーの煮える音だけがリビングに響く。
カレーはとっくに温まっているのにもかかわらず、そあたしはのまま煮続けている。――まるで誰かの帰りを待つように。
あたし、何やってんだろ。さっさと食べて部屋に戻ればいいのに。意味、わかんない。
「……カレー食べて部屋もどろ」
どうにも味気ないカレーを食べ終えたあたしは部屋に戻り、PCを起動させてチャットを開いた。
この苛立ちと寂しさと、他にもぐちゃぐちゃになった感情をどこかに吐き出さないとやっていられない。
見てみれば、丁度よく黒猫と沙織がいた。
少し悪いとは思うけど、今は愚痴のはけ口になってもらおう。
ピロリーン
きりりん@あのバカが帰ってこない件 さんが入室しました
きりりん@あのバカが帰ってこない件:やほ
†千葉の堕天聖黒猫†:あら、来たのね。ごきげんよう
沙織(管理人):あらあら。いらっしゃいませ、きりりんさん
きりりん@あのバカが帰ってこない件:っていうか聞いてよ!もう信じらんないんだケド!!
†千葉の堕天聖黒猫†:またいきなりね。あなた、もしかして愚痴りにきただけなのかしら?
きりりん@あのバカが帰ってこない件:うっさいなぁ。別にいいでしょ!!文句ある!?
沙織(管理人):まあまあ、きりりんさんも黒猫さんも、お二人とも落ち着いてください
†千葉の堕天聖黒猫†:…まあいいわ。それで? 何があったのかしら?
きりりん@あのバカが帰ってこない件:それがさあ、あんたらには言ったと思うけど、今日からウチの親が旅行にいってんのね
†千葉の堕天聖黒猫†:そんなことも言っていたわね
沙織(管理人):「思う存分メルルがみれるー!」とはしゃいでいましたもの。覚えてますわ
きりりん@あのバカが帰ってこない件:うっ…ま、まあそれはいいとして!
あたし今一人で留守番してるんだけどさあ、ウチのバカがいまだに帰ってこないんだよね
ありえなくない? こ〜んな可愛いあたし一人家残すとか!
せっかくあたしが構ってあげようと思ってたのに!
†千葉の堕天聖黒猫†:…なるほど。それで寂しくなってここにきたのね
せっかく家に招待した男に逃げられて、その寂しさの埋め合わせというところ?
フッ、いい気味ね。これに懲りたらもう少し普段の態度を改めたらどうかしら?
きりりん@あのバカが帰ってこない件:な、何言ってんのあんた!?ウチのバカって言ったらあいつに決まってんじゃん!!
†千葉の堕天聖黒猫†:あら、あなたがそう呼ぶなんて随分と仲がいいのね。いつの間に男なんて作ったのかしら?
しかもご両親が家にいない間に連れ込むだなんて。このビッチ
きりりん@あのバカが帰ってこない件:んなぁ!?ちょっと! ふざけんのもいい加減にしてよ!!
あいつって言ったら兄貴に決まってんでしょ!?
†千葉の堕天聖黒猫†:ふざけるも何も、あなたこそ何を言っているの?
きりりん@あのバカが帰ってこない件:何がよ!?
†千葉の堕天聖黒猫†:あなた、一人っ子じゃない。兄がいるだなんて聞いたことがないわ
……は?
一瞬目を疑った。こいつは、今、なんて言った?
きりりん@あのバカが帰ってこない件:は、はあ!? な、何言ってんのあんた。頭でもおかしくなった!?
†千葉の堕天聖黒猫†:おかしいも何も、それはあなたではなくって? ねえ沙織?
きりりん@あのバカが帰ってこない件:ちょっと! まさかアンタまでおかしなこといわないでしょうね!?
そ、そう。これはこいつの悪い冗談。そうに決まって……
沙織(管理人):え、えっと……きりりんさん?
わたくしもきりりんさんは一人っ子だと記憶しているのですけれど…
アンタマデソンナコトヲイウノカ
きりりん@あのバカが帰ってこない件:……あ、あはは。何? 二人してあたしをからかってんの?
冗談にしても笑えないよ? それ
†千葉の堕天聖黒猫†:からかっているつもりはないのだけれど……
あなた疲れてるんじゃなくて?
沙織(管理人):そうですわ。慣れない留守番で疲れているんでしょう
今日は早めにお休みになられたらどうです?
きりりん@あのバカが帰ってこない件:……もういい!! あんた達に言ったあたしがバカだった!
きりりん@あのバカが帰ってこない件 さんが退室しました。
なんなのよ二人して! ムカつくムカつく!! 憂さ晴らしのつもりだったのに余計にストレスたまったじゃん!!
あたしが一人っ子?ハッ、寝言は寝てから言えっての。あんたらとあいつ、何回顔を会わせたと思ってんの!? 人を勝手に恋人扱いしたくせに!
バン! と蹴破るように部屋を出て、ドンドンと床を踏み鳴らしてあいつの部屋の前に着く。
もう物理的にでも何かに当たらないとやってられないぐらいにあたしは苛立っていた。
思いっきりドアを蹴飛ばしてやろうと足を振りかぶって、
「あれ?表札がない?」
ようやく感じていた違和感の正体にたどり着いた。
いつもかかっていたはずの「京介」と書かれた表札がない。
嫌な、胸騒ぎがした。
「ま、まさかね。そんなはずは……」
苛立ちは既に忘れていた。背中に嫌な汗をかいてるのがわかる。
さっきの黒猫の言葉が頭をよぎった。
あなた一人っ子じゃない
ゴクリ、と喉を鳴らす音がやけに響いて、見慣れているはずのドアノブがやけに恐ろしいものに見えた。
あいつに人生相談を持ちかけてから出入りするようになったドア。そのドアをいつものように開けようとして……やめた。
バ、バッカみたい。そんなことあるわけないじゃん。あいつだって流石にもうすぐ帰ってくるでしょ。
今日っていう時間はまだまだあるんだから、嫌なことは忘れてさっきの続きをしようっと。
自分に言い聞かせるようにそんなことを考えながら、あたしは部屋に戻った。
拭いきれない不安を胸に抱えたまま。
その日、京介は家に帰ってこなかった。
以上です
>>744 >>745 が何かおかしなことに(汗)
こういうところのスペースの開け方がどうなってるかよくわからないな
なんか不慣れで申し訳ない
続きは後日投下します。でわ
ああ、なるほど、メモ帳とかwordじゃだめだったのか
タヒにたいorz
>>747 乙ですー
携帯に何が隠されているのか続きを楽しみにしてます
>>747 物凄い続きが気になるんだけどどうしてくれんのよw
>>747 貴方、3日以内に続きを投下しないと、呪ってやるわ。
面白そうなんだけど、これエロパロなのか?
>>754 エロ無しSSなんてずっと前からあるけど
757 :
747:2011/04/17(日) 22:04:22.40 ID:HePDeMNc
閃いた。ちょいと聞きたい
陸上とか激しい運動する子はまれに処女幕が破れてるそうだが
やっぱり初めてのときは処女幕喪失イベントはあったほうがいいだろうか?
それの如何でエロルート分岐の可能性が見えたんだが
ただしいままでエロ書いたことないから出来の保障はしないけど
そりゃあったほうが気分的には良いなw
もともと膜の形に個人差があるしそのせいで破瓜の痛みや出血量にも個人差がでる
膜のあるなしじゃなく実際にした経験のあるなしで処女/非処女は決まるんでね?
ごめん、ちゃんと読んでなかった
「膜」喪失イベントね
経験無し設定ならあった方がいいな
>>747 こういうSF(すこしふしぎ)な話は大好物です。
後編期待してます。
覚悟していた痛みがなくて、相手に非処女だと勘違いされたくないとテンパって、わたわたと言い訳をする姿も可愛いと思うんだ
763 :
747:2011/04/17(日) 23:26:41.66 ID:HePDeMNc
貴重なご意見ありがとう
とりあえず今日は明日に備えて寝まする
次回は3,4日以内に投下する予定です
でわでわ
>>763 む、そんなに掛かるのか!いや、かかっていいんだけど先が凄い気になる
楽しみにしてる!
どんな激しい運動したって膜に影響あるような方向には関節は動かねーよ
膜って言っても覆われてるわけじゃないしな……
陸上って事は桐乃か…。乙女ゴコロが垣間見れるのは好きだから是非頼む。
>>757
スポーツしていると割りとあると聞くが、日常生活でも尻餅等の弾みで
股間痛打しても稀に破れ出血するらしい
ソースはうちの妹
走ってることが本当に股間内部に影響ないなら、サッカー選手の寿命はもうちょっと延びると思う。
野球選手の一部も。
実際はどんな運動も激しいと内部の筋肉痛めまくり、一見関係無いと思われる箇所に影響でまくりなんだけどね。
実はプロスポーツ選手って平均寿命自体短いし。
それに柔軟出来ない筋肉の一種だから割と堅いし、強烈な衝撃にさらされるとすぐ断裂する>処女膜
770 :
769:2011/04/18(月) 13:27:45.58 ID:jP6n/sex
あ、分かると思うけど一、二行目の寿命は選手寿命で、四行目の寿命は普通の寿命ね。
いやサッカー選手だって試合で痔にはならねーだろ
と思ったが股間に蹴りをもらいそうな競技は結構あるか
ID:GtW0afSm は納得できないみたいだけど、激しいスポーツで処女膜破れる事があるって、割と常識だぞ?
過剰に恐れるようなことでもないのだろうけど
俺個人の知る限りでも、乗馬と新体操で二つの実例を聞いた事がある
スポーツ等で初体験以前に処女膜が破れて、それが原因で彼氏に誤解されて破局した、
なんて例も聞いたことあるけどな
処女って言っても必ずしも出血するわけじゃないから
筆者の体験に基づいてリアルに描写するか
やはり二次元ライクに書くか
の2択になるかと
>>771 痔と比較になんかなるまいよ。
処女膜と違って、肛門は痔になるために生まれてきた器官じゃないもの。
もともと脆くできてるんだよ。
実際、処女膜が丈夫な人は手術で切開しないと性行為がいつまで経っても苦痛で、
それこそまるで痔のように、社会通念上の処女を失っても毎回出血して苦しんでしまうんだ。
鍛えることも柔軟することも出来ない上に、損傷しやすい筋繊維で出来てて
人によってはちょっと指で弄ってるだけでもしくじると破れる処女膜と、
毎日誰もが使って鍛えて柔軟にしている肛門は比較になんかならん。
>>776 すまん、詳し過ぎてちょっと気持ち悪いって思ってしまったwww
瀬奈ちゃんかよ
>>776 さすがIDの末尾がsexの男は格が違った
今回は久々にエロなしですが投稿します。
『少女の願い』
CP:京介×黒猫
エロ:なし
夏休みも残すところあと数日。
私は、二人の下僕<しもべ>と共に、秋葉原を散策していた。
本来であれば、私のような闇夜の住人には、この日差しは毒である。
しかし、薄い妖気の膜で全身を覆うことで、
日光から身を守っているため問題はない。
「ちょっ、あんた顔真っ赤だけど大丈夫?」
「平気よ、薄い妖気の―――」
「はいはい邪気眼乙。ねぇ沙織」
桐乃が沙織の方を向くと、沙織はすでに周囲を見渡し、
手ごろなカフェを見つけていたようだった。
「そうですな、少し休憩としましょうぞ」
「へ、平気だと言っているじゃない」
「いえいえ、拙者たちにもこの日差しは、ちとキツいのでござるよ」
「そ……それなら仕方ないわね」
「うむ、かたじけない」
私くらいの魔力を秘めていれば、どうということもない日差しでも、
軟弱な人間ともなれば、そうそう耐えられるものではない。
仕方なく、私は二人と共にカフェに向かったのだった。
◇◇◇
「つまり、黒猫氏は、京介氏に『瑠璃』と呼んでほしい、と」
「ち、違うわ。い、今挙げたのは例えばの話で……」
ま、まったく。
なぜ時折、沙織は日本語が通じなくなるのかしら。
今私たちは、近場のカフェで一休みしている。
今日の戦利品のお披露目も一通り終わったところで、
先輩―――桐乃の兄であり、私の恋人―――の話になったのであった。
「私はただ、恋人になっても、別に前と変わらないと言っただけで」
それに急に『瑠璃』だなんて呼ばれたら、恥ず―――
こ、困惑してしまうじゃない。
「普段の変態ぶりから考えると、すぐにでも襲ってくるかと思っていたのだけど」
「京介氏のヘタレっぷりは筋金入りですからなぁ」
「ったくあのバカ兄貴は……」
そう言いながら、少し嬉しそうにしている桐乃。
……はぁ、とんだブラコンね。
「そんなに焦るつもりもないから別にいいのだけど」
「でもさ、兄貴ともっと恋人っぽくなりたいんでしょ?」
「そ、それは……え、えぇ……まぁ、そうね」
「だったら沙織の言うように、呼び方変えるのはいい手だと思うよ?」
ずいぶんと簡単に言ってくれるわね。
……正直に言ってしまうと、私だって何度か変えようとしたわ。
でも、彼を名前で呼ぼうとする度に、私の頭は真っ白になってしまうの。
きっと、誰かがそうさせないように呪いをかけているのね。
ベルフェゴールかしら。
「ふむ、そのご様子だと、なかなか切り出しにくい話題のようですなぁ」
「そうね、少し躊躇してしまうわ」
「ヘタレカップル……」
「何か言ったかしら?ビッチ」
分かってはいるのだけれど、焦っても仕方ないというのも本当で。
今は、その……一緒に横にいるだけで、ドキドキしてしまうから。
それ以上のことが起こってしまったら、私の体は爆発してしまいそう。
だから、私からは踏み出せないでいるのだ。
「なるほど、ではこういうのはいかがでしょう?」
沙織は、何か思いついた顔で、人差し指をピンと立てて言った。
「創作物でアピールするというのは」
「……というと?」
「つまり、黒猫氏が京介氏にして欲しいことを、同人誌にするのです」
「は、恥ずかしいじゃないそんなの……」
「いえ、あくまでフィクションの話として、ですから」
なるほど。
直接は言いづらいことでも、フィクションであれば。
私にもできる、ギリギリのライン、といった感じね。
「やってみようかしら」
「あの鈍感兄貴が気付くかなぁ」
「まぁまぁ、なんでもやってみませんと」
その夜、私は精一杯の魔力を込めて、作品を書き上げた。
◇◇◇
夜魔の女王である私が、自分の根幹たる魔力<マナ>の一部を分け与えた下僕<スレイブ>。
古より存在する契約により、彼は王たる資格を得ることになるのだが
彼はいまだに自分に与えられた魔力の扱い方を理解していない。
彼の名は京介。私が、生涯一度のみ使うことを許された契約を結んだ男。
ある日、彼は私にこう話しかけた。
「女王。貴方のことを、『瑠璃』とお呼びすることは可能でしょうか」
「ふむ」
女王である私は知っている。
下僕たる人間達は、真名よりむしろ人間としての仮の名前を使うときにこそ
特別な魔力を発する場合がある。
彼の提案の以前より、私もその方法を考慮していたのだ。
彼がより強い魔力を発するための方法として。
そして、私と彼の間に結ばれた契約をより強固にする方法として。
「許そう。私の事はこれから『瑠璃』と呼びなさい」
「ありがたき幸せにございます、瑠璃様」
そう言うと、彼は私の足元の跪き、手の甲に契約の口付けを交わした。
これは、そう、永遠の契約。
その瞬間、今までは微弱に感じる程度だった彼の魔力は増幅し、私の体を包み込んだ。
そう、これが、契約時に私が欲していたもの。
彼の抑え切れない魔力が私の中に注ぎ込まれる。
契約更新完了。
私たちはより強固な契約により結ばれたのだった。
◇◇◇
「どうかしら?」
「うーん……」
どうって言われてもなぁ。
俺は今、数日前に恋人になったばかりの、女の子の家にいる。
『今日は親がいないのだけれど……うちに来ない?』
なんて言われたときには、こう、色気ある展開を期待していたんだが。
彼女の部屋に入り、ドキドキしながら座っていると、突然作品を渡され
今はその作品の感想を求められている。
ってか感想以前にさ。
「なんで名前が俺達なんだ?」
「やっぱり……」
黒猫は少し諦めたような表情になって、俺の隣に座った。
あれ?
俺、なんか答え間違ったかな?
「いや、面白かったと思うぞ」
「……」
「えぇっと、もっと過激な方が読者は喜ぶんじゃ」
「もういいわ」
あっれー?
喋るほど墓穴を掘っていく気がする。
……ダメだ。全然わからん。
「ちょ、ちょっとトイレ借りてもいいか?」
「えぇ、部屋を出て左の突き当たりよ」
ふぅ。
こういうときこそ、持つべきものは妹だ。
トイレに着くと、俺は携帯を取り出した。
妹の名前を選び、発信ボタンを押す。
『何、どーしたの?』
「ちょっと相談したいことがあるんだが」
『は?なんであたしがあんたの相談なんて聞かなきゃいけないわけ?』
それが毎度俺に人生相談してくる妹の言い草かよ!
とは口が裂けても言えず。
「そこを何とか。頼れるのお前ぐらいしかいないんだよ」
『チッ。仕方ないなぁ。早くしなよ』
「えっとな」
俺は事の顛末を桐乃に説明した。
『はぁ……バカ兄貴』
「俺がバカなのはこの際いいんだけど、やっぱ俺なんかマズったかな?」
『うん。もう死んだらいいよ』
やっぱなんかマズかったんだな……
罵詈雑言はともかく、それが分かっただけでも妹に感謝しよう。
「でさ、どうしたらいいと思う?」
『うーん……あのさ、黒いのがすごいシャイだってのは分かってるよね?』
「あぁ、そりゃな」
『だからさ、普段は兄貴に言いたくても言えないことがあるんじゃない』
「そ……そうかもしれんな。確かに」
『で、分かった?』
「……何が?」
『……』
電話越しに、妹の盛大なため息が聞こえる。
分っかんねー。
何がなんだかサパーリ分かんねーぜ。
「すまん、俺がバカなのは分かったから、もう少し分かりやすくだな」
『もう……あのね、黒いのがあんたに見せた作品には』
「あの作品には?」
『黒いのがあんたにして欲しいことが書いてあるんじゃないの?』
「……そ、そういうこと……か」
『はぁ。じゃ、忙しいから切るよ』
そうか。
……ははは、そういうことか、もう分かったぜ!
トイレを出て、黒猫の部屋に戻る。
「黒猫!」
「な、何よ」
持つべきものは出来た妹だな。
確かに俺は馬鹿だった。鈍感だった。
でも、もう分かったぜ。
シャイな黒猫が秘めていた願い。
“永遠の契約”だろ?
「黒猫、結婚しよう!」
「死ねばいいわ」
あ、あれー?
間違えたかなぁ……
「いったい妹に何を吹き込まれたの?」
「な、なんで桐乃と電話してたのを?」
「やっぱり電話してたのね」
あぁ、なんかどんどん深みにハマってる気がする。
と、とにかく黒猫の願いを調べないと。
俺は再び黒猫の作品を手に取った。
再び目を通すと、ある一行で目が止まった。
『彼の抑え切れない魔力が私の中に注ぎ込まれる。』
そうか、そうだったのか。
俺も夜は、黒猫の事を想い悶々としていたわけだが。
黒猫もそうだったんだな。
「服を脱げ黒猫!」
「……呪うわよ」
……お、おかしいなぁ。
これで間違いないと思ったんだけど。
思えばキスだってまだしていないんだから、
えっちは早すぎるかぁ……ん?キス?
「先輩。全然分かっていないようだけれど」
「ん?ああ……」
「別に私の願いを当てる必要はないのよ」
そういうと、俺の手から作品を取り上げた。
あぁ、唯一のヒントが遠ざかっていく。
「その、あのね、私たちは恋人になったでしょう?」
「そ、そうだな」
「でもね、今のままでは、恋人っぽくないと言うか」
「それは確かに」
俺も感じていたことだった。
もっとこう、ラブラブってのを想像していたんだがな。
実際は、今まで二人でいたときとあまり変わらない。
心地よくはあるし、めちゃめちゃドキドキはするけど。
名前で呼ぼうとかもしたけど、テンパリすぎて無理だったわけで。
チキンハート京介さんと呼んでくれて構わない。
「だからね、先輩に、その―――」
「恋人っぽいことをしようか、黒猫」
「っ!?」
ここから先を、黒猫に言わせるのはさすがに彼氏としてダメすぎるだろう。
俺は黒猫をそっと抱き寄せると、耳元で囁いた。
「目を閉じろ」
「えっ」
「いいから」
黒猫は少し驚いた様子だったが、大人しく目を閉じた。
黒猫の願い―――当たりかハズれかは分からないけど。
俺は俺のしたいことをする。
本当は今までも、ただそれでよかったのかもしれない。
俺は黒猫の唇に、自分の唇を重ねた。
「んっ……」
黒猫は、くっと体を硬くした。
ドクン ドクン
自分の心臓が大きく脈打っているのが聞こえる。
どれくらい時間がたっただろう。
現実的に考えれば、ほんの数秒だったに違いない。
でも俺は時間の感覚を失ってしまっていた。
一瞬の出来事だったような、それでいてものすごく長かったような。
ふわっとした感覚の中、静かに唇を離した。
「っはぁ……」
ずっと息を止めていた黒猫が、息を吐き出した。
顔を赤くして、潤んだ瞳で俺を見つめている。
か、かわいい。
「好きだ……る、瑠璃」
はっと目を見開いて、俺を見る。
すごく恥ずかしかったが―――やはり、名前で呼んで良かった。
彼女のこんな顔が見れたのだから。
「お前、ほ、ホントかわいいな……」
「な、何を言っているの」
恋人になるって、こういうことなのかもしれないな。
自分がしたいことを、素直にさらけ出して。
それは、いつも受け入れてもらえるワケではないのだろうけど。
瑠璃は、俺の左の袖をキュッとつかんだ。
そして恥ずかしそうにこういった。
「もう一回、キスをして。き、京介」
俺はかわいい恋人の頬に手を当てると、再び顔を近づけた。
-おわり-
以上になります。
なんか1レスの文字数が制限?されているようで
予定の3倍くらいのレス数になってしまいました。
かたじけない……
GJっしたー!
>>798 GJです!
初々しい黒猫かわいいペロペロ
>>798 乙です。
ところで、なんか見覚えがあるんだが、昨日某所に誤爆した人?
聞くまでもなくそうなのは待ちがいないのに、なんでわざわざ蒸しかえすんだ・・・
次は是非とも抑えきれない魔力を注ぎ込むとこまでやってほしいものである
>>803 別に責めてるわけじゃないからいいだろ別に
>>802 別にかまいませんよ、これからも良作をお願いします。
>>803 どこかで見た記憶があったので心当たりを一通り探したけど、それっぽいものが見つからなかったから気になったんだよ。
誤爆先からは削除されてるから確かめることもできないし。
別にどうでもいいといえばどうでもいいけど、のど元まで出ているのに出てこない状況っていやじゃん。
まぁ、気分を悪くした人がいるんなら誤ります。
作者を非難する意図はなかったので、気にしないでください。
>>803 >>805 >>806 あ、お気遣いありがとうございます。
今のところ責められたとも感じていませんし、サラっと流していただければ。
むしろどんどん罵ってくれて構(ry
>>807 うれしいですねー、いやホント。
レス付くとホントうれしいです。
ホントは全部お礼のレス付けたいくらい(ウザいからやりませんがw)
また頑張ります!
GJでした!
またエロいのお願いします
>>798 こういうのがさらっとかけるのは羨ましいな。乙です
さて、俺もSS書くのに戻らねば
乙でした。
俺もなんか書いてみようかな。
>>776 つまり
-------------------------------------------------------------------------------------------
「ちちち、違うのよ。女性のこの膜は鍛えることも柔軟することも出来ない上に、
損傷しやすい筋繊維で出来てて人によってはちょっと指で弄ってるだけでも破れることがあって、
いえ、その、わ、私は決して指で弄って破ったという事ではないの」
涙ながらに必死にそう言い募ってくる黒猫は可愛いなあ。
可愛すぎて俺のアレが爆発しそうだ。
「いや、だからわかってるよ」
ちょっと声出すだけでも暴発しそうなくらい、気持ちがいい。
熱い粘膜が俺の先端をぐぐっと締め付けてきてる。
「も、もちろん、あなたの他の男性とすでに経験したというわけでもないわ。
ただ女性の中には初めての性交でも出血を伴わないひと、もっ、い、いるという」
俺がゆっくりと肉竿を引き抜くと、黒猫は眉根を寄せながらおかしな声を漏らす。
「ふっ…あっ…」
「あ、ごめん。痛かった?」
「い、痛くなど、な、いわ」
俺はそんな強がりを言う恋人の唇にキスをする。
「判ってるって。血出なくたって、お前はこれが初めてだって」
黒猫の瞳に涙が盛り上がる。
「お前は俺に、初めてを捧げてくれたんだよな」
「そ、そうよ」
「嬉しいな。黒猫。お前が、俺が初めてで。俺の初めてがお前で」
ふるっ、と俺の下の黒猫の体が震える。
きゅん、と黒猫の熱い粘膜が俺の肉竿を締め付ける。
黒猫と付き合うようになって、わかった。
黒猫はとてもシャイで、恥ずかしがりやで、でも人一倍乙女チックだということを。
好きだとか愛してるとか言っても、そのシャイな心を覆ってる殻で素直な反応が見えないということを。
でも今、俺の彼女の黒猫は何も纏っていない。
好きだ、と言うと俺の体の下にある黒猫の肌から胸の動悸が激しくなるのがすぐにわかる。
愛してる、と言うと薄桃色の粘膜は嬉しそうに俺の分身を抱きしめてくれる。
だから俺は躊躇せずに言葉を紡ぐ。
「愛してる。黒猫。いや、瑠璃。俺、一生お前だけでいい。お前以外の女なんか、いらないから」
瑠璃は俺の体の下で、一瞬だけ大きく瞳を開くと、嬉し涙にまみれながらそのかわいらしい唇で
囁いてくる。
「わ、私も…あ、あ、あなただけ…い、いっしょう、あなただけがいい」
瑠璃の内側がキュン、キュン、と蠕動している。
潤んだ瞳で俺を見つめてる深い色の瑠璃の目から涙が溢れてくる。
俺はその涙に口付けて拭うと、脳が溶けそうなほどの快感を再び得るためにゆっくりと腰を動かし始めた。
つづかない
-------------------------------------------------------------------------------------------
ということですね?わかります。
>>814 お前はなんてものを見せるんだ。
早く前後の文章を書いて仕上げるんだ。
>>814 この荒らぶる魔獣を沈めるために続きを書くのだよキミ!
>>817 魔獣? 何のことだ? いいから早くその粗末なモノをしまいたまえ
続かないとか生殺しか
>>776 筋線維じゃなくて、ただの結合組織だと思う。
解剖の時の記憶が正しければ、骨盤底筋はもっと奥。
>>814 黒猫ペロペロ
そして黒猫の押し入れから、バイブが出て来て
京介のけつ穴に入るんですね
黒猫のssが多くて嬉しい
数ヶ月前では考えられなかった光景だな
SSの数で言うなら
桐乃>>黒猫>>あやせ>>超えられない壁>>その他
という感じだな
VIPの方なら加奈子・ブリジットといったマイナーのもあるけど、フェイトさんとリア・・・
桐乃のSSはキャラスレで満たされてるからじゃねw
エロがなくてもあんだけあれば満腹だろう
もっともここいらでエロもみたいところだが
同意。そろそろ久々に桐乃のエロも見たい気分
俺はエロければなんでもいいぜ!
基本的にSSは作品がある程度進んだら本編で芽がない人気キャラのものが大量生産される傾向がある
桐乃のレイプ物でいいなら・・・・・・
>>831 やめろとは言わんが、桐乃に限らずその手の展開は拒絶反応出る読み手が多いから、事前に注意書きするのは忘れんといてな
>>831 個人的には読みたい!
注意書きあればオッケーだと思う。
せなちーで本編のはっちゃけぐらい激しいSSってあったのー?
京介にレイプされる展開なら(ry
どう考えてもキリノがしかないね
後味が悪いのでレイプはやめてほしい。
なに!?京介が赤城にレイプされるだって!?
キリノが、メルルコスの加奈子をレイプして
被害報告をあやせにしたら 展開がいいな
レイプものはどのキャラも見たくないな
まーまー
ここはオナニーを展開する場所だし
気にくわない作品はスルーでよかろう
注意書きさえしっかりしてくれればさ。
赤木兄妹とスワッピングものなら?
スワッピングって恋人を交換するやつ?
別にいいけど、需要があるかと言えば微妙?
むしろ赤木兄妹で良い雰囲気になっちゃうのが見たい
真壁姉弟とか
>>747です
続きかけたので投下します。
と言いたいところですが、まだ完結してないです
どうも明日辺りから超忙しくなる兆候が見えてきたので
とりあえず予告もしてしまっていたのできりのいいところまで投下することにしました
何とか今週中か日曜には終わらせるつもりです。
では、22:50辺りから投下します
翌朝。
結局、あれからあたしはほとんど寝ることが出来なかった。
一人で寂しかったとかそういうわけじゃない。
あいつがいつ帰ってきてもすぐに文句を言えるように待っていたらそうなってしまっただけだ。
だからあたしは悪くない。
おかげでかなりの寝不足。さっき鏡を見てみたら少しクマができててもう最悪。昨日からこんなことばっかりだ。
ホントは寝ていたいところだけど、そうもいかない。携帯を新調しにいかないと。
もし壊れてる間に仕事の電話とかあったら不味いし。
だるい体にムチを打って出かける準備をする。
あんまりしたくはないけど、クマを隠すためにいつものより少しだけ濃い目の化粧をしないといけない。
あたしは手早く準備を済ませて、バッグと壊れた携帯を持って家を出る。
カチャン、という音と共に鍵が閉まったのを確認して、あたしは目的地に向かって歩き出した。
「桐乃ーーー!」
「え、あやせ?」
目的の携帯ショップまでもう少し、というところで後ろから声をかけられた。
あやせだ。こんな所で会うのは珍しい。
「こんにちは。桐乃」
「うん。こんにちは。あやせ」
「こんなところで偶然だね。今日はお買い物? たしかお休みだーって言ってたよね?」
「うん、そんな感じ。昨日携帯壊しちゃってさ。買い換えなくちゃいけなくなっちゃって」
「あ、そうなんだ? 災難だったね」
たわいない会話。たったそれだけのことだけど、肩から力が抜けたのがわかった。
自分でも気付かないうちに相当気が張り詰めていたみたいだ。
こういうときは本当に友達の、親友のありがたみを感じる。やっぱり持つべきものは、だよね。
あやせと話しているうちに、さっきまでの沈んだ気分は大分晴れていた。
そうやって歩いてると目的のお店が見えてくる。
あやせもこれから用事があるみたいだから今日はここでお別れかな。
「じゃあ桐乃、わたしこっちだから」
「うん。あ、そうだあやせ」
「うん? 何、桐乃?」
きっとあたしは安心しきっていたんだと思う。それまでがあまりにもいつも通りで。
だから聞いてしまった。聞くつもりはなかったあいつのことを。
「兄貴、どっかで見なかった?」
「―――」
「昨日から帰ってなくてさ。連絡もよこさないし、あいつどこほっつき歩いてるんだか」
「…………」
「あやせ?」
どうしたんだろ? なんか様子がおかしいけど……
そんなことを思っていると、あやせはくるっとこっちを向いた。
表面上は変わりがないように見える。でも、目が恐ろしいほどに、暗い。
「知らないよ」
「あ、え」
あやせの目には虹彩がまったく見えない。一体何が起きているんだろう。
なんでそんな目をしてるの、あやせ? その目はまるで『あの時』みたいな……。
それに、知らないって? それはどういう意味で? 居場所を知らないだけ? それとも――
「そんな人、どこにもいないでしょ? 桐乃」
「――――」
「ごめんね桐乃。あたし急がないと。
ちょっと急用も出来ちゃったから。バイバイ桐乃。また学校でね」
そう言って駆け出すあやせを、あたしは呆然と見送っていた。
頭から血の気が引いていくのがわかる。喉が枯れる。ヒューヒューと浅い息が口から抜けていく。
ドサッと持っていたバッグが落ちる音がした。手に、力が入らない。
『そんな人、どこにもいないでしょ?』
その言葉が頭の中を何度もリフレインする。
言い方は違っても、それは昨日、黒猫から聞いたあの科白と同じコトバ。
それは京介の存在を、あの二人に続いてあやせにも否定されたということになる。
「あ、はは。あはは………うっ、ぐ」
乾いた笑いが漏れるのと、目から何かが流れるのはほぼ同時だった。
なんでよ。なんで、みんなあいつがいないなんて言うのよ。まるでこれじゃあ、あいつが、あたしの―――。
グイッっと腕の裾で頬を濡らすそれを拭って、地面に落としてしまったバッグを持ち直し、あたしはどこへともなくフラフラと足を踏み出した。
それからどこをどう歩いてきたのかはよく覚えていない。
顔を上げてみれば、どこか見覚えがあるような、懐かしいような、そんな場所へと辿り着いていた。
「ここは……?」
あたりを見回せば、不思議な感覚が自分を包む。
まるでこの場所をよく知っているような。それに、さっきちらっと目に入ったあの家は――
「桐乃ちゃん?」
その声を聞いた瞬間、なんであたしがこんなところにいるのか理解した。
背後からかけられる声は、多分あたしがこの世で一番ムカつくやつであろう女の声だ。
そして――あいつに関しては、誰よりも信用できるだろう相手。
振り向けばそこにはやっぱり、そいつはそこにいた。
田村、麻奈実。
「あんた……」
「どうしたの? こんなところまで来るのは珍しいよね? ロックに用事?」
なんの不安もなさそうな、のほほんとした態度。
「京介に大事にされている」。その事実から普段から気に障るその態度は、余裕のない今は殺意さえ覚えてしまう。
ロックって言うのが誰のことかはわかんないけど、そんなものはどうでもいい。
あたしはあんたに聞かなくちゃいけないことがある。
「違う。あたしは……あんたに聞きたいことがあるの」
「桐乃ちゃんが? あたしに?」
バクバクと心臓の音がうるさい。足が震えて今にも崩れ落ちそうだ。
――わかってる。もし、こいつに京介のとこを否定されれば、それはもう、認めるしかないんだってことを。
もう、京介が、存在しないんだって。それがたまらなく、怖い。それでも、それでもあたしは――
「桐乃ちゃん?」
「あんたさ、兄貴、どこ行ったか、知らない?」
「え?」
「…………」
首をかしげて、う〜んと悩む地味子。
イライラする。何をもったいぶってんのよ。知ってるんでしょ? だから早く、あいつの居場所を言ってよ。
早く。…はやクはヤクハやく、早く!! あいつが、京介がいるって言ってよ!!
どこまでも焦燥感だけが加速する。1秒1秒が凄まじく長く感じられた。
そして、そんな時間が過ぎ去り、地味子の口から発せられた現実は――
「桐乃ちゃん」
「…………」
「あのね、一度おうちに帰ったほうがいいんじゃないかな?」
――あたしを、暗闇のどん底へと突き落とした
ああ、そっか。そうなんだ。やっぱり―――キョウスケハモウドコニモイナイノカ。
「そうすれば多分――」
「うるさい……」
「え?」
「うるさいって言ってんのよ! もう…もうしゃべんな!」
「き、桐乃ちゃん? 泣いて……?」
「あんたの言うことなんかもう何も聞きたくないっ! あんたなら、あんただけはって……そう、思ってたのに――っ!」
「え、えと…… 何を言って――」
「あんたなんか……まなちゃんなんかっ!――――大っっっ嫌い!!!!」
「!? き、桐乃ちゃん!?」
京介。京介、きょうすけキョウスケ京介きょうすけ―――っ!
ただがむしゃらに、地味子の前から逃げ出すように走りだしたあたしの頭の中は京介のことだけで一杯だ。
視界が滲む。足がもつれる。足をとられて転んだのは一度や二度じゃなかった。
家に辿り着き、ガチャガチャと鍵を開ける。手が震えているせいか鍵が鍵穴になかなか入らない。
ガチャン!と鍵が開いたのを聞くか聞かないかのタイミングで扉を開け放ち、後ろ手にバン!と叩きつけるように閉じた。
ハァ、ハァ、と荒い息をつく音だけが家に響く。
あたしは扉に寄りかかるようにしてその場にへたり込んでしまった。
「ハァ、ハァ……ぅぐっ、ぐすっ。うぅあぁぁ……なん、で。なんでよ……は、ぁ、ひっく、あい、つはぁ。絶対に、いたのにぃ……」
嗚咽と一緒に溢れてくるのは、京介と一緒に過ごした日々の思い出。
あたしの趣味がお父さんに取り上げられそうになった時に言ってくれた、あの力強い言葉も
『俺に任せろ』
あやせと絶交しそうなった時に、抱きしめられたあの温もりも
『俺はなあ――妹が、大ッッ……好きだーーーーっ!』
肩を寄せ合って過ごしたあの日々も
『――ありがとよ、桐乃』
そして、アメリカで潰れかけたあたしを迎えに来てくれたあの嬉しさも
『……一緒に帰ろうぜ。じゃないと俺、死ぬかもしれない』
それが全部、あたしの妄想だったというんだろうか。だとすれば、なんて滑稽なことだろう。
無理矢理足に力を入れて立ち上がった。
靴は脱ぎ散らし、ヨロヨロとリビングの戸をくぐってソファに深く座り込む。
部屋に帰れるほどの余力は今のあたしには残っていなかった。
(そういえば、あいつと久しぶりに話した日も、こうしてたっけ。)
昨日の寝不足のせいか、さっきまで走ってたせいか、瞼が重い。
(京介があたしの妄想なら、このまま眠れば、また、夢の中だけでも、会えるのかな?)
少しづつ降りてくる瞼と、傾いていく体、そして落ちていく意識の中で
(きょう、すけ……)
あたしは
「……いま……りの?い……か?」
京介の声を聞いた気がした。
以上です。
次のシーンが書きかけで投下できる状態じゃなかったのでここまで。
楽しみにしてくれてた人はごめんなさい。なんかぶつ切りで申し訳ない。
今度で完結させます!
そして次回は夢だと思い込んだ桐乃の逆レ(ry
頑張ります。でわでわ
>>853 乙でした!
次回はエロあり?全裸待機しちゃうぞww
>>853 乙でした!
全裸にネクタイで待機します!
というかこのスレ的に沙織は人気ないの?何故だ…何故にこうも…
扱いにくいのは分かるけどもう少し書き手が増えてくれるといいのになぁ
それで沙織って脱ぐ(脱がされる)こと前提でどんなのが似合うと思う?下着抜きで
ネグリジェだの制服だのメイド服だの色々考えたんだがいまいちしっくり来ないので民意(?)に丸投げしてみる
あ、忘れてましたが
>>853乙です
そして桐乃のエロいの期待してますー
今日は黒猫の誕生日ですね!(実は)
ということで記念に黒猫モノをば。
>>814が、どストライクだったモノで、インスパイアされて書いてみました。
『初めての証』
CP:京介×黒猫
語り:京介
エロ:有
「おはよう、瑠璃」
「おはようございます、せ……京介」
2学期が始まって数日が過ぎていた。
最近俺は、毎日瑠璃と一緒に学校に通っている。
爆発しろと言われても仕方ないくらい、充実した毎日だ。
「京介、あのね……」
「お、おう……」
まだ付き合って日が浅い俺達は、
お互いの名前を呼び合うたびにドキドキしている。
初々しいって?
ふん、バカにするならしやがれ。
「そうだ、瑠璃」
「どうしたの?」
俺は、今日の本題を切り出すことにした。
内心かなーり動揺しているが、そんなものチラリとも見せず。
「ええええっとだな」
「何を動揺しているの」
ふっ。
まぁ落ち着けよ、俺。
俺の動揺が伝染してしまったのか、
なんだか瑠璃まで顔を赤くしている。
「今日なんだが、親も桐乃も家にいないんだ」
「そう……」
「その、帰りにうちに寄らないか?」
「それはいいのだけど……」
瑠璃は何か言いづらそうな顔でこちらを見つめている。
……大丈夫だ、安心しろ。
「ちゃんとコンドームは買っておいたぞ」
「ば、莫迦、そうじゃなくて……」
「ん?」
瑠璃が俺の股間を指差してる。
「ふぅ、まったく。社会の窓が全開よ、変態先輩」
「……あ」
「煩悩にやられて脳味噌が腐ったのではないかしら」
ひでぇ言い草。でも、実際そんなに悪い気がしないのは、
こいつの返答に照れ隠しが混じっているのが分かるからだろう。
可愛い彼女である。
「あら、罵られて喜んでいるの?とんだドMね」
「おま」
「妹にもよく苛められて喜んでいるものね。
こんなド変態を恋人に選んでしまうなんて、早まったかしら」
ぜ、前言撤回。
ひどすぎね?
肩を落としてため息をつく俺の耳に、
少し背伸びをした瑠璃がそっとささやく。
「や……やさしくしてね、京介」
そういうと、早足でスタスタと歩いていってしまう。
たぶん俺は、この上なく気持ち悪い顔でニヤニヤしていたことだろう。
俺を追い越していった一年の女子が、俺を振り返るなりすごい顔をしていた。
ま、とりあえず……瑠璃を追いかける前に、俺はチャックを上げた。
◇ ◇ ◇
>>853 なんてとこで終わるんだ...嬲り殺しだぜ...
次待ってる!急いで欲しいけど急がなくていいよ!
「高坂先輩!」
「どうした瀬菜」
「ハァハァ……ちょ、ちょっと」
「?」
瀬菜がわざわざ3年の教室に来るなんて珍しい。
しかも俺に用事?
「どうした高坂……って瀬菜ちゃん?」
「あ、お兄ちゃん!」
なんでお前ら、兄妹で学校で遭遇してそんなに嬉しそうなんだ?
俺だったら絶対そんな顔にはならないぞ。
絶対にだ。
……まぁそれはとにかく。
「俺に用事じゃなかったのか?」
「あ、そうなんですよ」
「……で?」
早く要件を済ませてくれないか。
さっきから、お前の兄貴の視線が痛いんだ。
「さっき、体育の時間に、ちょっと五更さん怪我しちゃって」
「えっ?」
「今保健室で寝てるんですけど……って先輩!?」
瀬菜の言葉を全て聞く前に、俺は走り出していた。
◇ ◇ ◇
「まったく、そんな必死な形相で……ぷぷっ」
「だ、だってよ……はぁ、はぁ」
俺は今、保健室にいる。
ベッドには横になっている瑠璃。
先生はさっき、笑いながら保健室を出て行ってしまった。
気を使ってくれたのか?……んなわけないか。
「そんな心配するほどの怪我ではないわ」
「そ、そうなのか?」
「ちょっと足を滑らせて、尻餅をついてしまったの……」
そう話す瑠璃は、少し元気がないように見える。
やっぱりどっか、悪いんじゃないのか?
「尻餅ってなぁお前……」
「それはそうと、休み時間、もうすぐ終わりじゃないの?」
「いいんだよ、んなもん」
3年の2学期にもなれば、重要な単元は既に終了してるしな。
次の授業も自習の予定だし、事情を知っている赤城あたりがうまいことやってくれんだろ。
「たまにはいいだろ、こういうのも」
「私をサボる理由に使わないで頂戴」
「……なぁ、本当に大丈夫か?」
「な、何が」
やっぱり元気がない。
鈍い俺でも、さすがにこれは思い違いではないだろう。
「言いたくないならいいけどさ」
「……」
「その代わり、俺にして欲しいことを言え」
「……分かったわ」
瑠璃は俺の服の、胸の部分を引っ張る。
口には出さなくても、二人の間だけで分かる魔法の言葉だ。
「ああ」
瑠璃からの『抱きしめて』の合図に従って、俺は瑠璃を抱きしめる。
よくよく考えると、服の引っ張り方だけで相手のことが分かるなんて。
とんだバカップルだって、俺も思うけどさ。
仕方ねぇだろ、気付いたら分かるようになってたんだ。
しばらく抱きしめて、そっと体を離すと、
瑠璃は、俺の左の袖を引っ張った。
俺は瑠璃にキスをする。
「んっ……」
瑠璃の目は、少し泣きそうになっていた。
ホントはすぐにでも聞き出したいところだったが―――
瑠璃が話す気になるまでは、待ったほうがいいようが気がする。
と、急に瑠璃が何かに気付いたような表情になった。
「あのね、先輩」
「ん?話す気になったのか?」
瑠璃は俺の後ろを指差す。
振り返ると、保健の先生がニヤニヤしながらそこに立っていた。
◇ ◇ ◇
学校が終わると、俺は瑠璃と一緒に家に向かった。
「体はもう大丈夫なのか?」
「えぇ、もう大丈夫」
まだ本調子ではなさそうだが、
昼間よりは元気が戻ったかもしれないな。
今、俺達はベッドの上で二人で寝ている。
家には親も桐乃も誰もいない。
正直、今日は瑠璃を襲うつもりで部屋に招きいれたのだ。
だけど―――
「その、調子悪かったらまた今度でもいいんだぞ?」
「発言と下半身が一致していないわね」
いやいや、無理だって。
この状況で勃起しちゃだめって方が無理。
「だいたい、こうしてベッドの上まで連れ込んでおいてやめると言うの?」
「そりゃそうなんだがな」
やっぱ気になっちまうよ。
昼間、何があったんだ?
俺が目で訴えていると、瑠璃の目にはだんだん涙が浮かんでくる。
「お、おい、俺なんか悪いこと言ったか?」
「違う、違うの……京介は何も悪くないの……うっ……うぇぇ……」
ついに瑠璃が泣き出してしまった。
俺にはただ、瑠璃を抱きしめることしかできない。
俺は困惑しながらも―――少しだけ嬉しかった。
普段は強がっていて、あまり涙を見せない女の子。
でも俺の前では、こうして正直に泣いてくれる。
どれくらい時間が経っただろう。
俺のシャツはすっかり瑠璃の涙と鼻水でぐちゃぐちゃになってしまっていた。
「うっ……ぐすん……」
瑠璃もやっと少しは落ち着いたようで、俺のシャツの惨状に気付いたようだ。
「ごめんなさい、京介……服が」
「あぁ、気にすんなって」
俺は瑠璃にタオルを渡すと、シャツを脱ぎ捨てた。
上半身裸の状態で、瑠璃を後ろから抱きしめる。
「話してくれないか、瑠璃……」
「あの……幻滅、しない?」
「しない」
「嫌いにならないかしら?」
「なるはずないだろ」
瑠璃は小さくため息をつき、話し始めた。
「今日ね、体育の時間に、足を滑らせて尻餅をついたの」
「あぁ」
尻餅は本当だったんだな。
「それでね。ち……膣から血が出て」
「!?」
「それでね、保健室に行ったのよ」
「そ、それで?大丈夫なのか?」
おいおい、血が出たって。
「先生が言うには」
「あぁ……」
「尻餅で、処女膜が破れたんだろう、って……」
「えっ!?」
ちょ、マジで?
そんな簡単に破れるもんなの処女膜って?
「私……」
瑠璃は再び涙目になる。
「今日、京介に破ってもらうはずだったのに……」
肩を震わせ、ポロポロ涙を零す瑠璃。
はぁ……まったく。
このかわいい恋人を、俺はどうしてくれよう。
「げ……幻滅した?」
「……くくくっ」
「な、何笑ってるの?」
「俺はお前が大好きだ、瑠璃」
「っ!?」
瑠璃の唇は、涙の味がした。
俺は瑠璃の服をゆっくりと脱がしにかかった。
◇ ◇ ◇
「じゃあ、入れるぞ」
「ちょっと待って」
瑠璃は俺のペニスを持つと、何を思ったのか……
せっかく(すげー頑張って)着けたコンドームを外してしまった。
「お、お前、なんで」
「処女膜、あげられなかった代わりに、このまま……」
「え?」
「……お願い」
お願いとまで言われちゃ、仕方ないな。ふふふ。
俺は生のまま、瑠璃の入り口に自分の分身をあてがった。
そのままゆっくりと腰を突き出す。
「い―――」
「や、やっぱり痛いか?」
すごく痛そうな表情で、首を横に振る。
説得力など皆無だ。
「途中でやめたら、呪うわよ」
「あ、あぁ」
俺はそのままゆっくりと腰を進める。
ん?
途中で何か抵抗があった気がするが……
やがて俺の分身は全て瑠璃の中に納まった。
「京介……繋がっているのね、私たち」
「そうだな、瑠璃……」
俺は瑠璃との結合部に目を落とす。
「あれ?血……」
「あ……」
瑠璃は、まだ痛みが強いだろうに、パッと顔を明るくした。
「全部破れてしまっていたわけではなかったみたいね」
「あぁ、そうみたいだな」
俺は瑠璃にキスをする。
今までにないほど激しいキス。
このまま、瑠璃の痛みをかき消してしまえばいい。
「少しずつだったら、動いていいわよ」
瑠璃の言葉に、少しずつ俺は腰を動かし始める。
平気そうに見せかけているのはかなりのやせ我慢だろう。
それが分かっていてなお、俺は瑠璃が愛おしくてたまらず、腰を動かしてしまう。
「んっ……あ……あぁん……んっ」
あぁ、こんなに人を愛おしいと思ったことは、未だかつてない。
俺は瑠璃のためなら、なんだってできるんじゃないかと思えた。
「んぁっ……あぁん……あぁ」
少しずつ、少しずつではあるが、瑠璃の吐息から快感が漏れ始める。
「少し……んんっ……気持ちよく……なって……きたかも」
もっともっと、瑠璃に快感を与えたい。
そう思いながらも、俺の限界は着実に近づいてきている。
「る……瑠璃、悪い……俺もう……」
「ふふっ……いつでもいいわよっ……私でイって」
瑠璃の言葉に、俺は腰の動きを早くする。
俺は急速に限界へと近づいていく。
「瑠璃、瑠璃、あぁ……もうイく、抜くぞ」
「ま、まって、抜かないで、もう少しっ」
瑠璃は両足で俺の腰をがっしりと掴んだ。
―――ってちょっと待て、もう無理―――
ドクン ドクン ドクン
中に思いっきり出してしまった。
これが、瑠璃と俺の初体験であった。
◇ ◇ ◇
「ねぇ京介」
「どうした?瑠璃」
俺の腕枕で猫のように甘えながら、瑠璃は俺に話しかける。
「ああああのね」
「何動揺してるんだ?」
ふぅっと息を整える瑠璃。
その仕草が可愛くて、俺はつい頭を撫でてしまう。
「ば、莫迦にしないで頂戴」
「バカになんてしてねーよ。んで?」
瑠璃は少し顔を赤らめながら言った。
「明日、母さんも妹もいないのだけど……うちに来ない?」
ったくこいつは。
これ以上俺を惚れさせてどうするつもりなんだかな。
-おわり-
以上です。
思いっきりインスパイアされまくりです。
妄想が暴走してしまいました。
876 :
814:2011/04/20(水) 03:29:12.01 ID:LKfCHt06
>>875 GJ!
俺の妄想が他の妄想を誘発したようですごく嬉しい
近いうちにまた黒猫ネタで書きます
>>875 超乙!
原作ではあんまりイチャラブさせらんないし
今後もこーゆーの期待してる!!!
黒にゃんかわいいよ黒にゃん
>>875乙
黒にゃん可愛いよ
誕生日おめでとう(*^▽^)/
>>875超乙
黒にゃんは処女膜が二つあったんだよ!
>>882 さすが堕天聖は違うな!
黒猫可愛いよ黒猫
猫には処女膜などにゃいのだよ
ほほう
では、地味猫、違った、日向ちゃんで確認してみよう
京介「もしもし、警察ですか?変質者が…」
>>887 警察「また妹さんが何かしたんですか?」
常習犯かよw
>>888 京介「いえ、今日はガチホモの後輩の方です。」
京介「…ああっ、なんか『超ぉおおお腐ってますよぉぉおお!』とか叫び始めました!早く来てください!」
>>889 警察「毎日のように五更さん家から通報が入ります。そして二日に一度くらい、妹さんが捕まります」
捕まる妹って桐乃のことだろw
桐乃「あ、あたしはただ日向ちゃんの処女膜を確認しようと思っただけで」
ド変態すぐる
おまわりさんこの妹です
桐乃「チッ、じゃあ仕方ないから珠希ちゃんで我慢……フヒヒッ」
日向が中猫だっけ?
なんか違和感あると思ったら桐乃は三次元妹エロには興味ないからか
>>901 黒猫が妹をお風呂に入れるって聞いたときの顔を思い出すんだ
エロはともかく、三次元妹自体には並々ならぬ関心を、(少なくともアニメおよび公式ツイッターでは)示していたけどね
>>902 それはエロを求めてたんじゃなくてそういうシチュを妄想して喜んでただけだろ
直前に二次妹をお風呂に入れるエロゲしてたし
確かに三次エロ耐性が無い事は明確に記されてるからなぁ
三次元妹に関してもリアとかではちゃんとした姉になってたし
アニメの描写もふさたんがガチでテコ入れできてたわけではないだろうし
まあネタ部分が大きいわな
ここでは面白ければなんでもいいけどw
>>903 俺が言ってるのは「三次元妹エロ」ね
「三次元妹」と「妹エロ」には興味津々だろう
桐乃「大丈夫だよ、身体測定するだけだからフヒヒwww」
下猫「ね、ねえさま、あの女の人怖いです…」ガクガクブルブル
中猫「こ、こんなときにルリ姉が居れば…あ!」スタタタッ
下猫「にいさま!」トテテテッ
桐乃「フヒヒ…ってあ、兄貴!?」
京介「お、おいどうしたんだお前ら…って桐乃!?」
中猫「助けて高坂くん! あたしたちこの女の人に襲われそうになったの!」
下猫「こ、怖かったですぅ…」
京介「…おい桐乃、何をしたんだ?」
桐乃「ごごごごごご誤解なの!」
京介「そこまでどもると逆に怪しいっ!」
中猫「なんかニタニタ嫌らしい笑みを浮かべながら『大丈夫だよ、身体測定するだけだからフヒヒwww』みたいなこと言われて…怖かったよぅ!」ギュッ
下猫「にいさまがいなかったらどうなっていたことか、怖かったですぅ」ギュッ
京介「…俺はこいつらを送り届けてくる。お前は…」
桐乃「(ビクッ!)」
京介「…先に家に帰ってろ。事情聴取はあとだ」
スタスタ…
桐乃「(何? あたし兄貴に拷問されちゃうの? エッチなことされて『イカせてほしかったら吐け!』とか言われちゃうの!?
なにそれ変態! それで感じておまんこ濡らしちゃうあたしもっと変態!
兄貴の拷問…兄貴の拷問…)」ハァハァ
◆ ◆ ◆
変態桐乃難しいお(´・ω・`)
かまわん、続けろ
>>905 でないと、ここの作品の大半が"違和感"だらけになってしまうわな
反省させることなど不可能なのが真の変態と申すか
>>907 どうでもいいが、場所はどこだ?
五更家でも高坂邸でもないようだが。
>>907 成程?
黒猫宅に送り届けた京介が、お礼と称した3姉妹お風呂をもてなされ
やけに顔がテカテカした彼に詰問される訳ですね
……きりりん逆ギレendしか浮かばねえw
ま、違和感うんぬん言い始めたら
・京介に欲情する桐乃
・エロ剥き出しの黒猫
・サークル無視の沙織
・清楚なあやせ
・真っ白な麻奈実
全部違和感だらけだぜ。
>>904 俺に言わせれば、それは十分、三次元妹のエロシーンを妄想して欲情しているド変態キモオだけどなw
もちろん、きりりんのオタライフに対する最大限の賛辞だ
>>913 さすがに公共スペースであんなことをしようとは思わんでしょ。
五更家でも高坂邸でもない場所で、桐乃が暴走かつ痴態を見せることができる場所ってどこだろうと。
どこかのホテルでも借りているのかもしれないけど、そうなるとなんで京介が突然現れたのかがわからない。
あるいは、恒常的に利用できる「秘密の場所」を用意しているとも考えられるけど、
その場合、そういう場所を共有しているということはそういう関係なのかなと妄想できる。
普通に黒猫の家だと思ってたが…
ID:xQiPIAVR さん、再訪ですか?
>>920 誰?って思って遡ってみたら…
あぁ、そんな感じだな
もっと楽しく読めばいいのにね
とりあえず自演については学習したんだろうな
せっかく書いてくれてんのに・・・
文句あるにしても心の中で言おう。
ピントがズレ過ぎていて、文句としても成立していないからな
言われている職人さんも、苦笑いで反応に困っていることだろう
>>917 それだと、妹達を「送り届ける」ということにはならんでしょ。
逆に高坂邸だと「先に家に帰ってろ」ということにならない。
>>920 違うんだが。
気になっただけで、別におかしいと言っているわけじゃないぞ。
>>923 矛盾はネタのもとだと思うんだがなぁ。
大さんの場所があるならネタになるなと思ったから聞いたんだが、
それが悪いというのならどうしょうもない。
さむいー、さむいわー
意味がわからない
寝るか
ちょっと病んでる感じがしないでもない
>>925 えっとさ。
>>920は特にレス番付けてないわけだけど、
それでも反応するってことは
・本当にID:xQiPIAVRである
・自分のレスが似たような種類のものだと自覚している
のどちらかだと思うんだよね。
前者だったら半年ROMれ
後者だったら確信犯じゃねーかコノヤロウ
わけがわからないよ・・・
>>925 まあ、ケチのつけ方・内容はもちろんだが、君の文体自体が2ch(pink板)では割と浮いてる方なんで特徴的だよ
その特徴が ID:xQiPIAVR と似てたんだが、本当に別人なら、やっぱ二人とも2ch(pink板)やエロパロに(もっと言えば二次創作その物に)
あんまり慣れてない人だってのが、レスの書き方だけからでも伝わってくるってことだ
要するに、いい見せ物になってるってこと
>>929 指摘されて、そういうふうに受け取る向きもあるのかと気が付いた。
一度決めたらとにかく真っすぐという人間は、案外少ないよ。
しょっちゅう向きを変える人間もいるんだから、そうやって上げ足を取ると却って足元すくわれる。
何故むきになるの
?わからん。おやすみ
投下しようと思ったら何この空気……
日を改めたほうがいいのだろうか?
面倒なのをNGに入れたから問題ない
投下期待
>>935 俺が言うのもおかしいが、むしろ、あなたの投下で空気を入れ替えるくらいの勢いで頼む!
>>935 普通は気にせず投下する
「投下していい?」ってのは意外に反感も買う行為だよ
俺のSSで空気変えてやるぜぇ!! ふははははー、ぐらいじゃないと
てなわけで待機!
さぁ、来い
>>931 小ネタなんて、しっかりとプロットねって書くもんでもあるまいに、適当に突っついた方が広がると思うんだが。
まぁ、掲示板でSS見るよりは、TRPGでGMと知恵比べしていたタイプの人間だから、方向性がズレているのは確かだろう。
けど、書かれている内容にケチをつけるタイプだと思われるのはとても心外。
矛盾やあいまいな内容があれば、それは次の冒険のネタになるのだ。
とりあえず、浮いているという指摘は受け取ったので、少し立ち位置を変えてみる。
正真正銘、意味が分からない・・・
もう寝よう、投下されてたら明日拝謁させて頂く!
ごめんここまで反応が来ると思ってなかったから見切りレスしちゃった
プロットはできてるから1時半ぐらいまでには投下させていただきたいと思ってます
待ってるよ
945 :
907:2011/04/21(木) 01:41:41.72 ID:46QWTbQ9
ちょw なんで10分で書いたネタでこんなに荒れてんだよw
道端でおつかい中のふたりを桐乃が発見してリミットブレイク、しかし黒猫とのデート帰りの京介が通り掛かってって感じで書いてた これでおk?
あと続きはないお
>>915 べつに「違和感あるからダメ」とは言ってないんだから別に言わなくてよろし
>>945 わざわざレスさせるような空気になってるのは悪いが沈静化しようとしてるのに波風たてるような書き込みはやめてくれ
じゃあ投下します。
京介×沙織で眼鏡のやつの続き(完結)です。
すまんかった 半年ROMる
>>940 > 矛盾やあいまいな内容があれば、それは次の冒険のネタになるのだ。
そういうのが求められるスレ行ってくれ。
ここではそんな物は不要。
つーか、いちいち揚げ足取りみたいな事書くんじゃなくて、自分で矛盾を解消して、それを元にSS書けって。
沙織は自分の寝室である部屋の前に着くと、横にいる京介に言った。
「ちょっと京介さんは隣の部屋で待っててもらえますか?」
「え?どうしてだ?」
「それは……その、わたしにも心の準備というものがありまして、その……」
人差し指同士を胸の前でくっつけながら赤ら顔でもじもじする沙織を見て、京介はこれからする事に現実感があるようなないような不思議な感覚に襲われた。
「ああ、わかった。隣って、その……シャワー、使えるのか?」
「ぁぅ……も、もちろんです!着替えもクローゼットに色々入ってるはず、です」
「そっか。それじゃ準備できたら電話してくれ」
「は、はい」
わたわたとテンパる沙織を名残惜しそうにちらりと見やり、京介は言われた通りの部屋に入っていった。
それを受けて、沙織はふぅと一息ついてから自分を意気込ませるように小さくガッツポーズをとった。
京介はシャワーを入念に浴びて部屋にあったバスローブを羽織り、備え付けのソファに大の字に座った。沙織からの連絡はまだない。
女の子は準備にいろいろ時間がかかるものなのだから、そんなものだろう。
それに、沙織がそうまで真剣に準備を整えてくれていることに京介は喜びと緊張からの武者震いが止まらなかった。
そうこうするうちに携帯が震え、条件反射的に京介は電話に出た。誰かなど言うまでもない。
「もしもし」
「沙織です。準備ができましたので、お願いします……」
「わかった」
切った後携帯電話の電源を返す刀で落とし、京介は意を決して隣の本丸へと足を踏み入れた。
電気は玄関前しかついておらず、リビングの中は真っ暗だ。
「沙織」
そっと名前を呟くと、照明のスイッチを入れる。
予め調節がしてあったのか、光度が抑え目の薄明かりが部屋の中を包む。
「京介さん」
そこには、ベッドに腰掛けてにこやかに妖艶に微笑む沙織がいた。
風呂上りで上気した肌に黒のシースルーのネグリジェが年頃の女子とは思えぬ程の色気をかもし出している。
極めつけに、沙織がかけている”あの”赤縁のメガネが京介の思考をどうしようもなく狂わせていた。
「そ、その……京介さん、どうですか?この格好――京介さん?」
「い、いや……お前の美貌に見とれててな」
「えっ――」
互いの顔が羞恥で真っ赤に染まる。
「お、お前が常々言ってたことじゃないか」
「自分で言うのと恋人に言われるのでは全然違いますわっ!そんなこと、言われたらそれだけで……」
「す、すまん」
腰から下をもじもじさせる沙織に何か良く分からんが京介はとりあえず謝る。
互いに狼狽していることが読み取れると、2人はどちらともなく笑いあった。
「ふ……ははっ。……綺麗だ。沙織」
「ふふふっ、ありがとうございます。……わたし、こんな日が来るのを待ち焦がれていました。あってはならないことだとわかっていながら」
「沙織……」
「でも、そんな臆病者のわたしにあなたは手を差し伸べてくれた。だから、わたしはあなたに精一杯尽くさせていただきたいと思います」
「……ああ」
「それでは、お覚悟願いますっ」
京介を手でちょいちょいと招き寄せると、京介の首を掴んでその唇を啄ばむ。
時に短く、時に深く。時に舌を絡ませて互いの情欲を煽る。
ぴちゃ、ぴちゃという唾液同士の水音が例えようもなく艶かしい。
そこから沙織が焦るような手つきで京介のバスローブを剥がし、そのそそり立つ陰茎をあらわにした。
「これが本物の京介さんの……す、すごい……」
「え、えーっと……その……」
沙織にモノを見られていることで反応に困る京介を尻目に、眼鏡で性欲がブーストされている沙織は躊躇なく口でそれを含んだ。同時に両手で竿を根元から拙い動作で擦り上げる。
「うおぉぁっ!」
「ふふ、京介さんったら可愛い声で喘ぎますのね……」
「うっ、あぁっ……」
幾分か余裕が出てきたのか沙織の声色にSっ気が混じってくる。
沙織自身どうすればいいかなど良く分かっていないのだが、同人誌での知識をもとに亀頭から裏スジへとチロチロと舌を這わせることは京介には絶大な破壊力をもたらしていた。
「くぅっ沙織、やばい、もう出っ」
「えっもう……んんんんっ!?」
唐突に口内に発射される精液の塊に思わず沙織はけほけほと咳き込む。
「きょ、京介さん、ちょっと早いですわ……」
「そんな無茶言うなよ……お前みたいな極上の女にんなことされたら誰だって……」
一度抜いた影響か京介の呼吸は絶え絶えだ。とはいえ、まだまだ達していない沙織にすればそんな事情など知ったことではない。
「ならば、これでどうですか?」
「んっ……!?」
沙織は京介を自らのネグリジェの中に引きずり込んで、胸の中心まで京介の顔を持ってきてうずめさせて左右から胸を顔に押し付ける。俗に言う「ぱふぱふ」というやつだ。
「ほらほら京介さん、今度はわたしにもお願いしますよぉ」
「うっ……こんにゃろぉっ!」
あまりにも豊かな胸の圧力に呑まれそうになるも気合で振り払い、沙織の胸を両手で鷲掴みにする。
「んっ、京介さん……くすぐったいです」
「ぬぬぬ……」
しかし所詮DTの技量ではブラの上から程度では満足させられぬと悟った京介は、ご丁寧にもフロントホックになっている薄く水色がかった白く清楚なブラを必死に抜き取る。
「ふふっ、そんなにがっつかなくてもわたしは逃げませんよ、京介さん♪」
対する沙織は未だに余裕綽々だ。少し男としてのプライドが揺らいできたが、あえて気に病まず認めることにした。今は沙織を悦ばすことだけに集中する!
「触るぞ……」
「どうぞっ……んっ……」
沙織への対抗心から少し強めに揉みしだき、整った乳首を口に含む。
すでに少し硬くなっていた乳首が刺激に対応するように急激に硬化していく。
「あっ……ふぁっ……はぁっ……」
「んっ……沙織、もしかして乳首弱い?」
「あぁ……いい、いいですわ京介さんっ……!もっと触ってくださいっ……」
「おおせのままに!」
2つの蕾を摘んだり掻いたり弾いたりすると同時に右手を腹のほうに滑らせ、その滑らかな肌を堪能しながら隠された溝を軽く摩った。
「ひゃんっ!」
沙織の腰が跳ね上がる。そのショーツはすでにじっとりと濡れていた。
「これ……」
「い、言わないでくださいっ!は、恥ずかしいです……」
「おやおや、さっきまでの余裕はどうしたんだよ?」
今度は京介がイニシアチブを取る番だった。
身を包む黒のネグリジェと相反する白の紐パンが、まるで大人ぶる外装と内面の純真さを象徴しているかのようにコントラストを作っている。
そのパンツを名残惜しそうに右側の紐、左側の紐と順にするすると外していき、やがてするりと抜き去った。
年相応の薄い陰毛に包まれた秘所が露になり、沙織はよりいっそう顔を紅潮させる。
それを本当に愛おしく思いつつも、京介は人差し指を膣に差し入れ、陰核を親指で弾く。
「ふっ……ああっ……ああああっ!!」
「可愛い……可愛いよ沙織……!」
「はぁっ、そんなこと、言われたら、きっ、来ちゃうっ、あっ……あああああああぁっ!!」
沙織の腰が今まで以上にビクンビクンと跳ね上がり、秘部から愛液が噴水のごとく迸った。
そしてくたっと力が抜ける。
「だ、大丈夫か……沙織?」
女の絶頂というものを生で見るのは初めてだった京介は思わず沙織に声をかける。
「だ、大丈夫です……この程度ではまだまだっ……」
「本当かよ?」
「Exactry(そのとおりでございます).さあ、1対1でファイナルラウンドの開始ですわ!」
「そうか。沙織」
「なんですか?」
「一つだけ注文がある。眼鏡は外さないでくれ」
「ではあっちの眼鏡を「断固辞退する!」」
「ふふっ、冗談ですよ京介さん。では……!」
身にまとっていたネグリジェをするりと外す。これで沙織は眼鏡以外は完全に生まれたままの姿となった。それは京介も同様であるが。
そして横になっている京介にすっと覆い被さり、屹立するペニスに自身の膣をあてがう。
くぱぁと広げられた秘裂と下から見える巨乳のコンボは犯罪的とも言えるものだった。
そして、少しずつ京介のもとに沙織が高度を下ろしていく。
くわえ込まれていく京介の陰茎が僅かな抵抗を受ける。
「んっ……くっ――〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!」
それを見越して一気に腰を下げる沙織が、声にならない苦悶を上げた。同時に滴る血液。
「さ、沙織……大丈夫、か?」
「〜〜〜〜〜だ、い、じょうぶ、です……それよりも」
「ん?」
「わたし、重くないです、か?」
こんな時に自分の心配か、と京介は若干呆れながらもそれ以上に愛おしさで溢れかえった。
「んなわけないだろ。沙織は俺の、俺だけの女の子だよ」
「京介さん……」
「……動いていいか?それとも、自分で動く?」
「っ……も、もう少しだけ待ってください……うふふ……」
痛いんだか嬉しいんだか分からない表情で沙織は微笑んでいた。
時間が経ち、少し落ち着いて来た所で沙織の腰がひとりでに動き出した。
「さ、沙織?何で急に!」
「い、いや……少し楽になってきたらすぐに京介さんのが欲しくなってっ、あんっ!」
「うっ、ああっ!」
「はっ、あっ、んぁっ、はぁぁん!」
沙織の予期せぬ動きが結合部を擦れ合わせ、互いの性感を相乗的に高めていく。
そこで京介は沙織の腰を引き寄せて抱っこのように抱き留める、駅弁へと移行した。
腰を押さえつけることで互いの距離が余計に近くなり、2人はキスを再び深く交わす。
「んっ、はっ、沙織っ、俺、もう出るっ!」
「あっ、んむっ、京介さん、わたしもっ、なかっ、中に出してっくださいっ!」
「な、中!?」
「だいじょうぶっ、です、今日はっ!」
そう言うと沙織は腰の動きを更に速める。
「そんな事言われたら、沙織っ、や、やばい!」
「大丈夫、京介、きょうすけぇっ!!」
「うっ、で、出るっ……!」
「はぅっ……京介のが、なかっ、なかにぃぃぃぃ!!」
びゅるっ!びゅるるっ!
ドクンドクンと沙織の中に京介の白濁液が注がれる。
互いに結合したままくたっとベッドに倒れこむ京介と沙織だった。
「……はぁ。京介さん、とっても素晴らしかったですわ」
「俺もだよ、沙織」
「さて、第4ラウンド、始めましょうか?」
「えっ。でもさっき最終ラウンドって……」
「最終ラウンドと言ったな?あれは嘘だ」
「い、いったい何が始まるんです……?」
「第四次対戦です」
性欲がブーストされている沙織にとっては2度の絶頂程度ではまだまだ物足りないという事に京介は今更ながら戦慄していた。
「さあ、京介さん。まだまだ夜は長いですわ。今日はさっきも申し上げた通り大丈夫ですから、心ゆくまで愛し合いましょう♪」
「アッーーー!!」
そうして2人の熱い夜は、京介が倍プッシュされ続けて気を失うまで続いたのだった。
ん?終了?かな
エロい エロいよバジーナ 乙でした
沙織はエロいな
>>958 乙です!
エロ沙織いいですねー
俺もまた近いうちに沙織モノを書く予定です。
>>958 乙です。
この前一緒に買い物行った話の続きだね。
容量あまりまくりだなほんと
オワコンだしな
マスケラはオワコン
>>965 ___
(ツ'´ ̄ `'(ツ
| |_」L」|」
|(i」゚ -゚ソ」 <「嫉妬乙(笑)」……と、マスケラは至高よ
|_/i}笊i{'、
カタカタ / ∫||/ ̄ ̄ ̄ ̄/
__ヽクつ/ ヤミノセカイ /__
\/____/
>>966 至高であるがゆえに完成されていて、これ以上続かないのさ。
崩壊は完成と同時に始まるというだろう。
メルル3期は打ち切られる
俺妹2期も打ち切られる
俺がガンダムだ
次スレっていくつが立てんだっけ?
980ってなってるけど立てれる人がいるなら
もう立てておいてもいいんじゃないかって気もする
どうせだ
雑談スレにでも改名しろ
よっぽど自分の好きなキャラのSSがないのが悔しいんだな
瀬奈ちゃんか
エロい身体してるのにss少ないな瀬菜ちゃん。性格が書きにくいから?
なんか変なのがいるな
>>976 沙織と同じように、京介とくっつくイメージが湧かないからじゃね
部長や真壁君とかいるし
京介脳内設定では後何回会ったらエロシーンはいるんだっけ?>瀬菜
真壁君×瀬菜とか。地味すぎるかw
別に京介とくっつけなくても良いと思うんだよね。俺妹スレなんだからさ。
>>980 次スレ行ける?
そういや冒険の書規制とかもあるしさ、そこまで勢いないスレとはいえ970くらいに建てさせたほうがよくね?
くっそぅ! 日本語難しいな!!
>>702 不親切なのではなく、不明瞭なのだと言ったのだが、その辺が書かれていればもっと良くなったのになぁ、程度の認識だった。
作者を貶める気はまるでなかった。
>>703 むしろ書かれてもいないことを想像で補えるのはある種小説やSSを読むのに必須な技能であるかも知れないが、どこから私が
何も想像できないという根拠を見つけたんだ?
京桐恋愛感情アンチを繰り広げているわけではなく、その辺が曖昧すぎると、京桐恋愛感情を持っている人しか理解できない
作品になると言っているんだが?
>>704 だから不親切ではなく不明瞭だと(ry
>>705 違う! 自分の読解力のなさを人の所為にするな!
>>706 それも読解力のなさというか、過剰反応だと思う。別に『桐乃と京介の感情が恋愛感情じゃない』という書き方をした覚えはない。
ただ、その部分も掘り下げて書いてくれないと、京桐恋愛感情あり派の人しか脳内補完が難しいのではないかと言ってはいるが。
>>707 その辺が想起されない文章って小説でもSSでもないよね?
そんな駄文は私も読みたくはない。
>>712 勝手に決めつける根拠は何なんだ?
というか、読み手を選ぶような書き方に思えたのは事実だけど、作者や作品そのものを貶めたことは書いていないぞ?
批判した覚えもないし。(というかあれが批判に思える想像力を持ってるってことは、どんだけ悲観的な話しの受け取り方をしてるんだろう?)
『みんな何と戦ってるんだ』状態だけど、そこそこ読めるSSよりも、よりよく読めるSSが読みたいってだけなんだけどな……。
えーっと、総括するとよりよいSSを書くための努力は不要ってことでFA? SSで重要なのは話の構成ではなく勢いだけですか?
例えば京介と誰かがデートする話しの一文として、
『今日は桐乃もロックとデートらしいからな。しかし、あいつらいつの間に仲良くなったんだろう?』とかあってもまるで気にならないってこと?
なにこれこわい
とりあえず次スレが立つ前に無駄なレス付けんのやめような
あと、ここは全年齢板じゃないから18歳になってから来ような
逃げたみたいだから俺が立ててくる
>>985 もう良いから何も書くなよ。
総括するとあなたのような人はこのスレに不要てことだね。
>>985 自演発覚にもめげずに頑張り続ける君の根気は、将来何かで役立つかもね。
中学受験の時とか。
>>991 乙
スレ立ての迷走は衰運を辿っているの証か
春休みでもないのに変なお客さんが来るし、このスレの命運やいかに
1000なら俺が加奈子n
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。