r⌒\// ////:: < _,ノ`' 、ヽ、_ ノ ;;;でてないよ/
(´ ⌒)\ ///:::: (y○')`ヽ) ( ´(y○') ;;|// //もう4年・・・・
ポッポー || \|::: ( ( / ヽ) )+ ;| _/ /ヽ /ヽ
人 \ + ) )|~ ̄ ̄~.|( ( ;/ / ヽ / ヽ
(__) \ ( (||||! i: |||! !| |) ) /__/U ヽ___/ ヽ
まだー(__) デーヴ \.+ U | |||| !! !!||| :U /__/ U :::::::::::U:
(・∀・#) マダー \ | |!!||l ll|| !! !!|/| | マ // ___ \ ::::::::|
_| ̄ ̄||_) \∧∧∧∧/ | | ダ| | | U :::::::::|
/旦|――||// /| < 新 > | | |..|U | | :::U::|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . | < 刊 > l ├―‐┤ U ...:::::::/
|_____|三|/ < の マ > ヽ .....:::::::::::::::::::::::<
────────────< 予 ダ >─────────────
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\.< 感 | >デーヴじゃ!デーヴの仕業じゃー
/⌒ヽ / '''''' '''''' \<! > マダーなのは全部こいつのせいじゃ!
| / | (●), 、(●) | ∨∨∨∨\俺の後ろに転がってるDVDもファンブックも
| | | ,,ノ(、_, )ヽ、,, / マダ-マダ-\ 優しい煉獄も
| | | `-=ニ=- ' /〃〃∩ _, ,_ \こいつの仕業じゃ!, ;,勹
| | ! `ニニ´ `/ ⊂⌒( `Д´) <\ ノノ `'ミ
| / \ _____ / `ヽ_つ ⊂ノ \ / y ,,,,, ,,, ミ
| | ////W / )、._人_人__,.イ.、._人_人_人 / 彡 `゚ ゚' l
| | ////WW /<´ デーヴの仕業じゃ! >\ 〃 彡 "二二つ
| | ////WW / ⌒ v'⌒ヽr -、_ ,r v'⌒ヽr ' ⌒ \| 彡 ~~~~ミ
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星界シリーズでひとつ・・・3
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>>1乙
さて、いつになったらこの惑星にはアーヴが来てくれるんだ?
早く遺伝子操作技術を教えてもらわないと新刊出る前に寿命が尽きそうなんだが……
地上世界(ナヘーヌ)は災害のため大混乱中です
即死回避
☆ゅ
恒星表面の爆発より地面の揺れに注意が必要な地上人の哀しさよ
保守
ほしゅ
明日から本気出して書く
ドラマCD買ってしまった。高かったのに・・・パッケージにはまだ続く物語とか書いていてくれたので嬉しくてつい。
早く新刊でないかなー。
>>9さん
期待して待ってます。
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
12 :
星間の幕間劇:2011/04/10(日) 16:27:26.57 ID:WCSdIsON
スレ上げありがとう。もうすぐ投下開始ね。その前にローゼンメイデンを知らない人は
蒼星石、ローゼンメイデンでググッておいてくれると話がわかりやすかも。
サムソン・ボルジュ=ティルサル・ティルース 軍匠列翼翔士は、惑星ルルケズへの連絡橋で、
短艇(クリーク)に乗り込む部下の従士たちを見送ってから、あてもなく軌道港の中を歩き出した。
後でリン列翼翔士・エクリュア列翼翔士と落ち合う約束だが、まだだいぶ時間がある。地上の星界軍の
運営でない<不健全な>娯楽施設もある惑星ルルケズと違って、アーヴの占有領域であるここには、星
界軍運営の<健全な>施設しかない。若いアーヴたちに混じってゲームなどする気は更々無いサムソンは、
先に一杯ひっかけるかどうか迷っていた。別に若い同僚たちの前に赤い顔で現れても気にするほど<うぶ>
でもないが、まだ知り合ったばかりの空色の髪の次席翔士に非難の目で見られたり、若い伯爵様にあきれら
れるのもどうか?・・
最初、今度の乗艦、突撃艦<バースロイル>の艦長が、王女殿下で、主計翔士が、地上世界出身の伯爵閣下
だと聞いたときは、サムソンは本気で転属を申し出ることを考えた。かんしゃく持ちのアブリアルのお姫様と、
尊大で威張り散らす若造の下で下着を洗う家臣なんぞに成り下がる気はなかったからだ。しかし、着任した若
い美貌の艦長は、年若いアブリアルにしては穏やかで、地上世界出身の従士やサムソンにも偏見がないようだし、
伯爵様は、気弱でどこか保護欲をそそるようなごく平凡な青年だった。
「ああ・・つまらん・・翔士なんぞになるんじゃなかったな」
長く伸びる回廊を、サムソンは、並んだ店を冷やかしてぶらぶらと歩いた。翔士になった今になって従士たちが
羽を伸ばす地表に降りて顰蹙を買いたくはない。
「おお?」
サムソンの脚が、ぴたりと止まった。長く伸びた回廊の上の階に様々な商店があり、
土産物や、艦内で使用する私物の小物やゲームなどを売る店が並んでいる。小物の店に
群がったアーヴの翔士修技生や翔士たちが陳列窓を前屈みでのぞき込んでいるので、見
上げるとまさに絶好の角度で形良いかわいいお尻がずらりと並んで突き出されている。
<ちくしょう。星界軍の女性軍士、特に、女性翔士の軍衣はなんであんなに身体に密着
しているんだ? 男をそそることを意識しているんじゃないか?>
サムソンは、泡酒を買うと、硝子杯を手にどっかと下の階の張り出しの一番よく見える
席に陣取り、アーヴ女性の臀部における遺伝子的研究を始めた。
「サムソン最先任従士長?」
「あん?」
むっちりと形良く張り出た大きめの飛翔科翔士の尻と、クリッと
引き締まったかわいい小ぶりの翔士修技生の尻のどちらに軍配を
上げるべきかという苦渋の選択に懊悩していたサムソンは、不意
に背後から以前の階級で呼ばれて、振り向いた。
小柄の濃紺色の髪をした美しい女性翔士が笑顔で立っている。少年の
ような短い髪と左目が紅玉色、右目が翠玉色に輝く美しい左右異色の瞳が
印象的だ。
「おお!lルムリュア翔士修技生(ペネー・ロダイル)!」
大柄の地上人出身の軍匠科翔士と、アーヴの女性翔士が、通りの真ん中で
固く抱擁するという珍妙な光景に。行き交う人々があわててよけて通る。
「いや・もうルムリュア列翼翔士なんだな・・おめでとう」
身体を離して、改めて相手の軍衣の袖と柔らかくふくらむ胸の階級章を見て言う。
「あなたこそ翔士に昇進したんだね。おめでとう」
お互いに見つめ合ったふたりは、周囲の注目を集めていることに気がついた。
「少し歩こうか」
「うん・・」
ふたりは、肩を並べて歩き始めた。
「2年ぶりか・・?君はまったく変わらないな。アーヴなんだから当然か」
「そういうあなたは、すこし老けたね」
「貫禄がついたといって欲しいね。元気だったか?」
「うん」
「そういえば、君の姉上・・・翠星石だっけ?はどうしている?」
「元気だよ。その先の公園でおちあう約束だ」
「そうか、お目にかかるのが楽しみだ」
2年前ふたりは、巡察艦「ロブルーニュ」の中で出会った。
(2につづく)