ヤンデレの小説を書こう!Part43

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
ここは、ヤンデレの小説を書いて投稿するためのスレッドです。
○小説以外にも、ヤンデレ系のネタなら大歓迎。(プロット投下、ニュースネタなど)
○ぶつ切りでの作品投下もアリ。
■ヤンデレとは?
 ・主人公が好きだが(デレ)、愛するあまりに心を病んでしまった(ヤン)状態、またその状態のヒロインの事をさします。
  →(別名:黒化、黒姫化など)
 ・転じて、病ん(ヤン)だ愛情表現(デレ)、またそれを行うヒロイン全般も含みます。
■関連サイト
ヤンデレの小説を書こう!SS保管庫 @ ウィキ
http://www42.atwiki.jp/i_am_a_yandere/
■前スレ
ヤンデレの小説を書こう!Part40
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1291426186/
■お約束
 ・sage進行でお願いします。
 ・荒らしはスルーしましょう。
  削除対象ですが、もし反応した場合削除人に「荒らしにかまっている」と判断され、
  削除されない場合があります。必ずスルーでお願いします。
 ・趣味嗜好に合わない作品は読み飛ばすようにしてください。
 ・作者さんへの意見は実になるものを。罵倒、バッシングはお門違いです。議論にならないよう、控えめに。
■投稿のお約束
 ・名前欄にはなるべく作品タイトルを。
 ・長編になる場合は見分けやすくするためトリップ使用推奨。
 ・投稿の前後には、「投稿します」「投稿終わりです」の一言をお願いします。(投稿への割り込み防止のため)
 ・苦手な人がいるかな、と思うような表現がある場合は、投稿のはじめに宣言してください。お願いします。
 ・作品はできるだけ完結させるようにしてください。
 ・版権モノは専用スレでお願いします。
 ・男のヤンデレは基本的にNGです。
2名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 07:05:04 ID:u4GAgwKT
前スレ貼り忘れた

前スレ→ヤンデレの小説を書こう!Part42http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296305732/

申し訳ない……
3名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 08:29:38 ID:3y9kKp9k
スレたておつかれさまです
4名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 09:03:48 ID:7kxi7KA/
>>1
お疲れ様です!
5 ◆UDPETPayJA :2011/02/19(土) 09:59:40 ID:7qwq2Z1m
17話出来たので投下します
6天使のような悪魔たち 第17話 ◆UDPETPayJA :2011/02/19(土) 10:00:43 ID:7qwq2Z1m
空はかすかに曇り、今朝から雪が降り始めていた。
路面には既に雪が積もりつつあり、土は霜が張っている。
スニーカーで踏み締める度に、しゃりしゃりという音がした。
ここは元来、寒さが他と比べて厳しい地域で、例えば都心が気温10度だったなら、ここは0度、なんて事はザラなのだ。
さすがの俺も、マフラー手袋を着用しなければ、寒くて外には出られない。
だけど結意はやはりこんな天気でも、俺を迎えに家の前まで来てくれた。

「おはよう、飛鳥くん。」
「ん、おはよ。…そのカッコ、寒くね?」

結意はいつも通り、制服上下を身にまとい、スカートの下にジャージを履くでもなく、
俺のようにマフラーを巻いているわけでもなかった。

「えへへー、私は飛鳥くんと一緒なら寒くないよ?」

言うや結意は、勢いよく俺に抱き着いてきた。
…どうやら結意は、少しは以前と同じ調子に戻ってきたみたいだった。
あまりぶっ飛び過ぎても困るだけなんだが。

「さっさと行くぞ。早く学校行ってあったまろう。」
「あったまる…もう、飛鳥くんてば…朝からシタいの?」
「〜〜〜っ、あ、朝から何言ってんだあほ!」
「何って…プロレスごっk」
「やめんか!」

…訂正。すっかり本調子に戻ったようだ。

それでも俺達は、どちらともなく手を繋ぎ、雪道を歩き始める。
結意と手を繋ぐ為に、左手の手袋だけ外したが、即座に温もりが奪われる。
しかし握った結意の手は、こんなに寒い中でも暖かかった。

* * * * *


校門には、年度だけ書き換えて毎年使い回されている「白陽祭」の看板が設置されている。
昇降口から中に入れば、辺り一面に食い物屋系の出し物のポスターが大量に掛けられている。
その中でも一際目を引いたのは、まるでライトノベルの表紙のようなメイドさんが描かれたポスターと、
某狩人生活体験ゲームに登場する、エリマキトカゲのような鳥の絵が描かれた、焼き鳥屋のポスターだ。
結意のクラスの出店が、その焼き鳥屋らしいのだ。
ちなみに佐橋のクラスの店は、デザート主体の出店で、俺たちの店の三つ隣の部屋で営業するらしい。
結意の出店と俺の出店では距離が離れている。昇降口で別れ、俺は自分のクラスへ向かった。
7天使のような悪魔たち 第17話 ◆UDPETPayJA :2011/02/19(土) 10:01:41 ID:7qwq2Z1m
教室の扉を開く直前、内部が何やら騒がしい事に気付いた。
だが俺はそのまま扉を開く。−−−すると、内部は全国の青少年にとって垂涎モノの光景が広がっていた。

「うっは………馬子にも衣装、ってか。」

男子は普段と変わりない。だが女子は全員、瀬野の用意したメイド服を着用していたのだ。
その中でも一際目を引いたのは、黒髪をツインテールにまとめ上げたヘアスタイルの、美少女と形容するに相応しい女子だった。

…つか、誰?

「ふぅ…やっと来たのね、神坂くん。」
「…お前誰?」おっと、心の声が漏れ出てしまった。
「−−−誰とは何よッ!」少女は一瞬にして眉間にしわを寄せ、怒りをあらわにした。
「そ、その声…その口調…まさか。」

声色には覚えがあった。さらに言えば、態度、所作にも見覚えがある。

「いいんちょ?」
「そうよ!」
「わりぃわりぃ、随分と見違えたからわかんなかった。…似合ってんじゃん。」
「〜〜〜〜っ、な、何言ってんのよ!
第一、私だってこんなの好きで着たわけじゃなくて…」

「鼻歌混じりに着替えてたのはどこの誰ぇ?」

不意に、クラスの女子の一人が声を投げかけた。
それを聞いた穂坂は、一気に顔を紅潮させた。

「あぅ、だ、だからこれは…」
「ん、顔赤いぞ、穂坂。熱か?」
「−−−あんたのせいでしょうがッ!!」
「ごふっ!?」
−−−光の速さで穂坂のストレートナックルが、俺の腹部を捕らえた。

しかしまぁ、髪を上げて眼鏡を外すだけでこんなにも印象が変わるもんなのか。
今度結意で色々試してみるか…と思考していると、チャイムが鳴り響いた。

「さぁみんな、開店まであと30分よ! こんなカッコまでしてんだから、稼ぎまくるわよ!」

穂坂は若干早口になりながらも、クラス中を奮迅させんと意気込んだ。
それに乗るかのように、メイド服の集団は「おー!」と掛け声を上げた。


「あー、穂坂よ。ちなみに俺の仕事は何だ? 結局今日まで何も言われてないんだが。」
テキパキと動き出したクラスメイト達を尻目に、俺は穂坂にそう尋ねた。
「ああ…それだけどね…予定していた仕事がなくなっちゃったのよね。」
「何だそりゃ?」
「メイド服、兄さんに頼んで神坂くんの分も少し大きめなのをお願いしといたのよ。」
「−−−はぁ!? 全然聞いてないぞ! 嫌がらせか? 嫌がらせなのか!?」
「ええ、まあね。」

おい、少しは否定する素振りくらい見せろよ。
8天使のような悪魔たち 第17話 ◆UDPETPayJA :2011/02/19(土) 10:02:33 ID:7qwq2Z1m
「ただ…その一着がないのよ。運んで来た人達に聞いたら、運び賃として持ってかれたとかどうとか…
ま、女子の分はむしろ一着余ってるからいいんだけど。
だから神坂くんはレジでもやってて。交代の時間来たら好きにしていいから。」

−−−あぶねぇ。危うく、メイドガイなどという恥辱を味合わされる所だった。
誰だか知らねえが、持ち出した奴、グッジョブ!

あ、そうそう。大事な事をひとつ忘れていた。

「穂坂、メイド服一着もらってくぞ。」
「…やっぱり着たいのかしら? たぶん入らないわよ?」
「俺は断じて着ないぞ。…ま、ちょっとね。」

恐らく、「女子の分は一着余っている」のは、あらかじめ注文しておいた結意の分だろう。
俺は綺麗に畳まれたメイド服を適当なビニール袋に入れ、教室を出た。
向かうのは、エリマキトカゲの焼き鳥屋だ。と言っても、焼き鳥を買いに行った訳ではない。
焼き鳥屋は設備の問題上、屋外ではできない。メイド喫茶とは少し離れているので、少々駆け足で向かうことにした。

校庭付近の一角に、その焼き鳥屋があるのを見つけた。だがそれよりも早く、結意が遠くから俺を視認しているのがわかった。
およそ50メートル先の距離で、目が合ったのだ。何という勘の鋭さだ。
結意は俺を見つけると、クラスそっちのけで俺の方へ向かってきた。

「どうしたの? まだ売ってないよ?」
「いや、まだ買いに来たわけじゃないんだ。…今日一日、これ着ててよ。」
俺は手に持っていた袋を、結意に手渡した。

「これって………メイドさん?」結意はさっそく中身を出し、拡げてみせる。
「わぁ…かわいい! これどうしたの?」
「うちのクラスのやつなんだけど、一着余ったんだ。」
「ありがとう! すぐ着替えるね!」
「いや、焦んなくていいよ。俺ももう戻るからさ。あとで見せて。」
「わかった!」

さて、俺も戻って開店準備に混じわるとしよう。

* * * * *

それから20分、文化祭開始時間と共に、俺達の店は営業を開始した。
だが開店してすぐは来ないだろう、とタカを括っていたが…そうはならなかった。
店と同じフロアの男子生徒(つまり2年生)の2人組が、開店から10分くらいで入ってきたのだ。

「うわ…ここレベル高くね?」と、男子生徒は言った。
それもそのはず。うちのクラスにはいわゆる、不細工と形容される容姿の女子生徒は、
幸いな事に一人もいない。
おまけに思春期の男子というものは、可愛い服さえ着ていれば可愛さが50%増し(当社比)で見えてしまう、
愚かな生き物なのだ。
9天使のような悪魔たち 第17話 ◆UDPETPayJA :2011/02/19(土) 10:03:19 ID:7qwq2Z1m
その2人組が来たのを皮切りに、客はどんどん入ってきた。
主に男子生徒…と思いきや、興味本意でやって来る女子も少なくなかった。
そういう女子は、見知っているメイドさんとにゃんにゃん談義しては帰って行った。
午前中は終始そんな感じで、俺の電卓さばきも3時間で見違えるように上達していったのだった。

「おつかれさん、飛鳥ちゃん。替わるぜ。」
午前中に歩いて回っていた隼が、午後のシフトの時間を迎える前に戻ってきた。

「さんきゅ。…予想以上に繁盛してるぞ。」
「みたいだねぇ。俺も、向こうで面白いもん見つけたぜ。メイドさんも、うち以外にごろごろいるぜぇ。」
「メイド人気だな! んじゃ、あとは頼んだぜ。」

隼にバトンタッチして、俺はメイド喫茶から出た。
開店してから廊下には一度も出ていなかったので、外の空気がうまくて仕方ない。
俺はまず、結意のいる焼き鳥屋へ顔を出すことにした。

焼き鳥屋へ行くには1階まで降りる必要があるため、出店を横切って階段まで向かう必要がある。
その時、デザート屋の前がいやに混み合っているのを見つけた。
というか、その周辺だけ人混みがカオスな状態になっていて、通りにくい。
いったい何があるんだ? 俺は興味本位でデザート屋の中を覗こうとした。
すると、人混みを割って一人のメイドさんが、教室から飛び出してきた。

「−−−ああ鬱陶しい! なんで俺がこんな目に…」

その声を聞いて俺は、驚愕した。
耳障りの良い声はしかし明らかに男のもの。だが声を発したのは、割と見知った男子生徒だった。

「さ、佐橋…? 何やってんだ?」
「神坂か!? ちょうどいい、お前に大事な話があったんだ!」
「話?」
「−−−ここじゃ話せん! ついて来い、走るぞ!」
「あっ、おい!」

佐橋は返事を待たずに、昇降口へ向かうのとは反対の方向に走り去ってしまった。
俺もつい反射的に、走って後を追い出した。
すると、後ろから女子生徒十数名が走ってくるではないか。…ははん、メイド仕様の佐橋が目当てなんだな。
モテる野郎は羨ましいぜ…ったく。

どれくらい走っただろうか。結局、今回の文化祭では使われていない旧校舎までやって来てしまった。
人気は微塵もない。内緒話をするにはうってつけだろう。

「…ふぅ。ところで佐橋よ。」
「言いたいことはわかるが敢えて聞こう。なんだ?」
「お前、女にしか見えねえな。ケツ掘られっぞ?」
「どこの自動車整備のイイオトコだ…ったく。」
10天使のような悪魔たち 第17話 ◆UDPETPayJA :2011/02/19(土) 10:05:32 ID:7qwq2Z1m
いや実際、そういう風にしか見えないのだ。
もともと中性的な顔つきをしていたと記憶しているが、さらに化粧まで、それもごく自然に施されている。
髪はカツラだろうが、ほどよくカールがかかった、肩甲骨あたりまでの長さの茶髪。
胸元にはパッドが仕込まれているのか、わずかに膨らみがある。
総括して見れば、まさに美少女と呼ぶに相応しいナリをしているのだ。
これらを施した奴は、相当な変態だろう。


「で、話ってなんだ?」俺は一息、呼吸を整えてから、佐橋に改めて尋ねた。
「…また、未来が見えた。それも、バッドエンドなヤツをな。」

どうやら佐橋は、また未来予知能力を発揮したようだった。
しかし、佐橋の見る未来は、基本的にろくなものがないんだ。

「バッドエンド? …それって、俺がか?」
「ああ。」

佐橋は走り疲れた汗とは違う、冷や汗をだらだら流しながら、冷たい廊下の床に座り込んだ。
スカートなのにお構いなしに足を広げているが、俺はヤローの股下を覗くという特殊な性癖は持ち合わせていない。
あえてスルーする事にした。

「最初に見たのは、女が一人、校舎のどこかに立っているシーンだ。」
「ふんふん…その女ってのは、生徒か?」
「いや、制服を着てない事しかわからないが…少し、織原に似ていた。」
「結意に?」
「まあ…そこまで事細かに容姿は記憶はしてないんだが…ただ。
その女か立っている床は、一面が真っ赤に染まっていたんだ。衣服にもその赤は跳ねていた。
そして最後に一瞬だけ…血みどろのお前の姿があった。」
「えっ…」

まさか、その女というのは灰谷の言っていた…

「刺客…か。」
「心当たりがあったのか?」
「ん、まあな。…俺も、そいつを探してたんだ。」

だが、何の力も持たない俺が刺客に勝てるとは思えない。
とりあえずは、隼に相談しよう。今日話す、とも言ってあったしな。

「どこに行くんだ?」
「作戦会議。」
11天使のような悪魔たち 第17話 ◆UDPETPayJA :2011/02/19(土) 10:07:11 ID:7qwq2Z1m
* * * * *

昇降口付近に設置されている受付には、登記簿とそれを担当する受付係の生徒がいる。
この時間は、三神 光を含めた3人の生徒が担当をしていた。
三神は佐橋とは対照的に、とても勤勉な生徒であり、この寒空でも文句の一つも言わずに勤めていた。
実は、雪を眺めているだけで退屈しないで済む、というのだが。

「この寒い中、人が絶えないね。…あら、また来た。」

新たにやって来たのは、一人の女性だった。
白いカーディガンに白いスカート。雪に溶け込みそうな服装をしたその女性は、
美しく伸びた黒髪をなびかせながら受付まで歩み寄ってきた。

「ここに名前を書けばいいのね。」

女性はか細い指でペンをとり、活字を思わせるような筆跡で名前を印した。
その間、受付係の3人はその女性の所作に見とれてしまっていた。
女性は名前を書くと後ろを振り返ることなく、校舎内へと消えていった。

「…あの人、綺麗だなぁ。でも…どこかで見たような気がする。」

光は、登記簿に記された名前をもう一度見直してみた。

そこには、"斎木 優衣"と記されていた。
12 ◆UDPETPayJA :2011/02/19(土) 10:08:32 ID:7qwq2Z1m
17話終了です。
13名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 10:19:31 ID:3y9kKp9k
>>12
GJ!投稿お疲れ様です
14名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 11:06:36 ID:PLmbTe1N
GJ!!!
先が気になる!!!
15名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 11:16:36 ID:2q+F4vpZ
>>
GJ!
乙です
16名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 11:38:46 ID:7kxi7KA/
GJ!!
久し振りの更新キターーーー!
17名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 13:39:48 ID:30rNFAya
単発ばっかw
見え見えすぎて笑うしかないわ
18名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 13:49:48 ID:zDSgWHcm
なんでまだ余裕がある前スレに投下しないんだろうか
19名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 15:29:04 ID:At4vgIH7
>>17
同じIDが延々GJ付けるほうが不自然だろうが
少しは頭使えよ糞が
20名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 16:15:56 ID:7kxi7KA/
>>17
嫉妬乙W嫉妬乙W
21名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 17:01:38 ID:PLmbTe1N
>>17

 嫉妬www汚ねえww
22名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 17:20:42 ID:m5pkkuHN
最近の儲は携帯とか使ってまで自演するようになったか
そこまでしてスレを盛り上げたいのかな
糞スレは淘汰されるだけなのに
23名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 17:49:57 ID:L9b8tAYm
>>18
あんなとこに投下したくはないだろ
しかもこっちにも似たようなの湧いてるし……もういやだ……
24名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:10:35 ID:iICSoY1H
GJはいいとして、その後に続く「!」を一々変えるとこなんか芸が細かいなあw
つか、やっぱり自演で何度もGJするのはどこか気が引けるもんなんだろうか
自分でも知らないうちに、バレないよう小細工してしまうんだね
やっぱ犯罪者の深層心理って面白い
25名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:16:23 ID:7kxi7KA/
>>22
はいはい、嫉妬乙W嫉妬乙W才能が無いってかなちいでちゅねぇ〜♪
26名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:16:33 ID:X9VMnVeu
>>23
いや、◆UDPETPayJAさんと呼ばせてもらおうか。
前スレはもうすぐ落ちて、せっかくの新作が読まれずに消えてしまうからって正直に言えよ。
保管庫に行ってまで読んでくれるのはコアな住民だけだし。
書き手としては長く人の目に止まり、一人でも多くのファンを作りたいものだからなあ。
27名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:22:35 ID:F2jttVsO
保管庫に投下って出来ないよね?
28名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:23:15 ID:L9b8tAYm
別人だ
もしもそうだったとしても、それって何か悪いことか?
ただグダグダ文句つけるだけの奴にあーだこーだ言われる筋合いはないだろ
29名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:24:45 ID:L9b8tAYm
ああ、スレの容量がもったいない(笑)とか言うなよ
もちっとマシな理由で頼むぜ
30名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:27:01 ID:+fcIeGr8
>>27
いつだったか保管庫に直接投下した作者様がいたよ
俺は作品さえ読めればどこでも投下しても構わない
31名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:38:37 ID:aH8OxB67
意地汚い見て見てクンが一丁前の口をきくなよ
言いたいことはSSに込めりゃいいんだ
ろくな作品も書けないくせにでかいこと言ってんじゃねぇ
32名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:39:59 ID:25TBRU1j
SS見て見てw
感想クレクレww
33名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:43:42 ID:F2jttVsO
>>30
ありがとう!
保管庫の方に投下してみるかな
34名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:49:22 ID:0Q7seuX0
>>30
あー、いたなぁ
とりあえず早くその続きが読みたいぜ
35名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 19:24:08 ID:LxNT2a75
6人か・・
36名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 19:31:46 ID:u1ASxqeJ
書き手のモチベーションを高めようと、手段を選ばずあの手この手だなw
37名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 19:52:30.71 ID:fz26Md1n
スレをつぶそうと、手段を選ばずあの手この手だなw

これでいいですか?
というか荒らしてる側もほとんど単発じゃん
見事なブーメランっぷりだなw
どうせ一人か二人だろ、頭がおかしいのは
38名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 19:58:04.00 ID:AGjFYzvO
だから6人なのかw
39名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 19:59:07.11 ID:LxNT2a75
スレをつぶそうと、手段を選ばずあの手この手だなw

これでいいですか?
だけでいいのに・・
40名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:14:03.29 ID:vpy5pHq6
荒らしが2人、擁護派が2人そして書き手が2人か
書き手と擁護派は被っている可能性が高いなw
ようするに4人かなw
41名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:26:20.92 ID:L9b8tAYm
なんで同一人物特定したがるんだ
荒らしは不要だが擁護が同一人物だってスレが賑わうんだったらもうなんでもいいよ
荒らしどもが騒がなくなれば去ってった人も、もしかしたら帰ってくるかもしれないし
42名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:26:26.65 ID:oGI2bwzk
本当にそれだけしかいないなら潰れてもいいだろこのスレw
43名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:31:00.12 ID:l2fYywzf
まっきゃきょきょきゃじょびゃぁばぐじぇごー
44名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:34:44.92 ID:At4vgIH7
>>39
上げんなボケ
45名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:36:31.12 ID:IMrdgtpC
ここには俺とお前しかいないよ
46名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:40:15.27 ID:vpy5pHq6
荒らしなどいないが、鼻につく書き手とそれを面白く思っていない住民がいるのは確かだな
47名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:41:12.89 ID:L9b8tAYm
リアルタイムで荒らし見たのは初めてだが
こんなのがいい年した人かと思うと嘆かわしくなってくるな
俺もう来ないよ
書いてた話も打ち切ってスレと縁切る
それじゃあな、42スレの序盤までは楽しかったぜ
48名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:43:50.24 ID:MCsFcXBM
つまらない下手くそな文字列を手放しで持ち上げすぎるからいけないんだ
それを書いている作家志望の素人は舞い上がってしまうし
マンセーされない他の書き手にすれば面白くないのは当たり前
ここ程度のSS、他のスレならせいぜい「乙」が貰えるかどうかってレベルだろ
49名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:44:15.87 ID:At4vgIH7
>>47
構ってちゃん乙
どうせ書き手でもなんでもないくせにw
50名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:49:43.97 ID:FemPL9Cg
まあ、書き手も人間なんだから、こうまで無条件で煽てられれば
「ひょっとして、俺って作家の才能ある?」って勘違いしてしまうのも仕方がない
天狗になってしまうのも無理はないし、プロじみた読み手とのやりとりもしたくなるだろう
しかし、悲しいけどそれって思い切り現実離れした幻想なんだよな
51名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 20:53:09.31 ID:7kxi7KA/
>>48
ププ、醜い嫉妬だなwww自分に作家の才能が無いからってスレ荒らして投下を止めるなんて、そんなことしてる暇あったら何か書いてみたら?自称・作家(笑)さんよ?
52名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 21:02:06.88 ID:EfpHQ0pj
ここは自己満のためのスレなんだからいちいち噛みつくのは大人としてどうなんだろ…

気に入らないならそもそもこのスレには来なきゃ良いわけだし、そんな自己満のSSを楽しんでたオレからしたらイイ迷惑なんだけど
53名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 21:15:12.60 ID:gbJdkxH2
お前らの低レベルさにはほとほとあきれるぜ
54名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 21:23:16.17 ID:PLmbTe1N
>>53

よう小学生
55名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 21:24:05.19 ID:uY8cynNT
 発 者 同         . 。_   ____           争
 生 同 .じ     .    /´ |  (ゝ___)          い
 .し 士 .レ      .__/'r-┴<ゝi,,ノ   ro、      は、
 .な で .ベ      ∠ゝ (ゝ.//`   ./`|  }⌒j     
 .い し .ル        } ⌒ /`ヽ、_∠l,ノ ・ヽ´
 .! ! か の       /  ´..:.} >、、___,  .r、 ソ、`\
             /   ..:.:.}   /   |∨ ` ̄
            /   ..:.:./    |   丶
           / _、 ..:.:.:.{    .{.:.:.   \
          {   ..:Y  .ゝ、   {.:.:.:.:.    ヽ
          |、  ..:/ 丿 .:〉   >.- ⌒  .  ヽ
          / {. ..:./ ソ ..:./  .(    ..:.:.:`  ..:}
         ./..:.:}.:.:./ ヘ、 ..:./   .\ ..:.:r_,ノ、.:.:}
        ./..:.:/|.:/   {.:./     X.:.:}.}   X X
        /..:.:/ .}.:|    }:/       .Y丶ヽ  Y.:Y
  . __/.:/ { }  《.〈、     _,,__>.:》丶   Y.:\
  /.:.:.:.:.::/   !.:.:ゝ  ゝ.:. ̄ヾ ´:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾゝ   \.: ̄>
56名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 21:32:31.74 ID:PLmbTe1N
>>55
カンガルーって何気に強いんだよな
57名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 21:52:04.00 ID:1F3/cf1G
>>52
自己満SS書いて楽しんでるのはお前一人だよ
良心的な書き手は、きっと気分を害していると思う
58名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 21:59:54.46 ID:PLmbTe1N
>>57

良心的だとか自己満だとか細かく説明してくれ
59名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 22:15:26.12 ID:1nFFTLbS
良心的な書き手とは

 ・良質な作品を完結まで投下してくれる
 ・作品以外で自己主張しない
 ・誰も知りたがらないような近況などの自分語りをしない
 ・自作にプライドを持っており、気持ち悪くへりくだらない
 ・自らの才をわきまえている
 ・終わった作品の外伝や別ルートなどの遺産の食いつぶしをしない

といったところかな
60名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 22:17:18.30 ID:4SgcHkmz
一番目、四番目、五番目がおかしいと思ったのはわたしだけ?
61名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 22:19:56.12 ID:PLmbTe1N

 ・良質な作品を完結まで投下してくれる
 ・作品以外で自己主張しない
 ・誰も知りたがらないような近況などの自分語りをしない
 ・自作にプライドを持っており、気持ち悪くへりくだらない
 ・自らの才をわきまえている
 ・終わった作品の外伝や別ルートなどの遺産の食いつぶしをしない

                       押し付けんなww
62名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 22:20:57.97 ID:oGI2bwzk
もしそんな作者がいるとして、そこまで空気が読めて有能なら

最初からこんなスレに来ないんじゃね?
63名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 22:26:07.26 ID:PLmbTe1N
>>62

だよなぁww匿名掲示板でなに言ってんだよって話ww
64名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 22:43:33.73 ID:1nFFTLbS
なに開き直ってんだ、お前ら
投下するSSはつまらないのに面白すぎ
65名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 22:56:32.46 ID:PLmbTe1N
>>64

論点そらすなww
66名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:01:49.56 ID:1nFFTLbS
言ってるそばから……お前らときたら……
もう何も言えねw
67名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:04:09.75 ID:PLmbTe1N
>>66

逃げるな
68名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:11:27.28 ID:1nFFTLbS
>>67

開き直るな
69名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:17:35.97 ID:1nFFTLbS
>>62の弁を借りれば、ここの書き手はやはり屑だってことか

 ・つまらない作品を途中で飽きて捨てる
 ・作品以外でも自己主張したがる
 ・誰も知りたがらないような裏設定や近況などの自分語りを繰り返す
 ・自作にプライドがないくせに傲慢
 ・自らの才をわきまえずに天狗になっている
 ・終わりもしていない作品の外伝や別ルートなどを書き散らかす

なるほど、言われてみれば全て当て嵌まるわw
70名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:28:22.11 ID:urkLhCJe
結局さ、このスレももう終わりなんだろ?

投下した作者に対して形ばかりの称讃さえ送らず、
同人レベルでワイワイする場所で価値観の違うものを攻撃する。
作者たちががどんな気持ちでそれを書いているかも考慮せず、
ただ自分の不満だけをぶつけ続ける……。
どう考えても社会の衰退期じゃん。ひっじょーに残念だ。

せめてこれまでこのスレに関わってきた書き手の皆さんに最大限のGJを。
どんなに稚拙であったとしてもそこに込めたあなた方のヤンデレへの想いは本物だと思うから。

……あー、ところでおまえらって本当にヤンデレ好きなの?
71名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:43:04.73 ID:d1xFfl20
新スレ立っても結局荒れてんのな
スルーできない奴が荒らしに構って互いにスレを荒らし合う
落ち着いた頃には職人いなくなってるよ
72名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:44:13.27 ID:iz+nI/Ae
今日も絶好調だなお前ら
73名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 00:06:45.23 ID:dFSPh1oU
作者の気持ち

 ・神作家としてチヤホヤして欲しい
 ・クラスじゃ目立たない俺だけど、実はネットじゃちょっとした有名人なんだぜ
 ・民衆どもに施しをくれてやるか
 ・たいして労力を費やさなくてもみんなが崇めてくれる。プロでもいけんじゃね?
 ・今回はGJ少なかったな。きっと大規模な規制だろ

てなところかw
74名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 00:10:43.96 ID:CoGWLNTj
>>73
それはあなたの思い込みです。
75名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 00:22:55.09 ID:dFSPh1oU
結局ダメなものにダメとハッキリ言えない住民が今の状況を作り上げたんだろ
無意識の内に、いったいどれだけの書き手を潰してきたのやら
76名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 00:35:24.21 ID:GPVuXJqz
スルーしろよ荒らしに構うな
77名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 01:07:38.87 ID:g3PNlA0U
かまってかまって欲しいの
78名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 01:17:19.15 ID:dFSPh1oU
まあいずれにせよ、書き手が転んだ祟り神は怨念の塊だ
スレが廃墟と化すまで居座るだろうけどな
79名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 01:38:57.63 ID:rX7R2+GQ
↑ここまでヤンデレの自演
80名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 01:39:53.81 ID:uTqe4e/K
世間で供給の少ないヤンデレ物を投下してくれる職人さんはみんなGJとしか言えない。


ヤンデレはやっぱり幼なじみだよなぁ。
81名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 01:50:15.64 ID:gPQ/PK3m
ここのSSに出てくるのってヤンデレなんかじゃなく、大概がただの気違い女じゃんw
82名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 01:51:32.81 ID:4l3qugbH
書き手さんとまともな住民は避難所行こうぜ…
83名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 02:01:36.52 ID:sQ6Pfz5C
まともな住人なんて残ってないよ
職人だと勘違いしてる馬鹿とそれにかまってるキチガイ信者しかいない
84名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 02:34:14.18 ID:tQufMK6e
このスレ終了
85名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 02:41:03.29 ID:zkND/dpk
まぁまぁ落ち着こうよ

ここはヤンデレのためのスレなんだからその情熱をヤンデレに向けようよ
86名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 02:52:10.86 ID:ZKAtMr7m
うるさい、勝手に仕切るな
連載終わるのは辛いだろうけど、そもそもプロじゃないんだから
別に生活していくのに困らんだろ
87名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 05:21:18.31 ID:eoN2NtIE
お前らの話は聞きたくない
88名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 07:41:48.08 ID:5lHba5Y0
誰かヤンデレにフラグ立てたか?
今回のヤンデレさんの荒らしは凄いぞ
89名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 07:56:29.51 ID:dpiMaH0A
久々にきたけどまだ荒れてんのか
ほとほと呆れるわ…
ここはヤンデレSSを投下する場ですよー?
間違っても荒らしに構う場じゃないんですよー?
無駄なレスするくらいなら、次の投下が来るまで全裸待機でもしてろks共
90名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 08:09:47.44 ID:byUonpkg
そろそろ蛆虫は死んでいい頃だよね。
91名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 08:44:05.76 ID:sQ6Pfz5C
じゃあ死ね
92名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 09:40:00.80 ID:Yah8Silx
>>81
ヤンデレ=刃物、殺傷、猟奇的な行動
ってのが広まりすぎたせいじゃないかね

なんていうかただの怖いもの見たさなレベルになってる
それこそホラーみたいな
93名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 10:03:49.50 ID:eoN2NtIE
もうSS以外書き込むな
94名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 11:49:28.22 ID:T8b2D3xE
だいたい作者が傲慢だみたいに言ってるやつらいるけど、具体的に誰よ?
んなの見た覚えねぇぞ
95駄文太郎 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/02/20(日) 11:51:55.37 ID:asB0LgfD
こんにちは。日常に潜む闇 第12話投下します。
96日常に潜む闇 第12話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/02/20(日) 11:53:09.70 ID:asB0LgfD
〜Side of Seiji and Hiroshi〜
 久坂誠二が天城美佐枝のもとから逃走してから数十分後、彼は友人の雪下弘志と待ち合わせ場所のバグドナルドに来ていた。
 途中、メールで二階に上がっていると連絡がきて、早速二階に上がって周囲を見回してみれば弘志はすぐに見つかった。
「や、遅れてごめん」
「気にすんなって。それよりも座れよ」
 弘志に促され、息を整えながら座席に腰を下ろす誠二。
「それで話っていうのは?」
「ああ。けどその前に確認したい。誠二、お前生徒会に入ったんだって?」
「うん。そうだよ」
 事実なだけに、躊躇なく答える誠二。
 一方の弘志は複雑な表情をしていた。
「そう、か……」
 呟くと、オレンジジュースをストローでズズッと音を立てて飲む弘志。
「恐らく生徒会に入ったことでお前の立場はより厳しくなるかもしれない」
「…………どういうこと?」
 さすがにこれは聞き捨てならなかった誠二は、どことなく声を潜め、尋ねる。
 そうなれば自然と弘志も声を低くして話し始める。
「久遠坂学園での生徒会だの学生会だのっていうのは、名誉ある役職だ。そして俺たちの高等部、久坂誠一生徒会長率いる今の生徒会ははっきり言って異常だ。
なにせ会長と副会長だけで全てが上手く回っているんだからな。逆に言えば、能力が高くカリスマのある集団とも言える。
そうなだけに、うちらの高等部じゃ生徒会に入れるやつはすなわち会長ないしは副会長に認められた人間ってことになるんだよ。必然的にな」
 そこまで言って、弘志は一旦言葉を切った。おそらくは誠二にどういう意味かを理解させるためだろう。
 誠二は誠二で、そこまで言われて、何が問題となるのかようやく理解していた。
「つまり、僕が副会長を籠絡させて、上手く取り入ったと思われるって訳?」
「そう。そうだ。今のイジメの原因ともなっている噂が噂だけに、な」
 だが最悪なのはまだこれからだ、と弘志は深刻な口調で続ける。
「天城副会長はもとより久坂生徒会長も噂は耳にしている。そして誠二を生徒会に入れさせればどうなるかをしっかりと予想したうえでお前を執行部入りさせたんだ」
「………………」
 それは誠二がどことなく予期していたことだった。
 だから、今更こうもあからさまに指摘されても驚きも衝撃もない。
 むしろ、ああやはり、とどこかで納得していた。
 そうでもなければあの兄がトップエリート集団である現・生徒会に自らを招くことなんて絶対にしないからだ。
97日常に潜む闇 第12話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/02/20(日) 11:53:42.41 ID:asB0LgfD
 しかし、そうなると美佐枝は兄の指示を受けて生徒会に誘ったのか?
 いや、それが事実ならば彼女の今までの行動も全て演技だったということになる。そう考えた途端、背筋が薄ら寒く感じられた。
 あり得ない。いや、そんなはずがない。そうであってほしくない。
 それは紛れもない恐怖。逃れられようのない怯え。耐えがたい苦痛。
 いつの間にか美佐枝に依存することでしか立脚点を見いだせなくなっていることに誠二はこの時点では気付いていなかった。
 裏切りであって欲しくない。
 その一心だった。
 あれは演技ではない。全ては演技ではない。美佐枝を兄が利用しているだけなのだと、自分に言い聞かせ、内心の落ち着きを取り戻す誠二。
「天城副会長は引き込むために演技をしていたのかどうか、その点については何も言えない。けれど、会長と結託してはないだろう。副会長は清廉潔白を常としている人だ。あの人の性格を考えれば、本人は意図せずして利用されていると見て間違いない」
 弘志の推測はまだ続いていた。
「ただそこで鍵となるのが、どうして副会長がお前に好意を持ってるかだな。それが確かなものであれば、副会長はこの件にノータッチだろうよ。そしてイジメに関して黒に限りなく近い灰色として、久坂生徒会長が浮上する。少なくとも俺はあの男が首謀者だと思ってる」
「…………まあ、兄さんはあんな性格してるしね」
 いくら血縁者だからとはいえ、そこは否定できないのではっきりと断言する誠二。
 それに、過去のこともある。
 一端でも思い起こしてしまえば自然、拳に力が入ってしまうのも無理はない。
「苛立ちたくなるくらい理不尽だと俺も思うが、ここはクールになれよ。冷静にならなきゃ相手の思う坪だ」
「分かってる。……ごめん、ありがとう」
 顔に出ずとも、他の所で内心を露わにしていたらしい。
 そのことを弘志に指摘され、誠二は思わず苦笑を洩らす。
「気にすんなって。ま、結局のところ俺が忠告したいのはそれくらいだな。今は相手の土俵でしか対抗のしようがない。で、だ。話は変わるが、副会長とはどこまでいったんだ?」
 ニヤリ、と好事家じみた笑みを浮かべて尋ねる弘志。
 一瞬何のことかと訳が分からなくなる誠二だったが、すぐに言葉の意味を悟った。
「あー、うん。まあ普通かな。いたって普通の関係だね」
「……つまらん奴だなぁ。もっとこう、チェリーボーイの無限の想像力をかきたてるような熱い展開はなかったのかよ?」
 自らの童貞を暴露しつつ弘志は呆れた表情をした。
 そんな情報通の友人に、ちょっと辟易しつつ、美佐枝との関係は健全なものだ、問題ない。と誠二は自分に言い聞かせていた。
「まあ、僕らはまだ高校生なわけだし。さすがに不純異性交遊とかは駄目だよ」
「そこに彼女または彼氏の部屋に遊びに行くっていう概念は含まれてないんだろ?」
「う……そりゃあ、美佐枝さんとは友達なわけだし、友人同士の付き合いなら普通でしょ」
「ほほう? 美佐枝さん、ねえ」
 口の端を吊り上げて、面白いネタが釣れたと笑みを浮かべる弘志。
 直後、誠二は墓穴を掘ったことを悟る。しかしここでムキなって否定することも、肯定することも自分を追い込むことに他ならない。それになんとなくだが癪に障る。
「ま、友人なら互いに名前で呼び合うくらい普通でしょ。それが先輩命令とあっちゃね」
 しれっと言って誠二は肩を竦めた。
98名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 11:53:43.57 ID:TuXkAiTR
まっきゃきょきょきゃじょびゃぁばぐじぇごー
99日常に潜む闇 第12話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/02/20(日) 11:54:26.46 ID:asB0LgfD
「まあそういうことにしといてやるさ」
 この問題に噛みつく気が弘志にはないらしく、それ以上深い追求はしてこなかった。
 誠二はふと窓の外を見やる。ここは二階だから地上が良く見渡せる。夕方ということもあってか人の往来が激しい。そのうごめきようはまるで一つの生物のように感じられた。
「…………ん?」
 その中でただ一点、誰もが避けるような動きを取る場所が目に留まる。
 目を凝らして見れば、見知った顔がそこにあった。
「美佐枝さん…………」
 彼女は道の真ん中でこちらをじっと見つめている。いや、射抜いている、という表現が正しいのかもしれない。
 無表情で、しかし力のこめられた両の眼にはどことなく畏怖を掻き立てられる。
「どうした?」
 窓から目を離そうとしない誠二を不審に思った弘志が声をかけた。
 その一言にハッと意識を取り戻したかのように慌てて誠二は窓の外から視線を外した。
「いや、なんでもないよ」
 そう言って席を立つ。
「ごめん。急用思い出したから帰るね」
「そうか。じゃ、また明日な」
「うん、また明日。じゃあね」
 手短に別れのあいさつを交わし、誠二は急ぎ足で店外へ出た。
 人の波をかき分けながら、早足になりたがる気持ちを抑えてゆっくりと進む。
 恐らくだが天城美佐枝はこちらを追跡しているだろう。さすがに相手に気取られないように後ろを確認だなんて芸当はできないが、今までの彼女の言動を思い返せば予想するに難くない範疇だ。
 窓から見えた美佐枝の視線、そこから感じられた雰囲気はどうしてか別れ際の彼女のそれと似ていた。
 考えたくもないが、たぶんあのまま雪下弘志と一緒にいたら弘志が何かしらの被害に遭ってしまうのではないか。そんなあり得ない想像をしてしまった。
「いや、まさかね……」
 思わず口から零れ落ち、自嘲気味に肩を竦める。
 だが本能的に危険を感じたのだ。友人のため、不信であることの罪悪感は否めないが打てる手は打っておくべきと結論付け、誠二は学園のゲートに向かって歩く。
 ゲートで学生証を認証機器にかざして敷地外に出るとそこからは下り坂だ。ここを通らなくては学園に出入りできないから、名称に坂の字が含まれているのだろうかと気を紛らわせるついでに考えてしまう。
 とりあえずこのまま帰宅するつもりでいるが、仮に、本当に美佐枝が後ろからついて来ているのであればどう対応するべきか、と思考に没頭する誠二。
 しかし家に着くまでに良い妙案が見つかることもなく、ついに門前にまで来てしまった。
 こうなったらその場の勢いに任せるしかないと腹をくくり、解錠して家に上がり込んだ。
 その日、予想に反して天城美佐枝が久坂誠二宅を訪れることはなかった。


100日常に潜む闇 第12話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/02/20(日) 11:55:31.63 ID:asB0LgfD
〜Side of Hiroshi Yukishita and ???〜
「なーんか怪しいよなあ」
 追加注文したハンバーガーに食らいつきながら弘志は誠二の言動を思い起こしていた。
 窓の外を我を忘れるくらい見続けた挙句、こちらから声をかければ用事だと言って帰ってしまった。
 これは何かを見つけて慌ててこの場から立ち去ったとしか考えられない。
 さてはて、どうしたものか。
 オレンジジュースもそろそろ飽きてきたかなと思いつつ、ガラガラと音が鳴るまでストローで吸い続ける。
「ちょっといいか? 後輩」
 頭上横方から声をかけられ、弘志がそちらをむくと、彼の表情は瞬時に硬くなった。
「誰かと思えば副会長さんじゃないですか」
 馴れ馴れしいわけでも慇懃なわけでもない態度を示す弘志。
 対する美佐枝の表情は無表情を通り越して、見る者に恐怖を与えるような雰囲気が滲み出ている。
「お前に聞きたい事がある」
「それは仕事の依頼ですか?」
「好きに解釈すればいい」
 副会長がこう言う時は大抵の場合、深入りすれば容赦はしないという意味を持つ。
「それで、自分に聞きたい事とはなんでしょうか?」
 こちらとしても下手に首を突っ込んでまだ死ぬ気はないのだ。それが情報屋を営む上での秘訣でもある。
「ああ。久坂誠二のことだ」
 弘志とは真向かいの位置に座りながら美佐枝は告げた。
 その言葉に間髪入れず拒否の姿勢を弘志は取る。
「親友を売ることはできない。それは最初の取引の時に行ったはずですが?」
「なに。そういきり立つな。私は誠二を守るために動いている。そのためにはもっと情報が必要なんでな」
「…………その言葉の保証は?」
「私の信頼といったところか」
「と、いうと?」
「皆は私を信頼している。しかし全校生徒の苛めの対象である久坂誠二と交際していることが発覚すれば、私への信頼は薄れるだろう。節操無しでろくでなしの男と付き合っている、エリートにあるまじき副生徒会長様、とな」
 美佐枝は凄絶な笑みを浮かべた。
 一瞬、彼女の雰囲気に呑まれそうになって、弘志は目をつぶり、肺に溜まった息を深く吐き出す。
 確かに、まだまだおつむがお子様な連中はその情報が流れれば、そう思うはずだ。しかしここで了承するわけにはいかない。問題を解決するためには、こちらとしても情報が欲しいからだ。
 顔の半分を手で覆い、まるで困ったかのような演出をする弘志。
「今回の一件、当方では生徒会が関与しているように思われるのですが、そのような疑いのある貴女に情報提供できると思いますか?」
101日常に潜む闇 第12話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/02/20(日) 11:56:26.34 ID:asB0LgfD
「いつから君は探偵ごっこも兼業するようになったんだ?」
 否定しない、ということはクロか? いや、関与していないから単純に尋ねている可能性もある。
「対象が被害に遭う原因となった情報。その拡散速度があまりにも異常だと思いませんか? 4月が始まって間もないというのに、一瞬で広まりました」
「ほう?」
「情報の発信源を調べたところ、面白いことが分かりましてね。ほぼ同じ時間に、複数の人間から発信されていました」
 それも特定の学年ではな全学年で、だ。
「つまり、真の流出源が隠ぺいされているということか?」
「ええ」
「しかしだからと言って生徒会が関与している証拠にはならないだろう?」
「もちろんです。そこでこの学園のシステムが浮上してくるんですよ」
「なるほど。そういうことか」
 さすが生徒会長の右腕といったところか。
 弘志は内心で感心したように呟く。
 久遠坂学園は省力化や情報化社会に対応するために、至る所でITが応用されている。
 特に各校単位で構築されている情報ネットワークは目覚ましいものがある。そしてその網を自由に扱えるのが生徒会と学園職員だ。
 特定の人間に連絡を取ることも、複数の人間や全校生徒に連絡することも可能なこのシステムを、第一級の権限を持つ人間が使ったとしたら異常なスピードでの情報拡散や同時複数の発生源にも合点がいく。
「ところが、だ。これには致命的な欠点がある。情報公開制度を忘れていやしないかな?」
「……もちろん知っていますよ」
 情報公開制度とは、この情報ネットワークが権限を持つ人間に悪用されないためにつくられた制度だ。
 連絡網を介した連絡を一度でも行うと、発信者や送信者、送信内容まで記録され、後日個人名や内容は伏せられた状態でいつ、どこの組織が、どのような内容を、どのようなあるいはどの程度の人間に発信したかが電子上で公表される。
 つまりこのネットワークを利用した生徒会の関与説は否定されてしまう。
「まあ、これは仮定の話に過ぎないが、生徒会長なら或いは関与しているかもしれない」
「…………どういうことでしょうか?」
 ここで身内の疑惑を持ち出してくるとは思いもよらなかった弘志。
 聞き流してはならないが、確実ともいえない話に、警戒しつつ食らいついたような言動を見せる。
「生徒会長がどういう人間か、君なら知っているだろう? アレは快楽主義者だ。無論ただの快楽主義者ではない。様々な能力に長けた、性質の悪い存在だ。己が目的のためならば、血縁者であろうと贄として捧げる。そして私はそれを間近で見て来た」
 あくまでも冷静に、しかし批判的に告げる美佐枝に、弘志は困惑していた。
 果たして誠二の情報をこのまま彼女に渡してもいいのだろうか、と。
「確たる証拠がない以上、この話はただの世間話のひとつにすぎません。それよりも、貴女が欲しているという情報はなんでしょうか?」
 弘志のその言葉は、ある程度は信用してやるという譲歩であり敗北の合図だった。
102駄文太郎 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/02/20(日) 11:57:56.82 ID:asB0LgfD
日常に潜む闇 第12話 以上で投下終了です。
読んでいただいたり、保管庫へ転載してくださったりといつもありがとうございます。
103名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 12:18:45.57 ID:h2uyw6+Z
ここって二次創作系のSSは投下したらダメなのかな?
104名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 12:22:04.38 ID:Ndp+QA4g
>>103

>>1で版権物は専用スレでお願いしますとあるから遠慮したほうがいいと思うよ
105名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 12:22:52.79 ID:cwkKR3yr
別にいいんじゃないのか
スレがあるアニメなんかはそっちに投下すればいいだろうけど
106名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 12:29:36.23 ID:hBiJY6aT
専用スレがないなら>>103が立てればいいだろ、グズ
これ以上厄介ごとを持ち込むな
107名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 12:34:04.41 ID:cwkKR3yr
ここって初期のころは版権もののヤンデレSSってなかったか
ヤンデレハルヒとか読んだような気がするんだが
専用スレがなく、ヤンデレ要素が強いSSなら投下してもOKだと思うけど
108名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 12:40:48.16 ID:GPVuXJqz
GJ!

荒れてるけど気にせず頑張ってくれ
109名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 13:30:31.16 ID:cwkKR3yr
いや、俺の勘違いだったか
忘れてくれ
110名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 13:35:29.74 ID:guT8jOZo
>>94
アンサンみたく上から目線で傲慢なのもむかつくけど
卑屈なまでに低姿勢なのはもっと虫酸が走る
作品は水準以下なんだから投下姿勢くらい普通レベルでやればいいのに
111名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 13:42:09.27 ID:p6UAO0UV
ヤンデレ要素のあるドラマってあんまり見ないな
やっぱり精神疾患的な表現が要求されるから、事務所サイドが引くのかな
ニコニコ笑いながらイッちゃってる前田敦子が見てみたい
112名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 13:48:57.70 ID:0UebnNFc
ヤンデレ自体、時代が必要としていないんだよ
113名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 13:54:23.91 ID:Hp8gBv7U
お前ら、保管庫の「隣のネットワーク」を見て落ち着くんだ!
114名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:02:35.47 ID:sk5Y6xtm
ここの書き手って絶対18歳以下だろう
どう見ても人に読ませる文章に仕上がっていないだろ
国語の時間にちゃんと起きて真面目に授業を受けていてたのか
115名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:14:32.64 ID:GPVuXJqz
>>114
あなたの作品楽しみにしていますよ。
116名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:16:53.25 ID:tN6Rnanc
>>113
隣のオンライン?という作品なら読ませていただいた
ちょっと寒気がしたぜ
117名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:19:11.99 ID:NCGnrNQA
次の作品投下まだかな?
118名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:29:13.08 ID:GPVuXJqz
>>116
あれは名作だと思う
119名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:33:04.69 ID:z1joSHWs
え、何この流れ
作者の自演ですか、と聞いて欲しいのか?

晒しage
120名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:37:53.76 ID:KkUCGYw2
121名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:43:09.52 ID:dRc50JBK
宣伝乙
けど外部リンクの宣伝行為はルール違反だから程々にな
122名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:48:42.91 ID:5CosQQVm
>>102
GJ!
乙です!
123名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 15:03:09.17 ID:U3V3ogMY
遂に自演で乙かw
悲しいな
124名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 15:45:09.17 ID:+3dDnjAi
おい皆!前スレ行って来いwwwwww
こっちに荒らしが来たからめっちゃ平和だぞwwww
125名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 15:52:32.52 ID:skGvyoMo
>>124
平和でも落ちたらこっち使わなきゃいけないんだし…
126名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 15:54:00.80 ID:cHgarXAL
なんでここの住人ってこんなに偉そうなのが多いんだ?
所詮は素人(中にはプロの人もいるかもしれないけど)が好きに書きなぐるための匿名掲示板なんじゃねえのか?
某スレが荒れたときも思ったけど、普通 職人>住人 だろうが
作品を投下して『くれる』人達に敬意を表するのが読者じゃないのか?
プロだったら罵倒されるのも仕事の内だけど、アマどころか作家ですらない職人達を批判してどうするんだよ
『SSは供給されて当たり前』とか感違いしてる奴でもいるのか?

ああ、厨(バカ)共がいるのか
127名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 15:54:28.66 ID:GPVuXJqz
無視しときゃいいだろ荒らしなんて
128名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 16:06:32.89 ID:+3dDnjAi
>>127
それを無視しないで書き込んでいるのが荒らしの自演なんだよ
129名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 16:06:58.28 ID:647I6yPi
いや、文が下手なのは仕方がないとは理解してるんじゃないかな
素人丸出しの作品しか書けないのに、態度だけ人気作家を気取ってるから叩かれるんじゃ?
横文字のタイトルとか、後は自分で調べてみたまえ的な自分語りとか
130名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 16:22:58.38 ID:XxGuoRYE
態度云々は知らんが、下手とかなんだとか言うなよ
ここは素人が趣味で書いてる場所なんだから、大なり小なり下手なのは当たり前
それで面白かったらGJ、つまんなかったら無視
もしくは「こうしたほうがいい」といった感じのアドバイス
ただ下手だといわれても、書き手にしたって趣味でやってることなんだし知ったこっちゃないでしょ
131名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 16:28:53.52 ID:CQ50zQJp
叩く権利がどこにあるのですか?
132名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 16:30:04.98 ID:5gefb70U
俺は「お待たせしました」的な語りが無性に腹立つなあ
お前の素人作文なんか待ってるかっての
どんだけ人気の大文豪先生様をきどってんのやらw
133名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 16:39:30.43 ID:XxGuoRYE
>>お前の素人作文なんか待ってるかっての

うん、お前はな
134名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 16:45:45.23 ID:2YHOKlpf
公に開かれて万人の目に晒される掲示板に投下しているんだから
どのように料理されても文句は言えないのが大前提だろ?
叩かれるのが嫌なら自パソの中に仕舞って、一人でニヤニヤしてるがいい
その方がお互いにとって幸せだろうし
書き手は投下する義務もないし、俺も書いてくれと頼んだ覚えなどないんだからね
135名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 17:00:20.66 ID:+3dDnjAi
スレタイを見てくれ。
義務は無いにしろここは自由にヤンデレの小説を書こう!って場所なんだ。
あとがきや内容が腹立つようなら読み飛ばせばいいし、
的を射ない批評ばっかのレスで埋まるなら
「投稿してみようかな」と思っている新人が投稿した方がよっぽど
良いだろ。
136名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 17:03:15.03 ID:cHgarXAL
>>134
ネタでも挑発でもなくマジで聞きたい
じゃあ何でお前はこのスレに来てるんだ?
暇つぶしだったら他のスレに行くなり、ヤンデレスレをスルーするなりあるだろ?
何のためにこの『ヤンデレスレ』に来てるんだ?教えてくれ
137名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 17:04:33.64 ID:tQufMK6e
みんな一緒に死のう?
そうすればみんな一緒だよ?
ずーっと、ずーっと
138136:2011/02/20(日) 17:05:46.38 ID:cHgarXAL
『答える義務はない』とか抜かしたら『ただスレを荒らしたいだけのバカ』と認定するけどいいよな?
答えは聞かない
139名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 17:07:05.61 ID:+3dDnjAi
こんな空気じゃ投稿し辛いだろうな・・・
この議論はここで終わろう


―――〆――――
140名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 17:28:20.98 ID:2YHOKlpf
そんなもん世界中の誰よりもヤンデレを愛しているからに決まっているだろう
愛するものがつまらない連中に汚されていくのは見ていられない
俺がヤンデレにとって彼氏でもなんでもないにしてもだ
141名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 17:43:15.99 ID:CvP0+Y2T
>>140
なんでそんなに偉そうなの?何様?
そしてヤンデレを愛してるならなんで荒そうとしてるの?馬鹿なの?
別にヤンデレは君のだけのものじゃないんだから独りよがりは止めてね。
142136:2011/02/20(日) 17:44:19.02 ID:cHgarXAL
>>140
回答ありがとう

でもごめん。言葉の意味がよくわからない
このスレはヤンデレの小説を『書こう』のスレだぞ?
そしてここは匿名とはいえ公の掲示板だ。つまり『誰でも書き込める掲示板』ということだ
すなわち『誰が作ったヤンデレの小説でも読める、書き込める』というのがこのスレの趣旨なんだぞ?
そんな中で『ヤンデレを愛しているから汚されたくない』と言われてもなぁ…
だったらそれこそ『このスレをスルーしろ』、あるいは『スレの削除要求を運営に出せ』としか言いようがないんだが?


>>139さんが〆てくれたけど、折角返答(マジレス?)をもらったのに放置では失礼なので返レスを
うん、自分も荒らしになってるのは解ってる。これ以降はスルーするし、書き込むとしても何か作品を投下することにするよ
143名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 17:52:55.13 ID:g3PNlA0U
うわめんどくせぇ
144名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 18:00:55.84 ID:6D/gOxqF
謹慎処分中の触雷が無断で復活したから荒れたんだろ
145名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 18:29:04.45 ID:KkUCGYw2
>>144
荒らし乙
146名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 18:41:05.26 ID:6D/gOxqF
>>145
触雷乙
147名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 18:52:43.20 ID:SC4lQAY6
>>145
そういうのスルーしろよ…
148名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 19:26:01.75 ID:+3dDnjAi
無視出来ない奴は荒らしの一人だからしゃーないんだ
149名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 19:35:41.06 ID:5lHba5Y0
まあ所詮荒らしは10人程度だから書き手さんは無視して投下しても大丈夫だよ

その倍以上の人はただ止むのを傍観してるだけだし
150名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 20:17:58.43 ID:H6Fv3P5z
もう投下と感想以外のレスいらないよ
151名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 20:18:12.57 ID:a++k1x96
荒らしは10人程度だとしても
その4倍以上の人は糞書き手を苦々しく思ってるんだし
一々レスは付けないけれど
152名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 20:26:31.08 ID:HJdbECOP
末期だなぁ
153名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 20:27:40.48 ID:XxGuoRYE
それマジで言ったん?ソースあんならすぐ出せ

マジなら2ちゃんねら総力を上げてつぶすが

     /⌒::::                      ◆⌒\
    / ひ )                     ( ひ   ヽ
  _/  ` ∠_                       ヽ´   人
 イ  ゝイノ | ヽ                      冫y彳 (;⌒ヽ
 || ヘ  。   | /|                    / 。  |  /|ヽ
 || |  。 /  | |                    | | 。 /.|   | |
 |  |  。 /  | |                     | | 。 / .|   | |
 |⌒|  。   | |          /⌒●      | | 。 _| イ| |
 \|` ヽ   ヽ/         / ひ )      ゞ |`ヽ |   | |
 /|\人/\|        ―/  ` ∠_      \|\人ヽ /|冫
 || || | | | |       /|  ゝイノ | \      ヽ|| | |/  |
 ||/|| | | | |       / '||   。    ||  \      || | ||  /
   || | | | |       / /|   。 /  |\  )      || | ||/ |
   ヽ| | | |.     ┌|⌒|_|   。 /  |/⌒/ |     || | | |  |
    ヽ| | |      || |  | |   。   / _/ | |      ヽ| | |  |
     | | |     || |⌒|\人ヽノ|⌒|  | |        ヽ| |  |
     | く__く     >>  ̄\__ | ̄ヾ.くく         >_ > )
     \   >.  /ヽ.__/     ̄\./ ̄/        <   /
      `ー' .   ̄ ̄           ̄ ̄       `ー'


154名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 20:33:41.51 ID:a++k1x96
それマジで言ったん?ソースあんならすぐ出せ

マジなら2ちゃんねら総力を上げてつぶすが

     /⌒::::                      ◆⌒\
    / ひ )                     ( ひ   ヽ
  _/  ` ∠_                       ヽ´   人
 イ  ゝイノ | ヽ                      冫y彳 (;⌒ヽ
 || ヘ  。   | /|                    / 。  |  /|ヽ
 || |  。 /  | |                    | | 。 /.|   | |
 |  |  。 /  | |                     | | 。 / .|   | |
 |⌒|  。   | |          /⌒●      | | 。 _| イ| |
 \|` ヽ   ヽ/         / ひ )      ゞ |`ヽ |   | |
 /|\人/\|        ―/  ` ∠_      \|\人ヽ /|冫
 || || | | | |       /|  ゝイノ | \      ヽ|| | |/  |
 ||/|| | | | |       / '||   。    ||  \      || | ||  /
   || | | | |       / /|   。 /  |\  )      || | ||/ |
   ヽ| | | |.     ┌|⌒|_|   。 /  |/⌒/ |     || | | |  |
    ヽ| | |      || |  | |   。   / _/ | |      ヽ| | |  |
     | | |     || |⌒|\人ヽノ|⌒|  | |        ヽ| |  |
     | く__く     >>  ̄\__ | ̄ヾ.くく         >_ > )
     \   >.  /ヽ.__/     ̄\./ ̄/        <   /
      `ー' .   ̄ ̄           ̄ ̄       `ー'


155名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 23:03:47.03 ID:8wXKY7Q5
しかし、SS投稿できないので

新しい場所でも作るか
156名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 23:08:34.69 ID:/KFDBli9
それがどうした
157名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 23:09:37.38 ID:+3dDnjAi
やっぱ勝手に騒いでレス数増やしてんのって荒らしなんだなぁ
としみじみ思う
158名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 23:12:34.30 ID:8wXKY7Q5
ヤンデレスレの代わりに新しい場所を作ろうと思う
ここから独立するのもいいかもしれないね
159名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 23:29:28.81 ID:/KFDBli9
それなら是非小ネタ二次創作をokにしてほしいな
160名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 23:31:35.54 ID:/KFDBli9
それなら是非小ネタ二次創作をokにしてほしいな
161名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 00:43:00.70 ID:rRlWCE3i
あげ
162名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 13:06:43.68 ID:mN/lkmdC
次の作品投下まだかな?
163名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 15:29:05.47 ID:1zLfbRvB
さっきやってた「ミザリー」見終わったんだが、ヤンデレってやっぱ怖いな
久々にそれを思い知らされる映画だった
164名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 16:20:18.69 ID:cpWzJgyU
昔世界まる見えか何かで
浮気した夫が寝込んでいる時に鍋いっぱいの熱いロウを垂れ流した話があった
「何するんだ!」と問いかけたら「ただのロウよ」とだけ返ってきて怖かったのを覚えている
まだヤンデレという言葉すら存在しなかった頃の話だが
この世界にヤンデレは実在することは確かだ
165名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 16:26:25.70 ID:aoJfDKfX
>>163
ミザリー役の女優さんは演技賞もらったんだよな
アレは上手すぎて怖かったw
166名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 16:40:57.65 ID:mN/lkmdC
ミザリーもまごうことなきヤンデレ映画だが、ミザリー以外でヤンデレ映画ってあるかな?
167名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 16:53:05.01 ID:aoJfDKfX
>>165
>ミザリー役の女優さんは演技賞もらったんだよな

訂正
×ミザリー役 ○アニー役
168名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 17:06:49.43 ID:izLntVTf
荒氏は皆で消えましょう
169名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 18:10:08.59 ID:34ofNLXi
みんなでヤンデレ喫茶行けば全て解決
170名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 18:52:23.15 ID:yWWHSysp
殺伐としたスレに救世主が!
 .__
ヽ|・∀・|ノ ようかんマン
 |__|
  | |
171名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 20:59:50.03 ID:cj+nDeeQ
ミザリーね…ちょっと見てみる
172名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 21:41:13.58 ID:/yiKnnaZ
雑談もほどほどに…
それからとりあえずsageようか
173名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 22:58:04.56 ID:rRlWCE3i
あげ
174青鬼の鬱日和  ◆C3CeMGDjT2rQ :2011/02/21(月) 23:38:09.24 ID:JJfOFaKd
こんばんは 2話を投下させていただきます
175青鬼の鬱日和  ◆C3CeMGDjT2rQ :2011/02/21(月) 23:38:52.63 ID:JJfOFaKd
我が家に姉が来た翌日、学校は異様に騒がしくなった。
 騒ぎの中心に居たのは、不本意ながらも俺。
 ……というよりも俺と腕を組んで登校した姉さんだった。

 智弘の言っていた『100人に90人が振り向く美貌』とやらを思い知った気がする。
 こちらを見る視線は驚愕の二文字。
 男子に限っては殺意すら篭っていた気もする。
 
 教室に入るなり智弘が掴みかかって来て、俺は黒板の反対側の壁に押さえつけられた。
 「何やってんだテメェは!」
 智弘の手にはいつになく力が篭っていて、力強く俺の襟首を絞める。
 「何…が…だよ」
 襟を掴み挙げられて呼吸が苦しくなる。
 顔が妙に熱くなってきた。酸欠か?
 「何でテメェが、澤本先輩と、一緒に、登校してるんだよォ!!」
 掴んだ手で俺の身体をテンポ良く揺さぶりながら智弘が叫ぶ。
 揺れるたびに後頭部が壁に打ち付けられてかなり痛い。
 
 「おいそこ、何やってる!」

 教室に入ってきた担任の一声で我に返った智弘は一つ舌打ちをして席に着いた。
 今日、俺は最高に厄日だった。
176青鬼の鬱日和  ◆C3CeMGDjT2rQ :2011/02/21(月) 23:39:21.28 ID:JJfOFaKd
昼休み、購買に昼食を買いに行こうとしたところ、下級生と思しき女子生徒に体育館へ呼
び出され、買ったパンを手早く平らげて体育館に出向く。
 そして体育館の扉を開けた先には異様な光景が広がっていた。
 
 ずらりと並ぶ、生徒、生徒、生徒。(男子:女子=8:2)
 学年もクラスもバラバラな集団。
 
 『来たか、青崎孝助!』

 拡声器で体育館中に響き渡る声。
 ……智弘の声だ。
 そこに居る全ての生徒が一斉に俺を睨む。
 何となく先が予想できたがあえて疑問をぶつける。
 「なぁ、これって何の集まり?」
 『知れたことを!我ら澤本絵里親衛隊!』
 
 意外にもこの大人数の中でも俺の声は聞こえるらしい。
 「それでこの人数はなんだよ?」
 『被告人・青崎孝助!貴様は我らの敬愛する澤本先輩を穢したのだ!(中略)』
 「は?」
 予想以上にブッ飛んだ台詞が出てきた。
 姉さん、アンタすごい人気者だね。
 
 『(中略)……よって貴様を粛清する!!』
 「「「「オオオオオオオオオォォォォォォォーーーーーーーーーーーッッ!!」」」
 「マジかよ!?」
 その場に居る全員が右拳を天に突き上げ、闘志を燃やす。
 『フハハハハ!謝罪するなら今のうちだぞ青崎孝助!』
 「いや、何この理不尽な裁判?」
 『懺悔することがあるなら申してみよ!』
 「俺に後ろめたいことなんて何も無ぇ!」
 『反省の意思は無いようだ。皆の者、殺ってしまえぇーー!』
177青鬼の鬱日和  ◆C3CeMGDjT2rQ :2011/02/21(月) 23:39:54.19 ID:JJfOFaKd
……………… 
 …………
 ……

 やってしまった……。

 後悔しても時既に遅し。
 ガタイの良い体育教師たちに囲まれた俺は反論もできずに停学処分を食らっていた。
 
 まず襲い掛かってきた顔も知らぬ男子生徒を殴ったことから始まった。
 俺の黒歴史、かつて青鬼なんて呼ばれていた頃の感覚が蘇る。
 迫り来る自称・親衛隊員たちを片っ端から蹴倒す、殴る、突き飛ばす。
 多分、女子の顔も殴っていた。
 男として最低の行為だと思う。
 
 『澤本絵里親衛隊を名乗る生徒たちにリンチされそうになり、抵抗しました』

 そんなこと誰が信じるものか。
 実際、駆けつけた体育教師に足払いを極(き)められた時に肩を床に強打したくらい
で、俺はほぼ無傷。
 対して自称・親衛隊連中は身体のどこかに痣を残す者が三十数名。
 教師のほとんどが、俺が生徒を無差別に襲ったように見ている。
 しかも元・不良と噂される生徒だ。信頼の度合いは極めて低い。

 六限目の授業が始まる頃、俺は自宅に強制送還された。
 今日から十日間(土日の休日は数えない)の自宅謹慎。
 反省文が思いつかないぜ。
 
 
 「何してんのコウちゃん!!」
 
 夕暮れ時、帰ってきた姉さんの第一声はコレだった。
 同時に何故か平手を受ける。
 「何すんだよ!」
 強烈なビンタをくらった頬を押さえながら俺は怒鳴った。
 「停学処分なんてどういうこと?いつからコウちゃんは不良になっちゃったの!?」
 「うるせぇ!自己弁護もさせてくれないバカどもを黙らせただけだ!」
 「すぐ暴力に行き着く発想がもう立派な不良の証明じゃない!」
 
178青鬼の鬱日和  ◆C3CeMGDjT2rQ :2011/02/21(月) 23:40:28.52 ID:JJfOFaKd
玄関先で怒鳴りあう若い男女。
 ご近所様に誤解を与えてしまいそうな構図だった。
 アレコレと俺が知る限りの事情を説明したが、
 「だから、アンタの親衛隊だかファンクラブだかを名乗る連中に襲われて、殴り返したんだよ!」
 「人様を殴り倒すなんて完全に不良の所業じゃないの!」
 姉さんがややヒステリックに叫ぶ。
 「殺意むき出しの集団に対して無抵抗を貫けと!?」
 「いいじゃない!悪いことなんて何もしてないんでしょ!」
 「教師が到着するまで死なずに済む保障は何処にもなかったよ!?」
 
 「そもそも姉さんがウチに来るから誤解されたんだよ!」

 姉さんがハッと目を見開く。
 表情はみるみる歪み、酷く悲しそうな顔になった。
 そんな事にはちっとも気づかず、俺は続けた。
 「俺が理不尽なリンチに遭ったのも元はと言えば姉さんが原因だ!」
 姉さんの肩が小刻みに震え、泣き出しそうな面持ちになる。
 「姉さんが来なければ間違いなく俺の学校生活は平和だったよ!」
 自分でも無茶苦茶言ってる自覚はあったが理性よりも感情が勝った。
 「だ、だって家族なん…だよ?…一緒に……暮らすのは良いことで…しょ?」
 弱弱しく途切れがちに言葉を紡ぐ姉さんに俺は理性のかけらも無くトドメを言い放った。
 
 「アンタなんか家族じゃなければ良かった!」
179青鬼の鬱日和  ◆C3CeMGDjT2rQ :2011/02/21(月) 23:40:57.17 ID:JJfOFaKd
絵里・Side

 「アンタなんか家族じゃなければ良かった!」
 
 コウちゃんが何を言ったのか、直ぐには解らなかった。
 いや、理解したうえで頭が受け付けなかったんだと思う。
 険しい顔をしたコウちゃんは言って、直ぐに踵を返して行ってしまった。
 
 アンタなんか家族じゃなければ良かった?
 アンタナンカ家族ジャナケレバ良カッタ?
 アンタナンカカゾクジャナケレバヨカッタ?

 コウちゃんが私のことを嫌った。
 たった一人の家族である私を嫌った。
 もうあんな母親を名乗るクズは居ないのに。
 コウちゃんを経済面から守っていた一応の恩ある父親はもう海の向こうなのに。
 コウちゃんはたった一人の家族を嫌うの?

 私にとってコウちゃんはただの兄弟じゃないんだよ?
 愛してるのに。
 家族なんて縛りは私には無いよ。
 コウちゃんもさっきのは不当な被害にあった憂さ晴らし程度なんだよね?
 たった一人の家族なのに、嫌える筈無いもんね?

 コウちゃんが去った玄関で私はずっと座っている。
 酷いことを言われた筈なのに、
 傷つくことを言われた筈なのに、
 ドアのガラスに映った私の顔には、笑みが浮かんでいた。
 「アハハハハ。コウちゃんが私を嫌うはず、無いもんね?」

180青鬼の鬱日和  ◆C3CeMGDjT2rQ :2011/02/21(月) 23:41:22.84 ID:JJfOFaKd
投下終わります。
181Chains of pain 九話 ◆kpb1UHuGog :2011/02/21(月) 23:47:39.48 ID:wPC/VkHy
投下します。
182Chains on pain 八話 ◆kpb1UHuGog :2011/02/21(月) 23:52:11.72 ID:wPC/VkHy
 昇降口までやってきた僕らはお昼にまた会う約束をしてから別れた。
 優花は名残惜しそうに僕の側を離れようとはしなかったが、説得をしたところ、埋め合わせとしてお昼休みに会うという提案をしてきた。
「それじゃあ後でね」
「……約束、忘れないでよ」
「大丈夫だって」
 去っていく優花。その後姿を見送ると、携帯を取り出して時間を確認する。ホームルームまでは五分ほど時間に余裕があり、急ぐ必要は無さそうだった。
 それにしても優花は兄離れが出来ていないような気がする。妹に慕われるのは嬉しいが、優花もそろそろ兄離れしてもいい年齢である、何時までもこのままではこちらが心配になってしまう。
それだけではない、どちらかと言えばこちらの方が重要なのだが、僕への甘えが日に日に明らかなものになっている気がするのだ。離れるのでは無く近づく、これはどういう事だろうか。
確かに、人は環境や精神の変化で退行と言って、幼く振舞うようになる事もある。両親の不在が多い我が家だ、親から受けるべき愛情が不足しているのかも知れない。だから僕からの愛情をいまだに欲していて、
そこに偶然環境の変化が訪れた事によって退行の引き金となってしまった。
これなら考えられそうではある。だが、僕の把握している限り……勿論、優花のすべてを知っている訳では無いが、そういった変化が優花にあったかと言うと、そこまで劇的な変化は無かったように思う。ならば優花に何が起こったのか、それはわからない。
だが、このままではいけないと言う事ははっきりしていた。
「僕はどうしたらいいのだろうか」
 優花と距離をとってみる。それとも優花への態度を変えてみようか。試す価値はありそうだ、だが先程の反応。あの表情をされ続けるというのか、あれは誰がみても苦痛の表情だ。
だめだ、結末は見えている。ならばどうしたらいい、面と向かって「兄離れしろ」と説教をしてもいい。だが、それで本当に優花のためになるのだろうか。
 答えが出ない。


「どうした?」
 僕には何が出来るだろうか。
「なあ、立たないのか?」
 出来れば優花を泣かせる事無く気付かせてあげたい。
「おい、鈴井! 号令だぞ、寝ているのか!?」
 いや、もしかしたら泣かせず、という考え自体間違っているのだろうか。
「おい春斗、先生怒ってるぞ」
「鈴井、お前私の言っている事が分からないのか!!」
 だとしたら僕は優花を突き放す事が最善の選択だと選ばなくてはいけない、ああ、駄目だ。唯単に僕が優花を甘やかしていているだけではないか。
「……わからない」
「ほう、鈴井。いい度胸だ」
「は、春斗が壊れた!?」
 突然肩をゆすられて我に返る。腕を視線で辿っていくと、康広の顔がみえる。どうやら僕を揺すったのは康広らしい。
「康広、どうしたの?」
「もう授業が終わったんだ、早く――」
「――鈴井。今すぐにたちあがれ、何の反抗かは知らんが、お前も昼休みが減るのは嫌だろう!?」
「あれ、山田先生。どうしたんですか?」
 山田先生がため息をつく。その背景に違和感を覚え、教室を見回すと、クラスメートが全員立ち上がって僕を観ている。所々から笑い声が聞こえるが、この光景は異常だ。どうしたというのだろう。
「鈴井。号令だ……」
「――礼!」
「え、あれ?」
 クラスメートが頭を下げ、頭をあげるのを皮切りに、所々から大小様々な笑い声や恐らく僕のことを言っているであろう声が教室を包む。
183Chains of pain 八話 ◆kpb1UHuGog :2011/02/21(月) 23:54:00.87 ID:wPC/VkHy
「はあ。放課後、職員室に来い」
 山田先生は教科書を丸め、自身の肩を叩く。
「……はい」
「あ、春斗先輩。お疲れっす」
 苦笑いをしながら康広がつぶやいた。
 山田先生は頭を掻きながら教室を去っていく。その後ろ姿を見ながら思わず頭を深々と下げる、状況を理解したからだろう、顔が自分でも分かるほど熱くなっていた。
「どうしたんだ? 春斗、ぼうっとして。考え事か?」
「…………まあ、そんなところかな?」
「ふうん」
 康広は納得してみせる。どうやらこちらの意図を汲み取ったらしい、この反応は康広の癖でもあり良いところでもある。彼はとても勘が鋭いのだ。
ちょっとの仕草の変化や言動ですぐにこちらの考えている事を読まれてしまう。まあ、今回はあからさま、誰が見ても何か考え事をしていると分かるであろうが、察しても深入りしてこない辺りはさすが康広だと思う。
「学食行くか? それとも今日は弁当?」
「ん、と。今日はお弁当かな。優花と約束しているんだけど」
「そっか。仲がいいのは何よりだ」
「……うん」
「………………」
 康広は何も言わなかった。何となくやりにくい空気が辺りを包み込む。僕自身の問題なのに何をやっているのか、そんな事を思い、後悔すると共にどう切りだそうか考えていると、僕を呼ぶ声がした。
「――お兄ちゃん」
「お呼びだぜ? 行ってこいよ」
「う、うん」
 声の主は優花だった。左手と右手にそれぞれお弁当を持っており、片方は恐らく僕の分だろう。
 やや急ぎ足で優花の元へと向かうと、そんな僕を見て優花が微笑んだ。
「お昼、食べよう?」
「……うん」
 駄目だ、本人を目の前にすると尚更どうにかしなくてはという思考に至る。
「どうかした? まさか……」
「何でも無いよ。お昼、何処で食べたい?」
「――え、あぁ、うん。屋上なんてどうかな?」
「朝雨降ってたけど、どうかな。落ち着けるスペースがあればいいけど……」
「とりあえず行ってみようよ」
「そうだね」
 僕に大きめの方の弁当箱を突き出される。どうやらこれが僕の弁当らしい。それを受け取ると、弁当箱を持っていた手、空いた方の手をそのまま僕の空いている手まで伸ばし、掴んだ。
「優花?」
「手、つないでもいいよね?」
「………………」
 優花を兄離れさせるための案の一つ、優花を遠ざける。一番現実的で今すぐにでもできる事だろう。それを実行するなら、今この手を握ったままではいけない。
手を離すのだ、出来れば自然に行うのがベストであろう。
「…………お兄ちゃん?」
 けれども、それは出来なかった。それは手を繋いでいるわけではなく、どちらかと言えば優花が僕の手を掴んでいるからだ、こう表現する方が正しいだろう。
つまり、自然に手を離せないのだ。手を離すのであれば振り払う形になってしまう。
184Chains of pain 九話 ◆kpb1UHuGog :2011/02/21(月) 23:55:24.32 ID:wPC/VkHy
「……何でもない」
 いつの間にか入りすぎて硬くなっていた腕の力を抜く。本当に自分は優花に甘い、どうしてこの腕を振り払うというそんな簡単な事が出来ないのだろうか、自分が嫌になる。
「ヘンなお兄ちゃん」
「そんな事はないよ」
 引っ張る力がほんの少し強くなる。
 優花は何を考えているのだろうか、どんな表情をしている? 後姿しか見えていない僕には何も分からなかった。僕は優花の事を分かっているつもりで、表情を掴めない今のように、実は何も分かっていなかったのかも知れない。
 階段を登り切ると、優花は器用に弁当箱を持ったままドアノブを捻り、ドアを開放った。
 薄い、若干錆び付いた音を響かせ、湿っぽい空気に眩しいほどの光が差し込む。眩しい。
「到着〜」
 優花の足取りが少し軽快になり、僕の腕を引いたまま小走りで屋上の真ん中へ進む。
「ちょっと待って。優花っ」
「あはは。何でお兄ちゃん疲れきっているの?」
 優花が僕の腕を開放し、両方の腕を揚げてみせる。
「腕を持って引っ張るから、僕と優花の歩幅は違うじゃないか……」
 ごめんねと軽く謝ると、近くにあったソファーの座る部分を軽く手で払い、腰掛けた。
「お昼食べよう?」
 重たい体を起こし優花の隣に腰掛ける。優花はナプキンを膝の上に広げ、中に仕舞われていた箸を僕に渡す。
「今日はね、ウィンナーを入れたんだ。たこさんウィンナーだよ、可愛く出来たと思うんだけど……」
 優花が蓋を開け、僕に見せる。弁当箱には優花の言うとおり、タコさんウィンナーがお弁当箱の端に可愛く収まっていた。
「本当だね、上手くできてる」
「でしょう? 食べてみて!」
 僕のお弁当箱を受け取り、早速タコさんウィンナーを口に運ぶ。皮がパリッとしていて、歯で破ると旨みが口の中に広がった。
「ん、美味しい」
「本当、やった!」
 優花が嬉しそうに足をゆっくりとばたつかせる。弁当箱が落ちてしまうのではないか。少し心配になった。
「ねえお兄ちゃん」
「ん? 何、優花」
「“あーん”して?」
「え……」
 優花が小さな口を開けて目を閉じる。タコさんウィンナーを食べさせて、ということらしい。
「………………」
 優花が期待をして待つ。僕は箸でタコさんウィンナーを一つ摘むが、そこで僕の手は止まった。
 本当にいいのだろうか。優花をこのままにしておいて、だ。もしこのまま僕が優花の口にタコさんウィンナーを運んだとして、優花は喜ぶだろう。けれどもそれは果たして正しいことなのだろうか。
優花を兄離れさせたいと願うのなら、僕は何をすべきか決まっているのではないか?
「――駄目だ」
「え?」
「駄目だ、優花。もうそんな事する歳じゃないだろう?」
「………………」
 タコさんウィンナーを摘もうとしていた箸を動かし、玉子焼きを代わりに摘む。そして口へ運んだ、勿論自分の口にである。
「お兄ちゃん」
「何?」
 優花を横目で見る。優花は僕が横目で見たのを確認すると、再び口を開いた。
「“あーん”して?」
「………………」
 優花の表情は変わらない、再び口を開けて待つ。
「だからダメだって」
「周りにはだれもいないよ? 恥ずかしくなんか無いよ?」
 首を傾げて僕の肩をそっと揺する。
「恥ずかしいとか恥ずかしく無いとか、僕が言いたいのはそういう事じゃ無いんだ。優花はもうそんな事をする歳じゃ無いだろう? 僕はもう、そういう事をしてあげるつもりは無いよ」
 思い悩んでいた考えを優花に打ち明ける。とうとう言ってしまったのだ、もう悩まない。
「どうしてそんな事言うの、誰かにそうしろって言われたの?」
「僕がそう決めた。優花も兄離れしないといけないって思うだろ?」
「何で、あたしはお兄ちゃんが大好きだよ。何で好きなのに離れなきゃいけないの? そっか……お兄ちゃんはあたしが嫌いになったんだ……」
「嫌いじゃない、優花は大切な妹だ。大好きだよ? でもね、これは話が違う」
「好きなら一緒にいようよ。何もおかしく無いよ」
 優花が僕にしがみつく。
「僕はね、優花……普通に育って、普通に巣立って欲しいんだ。だから、何時までも僕に甘えてはいけないよ。優花はもう僕の元から巣立たなきゃいけないんだよ」
 そう言い終えると、僕は優花をそっと引き離し、立ち上がった。
185Chains of pain 九話 ◆kpb1UHuGog :2011/02/21(月) 23:56:29.84 ID:wPC/VkHy
「お弁当、家に帰ったら洗っておくね」
「…………嫌」
 優花は僕の座っていた位置に掌を突きながらそうつぶやいた。
「………………」
 かける言葉がない。あったとしても話しかけてはいけない。僕の意志は本物だ、優花にもそれを分かってもらわなければいけない。
 僕は自分に再び言い聞かせ、その棒立ちの足を動かす。一歩、一歩。踏みしめるように、地を感じるように歩く。
「……嫌だ。絶対に嫌。あたしはずっとお兄ちゃんの側にいる。あたしの居場所はお兄ちゃんの側だけでいい。あたしはお兄ちゃんから離れたくない……」
 扉に手をかける。この扉を抜ければ、少しは世界が変わるのだろうか。きっと変わるに違い無い、変わら無いならば、自分の手で変えていけばいい。
 ドアノブを捻り、引こうとする。ドアはサビに引っかかり、少し鈍い音を立てた。
 その音に戸惑いつつも、引く力を強めてみることにする。きっとさらに鈍い音をたてながら不恰好に開くことだろう、そんな事を予測してみる。
 けれども開き始めたと確信した瞬間、それらは全て外れることになった。
「――っ?」
 後ろから押された。誰に? 勿論、押すことが出来たのは一人しかいない。
「……行かないで。あたしの側にずっといてよ、お兄ちゃん」
「………………」
 優花が腹部を腕で挟み込み、抱きしめる。
「――お兄ちゃんが好き。ずっと一緒にいようよ。二人でずっと一緒、それでいいよね?」
「優花、もう変わらないと駄目なんだ。好きとか嫌いとか、そうじゃない。優花には優花の未来があるし、僕には僕の未来があるんだ。
変わっていかなきゃいけない、僕たちはそれに気付くのが遅かったんだ。だから今からでも変わっていこう、大丈夫だ、優花なら変われるよ」
「あたしの未来はお兄ちゃんと幸せになる未来だけ。他の未来なんかいらない、そんなの未来なんて見たくない!!」
 挟みこむ力が強くなる。その締め付けに耐えられず、僕は優花を振り払う。
「それでも前に進まなきゃ駄目なんだよ。優花になら分かるだろう!?」
 優花の体が離れ、振り払った反動でお互いが向きあう形になる。僕を見つめる優花の表情のない目に僕は思わず優花から目を逸らす。
「…………なら前に進まなくていいよ。ずっとこのままでもいい、未来なんていらない。ずっとこのまま……ずっとこのまま」
 優花の冷たい手が僕の頬に添えられる。
「何を言って……っ!?」
 そのまま口付けされた。優花の柔らかい唇が僕の唇に添えられ、冷たい両の手で挟まれた僕の顔はその突然の出来事に驚いてなのか、動けなかった。
「ん……ちゅ……んん……」
 優花の舌がゆっくりと僕の唇を割って入ってくる。舌と舌が合わさり、ざらついた感触が僕の思考を白く染めながら奪っていく。
「……れろ……ぷは……」
 唇が離れ、互いの唇が唾液で濡れる。優花の吐息を感じ、焦りと不安が押し寄せた。
「……お兄ちゃん」
 表情のない目は変わらない。僕の目を掴んで離さない。まるでそれは底の見えない深い深い海の様で、寒気がした。
「何でこんな……」
「えへへ。大好きだよ、お兄ちゃん」
「僕たちは兄妹で……」
「もう前に進まなくてもいいんだよ。ずっと一緒にいようね? 大丈夫、皆が遥か前であたしたちを笑っても、蔑んでも、あたしはずっとお兄ちゃんの味方、側にいるよ」
「――キス」
 何が何だか分からなかった。どうしてこうなっているのか。優花が言う「好き」の意味、僕の優花へ対する「好き」の意味の違い。優花の突然の行動、発言。
それらが渦のように僕の頭の中をかき乱し、まるで氷漬けにでもされたかのように僕は動けずにいた。
「大好き、お兄ちゃん」
 優花は再び僕に――
186Chains of pain 九話 ◆kpb1UHuGog :2011/02/21(月) 23:57:57.15 ID:wPC/VkHy
終了します。

途中、「Chains of pain 九話」が「Chains of pain 八話」となっていました。
申し訳ございませんでした。
187名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 23:58:56.22 ID:gr0V5roR
お二方投稿お疲れ様です
188名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 00:06:23.96 ID:aoJfDKfX
投下ラッシュSUGEEEE
お二方ともGJでした!
姉妹はいいものですねー
189名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 00:09:43.47 ID:3qm4+tgF
どちらの作者さんも乙です。
190名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 00:44:12.14 ID:ENgfjeyO
お二方ともGJ!
ただ投下の間隔は多少空けた方がいいと思いますよ。
191名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 01:23:18.69 ID:8GxJGj9T
三越 伊勢丹 レイプ
でググれ
192名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 01:46:23.84 ID:/3p0UjXV
ss書いてみたけど背景描写と心理描写のバランスが・・・投下出来る様な作品ではないな
193名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 01:46:31.53 ID:K/095qfT
お二方ともGJです

青鬼くんの「あんたなんか家族じゃない!」=「あんたを姉として見るのは不可能だ、女としてしか見れない!」っていう風に勘違いをしてしまったのはオレだけなのだろうか
194名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 04:36:40.26 ID:I2c1wr3Z
>>186
gj!
面白かったよ〜
195名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 11:51:03.32 ID:VG+a/CC1
青鬼GJ!!
話のテンポも良くて、内容も面白くまとまっている。
最高!!
196名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 13:00:36.84 ID:DiXfgpVT
>>192
諦めたら、そこで試合終了ですよ。

このスレに一層の賑わいを興す為に、という事で投下してみません? そこまで書いといて腐らせるのも勿体ない。
197名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 13:48:53.27 ID:0W40gtah
>>180
>>186
GJ!
乙でした
198名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 14:44:28.06 ID:ntJG83va
次の作品投下まだかな?
199名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 16:32:22.49 ID:VG+a/CC1
iPhoneのヤンデレケース製作中。
上手く出来たらいいな...
200名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 16:33:10.29 ID:VG+a/CC1
ごめんageちゃった
201名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 20:40:09.85 ID:e2o/C94N
ヤンデレのメイドさんに、依存症の許嫁ができたことを報告したい。
202名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 22:05:15.60 ID:KZHCW2b1
なんか虚しい空気が漂っているなあ
無理して感想を書き込んだりしているけど、無理があるから余計に惨めになっている
具体性に欠ける持ち上げは止めた方がマシなんじゃ?
203名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 22:29:40.71 ID:kjvS2WXw
>>202
お前もサルのSEX並みに単調な事しか書けなくて本当につまらないな。
204名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 22:33:14.00 ID:fjs7onxb
ここの作者ちゃんは褒めると育つタイプが揃っているからな。
すかさずヤンデレメイドの>>202がひねくれた書き込みをしてくるのも美味しい(^-^)ニヤリ。
205名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 22:43:10.92 ID:KZHCW2b1
相変わらず書き手を煽てて潰す腹か
褒め殺しのスタンスは変えないわけだなw
罪なことする住民たちだよ
206名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 22:53:37.12 ID:qRqjznCc
サルのセックスが単調かどうかも知らない愚か者が何か言っていますよ

まあ、彼が「サルのセンズリ」=「止められない」と勘違いしてしまったのは明らかなんだがw
どこかで聞きかじっただけの情報は、公衆の前では使わない方がいいよなあw
思わぬ恥をかくことになるから
207名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 22:54:40.11 ID:ENgfjeyO
>>205 くやしいのうくやしいのうwww
208名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 23:09:57.38 ID:wB9eSjKd
>>207
折角の悪だくみがばれたからって、そんなに悔しがらなくてもw
なに、書き手を潰す手ならもっと他にあるさ
209名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 23:37:48.08 ID:VG+a/CC1
てめぇらスルーしろっていってんだろうがksg
210名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 00:07:57.01 ID:97w+BTPf
あったまてかてーか、そーれがどうしーた!ぼくどらえーもーんー
211名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 00:10:20.06 ID:97w+BTPf
>>210
あたまおかしいんじゃね〜のwww
212名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 00:10:54.38 ID:97w+BTPf
>>211
お前のほうがおかしいんじゃね〜のwwww
213名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 00:11:50.34 ID:97w+BTPf
>>210>>213
頭のおかしい自演www
214名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 00:16:50.53 ID:PS6rTp7K
前回のUみたいに
撤退条件とかあるなら
言って欲しい所だが
215名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 00:29:52.53 ID:97w+BTPf
>>214
つっこめや!!!!!!!!!!!!!!!!!!
216名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 00:46:43.12 ID:MEwtbTSB
 えっ? 何が起きたのかって?
 うん、何でも無いよ。嫌だな嘘何て言ってないよ。
 当たり前じゃない。私はお兄ちゃんの目で腕だよ。
 お兄ちゃんの大好きなあのスレは今も平和だし、みんな待ってるよ。
 だから、お兄ちゃん。新しいお話聞かせてよ。
 えっ、ちゃんと書いてるよ? みんなに見て貰いたいもんね。
 えっ、あの女からそんな作品は無いって言われた?
 ああ、少し前にちょっとだけ荒れちゃったから荒らしと間違えてNGしちゃったんだよ、きっと。
 嫌だなぁ、本当にちょっとだよ。一人か二人頭の残念なのが居ただけ。
 うん、当たり前でしょ。ずっとお兄ちゃんの面倒見てあげるし、何時までも一緒だよ?
 だからお兄ちゃんあの女とどうやって連絡したのか教えてくれないかな? ね?
217名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 01:58:36.10 ID:97w+BTPf
>>216
つっこめや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
218名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 02:26:54.25 ID:INUFn/BL
馬鹿じゃねーの
219名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 03:21:58.15 ID:97w+BTPf
>>218
もっと真剣につっこめや!!!!!!!!!!!!!!!
220名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 10:16:03.82 ID:PS6rTp7K
>>219嫌です
221名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 11:32:20.80 ID:QHMxlFcI
222名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 12:19:28.80 ID:bT1vA0oc
これ、どんな状況?
223名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 12:42:00.88 ID:97w+BTPf
>>220
あんぎゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
224名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 13:10:40.07 ID:DjdvQ/ce
少し前にここの住民がSスレでUを侮辱するレスを付けたことがあったからな
協定違反としてまたUの取り巻き連中が暴れているんじゃないだろうか
U自身は相手にしていないようだけど
225 ◆lSx6T.AFVo :2011/02/23(水) 14:14:20.35 ID:ptY0EAVI
今回は違う長編を投下します。
全四話です。
まずは第一話を投下します。
226命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 14:15:22.28 ID:ptY0EAVI
 幼馴染という文字を辞書で引いてみると、幼い時に親しく遊んでいた人、とでる。
 僕はそこで、おやと疑問に感じる。
 遊んでいた、と過去形で表されているということは、今ではもう遊んでいないことになるのだろうか。それなら、幼い時から現在進行形で遊んでいる人物のことは、なんと呼べばいいのかしら。
 友人? うーん。それはなんか違う気がする。さすがに友人よりかは、幾らか上位の存在になるのではないか。
 なら、親友? うーん。親友はちょっとゆきすぎな気がする。というか、親友とは少しベクトルが違うんじゃないかな。
 僕は硬い頭をこねくり返して思索する。もっと適切な表現は無いのだろうか。そもそも、幼馴染の意味は本当に辞書通りで合っているのだろうか。
「わからん」
 結果、結論は出ない。
 と、なぜ僕がこんな何の益も無いくだらないことをつらつらと考えているのかというと、つまりは暇だからである。
 今は、夏休み前日の終業式。場所は体育館。
 館内はまるでサウナのような熱気と湿気に満ち溢れており、全開の窓からは風がちっとも入ってきていないのか、カーテンはぴくりとも動いていない。
 前方に目をやると、壇上に立つ校長先生が熱心に熱中症の危険性について熱弁をふるっていた。もはや、わざとやっているとしか思えない。普段は影が薄いくせに、どうしてこうも集会の時だけは元気になるのか。
「あらら」
 そこで不意に、くらりと足元がふらついた。
 マズイ、熱さにやられて意識が朦朧としてきたみたいだ。風邪を患わった時みたいな、茹だった気怠さを感じる。
 僕の前に立つクラスで一番頭の良い近藤くんも、振り子時計のようにフラフラと左右に揺れていて、今にも倒れてしまいそうだった。
 そんな近藤くんのためにも、僕は壇上の校長先生に向かって必死に思念を送る。
 お願い。校長先生、気付いて。今あなたの眼前ではその熱中症の危険に晒されている生徒達が何人も居るのです。頼みますから、その三十分以上お続けになられている演説を、もうお止めになってください。
 しかし、どうやら想いは届かなかったらしい。しわがれた声は体育館に響き続ける。無念。
「ぐはぁ」
 僕は疲れた犬みたいにべぇと舌を出して、既に身体と一体化しつつある、汗でピッタリとくっついたシャツをはためかせて風を送る。余計に疲れるだけだったので、すぐに止めた。
227命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 14:16:41.06 ID:ptY0EAVI
 寝起き時のように、とろんと半分開いた眼で周囲を見渡す。
 そして、驚くべき事実が発覚。
 体育館にいる全ての人間が、この悪魔のような暑気にやられてしまい、近藤くんのように前後左右と揺れているのだった。壁際に立つ先生達も例外じゃない。皆が皆、ゆらゆらと揺れている。
 ゆらゆらゆらゆら。
 僕はその姿を見て、昨日食べたお好み焼きの上に乗っていたカツオブシを思い出していた。体育館の中を踊るカツオブシ達。想像したらかなりシュールだ。
「ぐへぇ」
 せめて座らせてくれたらいいのに、と僕は思った。
 あっ、でもそしたら体調が悪いのか寝ているかの識別がしにくくなるか。さすがに倒れたりなんかしたら、周りもただ事ではないと気付くしな。意外と考えられてるなチクショー。
 湯水のように湧き出るくだらない思考を処理し続けながら、僕がカツオブシ観察を続けていると
「んっ?」
 僕の並んでいる列の、隣の隣に並ぶ一人の人間だけが、他のカツオブシ達とはかなり様子が違っていた。
 ソイツだけが、まるでクリーニングに出したばかりのワイシャツみたいに、姿勢の良いピシッとした直立をして、校長先生の戯言に真面目に耳を傾けているのだった。
 背中にまで伸びる、綺麗な黒髪が特徴的な女子だった。しゃんと伸びた背筋も相まって、後ろ姿だけなら中々の美人と伺える。
 けれど、彼女が後ろ姿だけじゃなく、容姿までもが不備なく整えられていることを、僕はよく知っていた。
 それは、何故か?
 答は簡単である。なんせ僕は、生まれた時からずっと彼女のことを見てきたのだから。
 彼女こそが、僕が幼馴染なのか友人なのか親友なのかその他なのかを呼びかねている張本人。Aなのだった。

 終業式と帰りのホームルームを終えて、担任の先生も冷房の効いている楽園、職員室へと帰還した後の放課後の教室。
 まだ下校するのにも少々早い時間なので、クラスメイトの大半は教室に居残り、めいめいに夏休みの予定を話し合っていた。
 ちょいと耳をそばだててみれば、様々な話が聞こえてくる。国内旅行に行く者もしかり、海外旅行に行く者もしかり、全く羨ましい限りである。
 そんな僕は、もちろん夏休みの予定などなにも埋まっていない。真っさらさらの白紙だ。けど今年も多分、男友達と遊んだり、Aと一緒に過ごしたりするのだろうと漠然と考える。
228命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 14:18:07.60 ID:ptY0EAVI
「けど、その前にこれだよなぁ……」
 散々目を逸らしてきたが、いい加減向き合わなければいけない。
 僕は目の前にどっちゃりと積まれた夏休みの宿題達を、不倶戴天の敵の如く睨めつける。
 私立の小学校でもないのに、なんでこんなに宿題の量が多いのだろう。しかもこれに加えて自由研究までやれというのだから、尚更たちが悪い。
 はぁ、と小学生らしからぬ物憂気な溜め息をついて、ランドセルに宿題を詰め込んでいく。しかし全部入り切らないのに無理矢理詰め込んだせいか、ランドセルの口を留めることが出来なくなった。
 こんのヤローと歯を食いしばりながら、なんとか口を留めようと悪戦苦闘してみるが、無情なことにことごとく失敗する。
 もう入り切らない分は素手で持って帰ろうかなと諦めかけていると、スッと横合いから青い布地の手提げ袋が差し出された。
 Aだった。
 彼女は僕とは違うクラスなのだが、下校時間になると必ずこの教室に現れる。
「ありがとう」
 と、僕がAから手提げ袋を受け取るのを、教室の男子共が羨ましそうに見ているのに気付いた。
 長いあいだ一緒に居るせいか、僕にはこれっぽっちも理解出来ないけれど、どうやらAは周りからは凄く魅力的な女の子に見えるらしいのだ。
 彼女に告白をして玉砕されていく男子達を、僕はその横でイヤというほど見てきた。本当、漫画みたいな話だよね。
 だけど、僕も傍観者ばかりでいられた訳じゃない。ここで少しばかり、厄介な問題が勃発する。
 Aは、あまりにもモテ過ぎてしまったのだ。
 それの何が問題なのかというと、ずばり僕があらぬ誤解をされて、とばっちりを受けたという所以である。
 学校内でも、僕とAは一緒に居ることが特別多かった。
 別に自分のクラスに友達がいない訳じゃないだろうに、Aはちょくちょくとこの教室に現れては女子と会話をし、必ず僕とも言葉を交わした。
 すると、どこからともなく視線の矢が飛び始めるのだ。標的は僕。女子からの視線だったら大歓迎なのだけれど、そうは問屋が卸さない。飛んでくるのは野郎の視線のみ。なんら嬉しくない。
 と、ここらあたりで先に言っておくが、僕はAを一人の異性として見なしていなかった。
 僕の中では、彼女はあくまで仲の良いお隣りさんの範疇を出ない。友人としては好きだけど、恋人としては好きじゃない。そんな感じ。それは多分、この先も一生変わらないのだと思う。
229命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 14:19:55.43 ID:ptY0EAVI
 もちろん、このことはAに好意を寄せる男子達にも、懇切丁寧に説明してやっていた。だというのに、彼等はからきし納得してくれない。男女一緒に居れば誰でも恋人に見えるのかお前らは。
 とにかく、彼等がそんな盛大な勘違いをしてくれたおかげで、僕は多種多様な嫌がらせを受けることになる。
 廊下を歩けば足をひっかけられ、給食になれば僕の分のデザートが消え、書いた筈の日誌はいつの間にか白紙に変わり日直をやり直される。
 なんとも地味な嫌がらせのラインナップではあるが、ストレスは確実に溜まっていく。いっそ殴り倒してしまおうかと何度思ったことか。
 それでも、体育館裏に呼び出してリンチ、のような直接的な暴力の類は一切合切なかったので、最初の内はそれらの行為に見て見ぬフリをしてやった。
 恋が人を盲目にすることを、僕自身よく知っていたからだ。
 だがしかし、いくらこの寛容で寛大な僕でも、限度というものがある。仏の顔も三度まで。ある日、ついに堪忍袋の緒がブチリと音をたてて切れてしまった。
 翌日、僕はちぎれた緒をそのままに、目星をつけていた男子の一人一人に、こそりと耳打ちしてやったのだ。
「あーあ、誰かさんのせいで僕がこんなヒドイ目にあっているってこと、Aに言っちゃおっかなー」
 と、わざとらしく言ってやると、その日の放課後から、あれほど僕を悩ましていた嫌がらせの数々が嘘みたいにパタリと止んだ。
 計画通り。
 誰だって、好きな人が自分のことをどう思っているのかは気になるものである。
 僕の告げ口のせいで自分の評価が下がってしまうのは、彼等からしてみれば非常に不本意なことだろう。作戦は見事的中したというわけだ。
 こうして、僕の華麗な知略戦のもと、僕と彼等の嫌がらせ戦争は終結したのだった。最後の最後まで暴力に走らなかった自分を褒めてやりたい。
 と言っても、今となっては過去の話なので、大して気にしていないのだけれど。彼等とも既に、数回の会談の末に和解している。
 回想終了。
「ヨイショっと」
 入り切らなかった課題を手提げ袋に入れたおかげで、暴発寸前だったランドセルがいくらかスリムになる。そのかわり随分と重くなった宿題達を右手に持った。
230命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 14:21:22.79 ID:ptY0EAVI
「それじゃあ行こうか」
「うん」
 Aはそう言って頷いたかと思うと、いつものように僕の隣に並び、さりげなく手を繋ごうとしてきた。それがあまりに自然な動作だったので、流れでそのまま手を繋いでしまいそうになる。
「や、やめろよ」
 が、僕は咄嗟に手を振り払った。そして、つい、と反射的に右端のサユリの席に視線をずらす。
 幸か不幸かはわからない。
 なにはともあれ、ふたりの視線は玉突き事故のように偶然ぶつかってしまった。
 実際には一瞬にも満たない時間。だけど、僕にとっては互いの瞳に映る自身が確認出来そうな程、濃密な時間だった。
 互いに同時に顔を逸らす。
 しかし、サユリの頬がほんのりと桜色に染まっていたのを僕は見逃さなかった。
「行こうぜ」
 何となく照れ臭くなって、僕はずいずいと前へ進んでいく。
 けれども、サユリの顔が見れて嬉しい反面、僕の足どりはあまり芳しくなかった。
 これから、長い夏休みが始まる。そのため、サユリともしばらく会えなくなるのだ。
 その事実を思うと、胸がキュンと締め付けられるのがわかった。恋する乙女かおのれは、と自虐してみる。だけど、その自虐すらどこか心地よい。
 そして、振り向いてもう一度サユリを見たい衝動に駆られながらも、僕はなんとか教室を出たのだった。
 Aは、そんな僕の横をただ黙ってついて来ていた。

 帰り道。
 太陽のさんさんとした日差しを一身に受け、僕の身体は焼けるように熱を帯びていく。蓄積される熱を発散させるために流れる汗も、出て来ては直ぐに蒸発してしまうため意味をなしていなかった。
 帽子を被ってくればよかったな、と僕は今さらながら後悔する。頭がじりじりと焼けて、ものすごく熱い。日本人特有の黒髪が、この時ばかりは憎たらしかった。
 だが、熱中症寸前の僕とは対照的に、隣を歩くAは何故か涼しい顔をしている。
 汗玉一つすら浮かんでいないって、お前ちょっとおかしいだろ。体の中に冷却機でも搭載しているのかよ。ならよこせ。
「あっ、そういえばさ」
 と、僕はそこで終業式の時に考えていた疑問を打ち明けた。
「幼馴染と友人と親友とその他、僕等の関係はどれに当て嵌まると思う?」
 こんなくだらない質問にも、Aは真摯になって考えてくれる。これも、僕が好きな彼女の良いところの一つである。
231命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 14:23:22.67 ID:ptY0EAVI
 Aは人差し指を唇に当てて少し思案顔になった後、至極あっさりと結論を告げてくれた。
「どれでもいいんじゃないのかな? そうしたところで、私達が何か変わる訳でもないでしょう?」
 Aの答に、僕は成る程とポンと手を打った。
 確かに、彼女の言う通りである。たとい互いの呼び方をいくら変えたところで、僕等の関係に何か変化が生じる筈も無いのだから、それも当然だ。
 例えるならば、僕等の関係は平行線。どんなに進んだところで、交わることは決して無い。ただ愚直に、前へ進み続けるだけ。
「〇〇ちゃんは、私達の関係を何て呼びたいの?」
 Aが僕の顔を覗き込むようにして聞いてくる。どうやら、今度は僕が答える番らしい。
「うーん。散々悩んでたんだけどさ、やっぱし幼馴染が一番いいんじゃないかな。なんだかんだ、それがしっくりくるし。ていうか、他の呼び方が思いつかん」
「そっか」
 彼女はニコニコとした表情を崩さぬまま、ゆくりと頷いた。
 僕は、その仮面ともとれかねぬ完璧な笑顔を見て思う。
 そういえば、僕は笑顔以外のAの表情を見たことがあったっけ?
「それ、重そうだね」
 不意に彼女が、僕の重心を右に偏らせている最大の要因、手提げ袋を指差した
「重いよ」
 僕は吐き捨てるように言った。
 願わくば、今すぐコイツらを投げ捨ててしまいたい。ハンマー投げの如く、フルスイングで。それが出来たら、さぞかし気持ちがいいだろう。出来ないんだけどね。
 僕は辟易として、ハァと息を吐き出す。
「にしてもさ、なんでお前は僕と違って手ぶら当然なんだよ。夏休みの宿題はどうした?」
「私はちょこちょこ持ち帰ってたから」
 相変わらず、ぬかりの無いヤツだ。いつも行き当たりばったりの僕とは正反対である。その計画性のよさを少しは見習うべきなんだろうけど、おそらく僕には無理だろう。
「げふぅ」
 それにしても、本当に重い。腕はピンと張って痛いし、一歩一歩と歩を進める度に足は油がきれかかった機械みたいに動きが悪くなる。
 これは家までもつか怪しいぞ。
 体力は歩数と比例して減り続け、宿題投荷説がいよいよ現実味を帯びてきた頃、僕の頭の上でピカリと豆電球が光った。
 そうか、そうすればよかったのか。
「おい、A」
「なに?」
「これ、持って」
 僕はそう言って、Aに向かって四角く角張った手提げ袋を突き出した。
232命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 14:25:12.66 ID:ptY0EAVI
 我ながらフザケ腐った頼み事だと思う。仮にもし僕がAの立場だったとしたら、僕は真顔で依頼主の顔を殴るだろう。十人いたら十人が断ること間違いなし、そんなお願いだというのにAは
「いいよ」
 笑顔でそれを承諾した。
「くるしゅうない」
 僕は偉そうに鼻を鳴らして、ずしりという擬音が一番似合いそうな、重厚感あふれる宿題達を彼女に手渡した。
「おっとっと」
 しかし、やはり重かったらしい。静止していられないのか、Aの身体は左右にふらつき、重心が定まっていない。
 どこか見覚えのあるその姿は、終業式の時に見たカツオブシ達と同様のものであった。
 唯一カツオブシ化を免れていたAまでもがこうなってしまうとは。非常に悔やまれる話だが、これで我が校の人間は全員カツオブシと化してしまったらしい。なむさん。
 僕は心の中でひとり合掌した。
「それじゃあ、行くぞ」
「うん」
 そうして、僕等は再び歩き始めるのだが、またもや問題が発生。
 Aの歩くスピードが物凄く遅いのだ。
 僕が十歩進めば、彼女は五歩。僕が五十歩進めば、彼女は二十五歩しか進んでいない。必然、距離は広がっていく。このままでは日が暮れてしまうのではないかと僕は危惧した。
「さっさと歩けよ」
 僕は立ち止まって、酔っ払いのように歩くAを非難した。
 ごめん、と声を上げて彼女も必死で歩いた。ついに冷却機が追いつかなくなったのか、彼女の額にもぽつぽつと汗が浮かび始める。
 僕の命令を忠実に遂行しようとするAの殊勝な態度は、心の奥底にある加虐心を煽った。調子に乗った僕は、Aにさらなる任務を課す。
「ついでにランドセルも持ってくれ」
 背負っていたランドセルを手に持って、彼女に向かって差し出した。
「いいよ」
 Aはやはりそれを快諾し、いちど手提げ袋を地面に置いてから、空いている胸のほうに僕のランドセルを取り付ける。
 背中に赤いランドセル、胸に黒いランドセルを着けているAの姿は、さながら日曜の朝に出てくる戦隊モノの巨大ロボットのようだった。
 僕は奇妙な姿でフラフラと動くAを見て、たまらず噴き出した。腹を押さえてげらげらと笑う。
 対してAは、いいかげん怒ってもよさそうなのに、変わらず柔らかい笑みを浮かべていた。仏の顔は三度まででも、Aの顔なら五十度くらいまでは許してくれそうだ。
233命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 14:27:31.92 ID:ptY0EAVI
 と、やにわに横合いから視線を感じた。
 道路を挟んだ対岸の歩道を歩いている老夫婦が、険しい顔をしてこちらを見ているのだ。
 傍目から見れば、僕がAのことをイジメているように見えるのだろう。まあ実際、そうなのだけれど。
「むむっ?」
 待てよ。そう考えると、今の状況って結構マズくないか。
 僕は名探偵よろしく、顎に手を添えて思いを巡らす。
 今さら言うまでもないことだが、Aは人望もあれば人脈も豊富な人物である。
 そんな人間が、僕みたいな訳のわからぬ輩にイジメられているのを誰かが目撃して、一体全体僕がどうなってしまうのかは想像に難くない。
 間違いなく、僕は新学期から登校出来なくなるだろう。いや、比喩とかじゃなく割とマジで。それくらい、Aには妙な人気があるのだ。
 僕は目を皿にして首をぐるりと回した。運よく、周囲に我が校の生徒はいなかった。
 しかし、たとい高学年、低学年の生徒であっても油断してはならない。彼女には学年を越えた知名度がある。見かける生徒は全員Aの知り合いだと思っても過度ではない。
 最後の最後まで注意深く目を凝らし、漸く胸を撫で下ろす。
 危ない、危ない。僕は知らぬ間に自らの首を絞めていたらしい。気付いた自分、グッジョブ。
「前言撤回、ランドセルだけは僕が持つ」
 僕は依頼を即座に中断し、早く返せと言って手を突き出した。Aは不思議そうに目を瞬かせてこちらを見る。
「私なら大丈夫だよ。まだまだ持てるから」
「いいから寄越せって」
 僕は半ば無理矢理、Aから黒いランドセルを強奪した。
 すると、彼女は緩みきった頬をさらに緩ませて、ありがとうと何故か僕に礼をしたので、逆に面を喰らってしまった。
 なんだ、この、まるで僕が困っているAを助けてやったみたいな空気は。頼んだのは、そもそも僕の方だぞ。
「今のありがとうは、何のありがとうなんだ?」
 一応、聞いてみる。
「〇〇ちゃんは、私が重そうにしてたから助けてくれたんでしょう? だから、そのありがとうだよ」
「…………」
 もしかしたら、Aは案外アホの子なのかもしれん。他人のことを心配できるほど僕も出来た人間じゃないけど、ほんのちょっとだけ彼女の将来が不安になる。
 いや、Aがこういうヤツだってことは、僕が一番よく知っているか。
 やれやれ、と僕は呆れ気味に肩をすくめた。
234命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 14:30:04.28 ID:ptY0EAVI
 今までの経緯から見てもわかるように、Aは基本的に僕の頼み事を断らない。それが幼馴染のよしみなのか、それとも別の何かなのかは知らないけれど。
 なので、僕は自然とAに甘えることが多かった。普通の人なら顔をしかめるような頼み事でも、Aなら笑顔で引き受けてくれるからだ。
 乱暴な言い方をすれば、彼女は何かと利用出来ることが多い。有能な秘書というよりも、僕専属の奴隷。
 どれ、試してみよう。
「A、お金を貸してくれないか?」
「いくら?」
 ほら、まず借りる理由じゃなくて借りる金額を聞いてきただろう。この時点で既に、彼女の中では僕にお金を貸すことは決定しているのだ。
 さて、次は金額である。
 僕は指を三本立てると、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら無躾に述べた。
「三万円」
 僕が提示した金額は福沢諭吉が三人。小学生にとっては、紙幣よりも硬貨のほうが馴れ親しんでいるのが自然の摂理だ。樋口一葉どころか、野口英世すら珍しい存在。
 したがって、三万円という金額は言うに及ばず法外。僕が自由に使えるお金なんて、せいぜいその十分の一くらいである。
 けれどもAは
「いいよ」
 断る素振りすら見せない。
 些かムキになってきたので、僕はさらに畳み掛けることにする。
「返すのは来年になるかもしれない」
「うん」
「いや、もしかしたら就職してからになるかもしれない」
「うん」
「いやいや、加えて出世払いになるかも」
「うん」
「いやいやいや、それどころかひょっとすると老後になる可能性が」
「うん」
「というか、くれ」
「うん」
「…………」
 とまあ、このような感じだ。
 最後の方はさすがにジョークだろうけれど、出世払いのくだり辺りまではおそらく本気であっただろう。A、恐ろしい子。
 〇〇ちゃん、と今度は彼女から声をかけられる。
「お金を渡すのは銀行に行ってからになっちゃうから、ちょっと遅くなっちゃうけど大丈夫?
 あっ、でも、もし今すぐに必要だって言うのなら、このまま私の家に寄って。なんとか用意するから」
「えっ? あっ? うん?」
 嗚呼、マズイぞ。話だけが独り歩きしてどんどん具体的になっていく。いい加減、脱線していく話に収拾をつけなくては。
「やっぱり、やめた」
 僕は練り固まりつつあった話を一刀両断した。
235命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 15:37:02.22 ID:ptY0EAVI
 Aはきょとんとした顔で僕のことを見る。
「本当にいいの? 遠慮しなくてもいいんだよ? 私のことなら、気にしなくたって平気だよ?」
 不安なのか、Aは眉をハの字にして何度も念を押してくるが、僕はしつこいぞと言って一蹴した。
「お金のことはもういいから早く行こう。このままじゃ、昼メシに間に合わなくなるだろ」
 これ以上は聞きたくない。そう態度で暗に示し、僕はスタスタと先を歩いた。彼女も慌てて後を追いかけてくるが、依然として歩くのは遅い。
 それにしても――と僕は歩きながら思考を開始した。
 今のやりとりでも思ったが、やはりAはとことん僕の頼みを断らない。
 他人にNOと言えない者が多いこの現代の日本。一見すると、彼女もそれにカテゴライズされているように見えるが、其の実違う。
 べつに、Aは誰にでもYESと言う訳じゃなかった。彼女はあれでいて、自分にも他人にも厳しい一面がある。YESと言う対象は、あくまで僕のみに限るのだ。
 まあ、そんなのは既にわかりきっていることだ。今更どうこう言う話じゃない。それよりも、僕が疑問に感じているのはその許容範囲の広さである。
 突き詰めれば、彼女だって普通の人間。自分が不快に感じる頼み事
236命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 15:37:44.94 ID:ptY0EAVI
 Aはきょとんとした顔で僕のことを見る。
「本当にいいの? 遠慮しなくてもいいんだよ? 私のことなら、気にしなくたって平気だよ?」
 不安なのか、Aは眉をハの字にして何度も念を押してくるが、僕はしつこいぞと言って一蹴した。
「お金のことはもういいから早く行こう。このままじゃ、昼メシに間に合わなくなるだろ」
 これ以上は聞きたくない。そう態度で暗に示し、僕はスタスタと先を歩いた。彼女も慌てて後を追いかけてくるが、依然として歩くのは遅い。
 それにしても――と僕は歩きながら思考を開始した。
 今のやりとりでも思ったが、やはりAはとことん僕の頼みを断らない。
 他人にNOと言えない者が多いこの現代の日本。一見すると、彼女もそれにカテゴライズされているように見えるが、其の実違う。
 べつに、Aは誰にでもYESと言う訳じゃなかった。彼女はあれでいて、自分にも他人にも厳しい一面がある。YESと言う対象は、あくまで僕のみに限るのだ。
 まあ、そんなのは既にわかりきっていることだ。今更どうこう言う話じゃない。それよりも、僕が疑問に感じているのはその許容範囲の広さである。
 突き詰めれば、彼女だって普通の人間。自分が不快に感じる頼み事を、そう何度も引き受ける訳がない。YESとNOの線引きは、きちんと為されている筈。
 けれども、Aが引いている線はなんとも非常に不明確なのだ。駄目元で頼んでみたお願いが、あっさりと了承されるなんてことは多々あった。
 一体、彼女の許容範囲はどこからどこまでなのだろうか。その深淵さに、僕は時おり恐怖を抱いてしまうぐらいだ。
 ――あれ?
 と、僕はそこで、あることに気付く。
 いや、まさか、そんな訳ないだろう。
 僕は自分が抱いた疑問を解決しようと、目をつむって、記憶というビデオテープを何度も巻き戻しては再生した。が、蓋し思った通りだった。
 マジかよ。
 僕は、今までに一度だって、AにNOと言われたことが無いじゃないか。
237命題『彼女にNOと言わせる方法』:2011/02/23(水) 15:39:05.51 ID:ptY0EAVI
 いくら過去を顧みても、結果は同じだった。僕が彼女にNOと言われたシーンなど、一回も無い。言われた答えは、どれもこれも全てYESだ。
「…………」
 さすがの僕も、思わず眉をひそめる。
 尤も、換言してしまえば、それほど僕が無理難題なお願いをしていないとも言える。だけど、それを差し引いても少しおかしい。
 不満というものは、解消されることがなければ次第に溜まっていく。そして、溜まったストレスは確実にその身振り手振りに反映される。
 しかし、Aにはその片鱗すら見えなかった。思い返されるのは、喜色満面の笑顔。そして、口から出る言葉はYES。
 ヒヤリとした汗が、背中をつたう。
 ほんの刹那のことだったけれど、僕はAという人間がわからなくなる。長い時間をかけて確立されてきた、彼女の人物像にヒビが入った。
 ――Aって、どんなヤツだったっけ?
 と、考え事をしながら歩いていたせいか、いつの間にか彼女を大きく引き離していたことに気付く。
 後ろを振り返れば、親指ぐらいの大きさのAが、千鳥足歩いているのが確認出来た。
 僕はガードレールにお尻を乗っけて、彼女のことを待つことにする。
 ジジジ、と音をたてながらセミが近くの電柱にぶつかった。羽を目一杯に動かして、セミは不規則な軌道を描き、空を駆けて行く。
 僕は視界から消えていくセミをぼんやりと眺めて、これから夏休みが始まるんだな、と改めて実感した。気が付けば、先程の嫌な感じも、もう消えていた。
「そうだ」
 そして、ふと、脳裏に浮かぶある考え。
 僕はニヤリと意味深な笑みを浮かべると、徐々に距離をつめてくるAを見つめた。
 ちょうどいい。なんせ、明日から夏休みなのだ。
 鳴かぬなら、鳴かせてみせよう、ホトトギス。
 それを言ったのは誰だったか、今ではもう忘れてしまったけれど、要はそれと同じである。
 YESとしか言わなければ、NOと言わせてやればいい。
 AにNOを言わせること、これを僕の個人的な自由研究にしよう。
 初夏の訪れを感じさせる、夏休み前日の真っ昼間。
 その中で、僕は心中、一人そう誓ったのだった。
238名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 15:39:27.94 ID:GCDq8+Uq
ヤンデレ要素のある映画やドラマって日本だけなのかな
239 ◆lSx6T.AFVo :2011/02/23(水) 15:40:35.63 ID:ptY0EAVI
投下終わります。
途中、投下ミスしましたが読み流してください。
240名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 15:43:40.73 ID:DCarleKq
>>238
外国にも似たようなカテゴリーはあるだろうけど
どこからどこまでがジェラシーで、どこを越えるとヤンデレになるのか
そのボーダーラインが分からないからな
241名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 15:48:15.72 ID:GCDq8+Uq
嫉妬心が以上に強く、ライバルを殺めたりまで平気でやっちゃう女が主人公なら“YANDERE”かな
アメリカあたりじゃ普通に銃が売られているから怖いな
242名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 15:51:04.54 ID:iPVKn9hU
投下乙
儚げでミステリアスなヤンデレ少女って素敵
243名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 15:51:33.78 ID:O1F6bbjU
ヤンデレは日本の文化ですw
244名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 15:52:33.68 ID:DCarleKq
>>241
その分、情念の描写がたりなくなるような
殺すのは簡単なんだろうけど
245名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 15:55:30.89 ID:O1F6bbjU
ヤンデレは相手に思いが通じず、段々と鬱屈していく過程が醍醐味だからな
その辺の感じは黒髪ストレートの女が似合っているような気がする
ヤンキー金髪娘じゃただのサイコ女だ
246名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:00:12.41 ID:z874mBOm
まあヤンデレアタックを受けて嬉しがるような人間はアメリカどころか日本にもいるまい
ヤンデレを怖がったり、相手の男を笑ったりするシチュならあり得るだろうけど
素直にヤンデレ女を愛でるような俺たちは特殊性癖の持ち主だからなw
247名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:02:35.37 ID:GuNHkzuc
>>239
GJ
主人公がクズすぎるw
248名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:03:44.67 ID:DCarleKq
ヤンデレに銃は似合わないな
やはりノコギリ一択だろう
249名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:05:30.85 ID:MfmmJrVG
GJ!!!!!

なんか知的な文章だな!
それにしても主人公の頼みを断った事がないって...萌えるぜ
250名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:07:38.85 ID:MfmmJrVG
今回の作品はかなり期待してるぞ。
頑張って!
251名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:08:02.71 ID:z874mBOm
それも電ノコやチェーンソーじゃなく、普通のノコギリな
ヤンデレじゃないけど折り畳みノコと言えばデビルマンの美樹ちゃんを思い出した
美樹ちゃんが史上初めてノコギリを武器として装備した美少女なのかな
252名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:09:32.80 ID:eoTY61+G
>>250
志村ぁ〜、ID、ID
ID変え損なってるぞw
253名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:13:55.73 ID:Q3Nm+Vxb
>>249>>250
せっかく句点の有無で別人を装うと小細工までしたのにw
ついうっかりやっちまってやがんのwwwww
まあ、以前から分かってたことだけどなw
254名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:18:09.74 ID:MfmmJrVG
いや別に他人に成り切ろうとした訳じゃないんだが........
255名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:18:25.24 ID:+pIujYOp
次の投下マダァ〜?
256名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:20:53.28 ID:zCIXt20g
>>239
GJ!
おつでした
257名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:21:26.90 ID:CFPIycN2
>>254
また句点が抜けているが、そっちが本当のお前なんだよ
取り敢えず自演でGJ連発するような奴はスルーでいこうや
258名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:22:34.34 ID:MfmmJrVG
別に自演じゃないんだがww
259名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:22:52.85 ID:aJ+mClLj
解!
260名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:24:54.67 ID:awoZlzVH
まさかとは思うが、作者自身の自演GJじゃないだろうな
そうならばとんでもないことだぞ、これは
261名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:27:21.05 ID:DCarleKq
自演GJくらいみんなやってるし、ルール違反じゃないだろ
落ち着けって
262名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:28:05.10 ID:MfmmJrVG
立て続けにコメントしただけだろうがksg
263名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:29:21.31 ID:awoZlzVH
ルールとかの問題じゃないだろ
書き手としてのモラルの問題だぞ
264名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:30:57.26 ID:f568xExH
ID変え損なっただけだろうがksg
265名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:32:12.50 ID:MfmmJrVG
別に自演した訳じゃねえよwwww
266名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:35:17.22 ID:OXVx95G0
必死になればなるほど疑わしくなるだけだからもう黙れ
しかし句点の小細工は拙かったな
状況的には◆lSx6T.AFVoの方が圧倒的に不利だ
267名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:37:10.49 ID:DCarleKq
だから自演GJくらい大したことじゃないって言ってるだろ
もういいじゃないか
268名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:38:05.99 ID:MfmmJrVG
意味不明
269名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:39:15.59 ID:003Tk7uK
ププッ

こいつ自分で自分を知的とか言ってやんの
恥ずかしくないのかなw
270名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:40:07.23 ID:MfmmJrVG
なぜにGJを立て続けにコメントしただけで自演呼ばわり
されなきゃいけないんだよ
271名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:43:20.07 ID:003Tk7uK
GJ付けるにしても普通は2分おきに二度もしないからなあ
単発連続GJをなじられた時には、なんて言い訳してたのかなあ?
272名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:44:23.23 ID:MfmmJrVG
それはお前の物差しだろうがksg
273名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:45:05.42 ID:GuNHkzuc
ID:MfmmJrVG
2chは基本的に連投はタブーとされてる
SS投下とかは除くけど
274名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:46:15.77 ID:MfmmJrVG
了解、気をつけるよ
275名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:46:58.00 ID:bT1vA0oc
ここの人達、性格悪い。
276名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:49:26.89 ID:003Tk7uK
分かりゃいいんだよ
元々ID変え損なったお前が悪いんだろ
それを書き手らしからぬ下品な言葉で噛みつき返しやがって
277名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:51:05.25 ID:MfmmJrVG
ちょっと意味が分からないです
278名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:55:21.26 ID:qzPYqeI5
私は◆lSx6T.AFVoが分からない
279名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:57:19.74 ID:MfmmJrVG
俺◆lSx6T.AFVoじゃないから
280名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:58:53.30 ID:qvoabBUn
>>278
そんなカルトなパロディ笑えないだろw
誰もそんな糞みたいなSSモドキ読んでいないから
281名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:01:28.54 ID:g1lmeVFf
まあ、本人にしたら「俺◆lSx6T.AFVoっす。ついでに魔装少女っす」なんて言えるはずもないからなw
せっかく水に流してもらえたんだからもういいじゃないか
次から気をつけていこうぜ!
282名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:03:02.26 ID:MfmmJrVG
「私は人が分からない」途中で終わったんだよな,たしか
283名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:03:30.53 ID:joLshePA
これは◆lSx6T.AFVoですか?
284名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:08:41.40 ID:3lJsPo5/
ゾンビネタ、糞ワロタw
285名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:19:43.36 ID:0jz8sW7Y
249 :名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:05:30.85 ID:MfmmJrVG
GJ!!!!!

なんか知的な文章だな!
それにしても主人公の頼みを断った事がないって...萌えるぜ


250 :名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 16:07:38.85 ID:MfmmJrVG
今回の作品はかなり期待してるぞ。
頑張って!


同一人物が2分8秒後に付けるレスとしては>>250は余りにも不自然
指摘があったように句点の有無で別人を装った疑いも残る
更には、間を現すのには不自然な「...」を使い、次には「・・・」に変えようとした疑いも濃厚だ
否、「・・・」は本文中で使用しているから、無意識の内に「...」にしてしまったのかも知れない
286名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:21:25.05 ID:0jz8sW7Y
失礼
本文で使用しているのは「・・・」ではなく「…」だったよ
287名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:22:47.15 ID:3twAjnHT
次の投下マダァ?
288名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:23:55.45 ID:MfmmJrVG
Iphoneで打ってるからじゃないの?
289名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:25:34.13 ID:1DRNuq4O
OTAKUやHENTAIはMANGAと並んでアメリカでも認知された語彙だけど
YANDEREやTSUNDEREはどうなのかな?
290名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:25:58.64 ID:MfmmJrVG
ひねくれ過ぎだろww
291名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:28:05.35 ID:LaHDO5Cf
>>289
YANDEREはヤンディヤァとか発音してたりして
292名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:30:26.82 ID:BAJaJcEe
>>288
言ってるそばからまた自演で弁護を……
もう救いようがないな、◆lSx6T.AFVoも……終わったな
293名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:32:37.91 ID:WoUJ2Ywl
多分だけど、ID:MfmmJrVGは初心者過ぎて、IDとかまったく知らないんだろうなあ
なんか可哀相になってきた
294名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:33:03.29 ID:MfmmJrVG
youtubeで外人がヤンデレcdの真似してたヤツ
があったはず
295名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:34:34.08 ID:WoUJ2Ywl
ほらな
素知らぬ顔で会話に加わってきたよ
296名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:35:44.68 ID:wPNzDsw+
ID:MfmmJrVG、痛い奴w
297名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:37:34.87 ID:MfmmJrVG
意味不明
298名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:38:53.29 ID:wPNzDsw+
俺たちももう黙ろうぜ
以後はスルーな
299名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:44:17.33 ID:xUe/D5ei
連投は以後注意だが別に作者だと確定した訳じゃないだろう
決めつけはよくない

そういや最近魔王投下止まってるな
300名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 23:25:40 ID:60ywTZqZ
>>239
GJ
だけどスレがこんな状態で実に申し訳ない

この空気が嫌なら避難所への投下を推奨する
301名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 03:47:23 ID:TR0dnGKr
ここの18以上率が五割どころか三割もない気がしてくる
302名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 11:33:44 ID:/IFvoV2K
むしろあれで18以上なら怖い
303名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 17:25:38 ID:Gi1kY90R
>>239
GJ!
304 ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 18:50:46 ID:1JVwOzh/
こんばんわ。今回は25話を投下します。
よろしくお願いします。
305リバース ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 18:51:57 ID:1JVwOzh/
「……ここは……」
目が覚めると暗い天井が視界一杯に広がっていた。固いベッドから身体を起こすと鉄格子が目に入った。そして地面には白髪の少女が横たわっている。
「遥っ!?」
その少女、遥に近付いて呼び掛ける。意識はないものの死んではいないようだった。静かに目を閉じて眠っている遥はまるで人形のようだった。遥に近付こうとするが――
「っ!?……手錠……」
右手には冷たく光る手錠がベッドまで繋がっている。がむしゃらに引っ張るが取れるはずもなく、俺はベッドを降りることすら出来なかった。
「くそっ……また、また傷付けちまった……」
誰も傷付けないように朔夜と一緒にいたというのに、結局俺は仲間を傷付けてしまった。やはり俺は皆と一緒にいるべきでは――
「……カナメ?」
「えっ?」
聞き覚えのある幼い声。無意識に顔を上げるとそこには身体中に擦り傷がある里奈がいた。里奈は俺が閉じ込められている鉄格子まで音を立てないようゆっくりと近付いてくる。
「り、里奈……?」
「カナメ……やっと…見つけた……」
ふらふらと近付き倒れそうになる身体を何とか鉄格子で支えていた。どうやらここに来るまでに相当体力を消耗したらしい。たかが10歳の少女まで俺は――
「鍵……持って来たから……出よ?みんな……待ってるよ」
「……止めてくれ」
「カナメ……?」
「止めてくれ!俺は……俺はもう誰も傷付けたくないんだ!」
鍵を開けようとする里奈に俺は叫ぶ。それはまるで自分の心の叫びのように思えた。
306リバース ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 18:52:58 ID:1JVwOzh/

桜ヶ崎駅から2時間ほど電車で行ったところにある東雲駅。その東雲駅から東に20分ほど歩くと大きな森がある。私達はその森の中を歩いていた。
「本当に……ここに要がいるのかな」
すぐ後ろを歩く英が私に質問する。森の中に入ってかれこれ2時間。確かに疑問に思っても可笑しくはないし、現に私も歩いている最中何度もそれを考えた。
「……近くの住民が要と赤いワンピースの少女がこの森に入ったと教えてくれた。それを信じて進むしかないな」
「まあ会長について行けば大丈夫だろ?心配すんなよ英!」
先陣をきってどんどんと前に進んでいる亮介が当たり前のように答える。英は少し亮介を見つめた後、溜め息をついた。
「……皆が亮介みたく能天気なら幸せな世の中だろうにね」
「ああ!……ん?なんか馬鹿にされてないか、俺!?」
「こっちに来なくていいから!無駄に体力を消耗するよ!」
「おいっ!英!やっぱり馬鹿にしやがったな!」
いきなり英と亮介が追いかけっこを始めた。よくもまあこの状況下でふざけあいが出来るものだ。
「やっと……私達らしくなってきたな」
「お嬢様?……楽しそうですね」
「私にもやっと分かったよ……要が何故あそこまで要組というものにこだわっていたのか」
桜花は私の隣を歩いている。彼女の話では里奈が昨日の内に家からいなくなったそうだ。私達の会話を聞いていたとするならばおそらくこの東雲に来ているはずだが。
「……とにかく進むしか――」
「会長!おい会長!」
亮介が急に大声を出して私達を呼ぶ。何事かと駆け足で近付き亮介の指差す方向を見ると、そこには灰色の物体があった。
「あれは……?」
「小屋、かな。こんな森の奥地に小屋なんて珍しいね」
英が小屋らしき物体を見つめながら呟く。ゆっくりと近付くとやはりそれは灰色の小屋だった。小屋の辺りにだけ日が射しており何とも神秘的な景色になっている。
「……とりあえず中に――」
「こんにちは」
「っ!?」
さらに小屋に近付こうとしか瞬間、声をかけられた。私達が一斉に振り向くとそこには真っ赤なワンピースを来た女の子が立っていた。
長い黒髪に整った顔立ちをしているが、何処がただならぬ雰囲気を醸し出しているような気がした。
「……君…もしかしてこの家に住んでるのかな」
英がゆっくりと少女に声を掛ける。英の質問に少女は満面の笑みを浮かべた。
「うん!私達の世界なんだ、その家は!」
「私……達?」
英が思わず聞き返す。亮介も英と同じように疑問に思ったらしく、辺りを見回していた。
「そうだよ。ここは私と……私と要の世界なの!」
「か、要だと!?」
少女が満面の笑みを浮かべながら答えたその言葉に私は無意識に反応してしまっていた。
そういえば要は赤いワンピースの少女と一緒だったという情報があった。目の前にいる彼女こそその少女だったのだ。
「ふふっ、あまり取り乱さないでよ。……美空優さん?」
「なっ!?」
「お嬢様の名前を……!」
少女は私をじっと見つめる。笑みこそ浮かべてはいたが、それはとても意地悪いものに変わっていた。少女はそのまま私に近づいて来る。
「お前は……誰だ!?」
私の叫びにも動じることなく少女は相変わらず意地悪な笑みを浮かべていた。そして私達との距離をある程度保った所で止まる。
私達の誰もが少女を見つめることしか出来なくなっていた。
「私の名前?……ま、いっか。私は朔夜。よろしくね、英に亮介に桜花」
「僕達の名前も……」
「……分かってるってか」
何故だろう。この朔夜という少女こそが私達の求めている答えを知っているはずなのに聞けない。
いや、聞くことを躊躇してしまうのだ。この朔夜の威圧するような雰囲気と意地悪な笑みによって。
307リバース ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 18:53:45 ID:1JVwOzh/
「それで優はここに何をしにきたの?散歩……じゃないよね」
「朔夜……君と一緒にいる要という男を……」
「ふふっ、返して欲しいんでしょ?……分かってるよ。優の苦しみ」
朔夜はにやにやしながら私を見つめてくる。まるで蛇に睨まれた蛙のように私は一歩も動けない。そんな私を嘲笑うかのような眼差しを彼女は向けてきた。
「ずっと一人で寂しかったんだもんね。やっと自分のことが分かってくれる人、見つけられたんだもんね」
「何を……」
「でも駄目だよ。優じゃ、また繰り返すだけだから。また要に……拒絶されちゃうよ」
「っ!?」
朔夜は微笑みながら私の心を抉ってくる。まるで私のことを知っているかのようだった。そう、私は要に一度拒絶されたのだ。今度もまた拒絶されてしまうかもしれない。
「ふふっ、そうだよ。拒絶されないわけがない。だって優は……あの時と何も変わってないもの」
「わ、私は……」
そうなのだろうか。私はまた拒絶されてしまうのだろうか。結局私には要と並ぶ資格などないのだろうか。考えれば考えるほど自分が惨めに思えてくる。
「その程度で要を好きだなんて……死んじゃえば?」
「か、会長!逃げろ!」
「お嬢様っ!?う、動けない…?」
視界にはゆっくりと手を挙げる朔夜の姿が写っている。動こうとしても動けない。このまま私は死ぬんだろうか。このまま要に会えずに――

『それでも、何度でも立ち上がるの。自分の気持ちに嘘をついちゃ駄目。そう誓ったんでしょ』

「っ!」
「……えっ?」
朔夜が手を振り下ろす直前に身体が動くようになった。咄嗟にサイドステップでそれをかわす。そんな私を朔夜は信じられないという表情で見ていた。
「そう……私は誓ったんだ。もう誰にも要を渡さないと」
「……へぇ」
私の回し蹴りを難無くかわしながら朔夜は私達と距離を取った。身のこなしは半端ではないが表情には少し焦りが出ている。
「あ……動ける」
「距離を取れば動けるようになるのか……?」
英と亮介が私に駆け寄って来る。桜花も朔夜を警戒しながらこちらに来た。
「お嬢様一体どんな技を……?」
「ただ当たり前のことを思い出しただけだ。要は私のものだ。どんな手段を使ってでも側にいてもらう」
もう迷いはない。例え拒絶されても何度でもアタックすれば良いだけのことだ。私は絶対に諦めない。
「例え……要が嫌がってもな……ふふっ」
「なんか……僕達には無理な技みたいだね……」
「と、とにかく早く要を助けようぜ!」
私は朔夜を見据える。この泥棒女を払いのけて要を取り返す。
308リバース ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 18:54:35 ID:1JVwOzh/

「馬鹿ぁ!!」
「えっ……」
鉄格子の部屋一杯に響く大声に顔を上げると里奈が大粒の涙を流していた。
「あ、えっと……」
「傷付けるって何!?そんな理由であたしの前から消えたの!?」
突然のことに呆然としている俺に里奈は泣きながら訴える。よほど怒っているのか音を立てながら鉄格子を揺らしていた。
「そんな理由って……」
「ふざけないでよ!!」
「ご、ごめん……」
たかが10歳の女の子にこうもまくし立てられるとは……一部のマニアにとってはご褒美なのだろうが。
「あたしには……あたしにはカナメ達しかいないの!他に家族がいないんだよ!ジュンもいなくなっちゃうし……」
「里奈……」
「トウカと約束したんでしょ……。一緒に……一緒にいてよ!一人は……寂しいよ……」
そうだ。俺は桃花と約束したんじゃないか。

『要様に任せます。……最後まで迷惑をおかけして申し訳ありません』

あの星空が広がっていた夜、俺は彼女に言われたんだ。あの非情で他人を寄せ付けなかった桃花が俺に里奈を託してくれた。
その本当の意味を俺は今まで理解してなかったのかもしれない。
「誰だって人を傷付けることはあるよ!だってそれが仲良くなるってことでしょ!?カナメが……カナメ達が教えてくれたんだよ!」
「里奈……」
涙を流しながら里奈は必死に訴える。その涙を見て初めて俺は今まで自分のことしか考えてなかったんだと思い知った。
ただ自分が傷付きたくない一心で殻に閉じこもってたんだと。
「あたし……カナメが大好きだよ!傷付いても…それでも一緒にいたい!!」
「っ!!……里奈」
そうだ。逃げていては何の解決にもならないんだ。例え潤や遥、優や撫子や桜花が狂気に病んでしまっても俺はちゃんと受け止めるべきだったんだ。

『信じること。一度信じると決めた奴は最後まで信じる。たとえ事実がそれと違ってもね』

亙さんだってそう言ってた。最後まで信じることが……大事なんだ。俺達は仲間なんだから――
「立ってよカナメ!!」
「……里奈、鍵……外してくれないか」
「……カナメ!!」
「ああ、やっと目が覚めたよ。俺が今何をすべきなのか」
恐れることはない。誰かを傷付けずに生きられる奴なんていない。だからこそ俺達はその分絆を深めることが出来るんだ。
309リバース ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 18:56:32 ID:1JVwOzh/

里奈の持って来てくれた鍵で手錠を外してもらい鉄格子を出るとそこには同じような鉄格子の部屋が広がっていた。
「寒いな……」
「急いでカナメ!早くしないと見つかっちゃう!」
どうやらここは地下室のようだ。一体ここが何処なのか。あの無機質な部屋からどれだけ離れているのか分からないが、早くしないと優達が朔夜に――
「今優達がここに向かってるんだよな!?」
里奈の話では優達が俺を追ってここまで来ているらしい。どうやってこの場所を突き止めたか知らないが大したものだ。
里奈はそれを盗み聞きして一足先に俺を助けに来たらしい。
「うん!早くしないと……あっ!?」
「里奈っ!?」
急に里奈が転んでしまった。流石に体力が限界に来ているのかもしれない。俺は背負っていた遥をそっと地面に下ろすと急いで里奈に近寄った。
「大丈夫か、里奈!?」
「う……ん、大丈夫……ちょっと……転んだだけだから……」
里奈の右膝からは血が出ておりとても走れそうには見えなかった。
「……膝、出して」
「だ、大丈夫だって……」
「強がんな。今止血するから」
「……うん」
ハンカチを取り出して里奈の右膝をきつく縛る。よくみれば全身擦り傷だらけで必死にこの森を抜けて来たのが分かる。
「里奈……ありがとな」
「ふぁ……は、恥ずかしいよ……」
里奈の頭を撫でる。里奈は顔を真っ赤にしながらも黙って撫でられていた。皆俺の為に頑張ってくれている。その想いが俺を孤独から救ってくれているようが気がした。



「くっ!?」
「うわっ!?」
空気すら引き裂くような衝撃波を何とか回避して物影に隠れる。しかし依然としてあの小屋には全く近付けずにいた。
「でたらめだな……。腕を振っただけで衝撃波なんて……」
「ふふっ、要を取り返しに来たんでしょ?早くおいでよ」
朔夜は相変わらず意地悪い笑みを浮かべてこちらに近付いて来る。このまま逃げ隠れしていても埒が明かない。ならば――
「やるぞ英……」
「僕か……」
「今は近くに英しかいないんだ。頼むぞ」
「はぁ……。なんで毎回僕がこの役を……まあ分かってるけどね」
タイミングを見計らう。失敗は許されない。
私達もある程度なら海有塾で鍛えていたが、彼女はそれを遥かに超越しているように思えた。故に朔夜を止めるには武力ではなくチームワークで対抗するしかない。
「……よしっ!」
合図と共に英が小屋に向かって駆け出す。朔夜はすぐに気付いたのか英の方を向いていた。
310リバース ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 18:57:12 ID:1JVwOzh/
私は気配を殺してゆっくりと後ろから間合いを詰めてゆく。
「ふふっ、中々素早いね。でも……終わり」
「来たっ!?」
朔夜が右腕を思い切り振ると轟音と共に生まれた衝撃波が木々を薙ぎ倒し、一直線に英に向かっていった。
「はぁあ!!」
「っ!?」
朔夜が右腕を振り終わったその一瞬の隙をついて私は彼女に組み掛かる。完全に隙をついたにも関わらず朔夜はバランスを崩すことなく私に組み付いた。
「くっ……」
「ふふっ……本当に貴方達って面白いわね。要の言ってた通り」
「これで……衝撃波は使えないだろう」
今ならば朔夜は腕を振ることは出来ない。それを見計らったかのように桜花と亮介、そして何とか衝撃波を回避したらしい英が全速力で小屋へと向かっていた。
合図しなくても動いてくれるとは……いや、私達には本来これくらいは朝飯前だったはずなのだ。
「良いの?一番最初に要を見付けるのが優じゃなくて。誰かに……取られちゃうかもよ」
朔夜は私を挑発するように意地悪い笑みを浮かべ囁く。だが――
「それがどうした?誰が最初だろうと関係ない。誰が狙っていようと関係ない。要は……私のものだ」
「ふふっ、優も……十分狂ってるんだね……!」
「っ!?」
朔夜の力が段々と強くなり私が押されはじめる。まさかこんな小さな身体にこれ程の力があったとは想定外だった。
渾身の力を込めて押し返すが今の均衡を保つのがやっとだ。
「それが本気なら……殺してもいいよね……?」
「くっ……くぁぁあ!!」
朔夜の殺気に思わず逃げ出しそうになるのを叫ぶことで必死に押さえ込む。私はここに何をしに来たんだ。
要を……白川要を取り返しに来たんだ。だから……仲間が彼を見付けるまでは私が……私が要の代わりに仲間を守る。
「ふふっ、優は本当に不思議だね。そんなに心が壊れてるのに他人を信じられるの?」
「……要だけじゃない。皆、皆も私のものだ……!いつまでも私が……皆を縛り付ける……!私の……幸せのために……!!」
私が欲しかったもの。私を愛してくれる人。そして私を美空優として見てくれる仲間。私はどちらも手に入れてみせる。私は……欲張りなんだ。
「ふふっ、あはは!……そうやって壊れてたら……私も幸せだったのかな」
「くっ!?」
身体が少し押し返されていく。腕も既に感覚がなくなり汗が額を伝っていた。朔夜はそんな私とは対照的に"無表情"で力を込めている。
「どうした……意地悪い笑みを浮かべる余裕は……無くなったか」
「……さっさと死んでよ」
急に朔夜の力が増して私を押し切る。急なバランスの崩壊に堪えられなくなった私は思わず両手を話して地面に――
「しまっ!?」
「さよなら」
次の瞬間私の目の前に写ったのは"右腕"を大きく振り上げる朔夜の姿だった。
311リバース ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 18:58:09 ID:1JVwOzh/

あの鉄格子の部屋を出てからどれくらい経っただろうか。未だに出口は見つからず俺も里奈も疲れきっていた。
「くっ……まるで迷路だな……」
「鉄格子と手錠の鍵は入口にあったのに……入口に戻れない」
目の前には左右に別れた道。何度か通ったような、むしろ今通ったばかりのような感覚に陥る。まさかこれも朔夜の――
「くそっ!……誰かいないか!?」
「はぁはぁ……カナメ……」
昨日から一睡もしていない里奈はかなり体力が低下していた。このままじゃいずれ朔夜がここに戻ってきた時に皆……殺される。
「畜生……!やっと分かったのに……ここで終わりなのかよっ!?」
俺の叫びは虚しく冷たい地下牢に響いた。ここから出る術はないのだろうか。俺達は……もう一度集まることなく終わってしまうのだろうか。
『いてぇ!?』
『大丈夫かい?亮介』
「はは……ついに幻聴まで聞こえてきちまったか……」
『お二人とも急いで下さい!……何ですか、この見るからに怪しい地下扉は?』
「桜花の声まで……えっ?」
真上を見る。幻聴なんかじゃない。確かに真上から声が聞こえてくるのだ。懐かしい声が。
「お、おい!!英、亮介、桜花!!いるのか!?」
『いやぁ……これは……いくら何でも罠でしょ』
『分からないぜ!?こういうのが意外と当たりだったりするんだよ!』
どうやらこちらからの声は聞こえてないようだった。でも確かに真上に彼らがいる。その事実が俺を奮い立たせた。
「つーかコントしてないで早く助けてくれよっ!!」
『……埒が明きません。どいてください』
「うわっ!?」
桜花の声がした次の瞬間、辺りがまばゆい光に包まれる。咄嗟に俺は目を閉じてしまった。
「……あれ?」
気が付けば目の前には階段があり上から三人が覗いていた。後ろを振り返ると小さな鉄格子の部屋が2、3個あるだけだった。
まるで朔夜に幻覚でも見せられたような気分になる。
「マジかよ!?」
「ビ、ビンゴみたいだね……」
「里奈様!?早くこちらに!」
とりあえず里奈と共に階段を上がると見慣れた無機質な部屋が広がっていた。この部屋にあんな地下が……いや、あるいは入ったら出られないような仕掛けが――
「……要」
「……英」
目の前には相変わらず天然パーマの藤川英がいた。
「病院でのこと……僕は謝る気はないよ」
「……ああ、分かってる。俺もやっと分かったんだ。何をすべきなのか」
英はしばらく俺を見つめた後、ゆっくりと頷いた。お互いそれ以上言葉は交わさない。
「……亮介、遥がここに来てたんだ」
俺は背中に背負っていた遥をゆっくりと降ろした。亮介は駆け寄り息があるのを確認するとほっと胸を撫で下ろしたようだった。
そして俺に申し訳なさそうな表情をしながら近寄ってくる。
「……要、俺――」
「よせよ」
「えっ……」
「今は帰るのが先だろ。……皆一緒にな」
「……ああ」
俺の言葉に亮介はしっかりと頷いた後、俺の肩を強く叩いた。
「いてぇ!」
「さあ行くぜ要ちゃん!急いで会長を助けに行かないとな!」
「里奈様はここで遥と待っていて下さい。……必ず戻ってきますから」
「……うん」
里奈を一瞥した後、俺達は急いで無機質な部屋を抜け出した。
312リバース ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 18:59:30 ID:1JVwOzh/

「……まず一人」
自分の衝撃波で抉れた地面とその中心で血を吐いて倒れている赤髪の少女を一瞥して朔夜は小屋に向かおうとした。
「………………まて……」
力を振り絞ってそれを阻止する。全身に激痛が走り口の中には思い切り鉄の味が広がっているのが分かる。身体は奮え今にも倒れてしまいそうだが――
「倒れるわけには……いかない……」
「……そう」
そんな私を朔夜はまるで苦汁でも嘗めさせられているような苦々しい表情で見ていた。
「要が……要が来れば……!」
「流石は誓っただけあるわね。……優も立派な狂人よ」
ゆっくりと朔夜が近付いて来る。動きたいが身体が全く言うことを聞かない。最早ここまでか。
「…………ふっ」
こんな時なのに何故か浮かんだのは要のことだった。
要はちゃんと逃げられただろうか。
もしもう一度会えたら……私を許してくれるだろうか。
最期にもう一度要のあの笑顔が……あの皆を奮い立たせる声が聞きたかった――
「今度こそ……さよなら」
私はゆっくりと目を閉じた。



「今度こそ……さよなら」
「止めろぉぉお!!」
朔夜が優に向かって振り下ろすその右腕を寸前で押さえ込む。
その一瞬の隙に英達が優を俺と朔夜から引き離した。朔夜は驚いた表情で俺を見つめている。
「か、要……何で……」
「もう……もう終わりしよう……朔夜」
朔夜の右腕を掴みながら俺は彼女に語りかける。
もう現実から逃げるのは止めだ。俺は……どんなもんだって受け止めてみせる。俺が信じる仲間の為に。
「……ふふっ、要はまだ分かってないんだね。君には何処にも行く場所なんてないんだよ?」
朔夜は優しく囁いてくる。でも俺はもう逃げるわけにはいかない。
「俺には居場所がある。……"要組"が、仲間が俺の居場所だ!!」
「仲間?居場所?……ふふっ、要って本当に馬鹿だね。その仲間は皆狂ってるんだよ?知ってるんでしょ」
「……狂ってても俺がそれを受け入れてみせる。もう、決めたんだ」
俺はしっかりと朔夜を見つめる。朔夜は俺を睨みつけていた。
313リバース ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 19:00:16 ID:1JVwOzh/
「無理だよ、要には。今だって優を守れなかったでしょ。要には誰かを守るなんて……出来っこない」
「優は優の意思で……俺を助ける為に必死に堪えてくれた。その借りは俺がお前に返す」
「ふふっ、あはは!無理だよ……知ってるでしょ?要じゃ私には勝てない」
朔夜はゆっくりと左腕をこちらに伸ばして来る。咄嗟にそれを掴み両腕で組み合う。
途端に凄まじい殺気と力が俺に加わっていくのを感じた。押し返そうとしても朔夜の身体はびくともしない。
「要っ!……くっ!?」
「動けない……!?」
後ろから英と亮介の声が聞こえるがどうやら助けは期待出来そうにない。俺がどうにかしないといけないんだ。
「要……こんなことしても、また要が傷付くだけだよ。自分の過去、思い出したんでしょ」
脳裏に浮かぶのは父さんの怒鳴り声と暴力、後を追うようにして死んでいった母さん。
……そして俺に依存するようになってしまった妹。それぞれ傷を抱えた"仲間"達。
そんな中で俺は朔夜に出会った。初めて俺が必要だと思った少女に俺は心を奪われたのかもしれない。でも――
「確かに俺達は傷付くかもしれない。でも分かったんだ。俺を命懸けで助けてくれる仲間達がいるって」
「信じられるわけないよ……。他人を……自分と違う人間を信じられるわけ……ない」
呟くようにいう朔夜。気のせいか彼女の力が弱まっているように思える。今ならばいけるかもしれない。
「俺は信じる。だから……閉ざされた世界なんて俺には……必要ない!!」
「っ!?」
力を振り絞って朔夜を弾き飛ばす。朔夜は俺の力に耐えられず小屋の近くまで下がっていた。
「要っ!!」
「大丈夫かい!?」
「……ああ、何とかな」
英と亮介が直後に駆け寄って来た。桜花は少し離れたところで優を手当しているようだ。
「……それが……要の言ってる……私より大切な……仲間なんだ」
朔夜は一切の光を宿さない瞳で俺を見つめる。思わず萎縮してしまいそうになるが、ここでくじけるわけにはいかない。
「……ああ」
「…………そっか」
朔夜の目を見てしっかりと答えると彼女は一瞬……ほんの一瞬微笑んだ気がした。もう一度彼女を見ると少し悲しそうな表情に変わっていた。
「……もう私の知ってた…………は……いない……」
朔夜は何かを呟いていたが小さくて何を言っているのか良く聞こえない。何を言っているのか聞こうとした瞬間――
「あっ……」
「……えっ?」
朔夜の腹部からいきなり銀色の物体が突き出た。赤い液体を纏った"それ"は彼女の腹部を抉った後、ゆっくりと持ち主の白髪の少女の手元へと戻っていった。
「遥っ!?」
「これで……要は……私を……」
亮介がなりふり構わず朔夜の横に倒れ込んだ遥に走り込んで行く。英も亮介の後を追った。
「……ふふっ……最高の……終わり……方……かな……」
「…………」
俺にはもう朔夜の言葉以外聞こえなくなっていた。ついさっき彼女を拒絶したばかりなのに口から血を流す彼女を見つめている。
朔夜はゆっくりと下に川が通っている崖の方へ――
「っ!?ちっくしょおぉぉお!!」
無意識に足が動いていた。ただ見ているだけなんて出来なかった。まだ朔夜には聞かなきゃいけないことが――
「たくさんあるんだ!!」
「あっ……」
そのまま考えもなしに川へ落ちていく彼女を飛び降りて抱きしめる。
「要っ!?」
気が付いた時には俺達は冷たい川に身体を包まれてそのまま意識を失ってしまった。
314 ◆Uw02HM2doE :2011/02/24(木) 19:01:33 ID:1JVwOzh/
今回はここまでです。投下終了します。
読んで下さった方、ありがとうございました。
315名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 19:52:10 ID:WAQa4cwQ
GJ!なんか会長が段々好きになってきた自分がいる…。
316名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 20:10:51 ID:pITH6vnR
GJ!結局要を記憶喪失に追い込んだのは誰なんだろうな?
317名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 21:27:19 ID:WgxZ2pNI
GJ!

要はなんかこう優柔不断なところがイイ
318名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 22:43:17 ID:WgxZ2pNI
なんか荒らしの思う壺になってるぞ・・・
319名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 23:08:04 ID:e46t1D5M
みんなで寝よう、金太枕
320名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 23:08:20 ID:LRafyHK1
>>314
GJ!朔夜の目的がいまいち分からないな。とりあえず頑張れ要。
321名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 23:19:17 ID:gHU5QdWH
>>314 GJです
優柔不断な主人公だとやっぱりヤンデレは生まれやすいのかも
里奈がヤンデレ化しそうで怖いです
322名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 23:31:46 ID:/3HcsKAB
>>314
GJ!
投下おつです
323名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 23:33:09 ID:yTfu/imS
>>314
投稿お疲れ様です
324 冒険の書【Lv=4,xxxP】 :2011/02/25(金) 01:12:51 ID:y6TeJU5R
test
325名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 14:54:09 ID:69d5E31n
もう痛々しくて見てられないな
326名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 16:02:20 ID:2tpCxGxs
痛々しいというか、自演なんかで騒ぐなよ。
いい加減スルーを覚えろよな。
327名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 18:48:54 ID:dobjyCka
test
328名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 19:16:42 ID:S+/MkcuY
ねーどうしてssが面白くないのスレに何時までも居るの?
ねーどうして職人が自演して不愉快なのにスレを見限らないの?
ねーどうして不満たらたらなのにスレから離れないの?
ねーどうして嫌いな作者が投下しているスレなのに別スレ立てないの?
ねー何をどうしたらスレから撤退してくれるの?さっぱり分からないから教えて‥‥
329名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 19:25:12 ID:2tpCxGxs
tsy
330名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 20:12:01 ID:qwkL6+aF
おっ復活した?
331名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 20:28:53 ID:oZTiy7JG
うん
332名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 20:56:04 ID:2tpCxGxs
短編が最近少ないな・・・
333名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 21:04:43 ID:CAAKCgvr
長編は面白くなく、惰性でダラダラ続いているのばかりだしな
展開がとろいというか、テンポが悪すぎる
334名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 21:14:21 ID:YmEHZdoA
相互不可侵の紳士協定を破ったのはこっちだからなあ
もはや議論の余地は残されていないのでは
335名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 21:16:58 ID:YRr7BUWd
リバースってト書きと台詞だけで話が進行していく台本みたいな作風だね
今はこんなシナリオ式の小説が流行ってるの?
336名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 21:26:42 ID:03q3por+
だから次スレいらんって言ったじゃん
もうみんないい加減飽きてんだよ
どうせもう良作なんか来ることないんだからこのまま落とそう
337名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 21:45:43 ID:2tpCxGxs
>>333

短編は話が短いから綺麗でスタイリッシュに纏まってて読みやすいよな
あと長編にくらべて肩に力をいれずに読めるからいい
338名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 21:47:53 ID:qwkL6+aF
>>333
それは仕方ないこと
339名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:02:01 ID:2tpCxGxs
最近の作品はなんかこう「病み」が足りてないきがする。
ただ単にエロいだけか、ただ単に暴走してるだけ。
まあ2chだから過度な期待はしちゃいけないけどね
340名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:16:49 ID:AJecRjMD
>>339
詳しく頼む
突き詰めて考えれば参考になりそうだ
341名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:18:00 ID:xqfhX++B
>>314
GJ!
342名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:37:08 ID:2tpCxGxs
>>340
べつに馬鹿にしている訳じゃないのだけど「触雷」は「病んでる」と言う
よりも「ぶっ飛んでる」て感じがする。

また長編の場合は話しが長い分グダグダになっちゃって読み手にインパクトが
伝わってこない。
最近のはゾクゾクッと背筋にこないんだよな
  
個人的に上手く「病み」が表現できている作品は「隣のオンライン」とか
「かすみ」とか「独人達のクリスマス・イブ」とか「かんきんされてるのは、ぼく」 
とかかなァ・・

ごめんよくわからん文章になった
343名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:37:31 ID:9y+9tKc/
ヤンデレを書くつもりが、単に我が儘を通すためには手段を問わない痛い女になってるよな
意中の男を得るために暴力に訴えさせればヤンデレと勘違いしている書き手が多すぎる
暴力シーンを嬉々として書いている書き手の姿が文面から透けて見えて、とても不快になる
344名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:39:53 ID:27OrK8rK
触雷がスレ違い作品だというのは周知の事実
長くやってるから生暖かく見守って貰っているだけの駄作だし

野良犬でも餌をあげているうちに情が移るだろ?
触雷は図に乗った野良犬だ
345名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:43:46 ID:2tpCxGxs
それとどの作品も同じような話が多いと思う。
ただ単に包丁もってて独占欲強くて〜って言うステレオタイプしかでてこない。
346名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:50:20 ID:2tpCxGxs
「隣のオンライン」読んだとき正直感動した。
よくこんなネタ思いついたなーって思ったし、血を流さずして彼女の異常性と
なによりも「病み」が強烈に表現されていて、すごいなって思った
347名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:50:51 ID:92hz01B7
>>345
ヤンデレがテーマだし仕方ない
あらゆる属性を織り交ぜろって言うのなら話は別だがw
348名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:51:19 ID:2tpCxGxs
なんかごめん語っちゃって
349名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:57:10 ID:iI9mYxy3
触雷や現物支給は叩かれてるけど初期は凄く好きで楽しみだった
この人に限らないけど無駄に登場人物増やしてグダグタになるのが多すぎ
350名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 22:59:04 ID:27OrK8rK
ようはまとめる腕というか構成力がなさ過ぎなんだよ
素人丸出しのくせに、投下態度だけはプロの人気作家気取りなんだからw
351名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 23:07:25 ID:2tpCxGxs
触雷もこれからどうやって話しが転がっていくんだろうってワクワクしてたけどね・・・
352名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 23:46:27 ID:27OrK8rK
出だしくらいは普通にラノベ読んでりゃ誰でも書けるんだ
色んな伏線を収束させて、いかに物語を終わりまで導くかは腕次第
途中で投げ出さざるを得ないのは素人の悲しさだな
353名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 00:36:55 ID:YTEIWTCN
ヤンデレは監禁もののサイコホラーとは違うのにね
今残っているので一番酷いのがリバースだろ
その上に文章自体も笑っちゃう台本形式モドキだしw
354名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 00:43:28 ID:C0Bl81Ov
長編は起承転結を徹底したほうがいいと思う
355名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 00:51:27 ID:a4d9lnDs
どこの世界にでも批評家気取りっているんだね。
現実じゃ怖じけづいて何も言えない癖にね。
356名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 00:57:23 ID:C0Bl81Ov
>>355

まあ2chだし、自由にssを書き込む所だから過度な期待は禁物かもな
じっといい作品が投下されるのを待つも、このスレの醍醐味かもね。
357名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 00:59:08 ID:hYrEjyo3
ストーリー展開に困ると次々に新キャラ出してそれに頼り切りだもんな
いわば起転転転だよ
キャラの掘り下げも心理描写もあったもんじゃない
出だしを書いて投稿したらベタ褒めのGJが一杯付いた
俺って才能あるじゃん、じゃあ行き当たりばったりしか書けないよ
素直に畳んじゃったほうがいいと思うよ
358 冒険の書【Lv=5,xxxPT】 :2011/02/26(土) 01:00:38 ID:oWpm83V7
test
ここの批評家達にとっては、プロの作家の作品も、
自分が認めなかったらただの駄作というのかね。

自分じゃなにも書けないくせに。
359 冒険の書【Lv=5,xxxPT】 :2011/02/26(土) 01:02:20 ID:oWpm83V7
あっ、いつの間にかレベル5になってた。
360名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 01:04:15 ID:G750hnnd
土日で保管庫にある作品を全て読破してやるぜ!
361名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 01:05:01 ID:C0Bl81Ov
でも面白い作品は短編に多くないか?
362名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 01:08:15 ID:5xsPXnT+
つか、単に長編がつまらないだけじゃね?
リバースの悪のりも鼻についてきたし
受けてるのは書いてる作者だけなのにw
363名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 01:15:40 ID:C0Bl81Ov
意見というよりもお前は荒らしたいだけだろ
364名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 01:16:37 ID:eXp7MsYv
>>リバースの悪のりも鼻についてきたし

俺もそう思う
そろそろ潰すか
365名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 01:40:40 ID:bZObi0XV
夜分遅くに申し訳ありません。前後編の短編を投下しようと思います。
興味の無い方はスルーして下さい。
366名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 01:41:47 ID:3sJTjjcQ
荒らしでもなんでもいいからそろそろどっか行ってやってくんない?
蟻板でも最悪板でも外部掲示板でもいいから自治スレみたいのたててさ。
そのスタイルまんま持ち込んでそこで好きなだけ白熱してくださいよ。
目的なんてどうだっていーじゃん
そのまま慣性で死ぬまでやってろよ。ここ以外の場で。
367受け取れない想い・前編:2011/02/26(土) 01:42:21 ID:bZObi0XV
あれは小学校の時だっただろうか。いつものように帰ろうと下駄箱を開けると中から可愛らしいリボンに包まれたピンク色の箱がちょこんと置いてあった。
それを見つけた時の胸の高鳴りは未だに忘れられない。自分は特別顔が良いわけでもなく、クラスの中心的な人物でもなかったしこれといって目立つ方ではなかった。
だから今日の朝、リビングに飾られていたカレンダーを見た時は少し気落ちしてしまったのだ。間違っても自分にチョコレートを渡してくれるような同年代の女子などいるはずもないと。
「……っ」
だからこそ目の前の状況に思わず躊躇っているのかもしれない。
この可愛らしい包みと手に持った質量、そして恐る恐る包みを開けて出て来た茶色の塊に釘付けになっている自分がいた。
漫画やアニメでしか見たことのない展開がまさか自分に訪れるなんて。
「……頂きます」
ぼそっと呟いてから急いでその塊を口の中に放り込む。何故急いだかと言われれば、誰かにこんな舞い上がっている場面を見られたくなかったからと答えただろう。
ただ今思えばあまりにも安易な行動……いや、軽率な行動だったに違いない。
ちょっと考えれば目立たない自分なんかにチョコレートなどくれるような女子などいないことくらい分かりきっていたのだ。
「……っ!?ごほっ!がはっ!?」
辛さとしょっぱさが口の中で混ざり合いカレー独特の風味が口一杯に広がった。
それと同時に昇降口の影からクラスのいじめっ子集団が自分を囲う。気が付いた時には既に手遅れだった。
「だいせいこう!ひっかかったよコイツ!」
「マジばかじゃねぇの!?おまえなんかにチョコわたすヤツなんていねぇよ!」
「あははは!だせぇ!つーかカレーくせぇし!」
「「「ぎゃははははは!」」」
チョコの代わりにカレールーを食べてしまった……それが俺が小学校の時に体験した、辛くも苦い"バレンタインデー"の唯一の思い出である。


受け取れない想い・前編


「……またあの夢か」
未だに忘れられないあの事件から早10年。意味もなく口の中を濯いでから時計を見る。時刻はお昼過ぎ。昨日飲んだ梅酒がまだ抜けてないように感じられた。
あれから俺にとってバレンタインデーは"なるべく家の中でじっとしている日"になった。すなわち立派なトラウマへと成長を遂げたのである。
チョコレートも食べられなくなってしまったし、今日ほど俺を苦しめる日は本来ないはずなのだが。
「はぁ……大学生って最高だぁ……」
軽く歯を磨いた後、俺は再びベッドにダイブする。そう、何を隠そう俺、雨水宗(うすいしゅう)は只今私立大学一年生。
つまり学校は絶賛春休み期間中な為、一日中家にいることが出来るのだ。
「高校まではこの"バレンタインデー"に苦しめるられてきたが……今年からは俺は自由だ!」
ベッドの上で一人ばたつく大学生は非常に不憫だが俺は気にしない。
この状況を作り上げる為、わざわざ2月14日が春休みになっている大学を調べ上げ受験し、一人暮らしをすることでその自由をより確実なものにしたのだ。
「ふふふ、あはは!これで俺の完全……飯食うか……」
虚しさが心を支配するのは変わらないが誰にも会わないだけマシだと言い聞かせた。
368受け取れない想い・前編:2011/02/26(土) 01:43:31 ID:bZObi0XV
勿論昼飯も家で済ませのんびりとテレビを見る。テレビでは高校生と教師の禁断の恋を描いたドラマが流れていた。
「ははっ、有り得ねーだろ……」
何となくこのアパートの隣に住んでいる高校生が頭に浮かぶ。ちょうど去年の4月に同時に引っ越して来た女の子で学生同士だったのが良かったのか、かなり打ち解けている。
こないだも分からないところがあるとか何とかで部屋を尋ねて来ていた。今時珍しい黒髪を二つに束ねた所謂ツインテールで顔は人形のような端正な顔立ちだ。
何よりとても気さくでこのアパートに住む人達とは大体仲が良さそうだった。
「あの子も……誰かにチョコとかあげてんのかな……」
花真っ盛りの高校二年生ともなれば好きな男子にチョコぐらいあげているに違いない。チョコレートは大嫌いだがあんな良い子からチョコを貰えるイケメンは死ぬべきだと思った。



「はーい」
特にすることもなくぼーっとテレビを見ていたらいつの間にか夕方になっていた。もう一眠りするかと立ち上がったちょうどその時、呼び鈴が鳴った。
こんな時間に一体誰がと少々不機嫌になりつつ扉を開けると―
「こんにちは雨水さん!」
目の前には弾けるような笑顔をした黒髪ツインテールの少女が立っていた。夕方なのに目の前がやけに眩しいのはなぜだろう。
「あーっと……こんにちは」
眩し過ぎる笑顔に思わず目を逸らしてしまった。今日は誰とも会話するつもりはなかったので中々外用に自分を切り替えられない。
「雨水さん、ちょっと元気ないですよ。風邪か何かですか?」
「いや……今日はずっとぼーっとしてたからさ」
「そうですか。じゃあお邪魔します!」
そういうと彼女は俺の許可もなく部屋へと入って行く。当たり前のごとき動作に思わず俺も自然と扉を閉めていた。
「……ってちょっと待てや!?何で勝手に人の部屋に上がるんだよ!?」
慌てて追い掛けると制服姿の彼女は既にちょこんと椅子に座ってテレビを見ていた。たまにある光景に思わず溜息をつく。
突然こうやって上がり込んでは勉強を教えて欲しいとか言ったり遊んで欲しいとか言ったりする。
まあ高校生といってもまだ子供だし、このアパートで俺と彼女が一番歳が近いからだろうが。いずれ飽きるだろうと思いあまり気にしないことにしている。
「……コーヒー?お茶?」
「お茶で!」
「はいはい……」
足をぶらぶらしながら相撲中継に夢中になっているこの女の子こそが、近所で気さくと評判で進学校に通っている立石瑠璃(たていしるり)さんなのである。
「……俺に対しては気さくってより無礼だけどな」
「雨水さんお茶おかわり!」
「はいはい……」
369受け取れない想い・前編:2011/02/26(土) 01:44:35 ID:bZObi0XV
俺には一つ心に決めていることがある。いや、心に決めているというと少し大袈裟かもしれないが。
とにかく俺はあのトラウマから出来るだけバレンタインデーにはカレーを食べると決めているのだ。
そしてあのトラウマを忘れないようにして、自分にもっと注意深くなれと言い聞かせている。
端から見れば小学生の悪ふざけをいつまでも引きずるなんて女々しいと思われるだろう。しかし俺には結構大事なことだったりするのだ。
「んー!辛くて美味しい!!」
「……で、そんな決意の篭った俺の特製カレーをぺろっと平らげる女子高生が向かいに一人いるわけだが」
相変わらず立石さんはここに居座り夕飯まで俺の真向かいで食べていた。まあ一人で寂しく食べるよりは幾らか気は安らぐが。
「まあまあ、こんな美少女とご飯が食べられるんだから良いじゃない!」
「ははっ……で何の用だ?」
お茶を飲み干した彼女の赤いコップに新しいお茶を注ぎながら話す。すると立石さんは何故か自分の鞄を漁り始めた。
「そうそう!今日まで学校でテストだったんだけどね」
「ああ、それで帰りが早かったのか。……あ、テストの答え合わせならやらねぇぞ。ああいうのは自分で」
「じゃなくて!……その……テスト勉強……教えてくれたじゃんか?」
「まあ……かなり半強制的なところはあったけどな」
夜、急に尋ねてきてドアを開けた瞬間部屋に上がり込んで"勉強教えて!"だもんな。あれを追い返せる奴がいたら尊敬するわ。
「細かいとこは良いの!と、とにかくさ……これ……そのお礼!」
立石さんは何故か顔を背けながら鞄の中から取り出した包みを俺に突き付けてきた。リボンに包まれた赤い箱はとても可愛らしく彼女らしさが出ているなと思った。
それと同時に全身を悪寒が走る。頭の中でもう一度今日が何の日なのか考えた。今日は……"バレンタインデー"。つまりこの状況は……。
「こ、これって……」
「か、勘違いしないでね!?学校で配っててたまたま余ったからあげるだけなんだから!」
立石さんは顔を真っ赤にしながらテンプレートな台詞を言っている。確かに義理でもこんな女子高生からチョコが貰えるなんて嬉しいのだが。
「……ゴメン、俺……要らないや……」
俺はそれを受け取ることが出来なかった。やはり未だにあの出来事は俺の脳裏に焼き付いている。受け取ろうとしても身体が拒否してしまうのだ。
「別にお礼なんて……えっ?」
立石さんは目を見開いて俺を見つめている。さっきまでのテンションとは打って変わって信じられないといった表情になっていた。
罪悪感に胸が締め付けられるが意志を曲げるわけにはいかない。何のためにわざわざ一人暮らしをして、春休みを過ごしているのかを自分に言い聞かせる。
「だから……えっと……それは受け取れないんだ……」
「……い、要らないって……こと……?」
「あ、ああ……」
立石さんはしばらく俯いて黙っていた。彼女を傷付けてしまったことを後悔していると、急に立石さんが立ち上がった。そして俺を涙の溜まった目で睨みつける。
「べ、別に良いけどね!?折角感謝の気持ちであげようと思ったのにさ!そんなに!……そんなに私のチョコ……食べたくないんだ……」
「いや、そういうわけじゃ」
「もういいっ!!この馬鹿っ!!」
立石さんは思い切り机を蹴ってそのまま出ていってしまった。蹴られた振動で彼女のコップが落ちて割れてしまった。俺はそれをただ見ていることしか出来ない。
「……これで……良かったんだよな……」
彼女が出ていった後、床に散らばったコップの破片を拾う。半年ほど前に彼女が旅行のお土産で買ってきてくれたペアカップ。
青と赤の二色で"ペアしか売ってなくて……仕方なくなんだからね!?"と顔を赤らめながらくれた。結局赤のカップをずっと彼女が使っていたのだが―
「割れちまったな……」
赤い破片を拾い集めながら後悔する。もう少し言い方があったかもしれない。あんな風に無神経な拒絶をするべきではなかった。
いずれにせよもう手遅れだ。何より彼女を泣かせてしまったから。
「……寂しく……なるかな……」
情けないことにその日は結局寝られなかった。
370受け取れない想い・前編:2011/02/26(土) 01:45:28 ID:bZObi0XV

次の日の早朝。
俺はアパートの廊下で立石さんが出て来るのを待っていた。やはり彼女を傷付けてしまった自分が許せなくて、せめてもう一度ちゃんと謝るべきだと思ったのだ。
「これじゃあストーカーじゃねえか……」
あながち間違いではないと思う。こんな早朝から女子高生の住む部屋の前で待ち伏せなんて。
「あっ……」
突然真横の、つまり立石さんの部屋の扉が開き中から彼女が出て来た。紺のブレザーに短めのスカート。そしていつものように黒髪をツインテールにしている。
ただいつもと違って目の下には隈が出来ていて寝不足なことが分かった。立石さんはすぐに俺に気が付くと一瞬動揺した後、俺を無視して横を通り過ぎる。
「た、立石さん!昨日のことなんだけど!」
「聞きたくない!そんなの……聞きたくない」
それだけ言うと立石さんは階段を下りて行ってしまった。何かに打ちのめされたような感覚に陥る。
自業自得であることは百も承知なのだが、やはり堪える。俺はそのまま部屋に戻りベッドに倒れ込んだ。
「……最悪」
今は寝て気を紛らわすくらいしか思い付かなかった。気分は最悪。何もする気にならなかったのだ。



呼び鈴の音で目が覚める。窓の外には夕焼けが広がっていて、既に夕方ということが分かった。
しばらく呼び鈴を無視していたがもしかしたら立石さんかもしれない。そう思うと自然と身体が玄関に向かっていた。
「宗、元気してた?」
「なんだ菜月か……」
「なんだとは失礼ね。とりあえずお邪魔するわよ」
抵抗する気力もなく銀髪の少女はその長い髪をなびかせながら俺の部屋に上がり込んでいく。大学で仲良くなった唯一の女子、橘菜月(たちばななつき)その人であった。
彼女とは何かと気が合いよく大学内でつるんでいる。また俺の数少ない女子アドレスの一人であり大学では唯一ときている。
まあよく言えば親友、悪く言えば悪友といったところか。そして俺のあのバレンタインデーの事件を打ち明けた唯一の人間である。
「相変わらず汚い部屋ね。ちゃんと掃除してる?」
「……うるせぇな」
文句を言いながらも部屋を片付ける菜月に少し感謝した。誰かといれば少しは気も晴れるものだ。
だからかもしれない、扉を閉めるとき廊下の端から誰かが俺を見つめていることに気が付かなかったのは。
371受け取れない想い・前編:2011/02/26(土) 01:47:13 ID:bZObi0XV
短いですが前編は以上です。後編は出来次第投下します。
ありがとうございました。
372名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 01:53:08 ID:C0Bl81Ov
乙面白かったぞ!
セリフと文章がいい感じだな。

「ふふふ、あはは!これで俺の完全……飯食うか……」ここなんか笑ったww
373名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 01:55:11 ID:OJjH9mOL
まあ、中の人にすれば面白いSSをどんどん投下してもらわないと困るからなあw
374名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 01:58:13 ID:jA2sK8Ka
他人のフンドシで相撲を取るか
アホな書き手を煽ててSS書いて貰わないと小遣いが稼げないしね
多少の粗には目を瞑ってもGJ付けてチヤホヤせねばな
375名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 02:00:34 ID:aJALn9vw
しょうもないSSにしょうもないレスがつく
そんでもってしょうもない小競り合い
376名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 02:01:42 ID:jA2sK8Ka
中の人って、例の美乳派の正体だろ
気持ちの悪い顔文字と、とっくに廃れた2ちゃん語を多用しているから直ぐに分かったw
377名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 02:01:52 ID:KUQ7DWEg
長編書いてる人はヤンデレ家族の人みたいに自分のwikiとか作ってそっちでやった方が良いかもな
378名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 02:04:13 ID:kNHFc+7g
>>376
漏れも前から気付いてますたw
379名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 02:10:40 ID:OhA9Dk9z
顔文字のコテはここでも荒し認定されてる要注意人物だぞ
そんな奴がまとめサイトの管理をしてるのか
なんか許せないな
380 冒険の書【Lv=5,xxxPT】 :2011/02/26(土) 02:12:14 ID:oWpm83V7
ここって、悪意と疑心の巣窟だね。
381名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 02:13:45 ID:pfIjRmoE
>>しょうもないSSにしょうもないレスがつく
>>そんでもってしょうもない小競り合い

更にはしょうもない管理人が運営しているしょうもない保管庫に収納されるw
382名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 02:14:50 ID:4IEJJElQ
顔文字と古い2ch語なんて誰でも真似できるだろw
顔文字も何も無いのに同一人物なことがバレバレな荒らしが哀れで仕方が無いw

・書き手貶し
・読み手貶し
・特定個人貶し
・対立煽り
・管理人貶し ←New!!
383名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 02:18:12 ID:pfIjRmoE
>>382
そんなの恥ずかしげもなく使ってるのは、このスレの関係者じゃ中の人だけだよ
今は「冒険の書【Lv=5,xxxPT】」と名乗っているようだけどな
384 冒険の書【Lv=5,xxxPT】 :2011/02/26(土) 02:20:17 ID:oWpm83V7
あ〜、なんか疑われ始めたわ。

385名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 02:26:01 ID:kwJUPlTt
自分が短編が面白いと言った手前、とりあえず短編は褒めとかないとおさまりが悪かったんだろうな。
386 冒険の書【Lv=5,xxxPT】 :2011/02/26(土) 02:36:48 ID:oWpm83V7
明日はレベル6になるのか〜。
なかなか上がんなかったから故障かと思ったけど、
あぁ〜良かった。
387名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 02:37:13 ID:pfIjRmoE
中の人にすりゃ、中途半端に終わってしまう長編より
短編を数多く投下してもらった方が有り難いしな
388名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 03:51:23 ID:EyHDsYzh
まてよ
顔文字の奴って他スレに出張して荒らしてたよな
Kスレをぶっ潰して、書き手をこっちに移住させる腹だったのかも
こいつはとんでもない悪人だぞ
389K、A  ◆wycmxKO9B. :2011/02/26(土) 07:00:14.11 ID:BuMMurkY
短編投下します。

2月14日、高等学校卒業す。その日の近畿地方は晴れのち雪。
私は、式が終わり茶話会の後、雪降る丘を下り家に帰った。

2月18日、大学の合格通知が届く。関西の中でも高偏差値の難関大学であったものの、政治経済と現代国語が良かったのか無事合格していた。
判を押し、部屋で大きな封筒を開けたら合格通知と入学手続き書類が出てきた。その感動はおよそ3年ぶりだろう。

2月22日、不合格通知二通届く。本命ではなかったので大したショックもなく、配達員の顔を見たら奥田さんであった。
仕事の邪魔をしてはいけないと思い、家に入ろうとしたら呼び止められた。
話を聞くと、卒業2週間前からアルバイトを始めたらしい。真面目であった奥田さんが、禁止だったアルバイトをしていたのは意外だ。
奥田さんはまだ何か言いたそうにしていたけれど配達に影響が出るので、仕事が終わってから聞くという約束をし、仕事に戻らせた。

7時14分、奥田さんは黄土色のコートに濃緑のセーター、茶色のスカート、ブーツで現れた。美しい黒髪が風になびいていた。
制服姿しか覚えていない私にとって奥田さんの姿は新鮮だった。奥田さんを自室に上げた私は、彼女のことをよく知らないことに気づいた。

奥田志保理(おくだしほり)、18歳、元3年1組7番、成績はクラス5〜8番、3年間皆勤で卒業式にて表彰される。
普段は真面目で、頭髪及び服装指導無し。私とは年に4回か5回話すだけの関係、つまりほぼ無関係。
特別親しかったわけでもないのに、何故私と話をしたがるのか動機が考え付かなかったので、考えるのをやめた。

7時20分

奥田さんはコタツの対面に座った。一人暮らし用コタツは天板が小さい正方形で狭く、足が伸ばせない。
もし、足が奥田さんの脚と絡み合ったり、スカートの中に入ったりしようものなら、とても気まずくなるだろう。
そして二人分のコーヒーを持って座ったとき、奥田さんは小さいけれど良く聞こえる声で想定外の一言を発した。
「どうして、茶話会の時、居なかったんですか。母と共に待ってたんですけど」
私は、茶話会の時、教室に居た友人とメールアドレスの交換を行い、結果待ちの者どうしで激励しあったあと、父親と共に帰宅したのだ。
だから、教室での終礼後、食堂の父母茶話会の席で奥田母娘に私と父が会うことはなかったのだ。
「ごめんなさい、つい感情的になってしまって。・・・・・・あの時言えなかった事を伝えたくて」
答えを探している間に、彼女は本題であろう言葉を切り出してきた。
「伝えたいことって、なんや。ああ、言いにくかったらわざわざ丁寧に言わんでもええで」
私は何かをこらえている様子の奥田さんにそう告げると聞く姿勢になった。
「あなたのことが好きやねん。心が苦しゅうなる位好きやねん」
私は、標準語の仮面を投げ捨てた言葉の意味よりも、感情が昂り過ぎて激しく泣き始めた奥田さんを見て狼狽した。
「重いと思われても・・・・・・しゃーないねん・・・・・・でも言いたいねん・・・・・・」
泣きながら奥田さんは更に何かを言おうとしている。ここでデキル男は多分泣き止ませて、それからゆっくり話を聞くのだろうが、私はもてない男。
そんな方法を考え付くこともなく、うろたえたまま次の言葉を待った。
「・・・・・・私と結婚前提で付き合ってください。私とずっと一緒に居て・・・・・・お願いやからぁ・・・・・・」
普通であれば、なぜ「ほぼ無関係」だったのにこんなことを言われるのか不思議に思うのだが、うろたえた人間というものは何言うか分からないもので、
気が付いたらとんでもないことを口走っていた。
「分かった。嫁さんにでもしたるからええかげん泣き止みーや」
「ほんと・・・・・・捨てへん。ほんとにわたしのこと・・・・・・1人にせえへん・・・・・・」
その後、呼び方を変えたり、雑談に興じている間に眠ってしまった。

このあと帰ってきた家族に発見された私と志保理はコタツで添い寝状態だった。
位置的に志保理が私の前に潜り込んできたのだろう。
性的行為は疑われなかったのだが、志保理が両家共に包み隠さず話してしまったがゆえに、公認の婚約者となった。



390K、A  ◆wycmxKO9B. :2011/02/26(土) 07:00:47.47 ID:BuMMurkY
2月24日
あれから、2日が経った。翌日に両親に付き添われてやって来た志保理は私の部屋で2泊している。
両親と奥田夫妻は打ち解けてしまい、宴会状態に。11時を回ったところで奥さんが酔っ払って騒いでいる旦那さんを車に押し込み帰っていった。
志保理によると父親は反対したらしいが、母親がある話をしようとしたところ手のひらを返したかのように許可してもらえたそうだ。

ただ、志保理は異常に孤独を嫌い、トイレの前で待っていたりするのだ。奥さんによると小学校でのいじめ経験がトラウマになっているそうで、
好きになった男性に依存してしまう性質が強いが、話しかけるのは恥ずかしいといった複雑な状態で2年間過ごしてきたらしい。
私も女子生徒と話すのが苦手で志保理との会話も覚えていないほど少なく、短かった気がするので人のことは言えない。
志保理と私は大学を出たらほぼ確実に結婚するだろう。それまでにこの症状を幾らかでも改善してあげられればと思う。

2月26日
家族が居ない時に志保理と性交渉を行った。
志保理は小柄で細い女性であるが胸はそこそこあり、左手で人肌の弾力を楽しみながら唇を重ねた。
不慣れな手つきで挿入したものの、処女であった志保理が痛がったため中断してしまった。
よくアダルトゲーム等では破瓜した女性に激しい行為を行ったりするが、アレはあくまでフィクションだからできる行為だと知った。
情けないことに、今まで18年間性行為を経験したことのない私にとって、志保理の膣の粘膜は堅いがとても気持ちよく、挿入と同時に射精を猛烈に促してきた。
こうして初体験は情けないが不発に終わってしまった。しかし、これから二人で経験を積んでいこうと思う。

【二人の人生はまだまだこれからだ。とりあえず終わる。】



投下終わり
391K、A  ◆wycmxKO9B. :2011/02/26(土) 07:07:08.46 ID:BuMMurkY
「卒業」

*この話はあくまでフィクションです。「私」も「志保理」の架空の人物であり
実在の人物・作者とは関係ありません。

392K、A  ◆wycmxKO9B. :2011/02/26(土) 07:09:41.10 ID:BuMMurkY
訂正「志保理」の →「志保理」も

妄想が見えてるわけではありません。
393名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 09:40:58.54 ID:0iqG9g0M
乙!
ただ、これはヤンデレなのか?と思った
394名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 10:11:56.74 ID:TiSaqASo
リバースが毎回同じ締め方だったりするのは何とかならんのかw
395名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 10:24:43.13 ID:BT1NHXGM
リバース読んでないから分からないわw
396名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 10:52:37.19 ID:C0Bl81Ov
あまりにも長い長編だと途中で読むの諦めちゃうよね、
397 ◆UDPETPayJA :2011/02/26(土) 11:36:18.52 ID:TKhh3aG8
18話が出来たので、投下します。
398天使のような悪魔たち 第18話 ◆UDPETPayJA :2011/02/26(土) 11:37:54.82 ID:TKhh3aG8
意外と時間がないかもしれない。
というのは、以前三神から聞かされた話では、佐橋の能力は元々は自らの身の危険を数分前に感知するものだったらしいからである。
今ではその能力は範囲、時間の感覚ともに一定ではなくなっているが、近い未来ではある。
とりわけ、白陽祭は今日と明日の二日間。最速ではたった今それが起きる可能性すらあるのだ。
そこまで考えて、俺はすっかり佐橋の能力を信じきっている事に気付いた。
というよりは、俺の周りで、あまりに非現実すぎる事が起こり過ぎた。
だから、そういった特殊な事象に対して、耐性がついたのかもしれない。

俺と佐橋は並んで歩きながら新校舎の、もといた階に戻ってきた。
しかしやはり、ピアスを8個あけたメイドさんは、悪目立ちするのを避けられないようだ。
本人曰く、佐橋は友達が少ないらしい。
故に、佐橋がメイドに紛していても、それを佐橋だと看破できるのは、クラスメイトくらいだろう。
たださっきも言ったが、ピアスを8つも空けている生徒は佐橋くらいしかいないので、耳を見れば佐橋だとわかるかもしれない。
そもそも佐橋を一度も見たことがない、という生徒にはやはりわからないだろうが。

にも関わらず、何故か周囲の人達の視線が刺さる。恐らくその内の7割は、佐橋を見ているのだろう。

「ずいぶん人気じゃねーか、佐橋。」
「こんな格好の時に人気上がっても嬉しくない。」

まあそうだろう。それはある意味普通な事だ。
視線の集中砲火を背中に受けながら、俺は自分のクラスへ戻ってきた。

「お帰りなさいませ、ご主人さまぁ〜♪」

うちのクラスの女子達も、すっかり猫なで声の出し方に慣れたようだ。

「おや…そちらのメイドさんは…」

隼は電卓を叩きながらこっちを見て、

「−−−ぷぷっ、これは傑作だねぇ、歩"ちゃん"?」と、吹き出しながら言った。
「〜〜〜〜っ! わ、笑うな! くそっ…」
「隼。…ちょっといいか?」俺は眉間にしわを寄せる佐橋を傍目に、小声で言った。
「"刺客"について新しい事がわかった。」
「…! なるほど、それで佐橋が一緒にいるわけか。
わり、ちょっとトイレ行ってくるぜぇ。」

隼はレジの隣のメイドさんに一声かけ、俺達についてきた。
俺達は一旦店を出て、人目につきにくい場所を探しながら、歩き出した。
その途中、佐橋は隼に、自分が見た未来を簡単に話した。

「へぇ…そんな事になるのか。それは何としても避けなきゃねぇ…。
ところで佐橋は…"灰谷"って名前に聞き覚えはないかい?」
「灰谷? いや、知らないな。」
「そうか…。その未来を見る能力、彼女のものと似てるんだけどねぇ。」
「…!」

俺はまだ灰谷の話を隼にはしていない。だが隼は、灰谷の存在を以前より知っていたようだ。
399天使のような悪魔たち 第18話 ◆UDPETPayJA :2011/02/26(土) 11:39:47.96 ID:TKhh3aG8
…それもそうか。隼はいつだって最初から何でも知っていた。そう思い返せば、不思議は不思議ではなくなった。
それよりも、今の口ぶりでは灰谷にも未来予知の能力が備わっているようだった。
それで、夢を通して俺に警鐘を聴かせに来たのか。

隼はさらに続ける。

「………どうやら、来たみたいだぜぇ。」
「何!? どこだ!?」
「いや、まだここじゃない。でも…気配がする。
思い出してみなよ飛鳥ちゃん。俺の力は亜朱架さんの力を相殺できる。
そしてもう一つ。その力を持つ人間の気配…ってのとはまた違うけど、それがわかる。
どうやらそいつは、学校内に入ってきたみたいだぜぇ。」
「…勝てる、のか?」
「………難しいね。亜朱架さんをあそこまでボロボロにしたんだ。力は亜朱架さんより上だ。
それだけは覚悟しといてくれ。」

隼は不意に、今まで歩いていた方向とは反れた方向に足を向けた。

「この先にいる。…やばくなったら、逃げなよ。二人とも。」
「誰が逃げるかよ。」

隼が足を向けた方角には、旧校舎へ行く為の、渡り廊下へ続く扉があった。
隼は扉を静かに開け、未だ雪の降り続く渡り廊下へ踏み入れた。

* * * * *

渡り廊下には先客が二人いた。その二人は策に手を置き、校庭を見下ろしながら、何か喋っているようだ。
一人はメイド服を来た、よく見慣れた女子。もう一人は茶髪の小柄な女の子。こっちもよく知っている。
姉ちゃんと、結意だ。

「おや、来てたんですか亜朱架さん。」

隼の声に、まず姉ちゃんから振り向いた。

「その口調…隼くん? 大きくなったのね。」
「ええ、お久しぶりです。」

なんだ。隼が感じた気配というのは、姉ちゃんの事だったのか。
わずかに、俺の中の緊張がほぐれた。

「飛鳥くん!」今度は結意が、俺に声をかけてきた。
「これ…どうかな? 似合う?」
結意は少し照れ臭そうに、俺にそう尋ねた。
「すげ…………可愛いよ。」

想像以上だ。恐らく言ってるそばから、俺は顔が赤くなっているだろう。

「…飛鳥ちゃん。悪いけど、俺が感じた気配は亜朱架さんじゃないんだ。」
「! じゃあ…」
「ああ。もう、かなり近いぜ。」

俺はしかし、隼の言葉を聞いて、すぐに緊張の糸をぴんと張った。
400天使のような悪魔たち 第18話 ◆UDPETPayJA :2011/02/26(土) 11:43:13.55 ID:TKhh3aG8
俺達が来た方向とは反対側、つまり旧校舎側の扉が、ギィ…と耳障りな音を立てて開かれた。
あれがそうか。目的もわからずじまいだが、姉ちゃんを傷つけ、佐橋が、俺を殺すだろうと予知した人間。
俺はそいつの姿を、目に焼き付けるように見据えた。

「やっと、見つけたわ。」


* * * * *


「そん…な…なぜ…」

隼は、明らかに驚愕した表情で、そう呟く。

「久しぶりね………隼。しばらく見ない内に、ずいぶんメス猫を侍らせるようになったじゃない。」

それに対し、刺客は理解に苦しむ返答をしながら、近づいて来る。
俺達の3メートル手前で、刺客は足を止めた。
その黒髪は、顔つきは、スタイルは、俺の隣にいる少女を彷彿とさせる。
カーディガンとスカート、そして肌は、雪と同化しそうな白で統一されている。
無機質な笑みからは温かみなど微塵も感じ取れず、黒くくすんだ瞳は何も写さないように見える。
その少女は、結意と似ていたのだ。

「しかも一人は、亜朱架さん…貴女、まだ生きてたんだ? せっかく殺してあげたのに。」
「! お、お前が姉ちゃんを!?」
「"姉ちゃん"…? ああ、君は亜朱架さんの弟くんね。調度いいわ、自己紹介くらいしてあげる。
私の名は斎木 優衣。隼の姉よ。」

…そんな、馬鹿な。こんな形で、灰谷の言っていた人物に出逢うなんて。
「斎木優衣という、実の姉が存在する。」という、灰谷の言葉を忘れてはいない。
つまりあれは…俺と血が繋がった姉なのか。
…はは、所詮そんなもんだよな。灰谷の話を聞いた時点で、最初からわかっていたんだ。
俺には肉親などいない。いるのは、記憶を無くし、純粋さを取り戻した姉ちゃん。
そして誰よりも大切な存在…結意だけだ。

「全てを悟ったような顔をするのね。あらかた、あの女から聞かされていたんでしょうけど、無意味よ。
私の弟は隼だけ。他には何もいらないわ!」

言い終わると斎木は、左手で手刀を作り、右から左へ一薙ぎした。
それに合わせるように、隼は手の平を斎木に向けてかざした。
瞬間、何かが弾けたように二人の間で光がまたたいた。

「…どうしてだよ、優衣姉! なんで優衣姉がこの力を持ってるんだよ!?
それにあなたは、死んだはずだ! 冷たくなった優衣姉の体の感触を、俺はまだ覚えてる!
なのにどうして!?」
「それはね…隼に逢いたかったからよ。もうそんなそっくりさんに、私を重ねる必要はないのよ?」

斎木は俺の横にいる、結意を指差してそう言った。

「でももう、みんな用済み。今の私なら、隼とずっと一緒にいられるわ。その為にも、泥棒猫は駆逐しなきゃあね。」
401天使のような悪魔たち 第18話 ◆UDPETPayJA :2011/02/26(土) 11:44:33.63 ID:TKhh3aG8
「優衣姉っ! ちっ…飛鳥ちゃん! 今すぐ全員で逃げろ!」

隼はこちらを向かずに、大声で促した。結意、佐橋、俺はこの状況を理解できている。
だが一人だけ、理解できていない人間がいる。姉ちゃんだ。

「どういう事なの、優衣ちゃん…?」
「姉ちゃん! 話の通じる相手じゃない!」

俺は姉ちゃんの手を掴み、無理矢理引き寄せた。
そのまま、佐橋が誘導する形で結意から順に校舎内へと逃げ込んだ。

「うふふ…逃がさないわ。隼、少ぉしだけ待っててね?」


俺達はとにかく走り続け、渡り廊下から距離を置こうとした。
姉ちゃん以外はわかっているのだ。あの力の恐ろしさを。
隼の持つ力以外では対抗できず、一瞬で殺られる、という事を。

「! 神坂、止まれ!」いきなり、佐橋が叫んだ。
その声に、周りにいた生徒たちの視線が集まる。俺は立ち止まり、佐橋に"何が見えたのか"を訊こうとした。
その時、俺は信じられないものを見た。
カメラのフラッシュのようなまばゆい光が弾けたと思うと、目の前に斎木がいたのだ。

「あの女の力は便利ねぇ…自らを消去すると同時に、行きたい場所に自分を"復元"する。
たぶん、貴女にはできないでしょうね。亜朱架さん?」
「…一体、何を言ってるのよ! 訳がわからないわ! これは何の真似なの!?」

痺れを切らしたのか、姉ちゃんが斎木の言葉に、強く返した。

「? 記憶がないのかしら。まあいいわ。私が始末したいのは三つ。
消去の光を持ち、私と隼の妨げになるであろう、貴女。隼に擦り寄るドブネズミ達。」
斎木優衣は、無機質な笑みを崩さずに、結意を指差した。

「そしてその中でも、何の嫌がらせか私に似た姿で、隼の心を惑わす存在。つまり、貴女よ。
まあ考える必要はないわ。あなたたち全員、ここで死ぬんだから。」

斎木はさっきと同じように手刀を作り、横一線に薙いだ。
次の瞬間、"体中に"切り刻まれたような痛みが走った。

「なっ…なんだよこれ!?」

それは俺だけではないようで、佐橋たち3人も、苦悶の表情を浮かべている。
衣服に、鋭利な刃物で切り裂かれたような傷ができている。その一部からは、切り裂かれた事による出血も見て取れた。

「こういう使い方もできるのよ。真空状態を作り、かまいたちを起こす。
その傷は隼の力では消せない、物理的なもの。
消すだけしか能がない亜朱架さんとは違うのよ。」

だがそれらの傷は致命傷とは程遠い。弄ばれている。俺はそう思った。

「優衣姉! もうやめろ!」
402天使のような悪魔たち 第18話 ◆UDPETPayJA :2011/02/26(土) 11:48:31.80 ID:TKhh3aG8
隼が、渡り廊下から走ってここまで追いついたようだ。
隼は俺達を庇うように前に立ち、斎木と正対した。

「…どうして庇うの? 隼、貴方には私がいれば十分じゃない。」
「どうしてだって!? こいつらはみんな、俺の大切な友達なんだ!
こいつらを傷つける事は、たとえ優衣姉でも許さない!」
「…そう。隼もずいぶんと毒されたのね。残念だわ。」

斎木は深くため息をつき、肩を落とした。そして…

『うあぁぁぁぁぁぁ!』
『きゃあぁぁぁぁ!』

周りから、叫び声がいくつもこだました。

「そんな…っ 力が、無力化できてない…?」隼の顔が、見る間に青ざめていく。

斎木は生徒達にまで見境なくかまいたちを放ったのだ。
突然の痛みと裂傷に、生徒達はたちまちパニックを誘発した。

「全て、壊してあげる。」

そう呟いた斎木の表情はどこまでも冷徹で、傷つける事に何の躊躇も、良心の呵責もないのだ、と見てわかる。
「うふふふ…あはははははは! みんな、壊れちゃえ!」
さながら悪魔のように、斎木は笑い声をあげた。

どうすればいいんだ。隼の力は、一切の"攻撃手段"を持たない。
このままでは俺達だけでなく、この学校の人間全てが殺されるかもしれない。
最強にして、最悪。唯一の希望であろう姉ちゃんの力も、使えないようだ。
というより、記憶を無くしたせいか、力そのものの自覚がないんだろう。
使えるのなら、迷わず何らかの手は打つ。それをしないということは、力が使えないという事だ。

かまいたちによって出来た傷の痛みが、全身を蝕む。
俺は無力だ。大切な人一人すら守れない。

「じゃあね。」斎木はそう呟くと、手刀を縦に振り抜いた。
それを見たとき、俺の体は勝手に動き、結意を抱きしめた。
わずかな間を置いて、俺の体に今までとは比較にならない痛みが走った。

「え…飛鳥…くん?」
「大丈夫か? 結意。」
「うん…私は…大丈夫だよ…」
「そう、か。よかっ…た……」

力が抜け、どさり、と床に倒れこんだ。
ゆっくりと、意識が遠退いていく。どうやら俺は、ここまでのようだ。
結意が何か言っているようだ。だがそれすら、最早聞き取る事ができない。
俺の意識は、そのままフェードアウトしていった。

「飛鳥…くん…? 嘘でしょ…? ねえ、起きて! 起きてよぉ!
イヤ…嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
403 ◆UDPETPayJA :2011/02/26(土) 11:49:54.29 ID:TKhh3aG8
今回はここまでです。
404名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:10:41.37 ID:pwZmpBl0
今期の深夜アニメは意外に豊作だったけど、ヤンデレものは皆無だなあ
405名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:12:42.07 ID:C0Bl81Ov
ヤンデレ好きって少ないからなァ・・・
アニメ作っても儲からないんでしょ
406名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:14:24.07 ID:mxhaqzr5
全部見てるわけじゃないから知らないがw
世間的にはヤンデレなんか無用なんだろうな
407名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:15:39.89 ID:pwZmpBl0
ツンデレ的なのはあるんだけどなあ
ヤンデレ不毛の時代か……寂しいな
408名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:16:28.94 ID:8ZyTLjV4
そんなもん当たり前だろ。
409名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:17:40.56 ID:G750hnnd
>>403
投下乙!GJ!
410名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:17:41.99 ID:C0Bl81Ov
一時はブームになったよな・・・・
411名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:19:51.28 ID:mxhaqzr5
確かに
俺たちが異常なんだろうなあw
412名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:23:28.59 ID:pwZmpBl0
なんかハーレムものばかりがもて囃されていて嘆かわしい
ここのSSもその傾向があるけど
413名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:25:17.51 ID:C0Bl81Ov
たしかに。もっと背筋にゾクゾク来るヤンデレが見たいよ・・
414名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:27:39.09 ID:Ll775LxE
キャラをたくさん出せば、どれかが誰かの好みに引っ掛かるって手法だよね
モー娘。やAKBとかと同じ遣り口だ
415名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:30:52.79 ID:mxhaqzr5
単体で圧倒的な魅力のあるキャラが不在なんだよ
そういう時代なのかもな
416名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:34:23.71 ID:Ll775LxE
結局キャラ個々の掘り下げが足りないから魅力に乏しくなる
後藤真希にしてもあれだけ人気を誇っていたのに、ソロになると全然ダメだったし
結局はモー娘。のゴマキであって、AKBの前田敦子なんだろうな
417名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:36:54.69 ID:LpkKEmmU
>>371
>>392
>>403
おつでした
418名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:37:26.04 ID:kxvPwua2
モー娘。に入れずソロでデビューしたミキティが
後日、斜陽のモー娘。に加入させられることになり
嫌がって逃げ回ったのを思い出したw
419名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:39:04.21 ID:C0Bl81Ov
まあ気長に待つか・・
420名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:40:59.64 ID:CNJqsFpl
嘆かわしいと言えば、ヤンデレを理解できていないのにSS書く俄が多すぎるよな
特にサイキックバトルものとか完全に勘違いしていてウンザリする
つか、読む気にもならないんだが
421名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:43:47.09 ID:mxhaqzr5
本来ヤンデレとオカルトって相性がいいように思えるんだが
やっぱり書き手の腕次第なんだろうなあ
422名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:47:22.36 ID:CNJqsFpl
語り手の意識がフェードアウトしてるのに、他人の悲鳴が聞こえてきたりするとか、もうねw
作法とかテクニック以前の感性の問題だろうな
423名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:49:17.65 ID:AOnb6GOy
このところしばらくヤンデレSSの投下がないから寂しいよ
規制のせいなのか、ここもすっかり寂れちゃったな
424名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:49:40.02 ID:JckxaoVV
     / ̄ ̄ ̄\
    ./  \  /.ヽ
    |    ̄ ._| ̄ |
    ヽ    ー  /
     \.___/
425名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 12:56:42.78 ID:C0Bl81Ov
キモウとスレは新人がいつも沢山でてきて賑ってるよな・・・
426名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 13:10:59.26 ID:AOnb6GOy
まともな書き手や保管庫管理人のいるスレはいつだって盛況だよ
羨ましい限りだな
一人か二人、ヘッドハンティングできないものかな
427名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 13:29:07.52 ID:a4d9lnDs
散々文句言ってる批評家さん達に言いたい。

お前が書け。期待してます。
428名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 13:35:50.62 ID:mxhaqzr5
とねかむ読めば?
429名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 13:42:19.80 ID:JckxaoVV
   (^p^)<トイレいってきまswwwwwwww
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /


   (^p^)  ブリブリッ!ベチャッ ブポッ モリッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

                いけぬまのせいかつ

                ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                 d⌒) ./| _ノ  __ノ
                _______
                企画・製作 NHK
430名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 13:51:24.52 ID:C0Bl81Ov
>>427
批評と言うより意見だろ
事実このスレは過疎ってるし、詰まらなくなってきた。
批評家ぶってると言われればそこまでだが、批判を意見として受けいられないのなら
ニコ厨と同じだぞ
431名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:00:33.37 ID:a4d9lnDs
>>430
とりあえず自分では書けないのはよく分かった。
今の状況作りだしたのは批評家ぶってる荒らしじゃないか。作者を何人も追い詰めてよく言うわ。
それこそニコニコにいる名人様と同じだな。
432名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:13:53.47 ID:C0Bl81Ov
>>431
お前批判の内容をちゃんと読んでる?
433名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:19:48.94 ID:C0Bl81Ov
>今の状況作りだしたのは批評家ぶってる荒らしじゃないか

俺ら作品書いてないから作りようが無いのだけど・・
434名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:22:56.11 ID:uu+qAFjC
ここには文句しか言わない読み手しかいない
このスレはSSを書こうであって書いたSSを批評するスレじゃない
それが分からず文句や批評ばかり言うスレ違いが多過ぎる
435名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:26:02.15 ID:Wp/9TCh6
誰もがSSを投下する権利があるように
誰にもSSを批判する権利がある
辛口の意見を言われたくないのなら、こんなところで発表するな
自サイト作って引き籠もってろ
匿名掲示板に公開した以上は、その時点で煮るなり焼くなりされるのは覚悟の上の筈
436名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:33:33.04 ID:jSUWObyE
とりあえず、ヤンデレもどき(仮)が多いらしいので質問

@ヤンデレとメンヘラの違いを萌えを使わずに説明して欲しい。
萌えればヤンデレなのは分かるけどもうちょい明確な方がありがたい。
あるいは凡例上げてくれても良いかも。○○のヒロイン××は△△だからヤンデレじゃなくてメンヘラって形で。
437名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:37:04.85 ID:a4d9lnDs
とりあえず>>1をちゃんと読もうか。どこにも書き手の作品を煮るなり焼くなり好きにして良いなんて書いてないね。
逆に罵倒、バッシングはお門違いと書いてある。
でもそれが守られないからアンサングランデの作者は止めてしまったし、ヤンぼうの作者も最終話を保管庫に投下なんて事態になった。
誰がこんな状況に作者を追い込んだかと言えば批評したがりの読み手だろ。
438名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:41:13.19 ID:s2glKsot
SS投下してる連中って、自分が書いた作品は万人に認められる名作で
読んだ人全員が双手を上げて歓迎してくれるとでも思っているのかい?
どんだけお坊ちゃんなのw
439名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:42:51.70 ID:C0Bl81Ov
中には素晴らしい作品もありながら、残念な作品もあるんだよな
440名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:43:47.54 ID:VQW3jCO9
アンサンは作品以外のところに問題があったのでは?
SSはカスなだけだったが、人間性は屑以下だった
441名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:44:07.47 ID:C0Bl81Ov
触雷はどう考えてもヤンデレじゃないと思うんだよ
442名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:45:17.95 ID:jSUWObyE
>>441
すまないが詳しく頼む。
理由なしだと意味がない。
443名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:45:20.92 ID:C0Bl81Ov
>>440
アンサンは別にいいだろ
444名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:49:00.74 ID:VQW3jCO9
ここのヒロインのスレ違いようときたら目を覆いたくなるのものがあるな
その乖離っぷりに比較するならば、ヤンデレとメンヘラは完全に同意義とさえ思えてくる
445名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:49:48.21 ID:C0Bl81Ov
>>442
蝕雷は別にSSとしてはいいんだけど、投下するスレを間違えてないかな?
エロばっかりで、なんというかドタバタコメディみたい。
自分が言えた口じゃないけどね
446名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:49:51.10 ID:a4d9lnDs
逆に全ての作品が自分が気に入らないと気が済まない読み手の発想が怖い。
どんな世界にも素晴らしいものと残念なものはあるよ。でもここは素人がSSを投下する場所だろ。
自分が気に入らない作品はスルーするべきなのに何故批評しようとするのか。
447名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:51:57.66 ID:C0Bl81Ov
>>446

まあそうかもね、気長に作品投下待つか・・
448名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:54:34.22 ID:C0Bl81Ov
批評とか別にして、短編が読みたい。
3話くらいの
449名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:54:55.15 ID:jSUWObyE
>>444
とりあえずヤンデレとメンヘラの違いを言語化して欲しい。
「萌え」以外で。
450名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:57:09.65 ID:VQW3jCO9
>>446
上で華麗にスルーされてる作品があるじゃないw
なんだっけ? 「サイキックバトルのような屑SSたち」だっけw
自分では受けまくって、ニタニタしながらタイピングしている姿が想像できて
きめぇんだよ!!
451名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:57:27.69 ID:uu+qAFjC
で、投下された作品を批評して満足するわけだ。こんなんじゃ誰も投下したいなんて思わんよ。
ヤンデレの定義なんて人それぞれだろうが。これがヤンデレとか必要ないし押し付けんなって思う。
452名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 14:58:18.83 ID:C0Bl81Ov
>自分では受けまくって、ニタニタしながらタイピングしている姿が想像できて
きめぇんだよ!!

もっと綺麗な日本語つかえ
453名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:02:27.00 ID:a4d9lnDs
>>450
とりあえずお前がスルー出来てないから。
そしてそこまで言うならアンサンにしろそのSSにしろ、具体的に作品のどの表現が駄目でどうすれば良いか言うべきだろ。
じゃなきゃ>>1に沿ってないただのクズ、もしくは批評板でも作ってやってろ。
454名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:05:16.47 ID:jSUWObyE
>>453
作者じゃないから「どうすれば良いか」は難しいと思う。
「何故駄目か」位で許すべき。
それすらハードル高いのかな
455名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:05:39.50 ID:C0Bl81Ov
アンサンは別にいいと思う、好みの問題
456名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:06:30.01 ID:VQW3jCO9
ご自分の才能に陶酔しきり、相好を崩しながら執筆なさっているお姿が行間から滲み出てて
私を非常に不愉快な気持ちにさせてくれるのですよ

こうか?
457名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:08:10.81 ID:C0Bl81Ov
>>456

どこがどゆうふうに?
458名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:09:11.82 ID:jSUWObyE
>>455
確かにヒロインが病んではいたね。
459名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:11:40.38 ID:C0Bl81Ov
長編を書く人は始めから何話にするのかとか、登場人物とかよく念入りに考えたほうがいいよ
そうすれば起承転結も綺麗にできると思うよ。
誰でも間違いや失敗はあると思うから頑張って欲しい。
460名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:13:13.76 ID:a4d9lnDs
>>454
>>1にあるようにここでしていいのはアドバイスだから改善案くらいは出さないと書き込まない方が良い。
いくら駄作でも作者は時間をかけて書いてるんだから、それを批評するならそれくらいは当然。
まあここにいて実際出来てる批評家気取りなんて一人もいないわけだが。
461名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:14:14.78 ID:jSUWObyE
>>459
まあ、そこまで行くとハードル高いなら
オチとメインのヒロイン、後ヒロインの数だけでも決めとくとまとめやすいかな。
462名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:14:17.81 ID:VQW3jCO9
アンサンも高みから周囲を睥睨するような態度さえ取らなければ、ああまで叩かれなかったのにな
インテリ気取ってブランデー飲みながら駄文をしたためているから尊大な物言いになってきたんだよ
463名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:14:55.00 ID:5tUAA6k6
お前ら休日だってのに2ちゃんやんなよな
464名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:16:05.33 ID:VQW3jCO9
改善案:半年ROMれ
465名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:17:53.50 ID:C0Bl81Ov
>>462
お前は嫉妬してるだけだろwwアドバイスじゃないよww

アンサンは設定も細かくてよかったと思うよ、話もグダグダじゃないし
466名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:19:59.33 ID:a4d9lnDs
>>464
悪いけど作中の具体的な箇所を指摘してない時点で成り立ってないよ。半年ROMったら?
467名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:23:54.58 ID:VQW3jCO9
以前から見限っていた作品を、なんで敢えて批判するためだけに読まなくてはならんのだ?
しかも必ず不愉快な気持ちになると分かってて

こっちも貴重な時間を費やさなければならないんだぞ
銭もらってるわけじゃないんだから、せめて読む作品くらい選択させてくれ
468名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:29:25.47 ID:C0Bl81Ov
>>467
読まずしてベラベラ偉そうに語るなといいたい
469名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:30:11.93 ID:jSUWObyE
>>460
具体的な箇所を指摘して理由もきちんとしてれば参考になると思うんですけど……、まあ個人的な意見と言うことで。
470名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:31:44.78 ID:a4d9lnDs
>>467
じゃあ黙ってスルーしてなよ。わざわざ批評もどきの中傷なんてすべきじゃない。
まあこれでまともに作品を読んでない癖に文句をいうカスが見つかったわけだが。
471名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:36:46.37 ID:C0Bl81Ov
命題『彼女にNOと言わせる方法』って作品を書いてた人いる?
自演がどーたらーって騒動になったけど個人的には面白かったから
荒らしに構わず投下してくれると嬉しい。
472名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:44:05.34 ID:VQW3jCO9
だからお前らに突っ込まれるまではスルーしたたろうが
バカかここの住民は
473名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:56:11.35 ID:a4d9lnDs
>>472
お前は結局具体的な箇所も指摘出来ず騒いでいる荒らしなんだよ。
ここの住民…ってことはお前は外から荒らしに来たのかな?
とりあえず荒らし板か批評板にでも帰るか半年ROMってな。
474名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 15:56:15.42 ID:YN1kCLW0
だから作品を読んで、気に入らないなら何も書き込まなきゃいいし、
何か言いたいのなら実になる書き込みをするべきだってみんな言ってるんであって、
別にアドバイスするためにじっくり読めとも読み直せとも言ってない。
お前の言ってることは支離滅裂過ぎる。
475名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:03:14.94 ID:VQW3jCO9
支離滅裂なのはここのヤンデレSSだろうがw
具体的なプロットも起こさずに行き当たりばったりで書いてるから
一向に終わりが見えてこないじゃないか
それどころか苦し紛れに出した新キャラのせいで事態は更にグタグタに……
長編が聞いて呆れ
ただ終わらせられないだけじゃないかね
476名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:12:04.55 ID:nvV8kycT
>>475
ならわざわざ読みに来ないで、自給自足で楽しんでいればいいんじゃない?
あんたの言う支離滅裂なSSでも住人は楽しみにしてるんだから、そこにいちゃもん付けるのは大人のすることかな?

あんたのレスの内容や語句から書き手経験ありそうに見えるし
477名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:13:31.23 ID:a4d9lnDs
>>475
話をずらすなよ。問題はお前がろくに作品も読まずに的外れな批評をしてるってことだろ。
自分の愚かさを他人のSSのせいにするとか救えないな。
478名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:15:05.21 ID:YN1kCLW0
話をすり替えな。
今言ってるのはssの内容じゃなくて、書き込みの内容についてだろ。
479 忍法帖【Lv=5,xxxPT】 :2011/02/26(土) 16:19:45.70 ID:oWpm83V7
このスレは、批評家さんと超能力者さんと自称天才様によってなりたっております。
480 忍法帖【Lv=5,xxxPT】 :2011/02/26(土) 16:20:42.66 ID:oWpm83V7
あれ、冒険の書が忍法帖になってるよ。
481 忍法帖【Lv=5,xxxPT】 :2011/02/26(土) 16:24:56.89 ID:oWpm83V7
正直、草はやしている人の批評なんて見ても、
説得力もないし、何の役にも立たないよ。
482名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:26:46.19 ID:VQW3jCO9
だからつまらんSSは読んでないって以外には批評なんかせずにスルーしてただろうって
少なくともお前らが挑発してくるまではな
483名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:27:25.77 ID:C0Bl81Ov
アドバイスや意見と書き手を馬鹿にすることは別だぞ
484名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:28:46.80 ID:mxhaqzr5
おっ、中の人
レベル5まで来たね
485名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:33:21.46 ID:C0Bl81Ov
なんかの規制?
486 忍法帖【Lv=5,xxxPT】 :2011/02/26(土) 16:33:42.55 ID:oWpm83V7
レベル5まできたはいいけど、スレの立て方分からないから、
正直レベルが上がっても、あんまり意味がないんだよね。
487名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:36:08.69 ID:a4d9lnDs
>>483
まあ>>482のようにそこを吐き違えている奴はこのスレにかなりいる。
自分に批評する権利があると勘違いしてあわよくば作者を追い出す。
本当に愚かだしこのスレの病原菌だよ。
488名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:44:37.15 ID:v97m0XkO
このスレも修羅場スレと同じになるのか・・・
489名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:46:14.11 ID:C0Bl81Ov
コミケとかでヤンデレ物の同人誌とかないの?
490名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:47:03.74 ID:VQW3jCO9
なら馬鹿にされるようなSSを投下しなさんなって話だ
書いてる本人もグダグダで何がどうなってるのか分かっていないんだろ
どうやってラストまで持っていくかなんて考えつけるわけがない
とにかくこの作品を投下すると、いつもの住民たちがGJ付けてくれるからって
安直に構えてダラダラと廃水を垂れ流し続けているだけ
気持ちよくって住み心地がいいよなあ、無条件でGJ一杯もらえるスレは
491名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:54:50.59 ID:nvV8kycT
こういうやつが「こっちが頼んだわけじゃない」とか言って給食費滞納するんだろうな

言葉が通じない真正みたいだからスルーしたほうが吉
492名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:57:14.36 ID:VQW3jCO9
食べもしない不味い給食には代金は払わんだろうなあ
493名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 16:58:14.43 ID:Zlm7mFFK
>>490
馬鹿は発言しなくていいよ。
>>1を読み直せ
494名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 17:02:03.21 ID:G750hnnd
まあ流れがどうであれ俺はどんなSSでも待ってるよ

全裸で
495名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 17:05:18.14 ID:C0Bl81Ov
>>490
ここはヤンデレが好きな人が自由に作品を投下したり、雑談をするところだ。
批判にするにしても、具体的に指摘してアドバイスするのとただ単に暴れて
作者を馬鹿にする事は違う
496名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 17:10:59.86 ID:C0Bl81Ov
コミケとかでヤンデレ物の同人誌とかないの?
最近ヤンデレ系の本とかアニメとかグッズないよな
497名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 17:14:52.93 ID:VQW3jCO9
心外だな
498名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 17:17:39.05 ID:SyFC4iHc
お前らにとってヤンデレの王道ってなによ
499名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 17:19:33.39 ID:F5/K/6H4
レス番がすげー飛びまくってるが荒らされまくりだな
500名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 17:43:36.65 ID:VQW3jCO9

こういう奴が挑発してくるからこっちも頭に来るんだよ
絶対全て見てるに決まってる
501名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 17:56:14.61 ID:91o/CZ6p
>>499
俺も今見てびっくりした

まあ馬鹿には言っても無駄だろうけど、批評や感想はともかく批判する権利は誰にもない
気に入らない物を語るな
作者は[書かせてもらってる]
読者は[読ませてもらってる]と思え
これにつきるだろ
502名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 18:21:14.06 ID:VQW3jCO9
[書いてやっている]という態度がありありな書き手もいるがな
だから[読んでやっている]という読み手が出てくるんだろ
俺はチラ見して自分に合わなければ、以後は完全スルーしてるけどね
503名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 18:24:57.11 ID:6X+wISnu
ここがそういう掲示板だからしょうがない
いやなら理想郷いったほうがいい
504名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 18:30:04.05 ID:VQW3jCO9
理想郷とは自らの手で作り上げるもんだろ
現実逃避してどうなる
505名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 20:20:58.47 ID:1nHYgMau
ようは、文才の無いダメ人間どもが才能溢れる作者たちに嫉妬して荒らしてるだけだろ?才能が無いって本当に悲しいな
506名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 20:38:49.04 ID:g7f50Nk2
溢れているのはプライドだけのような気もしますがw
507名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 20:54:58.46 ID:C0Bl81Ov
才能が無くても頑張ればいいよ
508名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 20:55:17.00 ID:C0Bl81Ov
ごめんsageわすれた
509名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 21:13:25.64 ID:fw7od7Wh
つまり才能がなくてGJもらえなかった作者が
GJいっぱいもらった作者を妬んでいるってこと?
510名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 21:14:59.28 ID:aiOvPUpb
>>505のレスからは悪口の才能すら感じられないなw
大衆って悲しい存在だな
511名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 21:23:24.79 ID:EG0TW1d2
最近ヤンデレSSをまったく読んでないな
けど、投下があるまでジッと待とう
512名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 21:24:20.30 ID:PsGea8Nj
解!
513名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 21:25:56.58 ID:c4Bur4Mu
待ってりゃいつかは投下されるさ
514名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 21:38:30.44 ID:Y1eW1Ky0
結局荒らしてるのは誰なんだろう
ここを叩き出されたアンサンとかのヘボ書き手だってのは間違いないんだろうけど
自分のダメさを棚に上げやがって
515名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:02:50.28 ID:91o/CZ6p
んなコメント書いて誰が荒らしてるのかって、どの口が言ってるんだよ
盗人猛々しいとはこのことだ
516名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:35:04.04 ID:BT1NHXGM
>>515
えぇっ?
アンサンの作者って盗作もやってたのか
517キング・ワイルドウエスト:2011/02/26(土) 22:38:14.08 ID:pQrJ6kLt
またリア厨共が暴れてんのか
518名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:39:14.79 ID:8ZyTLjV4
>>516
周りみたいに堂々と煽れよ、白々しいんだよカス
519名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:40:58.69 ID:a4d9lnDs
とりあえず作者や作品を批評したり中傷するのは>>1に反するから止めな。
アドバイスならもっと作品の中身を具体的に言うべき。
まあまともな反論も出来ない奴らにどうこう言う権利なんて元々ないけど。
520名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:44:07.81 ID:4jUpeYpg
素人に対する世間の評価なんていつでも辛口なんだよ
権威にはとことん弱いけどなw

まあ覚悟を決めて投下するんだね
521名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:44:46.25 ID:ryYcvIvG
アドバイスねぇ

登場人物にカッコ良い台詞を言わせたいのは分かる
カッコ良い台詞ってのは、ある程度の蓄積がないと軽くなるんだよな

滅多に使わず、溜めて溜めて溜めて溜めて、最後の最後に一発だけ入れる方が良い
522名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:48:25.31 ID:ryYcvIvG
それと、戦闘描写で「ステップ」とかは極力使わないほうが良い
ゲームとかの感覚なんだろうが、動きがイメージがしにくいし何よりダサい
523名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:48:56.44 ID:a4d9lnDs
>>520
だからこのスレは批評スレじゃねえから。
素人なりにも批評したかったら出て行けよ。スレ違いだ。
524名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:49:25.60 ID:C0Bl81Ov
>>520

甘口だと思うよ
525名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:50:05.59 ID:91o/CZ6p
んで長編の続きを書いても新しく短編書いても、重箱の隅をつつくように文句付けてくるんだよな
誰がそんなスレに投下したがるよ
書き手だってボランティアで書いてるんじゃないんだし、グダグダ言われてまで書くことはなかろうよ
526名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:52:32.62 ID:C0Bl81Ov
批評は別にいいと思うよ作者にとっても意見交換にもなるから。
しかしあんた等のやってることは「中傷」だ
527名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 22:59:28.65 ID:4jUpeYpg
痛いところを突く批評は、された側からしたら全部中傷になるんだよなw
どんだけ被害妄想なの?
528名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:02:41.44 ID:C0Bl81Ov
>>527

その「痛いところを突く批評」ってなんだ?具体的に答えろ
529名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:03:03.98 ID:91o/CZ6p
痛いところを突くのが問題なんじゃない
お前等のあげつらうような、煽って貶めるような言い方が問題なんだ
530名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:07:24.17 ID:C0Bl81Ov
>>529
だよなぁ、別に>>521とか>>522とかはいいんだけどID:4jUpeYpgみたいな
人を小馬鹿にしたような口調が腹立つんだよな
531名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:09:08.37 ID:C0Bl81Ov
あとID:4jUpeYpgちゃんと答えろよ
532名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:09:44.93 ID:a4d9lnDs
>>527
痛いのはお前みたいな荒らし。
今まで中傷されてきた作者達も言いたいことは山ほどあっても黙って我慢してたと思う。
それに比べて中傷する奴は名無しだから言い逃げ出来るもんな。SS書く度胸もない癖にさ。
533名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:16:26.18 ID:4jUpeYpg
書き手だってハンドルネーム付けてるだけで、どこの誰だか分からないじゃないか
アンサンの作者だってもう二度とここでは書けないだろうけど
別トリップ付けりゃ誰が誰だかなんて分からない
書き逃げできるんだから五分と五分さ
534名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:18:28.92 ID:91o/CZ6p
五分五分とか、久々にすげぇ面白い冗談聞いたな
535名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:19:05.73 ID:C0Bl81Ov
アンサンは荒らしを気にせず投下してほしい
あの作品は話が小奇麗に纏まってて読んでてグダグダにならない
536名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:21:35.83 ID:4jUpeYpg
そうやってアンサンを追い込んでいくんだな
無意識の悪意って残酷極まるなw
537名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:23:39.40 ID:j+96Ktm+
ちょっと人気作家気分を味わってみただけで集中砲火を浴びたアンサンが可哀相
もっと早くにやんわりと窘めてくれる人が出てくれてたらな
538名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:23:51.22 ID:C0Bl81Ov
どうでもいいけどID:4jUpeYpg早く質問に答えろ
叫んで暴れる事なら誰でも出来るぞ
539名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:30:03.10 ID:p5nXZBmY
ーーーーーーーーーーー完ーーーーーーーーーーーー
540名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:35:01.37 ID:8ZyTLjV4
終わり
541名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 23:48:27.17 ID:C0Bl81Ov
そして産声をあげる
542名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 00:14:22.46 ID:FxyD8/ZA
>>538
見事なブーメランっぷりだな
久しぶりに面白いものを見せて貰ったよw
543 忍法帖【Lv=6,xxxPT】 :2011/02/27(日) 00:37:32.88 ID:VXowePnl
いっその事、これをトリップにしようかな。
544 忍法帖【Lv=6,xxxPT】 :2011/02/27(日) 00:38:41.00 ID:VXowePnl
おぉ〜、レベルが6になってる。
545名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 00:49:17.00 ID:OOajLlt9
ウナギイヌの手口

PCと携帯で自作自演で作者を批判するだけの荒らし
やり方が幼稚すぎるためスルーしよう
546名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 00:51:14.73 ID:OOajLlt9
批評するような陰気な人間になりたくないよね
547名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 00:52:43.96 ID:TrT44Hd5
なんだかんだで215kb
548名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 00:58:23.41 ID:Xb+P1WfZ
土日になった途端荒らしが急加速するあたりどんな奴が荒らしてるのか
分かるな、前々スレ辺りにいた批評家モドキの荒らしも平日の夕方以降と
土日の出没頻度が高かったから同一人物だろ
後はバカみたいな質問して逆恨みで荒らしてた前スレの92か
どちらにしてもそんなに批評したけりゃゲハのKOTYみたく専用スレ立てて
その中だけでやってろよ
549名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 01:00:05.82 ID:OOajLlt9
>>548
荒らしに反応するお前も荒らしだよね

悔しかったらヤンデレ長編でも書いてくれよ
その程度ができないなんてどれだけ能力が低いんだよ
550名無し:2011/02/27(日) 01:22:18.46 ID:FaIqwCOd
荒らしは消えろ

テメーらの意見なんて求めてない
551名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 01:28:01.42 ID:FxyD8/ZA
それほどギーヌに参戦してもらいたいのかい?
じゃあお願いしてみようか
552名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 01:33:11.70 ID:B8mSTNmS
R-18の板のヤンデレスレのはずが
18以上もヤンデレのSSもなくなってたでござる
553名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 03:17:27.11 ID:eTqa5UP7
日付変わった途端に嬉々として書き込んでいるやつもいるし
相当数のレスが携帯使ったりの自演だろうな
とても年齢制限を満たしているようには見えないようなレスも多いしさ

本当にどうなってんだか
554名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 03:33:20.49 ID:LrJ5IJ8d
>>553
構うのやめたら
SS+gj(+批評でなく感想)+マンネリ気味で判別つきやすくなってきたマッチポンプァーだけで、
滞りなく進行するようになるはず。
555名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 03:44:15.09 ID:DH8hMRAP
誰か批判&議論スレ立てて欲しい。
556名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 09:08:19.64 ID:xRqYcdQ+
立てたってどうせ行きゃしないだろ
批評が目的じゃなく荒らすのが目的なんだし

スルー推奨なのはよくわかる
しかしせっかく投下されたSSに批評家気取りで語るアホ見るとついつい腹立ってレスつけちまう
俺もそうだしすげぇ分かる

素人の話がつまらないと思うやつが多いのは当然だし、それでいいじゃないのよ
それで今までまったりやってきたんだし
557名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 09:13:35.12 ID:SVFkr1wT
早くヤンデレSS投稿してくれ…
全裸待機には厳しい季節なんだぜ?
558名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 09:39:20.47 ID:DH8hMRAP
>>556
単に荒らしと議論したい人を分けたいだけ
立てた上でここで騒ぐのは100%荒らし(スルー、NG対象)だし、向こうで暴れるなら作者に被害が行きにくいかな、と。
てか、荒らし情報とかも向こうで取り扱えば良いかも。
荒らしだか自治だか分からないのが厄介だし。
559名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 10:29:28.79 ID:RMhwFcSn
昔の作品は「ヤンデレ」って感じだったけど、今はなんか「ドタバタバトルアクションコメディ」
になってるよね。
560 ◆UDPETPayJA :2011/02/27(日) 10:42:39.35 ID:somyW2xH
19話投下します。
561天使のような悪魔たち 第19話 ◆UDPETPayJA :2011/02/27(日) 10:44:05.79 ID:somyW2xH
目が覚めた…と言うには語弊がある。なぜならここは、現実ではない空間からだ。
もう何度目になるだろうか。ここを訪れるのは。
確か俺は斎木によって、致命傷を受けたはず。それでもここにいるという事は、俺はまだかろうじて、生きているのだろう。

「灰谷…いるのか?」
「僕はここにいるよ。」

いつの間にか、俺の真正面に灰谷がいた。

「なあ…教えてくれ。どうしたらあいつを止められるんだ? 俺はまた何もできないのか?
結意を…守れないのか…?」

すがりつくように、俺は灰谷に尋ねた。

「1つ、方法があるよ。彼女は一度死んだ身。彼女の存在は因果率に反しているんだ。
隼の力を最大限まで発揮すれば、彼女の存在を"修正"できる。
だけど…隼がそれをするかな? なぜなら隼は、彼女を深く愛していたんだから。」
「そんな…だけどあいつは!」
「君ならわかるはずだよ。
言ってみれば、明日香を死なせる要因の一つとなった結意ちゃんを、君が殺すようなものだ。」

俺が…結意を…? そんなこと…できるはずがない。
だって結意がいなきゃ俺は…

「できないだろう? こればかりは、僕や君の意志ではどうにもならない。
本来なら僕が出向いて、彼女を止めるべきなんだけど…僕の体は、今は僕の自由にならないんだ。」
「いつもそうだ…あんたは、助けには来てくれない。明日香の時も、姉ちゃんの時も!
知ってたんだろうあんたは! なのに何故、動けないんだ!?」
「優衣の体は、元々は僕のものだからだよ。」
「…どういうことだ。」
「………彼女の願いは、隼の子を宿せる体を得ること。なおかつ、永久に添い遂げる事。
遺伝子の違いを、後天的に治す事は不可能。
そこで僕は、優衣の精神を消去し、僕の中に再生したんだ。…隼に対する、罪滅ぼしのつもりでね。」

そんな事ができるのか、こいつは。…人間のレベルを超えてやがる。

「ところが反発がすさまじくて、僕は3年程寝たきりになっていた。
目を覚ましたのはついこの前。目を覚ましたら…すっから僕の体は優衣そのものに変わっていた。
僕は深層意識でしか存在できず…こういう形でしか、君と話ができない。」

…そうか。だから斎木は、あの力が使えたのか。

「最早僕の体を僕自身に取り戻すには、隼の力を借りるしかない。結末を…見届ける事しか僕にはできない。
…もう戻りなさい。君はまだ、死ぬべき人間じゃない。」

灰谷は最後にそう言い残し、消えた。
少しずつ、体に痛みが戻ってきた。意識が、現実に帰ろうとしているんだろう。
結末を見届ける事しかできない。それは俺だってそうだ。
どうして俺だけが無力なんだ…。
562天使のような悪魔たち 第19話 ◆UDPETPayJA :2011/02/27(日) 10:45:20.93 ID:somyW2xH

* * * * *

意識が覚醒すると同時に、鋭い痛みと、むせ返りそうな血の匂いを感じた。
ふらつく体を起こそうと、手を床につく。その箇所が生暖かく、ぬるぬるとした。
ぼやける視界が少しずつはっきりしていく。辺りを見回すと、信じがたい事態になっていた。

「な…んだよ、これ…」

まさに血の海。返り血は壁まで汚し、俺の周りには佐橋、姉ちゃん…そして、結意が倒れていた。

「結意…? おい、返事しろよ…。」

肩を揺さぶってみる。すると、かすかに吐息を感じた。

「ぶじ…だったんだぁ………よかったぁ…」
「馬鹿やろう、自分の心配をしろよ…。」
「えへへ…ごめんね…。わたし、かてなかった、よ…。」
「!」

まさか、結意は。斎木と闘おうとしたのか。
ばかな。相手はもはや人間じゃない。悪魔だ。勝てるはずなどないのに!
明日香の最期が、脳裏を再びよぎる。

『お兄ちゃん…大好きだよ。』
「飛鳥くん…大好き…」

その光景と、結意の姿がだぶついた。

「あら? まだ生きてたんだ、あなた。」
「…っ、斎木ぃ! てめぇ…」

斎木は血の海の中に立っていた。白い衣服は返り血を浴びて赤に染まっている。
佐橋の見た光景が、現実のものとなってしまったのだ。

「飛鳥…やめ、なさい…。」姉ちゃんの、か細い声がした。
「逃げて…彼女は…狂ってる…。」
「狂ってる、ですって?、貴女に言われたくないわね。」斎木が不快そうな表情を浮かべると同時に、俺の横で、姉ちゃんの体から血が吹き出した。
「っ…、あす…か…」

姉ちゃんの声は、そこで途切れた。

「これで邪魔者はいなくなったわ。私達だけの新しい生活が始まるのよ、隼?」

隼は、斎木の目の前でひざまずいていた。

「悲しむ事はないわ。これから続く長い人生に比べれば、ほんの一瞬でしかない。
百年も経てば、忘れるわよ。」
「優衣姉…っ、もう…やめてくれ…」

隼の声色が震えている。涙が混じっているんだろう。
563天使のような悪魔たち 第19話 ◆UDPETPayJA :2011/02/27(日) 10:46:37.29 ID:somyW2xH
「だから、そこのお友達にもお別れしなきゃね。」

斎木は再び手刀を放つ。今度こそ、俺を殺すつもりだろう。
隼に斎木を止める事はできなかった。…俺達は、これでお終いなのか。

「………勝手に、お別れしないでくれるかなぁ?」

…今のは、誰の声だ?
手刀の衝撃が、来ない。隼が消したのか? いや、違う。
隼の力で消せるなら、こんな惨事にはなってない。
じゃあ、誰が…?

「久しぶりだね、兄貴。」

姉ちゃんが、それまで受けた傷、痛みなどまるで意に介さずに、立ち上がった。
兄貴、だと? そんな風に俺を呼ぶのは、一人しかいない。

「私ならあいつに勝てるよ。」
「明日香…なのか?」そんな馬鹿な、だってお前は…死んだはず…。」
「正確には違うかな…私の体はもうないから。まあ、あいつと同じって事だよ。」

姉ちゃんは、いや明日香は斎木を指差して、そう言った。
つまりは、明日香もまた姉ちゃんの中に"いた"のか。

「あら、いきなり強気になったわね。…そんなに死にたい?」
「そういう台詞は、今の状態を自覚してから言うのね。」
「…まあいいわ、また心臓を抜き取って−−−?」

斎木は、いきなり怪訝な表情をした。

「力が…使えない? どうして…隼なの? …違う。まさか、あなたが?」
「そうだよ。私もあんたと同じ。お母さんと同じ力を持ってる。
あんたの力は、全部封じ込めちゃったから。」
「なん、ですって…?」
「さぁ…今がチャンスよ。これ、返してあげるから。」

明日香がそう語りかけたのは、結意に対してだ。
その直後、空中から木刀が一差し、現れた。それはあの日の事件で、消えたと思われたものだろう。

「うん…わかってる。私が…あいつを…やればいいんでしょ…?」

結意はそれに応えるように、ふらふらとしながら立ち上がった。
木刀を拾い上げ、握りしめる。おぼつかない足取りながらも、斎木の近くまで歩み寄っていった。

「許さないよ…飛鳥くんを傷つける奴は。」
そう言った結意の声は、あの日と同じように、凍てついていた。

「わ、私を殺そうっていうの…無駄よ!? 私の体は、いくらでも再生するんだから!」
「へぇ…でも、足震えてるよ?」ついに結意は、木刀を一閃、振り抜いた。
ばき、という鈍い音と共に、斎木は倒れ込む。
564天使のような悪魔たち 第19話 ◆UDPETPayJA :2011/02/27(日) 10:48:31.37 ID:somyW2xH
「死ぬとか死なないとかどうでもいいの。二度とこんな真似できないように…"壊してあげる"。」
結意はわざとらしく、さっきの斎木の口調を真似てそう言った。
「や…やめてよ…! 隼、助けて! こいつ頭おかしいわよ! 隼…きゃあっ…!」

結意は容赦なく、木刀による打撃を浴びせる。
頭を狙って殴り、腹を狙って突き、血にまみれようとも、やめる素振りはない。

「ごふっ…ぐぇ、あぁぁぁ!」

あまりに凄惨な叫び声が、耳に届く。隼は良くも悪くも、なぜ動かない?

「兄貴、どうしたい?」明日香が不意に、俺に尋ねた。
「あのままじゃあの娘、ずっと止まらないよ。
選んで、兄貴。結意さんを止めるか…あの女の心臓を消すか。」疑念など、浮かぶ余地はなかった。
「…頼む。もう終わりにしてくれ…」明日香がその言葉の意味をどう取ったかは、すぐにわかった。

「! し、隼…っ、たす…け…ごはっ…!」」間欠泉のように、斎木の口から血が吹き出す。心臓を、抜き取られたのだろう。
「優衣姉…ごめん。………さようなら。」
「しゅ…ん………………き……」

最期は、「好き」と言ったのか。それとも「嘘つき」と言ったのか。定かではないが。
だけどそれを最後に、斎木が口を開く事はなかった。
それでも結意は手を止めない。容赦なく、斎木の体を殴り続ける。

「結意…もう、やめろ…!」俺は震える足を踏ん張り、明日香の肩を借りて立った。
「もう死んでる。これ以上する必要はないだろ…?」

返事はない。俺の言葉が、聞こえてないのか。ならば。
少しずつ、すり足で結意に近づく。俺は後ろから、力いっぱい結意を抱きしめた。

「あ…飛鳥くん…?」
「もういいんだ。…終わったよ。」
「でも…っ、こいつ…ゆるせないよぉ…だって、飛鳥くんを…ぐすっ…」
「…泣くなよ。俺には…お前しか、いない、んだから…さ…」

結意の手から木刀が滑り落ち、乾いた音が響く。
それと同時に結意の体から力が抜けたのがわかった。
…気を失ったんだろう。

「ごめん…俺も、限界かも…」

悪いな、結意。無事な訳がないんだよ。
灰谷にも明日香にも隼にも、外傷を治す力はない。
体中を、寒気が襲う。こういうのはやばいって、何かの本で読んだな。

遠くからサイレンの音が聞こえた。きっと誰かが、警察かレスキューに電話してたんだろう。
その音を聞いて俺は、ようやく安心して意識を手放した。
565天使のような悪魔たち 第19話 ◆UDPETPayJA :2011/02/27(日) 10:49:43.05 ID:somyW2xH

* * * * *


−−−数日後。


あの惨劇は、世間を大きく騒がせた。
原因不明の切り傷、大量の"負傷者"。
テレビを見れば、好煙家のくせに経済を説くエセアナリストが、的外れな見解をしていた。
まあ誰も信じないだろうな。あんな事実は。
そうそう、あの事件では奇跡的に、"誰も死ななかった"んだ。
斎木の付けた傷は、ほぼ全てが致命傷には至らないものだったらしい。
あの女が手加減をするとは思えない。灰谷が、奴の意識下で力を弱めてたんだと思う。
それきり、灰谷は俺の夢には現れなかった。

姉ちゃんは斎木に襲われる以前の、欠けた記憶を全て取り戻していた。
その再生能力から病院のお世話にならず、斎木の遺体(仮死に近いものらしいが)を隠蔽しに行ってたらしい。
その際には隼も同行したと聞く。

明日香があの時現れたのは、やはり姉ちゃんが明日香の精神を取り込んだからだそうだ。
もともとは同じ一人なんだ。…姉ちゃんには復元能力はないけど、これも灰谷のお陰なのだろうか…?
だけどそれはとても脆弱なもので、姉ちゃんが言うには、もう現れる事はないらしい。
…あいつ、最後の最後で、呼び方が"兄貴"に戻ってたな。

結意はついこの前まで入院してたんだけど、傷は俺より軽く、一足先に退院していった。
ところが俺の傷は酷く、あと一週間はベッドの住人だ。
酷い、といってももう普通に話せるし、用足しだって自分で行けるくらいには回復してる。
あとは傷が完全に塞がるのを待つだけなんだけど…暇で仕方ないんだ。

コンコン、とドアがノックされた。この病室には俺しかいない。誰なんだ?

「…来て、あげたわよ。」

ドアを開けて現れたのは、なんと穂坂だった。
しかし眼鏡はかけておらず、髪も文化祭の時みたいにツインテールにしていた。

「神坂くん一人だけ、傷がひどいらしいわね。」
「ああ。お陰で退屈してるんだよ。」
「…そう。私でよければ、暇つぶしの相手になってあげるわよ。」
「そりゃ助かる。」
566天使のような悪魔たち 第19話 ◆UDPETPayJA :2011/02/27(日) 10:51:57.27 ID:somyW2xH
穂坂はベッドの横にある椅子に腰掛ける…と思いきや、なぜかベッドの上に上がってきた。

「お、おい穂坂…? 何の遊びだよ?」
「…私ね、今まで自分に嘘ついてた。けどこの前の事件、私はかすり傷だったけど、神坂くんは瀕死で運ばれていった。
その時、初めて思った。…神坂くんを、失いたくない、って。」

穂坂は俺の両手を押さえ付け、顔を近づけてきた。

「神坂くん…好き。」

唇と唇が、重なり合った。
頭が混乱してる。これは、どういう事だよ…?

「今は織原さんのものだとしても…絶対、奪い取ってみせるわ。」

そう言った穂坂は、今まで見たことがないくらいに昂揚、妖艶に微笑んでいた。
まだ、悪夢は終わらないのか。
俺はいつになったら、このタチの悪い夢から覚める事ができるんだ…?
567 ◆UDPETPayJA :2011/02/27(日) 10:53:40.75 ID:somyW2xH
これで、「サイキックバトル」編は終了です
補足すると、斎木はメンヘラに近いキャラ設定です。
568名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 11:03:07.28 ID:SqaTQz+V
お前のせいでこうなってるんだろうが
どの面下げて投下したんだよ
もう終わりだなこのスレも
569名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 11:24:01.11 ID:lhCvE+Lu
サイキックバトル()
570名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 11:35:34.53 ID:kOt65t0g
開いた口が塞がらない
荒らしを挑発する書き手なんて・・・
571名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 11:50:48.80 ID:RMhwFcSn
サイキックバトル編って..........
なんか投下すべきスレ間違えてるよね
572名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 11:56:11.06 ID:i4Ttjt5V
>>567
GJ!
続きも待ってます
573名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 11:57:06.47 ID:W5cpazRx
しかしサイキックバトルって
574名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 11:59:33.25 ID:Aat6LsEK
勇気あるよなこの作者も

あらしざまぁw
575名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 12:00:29.10 ID:RMhwFcSn
なんだかなあ.....
576名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 12:12:42.74 ID:N+TrL4WK
賛否両論あるけど俺は応援してるよ
577名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 12:14:31.02 ID:xRqYcdQ+
最後のコメントは誉められたもんじゃないが、こんなスレじゃ自棄を起こしたくなるのも分かる
俺も今まで書いてた長編、投下する気無くしてパソコンから全消しして軽く後悔してるし

もうここに沸いた馬鹿は追い払えんよ
荒らしなんて、何が楽しいのか知らんが暇が有り余ってるやつが集まりゃ簡単にできるんだしさ
578名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 12:15:26.99 ID:KmG2ho6U
さすがに勘弁してくれ…
サイキックバトルとかスレ間違ってますよ…
579名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 12:17:30.44 ID:RMhwFcSn
荒らしじゃなくてもサイキックバトルってのは
ちょっと無理がある
580名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 12:19:45.53 ID:xs0G3/XK
でも、ヤンデレって意外と難しいよな。

某モバゲーのソーシャルゲーム「らぶでゅえ!」とか、
完全にヤンデレの解釈間違ってるしな。
581名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 12:21:49.77 ID:RMhwFcSn
ゾクゾクくるヤンデレが無くなったよね....
582名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 12:21:52.70 ID:QCJYVNHS
>>567
GJ!
おつです
583名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 13:05:02.04 ID:MB4SsfGk
ほとんどの住民が自分を必要としていないって分かったから自暴自棄になったんじゃね?
擁護してくれるのが一人か二人じゃなあ
584名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 13:08:04.88 ID:DriexwRN
でも◆UDPETPayJAっていい奴かもな
需要がないと悟った時点できちんと締めてくれたんだし
一応は最終回まで書いてくれたんだから、そこは素直に評価してあげようよ
585名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 13:14:49.83 ID:eTqa5UP7
一人を寄ってたかって叩くなんて、とても日本人らしいスレだな
サイキックだろうが、ミステリだろうが作者がヤンデレだと思うキャラが出ていればいいんじゃないのか?

こんな流れだと本当に投下なくなるよ?
586名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 13:27:13.40 ID:DriexwRN
真のヤンデレだけが残ればそれでいいんじゃないのか?
月に1本でもこれぞヤンデレというSSが投下してもらえれば俺は満足だけど
作者の自己満足に付き合うつもりは毛頭無いよ
587名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 13:34:11.41 ID:WlaSdLtS
>>580
ヤンデレという言葉が流行り始めた頃は色々酷かった
588名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 13:34:44.66 ID:Z6FFWFur
そんなに偉そうな態度でいたら真のヤンデレ()SSも投下されなくなるだろうよ
ヤンデレ好きの人でヤンデレ関係の話題なら誰でも歓迎のスレだったはず
自分のこと客かなんかだと思ってるのか?自己満はどっちだか、見事なブーメランだな
589名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 13:36:57.17 ID:W9xhCgxX
>>585

なくなっても、別に関係ないと思ってる人がほとんどでしょ。
自分の好きな作品だけが投下されればいい。
自分の好きな作品だけが守られればいい。
自分の好きな設定だけで作品を書いてもらいたい。
そんな考えの人ばっかりだから、少しでも価値観が違う人がスレの中にいるだけで、価値観の違う作品がスレの中にあるだけで、もう我慢できなくなる。
ここは匿名の掲示板のはずなのに、まるで自分の庭が踏み荒らされたかのように、勝手にキレて罵倒し合う。
まったくもって馬鹿馬鹿しいが、当事者たちは今も自分のテリトリー守るだけに必死。

もう、それぞれが勝手に新スレでもファンサイトでも作って、好きなもんだけで集まってやってなさいよ。
読み手も書き手も、公共の掲示板を同人サークルか何かと勘違いしているやつが多過ぎだ。
590名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 13:49:59.52 ID:25qG7V+z
>>586
じゃあ偉そうに語るお前が真のヤンデレSS投下しろ。出来ねぇだろ?
素人が投下するんだから下手で当然だ。でもここはそういうスレなんだから嫌な奴は黙って出ていくべき。
>>1も守れず自分が合わない作品をスルー出来ない奴はスレ違い。後自分のヤンデレ論語ってる馬鹿はSSにして投下しろ。
ここはヤンデレの在り方を議論するスレじゃないんだから。
591名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 13:54:16.03 ID:xs0G3/XK
ってか、書き手としては、プロが書いた、これこそヤンデレ、
ってサンプルを一つ出してくれるだけでも、相当、楽なんじゃないか?

「いや、それはヤンデレじゃねーから」→「じゃあ、どんなんだよ!」
って話だろ?
592名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 15:17:24.47 ID:+e2cWsj3
ざわ‥ざわわ‥
593名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 15:49:41.47 ID:1YyAA7xS
中の人が変名でSスレを荒らしたのが原因の一つなんだから
収集つけるためにはまず謝らなければならないんじゃない?
594名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 15:56:43.69 ID:dNzPVVNn
もう魔王だけ読めりゃそれでいいよ
あとは雑談もスレ違いSSも一切が不要だ
595名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 16:17:44.37 ID:RMhwFcSn
スレ違いSSって?
596名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 16:21:44.87 ID:W9xhCgxX
>>595
今の流れだと、それぞれの読み手の感性に合わないSSは全てスレ違いSSってことになるんだろうな……。
どのSSが、いつ誰にどんな理由で叩かれてもおかしくない状況だよ。
自分の好きなものは絶対で、それ以外はカス。
そんな価値観が、このスレ全体に蔓延している気がする。
完全に、内紛で自滅する流れにまっしぐらだな。
597名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 16:27:46.97 ID:PBQbbSS5
WIKIの掲示板みたけど、中の人ってありゃ確かに美乳派コテだわw
単に「似てる」で済ませるにはあまりにも合致し過ぎてるよ
598名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 16:45:23.43 ID:Cppj5v5j
>>まだ、悪夢は終わらないのか。
>>俺はいつになったら、このタチの悪い夢から覚める事ができるんだ…?

最後の最後で糞ワロタ
自虐的過ぎるけど、笑いを取ろうとする作者のセンスに脱帽
関西の人なのかな?
「そりゃこっちの台詞だろ」ってツッコミが聞こえてきそうだ
599名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 16:52:00.03 ID:kToLPjyR
それにしても、ヤンデレプロットのネタも出せない程の
才能がない連中がなんで批判しているのか意味不明だね
600名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 17:09:12.73 ID:ylSe34Ha
それにしても、ヤンデレ要素のあるSSも書けない程の
才能がない書き手がなんで投下しているのか意味不明だね
601名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 17:16:20.94 ID:25qG7V+z
>>600
意味不明なのはお前の頭だよ。気に入らないなら来なきゃいい。荒らしの癖に調子に乗るなよ。
「〜以外はいらない」とか「こんなのヤンデレじゃない」とか言ってる奴は自分で専用スレでも立ててそっちでやれ。
602名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 17:20:44.92 ID:ylSe34Ha
おいおい、文句はまともなヤンデレSSを書けない書き手に言おうよ
ある意味で俺たちは同じ被害者とも言えるんだし
面白いヤンデレ作品読めた方がアンタも嬉しいだろ?
603名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 17:28:06.00 ID:25qG7V+z
中傷しか出来ない批評家もどきが調子に乗るな。ここはSSを"書く"スレだ。批評でもなく中傷でもなく評価でもない。
素人の書いた物なんだから万人受けするはずもない。でも書き手には投下する権利がある。
お前のしているその"読んでやってる"偉そうな態度は完全なスレ違いだしそんな権利ねぇんだよ。
604名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 17:28:48.74 ID:McsNk90D
>>597善意の第三者中の人を怒らせて
スレとの分断工作をする嵐乙

まあ‥保管庫の方は避難所として機能を使う事を拒否してるし何を言っても今の所スルーだろうなぁ(賢明と言えば賢明な処置か‥‥‥)

結局自分が気に入らない作品が投下されたら(もしくはレスが着いたら)したり顔で攻撃するのが匿名掲示板の宿命かも知れない‥‥

所詮はオタク共の思考は“わがまま”ってこと何だろう‥
読み手が気に入らない職人を潰す‥‥
この姉妹スレのSスレの流れを踏襲した時点(多分加速したのはヤンデレ家族の作者の叩きの時からか‥)でハマったのかもしれない

古参の住人の中にはSスレの崩壊に居合わせた住人も居るのだろうが、やはり所詮は匿名掲示板‥
その教訓を生かせなかったって所か

ssを投下する掲示板って過疎時は下手くそな職人が投下しても“頑張って!お疲れ様”とマッタリと進行して行くが
繁栄してスレが盛況に成って行くにつれ自称文壇評論家やオタク文化人擬きが流入して自分達の勝手な理想論を押し付ける
小説家になろう!等のssサイトは厳しい感想レスの検閲制度がその都度追加していったが、文壇オタク共の相手をするのは、それが正解なのかも知れない

さて‥今後の事だが保管庫に頼れない以上無理にスレを続けるのでは無く一度スレを休止するのも手かも知れない
実際サイボーグスレが一スレ捨てて七割程度復活したし‥‥

後は誰かが避難所を別に設置するとか別スレを立てるのも手であろう…
嵐達も二つ同時に同じくらい攻撃するのはキツい(少なくとも嵐の手は緩む筈だ)
スレ自体は一時は過疎るはずだが現状よりマシというもの

兎に角現状のまま進行していくと嵐の人数、ひつこさ、本気度を考えたら(自演によりスルー戦術も通用していない)Sスレの二の舞だ‥



605名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 17:31:31.65 ID:uddlqQVz
>>604
長い産業で
606名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 17:46:29.00 ID:ylSe34Ha
素人だから下手糞でも許されるってのはちと甘いんじゃ?
仮にも人様に読んでもらうものなんだから、作品にプロも素人も関係ないだろ
あるのは、読んだ人をどれだけ楽しませたかっていう結果だけ

両者に違いがあるとすれば、自分が嫌いなプロ作家の出版物は
対価を払ってまで購入しないから、読まずに済むってことくらいか
それがここだと反吐が出そうな作品も、嫌でも目に入ってしまうからなあ
その分、率直な意見が無料で、かつダイレクトに伝えることができるから有り難いけどw

まあ、素人だから云々する輩は、10年かかってもまともな作品は書けないよ
なにより文学に対する許されざる冒涜だ
607名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 17:54:29.25 ID:McsNk90D
>>606と言うか気に入らないのなら
スレに来なければ良い
お前はpinkの管理者か?
素人の投下匿名掲示板なので
下手くそ前提は当たり前
コミュニティーを破壊する文壇オタクのお前さんは別スレか別サイトに行くべきだと思うのだが
逆に聞くけどココにこだわる理由は?
スレが潰れたら嬉しい?それとも嫌?
608名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:00:49.99 ID:ylSe34Ha
スレが潰れたら、大好きなヤンデレ小説が読めなくなるからなあ
他に上手いSSを読ませてくれるところを紹介してくれたらそっちに行くが
けど、ここもたまにだけど侮れないSS書く人が投稿してくれるからなあ…
多くは下手くそな癖に、態度だけは人気作家気取る馬鹿者どもなんだが
609名無し:2011/02/27(日) 18:03:36.01 ID:FaIqwCOd
読みたい奴は読んで
書きたい奴は書く
ただそれだけだろ

素人投稿の何が悪い
偉そうに語るのは良いが
マナーは守れよ
常識だろ
610名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:06:12.08 ID:9fxsZjms
いくら正論吐いても無駄だよ
>>608こういうテンプレも読めない、スレのルールも理解できない頭おかしいのが
大量に蔓延ってるから休止や避難所の措置は手ではあるかもしれない
読み手の皮被った荒らしにはテンプレとか関係ないだろうけどな

何らかの形で復活できなければそれこそ荒らしの思うつぼだろうけど、
こんな寄ってたかって叩かれる環境じゃ、新参の書き手だって投下したくても投下できないだろ
611名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:08:58.32 ID:ylSe34Ha
>>読みたい奴は読んで
>>書きたい奴は書く

そんな好き嫌いばっかり言ってると大人になれませんよ
612名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:12:47.64 ID:McsNk90D
>>608はスレは潰したく無いが気に入らない作者は排除したいという
(本音か分からんが)

スルーって言葉が脳内辞書に無いらしい

お前さんが好きな職人も荒れたスレなんかからは、逃げて行くという事実が分からないのか‥‥

それとも本音は自分の快楽の為趣味的に荒らしている
そう思わずにはいられない行動だな
613名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:13:05.33 ID:FaIqwCOd
荒らしするやつって
そんなに偉いのか?

なんか偉そうな文章 書いてるけどさ
お金払って読んでんならわかるけど
614名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:27:55.32 ID:25qG7V+z
>>611
>>1のルールも守れないような奴は大人になれませんよ。
お前は批評家か?誰もお前に読んで下さいなんて頼んでないし読んで欲しくもないと思う。
「俺だってこんなSS頼んでない」とかはたまに見かけるがスレタイも読めない馬鹿だな。
ここは書く場所なんだから投下するのは自由。でも中傷や批評はスレ違い。この前提すら理解出来ないとか頭大丈夫か?
615名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:29:39.04 ID:W5cpazRx
簡単に言えば批判スレでも立ててろボケってこと
616名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:29:47.15 ID:ylSe34Ha
なんて言うか、自分の素人作文が「アニメ化できるんじゃね?」なんて感じがありありの態度は
他の善良な書き手さんにまで悪影響を及ぼすから、早めに間引きしておかないとね
明らかにおかしいGJは、まともな書き手のやる気を削いでしまうからさ
敢えてここでグレシャムの法則を出すまでもないだろ
617名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:31:44.20 ID:TrT44Hd5
お前らの「上手いss」ってどんなの?
618名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:32:34.99 ID:W9xhCgxX
>>612

>>608みたいなやつの発想は、根っこのところでDQNなヤンキーと同じなんだよ。
「別に学校が嫌いなわけじゃないけど、学校の中で俺がウザいと思ったやつを殴って何が悪い?」
みたいな。
リアルで人を殴るのも問題だが、こういった匿名の掲示板で、己の価値観のみを絶対として人を叩きまくることになんら抵抗を覚えないってのも、正直どうかと思う。
こういう輩は自分の考え=絶対正義と信じて疑わないから、もうどうしようもないよ。
619名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:32:58.38 ID:kToLPjyR
>>600
ここは素人が投稿するための場所に何を言っているのかさっぱりとわからないね
620名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:33:43.28 ID:kToLPjyR
>>602
だから、まともなヤンデレSSを書けないお前に発言力は全くないんだけど
才能のないお前の書き込みを読む、被害者のことを考えろよ
621名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:35:43.17 ID:25qG7V+z
>>616
だからお前何様?間引くとか何でそんな権利がお前にあるの?
大体まともな反論すら出来ない奴に間引く間引かないなんて決められないから。
俺だったら荒らしのお前を間引くね。他の奴も概ねお前の意見はおかしいと思ってるよ。
622名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:36:33.92 ID:kToLPjyR
715 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/02/27(日) 00:38:34.69 ID:McsNk90D
当スレは終わっているので、兎も角
Yスレは・書き手貶し ・読み手貶し ・特定個人貶し ・対立煽り ・管理人貶し ←New!!
と当スレもやらなかったタブーに触れているな
まさしく悪意のオーラすら感じるけど
ウナギイヌはどうも今回は直接関わって居ないと思う(間接的には分からないけど)
何故ならばウナギイヌの荒らし方と余りにもかけ離れてるからだ
今回ウナギイヌが沈黙を守っているのも関係ない事をアピールしていると解釈出来る
ただ‥もし今回のYスレの嵐にウナギイヌが関わっていたとすると彼は修羅の道を歩く事になる
当スレの末期と違って何が何でもスレを潰してやろうという明確な意志を感じるしウナギイヌと違って嵐のメッセージも無い

そこんところ本音の部分でYスレに関してウナギイヌはどう想っているのか教えて欲しい

(意思表示をしないと前回みたいにまた疑われると思うよ)

720 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/02/27(日) 11:06:03.09 ID:McsNk90D
>>719
一万年の作者はKYだったが
スレ崩壊の引き金に成ったのは事実だな

確か一番最初に職人叩きをしてたのは
トライデントの文章力を執拗に
指摘してた日本語かな‥‥
有る意味日本語がスレ崩壊の第一戦犯かも知れない

彼が職人叩きをしなかったら職人叩きの流れは無かったかも(もしくは大幅に遅く成ったかも)‥‥‥

ただYスレのヤンデレ家族の作者(元々当スレの住人だったらしい)や◆AJg91T1vXsは短編でちょっと寝取られ要素の見える(強引な解釈をすれば)短編を出して粘着して叩かれたり
ちょっと投下前にレスを着けたら自分語りをするな!と追放されたりするのは一万年の作者以上に理不尽な仕打ちといえよう
(彼らは一万年の作者と違って黙って叩かれてた)
ウナギイヌが一万年の作者と同一人物では無いのならこう言う虐げられた職人全般を擁護するべきでは?
(Yスレは“ウナギイヌ”としては関係が無いと言うのなら、せめて当スレの一万年の作者以外で叩かれてた作者をと思うのだが)
どのみち、当スレ、Yスレ、Kスレは姉妹スレに当たる
平和な(今の所)Kスレは兎も角
Yスレが投下が減り議論だけで千まで行くように成った流れは当スレとそっくりで歴史は繰り返すというフレーズが否が応でも浮かんでくる
まあ。スレが荒れて嘆くべきなのか‥‥それとも匿名掲示板でここまでスレが続いたこと自体が奇跡的と言うべきなのか‥‥‥







↑嫉妬スレの荒らしと一致

ようするにこいつの自作自演だということ
623名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:37:46.11 ID:kToLPjyR
携帯とPCで自作自演するニートごときが批評する


アホすぎるね
624名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:40:18.35 ID:kToLPjyR
ID:25qG7V+z
ID:W9xhCgxX
は自作自演

証拠に

722 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/02/27(日) 16:13:32.56 ID:W9xhCgxX
 結局、匿名掲示板の民度なんてどこも同じなんだね。
 こと、ssを投下するスレの住人ってやつは、自分の好きな作品は聖書、好きな作者は神であり、それ以外の作品は全て屑って考えなんだろうな。
 例えそれが名のあるプロの大文豪が書いた小説であっても、自分の好みに合わなきゃ徹底的にこき下ろすんだろ。
 プロの評論家でもないくせに、したり顔であれこれ語ってね。

 自分の好きなジャンルの話で、自分の好きではない傾向の作品を書かれた。
 それだけで、自分自身が穢された、または攻撃されたと思ってしまうのか?
 自意識過剰も甚だしいけど、それがオタクの発想の根本にあるから仕方ない。
 この先、どんな良作が生まれようとも、それが自分の需要と少しでも合わなかっただけで猛烈な嫌悪感を抱く輩がいる限り、この流れはもう止まらないんじゃないの?



嫉妬スレから荒らしが出張中だそうですね

625名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:41:30.46 ID:kToLPjyR
ウナギイヌの下手糞な荒らしだということが証明されました
論破完了

626名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:42:12.40 ID:ylSe34Ha
ことある毎に>>1がどうのこうの言う奴は可哀相だなあw
そんなものは「法律」に比するところの「校則」に過ぎないのに

たとえ「免許を取ってはいけません」と言う校則があっても
道交法に定められた取得年齢に達すれば誰でも免許は取れるんですよ
先生にバレたら免許を取り上げられて停学くらいにはなるだろうけど、
裁判を起こされたら学校側が敗訴することは目に見えているね
まあ、内申書が怖いからそこまでやる生徒はいないでしょうがw

と言うわけで、>>1に書いてあることを金科玉条に思うのは止した方がいいですね
法治国家たるこの国では、言論の自由と言うものが憲法で保障されているのだから
627名無し:2011/02/27(日) 18:43:21.20 ID:FaIqwCOd
もうさ 荒らしは
完全スルーで良いじゃん


まだこんなことやってるんだという哀れみの気持ちを持って
628名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:44:00.47 ID:kToLPjyR
>>626
もう、お前のやり方はバレバレだから
いちいち書きこまなくていいよ
629名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:46:14.78 ID:9jwkhoUz
なあ、みんなとっくに気づいてると思うんだけどさ

>>素人だから下手糞でも許されるってのはちと甘いんじゃ?

みたいなこと言って荒らしてその後粘着してく奴ってずっと同じIDだよね
そんで日を跨いで二日位したらまた同じようなこと言って同IDが粘着してくよね
長々と議論(って言うのもおこがましいけど)されてるこれって、俺達全員が一人の馬鹿に振り回されてるって事?
うわ、嫌になるなぁ
630名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:46:47.80 ID:kToLPjyR
またIDを変えて自作自演かよ
631名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:47:58.49 ID:kToLPjyR
おい、ウナギイヌ 見ているか?


いや、一万年   お前に作家の才能なんてないわ
632名無し:2011/02/27(日) 18:48:07.73 ID:FaIqwCOd
スルーしましょう
633名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:49:33.14 ID:9jwkhoUz
なあ、また今更だけどさ、ウナギイヌってなんだ?
634名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:50:21.91 ID:ylSe34Ha
正論でこられるといきなりダンマリか
まったくこれだからなw
635名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:51:40.44 ID:25qG7V+z
>>634
それがお前が>>1を守らなくて良いという理由にはならないよ。話をすり替えるな。
公共の福祉に反する場合は自由権は認められないんだよ。
お前が書くスレであるはずのこの場所で作者を中傷、批評している時点で彼等の書く自由を著しく侵害してるだろうが。
636名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:53:05.23 ID:ylSe34Ha
はて、なんの自由を侵害しましたっけ?
書くなと言って書くのを止めてくれるのならこんなに楽なことはないよw
637名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:54:14.00 ID:FaIqwCOd
>>634
正論じゃなくて屁理屈
勘違いすんな

ルールを無視するやつに正当性なんかないよ
638名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:54:21.01 ID:9fxsZjms
だから正論吐いても無駄だって
荒らす気満々な奴なんだから……
相手してくれる人がいるから図に乗るんだ
黙ってスルーしようぜ
639名無し:2011/02/27(日) 18:55:20.62 ID:FaIqwCOd
>>638

すいません

スルーします
640名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:56:39.34 ID:ylSe34Ha
だいたいヤンデレSSなんて公序良俗に反するものを「公共の福祉」として考えるのはどうかなw
下手すりゃいざという時には、作者が殺人教唆の罪で問議されるべき存在だからね
641名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:59:32.04 ID:McsNk90D
というよりこういう掲示板では荒らす方が有利だから仕方あるまい

所で職人が全員逃げ出し取り返しがつかなくなる前に、そろそろ休止か避難所を立てるか議論したいところだ

但し保管庫は基本的にスルーしたいのが中の人の考えみたいなので、あてにしないというのが前提だが‥‥
何か良策は有るか?
642名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:00:10.82 ID:25qG7V+z
>>640
お前に作者をどうこうする権利はないから。何一つとしてお前は自分を正当化出来てないよ。
まあ荒らしなんてまともな理論で責められたらこんなもん。結局お前が作者や作品を批評しても良い理由なんてないんだから。
もうスルーするわ。現実と空想も分けられない子供なんかに正論ぶつけても話にならないしな。
643名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:00:16.31 ID:ylSe34Ha
惨めな敗北感をカムフラージュするのに、スルーほど便利なものは無いなあw
まあ、黙っててくれれば、こっちも時間を浪費せずに済むから助かるのですが
644名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:00:30.06 ID:KyWZ5Xkb
わかった! つまりヤンデレってこうだな!?

「おにいちゃん、やだよ、行かないで!」
「離せよ!」
「またあの女のところだね? 分かってるんだ。ちくしょう、あのドグサレがッ!!」
「やめろ、お前なにするつもりだ?」
「ぶっころしてやる、メスブタめッ! よおおくも、あた、あだ、アダジのおにいいいいちゃんをおおおっをうお!」

イメージキャラクター:ラブデラックスの中の人
645名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:09:43.97 ID:McsNk90D
アホは無視して是非今後の事だが‥‥
避難所設置か休止か‥‥他に良策はないか!?
646名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:12:19.87 ID:B7NeAHeV
ヒロインが病むまでの心理描写っていうのかな。それがすごく難しいです
あとはご都合主義を排除しようとするあまり、話の展開に気を使いすぎてグダグダになってしまったりします
647名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:17:47.78 ID:SqaTQz+V
プロットや小ネタの段階だと面白いのにね
文章にした途端につまらなく思えてしまう
648名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:22:55.55 ID:Qxirxsu4
批評スレでもたてたほうがいいんじゃね?
なんか言いたければそっちに行ってひたすらに本音をぶちまけるとか
ここは投下専用にして一般の方(投稿しない人)はROM推奨とかさ。
そうすれば争いも解決……はしないけど少しはマシになるのでは
どう思う?
649名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:25:39.01 ID:9jwkhoUz
>>647
あー、それわかるわかる
書いてて「あれ? こんなはずじゃ……」ってなるよな

>>644
しかもあれだと男が勝って、最終的には両思いというヤンデレにおけるハッピーエンドだよね

>>645
どっか違う板(管理人にコメ削除・ID別出入り禁止権があるとこ)にスレ立てられればいいんだけど
650名無し:2011/02/27(日) 19:27:03.32 ID:FaIqwCOd
>>648
良いと思います

分けないと いつまでたっても このままだし
651名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:31:53.79 ID:Qxirxsu4
>>649
俺はネット全般に詳しくないから分からないが、そういうところがあるのか?
もしあるのならすごく便利だな。大体のことが解決しそうだ。
652名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:33:22.61 ID:P7VnF6ic
>>648
考えが根本的に間違えてる。
分けても間違いなくこっちが荒れて、批判スレが過疎る。
なぜかと言うと批判の“同意”がほしいんじゃなくて、住人が反抗してくることが面白いから。
653名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:34:49.23 ID:ntGM79jo
>>648
前スレの終盤の静けさからして荒らしてるのは2,3人だからな
仮に作ったとしても難癖付けて居座り続けるだろうから
批評スレ作るくらいなら避難所作った方が良いと思う
654名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:35:45.79 ID:NomcRINf
>>652
じゃ、「管理人にコメ削除・ID別出入り禁止権があるとこ」にSS投下してもらうようにしたら?
655名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:39:28.11 ID:KyWZ5Xkb
>>653-654
批判スレを分割するよりも、避難所を作った方がいいかもな。
避難所にもついてくるかも知れんが、こっちが避難所で楽しんでいるところについてきた場合、
少なくとも荒らし行為についての大義名分は一つ減るし。
656名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:42:17.86 ID:Qxirxsu4
>>652
そりゃそっか。スマン、愉快犯の心理には疎くてな……。
>>654
おそらくそれが一番だとおもうがアテはある?
657名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:42:38.13 ID:Qxirxsu4
>>652
そりゃそっか。スマン、愉快犯の心理には疎くてな……。
>>654
おそらくそれが一番だとおもうがアテはある?
658名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:43:28.19 ID:ntGM79jo
これで明日になっても荒らしが続くとやってる奴は間違いなくニートだし、今回みたいに土日に集中するかお昼や夕方以降に現れるならゆとり未成年だろうな、どちらにしても手におえないな
659名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:43:44.25 ID:Qxirxsu4
ウボアー連投しちまった……orz
660名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:47:13.58 ID:NomcRINf
661名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 19:55:12.37 ID:9jwkhoUz
>>654
期待してもらって悪いんだけど
「たしかそんなところがあったような………」
くらいにしか覚えてないんだ、ごめん
662名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 20:00:16.29 ID:i4Ttjt5V
したらばとかどうだ
663名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 20:03:46.73 ID:RMhwFcSn
ドラゴンボールみたいな戦闘シーンはいらないと思う
もはやヤンデレssじゃないんだが
664名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 20:20:22.93 ID:Qxirxsu4
>>663
ナニヲ=イ=マサラ

一応>>660のところと>>662を見てみたがなんだか一長一短のような気がした。
個人的にはしたらばの方が便利そうだが、管理人が大変そうだ。
665名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 20:47:36.20 ID:DH8hMRAP
とりあえず、ヤンデレが一人いればヤンデレSS

ただ、使う気あるなら先に言って欲しい設定(属性)って

百合
NTR・NTL
超能力←new

と他にある?
666名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 21:16:18.02 ID:lhCvE+Lu
>>665
他にある?
きも
667名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 21:24:00.81 ID:RMhwFcSn
ヤンデレが主題だからヤンデレssだろ?
668名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 22:38:41.11 ID:gf+mn5rP
議論スレでやるべき話題がたくさんだな
議論スレが無いけど。
669名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 23:49:13.77 ID:eNQIz3CP
超能力って一人が言ってるだけだろ
670名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 00:08:08.77 ID:ZGUB+Ysx
取り敢えず
投下は
監禁部屋からのレス代行スレ

http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/yanddere/3/l50
※注意点本スレに代行投下不可と但し書きをして下さい

感想は
感想・応援用掲示板
http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/yanddere/1/l50

避難所(批判スレor議論スレ)ができるかスレ休止かという方針が纏まるまで暫定的にこれでどうだろう?

異論が無ければこのまま本格的に誘導をしたいのだが“マトモ”な住人の意見を求む

671名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 00:20:33.18 ID:go0yySox
>>670
良いんでない?
672名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 00:25:52.25 ID:SThI2r9T
概ね賛成
そろそろ限界にきていると思うし、それも致し方なしかな
落ち着いた頃にまた再興するしかないね
673名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 00:29:07.95 ID:g+Hd7D44
>>670
良いと思う。最近はgdgdだからしばらく様子見るのにもいい。
674名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 00:31:11.49 ID:SThI2r9T
ああ、ただ向こうの管理人が否定的な見解を示しているみたいだなあ
675名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 00:42:49.80 ID:QlWS+dAq
ここが使えないのだから、それも仕方ないのかも……。
ただ、wikiを本格的に避難所扱いすることには、自分は少し不安がある。

まさかと思うが、誘導した結果、荒らしがwikiまでも滅茶苦茶にしようとついて来るなんてことはないよな……。
仮にそうだとすれば、確かに向こうの管理人の言うこともわからんではないが……。
ここと違って荒らしをバッサリ削除できるのはいいが、その分、善意の協力者の方々の作業量がとんでもないことになるのが怖い。
676名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 00:43:31.08 ID:CGPhWHRW
ss来てないの確認して読み飛ばしたけど
もうするーしかないじゃろ
何日何週間て程度じゃない粘着なんだしさ。

ssとそれを楽しんだ人のgjと、あとはアカギ的にいうなればノイズでええやろ
向き合おう説得しよう論破しようなんてのが無駄なんさ。
あつくなるだけ思うつぼ。
いい加減良識ある住民さんも折り合い見つけなあ。
677名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 01:15:21.25 ID:ZGUB+Ysx
それでは……

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■ SS 作 者 さ ん た ち 及 び 住 人 へ の お 願 い        ■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
現在このスレは荒らしによる粘着被害が続いています。
そのためしばらくの間、 投下は
監禁部屋からのレス代行スレ

http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/yanddere/3/l50
※注意点本スレに代行投下不可と但し書きを必ずして下さい

感想は
感想・応援用掲示板
http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/yanddere/1/l50

後は保管庫及び中の人に迷惑を掛けないように、なるべく早く今後の方針を議論して実行に移しましょう
678名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 01:20:29.12 ID:+U4qLuyE
>>677
なるほど・・・。
そこってもともとは規制食らったひとが書き込んで、
それを見た規制対象外のプロバイダの誰かが、
代行してこのスレに転載(代理書込み)するためのものなのか。

だから代行投下不要と書かないと、
誰かがこっちに代理書込みしちゃうかも知れないってことか。
679名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 02:07:42.51 ID:jCw6WY/t
現実問題として議論と投下スレを分化させるかwikiに一時避難するかの2択しかなくてwiki管理人の賛同が得られてないなら選択は一つで決まりじゃないかな
休止or廃止って選択肢もあるけど、たかが一スレの荒らしの沈静化の為に読み手と書き手、他の投下スレにデメリットを与えるだけの価値がある選択ではないと思うな
680名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 03:30:22.45 ID:iodymMTf
一時的にでも消えるのは余り良くない気がするな
今までたくさんのスレを見てきたが一時的にでも消えてしまうとほぼそのスレは今後機能しなくなる
荒らしに対しては無視するのが一番だが逆に飽きるまで2スレでも3スレでも相手をする覚悟を持ってスレそのものは消さないようにしないとヤンデレスレそのものが消えるよ
681名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 04:06:59.36 ID:Hl5SQycD
俺も賛成だわ。SS投下されにくい現状で
スレを消費しても意味がないし
議論したいならここで勝手にやってればいいよ
プロットとかの雑談で小ネタを投下したりするのはいいが
つまらん議論とかもううんざりだ
682名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 04:34:03.86 ID:T1/W0Oyg
二週間足らずで700近くとか
683名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 11:57:08.87 ID:go0yySox
>>680
んなこたあない 牧場物語スレみたいに外部板に移っても安定して活動してるとこもあるわけで
684名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 12:26:05.77 ID:pMJ+vkDL
要はヤンデレに対する愛が物を言うわけか
685名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 16:27:41.45 ID:MRaFrk7r
686名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 16:35:13.77 ID:zdiiDTUU
なんかゴタゴタ言ってる間に荒らし消えた
687名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 19:50:50.56 ID:f6QF4wy9
3行以上書き込んでる奴らは全員自重しろ
お前らが原因だ
688名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 19:59:26.26 ID:wGcqYfv8
>>687
なんでてめえなんかに行数制限されなきゃならんのだ
尻馬に乗って調子がいいこと言ってんじゃねーよ
689名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 20:02:27.63 ID:f6QF4wy9
なんだ荒らしか
そうだねすごいね
690名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 20:06:20.53 ID:SThI2r9T
ええー、こんなのに釣られて簡単に反応するようなやつが自重呼びかけるって……

まあ、良い方向に向かってるんだしやめようぜ
691名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 20:50:04.11 ID:zdiiDTUU
ts
692名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 00:35:16.31 ID:BM2lymVu
保守
693名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 12:22:23.95 ID:3xGcsbw6
なんかめんどくさいから、
他のSSスレに移るわ
694名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 18:02:35.94 ID:k5MeZbKc
俺もなんか一気に醒めたわ
いままでありがとな
695名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 20:18:20.85 ID:is6pVMUR
やっぱ荒らしは書き手を潰したいだけなのか
696名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 20:51:02.78 ID:9k3Yhtoi
>>694
ばいばい^ ^
697名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 21:15:29.90 ID:GO2mkyJM
641 :名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 15:28:00 ID:fDSrt2KC
結局Yを廃墟にすることも叶わなかったし
過去の総括もいい加減飽きたし
ここいらでこのスレも打ち止めにしましょうや先生方

642 :名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 16:20:05 ID:Ye43ynVZ
ヤンデレスレは廃墟にされる前に和解が成立しただけだろ
あっちにはスレを大事に思うまともな住民がいたってこった

643 :名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 23:31:33 ID:qkE1UooX
頭わいてんな
荒らしの頭が悪いから、複数のスレを同時に荒らせなかっただけじゃん



おそらくこのカキコが今回の原因なんだろうな
二度とこんな挑発をしないとなれば消えるんじゃない?
698名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 21:22:37.96 ID:79FkiOM5
今現在の状況を見てみると荒らしの勝ちだな・・・・・・・・
699名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 21:25:35.93 ID:6NASRzUq
関係ないだろ
700名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 21:57:22.33 ID:79FkiOM5
一週間ほどほっときゃ荒らしも飽きるかもね
701名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 22:42:33.74 ID:UsJh+Jxu
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■ SS 作 者 さ ん た ち へ の お 願 い        ■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
現在このスレは荒らしによる粘着被害が続いています。
そのためしばらくの間、 投下は
監禁部屋からのレス代行スレ

http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/yanddere/3/l50
※注意点本スレに代行投下不要と但し書きを必ずして下さい

感想は
感想・応援用掲示板
http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/yanddere/1/l50

後はWikiや中の人に迷惑を掛けないように、なるべく早く今後の方針を議論して実行に移しましょう

702名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 22:44:29.45 ID:NgSNK8U4
>>697
何こいつ
そういやずっと前から挑発がどうのって言い続けているやつがいるな
何でそんなに必死なの(^_^;)
703名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 22:49:02.26 ID:UsJh+Jxu
>>697ハイハイどうも申し訳ありません
二度と挑発行為は致しません
これで宜しいでしょうか‥‥
704名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 22:56:35.35 ID:GO2mkyJM
ゴメン、逆効果だったようだな
もう黙るよ
705名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 12:21:34.03 ID:xc2hInuK
ネタが思いつかん…
誰か面白そうなプロット提案してもらえないか?
706名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 13:48:16.16 ID:oWMIhIOF
デートの待ち合わせでおくれて彼女にあれこれ聞かれた末、よりを戻そうしている元カノと遭遇ってのはどう? つまらんか
707名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 15:15:23.17 ID:NyKzuT+P
ツンからヤンへの移行が至高
708ブルース・ドラゴン・キッド:2011/03/02(水) 17:21:25.95 ID:8xBjPd+r
妄想乙
709名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 17:47:44.91 ID:ha8z9ly7
てす
710名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 20:53:56.27 ID:XjXiEIFR
都市伝説みたくベッドの下に潜伏とかどうよ?!
711名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 21:52:14.82 ID:8G/MvvUB
特定のIDを一覧から隠すような機能ある?
って、ないから荒れてるのか…
712名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 22:08:28.01 ID:3RnHhZhZ
まとめサイト読んだが
題名のない長編集の修練の人のカッコよさが異常
この人が主人公の話もっと読みたい
713名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 22:15:49.89 ID:a8510WGJ
>>712
上手く落とし所を見つけてるなと思った作品だな
ヤンデレSSはことに長編になると、「どうやって終わらせるか」が凄く難しく思える
714名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 22:50:50.17 ID:XjXiEIFR
過疎っちまったな。悲しい
715名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 22:53:17.20 ID:iODR1x3K
荒れてるよりマシです
716名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 22:55:38.41 ID:XjXiEIFR
人居た・・・・
717名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 23:00:41.15 ID:NxVoEZLq
スレが盛況の時レスを着けるのは簡単だが
スレが厳しい時のレスで
お調子者と真のヤンデレフアンの
違いが分かるというもの

後は嵐に負けるか負けないかも‥‥
718名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 23:19:46.67 ID:fu61qYaw
過疎ってるから逆に投下にプレッシャーもかからない


かも
719名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 23:45:06.51 ID:XlI30+fq
ここで
最初からメンヘラ、キチガイなだけキャラとヤンデレの違いという燃料投下
720名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 23:45:26.42 ID:NyKzuT+P
ヤンデレフアン
721名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 23:57:41.99 ID:fu61qYaw
>>719

荒れる燃料投下してどうするw
722名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 02:35:29.46 ID:z0u7xJ6C
終わったのかね?
723名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 07:21:21.89 ID:VY5toOWQ
一般的解釈で……

メンヘラは精神障害で相手に対して
執着というより
自分の世界に執着しているので
(殻に閉じこもっている)
普段から奇行が多い。本人第一
例藤谷美和子、石原真理子

ヤンデレは相手に対して執着している
恋愛依存症
対象とラブラブの時は
むしろ一般人と同じで良い女、
良い男である
但し相手との関係に不安をおぼえると
相手無しには生きられない体質なので
奇行及び凶行に走る

724名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 07:33:41.72 ID:8RsiwMeG
すごいな
いつも荒れてた話題なのに・・・
過疎ってるって本当なんだな
725名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 08:30:17.53 ID:EXu5xa9A
散々作者攻撃しておいてよく言えるわw
作者なしにSSスレが機能するもんか
726名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 08:50:59.75 ID:ZlMqk+WV
今日は耳の日か…
ヤンデレでもひな壇置くのかな
727名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 08:52:04.49 ID:ZlMqk+WV
>>726
すまん、あげてしまった
728名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 08:54:04.36 ID:8RsiwMeG
>>726
最上段に一体だけならいいかもしれないな

二体置いてしまったら、いつの間にか一体消えることになるかもしれないからなw
729名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 12:00:24.84 ID:g6RDGEWj
ヤンデレは病んでいく過程が一番大事だと思うんだが
最初から危ない人ってだけなのは…
730名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 12:08:13.48 ID:jLDGK4OR
しかし過程を書こうとすると言われるのが「ヤンデレでてないのになんで投下してるの?」だからな
731名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 12:27:10.32 ID:z0u7xJ6C
そんでもって粗を探して叩くから世話ないわな。
732名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 13:37:02.51 ID:EKZ1UiSx
そして、スルー出来ないクズが荒らしに構って悪循環
733名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 16:44:45.14 ID:aC75cXBG
攻撃的で我が儘な増長女は、決してヤンデレとは呼ばない
ここに出てくるヤンデレヒロインって殆どがそんなだろ
734名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 17:08:35.20 ID:iaH/YvLW
自分の思い通りになると思い込んでいたけど現実はそうでない。
そして現実と理想(妄想)との差に苦しみ挙句の果ての病み、または暴走へと至る。

これもある種のヤンデレなのかしら?
735名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 18:14:31.12 ID:2BSp1E2N
厨二病w
736名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 18:18:08.71 ID:EUsHekNS
しばらくはのんびり出来そう
737名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 19:31:41.07 ID:OCEZ1/Uf
住人的にアンサイクロペティアのヤンデレの説明で「無いわwww」と思う内容を一つ
738名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 19:59:24.23 ID:049jOITn
>>734
それって、ウケると思ってSS投稿したらメッタ切りにされた某書き手のことか?
現実はきびしいよな
739名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 21:13:57.18 ID:nKK3bKyK
>>738
うまいこと言ったつもりですか?
寒い20点
740名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 21:18:07.49 ID:5EH+2giQ
いい加減にスルーを覚えたらどうだ?
741名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 21:21:58.69 ID:nKK3bKyK
スルーしようがしまいが作品投下があればどうせすぐに荒しは帰ってくる
742名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 21:28:30.86 ID:2BSp1E2N
荒らしの勝利じゃねえかw
743名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 21:53:14.31 ID:F02NNBZ3
つか、荒らしてるのって間違いなくここの書き手崩れだろ
744名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 21:56:06.37 ID:2BSp1E2N
ここで幕を閉じるのか
745名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 22:32:21.14 ID:lHJCGLMy
---------------------------------完------------^-^----------------
746名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 22:43:32.72 ID:zT5WMiU0
俺はSS投下をいつまでも待つよ
747名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 22:56:22.44 ID:EKZ1UiSx
>>746
私はFF14を続けるよ
748名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 23:04:21.91 ID:tT+n1UzR
ジンオウガ2匹の緊急クエが落とせねぇ
やはりあのヤンデレは大剣ソロじゃ無理なのか?
749名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 23:05:54.80 ID:EUsHekNS
まさかのモンハンだと
トラップ大量に持ち込もうぜ
750名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 23:18:38.17 ID:zT5WMiU0
>>747
やめなよ

ちょっと前にも書き込みが途絶えた時期があったし、寧ろ平常運転になったと思えばいいや
751名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 23:19:35.23 ID:tT+n1UzR
トラップしかけてからの大樽Gか?
ヤンデレジンオウガは痺れ罠使うとパワーアップしちゃうからなあ
752駄文太郎 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/03/04(金) 00:25:45.17 ID:Ymmev2Gb
寒い。春先なのに寒い。いや、春先だから寒いのか。とにかくこんばんは。
日常に潜む闇 第13話投下します。
753日常に潜む闇 第13話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/03/04(金) 00:26:18.50 ID:Ymmev2Gb
〜Side of Misae〜
 正直なところを言えば、誠二の後を追いかけたかった。
 なぜ私を突き飛ばしたのか。どうして私を拒絶したのか。私たちは一心同体なのだ。どこにも拒絶する要素もされる要素もない。あるはずがない。いや、あっていいはずがないのだ。
 もしあるとすれば原因は私自身、あるいは――あの女か。
 誠二は私を置いていった後、ファーストフード店へ入って行った。
 ジャンクフードと揶揄されるような毒物にも等しい物を口に入れるくらい空腹ならば、私に注文すればいいのに、と思う。
 しかしそうではなかったらしい。外から眺め続けていたが、誠二は二階の窓ぎわの席に座った。その時の表情から察するに誰かと待ち合わせしていたようだ。
 恐らく、電話の主――
「っ…………!」
 苛立ちを紛らわすように、天城美佐枝は親指の爪を噛む。
 ここで動いてはいけない。まだ何も確証がないではないか。待ち合わせていた相手が女、ましてやあの後輩であるなどという証拠はどこにもない。さらに言えば、あのときの誠二の表情はどちらかと言えば同性の友人と会った時のものだった。問題はない。問題は……ないはずだ。
 だが部屋の片隅の汚れを取り除くことが難しいように、心の隅っこに残る不安まで拭うことはできない。この目で確認しなければ、確実な安寧を得ることには至らない。
 ただひたすらに誠二の姿を見つめながら、行くべきか行かざるべきかを考え続ける美佐枝。
 通行人が時折、彼女に奇異の目を向けることが何度もあったが、それに気づくはずもなく刻一刻と時は過ぎて行く。
 しかし30分くらい経過したあたりだろうか。
 誠二がこちらの存在に気づたらしく、美佐枝と視線が交差した。
 何を思ったのか、彼は表情を一変させ窓際から姿を消してしまう。
 こちらに来るのか?
 そう思った時、美佐枝の身体は己の意思とは無関係に動いていた。
 少なくとも店の出入り口側からは見えない位置にまで移動して、誠二が店外へ現れるのかを見定める。
 ややしばらくして誠二が店から出て来た。一瞬周囲を探るように視線を動かしていたが、またすぐに歩き始めた。
 恐らく私の姿を探していたのだろうと美佐枝は推測する。
 自分のことをしっかりと思っていてくれたことに少し嬉しく思う美佐枝。
 しかし彼女は、今は誠二の後を追いかけるべきではないと律する。誰と会い、何を話していたのか。確認する必要があるからだ。
 一度深呼吸をすると、天城美佐枝は店内に足を踏み入れる。躊躇うことなく二階へ上がり、誠二が居たであろう座席に向かう。

754日常に潜む闇 第13話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/03/04(金) 00:27:04.65 ID:Ymmev2Gb
 そこには果たして、雪下弘志が座っていた。
 なぜ、この男と……。
「ちょっといいか? 後輩」
 誠二の行動に、果たして友人として会っていたのかという疑念を抱きながら美佐枝は声をかけた。
「誰かと思えば副会長さんじゃないですか」
 対する弘志の反応はいつも通りだ。しかし一瞬だけ表情が硬くなったのを美佐枝は見逃さなかった。
 誠二はこの男と私に関する話をしていたのだ。
 いや、情報屋に利用されていたのか? だとすれば、この男、許すわけにはいかない。
 そう考えれば考えるほど美佐枝の内側からふつふつと怒りが沸いてきた。
「お前に聞きたい事がある」
「それは仕事の依頼ですか?」
「好きに解釈すればいい」
 ほとんど社交辞令に近いようなやり取りであるにもかかわらず、その所作ですら今の美佐枝には苛立たされる原因でしかならなかった。
「それで、自分に聞きたい事とはなんでしょうか?」
 こちらの雰囲気を察したのだろう。緩慢な、しかし簡潔な物言いをする情報屋。
「ああ。久坂誠二のことだ」
 弘志とは真向かいの位置に座りながら美佐枝は告げる。
 それは交渉の合図。どこまでの情報を、いかような報酬でやり取りするのかを決めるためのものだ。
「親友を売ることはできない。それは最初の取引の時に行ったはずですが?」
 すかさず拒否の姿勢を取る弘志に、美佐枝は心中で冷やかな態度をとる。
 友人面で情報を引き出していた下賤な輩が、こうもぬけぬけと親友という言葉を、友情という気持ちをまるで秘宝かのように扱う。恐ろしく滑稽なものに思えた。
 しかし嘲笑を面に出してはいけない。美佐枝は暗示のように強く自分に言い聞かせる。あくまでもいつもの自分。冷静沈着な態度を崩してはならない。
「なに。そういきり立つな。私は誠二を守るために動いている。そのためにはもっと情報が必要なんでな」
「…………その言葉の保証は?」
「私の信頼といったところか」
「と、いうと?」
 慎重な態度を見せる弘志に、まるで蛇のように狡猾な人間だ、と美佐枝は思う。
 言葉の端々からの推測される事柄を信じない。相手から確実な言葉を、あいまいさを一切なくした確実な取引条件を手に入れるその慎重さ。
 実に腹立たしい。

755日常に潜む闇 第13話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/03/04(金) 00:27:18.51 ID:Ymmev2Gb
「皆は私を信頼している。しかし全校生徒の苛めの対象である久坂誠二と交際していることが発覚すれば、私への信頼は薄れるだろう。節操無しでろくでなしの男と付き合っている、エリートにあるまじき副生徒会長様、とな」
 まるで獰猛な捕食動物のように、獣が牙を見せつけるような不敵な笑みを浮かべる。
 無論、美佐枝自身としては心情的な感覚であった。ところが弘志の反応を見るに、どうやらそれが顔に出ていたらしい。
 下種な情報屋は顔の半分を手で覆い、困り果てた様子を呈した。
「今回の一件、当方では生徒会が関与しているように思われるのですが、そのような疑いのある貴女に情報提供できると思いますか?」
「いつから君は探偵ごっこも兼業するようになったんだ?」
 己の失態に一瞬焦りを覚えた美佐枝だったが、状況がこちら側に傾いたことで一気にたたみかける。
「対象が被害に遭う原因となった情報。その拡散速度があまりにも異常だと思いませんか? 4月が始まって間もないというのに、一瞬で広まりました」
「ほう?」
「情報の発信源を調べたところ、面白いことが分かりましてね。ほぼ同じ時間に、複数の人間から発信されていました」
「つまり、真の流出源が隠ぺいされているということか?」
 この男、意外と深いところまで情報を掴んでいる……?
 ただの使い勝手のいい情報屋だと思っていたが、やはり侮れなかったか。
 ここは何も知らぬ振りをしてやり過ごしてみようか。
「ええ」
「しかしだからと言って生徒会が関与している証拠にはならないだろう?」
「もちろんです。そこでこの学園のシステムが浮上してくるんですよ」
「なるほど。そういうことか」
 相槌を打って流す。もちろん理解しているという風に見せつつだが。
 まさかこれほどまでに頭の回る奴だとは思っていなかった。
 現在も進行中の念入りな下準備まで暴かれる可能性がある。場合によっては早急な対処を考えておかなければならないかもしれない。
「ところが、だ。これには致命的な欠点がある。情報公開制度を忘れていやしないかな?」
「……もちろん知っていますよ」
 敢えて欠点を指摘してやるが、もちろんこの男の言葉を生徒会への批判と受け取って反論したまでのこと。
 少なくとも雪下弘志にはそうとしか解釈されないはずだ。
 …………どうする? いっそのこと丸め込む作戦に移るか?
「まあ、これは仮定の話に過ぎないが、生徒会長なら或いは関与しているかもしれない」
 自ら身内の疑いをさらけ出す美佐枝。
 もちろん下手に刺激することの危険性を理解していない彼女ではない。敢えて身内の疑惑を指摘することで相手の注意を逸らし、自分に火の粉がかからないようにするのが狙いだ。
756日常に潜む闇 第13話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/03/04(金) 00:27:51.26 ID:Ymmev2Gb
「…………どういうことでしょうか?」
 魚は釣り餌に食らいついた。
「生徒会長がどういう人間か、君なら知っているだろう? アレは快楽主義者だ。無論ただの快楽主義者ではない。様々な能力に長けた、性質の悪い存在だ。己が目的のためならば、血縁者であろうと贄として捧げる。そして私はそれを間近で見て来た」
これは事実だ。問題は相手が知っているか知らないか。知らないとしたら、これを真実と取るか否かだ。
真実と嘘は一度混ざり合ってしまえばそうそう分かるものではない。
人を頼らねばならない情報屋ならば、たとえ真贋を見破る能力を磨いていたとしても、それは困難を極める。
「確たる証拠がない以上、この話はただの世間話のひとつにすぎません。それよりも、貴女が欲しているという情報はなんでしょうか?」
 勝った。
 美佐枝がそう思った瞬間だった。
 ここで相手の懐に切り込むように、私が欲している情報を引き出せればよいのだが――はて、何を求めていたのだったか。
「そう、そうだな。誠二の家、誠二の趣味、そのあたりでも聞いてみようか」
「では報酬は?」
「そうだな。契約違反の担保に皆の私に対する信頼を。報酬はいつものブツで」
「交渉完了ですね」
「それと、紬原友里についての情報も頼みたい。こちらは困難だろうから、前払いでこれくらいでどうだ? 満足いく内容であれば追加報酬も考えておく」
 そう言って美佐枝のブレザーの内ポケットから取り出されたのは一枚の紙切れ。
 それはおよそ高校生が持っているとは考えられないような額面が記された小切手だった。
 弘志はしばらくの間思案するような表情を浮かべていたが、それを慎重な手つきで制服のジャケットにあるポケットに仕舞い込んだ。
「期限は、最大で一週間。よろしいですね?」
「構わない。良い仕事を期待しているぞ、後輩」
 相手の返答を聞くこともなく美佐枝は席を立った。


757日常に潜む闇 第13話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/03/04(金) 00:28:22.22 ID:Ymmev2Gb
〜Side of Yuri Tsumugihara〜
 午前5時00分
 紬原友里は自然と目を覚ました。
 まるで直立不動のまま仰向けに寝かされたかのようにベッドに横になっていた彼女は、腹筋だけでむくりと起き上がる。
 視線だけ動かし、時計を見て現在時刻を確認する。
「…………」
 無言でベッドから降りる。寝間着を脱いで、壁際のハンガーに掛けていた制服に身を通す。
 まるでロボットのように無駄のない動きの一方、頭ではただ一つのことを念入りに、周到に、容赦なく考えていた。
 すなわち久坂誠二との関係をどうするのか。邪魔な雌猫をどう排除するかである。
 この間からどうにも誠二に接しにくい。周りの人間は邪魔になるし、なによりも彼にまとわりつくあの先輩が目の上のたんこぶだった。
 あのクリスマスの日、誠二は私を助けてくれた。しかし誠二は私を見てくれない。私だけを見てくれない。どうして他も見てしまうのか。私だけ……私だけを…………。
 その時、携帯電話が振動した。普段からマナーモードに設定しているためだ。
 画面を見れば、上三ケタが学園であることを示す番号だった。
 何か問題でも起こしてしまったのだろうか、と内心不安に思いつつ通話ボタンを押す。
「もしもし…………?」
『こんにちは。いや、いまはおはようと言うべきかな。私は久坂誠二の兄、久坂誠一だ』
「生徒、会長……?」
 友里は困惑する。
 一体なぜ生徒会長がこの携帯電話の番号を知っていたのか。いや、どうして電話をしてきたのか。
『驚くのも無理はない。しかし今の私は生徒会長としてではなく、大事な弟とその伴侶となる予定の女性を気遣う一人の兄だ。これがどういう意味か分かるかな?』
「つまり、私と誠二君が結ばれるよう助力してくださる、ということでしょうか……?」
『良い答えだ。左様。その通り。That’s right.そして私は君に重要な情報をもたらすために電話をしている。時間はあるかな?』
「あります」
 時計を見るまでもない。
 誠二と結ばれるための重要な情報なのだ。これに幾ら時間を使っても浪費にはならない。
『まず、弟が住んでいる家の住所だ』
 電話越しに聞こえる住所を急いで書き留める友里。
『次に趣味。そして好きなもの。嫌いなもの』
 次々ともたらされる情報を、一字一句逃すまいと目にもとまらぬ速さでノートに書き込む。
 友里はこれまで知ることのできなかった誠二の内面に触れ、どうしてか悦びを、愉悦を感じていた。
『そして最後。これは、ある意味でワイルドカード。使い方によっては敵を一掃できるが、逆に自滅する危険もある』
 誠一はトーンを落とし、聞いてくる。まるで風が耳元で囁くように。いや、まさしく悪魔の囁きそのものだ。
『今回の最強にして最凶の、もろ刃の剣。それでも聞くかな?』
「……聞きます」
 断るはずがない。誠二と結ばれるために、友里にあるのはただそれだけだった。
『いいだろう』
 やはりというべきか、誠一は耳元でほのめかし、そそのかすように囁き続ける。
『我が弟久坂誠二が苛められている原因だ。あれはある目的の下、意図的に流された情報だ』
 その目的、情報の発信者は――と誠一は続ける。
 途端、表情に乏しい友里の顔が歪む。憤怒に、そして最大の切り札を手に入れたことに。
 全てを話し終え、誠一は最後にアドバイスだ、と言ってこう告げた。
『誠二が自分のものであると示すには、何かしらの形で自分の色に染めるのが一番だ。洗脳なり薬なり、もしくは自分の身体の一部であってもいい。どういう意味か分かるかな?』
「私の全てが誠二君のものであるのだから、私の一部を共有していてもおかしくはない、ということですね」
 自然と口元から笑みがこぼれる。
『そういう解釈も有りだ。では、君たちに幸多からんことを』
「はい。ありがとうございました」
 通話を終了し、携帯電話をテーブルに置く。
「ふふ……ふふふ…………待っててね、誠二君。私が助けてあげるから。私が救ってあげるから」

758日常に潜む闇 第13話 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/03/04(金) 00:29:16.26 ID:Ymmev2Gb

〜Side of Seiichi Kusaka〜
「くくく……久しぶりに楽しいことになってきたな」
 誰もいない生徒会長室で誠一は一人呟く。
「もう少し。もう少しで布陣は完璧なものになる。やはり実験素材が良いと、研究者としても実に心地が良いものだ」
 執務机の上には顔写真の張られた報告書のようなものが何枚か投げ捨てたように置かれている。
 久坂誠二。紬原友里。天城美佐枝。そして雪下弘志。
 フィジカルデータや趣味、家族構成、対人関係など、プライベートも個人情報もどこに消えたと言わんばかりに詳細に記述されているそれらの書類を誠一は手に取り、口が裂けたかと見間違うくらいに頬を吊り上げて笑う。
「くくく……くははははは! 素晴らしい。素晴らしいぞ! さすが我が策、我が智謀! 軍師策に溺れることなかれとは言うが、こればかりは笑わずにはいられないな。ふははははは!」

759駄文太郎 ◆4wrA6Z9mx6 :2011/03/04(金) 00:29:58.57 ID:Ymmev2Gb
日常に潜む闇 第13話 以上で投下終了になります。
760名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 00:35:16.14 ID:hDXSToOX
>>759
GJ!久しぶりに来た!
761名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 02:58:59.69 ID:MeDTlN5w
モンハンでヤンデレって言うと、「私だけを見て」と言わんばかりに転ばしてくる太刀を思い出す。
奴に背後向けると切られる。
byランサー
762名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 03:03:32.07 ID:Nj+BZSEg
>>759
GJ!この中投稿する勇気に敬意を。
763名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 07:33:19.90 ID:T3M/7mSO
GJなんだが・・・

なんで>>701に投下せずに火種となりそうなここに投下するのかがわからない
それほど荒らしたいのか?
764名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 07:43:30.56 ID:BD60Pjpt
投下すると荒らしとか
765名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 07:46:18.82 ID:u+8ge058
ま、いいんじゃね?
766名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 07:59:05.67 ID:Oq3QSl5P
3rdで一番ヤンデレっぽいモンスターってなんだろう
やっぱ、ハンターを奪い合う2匹ジンオウガをおいて他にはないだろ
767名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 08:13:17.07 ID:T4H71oJ8
全力で潰せ
二度と書き込むんじゃねえぞ
768名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 08:26:41.02 ID:2dw5Wlf0
荒らし概論

利用者が行う対策
大原則は無視すること。しかしこの論理を理解していない例が多く、代表的な例はユーザー同士が団結して荒らしを追放しようという主旨の議論を始めることだ。
そんなものは管理者がバックグラウンドでやることであって、掲示板で大々的にやってしまえば荒らしの目的が達成されて
しまう。利用者が可能な対策はただ一つで、とにかく荒らしに掲示板の流れを変えさせないようにすることだ。
荒らしといえど所詮は人間で愉快犯なので、目的が達成されないところで荒らし行為など続けるはずがない。
そのような利用者も荒らしと同様の扱いをするべし。

荒らし自演
自分で荒らしをして自分で荒らしに反応する自演。しかし荒らしスレであることには変わらないので芝居に参加しない限りは問題は起きない。
769名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 08:32:55.15 ID:5KlahX6P
面白かったぜGJ
770名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 08:36:17.85 ID:iVIMdCOM
イビルジョーって、なんだかヤンデレっぽくね?
771名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 09:07:27.95 ID:/Q51SIq0
リオレウスに構ってる時のリオレイアのヤンデレぶりは異常
どこからでも飛んできて一人で切れまくる
772名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 09:49:37.43 ID:Nj+BZSEg
どうでもいい雑談でレス消費すんじゃねぇよ。
投下来てんだからそれに対する反応かないなら黙ってろ。
773名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 10:04:21.01 ID:pwI58BJh
あれっ、合わない作品はスルーじゃなかったっけか?
774名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 10:10:30.42 ID:/Q51SIq0
寒くて下手糞なSSはスルーで充分だろ
策に溺れるのは軍師でなくて策士だし
駄文太郎と名乗る割りには、あちこちレトリックをこねくり回してて
自分では名文だと自己陶酔しきっている感があるな
穿った表現はプロの作家に任せて、素人はストーリーの面白さで勝負した方が良いな
さもないと、語り手の愚痴ばかり聞かされてるようでウンザリしてくる
775名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 10:19:56.17 ID:M96UNwhS
頭が悪い作者が文中で切れ者を描写しようとするとちぐはぐなことになるんだよな
え? なんでこの程度のキャラが策士なの? って
作り上げたキャラの容姿やモテ度はどうにでもなるが、こと思考レベルにおいては
キャラの限界値は作者の限界値に等しいんだよね
776名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 10:20:44.94 ID:2dw5Wlf0
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■ SS 作 者 さ ん た ち へ の お 願 い ■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
現在このスレは荒らしによる粘着被害が続いています。
そのためしばらくの間、 投下は
監禁部屋からのレス代行スレ

http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/yanddere/3/l50
※注意点本スレに代行投下不要と但し書きを必ずして下さい

感想は
感想・応援用掲示板
http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/yanddere/1/l50

後はWikiや中の人に迷惑を掛けないように、なるべく早く今後の方針を議論して実行に移しましょう

777名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 10:24:17.78 ID:5KlahX6P
荒らしはいなくならないだろうし
こんな殺伐としたスレでもここに投下したい書き手はいると思うよ

逆に絶対にGJ貰えるスレなんかで書いてる書き手は
こういうところで書いてみたくなるっていう場合もあるんじゃないかな?
なんか刺激的だ
778名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 10:30:38.12 ID:M96UNwhS
>>絶対にGJ貰えるスレ

まるっきりこのスレのことじゃないかw
そう言うスレの住民が書き手を驕らせダメにするんだよな
アンサンとか本当に惜しいことをした
おたよりのコーナーさえなければ、スレ史上屈指の名作になっていた可能性もあったろうに
アンサンみたく天狗になるか、触雷みたく祟り神になるか
それって本当に住民次第だなあ
779名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 10:35:23.94 ID:UBDINFx8
>>775
分かる分かる
軍事に詳しくない書き手が天才軍略家キャラを出すと
だいたいが立てる作戦は三国志やハンニバルのパクリになるからな
780名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 10:42:56.82 ID:5KlahX6P
このスレは最近来たばかりだが絶対GJ貰えるスレだったのか

しかしここの住民は本当にしばらくSSを避難所に投下してれば雰囲気よくなると思ってるのかねえ
ただ投下してる人を減らしてるだけだと思うが
特に>>763みたいなのはここの住民が本気で言ってるならアホとしか言いようがない
781名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 10:47:38.70 ID:w0YBZCkv
>>フィジカルデータや趣味、家族構成、対人関係など、プライベートも個人情報もどこに消えたと言わんばかりに詳細に記述されているそれらの書類を

の部分なんだけど

「フィジカルデータや趣味、家族構成、対人関係など」

ここまでが個人情報そのものなのに、

「個人情報もどこに消えたと言わんばかりに詳細に記述されているそれらの書類」

なんて続けられると、書類に個人情報が書いてあるのか書いてないのか分からなくなる
消えたのは個人情報じゃなくて、個人情報保護法かなんかの決まり事じゃないの?
あと「プライベート」じゃなくて「プライバシー」と言いたかったのでは?
けど、本当に個人情報が消えていたのなら邪推したことになる
もしそうなら謝るよ、ゴメンね
782名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 11:30:27.93 ID:G8ZTohVu
>>759
おつー
でも避難所に投下してくれるとありがたい
ゴミ屑が群がるからね
783名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 11:43:42.91 ID:zdQER47G
いや、むしろゴミ屑に蠅が群がっているのでは?
部外者から見た感じじゃ、そっちの方が適切な表現に思える
784名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 11:46:54.70 ID:uvA55thN
誠二って女がヤンデレになってまでモノにしたいような男かなあ?
女から見てそんなに魅力のある男のように思えないんだけど
なんか違和感を覚える
785名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 11:50:34.78 ID:OUTDzHXF
>>781
白紙の書類を見て高笑いする自称天才軍師の図、か
まさに狂気だなw
786名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 11:56:25.15 ID:aTC5PuIp
なるほど、>>782>>783お前らがハエってところだな
しかし、書き手に投下させないで自然消滅狙ってるアンチまでいるのかよ……
787名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 12:08:23.42 ID:R3syfqee
>>763の通り荒れてるから世話ないわな
788名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 12:16:52.78 ID:u9h06rkL
もう再起動不能だろこのスレ、、、、、
789名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 12:18:57.13 ID:OUTDzHXF
いや、面白いヤンデレSSなら双手を上げて歓迎するよ
下手くそな癖に態度のでかい書き手は遠慮願いたいが
790名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 12:27:43.84 ID:TlwsXMb/
しかし駄文太郎ってのも思い切り偉そうなハンドルネームだよな
本当に駄文だなんて思っていたら長編連載なんてやらないだろうし
「いえいえ、名文ですよ」って言ってもらいたいのが見え見え
それとも叩かれた時の保険でも掛けたつもりなのかなw
791名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 13:41:52.20 ID:IymzG91Y
いい加減にスルーかNGしろよ
荒らしなんてかまってちゃんしかいないんだから、放っておけば餓死する
792名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 13:44:10.48 ID:TlwsXMb/
いい加減にスルーか叩きしろよ
書き手なんてかまってちゃんしかいないんだから、放っておけば餓死する
793名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 13:50:43.45 ID:T4H71oJ8
設定に無理がありすぎなんだよ
叩けばいくらでも矛盾点が出てくる
ウケ狙いで付けたコテハンだろうが実際そのとおりだから始末に終えない
794名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 13:52:00.02 ID:T4H71oJ8
嫉妬スレ潰れたと思ったらこんなとこにノコノコ来る駄文書きもいるし
もう奴らには逃げ場なんかないんだよ
795名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 13:52:47.55 ID:n0ZLZksu
そういえば保管庫の掲示板は荒らされてないみたいだね
やっぱり管理人と相談してしばらくは本格的にそっちに移行したほうがいいかもだな
796名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 13:58:12.23 ID:IymzG91Y
>>795
そりゃ保管庫は中の人の権限でレス削除もアク禁もできるから手の出しようがないだろうしな
そちらのほうが安心だな
797名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:04:52.95 ID:R3syfqee
>>795
それもまた荒れそうだから怖いよな・・・


>>780みたいに、最近来たばかりと書いてるくせに自分の考えだけが正しいと思っているやつもいるぐらいだし
798名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:15:24.47 ID:HuQYK4+b
そんな面倒臭いことしなくても、さっさと謝っちまえば済む話だぜ
まったく揃いも揃って強情だな
こんな下らないことしてる間に取り返しの付かないことになっちまうよ
799名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:28:46.51 ID:VmGzFrtu
もうさ、荒らしも好みでない作品もスルーってことでいいんじゃないか?
800名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:29:01.26 ID:5KlahX6P
>>797
書き手全員が行くのは無理でしょ
わざわざ代行スレに書き込むくらいなら他スレにそのまま投げちゃう人も多いと思うよ
せめて強制的な移住の雰囲気は辞めたほうがいいかと

それに本格的に移行とか言ってる人たちがまずは投下なりなんなりして盛り上げてみればいいのでは?
まあ自治してる人は読み専が多いってのもわかるが
801名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:34:58.81 ID:lcpRbMyU
俺も保管庫の掲示板は嫌だ
個人サイトに自分のアクセス情報を晒すことになるからな
正直言って中の人の管理能力や人柄には懐疑的な部分がある
なかなか難しいのではないか
802名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:38:52.03 ID:R3syfqee
>>800
その考え自体はわからなくもない
けれど読み専が多いとかじゃなくてさ


>しかしここの住民は本当にしばらくSSを避難所に投下してれば雰囲気よくなると思ってるのかねえ
ただ投下してる人を減らしてるだけだと思うが
特に>>763みたいなのはここの住民が本気で言ってるならアホとしか言いようがない

攻撃的なのがまずおかしいよね?
それとも書き手ならそういうのが許されるのか?
803名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:42:25.41 ID:d+UOAk0/
読み専には発言権なしですか、そうですか
804名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:45:53.29 ID:5KlahX6P
>>802 いや、投下してる人に対して荒らしっていってんだよこの人
しかも君がもの凄い攻撃的

>>803
俺も読み専だけど……
言いたいことがあるなら発言すればいいじゃない
805名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:56:55.30 ID:R3syfqee
>>804
確かに>>763の言い方も褒められたもんじゃないね
GJとあるので投下者を荒らし扱いしているかはわかりませんが、あなたは自分のことは棚に上げてあいつが悪いこっちが悪いですか

意見も自分が盛り上げようじゃなくて、読み専のお前らが悪いから盛り上げろですしね
おっと何を言っても攻撃的とオウム返しされそうなのでもうやめておきます
806名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:57:12.93 ID:d+UOAk0/
お前の発言は全然建設的じゃないな
もういいから永久に黙ってろよ
807名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 14:58:25.62 ID:5KlahX6P
こりゃあ荒れるわww
808名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 15:17:58.87 ID:yODOYzrq
>>807
楽しそうだね
満足かい?
809名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 16:38:13.24 ID:krR88m1V
>>759
GJ!
兄貴の頭が病んでる
なにこれ怖い
810 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/03/04(金) 16:54:51.37 ID:BJ5b77T+
わけわからん
811名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 16:58:18.65 ID:u9h06rkL
俺はこのスレもう終わりだと思う
812名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 17:00:11.56 ID:hDXSToOX
何という陳腐で馬鹿馬鹿しくて中身を全く伴っていない議論

書き手の方は作品を投下するのに一々お前らの機嫌を伺わないといけないとでも?
アンサンにしたってあまり気にならない程度の話なのに、何故あそこまで食いついたんだ?解せぬ。私には解せぬ
813名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 17:03:20.93 ID:HGYrzYvc
読み手にだって自分が読みたい作品を求める権利くらいはあるだろ
誰かが書いてくれるかどうかは別として
814名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 17:06:55.65 ID:T1KqBNVV
自分は叩かれて潰されたのに、なんでこんなつまらない作品が受けてるんだ
調子に乗って楽屋オチとか近況報告までやりやがって

なんて思いがあるんじゃないのかな?
書き手じゃないからよくは分からないけど
815名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 17:34:32.24 ID:hDXSToOX
>>813
希望する権利や求めたりする権利はあっても強要する権利はないぞ。ましてや、気に入らない作品を潰す権利なんてないに決まってる。あくまで只の読み手なんだからな
816名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 17:43:30.75 ID:IpJrGDi/
強要されたとて、書く書かないはそれこそ書き手の自由だろうに。と言ってスレの趣旨から外れた作品を投下する権利なんてないに決まってる。あくまで只の書き手なんだからな
817名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 17:53:18.11 ID:IymzG91Y
お前らいつまで荒らしに餌やり続けるわけ?
それで後何度同じ議論()に終始するんだ?

正論が通じないのはもうとっくにわかっているはずだろうが
いつまでも反応してるやつは荒らしと同じだと、他の住民から思われているんだよ
もう黙ってNG放り込めよ
818名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 17:57:41.54 ID:OyY1Iu8k
リオレイアとリオレウスは必ず同じエリアで、できるだけ近くで屠ってやる
それがヤンデレハンターとしての俺にできる最大限の優しさだ
819名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 17:58:43.61 ID:OyY1Iu8k
なんて余裕は上位になったらなくなってきたがw
820名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 18:47:45.22 ID:u9h06rkL
この展開ニコニコに似てるね
821名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 18:56:27.22 ID:8D6YWl+i
正論w
黙ってNGwww
822名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 19:00:16.28 ID:ZewjLxKA
Sスレのアホの信者どもは、廃墟化後に流れ込んできたニコ厨らしいから
当然といえば当然か
823名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 19:06:22.93 ID:y03Atm+m
正論ってアレだろw
書き手のエゴって奴だww
はいはい、黙ってNG、NG
824名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 19:20:20.88 ID:MeDTlN5w
>>819
まあわかるな。
よし、金銀逝って来る
825名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 19:26:44.11 ID:nwI7FLb8
単発煽りとモンハン厨とか愉快すぎるな
ちなみにモンハンの話してる子は大人しくモンハンスレ行っておくれ
826名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 19:48:32.80 ID:G/8wD4Yq
(๑╹ω╹๑ )ㄘんㄘん
827名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 19:50:09.08 ID:qqimA/zD
いや、ヤンデレファンがモンハンにヤンデレ要素を見出そうとしている微笑ましい情景にしか見えないんだが
ちなみにネブラ一式装備は、なんだか妖しくてヤンデレっぽいな
828名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 20:51:49.20 ID:y9MaEvCw
正面の恋敵だけじゃなく、周囲にまで毒を撒き散らすギギネブラはヤンデレそのものだしなw
829名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 20:54:46.34 ID:pwI58BJh
モンスターの擬人化でヤンデレやったら面白そうだな
830名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 20:58:57.55 ID:JFjtbyqS
次からこのスレはモンハンスレになります
831名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:02:35.69 ID:y9MaEvCw
イビル嬢はその名のとおりハンター君を苛めるスケバン
けど本当はハンター君のことが大好きで、ライバルをぶっ殺してでもモノにしたい

ティガ美は恋愛一直線。正面から猪突猛進あるのみ

クルペッ子は歌とセクシーダンスでハンター君を惑わすお色気担当

ネコ耳がかわいいナルガちゃんは、実は執念深い性格。ハンター君を執念深くつけ狙う
832名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:09:31.15 ID:pwI58BJh
イビル嬢糞ワロタ
けど猪突猛進はファン子の性癖だろ

あとコノハが幼馴染み
冷たい美貌の生徒会長、ベリ代を忘れてはいけないな
833名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:16:26.85 ID:h3YRwpU9
今どきガングロで汚ギャルのラングロ子。体臭がきつい
不登校で一学期に終業式の1度しか出席してこないモーラン子
834名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:16:46.95 ID:MeDTlN5w
あなたの事が気になるけど、あの子みたいに熱視線は送れない。
お願い、私の冷たい鎧を脱がして。
byアグにゃん(亜)
835名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:25:11.79 ID:pwI58BJh
アグにゃん本気の熱視線は即死レベルw
836名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:25:36.69 ID:IWWaNDEj
モンハンスレに行け
いや来てくださいおながいします;;
837名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:28:01.58 ID:JYwSovNn
ハンター君を先輩と慕う可愛いアイるん
その妹で実はキモウトの泥棒猫メラるん
838名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:30:33.04 ID:MeDTlN5w
駄目な亭主に飽き飽きなリオレイア
839名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:33:55.38 ID:JYwSovNn
ここでいきなり人妻かよw
女教師か保健の先生かな
840名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:34:40.79 ID:nwI7FLb8
>>836
モンハンスレ過疎ってるのか

ルールなんかどうでも良いって人も居るのかも知らんが
一応>>1に ・版権モノは専用スレでお願いします。 ってあるからあっちでやってあげて
841名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:35:40.53 ID:JYwSovNn
しかしこうやって並べてみるとナルガちゃんが病めば一番怖そうだな
いきなり背後から刃物で刺されそう、しかも無言で
842名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:39:13.10 ID:MeDTlN5w
食べちゃいたいほど愛してる
byバブルボッカ
843名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:40:13.61 ID:LQAy3ynP
本気の闇スイッチが入った時点で恋敵皆殺しフラグ成立確定な神桜花さんも忘れずに。
844名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:41:22.17 ID:JYwSovNn
おっ、女子競泳部のエースだね
ちなみにシンクロ部のロアルちゃんとは仲が悪い
845名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:41:46.83 ID:MeDTlN5w
>>843
似たような方二人だと結構自分達でダメージ与えてますよね
846名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:44:32.44 ID:fdU25jpw
病みスイッチが入った神桜花さんは疲れを知らないからなw
847名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:51:10.19 ID:GvOih2kF
ある時は燃えさかる炎、またある時は清らかな泉のごとく
クシャミ一発で性格が変わる二重人格者
その名はボルボロ子
848名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:53:10.45 ID:MeDTlN5w
ボクみたいな筋肉質な女の子、先輩も嫌いっすよね?
byアオアシラ
849名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:59:33.52 ID:Nj+BZSEg
モンハンネタ書いてる2、3人の奴面白いと思ってるの?
雑談なら他でやれよ。
850名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 22:00:14.75 ID:8tZD/zK6
ボクッ子ヤンデレついにキタァーッ

ついでにギルドマネージャーが校長先生でモミ爺は用務員さんw
ネコ婆は給食のおばさんか
851名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 22:01:01.53 ID:wQhMQ2nS
>>849
>>827が微笑ましいって言ってくれてるぞ?
852名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 22:14:56.61 ID:LQAy3ynP
いっそのこと、上位大連続クエの【選ばれし者とは】をネタに何かできないかな?
あのクエの依頼人も、なんか女四人に囲まれて悩んでるみたいだし・・・。


恋敵抹殺のために毒を盛るロアル亜子。
痺れ薬で男を眠らせ、そのまま口内に拉致監禁(=逆レイプ)しちゃうネブラ亜子。
後二人、炎と氷が思いつかない・・・。
853名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 22:56:22.80 ID:2dw5Wlf0
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■ SS 作 者 さ ん た ち へ の お 願 い  ■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
現在このスレは荒らしによる粘着被害が続いています。
そのためしばらくの間、 投下は
監禁部屋からのレス代行スレ

http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/yanddere/3/l50
※注意点本スレに代行投下不要と但し書きを必ずして下さい

感想は
感想・応援用掲示板
http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/yanddere/1/l50

後はWikiや中の人に迷惑を掛けないように、なるべく早く今後の方針を議論して実行に移しましょう


854名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 23:01:10.21 ID:KjEsxZxH
こういうのも荒らしへの反応って気がする
855名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 23:07:21.08 ID:8o5NJ0pu
ここ数週間で一番盛り上がったのがモンハンネタとは悲しいな
でも悲しいかな腹を抱えるほど面白かったのも事実
やはり書き手が転んだ祟り神だけは、決して敵にしてはいけないと分かったよ
856名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 23:23:39.27 ID:5KlahX6P
よくIDかえるなー すごい執念を感じる
857名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 23:31:25.88 ID:Giaed2GK
土日を前にして案の定荒れ始めたな、ガキがID変えまくって粘着荒らし
とはあまり使いたくない単語だけどこのゆとりは普段学校で
どんな生活送ってんだ?
858名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 00:42:29.81 ID:DIirL609
ここまでオレの自演
以後通常運行
859名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 00:46:38.49 ID:vctmuIaB
スレが浄化するまで雑談でもしればいいよ
気楽にナ
860名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 02:20:41.49 ID:rJPjJgu9
続きが見たかったSSらはもうみれそうにないな…
861名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 09:16:51.48 ID:jpqcatr1
モンハンネタはさっぱりワカラン
でもそれなりに楽しめるのはなんでだろ?

ネタ書きたいのは山々だがPC修理中だorz
携帯?HAHAHA!だがことわる!
862名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 11:35:41.28 ID:vctmuIaB
非処女のヤンデレはありか?











ただのメンヘラだね
863名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 12:28:17.42 ID:NxmuUOvZ
まあSS書きたい人は別スレ行った方がいい
久々に見たらまだ荒れてて、早々に打ち切って出て行った判断は正しかったと確信できた
GJはもらえたりもらえなかったりだけど、少なくともここに数人沸いてるバカみたいのがいないからやりやすいのなんのって
864名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 12:28:41.14 ID:DIirL609
>>862
経緯による
865名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 14:10:58.28 ID:FeB3drwB
>>862
主人公のリコーダで…
866名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 15:05:29.86 ID:vctmuIaB
だんだんこのスレも過疎って言って静かにフェードアウトするのかな
867名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 15:47:24.50 ID:5Oh/0WsP
>>866
まぁ今は過疎ってくれた方がいいんじゃないか?
868名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 19:15:49.09 ID:vctmuIaB
そして誰も居なくなった......
869名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 20:45:25.54 ID:CG8eI6gQ
どうせ次スレ立てる奴が出てくるだろ
870名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 20:54:17.53 ID:vctmuIaB
以下好きな食べ物について語る


俺ピザの端っこ
871名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 21:53:17.74 ID:oonVjAEk
あの子の髪の毛入りおにぎり
872名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 23:49:01.42 ID:X6MYiF0Q
鶏の胸肉生かじり。女子の胸肉でも可
873名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 23:55:19.54 ID:B8K3lGGW
ハツ、ミノ
874 ◆fB4PRmeuGaHD :2011/03/06(日) 00:00:34.59 ID:B8K3lGGW
投稿しま〜す・
875名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 00:14:45.97 ID:e3ywefXu
やめとけ
876名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 00:21:35.06 ID:tp0N7GCO
まあいいんじゃない。荒れたら荒れた、荒れなかったら荒れなかったいいよ
877名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 00:42:38.94 ID:CJr/fWq0
>>874
Wiki掲示板推奨
878名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 00:45:14.98 ID:oDwMXvuH
いつも携帯から見てたからわからなかったけどwikiってこんな真っ黒だったのか…
879名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 01:10:42.81 ID:tp0N7GCO
wikiに投稿してもなあ・・・
880名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 11:59:57.72 ID:tp0N7GCO
100パーセントこのスレ死んだね。
WIKIに投稿しても書き手は嬉しくないからね。
881名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 12:38:16.39 ID:2gKArzvF
書き手は基本的に自意識過剰な見て見て君だからね
882名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 12:54:08.34 ID:jygMwZ0m
あえてここに書いてやるぜ!

俺が生きた証を。
883名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 13:55:13.76 ID:tp0N7GCO
自意識過剰かどうかは知らないが、読み手からの御礼が意欲に繋がってるんだよ
884名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 13:56:25.35 ID:tp0N7GCO
なにしろこの状況は100%荒らしの勝利だな。
スルーもできずに。情けない奴
885名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 13:57:42.55 ID:jygMwZ0m
つーか耐性あればよくね?
だめか、火種があればもえるから。
886名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 13:59:56.84 ID:tp0N7GCO
耐性だの火種だの言う前にもう再起するチャンスないと思うよ
887名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 14:01:23.41 ID:ec6YlhaU
まあしばらくは荒らしの勝利宣言を眺めてるのもいいんじゃね
888名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 14:01:47.02 ID:2YmwkOJP
>>881
それ言い出したら読み手は読むしか能力が無いただのくれくれ君じゃないの?
889 ◆ury0jTmAqA4v :2011/03/06(日) 14:04:03.75 ID:fU7e0erh
とっう稿しっま〜す♪
890名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 14:10:57.21 ID:tp0N7GCO
自分が作った料理を「おいしい」って言ってくれたら誰でも嬉しいでしょ?
反対に料理を出しても誰も無言だったらコックも寂しいだろ?
それと同じ。wikiに投稿とか言ってたら遅かれ早かれこのスレマジで死ぬぞ。
891名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 14:22:28.69 ID:jygMwZ0m
じゃあまあ、書いてみよう。単発。続きなし。これってヤンデレ?

2011年03月06日 晴

今日、新しいお兄ちゃんが来た。あたしは嬉しくて手首を切って見せた。
お兄ちゃんが心配してくれた。嬉しい。

2011年03月12日 雨

空が暗くて、少し寒い。
でももうすぐ春が来る。瑞々しい風でそれが分かる。

お兄ちゃんの匂いがする方に歩くと、女といた。

2011年03月14日 晴

お兄ちゃんは何をしている人なの、って聞いたら、
「とりあえず、君のいいお兄ちゃんであることかな」
と言った。
仕事だから、あたしのお兄ちゃんなんだ。知ってたよ?
「僕はいいお兄ちゃんかい?」
ええ、とっても。

2011年03月15日 晴

胸を触って?
ここを触って。
あたしの一番深い場所。
お兄ちゃんだけだよ?

2011年03月16日 晴

しかたないなあ、甘えん坊め、と言ってお兄ちゃんがあたしの胸を触ってくれた。
「これでいいかな・・・? 気持ちいいかい? もうあんなことしちゃだめだよ?」
うん、もうしない。

2011年03月21日 曇

「気分はどうかな。」
よくないわ。
「寝ていないとだめだよ。」
あの女のところにいくのはやめて、お兄ちゃんがわたしの傍にいてくれるなら。
「そう。じゃあ、今日は一緒にいよう。」
抱きしめて。
「こうかい?」
うん。とてもいい気持ち。ね。ここ触って。
「そこは・・・。ちょっと、いいのかな?」
いいんだよ。お兄ちゃんだけの為の場所。この前は触ってくれなかったよね?

困ってる? 可愛いわ。 いいんだよ。 理由はあたしが作ってあげる。

「・・・こうかな?」
うん。
「・・・どうかな?」
うん。もっと。
「ほんとうはよくないんだがなあ・・・。」
そう?
「あー。だめだ、我慢できないや。入れちゃおう。どうせ記憶は曖昧みたいだし。」
あら、素敵。
今日は記念日になりそうね。
892名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 14:43:21.99 ID:z2vZyHcY
>>891
もうちょっとわかるように頼む
893名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 14:45:42.68 ID:jygMwZ0m
>>892
Σ(゜Д゜;;)

まあ、マイクテストなので。
894名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 14:51:06.41 ID:z2vZyHcY
ならば期待してます
895名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 14:56:50.40 ID:Ot5Oqshj
乙です。投下してくれる人がいる限りスレは平気だと思う。
だから頑張って欲しい。
896 ◆ury0jTmAqA4v :2011/03/06(日) 14:58:30.74 ID:fU7e0erh
僕には物凄い可愛い彼女がいます。
いつも朝起こしに来てくれて、一緒に学校に行きます。
でも、彼女はとても嫉妬深くて、他の女の人と目が合っただけで怒ります。
ある時女の子と話しているのを彼女に見られ、僕は彼女の家に監禁されました。
「あなたは私の物なの」
そう言って、彼女は僕の事を抱き締めてくれました。
とても気持ち良かったので、監禁もいいかなと僕は思いました。
897名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 14:59:13.92 ID:jygMwZ0m
なるほど。

じゃあ、まあ、風が出てきたら帆を降ろす、って方針でこの船を進めましょう。
898 ◆ury0jTmAqA4v :2011/03/06(日) 15:03:28.28 ID:fU7e0erh
はいっ、とーこーしゅーりょー
やんでれってちょー簡単
こんなんで喧嘩する奴らってよっぽど暇人なんだね
899名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 15:04:33.37 ID:tp0N7GCO
照れ隠し可愛いな///
900名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 15:14:33.94 ID:Ot5Oqshj
乙です。それを長編にしようとすると難しかったりする。
901名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 15:20:58.00 ID:tp0N7GCO
5.6話完結が丁度いいよな
902名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 16:30:37.78 ID:XQmdzrV2
こんな不安定で耐久力もない船……
ジエン・モーランの体当たり1発で撃沈だわなw
決戦モードまで保つまい
903名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 16:46:20.24 ID:zDzjBPQw
誰からも「美味しい」と言ってもらえないコックの店は潰れるのが自然じゃないのか?
才能がなく料理の腕が悪いの分かってて店を構えるのは無謀だろ

この際だから「自然淘汰」って言葉を教えといてやるよ
904名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:02:35.43 ID:ORKx+bkL
「おい店長! このスープ髪の毛入ってんぞ!」ってキレるヤクザさんもくるしね
ここで店構え続けるのはアホくさい気がしなくもないな
905名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:09:48.48 ID:PK801Zo9
大衆食堂の店構えで料理もダメな癖に
変に偉ぶってふん反り返った店主とかは、もうね
906名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:11:34.23 ID:tp0N7GCO
その不味くて過疎ってて半分潰れかけたこのスレになぜお前は
いるのか分からんね
907名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:13:38.57 ID:zDzjBPQw
>>904
髪の毛入ってたらヤクザじゃなくても怒るだろ
ヤンデレ美少女のコックなら話は違うが

>>905
そんな店に限って横文字のの店名つけるんだよな
アン・サン・グランテとかってw
まあ勘違いしてる店主も店主だけど、愚かにも持ち上げた心ない常連どもが悪いんだよ
908名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:14:02.41 ID:tp0N7GCO
じゃあ他の店いけよww
909名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:16:24.12 ID:PK801Zo9
>>906
保健所から派遣されてる衛生係官とでも思ってくれれば間違いない
910名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:20:24.30 ID:zDzjBPQw
そりゃいい
食中毒患者をだすような非衛生的な店は即刻営業停止処分だよ
気をつけないと触雷みたく調理師免許も奪われちまうなw
911名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:20:41.47 ID:tp0N7GCO
そんなにこのスレの作品が気に入らないのなら、気に入らないグループで
他スレでも立てたら?
「本物のヤンデレの小説を書こう」とか言ってさ
912名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:23:04.24 ID:2YmwkOJP
>>911
だからこのスレの作品が気に入らないんじゃなくて、それに反応する住人が面白いんだって。
913名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:23:11.84 ID:zDzjBPQw
あんたらこそ次から「【こっちは】ヤンデレの小説を書こう【偽物】」とかでどうだ?
914名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:25:23.83 ID:tp0N7GCO
荒らしにはカレーライスって言ってあげて
915名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:26:15.29 ID:ORKx+bkL
>>907
良く漫画とかであるでしょ
てめーで髪とか虫の脚とか入れておいてクレームつけるアレ

>>912
どうやらそうみたいだね
わざわざ遊び場を提供してやるのもアホらしいし、次スレは要らないかな
916名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:27:59.84 ID:tp0N7GCO
ようカレーライス
917名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:34:13.23 ID:zDzjBPQw
>>良く漫画とかであるでしょ
>>てめーで髪とか虫の脚とか入れておいてクレームつけるアレ

だったら舌っ足らずで曖昧な書き方はよしなよ
ここの書き手さんの半端SSを思い出しちゃうじゃないか
918名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:35:59.62 ID:fU7e0erh
その半端えすえすをかいた書き手さんをずらーとおせーてー
919名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:41:49.93 ID:PK801Zo9
チラホラ作品名が上がってるよねw
920名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:43:24.36 ID:fU7e0erh
それいがいにもいるでしょー
おせーておせーて
921名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:59:28.47 ID:PK801Zo9
保管庫で探せばいい
ただし笑い死にしても恨みっこなしで頼む
あくまで自己責任でな
922名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 18:02:22.33 ID:zDzjBPQw
>>781が解説しているようなSSだよ
923名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 18:23:22.76 ID:tp0N7GCO
以下自分の愛用品について



924名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 19:10:44.32 ID:zMNupXxV
ブーメランカレーライス
925名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 19:19:08.63 ID:tp0N7GCO
ブーメランブーメランカレーライス
926名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 19:33:21.48 ID:zMNupXxV
なにこの荒らし
キモチワルイ
927名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:00:28.04 ID:Ot5Oqshj
ここは食堂じゃないよ?だってヤンデレの小説を"読もう"じゃなくて"書こう"ってスレだからね。
作品評価とかスレ違いだし衛生係官とかもうね。じゃあ投下されてるSSの何処が悪いか具体的に言うべき。
928名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:06:31.62 ID:bS+2pKm8
小説てのは読んで貰う為に書くもんじゃないの?
929名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:06:52.13 ID:aIrnQvsc
930名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:08:38.21 ID:ORKx+bkL
そのレスだけ何度も引用されてるけど他にはないんですか
特に盛大にこき下ろされてる3作品についてとかさ
931名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:12:40.09 ID:PK801Zo9
781って、オージービーフを使っておいて国産黒毛和牛なんて偽装したようなもんだな
客の舌ばかりを責めるわけにはいくまい
932名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:20:48.66 ID:aIrnQvsc
>>930
その件については作者の言い訳というか謝罪がなされていないからなあ
今後のことを思えば、何らかの声明くらいは出した方がいいんじゃない?
933名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:25:59.29 ID:Ot5Oqshj
>>1に書いてあるだろ?ここは作品の批判やバッシングをする場所じゃないんだから。
気に入らない作品ならスルーするのが約束だろ。まあ荒らしには分からないだろうが。
要するにいちゃもんつけてるだけだろ。料理の例えもわかりにくいのによく他人の作品けなせるな。
934名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:26:05.01 ID:PK801Zo9
今後は偽装太郎とでも呼ぶかw
935名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:28:32.89 ID:aIrnQvsc
>>933
いや、781氏くらい一言一句に至るまで読み込んでくれれば、書き手としては本懐だろ
936名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:29:06.52 ID:fU7e0erh
だまされるほうもだまされるほうだってままがいってたー
937名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:30:30.19 ID:z2vZyHcY
根本的に頭悪いんだな
さっきから問に対する答えになってない
938名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:31:54.79 ID:aIrnQvsc
なるほど
駄文太郎の名に偽りなし、か
上手く騙されていたよ
939名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:38:11.92 ID:Ot5Oqshj
>>937
まあ荒らしなんて基本そんなもん。まともな反論すら出来ない癖に"荒らしの勝ち"とか言うんだよな。
作品を投下してる時点で荒らしのやってることは無意味になるから、作者さんには気にせず投下して欲しい。
940名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:40:05.83 ID:tp0N7GCO
どこがどういうふうに駄目なの?→偽装太郎



答えになってないな小学生
941名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:42:02.73 ID:RywT86RT
ていうか、勝ち負けなんて判断出来ないだろ
ROMって待ってる常連もいるにはいるんだろうしさ
まったく、表面上のことしか見てないんだろうな
どんなところにも熱狂的なファンってのはいるんだよ
俺もここを離れるつもりはないしな
942名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:47:00.34 ID:kDcaDKiZ
>>930
読むのもダルイ糞作品もあったが、過去の書き込みなんかも参考に、それなりにまとめてみたよ。


触雷。
ヤンデレの名を借りた単なるエロコメディ。
主人公の周りの女が別の意味で狂っている。
嫉妬云々ではなく、単なる色情狂にしか思えない。

リバース。
とにかく台詞の割合が多く、劇の台本を読まされている感じになる。
情景描写は読み手の脳内補完に依存している部分が大きく、しかも文体がほぼ全て一人称。
場面が変わると、誰の視点から見た話なのかが咄嗟にわからない。

アンサン。
とにかく内容が暗い。
そして文体が重い。
救いもなにもあったもんじゃなく、読み手を最高に鬱にさせる。
登場人物も全体的に内向的で、何らゾクゾクさせるような行動に出ることがない。
その癖、作者は自分の作品の出来に陶酔しきっているから始末に悪かった。
過去作ごとwikiからも消えてくれたようだが、それだけが評価できる行為。

天使のような・・・。
ヤンデレよりSFバトル作品の要素が強く、その色に押されて完全に病み要素が霞んでいる。
結局、ヤンデレが完全にオマケになっているような感じ。
ヤンデレ主体のSSではなく、ヤンデレ≪も≫出てくるSF作品。
そのことを指摘されたら、何を勘違いしたのか挑発的なコメントを残して以降は消滅。

日闇。
設定はともかく、台詞も含めて文法の間違いや言葉の誤用が多数。
これが原因で、各キャラクターが、どれも傍から見ていて痛いだけの存在にしか見えなくなっている。
作者本人がどこまで気づいているかも微妙なところ。

魔王。
更新速度が速いだけで、文章力は全体的に低い。
設定は面白かったが、ヒロインの病んだ理由があまり説明されていないのはなんとも・・・。
これで、「魔物だから狂っている」ということを理由にされたら、はっきり言ってやってられない。



こんなところか?
ここ最近、まともな作品なんて投下されてないよ。
最初は作者の独りよがりな自慰行為でも、書いてりゃ次第に改善されるのが普通だが・・・その傾向がまったくなかった時点で、どれもこれも、大なり小なり終わってたわ。
943名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:02:16.30 ID:fU7e0erh
ここのひとたちってなんだかんだでやさしーね
おしえてくれるんだもん
944名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:02:33.94 ID:z2vZyHcY
>>942
逆にオススメとかある?

そこまで言うなら来月あたりに一本何か書いてみたい
945名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:02:51.92 ID:JQ7sNeQn
的を得てる
同時に「ヤンデレ」というものを作品にする難しさが分かるな

そこまでの正確に批評を出せる>>942のお勧めの作品を聞いてみたいものだが、荒れるから我慢しておく
946名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:05:48.59 ID:Ot5Oqshj
>>942
ありがとう批評家さん。でも完璧なSSなんてないし俺はそれぞれ好きだったよ。
触雷。はエロシーンは多かったけれど展開の面白さがあったし何より病みって部分が多くてよい。
リバースもそんなに台詞が多かったとも思えないし伏線の回収が上手くて面白い。
アンサンは設定がそそられたしヒロインの病み方もとても新鮮だった。
天使のは超能力が批判されていたけれどヤンデレ要素があるのだから問題ないだろう。
日闇も登場人物の心理描写が上手く書けているし、病んでいる要素が全面に出ていて良かった。
魔王は設定が良いし何よりも展開の早さに次も読みたいって思わせる魅力があると思う。



作品の好き嫌いなんて人それぞれだろう?お前が気に入らないからってそれは荒らす理由にはならないよ。
俺はどの作品も好きだしこれからも期待しているからさ。
947名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:06:36.18 ID:aIrnQvsc
>>942
アンタ、感心するくらいよく読んでいるなあ
俺はそれらのうち「魔王」くらいしかまともに読んでいなかったよ
ちょっとくらい前には「とねかむ」とか良質の作品もあったんだがなあ
948名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:10:22.07 ID:Si81vvfU
>>946
なんか語彙力が>>942に比べて決定的に不足しており、対抗するには説得力に欠けるなあ
「病んでる要素が全面に出ていて」云々とか、こじつけもこれに至れりって感じw
949名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:15:13.60 ID:RywT86RT
>>947
いや、あんた荒らしだろ
950名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:16:53.37 ID:hGtOyqP7
なんなのこの批評家たち。好きも嫌いも個人の自由で良くないか。
嫌いな作品はスルーすればいいんだろうが。逆に糞と思っている癖に
読んで批評する>>942の気がしれないわ。
俺は好きな作品にはGJするし嫌いな作品はスルーするけどそれじゃ駄目なのか。
951名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:21:21.53 ID:tp0N7GCO
スレ立てろ誰か。
何だかんだ言っても、面白いぞこのスレ
952名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:21:36.94 ID:Si81vvfU
いや、>>942は「具体的に言え」って要求があったから具体例を出したまでだろう
言われて責めるのはお門違いのような気がする
953名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:23:06.94 ID:tp0N7GCO
>>942


アンサンは別よくないか?
好みの問題だろ

954名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:23:24.29 ID:Ot5Oqshj
>>950
すまなかった。いや、それで間違ってないよ。ただ指摘するんだったら投下直後にすべきだと思うんだ。
アンサンなんて大して気にならない態度で責められたし、正直理不尽な批判だったからさ。
後からこうですって言ったってもう遅いんだよ。現にアンサンの作者はもういない訳だし。
955名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:25:03.47 ID:tp0N7GCO
なんだかんだ言ってもスレ消えたら
あんた等の言う「本物のヤンデレ」にも出会えなくなるぞ
956名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:25:08.07 ID:qa9COiQA
>>950
日曜日になった途端に現れてるあたりどういう奴かわかるだろ、上の方でも指摘されてるけど荒らしてるのはアホな子供だから何言ってもムダ
避難所行ってそっちを盛り上げるしかない
957名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:27:00.53 ID:ORKx+bkL
>>942
>文体がほぼ全て一人称
これは一人称ナメてんのかと問いたい

>ゾクゾクさせる行動
kwsk
>陶酔しきっている
作品しか読んでなかったから分からなかったわ

>ヒロインの病んだ理由
ヒロインが複数いるから何とも言えないけど
姫に関しては明らかじゃない? それまでの境遇と魔王の接し方が原因だろう


>>950
>>942に関してはそも俺が聞いたってのが元だから俺が謝ろう。申し訳ない
958名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:27:33.74 ID:hGtOyqP7
>>952 別に俺はそんなの求めてないしここはSSを評価するスレじゃねえだろうが。
じゃあ自分なら完璧なヤンデレSS書けるのかって聞きたい。どうせ無理だろ。
作者だって趣味で書いてるんだからいちいち批判しなくていいよ。
やりたきゃ評価スレでも立ててやれ。
959名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:29:42.51 ID:JQ7sNeQn
>>957
色々しっかり読め

>これは一人称ナメてんのかと問いたい
一人称が悪いんじゃなくて、会話が多い上に一人称だから情景が分かり辛いと言ってるんだ
960名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:32:45.37 ID:ORKx+bkL
>>959
ああ、前の文にかかってるのか
961名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:44:05.50 ID:z2vZyHcY
まあ理不尽な文句や好みの問題じゃなければ
丁寧に書き手に指摘してあげてもいいと思うけどね

確かに今現在の読み手の態度は良くないけど
すぐアレルギーみたいに好意的なレス以外は批評って言うのも絶対良くないよ
962名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:46:40.65 ID:e3ywefXu
ああ、春だな。鼻がムズムズするぜ
963名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 21:57:31.04 ID:JQ7sNeQn
>>961
意見は賛成する
けど批評って使ったから言わないといけないんだが

ひ‐ひょう【批評】
[名](スル)物事の是非・善悪・正邪などを指摘して、自分の評価を述べること。

批評=非難ではないです
964名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 22:02:52.07 ID:z2vZyHcY
>>963
そんなの知ってるけどここでは批評(笑)
みたいに非難の意味がこめられてるだろ
965名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 22:17:59.36 ID:0uSQ7Rpl
結論‥匿名掲示板は荒らした者の勝ち!
pinkは管理者がアバウトだし自演
されたら住民が荒らし追放の談議をして
更に悪循環‥‥‥

そういえばSスレに久々に投下が有ったようだ‥‥‥
966名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 22:35:05.37 ID:BP3ya7nY
でも、こっちへの攻撃は止む気配すらないなあ
967名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 22:38:32.04 ID:tp0N7GCO
とにかく人を馬鹿にした「口調」はやめい
968名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 22:44:30.39 ID:CeScEvyU
とにかく読者を馬鹿にした「SS」はやめい
969名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 23:17:45.76 ID:CeScEvyU
あっちが急に騒がしくなってきたなあw
分かり易すぎて少々興ざめだが
970名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 00:08:23.95 ID:mnhpsIbM
まだやってんのかwww
どんだけ暇人なんだよwww
971名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 00:18:18.50 ID:MQEiIpPe
最近ツンヤン幼馴染が下火で寂しいな。
ツンな態度をとっていて主人公からの告白を断り馬鹿にする。
だが主人公が他に彼女を作ってるのを見て初めて
主人公の大切さに気付き今度は幼馴染から告白するが
主人公は彼女を裏切れないと言い断られる。
そこからどんどん病んでいく幼馴染が見たいな。
妄想長文すみません。
972名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 00:32:50.47 ID:5h0c+OzW
カッと来てぶっ殺して終わりだろ?
そのぶっ殺す過程だけが不必要と思えるほど異常に長いんだよなw
そんなのはお前の日記帳にでも書いてろよ
973名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 00:45:01.94 ID:MQEiIpPe
>>773
そんなに怒るなよ。長文は悪かった。

ところで最初から病んでるのと途中から病んで行くのはどっち好き?
974名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 01:00:50.57 ID:UEDU1wnc
>>973
最初から病んでるのが好きな人が多い気がする。

個人的には後者だけど
975名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 01:07:42.39 ID:o4qIDW0N
>>973
最初から病んでたらヤンデレでもなんでもないだろ
ただのキチガイじゃねーか
976名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 01:08:43.76 ID:e2mJCIYs
俺も後者だな
ヤンデレは病む過程を楽しむものだと思っている
前座が無かったら本番が盛り上がらない
977名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 01:12:51.80 ID:MQEiIpPe
>>975
キチガイキャラがヤンデレと紹介された事もあったね。
自分は後者でじわじわ病んでほしい。
978名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 01:58:18.98 ID:hhzzk/ut
初っぱなからヤンデレが出てこなかったら既にヤンデレSSじゃねーだろって思考の持ち主ばっかり集まってるから難しいだろ。

だから書き手も序盤から病んでるキチガイをださないといけなくなるんだろ?

そこを文句言うと書き手はなにも書けねーよ。

ヤンデレまでの過程を書こうとすると、一話目の投下時にヤンデレ出てねーんだからとスレ違い扱いされる。

はなから病んでる女の子をヒロインに持ってきたら、これがヤンデレ?勘違いしてんじゃねーよただ狂ってるだけだろと一蹴り。

過程を書くのも書かないのも書き手さんの自由だけど、書き手の可能性を潰してるのは間違いなく読み手。
979名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:01:39.01 ID:btacHGop
今のところ当スレに可能性を感じさせる書き手さんは皆無だな
募集スレでお願いして新人でも発掘してみるか
そいつをみんなで育てるってのはどうだ?
980名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:04:20.57 ID:btacHGop
980が新スレ立てるのなら俺が立てて来ようか
981名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:05:06.85 ID:hhzzk/ut
>>979
書き手を育てる?どういうこと?
982名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:08:34.39 ID:uQzpeS3x
もう建てなくていい。このまま沈めよう
983名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:13:47.29 ID:RalP/cHG
育てるwww本当にそう思ってんのかwww
批判しかしない批評家きどりに何が出来るんだよ。
じゃあ見本となるヤンデレSS書いてみな。出来ないんだったら黙ってくれ。
984名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:19:30.89 ID:ygjkDLEK
おっ、さっそく新スレ立ったね

ヤンデレの小説を書こう!Part44
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299431815/
985名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:33:03.31 ID:RalP/cHG
>>984は勝手にルールを変えていた&保管庫リンクがないというミスが
あったためこちらで新スレを立てました。
ヤンデレの小説を書こう! Part44
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299432596/
986名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:33:58.24 ID:Umw8XrTy
>>983
心配しなくても書き手志望のお調子者など代わりは幾らでもいる
ジャンプの例を出すまでもなく、ダメな作者や作品は淘汰されていくものだろ
987名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:37:13.41 ID:RalP/cHG
>>986
それはジャンプが商業目的だからだろ?
このスレは素人が投下出来るスレなんだからそれはスレ違いってもんさ。
988名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:42:53.01 ID:tZcIluFt
作品の出来にプロも素人もないでしょう
素人でも他人に読んでもらうためにニーズに合ったいい作品を書くという姿勢は変わらないはずです
そんなことは言い訳にはなりません
989名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 02:47:07.97 ID:RalP/cHG
>>1は見たか?ここは作品を投下するスレで残念ながら
評価するスレじゃないんだよ。評価したいんだったら別スレへどうぞ。
俺たちに他人の作品をどうこうする権利なんてないよ。
990名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 08:26:18.41 ID:RkyiQ0AR
作者を育てるねぇ
一般的に育てる際には良い部分を具体的に誉めるってのが普通なんだけど
否定することしかできない読者様方に、そんなことが出来ると思ってるんだろうか

それにしても、しばらくは次スレ要らないと思ったんだけどなぁ
991名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 09:22:43.75 ID:rggN6S1F
ume
992名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 09:23:01.89 ID:rggN6S1F
ume
993名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 09:23:18.69 ID:rggN6S1F
u
994名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 09:23:36.86 ID:rggN6S1F
m
995名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 09:23:53.19 ID:rggN6S1F
e
996名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 09:24:15.40 ID:rggN6S1F
997名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 09:24:35.54 ID:rggN6S1F
998名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 09:24:59.83 ID:rggN6S1F
999名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 09:27:25.09 ID:rggN6S1F
膿め
1000名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 09:27:48.61 ID:rggN6S1F
おわり
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。