ショタとお兄さんでエロパロ9

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523名無しさん@ピンキー
あ、注意書き忘れました。ウンコ表現があるので苦手な方はスルーしてください。
ただ、食ったり塗ったりするようなエグいのもではありません。
ではどうぞ

高度を落とした太陽が空をオレンジ色に染め、見慣れた通学路に長い影を落としている。
いつも通りなら部活帰りの心地よい疲労と、家に着いて真っ先に飛び込む風呂を思って歩いているはずだ。
ただ、この日の僕はそんな事を思う余裕などなく、ぎゅるぎゅると音を立てる腹を抱えて引き摺るような足取りで家を目指すだけだった。
思えば、今日はなんとなく部活の前から腹の調子がおかしいような気がしていたんだ。
でも、練習が始まって体を動かしてるうちにそんな事はすっかり忘れてしまった。
練習後の買い食いも誘われるままに付いてって、渇いた喉が要求するままにジュース、アイスときたら腹も下すってもんだ。
ついさっきの僕に説教してやりたい気分だが、いくらそう思っても状況は好転するはずもない。
意識をおしりの穴に集中してしっかりと閉じておかないと、今にも漏れてしまいそうな波が何度も襲ってきて、その度に歩みを止めて波をやり過ごす。
ヤバイ、絶対に家までガマンできるって思えない……
僕、中学生になったってのに、小学校の時でさえなかったのに、このままお漏らししちゃうのか……
なんとか堪えているけど、絶望的なことしか頭の中に浮かんでこない。
それでも少しずつ、家に向かって足を進める。
何度目かの便意の大波をやり過ごすために歩みを止め、ゴロゴロと音を立てるお腹を押さえおしりの穴に力を入れなおして我慢していた時だった。
びびっ、ぶちゅちゅ、ぷすぅー。
!!! やばっ!ち、ちびった……
あわてておしりに手を当てて、それ以上出ないように押さえつける。
ぬるぬると濡れた感触と温かさがおしりと押さえつけた指に伝わってくる。
は、早くしないと!家までは絶対ムリッ、そうだ、の、野グソ……!!
パニックに陥りそうになりながらも一瞬のうちに判断を下し、解放場所を探す。
左手で肩からずり落ちそうなスポーツバッグの紐を押さえ、右手はしっかりとおしりの穴を押さえ、摺り足のような足運びで走る。
小さな神社の鳥居を抜けて境内へ、さらに社殿の裏へ回り奥へと続く雑木林のへ。
入って来た方からは木々が重なって見えなくなる位置まで来ると、スポーツバッグを地面に放り投げ、短パンとブリーフをいっぺんに下ろす。
ぶべっ!ぶばばばっ!!
しゃがみ込むとほぼ同時か少し早いくらいに勢い良く下痢便が噴出した。
ふぅ、と一息ついて腹に力を込め残りのうんこをひり出す。
ぶちゅ、びちゅと水っぽい音を立てて、僕を苦しめていたものが出て行く。
全部出し切ったかと思うとまた、お腹がごろごろとなって次が出ようとして、なかなか終わらせることができない。
僕のおしり丸出しの格闘は10分くらいだっただろうか、やっと落ち着いてきたようでちり紙でおしりを拭くところまできた。
立ち上がってブリーフと短パンを上げようとしたら、さっきちびったウンコがブリーフの股のところにこびりついてるのが見えた。
そのまま穿くわけにもいかないので、短パンとブリーフを脚から抜いて、ブリーフについたウンコをちり紙でごしごしと拭き取る。
丸出しのおしりや太ももを蚊に刺されながら何度もブリーフの汚れを拭き取っていると、人の話し声とガサガサと言う足音が聞こえた。

まずい、こんなおしり丸出しの格好、誰かに見られたりしたら……
体を硬直させ、音を立てないようにして様子を覗う。
足音は雑木林の入口の方から近づいてきたかと思うと、僕が進んできた獣道を外れて少し放れたところで止まった。
日の暮れかけた薄暗い林の中で、入って来た二人は何やら話しをしている。
僕は見つからないように姿を隠している木の陰から覗いてみた。
一人は少し背が高く、黒い学生ズボンの高校生風、もう一人は僕と同じデザインの体操服を着ていた。
シャツの縁取りと短パンの色は僕と同じ学年色、ってことは同じクラスのヤツかもしれない。
こんなところで野グソして、パンツにちびったウンコを拭き取ってるのがバレたら終わりじゃないか。
胃のところがキュッと縮むような感覚、そしてドキドキと鼓動が早くなるのを感じた。
早く居なくなってくれないかと祈りながら二人がこっちの方に来たりしないかと目と耳の神経をあちらに集中させる。
「急にヤリたくなったとか言って学校まで迎えにくるとか、大月さんエロすぎ」
聞き取れたその声は聞き覚えがあった。確かに同じクラスの猿橋達樹くんの声だ。
自分がココでこうしている事は絶対にバレるわけにはいかなくなった。
脇の下にツーと汗が垂れる。この汗は暑さにせいじゃない。
5242:2011/12/17(土) 03:31:04.72 ID:LkdiHE/f
「お前だってとっくにその気じゃん?もう一緒に歩いてる時から短パンこんなにして」
言いながら大月と呼ばれていた男は顔を猿橋くんの顔に近づけた。
あれ、キスしてるのか?男同士で?あっ、短パンの上からチンコ触って……
長いキスの間に大月は猿橋くんの短パンの前で動かしていた手をおしりへ移動させ、もみもみと揉んでいる。
キスが終わり、猿橋くんが何か言ったけど聞き取れず、大月はそれにこくりと頷いた。
一瞬、恥ずかしそうに笑った猿橋くんはくるりと180度身体を反転させ、両手を近くの太い幹についた。
大月は猿橋くんの短パンとブリーフをいっぺんに下ろすと、片足ずつ抜き取ってぽいっと地面に投げ捨てた。
僕は二人から完全に目が離せなくなっていた。
エッチしちゃうのかな、あの二人、男同士なのに……
大月は片膝を付く格好になって、両手で猿橋くんのおしりをぐいっと広げている。
「すっかりコッチが良くなっちまって、ホントにすけべぇだよなぁ」
「なっ、誰に教え込まれたと思ってんだよっ!ったく、ヤるなら早くシてくれよっ!」
「はいはい、それはおねだりと思っていいんだね、それじゃあ遠慮なく」
やり取りが終わると大月は猿橋くんのおしりの谷間に顔をうずめた。
舐めてるんだ、おしりの穴を……
大月はぴちゃぴちゃとコッチまで舐める音が聞こえてきそうな程に顔を動かして猿橋くんのおしりを舐めている。
「んん、はぁ、前もさわってぇ」
学校じゃちょっと不良っぽいイメージだった猿橋くんが、すごい甘えた声を出している。
「今日のテーマ、これから一切、ちんこに触らずにイカせる」
おしりから顔を離して大月はいたずらっぽい笑顔で答えた。
そして、傍らに投げ捨てられた学生カバンから何かを取り出すと、左の手のひらにとろりとした液体を垂らしている。
大月はさっきまで散々に嘗め回していたおしりに左手をあてがい、ぴったりと猿橋くんの背中に身体を合わせた。
空いてる右手を体操服のシャツのしたから滑り込ませて、なにやらごそごそと胸のあたりで動かしている。
「そろそろ乳首も感度上がってきてるんじゃね?どうよ、後ろの穴と一緒にいじくられるのは?」
聞こえてきた言葉に驚いた。乳首が気持ちいいのは女の子だけじゃないのか。
そぉっと、自分の乳首を体操着越しに触れてみる。
軽くつまんで、爪の先で擦ったりしてみるとくすぐったいような感じがした。
「んくぅ、きもちぃ、乳首も、おしりも、どっちも気持ちいいよぉ」
男同士のエッチはおしりを使うって、なんとなく知ってたけど、おしりも気持ちいいんだ……
あれ、きっと指入れられてるんだよなぁ。
今度はさっきからずっと外気に晒したままの自分のおしりの穴に指を這わせてみる。
軽く触れる程度でこしょこしょと指を動かしてみると、やはりくすぐったい感じがした。
指、入れてるんだよなぁ……。
ぐっ、と力を込めて中指を入れてみようとしたけど、まったく入って行く気配がなく痛みもある。
舐めたり、さっき手につけてたやつで滑りを良くしてやらないとダメなのかな。
なんて思っておしりを触るのをやめてまた乳首を触ってみる。
いつの間にか、僕自身のおちんちんも体操服のシャツの裾を内側から突き上げていた。
大月は相も変わらずおしりと乳首をいじくり続けているようで、猿橋くんの後ろに覆いかぶさるよう体勢のままもぞもぞと動いている。
「んはっ、もっ、はやく、入れてっ、自分でっ、前触って、イキたくっ、あン、なっちゃうよぉ」
猿橋くんが切羽詰ったような声をあげている。
僕もいつしか鼓動が早くなり、はぁはぁと浅く呼吸をしていることに気づく。
左手で自分の乳首をいじりながら、右手で体操服の裾越しにちんちんを押さえつける。
気持ちいいのかな、猿橋くん、おしり、そんなに気持ちいいのかな……あぁ、僕だったら藤野先輩に……
一瞬、憧れの先輩の顔が頭の中に浮かび上がる。こんな事に結び付けて憧れの先輩を思い浮かべた事に罪悪感が湧いてくる。
「んじゃあ、そろそろ入れてやるからな」
大月の声が耳に届いてハッと我に帰る。
がちゃがちゃとベルトを外す音がして、ぼろんと大月がちんこを取り出した。
この距離じゃはっきりとはわからないけど、大きさはすっかり大人のサイズで、力強く上を向いて反り返っている。
高校生くらいになると、ちんこもアレくらいなのかな、それともあの大月って人がでかいのかな……
思っていると、大月は猿橋くんのおしりの割れ目にぴったりとちんこの先をあてがった。
5253:2011/12/17(土) 03:33:05.42 ID:LkdiHE/f
「いくぞ」
短く言うと、両手で猿橋くんの腰を押さえつけると、二人の間にできた隙間をじわりじわりと小さくしていった。
「あっ、あっ、んん……」
少しずつちんこが差し込まれて行くたびに声を漏らす猿橋くんを見て、僕の方がハラハラしてしまう。
「全部入ったぜ」
大月はそう言った後、腰を押さえていた両手を猿橋くんの胸に持っていく。
猿橋くんは頭を下げてぷるぷると何かに耐えているようだった。
「両手で乳首いじくっててやるから、自分で腰動かしてみろよ」
大月の言葉を聞いて、猿橋くんは小さく頷いて体を動かし始めた。
「ん、んん……、あっ」
何度も短い声を漏らしながら、腰をゆっくり動かしている。
ちんちん触ってないのに感じまくってるみたいだ、すごい……
僕も自分の乳首をくりくりと早い動きで弄くりながら、ぎゅっとちんちんを押さえた。
同級生があんなことされてるの見て、興奮しちゃって、しかも僕、あんな事して欲しいって思っちゃってるっ。
乳首いじりをとめられず、脈打つちんちんをギュッと押さえながら、同級生が自分のおしりの穴でちんこを入れたり出したりしている光景をただただ眺める。
「い、イキそっ!あっ!あっ、イクっ!」
猿橋くんが今まで出してないような大きな声を出してビクッとした。
「よし、じゃあ……」
大月は乳首をいじくっていた手を離してしっかりと猿橋くんの身体を掴んで、自分の腰を前後に動かし始めた。
それまで聞こえなかった肉と肉のぶつかる音が何度か響いたかと思うと、猿橋くんの一際大きな喘ぎ声が林の中に響いた。
「んぁああっ、イクぅ!!」
カサッ、カサッと落ち葉の上に精液が落ちる音が聞こえる。
「俺、もうちょいな。そのままちょこっと辛抱してろ」
大月は崩れ落ちそうな猿橋くんをがっちりと掴んでおしりの肉に自分の腰をパチン、パチンと打ちつけ続けている。
「よし、出すぞっ!」
一際強く腰を打ち付けて、二人の影が重なったまま動きが止まる。
「はぁぁ……、やっぱ、お前さいこーだわ」
ぐったりした猿橋くんからちんこを抜いて、彼を抱きかかえながら大月はまたキスをした。
猿橋くんも大月の脇の下から両腕を通して肩にすがりつくようにして、その唇を受け止めた。

僕はその様子を見ながら、自分の体操服の裾にシミをつけながら押さえつけてるちんちんをどうにも出来ずに、左手は変わらず乳首をくりくりといじくっていた。
あぁ、もうこのままオナニーしちゃいたい……
頭の中がそんな言葉でいっぱいになって、ちんちんを押さえつけていた右手をゆっくりと動かす。
左手は変わらずに体操服越しに乳首を刺激しながら、目の前で起こったことを思い出す。
ちんちんに触れられることなく、乳首とおしりの穴だけでイッてしまった同級生、しかも自分が普段しているオナニーとは比べ物にならない程に気持ち良さそうだった。
僕もっ……ん、僕もシて欲しいっ……!!
ちんちんをぐにぐにと揉むと、右手の中で体操服の裾がぐちゅぐちゅと湿っぽい音を立てる。
これくらいの音、向こうまで聞こえないよね。
はぁ、はぁ、乳首、気持ちいいかもっ……おしりは、少し怖いけど、すごい気持ちよさそうだったなぁ……
ぐちゅっ、ぐちゅっ、はぁ、はぁ、我慢汁で濡れた体操服の音と自分の吐息だけが耳に入る。
遠くで二人が話している声が聞こえるような気がしたけど、何をしゃべってるのかなんてもう気にしていられない。
あぁ、イキそ……
「んっ……」
漏れ出そうになった声を飲み込んで、体操服の裾に精液を出した。
カッチカチになっていたちんちんにケリをつける事ができてホッとした。

そのとき、右手に握った体操服の裾からポタリと精液が落ちて、枯葉の上でガサッと音を立てた。
やばっ!気づけば、もう一滴、糸を引いて落ちそうになっている。
僕は慌ててそれを左手で受け止めようとした時に、飛び出ていた枝に肘がぶつかってしまった。
ガササッと大きな葉音を立ててしまい、咄嗟に動きを止める。
時間差で受け止め損ねた精液の滴が落っこちて、カサッと小さい音を立てた。
「おい、誰か居るんじゃね?」
大月の声が聞こえて、ガサガサと落ち葉を踏みしめる音が近づいてくる。
どうしよう、どうしよう、どうしよう、……どうしようっ!!!
「おーい、誰かいるのかー?」
声はもうすぐそこまで来ている。
「鳥かなんかじゃねーの?」
心臓が口から飛び出るとか思った。だって、僕の名前、鳥沢。でも猿橋くん、ナイス!鳥と思って行ってくれぇぇ!頼むぅ!!
身体が硬直してるのは音を立てないようにしてるだけじゃない、緊張で脚に力が入らないからだ。
5264:2011/12/17(土) 03:34:21.94 ID:LkdiHE/f
「おい、カバンが置いてあるぞ。やっぱ誰か居るんじゃねーか」
見つかった!どうする!?地面に置いたもの全部拾って走って逃げるか?
ガサガサと足早に近づいてくる音に決断を急かされる。
なるべく音を立てないように膝を畳んで、地面にあるブリーフと短パンに手をのばす。
ブリーフはすぐ足元に落ちてたけど、脱ぎ捨てた短パンが少し遠い。
「おい、あれ、あそこ落ちてるの短パンじゃないか?お前のそれと同じ」
「えー、うっそ。マジで?」
駆け足で走ってくる足音が二つ。終わりだ……。目をつぶって小さくなる。消えてしまいたい。
つぶった瞼越しに影が僕の前に来たのを感じた。ホントにお終いだ……
「あれっ?鳥沢じゃ……ちょ、おまっ、ケツ出して何してんだよ」
猿橋くんの声が耳に入り、涙がぽろぽろと頬を伝う。
「なんだ、お前の同級生か、コイツ?」
「あぁ、なるほどねぇ……。大月さん、俺ら、鳥沢が野グソしてるとこにアオカンしに来ちゃったみたいだよ」
「野グソねぇ。でも今時居るんだねぇ、全部脱がないとウンコできないヤツ」
そう言って二人は笑った。僕は溢れる涙を腕で押さえて顔を隠すことしか出来なかった。
「おいおい、ナニ泣いてんだよ。これじゃあ、俺と大月さんでいじめてるみたいじゃないか」
「そうだぞ、むしろ気持ちいいコトしてるの覗かれたコッチが被害者とも言えるんだからなぁ」
「それは我慢できねーからって、そこでチャチャッとヤっちまおうとか言ったアンタが悪ぃよ。」
こっちは頭が混乱してどうしていいかもわからないってのに、二人はなにやら楽しそうにしゃべくり続けてる。
「鳥沢ぁ、泣いてるのもいいけどよ、ケツ丸出しで泣かれてたらホントに俺らがいじめてるみたいじゃねーか。とりあえず下穿けよ」
促されて何とか立ち上がる。手に握り締めたブリーフを穿こうと広げると、股のところについた茶色い染みが目に飛び込んできた。
ハッとしてまた手の中にくしゃくしゃにして握りこむ。見られた?と思って猿橋くんの顔を反射的に見る。
「ちびった?」
ニヤニヤして聞いてくるので恥ずかしくなってうつむいてしまった。
猿橋くんは、地面においてある短パンを拾い上げると、広げてまじまじと観察しはじめた。
「うは、ちょっとだけど、こっちにもシミついてるぞ」
うれしそうにはやし立てながら、短パンの汚れたところを僕に見せ付ける。
僕はまたぽろぽろと涙をこぼして泣いてしまった。
「まあまあ、ほら、とりあえず穿けって」
言いながら僕の手に短パンを握らせる。
「お前さぁ、このボウズに俺とヤッてるとこ見られたけど、大丈夫なの?」
黙っていた大月が猿橋くんに話しかけた。
「大丈夫っしょー、だってさ、俺ら掴んじゃったわけじゃん。オ・モ・ラ・シの現場」
肩に腕をまわしてくる猿橋くんの、その力の入れ加減に口止めの意図を感じ取る。
「あ!ちょっと、大月さん!もっといいもんめっけたよ!」
猿橋くんは僕の体操服の裾の染みを指差す。
「ははぁ、俺らのヤッてるの見てガマンできなくなっちゃんだなぁ。鳥沢くんって言ったっけ?」
僕の前に回って大月はちんちんを隠していた体操服の裾を持ち上げた。
「シコシコしちゃったんだ。それで、見ててどう思ったよ?」
じろじろと僕のちんちんを見ながら聞いてくるけど、どう返答していいものかわからず、顔を横に背ける。
「だからさぁ、俺みたいに達樹に突っ込みたいと思って抜いたのか、達樹みたいに突っ込まれてぇと思って抜いたのか聞いてんだって」
「えと、それは、あの、僕……」
「どっちよ?正直に言ってみ」
ピンピンと僕のちんちんを弾きながら問い詰められる。
正直に答えないと猿橋くんにウンコのことを学校で広められたりするんだろうか。
5275:2011/12/17(土) 03:34:58.19 ID:LkdiHE/f
「その、猿橋くん、気持ちよさそうだなって……」
「突っ込まれたいほうか?」
かぁっと顔が熱くなるのを感じて俯いてしまった。
「おい、達樹、この同級生クンに突っ込んでやったらどうだ?」
ウシシと下品に笑いながら言うのが聞こえて僕は猿橋くんの顔を見た。
猿橋くんは僕と一瞬目があった後にやれやれと言った顔をした。
「大月さん、俺が今更誰かに突っ込みたいなんて思うわけ?それで、それは誰のせいだと思ってるの?」
「ははっ、悪いな。んじゃあ俺が食っちまおうかなぁ」
「目の前で浮気されたらちょん切りますよ?」
「おぉ、怖ぇな。わりいな、鳥沢くん。達樹が突っ込んじゃダメだとよ」
僕は心底ホッとした。あんなのイキナリ入れられるなんて想像しただけでも恐ろしすぎる。
それに、もしそう言うことするとしたら、相手は絶対に藤野せんぱ……、いやいや、今はそんな事考えてる場合じゃない。
「おい、鳥沢」
急にマジメな口調で猿橋くんに呼ばれ、ビクッとして顔を見る。
「俺は今日のお前のこと、ガッコで言いふらす気はないぜ。別にお前は俺のこと言いふらしたってかまわねぇけどな」
「おーおー、カッコイイじゃん、達樹ぃ」
何も言えずに居る僕を置いて二人は林を出て行く。
その並んだ影が見えなくなってから僕は汚れたブリーフを丸めてスポーツバッグに押し込み、短パンを穿いた。
精液のシミができたシャツの裾を短パンに押し込んで隠し、林を出て神社を抜け通学路に戻る。
ずっと曝け出していたおしりや太ももは何箇所も蚊に刺されたらしくかゆかった。
ポリポリと掻きながら薄暗くなってきた通学路を歩く。
濡れたシャツの裾が冷たくなって、お腹を冷やす。
治まったと思ったお腹がまたギュルルと音を立てる。
もう、どうでもいいや、と言った気持ちで家に向かって走る。
おしりから太ももへと水っぽいものが垂れてくるのを無視して走り続け、家までついた。
カギを挿してドアをあけ、風呂場に飛び込む。
汚れた体操服のままシャワーを浴びて、身体と汚れた衣服を洗う。
石鹸をつけた手がちんちんに、乳首に、そしておしりの穴に触れる度にドキリとして、あの光景が思い出される。
中学生にもなってチビってしまって事や野グソをしてしまった事より、もっと衝撃的なこと。
むくむくとちんちんが大きくなっていく。
僕は石鹸のついた指をぐっとおしりの穴に……


おしまい
528名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 05:45:53.29 ID:f4aEZvoB
いいねいいね乙
529名無しさん@ピンキー:2011/12/17(土) 12:21:42.42 ID:DGmx9m2f
のぞき少年可愛いよハァハァ
GJ
530名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 13:41:17.18 ID:xYK9JeF0
ずっと前にここで時代物の、どエロが出て、かなり興奮した記憶があるんだが
最近はどうですか。
531名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 18:36:23.84 ID:Ce+I7ePf
どういう意味で?
時代物があるかって聞かれたらない
どエロでかなり興奮するかと聞かれているなら、このスレくらいは読んでみろとしか言えない
532名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 11:01:13.57 ID:3pBKKrb6
なんとか峠のことだと思うけど最近はないよ
533名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 13:46:39.98 ID:d9OrfCEv
>531 532
ありがと
少し、スレたどってみますわ
534ゴッドメロディ:2011/12/23(金) 23:25:37.83 ID:ev+xRGB0
ういーっす。オレ、ゴッドメロディっす〜。小説書いていいっすかぁ?
535名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 23:37:20.96 ID:+JMyEGKV
感想がなくても叩かれても泣かないならどうぞ
536ゴッドメロディ:2011/12/23(金) 23:44:54.77 ID:ev+xRGB0
「神塚レイラ少年の衝撃日和!?その1」


神塚レイラ君がメインのやつです。洗脳するから気を付けて。最初は剣城っていうやつにやられます。各お話で変態にもなります!



レ「ふぅ!今日も頑張ったなぁ。」
少年の名は神塚レイラ。みんなからはカミツレと呼ばれている。彼の特徴は神秘的なアクアマリンの瞳にキラキラ輝く髪、そして女の子のような容姿だった。レイラは今日も修行を終えた頃だ。レイラは昔、体が弱かったが、どんどん特訓して強くなった。
レ「今日は天馬ん家に遊びにいこうっ!」
その時だった。
ドン
?「邪魔だよ。」
レ「おい、誰だ!っあ……」
レイラと同い年の剣城だった。剣城は少し怖いイメージだ。レイラに剣城は目線を向いた。
剣「……お前、俺んちに来い。」
レ「え、今日は天馬ん家に行くのに……。」
剣「いいから来い!!」
レ「うわっ!」
レイラは剣城に連れて行かれた。本当は天馬の家に行きたかったのに………。
剣「へっ、お前可愛いなぁ。」
レ「むぅ……」
レイラは拗ねた。しかし剣城には効いてない。レイラはもう我慢できず、とうとう怒った。
レ「いい加減にしろよ!オレはてんまん家に行くんだから!!」
剣城はそれを聞いてキレた。
剣「うるせえっ!黙れよこの男の娘がぁッ!!」
剣城はレイラをおもいっきり殴った。
レ「ぐわっ!」
レイラは気絶した。どうやら力が尽きてしまったようだ。剣城はニヤリと笑い、そのまま彼を自分の家へ連れていった。
剣城「ククク…、たっぷりエロエロにしてあげるからな…!」
537名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 07:12:34.87 ID:ZCO2mE6y
またお前か
538ゴッドメロディ:2011/12/24(土) 12:16:55.67 ID:6tvixHIO
すいませんねぇ。少し付き合ってもらいます
539ゴッドメロディ:2011/12/24(土) 12:51:10.52 ID:6tvixHIO
剣城はレイラを自分の部屋に連れていき、そして、唇を彼につけた。キスだった。
レ「……んん、ん?なんだよぉ?」
剣「……ちっ、黙れよ。」
レイラの体はぞくぞくし始めた。
レ(なんだ……、オレ……、落ち着かないぞ…!)
そして、剣城は言葉を放った。
剣「いいか。お前は今からオレとエッチするんだ……!」
レ「剣城……」
剣「やめようと言っても遅い。今こそやるしかないんだ…!」
レ「わ、わかったよ……」
剣城はレイラの下半身を脱がせ、パンツの裾に指を入れた。
レ「んっ、あっ、ああっ。」
剣「ふ……、お前いいな。」
そして剣城はレイラの小さな性器を触った。
レ「う、うわぁぁ、オレ……、出ちゃう…。」
剣「おいおい、精液出るのが嫌なのかよ。」
レ「うぅ……、違う…。」
そしてレイラの性器から射精が出た。
レ「うわぁっ…!オレのぉ、出ちゃうょぉ…。」
ドビュッ
レイラの精子は自分のTシャツにかかった。剣城は話しかけた。
剣「脱ぐか?Tシャツ。」
レ「やだよ。風邪ひくし。」
次に剣城はレイラのきれいなピンクのアナルを舐めた。
レ「うひゃっ……、あぁっ……、そこぉ……だめだぁっ。」
れろれろ、ぐじゅっ
レイラのアナルは次々と汚れる。
レ「おい……、不味くてもいいのかよ……。」
剣「あぁ。お前のアナルは旨いからな。」
レ「そうなんだ……」
すると、剣城がいきなり立ち上がった。
レ「え……、もう終わり?」
しかし、終わりではなかった。ここから本当のあれが始まる。そう、セックスだ。
剣城「さてと、アナルセックス始めようか……!」
剣城は自分のペニスを出し、レイラの肛門に入れようとする。それを見てレイラは怯えて言った。
レイラ「お、おい。やめろよ……。これ以上やめろよ…!」
540名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 15:22:25.89 ID:hYymNwbz
他所でやれ
541名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 18:52:45.98 ID:ejdOi6Yy
秘密の日記帳にでも書きためておけと言いたくなるなこれは
下書きもせずに直書きしてるみたいだし
sageもしないし
そもそもSSですらないし
542名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 19:27:24.53 ID:CXYrOjnG
これは自らが餌になる高難度の釣りです
543名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 20:44:21.40 ID:DXSDjUfd
>>541
援護する気はないけどVIPのSSは全部こんな感じだぞ
544名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 21:23:44.22 ID:AoMXSI4d
ここはVIPじゃないし…
545名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 23:07:26.05 ID:1MoKWy8K
性夜だよサンタショタまだー?
546名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 15:22:43.62 ID:ebyUWkcA
先輩後輩のは完結したのか?
547名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 18:51:24.83 ID:qTlVzhP9
だいぶ前にやってた痛そうなヤツなら終わったんじゃなかったか
548名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 09:00:53.07 ID:kMp9rPs7
あの厨房ならpixivに逃げたけど?
549名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 09:14:54.36 ID:bB+oisDa
毎度ひでぇな
550名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 23:04:38.99 ID:vt6OInFC
これから大体10レスほどの短編を投下します。

・ショタっ子達が変態銃を使ったキャットファイト競技で戦います。
>>493の続きです。今回は多少でも使用に耐えるよう、エロシーンの尺を少し長くしてみました。
 なんか一部バトルファックみたいな感じに…
551CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その1:2011/12/30(金) 23:06:11.93 ID:vt6OInFC

 時は近未来、かわいいショタ少年を集めて擬似銃撃戦をさせる賭博競技が、空前のブームを迎えていた。
 FPS(First・Pyuppyu・Shooting)。
 相手をピュッピュさせて倒し、最後まで残った者が勝者となる、シューターゲーム。
 その中でも特に高い人気を誇る競技ルール、Call Of Doutei(コール・オブ・ドウテイ)。
 厳選された童貞のみによる、エリート選手たちのゲーム。

 市街地を模した広大なFPS競技場。その両端に数十人のショタっ子が集まる場所が二つ。
 その内の一つに、ソープランドはいた。
 今日はチームデスマッチ(通称チーデス)。2チームに別れて銃撃戦を行い、相手を倒すことで得られる点数の多さで勝敗を決める。
(うるさい連中がいたな…)
 会場に入る前に見た敵の中には、何度か戦った事のある面々がいた。
「MC(マッチョカンパニー)か…」
 FPSでも別のレギュレーションルール、BF(Bukkake・Fist)から転向した有名な四人コンビだ。
 BFとは、自らの精液を敵にぶっ掛けるか、相手の尻穴に拳をねじ込んでイかせれば勝ちという、
 ゲテモノながらCoDに次いで人気のルール。
 内容の特殊性ゆえか、絵は良いが試合の動きが遅くなりがちな為、そこを嫌がるシューターも多い。
 
 MCとは、BFにその人ありと言われた筋ショタ四人組のことだ。
 連携はあまりうまくないが、ちぐはぐなチームプレーが結果的に良い結果を生むと言う、ある意味天然系のチームとも言えた。
「あの野郎、引退する引退すると毎回言ってんのに、いつ引退するんだ…」
 先ほどチラっと見たのは隊長格のエッチオルドだけだが、残りの三人アナード、ホーリーウォーター、マンコウもいるのだろう。
 共に戦うのも御免だが、敵に回すのも厄介…そんな評価の連中だ。
552CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その2:2011/12/30(金) 23:06:54.11 ID:vt6OInFC

 味方の面々には、期待の新鋭として注目されているポーンチ、骸骨のマスクを被ったGスポットがいる。
 メンバーの長所短所を思い出しながら、取るべき戦術などを考えていると…
「先ぱ〜いっ!」
 聞き覚えのある声に振り返ると、満面の笑顔を浮かべた人懐っこい感じのショタが、全力ダッシュでこちらに走ってくる。
(またこいつか…)
 彼ことソープランドを先輩と勝手に呼び慕う、FPSの新人カマーインだった。
 TPS(Topless・Pyuppyu・Shooting)からの転向者という珍しい経歴を持つ新入りだ。
 なにかと自分の事を喋りたがり、スナイパーが嫌い、他に四人も兄弟がいる、趣味はポロなど、
 聞いてもいないことを自分から説明してくる。
 得物は両手にそれぞれ構えた二丁のMANP5K(通称マンピーコキ)サブマシンガン。
 ドイツ語で短機関銃を意味するMAschiNenPistoleの略称から命名されたこの銃は、
 威力や精度の低い拳銃用オナホ弾を用いながら、高い命中精度と信頼性を誇る人気の銃だ。
 
 半ばうんざりした表情で出迎えるが、堪えた様子も無く笑顔で喋りかけてきた。
「先輩っ、今回は一緒のチームですねっ!」
 サラサラ金髪ショートに大きめの瞳、こぢんまりとした鼻口のあしらわれた可愛らしい顔。
 同年代の中でも小柄な身体は、一歳年上で背も高い方のソープランドと並ぶと、身長差がいっそう際立つ。
「その先輩って言うのはよせと言ってるだろう」
 必要以上に群れる気は無い…言外にそう語る、厳しさを含んだ声。
 しかし邪険に扱われるのにも慣れているのか、変わらぬ笑顔のまま言葉を続ける。
「今日の相手は、厄介なのが多いですね…でも僕達ならきっと勝てますよ、ねっ!」
「……そうだな…」
 気の無い返事で適当に会話を流すが、相手が厄介という点には彼も同意だ。
 ビーッ!
 やがて、競技開始三分前を告げるブザーが鳴る。今日のお勤めの時間だ。
553CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その3:2011/12/30(金) 23:07:35.82 ID:vt6OInFC

『チームデスマッチ、スタート!!』
 競技の始まりを告げる、アナウンサーの声。
 建物の位置を考えながら、腰に吊るしたトマホークを手に取ると、大きく振りかぶる。
「…っふっ!」
 鋭い吐息と共に、弧を描きながら飛んでいくトマホーク。
 やがて遥か彼方へと消える手斧。こんな適当な遠距離攻撃が当たる訳が…
「………ぁひぃ!…」
 しかし予想に反して遠くから響いてくる、悲鳴とも喜声ともつかない甲高い声。
『おおっと、ルカ選手にトマホークの直撃だぁーっ!ソープランド選手の開幕トマホークが見事ヒット!ルカさん斧射ぱねーっす!』
 得られる点数は倒し方によっても変わり、遠投トマホークはかなりの高得点キルに入る。
 ヒートアップするアナウンスに対し、眉一つ動かさずにライフルを構えると、右翼のビル街に突っ込んでいった。

 ポポポッ!ババッ!ウッセーイ、クラナードー!
 ポッポポポポッ!イグゥ!!
 右翼では大きな車道を挟んで、数十人規模の銃撃戦が始まっていた。
 戦闘が始まって間もないはずだが、既に白い精を放った味方の『死体』がちらほら見える。
(展開が早い。誰が核だ……)
 するとソープランドの疑問に答えるように、仲間の少年目掛けてオナホ弾が飛んできた。
 弾の種類、速度、特徴的な飛び方。全てがスナイパーの存在を告げている。
 バチュッ!
「…!んあぁっ!や、止め、止めて…っ…!」
 ボディスーツのスイッチにオナホ弾が命中し、たちまちスーツの強制射精機能が働く。
(まずいっ…!)
 慌ててイキかけの少年へ駆け寄ると、今にも樹液を噴き出しそうな若幹にしゃぶりついた。
 FPSでは衛生行為のルールがあり、味方が射精寸前の場合、
 その肉棒を口に銜えて口内射精させれば、一回だけその射精を無しにできる。
554CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その4:2011/12/30(金) 23:08:12.62 ID:vt6OInFC

「あっ…っ!」
 咥えられた少年の顔に、ホッとしたような表情が浮かぶ。
 そこに浮かぶのは戦死を免れた安堵より、安心して快感を享受できる事への喜びだった。
(さっさとイカせるか)
 唇で半剥けの先端に吸い付くと、唇で押し込むように包皮をズリ下ろす。
 ツルンと抵抗無く剥き上がった粘膜質の先端に吸い付くと、柔らかい頬肉をピトっと貼り付かせる。
「はぁっ…!く、うぅっ!」
 漏れ出る嬌声には拒むような感じは無く、むしろ射精への歓喜に満ち溢れている。
 少年の猛りに舌を巻き付けてやると、絶頂寸前の肉幹はそれだけで急激に膨みを増した。
(…そろそろ出るか)
 エクスタシーの訪れを感じ取ると、絶えず先走りを滲ませる尿道に舌裏を当て、熱い劣情が迸るのを待ち受けた。
 
「あっ、飲んで、っ、飲んでっ、イクっ、イっク…う…っ!!」
 ビュルゥッ!!
 発射音のしそうな勢いで、少年の快感をたっぷり乗せた孕ませ汁が、ソープランドの口中に注ぎ込まれる。
(うぉっ、激しいな…)
 必死にミルクをひり出そうとオチンチンが身震いする度に、精液が勢い良く吐き出される。
 元気な少年汁が喉奥を直撃しないよう、舌の裏側で精液を受けて勢いを殺し、口中に熱々のホットミルクを溜めていく。
「あっ…!…っ!…ふ、くっ…!」
 息も切れ切れな喘ぎ声に合わせるように、唇に伝わる牡肉の脈動。
 ビクビクと少年自身が悶える感触を舌に感じると、冷静を装うソープランドの心にも、淫らな炎が燃え上がってしまう。
(くっ……そんなに俺の口…気持ちいいのか?)
 彼の心に存在する、男同士による行為への拒否感と、この競技への憎悪に近い嫌悪感。
 だがいくら拒否しようとも、少年のイキ声が耳に響く度に彼の肉棒が喜ぶようにひくつき、
 その頂点から欲望の薄汁が湧き出るのを止められない。
(ほらっ、たっぷり出しちまいな…)
 彼もまた興奮に鼻息を荒くしながら、年若い牡器官を快感に浸らせた。
555CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その5:2011/12/30(金) 23:08:39.71 ID:vt6OInFC
 
「あっ、はぁ…ん…っ…」
 ソープランドの口中を蹂躙していた若茎も、ようやく静かになってきた。
 脈打ちが大人しくなり、新たな精が吐き出されなくなると、口に溜めた精液を飲み込み始める。
 ゴクッ…ゴクンッ…
 喉を通るドロドロの粘液。無味なのにえぐさを感じる、お世辞にも美味いとは言えない味。
 しかし衛生行為のルールでは、口から精液を吐き出してしまうと救出失敗となってしまう。
(何度飲んでも、こいつには慣れないな…)
 味方とは言え、見ず知らずの相手の精液を飲むのは、いい気分ではない。
 それでも苦労しながら、粘り気で飲みにくいソレを、押し込むように喉へ流し込んだ。
 
「ぷふぅーっ…」
 間抜けな音と共に吐き出される、精液臭い吐息。射精後の疲労にダウンする少年も、その内復活するだろう。
 喉に残る精液の感触に辟易しつつ周りを見ると、味方はスナイパーを警戒して身を潜めていた。
 大半の古参兵は左翼と中央にいったらしく、場慣れしていそうな面子は少ない。
 そして、こちらを羨ましそうに見るカマーイン…何が羨ましいのかは考えないことにした。
(まいったな…俺一人でやるしかない、か)
 若手ばかりでは、組織的なスナイパー狩りは難しい…少々危険だが、やるしかないようだ。
 
「カマーイン」
「はっ、はいっ!」
 珍しく名前で呼ばれたのが嬉しいのか、語尾にハートマークでも付きそうな勢いで即座に返答が返ってくる。
「今からスナイパーを始末してくる。俺が声で合図をしたら、全員を突っ込ませろ」
「声の合図で全員突撃ですね、了解ですっ!」
 身を低くし、素早く走り行く彼の背中に、カマーインが言葉を掛ける。
「先輩、他のヤツにイカされちゃ…ダメですよっ?」
 聞こえているのか、いないのか…返答もないままに、ソープランドの身体がスナイパーの射界に躍り出た。
556CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その6:2011/12/30(金) 23:10:12.49 ID:vt6OInFC

 両手でライフルを構え、全力で車道を駆け抜ける。
 今日の武装は皆大好きTAM−2I(正式名称タマボール)、銃の機関部をストックに収めるブルパップ形式のアサルトライフルだ。
 ブルパップ形式にも関わらず、発射時の反動が強く中長距離での命中率はあまり良くない。
 しかし、その鋭いキックをあえて好む者も多く、彼もその中の一人だ。
(……来たっ!)
 マズルフラッシュとほぼ同時に鳴り響く、聞きなれない発砲音。
 飛来する死の礫を聞くと言うより感じとると、走る方向を急激に変える。
 ッシュゥーッ…!
 風切り音と共にソープランドの直ぐ脇を通り抜ける、大きめのオナホ弾。
(あの速度と飛び方…やはりオナ具ノフか)
 予め飛来する弾を見ていた為、スナイパーの得物は検討がついていた。
 オートマチック式の狙撃銃では老舗の部類に入る銃で、
 SS1019やヒギィトン0723弾等MAZO規格のオナホ弾よりも肉厚なコキアンアン弾を使用する。
 性能に関してはあまり評判は良くないが、一部に熱心な愛好家が存在し、稀に競技場でお目にかかることもある。

 突破されるとは思っていなかったのか、虚をつかれた雰囲気の敵少年達が慌てて銃を乱射するが、
 その前にソープランドは破棄された廃車に身を隠していた。
(こんなお粗末な連携じゃ、向こうも熟練者は少ないようだな…)
 オナホ弾は形状や重さ、さらに選手を怪我させない為の配慮として、あまり高速で飛ばないようになっている。
 上級者ならば、発射の瞬間を見極めてからの回避という離れ業も不可能ではない。
 もし古参の競技者がいれば、そういう事態を想定して常時援護の人員を張り付かせるだろう。
(追撃はしてこないのか…?)
 スナイパーも慌てて撃ってくると思ったが、狙撃銃特有の高速弾は飛んでこない。
 ボロボロの鉄塊に隠れながらスナイパーの姿を探すと、正面の廃ビル二階に陣取るそれらしい姿が見えた。

(狙撃の射角や位置からして、ヤツがそうだろうな…糞ったれのシコ砂が)
 シコ砂(シコスナ)とは、一つの場所に篭って狙撃を続けるスナイパーの蔑称で、床オナをするような狙撃姿勢からこの呼び方が定着した。
 だが見つけたとは言っても、今の場所からでは直接狙えそうにない。
 外壁の崩壊した二階に陣取っているため、下からでは相手の身体は死角に入ってしまう。
 本物の戦争なら手榴弾でも叩き込むところだが、FPSに手榴弾は存在しない。
(何か良い手は…と)
 状況を観察するソープランドの目が、スナイパーの篭る二階の天井を見て止まった。
(弾は余裕がある、相手の位置は分かっている、これなら…)
 タマボールを構えると、ダットサイト(光学式照準器)をスナイパー自身ではなく、スナイパーの上の天井に合わせる。
 ポポポポポッ!
 フルオートで叩き込まれる、オナホ弾の連射。
 先端の柔らかいオナホ部分が天井に当たり、そのまま跳ねるように下へ落ちていくシリコンの塊。
 その先には、位置を知られているにも関わらず、同じ場所に篭ったままのスナイパーが…
「…!っ、ひやぁっ!あ、うぁ!!」
 聞こえてくるのは、不意の種付け絶頂に翻弄される少年の絶叫。
 なんと跳弾による偏差射撃で、相手のスーツのスイッチを撃ったようだ。
 オナホ弾ならば例え威力が落ちても、弾の重さだけでスーツのスイッチを起動させることも難しくはない。
 そういう読みもあっての荒業なのだろうが…
『なんとソープランド選手、跳弾でシコ砂を仕留めてしまったーっ!!』
 アナウンサーの声にも賞賛と驚愕の色合いが見える。
 シコ砂は観客が楽しめるような戦法ではない為、運営者側にとっても好ましくない。
 ルール上は禁止されていないとはいえ、厄介な難物が減ったのだから、運営サイドも万々歳だろう。
「そこで好きなだけ床オナでもするこった…」
 僅かに嘲りの色を含む言葉を投げかけると、味方の陣地を振り返った。
557CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その7:2011/12/30(金) 23:10:41.66 ID:vt6OInFC

「いいぞぉ!突っ込んで来いっ!!」
 肺活量を最大限に使って、合図の大声を張り上げる。
 彼の声に応じて、一斉に突撃を開始する味方チーム。
 それに対し、戦線を維持していた要であるスナイパーを失い、色めき立つ敵チーム。
 敵も立て直しを図るだろうが、そんな隙をみすみす逃す気は無い。
 ダッ!
 彼自身も身を低くしながら、全速力で突撃を開始する。
(お願いだから、こっちを撃ってくれるなよ…!)
 弾数の少なくなった弾倉を代えながら、敵が陣取る廃ビルの入り口へ突っ走る。
 窓から顔を出していた敵が、彼に気づいて銃口を向けるが、引き金が引かれる前に彼の姿はビルの中に消えていた。
 
 ビルに突入した彼を待っていたのは、一斉突撃を仕掛ける味方を迎撃しようとする少年達の背中だった。
(がら空きだぞっ!)
 ポポッ!ポポッ!ポポポポポッ!
 至近距離の二人を素早い速射で仕留めると、奥に陣取る集団へフルオートを撃ち込む。
 いきなりの銃撃に驚く敵がこちらを振り向く前に、横倒しになったテーブルの後ろに飛び込んだ。
「なっ…!ちく、んっ!くそっ、くっ、イクぅ!!」
「んあっ!み、見るな、っ!見るなっ、あぁっ!っ、見ないでぇっ…!」
「ぐっ、んっ…っ…!!」
「いや、ダメ、出るぅ!出っ、るぅ…う!」
 次々と上がる四人分のイキ声。どうやら大雑把な攻撃で二人ほど仕留められたようだ。
 
 バババッ!バババババッ!
 テーブルに当たるオナホ弾の衝撃が、足の裏にまで伝わってくる。
 かなりの人数が彼目掛けて銃撃しているらしく、壊れかけのテーブルが爆ぜ割れそうな勢いだ。
(だが、もう遅い)
 ポポポッ!ポッ!ポポポッ!ポポポポポッ!
 ビルのすぐ外から聞こえる複数の発砲音。味方がこの建物に取り付いたようだ。
 顔を僅かに覗かせると、味方の銃撃になぎ倒される敵と、一人だけ逃げ出そうと背中を見せる敵少年の姿が見えた。
(逃がすかっ!)
 テーブルから飛び出すと、逃げる背中の下、膝の裏に狙いをつけて一発撃ち込む。
「あっ!」
 いきなり膝を後ろから撃たれてしまい、走り出そうとした姿勢のまま片膝をつく。
 そのまま体制の崩れた背中へ飛びつくと、相手の銃を手で叩き落して両手を捻り上げる。
 
「ぐあっ!が、ぁっ…くっ…!」
 後ろから完全に動きを封じ込めると、相手の下肢に目を向けた。
 視線の先、肛門にあたるスーツの後ろは、大きく切り取られたように尻を露出している。
(…稼がせてもらうか)
 ソープランドの勃ちっぱなしのオチンチンが、後ろの開口部へ近づく。
 ぴとっ…
 先走りに濡れ光る尿道口と恥ずかしい窄まりの、禁断の口付け。
「っな!く、くそっ、くそぉっ!」
 これから何が起こるのかを悟った相手が、必死に暴れて抵抗を試みるが、背後を取られては思うように動けない。
 逃げるように振り動く腰に惑わされることなく、タイミングを見計らって勃起を前に突き出した。
「ん、ふぁ、あぁっ!」
 ヌプ、ズププッ…
 抵抗無く牡穴の奥まで潜り込む、ソープランドの怒張。
 その中は暖かく、まるで入念な尻穴愛撫で解されたように柔らかい。
 それもそのはずで、FPSの選手は競技前にアナルを入念に解さなければいけない為、
 こういった前戯無しの挿入も平気でできるようになっている。
558CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その8:2011/12/30(金) 23:11:13.02 ID:vt6OInFC

「くっ…」
 高得点のトコロテン撃破を狙ってアナルファックに雪崩れ込んだが、それは同時に、競技者最大の弱点を敵に預けることにもなる。
 ローションに濡らつく背徳の穴が、ソープランドの肉幹をキュッキュッと締め付け、その表面をしゃぶる様に蠢く。
(ちっ、少しはできるようだなっ…)
 曲がりなりにも競技者らしく、自らの中に埋まった肉杭を性的に仕留めようと、括約筋を巧みに動かしてくる。
 しかしソープランドには、体勢の優位がある。腰を揺り動かし、硬くなった肉柱で牡穴を縦横に拡げていく。
(…あった!)
 そして肉の先端に感じるコリコリした感触…探していた前立腺の膨らみを、遂に掘り当てた。 
「あ、ダメ、お願いっ!そ、それだけはっ…んっ!」
 追い詰められた少年が哀願するが、躊躇無く腰を擦り動かし、少年のGスポットを責め立てる。
「んあぁぁっ!」
 少年の口から、悲痛な響きを滲ませた喘ぎ声が上がる。
 追い討ちを掛けるように、前立腺のしこりをカリ首の出っ張りで穿るように刺激していく。
「やっ、イヤっ、っ!んっ、ダメぇっ、んぁっ…あぁっ!」
 少年の口から上がる、悲痛な響きを滲ませた喘ぎ声。
 押し寄せる快感を必死に拒みながら、それでも性の喜悦に身を委ねてしまう…そんな戸惑いを含んだ声が妙に色っぽい。
「くっ、うぅ…っ」
 だがソープランドの方も、腰を突き込む度に苦悶にも似た呻き声を漏らす。
 カリ首を積極的に使った攻撃は、自分から快感を貪るのに等しい。
 喜悦を顔に出すまいと込み上げる快感を堪えながら、眼前の少年の尻穴を掘削する。
 
「あっ、んぁ、っ、ああっ!」
 まるでチキンレースのようなアナルファックの決着を告げる、熱の篭った甲高い声。
 先に根を上げたのは、やはり相手の少年だった。
「来ちゃう…!あぅっ、来るな…っ!んっ、んぁっ…来る、ぅ…っ!」
 いよいよ相手の声が切羽詰ったものになり、直腸を忙しなくひくつかせる。
 ソープランドも少年の無防備な首筋へ唇を寄せ、啄ばむようにキスマークを残していく。
 腰の動きを早め、止めの高速ピストンをくれてやりながら、耳に口を寄せると…
「もう、イっちまいな…!」
 耳たぶをカプっと甘噛みした。

「あっ、いやっ、や、んっ!いやぁ、っ、あぅっ、ママっ、ママぁーっ!!」
 ドビュウーッ!
 なんと、母親を呼びながら白濁エキスを撒き散らしてしまう少年。
 触るものも無い屹立から敗北の証を噴き出しながら、トコロテンの快感に全身を震わせる。
(くっ、予想以上に……いい…っ)
 射精の脈動に合わせて秘穴全体がビクビクとおののき、彼の勃起を心地よく締め付ける。
「んっ…!…くっ…ふぅ…っ」
 敵の最後の反撃に耐えながら、あられもない声を出さない様にゆっくりと息を吐く。
「ママ、ぁっ…んあっ…っ、マ、マぁっ……」
 射精の勢いも衰え始め、精液も残滓が漏れ出るだけになり、絶頂も終わりを見せている。
 それにも関わらず、母を呼びながら種付け汁をひり出し続ける少年に、ソープランドも驚きを隠せない。
(おいおい…こんな場面で母親かよ…)
 死にゆく兵士の最期の言葉としては相応しいかもしれないが、生殖器官を滾らせながら言う台詞ではない。
559CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その9:2011/12/30(金) 23:11:53.49 ID:vt6OInFC

『右翼を崩した殊勲賞のソープランド選手、今度はトコロテン撃破!自前のナイフでソードオフだ!』
 トコロテン撃破と同時に、今まで口を閉じていたアナウンサーの実況音声が復活する。
(ちっ…空気の読めるアナウンサーで、涙が出るぜっ…)
 普段は喧しいアナウンスも、こういう場面では選手や観客の邪魔をしないよう沈黙を保つ。
『さぁ、右翼の趨勢は明らか、勝敗の行方はこれで決まったのか!?』
 だが事が終われば、黙っていた鬱憤を晴らすようにマシンガントークを垂れ流す。
 もう少し黙っていれば良いのに…うんざりしながら騒音を意識から締め出した。

「んっ…うぅ……」 
 やがて、恥ずかしい牡穴アクメを堪能した少年の身体から、力が抜けていく。
 その身体を抱きとめ、床に置こうとした、その時。
 スッ…
 目の前の出入り口から現れた、一人の敵選手。その銃口は既にこちらを向いていた。
(やばいっ!!)
 意識外の条件反射が、手に持った物、即ち少年の身体を持ち上げて盾にする。
 ポポポポポッ!
 同時に、敵のCOMMANKO(コマンコー)カービン銃から放たれる、オナホ弾の群れ。
 
 バババッ!ババッ!
 盾にした少年の全身に浴びせられる、柔らかな弾雨。
 少年のスーツに設置された強制射精ボタンにも何発か当たり、哀れな肉盾に連続絶頂を強制した。
「んがああぁーっ!!!」
 絶頂直後の強制射精に、少年の口から正真正銘の絶叫が上がる。
「ぐ!っ、あぁ…っ!」
 連続強制絶頂に暴れる少年の身体。その躍動は尻穴にも伝わり、ソープランドの分身を強烈に締め付ける。
 このままではイかされる…ライフルを構える余裕は無いと判断すると、腰の拳銃に手を伸ばす。
 ミートシールドで弾を防ぎながら、拳銃を構えた右手を上げて狙いをつける。
 ポッ!ポッ!ポッ!
 素早い三連射。一発目はボディスーツを捉えるがスイッチには当たらず、残りの二発がこの局地戦に決着をつけた。
「うぅっ…!っ…む、ぐぅ…っ!!」
 少しハスキーなイキ声と共に上がる、白い血飛沫。
 僅差で新たな乱入者を仕留めたが、ソープランドの方もダメージは大きい。
「くっ…!はぁ…ん、はあぁ…っ…!」
 盾にした少年の凶悪な連続尻穴締めに、白い粘液を漏らす寸前まで追い詰められていた。
 彼の拳銃も弾を撃ち尽くし、スライドを後退させたままの状態で止まっている。
(危ないところだった…っ…くっ…!)
 連続絶頂に気を失ってしまった少年から、慎重に若幹を引き抜く。
「くっ…」
「ん、ぁっ…ママぁ……」
 二人の口から同時に上がる、密やかな呻き。
 少年の身体を少し乱暴に床へ寝かせると、彼も床にへたり込んだ。
560CoD:NW(oNinninwoWanwanfera) その10:2011/12/30(金) 23:12:13.60 ID:vt6OInFC

(クリアリングもしないで突っ込むなんて、焦り過ぎだ…)
 彼らしくない、明らかな索敵ミスだった。
(こんなところで無様にイって、クズどもの思い通りになる気か…!)
 近くのスピーカーを睨み、その向こうにいるであろう運営者と観客に、憎しみを込めた視線を送る。
 そんな黒い感情に染まりかけた彼に、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「先輩っ、先ぱーい!」
 もはや彼にとって御馴染みのカマーインの声。だがその声色には焦りと緊張が感じられる。
(何かあったのか)
 黒い思考に染まりかけた心が、徐々に冷静な戦士の頭脳に戻っていく。
 手は淀みなく空になった拳銃の弾倉を交換し、ホルスターに挿し直す。
(……ここは戦場だ。今は…考え事は無しだ)
 くだらない考え事は、後でいくらでもすればいい…
 ドロドロした暗い感情を心の奥底に沈めると、ライフルを両手に構えて、カマーインの方へ足早に駆けて行った。



 続く
561名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 23:12:38.23 ID:vt6OInFC
以上です。
562名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 23:21:28.21 ID:JIpzHBba
乙!
相変わらずエロい
563名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 23:24:32.12 ID:1ge8+rOE
564名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 00:49:02.69 ID:0OYU4ek5
ああ、この文章大好きなんだ
乙、続き禿げながら期待してる
565名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 07:44:37.44 ID:oRktqFeO
これだけ軽さとバカっぽさを醸し出しながら描写力の高い文章はなかなか書けるものでは無いな
566ゴッドメロディ:2011/12/31(土) 20:57:30.76 ID:dDA2zI1m
あと、ボク、下書き無しでもできるんすよ!
567名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 21:51:12.44 ID:0OYU4ek5
ゴッドメロディさんは帰っていただいて結構です。
568550:2011/12/31(土) 23:28:07.89 ID:/QW85e9E
>>562-565
読んでもらって、ありがとうです!
ただ続きは他と平行しながらなので、申し訳ないですが一ヶ月は先になってしまいそうです。
569名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 00:18:25.50 ID:GbmVeslc
もう三が日最終日になったけど、みんなあけおめ
たまに投下させてもらってるけど、夏大好きなので季節感なく夏モノばっかり
しかも体操服フェチなのでそんなのばっかだし
気が乗った時しか書かないけど、また投下すると思うので今年もどうぞよろしく
570名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 07:36:11.32 ID:bcuhe2Ll
明けましておめでとう
何卒本年もムラムラするエロエロ小説の投下をお願いします
571名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 22:33:30.86 ID:4JwS7Jft
あけおめ、もうスレサイズ470KB突破したのか
572名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 00:21:59.41 ID:bNHsbWj+
えっとぉ、二次元のやつは元ネタじゃないとダメなんだ………。おれ二次元ものが得意だから元ネタを一生懸命考えてるんだけど………、やっぱ、難しいな。
573名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 00:24:47.66 ID:bNHsbWj+
今から、二次元のやつ書きまっせ!ちゃんと元ネタのやつにするからさ!例えば、任務に失敗してそんな……とか、ジム戦その後のやつを書けばいいんだな!つーか、イナイレのやつ、なんで元ネタじゃあないんだろ……?
574名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 00:28:10.81 ID:es1qu8EY
痛い
他所でやってくれてかまわん
575名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 01:21:19.68 ID:pv8+2Rx+
受け入れてくれる「他所」があるのかは分からないけどな…
576名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 01:28:58.00 ID:V8gCzaax
専用スレに投下できないSS 2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275079758/
イナイレスレに投下できないなら、このスレでやってみれば?
577名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 01:34:02.94 ID:V8gCzaax
【欲望】ヘタクソなエロパロを書くスレ4【垂流し】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1290793095/
>>576でも駄目なら、最終手段のここに投下してみるとか
578名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 21:11:37.93 ID:irQXuWSP
私エア作者だけど
大学生くらいの高齢ショタだと
腐臭のするゲイ体験談っぽいのになってしまうよね

579名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 21:26:37.36 ID:x07MHuaA
高齢ショタァ?モノは言い様だな
580名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 21:37:07.90 ID:8y32mZ1K
ショタの定義からもう一度考え直したくなる哲学的な議題だな
581名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 21:49:18.04 ID:71hWvX0M
高齢ショタww
>>1
>だからといって「ワシらも60年ぐらい前はショタっ子でならしたモンよ」
>と豪語する兄(78)と弟(76)の絡み、とかいうのは勘弁な!
を思い出した

エロパロで男同士がOKっぽいところって、ここ以外だと男の娘スレと男のオナニースレぐらいかな
582名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 09:59:42.31 ID:JPhSu5I3
高齢ショタは頑張って15〜6までだろ
583名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 11:22:21.47 ID:yZ/MQxha
ぎりぎり高1が入るか入らないかぐらいだな
584名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 11:56:59.67 ID:NewIT2Rb
エフェボフィリアという言葉が浸透すればショタ論争は起こらない
585名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 14:19:47.20 ID:nzGY4gCC
ああ、俺はエフェボフィリアだったんだ…ありがとう

でもジャニ寄り好きならそれこそ一大市場を形成しているが
生えかけの筋肉中学生好きになると、ペドフィリアよりも同好の士が少ないだろうなぁ
586名無しさん@ピンキー:2012/01/06(金) 20:17:14.37 ID:QGWKLQuC
筋肉ショタ好きは結構見る、デブショタ好きも
まあ外見がショタならいいんだよ!って事で一つ
587名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 02:34:36.38 ID:NnY/w7s0
ロリだと毛が生えたら、それはもうロリじゃない、って人多いけど、ショタはどうなの?
588名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 03:52:08.16 ID:uX0XHCCz
自分の中では、生える途中なら良いけど生え揃ったらアウト
薄毛なら生え揃ってもわりとオッケー
589名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 11:36:42.76 ID:+aGwf8fU
自分で書く時はそこら辺はぼかして書いてるな。
ガタイも相対的な書き方で、後は自分で想像してねって感じで。
590名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 17:31:27.17 ID:KKCq4lN1
>>589
素敵だ。読み手にとって最適な像になるように書いているってことか
591名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 18:01:52.93 ID:y79Azs/2
そっちゃえよー
592名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 22:12:39.30 ID:gmCxoypE
593名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 22:25:24.01 ID:fX8teNyG
冗談でもやめろ
594名無しさん@ピンキー:2012/01/10(火) 12:52:58.46 ID:yHMuOYYa
無理矢理じゃないところがポイントだな
素直に羨ましい
595302:2012/01/14(土) 00:52:38.59 ID:q/hXub9N
半年前にラジアータのパロを書かせてもらった者です。
あれから本来書いてた物の路線から大幅に変更した為に物凄い時間がかかってしまいました。
正直前回以上にエロく無い上に無駄に長いしでgdgd感が尋常じゃない事になってます。
まぁ続く言った以上は載せた方がまだ良いだろう…か?
書く書く詐欺は嫌だしね。


↓ラジアータストーリーズ ココ&ミカエル
596名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 00:56:56.58 ID:q/hXub9N
翌日になってもジャックの容態は一向に回復しなかった。
誰かが魔法で治療した方がいいのではと提案したが、リカルドからジャックの身体が成長期であるのを理由に却下された。
事実、奇病にかかった訳でも無いので安静に居るのが一番の治療であるのは間違い無い。
だが人間との闘争が激化している中、ジャックと言う大きな戦力が動けないのはかなりの痛手である。
取り敢えず現状を何とか維持するため、ヘレンシア砦の警護を強化する指示が出された。
会議が終わり、ただ一人を除いてジャックの寝ている部屋から退出した。
「ジャック…」
再び眠りついたジャックを見下ろしている少年の声は微かに震えていた。
懐に抱えていた本をぎゅっと握り締める。
それは同胞達へのやり場の無い怒りを抑えている様の現れだった。
ほんの数日前までジャックは、他でも無い人間側に居たのだ。
それなのに、出てくる言葉はその人間達を傷付ける内容ばかり。
幾度と無く剣を交えた相手だろうが、それによってジャックは沢山の友人を失った筈だ。
その上病床に伏しているにも拘わらず会議に参加し、幾つもの提案を挙げてくれた。
その余りにも無神経極まり無い仲間達に何も言えない。
(それでも、やっぱりぼくは皆が嫌いになれない。なりたくないよ…)
大きな丸太椅子の上で、ミカエルは膝を抱える。
「ごめん、ごめんなさい…」
厚手の本で顔面を覆い、何度も同じ言葉を呟いた。
溢れてくる涙を抑えられず、袖で何回も何回も拭う。
失明した片目が疼いた。
「何で…何でだよ。何でみんな仲良くなれないんだよ……」
何もかもが崩れていく気がした。
仮にこの戦争がどちらかの勝利で幕を閉じたとして、その先にある未来が決して明るいものでは無い事を知っているから。
厄災の象徴として古くから伝わる禁忌。
人間にも妖精にも例外無く破滅を与える奇病の存在を知ってしまったから。
「お〜い」
「え? あ…ジャック!」
気だるい声と共に、寝ていた筈のジャックがゆっくりと起き上がる。
地面に立ってもいないのに、ゆらゆらと不安定に身体が揺れていた。
「駄目じゃないか! ちゃんと寝ていないと…」
「いや、そうは言っても…なぁ」
罰が悪そうに笑うジャックに、ミカエルは首を傾げる。
だがやがてその原因が自分にある事に気付き、顔を真っ赤に染める。
病床に臥している枕元で啜り泣かれたら、当の本人にはいい迷惑である。
「あ、その…ごめん……」
「良いって。ミカエルが考え込む気持ちも解らなくも無いから。だけどさ、俺は大丈夫だから。それで良いだろ?」
「ジャック…」
一体どれだけ無理をすれば、この様な言葉を言えるのだろう。
今この状況で一番辛いのは、紛れも無いジャックの筈だ。
それなのに、本人はこうやって大丈夫だと言ってのける。
信じられないのはジャックがそれをそうと思っていない事だろう。
だがミカエルには、それが只の虚勢であるのを理解している。
つまり、“辛いと言いたくないから辛くないと思い込んでしまう”のだ。
自分に正直であるが故に、自分の本当の気持ちに気付かない。
(だからジャックは…強い)
迷わないから、何事にも真っ直ぐに立ち向かえる。
「だからさ、皆を嫌いになろうだなんて思わないでくれよな」
「なっ…。そんなとこから聞いてたの!?」
「あ。え〜っと…」
「馬鹿! 意地悪!!」
そもそもミカエルはその部分を口に出した覚えはなかった。
どうやら無意識のうちに言葉が零れていたらしい。
と言う事は、一番大泣きしている部分から独り言をずっと聞かれていた事になる。
恥ずかしさに耐えきれなくなり、ミカエルは帽子を力一杯深く被った。
最早ジャックと顔を合わせるのも辛かった。
だが帽子の上に何かの重量を感じると、ミカエルは顔を上げた。
それがジャックの手だと分かり、ミカエルはジャックへと視線を戻す。
597名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 00:57:39.08 ID:q/hXub9N
「大丈夫だって。この戦いが終わったら、きっと皆の考えも変わるって。それに今までその為に頑張って来たミカエルがそんな風になったら、それこそ駄目になっちゃうぜ?」
「ジャック…。そう、だよね。その為にジャックがここに居てくれてるんだもんね。それに、ぼく達だけじゃ無くてジーニアスも色々頑張ってくれてる」
「そー言うコト。だからさ、もう泣いたりしないで頑張っていこうぜ?」
「うん。ぼくも、泣いたらなんだかスッキリしちゃった」
椅子から立ち上がり、ミカエルは大きく背伸びをする。
ジャックにはその元から優しい光を灯した左目だけで無く、塞がれた右目も何処と無く微笑んでる様に見えた。
「ごめんね、まだ寝ていないといけない筈なのに」
「気にすんなって。俺もこうやって話すだけで気が楽になるからさ」
「うん。今度はぼくが話す番だね」
ミカエルがそう言うと、次の瞬間同時に笑いが込み上げて来た。
絶妙なタイミングで二人の笑い声が重なる。
「何か、変なの」
「んな事言ったって、先に言ったのはミカエルの方だぞ」
「そうだね。…ごめん、もう行かなくちゃ」
時計を見ると、既に昼を回ってから随分と経っていた。
ミカエルに割り当てられている仕事はまだ幾つか残っていた。
それらを明日に先伸ばししてしまうと、仲間達にも色々と負担になってしまう。
「あぁ。ありがとうな、付き合ってくれて」
「どう致しまして。あ、でも…」
部屋の入口でミカエルは立ち止まる。
扉を開けると、彼はジャックへと振り返った。
「また泣きそうになったら、その時は話を聞いてほしいな」
「それ位お安い御用だって」
「ありがとう。じゃあ、お大事に」
静かに扉を閉め、ミカエルは自分に分担された仕事場に戻る。
その足取りは軽い。
実に晴々とした気持ちが、ミカエルを後押しする。
(不思議だなぁ。ジャックに話しただけて本当に何とかなっちゃいそうな気がする)
思わず顔がにやけてしまう。
また懐の本を握り締めた。
しかし、今度は憎しみでは無い。
酒蔵に入ると、熱くて仕方が無かった顔面が冷されてとても心地よかった。
同時にその冷気が緩み切ったミカエルの気持ちを引き締めてくれた。
「ちゃんと、やらなきゃだよね」
それでも、この日ミカエルからジャックの姿が消える事は一度も無かった。


全ての作業が終わる頃には日付が変わっていた。
途中で共同に作業した仲間は既に自室に戻っている。
薄暗い酒蔵の中にミカエルは一人残り、人間の書物を片手に自分の作った果実酒の試飲をしていた。
人間の好みを研究し、出来ればいつかそれを沢山の人間に飲んでもらいたい。
妖精の酒は人間の間でも人気らしいが、独特の癖が強い為苦手な者も少なく無いらしい。
それならばその癖を極力減らし、それでも風味を損なわない様にとあれこれと試行錯誤したものだ。
だが試飲とは言え流石に飲みすぎたらしく、部屋に充満した臭いと身体に取り込んだアルコールが気持ち悪い。
他の仲間の様にそれ程酒には強い方では無いので、下手をすると自分まで寝込む羽目になり兼ねない。
だが幾つもの実験の甲斐あって、ようやくミカエルの目指している酒の完成が見えてきた。
「あとはこれを皆に飲んでもらって、それから…」
それから。
その先の言葉を口にする勇気は無かった。
人間にも飲んでもらいたい。
たったそれだけの一言を、結局言えないのが現状なのだ。
(諦める…もんか)
気が付けば、またジャックの姿を思い浮かべていた。
暖かかった、手の感触を思い出す。
(そうだ、ジャックに一番最初に飲んで欲しい…)
「誰?」
倉庫の扉が動いた音に気付き、ミカエルはそちらへと振り向いた。
そこに立っていたのは、空の酒瓶のケースを持ったココだった。
598名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 00:59:48.02 ID:q/hXub9N
「ココ…だったんだ。こんな時間にどうしたの?」
「それは僕が言いたいけど…まぁ良いや。砦のお酒が無くなって来たから、マーシオのお使い。僕が殆ど飲んでるようなものだからね」
「そうだったんだ」
「じゃあ、そう言うミカエルは? 随分と色んなにおいがするけど」
「あ、ぼくは…」
丁度片付けようとしていた残骸に目をやると、途端に言葉が出なくなってしまった。
怪訝そうな表情を浮かべ、ココはそれを覗き込む。
「見た事も無いお酒だけど、ミカエルが…?」
黙ってミカエルが頷く。
とても今ココを直視する勇気は無い。
「ふうん…」
まるで罪人に浴びせる様な冷たい声に、ミカエルは竦み上がってしまう。
暫くココは残骸を見つめ続け、少しだけ残っていた酒を口に運んだ。
「変わった感じだね。癖が無くて飲みやすいけど、味は僕達の作るやつと似ている。そうだね、これなら―」
何処か遠くでココの声が聞こえた。
耳から伝わるのでは無く頭の中に直接響いている様で、締め付けられる様な頭痛が走った。
「これなら“人間だって”飲みやすいね」
「ココ、知って…」
「知らないとでも思った? ミカエルが人間と妖精の関係を治そうと頑張ってるのは、僕達ダークエルフの皆が知ってる。僕達だってこのままなんて嫌だしどうにかしたいのは同じなんだ。だけど…」
自分を抱き締める様に両腕を組み、ココは嘆息する。
「だけど、それって完全に種族の間の溝が埋まるの? 戦争が終わったその先に共存が望めるの?」
「それは…。だから―」
「だから行ったんだよね。争いの根本を調べに。因縁の地に」
因縁の地。
たったその一言に、何もかもが込められていた。
「何で、そんな事まで…」
「うまく森の小屋に隠れてたみたいだけど、追っ手が居るのは気付かなかったみたいだね。僕も行ったんだよ。ミカエルとジャック。そして、ジーニアスともう一人の人間と一緒に居た君達の後を尾けて」
因縁の地―セプテム地方。
ミカエルとジャックに加え、人間であるジーニアスとその妹レオナがその場所に向かったのは、ラジアータを中心に蔓延している奇病を調べる為だった。
その奇病に侵された人間は狂暴化し、妖精は文字通りの死を迎える。
つい先日その奇病によってダークエルフの長であるノゲイラが死亡したのは、エルフの記憶に新しい。
発生源は“人間と妖精の交わり”からだとされている。
「それを調べてどうするの? ダークエルフの君が」
「言わないでよ!」
ダークエルフ全てを卑下するココの発言に、遂にミカエルは声を荒げてしまう。
不自然に肩が揺れ、呼吸すらままならなかった。
「言うよ。僕達ダークエルフは人間と先代エルフの長との混血児。僕達もアルガンダースの象徴。妖精の中でも汚れた一族なんだから」
「ココが、それを言うの…?」
「じゃあどうしてミカエルがそんな事までやって調べる必要があるの? 皆に黙って人間と会って、その上アルガンダースの古城に案内するなんて、裏切りとしか見えない行動を取ってまで」
「………い」
「そんなに人間が好き? そんなに平和が大事? それとも一番の理由は…」
「うるさいうるさい五月蝿い!!」
「ジャック?」
「っ!」
初めてミカエルはココを、同じ種族である仲間を睨み付けた。
初めて心の底からの憎しみを理解した。
「裏切りって言葉が、どうしてココに言えるの? だったら君は!? 君がジャックにしたことは何なんだよ!」
心の中の憎しみを全て吐き出してしまう程、ミカエルは声を極限まで荒げる。
それでもココは平然とした立ち振舞いを崩さない。
「やっぱり、あの時見てたんだ」
「なっ…」
その時、ミカエルは何もかもがココの計算の上であった事を思い知る。
身体中の熱が一気に引いて行く。
「そうだよね。好きな人の為だったら何だってやってあげたいと思ってしまう。その気持ちだったら凄く良く解るよ」
その言葉に偽りは無い事は、ミカエルにも痛い程に伝わった。
「反論しないんだ。それもそうか。ジャックが好きなんだから、反論なんて出来る訳が無いよね」
「もう…やだ……」
「偶然だろうけど僕達の後を尾けて…見ちゃったんだよね。その上ジャックのあの姿を見ながら、自分のを弄っていたんだから」
胸を突き刺す様な痛みが走るのと同時に、急速に顔が熱くなった。
「痛っ…」
599名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 01:00:25.85 ID:q/hXub9N
地面に膝を折り、ミカエルは頭を抱えた。
ココの靴音が静かに響き渡る。
自分のすぐ側に、ココを感じた。
「ねぇミカエル。『好き』ってどう言う事だと思う?」
「どう言う…事?」
「色んな考え方があるよね。誰かを大切にしたいとか。そして、その人をどうしようも無く欲しくなったり、ずっと…ずっと側に居たいって思ったり」
ミカエルの両頬にココの手が触れる。
ココの体温によるものかココそのものが原因なのか、ミカエルの身体はビクッと震える。
ミカエルに合わせてココも膝を折っているので、否が応にも視線が合ってしまう。
どれだけ涙で視界を曖昧にしようと、それは徒労に終わる。
「そうやって、いつも逃げるんだね。唯一見える筈のもう片方の目も濡らして、本当を見ようとはしない」
「本当…?」
「だって、ミカエルはジャックを解っていない。そうじゃないか」
「何だよそれ。どう言う…んっ!」
ミカエルの言葉を遮り、その上ココはミカエルの塞がれた右目に舌を這わせた。
「やっ…やだ! 何、やって…」
引き離そうにも力が入らず、ココにされるがまま。
むずむずと身体全体に、彼の舌の感触が染み渡る。
やがてココの手がミカエルの服に掛かると、間髪入れずに引き千切る。
「なっ…」
最早単語すら言えず、あっという間に上半身を覆うものは無惨な姿に形を変える。
その殆どは枯葉の様に床に落ちていた。
「解ってる? ジャックを好きになるのがどう言う事か。どれだけ辛い事か」
「やっ…ん…ココ……だめ……」
執拗にココはミカエルの胸の突起部を撫でる。
擽ったさに加えて気味の悪い快感がミカエルを襲う。
アルコールの侵食も進み、体温の上昇も更に加速する。
(何で…? ココはジャックが好きなのに、どうして……)
ココの言っている意味も、その行動も全てが理解出来無かった。
目の前に居るのは本当にココなのか。
それともココの形をした、自分の知らない全くの別人なのか。
「あっ…ん……。こんなのやだ、よぉ……」
かろうじて布切れが残った腕を交差させ、ミカエルは顔面を覆う。
既にココの目標は変更され、ミカエルの身体を下山するかの様に撫で下ろす。
ただココの手の体温だけが、彼の居場所を示す唯一の手掛かりだった。
だが、不意にその動きが止まる。
何が起こったのか、それを確かめる勇気は持ってはいない。
ココの姿は見えない。
それでも感触が残っているのでその場を離れていないのは間違い無い。
600名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 01:01:02.65 ID:q/hXub9N
(震え、てる…?)
「ココ…?」
自らを解放するのに勇気は要らなかった。
確かにココはそこに居る。
但し、涙で顔を崩していた。
「な、どうして…」
「もう一度言うよ。ジャックが好きになるのがどう言う事か。好きになってどんなに後悔したか。ミカエルは本当に解らないの?」
「解らないよ! ココだって、ジャックが好きだからあんな…あんな事したんじゃないの!?」
「そうだよ!!」
「うわっ!?」
声を荒げ、ココはミカエルの両腕を地面に乱暴に押さえ付ける。
片手だけで押さえているにも拘わらず、ミカエルはその拘束を振り解く事は出来無かった。
「痛い…よ……」
「そうだね。痛いよ、物凄く」
「何で…ココが痛いんだよ」
「………から」
「え?」
「解ったから。…気付いちゃったから。…無理だって、気付いちゃったから」
ココの涙が雫となって、ミカエルの肌に落ちる。
つい先刻まで生物ですら無い何かに思えたのが、改めて暖かみのある自分の仲間だと認識する。
「だって、ジャックは…。ジャックは、本当に『誰かを好きになる事』が解らないんだ!」
はっきりと、時間が止まるのが分かった。
ココの言葉をジャックなりに言い換えると、それは『同じ団に所属する者は皆家族』といった所か。
転じて、ジャックにとっての特別にはなれない事を意味する。
「そん…な。嘘、だよね?」
この状況下でそれはココの出任せでは無い事は明白ではある。
それでもミカエルは僅かな可能性を求めて聞き返す。
だが、その希望も虚しくココは首を横に降るのみだった。
「嘘じゃ無いよ。それに、知った所でジャックは僕に振り向いてはくれない。本当に『好き』になれる時、僕はそこに居てはいけない」
「何でそんな事言うの? ジャックだって、本当の気持ちに気付いてない。だったら…あ……」
ジャックが無知であるという根拠が有りながら、それをも上回る理由。
それはつまり、ジャックが初めて好意を抱くであろう人物を目の当たりにしてしまったのだ。
「リド…リー?」
恐る恐るミカエルが口を開くと、若干緩んでいたココの手の力が再び強く絞められた。
「痛っ…ココ……」
「その名前、今言わないで」
あぁそうか。と、ミカエルは全てを理解する。
やはりココは見てしまったのだ。
ジャックが人間を裏切ってまで追いかけてきた、リドリーと言う少女と二人きりでいる様子を。
ジャックがまだその感情を気づけていないだけで、少しずつ縮まる二人の距離を。
「…僕はジャックが好き。ジャックの為だったらどこまでも頑張れる。だけど…それ以上にジャックに迷って欲しくない。無理矢理僕の気持ちを押し付けて、傷付いて欲しくない」
「っ…!」
ココの言葉が、想いがミカエルの胸に突き刺さる。
自分と同じ位。
いや、それ以上にジャックを愛している。
自分の気持ちが霞んで他人事に思えてしまう程に、ココの愛は強く大きくなっていた。
それ故に、その重さに耐えようと無理を強いられているのだ。
「僕は…僕はどうしたらいいの!? どうしてこんな事になっちゃったの!?」
「ココ!!」
悲痛な叫びを遮る程に、ミカエルは声を張り上げた。
一瞬身体中に電気が流れた様に、ココは震える。
601名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 01:01:36.39 ID:q/hXub9N
「もう良い。もう良いよ。もう分かったから。ココの気持ち、全部」
「え…?」
両腕の拘束が解け、ミカエルは上半身を起こす。
そして枝の枯れ葉を落とす様に、僅かに引っ掛かっていた残りの衣服を全て払い除けた。
「な、何やって…」
「ココのジャックへの想いを、全部ぼくにぶつけてよ。ぼくはそれを一欠片も落とさない。全部受け止めてみせるから」
「だ、だけど…それは……」
「ぼくだって、ココと同じだよ。ジャックが好きだから。その気持ちはぼくだって負けてないつもり。ううん、負けてない。だけど、それ以上にココは傷付いた筈だから」
ダークエルフ特有の樹木色の肢体が松明の明かりに照まる。
酒が入っている為だろうか、ミカエルのそれは仄かに紅く照らされていた。
「ミカエル…。でも、君は……」
「言わなくて良いよ。本当はココが優しいのは知ってるから。だって、そうで無ければ今頃ぼくもジャックも裏切者として処罰されてる筈だから。それに…」
どんなに一方的な想いも自分の中に押し込めてしまう強さ。
そう。
これはただの同情では無い。
「僕は…言いたい。言いたいよ…。僕はジャックが好き。僕を本当に笑わせてくれるジャックが大好き。人間とか妖精とか関係無い。ジャックが…ジャックが大好きなんだ!」
優しいから気付かないジャック。
優しいから想いを押さえるココ。
優しさが愛を刈り取ってしまう皮肉な結末を、誰が誰を責められよう。
(誰も、悪くない。ただ、タイミングが悪かっただけ…)
それが実りを迎えずに朽ち堕ちる結末。
この荒れ果てた世界が赦してくれない、禁断とも言える愛。
「ミカエルは…」
「何?」
「ミカエルは何でジャックが好きになったの?」
「ぼくは…」
初めはただ人間と仲良くなりたいだけだった。
人間との友好関係が戻る僅かな切っ掛けとして、アルガンダースの古城への同行を持ち掛けただけ。
「何時からかな…ぼくにも分からない。だけど、気付いたらジャックの事ばかり考える様になってた。一緒にいると楽しいって言うか、何だか希望が溢れてくる感じ」
「何かが変わる気がする…って?」
「そう。何だか安心出来るんだ。ジャックとだったら何処へでも行ける。間違いじゃ無いって、自信を持てる」
「うん、僕も同じ。ジャックと居れば変われると思ったから。一緒に居ると、僕でも普通に笑える様になるから」
確かに、以前のココならこんなに感情を剥き出しにする事は無かった。
同じダークエルフの間ですら必要最低限以上の接触は有り得なかった筈だ。
そう言えば、以前ハイアンからココは酒を飲む間も冷めた様な雰囲気ばかり出していると愚痴を聞いた事があった。
遊びと酒を嗜む彼から見ると、ただココは無駄に酒を摂取するだけなのだろう。
「ミカエル、身体…冷たい」
「みたいだね。でも、身体の中は暖かくて変な感じ」
「お酒いっぱい飲んだからだよ。いつもはそんなに飲まないのに、無理するから」
「だったら…」
ミカエルは自らをココの胸に投じる。
ココはそれを拒絶する事無く、包み込む様にミカエルを受け入れた。
「ココがぼくを暖めてよ」
「………うん。ありがとう」
先刻床に落ちたミカエルの服の上にミカエルをゆっくりと仰向けに寝かせる。
松明が小さく弾け、ココとミカエルを映していた影が微かに揺れた。
幾度と無く多くの魔物と対峙して来たにも拘わらず、ミカエルの身体は細く儚い。
枝の先端の新芽の様に、簡単に摘み取ってしまえそうだった。
「んっ…!」
滑らかな胸の平野の上をココの指先が滑る。
冷気で冷たくなった肌は、まるで銀色に塗り潰された氷上の様だった。
「ひぁっ!」
胸の突起部に触れた瞬間、ミカエルは甘い悲鳴を溢す。
ココの指先の感触が、身体全体に電撃の様に走る。
床の上で背中を沿って震えるその様は、まるで打ち上げられた魚の様だった。
その様子を見て、ココは小さく笑う。
602名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 01:02:34.06 ID:q/hXub9N
「な、何が可笑しいのさ」
「だって、ミカエルってびっくりする位ジャックと同じ反応するんだもん。それが変に面白くて…」
「そう、なんだ…」
「そうだよ。それなら次は…」
「ふぁ…んっ!」
外気に晒されていながら尚も熱を帯びているミカエルの秘部を、ココは包み込む様に撫で回す。
「や…ぁ、そんな事されたら…ひぁっ!」
「ジャックもそうだけど、ミカエルだって弱過ぎだって。その証拠に、こんなに硬くしちゃってさ」
血の流れを象徴する男根の脈が、ミカエルの身体を快感へと導く。
その敏感な部分がココの指に弄られて、それが乗算的に刺激へと昇華する。
人間だろうが妖精だろうが、快楽を得る部分は共通している。
「そう思うとさ、僕達って人間と近いように思えない?」
「ココ…」
エルフと人間の混血児で有るが故の、同族を想う意見。
先刻自らを卑下する言葉を言ってはいたが、やはりココもダークエルフと言う種族が好きなのだ。
自分もココも…ジャックも。
「ぼく達…間違ってないよね?」
「大丈夫。きっと―」
意思を確かめ合う様に、二人はもう一度口付けを交わす。
互いの唾液の味が麻酔の役割を果たし、互いの口内を満たす。
「ん…むぅ」
「ふぁっ!?」
やがてその口内争いの主導権は、どうやらミカエルか握り始めてきたらしい。
ココの身体が一瞬震え、唇が離れると同時にココは地面に崩れ落ちた。
ミカエルはココの予想外な反応に慌て背中に回していた手を解いてしまったが、何よりも一番驚いているのはココ自身だった。
「な…何……?」
「ココ…?」
本来であればココがミカエルの口内を自分で満たして、ミカエルを落とす筈だった。
だがまるで自分が与えた快感を全て自分に押し戻された様な感覚を押し付けられ、逆に自分が崩れ落ちてしまった。
「これ…何……ぁっ!」
「こ、ココ!?」
いつの間にかココは自分の指先を衣服の隙間に忍ばせ、自分の秘部で弄っていた。
抑制しようにも、それを遥かに凌ぐ本能に負けてしまう。
最早思考は欠片も役には立たず、ココの身体は完全に見えない操り糸に絡め取られてしまっていた。
「やっ…見な…」
(これ…何かの、薬……?)
しかし、ミカエルの様子からして彼が直接薬を盛ったとは考えにくい。
そもそもミカエルがこの様な症状の起きる薬を所持しているとは思えない。
(いや…)
一つだけ可能性が残っていた。
テーブルの上に無造作に置かれたワイングラスに視線を移す。
ミカエルが自分で醸造した試作品のワインが、この症状を引き起こす可能性がある。
例えば口に含んで第三者にその成分を与えると、媚薬と同様の効果があるとか。
しかしそれだと自分も飲んでいるので、同じ症状がミカエルに起きないのはおかしい。
若しくは取り込んだ酒の量や組み合わせが関係してるとも考えられる。
何れにせよ、ミカエルはとんでもない媚薬を発明してしまったのは間違い無いだろう。
だが同時にこれがミカエルのジャックに対する想いの結晶であるのかと思うと、ココは内心愉しくてたまらない。
勿論ミカエル本人はそんな事は思ってもいなかっただろうが。
情事の際にこれ程好都合な道具は他に無い。
その被験者第一号に選ばれたと言うのなら、喜んでその流れに甘んじてしまえば良いだけの話。
(後試さないといけないのは…)
「ココ、大丈…むっ!?」
心配そうに覗き込んできたミカエルを捕まえて、先刻と同様のキスを植え付ける。
自分の中のモノを注ぎ込むと、ココはミカエルを解放した。
「かっは…」
不自然に噎せかえる様な咳をする。
「な…に……これ、は……?」
603名無しさん@ピンキー
自分を抱き締めるかの様に、ミカエルは強く腕を組んでいた。
顔の紅潮具合から、どうやらココは自分の推測は正しかったと認識する。
「何って、君が…このお酒作ったんだよ?」
「そん…な、じゃあ、これは……」
「理屈…は解らない。…けど、ミカエルが作ったのは“そういう”物…なんだよ」
そこまで聞くと、ミカエルは途端に顔を自分から反らす。
図らずも自ら媚薬を生成してしまったのだから、無理もない。
ココの思惑通り、症状が親元にも無理矢理押し返す事も可能らしい。
それでも自分の症状が緩む訳では無かった。
これがセオリー通りのものであるとすれば、やはり解決策は一つ。
「簡単な事だよ。僕達が二人で気持ちよくなれば、治まる…筈」
元より“そういう”話だったのだ。
ただそうなる切っ掛けがこの酒であるだけ。
「ふぁっ…ひゃ、だ……。むずむずする、よぉ……」
原料を摂取した量の影響であろうか、どうやら催淫効果はミカエルの方が強いらしい。
身体中の痺れの全てが、ミカエルと言う人物を支配していた。
体温を吐き出す様に、吐息には大量の熱と不思議な甘い匂いが込められていた。
その艶かしい姿態は、恐らくココがこれから先エルフとしていきる間は決して頭から離れる事は無いだろう。
それは自分と同じ性別でも。
ーいや。
同じ性を以て生まれたからこそ、男性としての本能を掻き立てるのだろう。
鼓動が一層跳ね上がる。
「御免…ミカエル。僕、我慢…出来無い……っ!」
「こ…こ……?」
頭で考えるよりもずっと早く、ココは自分の衣服に手を掛けていた。
次にミカエルがふっと息をする頃には、既にココはミカエル同様完全に一糸纏わぬ姿を晒していた。
「そんな顔されたら…僕も、抑えがっ…は」
己の欲望の象徴でもあるココの男根は、形態的には幼いながらもミカエルを欲していた。
それと同じくミカエルのそれも、既に限界寸前だった。
ココの先端がミカエルの秘門に触れると、途端に未知の恐怖に煽られる。
ココは今まで誰かに挿れた事は無いし、ミカエルはそもそも“そういう”経験をした事が無い。
未知に対する畏怖と、好奇心の板挟みだった。
「いっ…ひぁ……」
苦痛を伴う声にならない悲鳴とは裏腹に、ミカエルはココをゆっくりと受け入れていく。
ココの先端から出ていた透明な液体がどうやら潤滑油の役割を果たしている様で、少しずつだが確実にココを呑み込んでいく。
「あっ…入った……」
ミカエルの熱が接続部分を通じて身体中に染み渡る。
前戯を全く行っていないので、ココ程の形状でも強く締め付けられた。
「ぅあ、ぅ…」
「良い…? 動く、よ」
「っ…あ、痛……」
やはり相当な苦痛らしく、みるみる内にミカエルの表情が曇っていく。
ここに来てようやく罪悪感と言うものを感じた。
このままではミカエルを壊してしまいそうで、怖かった。
「大丈、夫…だよ」
「で、でも…」
「痛い…けど、我慢出来る……から」
松明の弾ける音が、遠くで聞こえた。
薄暗い中で煌々と照らされながら微笑むミカエルが、特別に見えた。
冷えきったミカエルの手が、ココの頬をそっと撫でる。
「ミカエル…分かったよ。後悔は…しない」
そっとミカエルの手を取り、ココはゆっくりと頷いた。
そして、再びゆっくりとココはミカエルの内部を突き上げる。
一度往復する度に、ミカエルは自分の全てを晒す様な声を上げる。
つい先刻まではそれが悲痛の叫びにしか聞こえなかったのに、今ではお互いが高揚する切っ掛けにすり替わっていた。
それは二人がお互いを求め合っている証。
恋慕の頂点に居る人物を共に想いながら、その頂点を目指す二人三脚。
たとえ実らない恋だと解っていても、途中で挫折しないように支え会う。
まやかしの交わり。