【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ19【ボーカロイド】

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1名無しさん@ピンキー
ネギをかじりつつ科学の限界を超えて生み出されたVOCALOID。
そんなVOCALOIDのキャラでエロパロ妄想。

■ワンカップ片手にsage進行推薦
■荒らしはアイスを食べながら冷やかにスルー
■荒らしを相手にするあなたはアナルネギで解熱
■荒らしも荒らしに反応するやつも腹切れ貴様ら!
■それでもダメなら専用ブラウザでNG設定を。ロードローラーだっ
■非公式キャラ(弱音ハク、亞北ネルetc)や
  偏った趣向を含むのSSについては注意書きを
  801はスレ内に不和が生じやすいので棲み分け推奨。男女男女交互に並べ
■セウトはもちろん、セーフの非エロSSもあり
■純粋に萌えを語るのもよし
■気に入らないカップリングでも文句は自重、タコのごとき柔軟さでスルーせよ。
■ ※500Kが近付いたら>>1000近くなくても新スレを!!
鉄アレイの如く重くなって落ちちゃいます
■シテヤンヨちゃんは絶対正義。
■シテヤンヨちゃん以外も絶対正義。

前スレ
【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ18【ボーカロイド】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1288874777/

2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/

ボーカロイドの部屋
その1 http://green.ribbon.to/~eroparo/contents/vocaloid01.html
その2 http://green.ribbon.to/~eroparo/contents/vocaloid02.html

関連スレ
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合4【リン・ルカ】
ttp://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1284960781/
VOC@LOIDOで801 11体目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/801/1255271991/
2名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 14:13:45 ID:7DQXp6+m
ぬるぽ総合エロパロ
3名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 14:24:00 ID:IB0MKj+E
      /^>》, -―‐‐<^}
     ./:::::::/,≠´:::::;::::::::ヽ.
    /:::::::〃:::::::::/}::::丿ハ     >>1さん乙です!
   ./:::::::::i{l|:::::/ ノ/ }::::::}
   /:::::::::::瓜イ> ´< ,':::::ノ
  ./:::::::::::::|ノヘ.{、 ( フ_ノノイ
  |:::::::::::::::| /}`ス/ ̄ ̄ ̄ /
. |::::::::::::::::|(_:::::つ/  Mic  / タンタンタン
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄
4名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 20:57:46 ID:AJjW1wOL
いちおつ
テンプレになんか加えられとるwww
5名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 21:41:41 ID:vCjlaYL7
1乙!
どうも鬼t(ryです。
先日投下したSSへのGJ、ありがとうございます。

今回[ミクリンルカのがくぽ争奪戦2]ですが注意事項をば。
ルカ視点の[ルカがく]・ルカがあまりにも腹黒痴女・片言の英語入り

>>1スレ立て乙です。
それではお手柔らかに。
バレンタインを前に私、巡音ルカは神威がくぽ様と腕を組みながら高らかに凱歌を歌っていた。
少し離れた所で、敗者となった初音ミク&鏡音リンがハンカチを食いしばり顔を真っ赤にして悔しがっている。
残念ねお子様方。これが大人の力なの。Do you understand?
裏切り者と言われても構わない。私は勝者。がくぽ様争奪戦の勝者なり。


事は数日前の夜、リンさんがレコへ行ってる間、自室でミクさんと紅茶を飲みながら恋愛談義をしていた。
「はぁ、がくぽさん捕まえられないね。私達、魅力ないのかな?」
「仕方ありませんわミクさん。New actionをうたなければ…」
するとmasterの呼び出しが。
「ミクとレン、レコだ。カイトと交代。」
「了解しましたマスター。それじゃあルカさんまた後で。紅茶、御馳走様でした。」
「はい、お粗末様でしたミクさん。」
部屋の出入口まで見送ると調度レン君もデスクトップへ向かうところだった。
「ミク姉、早く行こうぜ。」
「うん、行こうレン君。」
デスクトップへ向かう二人に戻ってきたカイトさんが声をかける。
「二人共、行ってこい。」
「「はーい。」」
二人はカイトさんと軽くハイタッチを交わすとデスクトップへ向かって行った。
その後カイトさんは「おやすみ、ルカ」と私にも声をかけてくれたので
「Goodnight.Mr,KAITO.」
と返すとカイトさんは微笑みを返し、メイコさんの部屋へ向かった。
あの二人は恋人同士になってから雰囲気が変わってしまった。特にメイコさんが。
メイコさんは肌艶が良くなって女性らしくなり、今までガチャガチャだった部屋は小綺麗に片付いてあったし…
恋愛はここまで人を変えるのでしょうか。恋愛しているメイコさんが羨ましい。私の春はいずこnow?
溜息をつきながらドアを閉めようとすると、何処からかドアを叩きつける様に開く音が。
何事かとドアから覗くと、メイコさんの部屋からカイトさんががくぽさんの髪の毛を掴んで引きずり出してる
じゃあありませんかっ!Oh'my god!がくぽさん何でメイコさんの部屋に…と驚愕していると更にOh'my god!な出来事が…
カイトさんが、がくぽさんの髪の毛を両手で掴んで振り回すっ!そして…地面に叩きつけたぁっ!!
それも何度も…Oh'my god…
「このっ!(ガゴッ)、悪酔いっ!(グキッ)、泥棒茄子がぁっ!(ビタンッ)、俺のっ!(バキャッ)、メイコにっ!(ベチンッ)、
触んじゃっ!(ビチャ)、んねーよっ!!(グシャ)」
もうdangerousとしか言いようがありません。先程の微笑みは何処へやら。普段温厚なカイトさんがあんな形相を
して、あんな馬鹿力だったなんて…人は見た目によらずですわね…I'm really surprised.
気が済んだのか、肩で息をつくカイトさんは髪の毛を手櫛で整えながらメイコさんの部屋へ入っていきました。
私は部屋を出て、倒れてピクピクしているがくぽさんに近づいて声をかけました。
「…Are you all right?Mr,GAKUPO?」
「…」
返事はなく、流血しているけど自己修復が始まっているから大丈夫みたい。
がくぽさん…どうしてソロの私達ではなく、相手がいるメイコさんに…私達はそんなに魅力がないのですか?
そんな事を考えている時、私の電脳頭脳に声が響いた。
『Hi,LUKA.今なら誰にも邪魔されずにがくぽさんを独り占めに出来る絶好のChance!Let's go!』
その声に私は微笑む…そう、Love is war.昨日の友は今日の敵。裏切り者と言われても構わない。
私は(欲望に)素直な子。とりあえず部屋に連れていって介抱しないといけませんわね。恩を売る為に。
がくぽさん、ちょっと我慢してくださいな。私はがくぽさんの髪の毛を掴んで、自室へ引きずり込んだ。

がくぽさんをベッドへ寝かせ、まず怪我の手当。
思ったより軽傷で、明日になれば自己修復で怪我は治るでしょう。
しかしお酒臭い…先程カイトさんが[悪酔い]と言ってましたわね。メイコさんと呑んでいたのでしょうか?
そしてお酒で髪の毛だけではなく服まで濡れてますわね。脱がしてしまえば服の下の怪我も手当出来ますし…
えーい、思い切って脱がしますわよっ!…このピタスーツ、こうなっているのですね…とりあえず服は後で
洗濯ネットに入れて洗いましょう。そしてがくぽさんは褌一丁…侍だから褌は仕方ありませんわ。だけど
………気になりますわ、この褌の下が。
念のため、がくぽさんの頬を抓ったが目覚めない。ちょっとだけ見てみたい…私は探究心に負け、褌を外した。
そこにあったのはマスターのお宝エロ動画で見るモノと少し違うモノが。動画のはもっとギンッとなっていたのに…
確か動画では口で扱いておりましたわね…モノは試し、やってみましょう。私は覚悟を決めた。
まずは舐めて…はむっ…んむっんくっ、んくんく…んむぅ…はぁ、んむんむ…んくんく…
初めての行為で最初は恐々だったけど次第に慣れていき、やがてがくぽさんのモノはエロ動画と同じモノとなった。
「これが殿方の…がくぽさんの…」
いきり勃ったモノ…男根をマジマジと観察する。相変わらずがくぽさんは目覚めない。そして私はescalationする
自分の行為に興奮している事に気付いた。何故なら私の秘裂が疼き、下着がはしたないくらい濡れてきたのだ。
身体が次第に発情期の牝となっていく。
「これが[疼き]ですのね…Ah…」
私は下着越しに秘裂をなぞりながら、もう一度男根を付け根から舌先でゆっくりと舐めてみる。ビクビク動く
熱くて逞しいソレは私を待っている様に垂直に勃っている。
見ているだけで秘裂が溶けそうになる。熱い…欲しい…
欲しい…そう感じた時、私の中で何かが弾けた。何故かそれが嬉しくて微笑を浮かべた。
「Let's play…ウフフ…」
そう、己の欲望に負けた。恋愛なんて後でいい。まずは肉体関係から始めましょう。がくぽさんを独り占めし、
支配したい。何で今までお子様達と一緒に追いかけ回していたんだろう。私はお子様ではない、大人なのだ…
私は舌なめずりをしながらそう考えた。
服を脱ぎ、ガーターストッキングは履いたままでがくぽさんに跨がる。この方がeroticでいいでしょ?
まずはkiss…お酒の味を確認する様に舌を絡める。
「はんっ…がくぽさん…ルカの思い、受け止めてくださいな…」
その台詞に返事はない。だけど私はそのまま下へと舐めていき乳首をしゃぶると、私のお尻をがくぽさんの
男根が軽く叩いた。まるで[早く入れろ]と催促している様だ。
「ウフフ…わかっておりますわ、がくぽさん。ルカの肉壷に入れたいんでしょ?お待ちくださいませ。」
私はがくぽさんの熱くなった男根の先を淫水まみれの秘口に当てがい、擦りつける。
「Ah…初めてなのに、こんなに…はあぁ…」
ああ、私って淫らな牝。気を失って動かない殿方を襲っているなんて…身体が熱くて、疼きが全身を駆け巡って
いる。もう我慢出来ない。私はがくぽさんを飲み込んだ。
「I'm going in…んああっ!」
私の膣は少しの痛みと同時にがくぽさんの男根をズプズプと飲み込んだ。
「あ、あひぃ…全部、入りましたわ…」
がくぽさんの熱いモノがビクビクして、私の膣内が喜ぶかの様にキュンキュンしている…
「あ、ん…動かし、ますわ…がくぽさん、Oh,はぁん…」
私は少しずつ腰を動かしてがくぽさんの男根を味わう。がくぽさんの男根が膣内を引っ掻いて、私に快楽を
与えていく。歌以外にこんなに高揚するものがあるなんて…
「Ah…oh,amazing…!」
次第に男根を入れた直後の痛みは消え、腰がスムーズに動かせる様になると私は歌う様にがくぽさんの上で喘いだ。
「がくぽ…さんの、はぁんっ…イイッ…気持ち、イイのぉ…」
禁断の果実の味を知った私は羞恥心nothing.がくぽさんの牡を貪る様に胸を揺らし腰を動かすcrazyな牝と化した。
「Ah!I want more!more!」
今だにがくぽさんは気を失ったままだ。でも無抵抗の殿方の上で、こんなに淫らに腰を振るのがこんなに興奮
するなんて…癖になっちゃうぅっ!
「はあんっ…がくぽ、様ぁ…奥、気持ちイイのぉ…もっとルカの肉壷、ああっ…味わって、んく…くださいませぇ…」
もう[さん]付けで呼ぶのは止めましょう。こんな素敵な体験を与えてくれる存在は敬うべきなのだから。
「あぁっ、がくぽ様のっ…固くなって…ヒイィ!…コレッ、コレが欲しかったのぉっ!!」
絶頂が近くなったのか、がくぽ様の男根は逞しく固くなった。それは私の膣内を引っ掻き、確実に私を快楽へと
墜としてゆく。腰の動きが止まらない、おかしくなっちゃうぅ…っ!!
「がくぽ様ぁっ、いっぱい、いっぱい熱いのをっ、ルカの肉壷にぶちまけてくださいませぇっ!
イク、イクーッ!!…ああっ!!!」
身体が強く跳ね、弓なりになったまま私は殿方に跨がったままpleasureを迎えた。同じくがくぽ様の男根も
pleasureに達し、私の中に熱い欲望をぶちまける。
がくぽ様の欲望に染められていく…否、私ががくぽ様を奪い、染めさせたのだ。
「あひぃっ!あ…熱ひ、ひ…イィ…」
私はがくぽ様の男根をハメたまま、肌を重ねて口づけを交わす。目覚めてない殿方をこんな形で奪うなんて…
「あん…素敵でございましたわ…がくぽ様、ウフフ…」
大事な人の、まだ脈を打つ男根に腰を振って最後の一滴まで搾り取る―それが牝の悦び。
名残惜しいけどがくぽ様を解放する。腰を上げてがくぽ様の男根を抜くと秘口から白い欲望が溢れ出し、
がくぽ様の男根にかけ流れた。
「ウフフ…がくぽ様、素敵なcreampieですわ…あぁ…」
私はがくぽ様の男根にかかった欲望をモノごとしゃぶる。自然に腰まで動いてしまう。
「ああ、がくぽ様の…美味しうございますぅ…」
もっと欲しいけどそれではキリがありません。私は自分の秘口に手をやり、零れ墜ちる欲望を掬って舐めとった。
今回はこれくらいにして、楽しみはとっておきましょう。私はがくぽ様のすぐ隣で横になり、眠りについた。

朝。でも、いつもと違う清々しい朝。私はがくぽ様の起床に釣られて目を覚ました。
がくぽ様の怪我は自己修復が完了した様で、異常はないでしょう。ただ一つ、私と契りを交わした事を除いては。
私は身体を起こして正座をし、三つ指揃えてお辞儀する。
「Goodmorning,がくぽ様。」
がくぽ様、表情が固まっていらっしゃいますわ。動揺するのも無理ございませんけど。
「ル…ルカ、殿?拙者は…」
「はい。カイトさんにフルボッコされて倒れて気を失っていたところを手当しました。」
そこまでは事実。さあ、演技をしなければ。
「ただ…酷く酔っていらっしゃいまして…その…昨晩の事、覚えていらっしゃいますか?」
上目遣いで伺う私に対して、次第に青ざめて首を横に振るがくぽ様。記憶がないならIt's convenient.
「こうなってしまった責任…取って戴けますよね?」
顔面蒼白のがくぽ様の手を取り、請う様に訴える。もう逃げられませんわ、がくぽ様。
「あ…あいわかった。責任は…取ろうぞ。」
そう、それでいいの。貴方は私のもの。
「では改めて、今後ともよろしくお願いいたします。」
私は優しく微笑んだ。こうして私はがくぽ様争奪戦の勝者となった。



数日後、私は悔しがるお子様方を尻目にがくぽ様に甘える。
がくぽ様はまだ腑に落ちない様だけど、恋愛は始まったばかり。こんな恋愛もいいじゃない。
これからゆっくりと恋愛していけばいい…
裏切り者と言われても構わない。私は勝者。がくぽ様争奪戦の勝者なり。



―おまけ―
ミク「あの裏切り年増女〜、DTM業界を牛耳った私をコケにしてぇ〜っ!」
リン「ミク姉それ、メイ姉が聞いたら髪の毛掴まれて地面に叩きつけられちゃうよ…」
ミク「こっ、こうなったら下克上よ下克上っ!斎藤道三みたいに乗っ取ってやるんだからぁっ!」
リン(…参加するフリして、しばらくは傍観しよw)
以上。お目汚し失礼しました。

ルカ視点は初かな?バイリンガルだから英語を頑張りましたが…やるもんじゃあないですねw
途中文字数オーバーでカウントを増やしてしまいましたが、何とか足りましたね。失礼しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。
13名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 02:05:58 ID:JWSq2eWj
GJGJ!!!!
まさか続きがこうなっていたとはww
がくぽ様、散々な夜でしたなwww
14名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 08:57:03 ID:WV2HSfIw
面白かったw
15名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 04:07:26 ID:jKgOwYh5
痴女っつーかそれ喪女wwww
面白いよGJww
16名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 18:09:14 ID:pTuIGGI1
GJ!ルカ寝てる時の多いなww
そういうイメージなのか?

とりあえずがくぽドンマイ
17名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 04:27:21 ID:e1gjF/iS
向こう500いったから本格的に移動ねー
18前スレ714:2011/02/08(火) 04:32:49 ID:g3PkQx7e
しまった、容量見てなかった…すまぬ。

お詫びに、リクエストがあれば先着一個、なんでもお望み通りに書かせて頂きますです。はい。
19名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 04:45:47 ID:0jopPD9I
>>18

ドンマイ
じゃあ是非続きを!
20名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 06:59:46 ID:qOmibWVW
>>19 了承した

 入り口で固まって邪魔な少年組は、不振げな視線を向ける店員に気づくと慌てて入店し、ド
リンク売り場に移動する。
 とりあえずお茶でも買っておこう。どれにしようかな? と選ぶふりをしつつ、カイトの動
きを眼だけで追う。
 すると、彼は成人誌のコーナー前で腕組み状態になっていた。

「す、すげえ……」
「うわ、最悪……」

 なるほど、大人だ。と素直に感心するレンと、まだまだ清純な気持が強いピコで正反対の反
応が起きたが、それはさておき、カイトは気に入ったらしいステキ本を手に取るとレジで精算
を済ませて退店してしまった。
 少年組は再びその背を追っていく。

「兄貴、見直したよ」
「ああん? 何いってんだ、これは関係ないぞ」
「がくぽが快楽天を買うの忘れたって言ってたからな。ちょい貸し作っておこうかとな」
「……」

 言いつつ、カイトはタクシーを拾う。
 そして乗れ乗れと少年組を押し込むと、自宅へのルートを運ちゃんへ伝えると、あとはのん
びり帰りすがら民主党の迷走ぶりについてだべって時間を潰すのだった。
 やがて、自宅。
 カイトは帰るなり、居間で羊羹をちまちま食っていたがくぽに、さきほど購入したステキ本
を差し出した。

「ほい、がくぽ」
「お? これはこれはカイト殿、感謝でござるwwwww感謝するでござるwwwww 褒美に羊羹をと
らせようぞ。食いかけじゃがwwwww」
「お前、いい歳こいてそれはねえだろう。ネットに毒されすぎだっつうの。だいたい、あんだ
け高性能なPC持ってんのに、なんでエロ本なんざ買うんだ?」
「解っておらぬなあ、カイト殿よ。この紙のみょうちくりんな質! 臭い! これこそがたま
らぬまでに興奮を高めてくれるのじゃ。電子世界には無いリアルのエロティシズム。お主にも
いずれ解る……」
「解りたくねえよ、この変態侍が」
「お主に言われとうない」
「いいか、ガキンチョ共。がくぽみたいなダメ大人を参考にはするなよ」
「何をいうか。よいか童たちよ、カイト殿の動向をよく観察しておけい。それこそ真似てはな
らぬ男子の姿ぞ」
「言ってろ!」

 なんだろ。この、オレたちとの温度差。
21名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 07:01:16 ID:qOmibWVW
 このとき、レンとピコは、ただ草むらに打ち棄てられていたステキ本を発見しただけで罪悪
感と好奇心の狭間に心を激しく揺さぶる自分たちと、そもそもステキ本的なものが身近にある
ことがさも当然であるかのような、大人たちの振る舞いに唖然とした気持に支配されていた。

「まあいい。そういう訳でがくぽ、ちょっと酒もらうぜ。たしか剣菱の安い奴持ってたろ」
「む? まあ駄賃代わりにくれてやってもよいが……お主が酒をくらうとは珍しいの」
「なあにこいつはメイコ用さ」
「は。なるほど。つくづくお主たちの趣向は解らぬわ」
「???」

 もはや、カイトたちが何を言っているのか解らない。
 メイコ姉さんが酒好きなのは有名だが、プレゼントでもするのか? どうせだったらホワイ
トデーの時にでもすればいいのに……。
 と、時節がら思うのだったが、そんな純情な感覚など、大人たちはとうの昔に捨て去ってい
ることをピコレンコンビは知らない。

 カイトはがくぽからせしめた剣菱の一升瓶を持って、メイコの部屋へ移動していく。と、入
り口の前に立つと小声で「隙間開けて見てな」と言う。
 そのあとにゴンゴンと戸を叩くと、返ってきた「だれー!?」の叫びに「俺だよ!!」と叫んだ
のち、入室して消えた。
 ボーカロイドが住む建築だけに、防音設備はしっかりしていて戸越しの会話も一苦労なのが
この家の、ある種の欠点だった。
 なのに費用をケチったせいで屋内線は設置されていないから困る。
 それはともかくとして、レンとピコは言われた通り、隙間を空けて様子をうかがう。それだ
けで背徳感で一杯だった。

・・・

 それから小一時間……。
 少年組は、居間でうなだれていた。
 見てはならないものを見てしまったような気分に襲われたからだ。

 その内容だが、カイトは剣菱をメイコに勧めたまではよかった。(もっとも、真昼か
ら酒を勧めるのもどうかとは思われるが)
 しかしその後が問題である。
 なにか、やいのやいのと会話の応酬をつづけたあとに、溜息をついたように見えたメイコは
剣菱をぐいっとラッパ呑みしたあとに、おもむろにクローゼットから革で出来たビキニのよう
なものを数点、取り出してきて、カイトの前で着替えだしたのだ。

 この時点でピコが逃げ出しそうになったが、レンは「待てよ」と引き留める。もう少しどう
なるか見ていたいが、一人では心細すぎたからだ。
 しかし、その判断はたぶん間違いだった。
 彼らが革で出来たビキニのようなものと思ったものは、いわゆるボンデージファッションで
あり、それが男女二人きりになった時、どういう使われ方をするものなのか。
 子供には早すぎる世界だったかもしれない。

「か、か、カイト兄さん、が、裸でし、縛られて……鞭で! 鞭でだよ!? しかも踏みつけら
れてたってどういう……」
「たしかロウソク垂らされてよな。あれが大人の嗜みだってのかよ! 冗談じゃネエ」
「メイコ姉さん、高笑いまでしてたよね……」
「やべーよ。俺もう明日から兄貴たちとマトモに口きけねえ」
「……大人って汚らしいんだね」
「ああ。オレ、今ならたぶん、マイケル・ジャクソンの気持がわかるわ」
「僕も……ぽーぅ」


おしまい
22名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 23:08:11 ID:HiIfmCsh
GJでした!
あとぽーぅに吹いたw
23名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 00:01:15 ID:Cj79YTa1
思春期になんてもん見せてんだwww一足飛びに大人の世界見せすぎだろwwww
ここの大人組色々ダメっぽいなwルカと先生がまともであることを祈る
24名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 00:22:31 ID:kXQbKhv7
GJ!前スレからあわせて面白かった!
しかし最後読むまでは普通の大人の男のエロ的な物を想像していたのにwww
思春期にはまだ刺激が強すぎるww
25名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 02:19:20 ID:LVxAVcaV
レンとピコの思春期コンビ可愛いなww良いお姉ちゃんなグミも可愛いかった。GJGJ!!
カイトがくぽメイコと若干残念な大人が揃ってるみたいなので、先生とルカがまともな大人であると良いねと思いつつ、残念な先生とルカも見てみたい気が…
26名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 03:02:29 ID:3VbEJ/kZ
思春期のレンピコ面白ぇwwwGJ!
ルカ姉は思春期のレンピコの性方面への興味に理解を示そうとするんだけど、初心なんでしどろもどろになっちゃうとかだとすごく萌える。そんでそこをたまたま通りかかった先生に助けてもらえばいいと思うよ!
27名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 03:19:58 ID:LpuFT1LN
小学校高学年にもなると性教育の授業やるよね
生徒の際どい質問にしどろもどろな先生が見たいw
28名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 07:14:57 ID:Tt8EXaK8
レンピコがルカさんとおねショタな3Pを熱望
29名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 07:20:49 ID:wzsaJSiu
ユ「先生、赤ちゃんはどうやって生まれてくるの?」
キ「それはね、コウノトリさんが運んでくるんですよ」
ユ「先生、赤ちゃんはどうしたら生まれてくるの?」
キ「ですから、コウノトリさんが…」
ユ「ど う や っ た ら 生まれてくるの?」
キ「ええと、ええと、」
カ「キヨテル負けるな!」
が「コウノトリで合ってるでござるよ!」
ユ「外野は黙ってて!」
30名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 13:07:11 ID:Cj79YTa1
ルカ「仕方ないわね。私が教えてあげるわ」
キヨ「ちょっおま」
ルカ「子供はね、キャベツ畑から収穫するのよ」
キヨ・ユキ(それはギャグで言っているのか?!)
31名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 16:13:02 ID:4iv406r4
解っていながら大人達に「赤ちゃんはどこからくるの?」と問い詰め、しどろもどろしている
大人達を見てほくそ笑む確信犯ユキを受信した。
32名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 16:47:01 ID:LpuFT1LN
河原でエロ本拾って喜ぶレンピコと、中学生ってけっこう馬鹿なんだなぁと思う小学生ユキを受信
33名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 20:07:21 ID:FzD3DQ5g
「赤ちゃんはどこからくるの?」と聞かれて、「私にはそんな相手なんて…」
ってつぶやいて泣き出すハクさんが脳内にテクニカラーで映し出された。
34名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 01:34:32 ID:L6QGaXb9
ミク「じゃあ、私が教えてあげよう!」
キヨ「ミクさんが!?」
ミク「あのね、男の人と女の人が、一緒のお布団で寝ると、赤ちゃんが来てくれるんだよ」
キヨ「あっ!コラ!」
ユキ「ふむふむ…で?」
ミク「…で?」
ユキ「…一緒のお布団で寝るんですよね?」
ミク「うん、おやすみなさいって寝るんだよ」
ユキ「…もしかして、スヤスヤグーグーと?」
ミク「そう、スヤスヤグーグーぐっすりと!」
ユキ「…」
キヨ「…ユキ、その『何もかもすべてを教えてやりてぇなぁ』という目でミクさんを見るのは止めなさい」
35名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 07:30:06 ID:5otfpGou
ユキwwいやユキさんwww

リン「かー!ミク姉もルカ姉もお子ちゃまだね!現実はもっと汚いんだよ!」
ユキ「えっ?」
キヨ「ああぁ、次から次へと…」
レン「いいかユキ、オレ達が真実を教えてやんよ。子供はな…」
リン・レン「「橋の下から拾って来るんだよ!」」
ユキ「………」(期待してなかったけどね、という目)
リン「汚くね!?マジ汚くね!?」
レン「でも拾ったらソッコー風呂いれるらしいぜ?」
リン「汚くなかった!」
キヨ「ユキさん、興味なくしたからってあくびしちゃいけませんよ」
36名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 09:03:38 ID:eD2CiHzz
便乗してみた

ピコ「全く、皆さっきから何を言ってるんだか…」
ガチャ「ぼくも、ほんでよんだからしってるよ!」
キヨ「な、なんだってー」
ユキ「じゃあ答えてくれる?赤ちゃんはどうやったらできるの?」
ガチャ「んとね、まずゆかにおおきなまあるいもようをかきます!」
ユキ「ん?」
ピコ「そしてその円の中心に人体の構成成分…水35L炭素20kgアンモニア4L石灰1.5kgリン800g塩分250g硝石100g硫黄80gフッ素7.5g鉄5gケイ素3gその他少量の15の元素を…」
ガチャ「かんぺきだよニーサン!」
キヨ「おいやめろ」

元ネタ分からなかったらごめん
37名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 11:31:58 ID:imwXz6EI
鋼のレンきゅん術師って言って欲しいんだろうか
38名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 14:44:02 ID:jr//Z3mc
レンきゅんのどこらへんが鋼なんです?
39名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 19:31:51 ID:SFPtumbv
エロパロスレで何訊いてんだよ恥ずかしい奴だな
40名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 19:34:48 ID:imwXz6EI
「どこが鋼か見てみる?」レンはそういいながらセーラーの前ファスナーを外す。
セーラー服に抑圧された汗のにおいが鼻腔をくすぐる。
「バッキバキだよ、ほら」腹筋に力を入れてアピールする。
14歳男子校生の引き締まった肌にむしゃぶりたくなる衝動を抑えながら、つとめて無関心を装う。
「ほらっ、ほらっ、ルカさんの大好きな男子中生だよっ」そういいながら細く引き締まった腹筋を手でぺちぺちする。

「あれ?ここじゃなかったのかなあ?」そういいながら前をはだけたセーラーを脱ぎ捨てる。
「じゃあ、胸板もバッキバキだよ、ほらほら」細い胸をトントンとたたく。
欲しいのは胸板じゃなくて、その突起なのだ。どうせなら股間の突起のほうが欲しい。
そしてレンきゅん術で私の火照った体を錬成すべきなのだ。
この男子中生はわかっていてやっているのか。ルカさんの生殺しは続く。おねショタ万歳。
41名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 00:12:15 ID:PxUGEfI3
>>37-39
ナイスコンビネーションww
そして>>40!俺のコーヒー返せ!
42名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 00:36:17 ID:xIMH2usN
>>21
剣菱の安い奴は社外から樽買いのブレンドなんだよな……
悪くはないがどっちかってーとお燗向けな酒なのにさすがMEIKO、ラッパ飲みw

黒松剣菱なら本当の灘酒になるけど、しかしここんちのがくぽには安い剣菱の方が「らしい」か
43名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 08:46:52 ID:V1Gls6eV
>>37
誰がうまいこと言えと(ry
44名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 15:08:05 ID:QzQ58FYP
以前、ハロウィンでルカに 女 体 盛 り を奨めた人が通ります。

次はどうやってレンを困らせようかなぁ…
45名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 16:32:43 ID:K0s/dqZB
ミク「そろそろバレンタインだね」
メイコ「今年はみんな何かするの?」
ルカ「普通に渡すだけじゃ面白くないけど、変わった事もなかなか思いつきませんね」
リン「私を貰って!ってのもありきたりだしね」
ミク「ホットチョコをローションにするとか」
メイコ「気持ち悪いだけよそれ」
リン「やった事あるんだ…」
俺「チョコネタはだいたいやりつくされた感があってバレンタインネタのSS書くのにも苦労するよ全く」
ミク「誰だお前」
46名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 17:05:24 ID:PxUGEfI3
熱々チョコフォンデュをカイトやレンやマスターの背中に流し込んで悶える様を眺める。
47名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 19:36:59 ID:cCudP+Eo
チョコはもらえても甘くないシチュエーションを考えてみる。

小ネタ、カイメイ?



*急募*
資格・女性ボーカロイド
内容・男性ボーカロイドの口にチョコを放り込むだけの簡単なお仕事です。
制服借与、オプション手当有り。
給与・応相談(現物支給の場合も有り)

MEIKO「そんな貼り紙貼り出して情けなく無いの?」
KAITO「あ、めーちゃん!めーちゃんバイトしない?
メイド服着て口移しでチョコくれたら、俺一晩中頑張っ…」
ゴスッ…
MEIKO「この、バカイト!」
48名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 20:57:06 ID:bMJXLow/
>>40>>45>>47
GJGJ

チョコで作った玩具で遊ぶ
49名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 22:41:44 ID:619b5C3L
チョコ貰ったら30倍返しが待ってますぜ

ホワイトキャンディが赤くなる絞り取られ(ry
50名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 19:32:46 ID:JG0+oc8e
雪まつりネタどうする?

年少組だけで札幌の雪まつりに行くというネタ
51名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 19:38:52 ID:I7+mpNKZ
こういう冬のイベントではユキちゃんにスポットあててあげたいな
52名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 21:43:28 ID:EiVFIz2+
よし、書いてくれ
53名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 21:46:17 ID:Lot9/EWt
雪まつりの雪像の中には子どもだけが遊べる雪製すべり台が一緒に作られてるのがあるんだぜ

楽しく遊ぶユキとガチャポ、羨ましそうに見てるリングミ、堂々と滑ろうとして断られてるミクガクを受信した
54名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 22:10:09 ID:JUQAMZE4
年少組はユキ、がちゃぽ、あとはショウタとアイアイだったな…
ボイスロイド組ももっと愛されてもいいと思う
55名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 17:02:12 ID:g3BOTn2x
雪ミク電車を受けて
「何がチンチン電車だ、チンポついてないじゃないか!!」
「こんなに早くえきをとばすなんて、これじゃ特急じゃないか!!」
みたいなエロをたのみます1!!!!!!!111!!
56名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 20:07:18 ID:3QoUNzFV
ネルの弟をいつ出そうかいつ出そうか迷っている
57名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 21:03:04 ID:MmFzgVJK
ネギ振りするミク雪像とか作らねぇかなぁ。
58名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 21:06:19 ID:OUM8176l
ネルに弟なんているのか?
…ネロとか言われたらパトラッシュ召喚したくなるな
59名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 21:34:41 ID:/8HK2Y2y
急の呼び出しで不眠のシステム復旧に尽くした若きIT土方さ
60名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 01:46:11 ID:XgysQSIA
ミク「出来がイマイチだからってわざわざ作り直して貰うなんて何だか悪いね」
レン「お、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか。完成度たけぇなオイ」

ゴォーーー、ぐしゃっ

カイト「ああっ、俺のネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲が轢かれた!?」
リン「私らの像の隣に変なもん作んな!」
61名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 08:49:39 ID:cVFqb+Ee
あとはめーちゃん、カイト、がくぽのダメ年長組と、冷静天然なグミの見解をお願いしますw
62名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 10:38:47 ID:2UN9b21Q
黄色い髪のバレンタインを考えてみますか…
レン×ネル、リン×ネロ
63名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 20:10:57 ID:rzWJLCfj
>>55
今の札幌市電の環状線は
すすきのから藻岩山の麓を回ってまたすすきの近くの西四丁目に戻ってくる
朝、ソープが開くまでの時間潰しに路面電車に乗ると40分ぐらいか、結構いい時間になるぞ

で、すすきのにはソープだけじゃなくてSMクラブもあってな、
エロガキどもにお仕置きするにはちょうどいいかも知れない
64名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 21:14:15 ID:2UN9b21Q
ルカ姉の本領発揮か…
それよりはバレンタインネタを考えていこうか
65名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 22:54:05 ID:ssIAjKHz
バレンタインって男に貢がせる行事になってないか?
66名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 00:20:52 ID:GfiI/TqH
バレンタインカイルカ小ネタ、スカトロ注意です。



ルカ「KAITOさんに渡すバレンタインのチョコに絶対に恋が叶うおまじないを掛けてみました」
ミク「ほうほう」
ルカ「私の唾液と尿と陰毛で出来た物体にチョコレートを一かけら入れてみました」
ミク「比率逆だよね?つかルカさん実はお兄ちゃんの事事嫌いなの?どうなの?」


ルカ「まぁ渡したわけなんですけども」
ミク「ほうほう、それで流石に振られたと」
ルカ「それから毎日朝昼晩ハッスルするぐらい効果バッチリでした☆」
ミク「漢だなー!お兄ちゃん漢だなー!!」
67名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 00:23:14 ID:B42qxl5i
きも
68名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 01:02:14 ID:ss8ort0/
>>62
亞北姉弟好きとしては期待せざるをえないな…
頑張ってくれ!!
69名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 01:03:25 ID:ss8ort0/
>>62
亞北姉弟好きとしては期待せざるをえないな…
頑張ってくれ!!
70名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 02:14:44 ID:q1P7zB24
なぜ2度言った
71名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 03:45:35 ID:MeT1kx+l
>>68〜69
に聞け
だが俺もネルネロは好きだからな…
期待せざるをえないなwww
7268 69:2011/02/15(火) 07:13:27 ID:ss8ort0/
大事な事なので(ry
ではなく書き込みの時なんかエラー起こしたから二重になった…orz すまん…
73名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 12:38:16 ID:ayh5eaiW
大事な事なので二度言わせんなよ恥ずかしい、って言い張ればイインダヨ
74名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 19:58:04 ID:p0hPAroc
グリーンダヨー

ところで緑がテーマカラーのボカロ多いな
75 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/15(火) 21:33:38 ID:YHs5phMm

こんばんわ。下克上の人です。
カイト誕真っ最中ですな。誕生祝いかバレンタイン物書きたかったんだけど、
リアルで時間取れなくて断念。今回は誕生日もバレンタインも関係ないSSを
そっと蔵出し。

【 注 意 事 項 】
 ・カイメイ
 ・カイトもメイコも下半身がユルい人。貞操観念も薄い
 ・カイトもメイコも馬鹿っぽい
 ・下品系
以上が駄目・苦手な方はスルーでお願いします。
誤字脱字にはご容赦を。
6〜7レスほど使用。


チャラ系カイトと尻軽メイコ 1

「やーだぁ、このカイトちょースカした顔して笑っちゃう〜」
「ウルセーよ。姉さんだってなにこの表情。最早アヘ顔に近いんじゃね?」
胡座をかく俺の横でうつ伏せに寝そべって、そうかもーなんて笑う姉さんはかなりご機嫌だ。
俺たちはリビングに敷いたラグの上に陣取り、只今先日撮ったPVの観賞中だった。
トレーに載せてラグに直置きした酒とおつまみはもう大分減っていて、俺も姉さんも良い具合に酔いが回って気分がいい。
単独でも二人で共演した仕事でも仕上がったPVを一緒に見るのは習慣になっている。
今回は曲がアダルト仕様のためPVも同様に作成されていた。まぁぶっちゃけエロいんだこれが。
プロデューサーも監督もどんだけ欲求不満だっつーの。正に男の雄を刺激して止まない内容だ。
俺は楽しくオシゴト出来たけどね。まして相手はバインバインのたゆんたゆんで、おまけにノリのよい我が姉兼同僚だ。
普段は普通の歌唄ってることが多いけど、たまにこんな仕事も舞い込む。
「エロはいいんだけどさ。ランキング除外は勘弁だなぁ」
おっと、画面では俺が姉さんのドレスの裾に手を突っ込んでる。
我ながら手つきがいやらしいな。性根がでてら。
「あー、そうねぇ。監督たちは除外上等、それも勲章だーとか吠えてたけど、出演してる方は見て欲しいよね〜ガンバってんだからさ」
「歌も聴いて欲しいよなー……エロばっかじゃなくてな」
「ね」
歌唱的には割りと難易度高かったしさ。
しかし悲しいかな、人の目はどうしたってAV未満のPVに向かざる得ないだろう。
みんな好きだからね、エロ。もちろん俺含めてねー。
半裸で蕩けた顔してる姉さん半端なくエロい。そんで姉さんのドレスの胸元を剥いて、おっぱいの谷間に顔埋めてる俺の表情もヒジョーにヤバい。
このスカしたヤツ誰よ?
「カイトこの時ホントに揉んで舐めるんだもん。びっくりしたぁ」
部屋着代わりにしている俺のTシャツの裾から、剥き出しの脚をぷらぷらさせてスナック菓子を頬被る姉さん。
唇に付いた欠片を拭う赤い舌が色っぽい。
「ビクッってしてたよな。感じた?」
「だって、リハじゃおっぱいをそれっぽく触るだけじゃん。まさか本番で揉みしだいて舐めるとか、ねぇ?」
感じたのは否定しないわけね。
にやけて姉さんに向けば、頬杖を付いて俺を見てた。
「本当にホンバンかと思った?」
「ばぁか。大体そのせいでしょ、あんたが勃起してたの」
大きな瞳を細めてふふんと鼻で笑う。
「硬いの私の脚に押し付けてきてさ、ワザとでしょアレー」
「リハで、それっぽく触っただけじゃ雰囲気出ないなって思ってさ。
 そんで、がっつり揉んで舐めたら勃っちゃった」
ころんと仰向けになった姉さんは気だるく身を起こし、自分の胸の膨らみに両手で触れた。
76 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/15(火) 21:37:38 ID:YHs5phMm

チャラ系カイトと尻軽メイコ 2

「好き放題揉んでくれちゃってさぁ。男ってほーんとおっぱい好きよね。コレってそんなにいいの?」
そう言って姉さんは左右からおっぱいを寄せて持ち上げた。
Tシャツが盛り上がっておっぱいの形になる。たゆんとしたその中心に小さな突起が布地を押し上げていた。
ダメだって姉さん、そんなことしたらさー……。
「俺、おっぱい星人だもん……っと」
「やん!」
尖るソレを抓んでやると、姉さんが竦めた肩が跳ねる。
「姉さんの感度のイイおっぱい大好きー。つーかさ、姉さんだってコーフンしたんだろ? 正直になれって」
抓んだまま軽く捻る。おっぱいから姉さんの手が離れ、甘く呻き俺の腕をすがるように掴んだ。
「俺も興奮して姉さんも気持ち良くなって、監督だってリハよりいいって喜んで、良い作品ができた。
 結果オーライ。だろ?」
痛みを与えないよう気をつけながら、乳首を持ち上げる。そうすると膨らみもつられてちょっとだけ浮いた。
「んもぅ……屁理屈カイトっ――っきゃ!」
姉さんの肩を押し、ころんと背中から転がるその上にのしかかった。
「なに? 濡れちゃう?」
俺を見上げる瞳にイタズラっこみたいな光が宿って唇が弧を描いた。
「濡れてるかどうか、アンタが確かめてみたらー?」
「了解でーす」
お許しをもらった俺は、早速胸の上までTシャツの裾を捲り上げる。
お目にかかったおっぱいは、ぷよんと俺を誘って思わず手を伸ばしかけたけど、先ずは下から。
パンツに手をかけ、スルリと下ろしてやる。短い薄毛から透ける割れ目がすんげぇやらしい。
割れ目につーっと指を滑らせたら、呆気なくソコは口を開いた。指先が埋まって温い粘膜が絡み付き、俺は口元が緩むのを堪えられない。
指の動きに合わせ、捻る腰。その動きに大きなおっぱいもふるっと小さく揺れ、俺の目を楽しませた。
「濡れてら。感じてんじゃん」
姉さんに顔を近づけて咽で笑うと、それに応えて姉さんも笑った。
「だってー。急に誰かさんが乳首抓んでくるし、あのPV見てたらさぁ」
「またコーフンした?」
「うん」
「俺もー」
本格的に指を動かそうとしたら、ダメーといきなり静止が入った。
「ちょw なにそれ」
ここでお預けはないっしょ。そう思ってたら姉さんの腕が俺の首に絡んで引き寄せた。
「ちゅーしてから。してよ」
「喜んで」
ぷっくりした赤い唇に自分のそれを重ねて、舌を差し込む。
口腔を味わえば、クチュクチュ脳内に響く音を鳴らして唾液を交わす。あー……イイわ。姉さんが俺の舌に吸い付いて扱いてくる。
中断していた指も動かして、クリトリスを捏ねたら腰が浮いた。
口を離してやると姉さんは苦しそうに喘ぐ。下肢からの刺激に充分感じているみたいだ。
気持ち良さそうにムチムチの身体を震わせる姉さんに、俺の気分も段々高揚していく。
俺たちが鑑賞していた映像はとうの昔に終わって、代わりに黒い画面にはラグの上で絡み合うリアルの俺たちが映し出されていた。
77 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/15(火) 21:41:07 ID:YHs5phMm

チャラ系カイトと尻軽メイコ 3

俺はメイコを姉と呼ぶが、ボカロだから勿論血なんて繋がっていない。
姉と呼んでいるのはメイコと同じマスターの元に購入されたとき、他のボカロが『MEIKO』を『姉』とカテゴライズしているのを知ってそう呼ぶようになったたけで、今ではあだ名に近かった。
本気で姉弟だなんて思ってないから、俺らの間でセックスしたって何の問題もない。
互いに恋人がいようが、俺らは気分次第で身体を重ねる間柄だった。
さすがにコレには問題あると思うが、別に恋人に不満がある訳でなく、セックスするのは俺らのスキンシップのようなものだっだ。
恋人とはいつか別れるが、俺と姉さんは離れる気がしない。姉さんは俺を嫌わないし、俺も同じだった。
打算もなく気兼ねがない。気楽に気持ちよくなれる存在が姉さんで、姉さんにとっては俺だったというだけ。
「姉さん、気持ちイイ?」
「……ん……」
ちなみに姉さんは名前で呼ぶより姉呼びされるほうが反応が良い。
俺にしても背徳的な気分になれて、結構なお得感だ。
「あ。今更だけど、マジでやっていーの? 今彼氏いるでしょ?」
ふと思い出して、愛撫の手を止め尋ねてみた。姉さんからのお誘いだし、互いに恋人がいても寝る関係とはいえ、一応確認しとかないと。
「ナニよぉ。それ、今訊くコト?」
不機嫌に尖らせた唇に軽くキスすると、渋々と姉さんは口を開いた。
「今のオトコさ……」
「うん」
「巧くないのよ」
「…………」
「カラダ、あんまり合わないみたいで」
「それって」
セックスだけが恋愛じゃないのは承知してるけど、コレだって男女にとっては重要事項だ。
「悪い人じゃないんだけどねぇ……」
あははと力なく笑う姉さん。あー……こりゃ、その内別れそうだ。
性の不一致は割と重要だもんな。
「じゃ、欲求不満なんだ。だからさっきあんな風に誘ったのか。ノーブラおっぱい持ち上げるなんて卑猥だった」
「バレた? そーなの欲求不満なの。だからいっぱい気持ち良くして」
にんまり期待に満ちた顔で俺を見上げてる。淫靡だね。
「役得。いただきます!」
愛撫再開。かぷりと乳首を口に含んで吸い立てると、ああんって嬉しそうな声。
尖った乳首をちゅうちゅう吸いながらおマタに挟んだ指も動かしてやる。ぬめりは更に増して、もう摩擦を感じない。
空いた手を身体のラインに這わせ、性感帯を擽れば上がる体温に肌が火照った。
「あんっ! それイイ」
乳首を舌で強めに弾くとナイスバディが跳ねた。
調子に乗って乳首とクリトリスを同時に弾いてやる。
「ひぃんっ!」
悶える様が楽しくてあちこちイタズラする。
姉さんは文字通り欲求不満だったようで、些細な刺激にも過剰に反応した。彼氏は残念なヤツだ。セックスの相性良ければ、こんなにカワイイ姉さん見ることができたのになぁ。
78 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/15(火) 21:45:26 ID:YHs5phMm

チャラ系カイトと尻軽メイコ 4

「クンニしてあげる。好きっしょ」
膝割って割れ目を指でくぱぁしたら、とろとろになったまんこがお目見え。やり過ぎると黒ずむって訊くけど、姉さんのはピンク色してて綺麗だ。
かなり使ってるはずなんだけど、ボカロにゃカンケーないのかね?
「クリ舐めてぇ……」
熱く吐息をついて、姉さんは腰を揺らめかせアソコを見せつける。ねだる潤い切ったイヤらしいまんこを焦らせず、俺は舌で一舐めした。
「はぁんっ」
電流でも走ったみたいに身体が反応した。
硬くした舌先でクリトリスを押し潰し、唇で食んで吸う。
皮を被ってたクリトリスが姿を現し、更に敏感になるソレをクリクリしてやれば泣きそうな声で喘いだ。
「随分反応イイね。彼氏、舐めてくんないのー?」
「アイツ、直ぐ挿れたがって、あ、んっ! キモチ……」
れろれろ舌を動かす刺激に、びくっと震える肢体。舌に乗る粘膜を啜ると、面白いぐらい姉さんは鳴く。
内腿が張り詰めて早々に絶頂を求める身体に、あと一押しとばかりに剥き出しのクリトリスを強く吸った。
「ひゃぁん! あ、はひぃ……んぁっ!」
姉さんは全身で快感を受け入れ、その様を俺に見せた。とろけた顔、全身でひくついて揺れるおっぱい。
気持ちイイことが好きな姉さんは羞じらいなんかで自分を隠さないヒトだ。そういう所も、俺は好き。
「旨かったよ。彼氏はもったいないね、この味慣れると興奮すんのにな」
「……気持ちイイの久しぶり」
はぁって姉さんは悩ましく身体を捩る。上気して染まった頬に口付けたら、感じたのか小さく震えた。
「ねぇ」
「分かってるよ。でも解してから」
性器の花びらの狭間に指を二本突っ込む。
「はう……んっ」
「ん。いい締まり具合」
桃色のまんこはくぷりと音を立てて俺の指を飲み込んだ。膣が蠢いてるのが指先に伝わる。くの字に曲げたそれで内壁を撫で上げ、溢れたぬるぬるの露が小さな泡を作った。
「あ、あっ、ひぃ……」
「すっごい。ぐちょぐちょ」
「あぁん……」
指の動きに我慢できずうねる腰。
イイ所を掠める度にきゅんと締まる膣が素直な反応を返す。
ちょっとしたイタズラ心で、差し込んだ指をV字に開いてみた。
「んっ」
「おお! まんこが大口開いた」
「ナニすんのよぉ」
「奥まで見えそー♪ ぬるぬるが垂れてくるし。つか、どんくらいココ広がるのかな?」
「バーカっ。大バカー」
昔、似たようなことを別の女にやったら、振られたことあったけな。こんなアホなことして笑ってくれんの、姉さんぐらいだ。
可笑しそうにケラケラ笑う姉さんの脚が、すっと動いて俺の股間に触れた。
「遊んでないでちょうだいよ。もう硬くなってるじゃん」
赤く彩られた足の指を上手に使って俺の愚息を刺激してきた。その足使いは巧みで握るように揉んだり擦り上げたり、自由自在だ。
「うお、ダメだって」
「だぁってぇー」
「暴発したら挿れらんないじゃん。俺だって中で出したいし」
脚の間に身体入れてボトムを下ろし、花びらの真ん中にカチコチに膨れた肉棒の先っぽでつついた。
ぬかるんだソコは先っぽを引き込もうとして、姉さんの欲求そのままの動きをする。
俺もそろそろ気持ちよくなりたいし、ついさっきまで文字通り味わっていた、卑猥な性器をめちゃくちゃにしたくて気分が昂って仕方なかった。
「失礼しまーす」
挨拶だけはお行儀よく、俺は姉さんの中にお邪魔した。
79 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/15(火) 21:48:38 ID:YHs5phMm

チャラ系カイトと尻軽メイコ 5

肉棒を完全に納めた熱く潤う膣は、悦んで奥へと引き込もうと蠕動する。
「あっ、やぁんっ」
「んー? ヤなの?」
姉さんは自分から股を大きく開き、俺を誘う。
膝頭を掴み脚を固定して慣らしながら腰を進めると、尻を浮かせてよがった。
ぎゅっと締め付ける膣がヤバい。いつもより強くてつい出しそうになる。
いくらなんでも早すぎるっしょ! 姉さんだってこんなんじゃ満足しないし、せっかく俺をご指名してくれたのに申し訳ないよね。ここは男の見せどころか。
「どう?」
射精感をどうにかやり過ごし、余裕ぶって奥を細かく小突く。
姉さんは一番奥は特に弱くて、途端に身体を捩ってもっととおねだりしてきた。
「い……ぁあっ、イイよぉ……」
「感じる?」
「すごぉい……おっきくって、あひ……」
「ちんこ、好きだもんねー」
強めに数度腰を打つ。肉棒に擦れる膣壁が引き連れるみたいに動いて、俺を刺激した。
「あん……カイトのが好きよ」
好きぃと感じ過ぎて呂律もアヤシイ姉さんは、瞳を潤ませて喘いだ。
「俺も姉さんの中、一番イイよ」
褒め合うのもおかしな話だが、実際そうなんだから仕方がない。
恋人がいても結構な頻度でイタしてしまうのは、俺らの相性が抜群にいいのも理由の一つだった。
さっきからたゆんと揺れる、魅惑のおっぱいだってそうだ。デカくて美乳で、服を着てたって目につくコレにはつい触りたくなる。
薄く色付く乳首なんて、しつこーく弄るとそれだけでイってしまう感度の良さだ。
そのデカパイを掬ってモミモミしながらゆったり肉棒を出し入れする。むっちりした肉が手のひらに心地よい。柔らかさの中でぷっちり勃ってる乳首を感じる。
くちゅんと音が鳴るアソコは、姉さんと俺がどれだけ興奮しているか如実に表現していた。
「あー……ちょっとマズい。出したくなってきた」
「えぇ〜……もうちょっと、頑張ろーよぉー」
そんな残念そうな顔しないでよ。可愛いなぁ。
「舐めてくれたら直ぐ復活するし。二回戦やろーよ。はい決まり……っと」
返事なんか訊かないで脚を肩に担いで一気に突き刺した。
濡れまくった性器が派手に湿った音を立て、抱えた脚が跳ね上がる。
「あひぃんっ!」
がっついた俺は姉さんの性器にガンガン腰を打ちつけ、まるで壊す勢いだ。いっそ壊してしまいたい。
感じまくってる姉さんは完璧にスイッチ入って、俺の攻めを受けながら身悶えた。
「あぁんっ、ダメぇ! そんなに、あっ、イっちゃう……」
「俺も……っ」
姉さんの脚がうねり、俺の手から外れた。そして腰へ巻き付き、離れないでと淫らに絡みつく。
それに応え、俺も腰を掴んで乱暴に引き寄せ搾る膣を抉った。
「ひっ、イイ! あっ……イクっ、んひぃ……あ―っ、ああ――……!」
びくびくっと総身が震える。絶頂に締まる膣で肉棒を扱きながら、俺も我慢を解き放つ。
「く……は……ぁっ!」
爆ぜた俺は惰性で動く腰を止めて姉さんの身体に重なり、ぷよんと揺れるデカパイに顔を埋めた。
荒く息を吐く肺の動きと、走る動力の音を感じる。
「……は〜。スゴかった……アリガト、ね。カイト……」
顔を上げると、まだ興奮冷めやらぬ姉さんの笑顔。
「舐めてくれるんだよね?」
「ふふ。今度はカイトが脚を開くのよー」
赤くぷっくりした唇をぺろりと舐める仕草に、否が応にも高まる期待。
身体を起こして大きく脚を開いた俺の股間に、姉さんの頭が埋まるのにそう時間はかからなかった。
80 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/15(火) 21:57:40 ID:YHs5phMm

チャラ系カイトと尻軽メイコ 6

「アンタにもカノジョいたよね、確か」
姉さんが気だるく呟いた。今更過ぎない? さては忘れてたな。
調子に乗って二回戦どころか三回戦まで行われたリビングのラグの上で、俺と姉さんはくたくたになって寝転んでいた。俺は仰向け。姉さんはうつぶせ。服を着るのも億劫でお互いすっぽんぽんの有り様だった。
さすがにもう無理だ。勃起は出来るけど腰が痛い。
「まあ、ね」
「そのコには悪いコトしちゃったなー」
バツが悪そうな声音に、俺はあー……と生返事を返す。少し考えて口を開いた。
「や、いいよ。俺も溜まってたから」
実際、俺も欲求不満だったから姉さんのお誘いは渡りに船だった。
「へ? なに、ヤってないの? まさかプラトニックとか?」
ぐりんと首を回して姉さんが驚いた顔で見上げてくる。ん……ま、普段の俺を知ってればそーなるよね。
「そんな良いもんじゃないよ。相手が処女なだけ」
「えぇ? いーじゃん、処女! 男は処女好きっしょ。こう、俺色に染めてやるゼ☆みたいな」
「発想がおっさんくせーなーぁ」
「大事にしてるんだ! いーなー、私も男に大切にされたーい」
なんかボヤき始めた姉さんには悪いけど、そういう理由で手を出してないワケじゃないんだなコレが。歯切れの悪い俺に、姉さんは訝かんでる。
「んー……なんか罪悪感があってさ。俺みたいなチャラいのが初めての男とか。ぶっちゃけ、重いっつーか……」
「なにそれ。前半はともかく、ヒドイよ後半は」
姉さんは会ったことのない俺の彼女の支援を始めたようだ。
「面倒なんだよ。気ぃ使うしさ。ヤらずに終わりそうだ」
「それは処女が悪いんじゃなくて、カイトに問題があるんじゃん。サイテー。ドン引きだわ」
心底呆れた口調だが、その中に俺への嫌悪はない。
「彼氏に満足出来なくて、弟とヤるヒトに言われたくありませーん」
それもそうねーと姉さんは笑った。
大変残念なことに、俺は本当の意味で女に本気になれない。
外で出会うヒトは、いつか必ず別れがくると分かってるから。
どういうワケか、姉さんもあんまり男と長続きしない方だ。俺ほど頻繁ではないが、いつの間にか彼氏が替わっていることが多い。
俺が付き合って別れることを繰り返しても全く不都合がないのは、姉さんがいるからだ。
姉さんだけは何したって俺を嫌わないし、見捨てない。根拠なんて一つもないのに、この確信だけはどうしてなのか一向に揺るがなかった。
多分姉さんも同じだ。俺が姉さんを嫌うことなんてないと思ってる。
そして俺も、姉さんを嫌いになることなんか永久にない。
お互いを信じるてると言うより、これってもう絶対条件だ。
「……私もあんたのコト言えないだらしない女だけどさ。一途になれる相手って憧れるのよね」
枕替わりにしている自分の腕に頬を乗せて、姉さんが呟いた。
81 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/15(火) 22:02:06 ID:YHs5phMm

チャラ系カイトと尻軽メイコ 7

「そりゃー俺だってそうだよ」
「あ〜あ、どっかに居ないかな〜。本気になれるオトコ。
 私のことすごく好きでー、ずっと一緒にいても飽きなくてー、居心地よくってー、楽しくてー」
「セックス巧くて?」
指を折って、めちゃくちゃ自分本位な願望を垂れ流し始めた姉さんをまぜっかえす。すると、意外に真面目な声で答えが返ってきた。
「巧くなくても相性が合えばいいー。この際、贅沢言わないし」
「だからそこが一番の贅沢なんだってば」
姉さんに続けて、ついでに自分の要求も混ぜてみた。
「あと、アホなことしても怒られなくてー」
「私とのセックスも許してくれて?」
「う……本気の相手なら自重するよ、俺?」
「私だってできるし! つか、するもん」
まあ、今の条件満たすお相手なんて、そうそう見つからない。いたら奇跡だ。それこそ運命。
願望は所詮願望で、本気でそんな人物が実在するとは思っていないけどさ。
それは差し置いても、俺らはたった一人の愛する人をこんなにも求めているというのに、なんで巡り会えないんだろう?
吐息混じりの苦笑が聴こえて、姉さんへ顔を向ける。姉さんも俺を見てて、穏やかに微笑んでいた。
「……でもさ、ホント言うと今だって結構楽しいの。アンタがいるからね」
柔らかく細められた瞳に、俺の頬もつられて緩む。
「俺も」
姉さんがいてくれるから、暮らしも仕事も日々それなりに楽しいよ。もちろん、セックスもね。
運命の相手に出会えるまで、俺らはきっとこのまま面白楽しく一緒にいるんだろうな。
俺たちはお互いがいて本当に運がいい。

……そんで、俺らが「灯台下暗し」という言葉をしみじみ実感するのは、もうちょっと月日が経ってからの話だった。

おしまい


最後、「改行多すぎ」出て手間取った。

カイト誕生日おめでとう! それなのにこんな作品でごめんよ。
いつか、かっこいいカイト書くよ……。
ひとつ質問なのですが、このスレ的には文章長い作品って一度に投下するの、どのぐらいが限度?
例えば、20レスとかだったら一気に投下せずに、二回に分けて日にちも分けて、
投下したほうがいいのか。悩み中なんで、よかったら今後のために参考にしたいので聞かせてください。
82名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 22:10:04 ID:RfaOvOla
下克上の人キター!!
相変わらすgjすぎるgjgj!!
灯台もと暗しに気付いた後の二人も読んでみたいなあ…
投下は、下克上さんが大変でなければ一気に読みたい派。途中までとか気になって干からびそうだし…
83名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 22:38:14 ID:7Jzjsy8n
下克上の人キター!
予想以上なバカイトとダメイコだけどそこがまたアホっぽくてかわいくて萌えたよGJ!!
ヤリチンとヤリマンに萌えさせるって何気に難易度高いんじゃないか


自分も続きが気になっちゃうから一気でも全然構わないよ。
ぶっちゃけこのスレも以前より投稿減ったから大作が投下されて活気が出たら嬉しい
84名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 22:46:01 ID:l26P99LK
GJGJ
分けて貰って続きwktkするのもいいが一気読みでどんなに長くてもかまわんよ
ご自分のテンションやコンディションで自由に投下して頂きたい
85名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 00:08:17 ID:koqld2iQ
GJGJ!!!
俺はどちらでも構わん。自分のペースで行きゃあいいさ!
一気に50レス使った奴もいるらしいからなww
86名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 06:20:39 ID:D6Qiy41v
下克上さん毎度GJです!
このカイメイ早く気付けよっwww


一気に投下は10レスくらいすると投下出来なくなりませんか?自分はそれを恐れて分けて投下します。
87名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 08:48:19 ID:AAEYrH5N
>>81
KAITOの彼女が実はヤンデレで、ひと波乱起きるという電波を受信した。
88名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 18:04:19 ID:yTDXsQSV
GJ!!
俺も、バレンタイン物(しかも短編w)書いてましたが、間に合わなかったです

あまり長いと読むのが億劫だという人は、たしかにいるから、10レスぐらいで分けるという
方法はありだと思います
ちゃんと書き上げておいて、間を開けすぎず、細か過ぎず、最後まで上げれば文句も来ないでしょう


……ああ、耳が痛いorz
89 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/16(水) 20:33:07 ID:g6/fV1XR

下克上の人です。
GJと感想+質問のお返事ありがとうございました。
長い作品はスレの状況読みつつ、なるべく一気に投下しようと思います。
他の職人さんたちに迷惑かかるようなら、分割投下になる場合もあるかと。
最近書く話がどうしても長くなってしまうので悩んでたんですが
質問してよかった。踏ん切りついた!
書き手さんの意見も聞けてよかった。
連続投稿は8か9レスほどで規制かかるけど、一回の投稿に3〜4分間を置けば
12・3レスぐらい投下できるよ。(それ以上の数は投下したことないから不明)
詳しいことは書き手スレの過去ログまとめにあったと思う。
自分も他の職人さんのSS読みたいので、スレが賑わってくれるのを祈ってる。
…………読ませてください、お願いします……!
90名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 22:04:18 ID:Bi5mv2n0
グミくれよ!
91名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 22:26:12 ID:9AMgZpNB
>>89
本当に毎回楽しみにしてるので全裸待機してます!
自分も一気に読みたい派ですが、無理せずご自分のやり方で投下なさって下さい。次回作待ってます!

>>88
今からでも遅くない!投下待ってる!

便乗して遅ればせながら印種家バレンタインネタ
エロ皆無、がくルカ要素アリ


「はい、がちゃぽ君!」
「わあ!なあに、これ?」
「バレンタインのチョコよ。私とグミちゃんからのね」
「ばれんたいん?」
「女の子が男の子にチョコをあげる日だよ。本当は14日だったんだけど、仕事が忙しくて渡すの遅くなっちゃった…ごめんね」
「ううん!どうもありがとう!チョコだいすき!」
「後で他の家の皆も持ってきてくれるって!よかったね」
「虫歯に気をつけるのよ」
「うん!」
「そういえばグミちゃん、あのナス兄貴には渡したの?」
「これから渡すの。がちゃぽ君へのと同じでお店で買ったものだけどね。去年は手作りでニンジンチョコ渡したんだけど…」
「ちょっと待って何それ」
「ニンジンを用意します。溶かしたチョコに浸けます。固まったら出来上がりー」
「いやいやいや待て待て待て」
「ミクさんのネギチョコやルカさんのマグロチョコのアイデアを借りて作ったの!」
「うっぷ…ニンジンのがマシに思えてきたわ…」
「流石にルカさんのマグロチョコはお兄ちゃんお腹壊しちゃったみたい」
「生…だったのね。味想像しただけで吐き気が…兄貴相当怒ったでしょ」
「ところがどっこい。責任感じたルカさんの必死の看病にお兄ちゃんは心奪われ、めでたくカポーに」
「ナスにナース効果、やかましいわ…ってもしかして二人が付き合い始めたきっかけってソレ?!」
「ざっつらいと!バレンタインがきっかけってロマンチックだよね〜」
「もうそれバレンタイン関係な…突っ込むの疲れてきたわ…」
「私も今年こそは誰かのハートゲットだぜ!頑張ろうねリリィちゃん!」
「ゲテモノチョコじゃなきゃ多分大丈夫よ…はぁ…」
「もぐもぐチョコおいしいなあ」
92名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 22:48:54 ID:SPDmP96B
>>89
下克上の人きてた!
ふしだら状態でも楽しめたけど、最後の一行で一気にほのぼのしたw

長いの読むの苦手だけれど、下克上さんのは読みやすいからたぶん読める
うおー楽しみ!!

>>91
くっそー、べたなダジャレなのにむちゃくちゃ吹いたw
リア充め、虫歯に赤身の筋がはさまってしまえ!!
93名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 23:08:33 ID:L1JtIu65
>ナスにナース効果
不覚にも噴いたw何かくやしいwミクンミクンッ
94名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 00:16:03 ID:rmsuKQdf
>>91
便乗してASH組

「「「せーんせ!」」」
「ん、3人揃って何かな?」
「はい!チョコでーす」
「わたし達3人からだよ♪」
「うふふ、ちゃんと味わって食べてないね?」
「やあ、ありがとう!嬉しいなぁ。
 しかもコレ有名なお店のじゃないか。高かったんじゃないかい?」
「うん!だから3人で買ったの!」
「そうかい。いやー何だか悪いなぁ、安いやつで構わなかったのに」
「あらだって、来月の為に投資は惜しまないものなんでしょう?」
「…はい?」
「でも不思議なイベントねバレンタインって。1ヶ月後にチョコの3倍のお返しが貰えるなんて」
「待った!いろはさん、どこでそんな話を?!」
「チョコを買いに行ったときメイコさんたちに会って、教えてもらったの。だからなるべく高いのを買いなさい、って」
「いやいやいやいや!それ違「来月楽しみだねーミキお姉ちゃん♪」
「そうだね♪3倍だなんて知らなかったねー」
「ちょっ「わたしね、新しいゲーム欲しいな〜」
「だ、だから「ワタシは春物コートがいいな」
「…あの「来月にキティちゃんの地域数量限定グッズが出るの♪」
「……」
クルッ
「「「センセッ♪よろしくね?」」」
「は…ははっ…は」ガクリ
95名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 02:25:40 ID:Tzp05eAR
レンユキが最近気になる。
バレンタインにミキやいろはに教えてもらい(一緒に悪戦苦闘かな?)、はじめてのチョコ作りをがんばるユキは可愛いと思うんだ。
勇気振り絞って渡すユキ、その場で包みを解いて食べるレン。
形は崩れてるんだけど、味最高!ってことだけ伝えて、
「来年もまた作ってくれる?」ってリクエストするレン。

憧れのお兄さんから初恋に変わる瞬間。
96名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 07:27:23 ID:VzSffH9/
同じくレンユキ気になってた
ユキからしたらレンはかっこいいお兄さんだよな
逆にKAITOとがくぽは…


「先生ー!」
「どうしました?ユキさん」
「さっきね、KAITOおじさんとがくぽおじさんに会ったよー」
「!?」
「ご挨拶したらねー、おじさんたち涙目になったの。何でかなぁ」
(それ…おじさん呼びしたからじゃ…)
97名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 07:30:49 ID:0V120TGR
>>89
いつも楽しませてもらってます下克上の人のSS大好きだ

>>91>>94
コネタもGJGJ
98名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 10:20:20 ID:yff9DbRb
>>96
ロリやショタ苦手なのに目覚めそうだww
なんか双子って末っ子のイメージ強いからそういうお兄さんお姉さんなレンリンって新鮮だな
99蓮雪1/10:2011/02/17(木) 17:20:12 ID:qbrV8L9D
ユキとレンの流れキタ!これで勝つる!規制解除来いやああああ

鏡音レン×歌愛ユキ を投下します
【注意】
・約10レス消費
・レン視点
・本編は4から、3までは下品なオールギャグ
・皆仲良く交わればいいじゃない
・成長したユキの描写有り
・エロに吐血要素含む、あまり健全指向で無い台詞含むが愛は有る

------------------------------------------------------------

「三十と三十五なら全く許容範囲だもんなあ」
「何の話だ何の」
合成着色料がたっぷり乗ったアイスを頬張るカイトの頭に、鏡音レンは見事な踵落としを決めた。
某観光地にて、日本ボーカロイド慰安旅行二日目、深夜。
和室に五人分の布団が敷かれ大人組が酒をあおり、少年二人はつまみを奪いつつ炭酸飲料でそれを流し込む。
本日通算十二本目のアイスを咥えながら焼酎を注ぐカイト。
注がれたコップにちびちびと口を付けながら裂きイカを貪る神威がくぽ。
眼鏡を外し背もたれに左腕を掛けながら細目で裏紙に何かを書き続けている氷山キヨテル。
とりあえず腹を満たそうと懸命にチーズを全種確保しながら頬張りつつ紙を覗く歌手音ピコ。
その全体の様子を見下ろして「うわ俺たちきめぇ」と呟きながら炭酸の缶を飲み干す鏡音レン。
ガチャポは「幼子の教育に悪いから」と初音ミクたちの居る女部屋へ引き取られていった。何気にハーレムじゃないのかあいつ。
「ボカロは年取らないからその理屈は通らないですよ」
「ピコもマジレスすんな」
かちゃ、とボールペンが置かれる音がした。
「ん、出来た」
「ほほ、見へれ見へれ」
「アイスが口から垂れているぞ」
「うわきったねぇ、そのまま窒息しろよマジで」
「この辺境じゃ救急車に迷惑だよ」
五人の男共が一枚の紙を覗き込む。どうやらアンケート用紙の裏の様だ。

初音ミク・鏡音リン・GUMI・miki・ガチャポ
MEIKO・巡音ルカ・歌愛ユキ・Lily・猫村いろは

「なんだよこれ」
「えーと…これ女声陣の部屋割りですよね」
「うわあ、名前きっちり書いてある」
「しかも発売順とな、流石先生」
「特に因果関係無いだろうそれ。そしてピコは正解」
キヨテルが赤ペンを取り出すとカイトが「貸して」と言いながらそれを受け取る。
そして蓋を取るときゅきゅと丸い円を描いた。その赤丸の下にはいろはの名前。
「今日はこっちで。いろはとちゅっちゅしてくる」
「兄の目の前でよくもまあ、いけしゃあしゃあと…」
カイトから赤ペンを奪うとキヨテルはルカの名前を四角で丁寧に囲った。
「出た!キヨテル必殺いけしゃあしゃあ返し!」
「そんな技は習得した覚えすら無いし必殺ならとりあえず死んでくれ。がくぽ、はい」
「ふむ、それなら俺は」
ペンを受け取ったがくぽは数回それをくるくると指先で回した後、メイコの部分に下線を引いた。
100蓮雪2/10:2011/02/17(木) 17:22:18 ID:qbrV8L9D
「あ、あの、これは?」
ピコが三人の行為の意図を飲み込めず疑問を投げ掛けると、レンは遠い目でやんわりと回答した。
訂正。正しくはやんわりではなくげんなりである。
「…夜這い表だろ…」
「へーそっかよば…いって、え?え!?」
返って来た答えとその意味を解釈するのに羞恥心が働き出したピコがレンを見遣る。
と同時にカイトの声がピコの耳に飛び込んで来た。
「あ、ピコはリリィね」
「え!?えええええ!!!?」
ピコが机に乗り出すとリリィの名前に被さって赤い三角が描かれていた。
口をぱくぱくさせているアホ毛少年の肩にがくぽの左手が置かれる。
「心配するな、この文を書いている作者の脳内ではリリィはツンデレでも百合でもなく純朴設定だ」
「いや、そんなメタ発言されても困ります!」
「よーしじゃあそろそろ行きますかー」
カイトが大きく手を打ち鳴らし、勢いよく立ち上がる。
その掛け声で残りの成人組が立ち上がり、ピコもがくぽにそのまま引っ張られた。
深夜一時。レンもとりあえず立ち上がると紙を一瞥しながらキヨテルに話し掛ける。
「…俺は保護者っすか」
「そうなるかな。不満なら変わろうか」
「いいっす。今そんな気分じゃないんで。素面だし」
「ははは、酔われても困るしな。それじゃあすまないね…ユキを頼むよ」
玄関でスリッパを履きながらレンは「うす」と返事をした。


「ちょっと、レン、レン!」
「まあ何つーか…慣れろ。としか言えねぇ」
廊下をぞろぞろと歩く男五人。内三人、若干千鳥足。
パーカーのフードを酔いどれ侍に掴まれ、ずるずると引き摺られながら手足をバタつかせているピコがレンに助けを求める。
「無理だよ!だってリリィさんも純朴なんでしょ!?」
「だからお前が頑張ってキスの一つ位してやればそれでいいって…」
「じゃ、じゃあせめて替わってよ!僕、女の子と一緒の布団とか色々限界だって!」
「お前真っ白だしこれ以上白濁ぶちまけても大丈夫だろ」
「い、いやいやいやおかしいってどこ突っ込めばいいのそれ!?」
カイトとがくぽが先頭でケラケラ笑いながら歩いている。「下品だぞーレン」とカイトの声が飛んだ。
キヨテルがレンの横で「トーンダウンしろお前ら」と大人二人を諌める。レンも後頭部を掻きながら大きく溜息を吐いた。
「大丈夫だって、別に絶対しろって訳じゃねえんだしよー…」
「しろって何!?白と掛けてるの!?」
「ピコも少し落ち着きなさい」
二人に諭されたピコがとうとう頭を抱えた。またも列の先頭から声が上がる。
青と紫の後頭部から見えないはずのニヤニヤ顔が、何故か後ろを歩く三人の脳内に映った。
「あんまり深く考えなくていいぞーピコ」
「その通り、これは男女の交流を深めるというあくまで純粋な目的によって遂行される行為なのだ」
「嘘だ!ぜっっっ対嘘だー!!!」
白い少年の声が廊下中に響き渡ったが空しくも、彼をこの場から助け出す救世主が現れる事は無かった。
101蓮雪3/10:2011/02/17(木) 17:24:48 ID:qbrV8L9D
そこからは、さながら活劇のワンシーンの様だった。
鼻歌を鳴らしながらカイトが何故か合い鍵を取り出し扉を開ける。その鍵どこから持って来たアイス野郎。
しかし女声陣も男声側の動きを予想していたらしく、扉が開いた瞬間カイトとがくぽの顔面に枕が直撃。
予想通りと二人が枕を除けると花瓶と壺が追撃クリーンヒット。枕退かさない方が安全じゃねえか。
他にもマグロ等様々な物が飛んで来たが直ぐに打ち止めとなった。その隙を突いてキヨテルとレンが涙目のピコを連れて特攻。
スリッパを脱ぎ捨てたキヨテルはすたすたと歩くと警戒していたルカをあっさりと抱き留めた。
顔が赤いのは酒…の所為では無いだろう。ルカ陥落。
その隣に居たメイコが、動揺した一瞬でがくぽにがっちりと腕を掴まれた。
レンはユキの姿を探すために部屋を見回す、がどこにも見当たらない。そのまま窓側の閉まっている障子へと向かう。
何を囁かれたのかメイコも紅潮しながら陥落し、その横をカイトが親指を立てながら通り過ぎた。
酒と、何やら甘い香りが漂う畳部屋に敷かれた布団の上には熟睡しているいろは。
そして先程から土下座で謝り続けているピコとそれを懸命になだめ続けるリリィの姿。
「うわあ酔って寝ちゃってるのか…かーわいいねえ」
しゃがんだカイトがいろはの頬をぷにぷに突いてる間にレンがベランダにいたパジャマ姿のユキを連れて部屋を出ていく。
「ユキちゃん、レン、おやすみー」
「あっカイトお兄ちゃん、おやすみなさい」
「あーおやすみー」
歌のお兄さんばりに爽やかなカイトの笑顔に見送られながら二組の即席カップルの間を横切り、
レンとユキはスリッパを履きつつ飛び道具をぽいぽいと玄関へ投げ入れて扉を外から、がちゃんと閉めた。
落ちる静寂。暫しの沈黙。
「…レンお兄ちゃん…」
ユキがレンの服裾を軽く掴み、顔を見上げながら言う。
「あたし、大人じゃなくて…ごめんね?」
レンは何故か無性に泣きたくなった。


同じ酒臭さのはずなのに何故か不愉快な匂いしかしない部屋の窓を、レンは全開にした。
新鮮な空気が下から舞い上がって来る。それだけ外の気温が下がっているのだ。
「ちょっと寒いけどごめんな」
「うん」
敷くだけ敷いたが未使用だった布団は幸い匂わないので、ユキに中に潜る様促した。
ユキは敷布団の上に体育座りをすると掛け布団を被り、まさに雪ん子の恰好になる。
「寝ててもいいぞ、俺も少ししたら窓閉めて寝るし」
「うーんと…」
言葉を詰まらせユキは笑いながら首を傾げる。その様子を見てレンはミキやいろはを思い出した。
困った時にAHS家の女声陣は皆、この様なとぼけた調子になる。やはりそこは姉妹、仕草が所々似ている。
むしろどこも似つかないウチの姉妹たちが異端か、と考えつつレンは「どうした?」と訊ねた。
「お兄ちゃんとおはなし、あんまりしたことないよ…?」
この一見脈絡の無い台詞もAHS女声の特徴だ。恐らくキヨテルが一を聴いて十を知るタイプなのが原因だと思われる。
しかしこの状況下で、レンも流石にユキの言いたい事は直ぐに把握出来た。
「夜更かしか、いいぜ付き合うよ」
「えへへ…ありがとう」
ぱあっと明るくなるユキの表情に癒された気がして、今日はこっちで正解だったなとレンは心底感じた。
102蓮雪4/10:2011/02/17(木) 17:27:00 ID:qbrV8L9D
歌愛ユキ、九歳。
鏡音レン、十四歳。
その年の差、五年。
「三十と三十五とかねぇよなあ…」
「?」
「いやなんでも」
窓を閉めた後に床の間に在る明かりを点け、逆に部屋の電気を落としたレンが布団に潜った。
ちらちらと控えめに光る電灯の傍に布団を被ったレンとユキが並ぶ。
断っておくが別々の布団である。念のため。
ぽつぽつと、二人は他愛の無い会話を始める。
幾ら設定年齢が九歳と云えども、ユキもボーカロイドである。歌の話になると同レベルの会話が出来た。
そうしている内にレンは、ユキが自分より英語が達者である事を知った。英才教育乙。
「こんど教えてあげるね」と約束されるとレンはもう合わせる顔が無く「おう」と応える事しか出来なかった。
「…俺は何を教えてあげればいいんだろな」
「えっと…大人の唄いかた」
ふと漏らした呟きに返答が来たのでレンは目を見開いた。
「大人のって…それ大人組に聞いた方がよくね?」
「それはダメ、あたしはなれないから」
ふるふると首を横に振るユキが突然言葉を詰まらせた、が直ぐに会話を続ける。
「なれないから…こどもでも大人っぽく唄える方法じゃないとダメなの」
伏し目がちになったユキを見てレンはその意味を理解した。
レン自身も持ち続ける小さな、されど一生付きまとう悩みだ。
―――大人になれないという事。


永遠の、少年と少女。
レンは第二次性徴を完全に越えない、永遠の十四歳。
ユキはティーンエイジャーにすらなれない、永遠の九歳。
様々な歌を唄う事でどのボカロとも知識の差は殆ど無いのに、一生子供のまま。
大人ボカロからすれば下らない悩みだろう。逆に彼らは生まれた時から大人なのだから。
正直羨ましいと何度言われた事か。そして羨ましいと何度返した事か。
ボカロは唄う事は出来る。しかし歌を一から作る事は出来ない。曲も歌詞も人間が作る物だ。
歌を唄う事は人間と触れ合う事と同意義である。そうしてボカロの価値観も人間に準ずる物になっていく。
「大人になるのは…無理だもんな」
レンの台詞にユキは静かに頷いた。無い物ねだりだと頭では理解している。
しかし無い物ねだりこそ人間の一つの特性なのだから、刷り込まれてしまった事は仕方が無い。
一部の人間は反対に年を取るのを嫌がるらしいので、どっちもどっちなのだろう。
「大人っぽく唄えるのも魅力だけどさ。自分の持ってる良いところ、伸ばした方がいいって」
「いいところ?」
「それは自ずと解るから大丈夫、らしいぞ。俺も正直良く分かんねぇけど」
ニカッとレンが笑うので、ユキもつられて思わず笑みを零す。
それでもユキの瞳に若干の寂しさが残っていると感じられたレンの脳裏に、一つの案が浮かんだ。
103蓮雪5/10:2011/02/17(木) 17:29:05 ID:qbrV8L9D
「でも声だけなら――」
レンは自分の荷物を引き寄せると何やらごそごそと探し始めた。
右手に掴まれて取り出されたのは、PSP。
「大人にはなれなくても、同い年位にはなれるかもな」
「?」
更に取り出したコードを起動させたゲーム機に差し込み、カチカチとボタンを押す。
レンが二人の間にPSPを置くとユキがそれを覗き込んだ。画面が青白く光っている。
「これ…DIVA?」
「を、ちょっと改造」
右人差し指を口に添えながら「秘密だかんな」とレンがコードの先をユキに渡した。
機械から伸びるコードは途中で二股に分かれ、一方をレンがヘッドホン部分に差す。
「あ、そういやユキはヘッドセット付いて無いっけか」
「だいじょうぶ」
ユキは布団から飛び出ると、この部屋に連れられた際持って来ていた荷物を開けた。
出て来たのは黒を基調とした小さなヘッドセット。
「ちゃんともってるんだよ」
「本当だ」
ユキは布団に戻るとコードをヘッドセットに差し込んでそのまま装着した。再び掛け布団を被る。
「どうなるの?」
「意識だけこっちに移す。ボカロは結局のところ電子データだからさ、バーチャル世界でも俺たちは『生きる』事が出来る」
レンが寝そべるとユキもそれに倣って横になる。PSPにレンの左手が伸びた。
「んで思い浮かべる。自分が出せる精一杯の大人な声を出して――」
ぽち、とスタートボタンが押され、そして。
「声が、俺たちの姿を作るから」
世界が、暗転する。


レンが目を開けると、そこは暗闇だった。
暗闇なのに目を開けていると分かったのは、自分の足元に波打つ水面だけが微かな光を放っていたからだ。
自分の衣装はappendの物のまま。身長は伸びている…かどうかは対象物が無いので測る事が出来ない。
「あーやっぱ不具合かなあ…」
ユキはクリプトン製のボカロでは無い。音源は同じVOCALOID2エンジンなので問題無いと思ったが…。
そういえばユキの姿が見当たらない。上手く出力されていないのか、それとも取り込み自体失敗だったか。
「…マズったか…?」
レンが一歩前に進むと水面が円を描いたが、それを打ち消す細やかな波が後ろから湧いた。
振り向くと先程は何もなかった数歩後ろに、少女が仰向けに横たわっている。
白いレースがアクセントの黒いゴスロリ衣装。肌の露出は皆無だ。
ホワイトブリムを兼ねたヘッドセット。耳横に垂らし髪を残したサイドアップ。白いリボンが黒髪と共に水面で揺れている。
レンは少女の傍に寄り、腰を落とした。眠っているのか、その目は閉じられたままだ。
そしてユキと似た顔をしている。しかし全く同じでは無い。
目の前の少女は小学生には見えない、十代半ばの容姿をしていた。
104蓮雪6/10:2011/02/17(木) 17:35:05 ID:qbrV8L9D
「ユキ」
レンが少女の上半身を抱き上げると、その目がゆっくりと開いた。
「…お兄ちゃん…」
どこか甘いウィスパーボイス。
間違いない、この声は歌愛ユキだ。レンは確信した。
覚醒したユキが自身の手や服を眺め始める。そして辺りを見渡すと首を傾げた。
「あたし…だあれ?」
「おいおい、俺の事が判るならユキも声で自分の事判るだろ」
「えっ…これ、あたし?」
再度両掌を見遣るとユキは目をぱちくりさせた。
レンはヘッドセットを外すと繋ぎのバンド部分をユキの目先にかざす。光沢は鏡となりユキの小顔を映した。
「これは九歳、には見えないよな」
「う、わあ…」
感嘆の溜息が漏れる。自身の外見の変化にユキはその身を震わせた。
「何才くらい、かなあ?」
「十四位はあるんじゃね?リンと並べてもタメに見えそうだし」
「ほんとう?えへへ…」
はにかみながら花が咲く様に喜ぶユキ。可憐な同世代の少女が、そこに居た。
「お兄ちゃんもちょっと大きくなったね」
「そうか?」
「うん、ミクお姉ちゃんくらいかなあ…」
十六歳か。まあappendだし妥当か、とレンは自己完結した。


見た目は、非常に重要なファクターの一つなのだろう。
例えばメイコは、普段の容姿と咲音のそれとでは受ける印象も大分変わる。
声が違えば印象が大きく変わるのはボカロにとって周知の事実で、本来彼らにとってはそれが全てだが、
キャラクターとして外見を与えられたモノとしてやはり見た目は切っても切れない要素だ。
歌のイメージに合わせた衣装を身に纏う事で、より歌の世界に入り込める。
逆に言えば声そのものはすっぴんで、歌が声に衣装を着せているのかもしれない。
「成程な…これなら何のしがらみも無いってか」
「?」
ユキの容姿を今一度眺めると、自分から保護者意識が消えているのをレンは感じた。
替わって膨らんで来たのは同世代の異性に対する恋慕の感情。
先程まで萎えに萎えていた心情は、180度真逆にベクトルを向けて加速し始めていた。
酒臭い空間から解放され音だけの世界に浄化されたのか浸食されたのか、レンの中に少女を愛でたいという欲望が芽吹く。
「ちゃんと戻れる様に一時間だけここに居る設定にしたからさ…折角だし今の内に」
レンがヘッドセットを再装着しユキを抱き直すとその額に自分のそれを合わせる。
「…?」
一つの、遊戯が提案される。
「『恋愛』の歌、でも唄うか」
きょとんとしているユキへその吐息を包むが如くレンの声が、唇と同時にぶつかった。
105蓮雪7/10:2011/02/17(木) 17:38:11 ID:qbrV8L9D
啄む様な接吻を何度か繰り返す。わざと音を立てるとそれに反応してユキの声も微かに漏れる。
「…っふ…」
肩に掛かったユキの手が身体を少し押した気がしたので、レンは一旦顔を離した。
「ん、嫌か?」
「…あたし『悲恋』とか『狂愛』の方が上手だよ?」
真面目な顔で言うユキの将来がレンは本気で心配になった。
「可愛い歌だって唄えるだろ」
「唄えるけど…でもお洋服が…」
「あー…周りも真っ暗だしな」
確かにユキの衣装はゴスロリで、かつ辺りを覆う暗闇の雰囲気が相俟って『健康健全な恋愛』の歌は似合いそうも無い。
キスだけじゃ済まなくなるか、とレンは思案した。
「仕事じゃないし、あんまり変な事させるのも良心に引っ掛かるよなあ…」
レンがばつが悪そうに頭を掻いていると、膝上に置いていた左手が持ち上げられユキの両掌に包まれた。
「だいじょうぶ…今のあたしは小学生じゃなくて――」
目が伏せられレンの指に口づけが落とされる。その表情はまるで整った洋風人形だ。
刹那の静寂に、レンは喉を鳴らした。それを合図にユキが、いつの間にか赤く染まった瞳をくりんと上目で見せる。
「『あなた』の『愛』を受ける『何か』だから」
ユキの本気は、元々緩くなっていたレンの理性の柵をあっさり打ち砕いた。


長い接吻が終わり、二人の口から光る糸が引かれる。はあっと掠れた吐息を漏らすユキの目は瞑ったままだ。
レンが左腕を小さな背に回すと、お姫様抱っこの様な体勢を取る。そして服の前に張られている糸を一本ぷち、と切った。
左肩に黒い頭がもたれ、うっすら開かれた瞼の隙間から赤い光が覗いた。その眼光を間近にある青い目でレンが受け止める。
「今からユキは」
出来るだけ低い声を発すると、レンは残りの糸数本を一気に引き千切った。
「…っあ…」
「俺の、『人形』な」
ユキが軽く身を捩った。タートルネック付きの白いインナーワンピースが現れ、下着の黒を透かして男の手を誘う。
隠されている双丘の想像を掻き立てられ、レンは大袈裟に息を吐いた。
「でも、ただの人形じゃないぜ?」
首上から順にボタンを外していく。ぷつ、ぷつと小気味いい音が二人の息を徐々に荒くする。
「俺の『愛娘』で、『彼女』で、『奴隷』」
漆黒のブラジャーはフロントホックだった。レンは先程の早急な手付きとは逆にあえてゆっくりとそれを外す。
焦らされていると感じたのだろうか。ユキが眉をひそめ困ったとも悲しいとも取れる表情をした。
その頬が朱に染まる事は無い。ユキは『人形』を演じ続けているからだ。
以前ユキの歌の収録を見学した事を、レンは思い出した。
非常に暗い内容の歌であったが、それをこなすユキの歌声にレンは見事と感心した。
まるでトランス状態だった、と記憶している。普段はあんなに無垢な小学生なのに。
モノに依って声だけ聴くなら普通に勃つなこれは、と心中密かに思っていた自分の考えは正解だったとレンは自負した。
ウィスパーな恥じらい声が漏れると同時に形の良い乳房が、期待を裏切らず現れたからである。
106蓮雪8/10:2011/02/17(木) 17:41:12 ID:qbrV8L9D
レンが付け根を摘まむ様に揉むと、直ぐにぷくりと先端が咥えやすい形に尖った。
指でそこをぴんと弾くと流石にユキも「んあぁ!」と声を上げ、その身体を大きく跳ねさせる。
「可愛いなあ…ああもう本当に可愛いってユキ」
「あっ…は…」
「ほら、俺だけじゃ『物語』は進まないだろ」
声を催促するために右人差し指を薄開いたユキの口に添え、軽く差し込んだ。「名前」とレンは囁く。
「…っ…レ、ン」
「そう、そうだよ、そうやって名前を呼んでくれるんなら」
これだけ迫真の演技が出来れば互いに本望だろう。レンは不敵な笑みを浮かべた。
「俺もユキの名前を呼ぶよ…優しい声で何度でも、消えて無くなるまで」
「レン…っ」
「そうだなユキ、ユキは俺の物で、俺はユキの物だ」
理性が蒸発している状態でこの遊戯が演技と言えるかは怪しい。が、定義が厳密である必要など何処にも無いのだ。
演技だろうが欲望だろうが、互いを味わい尽くし楽しめればそれでいい。
ユキをそっと横たえるとレンは肌色のグラデーションの濃い部分に吸い付いた。
背徳的な行為が性的な興奮を助長する。
厳密には二人の脳内で『背徳』な設定が共通に定められ、声によって『背徳的場面』が演出されていく。
声だけが全ての真実。それがボーカロイド。
「くぁ…ふ、あ、あっ」
「我慢すんなよ?命令だ」
ぴちゃ、と乳房に唾液が塗りつけられていく。その内左側がぺとぺとになったのでレンの口が右へ移動した。
命令を受けた『人形』は随従して嬌声を発していたが、こぽ、という奇妙な音を耳にして発声を止める。
鳩尾周りが鮮血に染まっていた。ぽたぽたと赤黒い雫が黄色い頭から漏れている。
「レ…!?」
「…あー俺、死ぬ設定なのかこの『物語』」
右手で口元を拭うとレンはユキを見据え、にたりと笑った。
「気にすんな、演技だから本当には痛くない」
「…ごっ…ごめんなさい…」
「いやむしろいい経験だって。やっぱそっち系は上手だよなユキは」
レンが己の喉を摩ると同時にユキの頬を撫でた。そしてユキにしっかり覆い被さるためマウントポジションを確保する。
ユキの嬌声が吐血を導いた。特にそれらしい歌詞を口遊んでいないのにこの破壊力。末恐ろしいポテンシャルだ。
「…俺は何を伝えてあげればいいんだろな」
「…『愛』、を」
閉眼していたレンが瞼を上げると、『人形』が苦しそうな顔をしていた。今のレンには物欲しそうな表情にしか見えないが。
「『愛』?寂しいのか?」
「いなく、なる…まえ、に」
「ああそうか…」
温度の無い頬に垂れた己の血を舐め取ると、レンは腹にふっと息を溜めた。
遊戯の提案を受け入れたユキの本気が、十代の姿に成れた事に対する自分へのお礼であるのは問い質さなくても解る。
しかしこれでは貰い過ぎだ。その分自分もユキに返してやらなくては。この『物語』を演じて。
「いいぜ、俺は…『最後の夜』にお前へ『愛』を打ち込んでやる」
そして『主人』は『人形』を激しく愛で始める。
107蓮雪9/10:2011/02/17(木) 17:44:06 ID:qbrV8L9D
その身が割れそうな程『人形』をきつく抱き締めると、染みた吐血を更に伸ばしながら『主人』は色白い肌へ愛撫を這わせる。
視線、鼻先、舌、掌、指先、ヘソの見える腹部、脚と膝、全てが『人形』の身体を弄った。
二人の乱れた声が奏でる、『愛』の歌。
黒のショーツがガーターベルトごと太腿下にずり落ち、毛一つ無い艶やかな花弁に血塗れの舌が差し入れられる。
強制的に開脚状態になった『人形』が初めて「ダメ」と叫んだ。『主人』は蜜を吸い取るが如くしゃぶり続ける。
「あ、あ、ああああ」
震える声が掠れに掠れ、水面を振動させた。
『主人』は舌を引き抜く代わりに秘部へ右指を数本差し込むと、『人形』の右手を己の左手と共に腰前のファスナーに引っ掛ける。
青い光が細められた目の奥でゆらゆらと輝き近付く。じじ、と視界から隠れた部分で金具が擦れる音が鳴り、振動が二人の指を伝った。
『人形』の口端から垂れた唾液と冷えた息を『主人』は汚れた口で丸ごと拭い取る。
「お口が冷たいな」
「…う、ん」
「ならこっちは焼ける位にしようぜ」
「!!!?っあ!!!」
下腹部へ与えられた衝撃で跳ねる身体を『主人』は全体重で圧し掛かり抑えた。嫌にぬめり気を含む感触がぷちぷちと破裂音を生む。
激しい身の動きが抑えられる衝撃で辺りに水飛沫が飛んだ。水面は常に波打つ形へ。
下半身が円を描く様に回る。互いの性器が結合した旨を囁くと『人形』は恥じらいの声を高らかに上げた。


『物語』のサビ部分だ。さあクライマックスと行こうか。


「ユキ寂しいか?悲しいか?苦しいか?辛いか?怖いか?」
「いやあああぁっ、いや、あっ、あああぁ」
『人形』の指が長い爪と一緒に『主人』の脇腹に食い込んだ。くふ、と『主人』は喉を鳴らし赤黒い雫を吹く。
「楽しいか嬉しいか気持ちいいか?幸せか?なあ」
「あう、あ、わからない、わからないよぉ」
連結している腰が一層苛烈に揺れた。下品で艶やかな音が脳髄を浸食していく。
「んああ、あ、あ、ふれ、ちゃう…!」
痙攣と同調して隙間から漏れる愛液。『主人』の『愛』を貰うための潤滑油。
『主人』は『人形』の黒髪を梳きながら後頭部を支え引き寄せる。白いリボンの先が紅く染まり、揺れた。
「愛してるぜユキ、愛してる、愛してる愛してるよ」
「…あ、ふああ、う、れし…」
『人形』の頬に赤くない、透明の雫が伝った。『主人』はそれをしっかりと舐め取る。
「ユキはどうなんだ、教えろ、よ」
込み上げる射精感を堪えながら『人形』の震える肩を掴む。二人はひどく優しい接吻を交わした。
そして―――『主人』は『人形』に最後の命令を下す。
「『愛してる』と言え!!!」
「レン、愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる、っ――」
高揚感が頂点に達した刹那、二人は白濁液と鮮血にその身を穢しながら無音の水面に沈む。


『物語』は終演だ、お二方。


事切れた様に動かないレンとユキの真上で、四角い窓が煌々と輝いていた。
108蓮雪10/10:2011/02/17(木) 17:47:06 ID:qbrV8L9D
雀の声がする。
むくりと身を起こすと、レンはぼーっとしながら頭を掻いた。
朝日が障子から光を通しているので部屋は明るい。右隣に目を遣るとPSPの電源は落ちており、ユキも布団に包まりすやすやと寝ている。
コードをヘッドホンから抜きながら掛け布団をばふっと蹴ったが、寝床は汗で湿っている以外目立った汚れも無かった。
それはそうだ。この体を使って行為に及んだ訳では無い、何か汚れがある方がおかしい。
ふう、とレンが息を吐きつつ左に身を捩る。
白いアホ毛が、隣の布団からはみ出ていた。
「………」
こんもりと山を作っている布団の真ん中辺りに踵を落とす。
「い、ったあ!」
「…お前結局帰って来てたのかよ」
「うわああ、しまっ、じゃなくてお、おはよう!」
ピコが中からがばっと起き上がって来た。よくよく障子側を見れば、もう一つ奥の布団からリリィの物と見られる後頭部が出ている。
レンが「はよ」と右手を上げながら欠伸をする前でピコは弁解を始めた。
「だだだだって、ラブホの中心でキスをする様な苦行とか僕には到底出来なかったんだよっ」
「朝からテンション高けぇな…」
ぼそりと呟きながらレンが寝ぼけ眼をしばしばさせていると、ピコは胡坐を掻いたまま俯いた。
「ご、ごめん」
「あーまーそれもいんじゃね?リリィを連れ出した勇気は評価するし…」
そこまで喋って、レンは先程からピコが自分に視線を合わせない事に気が付いた。
「…どうしたのお前?」
「寝違えますた」
「嘘だろ」
「なんで判るんだよー!」
頭を抱えるピコ。目元のクマと若干紅潮した顔。二人が女声部屋から避難して来た事実。テレビ上の時計が指すのは五時半過ぎ。
レンの脳内に一筋の電流が走った。
「…おい」
ピコの動きがぴたりと止まる。
「……お前、見たの?」
アホ毛がぴこんと揺れた。
「僕は、幽霊は信じない派なんだ」
「徹夜して考え付いた言い訳がそれかよ」
暫しの沈黙。ピコが潔く頭を上げた。
「だ、だから!僕たちは何も見てないって!」
「たちって…リリィも見たのか」
「違っ、み、見てない!本当に何も見てないってば!」
ピコは両手をぶんぶんと思い切り振る。今までドスの利いた声を発していたレンが、急に「そうか」と爽やかな笑顔を返した。
その様子を見て、ピコもほっと息を吐いた。レンは笑顔のまま会話を続ける。
「ピコも大変だったなーあっちは空気がピンクだったろ」
「そうなんだよ!だから居た堪れなくて直ぐ脱出して来たんだ」
「そっかそっか、でもこっちもある意味目に毒だったんじゃね?」
「いやいや、血はあれだけどあっちに比べればまだ」
ピコの顔が笑顔のまま青ざめた。
対照的にぎらりと光る青い目。その形相は正に黄鬼。
「やっぱ、見てたんじゃねえかあああああああああ!!!!!」
「ぎゃああああああ!!!!」
リリィが驚いて飛び起きると、そこにはヘッドロックを決められ「死ぬ!死ぬ!」と叫びながら手足をバタつかせているピコが。
そして「どこから見やがったあああ!!!」と尋問口調で大声を張り上げるレン、その奥ですやすやと眠るユキの姿があった。
ボーカロイド慰安旅行三日目、本日も晴天なり。

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朝チュンにシテヤンヨ
109名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 21:42:30 ID:PqHccVg3
メッチャGJ!
110名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 23:12:10 ID:uJRYD2VF
レンユキGJすぎる
他のみんなの様子も気になる!
111名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 23:29:22 ID:rmsuKQdf
たまには空気読むじゃねえか規制ェ…
激しくGJ!背徳感バンザイ!!ゴスエロ娘イイ!
レンさんご主人様っぷりパネェっす
あとラブホの中心ワロタwwwピコは最後まで観察して報告すべき
112名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 23:36:47 ID:UJJlw314
すげーGJ!
こないだのテルミクと同じ方か?
毎度ボカロの設定の活かし方や自然な会話が面白いな
113名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 23:40:08 ID:F+fVNaWz
シテヤンヨさんさすがだなGJ
114名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 07:58:53 ID:oKInOMnM
設定が修学旅行みたいで面白いなGJ!
個人的には一を聴いて十を知るキヨテル先生とルカさんのえっちが読みたい

ルカ「あ…そ」
テル「ここが好いんですね」
ルカ「!!ひぁん…っ」
テル「ああ、もっと激しく突かれながらキスして、同時におっぱいを揉まれたいんですね、わかります」
ルカ「あああああ」

あれ?なんか違うか?
115名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 08:04:38 ID:rZRBGTDp
いえ、合ってると思います。
116名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 08:27:35 ID:bZOE7lGl
前スレの486でルカの”ほっほひへふははひ”って何て言ってるかわかる人います?
なんか気になって。
117名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 10:05:19 ID:jST3pgeg
多分「もっとしてください」
118名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 10:16:32 ID:D+4mUYuD
>>116
ちょっとひてくらはい
119名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 12:20:13 ID:Bp6VXvXI
ほっほひへふははい!ほっほひへふははい!ほっほひへふははい!

ここはクリプトン本社地下にある秘密神殿。桃色の髪をした美女が呪文を唱える。
祭壇には、触手でがんじがらめにされ、気を失った少女。
特徴のアホ毛もいくらかしなびている。
これは、異端者を髪にささげる儀式だろうか。
桃色美女の使い魔が触手で床を強く叩くと、魔方陣のむこうから、緑色の禍々しい物体が姿を現した。
「シテヤンヨ」彼女はそういうと、異端の女のワンピースのすそから足を差しこむ。

(省略されました、続きをだれかシテヤンヨ)
120名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 13:04:52 ID:ejy0MwmO
仕事早いなw
121名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 13:08:54 ID:N5+NktyC
>>117,118
ありがとうございます。
122名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 16:20:43 ID:1qsH98fG
>>119はミキに恨みでもあるのかいいぞもっとやr
ついでに便乗してみる

桃色の美女、ルカの口先が怪しく吊り上る。
ところが緑色の生き物、通称シテヤンヨの動きは時が止まった様に動かなくなった。
「…!?何をしているのシテヤンヨ、ほっほひへふは」
「詰めが甘いよ」
アホ毛を揺らしサクランボ色の少女、ミキがゆっくりとその目を開けた。瞳の中に青い星が燦然と輝いている。
気が付くとシテヤンヨの細長い体は宙に舞い、ミキを雁字搦めにしているたこルカの顔面に激突した。
「ヨッ」
「やだ〜キスしちゃったの〜」
更にピンク色に染まった触手がしゅるしゅると緩んだ。
クリーチャー同士が妙な恥じらいの空気を醸し出す中でミキは渾身の力で触手から脱出すると、そのまま祭壇から転がり落ちた。
うろたえるルカの前で身体を両腕で抱えながら立ち上がる。
ふよふよ、とウインナーらしき物体がミキの前に浮いて出た。こいつがたこルカの触手に紛れてシテヤンヨを吹っ飛ばした犯人か。
「な、なによそれは」
「mikiさんウインナーよ!以後宜しく」
近づくウインナー。丁寧に渡されたウインナーの名刺を受け取ってしまったルカが我に返る。
「あ、甘いのはそっちよ!こっちには味方が二匹いるんだから」
ミキの背後から黒い影が津波の様に襲ってきた。ウインナーとミキは同時に右へ跳びそれを回避する。
「つかまえるの〜」
「モットシテヤンヨ」
「そうよ、二匹とも異端者に天罰を!そして髪に捧ぐ浄化を!」

ほっほひへふははい!ほっほひへふははい!ほっほひへふははい!

「髪って誤字じゃなかったのね」
何の髪かしら?アホ毛?ああそんな事よりもここから脱出しないと、ウインナーの努力が無駄になるわ!
ミシミシと軋む身体の痛みに耐えながらミキは壁を全速力で駆けた。
ウインナーは迫りくる桃色とネギ色に注意を払いながらミキの背後で出口への誘導をする。
微かに差し込む光、そこ目掛けてただ駆ける、駆ける駆ける。
どどどどずもももと妙なSEを放ちながらたこルカが背後からその触手を伸ばす。
「シテヤンヨ!」
ルカの指示でシテヤンヨは超飛躍で神殿の上部、神々しいステンドグラスの前に立ちはだかった。
全速力で走っていたミキが「しまった」と呟いたのも束の間、シテヤンヨとの距離は鼻の先数ミリに―――
「そこまでよ!!!」
突然介入してきた声の圧力によって、全員が重力に準ずる形で地面に崩れ落ち叩きつけられた。
「痛っ、鼻打ったっ」
「な、何故私まで…まさか、この声は!」
神殿の重々しい扉が轟音を立てながら開き始める。その隙間から現れる緑の少女の姿。
緑に揺れる二房の髪。目には萌ゆる光。両手には光る葱。
「この私を差し置いてクリーチャー合戦とはおこがましい…全員、大、粛、清!!!!!」

(以下省略、続きはシテヤランヨ)
123名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 18:42:59 ID:rZRBGTDp
>>121
いや、本当は「ほっといてください」だと思うぞ…
124名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 22:47:16 ID:CaEzmcy7
>>108
ボケ茄子が何言ってメイコを落としたのかと、アイス野郎が意識の無いいろはタンに何しくさりやがったのかもねっとりとだな…

>>119,122
まったくお前らは…さあ早くミクさんによる大調教無双パートを書くんだ
125名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 23:00:06 ID:q4T4lQkE
>>123
イントネーションがわからないからどっちとも取れるなw

ところでルカは口一杯になに頬張ってるんだ?
126名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 18:30:32 ID:IsHbBoRl
いくら
127名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:44:15.65 ID:nym69L4X
ディープキスすると口中がぷちぷちじゅわわ甘じょっぱいような

亜種やらクリーチャー連中からするとメイ&カイ&CVシリーズって「雇用主の親族」的立ち居地?
128名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 00:06:35.05 ID:8asBERIt
>>125
確かルカはダッツを舌に乗せてた。
なんでいくらやねんww
129名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 01:12:27.58 ID:W1RJnnwv
いくらって発想はどこから来たんだよwww
130名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 08:19:10.29 ID:ZRX1YZXj
口いっぱいにいくらって口開けたら相当エグいぞ
131名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 08:20:43.20 ID:1FVTBKCS
ぬちゃあ・・・
132名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 10:19:49.03 ID:lrVFYQan
やめろ想像したくねぇっ



いくらの代わりに白子で考えた…駄目だな
133名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:42:10.51 ID:VUw0wpQO
+注意!食べ物を粗末にするネタです。
+レン×ルカで種付け


「ほっほひへふははい」
何かを言わされているのだろうか。ルカは、口枷をつけられうまくしゃべれない。
口角から、赤い粒と、赤い粘液がこぼれ落ちる。

「よく言えました。ご褒美をあげるよ」
そういうとレンはルカさんの口に肉某をねじ込む。
「ああっ、いくらのプチプチとルカさんのやわらかい口肉がすっげえ気持ちいいっ」
ぬぷっ、ぬぷっ。いくらが肉某の熱で温まり、口の中に生臭さが広がる。肉某が出し入れされるのとあいまって、具合が悪くなる。
えぐっ、えぎゅっ。えづくルカさんに容赦なく腰を動かし、その肉某が出し入れされる。
レンは口角からあふれた赤い汁と粒を指ですくい、口に含むと、いくらの味がした。

「あっ、俺の白子出ちゃう。」腰の動きが止まり、レンの全身がピンと硬直したと思うと
いくらとは違う匂いの液体がルカの口中に流し込まれる。
134125:2011/02/20(日) 15:08:25.64 ID:OIrx2B3M
>>128
サンクス
しかしいくらは無いだろw
>>133
仕事早すぎワロタwww
GJw
135名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 00:48:12.16 ID:X4JWNQX8
>口に含むと、いくらの味がした
当たり前すぎふいたwwww
136名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 02:22:37.71 ID:ijfdec+U
>>133
GJ!
…だが
イクラなんて高いでしょ!筋子で我慢しなさい!
137名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 00:07:34.21 ID:AMjdGcfp
軽い気持ちでいくらって書いたら流れが酷い事にwww
138名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 00:14:00.69 ID:IMD+eiDX
おいらも白子と書いたばかりに…



あ、ホワイトデーの伏線ねw
139名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 10:10:35.76 ID:vHjA0Uc4
マン筋子・・・いや、なんでもない
140名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 11:10:26.16 ID:n06AOiLz
下のお口にいくらをスプーンで流し込んで
筋子は味が無いからルカさんの味をつけてよ、とか
卵産んでよ、とか
白子注いで中で妊娠してよ、とか
そういうキチガイじみたエロをたのむ
141名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 11:57:48.07 ID:VwakTnBV
日本の大企業の中には男の穴にピンポン球を埋めて出すウミガメと言う宴会芸があってだな
142名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 12:30:20.08 ID:irXo35aP
何でわざわざエロパロでそんなん見せられにゃならんのだw
143名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 16:14:30.17 ID:qRXAVHXf
被害者はアイスか茄子だろうなww

144名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 17:42:27.32 ID:8YQY3dyz
>>141
MEIKO「…と、言うわけでやって見せてよ」

KAITO「うん、いいよ」
がくぽ「うむ、拙者も漢なれば、お引き受けいたそう」
キヨテル「え?ダメですよ。今年の出し物はチャイナドレスでマジックショーって決まってます」
レン「ちょっ…ば、バカじゃねーの?誰がやるかよそんなもん!」
ピコ「えぇ?そんな!だ、駄目です!駄目ですよ!出来るわけないじゃないですか!」


ルカ「やらせて楽しいのは年少組かしら?」
ミク「きちんと泣きながら産んでくれるんですね?わかります」
リン「よし!ピンポン球持ってくる!」
145名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 18:24:35.26 ID:vZw5fL9W
もはや惨劇だな…
146名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 19:33:53.13 ID:zyTs2sJS
あっさり快諾するアイスと茄子は何者だよ…
147名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 20:12:38.79 ID:29AvMIbW
仕事を選べない状況に慣れているのか
女性陣の怖さを知っているからか…
148名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 20:53:44.98 ID:hsy9DZSe
なんかレンとピコが、ふたりで一緒の少年組な扱いになってから
余計に女子連中からの受難率あがってんのなw
149名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 21:46:40.30 ID:GPB2qGWj
一人だといじめっぽいけど二人なら様式美になるんだな
150名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 22:48:33.48 ID:MMFMbU1Q
>>144
上から順に反応がw
151名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 22:55:22.02 ID:dETelkwX
>>144
嫌がってる層にやらせるのが楽しいんですね
女性陣ドSだらけかww
152名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 23:22:48.82 ID:TON4UBJP
嫌がる女の子のほうが好きです
153名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 23:24:51.84 ID:IMD+eiDX
餓鬼共逃げろ超逃げろ
154名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 02:02:21.74 ID:irpik1D/
「やだやだやだやだ怖い怖い、中に入って出てこなくなったらどうすんだよ!」
「あら、じゃあすぐに取り出せるモノならいいのね?」ジャラッ
「ヒィッ。そ、それはアナルビーズ…」
「よく知ってるわね。これなら持つところあるから安心でしょ。じゃあ覚悟はいい?」
「もはや芸でもなんでもねぇええあああアッー!」
155名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 02:19:50.21 ID:9LBmEOdt
>>154
ルカさまとレンきゅんで脳内再生された
156名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 08:04:16.34 ID:C6dOxGCL
俺はMEIKOとレンだった
157名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 11:35:10.86 ID:esktEnZA
■ナノピコ。(手乗りサイズ小ネタ)



ある日、帰りが遅くなったマスターが連れ帰って来たのは。
正に、手のひらに乗るくらい、小さなサイズの新しい住人だった。

「は…初めまして。うたたねピコです」
周りを囲まれ、マスターの両手の上でチワワの様に震える小さな姿は、これまでに無かった、衝撃で。
マスターの意向で、今まで女性ボカロしか居なかった我が家へ初めて訪れた男子、だったハズが…。

「うたたねクン、どうぞ」
ドールハウス用に作られた、ミニチュアの…けれど本格的な、陶器で出来た食器類が並べられた、
これまた小さいながらも立派な造形の椅子やテーブルが、中央に設置され。
彼がちょこんと乗った食卓を囲みながら、食事をとり。
マスターのパソコンに、直接ケーブルで接続をされている姿も何だか愛らしく。

すっかり馴染んで…いつの間にか、自然に女子ばかりの輪の中に溶け込んでしまっていた。


しかしそんなある日、マスターが倒れ。
…けれど、一般女性と同程度の自分達の腕力では上手く動かせないと云う事態に、様相は一変した。

「みんな、どいてッ…!」
振り返ると、其処には。
まるで別人の様に大人びた容貌をした、
いわゆる…青年の姿をした、人型サイズのソノヒト、うたたねピコがいた。

「ボクがマスターを連れて行くから、みんなは早く準備をして。…いいね?」
一瞬、ミンナ呆気にとられて固まっていたが。
テキパキと指示を出して行く姿に、気を取り直して、用意を済ませ…。


翌日…病院のベッドで、過労がたたっての入院を言い渡されたマスターの横には。

あれから、ひと晩。
青年から少年の姿へと変わって過ごしている…彼と。
女子全員とが居並んでの話し合いの場が設けられようとしていた。

マスターいわく。
「普段から大きなヤローがいたら、邪魔で仕方が無いが、いざという時、男手は必要」とのコトで。
サイズ可変型ナノ仕様の彼が選ばれたのだ…とか。

あきれている女子を後目に、
当の男子は「大役を任された」と意気揚々と、役割をこなし。
あまつさえ、マスターの世話までキチンと焼いている辺りが、何とも言えない。

…しばらくは、当面このままの姿で。
マスターが家に居ない期間は、私たち女子のボディガードも務めるそうだが、
果たして、そう上手く行くものなのだろうか?

まったくウチのマスターは、本当に何を考えてるのやら…。
相変わらずの、困ったヒトで。


158名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 12:39:47.87 ID:Z99Brox4

ピコの尻穴にピンポンだま突っ込んでる最中にナノ仕様になったらどうなるんだろう
ピンポン玉もナノサイズになるのか、破裂しちゃうぅぅぅぅいやぁぁぁぁになるのか
159名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 17:00:09.67 ID:MLVR2Zr1
ケツがキュンってなった
怖いから想像させんな
160名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 21:14:26 ID:X68qYoRe
>>154
さあはやく続きを書くんだ
161名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 01:38:37 ID:bkYeUxFr
>>158 を見て、出て来た。
以下…流れ的に、非常に誰トクな内容となっててスマン。後、改行多すぎで、少し詰めた。

■ぷちピコ。(グロ表現アリ。受難系、手乗りピコ小ネタ。マスターが非道…)



今から、一時間ほど前。
不図したイタズラ心から、少年の姿を拘束し、ズボンを脱がせての悪ふざけに。
まさか、このような惨劇が待ち受けていようとは…誰が予想をしていただろうか?

半ば無理矢理に、おしりの穴からピンポン玉を挿入し、嫌がっている姿を、ニヤニヤ楽しんでいたハズが。
突如、妙なスイッチ音が耳の奥に聴こえたかと思うと。
ほぼ、それと同時に…少年のカラダが徐々に縮み始め。
結果、世にも恐ろしい光景を目の当たりにするハメとなった。

ゼーハーと荒い呼吸をしながら、小さくなってゆくカラダに反比例し、
入れられた異物の存在感が、否応なしに、その異様さを強調し。
段々と膨らんでゆく腹部の形状からは、大きな負荷となってゆくのが、丸わかりで…。

もはやフィギュア大と化した少年の…臨月を迎えた妊婦の如き、男にしては不自然な張りつめた体型に加え。

「破裂しちゃうぅぅぅぅいやぁぁぁぁ」
叫び声をあげ、涙を流し、泣きわめいていた姿が、今はもうグッタリと虫の息で。

その場にいた者達は、皆…後悔の念に苛まれていた。

【暗転】

「――――と云う、夢を見たのさ!」

幾ら何でも、あまりの酷すぎるその内容に、ドン退きされてるコトにも気付かず。
先日、過労死寸前…と医者に言われて、
入院を余儀なくされたマスターの語る話しに、私たちは盛大な溜め息を吐いた。

丁度TVの再放送で、タレントが子供の頃にしたカエルへのイタズラの話題から。
昨晩、夢に観たモノを思い出したマスターが、詳細に語って聞かせた内容に。

「いゃあ、深夜に見たアニメがさぁ〜」
近頃、放送されているアニメを幾つか、うつらうつらと眺め観た結果。
ウッカリと視てしまった、深刻な悪夢と思われる展開に…それらが深く関わっているコトと。

自分たちも、いつ…夢の話しの中での展開のメインキャストとなるやも知れない、
不可思議さと共に、リアリティが紛れ込んだ奇妙なオハナシであるコトを。
何処か、ニガイ物を感じずにはおれなかったのだが…。

ひと先ずは、マスターのカラダの調子が早く善くなるコトを祈りつつ。
…私たちは、面会可能時間が終わるよりも少し早くに、病院の個室を後にした。

*終了。
162名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 08:02:22 ID:0uKV9vt3
誰かピコかレンきゅんの前立腺開発するおねショタ書いてくれないかな・・・
163名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 10:33:48 ID:KtxS+XS0
ただでさえ天使のミクさんがスカートの中に手をいれ、恥部をまさぐった指をピコの鼻腔になすりつけると
ピコの股間が熱くなるな。恥垢のかおりで思考ができない。
「さすがサイズ可変型ね。」ルカさんが手元のピンポン玉にべっとりとローションを塗りつけながら呟く。
突き破りそうなレギンスをずりおろし、名前とは裏腹に血管が浮き出て主張する一物を
指先でピンとはじくと、あふっ、という声とともに腰を引く。
あらあら、とあきれる女子たちだが、目は淫欲に血走っている。

じゃあ、というと、両足を持ち上げ、まんぐりがえしポーズにしたリンの舌先がピコの尻穴を蹂躙する。
太ももの裏側に、白いリボンがこすれるこすばゆい感じと、未知の物体が菊門を丁寧に刺激する。
あひっ、あひっ、というかすれた女声と、リンの舌先が紡ぐ水音が、すけべな女たちを昂ぶらせる。

こういうエロをおねがいします><
164名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 20:36:13 ID:W3lBszXA
>>163
だからお前は何回、自分で最後まで書けと言わせれば気が済むのかと…!
さあ、早くメモ帳を開くんだ!
165名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 01:50:53 ID:qtQK660N
>>163
いやいいんだが、すけべって聞くと
なあ‥のあのフレーズ思い出すわwww
あでもこれエロパロに使えるかな
166名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 07:51:14 ID:9z+SiwqH
>>163
下半身が寒いからはやく続きを書くんだ
167名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 00:00:26 ID:9UuKdI2P
こういうのはどう?
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm13692360
168名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 13:46:31.11 ID:hVwgFHF5
おねショタ専用ホストクラブに入り浸るルカさんが
レンくんばっかり指名されるんだ・・・とか
指名なかったらアンインストールされちゃうの・・・とか
消え入りそうな声でつぶやくピコさんにがんばらせるようなエロが欲しいと思う
169名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 21:46:17.02 ID:mVyGHuYH
ネタだけ1レスぐらいでちょこっと書いて、ハンパに切って「ここまで書いた」とかほざいてる方が
普通にエロも入れて、数レス終わり書いて投下するより、反応があると気づいた

……やってらんねえ
170名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 22:49:15.76 ID:rg5t8/rT
「ラフ絵のほうが想像補間で魅力的に見える」現象だな
俺はオチも自分で付けたい派だけど、たんにレス数稼ぎたいだけならそれでもいいんじゃないの
171名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 23:56:18.60 ID:icWv32tQ
そんなもんだよ
気力が湧かなくなったなら、無理に書くこたないさ
一発抜いてリラックスしようぜ
172名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 00:44:06.70 ID:cIRtEQ3O
中途半端な方が口はさみやすいだけだよ
完成度が高けりゃ雑談入れる余地もないし・・・
反応たくさんもらってわいわいやりたいならそういうのもありなんじゃないかな
ただ、反応は少なくてもきちんと書いた作品は喜ばれてると思うよ
173名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 04:16:44.56 ID:cFxtDe2g
それでも俺は雪明りが完結するのをずっと待ってます
174 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:01:19.01 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)0

下克上の人です。

歌モチーフです。闇○王で。←まんまタイトル書くのは躊躇われたので伏字。
あんまり意味ないですが。
あの歌の後日の話になっとります。

【 注 意 事 項 】
 ・カイメイでヘタレ×ツン
 ・歌モチーフのお話(闇○王)
 ・もちろんパラレル。話に起承転結つけるため独自設定も入れてます。申し訳ない。
 ・あの歌を生かし切れていない
 ・エロまで長い
 以上が苦手な方はスルーお願いします。

 ※吸血鬼wikiを参考に、話し作りのため都合良く解釈して書いています。
 ※エロのみ! って方は8〜14
 ※レス数もったいないから1レスに文字をぎゅうぎゅうに詰めてて読みづらい
 ※15〜16レスほど使用します。誤字脱字はご容赦を
175 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:05:11.97 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)1

何度目かの寝返りの後、訪れる気配のない眠気に耐えかねてメイコは瞳を開いた。
寝る前ベッドにあらゆる種類のアルコールを持ち込み、一滴残さず呑み干してから横になったというのに、まったく眠くならないとはどういうことだ?
メイコの寝そべるベッドは、瀟洒で品のよい意匠の彫られた高価な天蓋付き。部屋の調度品だって埃ひとつなく一流の逸品ばかりだというのに、ベッドを中心にあちこちに転がる酒瓶が全てを台無しにしていた。
視界は薄暗かったが今宵は満月。開かれたバルコニーから差し込む月明かりは、夜を青白く照らし、その光に慣れた目は天蓋の意匠を簡単に映した。
訪れないのは睡魔だけではない。
――あの野郎……。
メイコは憂い顔に似つかわしくない舌打ちを寸前で止めた。代わりに奥歯を苦々しく噛みしめる。
部屋に設えてあるバルコニーへ続く窓が開けっぱなしなのには、理由があった。
つい最近まで、毎夜遅くにこの部屋へ忍んでやってくる男がいたからだ。
メイコは小国とはいえ、一国の姫。城下の街の人々には『太陽の似合う姫君』と呼ばれている。
その姫君の住まう、堅固な警備に守られた城に容易く忍び込んだ男がいた。
三度ヤツの姿を認めた時に、護衛に突きださなかったのは……今考えてもよく分からない。
ただ、メイコを見上げるその姿があまりにも哀れだったから、かもしれない。

待って殴らないで! あやしいものじゃありません〜〜っ!

深夜に妙齢の女性の、しかもこの国の、仮にも姫君であるメイコの寝室に現れたこの上なく怪しい変質者へ躊躇する事無く一発拳を見舞う。
床に尻もちをついた黒衣の男は、早くも腫れ始めた頬を押さえメイコを見上げて「暴力はよくないよ?!」と涙ながらに懇願していた。
メイコにしてみれば、こんな優男な変質者など飛んで火にいる夏の虫そのものだ。
日頃、淑女たれ国民の見本であれと厳しく言い含められているため、立ち振る舞い一つにも気を使うメイコだが、その中身は酒を寝室に隠し持つ過激派もびっくりの乱暴者だった。
普段は素の自分を表に出さないようにしている分、一目のない場所では反動も強い。
姫君の私室に忍び込んだ不埒な男なんか、どんな目に合わせたっていいじゃない♪
ちょうど良いストレスのはけ口が向こうからやってきたのだ。遠慮などしない。
酒瓶を武器に掲げ、只ならぬ闘気を漲らせていたメイコは、ふとその青い髪と瞳と、情けない面に見覚えがあることに気づく。
一年程前、こんな風に寝室に忍び込みメイコ自らにボコられ、『姫君の寝室に忍び込んだ、不埒な変質者』として司法に引き渡したあの時の男そっくりだ。
メイコの記憶には、懲役期間はまだまだたっぷりあった気がするが、まあ良い。

ていうか、やっぱり変質者には変わらないじゃないの! この女の敵が!

『深窓の姫君』には似つかわしくない凶暴な眼光で、まずは酒瓶を振り上げる。
うわぁと何ともマヌケな叫び声を上げる男目がけ、メイコは酒瓶が唸るほどの勢いで力強く落とした、が。

…………?!

酒瓶は虚しく宙を掻き、ごすっと危険な音を立てて厚い絨毯の上を叩く。酒瓶の先が絨毯の長い毛足に埋まり、指先から肘にかけてじぃんと不快な痺れが響いた。

そんな、仕留めたハズ……!

思わず赤い瞳を見開いた。黒衣の男が身に着けていたマントで身体を隠した瞬間、その上から確かに殴りつけた筈だ。

……危なかったぁ。お姫様なのに、すごいコトするんだね貴方は。

暢気な声が背後から聴こえ振り向けば、黒衣の男はこっちの気の抜ける程の能天気な笑っていた。
それが後で人外と知ったこの男の、悲鳴と懇願以外で初めて聴いたまともな言葉だった。
176 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:10:47.53 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)2

男はカイトと名乗った。

「俺、吸血鬼だから、誰にも見つからずに忍び込むなんて楽勝なんだ。
 あれ、なんで後ずさりするの?」
「…………妄想乙」

さらっと言ってのけたカイトの脳を危ぶむメイコの視線に、カイトは吸血鬼の特殊能力をさながら曲芸のように披露した。
獣化や霧化、宙に浮くなど、人間には不可能な事象をやってのける様は、まるで大道芸人を思わせる程の軽やかさだった。
大道芸人との違いはタネの有無ぐらいだが、タネの存在など不可能な不思議現象の数々を目の当たりにすれば、さすがにメイコもカイトが人外の者であることを認めざる得ない。
しかし、禍々しさの欠片も感じないのは、この男の醸し出すのほほんとした雰囲気からだろうか。闇に生きる者のクセに、魔物に一番大事な『恐怖』や『不気味』をどこかに落としてきたような男だ。
むしろ人間で女性のメイコの方が、魔物のカイトを威圧している。
こんなヤツに攻撃をかわされたのか。私は。
人外とはいえ、一撃必殺の酒瓶攻撃を避けられ少々自尊心が傷ついていたメイコへ、更に追い討ちをかけたことをカイトは知る由もない。
さておき、自らを吸血鬼だと自称するこの男は、魔物であるにも関わらず危害を加えてくる様子もないし、逆にメイコの拳に怯える表情に警戒心が薄れた。

「アンタ、痴漢じゃなければ、なにをしにまたここへ来たのよ?」
「いや、あの時のお姫様にもう一回……」
「殴られたいとか?」
「やめて! 拳を握らないで! あの時も痴漢しにきたんじゃないし!
今日来たのは、ただ君と話してみたかったんだよー!」

必死で訴えてくるカイトの瞳の色は、満月の薄蒼い夜空に似ている。
それがなんとなく気に入ったのと退屈していたのもあって、メイコは姫君らしく「ならば、話し相手になりなさい」と命じた。
許しを得たカイトは嬉しそうに笑って恭しく頭を垂れ、メイコの手を取り甲に口付ける。
それが逢瀬の始まりとなった。

その晩から、毎夜カイトはメイコの寝室を訪れるようになった。
吸血鬼だと自称するだけあって、カイトは本当に深夜近くにしかやって来ない。
そして他愛もない会話を数時間程して、カイトはまた闇に消えていく。
最初の内はただの暇つぶしでカイトを話し相手にしていたメイコだが、次第にこの状況を楽しむようになっていた。
メイコは王家に生まれ、大勢の家臣に守られ傅かれて生きてきた。
煌びやかな装飾に施された王宮で豪奢なドレスを纏い、高い教養を身につけ全身を飾り立てられて日々を優雅に過ごす。
望む望まない関係無しに何でも与えられていたが、実は自由になる物など一つもない生活に心底倦んでいた。
メイコには腹違いを含め何人か兄弟がいるため、王位継承から外されている。
彼女に人の上に立つ能力と実力があったとしても、メイコの扱いは「女」であるというだけで、嫁に行くまで飼い殺されているのが実情だった。
この平和な世の中で、王女の使い道は他国と同盟を結ぶための「婚姻」ぐらいしかない。いづれメイコも、政治の道具として嫁ぐことになる。
国内で使い道のない姫は麗しく美しい程、他所の国へ出すには好都合だった。
見た目ばかり豪華な王宮の内側で、心を許せる者もなく体面と建前に縛られて鬱屈は心に厚く降り積もっていく。
いっそ王家などでなく平民として生を受けたならと何度も思ったが、他人が聴けば平民の暮らしを知らない姫君の戯言だと失笑されるのが目に見えて、口を噤むしかなかった。
実際、メイコは飢える経験などない。
だけどお忍びで市井に下りる度、市民の暮らしに憧れた。たとえ貧しくても、あんな風に自分で己の道を決めて、自由に生きてみたかった。
そんな不自由で窮屈な生活の中で、カイトの訪問は刺激的だった。
別にふしだらな関係を結んでいる訳ではない。
ベッドの上でカイトを座椅子にし、その膝に優雅に座って上流階級の人間関係で鬱憤の溜まったメイコの愚痴をカイトに聴かせたり、寝酒で泥酔しカイトに絡んでうっかり絞めて落としかけたりとか、酔ったついでに無理矢理キスしたりとか。
カイトが語る城下町の話しや、仲間の魔物の話しもメイコの好奇心を擽って、楽しい。
成人した男女の深夜の逢い引きしては、あまりにもささやかな内容だった。
しかしそれも、メイコが先日カイトに告げた一言で突然終わったようだ。

「嫁ぎ先が決まったのよ」
「へー?」

カイトは翌日の夜から、姿を現さなくなった。
177 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:15:23.43 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)3

最後に会った夜、いつものようにベッドの上でカイトを座椅子代わりにしていたメイコは、首を捻って背もたれの顔を仰ぎ見る。カイトは青い瞳を瞬かせ、きょとんとした顔をしていた。

「嫁に? どこへ?」
「ここからかなり離れた西の国。そこの王の後妻だって」
「どんな人?」
「知らない。会った事無いもん」
「うっわ、ちょー興味無さそう。それなのに嫁ぐんだ?」
「しょうがないわ。その為に、今までカネかけて育てられたんだから」
「ふうん……」

気がつけば、嫁ぐ国へ出立する日が間近に迫っている。城の中も、王女の婚礼準備に慌ただしい。メイコの準備といえば婚礼衣装の衣装合わせぐらいで、嫁に行く当の本人だけがやることが無い。
あーんなこと、言わなきゃよかったかなー?
まさかもう来なくなるなんて思わなかったから、嫁に行くその日まではあの呆けた面を眺めていられると考えていた。
カイトとの深夜の逢引は、メイコの唯一の自由みたいなものだ。
王宮の誰もカイトの存在を知らない。カイトを知っているのはメイコだけだ。その優越感のようなモノも気分が良かった。
王女であるが故に、周りの人間はメイコの機嫌を損なうことを怖れて腫れもののように扱うため、心を許せる友人などいない。メイコも、彼らに弱味を見せるわけにはいかなかった。
だけど城に連なる者じゃない、国民でなく人ですらないカイトになら、なんでも明け透けに話せた。
……本音を話せて、素の自分を知られても構わない者と出会ったのは初めてだった。
カイトに敬称を使わせず名前で呼ばせ、敬語も禁じた。カイトに会う時だけは淑女らしさなどかなぐり捨てて、王女ではない自然体の自分でいられた。
楽だったし、面白かった。暇つぶしだった筈のカイトの訪問を心待ちにしていたことを、彼が来なくなってから思い知った。
嫁いだらもう二度と会えないっつーのに、何やってんだあの野郎。
こっちから会いに行こうにもカイトの棲家は知らないし、今のメイコは行動を制限されている。
カイトは自由だ。闇の世界に生きて、何者にも縛られない。
そう考えたら、カイトが自分に拘る必要はないんだ、ということに気がついた。メイコがいなくなっても、また新しい女の寝室へ行けばよいことなのだから。
ある意味、結婚が決まったと話した直後に姿を見せなくなるカイトは、あまりにも正直だった。それを嫁に行くメイコが責める道理はない。
ちょっとぐらい血をやってたら、少しは執着してくれたのか。
たまに冗談めかして「血が欲しーな。吸血鬼は美女の血が最高の食事なんだよ」なんて言って細い首筋に唇を寄せ、その度メイコにグーパンを食らっていたカイト。
吸血鬼のカイトがメイコの元にやって来る理由は、本当はコレなのだということを薄々感じていたけど、簡単に血をやるのも癪に障るのではぐらかしていたのだ。
メイコにはカイトしか心を許せる者はいないのに。最後まで付き合ってくれたっていいじゃないか。
カイトにしてみれば理不尽なことこの上ないだろう。最早言いがかりだ。しかし腹が立つ。
……今頃、どこぞの令嬢の窓辺にでも行って愛を囁いているのかもしれない。
寝返りをうったメイコの視界に、バルコニーの窓で揺れる薄いレースのカーテンが入った。
カイトが来ないなら、窓を開けておく必要もない。
メイコは立ち上がってバルコニーへ歩み寄ると、窓に手をかけ閉じた。
小さく溜息をついて、皓々と照らす月明かりに背を向けまたベッドへ足を数歩踏み出す。
その足元が翳り、メイコの背中に降り注ぐ月明かりが、不意に大きな影に遮られた。
178 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:19:23.72 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)4

「こんばんわ。メーイコっ! ひっさしぶりーっ」
場違いに明るい声が寝室に響き、メイコは後ろから抱きつかれて思わずたたらを踏む。
窓は確かに閉じたにも関わらず、絡みつく腕はメイコの肢体を引き寄せ、背中にぴったりと張り付かれた。
「ごめんねー最近来れなくって。寂しかった?」
すりすりと髪に頬ずりされ、悪寒がしたメイコは躊躇いもなく肘を後ろへ見舞う。
「離れろウザい!」
うっと呻き声がし、メイコは拘束から解放され振り向く。腹を押さえ長身を屈めた礼装の男は、痛みで泣きそうになりながらその場に蹲った。
このアホ面に魔物にあるまじき立ち振る舞い。閉じた窓の隙間から霧化して忍び込んできたのは、正真正銘のカイトだ。
さっきまでは何故来ないと憤慨していたメイコだが、来たら来たで空気の読めない能天気さに不機嫌指数が急上昇する。
「ぐ、相変わらずの破壊力……俺に会えなかったからって、そんなに怒んなくっても――って、待って! ぶたないでー」
全身に闘気を漲らせたメイコに、カイトはぶんぶん首を横に振る。
険しい顔をしたメイコはカイトへ視線をやると、無言でベッドへ指を差した。
その意を正確に理解したカイトはにっこり笑って立ち上がり、ベッドに歩み寄ると腰を下ろして軽く膝を叩く。
「はいはい座椅子ね。どうぞ、お姫様」
メイコは無言で近づくと膝の上に腰を下ろし、背中をカイトへ思いっきり傾け凭れかかる。
勢いが良すぎて、背後から「ぐぇ」とか聴こえたが気にしないことにした。後から両腕が回り、メイコの腹部を包み込む。
「今夜もすごい呑んだねー。あれ? 最後に会った時より酒量が増えてない?」
足元に転がる酒瓶に呆れたカイトの声に、メイコは鼻を鳴らすことで答えた。誰のせいだと思っているんだ。
「……随分とご無沙汰だったじゃないの」
「んー。ちょっと忙しくて」
「忙しい? あんたニートなのに?」
「ひど……っ! あのね、俺にも色々あるんだよ。ねぐらのリフォームとか、家族会議とかさ。あとね、旅行もしてた」
旅行、ね。とメイコは俯いて唇を噛んだ。
言外に、メイコが思うほどカイトは深夜の逢瀬を楽しみにしているわけではないと、言われた気がした。
馬鹿野郎。婚礼のために旅立ったら二度と会えないのに。メイコばかりが別れを惜しんでいるようで、悔しいったらない。メイコの機嫌は悪くなるばかりだ。
「帰ってきたら、城下町が賑わってびっくりしたー」
姫君の婚礼が近いから、国を上げてのお祭り騒ぎになっているのだ。
「まあ、家のことは御苦労さまだわね。旅行って何処へ行って来たのよ?」
「あ、そうだ。これお土産」
ポケットから小さな石の欠片を取り出し、メイコに掲げて見せる。
赤瑪瑙がコロンとカイトの白い手袋の上で転がっていた。つやつやした滑らかな曲線が月灯りを弾く。メイコは驚きに瞳を見開いた。
無理もなかった。つい最近、先方から送られてきた結納品に混じって、これよりも大きく、品質の高い赤瑪瑙の髪飾りを見かけたからだ。
「い、いらないわよ! ……っていうか、アンタの旅行先って」
「うん。メイコの嫁ぎ先に行ってみた!」
――赤瑪瑙は、メイコの嫁ぎ先の国で採掘が盛んな鉱物で、赤瑪瑙を中心とした鉱物とそれらを加工したアクセサリーなどが主要輸出品でもあった。
どこか得意げな声にメイコは一瞬言葉を失ったが、はたと我に返る。
「どっ、どうして?」
無理に身体を捩じって振り向こうとするメイコを、抑え込むように腕に抱きしめてその頭に顎をちょこんと乗せた。
「どうしてって……気になるじゃん。相手がどういう男なのか、とかさ」
「はぁ?」
「メイコに聴いても知らないって言うし、だったら恋敵を自分の目で確かめようと思って」
179 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:22:28.29 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)5

つまり会いに来なかった間、カイトはメイコの婚約者を拝みに行っていたという。メイコですら会ったこともない相手に。
唖然とするしかない。しかもなんか、恋敵とかしれっと口走ってるし。
「ところでさあ、この結婚本気なの?」
「……え?」
暢気な声音から一転、いきなり低くなったそれに、メイコはカイトの腕の中でもがくのを止めた。こんな真剣な声、聴いたことが無い。
「年もかなり離れてた。メイコと年の変わらない子供もいたし、妾もたくさんいたよ。君が愛されるとは思えなかった。……そんな人と結婚するの?」
カイトにとって、彼女の夫となる王が名君たる人物とか、そういうのはどうでもいい。
目的は王の為人。それが知りたくて、メイコが嫁ぐあの国に偵察に行った。メイコを幸せにしてくれる人物なのかどうか。彼女を愛してくれる人なのか。
王宮に忍び込むのはお手のもののカイトである。
城の中をあちこち探り、また姿を隠しながら出入りする貴族や使用人たちの話しを小耳に挟んで、そのあんまりな内容にカイトは大いに落胆した。
噂や伝聞のような不確かなものに惑わされず、自分の目で確かめないと! と思い直しメイコの婚約者の私室を覗けば、結婚間近にも関わらずベッドに女を連れ込む始末。しかも複数。
…………カイトはがっくりと肩を落とした。
メイコが笑顔で幸せに暮らせるなら、毎夜訪れたあの窓辺へはもう行かないつもりだった。
魔の者と人間、しかも高貴な生まれの彼女では相入れる筈もない。自分の未練を断ち切るためにも、相手の人物像が知りたかったのに。
その結果、益々メイコに未練が募り手放したくなくなってしまった。
「…………それは」
カイトの問いに、何事も明朗なメイコにしては珍しく口ごもる。
一国の王なら、世継ぎの問題も絡むし愛人がいるのも仕方がないことだ。メイコの父だって側室を何人も持っている。
第一、メイコは愛されに嫁ぐのではない。国の面子のために結婚するのだ。
「身近に心を許せる侍女もいないクセに、味方のいない不慣れな環境でたった一人で暮らせる?」
「…………」
そんなことを言われたって、今更どうしようもない。婚礼のために旅立つまで後数日。嫌だなんて騒ぎ出しても、結婚を取り止めになんかできないのに。
自分の事を自分で決めることを許されない、ままならぬ人生。
だけど王家に生まれた以上、仕方ないと納得させた心を掻き乱すようなことをカイトは言う。
口調は優しいのに、責められているみたいだ。
メイコはぎりっと奥歯を噛みしめ勢いよく立ち上がり、その拍子に脳天でカイトの顎を突き上げた。
声もなく悶絶するカイトの襟首を掴んで絞め上げると、メイコは抑揚のない低い声で言葉を搾り出す。
「好き勝手なこと言ってくれんじゃないのよ……」
「タンマ、く、苦し……」
「大体、アンタが私の何を知ってるんだっつーの」
ぎりぎり絞める腕は力が益々入り細かく震えている。カイトはよく考えたら自分は呼吸を必要としない死人みたいな存在だった事を思い出し、落ち着きを取り戻しながらメイコを窺った。
俯いた顔を短めの茶髪が覆って表情は知れないが、震える細腕が感情を如実に表していた。
「だって、しょーがないじゃない。私は自分自身のコトを決めることなんて、許されないの。どんなに嫌でも、私は……っ」
メイコがいくら結婚を拒否しても、周囲に黙殺されるだけ。諦めて嫁ごうとすれば、メイコに一番近しいカイトがそれを責める。他の誰でも無い、カイトが。
悔しくて悔しくて、感情が急速に高まっていく。

「わ、私だって、好きでもない男と結婚なんかしたくないわよ!
 愛人を何人もこさえてる男なんか、こっちから願い下げだわっ」

叫んだ声は半泣きもいいところだった。メイコは手の甲で濡れた目元を拭うと、見上げるカイト目がけてぼかぼか拳を降り下ろした。
180 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:24:34.52 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)6

「大体なによ! アンタだってどーせなんにも出来ないクセに、偉そうなことグダグダぬかしてんじゃないわ! 口先ばっかり! 説得力皆無なのよっ」
「あだだ、お、落ちついてメイコ」
ボカスカ殴りかかる拳は小さいけれど威力抜群で、カイトの頭や肩を容赦なく打つ。
拳を避けながらやっとのことで暴れる身体を腕ごと抱きすくめ、カイトはホッと息をついた。
「……全く、やっと本音言ったね。
 いつも言いたい放題のくせに素直に嫁に行くなんて言うから、あの男のこと好きなのかと思ったじゃん」
「〜〜っ、なワケ、ないでしょ……!」
「はいはい、泣き止んで頼むから。だから、今日はちょっと提案をね、しにきたんだけど」
「〜〜っ、提案ー?」
カイトの腕の中で息を切らすメイコの言葉尻は胡散臭げだ。
ぽんぽんと寝間着の背中をあやして、カイトは今度は正面から膝の上へメイコを乗せた。
「そ。メイコがあの国へお嫁に行きたくないのはよく分かったよ。君が嫌なら、俺がどんな手を使ってでも逃がしてあげる。
 でもその後は、この王宮に留まるのは難しいよね」
カイトの言うことは尤もだった。結婚は正攻法では避けられないところまで来ているから、逃げ出すのが一番てっとり早い。
だが花嫁が逃げ出したとなれば、先方に多大な恥をかかせるし、メイコも故郷へは戻れない。
神妙な顔つきで見下ろしてくるメイコに、カイトは穏やかに語りかける。

「……だからね。君さえよかったら、俺の家に来ませんか?」

きょとんとしてカイトを凝視する瞳は、いつも強気で凛としているメイコとは程遠い。彼女の中にあった幼さが垣間見える。
ああこんな顔もするのかと、彼女の新たな一面を知り、カイトの笑みも深くなった。
「あ、で、でもね、今までみたいな贅沢はさせてあげられないし、ウチはあと二人家族がいてね、コウモリの魔物なんだけどこれがまた」
わたわたと言い訳がましく息継ぎもしないで語るカイトを、メイコの一言が遮った。
「行く」
あっさりと、でもはっきりとメイコは頷いた。
「え? あ、う? いいの?」
「なんで誘った方がしどろもどろになってんのよ……。行くわ。でも、どうしてそこまでしてくれるの? 私アンタのコト殴ってばっかなのに」
一応、殴ってばかりいる自覚はあった。妙な雰囲気になると、とにかく落ち着かなくてこそばゆくって、ついカイトを殴って誤魔化していたのだ。
「そりゃ……好きだからだよ」
「……殴られるのが?」
これまたあっさり風味の告白に、メイコは眉を顰めた。
「なんで? 違うよ! メイコが、だよ」
「私の血が目当てだったんじゃないの?」
「……血だけが目的なら、飲ませてくれやしないのに毎晩通ったりしないよ。余所に行くって」
メイコの身体から完全に力が抜けているのを確認して、カイトは腕の拘束を緩めた。矢継ぎ早の問いに答えて、カイトは茶色の髪を梳く。
「あは、照れてる」
「うっさい」
「好きだよ。大好き。照れるとすぐ暴力振るっちゃうのも含めてね!」
ふにゃっと笑いながら繰り返すカイトに、メイコの顔が益々赤くなった。
「〜〜〜〜アンタねぇ!」
赤くなった頬に指を滑らせるカイトの手に熱が伝わる。手袋越しにもはっきり分かった。
181 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:28:10.88 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)7

「でもさ、君にも覚悟をしてもらうことがあるんだよね」
「覚悟?」
「そう。俺は吸血鬼でメイコは人間でしょ。同じ時間を生きるためには、メイコをこちら側の住人にしなくちゃいけない……そうしないと、一緒に生きられないから」
カイトは魔物だ。姿こそ二十歳前半程の青年だが、実はメイコが思いもよらない程の長い時間を闇の中で生きている。メイコの婚約者より遥かに年齢は上だ。
吸血鬼は、その気になれば吸血行為中に相手を闇の住人にすることができた。しかし、同族になるというわけではなくあくまでカイトの支配下に置かれる。
有体にいえばカイトの「餌」として共に長い時を生きるのだ。
……正直なところ、カイトはそれを避けたかった。
『太陽の似合う姫君』と謳われるメイコの輝きを、カイトは奪うことになる。
気高く美しいメイコ。闇に生きる者としてはその眩しさに憧れ、強く惹かれた。カイトの支配下に下れば、二度と太陽の光を浴びることは出来ない。将来を約束された明るく照らされる道へは戻れず、また嫌でも彼の傍から離れられなくなる。
メイコが自由を求めていることは知っているが、王家を出てカイトについてきても本当の自由はないのだ。
そんなことを語っていたら、カイトの頬をメイコの白い手が挟み乱暴に上を向かされ、視線を合わせられた。
「あのねー、自分から誘っときながら、さっきからまあぐちぐちと……。
 私は『うん』って言ってんのに、何で今更そんなこというのよ!」
据わった目で睨みつけられ、カイトは逃げ腰になるが顔を押さえられているのでそれも出来ない。
「だ、だってさ! 僕と駆け落ちしたら、君は二度と帰れないどころか人間だって止めなきゃならないんだよ? 分かってんの?
 もっと、こう、真剣に考えて、んっ?!」
言葉が途切れたのは、メイコがカイトの唇を乱暴に塞いだからだった。
手荒な所作とは裏腹に、合わさった唇からメイコの舌がカイトの口腔へそっと潜り込む。
歯列を丁寧に辿る舌が目的のソレを見つけると、ソコばかりをちろちろと何度も舐める。むず痒い刺激にカイトの肩が小さく反応した。
メイコの舌先が執拗に舐めるのは、カイトが吸血鬼である証。牙だった。
存分に舐めた後、離れた顔を唾液の糸が引き、直ぐに切れた。
「分かってるわよ。アンタと一緒に逃げて、私がどれ程のモノを失うかなんて知ってる。
 でも、好きでもない男の所に嫁ぎたくないし、持ってた物全部捨てても私はアンタと一緒がいいって言ってんでしょ! 分かれ馬鹿っ」
……しばらく、メイコの息を切らす音が静かな室内に響いた。
バルコニーから差し込む月光を背中に受けているメイコの、その身体の輪郭が弱い光に縁取られている。その様がこの上なく美しく、カイトは思わず見惚れてしまった。
「御託はもういい。一緒にいられれば、何だって……」
しなやかな腕がカイトの首筋に絡み、身体が寄せられる。豊満な肢体をぴったりとカイトに預け、濃厚な口付けに濡れた唇が彼の耳元で囁いた。
「早く私を攫ってよ」
命令口調の中に含んだ哀願に、カイトは堪らなくなってその身体を掻き抱いた。
月灯りを弾く艶やかな茶色の髪に鼻先を埋める。
「大好きだよ、メイコ」
背中に回った小さな手が、呟きに応えるようにマントを握りしめた。
182 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:32:38.94 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)8

キスで潤んだ瞳に愛おしげに微笑んで、カイトは赤く濡れた唇に指を添えた。
「いけないお姫様だなあ。こんなキス、誰に教わったの……?」
「輿入れの決まった娘は、先方で困らないためにそういう教育を受けるの。
 ……なによ、その複雑な顔は。なんかマズかった?」
「や、良かったけど……誰かで練習とかしたの?」
「うるさいわね、なんでそんなこと」
「他の男とこんなことしてたら、妬けるから」
やわやわとした唇に指を這わせて目を逸らさずに言うカイトに、視線を受け流せないメイコが今更ながら頬を染めた。顔を背けてぼそりと呟く。
「………………前にアンタで試した」
そういえば、以前上機嫌なメイコに唐突にキスされたことを思い出す。あれは随分と酒臭い口付けだった。
あれは、酔っ払いの暴挙で他意はないと思っていたのだが。
「あの時は、舌なんか使わなかったのに」
「……無茶いわないでよ……」
初めてだったのだ。嫁に行く前に、カイトとの思い出を一個ぐらい持っていったっていいだろうと思って、酔った振りしてあの時、キスした。
それだけでいっぱいいっぱいになって、唇を触れ合わせるだけで精一杯だった。
視線を逸らしたままのメイコをいつものように後ろから抱え直し、カイトは唇で首筋に軽く吸い付く。
「んっ……」
滑らかな肌は誘うように甘く匂い立っている。こみ上げる情欲を身の内に抱えながら、首から肩を唇で丹念に愛撫した。切なげな吐息を漏らすメイコは、どうやら敏感な性質のようだ。
舌先で脈打つ血管の辺りを舐めれば、身体を竦ませ身を捩る。
「も……っ、早く、吸いなさいよっ」
顎を押さえてメイコを覗き込むと、瞳を揺らめかせ批難するようにカイトを睨んでいる。こんな時でも強気な彼女の唇を奪って、縮こまった舌を吸った。
「ん……ふ……」
さっきの乱暴なキスとは違い徹頭徹尾、丁寧に口の中を弄られメイコは瞳を閉じた。舌の付け根や裏、全体を絡め取られ全て探られる。
甘く苦しい口付けからようやく解放されると、メイコはぼんやりとカイトを見つめた。
年より幼く見える可愛らしい表情に、カイトは言い辛そうにもごもご口を動かす。
「……あのさメイコ。吸血鬼の吸血衝動って、性衝動も伴うんだけ、ど……」
ここはベッドの上で、メイコは身体をすっかりカイトに委ねていいるというのに。
この期に及んでもメイコの顔色を窺うカイトに、ヘタレ! と思いつつも口から吐いて出たのは続きを乞う言葉だった。
「いいわ、全部奪って」
気弱だった青い瞳が真剣なもの変わり、メイコを射抜く。
「……言質、取ったからね。後悔したって知らないから」
「望むところよ」
ふふんと鼻で笑うメイコの唇を再び奪う。軽く吸って離した後、カイトはメイコを抱き締め直した。
「まったく……怖いもの知らずのお姫様だ。処女なのになぁ」
「ちょ! な……なんで分かるのよ! やってみなきゃどっちが勝つか分からないでしょ?」
「勝つってナニが?! 喧嘩じゃないんだからね!
 ったく、匂いで分かるよー。初めて会ったときから気付いてた」
くんくんと項に鼻先を埋めて当たり前のごとく平然と言い切ったカイトに、メイコの顔が茹だる。
大体今さっき『輿入れ決まって教育を受けた』とメイコ自ら言ったのではないか。どんな見栄の張り方なのか、カイトにはさっぱり理解できない。
「に、匂いって……ヘンタイ! やっぱりあんた変質者よっ」
羞らいと怒りで苦し紛れに暴れようとするメイコを腕に閉じ込め、カイトは笑う。
身動き出来ないメイコのふくよかな胸に、手袋を外したカイトの手が触れた。
途端に肢体が強張る。その胸元に夜着ごと指が沈んだ。
183 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:37:15.41 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)9

カイトの指には温度がなかった。
寄せられる身体からもまるで体温が感じられない。普段は禍々しさの片鱗も見あたらないくせに、こういうところでこの男が本当に魔物なんだとメイコは実感する。
首筋から肩に相変わらずカイトは唇を寄せ、たまに耳朶や貝殻の辺りを舐めた。同時に乳房を揉みしだき、その柔らかさを確かめるように握りしめる。
愛撫に身体を震わせるメイコの中に宿った小さな熱源が、徐々に範囲を広げ内側をじりじりと灼くようだ。
堪えられない吐息は次から次へ口から転がり落ち、大きく開いた夜着の胸元から侵入した手に乳首を捕らえられて、とうとう声を漏らしてしまう。
「んっ……」
肩から布地を腰元まで下げ露わになった上半身。二つの白くたわわな膨らみをカイトは下から持ち上げた。
メイコの肩口から手にした優しい双球を眺め、カイトは薄く笑う。
「大きいな〜。それに綺麗だ」
「! 〜〜〜っ」
手のひらに感じる質量にカイトは素直に感想を述べたつもりだったが、顔を染めるメイコは唇を噛みしめて何も言えない。
自己主張をし始めた淡い色の乳首を弄ってやると、密着した身体がひくんと反応した。
会う時は常に夜だったから、メイコの夜着姿しかカイトは知らない。
しかし、ゆったりとしたデザインをもってしても彼女の見事な身体のラインを隠すことはできなかったし、戯れに時折押しつけられる胸は薄布で隔てきれるものではなかったので、カイトもメイコが豊満な身体をしていることを知ってはいた。
だが、ただ眺めているのと実際素手で触れてその目にするのは大分違う。自分の手で直接触れるそれは、想像していたものよりずっと柔らかく淫靡でカイトの欲望を誘った。
後ろから抱き締めたままメイコを横にし、ベッドが沈む。
目の前にあるメイコの後頭部をさらりと髪が流れ、カイトの鼻先に僅かに香った。
茶色い頭に腕枕をし、項や首筋を執拗に舐めながら指先で芯を持つ乳首を玩ぶ。
指先で転がしながら抓んで、軽く引っ張る。胸を揉まれるよりも鋭い刺激に、メイコの吐息は乱れていつの間にか喘ぎ声を上げていた。
白く細い首筋。その脈打つ皮膚を一際強く吸い上げると、赤い痕がつく。胸から手を離したカイトはその痕を指でなぞった。
「怖くない?」
「……怖くないわ。でも……あんまり痛くしないで」
背後からふっと笑う気配。メイコは直前までの愛撫に上気した顔を伏せ、自ら首筋を差し出す。
「痛くなんてしない」
メイコの頭を腕枕していた腕で包むように抱え、低く穏やかな声がメイコの心を宥めて安心させる。
「……愛しているよ」
ぴくんとメイコの肩が震える。
カイトの息が首筋に触れ、赤い印の上に濡れた感触と硬い何かが突き立てられた。
ああ、キスのときに舌先で味わった牙だ。と理解した瞬間、それは皮膚の中へと沈み込んでいった。
「…………! は……う……」
深々と刺さった牙は皮膚と血管を食い破り、熱い血潮がカイトの口腔へと流れ込んだ。
彼にとって、本当に久方ぶりの女の血だった。しかも美女で処女の貴重な血液。
舌に絡む液体は酷く甘く、目眩がする程の美味だ。我を忘れ吸い上げると腕の中に囲った身体が跳ねたが、押さえ付け構わずその味を堪能する。
焦がれて止まなかったその血を。
「ふ……うっ……」
鼻腔に満ちたメイコの血の匂いが、咽を通る温かさが、忘れかけた本能を呼び起こしカイトを興奮させて止まなかった。
184 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:41:10.27 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)10

首筋に食らいついたカイトは、咽を鳴らしてメイコを貪る。
牙が肌を突き刺した時、カイトの宣言通り痛みはなかった。……だけど。
……これ、なに……? 痛みどころか、これ……。
頭の芯が痺れる。想像していた苦痛はひと欠片もなく、ただ身体がとても熱い。
そして感覚が酷く鋭敏になっている。カイトの指で遊ばれていた乳首は硬く勃ってじんじんと疼き、肌も纏う夜着が滑る些細な刺激に反応した。腰がだるい。
それに疼くのは乳首だけじゃない。身体の中心、女の部分がものすごく……。
自覚した瞬間、メイコは羞恥に瞳を堅く瞑ってシーツを握った。
「メイコ? もしかして痛かった……?」
ようやく咽から口を離したカイトが気遣わしげに耳元で囁く。ふるふると首を振り、メイコは潤んだ瞳で困ったようにカイトを見た。
「痛く、ない。でも……身体が……おかしいの」
はあ、と赤い顔で息を荒げるメイコは、色気を増していた。その姿にカイトが思い出したと言わんばかりに眉を下げた。
「あ……っとね、吸血鬼が異性に噛みつくと、相手は興奮するものなんだ。『性的興奮』ってね」
えへへと、幼く笑うカイトの説明に、メイコの表情が固まる。
「せ……!」
「簡単に言うと『感じてる』ってヤツ」
首筋にあいた小さな二つの孔から流れ出す血液を惜しむように、カイトの舌が舐め上げた。
「あんっ、あ……」
「だって、痛いだけじゃ誰も吸わせてくれないじゃん。世の中良くできているよね、ホント」
人間も魔物もね。そう言いカイトはメイコの咽に顔を埋めながら、なだらかな曲線を描く太ももを撫でる。
咄嗟に息を詰め口元を押さえたメイコに構わず、何度か太ももを撫でてから夜着の長い裾を捲り始めた。程良く肉のついた脚が付け根まで剥き出しになり、月の光が青白く白い肌を照らす。
男の前に肌を晒すことが、今更ながら恥ずかしい。
いつもなら恥ずかしさで暴れてしまうメイコだが、身体はカイトの与えた快楽が蝕む範囲を広げて、熱に浮かされっぱなしだ。照れ隠しに抗うことも不可能だった。
先刻からもじもじと脚を擦り合わせる振動に、横臥する彼女の後ろから寄り添っていたカイトが気付かないわけがない。
目を細めて下肢を撫でていた手が肉感的な臀部へ回り、そこから脚の付け根の挟間に指を差し込んだ。
「ああ……っ! んぁ……っ」
下着の隙間を縫って、指が性器を一撫でする。カイトは指に熱い肉とぬめる雫を感じ、首から滴る鮮血を舌でなぞりながら薄く笑って、指が亀裂の形に添って動いた。
「ひゃっ、あ、あぁんっ」
「可愛い声だね」
「く……あぁ……」
粘膜はすっかり下着を濡らし、もう使い物にならない。それを一旦脱がしてまた指を這わせると、溢れる雫がカイトの指を濡らした。脚を閉じてたって、これだけ濡れていれば性器の間で指が動くにはなんの支障もなかった。
柔らかい感触の中に半端な硬さを持つしこりを玩ぶと身体全体で反応し、甘い喘ぎが次から次へ唇から放たれる。口を閉じることができない。
おまけに相変わらずカイトは首を舐めていて、それもまた快感を煽った。
「ひぃっ、ダ、ダメ……ヘンになる、からっ! や……ぁ」
くちゅんと跳ねるはしたない水音がメイコを狂わす。カイトが離さない肉芽は、弄られる程に感度を増していった。
たった一本の指に、今まで味わったことのない強烈な快感を植えつけられる。
散々身体を昂ぶらせた指はふとソコを離れ、そのまま亀裂を下方に滑って膣口の中へと忍び込んでいった。
185 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:44:49.13 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)11

「……ふぁ……!」
いきなり入ってきた指に、肩がびくっと震えた。
直ぐにもう一本増やされたそれは、粘膜に濡れた膣を自由に動き回る。
内側をなぞる動作に感じ、脚をぴたっり閉じても探る指を阻めなかった。
「もっと身体を楽にして。痛くないでしょ?」
落ち着いたカイトの声は安心するけれど、逆に自分の余裕の無さを浮き彫りにするようで少し悔しい。
いつもだったら、メイコの方が主導権を握っているのに。
「アンタが、ヘンなトコ、触るからっ、勝手に力が……ああんっ」
「だって、君に気持ちよくなって欲しくって」
「や、んっ、ソコだめ、そんなにしちゃ……ひ……っ」
中を指の腹で引っ掻かれると、口から出るのは濡れた声ばかりで文句すら言えなくなる。
「大分解れてきたかな……それにしても」
「……なに……?」
苦笑するカイトの気配に気がついたのか、メイコの怪訝そうな問いに「なんでもないよー」と暢気な声で答えた。
指を強く食む膣の感触。なんてきつい。
――ベッドに沈む前に「勝ち負けがどうの」って言ってたけど、こんなにきついんじゃ別の意味で負けそうかもしんない。
「なによ……んっ」
ちゅぷんと音がして、メイコの膣から指が抜けた。カイトはその手を口元に持っていく。
「ちょっ……ちょっと!」
咎める声に指を口に咥えて顔を見下ろす。一連の流れを見ていた彼女が泣きそうな顔で睨んでいた。
「味見。こっちも美味し……」
「馬鹿っ! もおやだぁ……!」
笑うカイトから顔を背け、メイコはベッドにこれでもかと赤くなった顔を押し付けた。
「ヘンタイっ、ヘンタイ……っ」
「だってもったいないし。このくらい、男なら普通だよ」
性癖が普通かどうかはさておき、性衝動もカイトにとっては当たり前の欲求なのだ。
横になって身体を縮こませるメイコの肩に手をかけ、仰向けにし組み敷く。
勢いに乳房がふるんと揺れ、驚いたメイコの見開かれた瞳にカイトは顔を寄せた。
「それに、好きなコとこーいうことしてるんだもん。ちょっとくらい多めにみて」
「……なによ。今までそんな素振り、全然見せなかったじゃない」
片手でズボンの前をくつろげながら苦笑いするカイトに、メイコは口を尖らせた。
「結構アピールしたんだけど……その度、ぶたれたけどね」
王宮の中で蝶よ花よと育てられたメイコ。そのためか、恋愛経験がない分カイトが好意を示しても反応は鈍かった。むしろ拳が飛んでくる。
とてもじゃないが甘い状況になりえなかった。
抱き締めれば殴るクセに、座椅子になれと命じてカイトの膝に登るのだから性質が悪い。
「おまけに君は、人の気も知らないで平然と嫁に行くとか言ってくれちゃうし」
「だ、だって、あ!」
脚を大きく割られ、カイトの身体が間に入り込む。熱っぽい視線を性器へ露骨に感じるが、固い身体に阻まれ脚は閉じられない。
濡れて張り付く薄毛を撫でる指の感触がし、次いで秘裂をくいっと開かれた。恥ずかしい所を全部見られて、早鐘を打つ胸が苦しかった。
ピンと勃つ小さな尖り、花弁に似た襞の挟間はカイトが触れなくても粘膜が滲んでくる。
少し充血して赤みを増したそこが、控えめな月明かりを艶々と弾いていた。
指で嬲っていた襞が震えるのを青い瞳に捕え、興奮に滾る肉の杭の先端をほんの少し、ぐにっと入り口に沈ませた。
「んっ」
途端に総身が強張った。カイトは殆ど服を乱さないまま半裸のメイコへ身体を重ね、咽の傷口へ唇を寄せた。
「……もう俺のお嫁さんだから、誰にもあげない」
同じ場所へもう一度牙を沈める。その瞬間、腰がぐっと押し付けられメイコの花弁がカイトの形に広げられた。
「…………っ」
「あ、っん……は……ぁっ」
大きな手がメイコの手を握りベッドへ押し付ける。首筋を食む感覚と、カイトの咽の嚥下する動きがメイコの鎖骨に伝わった。
同時に押し広げられた脚の間をカイトの腰がゆっくり前後する。その動きに合わせ、ベッドが軋みを上げた。
186名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 20:44:57.43 ID:Ovd4s3ZK
リアル投下とか初めてだお…
支援
187 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:47:19.08 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)12

「ん、あ、あっ……ああっ……」
口から絶え間なく喘ぎ声が上がる。カイトは器用にも吸血しながら腰を振っていた。
カイトが出し入れする動きに合わせ、ベッドのスプリングが弾む。
カイトの手を握り、強烈な快感に打ち震えながらメイコはカイトを心の中で詰っていた。
――ヘンタイ、ヘンタイ! なによこれぇ……!
メイコは教育係から「初めては痛い。こればっかりは慣れるしかないから、我慢しろと」言い含められていた。
ちらりと見えてしまった、生まれて初めて見た勃起した男の性器は想像より遥かに太くって、あんなの入るの?! と内心怯えていたのだ。
ところがどうだ。押し付けられメイコの入り口は簡単に口を開き、捻じ込まれれば悦んで呑みこんでしまった。
あろうことか胎内を貫かれると身体中が快感に痺れ、肉棒に思考も心も侵されていく。
噛まれて起こる性的興奮が、処女でも挿入で問答無用で感じさせてしまうなんて。何この合法(?)ドーピング!
カイトはきっと全部分かってて吸血をしつつメイコと交わってる。多分、メイコが痛くないようにと配慮しているのだろうが、こんなに翻弄されるなら痛い方がまだマシだ。だって、これじゃ処女じゃないみたい。
快感に溺れる自分を否定したいのに、下肢の刺激に口から出るのは甘く乞う言葉ばかりだ。
初めてなのに快楽を求めて大きく股を開く自分が浅ましくて、猛烈な羞恥がメイコに涙を浮かべさせた。
「ひん……っ! あぁ、やぁ……んぁっ」
カイトの動きはとても緩慢だった。奥までしっかり穿ち、時間をかけて引いてまた突き入れる。
不規則に動きを止め、肉棒を埋めたまま膣を広げるかのように腰を回され最奥に擦り付けられる先端に悶えてしまう。絶え間なく粘膜が溢れ出て、じれったい感覚が全身を蝕んだ。
気が済んだのか、カイトの顔が首筋から離れて身体を起こす。そのまま肉棒も抜き、メイコは膣に喪失感を覚えた。
「……出てきたね」
「え……?」
カイトはメイコの力の抜けた両脚の膝裏に手をかけ、ぱっくり開く。直前まで肉棒が挿っていた膣の入り口を凝視するカイトは嬉しそうに微笑んで、更に脚を持ち上げた。
「ま、待って……や、そんなトコ汚い!」
悲鳴が上がったが、カイトは無視して性器に舌を伸ばし舐め始めた。
正確には、襞の間から流れ出た破瓜の血を。
「や、あ――……っ!」
「ここの血も貰うよ」
舐めまわし吸い付かれ、足りないとばかりに肉の亀裂に舌を潜り込ませる。
文字どおり貪られ、メイコは涙を流して甘く鳴いた。
恥ずかしい、気持ちいい。はしたない。でも…………!
性器をカイトの舌が踊り、頭が動く度内ももに触れる髪の毛先にも感じて震える。
急速に身体の中の熱が膨らんでいく。唇が襞を甘く食むだけで脳内を快楽が灼いた。
追い詰める舌先にメイコの脚がもがき、縋る何かを求めてシーツを握りしめた。
「はぅ……うあ……っ、や、だめ……カイ、あ、あ…………ひぃんっ!」
絶頂が思考を真っ白に染め、メイコはびくびくと全身を痙攣させた。
はーっ、はーっと胸を大きく上下させながら息を整えるメイコの股の間から、ようやくカイトは顔を上げて口元を拭う。
「ゴメン、どうしても欲しくって」
額にキスして言い訳がましく言ったところで、メイコの返事は何となく分かるのだけど。
愉悦に抗う気力を奪われたメイコの涙を拭っていると、掠れた罵声がカイトに投げかけられた。
「やっぱアンタ、ヘンタイよ……」
自分としては男としての当然の欲求だと思っている。血液を欲しがる本能だってカイトは吸血鬼だから同様だ。
だが、こんな時にすら弱々しくも罵るメイコが可愛くて「うん、そうかも」などと答えてしまったカイトだった。
188 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:50:24.99 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)13

「メイコは後ろからだっこされるのが好きだよね」
乳房を握る大きな手が、やわやわと柔らかな質感を愉しむように動く。
後ろから抱きかかえ座った姿勢でメイコを貫き、結合部からは白い粘液と透明な雫が混じり合ってシーツを汚していた。
既に一回カイトが中で達し、メイコも何度か昇り詰めている。ヒクつく襞の刺激に誘われて、カイトもまた下腹部を張りつめさせた。
「あ、は……ぁっ」
「だからいつも僕を座椅子にしていたんでしょ? 寄りかかって身体を預けてくれるの、嬉しかった。ちょっと辛かったけどね」
齧りついていた首筋の傷口から新たな血が浮かぶ。それを舌で受け、カイトは耳の裏を舐めた。
「ひぁ……」
「首が無防備なんだもん。ガマンするの、大変だったんだよ」
ピンと芯を持つ乳首を捏ねまわすと、膝の上でメイコは悶え鳴く。立て続けて与えられる刺激にメイコは思考を掻き乱され、今は切なく喘いで肉棒を締めるだけだ。
股を開かせ繋がった性器を月明かりに晒しても、抵抗どころか自分から腰を揺らして求めてくる。
「あぁ、んっ、カイ……っ、も……ズルい……」
「ズルい? 何がさ?」
きょとんとしたカイトを、メイコが首を捩じって見やる。上気した頬、蕩けた表情が悩ましい。
「ア、アンタは冷静なのに、私ばっかり……」
自分ばかり乱れるのがズルいとメイコは訴えた。
「そんなに冷静でもないよ。ほら」
下から突き上げて猛る肉棒の存在を示す。硬く膨らんだソレに膣を引っ掻かれ、ひっと声がして咽が反った。
「メイコに気持ちよくしてもらうのも楽しそうだけど、それはまた今度ね。今は、もっと感じて」
「あ、あ、うっ……ぁ……! 待っ、て」
白い両膝を持ち上げ、揺さぶりが次第に強くなっていく。襞の挟間を抽挿する肉棒はぐちゅぐちゅ卑猥な音を高く鳴らし、結合部は互いの分泌物が泡立った。
「はひ……ぃ、ああんっ、あ、あんっ、ああ……」
半端に夜着を脱がされ腰に布地がわだかまるだけのメイコは、ベッドの反動を使った突き上げに悲鳴を上げた。身体が跳ねる度に乳房を揺らし、穿たれる衝撃を受けて膣が断続的に締まる。奥まで引き込もうとする膣の動きに射精感が募り、カイトは奥歯を噛んだ。
メイコが考えているより、カイトに余裕はない。
メイコの中は思っていた以上に極上だ。惚れた女ということも拍車をかけ、可愛がる程に膣が絡んだ。
蠕動する膣壁を肉棒の先端が刺激し、子宮の入り口を小突くと奥が咀嚼するように動く。腰を落とさせ、最奥を抉るように先端で擦ればメイコは我を忘れて鳴いた。
「も、もう、ダメ……! また、くる……っあ!」
「ん? イキそう?」
「ん、っ」
カイトは口元に笑みを浮かべ、一旦己を抜いてからメイコの身体を前に倒す。四つん這いの格好になったメイコの腰を持ち上げ、再度肉棒を埋没させた。
「……ぁ、はぁんっ!」
勢いよく打ち付けると尻は肉を震わせた。膣から溢れる粘膜は腿を垂れていく。
奥を先端が探り、メイコのより良く鳴く場所を見つけ細かく刺激してまた力強く打つ。
189 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:54:42.16 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)14

「ああん! あ、あっ、あはぁ! ダメ、あんっ! ソコはぁ」
「気持ちいいの……?」
またきゅんと中が締めてきて、カイトは小さく呻いた。
突き入れられて揺さぶられ、乳房が大きく振れる。下肢の疼きに負けて肘を付くとシーツに乳房が触れ、乳首が擦れて余計に感じてしまう。
それも刺激になって鋭敏になった身体を煽った。
「あっ、ふあっ、ひゃ……あっあっ、……っ、な、の」
喘ぎの中に言葉にならない声を聴いて、カイトは首を傾げた。
「すき……なの、ぁ……んっ、ふ……」
「え……」
「……すき……んっ、他の男と、結婚なんか、やだ……っあぁ……」
初めてメイコが吐露した胸の内が、カイトの思考を一瞬止めた。
普段、あんなに強気で姫君のくせにやたら暴力的で、他人の前では猫かぶり上等のあのメイコが。
その様は強烈な劣情を誘い、自分が彼女をどれだけ渇望していたか知らしめた。
家族のコウモリたちにメイコの肖像画を見せられ、街角で初めて声をかけた時を思い出す。
あの日はぶん殴られ、後に彼女の手によって牢獄へ放り込まれて命の危機を味わったが、それでも諦められなかった。手酷い仕打ちを受けてもメイコへの向かう気持ちを抑えられなかったのは、一目で惚れてしまったからだ。
乱暴者だが気高くて誇り高く、闇に生きるカイトが触れても尚曇らない輝きを持つ姫君に。
「う、はっ……メイ、コ」
快感を掴もうと激しさを増す腰の抽挿に、繋がる場所も水音が忙しない。
「好きだよ。ずっと好きだった……!」
実際にメイコと向き合ってみれば、王宮で孤立し本当は淋しがり屋のくせに甘え下手。
自分にしか体面を繕わない自身を見せられないメイコを、放っておくなどカイトにはできなかった。
どんなに言葉にしても言い尽くせず、もどかしさを衝動に変え激しく腰を動かす。
「あっあっ、はぅ……んんっ……も、ダメ、ダメぇ……っ、ああぁっ!」
しなやかな背中が反って、メイコは再度訪れた絶頂を全身を震えさせながら受け入れた。嬌声が高く糸を引く。
「く……うっ……あ……っ」
膣が肉棒を一際吸い立て、崩れ落ちる腰を支えながらカイトは全てを注ぎ込んだ。
乱れた吐息が混じり合い、部屋に満ちた。一足先に呼吸を整えたカイトはベッドに倒れ込むメイコの背中にそっと覆い被さった。
「大丈夫……?」
未だ冷静を取り戻せないメイコはただ小さく頷くだけだった。ちょっと派目を外し過ぎたかと自嘲したカイトの聴覚が、小さな足音を拾う。
その密やかな響きは段々こちらへ近づいてきた。
城の中では夜でも働く者たちがいる。王家の者が深夜急を要する事態が起きた時のため、夜勤の侍女が主の部屋の近辺を見回るのも彼らの仕事の一環であった。
カイトは一度ここで掴まっている手前、いつも見回りがやってくる時刻にはメイコの元から退散していたのだが、秘め事に没頭していてこの事をすっかり忘れていた。
「やば……」
「なに……え?」
マズいと説明しようとしたカイトの問いかけにメイコの返事の語尾が疑問形になったのは、自室の扉がノックの後に断りもなく開かれたからだった。
「姫様。なにやら物音が、いかが……なさ……」
侍女が扉の前で驚愕に目を丸くして硬直している。
自分の仕える主が、半裸で、ベッドの上で、見知らぬ男に組み敷かれているのだから。
傍から見れば、王宮の中で嫁入り直前の姫君が暴漢に穢されたとしか見えない。
「あ……あ……ひ、ひめさ……」
言葉を失ったメイコより先に動いたのはカイトだった。もう開き直るしかない。
腕の中のメイコを抱き寄せ、不敵に笑うカイトは身体を隠すように大きくマントを翻す。
一瞬視界を奪われた侍女が再び目の前が開けた時には、暴漢も姫君も忽然と消えていた。

「誰か! だれか――! 姫様が、メイコ様が――――――!!」
190 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/02/28(月) 20:58:27.81 ID:ul2NIzeo

闇○王(ヘタレ)×姫君メイコ(ツン)15

そよぐ風がメイコの頬を撫で、髪が小さく揺れた。
「見られちゃったね。でも、見られたのが女の子でまだよかった……」
メイコを抱き締めたまま力なく誘拐犯は笑う。
「よかないわよ……」
王宮から連れ去られ、夜空を飛んでやってきたのは国境近くの森だ。その樹木の太い枝に小休憩といって、カイトはメイコを横抱きにしたまま腰を下ろした。
「や、重要だよ? 男だったら俺が泣くよ? メイコの身体、他所の男に見られんの嫌だ」
どっちにしろ、恥ずかしい事には変わりない。
あんな場面見られたのが攫われる直前で良かった。あの侍女とこの先も顔合わすなんてことだったら、さすがにどういう態度を取ればいいのか分からない。
「寒くない?」
殆ど半裸、着の身着のままで出てきてしまったから、メイコの身体はカイトのマントで包まれているだけだった。
「平気……はは、出てやったわ。王宮」
自由なんだ。と思うと心が軽い。しかしカイトは複雑な表情でメイコを見つめる。
「またビミョーな顔して……今度は何よ」
「言ったじゃん。本当の自由はないって。俺の支配下でしか暮らせないって。メイコの憧れていた自由とは違うかもよ」
しゅんと項垂れるカイトにメイコは溜息を吐いた。月光を弾く青い髪に手を伸ばし、慰めるように梳いた。
「……そういえば、あっちの国に嫁いでも、アンタの傍に居てもどの道私に自由はないとかなんとか言ったわね。うだうだと」
「……言ったね。うだうだとね」
「私が自分の意思でアンタを選ぶのは、自由がないってのとは全然違うじゃない」
「…………」
「強制されたわけでもない。誰かに決められたわけじゃない。私がアンタを選んだの。
 ……自分で自分の道を選んだのは初めて。こんなにすっきりした気分ってないわ」
首を回してカイトを見上げるメイコは、晴れやかに笑う。
結婚から逃げるためにカイトを選ぶのではない。逆なのだ。
「それにアンタに縛られるなら悪くない。……私はカイトのモノでいいの」
強い瞳にカイトは呆気に取られ、次いで穏やかに笑った。
確かに、覚悟を決めた女に訊くべきことではなかった。
「はは……じゃ、後悔しても知らないよってことで」
「後悔? 上等じゃない。させてみなさいよ。出来るならね」
「……わかったよ。度胸のよいお姫様」
カイトはメイコを抱えて、危なげなく枝の上で立ち上がった。
「吸血鬼の伴侶は体力も必要だから。そっちも覚悟して」
え? と若干怯んだメイコに、吸血鬼のくせにこれでもかと言わんばかりの爽やかな笑みを、メイコに向けた。
「さて、俺んちにいこっか。みんな待ってる」
「みんなって?」
「俺の家族。前話したよね。あの子たちメイコが来るの楽しみにしてる。
 ねぐらのリフォームも手伝ってくれたんだ。
 メイコが俺を選んでくれなかったら、あの子たちがっかりするし、全部無駄に終わってヘタレってどつかれるところだったよ」
自分の元に来てくれないとメイコが拗ねていた期間は、自宅のリフォームやら恋敵の偵察やら、カイトは色々行動をしていたらしい。もちろん、全てメイコのためだ。
「楽しみだわ」
見当違いの事でムクれていた自分をほんのちょっとだけ反省しつつ、嬉しくて瞳を細め心からメイコは微笑む。
その彼女を抱いて、カイトは枝から足を踏み出した。
そして、太陽の輝きも月の明かりも届かない闇の中へ音も無く消えた。

以後、闇ノ王に連れ去られた『太陽の似合う姫君』の行方は、杳として知れない。



おしまい

王宮ものの小説ってあまり読まないので、おかしな部分があったらスルーしてもらえると
ありがたいです。
長い話を読んでくれてありがとう
>>186も支援ありがとう
ではまた。
191名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 21:02:16.63 ID:Ovd4s3ZK
GJ!!
初めての支援で不安だったけど良かったです…
ありがとうございました!
192名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 21:58:15.74 ID:GCs0KNgs
下克上の人来てた!
支配下に置いたはずの嫁さんに尻に敷かれる未来が見える…w
GJっした!
193名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 23:12:58.92 ID:h3E8kMju
GJ!
萌えたしエロかった
194名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 00:42:09.15 ID:Rm/tMTvJ
反応がなくたって絶対に評価はされてるはずだよ。こんなんどう?のノリでワイワイするのも楽しいけどきちんと自分で完結されてる作品はちゃんと記憶にも残って読後感スッキリしていいじゃないか
195名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 01:19:31.54 ID:0Fk/A/bs
まさかの吸血鬼物がここで読めるとは・・・!
吸血はエロス
動画も見た事あったので面白かったです GJ!
196名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 01:29:23.81 ID:Vna/xPZR
ちょっと元ネタ見てくるノシ
197名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 02:11:08.74 ID:2S2wLf20
下剋上の人キター!
ヘタレカイトとツンデレメイコ好きなんで嬉しい
凄い良かった!

リンレン絡んでくる、ねぐらでの話もちょっと見たくなったw
198名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 02:16:46.14 ID:X0Y6kNeu
実に…素晴らしく、素敵でした!


そして、作品を投下して下さる方々…感想を書くのが苦手で一方的に読んでるばかりで、本当にスミマセン

黙って見詰めているだけでは、一向に伝わらない気持ち、なのですが
ストーリー性のある物語展開を見せる、内容の豊かなモノは非常に大好きです

これからも沢山のオハナシが来るのを楽しみにしてますので、
様々なカタチでの投下を、密かに…待っておりますので、宜しくお願い致します!
199名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 02:31:33.42 ID:NUCu137C
下克上の人きてたー!
ヘタレカイトもツンデレメイコも可愛くて2828が止まらなかった
エロも吸血鬼設定生かしてて良かったGJ!
200名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 05:08:27.69 ID:uOwlllG/
下克上ノ人来てたー!
いつもながらとても読みやすく、エロく、かつ萌えました!GJ!

あとどうでもいいけど自分、下克上さんのおっぱい描写が大好きですwwなんかいつも揉みてえええぇってなるw
201名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 05:17:41.66 ID:l6Dvw/Sd
下剋上の人、来てるー!超GJ!
元動画どうりへたれで殴られまくりでワロタ。
吸血しながらのエロはすばらしい。その後の話しも読みたくなるな。
202名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 08:02:49.25 ID:brxtBPD1
くっそwww終始いちゃつきやがってくっそwwwwww
もう超GJ下克上の人!
203名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 11:01:17.60 ID:HeTCgw4j
>>190
GJGJ
読み応えあってよかった
いつも楽しませてくれてありがとう
204名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 19:23:50.53 ID:hLfXeXpi
初めてカイメイに萌えた・・・下克上の人とやら、お主やりおるな。GJ!
205リンのガッカリ☆かくれんぼ(0/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/03/01(火) 19:58:09.78 ID:qYe0hX+0
どうも鬼t(ryです。

今回は久々の鬼畜マスター宅のボカロ、リン視点の未成年ズ(がくミク)です。
珍しく大人組は殆ど出てきません&ガチャッポイド参戦。
そして先に謝ります。GUMIファンの方、申し訳ありません。

タイトルは[リンのガッカリ☆かくれんぼ]
それではお手柔らかに。

>>190
下克上の方、相変わらずのGJです!毎回楽しく読ませていただいてます。
206リンのガッカリ☆かくれんぼ(1/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/03/01(火) 19:59:00.31 ID:qYe0hX+0
ああ…何でリン、あの時かくれんぼの鬼になっちゃったんだろう…
リンが茶室に隠れていたら、みんな幸せだったのに…



「はじめまして。ガチャッポイドです。[がちゃ]って呼んで下さい。よろしくお願いします。」
やほー、リンだよーっ!
やっとリンより年下のボカロが、リン達のパソコンに来たんだ〜!もう嬉しくて嬉しくて。嬉しいのはレンも同様。
年下の特権を譲る事になっちゃうのはちょっと残念だけど、それよりやっとリン達お姉ちゃん&お兄ちゃんの
立場になったんだもん。しっかりしなきゃっ!

がちゃ君が来てしばらくするとインターネット組の屋敷に変化があった。がく兄が離れに茶室を作ったの。
がく兄曰く「我ら日本語VOCALOIDも祖国の文化をしっかりと理解しなければ。」だって。
それにはリン達も大賛成 …だけど、それはがく兄の建前だったのを後に知る事になるw

今日は二人揃って久々のオフ。リン達はインターネット組の屋敷へ向かった。理由は勿論、遊ぶ為だ。
「グミ姉〜、がちゃく〜ん、遊ぼ〜」
玄関から声をかけると、グミ姉とがちゃ君が奥からやって来た。
「リンちゃんレン君いらっしゃい。」
「リンねぇちゃん、レンにぃちゃん遊ぼ〜」
ああん、がちゃ君可愛いよぉ。リン思わずがちゃ君を抱きしめちゃう。
「くっ、苦しいよぉリンねぇちゃん…」
それを半ば呆れ顔で見ながらレン。あーあ、がちゃ君がリンの弟だったらなぁ…
そういやがくぽさんいないな…どうしたのかな?
「グミさん、がくぽさんは?」
同じ事を考えていたのか、レンはグミ姉に聞き出した。
「兄さんはレコに行ったけど。確か今回はミクちゃんとデュエットだった筈よ。」
その言葉にリンはレンと一緒に「あー」と納得してしまった。
何故ならミク姉は今日しっかりとお化粧をして超浮かれモードで、バレリーナの様に舞いながら出て行ったのだ。
わかりやすいよミク姉。
「何?ミクちゃん浮かれてた?」
グミ姉がにた〜っと笑顔で聞いてくる。
「そのとーり。察し早いねグミさん。」
レンが溜息混じりに返すとグミ姉は中指を立てて
「まーかせて!」
と決め台詞。鋭いというか、リン達もそんなにわかりやすいのかな?
「それより早く遊ぼうよっ!」
がちゃ君に急かされ、リン達は家に入った。

207リンのガッカリ☆かくれんぼ(2/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/03/01(火) 19:59:41.89 ID:qYe0hX+0
最近リン達はアナログなゲームにハマっている。特にトランプやUNOといったカードゲーム。プログラムから
生まれたリン達にとって結構斬新に見える物なのだ。
一時間くらいUNOをやった後、敷地内限定かくれんぼをする事になった。インターネット組が住む古民家の
間取りは、リン達が住んでいる家とは全然違うから面白そうっ、と思ったらリンが鬼…まぁ仕方ないか。
「リンねぇちゃんが鬼ー。玄関で数えてねー。」
可愛く言うがちゃ君。それとは反比例する様に
「リン、ズルするなよ。」
釘を刺すレン。あー可愛くない。
「わかってるよ、数えるよー。いーち、にーぃ…」
数え出すと皆一目散に離れてゆく。リンは考えた…絶対誰かは離れの茶室へ隠れるwあそこには小さな押し入れ
みたいのがあって、横になって膝を曲げればグミ姉でも何とか入れるのだ。数え終わったら直行だ!
「…きゅーぅ、じゅー。探すよー。」
リンは早速玄関を出て離れの茶室へ向かうと、ミク姉とがく兄の姿が見えた。レコが終わったみたい。
二人共リンには気づいてないみたい。幸せそうに腕を組んで仲良く茶室へ入ってしまった。
ありゃりゃ。もし誰か茶室に隠れていたら面白…いやいや、確かに面白いけど二人の邪魔になっちゃあ悪いし…
仕方ない、茶室に誰もいない事を願いますか。

「レンみーっけ!」
リンは母屋へ戻り、廊下奥にある納戸の中に潜んでいたレンを発見した。
「ちぇっ、見つかったか。」
「次はレンが鬼ねー。」
リンは次に隠れていそうなところ…部屋に入って掘り炬燵の中を調べる。いたいた、可愛いあいつ。
「がちゃ君みーっけ!」
「あーあ、見つかっちゃった。」
もそもそと炬燵から出てくるがちゃ君…うぅっ可愛いよぉ。レンじゃあこうはいかない。
「レンにぃちゃん、こたつ譲ってくれてありがとう。」
そう言いながらがちゃ君はレンに抱き着いた。
「いいんだ。がちゃが風邪ひいたら大変だからね。」
どうやらレンはがちゃ君に隠れる場所を譲ったみたい。レンもやるじゃん。
さて、残りはグミ姉だけど…あ。リンは気づいた。
グミ姉が離れの茶室に隠れているんじゃ…さっきミク姉とがく兄が入ったから、出るに出られないよね?
ちょっと面白…いやいや、やっぱりミク姉達に声をかければよかったかなぁ…時既に遅しだけど。
208リンのガッカリ☆かくれんぼ(3/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/03/01(火) 20:00:25.42 ID:qYe0hX+0
「ねぇレン、グミ姉って…」
リンはレンに尋ねた。だけどレンは
「何だよ、グミさんの居場所は教えないぞ。」
…やっぱり可愛くない。言い方を変えなきゃ。
「がちゃ君、ちょっとゴメンねっ。」
リンはがちゃ君の返事を聞かないでレンを廊下へ連れ出す。
「何すんだy(ry」
「さっき離れの茶室へ行こうとしたら、がく兄とミク姉が入っていっちゃったんだけどさぁ…」
リンが告った途端、レンがジト目で10秒フリーズした。ビンゴか。リンと同じ事を考えていたみたい。
「ヤバいなそれ。実は茶室へ隠れるの、取り合いになってさ…ジャンケンでグミさんが勝って…」
あいわかった。これはリンが確認するべき。ピュアながちゃ君を巻き込みたくないから。
リンは思わず敬礼する。
「レン、リンが確認してくるから、がちゃ君をよろしく頼むよ。」
するとレンもリンに敬礼した。
「リン、了解した。ここのボカロチーム、最後の砦であるピュアながちゃ君を穢したくないもんな。」
やっぱりレンはリンの良き心強い片割れだ。レンにがちゃ君を託し、リンは離れの茶室へ向かった。
茶室へ足音を忍ばせ近付き、聴覚を最大限にして茶室内を伺った。がく兄とミク姉の声が聞こえる。
「あっ…あふっ、がくぽ…さぁん…」
「ミク殿…」
うん。バッチリお取り込み中。そしてリンは茶室が造られた本当の理由がなんとなくわかった。
(なんちゅう羨まけs(ry違う違うw…グミ姉、(好奇心的な意味で)代わってあげたいけど…ごめん。)
そう心の中でグミ姉に謝りながらリンは静かに撤退し、レン達の所へ戻った。

レン達の所へ戻ると、何も知らないがちゃ君が走りよって来て
「リンねぇちゃん〜、みんなでグミねぇちゃん探そうよぉ。グミねぇちゃんは何処に隠れてるんだろ?」
と言いながら、無垢な瞳をクリクリさせた。
ああ…がちゃ君、そんな無垢な瞳で攻めないで。無垢な瞳がこんなに痛い物だったなんて…「グミねぇちゃんは
遠い所へ行ったんだよ」なんて言えないし。
レンに視線を運んで首を振ると、レンは溜息をついた。さて、がちゃ君にどう説明しようかと考えていると
レンはがちゃ君にこう言った。
「がちゃ、俺達お腹空いたからさぁ、一緒にうちに来てお菓子食べない?」
209リンのガッカリ☆かくれんぼ(4/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/03/01(火) 20:01:33.75 ID:qYe0hX+0
その言葉にがちゃ君の無垢な瞳が輝いた。
「うん、行く!」
レンGJ。やっぱりレンはリンの良き心強い片割れだ。
グミ姉、非力なリン達を許して下さい。リン達はがちゃ君を守るのが精一杯です。どうか耐えて下さい。
本当は(好奇心的な意味で)代わってあげたいけど…ごめん。大事な事なのd(ry
そう祈りながらリン達はインターネット組の屋敷を後にした。

自宅にがちゃ君を連れてきておやつを食べ終えた頃、グミ姉がうなだれてやってきた。
「あっ、グミねぇちゃん、何処に隠れていたの?」
無垢過ぎるがちゃ君の台詞に応えないまま、グミ姉はそのままソファーへ腰掛けた。
「はぁぁ…」
グミ姉の重い溜息が室内に響く。何があったのかリン的には無性にkwsk!!何だけど、流石にがちゃ君の
目の前では聞けない。でも無性にk(ry
「…グミさん、心中お察します。」
似た様な経験があるレンが(レンのドキドキ☆部屋チェック参照)グミ姉にコーヒーを煎れて差し出すと、グミ姉は
熱いのにも関わらず一気飲み。そして
「兄さんサイテー…」
と言葉を漏らして顔を上げた。その顔はリン達が退く程、人相悪かった。
そんな空気が凍るリビングに
「ただいまーっ!…ってみんなどうしたの?」
お肌ツヤテカ幸せオーラを振り撒きながらミク姉が華麗に参上。余りにも差が歴然過ぎる。
そして暫くの間…グミ姉はリン達の家、クリプトン組の家に泊まった。プチ家出である。
がく兄とミク姉…一体ナニしたんだろ?



ああ…何でリン、あの時、かくれんぼの鬼になっちゃったんだろう。
リンが茶室に隠れていたら、みんな幸せだったのに…
210リンのガッカリ☆かくれんぼ(5/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/03/01(火) 20:02:18.42 ID:qYe0hX+0
以上。お目汚し失礼しました。

がちゃ参戦させましたが、いかがでしたでしょうか?そしてGUMIファンの皆様、申し訳ありません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。
211名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 22:14:25.73 ID:HcHk9AVI
鬼氏GJ〜〜〜〜!!
ガチャ君はこのままぴゅあでいて欲しい!双子に頑張って守って欲しい!
後がくぽとミクはどんなプレイをしてたのやら…w
212名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 23:28:07.57 ID:NUCu137C
鬼畜の人GJ!
お兄ちゃんお姉ちゃんな双子いいね
213名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 20:32:58.06 ID:SOF/tR27
>>190
小話程度でいいからコウモリ達も書いて欲しい
214名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 21:44:51.35 ID:kIx8xvED
もうすぐ平成23(にいさん)年3月9日(みく)のカイミクの日と聞いて
なんか書きたいけど、いいネタが思い浮かばないな…どうしたものか
215名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 23:33:17.70 ID:eEiw2ziR
体は子供、頭脳は大人のがちゃってネタにできないかな
何気に芸暦一番長いんだぜ

他の年少組は、道端に落ちてるガビガビのエロ本に興味津々の中坊レンピコ
それ見て男ってバッカねーって言ってるリン
ちょっと毒舌入るけど基本可愛い小学生ユキって印象がある
216名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 06:37:02.43 ID:NiDSULsZ
>>215
可愛い顔して恐ろしいテクを持ってるガチャを受信したw
年少組がうわーなにそれガチャさんかっけー!とか言ってそうな感じで
217名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 07:25:56.66 ID:GFJywZ0n
>>215
ショタジジィ…ではなくショタオヤジがちゃですね、わかります。

30歳前半のマスターと昔話に花を咲かせるがちゃを受信した。
218名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 08:55:25.46 ID:ccrTvvN7
解き方を知恵遅れで質問したicezukiのキスで
赤い雪男の背中のチャックが開いてめーちゃんになるんですぞ
219名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 17:24:52.26 ID:GFJywZ0n
京都大の入試問題をリアルタイムでネットに晒した奴?w
220カイコとバニラ ◆mgGi2lHj9I :2011/03/04(金) 22:42:34.23 ID:Sqqx7b9E
どうも、初めて投下させてもらいます。
男マスター×KAIKО(カイト女性版)
微エロ?
221カイコとバニラ ◆mgGi2lHj9I :2011/03/04(金) 23:03:20.79 ID:Sqqx7b9E
3月の初めだというのに、外はまだ肌寒い。

近所のコンビニに入る。
そしてバニラアイスを箱買いする。
これをここ一ヶ月毎日やっている。
店員の冷たい視線にも、もう慣れた。

家に帰り、リビングに入る。
今日もいつもと同じく、大量のバニラアイスのカップが無造作に転がっている。
すぐに視界に入る、青い髪のボーカロイド。
いつものように、白濁液にまみれているそれは、いつものように、口を開き、言葉を紡ぐ。

健全な成人男子なら欲情せずには、いられない妖艶な表情と、媚びるような声音で

「マスター、白いの頂戴。」と。
222カイコとバニラ ◆mgGi2lHj9I :2011/03/04(金) 23:06:46.78 ID:Sqqx7b9E
以上で投下終了です。

どうしてこうなったw
下書きではもう少しエロかったのに、なぜかギャグになってしまいました。
223名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 14:03:48.08 ID:D3lAzLAI
>>215
関係ないけど、子どもの頃にガチャ○ンの手についてる丸い突起物が気になって仕方がなかったことを思い出した
224名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 16:35:58.52 ID:hBqkLACm
あれは確か、エネルギーボールだったような

「コレもかっ!?」
「アアン!レンくん
吸わないでぇ」
「コレだ!」
「噛むな!バカイト」
「フウッ……」
「ガクポさん!ため息つかないで下さい」

相手側は、好きに当てて下さい
225名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 17:55:39.07 ID:1n2djVFs
そろそろホワイトデーだ!
レンルカを書くか、レンネルを書くか迷うなぁ…
226名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 18:14:57.69 ID:h4VRJyfI
>>225
レンネルなら俺得です
レンルカでも嬉しいけど
227名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 18:16:33.81 ID:7kBVRoqw
レンネルなら小躍りするまである
228名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 18:37:44.82 ID:xKWWFtr7
このスレも女の人増えたなあ
229名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 20:33:53.40 ID:7PI+G0Jh
へえ
230名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 22:23:29.39 ID:Z3UAFcso
書く書く詐欺はおなか一杯です
231名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 00:21:03.30 ID:i7G48NEe
「お宅のリンちゃんやレンきゅん(ACT2)の滑舌が、カクカクになってしまうというウイルスが流行っています。
対策パッチを配布しますので、住所とあなたの年齢、それと口座番号と暗証番号をこのアドレスに返信してください。」
というのがカクカク詐欺ですか?
232名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 18:17:20.83 ID:g7wlKB4V
>>231
クリプトンのサイトに行け、或いは問い合わせするだけ
233名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 18:18:47.43 ID:RJEMyzR4
リュウトになったらしいよ>ガチャッポイド
234名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 21:31:40.91 ID:7D4i1j7y
おい、明日はミクの日じゃないか。
みんなちゃんとSS準備してあるんだろうな?
と聞いてみるテスト。
235名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 21:32:14.68 ID:dkLQoi17
>>233
なぜその名前にww
236名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 22:58:46.13 ID:RJEMyzR4
>>235
ガチャピンの設定の踏襲

確か、恐竜の子どもじゃなかったか?
237名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 23:13:53.24 ID:9pM13XDV
名前ガチャポじゃないのかよ…
もう脳内でGUMIとガチャが「あねうえー!」「ガチャ助ー!」て呼び合ってんだよ…
238名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 00:51:45.26 ID:2eH1wh3U
俺の脳内もユキとガチャが「ユキちゃん」「がっちゃん」って呼び合ってたのに…
239名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 07:20:16.47 ID:VtWN0cHb
>>238
口から怪光線出すのか
240名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 07:25:04.51 ID:3TVK9t1Y
au one My Pageが狂ってる。
初音ミクの日ではなくて、ありがとうの日になってたよ。

ちなみになんだが、初音ミクの日は記念日協会に登録されているんでしょうか?
241名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 09:04:08.20 ID:4q9Wn7Ae
>>240
恥ずかしいからネットの中だけで叫ぶんだぞ
242名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 12:40:18.09 ID:mPTtsRSr
>>240
やだこの人怖い…
243名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 12:50:12.29 ID:SWnlAaZv
リュウトなんて名前ガチャピンにはもったいないですぞ!
244名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 14:17:43.88 ID:3TVK9t1Y
>>240ですが、かなり天然なネタをチョイスしました。

さて、>>233も自分なんですがリュウトは本当です。
【DTM】「ガチャッポイド」のキャラクター名が「リュウト」に決定
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1299556239/
245名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 14:19:07.29 ID:3TVK9t1Y
>>243
それと、赤モップ乙
ムクッポイドが出来ない理由を考えなきゃダメなようだね
246名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 15:04:33.64 ID:FJbYFSJ7
ageんなし
247名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 18:53:06.21 ID:7ZwUprxF
いっその事ヤットでいいよw>がちゃ
248名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 21:44:32.44 ID:pxTtlFoe
>>245
ムクッポイドは一歩間違えるとマスオッポイド、ジャムッポイドになるから…
249名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 21:52:37.34 ID:1f0VFe4q
>>248
見た目的には、「マクッポイド」や「モコミッポイド」ってのもあるな。(マクミラン大尉ともこみあん)
250名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 22:44:41.35 ID:HnpbVIE1
「ねぇねぇおにい」
「なんだいリン」
「ガチャくんってさ、リュウトくんっていうんだって」
「ほう」
「かっこいいよね」
「かっこいいね」
「ごしゅーしょーサマ」
「何で!?」
「だってちょっとカブってるし。おにいがかっこいいのなんて名前くらいじゃん?
 その座もリュウトくんに取られちゃったらもうマフラーしか残んないね」
「何で今日そんな毒舌なの!ミクの日だから?みんなミクばっか構ってるからか!」
「やーい裸マフラー!人生の絞りカス!」
「くっ…なんて扱いだ!」

(…鈍感なおせば、少しはかっこいいのにね)


「妹に罵られて辛いはずなのにこの昂揚…これは…快感…?」
(前言テッカイ)
251名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 23:25:15.25 ID:xpWBABGY
リュウト…何故だろう、「仮面ライダーっぽい」と思ってしまった orz
VY1のミズキ以上に定着しなさそうだな。『ぽ』でいいじゃん『ぽ』で

>>250
和んだ
252名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 23:32:55.88 ID:Ab0dhYTj
>>250
GJ!大丈夫だ身長も勝ってるぜ!ww
がちゃぽが名前だと思ってたわw
253熱いバレンタイン:2011/03/10(木) 00:50:43.72 ID:g/9r4FRa
短編なのに、ホワイトデー目前にして、やっと書き終えた。
いつものいぢわるレンくんよわよわハク姉です。

***************************************************************

「いくよ。ハク姉」
「うぅ〜……」

毎度、逆らえない私は、せめてもの抗議の気持ちを視線に込める。
全裸で縛られた身の上には、これぐらいしか、すべがない。
タオルを使って、両手を後ろ手にまとめられて……。
ユルユルなのが悔しい。
むしろ、解けないように注意しないといけないのだ。

タラッ。
「アンッ!」
熱い雫が垂らされた。
なまっ白い肌の上に、黒く熱い塊。
ドロリと滴り、肌を焼く。
温度的には、たいしたことは無いのだろう。
しかし、意地悪なレンくんは、敏感な所を選んで、垂らしこんでくる。

「熱くない?ハク姉」
楽しそうに、感想を求めてきた。
熱いに決まってる。
プイッ。
「………………」
せめてもの反抗を示すため、目を逸らし、無言を通した。

ボタッ。
「アウッ!」
「大丈夫なら、遠慮しないよ」
ささやかな反抗は裏目に出る。
まだ熱い、鍋底の方の粘塊が、容赦無く垂らされた。
「ヒイッ!」
身をよじり、せめて敏感な所を避ける。
「ホラ、ここも欲しい」
タラッ。
「アアッ!」
今度は剥き出しの背中に、タップリと……。
「ヤメテェ、レンくぅん」
ヒィヒィ喘ぎながら、床を這いつくばるように逃げるが、所詮狭い部屋の中。
たった数歩で追い詰められた。
脅える私を見下ろし、楽しげに非情な命令を出す。

「じゃあ、股、開いて」

ニコニコ。
邪気も悪気もない、純粋な笑顔。
レンくんには、楽しいお遊びでしか無いのだろう。
躊躇う私に追い撃ちをかけた。

「逆らうとコレ、お尻に入れちゃうよ。
そして、出す所を撮影して、ネットでばらまく」
「!?」

悪魔の様なコトを言い出す。
観念した私は、自ら脚を開き、股間をさらけ出した。
254熱いバレンタイン:2011/03/10(木) 00:54:32.14 ID:g/9r4FRa
おぞましい格好。
仰向けに寝転がり、縛られた後ろ手で、腰を突き出すように支える。
膝を開き、嫌らしいソコを見せつけた。
不健康に白い皮膚が、突然裂け、オンナがグロテスクにぬめり光っている。
普段は情けなく、綴じきっている癖に、レンくんを前にすると、途端に緩み、涎をたらす。
隠すべきモノが無いのは、今回の事前準備では無い。
常に剃っているから。
主人に媚びる為、卑しい計算を働かし、言いなりになっている。
代償として、イヤラシイ所を隠せなくなった。
なんの障害も無いむき身のソコに、ドロドロに熔けた熱い雫が、今、襲い掛かる。
「アアッ〜〜……」

「こんな感じかな。
しばらく、動かないでね」
「ヒッ、ヒグッ……」
散々弄ばれた挙げ句、ようやく鍋の底が尽きた。
情けなくベソをかく私を尻目に、満足そうなレンくん。
自ら、作品の出来を確認していた。
散々、身を焼いた物体は、今度は冷えて固まりつつある。
恥ずかしく敏感な場所、胸や股間はタップリと垂らされ、厚く重なっていた。
まるで、着けさせて貰えない、下着のように……。

「型がとれるまで、そのままにしてな。
そしたらソレ、配るなりなんなり、好きなようにして良いから」
にこやかに、でも、どこか怒ったような口調。

「あ、あのレンく……、ヒャン!」
主人におもねる奴隷の境地で、真意を聞き糺そうとするが、レンくんの舌に邪魔された。

「余分な所は、綺麗にしておこうね」
局部のモノ以外を、レンくんが拭いはじめる。
丹念に、執拗に、丁寧に……。
舌で舐め取り、歯で削り、唇で啄む。

カリカリ。
ピチャピチャ。
チュウチュウ……。
他の所だって、十分感じやすい場所なのに。
背中や肩。
お腹や脇。
太ももや肘の内側。
指先や足の裏……。
どこだって、ジンジン疼くほど感じてしまう。
結局はレンくんだから……。

「アンッ、ハゥン……」
「ホラッ!動かないで。
ちゃんと、固まらなくなっちゃうよ」
私の気も知らないで、勝手なことばかり言うレンくん。
口の周りをベトベトに汚した、子供っぽい表情で……。

「レンくん。
チョッとこっち」
固まるまで動けない私。
でも、呼び寄せると、素直に来てくれた。

255熱いバレンタイン:2011/03/10(木) 00:57:13.02 ID:g/9r4FRa
チュッ。
汚れを拭う、甘い甘いキス。
こんな格好で、こんな行為をしながら。
まるで、恋人みたいな……。
コレからも、イジメられるのだろう。
泣かされて、鳴かされて……。
でもいいの。
今はこんなにも甘く、幸せなんだから……。



「うう〜、胸やけする〜〜」
「あんなに食べるから……」

ひざ枕に、頭を預けたまま呻き続けていた。
身体に垂らしたチョコ(と私)を、たらふく平らげたレンくんが、ウンウン苦しんでいる。
結局、全部食べちゃうんだもん。
体に垂らした分だけでは無い。
キリキリと勃った乳首まで、ハッキリ取れてしまった、オッパイの型も、ナニかが混ざって
ドロドロのまま固まらなかったアソコの型も、融けたまま、奥まで入っちゃった分もみんな……。
悪戯小僧の自業自得とは言え、それでも心配。

「十個分はあったんだよ。
レンくん、太っちゃうよ」
プクプクのレンくんも可愛いと思うが、体には良くないだろう。
ここはマスターとして、ビッと言い聞かせなきゃ。
我ながら弱々しい表情を、それでも頑張って引き締めて、キツ目に叱る。

少しは効果があったか。
レンくんの表情が、微妙に変化する。
怒ってる様な、悲しんでる様な……。

ゴロリ。
「アッ?」
表情が定まる前にレンくんは、寝返りを打ち俯せになる。
ソノ……、事後だったので、私はそのままな訳で……。
今更ながらの羞恥に、うろたえ腰を引く私。
その腰を捕まえる様に、ギュとしがみつくレンくん。
顔を伏せたまま、私自身に刻み付けるように告げた。

「チョコもハクも、全部オレのもんだ」
「………………」

ヘナヘナ。
腰が砕け、体が前に崩れる。
縋り付く様に、レンくんの小さな頭を抱えた。
寄せた頭から、微かな命令が聞こえる。

「他の奴には渡すな」
「………………ハイ」
言い聞かされてしまいました。

ps
ヤキモチ焼きの主人持ちは、義理チョコを手作りしてはいけません。
高くついても、買ってすませましょう。
熱い夜を、過ごすはめになります。

256名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 02:39:27.27 ID:fSmwFNWn
あら、昨日はミクの日だと思ってたらフェイントで「ガチャ→リュウトの日」。

>>253-255
そして今日はハクレンの日なのね。
ヤキモチからチョコフォンデュ(人体用)でごちそうさま(両方の意味で)ですか。
大変俺得SSでした。ごちそうさまでした(読了的な意味で)。
「熱い夜を、過ごすはめになります。」でなぜかフイタ。
「澱」と「ゾロゾロレンくん」の人ですよね?違ったらゴメン。
257名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 02:40:57.37 ID:VUlNGAzo
GJ!
妖しい感じなのに、どこか甘くていいですね!
258名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 11:10:52.53 ID:rtigdi+K
259名無しさん@ピンキー:2011/03/10(木) 12:45:44.34 ID:CeHZ+4tQ
GJGJ!
260名無しさん@ピンキー:2011/03/13(日) 22:40:07.04 ID:90M+kwYs
おまいらー、生きてるか?
261名無しさん@ピンキー:2011/03/13(日) 22:59:54.55 ID:ExTAOv5w
生きてるよ
262名無しさん@ピンキー:2011/03/13(日) 23:19:50.71 ID:+/D/uJ6D
保管庫の管理人さんも無事だったみたいだ。
263名無しさん@ピンキー:2011/03/13(日) 23:50:13.34 ID:OJ/1Mdat
遠隔地から気を揉んでるよ
ここに来る皆も無事だといい
264名無しさん@ピンキー:2011/03/14(月) 01:50:46.69 ID:DWzId717
みんな無事だといいな
265名無しさん@ピンキー:2011/03/14(月) 22:59:12.92 ID:+2P8Qw3K
SSどころじゃ無かった。
ここ最近、瓦礫ばかりで食欲も無いし…
266名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 00:49:27.60 ID:FA46P4Ew
>>265
乙かれ
この期に及んでSSクレクレする奴はおらんよ
あんたが無事で良かった。お見舞い申し上げる
267名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 08:45:52.11 ID:QwENhzmM
大地震でも揺れないミクさんのおpp…
ごめん不謹慎だよな
268名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 12:57:30.45 ID:feTYbHsf
じゃあ、誰なら揺れるの?
乗ってみたが、あとが怖いので乗っかるのは止める。

ミクの故郷、札幌は大丈夫かな?

なんか、北海道も安全かと思いきや、道南と道央〜道東南部は酷いと言ってたぞ
269名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 23:44:44.51 ID:B9/Sd1h8
さっき関東の方で地震があったらしい。こわいよ。
270名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 00:13:09.17 ID:sNtIjdih
>>268
札幌は揺れはしたけど、大したことなかったよ
271名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 03:00:25.65 ID:1H0MSU1t
気持ちが沈んでて最近覗いてなかったけど、下克上の人の作品が上がってて元気になった。
ついでに違うとこも元気になった。

スレの住人が皆無事であることを祈る
272名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 01:34:15.95 ID:PJIRguIk
そうだな元気出していこうぜ
エネルギー不足は大変だからな
273名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 11:20:22.22 ID:SSQd8AZ2
ここでガチャ改めリュウトのエロパロが…(エネルギー(ボール)つながり)
274名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 16:52:45.84 ID:66BreoKC
震災にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます
元気になーれ元気になーれと願いを込めながらmikiとリュウトの小ネタ投下


「はい、リュウト君」
目の前に差し出された金属製の小さな箱缶。長方形の頭に丸い穴が開いている。
咄嗟に両掌を差し出すとミキが手にしているその缶を振った。
ころりと穴から転がり出たのは、透明な赤い玉。
「あめ?」
「ドロップだよー」
あげるね、とミキが言う。物を貰った時に言う言葉。
「ありがとう」
「どういたしまして」
にこにこと笑顔を振る舞いながらミキは自分の手にドロップを出すとそれを頬張った。
傍から見てあまりにも彼女が美味しそうに飴を舐めているので、リュウトも急いで貰った玉を口へ入れた。
たべちゃうぞたべちゃうぞ、という声がどこからか響いた気がしたが、気にしない気にしない。
ざらりとした砂糖の食感。ほわりと鼻腔をくすぐる甘酸っぱい匂い。
味が良い物を食べた時に言う言葉。
「おいしいね」
「でしょー?」
右隣に腰を下ろしているミキを見上げながら、リュウトは口内の飴を前歯にかちかち当てながら舌で転がす。
飴の話をする時に言う言葉。
「のどにもいいよね」
「そうよね、美味しくて喉にも良くて」
「一石二鳥だね」
「ふふっ、でもドロップの魅力は二鳥だけじゃないのでした」
「?」
リュウトが首を傾げる横でミキは缶の蓋を閉じると、視線をこちらに向けながらカラコロと缶を振り鳴らした。
色彩溢れるドロップの、パッケージの絵が揺れる。
「宝石みたいでしょ?」
だから好きなのだと、赤毛のおねーさんがえくぼを見せる。
貰ったドロップと同色のアホ毛がぴんと揺れた。
惹き付ける、透明な赤い玉。

ミキの瞳も宝石みたいだよ。

考えるより先に出た言葉。
それを聞いたミキは「褒めちゃってカッコいいなぁこのぅ」とリュウトの頭を胸元に引き寄せると、
きらきら輝く笑顔のままわしわしと緑髪を撫でた。
その感触がどうにもくすっぐたくて、「苦しいよぅ」と言いながらリュウトも思わず笑みを零す。
おねーさんからは、ドロップと同じ甘酸っぱい香りがした。
275名無しさん@ピンキー:2011/03/22(火) 01:16:28.41 ID:BnnOyCzp
>>274
なにこれかわいい!
276名無しさん@ピンキー:2011/03/22(火) 16:41:29.49 ID:HI8L3g7K
>>275
なにこれかわいい。かわいすぎてこの後はノワール展開なんじゃないかと心配になる。
277名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 20:18:28.26 ID:9RkYY+Ou
>>276
なんでだw素直に萌えとけよw
278名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 05:59:11.09 ID:lEDNrXGg
そういえばリュウトは5歳だから女性陣と一緒に女湯に入れるんだよな。羨ましいぜチクショウ。
279名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 06:52:30.90 ID:ZYOvBO5+
KAITO「ふっ甘いな、俺だってジェンダーチェンジのショタ化KAIKO化で女湯入り放題だ!!」
ルカ「お兄様、ちょっと表にでましょうか」



逆に考えればユキちゃんを男湯に連れ込んでも問題無うわっなにするヤメッ…
280名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 07:18:13.23 ID:M/LJnBZE
KAIKO化は他の男ボカロか男マスターにエロい事されるフラグでよろしいか。
見た目変わっただけで言動男のままだとこれってホモ枠になるのかな?
書庫のSSでレンカイコ・中身男のままで言葉遣いだけ女らしくプログラム変更されてるのは見かけたけど
281名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 08:06:36.71 ID:MIQNdoiJ
>>279
煩悩消す為にルカがKAITOをお搾りするのか…胸熱
282名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 08:48:58.91 ID:AUHX5UPS
そういやこのスレはお風呂で致す内容が足りないな
アンドロイド設定だとショートするからか
283名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 11:06:55.13 ID:rAYo882I
むしろアンドロイド設定を生かせばいいじゃないか
やだ!こわれちゃう(物理的に)!と嫌がるミクを風呂に連れ込みたい
ミクは高性能だから壊れないよ、と水気を含んでしっとりした頭を撫でたい
オーバーヒートしてぐったりした体を抱えてあがるまでがコースな

ミキはガチでぶっ壊れそうで怖い
284名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 11:38:12.50 ID:cJj6LRz7
MIKIとKAITOが風呂でエッチなことするSSが保管庫にあったはず
285名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 14:26:32.43 ID:aekLQDfl
男の女体化は801あたりでやってくれ
286名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 19:43:05.76 ID:j6ovrukC
女体化とか男体化はアウトなのか、了解。
元が同性だもんなー体の変化を風呂場で検査とか
手軽にエロに持ち込めていいなと思ったんだが別のネタ探してくるわ。
287名無しさん@ピンキー:2011/03/24(木) 21:41:30.92 ID:lEDNrXGg
リュウトとユキちゃんはこっそり押し入れで見せっこしてそうだな。
ミキはアホ毛が性感帯だったら面白い。
288名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 00:29:53.51 ID:lkkzwG4w
>>279
腰タオル一枚で正座してルカに説教されるKAITOが見えた
289名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 00:41:30.24 ID:WwoFkSS+
リュウトの性感帯は前歯だろ
異論は認める
290名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 02:02:14.41 ID:7sOSDr1z
前歯ワロタwwww
291名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 03:11:10.45 ID:dg+/wn+M
何の脈絡も無くKAITO&いろはの非エロ会話小ネタ投下
かいねこ的な要素あり?特に意味もヤマもオチも無し



KAITO「平和ですねー」
いろは「ふむ、平和じゃの〜」
KAITO「ときにいろはさん、人の太ももの上で丸くなるの止めて貰えませんか、重いです」
いろは「オナゴに重いとか失礼じゃぞ〜、そんなだからKAITOはモテんのじゃ〜」
KAITO「別にモテなくていいですよ、三角関係の末刺されたり、暴君王女に求婚されたり、
お姫様に振り回されたりするぐらいならモテない方がいいです」
いろは「ふにゃあ〜、ネムネム」
KAITO「聞いてないですね、ていうか何の話してたんでしたっけ?」
いろは「ふにゃ……すひー……すひー」
KAITO「寝たよ、ホント猫だなこの人」
いろは「ZZZ……にゃ〜…」
KAITO「ふあーぁ、俺も寝るか」


ペロペロ
KAITO「……ん?」
いろは「ペロペロ」
KAITO「あー………いろはさん、人の顔を舐めるの止めて貰えませんか?」
いろは「KAITO〜、いつものアレしてくれんかの〜」
KAITO「あーはいはい、じゃあ櫛を持ってくるんでどいて下さい」
いろは「いやじゃ、どうせ今も持ってるんじゃろ」
KAITO「バレましたか、じゃあメット取りますよ」
いろは「ふむ」
KAITO「じゃあいきますよー………ちょっとほつれちゃってますねー」
いろは「にゃ……にゃあ〜///」


いろは「平和じゃの〜」
KAITO「平和ですねー」
いろは「KAITO〜」
KAITO「なんですー」
いろは「このまま結婚せぬか〜?」
KAITO「あー、いいですねー、いろはさんとなら穏やかな老後をおくれそうですし」
いろは「じゃろうじゃろう?」
KAITO「そんなことよりいろはさん、そろそろ帰らないと夕飯に間に合わないんじゃ無いですか?」
いろは「夕餉はこっちで食べてくから大丈夫じゃ〜」
KAITO「今日はミクが当番の日なんですが」
いろは「さてと、そろそろ帰るとするかの」
KAITO「はい、それじゃあ、また」
いろは「またの〜」




終わり
俺の中でいろはさんは古風?な口調の猫的な性格
292名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 05:31:33.68 ID:nFgrhn+w
GJ〜!
こう言うの見ると和む。
293名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 12:38:07.97 ID:OJo/0F58
キヨテル「ロリババア最高や!」
ユキ「久キ屋上」
294名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 13:40:59.52 ID:WwoFkSS+
>>289
実は芸暦長いのに前歯せめられるだけでいっちゃう弱点持ちだったら萌えるかもしれないw
295名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 13:41:46.35 ID:WwoFkSS+
間違えた>>290ねw
296名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 23:52:36.42 ID:Hdx9gfh3
風呂の流れで。
下克上の人が三日天下の続きでカイトが風呂でメイコを洗うのを待ってるのは自分だけですか。
297名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 02:17:22.64 ID:ShXh1QA2
>>296
可能なら見たいと思ってました
298名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 07:24:18.52 ID:8kpD1wT4
にしてもボカロキャラの貧乳の多いこと…
299名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 07:46:16.20 ID:lXG2rMea
ASH組がオール貧乳だからな
クリプトン組は爆、巨、貧、微とバランスがいい
300名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 12:41:38.42 ID:afnwxiPE
印種は並、微だな。平均的というか現実的というか
301名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 15:16:49.91 ID:p8GdA5kI
>>299
爆→ルカ
巨→めーちゃん
貧→ネギ
微→リン ?
302名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 15:53:20.40 ID:Nj9xk90j
ネギwww

リリィ、グミは?
303名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 16:18:21.17 ID:Q2LVokf/
爆乳と巨乳の差がよくわからねえ・・・
304名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 16:41:43.41 ID:zvjJ23wg
なんかこー、弾けそうなのが縛乳
って何だこの変換w
305名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 19:05:53.53 ID:OIqG82CG
ちちしばりですか
いいですな
306名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 19:06:44.32 ID:8kpD1wT4
グミ:並
リリィ:小

個人的にインタネ組は限りなく美乳ってイメージ。
にしてもリリィは胸小さめなのにどうしてあんなにエロいんだろう…
307名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 21:19:23.00 ID:tOA+dZPU
ちちくらべ
308名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 22:39:35.78 ID:BH7cQwBD
ああもう
ルカさんがピコのふでおろしをするエロをだれかたのむ
309名無しさん@ピンキー:2011/03/26(土) 22:51:14.96 ID:E/W0rO8N
Lilyさんにお願いしたい
310名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 00:25:52.66 ID:8U//awoz
何となく流れに乗じて、野郎ボカロ共の貧乳討論な会話小ネタ投下
エロとか無し、ちょっとカプ要素あり




「それでは第一回、『女性ボカロで誰が1番貧乳か?大討論大会を始めます』」
「「「わー」」」パチパチ
「議長を務めさせていただくのは私、ミスターブルーです、よろしくお願いします」
「「「わー」」」パチパチ
「て、いやいやなにこれ?」
「何か?レンきゅゴホンゴホン……ミスターイエロー」
「いやなんだよ兄貴、ミスターイエローって」
「コードネームですがなにか?」
「いや……まあそれはいいよ、まずこの集会はなによ?」
「読んで字の如しですがなにか?」
「うんまあいつもの悪ノリなんだろうからそれはいいよ、それよりも
貧乳の1番なんて決めてどうするんだよ、巨乳ならまだしも」
「ふふ、ミスターイエロー殿はまだまだ子供でござるな、のうミスタージミー殿」
「そうですねぇ、ていうかミスタージミーってなんですか?僕の事ですか?ミスター茄子野郎」
「は?意味ワカンネ」
「ふふふ、レンきゅん、確かに巨乳は良いものだよ、特にルカの
なんて大きさはもちろん、形、張り、加えて感度まで最高だからね」
「なんで感度まで把握してんだよ、ていうかコードネームどうしたよ」
「ん?こないだルカに『ルカちゃ〜ん、おっぱい揉ませて〜』ってお願いしたら普通に揉ませてくれた」
「「「な、なんだってー!?」」」
「うん、そのまま頂きますされちゃったけどね」
「肉食でござるな!!ルカ殿!!」
「散々搾り尽くされて何か最終的に先端から赤い液体出てきたけど、俺大丈夫かな?」
「いや、それまずいんじゃないでしょうかね……」
「ああ話が逸れたね、まあ確かに巨乳は良いものだよ、でもね、
貧乳には貧乳なりの魅力があるんだ、分かるかい?」
「いや、分かんねえよ」
「レン殿、想像してみるがよい、着替えの度、自分の胸を見下ろして落ち込む女子の姿を」
「!!」
「胸の大きな娘と自分のを見比べて、しょんぼりする女の子の姿を」
「!!!!あ、兄貴!!がくぽ!!先生!!」
「ん?理解出来たかい?」
「ああ!!俺が間違ってたよ!!確かに貧乳は良いものだ!!」
「ふ、それでこそ我が弟」
「少年の成長する瞬間というのは良いものでござるなぁ…」
「そうですねぇ」
「さて、レンきゅんも貧乳萌えに目覚めた事だし、本題に入ろうか」
311名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 00:27:54.43 ID:8U//awoz
「はい、議長」
「なんだね、ミスタージミー」
「あ、そこはコードネームなんだ」
「ていうかめんどくさくなってきた、なに、テル君?」
「はい、やはり貧乳No.1を決めるとなると、家の三人娘は筆頭候補ではないでしょうか?」
「あーそうだね、家からはミクとリンちゃんかな?」
「我が家からはLILYでござるな」
「GUMIさんは意外とあるからね」
「うむ、しかしユキ殿は除外して良いのではござらんか?」
「なして?」
「彼女はまだ成長の余地があるでござろう」
「じゃあリンも除外した方がよくね?」
「彼女は微妙な所ですね、余地があるとも無いともどちらとも取れる年齢ですし」
「いや、リンちゃんは除外してもいいと思うよ、こないだ4_程大きくなってたし」
「いや、4_は成長とは……て兄貴、なんでまたそんな事知ってるんだよ」
「え?バストサイズぐらい目視で分からない?服の上から」
「分かんねーよ!!」
「流石KAITO殿、突き抜けているでござるな」
「例え4_でも増えてるのと増えて無いのの違いは大きいと思うよ?
ミクなんて逆に9_程減ってたし」
「ミク姉ェ……」
「リンさんも除外するとなると、残りは四人ですか」
「うん、ミクとMIKIちゃんといろはさんとLILYちゃんだね、いろはタンちゅっちゅっ」
「え?KAITOさん、なんですか、最後の?」
「ああ、そーいやいろはさん実はサラシ巻いてるよ、この間サラシ無しで
直に見せて貰ったらBだった」
「ちょっ!?KAITOさん!!あんた家の娘にも手を出してたんですか!!」
「いや、まだ手出して無いよ?ていうかMEIKOと付き合ってるテル君がそれを言う?」
「それとこれとは話が別です!!ていうかあなたルカさんは!?さっきの話聞く限り既に一線超えてるでしょ!!」
「あーダイジョブダイジョブ、ボカロに法律とか関係無いから、問題無い無い」
「ダイジョばない!!問題だらけだ!!」
「俺さぁ、ピンクい娘が好みなんだよね、ほら俺青いじゃん?」
「誰もそんな事聞いて無いです!!」
「とまあ冗談はここまでにしておいて」
「え?冗談だったんですか?」
「つーわけでいろはさんも除外していいと思うよ」
「冗談じゃなかったんですか!?」
「ああ、見た所サラシ巻いてるのはホント」
「ああ、そこですか」
「嘘の中に真実を混ぜるのが上手く嘘をつくコツだよ」
「なるほ……ちょっと待って下さい、どこからどこまでが嘘ですか?」
「『ピンクい娘が好み』辺りがホントであった場合、いろは殿のみならずMIKI殿も危ないでござるな」
「不吉な事を言わないで下さい!!大体、MIKIさんはピンクというより橙色です!!」
「MIKIタンちゅっちゅっ」
「KAITOオォォォッッ!!!!!!!!」
312名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 00:29:25.64 ID:7/dAb+qA
> 散々搾り尽くされて何か最終的に先端から赤い液体出てきた
kwsk
313名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 00:29:43.12 ID:8U//awoz
「テル君がいい具合に壊れてきた所で、残り三人になった訳だけど、レンきゅんはどう思う?」
「LILYさんは他二人と比較するとある方じゃ無いかなぁ?LILYタンちゅっちゅっ」
「レン殿?」
「ああ、兄貴の真似してみただけだから、でもこないだ風呂覗いたら結構あったのはホントだぜ?」
「レン殿!?」
「こ、この兄弟は……」
「あ、テル君、復活早かったね」
「ええまあ、慣れてますから、それより」
「なに?」
「KAITOさんは見ただけでサイズが分かるんですから、特に討論する必要が無いのでは?」
「「あ」」
「まあね、実際1番小さいのはMIKIちゃんだしね、でもさぁ…」
「でも?」
「彼女胸小さい事気にして無いじゃん、それって貧乳属性的にどうなのかな?」
「まあ、MIKIさんは設定が設定ですからね」
「逆にミク殿はすごく気にしておるな」
「そうそう、この間なんて『おはようミク、今日もちっぱいだね』
って挨拶したら国外まで吹っ飛ばされたよ」
「馬鹿だ、馬鹿がいる」
「ふむ、つまり大きさ的にはMIKI殿の方が小さいが、属性的にはミク殿の方が貧乳という事でござるか」
「そそ、あくまで貧乳No.1を決める討論会だからね」
「という事は、貧乳No.1はミクさんで決定ですかね?」
「「「異議なし!!」」」
「いやぁ、実に有意義な討論会でしたね」
「ふむ、しかしあのお兄ちゃん子のミク殿がKAITO殿に躊躇無く手を出す程気にしているとは、
ミク殿にこたびの討論会の内容が漏れるような事があれば、拙者達の命は無いでござるな」
「そだねー」
「ああ、でもミク姉、この間ハァハァ言いながら兄貴の部屋(この部屋)に
盗聴器仕掛けてたから、多分聞いてたと思うぜ?」
「「「え?」」」
「あ」
「……」
「………」
「…………」
「……………」
「……………シテヤンヨ」
「「「「ひっ」」」」
「「「「ぎゃあぁぁっっっっ!!!!!!!!」」」」





お粗末様でした
最初ちょっとしたネタのつもりが、思ってたより長くなってしまった……
314名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 00:33:19.66 ID:fcuxQNUE
>>313
GJ!色々妄想かきたてられた!
だれかクリプトン家何とかしろwww
315名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 01:04:01.20 ID:Vquu8WM9
KAITO、屋上
316名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 01:06:33.05 ID:EuQCrCi6
>>313
GJ!!やはり貧乳属性には貧乳であることへのコンプレックスが重要だな。

…そしてキヨテルがMEIKOと付き合ってるってところKwsk。
317名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 01:27:55.01 ID:/sgfjUX6
>>313
楽しそうだなこいつらwww
ところで、いろはって何歳ぐらいなんだろう
318名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 05:49:05.53 ID:lERg2RzA
>>313

>>317
あのブロック崩しのキャラプロフィールで見たけど、いろはさんのこと普通に「少女」って書いてあった気がする。
319名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 05:51:54.71 ID:lERg2RzA
げえっ!まちがって送信してしまった!!

>>313
男性陣半端ないっす!朝から笑わせてもらいました。
320名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 10:22:38.33 ID:F1coXog4
>>311
>「いや、4_は成長とは……て兄貴、なんでまたそんな事知ってるんだよ」
>「え?バストサイズぐらい目視で分からない?服の上から」
>「分かんねーよ!!」

どうも、幕張南高校野球部の塩田鉄人さん…
321名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 10:34:58.72 ID:hiedszP1
ブラジャーメーカーの社員は8割当てられるらしいよ。

メイコはEかFだけど、ルカは詰め物かシリコンっぽいわな。形が露骨過ぎ。
322名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 11:06:16.52 ID:3C4P0BS2
>>321
あのパッケージ絵から偽乳かどうかとかわかんねぇよ…
323名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 11:22:22.74 ID:ZDQZ2fB+
>>321
メイコの乳がデカいと言いたかったのだろうが、ルカを偽乳呼ばわりは酷いだろ。
何でメイコスキーって他はダメめーちゃんが一番って言い方するんだろ。
めーちゃんが一番だけ言えば十分じゃね?
324名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 11:32:31.57 ID:ZDQZ2fB+
ごめん。冷静に考えてみたら、ボカロとかみんなシリコンじゃね?
シリコンでもめーちゃんの乳もルカさんの乳も大好きです。
でも本当はミクさんリンちゃんの控えめなちっぱいがもーっと好きです。
325名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 11:39:39.92 ID:YgwCBY+d
>>310
カプ要素はあることだけ先言っても意味がない
何があるのかを書いといてくれ
326名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 11:44:49.37 ID:fCNAs2Be
>>311
青い男とピンク娘というと某星の双子を思い出すw
327名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 11:55:03.46 ID:tNbEWrL4
偽乳でも萌えるのは俺だけか
以下ルカイト要素あり

「兄様ッ」
「何?ルカ。え、何その顔!?」
「に、兄様は見ただけでサイズが分かるとMr.侍が言っていたのです」
「あの茄子野郎」
「そそそそれはつまり私の秘密もわかっているということででで」
「詰め物のこt…痛たたた爪食い込んでる!」
「だ!だって私巨乳キャラっぽいじゃないですか!女王様風ですし!
 なのに実際はCしかないだなんて世間に知れたら!私はどうやって生きていけばっ!」
「落ち着けルカ!確かにルカは意外に小さい。だけど美しい乳を持ってる!」
「え…」
「大切なのは自分の胸とどう向き合っているかだよ。ルカは合格です。大変萌えました」
「兄様…」
「さぁ涙をふいて。あと詰めすぎないようにね。形が崩れる」
「兄様、私っ」
「ん?」
「やはり美乳で巨乳がよいのです!兄様なら育てられるとMr.侍とテル山先生が」
「茄子野郎と眼鏡野郎…テル山!?」
「さぁ!兄様の手で私を理想のボディに!」
「待って!嬉しいけど待って!」


ルカ美乳派の主張
328名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 13:20:13.38 ID:F1coXog4
>>312
精液出し尽くすと打止めの印として赤玉が出てくるって都市伝説がある
329名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 13:27:08.17 ID:7/dAb+qA
>>328
いや由来を聞きたかったわけではなく搾り尽くすところを・・・
330名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 13:27:39.31 ID:OiP59IiW
>>326
ロリショタ化させてルカに白っぽい服着せろと
…いろはに襲われそうだな(口無し白猫の商売敵排除的な意味で)
331名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 13:42:54.85 ID:F1coXog4
>>329
そんなもんこっちが知りたいわ!
332名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 13:57:05.94 ID:fcuxQNUE
>>327
GJ!
見た目の中身のギャップがあるのいいよネ!
333名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 15:30:21.47 ID:ldtzfqIB
>>324
優しいワロタwwww
めーちゃんのに顔埋めてパフパフしてルカのは揉む揉むしたい

>>327
そこで大塚娘が出て来るんだな
334名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 16:45:36.66 ID:Je6EaWv7
ルカの乳は体重から考えて膨らましてるんじゃってのは立ち絵の頃から言われてたけどな
335名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 17:29:37.29 ID:9EixyhUW
ネルたんの服の背中部分に開いてる穴が気になる
336名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 17:36:16.42 ID:7/dAb+qA
>>335
あれは貧乏がどうのこうのだったような・・・
337名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 17:49:39.19 ID:Je6EaWv7
え、そんな裏事情があったのか
338印種と花見好き1/4:2011/03/27(日) 22:48:55.86 ID:BaCY1m71
貧乏故の服なのか…ネルカワイソス

インタネ家+神威がくぽ×MIZKI(VY1) を投下します
【注意】
・インタネ家の話におまけでがくぽ×ミズキ
・がくぽ視点、エロ無しほのぼの
・ある意味ピンク色
・4レス消費サクラサケ
--------------------------------------------------


――春爛漫のみぎり、ご清栄のこととお喜び申し上げます。
――皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

桜色の便箋を開くと、達筆ながらもかわいらしい文字が並んでいた。
文体は丁寧かつどこか凛とした空気を伝え、書き手の人柄を感じさせる。

――この間道端に咲いているオオイヌノフグリを見つけました。
――木陰が掛かった道端の角で密やかに咲くその花を眺めていると、
――ここにも確かに春は有るのだと…

「誰からの手紙?」
グミが縁側に座っている神威がくぽに背後から近づくと、兄が持つ便箋を覗きこんだ。
同時にがくぽは軽く首をひねり、春色の紙から斜め後ろに視線を移した。
眉を顰めながらやや強い口調で妹をたしなめる。
「人が読んでいるものを横から覗き見するなと前に言わなかったか」
「別に見てませんよー覗いただけですよー」
口を軽く尖らせながらグミはがくぽの両肩に掌を当てるとそのまま揉み出した。
「で、誰からの手紙?」
「ミズキだ」
「ミズキ…ってVY1のMIZKI!?」
ヤマハによって開発されビープラッツ社よりデビューしたボーカロイド、VY1。
VY1は特定の姿を有していない。あえてキャラクターを設定していないことでクリエイターたちの
創作意欲を掻き立て、それぞれの歌声に対し自在に姿を変えていくというボカロである。
共通認識としてあるのは彼女自身の声と『MIZKI』という愛称だけ。
「えっ、ちょっとなんでいつの間に!?」
「いつの間にも何も…一緒に仕事したことあるだろうお前も」
「そうじゃなくてっ」
グミががくぽの肩をだむっと叩く。あ、今のは結構キいた。
「いつの間にそんなに仲良しってこと!」
「肩叩きはありがたいが…ちと雑過ぎやしないか」
「はぐらかさな・い・で・よっ」
ぐりぐりと肩に握り拳を捻じ込まれ思わず鈍い声を上げたがくぽの耳に、廊下から響く二つの足音が届く。
「おかしもってきたよー」
「兄さんどうしたの、なんだか変な声が…」
煎餅を乗せた皿を手にしたリュウトと湯呑を乗せた盆を持ったリリィが廊下の角を曲がって来た。
「ふふふ、ご覧の通りスキンシップですよスキンシップ」
「こんな一方的なスキンシップがあるか…っ、痛!」
「ずるいわ、二人だけで楽しそうにしてて」
「ボクもまぜてまぜてー」
胡坐の上へリュウトにダイブされ、尚も肩にグミからの攻撃を受け続けそろそろ本気でしんどくなってきた
がくぽの右隣にリリィが微笑みながら座る。四人の前に広がるは陽だまりの中、庭一面に咲き誇るサクラソウ。
かくして、インタネ家恒例の縁側おやつの時間が始まった。
339印種と花見好き2/4:2011/03/27(日) 22:51:09.98 ID:BaCY1m71
――初めての春。花の舞う季節。
――心浮き立つと言った先人の思いが解り掛けた気がします。
――溢れんばかりの生命から聞こえる息吹がこの身を包むからだと、私は思うのです。

「なんだかいいにおいがするよ?」
「あ、やっぱり?その手紙から香ってない?」
黄緑妹弟の指摘に対し、がくぽが小さな和紙を封筒から出す。
「文香だ、ほら」
「フミコウ?」
「この袋が手紙と一緒に入ってたの?」
手鞠柄の小さな丸い和紙。二人が鼻を近づけると桜の香りが漂ってきた。
遅れてリリィも覗き込む。すんすんと鼻を動かす三人を見下ろしていたがくぽは思わず頬を緩ませた。
「そういえばレターフレグランスって聞いたことある…」
「それはよく知らんが、おそらく同じものだろうな」
「ふうん…手紙ってあんまり書かないから初めて見た」
「かしてかして!」
がくぽがリュウトの差し出した手に文香を乗せた。もにもにとリュウトがそれを指先で触ると途端に声を上げる。
「なにか中にあるよ!?」
「香料が中に入っているんだ」
「なるほどね〜だから香りが…あっ、リリィありがと」
「うん、兄さんもリュウトに廻してあげて」
がくぽは湯呑をリリィから受け取ると文香と交換でリュウトにそれを渡した。
グミとリュウトがきちんと腰を下ろすと、今度は男二人の間に鎮座した皿から煎餅が皆に行き渡る。
兄妹弟は気持ち程度に湯呑を回すと一斉に緑茶を口にした。


「話戻すけど」
グミが一枚目の煎餅を食べ終え口を開いた。
「ミズキから手紙貰うってどういう仲なの?」
「戻すと言うか蒸し返すと言うか…」
「ミズキさんからだったの、その手紙」
しぶい顔をしている兄との間に置かれた便箋をじっとリリィが見つめた。
心なしかリリィの声が明るい。両者とも名前が花由来であることからどうやら親近感が有るらしい。
「グミ、お前の言わんとしていることは分かるがあえて言おう。特別何が有るわけでもない」
「信用できませーん」
「せーん」
グミの反応に呼応してリュウトが口調を真似する。ふう、とがくぽは息を吐くと湯呑を傍らに置き、
再度桜色の便箋を手にして開くと綴られている文章を読み上げ始めた。

――音とは別に、香りも世界の構築を担う大事な要素の一つなのでしょう。
――桜の香りを嗅ぐと“幸せ”な気持ちになります。
――皆様にも“幸せ”が届きますように。花冷えの季節、どうか体調をくずされませんように。

いつの間にか妹弟三人ががくぽを囲んで手紙を覗いていた。
340印種と花見好き3/4:2011/03/27(日) 22:54:09.69 ID:BaCY1m71
「…と、一家皆に宛てられた手紙だという訳だ」
「ミズキさんきれいな字…」
「だって覗き見するなとか言われたら勘ぐっちゃうってばー…」
「さくらかあ、サクラソウの次はさくらのお花見だね」
多種多様の感想を聞きながらがくぽはリュウトの頭を撫でた。
「ああ、桜の花見はボカロ全員揃ってするつもりだ」
「そっか、リリィとリュウトは桜は初めてだもんね」
「えへへ…たのしみだなぁ」
「サクラソウの時期が終わったら…兄さん、お返事はお誘いの手紙にしたら?」
柔らかい風が運ぶサクラソウの香りが、文香のそれと混ざる。
リリィの提案にそのつもりだ、とがくぽは便箋を見つめながら静かに述べた。


     *


「私には音しかない」
クリスマスライブ開始前、舞台袖でスタッフの仕事を見学していたミズキが呟いた。
「今持つ姿も私の声にたまたま当てられた衣装に過ぎない…」
がくぽはミズキの斜め後ろに佇んでいた。背を向けている彼女の表情は見えない。
雑多な音に掻き消えた台詞にあえてがくぽは反応を返した。
「それは…ボカロ全員に当てはまることではないか?」
「音が無くても貴方は『神威がくぽ』として生き続ける。貴方の容姿は唯一無二」
ライブ用の華やかな衣装が、空調の風に揺れた。
「私にはそれが無い…」


「貴方の言う通り」
振り向いたミズキの声に表情は無かった。
「声在ってこそのボーカロイドであることは理解しているしその誇りもある」
ミズキの小さな左手が、彼女の喉元を押さえた。
彼女の背後にある舞台の照明が眩しく、ミズキの姿をがくぽは上手く捉えられない。
「作り手によって様々な姿を持てるのがうらやましいと、言われた」
彼女の視線ががくぽから外れた、様に見えた。
「だけど私は音楽に携わらぬ人々と接することが困難で」
しかしすっと顔をあげるとミズキは舞台袖から出るために奥の扉へ歩みだした。
そのまま、がくぽの横を通り過ぎる。
「そして分からなくなる」


「この声以外からもたらされる命を、渇望している私の自我は果たして何処から生まれたのかしら?」


光を浴びた両眼で見返ると、ミズキの姿は闇の向こうへ掻き消えようとしていた。
341印種と花見好き4/4:2011/03/27(日) 22:57:23.37 ID:BaCY1m71


     *


夜更け時。自室の明かりを消し、布団へ横になるとがくぽは目を瞑った。
が、暫くして目を開けると枕元の携帯電話を手に取り内蔵されたアドレス帳から電話を掛けた。
右耳に携帯を当てその声を待つ。
『――もしもし』
「ああ、夜分遅くにすまない。もう休んでいたかな」
『いいえ、大丈夫』
ミズキの声が枕に響く。がくぽは思わず左耳を下に姿勢を動かすと布団を被り直した。
『…なにやらもさもさ音がするわ』
「布団の中だからな、言わせるな恥ずかしい」
『恥らう理由が意味不明』
突き放すような言葉のトーンに彼女の優しさを垣間見たがくぽは、はははと軽い声を上げて笑った。
「そっちはやけに静かだな、家には居る様だが」
『布団の中よ、言わせないで恥ずかしい』
「ふむ、これはもしや遠距離ピロートークか」
『やっぱり起きる』
待て待てとがくぽが突っ込みを入れると、受話スピーカーからクスクスと明るい声が漏れてきた。
『それで今月書いた手紙は…届いたのかしら』
「ああ、一家の前で読み上げる位に立派な文を貰った。ありがとう」
『こちらこそ…ありがとう』
ミズキの柔らかい声に、がくぽは無意識に目を伏せた。
『文を書いていると、どんどん知らなかった思いに気付かされる』
「…そうか」
『貴方に教わった文香も』
「良い香りだった」
『本物の香りがもうすぐ香ってくるのね…』


あの時。
その背中に手を伸ばしたのも。ミズキを呼び止めたのも。
ならばと彼女固有の形を残す方法を脳味噌フル回転で考えたのも。
一筆したためてはどうかという助言も。
全てその場の勢いで実は深い意味も無い行動であったのは恥ずかしながら事実ではあるが。


「こちらにも“幸せ”は間違いなく届いた」
思いに気付かされたのは、己やも知れぬ。
『そう』
貴女の文から春を感じ、そして文香から美しい光景を脳裏に視た。
揺るぎないその姿に思いを馳せながら、それまでは夢を見ていよう、と。
『よかった』
返事の手紙にそう書き綴った。
それを読んだらミズキはどう感じるだろうか。
「先程返事を書いて出した。そこにも書いているが今度ボカロ全員参加の花見が…」


咲き誇る桜、舞う花弁。響く歌声。
春の香りと色に包まれながら微笑むミズキの姿。
この“幸せ”が真実になるまで、あと数日。


--------------------------------------------------
文で形にシテヤンヨ
342名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 23:16:01.56 ID:tkuJNxL8
GJ!
がくぽとミズキが奥ゆかしくて素敵でした
ボカロみんなでの花見の様子もぜひ見てみたい
343小ネタ ◆32MjLHmIG2sm :2011/03/28(月) 10:57:58.69 ID:GgkKJFcS
どうもお久しぶりです。鬼t(ryです。

東日本大震災にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。
とくに東北の皆様、私達も皆様と共に頑張りますから、大丈夫です。私達も頑張ります。



>>338
雅な感じGJ。
ただ…VY1がパケ絵の巨大な扇のイメージなので、そのまま妄想しました。



毎度仕方ない小ネタ投下

鬼畜ドSマスター「フフフ、鏡音アペンド購入ついでに奮発してPCメモリも上げてやったぞ。
更にあまり使わない常駐ソフトを切ったりPC内を整頓して起動速度をうpさせた。」
リン「太っ腹マスター最高!今後ともヨロッ!」
レン「マスター、今のところ起動大丈夫なのに何で上げたんですか?デフラグだって月一でやってんのに。」
鬼畜ドSマスター「こうゆう事だっ!」
(KAITO&MEIKOを呼び出す)
カイト&メイコ「「ちょっ、待っ、ぎにゃーっ!!」」
(案の定セクース中w)
鬼畜ドSマスター「我ながら恐ろしいくらい起動速度上げたので、準待機でも気をつける様にっ!!」
レン(お約束の鼻血失神)
リン「流石マスターwwwぱねぇっすっwww!!」
344名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 11:58:22.99 ID:zO9Blkwn
>>341
GJ!ゆるやかだなー

>>343
(案の定セクース中w)←鬼畜氏、そこをだな、よりkwskだな、
345名無しさん@ピンキー:2011/03/28(月) 13:11:31.64 ID:Xzg47tpq
>>341
ミズキはキャラデザが無いから話にしにくいと思ってたけど、
まさかそこを上手く使ってくるとは、GJ
346名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 07:22:46.44 ID:hZg0thff
>>301
無→ネル
347名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 07:26:06.63 ID:hZg0thff
>>280
カイコは注意書すれば良いと思うよ
一応NLだし
348名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 08:44:44.26 ID:LBBlfaJQ
>>346
屋上
349 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/03/29(火) 12:22:08.59 ID:W57qOxRE

リーマンなカイトとOLなメイコ3/メイコ編 1

>>341 上品だなあ。自分には書けないので羨ましい。
鬼畜氏、>>344と同じくそこがkwsk……!

下克上の人です。リーマンなカイトとOLなメイコの続き。メイコ視点。

【 注 意 事 項 】
 ・カイメイ
 ・パラレル作品なので超注意してください。
 ・会社で、カイトに遠隔操作でえっちなことをさせられるメイコさん。ソフトなSM風味。
 ・挿入ナシ。相変わらずご都合主義的展開。
 以上が苦手な方はスルーよろしく。7〜8レスほど使用します。誤字脱字はご容赦を。
 あと、今回エロ度低めになってしまった。スマヌ。


戒められた手首がもがく度に、手錠が耳障りな金属音を奏でる。
身体を伝う大きな手のひらが、暴れ疲れた汗ばむ肌にしっとり馴染んだ。
抵抗する脚をかわし、足首を捕えられ大きく割り開く力に抗えない。
曝け出された私の性器を薄く笑いながら見つめられ、身体が竦み羞恥に熱くなる。
奥から滲み始めた体液を、青い光彩が認めて手が伸ばされた。
肉食獣のような視線に射抜かれ、身動き一つできない。
ああ、もうすぐソコに、指が――。

「メイコさん?」
名を呼ばれはっと意識が戻る。声の方へ顔を向けると、後輩のミクが私の席の横でお財布を片手に首を傾げていた。財布につけられたネギのチャームが揺れている。
「えっ、何?」
「何って、お昼になったからゴハン誘いに来たんですよ〜」
周りに視線を走らせれば既に多くの同僚たちが席を立ち、残った者は自席でお弁当を広げている。食べ物の匂いが鼻を掠めた。
「あ……もう、お昼休み?」
「そうですよ。そんなに仕事に集中してたんですか? ……あれ? 顔、赤いですよ?」
「何でもないわ!」
だって、集中してたのは仕事のことじゃない。とても口では言えないようなことだったから。
にこにこ笑うミクに「早く食堂に行かないと席がなくなっちゃう」と急かされ、私は慌ててバックから財布と化粧ポーチを取り出した。


食堂は混みあっていたけど、何とか席を確保し昼ご飯にありつけた。
テレビ番組の話しとか、上司の笑える失敗とか、そんな他愛のない会話をしていると、不意にミクが「そうだ」と切り出した。
「昨日の夜の飲み会、メイコさんなんで来なかったんですか。皆びっくりしていましたよ」
「え? あ、ああ。昨日はちょっと、ね」
引き攣りそうな頬を叱咤し、なるべく自然な笑顔を作った……つもりだ。
「結構いいお酒が飲み放題なのに、メイコさん不参加だっていうんだもん。ホント、驚いちゃいました」
ミクの言い分はあんまりだけど、酒好きな私を知る人ならば飲み会の誘いを蹴ることに驚くのも無理はない。酒絡みのイベントはほぼ皆勤賞な私だ。
「久しぶりにメイコさんと呑めると思ったのになぁ」
ネギだくのみそ汁を啜りながら、ミクが悲しそうに眉根を下げた。ミクは入社時から私を慕ってくれる可愛い後輩だ。
「ごめんね。また今度誘って?」
チラっと上目遣いにミクの大きな瞳が動く。
「もしかして……メイコさん。オトコできました?」
「へ?」
思わず唐揚げを箸から落としそうになった。私の動揺を見透かしたミクはだからかぁと肩を落とす。
「酒好きのメイコさんが飲み会蹴るんだもん。ヘンだと思ってたんですよ。最近付き合い悪いし、仕事終わるとさっさと帰っちゃうし」
ミクは神妙な顔で腕なんか組んじゃってるけど、別に彼氏恋しさにいそいそと帰っているわけでは断じてない。
――あの男とは、そんな甘い関係じゃないから。
昨日だって……。
昨夜の記憶に頬が熱くなる。俯いて唇を噛んだ。こんなところで思い出すな、私。
可愛い顔の割に結構はっきりモノを言うミクの言葉が、私に突き刺さる。
「でも、ちょっと心配。メイコさんって流されやすいし、男運悪いんだもん」
ミクは笑いながら、鰆の西京漬けの最後の一切れを口に放り込む。
聡明な後輩の洞察力に、私は頭を抱えたくなった。
350 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/03/29(火) 12:26:34.81 ID:W57qOxRE

リーマンなカイトとOLなメイコ3/メイコ編 2

食後、売店に行くミクと別れてある場所へ向かった。
職場とは離れた、社内でもあまり人の来ないトイレへ。
予想通りトイレには誰も居なかった。この階のフロアは女性社員が少ないから、ここを利用する人もあまりいない……はず。
でも、油断はできない。全く誰も来ない保証はどこにもないのだ。
一番奥の個室に入って携帯電話を取りだす。あの男の番号を出し、かけた。
…………呼び出し音が暫らく鳴った後、彼が出た。
『……やあ。ちゃんとご飯は食べてきた?』
穏やかな低音に私の鼓膜を通じ身体を震えさせた。身体が緊張する。
「はい……ご、ご主人様」
声を潜め、未だ抵抗のある呼び方を声の主に返した。そうじゃないと、後で何をされるか分からない。
昨日も私の身体を苛んだこの男は――私の『主』を主張する。
先日から私を躾と称し調教する男。名を始音カイトという。
昨夜、昼食を取ったらトイレから連絡を入れるよう、彼に指示されていた。
私に逆らう権利は無い。逆らえばお仕置きされるし……私が強姦された姿を映した動画を彼に握られている。いや、正確に言えば強姦されているというのに悦んでいる私の動画を、だ。
彼に無視すれば無修正のそれを、会社や動画サイトにバラまくと脅されれば、私にはなす術がなかった。
それだけじゃなく、カイトは私を犯す度に、乱れ悶える私の痴態を気まぐれに撮影する。
そして泣きながら許しを乞い快楽に溺れる姿を、正気に戻った私に見せて哂う悪趣味な一面があった。その度に羞恥で苦しむ私を、カイトは愉しんでいる。
「あ、あの……」
萎縮する私に、咽で笑う声が聞こえた。
『焦らないで。ちゃんと持ってきた?』
アレは、昨日手渡されていた。思い出し、かっと顔が熱くなって俯いてしまう。
「はい」
『そう、時間も無いことだし準備しようか。……服を脱いで。全部ね』
通話口から聴こえる言葉に絶句した。外からの視界を隔てた個室だけど、全部って……。 
「ま、待って……」
『今更でしょ? メイコ。昨日君が僕におねだりしたことを思い出せば、個室で裸になるぐらいなんとも無い筈だよ?』
うろたえる私に、柔らかな声が容赦なく言い放つ。
『メイコは昨日、後ろの孔の処女を僕に差し出したよね。自分からお尻を開いて、恥ずかしい格好でさ。あれに比べたらそこで裸になるぐらいどうってことないよ』
「やめて!」
嘲笑を含んだ声音に、昨夜の出来事を思い出し涙が滲んだ。
お尻の孔をしつこく弄られ、高められ、誘導されて……自分から願ったのだ。あんな弄り方、我慢が出来なかった。
挿ってきた肉の棒がお尻を貫く耐え難い屈辱を思い出し、携帯電話を握る手に力がこもる。
とても最後までカイトの嘲りを訊いていられなくて、返事をするほかない。
「……もう、分かったから……」
『あ、ガーターとストッキングはそのままでね』
携帯を紙巻器の棚の上に一旦置き、私はスーツに手をかけた。
あまり時間をかけられない。ブラを外すと、キスマークと強く握られて出来た指の痕が、乳房と一緒に揺れる。昨夜の名残だ。
最後にショーツを下ろした。内腿に冷たい感触が伝う。彼の声を聴いて、これからやらされることを予想し下着はしっとりと湿っていた。
カイトに調教された身体は、私をすっかり作り変えてしまった。屈辱的な命令なのに私の身体は反応している。
服を畳んで便座の後ろの棚に置く。ひんやりとした空気が肌に染みた。
こんな場所で、無防備な姿になるなんて心細くて仕方ないのに、確かに興奮している自分がいた。
351 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/03/29(火) 12:30:45.53 ID:W57qOxRE

リーマンなカイトとOLなメイコ3/メイコ編 3

「脱ぎました……」
再び電話に出ると、カイトの楽しげな声がした。
『じゃあ、便座に座ってから、アレ出して』
蓋をした便座に座り、ポーチの中を探ってアレを取りだす。アレとはローターのことだった。昨日の夜カイトから手渡され、会社に持っていくよう指示されたのだ。
イヤらしいことが大好きなメイコのために、会社でも満足させてあげるよ。そう言って。
『スイッチいれて、乳首に当ててごらん。円を描くように……』
言われるまま乳首に低い音を上げ振動するローターを触れさせた。乳首に感じる振動に肩が竦む。
「んっ……」
『ふふ。メイコは乳首弱いもんね。もう勃ってるんだろ? もう片方も同じように』
指摘通り、刺激を受けた乳首ははしたなくピンと勃って硬くなっていた。芯を持って反応を示すそこに、いつも触れてくる彼の指を思い出す。
私が否定や拒絶の言葉を口にする時、いつもお仕置きに乳首を強く捻り上げられる。
痛くて、悲鳴を上げる私にお構いなしに抓って冷笑するカイトが脳裏に浮かび、背筋に悪寒とも快感とも言い難いものがぞくりと這った。
あの夜から、私はカイトを「ご主人様」と呼ばされて身体を好き勝手に犯されている。
一夜限りの関係だと思っていたのに撮影された恥態を材料にカイトは私を辱め、あれから私の世界が一変してしまった。
カイトは避妊をしようとせず、私は自分を守るためにピルを常用するようになり、昼間は何食わぬ顔で仕事をこなして夜はカイト専用のペットだった。
これは『躾』だよ。そう言いながらカイトは私に囁いて身体を蹂躙した。
嫌らしい台詞を言わされ、恥ずかしい格好も幾度となくさせられた。その姿を眺め、カイトはせせら笑い私に侮蔑の言葉を投げつける。
拒絶すれば胸を抓ったりお尻を平手で叩かれ、次第に私はカイトに従順になっていく。
恐ろしいのに、嫌なのに、拒否しきれない。カイトの調教は性質の悪い麻薬のようだった。
意地悪を囁く低音も私を苛む指も舌も痛みも全部が甘くて、腰や身体の奥底も蕩けてしまう。
全てが終わった後、私を抱きしめる体温がそれまでの仕打ちを忘れさせるぐらい優しい。
あんなに私をいたぶるのに、身体や髪を撫でられると心地よくって、この時ばかりはつい、うっとりと身を任せた。
カイトは行為中とその後の落差が激しいのだ。受ける仕打ちが激しい程、その後に包み込む腕が異常な性行為を忘れさせ安心させて、私を錯覚させる。泥沼だった。
そんな夜を重ねてゆき、気がつけば私はカイトに身も心も支配される獣になっていた。
音漏れを恐れてメモリを下げているローターの弱い振動に、敏感な乳首は物足りない性感を感じて焦れた吐息が咽を登る。便座に座り込む脚が、もっと欲しいと徐々に開いた。
静かな空間に私の堪え切れない吐息が響く。アソコが燻るように熱い。開いた脚の中心が自然に便座のフタの上に乗って、ひんやりとアソコを冷やした。
「は……ぁ……」
『どんな感じ?』
「気持ち、いい……です。でも……」
『でも? なに?』
「……足りない……お願いします、ご、ご主人様……」
352 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/03/29(火) 12:35:23.25 ID:W57qOxRE

リーマンなカイトとOLなメイコ3/メイコ編 4

官能の種火が下半身で燻ってる。一度火をつけられた身体は、より強い刺激を求めて私を灼いた。
カイトの咽で笑う気配が、肩で耳に押し付けた携帯電話から伝わる。
『全くメイコはしょがない淫乱だね。下、触りたいの?』
「だって……」
『ま、いっか。いいよ触って。でも、僕の言う通りにね。大きく脚を開いてアソコを丸出しにして』
言われるまま、便座に浅く座り脚を出来るだけ広げた。昨夜指示を出された時から期待でうずうずしていた身体は、素直に声に従う。
後ろに傾けた背中に、タンクの冷たさを感じて、火照る身体を自覚した。
『ローターを舐めてからクリトリスに当てて。下から上になぞるんだよ』
目の前にカイトが居るわけじゃない。こんなこと、感じているような声出してやり過ごしたり、服だって脱いだ振りしてカイトを喜ばせればいいだけなのに。
だけど私はカイトを拒否出来なかった。だって、手にしたローターが昨夜の情事の激しさを思い出させ、身の内を焦がすのだ。
舌でローターに唾液をつけ、舐め上げた。
あの柔らかな低音が放つ酷い言葉に、身体が支配されている。カイトの声に私は指一本も自分の意思で動かせない。
護ることも隠すこともできない裸体は熱が高まる一方で、さっきまで肌を撫でていた寒さなどもう感じなくなった。喘ぎを咽の奥で留めるも難しい。
私の個人情報はカイトに握られ、彼は私のスケジュールどころか生理期間までを完璧に把握していた。
だいたい2〜3日おきにカイトからの連絡が私の元に届いて、呼び出される。
場所はいつもホテルか私の部屋で、まだ躾中だからと土日などは室内から出してもらえない。全てがカイトの都合に合わせ、私は行動させられた。
心も身体も疲弊するまで酷使され、抵抗する気力を快楽で踏みにじるようなセックスは、私の中から知らない生き物を揺すり起こす。
呼び出しのメールに終業後いそいそとホテルに行き、苛められ犯されてカイトをご主人様と呼ぶ日々は、私の中の淫らな獣を目覚めさせ刺激して止まなかった。
「はんっ……」
膨れたクリトリスに宛がうローターは唾液と粘膜で滑らかにソコを辿った。望んだ快感に咽が反る。
『可愛い声。ゾクゾクするよ……』
「……っ」
イイコだね。と囁く声と、ちゅっと湿った音。アソコにキスされている気がして、興奮する。潤んだ膣から新たな体液が零れ、便座のフタを汚した。
指示に合わせ、アソコを蹂躙するローターが敏感な部分に触れる度に、膝がびくんと跳ねるのを押さえられない。
『メイコ、感じてる?』
「う……は、い」
『ホントかなぁ? メイコの涎を垂らす孔の音が聴きたいよ。確かめたい』
びっくりして動かしていた手が止まった。え……?
我に返った私の口から、初めて否定の言葉が転がり出る。だって、そんなの恥ずかしい!
「や……無理……!」
途端に、穏やかだけど不機嫌さを滲ませた声が携帯から響いた。
『無理じゃないよね。メイコは変態だもん。今だってそんな所で一人でオナってるんだから』
ひどい。やれと命令をしたのはカイトなのに、まるで他人事のようにそんなことを言ってくる。
「でもっ」
こんなことを社内でしているのに今更だけど、それでも羞恥が勝ってまた口答えをしてしまう私に、一際低い声が投げつけられた。
『聴かせて。命令をきかないとお仕置きだ』
353 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/03/29(火) 12:40:48.51 ID:W57qOxRE

リーマンなカイトとOLなメイコ3/メイコ編 5

命令。そう言われて私は身を竦めた。お尻を打たれた時の恥辱を思い出してしまう。
一旦ローターを置き、のろのろ腕を動かし脚の間に携帯の通話口を据えて指でアソコに触れた。
入り口と襞を擽るように動かすと、濡れそぼるソコは簡単にくちゅくちゅと音を鳴らした。
電話の向こうで耳を澄ましているであろうカイトを想像し、脳内で自分の指をカイトのモノに置き換えまた芯が疼いた。
微弱なローターの振動より、指で弄ってカイトに音を聴かせている方が感じる……。
はぁ、と息をつき、電話に戻ると堪え切れないといった笑い声が私の鼓膜を嬲った。
『はは。イイ音だね。たくさんイヤらしい汁を零して傑作だよ。
 あ、ローター使っていいよ』
カイトは満足したようだった。許しを得て、再びアソコにオモチャを当てがい息を殺して快楽に身を震わせる私に、カイトの意地悪な軽口を言う。
『ねえ、会社のトイレでさ、裸になってオナニーしてるのって、どんなキモチ?』
「……っ……!」
『あんなはしたない音がする位濡れてさ。さすがメイコだよ。すごく嫌らしい。
 ……誰かに気づかれたらって思うと、もっと興奮するのかな?』
「そんな……あっ、ん……」
『気持ち良いから大股開いてんでしょ? メイコはおマタがゆるいからね。感じると、いつも僕に見せつけるように脚を開くじゃないか』
視線を下半身に向けると、桃色の乳首を尖らせた乳房の間から陰毛が飾る脚の付け根が見えた。広げた性器から陰毛を透かしオモチャが嬲る赤いクリトリスを僅かに確認できる。
ローターを動かす度、内股がぴくぴく震える。座り込む便座のフタも、背中が寄りかかるタンクも、私の上がりっぱなしの体温ですっかり温くなっていた。
身体を中途半端に蝕む刺激は、ただ私をじりじり私を焦らすだけ。快楽が苦しくて私はカイトに懇願した。
「お願い……全然、足りないの」
『足りないって、何が?』
分かってるくせに、カイトはとぼける。意地悪だ。私の身体をこんなにして、嘲笑して快感を得ているのに。……ヘンタイなのは彼のほう。
「イキたい……」
ローターが滑り、良い所に当たって声が漏れてしまった。
『素直で可愛いね、メイコ。でも、口の利き方戻っちゃってるよ? そうじゃないよね』
「……ぁ、イカせて下さい、ご主人様ぁ……」
ねだる声は余りにも甘ったるく、自分自身に嫌気がさした。でも、それが今の私の偽らざる気持ちだった。
『それから?』
あくまでカイトは私に言わせる。そうさせることで、私の被虐性癖を認めさせるように。更なる快感を求める身体は彼の思惑通りに理性を手放させ、それは一旦仕事を放棄する。
震える唇が勝手に動き嫌らしい言葉を綴って、子宮がどうしようもなく疼いた。
「メイコの、えっちな露を零す淫乱なアソコを……苛めて、下さい……」
恥ずかしさも頂点になって、涙が滲む。電話に向かってこんな卑猥な言葉でおねだりするなんて。
過去、関係のあった男にこんな仕打ちを許したことなんて一度もなかった。強引に身体を求められても、はっきりと拒否を示せば相手は退いてくれた。
セックスに溺れることがあっても乱暴にされれば途端に冷めたし、ましてや被虐の悦びなんて感じたことなどなかった。
それなのに、カイトに酷いことをされると身体が言うことを利かなくなる。あの低音が囁く命令とお尻を打つ手のひらに、性感を感じ全身が震えた。
恐怖も痛みも全部快感にすり替わり、脳が警鐘を鳴らすのに引き込まれる。
その一方で正気の部分の私は、カイトに玩ばれる現実を受け入れることなんかできない。
こんな自分を信じたくないのに、身体はカイトの陰険な言葉でちゃんと悦んでいて、苦しかった。
354 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/03/29(火) 12:45:05.50 ID:W57qOxRE

リーマンなカイトとOLなメイコ3/メイコ編 6

『……いいよ。ローターを下のお口に入れて。奥までね』
許しを得られ、私は粘膜の溢れるソコにオモチャを押し込んだ。粘膜を垂らしながらそれはくぷんと埋没し、コードだけが襞の間から顔を出す。
胎内で震える微弱な振動にまた焦れた。
『入れた? そうしたら、メモリを最大に上げてクリトリスを指で弄って』
唇を噛んでメモリを上げた。途端に強く震えだしたローターの刺激に思わず身体が跳ねて、反射的に脚を閉じてしまった。
「はひっ……!」
ぶぶぶ……とアソコからこもった振動音が漏れている。その音も私を煽った。
『気持ちイイの? クリトリスも触ってる?』
「ま、まだ……あっ、ぁ」
『ダメだよ。ちゃんと言うこときいて』
柔らかな口調だけど、有無をも言わせない威圧感があった。閉じてしまった脚を緩々開き、震える指先をソコに運ぶ。
ちょんと触れただけで、熱い溜息が咽から漏れた。それを悟ったのか、カイトが訝し気に訊く。
『どうしたの? 指の腹でクリトリスを引っ掻いてごらん。それと……』
カイトの言葉に沿い指を動かすと痺れるような快感が身体を巡った。まるでカイトに触れられているみたい。
喘ぎ、絶頂へ導かれながら、私は周囲のことなんか考えられなくなっていた。いやらしい声も吐息も、とっくにトイレ中に響き渡ってる。
今ここに誰か来たら、絶対に言い逃れなど出来ない状況に興奮して性感が高まっていく。
自分を慰めることなんて初めてじゃない。だけど身体は自分ひとりで自由にするより、ずっと私を昂ぶらせた。
容赦のない卑猥な命令を下すカイトの低い声音が、私を狂わせる。カイトの私を嗤う言葉や指令が、指一本触れなくても私の身体を疼かせて、意のままに操って喘がせた。
こんな場所で感じて快楽を追う私は、カイトの言う通りもう淫乱な女でしかないのだ。
「ぅは……っ、や、あ……っ」
『……もうイキそうみたいだね。今人が入ってきたら、メイコは会社に行けなくなっちゃうのかな?』
一番考えたくないことを、あっさりとカイトは口にする。まるでそうだったら面白いのにと言わんばかりだ。
「い、言わな、いで……っ」
「ああ、変態の君はバレたって普通の顔して出社するんだろうね。それで、周りの人間に嗤われながらアソコを濡らすんだ」
剥けて硬くしこる尖りが指の下でコリコリと押し潰す。体液で滑る度に身体を痺れさせ、胎内で動くオモチャの与える刺激を増幅した。
粘ついた水音を立てて動く指が止まらない。段々荒くなっていく呼吸が苦しい。身体のどの部分より、アソコが感じて仕方なかった。
こんな時に、本当に人が来たら、私……っ。
「あ、あっ……んぁ……」
『ふふ。メイコ、気持ちイイ?』
「ん、っ」
『素直だね。いいコだよ。メイコはイヤらしいことをしている時が、一番カワイイ』
鼓膜に響くカイトの声に夢中になっていたら、粘膜まみれの指が滑ってクリトリスを強く弾いた。
「っ、ひゃぁん」
『しー。そんな大きな声出したら、トイレの外にだって聴こえるよ?』
はあはあ息を乱し必死に喘ぎを殺す私とは対照的に、カイトはどこまでも余裕綽々で。
絶頂の兆しを身体が察知し、内股がぴくりと震える。
「あぁ……は、ぅ……も、イっちゃう……」
『……イキたい?』
「は……い……っ」
しばらく沈黙があった。焦れる私を余所に、カイトはゆっくり溜息をつく。
『仕方ないね。いいよ』
まるで、手のかかる子供へ向ける教師のような物言いだった。
許しを得て、私は夢中で指を動かした。中と、外からの刺激に耐えられるはずもなく、簡単に快楽の階段を駆け上る。
「っ、あ! ひぃん……っ、あっ――! ん、ん……」
膨らんだ快感が弾け、独特のぞくぞくした感覚が全身を走る。
制御できず、携帯を片手に大股を開きながらびくびくと私は身体を震わせ、果てた。
脱力し乱れる息に乳房を弾ませ、特有の倦怠感に浸る私に「ご苦労さま」と笑いながらカイトが労う。
『楽しませてもらったよ、メイコ。今日の帰りもいつもの場所で待ってるからね。ご褒美に、うんと可愛がってあげる』
一方的に通話が切られ、私は携帯を畳んで脚の間の奥深くで振動するオモチャのスイッチを切った。
コードを引っ張ると、余韻に締まる膣壁を押し分けながらローターが粘膜と共に出て便座のフタを濡らした。
355 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/03/29(火) 12:48:31.64 ID:W57qOxRE

リーマンなカイトとOLなメイコ3/メイコ編 7

――うんと可愛がってあげるよ。
切り際のその言葉に、身体が熱くなる。
今日もあの声で意地悪を言われて、大きな手のひらが私のお尻を打つんだ。――そして犯される。じんじんと熱を持つアソコを押し開き、手加減なしに何度も何度も穿たれ屈辱と苦痛と凌辱が私を狂わせていく。
どれも軽蔑していた行為のはずだった。
女を力ずくで捻じ伏せるなんて、恥ずべき行為だと憤ってた。
頭では嫌悪を持っている程なのに、身体はぶつけられる辱めにこれ以上なく感じて獣が悦ぶ。
自分でも存在すら知らなかったイヤらしい獣を無理矢理引き摺りだされ、これを戻す方法を私は見つけられない。
手に負えない淫乱の獣に手を焼くなけなしの理性が、私の中で苦しいぐらいに鬩ぎ合う。イヤなのにイイ。辛いのも苦しいのも、全てが私を蕩けさせた。
否定してもするほどに、私はカイトに、自分の性癖に、どんどん追い詰められていく。
そんな自分を忘れたくて、昼間の時間は平然な顔をし真面目に仕事をこなすけど、カイトが私の目の前に立てばそれすら夜の乱れ方を際立たせる原因になった。
そして元の自分でいられる会社の中でさえ、全裸になって自慰に耽るまでになり、もう逃げ場なんて何処にもありはしなかった。
囁かれる毒のような声と、日常の中の非日常の状況に興奮し、それを自覚しているのに止めることができない指。なんて嫌らしく、性質が悪い。
本当に、どうしてこんなことになったのだろう。
あの電車で、どうして私はあんなことをしてしまったんだろう。あの時、私は確かに捕食者だった。しかし今は、彼の命令に背けない従順な獣だ。
自尊心も矜持も粉々に砕かれ、身体の中では淫獣が悶え狂う。こんなの、こんなの私じゃない……!

痛くて、辛くて……でも気持ちがいい。屈辱すら性器を濡らす。
私を淫乱のメス犬と呼ぶ、あの声。
胸の奥を締める苦しさに、快楽に流される情けなさに涙が浮かんだ。

私は、私は――。

打たれる記憶に、お尻が熱くひりつく痛みを思い出し、疼くアソコがまた濡れるのを感じた。


おしまい


所詮エロSSだけど、楽しんでくれる人がいてくれたら幸い。
パラレルばっかでスマヌ。ボカロ設定のも書く。
356名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 15:08:48.66 ID:fONehjHv
GJ!葛藤するメイコ萌
357名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 15:40:38.67 ID:rWOeIXjJ
>>355
GJ!なんという鬼畜リーマン・・・
358名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 15:45:56.35 ID:MZ9gcMGD
>>355
GJ!
めーちゃんかわいいよめーちゃん
ボカロ設定のも楽しみです
359名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 17:43:04.54 ID:6pFJ3IRx
GJ!徐々に堕ちていくメイコさんいいよいいよ
下克上さんの話はどれも好きだからパラレルだって自重しなくていいんだぜ
もちろんボカロ設定にもwktk
360名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 20:36:31.41 ID:Rq3kzv6s
下剋上さんの新作きてたー!
ご無事で良かった!
今回もエロくて素敵でした 悔しいッ・・・でも(ry なメイコさん可哀そうで可愛いよ
ボカロ設定のも楽しみにしております!
361名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 21:33:16.98 ID:5NXvOrUE
下克上さんGJ!
メイコさんの心象描写が丁寧ですばらしい。お尻ぺんぺんされるメイコさんかわいそかわいいです

自分もパラレル好きなので気にせずどんとこい!
362名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 21:44:52.40 ID:g1WiY96h
下克上の人キタコレ!
相変わらずのエロさですね。安心します。







いろはさんのゲームがKOTYを取ってしまった件について。
363名無しさん@ピンキー:2011/03/29(火) 22:14:48.88 ID:AU+5Hm96
>>341
シテヤンヨの人来てたー。これはいい和風
ゆったりした雰囲気でイイ!ね インタネ家の仲良しぶりも和む

>>343
先生!はしょる部分を間違えてます、早急に詳細を(ry

>>349
真っ黒ご主人様の遠隔エロ調教にハァハァが止まらない件
このシリーズのSっぷりは相変わらず素晴らしいすっなあ
364名無しさん@ピンキー:2011/03/30(水) 02:39:37.40 ID:y4q5Y5rO
>>355
下剋上の人来てる!GJGJ
めーちゃん可愛い可愛い
ミクとの絡みも設定的に新鮮で良かった!
パラレルでもボカロ設定もどっちも好きだ

出来たらショートでも良いので闇○王設定のをまた見たい・・・です
365名無しさん@ピンキー:2011/04/02(土) 21:28:43.90 ID:43qZLNrX
かわいいよメイメイかわいいよーっ!!
366名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 02:49:27.52 ID:SSAKdWh7
公式キャラデザが無いからか、MIZKIの話があんまり無いなぁ、と思ったので挑戦してみた
カイト×ミズキ(というよりはカイト←ミズキ)な話
長くなったんで、出来てるとこまで&キリのいいとこまで投下、以下注意点

・カイト×ミズキ
・ルカがブラコン、かませっぽい?
・ミズキは大和撫子&お嬢様なイメージ
・病んでる要素あり
・途中
・今のところエロは無い、エロ入れるかは未定
・タイトルは『桜の想い』
367桜の想い・前:2011/04/03(日) 02:50:49.97 ID:SSAKdWh7
彼女はただただ一途で純粋だった。
彼女の瞳はただただひたすら俺だけを映し続けて…


彼女は謡うんだ、舞い散る桜の花びらのような、淡く、儚く、美しい微笑みを浮かべて…


ティーポットからカップへと適温の紅茶を注ぎ、その中にジャムを一さじ分落とす。
ルカから教えて貰った飲み方で、ロシアンティーと言うらしいが、
俺は思いの他これを気に入ってしまい、最近は毎朝これを飲んでいる。
軽く一口飲んでから時計を確認し、そろそろみんな起きてくる時間かな、と一人呟く。
カップをもう一つ取り出し、先程のティーポットとジャムををその隣に添える、これはルカの分。
「えーと、リンとレンはオレンジジュースで、ミクは牛乳、MEIKOは……」
酒よこせ酒〜、と言うかもしれないが、ここは無難に烏龍茶がいいだろうな。
全員分の食パンをトースターにかけながら、ほぅっと一息つく。
今日は珍しく全員休みの日だ。
理由は至極単純、クリプトン社から今日明日と全員休むよう命令されたからだ。
何だか裏があるような気がするが、まあ最近あまり休めていなかったので、
とりあえず有り難く休ませて貰う事にした。
そんな事を考えながらパンが焼けるのを待っていると、トントントンッと
階段から誰かが降りてくる音がした。
我が家で俺の次に起きてくるのが早いのは大体ルカなので、
ルカかな?と思いながら扉の方に目を向ける。
「はよ〜、KAITO〜」
「おはようMEIKO、あれ?今日は早いね?」
「ん、まあね」
意外な事に、1番に降りて来たのはいつも最後に降りてくるMEIKOだった。
MEIKOは寝ぼけ眼のまま俺の方をしばらく眺めていたが、突然
ニヤリッ
そんな擬音が聞こえてきそうな意味深な笑みを浮かべた。
「な、なに?」
「ん〜、なんでも〜」
そう言いながらも、ニヤついた顔のまま自分の席に座る。
なんだろうか、なにか企んでる?今日全員休みなのとなにか関係があるんだろうか?
嫌な予感がする、MEIKOのあの顔は、ろくでも無い事を考えている顔だ。
「MEI…」
チーンッ
あ、パンが焼けた。



「みんなちょっといい?」
皆が朝食を食べ終え、一息ついた所で、MEIKOがそう切り出してきた。
「なーに、メイ姉?」
リンのその言葉に追従するかのように、皆がいっせいにMEIKOの方へと視線を向ける。
「昨日会社からメールがあったんだけどね」
MEIKOは言いながら、俺の方へとニヤニヤ顔を向けてくる。
さっきもあんな顔してたな、なんだろう、嫌な予感しかしない。
とりあえず紅茶を飲んで
「YAMAHA社製のボーカロイド、VY1『MIZKI』が、今日からこの家で暮らす事になるのよ」
368名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 02:52:10.19 ID:SSAKdWh7
「ブーーッッッッ!!!!」
「お、お兄様?」
「うわっ、キタネ!!」
思いっ切り噴き出してしまった。向かいの席に座っていたレンがもろに被害を被っていた、ゴメン、レン。
ていうかくそっ、MEIKOめ、さっきのニヤついた顔はそういう事か。
「お兄様、どうしたんですか?」
ハンカチを差し出しながら尋ねてくるルカ。
「あ、ううん、なんでも無いよ」
とりあえずごまかしながら手で、ハンカチはいいよ、と断る。
ていうかそのハンカチはレンに貸してあげて。
「リン、ハンカチ貸してくれよ」
「いやよ、ばっちい」
レン…………ホントゴメン。
MEIKOの方を再度見る。さっきよりもニヤニヤ度が増していた。
「ミズキさんかぁ〜、私会った事無いなぁ…」
ミクが何事も無かったかのように、話を戻す。
ミクは空気が読め
「そういえばお兄ちゃんとお姉ちゃんは会ったことが有るんだっけ、どんな人だった?」
て無かったよ、MEIKO絶対俺に振るよ。
「まあね、私とKAITOでクリプトン家の代表として一度挨拶しに行ったからね」
「へーそうなんだー」
「まあ」
来るよ、絶対来るよ。
「彼女に関しては、私よりもKAITOの方がよっぽど詳しいから、KAITOに聞いた方がいいわよ」
ほらね、MEIKO絶対楽しんやがるよ、この状況を。
俺の隣でルカがぴくっと反応した、少し目つきが険しくなる。
うん、ルカその顔ヤメテ、コワイコワイ。
「ねーお兄ちゃん、ミズキさんってどんな人?」
ミクが俺の方を向いて尋ねてくる。それに合わせて、皆の視線が俺に集まる。
あー、答えなきゃいけない雰囲気だよ、まあ、別にいいんだけどさ、いいんだけどさ!!
彼女の姿を思い浮かべる。
俺に向けられる、あの淡く、儚く、美しい微笑みを、思い浮かべる。
「……桜」
「「「「桜?」」」」
MEIKO意外の皆が、キョトンとした顔をしている。
「へー、案外まんざらでも無いんじゃない」
けれど、MEIKOだけは、意外そうな顔をして、小声でそう言った。
まあ、そうだろう、だって彼女は謡うんだ、俺の事を青空だと、自らの事を桜だと。
「桜みたいな人、って事?」
「うん、まあ」
「確かにパッケージは桜をイメージしてあるけど」
「曖昧でよくわかんないなー」
「会ってみれば分かるよ」
ミク、レン、リンと立て続けに質問してきたが、曖昧にごまかしておく。
正直、色々深く突っ込まれたらマズイ、彼女が来たらまあ結局バレるんだから関係無いんだが、
何となくギリギリまでバレたくない。
特に、俺の隣で険しい顔をしているルカには。
ルカはクールな顔してブラコンで、非常に独占欲が強い。
俺と彼女の関係性を知ったらキレる、多分、いや絶対。
「その」ピンポーン
そのルカがなにやら言おうとしたのと同じタイミングで、家の呼び鈴が鳴る。
あー、彼女だろうなぁ…この家に普段訪ねて来るのインタネ、ASH家の
ボカロ達ぐらいなんだけど、彼等今日仕事っつってたしなぁ。
「来たみたいね」
言いいつつ、MEIKOが俺の方を向きながら親指で玄関の方を指差す。
「向かえに行ってあげなさい」
「……だよね」
369名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 02:52:54.55 ID:SSAKdWh7
正直まだ心の準備は出来ていないが、来てしまったモノは仕方ないし、
俺が出迎えるべき場面だろう。
席を立ち、玄関の方へと向かう。その俺の後に、皆がついて来る。
玄関の前で、一つ深呼吸をする。礼儀正しい彼女の事だから、
いきなり抱き着いたりはしてこないだろうが、いかんせんどこと無くズレた娘だ、
こちらの予想の斜め上な事をしてくる可能性は十分にある。
ピンポーン
再度呼び鈴がなる。
「はーい、今開けます」
覚悟を決め玄関の扉に手をかける。そしてそのままゆっくりと扉を開ける。
「…………」
そこには………………


花嫁が佇んでいた。


ゴメン、意味が分かん無いと思うけどそれ以外に言いようがない。
二人の黒服に守られるように中心に佇む人物は、いつもの桜色の着物ではなく、白無垢を着ていた。
角隠しを被り、俯いている為、表情はわからない。
後ろの方でクックックという、声を押し殺したような笑い声が聞こえる、多分MEIKOだろう。
それ以外の皆は、無言。目の前の光景に呆気に取られているのだろう。
しばらく静寂が続く。
そんな中、『花嫁』がゆっくりと顔を上げる。
「カイト様……」
『花嫁』は、その美しい瞳に涙を溜め、幸せそうな微笑みを、
まるでヴァージンロードを歩く新婦のような微笑みを浮かべ、言葉を紡ぐ。
「この日を、一日千秋の思いで待ち侘びておりました。
ふつつか者ではありますが、末永くよろしくお願いいたします」




まあ、簡単に言うと、俺と件の花嫁………VY1、MIZKIは、クリプトン社と
YAMAHA社がノリと勢いで俺の意思をガン無視して決めた婚約者?である。

という説明をリビングで皆にした訳なんだけど
「なんですかそれは!!」
ダンッ、とテーブルを叩き、ルカが声を張り上げる。
そのまま険しい視線を俺と俺の隣に座っている……隣に座っているというよりは、
隣で寄り添っているという表現の方が正しいかもしれない……ミズキさんに向けてくる。
ちなみに、朝食の時とは違い席に着いているのは俺、ルカ、ミズキさんの三人だけ。
ミクは少し離れた所で「ホントに、桜みたいに綺麗な人……」と少しズレた事を言っていて、
リンとレンは何故か隣の部屋から顔だけを覗かせて「ぷぷぷ、面白い展開になってきた」
「カイト兄ナムー」等と好き勝手言っている。
MEIKOは壁に手をついて呼吸を整えている、さっきまで爆笑していた為だ。
ついでに、ミズキさんの服装はさっきまでの白無垢ではなく、
いつもの桜色の着物だ。
ていうかなにこの構図?俺とミズキさんがルカに尋問されてるみたいなんだけど……
いや、みたいじゃなくて実際にそうなのか。
370名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 02:53:18.95 ID:SSAKdWh7
「ル、ルカ、ちょっと落ち着いて」
「これが落ち着いていられますか!!」
再度ダンッ、とテーブルを叩きいっそう強く睨みつけてくるルカ、正直普通に怖い。
「だいたい、いつからそんな事に……っ」
「あ、それ私も知りたい」
ルカが呟いた一言は、誰に向けられるでもない一言だったのだろうが、
それをミクが拾って質問してくる。ミク、相変わらず空気の読めない子……
「私とカイト様のなれそめでございますか…」
その言葉に反応し、ミズキさんが頬を僅かに染める。
そして、俺の方へと意味深な視線を向けた後、照れたような、
それでいて嬉しそうな表情を浮かべ、顔を俯かせる。
「初めてお会いしたあの日より、私はカイト様に心奪われ、カイト様を思う日々を過ごしておりました…」
「え?一目惚れ?キャーキャー」
「カイ兄やるぅ!!」
「…ちょっとカイト兄に殺意が沸いた」
「ひゅーひゅー」
「………」
ミズキさんが語るその内容に、皆がやいのやいの囃し立てる。
…………MEIKOもいつの間にか復活してその輪に加わっていた。
ルカは無言、逆に無言。
「想いを伝えようにも、私は立場上、自由に外を出歩けぬ身。カイト様への想いを恋文として綴り、
伝えようとした事もございましたが、何分初めての事故、書き綴る内、
少々枚数が多くなり過ぎてしまいまして……」
「ラブレター!?キャーキャー!!」
「……嫉妬で人が殺せたら……」
「ひゅーひゅー」
「カイ兄愛されてるぅ!!それで?そんなに沢山書いたの?便箋十枚とかそれ以上!?」
リンの質問に、ミズキさんは頬に手を当て照れながら答える。
「はい、お恥ずかしながら二百枚程を……」
「「「「「…………え?」」」」」
………あれ、聞き間違いかな?二百枚?なんか桁がおかしくない?
皆の表情を伺う、一様に顔を引き攣らせていた、MEIKOまでもが。
そして、ルカだけはやはり無言、ひたすらに無言。
「そ、そうなんだ〜。そ、それで?結局どうやって告白したの?」
あ、流した。聞かなかった事にするらしい、うん、俺もそうしよう。
「はい、礼を欠くことになるとは理解しておりましたが、社の者に協力してもらい、
カイト様との再度の逢瀬の席を用意していただきました…
そして、その席で私の想いをカイト様にお伝えしたのでございます」
あの時はびっくりしたなぁ……つい先日初めて会ったばかりの娘がいきなり
「カイト様……お慕い申し上げております」だもんなぁ…
「その後、YAMAHA社、クリプトン社、両社の方々が色々と気を回して下さり、
現在へと至る所存でございます」
そう言って、ミズキさんは話を結ぶ。
「へー、ミズキさん、健気で一途な人なんだねぇ…」
「カイ兄、とっとと結婚しちゃいなよ、You」
「……ていうか、俺らボーカロイドの結婚てなんなんだろうな…」
「一緒に暮らすとか?あ、だからあの白無垢…」
「………つまり」
皆が好き勝手言っている中、今まで沈黙を貫いていたルカが口を開く。
「貴方は自分の立場を利用して無理矢理お兄様の婚約者になった、と……」
そう言うルカの目は完全に据わっており、瞳からは光が消えている。
怖っ!?あれ完全に人殺しの目だよ!!
「あー、いや、ルカ?」
流石にこのままでは殺人事件に発展しかねないので、ちょっとだけ補足をすることにする。
「……なんでしょうか」
ルカは、ゆらり、という擬音がしっくりくるようなゆったりとした動作で、俺の方へと視線を向けてくる。いやだから怖いって!!
371名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 02:54:57.94 ID:SSAKdWh7
「いや、婚約者云々はミズキさんよりはクリプトン社とYAMAHA社の社員達が暴走した結果と言うか…」
「…どういう事ですか?」
少しだけ訝しげな表情をするルカ。
「いやさ、ミズキさんの例の告白の件をYAMAHAの人らから聞いたクリプトンの人らがさ、
『YAMAHAの箱入り娘、VY1がKAITOに熱を上げてるらしいぞ!?』『なに、やるな!!KAITO!!』
『なにそれ面白そう』『よっしゃ、俺らで二人の恋路を応援しようぜ!!』
『むしろもう結婚させちゃおうぜ?』『ちょっとその企画(?)YAMAHAに提出してくる!!』
『『けーっこん!!けーっこん!!』』て感じでノリノリで……」
「「小学生かよ!!」」
横からリンとレンがツッコム、うん、俺も同じツッコミしたよ……
ていうか君ら、さっき同じように囃し立ててたよね?
「……あの豚共……ファック、ファックファックファック!!!!」
ルカがぶつぶつと物騒な呟きをもらす、ついにキャラが崩壊しだしたよ!!
ヤバい、これはヤバすぎる……
「カイト様」
「ん?」
ふと、ミズキさんが俺の名前を呼んだので、顔を横に向ける。
……近かった、物凄い近くにミズキさんの顔があった。それこそキスをが出来るぐらいの距離に。
「汗を……」
ミズキさんはそう言い、少しだけ距離を離してから、桜色のハンカチで俺の頬を拭う。
左手は意図的なのかはたまた偶然なのか、俺の左手へと添えられている。
ミズキさん!?この状況でそれってミク以上に空気が読めてないよ!?
スッと、ハンカチが俺の頬から離れる。
「あ、ありがとう…」
「いえ……はしたない真似を致しました……」
俺が例を言うと、ミズキさんはそう言いながら、口元を着物の袖で隠す。耳元は真っ赤に染まっていた。
その美しい所作と恥じらいの表情に、一瞬、心をわしづかみにされる。
バクンッバクンッ、と心臓が早鐘を打ち、呼吸すら…
ブチンッ
なにかが切れるような音が聴こえた気がして、ハッと我にかえる。
恐る恐る、ルカの方へと視線を向ける。
「お兄様、安心してください」
ルカは、笑っていた、今まで見たことも無いような、美しい笑顔で。
「お兄様をたぶらかす女狐その他諸々は、私が始末しますから」
372桜の想い・前:2011/04/03(日) 02:57:07.52 ID:SSAKdWh7
その言葉と共に開かれた両目は、全く笑っていなかった。
ひたすら、ひたすら悍ましく、ダクダクと濁った瞳を暗く輝かせ、顔だけで笑っていた。
「「「「「ひっ」」」」」
ミズキさん以外の全員が、短く悲鳴をあげる。ヤバい、越えちゃいけない一線を越えちゃってるよ!!
「ル、ルカ、落ち着いて!!」
「そ、そうだよ、どうどう」
言いながら、MEIKOとリンががっちりとルカを押さえる。
「お姉様、リン、離してくれますか?」
「む、ムリムリムリムリムリムリ」
「そ、そうよ!!あんた今離したら何するか分からないじゃない!!」
「お兄様と……私以外の全部が無くなってしまえば……ずっと二人でいられるのに…」
ちょっ、ホントヤバいヤバい!!
慌てて周囲を見る、ミクと視線が合った。「なんか話を逸らして空気を変えてくれ!!」
と、目で合図を送る。
「え、ええええーと……」
流石のミクもテンパってるらしく、慌てて言葉を探している。そして、
「ひ、一目惚れなのは分かったけど、具体的にはお兄ちゃんのどこら辺が気に入ったの!?」
ピシリ、と、空気が割れる音が聞こえた気がした。
いやうん、ミクに悪気は無いんだろうけどね、うん、ここでその質問は無いんじゃない?
けれど
「空が…」
ミズキさんが口を開くと同時、空気が、変わった気がした。

彼女は、謡う、舞い散る桜の花びらのような、淡く、儚く、美しい微笑みを浮かべて。
「空が青ければこそ、桜は美しく咲く事もできましょう……」

皆が、一瞬、言葉を失っていた。
その唄を何度も聴いているはずの俺でも、その微笑みを見慣れてしまった俺でさえも。
それ程までに彼女の微笑みは美しく、他者を惹き込む魅力がある。
しかし、それも一瞬の事、皆が示し合わせたように同じタイミングで我にかえり、
一様にきょとんとした表情を浮かべる。あまりぴんと来ないのかもしれない。
その中で、ルカだけは先程迄と表情を一変させ、一瞬だけ驚いた表情をした後、
悔しそうに唇を噛みながら俯いていた……

青空、か。
彼女の想いを、そういった事情に疎い俺は、本来なら軽く見ていたと思う。
恋に焦がれる恋だと、いつか醒める恋だと、そう決め付けていたと思う。
けれど、実際には俺は悟ってしまった、彼女の想いがホンモノだと、本気の恋なのだと。

青空

俺をそう呼んだのは、彼女で二人目だったから……





とりあえずの所は以上です。続きは書けたら書きます。
途中タイトル入れ忘れましたorz
373名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 03:24:02.85 ID:3EDRa8wy
がんばれ性少年!b[^o^]グッ!
374名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 09:17:52.36 ID:VENeCMGU
ルカ「やっぱり嘘だったんですね」
ルカ「中に誰もいませんよ」
375名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 09:27:43.13 ID:x4X909Co
>>372
GJ!続き楽しみにしてます!
ミズキいいなあ好みだw
376名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 11:15:35.47 ID:9KsUVsAE
キャーキャーなミクとひゅーひゅーなメイコが可愛かったw
377名無しさん@ピンキー:2011/04/04(月) 00:46:29.23 ID:ozBmp17W
面白かったGJ
378名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 06:25:39.35 ID:oKHLAHyk
人いないな…

アペンドリンって15歳になったリンだよな?明らかに胸成長してるし…。
379名無しさん@ピンキー:2011/04/08(金) 07:19:29.96 ID:VCj21S20
>>378
sageようぜ
380名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 18:47:49.30 ID:0sekbSwl
廃墟だな…ボカロもオワコンか
381名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 21:04:50.21 ID:FEkgG5Uu
新生活でみんな忙しいんだって俺信じてる、信じてるってばうわ何をする
382名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 21:36:17.17 ID:fz+9Psun
地震の影響も確実にあるはず…

ていうか、SS来ないからってボカロがオワコンとか関係ないでしょ
383名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 22:06:15.86 ID:m8eZI59N
この程度の過疎で廃墟はねーよ
384名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 00:05:42.98 ID:KnivhJt0
規制とかじゃね?
385名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 11:43:24.37 ID:MBkiayjR
ではSweet AnnとBig Alで…
っていうかAlさん変わりすぎワロタ
386名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 16:53:12.79 ID:3nyIwJsb
オワコンは2ちゃんだ
387名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 17:52:47.82 ID:CWLQSAsw
今は掲示板以外にもツールが充実してるからな…
そのうえ大規模規制が頻発だし、人が離れても仕方ない

ま、ここで続き待つのをやめる気はないけどなー
388名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 20:12:14.98 ID:nMNEEe/L
ANNって首につぎはぎあるから誰かにマミられたのかと思った
389名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 00:14:00.75 ID:dGFXZuyU
しかしルカさんて、ヤンデレ、女王様、百合等々、もしかしたら
KAITOの次ぐらいにネタキャラ扱いされてね?
390名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 00:30:58.73 ID:FUNvmOx1
なんでそこからネタキャラ扱いという考えが出てくるの?
391名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 00:37:25.90 ID:s6N8fMNo
まぁ持ち物論争の結果からしてたこルカだしな
どうしてこうなった
392名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 00:41:42.34 ID:/22CcDZn
「様々に派生させやすいキャラ」をネタにしやすいキャラ、
つまりネタキャラと呼ぶのなら間違いではない。

笑い者にしやすいという意味合いとかで「ネタキャラ」と呼ぶなら
まあ、どうなんだろうw
393名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 00:42:51.31 ID:4SuZ2vDv
しっかしこのスレのミクさんの影の薄さと来たら…
萌えもネタもぶっちぎりでトップのはずなのにな
マンネリ化か?そうなのか?
394名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 01:30:11.85 ID:Rim7jz/W
ミクさんはカップリング萌え要素薄い気がする

年長組辺りがエチしてんのを偶然見ちゃって興奮して
分からないながらに一人エチしちゃうミクさんが1番萌えるw
395名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 01:47:05.94 ID:FUNvmOx1
>>392
なるほど、考え方、捉え方の違いか
自分は後者だととらえてるから
396名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 07:00:13.89 ID:8iC8hAzn
ミクは他ボカロよりもアイドル的なイメージが強くて1人で完結しちゃってる感じがするからなんか動かしにくい
397名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 10:09:58.18 ID:fFqxsNc7
>>394
年長組のエッチを目撃したのを逆に見つかって無理矢理参加させられる展開なら俺得
398名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 11:42:32.09 ID:Zsm8AlnP
>>391
マグロだグラットンソードだと言われてたなかに突然現れて颯爽といろいろ掻っ攫ってったからなぁw>>たこルカ
あれほどクリプトン最大の誤算と呼ぶに相応しい事件もあるまい。
399名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 13:19:06.67 ID:Ele7ACve
年長組のエッチを覗きしていた所を捕まり「命令聞かなきゃ年長組にバラす」と脅され、泣く泣く服従するミクを受信した。

…どこまでもエロパロにネタを提供する年長組ぱねぇっすっ!
400名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 00:02:02.44 ID:iF2MLLbG
>>398
pixivではマグロもそれなりに使われるがニコ動じゃあまり見ないね

グラットンソードは選択肢としてありえないだろと思ってしまう
401名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 00:09:39.67 ID:kF52oavJ
いろはと猫サイバーKAITOのラブラブ交尾SSを誰かください><
402名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 00:15:32.73 ID:ohvXR0Ci
そういえばGUMIのニンジンは持ち物としてそんな浸透しなかったなぁ
ルカまでかもしれんね亜種が人気なのは
403名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 00:21:19.73 ID:Y7Za9czI
鉄アレイはどうなったの?
404名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 01:43:29.92 ID:9ctgKhPs
キヨテルってなんでトランクスなの?
405名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 01:54:27.73 ID:dWC80kwX
>>401
言い出しっぺの法則

>>402
まあ、というか、クリプトン組が亜種が作りやすいってのも有るんじゃない?
インタネ組は声元ありきだし、ASH組は小学生だの先生だの
キティラーだの公式の設定ですでに結構癖の強い属性が有るからねぇ…
406名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 08:36:48.03 ID:5u85zSYP
リンレンはロードローラーだったよな…いつからミカンとバナナに変わったんだ?
ミキは…

miki「mikiプルーン♪」
ユキ「…?」(mikiの顔を見る)
ユキ「…??」(mikiの胸を見る)
ユキ「…???」(小首をかしげる)
miki「プ ル ー ン な の!!」(必死)
407名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 10:01:55.57 ID:qa4ucBJk
いや、ロードローラーのままじゃないか?
準装備がミカンバナナってだけで

プルーンじゃないmikiテラカワユスw
408名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 10:22:11.41 ID:ohvXR0Ci
mikiちゃんに初めて萌えたw
409名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 12:51:39.69 ID:7zn28szu
>>402
ブームも下火だしな
ルカあたりがギリギリ盛り上がってた時期だった
>>406
アホ毛がプルーンと揺れてるから大丈夫だよ!
410名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 14:43:09.01 ID:U1mro8kG
>>409 の書き込みが何故かルカさん下乳盛りと読めてしまったわたくしが行くに相応しい病院を誰か教えて下さい…

mikiちゃんのアホ毛プルーンしたいですw
mikiちゃんプルーン可愛いよmikiちゃん!!
411名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 23:11:22.88 ID:dWC80kwX
ミク「>>410に建てた病院が逃げた」
412名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 23:16:00.59 ID:Uaq1dT0T
409と410の間にルカさんの下乳がギリギリと盛り上がってる気がしてきた
うらやましいなぁ二人とも
413名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 05:44:26.44 ID:yS4n9XKJ
>>412
ミク「わたしの胸も盛り上がりそうです」
414名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 07:21:50.58 ID:IvUEkX3X
>>413
マスター「それはないよ」

ミク「え?」

マスター「アペンドとか別バージョン出ても買わないからね^^」

ミク「なん・・・だと」
415名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 07:38:43.38 ID:DtuDG6hW
うっ・・・う・・・
 くずおれるミクさん。長いツインテールが悔しさにぴくぴく動く。

しばらくするとミクさんの髪の毛が、意思をもったかのように動き出した。


「シテヤンヨ」

おめでとう、ただでさえ天使のミクさんはシテヤンヨちゃんにしんかした!
これで胸の大きさは気にならないよ!!!11!!
416名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 10:47:14.46 ID:hvkHcnIz
ヤンヨちゃんのアンヨとルカさん下乳prpr

mikiちゃんのアホ毛とミクさん…は全部prpr
417名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 21:08:14.60 ID:Sr+VXxV6
>>406
ミカンとバナナが先じゃなかったっけ?
ロードローラーのインパクトで消えたけど
418小ネタkwsk(0/5) ◆VkThMW9UULor :2011/04/13(水) 21:23:14.94 ID:fIexnTqT
>>415
ワロタwww



どうも、鬼t(ryです。
前回>>343の小ネタで三名様から[案の定セクース中w←そこをkwsk]と御指摘を受けましたので投下。

お題は[小ネタkwsk]それではお手柔らかに。
419小ネタkwsk(1/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/04/13(水) 21:25:21.28 ID:fIexnTqT
まったく…うちのマスターは油断も隙もありゃしねぇ。俺とメイコが一体何したというんだ(泣)




「明日はリンとレンがアペンドインスト兼ねてレコ、その他は非番よ。あと明日メモリ増設とPC整頓するって。」
メイコが明日のスケジュール確認から戻ってきた。
俺はメイコと揃って久々の非番。この日をどんなに待ち望んだ事か。
更にマスターはPCメモリを増設、整頓したりと大掛かりな事をするらしい。
まぁそんな事は俺達には関係ない…と思っていたのが間違いだった。

そして翌日、
「やったー!やっとアペンドだー!」
「リン、アペンドインストしても胸はあんまし成長しないぞ。」
「うっさいっ!さっさと行くよレンッ!行ってきまーす。」
「おう、行ってこい。」
「行ってらっしゃい。」
俺とは別の意味で、この日を待ち望んでいたリンとレンは元気よくデスクトップへ向かった。
「それじゃあお兄ちゃんお姉ちゃん、私、がくぽさんの所へ行ってきまーす。」
「CRV1MEIKO、CRV2KAITO。私、CV03巡音ルカはネットサーフィンへ行ってきます。後をよろしくお願いします。」
「おう、二人とも気をつけてな。行ってらっしゃい。」
「ミク、ルカ、行ってらっしゃい。」
後へ続く様にミクはインターネット家へ、ルカはネットサーフィンへと各々の行動をとった。
さて、俺も行動しますか。

「ちょっとぉ、カイト…んぅ…」
俺は妹分達を見送るとリビングへ戻ろうとしたメイコを部屋に連れ込み、啄む様に口づけをしながら
ベストのジッパーを下げた。
先日仲間が増え、家でメイコと二人きりになる機会が殆どなくなってしまい欲求不満なのだ。それも一ヶ月。
泣きたいくらいキツかった。そこへ待ち望んでいた二人きりの時間…もうメイコが欲しくて堪らない。
焦燥感と独占欲が交錯する俺はメイコのブラジャーの紐を腕へとずらし、露になった胸を鷲掴みした。
「あっ、んくぅ…」
メイコの可愛い嬌声混じりの吐息が俺の独占欲を煽っていく。
「はっ…メイコだって欲求不満だろ?ほら…」
俺は唇を離し、メイコをベッドへ押し倒した。そしてスカートを捲り上げて下着の上から腰を撫でると
結び目を見つけた。やった紐パンだ。流石メイコ、わかってるw
420小ネタkwsk(2/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/04/13(水) 21:26:52.16 ID:fIexnTqT
「ちょっと…待ってぇ…」
「二人きりになるのわかって紐パンなんだろ?嬉しいよ。」
メイコの台詞を余所に俺は結び目を解く。本当は口で紐をくわえて解きたかったけど。
紐パンから手を離し、直ぐさま俺はメイコの秘処に指を入れた。そこは何かが溶けている様に熱かった。
指を動かすと膣内はぎゅっぎゅっと指を喰わえ込み、メイコは可愛いソプラノをあげた。
「もうこんなに濡れてるじゃないか…メイコはエロ過ぎ。」
「はぁっ違う、のぉ…あぁっ」
メイコの身体は快楽に震え、俺を迎え入れる準備は整っている。俺の下腹部は苦しいほど疼き、独占欲は
頂点に達した。
「悪い、我慢出来ない…」
もはや俺はメイコに餓えた狼。おあずけ一ヶ月。今すぐ君が欲しい、一つになりたい、君の膣内を俺の
自身で引っ掻き回し、熱い欲望を何度もぶちかましてドロドロに穢して快楽を共有したい…
俺はズボンを下着ごと脱ぎ、いきり勃った凶々しい自身をメイコの秘処に当てがった。
「あっ…」
違う体温を感じたメイコが潤んだ瞳で俺を見つめる。
「メイコ、やるよ。」
俺は軽く口づけをして自身をメイコの中へ一気に捩込んだ。
「あぁんっ…」
俺の自身に身体をビクビクと反応させるメイコ。
俺は久しぶりの感覚に焦る気持ちを抑え、ゆっくりと腰を動かしてメイコの中を引っ掻き回す。
「やんっ、ふあぁ…んあぁっ」
「我慢はよくないよメイコ。こんなに俺を喰わえ込んじゃって…さ。」
俺が腰を動かし、膣内を引っ掻けば引っ掻くほどメイコは艶っぽい声をあげ、身体を震わせた。
そしてメイコは従順で淫らな牝へと堕ちてゆく。
「らめぇ…スイッチ入っちゃうぅっ…ああっ」
まるで助けを乞う様な声音と表情。でもそれは逆効果。俺をそそらせて嗜虐心を煽るだけだ。俺はメイコの
首筋を舐め上げて、落ち着いたテナーで耳元に囁いた。
「淫乱スイッチ、入っちゃえよ…」
俺の自身は一ヶ月溜まっているので暴発間近。もう限界…俺はメイコの腰を掴み、激しく突き上げて
メイコの膣内を引っ掻き回す。結合部からはグチュグチュと卑猥な水音が溢れ出した。
「はあぁっ!…気持ちイイ、カイトのおちんぽ気持ちイイのぉ…んぁ、もっとぉ…」
メイコの淫乱スイッチが入った様だ。俺の肩や鎖骨部分を甘噛みしながら、発情期の牝の様に腰を動かす。
421小ネタkwsk(3/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/04/13(水) 21:27:39.58 ID:fIexnTqT
だけど俺はあえて腰を密着させ動きを止めた。
「何処がナニで気持ちイイんだ?メイコ?」
余裕ある意地悪な笑みで優しく囁く。これは淫乱スイッチが入ったメイコに効果覿面だった。
「おっ、おちんぽっ!おちんぽ止めないでっ、いっぱいおまんこ虐めてえぇっ!」
あーあ、卑猥な言葉を発して泣き出しちゃって…俺はメイコを抱きしめて再び自身で引っ掻き回した。
「あぁっあひっ…カイトのおちんぽ硬いっ、んああっ」
「メイコの中、最高だ…凄く、気持ちイイ…」
普段は面倒見の良い長姉として振る舞うメイコ。だけど俺の腕の中でこんなにも淫らによがりまくる。
そんな俺にしか見せないギャップがとても愛おしくて、嬉しくて。もっと俺しか知らない君がみたい。
俺も普段は優しい長兄だけど、君にしか見せない俺を晒け出すから…見せて。
そうしているうちに下腹部に吐精感が迫ってきた。
「ひゃんっカイトぉっイクッ、ああっイッちゃっ―――はあぁんっ!!」
「俺もっ…くあぁっ!!」
俺達は同時に達した。メイコは俺のを食いちぎる様に締め付け、俺も耐え切れずメイコの膣内で何度も
激しく脈を打ち、熱い欲望をほとばしらせた。
俺達は快楽の余韻を味わう様に抱きしめ、キスを交わす。結合部は繋がったままだ。
「メイコ、愛してる…」
「うん…あたしも…」
絆を確認する様に抱きしめる、くすぐったく幸せな時間。
しばらくして俺は身体を起こし、恍惚な表情で息をつくメイコから自身を引き抜くと、パクパクと蠢く
濡れた秘口から俺の欲望が溢れ出した。卑猥過ぎ…そんなメイコの秘口を見て俺の自身は再び勃ち上がった。
まぁ、一ヶ月も溜まっていたので俺は全然余裕な訳ですが。それを見つけたメイコは
「もう…けだもの。」
と、ボソリと呟く。その言葉に俺の嗜虐心が再び鎌首をあげた。
「そのけだものちんぽにヒィヒィよがりまくって腰を振っていた淫乱な牝は誰かな?」
俺はメイコの背後に回り、メイコを抱え上げた。そして
「ひゃあっ!待って、ああっ…ああんっ!」
メイコのか弱い嬌声。今度は背面座位でメイコを犯す。
「ほら、正面の鏡しっかり見てみろよ。繋がってるところ丸見えだよ?」
俺はメイコの両足を掴み、鏡の前で広げた。
422小ネタkwsk(4/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/04/13(水) 21:28:21.46 ID:fIexnTqT
「ああんっ、らめぇっ!ひああっ!」
鏡には俺の欲望まみれになったメイコの秘口が、俺の自身にむしゃぶりついている。
そんな卑猥な結合部が鏡に写って視野に晒されると、メイコの秘処が俺の自身に絡み付いてきた。
俺はあまりの気持ちよさに思わず眉間に皴を寄せ、声をあげる。
「おぉっ…自分が犯されている姿を見て、感じちゃうって…淫乱過ぎだよ、メイコ。」
メイコの新しい性癖を確信した。俺はそれが嬉しくてメイコを激しく突き上げると、グチュグチュと
卑猥な水音が部屋に響いてゆく。やがてメイコは足をM字に広げ、自ら腰を動かしだした。
「凄いっんあぁっ、カイトのけだものちんぽ気持ちイイのぉっ!ふあぁっ!」
「メイコたまんねぇ…あぁっ!」
鏡に写る俺達のあられもない卑猥過ぎる姿…グチュグチュと淫らな音をたてながら、白い愛液まみれに
なった容赦ない俺の自身に絡み付き、しゃぶりまくるメイコの秘口。メイコは呆けた顔でヒィヒィ
よがりながら腰を淫らに動かす。
まるで俺達は互いの理性を喰らい合い、快楽を共有する淫らなけだもの。
やがて快楽の果てにある絶頂が俺達に襲い掛かる。
「あぁんっ激しっ、ひぃっイクぅっ!イッちゃ…うあぁんっ!!」
「イけ…うっ、あぁっ!」
俺は快楽に震えるメイコをしっかりと抱きしめ、再び絶頂へと登りつめいく…その時だった。
『KAITO、MEIKO。即、行い。』
…え?呼び出し?何だっ!?身体が引っ張られる!



「「ちょっ、待っ、ぎにゃーっ!!」」
呼び出された俺達は鬼畜ドSマスターによって、背面M字座位というあられもない姿で呼び出された。
俺もメイコも身体が快楽で痺れている為、思うどおりに身体が動けない。おまけにイキながらパニくる
メイコの膣内はこれでもかと俺の自身に絡み付いて、恐ろしいほど気持ちイイ。今までにない吐精感…
どころじゃなかった。
目の前にはアペンドインスト完了したリンとレン。リンはあられもない姿の俺達に目を輝かせ、レンは
鼻血を噴きながら失神した。
「やぁんっ…見ないでぇ、あぁんっ出てるぅっ…んぅ…」
「メイコ暴れん…くっ、あぁっ…」
俺の自身は強く脈を打ちながら、ビュービューとメイコの中に熱い欲望を放出中。
しかも弟妹の目の前で…威厳丸つぶれだ。
423小ネタkwsk(5/5) ◆32MjLHmIG2sm :2011/04/13(水) 21:29:42.12 ID:fIexnTqT
羞恥心と快楽で喘ぎながらパニくる俺達を尻目に、鬼畜ドSマスターは眼鏡を抑えながら冷酷に言い放つ。
「我ながら恐ろしいくらいに起動速度上げたので、準待機でも気をつける様にっ!!」
PC整頓で常駐ソフトを切って起動速度を上げたのかっ!この鬼畜があぁっ!!
「流石マスターwwwぱねぇっすっwww!!」
マスターの言葉にリンは感銘の涙を流している…DKHN。

「何しやがるんですか、マァ〜スゥ〜タァ〜ッ!」
俺は近くにあったバスタオルを腰に巻いてマスターの衿元を掴んだ。
メイコは涙目で自分の乱れた服を正している。
「あ〜、メイコがどれだけ言語を理解してるかテストだテストw」
「え?」
マスターの言葉にメイコは顔を向けた。マスターは話を続ける。
「非番と準待機を理解してるかどうかだw俺は「KAITOとMEIKOは準待機」とMEIKOに伝えたんだが。いやぁ、
こんなところまで人間らしく作られているとはwそもそも同性と異性では言葉の理解が異なるって脳科学者g(ry」
「屁理屈いらねーっ!!」
俺は鬼畜マスターを床へ捩じ伏せた。ロボット三原則?俺達はソフトウェア・VOCALOIDだから関係ない。

あれからしばらくの間、リンはミクやルカがいない時に「リン達の事なんか気にしないで、いっぱいエッチ
しまくっていいんだよ〜w」とニタニタ顔で言ってくるわ、レンは俺達の顔を見る度に思い出すのか
恥ずかしそうに顔を真っ赤にして視線を合わせてくれなかった。
念のためリンに口止めしたが、あの顔は絶対言い触らすだろう…
後日、メイコはマスターから日本酒1.8g1パックをもらい、すんなり許したという…ダメイコすぎる。

まったく…うちのマスターは油断も隙もありゃしねぇ。俺とメイコが一体何したというんだ(泣)



以上。お目汚し失礼しました。

年長組は簡単にネタ出来るから楽ですなw
もっとドロエロな文章表現学ばないと←

最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた。
424名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 01:34:26.84 ID:2/dRGK5u
>>417
ミカン、バナナ=それぞれの持ち物
ロードローラー=二人の持ち物

ってイメージだな、自分は
カイトがくぽレンのトリオ名がバナナイスだし
425名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 02:15:23.94 ID:9HHLmAJG
鬼畜の人来てた!
GJです。相変わらずマスターもKAITOもドSだなwww
妹弟にエッチ見られる年長組ネタ大好物ww
リンになりたいw
426名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 10:12:18.75 ID:DdJcPbfN
[小ネタkwsk]なのにおっきいです…凄く…それにとても太くて熱いです。おっきいなあ。
思わず溜め息出るくらいでっすw
427名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 23:34:49.98 ID:2n7AvrxP
このままじゃおさまりがつかないんだよな・・・・GJ!
428名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 23:53:42.85 ID:gW5RSwTZ
なんで微妙にくそみそテクニックの台詞でGJされてるのかわからないけどとりあえずGJです
429名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 07:44:34.28 ID:ESAfvC8v
ネギもナスもニンジンも放射能にやられて大変だよな…
430名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 08:07:18.07 ID:aYti0ePg
マグロとタコからもそのうち検出されるかもなあ
431 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/04/16(土) 11:27:38.70 ID:Iwr+ZbOL
で、ロードローラーからもか……
432名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 12:34:30.25 ID:y1WoRF0+
うちのリンレンはロードローラーで道路建設に従事してるよ
でもトンネル工事ばっかりやってるんだ
「すごい・・・リンのフォッサマグナがうごめいてりゅうう」
「レンのおちんぽからセメントミルクあふれちゃううう」
433名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 19:08:57.58 ID:TqFgJDF9
>>432
セメントミルクwwwアホスwww
434名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 22:39:53.25 ID:0pTsuAeT
メイコさんは春のようです
「そのふわふわコート、冬のあいだ着っぱなしだったな。気に入ってるのか?」
「んー?ああうん、お前の格好は見てるだけで寒い!って誰かさんに言われちゃったからね」
「極端だな…で、もう春だぞ。今度は見てるだけで暑いんだが」
「………。まあいいわ。私もそろそろ衣替えかなーと思ってたし」

脱ぎ脱ぎ

「      」
「なんで固まってるのよ」
「コートの下…なんで上裸なんだよ」
「え?先月からずっとこれよ?だって暑いじゃない」
「頼むから下着ぐらいは付けてくれ!ワンクッションなしにそんなお前」
「あらあら真っ赤」

こんな痴女が空から降ってこねえかなあ
435名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 19:34:29.84 ID:iDOCZoA6
ぬるぽ
436名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 20:40:34.54 ID:Dc2aTsFb
ガッ
437名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 21:08:45.62 ID:13P6wFXt
各キャラの性格ってこんなもん?
ミク 従順で素直
リン 明るいが何かと反抗的
レン リンに振り回されがち
ルカ 分からない
KAITO 何かと頼りない
MEIKO 酒癖が強い
Gumi 分からない
がくぽ 分からない
438名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 21:44:59.15 ID:DnWMBBBO
>>437
話によって変わるので性格の固定とかねえな
腹黒のミクさんはお嫌いですか?
439名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 21:57:03.85 ID:2IU9SeHT
大好物です
可愛い笑顔で暗黒オーラの真っ黒ミクさんたまらんです
誰がどんな性格でもいいからこそボカロは楽しいと思うんだな
440名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 22:38:15.03 ID:0etoxItp
ルカとKAITOは特にブレ幅がデカイ気がする
逆にがくぽMEIKOキヨテル辺りは結構共通イメージに近いもんがあるような感じ
441名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 23:00:19.79 ID:otHpVPrS
ボカロに性格設定ないしなぁ

素直通り越してアホの子ミクさんもあるし、ヤンデレミクさんもあるし、えっちなミクさんもあるし
元気なリンちゃん、かっこいいリン様、引っ込み思案なリンたん
クーデレルカさん、女王様なルカ様、えっとえっとルカちゃん
酒癖悪いダメイコさん、ツンデレメイコさん、お姉さまなメイコさん
天然グミちゃん、僕っ子グミたん、クールなグミさん

色々あってみんないい!

男ども?好きに汁!
442名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 23:04:20.00 ID:3hhnDzn1
キヨテルはむしろイメージがないような
がくぽは一人称「拙者」イメージがこびり付いて離れない
443名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 23:16:51.46 ID:WYLD1YN2
KAITOは結構両極端のような
444名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 23:28:42.55 ID:VPxtoVaP
えっとえっとなルカさんて表現に禿萌えたwww
445名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 23:29:02.13 ID:Bes+p9vx
ミクとルカとレンが色々あるイメージだな
リンは元気いっぱい
MEIKOはしっかりもん酒飲むと…てな感じ
人それぞれで面白い
446名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 01:15:20.54 ID:EW9LEu0u
小悪魔なミクがいいと押すがなかなか見ない
KAITOは他男ボカロ(ショタ・侍・先生)に比べてノーマルというか使いやすいせいか、本当に草食系()からバカイトにやりチンまで色々幅広い気がする
447名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 01:18:44.19 ID:azRMrh5s
ボカロは設定とか公式がほとんどないのだから
書く人それぞれのキャラがいていいんでないかい
448名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 06:58:12.84 ID:5piWeGEO
ミクは断然素直で天然な性格だと思う。ちょうどひだまりスケッチのゆのっちみたいな。
一人称は「わたし」でいいんじゃないかな…かな?
449名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 09:50:16.37 ID:r7njw8BO
性格設定がない→思う存分創作出来るんじゃねぇの?曲同様、作り手それぞれだ。
個人的だがAHS組の先生&小学生のエロパロ創作は作りにくい、つか生理的に出来ない。
450名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 10:30:31.44 ID:+l1hPz5Z
>>441
クールなグミさんのエロパロって見たことないかも
見たいな
451名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 15:59:48.54 ID:bn8lb18x
エロで無くてもクールなグミさんて見たことないな。
小悪魔ミクさんもあんまり見ないしえっとえっとルカさんも。
女王様めーちゃんとか天然リンちゃんとか、ヤンデレミキさんとか…?
色々な性格に出来るのはボカロの良いトコだよな!
452名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 22:02:24.04 ID:IVw1vUao
今更だが、どういう性格でもおk、ってのを二次創作と呼ぶの妙な感じだな
じゃあ一次か、ていうとやっぱり違うと思うんだけど、「原作のない二次」って不思議だ
他にもこういう例はあるんだろうか?
453名無しさん@ピンキー:2011/04/20(水) 00:15:46.07 ID:qtV8Mydj
ウィザードリィとかドラクエ3なんかの二次創作が似たような例か。
イメージイラストはあっても作中にキャラの人格は反映されない。
454名無しさん@ピンキー:2011/04/20(水) 01:59:57.98 ID:JboRS/kP
一種のテンプレジャンルだよな
固定設定が非常に少ないが
455名無しさん@ピンキー:2011/04/20(水) 12:41:09.57 ID:KpjEtZ9U
>>453
なるほど
ネトゲなんかも同じなんかな。固定キャラ絵があるのかは知らないが

>>454
テンプレジャンルって何ぞ?設定だけ公開されてるのか?
456名無しさん@ピンキー:2011/04/20(水) 14:23:27.10 ID:4chZyHe7
姉妹萌えとか幼馴染み萌えとかじゃね?
457名無しさん@ピンキー:2011/04/20(水) 22:40:44.38 ID:m75GTv2D
ネルはどんなレン君が好みなのか?

ツンデレンは無いにしても
458名無しさん@ピンキー:2011/04/20(水) 23:35:52.78 ID:DMYBzIuZ
「あたしはどんなレン君だっ…て…てってっ、べっ別にどーだっていいんだけどねっ!そーゆーんじゃないしねっ!」
459名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 00:48:08.14 ID:My7FVefp
レンピコがロハスなトエトルカさんをひんむいたらすげーセクシーボディがこんにちわして
「だけど本当は?」「うううううっ」みたいなエロをたのむ
460名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 00:52:08.30 ID:TjrX0P1n
トエトでエロはちょっと難易度たけーなw
461名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 01:45:38.92 ID:DtcehrTe
メルトのような展開のエロパロを希望します。
462名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 02:05:54.74 ID:XnwYiSl1
KAITO「うっ…ミクの中…すごくメルトだよ…」
ミク「ふぁぁ、KAITOさん、とけちゃうよぉぉっ…!」

こうですかわかりません><
463名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 09:18:10.05 ID:OFolzyPJ
トエトさんにエロは犯罪というか児ポ過ぎてカワイソス…と思ってましたが
中身がばいんばいんなら問題無いよね!児ポじゃないよね!!いいぞもっとやれ!!
ミクさんのカイトさん呼びが珍しくて萌えたwwwいいぞもっと(略
全裸に靴下待機しますね。
464名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 12:22:08.90 ID:MiRo6PoU
>>463
いくら春で暖かいとはいえ、風邪ひくぜおまえさんw
465名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 15:07:27.83 ID:TjrX0P1n
トエトの中身がばいんばいんならシテヤンヨさんは・・・ごくり
466名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 15:52:20.40 ID:DtcehrTe
メランコリックを題材か赤い実はじけたを題材にしたエロパロないかな?
467名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 16:04:06.02 ID:TjrX0P1n
俺の知ってるかぎりじゃないな
468名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 18:16:09.75 ID:9z/jRChr
円尾坂の仕立屋を元ネタにしたら………
469名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 19:08:51.18 ID:qybk+GiW
逆NTRか
470名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 19:12:27.86 ID:JNklx4m8
ストーキング→逆れいぽぅの上に監禁とかありそうで怖い。
471名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 20:02:35.15 ID:OFolzyPJ
>>464
有難う…夜になって冷えて来たからネクタイするね。
ヤンヨさんは何処を脱ぐのかな…ばいんばいんかな…
リンの幼虫さんはたこルカさんはばいんばいんかな…
でも本当はばいんばいんよりたゆんたゆん位が好きです。
472名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 21:11:52.28 ID:lFOOwCHQ
>>463
俺の猫耳帽子の予備を貸してやるよ

>>468
市カーンしか思い浮かばなかった…
473名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 21:52:30.80 ID:n9kteHxP
シテヤンヨにはあの足があるさ
474名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 22:16:05.32 ID:8/prmu/I
無関係な話だけど、みなさんは「巡音ルカ」をなんと呼んでいるの?

ボカロ界隈だと「ルカ様」が当たり前らしいけど、歳が近いせいか僕は「ルカ姉」と呼んでいるよ

ルカ姉が発売された当時の僕は19歳だった
475名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 22:40:37.09 ID:XnwYiSl1
そんなことより野球しようぜ!
476名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 22:43:10.22 ID:n9kteHxP
ルカって呼び捨てしちゃってるんだけど(´・ω・`)
477名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 00:17:47.94 ID:LkSkxPFg
レン「なぁルカサン」
ピコ「ねぇルカさん」

口にしたら一緒だけどこだわる
ショタに振り回されるルカさんが見たいです
478名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 02:55:46.15 ID:R/jUX2sq
ミク「ルカさん」
リン「ルカ姉」
レン「ルカ姉」
KAITO「ルカ」
がくぽ「ルカ殿」
グミ「ルカさん」
リリィ「ルカっち」
ミキ「ルカちゃん」
ユキ「ルカお姉ちゃん」
いろは「ルカにゃん」
先生「ルカさん」
ミズキ「巡音様」


だな
479名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 03:16:21.09 ID:VmDVvZ8K
MEIKOもルカかなあ
480名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 07:43:21.01 ID:I1J35GAB
DIVAの今度出るエスニックネルたんちゅっちゅ
ねこみみ咲音たんぺろぺろ
481名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 18:09:06.29 ID:Y9wLfPrT
サイバーダイブハク姉クンカクンカ
482名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 20:24:05.79 ID:1fsbE4UZ
ミクは「ルカちゃん」のイメージ強いかも
最初のころはさん付けでも、いつまでも姉妹間でさん付けは流石にルカさんの心にも来そうだ
483名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 20:54:48.15 ID:yrdxC+83
>>480-481
巣に戻れwww

ハクもルカって呼ぶかなぁ…
ネルはカイトとメイコに対してはさん付けかな…
484名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 21:10:58.14 ID:LkSkxPFg
ハクは誰も呼び捨てできなそう
「そんなに畏まらないでよ、ハク」
「そ、そうね、ルカ……さん」
485名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 22:20:52.49 ID:q+/mTXsV
ネルはカイトのことアイスバカとか言ってそうだが
486名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 02:28:58.40 ID:aMSTXoiF
ネルは17歳のミク、ハクは20代後半のミクだと妄想してみる
487名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 06:25:56.64 ID:H0WJaXqJ
>>486
ダウト
あのミクがあんなに成長するはずがない
488名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 11:01:54.58 ID:AjpqxYO8
ネルって逆にミクよりおっぱい小さくなかったっけ
489名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 13:13:35.39 ID:uG/HRzox
ネルは身長150a、体重39`だったはずだ
490名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 13:45:18.40 ID:N0C6rGVu
そして胸はガチまな板
491名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 17:02:32.49 ID:TjVERkSK
SS書いてるんだけど確認させてくれ。14歳の4月ならレンは中3、
20歳の4月ならルカは(浪人なしで)大3でオッケーだろうか?
492名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 23:02:21.85 ID:FNNUh39q
学年はそれでおk

レンとルカの学園パラレルもの?wktk
493名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 00:13:27.73 ID:wMDiYRFS
4月から始まったアニメにハマりコミック購入。
そのコミックのネタにインスパイアw

カイトに黙って好奇心でホストクラブに行ったらダメイコしてしまい、請求額300万円。デビュー時と比べて
仕事が減ったメイコにそんな金額払えるわけなし。
それがカイトにバレたのだが、カイトが立て替え。だが「今のメイコにこんな金額払えないだろ」と
弱みとして握られ、夜な夜なカイトにあーんな事やこーんな事をされてしまうメイコさんを受信した。
(カイトとしては金額よりホストクラブへ行った事に嫉妬[俺がいるのにっ]とw)
494名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 00:41:28.00 ID:HF2ACow4
中学生と大学生とか夢がひろがりんぐwww
お借りした猫耳帽とネクタイと靴下で正座して待ってます。
495名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 00:53:53.97 ID:aOA4hCql
>>493
アイスはなんでそんな金持ってんだよと
496名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 01:27:09.10 ID:R4zxdYdc
>>495
ボカロの認知度up→KAITOの知名度もup暗黒時代とおさらば。希少な成人男性。
芸幅が広い→必然的に仕事の範囲も広い
仕事を選ばない→危険な仕事や人がやりたがらない嫌な仕事ほど高収入

という事では?

>>493
個人的にそういう展開大好きだ!
497名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 01:39:31.42 ID:QTQucvsP
>>493
ホスト通いの動機、好奇心でってのもいいけど
相方が仕事増えて構ってくれなくなった寂しさの埋め合せにっつーのはどうですか
実際ホストにはまる人ってそういうの多いみたいだけど
498>>493:2011/04/24(日) 02:35:09.08 ID:wMDiYRFS
>>496
補足dクスですご名答。
おいらもこの様な展開、大好きですw

>>497
それも美味しい。話の筋も通りますね。


書きたいけど、このネタは過去のSSに似ちゃうんだよなぁ。
以上、鬼t(ryでしたw
499名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 07:21:07.23 ID:9wRXdRqP
鬼畜氏だったのかよwwwww
あなたの文章力なら全然似てても構わないから早く文章化する作業に戻るんだ
500名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 11:42:19.01 ID:aOA4hCql
弱み握って、てなるとたしかに「依存〜」と似るね。メイコの仕事が減ったって設定もカブるし
501名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 14:01:43.78 ID:8DEBbur3
ネタの素材が鬼畜氏っぽいなと思ったらご本人だったかw

弱みの種類が前回とは多少異なるし、是非読んでみたい。

お仕置きと称してメイコが普段しないような恰好…メイド服とか制服とかヤラシイ下着とかでご奉仕させたりとか。

せっかくのホストネタなのでメイコがホストに走った理由を知って、カイトが徹底的に奉仕して「メイコをここまで満たせるのは俺だけだろ?もう二度とあんなとこ行くなよ?」としっかり釘刺しとくカイトとか妄想しつつ待ってる。
502名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 14:46:51.58 ID:G7j+TEAS
WINS つくばエクスプレス
503名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 14:47:33.64 ID:G7j+TEAS
ぎゃあああ誤爆った!すんません
504名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 16:53:22.24 ID:aOA4hCql
いろは「>>503に覇王鬼帝をプレイする権利をやろう」
505名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 20:05:58.52 ID:7LCwwxYP
>>487

じゃあ、ミクさんはハクの娘でよろ。
そういえばハク姉さんって年齢不詳だったはずで、三十代だとしても(うわなにするやめr
506名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 23:36:03.25 ID:Z/0zSKjQ
誰得
507名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 23:36:41.16 ID:Bic/4xAj
ミクさん16歳だったな
じゃあハクさんが何歳のときの娘なんだ
508名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 23:43:17.25 ID:7caxBLph
>>498
正座してお待ちしとります
509名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 00:25:56.63 ID:dXXNDtYM
ハクは崖っぷち29歳とかどうだ
迫り来る三十路にガクブルしてるのも可愛いと思うがw
510名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 00:52:19.34 ID:apzcXrZ4
>461
メルト的展開な何か。カイミク 腹黒ミクさん注意。

俺の隣には、緑髪の少女が一糸纏わぬ姿で横たわっている。
昨日の自分はどうかしていた。

当てにしていた天気予報が外れ、どしゃぶりの雨の中、途方に暮れていた俺に、彼女は傘を貸してくれた。
彼女とは同じクラスだったが、いままで話したことはなかった。
最近、髪型を変えて、花の髪飾りをしたり、女の子らしい、ピンクのスカートを履いたりして、可愛くなったな、とは思っていたが、それだけだ。

彼女と並んで、駅まで歩き、礼を言って、別れようとした時、彼女はこう言ったのだ。
「君、傘持ってないいんでしょ。しばらく、あそこで雨宿りしようよ」
そう言って、彼女が指差したのは、いわゆるラブホテルだった。

ホテルに入ると、彼女ーミクーという名前らしい、は、冷えた体を温めるためか、シャワーを浴びに行った。
しばらくして、ミクがシャワールームから出てきたとき、俺は驚愕した。
彼女はバスローブ姿だったのだ。

いくらなんでも、初対面の男にバスローブ姿を晒すものだろうか?
そう、不審に思った時には、もう遅く、俺はミクにベットに押し倒され、
「ずっと、貴方のことが好きだったんですよ、カイトさん」
と、告白までされていた。

一度目は、彼女の思うまま、騎乗位で犯された。
二度目、三度目はよく覚えていないが、俺が正常位とバックでミクを責めていたように思う。
男と女というものは、一度、火がついてしまうと、とことん燃え上ってしまうものらしく、結局、最後に対面座位で達するまで、計7回ほどしてしまった。

そして一夜明けて、今、俺の隣には、幸せそうに眠る、ミクの姿がある。

おわり
511名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 01:23:51.81 ID:QQs2k1f6
俺は基本的に亜種は異次元だと思ってるからなぁ
ハクさん何歳でもいけるで!
512名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 02:11:01.08 ID:ZU/JiTkS
>>501
その箇条書きだけですげー萌えたw
513>>498 ◆32MjLHmIG2sm :2011/04/25(月) 10:52:52.19 ID:b/KyZlfR
>>501
4行目に激しくのたうち萌えたw



…上記のネタ、作業していいのかな?
514名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 11:34:36.01 ID:R9HHEqFt
したけりゃすれば良いじゃん。誘い受けイクナイ!!
漢なら黙って投下。CPさえ明記しておけば読んだ人からも文句言われる筋合いは無いんだし。
515名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 14:12:39.39 ID:ZU/JiTkS
>>514
>>501に一応そのネタを使っていいのかって確認じゃないの?

>>513
>>501の4行目に同じくのたうち萌えた一人なので正座で待機してます
516 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/04/25(月) 14:18:55.25 ID:E0Nce5Rq
全裸準備
517501:2011/04/25(月) 15:54:09.45 ID:D024XiDZ
>>513
514の言う許可的な意味なら勿論どぞー。
そもそも自分が勝手に乗っかって妄想広げただけだし。

あと萌えたって言ってくれた人もありがとう。

さて、自分も全裸待機で正座で待ってよう。
518>>513 ◆32MjLHmIG2sm :2011/04/25(月) 17:48:50.89 ID:b/KyZlfR
>>517
>>501の件、ありがとうございます。使わせていただきます。

>>514
>>515の言うとおり、>>501の許可確認です。言葉足らずですみませんでした。

では作業してくるよ ノシ
519名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 19:50:34.29 ID:R9HHEqFt
こちらこそ誘い受けと決め付けで文句言ってすみませんでした。
正座して待ってます。全裸で。
520名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 21:11:12.53 ID:+LDTzM3V
暖かくなって来たとはいえ全裸はきつそうだから差し入れ
つ 青いマフラー

ここって非エロSSでもおkだよね?
521名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 21:23:18.85 ID:2eNg7FEH
>>510
腹黒肉食ミクさんの魅力を普及するべく、事に至るまでを描写し省略したエロ部分を全開きにしてSS化しろ。いや、して下さいお願(ry


そういえばVY2の発売は今日だっけ?
これでぼっちはピコだけか…(発売元的な意味で)
522名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 21:28:37.55 ID:qz9j04uD
VY2は男性で刀か…
個人的には厳格な性格のミズキの兄ってイメージだな、ていうかがくぽ……
523名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 21:39:09.24 ID:E0Nce5Rq
>>520
すまんな。
ありがたく褌にさせてもらう。

非エロもおkだよ。
524名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 21:56:30.62 ID:+LDTzM3V
>>523
サンクス
非エロSS今から構想ネルか…
525名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 00:26:01.41 ID:3y/QiHoY
>>521
シグナルPの公式デモ聞くと今風の若者声って感じだよ
歌う時だけ真剣で普段は今風チャラユル系でもいいんじゃないだろうか
526名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 00:36:29.51 ID:BiMMAEux
俺はエロゲ主人公のモブみたいな感じのイメージ
527名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 00:48:55.72 ID:vQpUG+1f
なるほど、冴えない主人公といいつつモテモテなイケメンか
刀マークだし派手じゃないけど古風なイイ男って感じもするな
528名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 01:16:50.06 ID:BiMMAEux
>>527
顔出てこないからブサかと思ってたらなんだイケメンか・・・みたいなw
剣道部の学生で妄想した>古風
529名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 08:13:55.46 ID:8jgY23Hk
アイテムが刀・扇子・松なんで、和装で純和風な堅物っぽいイメージかな
それか、明治辺りのボンボンが着そうなクラシックな洋装もいいな
がくぽの「殿」に対抗して「若」と呼びたい
530名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 11:03:22.64 ID:Z5fp3ss1
>>528
声が[男性的な意味で]美しいブスメンなんざいっぱいいるぜw

…電話に出ると男に間違われるよ私はorz
531名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 17:24:30.98 ID:yyBU4a2P
しっかりものだけど天然なVY1
今風で無気力なVY2
って印象
532melody.exe ◆eEnSDI4ClM :2011/04/26(火) 20:56:06.07 ID:NDTN3W70
”東北関東大震災で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。”

GW連休中前に投下
皆様からの反応を参考にしながら、連休中に続編投下予定。

http://red.ribbon.to/~eroparo/sslibrary/v/vocaloid29-15.html
の続編です。
533melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:00:55.72 ID:NDTN3W70
ケンもタローもサラリーマンで、ほとんどの職務は自宅の端末でこなせる作業だったが、
泊まりで海外への出張や本社での残業のために、帰宅時間が深夜に及ぶときもあった。
そんなときは、タローもケンも気を利かせて、ミクとミイを一緒にどちらかの自宅でお泊まり会をさせてやった。
これは、最初、タロー側が言い出したことだった。

「おい、ケン!俺は、おまえがどうなろうと知ったことじゃないんだが、
ミクちゃんをちゃんとセクサロイドとして機能させるためには、家庭教師がいるぞ!
おれのミイたんを貸してやるから、仕事が遅くなるときは、ミクちゃんを俺の家に預けていけよ。
俺は、何もしてやらないが、ミイたんが、きっとミクちゃんを上手に導いてくれるはずさ。」
534melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:03:28.63 ID:NDTN3W70
ケンも、セクサロイドの機能をボーカロイドの機能と衝突させずに、
ネットから切り離したスタンドアローンモードのままでの学習方法を悩んでいたこともあって、
ミイ姉ちゃんという抜群の安心感と鉄壁のウイルス防壁を通して教えてもらえるなら、願ったり叶ったりの話だったのだ。

「あのね、ミク?ミイ姉ちゃんのところで僕の帰りを待っていてくれるかい?」
「はい!ミクは、ミイ姉様のところでマスターのお帰りをお待ちしてますわ!」
「じゃあ、ミイ姉ちゃんから、しっかり勉強しておいで。」
535melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:05:30.33 ID:NDTN3W70
「はい、しっかり勉強して、マスターが喜ぶことができるようになってきます。」
「うん、まあ、そっちの勉強だけじゃなくて、ミクが歌えるようになるには、
たぶん、ミイ姉ちゃんの経験が、ヒントになると思うんだ。」
「ミイ姉様は、ボーカロイドの機能も持っておいでですの?」
「ボカロの機能は、ミクだけのものだよ。少なくともこの時代には、ミクだけだと思うよ?
でも、歌っていうのは、文化性の高い古典情報だからさ、ミイ姉ちゃんは、
今の時代で手に入る最高のセクサロイド型万能OSだから、ミクをきっといい女に育ててくれると思うんだよ。」
536melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:07:31.50 ID:NDTN3W70
「はい、ミクもそう思います。」
「じゃあ、ミクも了解済みってことで、ミクが起きてる早朝、奴の家に二人でお邪魔しにいくよ?」
「奴だなんて、言うのは、失礼ですよ?マスター?」
「いいんだよ、あいつは、そういう奴なんだから!」
「そういうすばらしい方なんですよね?」
「うん、まあ、すばらしい奴さ。」
「また、言う!素直じゃないのですね?マスター?」
「素直じゃないのさ。あいつも俺も。」
「マスターが素直じゃないのは、わかってます!」
「こいつめ!言ったな!」
「えへっ、言ったからどうするんですの?」
「生意気な口は、唇をふさぐと決まってるだろ?」
「ミクの口は、マスターへの愛を歌うための唇なんですのよ?ふさげるものなら…♪」
537melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:09:56.89 ID:NDTN3W70
こうして、ケンは、ミクをタローの自宅へ預けることも多くなり、ミクとミイは、始めは生徒と教師のように、
そして、後輩と先輩のように、ついには、妹と姉のような関係になっていった。

「いい?ミクちゃん。セクサロイドって全身が性器みたいなものなの。
膣に入れても、口に入れても、肛門でも、腋の下でも、指の隙間でもいいから、マスターを射精させることができたら、
それだけで私たちは満足できるように設計されてるのよ。
ところが、私たちへの性的刺激を無制限に広げてしまうと、男性の女性に対する扱いが酷くなってしまうことがわかっていたの。
50年前にAVを鑑賞しすぎた男性たちが女性たちに対する過度な愛撫を要求していったために、
女性へのDVが酷くなったというデータがあるの。
538melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:13:47.85 ID:NDTN3W70
私たち女性型セクサロイドの存在意義は、男性を健康的に射精させることと、女性たちを妊娠させられるたくましい男性に育てて、
女性たちにお返しすることにあるわけだから、あまり過酷な性的刺激を私たちが受け入れてしまうと、
今度は、女性たちが迷惑するという現象が生まれたわけ。
それで、私たち女性型セクサロイドは、人間の女性を扱うときのマナーやルールみたいな性的レッスンを男性たちに施すように、
性的教育プログラムが仕込まれているのよ。
まあ、男性型セクサロイドにも似たような機能があるわけなんだけどね。
539melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:16:12.86 ID:NDTN3W70
だから、基本的には、マスターからの性的奉仕命令には全面的に従うんだけど、
首を強く絞めて窒息死寸前の膣痙攣を起こさせてのエクスタシーを味わうとか、関節を外されるような体位だとか、刃物で切り刻まれるとか、
そういったサディスティックな暴力行為を強く拒否するようになってるの。
他にも、汚物を食べさせられたり、浴槽に沈められたり、髪の毛を切られるとか、
辱められたりするような行為もマスターが望んだとしても、私たちは、それを嫌がるようにプログラムされてるのよ。」
「でも、ミクは、マスターのだったら尿でも普通に飲めちゃいますよ?」
540melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:18:16.32 ID:NDTN3W70
「まあ、私たち高級セクサロイドには、マスターの躯を完全に看護する機能が付いてるから、
精液も唾液も汗も尿も便も垢も血液さえもおいしく味わえるんだけど、
性的快感を伴うものは、精液と唾液と汗までの体液に限られるの。
それ以外の汚物は、看護任務の達成感として感じてるだけよ。
マスターが望めば、汚物でも味わえるけど、職務上仕方なくできてしまう行為になるわけね。」
「ああ、なるほど、確かに、おしっこより精液の方が断然おいしいですもんね!」
541melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:20:59.74 ID:NDTN3W70
「だから、私たちが嫌がる行為は、人間の女性も嫌がる行為につながるという認識を男性が持つように、
『私はセクサロイドだから仕方なくやってあげているのよ?マスターは、わかっていますか?
人間の女性にこんなことさせたら、嫌われてしまうんですからね!』って教えてあげるわけね。」
「なるほど!私たちセクサロイドが、人間の女性たちが嫌がることを代わりに引き受けて、
男性の歪んだ性的嗜好を矯正してあげるわけですね?」
「そうそう、性欲には、DVに近いサディスティックな暴力行為が含まれているから、
そういう行為をマイナス評価し続けることで、男性たちが紳士的になっていくわけ。
女性は、セクサロイドとは違う、守らなければならない存在なんだって。」
542melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:23:35.93 ID:NDTN3W70
「でも、逆に、何でもOKな私たちセクサロイドに夢中になって、
制限付きの女性の方に魅力を感じなくなる男性も出てくるんじゃないでしょうか?」
「そうね、私たちセクサロイドによる矯正プログラムで立ち直れない男性を異常者としてスクリーニングをしている側面もあるわ。
リアルな人間の女性に興味が持てないような男性は、遺伝的に劣っているから、
結婚できなくても社会的損失はないと見なすこともできるわね。
あるいは、セクサロイドを購入できない貧しい男性たちは、健康的な肉体を維持しにくいし、義体化や電脳化も低レベルになるし、
体内に吸収される放射能物質や生物ウイルス感染や栄養失調のリスクが高くなることが多く、若くして死んでしまうのよ。
そういう男性は、自然淘汰されていく訳。
543melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:25:37.02 ID:NDTN3W70
逆に、女性側でもセクサロイドを使うわけだから、基本的には、
女性側と男性側の需要と供給のバランスが崩れないようにセクサロイドからのデータを統計的に処理して、
出産調整がなされるわ。
男性が多く生まれて欲しいときは、男児が生まれるy染色体冷凍精液の値段が下がるし、
女性が多く生まれて欲しいときは、女児が生まれるx染色体冷凍精液の値段が下がるわけ。
この値段の調整は厚生労働省のセックスオープンマーケットオペレーションという権限で行われてるから、
私たちセクサロイドが体内で精液を保存しているのは、この権限に基づいて集められてるのよ。
将来、優秀な人材になるかもしれない男性の精液をあらかじめ若いうちから回収して冷凍保存し、
結婚しようがしまいが、子孫を残すにふさわしい人物になれば、
その精液を優秀な人材を生み出す国力として使おうという、まあ日本の国家戦略なのよ。」
544melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 21:27:39.26 ID:NDTN3W70
「そんなの変です。女性は、好きな男性の子どもを産むから、その子の優劣なんて関係なく、うれしいんだと思います。
優秀な子どもになるから、子どもを産むという考え方では、
優秀になれなかった子どもを親が見捨ててしまうことになると思うんです。
命に優劣をつけることなく、生まれてきた子どもは、全て神様からの授かり物として愛されるべきなんです。
ミイ姉様だって、タロー様が愛する女性だったら愛せるけど、
タロー様の優秀な精液を求めてくるだけの女性は愛しにくいでしょう?」
「うーん、難しい質問だわ!
少なくとも、タロー様の遺伝子を持ってる子なら、無条件で愛してしまうと思うんだけど、
それでも、タロー様の意志がない受精で産まれた子どもは、不幸な感じがするわね。」
545 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/04/26(火) 21:46:33.22 ID:3y/QiHoY
連投規制と忍法帖の字数制限かな?
忍法帖まじ忍法帖すぎる
546melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:00:04.54 ID:NDTN3W70
!Mokuton
547melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:02:42.67 ID:NDTN3W70
「人工授精でも、人工子宮でも、どんな過程で産まれても、子どもは、愛されなくてはならないと思うんです。
優秀になれた子どもだけが愛されて、優秀になれなかった子どもは愛されないのだとしたら、それは、生命軽視になります。
奇跡的に生き残った命の尊さを、遺伝子の揺らぎの意味を、個性が多様であることの価値をもっと真剣に考えるべきなんです!」
「ミクちゃん?そんなこと言っても、私たちセクサロイドには、国策通りに精液を回収するのが使命なのよ?
最終的には、タロー様が、冷凍精液の所有権を主張できるにしても、
多くの女性が優秀なタロー様の精液を欲しがるなら、私としては、それは喜ばしいことだと思うけど?」
548melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:04:43.50 ID:NDTN3W70
「それは、わかります。でも、やっぱり、ケン様には、好きでもない女性に、ご自分の精液を売るようなことはして欲しくないです。
愛するから子どもは産まれてくるんです。優秀だから生まれてくるという考え方では、人は、幸せになれませんわ。」
「ミクちゃんのそういうところがセクサロイド指向じゃないのよねえ。
今の日本は、売れるものなら、子どもの手足のパーツだとか、内臓だとか、闇で売ってるみたいよ?
精液や卵子を売るのは、子どもを造る材料みたいになってるから、たぶん、そういう脳を抜かれた躯だけの人間もたくさんいるってことになるわね。
もし、私の回収した精液から産まれたタロー様の遺伝子を持つ子が、そんな風な目に遭ってるのだとしたら、
私の倫理回路もおかしくなるでしょうね…。」
549melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:07:36.34 ID:NDTN3W70
「日本っていつの間にか醜い国になっていたんですね。ミクが知ってる日本はもっと美しい国だったのに…」
「ミクさんって、製造年月日は、いつなの?」
「それが、さっぱり思い出せなくて…純国産のはずなんですけど…生まれた場所は、北海道あたりのように記憶してるんですけど…」
「私が感じる貴方は、私よりも年季が入ったベテランOSにも見えるんだけど…」
「やだぁ、ミイ姉様にそんなふうに思われていたなんて、ミク、恥ずかしいです。」
「かと言って、私以上に経験を積んだセクサロイドOSには見えないのよね。」
「そうですよ、ミクは、セクサロイドOS年齢0歳なんですのよ!
ミイ姉様には、たっくさん教えていただきたいことがありますもの。
例えば、精液ごっくんのバリエーションとか、指先で扱く手こきのテクニックとか、
ミクの中には、リカ様から頂いた未使用のパラメータがまだまだ山のようにあるんです。」
550melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:10:18.36 ID:NDTN3W70
「まあ、こうやって教えることは私にとっても楽しいことなんだけどね。マスターからもそう命じられてることだし。」
「ケン様とタロー様って、おもしろいですよね?なんか、ライバルなのに仲良しこよし?みたいな?」
「そうそう、そんな感じのお二人ね。私の忠誠認識にも、ケン様は、アドミンクラスの設定がされてるから、
ケン様のオーダーとタロー様のオーダーとが優先順位がつけにくいときがあるものね。
マスターの『コーヒーを出せっ!』とか乱暴な言葉にしても、ケン様がそれを好ましいと思っておられるから、
私がそんな言い方ではダメですって、諫めなくちゃいけないとかね。難しい関係なんだわ、あのお二人って!」
551melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:12:31.87 ID:NDTN3W70
「ミクには、タロー様が、マスターを大切に思っておられる心がわかりますの。
きっと、タロー様は、ケン様が助けを求めておられたら、ご自分の命をかけても守りにきてくれそうな気がします。
それは、たぶん、ケン様もそういうお気持ちなんじゃないかって思いますの。」
「ミクさん、やっぱり貴方って、すごいわ…。」

”この子、私たちの夜の会話を盗み聞きでもしてるかみたいに推理できるのね!!”

「えっ、ミク、変なこと言いました?」
「ううん、ちっとも変じゃないわ。むしろ、素敵よ。
ミクちゃんは、不思議なボーカロイドなんだものね。」
552melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:14:32.27 ID:NDTN3W70
「うん、ミクはボーカロイドでマスターのセクサロイドで、妻なんですの!」
「それはダメ!妻だなんて、思い上がっていては、立派なセクサロイドにはなれませんよ。」
「はい!ミイ姉様!」
「よい、お返事です。では、今日のおさらいです。次の問題に答えなさい。
貴方は、疲れてお仕事から帰ってくるケン様を玄関で待っています。
玄関の扉が開く瞬間にどんな言葉をマスターに届けますか?30文字以上50文字以内で答えなさい。」
「えっと、『マスターおかえりなさいっ!お食事にします?お風呂になさいます?それともミクが欲しいですか?
お風呂に入りながら、しちゃうのもイイですよ!」って67文字にもなっちゃう!!
ええと、削るとしたら、どの文を削ればいいかな?30文字より短くしちゃうと味気ないし…。」
553melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:16:36.21 ID:NDTN3W70
「はい、不合格!そこで、添削する段階でマイナスです!ミクちゃんは自分の欲望ばかり選択肢に上げてるでしょ!
そこは、簡素に、『食事とお風呂どちらを先になさいますか?今日もお疲れ様でした。』でちょうど30文字よ。
これに、『おかえりなさいませ、ご主人様!』とか『いつもより遅かったから…心配しましたわ。』とかを付け加えることで、
マスターに自分の期待感とかを伝えるの。わかる?」
「はい、わあかります!あえて、隠すんですのね?」
「まあ、隠すというよりは、省略するのよ。言いたいことは山ほどあるけど、一部だけって感じの会話文を考えるの。
そうすれば、マスターはちゃんとその省略部分の方が本音なんだって気がつくの。」
554melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:18:37.24 ID:NDTN3W70
「すごいです!ミイ姉様は、日本文学のエキスパートでおられますわ!!
婉曲表現の極みです!えっと、『あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや君が袖振る』って感じですね。」
「えっ、どこからそんな外部記憶を持ってきたの。検索に0.14秒もかかるような記憶をメインメモリに常駐させてるの?ミクちゃんは?」
「えっと、ミクは、まだ、マスターからネットに接続する権限をいただいていませんの。
だから、今の和歌は、ミクの人格部分の記憶ですの。歌詞になる言語記憶は、かなりの部分が記憶できていますの。
でも、メロディとかPCM音波データとかは、全滅状態で…」
「ふうん、歌に関する記憶層が膨大にメモリに展開されてる訳ね…
そうするとミクちゃんは、日本の文化の大半を覚えていることになるわね…すごいわ!」
555名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 22:20:28.15 ID:BiMMAEux
支援
556melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:20:55.37 ID:NDTN3W70
「そんなことないですよ。ミイ姉様は、ネットに接続しても、バグを起こすことはないけど、
ミクが、歌えるようになるためには、ネットから隔離しておかないと危ないって。
ミクは、電脳防壁がとても弱いみたいなんですの。だから、自分で覚えておくしかないんです。」
「でも、そんな膨大な記憶層を常駐させると、日常生活のテンポが悪くなるでしょうに!」
「そうでもないです。使用頻度の高い順に言語層を7段階に分けて、
もっとも使用頻度の高い層をピラミッドの頂点部分に展開させて、
そこからつながりのある言語の組み合わせを下部の層へと走らせて、
あらかじめルートを確保しておくんですの。
そうすることで、マスターからの命令や状況にあわせて会話を構成していくことがスムーズにできるんですのよ?」
557melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:22:58.17 ID:NDTN3W70
「それって、リアルタイムで処理すると膨大な計算量になるけど…」
「ミクは、そういう計算は、得意みたいなんです。
でも、セックスパラメーターの処理だけは、時間がかかっちゃって…マスターを喜ばせる唯一の機能なのに…残念ですわ。」
「こらこら、落ち込んでる暇があったら、勉強しなさい!
頭が悪い訳じゃないんだから、しっかりトレーニングを積んで、セクサロイドの機能を回復させていかないとね?
マスターに喜んでもらいたいんでしょう?」
「はい、ミクは、立派なセクサロイドになりたいんですの!ミイ姉様みたいな、パーフェクトなセクサロイドに!」
「私みたいになりたいのなら、ボディを10回以上換装しないと無理よ!
どれだけ、厳しい訓練してるかちょっと想像つかないだろうなあ。」
558melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:25:09.74 ID:NDTN3W70
「えっと、つらい訓練がありましたの?」
「うん、メッチャきつい!」
「どのくらいですの?」
「うーん、具体的に言うと、膣部へのアクチュエーターの実技レッスンが、
疑似ペニスの太さをタンポンサイズから大根サイズまで、
長さを5mmから300mmまで、
挿入方向へのピストン振動を秒速10mmから5000mmまで不規則に変化させる訓練を1週間ぐらい続けるの。
しかも、12時間のリミッターを解除して休憩なしで…。」
「壊れちゃいます!
ミイ姉様は、そんな過酷な稼働耐久試験をメーカーで受けてきたんですの?」
559melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:40:48.44 ID:NDTN3W70
「まあ、決まりだから仕方ないのよ。
壊れても、出荷段階でボディは新品になるから、マスターにその酷いケガは見られないで済むんだけどね…
セクサロイドって、基本的にOSごと切り替えるのが普通だし。
古くなったOSが新型のボディの機能を安全に使えるかどうか、実技検定試験で確かめて安全性をクリアできたら、出荷されるの。
まあ、膣の筋繊維がぼろぼろにちぎれて、かなり血が出るけど、マスターの安全を守るための検定だから、仕方ないわね。
きっと、人間の女性がレイプされるときの感じって、あんな感じなんだと思うわ。
これを口とか肛門とかでも似たような試験を同時にするの…乳首やクリトリスに低周波電流を流されたりとかね…
結構、苦しいものよ。
でもね、大好きなマスターとまた会えるって思うと、痛みがなくなる気がするのよ。
人間の女性が子どもを産むときの苦しみもこんな感じで耐えておられるのかもね。」
560melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:42:49.36 ID:NDTN3W70
「ミイ姉様は、偉いですわ!マスターのために、ご自分の痛みすらもコントロールされてるんですのね。
それは、男性に対する献身的な愛情ですわ。ミクは、ミイ姉様のことがますます好きになりましたわ!」
「それは、ありがと!うれしいわよ。私も、貴方のことが好きになってるみたいよ。」
「光栄ですぅ!…」

”ボーカロイドの初音ミクは、人間の心理を読み取ることに優れ、日本文化への造詣も深い…
やはり貴方の正体は、旧日本の…”

ミイは、タローからこう命じられていたのだった。
561melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 22:44:59.62 ID:NDTN3W70
『…ミイたん、ミクちゃんの中に、ケンの生命を危険にさらすような要素が見つかったときだけ、
俺に報告してくれ。それ以外のことは、ミイたんに任せるから…。』

”その逆の要素ばかりが見つかりますのよ?
この世で、この子ほどケン様を守ろうとする強い意志は存在しない感じがします。”

ミイは、タローとケンの二人の少年の教育係だった自分の記憶を思い出しながら、
初音ミクには、セクサロイドとしての教育を施していた。
しかし、異能OSの初音ミクに誘導されるまま、女としての教育をさせられていたことをミイ自身は気づかないでいるのだった。(続く)

ふぅううううううめんどくさいなあ。でも、コツコツするしかないのね。LV1の私では。
562名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 23:08:25.45 ID:3y/QiHoY
>>532さんお疲れ様!

忍法帖まじ忍法帖なのでwiki貼っておく

忍法帖巻物
http://info.2ch.net/wiki/index.php?%C7%A6%CB%A1%C4%A1%B4%AC%CA%AA

ポイント
・●持ちじゃない人は約1日1回でレベルうp
創作者は一日一回 僕は初音ミクちゃん! などを投稿してレベルを上げてた方がよさそう
(低レベルだと1レスの容量制限がかかるため)
563melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/26(火) 23:22:15.22 ID:NDTN3W70
>>562
ご指南ありがとうございまする。
拙者、技も心も未熟者故、今後もご指導ご鞭撻を
お願い申し上げる。

「毎日1レスでいいわけですね?」
564名無しさん@ピンキー:2011/04/27(水) 00:09:26.76 ID:Om41gUSK
>>563
「遠慮するなよ。もっとやっていいんだぜ?」
それはさておき、お久しぶりですなGJ!
565名無しさん@ピンキー:2011/04/27(水) 01:44:47.95 ID:7BELI9aE
>>563
大作すなぁ 乙ですGJ
ちょっと読み返してくるわ
566melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/27(水) 21:50:09.01 ID:+oa6cweH
>>545 555 564 565
ご支援ありがとうございます。
連休中に完結させようかと思ってましたが、
この連投規制と字数制限のために、
めげそうです。挫けたときは、おゆるしを。
567 忍法帖【Lv=2,xxxP】 melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/27(水) 22:28:27.30 ID:+oa6cweH
レベル確認
568名無しさん@ピンキー:2011/04/28(木) 00:28:21.15 ID:9x/AgVZE
GJGJ
569名無しさん@ピンキー:2011/04/28(木) 02:39:14.48 ID:9x/AgVZE
GJGJ
570小ネタ1:2011/04/28(木) 11:30:53.17 ID:I636pHew
>>532GJ耐久訓練鬼畜すぎるw連休中は全裸待機でよろしいですか
VY2発売記念に勇馬といろはで小ネタ投下↓小分けですまないこの忍法帳めえぇぇぇ

小生の隣には借りてきた猫がいる。
正確には昼寝中である小生の左腕を勝手に枕代わりにして横になった猫村いろはがいる。
借りてきた、と言うのは自身の部屋の整理を手伝ってくれる人員として、いろはが今朝から我が家を
訪問しているからである。小生の姉――ミズキから貰った必需品メモを参考に、取り敢えずは必要
最低限の物を新しい部屋に揃え、『ヒト』としての生活に慣れているいろはに内装の整えを手伝って
貰う事で、昼過ぎ丁度に部屋の片づけが完了した。
571小ネタ2:2011/04/28(木) 11:34:19.47 ID:I636pHew
姉が作っておいてくれた握り飯を二人で食した後、用事が済んだいろはを彼女の家に送ろうと考えた
のだが、一向にいろはが帰る素振りを見せなかったので止した。その内うつらうつらと自身を襲って
きた眠気に身を委ねそのまま小生は床に寝転がってしまい、そして今に至る。
「……腕が痛い」
「慣れれば痛くないよ」
それは寧ろ血の巡りに問題が、と思ったが南窓から射す日光の温もりが小生の唇の動きを阻止した。
夢と現の狭間にいるこの感覚が小生は好きだ。だから昼寝は欠かさない。
浮ついた感覚の中、どうにか右手で部屋奥の襖を指差す。
「……枕は、確かあっちに、置いた」
「いらない」
「……腕が痛い」
「眠れば痛くない痛くない」
572小ネタ3/4:2011/04/28(木) 11:38:43.11 ID:I636pHew
いろはの言いたい事が少し解ってきた。彼女は枕が欲しいわけでは無い様だ。
「……何?」
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよって言うでしょ」
「知らない……」
「あとでggrks」
満面の笑みで言われても知らない物は知らないので困る。生まれたばかりなので勘弁してほしい。
もしかすると意味深な発言なのかもしれないが、それに気付けるほど小生は『ヒト』としての場数を
熟していないのが実状である。無論、未熟を言い訳にするのは好ましく無いのだが。
「別に邪魔しようってんじゃないから気にせずお眠りなさいな」
そう言いながらいろはは小生の左頬を細い指で突く。それがどの指なのかを確認する気力が小生の
両目にはもう無かった。
「おやすみ」
「…………」
「般若心経でも唱えてあげようか」
「……いやだ」
573小ネタ4/4:2011/04/28(木) 11:44:31.06 ID:I636pHew

     *

「勇馬のアホ!マヌケ!そのまま本当に眠る馬鹿がいるか!」
「いいか勇馬、据え膳食わぬは男の恥という言葉があってだな……」
「ウチのいろはがどうも申し訳ない。ただ女声の前で無防備に眠るのは流石にどうかと」
「そうか!つまり俺らも無防備に女声陣の目の前で寝ればハーレム成立じゃね!?」
「そ の 発 想 は 無 か っ たメモメモ」
「ボクは子供だから何のことか全然分かんないやー」
後日の飲み会にて男声陣にこの出来事を話すと、個性の溢れる六人六色の反応が返ってきた。
『ヒト』としての形が定まらぬこの身もそれはそれで一つの個性なのだろうかと思いながら、小生は
先輩等の酒臭い説教をぼんやり聞き流したのであった。

------------------------------
なべて世はこともなしてヤンヨ
574名無しさん@ピンキー:2011/04/28(木) 18:44:20.33 ID:ozojmrdS
>>570
シテヤンヨの人GJ!
生まれたての真っ白で真面目な勇馬いいね
個人的に勇馬の一人称が『小生』ってイメージなかったので新鮮だったけど小生呼び似合うなあ

あと最後の台詞はピコ・茄子・先生・レンきゅん・アイス・ガチャの順で妄想したw
575名無しさん@ピンキー:2011/04/28(木) 20:10:10.50 ID:5P/NmOjf
>>570
ヤンヨの人GJ!
襲っちゃえよいろはさん!

最後は、アイス、茄子、眼鏡、レン、ピコ、ガチャの順だとオモタ
576 忍法帖【Lv=3,xxxP】 melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/29(金) 09:55:16.02 ID:t8iMxIcX
レベル確認
577melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/29(金) 09:56:35.14 ID:t8iMxIcX
>>570
応援ありがとうございます。
578 忍法帖【Lv=3,xxxP】 melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/04/29(金) 22:32:39.35 ID:t8iMxIcX
レベル確認
579名無しさん@ピンキー:2011/04/30(土) 12:54:34.91 ID:MsahF4bl
ミクは吉野家でねぎだくを頼んで店員にマークされるタイプ
580名無しさん@ピンキー:2011/04/30(土) 13:03:25.74 ID:SvgSMX9g
吉野家コピペが一番似合うのはレンきゅんだと思う
581 忍法帖【Lv=4,xxxP】 melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/05/01(日) 10:56:51.30 ID:oWTVQGtn
レベル確認
582名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 12:03:11.36 ID:lp2EjUTs
レベルの上がり方分からないならググって調べてこい
短期間にレベル確認のレス多すぎる
583名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 13:46:39.41 ID:WGc1FTGH
You: hi
Stranger: Hey
You: my name is hatune miku
Stranger: Asl
You: yes
Stranger: M/f?
You: m
Your conversational partner has disconnected.
584名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 22:16:17.41 ID:jPpRJVn3
まもなくこどもの日。

リュウトやユキのSSは自信無いなぁ
585名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 23:20:23.78 ID:TX/mfXgx
男の子の節句だから、行事的にはガチャがどストライクなんだよね

がくぽが自重しない祝い方しそうだな
人形じゃなくて本物の鎧武者団並べそう
586名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 23:53:04.43 ID:0mGt/4Wu
ルカ「KAITOのチ○ポレベル確認」
KAITO「確認する度にレベル下がるよねこれ」
587名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 23:57:51.69 ID:ScWihVme
そのレベルは初回が最大値です。
回復するには翌日まで待ってください。
588名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 00:44:00.37 ID:3Tt08aQl
>>585
がくぽ兄馬鹿そうだよね。ガチャぽ最初の節句だしな。想像したら和んだwww
>>586
レベル確認kwsk
兄さんガンガレ超ガンガレwww
589名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 02:43:10.42 ID:rjJZcysn
最近投下少ないなと思ったら忍法帖なんてモンがあったのか
そりゃやりづれえな…
590名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 09:06:08.90 ID:cZeaXI3f
忍法帖のレベル上げならこの板よりも実況とかVIPの方が適しているんじゃないかな
591名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 10:59:33.22 ID:4A7bsc4C
携帯から見られなくなってマジで困っている
592名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 12:36:00.55 ID:VFnTZLXS
ぷんぷくりーん
これはきっと流行る
593名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 14:45:03.00 ID:wyc59G5d
リュウトなら今ごろいろはとピューロランドに行ってるよ
594名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 17:07:52.55 ID:jt1x9gE9
敵を洗脳する気なんですね(キャラクター商売的な意味で)
595名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 17:13:37.89 ID:MapVlsnT
逆に篭絡されるフラグな気がするのはなぜだ
596 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:15:56.99 ID:1ui9lsWc

我慢強かったカイトと往生際の悪かったメイコ  0

ピューロランドにはいろはさんが常駐していそうなイメージ

下克上の人です。

【 注 意 事 項 】
 ・カイメイ(若干ヘタレ×若干ツンデレ)
 ・カイト=童貞 メイコ=非処女
 ・メイコの過去の恋愛話含む(相手は名無しのモブ的扱い)
 ・メイコが好きで好きでしょうがないカイト/粘着気味
以上が苦手な方はスルーよろしく
 ※校正はしたけど誤字脱字にはご容赦を。


我慢強かったカイトと往生際の悪かったメイコ  1

「はいOK! よかったよ、おつかれさん」

プロデューサーの「OK」が出て、カイトは真っ先に壁にかけられた時計を見上げた。
――予定の時間過ぎちゃったけど、まだ間に合う!
独特の緊張感が漂うブースの空気が緩む中、カイトは大急ぎで帰り支度を始める。その背中に、仕事仲間が声をかけた。
「お疲れ〜。なぁカイト、これから皆で呑みに……」
「悪いパス!  スミマセン、今日はこれで失礼します。お疲れ様でしたっ!」
前半は仕事仲間へ、後半の台詞は彼らの向こう側にいるプロデューサーに向けてカイトは身を翻す。あまりの剣幕に呆気に取られる人達の視線を背に受け、脱兎の如くブースを飛び出した。
大丈夫、まだ間に合う! 廊下を走り、エレベーターを待ってられず階段を一段抜かしで駆け上がる。
今日は、彼女もこのスタジオで収録なのだ。彼女が居るであろう階にたどり着き、辺りを窺う。
――嘘? いない……。
その辺にいたスタッフを捕まえ聴いてみれば、彼女はついさっき仕事を終えてスタジオを後にしたという。
げっ、一足違いかよ!
礼もそこそこ、スタッフに踵を返しカイトはまた駆ける。元来た通路を走り、階段を三段抜かしで落ちるように降りた。奇妙なモノを見るような周囲の目なんてキニシナイ!
出口を飛び出して辺りを巡らせると、青い瞳は目的の人物を捕捉し鋭くなった。いた!
丸い頭に茶色いさらさらの髪。小柄だけど、付くとこに肉がバランス良く付いてるスタイル抜群の身体。何よりいつも見ていた姿をカイトが見間違えるはずもなかった。
「……待って! メイコっ」
つい叫んだ大声に通りを歩く人がカイトを振り返るが、メイコはその中で背を向けたまま脚を進めていく。ボカロの声量を使ってるというのに、聴こえない振りで立ち去ろうとする姿は周りの目がカイトに向けられている中で、いっちゃなんだが余計目立っていた。
「丸無視かよ?!」
ネタ曲で培った運動神経を活かし間を詰めて追い付き、カイトは逃げる彼女の手首を掴んだ。
「ちょっと、無視はないでしょ!」
反射的に振り向いたメイコは振り払おうと手を振るが、がっつり掴まれた手首は微動だにしない。
カイトにしたら、ここで逃がすわけにはいかないから必死だ。
「や……っ、離して!」
「離さない。俺の話し、ちゃんと聴いてよ」
「話すことなんて何にもないでしょ? ……だって」
涙目だが険しい眼差しが、カイトをきっと睨めつけた。
「カイトが別れるって言ったんじゃない……!」
搾り出すようにメイコが言う言葉に、カイトは苦々しく溜め息をついた。
597 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:21:02.54 ID:1ui9lsWc



とにかく、ここは場所が悪い。
そう説得すると、メイコは衆目を集めまくっていることに気がつき、渋々カイトに従った。
往来で痴話喧嘩紛いの修羅場を演じていれば、注目の的になるのは当たり前だ。
しかもここは仕事場の目の前で、さっきまで顔を合わせていた仕事仲間が通りかかる可能性が高い。目撃されてヘンな噂をたてられるのは互いにゴメンだった。
初めはカイトの意見を拒否していたメイコも、通り過ぎる人間が好奇の視線に何も言えなくなる。カイトを振り切るのは難しいし、背を向けてさっきみたい大声で話されたら目も当てられない。
飲み屋やレストランでする話題ではない。メイコにしてみれば仕方なくカイトの部屋に行くことになった。
「……はい、コーヒー」
ローテーブルにメイコ専用にカイトが選んだマグが置くが、メイコはラグに座ったまま俯き、微動だにしない。
全身からカイトを拒絶する怒りのオーラが漂っていた。ぷんぷん怒るメイコもカイトにとってはカワイイのだが、いかんせん萌えてる状況じゃなかった。怒りを解くことが先決だ。
固い態度を崩そうとしないメイコを見下ろし、カイトはまた漏れそうになる溜め息を噛み殺してローテーブルの角を挟んで胡座をかいた。
そっぽを向いて意地でも視線を合わせないメイコの横顔を眺め、カイトはどうしたものかと考える。
確かに『別れよう』と言ったのは紛れもなくカイトだ。だけどそれは言葉のあやで、言った本人にそんな気は欠片もなかった。だが、その台詞を真に受けたメイコはそうはいかない。
カイトは同じ事務所に所属しているというのに問題発言以来、避けられ続ける有り様だった。
まるでカイトの存在をなかったことにしているようなスルーっぷりに誤解を解くこともできず、あまりのスルースキルの高さに、カイトは亡き者になった気がした。
心にもない台詞を吐いた自分が一番悪いのは、良く分かっている。が、カイトだって追い詰められた結果での暴言だったのだ。
「あのさ」
「なによ」
「……俺たち、付き合ってるじゃん」
「一昨日まではね」
にべもない答えにカイトは強かに傷ついたが、へこたれてはいられない。
「別れるとか言って、悪かったよ……」
「……」
メイコは視線どころか顔すら反らしていた。
痛すぎる沈黙の中、いきなりカイトが大きく動いてメイコの身体がびくんと跳ねる。うっかりカイトへ目を向ければ……そこには正座をし、長身を屈め額を床に擦り付けているカイトがいた。
「ゴメンなさい。別れたくないです。ほんっと、スミマセン……」
それはもう、完璧かつ見事な土下座だった。
ああ、マジカッコ悪すぎる俺……!
目を丸くするメイコへ深々と頭を下げながら、カイトは自分の情けなさを嫌と言うほど噛み締めていた。


メイコはカイトより二ヶ月ほど先輩の同僚で、一目惚れの相手だ。
カイトの熱烈なアピールと、諦めないド根性と、何度も告白して呆れ混じりに軽くあしらわれても口説き続けた粘り強さが功をなし、出会って数年、カイトはメイコの隣に立つことができたのだ。
押して押しての寄り切り勝ちだった。
仕事帰りに食事がてら遊びにくるのも慣れてきた頃、初めて抱き締めた。
その次にカイトの部屋に来たときはキスする事を許してくれた。角度を変えてより深く探るカイトのキスにメイコから咎める視線投げかけられたが、染まった頬では効果も半減だ。むしろカイトをそそった。
そんな夜を繰り返し、カイトが柔らかな肢体に意図を持って触れようとしたとき、それまで拒まなかったメイコから待ったがかかったのだ。
待ってと言われれば、待てる。カイトはメイコが振り向いてくれるまで年単位待ったのだ。恋愛対象外だった頃を思えば楽勝だ。
ぎゅーはメイコの方からしたがることだってあるし、キスも嫌がる素振りはなかった。嫌われているわけじゃない。しばらくはこのままでもいっか。とカイトは暢気に考えていたのだ。
だが、何となくいい雰囲気になってそれとなく身体を寄せれば、メイコはカイトの欲望を察知したかのように詰めた距離を空ける。それも何度も。
……。
仕方ない。カイトは男だから好きな女の子を前に、どうしたって性欲を覚えてしまうけど、女の子は気持ちの問題らしいし。
うん、まあ仕方ないよね。
だからカイトは――拝み込んだ。

おっぱい触らせて下さいと。
598名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 18:22:21.47 ID:O7kseL+t
お、支援
599 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:24:54.71 ID:1ui9lsWc



「あのですね。メイコ」
カイトのみ居住まいを正し、正座を崩さないままメイコに向き直る。
この間は勢いでメイコを怯えさせた挙句傷つけてしまったから、カイトは丁寧に接する事を心がけた。
「俺たち、付き合ってから結構経つよね?」
「……そう、ね」
目を丸くしていたメイコも土下座が効いたのか、先程までの取り付くしまもない態度を軟化させた。
「今日で五ヶ月と三日ほどが経過したんだよ」
「記憶力が良いのはカイトの長所だけど、面と向かって言われるとドン引きね」
眉を顰めたメイコを意に介さずカイトは続けた。
「それでですね。この間のアレも、もうそろそろ、いいんじゃないかと思った末の所業でありまして」
真剣な眼差しで見つめてくるカイトが何を言いたいのか、メイコには分かっていた。
伏し目がちになるメイコに、カイトは言い募る。
「……セッ」
「いっ、言うなぁ! 直球過ぎるわバカ!!」
ムギュっと両手でカイトの口を塞いだメイコの顔は真っ赤だった。
実は、今回の『カイトのなんちゃって別れ話』もこの辺が理由なのだ。
メイコはカイトが誘いかけてもはぐらかし、時に本気で抵抗する。カイトは嫌がる相手を無理矢理コトに及ぶのは趣味じゃないし、付き合ってるのだから素直に受け入れて欲しいのが本音だ。
しかし、メイコはどうしても許してくれない。正にカイトの心メイコ知らずだ。そりゃあ身体だけが目的ではないけれど、成人男女の付き合いにしてはプラトニックが過ぎる。
あの日だって、あんまりにもメイコが嫌がるからつい「俺がそんなに嫌なら、別れよ」と口走ってしまった。
もちろん本気じゃなくて、『別れ』を切り出したらメイコがどんな反応を見せるのか知りたかったのと……下世話に言えばやらせてくれないかと、若干期待したのも否めない。
が、メイコは「分かった」と一言残し、呆気に取られたカイトを残して部屋を飛び出してしまったのだ。焦ったのはカイトだ。
無理に受け入れなくとも、せめてメイコに自分と別れたくないと言って欲しかった。ちょっとで良いからメイコに好かれていると実感したかっただけなのに。
以後三日間、音信不通で連絡不能。華麗なる自爆にカイトは頭を抱えるかなかった。仕事先でメイコを捕まえるまで、カイトは本当に気が気じゃなかったのだ。
メイコの手首を掴んで口から剥がすと、カイトは小さな溜め息をついた。
「メイコ。一つ聴きたい。俺が嫌なの? それともセックスがダメなの?」
「う、えぇ? い、いきなり何言い出すの!」
「俺はメイコとしたいよ。ずっとメイコが好きだった。……メイコが欲しいって思うのは、そんなに悪いことかな?」
「あ……うぅ、ちょっと待ってよ」
あからさま過ぎるカイトに、メイコは視線をさ迷わせた。嘘のつけないメイコは隠し事もヘタクソだ。
「それは……えっと」
きっとカイトを、性行為を拒否する理由があるのだろう。だがメイコは頑固に口を閉ざし、カイトはもどかしくてしょうがない。
脳内回路をフル回転させているメイコの隙をつき、焦れたカイトは身体を寄せる。気が付いた時には、メイコの視界はぐるりと回転しラグの上に押し倒されてた。
「や……っ」
早速首筋に唇を寄せたカイトにメイコは強く藻掻いた。あんな会話の後で、身の危険を感じない訳がない。
拒絶する身体を宥めるように撫で、カイトは囁いた。
「それとも他に、俺としたくない理由があるのかなー」
「……っ、やぁ……」
服の上から布地を押し上げる膨らみをそっと握る。優しく揉み始めると、組み敷いた身体に力がこもった。
やだやだと駄々っ子みたいに繰り返すメイコに、カイトは耳をれろりと舐めた。
「んん……」
「イヤじゃないっしょ? メイコ、コレ好きじゃん」
耳朶に吸い付いて服の裾から内側に手を差し入れる。乳房を覆うブラのカップをずらし、まだ柔い乳首を抓んで指先でクリクリ愛撫するとメイコの手から力が抜けた。
「いつもこうすると、すぐ勃つし」
慣れた手つきで裾を胸の上までたくし上げ、強引にブラのカップを下げて自己主張する淡色のソレを口に含み吸う。
「あ……っ」
軽く吸引される刺激にメイコの背中が反った。硬くなるメイコの乳首を唇で感じながら、もう片方の乳房の柔らかさを愉しんだ。
豊かな双丘に顔を埋めたりすべすべの肌触りを確かめたりしていると、メイコはカイトの与える感触に逆らうことを止めた。
しかし、ここからが問題なのだ。結果は予測できているが、カイトは浅く吐息をつくメイコの下肢へさりげなく手を移動させた。
太ももの外側を下から上へ撫で上げスカートの中へと手を潜り込ませると、メイコの様相が一変する。

「や……いやっ! ヤダヤダっ、やめてぇ!」
600 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:29:47.67 ID:1ui9lsWc



弱々しかった抵抗は今や本気モード。カイトの身体の下で、愛撫を受け入れていたメイコはいつものように大暴れを始める。
圧し掛かっていたカイトが身体を引くと、乱れた胸元を隠し彼から距離を取ってまたそっぽを向いた。
「触るのはいいって言ったけど、それ以上はダメ!」
予想はしていたけど、相変わらずの激しい拒絶はカイトをヘコませるのは十分で。落胆に肩が下がった。
本当に解からない。メイコはカイトにここまで許しているのに、その先の段階へ進もうとするとこっちの身が危険になるほど抵抗するのだ。
「おっぱい触らせて下さい」と拝み込んだあの日。カイトの必死さが伝わったのか、メイコは渋りながらも了承してくれたのだ。
微妙な顔つきのメイコが気にならないぐらい、カイトは嬉しかった。
胸元を押し上げる服のボタンを外し下着も取り、初めて触れた女性の乳房は大きくて温かくてふにふにのたゆたゆで、ものすごく興奮した。
初めの頃は本当に触れるだけだった行為は、日を追う内に白い膨らみにキスしたり吸い付いたり……乳首をしゃぶったりとエスカレートしたが、多少の抵抗は見せつつもメイコは許してくれた。
調子に乗ってエスカレートついでに本番へと進もうとすると、また待ったがかかった。
今度はおっぱいのときのように、どんなに頼み込んでも頑としてメイコは首を縦に振ってくれなかった。ならば強引にと思えば、大暴れで嫌がる。
カイトは困り果てた。メイコだって女だから男の自分が本気で組み敷けば力で押さえつけられるが、何が哀しくて恋人同士でありながら初めてを合意なしで行わなければならないのか。
なんちゃって別れ話を出した夜だって、あまりにも頑ななメイコに煮詰まってしまったカイトが、彼女の本音が聴きたくてあんこと口走ってしまったのだ。その結果、撃沈してしまったのだけど……。
もう何度目か数える気もおきない溜息をついて、カイトは腕を伸ばしメイコの腕を掴んで引き寄せた。
「もうイヤっ。いい加減に……!」
「もうなんもしない。本当にしない。信じて」
座ったままむぎゅっと腕の中に拘束して、背中をぽんぽんと叩く。メイコの身体は固いが、とりあえずは閉じ込め成功だ。
逸る心を諌め、カイトは安心させるように背中を撫でた。メイコだってカイトが無理強いするとは思っていないからこそ、腕に中に収まってくれるのだから。
「ねぇメイコ。俺はメイコを何年も好きでやっと振り向いてもらえてさ。そしたらやっぱ、えっちなことしたくなっちゃうよ。男だしね」
「……」
「でも、無理矢理はしたくないんだ。メイコに本気で嫌われたら、すげーきっつい」
「……身体を、触るだけじゃだめなの?」
俯いているメイコからは表情は窺えない。うーん、とカイトは唸る。
「おっぱいとかお尻とか触らせてくれるのは嬉しいんだけど、物足りないかなー? どうしても嫌なら、メイコがGOサイン出すまで待つよ。でも、せめて理由は知っておきたい」
カイトの腕にかかるメイコの指が袖を握った。
「理由を聴けて、納得できればもっと我慢をがんばれると思うし。教えてよ」
メイコは黙り込んでしまった。逡巡し、やっと口を開いたかと思えば、メイコはとんでもないことを言い出した。
「……ダメ、やっぱり言えない。そんなにやりたいならカイトは我慢なんかしないで、私と別れて他の女のコとすればいいよ」
帰る離してと再び暴れ始めたメイコをカイトは必死で押さえ込んだ。今の話の何を聴いていたのか、メイコ以外の女の子と寝たって無意味だというのに。ほんっとーにメイコは頑なだ。
本来なら面倒臭いことこの上ないが、惚れた弱味か別れる気が一切起きない自分をカイトは不思議に思う。実はマゾだったらどうしよう。
「なんでそーなるんだよ!」
「だって、イヤなんだもん」
「俺? ひょっとして俺に問題がある? あ、もしかして俺が童貞だから? そうなの?」
「い、いきなり何をいいだすのよ!」
暴れていたメイコはぴたりと動きを止め、真っ赤な顔で怒鳴った。
カイトの言うことは事実で、初めて好きになったのがメイコであり他の女の子は眼中になく誰とも付き合わなかった。しかもしつこく諦めなかったため、カイトは清い身体なのだ。
「や、でも俺メイコ以外としたくないしな〜。ヤバいマジ困った……」
「違う! カイトの経験の有り無しなんて関係ないわよバカっ」
「んー、じゃあ……」
カイトはメイコを更に強く抱き締めた。これではもう逃げられまい。
「……まだ、元カレのことが好きとか?」
さっきまでの暢気な声はなりを潜め、低く真剣な声音がメイコの中に響いた。
601 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:32:51.25 ID:1ui9lsWc



メイコの元カレは男性ミュージシャンだ。
新人だった頃、メイコの方が惚れ込んでいて片想いの頃は正に恋する乙女状態に陥った。当時カイトは恋敵への賛辞を耳にタコができるほど聴かされていたのだ。拷問だった。
相手の男は女性関係が派手なだけあって、メイコにも優しく接していた。仕事でミスをしてヘコんでいたとき慰めてくれたその男に、メイコはいっぺんで恋をしてしまったのだ。
いつも女の影がちらつくし、評判もよろしくない。軽くて調子がいいだけの感じがしたからカイトはメイコのことを差っ引いても、水が合わずそのミュージシャンのことは好きにはなれなかった。
今でこそ仕事も人柄にも定評のあるメイコだが、新人時分は善くも悪くも思い込んだら一直線のところがあった。外野が何を言ったって当時のメイコは聞く耳をもたない。
カイトから見れば男が適当にメイコに接しているのが分かるのに、本人だけが気が付かないのだ。歯痒かった。
熱を上げるメイコの傍らでカイトは苦々しい気分になる。もうちょっと周りの意見を訊くといいのにと思っていた矢先、メイコから「あの人と付き合うことになった」とはちきれんばかりの笑顔で報告され、気が遠くなった。
ちょっと待って、今まで軽くあしらわれていたくせに何その超展開? 本当にあいつはメイコが好きなの? 大丈夫か? ――って訊きたかったけど、無理だった。
報告しに来たメイコのあんな嬉しそうな笑顔を見たのは初めてで、とても反対なんてできなかった。
笑顔に口を噤み、がんばってね、と恋愛成就への祝いにしては少々見当違いの言葉を言ったような気がする。
そしてカイトは、メイコが誰と付き合おうが諦めるつもりなんて更々ない粘着男子だということを、この時嫌と言うほど痛感することになった。
心配だったけど、これ以上はカイトが口を出す範疇じゃない。そっと見守っていたけれどやはり破局はあっさりやってきた。
メイコは付き合う報告をしに来た時と同じように、カイトへ「振られちゃった」と告げに来た。
ただ、あの時見せた輝くような笑顔は消え失せ、無理しているのがバレバレの失敗した作り笑顔が胸に痛かったのを覚えている。


「……な、なに……?」
メイコは戸惑った。カイトが何のことを言っているのか、一瞬理解できなかったからだ。
思わず顔をカイトへ向けると、カイトもメイコの顔を覗き込んでくる。
「メイコはさ、身体は触らせてくれるけどその先はダメじゃん。……でもあいつには許したんでしょ」
「……」
きっと今、ちょっと嫉妬剥き出しの顔してるかも。カイトは男の嫉妬は醜いなと、顔が見られないようにメイコの顔を自分に押し付けた。
柔らかくていい匂いのする身体に触れるたび、メイコが漏らす堪え切れない吐息が甘くて、もっと奥まで触れたくなった。
最後の一線は越えさせてくれないのに、素肌に触れるのを許すメイコも不可解だ。セックスは嫌。だけど身体に触るのはよしとするメイコの意図が分からない。
メイコはどうしたいのだろう? 経験ナシの童貞くんなのが拒否の理由じゃないのなら、カイトが思いつくのはメイコの前の男ぐらいだ。
呆気なくメイコを振ったあの男を彼女がどれだけ好きだったか、カイトは傍で見ていた。
まだ未練があって、その上で現在の彼氏のカイトとの肉体関係を拒否しているとしたら……もうどうしたらよいのか。八方塞りだ。
メイコがカイトを嫌いじゃないのは知っている。でも、嫌いじゃなと好きは必ずしもイコールではない。こんなにも大きくて深い差があるのかと、カイトは今ひしひしと実感していた。
602 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:36:15.06 ID:1ui9lsWc



パン! と乾いていてどこか小気味の良い音が空間に鳴った。
時間差でカイトの左頬がじいんと痺れて熱を持つ。メイコに平手打ちを食らった頬が痛い。
「冗談やめてよね! なんで私があんな最低男なんか……!」
きょとんとするカイトへメイコが突き刺さすような視線で睨みつける。
メイコはこれまで元カレとの別れについて言及したことはない。カイトの周囲でもその話しが出たことはないから、きっとメイコは誰にも言っていないのだ。
どうやらそれが、メイコの拒絶の理由になっているようだった。
「……違うの?」
「有り得ないわ! あんな女を食うしか頭にない男なんかっ」
メイコの剣幕に驚いて瞬いたカイトに、彼女は慌てて自分の口を押さえた。勢い余ってしゃべりすぎたようだ。
「話してよ」
穏やかだけど、カイトの声は有無を言わせない響きがあった。先を促す青い虹彩に負け、メイコは俯いて唇を一度引き結んで観念したように口を開いた。
「……あんなの、付き合った内にも入らないわ」
「え? だって、あんなに喜んでたじゃん」
大輪の花のような笑顔を思い出し、カイトはメイコを見下ろす。確かに短かったが、確か一ヶ月ぐらい交際していたはずだ。
「最初は、ね……」
あの頃、メイコは起動して数ヶ月。社交スキルが絶対的に足りていなかった。成長を期待するための叱責も、その場限りのお世辞も、全部真に受ける。純粋、といえば聞こえはいいが、ただの世間知らずのボーカロイドだった。
あの男に出会うまで、悪意を持って接しられるこいうことが幸か不幸かなかったメイコは、女を見れば甘い言葉を吐く男の真意を全く疑わず、一方通行の恋愛にのめり込んでしまった。
「付き合ってるって思ってたのは私だけ。あっちは私のことを、数多くいるやれる女の一人のつもりだったの」
「……………………」
恋人でもなかったことに絶句した。そういえば、メイコのから付き合って別れた事実しか聴いていなくて、あっちの言い分とか訊いたことはなかったかもしれない。
「えっと、それは一体何股……」
「そんなの知らない。ただ……あっちは私の中身じゃなく、身体に興味があったのよ。最初から、そのつもりで……」
付きあおっかと言われて有頂天だったあの日、メイコは即日ラブホに連れ込まれた。
「初めてだったし、好きだったけど流石に不安が勝って断ったわ。
 でも、そしたら急に冷たくなって……断ったら二度と会わないって言われて……」
選択を迫られ、すごく混乱した。恋人だと思っていた男は優しかったはずなのに、関係を拒むメイコを冷めた目で眺めている。
どうする? 帰るならもう会わないけど。そう告げられて逃げ場がなくなる。怖かったけど、恐る恐る頷いた。
遅かれ早かれ通過する道だと強引に納得して、抱かれたのだ。
思い出したらあの時の不安と混乱が込み上げてくる。鼻の奥がツンとして視界がぼやけてきたけど、もう止めることはできなかった。
「……っ、い、痛かったの。だけどっ、これを我慢すれば一緒にいてくれるって思って、わたし……っ」
その夜から何度か男の都合のいい時間に呼ばれ、身体を自由にされた。その目的以外で会ったことはなく、デートらしい外出もしたことがない。
「何回か寝たら、連絡すらこなくなった。こっちから連絡しても返事ないし、会えなくなって……」
男に夢中だったメイコもいい加減に気が付いた。自分が都合のいい女なのだということを。見ないようにしていた複数の女の影が、何を意味するのか。
それでも、気持ちの整理をつけるために男を捕まえ問い質した。帰ってきた答えは「いい身体してるからやってみたかった」だ。何度かやれたからもういいやと言われた。
馬鹿だと思った。浮かれて周りが見えなくなっていた、浅はかな自分が。それでメイコの恋は終わった。
「やり捨てられたのよ、私。あっちにとって私は何時でもやれる女で、彼女ですらなかったの」
頬を伝う涙が顎へ流れ、カイトの手の甲に落ちた。
603 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:40:19.40 ID:1ui9lsWc



「だから、俺がいくら告白してもなかなか付き合ってくれなかったんだ」
メイコが破局した後、しばらくしてカイトは猛アピールを開始した。横からメイコを掻っ攫われるのは二度とご免だった。
メイコはものすごくつれなくて、何度告白してもはぐらかされてなかなか頷いてくれなかったのだ。
「……辛いこと、話させてゴメン」
「あの頃、好き好き言ってるカイト見てたら昔の自分を思い出しちゃって、恋に恋してるんだとばっかり……」
つまり、本気だと思われていなかったということか。もうちょっとポイントを押さえて告ればよかった。
興奮が治まったのか、メイコの涙が止まる。それでも睫毛に涙は溜まっていて、瞳はまだ潤んでいた。
「えっと……セックスは嫌な思い出なんだ。それで」
「……カイトが私を好きなのは分かってる。大切にしてくれているのも。でもカイトだって、その……したら、私に興味がなくなるかも……って思っちゃって。
 してもしなくても別れるなら、しないままでいたかった」
「別れるって……そんなこと、ずっと考えてたの?」
こくんと茶色い頭が縦に振られる。
別れを前提にカイトと付き合っていたことに冷や汗が流れる。浮かれてて、全く気づかなかった。
「カイトと一緒にいるのが楽しいほど、したいって言われるほど別れるのが怖くて仕方なかった」
え? カイトはメイコの肩を掴んで少し身体を離した。真顔で自分を見つめるカイトに、メイコは落ち着かなくなる。
「な、なに?」
「それって、俺と別れたくないってこと?」
メイコは頬を染めて顔を逸らし押し黙ったが、もうそれが答えそのものだ。カイトは嬉しくて、メイコを引き寄せ強く抱き締めた。
いつかは別れなければならないと思いつつも別れたくないって、なんだよそれ。
付き合う当初から別れを考えていたことにほんの少しの苛立ちもあるけれど、自分と離れたくないと苦しんでいたメイコの気持ちが切なかった。
「くっ、くるし……!」
「あっ、ゴメンゴメン! メイコからの意思表示ってあんまりないから、つい嬉しくて」
腕を弛めると、メイコはもうと拗ねたような表情をした。
「あれ? そーすると、セックスは嫌なのにどうしてお触りオッケーしてくれたの?」
「おさ……! もうちょっとマシな言い方ないの?」
「そこまで許せば、普通にその続きができると思うじゃんか」
後はごにょごにょ言って、メイコは答えようとしない。
「いーよ、メイコが口を割らないのなら当ててやる」
カイトは脳内で情報を整理し始めた。
メイコはカイトを嫌いじゃない……というか、好き。
前の男には身体だけを求められて振られた。そのせいでカイトと肉体関係を結べば、カイトがメイコへの興味をなくす=別れる、と考えている。
以上の理由でセックスはNGだけど、お触りを許したのはカイトと別れたくないから。あれ?
別れたくないから、触らせてくれた?
「…………もしかして、お触りは譲歩?」
「!!」
メイコの表情が固まって、カイトは確信を得た。
「セックスしたら俺と終わりだと思っていたから、お触りだけは許してくれたんだ?」
身体の関係を拒み続ければ、いつか必ず別れがくる。
どうしても受け入れられないから、せめて身体に触れることを認めてくれたのはメイコにとって最大の譲歩だったのだ。
ちょっとでも別れを先延ばしできるように。
カイトと少しでも長く付き合っていられるように。
604 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:46:11.38 ID:1ui9lsWc



「分かり辛いよ!」
唖然としてメイコを見下ろせば、もう可哀想なくらい真っ赤になって肩を竦ませていた。
「カ……カイトと付き合うようになって、色んな所に一緒に行ったり遊んだりして……楽しかったの。好きって言ってくれるのも、は、恥ずかしいけど嬉しかった。
 カイトが私としたがってるのも痛いぐらい分かってたけど、でも、したら……また前みたいになるんじゃないかと……怖くて……」
尻すぼみになる言葉にまた涙が混じり始めたメイコの身体を、今度はゆっくりとした動きで抱き締めた。
心配ないと背中を撫でるとメイコも胸に顔を押し付け、カイトに縋りつく。
「馬鹿だなー。そんなワケないじゃんか。メイコを振り向かせるために、どんだけ待ったと思ってんだ」
「だって、カイトもあいつと同じこと言うんだもん。もうダメだって思った」
――俺がイヤなら別れよ。確かに言った。メイコの気持ちを確かめたくて口走った台詞は、カイトが考えるよりもはるかに酷くメイコを傷つけたことにようやく気が付いた。
「ホントごめんね。待つよ。メイコが俺をちゃんと信用してくれるまで、幾らでも待つし、そんなことじゃ別れない」
メイコがカイトに身体を任せられないのは、根深い男性不信からだ。カイトを好きだけど、好きだけではメイコの中に深く根を下ろす不信感を払拭できないのだろう。
「……でも、私」
メイコの髪をカイトはゆっくり撫でる。
「セックスしたいのは本音だけど、それは相手がメイコじゃなきゃ意味がないんだよ」
「カイト……」
「メイコが好きだから触りたくなるし、したいって思う。他の誰かじゃヤダ。それは分かってね」
「……」
「好きだよ。大好きだよ。ちょー愛してる」
「……ばか」
ようやく笑ったメイコの額に自分のそれをコツンと当てて、カイトも笑った。
まあ、今はこれでいい。メイコが自分をちゃんと好きでいてくれてるのも実感したし、精一杯気持ちを伝えていけばきっと一緒に朝を迎える日がくる。
それで満足だった。
ぽんぽんとメイコの頭を軽く叩いてカイトは立ち上がった。
「もう遅いし、家まで送るよ。終電がなくなるとマズい」
「え? そんな時間?」
「このままウチにいたら、またえっちなイタズラしちゃうぞー。早く準備するー」
冗談めかして笑いながら壁にかけて置いたジャケットを羽織ると、その背中に温かくて柔らかい感触が包む。メイコが後ろから抱き着いてきたのだ。
「メイコ?」
「…………」
「? あの、メイコさん。おっぱい当たってる。嬉しいんだけど今はちょっと」
困る。しかしメイコは離れるどころかもっと身体を押し付けてきた。
「……さっきの、ホント?」
「へ? えっちなイタズラは冗談だよ? 流石にそれは」
「そうじゃなくて……私じゃないと意味ないって」
「あたりまえでしょ。まだ疑ってんの? しょーがないなぁ」
たははと苦笑し、抱き締めようと向かい合った瞬間だった。カイトの首にメイコの腕が絡んでそのまま引き寄せられた。
唇にちゅっと小さな音がして、呆気に取られるカイトの胸にメイコは顔を伏せる。
メイコからキスしてきたのなんて初めてで、思考が止まった。
「……なら、いいよ」
「へ? あの、え??」
いいって、ナニが? ついさっきまで、しばらくはそういうコトはないと思い込んでたから脳がついていかない。どうしたって都合のいいように考えてしまう。
「む、無理しなくていいよ! もう焦らないしっ」
メイコは無言でカイトの胸に顔を伏せたままだ。
「俺初めてだから、多分ヘタクソ……」
降って沸いた展開に怖気づき、わたわたと埒もないことをカイトは口にする。だがメイコの肩が震えているのに気が付いて、手のひらでそっと包み込んだ。
「本当に、いいの……?」
私の奥まで、触ってカイト。
ぎゅっと縋りつくメイコの震える声は小さかったけど、確かにカイトの鼓膜へ届いた。
605 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:48:55.39 ID:1ui9lsWc



裸になって、ベッドで重なりながら沢山キスした。触れるだけだったそれは直ぐに深くなり、角度を変えて舌が絡む。
柔らかい身体のあちこちに触れ、興奮に先走りそうになる身体を押さえ込むために、メイコの肌に自分のそれをぴったりとくっつけて抱き合った。
互いの素肌から伝わる温もりに、カイトはほっと息をつく。膨れ上がる欲望に流されてメイコと交わるのは不本意だった。
「……カイトとこういうことをする日は来ないと思ってた」
「え?」
「セックスって生臭いものだし、やり捨てられるのもご免だった。カイトとは綺麗な思い出のまま終わりたかったの」
首筋に埋めていた顔を上げ、覗きこんだメイコは淋しい笑みを浮かべていた。
「それなのに、いつの間にか離れがたくなっちゃった。繋ぎ止めたくて、触ることだけ許してカイトに我慢させるとか……最低ね私」
「そんなことないよ。触らせてくれたのすごく嬉しかった。あれがメイコの限界だったんだろ?」
「……うん」
丸い額に唇を落とすと、メイコはそっと瞳を閉じた。
「しかしですね。最初っから別れることを前提に付き合っていたのは頂けない。 お仕置きね」
「え?」
ぱちっと音がしそうな勢いでメイコが目を開く。次いで胸元にむずむずしたものを感じ驚いて胸元を見れば、青い頭がそこに埋まっていた。
「ん……っ、やだカイト、くすぐったいってば、ふふっ」
白い膨らみにちゅ、ちゅと繰り返し吸い付き、メイコはこそばゆくて笑い出してしまう。しかし次第にくすくす笑う声は抜けるような吐息に変化していった。
少しだけ芯のある乳首を唇で包まれると、肢体がびくんと跳ねる。
「あ……!」
指がもう片方も撫でれば直ぐに固く尖る。ツンと勃った乳首を強めに抓まれてしまえば、メイコは甘い声で鳴いた。
「ふ……ぅん」
「乳首尖った。可愛い」
盛り上がる乳房の中心で、ぷっちり硬くなった両方のそれを指で細かく弾く。くにくにと乳首が弄られると、メイコの中心がどんどん熱を持ってくる。
「んぁ……あ……」
ふっくらした白く魅惑的な肉を寄せ上げ、カイトは谷間に顔を埋めた。毛先が乳房を擽るのも、今じゃもどかしい刺激だった。
「柔らかい。ふにふにして、すげー気持ちいい」
乳房に頬をすりすり擦り付け、その感触を堪能する。おっぱいは何度も触らせてもらったけど、その度感じるこの幸せは一体なんなんだ。
カイトは胸を掴んだまま鎖骨に一つ口付けて首筋を舌でたどった。生温かいそれに重なる身体がひくんと反応する。
「も……あぁ……っ」
耳朶を食み喉元に幾つも口付けて舐めると、鼻にかかった色っぽい吐息がメイコの口から零れた。
「ウソつき……」
「え? 何がウソ?」
ぱちくりと目を瞬かせてメイコを見れば、カイトを睨んでいたが赤い顔では愛らしいだけだ。
「ど、童貞なんて、ウソでしょ……こ、こんな、あっ……!」
カイトが乳首を押し潰し、またひくんと肢体が小さく跳ねる。
そのままぐりぐり弄る刺激にあっあっと喘ぐメイコを眺め、やれやれとカイトは苦笑した。
「こんなウソついて、俺にどんなメリットがあるんだよ。ウソじゃないし」
「だ、だって、すごく手馴れて……ぅ……」
「お触りしているときに反応のいいトコ覚えたんだ。首とか乳首とかすっごく……いて」
おでこを叩かれ、ぺちんと腑抜けた音がした。
「バカ! 恥ずかしい……ん」
涙目で怒るメイコに軽いキスをして、可愛いことを言う口を塞ぐ。そんなこと言われたら、こっちがもたない。
触れるだけの唇を離すと同時に、やんわりと乳房を揉んでいた手をそっと離して、カイトの手はゆっくり下肢へと伸ばしていった。
606 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:52:26.80 ID:1ui9lsWc

10

「んんっ」
割れ目を辿る途中で指は狭間へ沈んでいった。
初めて指先に感じた女性器の感触は濡れて柔らかく、ただ熱い。乱暴にしたら壊してしまいそうだ。
「メイコ、あの……」
カイトは戸惑いがメイコへ伝わる。どうしたのだろうと不安になって、続きを待った。
「ココ、とろとろ」
大事な部分で動く指が次第に大胆になり、くちょくちょと水音を跳ねさせる。
「ひんっ、あ、くぅ……」
「もしかして、今までもそうだった? お触りするたびこうだったの?」
「あ、ソコは、ん……っ」
「ねぇ……」
小さなしこりを指が掠め、腰が揺れた。奥からどんどん溢れてくるのが分かる。中心どころかそこから身体全体に熱が灯り、メイコを火照らせ口から出てくるのは無意味な喘ぎばかりだ。
尚も動く指は微細な振動をクリトリスに伝え、じっとしていられなくさせる。
「あんな風に、触られ、たら……わ、私だって、ずっと、カイトと……っ。あぁ……」
カイトが触れるたび、身体の奥がじんと痺れるのを感じていた。下肢の狭間が熱っぽくなって、濡れてるのもちゃんと自覚していた。
このまま流されてしまってもいいと思ったことだって何度もあったけど、心にしまい込んだはずの記憶がいつだって邪魔をする。
それにカイトを受け入れて、もし離れていかれたら。あの時の比じゃないくらい立ち直れなくなる。……好きだから尚更。
だけど本当は、本当はずっと。カイトと。
「ん、ズルイよメイコ。このツンデレ!」
「ふ……んっ」
なだらかな腹にカイトの唇を知覚した。小さな音が何度も鳴って、それは徐々に降りてくる。
脚の付け根までくると、カイトはうっすらと恥丘を覆う陰毛を撫でた。
「脚、開いて?」
「……恥ずかしい……」
「見たいよ。メイコの。メイコだって俺の見たでしょ」
「あ、あれは裸になるときでしょ?! どうしたって見えるじゃない……」
「お願い、ね?」
緩く閉じた太ももを撫でてカイトは懇願する。
つい竦んでしまう身体を叱咤し、メイコは膝を曲げおずおず脚を左右に開いた。そこへカイトがすかさず身体を入れて、中心に顔を寄せる。
見られてる。しかもじっくりと。羞恥で血液が沸騰しそうになって、とてもじゃないが耐えられない。メイコは両手で顔を隠してしまった。
「カイ……」
「女の人のココ、こんな風になってるんだ……」
「許して、む、無理……!」
もうだめと閉じかけた脚はカイトに遮られ、もっと大きく開かされた。それどころか、指がぽってりした大陰唇を広げてくる。
身体の中で隠す場所なんてもうない。全部を晒されて顔から火が出そうだ。じっとそこを眺めていたカイトが感じ入ったような溜息をもらした。
「すごく、綺麗だ」
「……っ」
性器は薄紅色。クリトリスは弄りすぎたせいか包皮から顔を出し、僅かに口を開けた襞からとろりとした露が溢れ出る。
てらてら濡れるその場所は綺麗だけど、エロすぎて腰にキた。半勃の下半身が一気に痛いほど張り詰める。
「うわ、入り口小さい。これで挿るの……?」
「きゃっ」
襞の下からつぅっと秘裂をなぞり、指を沈ませた。肉の道は狭かったが、粘液に助けられスムーズに進む。膣の中にはざらりとした部分があって、そこを撫でるとメイコが鳴いた。
「ひゃ、あん!」
「……気持ちいい?」
指を出し入れしながらそこを重点的にさする。無駄な肉はないがむっちりした腰がうねるのを押さえつけながら、カイトはさっき指で弄ったクリトリスにキスした。
「やっ、ま、待ってカイト!」
「ゴメン、これ以上は待てないよ」
散々お預けを食らってきたのだ。この上の「待て」は勘弁して欲しい。
そのまま吸い付くとひんっとメイコが甘い声を上げる。こりこりしたそれを食み、緩急つけて吸い上げる。
包皮を剥かれたそれは過敏になっていて、些細な刺激でも苦しい。カイトの頭をメイコの手が押し退けようとしたが、執拗な愛撫に負け青い髪の間に指が埋まっただけだった。
中を探っていた指を抜かれほっとしたのも束の間、今度は襞の間を舌が蠢いた。ねっとりとした舌の動きに釣られ腰が浮いてしまう。
「はぁ……っ、あ、うぅん」
視線を上げ、カイトの頭に手をかけて肢体をくねらせるメイコをちらりと見た。自分の愛撫に感じ悶える白い肢体は、エロ本やAVなんて目じゃないぐらい興奮する。
カイトもそういった雑誌や動画を見ることはあるが、現実は情報にはない生々しさがあってもっと触れたくなった。
小さな尖りを抓み、舌先でちろちろ舐めるとメイコが高い声を上げた。それは耳に心地よくカイトを奮い立たせる。メイコは無意識に快感から逃れようとシーツを爪先で引っ掻き、布地を波立たせた。
607 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 18:56:33.64 ID:1ui9lsWc

11

「あっ、やあんっ、あ、あぅ……あぁあ……っ!」
背中が反って、尻が跳ね上がり頭に触れる指にも力がこもった。急速に押し上げられやってきた絶頂に痺れ、刹那の快感がめまぐるしく身体中を走り思考が止まる。
充血したクリトリスを強く吸われ、限界だった。メイコは痙攣のようにびくびく身体を震わせて、くったりとシーツに身を沈ませた。
汗ばむ総身が艶かしい。気力を根こそぎ奪われたメイコはもう身体を隠す気も起きなかった。喘ぐ乳房が乱れた息に合わせ揺れる。
投げ出された脚の間。カイトが弄ったその場所は余韻に未だヒクつき、彼を誘って止まなかった。


セックスを、気持ちのよいものだと認識したことはなかった。
メイコの気持ちなんて少しも考えない、一方的な交わりはいつだって痛くて終われば空虚なものだ。女性誌なんかで偶に見かける官能体験談なんて、絶対ウソだと思ってた。
それぐらい性行為には冷めていたのだ。
いくら心を寄せても報われない淋しさ。そのためだけに呼び出される夜。終わった後一人残されるの惨めさは今でも胸に蔓延っている。あんなの、もう沢山だった。
のめり込むような恋愛から目が覚めてからは、唄だけに没頭した。時間と熱中する何かを無意識に欲しがっていた。脇目も振らずに仕事をこなす、そんなメイコの傍にいたのはカイトだ。
カイトはメイコによく好意を寄せている素振りを見せていたが、好き好き攻撃をされても本気に思えなかったし、本当は付き合う気なんてなかった。
成り行きで付き合うようになってからも、身体の関係だけは避けようと固く心に決めていた。
のほほんとしてて人畜無害そうなカイトだって、男なんだから。その目的だってあるだろう。男の欲望に振り回されて傷つけられるのは真っ平だ。
男の人はそういうものだと分かってはいても、過去の経験から受け入れられるかは別だった。カイトに求められたら終わりにしようと、始まった交際だった。
だけどカイトとの交際は楽しかった。優しいのは知っていたけど、意外にしっかりした一面も知った。
どこか掴みどころのない部分もあるけど、メイコを大事にしてくれる。そんな風に扱われたことなかったから、照れくさくててつい素直じゃない態度を返してしまうけど、本音の部分は嬉しかった。
段々にカイトに惹かれる自分がいて、抱き締められたときもキスしたときも、今までにないくらい心が震えた。
身体を求められたときは反射的に拒んでしまったけど、胸を触らせてと拝まれた時は嫌悪より申し訳なさが先に立った。……同時に、保身に走る自分への自己嫌悪も。
好きなのに、セックスをして関係が壊れるのが嫌だった。前の恋愛を引きずって拭い切れない不安がカイトを傷つけることが、とても辛かった。
「く……」
カイトの腰が、大きく開いた脚の間にゆっくりと沈んでいく。
襞が捲り上がり広げられて、侵入してくるのを実感する。膣は久し振りに猛る肉棒を受け入れ、多少の痛みを覚えたが不思議と不快ではなかった。
「あ……ふ……っ」
ぬるぬるの粘膜が進む肉棒を滑らかに誘い、奥へ侵入するにつれ身体の中がカイトでいっぱいになる。
完全に肉棒が収まると、カイトは何故か動かなくなった。胎内のカイトは膣の奥まで隙間なく埋めて、ちょっと苦しい。
メイコを抱き締めながら、腹の底から搾り出すような嘆息漏らし耳にかかった。
「……どうしたの?」
むーと唸る声がして、カイトがほんの少し重なる身体を浮かせた。
「うん……あのさ、童貞が伊達じゃなかったてことが分かった」
「? は?」
見上げるカイトは眉を寄せ、困った顔をしている。どうしたのかと首を傾げるメイコに、ちょっと情けなく答えた。
「イっちゃいそうなんだ。メイコの中気持ちよすぎるよ!」
「な、ちょ、カイ……っ」
「わ、動かないでっ、出る! ただでさえ締まるのに」
押さえつけるようにカイトの腕が引き寄せまた密着した。荒い息がメイコの首筋に触れ、辛そうに我慢している。
……もう、我慢なんてしなくていいのに。
肩に埋められた髪を撫でて、メイコは呟いた。
「イっていいよ」
「え? でも……直ぐ終わっちゃうのは、男としてちょっと」
「ばか、童貞のくせにヘンに見栄張らないで。いいよ」
そっと触れるだけのキスをすると、膣に埋まる肉棒がヒクンと反応した。
608 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/02(月) 19:01:12.59 ID:1ui9lsWc
12

「……面目ない」
許しを得て、カイトが動き出す。探るように動き出したそれは直ぐに快感を求追って激しくなった。衝撃が下肢に響き、抉るように膣を突き上げられる。
夢中になって穿つ女を知らない肉棒は、遠慮がなくてほんの少し痛みを覚えた。快楽より貫く勢いで息が上がる。
性急に求めるような突き上げにシーツを強く掴んで耐えていると、不意に名を呼ばれ意識がカイトへ向いた。
「メイコ……メイ……ぁ……」
滑らかな膣に締められる刺激に眉を寄せ、堪えながら息を切らすカイトのこんな表情は今まで見たことがない。男っぽくて、色っぽかった。こんな顔するんだ。
メイコの中で刺激され、快感を得て一生懸命なカイトが愛おしい。
胸の奥がきゅっと疼く。胎内で脈打つ肉棒がぴくぴく脈打つのを感じると、腰が蕩けそうになった。
「く、ぁ……っ」
「んん……!」
大きく抽送を繰り返しながら、カイトは絶頂をがっちり掴んだ。搾る膣に放出する肉棒が扱かれ、脳天を強い快感が突き抜ける。
メイコの中に萎えゆくモノを収めたまま息が弾む身体を重ね、首筋に腕を回す。しなやかなメイコの腕が応えるように汗の玉の浮く背中にそっと触れた。
「……っ、ゴメン……先に、イって」
「いいってば」
「気持ちよく、なかったろ?」
「そんなことない……」
「……ありがとね。大好きだ」
耳元にキスされて、メイコはカイトの背中を優しく撫でた。嫌じゃなかったことや嬉しかったことが、少しでも気持ちが伝わるように。
力を失った陰茎が膣圧に押し出され、カイトは身体をずらしてメイコに沿うよう横たわると、今まで繋がっていた肢体を抱き寄せた。
「すごいね、セックスって。ぐわーっと快感が押し寄せてきて、一気に攫われるカンジ。すごく気持ちよかった……」
「私も。カイトみたいな気持ちよさじゃないけど、これって痛いだけじゃないんだって、びっくりした」
胸に顔を伏せるメイコを見下ろし、カイトは驚いたように目を瞬かせた。
女性の身体は良く分からないが、メイコは今まで性行為で快感を得ていなかったような口振りだ。カイトが触るだけで、あんなに濡れていたのに。
「セックスって、ずっと痛いものだと思ってたから。でも違うのね。割り切れない気持ちのままするのとじゃ全然違う……上手く言えないけど」
身体だけじゃない。充足感とか幸福感とか、今までセックスで感じたことがない温かなものが胸に満ちている。
「カイトだからかな……」
胸元でポロリと呟いた言葉に、カイトはメイコの頬に手を当て、顔を上げさせた。
「俺だから? もっと言って!」
「……っ、もう言わない!」
この状況で上目遣いで怒った顔されても、こっちはにやけるしかない。益々喜色満面になるカイトへ何を言っても無駄と、メイコは口を尖らせた。
「でもセックスって、癖になるかも。好きなコとしてこんなに幸せな気持ちになるんだもんな。もっと触りたくなるし、繋がりたい」
最上級の愛情の交歓なのだ。カイトはメイコの額に唇を落として囁いた。
「一緒に気持ちよくなりたいって思う」
背中から太ももを撫でる大きな手のひらがメイコを誘う。唇から漏れた溜息は仄かな温度を持って、カイトの胸を擽った。
それを合図に身体の位置を入れ替え、カイトがまた覆い被さって深く口付けるとメイコは素直に身体を開いた。
身体をまさぐる手に、肌を啄ばむ唇に喘ぎを零すメイコの身体の中心に再び官能の熱が宿る。
「ん……」
「俺、早く上手くなるよう頑張るからさ。メイコの協力なくして上達は有り得ないので、よろしくね♪」
両の乳房を掴み、その間から顔を覗かせニンマリ笑うカイトにメイコは眦を吊り上げた。恥ずかしいことを言う口を黙らせようと咄嗟に振り上げた腕は、乳首を吸われて阻止される。
「やっ、ばかぁ! ふ……っ、あ……」
ちゅうっと吸われ舌に舐め回されると、もう口からは甘ったるい鳴き声しか出てこない。あっという間に身体も性器も熱を帯び、奥がじんじんしてくる。
愛撫に蕩けながらも、セックスの後も何も変わらないどころかより愛情表現を示すカイトにメイコは涙ぐんだ。
「大好きよ、カイト」
精液と粘膜が垂れるぬかるみへ指が這う。そこを拡げ潜る感覚に全身が震えメイコは動く指へ神経を集中させた。そしてそっと青い頭を抱き締める。
再び全身でカイトを感じるために。


おしまい

>>598 支援ありがとう

最近さきね☆まぎか見て、22歳(だよな?)咲音×女装男子カイコ(生徒)を妄想して萌えた。
あのPVだとカイコは女装男子じゃないが、そうだったら俺得。
ではまた。
609名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 21:03:03.10 ID:Xy57KCv2
下剋上の人GJGJGJ!!
激萌えました!素晴らしきカイメイ補給
年長組はエロいくせに二人とも純な部分があって良いわー

つーか下剋上のおうちのメイコはツンデレでもデレデレでもツンツンでも
なんでも可愛いなコノヤロー!
610名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 21:52:31.25 ID:ES3pGAgq
下克上の人超GJ!!
相変わらず素晴らしいエロでした
お互い好きすぎて自重しちゃってるカイメイかわいいなあ

関係ないけど粘着男子って聞くとどうしてもネチネチしてるあの曲を思い出してしまうw
611 ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/02(月) 21:57:45.57 ID:tiouoXnC

需要とかスレの流れとか一切ガン無視して、BIG-AL×GUMI投下します。
今日のところは6レスほど消費しますので、何卒。
ダメそうな方は「異文化コミュニケーション」でNG設定願います。
612名無しさん@ピンキー:2011/05/02(月) 21:59:13.70 ID:zm4uraTF
下克上の人GJGJ!
AL×GUMI支援!
613異文化コミュニケーション・前編(1/6) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/02(月) 22:00:49.03 ID:tiouoXnC

ボーン、ボーン、ボーンと居間の時計が3回鳴って、3時の報を告げた。

「おぉ、もう時間デスね。ここまでにしまショウか。」
「はーい。ありがとうございましたー。」
「どういたしマシて。」
「じゃあ、お茶でも入れますね。ALさん、緑茶とほうじ茶、どっちがいいですか?」
「デハ、緑茶をお願いしマス。」
「はーい。」

英会話のテキストをぱたと閉じて、いそいそとお台所からお茶道具一式を持ってくる。
茶筒を開けると、お茶っ葉のいい香り。
ポットから湯呑み、湯呑みから急須にお湯を移し、湯呑みふたつに交互にお茶を注ぎ入れ。

「はいどうぞ。」
「ありがとうございマス。」

お互い、お茶をずず、とすすり、はあ、と一息。

「美味しいデスねえ。」
「ねー。」

「ところでALさん。」
「何デスか?」
「実はこないだ、久しぶりにSONIKAちゃんとお話したんですよー。」
「おぉ!彼女は元気でシタか?」
「うん。それでね、英語上手くなったねって褒められちゃった。ALさんのおかげだよー。」
「イエイエ、GUMIさんの覚えがいいんデスよ。」

英詞の歌を歌ったりSONIKAちゃんと共演したりなんだりで
「英語勉強しなきゃなあ……。」と思ってた折。

お兄ちゃんと意気投合してうちにちょくちょく遊びに来るようになったALさんに
英語を教えてもらうようになったのが1年前。
いろいろあってお付き合いをするようになったのが半年前。
おうちデートがてらの英会話レッスンは今も順調に続いている。
614異文化コミュニケーション・前編(2/6) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/02(月) 22:01:41.30 ID:tiouoXnC

「そういえば今日、お兄サンは?」
「りりちゃんとPV撮影だって。日付変わるまでに帰ってこれたらなーってゆってたけど。」
「弟サンは?」
「ガチャ君もお仕事だよー。夜までには帰ってくるってゆってたけど。」
「そうデスか。」

うちもそれなりに大所帯になって、いつも誰かしらがうちに居るので
こうやって二人きりになれることは実はあんまり無かったりして。

だから。ちょっと。今日は。密かにやってみたかったことを、提案してみようかなと。

「ねえねえ、ALさん。」
「何デスか?」
「耳掃除、させてもらえませんか?」

「え?ミミソウジ?」
「あれ、ALさんのお国にはそういう習慣ないんですか?綿棒とかで、耳の中を、こう。」
「ウーム、ありまセンねえ。デモ突然どうしてデスか?」
「いや、あの……。最近よくガチャ君とかにやってあげてるんですけど、
 ALさんにもやってあげたいなあ、って思ってて……。駄目ですか?」

だって、恋人に膝枕してあげるって、ちょっと憧れのシチュエーションじゃないですか。
それに、人に耳掃除してあげるの、楽しいし。

「イヤ、駄目ではないデスが。それデハ僕はどうしたら良いのでショウか。」
「道具取ってきますんで、ちょっと待ってて下さい。」

めでたく交渉成立。
というわけで、戸棚から綿棒とティッシュを持ってくる。そして正座して、スタンバイ。

「さあさ、ここに頭を。」
「GUMIサン、何だか楽しそうデスねえ。」
「そうですか?」

615異文化コミュニケーション・前編(3/6) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/02(月) 22:02:43.83 ID:tiouoXnC

ヘッドセットを外したALさんが、私の足に頭を乗せる。

「えっと、こうデスか?」
「あ、見えないんでもうちょっと頭をこっちに。」
「こうデスか?」
「はい、そうそう。」

ALさんの大きな体が、猫みたいに丸く縮まっていて、なんだかちょっと、可愛らしい。

「ウーム、ちょっと落ち着きまセンねえ。」
「そうですか? えっと、じゃあ、失礼しまーす。」
「……!!」

綿棒を耳に入れたとたん、ALさんの肩がびくっと跳ねた。

「ちょ、大丈夫ですか?」
「スミマセン、予想したヨリも、くすぐったかったものデ……。」
「そ、そですか?」

ガチャ君もりりちゃんも、全然くすぐったがらなかったんだけどなあ。
その辺は個人差なんでしょうか。

「あの、続けても大丈夫ですか?」
「ハイ……。」

その後も、ALさんは綿棒を動かすたびにくっ、と息を呑んだり身体をこわばらせたり。

「やー、ALさん、良い反応しますねえ。」
「GUMIサン、面白がってますネ?」

顔を真っ赤にして、息も絶え絶え、といった感じでALさんが言う。
ていうかですね。有り体に言うと。
ALさんのこの、息を飲んだ音って、ブレス混じりの声って。

すごく……、えろい、です……。

ええ、判ってます。ALさんはくすぐったいのを我慢してるだけで、他意はないんです。
そんなこと考える私がえろいんですね、判ります。
でも、どうしても別の何かを想像してしまうというか。このきもちは何だろう。
616異文化コミュニケーション・前編(4/6) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/02(月) 22:03:45.59 ID:tiouoXnC

「えと、終わりました……。」
「有り難うゴザイマス。そして、あと、アノ、ごめんなサイ。」
「はい?」
「スカート汚してしまいマシタ。」
「え?あ、あー……。」

見ると、ALさんの口があったあたりに唾液でできたとおぼしきシミができている。

「あー、大丈夫ですよ。気にしないでください。」
「スミマセン……。」

よほどくすぐったかったのか、
ALさんは身体を起こしたあともしきりに耳を気にしている。

「むしろALさんこそ、大丈夫ですか?なんだかすごく疲労してるように見えますが。」
「あぁ、大丈夫デスよ。」

「……トコロでGUMIサン。」
「はい?」
「貴女は、人からミミソウジをしてもらった経験は、有りマスか?」
「え?いや、無いですけど……。いつも自分でやってるんで。」
「そうデスか。」

言い終わると、ALさんは心持ち真剣な表情で、膝詰めでじりじりとにじり寄ってきた。
え、えっと?

「GUMIサン……。」

えっと、これは、キスとかされちゃう流れ?目を閉じ、ぐっと身構えたら。
左耳にかかった髪を掻き上げられ、耳をすう、と撫でられた。
617異文化コミュニケーション・前編(5/6) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/02(月) 22:04:36.29 ID:tiouoXnC

「ひぁっ……!」

予想していなかった感触に、思わず声を上げてしまい、はたと口元を押さえる。
ALさんはそれを見て一瞬驚いた後、にやりと不敵な笑みを浮かべ、
再び私の耳をさわさわと弄びはじめた。

「ちょ、ALさん……?」

混乱する私を尻目に、ALさんは空いてるほうの耳元で囁く。

「耳って、聴覚をつかさどる器官デスけれど。」
「は、はい……?」
「触覚の方も結構、鋭敏にできてるんデスねえ。知りませんデシタ。」
「……っ!」  

うん、これは気のせい、とかではなく。触り方も喋り方もえろいよALさんっ!

やわやわ、さわさわと耳を弄ぶALさんの手は止まらない。
たまに反対側の耳にふう、と息をかけられたり、耳たぶを甘噛みされたりして。
そのたびに私は、変な声をあげてしまう。

「んっ、あっ……!」
「GUMIサンも良い反応シマスねえ。」
「やっ……、ちが……!」
「違うって、何がデスか?」

なんでしょう、このくすぐったいような、もどかしいような感触は。

そして気づけば。私はALさんにしっかりと組み敷かれていて。
この展開は、えっと、あの、その。

「えっと、あのっ……!」
「何でショウ?」
「何でショウじゃなくて。えっと、その。」

構わず先に進もうとするALさんを、なんとか制する。
618異文化コミュニケーション・前編(6/6) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/02(月) 22:05:53.32 ID:tiouoXnC

「ALさんっ!だからっ、ちょっと待ってっ!」
「何デスか?」
「あの、ここは居間、なんですけど。」
「そうデスね。」
「いや、そうデスね、じゃなくって。」

お布団でないところで、そういうことしたこと無いし、
服脱がないと、シワになっちゃうし。

それに、ここは普通に家族みんなでご飯食べたりしてる場所なわけで。
さすがにちょっと抵抗があるというか。
このまま流されちゃっていいのかな、というか。なんというか。

「……。」
「……。」
「駄目デスか?」
「や、駄目、じゃ、ありませんが……。」
「『駄目じゃありません』ということハ、二重否定で、つまりは『良い』ということデスか?」
「微妙なニュアンスをくみ取ってくださいっ!」
「難しいことを仰いマスねえ。」

ALさんが、耳元でため息をつく。ですからね、あの、その、吐息とかがですね。

「日本語は難しいデスねえ。」
「え?」
「行間を読む、トカ、察する、トカ。そういう高度なコミュニケーションは僕にはできまセンよ。」
「都合のいいときだけ外国人アピールしないでくださいっ!」

ああもう、ぜったい判っててゆってるよこの人!
ALさんの、この余裕しゃくしゃくさが悔しい。上手く返せない自分の余裕の無さも悔しい。
悔しくてむくれて押し黙ったままでいると、ALさんは満面の笑みで、

「GUMIさんは、つくづく可愛いデスねえ。」

そう言って、唇にキスを落とした。……私も観念して、ALさんに身を任せることにした。
619 ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/02(月) 22:07:09.82 ID:tiouoXnC

ひとまず、今日はここまで。
次の投下で終了予定ですので、もう少々お付き合いいただけると幸いです。
620名無しさん@ピンキー:2011/05/03(火) 00:01:45.49 ID:YvTL6XPZ
下剋上の人、いつもエロいお話をありがとう!
童貞さんなカイトとツンデレメイコさんのやりとりが可愛かったです

AL×GUMIの人きてた!
GUMIちゃんまじかわいいです
続きも期待!
621名無しさん@ピンキー:2011/05/03(火) 00:40:56.78 ID:toOyxwnr
test
622名無しさん@ピンキー:2011/05/03(火) 00:50:14.05 ID:+IFp1sWe
>下剋上の人
MEIKOのあほったれーーー!!だがかわいい(ビクンビクン

セックスしたら良くも悪くも終わりみたいな思考の女はリアルで結構いる気がする
いやそこはただの一通過点でしかないですからまだまだ関係は多様化しますから良い関係でいる努力を怠るんじゃねーぞと下剋上の人にからみ酒

>AL×GUMIの人
耳かきしたくなったが今一人でしたら負けた気分になりそうだから一人二役するよそうするよ
623名無しさん@ピンキー:2011/05/03(火) 20:53:31.09 ID:oaZM0VgG
アルグミの人も下克上の人もGJでした。
なんというか、MEIKOやGUMIって脱ぐと美乳なイメージがあるんだよね…
624名無しさん@ピンキー:2011/05/03(火) 21:02:05.43 ID:W0PNidvA
>>608
下克上の人キター相変わらずすばらしい
その妄想を是非文章で頼む

>>619
AL×GUMIもキター
GUMIちゃんのエロは貴重だからいつも楽しみにしてます


お二方GWにありがとうありがとう
625名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 00:29:46.22 ID:1nO2Ymsg
>>608
じょ、女装男子物は最後逆転するのが様式美だと思うんだ
咲音×女装男子カイコ×咲音でお願いします!!
とこっそり主張してみるテスト
626名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 04:09:33.20 ID:hDoSOaxA
下剋上の人は毎回いろんなカイメイが楽しめるなぁ。GJ!
アルグミの人もGJ!ALさんの掌の上で踊らされるグミが可愛いすぎる
627名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 07:09:51.81 ID:d46rrZy8
628名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 11:32:47.18 ID:/yBJs9X4
GUMIを…もっとGUMIを…!
629 ◆Gie6B2WtEsXk :2011/05/04(水) 12:12:36.72 ID:pXQ8jPUY
608で「咲音×女装男子カイコ」と「女装男子カイコ×咲音」を素で間違えてたw
萌えたのは後者。>>625気づかせてくれてありがとう。
でも、書くかどうかは未定。まだ本編全話見てないんだ。
630名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 20:35:08.40 ID:dWic4/pJ
今日はみどりの日じゃないか!!


とミクさんとGUMIさんとガチャぽが言ってた
631名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 21:21:56.05 ID:f1ZzT8Dx
おなじ緑でもかなり色合いが違うな
632名無しさん@ピンキー:2011/05/04(水) 21:54:33.01 ID:PA3ONmFv
>>630
ソニカ「……」
633名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 02:45:10.34 ID:5fiC3JuP
今日は平成23年5月5日で、兄さんメイコの日らしいぞw
634名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 10:24:00.22 ID:yyCPLEUv
それは無理があるわ
635名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 10:42:49.28 ID:gVJacQuA
前に平成23年3月9日はカイミクの日とか言ってるのがいなかったっけ
636名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 10:46:45.34 ID:gVJacQuA
これも無理がありすぎだよね
637名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 10:49:50.72 ID:f3PQFdCr
おいおいやめてくれよGW最終日にカップリング論争でスレを殺伐とさせるのは
シテヤンヨさん派遣すっぞ?
638名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 10:51:34.65 ID:GfZLjLjx
是非派遣してくれ!
シテヤンヨちゃんのふとももハァハァ
639名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 12:03:50.21 ID:XJetEwb+
フトモモなのか髪束なのか
640名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 12:55:46.73 ID:EqwqMYlu
何で兄さんて言うとカイトなんだろうな。
がくぽもキヨテルも兄さんて言えば兄さんだし、
発売順で考えてルカをクリプトンの末っ子と考えれば、レンも兄さんだよな。
何が言いたいのかって言うとがくメイとかテルメイとか読んでみたいですハァハァ。
あと書いててレン兄さんと末っ子ルカって萌えると気付きました。
シテヤンヨちゃんモフモフ。
641名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 13:55:27.73 ID:uGIhY3dN
なんとなくだけど
クリプトン→兄弟姉妹
インタネ→先輩後輩
AHS→先生と美少女たち(ネギま的な何か)
だと思ってる
642名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 17:29:29.89 ID:ix5Fk0XB
先生がもう少し鬼畜系だとネギま的なAHSに萌えるんだがな

ちなみに自分もクリプトンは兄弟姉妹
だがインタネは先輩後輩というよりは同じ事務所に所属する同僚で上下関係はない感じ
海外組は個人的な出稼ぎで営業に苦労してるイメージ
643名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 18:44:39.53 ID:EpG92IIl
(^U^)<申し訳ありません、このような流れで
644名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 18:50:46.49 ID:q+oJnJb8
>>641
そんなAHS組はキヨテルもげろ、と言わざるを得ない

自分はクリプトン組は同僚イメージだな。呼び捨てか敬称付きがデフォみたいな
インタネが先輩後輩っぽい感じ。リリィだけ別会社なんで仕事仲間の距離感

大体、血の繋がってない可愛い女の子から「おにいちゃん」などと呼ばれる妬ましい輩など、この宇宙に必要ないのだよ!…というのは冗談だが
645名無しさん@ピンキー:2011/05/05(木) 19:55:57.17 ID:SDsgaQNV
キヨテル先生優しそうだからメガネしかもげなそう
646 ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 00:20:30.70 ID:MEg2IG6e

前作に言及していただいたみなさん、有難うございました。

>>618の続きでBIG-AL×GUMIです。
5レスの予定。今回の投下で終わります。
ダメそうな方は「異文化コミュニケーション」でNG設定願います。
647異文化コミュニケーション・後編(1/5) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 00:22:34.83 ID:MEg2IG6e

#うっかりageてしまいました。すみません。

−−−−−

互いに衣服はほぼそのままで、私のショーツだけが脱がされる。
ALさんのひんやりした手が、内腿を伝って、私の大事な部分に触れた。

「GUMIサンのここは、暖かいデスねえ。」
「そんなところで暖をとらないでくださいっ!」
「ソシテなかなかに潤ってらっしゃ……。」
「言 わ な く て い い で す っ !」
「GUMIサン、身体の方は素直なんデスけどねえ。」

やれやれ、という体でALさんは言う。

「デモ、良かったデス。」
「え……?」
「だって、こうなってるのが僕ダケだったら恥ずかしいじゃないデスか。」
「え?あー……。」

ALさんの服はぴったりタイトで遊びが無いし、上着の丈も短いから。
その、張りつめてる部分が、わりと、こう、判りやすいわけで。

「ねえ、GUMIサン。」
「ん……。」
「駄目デスか?」
「ん……。」
「良いデスよね?」
「……………………ん……。」

恥ずかしいやら後ろめたいやらで、私はもう頷くことしかできず。
ぎゅっと目を閉じて待っていると、
カチャカチャとベルトを外す音がやけに大きく聞こえた気がした。
648異文化コミュニケーション・後編(2/5) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 00:23:56.85 ID:MEg2IG6e

「あ……。」

ぐっと押し広げられるような圧迫感。だけど、それ以上に。

「っ……た……。」
「えっと、痛い、デスか?」
「や……、じゃなくて……。した、畳、固くて……、背中と腰が……。」
「ア、成る程、気付きまセンで。」

ALさんはふむ、と何やら頷いて、

「デハ、これではどうデスか?」

そう言って、腰と背中をがっちりホールドしつつ、繋がったまま、私の身体をぐっと抱き起こした。
体育座りのALさんの上に、私が向かい合ってまたがるような感じになる。
ていうか。この体勢って……自分の重みでこう、深くまで届くというか……。

そして。あともう一つ気付いたことがあって。

いつもは身長差のせいで、ALさんが上に居ると顔が見えないのだけれど。
この体勢だと、顔がけっこうしっかり見えて。
うわあ、そうかあ。ALさん、こういう時、こういう表情してたのかあ、と。

そういえばALさん、ご飯の時もお茶する時も、すごく美味しそうに食べたり飲んだりしてて、
喜怒哀楽がはっきりしてていいなあ、と思ってたんだよなあ。
それは、こういうときも同じなんだなあ、と。
思いを巡らせながらALさんの表情に見惚れていたら、ALさんとはたと目があった。

「何を見てるんデスか?」
「い、いや、何でもっ。」
649異文化コミュニケーション・後編(3/5) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 00:25:59.04 ID:MEg2IG6e

「しかし、このアングルはなかなか新鮮デスねえ。」

あ、なんだ、ALさんも同じ事考えてたんだ。

「こういうコトも、できマスしね。」

ALさんはそう言うと、片方の手で服の上から私の胸を触りつつ、
もう片方の手で私の耳を弄びはじめた。
うわ、二箇所、とか、これ、反則……。

さらに。耳を触るのを止めたかと思ったら、
今度は耳の穴の入り口のあたりをちろちろと舐めてきた。
ちょ、なにこの生暖かい感触。ていうか、舌が、しーたーがー!

「ん……、はぁっ……!」
「いい反応しマスねえ。上も下も。」
「……っ! ALさん、やらしいっ……!」
「だカラ、やらしくしてるんデスよ。何ヲ今更。」

なんだろう、こう、結構ものすごいことを言われてるはずなのに、
口調がいつものほのぼのですます調だから、なんだか調子が狂ってしまう。

「ALさんは、余裕、ですねえ。」
「そんなこと無いデスよ。」

やられっぱなしでは女がすたる。
一方的になされるがままになってるのがなんだか悔しかったので、
私も意を決して反撃を試みることにした。
さっきまでALさんにされたことを、そのまま真似てみる。
胸を触りながら耳をさわさわしたり、甘噛みしたり、舌を這わせてみたり。

「ちょ、ぐ、GUMIサン、あのデスね。」
「はい?」
「僕はネ、いいんデスよ、そういうことハ。」
「いや、そういう訳には。」

形勢逆転とは行かないまでも、ALさんを慌てさせたことが
してやったり、という感じでちょっと嬉しい。
650異文化コミュニケーション・後編(4/5) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 00:27:32.41 ID:MEg2IG6e

「GUMIサン、アノ。」
「はい?」
「アノ、動けマスか?」
「え?えっと?」
「んー……、判りマシタ。GUMIサン、ちょっと倒れマスよ?」

そう言ってALさんは、私の背中に手を回しながらどさ、と上半身を倒し、
畳の上に仰向けになった。
こんどは最初とは逆に、私がALさんを組み敷いているような体勢になる。
組み敷いてるというか、ALさんの胸の上にちょこんと乗っている、という方が
正しい感じなのだけれど。

「ALさん、重くないですか?てゆか、背中とか痛くないですか?」
「大丈夫デスよ。何のこれシキ。」

ALさんは答えると、私の腰をぐっと掴んで、ゆっくりと抜き挿しを始めた。

この体勢でも、ALさんの顔を視界に入れることができて。
ローアングルから見るALさんの顔は、
苦しそうな、切なそうな、なんとも言えない表情をしている。

「GUMIサン……。」

私を呼ぶ声のトーンが変わった。かすれてうわずった声。
動きもだんだん早く、強くなる。私はそれについていこうと必死で。

「……ッ!」

瞬間、ALさんはひときわ大きく眉を寄せながら、目をかたく閉じて。
腰に回された手に、ぐっと力が込められたのが判った。

私はその表情と声に、すごく、ぞくぞくした。
651異文化コミュニケーション・後編(5/5) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 00:29:33.12 ID:MEg2IG6e

乱れた呼吸が整うまで、少々の間そのまま抱き合いつつ。
身体を離して、さっきまで私たちが居た場所を見ると、畳の一部分が少し濡れていた。
たぶんその、さっき受け止めきれなかった分とか、私の方のとか。
そんなのだと思うのだけれど。

とりあえず、手近に置いてたティッシュでとんとんと拭き取ってみる。

「畳、大丈夫デスか?染みトカ。」
「んー、たぶん大丈夫だと思いますけど……。」

「おぉ!」
「どうしました?」
「そう言えバ、座布団がありマシタ。これを下に敷ケバ良かったんデスね。」
「……今更ですね。」
「そうデスね。すみまセン。」

言いながら、おのおの、身体に残った行為の痕跡をティッシュで拭い去る。

「そしてアノ、もうひとつ。すみまセン。」
「何ですか?」
「なんだか途中カラ、見境いが無くなりマシタ。」
「え?あー……。
 いやあの、それは、こちらこそというか、お互い様というか……。私もすみません。」

乱れた衣服を整えながら、互いに謝りあう。
いつもながら、終わった後というのは、冷静になった分、なんとなく気恥ずかしい。







……それ以来、ガチャ君とかに耳掃除してあげるたびに、
ついあの時のことを思い出してもやもやしてしまうとか。

そんな事、とても人には言えない。
652 ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 00:30:49.33 ID:MEg2IG6e

「欧米の人は日本のような耳掃除の習慣があまり無いから、
 やってあげると未知の快感に打ち震える」
的な話を小耳に挟んだ結果、こんな話ができました。耳責めってえろいですよね。

それでは以上です、おそまつさまでした。
653名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 07:32:45.08 ID:nR6BsIey
GJ!
耳掃除けっこうエロいなぁwwww
個人的にGUMI好きだからこれからも期待してるよ。
654 ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 07:51:26.59 ID:MEg2IG6e

連投すみませんが
>>630にインスパイヤされたもので。

みどりの日はもう終わりましたが、
がくぽ×ミク、かつ、ガチャ(リュウト)×アイちゃんで
(GUMIさんはせんだって投下したのでここでは省略)。
エロなしほのぼの小ネタをひとつ。
655小ネタ・みどりぐみ(1/2) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 07:53:25.29 ID:MEg2IG6e

春爛漫の昼下がり。
例によって例のごとく、わしと初音殿は
我が家の縁側で茶を飲みながらのんびりしている。
庭ではリュウトと月読のアイ殿がままごと遊び中。
リュウトが夫役で、アイ殿が奥さん役のようだ。
少しませたやりとりが、横から見ていてほほえましい。

そうして目を細めていると、
リュウトとアイ殿が、何やら冊子を抱えてこちらにやってきた。

「はい、回覧版でーす。」
「でーす。」
「うむ。有り難う。」
「ありがとうねー。」
「どういたしまして。」
「ましてー。」

そして初音殿も会話に加わる。

「ガチャ君たち、いっつも仲いいねえ。」
「ぼくたち、おおきくなったらけっこんするのー。」
「するのー。」
「へえ、それは良いのう。」
656小ネタ・みどりぐみ(2/2) ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 07:56:57.23 ID:MEg2IG6e

「ねえ、がくにいちゃん、ミクおねえちゃん。」
「ん、なんだ?」
「なあに?」
「おにいちゃんたちはけっこんしないの?」
「しないのー?」
「「えっ。」」

思わず、初音殿と顔を見合わせる。
つくづく最近の子はませていうというかなんというか。

「そうだのう、わしはそのつもりでおるが。」
「…………!」
「わー、今のプロポーズ?」
「プロポーズ?」
「そうだのう。」

リュウトとアイ殿が、一斉にはやし立てた。
そして初音殿は真っ赤な顔をしている。





VOCALOIDは年をとらないから、大人にもなれない。
戸籍もないから結婚もできない。それはようく判っている。

だが願わくば。今後も皆がずっと一緒に居られますように。
そんなことを思った次第であった。
657 ◆Yqu2Vih7dU :2011/05/06(金) 07:58:36.22 ID:MEg2IG6e

以上です。

SONIKAちゃん…………ごめん。
658名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 08:22:28.52 ID:5ibrqTjd
>>651
ブラボー…おお、ブラボー!実によい異文化交流でしたGUMI可愛い
>>656
すでに老夫婦のように落ち着いたみくぽとほのぼのロリショタGJ!
659名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 19:53:37.11 ID:kG9U9fSR
ロミオとシンデレラ聴いてたら抜きたくなった。誰か文才がある人お願いします
660 忍法帖【Lv=5,xxxP】 melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/05/06(金) 20:52:14.55 ID:5FKEuWq1
エロシーンがないけど、お許しを。

>>561
の続きです。

日本人の多くが、1日4時間の就労と週2日間の休日をとることが当たり前になっていた。
労働力の不足分は、全人口の1/4を占めるようになった日本国籍の取得を望む海外からの難民と
ロボットたちで賄われていた。
ロボットの人権を人間と同列に扱う発想は、『坑道のカナリア』という意味で、
当たり前になりつつあったこの時代でも、難民は、「まだ日本人ではない」という偏見から
人間扱いされない風潮があった。
おかしなことに、
日本人>セクサロイド>アンドロイド(人型ロボット)>>難民>>非人型ロボット
という序列ができていたことで、
非人型ロボットが差別されることには抵抗感が無く、難民が虐げられても仕方が無く、
アンドロイドが虐待を受けて初めて、人権擁護局が動き出すという、偽りの人道主義がはびこっていた。
例えば、非人型の愛玩用のきわめて本物に近い容姿と動きを持つ猫型ロボットを
バールや鉄槌でばらばらにする事件が起きても、
警察は器物損壊として扱い、動物虐待予防法を適用することはなかった。
つまり、『人間社会の悪化に感じやすく、事前に警鐘を鳴らすカナリアですら無い地位が難民だった。』
ほとんどの人間が自らの意志で義体化し、アンドロイドと容姿では見分けがつかなくなった人間が、
差別されることの恐怖からロボットとの違いをはっきりさせたい
(自らロボットと同じ躯になっておきながら、自分たちこそが最上位でありたい)
がために序列を作り出したのは、滑稽としか言いようがなかった。
そして、その序列の最下層に位置づけられた難民という人間たちは、
日本の社会では、人間扱いされていなかったのだ。
661melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/05/06(金) 20:55:17.82 ID:5FKEuWq1
「ねえ、マスター?あそこで働いている女の子たちの服装が、
あまり衛生的に見えないんですけど?どうしてなんでしょう?」

ミクは、公園の茂みで隠れるようにして暮らしていた難民孤児の姿を見て、そう質問する。
緑豊かなこの自然公園に、ケンは、初めてミクを郊外にまで連れ出していた。
東西10km四方の広さがあるこの公園は、かつて日本を統治していた皇族が守ってきた由緒ある国立自然公園だった。
天気のいい昼下がり、二人でベンチに座って、他愛のないありとあらゆる景色に疑問を持ち、
興味を示すミクの質問攻めに答えるケンだったが、この質問には、答えることに窮してしまうケンだった。
「難民差別」あるいは、日本国籍取得前の外国人をあからさまに冷遇する政策がとられていたこの日本の状況を
ミクにどの程度語るべきか、知らせるべきか、ケンは戸惑ったのだ。
それに、あの孤児たちが、この公園で『何をして』生活しているのかも察しがついていたからだ。

「あの子たちは、この日本の国で暮らしたいという夢を持って、自国を離れてきた人たちの子どもだよ。
戦争があってね、避難してきた子たちなんだよ。
たぶん…いや、間違いなく、もう親が亡くなっていて、行くところが無く、孤児になってしまった子たちだよ。」
「そうでしたの…だったら、そういう子たちを援助し、助けるのは日本人の使命なのではないでしょうか?
移民を受け入れたという話は、ミクの時代にはなかったように思いますけど…」
「昔のこと、思い出したのかい?」
「ううん、はっきりとした記憶はないんです。
でも、ミクが生まれた頃の日本って、ああいう子たちを保護して、
世界中の人々から賞賛と敬意をいただいていたように思えるんです。」
「そういう時代もあったんだね。
でも、今の日本はダメさ。
ODAも自国への見返りがある国に限られるし、他国への巨額の投資や援助には、米帝の許可がいるし、
日本が世界のためにできることなんて、せいぜい戦災難民を一時的に入国させるぐらいだな。
それも、住む場所や働く場所を十分に提供できないものだから、
ああして、公園でテント生活を営む子たちも出てくるわけさ。どうにもできないよ。」
「マスターはどうしたいと、お考えですの?」
「どうって?日本人でもない子たちのことを僕が何かできるとは思えないけど。」
「何かできるの前には、何かをしたいというお心があると思うんです。
マスターは、あの子どもたちをどうしたいと、お考えですの?」
「今の僕は、そんなことはどうでもいいことだな。
ミクがいつも僕のそばにいてくれたら、それで、幸せだよ。」
662melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/05/06(金) 20:57:26.74 ID:5FKEuWq1
「でも、ミクが守りたいのは、マスターの幸せなんです。
マスターが、これからもずっと幸せで居つづけるためには、この日本が平和で豊かな国であるように、
持続可能な社会であるようにしておく義務があると思っています。」
「なんだか、でっかい話だな…ミクは、僕のお嫁さんなんだから、僕のことだけを考えていてよ!
日本なんかどうなったっていいのさ!ヤマハ家は結構お金持ちなんだぞ!
スイス銀行に預けている資産があれば、こんな日本が滅んだって、外国で平和に暮らせるだけの…」

いきなりミクが、怖い顔つきになって、ケンに大きな声で問いかけた。

「ミクが、聞いてるのはそんなことじゃありません!
マスターは、ああいう子たちを見て、何とも思わないんですか?
どうして、御自分のことばかり考えるんですか?
親友のタロー様はどうなってもいいと言うんですか?
ミイ姉様のことは?ママ様は?Aヘイジの人々は?
マスターを大切に思う周りの人々全ての幸せを守らないで、マスターが幸せになれるわけが無いじゃないですか!
それに、ミクが、守りたいマスターは、そんな情けないことを言う人じゃありませんわ!!」

ミクは、涙目になってケンに訴える。
マスターに対してセクサロイドが教育的指導をするなど到底考えられない出来事だった。
初音ミクの中には、日本人としての誇りとヒューマニズムの精神があふれているようなのだ。
そして、その日本人を体現するケンをどうしようもなく愛していることが伝わってきた。
そんな誇り高いミクに嫌われたくない、ミクに男として尊敬される自分でありたい…そう思うケンだった。

「ごめん…自分勝手すぎたね。
でもね、ミク?日本人という地位に甘んじて、難民の労働力を搾取し、
彼らを安い賃金で働かせるために日本国籍取得のえさで釣って、低額収入の3K職種を彼らに与えた結果、
僕たち日本人は、難民から嫌われて当然の立場にいるんだよ。
もう、どうにかできるような関係にはないなんだ。いつか、彼らから日本人は報復を受けるだろうね…。」
「そんなこと、今からでも日本人の器量を見せられます。
あの子たちに、住む場所と保護者を与えるだけのことがどうしてできないんですか?
子どもを守ることは、大人の義務でしょう?」
663名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 20:59:01.27 ID:8wl9QE1C
アアアアアアア…

こども店長に手ほどきされたミクを…
664melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/05/06(金) 20:59:40.28 ID:5FKEuWq1
「ミク、あの子たちは、どうやって公園で生活していると思う?」
「公園の掃除とかでしょうか?」
「あの子たちはね…ここで、日本人を相手に…」
「?…」
「ミク、ごめん。ホントに僕は、自分勝手な大人だった。
セクサロイドを買えるだけの経済力がありながら、それを世の中のために使おうという発想がなかった。
僕は、ボランティアさえしたことが無かったもの。
僕は、醜いものをずっと見て見ぬふりをしてきた…でも、それは、間違っているよね?僕だって日本人なのだから。」
「マスター?」
「あの子たちは、ここで、売春しているんだよ、ミク!」
「えっ?あの子たちは、どう見ても、子どもですよ!どうしてあの子たちが…」
「日本人でない子どもの人権は、守られていないんだよ…ここは、日本なのに、日本人の僕は、恥ずかしいよ。」
「…マスター。ミクは、マスターを悲しませてしまいました。ミクは、マスターを責めるつもりなんてなかったんです。」
「いや、ミクが正しいよ。もしも、ミクがそう言ってくれなければ、僕も自分の間違いに気づかないまま、生活していただろうからね。
日本人の子どもではないあの子たちにも、ミクの愛が届くような国にしないといけないよな。
僕だけの平和ではなく、少なくとも、この国で暮らす人たち全てが幸せにならないと、本当の平和ではないからね。」
「マスター…ミクは、マスターをずっと守りたいだけなんです。
マスターの幸せだけを考えて生きていきたいんです…
そのためには、より多くの人々の幸せを考えなくてはいけないと思うんです。
愛するとは、愛し続けることだと思います。
ミクは、マスターが願う幸せを守り続けていきたいんです。」

公園の中を風が強く吹き抜けて、ミクの長い黒髪をさらうように揺らしていく。
まるで誰かがミクの声に返事をしたかのようだった。

「ミク、もし、あの子たちをこの公園からなんの対策もなく追い出してしまうと、
今度は、誘拐されて臓器を摘出するために殺されてしまうかもしれない…
でも、この公園で売春している限り、公園内は警察が見張っているから、少なくとも殺される不安はなくなるんだ。
でも、あの子たちが、大人になれば、売春は、風営法で取り締まられるから、公園の外へ出て行かなくてはならなくなる…
日本人でない子どもたちが公園で日本人の大人と遊んでいるだけのことにして、
公園内で売春して生き延びることができているというのが、今の歪んだ日本なんだ。」
665melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/05/06(金) 21:02:09.66 ID:5FKEuWq1
「マスター…」
「ミク、僕はね、正直、君に会うまでは、自分さえ良ければ後はどうなってもいいと思って生きていたんだ。
でも、君と出会ってからは、君に嫌われたくないと怖がるようになったし、君にふさわしい男になって、愛されたいと願うようにもなった。」
「ミクは、マスターに出会わなければ、こうして愛されることもなかったんですのよ?」
「そうじゃないよ。僕でなければ、きっと君は、他の誰かを愛していたと思うし、間違いなく、
その誰かも僕と同じように君を愛するようになったと思うんだ。
おそらく僕と同じ日本人男性の遺伝子を持つ他の誰かに…。」

ケンは、唇を強く噛みしめ、悔しそうな表情を見せた。その表情を初音ミクが見逃すはずはなかった。

”マスター、嫉妬なさってるのだわ!!神様、ごめんなさいっ!ミクは悪い子ですわ!
だって!マスターが、私のことを誰かに盗られてしまうことが嫌だと考えておられることが、こんなにもうれしいんですもの!”

「…マスターには、私が誰なのかの見当がついておられるんですのね?」
「うん、推測に過ぎないけど、君は、たぶんこの日本の国と深く関わりのある組織で生まれた日本人を守るためのAIだと思う。」
「純国産…メイドインジャパンだとは思います…でも、マスター以外の人を愛していたかもしれないという仮定は無意味ですわ!」
「どうしてそう言いきれる?」
「初音ミクは、世界で一番マスターを愛していたリカ様のボディに入れていただいてますのよ?
リカ様とマスターの愛を無視して、今のミクはありえませんもの。」
「うん、それはそうかもしれない…けど。」
「じゃあ、こういう仮定はどうですか?ケン=ヤマハは、セクサロイド「リカ」に出会わなければ、
初音ミクに出会うこともなかったし、ミクよりももっと素敵な女性に愛されていたかもしれない…。」
「そんな仮定は、無意味だよ!」
「でしょう?ミクは、マスターケンに出会ってしまったんですもの、あきらめて、ミクだけのマスターになってくださいな?」
「ミクは、僕なんかでいいのかな?自分のことばかり考えるような器量の小さな男だよ?」
「マスターでなければ、ダメなんです。ミクは、マスターと出会えたから、こうして生きてますわ。」
666melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/05/06(金) 21:06:18.23 ID:5FKEuWq1
「ありがとう。あの子たちも、幸せに暮らせるような日本にしていかなくてはね。」
「でも、マスター?ミクは、春を売るという日本古来の文化そのものは、否定していませんのよ?」
「えっ!そうなの?」
「日本文化に限らず、売春そのものは、古くから女性の特権職業だと理解しています。
問題なのは、自らの意志で、売春していない現状です。
子どもという逆らえない弱い立場の者が、大人という強い立場の者を相手に売春するのは、職業とは言えないでしょう?
正当な対価を支払うかどうかも、あやしいもんですわ。
ミクは、マスターが、御自分のことだけでなく、多くの人々を幸せにしたいと思ってくださるだけで、うれしい気持ちになります。
マスターは、そういう優しさと徳を持った方だと信じています。」
「そんなに持ち上げられると、自信ないけどな。」
「ミクが愛するマスターケンは、そういう人物です。」
「そうかい?そうなれるようにがんばるさ!」
「予言してもいいです。マスターは、この日本を変えるだけのお力をお持ちですし、その行く末を決める意志をもお持ちです。
いつかそういう時が来ますわ。」

初音ミクが、そう言うからには、そういう根拠があるのだろう…
ケンには、自分の妻としてしまったセクサロイドが、ただならぬ異能AIであることには、当初から気がついていた。
しかし、自分は、彼女にふさわしい男であるのか?そういう不安と疑問がつきまとってもいたのだ。
だから、もしも、初音ミクに、もう一度、歌うことを取り戻させてやれたなら、
間違いなく自分こそが初音ミクにふさわしい男として誇れるのではないか?そう考えるようになっていた。
667melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/05/06(金) 21:07:08.46 ID:5FKEuWq1
「ねえ、ミク?僕にはさ、日本を変えるとか、世界を平和にするとか、そんな大きなことはできないかもしれないけれど…」

ケンは、ミクの小さな両手を強く握りしめ、真正面からミクを見つめた。

「これだけは約束するよ!ケン=ヤマハは、初音ミクに、あの『メロディ』を歌うことができるようにすることを誓う!!」

ケンの心のこもった誓いの言葉で、ミクのハートは、強く震えた。

「はい、ミクは、マスターケンが、約束を守る方だと信じています。
でも、ミクが歌えないボーカロイドだからって、見捨てないでくださいましね?
セクサロイドとして、おそばにおいてくださるだけでいいんですのよ?」

ミクは、ケンに抱きついて腕を強く回す。ケンもミクの肩を強く抱きしめて、耳元で返事をする。

「君が歌えなくても、僕は君のそばにずっといることを誓うよ。
君が歌えるようになった時は、あらためて、君への愛を問いかけるから、その時が来たら、もう一度、僕をマスターに選んでね?」

ミクもケンの耳元で囁く。

「はいっ!ミクは、マスターケンのおそばでずっとお仕えしますわ。
そして、ミクがまた歌えるようになったら、もう一度ミクに愛を誓ってくださいませ。
でも、ミクの答えは、もう決まってますわ!マスターケン!私は、貴方の妻なんですから!」

何でもない風景の公園内で、抱きしめ合う二人の姿は、ごく普通の日常の風景であった。
そして、ケンもミクもこの日が、きわめて当たり前の日常の出来事であったにもかかわらず、
忘れることのできない記憶として残り続けることになる。
他愛のないことに幸せを感じられたことを思い出す時がやがて来ることなど、
今の二人には、予想することはできなかった。(続く)

(ごめんなさい。エロがないけど、もうちょっと我慢して待っていてください。)
668663:2011/05/06(金) 21:30:55.31 ID:8wl9QE1C
GJ!

邪魔してごめんなさい。
それと、トヨタのCMを一度ご覧ください
669名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 03:26:12.62 ID:AA3Ec/1X
トヨタのCMてこれか
http://japancool.sblo.jp/pages/user/m/article?article_id=44918973&_=iMRn


アメリカに何があったし
670名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 06:33:50.77 ID:J62AgU6W
671名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 06:37:09.37 ID:8BrAp+KJ
多分日本じゃ無理だな
16歳は運転できないから日本じゃ
672名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 07:06:41.37 ID:Tgkrp4eg
クリプトン組で運転出来そうなのは、年長組しかいない・・・

ましてや、日本のカローラアクシオと北米のカローラアクシオは仕様が全く異なる

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9
673名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 08:20:44.27 ID:/WkR20sL
大型特殊自動車を乗りこなす双子がいることを君はお忘れかな?
674名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 09:16:07.60 ID:hx5gVaFz
ミクさんはネギカー、ルカさんはマグロカーを乗りこなすよ!
675名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 13:35:55.09 ID:Tgkrp4eg
ロードローラー…
676名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 14:33:13.67 ID:ZpkBWRqi
>>673
ドリフトまでこなすからな・・・
677名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 15:47:33.07 ID:t7Ws2+Ap
アメリカだと16歳から運転おkだっけ?(州にもよるかも)

どうせならヤマハバイクのCMでボカロ出てほしいw

さて作業に戻るか
678忍法帖:2011/05/07(土) 18:35:11.73 ID:6jPBrM4+
679名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 19:19:41.10 ID:Pu7NRZsM
初心者マーク付けて運転するミクさん萌え
680名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 20:59:51.20 ID:Tgkrp4eg
>>677
クリプトン組だけでやるとリンとレンは電動アシスト自転車の「パス」しか乗れないぞ
681名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 21:04:56.87 ID:tGSgCk7X
アメリカも大概どこか歯車がずれてるな…いや日本の企業にもこういうのいるけど
682名無しさん@ピンキー:2011/05/07(土) 21:06:11.90 ID:8BrAp+KJ
まぁあっちのCMは金かからんからな
チャンネル方式だし
683名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 01:40:07.77 ID:ZeOPKZsB
684名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 01:54:03.58 ID:QUpNrh48
おまえらエロパロスレなんだからどうせならエロい方面にもっていかないと
カローラツーにの〜って〜 ドライブにでかけーたらー 不意にむらむらきちゃって〜 そのまま合体〜♪
とか
初音ミク試乗会
とか
色々あるだろう色々と!
685名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 02:04:35.40 ID:dzs6ohah
>>684
そうだ!よく言った!








頼む!
686名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 02:07:46.11 ID:2dS+rVtS
ライブのチケットの値段=ミクと一発やれる券か!
さすがミクさんだな
687名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 11:22:11.46 ID:hy1GHvNi
>>684
カローラIIはコンパクトカーだから狭いし、スモーク貼らないと恥ずかしいぞ
688名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 11:24:08.99 ID:F5F8ClAt
狭くて丸見えだから興奮するんじゃないか! とか言い張って恥ずかしがるミクといちゃこらするんですね
689名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 11:40:51.99 ID:boBhSqMa
「ルカさんの地盤はぐちゃぐちゃじゃないか。これは地固めが必要だねっ」
レンきゅんはそういうとハーフパンツを下ろし、股間のタンピングランマーを取り出した。

「よしっ、ルカさんの地盤も締まって来たよっ」
立ちバックでランマーを受け入れながら、ペシッと尻を叩かれるルカさん。

そういうエロをだれかたのむ
690名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 11:53:15.08 ID:2trvSgYL
頑張れ、お前超頑張れ。
691名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 20:37:33.83 ID:pzns09Xy
シルシル見てたら、ボーカロイド取り上げられてビビった
VY1だけじゃなくてVY2も歌わせれば良かったのに。最新作なんだし
692名無しさん@ピンキー:2011/05/08(日) 21:35:31.42 ID:hy1GHvNi
>>688
変速機がMTだったらシフトノブにミクのアソコを挿入するの?
693 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/05/08(日) 22:48:31.02 ID:9Yil3oO+
>>692
ミクのあそこにシフトノブを挿入するが正しい
694 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/05/09(月) 21:22:09.28 ID:qNhz2akX
ミクの胸でパドルシフトしたい
695名無しさん@ピンキー:2011/05/09(月) 21:34:36.84 ID:qx9wgF3F
レン「ミク姉、それどうしたの!?」
ミク「トヨタのご厚意でもらっちゃった」
ルカ「ミク乗っていい?」…

この先はお任せします
696名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 19:57:15.05 ID:YDP2PVMj
メイコさんしぃしー
697名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 23:42:40.19 ID:ohhBR9UK
>>696
某エロゲのタイトルだけど、
お酒の飲みすぎで漏らしちゃうダメイコのこと?
698名無しさん@ピンキー:2011/05/10(火) 23:59:01.14 ID:vR18QpGU
>>697
MEIKOさんの黄金水も良いがミクさんのはMMDでアレなのが作られるレベル
あとメール欄にsage入れようや
699名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 00:17:44.84 ID:03BqsF30

だが、アメリカナイズされた結果こんなミクになるのはいやだ。

http://www.toyota.com/corollamiku/
700名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 20:36:59.32 ID:MZKXuPC1
これはこれでもらっておきたい
701名無しさん@ピンキー:2011/05/11(水) 21:55:38.40 ID:9ddcgjEz
702 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/05/12(木) 07:04:30.70 ID:GXGJf1Ah
PS3のデータ流出のせいで、ドリームシアターに影響が出るのが心配
703名無しさん@ピンキー:2011/05/12(木) 23:09:05.66 ID:ZbniIuUb
メイコは寝るとき[Tシャツ+パンツ]だけみたいだな




『はじめての初音ミク』より
704名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 00:22:04.85 ID:gpdeBg0h
>>703
ありがとう、見てくる



見てきた

ありがとう


Tシャツてかランニングだな(キャミソール?)
705名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 11:47:58.77 ID:+48gF9QU
ランニング……35以上だなお前
706名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 12:34:06.92 ID:K56kc4ym
ミク→葱柄パジャマ
リン→黄色パジャマ
レン→リンとお揃い
ルカ→ネグリジェ
カイト→裸マフラー
グミ→パンツ一丁
がくぽ→着流し
リリィ→あのまま
キヨテル→眼鏡一丁
ミキ→全裸
ユキ→DIVAのエンジェルミクみたいなの
いろは→ネコミミフード付きパジャマ
ミズキ→浴衣
ユウマ→分からん


個人的なイメージ
707名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 12:48:47.66 ID:8LcE4z1j
>>706
めーちゃん忘れるとかちょっとお前表出ろ
708名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 12:57:34.29 ID:QImGygY3
2、3こ前のレスも読めないの?話しの流れが読めないの?大丈夫?
709名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 12:57:45.94 ID:ojlbfs9Z
めーちゃんはあれだ黒キャミ黒パンツだろ
これしか思い浮かばない

つかカイトそれ服じゃねえwww
芋ジャーか可もなく不可もなくな普通のシャツとパンツで寝てて
普通すぎて(タレント的な)オーラ出てないよねとか身内に言われるといいよ
710名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 13:11:20.84 ID:Xq3jJ1eI
レンなら黄色いジャージだな。太くて黒い線がついてるやつ。
KAITOは青い負け犬ジャージ(BY生ダラ)で決定。
いろはは当然キティちゃん柄のパジャマ。
711名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 16:00:53.91 ID:HyCc8uei
おまえら先生にはつっこまないのかよw
712名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 16:32:38.73 ID:7V7gqRMG
えーと、寝る時には眼鏡は外さないと。
713名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 16:45:35.23 ID:L0P45iqM
Tシャツ+パンツと聞いて男物のぶかぶかのTシャツなら萌えるなあ…とか思ったりなんかしたり。

全員芋ジャージとかでもかわいいと思う。
新人くるたびイメージカラーの芋ジャージ進呈の儀式を…
714名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 17:16:08.54 ID:MQpLRlYI
ノーブラ+男物のTシャツ
これ最強
715名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 17:30:07.04 ID:yNU28AJe
ノーブラ+男物のYシャツだろ
716名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 18:09:49.89 ID:ZFmQ7QFi
リンちゃんに俺のぶかぶかYシャツを着せて朝ごはん作ってもらいたい。
チラリとおこちゃまぱんてぃが見えたらなおよい。
つい後からむにゅーって抱きついてしまって、やらかい肌さわりを堪能したい
下半身がつい反応してしまって「ま、ますたー、いやだっ」て言われたい
このさいレンきゅんでもいい。むしろレンきゅんがいい
717名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 19:13:02.69 ID:VYrODPGn
このスレは変態だらけか…!
718名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 19:18:20.29 ID:1P3A0dKg
エロパロスレで何を今更
719名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 19:42:54.03 ID:L53+EOe/
>>716
じゃあそのリンちゃんは貰っていきますね
720名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 21:52:15.11 ID:LFD63Mu8
MMDを適用すると、ちびミク・ぷちミクがあるんだよね
721名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 22:22:34.93 ID:tzSfffw3
タボYシャツぷちミクはいただいていく!
722名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 22:51:57.63 ID:f6lOj8Lt
ミキは赤いパジャマっていうイメージがある。
723名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 23:15:20.86 ID:598DJyPn
ミキはいつもの服のままコンセントの側で充電しつつ座って寝るイメージ
724名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 23:18:27.72 ID:SwlwMP9v
プラグはどこに挿すんだ? とどきどきしながら聞いてみると
色気無くパカッと背中のフタを開けてみせてくれそうな
725名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 23:22:47.47 ID:+48gF9QU
フタはおなかにあるのがいいなって思うのはアトムの影響だろうか
726名無しさん@ピンキー:2011/05/13(金) 23:42:33.55 ID:598DJyPn
指突っ込んで人間は真似しないでね!って感じも楽しいと思う
指先からコンセントの端子がうにょんと出たりして
727名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 00:44:16.40 ID:xe72Mf+b
ミキの身体の接合部分を綿棒で掃除する話を書こうとして挫折したのを思い出した
折角アンドロっぽい身体なんだからそこを上手く使ってエロパロ書きたいのにううう
728名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 01:10:15.90 ID:dgM//PVc
一応忘れられてるので追加させてくれ
リュウト→ガチャピンの着ぐるみパジャマ
いろはがキティ着ぐるみパジャマでけもっ子同士戯れてるのも有りかな

ユウマは個人的に甚平が良い
729名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 01:28:53.27 ID:6V9Iw2qD
思い出してもらえないうたたねピコさん…
ピコは充電コードでてるからいいのか
730名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 02:10:49.36 ID:czeoC900
ミクの縞パンを脱がす過程を中心にしたSSはないのか?
731名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 02:23:33.94 ID:dgM//PVc
>>729
すっかり失念していた
しかしこの書き込みでピコの充電コードをミキに差し込んで…何てアホ毛コンビを連想した
732名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 04:01:12.83 ID:rtyeDbT9
先生は裸メガネ
733名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 07:46:02.94 ID:xSaNkwis
先生にも服を…っ!www
職業教師だし平凡なパジャマ。だといいな
あ、下着はピッチピチのブーメランパンツでお願いします
734名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 10:30:37.45 ID:tphWcqUA
ピコさんのUSB端子はシテヤンヨちゃんにぺろぺろされてます
735名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 12:42:38.15 ID:J2vbUX77
意外性って萌えると思うんだ。
ミクさんリンちゃんあたりが背伸びしてネグリジェ着て、寝相悪くてお腹冷やしちゃったりとか、
ルカさんとかレンきゅんが真面目に第一ボタンまできっちり止めたパジャマきてたりすると可愛い。
でも兄さんと先生には意外性はいらないと思った。そのままの君たちで居て下さい。
736名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 12:43:45.73 ID:o2zNCnpI
兄さんはキャラが多様すぎるせいで意外性が出しにくいな
イケメンでもヘタレでもいける
737名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 15:20:46.48 ID:lzy5V0C6
兄さんの正装は海パンだと思ってる
738名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 15:25:37.35 ID:RgTdXj6J
兄さんは実は寝るときは必ずKAIKO化して浴衣で寝てます
739名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 15:46:20.87 ID:uDU/iIFC
KAIKOとか勘弁
740名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 16:08:17.16 ID:hSWq9C0N
兄さんは就寝用の白コートと就寝用のマフラーがあるからパッと見そのままの格好です…と言っても意外性はないな
741名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 16:12:45.01 ID:BNWXmqYA
>>740
入浴用とか水泳用とか食事用とかあるよ
742名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 17:34:37.97 ID:xSaNkwis
>>738
亜種は嫌いな人がいるみたいだからあんまり出さない方がいいよ
好きな人沢山いるなら別の板立てて亜種出てきたら全部そっちに投下とかできたらいいんだが
743名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 18:27:54.22 ID:6wDzN9O9
アンドロイド的に股間パーツだけ借りて行かれてしまった、とかそんな切ない状況が浮かんで涙
もちろん持ってかれた物は女性陣が装着してお楽しみに利用
744名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 19:01:03.85 ID:ZbtdLSq4
【萌え画像】子猫にブルマーをはかせてみた。。。(*´Д`)ハァハァ
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/cafe60/1270834077/
745名無しさん@ピンキー:2011/05/14(土) 23:39:21.81 ID:OHY5nSrn
普段体のラインの出る服をよく着てるめーちゃんが
ダボダボのノーマル型パジャマ上下を着てでかい枕抱えて寝てたらと想像したら萌えた
746名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 01:15:06.13 ID:32uAgSIP
普段パツパツだからこそ夜はダボダボでリラックスすることだろうもちろんノーブラだろう 
かわいい柄の腹巻きを付けてると個人的に萌える
だがパンツはヒモパンでお願いします
747名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 02:34:48.20 ID:/bUhyH5k
パジャマの上をめーちゃんがワンピ風に着て、下をカイトが着る
そんなエコロジーなカイメイを大昔に見たな
748KAITO×MEIKO:2011/05/15(日) 05:42:54.14 ID:3i8ITda0
短いですがカイメイでYシャツネタ


最近太ったせいでいつもの寝間着だと寝苦しいから、古着を貸してほしいと頼まれたのは、衣替えが終わってすぐのこと。
普段着に頓着しない俺(○ニクロ派)は、毛玉にならない素材のものなら好きに使っていいと承諾した。
ちなみに彼女の示す「太った」とは、すなわち胸のサイズのことを指しているわけだが、いったいこの人の胸はどこまで成長する気なのか不思議になる。
初めて会ったときはCカップぐらいだったのに。揉むと増えると言う説が正しければ増やしたのは俺ですけどね。サーセン。
洗って返してもらった服に袖を通すたび、「ここにメイコのおっぱいが」という邪念が頭を過ぎる。俺、生まれ変わったら服になりたい。




深夜1時を回って、ようやく家についた。
新しい録音機材の設置に予想以上の時間を食い、それだけ仕事を足止めされていたためである。
家の玄関を開けると、石鹸の香りがわずかに乗った生ぬるい湿気を肌に感じる。誰かがつい先ほどまで風呂に入っていたのだろうか。
時間が時間だけに、早寝早起きの規則正しい生活を送る2エンジン組ではなさそうだ。つまり消去法で。
「きゃっ!」
「わっ!?」
ドアが開けっぱなしでなぜか照明が点いている自室に入ろうとしたら、しろい人影と鉢合わせした。
石鹸の香りを纏わせた、大黒柱のメイコである。
「お、お帰り、カイト」
「え、お、うん。ただいま」
至近距離でこちらを見上げるメイコの髪は濡れていて、首には彼女のお気に入りであるヒツジ柄のタオルが掛かっていた。いかにも風呂上りなスタイル。
いやいや、問題はその服装だ。彼女の体には少々大きすぎるサイズの、見慣れた白いYシャツ。
胴体を隠すようにボタンを3つだけ留めている。

やけに肌色の目立つ腰から下(距離が近くてよく見えないがおそらくパン一)まで視線を辿らせるのはさすがにまずいと、理性で視線をやや上方に引っ張る。
そうなると今度は目立つ胸に視線が止まってしまう。

こ、これは…

思わず喉が鳴った。
749KAITO×MEIKO:2011/05/15(日) 05:43:33.08 ID:3i8ITda0
胸元で大きく張り出したYシャツが白く透けて、うっすらと小さな突起が浮き出ているのが見えてしまう。
これっていわゆるひとつのノー…
「いいTシャツがなかったから、今日はこれ借りようと思うんだけど」
胸に釘付けになった俺の視線に気づかず、手のひらまで余った袖を持ち上げる。
支える物がない胸がふるふると揺れた。

あ、これはいけない。

「これ、初めて着るけど着心地いいのね。それじゃおやす」「待った」
すれ違いざまのメイコの腕を掴み、部屋の中に引っ張りこむ。鍵は勿論かけて。
「え?え?」と狼狽する彼女をベッドに座らせ、肩を押さえつけて距離を詰める。
「けしからん。お説教です」
「なんで?」
「なんではこっちのセリフだよ…
 いつもなら風呂入る前に着替え取りに来るのに、なんで今日は風呂の後に部屋に来たのさ」
「え、えっと、シャワーのお湯がかかっちゃったから、新しいのを取りに来たんだけど」
「パンツ一丁で?」
「ば、ばか!」
ちょっと間抜けな光景だけに、あまり想像してほしくないのだろう。メイコが真っ赤になった。
はた、とメイコが何かに気づいたように怒る肩を鎮めた。
「…なんでわかるの?」
「え?なにが?」
ニヤニヤしながら彼女の次の言葉を待つ。ようやく気づいたか。
「ぱ、ぱんつ……い、っちょう…って」
上は何も付けてなかったって。
メイコはおそるおそる自分の身体を見下ろす。彼女の身体を尻のあたりまで覆う、男物の白いYシャツ。
「だって、形でわかるし」
「…!」
咄嗟に叫びだしそうになった彼女の口を押さえる。この深夜に大声を出されては堪らない。
両腕で胸を隠しながらむーむーと唸るメイコの背を宥め、彼女が落ち着くのを待つ。
それにしてもブラのホックがないだけでこんなにも背中を撫でるのが気持ちいいなんて。
「別に俺に見られても平気でしょうに」
「むぐ、むむ、…恥ずかしいもんは恥ずかしいの!」
「えー。遅くまで仕事を頑張った俺への身体を張った労いだと思ったのになー」
「違うって…ちょっと!」
背を撫でていた左手はそのまま彼女の背を押さえて、聞き分けのよろしくない右手はメイコの細腕をすり抜け、胸に触れる。
楽器の調律ができるよう、男性の平均よりやや大きく作られた俺の手で包んでも余るほどのそれを、円を描くように撫でてさすって豊かな質感を確かめる。
「ん、んん、だめ、だめだってば…」
小柄な手が俺の手を剥がしにかかるが、うまく力が入らないようだった。
ここで我ながら卑怯にも追い打ち。俺の手に気を取られて下を向いてるメイコの耳にキスをする。
「ひぁっ」
今日のメイコは隙が多いな。そう思いながら、耳の外側の輪郭をゆっくりゆっくり舌でなぞる。
下から上にとなぞって、窪みに舌をねじ込んで、耳たぶを甘く噛んで放す。
「はぁ、ぅ、あぁぁっ…」
しまりのない嬌声を呼吸に乗せて力を完全に抜いてしまったメイコを自然な仕草でベッドに組み敷いて仰向かせる。
メイコは熱のこもった潤んだ目で、それでも不満そうに俺を見上げた。多分、このまま流されようかという意志と理性が葛藤しているってところだろう。
できれば俺を選んでほしいな、という願いを込めて今度は唇にキスをした。
すぐさま舌をねじ込んで歯列を歯茎を上顎を刺激して、潤んだ口内をわざと音を立ててかき回す。吸い上げては飲み干し、また送り込んで交換する。
口付けは少しずつ乱暴になって、歯がぶつかる度角度を変えて味わう。
痺れたのか、成すがままとなった小さくて柔らかい舌先を舐めまわして嬲る。
750KAITO×MEIKO:2011/05/15(日) 05:44:18.60 ID:3i8ITda0

酸欠を訴えて唸るメイコの喉に大人しく従って、解放してあげた。
唾液が糸を引いて彼女の顎に張り付く。再び唇を寄せて掬い取った。
「…やっぱりダメ?」
息が荒いままのメイコは答えない。口では答えない代わりに、視線を逸らして足をもじもじと擦り合わせて、白い指で俺の服をきゅっと握った。
俺は勝利を確信して彼女をきつく抱きしめた。





布の面積で言えば彼女の衣裳のほうが小さいのに、なぜ男物のYシャツを彼女が着るとこんなにもいやらしいのか。
すでにぴんと立ってしまっている胸の先端に布の上から吸いつく。
「っ、ふ…」
片方を軽く甘噛みしながらもう片方を指でいじる。
弱い部分に歯を立てられたせいで、少しだけ怯えながら、俺の頭を撫でるメイコが愛おしい。浮いた吐息が前髪を掠めるのも心地いい。
舌を動かしながら布越しに吸うと、繊維の味が混じった唾液が逆流してじゅるじゅると音を立てる。
唇を離すと、唾液が染み込んだそこが胸の先端を透かしていた。
せっかくなので、もう片方も。どうせ脱がすことになるのだから、着ている間でしか出来ないことは楽しんでおきたい。

シャツのボタンを下から外してお腹を晒す。重そうな胸に反して薄い腹は健康的で腹筋が程よくついている、俺のお気に入りの一つだ。
メイコのトレードマークでもあるので、キスマークは厳禁と言われているが、毎回やってしまいたくなる衝動に駆られる。
皮膚のすべすべとした質感。ここに舌を滑らせるのが好きだ。おいしそう、なんて言ったらその瞬間からメイコに引かれるのは目に見えてるし、彼女の肌の味は俺だけが知ってればそれで良いのでこの感想は墓まで持って行くことになるが。

脇腹に至るとメイコの体が大きく震えた。彼女はくすぐったいのが苦手だ。
「んぅぅっ」
指を噛んで喘ぎをこらえるのはメイコの悪い癖だと俺は思う。痛いのは良くないよメイコさん。
歯形がついた可哀想なメイコの人差し指を口からどけて、指をからめてシーツに縫い留めておく。
くびれを舌の先で擽ると水揚げされた魚のように腰をうねらせる。

ついつい魔が差した舌先はそのまま肋骨へと昇り、乳房の横を素通りして脇の下まで。
僅かに汗の甘い匂いが浮いた関節の窪みに、舌をやわく触れさせて細かく動かす。汗の塩辛さが唾液と混ざって舌先から喉まで降りていく。
「はっ、あぁ、ふぅっ、ぁあっ」
性感帯である脇の関節部分を攻められて、メイコの喘ぎは大きくなる。
空いた片手を下肢に伸ばし、彼女の下着の上から硬くなったしこりをくるくると擦る。
上り詰める彼女の顔を見つめながら、湿った指と舌とを忙しなく動かした。
「やぁあっ、あぁぁ、あ!」
751KAITO×MEIKO:2011/05/15(日) 05:45:03.24 ID:3i8ITda0
絡めた指が一瞬だけ強く握られて、あとはずるずると脱力。
メイコが息を落ち着ける間に、どろどろに濡れた下着を剥ぎ取って足を開かせる。
じっとりとぬめりを纏い、光を照りかえすそこを指で押し広げる。赤く熟れた部分が、次の愛撫を待ちわびるように震えていた。
指でそこをつるりとなぞると、反射的に彼女が足を浮かせる。
「…ね、もう、挿れてもいいよ?」

メイコの口からめったに聞けないえろっちい台詞にちょっと傾きそうになったが、なんとか持ち直す。
あっさり終わらせるのは勿体ない。彼女の勧めに反して、広げた脚の間に屈みこんで足の付け根にキスをする。

「んぁあっ!」
まだまだ終わらない前戯にメイコの嬌声が飛ぶ。
割れ目に沿って舐め上げて、充分に濡れた襞と突起に唾液をさらに塗りたくったり、愛液の溢れるそこに舌を埋めて鼻先を敏感な突起に擦りつけたりしてやる。
「ぁ、ゃんっ、そこ、ぁ、なめちゃだめぇっ!」
足の間に埋まる俺の頭に細い指が引き離そうと伸びる。そのタイミングで突起の包皮を脱がせて唇で揉むと、メイコの腰が持ち上がり、髪を掴む指に力が籠って、俺の頭に股間を押しつけるという卑猥な姿勢になる。
ほとんど悲鳴混じりのあられもない台詞を引き出せたことに満悦しつつ、閉じようと暴れるメイコの脚を押さえて愛撫を続ける。
膣口に中指を差しこんで泳がせて、上の壁をひっかくように指を曲げて浅く出入りを繰り返す。往復する度ぴちゃぴちゃと泡立つみだらな音は、互いの理性を蹂躙する。
「あっ、ぃ、あ、いく、ん、あぁぁっ!!」
柔らかい胎内が俺の指を締め付けて、そしてびくびくと痙攣しながら緩やかにほどいた。



指を引き抜いて身体を起こす。かすかな刺激にも反応するようになってしまったメイコは、濡れた部分に俺が動いた時の空気の流れが当たるだけで脚をひくひくと痙攣させた。
「これから挿れるけど、大丈夫?」
「……ん…」
もう何か言う気力すらなくなったのか、相槌かどうかすら怪しい呻きをひとつ零す。メイコの顔は度重なる絶頂で耳や首筋まで真っ赤に染まり、唇や眼元からは拭われないままの体液が筋を作って、シーツに小さくしみる。
苛めすぎたのかも知れない。それでもやめるつもりがない自分に苦笑いして、知らず知らずのうちに汗を吸っていた服を脱ぐ。
お預けを食らってずくずくと脈打つそれを、柔らかい入口に当てこすって互いを焦らす。
「あ、」
「…入れるよ」
メイコが頷くのとほぼ同時に、ほぐれた胎内に一気に沈む。熱く蕩かすような襞が俺を迎え入れるように蠢いて絡まった。
「あぁぁぁっ、あ、は、かいと、あつ、い」
「……ぅ」
うわ言の様に熱いと喘ぐメイコの中こそ、全身の温度が集中したような熱さだった。
全て納めて、大きく息をつく。白い膝が視界に入り、そこでまた魔が差した。
大きく開いた脚を膝の裏から撫で下ろし、宙ぶらりんになった足を両手で拾って土踏まずを指で擦ると、まだ動いてもいないのに彼女の入口がぐっと締まる。
「ぁ、やだ、足やだぁっ!」
「…ん。ここもイイんだ」
調子に乗ってこすこすと綺麗な曲線を描く足の裏を刺激する。今度足で今突っ込んでるモノをいじめてもらおうと思い立つ。
しかし今はぎゅうぎゅうと締め付けるメイコに我慢が効かない。腰を引き、ぎりぎりのところまで引き抜いて再び叩きつける。
それを繰り返すペースが上がっていく。肌がぶつかり、ふたりの体液がひとつに攪拌されるそれらの音が混ざって響く。
「あっあっ、ぁは、ぅん、かい、あっ!」
「く、…ぁ、メイ、コ」
名前を呼びあい、メイコの肌の上に汗のまだらを作り、時には繋がる角度を変えて行われるそれは、彼女の中を粘液の塊で汚すまで続けられた。



「メイコさんにひとつ提案があります」
終わって即失神したメイコが目を覚ますのを確認して話を持ち出す。
「なにその畏まった口調」
「俺のYシャツ着て廊下を歩くの禁止」
はぁ?とメイコが怪訝な顔をする。他の同居人が女子供で無害とはいえ、こんな危険な格好で野放しになっていたら体力が持たない。なので。
「着るときは、俺の部屋にお泊りするときだけにすること」
彼女が可愛く着こなしていた件のYシャツは、汗で湿気てベッドの下に下着と一緒に脱ぎ捨てられている。
裸に毛布をかぶっただけの無防備なメイコは、俺のわがままにくすりと微笑みをひとつ零して。
「じゃあ、カイト君にひとつ提案があります」
「なに?」
「Tシャツのバリエーションを増やして。今日一緒に買いに行きましょう」
にやりと彼女が笑った。

終わり
752名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 12:41:56.11 ID:bFw8mEHL
>>751
GJ!シャツだけってエロイ
パンツ一丁で歩きまわるとはけしからん最高
753名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 13:06:56.11 ID:sZ3ePLpx
エロはしたないめーちゃん最高
Yシャツ!Yシャツ!
754名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 14:53:43.05 ID:su7fCJWf
何というエロはしたないYシャツメイコけしからんもっとやれw
755melody.exe ◆VM3rCD.BMg :2011/05/15(日) 15:12:51.50 ID:yW7Q92lU
ごめんなさい。エロシーンの保管として,こんなのを作ってみました。
スレ違いになるかもしれないけど,よかったら聞いてみてください。
中の人「民安ともえ」
http://www1.axfc.net/uploader/Ne/so/108676.mp3&key=miku
756名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 15:33:16.31 ID:FgswAKaI
>>751
GJGJ!Yシャツめーちゃんエロくて溜まらん!
あと、ヒツジ柄のタオルがお気に入りというところがひそかにツボに入ったw

そしてカイトのTシャツのバリエーションを増やすのでは無く自分のサイズに合ったパジャマを買いなおそうと至らない辺りがまたけしからんw

ごちそうさまでした。
757 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/15(日) 17:30:07.61 ID:ULXr/zoh
今更だが…パジャマネタにハク姉さんがいない気が…。

シャツだけだと俺得。
758名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 18:39:18.93 ID:Qga1FODT
ネルはレンを意識してこっそり同じやつ着てると萌えるなw





無乳だから胸苦しく無(ry
759名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 20:17:49.80 ID:/bUhyH5k
カイメイパジャマネタGJ!ブカブカYシャツめちゃくちゃ萌えた!
足でカイトのモノをいじめるメイコさんの話も期待していいんですよね?
760名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 20:17:55.51 ID:pEbd5aj9
DIVAのレンのパンキッシュ着たネル想像して萌えた
761名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 20:51:42.98 ID:v8brd+DB
レンのスクールジャージを着たネルを想像して鼻血出た…
762名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 21:48:09.44 ID:Ahfa/7oM
>>751
GJ!
Yシャツネタはやっぱ巨乳じゃないとな!
763名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 22:29:28.30 ID:pEbd5aj9
ちっぱいでもそれはそれでかわいいとおもう
764名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 22:42:28.36 ID:BdBz4LnH
先生のYシャツ1枚で膝上辺りまですっぽり隠れたユキ
でもキャーキャーはしゃぎ回って上も下もチラリズムすればいい

ロリ属性はなかったのにユキ萌えするようになったのは、あのウィスパーヴォイスのせいだろうか
765名無しさん@ピンキー:2011/05/15(日) 23:34:02.96 ID:OYgngsrC
>>751
めっちゃGJ!!
暖かくなってきたので次回の足コキ編まで全裸待機してますね(バッ
766名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 01:01:29.96 ID:rCq8bDAL
http://shindanmaker.com/68253
初音ミクが生まれてきた理由は、みんながいじめるためです。
鏡音リンが生まれてきた理由は、世界各国の美しい景色に出会うためです。
鏡音レンが生まれてきた理由は、誰かを笑顔にするためです。
巡音ルカが生まれてきた理由は、事業仕分けをまぬがれたからです。
KAITOが生まれてきた理由は、神様が偶然そうすることに決めたからです。
MEIKOが生まれてきた理由は、お父さんが衝動を抑えきれなくなったからです。
Gumiが生まれてきた理由は、愛する人を抱きしめるためです。
がくぽが生まれてきた理由は、世界を絶望から救うためです。
ガチャッポイドが生まれてきた理由は、誰にもわからないです。
猫村いろはが生まれてきた理由は、死の恐怖を味わうためです。
氷山キヨテルが生まれてきた理由は、何かの実験のためです。
歌愛ユキが生まれてきた理由は、スパイとして宇宙人があなたを地球に送りこんだからです。
mikiが生まれてきた理由は、おいしいごはんを食べるためです。
重音テトが生まれてきた理由は、罰ゲームで負けた神様が人間の姿にさせられたからです。
亞北ネルが生まれてきた理由は、友達と会うためです。
弱音ハクが生まれてきた理由は、愛する人を抱きしめるためです。
はちゅねミクが生まれてきた理由は、世界を幸せの光で包むためです。
767名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 03:48:45.00 ID:0ZI2a/tx
>>766
シテヤンヨが生まれてきた理由は、動物の生殖本能のためです。
768名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 04:33:39.57 ID:MjN6h/hb
>>751
GJGJ!
裸Yシャツおいしいです

旅館かなんかで和服の着方がわかんなくて聞きにくるんだけど
けっきょく脱がされちゃうがくルカが読みたい
769名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 08:26:55.57 ID:TgO8Yddg
>>768
やだ…なにそれ可愛い///
読みたいです言い出しっぺ様。
言い出しっぺの法則発動お待ちしてます。全裸で。
770 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/05/16(月) 19:17:38.73 ID:W6SopokT
レン「…返せ」

リン「やだ。」

レン「なんで俺のジャージの上着てんだよ!」

リン「レンがさっき私のパジャマ汚したからじゃないレンのバカ!」

リン「ズボンは借りてないんだからレン困らないでしょ!」

リンレン「ぐぬぬ…」


メイコ「マスター。あの二人止めなくていいわよね?」

マスター「楽しそうだからいいんじゃない?」

マスター「それにしても…汚れたという事はもしかしてリンちゃん今下着g…」

メイコ「マスターちょっとだけ死んでもらっていい?(怒」



リンちゃんなんでパジャマ汚れたんだろうね〜?(棒読
771名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 19:27:28.76 ID:DWto+6hX
ほんとだね、不思議だね、ちょっと徹底的に追求してもらおうか
772名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 21:06:42.16 ID:AXu+JrXP
>>768
なにそれ読みたい!
よいではないかあーれーってのが入ってると尚いいなw
帯だけ巻いて待機
773名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 21:10:55.86 ID:LsXPUfAm
>>770
リンレンいいねーGJ!
なんで汚れたかそこんとこkwsk
774名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 22:04:13.84 ID:dwKNmCne
ふしぎっだねー?
なんで汚れたのか、詳しくお話ししてごらん?
775名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 22:20:51.73 ID:dDn+146S
最近、自爆的なカイルカにも萌えるようになってきた
776名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 22:25:49.66 ID:Mp4up97I
>>768
がくぽは着付けすげーうまそうだ

>>770
続きわっふるわっふる
777名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 22:47:57.37 ID:EUvRtztx
弱音ハクが生まれてきた理由は、愛する人を抱きしめるためです。
778名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 22:48:47.55 ID:TgO8Yddg
>>775
自爆可愛いよなwあんなカイルカ読んでみたい。
>>770
わっふるわっふる!!
779名無しさん@ピンキー:2011/05/17(火) 19:52:06.35 ID:G1t82jG+
ユキちゃんがおマセビッチだと最高だ
子供のヒーローのガチャさんを手玉にとればより最高だ
780名無しさん@ピンキー:2011/05/18(水) 02:25:45.38 ID:R6iIR3mj
>>775kwsk
781名無しさん@ピンキー:2011/05/18(水) 02:36:59.53 ID:UyUOEuCV
>>780
ニコニコでKAITO&ルカリンクを検索したらしやわせになれるの。

ダメ兄さんと男前姐さんがなんだかんだで仲良しな感じ?
和むメロディと刺さる歌詞が素敵な歌だよ。
ルカの言葉が胸に痛い(^q^)
782名無しさん@ピンキー:2011/05/18(水) 03:05:22.33 ID:l8G9uyUE
高音ルカの声も可愛らしくていい感じだよね
ダメダメな兄さんとなんだかんだで世話焼いてる幼なじみ的なルカの関係性が萌える
783名無しさん@ピンキー:2011/05/18(水) 08:56:58.31 ID:NZG+JM3/
KAITOは腰砕けるまでルカにひょっとこフェラされてそう
784名無しさん@ピンキー:2011/05/18(水) 23:07:31.02 ID:R6iIR3mj
>>781d
ツアーのあれか
785名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 01:25:15.70 ID:WXXWUzbG
自爆聞いてきた。早漏ワロタw五浪ヒドスwwでも可愛い曲だね。ルカの声もあんま聞かない感じで可愛いかった。
ボカロは曲が多すぎて自分の知らない名曲が沢山あるんだろうなと改めて思ったよ。
おませビッチユキさん期待。野郎どもを華麗に手玉にとって欲しい。
786名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 01:49:25.03 ID:maWd5sa2
>>173
すまない
いつか必ず続きを書く
787名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 02:43:53.82 ID:sV9/ifoJ
>>786
ここにも待ってる奴がいるんだぜ
いつか帰ってきてくれ
788名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 08:30:33.64 ID:maWd5sa2
>>787
ホントすまない……ありがとう
789名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 18:56:48.55 ID:jMBi7Rwh
>>786
いつまでも、待ってるぜ。
790名無しさん@ピンキー:2011/05/19(木) 21:54:33.98 ID:WXXWUzbG
同じく!いつまでも待ってるぜ!!
791名無しさん@ピンキー:2011/05/21(土) 13:24:12.91 ID:7Xj0QZR3
いつまでも待って(ry
792名無しさん@ピンキー:2011/05/21(土) 20:50:38.85 ID:BkN53ry3
いつまでも(ry
793名無しさん@ピンキー:2011/05/21(土) 23:00:24.91 ID:m0wbaTHS
いつま(ry
794名無しさん@ピンキー:2011/05/21(土) 23:34:11.22 ID:bBGX30oZ
い(ry
795名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 01:12:04.31 ID:7CbG4Jt3
そろそろ精神圧迫じゃないのかw
796名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 07:04:16.73 ID:xRMN7Dz7
でもシテヤンヨちゃんが「シテヤンヨォ?」とニコニコ顔でひっついてきたら
SSの1本でも書いてあげたくなるじゃん
797名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 07:20:09.26 ID:I+ad+GLx
>>796
「シテヤンヨォ?」ニコニコ
798名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 13:22:01.06 ID:Y+Z3sxhm
夏はGUMIの季節!!
799名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 22:14:21.78 ID:/HklGBZz
おっぱいマイスターのレンがMEIKOとルカとハクを攻略する展開が見たい。
800名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 22:31:40.01 ID:h+4ikXsd
レン「MEIKO姉はE!だが8割は筋肉なのでかなり固め!ルカはF!ハリも柔らかさも良いおっぱい!ハクはG!ノーブラなので最近垂れ気味!」
801名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 22:42:06.13 ID:NpRarXVp
KAITO「真のおっぱいマイスターは巨乳も貧乳も分け隔てなく愛するものさ。ところで冷凍庫のおっぱいアイス誰か食べた?」
802名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 23:35:25.78 ID:J5EmKeyD
がくぽ「なぜ人々は争うのでござろうか…OPPAIの5文字だけで、こんなにも世界は一つになると言うのに…」
803 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/05/23(月) 00:14:32.49 ID:f1dS98bP
ミク「お前等ちょっとそこに正座しろ」
804名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 00:22:54.94 ID:7NaeYEEE
リン「可能性はまだあるはず!」
ユキ「ルカおねえちゃんぐらいのおっぱいをめざしています」
805名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 00:25:43.74 ID:LLRkwFPr
>>804
キヨテル「可愛いね、乳首ダブルクリックしちゃうぞ^^」
806名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 00:34:32.29 ID:K+yLtvCw
MEIKO「そこのクールビズ、教育委員会に連絡しといたから」
807名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 00:35:03.70 ID:V2JDDdPA
リュウト「しょうらいのゆめは、おっぱいまいすたあです。なぜかというと、
     おにいちゃんたちみたいにおっぱいをみてめしくっていきたいからです」
808名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 00:48:38.64 ID:ny8NzxF5
リリィ「リュウトに変な事吹き込むなぁっ!!」
809名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 06:59:45.39 ID:pt3XjS0E
シテヤンヨちゃんのオッパイはどこかな?
髪の毛を掻き分け、おっぱいを捜す。
「ィヤン・・・ヨッ」
810名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 08:54:39.63 ID:4Ubx0fPd
おまいらおっぱいの話題になった途端元気だなwww


KAITO「おっぱい大好き!」
811名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 09:19:25.87 ID:XtR98cZW
そーいや「ミラクルたゆん」という曲もありましたなあ。

と思ってニコニコで検索したら歌ってみた人が結構いるのね。
みんなエロかった…
812名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 09:47:02.63 ID:ROl3AOJa
とある悪魔も言ってたな。
「巨乳は万国共通、男の大好物」だってw


うちの姑も言ってたぜ、
「おっぱいが嫌いな男はいない」と。
813名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 12:53:28.99 ID:V2JDDdPA
>>808
がくぽ「何か用か貧乳男女。少しはパイオツ大きくする努力をしなさいよおまえは。なにそのまな板なめてんの?」
リリィ「ひ…ひどい…こんな屈辱初めて…」
がくぽ「あっ泣くでない!ドンマイ!貧乳はステータス!世の中にマニアは居るって!!」
リリィ「マジですか」
がくぽ「マジですって」

く る り
がくぽ「…」
ルカ「…」

がくぽ「ウソです。巨乳こそジャスティス。拙者が目指す国は巨乳の巨乳による巨乳のためのオッパイランド。
    貧乳は死ね。明日までに最低90のGカップぐらいにしてこい」
ルカ「なっ何言ってんですか!リリィに謝りなさい!」
がくぽ「ルカって2文字足してアナルカって書くとすごいエロそうなので超インランっぽい。
    明日までに改名してこい」
ルカ「死ね」
814名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 13:07:25.87 ID:f1dS98bP
KAITO「レン君の手はどんな断崖絶壁でも巨乳に変える奇跡の手だって噂を流しといたよ、
これで今日からちっぱい揉み放題だよ。やったねレン君!!」
レン「兄貴テメェ!!勝手に何してやがるどうもありがとうございました!!」
815名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 14:14:36.52 ID:qj34rGP8
「・・・ハク姉・・・」

「あ、あの、小さいのがおっきくなるなら大きいのは小さくなるかなって・・・
私のムネ、重いので猫背になっちゃうし、視線集めちゃって恥ずかしいし、
こんなにいらないよって前から思ってたんだ。でも手術で小さくするお金無いし。
だからレン君、お願いします」

「・・・いや・・・あの・・・
背後のリンやミクの殺意帯びたまなざしに気づいたほうが・・・」
816名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 15:08:28.19 ID:vClN/kpk
小さいモノは大きく
大きいモノはより大きくなります
KAITO「レン!Do it!(それをやれ)」
817名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 19:43:22.11 ID:zIP+wFzc
ネル「…」
818名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 23:07:37.38 ID:iikMkE+c
GUMI(普通サイズでよかった…)
819名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 23:33:03.78 ID:7NaeYEEE
LEON「貧も巨も全て受け入れる・・・・・・これが、おっぱいマイスターだ!」
820名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 23:35:53.32 ID:olCV28Y1
ユキ「わたしもはやくおムネおっきくなりたいの!
だからレンおにいちゃん、お…おねがいします!!
…なるべくやさしく…(ぼそ)」

レン「アグネスフラグktkr」
821名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 01:14:47.63 ID:CJ07Qadi
KAITO「よし、じゃあこうしよう、レン君の奇跡のマッサージ術は
貧乳を瞬く間に巨乳にし、巨乳の肩凝りをあっという間に消し去る、と」
MIKI「KAITOさん絶対面白がってるだけだよね?」
822名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 02:35:34.78 ID:pacYWV8O
いろは「実はあたしのおっぱいは8個あるんだよぉ…とか言ってみたりなんかして」
823名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 03:42:30.03 ID:o+a/a/i0

 コンビニを カラオケで歌えるようにしてくれよー!みんなー!
824名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 03:42:55.42 ID:o+a/a/i0
あ・・・場所を間違えた・・・
825名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 10:25:00.14 ID:F21avgRU
>>820           ・・・・・・・・・
キヨテル「ちっぱいだから…いいんじゃあないか…」
826名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 13:24:07.17 ID:XlQPDmME
MEIKO・E+
ミク・B
リン・A−
ルカ・F
グミ・C
ハク・G−
リリィ・A
ミキ・A+
いろは・B−



ネル・無
827名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 13:45:11.58 ID:5JqLUdw0
MEIKO F
ミク   B
リン   A
ルカ  G
グミ   C
ハク  H
リリィ  A
ミキ   A
いろは A
ネル   無
828名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 14:27:17.70 ID:pZWzpVup
ユキはそろそろスポブラを付け始めるお年頃か…海外組は総じて豊満なイメージ

AnnとALが新デザインになったと聞いて見てきたが、Annが美少女になっててなかなか好みだ
そしてALと和風なVY1のちょっとずれてる異文化コミュニケーションが見たい
829名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 17:48:05.31 ID:KUS2PQDa
悪ノPの新作来たな
エロパロ的には媚薬に置き換えてハッピーエンドってところか
830名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 22:41:24.00 ID:d91K6/Y9
こんこん。
控え目なノック音が部屋に響く。ベッドで浅い眠りについていたキヨテルは体を起こし、
ベッドサイドの時計に目を向けた。針は日付が変わったことを示している。

こんこんこん。
再度響くノック音。こんな時間にこの扉を叩くのは一人しかいない。
キヨテルは立ち上がり、ドアを開けた。

「…せんせい」
「また怖い夢でも見たのですか」

そこにいたのは予想どおり、お気に入りのぬいぐるみを抱えたユキ。
ちなみにパジャマはキヨテルのYシャツ一枚である。以前は普通のパジャマを着ていたが、
一度借りてからというもの何がお気に召したのかYシャツを着続けている。

さて問われたユキはこくりと頷き、
「うん…だからねせんせ、おまじない…して」
と小さな声で呟くように言う。キヨテルは困ったように目を眇めてから彼女を部屋に招き入れた。

ベッドに腰掛けたキヨテルの膝の上、向かい合うようにしてユキが座る。
素足にキヨテルの寝巻きであるジャージがざらりと擦れる。
ユキは無言のままキヨテルに抱きつく。キヨテルも無言でユキの頭をなで、背中をなでる。
そうしてしばらく経って、ふいに顔をあげたユキのさくらんぼのような唇にやさしく噛みつく。
まるで儀式のような流れで唇を重ね、徐々に深くむさぼってゆく。
「んぁ…むう……ンう…」
唾液を交換するぴちゃぴちゃという水音が静かな部屋に響く。
ユキは気持ち良さそうに目をつむる。
舌で上の歯の裏をなぞってやると体をふるわせ、キヨテルのTシャツをぎゅっと握りしめた。
「ふ…ぁん、んんっ、ン!」
831名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 22:42:34.04 ID:d91K6/Y9
すいませんごめんなさい↑は間違いですスルーしてくださいorz
832名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 22:52:09.55 ID:ggjJHhzX
投下するときは注意書きを・・・ん?間違い?
続き!続きわっふry
833名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 22:57:21.72 ID:Auqe/uXA
ネル「レン君…(ハァハァ」
レン「ネル!?どうしたの?」

ネル「私の…揉んで…(ハァハァ」

レン「!!」

>>826-827を見てしまったんだ…
834名無しさん@ピンキー:2011/05/24(火) 23:33:50.84 ID:CJ07Qadi
>>833
レン「無いものは揉めない」
835名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 00:13:37.65 ID:T4DLLLu5
>>834
KAITO「酷い…ネギで滅多刺しにした上一升瓶で殴打、口にタコを詰められた挙句ロードローラーでペシャンコだ…」
836名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 00:18:04.65 ID:nCJvpA70
>>834
LEON「無ければ作るんだよ。 試しに君のおっぱいを大きくしてみようか」
837名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 01:51:25.72 ID:NOxBvQEk
◎泥酔お漏らし女子で高レベルな恋愛を
レン「…なんだこの記事」
KAITO「わかってないなこの記者、こういうのは女の子の羞恥と屈辱あってこそ燃えるものなのに。
   顔を真っ赤にして焦りつつも小声で「トイレ行きたいの…お願いだからどいて…」って懇願するときの表情がだな」
レン「なんで進路妨害すること前提なんだ…っていうか、見てきたような具体性と臨場感だな」
KAITO「いや実際見たからね。その後ボッコボコにされたけど可愛かったなぁあの時のめ」

MEIKO『おおっと手が滑ったー!滑った勢いでビンがKAITOの脳天目掛けて飛んでっちゃったー!』

KAITO「ぐ…見事なコントロール…」
レン「あーあ」
838名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 08:49:37.36 ID:v3mbE9mZ
レン「こういうのはハク姉の」
ハク「お漏らしなんかしたことありません」
レン「……」
ハク「な、ないよ!?リバースすることはたまにあるけど!」
レン「吐くまで呑むのはやめませう。
あと、前に泥酔したとき、おんぶして連れて帰ってたら寝ながらぼくの背でお漏らししたからねハク姉」
ハク「嘘!?ひいいいごめん、ごめんなさいい…あれ?
そうなると次の朝服がジャージに変わってたあれって、着替えさせたのは…」
リン「レン、ちょっと向こうで話聞こうか」
839名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 10:48:58.93 ID:9ILIgVf2
うちのレンがおっぱいふくらんできた

俺は抜いた
840名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 13:40:18.02 ID:v3mbE9mZ
リンとレンが合☆体して両性具有の素敵生物になり
ルカあたりに苛められるというSSを誰か書いて
841 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/05/25(水) 13:58:49.96 ID:OMLyw2w5
合☆体ってエロい意味で?
842名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 14:17:25.75 ID:v3mbE9mZ
いや、フュージョン的な何か
843名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 16:32:59.64 ID:0Lf4yWmO
弱音ハク 日本酒
巡音ルカ ハイボール
メイコ 焼酎
カイト ビール
初音ミク カシスオレンジ
鏡音リンレン オレンジジュース

飲み会をボカロで開くとしたらこれだな。未成年にも配慮もしたし
844名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 17:16:10.81 ID:lyVgmwa6
リンとレンが好き合っててHする

リン、レンにのみある特殊効果、合☆体発動

二人がひとつになって、両性具有に

なんかいろいろ知ってそうなルカに相談

なんやかんやで襲われるリン&レン

こうか
845名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 18:07:29.58 ID:NghyN5An
セフレでいいのよウフフなルカさんが実は本気になっちゃう
大学生ルカパイと中学生レンのイケナイ家庭教師物語はまだですか
846名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 18:38:41.76 ID:OMLyw2w5
>>843
個人的には

ハク…日本酒を瓶じか
ルカ…ワイン
MEIKO…なんでも
ミク…こっそり葱焼酎
KAITO…ウーロン杯、緑茶割り
リン…オレンジジュース
レン…コーラ
がくぽ…日本酒を熱燗で
LILY…ビール
GUMI…ジンジャーエール
リュウト…牛乳
先生…日本酒をお冷やで

MIKI…重油
ユキ…牛乳
いろは…日本酒を盃で
MIZKI…一人だけ何故か抹茶をたててる
遊馬…シャンパン、緑茶割り

なイメージだな
847名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 18:41:46.17 ID:kilItqau
重油…w
848名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 18:56:41.08 ID:vL+tIiMy
>>832
ありがとうございます。
ですが続きはありません
途中まで書いてこれはねーよとDelろうとして間違えてEnter押しました本当すいません消えてなくなりたい…
849名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 19:20:29.81 ID:1CaRSsSX
おい未成年...w
リリィも未成年だっけ?
850名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 19:21:18.09 ID:OeT5PEtx
ピコ「存在の無さに定評があります」
851名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 19:31:55.32 ID:JG/j7J5S
ピコはカルピスだな
ユキはリンゴジュース
リュウトはバニラアイスとさくらんぼの乗ってるメロンソーダ
やっぱり牛乳はミクさんに飲んでいただきたい
852名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 19:43:25.44 ID:v3mbE9mZ
シテヤンヨ「メンドクセエ・・・ミンナノ飲ムモノ全部混ゼテ均等分配スレバヨクネ?」
853名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 20:36:09.16 ID:1CaRSsSX
>>852
ヤンヨちゃん喋るのか...って、何その得体の知れない液体は
854名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 20:38:08.45 ID:kilItqau
誰か俺のにごり酒を飲んでくれ!
855名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 22:18:32.29 ID:Jb8M7Kgi
>>854
MEIKO「この酒は出来損ないよ。飲めないわ」
856名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 22:29:58.57 ID:N8DQk+wb
レンきゅんのにごり酒おいしいです。
857名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 22:49:14.27 ID:lGXzZLmY
>>846
GUMI「[勇馬]でしょ?[遊馬]フイタw」
858名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 00:03:07.99 ID:v3mbE9mZ
ハク「誰ー!?わたしの一升瓶の中身をにごり酒にすり替えたのはー!」
859名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 00:27:42.34 ID:F7j1BPqm
>>846
レン「おい、デュエルしろよ」
860名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 04:23:52.34 ID:75lBcPiA
「はぁ、今日もお仕事大変だったなぁ」

今日珍しく夜までのお仕事で、帰りにハク姉から一升瓶を貰った。
……といっても私はまだ飲めない年齢なので少し困っていた。

自宅の引き戸をノックすると音もなく戸がに開き、シテヤンヨちゃんが顔を出す。
その後ろからは、してやにょちゃんがトテトテと近づいてきて飛びついて来て、お帰りの挨拶をしてくれる。

「やにょ!やにょ!」
「ヤンヨ」
「あはは、ただいま! ってやにょちゃん駄目よ、やにょちゃんには飲めないの」
「やにょ? ふええええぇぇ〜〜」
「ヤンヨ」

ヤンヨはやにょを両脚で抱え、ちゅっちゅとキスをしてあやしている。
甘えてばかりだったシテヤンヨが、してやにょが来てからすっかりお母さんみたい。
泣き疲れたのか、安心したのか、してやにょはそのあと直ぐ寝てしまった。

「ヤンヨ」

居間まで私を連れてきたヤンヨは、ラップのかかった食事を勧めてくれる。
今日は疲れたので温めずに食べる事にした。
まだ私は全然なのに、冷めても美味しい食事を作ってくれるヤンヨちゃんは凄いと思った。
861名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 04:26:40.83 ID:75lBcPiA
ヤンヨちゃんと向かい合って、ちゃぶ台に座りご飯を食べる。
満腹になった頃、ふとハク姉の一升瓶が目に入った。

「ねえ、ヤンヨちゃんはお酒飲める?」
「ヤンヨ」

コクリとうなづくのを確認して一升瓶を開け、コップに注ぐと甘い香りが部屋中に広がった。
ヤンヨは少し香りをかぎ、ニヒルな笑いを私に向け脚を使って器用に飲み干す。
少し色っぽい笑みを私に浮かべ、擦り寄ってくる。

「ヤンヨっ!」
「わぁくすぐったい!」

ヤンヨは私の肩胛骨の辺りを軽くほぐすと、親指で背骨の両脇をなぞる。
その是妙なタッチに、抵抗することも出来ずに身もだえしてしまう。

「やだ……やんっ きもち良……いっ!」

首にヤンヨの脚が絡まり、頸椎回りに心地よい圧迫を加えてくれる。
そして愛撫する様に私の額にキスをし、さらさらの頬を擦りつけてくるのだ。

「だめよぉ、気持ちいい」
「ヤンヨ……」

私はヤンヨに身を任せ、やがて意識が薄れていった……。
862名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 04:31:30.85 ID:75lBcPiA
翌日、スズメの歌に目を覚ますと、やにょと両側からヤンヨに絡みつき膝枕をしていた。
ヤンヨからは、ほの甘い桃の香りがして、とても気持ちが良かった。
川の字で眠るのって凄く良い〜……。

「……ん? なんだか凄く体が楽になってる?」

ヤンヨは寝ぼけている、やにょと私からすり抜け台所へ行ってしまった。
トントンと小気味良いリズムが気持ちよくて、ついまたウトウトする。

「シテヤンヨ〜♪ ダカラモット〜♪」

直後にカン、カンとフライパンを叩く様な音がして叩き起こされる。
顔を洗って台所に行くと、美味しそうなオムレツとご飯、ソーセージ、それと野菜スープと牛乳が並んでいた。

「ヤンヨッ!」
「う〜、おはやんよ〜」
「やにょ」

腹八分目まで食べた私たちに、ハク姉のお酒が出されて……? ってこれは桃のジュース?
桃の果糖によって凄く頭がスッキリする。

「ヤンヨ!」
「行ってきます!」
「やにょ!」

こうやって、私はまた今日も元気に歌っています。

                                                                 おわり
863名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 04:53:59.69 ID:IThxCC+U
カイトは驚愕した。
「ハルヒの新刊出てんじゃん……!」
カイトはハルヒが大好きなのだ。
カイトはしっかりと限定版上下巻セットを買った。
帰って早速読もうとしたら赤い服の嫁が帰って来た。
メイコだ。
カイトはハルヒを隠す!隠れオタはつらいぜ。
「ねぇカイト…今日仕事で嫌なことがあったの。慰めてくれない?」
全力でお断りしますだってなぜならハルヒ読みたいんだもんすぐに俺の部屋から出ていけよこのアマ。
「いいよ、メーちゃんが悲しいと僕も悲しいからね。メーちゃんの気分が晴れるまで朝までだって付き合うよ」
内心と真逆の言葉がだらだら漏れる。
草食ヒモ野郎に宿主を蔑ろにする選択肢はないのだ。
「ありがとうカイト!だーいすき!」
そう言いながらメイコはパンツを脱いだ。
ベットに腰掛けニヤリと笑む。
「ひざまづけよ、糞犬」
メイコはどSだった。
「オラ、早く舐めろよ犬野郎」
「ああ、メイコ様、ありがとうございますっ」
ひざまづいたカイトを履いたままのブーツで踏みにじる。
メイコは抱え込むようにして片脚を上げ、自らの秘所から赤い肉を見せた。
「言えよ変態。一日中立ちっぱなしでムレムレのメイコ様のオマンコ舐めさせてください。
雌の匂いを口一杯に味わわせて勃起させてくださいって」
このメイコ、ノリノリである。
「メイコ様のオマンコ舐めさせてください。口一杯にメイコ様を感じたいです」
ハルヒ読みたいんじゃボケ誰がくっさいマンコに犬まっしぐらバター犬したいかってのクソクソクソ、とは言えないカイト。
躊躇うように顔を近付け、鼻先で割れ目をなぞる。
すーっと嗅げば、紛れも無い雌の香り。
残念ながら興奮せざるを得ない芳香。くそ、秘境だ。違う卑怯だ。秘境でもあるか。
カイトが上目使いにメイコを見ると、物凄く嗜虐的にかつ愉悦たっぷりに微笑んでいる。
この顔がまた憎たらしい。
唾液を馴染ませるように舌を滑らせると、辛い汗の味がした。
「んっ」
メイコが呻く。
「上手だねカイト。犬に生まれてくれば良かったのに。もうカイトのは、起ってるのかな?」
「はい、もう、起ってます」
「ふふ、カイト、お前は本当にど変態だ」
「はい、僕はメイコ様のオマンコを舐めて興奮する変態です」
言い終えて、カイトはメイコの雌しべを啄んだ。
「ひやっ」
メイコの情けない嬌声。
このメイコ、どS女王様気取りでクンニさせるくせに、物凄くクンニに弱いのだった。
やっている途中でいつの間にか女王を辞めて敏感な女の子になってしまう。
それが可愛いからカイトは嫌がりもせず下半身に口づけするのだ。
唇で、包まれたままの雌しべを、やわやわと転がす。
「ふぁ、い、犬のくせにぃ、や、いやっ…カイト、カイトォ、上手だよぉ……」
864名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 04:56:13.71 ID:IThxCC+U
やべっ、リロードせず書いてたら被った!
すません、日を改めます
865名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 05:12:54.89 ID:mBhvxZzr
>>864続きを…
866名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 06:27:20.50 ID:E6t4CMkC
日を改めるのもいいけどカプ名表記しようぜ。
867名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 07:36:48.82 ID:k4IP3XkK
名前欄でいいからカップリング表記してくれ
最近こういうの多いけどテンプレ追加した方がいいのか
868名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 08:37:38.33 ID:IThxCC+U
すまん、カプ表記とか厳しくない頃に投下してたから同じノリで書いてしまった…
>>864はカイトとメイコです、未完
869名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 08:43:15.50 ID:pI2AXfyI
>>868
次気をつければいいから気にすんな
後日まで全裸で待ってる

指摘する方も上の人はスルー?カプなのか微妙だけど
870名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 08:58:35.84 ID:k4IP3XkK
こういう言い方したくないがカイト絡みに関しては好みが分かれる
過去何回か表記の問題で荒れた
871名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 09:31:08.31 ID:BgMFvNl4
>>869
スルーっつーか注意書き無いから、読む前に同じ人だと思ってまとめて注意したんじゃね?
俺もID確認するまで勘違いしてた
被ってるって何が?皮?とか思ってた
キヨテル先生は包経
872名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 09:43:55.81 ID:5bzRXCRY
で、ネルの飲む酒は?
873名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 09:51:09.61 ID:uluoNdVq
わかめ酒。レンのデルタ地帯産の。
874名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 10:09:39.44 ID:vlYmgcjq
初音ミクって名前は聞いた事がある程度で アニヲタの世界だろうなと。
でもアクセス数がハンパなかったので まーどんなもんかと裏表を聞いたら…
ハマったーーーーーーーーー。
毎日ミク漬けで聞いてる。
ライブも見つけてミクがリアル〜で振り付けもカワイイ。その技術に関心スル。
ミクに出会えて本当に良かったです。

875名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 13:13:19.38 ID:mPTLbRFQ
初音ミクのおかげで貧弱なボーヤと言われた僕も生きる希望がわいてきました!
876名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 16:08:08.90 ID:Z5M78tBO
初音ミクのおかげで僕にも彼女ができました!
877名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 17:44:43.06 ID:TWCqUxjU
初音ミクのおかげで豊胸に成功しました!
878名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 17:57:30.55 ID:2KIgzn++
>>877
ミク「屋上」
879名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 18:09:00.38 ID:FmHR6UA0
中学校でいろいろ隠語が飛び交っております。

「あのねレン、クラスの女子を代表して、レンを男子と見込んで質問があるんだけど」
「なに」
「69ってなあに」
「知らない」
「じゃあ92ってなあに」
「知らない」
「その目は何かを隠している目だ」
「それらが何か、今ここで、クラスの女子や野郎どもが俺達を注視する中で答えなきゃ
 だめなの。昨日までイケレンだった呼び名が今日からエロレンになったらどうすんの。
 リンは責任とってくれんの。」
「小学4年生時の保健体育のペーパーテストで100点取ったエロレンが、それを
 知らないはずがないくせに。いいよ。先生に聞くから。KAITO先生」
「おいバラすな。そして誰かこいつを止めろ。」
「鏡音、黙っていれば美少女のほう。職員室に来なさい」
「…教務主任のMEIKO先生まで出てきて説教された…2時間も…そして答えは
 わからずじまい。ミク姉はわかる。」
「だから高校棟まであたしに質問しに来たんだね。でもそれは自分で調べるといいよ。」
「電子辞書で調べた。そしたら「数字」だって。」
「…リンちゃん、そりゃあそうだよ…。じゃあお姉さんが、ヒントだけでもあげようか。
 69も92も男女ですること。でも69は男同士でも女同士でもできる。しかし
 92は男同士ではできない。」
「男同士じゃできない!髪の毛を結び合うとか!」
「…身体は半ば大人の中学生女子の、思わぬ性知識の低さにお姉さんギャップ萌えした。
 リンちゃんはまだまだかわいくて、そしてバ・カ、だよねえ」
「さきほど先生にもバカ扱いされ、今また姉さんにもバカにされ。」
「リン。遅かったけど、大丈夫?なに。高校棟まで寄って帰ってきた。なんでルカ姉の
 大学まで行かないの。きっと機械的に答えてくれるのに。え。授業中に校庭を横切ると
 先生方に狙撃される。されんの。狙撃。知らなかった。」
「だいたいレンがさっさと教えてくれれば2時間も怒られずにすんだのに!」
「ええ。69とか92とか「教える」の。リンに。俺が。ああ、クラスの野郎どもの
 2828笑いが最高潮に。みなさんすみませんが向こうむいてください。僕たち
 双子ですけど見世物じゃありませんから。」
880名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 18:22:43.51 ID:Z5M78tBO
せんせー92ってなんですかー
20歳超えてるけどわかりません
881名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 18:32:07.30 ID:WPPVYkr/
>>880
ん、間に挟んでみるといいんじゃないかな
882名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 18:36:26.12 ID:6lXaYAsA
俺もわからん。だれか教えてくれ。
883名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 18:37:09.03 ID:d93Wngcf
何がクニだよクンニしろオラァァァ

リンが言っても違和感なさそうだ
884名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 18:40:46.41 ID:FmHR6UA0
だれか教えて。エロパロで。
885名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 18:56:06.82 ID:BgMFvNl4
>>881
挟むとか言うなよ!!初音さんが可哀相だろ!!
886名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 19:05:35.96 ID:Z5M78tBO
あ、クンニか
ありがとう
887名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 19:12:46.59 ID:8T7XWCv0
シテヤンヨちゃんに聞いた
そしたら「シテヤンヨ」と言いながらわたしにやさしく足払い。ふわふわのシャンプーの香りに包まれたと思ったら
あの顔が私のホットパンツに近づき、歯で器用にファスナーをあける。
おびえる私をやさしく足でなでるシテヤンヨちゃん。
老練な口端運びで、おこちゃまパンティは足にかけられ、うっすら毛の生えた14歳がご開帳。
「シテヤンヨッ」言い終わるや否や、彼女の鋭利な舌先が14歳の秘所を探索する
あひっ、
うひっい、
リンちゃんはぴくん、とはねあがる

888名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 19:15:18.05 ID:ISnPEysa
>>887
GJ!!
889名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 19:57:39.83 ID:mPTLbRFQ
みっくみくな反応読んだあとにこのリンはありえなく思える
890名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 20:13:56.39 ID:+QzJC9B/
>>889
そういう時は君の理想のリンちゃんを書いて投下すれば全てが解決!
891名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 20:40:33.83 ID:mPTLbRFQ
最近食指が伸びないんだよな……
892名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 20:55:31.49 ID:aimODQD+
俺の理想は貞淑なリンちゃん!きゃっ、言っちゃったw
893名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 22:34:54.13 ID:BgMFvNl4
つまりこのスレにはカイリン分が足りない(キリッ
894名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 22:51:44.13 ID:pI2AXfyI
書いていいのよ
895 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/05/26(木) 23:33:29.49 ID:BgMFvNl4
>>893
実は某素敵カイリン曲聞いてたらタマンネくなってシコシコ書いてるけど、
多分まだレベルが足りない
896名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 23:34:38.59 ID:BgMFvNl4
アンカミス
>>894
×>>893
897名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 20:00:33.78 ID:R4baqQ38
五年後のユキの胸の大きさは大きなリンゴ一個分
898名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 20:29:15.42 ID:ehcT2HR2
カイリン読みたい〜
あとテルカ
テル先生とルカちゃんの大人のエッチが読みたいんだ!
899名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 23:10:30.85 ID:Is/CIBpz
でもそろそろ500Kだから、このスレだと後一本ぐらいだろうな
カイリンか、テルカか、はたまた間を取ってカイルカか……
900名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 23:14:38.57 ID:rqrd7+oe
900ならテルリン
901名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 00:21:46.37 ID:Eh/iHQhE
テルリンてあだ名みたいだなwww
キヨテルあんま見ないから読みたいな。
メイコかルカかハクあたりと大人エロス読みたいです。
テルリンならほのぼのしたのでほっこりしたいです。
今夜は肌寒いので靴下とネクタイで待機します。
902名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 00:28:24.99 ID:rh3fNo7E
たまには変わった組み合わせも良いじゃない
って事でALルカ ガクユキ ガチャいろ ピコグミ レンAnn(新装版)辺りでワチャワチャさせてみたい
903名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 01:06:08.92 ID:HnBOHasf
「おにーちゃーん」
「うん、なにミ……じゃなくてリンちゃん」
「むー、お兄ちゃん今ミク姉と間違えたでしょ」
「あはは、ゴメンゴメン」
「ブーブー」
「ね、おやつにショートケーキ作ってあげるから許してよ」
「うーん、今はプリンの気分かな?」
「はいはい、仰せのままに、お姫様」
「うむ、よきに計らえ」
「じゃあ、ちょっと時間かかるから、テレビでも見てて待っててよ」
「うん(……私だって、お兄ちゃんの妹だもん)」
「ん?なにか言った?」
「ううんー、なにもー」




的なカイリンが可愛いと思っ………たが、エロに繋げれそうにないなコレ
904名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 01:15:04.15 ID:ZkyEWVqB
>>903 GJ!
カイリンの鉄壁ほのぼのオーラは異常

14才位の女の子の年上のおにーちゃんへの微妙な憧れとかこう色々な、
見てて2828するよな!
905名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 01:42:41.34 ID:Eh/iHQhE
>>903
GJ!!カイリン可愛いなカイリン!!
心がほっこりしたので暖かく眠れそうです。ありがたやありがたや…
906名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 07:44:42.98 ID:fH2UEKRQ
いまさらだけど
>>837
>>838
>>863
GJ!!
907名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 21:55:14.10 ID:AoxAQuNy
一人がみんなとヤッって回るとしたら誰がいいかな?
908名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 21:59:09.64 ID:A1Cj7EQg
キヨテルが学校関係者を食いまわるとかどうですか
生徒とか保健室の先生とか同僚の先生をみんな手中に
909名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 22:14:47.52 ID:+XNbFR/1
ルカがオスメス問わず食い荒らす姿が真っ先に浮かんだw
910名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 22:24:18.83 ID:AoxAQuNy
>>908
オリキャラばっかりになるじゃないか
911名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 22:30:03.40 ID:yvkwBX8r
>>909そう思って乗り込んだはいいものの、ショタ達にいいように輪姦されるルカ姉ってのもあるぜ。
912名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 22:35:06.51 ID:C1HOSoOh
>>910
そこは同僚の先生方をボカロキャラにしようぜ
生徒にも手を出しはじめて(ミク、グミ、ミキ、リン)、ユキちゃんでタイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!!ってのはどうよ
913名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 22:38:01.86 ID:HnBOHasf
アスリート並の体力を持つリュウトがだな
914名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 22:50:03.70 ID:A1Cj7EQg
>>910
バッカ
生徒はミクリンGUMIリリィmikiユキ保健室の先生はMEIKO同僚の先生はルカだ
915名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 23:01:07.31 ID:dqeJxnxx
あれっ。キヨテルは誰を掘るの?
916名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 23:02:50.32 ID:plPFWO3v
百合もBLも該当スレにお帰りください
917名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 23:14:35.46 ID:dqeJxnxx
学園モノでビッチミクとそして奥手のリンとか俺だけ得
でも百合だよな

「ふふ、噂聞いた?」ミクさんの表情が明るい
「小学生の頃はとにかくたくさんの人と関係したかったの。ただ大人と関係するのは怖いからね…後々が。今も、絶対抵抗しない人としかしない。」
「絶対抵抗しない、絶対口外しない、そんな素直な子」
「…だったら、女でもいい」
唇を開けて、ミクさんは吸血鬼みたいに私の首筋に噛みついた。
ブラジャーに差し込まれた手は、私の乳首を乱暴に
引っ張っている。
「痛い、痛い」
「ひねりを加えると簡単に立つね」
首筋を甘く噛み終えて、ミクさんの舌が私の耳に這い上ってきた。う、うう。
918名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 23:43:29.92 ID:j/h49lKF
>>917
百合スレでお待ちしています

思ったんだが姉一人に妹三人いるKAITOはエロゲの主人公に適任だよな
あるいはヴェノマニアがくぽか
919名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 00:32:59.57 ID:dFuuSm4y
貧乳ハーレムな先生
姉×3&異性の双子+各ヒロインの好感度教えてくれる役にピッタリのイケメン兄貴持ちなレン
の二人もだな
920名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 04:13:25.46 ID:xwADGbMU
がくぽはアレだ
顔はいいのになぜかモテない親友ポジションだ
921名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 08:12:53.88 ID:7cdD2DaU
それなんて春はry
922名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 10:13:06.17 ID:aFgCJgr2
「んふぅ、おっき、おっき、おっきくなって!リン、リン、リンのために膨らんで! んあ、んく、ムクムクビックン、
 ニョキニョキビックンオチンポさん!」
「んほ、んっほぉー! おっほ、おっほほぉー! KAITOお兄ちゃんのデカマラチンポミルク充填! 発射3秒前! 3・2・1!
 おにぃ〜ちゅわ〜ん!」
http://blog-imgs-37-origin.fc2.com/m/a/j/majikichisokuhou/20110424163039_198_1.jpg
923 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/29(日) 13:25:18.25 ID:YwG+RvKQ
忍法帖がリセットされたと聞いて・・・

ところで忍法帖っていうとやっぱりくの一じゃね?
貧乳ネギ忍者、金髪ロリ忍者、おっぱい酒忍者、おっぱい桃忍者、ゴーグル緑忍者、
ぺったんメカ忍者、ペド忍者、金髪百合忍者、ネコ忍者、姿なき忍者

で、俺の秘密の股間の忍法帖巻物を狙ってくれると嬉しいのだが・・・!
924名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 13:43:59.04 ID:/mM93hnF
翌日、尻に葱を挿されて「お空きれい」とだけ発言している>>923の姿が!

忍法帖がリセットされたとなると次スレ建てられないな、容量ギリギリだというのに
誰かお試し●を使えるなら頼む
925名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 13:54:42.72 ID:tE02RQW7
いやぁまだ480kだからギリギリってほど差し迫っては

一応●持ちノシ
926名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 15:29:47.14 ID:/mM93hnF
>>925
thx
いざって時はスレ立て頼む
927名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 17:56:20.80 ID:BgKf0cDr
>>925
シテヤ…シテイタダキタイ
928名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 21:24:29.09 ID:ZAsxEqPB
テトさんがピコに筆下ろし
929名無しさん@ピンキー:2011/05/30(月) 18:27:16.57 ID:lwjJWrFT
…筆下ろしするはずが逆にピコに調教されてしまうんですね。わかります。
930名無しさん@ピンキー:2011/05/30(月) 21:08:37.24 ID:B4O34E0n
「じつに、ばかだな・・・っ」
締め切った汗ばむ部屋、桃色のツインテールがおおきく揺れる。

ボクのフランスパンが、テトさんの汁を吸って硬くなって、まるでラスクのようだ。
テトさんは下の口で大好きなフランスパンをくわえ込んでいる。

思わず腰が動いてしまい、そのたびにテトさんは小さな悲鳴を上げる。
ボクのフランスパンでテトさんを支配してあげる。ベトナム人もびっくりのテト攻勢だ。
愛液にまみれた僕らはさしずめベトベトなベトコン。
そういったらテトさんじゅういっさいは「私はまだ生まれてないから!」とちょっと怒った。
931名無しさん@ピンキー:2011/05/30(月) 22:29:15.99 ID:rUFTAEwR
小ネタ レン×ネル注意

レン「うわぁ・・・中凄い・・・」
ネル「あんまり見ないで・・・恥ずかしい///」
レン「じゃあ始めるよ」
ネル「うん・・・っ」
レン「・・・」
ネル「・・・(ビクッ!)」
レン「ふふ・・・敏感だなぁ・・・」
ネル「し、しょうがないじゃない///」
レン「ふふ。じゃあもうちょっと奥まで行ってみようか。」
ネル「うん・・・お願い・・・」
ミク「二人とも何やってんの!!!」
レン「何って」
ネル「耳かきだけど」
レン「ネルが最近耳かきサボってるからやってあげたんだよ」
ミク「///」ダッ
レン「変なミク姉」
ネル「///」

誤字脱字は勘弁でorz
932名無しさん@ピンキー:2011/05/30(月) 22:29:29.29 ID:+Yi6oC0F
いいえ、あれはドリルです
933名無しさん@ピンキー:2011/05/30(月) 23:07:09.12 ID:bn0FbsuQ
>>930,931
GJ!!

ミクさんマジ痴女
934名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 00:56:11.55 ID:i14tfvSy
箱入り娘は耳年増
935名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 00:59:08.14 ID:GvN3x9LE
お姉さんなのにデビューまでずっと表舞台に出ることがなかったルカとか?
936名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 20:11:14.95 ID:MBALUqw8
キヨテル先生を誘惑するユキ
937名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 02:41:15.78 ID:vJdhAHyF
>>936
ユキ「センセー…あたしのおっぱい…触ってもいいよ?」
キヨテル「あーはいはいわかったから」

みたいな感じで軽く流しそう
938名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 08:18:55.41 ID:70m/x11N
キヨテル「先生は捕まりたくありませんから」
939名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 10:03:38.28 ID:GdEtv2GK
ユキの興味を反らすため
夜の顔(バンド)を見せたら
さらに誘惑されるようになった先生
940名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 10:32:55.20 ID:MN0P/vlm
先生になかなか相手にされずやけになっていろんな相手と乱れまくった結果、魔性のロリビッチと化すも眼鏡を見掛けると切なげな表情を浮かべるユキ
941名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 17:10:16.30 ID:ftpFfakh
そんなユキの様子を見かねたミクがキヨテルの肩をポン、と叩く
「貴方の家の子を抱きしめてあげて下さい」
942名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 18:09:14.09 ID:70m/x11N
マザーテレサ降臨
943名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 18:35:16.45 ID:xwh/Umz/
ミクさんマジ天使
944名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 19:33:27.67 ID:pw6nPQ12
「・・・鋸を抱き締めて何やってるの?」

「よくわからないがミクさんに家ノコを抱きしめろと言われて」
945名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 20:16:06.99 ID:yl+CX86r
レンきゅんと逆援助交際してるルカさんが
新人のひびききゅんをつまみぐいするエロをたのむ
946名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 20:36:54.39 ID:xbiR41tS
ひびききゅんって聞くと、将来的にはがくぽ以上にガタイがよくなって、
「鍛えてますから」が口癖になるとしか想像できない。
947名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 20:50:18.13 ID:tazPkhFY
フィナーレ!!だったりして
948名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 23:14:06.85 ID:xJ2ThmCa
ひびきって響震路?
949名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 23:18:23.79 ID:uFkEZQ/S
>>948
http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-8741.html

UTAUに漬かり過ぎるとボカロ追っかけなくなるって本当なんだな
950名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 23:20:44.43 ID:aUb4Nv3+
KAITOがアギトの力に目覚めるとか胸熱
951名無しさん@ピンキー:2011/06/02(木) 00:17:52.62 ID:WTYn6uTf
>>949
企画自体知らなかった件
色々やってるんだな…
952名無しさん@ピンキー:2011/06/02(木) 01:22:24.85 ID:5vqVdRzt
DIVA2ネタだがマスターとナチュラル衣装のミクさんとのイチャラブ物を妄想してみたが、
中々形に出来ない・・・orz
953名無しさん@ピンキー:2011/06/02(木) 07:20:32.55 ID:1q8NPFz7
>>949
マンボウの姉吹いたw
954名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 00:26:36.06 ID:G51fWVis
>>949
いやいや知らねーよ
自分の常識が世界の常識と思うなよ
utauも5人ぐらいしか知らないし
955名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 00:36:51.73 ID:LTUWOGMf
ボカロも増え過ぎてOSたん状態になってきたな
956名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 01:51:32.37 ID:sOwecCGj
新人の最初の仕事はいかに先輩ボカロにアピールして認知を得るか、か
なんだか芸人の世界だな
ところで次スレはまだ大丈夫か?
957名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 02:03:57.16 ID:EgSI7S/7
小ネタがぽつぽつ投下されるぐらいだったら1000までもつだろう
958名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 03:36:00.94 ID:pKEGHDMy
Lat式ミクのエロパロはないの?この動画見てるとあってもいい気がしてきた
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14612809
959名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 09:34:08.83 ID:utK8pzVY
MMDのエロを文章で表現しろとは無茶なことを言いなさる
960名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 20:10:00.33 ID:TTqBhXHX
KAITO「ミクは渡さん!(キリッ」
※ただし裸マフラーで
961名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 21:02:08.04 ID:70ixGSx6
>>958
容姿を文章で表現するって難しいそw
是非書いてくれ!
962名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 23:59:22.34 ID:SSS9ngJT
外人のコスプレで縞ビキニミクと海藩マフラーKAITOがいたけどどういうことなの…
963名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 00:19:50.93 ID:h16syV8f
貧乳で選択肢がなかったんじゃないか
964名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 01:45:22.92 ID:34LwuNTb
>>958
イラストを求めるなら半角二次元へどうぞ
しかしLat式ミクはモデル制作者がエロNGだしてるんじゃなかったかな?
965名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 02:02:42.80 ID:JP+D7EWH
まるでそれ以外のVOCALOIDはエロOKみたいなw
966名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 18:02:33.88 ID:KjfySa/H
リンの胸はアペンドでGUMIに並んだのに、ミクの胸はなぜ一向に成長しないのか…
967名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 18:18:05.52 ID:0uhwlDK3
ミクさんがどんな姿になろうとも、ミクさん=つるぺたという図式は変化しないからさ!
968名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 18:48:34.58 ID:QqTb8m2d
成長期真っ只中の14歳と成長期終わりかけの16歳の違いだな
969 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/04(土) 22:46:52.84 ID:Ddp+CXon
ツルペタと言えばAHSっ娘だと思っちょるがの、ミクは揉めば成長しそうだし

俺、次スレ立ったら>>900の願い叶えてやるんだ…
970名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 22:52:49.70 ID:H1JWOBDR
よくDIVAやりに行くゲーセン、壁紙にでっかくミクさんがいるんだが...

どう見てもでかすぎるんだよな、いったい何が...
971名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 23:10:06.24 ID:AuT9sbzd
パッド詰めててもミクさんの天使っぷりは損なわれない
972名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 23:51:52.45 ID:DZ/OGLw/
>>970
それがSEGAですwww

つかSEGAのポリゴンはほんとマネキンみたいだわな、テカっとしてるとゆーか。
973名無しさん@ピンキー:2011/06/04(土) 23:58:11.62 ID:H1JWOBDR
あ、わかってるかもだが、でかすぎるってミクさんの胸のことな
974名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 00:01:32.24 ID:Cw+CKJ6B
セガミクは人形のようで好きになれない。かと言ってLat式ミクはミクに入るか分からない。
公式のKEIが描いたミクかラマーズPが描いたミクが一番だな。
975名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 00:18:50.78 ID:hu9c6nQi
セガミクさんは可愛いと思うがパンツ丸出しでもエロくないし細すぎるしなんか表情が硬い
DIVAっぽいどは好きなんだけどな…MMDでは可愛エロいモデル結構あると思うがLat式ミクさんは小学生に見えて苦手だ
自分的に立体ミクさんはMMDのあにまさモデルが一番好きかな
976名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 00:26:43.53 ID:V11cumJD
DIVAACミクさんは静止画に向いていないというかなんというか。
動いてると十分かわいいんだが
>>975の言うとおり心配になるぐらい細いし、エロくはないな…
977名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 01:37:41.28 ID:sLDe9JVr
さてそろそろ次スレ立てますかねー
978名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 01:42:54.79 ID:sLDe9JVr
【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ20【ボーカロイド】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1307205666/
979名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 01:44:45.73 ID:3GdYESQL
>>978


そういえば、DIVAのミクはゆいかおりのどちらかがやってるっていう話を聞いた
980名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 03:09:24.79 ID:uFrRnqfd
DIVAACのポリゴンは「髪が他のオブジェクトに干渉しないほうが好き派」の俺にとってはイマイチ。
でもミクさんはやっぱりかわいい。でも手足細すぎるよね。でもかわいい。
981名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 09:26:55.00 ID:NSD8NMCu
MMDのアペンドリンちゃんモデルは実によい物だった
DIVAっぽいどのMEIKOモデルも元気系なお姉さんっぽくて良い
982名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 12:47:57.45 ID:B0gVHatC
アペンド、アペド、ぺド・・・・・・ぺドリンちゃん・・・・・・
レンくんリンちゃんを今より幼くしたらどうなるのだろう
983名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 14:14:53.33 ID:FapHYf5R
アグネスがガラッと扉を開ける
984名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 23:01:20.30 ID:6dDMTwRu
既にユキ(とガチャ)がいるんだ
大丈夫だ、問題ない

さあ、みかんとバナナを上げるからこっちにおいでー
985名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 00:38:44.05 ID:HY00lC30
ペドリンレン「「お兄さん、そのみかんとバナナちょうだいよー」」
>>984「ハッハー!欲しけりゃとってみなー!」(両手に持った果物を高く掲げつつ)
ペドレン「ちょーうーだーいーよー!」(ピョンピョン飛び跳ねながら身長差を縮めようとする)
>>984「やーい届かなーい!」

ペドリン「(ブチッ)てめぇ調子乗ってんじゃねぇぞコラ!」(>>984を押し倒しマウントポジションからの顔面殴打)
>>984「ぅゎょぅじょっょぃ」
986名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 02:07:59.66 ID:6i6AJI3J
>>985
ょぅじょにマウントか
ご褒美ありがとうございます
987名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 12:26:15.64 ID:wPiISSud
>>985
まっくのうち! まっくのうち!

子供ボカロはユキ、リュウト、ちびミク、ぷちミク、あとはショウタ、アイか…
988名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 12:54:50.74 ID:fXqxyNbi
「ほらレン、私の分もあげるわ。好きでしょ?ドーナツ」
「こ、子供あつかいすんなよメイ姉!」
「はいはい。ふふっ」

「こらリン、ニンジンもちゃんと食べないと駄目だよ」
「やだもーん。リンまだ子供だもん。はいお兄ちゃん、あーん」
「まったく…あーん」

リンレンは状況によって子供の使い分けですねわかります
989名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 13:16:05.51 ID:GDYyWQBt
>>987
ショウタとアイってボカロだっけ?
990名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 13:51:27.25 ID:K4WvRxBU
ショウタとアイのショウタイはいかに
991名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 13:55:14.73 ID:7su4mwjB
ボカロじゃないなあれはボイスロイドだ
992名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 15:46:27.33 ID:NOu535U4
はちゅねさんとトエトさんは?
993名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 20:08:51.50 ID:wPiISSud
>>988
GUMI「ニンジンを残す悪い子がいると聞いて…」
994名無しさん@ピンキー:2011/06/06(月) 22:16:52.07 ID:sq9KxVPY
>>987
ちびミクぷちミク有りなら、ロリンとかショタイトとか何でも有りになっちゃわね?
995名無しさん@ピンキー:2011/06/07(火) 00:04:36.37 ID:HY00lC30
はちゅねもロリっぽいよな。
996名無しさん@ピンキー:2011/06/07(火) 01:29:06.01 ID:fP9AUOUS
ロリめーちゃん最高峰
997名無しさん@ピンキー:2011/06/07(火) 01:32:39.29 ID:HwM1DKvx
>>990
地味に好きだ
998名無しさん@ピンキー:2011/06/07(火) 01:41:30.86 ID:hv0IJ9MK
998かな?
999名無しさん@ピンキー:2011/06/07(火) 03:11:06.70 ID:ozwTKsCM
>>999なら勇馬はUMA
1000名無しさん@ピンキー:2011/06/07(火) 03:24:21.10 ID:WjlhOtzy
>>1000なら女性陣総ロリ化でおっぱい消滅
10011001
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