おむつ的妄想6枚目

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528二人で歩く道:2012/07/22(日) 01:11:33.86 ID:dDQSzOiQ
>>520
 中沢の家での話をと考えてたところに、無茶ブリですね。
 せっかくなので書いてみました。
 ラブ分を増やしたので、エロ分は減ってます。
 その点はご容赦を。


 成り行きというのは恐ろしい。
 麻尋に告白したのはついこの間だというのに、気づけば一緒に暮らすようになっている。
 麻尋がみなみと決別して半月ほど。
 中沢に引き取られたみなみと入れ替わって、晃揮は麻尋との同棲を始めていた。
「ん・・・」
「・・・五時・・・か」
 同じ布団に入る麻尋の身動ぎに、晃揮が枕元の時計を確かめた。
 起きるにはまだ早い時間に、もうひと眠りを決意して傍らを見やる。
「んうぅ・・・」
 細身の少女が整った眉を顰め、口元を歪めていた。
 晃揮の腕を掴む手に力が篭もり、低く唸っている。
 晃揮はわずかに唇をほころばせ、柔らかな髪を撫でながら耳元に口を寄せた。
「もう少しでトイレだぞ。もう少し、もう少しだ」
「んうー、おトイレ・・・おしっこぉ・・・」
「ほら、着いた。よかったな、間に合ったぞ」
「はぅう、間に合ったぁ・・・」
 辛そうだった顔が緩み、ほっと息が溢れた。
 晃揮は優しく頭を抱き、無意識に体を寄せてくる少女を愛しげに見つめる。
 普段の勝気な麻尋しか知らない者が見たなら、眼を疑うことだろう。
 安心し切った寝顔に、晃揮も穏やかに瞼を下ろした。


「ん・・・?」
 二度目の目覚めも、麻尋の身動ぎが原因だった。
 添い寝で抱いていた小さな頭が、胸に押し付けられている。
 ぐりぐりと額で抉り、晃揮を布団から押し出す勢いを見せていた。
「こら、なにする」
 落ち着いて頭に手を置き、顔をあげさせる。
 目元を朱に染め、膨れた麻尋が恨めしげな眼を向けてきた。
「何か、変なこと言ったでしょ?」
「変なこと?」
「あたしがおねしょしちゃうようなこと、言ったでしょ」
「いや、そんなことは・・・」
 露骨に眼を逸した晃揮に、唇を尖らせて詰め寄る。
 布団から溢れるおしっこの臭いに、麻尋の顔が更に赤くなった。
「判るんだよ? 夢で、あの・・・晃揮に、させてもらってる・・・から・・・」
「俺に?」
「もうちょっとでトイレだって、手を引いてくれて・・・。パンツ下ろして座らせてくれて・・・」
 夢のこととはいえ、さすがに恥ずかしいのだろう。
 間近でニヤつく晃揮に気づき、また頭を押し付けてくる。
529二人で歩く道:2012/07/22(日) 01:13:35.75 ID:dDQSzOiQ
「痛い、痛い。こら、やめろ」
「ちゃんと起こしてって言ったでしょ? トイレに行くって言ったでしょ?」
「起こすには早い時間だったからな。それに・・・」
「・・・なに?」
 そっと顔を起こされ、不機嫌な声が応じた。
 苦笑を浮かべた晃揮が布団の中に手を伸ばし、おむつに膨れた麻尋の股間に軽く触れる。
「おねしょしてるお前、すごく可愛いんだよ。ものすごくホッとした顔で、ふにゃーって感じになって」
「うぅ・・・」
 漏らしている最中の顔を凝視されていた。
 その事実に耐え切れなくなったらしく、麻尋が布団に潜り込んだ。
「さて、おむつ外そうか?」
 体を起こした晃揮が、掛け布団を引き剥がした。
 最近、麻尋はパジャマを上しか着ていない。
 膝を抱えて横たわる少女の、おむつの尻を丸出しにした無防備さに、晃揮がニヤけた顔を見せた。
「ほら、上向いて」
「むぅ・・・」
 不承不承ではあったが、言われたとおり仰向けになる。
 パジャマの裾を捲くりあげ、紙おむつをむき出しにすると、麻尋は両手で顔を被った。
 もう何度も繰り返した事だが、だからといって慣れはしないらしい。
 相変わらずの初々しさに、晃揮の男が滾りを増す。
 とはいえ、平日の朝っぱらからするというのも褒められたものではない。
 晃揮は自分の高ぶりを押さえ、麻尋の膝を開かせた。
 おむつに包まれた女性ががに股に足を開いている姿というのは、言いようのない淫猥さに満ちている。
 足の間に入り込んだ晃揮は、息を飲んでその光景に見入っていた。
「ねえ、早く・・・」
「あ、悪い・・・」
 麻尋が恥ずかしさに耐えているのに、その姿を凝視するのも悪いだろう。
 晃揮はそっと手を伸ばし、ヘソまで隠している紙おむつに触れた。
 テープをつまんで剥がし、前あてを開く。
 綺麗に剃られたスリットが顔を見せ、その下に黄色く染まった紙おむつが拡がった。
「ひぅ・・・」
 おむつを開いた途端、閉じ込められていた臭いが広がった。
 夕べが少し暑かったせいだろう。おむつに拡がる染みがいつもより濃かった。
 漂う臭いにそれを感じたのか、麻尋が体を強ばらせ、おずおずと晃揮を見ている。
「いっぱい出したな」
 穏やかに頷き、お尻拭きを手に取る。その声に麻尋が力を緩め、軽く息を吐いた。
「ん・・・ぅ・・・」
 湿った紙で、下腹部を撫でる。
 その動きが次第に割れ目に近づき、そこに触れた。
 柔らかな肉を軽く押さえながら、丁寧に拭っていく。
 敏感な突起にも指を伸ばされ、麻尋が堪えきれない声を零した。
 晃揮が微かに頬を緩め、お尻拭きをおむつに落とす。
530二人で歩く道:2012/07/22(日) 01:15:37.99 ID:dDQSzOiQ
「濡れてきてるぞ、麻尋」
「だ・・・って、そんなの・・・」
「そうだよな、我慢できないよな」
 性欲盛んな年頃にあって、我慢しろというのが無理だろう。
 晃揮は鷹揚に頷き、指を麻尋に伸ばした。
 とろとろと雫を零す穴にふれ、柔らかな肉に挟まれながら奥へと潜る。
「はっ、んっ!」
 潜り込んだ指が、心地よく締め付けられる。
 麻尋の温もりに包まれながら、晃揮は拙く指を動かした。
 愛撫というような動きではない。その柔らかさに溺れ、夢中になって貪っている。
「んは・・・ぁ、こう・・・きぃ・・・」
 たどたどしい指使いにも、異性に不慣れな少女は反応していた。
 切なげな声を上げ、潤んだ瞳で訴えかける。
 晃揮が小さく頷きを返し、指の動きを早めた。
「はううっ!」
 細い腰が跳ね、肉の壁が晃揮の指を締め付けた。
 突き上げられた腰がびくびくと痙攣し、くったりと落ちる。
 緩やかに指を抜いた割れ目から、ちょろちょろとおしっこが溢れ、既に黄色く染まっているおむつを湿らせた。
「は・・・ぁ・・・」
「・・・かわいかったぞ」
 力なくお漏らしを続ける恋人に寄り添い、その頭を撫でる。
 ついとそっぽを向かれて苦笑いを浮かべた晃揮は、今度は刺激しないように、そっと股間を拭った。
「シャワーに行くか」
 おむつを抜き取り、丸める。
 背中を起こされた麻尋がむっつりと頷き、立ち上がった。
 パジャマの裾に割れ目が覗き、晃揮の頬が自然と緩んだ。
 麻尋が慌てて手で隠し、キッと睨みつける。
 それぞれに服を脱いだ二人は、連れ立って浴室に入った。
 蛇口を開き、湯が温まるのを待つ。
 晃揮は椅子に座り、麻尋はその前で、床にぺたりと尻を着いた。
「んっ・・・」
 適温になったシャワーを、晃揮が麻尋の頭に向けた。
 豊かな髪がしっとりと濡れ、肌に張り付く。
 背中から肩にかけて湯をかけた晃揮がシャワーを麻尋に手渡し、自身はシャンプーを手に取った。
 麻尋の髪に手を載せ、丁寧に洗い始める。
(むぅ・・・)
 自身は腕を洗いながら、麻尋が困り顔で赤面した。
 入浴とあって、互いに裸なのは仕方ない。
 そしてそんな状況にあって、晃揮の男が昂るのも仕方のないだろう。
 問題は、それが麻尋の背中に熱く触れているという事だった。
 逃げるのも晃揮を傷つけそうで出来ず、当たってると文句を言うのもためらわれた。
 万一にでも、当ててるんだとでも言われた日には、全力で張り倒す自信がある。
 とはいえ、晃揮に我慢を強いているのは紛れのない事実だった。
 自分一人が満たしてもらったという引け目もあり、どうにも落ち着かない。
531二人で歩く道:2012/07/22(日) 01:17:40.84 ID:dDQSzOiQ
(もう・・・)
 覚悟を決めて手を止める。
 湯を出したままのシャワーをフックに預け、麻尋は体ごと振り返った。
 反り立った晃揮を目の前に迎え、今更ながら面食らってしまう。
「どうした?」
「いいから、ちゃんと洗って!」
「あ、ああ・・・」
 キツく命じられ、晃揮は泡だらけの手を動かした。
 その手の中で、麻尋の頭がゆっくりと下がっていく。
 小さな手の平が躊躇いがちに晃揮を挟み、精一杯に開かれた口が先端を呑み込んだ。
「うぉ・・・」
 我慢に我慢を重ねていたところに不意打ちを食らっては、堪えられるはずもない。
 すぐに放たなかったのが、せめてもの意地だったろう。
 ほどなく晃揮が限界を迎え、麻尋の口に精を放った。
「ん・・・」
 きつく目を閉じ、口を引き結び、含んだもの無理やりを飲み下す。
 眉を寄せたままで目を開いた麻尋は、そこに勢いを失った晃揮を見出して小さく頷いた。
「無理して飲まなくていいんだぞ?」
「いいの。あたしだって、おしっこ舐めさせてるんだから」
 それは麻尋にとって、大きな引け目なのだろう。
 愛撫の最中に、クンニの途中に、思わず溢れてしまうおしっこ。
 晃揮それを、何も言わずに受け止めてくれる。
 なら自分も、晃揮が放つ精ぐらいはと固く誓っているらしい。
「ありがとな」
「な、何のお礼よ?」
 膨れっ面で背中を向けた麻尋の髪を、晃揮は丁寧に洗い流した。


 風呂から上がるのは、晃揮が先と決まっていた。
 体を拭き、着替えをしている間、麻尋は一人で浴室に残っている。
 何をしているのかは、擦りガラスに映るシルエットで判っていた。
 椅子に座り、前かがみになっている柔らかな体のライン。
 手は股間に下ろされ、緩やかに動いている。
 おむつをするようになってから、欠かしていない日課。
 自分を幼児に保つ為の営みが行われている。
 それに言及しないのも、その姿を見ないのも、暗黙の了解だった。
 着替えを終えた晃揮は、濡れた床マットを拭き、麻尋の着替えを準備して待機する。
「ん、上がるよ?」
「おう、準備はできてる」
 シャワーの音が止まり、ガラス戸が開かれた。
 幼い股間をを晒した麻尋が、恥じらいながら出てくる。
 晃揮はバスタオルを広げて受け止め、丁寧に拭った。
 麻尋は黙って、されるがままになっている。
「ほら、足を上げろ」
「ん・・・」
 体を拭き終えた晃揮が、タオルを置いて下着を手にとった。
 足元に拡げられるそれを見下ろし、麻尋がまた顔を赤くする。
 晃揮が手にしているのは、布製の下着ではなく、履くタイプの紙おむつだった。
532二人で歩く道:2012/07/22(日) 01:19:54.88 ID:dDQSzOiQ
「どうした? やっぱり普通のパンツがいいか?」
 ためらう麻尋に、晃揮が優しく問いかけた。
 麻尋は緩く首を振り、晃揮の肩に捕まりながら、そっと右足を上げる。
「まだ、不安なの・・・」
「そうか」
 履かせてやりながら、上目で麻尋の股間を見やる。
 毎朝手入れを続けるのは、おねしょだけが理由ではなかった。
 みなみにお漏らしを強いられた後遺症か、今でも気を抜くと漏らしそうになるという。
 現に何度か漏らしたこともあり、後始末を簡単にするため、そこを無毛に保っている。
 もっとも、無力な自分に悦びを見出しているのも否定できない事実だろう。
 晃揮の視線を感じながらも、麻尋はどこか嬉しそうに見下ろしていた。
「ごめんね、いつまでも・・・」
「ああ、気にするな。こんなのも、可愛くっていいもんだ」
 両足を通したところで、膝に止まっていたおむつを引き上げる。
 不格好な下着で股間を覆った晃揮は、吸収体で膨らんだお尻を軽く叩いて笑った。
「さて、そろそろ行くか?」
「ん、そだね」
 のんびりシャワーを浴びているうちに、登校時間が迫っていた。
 始業にはまだ早いが、途中の喫茶店で朝食を済ませるのが習慣になっている。
 ゆっくり食べるには、それなりの時間が必要だった。
 麻尋は急いでブラをつけ、身なりを整えた。


 まだ教養課程ということもあり、麻尋と晃揮は同じ講義をいくつかとっている。
 付き合う前はなんとなく距離をとっていた二人だが、今は誰に遠慮する必要もない。
 最後部に並んで席を取り、仲良くノートを採っている。
「・・・っ!」
 じきに講義が終わるというタイミングで、うたた寝していた麻尋が小さく身じろぎした。
 すぐに情けない顔になり、傍らの晃揮を見上げる。
 泣きそうな麻尋に苦笑を浮かべ、晃揮が細身の体に腕を回した。
 小さく頷き、じっと見つめる。
「・・・うん」
 他の誰にも聞こえない声で頷き、麻尋が両手でスカートの股間を押さえた。
 僅かに背中を丸め、細かく震えている。
 やがて詰められていた息がゆっくり吐き出され、はにかんだ笑みが上げられた。
「ん・・・」
 全てを知っての頷きに、麻尋が嬉しそうに微笑を浮かべる。
 晃揮は背中に回していた手を下ろし、そっとおむつのお尻を撫でた。
 残りの時間を上の空で聞き流し、二人は講義の終了と同時に教室を抜け出した。
 今日の午後は出欠を取らない講義しか入っていない。
 学食で昼食だけ済ませて家に帰ろうと申し合わせ、キャンパスを歩く。
533二人で歩く道:2012/07/22(日) 01:24:35.81 ID:dDQSzOiQ
「あ・・・」
 晃揮と睦まじく歩いていた麻尋が、不意に足を止めた。
 訝しんだ晃揮が視線を追いかけ、同じく絶句する。
「みなみ・・・」
 二人の視線の先では、半月前に別れを告げた少女が、友人と連れ立って歩いていた。
 屈託のない笑みを浮かべ、楽しげに語らっている。
「あ・・・」
 立ち尽くす麻尋に、みなみも気づいたらしい。
 友人たちに別れを告げ、小走りに向かってくる。
 二人の前に立ったみなみは笑顔を浮かべ、大きく頭を下げた。
「久しぶりだね。あの時は、本当にごめんなさい」
「みなみ・・・。みなみだ・・・。あたしのみなみだ・・・」
 しっかりとした口調、濁りのない笑顔、淀みのない言葉。
 麻尋の知っているみなみがそこにいた。
  嬉しさに涙を滲ませた麻尋を前に、みなみが困惑を浮かべる。
「ごめんね、麻尋。昔の私に戻った訳じゃないの。今はただ、スイッチが入ってないだけ」
「スイッチ・・・?」
「あの人に・・・、中沢さんに言われたの。満たされたいなら、オンとオフの切り替えは必要だって」
「中沢さん・・・、今日は一緒じゃないんだね」
「あいつは基本、家に篭ってる。学校には試験以外じゃ来ないな」
「遊ぶために大学に入ったって言ってる人だからね」
 みなみが答えるより早く、晃揮が口を挟んできた。
 その言葉にみなみが頷き、言葉を足していく。
 もともとが秀才肌の中沢は、講義内容などテキストだけで理解してしまう。
 それをいいことに、出席を取らない講義ばかりを選択し、試験以外は不登校というふざけた生活をしていた。
「今頃家でエロゲ三昧だろうよ」
「あはは、間違いないよ。今朝もパソコンに向かってたし」
「なんで・・・? みなみと暮らしてるんでしょ? なんでゲームなんか・・・」
 麻尋にしてみれば、エロゲーなどは相手に恵まれないからこその代替手段なのだろう。
 みなみと同居している中沢が、そんなものをする理由は、どうやっても見つからない。
「あの人にとって、私なんかゲームの足元にも及ばない存在だよ」
 気落ちした様子のみなみに、麻尋が気遣わしげな顔を向ける。
 だが、みなみはすぐに笑顔に戻り、二人を見やった。
「一度、見に来て。そうすれば、全部伝わると思うから」
「・・・判った。中沢には、俺からそう伝える」
「うん、お願い。麻尋、待ってるからね」
 改めて頭を下げ、みなみは駆け足で去っていった。
 その颯爽とした後ろ姿を見送り、麻尋はおしっこに膨らんだおむつを、そっと押さえた。



 と、ここまで書いてみました。
 本来書こうと思ってた中沢の家での話は、まだ手付かず。
 他所向けで書きたい話があるので、ちょっとかかりそうです。
 
534名無しさん@ピンキー:2012/07/22(日) 04:53:20.51 ID:DTcYlzla
投下キタ━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━!!!!
535名無しさん@ピンキー:2012/07/24(火) 18:26:52.80 ID:NUx1VkD/
gj
536名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 05:58:49.96 ID:Bojut6uh
【強制】拘束幼児調教【恥育】 おむつ3枚目
に投稿した小説なのですが、うPろだにあげただけでは、
携帯から見れないという指摘があったので若干手を加えて、
このスレに書き込みをさせてもらいます。

閲覧注意

かなり鬼畜です。甘甘系が好きな人にはお薦めできません。
また、文章も下手です。お見苦しい所もあります。
537名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:01:18.24 ID:Bojut6uh
悪魔のようなママ(継母)と妹(義妹)の、16歳の赤ちゃん奴隷化計画

「彩夏(さやか)さん、ちょっと見て欲しいものがあるんですけれど。」
佳織(かおり)はそっけない普段どおりの言い方で2階に上がろうとした彩夏
を呼び止めた。
「なに?私忙しいんですけど。」
彩夏が振り返り、敵意をこめた声で答えた。
(私に対して、そんな態度を取れるのも今のうちだけよ。あなたのことは
可愛がってあげるわ。ただしこれからは義理の娘としてではなく、ママに
絶対服従する赤ちゃん奴隷としてね。)
そう心の中で呟くと佳織は目の奥に妖しい光を宿らせて、微笑みながら、
ビニール袋に入った白い粉を指差して言った。
「これ、彩夏さんの部屋で見つけたの。」
とたんに彩夏の表情が変わった。彩夏は、通っている白樺女学園の中でも
評判の美少女として知られていたが、その目鼻立ちの整った顔から、血の気
が失せ、みるみる顔が蒼ざめていった。
「こんな物も一緒にあったのよ。」
佳織は勝ち誇った顔でポケットから注射器のようなものを取り出した。
「どうして……どうして、佳織さんが私の部屋に入れたの?」
「私はあなたのママよ。弘之さんからもあなたのお部屋の鍵は預かってます。」
佳織の共犯者である娘で14歳の詩織と、同じく裏で佳織と共犯の家政婦の
静香が真の事情を知りつつも、驚いたようなフリをして、言った。
538名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:03:12.77 ID:Bojut6uh
「まさか、覚せい剤ですか?お嬢様?」
「ウソー、信じられない!あの品行方正な彩夏さんが!えっええウソでしょ?」
実のところ、佳織が彩夏を陥れるために、彩夏のふしだらで、不良のクラス
メートを買収し、彩夏に強引に覚せい剤を買わせたのだが、彩夏はその
事情を露も知らない。
佳織にとって、これくらいの悪事は何ということはない。SM倶楽部の女王
という水商売から資産家の後妻にのし上がったのも、年の割には若く、
綺麗な容貌のためであるよりは、悪知恵が働く真の悪女だったからなの
である。佳織は見かけ以上にサディスティックな本性は隠し、あくまでも
優しく問いかけた。
「どうしようかしら、知っているのは私と詩織と静香さんとあなただけ……」
「警察に通報したら、たぶん起訴されて少年院行きね。どうする彩夏ちゃん?」
「お願い!誰にも言わないで!私、佳織さんの言うことなんでも聞きます。
だからお願い!」
「そう“なんでも”言うこと聞いてくれるの?それじゃあ黙っていてあげる。」
佳織があっさりそう言うので、彩夏は拍子抜けしたような顔をした。
「ママそれってどうなの?いけないんじゃないの?」
「彩夏お嬢様の教育上よくないんじゃないでしょうか?」
「いいえ、いいのよ。そのかわり、彩夏さんのために一つの約束をしましょう。
もし、彩夏さんがその約束を守れたら、警察には行きません。ただ万が一
、約束を守れなかった場合、それは保証できません。」
「や、約束って何ですか?」
彩夏はおずおずと尋ねた。
「三週間、彩夏さんは赤ちゃんになってもらいます。」
539名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:05:02.58 ID:Bojut6uh
「はあ?ママ何それ?詩織には意味がわかんないよ。」
「彩夏さんには、お家の中で、赤ちゃんと同じ服を着て、同じ生活をして
もらいます。もう一度素直な子供の気持ちを取り戻してもらうんです。」
「『育てなおし療法』ですね。奥様。」
静香は深く頷いた。どうやら納得したようだった。
「詩織は赤ちゃんになった彩夏さんのお姉ちゃんになってもらいます。」
「あ、あの勝手に決めないで下さい。あたし、高校生なのに赤ちゃんに
なんかなりたくありません。」
おずおずと彩夏が抵抗の声をあげた。
「そう、それならいいんですよ。警察に行っても。」
「それはイヤです。」
「なら、選択肢は一つです。三週間おとなしく赤ちゃんとして振舞えば、
このクスリも注射器も焼き捨ててもいいのよ?」
「わ、わかりました。あ、赤ちゃんになります。」
詩織と静香が佳織に上手く行ったというウインクを送ったが、彩夏は
気づかない。
「じゃあ、書類を作りましょう。」
「彩夏ちゃんいらっしゃい。」
佳織は一条家の広いリビングのダイニングテーブルの上で白い紙に万年筆
を走らせた。
「よし。これでいいわ。じゃあサインをお願いね?」
彩夏が恐る恐る紙の上に書かれている書面に目をやった。彩夏の顔が再び
蒼ざめていく。
紙には、「『ママとのお約束』破ったら、四回目まではお仕置き、五回目は
警察に通報。」という題で、以下の内容が書かれていた
540名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:06:46.38 ID:Bojut6uh
「@、トイレ使用禁止=おむつに排泄する。(ママの許しがあればオマルも
使用可)
A、赤ちゃん用の衣服を着用する。(フリルのたっぷり付いたベビードレス
やロンパースや涎掛けやベビーキャップ)
B、普通に歩くのは禁止。普段はハイハイで移動すること。(ママの許しが
あれば歩行器でヨチヨチ歩きの練習をしてもよい。)
C、食事の時や、ママの許しがある時以外はおしゃぶりを常に銜える。
D、常に赤ちゃん言葉・甘えん坊口調を使用すること
E、詩織を『しおりおねえちゃま』、静香を『しずかおばちゃま』、佳織を
『ママ』と呼ぶこと
F、佳織、詩織、静香には服従すること。特に佳織には絶対服従すること」

「こ、こんなことイヤ。絶対にイヤッ!」
彩夏は叫んだ。しかし佳織は冷静に、
「三週間だけよ。弘之さんが帰ってきたら御しまい。二年間少年院に入るか、
三週間赤ちゃんになるか、どっちがいいか冷静に考えて御覧なさい。」
彩夏は苦悩の表情を浮かべた。本当の家族ではない佳織や詩織に排泄まで
管理される。絶対にイヤだ。しかし少年院はもっと恐ろしかった。赤ちゃん
になる恥辱は正直、想像がつかなかった。それよりも前科者になって、
法の下で裁かれることの恐怖の方が上だった。やがて、
「佳織さんと、詩織と、静香さんだけの秘密にしてね。赤ちゃんになるのは、
お家の中だけよ。あと絶対に他人に言わないっていうのなら。」
と力なく頷いた。
佳織は喜色満面で
「もちろんよ。」
541名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:08:31.01 ID:Bojut6uh
と言った。しかし、心の中では、

(馬鹿な子ね。これから一生、あたしの赤ちゃん奴隷として、いたぶりつつ、
可愛がってあげるわ。それにしても楽しみね。準備は済ませてあるから、
明日から引越し作業で大童だわ。彩夏が泣きついてくる様子が目に浮かぶわ。
準備の間、彩夏にはホテルにでも行っていてもらいましょう。)とほくそ
笑んだ。

〜三日後〜

彩夏は明日からの生活を思うと不安で眠れず、寝不足のままホテルから家路
についた。学校へは昨日、佳織とともに行き一ヶ月間海外へ留学するという
建前で休学許可を得た。
見慣れた我が家に着き、変わった所はないかと見回したが、家の外見に変わり
はなかった。庭に目をやると、一点だけ不審なところに目がついた。それは
広い芝生の庭の片隅に青いビニールシートで覆われた直径1.5メートル
高さ一メートルぐらいの物体だった。
何だろう?そう思い近づいた瞬間、佳織が声をかけてきた。
「彩夏ちゃん、早くお家に入りなさい。約束の時間はもうすぐですよ!」
後で振り返ってみればこの時が最後のチャンスだった。彩夏は普通の女子
高校生の生活に後ろ髪が引かれる思いを持ちつつ、このときはまだ、自分が
絶望の淵に追いやられる手前であることには気づかなかった。
(赤ちゃんになるっていってもたった3週間だけだから……少年院よりはマシ
だから……)
彩夏は自分に言い聞かせた。そして大きく息を吸い込むと玄関のドアを開けた。
542名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:11:11.38 ID:Bojut6uh
玄関から家に入ると、すぐに佳織がドアの鍵を閉めた。
その鍵が今まで使っていたものとは違うことにも彩夏は気づかなかった。
一条家の長い廊下を
渡りリビングルームに入ったとき、彩夏は自分が異質の空間にいるように
思われた。
まず、目に付いたのは25畳あるリビングの床一面を覆う毒々しいピンクの
カーペットだった。そしてその一角には見慣れたダイニングテーブルと
見慣れない白い異様に脚が高い椅子があった。そしてその椅子の横に動物が
遊んでいる柄のシートが敷かれており、その脇で詩織と静香が満面の笑みを
浮かべて手に衣服を持ちながら待っていた。
「彩夏ちゃん、ちょっと早いけどお着替えしましょう?」
「彩夏ちゃん、お洋服は自分で脱ぎ脱ぎできまちゅか?」
彩夏は下を向き黙ったままで顔を赤らめた。その時、
「さやか!何してるの!早く着替えなさい!ママに逆らうとどうなるか
わかってるんでしょうね?」
と佳織が凄い剣幕で一喝した。その声にびびり、彩夏はシートの上で
おもむろに服を脱ぎ始めた。白い肌の、抜群のプロポーションをもった肢体
が露わになる。
やがて一糸纏わぬ姿になると、静香がピンクのパンツタイプの紙おむつを
広げ、
「さあ、あんよ通してね。」
と言った。彩夏がよく見るとピンクの紙おむつの正面にはセーラームーンの
キャラクターがプリントされており、オシッコサインと書かれた水色の部分
もある。お尻の側には、ウンチサインと書かれた部分もあった。市販の
紙おむつではないのか、ひらがなで「あいいくかい」とメーカー名が
書いてある。さらにオシッコサインの横には、極小の携帯音楽プレーヤー
のような機械も、紙おむつのギャザーを挟むように取り付けてある。
とにかく。こんな恥ずかしいおむつをするなんてイヤ。
と顔を真っ赤にさせて逡巡していると佳織が彩夏のお尻をピシャリ
と打った。早くしろということらしい。
彩夏は力なく足を紙おむつに通した。

543名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:13:11.64 ID:Bojut6uh
静香は紙おむつを素早く捲し上げ、履かせると、最後にポンとお尻を柔らかく
叩いた。続いて詩織がセーラームーンのキャラクターのプリントのついた
白い肌着を彩夏に
「バンザイしててね。」
といい上から着せた。彩夏のバストは豊満なためブラジャーが必要だが、
佳織はブラも着せてくれないつもりらしい。彩夏のバストが今にもはみ
出さんばかりに、余計に強調される。さいごに佳織がフリルのついた純白
のベビードレスを彩夏に有無を言わせず着せた。彩夏が一息つこうとした時、
「これで終わりじゃないのよ。」
と言い、佳織がミトンと呼ばれる指が分かれていない手袋を取り出し彩夏の
手に手早くつけた。カチャカチャという音がしたので彩夏が目をやると、
なんと南京錠が付いていた。ヤダッと彩夏が言おうとした瞬間、静香が腕を
ギュッと抑えた。
「いい子にしてなさい。さやかちゃん。」
大柄の静香の力は相当強く、彩夏は身動きが取れなかった。
「さあ、今度はベビーチェアに座って。」
と言って詩織が白いベビーチェアの向きを変えた。このベビーチェアは
特大サイズの特注品だ。彩夏は一瞬ためらったが、佳織がピンクの紙おむつ
でプックリ膨れたお尻をまたピシャリと叩いた。彩夏はおずおずとベビー
チェアに座ったが異様に座高が高く足が浮いてしまった。間髪入れずに、
詩織と静香が白のロングソックスを履かせる。このソックスは左右が細い
特殊な合成繊維で繋がれており、事実上、彩夏はヨチヨチ歩きかハイハイ
しかできなくなったが、本人にはまだその自覚がない。そして佳織はベビー
チェアに専用の小机を取り付けた。小机を専用のチェーンでロックすると、
彩夏は殆ど一瞬で身動きが取れなくなったことに気がついた。彩夏は焦った。
しかし、彩夏の焦燥など気にも留めずに三人の作業は続く。
544名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:40:59.41 ID:Bojut6uh
「髪型も赤ちゃんと同じにしようかと思ったけど、まだ一日目だから三つ編み
で我慢してあげるわ。静香さんお願いね。」
静香は早速、彩夏のロングヘアーを三つ編みに整えた。そして、せいぜい
小学生低学年がつけて喜ぶような髪飾りで留めた。詩織は何処からともなく
大きな鏡を持ってきて、彩夏を映した。鏡には16歳の美人と評判の女子高生
ではなく、大きな赤ちゃんになった彩夏の姿が映った。どうみても3歳以上
には見えない。ベビードレスの裾からはピンクの紙おむつが見え隠れして
いる。
「きれいになりまちたね〜?さやかちゃんはいくつかな?」
佳織は先程とは別人のように優しく彩夏の羞恥心を煽った。
「アハハハ、さやかちゃん、カワイイ!!」
「本当に綺麗な赤ちゃんですこと!」
静香と詩織も彩夏を囃し立てた。
彩夏は鏡に映った自分の姿を見て、しばし、呆然とした。これがアタシ。
嘘でしょ。
そこには、幼女になった自分がいた。しかし、すぐに取り乱して
「イヤ、こんなのイヤッ、もう許して」
と叫んだが、彩夏の地獄の新生活はまだようやく始まったばかりだった。
「さあてと、今ちょうど4月25日の午後2時ね。じゃあ、約束通り今から5月
の16日の午後2時まで、さやかちゃんの、赤ちゃん生活の始まりね。はじめに、
約束を確認するわよ。
@、トイレ使用禁止=おむつに排泄する。(ママの許しがあればオマルも
使用可)
A、赤ちゃん用の衣服を着用する。(フリルのたっぷり付いたベビードレス
やロンパースや涎掛けやベビーキャップ)
B、普通に歩くのは禁止。普段はハイハイで移動すること。(ママの許し
があれば歩行器でヨチヨチ歩きの練習をしてもよい。)
C、食事の時や、ママの許しがある時以外はおしゃぶりを常に銜える。
D、常に赤ちゃん言葉・甘えん坊口調を使用すること
E、詩織を『しおりおねえちゃま』、静香を『しずかおばちゃま』、佳織を
『ママ』と呼ぶこと
F、佳織、詩織、静香には服従すること。特に佳織には絶対服従すること。
この七つの約束を破ったら4回目までは『お仕置き』で、5回目はないわ!
その時は警察に通報します。いいわね。わかった?」

545名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:43:12.81 ID:Bojut6uh
彩夏は涙ぐみ答えた。
「絶対にあなたたち以外の人には秘密にして!それからこの格好で外には一歩
も出さないって約束して!」
佳織はとぼけたように、
「お約束はもう始まっているのよ?さやか!赤ちゃん言葉はどうしたの?」
「ママぁ、お願いだから、さやかが大きな赤ちゃんになったこと、ママと、
しおりおねえちゃんと、しずかおばちゃんだけのひみちゅにしてくだちゃい。
それからね。オンモには行きたくないの!ママぁお願いでちゅ。さやかとの
お約束まもってくだちゃいね?って言い直しなさい。それとも早速お仕置き
されたいのかしら?」
と高飛車に言い放った。彩夏はなおも強気に
「ふざけないで。あたしとの約束を守るつもりがあるの?」
と抵抗したが、佳織は突き放した。
「さやか。あなた自分の立場が分かっているの?この格好のまま警察に突き
出しても私はいいのよ。」
「さあ、さやか、どうするの?」
彩夏はかなり逡巡したが、警察に通報するという佳織の脅しに萎縮し、悟った。
(もう、この継母には逆らえない。)
そして顔を真っ赤にして早口の小声で、何度も舌を噛みそうになりながら、
「ま、ママぁ、お願いだから、さ、さやかが大きな赤ちゃんになったこと、
ママと、しおりおねえちゃんと、しずかおばちゃんだけのひみちゅにして
くだちゃい。そ、それからね。オンモには行きたくないの!ママぁお願い
しまちゅ。さやかとのお約束まもってくだちゃいね?そ、それからおむつは
イヤなの?お願いでちゅ。と、トイレだけはオマルにさせてくだちゃい。」
と言った。
546名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:45:19.53 ID:Bojut6uh
それを聞いた詩織と静香は、キャッ、キャッと笑いながら囃し立てた。
「さやかちゃん、超カワイイ!トイレはオマルにさせてくだちゃいなんて、
普通言えないんだけど。マジうける!とても女子高生には見えないよ。」
「まるで本物の赤ちゃんかと思いました。ヨシヨシ、静香おばちゃんは、
さやかちゃんとのお約束、きっと守りまちゅよ。」
彩夏は顔を真っ赤にして恥辱に懸命に耐えている。
佳織も満足したのか、笑みを浮かべ言った。
「ママもさやかちゃんが、いい子にしてれば、さやかちゃんとのお約束は
きちんと守るつもりですよ。でも、さやかがママとの約束を破った時は、
その限りではありませんよ。それからおトイレは原則おむつです。これは
お約束したでしょう?」
彩夏は不満げだったが、佳織を怒らせるのが怖かったので引き下がった。
この時はまだ、おむつに排泄するということの持つ意味が、想像できな
かった。
「さあ、さやかちゃん!ちょっと遅いけどお昼のマンマ食べましょうね。
静香さん運んできてください。」
「詩織、さやかちゃんに涎掛けをしてあげて。」
詩織はあらかじめ準備していたのか、ひよこの柄の入った涎掛けを手早く
さやかの首に結わえた。その内、静香が得意料理のハッシュドビーフと
サラダを盛り付けた食器を運んできた。しかし、三人分しかない。そして
彩夏のベビーチェアの小机には何も置かれない。
「静香さん、赤ちゃんの分も早く運んできてください。」
佳織の声に静香が答える。
「今、作ってます。すぐ出来ますからね。」
547名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:46:57.76 ID:Bojut6uh
そう言うと、静香はミキサーに、ハッシュドビーフとサラダとご飯と、佳織の
用意した、利尿剤をぶち込み、凄い音を立てて「調理」しはじめた。やがて
灰色の、ゴマのアイスのようなヌメッとした液体ができた。実は、静香は
赤ちゃんにされた彩夏用に、おいしい離乳食を作ることもできたのだが、
初めての食事は、彩夏に屈辱感を与えるために、また「お仕置き」の口実を
作るために、とことんマズイ「離乳食もどき」を作るように佳織から指示
されていた。静香は出来上がった「離乳食もどき」の匂いをかいでみた。
生臭くとても食べ物ではない感じがした。それを彩夏専用の幼児用食器に
盛り付け、これまた利尿剤のたっぷり入った大きな赤ちゃん用の特製ミルク
入りの特注の500mlの哺乳瓶と一緒に彩夏の食膳に運んだ。
彩夏は目の前の「離乳食もどき」と特製の哺乳瓶を見て蒼ざめた。一方、
佳織はウキウキとした表情で、
「あら、おいちそうね〜さやかちゃん。ママがマンマ食べさせてあげるから、
残さず食べるのよ。」
佳織はスプーンに「離乳食もどき」を大盛りに載せると、
「ハイ、さやかちゃん。アーンして、アーン」
と言いながら、彩夏の口元に運んだ。ツーンとした生臭さが漂う。
「ママ、さやか、お腹すいてないの。だから食べれない。」
彩夏は幼児言葉で喋らなければならないという「お約束」を思い出し、
慣れない幼児言葉で抵抗するが、佳織は彩夏の綺麗な鼻をつまみ、無理
やり開いた口に「離乳食もどき」を放り込んだ。
「ウーン、ウウウッ。」
(ウエッ、マズイなんてもんじゃないわ。吐きそう。飲み込めないわ、
こんなの。イヤッ、こんなの食事じゃないわ。)
548名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:49:24.91 ID:Bojut6uh
涙ぐみながら、なんとか飲み込んだ彩夏に、佳織は、すかさず、二杯目の
スプーンを口元に運んだ。
「さやかちゃん、おいちいでしゅか?もっと食べなさいね。ハイ、アーン。」
スプーンで二杯目を無理やり口の中に放り込まれた彩夏の限界は意外に
早かった。
「ゲホッ、ゲホ、オエッ、オエーー」
それは年頃の女の子とは思えない嘔吐だった。彩夏の口からは「離乳食
もどき」が飛び散った。先程、無理やり飲み込んだ一杯目も吐き出した。
ひよこの柄の入った涎掛けだけでなく、純白のベビードレスやテーブルにも
吐瀉物がこびり付いた。彩夏の口元と衣服は涎とゴマのアイスのような
嘔吐物で汚れ、異臭を放っている。彩夏は涙ぐみ放心状態だが、佳織と
詩織は容赦なかった。
「さやかちゃん、ママがせっかくマンマを食べさせてあげていたのに、
まったく何ですか!その態度は。せっかく静香さんの作ってくれた離乳食
を吐き出すなんて。ママと静香さんにあやまりなさい。」
「やだ〜、信じらんない。超きたない!いくら赤ちゃんになったからって、
食事のマナーくらい守ってほしいんですけど。しかも臭いし。ホント汚い
赤ちゃんね。」
「だって、だって、私は食べれないって言ったのに。無理やり口に入れる
なんてヒドイじゃないですか?」
彩夏は涙ぐみながら弁明した。
「さやかちゃん?ママの言うことが聞けないの?お仕置きされたいの?
赤ちゃん言葉はどうしたの?さあ、早くママに謝りなさい。」
(ウウッ……なんで、わたし何も悪いことしてないのに謝らなきゃ
いけないの。
 でも、今、謝らないときっともっと、ひどいことされるわ。きっと、
ああ、赤ちゃん言葉で謝るなんてイヤッ。いやだけど、仕方ないわ。
三週間の辛抱よ。彩夏!)
彩夏は躊躇しつつも、自分に言い聞かせるようにして賢明に、佳織に
謝罪した。
「ま、ママ、ごめんなちゃい。」
「それだけなの?静香さんの作ってくれた離乳食を吐き出したことや、
お洋服やテーブルを、あなたのキタナイ ゲロや涎で汚したことに対して
あやまりなさい。」
「ママ、しずかおばちゃま、しおりおねえちゃま。せっかく、さやかのために
作ってくれたオマンマを吐き出しちゃったうえに、お洋服やテーブルを、
さやかのきたないゲロでよごしちゃって、ごめんなちゃい。って言いなさい。
さもなければ、おしおきですよ!」
549名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:51:57.34 ID:Bojut6uh
(言えないわ。そんなこと。あたし、もう、あやまったのに……。でも
言わないと……何されるか分からない。嫌だけど言わないと……く、悔しい。
ウウッ、涙がでそう。)
「さあ、早く、言いなさい。」
佳織がきつい口調で迫る。
彩夏は屈辱と恥辱で泣きながら叫んだ。
「ま、ママ、しずかおばちゃま、し、しおりおねえちゃま。せっかく、さ、
さやかのために作ってくれたオマンマを吐き出しちゃったうえに、お洋服や
テーブルを、さ、さやかのきたないゲロでよごしちゃって、ウウッ、ご、
ごめんなちゃーい。ウウ、ウェーン
 エーン。」
泣きながら、赤ちゃん言葉で許しを乞う、汚れた彩夏の姿は、もはや通って
いる白樺女学園の中でも評判の美しい女子高生ではなく、ママに叱られた
泣き虫の幼稚園児みたいに見える。
「よしよし、えらいえらい。いい子でちゅね〜。」
佳織は人が変わったかのような笑顔で彩夏の三つ編みに束ねられた髪を撫でた。
「フフフ、さやかちゃん、赤ちゃんになりたてにしては、おりこうさんで
ちゅね〜。」
「さやかちゃん、マジ可愛いんだけど。マジで女子高生には見えないよ。」
静香と詩織は、彩夏を弄ぶ。
「さあ、静香さん、さやかちゃんが汚しちゃったテーブルとベビーチェアを
拭いてください。涎掛けとベビードレスはそのままでいいわ。さあ、
さやかちゃん、いつまでも泣いてないで。オマンマを食べれないのは
分かったから、その分ミルクは倍、飲みなさい。じゃ、
哺乳瓶を持って、お飲みなさい。それとも、ママに飲ませて欲しいの?
フフフ。」
「ヒック、ヒック、じ、じぶんで飲めます。」
「あれ、さやかちゃん、赤ちゃん言葉は?」
「ヒック、じ、じぶんでのめまちゅ。」
550名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:55:00.47 ID:Bojut6uh
彩夏は佳織の持っていた哺乳瓶をミトンで覆われた手で、もぎ取るようにして、
奪った。
屈辱にみちた食事の時間を早く終わらせたい一心で、利尿剤入りとは知らず、
特製のミルクをチュパ、チュパ、クチュクチュと音と泡を立てながら飲んだ。
ミルクは、先程の「離乳食もどき」に比べれば、遥かに美味しかった。
しかし、傍目にはベビードレスの裾から
ピンクの紙おむつを覗かせた、三つ編みの大きな、大きすぎる美少女赤ちゃん
が哺乳瓶でミルクを必死で飲んでいるのは、滑稽、極まりない姿だった。
そして、彩夏が気付かない
ところで、天井の隅には隠しカメラが設置されており、その恥ずかし過ぎる姿
を録画していた。佳織はもちろんこの映像をさらなる脅迫材料にしようと
企んでいたが、彩夏は知る由もない。
「さやかちゃん、カワイイ。これがあのモテモテで成績優秀。誰からも
一目置かれる、彩夏さんだなんて信じらんない。ミルクそんなにおいちいの?
ねえ、答えなさいよ、ねえ。さ・や・か・ちゃん?」
詩織の言葉責めに、さらに、恥辱を感じ、顔を真っ赤にした彩夏は、
屈辱の中で必死にミルクを飲んでいた。その彩夏の姿を見て佳織は微笑むと、
「いい子でちゅね〜ミルクがおいちいのね。ママのおっぱいもあげられると
いいんだけど、それはまた次の機会にしまちょうね。静香さん、もう一本、
哺乳瓶持ってきてくれる?
 さやかちゃん、このミルクが気に入ったみたいなの。」
「はい、奥様、かしこまりました。」
静香が答え、席を立つ。それを見た彩夏は、哺乳瓶を口から離し、
「い、一本でいいんでしょ?」
と言った。
「何言ってるの、オマンマ食べないんだから、いっぱい飲まなきゃ、
だめでしょ。せめて二本は飲みなさい。」
「さあ、お飲みなさい。それともママや詩織に飲ませて欲しいの?」
彩夏はそれだけは嫌だと思い、あきらめて、佳織の言うことに従った。
「チュパ、チュパ、チュッチュ」
恥ずかしい音を立てて彩夏は屈辱の中で二本の哺乳瓶に満たされたミルクを
飲み干した。

551名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:56:52.27 ID:Bojut6uh
(フフフ、馬鹿な娘ね。あの愛育会特製の利尿剤入りミルクをあんなに飲む
なんて。まあ、もっとも、拒めば、無理やり飲ませたところだけど。さあてと、
一時間以内には、おむつにお漏らしちゃうだろうけど、どこでお漏らしさせ
ちゃおうかしら。ベビーチェアで。それとも、特注のベビーベッドの上で。
いや、やっぱり赤ちゃんらしくハイハイしながら、お漏らししちゃうっていう
のもいいわね。それにしましょう。フフフ楽しみだわ。)

佳織はそう決心すると
「さやかちゃん、いい子でちたね〜。じゃあ、くちゃいくちゃいお洋服と
涎掛けは脱ぎ脱ぎしまちょうね。それから、30分くらい食休みしてから、
少し運動しまちょうね〜。さあ、バンザイして。」
彩夏の汚れたベビードレスと涎掛けを静香にあずけると、新しい服を詩織が持ってきた。
それは、ブルーの幼児服のようなものだった。大きなリボンが胸に付いている。佳織が彩
夏に着せると、なんとピンクの紙おむつが丸見えになった。無理もない。幼児服の丈が腰
までしかないのだ。彩夏はてっきりスカートを履かせてくれるものとばかりに思っていた
が、佳織は
「よし、これでいいわ。お家の中だし、おむつ替えしやすいし、これでいいわ。」
「えっ。す、スカートは?」
「赤ちゃんにスカートなんて要りません。」
「ハハッ、ママの言うとおり。さやかちゃん、おむつ丸見えではずかし〜いんだ?
でも赤ちゃんなんだから、いいんじゃない。さやかちゃん、お似合いでちゅよ〜。」
(イヤッ見ないで〜)
彩夏は再び顔を赤らめたが、その後にもっと大きな恥辱が待っているとは、知る由もなか
った。
552名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:58:15.98 ID:Bojut6uh
30分の食休みが終わるころ、彩夏は特注のピンクのオシャブリを咥えさせられながら、尿
意が高まっていることに、はたと気付き、オシャブリを吐き出し、おそるおそる、佳織に
頼み込んだ。
「あの〜ママ、その〜、お、おトイレ行きたいんでしゅが。」
「コラッ、ママの許しがないのに、オシャブリとって、喋っちゃだめでしょ!」
「ご、ごめんなちゃい、でも、おトイレ行きたいんでしゅ。」
「チッチなの?ウンウンなの?」
彩夏は顔を赤らめ
「チッチでちゅ。」
と言った。
「赤ちゃんなんだからおむつにすればいいでしょ!ねえ、ママ。」
詩織が問いかけると、意外な言葉が佳織から返って来た。
「まだ一日目だし、おトイレ使ってもいいわよ。さあ、リビングと廊下をハイハイ
していきなさい。静香さん、さやかちゃんをベビーチェアから出してあげて。」
「いいんですか、奥様?」
彩夏の尿意はそうこうしているうちにも高まる。
「ま、ママ、は、早く」
「さあ、ハイハイして、いくんでちゅよ〜。」
静香が彩夏をベビーチェアからカーペットの上に下ろすと、脱兎のごとく彩夏はハイハイ
しだした。
(ハア、ハァ、も、漏れちゃう、何でこんなに早いの?嘘でしょ。)
息遣いも荒くカーペットから廊下に出ようとした時、彩夏のハイハイが止まった。
(アア、ダ、ダメーーーッ。)
「プジャーッ、シャーッ」
彩夏の履かされている紙おむつの前方にあるオシッコサインが浮きあがる。セーラームー
ンのキャラクターが泣き顔をした絵が浮き上がる。彩夏はそれに気付かないが、次の瞬間
彩夏の履かされている紙おむつに付けられた携帯音楽プレーヤーから、聞き覚えのない少
女の屈託のない大声で
「ママ〜チッチでちゃった〜おむつ替えてくだちゃい!」
と言う音声が繰り返し流れる。
553名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 06:59:33.43 ID:Bojut6uh
紙おむつの中のぐちょぐちょとした感覚に彩夏は、
(あたし、お、おむつにお漏らししちゃったんだ。ヤダ、ど、どうしよう。)
と、しばし、呆然としていたが、やがて湧き上がってくる羞恥心で顔を赤らめる。
「チョロチョロ、チョロ。」
我慢していた分、かなりの分量のお漏らしのはずだが、ピンクの紙おむつは黄色に変色し、
プックリ膨れながらも、彩夏の予期せぬお漏らしを受け止めた。
「ママ〜チッチでちゃった〜おむつ替えてくだちゃい!」
音声が流れる中、佳織、詩織、静香はクスクス笑って彩夏を侮辱した。
「え〜、我慢できなかったの?さやかちゃん、おむつにオシッコしちゃったの?
うそでしょ。超ウケるんだけど。でも赤ちゃんだもんね。そりゃ仕方ないかも。」
「せっかく奥様がおトイレの使用を許してくれたのに。まったく恥ずかしくないのかしら。
格好だけじゃなく、オシモも赤ちゃんになっちゃたんですか〜?」
「ウフフ、さやかちゃん、お漏らししちゃったんでちゅね〜。フフフ、その情けない姿、
パパやお友達が見たら、何て言うかしら。さあ、自分のお口でママにおむつ替えてくだち
ゃいって言いなさい。こっちいらっしゃい。ママがおむちゅ替えてあげまちゅよ〜?」
利尿剤入りの特製ミルクのせいのお漏らしだというのは三人とも分かっていたが、分かっ
ている上で皆、彩夏をなじった。
「ウウッ、ウワー、ウェ〜ン」
彩夏は屈辱と恥辱で大粒の涙を流し、大声で泣き出した。
「さあ、何してるの?いらっしゃい、さやかちゃん。ママのいうことが聞けないの?」
「ウウッ、ヒック、ヒック」
泣きながらも彩夏は抵抗する術を知らぬ赤子のように、ハイハイで三人の下に寄ってきた。
「ママ〜チッチでちゃった〜おむつ替えてくだちゃい!」
少女の声はなお、こだまする。
佳織が彩夏の履かされている紙おむつに付けられた携帯音楽プレーヤーを止めると、
「さあ、今度は自分のお口でママにおねだりしなさい?」
と言った。
「ウウッ、ま、ママァ、おむちゅ替えてくだちゃい。」
「まあまあね。まあ、まだ一日目だし、おむつ替えてあげましょう。さあ、静香さん、
新しいおむつを持ってきてちょーだい。」
554名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 07:21:44.74 ID:Bojut6uh
「はい、もう、もってきています。」
「さやかちゃん、たっちしてくだちゃいね〜。」
さやかはクスクス笑っている三人の顔を正視できず、目をつむって立ち上がった。
詩織が、彩夏のピンクの紙おむつに顔を近づけ、鼻を嗅いだ。
「うわ〜くっせ〜。ピンクのおむつがまっ黄色になってる。あっオモラシサインもでてる。
さ・や・か・ちゃん、ホントにお漏らししたのね。アンタ、ホントに十六歳?恥ずかしく
ないの?ねえ、ママ、ホントにお漏らししてるよ。あっ、セーラームーンが泣き顔になっ
てる。恥ずかし〜。セーラームーンにごめんなさいって謝りなよ。ねえほら。」
「ウフフ、さやかちゃん、しおりおねえちゃんに言ってあげなさい。あたち、赤ちゃんだから、
おむちゅにお漏らししちゃったんですって。さあ、いつまでも臭いおむつを
してないで、脱ぎ脱ぎしまちょうね〜。はい、あんよあげて。そうでちゅよ〜。
いい子いい子。」
「あ〜あ〜、おむちゅ、びっしょびちょでちゅね〜。よくこんなにお漏らしする
まで我慢ちてましたね〜。えらい、えらい。でもオチッコしたくなったら、
もっと早くママに教えてね。でもまあ、おむつのはずれないさやかちゃん
にはまだ、難しいかな〜?」
彩夏から紙おむつを脱がせると、佳織は濡れタオルで彩夏の恥部を拭い、新しいピンクの
紙おむつを履かせた。彩夏にとっては永遠にも感じられる時間が過ぎたが、彩夏はその間
中シャックリをしながら、むせび泣いていた。その姿はまるで赤ん坊そのものだった。
(こんな目にあうなら、少年院の方がましだったわ。)
彩夏がそう思ったところで、もはや引き返せなかった。彩夏の地獄は、まだ始まったばか
りなのだ。
555名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 07:24:36.37 ID:Bojut6uh
「ウウッ、ヒック、ヒック」
「いつまで泣いてるつもり?まあ、赤ちゃんらしくてカワイイけど。
じゃあ、そんな、赤ちゃんに成っちゃったさやかちゃんに、優しいママが、
普通の女子高生に戻れるチャンスをあげるわ。ママとさやかちゃんで軽い
運動がてら、ゲームしましょうよ。もし、さやかちゃんが、ゲームに勝ったら、
その瞬間から普通の女子高生に戻してあげるわ。もちろん、白いお薬と、
注射器も、さやかちゃんの目の前で焼き捨ててあげる。どう?
 さやかちゃん?ママとゲームする?」
「ヒック、ヒク、え、ほ、ホントなの?」
彩夏は泣き止み、怪訝そうに佳織を見つめる。
「ちょっと、ママ?なにそれ。本気?さやかちゃんの犯した罪ってそんな軽いの?」
詩織が不満げに口を挟む。しかし、実はこの「ゲーム」は佳織と詩織と
静香の三人の計画の内だったので、詩織も演技しているだけなのだ。
「本当よ。ただし、二つだけ条件があるわ。一つは、ママとさやかちゃんの
お約束をゲームの間だけは忘れること。つまり、おトイレを使ってもいいし、
赤ちゃん言葉は使わなくてもいいし、ハイハイじゃなくて、たっちして、
アンヨしてもいいの?おしおきもしないわ。二つ目の条件はゲームに参加する
前に哺乳瓶でミルクを一本飲むこと。ゲームは運動だから、お喉がかわく
でしょ?もちろんゲームの最中に飲んでもいいんだけど、だいたい、一時間の
ゲームだし、ゲームに集中すると水分補給を忘れがちになるから。
 どうする?ママとゲームする?」
佳織は瞳の奥に妖しい光を湛えながら、あくまで優しい口調で彩夏に尋ねた。
彩夏はあまりにも、うますぎるこの話を疑った。
(いくらなんでも、うますぎるわ。何か裏があるに違いないわ。抜け目ない
佳織のことだもの。でも、ゲームに勝てば、こんな屈辱的な赤ちゃんゴッコ
をもうしなくて済む。
 どうしよう。でも、やっぱり怪しいわ。あたしを騙そうとしているんじゃないかしら。)
彩夏が逡巡していると、佳織はさらに彩夏に有利な条件を提示した。
556名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 07:26:49.01 ID:Bojut6uh
「さやかちゃん、悩んでいるみたいね〜。ママのこと疑っているのかしら?
じゃあ、優しいママは、さやかちゃんに、もう一つご褒美あげるわ。
さやかちゃんがゲームに参加するって約束した時点で、さやかちゃんの三週間
の赤ちゃん生活を半分にしてあげる!それから今すぐ、あの白いお薬を
さやかちゃんの目の前で焼き捨ててあげるわ。どう。ママのスペシャルサービスよ。」
「奥様、いくらなんでも、それじゃあ、さやかちゃんに有利過ぎますよ。」
「ママ、そんなに、さやかちゃんにサービスしないでよ。」
詩織と静香が口々に反対意見を述べる。もちろん、これも計画の内だったのだが、彩夏は
それに気付かない。
「あたし、げ、ゲームに参加します。さあ早くアレを燃やして見せてください。」
彩夏の即断に、三人は心の中で悪魔のように微笑んだが、笑顔を顔に出したのは佳織だけ
だった。
(フフフ、お馬鹿さんね。「ママとのお約束をゲームの間だけは忘れること」っていう
言葉の意味が分からないのかしら。彩夏が絶対に嫌がっていたオンモに
連れ出すことも、これでできるわ。ベビーカーに乗せてお外に連れ出し、
オンモの公園で「探し物ゲーム」をする。フフフ、それだけじゃないわ。
さらに最高の恥辱を味わうことになるのよ。
大きな赤ちゃん姿の、彩夏の、最低の「公園デビュー」。しっかり録画
しとかなきゃね。その映像があれば、クスリなんかより、遥かにイイ脅迫材料
だわ。ああ、楽しみね。ウフフ。もう、一生、あなたは私には逆らえない、
赤ちゃん奴隷になるのよ。さやか!)

557名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 07:28:17.89 ID:Bojut6uh
佳織は心の内のどす黒い野心などは、おくびにも出さずに、微笑みながら、「白いクスリ」
をポケットから取り出し、ビニールごと、ダイニングテーブルに置かれた皿の上に置き、
ライターで火を付けた。「白いクスリ」からは、灰色の煙が上がり、瞬く間に燃え広がった。
鼻をつくキツイ異様な匂いが漂う。
「どう?ママはきちんと約束を守ったわよ。そうそう、さやかちゃん、本当はあなた、
後三週間、赤ちゃん生活しなきゃいけないところだけど、10日間でいいわよ。これも、
お約束だものね。さあ、さやかちゃん。今度はあなたの番よ。静香さん、
哺乳瓶にミルクを入れて、持って来てくださいね。いいわね。さやかちゃん?」
確かに「白いクスリ」を燃やしたのを目で見て安堵した彩夏だったが不安は依然としてあ
った。そもそも「ゲーム」の内容もルールも分からないから、その不安はもっともだと言
えた。彩夏は佳織に尋ねた。
「げ、ゲームって何をすればいいんですか?」
佳織はニッコリ笑って答えた。
「簡単な探し物ゲームよ。このキーホルダーをママ達が隠すから、さやかちゃんは
それを探すだけでいいのよ。時間内に見つけたら、約束どおりさやかちゃんを
普通の女子高生に戻してあげるわ。たった、それだけよ。」
佳織の指先にはウサギのキーホルダーが揺れていた。
「それだけ?ホントにそれだけでいいの?」
「ママ、簡単すぎるよ。ね〜、やっぱ、やめない?」
「そうですよ奥様、やめましょうよ、そんなゲーム。」
「もう、さやかちゃんとお約束しちゃったのよ。いまさら、止めるなんてできないわ。
 さあ、静香さん、哺乳瓶を持ってきてちょーだい。」
「わかりました。」
558名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 07:30:45.71 ID:Bojut6uh
5分後、静香がたっぷりミルクの入った哺乳瓶を持ってきた。そのミルクに強力な睡眠剤と
それに強力な下剤が入っていることは、佳織と静香しか知らなかった。ベビーチェアに座
らされた彩夏は素直に、哺乳瓶を受け取ると、
(これで、赤ちゃんゴッコも終わりよ。もう、恥ずかしい思いをしなくても済むわ。
それにパパが帰ってきたら、この、女狐(めぎつね)達を我が家から追い出してやるわ。
 絶対に。あたしにした酷い仕打ちを、覚えてなさい。)
彩夏が静かな闘志を燃やして、ミルクを飲んでいる横では、三人がニヤニヤして彩夏のこ
とを見つめていた。
「チュパ、チュパ、クチュ、チュッ、チュパ。」
彩夏が恥ずかしい音を立てて、哺乳瓶でミルクを飲む。
「さやかちゃん?そんなに飲んでだいじょーぶでちゅか?フフ。」
詩織が笑いながら、彩夏の前で手を振った。その詩織の手が何重にもなっているように見
えたかと思うと、彩夏は突然、猛烈な睡魔に襲われた。
「フフフ、さやかちゃ〜ん、少しの間、おネンネしまちょうね〜。ママがあなたを素敵
な場所に連れて行ってあげまちゅよ〜。夢のような体験をさせてあげるわ。
カワイイ、十六歳の赤ちゃんに相応しい夢のような体験をね。オ・ン・モでね。
ウフフフ。」
(エッなに?何なの?私、だまされたの?ふざけないで。)
「お外になんか行かないわ。絶対に行かない……行かない…ムニャ……
いかにゃいわ」
ガクンと彩夏の首が倒れ、やがてスヤスヤと寝息が聞こえてきた。
「フフフ、さあ、始めるわよ、「ゲーム」をね。フフフ、フハハハ、ウフフ。可哀想な
さやかちゃん。あなたに選択権なんてはじめからないのよ。全てはママの思い通りよ。
 さあ、静香さん、詩織!まずは、お着替えよ。時間がないわ。始めましょう?」
「フフフ、ママってホント、人が悪いんだから。変な希望を持たすから、さやかちゃん、
一瞬、ホントに女子高生に戻れるって思っちゃったんじゃないの?」
「お嬢様の意見はその通りですけど、奥様がぶれるはず、ないじゃないですか。
さやかちゃんはこれから一生、奥様のベイビィ奴隷ですよ。それにしても、
さやかちゃん、カワイイですね。これからもっとカワイイ姿が見れると思うと
胸がキュンとします。
 さあ、外出用の衣服に着せ替えましょう。楽しみだわ。ホントに。」
559名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 07:32:45.42 ID:Bojut6uh
そう言うと、静香はフリルのたっぷり付いたサテン地のピンクのベビードレスとテープタ
イプのピンクの紙おむつと、今、彩夏が履かされているパンツタイプの紙おむつを一枚ず
つ持って来た。そして、三人は彩夏をベビーチェアから降ろし、動物が遊んでいる柄のお
むつ替えシートの上に放り出した。そして丈の短いブルーの幼児服を脱がせ、フリルのた
っぷり付いたサテン地のピンクのベビードレスを着せた。このベビードレスも丈が短くて
ピンクのおむつが丸見えである。しかし、三人は一向に構うことなく作業を続けた。彩夏
を仰向けに寝かせる。そして今、彩夏が履かされているパンツタイプの紙おむつを素早く
脱がすと、静香が彩夏の美しい白い脚を持ち上げ、詩織が彩夏のお尻を上げる。素早く、
佳織がテープタイプのピンクの紙おむつを彩夏のお尻の下にセットし、テープを止める。
「でも、ママ、なんで、わざわざ、パンツタイプの紙おむつを脱がせて、テープタイプ
の紙おむつを履かせる必要があるの?」
「ウフフフ。それはね。詩織、さやかちゃんがウンチをお漏らししちゃった時に、
公園でおむつ替えしやすいからよ。」
「なるほどね〜。ママってホントに鬼畜ね。でも、さやかちゃん、公園でウンチ
お漏らしして、おむつ替えなんかされたら、ショックで本当に赤ちゃん返り
しちゃうかも。まあ、そうなってもカワイイ妹ができるわけだから、アタシ、
別にいいけど。」
「フフフ、赤ちゃん返りなんてさせませんよ。彩夏にはこれから一生、ママのかわいい
ベイビィ奴隷になってもらうんだから。さあ、テープタイプの紙おむつだけだと、
ウンチが漏れちゃうかもしれないから上からパンツタイプの紙おむつも
履かせましょう。」
「奥様もお嬢様も本当に悪い方ですね〜。」
「あら、あなたもじゃない、静香さん。」
そう言った事を言い合いながら、三人は彩夏の「お着替え」を完了させた。
560名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 09:42:16.95 ID:LHDOS+1q
C
561名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 13:13:34.02 ID:BYyFH4gu
投下キタ━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━!!
562名無しさん@ピンキー:2012/08/13(月) 22:13:53.84 ID:3b3CD8Z3
>>536
携帯の人です
ありがとう。心からありがとう。
めっちゃgj!
続き楽しみにしてる。
563名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 08:57:18.98 ID:3nkfQyHa
彩夏はすっかり大きな赤ちゃんの姿にされた。ベビードレスの丈が短くて
ピンクの紙おむつが丸見えである。しかも、厚手の紙おむつを重ね履きさせられているの
で彩夏の華奢なお尻は、プックリ膨れて見える。しかし、彩夏の手足は特注のミトンと特
殊なベビーソックスで拘束されたままである。スヤスヤと寝息を立てている彩夏は、
これから自分の身に起こる不幸をまだ把握していない。天使のような寝顔である。そんな
彩夏のおでこに軽くキスをすると佳織は指示を出した。
「静香さん、マミーバックに、涎掛け、おしゃぶり、ガラガラ、哺乳瓶、お尻拭き、
替えのおむつ、汚れ物を入れるビニール袋、それに一応、雑巾を三枚入れてくれる?
詩織はビデオカメラの準備をして。」
「はい、分かりました。」
「分かったよ、ママ。」
五分後、
「準備が完了しましたよ。奥様。」
「ママ、ビデオはOKだよ。」
「そう、それじゃあ、いよいよ、さやかちゃんをベビーカーに乗せましょう。詩織は先に
お庭に行って、ビニールシートを外して来てちょーだい。」
「静香さんと私で大きな赤ちゃんを運ぶから。じゃあ、力持ちの静香さんには、
背中から上半身を持ってもらおうかしら。私が下半身を支えるから、二人で
運びましょう。」
佳織の指示に従って、静香と佳織は寝ている彩夏を持ち上げた。
「思いのほか、重いわね。さあ、起こさないように運びましょう。」
「大きな、大きな、大きすぎる赤ちゃんですからね。フフフ。」
「よいしょ、よいしょ」
564名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 08:59:13.97 ID:3nkfQyHa
佳織が玄関を開けると、そこには白い大きなベビーカーを引いた詩織がいた。ベビーカー
といっても色々な種類があるが、このベビーカーは「おすわり型」と大別される種類の
ベビーカーだった。幌(ほろ)とベルトとロックつきのバーが付いているシンプルなもの
だが、大きさは普通のベビーカーの2倍以上だった。素材は特殊なカーボンできており、
驚くほど軽い。佳織が愛育会のカタログの中の数あるベビーカーからこのベビーカーを選
んだのは、この軽さもさることながら、ベビーカーはあくまで「アダルトベビー」(大人の
赤ちゃん)の引き立て役に過ぎず、ピンクのベビードレスから、プックリと膨らんだピン
クの紙おむつを覗かせる「さやかちゃん」を「オンモ」で「晒し者」にするためのアイテ
ムの一つだと考えていたからである。
「詩織、バーのロックを下ろしてちょーだい。静香さん、さやかちゃんをベビーカーに
おすわりさせるわよ。そーっとね。いい?」
佳織と静香の二人がかりで、寝ている彩夏をベビーカーに乗せると、詩織がバーをロック
した。そして、佳織と静香がベルトを締める。これで彩夏はベビーカーから自力で降りれ
なくなった。佳織は彩夏のシミ一つない綺麗な頬を撫で、満足げに言った。
「これでヨシっと。さあ、さやかちゃん、いよいよ、待ちに待った、さやかちゃんの
公園デビューでちゅよ〜。どんな公園デビューになるか、楽しみでちゅね〜。ウフフ、
でも、公園に着くまではまだ、おネンネしててもいいんでちゅよ〜。さあ、ママ達と
オンモをお散歩しまちょうね〜。」
ビデオカメラを回しながら、詩織が不満げに言った。
「えーっ、ママ、さやかちゃん、起こさないの?」
「まあ、楽しみは先に取って置きましょうよ。」
「それじゃあ、行きましょう、静香さんベビーカーを押してくださる?詩織は
カメラを回しててね。あたしはマミーバックを持つから。」

565名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 09:00:53.75 ID:3nkfQyHa
春のうららかな陽射しをうけて、高級住宅街の間の決して広くない路地の中にも、暖かな
光が差し込んでくる。爽やかな4月の風が吹き抜ける中を、幌つきの白いベビーカーを引
いた三人連れが、ゆっくりと路地を歩いている。その姿は、どこから見ても、普通の赤ち
ゃんを連れたママと中学生の姉とお手伝いさんに見える。その「赤ちゃん」の異様な大き
さを除いては。行き交う人は少ないが、たまに擦れ違う通行人は皆、怪訝そうな表情を浮
かべて立ち止まる。
「あれ、一条さんの家の奥さんと娘さんよ。でも、あの赤ちゃんは?誰?」
「一条さんて、あの資産家の。確か、奥さんは後妻で娘さんも連れ子よね。
彩夏さんは一緒じゃないみたいね。あのベビーカーで眠っている大きな赤ちゃんは
誰なの?」
「そりゃ、彩夏さんが一緒なはずないわよ。仲が悪いって評判じゃない。
佳織さんていうんでしょ。奥さんの名前。美人だけど、噂じゃ水商売やってたとか。
その佳織さんとご主人との間に新しくできた子供じゃない?でも確かに大きいわね。
ずいぶん大きくて綺麗な赤ちゃんね。」
主婦たちの一群が佳織達を指差して、ヒソヒソ話をしている。
「フフフ、噂してるわ。ねえ、ママ、あの人たちに紹介してあげましょうよ。
我が家の大きな赤ちゃんを。」
「だめよ、詩織。さやかちゃんが起きちゃうわ。すみれ公園まで
我慢しなさい。もうすぐだから。」
「は〜い、分かりました。あ〜あ、でも楽しみだな〜。」
詩織はニヤニヤしながら頷いた。
566名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 09:03:11.32 ID:3nkfQyHa
閑静な住宅街の中に、すみれ公園はあった。木々に囲まれ、芝生が生い茂る、
どこにでもありそうな普通の公園である。ブランコに鉄棒、ジャングルジム
や砂場や公共トイレが設置されている。そして、小さな子供達が遊ぶ砂場の
横には、母親達の談笑の場として、木でできた温かみのあるテーブルとベンチ
が備え付けられている。この公園は夜になると若いカップルなどのたまり場と
なることもあったが、昼間、とりわけ、この時間帯は小さな子供を連れた、
母親達で賑わう場所であった。しかし、今日は、珍しく、二組の親子しか来て
いなかった。母親が二人と、3歳くらいのおむつが外れたばかりの幼児が一人、
それに小学校低学年と思われる児童が二人である。児童二人はブランコで、
幼児は砂場でそれぞれ、遊びに熱中していた。母親達もお喋りに夢中だ。そんな
所に佳織達三人とベビーカーに乗せられ、睡眠薬で眠らせ続けている彩夏が
やってきた。佳織達は躊躇なく母親達が座っているベンチに近づく。母親達も
お喋りを止めて、この「新参者」に注目した。そして驚きの声をあげた。
「ねえ、見て、土屋さん!あの子のこと。大きすぎるわ。あっ、でも、
まだおむつが外れないのかしら?ピンクの紙おむつをしてるわ。でも見たこと
のない柄ね。本当に赤ちゃんなのかな?それとも何か事情があっておむつして
るのかしら?」
「ホントにヘンよね、吉野さん。ベビー服も着てるし。でも赤ちゃんにしては
大きすぎるわ!あっ、こっち来るわよ。」
一方、佳織は公園内を見回して、二組の親子しかいないことを確かめると、

(ちょっと、タイミングが悪かったわね。でも、まあ、いいわ。とりあえず、
あの二人を説得するか買収するかして、こっち側に引き込みましょう。彩夏
には、もっと大勢の親子の前で恥辱にまみれた、「公園デビュー」をさせて
あげたかったけど。まあでも、詩織も言ってたけど、いきなり、大勢の前で
ウンチお漏らしなんかさせると、ショックを受けちゃって一気に幼児退行
しちゃうなんて可能性もなくはないし。彩夏のことはこれから一生可愛がって
あげるんだから。気長に調教しないと。急いては事を仕損じるって言うしね。)

567名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 09:06:07.35 ID:3nkfQyHa
「こんにちは」
佳織が笑顔で会釈する。
「こ、こんにちは。」
二人の母親も挨拶する。
「はじめまして、私、一条佳織と申します。この子は娘の詩織です。こちらは
我が家の家政婦の飯沼静香さんです。そしてこのベビーカーに乗っている大きな
赤ちゃんは私の義理の娘の彩夏です。宜しくお願いします。」
「……一条さんて……あの資産家の一条さんですか?」
吉野さんと呼ばれた母親が佳織の目を窺うようにして尋ねた。
「資産家かどうかは分からないですが、このあたりには一条っていうのは、
うちしかないはずですわ?」
「あの…その…その子はいくつなんですか?ずいぶんカラダが大きいようです
けど、まだおむつが外れないんですか?」
土屋さんと呼ばれた母親がおずおずと聞いた。
「はい。実は、初対面の方には言いにくいことなのですが、この今、ベビーカーで
眠っている私の義理の娘の彩夏は、本当は高校二年生なんですけど。万引きやら
シンナーの吸引やらの不良行為を繰り返し、挙句の果てには覚せい剤まで手を
出してしまったんです。
 幸いなことに初犯ということで検察では不起訴になったんですけど。彩夏の
実の母親はもう既になくなり、彩夏の父親の弘之と結婚した私が今の母親なん
ですが、さすがにこの子の不良行為には手がおえなくなり、家族と専門の医師
で相談した結果、彩夏を『育てなおし療法』で治療し更生させようということ
になったんです。『育てなおし療法』というのはショック療法の一種で、
赤ちゃんと同じ衣服で、赤ちゃんと同じ生活を強制することによって素直な
子供に『育てなおし』するというものなんです。この『育てなおし療法』では、
本人が恥ずかしいと思うあらゆることをするのが大事らしいんですが、その
一環として、こうして、公園に連れてきて、小さな子供達と遊ばせることも治療
の一環として大事なんです。唐突で申し訳ありませんが、彩夏の『育てなおし』
に協力していただけないでしょうか?私、彩夏を更生することができれば何でも
したいんです。義理の娘とはいえ、彩夏のことを愛しているので。どうか、
ご協力お願いします。」
そう言って、佳織は嘘八百を並べ立てつつ、その実、誠実そうに、頭を下げた。
「は、はあ、そう言われましても……ねえ、土屋さん?どうしたらいいかしら?」
「い、いきなり、そう言われましても、ねえ。私もわからないですわ。」
568名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 09:08:31.85 ID:3nkfQyHa
(作戦変更ね。)
そう、心の中で呟くと佳織は、封筒を一枚取り出した。中には何か入っているのか、ずい
ぶん厚い。
「あの〜。もし、彩夏の『育てなおし』に協力していただけたら、心ばかりでは
あるのですが、『お礼』を差し上げたいと思っているのですが、どうぞ、わずか
ばかりですけれど。」
そう言って、吉野さんと呼ばれた母親に封筒を差し出した。吉野さんと
呼ばれた母親は躊躇していたが、佳織が手を添えて強引に受け取らせた。
「どうぞ、ご確認ください。」
お金の魔力には逆らえないのか、二人の母親が封筒を覗きこむ。そこには万札
の束があっ
た。
「五十万円、ございます。どうぞ、お二人でお遣いください。」
「こ、こ、こんなに受け取れませんよ。ねえ、吉野さん?」
一方、吉野さんと呼ばれた母親は封筒を手放そうとせず、ゴクリと唾を飲み込むと、
「土屋さん、困っていらっしゃる人を見放すのは、良くないんじゃないかしら。
私達の娘が不良になっちゃって、他人の助けを必要とすることもあるんじゃ
ないかしら。ねえ、この話、真剣に考えてあげましょうよ?」
「で、でも、五十万円なんて……。」
なおも躊躇する土屋さんと呼ばれた母親を説得するために佳織は言った。
「私も子供を育てている親ですから分かりますが、子供を育てるのは手も
かかるし、お金もかかりますでしょう?私の非行に走った、義理の娘を
救ってくれるために、協力してくださるんですもの。この程度のお礼は、
少ないことはあっても、多いということは決してございませんわ。」
「そ、そうですか……。そこまで、おっしゃられるなら……」
(フフフ、作戦成功ね。)
佳織は心の中でほくそ笑んだ。しかし、顔の表情は神妙で、また深々と
お辞儀した。
569名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 09:09:47.75 ID:3nkfQyHa
「ありがとうございます。本当に助かります。」
「それで、具体的には私達と、私達の娘達は何をすればいいのですか?」
「それはですね……………………」
三人の母親のひそひそ話はそれから、十分ほど続いた。
やがて、
「わかりましたわ。今、娘達にも事情を簡単に話して、協力させます。」
と、二人の母親が言った。佳織は完全に二組の親子を自分の計画に引き込むことに成功し
た。そして、母親達が娘たちを呼びつけ、事情を簡単に子供に分かるように話して、指示
を与えた。彩夏の恥辱に満ちた「公園デビュー」がまさに、始まろうとしていた。しかし、
彩夏はまだそれを知ることなく、ベビーカーで深い眠りについたままだった。

570名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 13:32:08.81 ID:MyDwbW64
うんこ期待C
571名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 22:25:34.40 ID:MZUvn2ww
あーりんktkr
572名無しさん@ピンキー:2012/08/17(金) 11:41:24.75 ID:ce2XeVf2
「準備完了ね。じゃあ、宜しくおねがいします。詩織はビデオをお願いね。
みんなで、さやかちゃんを起こしましょう。」
「さやかちゃん、おっきしまちょうね〜。」
「さやかちゃん。さやかちゃん。」
「さ・や・か・ちゃ〜ん、あ・そ・ぼ!」
五人の大人と三人の子供の、彩夏を起こそうとする声が、公園に響いた。ベビーカーで涎を
垂らして、熟睡していた彩夏が重たそうに瞼を開けた。
「ウッ、ウ〜ン」
彩夏は自分の周りに、佳織、詩織、静香の三人以外に人がいることに気付き、
瞬間的に、その場から逃げ出そうとした。しかし、ベビーカーのロックバーや
脚を固定している、ベルトで身動きが取れない。さらに、自分の着せられている、
衣服を見てパニックになった。
彩夏はすっかり大きな赤ちゃんの姿にされていた。ピンクのベビードレスを着せられ、
ベビードレスの丈が短くて、ピンクの紙おむつが丸見えである。
「い、イヤーーーーーッ。み、見ないで!見ないで!」
「なんで、私、外にいるの!お願い。お家に帰して!い、イヤーーーッ」
「佳織さん、赤ちゃんが慌てていますよ。どうします?」
「吉野さん、このガラガラであやしてあげてもらえます?そうしたら、
さやかちゃんも落ち着くと思うので。」
「分かりました。」
吉野さんと呼ばれた母親は佳織から、ガラガラを受け取ると、それを、さやかに振って見
せ、あやした。
「どうしたんでちゅか〜。さやかちゃん。おちちゅいてね〜。さやかちゃん
のママもお姉ちゃんも静香おばちゃんも、みんな、いまちゅよ〜。だから、
あんしんでちゅよ。わたしたち親子はね。さやかちゃんのママから、さやか
ちゃんが大きな赤ちゃんになっちゃった事情を聞いて、さやかちゃんのママの
『育てなおし療法』に協力することにしたのよ。さやかちゃん、私は吉野美穂
っていうの。この子達は、私の娘の志穂と瑞穂っていうの。よろしくね。さやか
ちゃんは、ホントは、十六歳のおねえちゃんだけど、今は、大きな赤ちゃんで
しょう?だから、私と娘達のことは、美穂おばちゃん、志穂おねえちゃん、
瑞穂おねえちゃんって呼んでね?さやかちゃん、ほら、カラン、コロン、カラン、
 コロン、ねえ。こっち見て、ご機嫌直してくだちゃいね〜。」
「イヤーーーッ、あたし、赤ちゃんじゃありません。お家に帰して。や、約束と
違うじゃない。卑怯者!裏切り者!嘘つき!」
「あらあら、お目覚めが悪いみたいね。ご機嫌斜めの赤ちゃん。でも、あんまり、
態度が悪いとオンモに、この格好のまま放り出しちゃいますよ?それでもいいのかな〜。
 さ・や・か・ちゃん。よ〜く、自分の立場を考えてからママに
ごめんなさいってあやまりなさいね。」
573名無しさん@ピンキー:2012/08/17(金) 11:44:32.92 ID:ce2XeVf2
佳織は彩夏を突き放すように言った。
「ウッ」
(ふざけないで。なんで、私がアンタにあやまらなきゃいけないの。)
彩夏は心の中では、そう叫んだが、一方でそれを口に出したら、佳織達から、もっと酷い
仕打ちを受けるかもしれないと思い、口をつぐんだ。それが、せめてもの抵抗であるかの
ように。そんな、彩夏の耳元に佳織が囁いた。
「さやかちゃん、ママは嘘をつかないわ。オンモに連れてきたのも、『ママとのお約束
をゲームの間だけは忘れること』っていう『ゲーム』のルールには違反してないわ。
あなたには普通の女子高生に戻るチャンスがまだあるのよ。ただし、あなたに
その気がないなら、この場にその大きな赤ちゃん姿のまま放置してあげてもいいのよ。
さあ、ママに謝って、大人しく『ゲーム』をするか、それとも駄々をこねて大恥を
かくか、すべてはあなた次第よ。」
「ウウッ、じゃあせめて、この恥ずかしい格好を着替えさせてください。」
彩夏は懇願したが、
「あら、それは無理な相談ね。だってあなたの着替え持ってきてないもの。」
と、佳織に、にべもなく断られた。
「さあ、どうするの?ママは気が短いのよ!さやかちゃんのお返事は?」
(ああ、あやまりたくない、でも、今、あやまらないとこの人たちは、
もっと酷いことするにちがいないわ。く、くやしい、悔しいけど、
あやまらないと……。)
彩夏は悔しさで唇を噛みしめながら、心にもない言葉を口にした。
「ママ、ごめんなちゃい。」
「フフフ、いい子ね〜、さやかちゃん。それじゃあ、『ゲーム』を
しましょうか?そうそう、吉野さん一家はご紹介していただいたけど、土屋さん一家は
まだでしたね。さやかちゃん、こちら、土屋郁子さんと娘の瑛子ちゃんよ。瑛子ちゃん
と吉野志穂ちゃんは、小学三年生で同級生でもあるのよ。それから、さっき紹介
していただいた吉野瑞穂ちゃんは三歳よ。でも、みんな、まだおむつの取れない
さやかちゃんと違ってパンツのお姉さんだから、「おねえちゃん」って呼びなさい。
いいわね。それじゃあ、ご挨拶しなさい。きちんとね。」彩夏は、
(あたしだって、好きでおむつなんかしてるわけじゃないのに……。ああ、
こんな小さな子を「おねえちゃん」って呼ばなきゃいけないなんて、絶対、嫌だわ。)
と思ったが、一刻も早く、「赤ちゃんゴッコ」を終わらせるため、大人しく、挨拶をした。
「い、一条 彩夏です。よ、よろしくね。おねえちゃん。」
「うん、よろしくね。わたし、志穂。志穂おねえちゃんって呼んでね。
おむつの外れない赤ちゃんの、さやかちゃん。」
574名無しさん@ピンキー:2012/08/17(金) 11:47:56.17 ID:ce2XeVf2
「さやかちゃんは赤ちゃんなんだから、みんなの言うこと聞かないとだめだよ。
わたしは瑛子。瑛子おねえちゃんって呼んでね。よろしくね。」
「さやかちゃん、おねえちゃんたちだけじゃなく、みずほとも、あそんでね?
 お砂場遊びや、鬼ごっこしようよ。」
「お姉ちゃんたちに、いっぱい遊んでくだちゃいね。ってお返事しなさい。さやかちゃん!」
佳織がきつく迫った。
彩夏は、佳織の屈辱的な強要に対して、冷静に考え、従うほかないと悟り、悔しさをにじ
ませながらも、口を開いた。
「お、おねえちゃんたち、さやかと、いっぱい遊んでくだちゃいね。」
それに対して、四人の大人と、詩織、三人の子供達は口々に、囃し立てた。
「さやかちゃ〜ん。いいこでしゅね〜。おばちゃんたちも、大きな赤ちゃんのお遊戯、
ここから、ちゃんと見てましゅからね〜。いっぱい、おねえちゃんだちに
あそんでもらいなさいね〜。」
「さ・や・か・ちゃん。カワイイ〜んだ。ホントの赤ちゃんみたいだよ。でも、
さやかちゃんのホントの年齢は、16歳の高校二年生だっていうのは、みんな、
知ってるよ。ただ、その格好を見れば、誰もそんなの信じないけどね〜。」
「確かに、お嬢様の言うとおりですわ。フリルのたっぷり付いたベビードレス
を着て、可愛いアニメのキャラクターがプリントされた、紙おむつを履いた、
16歳の高校二年生なんて、普通いませんからね〜。」
「さやかちゃん、なかなか、赤ちゃん言葉も板についてきたじゃない。
えらい、えらい。その調子で、今度はオシッコもお漏らしする前にそのお口で、
ママに教えてくれると、おむつも卒業できるんだけど。でも、さやかちゃんには、
まだ難しいでちゅね〜。」
「あら、佳織さん、さやかちゃんて、おむつに、オシッコ漏らしちゃうんですか?」
「ええ、恥ずかしい限りですけど。」
「さすがにウンチは大丈夫ですよね〜。」
「それは、さすがに、大丈夫だと思いますよ。」
「さやかちゃん、おむつ、ただ履いてるだけじゃなくて、お漏らしも、しちゃう
んだ〜。」
「ウフフ、アタシ、お漏らしさやかちゃんって呼んであげようっと。」
「みずほは、もう、おもらし、しないよ。だって、さやかちゃんとはちがって、
パンツのおねえさんだもん。」
(ウッ、ウウ、ふ、ふざけないで、みんなであたしのことを侮辱して………。
 お、覚えてらっしゃい。絶対に、絶対に、この借りは返すわ。特に佳織は許さないわ)
彩夏は顔を真っ赤にして辱めに耐えていた。
「フフフ、じゃあ、そろそろ、ホントに『ゲーム』を始めましょう。さやかちゃん、
ルールはお家で説明した通りよ。ママたちがこのウサギのキーホルダーを隠すから、
それを、さやかちゃんが時間内に見つければ、さやかちゃんの勝ちよ。あなたを
普通の女子高生に戻してあげるわ。じゃあママたちがこのウサギのキーホルダー
を隠すあいだ、目隠ししてるわよ。五分くらいだから、心配しないでいいわ。
静香さん、さやかちゃんの目隠しお願いね。じゃあ、ママが隠すから、
探してちょーだいね。」
575名無しさん@ピンキー:2012/08/17(金) 11:50:01.75 ID:ce2XeVf2
そう言うと、静香が彩夏の乗っているベビーカーの向きを変え、佳織の姿を見えなくした。
さらに、手で彩夏の目を遮った。一方佳織は、ウサギのキーホルダーをマミーバックの底
に隠した。佳織には、はじめから、彩夏との『ゲーム』をまともにやるつもりは微塵もな
かった。それゆえに、彩夏の絶対に手の届かない場所に隠したのだ。一方、子供達は、母
親と佳織の指示で、砂場で穴を掘っていた。そこに佳織がダミーのクマのキーホルダーを
隠し、その上に、さらに子供達が小山を作った。
五分後
「よし、いいわ、準備ができたわ。さやかちゃん、じゃあ、今から『ゲーム』を始めま
しょう?時間は一時間半あげるわ。どう?たっぷりでしょう。静香さんもういいわよ。
じゃあ、さやかちゃんをベビーカーから降ろしてあげて。」
「はい、わかりました、奥様。」
静香はベビーカーから彩夏を降ろした。彩夏は歩いて砂場に近寄ろうとした。公園に来た
時にはなかった、砂場の小山が見えたからである。しかし、歩こうとした瞬間、足が絡ま
り、転んで尻餅をついてしまった。特殊なベビーソックスで足を拘束されたままだったか
ら無理もない。しかし、傍目には、足元のおぼつかない赤ちゃんがよろけて、転んで尻餅
をついてしまったようにしか見えない。その光景を見た詩織がビデオカメラを回しながら、
笑い、さやかを囃し立てた。
「さやかちゃん、あんよできないの?やっぱり、赤ちゃんね。そんな、赤ちゃんには
ハイハイがお似合いよ。ハイハイで探し物すれば、いいじゃん。」
彩夏は一層、意地になって歩こうとする。しかし、再び、転んで、尻餅をついてしまう。
「あらあら、セーラームーンのおむつが土で汚れちゃってるわ。さやかちゃんったら
お転婆さんね。」
彩夏はベビーソックスが変だということに気付き、佳織に要求した。
「ねえ、お願い、このソックスを脱がせて!それじゃないとまともに歩けないわ!」
「あらあら、ハイハイすればいいじゃない?オンモで靴下脱いじゃうと、
アンヨが汚れるからダメよ。」
「ハイハイなんかしたら、余計、汚れるじゃない!ねえ、脱がせてよ。」
「分かったわ、そんなに言うなら自分で脱ぎ脱ぎしなさいね。」
彩夏は特殊なミトンで覆われている手でベビーソックスを脱がそうとした。しかし、なか
なか上手くいかない。そうこうしている間にも時間が過ぎるので、諦めてハイハイをして
砂場に行くことにした。すると志穂と瑛子がガラガラを振りながら、彩夏を応援しだした。
「もう少しだよ〜さやかちゃん。がんばってね〜。」
「キャア、可愛い、さやかちゃん、赤ちゃんみたい。がんばれ〜。がんばれ〜。」
彩夏は顔を紅潮させて、子供達を無視した。
576名無しさん@ピンキー:2012/08/17(金) 11:51:46.54 ID:ce2XeVf2
そして、砂場にたどりつくと、一目散に盛り上がっている小山を目指して、ハイハイした。
その姿は、ピンクの紙おむつを重ね履きさせられて、プックリ膨れたお尻も相まって、
まるで、ハイハイを覚えたてのやんちゃ盛りの一歳児に見える。だが、彩夏は体裁には構
っていなかった。とにかくキーホルダーを探す事だけを考えていた。彩夏は躊躇すること
なく特殊なミトンで覆われている手で、砂場の小山を崩し、キーホルダーを探した。その
姿もまた、傍目から見ると「お砂場遊び」に興じる大きな赤ちゃんにしか見えず、
滑稽だった。
「ウフフ、さやかちゃん、可愛いですね〜。あれじゃあ、まるっきり、赤ちゃんその
ままじゃないですか?」
「ウフフ、でも、もっと可愛い光景が見られますよ。もうすぐでね。」
砂場で必死にキーホルダーを探す彩夏の表情が急に変わった。手を止め、佳織の方を向い
て何か言いたげな顔をしたかと思うと、大粒の汗が額から流れ落ちた。
(う、嘘でしょ、こんな時に、ウンチしたくなるなんて、どうしよう、佳織に言う
べきかしら。ああ、お腹が痛い。迷ってなんかいられないわ。)
「ま、ママァ〜。お、おトイレ。おトイレに行かせて!!」
「ママ、さやかちゃんがトイレ行きたいって言ってるわよ。どうする?」
佳織から意外な返事が返ってきた。
「さやかちゃん、どうぞ、ご自由に。あそこに、おトイレあるから。さあ、早く
行きなさい。いくら、赤ちゃんになったからって、ホントは女子高生ですもの。
さすがにウンチぐらいはおトイレでしたいでしょう?」
その返事が終わらないうちに彩夏は猛烈にハイハイを始めていた。
「もう少しだよ〜。さやかちゃん。がんばってね〜。」
「さやかちゃん、がんばれ。がんばれ。」
再び、志穂と瑛子がガラガラを振りながら、彩夏を応援しだした。
一方、佳織は、満面の笑みを浮かべて、
(もう、間に合わないに、決まってるでしょ。愛育会の特製の下剤を
あんなにたっぷり飲んじゃったんだから……。可哀想なさやかちゃん。
フフフ、でも、可愛いわ。ますます、調教のしがいがあるってもんだわ。)
と心の中で呟いていた。
(うそ、うそでしょ。アタシ、便秘ぎみなのに、こんなに早く、お腹が痛くなるなんて、
 絶対おかしい。間に合わない、アア、アアッーだめ、漏れちゃう。
 絶対にダメーーーーッ、)
彩夏のハイハイが止まると、次の瞬間、
「ブリブリブリッ、ブッ、ブチュ、」
と凄い音を立てて、彩夏はウンチを紙おむつに漏らしていた。
「い、イヤッアアアァーーーーーーーーーーーーーー」
577名無しさん@ピンキー
公園中に、彩夏の絶叫がこだまする。彩夏の痴態に一番早く反応したのは、子供達だった。
「ねえ、瑛子ちゃん、信じられる?この子、ウンチ漏らしちゃったよ。」
「ホント、キタナイわね〜。この子、ホントは十六歳なんでしょ。信じらんないよね〜?」
続いて、ビデオを回していた詩織が、
「う、嘘〜。嘘でしょ、さやかちゃん、アンタ、オシッコだけじゃなく、ウンチもおむつ
に漏らしちゃったの。え、エエッ、ちょっとキモイんですけど〜。アンタ、何歳?ねえ
 ビデオに向かって答えてよ。さ・や・か・ちゃ〜ん。ウンチをおむつにお漏らし
しちゃうってどんな気分?教えてよ。ねえ。」
と彩夏を侮辱した。彩夏は大声で泣き叫び、ただただ身動きもせずに、泣いていることし
かできなかった。
「ねえ、吉野さん、あの子、ウンチ漏らしちゃったみたいですわ。」
「ホントに、ありえないですよね〜。」
一方、この惨劇を仕組んだ佳織と静香は、平然として、言った。
「さやかちゃん、いつまで、泣いてるつもり?汚いから早く、おむつ替えるわよ。
こっち来なさい?静香さん、ベンチに連れてきてくれる?」
「はい、かしこまりました。」
静香は彩夏に歩み寄ると、
「さあ、いつまでも、エンエンしてても、みんなに笑われるだけでちゅよ〜。ママが
おむちゅ替えの準備して、さやかちゃんのこと、まってまちゅよ〜。さあ、
いつまでも、キタナイおむちゅのままだとみんなに笑われちゃうから、おむちゅ
替えまちょうね〜。」
彩夏はなお一層激しく泣き叫んだ。
「い、イヤッ、イヤーーーーッこんなところで、おむつ替えなんてイヤーーーー。
 いったん、お家に帰して、おうちに帰してよ。ウウ、ウワーッン、ヒックヒック。」
「さやか!!わがままいうんじゃありません!!それとも、汚れたおむつのまま、
この公園に置いてけぼりにされたいの?さやか!!早く、こっち来なさい。」
流石に、元SM倶楽部の女王様だけあって、佳織の声には目に見えない圧力があった。
すごすごと彩夏はハイハイでベンチの所に寄ってきた。その様子はママに叱られた赤ちゃ
んというよりは、女王様に逆らえない奴隷のようだった。みんなが彩夏を軽蔑の眼差しで
見つめる中、おむつ替えが行われた。
「さあ、ママにおむちゅ替えてくだちゃいっておねだりしなさい。」
「ウウ、ヒック、ヒク、ヒック、ま、ママァ〜おむちゅ替えてくだちゃい。」
「じゃあ、ベンチにゴロンとしててね〜。まずは、ソックスを脱いでと。それから、
パンツタイプの紙おむつを脱ぎ脱ぎしまちょうね〜。はい、おりこうさん。じゃあ、
いよいよ、ウンウンがいっぱい付いてる、おむちゅをかえましょうね〜。」
「ビリッ、ビリ、ビリ」
テープタイプの紙おむつのテープを開けると、辺りに、何ともいえぬ、
臭い匂いが広がった。