【俺の妹】伏見つかさエロパロ13【十三番目のねこシス】
こんにちは。SSって難しい……っ! でも一つできあがったので、スレ立てついでにちょこっと投下します。
題は、『俺の彼女がこんなにばかなこのわけがない』です。
題で一目瞭然ですがヒロインは↑↑↑です。
京介と加奈子のキャラ崩壊に注意してください。
NGはトリップか「ばかなこ」でどうかよろしくお願いします。
「……遅いな。あいつまだ来ないのか?」
思わず、呟いてしまう。俺は腕時計から目を離し、再度背伸びをしてあたりを見渡す。
時刻はすでに昼を回り、晴天の下、たくさんの人が各々の休日を過ごしているようである。
だが、俺の待ち人の姿は依然見つからない。
ふぅ、と本日何度目になるかわからない溜息を深くつく。
そう、俺は今日彼女とのデートに街まで来ていた。
なにせ、つきあってから初めてのデートだと言うことで、俺は張り切って精一杯のおめかしをしてきたのだが……。肝心の彼女がなかなか来ない。
こうも長い間待たされて、しかも携帯電話で呼び出し続けても応答がまったくないもんだから何かあったんじゃないかと心配してしまう俺だったが、
待ち合わせ場所を離れた隙に入れ違いに彼女が待ち合わせ場所に到着することを危惧して探しに行くことができなかった。
そんなこんなで結局、約束の時間から二時間も過ぎている。
――と。遠くからこちらに向かって駆けてくる少女の姿を見つけた。
見紛うこともない、俺の彼女である。
走りながら手を振ってきたので、こちらも大きく振り返してやる。
俺のすぐそばまで来た彼女は長時間走ってきたのか息を切らしていて、膝に手を当てて息を整えている。
その様子が可愛らしく、また愛おしくもあったので俺はほとんど反射的に頭を撫でてやっていた。
それに気がついた彼女は俺の顔を見上げるようにして、笑う。
しばらくして、だいぶ落ち着いてきたのだろう、彼女は俺の腕を自分の腕に絡めてきた。
少しはにかみながら――
『俺の彼女がこんなにばかなこのわけがない』
さて、俺と彼女がつきあうことになったのには色々と経緯がある。
ある日の日曜日。
朝から受験勉強に勤しんでいた俺はのどが渇いたのでなにかしらの飲み物を求めてリビングに足を踏み入れようとしたところで、妹――桐乃につかまった。
「ねぇ、あんたさ」
「なんだよ」
いつにもまして機嫌が悪そうな様子の桐乃に内心ビビりながらもとりあえず先を促してみる。
なぜかこちらをにらみつけて居る桐乃は、今にもキレそうなそんな危うげな感じすらする。
「もうすぐあたしの友達来るんだけど、地味面見せたくないからさあ、あんた部屋から一切出てこないで」
「はあ? なんでだよ? 友達って誰だよ? 黒猫や沙織じゃねーのか」
「あやせと加奈子。……ホラ、質問には答えたんだから早く自分の部屋に戻ってよ」
「別にその二人だったら俺だって面識あんだからそんな部屋に閉じこもる必要はねえだろ」
「だって、あんたってさあたしの友達来るといっつも色目使ってくんじゃん。正直キモいから」
どうやら家に遊びに来るのは“表”の友達らしい。
いつもなら、あやせが我が家に来るとなれば(たとえそれが桐乃に会いに来たのだとしても)
俺のテンションは無条件で最高潮に達するフィーバーする乱舞する。
だが、さすがにこうも厳しく批判されてはあえて姿を見せようとする気も起きない。
っつか、あやせのことは桐乃曰く「色目使って」いたかもしれねえけど、あのガキんちょ、来栖加奈子に関しては全くあり得ねえ。
確かに数回のマネージャーごっこの際に実は後輩想いの面倒見のいいやつだっていうのは知っていたが、だとしてもあいつが態度が極度に悪いクソガキであることに変わりはない。
あの起伏の乏しい体型に興奮を覚えることは絶対にないし、口と性格の悪さは一級品。
従って恋愛対象になることは断じてないし、ましてや「色目を使う」ことなんて絶対あり得ねえ。
むしろ遊びに来るのが加奈子だけであやせが来ないんだったら桐乃の指示なんかなくたって、喜んで俺は家から飛び出すだろう。
受験勉強なら図書館でだってできるし、そうでなくても田村家に避難すれば良いだけの話だからな。
けれども出て行かないのは一重に、ラブリーマイエンジェルあやせたんとの半ばハプニング的などきどきイベントが起こる可能性が少なからずあるからだ。
「ケッ、そこまでいうんなら俺は部屋で受験勉強してっから。あんまり五月蠅くすんなよ。迷惑だからな」
「な……っ! なによ、その言い方! あ、あんたこそ、妹の友達が来てるからって興奮して、隣の部屋でへ、へへへ、ヘンなことしないでよ!」
「誰が妹の友達が来ることなんかで興奮なんかするかっ!」
俺は妹との不毛な言い合いをやめ、リビングで冷蔵庫の中にあった烏龍茶で手早くのどを潤すと、足早に階段を上った。
そういえば、俺が偽名を使って加奈子のマネージャーをしていたことは、加奈子には秘密だったか。
だとすれば、ばれるかもしれないことを考えると顔を合わせるのはまずいだろう。
まあ、あの阿呆の子がその事実に気づくとも思えないのだが、いかんせんもし加奈子にばれたときに後に行われるであろうあやせの折檻が怖い。
そういう意味でも、やはり俺はなるべく姿を見せないようにした方がいい。
俺が自室へ入り、後ろ手に扉を閉めた瞬間、玄関のインターホンが鳴った。
直後、桐乃が猫なで声を出して友人を迎える。
「おじゃましまーす」「ちーーーっす」と、礼儀正しいあやせと小生意気な加奈子の声も続いて聞こえてきた。
「さて。俺はおとなしく自分の勉強に集中しますかね……」
机の上に置いてある問題集と、ノートを開いてシャープペンシルを手に取る。
今はもう秋である。センター試験までも後数ヶ月とそう大して時間があるわけでもないのだ。
長いこと継続している麻奈実との勉強会の成果か、志望校の大学はもう安全圏内ではあるが、油断禁物である。
まもなく、妹とその友達が階段を上ってくる足音がしたが、言いつけ通り顔も姿も見せることもなく俺は数学の問題に取りかかることにした。
――のだが。
俺の部屋と桐乃の部屋を仕切る壁はなぜかやたらと薄い。
隣の部屋で少し大きめな声で話していると壁に耳をくっつけなくてもその話の内容がわかるほどに。わかってしまうほどに。
あまり五月蠅くしないように桐乃には言っておいたはずだが、無意味だったらしい。
さっきから桐乃達の会話がだだ漏れである。
生の女子中学生の会話を聞きながらも自分の勉強に集中することができる男子高校生がいったいこの日本に何人いるというのだろう。
もしいるってんだったらお目にかかりたいね。
それは、俺にはもちろん到底無理な芸当である。
できるやつは瀬菜が好むようなガチホモ野郎ぐらいじゃなかろうか。
……やっぱりお目にかからなくてもいいかな。
というわけで、俺は今、このどうしようもない感じを持て余してベッドの上で悶々としている。
桐乃達の話の内容は殆どが他愛もないものであり、それぐらいなら俺も大して辛くないのだが、ついさっきふとした拍子に俺についての話になったんだ。
「ぶっちゃけさぁ〜、桐乃って兄貴のことどう思ってんのぉ〜?」
壁越しだが間違いない、この人を意図的にいらつかせようとしているかのごとき口調は加奈子である。
「へっ!? …や、やだなあー加奈子ったら、そんなことどうだっていいじゃーん?」
やはり加奈子だったか。
ちなみにこちらは桐乃だろう。相変わらず猫なで声が気持ち悪いが、妹の声ぐらい判別できる。
「えー、それ、私も気になるなー。桐乃ってお兄さんのことどう思ってるの、実際」
……………………あやせ……さん?
――賭けてもいい、今あやせはおそらく顔は笑っていても、目は笑っていないに違いない。
「どうも思ってないよぉ、ほらいいでしょ、これでえ?」
「だめだよー、桐乃。だってさ、桐乃ったら学校でもいっつもお兄さんの話ばっかりしてるじゃない?」
……そうなのか? あの究極の兄嫌いの桐乃がか?
何かの冗談じゃないかとも思ったが、壁の向こうの少女達は至ってまじめに会話を続けているようである。
「ああ、あ、あやせ!? なな、ナ、ななななにいってるの!? そんなことないって!」
「うへへ、今の桐乃の顔おもしろかったぁ。……でもさあ、こんなにあわてるってことは、桐乃ってやっぱり兄貴にぞっこんなんじゃねーのぉ?」
「か、加奈子までそういうこと言って。そそ、そんなわけないジャン」
「えー……、うっそじゃねーのー?」
「本当だって〜! ……あやせの方こそどうなのよ? 彼氏とかいないのー?」
「あー! それ、加奈子も気になんなー、どうなのよぉ、あやせ」
どうでもいいけれど、ひどく移り身の速いガキである。
たった今まで桐乃をいたぶっていたとは思えないほどの身の翻しようで今度はその標的をあやせに変更したようである。
だが、あやせに関しては俺も興味がある。
俺は耳を壁にぴったりとくっつけて、隣の部屋の音に神経をとがらせる。
「あはは、私は彼氏なんていないよ?」
「えー、でもでもあやせだってかなりモテるらしいじゃん? この前だって近所の公園で年上の男の人となんか仲良さげにしてるの見たって人いるらしーし」
な、なんだってーっ!?
あやせたんに……、ラブリーマイエンジェルあやせたんに彼氏だってーっ!?
ちょ、ちょっとそれ俺初耳ですよ!?
「え、えっと……その人は別にそんなんじゃない……っていうか、なんていうか」
「ねえねえ、その人ってどんな人? 優しい系? かっこいい系?」
「…………優しい……人、かな」
「キャー! もうメロメロって感じジャーン! 付き合ってないのー?」
「……って、違うってばー! そんなんじゃないって!」
ぅうう、あやせの好感度が少しでも上がるかなって今までいろいろな相談事につきあってきたけど、それは全て無駄だったのか?
話を聞く限りどうやらあやせには既に気になる男性がいるようである。
それもかなりご執心のご様子で、お忍びデートの経験すらあるらしい。
俺なんかの出る幕じゃないってか。
あまりのショックに立ち直れない俺は布団を頭から被って丸くなる。
そうすると全く隣の部屋の話し声は耳に入らなくなった。
「チクショー……」
小さく呻く。
もちろんあやせに本気で恋している、というわけではなかった……ハズだ。
だけれどもなんだかんだで一番気になっていた女の子であることは間違いない。
悔しくないはずはなかった。
勝手に聞いておいて言えることではないのかもしれないが、正直、こんな話聞きたくなかった、と思った。
しばらくして俺はのっそりと起き上がった。
激しい精神的ダメージのせいで、もうボロボロである。このまま勉強を続ける気など、当然起こるわけもない。
俺はベッドから転がり降りるとゆっくりと這い上がり、部屋を出て、リビングに向かった。
しばらく頭を落ち着かせたいと思ったからだ。
音を立てないようにそっと扉を開け、首だけ廊下に突き出して部屋の外の様子をうかがう。
――ふむ。桐乃やあやせ達が出てくる気配は全くないな。
俺は音を出さないよう気をつけつつ、それでもなるべく速くリビングへと階段を下りていった。
リビングの扉をゆっくり開けて、素早く体を中に入れた。
食器棚からガラスのコップを取り出すと、烏龍茶をなみなみに注いで、窓際に陣取る。
そして窓の外の景色を眺めながら、コップの中身をちびちびと飲むことにした。
そんな黄昏たいような気分だったんだ。
あるいはこれが「呑まなきゃやってられない」というものなのかもしれない。
ペットボトルの中身を飲み干した頃に時計をみると、既に部屋を離れてから10分ほどの時間が経過しているようだ。
いくらか気持ちも落ち着いてきたことだし、いつまでもここで落ち込んでいるわけにもいかないだろう。これでも一応受験生だしな。
俺は一度だけ大きく伸びをして体を解すと、空になった烏龍茶のペットボトルを捨て部屋に戻ることにした。
再び感づかれないように階段を静かに上る。
もし部屋の外にいるのを見つけられれば後でしばかれるのは目に見えている。
なので俺は全身全霊を込めてそっと、そーっと、一歩一歩階段を踏みしめて上っていく。
ようやく階段を上りきったところで、桐乃の部屋から楽しげな話し声が聞こえてきたため、まだあやせと加奈子は帰ってないんだな、と思った。
だから、俺は自分の部屋に戻ってその扉を開けたとき、目の前に広がっている光景をにわかには信じることが出来なかったんだ。
だってそうだろう?
「な――、お、おま、お前――」
「んあ?」
そこにいたのは煙草を右手にして、大きく開け放たれた窓からぷはー、と煙を吐き出しているクソガキもとい加奈子だったんだから。
しかも、なんか色々とつっこみどころ満載である。……よく見ると、部屋の隅に明らかに外靴と分かるブーツが無造作に転がっているし。
「お前、なにやってんだ!? それにどうして俺の部屋にいんだよ?」
俺に問いただされて初めて我に返ったのか、加奈子は顔を青くすると、あわてて煙草の火を消してそれを隠そうとした。
って、加奈子さん? あなたが今煙草を押しつけた本、麻奈実から借りた問題集なんですけど。
「テ、テメーどうしてここにいやがる!?」
「どうしてって、ここは俺の部屋だっ!」
「へ……? …………あーーーっ!! おめー、桐乃の兄貴だったのかよ!?」
思わず反射的に返してから俺は初めて自分の失態に気づいた。
この物言いからすると、どうやら加奈子は突然部屋に入ってきたのはコスプレ大会の時のマネージャーだと思ってビビっていたらしいが、
俺の一言でずっと隠してきていた桐乃の兄貴=マネージャーというのがばれてしまったらしい。
俺がどう反応しようか迷っているうちに、加奈子はというとなにやらしきりに頷いている。
にやにやと面白くて仕様がないかのようにこちらをちらちらとうかがっている。
「そっかー、そっかー、おまえだったのかヨ」
「ま、まあな」
「……あり? でも、てめー赤城とか言わなかったっけよ?」
ばれてしまったモノは仕様がないだろう。今更どう取り繕うとおそらくもう手遅れだろうし。
俺はあやせのお仕置きを受ける覚悟を決めて、加奈子にすべて包み隠さず話してしまうことにした。
「ん? ああ、それ偽名なんだ。俺の本当の名前は高坂京介だ」
「へー……京介、ね」
っと……今は、こんなことよりも言わなきゃいかんことがあったな。
「ところでお前さ……俺が入ってきたとき煙草吸ってたよな?」
「ギクゥ!」
擬音を口にする娘は世界広しといっても麻奈実ぐらいだと思っていたが、どうやらここにも居たらしい。
多少あきれながらも加奈子の様子を眺めていると、面白いぐらいのうろたえっぷりだった。
加奈子は顔面を蒼白にし、歯をガチガチさせながらさながら小動物のように小さくなって震えている。
クソガキでも黙っていれば、少し可愛いく見えないこともないかもしれない。
しえん
「な、なあー……。おめーこのことあやせにいうのかよ?」
「……ああ。さすがに煙草はまずいだろ。ってかお前あやせに禁煙させられてなかったっけ?」
「そそそ、それはそうなんだけどよぉ……」
「だったら何で煙草なんて吸ってたんだよ。しちゃいけないことだっていうことぐらい分かってるだろうに」
「だってぇ……」
まるで子供に対する説教である。
まあ実際加奈子なんて俺にとっては身長的にも子供みたいなもんだしな。
加奈子はもじもじと言いよどんでいてこちらの質問にもはっきり答えないし、要領を得ない。
仕様がないので、俺は優しくあやしてやることにする。
「加奈子はイライラしてるときとか集中したいときとかに吸いたくなるんだったっけか」
コクリと頷く加奈子。
心なしか目元は潤んでいるような気がする。
さすがにアイドルを目指しているだけはある、こうして黙っていればずいぶんと可愛いものである。
「加奈子はイライラしてたのか、それとも何か集中したいことがあったのか?」
なるべく詰問口調にならないように気をつけながら軟らかく聞いてみたが、加奈子が口を開く様子は一向にない。
まるで子供に対する説教である。
まあ実際加奈子なんて俺にとっては身長的にも子供みたいなもんだしな。
加奈子はもじもじと言いよどんでいてこちらの質問にもはっきり答えないし、要領を得ない。
仕様がないので、俺は優しくあやしてやることにする。
「加奈子はイライラしてるときとか集中したいときとかに吸いたくなるんだったっけか」
コクリと頷く加奈子。
心なしか目元は潤んでいるような気がする。
さすがにアイドルを目指しているだけはある、こうして黙っていればずいぶんと可愛いものである。
「加奈子はイライラしてたのか、それとも何か集中したいことがあったのか?」
なるべく詰問口調にならないように気をつけながら軟らかく聞いてみたが、加奈子が口を開く様子は一向にない。
仕方がないのでもう一度俺が口を開きかけたとき、加奈子がようやく答えた。
「どっちかって言うと……イライラしてた……、のかなぁ?
…………えっと、さ。桐乃のやつもあやせのやつも……す、好きな奴と会ってたりなんかするらしくてさぁ」
ゆっくりとその思いをポツリ、ポツリ、と語る加奈子。
俺は「桐乃のやつも」のところで突っ込みたかったが(桐乃が俺のこと好きってさすがにあり得んだろ?)そうすると、
先ほどの会話を聞いていたことがばれてしまうし、何よりせっかく話し始めた加奈子の話の腰を折ることになってしまう。
結局俺は何も言わずに加奈子の言葉の続きをただ、待つことにする。
「それで……、ホラ、恋人っていいなぁとか思っちまうだろ? あやせなんかはもうデートもしてるらしいしよお……」
へぇ。こいつでもそんなこと思うんだ。
「…………加奈子にだって……す、好きな奴ぐらいキチンといんだぜ?」
それは意外だ。こんなちんちくりんでも一丁前に恋なんかしちゃってるなんてな。
だが、そのセリフを吐きながらこちらをちらちら窺い見るのはやめてくれ。
俺にどう反応しろと。なんかのリアクションを求めてんのか?
「……だけどよ、加奈子はそいつとたいして会うこともできないし、ましてやデートなんてしたこともないしよ……、なのにあやせは」
「……そっか」
短く返してやる。
だが大体の事情が分かった。要するに加奈子は恋愛において自分より先に進んでいる桐乃やあやせに嫉妬しているらしい。
なんともありがちな話である。
「それで……か?」
加奈子は小さく頷く。
「居てもたってもいられなくなったから……帰るフリして桐乃ん部屋を出て、靴だけ持ってきてどこか適当な部屋で一服しよーかなー……、て。
……外じゃ吸えねーし、あやせに見つかるわけにもいかないしよお……」
だから俺の部屋にいたのかよ。
ったく、本当にいい迷惑だっつの。
もしお袋が俺の部屋に入ってきたときに染みついた煙草のにおいに気がつきでもしたらどうしてくれるんだ。
そうでなくても窓から漏れ出る煙が近所のおばさんに発見されればすぐにお袋の耳に届き、そのまま家族会議に突入するのは目に見えている。
俺は思わず頭を抱える。
「な、なあ……き、京介」
そんな俺に向かって加奈子は恐る恐る言葉を投げかけてくる。
……どうでもいいけど俺のこと呼び捨てかよ。
「どうしてもあやせにこのこと言うのかよ?」
「ああ」
事情をすべて聞き終えた今、これ以上加奈子をあやせに引き渡すのを先延ばしにする理由もない。
時折聞こえてくるとなりの部屋の話し声から推測するに、あやせはまだ帰ってないだろうし。
「なあ……、どォーっしてもかよ?」
「……ああ。しちゃいけないことしたってんだから言わないわけにもいかないだろ」
「…………ッ」
加奈子は唇を噛んで少しうつむき加減で何かと葛藤している様子だった。
俺はできることなら加奈子に自分から煙草を吸ってしまったこと、反省してほしかったし、あやせには自首してほしかった。
それは加奈子がただの見知らぬガキではなく、そこそこつき合いのあるガキだし、仕事ではブリジットの姉貴分として手本となる行いをするべきだと思ったからだし、
何よりも、月並みな言葉にはなってしまうが、そうでなくては加奈子のためにならないと思ったからだった。
「きょ……京介?」
「何だ」
「加奈子キチンと煙草やめっからよ……それじゃあ、ダメ?」
俺は一頻り考えた。
もちろんそれで加奈子が煙草をやめられるならそれでいいのだろう。
だが、あやせに脅されて禁煙すると誓ったにも関わらずその約束を破った加奈子である。
今ここで約束してもそれが破られてしまう気がする。
「ダメじゃないさ。……だけどお前、そう言っておきながら煙草吸っちまったわけだしな。口でいくら「煙草はやめます」って言っても信用できないだろ。
それにお前、俺の言うことちゃんと聞きそうにないしな……、だからあやせに任せようと思う」
「だったら……、信用…………できれば……いい、のかよ?」
「……まあな。そういうことになるな」
俺はほとんど何も考えずにそう目の前の加奈子に返していた。
……後から思うと、この一言が俺の運命を決定づけたのだと思う。
たくさんの分岐がある中からたった一つの道を選び抜いた瞬間。
エロゲー風に言えば『加奈子ルート』に入った、ということだろうか。
ただその時には俺は何か人生における重大な選択をしてしまったという自覚は全くなくて、
突然身体全体に伝わってきた加奈子が胸に飛び込んでくるその感触と密着してる加奈子の体温の暖かさしか頭の中にはなかった。
「――――なっ」
かなりの勢いで加奈子に突進された俺はとっさに受け止めきることができなかった。
そのためドサリと二人してベッドに倒れ込む。
そしてそのまま加奈子は異様に手際よく俺に馬乗りになった。
「いったい、何のつもりで――」
「信用」
「……あ?」
「だからぁ……か、加奈子が……、信用させてやんよ」
そう言うが速いや加奈子は俺の顔に自身の顔を近寄せ、そっと軽く触れるように口付けた。
俺が何が起こったのか理解できずに固まっているのをいいことに、加奈子は再び口付けた。
ただし、今度は唇と唇をくっつけるだけのものとは違う。
ディープな、接吻。
「……んっ、」
一方的にではあるが、加奈子は舌を巧みに使って俺の唇のわずかな隙間に進入し、俺の舌に絡めようと動かす。
「……っぷぁ、んふぅ、……っんっん、」
そして咥内を舐めあげたり、唾液を垂らしてきたりする。
そんな加奈子の豹変についていくことのできない俺は、その行為をただ受け入れることしかできない。
不意に加奈子が起きあがった。
「……ど、どーヨ?」
「…………?」
加奈子が何かこちらに話しかけてきたのだが、唾液をしこたま流し込まれたせいか息が切れてしまい質問の内容と意図をうまく把握することができない。
すぐに返事を返すことのできない俺にしびれを切らしたのだろう、加奈子は不機嫌そうに口を開いた。
「だーかーらー、加奈子のキスは! 加奈子のキスはどうだったかって聞いてんのっ!」
「えっと…………………………………………ヤニ臭かった」
問いかけの意味は理解できたものの未だこの不可解な状況に頭はついていかないので、取り敢えずキスの素直な感想を告げる。
するとそれを聞いた加奈子は俺の目の前まで顔を近づける。だが、口付けには至らない。
「だったらよく覚えておけヨ」
「……ヘ?」
「そうすればオメーは加奈子とキスすれば加奈子が煙草吸ってるか分かんだろォが」
「…………ハイ?」
「毎日学校前と、放課後にキスして確認して。休みの時は一日中一緒にいればイイし――」
「………………え?」
「で、でもでもっ、しょっちゅう一緒にいるとなると不自然だからさァ、京介、おめーは加奈子のか、かか、彼氏ってことにしてやんよっ!」
「……………………チョット待ってくれ」
「な……、なんだよ」
「どうして俺がおまえの彼氏になんかなんなきゃいけねえんだ?」
「理由だったら今言ったじゃねーかヨ」
「そうじゃねえっ! そもそも好きでもないのに恋人なんて――」
「ああもうゴチャゴチャうるせぇー、男だったら腹括れよ!」
三度唇を押しつけてくる加奈子。
ただ、今度は加奈子はキスをしながらもその手を下に持って行き、俺のズボンの股間あたりをワサワサやり始めた。
「……くっ、……や、止め」
意志に反して呻き声がこぼれでる。
その俺の反応に加奈子は満足したようで、ニヤリと笑うとズボンとトランクスに手をかけて一気におろした。
ポロリとその姿が晒される俺のリヴァイアサン。
「へ、へー……こんな風になってんだ……。……結構かわいいカモな……」
一瞬加奈子は萎えている状態のそれにひるんだ様子だったが、キスを中断してそれをじっくり観察する。
女子中学生、それも妹の友達に自らの陰茎を間近に観察されるというだけでもヤバいのだが、その上加奈子の熱い吐息が俺のリヴァイアサンにかかる。
この状況にリヴァイアサンが勃ち上がってしまうのはいたって自然な現象といえるだろう。
とか言い訳したくなるが、要するに俺はこのわけわからん状況に不覚にも興奮してしまっていた。
「ウワw、勃起しやがった……。口では色々言ってたけどよ、身体は正直なもんだなwwww」
「これは……ち、違っ」
「何が違うんだよ。本当は期待してたんだろ? 超絶美人の加奈子サマにエッチなことしてもらえるってヨ」
途端に俺の部屋を襲う凄まじいほどの静寂。
物音一つしないその空間に俺の言葉が響きわたる。
「超絶……………………美人??」
「おうよ。……な、なんだよその目は」
自信満々に胸を張った加奈子に対して俺は無言で加奈子の全身を眺め回す。
そして両手を伸ばして加奈子の頭、頬、肩、二の腕、脇腹と次々に触れていき、最後に胸に手のひらを押しつけてみた。
ゴツゴツと、ただひたすら硬いだけの感触。
「…………骨……?」
バコーン、と桐乃の携帯小説の中に出てきそうな擬音がしたと思ったときには、俺は頬にすさまじい衝撃を感じ吹っ飛び壁に後頭部をぶつけていた。
驚いて起きあがって見ると、加奈子は涙目で右こぶしを突き出していた。
どうやらあれで殴られたらしい。
「テメーいくら何でも言っていいことと悪いことあんだろォ!? …………加奈子だって気にしてんだからよぉ」
「……す、すまん」
よほど胸のことを気にしていたのだろう、コンプレックスを直撃してしまった俺は素直に謝っておく。
加奈子は一頻り涙を流し終えると、再び俺の胸に飛び込んできた。
そのまま俺の背中に回される小さな両腕。
そして加奈子は顔を埋めたまま喋り出した。
「さっきよぉ……、か、「彼氏にしてやる」って言っただろ?」
「あ、ああ……言ってたな」
「アレ…………本気だかんな」
……え? 今、加奈子さん、あんた何て言いました?
「本気」っていったいどういうことだ?
俺の頭の上に浮かび続けるクエッションマークが見えたのだろう。
加奈子はぷくっと頬を膨らませると俺に告白した。
「だからァ、加奈子はおめーのことが好きだっつってんだよ! 京介のことを愛してるっつってんだよ!」
「――――っ!?」
聞き間違いかと思った。
あるいは何かの冗談ではないかと思った。
しかし加奈子の表情は窺い知ることはできないけれどその話し方から真剣な様子は伝わってくる。
加奈子は続ける。
「だ、だ、だからよォ……、そ、その……、よぉ……」
加奈子は顔を上げると見上げるように俺の瞳をまっすぐに見つめる。
「加奈子と…………付き合って……ください」
俺はようやくこの時になって今までの数々の加奈子の言動はすべて照れ隠しであったことに気がつくと同時に、俺は加奈子にたった今告白されたのだと気づいた。
普段からそのとどまることを知らないクソガキっぷりで俺を(そして俺以外の人も)困らせるメルルそっくりのちんちくりん。
俺の中で来栖加奈子という少女はそういう認識だったはずなのに。
今、顔を赤らめて俺の答えを待ち続けている加奈子を見ていると、その認識が揺らいでいることに気がついた。
ブリジットのピンチ(後でそれは早とちりだと判明したのだが)には体を張って自分よりも年下の女の子を守ろうとして。
常日頃から言葉遣いは荒くても根は優しいガキなんだなって思って。
今俺の目の前には加奈子の顔がある。
その顔を見つめてこうしていると不思議な気分になる。
普通の感情とは明らかに違う、もっと形容しがたい想い。
俺はずっとクソガキと思っていた加奈子にいつからか無意識のうちに愛情を抱いていたらしい。
加奈子の背中に手を当てて引き寄せ、そっと抱きしめる。
「加奈子。俺……さ。ずっとお前のことクソガキだって思ってた。初めて会ったときも――お前がこの家に遊びに来たときだけどさ――同じ様に思ってたんだ」
俺はそんなに語彙が豊富なわけでもないし、話術に特別長けているわけでもない。
だから、自分の思いをただ語ることしかできない。
「コスプレ大会の時だってあやせに頼まれたからマネージャーなんて難儀な役目引き受けたんだしな。
……でも、あん時は正直見直したよ。ずっとクソガキだと思ってたけど案外根は正直な奴なのかもしれないってな。
二回目のマネージャーのときに俺はブリジットを必死になって守ろうとするお前を見てそれが間違ってなかったって確信したんだ」
俺はここでいったん言葉を区切り、加奈子の身体を離す。
加奈子の瞳には安心しきったような穏やかさが満ちている。
それを見た俺は自分も次第に落ち着いていくのを感じた。
「加奈子。俺も加奈子のことが好きだ。愛してる。ようやくそうなんだって俺は気づけたんだ」
「じゃ、じゃあっ――」
「ああ。俺も加奈子に俺の彼女になってもらいたい。……だめかな?」
プルプルと勢いよく首を横に振る加奈子。
その加奈子には似つかわしくない可愛らしい様子に俺は思わず笑ってしまう。
加奈子はそんな俺を見てむくれた。
「なんだよ笑いやがって……ヒトがせっかく……」
「はは、悪い悪い……」
どちらからともなく抱き寄せあう俺と加奈子。
「愛してる」
「か、加奈子も愛してる」
25 :
シエニスタ:2011/01/09(日) 02:38:05 ID:lu6aJzRb
しえん
小さくも愛おしい、その存在を優しく抱きしめる。
加奈子は力を抜いて俺に任せてくれているのだろう、そのままの姿勢で1分ほどの時間が過ぎた。
だが、不意に加奈子が口を開いた。
「あのよォ……。なんかさっきからずっと硬いモノがお腹に当たってんですケド」
「あっ…………」
加奈子が頬をほのかに赤らめ指を指しているのはさっきから勃起し続けている俺のリヴァイアサン。
……なんて言うか我ながらムードぶちこわしで申し訳ない。
「続き……加奈子がシてやんよ」
加奈子は恥ずかしがりながらもソレをしっかりと見据え、そう宣言すると、
すっかりカチカチになってしまってからずっとその硬度を保ち続けていた男根を撫でるような手つきで包み込む。
「……ん……」
「気持ちいい……のか?」
「ああ。……気持ちいいよ」
「えへへ。よかった」
加奈子はホッとしたように笑う。
まるで初めて行う行為で恋人が悦んでくれたことに安心するかのように。
その様子に面食らった俺は加奈子に尋ねる。
「お前って……、もしかしてこういうこと初めてだったのか?」
「あっ、あ、あっ、あったりめーだろーがぁっ!! てめー加奈子のこと何だと思ってんだよ!?」
「ははは、そっか、悪い」
別に意外なことではなかったのだが、加奈子の以前と変わらぬその口調に俺はうれしさを覚えた。
なんだか、恋人になっても加奈子は加奈子なんだって。
加奈子は俺の前では変に飾ったり偽ったりしないで素の自分を見せてくれるんだなって。
そしてそれってきっと幸せなことなんだろうなって思ったから。
「お、オメーこそそこんとこどうなのよ? 実は経験豊富だったりしねーよな?」
「んなわけねーだろ」
「そ、そっかー、そうだよなー、オメーみたいな地味面は加奈子くらいしかその本当の価値は見抜けないからなー。……えへへ」
そう言いながらも加奈子はリヴァイアサンへの愛撫を止めることはない。
先ほどのただ手を動かすだけの動きとは違う、愛でるような動き。
それに加えて加奈子はおもむろに舌を這わせ始めた。
「うおっ!?」
「れろ、男って、ちゅ……、こうされると、……ぱっ、嬉しいんだろ、……っろれ……」
はじめはゆっくり、次第に速く舌が竿の上をうごめく感触は、自慰やただの愛撫では得られない快感を俺の脳に送り込む。
さらに加奈子は舐めながらどんどん亀頭の方へ舌を登らせていく。
「れお、ろれれ、んぱ、れろれ、っちゅ」
「……くっ、……っあ」
上目遣いで俺の様子を確かめる加奈子。
普通に、可愛い。
加奈子はついに鈴口のところまで到着すると、その小さな穴の付近を擦るように舌を動かす。
「れろれろれろ、れ、ろれ、れろれろ、……ど、どーヨ?」
「っああ、すげえ気持ちいいよ、加奈子」
「だったらこんなのは、どうかなぁ……はむ」
えへへと笑うと加奈子は俺の陰茎を一気にくわえ込む。
そしてそのまま唇で挟み込んでしごいたり、吸いついたりする。
俺はその未知の刺激に一気に高められる。
「や、やばいっ。出そうだっ」
増していく射精感に思わず加奈子の後頭部に手を当てて押さえ込み固定してしまう。
「……んぷっ!? ちょ、ちょっと放しっ」
「くっ、出るっ!」
「なっ、ま、待っ――」
どぴゅっ、ぴゅぴゅる、ぼぴゅっ、どぴゅぴゅるっ
「……ボゴッ!? ……もぼぼっ、もぼっ、…………んくっ、こくっ、こくんっ」
放たれた欲望は、加奈子の口の中を蹂躙して、あふれかえった分がシーツの上に垂れ落ちる。
すべて放出してしまってから俺は思わず加奈子の口の中に射精してしまったことに気付き、慌てて謝る。
「悪ぃっ、加奈子! 口ん中に出しちまった! ……加奈子?」
加奈子は俺の言葉に反応することなく俺の股間に顔を埋めたままである。
少し心配になって加奈子の頭頂部を軽くぽんぽんとはたいてみると、ようやく顔を上げた。
「……………ばする」
「へ?」
「……ねばねばする」
加奈子はその可愛らしい小さな口から白濁した液体を垂らしながらそう感極まったように告げた。
まあ、そりゃあそうだろうなぁ。
「う……、おぇ」
加奈子は口の中に指をつっこんで顔をしかめている。
気持ち悪そうにしている加奈子をみていて俺は気づいたことがあったので尋ねてみる。
「もしかしてお前、精液飲んだのか?」
コクリと頷く加奈子。
マジかよ。口ん中に何もなかったように見えたからまさかとは思ったけどさ。
「なんでだよ?」
「加奈子、一度ザーメンって飲んでみたかったしよぉ〜」
女子中学生がザーメンなんて言葉使うんじゃねえ。
「それによぉ〜、そうした方が喜んでくれるかなぁって思ったから」
……そうですか。
そんなこと言われちまったら彼氏としては何も言い返せなくなるだろうが。
口からわずかに精液を垂らしながらこちらに微笑みかけている加奈子。
その姿を見ていると今まで以上に愛おしく思えてくるから不思議だ。
「でも、不味いだろ? 別に飲んでくれなくったっていいんだぜ?」
「ううん、加奈子が飲みたいってんだから、京介は飲ましとけばいーの。それに言うほど不味くないしヨ。……確かにねばねばするけど」
そういうもんか。
まあ、確かに俺も飲んでくれた方が何となく嬉しいことは嬉しいけどさ。
でも、精液を不味くないって言う女子中学生って何かもう色々と駄目な気がする。
などと俺が頭を抱えていろいろと悩んでいると、ちょんちょんと肩をつつかれたので顔を上げる。
加奈子はかつてないほど顔を赤く染め上げ、俺に媚びるような口調で話しかけてきた。
「ねえ……、それよりもさぁ……、今度は加奈子のカラダ……触ってくんねー?」
俺は手を伸ばして加奈子が服をまくり上げるのを手伝ってやることでそれに応えた。
「ど、どうだ?」
「んっ……イイ感じぃ」
というわけで今俺は加奈子の胸を触っている。
さっき触ったときも思ったが、やはり骨の感触が強い。
まあ、別に加奈子はまったく胸がないというわけではないのだけど。
平均よりは明らかに足りてないだろう。
だが、それでも目の前で年端もいかない少女が、自身の服をまくり上げて「触って」なんて言ってきたら正常な男なら我慢できるはずもない。
……ちなみに加奈子はブラの類は付けていなかった。
ポチリとそこだけほんのりと色づいている乳首を指の平で擦る。
「んっ……、そこ、んんっ……、いいっ、……ふぁ、んあ」
俺はこういうことに疎い方なので、エロ本や桐乃に押しつけられたエロゲーで得た知識を総動員して愛撫する。
わずかな胸に手を覆いかぶせて揉み。
乳首を指で転がしたり引っ張ったり弾いたり。
時折キスを混ぜながら行為を進めていく。
俺の拙いそれは加奈子の切なそうな喘ぎと次第にプックリと盛り上がってきた乳首から見て快感を送り込むことに成功しているらしい。
気をよくした俺は、右の乳首は指でいじり続けたまま、左の乳首を口でくわえ込む。
中心を舌で強く押し込んだその途端に加奈子はより一層高く鳴く。
「あぁぁっ、ふあぅぁ、んぁぁあ、ひゃぁっ!」
「ひもひひいか、かはこ?」
「んあぁっ! イイ、ひぁ、けどおめー、んゃっ、チョット激しすぎ、んくぁっ、いったん止めて――」
俺は加奈子の言葉に従っていっさいの愛撫をやめる。
そして俺に寄りかかって息も絶え絶えになっている加奈子の背中をさすってやる。
「大丈夫か?」
「ん……、大丈夫。ケドよぉ……」
「何だ?」
「胸ばっかりじゃなくて……、今度はコッチも……シてぇ……」
そう言って加奈子は可愛らしいフリルの付いた短めのスカートを持ち上げた。
むわりと香り立つ加奈子の雌の香り。
スカートの中には乳首への刺激によって既に湿り気を帯びたショーツが顔をのぞかしていた。
「脱がして……ぇ……」
「うおぁっ! いきなりなんて声を出すんだ!?」
「だ、だってぇ……、さっきからココ……、熱くてぇ……」
「自分で脱げばいいだろ!?」
「脱がしてくれないのぉ……?」
「……ううっ」
そんな風にそんなことを頼むなんて反則だろ。
幾分か潤んだ期待の眼差しを裏切ることなんて到底出来そうになく、俺は仕方なく加奈子のショーツの縁に手をかける。
今気づいたけど、加奈子のショーツはレースの装飾が付いたずいぶんと大人びたデザインのものである。
……無理に大人ぶる必要なんかねえのにな。
ショーツを脱がすため加奈子の顔を近づける。
深まる淫臭。
頭がくらくらしそうだ。
「加奈子、腰浮かせてくれ」
俺の言葉に反応して、ショーツを脱がしやすく腰を浮かす加奈子。
ショーツを抜き取る一瞬、加奈子はピクリと震えたようだったが、それはすぐに治まった。
ついに露わになった加奈子の秘所。
恥毛は産毛のような細いのが申し訳程度に生えている程度で加奈子の身体の幼さを表しているようだったが、トロリと愛液が垂れている陰唇は十分淫靡な様子を醸し出していた。
始めてみるナマの女性器は綺麗とか美しいとかよりもむしろ可愛らしいという印象を俺に抱かせた。
「あ、あんまジロジロ見んなよ……恥ずかしいし……」
「う……すまん」
試しに指を伸ばしてスジを伝っている蜜をすくってみる。
ぬちょりと、粘性の高い液体が指に絡みつく。
愛液の付いた指を口に含んでみると、少ししょっぱいような暖かいような味がして、立ちこめるほのかに甘い香りはより強くなったようだった。
「早く触ってぇ……」
加奈子である。
俗に言うM字開脚の状態で俺を誘っている。
僅かに割れて中が見えそうになっているクレヴァス部分がなんともいやらしい。
「いいのか?」
「熱いんだってぇ……、だからぁ、早くぅ……」
「じゃ、じゃあ……触るぞ」
「う、うん」
とは言ってもどのように触ればいいのかいまいち分からない。
取り敢えずピトリと人差し指を秘裂に沿えて上から下へと繰り返し動かしてみる。
加奈子はその動きに合わせて身体をふるわせている。
「んっ……、くぁっ……、ひぁっ……」
「こ、こんな感じか……?」
「もっと強くぅ……」
加奈子がおっかなびっくり触っていた俺の手を掴んで指を奥へと導く。
俺はあまり中に入りすぎてしまわないように気をつけながら、くちゅくちゅと音を立てて指を動かす。
「……んゃっ、……ひやぁっ、……ああっ、……はぅわぁっ」
「気持ちいいのか?」
コクコクと激しく首を振り肯定する加奈子。
俺はその反応が無性にうれしくて、さらに快感を感じてもらいたくなった。
なけなしの知識から搾り出したさらなる快感を感じてもらう方法。
口で――俺はいわゆるクンニをする事を決断した。
少し、さっき予告なしにフェラをされたことに対する仕返しの意味も込められている。
秘裂を弄る手はそのままに、怖ず怖ずとぬめぬめしている局部に口を近づける。
加奈子は目をぎゅっと閉じて快感に耐えているので俺の舌が自らの秘所に近づいていることにはまだ気づいていないようでる。
――ペロ。
「んひゃっ!?」
感度がすこぶる良い。
フェラの時思ったことなのだが、舌のザラザラが快感を増幅させる刺激になるのではないだろうか。
「おっ、おめっ、おめー、な、ナニ舐めて――!?」
「いや、ほらさ。さっきは加奈子にしてもらったから今度は俺がしてやらないと不公平だろ」
「で、でも、いきなりなんてよぉ……、びっくりすんじゃねーかよ」
「ごめんな。……なら、改めて聞くけど、俺は加奈子のココを舐めたい。舐めても良いか?」
「…………良いケド」
顔を赤くして目をそらしてそうぼそりと言う加奈子。
ああもうっ、本当に可愛いなコイツは!
「じゃあ、舐めるぞ」
気を取り直して、許可を取ってから、光を反射して輝いている淫裂を舌でなぞる。
加奈子の身体は経験したことのない快感に逃げようとするかのように悶えるが、俺は両太股を手で押さえ込み、逃げることを許さない。
「……んぁあっ、……にゃぁっ、……んひやっ、……ひあぁっ!」
俺が舌を這わせ、加奈子が身体を震わせる度に分泌される愛液の量は明らかに増えてきている。
淫臭も次第に濃く立ちこめるようになってきて頭がぼうっとしてきた。
こりゃ、煙草の臭いはバレなくてもこの臭いはお袋には誤魔化せないかもな――
そんなことを考えていると、加奈子の腰が今まで以上にガクガクと震え始めた。
「んゃぁああっ、ひぁあぁぁっ、あぁぁっっ、んにやぁぁっ!」
絶頂に達しようとしているのだろうか。
加奈子は先ほどとは打って変わって陰部を俺の顔に押しつけるような動きをしている。
貪欲に快感を求める動きである。
俺は舌を浅く淫裂の中に差し込んでいく。
温かい、ひだひだの内部の感じが舌に心地いい。
「んゃぁあっっ! ひぁぁああっ! んぁあぁあっっ! んくはあぁぁっ!」
俺は止めだとばかりに淫核があるだろう箇所を指でグリグリと擦ってやる。
効果は絶大。
おそらく今までで一番大きな震えとともに、加奈子は一気に絶頂へと、持って行かれた。
「イくぅっ! イくぅぅっ! イっくううぅぅぅっっっ!!」
ピチャッ、とあふれ出た愛液が俺の顔に降りかかった。
ぐったりとしているものの恍惚とした表情で俺にしなだれかかる加奈子。
実に嬉しそうに俺の胸にほおずりしたり腰に手を回したりして甘えてくる。
俺もそんな様子の加奈子がどうしようもなく愛おしく感じ、頭を優しく撫でてやる。
それに気づいた加奈子は俺の顔を見上げるようにして、笑う。
俺も笑い返してやったさ、もちろん。
俺と加奈子。
一つのカップルのお互いの絆が深まった瞬間だった。
彼氏は彼女の。
彼女は彼氏の。
お互いの顔を見つめ合い、どちらからともなく唇を重ね合った。
――そのとき。
ドンドンドンドンドンドンドンドンッ!! と、俺の扉がノック――じゃねえなあれは、理不尽な暴力を食らって悲鳴を上げた。
「バカ兄貴!! さっきからうっさいんですケド!! AV大音量で見んのやめてくんない!!」
その怒声を耳にした俺と加奈子は同時に青くなった。
説明の必要はないと思うが、桐乃である。
……あれだけ盛大にヤってたらバレちまうよなぁ、そりゃあ!
俺は今更ながら行為中の音漏れの可能性について失念していたことを悔やんだ。
俺が自らの不覚に悶えていると今度は桐乃とは別の声が聞こえてきた。
「……お兄さん…………? …………………………私が桐乃と遊んでいる横の部屋で……い、いかがわしいビデオ見てたんですか?」
その妙に落ち着いた声を耳にした俺と加奈子は同時に震え上がった。
説明の必要はないと思うが、あやせである。
どうやら最悪の状況になってしまったらしい。
桐乃ぐらいだったらどうとでもあしらえるが、あやせは無理である。
今だって扉に遮られているものの、にじみ出る殺気に俺も加奈子もガクブル状態である。
あやせさんマジ怖っえー、とか現実逃避しようと試みるが、直後の桐乃の台詞で即座に現実に引き戻される。
「もうっ、取り敢えず扉開けるからね、いい!?」
駄目です。絶対に駄目です。
ってかナニこれ死亡ルート一直線!? 回避可能なのコレェェエェエ!?
横の加奈子はあやせの声で完全に固まっちまってるし、俺が何とかするしかないらしい。
――ガチャ、とドアを開けようとする音がした。
あの扉が開いた瞬間、それが俺の人生が終わるときである。
桐乃だけなら何とかなるだろうが、あやせもいるのだ。
扉が開いた先には、精液まみれの加奈子と愛液まみれの俺がいる。
見つかれば逃げ道はなく、俺と加奈子はあやせに山に埋められることになるだろう。
あれこれと思案する時間はない。
今にも開こうとしているドアに向かって俺は声を張り上げる。
「待てッッッ!!」
突然叫んだ俺に驚いたのだろう、桐乃の手が止まり扉が開かれるのもひとまず止まった。
だが、まだ安心できる状況ではない。
桐乃は取り敢えず開けるのを中断しただけに過ぎないのだから。
「な、何よいきなり……」
「今その扉を開けたら後悔するぜ!」
土壇場でたった今思いついたこの場をやり過ごす唯一の方法。
本当は取りたくない方法だが、もうこれしかこの場を突破する方法はないッ!!
「……どうしてですか、お兄さん?」
問題はコイツ、あやせである。
自ら嘘を吐かれるのが一番嫌いと公言しているだけはある、嘘には人一倍敏感である。
だから、下手な嘘を付けばすぐに見抜かれて部屋の中に入られてしまうだろう。
ならばどうすればいいか。
――あやせが到底受け付けることができないだろう内容を突きつけてやればいい。
俺は息を一気に吸い込み、社会的に死ぬ覚悟を決める。
「なぜなら俺は今までおまえ等が隣の部屋で遊んでる間、エロ動画見ながらおまえ等で妄想してたからだ! オナニーしてたからだ!
そして今も、オナニーしてる最中だ! もう少しで射精しそうだから今扉を開けたら精液掛かっちまうかもしれないぞ!!」
時が、止まった。
扉に遮られて見えないが、桐乃とあやせがプルプルと震えているのがわかる。
ふと視線を落とすと加奈子がものすごく驚いた眼差しをこちらに向けている。
……これでよかったんだ。
社会的に死んだが物理的に死ぬことは避けられた。これでよかったんだ。
これでよかった、はず――
「つつ、つ、つまりアンタは、妹が友達と遊んでる間ずっと、その横の部屋でAV見ながら、今も、ヌ、ヌいてたってコト!?」
「そういうことだぜッ!!」
そして次の瞬間――
「あああアンタなんてもう知らない、死ねっ!!」
「最っ低ですっ! 死ねっ、セクハラ野郎!!」
桐乃とあやせは同時にそう叫ぶと、ドスドスと足音をたてて走り去っていった。
……さすがにやりすぎた感が否めないがこうでもしないと進入を阻むことはできなかっただろう。
だから加奈子もいい加減ドン引きの視線をこちらに向けるな。
「お、おめー、まさか本当に――」
「違うからなっ! あくまで説得のために吐いた嘘に決まってんじゃねえか!」
「そうならいいけどヨ……」
「っつかお前も早く帰れよ、またこんなのはごめんだぞ……」
「ちぇー、ひっどくねーその言い方? だってさ……」
加奈子は服を着ながらこちらをちらりと窺う。
「……次いつ逢えるかなんてわかんないんだよ?」
「……確かに、俺もお前も受験生だしさ、あんまり遊びには行けないかもしんねーな」
二人して黙り込んでしまう。
カラスが外でカァカァ鳴いているのが聞こえてきた。
ついさっきまでやかましかった桐乃とあやせも落ち着いたようで物音は全く聞こえてこない。
静寂の中俺たちは見つめ合っていた。
「な、なあ、加奈子。携帯番号とアドレス交換しないか?」
俺はあえて明るくそう告げる。
加奈子はきょとんとした様子である。
「そうすれば会えなくたってメールや電話はいつでもできるだろ?」
「そ……、それもそうだな! へへっ、京介のくせにたまには良いこと思いつくじゃねーかヨ!? ――あれ?」
「ん? どうした?」
偉そうに俺のことをほめていた加奈子だったが突然その動きを止める。
加奈子は青くなって俺の部屋を見回しているが、状況のつかめない俺はどうして良いかわからない。
取り敢えず加奈子と同じように辺りを見回してみるが、加奈子のブーツが部屋の隅っこに転がっている以外に特異な点はない。
加奈子は愕然とした様子でぽつりと告げた。
「ケータイ入ってるカバン――桐乃ん部屋に忘れた……」
聞けば加奈子の家はここから徒歩で行ける距離だが、その鞄の中には家の鍵も入っているとのことだ。
加奈子は帰ったことになってるし、「カバン忘れたぁ〜、桐乃ぉ、ごっめ〜ん!」と加奈子が戻ってきたことにしても、今の加奈子はいろいろな汁まみれである。
勘のいいあやせがまだいる以上そんなハイリスクなことはさせられない。
……はぁぁ〜、どうしようかなぁ。
俺は相も変わらず青くなったままあせあせオロオロとしている加奈子を見て口の中で小さくつぶやいた。
『俺の彼女がこんなにばかなこのわけがない』ってさ――
腕を絡ませてきた彼女――来栖加奈子は俺の顔を見上げて尋ねてきた。
「……待った?」
――結局あの後、加奈子は親の帰宅まで加奈子の住むマンションで待機したらしい。
加奈子曰く「あの親どもバカだからよぉ〜」と言うことで、身体に淫臭が染み着いていただろうに、そこには深くつっこまれずにすんだとのことだ。
ただ、次の日桐乃にどうしてすぐ引き返さなかったのか問いただされて、危うくばれるところだったらしいが。
俺は加奈子の問いにどう返答するか一頻り悩んだ後、結局正直に答えることにする。
「ああ、待ったよ」
「な――っ!? お、おめーそこは格好良く『いいや、今来たばかりさ』って言うもんだろぉ〜が」
「……加奈子」
「な、なんだヨ」
「お前ちょっと時計見てみろ」
袖をまくって腕時計を確認する加奈子。
「見たけどよぉ……時計がどうかしたか?」
「はぁぁぁああぁぁ〜」
俺はここぞとばかりに大きく溜息をつく。
「待ち合わせ時間、何時だったか覚えてるか?」
「……11時、だっけ」
「そうだよな11時だよな。滅多に会えないから早めに待ち合わせて飯を一緒に食ってから遊びに行こうって話だったよな?」
「な、なあー、京介? なんか怒ってる、おめー?」
「今何時だ?」
「…………1時半」
「何時間過ぎてる?」
「2時間……?」
「なんかお前俺に言うことないのか?」
あえて突き放すように言う。
加奈子は逡巡後、消え入りそうな声量でつぶやく。
「ごめんなさい……」
なんかこうしているとまるで親子だなと思わなくもない。
約束の時間に遅れた不出来な娘をしかる父親の気分だ。
けどまあ、加奈子も涙目になってきてるしここらへんで切り上げるか。
俺はうつむいている加奈子の頭にぽんと手をおいてやる。
「……よし、行くぞ」
「許してくれるの……京介?」
「加奈子はもう謝ったしな。それにこれくらいでいちいち腹立ててたら加奈子の彼氏はつとまりそうにないからな。
ただ、携帯だけはいつでも繋がるようにしておけよ……心配になるからな」
目元を拭いながら頷く加奈子。可愛いな。
俺は加奈子に右手を差し出す。
少し時間は遅れてしまったが、仕切り直しである。
「さあ、行こうぜ! せっかくのデートなんだからさ!!」
「――うんっ!」
そのときの加奈子の笑顔は俺が今まで見た中で一番美しい笑顔だった。
おまけ
俺は意気揚々と加奈子の手を引いて歩きだそうとしたが、すぐにその足を止めた。
「どうした、加奈子?」
加奈子がその場から動かなかったためである。
加奈子は俺に掴まれていない方の手を薄い胸に当てて息を整えているようだった。
なんだ? 喘息かなんかの発作か? ――そう思った俺は、加奈子に大丈夫か聞こうとしたところで、体勢を崩し前のめりになる。
ちょうど加奈子に多い被さるような状態である。
別に俺が一人で転びそうになったわけじゃあない。
加奈子と繋いでいる手を思い切り引かれたのである。
「うわ、うわっ――」
なんとか持ちこたえようとするが、出来ず、結局加奈子に引かれるままになってしまう。
どんどん近づく加奈子の顔。
俺が思わず、あぶねえと目をつぶったその瞬間、俺の身体は小さな腕で抱き止められた。
そして唇に感じる柔らかい感触。
驚いて目を開くと、そこには顔を真っ赤にした加奈子の顔があった。
「……ど、どーヨ?」
「…………?」
加奈子が何かこちらに話しかけてきたのだが、余りに突然のことに驚いたせいか息が切れてしまい質問の内容と意図をうまく把握することができない。
すぐに返事を返すことのできない俺にしびれを切らしたのだろう、加奈子は不機嫌そうに口を開いた。
「だーかーらー、加奈子のキスは! 加奈子のキスはどうだったかって聞いてんのっ!」
「えっと…………………………………………加奈子の、味がした」
そこで俺はようやく加奈子のこの行為の意味を悟った。
加奈子は得意げな顔で俺に聞いてくる。
「煙草ん味はしたかヨ?」
「しないな、全く」
「……で、どーヨ」
「よろしい」
加奈子がとびっきりの笑顔で駆けていく。
俺はそれを追いかけながら思ったもんさ。
――俺の加奈子がこんなに可愛いわけがない、ってな。
『俺の彼女がこんなにばかなこのわけがない』おしまい
以上です。携帯で書いたせいか、改行がおかしくなって申し訳ない。
……本当は44kb、30レスぐらいの予定だったのにorz
誤字脱字多々あると思いますが、各自脳内補完よろしくお願いします。
……おまけは蛇足だったでしょうか?
乙でした、かなかなの特徴をよく捉えてますね
しかし…京介と桐乃・あやせとの関係は完全に破綻したなw
>>46 GJ!
桐乃派だけど普通に楽しめた笑
かなこ可愛い
乙。
おまけもいいよいいよー。
まさか本当に40レス超えるとはこの海のリハクの(ry
言葉遣いが乱暴な子のデレっていいよね
乙
原作ではあり得ないカップリングだけど出来はよかった
くっつき方が強引だとは思ったがwいや、強引にしないとくっ付けないか
>>46 GJ
その状況で侵入阻止できる京介さんマジパネェ
加奈子かわゆすなぁ……
加奈子かわいいな。
桐乃やあやせは付き合ってるの知ったらどう反応するんだろ
京介△!!
超大作長編乙でした!
かなちゃんかわゆすなぁかなちゃん
>>46 携帯でこの大作書いただと…
なんという情熱
加奈子ブームきてるね!
>>46 乙でした。
行間空けすぎて読みにくいと思ったら、携帯で打ってたのか……。
こんだけの長文を携帯でとか、半端ないな!
くっつく経緯がやや唐突に思えたが、まあ面白かった。
続きがあるなら、期待して待ってる。
乙です〜
かなり面白かったです!
また加奈子ss書いてください!
みごとなり
乙さん
とにかくGJ!
次こそは京介のハイパー兵器がかなちゃんのパイパンロリまんこを貫くと信じて全裸待機
>>46 GJ!!こんだけ加奈子を可愛く書かれると、ハードル上がって自分のSS完成しても投下するの怖くなってきたw
ただでさえ二輪車お風呂プレイというハードル高めだというのに……
あと加奈子の喋り方は勉強になったよ。参考にさせてもらう
京介×桐乃でSS投下します。
前スレの縞パンネタでタイトルは『縞パンラプソディー』かな
エロ無しです
フフフフフ………
ようやく、ようやく手に入れたぞ……
俺は手に持ったブツを見ながら低い笑い声をもらした。
まあブツと言っても危ないものじゃなく、ただの雑誌で、エッチな漫画やグラビア、
DVDなんかが付いているヤツだ。
だが、俺がこの本を手に入れた目的は本そのものやDVDじゃなく、特別付録として付
いてきたものが目当てなのだ。その特別付録…それは
『縞パン』
スカートが翻り、そのスカートからチラリと見えるは俺達、男の夢…その名は
『縞パン』しかし、現実にはスカートからチラリなんてことは無いし、見えたと
してもそれは違う代物だ。さらに見れたとしてもその後にものすごい目つきで睨
みつけられ、最悪痴漢扱いされるというオプションが付いてくるという…現実と
いうのは酷いものだ。
だがしかし!今俺の手の中にはその夢が形を成し、質量を伴って鎮座ましまし
ているのだ!
しかも!この縞パンはただの縞パンではない!細縞に水色という…まさに究極
を体現した縞パンなのだ!
縞パンは水色こそが正義。細縞こそが唯一絶対の真理。俺はこれしか認めない。
ああ認めないぞ……っと、熱が入りすぎちまった。クールダウン、クールダウン。
ただ、正義であり、唯一絶対の真理である縞パンもそれだけでは駄目だ。それ
は装着されてこそ初めて完成を見る。しかもそれは誰が装着しても良いわけじゃ
ない。やはりそれは見目麗しい乙女が穿いてこそなのだ。
さて、誰が一番似合うだろうか?
やはりここはマイラブリーエンジェルあやせたんだろう…イヤイヤ、それで
言ったら同系統の黒猫も良いな。しかしここは意表をついて沙織なんかも……
などと縞パンを手に考えていると……
「兄貴、ちょっといい?」
「うおあぁぁあぁぁあ!!」
桐乃がノックも無しに入ってきやがった!
「ちょっと今何後ろに隠したのっ!?」
慌てて背中に隠したが間に合わなかったらしい。桐乃はズンズンと向かって
きて俺の背中に手を伸ばしてきた。
「なんでもないっ!それよかお前!ノック位して入ってこいよ!!」
「ノックしたのにアンタが返事しなかったんじゃない!そんなことより後ろに
隠した物を見せなさいよ!」
見られないように必死で抵抗するが、腕を引っ張られてベッドから引き摺り
下ろされ床に転がる………終わった。
桐乃は咄嗟に毛布の下に隠した縞パンを見つけると、顔を真っ赤にしてキッと
俺を睨み付けてきた。
「ああああ、アンタなんでこんなの持ってんのよ!あたしの部屋から盗ってき
たんだ!サイテー!!」
「違うっ!お前の部屋からじゃないっ!大体お前の部屋はいつも鍵が掛かって
るだろうが!?」
一瞬、あっそうかという顔をしたが、さらに恐ろしい形相で蹴ってきやがた!
「じゃ、じゃ、じゃあ、ど、ど、どっかの庭先から盗って来たのね!?痴漢!
変態!犯罪者!!」
「それも違うっ!よく見ろ!それは新品だ!」
体を丸めガードをして、叫ぶように言うと蹴りが止んだ。頭を抱えるようにし
た腕を下ろして桐乃を見ると、引っ張ったりひっくり返したりして確認してた。
一通り確認し終えるとジロリッと俺を見下ろしながら尋問してきた。
「だったら何でこんなのあんたが持ってんのよ?」
そう言ってさらに俺を睨みつけていたが、今度はのけぞる様に引いて
「アンタまさか…自分で買って……」
「ぜんっぜん違ぁぁあぁぁあう!!んなワケ無いだろぉぉおぉぉ!!それは雑
誌に付いてきた付録だあぁぁ!!」
俺は絶叫と共にホントのことを言う。これ以上こいつに変な妄想させていたら
俺はとんでもない変態になってしまう。だからここは恥を忍んで雑誌のことを話
した。こういう状況だもん、仕方ないよな?
「キモッ!アンタこんなパンツの為にその雑誌買ったの!?うわあぁぁ…」
いかにも気持ち悪いって表情で見てくる。うっせ!男のロマンなんだよ!
「これ誰かに穿かせようなんて…アンタ考えていたんじゃないでしょね!?」
ギクウッ!なぜ解りますか桐乃さんっ!?
「か、考えてたわけねえだろ!お前こそナニ考えてんだよっ!」
考えてたなんてバレたら何されるかわかったモンじゃねえ!ここはバレない様
にしなきゃな!
真剣な顔をして桐乃を見ながら言った。
「俺は、お前が穿いたら似合うだろうなって考えてただけだ」
………あるぇ?何でまったく考えてもいないようなセリフが出て来るんだ?
「な、な、な、なななな………!?」
桐乃は耳まで真っ赤にして口をパクパクさせている。言った俺もたぶん顔が赤
くなっているだろう。さっきから頬が熱い。
「と、とにかくアンタにこんなモン渡しといたら何するか解んないから没収!
その代わりお母さんには言わないでおいてあげるから文句ないでしょ!?」
くそっ!仕方がない、お袋に報告されないだけマシか。
「分かった。その代わり絶対お袋には言うなよ」
「言わないわよ。こんなものアンタが持ってるなんてお母さんに知れたら確実
に追い出されるし。そうなったらアタシだって寝覚め悪いし」
そう言って桐乃は部屋を出ようとしたが、扉に手をかけたところで立ち止まり
「ねえ、………と思う?」
「あん?よく聞こえなかった。すまんがもう一回言ってくれ」
「チッ!なんでもないわよ!」
そう言って桐乃は扉を乱暴に閉めて出て行った。
……そのうち俺の部屋の扉はまともに開かなくなるかもしれんな…。
夕飯になりリビングに下りていったが、親父やお袋には何にも言われなかった。
どうやら桐乃は約束を守って言わないでくれたらしい。まあ、あんなモン持って
いた、なんてバラされたらほんとに家を追い出されたかもしれん。それを考える
と背筋が寒くなる思いがした。
その桐乃だが、なぜか夕飯のときに見たらやたらと短いスカートを穿いてた。
俺の部屋に来たときには確かホットパンツだったのに。
TVを見終わり、部屋に戻って風呂まで勉強でもしようとリビングを出、トイ
レを済ませて階段に行くとなぜか桐乃が階段の途中で止まっていた。
何をあんな所で突っ立ってるんだと見てみると……スカートの中がばっちり見
えました。ありがとうございます。しかもそのスカートの中身は……
アレ、さっき俺から没収した縞パンだよな?何でアイツ穿いてんだ?
もう少しよく見ようと一段目に足を掛けたところで桐乃がこっちに振り向いた。
「何スカートの中覗いてんのよ!変態!!」
「覗いてなんかいねえよ!っつか覗かれたくなかったらそんな短いスカートなん
か穿いてんじゃねえ!」
「チッ!ウザッ!!」
そう言って桐乃は特にスカートを押さえるでもなく、ドカドカと階段を登って自
分の部屋に入っていった。細縞水色の縞パンを俺に見せつけて……
桐乃の縞パンを見てしまい、なんとなく勉強する気を削がれた俺はベッドにゴロ
リと横になった。
アイツなんであの縞パンを穿いていたんだ?イヤ、見れたのは嬉しいけど。まさ
か穿き替えて……イヤイヤイヤ、そんな事する筈がない!たまたま、そう、たまた
ま今日は同じ縞パンを穿いてただけだ!そうに決まっている!
だいたい、俺が口を滑らせて言った事を真に受けて穿き替えて見せるような、そ
んな……俺の妹がそんな可愛いことを……
『俺の妹がそんな可愛いことをするわけがない』
了
以上です。
コレの第一稿が60kbを超えてしまい、こりゃヤバイと思って最終的に
コレになりました。
ちなみに削ったのは京介と赤城の縞パン討論です(だってそこの部分だけで30kb
近かったんだもの…)
それではお目汚し失礼しました。
もう二つも素晴らしい作品が
お疲れです
乙
erosu
>>70 乙でした
30KBってどんだけ濃いトークしてたんだよw
999と1000が酷すぎるw
>>70 フルverも見たかった...
とりあえず乙 きりりんかわいいw
へ、へんたいだー
エクセレントなスレになりそうな予感
お二方、GJ!
>>70 さあ、早くフル投下するんだ
全裸待機の俺が風邪をひく前に
>>70乙
ディレクターズカットとは...期待して待ってるよ!
あと前スレ999-1000屋上
地味子嫌いな俺は1000を支持する
○○嫌い発言は無駄に荒れるからやめようぜ
連絡スマン
>>61と
>>80は俺が書き込んだわけでもないのにID同じだ...w
なにこれ怖い
桐乃派だけど前スレ1000はひどいと思うよ(´・ω・)
ここで誰々がとか言うのは18未満なのでするっとNGでいいのさ
>>46 >>70 ともにGJだぜ!
地味子爆散、か……ワロス
むしろそれくらい華々しく散って欲しい
「麻奈実が…巨大に……見える?」
「桐乃ちゃん達が小さく見えるって事は…わたしが勝つって事だよね…!」
「やめろ麻奈実!それ以上クンカ力を暴走させたら……!」
爆散
「クンカ力の暴走…桐乃もああなってしまうの…?」
「あたしは暴走なんかしない、ちゃんと制御してみせるわ…」
麻奈実爆散で即座にこんなイメージが湧いた俺の頭は沸いている…
ベルフェゴールの呪縛の最新作で爆散されるイメージしかない
>>90 もうこいつらクンカロードでどっかに行っちまえww
でもバイストンウェルに召還される人間って、
こっちの世界に絶望している人間が多いよね
ああ、きりりんは兄妹で結婚できない日本の法律に絶望しているのか
>>70 変態兄貴のためにわざわざパンツ履きかえてさらにミニスカで階段で待つとかきりりんパネェw
>>93 日本は罰せられないだけマシだよ
海外じゃ結婚もだめ子作りもダメって国が大半だし
イギリスじゃ生き別れになった双子の兄妹が何も知らずに愛しあって
婚姻届だしたら血縁だと発覚して別れさせられ
どっかの国(たしかドイツ)では本気で愛し合ってる父と娘が
セックルする度にムショにぶち込まれてるんだぜ
日本でも海外でも婚姻届け出さずに同居して子供作ってる近親相姦カップルは普通にいるだろ
ようはバレなきゃ良いんだよ
加奈子SSキテター
長文乙
加奈子がドロリッチ飲んでしまった(´・ω・`)
あやせにドロリッチ飲ませたい
あやせがドロリッチ飲んだ直後にキスされたい
それで「お兄さんはこんなのを飲ませたんですよ?三つも年下の妹の友達の○学生ににですよ?」
「とんだ変態ですよね、だから変態にはお仕置きです」
って言われて手足縛られたい
それで
「○学生の口の中に出しちゃうくらい自分で我慢の効かない変態さんですから無理矢理我慢させますね」クスクス
って言ってチ○コの根元縛られたい
「今からこの変態お兄さんのコレにお仕置きしてあげますけど、我慢して下さいね、出したくても出せませんけど」
って言いながら
よし、誰か頼んだ
>>76>>79-80 期待させて申し訳ないが、一稿は推敲の際にミスでほとんどが消えてしまって
無くなってしまったんだ…ほんとにスマン<(__)>
でもヤロー二人の濃すぎる縞パントークなんて見たいのいないよね?
突然思いついたんで、ちょっと投下させていただきます。。
ったく。なんだってんだ、こんな時間に『人生相談』なんて…
草木も眠る丑三つ時。 突然のメールに起こされた俺は、イライラしながらメールを読む。
≪また『人生相談』したいんだけど、ちょっと部屋来てくれない…?≫
はあ。こんな常識ではありえない時間にメールなんか寄越しやがるのは、予想通り我が妹様だ。
それでもしっかり起きて妹の部屋に行こうとするのは、我ながら悲しい性だ…
ま、明日休みだし、よしとするか。
寝惚け眼の目を擦りながら、桐乃の部屋のドアを階下の両親起こさないように、
さりとて部屋の主には聞こえるようにノックした。
「俺だ。入っていいか?てか入るぞ、来いって言ったのそっちだし」
「あ、ちょっと待っ…」
何だよ、こんな夜中に呼びつけとい…てっ!?
我が目を疑った。そこには、予想だにしなかった事態が待ち受けていたからだ。
賭けてもいいが、これで驚かねぇ奴はいねぇと思う。
「桐乃…なんで…」
「へ、変かな…」
そこには、夕食で最後に顔を合わせて以来、特に変わりもしない妹様がいるだけだ。
ものの見事に黒く染まった髪の色を除いては。
「お前、本当に桐乃か?偽物か2P版じゃないよな?」
「ハァ?何寝ぼけたこと言ってんの。アンタまだ脳味噌眠ってんじゃない?
じゃなきゃ、ゲームやりすぎて本当に頭おかしくなったとか?」
良かった、ホンモノだ。
夜中に人を呼びつけておいてこれだけ人を虚仮にできるのは、桐乃しかあり得ない。
それはさておき…
「いったいどうしたんだ?黒に染め直したりして」
「染めたんじゃなくて、スプレー使っただけ。洗えば落ちるし…やっぱおかしい?」
「いや、おかしくはないが…」
突然のことにビックリして無理矢理目が覚めちまったが、こうやって覚醒した目で見ると、凄くサマになってやがる、悔しいことに。ま、元がいいから、例え金髪にしても同じことを考えるんだろうけどな。
「けど、いったいなんで黒に戻したんだ。てか、かなり久しぶりだな」
「…読モの仕事で、黒髪の子の特集やりたいんだって。
それで出版社の人が『スプレーで黒髪にしてやってみないか』って言うから…」
「だからか。へぇ…ふぅん…」
見れば見るほど見とれそうになっちまう。
黒髪といえば、俺の知りうる限り断トツで黒猫とあやせだが、
その二人ともまた違った良さがある。
艶やかでさらさらした桐乃の髪が微かに揺れる度に、猫じゃらしに飛び付く猫みたいに
その行方を追ってしまう…
って何か俺ヤバくね!!?いくら綺麗でも妹だぞ!?
これじゃ赤城のこと言ってらんねー…
「ちょっと、聞いてる?まだ寝てんの?」
「うぉっ!あ、ああ…」
いかん、いかん危ない危ない危ない。
無意識のうちに髪にばっか気を取られてた…
「全く、使えないんだから…」
そう言う桐乃の口調もいつもよりトーンダウンしていた。
どうやら、黒髪が似合うかどうか自分でも判断がつかなくてまごついてるらしい。
「髪のことなら大丈夫だ。綺麗だし、似合ってる」
「ほ、ホント!?」
「ああ、逃げも隠れもするが、嘘は言わない」
「ナニソレ?ま、よくよく考えたら当たり前よね。アタシほどの逸材なら、何色にしたって似合うに決まってるし。黒髪にしたって、黒いのやあやせに負けるわけないし」
「へーへー」
いつもの桐乃に戻ったみたいだ。いや、いつもより少しテンションが高いくらいだ。
どうやら、これで一件落着だな。
「それじゃ、仕事頑張ってこいよ。俺は寝るわ。ふわぁ…」
安心した途端、急に眠気が襲っきた。窓の外は依然暗い。まだ布団が恋しい時間だ。欠伸を噛み殺して、再び床に着こうと部屋を出る。
「そんじゃ、おやすみ」
「う、うん…おやすみ」
さっきのハイテンションが何故か引っ込んで、大人しくなった。
まだ不安なのか?
にしても、妹とはいえ黒髪の可愛い女の子が恥じらう姿には妙に心をくすぐられ…
ってやめだやめだ!!
どうかしてるぜコンチクショウ!
「大丈夫だ。自分に自信持てよ」
何とかごまかした。
「んなこと、言われなくったってわかってるっつの…それじゃ」
桐乃はやけに嬉しそうにドアを閉じて、そうして俺は妹の部屋を辞した。
「もう一眠りすっか」
妙な心地よさを覚えてベッドに寝そべった。
今夜は何故だかいい夢が見れそうな気がするぜ。
〈了〉
終わりです。アニメからはいってまだ原作読んでいないので、
おかしいところがあったらごめんなさい。
お目汚し失礼しました。
かわいい
>>105 GJ
黒髪桐乃かぁ〜
翌日ニコニコした様子をあやせに問い詰められる→家訪問→作業中の黒猫とバッティング
→黒髪好きがバレル→シュラーバ→仲直りの後の有頂天
まで妄想した
>>100 あやせに馬乗りされて
「あんっ…ピクピクして…出しちゃうんですか?女子中学生の膣内に濃くてドロドロしたの出しちゃうんですか?わたし今日は危険日なんですよ?ひゃんっ…また大きく…こ、この変態!鬼畜!強姦魔!」
って言われたい
イエス!
さてと投下しますかね
ブリジットと加奈子が京介と風呂場でソーププレイ
3レス貰います
「こ、こいつは一体……」
俺はブリジットの部屋のドアを開けたまま立ちすくんでいた。
玄関にはブリジットと加奈子がいた。まぁそこまではいい。問題は二人が、下着が透けて見えるベビードールを来て三つ指をついて頭を下げながら
「いらっしゃいませ。ご指名ありがとうございます、加奈子で〜す」
「ブ、ブリジットです。よろしくお願いします…」
そう言って深々と頭を下げてる事だった。呆気にとられ硬直していると、二人は立ち上がりそれぞれ俺の手を取ると
「お客さん、こういう所初めて?」
「しょ、初心者ですけど頑張りますから…い、一緒に楽しみましょうね?」
そう口々に言いながら俺を部屋の中へ引っ張り込む。
「はい、上着をどうぞ」
部屋に入ると、ブリジットは背後に回り俺の上着を優しく脱がせる。そして今度は前に回ると、シャツのボタンを一つ一つ外し始めた。
「お、おいブリジット…」 困惑する俺に構わずシャツを脱がすと、ブリジットは脇のベッドに上がり
「今度はバンザイしてください。……ハイ、もういいですよ〜」
下着替わりのTシャツも脱がされた。続けてズボンとパンツも、ついでに靴下も脱がされ、俺は全裸にされてしまった。そしてブリジットは俺の腰にタオルを巻くと、脱がせた服を丁寧に畳みだした。
一体どうなってるんだ?腰にタオル一丁とか、まるで風呂に入るみたいじゃないか……。
俺はいささか情けない恰好でベッドの端に腰を下ろした。すると服を畳み終えたブリジットは俺の足の間に膝まづくと、タオルの中に手を入れ俺のリヴァイアサンをゆっくりと扱き始めた。
そしてたちまち固くなるリヴァイアサンの感触を確かめると、ブリジットはタオルを捲くり上げ一言
「失礼します」
そう言って既に上を向きつつあるリヴァイアサンに唇を被せてきた。
「ブリジット!?」
別にブリジットにおしゃぶりをしてもらうのは初めてじゃない。しかし、いつもはお互いシャワーを済ませてコトに及んでいるわけで、汗や小便臭いリヴァイアサンを舐めさせたりした事はなかった。
「お、おい汚いからよせっ…くっ!?」
俺が制止するのも構わずブリジットは口唇奉仕を続ける。しかもいつもより激しい気がする…。カリ首を執拗に舌でなぞったかと思えば、玉袋を口に含み吸引する。
「れろ…ハァ…凄い…お兄さんの匂い、いつもより濃いです……チュプ…んんっ…」
そこへ、いつの間にか姿を消していた加奈子が洗面所から顔を出した。
「お〜い、支度できたぞブリジット」
加奈子の方がまだ話が通じそうだ。俺はブリジットの舌使いで、上擦りそうになる声を抑え声を掛けた。
「加奈子…く……これは一体?」
「え?即尺だろ。知らね〜の?」
いや…そうじゃなくて……。俺の表情に、加奈子はようやく合点がいった様で続けて答える。
「ソープランドごっこだよ」
加奈子の説明はこうだった。ブリジットが普段自分ばかり先にイッてしまい申し訳ない。なんとかお兄さんも、もっと気持ち良くなってもらう方法はないだろうか…。そう相談を持ち掛けられた加奈子が提案したのが
「ソープごっこってわけか…」
「そ〜ゆ〜事。ほらブリジット、そこら辺にしとけ。続きは風呂でしてやれ」
加奈子に言われて、ブリジットは渋々といった様子でリヴァイアサンから口を離した。そして、目の縁を赤く染めながら
「じゃあお兄さん……、こちらへどうぞ」
そう言って、俺の手を取り立ち上がった。
「じゃあまずは身体を洗いましょうか」
ブリジットはスポンジに液体石鹸を泡立てると、自分の身体を擦りだした。全身を泡立てたところでスポンジを置き、俺に近寄る。
「し…失礼します……」
そう言って抱き着いてきた。そして俺の両肩に手を置くと密着した身体を上下させ始めた。泡立てた石鹸のおかげでブリジットの動きは滑らかだ。
「んっ……んっ…ど、どうですか?」
身体を上下動させながらブリジットが聞いてくる。密着しているので吐息が時折顔にかかる。そして固く突き出した小さな乳首が俺の胸元を心地良く刺激する。
「ああ、ブリジットの乳首が当たって気持ちいいぜ」
「あぁ…恥ずかしいから言わないで下さい……」
顔を赤らめながらも、動きは止めないブリジット。その様子にリヴァイアサンも再び鎌首をもたげる。当然ブリジットも気付いた様で
「もう…お兄さんたら」
そう言って、プリプリした尻の割れ目でリヴァイアサンを刺激してくる。
く…こいつ、いつの間にこんな技覚えやがった!ブリジットが与えてくる刺激に必死に耐えていると、不意に背中に柔らかい感触を感じた。
「ほらほらお客様〜、こちらはいかがですか〜?」慌てて首を捻ると間近に加奈子の顔があった。加奈子は、ブリジットの様に身体を俺の背中に密着させていた。つまり俺はブリジットと加奈子のヌルヌルボディにサンドイッチされている状態だった。
「うぉっ!」
さすがの俺も、この合体攻撃には歓喜の呻きが漏れてしまった。
サンドイッチから開放されると、二人から妙な指示を出された。両腕を前に伸ばしてして上体を軽く前に傾けてくれというのだ。まるでウルトラマンの飛行ポーズみたいだな…。
そんな事を考えていると、二人はそれぞれ俺の腕を掴み、自分の股下にくぐらした。そして後ろ手に回した手で、俺の手首を掴み直し腰をスライドさせてきた。いわば腕に素股している状態だ。
うおぉぉぉっ!
俺の腕をレールにして二人の下腹部が目前に迫ってくる。何この絶景!右を見ても左を見てもロリマンが迫ってくる!
「くうっ………ふっ…」
「あふ……んっ…くぅんっ…」
二人は顔を蒸気させながら、何度も腰をストロークさせる。両腕に二人の充血して固くなったクリトリスの感触が伝わり、俺のリヴァイアサンは浚に硬度を増す。と、二人は股の間から俺の腕を抜く。もう少し続けて欲しかった……
「今度は指先も…んんっ」 そう言ってブリジットは俺の指先を集中させると自らの秘裂にヌプリと差し込んだ。続けて加奈子も同じ様に、反対の手を取り秘裂に潜り込ませた。
「あぅ……んふっ……」
「はぁ……んっ、んっ…」 二人は俺の指先を軸にくねくねと腰を動かす。二人膣内は熱く、そして柔らかに俺の指を歓待してくれた。さらに時折二人が漏らす声が興奮を更に煽り立てる。リヴァイアサンは腰のタオルを捲り上げ下腹を叩かんばかりに反り返っていた。
「か、加奈子、ブリジット…」
既に俺の頭は二人の膣内に入りたい、思う存分この熱く柔らかな感触をリヴァイアサンで味わいたい!その事で一杯だった。
「ふぁ…お兄さん…?」
快楽に煙った瞳でブリジットは見つめてくる。そこに加奈子が横から声を掛ける。
「おいブリジット、こいつもう我慢できないんだってよ、お前ん中にこのデカイの突っ込みたくて仕方ないっていってるぜ?」
加奈子の言葉にブリジットは、恥ずかしいくらい漲ったリヴァイアサンをうっとりとした瞳で眺め、かすれた声で答える。
「お兄さんもですか…、実は私も…んんっ」
そう言ってブリジットは膣肉から俺の指を抜くと床に寝転がった。そして膝の裏に手をやり、自らの両足を掬い上げ俺を誘った。
「来て…下さい……」
俺は一瞬の躊躇もなくブリジットに覆い被さり、切っ先を合わせるのももどかしく一気に押し入った。
「んあぁぁぁぁっ!!」
今まで聞いた事ない生臭い声を上げ、ブリジットの膣肉は俺のリヴァイアサンを歓待した。
ブリジットの膣内は熱く普段よりも激しく締め付けてきた。そして一ミリでも深く飲み込もうとするかの様に収縮を繰り返す。その動きに煽られ、俺はしゃむに腰を突き込む。
「ブリジット!ブリジットッ!!」
俺の吠える様な呼び掛けに、ブリジットもまた悲鳴の様な声で答える。
「お兄さん!お兄さん!!」
そう言いながら俺の背に腕を回す。ただ一ミリでも多く、一ミリでも深く繋がっていたい。その思いに突き動かされ、腰を振っていた俺の限界はすぐに訪れた。
「ブ、ブリジット!やばい!限界だ!!」
「ふぁっ、わ、私も!来て、来て下さいっ!!」
そう言って必死にしがみつくブリジットが愛おしくて、唇を重ねるとその口内を激しく貪った。そしてそのまま激しく射精した。
激しい絶頂を迎えブリジットは失神していた。俺は脱力した身体を無理矢理起こし、ブリジットの上からどくとそのままへたりこんだ。
荒い息を吐いている俺の首筋に、突然細い腕が巻き付いてきた。
「こんなに激しいのを見せ付けておいて…、お預けって事はないよな〜?」
ああ…俺今日死ぬかもしれん…。
声の主が頭を、俺の下腹部に移動させていく様子を見ながら、そんな事をぼんやりと考えていた
終
あんまエロくなんなかったね…
昨日のあやせの小ネタでエロゲージ消費したのがいかんかったか………
後加奈子がいるだけになったのは反省しなきゃいかんな
3Pって難しいや
エロいよ…十二分にエロいよ…
これがあんまエロくないとかどんだけ脳内ピンク色なんだよ…
>>114 GJ
でも誤字あったから伝えとくわ
最後の文だけど
×終 ○続
加奈子との描写がないのはおかしいな、うん
>>107 案と全然違っちゃいましたが、なぜか書いちゃいました><
>>115 いや十分エロいんですがw お疲れ様です!
その夜。どういうわけか俺のベッドの人口密度が半端なく上がっていた。
俺の右隣をあやせが、左隣を黒猫が固めていて、二人の肩に腕を回している俺。
そして…なんと二人ともバニーガール姿!
「なにニヤニヤしているんですか。女の子にこんな服を着せて喜ぶなんて
お兄さんは本当に変態ですね」
「こんな破廉恥な真似をして喜ぶなんて、流石あの女の血族なだけあるわね」
鏡がなくても、自分の表情が崩れているのがよくわかる。
いや、この状況でニヤつかない奴の方がどうかしてる!!
「だーれだ?」
今度は聞き慣れた声とその主が後ろから抱きついて、視界を遮った。
背中に優しく膨らみが当たる…ってそうじゃないだろ!
ナニ考えてんだ俺はっ!?
「き、桐乃以外ありえないだろ…」
「もう!ノリが悪いんだから」
そういう何故か桐乃もバニールック。しかも、何故か黒髪。これはヤバい、ヤバすぎる…!
あやせと黒猫もさることながら、今の俺にとって桐乃が一番クるものがある。
だって黒髪だぜ!?いつもが茶髪(まあ似合ってるんだが)なもんだから
反動で余計に映える。
しかもだ。
「二人ばっかじゃなくてさ、アタシも見てよ。せっかく張り切ってるんだからさ」
いじらしい態度が妙に可愛らしいぜ…チクショウ!
「はぁ。お兄さんが変態なのはわかりきってますからもういいです。
あと、一番可愛いと思ってるのが私だってことも。ですよね、お兄さん?」
「…っ。聞き捨てならないわね。先輩が魅入られているのは、
いつだってこの華麗な堕天聖である私なのだから、詰まらない嘘は止めて頂戴。
困ったものね、先輩?」
「あやせも黒いのも勝手なこと言い過ぎ!この変態シスコンバカ兄貴が
アタシ以外を見惚れるわけないじゃん!!!
ね、兄貴?」
実に信じがたいことだが、三人の美少女が俺に気に入られようと必死で言い合っている…!
我が世の春ってこういうものだったのか!!!!
嗚呼、この幸せな時間が永遠に続けばいいのに…
「なにニヤニヤしてるのかしらこの子…頭でも打ったのかしら」
うおっ!何故お袋の声が!!?
無意識に体が震えて、目が覚めた。いるのはお袋だけ。
黒猫もあやせも…もちろん桐乃もいない。
「やっと起きた。朝食だから、早く顔洗ってきなさい」
「な、なんでお袋が俺の部屋に…!?」
「いくらノックしても起きないんだもの」
「だ、だからってなあ…」
「じゃ、早くなさいね」
俺の反論を華麗にスルーしてすたすたとお袋はリビングに降りていった。
ま、あんなオイシイことあるわきゃないわな。
けどバニーガールってなんだよ俺!?そんなに欲求不満なのか!!?
それでも、夢とはいえなんか妙に気分がいい。
今日はいい日になりそうだ。
終わりです。流れをぶったぎってしまいごめんなさい;
黒猫の厨二病的な台詞って難しいですね…
あと、公式で黒髪の桐乃って無いんですかね…残念ですorz
アニメ第1話の冒頭、京介の夢の中に黒髪桐乃が出てくる。
幼少期の京介が選択肢を誤っていなければ……
>>122 まじGJwww
お礼に部屋で俺をFU○Kしてくだしあ
寝起きとかで桐乃が登場していないのは、
母親よりも先に桐乃が入室→寝言でバニーガール発言→自室でコスプレ準備中
まで想像余裕だった
うん、そろそろ自分のことが気持ち悪くなってきた^p^
「ティンとキタ!」
俺は思わず連れてこられた事務所のソファーの上で身体を跳ね上げた。
いや、事務所に連れ込まれたといってもヤーさんの事務所じゃないぞ。
高坂京介はそこまで落ちぶれていない。
俺に関係ある事務所といえば、モデル事務所と相場が決まってる。
「これがいい。絶対いいって」
ブリジットのグラビアが少年サタデーに掲載されることになり
どの写真がいいか、当のブリジットから相談を受けたのである。
しかし事務所に連れてこられた時点で、俺は本物のマネージャーどころか、一介の学生だと言うことがバレた訳だが
それでもブリジットは俺に決めて欲しいらしい。
まあ、素人の目線ってヤツも大事なのかね。
「んー? お弁当の写真? それならこっちの方がいいんじゃない?」
コーヒーを持ってきてくれた事務所の人(妙齢の女性だ)が、
ランチマットの上でカメラ目線でお弁当を空けるブリジットの写真を差す。
「あの、これに煽り文っていうか、そういう感じのって入れられます?」
「ええ」
「じゃあやっぱりコレですよ」
と、俺が選んだのはブリジットが箸でタコさんウィンナーを挟んで
カメラに向けている写真である。
「これに"タコさんウィンナーですよぉ〜"って煽り文を入れるのどうですか?」
「……アリね」
「じゃあ、おにーさんの選んだ写真でいいですか!?」
事務所の人が好感触を得ているのを逃すまいと、ブリジットが机を乗りだし確認する。
「むしろそれしか無い気がしてきたわ」
そんな訳で、水曜日発売なのに少年サタデーの来週号のグラビアには
ブリジットのお弁当写真が載ることが決定したのであった。
妹系アイドル総合スレ765
770 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:13:20
そういやさ、今週号の少年サタデーのグラビア見た?
771 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:26:28
>>770 ブリジットちゃんだっけ?
あれ、幼女系であって妹系とは違くね?
772 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:28:12
>>771 そう思っていた時期が俺にもありました
773 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:29:28
kwsk
774 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:30:46
二枚目のグラビアがネ申
775 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:32:08
あのタコさんウィンナーにはやられた
俺の中で今年の妹系アワードグランプリ決定
776 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:37:59
まだ今年は始まったばかりだろwww……ふぅ
777 名前:ミストベル[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:41:52
>>776 何イヤらしいことに使ってんのよ?
妹は愛でるもんでしょうが!!
778 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:42:06
流石くんか様は歪みねぇな
779 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:42:25
くんか様は妹を愛でる者の鏡だよな
兄貴のパンツくんかしてるけど
780 名前:レッドキャッスル[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:45:31
確認した
やっぱ俺の妹の方が可愛い
781 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/09(日) 18:46:42
>>780 もうお前はいいよ
俺がブリジットのグラビアを選んだという話をどこからか聞きつけたあやせに公園に呼び出された。
そして何事かあやせは捲し立てると、俺の手を取ってここに連れてきたのである。
いや、モデル事務所なんだけどね。
良かったぜ、俺はてっきりブタ箱とかマグロ漁船とかに詰め込まれるのかと。
「高坂くん、来てくれたのね!」
と、事務所の人がわざわざ出迎えてくれると、コーヒーと一緒にケーキまで出てきた。
「実はね、ブリジットのグラビアの載った号のサタデーの発行部数が良くてね
その理由がグラビアが良かったってアンケートが多かったのよ」
「あ、そうなんですか。でもそれはブリジットが可愛いからで…す…よ……」
なんであやせが俺を睨んでるの? コエー
「でもね、名指しで高坂くんが選んだ写真が良いって書かれてるのもあってね
ネットでも評判なのよ。今日もあやせちゃんの写真を選んでくれるのよね?」
え? 初耳なんだけど、そうなの?
「そうなんです。お兄さんってばどうしてもって言うから、私はお兄さんみたいな変態さんに
自分の写真を見られるなんて考えただけでも鳥肌が立つんですけど、仕方なく……」
そう説明するあやせの頬は弛みまくっている。
相変わらず言動と表情が一致しないヤツだ。
「まあいいか、写真ぐらい。ちゃっちゃと選ぶとするかね。で、どこにあるんだ?」
「お兄さん!」
「は、はい!?」
「ちゃっちゃと選ぶってどういうことですか!!
お兄さんは適当に選んだ私のグラビアが掲載されても良いんですか!」
「い、いやそうじゃなくてだな……その……あ、そう! そうなんだ!
だってあやせのグラビアだろ? どれも100点満点に決まってるじゃないか!
だから何を選んでも大丈夫って、安心しちまったんだよ!」
「そ、そうなんですか……?」
流石あやせ、チョロいぜ!
でも、あやせが俺に頼んでくれたことを、「ちゃっちゃと」なんて言っちゃったのは
確かに俺が悪いよな。ちゃんと謝っておこう。
「でも悪かった。俺はちゃんと真剣に選ぶ。100点満点の中から120点のヤツを選んでみせるぜ
あやせのグラビアなら普段から見まくってるしな! プロじゃないにしても玄人の意地を見せてやるぜ!」
「ふ、普段から!?! へ、変態です、お兄さん! やっぱりお兄さんに頼むんじゃなかった!」
頼まれた記憶がないんだが、しかしやると言ったからにはあやせが嫌がってもやってやるぜ!
俺は事務所の人からあやせのグラビアが入った封筒を受け取り、机に散撒く。
何このパライソ!?!
マイエンジェルが湯水の如く沸いているぞ!?!
俺の息子がオーディンになりそうだぜ!!
妹系アイドル総合スレ765
789 俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/16(日) 18:56:00
東京ジョギンガー見た?
具体的には12P下の新垣あやせのグラビア
790 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/16(日) 18:56:09
「自分で結べますよー!」
ネ申
791 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/16(日) 18:56:29
まさか情報誌、しかもスケート場特集で
あんな最大級のシスフーンを発揮させるとはな……
792 名前:ミストベル[] 投稿日:2011/01/16(日) 18:57:03
確認してきた
まさかあやせに妹属性があったなんて……
793 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/16(日) 18:57:46
いや、これは完全に新境地だろ。くんか様が気づかなくても凹むことはないと思うぞ
新垣あやせに妹系の仕事は今までなかった筈だ
つーか写真の威力というより、煽り文の威力が強すぎだ。これがなかったら妹系にはならない。
794 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/16(日) 19:07:02
ブリジットと新垣あやせって事務所一緒だろ?
……居るな、シスドーを極めしスタッフが
795 名前:レッドキャッスル[sage] 投稿日:2011/01/16(日) 19:10:21
そいつが何者かは知らないが、確かにツボを心得てるな
俺の妹も蝶々結びが上手くできなくて、昔は俺が結んでやったんだぜ
796 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/16(日) 19:15:31
>>795 いいからお前は可及的速やかにその妹をうpしろ
「京介くん、進路はもう決まっているのかな?」
「へ?」
加奈子のグラビア撮影に付き添わされた俺は、現場で事務所の人にそんなコトを訪ねられた。
「芸能関係とか……興味ない?」
「はぁ…考えておきますけど……あ、カメラマンさん、ちょっといいですか?
これ持たせたいんですけど……はい、両手で。あ、加奈子、表情はな……」
妹系アイドル総合スレ765
803 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 19:27:20
かなかなマジ妹
804 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 19:27:36
パネェな、これマジパネェ
コスプレ系アイドルで、体操着とかあざといと思うだろ?普通思うだろ?
でもこのグラビアはそんなもん超越してる。
805 名前:ミストベル[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 19:30:51
運動会
「いってー。コケちまったよ……」
「お兄ちゃん!はい、コレ!」
「加奈子、絆創膏持ってきてくれたのか?」
「お膝大丈夫?」
「ああ、加奈子の絆創膏貼ったら全然痛くなくなったぞ」
ワシャワシャ
「リレーはコケちまったけど、加奈子が応援してくれたら
次の100メートル走は一番になれると思うから、よろしくな」
「うん!」
ここまで幻視した
806 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 19:31:33
さwすwがwくwんwかw様wwww
俺も幻視した
807 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 19:37:28
俺はカットバンが見つからなくて鞄の中身を全部ぶちまけて、ようやくカットバンを見つけて
鞄の中身を仕舞いもせずに息を切らしてお兄ちゃんの所まで駆けていくというプロローグまで幻視した
808 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 19:50:18
あれ?なんで俺がこんなにいるんだ?
809 名前:レッドキャッスル[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 19:51:10
俺も妹に貰った絆創膏は貼らずに額に入れて飾ってるぜ
810 名前:俺の名無しさんがこんなに可愛いわけがない[sage] 投稿日:2011/01/30(日) 20:00:28
ブリジットもあやせタソもかなかなも同じ事務所
……何者なんだ、ミスターシスドー……
・
・
・
「あれから幾つもの季節が過ぎたよねーってなんの曲だったかなぁ?」
「アンタ、今は敏腕プロデューサーなんだから、私より詳しいんじゃないの?」
久しぶりに実家に帰ってみればこれである。
会話ブッた切りやがって……もうちょい息子と会話する気がねーのか、お袋さまよ。
「っていうか敏腕プロデューサーってさぁ……
最近マジで俺が週刊誌に狙われてるんだよな。
ウチの事務所の子じゃなくてさ……この前は桐乃と一緒の所をフラッシュ焚かれたし」
熱愛発覚!?敏腕プロデューサー、夜もプロデュース!!
……妹だっつーの!!
「まさかアンタがこんな大物になるなんてねぇ……」
しっかり週刊誌スクラッチしてんじゃねぇ!!
「でもアンタ、気づいてる?」
「あん?」
「アンタがやらせているポーズってさ、ほらウィンナーとか靴ヒモとか……」
懐かしいな。アレのお陰で今の俺があるんだから、世の中わかんねーよなぁ
「っていうか、なんでそれ知ってんの? まだこの仕事に就く前だぞ!?」
お袋は別の週刊誌を出して見せた。
『名物プロデューサー・高坂京介氏の軌跡』
……聞いてないぞ、その企画
「アタシはインタビュー受けたわよ?」
身内ヒデー
これが桐乃なら、桐乃に確認とってから答えるのに。
「でもさ、これってあれよね?」
「ん? 何だよ?」
「むかし桐乃があんたにしてたことよねぇ。
タコさんウィンナーをアーンしたり、靴ひも解けて結べないのを結んであげたり
写真あった筈だけど、どこに仕舞ったかしら……
……って、京介?! アンタ、ハニワみたいな顔になってるわよ!?!」
そう言いながら写メ押すんじゃねぇ!
売る気か!? 売る気だろ!!
くそっ…
俺の家族がこんなにダメなわけがない!!(俺含む)
>>133 面白かったw
最初何かと思ったけど、アレか、霧鈴か
終わり
ヨルダンに1点入れられてるし……
だから松井と内田は相性がよくないって分かってたじゃんかよぉ…
乙
面白かった
京介まじ勝ち組過ぎる
スクラッチ吹いた
スクラップだろwww
こういうスタイルも面白い
自分が元ネタの妹ネタで萌える桐乃www
業が深すぎる
ミストベルがくんか様として普通に市民権得ててワロタ
話ぶったぎりだけど、京介の写真が高坂家のアルバムに一枚も無いのって桐乃の部屋の押入れのアルバムに入ってるからなのかねえ
>>142
もらわれてきた子供だからじゃね?
おお今日は大漁だな、職人さんたち乙!
ところで今日の流行情報でドロリッチが
上位に食い込んできたと聞いたんでちょっと書いてみた
「ところであやせ、いきなりだけどドロリッチって好きか?」
「お兄さん、本当にいきなりですね……
まあ好きですけどこの辺で置いているお店って少ないんですよね」
「そう、少ないんだよな。そこでだ、もし俺がレシピを教えるといったらどうする?」
「あれって作れるんですか?それが本当ならちょっと教えてほしいかも……」
「ああ、実は作れるんだ。それじゃ材料もってくるから少し待ってろ」
「ええと、牛乳とコーヒーゼリーと……ストロー?」
「そう、用意するのはこれだけ。しかも数分で作れるぞ」
「でもボウルとかがないんですけど、どうやって混ぜるんですか?」
「そんなもん必要ない、まあ見てろって。このゼリーと牛乳を……」
パクパク、ズズズ、クチュクチュクチュクチュ
「!?な、何をしてるんですか!?」
「(ストローをくわえて)ん」
「…………は?」
「ん」
「も、もしかしてそれを吸えと?」
「ん」
「どんだけ変態なんですか!!死ねェェエェェェエェェ!!!」
い、いっとくけどちゃんと元ネタあるんだからね!俺が変態だとか勘違いしないでよね!
「お兄ちゃんのことなんか〜」を思い出した
楽しく読んでたら義理展開がきて一気に騙された気分に……
>>115 乙。
うん、十二分にエロイと思う。加奈子空気だけど。
あと、前カギ括弧半角カナは以下略
誤字「俺はしゃむに」→「俺はしゃにむに」
>>122 乙でした〜。
個人的に黒髪の桐乃は違和感あるというか……。
アニメだと小さい頃の写真でも茶髪っぽいから、地毛の色がそうなんじゃないかな。
まあ、今は色落としてるのかも知れないけど。
>>135 乙〜。
桐乃と赤城(兄)って掲示板でニアミスしてんのかよ(笑) 仲良そうじゃねーか。
まあ、ある種ライバル的な意味でかも知れないが、きりりんは妹好きだけど、赤城は瀬菜ちゃん好きであって妹好きではなさそうだからな。棲み分けは出来てるのか……。
それにしても、京介……。妹嫌いなくせに、妹ネタのストックが良く尽きないな。備蓄が半端ないのか。
逆に考えると、現実の妹が嫌いだから、妄想の中の可愛い妹にあれこれやらせて無聊を慰めていたとかだったら納得いく……か?
>>144 乙。
そして京介。それはあやせでなくても引くわ(笑) 何に毒されて、何処に行く気なんだ、お前わ。
投下します。5レスほど
「ただいま〜」
学校から帰ってきて一声かけるも、返事がない。
お母さんは買い物かな? あいつもまだ学校から帰ってないみたい。
あたしは階段を上がって自室に行こうとして……途中にある京介の部屋の前で立ち止まる。
ちょっと入ってみようかな。
良いよね。誰も居ないし。
兄弟姉妹の部屋にコッソリ入り込むのって、なんだかワクワクする。
きっとあたしはその感覚が好きだから、こんな事してるんだろう。他に理由なんてない。
キィ……。
ちょっとだけドアを開けて中を確かめる。
うん、大丈夫。
そのままするっと忍び込んで、ドアを閉めた。
相変わらず殺風景な部屋を横切って、ベッドに座る。
あたりをざっと見回してみるけど、前に入った時と変わった所は見当たらない。
時々こうして無断で忍び込んでいるんだけど、物が増えていた試しがないんだよね。
ポスターとか小物とか買わないんだろうか。
あたし好みのカワイイ置物とか勝手に置いちゃおうかな。
あ、そういえば……。
ベッドの下を覗き込んで奥を探る。
こっちの方は変化があるかもしれない。
「……あれ?」
前にあったダンボールの箱がない。
捨てたとも思えないし、隠し場所を変えたんだろうか。
見つけてみたい気もするけど、さすがにタンスやクローゼットまで漁るのは気が咎める。
……それに、どーせ眼鏡モノばっかなんだろうし。
大体あいつはシスコンの癖に、なんで妹モノが全然ないんだろう。
これっておかしくない?
それとも何? 妹が眼鏡かけてれば良いの?
ちょっと眼鏡をかけた自分を想像してみる。
……ない。ないない。ありえない。
そりゃあたしにかかれば、お洒落なデザインの眼鏡の一つや二つくらい思い当たるケド。
あいつが好きなタイプの眼鏡をあたしがかけたって……。
何考えてるんだろあたし、バカみたい。
なんであたしが、あいつを喜ばせるために眼鏡なんてかけてやらなきゃいけないんだか。
シスコンのあいつの方からあたしに歩み寄るべきでしょ普通。
そう考えたところで、いつも抱いている疑問に突き当たる。
あいつ、本当にシスコンなのかな?
だって全然……あたしに構ってくれない。
べ、別に構って欲しいわけじゃないケドさ。
シスコンならもっと妹を可愛がるもんでしょ?
なのにあいつは、いつもあたしをほったらかして部屋に居るか、どこかへ行ってしまう。
遊ぶ時も一緒に出掛ける時も、あたしの方から声を掛けないと始まらないのだ。
あたしがいないと寂しいって言ったクセに……。
そもそもこういうのって男の方から誘うもんでしょ。なんで女のあたしが――
そこで気付いてしまう。兄妹の事を考えていたのに、いつの間にか男女の話にすり替わっている事に。
この事を考えているといつもこうだ。
……やっぱりそうなのかな。
あたしはあいつのコト……。
でもあいつは? あいつはあたしのコトどう思ってるんだろう。
あいつが何を考えてるのか分からない。
あたしがこうやってたびたび京介の部屋に入り込むのも、それが原因かもしれない。
少しでも気持ちが知りたくて……。
ふと視線を横にやると、あいつの枕がある。
そのまま寝そべって、なんとなく思いつきで自分の頭を枕に乗せてみた。
あいつも普段こうやって寝てるんだよね。
こうしていれば、少しは何か分かるのかな。
少しだけ、あいつの匂いがする。
全身を淡く包まれるような感覚がして、そっと目を閉じた。
あいつが帰ってくるまではまだ時間があるはずだ。
だからもう少しだけこのままでいよう。
――ふと気付くと、何もない空間にあたしは立っていた。
これは夢なのだ、と頭の片隅で理解する。
夢の中でそうと分かる明晰夢というやつかもしれない。
あたりを見回すと、京介があたしに背を向けて立っている。
声を掛けようとしたけど、何故か声が出ない。
京介は背を向けたままで歩き去ろうとしている。
ちょっと、待ってよ。
慌てて追いかける。でも足が鉛のように重くて全然進めない。
まるで水中を走ろうとしているかのような感覚。
そうこうしているうちに、京介の背中はどんどん小さくなっていく。
待って、行かないで。
京介はこっちを振り返ろうともせず、黙々と歩いていく。
どうして、どうして行っちゃうの。置いていかないで。
「行か、ないで……!」
かろうじて声が出る。
それでも京介は振り向いてくれない。
なんで? なんでよ……。
悔しくて悲しくて、涙が出てきた。
お願いだから止まって。こっちを向いて、声を聞かせて。
「……桐乃」
願いが通じたのか、京介の声が響く。
声はすぐ近くで聞こえたのに、その姿は相変わらず遠い。
その背中に向かって必死で手を伸ばす。
「行かないで……ここに居てよ……!」
「……おい、桐乃」
さっきよりも近くで声が聞こえた。それと、肩のあたりに何かが触れる感触。
その感触に手を伸ばし、無我夢中で掴んで引き寄せた。
すると突然顔に何かが当たって、視界を塞がれる。
ぼんやりとした頭でうっすらと目を開けると、視界一杯に見覚えのある白いシャツが広がっている。
そのまま顔を上げると、すぐそばに京介の顔があった。
「お、おい、お前何して――」
なんだか慌てているけど、もうそんなのどうだって良い。
あたしはそのまま京介の背中に手を回して、決して逃がすまいとしがみついた。
「ちょっ、どうしたんだよ。離せって」
「……ヤダ」
「な、なんでだよ」
「あんたがどっか行っちゃうからでしょ!?」
京介は面食らったように黙り込む。
「行かないでって言ったのに……なんでどっか行こうとするのよ」
「…………」
「置いていかないでよ……ずっとここに居てよ」
涙声で懇願する。夢の中でくらい、好きな事を言ったって良いと思う。
しばらくそうしていると、ポンと頭に手を乗せられる感触。
「俺はどこにも行かねーよ」
不思議と胸に染みこむような声だった。
頭に乗せられた手からも暖かさを感じる。
ようやく少しだけ安心出来た気がした。
改めて周囲に目を向けると、さっきまでの何もない空間から京介の部屋に戻っていた。
あたしが眠る前と何も変わっていない。
……ん? あたしが、眠る、前……?
急激に覚醒した頭で考える。
ここは京介の部屋。んでもってあたしはさっきまで寝てて、多分今起きたとこ。
そして今あたしは京介に抱きついて頭撫でられてる。
ドンッ!
思いっきり突き飛ばした。
「うおっ!?」
「な、な、ななな、なな……」
「おい、いきなり何を――」
「何してんのアンタ!?」
「俺の台詞だよ!」
ど、どういう事。どういう事どういう事なの。
どこまでが夢だったの? あたしなんか恥ずかしい事口走ってなかった?
は、恥ずかしい――! 超恥ずかしい!
「お前なあ……なんか変な夢でも見て寝ぼけてたのか?」
「! そうそれ! 夢だから! 全部!」
「全部ってなんだよ」
「いいから! 何もかも夢だから忘れる事! いい!?」
そう言い捨てて、急いで自分の部屋へ逃げ込む。
ああああもう、最悪、さいっあく……!
部屋で私服に着替えたあたしは、今リビングで雑誌を流し読みしている。
あんな事があった後だけど、部屋に閉じこもっている気にはなれなかった。
だって部屋に居たら、夕食の時間までずっと……その……アレだし。
しばらくそのまま過ごしていると、京介が飲み物を取りにリビングへ入ってきた。
とても顔を見ていられなくて雑誌で顔を隠す。
でもどうせ、すぐ部屋に戻っちゃうんだろうな。
そう思っていたら、京介はあたしの向かいに腰を下ろす。
そして近くにあった雑誌を手にとって読み始めた。
何してるんだろ。普段そんな雑誌なんて読まないくせに。
ちらちら京介の方を見ていたら、偶然目が合ってしまって慌てて目をそらす。
う〜〜っ……なんか恥ずかしい。
すると京介が急に声をかけてきた。
「なあ」
「なに?」
「俺今度の日曜に服買いに行くんだけどさ」
「……ふうん」
またどこか行っちゃうんだ。……別に良いケド。
「……ちょっと一緒に来てくれないか?」
「え?」
「俺一人だと、最近の流行とかよく分からなくてな」
どういう風の吹き回しだろう。これって誘われてるのかな。
「だからさ。お前にちょっと見てもらおうかなと思ったんだけど……ダメか?」
「行く」
つい即答してしまった。
いや、こいつに選ばせてたら超ダサい服しか買ってこないだろうし。
妹としてはそんなの耐えらんないし。
「そ、そっか。んじゃ今度の日曜な」
「良いけど、その代わりあたしの服も買ってもらうから」
「い!? そ、それは……」
「なに? なんか文句あんの?」
「……はぁ〜……わーったよ」
ふふっ。そうと決まったらその日に着ていく服を選ばないと。
何着ていこうかな。
「それじゃ今度の日曜ね。ちゃんと覚えてなさいよ、置いていったりしたら承知しないから」
「大丈夫だっての。行く時はちゃんとお前も連れてくから安心しろ」
……そっか。連れてってくれるんだ。
当たり前のはずのやり取りが、何故だか凄く安心出来た。
あたしを置いていかないでよ。絶対だからね。
以上です
乙
面白かった
桐乃かわええええ
>>157 きりりん可愛すぎてつらい
しかしひそかに妹に部屋チェックされてる京介哀れwww
だが、翌日。
京介「親父大事な話がある! 実は… 麻奈実を孕ませちまったっ!!」
責任を取って田村家に婿養子に入ることになった京介であった…
なんてかわいいきりの
おつかれでした
>>66 妹が新しいパンツ買うたびに、見せてびらかしに来て感想を求められた。
一応おおげさにリアクションとってやってたんだけど、どうして毎回見せに
くるのかと聞いたところ、新しいパンツをデートで履いて行っても、
彼氏の反応が薄くつまらないからだそうで、、、
お兄ちゃんとしては、その理由聞きたくなかったよ。
あやせたんにセクハラしまくってる京介だが、「いったい今まで何回セクハラしたと思ってるんですか?」という質問に対し、「昨日までの時点で072嗅いだ」とエレガントに答える京介さんが思い浮かんだ
「麻奈実、本日のクンカ数は?」
「きょうちゃんは、今まで食べたパンの枚数を憶えているの?」
「聞きたいかね? 昨日までの時点では9万9882枚だ」
「先輩…あなた、いままでオナニした回数を覚えているのかしら?
私は……勿論ちゃんと覚えているわ。」
168 :
115:2011/01/10(月) 10:22:13 ID:LMZl9Sqr
結構、エロいって感想貰ったけど…書き手としては、ロリ二人とソーププレイっていう上物のネタでこれかよ…って感じだったのよ
例えるなら米沢牛の塊を手に入れたのに、作ったものはバーモントカレーだった…みたいな?
本当エロは難しいや。おっきさせるくらいまでは持って行けても、ズボンを脱がすとこまで持ってくSSは中々書けないね
おまけに脱字もあったし…。反省の意味も込めてしばらく謹慎しますわ
>>168 > 結構、エロいって感想貰ったけど…書き手としては、ロリ二人とソーププレイっていう上物のネタでこれかよ…って感じだったのよ
> 例えるなら米沢牛の塊を手に入れたのに、作ったものはバーモントカレーだった…みたいな?
>
> 本当エロは難しいや。おっきさせるくらいまでは持って行けても、ズボンを脱がすとこまで持ってくSSは中々書けないね
> おまけに脱字もあったし…。反省の意味も込めてしばらく謹慎しますわ
>>168 近親の漢字が間違ってますよ(´・ω・`)
>>135 乙乙
一々レッドキャッスルに吹いたwww
ふおおおお
みんな乙
加奈子やブリジット増えてきて嬉しい限り
ゲーム出たら沙織や麻奈実も増えるといいな
加奈子、ブリジットのロリ要員のSSが増えてきているって言うのにリアだけハブられる現実
リアは激しい運動で処女膜が無さそうだから、初めてでも感じさせられるね!
桐乃もじゃね?
まあ運動してても狭さはそうそう変わらんけど
リアと桐乃を並べて犯したい
>>177 萌えてる人が少ないからだと思う、悪いけど
というわけで君が自給自足だ
リアはアニメのほうにはまだ出てないってのも大きいと思う
褐色は人を選ぶ
セイラさんとララアでララアを選ぶヤツはニュータイプだ
どうやら俺はニュータイプのようだ。
ファラとメルディなら間違いなくメルディだし
……でもきりりんが褐色になったらそれこそビッチにしか見えな(ry
そこでチャットではなくメルディを選ぶ時点でリアを愛でる資格はないのでは?
まあアイラは俺が頂いていきますね。あとネオジオンのイリアも
あやせ(ふたなり)×桐乃(ノーマル)に萌えている俺がいるんだが。
処女なのに桐乃を孕ませるあやせたんとか見てみたい。
ちなみに京介は麻奈実と黒猫の取り合い中により手が出せない状況でw
マニアックな嗜好でスマソ。
そういうのまとめwikiに一つあったな
基本百合嫌いな俺だけどそのSSには妙に昂らされた
エロパロスレで何言ってやがる
エロは要らない派もいるのさ
それはまた哲学的だな
くんかくんか
ちょっとSS投下します
一応11スレ目の651ですが、今回はホモネタではありません。
「あ…あやせ……待て…待ってくれ!」
今日は成人の日。
そんな今日、俺は昼間っから死に直面していた。
「お兄さん、どういうことですか?」
制服姿のあやせが笑いながら聞いてきた。
だが、その目は輝きを失っていた。
「ご、誤解だっ!」
場所は俺の部屋。
「何が誤解なんですか?」
あやせが肩にかけているカバンから、なにかを取り出そうとしている。
俺は黒猫の太ももを押さえていた手をどかし、あやせからの攻撃にそなえつつ、必死に弁明した。
「む、無理やりとかじゃない!これは互いに合意の上の行為なんだ!」
「何かと思えばそんなことですか。そんなこと分かってますよ」
「じゃあ、なぜ…」
あやせはまだカバンの中を探している。
と、カバンの中からなにかを取り出した。「おま…それは…」
あやせはヒュッと革の鞘から刃を出し、慣れた手つきでそれを俺に向けてきた。
「お兄さん、説明してください」
「そ、それはシャレになってないぞ…」
あやせがそのいかにも高そうなナイフの、鹿角の柄をぎゅっと握りしめ、俺の首に当ててくる。
首に当たる冷たい感触に、思わずビクッとする。
その拍子に皮が切れ、首から血が流れ出す。
あまり痛くはない。
「やめろ……お前はそんな子じゃ無かったはずだ…」
「あなたに何がわかるんですか!?」
「や…やめ…いくらヤンデレでも、やっていいこととわるいことが…」
しゃべる度に、刃で皮膚が切れそうでビクビクする。
「もう一度だけいいます、これはどういうことですか?」
あやせは俺の首からナイフを離し、ベッドで失神している黒猫に向けた。
あやせがちょっと手を動かせばナイフが黒猫に突き刺さる距離だ。
「やめろ!」
俺は反射的にあやせの手首を掴もうとした。
「動くな!」
あやせがナイフを俺の方に振り向ける。
だがそこに隙ができた。
ナイフが丁度黒猫と俺の間を向いた瞬間、俺はあやせの手首を掴んだ。
「きゃっ!」
俺は昔一度だけ親父から学んだ護身術を思い出し、指先に力を入れる。
よく刑事ドラマで見るあれである。
まさか妹の親友に使うとは。
「あ…!」
あやせの手からナイフが落ちた。
すかさずそれを奪いとる。
そしてそれをたまたま開いていた窓から放り投げた。
「もうバカな真似はやめろ!あやせ!」
「バカなのはどっちなんですか!」
「は?」
そう言うと、急にあやせは泣き出してしまった。
「お兄さんが…お兄さんが全部悪いんです…」
「……」
それは身勝手すぎる。
確かに俺は黒猫にいろいろしていたが、俺が誰と何をしていようと、あやせに殺される筋合いはない。
ただ単に、そういうものを見たくない、というあやせのわがままだ。
そえ思った。
が……
「お兄さんが…お兄さんが私に変な期待させるから…」
「は?」
予想と違う答えに、思わずマヌケな声が出る。
「お兄さん、言いましたよね…結婚してくれって……」
え?どういうこと?
「私、お兄さんが私のことを好きなんだって…ずっと思ってたんですよ…。なのに来てみたら…この女と…」
「ちょ、ちょっと待て!それってつまり、俺のことが…」
「そうですよ……なのに…あんまりですよ……だからせめて死後の世界で一緒にと……」
なにこれ?どういうこと?
つまり無理心中みたいなもの?
あまりにファンタスティックな展開に脳がついていけず、俺はただ呆然とするしかなかった。
「お兄さん…」
急にあやせに抱きつかれた。
「あやせ…」
「私と…してください…」
「おう…」
思わず頷いてしまった。
だってよ、あのあやせがあのエンジェルボイスで今ならたったの月々1580円だぜ?
いやもう何が何だか分からなくなってくるね。
「お、お兄さんの好きなようにしてください…」
「ほ、本当にに好きなようにしていいのか?」
「はい…」
さらに今なら、豪華特典付きですよ!?
もう断る理由なんてどこにもない。俺はあやせを床に押し倒すと、あやせの服を少しずつ捲り上げてゆく。
「あっ、や、お兄さんっ」
あやせの柔らかな胸に手が当たるたびに、あやせは過敏に反応する。
俺は下着ごしに胸が見えるところまでシャツを捲り上げると、手を止めた。
「ぜ、全部は脱がさないんですか!?」
「ああ」
そして下着のシャツを無理やり肩から下ろし、胸をあらわにさせた。
ちなみに何故かブラは無しだ。
「きゃ…」
可愛い悲鳴を上げるあやせ。
俺はあやせのスカートの中にてを入れ、パンツを掴むと、無理やり膝あたりまで下ろす。
「あっ…」
パンツに触ったときに、あやせの秘部にも間接的に触れてしまい、あやせがビクンと動く。
「敏感なんだな…」
ついつい思ったことを口にだしてしまった。
「なっ…!お兄さんだからじゃないですか!ていうかスカート脱がさないんですか?」
「…ああ」
「あの…パンツ、最後まで下ろさないんですか?」
「……ああ」
「服もこのままですか…?」
「………ああ」
「靴下も脱がないんですね……?」
「…………ああ」
「どんだけ特殊な性癖なんですか死ねぇぇぇぇええぇぇえ!」
俺は顔を真っ赤にするあやせを無理やり押さえ込む。
そしてスカートを捲り上げ、あやせの秘部をじっくり眺めた。
「何じろじろ見てんですか変態!」
「あのさあやせ」
「は、はい?」
「挿れていいよな?」
「は……はい」
俺はすでにリヴァイアサンの最後の砦となっているパンツを下ろした。
俺のリヴァイアサンは、このあやせの格好に、もはや限界だった。
そのままあやせの秘部にそれを押し当てる。
「もう大丈夫だな…」
俺はあやせの秘部が濡れてることを確かめると、ずぶりとそれを押し込んだ。
「あっ」
あやせの身体がビクンと動く。
腰に力を入れてリヴァイアサンを奧深くまで侵略させた。
黒猫のときと一緒で、特に処女膜は感じない。
「あっ、んっ…」
あやせの喘ぎ声と格好で、すでにリヴァイアサンは爆発しそうだ。
俺はあやせの足を押さえつけ、無理やり足を開かせた。完全に脱がせなかったパンツが邪魔をして、◇に足が開脚する。
快感に耐えきれず、腰を思い切り前後にふる。
「あっ…んっ…はう…う…お兄さん…つ…ああ…気持ちいいですか……」
「ああ、めちゃくちゃ気持ちいい!ていうかその…もう出そう…」
すでに気分だけで爆発しそうだったのに、このとてつもない快感でリヴァイアサンは限界を越えた。
「え?…あ…はぅ…も…もう…ですか?…そ…あ…早漏ですか……」
「違ええぇぇ!お前が気持ちよすぎるだけだ!!」
「あんっ、急に叫ばないで…はあ…くださいよぅっ…」
「すまん…く…すまないが…で…でるっ!」
「え!?あ…中に?」
「今日…大丈夫だよな…?」
「あの…その…はぅ…多分ダメです…」
「そうか…」
残念ではあるが、ダメなら仕方がない。
「じゃあ服にかけるぞ」
「え!?」
俺はリヴァイアサンをあやせから引き抜くと、そのまま服に向かってfinishした。
あやせの服に精液がたっぷりかかる。
「は…あう………」
「ぐ…すまんあやせ…」
「まだ…まだ私は満足してませんよ…」
「そうだな…」
ならあやせも満足させてやらねば。
俺はあやせの秘部にしゃぶりついた。
「はぅ…変態…」
あやせの喘ぎ声で、早くも俺のリヴァイアサンは元気を取り戻す。
こりゃあもう一発やれるかな…
と、後ろから急に何かで頭を殴られた。
衝撃がグワングワン響き、頭が割れるように痛い。
俺は犯人を確認すべく、後ろを振り向いた。
――そこには、クリスタルの灰皿を握った黒猫がいた。
俺はそのまま………………
その夜
「京介はどうした?」
「さあ?桐乃、なにか知らない?」
「知らないよ?お母さんこそなにか心あたりないの?」
「ないわね…一応田村さん家に聞いてみようかしら…」
「門限を破るとは…あいつ…」
「そういえばさっきあやせ土臭かったな……」
おしまい
…ついでに小ネタ
「こうさかせんぱい〜!」
今日は成人の日。
勉強もする気にならず、俺は近くの公園で散歩していた。
そして瀬菜にあった。
「よ、よう瀬菜」
「高坂せんぱい、今日が何の日だか知ってますか?」
「ああ…成人の日だろ?」
「そうですよ、聖人の日、つまりホーリーの日ですよ…」
「は?」
「京介はどうした?」
「さっき赤城さん家から電話があって、泊まってくって」
(せなちーの家!?まさか…)
「仲の良い男友達は大切だからな」
(ああお兄さんのほうか……)
初めて俺妹ipで、「今日は成人の日〜」と聞いたとき、瞬間的にホーリーの日と変換した俺の頭は腐ってるのかもしれない……
桐乃生きてたのか
てっきり、窓から捨てられたナイフに(ry
この京介はころころされてもしょうがないと思うの…
京介BADEND(-人-)ナムー
ノーマルのほうのssにエロいのが掲載されとる(´・ω・`)
205 :
生存end:2011/01/10(月) 23:11:14 ID:lFFvrDBi
――そこには、クリスタルの灰皿を握った黒猫がいた。
俺はそのまま………………
グレイズした
灰皿で突っ込む前に口で突っ込めよ黒猫w
あと恋人放置するのは感心しませんぞ、京介殿
一時は「死後の世界で一緒に」って言ってたのに、証拠隠滅しちゃったのか
あやせェ…
夜な夜な掘り起こしては・・・
愛しい人の死体ってクンカー的には最高なんじゃない?
日々変化する香りをクンカクンカ
きっと精液採取しておいて、自立できるようになった時人工授精して京介との子を生むんじゃね?
まるで男の影が無かったのに、二十歳超えたら突然「出来ちゃった」と言い出す親友
そして生まれた親友の子供は、日に日に失踪した兄貴にそっくりに育っていく……
京介死亡
桐乃がクンカーになったのは小学生高学年の京介といっしょにお風呂入ってた時にふざけて京介のものをしゃぶってたら
顔に濃いものをぶっかけられてしまい、以来そのにおいを忘れられずにパンツをクンカクンカ…。
というネタが思いついた。
クンカの人だれか頼んます。
なんか気持ち悪い流れになってきたな
ふざけてしゃぶるっておまえ……
本気でしゃぶらんとな
test
pinkは無事だよ、今は2chの方が書けないみたい
鬼いちゃんがどうとか言う番組でクカーしてた
?
セリフと擬音だけで構成されててわろたw
ガシッガバァダキッ
ダキッって抱きしめてんのかw擬音ですらねぇw
エロ側に移植しておかないと。。↑
携帯なので誰か頼みます。。
>>120>>121 こいつらも加えて
スーパーハーレムプレイにしてくれw
誰かこの桐乃を『黒髪』にして
更に一番下の全員全裸を
『事後で全身汁まみれ、恍惚に頬を赤らめレイプ目…』な改造を何卒…。
そのバニーのってpixivでみたし、のせるのまずくね?
SS来ないと途端にこんな流れか…
2枚目の麻奈実、ちょっと筋肉質すぎない?
ここは画像スレじゃないんだが
>>229 お前アニキャラ板でもそれ貼ってただろ?
剥きコラとかマジゴミだよな
あやせSS「漣」の人のよみたい
あの人関係はどこからともなく信者とアンチがわいて来て荒れるんだよな。とらドラ時代からしか知らんけど。
固定ファンも居るみたいだし、書けば長いんだろうし、blogかなにかでやって貰った方がスレ的には正直助かるような。
アンチは荒らしってことでスルーすればおk
SS書きをそんな下らん理由で追い出す必要なんてあるまい
二次創作系に限らず、ファンがつくような作り手は
有名税みたいな感じでアンチもつくからね。
みんなで仲良くというmixiならともかく、
ここ2chでその手のアンチを避けるために
肝心の作り手を避けるなんてことはする必要ないでそ。
荒らしはスルーでいいじゃん。
18歳未満のガキがここに書き込んでいる時点で底が知れる
おいらも京都バトル読みたいです!
それは僕の事かな?
どこに投稿しようが作者の勝手でしょ
個人サイト、投稿サイト、vipなどの選択肢があることは百も承知だって
オイラのリバイアサンは18歳未満です。
あやせによる京介の黄色いパンツ全回収イベントみたかった。。。
桐乃「もう!どうしてあたしの気持ちに気づいてくれないのよ!」と京介を押し倒す。
黒猫「先輩のおかげで更正できました。もう先輩なしの人生は考えられません」と京介を押し倒す。
沙織「政略結婚させられそうです。その前に既成事実を作ればお父様もあきらめてくれます」と京介を押し倒す。
真奈実「きょうちゃん。他の女の子に目移りしちゃいやだよ」と京介を押し倒す。
あやせ「桐乃がお兄さんの毒牙の犠牲になるくらいなら、わたしが犠牲になります」と京介を押し倒す。
加奈子「おめー、童貞なんだろ?加奈子が筆おろしをしてやんよ」と京介を押し倒す。
ブリジット「あ、あのっ、お兄さん。祖国を離れて知っている人も少なくて不安なんです」と京介を押し倒す。
どう考えてもハーレムエンドしか考えられませんね。
いや、ハーレムエンドはオタクの妄想だから。
赤城「瀬菜ちゃんが言うには、いい兄貴ってのは男を嗜むもんなんだと」と京介を押し倒す。
フェイトさんが出てこない。。
お金を貸してくれと押し倒すはず。
もしくは踏み倒す。
もしも、京介と桐乃がぶつからなかったら
ってSSもあれ未完?あの後超気になるんだが
>>247 きれいに〆たけど作者さんが続き書くかも?って言ってた気が
アレ読むと京都に住みたくなるw
>>255 まとめで見たけど、あの中途半端な感じで終わりなの?
ちなみに京都は止めとけ
京都弁の男はマジでムカつくぞ
>>256 続きを思わせる終わりが個人的に好き。
つーか個人的な恨みがw
>>258 それを読むなら俺妹8?も追加したらいよい
260 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 00:22:12 ID:ZdIJkmMO
>249
なぜだか一番麻奈実に萌えた
俺は5スレ目572氏の一連の加奈子モノかな。
俺は加奈子はさほどだったんだが、572氏の加奈子は萌えるな
あと、本スレまとめの俺の妹@vipわワロタ
>>237 あれ、どうしても受け入れられないところがあって…。
なんで京介ブリーフなんだよ…
264 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 01:35:21 ID:KieXhbct
できればオリジナルキャラはやめてほしいわ
>>263 普通ノーパンだよな
ブリーフって……w
京都は寒いからブリーフ(´・ω・`)
久しぶりに京介沙織もの書こうと思ったら手元に7巻見つからなくて涙目だった
しかし沙織ssを書いてくれる人なんてこのスレには数えるほどしかいないなんて理解できないし納得できないよ・・・
うわっ!沙織SSに定評のあるミストさん!新作よろしくです!
昨日はなんだか少なめだったかなあ
いや、今日の為に昨日を潰して職人達が頑張ってるんですね わかります
明日から本器出す。
ひっでえスレw
>>264 そうしないと、京介が手を出すのは地味子以外犯罪のにおいがする女の子だけになっちまいますが
黒猫は高校の後輩だし沙織も高校生
あやせと加奈子は中学生だけど、高校生と中学生なら許される
近親は犯罪じゃないし、ブリジットは・・・
見た目ヤバいけど犯罪じゃないよな
未成年略取にはあたらない筈だし
ブリジットは13歳以下だから合意があっても強姦罪
外国籍だったら治外法権
外国のが罰則厳しいだろ
下手すれば国際問題に…
罪が怖くて強姦なんかできるか
>>279 いや、違うぞ
日本のHENTAI紳士が世界に羽ばたくんだ
イスラム教の国だったら死刑の可能性も……
というか、刑法の強姦罪や強制わいせつ罪、
いわゆる児童買春防止法の一部規定は
日本国民が国外で罪を犯した場合にも適用されますので。
こまけぇことはいいんだよ!!(AA略
桐乃からみたら京介NTRですな。
バレなければなかったことになるんですよ。
あやせたんだって山に行っていないし、
スコップも買っていないし、血痕もついていないでしょ?
スレ延びてるからSSに期待して覗いたらなにこの流れ…
>>258 9見て、今は8見てるが、かなり良く出来てるな。
原作ですと言われても信じちゃいそう。
289 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 11:11:56 ID:uf4kPEfp
黒猫かあいい
限定版がCERO_Cになったのは
●キス
●抱擁
●下着の露出
●性行為
●裸体
●性的なものを想起させる表現
●排泄
●水着・コスチューム
●恐怖
●クンカ描写
●非合法な飲酒及び喫煙
●近親姦・性犯罪等
あたりのせいか
ちと確認したいんだが
あやせとフェイトさんて本編中で面識あったっけか?
あやせが面識あるメインキャラは、
京介、桐乃、加奈子、美咲社長、ランちん、
あともしかしたらブリジットと御鏡あたり
くらいじゃね?
あやせ×せなちー
ゴクリ・・・
>>293 d
ささいな事だけで小ネタ書いていて気になってね
vipのSSも面白いな
297 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 16:14:01 ID:rKBnwVJl
vipの存在を今知った
これでしばらくSSに困らないな
とりあえず沙織SSもっと増えてくれマジで・・・
18歳未満のガキはPinkに来てるんじゃねーよ
子供のうちは健全に外で遊んでろ
面識あると言っても利用して利用される、そういった関係だからな
黒あやせ黒地味子流行れ
>>299 つまりあやせにとって地味子とは京介や桐乃の情報を手に入れる為の駒にしか過ぎないと言う訳だな
実際6割ぐらいそんな扱いな気がする…
いよいよ今週末はセンター試験だ。
麻奈実と最期の追い込みだな京介
センター終わったら死ぬのか京介w
京介「俺、センター試験が終わったら黒猫とデートするんだ……」
>>261 恐縮の至り。
続きの扱いをどうするか決められない間に書き進めれば文量を蓄積できること必定
…と思ったがそんなことはなかったぜ
葛藤に堪えかねて別のSS投下する始末
あばばばばば
たとえ肉体が微塵に破壊されても眼鏡さえ残っていれば何度でも甦る
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『妹がメガネをかけた途端俺のリヴァイアサンが
大海嘯を放つ直前の超硬直状態になった』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何がおこったのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
幼馴染(眼鏡)だとかお嬢様(withぐるぐる眼鏡)だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
つまり京介好みの眼鏡をかけた真沙織が最強ということですわねって背の高いオタク女が言ってた
>>307 あなたの書く加奈子はとても可愛らしくって頬が緩むのを抑えられませんw
これからも期待して待ってますよ。
俺も面白かったと言ってもらえるものを書けるようにせねば
さて…良SSが投下されるまでの繋ぎに小ネタでも投下するか
前スレ終盤、あやせがぶっ壊れてるあの小ネタの続編
あやせスキーはスルー推奨が無難かも
「はぁはぁ…」
俺はホームルームが終了すると一目散に教室を飛び出す。そして靴を履き代えると、裏の通用口を使い学校を無事脱出した。それでも不安は拭えず、俺はしばらく走り続けた。
「ふぅ…、ここまで来れば安全だろう」
ようやく歩調を緩める。それでも恐怖心がそうさせるのか、つい後ろを振り返ってしまう。
「あら、京介君じゃない」
慌てて前を見ると目の前に立っていたのはフェイトさんだった。俺は安堵の溜め息をついた。
「脅かさないで下さいよ…、あやせかと思った…」
「あら、あやせちゃんがどうかしたの?」
「いや実は……」
俺はフェイトさんに返答しかけて、ふと気付いた。あれ、あやせとフェイトさんて面識あったか?そんな事を考えていると、フェイトさんが近寄ってきた。そして右手に握っていた物を、俺の首筋に当てるとこう言った。
「ゴメンね京介君」
次の瞬間、俺は目の裏から激しい火花が飛び散るような衝撃を受け意識を失った…………
目覚めは最悪だった。まだ目の裏がチカチカしているようで頭もクラクラしている。
「あら、目が覚めた?」
反射的に声のする方を見ると、頑丈そうなドアの脇に置かれた椅子にフェイトさんが腰掛けていた。
「フェイトさん!?これは一体……」
フェイトさんに詰め寄ろうとした俺は、身体が動かない事に驚いた。改めて確認すると、俺の身体は椅子に座らされた状態で拘束されていた。腕はひじ掛けに、足は椅子の足に、おまけに椅子自体がL字型の金具で床に固定されていた。
「ちょ…何の冗談ですか!早くこれを外して下さい!」
「申し訳ないけど、ある人の頼みでそれはできないの」
ある人?………何故だか急に身体震えてきた。生物としての本能が危険信号を発しているかのようだ。
そしてそれが間違っていなかった事はすぐに証明された。
ガチャリ……ギギギ………
見た目に違わず、目の前のドアが重そうに開き、そこに立っていたのは――
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
こんなに絶叫したのは小学生の時、初めてスプラッタ映画を見た時依頼の事だった。身動きが取れないのは先刻承知のはずなのに身体は本能に突き動かされ、この場から逃げようと手足を空しくバタつかせる。
「む、女の子の顔を見て悲鳴を上げるとか失礼ですね、お兄さん」
そう言って新垣あやせは頬を膨らませた。
少し前までの俺なら「膨れっ面でも可愛いな〜さすがマイエンジェル♪」等と呑気な事を考えていたであろうが、いまやその存在自体が恐怖の対象でしかなかった。
「あの〜あやせちゃん…お取り込みの所悪いんだけど…」
恐る恐るといった様子でフェイトさんがあやせに声を掛ける。あやせはちらりとフェイトさんを見ると「あぁ」と一言呟き、上着のポケットから一通の茶封筒を取り出した。
「お兄さんの捕獲、ご苦労様でした。約束のものです」
茶封筒を受け取るとフェイトさんは中身を確認した。そして
「ありがとうあやせちゃん!これで今月ガスと電気停められずにすむわ♪」
などと吐かしやがった!詳しい金額は分からないが、普通両方合わせても一万もいかない金額で俺売られたの!?激しくショックを受ける俺を余所に茶封筒を上着の内ポケットにしまい、部屋を出ていこうとするフェイトさんにあやせが声を掛ける。
「ああ、念のため言っておきますが……」
「わかっているわ、ここの事は誰にも喋らない。私もここの事は忘れる…でしょう?」
「そういう事です」
「じゃあ私はこれで……、京介君、申し訳ないとは思うけど…私にも生活があるの。ゴメンね」
そう言い残すと、フェイトさんは部屋を出ていった。そして頑丈そうなドアが重たげに閉じ、後には俺とあやせが取り残された。
「ようやく二人っきりになれましたねお兄さん?」
「ひひひ久しぶりだなあやせ」
裏返りそうな声を必死に押さえながら俺は返答する。するとあやせはまた不機嫌な顔つきになった。
「お兄さんがあってくれなかったからじゃないですか。携帯は着拒にするし、学校の前で待っていても裏口や塀を乗り越えて逃げてたじゃないですか!」
そりゃ会ったら何されるか分からないからな。事実今の俺が置かれてる状態が、考えが間違っていなかった事を証明している。
「私あの後、妊娠検査キットを使い自分で調べたんです。結果は……残念ながら陰性でした」
俺にとっては喜ばしい事だ。
「ですから、今度こそ確実に種付けをしてもらいますよ?私が確実に妊娠したら解放してあげます」
「ま、待てあやせ!やはりこういうのはよくないって!好きでもない男女で子供を作るとか…」
「私だって好きでするわけじゃありません。けどお兄さんは無意識にあちこちでフラグ立て過ぎなんです。このままではいずれ母親の違うお兄さんの子供が大量生産されてしまうでしょう」
……………待ってくれ…、脳の処理が追い付かない。腕が自由なら頭を抱えているところだ。
「そうならないために、私が犠牲になり既成事実を作ろうと言ってるんです。ああ念のため私が無事出産したらパイプカットもしますよ」
あまりにも狂った発言に、俺は本能的に内股になりリヴァイアサンを少しでもあやせから遠ざけようとした。
「さぁ、おしゃべりはこれくらいにしてそろそろ……」
そう言ってあやせが近づいてくる。それにつれ、俺の身体はガタガタと震え出す。
「お兄さん、そんなに震えて寒いんですか?でも大丈夫、すぐに暖かくしてあげますからね…ウフフフフ…」
制服の上着を脱ぎながら、さらにあやせが近寄ってくる。俺は「あぅ…あ……あ…」等と意味を成さない呻き声を上げ震えるしかなかった。その時
バーン!…ズズーンッ
あの頑丈なドアが内向き倒され、二つの人影が飛び込んできた。それは大門軍団……ではなく桐乃と黒猫だった。
「そこまでよあやせ!」「この悪魔!先輩を離しなさい!」
「くっ!何故ここが!?」
「フェイトさんから聞いたのよ!」「溜まっている水道代とケータイ料金を肩代わりすると言ったらすぐに教えてくれたわ」
「く…こんな事なら謝礼にもう少し色を付けておくべきでした…」
フェイトさん……あんたどれだけ困窮してんだよ……。まさか家賃も滞納してんじゃ?
そんな事を考えていると、いつの間にか既視感のあるキャットファイトが目前で展開されていた。あれ?…って事はそろそろ…。そう考えた時、案の定腕のロープが緩められた。
「来てくれたのかブリジット!」
「あたしで悪かったな…」
「か、加奈子!?」
意外にも、そこにいたのは不機嫌そうな顔をした加奈子だった。
「どうしてお前が…?」
「加奈子もオメーを助けに出張るのは面倒だったんだけどよ…ブリジットにどうしてもって頼まれたから仕方なく来たんだよ」
※※※※※※※※※※※※※※※
ブリジットの部屋
ぐるぐる巻きにされ口には粘着テープを貼られたブリジットが転がってる
「むぐむぐぅ〜、もが〜!(かなかなちゃんのバカ〜!)」
※※※※※※※※※※※※※※※
「ほれ、とっととズラかろうぜ」
「あ、ああ…助かったぜ」
「礼はキッチリしてもらうからな」
「おう、ケーキでも飯でもなんでも奢ってやる」
「そんなもんより、もっといいもんご馳走してもらうぜ?」
何故だろう。今すごく危険な気配を感じた…。いや気のせいだな。
だから加奈子がペロりと唇を舐めながら、俺の股間にねっとりとした視線を這わせたのも気のせいに違いない…
そう自分を信じ込ませると、俺は加奈子とこの悪夢のような部屋から脱出した
終り
前スレでヤンデレあやせが読みたいというリクエストがあったんで…
なんというか、まともなキャラがいないヒドイ内容になってしまった…俺あやせ好きなのに……orzどうでもいいが前作にタイトルつけるとしたら
「京介捕わる!ヤンデレ万才!!」って感じだな
パイプカットしたら二人目つくれないぞ、あやせ
>>317 一応10年以内にパイプ再接続すれば子供作れるらしいぞ
まるで子供を生む機械のようだな南無南無
すがすがしいほど糞スレだな。
再接続は可能性があるだけで、切断前にくらべて極めて可能性が低くなるとかなんとか
京介好きじゃないならヤン「デレ」じゃなくね
ツンツンしながらヤンヤンデレデレなツンヤンデレじゃね?
キ○ガイ…
コレはいいあやせだな
ホラーカテゴリを作れよもう
>>327 自宅の便器の中から来る、きっと来るなあやせたんか
テレビの中から三次に降臨してくれるあやせたんなら大歓迎
他人の意見気になる人ならそっちの方がよさそうだな
内容だけしか興味ないからまとめwikiで十分だわ
読みやすいし
>>330 ちょっと俺妹ファンの皆に聞きたい
あやせの知能…つかIQ学力ってどんなレベルだったっけ?
それと、ついでだから各ヒロインの学力レベルもついでに知りたいわ
>>332 あやせ→不明。家の厳しさや真面目な態度から頭いいとは思われるが、
桐乃への尊敬ぶりから、桐乃よりは下っぽい。
桐乃→県で4,5番くらい
京介→第一志望の国立大学(多分千葉)に安全圏、受験生なのにコミケ行けるくらい余裕
黒猫→そこそこ頭いい京介の高校に、普通に合格できる
地味子→京介に勉強教えられる程度の能力
加奈子→バカっぽいけど暗記能力や頭の回転は優秀。
このくらいじゃね? 語られてるのって。
>>330 IQと学力は、間接的には影響するけど、直接の比例関係には無いという理解で話をすると…
桐乃 IQ: 優- / 学力: 優+
あやせ IQ: 優 / 学力: 優
かなかな IQ: 優+ / 学力: 可-
黒猫 IQ: 優 / 学力: 優
ブリジット IQ: 可 / 学力: 優
フェイト IQ: 優- / 学力: 優-
(優・良・可・不可に+と-を加えた単位評定っぽい感じw)
こんなイメージかな、個人的には。
>>333が言う通り、直接的な学力やらIQ描写はすごく少ないよ。
>>334 IQで言うと桐乃は低いイメージがあるw
>>336 千葉の堕天使を”ちば”の堕天使って読んじゃうからな
一応突っ込んでおくが
千葉の堕天聖な
漢字なんて知ってるか知らないかの違い
千葉は普通にチバだろw
黒猫って地アタマよさそう
口回るし
京介の高校入るためとか厨二台詞覚えるのに毎晩必死に勉強してる方が萌える
黒猫の国語辞典には、かっこよさげな単語には全部チェックが入ってると予想
それでも卑猥な単語にばっかラインマーカー引いてる俺らの辞書とは雲泥の差
あの・・・俺「ら」って言うのやめてもらえませんか
「あやせ、せっかく家に呼んでくれて嬉しいんだけど、俺、明日センター試験だからゆっくり出来ないんだ。」
−ガチャ
「え?」
「もちろん知ってますよ、お兄さん。」
「でも、お兄さんが、お姉さんといっしょの大学に行くの、桐乃が哀しむんです。」
「親友として、そんなの許せないじゃないですか。だから、今からお兄さんには試験時間が終わるまで、ココにいて貰います。」
「その代わりと言ってはなんですが、それまでずっと私が気持ちいいことをしてあげますね…」
現役合格ととあやせたん、果たして京介はどちらを選ぶのか
京介「あやせと4年間同じ大学に通えるなら3年浪人するくらい大したことじゃない」
>>349 親父から家追い出されそうだなw
ハッ そのままあやせの家に転がり込む流れか!
京介「麻奈実ん家に転がり込んだほうがいつも勉強見てもらえるし楽じゃね?あぁ、ちなみに麻奈実は大事な幼馴染だから(キリッ」
妹は嫁にやらん、俺がもらう→桐乃
穏やかな家庭を築きたい→麻奈実
殺されるほど愛されたい→あやせ
小さい子が好き→加奈子orブリジッド
玉の輿を狙うぜ→沙織
黒猫が思い浮かばん・・・
愛情は見返りを求めない→黒猫
この人ダメダメすぎて放っておけないな、俺が養ってやらねば→フェイト
>>356 やべなんか見てみたい!
フ「明日のご飯の心配しなくていいなんて!ガスや水道がいつ停止させられるかヒヤヒヤしなくていいなんて!なんて素敵な生活なの!」
京(とりあえずこの人に財布は預けられないな…俺がしっかり管理しないと)
年上のお姉さんのヒモではなく
年上のお姉さんがヒモなのだ
いろんな意味で泣けてくるな、フェイトさん……。
ゲームや原作でもう出番はないんだろうか……。
イベントで調子こいてやってもうた→元の木阿弥
とかは普通にありそうだがw
エロパロ的にはそれで復讐されるとか
フェイト「人間はね、自分を見るのが不愉快なのよ。
でもね、どんなに貧しくても、どんなにワナビーでも、
自分自身を殺すことも、自分をやめることもできないのよ!」
フェイト「な、何を言っているの……?
私はこれから、妹都市の打ち合わせがあるのよ
誰だか知らないけれど、貴方に関わってる暇なんてないわ!」
フェイト「私はあなたよ!あなたは私なのよ!
アナタは私が就職した可能性だけを持った人でしょ!!
私はフェイトよ!」
フェイト「私はフェイト!伊織・フェイト・刹那よ!」
フェイト「私よ、ここと交換しろーーーー!!」
「……という同人誌を考えたのでござるが」
なんにも言えねぇ……
そこで「ホントに平行世界の自分が就職していたら、殺してでも奪い取る」って顔している
フェイトさんをみると、ホントに何にも言えねぇよ……
酷いwwwww
いやそこは発奮して頑張ろうよ、フェイトさん……。
フェイト「私気づいたのよ。
頑張れば頑張るだけ失敗する自分が居るって。
だから頑張らないことにしたの」
京介「お尻ペンペンしていいか、フェイトさん」
黒猫「呪いが効き過ぎたようね。少し罪悪感を感じるわ」
京介「いや、フェイトさんの自業自得だろ」
投下します。8レスほど
367 :
誰の夢?:2011/01/15(土) 07:41:06 ID:9+HnFlG8
現在、時刻は夜中の二時過ぎ。
俺は自分の部屋で、桐乃と並んでパソコンに向かっていた。
なんで深夜にこんな事をやっているのかというと……。
『願いを叶えてくれる心霊サイトが見たいから、ちょっと手伝って』
との事だ。
いやもうどこから突っ込めば良いんだ。
「心霊サイトと願い事に何の関係があんだよ」
出てくるのは幽霊とかそういうのじゃないのか。どこをどうやったら願い事と繋がるんだ。
「そんなの知んない。ネットで見つけたんだけど、そーいう都市伝説があんのよ」
そのガセネタを流した奴のおかげで、俺は今寝不足覚悟で妹に付き合わされてるわけね。
「噂によると、丑三つ時にアクセスする必要があるんだって。もう何人か願いを叶えてもらった子がいるって言うし」
何が嬉しいのか桐乃は上機嫌で解説している。
こういうの好きな女って居るよなあ……俺は全く興味ないんだが。
まぁコイツも本気で信じてるわけでもないんだろう。こんなのはただの遊びだ。
それは良い。それは良いんだが――
「なんで666回もクリックしなきゃいけないんだよ」
カチカチカチカチカチカチ
そう。さっきから妹の言いつけでひたすらマウスと格闘中なのだ。
もう指がガタガタだ……。
「それが条件だからに決まってんじゃん。最初に言ったでしょ?」
「なら自分でやりゃ良いだろ」
「それが面倒だからアンタを呼んだに決まってるでしょ? ほらさっさとする!」
こ、こいつは……兄をなんだと思ってんだ。
「なに? その反抗的な目は。可愛い妹の頼みが聞けないっての?」
不機嫌そうに睨み付けてくる桐乃。
何が悲しくてこんな深夜に、指がつりそうな勢いでクリック連打せにゃいかんのだ。
兄貴だからか? 兄貴だからなのか?
もういっそのこと一人っ子に生まれたかったぜ……。
そんな事を考えたちょうどその時、
『お前の望みを叶えてやろう――』
突然、聞いた事もないような声が響いた。
368 :
誰の夢?:2011/01/15(土) 07:41:52 ID:9+HnFlG8
「はっ?」
「え? 嘘――」
モニターから突然強い光が溢れ出す。とても目を開けていられない。
「うわっ!」
「きゃっ!」
まるで爆発したかのような閃光が視界を白く染め上げ、一瞬意識が飛ぶ。
……どのくらい時間が経ったろうか。おそるおそる目を開けると――
すぐそばに居たはずの妹の姿が、忽然と消えていた。
慌てて周囲を見回すが、どこにも居ない。
自分の部屋に戻ったんだろうか? 全然気付かなかったが……。
それにしてもさっきの光は何だったんだろうな。モニターの故障か何かだろうか。
妙な幻聴も聞こえた気がするし、眠気が限界で疲れてるのかもしれない。
桐乃が勝手に部屋に帰った事は腹が立つが、まぁ良い。もういい加減眠かったし、今日はこのまま寝ちまおう。
この時の俺はまだ、事態を軽く考えていた。
翌朝の食卓、何故か桐乃の姿が見えなかった。
それどころか食器も並べられていない。
「なあ、桐乃は朝練かなんか?」
何気なく聞いてみただけなのだが、
「え? あんた何言ってるの?」
心底呆れたようなお袋の声が返ってきた。
なんで妹の事を聞いただけで呆れられなきゃならんのだ。
「いや、何って……妹の事聞くのがそんなにおかしいのかよ」
するとお袋は、ますます呆れたような顔をして、
「なに寝ぼけてるの。あんたは一人っ子でしょ」
……は?
いやいや、何を言ってんだよこの母親は。
ふと見ると、親父までが怪訝な顔を俺に向けていた。
「京介、朝から妙な事を言うな」
とても、嘘や冗談を言っているような様子じゃなかった。
二人はそのまま何事もなかったかのように食事を進めていく。
どういう、事だ?
369 :
誰の夢?:2011/01/15(土) 07:42:46 ID:9+HnFlG8
ガタン!
慌てて席を立つ。
「どうした?」
「いや、ちょっとトイレ」
そう言い繕って、真っ直ぐ桐乃の部屋へ向かう。
一体何の冗談だよ。両親揃って息子をからかって……。
桐乃の部屋のドアノブに手をかける。幸い鍵は掛かっていなかった。
ノックもせず、そのまま一気にドアを開ける。
いつもの甘ったるい匂いのする、妹の部屋があるのを期待して。
だが、そこは、
「……どうなってんだ?」
埃の臭いのする、薄暗い空き部屋だった。
それからの数日は、まるで悪夢の中に居るようだった。
誰も妹の事を覚えていないのだ。
桐乃の部屋は今や完全に物置になってしまっているし、靴も、食器も、洗面用具も何もない。
親に聞いても友人に聞いても、俺は一人っ子だという事になってしまっていた。
まるで、桐乃の存在がこの世から消えてしまったかのように。
俺は自分でも驚くほどの喪失感を味わっていた。
あいつはもう居ないのだと考えるだけで、心がギュッと引き絞られるようだ。
つい数日前まで、この部屋で二人で並んで遊んでいたっていうのに。
くそ、夢なら早く醒めてくれ……。
と、その時、
「京介〜、従妹の桐乃ちゃんが遊びにきたわよ〜」
桐乃!?
バン!
部屋のドアを蹴破る勢いで開け、階段を転がるように駆け下りる。
玄関には、見慣れたライトブラウンの髪の少女。
その瞳がちょうど俺の方を向く。
「桐乃!!」
自分でも驚くほど大きな声が出た。
だがそんなの今はどうだって良い。俺は必死に目の前の存在を目に焼き付ける。
そんな俺の剣幕に驚いたのか、少女はしばらく硬直していたが、
「……うん、久しぶり」
どこか安心したような声音で呟く、俺の妹がそこに居た。
370 :
誰の夢?:2011/01/15(土) 07:43:39 ID:9+HnFlG8
とりあえず桐乃を部屋に通して、今は向かい合って話をしている。
俺はどうしても聞いておきたい、いや確かめておきたい事があった。
「なあ、お前は桐乃……だよな?」
「はあ? 他の誰に見えるっての?」
いつもの桐乃だ。特に違和感は感じない。
「その……俺の従妹の?」
「……そうだけど?」
無表情で答えが返ってきた。
「そうか……」
やっぱりここでは、桐乃は従妹という事になっているようだ。
なんだろうな、この感覚。胸がモヤモヤとするような……。
「なに? 従妹じゃなんかマズイわけ?」
「いや、なんでもないんだ」
色々と思うところはあるが、少なくとも消えて居なくなったわけではない。
それだけでも随分とマシだ。やっぱ居なくなると寂しいもんだしな。
俺は自分でも不思議に思うほどの安堵感に包まれていた。
「ね、そんな事よりシスカリやろうよ。ノーパソ持ってきたからさ」
「おう、良いぞ」
どうやら趣味も変わってないみたいだな。
その後もいくつか質問してみたが、全て淀みなく答える。
俺の知ってる桐乃と何も変わらないようだ。
せいぜい違うところがあるとすれば、
「そろそろ帰るね」
「あ……それもそうか」
住んでる家が違うんだもんな、当たり前か。
桐乃を玄関まで見送る。なんか妙な気分だな。
なんだか妹が遠くへ行ってしまうような気がして……。
「その、なんだ。また来るんだよな?」
自分でも分かるくらい情けない声が出た。
「なぁにぃ〜? あたしが居ないと寂しいんだ?」
ニヤニヤしながら俺をコケにする桐乃。くそっ、言わなきゃ良かった。
「別にそんなんじゃねぇっての」
「またまた、無理しちゃって」
こんな風に俺をおちょくるところも、本当に変わらない。俺の知ってる桐乃だ。
「それじゃ、また明日ね」
そう言って、上機嫌で帰っていった。
371 :
誰の夢?:2011/01/15(土) 07:44:33 ID:9+HnFlG8
言葉通り、それから桐乃はほとんど毎日遊びに来た。どうやら家が近所のようだ。
やってる事も、エロゲーしたり対戦ゲームしたり、買い物に付き合わされたり。
つまりは、以前と一緒って事だ。
考えてみれば従妹なんて、半分妹みたいなもんだよな。
だったら俺は桐乃の兄貴分だ。これまでと変わらない。
少なくとも俺はそう思っていた。
その日も桐乃は遊びに来ていて、今はリビングで雑誌片手にくつろいでいる。
まるで自宅に居るかのようにリラックスしているが、この方が俺にとっては見慣れた光景だ。
「ねえ、おと……叔父さんと叔母さんは?」
「法事で明日まで帰ってこないぞ。今夜は俺一人で留守番ってわけだ」
「ふぅん……そっか」
そのまま何か考え込むような様子の桐乃。まぁそれよりもだ。
「もうそろそろ夜だろ? 時間大丈夫か?」
「ん、まだ大丈夫」
「なら飯食ってくか」
「そだね。もうすぐ7時だし」
向こうの家でも食事の時間は同じなのかね。
適当に買ってきた惣菜の夕食を終え、時刻は8時をとうに過ぎている。
さすがにそろそろマズイだろう。
「桐乃、もう遅いし家まで送るよ」
声をかけるも、いまいち反応が鈍い。
「桐乃? どうした?」
「……帰りたくない」
「なに子供みたいな事言ってんだ。ほら上着を――」
「今日ここに泊まるから」
急になんて事を言い出すんだ。
「さっき家にも電話した。友達の家に泊まるって言っといたから大丈夫」
「いや大丈夫じゃねえって。さすがにマズイだろ?」
「……どうして?」
「さっきも言ったが、今夜は親父達も居ないんだよ。俺たちだけになっちまうんだから――」
「別に良いじゃん」
良くないっての。なんで今日に限って、こんな物分かりが悪いんだ。
「あのな。年頃の娘なんだから、男一人のところに泊まるのはマズイだろうが」
言っていて少し妙な感覚になる。
元々俺たちはこの家で寝食を共にしていたのだ。
いまさらマズイ事なんてないはずなのだが……なんだろうな、この感覚。
「ふ〜ん。女の子扱いしてくれてるんだ?」
なんだかニヤニヤしながら、近寄ってくる。
甘い匂いが漂ってきて、少しだけドキリとした。
372 :
誰の夢?:2011/01/15(土) 07:45:20 ID:9+HnFlG8
「と、とにかく。間違いがあったら困るだろ? ほら送るからさ」
「別に困らない」
少しずつ桐乃が距離を詰めてくる。
「お前な、からかうのもいい加減に――」
「からかってなんかない。あたしは構わないから」
「……俺だって一応男なんだぞ。あまり勘違いさせるような事を言うなよ」
「女のあたしが良いって言ってるの。言ってる意味、分かるよね?」
いつの間にか桐乃の顔が目の前にあった。少し潤んだような瞳と視線が絡み合う。
「バカ、お前は妹みたいなもんだっての」
たまらず目をそらした。さっきから心臓がバクバクいってやがる。
「……今は従妹でしょ?」
そりゃそうだけどな。でも妹だと思っていないと俺は……。
俺は……? そのあとに続く言葉が、すぐには出てこなかった。
「まだあたしを妹扱いするの?」
見ると、桐乃は唇をきゅっと引き結び、何かを堪えるような顔をしている。
「そりゃ、前は兄妹みたいな関係だったかもしれない。あんたがあたしを妹としか見てなかったのも知ってる」
そうだ。お前は俺の妹だ。……そのはずだ。
「でも、今は違う」
桐乃は顔を上げ、きっぱりと言い切った。
「ちゃんとあたしを見て。今のあたしを見て」
訴えかけるような視線と声。思わずその目に吸い寄せられる。
なんだか胸がモヤモヤとする。ずっと以前からあった感覚だ。
兄貴として妹が心配だから? 以前ならそう考えていただろう。
だが、はたして本当にそうなのだろうか。
「従妹のあたしなら、あんたの……京介の恋人にもなれる。結婚だって出来る」
確かに今の俺たちなら、そういった関係にもなれる。
一拍置いて息を整える桐乃。そして、
「ずっとあたしのそばに居て欲しい。あたしだけの京介でいて欲しい」
これって……。
「あたしと、付き合って」
俺を真っ直ぐ見据えて、確かにそう言った。
373 :
誰の夢?:2011/01/15(土) 07:46:20 ID:9+HnFlG8
あまりの事に、少しくらりとする。
桐乃が、俺に?
見ると桐乃は、じっと黙って答えを待っている。
そうだ、俺は答えなくちゃいけない。
俺はどうしたら……いや、どうしたいんだろうな。
それに対する答えなんて前から決まってる。
俺は今まで通りにずっと桐乃と一緒に居たい。大事にしたい。
でも妹だから。
いつかは俺の元から離れていってしまうからと、その先を考えてこなかった。
じゃあ、今は?
さっきから胸のモヤモヤがどんどん大きくなっている。口から飛び出ていきそうだ。
俺はずっとこの気持ちに、妹だからと蓋をしてきたのかもしれない。
だが今は、その蓋はない。
だったらもう、口から出してしまえば良い。
今の俺が言いたい言葉を言うだけだ。
「いいよ」
「……ほんとに?」
「ああ、本当だ」
驚いたような顔の桐乃。
本当に受け入れられるとは思っていなかった、そんな顔だ。
そんなに自信が無かったのに踏み切るあたりは大したものだと思う。
俺ももう一歩踏み込むべきかもしれない。
桐乃が居なくなってしまったと思い込み、喪失感に苛まれていた数日を思い出す。
もうあんな思いは二度とごめんだ。
ずっと桐乃のそばに居たい。二度と手放したくない。
俺はきっと、ずっと前から――
「好きだ、桐乃」
目を見開いた桐乃が、ひゅっと息を呑むのが分かる。
「好きだ」
桐乃の震えている両肩にそっと手を置き、もう一度力を込めて言った。
「あ、あたしも、あたしもっ……!」
目に涙を浮かべて、何度も繰り返す桐乃。
上手く言葉に出来ずにもどかしそうにしている頬を、涙が一筋こぼれ落ちる。
嗚咽を漏らすその背中に手を回して抱き締めた。
「ぐすっ……夢じゃない、よね。夢じゃないよねこれ……」
「ああ」
安心させてやりたくて、ゆっくりと頭を撫でる。
俺の胸に顔を埋めたままの桐乃がそっと呟いた。
「……ずっと、ずっと、好きだったよ」
374 :
誰の夢?:2011/01/15(土) 07:47:10 ID:9+HnFlG8
俺たちが正式に付き合う事になって、数ヶ月が経過した。
従妹と交際するというので最初は周囲も驚いたようだったが、特に大きな反対はなかった。
正直言って俺は、まだ桐乃を妹として見ている部分もある。そこだけはどうしても拭い切れていない。
桐乃はそんな俺の様子にも気付いているようだったが、別に構わないようだ。
きちんと恋人としても見てくれているならそれで良い。そう言っていた。
その代わり時々妹みたいに甘えるから、というオマケつきで。
「京介っ、早く早く!」
今日は前から約束だったデートの日。
桐乃は嬉しそうに俺の腕を引っ張ってくる。
「おいおい、そんな慌てるなって」
何の問題もない平穏な日々。
だが俺はずっと前から、ある疑問を抱くようになっていた。
いや、本当は最初から心のどこかで気付いていたのかもしれない。
全ての発端となった、あの言葉だ。
『お前の望みを叶えてやろう――』
……望みを叶えてもらったのは、本当に俺だったのだろうか?
あの場には俺の他に、もう一人居た。
「どしたの? 京介」
ひょいっと桐乃が覗き込んでくる。
「あぁ……いや、なんでもねえよ」
だがそんなのは、どうでも良い事かもしれない。
桐乃はいつも幸せそうな顔を見せてくれて、そんな顔を間近で見られる俺にも不満なんてない。
俺は桐乃に幸せでいて欲しい。俺の目の届くところで幸せでいて欲しい。
たとえ真実がどうであれ、俺はずっと桐乃のそばに居ると決めたのだ。
「ほら、早くしないと映画の時間に遅れちゃうでしょ?」
「んじゃ少し急ぐか」
「うんっ」
そう言って俺を見上げてくる桐乃の顔は、本当に眩しくて――
――まるで、夢が叶ったかのような笑顔だった。
以上です
乙
これ面白いな
お疲れです
ほんとよかった
乙
朝からいいものが
うまいな
なるほど。きりりんも前世?の記憶有りか
てかこの世界での両親が誰なのか気になるなw
リーンゴーンリーンゴーンぐらいまでいってきりりん氏が夢から目を覚ますところまで見えた
GJ!
凄くいいですね。
最後の一行まで無駄がなくてレベル高いなあ。
うまいけど、もう少し京介に葛藤が欲しいかな。
今まで妹として見ていたのにいきなり女の子として見るのはやや無理がある気がする。
相変わらずGJ
代償に何を取られたんだろう
対価は妹(兄)だな
ふむ、これなら発展して
二人それぞれの願いが、矛盾や齟齬を含んでなければ願いがかなう(二人とも)とかで
他ヒロインとのバージョンも見てみたいな
しかしそれだとあやせとは願いが叶わないか(´・ω・`)
…いやあやせと桐乃が姉妹になってシスコンラブラブだが、それにヤキモチ焼きつつ
あやせと京介が付き合ってるみたいな世界観はありか…な?
388 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 13:39:14 ID:F5JAZ0i/
桐乃のオヤジが大介じゃないと考えるとちょっとさみしいな・・・
なんだこのntrみたいな気分
>>389 蛸壺屋 俺と妹の200日戦争
読後感は気分が沈むよ。エロもある鬱話が得意なサークルだから。
他の作品に比べると思ってたより普通だったが
基本鬱話だから注意
あんなの読む価値ない。
キャラ違うし、単に話題の作品を滅茶苦茶にレイプしてやった、
ってオーラが丸見え。
そんなことどうでもいいから
受験生が騒ぎを起せないセンター試験当日にかこつけて
電車内で京介に痴漢するクンカたんをくれ
395 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 14:32:02 ID:F5JAZ0i/
>>383 きりりんの願いの内容次第じゃね。
影響が環境だけだと限らんし、兄貴も影響受けてたかもね、と妄想して保管した。
ひょっとしたら叶ったのはきりりんの願いだけかもしれないんだぜ
娘をぽっと出の男に持っていかれるくらいならいっそ・・・
というやり切れぬ想いを抱きながら
偶然二階のトイレを使っていた大介さんの願いだったという
>>ID:F5JAZ0i/
わざわざageてまで
>>367-375の読後感をブチ壊すんじゃねーよksg
NGにレス禁止
俺だって応援してくれる人がいればSSを書けますよ、
>>297さん!
というわけで久しぶりに投下します。
京介×沙織(+α?)、沙織視点。
「そのときは、責任を取ってもらいます。覚悟してくださいましね? 京介さんのこと、一生『サークルクラッシャー男』と呼んで蔑んで差し上げますわ」
「はは、そりゃ手厳しいな…だけど、俄然やる気になってきたぜ」
「ふふっ…京介さん、そうこなくてはね」
わたくしの言葉を受けて、京介さんはこの窮状をなんとかするために頭を捻り始めた。
あまりの気恥ずかしさにわたくしは即座に眼鏡をかけなおした。流石にほどいた髪を直すのは咄嗟に無理だったけれど、目線さえ隠れればなんとかなる。
「それで沙織確認だが、今のこの状態は本当に俺にしかできないんだよな?」
京介さんの言葉にわたくしは内心嘆息した。こういう人だとわかっているとはいえやれやれと思わざるを得ない。
「ええ。拙者にも黒猫氏にも、ましてや他の誰にもできないでござろう。口惜しうござるが、これは京介氏にしか決して解決できぬ問題でござる」
「そうか…しかし沙織には、この状況の打開策がもう見えてるみたいだが?」
「……やれやれ。拙者だけではござらんよ、黒猫氏もきっとわかってるはずでござる。この問題を打開する『だけ』でござるなら」
「……なんか含みのある物言いだな」
「手は打てても、そこから先がどう推移するかは拙者らでもあずかり知らぬ所でござるからな。京介氏が自分で考えて決断しない限り、滅多な事は言えないのでござるよ」
「……」
京介さんはわたくしとの会話を経るうちに、あまり考えたくないことが頭をもたげてくるのを実感していた。
まあ自身のことに考えてもあまり愉快な話ではないでしょうとは思うけれど。
「……それに、もう賽は投げられてしまったのかもしれませぬしな。 ……わたくしも、覚悟を決めなければならない時が来たのかもしれません」
「えっ?」
殆ど無意識のうちに放り出してしまった呟きに対する反応に、びくっと肩をすくませた。……聞かれてしまった?
「い、いやなんでもありませんわ。こっちの話でござる」
「口調が一貫してないぞ。どうしたんだよ」
「何でもないったらないのでござるよっ!そ、それでは拙者も帰りますわ」
これ以上居座ると自分もボロを出してしまうかもしれない。そう思ったわたくしは手早く手荷物をまとめて一礼し、部屋から出て行った。
そう……もうこのサークルは抜き差しならない局面まで来てしまっているのだ。
(わたくしは……どうしたらよろしいのでしょうか……)
桐乃さんも瑠璃さんも、そして京介さんもわたくしにとってはとても大切な人なのに。
それから明後日になって、わたくしは京介さんが桐乃さん・御鏡さんと話し合い、一連の騒動が狂言だったということを桐乃さんから電話で伝えられた。
とにもかくにも京介さんがなんとかこちらの意図を汲んでくれたこと、そしてこのサークルを繋ぎ止めていられそうだという事に安堵していたところ、金曜の夜に瑠璃さんから電話がかかって来た。
「もしもし、どうしたでおじゃるか黒猫氏?」
「……もしもし。……兄さんの話は聞いた?」
「兄さん?ああ、京介氏のことでござるか。きりりん氏と和解したって言うのは聞いたでござるよ」
「……この問題を解決するために、『なるべくして』ね」
「……どうしたのでござる?拙者にはよくわかりませぬ」
「とぼけないで」
瑠璃さんの一喝にわたくしは少したじろいだ。この娘が会話に間を置かない事なんて滅多に無いのに。
「貴女もわかっていたことでしょう?あの事自体が茶番だったとして、それを解消するためには兄さんがあの子の心にもっと深く入らなきゃならなかった事を」
「……」
「そしてあの子はそれをこれ見よがしに私達の前で放った。……兄さんに構って欲しくて!それが私には不愉快で堪らなかった。貴女だってそうでしょう?」
「それは……」
「……そこまでの意思があったかなかったかはこの際関係ないわ。あの子は結果的に私達に宣戦布告してきたのよ」
「黒猫氏……」
わたくしはただただじっと黒猫の言葉を受け止めた。返す言葉がなかったから。
「ええ、そうよ。私は兄さんが好き。こんな私に誠心誠意優しくしてくれたのは、兄さんが初めてだったから」
「い、嫌…やめて下さいっ!そんな争いごとなんて……」
「いいえ、止めないわ。もう賽は投げられてしまったのだから。私は兄さんに告白するわ。貴女にはそれを知っておいて欲しかったから電話したの」
「……どうしてそんな事を?」
「――情けないライバルと戦って勝つ意味がないからよ。そんなものはナンセンスだわ」
「……それは!」
「サークルのためか私たちのためか、あるいは両方か――そんなことはどうでもいいわ。
……貴方なりに私たちを大事にしているのは十分伝わってくる。けど、ただ傍観している事が私たちをどれだけ見下す事にしかなっていないかを知りなさい」
「瑠璃さん……」
「……話す事は以上よ。それじゃ」
そこで電話は途切れ、ツー、ツー、ツーと無機質な音だけが木霊する。
電話を握り締めたまま、わたくしはじっと立ち尽くすことしかできなかった。
明くる日の土曜、昼過ぎになってもわたくしは何もする気が起きず、棚に積んだガンプラを脇目に見ながらベッドに大の字になっていた。
何をするにも大儀で面倒。薄く死んでいくようなこの感触……
(今頃瑠璃さんは京介さんに告白している頃だろうか……)
それを頭の中に思い浮かべるだけでわたくしの胸は張り裂けそうになった。もしその告白が成就”してもしなくても”、私達の関係には少なからず変化が生じるだろう。
そして夕方というには遅めな6時過ぎごろ、運命の電話が鳴り響いた。
(着信……京介さんから!?)
慌てて電話を掴むとすぐさま通話ボタンを押した。胸の動悸が治まらない。
「も、もしもしっ!?」
「うわっ!どうした沙織そんなに慌てて…まあいいや。ちょっと今家の外に出られるか?」
「えっ?」
「今外にいるんだ」
「え……えええええっ!?ちょっと待ってください今支度します!」
「ちょっ」
電話を切るとすぐさまクローゼットの中の白いワンピースに手をかける。ある程度見栄えが付けば何でも良かった。慌てて外見を整え、混乱と不安と、そして歓喜がないまぜになりながらわたくしは外へと向かった。
「京介さん、お、遅くなってすみませんっ」
「いや、急に呼び出したのは俺だし沙織は悪くないよ。急がせてごめんな」
「い、いえ。それで、ご用件は……」
「……話が、あるんだ。ここじゃなんだから、公園にでも行こう」
「……わかりました」
家から歩いて10分程度のところにある海沿いの公園に着くまで、わたくしたちは互いに無言だった。何の案件なのかはその時点で察してはいたけれども、とても自分から突っつく気にはなれるはずもなかった。
そして公園の中に入ってしばらくした時、徐に京介さんが口を開いた。
「……黒猫にさ、告白されたんだ」
「……そうですか」
「その様子だと、分かっていたみたいだな」
恐らく本人も察しているのだろう、その言葉は質問というより確認だった。
「……瑠璃さんが京介さんに好意を抱いていることは、かなり前から知っていましたから。……もちろん、桐乃さんも、ですわね」
「……みたいだな。こんな知らないうちに俺にモテ期が到来しているなんて、思いもよらなかったよ」
あはは、と京介さんは乾いた笑いをこぼした。京介さんの意図を計りかねてわたくしは軽く仏頂面になるのを自覚していた。
「……それで、どうしてわたくしに会いに来たんですか?」
わざわざ口頭で報告に来たのか。それとも……
「……断ったんだ、告白。沙織のために、な」
「……ッ!?」
反射的に右の掌が京介さんの左頬を張り飛ばしていた。京介さんはそれを押さえようともせず、ただ黙って受け入れた。
「ばっ……馬鹿にしないでください!このサークルの和のために瑠璃さんの告白をむざむざと断ったっていうんですか!?そんなことをしたって勇気を出して告白した瑠璃さんが不憫になるだけじゃないですか!見損ないましたっ!」
ぜえぜえと息を荒げながらわたくしは目の前の男にまくし立てた。それに、どの道瑠璃さんの告白を断っても、桐乃さんだってもはや京介さんへの好意を隠そうとするとは思えなかったのだから無駄足ではないのか!
「……たしかにそれも考えなくは無かったさ。だけど沙織、お前には誤解がある」
「なっ……何がです!」
「……俺は”このサークルのため”とは言ってない。”沙織のため”って言ったんだ」
「えっ……」
「沙織、お前が好きだ。俺と、付き合ってくれないか」
真っ直ぐにわたくしの瞳を見据え、きっぱりはっきりと、彼は宣言した。時間が止まったようだった。
「そっ…そんな!わ、わたくしなんか……」
「他の事なんかどうでもいい。沙織は俺が嫌いなのか?」
「ず、ずるいですそんな言い方!嫌いなわけないじゃないですか、大好きですよ!……っ、はっ!」
衝動的に口を突いて出てしまった言葉に自分の顔が高潮するのが自分でも分かった。京介さんの顔も真っ赤だ。
「で、でもっ!瑠璃さんや桐乃さんが……」
「お前、自分でさっき言ってたじゃないか。サークルの和のために断ったのか、って。……まあ、そんな所を俺は好きになったんだけどな。あと、許可は取ってあるんだ」
「そ、それは……えっ?」
「話したんだよ、黒猫にも桐乃にもな。二人とも許してくれたよ。その際に桐乃には唇奪われちまったけどな」
「……!」
「ま、そういうわけで、お前は何も気にする必要はないんだ。黙って俺を受け入れてくれればいい」
二人がわたくしを許してくれた、ということにわたくしは自分の浅慮を心から恥じた。
「……わたくしって、オタクだし、恥ずかしがりやだし、コスプレ好きだし、背も京介さんより高いし……そんなわたくしで、いいんですか?」
「沙織じゃなきゃダメなんだよ。言わせんな、恥ずかしい」
そう言う京介さんの顔は耳まで真っ赤だった。きっとわたくしもそうだろう。
「……じゃあ、上書きさせてください」
わたくしたちは互いに抱き締め合いながら、長い長いキスを交わした。
「……っはぁ。大好きです、京介さん……」
「沙織……」
「その分だと、どうやら上手くいったみたいね」
「「っ!?」」
二人の世界を作り出しかけたところに、思わぬ乱入者が姿を現した。
「くっ、黒猫……と桐乃!?」
「アンタら、公共の場でいちゃいちゃしよってからに……っ!?」
わたくしは間髪入れず二人のところに駆け出して両脇で抱き締めた。
「ちょっ……沙織、苦しい苦しい!」
「……急にどうしたのよ」
「わたくしは、あなたたちのような二人と出会えて、最高に幸せ者ですわっ!!」
「あ、ありがと……」
「……ふっ。闇の眷属は度量が広いのよ。光栄に思うことね」
桐乃さんも瑠璃さんも顔が真っ赤で、本当に可愛いと思った。けど。
くるりと翻って、わたくしは宣言した。
「でも、京介さんの1番は渡しませんからねっ!」
おまけ
京介は沙織に告白し、サークルも崩さずに済ますというなかなかに難儀な条件をクリアし、ほっと安堵の溜息を吐いた。安心したらにわかにぶたれた頬が痛くなってきて左手で頬をさする。
(……瑠璃と桐乃には、悪いことしちまったけどな……モテるのも考え物だってことがよくわかったよ)
そう思いながら沙織達がじゃれあっているのを感慨深い目で見ていると、三人が揃って俺の元にやってきた。
「……そういうわけで京介さん、これからはわたくしが『正妻』ですので」
「……はい?」
ど、どういうわけですか?
「……私たちは別に貴方を諦めたわけじゃないもの。好きでいるのは個人の自由でしょう?」
「そ、側室でいてやるって言ってるのよ!感謝しなさいよねっこのキモ兄貴!」
三人とも目が潤んで輝いている。とても羨ましい筈のこの状況に俺は嬉しすぎて思わず鳥肌が立ったね。そして俺は空に向かって高らかに叫んだ。
「ど……どうしてこうなった!」
投下終わり。
連投規制に引っ掛かるなんてこんな残酷な話があるかよ!
話のつじつま合わせをしていたら沙織がバイ化するとは思いもよらず……
???「私が仮に神様だとしたら、誰かがおまけのエロ展開を書いてくれると判断するわ……」
GJ!!
沙織可愛い!
で、この後のエロ展開は当然あるんだよね?
>>410 お疲れ様!実際にありそうで萌えました!
京介と沙織、お互いにみんなの幸せを願っていた2人だったけど
そんなの取っ払えば只の好き合った男と女だけだったなw
ちょっとぱくった、分かる人いるかな?
413 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 18:04:13 ID:F5JAZ0i/
どこで連投規制に引っかかったんだ?
ていうかそれでどう困ったんだ?
>>394
センター試験の時はやっぱり勝負パンツなのかね
勝負事には赤ふんどしでしょうJK
勝負パンツは赤ビキニだろ
勝負の時は自らの曇りなき真っ白な心を表すものとして白ふんを着けよ。
と、前田慶次郎殿が申しておったではないか
なんでも黒猫褌なるものがあるらしい
恐らく一生活用しないであろう無駄知識だな
>>410 GJ
ハーレムものって賛否両論だけど
誰も不幸になってほしくないよねえ
423 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 22:07:04 ID:BEkHkQor
>>410 おつ
沙織ルートいいな。しかし京介モテすぎだ
『結ばれた二人』
登場人物
高坂京介 高坂桐乃 新垣あやせ 来栖加奈子 黒猫 沙織・バジーナ
語り
高坂京介
エロ、デレ、バイオレンスがありますのでよろしく。
AM3:15―――高坂家 京介の部屋
「―――桐乃‥‥‥起きてるか?」
俺は、俺のベッドで寝息を立てている桐乃に囁いた。
「う‥‥‥うん? 寝てたに決まってんじゃん」
眠りを掻き乱された桐乃は、いつも以上に不機嫌な様子で俺を睨んだ。
「‥‥‥いいか?」
「何よ?」
「ちょっと、我慢できなくなって‥‥‥」
桐乃はビクッと体を震わせ、全身を硬直させた。
「―――ッ!!! ちょっと、ナニ言ってんの?」
「仕方ないだろ! 限界なんだよ!!」
「ちょ、そんな大声! お父さんとお母さんが起きちゃうでしょ」
「二人ともいねえだろ」
「―――ッ!!‥‥‥」
親父とお袋が不在なことを思い出した桐乃は弱々しい声で言葉を紡いだ。
「どうしても、我慢できない‥‥‥?」
「ああ、もう無理!」
「‥‥‥じゃあ、いいよ‥‥‥」
「本当に?」
「こうなるのをずっと待っていたんだから‥‥‥」
「ありがとう」
「バカ兄貴‥‥‥やさしくしてよね‥‥‥」
桐乃は観念したような顔をして、細い体を縮こまらさせた。
それにしても―――クソ、あやせのヤツ!!
10時間前―――新垣邸 あやせの部屋
「お兄さんって、ガチ変態なんですよね?」
はぁ? ガチ変態? 俺が?
てか、あやせさん「ガチ」って言葉を使うようになったのですか?
俺があやせから自宅に誘われるのはこれで2回目。
ただし今回は桐乃同伴って条件付きだけどな。
俺たちを呼び出して一体何をするのかと思いつつ、
期待と不安が8対2の割合で新垣邸を訪ねたらこの有様だ。
要するに「近親相姦上等の変態鬼畜兄貴」である俺を糾弾するハラらしい。
「桐乃もそう思うでしょ?」
「はい、兄は妹に性的な興奮を覚えています」
「オイ、冗談も大概にしろ!」
「うっさい! シスコン!」
「シスコンなんかじゃねえよ!」
「フンッ!‥‥‥ あやせ、ごめんね、トイレ貸してくれない?」
桐乃は嫌な冗談を放った後、流れを変えるつもりなのか一旦中座するようだ。
「もちろんいいよ。ではお兄さん、両手を前に出してください」
あやせの手には金属の光沢目映い手錠が。
ん?‥‥‥手錠プレイですか? 冗談じゃねえよ。
「え? あやせ!? なにそれ?」
「だって、桐乃がトイレに行っている間、
お兄さんと二人きりになるなんて気持ち悪いじゃないの」
「‥‥‥‥‥」
見ろ。桐乃まで目が点になっているじゃないか。
「さあ、お兄さん、早く手を‥‥‥」
手錠を持ったあやせが光彩を失った目で迫ってくる。
その瞬間、目の前が真っ暗になった。
「きゃ、なにこれ? 停電?」
桐乃が声を上げる。
シメタ―――。この闇に乗じて逃げてしまえ!
俺は立ち上がり、この部屋のレイアウトの記憶を頼りに、闇の中ドアに走った。
「逃がすかァ!!」
ひいいいッ! あやせのヤツ、なんて声を出すんだ!
光彩を失った瞳が闇の中で鋭い光を放った。そう思った瞬間、
俺は腕をあやせに掴まれ引き倒された。
倒れた先には桐乃がいたらしく、甘い香りがした。
ラッキースケベなんて思うなよ。これは事故だ。
俺の右手首に手錠の冷たい感触が食い込むと同時に「がちゃっ」と音がした。
そしてもう一度「がちゃっ」という音。
親父が我が息子の手錠姿を見たら嘆き悲しむだろうな。
最悪だ―――。あやせと関わると本当にロクなことがない。
しかし、停電から復帰して明かりが再び灯ると、事態は最悪を通り越し、
想像を絶するほどに悪いことに気づくのに時間はかからなかった。
俺の右手にはあやせが叩き込んだ手錠が嵌っている。
そして左手は‥‥‥いつも通りだ。何も嵌っていない。
あやせのヤツ、失敗したのか、と思って立ち上がると、
「ちょ、痛い!」
左手に手錠を嵌められた桐乃が叫び声をあげた。
冷静に整理してみようか。
あやせの理不尽な手錠プレイから逃れるため、
俺は闇に乗じて逃亡を図るも、
あやせに腕を掴まれて倒れ込み、
混乱の中、あやせは俺と桐乃を手錠でつないだ ←今ココ
「間違えちゃった。てへっ」
あやせたん可愛い。でも―――
「「『てへっ』じゃない!!」」
俺と桐乃の同時ツッコミを受けたあやせは手錠のカギを探し始めた。
「えーっと、手錠のカギ、カギ、カギは‥‥‥」
「‥‥‥どうしたの、あやせ?」
桐乃が不安そうな声であやせに話しかける。
一方、俺には漫画並みの陳腐な展開が透けて見えてきた。
こういう場面ではカギが見つからないんだよな。
いや、まさかそんな、ねえ? あやせさん。
しかしそんな俺の甘い見通しは打ち砕かれた。
「ごめーん桐乃、カギ無いや。てへっ」
いや、だから『てへっ』じゃないっての。つかどうすんだよ。この状況。
ただでさえ仲の悪い俺と桐乃が手錠で結ばれたままって‥‥‥
見ろ。桐乃だって顔面蒼白だぞ。
支援
「ねえ、あやせ‥‥‥‥‥あのさ‥‥‥」
その顔面蒼白の桐乃がモジモジしている。
ん―――? そういえばコイツ、さっきトイレに行こうとしていたよな。
あれは場の流れを変えるものじゃなくて、マジだったのか。
「‥‥‥もしかしてトイレか?」
「ぐぅっ!」
「行けばいいだろ? トイレ貸してもらえよ」
「この状態で行けると思うの?」
「ああそうか。じゃ、ついて行くよ」
「―――ッ!! ついて来てどうする気? この変態!!」
「変態とは何だ! 別について行きたいわけじゃねえよ!!」
「うるさい! このシスコ‥‥‥‥‥あ、あやせ!?」
桐乃が何かに驚いたような声を上げた直後、
俺の頭には何か鈍く重い衝撃が伝わり、俺の目の前は真っ暗になった‥‥‥
「お兄さん、しっかりしてください!!」
麗しのラブリーマイエンジェルの声で俺は目を覚ました。
「一体、俺どうしたんだ?」
「いきなり倒れてしまったんです。疲れているんじゃないですか? ねえ桐乃」
「え! えぇ‥‥‥そうかも‥‥‥ね」
「トイレはどうした?」
「お兄さんが倒れている間に行ってきました。ねえ桐乃」
「ええ!? う、うん‥‥‥」
「やだっ! お兄さんの頭にコブがありますよ! 倒れて頭を打ったんじゃ?」
「ああ、そういえば、ちょっと頭がズキズキするけど‥‥‥」
とりあえず、トイレ問題は解消されたようでひと安心だ。
―――それにしても、ちょっと気になったことがひとつ。
さっきまでテーブルの上にあったクリスタルの置物が粉々になっていた。
俺が気を失っている間に地震でもあったのだろうか。
PM6:45―――新垣邸から高坂家への途上
「ちょっと、あんまピッタリくっ付かないでよ!」
「仕方ないだろ、この状態じゃ」
結局、手錠のカギは見つからず、合鍵の手配が明日になってしまうので、
今日のところは家に帰ることに。
あやせは桐乃に携帯用防犯ブザーを渡して俺たちを送り出した。やはりね。
俺と桐乃は、手錠を隠すようにピッタリ寄り添いながら我が家を目指した。
垢抜けた格好でキラキラしている桐乃が、
平凡な俺とピッタリ寄り添って歩いている様子を想像してみるといい。
もう暗くなったというのに、心無しか周囲の視線が突き刺さっている気がする。
一体、傍目に俺たちはどういう風に見えているのだろうか。
恋人同士に向けられた羨望の目? やめてくれ。
寄り添っている変態兄妹に向けられた好奇の目? どうせそんなとこだろう。
「あれえ―――!? 桐乃じゃん!」
甲高い声がした方向を見るとクソガキ加奈子がいた。
「なに―――? この間の彼氏とラブラブ真っ最中ってこと?」
「あ、まあ、そんなとこ‥‥‥かな」
「ふーん、ホントに彼氏だったんだ!?」
「えーっと、加奈子ちゃんだっけ? これ内緒にしておいてくれないかな?」
「じゃあ、口止め代500円」
加奈子はそう言って俺に手を出してきた。
このクソガキ、カネ取るつもりかよ。まあいい。
「1万円でお釣りある?」
「あるよ」
「ホントに?」
「うん」
「じゃ、500円なんていらないよね!?」
「ケチ!!」
「睨まない」
クソガキ加奈子を追っ払うことに成功した俺は
俺同様、周囲の視線を感じているであろう桐乃に訊いてみた。
「―――なあ、俺たちってどんな目で見られてんのかな?」
「キモ。せっかく考えないようにしているのに、思い出させるな」
そう言うと桐乃は腰で俺の体を横から小突いてきた。
いつもなら肘鉄で脇腹を突くところだが、手錠でままならないせいだろう。
頭に来たので、俺も腰で桐乃を小突き返してやった。
桐乃も負けじと小突き返してくる。
小突き合いは我が家に着くまで続いた。フン、負けず嫌いめ。
PM7:30―――高坂家 ダイニング
俺と桐乃はテーブルを挟み、俺は右手、桐乃は左手をテーブルの上にのせて
お互い向かい合いに座っている。
しかし終始無言。冷えきった夫婦が囲む食卓みたいで実に居心地が悪い。
ところで、親父とお袋は旅行に出かけているので今日は帰ってこない。
不幸中の幸いってヤツだ。
おふくろが作り置きしてくれたカレーを温めて食べることにした。
それにしても利き手ではない左手でスプーンを扱うのは大変だ。
一方、桐乃は右手が空いているのでほぼいつも通りの感覚で食べているようだ。
「まだ食べ終わんないの?」
給食を食べるのが遅いクラスメイトに向けるような
不機嫌そうな桐乃の言葉に急かされながらカレーを平らげた。
俺は食器を洗うために椅子から立ち上がって、シンクに向かった。
桐乃はそんな俺に違和感無く追随してくる。
目隠ししていたら、手錠で結ばれているなんて感じないほどに実にスムーズ。
まるで俺の動きを予め読んでいるかのような体裁きだ。
「ちょっと、痛いって!! アタシはこっちに行きたいの」
それにひきかえ、俺は桐乃の動きを読めない。
桐乃の動きについて行けずに、手錠で桐乃の左腕を引っ張ってしまう。
何なんだこの差は?
「そんなのモデルの習性だし。相手をよーく見ていればカンタンじゃん」
モデルの仕事では、大人数でポーズを決めたり、ウォーキングをしたりで、
相手の動きを予測して体を動かせるようになるんだと。
それで俺の一挙手一投足に追従できるんだそうだ。
すげえよ、うちの読モ様は。
それにしても、コイツは俺のことをよーく見ているのかよ。
寒気がするぜ。
PM8:30―――高坂家 脱衣所
さて、一番恐れていたイベントが始まった。風呂である。
なにしろ俺たちは離れられない。服も脱げない。
明日は休みだし、今日くらい入らなくてもいいんじゃね?と思ったが、
シャワーだけでも浴びたいという桐乃に根負けした。
さてどうしたものかと思案した結果、シャワーを浴びるときには
上に着ているものを手錠越しにお互いの腕に通すことで何とかし、
そして、風呂のドアを挟んでシャワーを浴びるということになった。
ただし、俺には目隠しの着用が義務づけられた。
そんなモノしなくたって見ねーよ、クソアマ。
桐乃がシャワーを浴びている。俺の肘から先は桐乃と一緒に風呂場の中。
どうだ? 異常だろ? 俺って勇者じゃね?
たまに、桐乃の濡れた髪が手に当たる感触まであるんだぞ。
それだけならまだしも‥‥‥
「ちょ、アンタ今、お尻触ったでしょ!!」
そうか。今の感触はコイツの尻か。
「冗談じゃねえ! 偶然ぶつかっただけだ! 第一、今のは手の甲だ!」
「ナニ、痴漢の言い逃れみたいなこといってんの!? 変態!!」
ああ、変態ですよ。
手錠で妹と結ばれた状態で、ドア一枚越しに妹のシャワーに立ち会うなんて、
どう見ても変態です。本当にありがとうございました。
シャワーを終えた桐乃がドライヤーで髪を乾かしている。
温かい風とともに桐乃が愛用するシャンプーの香りが俺の鼻腔を直撃する。
これはキツイ。しかし耐えるんだ、キョウスケ!!
PM10:00―――桐乃の部屋
「ね、エロゲーやろ。GOOD ENDかBAD ENDになるか見届けたいんだよね」
こんな状況でも妹様はエロゲーだけはしたいらしい。
「GOODだろうがBADだろうが、今日の俺はゲームをする気はねえよ」
「ふーん。でももしこのエロゲーがGODだと言ったらどうなの?」
「神ゲーか‥‥‥OK!」
桐乃の部屋でテーブルの上にノーパソを置いて、プレイを始めた。
間違えるなよ。あくまでもエロゲーをプレイするんだからな!
この体勢なら手錠はほぼ差し障り無い。
しかし‥‥‥ノーパソを前に、手錠で結ばれた兄妹がエロゲーをするなんて
どう見ても異常かつ変態だ。
この状態で俺たち二人が死んだら、親に申し訳なさすぎる。
俺は神に祈ったね。
この状況下、絶対に死にたくないと。
AM1:40―――京介の部屋
二番目に恐れていた就寝イベントが始まった。
二人それぞれの部屋に別れて寝るわけにはいかない。
どちらかの一方の部屋で一緒に寝ることになるのだが、
桐乃は自分のベッドが穢れるとか言い出し始めたので、
結局、俺の部屋のベッドで寝ることになった。
ただし、ベットの下のブツは廊下に出しておくように命じられたけどな。
寝間着に着替えられないお互いの姿に違和感を感じつつ、
明かりを消して二人でベッドに横たわった。
何となく落ち着かねえ。添い寝なんて初めてか?
いや、大昔にこんなことがあったような気もするが思い出せない。
時間だけが過ぎ去る中、コイツのことで気になることがあったのを思い出した。
「なあ、ちょっと訊いていいか?」
「何よ!?」
「うー、やっぱいいわ」
「何なのよ。キモ」
「だってオマエ、怒るかもしれないし」
「そんなの、訊いてみなきゃわからないじゃん」
「怒らないか?」
「あー、怒らない怒らない。どんなこと訊きたいのよ?」
「‥‥‥オマエの、その、カ、カラダのことなんだけど」
ドゴッ――― 膝蹴りを喰らい、瞬間的に呼吸が止まった。
「ナニ考えてんの、変態! シスコン!! 死ね!!!」
「やっぱ怒ったじゃねーか!」
「アンタがアタシのカ、カ、カラダに興味があるなんて言うからでしょ!」
「興味があるなんて言ってねーだろ! ただ訊いてみたいことがあるだけだ」
「どんなことを訊きたいのよ‥‥‥?」
「カラダ、というか、顔のことなんだけど‥‥‥」
「マル顔のことだったら殺す!」
「ちげーよ。いや、でもこれは‥‥‥オマエ答えにくいんじゃないか?」
「アタシのカラダのことはアタシが一番よくわかっているの!
常に磨き上げた読モ様なんだから、何でも訊きなさいよ」
意を決して、自信たっぷりの桐乃に訊いた。
「なあ、なんでオマエの八重歯っていっぺんには片方しか見えないワケ?」
「却下」
「早すぎんだろ、オイ」
「どうしても知りたければ、かんざきサンに訊けば?」
「誰だよそれ」
「アンタにも大いに関係のある人じゃん。ハイハイ、質問タイムはオシマイ!」
コイツ、可愛くねえよ‥‥‥
AM3:15―――京介の部屋
うう、やばい。
トイレ行きたくなった。
この状態だから当然桐乃を起こし、トイレまでつき合ってもらわんと。
だが‥‥‥そんなことできるのか?? いや、考えている余裕はねえ。
「―――桐乃‥‥‥起きてるか?」
俺は、俺のベッドで寝息を立てている桐乃に囁いた。
「う‥‥‥うん? 寝てたに決まってんじゃん」
「‥‥‥いいか?」
「何よ?」
「ちょっと、我慢できなくなって‥‥‥」
桐乃はビクッとした様子で全身を硬直させた。
「―――ッ!!! ちょっと、ナニ言ってんの?」
「仕方ないだろ! 限界なんだよ!!」
「ちょ、そんな大声! お父さんとお母さんが起きちゃうでしょ」
「二人ともいねえだろ」
「―――ッ!!‥‥‥‥‥」
そりゃそうだよな。
俺のトイレにつき合わされて、しかも音まで聞かされるなんて地獄だろう。
だが、こっちは既に地獄の入り口。つき合ってもらわんとイカン。
「どうしても、我慢できない‥‥‥?」
「ああ、もう無理」
「‥‥‥じゃあ、いいよ‥‥‥」
「本当に?」
「こうなるのをずっと待っていたんだから‥‥‥」
「ありがとう」
「バカ兄貴‥‥‥やさしくしてよね‥‥‥」
桐乃は観念したような顔をして、細い体を縮こまらさせた。
俺は飛び起き、「やさしく」と懇願されたにもかかわらず、
桐乃を引きずるようにトイレに突進した。
その後どうなったかって?
我が妹・桐乃様は、検察と陪審と死刑執行人の一人三役をこなした上で、
俺を手錠マッチでフルボッコにしましたよ。
しおらしく「いいよ」とか「ずっと待っていたんだから」なんて言ったくせに、
一体何を考えているのか。もうコイツの言うことは鵜呑みにしねーぞ。
AM10:00―――桐乃の部屋
日曜日。
朝食を済ませ、桐乃の部屋でエロゲーをやっていると玄関のチャイムが鳴った。
誰か来たようだ。
「マズイ!!」
桐乃が叫んだ。
なんでも、今日は黒猫と沙織の三人で会う約束していたらしい。
「どうすんだよ?」
「こんな姿をあいつらに見せるわけにはいかないでしょ!」
「事情を話せば解ってくれるんじゃねえの?」
「写メ撮られたらどうすんのよ? この姿が永久に残るのよ!?」
そりゃまずい。
特に黒猫あたりは、それをネタに弄り回すことだろう。
とりあえず、手錠でつながっていることを悟られないように
二人を相手にすることにした。
「いらっしゃい」
そう言って階段を下りて来た俺たちを見た黒猫と沙織は固まってしまった。
想像してみてくれ。
一軒家の決して幅の広くない階段を兄妹が寄り添うように並んで下りてきた姿を。
ありえねえだろ?
どんなにラブラブな新婚夫婦でもそんなことしねえっての。
「あなたたち‥‥‥、一体何をやっているの?」
「これは! 新しいプレイの最中ですかな?」
興味津々な顔の二人をリビングに招き入れ、お茶を用意した。
俺と桐乃は終始ピッタリと寄り添い、何をするにも一緒という状況。
そんな様子を見て、黒猫も沙織も訝しげな表情をする。
「どういうことなの‥‥‥? 私たちは邪悪な空間に迷い込んでしまったの?」
「いやはや、仲睦まじいお二人に拙者は妬けてしまいますなぁ」
仕方ねえよな。二人とも当然の感想だ。
ツンッ――― 桐乃が腰で俺を小突いてきた。
桐乃の顔を見ると「何とかしなさいよ、殺すよ?」という表情。
ふん。あやせの殺気に比べれば、オマエの殺気なんて屁でもない。
そんな俺たちを前に、黒猫が先制攻撃。
「あなた達、正気じゃないわね。一体どこの柱に頭をぶつけたの?
特にあなた。あれだけ兄を嫌っている素振りを見せておきながら、
今のあなたはラブラブ新婚さんじゃなくて? 本当に禍々しい」
黒猫はボロを誘い出すつもりなのか、俺たちを言葉で煽ってきた。
そんな安っぽい煽りに引っかかるかよ、なぁ桐乃―――
桐乃の表情を見ると目が吊り上がって、まさにタメを作っている状態。
オイオイ、沸点低すぎだろ。
「このクソ猫! バカにするんじゃないわよ!!!」
興奮した桐乃はソファーから立ち上がって派手な身振り手振りで怒鳴った。
バカッ! そんなことしたら!!
ジャラッ―――
俺の右手と桐乃の左手を結んだ手錠が、黒猫と沙織の前に晒された。
「あなたたち‥‥‥、一体何をやっているの?」
「これは‥‥‥、やはり新しいプレイの最中でしたか!」
黒猫は変態兄妹を見る目で、
沙織はプレイの内容に興味津々な様子でωな口をして俺たちに目を向けた。
「ち、違う! プレイだなんて!! こんなキモイやつと!!」
桐乃はそう怒鳴ると俺をソファーに突き飛ばした。
突き飛ばされた俺と手錠で結ばれた桐乃が引きずられたのは当然の結果だ。
俺は仰向けでソファーに倒れ、桐乃はそんな俺の上に倒れ込んだ。
いつかの、“エタナーの箱”事件のときと上下を入れ換えた体勢だ。
「なッ! 人前で、な、な、なんて破廉恥な!」
「ほうほう、そのようなアクション込みのプレイですか、なるほど」
「「違う―――――!!」」
「呆れたわ。お友達に手錠をかけられて、鍵が無いだなんて」
「いやいや、人生、色んなことがあるものですなぁ」
「で? 昨日からずっとその状態なの? ありえないわ」
「トイレやお風呂の各種イベントはどう攻略したのですかな?」
「まさか、二人仲良くお風呂やトイレに入ったというの? 変態兄妹ね」
「次のコミケでは、そういうストーリの同人誌を出したいですなぁ」
やはり二人とも俺たちの状況を面白がってやがる。
「頼むからよ、二人ともこのことは内緒にしておいてくれよ、な?」
「当たり前よ。兄妹で手錠プレイをする知り合いがいるなんて言えないでしょ」
「「だから、プレイじゃない!」」
「仕方ないわね。二人とも手を出しなさい。私が外してあげるから」
黒猫はそう言うと、どこからかヘアピンを取り出した。
手錠の鍵をピッキングするつもりのようだ。
「頼むぜ、助かるよ」
「ふん、お礼は手錠を外してからにして頂戴」
黒猫の前に右手を差し出す俺に対し、桐乃はそれを拒んだ。
一体どうしたというんだ。
「いや、あやせが鍵を持ってきてくれるって約束しているし、
それに、あんたのヘボで鍵を壊して開かなくなっちゃたら困るし」
ちょ、オマエ何を言い出すんだよ。
「それもそうね。この状態を噛み締めながら苦しむのがあなたにはお似合いよ」
オイオイ、おまえも簡単に引くなよ。
なんで今日に限って黒猫は簡単に引くんだよ。もうちょっと粘れよ。
桐乃も桐乃だ。あやせを気遣うのはいいが、この状態から一刻も早く
脱したいだろうに、何だって黒猫の申し出を拒むんだよ。
相変わらず度し難いヤツだな、オマエ。
PM3:00―――エピローグ
黒猫と沙織が帰った後、あやせが持ってきた手錠のカギで俺たちは分たれた。
「悪かったな。茶でも淹れるよ」
俺はそう言って立ち上がると右手が軽いことを改めて実感した。
ところが、キッチンでお茶の用意をしていると右側の眺めが悪い。
俺の右には桐乃がピッタリ寄り添っていた。
―――おいおい、手錠はもう外れたんだぞ。
そんな俺の心の声を目で読んだのか、桐乃は慌てた様子で返してきた。
「べ、別に、アンタにくっ付いていたいわけじゃないし!!
お茶を淹れるのを手伝おうとしただけだし!!
アンタに任せておくと、あやせのお茶にヘンなものを入れるかもしれないし!」
「なんてことを言い出すんだ! オマエ!!」
「うっさい、ムカツク!」
桐乃はそう言うと腰で俺の体を小突いてきた。
もう手錠は外れているのにおかしなヤツだ。そこは肘鉄だろ。
頭に来たので、俺も腰で桐乃を小突き返してやった。
すると桐乃も負けじと小突き返してくる。
そんな小突き合いを続けていると、
「まるで、ラブラブな新婚夫婦みたいですね‥‥‥」
その声で我に返った俺たちが振り向くと、光彩を失った目のあやせ。
「あ、あやせ、これは違うんだ!」
「ちょっと、あやせ‥‥‥!? これは違うんだって!」
「どう違うの? 加奈子からも情報が入っているんですよ。
桐乃が彼氏とラブラブだったって。それってお兄さんのことですよね?」
あのクソガキ、バラしやがった。それも最悪な相手に。
「二人は一晩結ばれたまま、仲良くしていたんですね。
わたしの知らないところで‥‥‥ウフフフ」
悪のケー○イ刑事銭○あやせが、さっき外した手錠を手に近づいてくる。
もちろん俺の目を睨んだまま。
俺は後ずさりをして逃げの体勢を作り始めた―――その瞬間
「逃がすかァ!!」
あやせよ、今度はちゃんと手錠をかけてくれよ。
『結ばれた二人』 【了】
面白いねえ
きりりんも真夜中に変なコト期待すんなよw
ブチ切れる乙女きりりんかわゆすwww
乙
楽しませていただいた!
>>441 GJ&乙でした
あやせがどんどん危なくなっていく……
そのうちオカ板の猟奇スレで話題になりそうだなwww
桐乃はエッチだなぁ
テスト
「せ、先輩。ちょっとこの格好は恥ずかしいんだけど、、」
「し、仕方がないだろ。入れる場所がわからないんだから、、こ、ここか?」
「ひっ!」
>>441あんたのデレりん最高だよ…ニヤニヤが止まんねぇよ
あやせたんがそのうち首輪と鞭に手を染める日が近いと確信している
>>441 マジでGJ
桐乃がかわいいだけでなく、加奈子やあやせの特性つかみすぎで困るw
こういうメタなのから気の利いたひねりまで入ってるのって好きやわー
原作テイストが活きてるなw
>>441 きりりんの可愛さにニヤニヤしまくりw
夜中とかナニ期待してんだwww
体の一部が繋がったまま腰と腰をぶつけ合いド突き合いか・・・けしからんな
454 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 07:26:49 ID:KP4sG0md
>>441 GJ
手錠で小突きあいながら歩くって想像したら微笑ましいなwww
京介と加奈子のやり取り、元ネタを知っているだけにワラタ。
NHKBSでやっていたアメリカドラマ『名探偵モンク』で、
主人公モンクのアシスタントの姪が犬の世話代5ドルを
モンクに請求したシーンが元ネタだろう。
そして、その姪の日本語吹き替えは田村ゆかりが担当w
女子駅伝見てるがペチャパイばっかだな
きりりん出たら注目の的だな
桐乃は短距離だろ……
バスト82ってどんぐらいでかいんだ?
揉んだことないから分かんない
ウエストが細いんで余計に大きく見えるしカップもでかくなる
一巻の公称サイズに準拠すれば、E60〜F60ってとこかね
きりりんFカップかw(アンダー小さいから絶対量もやや小さめのはずだが)
まあ出るとこ出てるし、こんなもんかもしれんね
でもきりりんって実は短距離より持久走の方が適正ありそうだよね。
くんかで鍛えた肺活量は伊達じゃない
>>461 中距離の方がいいだろうな、短距離ほどマッチョにならんし、長距離ほどガリガリにならんし
桐乃でそれなら沙織とかせなちーはどうなってしまうんや……
いやその計算はおかしい
日曜の昼間っからなんの議論してんだおまえら
公称ウェスト(桐乃54cm)+8cm程度をアンダーバストと見積もればこんなもんでしょ。
公称バストが桐乃82cmだから、単純にトップとアンダーの差が20cm。これならEカップ相当だが、アンダーが60と65のどちらになるかでEかFかが変わってくるだろうね。
往々にして公称サイズは詐称されがちなもんではあるが、何せ桐乃は読モ様なので、それなりの信憑性がある気がする。
その調子で全員分頼む
真奈美 84ー59ー86 D65/E65
沙織 88-60-89 E70/F65
黒猫 77-53-80 D60
あやせ 80-56-83 D65
加奈子 70-51-77 A60/B60
瀬菜 89-58-83 F65/G65
ブリジット76-59-79 A65
リア 75-55-80 B60/A65
原作の公称サイズから考えるとこんな感じじゃなかろうか
ただ、みんな成長期だからね
(地味子さんは確実に成長してるよね)
せなちースタイルよすぎだろ
黒猫のサイズでDになるのかw
基本的にはAカップでトップとアンダーの差が10cm。ここからB、C……と上がるごとにこの差が2.5cmずつ増えていく。
市販ブラジャーのアンダーは5cm刻み。
んで、同じアルファベットでもアンダーが5cm違うと、一個違うクラスとカップのサイズが同等になる。
上の考察で行くと、黒猫のD60とあやせのD65ではあやせのほうが大きい。
というか、黒猫のD60はC65と同等と考えて良い。
というより、ウエストが細すぎるといった方が正解だろう>カップサイズ
彼女たちのバストサイズと自分のウエストサイズと比較すればよくわかる。
ここでぶっちゃけるのもどうかと思うけどw
そういや地味子さんは冬にはウェストが6cm増しなんだっけか
>>468 乙 沙織以上のせなちーw
かなかな>ブリジットだったりいろいろ矛盾が生じてますなぁ
つーか日曜の昼間から俺ら何やってんだw
>>475 もともと瀬菜は作中で唯一と言える巨乳キャラ扱い
上の考察でもブリジットはアンダーが大きい分、微妙な差だが加奈子よりは大きい
よってさしたる矛盾はない
瀬菜>沙織≧桐乃、真奈美>あやせ≧黒猫>リア>ブリジット≧加奈子
こんなもんでOK?
前々から思ってたんだけど、誰かが投下するとすぐ他の人が投下して
しばらくまた誰かが投下するまで間が開くのはなぜだ?
見る側としては○○×××××○○より○×○×○×○の方が嬉しいんだが
>>478 落とす側もそうありたいと思ってる筈なんだがな、感想はやっぱり欲しいし
まあ、なかなか繁盛してると上手くいかないもんさ
議論はもうウンザリ
間開けて投下しようと思ったらまた他の人が投下してしまってみたいなこともあるだろうから
職人さんは見る方の都合とかあんま気にしないで自分のタイミングで良いですよ
自分は萌えるSSが読めるのが一番嬉しいです
じゃあお前が間の○になればいい
鳥なり題名なりが名前欄にあればいいが、そうじゃないと混ざると分かりづらすぎる
専ブラならIDで抽出できるが携帯じゃそうもいかんだろうし
サイズ考察してるけど、その寸法だと人間じゃねーなw
やっぱ兄オタは未来に生きてるなw
3レスほど投下します。多分続き物です。
ギャグというかコメディです。
少なくともエロではないです。
タイトル『プロジェクト・セックス』
・プロローグ
これは童貞と処女を卒業した、一組のカップルの物語である。
「なあ、カチカチになってるけどさ……やっぱり、怖いか?」
胡坐の上に腰を落とした彼女の背中が面白いように跳ね、つられてベッドが少し軋んだ。
「かっ、かか、カチカチになってるのは、先輩の粗末なイチモツでしょう?」
ムードもなにもあったもんじゃねえな!
まさか下ネタを返されるとは……まあ、それだけ緊張してるってことなんだろう。
いやに背筋を伸ばして「た、ただの人間ごときに、この私が怖がるなんて……」と邪気眼をぶり返している黒猫を、多少強引に抱き寄せた。
「きゃっ」
暖かい。分厚いブレザーの上からは、しかし確かに、血の通った女の子の温もりと柔らかさが伝わってくる。
黒猫――俺の後輩であり、桐乃の親友でもある彼女、五更瑠璃と恋人になってから早や半年、昨日無事に受験を終えた俺はようやくこうして……。
……待て、早や半年?
いや……おまえ、六ヶ月だぞ?
そりゃあ、振り返ってみれば短く感じるかもしれねえよ。
でもその間、俺は、一体、どれほど、この身を焦がしていたことか……!
ああ、思い起こせばこの六ヶ月間、いつものよーに、桐乃の世話を焼いてやったり、いつものよーに、受験勉強に追われたり……。
そう、いつものように!
慌ただしい日々を送るばかりで、黒猫とはまったく恋人らしいことができなかった!
“とっくにやることヤっちゃってんじゃないの?”
ヤっちゃってないよ! 桐乃みたいなこと言うんじゃないよ!
“半年間も付き合ってナニもしてないの?”
したよ。
したけど!
したと言ってもキスだけだよ!
一度そういう雰囲気になったことはあったけど、
『せっ、先輩……受験が終わるまで、こ、こういうのは、ダメ……』
って押し戻されたよ!
黒猫との交際は断じて身体目的じゃないけどさ、性欲をもてあます健全な高校生がキス止まりって!
せっかく可愛い恋人が出来て、年齢=彼女いない歴という等式に終止符を打てたと思ったら……半年間もおあずけ喰らって…………。
『……今は私なんかに現を抜かさないで、貴方は貴方の“使命”を果たしなさい』
……いや、やめよう。もういいんだ。
黒猫に気負わせてしまったのは、偏に俺の不甲斐なさのせいでもあるのだから。
自惚れかもしれないけどさ、俺と同じように、きっと黒猫も寂しかったはずだって。
むしろ今までよく愛想を尽かさないでくれたとさえ思う。彼女の慈悲深さには感謝もしたい。
殆ど部活に顔を出せず、碌にデートにも連れて行けず……フラれる不安がなかったと言えば嘘になる。
そんな心労と受験のストレスとで、胃に穴が開くような思いもしたさ。
……でも、それもすべて!
すべて! 昨日までのこと!
『もし、ちゃんと最後まで頑張ったら、その時は…………私が、“ご褒美”をあげるから』
ああ……! 俺はなんて出来た彼女を持ったんだ!
半年間!
長かった、辛かった! よく耐えた! よく頑張った!
アニメだったら2クールもの間だ! いやその例えはおかしいか! まあいいや! もはや受験結果さえどうでもいい!
今や、すべて、なにもかも!
本命の二次試験を終えた、昨日までのことなんだ――――!!
「せ、先輩、ちょっと痛いわ……それと、鼻息がくすぐったい」
気付いたら黒猫が腕の中で身じろぎしていた。
「あ、すまん」
ふっと腕の力を抜くと、黒猫は肩を竦めて一層縮こまってしまった。
いかんいかん、暴走して黒猫に一生モノのトラウマを植え付けてしまったら本末転倒だ。
黒猫もこういったことは初めてなんだから、なるべくキレイな思い出にしてやらないとな……。
……しかし、向かい合ってなくてよかった。表情筋がだらしなくたわんでいるのが自分でもよく分かる。
どうしてもにやけてしまう俺を一体誰が責められよう。
だって、ついに想いを遂げる時がやってきたんだぜ?
こんなに愛らしい女の子と相思相愛になって、付き合い、イベントを重ね、キスをして、ついに、ついに……!
もーっ、まいっちゃうなー! こんな真昼間から、ウヘヘヘ……。
それだけでも感無量だというのに、このやわらかな素肌に好きなだけ触り、好きなだけ口づけることができると思うと……おお、もう。
「黒猫……」
欲望の色を声に出さないようにして、今度はそっと抱き入れた。
長く綺麗な黒猫の髪から幽かに漂っていた女の子の匂いが鼻一杯に広がる。
甘ったるい芳香。体温がすぐ隣にあると言うだけで、何だか心がほっとする。
でも、胸の一番奥がぎゅっと締められるような感じがして、喉に物が閊えたようで、なんとなく気持ちが悪い。
ああ、俺たちのご先祖は、こうやって連綿と生を繋いできたのか。
おぞましや人類。
というか縄文時代とかどうしてたんだろう……。
「せ、先輩……」
強張った声にはっと我に返る。
いやいや、人類史に思いを馳せてる場合じゃないだろ!
KOOLになれ京介……緊張しているのは、きっと黒猫だって同じこと。
俺がリードしてやらなくてどうするんだ。
大丈夫、俺はヤれる!
だって今日このよき日の為に、ちゃんとイメージトレーニングを積んできたんだから。
“性交渉をするときは避妊をしましょう”
教科書に載っているのはここまでだ。
でも、その前後のリアルな手順となると、童貞には全く未知の領域となる。
ナニをアソコに入れればいいということは分かってるさ。
だが、実際どのように愛撫をすればよいのか。
どんな流れで胸を揉み、あるいは吸えばよいのか。
いかなる順序で相手の服や下着を脱がせばよいのか。
どのタイミングで自身も裸になり、挿入を宣言すればよいのか。
初体験を控えた童貞の誰もが抱いた疑問のはずだ。俺もその例外ではなかった。
散々エロゲをやっただろうって?
馬鹿言ってはいけない。俺が欲しいのは実践的なノウハウだ。
左クリック連打で済むHシーンの何が参考になるというのだ。
ましてや俺がプレイしたことがあるのは発情妹AVGだけ。まったくお話にもならない。
素人モノのAVについても一考した。が、やめた。
アレはアトラクション、いわゆる見世物みたいなものであって、実際の行為とは少し趣が違うと聞く。
エロゲほどではないが、AVだって当てには出来まい。
とはいえ、指針もなしにあれこれと手間取ってしまうのはなんとなく格好悪い。
できることならスマートにエスコートして、いいところを見せてやりたい。
だが、一体何が信頼できる資料たりえるのか。
グーグル先生も答えてくれない。
俺は数日、頭を抱えた。
その時だった。
『カップル盗撮モノはどうだ?』
プロジェクトに光が差した。
カメラを意識していない、男女の自然な営み。それはまさしく実のある見本ではないか!
ふと思いついたそれは、閃光のようなアイディアだった。
今こうして黒猫を後ろから抱きかかえているのも、盗撮モノによくあるシーンから着想を得たからだ。
今思えば、あれはカメラに女性の裸体を写そうとする意図もあったのかもしれない。
だが、よく考えてみれば仰向けに押し倒してしまうのは恥ずかしがりの黒猫には酷だろうし、服も脱がしにくい。
それになにより、最愛の女の子の裸を直視してしまったら、溜まってる劣情が爆発してしまうかもしれない。
考えれば考えるほど、背面から抱きしめるというその選択肢は合理的に思えてならなかった。
眼差されぬ飾り気のない行為。
真実の愛が、そこにはある。
盗撮モノは、すっかり俺の胸中に入っていた。
それから俺は数か月もの間、受験勉強と並行して、地道に盗撮モノの研究を続けたのだった。
――そして今、努力が実を成す時が来た。
本試の翌日の昼、学校に顔を見せて教師に試験の手ごたえを伝えた後、受験期間中だと言うことでそのまま家に帰ったら、家からはお袋が消えていて、自室には制服姿の黒猫がいた。
最初はもちろん戸惑ったさ!
まさか黒猫がいるとは思わなかったし、ましてや今から“そういうこと”ができるだなんて、完全に理解の範疇の外だった。
だが、こんなこともあろうかと! 俺は常に深爪にしてやすり掛けを欠かさなかったのだ!
準備万端だった俺は期待を押し隠しつつ、努めて冷静に黒猫をベッドにいざなったのだった。
股間は熱く、頭は冷静に。
俺のスカッドミサイルは既に天を指していたが、戦闘意欲は深く醸成されていた。
焦って気持ちばかり走ってはいけない。
一見滑稽な努力を続けてきたのは、なにも自分が恥をかきたくなかったからという理由だけじゃないんだから。
腕の中にすっぽり収まって、ずっとカチコチに固まっている黒猫。
盗撮モノを初体験の範にしたと言ったら泣いてしまいそうだが、行為中に泣かれるよりはマシってもんだ。
俺はセックスの自然な作法というものを完璧に修めてきた。
そんな自信と愛着が、俺の背骨に刺さった緊張をゆっくり解きほぐしていった。
そうさ、何も案ずることはない。
理論上、俺はセックスの達人なんだから。
以上プロローグです。本編は20000文字×3or4回で終わらしたいです。
この吹雪のなか全裸でオアズケ…だと…
この流れでエロじゃない…だと…
最後だけ見て黒猫のNTRモノかと思ってドキドキしてしまった
>>490 黒にゃんペロペロ
取り敢えず〇〇の達人は失敗フラグ
野獣の前でまな板の上の鯉みたいになってる制服黒猫に正直ぼっ
>>490 この流れでエロ無しとか期待せざるを得ない
あ、エロではないというのは言葉の綾です。
正確には、18禁だけどエロくはないです。
すみません。
ややこしや〜
3巻くらいの時期の桐乃と京介で3レス+おまけ2レスくらい投下します
『傘』
パラパラと降りだした雨が土砂降りへと変わるのに、そう時間はかからなかった。
俺は今、コンビニの軒下で雨宿りをしているところだ。
別に傘を忘れた訳じゃないんだぞ。赤城の奴が、どうしても都内に行く用事があるから雨に降られたら困る、
なんて切羽詰った顔で言うから貸してやったんだよ。
その時は問題ないと思ったけど、おかげ様でこのザマ、びしょ濡れだ。
あの野郎、何の用事かは知らんがこの貸しは高くつくからな!
しかしそれはともかく、こんな事なら麻奈実の買い物に付いて行くべきだったぜ。
「きょうちゃん、今日はごめんね〜」なんて珍しく言うから遠慮しちまったけどさ。
ま、あいつもここは帰り道だし、待ってれば通るかもな。寒いけど少し我慢するか。
「あんた、なにしてんの?」
とその時、俺の耳に良く知った声が飛び込んできた。
「なんだ、お前か」
視線を向けると、怪訝そうな顔で妹が――桐乃がそこに立っていた。
また面倒くさい事にならなきゃいいが、と嫌な予感が頭をよぎる。
「傘持ってないからさ、雨止むの待ってんだよ」
「なんで今日みたいに日に持って来ないの?しょぼ」
ほんと一言多いよな、お前は!それになんだよ?その残念な子を見るような視線はさあ!?
けっ、いいけどよ。お前にどう思われようが基本的には関係ないし。
「うるせえな。こっちにもいろいろ事情があんだよ」
「はいはい。でも結構本格的に降ってきたし、待ってても止まないかもしんないよ?」
「そん時は……」
ここで言葉に詰まった。
そういやどうすっかな?あんま考えてなかった。まあいっか。幸いにもここはコンビニだし――
「仕方ねえから傘買うよ」
「ふーん……ならさぁ」
極々自然に、さらりと桐乃が言葉を続ける。
「あたしの傘に一緒に入ってく?」
「は!?」
思わず自分の耳を疑ったぜ。だってそうだろ?桐乃が、あの桐乃が俺に対して「一緒に入ってく?」なんて
優しい台詞を言うはずがない。
そうそう、きっと俺が聞き間違えたんだ。そうに違いないよ。
「だ、だから、買うのも馬鹿らしいし一緒に帰ってあげるって言ってんの!」
「な!?」
信じられないことに、どうやら聞き間違いでは無かったらしい。
ふと辺りを伺うと、道行く奴らが俺達に驚きやら嫉妬の眼差しを向けていやがる。
くっ、お前ら違うんだぞ。こいつは妹なんだぞ。
「チッ、なに?なんか不満なの?」
「いや、そうじゃ無いけど……」
確かに提案自体には不満はない。渡りに船とはこの事だしな。でも、ぶっちゃけ気が進まないんだよ。
だってそうだろ?誰が自分の事を嫌ってる相手と相合傘をしたいんだって。少なくとも俺は嫌だぜ。
だけど、そんな俺の思いなんざは、桐乃にはまったくあずかり知らぬ事だろう。
「ほら、行くよ!」
「お、おい!?」
俺は強引に傘の中へと引きずり込まれる。
「うっさい!寒いんだからグダグダ言うな!」
「……へいへい、しょうがねえな。分かったよ」
かあ〜っ、もう腹を括ったよ。どうせ抵抗したって無駄だしな。
・ ・ ・
止まぬ雨の中、一つの傘で俺達は家路を歩いている。
傍から見れば、想像するに恐ろしいが、恋人同士にも見えるかもしれない。
だけど実際はそんな甘い雰囲気は一切無くて、いつまで経ってもお互いにずっと無言のままだ。
もっとも、別に気にならないけどな。俺は話す事なんて特に無いし、もちろんそれはこいつも一緒だろうしよ。
しかしまだ秋だってのにさみーな。風も冷たいし、早く家に着かないかなあ。
はあ、と声にならないため息を吐く。
だが、そんな状況を変えたのは、意外にも桐乃だった。
「ねえ、あんたそっちの肩が傘の外に出てない?」
「あん?ああそうだな」
気のない返事を俺は返す。
おせーよ。今頃言うなっての。
「そうだなって、ずぶ濡れじゃん。もっとこっちに来なよ。嫌だけどそれくらいは我慢してあげるからさ」
「いいよ。別に俺はこれでいいって」
桐乃の言葉に軽くかぶりを振る。
何も嫌だった訳じゃない。いや、そりゃ少しは嫌だったけど、それよりも別な理由があったからだ。
でも、それをこいつに言うつもりはない。どうせ馬鹿にされるだろうし、なにより俺が勝手にやってる事だからな。
……て思ってたんだけど。
何だよその表情は?俺に近づかれるのが嫌じゃ無かったのかよ?
そういや、さっき俺を引っ張り入れる時も、一瞬だけ妙な顔してたな……。
うな垂れるように俯く桐乃。その姿は、いつものこいつからは想像も出来ないくらいに弱々しく見える。
それはまるで、初めての人生相談を打ち明けた時や親父やあやせに趣味がバレた時の、あの桐乃だ。
ここでハッキリ言っておこう。俺は妹が嫌いだ。大嫌いだよ。
だけどさ、そうだからってこいつにこんな顔させて良いなんて理由は無い。
だから――
「ちげーよ」
俺は、本心からそう言った。
「俺がもっとそっちに寄ったら、逆にお前が押し出されて濡れちまうだろ?だから俺はこれで良いんだよ」
何故だかは分からないが、妹が不安に感じてるならその原因を取り除いてやらなきゃいけない。
なんてったって俺は兄貴だしな。まあ、ちっとばかし照れ臭いけどさ。
「バカじゃん……」
小さな声音の呟きが聞こえた。ああ、確かに大馬鹿だよ。
それから桐乃は立ち止まり、ふうと一つ大きく呼吸をしたようだった。
そして
「……ねえ、やっぱあんたがこれ持ってよ」
俺に傘を押し付けて来た。
否も応も無い。無理矢理に柄を握らせやがる。
それから、自由になったその手をぬっと伸ばしてきて――腕組み!?
「お、おい!?」
「こうした方がお互いに濡れないでしょ。だから仕方なくこうすんの」
「だけどこれって……」
どう見てもカップルです。本当にありがとございました。
柔らかな桐乃の感触と甘い匂いに、俺は不覚にもドキリとしてしまう。
いやいやいや!嘘、嘘だよ嘘!妹にドキッとなんかするはずないでしょうが!?
しかしこいつ、仕方ないとはいえ、一体どんなツラで……
「ぷ。なにその顔?まさか妹と腕組みしてドキッとしちゃったワケ?うわぁ、このシスコンてばマジでキモ〜!」
こんなツラでした。
てかさっきまで沈みきってたよね?それなのに何で今はニヤニヤしながら人に罵声を浴びせてくんだよ!マジ分かんねえから!
それに、俺は断じてシスコンじゃねえからな!
声を大にして抗議をする俺。だが、桐乃は知らぬ存ぜぬだ。
それどころか、ギュッとさらに強く腕を組んできやがる。
あー、もう好きにしてくれ。
「ねえ」
ひとしきり笑ってから、桐乃が興奮の収まらないような赤い顔で俺を見る。
これ以上は知るか!と言いたかったんだが、今度は素直な顔じゃねえか。
しょうがねえ。この際だし、人生相談と思って聞いてやるよ。
多分ロクでもない結果になるのは分かってるけどな。
で、なにが言いたいんだ?
「帰ったら久しぶりにシスカリ対戦やるからね。またボッコボコにしてあげるんだから!」
以上です
おまけは桐乃視点で
『傘』――桐乃視点
ちょっとした買い物を済ませお店から外に出ると、かなりの雨が降っていた。
天気予報は大丈夫だって言ってたんだけど、ほんとアテにならないよね。
でもあたしは慌てない。こういう事もあろうかと、ちゃんと折り畳み傘をカバンに用意してあるし。
超かわゆい上に準備万端だなんて流石あたしだと自分を褒めてあげたい。
まあ、それはそれとしてさ
「うう、さむ……」
この寒さ、まだ秋だってのにマジありえないんですケド。
こんな日は早く帰って部屋でエロゲーやるのが一番だと思うよ。まっててね、あたしの愛しい妹達!
「ん?」
とその時、あたしは思わず足を止めた。
と言っても別にたいした理由は無い。コンビニの入り口でつっ立っている知った顔を見つけたからだ。
「あんた、なにしてんの?」
「なんだ、お前か」
そういって間抜けな返事を返してきたのはあたしの兄貴――京介だ。
珍しい。今日は地味子と一緒じゃないんだ。
「傘持ってないからさ、雨止むの待ってんだよ」
そんな事だろうと思った。だってあんたから水滴が落ちてるもん。
まあ、水が滴っててもいい男でも何でもない地味面だけどね。
「なんで今日みたいに日に持って来ないの?しょぼ」
「うるせえな。こっちにもいろいろ事情があんだよ」
ちょっと指摘してやったら、何やらバツの悪い顔で言い訳をする。
どうせ最初から持ってないだけだろうに、恥ずかしいからって嘘ついちゃってさ。かっこわる〜。
「はいはい。でも結構本格的に降ってきたし、待ってても止まないかもしんないよ?」
「そん時は……仕方ねえから傘買うよ」
「ふーん……ならさぁ」
どうしてだろう?その時あたしの口は、意思とは無関係に勝手に言葉を吐いていた。
「あたしの傘に一緒に入ってく?」
「は!?」
あたしの提案に、心底驚いたように京介が目を丸くする。
ううん、こいつだけじゃない。驚いていたのはあたしも一緒だ。
なんでこんな事を言ってしまったのかまったく分からない。とにかく何でもいいから早く理由を言わないと!
えーとえーと……。
「だ、だから、買うのも馬鹿らしいし一緒に帰ってあげるって言ってんの!」
「な!?」
ビクっと体を揺らした後で、周囲を伺うように京介がチラチラと視線を動かす。
むう?あたしがここまで言ってあげてるのに、何この態度。
「チッ、なに?なんか不満なの?」
「いや、そうじゃ無いけど……」
そう言う割には随分と露骨な表情だった。
ズキリと胸の奥が痛んだ気がして、あたしはほんの一瞬顔を歪ませる。
きっと、こいつがせっかくのあたしの好意を無下にするからだ。もうアッタマ来た!
業を煮やしたあたしは、強引に京介の腕を取って傘の中へと引っ張り入れる。
「ほら、行くよ!」
「お、おい!?」
「うっさい!寒いんだからグダグダ言うな!」
「……へいへい、しょうがねえな。分かったよ」
・ ・ ・
止まない雨の中、一つの傘であたし達は家路を歩いている。
傍から見れば、想像するに最悪だけど、恋人同士にも見えるかもしれない。
だけど実際はそんな甘い雰囲気は一切無くて、一分が経ち、二分が経ち、五分が経っても、あたし達はずっと無言のままだ。
もっとも、別に気にはならないけどね。こいつはきっとあたしに話す事なんて無いだろうし、それはあたしだって一緒だし……。
雨脚は依然として強く、風も冷たくて思わず身震いしてしまう。さっきよりも寒く感じるのは、多分、気のせいだ。
そういえばこいつも結構薄着だけど寒くないのかな――何気なくそう思って、あたしは京介を横目で伺う。
と、そこである事に気がついた。
「ねえ、あんたそっちの肩が外に出てない?」
「あん?ああそうだな」
「そうだなって、ずぶ濡れじゃん。もっとこっちに来なよ。嫌だけどそれくらいは我慢してあげるからさ」
「いいよ。別に俺はこれでいいって」
さっきと同じような拒否だった。
さっきよりも強い痛みが、胸の奥から湧き出してくる。
なんで?なんでこんなに嫌がるんだろう?普通は濡れるの嫌だよね。さっきだって傘に入るのに全然乗り気じゃなかったし。
あたしの事、そんなに嫌いなのかな……。
「ちげーよ」
それは凄く強い言葉だった。あたしは何も言ってないはずなのに、何が『違う』のだろうか。
だけどその真っ直ぐな力強さに、あたしの胸はドクンと高く音を鳴らす。
「俺がもっとそっちに寄ったら、逆にお前が押し出されて濡れちまうだろ?だから俺はこれで良いんだよ」
そう語る京介はそっぽを向いていて、その表情は分からない。
……なにそれ。まさかそれで格好つけちゃってるつもりなの?
だとしたらあんたって本当に
「バカじゃん……」
でも分かった。あんたがそういう態度なら、あたしにだって考えがあるから。
足を止めて、一つ大きく呼吸をする。そして
「……ねえ、やっぱあんたがこれ持ってよ」
そう言って傘を押し付けた。
当然否応は言わさない。それから自由になった手を京介の腕へと絡みつかせ、腕組みをする。
「お、おい!?」
「こうした方がお互いに濡れないでしょ。だから仕方なくこうすんの」
そう。濡れて風邪でも引かれたら、傘の持ち主のあたしが責任感じちゃうでしょ?だからこうしてくっ付くの。
単にそれだけ。絶対に。きっと。多分。
「だけどこれって……」
「ぷ。なにその顔?まさか妹と腕組みしてドキッとしちゃったワケ?うわぁ、このシスコンてばマジでキモ〜!」
からかうように言ってやると、慌てふためいた様子で京介が抗議の声を上げた。
あー可笑しい。ほんと可笑しくて、いつまでたってもあたしの胸の動悸が収まらない。
気がつくと、あれだけ寒かったのはずなのに、今はとても暖かった。
こうして腕組みしてるお陰かな?きっとそうだよね。うん、だから絶対にこの腕は離してあげないんだ。
「ねえ」
そしてあたしは、再び京介に人生相談をする。
今度はちゃんと自分の意思で。
「帰ったら久しぶりにシスカリ対戦やるからね。またボッコボコにしてあげるんだから!」
3レスになってしまったw
取りあえず以上です
なんか似たようなのを前にも読んだ気がするんだが...
転載とかじゃないよね??
>>507 いいよぅ〜
>>509 コンビニにジャンプだか買いに行って〜ってのはあったけど、
あれとはちょいシュチュ似てるだけで中身は違うっしょ
センター試験の翌朝、千葉県に積もった大雪で雪合戦に付き合わされる京介。雪だるまの中からあやせが
クンカーのどうせ嫌ってるんでしょ…みたいなところが好きだ
>>507 二つ視点同時に乙 面白かった
きりりんかわいいよきりりん
内心弱気なきりりんは可愛いなぁ
>>赤城の奴が、どうしても都内に行く用事があるから雨に降られたら困る
>>なんて切羽詰った顔で言うから貸してやったんだよ。
初っ端のこうなる理由が全く分からない
どういう理屈で困って、なぜ都内だと必要なんだ?
ハッハッハ!
ここにストレッチパワーが溜まってきただろう!
うぉぉう誤爆した
懐かしいなw
>>516 都内に行く用事 = せなちーから秋葉で限定販売のヲタグッズを買ってくるように頼まれた
困る = ヲタグッズが雨で濡れて台無しになる
大体こんなだろうと予想。
つか俺妹原作なんて、京介フィルターかかりまくりで、
このSSよりもよほど分かり難い。
俺妹スレで
>>516のような質問が出るのは意外だぜ。
降っているからという理由ならわかるけど、降ったら困るので貸せっておかしくない?
降ってからカサ買えば良いじゃん
>>521 んなもん、どうとでも脳内で補完できるだろーに。
朝10時の開店と同時に店内に入れるよう、大慌ててで出発の準備をする赤城。
んで、準備の最中に、つけっ放しのTVからは天気予報が流れていると。
東京はお昼前から雨になるでしょうウンタラというのが耳に入って、
傘を準備するつもりでいたけど、慌てていたこともあって、傘を持たずに家を出てしまった。
しばらくしてから傘を持っていないことに気付いたけど、
今から家に戻ると、朝10時の開店と同時に店内突入ができなくなる。
あぁやべぇよ、雨でせなちーのグッズが濡れるのは困るし、限定発売のグッズが手に入らないのも困る!
てな感じでテンパっていたら、たまたま京介に出会ったとw
本当のところはSSの作者さましか分からんけど、
お前も俺妹スレのスレ住人ならこれくら幻視できるようになろうぜw
>>521 てか、SSスレでそんな無粋な事言うなよ
楽しんだもん勝ちなんだよ
赤城の京介への頼みごとは全て妹のためだからな
もしかして京介と友達になったのすらも妹のためかもしれん・・・うへ、うへへ
瀬菜ちゃんが「今度作る同人の資料に、男同士のカラミをナマでみたいの!」
って頼んだら赤城はどうするのっと
作者GJ
ただ二つの視点で書いてるのを見てセンター英語の問題を思い出してしまった
友達を一人失う
京介が後ろの処女を失う
そりゃアレだろ。。。
ごめん、意味わからん誤爆した。
誤爆に見えんw
>>529 後ろの処女と言うからには前の処女もあるのか、京介には
>>533 尿道に決まってんだろ言わせんな恥ずかしい
だんだんアブノーマルな流れになってきたな
何を言っている、ここはもともとアブノーマルなスレじゃないかくんか的に
>>533 いや、実は京介はふたなりだったんだよ!!
25cmが二本もあるのか(´・ω・`)
む、つまり京介にはリヴァイアサンとハイパー兵器がそれぞれ備わっているという事か
なんと奇遇な!
白石明日香乙
>>540 リヴァイアさんもレヴィアたんも両方ともハイパー兵器だぞ
高坂恭子…うぅん…要らない…いや、要るかもしれない…
誰か...この腐った流れを断ち切るSSを...
>>544 おねえちゃん大好きな自分は凄い魅かれるものがあるんだが、何故かあまり他では聞かない…>京子
>>545 いくら流れを断ち切っても、人はまた吹き飛ばす・・・
いや職人の端くれだけどこういう現状を見ると多少なりとも躊躇しちゃうのは否めない
桐乃が弟とかまで飛躍してないから
そこまで腐ってはいないでしょ
雑談があるスレは良スレ
流れを
>>517まで戻そう
つまり、京介と桐乃がストレッチパワーを上げていたら
あやせがひょっこりひょうたん島の如く現れて
その姿を見て勘違いし、がんこちゃん化
京介は沙織の家に逃げ込んでYAT安心宇宙旅行しようと
宇宙船槙島号(痛チャリ)で出発したら雪道でスリップして撮影所に突っ込む
撮影所の中でピッコロのコスプレした加奈子とポロリのコスプレをしたブリジット
をみて京介がじゃじゃ丸化して襲いかかった
……という漫画を黒猫とフェイトさんが出版社に持ち込んだという
まったく、この町は退屈しないぜ。テレビのアンテナ発射台だバババン
っていうコトだよな
乙です。
昼は仕事、夜はこのスレで待機でした(´・ω・`)
高坂京介でpixivを検索すると桐乃が男体化したBL絵が一杯引っ掛かる('A`)
北斗の拳みたいな桐乃ですね(´・ω・`)
>>547 俺の書き込みの元ネタに気づいてくれたのかどうかはわからんが、返し方がうま過ぎワロタww
なんという模範回答
>>552 だが女になった京介は可愛いと思ってしまったんだが。
クールビューティーみたいでストライクだったわ。
男になった桐乃は・・・俺は無理でした。
>>555 男になった桐乃が女になった京介のパンツ嗅いでたらどこにでもいるただの変態だな
>>556 性別そのままでも十分変態だけどな
ってか実際は本編でも嗅いでないだろう
っていうマジレスはいらないですね、すみません
>>557 嗅いでるんじゃないか? って思える描写ならいくつかあるけどな
桐乃「縞レンジャイ!」
黒猫「た、玉レンジャイ」
沙織「玉レンジャイ!!」
あやせ「縞レンジャイです!」
加奈子「玉レンジャーイ」
麻奈美「ブリれんじゃい?」
全員「「「「「「五人揃ってクンカジャイ!」」」」」」
いやいやいやいや
待てい
なんで俺のパンツ被って戦隊なんだよ
パンツ被るのは仮面の方だし
縞パンと水玉がダブってんじゃねーか
麻奈美はガキの時穿いてたブリーフだしよ
つか六人じゃねぇか
桐乃「うっさいわねー。そういうのいいから。個性を見てもらいたいから」
そこにあるのは俺の個性(パンツ)だろうが!
五人ですらないwww
11人居る?
肝心の京介が思考までオタに染まってきてるからなぁ…
ただ、どの場面でも、どちらかが告白すればくっつく状況にはあったと思うのよね
それをせずに現状維持で来たのがあの二人なわけだけど
誤爆でs
本スレと黒猫スレにあったものだが面白いからここに貼っとくね
210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/17(月) 23:51:48 ID:gPrsrylVO
本スレに将来図があったけど、黒猫は幸せそうだな
二十年後の俺妹
黒猫息子 イケメン、厨二病、ツンデレ
桐乃娘 京介と桐乃を足して割ったような性格、同居している
父 京介 ベンチャー企業の課長
母 瑠璃 片手間にライターの仕事をする主婦
叔母 桐乃 同居している
近所のおばさん 麻奈美 黒猫息子は懐いているけど、桐乃娘には嫌われてる
担任教師 あやせ 桐乃娘を可愛がる
沙織 ベンチャー企業の女社長 独身
京介の家族と親しい付き合いをしており、休みの日には頻繁に遊びにくる
泊まることも多く、客室は沙織専用状態
社員旅行として、京介家と一緒に旅行に行ったりもする
さらに勝手に設定追加
瀬菜 あやせと同じ学校で養護教諭をしている。
相変わらずの腐女子で生徒達を眺めては脳内妄想でニヘニヘしてる。
結婚して二児の母だが、長男がなぜか京介に似ている。
それで?
だれか麻奈 実 を助けてあげて
569 :
556:2011/01/18(火) 19:16:46 ID:g62NuBcq
>>567 いや、これを元にして誰かSS書いてくれないかなと思ったんだが
気に障ったのならスマンm(_ _)m
556じゃなくて566だた
重ね重ね申し訳ない。
556の人にも申し訳ない。
571 :
灰色 猫:2011/01/18(火) 19:34:18 ID:cdpmc79k
>>526 京介をうちに呼び、利尿剤入りの飲み物を飲ませる。
京「うっ! イカン、急激な尿意がっ!!」
赤「なんだと? だがマズイことにうちのトイレは故障している」
京「なんということだ… 早くも膀胱は限界を迎えようというのに」
赤「そうだ、いいこと思いついた。お前オレのケツに小便しろ!」
オリキャラ満載はちょっと無理かな
>>566 二次創作ってのは、自分の好きな作品に関して自分で考えて書くから描けるし楽しいのであって、
二次創作の二次創作とでも言おうか、そういう引用ってのはつまらないものだと思ったり
まぁ、あくまで俺の考えだからこう思わない人も沢山いるだろうし別にどうでもいいんだけど
前スレの484です。
続き書いてたら異様に長くなってきて圧縮かけてるんですが、忙しいモンでなかなか…。1月中には終わらせたい…。
そんなわけで圧縮中思いついたネタを片手間に書いた京介×黒猫モノを先に投稿しちゃいます。
[とある黒猫の異常行動]
平和だ。
ちょっと前に両親以外の誰にも告げず、スポーツ留学してた俺の妹。
あいつをアメリカから連れ戻してからというもの、何かと騒がしい日が続いた。
サラブレット娘がホームステイしたり、桐乃との偽装デートを後輩に目撃されたり。
でもまぁ、今は落ち着いている。ごく平凡な日常。
……いや、"後輩"については少々問題がある。
俺のベッドに寝転んでいる事だ。
「……なぁ、何で毎回俺のベッドを占領してるんだ?」
「あら、今更何を言っているの?兄さん」
この調子だよ。また兄さんとか言いやがって……。ゲー研での活動の一環で
制作していたゲームを作る時、この後輩は俺のベッドに寝転んで作業していたんだが
どうもその習性が抜けないらしい。つーより、やめる気無いんだろうなぁ……。
「……仮にも男の部屋で――」
「少し黙っていて頂戴。集中出来ないわ。」
こいつは黒猫、本名は五更瑠璃。今年の春に同じ高校へ入学してきた桐乃の理解者であり共通の友人だ。
コンテストの時には制作しているゲームのデバック作業を任されていたが
コンテストも終了し、こいつは今改良を加えるのにご執心。つーか、なんで俺の家でやるんだ?
まぁこの様子なら俺は安心して勉強出来る。出来るんだが…………どうも気乗りしない。
「ったく――茶菓子でも用意してくるよ」
「………………」
シカトっすかぁ?!全国の先輩諸君、こんな後輩どう思う?……そうだよなぁ?もっとこう敬意というものを……
仕方ねぇ、さっさと用意してくるか。
キッチンへ向かっていたらリビングでくつろぐお袋を見つけた。
今日は保護者会の筈なんだが、まぁそうだよなぁ。高坂家の長男の扱いはこんなもんだ。
「あれ?今日保護者会じゃなかったっけ?」
「さっき帰ってきたのよ。それよりも玄関の靴!またあの子?」
あの子、というのは……当然黒猫だ。自室に女の子を連れ込んでいる息子の事が気になって仕方ないらしい、この母親という生き物は。
てか、さらっと「さっき帰ってきた」なんて言うけど、保護者会ってそんな短時間じゃ終わらないよね?
「そうだよ。何度も言うがやましい関係じゃないぞ」
「ま、あんたには勿体無いくらいの子よね!」
「あのなぁ……」
「で?どこまで行ってんのよ?」
「だから違うっての!」
「まったく、麻奈実ちゃんはどうしたの?この際だからハッキリ言うけど―――」
そんな調子でついつい話が長くなっちまった。黒猫が機嫌を損ねてなきゃいいが。
本来の目的であった飲み物(緑茶)と桜餅をお盆に載せ……あれ?これどこかで……いかんいかん。
階段を上り、自室のドアを開く。
ばふっ
……何やってんだ?
見れば黒猫が寝転んでいたはずのベッドには毛布が掛かっており、丁度黒猫一人分のふくらみが確認できる。
中身は、言うまでも無い。たぶん俺が部屋に入ったのと同時に毛布へ潜ったってとこだろ。
「おい、寝転ぶだけならまだしも本格的に寝ようとすんなよ」
……。返事がない、ただの黒猫のようだ。
「なぁ、起きろよー。桜餅、好きだろ?」
そう言ってベッドに近付「こ、ここないで!!」
……はい?
なんだか良く分からんが、こないでとか言われちゃったよ…。
俺は盆を机に置いて毛布を剥ぎ取ってやろうとベッドへ近付く。
「来ないで!じゃねぇよ、なんで本格的に寝ようとしてんだ」
俺がさらに近付くと、なにやらもぞもぞし始めやがった。何してんだ?一体。
まさかPCで見られたくないモノ――エロサイトでも見ていた、なんて事じゃないよな。……なんだ?今総ツッコミ受けた気が……。
まぁ何だっていい、躊躇無く俺は毛布を剥ぎ取った――――事を凄まじく後悔している。
「ぬぁッ!?」
「やっ……!!!」
両者が別の理由で声を上げていた。何故なら…
「おま?!え、ええええぇぇぇええ?!」
「かかかえ、返しなさい!」
黒猫が俺の手から毛布を引ったくり、再び包まってしまう。
今見たぞ、絶対見た!こいつ、制服が乱れていたというか――――
「み、見たわね?」
顔を赤くして涙目になっている黒猫が、頭だけ毛布から出して訊いてくる。
ああ、見たさ。見たとも。間違いなく服が乱れていた上にブラがズレてショーツまでズレてたな。
諸君に問おう。これなんてエロゲ?
「おま、お前、一体何を?!」
「見たのね……!!」
「い、いや、悪かっ――」
「煩い……!」
ヤバイぜこれは……実にヤバイ、ちょーヤバイ。いよいよHイベント突入か?
じゃねぇッ!?何考えてんだ俺は!今はそんな事を考えている場合じゃない!
下にはお袋がいるんだ!今騒がれたら、今回ばかりはマジで親父にしょっぴかれる…。
「と、とりあえず服を――」
「煩いわね……!そうよ、悪いのは私よ……!」
「いや!いいから服!」
「そうよ………先輩のベッドの匂いに欲情してしまったのが悪いと言いたいんでしょ……!」
「欲ッ!?」
「先輩が遅いからといって自慰行為に及んでいたのが悪いんでしょ……!」
ちょっとまてオイ!自慰行為?!何言っちゃってんのこの子?!もうやだ!!
つーかパニック起こして何喋ってるか自分で理解してねぇなお前!?
大体人のベッドでなんて事を―――ん?
「ちょ、ちょと待て。お前匂いにって……?」
「え…………あっ?!」
どうやら自分が何を言ったのか理解してくれたらしいな。
赤かった顔がさらに赤みを増してきてる。そろそろCGにモザ……落ち着け俺!
事件はディスプレイで起きてるんじゃない!現実(リアル)で起きてるんだ!
「そそんな事……大体!遅すぎるのよ!何処で道草を食っていたのかしら?」
「あー、そ、その……下におりたらお袋が居てよ。お前のことで話し込んでたんだ」
「わ、わわたしの、ことっ?」
まずい、また黒猫が混乱し始めた。そこへ
「京介ー、これから買い物行くけど何か食べたいものあるー?」
ああああああああ!!!なんつータイミ「あら?何してるの?」
「お、お邪魔してます」
振り返ってみれば毛布に包まった黒猫がお袋に挨拶を―――大変だ。
お袋は何やら思案し、ニコッと笑って「ほどほどにしなさいね」
そう告げて出て行った。今夜は嵐かもなぁ。――今度こそ俺、殴られるだけじゃ済まないだろうなぁ。
よし、ハラは決まった……。徹底的に問い詰めてやろうじゃないか、この――かわいい後輩を。
「さて、お前が勝手に喋った事を整理していこうか」
「だ、駄目!駄目に決まってるじゃない!」
「駄目じゃねぇ」
「くっ……!」
衝撃のあまり意識から外れていた事が次々浮かんでくる。
よく見えはしなかったものの、ずれたブラの隙間からのぞく控えめな胸や、桜色の―――
ああいかん落ち着け耐えるんだ俺のリヴァイアサン……!
そんな俺の様子を察してか、黒猫がお決まりのセリフを口に――いや、させてたまるか。
「…そんなに確かめたいのね、いやらしい「のはお前だろ」
してやったり。我ながら完璧なタイミングだったぜ!
でも間は悪かったかもなぁ。頭まで潜っちまったよ…どうしたもんか。
「怒ってる……?」
搾り出すような声で黒猫が言う。ねぇなにこれ、ねぇマジでエロゲなのこれ?
とにかく、まずは話せる状態にするのが先決だ。
「怒ってない。怒ってないから頭だけ出せよ、息が詰まるだろ?」
「本当に……?」
「あぁ、本当だ。だからとりあえずそこから出て来いって。」
「うん……」
あれ?結構簡単だったな。黒猫は今にも泣きそうな顔で毛布から出て――くんなよおい!
「ちょ!顔だけ出てれば良いから!」
「?……なっ?!」
「とりあえず服をちゃんと着よう!俺出てくから!」
「もういいわよ!」
え!?俺今ひょっとしてキレられた?
「もういいから……そこにいて?」
「お、おう……?」
妙に優しい声だ。再び頭だけ出した状態で、黒猫が口を開く。
「…………ごめんなさい」
「いや謝るのは俺だよ。まさかお前が、その……」
「……グスッ…」
「――あのさ、さっきのは全部忘れる。俺は何も見なかったし、聞かなかった。それで勘弁してくれよ、な?」
「そんなの……!」
言いかけて口をつぐんでしまう。
にしても我ながらなんつー説得の仕方だよ。情けねぇ。
娘の入浴シーンを目撃しちゃった父親か俺は。
「そんな……そんなのイヤよ……」
「分かってるけどそれでも――」
「分かってないわ!」
なら一体なんだってんだ?訳が分からん…。
「ねぇ、先輩……。私が貴方のベッドで……その、オ、オ、ナニーしてたら嫌?」
「嫌っつぅかビックリするわ!しかもそれ今聞くんだ!?」
「や、やっぱり嫌なの?」
「………その、なん…だ…嫌だとは思わなかった」
「…嘘吐き」
「いやマジだって!」
「だったら!だったら何であんな反応を……?」
「そりゃあ……毛布引っぺがしたらお前の服が………脱げてたからビックリしたんだよ」
「そう……そうだったのね……」
他になんだと思ってたんだよこいつは……。なんか聞くのも恐ろしいから聞かないでおくか。うん、そうしよう。
しかし整理すると言っておきながら全然出来ちゃいないな。いや、察してくれよ。わかるだろ?
「ねぇ、先輩」
「っ!?お、おぉ、なんだ?」
やっべ、今すげぇ動揺しちゃったじゃねぇか。
「責任を、取ってくれるかしら?」
責任?ああ、なんだ責任ね。責任……………え゙っ
「見たでしょう?私の……む、胸とか…!」
「……はい、見ました」
「そう、見たのよね………し、下もっ…」
「ホ、ホントごめん」
「謝らないで頂戴………み、見ようとして見た訳ではないのだから」
「いやでも――」
「見た責任は、取ってもらうわ」
ああ、つまりアレか。自分のあられもない姿を見た責任を取れと。しかし―
「責任ったって………どうやって?」
「……そ、そんな事、自分で考えたらどうかしら?」
まったくこいつは―――桐乃もだが、どうも女というのは自分のしてほしい事を
自分からは言わない傾向がある。まぁこいつの場合、答えは結構簡単かもしれない。
……俺だってなぁ、いつまでもニブいまんまってワケにゃいかねぇんだよ。
なんたって、チューされちゃったしな!
「黒猫」
「……っ…」
黒猫の表情が一気に強張る。万一違ってたらどうするか…
ああ、もう構うもんか。言うぞ、言ってやるぜ!
「俺の、彼女になってくれ」
つづけ。
付き合い始めがこんなだったら面白いな、と思って書いてみました。
続きは今のところありませんが、このあとイチャコラしたり大介が噴火したりするんじゃないかと思います。
>>580 いいよいいよー
続き書くのなら読みたい
>>580 桐乃派だが2828しながら読んだ。GJ!
>>580 職人様マジ乙!
によによしながら読んでた
続きを待ってるぜ!
>580
GJ!
片手間で書いた出来がこれとか、職人すぎるぜ
続きかけるなら、また片手間でいいから書いてください
GJ!!!!!
続き待ってます!!!
十分ぐらいしたら投下するよ。注意書きをちゃんと読んでね。
・ストーリーなんてないよ。
・
>>580氏のエロ猫に触発されたよ。黒猫は恥ずかしがり屋さんだけど、ホントはホントにエロい子なんだよ。
・それなのに誰も黒猫隠語モノとか書いてくれないからいけないんだ。
・このスレを僕の大好きな足コキetc専用スレにするのが目標だよ。
・すぐ続きが書けるかはわかんないよ。
では、VTRスタート。
589 :
女王様・黒猫:2011/01/19(水) 00:27:19 ID:NJShNIHG
『私……先輩のためなら、なんだってできるのよ』
彼女が先日のピロートークの最中にそんな嬉しいことを言ってくれたので、俺はその言葉に甘えることにした。
「黒猫、踏んでくれないか?」
「……は?」
一拍置いて聞き返されてしまった。
これでも勇気のいる告白だったのに……頼むからちゃんと聞いていてくれよ。赤面するだろ。
しょうがない、恥ずかしいけどもう一度だけストレートに伝えよう。
俺は一つ咳払いをしてから、再び口を開いて言った。
「黒猫、踏んでくれ」
「えっ、ちょっ……い、いきなり何を言ってるの?」
「黒猫に踏んでほしい!」
「そうじゃなくてっ」
俺のベッドの縁に腰掛ける黒猫はなんだか名状し難い表情をしていた。
一体何が不満だと言うのだろう。デスクチェアを軋ませて足を組む。
「この前なんだってしてあげるって言ってくれたのは黒猫だろ?」
「い、言ったけど、だからっていきなり……顔を踏めなんて言ったら別れるわよっ」
あ、なるほどね。
あまりに言葉が足りなかったせいで、ハードな方へ勘違いしちゃったのか。
いつも冷静な黒猫だって、彼氏がいきなりどMになったら、そりゃあビビるってもんだよな。
ようやく合点がいった俺は、愛する彼女になるべく優しく語りかけた
590 :
女王様・黒猫:2011/01/19(水) 00:27:42 ID:NJShNIHG
「安心してくれ、流石の俺もまだそこまでの上級者じゃない」
「そ、そう。それならいいのだけど……」
「踏んでほしいのは股間だ」
「……短い付き合いだったわね」
そう言ってすっくと立ち上がってしまった。
額に汗を一筋浮かべて逃げようとした黒猫に、慌てて後ろから縋りつく。
「待って黒猫! 一度でいいから踏まれてみたいの! 後生だからお願い!」
俺の腕の中にすっぽり収まった黒猫は、かなり本気で暴れだした。
「ちょ、ちょっと、この痴漢っ、放しなさいよっ」
痛っ! 蹴るなよ! このドラ猫め!
なんでそんなに嫌がるんだ! 股間を踏めばいいだけなのに!
「ヤダッ! 踏んでくれるまで耳をペロペロしてやる!」
ここまで頑なに拒絶されるもんだから、なんだか俺までムキになってしまった。
やや乱暴に耳朶に歯を立てて、身じろぎをする黒猫を制す。
こうしてしまえばこっちのもんだ。
「きゃっ、ま、待って……くっ、ふぅんん、ん……や、やめ……!」
耳とその下の首筋は、黒猫の弱点の一つだった。
肩に顎を乗せ、雪も欺く真っ白な首筋をちろちろ舌でくすぐってやる。
下から上へと何度も丹念に舌を這わせると、黒猫はそれに合わせてびくびくと首をふるわせた。
息を吹きかけるように「黒猫、愛してるぞ」と言葉を注いだだけで、大げさなくらいに身体が跳ねる。
そのまま頬にキスしてやると、彼女の自慢の白磁の肌は、まるで火が灯されたのかのように、たちまち上気して赤らんでいった。
「どうだ、踏む気になったか?」
「ふっ、ぁぅ……んぁ、んっ……」
火照った首に口づけながら質問しても、黒猫はふるふるとわななくだけ。
ああもう。なんかもう返答なんてどうでもよくなってきた。
他人をオモチャにするってのは、こんなにも気持ちがいいんだなぁ(みつお)。
591 :
女王様・黒猫:2011/01/19(水) 00:28:26 ID:NJShNIHG
「ほれほれ、観念してにゃんにゃんしろー!」
「ふぁ、やっ……やめろ!!」
「にゃんっ!!!」
無防備な顔面を襲った無慈悲な衝撃に耐えきれず、とっさに黒猫を離して、ベッドへ尻もちをついてしまう。
俯いてるのに目がチカチカする。どうやら強烈なヘッドバッドを食らってしまったようだった。
「はぁーっ、はぁーっ」
「く、黒猫……」
ジンジンと痛む鼻っ面を抑えて顔を上げると、涙目で顔を真っ赤にした黒猫がいた。
「し、信じられないっ。あなたはいつからこんな変態になってしまったの!? 私の先輩を返して頂戴っ!!」
ぷりぷりと怒る姿も可愛いなぁ。
いかにも怒り心頭といった感じだが、俺を責めるのはお門違いだぜお嬢ちゃん。
「こんな魅力的な恋人ができたんだから仕方ないだろ。瑠璃が可愛すぎるのが悪いんだ!」
「――――っ! …………か、仮の名で呼ばないで頂戴……」
愛情いっぱいに叫んでやると、黒猫はボソボソと呟きながら俯いてしまった。
下の名前で呼んでやるといつもこうなっちゃうんだよね。
チョロい。だが、それがいい。
「な、なんでよ……なんでいきなり踏まれたいだなんて」
俺の脳内の瑠璃リンガルによれば、わざわざ理由を訊いてくるのはちょっと乗り気になってきたサイン。
「ベッドの上で見せてくれる可愛い白猫もえっちでキュートだけど、いつもの強くてカッコイイ女王様な黒猫も俺は大大大好きなんだ!」
ビクリと肩を震わせて茹で上がる黒猫。
しめしめ、もうひと押しで陥落だ。
592 :
女王様・黒猫:2011/01/19(水) 00:29:02 ID:NJShNIHG
「いつも無理矢理イジめちゃってるから、たまには黒猫の真の姿を見たいと思ったんだけどナー」
ホントは足コキされながら隠語責めされてみたかっただけなんだけどね!
「……確かに、最近のあなたの増長振りは目に余るわね」
自分を納得させるかのように、顔を赤くしたまま複雑な表情で頷く黒猫。
そんなこと言ったって、黒猫がいちいち可愛いのがいけないんだもん。
イケない姿を見るたびに、俺の威力棒で教育しなきゃと思っちゃうから。
可愛いものを可愛がる。それがしつけというものだ。
「……ど、どうしても踏んでほしいと言うの?」
距離感を測るようにおずおずといった様子で訊いてくる。そんなこと、言うまでもない。
「黒猫の圧倒的な脚線美に俺は心を奪われた。この気持ち、まさしく愛だ! Sっ気のあるいつものクールな黒猫に踏まれたり罵られたりしてみたいんだ! ああ、もう我慢できない! 読者さんにもそろそろブラウザバックされちゃうよ!」
思いの丈をぶちまけると、筆者がめんどくさくなったのか、それとも遠慮がいらないと判断したのか、黒猫も不敵な笑みをにわかに浮かべ、
「………ク、ククク。いいでしょう、人間…………あなたがそこまで言うのなら、私が手ずから“調教”してあげようじゃない」
とノリノリでベッドの上に乗っかってきた。
け、けしからん!
期待通りじゃないか!
まったくけしからん!!
「何をしているの? まるで愚鈍な豚ね……さっさと仰向けに寝転がりなさいな」
「あ、悪い」
そう言われるがままに仰向けになると、黒猫は何故か眉を顰めて見下してきた。
「悪い? あなたね、謝るときは“ごめんなさい”でしょう? 」
あ、あるぇー?
593 :
女王様・黒猫:2011/01/19(水) 00:29:39 ID:NJShNIHG
「いつもいつも、調子のいいことを言っては好き放題してくれちゃって……私だってね、いい加減あなたの行為には腹に据えかねていたものがあったのよ」
「えっと、黒猫?」
つぶらな瞳が笑っていない。これが噂の暗黒微笑……こ、怖いじゃない。
「……ほら、無様に許しを乞うてごらんなさい?」
……もしかして俺、ヤバい地雷を掘り当てちゃった?
「い、いつもやりたい放題してごめんなさい……」
恐る恐る謝ってみると、黒猫はくすりと笑ってから、俺の身体に覆いかぶさってきた。
そのまま片手で肩をベッドに押さえつけられる。早くも黒猫のペースだと……!?
「……ふふ、よくできました。素直な子は好きよ? それじゃあ、ちゃんと謝れたご褒美をあげる」
彼女の自慢の艶やかな髪が俺の顔へ贅沢にかかる。甘ったるい芳香が脳みそを突き抜けた。
「んっ! んん、む……ぅ……」
唇と歯茎、それにベロと舌裏にヌメヌメとした感触。
温かい固まりが口の中にそろりと入ってきて、俺の舌ともつれ合う。
いや、もつれ合うというよりかは、容赦の欠片もなく口内を蹂躙されたというのが正直な所。
そこには身動きができない俺を一方的に貪る獣がいた。信じられないことに、黒猫だった。
いつもは立場が逆なのにっ……! こ、こんなの俺の黒にゃんじゃないにゃん!
そんな抗議の声も上げられず、黒猫の唾液がだらだらと送り込まれてくるのを、俺は必死に嚥下するしかない。
「んんっ!?」
全身の毛が逆立って、背筋を寒気が通り過ぎる。
目を下に落としてみれば、黒猫が開いた方の手で俺の股間をさわさわと撫でているではないか。
その手つきはやけに挑発的で、ひどくじれったくて、腹の奥から灼熱のような肉欲が沸き上がる。
や、やばい、これはキク。俺は我慢弱いというのに。
視線を戻すと、発情した表情を浮かべた彼女と目がかち合った。
なんというエロ猫……これは間違いなく生粋のサディスト。
594 :
女王様・黒猫:2011/01/19(水) 00:30:01 ID:NJShNIHG
反撃しようと彼女のカワイイちっぱいや小さいお尻に手を伸ばそうとするも、その度に振り払われて、キャンタマをギュッと握りしめられる。
手を引っ込めると少し乱雑な愛撫が再開される。
軟硬交えたその外交手腕は、まさに飴と鞭といった風情だった。
しかも、手を出さなくても、キスに集中してないと直ぐおにんにんが圧迫されるという始末。
そんな風に愛撫と握撃を繰り返されるもんだから、チキンな俺はすっかり交戦意欲をそぎ取られてしまい、されるがままに口元を散々嘗め尽くされる。
途切れ途切れに漏れ聞こえる彼女の声の音色が、とても艶やかで、いつものそれと全然違う。
そんな発情した黒猫の桃色吐息に、不覚にも耐え切れないぐらい興奮してしまった。
最初は黒猫に責められつつ“責めたい”という欲求を溜めてから、隙を見て攻守逆転した後、溜めに溜めた欲望を一気にぶちまけよう――そんな呑気な計画は俺の理性と共に崩壊の一途を辿っていった。
ゴワゴワとした制服のスラックスの上から撫ぜられてるだけだというのに、先走り液がだらだらと流れ、下着を汚しているのが自分で分かる。
黒猫に押し倒されてからというもの、俺の股間のオバマ大統領は大激怒していて、デフコン1をビンビンに発令中だ。
こんな格好でチンポをおっ立ててると、マジで自分が本物の変態になったような気がする。高坂京介は紳士なのに……。
どれだけの時間そうしていただろうか。互いの唇や口の周りは、二人の唾液でふやけるぐらいにベトベトになっていた。
それでも熱心にキスを続けようとする俺を、しかし不意に押し戻し、ようやく顔を離した黒猫が言った。
「ふっ、覚悟して頂戴……今日はあなたに立場の違いというものを思い知らせてあげるから」
す、素敵です女王様ッ!
つづく。
後編はまだ書いてないよ。ごめんね。
試験期間中だからね。応援しててね。
これはGJwww京介踏まれすぎww
いい感じだ、期待してる!
>>595 おまいさんも生殺しはやめてくれ!
試験と黒猫、どっちが大事なの!?
>>595 楽園で更新してたから見たら、こんなものを書いていたとは……最高じゃないか!
続き超期待。
続き待ちが二つも…
まだ雪が残っててつらいのに!
早く書いてよね!
>>595 京介さんまじぱねぇっすwww
俺の威力棒ww中国製なのかwwww
桐乃ものも誰か頼む(´・ω・`)
>>595 理想郷だけでなくここでも出逢うとは……これは、運命というものだな
試験の息抜きなどで投下していただければ幸いですが、寒さもまだ厳しいので無理などをせず体調を崩されぬようにお気をつけお過ごしください
理想郷ってなんのことかと思ったら俺妹SS書いてた人なのね
読んでたのにメッセージ気付かなかったw
>>595 >俺の股間のオバマ大統領
時代が時代なら国際問題になるレベル
これが隣の半島の大統領なら(ry
7cmじゃなぁ…
それは文化祭での出来事であった。発端は昇降口での桐乃と黒猫の口論である。
「ちょっと、あなたが何でここにいるのか答えて頂戴。モデルの仕事じゃなかったの?」
「うるさいなぁ。バカ兄貴が卒業するまでに、高校の文化祭とやらを見ておきたかったの。
兄貴はどこ?屋台をおごってもらおうっと。」
「莫迦ね。先輩は今、クラスのお化け屋敷の最中よ。あと30分したら交代だから、
私と一緒に見学に回る予定なの。邪魔をしないで頂戴。」
「なんでアンタと。せっかく妹が来ているのだから、そっちが優先でしょ?」
だんだん大きくなる声を聞きつけたゲー研部員が連絡したのか、越前幸介は
3階にある3年生の教室から、ぬりかべの格好のまま飛び出すと、
「上から来るぞう!気をつけろ!」
と叫びながら、階段を駆け下りて昇降口へとやってきた。
「あ、兄貴、良いところへ来た。あたしと校内を回るよね。」
「先輩。約束通り、私と回るわよね。」
「どうせなら、一緒に回ろうぜい。」
「「却下。」」
越前の思いつきは瞬時に拒絶された。
「兄貴…」
「先輩…」
「「どっちを選ぶの!!」」
究極の選択を迫られた越前の目前を、クラスの友人が通り過ぎた。
彼の姿を見た越前の脳裏に稲妻が走った。
「せっかくだから、俺はこの赤城浩平を選ぶぜ!」
越前は独特の甲高い声で叫んだ。
「越前…俺でいいのか?」
突然の越前の告白に、浩平は戸惑いながらも、頬を染めてもじもじし始めた。
「そんな…兄貴…」
「まさか、先輩が…」
桐乃と黒猫の呆然とした声を瀬菜が上書きする。
「やっぱり先輩とお兄ちゃんは、お似合いだよ!」
こうして越前康介は赤城浩平との真実の愛を手に入れた。
しかし今、桐乃と黒猫の嫉妬が越前に襲いかかる…
パロディは良いのだが、名前くらいちゃんと改変しろよw
コンバット京介自重
今日のきりりんと黒猫のツイッターやべえ萌えるw
十分ぐらいしたら投下するよ。注意書きをちゃんと読んでね。
・理想郷なんて知らないよ。強いて言うならこのSSみたいなシチュが理想郷だよ。
・だからあんまり他サイトさんの話題はよくないよ。僕はただの性欲Z会なんだから。
・でも感想たくさんもらえて嬉しかったから奮発しちゃったよ。いつのまにかレポートがエロ小説と化していたよ。
・奮発しすぎて書き終えられなかったよ。足コキへの道のりは長く険しいんだね。
ではVTRスタート。
俺の愛する瑠璃たんは、実は極度の赤面症。
照れ屋さんだからえっちの最中はいっつも俺に流されるがまま。
おフェラはおろか手コッキングすら経験がない、鮮度の高い冷凍マグロ少女なのだ!
「ククッ、一体どうしたの? ……物欲しそうな顔してるけど、まだ満足できないのかしら」
だから四つん這いで俺に跨ってきたこの匂い立つような美少女さんは、俺の知ってる黒猫じゃにゃい。
そう。言うなれば彼女はエロ猫。
恥ずかしがり屋さんが開き直ると最強になるという好例である……!
回想終わり。
「折角ご褒美を上げたというのに、全くこの駄犬は……ほら、どうして欲しいのか聞かせて頂戴?」
あどけない顔が情欲に彩られていて、危うい色気を醸し出している。
俺の両肩を掴んで離さない小さな手からは、その興奮が伝わってくるようだった。
エロい! エロ猫エロ過ぎる! でら可愛いよ黒猫たん!
「も、もっと触ってくれ……ぎッ!?」
その時俺に激痛走る!
歯を食いしばって顎を引くと、黒猫の白い片膝が股ぐらに突き刺さっていた。
「“触ってくれ”? “触ってください”の間違いじゃなくて?」
ぶッ、ブラックホークダウンッ! ブラックホークダウンッッ!!
メダパニ状態の俺を後目に、底意地の悪い顔した黒猫は遠慮なくゴリゴリとチンコを膝で抉った。
「ごめんなさい! 触ってください!」
黒猫さん、堂に入りすぎです! 痛っ、痛いッ! もう堪忍して!
たまらず叫んでしまった俺を、いったい誰が責められよう。
「うるさいわね、耳元でいきなり大声を出さないで頂戴」
どういうことだ!? 責められたぞオイ!!
更に力が込められて、反り返ったペニスのお腹が折れた。
「いぎぃぃッ!?」
「豚のような悲鳴で大変結構……それで? 一体どこを触って欲しいの? ちゃんとはっきり言いなさいな」
まったくお約束上手なんだから! いいから早く足をどかしてェェェ!!!
「ちっ、チンコを! 俺のチンコをもっと優しく触ってくださいッ! お願いします!!」
既に俺の心とティムポは折れかけていた。
そんな恥も外聞もない必死の懇願を聞いて、初めて黒猫は頬を緩めた。
だが俺の急所はまだ制圧されたままで、その圧力でなんとか硬度を保っているだけの臆病マラ。
しっ、信じられないっ……いつからおまえはそんなドSになってしまったの……? 俺の後輩を返して頂戴……!
ああ、なんで踏んでくれなんて言ったんだろう……もしかして俺、馬鹿なんじゃないか。
……もう、情けないやら痛いやら、黒猫の変貌が悲しいやらで、涙が溢れて止まらない。
今さらそんな後悔をしながら、みっともなくグスグスと鼻を鳴らしていると、
「……そう、優しくして触って欲しかったのね」
重圧がフッと消えて、黒猫が俺の頬に手を添えた。
「……痛くしてしまってごめんなさい。辛かったでしょう?」
「く、黒猫ぉ……」
申し訳なさそうな微笑みを見せられて、心も幾分軽くなる。
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった俺の顔に、嫌な顔一つせず舌を這わせる彼女は、まるで子猫をあやす母猫のようだ。
よかった、いつもの黒猫だぁ……俺の胸に去来したのは、そんな暖かい安心感。
「うあッ」
同時に股間に優しい感触。視界の端で、彼女の右手が慈しむようにソコを撫でていた。
決して性感を促す手つきではないというのに、俺のバカチンポはムクムクと盛り上がってしまっていた。
布地が押し上げられるのに従って、羞恥心も膨れあがる。
そんな俺の股間に目をやり、ふふ、と深い笑みを浮かべる黒猫。
「私もあなたの飼い主として、よく頑張ったワンコにはちゃんとご褒美をあげなきゃね……」
耳元で吐き出された息には独特の湿り気と熱が篭っている。
情欲を隠しきれていない声で囁かれ、俺のワンコがビクビクと代わりに返事をしていた。
黒猫はそのまま俺に体重を預け、懐に潜りこむようにしてすがりつき、全身をこすり付けてくる。
身体に腕を回されたので、俺もそれに習って恐々と背中に手を回した。
「黒猫ぉ、ご褒美をくれないか……?」
ぎゅっと触れ合った部分から感じる少女の柔らかさ。暖かさ。
黒猫の汗やシャンプーの良い香りと、俺の粗野な汗の臭いが混じり合い、一体感を増していった。
好きな人の体臭っていうのは、どうしてこんなにも刺激的なんだろう。
柔らかい太ももが無造作に下腹部を撫で上げて、ビクッと一つだけ痙攣が走る。
胸元に顔を埋める黒猫の顔を覗き込むと、詐欺師のような笑みで見返された。
「それじゃあ……ご褒美にキスしてあげる」
えっ?
「ち、チンコに触ってくれないの?」
「それとこれとは話が別じゃない。どこかおかしいかしら?」
どこもかしこもおかしいよ! 読者さんも「うわ、散々やっといてまた次回に持ち越しかよ」って失望してるじゃないか!!
「大体、あなたの言う通りにしたら躾けにならないし、何より私が面白くないじゃない」
「そ、そんなぁ……」
あからさまに肩を落とした俺に、むっとした表情を作る黒猫。
「……私のキスじゃご不満かしら?」
「大満足です!」
つい小学生のガキみたいに元気すぎる場違いな返事をしてしまったが、黒猫は満足げに口元を緩めてくれた。
「……先輩、大好きよ」
途端にがばっと後頭部を押さえられ、黒猫の唇で無理やり口を塞がれた。
人間は重力には逆らえない。
俺は黒猫のなすがままに口内を荒らされ、唾液をかき回され、粘膜を蹂躙される他に術はない。
まるでレイプでもされてるみたいで複雑な心境だが、こんな情熱的なキスは初めてだ。
やっぱり踏んでくれと言ったのは間違いじゃなかったね!
ああっ、ビバ・エロ猫ッ!
つづく。
たぶん後2回ぐらいで終わるんだよ。僕も展開遅くてイライラしてるよ。
ちょっと文字数少ないけど許してね。お詫びに次はエロエロでいきたいね。
僕はレス乞食だからたくさん感想がつくと嬉しがるけど、
こういうSS書いてくれたらもっともっと喜ぶよ。
けしからんな。なぜ最後まで踏み通さないんだ?
>>622 他サイトについての話題をやめてほしかったけど
投下もなしにコテハンでレスするのは矜持に反すると思ったからだよ
でも調子に乗ってごめんね。次はまとめてドカンと投下するね
>>621 エロス、黒猫マジエロス
このままじゃあ京介さんが変態道を爆進してしまうw
625 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 02:30:35 ID:6PL0N1sX
参ったぜ
半勃ちのまま放置されてしまったぜ
>>623 真の変態なら、”踏まれること”のみに快楽を見出すだろう?って意味で書いたつもりなんだが、誤解させちまったみたいだ。
すまんorz
半勃ちのまま放置とかエロ猫様のお仕置きはキツいな…
俺のアンダーソン君がギンギンなんだが…
俺の股間のダームの塔からアドルが発射できないぞ!
早く続きを書いてくれ!!
これって今後攻守交替になったりするの?
願わくば最後まで女王モードの黒猫のまま京介を責め苛んでほしいものだ
631 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 11:06:44 ID:nJ4ShMPs
このスレドMが多すぎるだろww
黒猫に踏まれる>そんなに酷い事はしない初心者用
桐乃に踏まれる>変態行為がエスカレートする中級者用
あやせに踏まれる>命の危険を感じる上級者用
あやせの場合踏まれるというより摩り下ろされそう
黒猫、あやせ、沙織、加奈子、ブリジットにはいじめられたい
桐乃はいじめたい
瀬菜のおっぱいは揉みたい
リアはただただ優しく見守りたい
フェイトさんは養ってあげたい
ランちんは放置プレイ
全員いじめたい
あやせの場合って気がついたら立場逆転してあやせが受けにまわるだけだろ
ちょろいね
桐乃あやせ加奈子はちょろい弄られキャラであるべき
>>637 黒猫の逆だな
黒猫は基本的に受けだけど、突然攻めになる
なんか、シスカリのモバゲーが始まったらしいな。
ガイルをもじった決め台詞もあるとか。
地味子は調教済みだから弄り甲斐が無くてつまらん
何やっても喜びそうで萎える
全裸にリード付けて夜中に散歩してマーキングも余裕でこなすイメージ
黒猫に変態プレイを要求しまくって泣かせたい
あのタイプはぜったい、泣く・・・
特に好きな人からの踏んでくれ殴ってくれみたいなプレイは・・・
自分より弱い存在を泣かせたいとか思ったことねぇなぁ…
職場の使えない上司を八つ裂きにしたいと思うのは毎日だが
今、君だけ違う話をしているね
>>645 放置プレーを求めてるんだよ、察してやれ
647 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 02:58:41 ID:qHfadcIF
やっぱりか……orz
ドSな瑠璃ちゃんもいいけど
恋仲になったからって調子に乗ってセクハラしまくる京介を前に
マジ泣きしてしまう瑠璃ちゃんも捨てがたい
649 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 13:39:27 ID:j+CZpmrG
黒猫と付き合う
↓
あやせに呼ばれ、公園へ
あやせ「結婚してくれというのはウソだったんですか…」
ヤンデレ化
↓
黒猫「どういうことか説明して頂戴、先輩?」
黒猫とあやせによる京介の取り合い勃発
その頃
桐乃「うはー、兄貴のぱんつぅうううううう!!」クンカクンカ
>>648 瑠璃ちゃんは
黒猫→白猫→マグロ猫→エロ猫
と何形態もあるからな
ブリジットのイラストが誰かに似てると思ったらロックマンのロールちゃんだった
>>650 エロ猫はそこから更にM猫とS猫になるんだろ
1度に5度おいしい瑠璃ちゃんマジ堕天聖
>>649 ブリジット「お兄さん。絶対に見つからないところに誘導してあげますね。」
気がついたら成田にいて、気がついたら飛行機に乗って、気がついたらヒースローに。
ブリジット「えへへへ、ようこそ。私の国へ。パパも待ちくたびれているので、すぐに教会へ行きましょう!」
>ブリジット「お兄さん。絶対に見つからないところに誘導してあげますね。」
「お兄さん」の時点でもうこれがあやせの変装にしか見えない
ブリジットは舌足らずに「マネージャーさん」だろうが!!!!
ブリジットだと思って教会で結婚式して、いざヴェール上げたら出てきたのはあやせ
指輪交換の代わりに二人で手錠
まとめサイトの巡回してたら「俺と桐乃がぶつからなかったら」のシリーズがめっちゃいいところで止まってるから気になるんだが
育毛剤氏ーーーー早く続きを書いてくだされーーー。・゜・(ノД`)・゜・。
660 :
『声色』:2011/01/21(金) 23:44:36 ID:oFEKlisP
登場人物
高坂京介 高坂桐乃 黒猫 沙織・バジーナ 新垣あやせ 高坂佳乃
語り
高坂京介
黒猫の心情を書いてみました。
661 :
『声色』:2011/01/21(金) 23:44:57 ID:oFEKlisP
「今度の日曜、黒いのと沙織が来るかんね」
と、桐乃。
なんだよ。友達が来るから、俺に出て行けっていうのか?
あいつらと俺が顔を合わせたってどうってこと無いだろ。
俺は出て行かないぞ。
「それと‥‥‥あやせも来るから」
ごめんなさい。やっぱり出て行きます。てか、俺弱ッ!
「ナニ、キョドっちゃってんの?
別にアンタに会いに来るわけじゃないんだから。別に居てもいいケドぉ」
―――あやせに桐乃の趣味への理解を少しでも深めてもらうために、
あやせを黒猫と沙織に会わせるらしい。
でも夏コミの時にあいつらを見たあやせの印象は「すごい格好」だぞ?
一般市民だってあいつらの外見には抵抗があるだろうに、
あやせの潔癖ぶりじゃ、あいつらが視界に入った時点で拒否反応を示すだろ。
「少しずつ馴らしてあるから、その辺は大丈夫よ」
本当かよ。我が家で犯罪が起こるのはカンベンしてもらいたい。マジに。
日曜日。
「は、初め‥‥‥まして、新垣あやせ‥‥です」
「黒猫よ。そしてこの世での仮の名は五更瑠璃」
「沙織・バジーナでござる!」
あやせがものすごく引きまくっている。
こいつらとあやせはひとつしか年は違わないのに、あやせから見ると
とんでもなく年齢が、いや、生きる世界が違っている様子が良くわかる。
今日のところは、オタク二人にあやせを馴れさせるのが目標らしい。
「あらあら、女の子がこんなに大勢。あんた、変な気を起こすんじゃないわよ!」
お袋が妙な釘を刺しつつ、お茶と菓子を用意してくれた。
こういうことって桐乃がやっても良い気がするが‥‥‥できないんだよなあ。
662 :
『声色』:2011/01/21(金) 23:46:02 ID:oFEKlisP
時が経つとあやせも馴れて来たようで、普通に会話ができるようになった。
あやせは黒猫の透き通るような白い肌と黒い髪に、
そして沙織のプロポーションに目を奪われた様子だった。
そして沙織はあやせの清楚さに目を奪われた様子。
問題は黒猫だ。ただでさえ人見知りが激しく、あやせへの警戒を解こうとしない。
何も起こらなきゃいいが‥‥‥
―――そんな俺の不安は杞憂に終わった。
オタク二人とあやせを会わせて馴れさせるという目標は何とか達成したようだ。
とりあえず、あやせが暴れることも泣き出すことも無かったし。
「それじゃ仕事がありますので、先に失礼します」
帰りの挨拶には、今日家に来たときのようなオドオドした様子は全くなかった。
ひと安心だったな。
「拙者たちも御暇いたします」
沙織たちも帰るようだ。
――そうだ。沙織に借りていたモノがあったな。
二人に待っているように頼み、俺は自分の部屋に借りたモノを取りにいった。
そして部屋に入った瞬間、違和感のようなものを感じた。
‥‥‥? なんか部屋の空気が違ってねえ?
何が違う、とは断言できないが、何かがおかしい。
まるで誰かが部屋の中に入ったかのような‥‥‥
「ちょっと、頼み事があるんだけど」
「‥‥‥何かしら?」
沙織に借りたモノを返した後、黒猫を呼び止め、
俺の部屋の違和感のことと、あやせの性格のことを話した。
「つまり‥‥‥、ヤンデレ女があなたの部屋に潜んでいるというの?」
「うーん、確証があるわけじゃないが、あやせは俺を監視しようとしているし」
「要するに、あのヤンデレ女を追っ払うことができれば良いのでしょう?」
「ああ、そうだが‥‥‥できるのか?」
「この世界では、猫が鼠を追い出すのは容易いことは当たり前ではなくて?」
黒猫の口角がつり上がった。
で? 一体どうするつもりなんだ?―――と、黒猫? ドコに行くんだ?
663 :
『声色』:2011/01/21(金) 23:46:39 ID:oFEKlisP
リビングでお茶や菓子の後片付けをしている桐乃に悟られないように
黒猫は階段を上って行き、俺はそんな黒猫の後を追った。
黒猫は俺の部屋―――の前を通り過ぎ、
桐乃の部屋の前まで進むとドアを開け中に入った。
ちょ、何するんだよ?
「ではこれから、鼠を追い出して見せるわ」
黒猫のヤツ、一体何をするつもりだ? そう思った刹那、
「『ねえ京介ぇ、邪魔なみんなは帰ったし‥‥‥甘えていい?』」
ぐぅッ!
黒猫のヤツ、桐乃の声色を真似し始めた。実に似ている。魂入っているぜ!
「『とりあえず‥‥‥キ・ス・し・て』」
「(お前、ナニを言い出すんだよ?)」
「(演技をしなさいな。ヤンデレ女を追い出すためでしょう!)」
なるほど。桐乃と俺がただならぬ関係になっているように装って
あやせをいぶり出す作戦か。よし‥‥‥!
「半日ぶりなのに、永いことキスしてなかったような気分だな」
ゴトン
壁越しに物音が聞こえた。やはり、俺の部屋にあやせが潜んでいたのか。
「『半日キスしなかっただけなのに、そんなに寂しかったの?』」
「ああ、もう我慢できない!」
「『もう、やさしくしてね、いつものように』」
ガタン バタン ドタドタ
「フッ。酷い慌てようね。こんな簡単にいくとは思わなかったわ」
ガチャッ バタン ドタドタドタ‥‥‥
ドアを開けて廊下を駆ける音がする。すげー慌てっぷりだ。
「さあヤンデレ女の慌て顔を拝みましょう。やって来るわよ、3・2・1‥‥」
バンッ!!!
「あなたたち、一体何を‥‥‥!!」
勢い良くドアを開け、血相を変えて飛び込んできたのはあやせ―――ではなく、
お袋だった―――。
「お、お袋‥‥‥? そっちこそ何をやって‥‥‥!?」
「あ、えーっと、つまりその‥‥‥」
隣の黒猫の顔を覗くと、紅のカラコンで染められた瞳が点になった状態で
俺の腕に縋り付いてきた。
「なーんだ。瑠璃ちゃんとだったの!? もうおどかさないでよ!」
あのー、お袋殿、一体どんな誤解を? ってそのまんまだよな、きっと。
俺は額と背中に嫌な感じを汗をかき、黒猫は凄くバツの悪そうな顔をしている。
「みんな、アタシの部屋で何やってんの?」
部屋の入り口で桐乃が発した言葉で三人とも我に帰った。
「「「‥‥‥えーっと」」」
黒猫を送っている途中、さっきの騒ぎの反省会が始まった。
「それにしても、あなたって実の母親からも変態シスコンに見られているようね」
「んなワケねえだろ!」
「じゃあ、どうしてあなたの母親があんな様子で飛び込んで来たというの?」
む‥‥‥、反論できねえ。
御鏡が家に来たときも、桐乃に手を出したとか、鬼畜とか言われたもんな。
「それにあなた。『半日ぶりのキス』ってどういうこと?
まるで、半日と空けずに妹とキスをするのが当たり前のように聞こえたわ。
とんでもない変態兄ね」
「そ、それは、いきなり台詞を振られたからだろ。つい口から出たんだよ」
「無意識に出たというのなら益々如何わしい感じじゃなくて?」
「別に俺は、桐乃のことなんてどうも思ってないし、関係ねえよ。
アイツだって俺のことを嫌っている筈だし」
「本当かしら‥‥‥?」
黒猫に言葉攻めされると正直ツライ。
針の穴のような失言から突き崩されるからな。
「好き‥‥‥」
「ああ? なんだよいきなり?」
「何でも無いわ‥‥‥」
おかしなヤツだな。このタイミングで何を言い出すのか。
そう思った次の瞬間、俺の耳に入り込んだ声に俺は動揺した。
「『好き‥‥‥』」
ハッ!として周囲を見渡したがどこにも桐乃は居なかった。
そうか、今の声色は黒猫だよな。おどかしやがって。
文句を言おうとすると、紅い瞳と目が合った。
紅い瞳の黒猫は気のせいか、少し寂し気な表情をしていた。
『声色』 【了】
>>664 これはうまいなー、そして面白いなーwwおかん何してはんのwww
GJでした!!
ガンバレ黒猫・・・
>>664 これはいい。しかし、最後のオチ、あやせの声色をかぶらせたらホラーになってもっと面白かったと思うんだが…。
くっ・・・・寂しげな黒猫を見て、悲しくなったはずなのに下半身が熱くなってたまらない
ごめんよ、情けない俺を許してくれ
よかった、ベッドの下に潜むあやせはいなかったんだ
まぁ天井に張り付いてたんだがな
| い ず れ に し ろ |
\ 緊 急 事 態 だ ッ ッ /
 ̄ ̄ ̄| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / ̄ ̄ ̄
|/ |/ |/
, r:'':´ ̄``'''ー=.、、 , r:'':´ ̄``'''ー=.、、 , r:'':´ ̄``'''ー=.、
/:::::::::::::::::::::::::::::: : :/:::::::::::::::::::::::::::::: : :/::::::::::::::::::::::::::::::::::::\、__
/ ::::::::::;:-=ニ_;;;::: : :/ ::::::::::;:-=ニ_;;;::: : :/ ::::::::::;:-=ニ_;;;::::::::::::::::::::\`ヽ、
/ ::::::::::r'゙ 舌 ゙lY;:i/ ::::::::::r'゙ 歯 ゙lY;:i/ ::::::::::r'゙ 唇 ゙lY;::::、::::::::::::::::::\;;`'ー=、._
./::::::::::::ミ゙! タング.,|Y/::::::::::::ミ゙!.トゥース,|Y/::::::::::::ミ゙! リップ ,|Y=;_:`ヽ;:::::::::::::::::::\;__:::::)
l :::::::::::::::゙入三,ノノ'l :::::::::::::::゙入三,ノノ'l :::::::::::::::゙入三,ノノ'::::::::`'ー`=、::::::::::::::::::_;/
.\:::::::/´;:r゙'''_二ニ\:::::::/´;:r゙'''_二ニ\:::::::/´;:r゙'''_二二_`'ー-:、:__::`'ー--,ァ<゙
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゙'ー''゙l,`ー''´~|_.::;:、` ゙'ー''゙l,`ー''´~|_.::;:、` ゙'ー''゙l,`ー''´~|_.::;:、`''ー-‐'´ :::;'::::::ト:' l,
';、 .i' )r'::::::. . ';、 .i' )r'::::::. . ';、 .i' )r':::::: :::::::::::l::: ト:、._
.. |゙': ゙,ニ;;ェ、 :|゙': ゙,ニ;;ェ、 :|゙': ゙,ニ;;ェ、 ::::::::::ノ:: |:::::゙、`ァ'''ー.、._
゙、 ゙`l'ー‐',`ー''’ :::゙、 ゙`l'ー‐',`ー''’ :::゙、 ゙`l'ー‐',`ー''’ :::::/:::::: /:::::::::\!、(二)::
.. ,.rlヽ .:`~´ ::::::::::;;r,.rlヽ .:`~´ ::::::::::;;r,.rlヽ .:`~´ ::::::::::;;/:::::::::::/::::::::::::::::::\`ー=:
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..=彡'´i:::_,,..、-‐;'二゙=彡'´i:::_,,..、-‐;'二゙=彡'´::::::/: :::`ー-‐'''´::::/:::::::::::/ ::::::::::::::::;;::-'''´::::::::::
.;´::::: :,./‐''''゙ ̄::::::<;´::::: :,./‐''''゙ ̄::::::<;´::::::::::::::l:: :::';::::::::::::::/:::::::/:\::;;::-'''´:::::::::::::::::::::::
^`、/':::::::::::::::::::::::::::`、/':::::::::::::::::::::::::::\:::::/|-.、,__ ::';:::::::::/ :;/:::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::
すまん、誤爆。。。
強ち間違っちゃいない
あやせに埋められに来たのかと思った
自白しなきゃ、誰も誤爆だと思わなかっただろうなw
黒猫が京介宛のラブメールを桐乃にワザと誤送信して
「ごめんなさい、間違えたわ」
と追送信しながらニヤリ
>>678 激高して京介の部屋怒鳴り込んでオナニー目撃するところまで見えた
>>678 激昂して京介の部屋に怒鳴り込んであやせとのエッチを目撃するところまで見えた
681 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 09:08:52 ID:Psvp00c8
\使って〜!!/ \使って〜!!/ \使って〜!!/ \使って〜!!/
∠⌒`ヽ ( ̄ヽ□=
゙゙゙ヽ..::::| ̄ ̄|┐ ./| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|||||| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\__ §
/⌒.ソ´ヽノ´ヽ.ノ´ヽノ⌒ヽ、}::::::| |├||| | ◆§ ‡|工工| |└─┐.ノ
/ :∧ οヽ_οヽ_οヽ_:::ο.|::::::| |├||| | :::::::::::::::::◆§::::::::::::::::‡|工工|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|┌─┘
..(:_ ,,::ノ─ヽ._ノ゙ヽ.._ノ゙ヽ._ノ\.._人::|___..|┘ .\|_________||||||________/´
n(´;ω;)η n(;ω;`)η n(´;ω;`) (;` )
\ `つ ⊂´ / \ |) (⊃⌒*⌒⊂)
U´ `∪ しーJ /__ノヽ__)
初めて見たこんなAAwww
黒猫とあやせが競いながら京介のを艶(つや)やかな黒髪でコスってます
いつの間にかブリジットも参加して、沙織の指導の下艶(あで)やかな金髪で一所懸命こすこすしてます
やっぱり長い髪は最高ですね
桐乃「何であたしは参加不可なのよふざけてんの!?」
京介「染めてる髪に興味ねーよ」
染めると髪が痛むからなぁ
>>683 あわてて黒髪に戻して参戦する桐乃
しかし三人部の髪に巻き付かれてて、スペース無し…
…そうだ…何も巻き付けだけが髪コキに非ず…
「鈴口から髪で尿道責めっ!」
異論反論お待ちしてますw
枝毛がチクチクして痛そう
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれはトイレで用を足そうと思ったら紙がなかったんだ。しかたねえからティッシュペーパーを使い
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 使い終わった後、妹の生理用品のごみ袋に入れたんだ。』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をしたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 催眠術だとか超スピードだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
おしっこし終わった後は黒猫に舐めとって貰うのが礼儀だろう
十分ぐらいしたら投下するよ。注意書きをちゃんと読んでね。
・先に言っておくけど、続くよ。有言実行できないでごめんね。
・よくわかんないけど十数レスだから連投規制に引っ掛かるかもしれない。
・10分前後音沙汰が無かったら何もなかったように雑談を再開してね。
ではVTRスタート。
黒猫の機嫌はホントに猫のようにコロコロと変わるので、たまについて行けない時がある。
そう、例えば今とかだ。
「許可なく気安く触らないで頂戴」
ひとしきり口の粘膜を蹂躙されてまた口元がベトベトになった後、首に回していた腕が急にぺしっと振り払われた。
黒猫はまるでゴミを振り落とすようにパンパンと肩の上を払う。
こ、こんちくしょう……自分の彼女に触るのにも許可がいるのかよ……!
俺は黒猫を恨みがましい目で見つめていたが、それに気付かれ睨み返されると、条件反射でキンタマがヒュンとなってしまった。
「あなたは本当に立場の違いというものを分かっていないようね」
「ご、ごめんなさ……――ハッ!?」
謝罪の言葉が口をついて出たことに愕然とする。
もしかして俺、調教済み……?
戦慄している俺を余所に、黒猫は身体を離して四つん這いに戻った。
「ホント邪魔な手。どこかにノコ切れるモノは……」
「せめて縛るぐらいにしてくださいっ」
こえーよマジで! 冗談で言ってるんだろうけど、マジでやりかねない人が知り合いにいるから困る。
しかし、そうして身を竦ませる俺を無視して、黒猫はニタァと口角を吊り上げた。
「あら、そんなに縛られたいの?」
よ、用意周到すぎて逆に怖いよ!
「さ、触らないから縛らないで……」
忘れてはいけない。踏まれたいと言ってしまったが為に、俺の海綿体は壊死させられそうになったのだ。
それに手を縛られてしまったら今度また何かあった時にマジで抵抗できないジャマイカ。
ただでさえ素人の緊縛は危険だというのに……。
「嫌よ、縛るわ。あなたの願いは基本的に聞いてあげないと言ったでしょう?」
それなら聞くなよ! おお、もう、理不尽すぎて涙が出そうだ……。
一体どこで選択肢を間違えたというの……冒頭シーンまでクイックロードさせて!
「ねえ……どうして縛られたくないの……?」
このエロ猫は俺の気持ちなんてつゆ知らず、体側に伸ばした俺の両手を押さえつけてから色っぽい顔を近づけてきた。
股間に腰がゆっくり落とされ、反り返ったナニに体重がかかって高い体温が伝わってくる。
何枚もの布に遮られているはずなのに、互いの性器が擦れ合っているのがわかってしまう。
「ふふ、ビクビクしてるじゃない……本当は縛られてみたいんでしょう?」
確かに、身動きを取らなかったのは物理的な問題だけじゃなかった。
黒猫が前後に腰を揺すると、負けじと玉袋がせり上がり、頑健な肉棒が反射的にビクついてしまう。
ぷにぷにの恥丘で股間が強く圧迫されて、痺れるようなジンジンとした感覚が下腹部に広がっていく。
そんなことされたって俺は……俺は…………じ、じれったくて気持ちイイッ!
ってバカ! こんな安っぽい色仕掛けになんて、俺はぜーったいに騙されないんだからねっ!!
「ホントにホントに縛られたくなんて……んむっ!?」
両腕を押さえられたまま乱暴にキスされ、視界が淡い桜色に火照った肌で塗りつぶされた。
すぐに柔らかい舌が歯の間から割って入ってきて、口の中で吐息が混じり合い、黒猫の匂いと味で一杯になる。
「んっ、んふうっ、うんっ」
ぴちゃぴちゃと下品な音が部屋に響き、黒猫に五感の全てを奪われる。
肉槍が鋭利さを増すのに反比例して、思考はだんだんと鈍らになっていく。
しばらくお待ちください……ただいまテコ入れが行われています。
「――――んっ、ぷはぁ………………で、結局どっち?」
「……………………や、やっぱり縛られてみたいですぅ」
ち、違うのよ……これは黒猫に無理やり……。
「“縛られてみたい”?」
強圧的なその声に、俺のチンポがビクッと震えた。
「し、縛ってください……」
し、死にたい……俺は涙目で何を言ってるんだ。
人間としての尊厳を自ら損おうとするこの宣言……こいつは誰がどう弁護しようと変態の誹りを免れ得まい。
「大の男子高校生が “縛られたい”って、あなたね、自分の言っていること分かってる? ああ気持ち悪いわ、こんなモノちょん切ってしまいたい……彼氏を去勢できる法律ってないのかしら」
お隣の独裁国家でもそんな法案は通りません!
「い、痛いのはもうやだ……」
そんな言葉とは裏腹に、再びお尻で俺の基本的チン権がぐりぐり弾圧されると、股間の米軍のプレゼンスは否応なしに高まっていく。
恐怖と快楽で肛門の筋肉が引き締まり、俺の雄心が黒猫の秘所をノックすると、彼女はその反応を楽しむように、より圧力をかけてくる。
「アソコをこんな硬くして、私にこすり付けて……本当に度し難い変態ね。厭らしい、生きてて恥ずかしくはないの?」
「ううっ……」
こ、擦りつけてるのはおまえのくせに……。
羞恥の炎を煽るように耳に吐息を吹きかけられて、俺の顔が熱を帯びる。
どうやら黒猫は俺を辱めることにかけては天賦の才を持っているようだった。
「もし“五更さんの彼氏はマゾヒストだ”という俗言が広まって、私まで変態だと思われたらどうするのよ。現状、ただでさえセクハラ男の彼女だという不名誉な風評が立っているのだけど。ねえ、どうしてくれるの?」
「痛っ……あ、ああっ!」
制服の上から無造作に掴まれたチンコをギリギリと捻り上げられて、心拍数が跳ね上がっていく。
「迷惑なのよ、あなたみたいな下種が彼氏だと。私の評判を落としてまで踏まれたい、縛られたいだなんて言うのかしら、この変態。ほら、答えてごらんなさいな」
「ひぃっ、ごめ、ごめんなさい! ごめんなさいっ!」
股間も痛いが心も痛い。黒猫の歪んだ顔からは悪感情がにじみ出ていた。
心身ともに責められて、俺のライフゲージが目減りしていく。
「……なんてね。あなたは私の自慢の愛犬よ。迷惑だなんて、全然思っていないから」
心に暖かいものが広がって目頭が熱くなる。
持ち上げられてから落とされるより、落とされてから持ち上げられる方が、より心が不安定になるものだ。
陰茎を支配していた痛みは嘘のように引いていたが、代わりに鼻の奥がツンとなった。
「でもね、あなたみたいな盛りのついた犬はやっぱり放置しておけないの……だから、他人に迷惑をかけないように、飼い主がちゃんと躾けないと」
心底仕方がなさそうに言いながら、黒猫は俺のワイシャツのボタンを器用に全て外していった。
下着のTシャツごとひっくり返すように背中に回され、手首のあたりまで脱がされる。
思っていたよりソフトな緊縛だが、こうして仰向けになっている限りはベッドとケツの間に挟まれたシャツに拘束されて、腕を動かそうとしても腰から手首が離れない。
こうなってしまっては、全ては黒猫の胸三寸だ。
「ひっ」
心臓を鷲掴みにされたようになる。
黒猫の冷たいすべすべおててが俺の胸を這いずり回り、脇腹、鎖骨、首筋と撫で上げてきた。
背筋とチンコに走るこの悪寒は、肌を刺す部屋の冷気か、それとも冷酷な視線のせいか。
半裸で上体を晒す俺と対照的に黒猫は制服で身を固めたままで、それは彼女の言葉通り、まさに立場の違いを表していた。
「いつもいつも、可愛い女の子に鼻の下を伸ばして、いい顔をして、色目を使って……ご主人様をヤキモキさせるなんて飼い犬失格。今から調教し直してあげるわ」
「お、俺はそんな……痛ッ?!」
頬に手を添えられたと思ったら、がりっと首筋に歯を立てられた。
まるで獲物を仕留めた肉食動物のようにがじがじと肉を齧る黒猫。
「フン、口答えしないで頂戴……虫に刺されたなんて言わせないわよ」
黒猫は甘い鼻息を漏らしながら噛んだ痕を舌でなぞった。
表皮から浸透してくるくすぐったさの中にある痛み。
その軌跡が描くものは断じてキスマークなどという生易しいものじゃない。
コレぜったい歯形残ってるよね! 桐乃や麻奈実に見られたらなんて言い訳すればいいの!?
「ひん!」
強烈無比な打撃が股間を直撃。黒猫の握りこぶしが俺の主砲をブチ抜いていた。
テロ実行犯を涙目で見やると、なんかマジで不機嫌そうな顔をしてやがる。
「……いま別の女のことを考えてたでしょう」
「しょ、しょんなこと……」
なんで分かるの!? 沙織じゃあるまいに、おまえにニュータイプの素質なんて……。
「あひん!」
再び打ち下ろされる無慈悲な鉄槌。流石の俺も歯を食いしばって黒猫を睨んだ。
モノローグを読むんじゃないよ! 俺には内心の自由すらないのか!
「……生意気な目。どうやらお仕置きが必要なようね」
黒猫は極めて無感情な顔で、体を滑らすように俺のヘソの下まで退いていく。
そして俺の股間に顔を寄せ、ベルトの金具に手を掛けてから口を開いた。
「……これであなたを叩いたらどんな声で啼くのかしらね」
おまっ、なんて恐ろしいことを……!
「お、お願い……鞭打ちは勘弁してください……」
「あなたの意見なんて聞いてないわよ」
そう言ってベルトが外され、しゅっと引き抜かれた。
なんで反抗的な素振りを見せてしまったんだろう……そんな激しい後悔に襲われる。
直近の無残な未来を予想して頬を引き攣らせる俺に、しかし、黒猫は優しい微笑みを向けた。
「安心して、痛いことはもうしないから」
次いで、かちゃりとズボンのホックが外されて、あむっと薄桃色の唇でファスナーの引き手が咥えられる。
ちいいい、と小さな音を立てながらスボンのチャックがゆっくり開かれた。
「……そう、あとはずーっと気持ちいいだけよ」
熟れきった果実のような異常に甘く湿った声。
実は職業で高校生を演じていて、中には大人の女性が入ってるんじゃないかと勘繰ってしまう。
否応なしに期待が高まり、かつてないほど激しく硬く股間の一物が膨れ上がった。
変態イベントを期待していた皆様ッ、大変長らくお待たせしました!
「もう、こんなに大きくして……ホント、いやらしい」
くっきりとそのシルエットが浮かび上がったボクサーパンツを鼻先に迎えて、黒猫の上気した頬はもっと紅潮し、つぶらな瞳がますます潤む。
あまりにもえっちなその表情に、節操のない分身が物欲しそうにひくん、と震えた。
間近で陰部を観察されてる。
言葉にすればただそれだけなのに、腹の底からは恥ずかしさとも性欲ともつかない熱い滾りが沸き上がり、下腹部の筋肉が変によじれた。
股間のテントがぴくり、ぴくりと跳ねまわり、その度にぴっちりとした下着に押し戻される。
そんな様子をつぶさに見ている黒猫は淫靡な笑みの色を深めていった。
「あらあら……触ってほしくて仕方がないのね。ずいぶん可愛いおねだりじゃない」
「お、俺のイチモツが、そんなに可愛いわけがない……」
とことん嗜虐的な言葉を浴びせかけられ、うめき声を上げるしかない。
しかし忸怩たる思いを隠せない俺の表情など一瞥もされず、肉欲の膨らみにひたすら視線が注がれる。
そして、黒猫は熱に浮かされたようにふらふらと鼻を近づけたかと思うと、
「ちょっ……?!」
いきなり股間に顔を埋めた。
「んふー……」
ま、まさかここにきてクン化してしまうというんですか!?
黒猫はかまぼこ状の膨らみのすぐ脇に口と鼻を深く押し込み、すー……、はー、すー……、はー、と無心に深呼吸を繰り返している。
は、恥ずかしい……こうもまざまざと下着の臭いを嗅がれると、ホント無性に恥ずかしくて堪らない。
「……はぁ、すごい匂いね。あなたのこんな匂いを嗅いでいいのは私だけ……なんだか、癖になってしまいそう」
少し顔を上げてそう言った後、黒猫はさっきより強く鼻を股間に潜りこませ、足の付け根をまさぐった。
俺の怒張に鼻を寄せては愛おしそうに頬ずりをする黒猫。
愚息が擦りあげられるたびに突起が飛び跳ねて、その反応に誘われるように黒猫はやわらかいほっぺを押しつけてくる。
すんすんと鼻を鳴らしては身をよじり、隆起したモノにじゃれついてくるその姿は、まるでマタタビをもらった猫のようだ。
「黒猫……ずげぇエロいよ」
とろん、と溶けきったその双眸が獣欲で覆われていて理性の光はまるで見えない。
はあはあと息を荒げながら内股を擦りあわせる様子は、まさに発情した雌猫そのものだった。
「……失礼なことを言わないで頂戴。あなたなんて、こんなにカチカチになってるくせに」
黒猫は茹った顔のまま俺の方へと身を乗り出して、右手で玉袋を下からすくうように包みこんだ。
「うっ、ああっ」
袋の付け根を四本の指先で軽く何度も掻かれ、つつ、と裏筋をなぞり上げた人差し指の腹が、山のてっぺんでピタリと止まる。
そこは先走り液によって布地が濡れて黒ずんでおり、光を鈍く照り返していた。
「お漏らししてるじゃない……もしかして興奮して感じてしまったの? まだ触ってもいないのに……」
グロテスクな肉の塊を布越しにグリグリと虐めてとても楽しそうな顔の黒猫。
「とんだ早漏ね。情けないオチンチン……いつもシコシコしているからよ」
少しも恥らう様子もなく、自然と言葉責めを実行できる俺の彼女。
もしも第二外国語に隠語があったら履修即単位は間違いあるまい。
この子供のような小さな口から淫猥な言葉が吐きだされているのを見ると、黒猫を汚してしまったようで興奮する。
「ねえ、いつもどのぐらいの頻度でオナニーしてるの?」
「えっと、たしか週に一回ぐら、いッ!?」
グッと爪を立てられる。
「嘘おっしゃい。本当のことを言わないと、尿道に親指突き立てるわよ」
「ふ、二日に一回です!」
正直に答えると俺の相棒は解放され、下着越しに亀山君の頭がいい子いい子となでなでされる。
間接的な愛撫だが、ズボンの上からよりもはるかにクリアな感触に亀頭がぷっくり充血していった。
「……意外に多いのね。オカズは?」
「も、もちろん……いつも黒猫に決まってるだろ」
「へえ……」
ごめんなさい、半分嘘です……男なら分かるだろうけど、自慰の自の字は自由の事。
そりゃ黒にゃんとの情事を思い出しながらするマスターベーにゃんもまた格別だけど、実際オナネタはその時の気分によるのだ。
「それならあなたにオナ禁を命ずるわ」
「はいぃ!?」
「あら、私をオナペットに使ってるのなら別にいいでしょう?」
まるで俺の嘘を見透かしたような、小悪魔染みた笑みだった。
こ、このS猫は、俺のささやかなプライベートタイムまで奪おうというのだろうか……。
「……なによ、私とのえっちだけじゃ足りないというの?」
「うっ、そういうわけじゃなくて……」
そ、そんな拗ねた顔されたって……。
もしオナ禁・誓いウォーカーになったとしても、時間が経てばダースベキダーになってちゃうんだもん!
「……もういい。それならその気にさせてあげる」
そう言って、俺の耳元に顔を近づける黒猫。
輪郭を確かめるような手つきで、隆起した黒いパンツに白い指先が絡みつく。
「くすっ…………痛めつけられて、縛られて、罵られて……それなのにこんなに固くするなんて」
耳元で囁かれながら、やわらかな手のひらでクニクニシュコシュコと軽く扱き始めた。
「よっぽど虐められるのが好きなのね……どうせこんな風にされたら、きっと妹にだって欲情するんでしょう?」
「あっ、ああっ」
ようやく辿りついた本格的な愛撫に、どっと熱い塊が海綿体に流れ込んだ。
下着がチンコの裏面を擦り、ゴワゴワとした感触が無理やり性感を高めていく。
一定のリズムで上下に擦られると、たまに下着の裏地がカリ首に引っかかって、その度に腰が跳ねそうになった。
「あなたは私のモノなのよ? だから、あなたの下半身も私がちゃんと管理しなきゃ」
「うあっ……そっ、そんな理屈っ……」
「論理じゃなくて、これは感情の問題なの。……あなたが私以外の女に心を奪われていたら、一秒だって我慢できない」
たまらない。
女としての独占欲をありありと見せられて、俺のチンコは嬉しい嬉しいと叫んでいる。
だんだんと扱く力と速度が上がっていき、摩擦による痛みと快楽がごちゃ混ぜになって陰茎を満たしていった。
「ッ……くろっ、ねこ……そんなに、されたら、もうっ」
このまま出してしまったらパンツが汚れてしまうので、下着の中では放つまいと必死に我慢する。
だが、下腹部に力を込めると律動した肉棒の先端が強く布地に擦られ、不規則な刺激にビクリとまた跳ねて……。
そんな必殺コンボにハマって、どんどん整いゆく射精の準備。
「情けない顔……すごく素敵よ」
「くっ、ああっ……!」
その乱暴な手つきには、もはや手加減の欠片もない。
亀頭が下着に擦れまくって、布に連動して柔らかい表皮が芯の上を滑りだすと、いよいよ限界が近づいてくる。
尿道からは先走り液が強制的に絞り出されて、黒ずんだシミが広がっていた。
「や、やばいって! う、くっ……もう、出るっ……!」
出したくないのに、身体は勝手に反応する。
ついにチンコが不随意に痙攣しだし――
「くくっ、残念でした」
黒猫の手が突然止まった。
「え……? あっ、うぅッ!?」
そして絶頂を目前に控えて最高に敏感になったところを、黒猫は布越しにさわさわと撫でてくる。
陰茎は溜まった物を吐きだそうとしつこく脈動を繰り返すが、精液は陰嚢に溜まったままだ。
「ちょっとぐらい我慢なさい……だって、肉欲に駆られるまま必死に腰を振るあなたって、最高に可愛いんだから」
黒猫は俺の首筋に顔を埋めたまま、俺のパンツのなかに上から右手を突っ込んだ。
まるでワイングラスを持つようにして、二本の指の間に下から掬われ挟まれる感触。
先走りを馴染ませるように、亀頭の上で彼女の親指の腹は円を描きだす。
「なにも私とセックスする時まで精液を溜めていなさいというわけじゃなくて……もちろんそうしてくれたら嬉しいけれど……オナニーしたくなったら、私が搾り取ってあげると言っているのよ」
最も敏感なところを撫でられ、亀頭に血が流れ込み張り裂けそうなほどパンパンになる。
鈴口から零れるぬるぬるの液を掬っては全体に塗し、その刺激でまたカウパーが溢れだした。
土踏まずが熱くなって、グッとつま先を丸めてしまう。
「粘ついてくちゅくちゅいってる……ほら、あなたにも聞こえるでしょう?」
いきなり耳の中に入ってきたのは、ぬるっとした熱い黒猫の舌。そのまま俺の耳を吸い、舐め、嬲りまわす。
くちゅ、くちゅ、とわざとらしく音を立てられ、全身の性感が研ぎ澄まされていく。
黒猫はその間にも、俺のジョイスティックをウメハラ持ちで弄ぶ。
「こ……れっ、やば、いっ」
脊髄をかけぬける激烈な快感に体を反らせると、手首がぎゅっと絞められて拘束されていることを改めて実感する。
二本の指で皮を根元に引っ張りながら、露出した亀頭をひたすら親指で責めたてる黒猫。
射精を促すものとは趣が違う、自慰では決して味わえない暴力的な快感に思わず声が漏れだしてしまう。
「一体とこが気持ちいいのか、いつイキそうになってしまうのか……あなたの反応を見れていれば、私の“眼”にはわかってしまうのよ」
その言葉通り、根本を挟む二本の指が不意に上下しだして簡単に射精までもっていかれそうになるが、ぎりぎりのところで動きが止まる。
「ね、素敵でしょう?」
そして、先走り液でコーティングされた亀頭の丹念な研磨が再開される。
時折思い出したかのようにいきなり竿を扱かれ、絶頂に達する一歩手前で押しとどめられること数度。
「ひっ、はひっ――く、くろねこぉ……もう、もう、イカせてくれよぉ……あっ、ぐぅぅ」
すっかり参ってしまった俺は、乾燥して粘ついた咽から懇願の声を振り絞った。
「じゃあ、もう一人でオナニーしないって約束する?」
「するっ、するからっ……」
黒猫は俺の真意を確かめるように、わざわざ顔を真正面から覗き込んできた。
色欲に曇ったその瞳の奥には、情けない顔をした俺が見える。
「ふふ、お願いする時は何と言うのだったかしら?」
「い、イカせてくださいっ、お願いします!」
そんな恥も外聞もない叫びを聞きとげた黒猫は、にやりと笑ってから俺のチンポを五本の指で握り直した。
「それじゃあ……お望み通りイカせてあげる」
ぐちゅぐちゅぐちゅっ、とすっかり汁まみれになったぬるぬるのペニスを一気に扱きたてられる。
小さい手のひらが、信じられない勢いで亀頭とカリを擦り上げ、まるで熱湯に溺れているようだ。
腹の底で快感が爆発して全身がゾクゾクと震え、散々焦らされた俺はあっという間に上りつめた。
「ああっ、い、いくっ、いくっ!!」
腕が暴れて手首がギチギチ締め付けられ、背骨が折れそうになるほどのけ反って腰を浮かしてしまう。
快感に耐え切れず頭が後ろに反り返り、喉が伸び切り、顎が天を衝き……俺はついに絶頂を迎えた。
だが、射精は許されなかった。
「ひぎッ!」
黒猫が竿の根元をぎゅっと握り込んだのだ。
行き場を失った精液が尿道の中で暴れ回り、突然の痛みに喉の奥で呼気と吸気がぶつかった。
未だに肉棒をキツく握り締めている黒猫を涙目で見やる。
「にゃ、にゃんで……?」
息切れしながら訊ねると、黒猫は最高に底意地の悪い笑顔を見せた。
「あら、イカせてあげるとは言ったけど、出させてあげるとは言ってないわよ?」
え、えッ、エロネコォォッッ!!!!
内心で血涙を流しながら:(;゙゚'ω゚'): みたいな顔をする俺を尻目に、艶めかしい仕草で立ち上がる黒猫。
「だって、あなた踏んでほしいんでしょ…?」
黒猫は後ろの壁に軽く寄りかかり、紺色のソックスに包まれたちいちゃな右足を俺の股間に乗せてから言った。
「あなたの最初のお望み通り……パンツの中をグチャグチャにしてあげる」
つづく。
やっぱり長くなったから後一回だけ続くんだよ。ごめんね。不慣れな連投と規制でグダるのが怖い。
というのは嘘だよ。書いてる途中にマスターベーにゃんしちゃってちょっと充電が必要なんだ。
誰かこういう責められSSを書いておくれ。
乙
改行多くていいね
ふぅふぅふぅふぅふぅふぅ
ふぅ
ふぅ
ふぅ
ふぅ
ふぅ
ふぅ
ふぅ
ふぅ
ふぅ ふぅ
ふぅふぅふぅふぅふぅふぅふぅ
キメェよww
俺も黒猫様に調教されたひ…
>>703 そう、踏まれるならやはりそうでなくてはw
なんかこれならこの作品じゃなくてもいいような気がしてきた
なんだそれなら君がこのSS読まなければいいだけだね
書き手自身もそう言ってるじゃん
2人ともキャラ変わりすぎで別人な気もするけど
非常にエロいです
712 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 03:38:10 ID:Mp1T1zUg
ふぅ、意外にさぁ
京介が犯される同人って少ないんだよね
意外なことに
あやせさんなら・・・あやせさんならやってくれるはず!
あと、きりりん
実際きりりんが京介犯す同人は、何冊か見た気がする
>>710 >>このSSを読まなければいい
読まなきゃ判断できんわ
>>書き手自身もそう言ってるじゃん
どこにも書いてないんですけど
>>703 長文SS乙
このスレで末永くたくさん書いていってくれ
シチュで判断するからそうなる
キャラで判断しろ
無駄な改行何とかしてくれ
空白ばっかで読みづらい
vipっぽいけど、まあいいんじゃね?>改行
>>703 って、どこかで見た書き手なんだよなぁ
確か、女だと思ったが
エロ猫バンザイ!
だけどなんとなく戦場ヶ原さんに見える
口調も似てるし
黒にゃんペロペロ
基本的チン権ワロタ
そろそろ服を着たいのだが
ガハラさん成分多めの黒猫だなあ
5分後くらいに投下します。京介×桐乃。
ギャグのつもりで書いたのでその辺りよろしくです。
あたしは高坂桐乃。成績はいい方だけど自室でとある問題に頭を悩ませていた。
でもそれは数学の計算式でもなければ、英語の和訳でもない。もっと別の、そう。兄貴に関する問題だ。
あたしの兄貴は私より3つ年上の高校生。思春期真っ只中なのか妹のあたしをいやらしい目で見たり、友達のあやせを口説いたりとやりたい放題の変態シスコン。
なのに―――
「兄貴は何でシスコンなのに、あたしに手を出さないのかな」
そう。これがあたしが悩んでた問題。普通シスコンこの上ない変態なら、隣の部屋で無防備に寝てる妹に夜這いの一つでもかけるよね?
まぁあたしとしてはキモい兄貴にそんな事されたくないから部屋に鍵掛けてないんだけどさ。
あやせが「お兄さんは近親相姦上等の変態なんだから寝る時は絶対部屋に鍵掛けてね」って言ってたけど、全然その兆しがない。
何でこんな事を考えてるのかと言うと、今日はお父さんもお母さんもいないからだ。理由は思いつかなかったけど、そういう事になったの。
だからちょっと期待して鍵どころかドアも全開にしてるのに音沙汰無し。さっき階段を上がる音とドアが閉まる音が聞こえたから部屋にはいるんだろうけど。
「…ん?」
待って。お父さんで思い出したけど、あたしのお父さんは俗に言うツンデレだ。つまりはその息子の兄貴もツンデレって事だよね? まぁ、あたしは違うケド。
自分でシスコンだって認めたのに襲ってこないのは、もしかしてツンデレだから? だから手を出さない?
何か違う気がするけど、学校の問題だって答え書かないと0点だもんね。何かしらの答えを書けば奇跡的に当たるかもしれないし。
だから兄貴が変態シスコンなのに夜這いしてこないのは、ツンデレ思考が邪魔をしてるって事に決定。
素直じゃないんだ。きっと襲いたくて襲いたくてたまんないのに我慢してるんだ。
なーんだ。そんなの気にしないでいいのに。若い内は感情に素直に、でしょ?
あたしはそう思うと、嗅いでいた兄貴のパンツを秘密の場所に隠して素直に兄貴の部屋に向かった。
俺は高坂京介。成績は中の中。普通、平穏をこよなく愛する高校生。そんな俺は部屋でとある問題に頭を悩ませていた。
でもそれは数学の計算式でもなければ、英語の和訳でもない。…まぁ、それも悩みの種ではあるけど。しかし問題はもっと別の、そう。妹に関する問題だ。
俺の妹は俺より3つ下の女子中学生。反抗期真っ只中なのかちょーっと目があったり、妹の友達に挨拶したりしただけで「キモい、ウザい、変態、シスコン」の4連コンボをお見舞いしてくる。
俺だって一応涙出るんだぜ? 知ってるだろうけど。
「ま、いっか。最近は慣れてきたしさ」
俺はそう言うと部屋の電気を消した。今日は親父とお袋がいない為、超久しぶりにアレをやろうと前々から決めていたのだ。
桐乃は隣の部屋にいるだろうが、あいつも俺が健全な高校生って事分かってっから気を利かせて入ってきたりしねぇよな。
まぁ、いつもの俺ならこんな淡い期待持たないんだけど今日の為に買ったエロ本が俺の思考を麻痺させる。
だってタイトルが「黒髪ロングと黒タイツ」だぜ? 俺はこのエロ本に出会った時運命を感じたね。きっと出版された時から俺のお前は出会う運命だったんだ。
俺はベッドに横たわり、袋からその聖書を取り出すと同時にパンツからリヴァイアサンを曝け出した。おぉ、暴れておる。暴れておるわ。
まぁこの聖書を前にしたらそれも仕方ねぇけどな。待ってなー。今ご飯あげるからねー。
俺はそう思いエロ本に目を落す。そこには黒髪ロングの美女が破れたタイツを強調させるように尻を差し出してるショットがあった。
かぁ〜〜っ! たまんねぇたまんねぇ! 1ページ目からこのアングルとかフル勃起もいいとこだろ。俺は無我夢中で俺の日本刀を納刀抜刀を繰り返した。
一応言っておくけど俺はタイツ、パンストの類が好きなだけだからな? 破れてたら尚良い。
おぉっと! そんな目で見んな。俺は変態じゃねぇ。ちょっと変わった性癖があるだけだ。
今する話じゃねぇけど俺は妹にエロゲーをやらされてる。でも全部妹物なんでタイツとか穿いてねぇんだわ。たまに穿いてたかと思うとそのゲームの主人公は何を思ったか破かず脱がすし。
「アホかっ!」
俺は思わず叫んだね。お前何でそこで脱がすの? って。破ってなんぼだろって。破ってずらしてドンッ! だろって。それっきりそのゲームはプレイしていない。俺ん中でクソゲー決定したからな。
だから妹がどこまで進んだのか聞いてきても適当にはぐらかすだけだ。
まぁアホなのは主人公じゃなくて作った奴だんだけどな。しかし気付いた。アホは俺も一緒だったって事に。
何故なら―――
「…」
我が家の妹様が俺の隣に仁王立ちしてんだもん。俺は絶句したが手は止められなかった。弄るの久しぶりだったのと現状を把握出来なかったからさ。
部屋には時計が時間を刻む音と俺のロケットランチャーが手入れされている音だけが響いている。
カチカチカチカチ。シュシュシュシュシュッ。
カチカチカチカチ。シュシュシュシュシュッ。
カチカチカチカチ。シュシュシュシュシュッ。
その状態でどれくらい経っただろう。多分3分くらいは経ったと思う。妹は何も言わず無言で俺を見下ろしてるし、俺は俺でどうしたらいいのか分からず自前のトロンボーンをスライドし続けている。
変わったと言えば目線がエロ本から妹の桐乃に移った事くらいだ。これじゃまるで妹でオナってるみたいじゃねぇか。ったく、俺は変態じゃねーってのによ。
冷静だって思われるかもしれないけど、別に全てを諦めた訳じゃない。表情には出さずとも頭の中ではこの状況をどう切り抜けるのか考えてんだぜ?
でも分かるだろ? 超久しぶりの息子との交流に加え、3分以上もノーストップで擦ってたらどうなるのか。何かこう、分かるんだよね。昇ってきた感がさ。
俺はここで初めて人生終わったって思ったよ。妹に見られた上にその妹を見ながら恐らく妹にぶっ掛けるんだから。連続して出すときはそれ程威力はねぇけど、溜めておいた後の一発目って目を見開くくらい飛び出すだろ?
妹が陸上の選手だからわかりやすく言ってやるけど多分高飛びで日本新なんて余裕なんだわ。マジで。この部屋そんな天井高くねぇし、多分妹にかすったのが着弾すんじゃね?
まぁそんな事を思ってたら案の定俺のリボルバーの引き金が引かれたって訳さ。リアルではありえないが俺の脳内ではマジで銃声に聞こえたぜ。撃っちまった。妹撃っちまった。
でも何かがおかしい。どこにも弾痕なんてねぇし、何より達成感が無い。無いついでにさっきまで隣にいた妹の姿が無かった。俺の雄姿に恐れをなして逃げた出したか。ざまーみやがれ。
だが人の気配はする。俺は目線を下ろしていくとそこにはやっぱり人がいた。もちろん妹の桐乃が。
俺のヘビーボウガンを握り絞めて。
「おまっ…! 何してんだよ!」
「うっさい。変態」
これが俺たちの第一声だった。変態っちゃねーだろ。ったく。
しかも折角頂きに向かって登山したってのに山頂に着く一歩手前で足に何かが絡み付いて辿り着けねぇし。
いわゆる寸止めってやつだな。俺もどんなものなのか興味あったが一人でする時はそんな余裕ねぇし? へへっ。いい経験出来たぜ。
「―――なぁぁんて、言うと思ったかぁあぁぁ!!!」
「きゃぁっ!!???」
「テメェ早く離せよ! 痛ぇし!」
「は、はぁ? 妹にぶっ掛けようとする変態シスコンの事なんか知らないし」
「んな事しよーとか思ってねぇよ! たまたま俺の軌道にお前がいただけじゃねぇか!」
「あたしのせいだっての? 変態キモッ」
「変態じゃねぇ! ……あ」
俺のスペースシャトルは離陸に失敗した。燃料は満タンだったが、失敗した。原因はブースターの故障らしい。
「何あんた。こういうのが好きなワケ?」
俺が何とも言えない悲壮感に包まれる中で妹様は俺の聖書を奪いパラパラと捲っている。へっ。まぁおめーみたいなお子ちゃまが読んでも面白くねぇだろうけどな。
「色々言いたい事あるけど、とりあえず今は部屋に戻りません?」
「嫌よ、そんなの。あたし帰ったらあんたまたこれで変な事しだすだろうし」
「なんで!? 何か問題あんの!?」
「だっ、だからさ…その…」
「あぁ? んだよ?」
俺はもうヤケクソになっていた。見られたもんはしょうがねぇし、こいつもそんな気にしてないみたいだしな。
でも俺こんな会話してるけどまだフルチンなんだ。寒ぃ。
「…はっはーん? このシスコン」
「は?」
妹様はモジモジしてたが何か突然にやけ出して俺をシスコン呼ばわりした。
「わかったわよ。穿けばいいでしょ、穿けば」
「…は? さっきから何言って―――」
「ツンデレの変態シスコン兄貴は恥ずかしくってこういう事言えないもんね。気が利く妹に感謝してよ」
「しねぇよ! てか気ぃ利かせてくれんなら部屋から出てってくれよ!」
「わかったわよ。穿いて来いってんでしょ? そんな急かさないでも穿いてきてやるわよ」
「お、おい。その本…」
「え? あぁ。こんなのもういらないっしょ? リアルで見れるんだからさ」
「…へ?」
「じゃあ大人しくしてなさいよね」
そう言って妹様は帰っていった。部屋に残された俺は何と悲しい事か。妹に寸止めされた上にオカズを没収されてんだもん。
しかしすぐさま妹が言ってた事を思い出す。俺まだフルチン。
『リアルで見れるんだからさ』
…ふむ。つまりは妹の桐乃が黒タイツ穿いて来るって?
………。
……。
…。
ねぇええええええええええええええええええええええええよっ!!!????
俺はパンツとズボンを穿き部屋を飛び出したね。おっと。勘違いされねぇうちに言っとくけど妹の部屋に行くんじゃねぇからな。
鍵が掛けられる…そう。一階のトイレに向かおうとしたのさ。
理由は簡単だ。俺ぁタイツ&パンスト愛好会会長クラスのタイパンフェチだぜ? そんなの穿かれたらいくら妹と言えど月夜の狼のように我を忘れるぜ。
だから逃げた。高校生で社会的に死にたくないし。
「あっ! ちょっと! どこ行くのよ!」
「げっ! 桐…!」
しかし俺が部屋を出た瞬間に桐乃に見つかった。来たって事は黒タイツを穿いて来たんだろう。
俺は湧き上がる欲望を抑えながら必死に目線を外した。見たら負けだ。俺は死ぬ。社会的に死ぬ。だから逃げた。破滅から。
「待ちなさいよ!」
「後で! 事情は説明すっから!」
「うるさい! 何その言い草!」
確か前にもこんな事があったな。沙織から化粧品メーカーの箱に入ったエロ本が送られて来て。それを桐乃が化粧品と勘違いして。
そんで友達がいる部屋に持ち込んで。俺は助けてやったのにお前は馬鹿だから追ってきちゃってさ。
今だってそうだぜ? 俺はお前を助けてやってんだ。
俺がもしタイツを見たら究極体のメタルガルルモンになるっつーのにお前は馬鹿だから追ってきてさ。
俺は見た事ないけど映画で「あらしのよるに」とか「おまえうまそうだな」ってあるだろ? 肉食獣と草食獣が仲良くなるやつ。最初は仲いいけど成長したら本能が出てくんだぜ?
俺は究極体だっつーの。これ以上成長しねーっての。おまえなんか一瞬で食っちまうぞ。「おまえうまそうだな」って言ってさ。
そんなこんなで一階のトイレに飛び込んだが、ドアが閉められねぇ。妹の奴が反対側から引っ張ってやがんだ。
しかも女のくせしてなんて力だ。こっちも必死になるよォォォォォ!!!
でも負けた。敗因は俺の手榴弾を扱ってた手でドアノブを引いていた事。ようは滑ったんだな。俺のサテライトで。あぁ、サテライトってのは二軍の補欠って意味だ。俺今うまい事言った!
しかし急にドアが軽くなったもんだから桐乃も後に吹っ飛んじまった。
俺はドアの隙間からその様子が見えて、何を思ったかあの時と同じように「危ぇっ!」って言って妹を気遣い手を伸ばしたわけよ。
さらに言えば結果もあの時と一緒だったんだけど。
「…」
今、目の前には服が剥がれた妹がいる。
正に「これ何てエロゲー?」状態。妹は顔を真っ赤にして「なっ、ななっ…」って言ってるし。
しかしあの時と違う所が一箇所だけあった。それは桐乃の下半身。スカートを穿いてるが、神の力で捲り上げられている。
だがパンツは見えない。いや見える。見えるが全部見えない。
何が言いたいかと言うと黒のタイツ穿いてたんだわ。しかもこれも神の力なのかそれとも転んだ衝撃なのか知らねぇけど、黄金比の確率で破けてパンツ見えてるし。
あーあ。知ーらね。俺もう知ーらね。お前が悪いんだからね?
部屋で見ただろ俺のエロ本。それに合わせちゃった日にはどうなるか?
お前は変態だのシスコンだの言ってくるだろーがそんな罵声はもう豆鉄砲だぜ? こうなった俺を止められるのは親父のグーパンチかラブリーマイエンジェルあやせたんのビンタしかねぇからな。
お前の柔な蹴りやビンタくらいじゃ火に油注ぐようなもんだ。
おぉっと。意識が薄れてきやがった。じゃあな、皆。俺は人間を辞める。
だから俺は狼のように吼えてやったのさ。
「近親相姦上等ッ! おまえうまそうだなッ!」
ってな。
おわりです。では。
おい!寸止めかよ!?
なんという乙!
乙ですのでどうか続きを・・・・・
リアルタイムでリロードしながら読んでていちいち京介のはっちゃけっぷりにクソワロタwww
だがここで終わるのは許せん、続きを待つ
オナニー見られるとか気不味いったらありゃしないよwwww
結局素直に襲われる桐乃が見えた
>>703 エッロいなぁ
日曜日の昼間っからなんてもの見せてくれんだ
>>731 ×おわりです。では。
○つづきます。では。
>>731 素晴らしい、だから続きをお願いします!
737 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 18:23:38 ID:sATjuXaO
終わらないでくれえええ 寸止めは嫌じゃあああああ
続けたまえ
くそお、連続焦らしプレイかよおおお
誕生日分かるキャラっている?
742 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 21:10:03 ID:Mp1T1zUg
もちろん劇場版に続くんだよな?
わかってるぜ
アニメの件なら
原作に添った形だと思うけど12〜15話が製作予定のはず。
『キャストオフ』
登場人物
高坂京介 高坂桐乃 田村麻奈実
語り
高坂京介
でいきます。
『あああぁぁぁ‥‥‥!!』
俺の操る妹キャラの服が破れていく。
桐乃とシスカリの勝負をして良い所まで行ったのだが、あえなく撃沈。クソ!
「ふふん、これでアンタは召使いね」
勝ち誇った顔の桐乃が話しかける。
シスカリで負けた方が勝った方の一日召使いになるという賭けをした。
桐乃は全力を出して俺を破り、見事権利をゲットしたわけだ。
「さーて、何をしてもらおうかな」
どうせ、買い物の荷物持ち要員とかに引っ張り出すつもりだろ。
それとも、エロゲーの深夜販売に行かせるとか?
「そんじゃ明日、買い物につき合ってくんない?」
荷物持ち要員ですかい。
つーか、賭けとは無関係に今までに何度となく買い物に駆り出されてんぞ。
既に召使い属性だったのかよ、俺は。
―――翌日、桐乃は熱を出した。
「おい、大丈夫か?」
「うっさい! 見てわかんないの? 大丈夫なワケないじゃん!」
ベッドに横わたり、掠れた声で罵声を飛ばす桐乃の顔は赤くなっていた。
「今日は買い物はキャンセルだな。当然召使いも‥‥‥」
「今日一日、アンタは召使いね! アタシの看病をしなさいよ」
「何言ってんだ! 看病するのは当然だろ。召使いなんて関係無い!」
「ふん、無理しちゃって。とにかく今日一日、何でも言うこと聞きなさいよ」
やれやれ、俺に看病してもらうってのがそんなに嫌なのか。
賭けを引き合いに出してまで「仕方なく」という印象を植え付けやがる。
お袋も親父も出かけてて居ねえから、俺が面倒見るのは当然だけど、
こうも嫌われているってのは正直面白くねえ。
『きょうちゃん、今ひま?』
麻奈実からの電話だった。
「ああ、暇と言えば暇なんだが、桐乃が熱を出しちまって、
お袋も居ないから、俺が桐乃の面倒を見ているんだよ」
『桐乃ちゃんが!? 大変じゃない!』
「そんな大げさな話じゃねえよ。ただの風邪だし」
『ううん、風邪は万病のもとっていうし、甘く見ちゃだめなんだよ』
相変わらず年寄りチックなことを言いやがる。
『ねえ、わたし暇だから、お粥を作りに行こうか?』
「そこまでやってもらうことは無いよ。それに風邪がうつったら良くねえし」
『きょうちゃんのためじゃないよ。可愛い桐乃ちゃんのためだもん』
「‥‥‥そうか。悪いな。じゃあ頼むよ」
『任せてください!!』
携帯を握りしめたままガッツポーズをする麻奈実の姿が見えた。
麻奈実は我が家のキッチンを使い、手慣れた様子でお粥を作ってくれた。
お粥を食べるか桐乃に訊くため、俺は桐乃の部屋に行った。
ベッドの中の桐乃は汗だくで、いかにも熱っぽい顔だった。
これじゃ食べるのは無理か‥‥‥
「ちょっと苦しそうだし、後にした方がいいみたいだ。ただ‥‥‥」
桐乃が汗だくになっていることを話すと麻奈実は、
「すぐに着替えさせないとダメだよう。わたしで良ければ着替えできるけど?」
「いや、さすがにそこまでは悪いし‥‥‥後で着替えさせるよ」
「ふえっ!? きょうちゃんって桐乃ちゃんの着替えをしたいの!?」
「な、な、何を言っているんだ!? アイツは妹だぞ?」
「妹でも桐乃ちゃんはお年頃の女の子だよう? わたしがやってあげる」
「そうか‥‥‥本当にありがとうな」
「どういたしまして」
しばらくして麻奈実は戻ってきた。
「桐乃ちゃん、汗をいっぱいかいていたよお」
「ありがとうな。でもアイツ、嫌がらなかったか?」
「桐乃ちゃん、熱でよくわからなくなっちゃって、わたしだと気づかなかったみたい。
それにしても‥‥‥桐乃ちゃんって今もお兄ちゃん子なんだね」
「はぁ? なんだよそれ?」
「うふふ、なんでもないの」
麻奈実が帰った後、俺は桐乃の様子を見に行った。
「具合はどうだ?」
「うん‥‥‥だいぶ良くなったかな」
「お粥があるぞ。食べるか?」
「はぁ? アンタ、お粥を作ったわけ?」
「まあ、な‥‥‥」
麻奈実が―――と言いかけた。
麻奈実が作ったなんて言ったら、絶対食べないだろうなコイツ。
「へー。わりと旨いじゃん」
体調も食欲も戻りつつあるようだし、一安心だな。
「‥‥‥」
器を片付けながらふと見ると、桐乃が自分の着ているパジャマを凝視して固まっている。
「どうした?」
「近寄らないで!!」
桐乃の強い拒絶を込めた言葉に思わずたじろぐ。
桐乃の顔を見るとどこかで見たような表情―――光彩を失った目。
でもあやせのそれとはどこか違う。
まるでレ○プ目だ。
「出てって!!」
「一体どうしたんだよ!?」
「うるさい! 出て行け!!」
なんだよ。せっかくお粥を食べたと言うのに。
それとも、麻奈実が作ったというのがバレたのか?
よくわかんねえが、どこまで気まぐれなヤツだ。
器を片付けてから部屋のベッドに寝転んでひと休みしていると携帯が鳴った。
『今すぐこっちに来て』
追い出したと思ったら、今度は呼び出しかよ。全くどんだけ勝手なヤツだ。
「オイ、電話一本で呼び出すなんて病気でもなければぶっ飛ば‥‥‥なッ!!」
桐乃の部屋のドアを開けると、
背を俺に向け、上半身裸でベッドに座っている桐乃の姿があった。
「なんだ、その格好!?」
「汗かいちゃったからさ。背中、手ェ届かないから拭いてくんない?」
桐乃は、振り返りもせずに感情の無い声で言葉を紡いだ。
「オマエ、そんな格好して、は、は、恥ずかしくないのかよ!?」
「アンタ、アタシのパジャマを着替えさせたときに全部見たんでしょ?
だったら、もうどうってことないし」
オイオイ、さっきの目は本当にレ○プ目だったのかよ! 冗談じゃねえ!
「見てねーよ! ていうか、着替えさせてないし!」
「ウソ! そんなワケ無いじゃん! アタシが着ていたパジャマと違うし!
アタシがワケわかんない間にアンタは―――!! アンタは‥‥‥」
桐乃が肩を震わせている。
仕方ない。麻奈実のことを正直に話すしかない。
「麻奈実だよ。あいつが着替えさせてくれたんだよ!」
「ハァ? どこに地味子がいんのよ? もっとマシなウソ吐いたら?」
「だからウソじゃねえ!」
「つーか、アタシ寒いんだケド? さっさと拭いてくんない?」
「わかったよ‥‥‥」
俺は意を決し、桐乃のベッドの上にあったタオルを手にして
桐乃の細く小さな背中を拭こうと桐乃に歩み寄った。
コイツの背中って、アスリートっぽくムダな肉が無いな‥‥‥
それなのに―――
イカン、さっさと拭くとするか。
気恥ずかしさから桐乃の背中から目を逸らし、タオルを持った手を背中に伸ばす。
自分の手が小刻みに震えるのがわかった。
そしてタオルが桐乃の背中に触れた瞬間―――
「ストップ! もういい!!」
「え!?」
「そんなにキョドっているようじゃ、パジャマを着替えさせたのは
アンタじゃなかったんだね。本当に地味子だったんだ」
「‥‥‥オマエ、俺を試したのか?」
「別にいいじゃん。確認したかっただけ」
桐乃はそう言うと、パジャマに袖を通した。
「‥‥‥」
「‥‥‥」
気まずい空気が流れる。
「あのさあ、麻奈実のことを黙ってて悪かった。
麻奈実が作ったお粥なんて言ったらオマエ、食べないと思ったから」
「‥‥‥アタシもアンタを試したりして悪かった、かも‥‥‥」
「ちょっと傷ついたぞ。熱を出したのをいいことにオマエのハダカを見ただなんて」
「うっさい。アンタがシスコンだから、もしかしたらと思っちゃたんでしょ!
しかも、超可愛い妹が風邪で苦しんでいる間に女連れ込むなんて、変態!」
悪態をつく桐乃の目には光彩が戻っていた。
よかったよかった。あんな悲しげな目の妹なんてもう見たくねえよ。
風邪が治った桐乃は、次の日曜日にシスカリ勝者の権利を行使した。
シスカリでまた負けたわけじゃないぞ。
桐乃様のありがたいお言葉は次の通りだ。
「地味子が手を貸したから、あんときの召使いの権利行使はノーカン」
どうだ、泣けるだろ?
というわけで、桐乃の買い物の荷物持ち要員として今日の俺は召使いになった。
まあ、今日一日くらい我が侭聞いてやってもいいか―――
そう思っていたら桐乃様はこんなことを言い出した。
「アタシのセミヌードを見たんだから、1年くらいは召使いになるんだよね?」
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「セミヌードって! 背中だけだろ! せいぜい1ヶ月だ!」
「ふーん。1ヶ月も召使いしてくれるんだ!? それで手を打ってあげる!」
―――しまった。
最初に無理難題を吹っかけておいて、妥協点を探るなんて交渉事の定石だし。
「それと、リアがホームステイしたときにもアタシのハダカを見たよね?
あれの分と‥‥‥あと、リアがスッポンポンなのも見たはずだから、
アタシがリアの代わりに召使いの権利を行使してあげる。
全部あわせて1年くらいかな?」
頭がクラクラしてきた。
どれも俺に責めの無い、いわば事故イベントばっかりじゃん。
それなのに責任取らされるのかよ。
反論する気も失せたよ。
「んで? 召使いって具体的に何をすりゃいいんだ?」
「そんなの自分で考えなさいよ。立派な召使いになれないわよ」
「なりたくねえよ!」
「しょうがない。教えてあげるから心して聞くように!」
超居丈高って言葉がピッタリしやがる。
「ひとつ、アタシのいうことを何でも聞くこと。
ふたつ、アタシを不快にさせないこと」
なんだよ、普段と何も変わりないじゃないか。
「そしてみっつ―――」
まだあるのかよ?
「いつもアタシのそばに居ること!」
へーへー。
いつでも扱き使えるようにそばに居ろってか。
「何ボケッとしてんの? さっさと腕を出す!」
右腕を出すと桐乃が腕を絡めてきた。一体何するんだ?
「勘違いしないでね。召使いが逃げないよう、捕まえているダケだかんね!」
逃げ出してえ。こんな暴君に仕える召使いの俺、哀れすぎる。
まあ、手錠で拘束されるよりはずっとマシか。
「‥‥‥ねえ」
しばしの沈黙に続いて桐乃が弱々しい声で俺に話しかける。
「なんだよ?」
「背中見せて1ヶ月なら、どこまで見せればずっと―――」
なんというネガティブオプション!!
コイツ、無理やり俺にハダカを見せて俺を永久召使いにする気かよ!?
エロゲ脳にも程があんぞ!
「あのなあ―――」
目が合った途端、桐乃の顔が真っ赤になった。そして―――
「ナ、何考えてんの!? アタシの永久召使いになりたいから、
アタシのハ、ハ、ハダカ全部見せろっていうの!? 変態!!」
「ちょ、オマエ、往来でそんな大声出すな! オマエこそ変態だろ!!」
「うっさい、シスコン!」
桐乃の突拍子の無い言葉をきっかけに、人目も憚らずに言い合いをする俺たち。
一体周囲にはどんな風に見えているんだろう?
ご主人様と召使い‥‥‥そんな関係に見えるワケないよな。
あーあ、こんなのに仕える召使いなんて嫌だイヤだ。
『キャストオフ』 【了】
以上です
桐乃と京介のSSが読みたい......
2828が止まらんようなやつを誰か頼む
乙だぜ
>>755 いいな、コレw2828しちゃったよw
GJでした!
>>756 いままさに投下されたじゃないかww
京介がキャストオフすんのかと思ってたw
|:::ハ:.:.:.:.:.:i:.:.:i.:.:i./.:.://メノ 左ォ}::::ノ::ノノ
|::::i:::';::::::::l、::i:::ハ:/,ィチ爪' {ヒチ'!::イイ
|ハ::::::ヾ::::ハ 'Vリ ゙´ {、込ソ ゛″!:::i:.:l
|:.::ト、:.:.:ヾ:.ハーi| :::::::: 〉 ノ::::i::.|
{:.:.ト、ヾ.:.:.:ヾハ lト、 _, , イ:.:.:.:i.:ハ
ヾ::ヽゞ、\.::.\!! ヽ、. ´ /!.::!.:.i:.:!:.!:l
>>755乙ぱい
, '" ヾ\ \:::::::::k /` ー ' `メ'リ:.:.ノ.ノ:ノノ
/ 川 リllVハ. ( i `\ ,イイ// //
/ |l ̄`ヽ ノ `メ、
,/ {:} `ー'- ニ_
,/ _∠ |l \ , \
/ _ ,. イ´: |l \ ,λ
/ -‐‐‐-<´ .! / |l ' , _,ィ'ンy}
〈 \ .ノ`ー斗rェ,,_,_,_|l ,.ir'彡イy-´ !
`ヽ、 ` ' <._ {jt=t-t-ミ`^Yーrヘr-彡'水k} !:} .ノ
` ー- .._ ` -ヽ. l`亠^{:i ̄ {:リ |ハ ノノ/ノ
_,. -‐ '  ̄ ´ ̄` ー- 、 \{{ {:l {:i ノ_,ィニ_ン´
// `ヽ 、\ \ {:l {∠ニァ--'
/ / `ヽミニ>ァ┴ '´
/\V| /
./ ヾ.、
>>746 桐乃はもちろん京介もまんざらでも無さそうだなぁ、何という微笑ましいバカップルwww
思いっきりニヨニヨさせてもらいましたw
ヌード見せて一生召し使いにしちまえよきりりんw
>>755 これはよいきりりん&京介
ニヨニヨさせていただきました
GJ!
>>758 >>759 まだ、未読なだけww
さっき、読み終わったところwww
2828してしまうww
2828ぁww
背中を拭く様子・・・
pixivでそんな描写の絵があったなー
十分ぐらいしたら投下するよ。注意書きをちゃんと読んでね。
・まだ性欲チャージ中だから短い小ネタだよ。タイトルは『君に捧ぐ処女』
・まるで名前負けしてるけどエロの欠片もありゃしないよ。
・「キャラ崩壊してね?」とか「つか俺妹じゃなくてもいいんじゃね?」とか言うからいけないんだ。
・でも結局は崩壊してしまうキャラ達。
ではVTRスタート。
風には京野菜の白ネギをケツに入れると聞くらしいが、桐乃達が京介のケツに入れる分には問題ないが、赤城兄が入れると瀬菜乙になるんだな。
>>755 2424したぜGJ
召使い京介への要求事項のところで「ミモザでサラダ」って漫画を思い出した
「くぬっ、くぬっ! ありえない! マジありえないッッ!!」
帰宅すると桐乃の部屋から奇声が聞こえたので心配になってドアを開けてみたら、そこには床に置いたゲームディスクをストンピングする桐乃がいた。
……。
…………手遅れかなあ。
いやいやいや、諦めるにはまだ早い。
「おい桐乃、一体なにを……」
「中古だったの! あたしの可愛い妹ちゃんがッ!! 中古でお下がりだったのよォォォ!!!」
やっぱり救急車呼ぼう。
「すまん桐乃、俺にも分かるように言ってくれないか?」
もはや声を掛けるのも嫌だったが、さすがにこの狂乱痴態は看過できん。
こんなヤツでもたった一人の妹なんだ。もしも桐乃が死んでしまったら、俺の右腕を犠牲にしてでも……言い過ぎたな。うん。
まあ、秘蔵のエロ本を対価にして魂を錬成してやらんでもない。
「攻略してた妹キャラが処女じゃないことが判明したのっ!」
エロ本差し出すのもイヤだなァ……。
「ああ、もう最悪……なんで妹モノなのに妹が兄に処女捧げないのよ。ありえない、絶対ありえない……シナリオライター石打ちしたい……」
床にへたり込み、グスグスと鼻を鳴らしだした桐乃。
いつぞやおまえが書いた妄想小説なんてただのビッチ無双じゃねえか。
いつからおまえはイスラム教徒になったの?
なんて怒られるから言わないけれど。
「元気出せって。たかが架空のキャラクターだろ?」
「架空って言うな! あんただってもし彼女が保健室で援交してたら絶対こうなるんだから!」
「おまっ、俺の黒猫はそんなことしません! それは別の世界の黒猫さんです。訂正しろ」
「俺の黒猫とかマジキモい死ね」
悪態を吐いてから、「ディスク割って制作会社に送りつけてやろうかな……いやいやエロゲソムリエたるあたしがそんなこと……せいぜいスレにスプリクト荒らし仕掛けるぐらいに……」などと思案に暮れだすエロゲソムリエ。
どうやら放っておいても問題なさそうだったので踵を返そうとしたのだが、踏み出そうとした足がグッと重くなる。
何事かと思って目をやってみると、髪を振り乱したうつ伏せの桐乃が俺の足首に縋りついていた。
なにこのホラー!
「いきなりなんだよ!?」
「他人事みたいな顔してムカツク……あんたの世界も終わらせてやる……」
世界を終わらせるってなんだよ!?
足首を構成する粒子が同時に桐乃の手の粒子をすり抜けるのを願って何度も何度も足を引っ張ったのだが、どうしても抜けないので諦めた。
この世の中は腐りきっているから、何々神様が居る、あの世界へと行きましょうとか、そんな宗教染みた話だったらお断りしたいんだけど。
「おい桐乃、なんのつもりだ」
「あんた、あの黒いのが中古だったらどうすんの?」
「は?」
桐乃は滅茶苦茶いやらしい表情を浮かべる。
皆さんお分かりだとは思うが、断じて性的な意味ではない。
「あいつ見てくれだけは割といいっしょ? あんたと付き合う前に別のカレシがいて、実はもう貫通済みなんじゃないのってコトぉ。よかったねー、かったい扉がこじ開けられてて」
超お下劣! おまえ最低!
「黒猫が誰と付き合ってようが勝手だろ。非処女だろうがなんだろうが、俺は全然気にしねえよ」
俺がムッとしてそう言うと、桐乃もムッとした顔で言い返してきた。
「はあ? あんた、あたしが御鏡さん連れてきた時は情けない顔して『御鏡! 頼むから桐乃と別れてくれぇ!』って懇願してたじゃん。この扱いの差は一体なんなの?」
「そ、それは」
こうしてマゴついてしまったのは、桐乃の凄まじい脳内変換を垣間見てビビったからというだけじゃない。
「それは?」
「それは……」
親父譲りの眼光に射すくめられながら、言葉に詰まってしまう俺。
「……おまえが他の男に取られるのは、悔しくて、腹立たしくて、寂しいからだよ」
結局、散々迷った末の回答は本文からの丸パクリ。
理由の説明にすらなっていないし、これが国語の入試問題だったら0点もいいところだが、
「…………ふ、ふーん。そう、なんだ…………彼女より妹を気にかけるなんて、あんたシスコンこじらせすぎ」
と、桐乃はなぜか納得してくれたようだった。
恥ずかしけど、もうめんどっちいので敢えては訂正するまいよ。
しかし、そうしたのが良くなかったのだろうか、桐乃はちょっと考え込んでからすんげー事を口走った。
「……あんた、あたしがいいって許可するまで、あの黒いのとはセックスすんな」
どうして妹の認可が必要なの!?
「はあ!? なんでだよ!?」
「うっさい! 友達と兄貴がそういう関係になったら、あたしが気まずくて仕方ないでしょ!」
うっ……そう責められては立つ瀬がない。
妹の友達に手を出すってインモラルな匂いがプンプンするしな。
うむ、たまらん。
「……一体、いつになったら許可してくれるんだ?」
辛うじて俺がそれだけ訊くと、桐乃はそっぽを向いてからこう言うのだった。
「あいつがあたしの義姉として、ふさわしいと思えたその時までよ!」
その横顔が妙に嬉しそうだったのは、一体どうしてなんだろうな?
「――ということがあったんだがさっぱり意味が分から、んんッ!? 痛っ! 痛いって!」
「ごめんなさい、ちょっとイラッとしてしまって」
「それだけの理由で引っ掻かないで!」
胸板に鋭利な爪を立てられて、さっきまで漂ってた良いムードが呆気なく霧散した。
黒猫は俺を痛めつけたというのにちょっとニヤついているではないか。
もしかしてあの時の桐乃も俺の恋路を邪魔して喜んでいたの?
ちなみに今どういう状況かといえば、何を隠そうピロートークの真っ最中である。
ごめんな桐乃。おまえの真意は量りかねるが、あの時もう既にヤッちゃってたんだなぁ、これが!
「はぁ、あなたね……それ、本気で言ってるの?」
「本気で言ってるって、なにが?」
そう問いかけると、黒猫は「……もういいわ」と呆れたように首を振った。
「……そうね、私が誰と付き合っていようと非処女だろうと、全く気にしないと言った件よ」
「んなわけねえだろ! おまえに男の影が見えたらすげえ気になるし、めちゃくちゃ嫉妬するに決まってる!」
「…………あ、あら、そう」
「でもおまえ、付き合い始めの頃とか初めての時とか、彼氏いない歴=年齢の処女だって自分で言ってたじゃ、んんッ!?」
再び爪を突き立てられた。
「あなたはね、いちいち一言多いのよ」
だって余計な一言を付け加えないと話にオチがつかないんだもの。
そういう黒猫さんだって字余りしてるじゃないっすか。
「……これは例えばの話だけど、もしも私とあなたの妹が強姦魔に囚われて、一人は犯されなければならない状況になったら、あなたは一体どうするのかしら?」
どうしてこいつら揃いも揃って下品な仮定しかできないの?
「どうするって言われても……」
脳内に四つの選択肢が並び、反射的に上から二番目をチョイスする。
「俺は欲張りだから、どちらかを諦めたりはしねえよ」
言い終えてから、ここは『黒猫を助けるよ』と返事してやるべきだったかと思い至る。
だけど、こうして黒猫がキスをしてきたところを見るに、やっぱりこれが100点満点の答えみたいだ。
俺は黒猫に口内を貪られながら、真っ先に思い浮かんでいた『強姦魔に俺の処女を捧げるよ』を選ばなくてよかったなあと、一人胸をなで下ろすのだった。
おわり。
以上だよ。
瀬菜「ンモー」
瀬菜ちゃん、落ち着けw
書き手さんGJ
778 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 01:28:38 ID:dB5cTpQB
ペニスバンドをつけた沙織に掘られる京介が見えた気がした
>>775 乙
今回はカップリングが誰だかわからんな
京介ゆるさん
>>775 乙です
先輩や姉の非処女は気にしないけど
後輩や妹が非処女だったら怒りを感じるな
桐乃「……はっ!アナルとかしてたらどうしよう……?」
>>775 赤城兄だったら地味子と妹を天秤にかけたとき、喜んで『強姦魔に俺の処女を捧げるよ』って言うだろうよ
ノンケじゃないと燃えねェよ
誰か元VIPのSSスレで製速に移ったスレが今どこにあるか知りませんか?
たった2時間20分でお前に何があったんだ……
>>787 いや、感じたこと書いただけだが?別に批判ってわけでもないし
ネガティブなこと書いちゃダメなスレなの?
>>788 テンプレ
>○書き手さんが投下し易い雰囲気づくりを
・SS投下宣言、直後は雑談をしばらく自重
・自分の嗜好に合わないSSなら黙ってスルーすること
黒猫可愛いよぉ
しかしHしてるの桐乃にバレたら面倒臭いことにw
エロパロ板でなんなんだが、SS書いたらエロ要素全く含まない内容になったんだが
投下してもいいのだろうか?
いいんだよ
グリーンだよ
>>788 ネガティブな事書くにしても、いきなり「あんた桐乃のこと嫌いだろ」は無いよ、もうちょいまともな事書けと
自分の嗜好にあわないからって、筋も通っちゃいない意味不明なこじ付けをするなよ
>>793 >>794 ありがと。じゃ、投下させてもらいます。
タイトル【それは遠い記憶のあなた】
京介×桐乃?
まーなんだ、〇〇って書いちゃダメなのか?
〇〇投下していい?
とか言うのはROMってろと言われてもしょうがないと思うぞw
―――それは遠い記憶の中で―――
―――それは今でも私の中で―――
「あっ!降ってきた…。」
『今日は気持ちの良いお天気になりそうです。』そう爽やかに微笑んでいた朝の
お天気キャスターの顔を思い出す。
少し裏切れしまった気分になる。
こんな日だからかな…。
先週末に陸上の練習中足首を痛めてしまい、来週開催される秋の陸上大会を断念
するようにと、今日顧問の先生に言い渡されたしまったのだ。
あーあ、今は調子も上がって良いタイムもでるようになってたのに。
素直に凹んでしまう。
そんなブルーな私に追い討ちを掛けるがごとく、空からはひんやり感じさせる秋
雨が降ってきた。
まだ家までは少し距離があった。雨も強くなる。
走って帰ろうかなと考えたけど、足首を痛めてるので旨く走れない。
どこか雨宿りできるトコっ…懐かしい。
そこは昔幼い頃良く遊んだ公園だった。
滑り台は少しアスレチック風になっていて、滑り台の下はコンクリートのトンネ
ルになっていた。
丁度良い雨宿りスポットで懐かしさもあり、この公園で雨の勢いが弱くなるのを
待つことにした。
トンネルの中でしゃがみこんで、運良く持っていた部活カバンからタオルを取り
出す。
雨止まないなぁ。なんだかボーっとしてくる。そーいやぁ、ここが原点かもね。
懐かしくそんなことを思った。
あっ…や…ば……っ……寝ちゃ………寝てしまった。
―――いちゃん……にいちゃん……「ねぇ、お兄ちゃん!ってば。」
「なんだよ。ついてくんなよ。今日俺は友達と遊ぶんだよ。だから、今日は桐乃
の相手してやんねーの。いつもついてくんなって言ってるだろ。」
ダルそうに私にそう言い放つお兄ちゃん。
幼稚園の頃は桐乃といっぱい遊んでくれたのに、桐乃が小学校に上がってからは
お兄ちゃんは凄く冷たくなった。
「なんでよー。桐乃、お兄ちゃんと遊びたい。お兄ちゃんと遊ぶの。」
ふくれてお兄ちゃんに駄々をこねる。
「あのな、桐乃。お前、足遅いだろ。鬼ごっことか、けいどろするのはいいけど
お前すぐ捕まったりするだろ。あれ、いつもすっごい友達に迷惑かけてる気分に
なっちまうんだよ。」
「お兄ちゃんのバカッ!!」
桐乃だって足が遅いの気にしてるんだもん。桐乃はお兄ちゃんと一緒にいたいだ
けなのに。もー、絶対おっきくなってもお兄ちゃんのお嫁さんになんかなってや
らないんだから。そんな言い方しなくたっていいのに。お兄ちゃんのバカッ。お兄ちゃんなんて大
嫌い。ついに、泣いてしまった。
「桐乃、悪かったよ。泣くなっての。じゃ、桐乃が足速くなったら遊んでやるか
らよ。毎日遊んでやるから。」
「いや!今遊んでほしいの!」
「だから、今日は無理だって。次の日曜はいっぱい桐乃と遊んでやるから。なっ
?」
「ほんとに?」
「あぁ。ほんとだ。」
「ほんとにほんと?」
「ほんとにほんと。」
「じゃ、指切りして。」
「わーったよ。ほら、指切りげんまん嘘ついたら針せんぼん…」
お兄ちゃんは桐乃に指切りをして、じゃお前もちゃんと夕方には帰れよ。と言い
残して行ってしまった。
寂しい。桐乃はお兄ちゃんが大好きで。ずっと一緒にいたいだけなのに。
足速くなって、お兄ちゃんともっといっぱいいるんだもん。
頭で考えると同時に体が動くように桐乃は家の一番近い公園へ向かった。
幼稚園の頃よくお兄ちゃんや友達と遊んだ公園だった。今は小学校の校庭で遊ぶのがお決まりになっているので、小学生はあまり使わな
い公園である。
お兄ちゃんともっと一緒にいたい。
その一心で桐乃は公園で走る練習をはじめた。
その翌日の出来事、体育の時間に秋の運動会に向けて先生が5人一組形式の徒競
走の組み合わせを決めていた。小学二年になる桐乃には、嫌な思い出である徒競走である。
一年生の時、やはり徒競走があったのだが、結果はビリから二番目。丸々と太った子とさほど変わらない形でのゴールだった。
そのことで、クラスの男の子から『高坂は、デブと変わらない、運動おんちの高
坂ザウルス!』などと、からかわれるようになったのだ。
そして、今回の徒競走の組み合わせは一年前からよく桐乃をからかっていたクラ
スで一番足の速い男の子と一緒だったのだ。
「今年は高坂が同じかよ。張り合いねーな。楽勝だな!」などと先ほどから言い
たい放題である。
「そんなことないもん。」
「へっ!威勢だけののろまの高坂ザウルスのくせに!」
今年も最悪な徒競走だなー。凹んでしまう。
家に帰ると今日はお兄ちゃんも家にいた。
「ねぇ、お兄ちゃん。いつになったら桐乃と遊んでくれる?」
「…ん?そうだなー、今度の運動会で一等とったらみんなに頼んでやるよ。」
そう微笑んでかえす京介の笑顔が遠く感じる。
「わかった。桐乃頑張る。」
よりによってクラスで一番速いやつと同じ組になったのに。
「どうしたんだよ?桐乃!元気ないのか?」
お兄ちゃんの問に大丈夫と一言応え、桐乃は例の公園へと向かった。
それから、運動会の日まで桐乃は毎日公園に通った。桐乃の背中を押したのは大好きなお兄ちゃんと一緒にいたいと思う気持ちだった
。
動会の前日もいつものように公園で走る練習をしていた。
明日は運動会なんだから。絶対一等とって、お兄ちゃんに褒めてもらうんだから
。
桐乃はいつもより、夢中で練習していた。
ふと、我にかえったのはあたりがすっかり暗くなってしまってからだった。
高坂家の門限は夕方の6時である。
帰ったらお母さんに叱られるの決定だなと思った時、突然大粒の雨が降ってきた
。すぐに滑り台の下にあるトンネルの中に避難する。張り切って練習したせいかしばらく俯いたまま疲れはててそのまま眠ってしまう。
「桐乃、帰るぞ。」
何分ぐらいそこに座り込んでいたのだろう。気が付くとお兄ちゃんがそこに傘を持ってたっていた。
「なんで、ここだってわかったの?」
「勘だよ。勘。運動場いっても、いなかったからなぁ。傘持ってないだろうと思
って探しにきたんだよ。お陰で門限破っちまった。帰ったら一緒におこられろよ
。」
京介は数日前に必死で走る練習をする桐乃の姿をたまたま通りかかった時に見て
しまったことをふせてそう応えた。
「そっか。迎えに来てくれてありがと。わかった。」
やっぱり、大好きな桐乃のお兄ちゃんだ。やさしくて、頼りになって、すっごく
カッコいい。明日頑張って一等とるんだから。
「明日、一等とれるといいな。」
「え?お兄ちゃん、なんか言った?」
「いや、なんでもない。」
「へんなお兄ちゃん。」
かくして、高坂兄妹は家につくなり母にみっちり怒られるはめになったのであっ
た。
運動会当日、先日の夕方に降った雨も夜には止み運動会はひらかれることとなっ
た。気持ちのよい秋晴れの中来賓の方や校長先生の長い挨拶を終え、担任の先生
の誘導に従って赤組、白組に別れ自分の出番を待つこととなった。
どうしよう
二年生による徒競走が近づくにつれ桐乃は緊張と不安でいっぱいになる。
いよいよ、桐乃の出番となった。先生の合図と共に次々と5人一組の徒競走がはじる。
桐乃の組もスタートラインに立つよう指示され、いよいよである。
「高坂ザウルス、引き立て役ご苦労さん。」例の男の子である。
「ふん!今日は負けないもん。」
いっぱい練習したんだから。大丈夫なんだから
「いちについて、よーい…ドン!!」
先生の合図と共に走りだす。
あれっ?去年はこの時点で他の子と差ができていたのに、今年は例の男の子の後
ろにはりつく形になった。
体が軽い
いけるいける
例の男の子との差も縮まる。
親御さんの歓声の中、桐乃は夢中で走る。
一等とってお兄ちゃんと一緒にいるだもん
夢中で走る
ゴールは目前
男の子と肩を並べる
「おぉ!!」歓声が大きくなる。
ぬく
と、思われた瞬間だった。
えっ!?
男の子の背中が遠くなる。
桐乃は地面にけつまづいて大転倒した。
歓声が「あぁー」っと、いう声にかわる
後ろを走っていた子が次々と桐乃を抜いていく
あともう少しだったのに
泣きそうになる。
「桐乃ー!!最後まで走りきれー!!頑張れー桐乃ー!!頑張れー!!」
聞き慣れた声がする。
声のする方を見るとお兄ちゃんが、力いっぱい叫んでいる。
頑張るんだ
桐乃はコクリとうなずいて、ゴールに向かって走りだす
「よく頑張ったー」歓声と親御さんの温かい拍手の中桐乃はゴールした。
結果はビリっけつの五位。
「桐乃、そんないつまでもすねないで。桐乃可愛いんだから、ほら笑って。写真
とるよ。」
閉会式を終えて記念写真をとる。
最後まですねてしまった記念写真。
あと少しだった。ほんの少し。
家族と共に夕暮れの小学校をあとにし、家路につく。
「おい。桐乃、お前いつまですねてんだよ。」
「だって…」
ビリっけつの五位。こんなんじゃ、お兄ちゃんと…無理じゃん。練習もいっぱい
…。
また泣きそうになる。
「確かにおしかったなぁ。でもな、今日のお前すごかったよ。カッコよかったぞ
。お前一生懸命練習してたもんな。その成果がでたって感じだったよな。今度、
みんなに桐乃も仲間に入れてくれって頼んでやるからよ。」
えっ??今なんて!?練習…?成果…?なんでお兄ちゃんが知ってるの?
「れ、れ、練習なんか、桐乃してないもん。なんでそんなこと、お兄ちゃんが…
」
「知ってるよ。だって、俺はお前の兄ちゃんだからな。」
そう言って夕日の中微笑みかけるお兄ちゃん。
桐乃の大好きなお兄ちゃん。
大好きな、優しいお兄ちゃん。
「お兄ちゃんのバカッ!でも、大好き!」
桐乃は大好きなお兄ちゃんの胸に飛び込んだ。
おっきくなったら絶対結婚しようねお兄ちゃん!
…り…の……きり…の…「おい。桐乃。起きろ!なんでこんなトコで寝てんだよ
。」
気が付くとそこに、兄貴が傘を持って立っていた。
「あれ?お兄ちゃん、なんでここに…?」
「えっ?お、お、おに、お兄ちゃん??」
……思考回路がまわってくる。と共に、桐乃の頬が真っ赤紅潮する。
「うっさい。ほっとけ。この変態!!」
「傘持って迎えに来てやった兄貴に向かって変態だと。…ほら、今日晴れだって
っつって傘持っていかなかったろ?」
「あっそ。…で、アンタなんでここってわかったの?」
「ん?勘だよ。勘。なんてったって、俺はお前の兄貴だからな。」
そう言って傘を私に渡す兄貴。
「なっ、…キモッ。……ほんと、アンタって変わらないわね。地味ってゆーかな
んてゆーか。」
不意討ちされてとっさに照れ隠し。まっ、私も変わらないか。この公園から今も
走り続けてるんだもんね。
「うっせー。ほっとけ。なんだってんだ。」
「あっ、そーだ。アンタ、今度の日曜日私を秋葉つれてきなさい。エロゲー買う
からアンタ必要だし。」
「またかよ。…わーったよ。ついてってやるよ。それより、お前足大丈夫なのか
?」
傘をさし、歩きだす京介。
「アンタ、妹が可愛いからって、日曜足大丈夫か痛くなったら休憩しようって、
ラブホとか入ったら殺すわよ。」
憎まれ口をたたきながら、私は兄貴の後ろを歩きだす。
その背中を見て思う。
最近、素直になれないなぁ。って。
でも、ほんとに変わらないなぁ。優しくて頼りになって、カッコいい私の大好き
なお兄ちゃん。やっぱり私、今でもお兄ちゃんのお嫁さんになりたいな。
大好きだよ。お兄ちゃん。
―――それは遠い記憶のあなた―――
―――それは甘くて少しほろ苦い―――
―――大好きなお兄ちゃんとの大切な思い出―――
―――今でも続いてるお兄ちゃんへの思い―――
以上です。
今日の朝に思い立って書いたやつなんで駄文、誤字脱字すまん。
素晴らしい
よかった
京介はひどいやつだ
>>806 なんかこう…ぐっと来た!
乙でした、ありがとう。
>>775 オチは面白いけど黒猫の例え話引き合いに出すくだりがちょっと突飛というか強引じゃね?
ヒョウロンカキドリが此処に巣を作っちゃったみたいだな……
いつの間にかコウショウwなスレになってるな
>>812 そんな細かいこと言ったら
>>806も女子と男子が一緒に走るの?ってことになっちまうぞ
もしかして今はそうなの?
>>815 それとこれとは全く関係ないと思うんだが
確かに、
>>786に比べれば、まだマシな感想ではあるが
感想を書くのは構わんけどさ、
テンプレ
>>1に以下の記載があるのを忘れないでくれよな。
>◆その他
> ○書き手さんが投下し易い雰囲気づくりを
このスレにSSを投下するのと、
将来プロを目指して編集部に持ち込みをするのは
まったくの別モノ。
後者で妥当な指摘(作品を良くするためのコメント等)であっても、
先に挙げたテンプレに抵触するならば、それはNGなんだぜ。
ここはSS職人さんの「もの凄いオナニー by 黒猫」の発表の場なんだから
評論家気取りはどこか他所で「適確な評論」をやってくれ。
少なくともこのスレではそんな評論は求められてない。
まあ、同じ内容の感想を述べるにも、書き方一つで随分と違うんだろうけどね
妙に上から目線になったり(そう受け取られかねなかったり)、突拍子もなく自分の好みを押し付ける文面にならないよう
みんな気をつけようぜってことだな
ロック×黒猫とか部長×桐乃なんかが投下されたら、荒れちゃったりするのかな
注意書きしとけばそういうの苦手な人はNGしてスルーするから問題ない
>>820 > ロック×黒猫
騙されやすいロックが黒猫の邪気眼厨二病にあてられて闇の波動に目覚めるが、盛大な勘違いを京介に突っ込まれて最終的に黒猫が恥をかくとこまで幻視した
エロ? んなもんないない
> 部長×桐乃
妹モノのエロゲーについて小1時間熱く語り合うが『義妹vs実妹』『陵辱vs純愛』で決定的に意見がわかれるとこまで幻視した
エロ? んなもんないない
部長は純愛派だと思うけどな
陵辱もプレイ自体はできるだろうが
ロックも厨二病一歩手前だからな……マジで黒猫に当てられる可能性は高い
> ロック×黒猫
もう某出版社殺しの緑髪超能力者と知欠先生の殺し屋クロスSSにしか見えんわw
>>812 桐乃の両取り染みた牽制宣言→黒猫はその真意に気付きニヤつくが、京介は気付かず引っ掻かれる
→黒猫:あなただったらどっちを取るの?→京介:(自分を犠牲にせず)やっぱり両取り
→百点満点
ってことだろ、評論家気取りっぽく高尚な解釈をするなら。至極よく纏まってて上手いと思ったけど
展開が唐突に見えるのは読者=京介の戸惑いを表現するため、とかまで言ったら穿ち過ぎかもしれないけど
>>775 実際こうなるかどうかはともかく、桐乃の壊れっぷりに笑ってしまったw
貞子な桐乃ナイスw
ロックは普通に黒猫の邪気眼信じちゃうんじゃね?w
「俺も夜の眷属にしてください、お願いします!」
って土下座するロックが見える
NTRはNTRスレでやってくれ
巣から出てきてはいけない
そして数年後、超常現象を解決する和菓子屋生まれのTさんとして語られるロックが・・・!
>>806 乙!
すげぇよかったw
きりりんかわいいなああああああ
>>822 部長とガチでオタトークできるキャラといえば、真っ先に御鏡が思い浮かぶな。桐乃は次点で。
部長と御鏡を会わせたら、なんかすごい化学反応起こしそうだ。
しかもその現場を瀬菜に目撃されたら、更にカオスになる悪寒w
ロックはロックで厨二病だと思ったり
なんかこう…昭和的な厨二病というか…
バビル2世的な?
ロック×黒猫
京介が黒猫と付き合い始めたことを知り、姉のために黒猫の処女を奪う
携帯で撮った映像を使い黒猫を脅迫し京介と別れさせ、自分の性奴隷にする
とかどうよ?
姉のために〜のくだりで文学少女スレの陵辱ssを思い出してしまった
ああいうのなら大歓迎
まあ、ここよりはレイプスレやNTRスレの方が喜ばれるとは思うが
わざわざギャグ方向に話題逸らしたんだから空気読めばいいのに
839 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 22:44:44 ID:6ozvhZ0B
NTRはNTRスレに帰れよ
>>835 お前のネタは、クソつまんねーから
ネタ提供してるつもりだろうが、書くワケねーだろバーロー
半年ROMってろ
840 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 22:52:04 ID:dB5cTpQB
ロックは登場のたびに何気に酷い扱いうけてて不憫な気持ちになる
京介への恋心がなかなか成就しないために、真奈実の歪んだ欲望が実弟へと向かう・・・
帰ってきたら処占厨が発狂してた
自分が受け入れられないからって何でもかんでも否定するなよ
>>806 乙です
原作の桐乃の内心もこれくらいデレてたらなぁ
(心が)きれいな桐乃なんて桐乃じゃねーよ
きれいなジャイアンぐらい違和感あるぜ
逆だろ?桐乃は言動はアレ(基本対兄貴限定だが)だけど内心は乙女ってキャラじゃん?
桐乃は背後を取られるとゴルゴ13並みに自動攻撃を仕掛け、
京介がその餌食になっているけど、
あれはわかっていてやっているのか?
まとめスレにある
俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない
ってのはアレで終わちゃったの?
それとも更新してないだけ?
桐乃は外面は良いじゃん
中身はエロゲオタでアニオタでブラコンで変態でくんかでよごれキャラだと思う
アニメ組もいるしキャラの印象ブレてんのは仕方ないかと
>>848 そこを支えて魅せるほどの純情可憐な乙女なのが良いんじゃないか
くんかくんか
可憐(笑)
桐乃視点を読むとますますもって女の子だと感じるな
本人も純情可憐と自負してるしw
まんま一昔前の少女漫画にできそうだしなぁw>桐乃視点
――否、否否否。
855 :
a:2011/01/25(火) 00:59:58 ID:s1XtlJ2T
o
まあ、あれだ、きりりんアンチは放っておけってことか
いや、あるいは本気で桐乃の心の中が汚れていると思っているのか・・・
桐乃が純情乙女であることは原作者公認なのにw
ここでも桐乃のエロって妙に少ない気がするなあ・・・、うん、純情だww
ここは商業用じゃないんだから、書き手の非難だけは避けようぜ。
>>818で既出だが、スレのルールは守って感想あげよ!
守れない奴は荒らし認定スルーってことで。
アニメの桐乃って見てると殴りたくなってくるからアニメから入った人はすり込みでアンチになるのも仕方ないかな
原作からだとこんなにも純情可憐に見えるというのに
俺はアニメから入ったけど桐乃が可愛くて仕方なかったら原作全部そろえた性質だが
アニメの表現力不足だな
それとも原作読みのフィルターが高性能すぎるのか?
麻奈実回の桐乃は素晴らしかった
俺の周りのアニメから入った人は、普通に桐乃可愛いっていってるけどなあ
俺個人的にも、アニメの方が可愛かったと感じるのだが・・・
アニメは京介フィルター使えないからこそのあの表現だったと思うよ
映像は文章と違って誤魔化し効かないからね
桐乃のハッキリ分かるようなデレ表現はかなり削られてる
作品投下と
マンセー感想以外は消えてくれないかな
スレ違いだから
アニメの桐乃はとにかく腹が立ったなぁ
竹達効果か?
とりあえず桐乃SSをもっと俺に補給させてくれえええ
かませ猫のNTRまだー?
アニメ脚本の倉田は、インタビュー見る限り、桐乃の魅力が視聴者に伝わるシーンをどうも意図的にカットしていたらしいからな。
8話に至っては、明らかに原作とキャラが違ってたし。
桐乃の中の人が、
けいおん!のあずにゃんの中の人と
同一人物と知って唖然とした
同様に、
黒猫の中の人が、
スケッチブックの空の中の人と(ry
声優って凄いのな
>>871 ついでに地味子の中の人は『けいおん』の律っちゃんだ
俺はこの二人の中の人が一緒だと知った時にエライ驚いたな
知らなかった自慢はウンザリです
おっと
無知がネタになると勘違いしてる馬鹿芸人の悪口はそこまでだ
マジレスすると今あげてた人たちはそうでもない
すごいと感じるのはちわちゃんとかゆかりんとかではなかろうか
まゆたん先生みたいに実際武器になってる人もいるよ!
>>874 >地味子の中の人は『けいおん』の律っちゃん
Σ( ̄□ ̄; まじか――――!!!!
うぜえ
いい加減にしろよ
>>880 煽ってないでネタ振りしろよ
文句しか言っていないお前の方がスレ的には迷惑
雑談のあるSSスレは活気のあるスレ
活気があるから投下されてまた雑談が増えてまた投下される良スパイラル
投下しかないスレは活気も無くなって誰も投下しなくなる
>>882 そのふざけた幻想をぶち壊す!!
つ ほのぼの純愛スレ
精神的に成熟していない人間が住んでいるスレは衰退へと向かっている
数が多ければ多いほどその速度は上がる
もうわかったから
貴様ほど急ぎすぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!
たかが煽り荒しの一つや二つ、
νガンダムで空気替えてみせるでござるよ
沙織のGガンに対する認識はどういうものなのだろう
糞スレすぎる
それならこのスレに来なくていいじゃん
それでお互い平和なのになんでわざわざ書き込むん?
ボウヤだからさ
煽りたい年頃なのさ、きっと
また煽り合いがしたいのか、あんた達は!
ゲームが発売されてネタが増えればまたSSが増えるだろうよ
2月下旬に配信もあるし
ゲーム内容ネタバレは注意書き頼むぞマジで
え?Gガンってそんなに前なのか
10年ぐらい前だと思ってた
>>898 >真妹大殲シスカリプス
モバゲーの奴か?
十年前っていうと未だに90年代に感じちゃう
オッサン十年前から時間が止まってるんだよ
この十年で何か進歩したか?
携帯電話かな
家電系はやたら進化している
でござる
ゴミスレに投下してくれる神はまだか・・・・
905 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 15:58:57 ID:BaE21G6C
神は言っている…
神* ̄∀ ̄) 「あやせタンまじ天使」
あやせメインで思いつくのは
京介虐待SS、桐乃監禁SS、かなこ調教SSぐらいだな
他と絡むのは想像つかないぜ
907 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 19:16:18 ID:BaE21G6C
>>906 >京介虐待SS
桐乃に手を出さないようにとか言って
あやせ家に監禁するか、公園で毎日限界まで抜かれるかだな
DVD/BD vol.2添付の設定資料がとんでもないことになっている件。
なんだよあの「仕事着の構造」と「パニエ着用時のフレアショーツ」ってw
何言ってるんだよ、設定資料ごときがそんなとんでもないこと・・・・・に・・・・・
何アレ!?黒猫のパンツ!?まさか原作よりも先に設定資料で拝むことになるとはw
>>907 桐乃「最近兄貴が毎日賢者モードで、きわどい格好してみても無反応なんだけど」
あやせ「計画通り」
こうですかわかりません!
よし
いってみようか
>>911 そんなにみたいなら自分でSSを書けばいいじゃないですか
ネタは浮かぶけど書こうとする前に頭の中で完結させて満足しちゃうんだよなw
公園で抜くのか…
「こんな穢らわしいモノを手で触れるワケ無いでしょう。足で十分です」
京介に手錠して足コキするあやせが見えた
>>913 わかる。こんなのいいかも、じゃあこんな展開でー
とプロット組むと大抵そこで満足して終わっちゃうw
プロット組むまでは割と楽しくやれるけど、
その先、原作準拠の表現に落とし込むのがもの凄く大変・・・
>>914 京介に手錠して足コキが京介に手錠コキするあやせに見えた
原作準拠なんてしなくてええんや!
三人称でもキャラ崩壊でもええんや!
>>919 さすがにそれは人を選ばないか?
まあ大歓迎だが
そもそもアニメ版が原作準拠じゃないし・・・
アニメの倉田脚本は出来の悪い二次創作みたいなもんだったしなぁ……
倉田脚本以外はプロの仕事だったけど。
アニメなんてなかった
それじゃ小猫も幻だった……!?
PSP版の特典の原作者書下ろしのショートストーリー…どういうことなの?w
まさかとは思うが原作も最終的にああなったりしないだろうな?www
なるわけないっしょ、何の為にあれだけ原作とは関係無いifのルートと釘打たれたと思ってるんだw
ありえるとすれば4-5巻あたりの時点で、幾つか用意していたと言っていた展開のうちの一つで、
本編でもそうなった可能性があったかもしれないって位だろう
○銘打たれる
×釘打たれる
俺は何をいっているのか
ネタバレは本スレでやってろカス
いやまぁ釘を刺されたと銘打たれたがごっちゃになったというかね、クソして寝よ
妹――――クDVDジャケットの裏に書いてある台詞集は
あの三人のものだと思うけど、やっぱり左下のアレが目立つw
釘をくぎゅうと読む俺はアニメからの流入組
近くの本屋文庫本少なくて困ったぜ…
職人マダー?
>>934はあやせ腹ボテのネタバレだからみんな注意しろよ
>>934 ちょwwwwwwwwwwwwwwwww
桐乃「何ソレ」
>>934 あやせとできちゃった結婚することになった京介
あやせの両親は難色を示していたが、娘の気持ちが固い事を知ると渋々了承した
一見順風満帆に見える二人だが、京介には気がかりなことがあった
行方をくらました妹、桐乃のことだ
ある日の夕暮れ、海岸で妹の安否を気遣いながら黄昏ていた京介
そろそろ帰ろうか、と立ち上がって振り返ると、そこに桐乃がいた
手に何か持っている。あれは、包丁?
そう考えた次の瞬間、その包丁は京介の腹に突き立てられていた
「兄貴…死んで」
包丁を更に深く抉りこむ桐乃
「あたしをこんなにしといて…自分だけあやせと幸せになろうなんて…!」
桐乃は京介の子を身篭っていたのだ
941 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 23:29:42 ID:9dtBaAAd
『ツインテールの操縦法』
登場人物
高坂京介 来栖加奈子 高坂桐乃 新垣あやせ
語り
高坂京介
でいきます。
「あたしの彼氏になってくんねえ?」
来栖加奈子に呼び出された俺は斯様な申し出を受け、とても混乱している。
彼氏になれ? なんか桐乃も似たような頼みをしてきたことがあったよな。
しかし、なんだってこのクソガキ加奈子がそんなことを言い出すんだ?
しかも自分の親友である桐乃の兄であるこの俺に?
「勘チゲーすんじゃねえよ。あくまでも彼氏のフリだかんな!」
ああ、そういうことでしたか。だったら俺も慣れたもんだぜ。
でもなんで彼氏のフリをするんだ?
「ほら、あたしって汚れ系の仕事でコスプレやってんだけど、
そこであたしを見たキモオタ野郎にストーキングされてんだよね。
もうキメぇったらありゃしねえ」
なるほど。口は悪いがこいつが置かれた状況と、
なぜ彼氏のフリをするのかは何となく理解できた。
「つまり、そのキモオタ野郎に諦めてもらうために、彼氏のフリをしろってことか?」
「おー、勘がいいじゃん。さっすが桐乃の彼氏!」
おっと、こいつは俺を桐乃の彼氏だと思い込んでいるんだったな。
「でもなんで俺なんだ? お前なら彼氏のフリをしてくれる、というか
本当の彼氏の一人二人三人四人五人くらい居るんだろ?」
「オイ! あたしをそんな軽い女と思ってんのかよ!?」
違うのかよ?
でもそう言えば、ナンパで男漁りしているってのは聞いたことがあるが、
リアルに彼氏が居るってのは聞いたこと無いな。
「まあ、こんなこと頼めんの、桐乃の彼氏のあんたくらいしか居ないしぃ」
その理屈わかんねえよ。
「俺に断られるとは思わなかったのか? そもそも俺は桐乃のか‥‥彼氏だぞ?」
「ちょっとこっち来てくんね?」
加奈子はそう言って手招きをした。
何だよ、と思い近づくと、
パシャ
携帯でツーショット写真を撮られた。
!?
俺が訝しげな顔をしていると、加奈子はこう切り出した。
「コレ、どうしよっかなー? 誰に送ろっかなー?」
ははん。さては桐乃に送ると脅すつもりか?
残念だな。桐乃は俺が加奈子に興味が無いってことを重々理解している。
そんなの脅迫ネタにならんぞ。
「とりあえずー、あやせに送ろっかなー?」
‥‥‥加奈子サン、今なんと??
「あたしのダチにあやせっていう小うるさいブスが居るんだよねぇ。
こいつがあんたの彼女の桐乃と仲が良くってさー、
しかも桐乃のことをいっつも心配してんだよねー。
そんなあやせにぃ、あんたとあたしがラブラブな写真を送ったら面白くね?」
‥‥‥コイツ、人の弱みを握る天才じゃね?
「そのあやせ‥‥‥ちゃんって子のことは‥‥‥良く知らないけど、
加奈子ちゃんが困っているのなら‥‥‥協力してもいいよ」
「マジぃ? じゃ悪いけど頼むわ」
‥‥‥こいつは裏表のない悪女だな。
キモオタ野郎と会うという当日、俺と加奈子はスタバで作戦会議を開いた。
「あたし、ケーキ頼むぜ! いいよな?」
「‥‥‥好きにしていいよ」
太るぞ、という台詞を飲み込んで加奈子にケーキを奢ってやることに。
「とりあえず、キモオタ野郎と会ったときにあたしとあんたが
どんだけラブラブなのかを見せつけてやんねーとな。
台詞考えてきたんだろ?」
いつかの美咲さんのときのように、桐乃の彼氏のフリをしたときと
同様の作戦でいくことにした。
使い回しの作戦だが、加奈子はそんなこと知らないからどうってことない。
そして、俺が宿題として考えてきた甘〜い台詞を披露してやった。
クソガキを面前にして吐く台詞ではないのだが、予行演習と思って我慢ガマン。
えーっと、キモオタ野郎を向けてラブラブな俺たちを見せつける台詞だったな。
―――それではスタート。
『お前はもちろんのこと、誰も俺と加奈子に間に入り込むことなんてできない』
「おう、いきなり熱くね?」
加奈子のノリも悪くない。上々のスタートだな。
『俺たちはもっと熱いステージに進んでいるんだ』
「熱いつながりか。やるじゃん!」
『恋愛はファンタジーだらけだが、俺たちはスタートからゴールまで
愛のファンファーレを鳴らしているんだ!』
「‥‥‥ちょっと難しくね?」
『俺たちはハチャメチャな愛だが、こうやって真剣に一心不乱に
つき合い続けてリアルの愛にいつかはなるんだ!!』
「え‥‥‥」
『誰にも負けないこの気持ちは加奈子に向かって咲いている!』
『世界で一番大好きな加奈子にもっと恋したい!』
『加奈子がいつでも一番さ! ふくれた加奈子も可愛いよ!』
『加奈子だけのため、俺は生きるのだあああぁぁぁ!!』
「‥‥‥」
ふふん。これだけ派手にやればキモオタ野郎も諦めるだろう。
―――と、加奈子が固まっているな。どうした?
「‥‥‥あのさ、ソレ、元ネタがあんの?」
「いや、俺のオリジナル‥‥‥のつもりだが?」
「キメぇ。マジキメぇ」
「おい、せっかく考えたのにそれはねえだろ。一体どこが悪いんだよ?」
「言葉じゃ説明できねえけど、なんとなくキメぇんだよ!」
「そうか? 俺は悪くないと思うんだが」
「マジな話、ソレ、人前で言わねえ方がいいぞ。もちろん桐乃にも」
桐乃にこんなこと言ったら‥‥‥考えただけでも恐ろしい。
「とりあえず、そのキメぇ台詞は全部却下な」
「なんでっ!?」
「普通にキメぇからだよ。あったり前だろ!」
女子中学生に宿題のダメ出し喰らったよ。
「ぶっちゃけ、桐乃が気の毒に思えてきたよ。こんな痛い彼氏じゃあね」
うっせ、クソガキ。
「んあー、もうケーキ無くなっちまった!
どんなに食べても全然減らない魔法のケーキってねえのかよ?」
‥‥‥言葉じゃ説明できねえけど、なんとなくキモイから、
ソレ、人前で言わねえ方がいいと思うぞ、加奈子サン。
予行演習もそこそこに切り上げさせられた俺は加奈子に引きずられ、
キモオタ野郎との待ち合わせ場所までやって来たが‥‥‥
結論を言うと、キモオタ野郎は待ち合わせの時間・場所に居なかった。
キモオタ野郎が怖じ気づいたとか、ブッチしたとかではない。
加奈子のアホが、待ち合わせの日を一日間違えたらしい。
それも遅い方に。
「まー、とりあえず、キモオタ野郎とは会わずに済んだわけだし、解決じゃね?」
いい加減なガキだな。そしてキモオタ野郎、哀れすぎるぜ。
つか、本当にストーキングキモオタ野郎なんて居たのか?
「じゃあたしは行くトコがあっから。んじゃねー」
やれやれ、嵐のようなガキだったな。
相談に乗ってやったのに、台詞をキモがられ、宿題にダメ出しされ、
ケーキをたかられた挙げ句にこれかよ。やってられねえ。
適当にコンビニによって立ち読みをしてから俺は家までの道に着いた。
めーるめるめるめるめるめるめ〜 めーるめるめるめるめるめるめ〜
ぐぅっ! あの電波ソングがどこからともなく流れてきやがる。
宇宙にきらめ〜く 流れ星〜☆ まじーかる じぇーっとで、てーきを撃つ〜
魔法のくにから地球のために 落ちて 流れーて こーんにちは〜
星くずうぃっちメルル〜♪
しゅ〜てぃんぐすた〜♪ しゅ〜てぃんぐすた〜♪
あなたの胸に飛び込んで行くの
いん石よりも(キラッ☆) きょだいなぱわーで(キラッ☆)
あなたのハートをねらい撃つの だ・か・ら♪ わたしの全力♪ 全開魔法♪
逃げずに ちゃんと受け止めてよね〜
めーるめるめるめるめるめるめ〜 めーるめるめるめるめるめるめ〜
はぁ‥‥‥キツイ。キツすぎる。
こんな町中でこんな電波ソングを垂れ流すなんてどんな勇者だよ?
まさか桐乃じゃあるまいな?
電波ソングの発生源を探ると、託児所が見えてきた。
なるほど。託児所の子供向けにCD音源でも流しているのか。
でもこのアニメ、正直子供向けとは言い切れないからな。
変身シーンはエロいし、バイオレンスチックなシーンも多いし、
子供に見せるアニメとしてはどうかと思うぞ。
託児所の前を通り過ぎるときに、何の気無しに託児所の方を見ると、
メルルの格好をしたコスプレイヤーが振り付きで歌っていた。
うげ。今の生歌かよ。上手いもんだな。本物みたいだったし。
いや、歌ばかりじゃない。振りも上手いし、何よりも外見までも‥‥‥
―――アレ、加奈子じゃねえか!!
何やってんだアイツ!?
「んぁッ!? ココで何やってんだよ!?」
「お前こそ、ここで何やってんだ?」
託児所から出てきた加奈子と俺は、予期せぬ場所で出会した者同士、
互いに疑問をぶつけあった。
「見られちゃしゃーねえな。あたしここで週イチでミニコンサートやってんの」
「なんだって‥‥‥そんなことを?」
「あたしが歌って踊るとガキどもが目を輝かせて喜ぶんだよね。
キモオタ共とは全く違う反応でさ。それが可愛くってたまんねーの」
コスプレ大会で優勝するお前だから、子供たちも本物のメルルだと思うんだろう
「それに、この託児所って、あたしが世話になったトコなんだよね。
まあなんつーか、アイドルへの足掛かりってゆーか、恩返しってゆーか」
『アイドルへの足掛かり』ってのは無いと思うぞ。
こいつの本音は後者、つまりは恩返しなのだろう。
こいつの意外な面を知って、俺は驚いた、というか不覚にも感動した。
「オイ、このこと、誰にもしゃべんじゃねーぞ!」
「ああ、誰にも言わねーよ。メルルの正体は秘密だな」
「わかってんじゃん。さっすが桐乃の彼氏」
―――こいつの操縦法を見つけた気がした。
なんだよ、クソガキだとばかり思っていたが、加奈子っていいヤツじゃねえか。
見た目と言動で判断していた俺は恥ずかしくなったぜ。
翌朝、俺と桐乃が途中まで一緒に登校していると、
クソガキ、もとい加奈子と会った。
「ちーっす。朝から見せつけてくれんじゃん!」
「お、おはよ、加奈子」
「おう、おはよう」
「ふーん。桜桃学園中等部のアイドル高坂桐乃様の彼氏は、
弁展高校の生徒だったなんて、あたしもビックリしたよ」
ああ、まだこいつは俺と桐乃を恋人同士と思っているんだな。
アホな子だよ。
そう思い加奈子の顔を見ると、イヤな感じの笑みが見えた気がした。
「ああ、昨日のことは二人だけのヒ・ミ・ツだかんな。忘れんなよ!」
そう言い残し、加奈子は駆けていった。
ハッ!
恐る恐る桐乃の顔を覗くと、目が吊り上がり、ワナワナ震えていた。
「ア、アンタ、加奈子にまで‥‥‥?」
「ち、違う! 誤解すんな!」
「どう違うのです? お兄さん」
げ! 小うるさいブス、もといラブリーマイエンジェルあやせたん!
どこから湧いて出た?
「やっぱりお兄さんって鬼畜ロリコンですね! 気持ち悪いです」
「この変態ロリコン! 死ね!!」
こうやって、変態・鬼畜・シスコンに加えて、俺の肩書きにロリコンが加わった。
加奈子の操縦って難しいな。
俺には無理だ。
『ツインテールの操縦法』 【了】
>>950乙!
京介はゆかり王国民なのかw
世界一かわいいよ!
ツインテールの操縦法と聞いて真っ先に
バーチャロンのコントローラーを思い出してしまった俺はおかしいと思う
>>950 GJ
不良が子猫を助けるといいやつに見える理論ですね
それはそれとしてギャップって萌える
ところでPSP版の沙織√の某一枚絵が女神過ぎて困る
誰か自分以外で沙織SSを書いてくれる人はいないのかなって…
>>950 何?京介は近場の年下美少女全部狩る気なの?
朝は桐乃、帰りは黒猫、たまに公園であやせ・・・。
GJですよ
>>950さん!
>>952 そうやって他の職人さんに期待するのが正しいやり方なんですか?
なんだっていい!あのエンド後の沙織アフターを書くチャンスだ!
(PSPが手元にないからまだバレ画像しか見れてないことは黙っておこう…)
>>950 加奈子のカラっとしている人柄が上手く描けていて良い感じw
乙!加奈子好きになった
934のやつにいけねぇぇぇえええ!!
頼む!教えてくれさい!!
PSP買ってくるんだ
いつもの高坂家だな
問題ない
ああ
最後の一枚以外はいつも通りだな
>>960 おk 音速で保存余裕でした^^
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは音速で画像を保存していたと思ったら
いつのまにかamazonポチっていた』
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
あやせ マジ天使
桐乃「ノーカン」
965 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 18:34:17 ID:2uxJIf6s
あやせENDに期待してマッパで買ってきた!
百合√のあやせマジ堕天使ww
禁書共々予約してたが仕事が忙しくて今日も回収に行けなかった…
お前ら羨ましいですorz
買ってもまずは積みゲーを消化せんと…
精神と時の部屋に行きてぇ
桐乃腹ボテルートないの?
気合入ってねーな
970 :
赤城?:2011/01/29(土) 00:08:35 ID:Wa9ONiPw
>>968 そんなことより
俺とフュージョンの練習しようぜ!!
もうそろそろ次スレの季節か
じゃあ立ててくる
>>969 俺妹Pはifルートなんだから、原作で予定されてる展開が出るわけない
>>975 その発想はなかった
なるほど、そういうことか...!
誰か、誰か俺に京介×黒猫のイチャラブを・・・
何か今回のでもう完全に桐乃か黒猫ルートに絞られた感はあるよなぁ
あえての瀬菜やブリジット・・・なんて事はあるまい
そこで二次創作の出番なわけですよ
こんかいはけっこうバイト数余ってしまったな
アニメ化されたし仕方ない
テス
「……ただいま」
仕事を終え、誰もいない部屋に帰ってくる。
音もなく狭く、寂しい部屋。返事など当然、ない。
「……疲れた」
着替えもせずにベッドに倒れ込む。
スーツの皺なんて、知ったことじゃない。
「……忙しいだけ、幸せなのかしらね」
今日を生きるために働いて、明日を生きるために寝る。
きっと多くの人間が送るような、“普通“の毎日。
「……明日も仕事、か」
かつての夢なんて、とうの昔に捨ててしまった。
夢を追いかけるだけでは、生きていけないから。
「……彼らはどうしているかしら」
今日もまたいつものように、かつての友人たちを思い浮かべる。
自分自身の弱さから、離れてしまった大切な友人たちを。
「……沙織」
孤独だった私を救ってくれた、大切な恩人だった。
以前一度だけ覗いてみたら「オタクっ娘あつまれー」の管理人はまだ続けているらしい。
彼女に黙ってコミュニティを抜けて、音信不通になってしまい申し訳なく思っている。
「……あの女」
私の最大の壁であり、同時に理想であり、そして大切な友人だった。
雑誌で姿を見掛けないところを見ると、もうモデル業は続けていないようだ。
でもきっと彼女の兄と、その伴侶と仲良くしていることだろう。―――そして
「…………先輩」
あの女の兄であり―――私の、初恋の人だった。
“大嫌い“な妹のために、自分を犠牲に出来る人。
自分になんの見返りもないのに、私を助けてくれた人。
彼の受験が終わったその時には、想いを打ち明けようと思っていた。
けれど私が一歩を踏み出せずにいるうちに、彼は―――
「……遠慮なんてしなければよかった」
どれだけ後悔してもし足りない、忘れられない記憶。
他の誰のせいでもない。待っていた私が悪いのだ。
「……でも、あの時想いを告げていたところで……」
私などではあの女や、あの少女になんてきっと敵わない。沙織や田村先輩とも比べるべくもない。
性格も容姿も才能も生まれも立場も、何もかもが劣る。私に勝てる要素なんて、一つとしてない。
ただひたすらに劣等感が全身を、精神を蝕む。今の私は、かつての私以上の劣等感の塊となってしまった。
「……せめて友達でいればよかったのに」
でも見たくなかった。見ていられなかった。彼が知らない誰かと幸せになっている姿なんて。
私の弱い心は友達で収まることを許さず、皆の前から姿を消すことを選んだ。
せっかく手に入れた何もかもを捨てて―――私はまた孤独に戻ってしまった。
「……どうしてこうなったんだろう」
何より大切だったのに、自分が一番分かっていたのに。
それを自ら捨ててしまった愚かさに涙が溢れてくる。
そして未だに立ち直れない情けなさに心が押し潰される。
「……戻りたい……あの頃に……」
もう戻れない、あの頃には。
あんな幸せな日々は、二度と私には訪れない。
私はあの時―――選択肢を違えてしまったのだ。
「……こんな世界……滅んでしまえばいいのに……」
心に浮かぶ呪詛を、今日もまた口にする。
ちっとも自分の思い通りにならない世界を恨みながら。
最善の結果を求めて全力を尽くさなかった自分自身を呪いながら。
「……私は……本当の私は……」
後悔で真っ黒に塗りつぶされた胸の中。
きっと死ぬまで、晴れることはない。
独りぼっちで、重い十字架を背負い続ける。
「……こんな……はずじゃ……」
誰かにとってのハッピーエンドは他の誰かのバッドエンド。
この世界の私はきっと―――バッドエンドなのだ。
【了】
あやせルート後&特典SS中の黒猫を想像してみた結果がこれだよ!
ま、埋めネタってことでご容赦をば…
つーか黒猫ルートもなんかイマイチだったし…どこで黒猫は救済されるんです?
やめろww鬱になるだろwww
乙
原作のほうでこの世界線では私の勝ちねくらい言ってほしいな
おまいらの反応見てスルー余裕な俺チキンハート
>>985 その分原作では目も当てられないぐらいのイチャラブをやってくれるはず!
……はず
>>983-985 救いは、救いは無いんですか?!orz
京介には桐乃の想いを受け止めてくれることを望んではいるけど、
だからといって他のキャラが不幸になるのを望んでいるわけでもなし
現実世界の恋愛はゼロサムゲームだけど、そんな辛い思いは現実だけで十分だ・・・
せめて架空世界の俺妹の登場人物くらいは、
ベストとまでいかなにせよ、それなりに幸せな将来を迎えてほしいわ
胃に穴があきそう(´;ω;`)
ねぇさまが寂しそうにしてる(´・ω・`)
そうだ!ねぇさまが前に連れてきたにぃさまにまとわりつく牝どもを消せばいいんだ(´▽`*)
自分で書いといて胃に穴が空きそうだったよ!
二度と鬱SSは書くまいと決意した雪の日
…でも10年後ツイッター絡めたネタ思いついたんだけどどうしよう
欝なら一応注意書きくらいあったほうが…
あやせ「妊娠したと言ったな。あれは嘘だ」
京介「……俺の子だと決まったワケじゃねーだろ」
現実世界だと
>>983に限りなく近い話がごく当たり前にあるから困る・・・・
社内恋愛でうまくいかなかった女性がそのまま退社とかあるしな
タイトルこそ「最悪結末」となっているけど、あの状況自体は誰にでも起こり得る
その状況から抜け出せるか、そのままそこに留まってしまうかが
納得いく人生を歩めるかどうかの分かれ目なんだろうが、
黒猫は後者を選びそうだ・・・・誰か次のスレのSSで彼女を救ってやってくれorz
文才がない俺には無理だ
廃猫状態はつらいな埋め
1000なら原作きりりん妊娠
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。