親がいない女の子と・・・!

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1名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 23:17:57 ID:tG3wyc7p
小さい頃に親を亡くし、身寄りもおらず、自分一人で生きてきた女の子。
そして、「信じられるのは自分だけ」と人間不信に陥る。
だけど、「人生捨てたもんじゃない!」と思えるような恋をしてしまう!!ということに萌えるスレ。
2名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 00:05:55 ID:BGnQnBmH
薄幸少女スレみたいなのなかったか?
3名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 21:57:08 ID:qF8MSeVu
>>1乙。
職人さんいらっしゃい!
4名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 22:43:29 ID:4CAK11WW
>>2
幸薄っていうか人と関わるにしてもある一定のラインでバリアを張って人と距離を置いているみたいなこと。
自分でもなんて言えばいいか分かんないけど、基本は、

親に捨てられる。
  ↓
信じられるのはじぶんだけ 人間大嫌い。
  ↓   
ある人と出会う。
  ↓     
こいつとは同じニオイがする
  ↓
人間嫌い
  ↓
こいつと居ると楽しい
  ↓
人生捨てたもんじゃない
  ↓
いつのまにかそいつを好きになってる。

みたいな?  
5名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 23:09:19 ID:iX4Ghkct
誰か〜〜。
6名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 19:14:43 ID:TB137Xtb
何か〜〜。
7名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 19:29:52 ID:aMT05c+d
親に捨てられる。
  ↓
信じられるのはじぶんだけ 人間大嫌い。
     
ある人と出会う。
  ↓
こいつよりかは自分の方がまマシ
  ↓
慰めてる間に人生捨てたもんじゃないと気づく
  ↓
気づかせてくれた
  ↓
好きになる
  ↓
年の差が邪魔する

こんなかんじ?
8名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 01:43:31 ID:KxeTj1EJ
そういった境遇の女の子は
むしろ不幸になっちゃう方が萌えるのは俺だけか?
「家族が増えるよ。やったね、たえちゃん!」は、極端な話としても・・・
9名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 14:55:12 ID:BEwatbNl
不幸な美少女は萌える
10名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 12:33:40 ID:SIjBJ8Er
10
11名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 17:00:21 ID:qXZk1c26
>>7
それ!!
12名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 17:01:23 ID:qXZk1c26
>>8
BAD墜ちもOK
13名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 17:52:13 ID:qXZk1c26
勝手に投下

私の名前は美貴。
親は私が生まれてすぐに事故で他界。
自分の名字も分からず身寄りもない私は施設で育った。
「美貴」という名前は施設の人につけられた。
中学になってから施設を出ていき、一人暮らしをした。
財産だけでは生活できないからバイトもはじめた。
よくパートの人に「かわいそうに」と言われた。
その度にむかついた。私の事なにも知らない癖にと。
私が人間を嫌いになったのは高校になってから。
あの頃は私もまだ恋心という物を持っていて、ある先輩に憧れていた。
結果的には付き合うことができたけど、別れた。
付き合いはじめてからは彼はクリスマスにも会ってくれなくなったし、誕生日も覚えてくれていなかった。
私との付き合いも彼にとってはただの遊びだったらしい。
それだけじゃなしに私はいろんな人に裏切られた。なぜならあの頃の私は優しすぎたから。
そして私は心を閉ざした。
自分を守るために。
後悔しなくていいように。
だけどあんただけは信じてもいいかなって思えた。
私の気持ちに気づいてなんかいないんだろうけど・・・。
14名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 18:05:47 ID:qXZk1c26
大学生の頃・・・。

また人と関わらないといけないのかと思うと憂鬱になる。
本当だったら大学なんて行きたくない。無駄に金かかるし。
でも安定した職につけないのはイヤだから。
あえて人数が少ない大学。少ない学科を選んだ。
早速私は教室に向かった。
私の選んだ学科にいるのは私含めて5人。
教室にはまだ誰も居なかった。適当に窓側の席に座った。

その時だった私を変えた人が現れたのは・・・。
15名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 18:27:51 ID:qXZk1c26
俺の名前は鷹山智。
俺は大学生活に色々期待していた。
うきうき気分満載で教室のドアをあけた。
俺は衝撃をうけた。
綺麗な黒のロングヘアーに整った顔立ち。目は常に何かと戦っているような感じで。だけどその目はどことなく寂しさを漂わせていた。
どれだけ俺は彼女の顔を見つめていたのだろう。
「何か?」
一言短くそう言われた。
「いっいやなんにもないっす。」
少し焦りながらもそう言った。
彼女は何事もなかったかのように視線を窓の外に戻した。俺は彼女の席から隣の隣に腰掛けた。
一瞬もう一個隣に行けというような殺気?を受けた気がしたけど。
それにしても本当に綺麗な顔してるなぁ。どこの高校の人だったんだろう?
彼女と再び目が合う。
「・・・・・。」
何も言われずじっと目を見つめられる。
そんな見るなよ!気まずいって!
「・・・・・。」
気まずさに耐えかねた俺は思い切って話しかけた・・・。
16名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 18:45:31 ID:qXZk1c26
私は外を見つめていた。
ガラッ!!
大きな音を立ててドアが開かれた。
そこには私の顔をじっと見つめて動かない男の人がいた。
いつまで人の顔を見ているのだろうか?
見つめられることがイヤになって、
「何か?」
と短く言った。
彼は顔を真っ赤にしながら、
「何でもない」
と言った。
私は視線を外に戻した。
彼は私の隣の隣に座った。
近すぎる。
席をかえようかと思ったけどかえて初対面の人が涙目になってもらっても困るからやめた。
また私の顔が見つめられている。
向こうはバレてないと思って見つめているのであろう。
バレバレだっつーの。
もう一度私は何も言わずに目を合わせてみる。
これで視線を反らすだろう。
ところが彼は目を合わせて離そうとしない。
とても透き通った綺麗な目をしてるななんてどうでもいいことを考えた。
「・・・・・。」
何か私に言いたいことがあるのだろうか?
すごい気まずい・・・。
17名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 18:46:50 ID:qXZk1c26
ここまで書いたけど需要ある?
イヤなら途中放棄するけど?
18名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 21:30:40 ID:gBbFjHy8
ぶつぶつ言わずに以下略
19名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 18:45:21 ID:5fFUxCb2
>>17
どうか続けてください
お願いします
20名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 21:12:10 ID:6enX8xkA
「いや〜。いい天気ですね〜。」
やってしまった。
生憎天気は曇り。
「・・・・・。」
彼女は何言ってんだこいつといった目を俺に向けている。
やっぱり言わないほうが良かった・・・。
初対面の人に「いい天気ですね〜。」なんて初めてナンパする人のナンパみてーじゃねぇか!!
再び沈黙が教室を包んだ・・・。
なんとかしねーと・・・。
何かカッコいいセリフはねぇーか・・・。
その時だった。
「どうして・・・。」
そう彼女が小さく呟いた気がした・・・。
21名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 21:33:59 ID:6enX8xkA
彼はようやく口を開いた。
「いい天気ですね〜。」
そんなことを私に言ってきた。
私にどうしろと言うのだ。
「そうですね。」
違う。
外は曇りだ。
「・・・・・。」
結局私は押し黙ることしかできなかった。
しかし、なぜ彼は私に話しかけてくるのだろうか?
今もだが、私には友達と呼べる人なんていない。
まず作りたいとも思わなかった。
友達なんて一人で生きて傷つくことが怖いだけの臆病者の固まりと思っていたから。
私だって今まで人と話したことがない訳ではない。
中学校の時にある人から
「親はどんな人?」
と聞かれた。
「もういない。」
そう答えて以来みんなが私を気味悪がって避けた。
「あいつが親殺したんじゃねーの。」
という話まで陰で言って笑いあっているのを見てしまった。
それ以来私は誰からも話しかけられなくなった。
なにしろ自分が人に近づこうとしなかったのだから。
「天気がいいですね〜。」
人にひさびさにはなしかけられた。
今まで私は一人で闇の中にいたのに・・・。
彼が私を照らす光になっているみたいでイヤになった。
どうして私を光の当たる世界に引きずり出そうとするの?
「どうして・・・。」
気がついたら私はそう呟いていた。
22名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 21:34:54 ID:6enX8xkA
一話完です。
コテハンはつけたがいい?
23名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 18:02:51 ID:dfjPr9qO
乙。コテハンは一応付けておいた方がいいと思う。
2413:2010/12/16(木) 22:20:49 ID:MfynGkpK
2話の内容は頭の中では大体完成してきました。
明日投下したいと思います。
待ってたみんなゴメンよ〜(;´Д⊂) あう‥
あと、13と名乗らせてもらいます。
長文すいません。
25名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 19:01:29 ID:wH7hnq+7
「え〜じゃあ、人数も少ないですし、一人ひとり自己紹介お願いします。」
今はLHR。
先生がこんなことを言い出した。
私は自己紹介が嫌いだ。
これがあるから、中学、高校のように新学期を迎えるのが憂鬱になるのだ。
だいたいなぜ「私」という存在を紹介しなければならないのであろうか。
私は私のことを知ってほしいわけではないし、他人のことを知りたいわけでもない。
そう考えているうちに彼に順番が回ってきた。
「え〜。名前は鷹山智。趣味はスポーツにゲームに読書に・・・・・。」
彼は自分のことを何のためらいもなく話している。
鷹山智。
なぜか彼の名前が私の頭の中にこだまする・・・。
「夢は〜・・・・・・。」
「恋をすることかな?なんつってwwwww。」
教室が何ともいえない空気に包まれる。
私には彼が教室の空気を変えるほど何を言ったのか分からなかった。
嘘。
本当は気づいていた。
彼が
「恋をしたい。」
と言った時なぜか胸が苦しくなった。
どうしてであろうか・・・・・。
そんなこんなで私に順番が回ってきた・・・。
 
26名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 13:20:23 ID:6N2zxPID
続きを…
27名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 17:55:36 ID:ieKfDajp
あは。いっぱいします?
28名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 15:10:13 ID:oGzb1aMC
保守
29名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 21:35:25 ID:+qQPeL0h
投下が増えないよ!寂しいねたえちゃん!
30名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 23:51:02 ID:Ot1cKHTu
31名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 13:41:03.95 ID:bAJLNYQ8
ほしゅ!
32名無しさん@ピンキー:2011/03/25(金) 15:43:25.01 ID:auJIwCUK
引き取った子供と愛し合ってしまった男
33名無しさん@ピンキー:2011/04/06(水) 22:35:04.45 ID:baaNP2hW
ほしゅる。
34名無しさん@ピンキー:2011/05/28(土) 07:53:47.69 ID:OCWMrtyx
あげておこうか
35名無しさん@ピンキー:2011/05/30(月) 11:01:32.03 ID:+eYh4n1z
夜明け前の繁華街、今原付で疾走しているのはごくふつうの青年アルバイト。
バイトを終え帰る途中、脇道から飛び出してきた少女と衝突してしまう。

「うおおっっ!?やっちまったぁぁぁぁ!!」
「…」
「だっだっだ大丈夫かっていや大丈夫なはずないしっていうかあぶねーよ!!危機感薄いよ何やってんの!!」
「…ダイジョブデス」

む?言葉がたどたどしい。
顔が見るからにコーカソイド。
それに何となく幼い。
外国人の見た目年齢など正直定かじゃないが、こんな時間にここで一体…?

「あ〜…OK?ノープロブレム?」
「…」

外人だからとりあえず英語にしたが返答がない
OLL KORRECT、無問題くらいは全世界共通じゃないのか?
いっぱいきけなくていっぱいしゃべれなくてもわからないだろうか?

その時
突如「オラァ」という声と共に
後頭部に廻し蹴りの衝撃が襲った
「?んぉぇ!ぅぃぅぁべsbmふ!?」
「妹から離れろクソ野郎!
まだつきまとう気なら次は玉割るよ!」
「!??!?」
36名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 00:02:51.00 ID:kxg7pw/7
悶絶しながら振り返ると
また一人白人の女が仁王立ちしていた
妹…?二人の顔を見合わすと確かに面影が…さっぱりわからん
外人の顔なんか見比べてもわからん
何となく大小キンパの白人女が二人ということぐらい

「妹はまだ12だよ!店に出せるわけないだろこのペド野郎!」

…こっちのデカイ方は日本語はやや流暢な様子
店って何?ペド野郎って俺何かした?

「…訳がわからん」
「…? え?」

とりあえず経緯を簡単に事情を説明する
日本語で説明して伝わるか不安だが

「…というわけで、何か勘違いなさってません?」
「…。エレナ立てる?」
「ウン」

俺には一言も無しか
まあ俺も妹君に食らわしましたけど
当たり所が良かったのか平気そう

嗚呼もうどうでもいい…
一刻も早く家帰って寝たい…
37名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 00:15:57.37 ID:kxg7pw/7
「何ともなさそうっすねー(棒)じゃあ何も無かったってことで俺はこの辺で…」
「ちょっと」

姉の方が手を差し出してきた
お詫びの印しに握手でもって?

「ああ、はいはい…」
「違う。アンタの手なんか興味ない」
「??…えっ?」
「病院行くの。大切な妹にバイクで特攻しといてこのまま帰る気?」

…嫌な感じ。
日本語を習った環境が良くないのか言い方がかなりキツイ
最初からソレ目当てで当たりにきたんじゃねーの?と内心ブツクサ言いながらも
これ以上話をこじらせたくないので財布からなけなしの樋口札を取り出す

「…どーぞ」
「少ないよ!10倍はいるね」

10倍だぁ!?何でそんなにかかるんだよ
お外様ですので保険ナシってか?
大体いきなり車道に突っ込んでくる方もおかしいだろ
ついでにビザもございません、じゃなかろうな?
いい加減にしねーと入管通報すんぞ(心の声)

「…目立った傷もなさそうですが?悪いですけど手持ちがないです」
「じゃあ連絡先教えて」
(ああ…逃げたい)

これを機にしつこくタカリに来られたらたまったもんじゃない

(隙を見て逃げよう…幸いエンジンは掛かってる)

傍に停めたバイクに目をやる
倒さず立てといて良かった…
38名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 00:08:07.86 ID:ywiMQNpY

続き待ってるよ
39名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 02:01:57.41 ID:C5zt+CG5
原付をチラ見していると…視線の先、後方に横たわる線路の向こう、数人が慌てた様子でこちらを指差している。
遠目には体格の良いガチムチ体育会系な…

「オイ、おったぞ!あれそうちゃうか?」
「あっ、あれだよ間違いない。私服じゃん。いつ着替えたんだ」
「何逃げとんねんコラァ!そこ動くなよ!」
ガチムチ住〇会系でした…

何やらお怒りのようだ。
陸橋を駆け上がり、バタバタとこちらへやってくる。

「…限界か」
「あの…何かヤバそうですけど…」
「やっぱり金要らない」
「えっ!?いいんですか!?^^」

イカンつい満面の笑顔で返す声まで裏返ってしまう

「逆に金出すからさ、これ。後これ名刺。」
「名刺…?金って…(万札持ってんじゃねーか)…あのー話が読めないんですが。」
「帰りなんでしょ?妹連れて、遠くで時間潰しててよ。出来るだけ遠く。」
「連れてってぇ!?病院っすか!?」
「病院?何ともないし大丈夫でしょ。今4時か…そうね、7時に名刺の番号に連絡ちょうだい」
「話聞いてます?何で俺がそんな…」
40名無しさん@ピンキー:2011/09/10(土) 01:48:30.52 ID:WSyCgqcd
6月からレスなし
41名無しさん@ピンキー
良スレなのに