【涼宮ハルヒ】谷川流 the 67章【学校を出よう!】
Q批評とか感想とか書きたいんだけど?
A自由に書いてもらってもかまわんが、叩きは幼馴染が照れ隠しで怒るように頼む。
Q煽られたりしたんだけど…
Aそこは閉鎖空間です。 普通の人ならまず気にしません。 あなたも干渉はしないで下さい。
Q見たいキャラのSSが無いんだけど…
A無ければ自分で作ればいいのよ!
Q俺、文才無いんだけど…
A文才なんて関係ない。 必要なのは妄想の力だけ… あなたの思うままに書いて…
Q読んでたら苦手なジャンルだったんだけど…
Aふみぃ… 読み飛ばしてくださぁーい。 作者さんも怪しいジャンルの場合は前もって宣言お願いしまぁす。
Q保管庫のどれがオススメ?
Aそれは自分できめるっさ! 良いも悪いも読まないと分からないにょろ。
Q〜ていうシチュ、自分で作れないから手っ取り早く書いてくれ。
Aうん、それ無理。 だっていきなり言われていいのができると思う?
Q投下したSSは基本的に保管庫に転載されるの?
A拒否しない場合は基本的に収納されるのね。 嫌なときは言って欲しいのね。
Q次スレのタイミングは?
A460KBを越えたあたりで一度聞いてくれ。 それは僕にとっても規定事項だ。
Q新刊ネタはいつから書いていい?
A最低でも…………一般の――――発売日の…………24時まで――――待つ。
A一般の発売日の24時まで待ってもらえますか? 先輩、ゴメンナサイです。
Q1レスあたりに投稿できる容量の最大と目安は?
A容量は4096Bytes・一行字数は全角で最大120字くらい・最大60行です。
Aんふっ。書き手の好みで改行をするのも揃えるもバッチリOKです。
3 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 00:09:50 ID:GdBuaPw3
=w=
原作者の新作読むとやっぱ圧倒的な力の差を感じてしまう。
これはもう如何ともしがたいね……
即死は忍びないんで、一応保守ネタ投下
2レス、エロ無し
だがここは学校とかイージスとか落とせそうな唯一の場なんで、スレが無くなると少々困るw
「私は、ここにいる」
それは、三年前のことであった……
Full Name 涼宮ハルヒ
Code Name 涼宮、涼宮さん、団長、ハルヒ、ハルにゃん、ハルヒ☆閣下、etc...
Age 15(推定)
Size 158cm ??kg
バン!バン!バン!バン!バン!バン! ドゴーン!!
〜涼宮ハルヒの憂鬱〜
「なにあんた? 変態? 誘拐犯? 怪しいわね」
「ああ、お前もな」
「上から行くわ、気をつけなさい」
「こっちか、ハルヒ」
「何よこの粉袋は、重いわね」
「とにかく持ってやろうか」
「ありがと。せっかくだから、あんたはその赤のライナーを牽きなさい!」
こうして涼宮(ハルヒ)は、織姫と彦星へのメッセージを東中の校庭に描き上げた。
だが三年後、彼女の力を巡って
宇宙人、未来人、超能力者が彼女の周囲に集結する……
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五月も中旬。ゴールデンウィークが開けて梅雨が訪れるまでの、束の間の晴天が広がっている。
こんな日には命を落とす奴が多い。今日もまた、誰かが命を落とす。
あれは涼宮、そして高校で同じクラスになったキョンでは?
東中を卒業し、高校生になった涼宮ハルヒが、滅多に見せない百ワットの笑顔をさらしているじゃないか。
『恋愛なんて精神病』、それはお前がよく言ってた事だ。
心の自由を失い再び胸を焦がす苦しみを恐れ、やりたい事も出来なくなるって。
それに比べて俺は気楽なもんだ。
……うるさい。どうせモテねえよ俺は。計画したデートだって、相手との約束には漕ぎ着けてねえよ。
「色で言うと月曜は黄色。火曜が赤で水曜が青で木曜が緑、金曜は金色で土曜は茶色、日曜は白よね」
「つうことは、数字にしたら月曜がゼロで日曜が六なのか? 俺は月曜は一って感じがするけどな」
「あんたの意見なんか誰も聞いていない」
ほら黙った。
だから涼宮なんかに関わるとロクな人生送れないんだよ。ちょうど中坊ん時の俺みたいにな。
察しの通り、俺はかつてコンバット谷口と呼ばれた男。
……いやコンバットは嘘だけどな。谷口は本名だが。
次の日。
涼宮ハルヒは長かった黒髪をバッサリ切り落として登校しやがった。
それもこれも、あのキョンと奇妙な会話を交わしたのが原因だろう。俺だけじゃなく、東中出身者の誰もがそう理解してた。
一体どんな魔法を使ったら、涼宮のあんな笑顔を引き出せるんだろうか。
キョン本人に訊いてみるのが一番手っ取り早いだろう。涼宮が口を割るとは思えないし。
キョンお前、涼宮に興味があるのか。
「ああそうだ谷口。入学した時の自己紹介が妙に気になった」
愚かなことだ。あの女に関わると不幸が襲う。あの女と関わってから災難続きだ。あの女は、あまりに強い我を持ちすぎている。
「我が強いぐらい別にいいじゃないか」
付き合う人間の精神を崩壊させるぞ。
「まさかそんな事が」
こうして現に、人生を狂わせたこの俺が目の前にいるじゃないか。
「……って今気づいたんだが、お前涼宮と付き合った事があるのか? 谷口お前あいつとどこまで行った? 正直に答えろお前」
ネクタイで首絞めるなよキョン。涼宮かお前は。俺を殺す気か。
しかし、安心するがいい。どうせあの女は、選ばれた人間にとしか付き合えない。
「黙ってろよ谷口。俺は別にあいつと付き合うとかどうとか何も言ってないぞ」
そんな事言って、席替えしても相変わらず後ろに涼宮がいるじゃないか。背中をシャーペンで突かれて、痛そうなことだ。
諦めろ。関わると、人生まるごと吸い取られるぞ。
「ないんだったら自分で作ればいいのよ!」
「何を」
「部活よ!」
なんという事だ。
キョンお前、涼宮の思い付きにそこまで付き合えるってのか。
憐れな少年よ。その女は、お前を破滅へと導く!!
〜〜10月〜〜
あの涼宮ハルヒが男の手を引いてやがる。
先輩の女子がうちの教室にやってきて、涼宮を指名したかと思ったら、涼宮のやつ咄嗟にキョンの手を掴んで先輩ん所まで引っ張って行きやがった。
嫁か。面倒事に遭遇したらダンナに解決頼もうとする嫁か。
やはり恋愛というのは恐ろしい病だ。
罹れば狂って死んでしまう。
とゆーかあいつら死ね。
見せ付けんな。あれで付き合ってないとか言うなボケどもが。
<<終>>
谷口の独白か面白いな
いいやつそうなのに付いてないんだよな谷口
ハルヒの東中時代のことをおよく知ってるはずなのに以外に情報が出ない
キョンには興味ないのかな
キョンは興味ないのかな 訂正
憂鬱ではいろいろ東中の話題があるけどその後は話してないみたい
わざわざ聞くまでもないのかもしれないけど
中学のときに酷い状態だったからその分今が楽しいわけで
ちょっと気になる
阪中とバレーやってるときにもハルヒのへそチラ見ながらなんか言ってたし
分裂でも一年前に戻って今の変化を伝えたら云々言ってたし興味がないこともないんだろうとは思う
>>8-9 正直なところ、谷口はキョンより常識人だと思う
キョンは谷口と同じぐらい一般人だけど、一般人イコール常識人じゃない
やたら鉄火場で盆が見えそうな部分があるし(コンビニの新聞で日付を確認する冷静さ)、
キレたら何するかわからない(陰謀で鶴屋さんに真の宝の在り処をゲロするぐらい)
谷口はいい友人だよね、
国木田と一緒に映画制作や編集長では手伝ってるし
キョンとお昼は一緒だし、つるんでるよな
鶴屋さんがキョンくんは普通だね、あたしと同じ匂いがするといってるけど
あたしと同じくらいに変わってるところがあるて言ってるのかも
ハルヒが捕まえたからにはなにかあるはずだけど
キョンはあっさりしてる感じかな
一歩離れてる感じがする
ハルヒもそんなところあるな、プライベートは邪魔しないところがある
ハルヒが佐々木の親友発言を気してるけど、キョンに一言聞けばいいわけで
聞けなくてもやもやとしてるのか
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい白石稔の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです。
以前あったssの「モテ男の〜」シリーズは
もう続かないのかな?
モテ男シリーズも面白いが,朴念仁も続き読みたい。
17 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 22:48:18 ID:jaGWWnC0
学校を出ようの6巻がどこにもないー!
電撃はばかすか新刊出すから今は谷川の本置いてないとこ多そうだな……。
モテ男とか、朴念仁シリーズとかの続きも待ち遠しいが、
前スレのラストにもちょろっと話題に出てた変態佐々木シリーズも終わってないと信じてるw
なによりも原作の新刊を読みたいがな orz
先行掲載分のザスニでは、2010年内とか書いてあったけど、
せめて今年度中には出てくれないかな orz
分裂は前編で後編の驚愕がでないことにはね
いかんともしがたい
驚愕の発売予定確認するとやっぱ圧倒的な絶望を感じてしまう。
これはもう如何ともしがたいね……
丘に登って 見渡せば
今宵 御光満ち溢れ
サンタのそりは 猛スピードで
素通りするぜ 切ないChristmas
投下します。エロなし、たぶん20レスくらい。
「久しぶりだな」
思わずそうつぶやいてしまった。
長らくぶりの登山練習用トレーニングコースみたいな坂道は、平坦な道を歩くことにすっかり慣れちまった俺の大腿筋に懐かしい疲労感をもたらせてくれた。
こっから石でも転がせば苔を生じることもなく麓まで落ちていくだろう。
正門の前に立った俺は、みずみずしい生命力に満ち溢れた桜たちが放つ、かぐわしい空気を胸いっぱいに吸い込んでみる。おお、この感じ、我今なお青春真っ只中。
「遅いわよキョン!」
「ぬおっ」
明鏡止水たる賢者のごとき心境でいた俺の背中に、聞きなれた声とともにショルダータックルがかまされた。
不意打ちってこともあったが、ラガーマンでもなければ力士でもない俺は思わずよろめいてしまう。
それでも、「果たして山頂から山麓まで人間は転がるか否か」という誰も喜ばないような実験結果のサンプルに供されるのを、俺は踏みとどまって何とか防いだ。
「やりやがったな、ハルヒ」
俺が顔を上げると、そこには懐かしい気のする小悪魔めいた笑みを浮かべる、見慣れたロングヘアの元SOS団団長、涼宮ハルヒの姿があった。
もう来てたのか。今日くらいは俺が勝ったと思ってたのにな。
ハルヒは早春の小川のようにきらめいた笑みを浮かべ、
「当ったり前よ。何てったってあたしは元団長だものね。元団員その一であるあんたごときに負けたりしたら名が廃るってものだわ。
例えそれが過去の称号であろうとも、SOS団永久不変の歴史を守るために今のあたしだって怠けるわけにはいかないの!」
そう言って親指を立てた。
生きた伝説にでもなるつもりかね、こいつは。
まあ、当時のお前がどんだけ奇想天外かつ天衣無縫のふるまいをしてたかを思い出せば、ロックならぬ変人の殿堂になら余裕で名を連ねることができそうだが。
ハルヒはよくできたカラクリ人形みたいに指と首を同時に振って、
「言っとくけどね、そんな博物館なんかに入れられなくても記憶は人々の胸に刻まれてるわ。あたしにはそれが解るの。
いい? キョン。楽しいことっていうのはそれをやってる人や見てる人みんなに伝わって、後世にまで遺伝され脈々と受け継がれていくのよ。SOS団の輝かしい歴史なんてまさしくそれよね。
あの時我々の活動を目にした幸運な人たちはみんな、三百世代後になってもミトコンドリアの中にその幸福な気持ちを刻み込んでるわけ。だから表彰や勲章なんか必要ないの」
ハルヒは白鳥みたいに優雅な仕草で笑って見せた。
幸福な気持ちね。今じゃエンドルフィンとか言ってその正体を言い当てることもできようが、案外未来ではそれとは別な新種のミクロ細胞として発見されているかもしれないな。ハルヒ遺伝子とか言って。
それを内包する一族にはみな永続的多幸感が訪れ、三百六十五日を通じてリオのカーニバル的なお祭り騒ぎをこよなく愛する人間になるのである。
日本の国民性に果たしてサンバか合うのか、はなはだ疑問だが。
「バカなこと言ってるんじゃないわよ。あんたの漫才につきあってたら日が暮れちゃうわ。さあ、モタモタしてないで行きましょ。何のためにここに来たと思ってんのよ」
どっちがふっかけてきたんだと言いたくなったが、ハルヒの言う通りこのままボケとツッコミを繰り返していたのでは、芸に磨きがかかりすぎた挙句、来年あたりお笑いスター誕生でデビューしてしまうかもしれない。
ただでさえ大学じゃ「夫婦漫才のハルキョン」とか羞恥の極みのようなバカげた呼称でからかわれることがあるってのに、これ以上冷笑と嘲弄の対象にされるのは遠慮したいとこだ。
もしハルヒと漫才などやってお茶の間から日本中にハルヒ遺伝子を蔓延させることになれば、それこそ三百世代を待たずに日本人全員の頭がおめでたいことになっていそうな気がするし、そうなれば藤原も足利も徳川もビックリの歴史的大事変となることだろう。
そんな形で歴史に名を連ねるのは勘弁願いたいから、俺も大人しくハルヒに従うことにした。
てなわけで、俺とハルヒは三年ぶりに北高にやって来た。卒業以来ついぞ一度も来なかったのはさて何故なのか。まあ、単にめんどくさかったのだろう。
高校三年間を通じて毎日ハイキングしてりゃあ、卒業後、身体が強制運動からの開放に喜びを感じるのも無理はない。山登りしてまでここに来るのを無意識が自然と忌避してたのかもな。
七月革命に成功したフランスブルジョワジーのような心境さ。自由の女神に導かれ、我々は遥かな未来へと旅立ったのである。なんつったら大げさかね。
成人式の日に三年次のメンツで同窓会があったりもしたが、それだってここ県立北高校を会場にしたわけでもないから、何だかんだで日々の暮らしに追われてせわしく過ごしてるうちに、気がつけば三年経ってしまったというのがいちばん近い。
こうして校門から校舎を見上げてみると、卒業式やったあの日がつい昨日のことのようだ。こういうのをノスタルジーって言うのか? うむ、俺も順調にオッサンへの階段を登り始めているな。
今日は日曜日であり、もちろん学校は休みのはずだ。かつて俺も身を通していた制服姿の高校生たちをちょっとばかり見てみたくはあったが、まあ仕方ない。
新学期始まって間もない時期だからか、部活をしている生徒も見たとこほとんどいないようだ。
しかし代わり映えしない風景だな。満開の桜が新入生を迎えたことを合図にはらはら散り始めている様は壮観であるものの、ここまで何もかも変わってないと俺まで成長してないような変な気分になっちまう。
間違って明日登校したりしてな。おぇーす。
「そんなこと言っといて、ホントはここにまた通いたいんじゃないの? そんな顔してるわよ」
敷地内に踏み入りながら、ハルヒがニヤニヤ笑いを浮かべて言った。ぐぬ。
「誰だって母校には愛着を抱いて当然だろ」
つとめて冷静を取り繕い俺は言った。ハルヒは目をわずかに細め、
「まあそうよね。あたしだって懐かしくなるもの。何かさ、色んなものがあの頃より一回り小さく見えるのが不思議よね」
そういやそうだな。多分、俺たちが相応に年かさを増したせいだろう。
あの頃ほとんど全世界のように見えてた通学路や校庭、校舎に渡り廊下なんかが、心なしかこじんまりして見える。
それも懐かしさの一因かもしれないな。人はこうやって老けていくのか。
俺の呟きをハルヒが失笑気味に聞き取って、
「まだそんなこと言うのは四十年早いわよ。こないだ参政権を得たばっかりの身で何言ってんだか。そのセリフはせめてあと三十回投票してからにしなさい」
「その頃には内閣総理大臣が二十回くらい変わってそうだな」
「もっと多そうね。流行の服みたいに取っ替え引っ換えしてるしさ」
などとバカ話している間に、俺たちは当時ほとんど使わなかった来客用玄関に着いた。
ガラス張りのスライドドアが、清澄な春の空気をぱりっと映写している。
中に入った俺たちは、すぐ目の前にある事務室で、卒業生であることと校内見学希望の旨を伝えた。
リストに名前を記入した俺とハルヒはスリッパを履き、来客用のバッジを胸につけた。何かわくわくしてくるな。
「岡部いるかしらね」
春物パーカーの胸にバッジを留め、ハルヒは口を弓なりに曲げた。硬いリノリウムの廊下の感触を懐かしく思いながら、俺たちはスリッパをパカパカ鳴らしながら歩き出した。
「どうだろうな。日曜だし休んでるんじゃねえの」
とうとう三年間俺たちの担任となってしまった不運なハンドボールラヴァー岡部教諭。
今でもはっきりとあの典型的体育会系中年な顔と、やたら良く通る声を思い出せる。
そういやその後どうなったのかを知らんのだが、今でも強肩としなやかな筋肉を駆使した華麗なジャンプシュートを生徒たちに披露しているのだろうか。ひょっとして転勤になった可能性ってのもあるんじゃないか。
「この前来た同窓会の会報に写真載ってたし、離任教師のとこに名前もなかったから、まだいるわよ。たぶんね」
ハルヒは高三当時よりずっと大人びた眼差しを前方に向け、階段を登りながら言った。
踊り場の小窓から差す青い光が、頬によくできた絵画のような陰影を与える。
横から見ると、あの頃から正当進化を遂げた大きな瞳と桃色の唇、すっとした首筋の美しさに、思わず息を飲みそうになる。
こいつとは今でもほとんど毎日会ってるが、それでもたびたびこんな瞬間があるものだから、こちとら動揺を表に出さないようにするのにけっこう気を遣うのである。
「……そんなん来てたのか。捨てちまったかもな」
「もう、あんたはそういうとこ昔っからガサツよね」
このぶっきらぼうな口調は相変わらずだが。お前に言われたくないぜ。色々とアバウトなのはお前だって同じだろうが。
「あたしはやろうと思えばいくらでも器用にできるもの。料理でも裁縫でも勉強でも運動でもね。でもあんたはそうじゃないでしょ」
それを言われると手も足も出ないな。お前が作った肉じゃがの絶品ぶりは俺の好物を一変せしめるほどのセンセーションを巻き起こしたし。つってもそれはちょっと違うだろ。
高校時代、どう考えてもお前だってやることなすこと半分くらいは適当だったよな。血液型何だっけ?
「まあいいじゃんそんなの。さてと。うん。この感じ、懐かしいわ」
ハルヒと俺はとある部屋の前で立ち止まった。いつだったかすっかり忘れちまったが、こんな風に並んで呼び出されたこともあったような気がする。
「キョン、準備はいいかしら?」
ペルセウス座流星群みたいな瞳をキラキラさせながらハルヒが言った。俺は鷹揚に頷く。
「お邪魔しまーす!」
食い下がる俺をまるっと無視して、威勢よくハルヒは職員室の扉を開けた。
「北高出身、涼宮ハルヒと団員その一が三年ぶりに参上しましたーっ!」
懐かしさを感じるセリフをのたまって、片手を上げた。
「懐かしいなお前たち。元気だったか?」
岡部教諭は当時とまったく変わりのないハッスルボイスで俺たちを出迎えた。
ハンドボール部は今日も練習をやるらしく、たまたま居合わせた懐かしの顔はこちらが聞くまでもなく元気そうだった。
よく見れば若干小ジワが増えた気もするが、正真正銘頑健そのものみたいな顔には妙に安心する。俺は挨拶もそこそこに答えた。
「それなりに元気ですよ」
「それなりどころか果てしなく元気だわ!」
ハルヒが独裁政治家の演説みたいに拳を突き出して言った。岡部ははっはっはと愉快そうに笑い、
「いや、久しぶりだな涼宮のその調子も。変わってないようで何よりだ。進路希望に、
『宇宙へのメッセージを伝えられる存在になる』とか書かれた日には驚いたものだったが、あれも涼宮らしいエピソードだったな。今にして思えば」
三年の頃、ハルヒはマジで進路希望調査用紙にそんなことを書いて周囲を驚かせたのである。
まあ、一年次からSOS団なんちゅう珍妙極まる変態組織を結成して俺たちを巻き込み、学内外問わずその名を轟かせていた存在とあっては無理もない。
ハルヒにしてみれば模範解答のような答案だが、それがまっとうな進路希望先に変換されるまでには紆余曲折あったような気がする。少なからず俺も骨を折ったな。
そんな当時の苦労を思い出したのか、岡部は側頭部を押さえて目をつむり、
「あの時の……何と言ったか、あの集まり」
「SOS団よ。まさか担任ともあろう者が覚えてないわけ? 驚愕だわ」
ハルヒは大仰な仕草で肩をすくめ、首を振った。誰かに似てるぞ、それ。
どうもテンションが上がっているらしいなこいつは。気持ちは解るがな。なんせ三年ぶりの学び舎である。あくまで個人的にだが、大学より高校のほうが愛着が沸くよな何となく。
春だろうとTシャツ一枚にシャージトレパンがよく似合う岡部は頭をかいて、
「そうだったそうだった。SOS団。いやあ、お前たちがいる頃はにぎやかだったな。文化祭に体育祭に、部活動に委員会に、あちこち顔を出したと思えば、嵐のように次の場所に行って、また次の騒動を起こすんだから」
岡部は決して褒めてなどいないと思うが、ハルヒもまた当時を感慨深げに回想し、得意そうに鼻を鳴らした。
心なしかいつもより子供じみて見えるのは、気分が当時に戻っている作用かもしれないな。こう見えてこの女二十代である。
「当たり前でしょ。SOS団は世界を大いに盛り上げる任務を負っていたし、今なおそのスピリットは恒久的に受け継がれているもの。この学校の空気にそれが残っているのがあたしにはよーく解るわ。匂いがするしね」
イヌ科だったのかお前。大気中にも何だか知らない正体不明の成分が溶け出してるとは初耳だぞ。ここはすでに汚染領域だったとはな。ハルヒ遺伝子の次はハルヒ粒子か。
花粉と一緒に吸い込んだ日には取り返しのつかないことになりそうだ。これからの季節、南風にのって大陸まで運ばれた暁には、いよいよもって世界を狂乱のるつぼに陥れる元凶となるやもしれん。パンデミック。逃げろ後輩たち。
俺の心配など塵芥ほども感じ取る気配を見せない岡部はマイペースに記憶を辿り、
「うちのクラスだと他に……そうそう、国木田や谷口も一緒だったよな?」
岡部はだんだん当時を思い出してきたのか、口を笑いだか何だか解らない形に歪めた。寿司屋で茶にまで酢が入ってたみたいな表情だ。俺は答える。
「あいつらはほとんど準団員でしたからね、こいつにつき合わされて、映画とか野球とか文芸誌とか、大人数必要な時に借り出されるメンバーで」
被害者AとBである。谷口なんか初めこそ渋々だったのに、最終的にはほとんどのイベントに顔出すようになってた気がする。卒業する頃には名残惜しいのか知らんが半泣きになってたな。
しかしこうして話してるとなおさら懐かしくなってくる。そういやあいつらとも長らく会ってないし、今度当時の連中で集まるのもいいかもしれないな。
鍋パーティじゃ季節外れだから、そこは何か考えないといかんだろうが。
岡部はどちらかと言うと当時の自分がよく耐えたとでも言いたげに、
「いや、楽しい生徒だったよお前たちは。卒業した次の年はずいぶん静かだったから、正直なところ先生も少し淋しくてな。バニーガールの格好してビラ撒きしてた当時はあれだけ手を焼いたのに、不思議なものだ」
岡部はしみじみと頷いた。俺も同調する。その気持ち、よーく解るぜ。
ハルヒは当時の悪だくみをたった今思いついたような得意顔で、
「あれは楽しかったわねえ。大学だとそれじゃ普通っぽかったからやらなかったけど」
「そりゃいったいどこの世界の普通だよ」
俺がツッコミを入れ、岡部は笑い、俺たちも笑った。窓際のカーテンが春風にそよいだ。
こうして来客用のソファに座り、コーヒーをふるまわれると、もうここの学生ではなくなったのだということを実感する。
職員室にこんな長い間いるのも初めてのことだし、大人に一歩近づいたと言えばいいのか。ハルヒに言わせればまだまだ甘っちょろいんだろうが、それでも三年分の成長はしている。
この身体に宿る感覚がそれを教えてくれているようだ。昔の服を着たようなというか、ちょっとしたズレみたいな感じ。
間違ってもさっきのハルヒ粒子によるアレルギー反応じゃなかろう。とっくの昔に俺には抗体ができてるんでね。こいつとの付き合いはそっからが本当の始まりなのさ。毒をもって毒を制す、ってわけでもないが。
岡部は煙草に火をつけてふかしながら、
「そういえば涼宮は、入学式の日には面白いことを言っていたよな。宇宙人がどうのこうの」
「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたらあたしのところに来なさい!……でしょ?」
ハルヒは懐かしのセリフを一等星の輝きを持つ笑顔とともに言い放った。当時から北高にいる教師が二人ほど、こちらを見てニヤッと笑った。そうそう、そんな奴だった、とでも言いたげに。岡部もまた同じ反応をし、
「あんな風変わりな挨拶をする生徒は後にも先にも他にはいないだろう。まったく、色々な意味でお前たちは伝説的だったよ」
それは当事者だった俺も同感だな。何か得体の知れない団体を結成して学内のあちこちに出没し、映画やら文芸誌やら野球やら合宿やらバンドやら何やらやってるうち、
自分たちでも何やってんだか解らないくらい学内認知度と慌しさと思い出だけは増えていったからな。ハリケーンと台風と渦潮を足して三乗したような威勢のよさだった。
SOS団みたいなトチ狂った集まりは後にも先にも現れない。……と言うより、あんな集団が今後も現れるようだと日本の行方が危ぶまれる。
ハルヒが大学でSOS団を作らなかったのはさいわいと言うべきだろうか。さすがに大学であんなことやってたらイタいだけだしな。
高校でも十分イタいというツッコミはこの際遠慮してくれ。解ってるから。
「九組にもお前たちの仲間がいたな。誰だったか……ああそうだ、古泉か。一ヶ月遅れて転入してきたんだったな。あいつは今日いないのか?」
岡部は灰皿に煙草を置いた。細い紫煙がたなびく。
「古泉はちょっと都合がつかなかったんです」
俺は言った。
古泉は大学に上がると同時にこの街から出ていってしまった。
それというのも、あいつは首都圏の難関大学を受験して見事合格し、その関係で上京するため、この地を去らねばならなくなったのだ。
今でも連絡だけは取っているが、年にせいぜい数回しか会う機会がない。それには若干の淋しさがないこともない。
なんせ高校の頃は毎日のようにあの微笑面と清涼感あふれる声を聞いていたし、あんな風にくどく長ったらしい解説をする男なんてのはそうそういやしないからな。
結局、あいつが高校時代を通じてもっともよく会話した相手だったってのもある。
岡部はそれは残念だなと慨嘆気味に呟いてから、
「理数クラスだったのにあの集まりに加わっていたから驚いた。
国木田といい、古泉といい、涼宮、お前もそうだったが、今思うとあの集まりには成績優秀な生徒が多かったな。ひとつ上の鶴屋も文武両道の優等生だったし」
そこに俺と谷口の名前が入ってないのは泣き所でしょうか、岡部先生。
「あ? ああ……、お前と谷口は……まあな……」
露骨に三点リーダを増やすのはやめていただきたい。
当時、赤点ラインを巧妙にかすめることに関しては他者の追随を許さないレベルに達していた俺と谷口の技芸は、テクニカルポイントを考慮に入れてもう少し評価されるべきだろう。
あれは真似しようと思ってできるもんでもない。ちょっとしたさじ加減とその場の悪あがき、あるいはエンピツを転がす時の運なんかがモノを言う。
当時の俺はセミプロくらいの域に達していたはずさ。なあハルヒ?
ハルヒは真冬にもらった傘がボロボロで使い物にならなかった地蔵のような目をしたのち、
「あんたと谷口は……まあね……」
岡部と同じ口調で言うな。それに俺だって三年次は目覚ましい成績上昇ぶりを見せて見事第一志望に合格したじゃないか。ああ、あの熱き勉強の日々が懐かしいぜ。
ハルヒは聞こえるようにため息をついた。
「よく言うわ。でもまあ、そうね。本番でほとんどマグレみたいな力を出したものね、あんた。でもそれってきっと、あんたの母親が無理矢理予備校に放り込んだのと、落第しないようあたしが目を光らせていた効果よね」
俺の努力が存在しないとでも言いたげだな。
まあ確かに、お前とオカンに板ばさみにされたせいで勉強する他ないという窮地に追いつめられたおかげで背水の陣的な力を発揮した気もする。ネズミだろうと追いつめられれば猫を噛めるのである。
「はん、あんたはネズミってよりまんまナマケモノが似つかわしいわよ」
んなことないだろ。俺だってあの超絶怠惰動物よりはなんぼか動いてるぞ。
放っとけばいくらでも続きそうな言葉の応酬を繰り広げていると、岡部が笑いながら、
「本当にあの時のまんまだなお前たちは。そうやって教室の後ろで話してたもんな」
楽しそうにそう言った。俺は若干顔の温度が上昇するのを感じた。
見ると、ハルヒもそんな具合らしい。唇を引き結んで目を瞬いている。頬を染めたりしないあたりがいかにもこいつらしいが、何だろうこの恥ずかしさ。久しぶりと言うべきか。
大学じゃたいていのことは開けっぴろげだからか、この手の羞恥心というのは新鮮だ。ああ恥ずかしい。誰か煽いでくれ。
「三年間ずいぶん色々やってくれたが、最後の方は先生のほうももう慣れてしまってな、むしろ何もしでかさないほうが退屈なくらいだった。受験期なんかそうだな、思いのほか静かだっただろう、お前たちは」
岡部は厄介な爆弾処理を終えどや顔になっているベテラン爆弾解体師のような顔で、
「涼宮の卒業後は後を追って似たようなサークルを作ろうとする生徒もいたが、結局SOS団みたいな集まりは出てこなかったな。そういう意味でも面白いものを見させてもらったよ」
岡部はそう語り、また笑った。それから何か、言うことが残っていないか確かめるように眉を寄せた。
「そういえばお前たちは、」
言いかけて岡部は首を振った。最後に立ち上がると、
「いや、何でもない。またいつでも来てくれ。教え子との思い出話は楽しいからな」
俺とハルヒのそれぞれと握手した。昭和の血筋とでも言うべき温かみを感じる手の平だった。
「ありがとうございます」「楽しかったわ」
礼をした俺たちは、揃って教室を後にした。何ともいえぬ高揚を噛みしめながら。
その後、俺たちは一年五組に向かった。
卒業生ってのは通常三年の教室に行くのが筋かもしれんが、何と言っても俺たちにとって思い出深い場所はここ、一年五組の教室である。すべてはここから始まった。
俺とハルヒは、名前順に並べられた入学当初の席に座った。
ここにいたのがもう六年も前のことだとはとても信じられないが、あの時と比べ、たしかに俺は物事の成り立ちや世間の事情ってものを知り始めている。それはこれからだってそうだろう。
着席したハルヒは先ほどに倣い、入学式直後の自己紹介でやった仰天宣言をもう一度繰り返した。俺たちはつい、互いにニヤニヤ笑ってしまう。
ハルヒは当時からしても目覚ましいほどの美人になっているのがよく解る。
身長も高くなったし、声もつややかになった。そこにはちょっとした気品のようなものすら感じられる。あとはそうだな、他の身体的数値もあの頃より、例えば……
「どこ見てんのかしら?」
ハルヒは目ざとく俺の視線をとらえ、胸の高さまでかがんでこちらを睨み返した。くそ、バレたか。
「当たり前でしょ。何年付き合ってると思ってんのよ」
手の平でばしんと机を叩き、ハルヒは挑発的にこちらを見下ろした。
入学当時と同じく長い髪にしたのはいつからだったっけ。
機嫌のいい日はポニーテールにしてくれるが、俺がうっかりこいつの癪に障る言動をしたら即刻解除されてしまう。そのへんもハルヒらしい。
まあ、どんな髪型だろうとこいつは似合っているし。ポニーテールの破壊力が高すぎるだけで。恥ずいから口には出さないけどな。
次に俺たちは窓際の席に移った。
最初の席替えからこっち、天文学的確率によって、俺たちは一年の間ずっとこの席に座っていた。
そんな場所の記憶だろうか、席に着いた瞬間、まるで昨日までここにいたみたいに身体が馴染むような気がした。このフィット感。座布団すらない安物の椅子だってのに、どんな安楽椅子より心地いい感触だ。
「懐かしいわね。よくこうやって窓の方見て居眠りしてたわ」
ハルヒは机に突っ伏し、窓の方へ顔を向けた。そうだったな、と思いつつ、俺は椅子に横向きで座る。そうそう、こんな風にして俺はハルヒの日常に対する不満や愚痴を聞いていたんだった。
普通であることがつまらない。この席に移ってしばらくは、延々そんな愚痴のような言葉を漏らしていたよな。
いらぬ五月病のおすそ分けみたいなグルーミーオーラを浴びてた日々も、今となってはセピア……とまではいかないまでも、少しだけ古びたカラー写真くらいには貴重な一ページだ。
つまらないんだったら楽しいことを自ら起こしてやればいい。
俺が歴史上の偉人について話をしたことを契機として、ハルヒはパワフルな無尽蔵動力めいたエンジンを乗っけて、多くは人に驚かれ、時に人に迷惑がられ、時に人の役に立ったりして三年間突っ走り続けたのた。
俺はほんのその手助けをしてやったに過ぎないが、ずいぶん楽しいものを色々見せてもらったと思う。
俺一人きりだったら、きっと何ひとつ思いつくこともなく、部活に入ることもなく、ただ淡々と高校生活を終えていただろう。
「何か思いつくとお前はそっからシャーペンで俺の背中をつついてきたよな」
「ふふ。こんな風にね」
ハルヒはどこからともなくシャーペンを取り出し、先端で俺の背をつついた。懐かしい感触。
「どっから出したんだ、それ」
「机に入ってたのよ。この席に座ってる子の忘れ物かしら」
ハルヒはくるくるとシャーペンを指先で回転させ、落とすことなくキャッチした。
「ほんとに懐かしいわね。過去を振り返るのってそんなに好きじゃなかったけど、今は別」
空いた手で頬杖をつき、ハルヒは俺の顔を見慣れた路傍の草花みたいに眺め、
「あんたのつむじを見てると、何かこうムカムカしてきて、引っぱたきたくなってくるのよね。そうすると、決まっていつもいいアイディアが閃くのよ。
そういえば、最近何か足りないと思ってたけど、もしかしてそれかもね。キョン、今度からあんた、あたしと講義が一緒の日はあたしの前に座りなさい。何か思いついたらまたシャーペンでつついてあげるわ」
そんな着想手段だったのかよ。俺のつむじは面白おかしい妙案を生み出す回路の役割でも果たしてんのか。教授に俺の後頭部を激写した写真でも送りつけたらノーベル賞クラスの本を書くかもな。
その時はおこぼれにあずかりたいものだ。しかし俺は首を振り、
「あいにくだがお断りだぜ。講義中に高校時代みたいな大音声で叫ばれちゃたまったもんじゃないからな。それに今はSOS団やってるわけでもないだろ」
「んー、まあそれもそうだけどね」
ハルヒはまたくるくるシャーペンを回した。まるでそれが春の時間をゆっくり動かしているような感覚に陥る。
いつも俺たちはここに座って、どうでもいいようなこととか、そうでもないこととか色々話し、放課後になると連れだって部室に向かったのだ。
ハルヒはなんとも形容しがたい表情を浮かべていた。
「ねえ、キョン。三年間楽しかったわよね」
「そうだな」
もちろんだ。学校でも楽しかったが、夏や冬の休みに出かけた孤島や雪山だって楽しかった。「二年目の文化祭なんか大忙しだったよな。SOS団だけでも、映画にバンドにてんてこまいなのに、お前がクラス企画まで力入れるとか言い出すからさ」
ハルヒはふっと息を漏らすように笑う。
「そうよね。本当に楽しかった」
ハルヒはシャーペンを回す手を止め、かたりと机に置いた。そして席から立ち上がると、戸口に向かって歩き出す。
「キョン、部室に行きましょう」
渡り廊下を通る時、ジャージ姿の、部活に向かう途中らしき生徒とすれ違った。
高校生ってあんなに子どもだったっけな、などと、俺は当時思わなかったような感慨に浸る。
今思うと、こんな狭い場所を三年間も行ったり来たりして過ごしてたんだよな。客観的に見ればずいぶん限定的な行動範囲だ。
それを言うなら大学のキャンパスをせわしく移動している今だって似たようなものだが。古巣に戻ってくる時だけそんなことを思うのは、人間の本能に刻まれた何かが反応してるんだろうか。
さてハルヒはすったかと歩き、途中何も言葉を発しなかった。こういう緊張感を持つハルヒを、俺は滅多に見なくなった。
これはこれで可愛げがある、なんて思ったのは、それこそ高校に入った初めのほうだったな。
そこから長い時間を経て現在に至るわけだが、近頃は滅多に見せなくなった表情であることが、俺の気分を若干シリアスめいた方向へ傾ける。
そんなことを考えているうち、俺たちは部室の前に着いた。
文芸部――。
高校一年の、あれは五月だったか。ハルヒが突然部活を作ると言い出し、俺は有無を言わさず巻き込まれ、駆け出し雑用担当と化して奔走している間に気がつけば出来上がっていた、
世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団――ことSOS団。その根城跡地がこの文芸部部室である。
「久しぶりだな」
俺は思わず本日二度目となる言葉を呟いて、これもやはり少し小さくなったような気がする古びたドアを眺めた。
上にかかった「文芸部」プレートは健在だが、果たして今ここに文芸部が存続しているのか、俺は知らない。さっき岡部に聞いてくればよかったな。
職員室であらかじめ頼んでおいたおかげで鍵は開いていた。ハルヒは何かに引かれるようにドアのノブを回し、中に入る。俺も後に続いた。
さて、人間には五感ってものがある。
すなわち視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五つで、人間が生きていく上でどれもフル活用を余儀なくされる大事な感覚だが、俺たちはそれ以外のところにある多くの感覚もまた日頃から半ば無意識のうちに利用している。
第六感、という言葉でくくるにはあまりに範囲が広い気もするが。他に思いつかないのでここではそう呼ばせていただく。
部室に足を踏み入れた瞬間、俺はまさしくその第六感でそれを感じ取った。
一言でいうならば、圧倒されそうなほどの懐かしさ。
部室には本棚と長机、それと当時団長用として使ってた机に、パイプ椅子がひとつ。残りはたたんで脇に置いてある。
あの時使っていたコンロやら鍋やら冷蔵庫やらはないものの、それを抜きにすれば、まるでついさっき授業が終わって、ハルヒと二人で一緒にここまで歩いてきたような感じだった。
そのくらい、今なおこの場所に俺は親しみを感じることができ、それはハルヒもまったく同じらしかった。
先ほどの吸い寄せられる動きのまま、ハルヒはかつて自分が居座っていたセンターポジションに向かい、パイプ椅子を引っ張り出して開くと、腰を落ち着けた。
団長机に当時あったパソコンはもうなくなっていた。
ハルヒがコンピュータ研に押しかけ、強奪したハイエンドPC。今となっては世代後れだろうあの端末は、卒業式の日、ハルヒの意向で元の所属だったコンピ研に返されたのだ。今どうなってるだろうな。
俺はさらに部室を観察する。
本棚にはハードカバーを中心に多くの本が収められている。結局俺はここの本を何冊読んだっけ。数えるほどだったかもしれない。
あの頃はまだ今より読書していたと思う。仮にも文芸部の部室に寄宿していたんだから、それくらいしないとバチが当たる、ってわけでもないが。
環境が変われば生活も変わる。近頃はすっかり本を読まなくなってしまった。俺に限らず、学業に専念する身分のクセして大学生は本を読まない。
「懐かしい」
ハルヒが言った。
机に両手で頬杖ついて、妙な幸福感に浸っているような顔をしている。ちょうど春風の花畑にいるような。
俺は気がついて、窓辺に歩み寄り、窓を開けた。
新鮮な春の空気が、ふわりと部屋に入り込む。
風に乗って、桜の花びらが一枚、ハルヒの机の上に舞い落ちた。
どこかで鳥が鳴いている。
明日になれば、また新しい生活を始めるべく多くの学生たちがあちこちを行き交うのだろう。
それは俺たちにしたって同じだ。今年度は就活が控えているし、前の二年ほど悠長にもしていられない。
高校生活は、終わってしまった途端、忘れ去られた離島のようにその距離を俺たちからどんどん開いていき、近頃では思い出すことも稀になっている。
今日の学校訪問は、数日前に突然ハルヒが言い出したことだった。
今までの間、俺は時折思いつきこそすれ、実際にここへ来ようと思った日はついぞ一度もなかった。
高校時代を思い返すとさまざまな出来事が想起され、それだけで腹いっぱいになってしまうというか。いや、この場合胸いっぱいのほうがいいのか。どっちにせよ、そんなわけで俺は……
「ねえ。キョン」
物思いの淵に沈みかけていた俺の意識が呼び戻された。
ハルヒは、机に両肘をついたたまま、どこか煮え切らない様子で室内を眺めていた。先ほどの懐かしむような様子はなくなっていた。真剣な顔をしている。
「私たち、ここでSOS団の活動やってたのよね」
「ああ」
手持ち無沙汰になった俺は、ポケットに両手を突っ込み、部室を眺めながら当時を思い出そうとする。
放課後がくるたび、ここで茶を飲みながら古泉相手にゲームしたもんだ。ついぞあいつとデジタルの遊びをしなかったな、そういえば。
ハルヒが言葉を継ぐ。
「放課後は毎日のようにここへ来て。みんなで一緒に過ごして。あたしが何か思いつくと、あんたや古泉くんがそれに付き合って。
野球やったり、七夕の願い事したり。孤島に出かけたり、夏休み満喫したりして。それで。そう、映画撮って、ライブやって。
コンピュータ研とゲームで対決して、それで……それで雪山にも行って、えっと……。そう、そうよ。初詣とか、バレンタインとか……阪中の家に遊びに行ったりもしたわね、シュークリームがすごく美味しかった。
文芸部の会誌もつくった。鶴屋さんの小説は傑作だったもんね。それで……後は、あとは……何だっけ」
「ハルヒ」
「そうだわ。二年生に上がると、あたしたちは新しい団員を募集するためにまたビラを撒いた。
入団試験を作ってテストもしたわね。市内をみんなでまた回ったり。それが終わると、生徒会とバトルしたりしてね、情報戦みたいで面白かった。
そう、そうよ。あたしたちいつも一緒だったもん。団長であるあたしがあんたたちを導いて、この部室を拠点に、いっつも。あたしと、あんたと。あと古泉くんと。あと、あと……」
「ハルヒ、なあ」
ハルヒは机を両の拳で思い切り叩いた。
その場の空気が一瞬で固まる。俺の動きも止まってしまった。
「ねえ、キョン! あたしと、あんたと、古泉くんと。…………あとは?」
ハルヒの身体が小刻みに震えている。
「あと他に二人いたでしょう? ねえ、そうよね。あたしとあんたと古泉くんだけじゃなかったはずよ。
ねえ、キョン答えて! 昨日もおとといも、三日前も一週間前も、一ヶ月前も、半年以上前から、何度も何度も思い出そうとしたのに、いくら頑張ったって、
どれだけ、あの時の映画とか会誌とか、そういうのをいくら見ようが何しようが、どこにも残りの団員がいないのはどうしてなのよ!」
「だからハルヒ。谷口と国木田が」
ハルヒは長い髪が舞い上がるほど強く首を振った。
「あいつらは団員じゃなかった! あんただってちゃんと覚えてるじゃない。毎日放課後一緒にいたのはあの二人じゃないでしょう?
鶴屋さんだって違うわ。野球の時とか、会誌の時には手伝ってもらったけど。あの人でもない。なのに、ねえ、キョンどうして? どうして残り二人の団員が誰だったのか思い出せないのよ!
見た目も声も、名前も性格も性別も、どんな顔してて、どんな風にしゃべって、どんなクセがあったかとか、全部ぜんぶ何もかも。
あんなにいっつも一緒にいたのに。どうして思い出せないの…………」
ハルヒは机に突っ伏した。どうしてよ、と小さく呟いて。
そう、そうだ。
あと二人の団員。それが誰だったのか、ずっと思い出せずにいる。
確かに、あの時の文芸部には、ここSOS団には、俺とハルヒと古泉の他にあと二人団員がいたはずだった。
ハルヒが挙げたイベントはすべてSOS団主催のものであり、そこには三人ではなく五人の団員がいたはずなのだ。
しかし、大学になってから俺たちが思い出せたのはたったそれだけで、あとのことは何一つとして思い出せなかった。
いつだったか、ハルヒとの会話の弾みで高校時代を思い出そうとするまでは、俺もハルヒもその二人を覚えているつもりでいた。楽しかったよなあの頃は、ってな具合に。
それなのに、ふとあの頃の記憶を辿ろうとすると、まるでそこだけ綺麗に切り取ったかのように、すべての記憶や痕跡が抜け落ちているのだった。
そんな人たちははじめからいなかった、とでも言うみたいに。
写真にうつっているSOS団員の姿は俺とハルヒと古泉だけだったし、野球にいたってはメンバーが七人しかいなかった。
どう考えてもおかしいだろう。いったいどうやって七人で野球やるってんだ?
しかし、俺とハルヒがいくらそれぞれの脳内ライブラリを参照すれど、そこにいたはずの二人の姿はどこにもなかった。
むしろ、追いかければ追いかけるほどその姿は不明瞭かつ曖昧なものになっていき、しまいにはハルヒという相手がいなければ忘れてしまいそうになるほどだった。
ここに来たのは、完全に俺たちから記憶が失せてしまう前に、何とか思い出そうというハルヒの提案だった。
さっき岡部に話を聞いた時もそうだった。俺とハルヒと古泉までは浮かんでくるし、思い出せる。しかしあとの二人のことになるとさっぱりだ。たしかにここの生徒だったはずなのに。
クラス写真帳や、文芸部の会誌、携帯のアドレス帳。どんな記録を探しても見つからない。
谷口や国木田、鶴屋さんをはじめ、あらゆる人たちへ俺とハルヒはその存在について訊ねたが、ついぞ答えは得られなかった。
古泉ですら、いたような気もするが、いなかったと言われればそちらが正しいような気もしてくると、明確に回答するのを控えた。しかし俺とハルヒは信じていた。
たしかに、俺たちは五人だった。
ハルヒが思いつきでこの部室に居を構え、SOS団を結成してからこっち、こいつは怒涛の勢いで俺たち五人を集めたはずだ。
それは決して三人でもなければ、入っていたのが谷口でも国木田でも鶴屋さんでもなかった。実際あの三人はそれを否定した。
しかしそれでいて、じゃあ誰がいたかと問われると、やはりみな首を傾げることになるのだった。
だがこの部室に来て、身体じゅうを包まれるような、この懐かしい空気に触れて、俺は確信した。
「ハルヒ、お前は間違ってない。俺たちSOS団は、たしかに五人だったんだ」
*
卒業証書を拝領し、高校生としての全課程を無事(というかは解らないが)終了した俺は、その時間だけ現れる存在に最後の面会を果たすため、全速力で階段を駆け上がっていた。
卒業した感慨とか、クラスメートとの別れとか、そんな月並みなイベントを消化するのは後回しだ。あいつらとはまた会えるし、生きてりゃこの先いくらでも機会があるだろう。
しかし、あいつとはたぶん、これを最後に二度と会えなくなる――。
俺は自分に息つく暇すら与えず階段を登りきるとそのまま駆け出し、勢いをすべてぶつけて部室のドアを押し開いた。
「長門っ!」
そこには光が降りそそいでいた。
誰もいない文芸部の部室。その窓際に、忘れ物のように取り残された、一脚のパイプ椅子。
まるで光子が形を成し、生命を宿していくかのように、ゆっくりした速度で彼女は懐かしい姿を取り戻していく。
俺はその光景を固唾を飲んで見守っていた。ほっそりした華奢な身体。肩にすら届かない短い髪、儚い光の宿る瞳。
長門有希が帰ってきた。
その白皙を見ながら、俺は回想する。
………
……
…
すべてが終わったのは今日から一年ほど前のことだ。
ハルヒの奇妙キテレツ摩訶不思議なエキセントリックパワーが消えて、古泉も長門も朝比奈さんも、橘京子に周防九曜、はては藤原に至るまで、涼宮ハルヒの情報改変能力とやらに関心を持っていた勢力はすべて、その手を引いた。
本当に、今までずいぶん色んなことがあった。
入学した頃と今の俺じゃ、まんまレベル1の勇者が旅立つ前と、成長し魔王を倒してエンディング迎えた後くらい、その経験値には開きがあるだろう。
俺が勇者でもなければ魔王を倒せる実力の持ち主でもないことはさておいて。
その日、まるでどこかへ散歩にでも行くようなさりげなさで、朝比奈さんは未来へと帰ってしまった。
すべての既定事項を満たし、ハルヒの観察も終え、時空の歪みが解消された今となっては、もう彼女がここに残留する理由などどこにもなかった。
そして当然の帰結として、俺の麗しき先輩は未来へかぐや姫のごとき帰参を果たすことになった。
俺はそんなこと思いもせず。普通に考えれば当たり前だろと言われても、それはまさしく青天の霹靂、サンダーストラックな衝撃だった。
「今までありがとう」
その愛くるしい瞳に涙をいっぱい浮かべた朝比奈さんは、俺が止めるのにも首を振り、現在から消えてしまったのだ。
彼女がただ未来に帰っただけならば、俺はそこまで、やっぱりショックは受けるにしても、さんざん悩んだ挙句、最終的には結果を飲み込んでいたと思う。
しかし、それができないまま別れることになっちまったのは、彼女が消えた後、幕引き役のようにして現れた大人版朝比奈さんが、こんなことを言い出したからに他ならない。
『あなたたち全員から、わたしたちに関する記憶を消去しなければなりません』
俺が大人だったらまる一週間、いや一ヶ月は飲んだくれ、その結果アル中の半歩手前になるくらい、もう完全無欠に参ってしまう言葉だった。
今まで俺は、この身体と、その場の思いつきと、頼りなき小さい脳ミソを申し訳ばかり振り絞って何とかここまで来たのだが、こればっかりはお手上げ、完全降伏の白旗ものだ。
大人に成長したほうの朝比奈さんは、きわめて真剣な口調で、記憶消去しなければならない理由を延々、誰にでも解るような優しい口調で俺に述べてくれた。
困ったことだが、その理由というのが現代人の俺にとってもすこぶる理解しやすい、いたって単純明快なものだった。
『未来人というのは本来、この時代にはいない存在だから』
本当はこれに細かい説明が一時間分くらいくっついてくるのだが、それはここでは割愛させていただく。
要するに、もともといない存在を認識している必要などない、というのだ。俺が何と思おうが、たしかに論理的には筋が通っていた。
それにしたって。
それにしたってもう少し、こちらへの配慮ってものを考えてくれてもいいのではないか。
だが、大人版朝比奈さんの、感情を何とか内に抑えようとしているような表情を見ていると、結局俺は何も言えず、最後には頷いていたのだ。
そうして俺は反論できないまま、しかし何一つ了解しないまま朝比奈さんと別れることになってしまい、その反動で、一時的に情緒不安定になった。
……今さっき成長がどうとか言ったばかりで恐縮だが。
何もかも終わったのだと思うと、濃縮還元されたような思い出の数々に俺は胸が熱くなり、喉が苦しくなり、流す必要もないものが目尻からこぼれそうになった。時折そのまま泣いた。
だってそうだろ、二年間いつも一緒にいた朝比奈さんが、とうとう未来に帰っちまったんだ。これで号泣しない人間がいたらそんなんウソってものだ。
……いや、客観的に見ればここまで感情が昂ぶっていたのは俺だけかもしれないな。
なんせ朝比奈さんだ。俺の永遠の先輩である。
仮にこれが古泉で、あいつが「いやあ、まいっちゃいますね」なんて言いながらまた転校したとしても俺はまったくたじろがずケロッとしている自信がある。
あの純真無垢にして可憐清楚な朝比奈さんだからこそ、俺はここまで打ちのめされて、完膚なきまでにノされてしまったのだ。
そんなわけで翌日はずいぶん参っていた。その時には、なぜまだ俺が朝比奈さんのことを思い出して感傷に浸っていられたのかなど考えもせず。
ある日の昼休みだ。俺は部室の長机で、洗い損ねた親父の靴下みたいに身も心も縮れていた。
誰も責めてくれるな。他の誰にも解ってたまるか、この心境。
名目上朝比奈さんは卒業して引っ越したという設定になっていたが、アホかと思う。使い古された修繕事由にはもううんざりだ。
しかし、そこへまたしても、第二の核爆弾的衝撃が俺を襲ったのだ。
「わたしもこの地上から去らなければならない」
そいつは耳に涼しい、至極聞きなれた声でそう言った。
ああ、空耳がする。
今日はいい天気だからな。鳥が人間の言葉でも喋りたくなったのだろう。でなければ俺の五感が昨日のショックでイカレたに違いない。
十億ボルトの稲妻が直撃したみたいな衝撃だったもんな。無理もないさ。俺にこの先まともな社会生活なんてできるかな、はは。今なら世界の中心で何かを叫べそうだ。
「わたしもこの地上から去らなければならない」
あのー、長門さん。耳元で心地よく囁かなくていいんで。聞こえてるんでちゃんと。ああくそ。ちくしょう。また泣きそうだ。
「……お前までそんなこと言うのか、長門」
俺がいつもより五十倍の重力を感じる気がする頭をもたげて見ると、珍しく本を読んでいない長門有希は、光を宿す瞳をこちらへ向けて頷き、
「涼宮ハルヒに関する観測はすべて終了した。情報統合思念体は進化の糸口を見つけ、我々ヒューマノイド・インターフェイスは役割を全うした。喜緑江美里はすでに情報連結を解除されている」
「…………」
あー、喜緑さんね。喜緑さんか。そうだよな。あの人も設定上は卒業だもんな。
サヨナラの挨拶もなしか。淡白なもんだな。仮にも何度か救ったり救われたりしたと思うのは人間の勝手な都合なんだろうねまさしく。泣けてくらあ。
「わたしも間もなく結合解除される」
「何だって」
俺は数百年に一度の大地震くらい強く心を揺さぶられた。もう勘弁してほしい。
今までずいぶん強くなったつもりでいたが、思い込みってのは崩れた瞬間砂上の楼閣と化しちまうんだな。裸の王様ってなこういうことを言うのかもしれない。
しかし長門のほうはというと、自らの存在が消えるというのに、そこから来るだろう気持ちのふれだとか、そんなものを露骨には表さなかった。
「あなたには感謝している。……言葉では伝えきれない」
長門は言った。しかしよくよく見ると、こいつは何か、とても危うい感情の淵にいるような感じだった。
俺のいまや光学顕微鏡に匹敵する識別眼が、情緒不安定による誤作動を起こしていなければ、、まるで笑いたがっているか、でなければ悲しさを浮かべているように見えたのだ。
しかし、こいつの生まれ持った性質がそれをはばみ、不可能にしているようでもあった。
なんかもうひたすらやるせない。それはそうと……。
待てよ長門。なあ、おい。普通さ、こういうのは別れの挨拶とかお別れ会とかお別れ遠足とかそういうのを経た後でするもんだろ。んな味も素っ気もない展開を俺は認めないぞ。
「長門。ここはひとつじっくり話し合おうじゃないか。そう急ぐこともないだろ。親玉に和平協定の締結でも頼んでくれよ。
だってお前はまだ二年じゃないか。せめてあと一年、部室でまったり茶でも飲んでヒマを持て余し、そいで宇宙に帰るのも悪くないだろ?」
そんな冗談めいたことを言ってから思う。
朝比奈さんはもういない。
もう、メイド姿で俺たちに茶を給仕してくれることも、ない。
俺はまた目頭が熱くなってきた。唇が震えやがる。
……くそ。どうしてだ。いつもいつも一方的すぎるじゃないか。
どいつもこいつも。皆して、一方的に俺の目の前に現れたと思えば、人の気も知らないで、まるで散歩でもするかのように勝手気ままに去っていきやがる。
「元気を出して」
長門はそう言って、俺の前に手の平を差し出した。目を腫らした俺がその手を取ると、まるでそれが合図であるかのように、長門有希の身体が消え始めた。
「長門!」
朝倉が最初に消えたあの時と同じ、白い結晶のようなそれは、情報結合解除――。
「おい、冗談だろ。どうしてこんな……待ってくれよ、長門!」
「……」
何を言うこともなく、長門有希は地上から消失した。
「長門ぉ……」
床に崩れる俺は、もう何をどうしたらいいのか解らなかった。
何を思い出そうとしてもダメだ。ありありと蘇る記憶の数々。それらは全部、もう五人の時間が二度と訪れないことを現していた。
俺の目の前に、見覚えのある栞が、まるで雪の欠片のようにひらひらと舞い降りる……。
…
……
………
その日から一年経ったのだ。
栞には見慣れた明朝体で、しかし手書きの文字で、『一年後、この場所で』と書かれていた。
それから一年の間、俺は受験勉強に打ち込む傍ら、長門を待ち続けた。
しかし、それは孤独かつ過酷な試練のようだった。
驚くべきことに、ハルヒも古泉も、鶴屋さんも谷口も国木田も、SOS団の内外にかかわらず、俺以外のすべての人間が、朝比奈さんと長門がこの世界にいたことをすっかり忘れてしまっていたからだ。
それだけじゃない、ハルヒの謎パワーや、古泉の変態的超能力にしたって、もはや誰も覚えていなかった。
俺はありとあらゆる手段を尽くして、二人のかけがえない存在のことを強く訴えたが、ダメだった。
それはちょうど、あの改変された世界で、俺がどんなにSOS団のことを知らせようが無意味だったことと同じだ。
おそらく、俺以外の人間からはすでに二人に関する記憶が消去されていたのだろう。何と残酷なことか。
共有する相手がいない出来事というのは、時間が経つにつれ、ともすれば自分の中にしか存在しない幻か、でなければ妄想にとって代わり、しまいにはどうでもよくなって忘れそうになってくる。
あれだけ濃密な時間を過ごしておいて信じがたいことだが、それはまさしく真実だった。
何か、忘却を促進させる作用が働いていたのかもしれない。
さしずめ情報統合思念体の差し金か、でなければこっそり未来人が来て、俺に日ごと呪文でも唱えてるのかは解らんが。それだって今となってはほとんど俺の被害妄想みたいなものだ。
ともかく俺は、俺だけが存在を覚えている二人を何とか忘れないようつとめた。
夜が来る度あの栞を見つめ、そこに浮かぶ文字を確認しては、長門有希と朝比奈みくるの名を、俺は呪文のように唱えて眠るのだった。
そこ、暗いとかストーカーとか言わないでくれ。
他に打つ手がないという点で、それは改変された冬の世界よりもよほどつらい時間だったのだ。春も夏も秋も冬も、俺は吹けば消えそうなともしびを、全力で守り続けた。
やりきれない現実に対し、そこから無心になるために受験勉強というのは役に立った。
そうだな、ちょうど失恋した男が現実逃避するためにどっか知らない国に出かけるような感じ、とでも言えばいいだろうか。
何も失恋などしてないが、そのように、一方で本当に大事なこととはまったく関係のないことに集中することで、俺は時折おかしくなってしまいそうになるのを何とか防ぐことができたのだ。
おかげで奇跡の第一志望合格なんて快挙を成し遂げたが、今それはここではどうでもいい。
そうして一年間、俺はズレた気持ちを抱えたまま、煮え切らない思いを抱いたまま、ただひたすら長門を待った。
「長門!」
一年前に消えた時とまったく変わらぬ姿で、長門は文芸部室の椅子に出現、再構成された。
長門は一年前の続きを再生するかのように、無音で瞬きをし、
「あなたに謝らなければならない」
そう言った。俺の記憶にある通りの声と表情で。
それは他の奴から見れば愛想も感情もないものに思えるだろうが、そうでないことを俺は知っている。一年経とうとも、長門有希の表情に対する俺の観察眼は衰えやしなかった。
「あなたの記憶だけを今日まで残した」
長門は、いつだったか世界を変えてしまった時、俺に詫びを入れた時のように訥々と、
「情報統合思念体の指令では、一年前に、あなたの記憶も含め、わたしと朝比奈みくるに関するすべての記憶を、予定通りあなたたちから消去するはすだった」
「ハルヒや古泉までお前と朝比奈さんのことを忘れちまったのは、そのせいなのか?」
長門は瞳の光をわずかに揺らせ、頷いた。
「一年前、わたしは朝比奈みくるに記憶消去を依頼された。彼女は自分でそれを行うことも出来たが、それは彼女にとって酷なことだった」
長門は淡々と言葉を紡ぐ。
このあたり、一年経っても何も変わっていない。それだけに俺は懐かしくなり、何か、何でもいいからこいつに言ってあげたかった。
しかし、そんな気持ちとは裏腹に、口から出てきたのは長門の発言に対する質問だった。
「その朝比奈さんってのは、より未来から来たほうのだよな?」
長門は頷いた。
そうか、と俺は思う。俺にとって未来の、そのまた未来からきた彼女。
初めこそ見惚れそうになっちまったが、俺はだんだん、その真意を測りかねるふるまいに、あの人のいいように使われていたんじゃないかと思った日もあった。
大人になった彼女にとって、俺の存在などもはや都合のいい駒でしかないんじゃないか……ってな。
しかしそうじゃない。彼女のほうも間違いなく朝比奈さんで、一年前未来に帰ってしまった彼女自身なのだ。
そんな当たり前のことを、一年経った今、ようやくもって俺は実感した。長い間残っていた胸のつかえが取れたような気がする。
長門は公正な審判を下す天の使いのように穏やかな様子で、
「記憶を消去すれば、この時間にいるあなたたちは、彼女がここにいたことを二度と思い出せなくなる。朝比奈みくるの未来にとってそれは必要なことであるが、彼女はどうしてもそれを実行できなかった」
「それで長門に委ねたってわけか……」
長門は頷いた。心なしかこいつが穏やかになったように見えるのは、俺がどこかに救いを求めようとする漂流者のような心境だからだろうか。
記憶消去を長門に頼んでいった朝比奈さんを責める気は毛頭ない。
なぜかって。逆の場合を考えてみればいい。だって、できるか。彼女にとっては昔のこととはいえ、一緒に長い時間、楽しく過ごした相手に向かって、自分に関する記憶をまるごと消すような真似が。
それはとても残酷なことだ。永遠の別れよりよほど悲しいかもしれない。
例えば、誰かが天寿を全うした時、残された者たちはその人物を偲ぶことができる。思い出すたび、思い出す人の中で彼は生き続ける。
ありきたりな言い方に聞こえるかもしれないが、それはまさしくその通りだ。生きている限り、人は人を思い出すことができる。
しかし、残された人から記憶を消去してしまえばどうだろう。
それはなかったことと同じになってしまう。初めからどこにも存在しなかったことと同じだ。間にどんな思い出があろうと、それら一切がなくなってしまうのだから。
普通、そんなことできやしないだろ。俺ならできない。例え嫌いな奴が相手だったとしても、誰かに覚えていてほしいと思うのは、もしかしたら人間の本能なのかもしれない。
長門は静かなまま、
「わたしはあの日、あなたの記憶も消去する予定だった。しかしあなたを見ていると、それを実行することがどうしてもできなかった」
淡々としているのは口調だけだ。事実、長門は続けてこう言った。
「わたしは、完全ではない」
「長門……」
何言ってんだ。完全な人間なんてこの地上に一人も存在しねえんだよ。そっちが普通で、むしろ完全無欠な超人のほうがどうかしてる。
ハルヒだって佐々木だって、どっちも優秀ではあったが、それぞれに問題を抱えてたじゃねえか……。
「しかし、わたしは彼女たちとは異なる。わたしはヒューマノイド、」
「違わねえよ」
俺はきっぱりと言った。
「長門。お前はお前だ」
解ってるはずじゃないか。それが情報統合思念体の収穫でもあったんだろ。自己同一性。アイデンティティ。わたしはここにいる。言葉は何でもいい。だからこそ、お前はこうして俺に記憶を残してくれたんじゃねえか。
長門有希は純粋な瞳で俺を見る。そう、この表情を見ればよく解るとも。出会った頃とはまるで別物。
たしかに、万能じゃなくなったかもしれない。しかし、自らの意思でそうしたからこそ、こいつは他の誰でもない、こいつ自身になったんだ。
俺はしばらくの間、長門を見ていた。長門も俺を見つめていた。
そして、まったく自分でも気づかないうちに、俺は長門を抱きしめていた。
どれだけ強くつかまえていても、もうじきそれはなくなってしまう。
そういえば、俺がこうして長門に触れたことなんて、ほとんどなかったように思う。
もっと早く気がつけばよかった。
でももう遅い。こいつも消えてしまう。みんなみんな消えるのだ。そうして、一人一人、俺の前から去っていく。楽しいことは、すべて終わってしまったのだから。
たくさんの出来事が蘇ってくる。
ハルヒが結成したSOS団。宇宙人に情報統合思念体。未来人。機関と超能力者。野球、七夕、孤島、ループサマー。映画撮影にライブ、ゲーム対戦。何でもないような一日。幻の三日間。雪山、ラグビー観戦にバレンタイン。会誌づくり、阪中家の犬の散歩。
そんな出来事の外にある、いつもの風景。何気ない日常……。
すべて過ぎ去った。
もう俺は高校生ではなくなり、超常現象にも遭遇しなくなり、ハルヒの思いつきの元、SOS団で毎日を過ごすこともない。
「長門……」
強く抱きしめる。力を込めると消えてしまいそうなのに、俺は感情の昂ぶりを抑えることが、どうしてもできなかった。
長門は何も言わなかった。
やがて、そっと両手を俺の背中に添えた。そんな硬い所作を通じ、俺はこいつの中にも形容しきれない思いが、『感情』が、たしかに存在しているのを感じ取った。
「なあ、長門」
長門は何も言わない。俺はその無音に果てしない安心感を覚える。
「もうさ、ハルヒも古泉も、お前たちのこと覚えてないんだ」
「……」
「SOS団の話をしてもろくに通じないしさ。『もう受験なんだし、本腰入れなきゃダメよ』ってな。記憶を消したら、俺もそんな風になっちまうんだろ」
「……」
「長門。俺さ、こんな日が来るなんて、ほんと、思ってもみなかったんだよ。それはずっと先のことだと思ってて、本当に、ほんとに……こんな風になるなんて、考えもしなかった。
その時になれば潔くなれるとか、そんなカッコつけたような、バカげた空想しててさ」
長門は動かずに、俺の三年分の心情吐露を、ただじっと聞き続けてくれる。
「でも、ちがうんだ。実際は全然、そんなことなかったんだよ……」
「…………」
長門の指先に、ほんのわずかな力が加わった。
俺はどうにかなりそうなのを無視する。
「俺はあの毎日が好きだった。
ハルヒも朝比奈さんもお前も古泉もいて、部室でゲームしながら茶飲んで、たまにハルヒが思いつきを実行して、俺たちはそれに振り回されて。
やれやれ、なんて言いながらさ、でも内心いっつも楽しみで。気付いたら、いつの間にかそれがちっとも嫌じゃなくなってて、楽しくなって、楽しくてたのしくて仕方なくて……長門、お前も解るだろ……」
長門は何も言わない。
しかし、カーディガンの向こうには、たしかな温もりを宿している。
こういう時、こいつがうまく言葉を選べないことは俺が一番よく知っている。だからその代わり、俺は長門を抱き寄せ、体温を共有することで、互いの伝達手段の代わりにした。
「ごめんな、長門。何かわかんねえけど俺……それくらいしか言えね、」
途中から言葉にならなかった。
俺はぼろっぼろに泣いて、三年分の憂鬱を丸ごとまとめたくらい泣いて、泣き続けた。
長門はただ、じっと俺を待っていた。背中に温かい両手を回したままで。
「わたしも」
長門は言った。俺ははっとして顔を上げる。
「わたしもあなたに謝りたい。わたしが記憶消去をためらわなければ、あなたが一人でこの一年間を過ごすこともなかった」
「長門……」
それはいいんだよ、もう。
「どうして消えなきゃならないんだよ……」
長門はふたたび消えかけていた。
今度こそ本当の終わりだ。光のせいか、ろくに前が見えねえじゃねえか。
くそ、ばか。しっかりしろ、俺の視力。もう二度と会えねえんだぞ。
何もかも。こいつがいなくなってしまえば、俺の記憶も、SOS団での日々も、五人の思い出も、すべてが幻となり、溶けてなくなってしまうんだ。
「どうしてだよ……」
色んな思いが混ぜこぜになった中で、俺は思う。思わずにはいられない。
もともと、世界はそんな風にできていない。
誰かの都合のいい空想みたいに、いつまでも心地のいい時間を過ごせるようには、この世界は作られていないんだ。
時が来れば俺たちはその都度、必要な場所まで自分の力で動かなきゃいかん。
それにはつらいことがたくさんある。現に今、俺はつらくてしかたない。できることなら、朝比奈さんや長門やSOS団と、いつまでも別れたくない。この先、これ以上楽しいことがあるかなんて解らないもんな。
しかし、歩き出さなきゃいけない。今がその時だ。それなのに、今までいくつもの決断をしてきたってのに、俺はやっぱり躊躇わずにいられない。
ここから、今すぐ胸張って歩き出すには、俺の高校生活はあまりに輝きすぎていた。
「長門。俺はきっとお前を忘れないからな」
決然と、半ばヤケクソになって俺は言った。声が、もうすっかりグズグズになってる。
「記憶を消そうが何だろうが、絶対に思い出してやる。朝比奈さんだってそうだ。全員揃ってこそのSOS団なんだからな。きっとだ」
「……………………」
長門は今までにない、表情ともいえないような、しかし無表情とは違う眼差しで俺を見て、そして――、
長門有希は消失した。俺の記憶と共に。
*
「……思い出せないわ、やっぱり」
そう言って、ハルヒは机にへばりついた。
春の太陽はすでに西に傾き、文芸部室には俺たちの影が伸びはじめていた。
互いに存在しない人物の記憶を持っていることの奇妙さに、俺とハルヒはその二人の存在を思い出そうとし、今日一日を費やしたが……やっぱり浮かんでこなかった。
「そろそろ帰らないといけないな」
「あたしが敗北を喫するなんて認めがたいわ」
ハルヒは拳骨でどすんと机を叩く。かつてそこにあった『団長』の三角錐は、今は跳ねることもない。
「そうは言ってもな。俺だって何とかしたいさ」
そう言いながら、俺は何の気なしに部室を歩く。夕焼け色に染まった小さな一室は、地上でもっとも温かい場所のように思えた。
本棚の前で足を止めると、ぎっしり詰まった蔵書の中から、一冊のハードカバーを手に取った。当時読んだ覚えもないSF本だが、手に取ると、なぜだかそれはしっくりと手に馴染んだ。
パラパラとページをめくり、あるところで手が止まる。
そこには栞が挟まっていた。
花の模様が描かれた、どこにでもあるような栞。なぜか俺は気になって、その栞を観察した。裏にも表にも、何も書かれていない。
ん――?
俺は首を傾げる。
「はて。どうして何かが書かれているなんて思ったんだろうな」
俺は本を閉じると、元の位置に戻した。
帰る頃にはハルヒはすっかりしょげていた。
今日はひさびさにテンションマックス状態のハルヒを見ることが出来たが、反対にミニマム状態のこいつも見られた。いいんだか悪いんだか、俺には判断がつかない。
「結局解らなかったわね。ねえ、キョン。もしかして、あれって高校時代を通じてあたしたちの見てた夢だったのかしら。そんなことってあると思う?」
「夢か」
確かにそう言ってしまうのはたやすい。
この世にはまだまだ理解しがたい現象が数多く眠っているし、人類はたまにそうした未知の世界の辺境にまでその足を伸ばすことがある。
しかし、それは他の多くの人にとっては夢や幻と同じようなもので、結局何が真実かなど、誰にも解りはしない。
「きっとさ、転校しちゃって、それっきり連絡先も告げなかったのよきっと。その二人は」
ハルヒが自説を開陳した。さてどうだかな。望み薄な気もするね。それなら学校に記録が残らないわけないもんな。写真にまったく写ってないとこからしてもう変だろ。
「それもそうよね……ああもう! 今日は頭が全然回ってないわ」
ハルヒはまた元の調子に戻り、くしゃくしゃ頭を掻いた。いつになく無邪気な様子に、俺は気がつけばこんな風に言っていた。
「なあハルヒ。ここらでひとつ原点回帰だ」
「原点回帰?」
ハルヒはキョトンとしてこちらを向いた。
「SOS団はこの世の不思議を追い求めるのが活動の第一則だったよな。今俺たちを悩ませている難題は、まさしくこの世の不思議そのものだ。
今日の調査はあいにくうまくいかなかったかもしれないが、だからといって諦めたんじゃ、それこそ過去の俺たちに負けてると思わないか?」
そう言うとハルヒはウサギも目を剥く勢いで跳ね飛んだ。俺につかみかからんばかりの勢いで、
「何言ってんのよ。そんなわけないじゃない。あたしはあの日からずっっっと右肩あがりのウナギ登り、上昇気流の東証一部上場なんだからねっ!」
わっけわからんが。
しかし……そう、それでこそお前ってもんだ。
ハルヒは腕組みすると、どんな手を使ってでも勝とうとする戦国時代の悪大名のように、
「解ったわ。今後この件を調査しましょ。古泉くんも呼んでね。
ううん、それだけじゃないわ。谷口や国木田、鶴屋さんにあんたの妹も、阪中もコンピ研の部長も生徒会長も、みんなみんなみーんな集めて事情聴取してやるわ!」
びしっと夕焼け空を指差して言い切る頃には、すっかり来た時の調子を取り戻していた。
それでこそ団長ってもんだ。
じゃなきゃ、俺もヒラ団員として働き甲斐がないからな。
「キョン! ひさしぶりに競争しましょ、麓までダッシュ!」
「マジかよっ、スタートの合図くらいよな、おい!」
そうして、俺たちは懐かしい通学路を駆け下りていった。
春の夕日がやけに眩しかったのを覚えている。
俺のポケットには、あの本から抜き取った栞が入っていた。
折り曲げてしまわないよう、大切にしまいながら。
<了>
なんとぴったりでした。以上です。驚愕楽しみですね、では。
46 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 02:47:13 ID:A2kUS0uA
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです。
原点回帰か
いいね
面白かった
おつかれー
なんとも切なくも前向きな終わり方ですね
しんみり
長門、朝比奈さんはいなくなり記憶も消去、古泉は疎遠になるのもありそうですね
キョンとハルヒもいい感じに落ち着いてますね、こんな感じになりそうかな
三年生のときに団活がないのはキョンに受験勉強をさせるためだったりしてね
乙
岡部は若い青年教師だよ(from憂鬱)
このSSの年齢設定だと、三十路に届いてるかどうか怪しいぐらい
少なくとも中年じゃない
それ以外はGJだった
また投下お願い
ハルヒがヤクザの情婦になるSS読みたい
そう、それが
>>50の発した最初で最後の言葉であった
GJ
キョン語りも実にスムーズでよかったよ
あと設定のせいもあるのか、懐かしさを感じずには居られないのもいい
面白かったよ
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
ドS佐々木たん×キョンが好物です
情報統合思念体に命令されてヒューマノイドインターフェイスと人間の交配実験てことで
SOS団関係以外の男と援助交際紛いのことを繰り返してる内にキョンに見つかってバグる長門がみたい。
>>55 即興で書いてみた
キョン「……長門、ちょっと話があるんだ」
長門「何?」
キョン「……いや、その、勘違いだったら、ものすごく申し訳ないんだが……、
なんて言うか、俺は一昨日の8時半時頃、たまたま駅前のラブホの前を通ったんだ」
長門「……そう」
キョン「……あ、あれはなんかの見間違えだよな?ハハハび、びっくりしちまったよ。
あまりにもあり得ない光景だったもんでな。
まさか、あんなおっさんみたいな奴とラブホの前でお金のやり取りなんかする訳ないよな。
いや、勘違いだと思うんだが、たしか先週もそんな光景を見た気がしてさ……」
長門「……それは見間違えや勘違いではない」
キョン「!!! そ、そうか。……いや、それが自由意志に基づくんなら別にいいんだ。
俺に人様の恋路にケチをつける資格なんて無いからな。
けど、なんて言うか、ほら、お前らってちょっとこう……純粋すぎる所があるだろ?
だから、まさかとは思うけど、なんかこう、
騙されてたりしたらとか考えちまって、ちょっとだけ心配になってさ……」
長門「……騙されるという概念には該当しない。あれは情報統合思念体の指令に基づいた
ヒューマノイドインターフェイスと人間の交配実験によるもの」
キョン「!!!!! 実験だと!?ふざけんな!!!
悔しくないのか!?思念体が何様だが知らんが、お前らは人間だろ!?
それが……何だって、あんなヤツが……」
長門「相手が誰Kaは、もn題ではなi。情報統合死ね ん体の命令は絶対敵な拘束りょくを持つ」
キョン「長門!!無理すんなよ!!そういう時は泣いていいんだ!!」
長門「…………私は泣いてなどいない。これは涙腺と呼ばれる眼球保護のシステムにバグが発生しただけ。
私は正常わたしはせいじょうわtaしは……」
キョン「長門!悔しいんだろ!?言っちまえよ!
お前が望むなら、俺はハルヒを炊きつけてお前の親玉にケンカを売ってやる!!
喜緑さんと会長がラブホの前で自分が会計をするって言い張りながら痴話喧嘩をしてたんだぞ!?
お前は、腹黒コンブだけには、絶対に先を越されたくないって言ってたじゃないか!!」
>>56自己レス
鬼緑さんはコンブじゃなくてワカメだったorz
>>保管庫管理人様
もしこれを収蔵されるのでしたら、コンブの所をワカメに換えてくださいorz
その前に、意味がまったくわからない
援助交際なら長門より朝倉のほうがよくない?
長門に愚痴を聞いてもらって慰められる
カレーを食べながら泣いてる朝倉、黙って背中をなでる長門
喜緑さんと会長は援交なんかじゃないな
腹黒ワカメだし
サタンをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが、
それでも俺がいつまでサタンなどという想像上の黒い怪物を信じていたかと言うとこれは確信をもって言えるが最初から信じてなどいなかった。
幼稚園のハロウィンイベントに現れたサタンは偽サンタだと理解していたし、
記憶をたどると周囲にいた園児たちもあれが本物だとは思っていないような目つきでサタンのコスプレをした園長先生を眺めていたように思う。
そんなこんなでオフクロがサタンにキスしているところを目撃したわけでもないのにハロウィンにしか現れないジジイの存在を疑っていた賢しい俺なのだが、
宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力や悪の組織やそれらと戦うアニメ的|特撮的漫画的ヒーローたちがこの世に存在しないのだということに気付いたのは相当後になってからだった。
いや、本当は気付いていたのだろう。ただ気付きたくなかっただけなのだ。俺は心の底から宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力や悪の組織が目の前にふらりと出てきてくれることを望んでいたのだ。
俺が朝目覚めて夜|眠るまでのこのフツーな世界に比べて、アニメ的特撮的漫画的物語の中に描かれる世界の、なんと魅力的なことだろう。
俺もこんな世界に生まれたかった!
宇宙人にさらわれてでっかい透明なエンドウ豆のサヤに入れられている少女を救い出したり、レーザー銃片手に歴史の改変を計る未来人を知恵と勇気で撃退したり、悪霊や妖怪を呪文一発で片づけたり、
秘密組織の超能力者とサイキックバトルを繰り広げたり、つまりそんなことをしたかった!
いや待て冷静になれ、仮に宇宙人や(以下略)が襲撃してきたとしても俺自身には何の特殊能力もなく太刀打ちできるはずがない。ってことで俺は考えたね。
ある日|突然謎の転校生が俺のクラスにやって来て、そいつが実は宇宙人とか未来人とかまあそんな感じで得体の知れない力なんかを持っていたりして、でもって悪い奴らなんかと戦っていたりして、
俺もその闘いに巻き込まれたりすることになればいいじゃん。メインで戦うのはそいつ。俺はフォロー役。おお素晴らしい、頭いーな俺。
か、あるいはこうだ。やっぱりある日突然俺は不思議な能力に目覚めるのだ。テレポーテーションとかサイコキネキスとかそんなんだ。実は他にも超能力を持っている人間はけっこういて、
そういう連中ばかりが集められているような組織も当然あって、善玉の方の組織から仲間が迎えに来て俺もその一員となり世界|征服を狙う悪い超能力者と戦うとかな。
しかし現実ってのは意外と厳しい。
実際のところ、俺のいたクラスに転校生が来たことなんて皆無だし、UFOだって見たこともないし、幽霊や妖怪を探しに地元の心霊スポットに行ってもなんも出ないし、
机の上の鉛筆を二時間も必死こいて凝視していても一ミクロンも動かないし、前の席の同級生の頭を授業中いっぱい睨んでいても思考を読めるはずもない。
世界の物理法則がよく出来ていることに感心しつつ自嘲しつつ、いつしか俺はテレビのUFO特番や心霊特集をそう熱心に観なくなっていた。
いるワケねー……でもちょっとはいて欲しい、みたいな最大公約数的なことを考えるくらいにまで俺も成長したのさ。
中学校を卒業する頃には、俺はもうそんなガキな夢を見ることからも卒業して、この世の普通さにも慣れていた。
一縷の期待をかけていた一九九九年に何かが起こるわけでもなかったしな。二十一世紀になっても人類はまだ月から向こうに到達してねーし、
俺が生きている間にアルファケンタウリまで日帰りで往復できることもこのぶんじゃなさそうだ。
そんなことを頭の片隅でぼんやり考えながら俺はたいした感慨もなく高校生になり----、サタン=涼宮ハルヒと出会った。
キョンがエロサイト巡回してたら画像掲示板に目線入ってるけど明らかに
ハルヒがハメ撮りされてる画像が投稿されてるのを発見してしまうのとか読みたい
「さあキョンさん!これを観るのです!」
「今度はなんだ?ん?ポータブルDVDプレーヤー?」
「その魚の死んだような眼かっぽじるがいいです!ポチッとなっ」
「…」
「あれ?」
「何も映らんぞ」
「おかしいな、家を出るときは映ったのに・・・」
「見せてみろ。…なんだピックアップが汚れてるじゃないか。どれ、この綿棒でちょいちょいと・・・」
「へー、ほぉー」
「これでよし。どうだ?」
「…」
「?」
「かっ、勘違いしないでよねっ!べ、別にちょっとかっこいいななんて思ったわけじゃないんだからっ!」
「いいから要件を早くしてくれ」
「ちっ、相変わらずノリの悪いヤツ」
「なんか言ったか?」
「ポチッとなっ」
へへへ、今日もハルヒの子宮をトントンしてやるからなあ〜!
あああ、おっきいチンポきたあ〜っ!
あの傲慢ハルヒもクスリにはかなわんな、見ろよこのメス豚ぶり
は、はひい、私はみんなの精液便所でしゅう!
おら、便所なら便所らしくここにいる男全員のザーメン受け止めろや!
「こ、これは…」
「どうですか〜?あの涼宮さんが裏ではこんなことしてるんですよ〜?絶望したでしょ?」
「橘、おまえじゃないか」
「さあ佐々木さんのとこ・・・ってええっ!」
「いや、ええっ!て言われても」
「何言ってやがんです!どこからどう見てもクソビッチハルヒでしょう!」
「ハルヒはツインテールじゃないし」
「しまった!!!」
「いやだからしまった!じゃなくてな」
「う、うわああああああんんん!!!!」
「なんだなんだ?なに泣いてんだ?…まさかおまえ」
「ああそうだよ!そのビデオあたしだよ!ガチハメ録りだよっ!九曜さんがリ――ア…リテ―ィとかいうから!」
「橘…」
「痛かったよお!組織の連中ここぞとばかりにあたしの体をさあ!せめて外に出してって言ったのに!膣にだすし!
お尻の中にも出すし!しまいには全身におしっこかけられるし!見てよこの体!ゼブラの油性マジックで全身エロ
単語書き込まれて!一回百円ってなによ!あたしゃ夜店の射的かっての!」
「もういい、橘」
「ううう」
「辛かったんだな。俺にはこんなことしかできんがー」
「ちょ、キョンさん?そんなことしたら服が鼻水だらけに、きたないですよ」
「汚いもんか。俺は抱きしめたいからおまえを抱きしめる。おまえの綺麗な体をな」
「キョンさん…なんだろうこの感じ。すごい暖かさを感じる。今までにない何か心のぬくもりを」
「さて橘、このDVDくれよ」
「えっ」
「ズリネタにちょうどいいしな。無修正だし」
「えっ、えっ、ど、どうして」
「べつにいいだろ。ここに映っているのは公衆便女。ビッチには人権などないからな」
「ひ、ひどい!この外道!」
「うるせえよ缶ジュース以下の女」
「ひっ」
「ガバマン」
「ひゃっ」
「俺にもそのザーメンくせえケツ振っておねだりしてみろよ」
「ひゃあああ!イクゥウウ!」
「言葉だけでイクとは相当開発されたな」
「あ…ひ…」
「どれこのメス豚で一回ヌイとくかな」
「な…なにやってるんだい…キョン…橘さん…」
陰謀での橘はかっこいいのに
すっかりおかしないじられキャラにしか見えなくなっちゃたな
そこがかわいいから結果オーライだ
SSでのいじられキャラっぷりは大袈裟なものが多いけどね
実際はもうちょっと普通
ちょっとワロタw
キョコタンはこれ位いぢられてナンボだよなw
きょこたんと藤原とのカップリングもいい
藤原はキョンが悪くいいすぎ
一人称小説の性質上、語り部の目線が真実に映りやすいからな。
藤原は別の登場人物いわく悪人ではないとのことだが、その人々から見ての話であってキョンにもそうであるという保証はないのがなんとも。
SSではキョンと同類の偽悪趣味者だったりむしろ正直者兼世間知らずのいじられ役が板についてきてるだけに本編でどんでん返しに期待したいかな。
メモリーは渡してるし、誘拐事件も何かしていたでもなさそうだし
見た目が口の悪い悪人なだけだな、藤原
いままで悪役は朝倉ぐらいだからこれからの活躍に期待するな
追加
前後編で5月25日同時発売
ごwwwwがwwwwつww
何考えてんのwwwww
どうせ数週間前に急遽発売延期で適当なスピンオフとか発表するんだろ
ハルヒ関連に限らずもう角川関連は信用してない
75 :
ss:2010/12/25(土) 20:45:52 ID:0e6piv9S
投下します
20レス程度
76 :
ss:2010/12/25(土) 20:46:36 ID:0e6piv9S
いきなりだが、「シュレーディンガーの猫」という名称のついた、とある科学の思想実験を
ご存知だろうか。
詳しい解説をするだけの知識は俺には無いのだが、簡単に言えばそれは箱に入れた猫の生存
確率について考えるという内容らしい。
科学の授業で教師からこの話を聞いた時、俺はこう思った。
もしシュレーディンガーの猫を箱から出した時、仮に猫が生きていたとしたなら……今後の
餌やトイレをどうするかといった問題が生まれ、動物愛護団体から苦情が来るのだろう。
逆に、不幸にも猫が死んでしまっていたならば、埋める場所の問題と、やはり動物愛護団体
から苦情が来るのだろう。
思想実験の趣旨からしても科学に興味を持って欲しい教師の意図からしても、この話に対し
てそんな現実的な事を考えて欲しかったのではないのは解ってはいる。
だが、今の俺にとってはその現実こそが問題なのだ。
何故なら俺は――シュレーディンガーの箱を開けてしまったのだから。
Love my cat
秋の深まりも既に最深部へと到達したらしく、雪が降らないだけで既に季節はもう冬なので
はないかと疑わざるをえない寒さが街を覆っていた――十一月最後の休日の事だった。
誰に頼まれてもいやしないのに、その日も当たり前の行われたSOS団恒例不思議探索は、
文字通り無事、つまりは何の収穫も無く終わりを迎え。
「じゃあ、本日はこれで解散!」
成果が無かったにしては妙に機嫌が良かったハルヒの号令により、俺達はそれぞれ家路を急
いでいた……のだが、俺は現在、ついさっき解散したばかりの駅前の広場へと向かって自転車
を走らせている最中だったりする。
何故かって? それはだな、
「……あっ。キョンくん」
駐輪場に自転車を止めた俺に向けられる天使の微笑み。そう、誰あろう朝比奈さんによるメ
ールで呼び出されたからである。
広場から送られるその蕩けそうな視線に、彼女の元へと辿り着いた時にはもう七割ほど蕩け
てしまっていたんじゃないだろうか。
目元がどうにも緩みそうになるが、まずは謝罪だ。
「すみません、遅くなりました」
77 :
ss:2010/12/25(土) 20:47:03 ID:0e6piv9S
朝比奈さんからのメールが届いたのは約二十分前。俺がそれに気づいてここに戻るまでの時
間を考えると、朝比奈さんは既にこの寒さの中で三十分ほど待たされている事になる。
頭を下げる俺に
「いえ、そんな。あたしこそ急に呼び出しちゃってごめんなさい」
まるで自分が加害者みたいに謝る朝比奈さんだったが、とりあえず聞かねばなるまい。
「それで……また何かあったんですか?」
俺を呼び出した理由、まあ……大体の予想はついてるんだけどな。
「え?」
あ、いやほら。朝比奈さんが俺を呼び出すとなれば
「またハルヒ関係で何かあるんですか?」
これまでの経験則で言えば、どちらかといえば愛らしい天使でしかない朝比奈さんの副業で
ある未来に関わる何かで呼ばれたと考えるべきだろう。
これは気にしなくてもいい事なのかもしれないが、朝比奈さんは未来に関わる事で俺に何か
を頼む事に抵抗というか……その、申し訳ないといった感情が先に立つ様だし、ここは一つ俺
から聞いてあげようと思ったのだが……。
ゆるゆると朝比奈さんは首を横に振り、
「今日は違うの。あの、えっとね? 呼び出した後にこんな事を言うのはどうかなって自分で
も思うんですけど……」
何やら言葉を選んでいるらしい、悩ましげな朝比奈さんのお姿で目の保養をしていると、
「……キョンくん。この後、何か予定ってありますか?」
え?
「あの、もし何も無かったらなんですけど……一緒に、その……一緒に何処かへ、遊びに行き
ませんか? ……なんて」
いよいよ俺の脳はやばいらしい、まだ目は覚めてるはずなのに幻聴が聞こえ始めたぞ。
とりあえず、自分の耳を引っ張ってみる。……寒いせいかやけに痛い。
ついでに叩いてみる、衝撃と鈍い音が接触回線で脳内に反響。よし、正常動作を確認。
とまあ、エラーチェックとデフラグに忙しかった俺を
「……」
朝比奈さんは何かを待つような目で見上げていて……って、え、今の……まさか?
無意味に周囲を見回して、近くを歩いていた人に奇異の視線を向けられた頃になってようや
くこれが現実なのだと気づいた時、遅ればせながら俺の心臓はその鼓動のサイクルを高め始め
ていた。
78 :
ss:2010/12/25(土) 20:47:27 ID:0e6piv9S
思考停止。
概念として聞いた事はあるものの、実際に体験するのはこれが始めてで間違いない状況に陥
っていた俺を動かしたのは
「だめ……ですか?」
掌に収まりそうな子猫を連想させる、朝比奈さんの切なげなお顔だった。
「大丈夫です! あの、今日の予定とかぶっちゃけ丸っきり覚えてませんが、朝比奈さんのお
誘いは俺的最優先事項で間違いないので問題ないです。はい」
後先考えずに俺がこう答えたのは、もはや規定事項である。
もし、仮に何か予定があって俺がそれを忘れていた事を悔やむとしても、だ。
「ありがとう……よかったぁ」
今の貴女の微笑みだけで十分にお釣りがきます。いえ、それどころか利息で家が建ちます。
以前、彼女が俺に教えてくれた話によれば……朝比奈さんはこの世界の人とはデート、又
はそれに類する行為をしてはいけないらしい。
それなのに何故、今日はハルヒに関する用事でも無いのにこんなお誘いをしてくれたのか。
「……あの、どうかしましたか?」
見上げる視線に混じる、可愛らしい疑問符。
「いえ、何も」
その疑問を聞いてしまうほど、俺は愚かで野暮ではなかった。
過去の類似事例を考えればすぐに解る事だろ? 物語のヒロインの謎に関わる部分を詮索す
れば、結果としてそれは悲劇を招く事になる。グリムが絵本を通して読者に伝えたかったのは、
多分そういう事なんじゃないだろうかね。
既に日は落ち、今は太陽の変わりに街路灯が照らす歩道を、俺と朝比奈さんは当てもなく二
人で歩いていた。
ちなみにそうしたいと言ったのは朝比奈さんで、その真意は不明。不明でいいのである。
冷え切った大気は体温を奪うだけの不快な物でしかないはずなのだが、
「……」
俺の腕にそっと添えられた朝比奈さんの手、彼女の手が俺に触れている理由がこの寒さだと
考えれば、全くもって深いなどではない。むしろ、シベリア寒気団にもっと頑張れとエールを
送ってやりたいくらいだぜ。
とまあ、かるく本気で地球温暖化を憎んでしまった俺だったが、
「っくしゅん!」
コートの袖に隠れて朝比奈さんがくしゃみをした途端、掌を返して温暖化頑張れ! と心の
中で叫んだのは言うまでも無い。
79 :
ss:2010/12/25(土) 20:47:50 ID:0e6piv9S
「あの、俺のコートも着ますか? それともどこかに入りましょうか」
自分のコートを脱ごうとする俺を慌てて止めながら、
「ありがとう。でも、大丈夫ですから」
そうは言いますが、貴女の顔は鼻を中心に薄っすらと赤くなっていて、それはそれで可愛く
てたまりませんというかなんというか。
すぐ隣をのんびりと歩く朝比奈さんを、もう建前とかどうでもいいからこのまま抱きしめて
しまおうかとかなり本気で考えつつ、僅かに残った理性で俺は寒さを凌げそうな場所がないか
目で探してみた。
周囲に立ち並ぶのはオフィスビルばかり……か。ビルの入り口に立ってる警備員に事情を話
しても、ビルの中には入れてくれないだろう。俺が警備員だったら迷う事無く入れるんだが。
ファミレスでも喫茶店でも何でもいいから何かないか、そう思いながら辺りを見回している
と――不意に、何かが俺の胸元に触れた。
それが朝比奈さんの手で、胸元に添える様に出された手と一緒に彼女の身体が俺の目の前に
あって、つまりは一方的にとはいえ彼女と抱き合っているといっても過言ではない状況に、今
の自分があると……え、これやっぱり夢?
気が付いたらまた自分の部屋でベットの上から落ちてるのか?
例えそうであるにしろ、少しでもこの夢が長引いてくれと、今まで信じた事もない神に本気
で祈っていた時、
「……暖かい」
朝比奈さんの声が自分の身体を通じて聞こえてきた瞬間、色々と壊れてしまった気がする。
理性とか常識とかこれまでの関係とか、今まで大事にしてきた物が一気に色褪せて……気が
付けば俺は、朝比奈さんの身体を抱きしめていた。
コート越しに感じる華奢な感触、その奥から押し返される至高の柔らかさ。今だけでもいい、
この人を自分の物だけにしたいと思った誰を責められよう。
――正直に言えば、それは俺の本心というか本音だった。欲しい物は欲しい、人間は欲望で
出来ているのだから。
でも、俺じゃこの人とは釣り合うはずがない。それに、仮にロマンスの神様が気紛れを起こ
して奇跡が起きたとしても、絶対に超えられない「時間」という名の壁が、俺と朝比奈さんと
の間にはある。
そんな現実が存在する事も、悲しい事に心の何処かで解っていたんだ。
車道を走る車のライトが何度も通り過ぎた頃、
「……急にこんな事して、ごめんなさい」
朝比奈さんは俺の腕の中で、照れ笑いを浮かべながらそう言った。
可愛かった、すんげー可愛かった。
俺がこれまでに見てきた朝比奈さんの中でも、それは最高の笑顔で間違い無かったね。もち
ろん脳内フォルダに名前を付けて保存もした。
でも、その微笑を前に不思議と心は冷静になっていて、
「朝比奈さん。あの……今日は、どうしたんですか?」
形だけは笑顔を浮かべつつ、馬鹿な俺は絵本の主人公がする自分が不幸になる質問をしてし
まった。
少しだけ、解った気がする。物語の主人公がどうして不幸な結果を自分から選んでしまうの
か。あれはきっと、幸せすぎる状態が崩れる事が怖がってしまうからなんだと、俺は思う。
80 :
ss:2010/12/25(土) 20:48:12 ID:0e6piv9S
朝比奈さんは少し困った顔をした後。
「……今日は、もうちょっとだけキョンくんと一緒に居たかったんです」
その言葉を信じてあげたくて、俺はまた笑顔を作った。
でも……すみません。
本当は俺、知ってるんです。朝比奈さんは嘘をつく時、時々視線を下に向けてしまうって事。
まるで、何かから逃げてるみたいに。
ハルヒに対してバレバレな嘘をつくとき、彼女はいつもそうしていた。
子供っぽいその癖は、大人の朝比奈さんにも言える事で……。
「……」
沈黙を守る俺から俯く振りをして――そっと視線を落とした彼女を見た時、それまで幸福で
しかなかった胸に、小さく痛みが走った気がして――不意に、自分の口から出ていた言葉。
言うつもりなんて無かったはずの言葉。
……間がさしてしまった、としか言いようが無い。
「朝比奈さん。俺……以前、古泉から聞いた事があるんです」
「え?」
「朝比奈さんが俺好みの外見なのは、実は未来の人が俺に取り入る為なんだって」
いくらなんでもおかしいですよね、そんなのって。
そう続けるつもりだった。「そんな事ないです」と、否定して欲しかった。
だが、現実って奴は思っていた以上に厳しいものだったらしく、
「なっ何で古泉君がそれをっ……ぁ」
朝比奈さんの顔に浮かんだ表情……最後まで聞かなくても解ってしまった。
行動へと繋がる経緯は不明なままなのに、先に与えられた真実。
結果俺の顔に浮かんだのは、笑顔とは呼べない苦笑いだった。
「あのっ! あ……あの!」
いえ、いいんです。その……。
「朝比奈さんは、悪くないです」
意図しない内に抱きしめていた手は、また意図しない内に外れていて、離れた事で失ったの
は温もりだけではなかった気がした。
……まるで、胸に鉛の塊を埋め込んだ様な不快感。それが自分の不用意な発言のせいなんだ
って事は解ってるつもりなんだが。
「……ごめん、なさい……」
「謝らないで下さい。その、気にしてませんから」
部室の天使である朝比奈さんは未来人である。
81 :
ss:2010/12/25(土) 20:48:39 ID:0e6piv9S
彼女がここに居る理由、それはハルヒを監視する為。つまり、彼女は仕事の為にここに居る
だけのこと。
他の誰でもない、それを打ち明けられたはずの俺がそれを都合よく忘れてたって……ただ、
それだけの事ですから。
「……キョンくん、あの!」
今はただ、彼女の声が、顔が、視線が、痛い。
「すみません、本当。俺変な事言って。……ごめんなさい!」
慌てて頭を下げ、そのまま後ろを向いて走り出していた。
行き先なんて何処へでもいい、今はとにかく彼女から離れたい。
風の音に混じって、背後から何度か名前を呼ばれた気がしたが……今だけは幻聴だという事
にした。
――翌朝、というか深夜を過ぎて自宅に帰りついた時にはもう、自分がやってしまった事が
どれ程馬鹿げた事なのか気づいていた。
仲がいいと思っていた友達が、実は仕事で仲良くしていてくれただけ――よくよく考えるま
でもなく、この件に関して朝比奈さんに非など無い。勝手にそれを本当の好意だと俺が勘違い
していただけの話だ。もし自分が逆の立場であれば、色々と言いたい事も言えないで友人付き
合いをさせられたら相当のストレスだろう。
それに、こんな事はわざわざ本人に確認するまでもなく、ちょっと考えればすぐに解る事だ
ったんだ。ハルヒに対する朝比奈さんの怯えた様な態度、あれが彼女の仕事故の行動だとする
なら、その周辺に居る人間にも仕事として付き合っていると考えるのが普通だ。
それに気づいたくらいで、まるで自分が傷ついたみたいな態度を取っちまった俺が全面的に
悪い。むしろ、気づいていながら平然としていた古泉の方が大人の対応なんだろう。
何て言って謝ればいいんだ……これ。
月曜日の朝、いつになく憂鬱な気分で学校へと辿り着いた俺は、自分の下駄箱の中に小さな
封筒が入っているのを見つけた。
宛名は無し、本文は――ん?
昼休み。
吹奏楽部の部室でもある、音楽室の横の防音室。
音楽の授業中か放課後でもなければ静まり返っているその場所は、防音加工が必要なのかと
思うほどに静まり返っていた。
ノックをしても意味がない、か。
分厚い扉を前に上げていた手を下ろし、ノブを引くと――誰も居ない、か。
探すまでも無く、部屋の中は整頓されていて無人である事は一目で解った。
『お昼休みに防音室まで来てくれませんか?』
一見すると朝比奈さんであろう字で書かれていたこの手紙が、誰かの悪質な悪戯という可能
性は否定できないが……まあ、待ってみるしかないだろう。
壁際にあった椅子の一つに座りつつ、俺は差出人が現れるのを待つ事にした。
窓が無いせいで照明をつけているのに薄暗く感じる室内は無音で、壁にかかった時計の針の
音だけが響く事無く耳に聞こえてくる。
82 :
ss:2010/12/25(土) 20:49:03 ID:0e6piv9S
それから十数分が過ぎ、退屈だから携帯で何かしていようかと考え始めた頃、廊下への扉が
開き始め
「……あっキョンくん?」
窓すらない分厚い扉の向こうから姿を見せたのは、今日も愛らしい朝比奈さんのお姿だった
んだが……
「ど、どうも」
変に意識しちまってるせいで、いつもみたいに喋れなかった自分が少し疎ましい。
朝比奈さんの視線が、壁にかかった時計、自分の腕時計、そして俺の顔へと慌しく移動を繰
り返した後、
「えっ? あ、あの。もしかして、お昼ご飯、食べないで来てくれたんですか?」
え? ええ、まあ。
時間指定が昼休みってだけだったので、遅れないようにって思って。
「ごめんなさい!」
勢いよく頭を下げる朝比奈さんの後ろで扉がしまり、廊下から入り込んでいた小さな喧騒が
閉め出され、部屋の中には再び静寂だけが残った。
……。
何となく、居心地の悪い沈黙。
用件を聞く前に先に謝ってしまおう。
「昨日は、その」
「本当にごめんなさいっ! あの、謝っても許してなんか貰えないと思うんですけど、でもど
うしてもキョンくんにはそう言いたくて」
あ、いや、その。
二度三度と繰り返し下げられる朝比奈さんの小さな頭に、続けて言おうとしていた言葉を忘
れてしまった俺は呆然としていて
「キョンくんは、いつだってわたしに優しくしてくれて……ずっと、ずっと守ってくれてたの
に、こんな…………こんな、う、裏切るみたいな事を……」
「あ、朝比奈さん?」
俯いた彼女の声に涙が混じっているのに気づいて、慌てて俺は彼女の言葉を遮った。
「いやほら、全然気にしてませんから。本当。それに朝比奈は悪くないって事くらいちゃんと
解ってますし、それが仕事でも仲良くしてもらえただけで、俺としては十分に幸せすぎるって
言うか」
顔を上げた朝比奈さんの目に光る物が、俺を更に焦らせる。
な、何かまずい事言ったのか? 俺。
「ちゃんと朝比奈さんが未来人だって事解ってますから、ね? お仕事じゃ仕方ないですよ」
だから、昨日の事は忘れて……まあ、もしそれが出来ないのであれば全部保留って事にして、
これまで通りの関係でいましょう。
83 :
ss:2010/12/25(土) 20:49:31 ID:0e6piv9S
これが最善の選択肢、そう俺は思っていたのだが。
「……キョン……くん。ふ、ふぇぇ」
俺が言い終えた後、彼女の目に溢れていく涙は加速度を増してしまい、ついには決壊した涙
腺から涙が零れ始めてしまうのだった。
あ、いや……その。
かつて我が家の愛猫が人の言葉を喋っていた時の妄言じゃないが、言語による意思疎通の不
便さを思い知った気がする。
いったい彼女は俺に何を望んでいるのか。
その時の俺は、本気でそれが知りたかった。
――放課後の部室。
普段よりも早く部室を訪れた俺は、何時もの様に古泉相手に、机上で無益な争いを繰り広げ
ていた。
部室には俺以外に長門と古泉の姿しかなく、メイド服が残されたままって事はどうやら朝比
奈さんはまだ来ていない様だ。
さて、いったいどんな顔で彼女と顔を合わせればいいのか……。今日ほどここに来るのが憂
鬱だった事は無い。
「今日は、何だか元気が無いみたいですね」
ん、そうか? ……まあ月曜だしな。
週の初めから元気な奴なんてそうは居ないだろ。せいぜいハルヒと谷口くらいだ。
曖昧な返答を返す俺をじっと見ていた古泉の口から、
「……ああ、そうそう。昨日の事何ですが」
続いて出てきた言葉に、俺は動揺を隠しきれていたかどうか自信が無い。
下手に喋らない方がいい、そう思って黙っていると
「機関として貴方にお礼を言わせて下さい」
礼だと?
「ええ。昨日の不思議探索で、貴方は涼宮さんとペアになったでしょう?」
クジの結果そうだったが。
「お二人がどこで何をされていたのかは詮索しませんが、結果だけで言えば涼宮さんの精神状
態はこれまでに観測された事の無いレベルで安定し、現在もそれは続いています。正直な所、
ここ最近の涼宮さんは多少退屈されていた様ですので……機関として何かすべきなのか、それ
とも刺激しない方がいいのかと、上層部では連日連夜議論が絶えなかったんです」
「……何ていうか、他にやる事が無いのかよ。お前の上司ってのは」
「結果として、我々は危険な賭けに出る事も無く目的を達成できた訳です。ここはお礼の一つ
でも差し上げるべきなのでしょうが、生憎と僕の権限では何も出来ませんので、感謝の言葉で
それに代えさせて下さい」
お前に何か貰っても嬉しくねえよ。何か裏があるんじゃないかって不安になるだけだ。
「ごもっとも、ですね」
営業スマイルを崩さないまま、古泉は机上に凡庸な手を続けていく。
時々考える事がある。これはこいつの最善手なのか、それとも相手が俺だから手加減してい
るのか。
それは聞くまでも無いというか、聞いた所で信じるだけの確証がない事なんだが……。
「……なあ、古泉」
「はい」
既に大局は決していて、後は適当に王を追い詰めるだけの消化試合に入っていた盤上の駒達
を眺めつつ、
「お前って、機関の人間としてここに居るんだよな」
ふと、そんな事を聞いていた。
「どうしたんですか? 急に」
別に。ただ何となく確認しておきたかっただけさ。
84 :
ss:2010/12/25(土) 20:49:55 ID:0e6piv9S
クラスの女子が見れば歓声でもあげそうな、お決まりの営業スマイルを作った後、
「そうですね……涼宮さんによって連れて来られた事がきっかけではありますが、貴方の仰る
通り、僕は古泉一樹という一個人としてではなく、機関の一員としてこの場所に居るといった
方が正しいでしょう」
古泉は台本でも読むかの様にそう言い切った。
「だろうな」
そうだろうなとは思ってたよ。
「ですが、それが全てだと言い切れるほど、僕は仕事熱心ではありませんよ」
おいおい。
「正義の味方がそれじゃ困るな」
顔を上げて半眼で睨んでやると、古泉は苦笑いを浮かべつつ
「ええ、確かに。ただ……涼宮さんや貴方。長門さんや朝比奈さんと、ただの友人として接し
たいと思っているのも嘘ではありません」
俺と長門を順に眺めながらそう言った。
あのなあ、古泉。
「個人である前に機関の一員だとか言った後に、そんな事を言われて信じられると思うか?」
それも含めて演技だって思うのが普通だと思うぞ。
どう考えても笑う所では無いと思うのだが、古泉は肩を震わせて笑みを見せつつ、
「さあ、どうでしょうね。僕としては互いの背景を理解した上で、そこに新たな関係を築く事
は出来ると思うのですが」
新たな関係ねぇ……。
溜息で返答は濁したが、古泉が言う事は不可能な話ではない、それは経験則で解っている。
「……」
今も無言のまま、会話に参加する素振りも見せないで読書を続けている長門。あいつとの関
係は、ある意味自分が宇宙人だと打ち明けられたあの日から始まったんだと思う。
古泉にしろ朝比奈さんにしろ、それは同じはずだ。きっと。
一向にまとまろうとしない思考に捕らわれていると、
「――ちょ、ちょっとみくるちゃん? どうしたのよその顔」
廊下に響いたハルヒの声に続いて、
「あ……涼宮さん」
落ち込んだ様子の朝比奈さんの声が聞こえてきた。
「まるで泣きはらしたみたいに真っ赤じゃない。何かあったの? 誰かに虐められたとか?
もしそうならあたしに言いなさい? 生まれて来た事を後悔するくらい仕返ししてあげるから」
「えっ? あ、あの違うんです?」
何となく、廊下がある壁の方を見たくなくて、俺は既に日が落ちつつあった窓の外へと視線
を逃がしてやった。
「……朝比奈さんと何かあったんですか?」
無駄に鋭い古泉の問いかけは、まあ無視しても良かったんだが。
「いーや。何も無い」
適当に返した返事は、やけに自分の耳に残るはめになった。
……そう、元々何も無かったんだよな。
翌朝、再び下駄箱の中に入っていた手紙。
それは前日と殆ど同じ内容だったのだが、違う場所が一つだけ。
『お昼休みに、ご飯を食べてから防音室まで来てくれませんか?』
85 :
ss:2010/12/25(土) 20:50:21 ID:0e6piv9S
また差出人は書いてなかったが、朝比奈さんで間違いないな。これは。
指示された通り弁当を胃に詰め込んでから、気乗りはしないものの指定された防音室へと向
かうと、
「き、昨日は取り乱しちゃってごめんなさい!」
扉を開けた先で待っていた朝比奈さんは、俺の顔を見るなり頭を下げてそう謝るのだった。
いや、そんな謝らないでください。
「俺の方こそ、変な事言っちゃったみたいで」
――あれから色々考えてはみたものの、結局何が原因で朝比奈さんを泣かせてしまったのか
は謎なままなんですけどね。
特に気にしないまま扉を閉めた途端、廊下から聞こえていた喧騒が遮断され、今更なんだが
自分が朝比奈さんと個室で二人っきりになっている事を意識してしまう。
鍵は開けたままになってるにしても……なあ。ここはやっぱり、少しだけでも扉を開けてお
いた方がいいんだろうか? 健全な高校生関係的に。閉まったままの扉を見ながら、そんな事
を考えていると、
「あの……もう、だめ……なんでしょうか」
え?
「わたしと一緒に居るのは、もう……嫌ですか?」
落ち込んだ様子の朝比奈さんを前に、俺は務めて明るい口調で口を開いた。
「まさか。そんな事あるはずないですよ。朝比奈さんの考え過ぎです。ああそれと、朝比奈さ
んの仕事で必要な事なら、俺で出来る事ならこれまで通りちゃんと協力します」
だから、何も心配しなくていいんですよ。
「キョンくん……」
「もし、他のみんなには言えないハルヒの事とか仕事での愚痴とかあったらいつでも言って下
さいね。もちろん、誰にも秘密にしますから」
朝比奈さんの良き理解者でありたい、全てはそう思っての発言だった。
そして、それこそが朝比奈さんが俺に望んでいる事なのだと思っていたんだが……。
「あ……朝比奈、さん?」
昨日と同様。俺が喋れば喋るだけ、朝比奈さんの顔は悲しげに曇るだけだった。
どうかしたんですか? あ、もしかして体調が悪いとか。
朝比奈さんは顔を伏せたまま首を横に振った。
「……違うんです……そうじゃないんです……ごめんなさい、本当にごめんなさい」
そう呟いた後、朝比奈さんはふらふらとした足取りで部屋から出ようと歩き始め――部屋の
入り口の側に立っていた俺の横を通り過ぎ、扉に手をかけた所で立ち止まった。
ここで俺が何か言うと、また朝比奈さんを傷つけてしまうのではと思えて何も言えないでい
ると、静かな室内に朝比奈さんがすすり泣く声が数回響いた。
そして、急にその場で振り向いた彼女は何も言わないまま俺に向かって走りよってきて――
気づけば彼女の身体は、俺の胸の中に収まっていた。
胸元に添えられた小さな手が俺のシャツを握っていて、その手から伝わってくる震え。
見上げる彼女の目には、大粒の涙が既に溢れてしまっていた。
「あの、俺また何か変な事を言っちゃったんなら謝り」
「何でも……します」
流れる涙を拭おうともしないまま、縋る様な目で彼女は俺の言葉を遮る。
「何でもします。だから、だから……許してください」
スピーカーから響き始めた昼休みの終わりを告げる予鈴が響く中、彼女は俺を抱きとめたま
まそう呟くのだった。
今日はもう、授業が始まっちゃいますから。
そう言い残し、朝比奈さんは俺を残し一人部屋を出て行った。
……はぁ……解らん。まるで理解できない。
今になって考えてみても、俺が言った事は朝比奈さんの希望に沿っているとしか思えないの
に、何でまた朝比奈さんを悲しませてしまう事になっちまったのか……。
ここまでくると、男は火星人で女は金星人なんだと思って付き合えってのは意外と大袈裟で
はないのかもしれん。
86 :
ss:2010/12/25(土) 20:50:50 ID:0e6piv9S
迷宮入りが確定してしまった悩みを前に一人溜息を付いていた俺だったのだが、
「何でも……します」
つい数分前、胸元で囁かれたその言葉が、延々と頭の中でリピートされていた。
……とりあえず、授業だな。これ以上ここで一人で居たら自分が何を考え始めるか解らん。
廊下へ出て扉を閉めようとした時、俺は明日もまたこの部屋を訪れる事になる気がした。
いや、そうであって欲しいと心のどこかで期待しているんだと思う。
ついさっき俺に抱きついていた朝比奈さんの感触、じっと俺を見る彼女の目、いきなりの事
だったからさっきはされるがままだったが……再び同じ状況に置かれたら、俺は冷静でいられ
るのだろうか。
そんな事を考えつつ自分の教室へと向かって歩いていた時、階段の踊り場に差し掛かった所
で、俺は廊下の向こうで立ったまま俺を見ている生徒が居るのに気づいた。
見覚えの無いその生徒は、もうすぐ授業だってのにじっと俺の方を見つめている。
最初は吹奏楽部の部員か何かが、部室から出てきた部外者である俺を見て不審に思ってるの
かと思ったんだが、
「……」
そいつが、何処かで見た覚えのある営業スマイルを浮かべて立ち去っていくのを見て、俺は
思い出していた。俺と朝比奈さんの関係がギクシャクしてしまった元凶、映画の撮影中に古泉
が俺に言った「朝比奈さんは俺を篭絡する為に、か弱い少女を演じている」という。聞きたく
もなかったあの話。
あの話の中で古泉は、俺の知らない水面下とやらでは、数々の勢力が人知れず争っているの
だと言った。
そして、その一つに自分達も含まれているのだと。
さて……いったい俺はどうするべきなんだろうな。これはある意味運命の分岐点、というか
かなり大きな選択肢だと思う。
その日の夜――早々と寝る準備を終えた俺はベットに寝転び、自分の中で膨らみ続ける妄想
に対して延々と自問自答を繰り返していた。
悪いが、妄想の内容については黙秘させてくれ。今はまだその段階じゃないんだ。
仮に、全てが俺の予想通りでこの計画が成功したならば……俺には絶対に手に入れる事が出
来なかったはずの物が手に入る事になる。
しかし失敗すれば、これまで手にしてきた物を間違いなく全て失ってしまうだろう。
もちろん、賭けに出ないって手も残されてはいる。
……普段の俺なら、そもそもこんな勝負に出る事なんて考えもしないんだろうな。
平凡で平穏こそが望ましい、他ならぬ俺自身がそう望んできたんだから。
今でもそれは変わらないはずなのに、一向に消えようとしないどころか、時間が経つにつれ
て大きくなっていくこの感情は――多分。
俺はベットに寝転んだまま携帯に手を伸ばし、深夜だと解っていたが電話をかけていた。
――もし、繋がらなかったら。
そう考えるまでもなく電話は繋がった。
「はい、古泉です」
「……やけに出るのが早いな」
殆どワンコール、電話が掛かってくると解っていたとしか思えない速さなんだが。
「たまたま携帯を持っていたので」
そうかい。
「……なあ、古泉」
「はい」
「俺と取引をする気はあるか」
「取引……ですか?」
ああ。
「貴方から僕にそんな提案をするなんて驚きですね」
待て。
「その割には声が全然驚いてない様だが」
「いえいえ、本当に驚いていますよ? これぞ正に、驚天動地ですね」
……顔を見ずに済む電話にして正解だったな。
87 :
ss:2010/12/25(土) 20:53:23 ID:0e6piv9S
「長電話の趣味は無いから手短に済ますぞ。俺がお前に頼みたいのは――」
「すみません。出来れば何処かで直接会って話せませんか? この会話は盗聴されている可能
性を否定できません」
さらりと怖い事を言うな。
「まあいいから聞け、俺の頼みってのは簡単だ。……見て見ぬ振りをしろ、出来るなら見ない
ようにしろ。以上だ」
俺の現状を知らなければ、この言い方で全てが解る奴なんて居ないだろう……それに、もし
古泉に何の心当たりも無いのなら「何の事か解らない」と聞くはずだ。
数秒間の沈黙の後、携帯電話から聞こえてきたのは
「それで……僕はどんな対価を頂けるんです?」
全てを解っていると言いたげな、いつもの自信に満ちた古泉の返答だった。
「お前に一つ頼み事を聞いて貰ったって事実だけじゃ不満か」
――今度の沈黙は、さっきより短かった。
「申し分の無い条件ですね。解りました、商談成立です。ああ、それと……僕に取引を持ちか
けてくれたお礼と言っては何ですが、貴方が動きやすい様にこちらでもいくつか手を打ってお
きましょう。あくまで内密に……ね」
おい待て。
「こっちにはもう他に払える物は無いぞ」
お前が何を考えてるのかは知らんが、無い袖は振りようが無い。
「いえいえ。あくまでこちらがサービスでする事ですので、どうぞお気になさらないで下さい」
やれやれ……俺はハルヒと違ってただより怖いものは無いって思ってるんだがな。
早速準備に取り掛かりますので――そう言って古泉は電話を切った。こんな時間にいったい
何をするつもりなのか……ま、考えるだけ無駄か。
通話を終えた携帯を机の上に置き、再び天井を見上げる。
古泉にあんな曖昧な言い方で話をしたのには三つ理由があった。一つは誰かに聞かれている
かもしれないから。まあ、これは古泉が盗聴だとか言い出したから思いついただけだが。
もう一つの理由は、さっきも言った古泉が何も知らなかった場合の為。さっきのあいつの口
振りからしてその可能性は低そうだ。
そして最後の一つは「あれは冗談だ」と言って計画を止めにするという選択肢を残しておく
為だった。臆病者でもチキンでも、好きに呼んでくれて構わない。自分でもそう思っている。
人事は尽くした……後は明日を待つだけ。
夜が明けるのが待ち遠しいのか、そうではないのか、自分でもよく解らなかった。
――翌日、やはり下駄箱に入っていた手紙。もう内容は言わなくても解るだろう。
やれやれ……計画は順調に進んでいるってのに、気分は一向に晴れそうに無い。むしろ悪く
なっていく一方だ。
胸ポケットに簡単に収まったその小さなその手紙が、今日はやけに重い。
完全犯罪を企む犯人ってのはこんな気分なんだろうかね。経験者にはなれそうにないから解
らんが。
あまりに順調すぎるから何か邪魔でも入ればいいのに――そんな事を考えていたのが原因だ
ったのだろうか。
「来月に実施される生徒会選挙だが、その準備に各クラスから作業員を出す事になった。人員
は既に決められているから、各自、昼休みが終わる前にこのプリントに書かれた場所へ遅れな
い様に行ってくれ。午後の授業は作業が終わってから出ればいい」
神様はどうにも捻くれているらしく、まともに俺の願いを聞いてくれる気はないらしい。
HRの後に貼りだされたA4紙、そこには各部活の部室の名前が作業場所として列記されて
いて……防音室の横に、俺の名前があった。
タイミングといい場所といい、いくらなんでもこれが偶然なはずがない。
思ってたとおり、この前廊下で俺を見ていた生徒は機関って連中の関係者で、古泉は全てを
知ってるって事だろうな。
これがあいつの言ってたサービスって奴だとすると……まあいい、後で何か厄介事を頼まれ
そうな気もするが、今は素直に感謝しておくとしよう。
88 :
ss:2010/12/25(土) 20:53:52 ID:0e6piv9S
その後――何事も無く授業は進み、何事も無く正午を向かえてしまい、何事も無く弁当を食
い終えた俺は、防音室の前まで辿り着いていた。
閉まったままになっているこの扉の向こうで、恐らく朝比奈さんは既に待っているのだろう。
それは……やはり仕事の為なのか、それとも違う別の理由があるのか。
扉のノブに手をかけたまま、誰も居ない廊下の奥へと視線を向ける。
そこには誰の姿も見えない。
ここが最後のチャンスだと思いますよ?
心の中でそう問いかけて暫く待ってみたが「彼女」が姿を現す事は無く――俺は、溜息と共
に扉を開いた。
「……キョン、くん……」
どうも。
どうやら、かなり前から朝比奈さんは俺を待っていたらしい。
部屋の隅に置いてあった椅子に座っていた彼女は、俺の姿を見るなり立ち上がって……顔を
伏せてしまった。
既に泣き終えた後らしく、彼女の目は赤く染まっている。
いつもの俺であれば、そんな彼女の姿を見れば平常心を維持できるはずもないのだが
「それで、用件って何ですか」
あえて感情の無い声で、俺は朝比奈さんにそう聞いていた。
「……な、何度も呼び出してしまってごめんなさい……」
「別にそれはいいですよ。用件さえ聞かせてもらえれば」
まるで、俺の退屈そうな声に質量があるみたいに、返答を聞いた朝比奈さんの身体は震えて
いた。
怯えているのか……それともこれも演技なのか、中々話を始めようとしない彼女から視線を
逸らし、壁に掛かった時計を確認していると
「あ、あのっ! あの……わたしの事、許してもらえないでしょうか」
焦るような響きの朝比奈さんの声が、響く事無く消える。
許すも何も……ねぇ。
「何度も言いましたけど、俺は朝比奈さんが何か悪い事をしたなんて思ってないですから。古
泉にしろ長門にしろ、俺以外はみんな仕事で来てるんです。気にしないでください」
職業に貴賎はありません、胸を張っていいんですよ。
予想していた通り、彼女の顔は俺の言葉で暗く曇っていった。
「……あの……ぅっ……こ、こんな事を今更言われたって……信じてなんかもらえないと思う
ん、です、けど……」
ついには涙が混じり始めた朝比奈さんの声、
「キョンくんは……キョンくんはわたしにとって……仕事とは関係なく、大切な……本当に大
切な友達なんです。本当なんです……信じて、下さい」
哀願する彼女はとても愛らしく、むしろ飾り物の様にすら感じられる。
大粒の涙に遮られながら伝わってきた言葉に、俺は声を出さずに笑った。
「今のも、仕事だからですよね」
お仕事ご苦労様です。
「ちっ! 違いますっ! そんな……」
彼女の目に浮かんでいるのは驚愕……というより失望だと思ったのは考えすぎだろうか。
俺はわざと肩をすくめて見せて、
「朝比奈さんの言葉をそのまま信じてあげたいって、俺も思ってます……でも、それは無理で
しょう」
適当な足取りで彼女に近寄りながら、俺は言葉を続けた。
「貴女の仕事の一つは、俺を篭絡する事なんですよね? だったら、今のも仕事の内だと思い
ますよ、普通」
朝比奈さんに「大切な友達」だなんて言われたら、男子なら誰だって篭絡されます。
実際、俺もされてましたしね。
89 :
ss:2010/12/25(土) 20:54:44 ID:0e6piv9S
「キョンくん……じゃあっ、わたし、どうしたら……」
――目の前に辿り着いた俺を見上げる朝比奈さんは、今俺が考えている事をそのまま打ち明
けたらどんな顔をするんだろう。
軽蔑しますか? それとも、声を上げて逃げ出しますか。
試してみたい気もするが、それよりも今は違う欲求が勝っている。
喉を鳴らしながら泣いていた彼女の頭に、そっと俺は手を乗せた。
緩やかなカーブを描く彼女の前髪が、小さく揺れる。
「あ……」
許します。何て言うと思いましたか?
「朝比奈さん」
「は、はいっ」
「朝比奈さんは、俺にどうして欲しいんですか? 許して欲しいって言われても、そもそも俺
は貴女の事を責めてるつもりは無いんです」
彼女の顔に戻っていた笑顔は、一瞬陰ったが
「あ……あの。前みたいに、仲良くして貰えたら……わたしの仕事とか未来の事とかじゃなく、
その……」
うまく言葉に出来ないのか、彼女は焦った顔で俺を見ている。
「一人の女性として、って事ですか?」
「は、はい!」
なるほど、よく解りました。
「じゃあ、一つだけ約束して下さい」
「約束、ですか?」
ええ。
じっと俺を見つめる彼女の瞳を見つめつつ、告げる。
「言えない事は言わなくていいですから、俺に嘘をつかないで欲しいんです」
よく考えてから返答した方がいいですよ? と、俺が心で忠告する中、
「はいっ! 約束します!」
あっさりと彼女は頷いてしまった。
なんていうか、やっぱり朝比奈さんは朝比奈さん何ですね……としか言いようが無い。
笑顔を作った俺に朝比奈さんは微笑み……そっと伸ばした俺の手が、彼女の頬に触れ
「あ……あの」
戸惑う彼女の頬を軽く掴み、まずはその感触を味わう事にした。
ふにゃん。
朝比奈さんの頬はつるつるとした感触で柔らかいのに弾力があるというか、まるで新しく作
られた新素材みたいな触っていて飽きない感触だった。
「い、いひゃ……いひゃいれす……」
摘まれるままになっていた彼女は、歪んでいるのに可愛らしいとしか言いようの無い顔で俺
に苦情を言うのだった。
ま、頬はこれくらいでいいか。
摘んでいた手を離し、開放された事に朝比奈さんがほっと息を付く中――俺はそのまま手を
下ろして朝比奈さんの胸に触れようとしたのだが、
「あ、あの? 何を……するんですか?」
その手は彼女の手によって今度は阻まれてしまった。
90 :
ss:2010/12/25(土) 20:55:34 ID:0e6piv9S
俺を見る訝しげな目。
何って、そりゃあもちろん
「触ろうかと思って」
「どっどこをですか?」
見れば解りませんか。
「朝比奈さんのおっぱいですけど」
とりあえずは。
「えええっ?!」
払いのけてもいいのに、朝比奈さんは俺の手を掴んだまま目を丸くして慌てている。
今は考える時間をあげない方が良いいだろう。
「朝比奈さんは、俺に一人の女性として見て欲しいんですよね?」
さっきそう聞いた覚えがあるんですが、違いますか?
「そ、それは……こ、こういう事じゃなくて……その」
真っ赤な顔で口篭る彼女に聞こえる様、わざと大きな溜息を一つついた後、
「朝比奈さん。昨日、何でもするって言ったの……あれは仕事だからだったんですか? それ
とも、その場凌ぎの嘘ですか?」
予め用意しておいたその言葉を告げた。
……正直、少しも罪悪感を感じなかった自分に驚いてたね。残念ながら、思っていたよりも
俺は善人って奴ではなかったらしい。
「ちっ違います!」
「じゃあ、この手を離してくれますよね?」
「……」
軽く摘む程度の力しか残っていなかった彼女の手は、やがておずおずと離れて行った。
本人の許可も得た事だし……さて。
夢の中でしか触れた事の無かった朝比奈さんの胸に、俺はそっと上から手を添えた。
数枚の被服を介して、至上の柔らかさが俺の手に伝わる。
「……」
まだ軽く手を乗せただけだが、朝比奈さんはじっと俺の手を見つめて怯えていた。
その姿を見ていて……ハルヒが朝比奈さんを虐めたがる理由が、少し理解してしまった気が
する。これは癖になりそうだ。
あくまでそっと、形を確かめるように緩やかな湾曲にそって手を這わせ、下部から持ち上げ
るように押上げてみると、ずしりとした重量感が掌に伝わってくる。
……何キロあるんだ?
同量の宝石より価値のあるその重みを楽しんでいると、そっと目を開いていた朝比奈さんと
目があった。
91 :
ss:2010/12/25(土) 20:56:12 ID:0e6piv9S
「……」
彼女の目を見る限り、そこにはもう怯えは感じられない。かといって怒っているのでもなく、
どちらかといえば困惑といった感じで、今も俺の挙動をじっと見守っているだけだ。
彼女と目を合わせたまま、その柔らかな膨らみに指を食い込ませると、掌の面積からすると
明らかにオーバーサイズのそれは力を入れる度に面白い様にその形を変えた。
制服とブラジャーらしき感触の向こうから感じるその柔らかさに、密かに自分の下半身に篭
っていた熱がリミットを迎えたのが解る。正直な所、この場で二三度擦り立ててやれば自分の
下着を汚していただろう。
昨日の夜と今朝に弾倉を空にしてなかったら、既に暴発していた可能性は高い。
しっかし、まさか俺が始めて触るおっぱいが朝比奈さんのだとはねぇ……世の中何が起こる
か解らないな。
「いっ…………あの、ちょっと……痛いです」
途切れがちな苦情も無視して、俺はいずれミス太陽系代表へと選ばれるであろう彼女の胸を
思う存分揉みまくっていた。
指で押せばどこまでも沈むのに、あっと言う間に戻ってくる。その大きさも素晴らしいが、
弾力もまた凄いとしか言いようが無い。至高の感触に満足しつつも、服の上からではなくこの
胸を直接触ってみたいと思うのは男のサガ……まあ、それはまだ先にとっておくとして、だ。
先端部にあるはずの突起については、残念ながらブラジャーによってその位置は特定出来な
いが……でもまあ、多分この辺なのだろうと思われる場所を、グラビア雑誌の知識を頼りに指
でなぞっていると、
「…………」
気づけば朝比奈さんの苦情は止まっていて、彼女はじっと目を伏せてしまっていた。
諦め、とは違う表情をした彼女は、今はその愛らしい唇を小さく開き、細かな息を不規則に
繰り返している。
それは俺の指の動きに連動していて……試しにそれまで撫でていた部分を強く抓ってみると、
「ひぅっ!」
目を閉じたまま、彼女は小さく体を震わせた。もう一度、今度はさっきより少しだけ弱く抓
ってみると、
「……」
今度は声は出さなかったが、逃げようともせずに朝比奈さんはじっとしているだけでいる。
朝比奈さん? そんな風に目を閉じているとですね、俺がこんな悪戯をしても気づけないん
ですよ。
彼女の瞼を気にしつつ、俺は朝比奈さんのスカートへと片手を伸ばしてみたのだが……そう
だな、ここはやはりこうした方がいいんだろう。
あえてその手を止め、豊か過ぎる胸からも手を離し、俺は彼女から離れてさっきまで朝比奈
さんが座っていた椅子の上へ座った。
「朝比奈さん、ここまで来てください」
ようやく目を開いた彼女は、言われるまま俺の前へと歩いてきて
「……」
じっと次の言葉を待っている。
椅子に座った今、俺の正面には呼吸に合わせて上下する朝比奈さんの胸があり、ついさっき
まで自分の欲望のままになっていたその部分を、俺は暫くの間眺めていた。
92 :
ss:2010/12/25(土) 20:56:44 ID:0e6piv9S
手を伸ばせば届く距離にそれはあったのだが、
「……」
あえて今は見るだけにしておいた。
――自分でも意外なんだが、実際に相手に触れる事よりも、こうして朝比奈さんを意のまま
にする事が楽しくて仕方が無かった。
それは、汚してはいけない存在を貶める背徳感……って奴なのだろうか。
自分の中で天使とまで思っていた人にこんな事をしているんだから、それは強ち間違いでも
ないのかもしれない。
何も言わず、じっと朝比奈さんの胸を見ていると……彼女に小さな変化が起きている事に気
づいた。
さっきまでは俯いてただ恥ずかしそうだった朝比奈さんだが、今は何故か潤んだ目で俺を見
つめていて、小さく開いたままの口から時折、吐息が漏れる音が聞こえてくる。
その目は何を言いたいんですか?
俺は自分の口元が緩むのを隠そうともせず、彼女の目を見ながら
「自分でスカートをたくしあげて貰えますか?」
次の指示を下した。
躊躇うような素振りの後、彼女は静かに頷き
「……はい」
小さな呟きの様な返答の後、彼女の両手がスカートの端をそっと掴む。
その手がゆるゆると上がっていく間も、
「…………」
朝比奈さんは俺の顔をじっと見つめていて、そこには戸惑いとは違う表情が浮かんでいた。
これまでずっと見たいと思っていて、叶わなかった朝比奈さんの秘密の場所。数秒後、純白
の下着が俺の目の前に現れた。
レースで縁取られた小さな布切れ、この生地の奥を想像して自分を慰めた経験のある男子生
徒の数はどれ程になるだろうか。
もちろん、その中に俺の名前が常連として含まれているのは言うまでも無い。
「朝比奈さん」
「……はい」
「今、恥ずかしいですか」
当たり前だとは思うが、あえて聞いてみる。
すると、
「は……恥ずかしい、です」
そう答えながらも、彼女は下着を隠そうとはしなかった。俺の言葉を愚直に守り、自分の下
着姿を晒して立っている。
俺の視線を意識しながら、じっと。
93 :
ss:2010/12/25(土) 20:57:13 ID:0e6piv9S
自分の口角が上がるのを感じつつ、
「もう少し、上にたくし上げて下さい」
そう注文をつけながらも、俺の視線は彼女の顔に向けられたままになっていた。
「……はい」
愚直に俺の指示を守る彼女の口から、零れる息――その息よりも熱そうな視線が、じっと俺
に向けられている。
「次は何をすればいいんですか?」
自分に都合のいい解釈でしかないが、俺には彼女の目がそう言っている気がした。
そんなに焦らないで、もう少し楽しませてください。
余裕と共に朝比奈さんの下着姿を楽しんでいると――無音だった防音室の中に、スピーカー
から予鈴の音が聞こえてきた。
「あっ……」
スピーカーと俺の顔とを交互に気にしている朝比奈さんとは違い、古泉の配慮とやらの御蔭
で俺は時間を気にする必要は無い。
朝比奈さんだって、恐らくは授業のエスケープを問題にしない程度の工作は出来るだろう。
俺の予想があっているのか、朝比奈さんは困った様な顔でこちらを見るだけで、部屋を出て
行こうとはしないでいる。
さて……と。
俺は椅子から立ち上がり、スカートを持ったままで止まっていた朝比奈さんの手を握った。
「……」
何かを期待するような視線を感じる。多分、それは間違いじゃない。
それが解っていたのに……いや、解っていたからこそだな。
「じゃ、明日もまたこの時間に」
朝比奈さんの手からスカートを外し、俺はあっさりとそう告げた。
やがて、予鈴の音が途切れ、再び沈黙が部屋に訪れる。
その時、彼女の顔に浮かんでいたのは安堵でも不満でも無く、
「…………はい、わかりました」
頷きながらそう呟いた彼女の顔を、俺は前にも見た事があったんだ。
これで良かった……いや、これでいいんですよね? 朝比奈さん。
朝比奈さんと別れ、誰も歩いていない授業中の校舎を一人歩きながら、俺は暫くその姿を見
ていない大人の朝比奈さんの事を考えていた。
彼女が俺と始めてあったあの部室、彼女はそこで自分の星型の黒子の話をフライングで教え
てくれたり、部室の中を懐かしんだり、白雪姫というヒントをくれた。
俺の妄想のきっかけはそれだ。
言うなればこれは、強くてニューゲーム。
――教室へ向かっていたはずの足はいつの間にか寄り道をしていたらしく、気づけば俺は部
室棟の階段を上っていた。
当然ながら無人の階段を上り、やがて見えてくる見慣れた部室の扉。
そう、俺はここで大人の朝比奈さんと始めて会ったんだ。
94 :
ss:2010/12/25(土) 20:57:42 ID:0e6piv9S
彼女は未来から来た人――通俗的な言い方をすれば未来人であり、これから起きる出来事を
知っている存在。
その知識は万能って訳じゃ無いんだろうが……少なくとも、自分の記憶に関してはある程度
正確なはずだ。
『キョンくん……久しぶり』
顔中に喜色を浮かべて駆け寄ってきた彼女。触れた手。
『…………会いたかった』
あの時会った彼女は、全部知っていたはずなのだ。
過去の自分がハルヒに何をされるのか、そして……これから俺にどんな事をされるのかを。
そして、一つだけと言って教えてくれたヒント。
『白雪姫って、知ってます?』
今ならば解る、あれは嘘……ではなく、彼女は俺にもう一つヒントを残していたんだ。
別れ際に告げられた言葉、
『最後にもう一つだけ。わたしとは、あまり仲良くしないで』
また会いたかった、仲良くして欲しくない。
謎でしかなかった矛盾する二つの言葉の意味。自分が仕事として俺と付き合っていた事を知
られてしまう過去を覚えているはずの彼女が、何故そんな事を言ったのか。
つまり、それはそのままの意味だったのだろう。
彼女は俺にまた会いたくて、仲良くしないで欲しかった。
「……そうですよね? 朝比奈さん」
何となく、部室の扉に向かってそう呟いていた。
当然返事が来るはずもなく――特に理由は無いままに扉を開けてみようとして、止めた。
ここにまた大人の朝比奈さんが居るはずはないし、彼女に聞く事は出来なくても……俺には
その答えを知る方法があるのだから。
そう、今この時代に居る朝比奈さんとの時間を進めていくだけでいいんだ。
扉に背を向けて歩き出した時、俺の顔に浮かんでいたのは……さて、どんな顔だったんだろ
うな。
少なくとも、朝比奈さんにとって自分が仕事の目的の為に付き合っていた相手だと知ってし
まった悲しみではなかったはずだ。
自分の欲求を満足させられるであろう期待だけってのも違う気がする。
それらが全く存在しなかったって事は無いんだが……そうだな、あえて言うならそれは期待
だった。
95 :
ss:2010/12/25(土) 20:58:07 ID:0e6piv9S
これまでとは違う、朝比奈さんとの新たな関係を始める。期待するなって言われても、それ
は無理だと言わざるを得ないね。
なんせ、俺は箱の中の猫がどうなっているのか既に知っているのだから。
さて……明日は朝比奈さんにどんな事をしようか。
今日みたいな内容がいいのか、それとももっと積極的な方がいいのか。
現実に成り代わってしまった妄想は尽きる気配も無かったが……考えるまでも無く決まって
いる事が一つだけある。
そう、それは元々考えるまでもなく最初からそう思っていて、ただ自分の中で再認識しただ
けの規定事項。
仮に、この蜜月とでも呼ぶのが相応しい時間が終わってしまったとしても、だ。
――いずれ訪れる別れの日まで、あの愛らしい人の傍に居ようと、俺は思っている。
〆
ここを見てくれてる人みんなへ
拙い出来ですがプレゼントSSでした
来年もまた投下しに来ますので、よろしくお願いします
なんかイイカンジの朝比奈さんだな
色っぽい
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです。
いい感じに終わってくれてよかったよ
中頃から怖かったし
みくるは仕事で来てるけど裏表はないとおもうしね
落ち着いてるキョンもいいね
さりげに古泉がかっこいい
ちらっとある読書してるだけの長門やみくるとハルヒのやり取りもいいね
さりげにキョン死亡フラグ立ってるし
驚愕発売なのか
これで佐々木関連のSSはかなりの物がパラレルワールド扱いになりそうだな
その事実が一番の驚愕
おまえ分裂読んでないな
もうすぐ、2010年も終わるね
それでは良いお年を
あけおめ
えろ
驚愕が出る前に最初から読み返すかな
驚愕発売なのか
これで佐々木関連のSSはかなりの物がパラレルワールド扱いになりそうだな
佐々木SSを書いてた奴は全員涙目か
むしろ今がチャンスだろ
おまえ分裂読んでないな
112 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 05:10:37 ID:lJNDhwoP
驚愕発売なのか
これで佐々木関連のSSはかなりの物がパラレルワールド扱いになりそうだな
もうすぐ、2010年も終わるね
それでは良いお年を
今年最後の1月16日まであと少しだな
>>114 ハルヒがなにかやり残したからループしてるんだよ。
____
__,,/ _, ----`ヽ :.
:. / _ ___ 、\
/ / i \ \\ :.
:. ,'./ i ヽ:. ヽ:.:.. ヽ.ヽ
,'/ / .ハ ヽ ヽ:.:.:.:. ヽ::.. ヽヽ :.
:. |i .i i .i / ヽ ト 、 \、:.:.:. ',:.',:.:.lヽ}
|i .i l :N_, -弋 \弌弋ナ:}:.:}
:. |i∧ ', :{ ,ィjモト \ イjミトイイV :. な…
.| :メヽ.', `ozZ} izN。ハ::{ なんなんですか?
:. | :ヾ_! ゝ "゙゙ ' `゙ ハ.:', :. 2011年じゃないんですか?
| :.:_イ .:.ヽ. (二フ , イ :.:.:!:.ヽ また繰り返すんですか?
:. / rィイ | :.:.ヽ: >r/`<ノ .:.::.}ヽ、\:.
/ ∧l;l ! :.:.:.://{二 ̄ .} ..:..::リ//ハ.:\
:. / .{. ',ヾ、ヽi .:.:.{ /(^` |.:.:.:.//: : :.}: . ヽ.:.
/ / ) ヽ ヾ、ヽ:.ハ ヤ{ ∧/.-‐'": : |:.:. i ',
./ .,イ .:..} : :\ヾレ'ハ ∧__ノノハヾ、 : : : l:.:.: .ハ ',
{ /| .:.:ハ : : :i Y {ヾ`Yヽニン'ノ}: : } : : : :/:.:.:/ }:.}
V | .:.:/:.:|_,ィ' ̄ ヽ三{ `ー-ノ : イ : : :/:.:i.:{ リ
ヽ:.:{、.:.V : : ヘ : : {: : :/:.::∧|
ヽ! )人 : : :人 : : : / \! :.
" ヽ : : : : :/イ{ :.ノ: : : :.\ :.
:. \__///: :\______/: : : : : : : ヽ
/ //: : :|;|: : : : : : i: : : __: : : : ',
:. / 、 {;{ |;| . : i/. : : : : : :|
/ `Y;{. . . .|;|. : : : /i: : : : : : : : :l
ループするとみくるが泣いちゃうぞ
>>112 佐々木関連以外も、ほとんどがパラレルワールド扱いじゃん
そろそろハルヒが寝取られるSS読みたいな
既に腐るほどあるだろ
驚愕発売なのか
これで佐々木関連のSSはかなりの物がパラレルワールド扱いになりそうだな
ハルヒは同人誌が寝取られとレイプ多すぎ
ハルキョンとかねーのかよ
つまりこのスレの最近のループの原因は、涼宮さんが
「もっとキョンとラブラブしたい!同人誌だけじゃなくて今度発売の驚愕できちんと恋人同士になりたい!」
と意識的にしろ無意識にしろ思っているのが原因ということですね。
>>122 大量にあるだろ、ハルキョンイチャイチャは
TIMTIMマシン、わつき屋、○熱シリーズで出してる方のGUST、TTT…
挙げ切れんな
消失が公開されて弱気な長門がレイプされまくる同人が出るんじゃないかとガクブルしてたけど
そんなこともなくて安心していると同時になんか寂しい俺がいるのだった
めったに人も来ないし、いつも1人しかいないからそのうちDQNに目を付けられて、たまり場になって
キョンが駆けつけたときには長門がDQNに輪姦レイープの真っ最中とか期待してたのにな
「ねぇハルヒ、キョン君とはどうなの」
「ど、どうって別にどうもしないわよ」
「お互い好き同士なんだから、Hするのは構わないけど避妊だけはちゃんとしなさいよ」
「あ、あたしは別にキョンのコトなんかなんとも……」
「嘘おっしゃい、こないだも寝言でキョン君の名前よんでたじゃない」
「そ、それは……」
「あの年頃男の子なんてヤリたい盛りなんだから妊娠しないように女の子の方で気をつけなきゃ駄目なのよ」
「キョ、キョンとは別にそんなんじゃ……」
「男の子なんて一皮剥けばみんなケダモノよ、スルコトしか考えてないんだから。ハルヒ、あなたのパパはホントに酷かったのよ。あのね、ママのお腹の中にハルヒが出来たってパパに話したときパパはなんていったと思う?」
「さぁなんていったの?」
「パパは『そうかじゃぁ今日は中に出しても問題ないんだな』っていってそのまま五回も中に出したのよ」
「……」
キョンのノルマも5回になりました
129 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 20:55:57 ID:DRyZoBli
大量にあるだろ、ハルキョンイチャイチャは
TIMTIMマシン、わつき屋、○熱シリーズで出してる方のGUST、TTT…
挙げ切れんな
つーかそもそも原作があるだろ
尼で驚愕の予約ページも出来たみたいだな
連載も復活したらいいな
ザスニーカーの連載は再開してほしいね
2年生に上がったばかりだし
ハルヒは避妊しないで妊娠狙いで中田氏させて
妊娠したら責任を捕らしそう
さすがに20歳過ぎて就職する頃までま待つかな
大量に取るだろ、ハルキョンイチャイチャは
TIMTIMマシン、わつき屋、○熱シリーズで出してる方のGUST、TTT…
就職できんな
えーと…谷口×ハルヒは……
あ、書いたら描いたでフルボッコでしたね。すみませんでした。
谷口×長門の同人はあったな
最近、谷川スレで、長門は谷口が好き説を長文で書いたレスがあってなかなか面白かった
無茶苦茶だったけど
マジでか
大量にあるだろ、谷門イチャイチャは
TIMTIMマシン、わつき屋、○熱シリーズで出してる方のGUST、TTT…
挙げ切れんな
ハルヒと佐々木が寝取られるの読みたいなぁ…
ハルヒx佐々木のやつとかない
大量にあるだろ、谷キョンイチャイチャは
TIMTIM機械、某女性向け大手、○熱シリーズで出してる方のGUST、TTT…
挙げ切れんな
これはいくらでも改変テンプレにできそうだ
過疎とはいえ無理すんなよ
なんだこの流れ
待ち続けた驚愕がでるからいろいろおかしくなった
佐々木とかどうなるかな
驚愕発売なのか
これで佐々木関連のSSはかなりの物がパラレルワールド扱いになりそうだな
むしろ今がチャンスだろ
おまえ分裂読んでないな
森さんの活躍が見たいなー
ハルヒが寝取られるのが読みたいな。
キョンが好きだけど谷口のデカチンポに逆らえなくなるハルヒとか。
谷口×長門の同人はあったな
んん・・・もうっ!佐々木さん×キョンのやつが読みたいのです
喫茶店で藤原とナニを話してたのか気になる
実は過去のヒミツを握っていた藤原の体の相手をさせられる愛人契約みたいなSSはないか
>>149 むしろ谷口とハルヒなら純愛ものでよろしくお願いしたいところではあるが。
朝倉さんが好き
驚愕に期待だな
驚愕発売なのか
これで佐々木関連のSSはかなりの物がパラレルワールド扱いになりそうだな
>>157 何かがおかしい。何となくそんな気がした
むしろ今がチャンスだろ
谷口は意外ともててたりしてさ
遊び友達くらいはいそうだな
消失の映画見たら谷口はなんか普通にイイヤツでキョンはクズだったな。
谷口の胸ぐら掴んで一人で怒鳴ってるシーンに激しくイラっとした。
あんな状態になったら誰だって動揺して情緒不安定になるだろう
あそこで落ち着いて状況確認していたらおかしいよ
できるはずがない
猫のシャミセンが話し出すか観察してたりしてるし
情緒不安定なのは別にいいけど、それで胸ぐら掴まれて怒鳴り散らされたら
普通突き飛ばすなりはたくなりするよね。
谷口がひたすら寛容的でキョンの言葉に答えてるのが不思議だった。
それだけ鬼気迫って見えたってのを現してるのかも知らんけど。
普段は暴れたりしない友人が突然そのような行動をするから
驚き動けなかったのではないか
これが、知らない奴が突っ込んできたら、はたくか逃げるかすると思う
おまえ消失読んでないな
消失の映画(を違法な手段で)見たら谷口はなんか普通にイイヤツでキョンはクズだったな。
谷口の胸ぐら(を違法な手段で)掴んで一人で怒鳴ってるシーンに激しくイラっとした。
驚愕発売なのか
これで違法関連のSSはかなりの物がイラッとする扱いになりそうだな
なんで妄想逞しく違法な手段でとか言ってるの?
2chの常識が一般常識だと思ってる典型的な例だな
そりゃあんたみたいなのからすりゃ首吊るほどイラつく事なのかも知れないけどさ
普通違法な手段とか言われてここで使われてる意味が分かる一般人ってまずいないんだよ
とにかくここがハルヒ関連スレの中でも特殊な人の集まりだって事がよく分かった
違法な手段とかになんかされたんだろうって事もなんとなく分かった
もうここじゃ意味教えてもらえそうにないなぁ なんかスッキリしないけど仕方ないか
すもももも
きょうあに?
175 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 00:48:32 ID:Lr/dm1zP
三ヶ月と数日後がたのしみだ
このスレ的にねww
陰謀ではバレンタインディに宝探しと理由を着けて山の上で穴堀させたけど
次はなにをするのだろうか?
ベタベタだけど、裸になってあたしを食べなさいとならないかな
おまえ消失読んでないな
クリスマスやバレンタインこそ売り込むチャンスなのにハルヒはやらない
恋愛感情まではいってない
本当に好きなら押し倒してるよ
ハルヒ人気が落ちたのは、中の人がビッチだからですか?
ここはハードエッチはOK?
可也
ハードエッチwwwwっwハードエッチってww
ハートキャッチなSSにしようぜ
ハートキャッチとハードエッチは両立する
しかし、へたれキョンにはできそうもない
キョンはやるときはやる男
谷川がなにもしないからなにもできないキョンである
驚愕が出るじゃないか
読まないと死刑だからねっ!
予約しようかな
193 :
未希とハルヒ:2011/02/25(金) 00:32:12 ID:yD/gRypZ
「只今ママ」
「お帰りなさい、未希」
「ねぇ、ママ聞いてよヒョンの奴ったら〜」
「……またヒョン君の話ね(未希ったらヒョン君のコトが本当に好きなのね、…好きなら『好き』ってさっさと告白しちゃえばいいのに……)。あ、そうだ新しい体操着とブルマ買って来たから合わせてみなさい。ほらこれ」
「新しいの買ったの、なんで?」
「あ、あれは破れてたの、…そう破れてたのよ、だから新しいのを買って来たの」
「破れてたってこの前着たときは別になんとも無かったと思うけど」
「……いいから早く着てみないよ、合わなかったら取替えてもらわないといけないんだから」
「前と同じサイズなんでしょだったら大丈夫よ、ママ」
「ちゃんと合わせないと駄目よ、未希はこの間もブラがキツくなったっていってたじゃない、もしかしてヒョン君にでも揉んでもらってるとかかしらね」
「ヒョ、ヒョンとはそんなんじゃないわよ……」
「どうママ?」
「んー、未希は可愛いから何を着ても似合うわね……(しかし北高もいつまでブルマなんだか……)」
「そ、そう……」
「ヒョン君も未希の体操着姿に釘付けね(ヒョン君は絶対未希の体操着姿をオカズにして自家発電に励んでるわね、キョンもあたしの体操着姿でシテたってこの前いってたし……)」
「……ねぇママ、なんで体操着とブルマの両方新品なの? 両方一辺に破れてたの?」
「そ、それは…その……(い、いえないわ、昨夜未希の体操着で『女子高生と体育教官ごっこ』をしたなんて、キョンたらノリノリで三回もブッカケちゃうんだもの……)」
どぴゅ・・・
ふぅー
いい歳してブルマコスでノリノリないちゃいちゃ夫婦かよ
有りだな
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです。
バニーなら普通にプレイしてるだろうし
なんてことない
ブルマのときはポニーテールにしてくれ
199 :
未希とハルヒ:2011/03/03(木) 23:19:07.54 ID:uBPlMRD8
「あらキョン、どこいくの」
「あぁハルヒちょっと本屋までな、今日は雑誌の発売日なんだ」
「なら丁度良かった、これお願いね」
「これって……未希の制服じゃないか」
「そうよ、角のクリーニング屋さんに出しておいて、通り道でしょ」
「あぁわかった、……しかし、北高の制服って相変わらずだな、お前が着てた時とおんなじだよな」
「そうよね……見てると昔を思い出すわね、…そうだ!イイこと思いついた」
「はぁ?! いいことってなんだよ、っておい、何着てんだよ?!」
「どう、似合うかしら、ちょっとキツイけどイイ感じよね、あたしもまだまだ捨てたもんじゃないわね」
「……おまえなぁ、……高校生の娘がいるんだぞ、何考えてんだよ」
「たしかこうだったわよね、『東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。』どう?」
「ってお前……ドヤ顔でそんなコトいわれてもな」
「そんなコトよりキョン、どうなの?」
「どうってなにが?」
「あたしのセーラー服姿でムラムラしない」
「……、……」
「ねぇ、今晩これ着て……その……しよっか…」
「バ、バカなこといってないで……早く脱げ、未希だってそろそろ帰ってくる時間だろ」
「バカってなによバカキョン、サービスしてあげよっておもったのに!」
「只今、お腹空いちゃった、晩御飯なに?」
「ほら、噂をすればだ、未希が帰ってきたぞ、早く脱げ」
「ちょ、ちょっとまって服が引っかかって……」
ガチャ
「未、未希……こ、これはその……」
「……ちょっとママ!、またコスプレなの、いいトシしていい加減にしてよね!」
「……orz」
18で子供産んで高1の娘なら、31か2
熱いな
18なら早いけど、ハルヒなら勢いでやりそう
避妊しないで、できちゃった婚狙いで
欲しくないと思ってれば出来ないし高校卒業して後顧の憂いもなくなったから欲しいと思えばできるだろう
んん・・・もうっ!佐々木さん×キョンのやつが読みたいのです
204 :
未希とハルヒ:2011/03/05(土) 15:47:07.08 ID:oAWZ48ip
「ただいま……」
「お帰りなさい未希、あらどうしたの浮かない顔して」
「あのねママ、みっちゃんち離婚するっていうの」
「あら、みっちゃんってこの前遊びに来た……」
「そう、原因はパパの浮気なんだって……」
「まぁ……」
「ねぇママ、うちはその……大丈夫なの……」
「大丈夫ってなにがよ」
「だからその……浮気とかよ」
「はぁ?!浮気なんてあるわけないじゃないの」
「でもパパは昔モテモテだったってママ言ってたじゃない」
「いいこと、ママはパパ以外の男の人を知らないし、パパだってママ以外の女の人をしらないわよ、これからもずっとそう、だから浮気とかそんな心配しなくていいのよ、バカなこといってないでいいから早く着替えちゃいなさい」
「そ、そっか、パパとママは愛し合ってるんだ……」
「……(キョンが浮気なんて出来るわけが無いわ、だって毎晩五発はぬいてるんだもの、毎晩昨夜だって手コキ、パイズリ、フェラ、オマソコ、アナルで五回もしたんだから……いくらキョンがモテモテで絶倫でも流石に浮気は無理よね)」
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです。
浮気防止に毎晩五発か、うらやましくもきつそうだな
きついっていうか、それを理由に離婚できるよ
実は俺、プラトニック派なんだ。
次の夜、おとなしくなるハルヒ
ありきたりだけど、おとなしいハルヒを突きまくるキョンもいいな
普段は勝気だけど
ベッドの上では恥じらいながら従順になるハルヒ
いいな
童貞臭い妄想ばっかりだな
213 :
未希とハルヒ:2011/03/06(日) 21:18:25.37 ID:8UYgjQ1/
「ねぇママ、なんでパパみたいな冴えない人と結婚したの」
「未希、またその話なの、パパの一体どこに不満があるの」
「だってみんな『ママは美人だけどパパは冴えない』っていうんだもの」
「未希、男の人の価値は外面だけじゃないのよ、他にも色々な側面があってその人の価値を決めているの」
「ママはパパのどこが好きなの」
「それは……まだ未希は子供だからわからないかもしれないけどママにとってパパは最高の男性なのよ、パパ以外の男の人と結婚なんて考えられ無かったわ」
「あ、あたし、もう高校生よ、もう大人だわ……」
「いえまだ子供よ……(お子様の未希にはまだ早いわね、キョンのよさはわからないわね)」
「で、でもどうしてパパなの、パパのどこがいいの」
「……(そんなのキョンが巨根で絶倫でテクニシャンだからに決まってるでしょ、ビデオやなんか見てもキョンのモノ位太くて大きいの見たコトないもの、
それに昨夜だってあたしのこと五回も求めてきてあたし10回もイカされて最後は失神させられちゃたのよね、やぱり男の人の価値はアレよねぇ、でもお子様の未希にいっても仕方ないわねぇ)」
キョンにメロメロなハルヒ、GJ
北校に入学して一月ではキョンが巨根〜を見ていたのか
ありそうだ
215 :
未希とハルヒ:2011/03/07(月) 00:25:37.73 ID:46pfCq/C
「未希、ヒョン君とはどうなの、未希たちもお年頃なんだからHするのは構わないけど避妊だけはしっかりするのよ」
「ヒョ、ヒョンとはなんでもないわよ、ただの下僕よ」
「そんなこといって他の女の子にヒョン君を取られてもしらないわよ、恋愛なんてその場の勢いなんだから」
「だからヒョンとはなんでもないわよ」
「いい機会だからママとパパの話を聞かせてあげる、未希ちゃんと聞きなさい」
「あ、あたし別に……」
「あれは大学の合格発表があった次の日だったわ、みんな一緒の大学に合格して部室でお祝いパーティをしてたの、
そしたらパパに『話がある』っていわれて屋上に呼び出されたの、それにしても未希、あんたのパパはホントに酷かったわよ」
「酷いって一体何が……」
「『キョン話って何』ってあたしがいったら、いきなりあたしのこと押し倒して『ハルヒ、ヤラセロ』ってこうよ」
「えっ、それって……」
「そうレイプよ、パパったらママの事レイプしようとしたの」
「そ、それでどうしたの」
「ママもびっくりしちゃって気が付いたらパンツ脱がされてたの、パパったらそういうところだけは手際がいいのよね」
「……それでどうなったの」
「『このバカキョン!』って頭ひっぱたいてやったわ、そしたらどうしたと思う?」
「どうしたの」
「これがまたひどいのよ、いきなり土下座して『ハルヒ愛してる、お前が欲しいんだ』ってこうよ」
「ど、土下座?」
「そう土下座よ、両手を床につけて頭を下げて『お前が好きなんだ』っていうのよ」
「それでママはどうしたの」
「パパの土下座みてたらなんだかバカバカしくなっちゃってね、それにママだってパパのこと好きだったし、
初めてはパパって決めてたし……つまり……『そんなにいうならいいわ、でもあたし初めてなんだから優しくしてよね』っていって
そのままママとパパは結ばれたの」
「……そのままってつまり……その屋上でってこと」
「そうよ、まぁアオカンね」
「ア、アオカン……」
「急な話だったからゴムの用意とかもなくてね、パパったら『我慢できない』っていうし仕方ないからそのまましたのよ」
「つまりそれって……」
「そう、ナマだったわ」
「それでね『天井のしみを数えてれば直ぐに終わる』なんていうけどママの場合はお空の雲を数えてたの、
30まで数えたところでパパが『ハ、ハルヒ、イ、イク』っていってママが『だ、駄目、中はダメ外に出して』っていった途端にママのナカでパパのモノがビュッビュッてね、
ママはナカに出されちゃったの」」
「……」
「いわゆる中出しね」
「な、……」
「それでね、ママは初めてだったから凄く痛くてね、それにあとでわかったんだけどパパったらすごい巨根なの、
だからアソコから血が沢山出て酷い有様だったわ、それなのにパパったら酷いのよ、
『気持ちイイ』っていってママの事何度も求めてきたの」
「……」
「ママはパパに気持ちよくなって欲しいから痛かったけど我慢してパパのこと受け入れてたの、それでねパパったら結局六回もしたのよ」
「ろ、六回」
「パパはヌカロクだったわ」
「ヌ、ヌカロク」
「そう抜かずに六回って意味よ、パパったら精力絶倫なのよ」
「ぜ、絶倫……」
「それでね終わったあとにママの事抱きしめてくれて『ハルヒ愛してる、結婚しよう』ってプロポーズしてくれたの」
「……」
「ママの話はこれでおしまいよ、恋愛なんてその場の勢い決まっちゃうものなのよ、未希も好きなら好きってさっさとコクっちゃいなさい」
「……ねぇママ、本当にパパはママの事……その……」
「えぇ、ママの初めてはレイプでアオカンでナマでナカダシでヌカロクだったわ、全部本当の話よ嘘だと思うんならパパに聞いてみなさい、それにしてもパパは本当に酷かったわね……」
「ってママがいってたんだけど本当なの?本当にパパはママをレイプしようとしたの?」
「あ〜未希愛には色々な形があってだな……つまり……そのなんだ……(し、仕方ないだろ、あの時はハルヒと今すぐしないとハルヒが世界を滅ぼすってみんながいうから仕方なくだな……)」
コピペ厨しね
なにかおかしい
そう気付き始めたのは、お盆を過ぎた夏の盛りの日のことだった
キョンにメロメロなハルヒ、GJ
北校に入学して一月ではキョンが巨根〜を見ていたのか
ありそうだ
220 :
未希とハルヒ:2011/03/09(水) 01:06:02.93 ID:SppX4uJF
「ねぇパパ、パパはママと結婚して幸せなの」
「どうした未希、随分やぶから棒だな」
「あのね、お友達のパパとママが離婚しちゃうって……だからウチはどうなのかなって……」
「なんだそんなことか、ママと結婚できてパパは幸せものだぞ、結婚してよかったと思ってるぞ」
「そ、そうなの、でもどうして幸せでいられるの?」
「あぁパパとママは深く愛し合ってるんだ、つまりお互いがお互いを尊敬してお互いを高めあう……(ハルヒは美人でスキモノで名器だからな、
一緒に町を歩いてればみんなが振り返るし、昨夜だって何度もおねだりしてきたし、ハルヒは数の子天井で俵三段締めで良く締まるし、
アナルだってイイ具合だし、フェラはバキュームフェラでディープスロートもこなすし、最高のパートナーだぜ……
でもウブな未希にはハルヒがスキモノで名器の持ち主だなんて流石にいえないわな)」
コピペ厨しね
もう 、何がなにやら分からないのです
佐々木って私服もスカート短かったよな
要するにそういうことなの?
んん・・・もうっ!佐々木さん×キョンのやつが読みたいのです
そんなんこといって百合百合なのが読みたいんでしょ?分かってるわ
朝倉さん乙!
自分のレスに自分でレスしなきゃいけないのってどんな気分?
ああ!佐々木
朝も昼も夜もおまえのおっぱいを揉む
暇さえあればディープキス
そして何度も膣内射精!!
耳元で「受精したねw」と繰り返し囁く
朝も昼も夜もおまえのおっぱいを揉む
母乳が出るようになったら一日中吸うんだ!!
一刻も早く孕ませなくてはならない
朝も昼も夜もおまえのおっぱいを揉む
暇さえあればディープキス
そして何度も膣内射精!!
耳元で「受精したねw」と繰り返し囁く
朝も昼も夜もおまえのおっぱいを揉む
母乳が出るようになったら一日中吸うんだ!!
一刻も早く孕ませなくてはならない
230 :
小ネタ牝犬奴隷:2011/03/21(月) 05:12:22.73 ID:A40JeD6Q
あぁここならいいだろ、屋上なら誰も来ないしな
ほらハルヒパンツ脱げ、え?ここじゃ嫌だって
……いうこと聞かないとオシオキだぞ
……
やはりハルヒにはオシオキが必要みたいだな
えっ痛いのはイヤだって俺だってそうさ、愛するハルヒが嫌がることなんかしたくないさ
でも御主人様のいう事が聞けない牝犬奴隷にはシツケが必要だからな
俺だってこんなことやりたくないんだぜ
ほら尻をこっちに向けろ、いつ見ても叩きがいのある尻だぜ
えっいう事を聞くからオシオキは許して?残念だなハルヒ、その科白は最初に聞きたかったよ
よしじゃぁオシオキだ今日は10回だぞ!
まずは一回目……
……よしスパンキングはこれで最後だ。
ハルヒどうだオシオキは痛かったろう、御免な、こんなに真っ赤に腫れちゃって……
でもなハルヒが悪いんだぞ、御主人様の命令がきけないんじゃ牝犬奴隷として失格だぞ
せっかくハルヒを俺の牝犬奴隷にしたっていうのにいうこときかないハルヒが悪いんだぞ
これからはちゃんと御主人様である俺のいうこと聞くんだぞ
そんな事より、ほら早くパンツ脱いで股開け、ぐずぐずするな、ほら早くしろ、服は来たままでいいからな
脱いだパンツは自分で頭に被れ、早くしろ、そうだパンツ仮面の出来上がりだ
よしそれじゃそのまま股を開いてこっちを向いて俺に跨るんだ
そうそうそのまま腰を落とすんだ、……んっ、ハルヒのおマ○コは良く締まって気持ちいいぞ
この体位は着衣対面座位っていうんだぞ、知ってるか?
しかしハルヒのおマ○コはホントに気持ちいいな、まるで俺様専用のオナホールみたいだぜ、俺のモノにジャストフィットだな
ん、どうした?え?モノみたいに扱われて嫌?
そうか御免なでも凄く気持ちいいんだぜ、ホントに俺様専用の肉便器って感じだぜ(w
御主人様から牝犬奴隷には最高の褒め言葉なんだぞ
ほらハルヒ自分から腰を動かすんだ、対面座位の場合は上になった方も動かないと駄目なんだぞ
そうそう、そうだハルヒ、もっと腰を使って……そう、そう、気持ちいいぞ
ホントに気持ちいいぞハルヒのおマ○コ、気持ちいいぞ、よし、そうだ、そうそう、もっとちゃんと腰を使って……いいぞ、おマ○コいいぞ、いいぞ、おマ○コ、いいぞ
うっ、そろそろイキそうだぞ、ほらハルヒもう一頑張りだ
今日もナカに出すからしっかり受け止めろよ! で、出る、いくぞハルヒ!
231 :
小ネタ牝犬奴隷:2011/03/21(月) 05:13:06.13 ID:A40JeD6Q
>>230 ふぅ〜気持ちイイ射精だったな、
ハルヒもちゃんと自分でイケたみたいだしな
『キョン!』っていいながら真っ赤な顔して俺にしがみ付いてくる所なんか中々可愛かったぞ
んっどうした、えっ今日はアブナイ日だったって
外に出して欲しいって?
馬鹿だなぁ外なんかにだしてたら気持ちよくないだろ
ナカにだすからいいんじゃないか、細かいコトは気にするないざとなったら俺が責任を取るから
俺たち卒業したら結婚するんだろ? だったらイイだろ
そんなことよりほら、くわえろ、しゃぶれ。中出しの次はお清めだって教えてるだろ。
早くしろよ、そうだ、そう牝犬奴隷のお前のお口で御主人様である俺のモノを綺麗にするんだ
先っぽについてるのは俺が出したモノだけどまわりについてるのはハルヒが出したお汁だからな。
どうだハルヒ、自分のお汁の味は?
俺の感想だとハルヒのお汁はショッパイだがお前もそうなのかな?
お、またイキそうだ、ハルヒ、お顔とお口どっちがいい、…よし今日はお口だな
い、イク!……ふぅ〜いい射精だったな
ハルヒも段々と上達してきたみたいだな、どれ検査するぞ
お口あ〜ん、うん、沢山でてるな、はい、ごっくん〜、もう一回お口あ〜ん。
うん、ちゃんと全部飲んだみたいだな、エライぞハルヒ、エライぞ。
よし、次はケツマ○コだ、ほら尻をこっちにむけて壁に体を預けるんだ。
ほら教えたとおり、尻タブを手で開いてそうそのまま……。
オシオキのあとがまだ残ってるな……ごめんな……
ふぅ……根元まで入ったぞ
ハルヒはケツマ○コも名器だな、本当に気持ちがいいぞ。
こっちでもハルヒがイケルように今日は特訓だぞ、三回はするからな覚悟するんだぞ。
よしちょっと動くぞ辛くても我慢するんだぞ、ふぅ……そら、ここはどうかな、ハルヒどうだ。
えっなんか体がポカポカしてきた?
じゃぁここだな、それ!
ふぅ気持ち良かったぞ、ハルヒのケツマ○コは良く締まるよなぁ、ハルヒもケツマ○コでもちゃんとイケたみたいだしな。
えっお尻でするなんてホントはイヤだって?
ハルヒ、牝犬奴隷は体の穴全部を使って御主人様に奉仕しないと駄目なんだぞ、お尻がイヤとかまだ心得違いをしてるみたいだな。
牝犬奴隷の体にきっちり教え込まないといけないみたいだな、しょうがない今日はのこり全部ケツマ○コだな。
ほらハルヒ、尻をこっちにむけろ、ケツマ○コでいやというほどイカせてやるから覚悟しろよ。
おつかれさまです
キョンがSでハルヒはMでいいですね
コピペ厨しね
このキョンは変態紳士の名にふさわしいな
モノローグだけなのもおもしろい
ハルヒのエロ同人誌でよくあるネタ
@キョンが受け
A長門が何故かテクニシャン
Bみくるとハルヒと乱交
Cキョンが朝倉をレイプ
Dハルヒがエロビデオ製作(この内容が結構多い)
E鶴屋さん本はあるのに喜緑本がない
喜緑会長本は一冊だけあるぜ!
喜緑&長門攻で朝倉受があったよ
阪中の使い道を思案
2chの常識が一般常識だと思ってる典型的な例だな
そりゃあんたみたいなのからすりゃ首吊るほどイラつく事なのかも知れないけどさ
普通違法な手段とか言われてここで使われてる意味が分かる一般人ってまずいないんだよ
とにかくここがハルヒ関連スレの中でも特殊な人の集まりだって事がよく分かった
違法な手段とかになんかされたんだろうって事もなんとなく分かった
もうここじゃ意味教えてもらえそうにないなぁ なんかスッキリしないけど仕方ないか
/.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:ィi.:,、.:.ヽ
/イ.:.:.:.:i|:/__,V'、|l_j:.:.:.l
lr:l:.:.l -ー -、 レヘ!
l l:.| | |:l コピペ乙
`ーi;| ' ,N
| `ー  ̄ , '
,,rへ、_ ` 〔´__
/l :ヽ、 ゙7'r'Yヽ、゙ー、
: : |: : : ヽ/、;:;;;}イ: :ヽ: \
.: :.>': : ヽ/::::| .l: :<: : ヽ
プリンって最近見かけないような気がしますが
気のせいですか?
あんな頭悪そうなの素でいらないし
プリンっつうかVIPは何でもアリを通り越して露骨に読み手を不快にさせる内容のも多いからな
特に最近は書き手のマンネリ化が進んでるのかそういう内容に走る奴の比率が増えてる気がする
このスレが廃れたのは、ハルヒの中の人の影響かな?
247 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/03(日) 04:19:56.72 ID:zYsJh7jh
……えっ
249 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/05(火) 15:21:46.76 ID:padcuG19
結構前にキョンがハルヒと鶴屋さんに何回も連続で相手をさせられて翌日腰痛になるっていうSSなかったっけ?
250 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/06(水) 11:18:52.82 ID:Y1z7IF7Q
ハルヒって性格はともかく身体は最高に理想的な体型してるよな。
ハルヒが泣きじゃくりながら家に居候してる遠い親戚のオジさんにレイプされる話とか凄く読みたい。
ハルヒが泣きじゃくりながらそれをなだめる谷口と口論になりつつもラブラブになる話とか凄く読みたい。
ラブラブから一転、ハルヒが寝取られて絶望のどん底みたいな展開美味しいです。
ハルヒのおっぱいが揺れて発生する震動を感じたいです
……えっ
ハルヒってレイプされて男に屈服させられてる時が一番可愛いと思うの。
笑顔より泣き顔の方が似合うっていうか。
なんだお前女にバカにされた恨みでも背負ってんのか?
前向こうぜ。
きっと屈折した青春時代送った奴なんだよ・・・
最近、元気ハツラツなハルヒが可哀想な目に合うと異常に興奮することに気付いただけだから。
ソープ堕ちとか。
俺もそういうの大好きなんだけど、前に長門がソープに落ちて腹ボテセックスしてる
同人読んだときにすごく興奮しちゃったんだよね
そこで気付いたよ
性に関して何も知らなさそうな清純な長門のようなキャラが落ちてこそなんだなって
そいうニッチな趣味全開で語ってるとさらに過疎るから微妙
森さんみたいに強く賢い女性こそ堕としたい
ここSSスレだよな?
VIPのクソスレに迷い込んだのかと思って混乱しちまったじゃねえか
t
ハルヒが援助交際させられる話とか読みたいものだ。
266 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 20:56:53.25 ID:3xTPxpXe
なんだお前女にバカにされた恨みでも背負ってんのか?
前向こうぜ。
卑屈な奴ほどそういうことでしか快感を得られなくなってんだろな
みっともねえ
謎のワゴンに連れ込まれそうになってる女子をハルヒが助けて
主犯格の男が捕まって数ヶ月後にハルヒを拉致って撮影会とか興奮しない?
そういうどこでも通じそうな設定は旬のジャンルを節操無く渡り歩く同人ゴロがやってくれてるだろ
少なくともメジャーな楽しみ方とは言えん
俺もそういうの大好きなんだけど、前に長門がソープに落ちて腹ボテセックスしてる
同人読んだときにすごく興奮しちゃったんだよね
そこで気付いたよ
性に関して何も知らなさそうな清純な長門のようなキャラが落ちてこそなんだなって
ハルヒなら寝取られてもイケる。
そいうニッチな趣味全開で語ってるとさらに過疎るから微妙
寝取られといえばvipの女神はものすごくエロいんだがダメだった
気になるところが多いから落ち着いたら読みなおそうかな
それでもダメかも知れないが
SSで伏線をばら撒く場合ちゃんと回収してほしいものだ
275 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/16(土) 05:09:40.54 ID:Jz7vudFa
vip()笑
寝取られモノで抜くと賢者タイムで自己嫌悪に陥る
それで気づくんだよ
ホントに寝取られたのは、俺の純真さだったんだなぁーって
寝取られはそのキャラが好きであるほど、キツイんだよな
レイプ、陵辱ものはOKでも寝取られは受け付けないのは多いんじゃない
そういや長門の寝取られとか難易度高いよな
砂にされそうだし
消失長門ならなんとかなる
しかし、朝倉に刺されるかも
そういうどこでも通じそうな設定は旬のジャンルを節操無く渡り歩く同人ゴロがやってくれてるだろ
少なくともメジャーな楽しみ方とは言えん
281 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 00:00:05.50 ID:VngtYXMM
アンエンサイクロペデアの
ハルヒの能力が無くなれば、ムチで発狂するまで叩きのめして好き放題強姦したい男がたくさんいるとの事だが、
それを妄想以外で達成可能なのは宇宙広しと言えどもキョンに限られるとケーニヒスベルクの橋問題の証明より簡単な証明と評する声がある。
寝取られよりこのほうがみたいと望むのは正しいよな
SMも相思相愛なのが最高だよな
男の自称Sはもてないし、女のMは相手の選別にはこと一層慎重だからな
ここはハードエッチはOK?
よし、やっちまえ
286 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 10:11:05.33 ID:UbwkKa4O
流れ読まずにカキコ。
エロものとNTRで「女神」をみつけ読んでしまった。
これ、エッチなことをいろいろ仕込んでくれる大人な男に入れ込んで、キョンとの今までの歴史をポイ捨てしてしまったハルヒがいちばんわるい!!!、って思ってしまう俺は男性上位主義者なのか?
そりゃ、キョンも○○○とのことでいっぱいいっぱいでハルヒを放っていたってところもあるけど、おまえ、今までどれだけキョンに頼ってきたんだよっ、この恩知らずが!!! っていらいらしちまった。
エッチシーンが終わった後の後半で、ハルヒも少しは自分の罪が分かったのかな?ってとこがあって救われた気もしたけど、自分たちの新婚旅行にもついてこい、なんておまえ結局変わってねえだろうって、突っ込んじまった。
口直しに、ハルキョンもののあまーいエロもの読みたいから、紹介してくれませんか?
『涼宮ハルヒの欲情』
288 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 11:46:09.63 ID:UbwkKa4O
290 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/19(火) 16:06:32.90 ID:UbwkKa4O
>>289さん
早速教えていただきありがとうございます。
夜読むのが楽しみです。
「純潔」のおまけ.txt入りフラッシュメモリが飛んだ…orz
二度と手に入らないものを無くして分かるこの辛さ
消失ハルヒが古泉君とセックスするタイトルを教えてください
私立アポカリプス学園
こういう情報はありがたいです
よかったらもっとハルキョンのいいのお願いします
ハルヒはアニメ化された時に、中の人の演技が悪すぎたのが残念だった
>>282 いや、確実にそうするやつはキョンのほかにもう一人いる。
原作でかなりぼかされた形だがそれがわかる場面がある。
ただそいつは「女」だからやはりその主張通りといえばそれまでだが
結局なにが言いたいんだおまえ?
気持ち悪いよ
このスレはパーティ会場かい?
シャンパンの香りがするじゃないか
女神ってSSがどんなのかと思って見てみたが気持ち悪いなこの作者
セックスアンドザ死刑はアホっぽくて好きだわ
302 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/21(木) 17:51:55.61 ID:VT5cHDg1
VIPだからなあ…
普通の人間からしたらあそこのノリは全部キモいよ
慣れたらそれなりに楽しめちゃうんだけど。子供っぽい空気が独特すぎる
セックス・アンド・ザ死刑がハルキョンで一番エロおもしろかった
304 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 16:49:42.91 ID:fJWYZUGe
最近佐々木ビッチSSが始まって凄く嬉しい
更新早いしエロいから
場所はどこなんだろ?
2ちゃんのどっかとは思うけど、偶然いったから良く解らない
NIPPERってどこ?
>>304 SS速報の
佐々木「ふむ、今日は彼にしようか」
じゃね?
>>305 こういうの楽しめるのってどういう人種なの…
頭痛してくるわ。VIPの人達って新聞とか読めるのかなあ
日本語変すぎて気持ち悪いときは、確かにあるけど気にしたら負け
313 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 20:53:08.23 ID:rZAS5GH9
>>286 たかがSSなんだから、そこまで怒らなくても・・
でも、俺も読んだとき、自分の経験にちょっと似たシチュだったもんでしばらく鬱になったなあ。
作者の言うとおり、女(の子)は現実的だから相手が(結婚とか)思うようになってくれないとほかの男を捜すよね。
で、今の男ともよろしくやろうとしたり。
ましてや「ご主人様」は今まで知らなかった世界(ぶっちゃけHな世界)を教え込んでくれるし、キョンと違って気が利いて、言われてうれしいことをさりげなく言ってくれるし、めろめろになっても仕方ないだろう。
この作者は女性かな?
お前は作者かな?
みっともない
ううーん、エロエロな処を置いといて作者の言い訳読むと考えちゃうんだよな
5、6年ほど前なら猿のように抜いてるんだけどさ
アニメをレンタルで見て、原作を読んだ後ではね
最初からじっくり読めばなにか見えてくるだろうけど、読まないほうがいいような
原作のハルヒは大事なところでは迷いがないのがいいな、
ちょっとわかりずらいけどキョン一筋だ
むりやりでもやっちゃえばいいのに
316 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/23(土) 22:37:43.03 ID:HjYWFd3e
アニメをレンタルで見て、原作を読んだ後ではね
ouubeあたりでちらっと見てるんだけど
スニーカー文庫のほうがアニメの前に読んでるのよ
ハルヒはあちこちでみかけるしね
思い入れが強いほど拒否反応が出るはず
最初のところがおかしいのよ
それでも、書いてる人の考えでSSは自由度が高いから多種多様なSSがあるんだし
…難しいな
>>ouubeあたりでちらっと見てるんだけど
間違いだ、youtubeだな
VIPやSS速報あたりでやってるハルヒ、とあるのSSのがレベル高いしなー
やる夫でも相当クロスオーバーやられちゃってるし
やる夫はひとによってクオリティが違いすぎるけどなw
VIPのSSがレベル高いとか、ネタすぎるだろ…
御坂中二だから以外クソしかねーじゃんあんなとこ
ハルヒの寝取られssとかvipくらいでしか読めないんだけど、どういうことだ。
需要が無いからに決まってる
NTRは所詮ニッチなジャンルさ
まあ5月の新刊でおしまいだから生暖かい目で見送ろう
結局角川一人勝ちぼろもうけさせるために谷さん振り回されたな、この長いスランプはせめてもの反抗か…才能潰されちゃったな、もったいない
?
谷さんって呼び方はじめてきいたぞw
たに かわながれ
>>326 兵庫県で谷と言えば、オリックスの選手だから
谷川を谷と呼ぶ事はほとんどない
守備範囲の広い谷さんな
330 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 18:16:38.51 ID:DeC2R0w1
キョン「朝倉をボコりたい」
331 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 22:09:12.25 ID:FDR2IOVC
まあ5月の新刊でおしまいだから生暖かい目で見送ろう
結局角川一人勝ちぼろもうけさせるために谷さん振り回されたな、この長いスランプはせめてもの反抗か…才能潰されちゃったな、もったいない
これ間違いなく新しいテンプレにされる
すげえ
333 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 00:53:22.94 ID:+wMiuHXZ
伊藤計劃っていう奴の「ハーモニー」って小説ががディック賞特別賞っていう海外の賞獲ったて言うからさー、
その「ハーモニー」ってのを読もうとしたんだよ。
そしたら、
最初の方で主要人物の女の子が「ただの人間には興味有りません」って自己紹介するんだよ。
谷川流の「涼宮ハルヒの憂鬱」(映画化してヒットしたライトノベル)の
まんまパクリじゃん。
なんだよ、これ。あほらし。
334 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 03:06:30.71 ID:+wMiuHXZ
伊藤計劃っていう奴の「ハーモニー」って小説ががディック賞特別賞っていう海外の賞獲ったて言うからさー、
その「ハーモニー」ってのを読もうとしたんだよ。
そしたら、
最初の方で主要人物の女の子が「ただの人間には興味有りません」って自己紹介するんだよ。
谷川流の「涼宮ハルヒの憂鬱」(映画化してヒットしたライトノベル)の
まんまパクリじゃん。 パロディにしちゃ、なんもおもろくないし。
なんだよ、これ。あほらし。
ラストはクラーク頃から使い古された「人類単体化オチ」だし
335 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 05:15:00.21 ID:30E9ls39
伊藤計劃っていう奴の「ハーモニー」って小説ががディック賞特別賞っていう海外の賞獲ったて言うからさー、
その「ハーモニー」ってのを読もうとしたんだよ。
そしたら、
最初の方で主要人物の女の子が「ただの人間には興味有りません」って自己紹介するんだよ。
谷川流の「涼宮ハルヒの憂鬱」(映画化してヒットしたライトノベル)の
まんまパクリじゃん。 パロディにしちゃ、なんもおもろくないし。
なんだよ、これ。あほらし。
336 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/30(土) 13:29:40.15 ID:B0te1AJ+
なんかハルヒのパロってハルキョン長キョンの甘々ばっかだよな
ハルヒntrとかレイプ輪姦モノとか読みたいわ
淫☆鬱
鬱展開
サヨナラ・言い出せない思い
以外でなんか良いSSとか教えて
みくるさんの存在は抹消しましたか そうですか
>>336 自分で書けばいいだろ
好きなものを書くという意味では陵辱なんか所詮マイナー
金づるになる同人でようやく増える代物さ
339 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/30(土) 14:21:52.48 ID:B0te1AJ+
>>338 自分で書けとか…言われるとは思ってたが
書けるなら書いてると言いたいとこだが、書けたとしても
自分で書いたのでムラっとかこなくないか?
自分で使えないんじゃ誰得だよ…
その手のエロ同人誌なら捜せばあるだろ
ハルヒ 同人誌とかでググレば出てくるかな
陵辱ごときに質なんか求めるなよ
同人ゴロの適当本で済ませとけ
光陽園のハルヒが暇つぶしに古泉を犯すのが見たい。
自分でも書いてはみたけどどうもうまくいかないw
ジョンを犯せばいいじゃん
ハルヒは暇つぶしくらいでSEXしないでしょ
それなら、中学時にやっちゃってる
欲求不満が大きくなって一日中オナニーしてるほうがありかな
テキトーなエロパロ陵辱SSを先ず用意します
ヒロインの名前を置き換えます
完成です
同人ゴロにとっては陵辱スキーに対しては適当に輪姦シーン描きさえすればいくらでも金を搾り取れる存在
あいつら自覚ないくせにコンプレックスの塊だからなwって言ってた
で?っていう
まあ5月の新刊でおしまいだから生暖かい目で見送ろう
結局角川一人勝ちぼろもうけさせるために谷さん振り回されたな、この長いスランプはせめてもの反抗か…才能潰されちゃったな、もったいない
え?
まだ完結してないけど
佐々木と愉快な仲間たちの活躍に期待しよう
クールな佐々木に勝手に振り回されるハルヒが見たいなー
勝気なハルヒが攻め立てられてMになるのがいいのよ
キョンがんばれ、世界の平和は君にかかってるのさ
ハルヒがナンパされて調子に乗って男についていったら、
数日間行方不明になってしまいキョンと古泉が発見した頃には
なんかガタガタ震えながら着衣が乱れまくった制服の裾を抑えてて
キョンがハルヒの肩を掴んで「おい、何があった!?」と声をかけると
ビクッと自分の身体を抱きしめて「…やめて…ください…」みたいに
弱々しい返しをするハルヒとか見てみたいよね。
(・∀・)カエレ!
そんなんお前だけだろ
レ○○とかス○○○とか好きな奴の頭の中ってどんなんだろ。
そうだな。さすがの俺もスカトロは理解出来ないわ。
あースカトロか
AVはだめだが、軽いものなら小説ならいけるな
アナルは浣腸して洗わないとまずいらしいし
公共のスレで眉をひそめる人間の方が多い嗜好話すんなよな
そういうスレはすぐ過疎るんだから
若い身体を持て余したハルヒが突然現れた年上の男に調教されて
喋り方が大人しくなって、誰にでも愛想良く振舞うようになって、突飛な言動をしなくなって
ただの可愛らしくて魅力的な女子高生に成り果てていくのを
ハルヒにとってその他大勢の中の一人でしかなくなったキョンが後悔を胸に抱えながら
年上の男と腕を組んでホテルに入っていくハルヒを呆然と見送る話とか読みたい。
友達の誕生日プレゼント用に空気嫁あげようとしたんだわ
シマムラでコーディネートさせて、傍目だと女に見えるのを
んで、そいつを助手席に乗せて国道走らせてたら、珍走団に絡まれたの
「そこらへんで止まって」って言われて
車傷つけられたくなかったから止まって降りたのよ
そしたらさ「いい女連れてんじゃん」とか「今からホテル?」とか言ってくるの
完璧に間違えてます、君たち
「ねぇ、ボコられながら目の前でヤられんのと、静かに見てるの、どっちがいい?」って聞かれてさ
とりあえず「静かに見てる方で」って言っておいた
んで、下っ端ぽいのが助手席から空気嫁取り出した瞬間、その場の空気が凍った
沈黙に耐えきれず「あの、静かに見てるんで終わったら返してね」って言ったら殴られた
国道16号を柏方面に走ってる珍走団で空気嫁を引きづりながら走行している子達がいたら返すように言ってあげてください
それ、僕のです
陵辱厨が来てからここ一気に寂れすぎ
俺が来る前から寂れてたやん
驚愕前だからみんな充電してんだよきっと
寝取られスレはあるから、そこへいってくれ
取り敢えずだ
学校を出ようの7巻を早く発売してくれ
吸血鬼事件は完結してないし世界の謎も解明されてないから
PSIが存在してる時点で世界の謎も何も・・・
驚愕がでるから学校も再開するさ
昔部活で女子3人と俺一人の時があったんだけど、そこで女3人がいつ生理が始まったで盛り上がり始めた。
で暫くたってから「あんた居たの?」
「最低」という言葉を背に部室から叩きだされたが、ハルヒ達も男子禁制の話をしているのだろうか?
俺が空気かどうかは瑣末な問題だ。
370 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 14:59:40.58 ID:GMocKv5w
同人ゴロにとっては陵辱スキーに対しては適当に輪姦シーン描きさえすればいくらでも金を搾り取れる存在
あいつら自覚ないくせにコンプレックスの塊だからなwって言ってた
バレンタインに三人で集まってチョコ作ってるから
そのときに女の子な話してるかもね
ハルヒばっかりしゃべってるか、そうでもないか
どうだろう?
そんなことよりハルヒがどんな感じに寝取られたら一番キツイか考察しようぜ。
ハルヒの力は本人が気付いてないからどうとでもなるとして
一番難易度高い長門をいかに寝取るか考えようぜ
またお前か
長門を寝取るにはまずキョンにどうにかして「よし、やっちまえ」って言わせる必要があるな。
>>367 学校を出ようの世界はピラミッド型になってて上の世界が下の世界を支配してる
主人公がいる世界は中位に位置していて主人公を始めそこにいる人達はそのことには全く気づいていない
唯一秀策だけはそのことに気づいてる節があり度々謎を解明しようとする描写がある
ではなぜこういう世界なのか、上位世界はなぜ下位世界に干渉するのか
そのことが全く描かれてないんだよ
ていうか吸血鬼事件も終わってないし主人公が過去であった人は誰なのかも語られてない
ハルヒが忙しいのかもしれんが谷川本人が学校を出ようを忘れてるだろ絶対
寝取るならまずは長門とキョンをくっつけるところから始めなきゃだな
寝取られさんこんな所でなにやってんすか
早く西尾スレに帰ってきてくださいよ
みんな待ってるんすよ
誰に言ってんだ? 俺じゃないよな?
そんなことよりミンチがどんな感じに寝取られたら一番キツイか考察しようぜ。
てゆーか佐々木にしてみたらリアル寝取られ話なんだよなぁ
この笑顔を向けられてるのがキョンじゃないと思うと…
>>376 >唯一秀策だけはそのことに気づいてる節があり度々謎を解明しようとする描写がある
>ではなぜこういう世界なのか、上位世界はなぜ下位世界に干渉するのか
>そのことが全く描かれてないんだよ
苦労して解明しようとしている段階なのに
「上位世界はなぜ下位世界に干渉するのか」があっさり解明したら、萎えるだろーなー
個人的な予想では
上位、下位というのは、先進国と発展途上国みたいなもので
先進国が発展途上国を植民地扱いして内政に干渉してくるようなもの
ピラミッド型構造は、ただの力関係の結果生まれたものでしかない
と予想している
竹本泉にパラレルワールドを移動する女の子のまんががあって
お互いのパラレルワールドを知らない世界が多いけど
パラレルワールドを移動できていくつもの世界に監視役の役員を置いてる世界がある
ちょっと似ている、竹本泉だからゆるいんだけど
干渉する事の出来る世界とできない世界で結果的に上位下位関係になってる、って感じだな
エロ要素ないと投下はやはりだめかい?
あってもお前のじゃだめだろ
投下するしないを住民に訊く大馬鹿ってつまんないもんしか書かないくせに投下した後もクソうぜえのがお約束だしな
ここの保管庫にはエロじゃないのも多いからいいとおもうよ
VIPのハルヒスレないしな
VIPは避難所もあるからそこでもいいんじゃないか
寝取られに繋がりそうな雰囲気で終わってくれるとありがたい
お前はそろそろNTRスレに帰れよw
お前もそろそろVIPに帰れよw
驚愕での佐々木団を予想しようぜ
とりあえず、橘は苦労するけど空回りだな
ラノベ板でやれば?
馬鹿なんじゃないのか
{ヽ ,,,,,, __,ノ} ∧ /i, /|
ヽ. Vノ巛( ,ノ . ヽ Y ∧ ,. | ,'//
レ彡ノ川 | ヽミミ 、 'i | i ! / | i ' /
/ く 〉リリ | 川ヾヽ i i ∧/ / / i / /
. {=、 `' ィ=、|リリ川ヾヽ. . 'i ',ヽ ' / 〈 i / /
ゝ' `ィ 川川川リヾー- | ' j | ヽ. V /
| } 川川川リヾヾ. ヽ、 i ! 〉 ./
| } : ノ| 川川リリリヾ ヽ,,; | //
‖ | / // リリリリリリリ. i:〉 ´''''''''゙'r ´`>
|l. ; : ,'.,' . i´ : :,.,.,. :. ヘ/
|ゝ-ー-、ノノ !: : :,'r‐ァ : : ヽ
@1⌒ヽ.ゝ . /: : ,',. `´: : : : : ゝ、
`ト、 :;;;イ}t'| ;;;;;;; : : : : : ,.;;; : : : : `‐ .,
ヽ.}::_ソ | .. ヽ,_ : :_, 1:;:;'' : : : : : : : :ヽ.、
| i': : : : : : : : : : : : : ;`‐- .,
頭にバンダナ巻いた年配の男が後ろ向いてんのかと思ったら、馬と鹿か。
キョンは鹿だったな
女神,Wikiからいきなりなくなったな。
ググレば見つかるけど。
本当だ。いつか読もうと思ってたのに…。
盗作だったのがバレたから消された
kwsk
まあ5月の新刊でおしまいだから生暖かい目で見送ろう
結局角川一人勝ちぼろもうけさせるために谷さん振り回されたな、この長いスランプはせめてもの反抗か…才能潰されちゃったな、もったいない
これほんと恥ずかしいんだけど、どこのコピペ?
お前はそうまでしてコピペに組み込まれたいのかw
「原作者の新作読むとやっぱ圧倒的な力の差を感じてしまう」
と
「ここはSSスレの中でも屈指のSS職人が集い投稿する場所」
の二つが最強だろ
これと、上の才能潰されちゃった〜のコピペって、全部同じ人間のマジレス臭いから困るw
昨日新刊の発売日なのにレスが一つしかないとか怖すぎるww
アニメ板のハルヒスレは一日で1000ついてるし
原作スレはもっと速い
ここまでは見れないんじゃね
いろいろエロ妄想できる新刊だった
藤原がガチ悪人の鬼畜物とか佐々木の寝とられとかを直ぐに妄想したが、どっちかというとSSじゃなくて薄い本のノリだな
本スレが普通に賑わってて拍子抜けしたからこっちに書こう。
冗談抜きにSSとそんなに大差ない内容だった。四年の歳月は残酷だ。
いやそういうのはアンチスレ行き給えよ
413 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 17:08:44.70 ID:obBbPONY
エロ妄想って言うと、ISや俺妹、もうしばらくすると、はがないみたいな…
安直な.妄想してくださいキットみたいなラノベが今の環境の主流なんじゃね
エロでハルヒはオワコン
ハルヒ好きだけど、認めざるをえない
おおーかなり久しぶりに来たがまだあったのかこのスレ
燃料投下されたし4年越しに昔の人が帰ってきたりしないかね
>>413 そういう風に他作品を貶めて評価するのはやめた方がいいよ
ハルヒだって絶頂期はエロ同人はハルヒだらけだったし、安直な妄想ができた作品だっただろ
なにも変わらないよ
>>415 俺はISも俺妹も楽しんで読んでるよ?
ただ、これらは妄想しやすいように、作者によってある程度整えられてるのも事実だろ
単にそれは、作者の選択如何の話で、どちらがいい悪いじゃない…
ハルヒももう少しヒロインが寝取られたかも知れないって妄想する余地いれて欲しいよな。
ハルヒもエロ妄想しやすい作品と思うがなw
「はいっ。先輩に奉仕しようと思って来ました」
そういうなり渡橋ヤスミは跪いて俺の股間に顔を寄せる。
ちょ、待……。いくら自分の部屋とはいえ、妹が突然乱入してくる可能性もあるというのに。
「大丈夫ですよぉ」
ヤスミは微笑を浮かべてジッパーをおろす。
みたいな妄想は一瞬で浮かんだが。
>>420 お前の甘言に乗った俺も馬鹿だったと認めよう。ああ認めるともさ。
この状況はある意味俺自身が招いた結果、身から出た錆びだと心に刻んでやっていい。
だから一つだけ答えろそこの超AV監督。
谷口レビューにおいて見た目的にはAランクの女生徒が三人もここにいるというのに、
どうして俺は年中微笑顔な奴と面をつき合わせて裸の取っ組み合いなんてしてるんだ、と。
主演はハルヒじゃないのか
そんなことより腐女子なのか、ショックだ
同人誌でAVものよくあるけど、キョンの相手はみくるでなくて自分でやりそうだけどな
キョンとセックスしたい、深い中になりたいが妙な理由つけてるみたいな
ハルヒがTwitterでアホ発言して祭りに→過去のAV出演歴がばれて退学
どや!斬新やで!!大売れ間違いなしや!!
そういう設定は腐るほどあるが全部駄作だな
ハルヒは実は育ちがいいのはガチだし
キョンが谷口に何気なく携帯でハルヒのハメ撮りとか見せられたら最高なんだけどな。
頭の悪い感想とかクソつまらないネタとかいらないから画像貼ってくんね?
貼らないならゴキブリの巣に帰ってくんね?
なんで画像?
他のスレと間違えたから帰らせてくんね?
ゴキブリの巣に帰るわ
驚愕で過去作の多くに矛盾が出たな
完結していない作品なのに二次創作がたくさんあるっていうハルヒシリーズが異例だからだろうけど
>>431 驚愕については原作自体が出来の良いSSレベルだったけど?
古泉の内面・過去を語ってるSSのほとんどは嘘になっちまったな
>>431 全然異例じゃねーけど、ネタだけ振ってこんだけ待たせた人気作って点では異例だろうな
そりゃ同人なんか矛盾だらけにもなるだろうよw
放置しとけ
本スレ同様アンチが暴れてるんだろ
いやあ、普通にどこ行っても評判良くないしなあ
アンチの一言でぶった切るのもちょっと無理がある状況になってきたかなあ…
自分の周りがすべてだとは思わないでねw
「やっぱりながるんは神!」:ハルヒ派、ハルキョン派(いいネタ揃いました)、ライトなラノベリーダー、古泉派(本当に古泉のターンな長編)
「けっこう面白かった」:朝倉派(とにかく復活)、谷口派、国木田派、くーちゃん派、ハルヒは哲学派、朝比奈さん派(くねくね)
「ハルヒ長編はこんなもんでしょ」:キョン派、佐々木派(よく絡んだが役立たず)、鶴屋派(出番少ないのに株上昇)、藤原派(単なる×スコン)、その他
「なるほど。え、これだけ??」:橘派(哀れ)、深読み派、ハルキョン以外の二次創作家、ヤスミ派(うち非ハルヒ派)
「この4年間を帰せえええ!!」:長門派(さらに哀れ)、喜緑派、会長派、ハルヒはSF派、現キョン同級生&元中学同級生一同
ダメなテンプレの典型例みたいになってるな
文章の書き方が以前と変わってるな
四年はやはり長かった
深夜自室のベッドに召還とかハルヒレイプ願望全開だな
まぁ、ハルヒみたいな快活な女の子はレイプされてなんぼだからな。
また陵辱厨がわいてんのかよw
前後一気に読んだけど、まあやっと卒業できるなあって思ったけど、期待していた自分があほらしくなったな
数年振りに読めたのは素直に嬉しいんだが、
流石にこの内容を評価しろってのは無理な話だろ…w
上巻までは今まで通りとも見られるんだけど、下巻はさすがにちょっと…。
酔いどれ佐々木さん
それは、あのクソ面倒でややこしく、心に若干のトラウマ的マイナーブルーを感じさせる時系列分岐からなる一大難事が、春風に代わって訪れる空気の湿り気とともに落ちつき、俺の心もいささか平穏を取り戻しってああもう面倒くさい!
モノローグを始めるといつも意味もなく長くなるのは俺の悪いクセだな。ともかくだ。
ハルヒにサプライズプレゼントを仕掛けた数日後の夜、突然それは訪れた。凶兆――、いや、そんな言葉では生ぬるい。というか、いい加減こういう前フリ的思わせぶり文句に飽きたのさ。文句あっか。
『やあキョン、ノッてるかい』
言葉だけ聞けば果てしなくアホくさい文言と共にその電話は始まった。携帯に突如かかってきた、以来俺の脳髄をかきまわすことに成功するその声は、つい一ヶ月前に厄介ごとを運んでくることになった“親友”のものだったのだ。
「佐々木。どうした?」
『キョン、僕は申し訳なく思っているんだよ。はっきりいって僕のふるまいは無能だったろう? 結局言いたいことだけ言うために出てきたそれっぽい、しかし実のところ何の役にも立っていない対抗馬だったからね』
俺はしばし黙りこんだ。
ハルヒほど長くはないにしても、一年以上知り合っている仲なのだし、こんな疑問をふっかけるのもどうかと思ったわけである。しかしそれ以外に思い当たるところもないため、受話器から立ち昇ってきそうな臭いをかき消す勢いで俺はこう言った。
「佐々木」
『何だい親友! マイブラザーフッド!』
「お前……酒飲んでるだろ」
『どうして分かったんだい親友!』
俺はふたたび黙りこんだ。半ば直感のような予感が当たってしまったことに溜息をつきたくなったせいなのか、それとも親友の新たな一面を知ってしまったからなのか、あるいはそういうヤツだと思っていたからなのかは分からん。
『いやあーたまには飲みたい夜もあるよねえ。僕は無能だもんねえー畜生』
「畜生って……それ俺に言ってんのか、佐々木よ」
『どっちだっていいじゃないか!』
やたらビックリマークをつけて話すあたり、明らかに通常営業の佐々木ではない。こいつとは中学時代、夜まで時間を共にすることがあった(もちろん変な意味じゃないぞ! 勘違いするな!)わけだが、それにしたってこんなアホ丸出しみたいに話すことは絶無だった。
「佐々木。せめて順序だてて話してくれないか。何のことを言ってるんだ?」
『あの時の僕のふるまいについてさ』
佐々木はすすり泣くような声で言った。つってもシリアスにじゃない。あからさまに演技しているのだ。
「その前に佐々木、ひとつ質問していいか」
『何だいキョン。キョンキョンキョン』
「………………何杯飲んだ?」
『軽くジャック・ダニエルを二瓶さ!』
俺は三度黙りこんだ。こいつ……いつからこんな酒びたりになりやがったというのだ。
『一年前だねぇ。キョンが連絡くれないからねぇ寂しくてねぇしくしくしく』
「モノローグに返答するんじゃねえ!」
それはそうと。
「で。あの時ってどの時だ」
『キョン。鈍感なフリいくない。それあんたのダメなとこアルよ』
「佐々木。頼むからキャラが崩壊しない程度に喋ってくれ。俺でも混乱する」
『すまない。ともかく、キミなら解っているだろう』
ああ。あの時系列分岐だよな。一週間だったクセに時間にして四年一ヶ月と二十四日になるほど長く感じたあの一件だよなあ。
『そう。そのことさ。思わせぶりな新キャラみたいに登場した僕がいかに不甲斐なかったか。古泉くんあたりと比べると活躍の度合いが桁違いに低かったろう』
古泉がどんだけ活躍したか知ってんのかお前。
『橘さんから聞いたよぉ〜。相当すごかったらしいよ色んな意味で』
色んな意味って何だよ。
『それは別にいいんだけどね』
いいのかよ。
佐々木はしゃっくりやゲップを繰り返して――嘆くべき事態だ!――無駄に間を持たせた。
『近所にスーパー銭湯ができたんだよ。このご時世にねえ』
「そっちのほうがどうでもいいぞ」
『ところがどっこい、僕はよくないって寸法さ』
「お前にそんなオッサンじみた趣味があるとは驚きだ」
『そんなこと言ってキョン、キョンキョンキョン!』
「一回でいい」
『今僕の裸を想像しただろう。このムッツリさんめ!』
してねえ…………。
『その話もどうでもいいんだけどね』
「いいのか!」
『今キミの家にいるんだ』
「ええええ――!」
俺は部屋を見渡した。背後に立ってるとかそんなオチだと思ったのだ。
『甘いよキョン、天井だとも』
「…………」
いました。
『電話で話すのも何だし、そろそろ切るよ』
「初めから切っとけよ」
佐々木は「にゃんぱらり」とでも言いだけに宙返りして着地した。
「これは選別のI.W.ハーパーだ!」
佐々木は爽やかな笑顔で、琥珀色の液体が入った瓶を突き出した。そしてにへらっ、と我が親友は微笑みやがった!
「飲もう!」
「断る!」
佐々木はすでに赤ら顔になっており、その姿はなんか過剰なくらいに扇情的だった。
具体的に言うと、スカートの裾から見える白い素足は、靴下をなぜかはいていないということもありすべすべしていたし、心なしか胸元がいつもより隙だらけに見え、そこからこいつの控えめではあるが美しいバストラインがちらっ、ちらっと見え隠れ――、
「このムッツリさんめ!」
佐々木に頬をつねられた。
「いたいです」
「それは僕の心の痛みだっ!」
存在のイタさとかじゃないのか。
「どっちでも似たようなものだよねぇー。どうせ僕なんて恋敵にもなれない半端なキャラクターだしさー」
旧世代な感じにしゃがんで地面を指でなでなでするのやめないか。
「キミにとっては僕ってあれじゃない、所詮オワコンじゃない」
「んなことねえよ。うん。そんなことない」
「……ほんとに?」
佐々木は瞳をいつもの1.3倍くらいキラキラさせた。男口調がわやになってることもあってか、何か無駄に美少女度がアップしている気がする。
俺は、なぜか急に気まずさとやりきれなさ、そして言葉にすべきでないあらゆる雑念を感じ、それらすべてを砲丸投げすべく窓を見た。
「キョン……キミはいつもそうやって現実逃避するんだな。昔からそうだった。僕が告白したときのこと、覚えているだろう」
「してねえよな」
「ですよね」
佐々木――――!
「まあそれはそれとしてだ」
「何回言ったよお前それ」
「キョン。ここでひとつ、僕からキミに提案があるッ!」
びしっ、と佐々木は人差し指を俺につきつけた。やはりいつもより隙があってかわいらしい気がする……。
「飲もう!」
「だから断る!」
俺はあの孤島でハルヒと共に色々やらかして以来、禁酒の誓いを立てたのである。
「誓いといえば球戯場の誓いだ。十八世紀後半、財政破綻したフランスを立て直すべく、
かのルイ16世は三部会を招集したが、第一、第二、第三身分の各階級が激しくぶつかりあい、紛糾。しかしアベ・シェイエスにより第三身分は国民議会を召集することに至ったのだ。こののち、」
「佐々木」
「何だいキョン!」
「分かった。飲む。飲むから、頼むから今は歴史の話はやめてくれ……」
そろそろ予備校の下見に行こうとオフクロが誘ってくるんだ。
猿さん回避
どんだけ細かく投下するんだよ
「代わりに僕と行くかい!」
「考えさせてくれ。とりあえず飲もう」
……乾杯!
「いやぁ〜しかしねぇ〜キョン。キミも罪作りだよねぇ〜そのくせ子作りしそうにないしさぁ」
結局佐々木が七割飲んだ。残りの三割で俺もずいぶん酔ってしまった。
「高二で子作りするほうが少数派だろうよ……」
「キョン。キミはもう少し前衛的であるべきだ。1924年にアンドレ・ブルトンがシュールレアリスム宣言をしたが、それより前の1917年にはマルセル・デュシャンが泉という名の、有名で奇抜、かつ前衛的な作品を提示した。
僕はあれもひとつの超現実と見ているんだ。どんな物事も見方をひとつ変えれば日常とはまったく違う見えかたになるだろう。たとえば、」
「佐々木」
「何だい」
「もう一本ないのか。何か物足りない」
「そう言うと思ってね。おまけにビールを持ってきたんだ。僕は缶ビールならサッポロが好きでね。先にこっちを飲んでおくべきだったかもしれないが、まあよしとしよう」
佐々木はくすくす笑った。異様に楽しそうだなお前、
「だって楽しいじゃないか! キョンと二人きりだよ!」
そんな風に初夏の夜が過ぎていったわけだが、お互いすっかり酔っ払った頃、気がつけば佐々木が俺の上に乗っかっていた。膝の上の佐々木さん。
「何してる」
「わるふざけさ!」
佐々木は俺の首筋をほっそりした人差し指でついっと撫でた。何するんだこいつめ。
「そんなこと言ってキョン、本当はキミ、僕に対しても昔っから反応してばっかりだろう?」
佐々木は言うが早いが、着ていたカットソーをするりと脱いでしまった。
「黒ブラジャーだと…………。佐々木、中学時代のお前はこんないけない格好をする人間ではなかったはずだ!」
俺もすっかり酒がまわっていたと認めざるを得ない。佐々木は指先をくわえ、半眼で俺を見やった。
「ふふ。そうさ。僕も一年以上経てば少しは変わるってことだ」
まるで白猫のような軽快さで、佐々木は俺のズボンに手をすべりこませ、すでに固くなりつつあった愚息に指先で触れた。瞬間、静電気が走ったようにぴくりと身体が反応する。
「僕もキミもひねくれてはいるが、生物学的にはまぎれもなく男と女というわけだ。アルコールを取り入れると性的欲求に沈静作用があるが、それでもキミはまだまだ若いからね。元気いっぱいというわけだ」
俺の視線は佐々木の胸に釘付けだった。何を隠そう俺はおっぱい星人だったからだ。
証拠ならこれまでに何度か提示したと思う。ハルヒの生着替え、朝比奈さんが剥かれる瞬間、朝比奈さん(大)の前人未到の谷間、
俺のおっぱいチェッカーとしてのウォッチアイは、たとえあの改変世界の長門が相手だろうと容赦なかった。あの華奢な胸の上下運動ですらばっちりログを取り、バックアップをかけパスつきで脳内フォルダに格納してあるZE☆
「キョン、キミがオスなのは解るが、それでも他の女性のことを考えるのは目の前の相手に失礼というものではないか?」
それもそうだな。
俺は佐々木の胸の成長を確認する作業に戻った。Cか……いや、ひょっとするとDの可能性もなくはない。しかし俺の周囲にいる女性陣の平均値は軒並み――、
「むむ!」
観察が中止されたのは佐々木がこちらの唇を塞いできたからに他ならない。なめらかなその感触は、甘く耽美な、例えるならシルクのような質感を持っていた。
「ん……」
初めだけついばむような、遠慮がちなものだったが、一分もする頃には(俺もすっかり酔っていたということもあり)互いにねっとりと舌を絡めあい、理性などどこ吹く風の本能的応酬に終始することになった。
俺は佐々木の短いスカートをまさぐり、きゅっと引き締まった、しかし柔らかさのある尻を撫でまわした。佐々木は俺を叱責することもなく、ただ妙に蠱惑的な笑みを浮かべただけだった。
俺とこいつの間にずっと存在していたあらゆる迂遠な障壁が、一瞬にして取っ払われてしまったことがそれだけで解った。結局のところ、十代の後半にさしかかるところの、
生命力あふれる瑞々しい少年少女なのであり、日頃抱く煩悩などたかが知れていて、それを賢しいフィルターで何重にもくるんでいるだけ、ということなのだろうな。
佐々木は俺のズボンを引きおろし、バナナの皮でも剥くようにトランクスを裏返した。膨張した息子が緩慢に動くゴムの塊のように、ぶるんと起立する。
「観察記録をつけたいくらいだ」
佐々木は満足げにそう漏らし、ぺろりと舌で先端を舐めた。鋭敏な神経がそこから脚や背中に伝わり、脳髄を快楽で満たす。俺はなぜかまったく関係ないことを考えようと努め、
「そういやどうして、というか、どうやって天井に張りついてたんだ」
「九曜さんに手伝ってもらったんだよ。最近解ったことだが、彼女は頼めばわりかし何でも引き受けてくれる」
俺にとっての長門みたいなものなのか。その構図がのび太くんにとってのドラえもん、セワシくんにとってのドラミちゃんと重なり、俺は爆笑した。
「何がおかしいんだい?」
「いや、実はだな」
事情を説明すると、佐々木は例のくすくす笑いを浮かべた。日頃より可愛らしさが三割増しくらいになっていて、その姿に俺はずいぶんと参ってしまった。
なぜというに、佐々木はすでにブラジャーをはずしていて、その適度なボリュームの胸には、うっすらとした、桜の散り忘れのような色の乳首があったからで、華奢な肩のラインも相まって、俺自身はすっかり血気盛んな少年の勢いを手に入れてしまった。
二人して笑っていたのだが、ふとした瞬間に目と目が合い、気がつけばまたキスの嵐に戻っていた。ミルクを求める子犬のように舌と唇を不器用に求め、ぺろぺろと舐めあう。
それはまるで一ヶ月前に起きたことの、どこかに確実に存在していた気まずさと、ある種の背徳感のようなものを忘れるための行為に思えた。
佐々木はいつしか唇を使う場所を俺の下半身に移し、直立しっぱなしのそれを咥えたり舐めたりし、それがまた満点をつけたいくらい上手だったのだが、ともかくあっという間に俺は最初の昂ぶりを感じ、小型台風のような速さで達してしまった。
「んんん」
佐々木は満足そうな顔ですべてを受け止めると、口を閉じて少し迷い、それから飲み込んだ。
「おいおい」
「ふふ。キョン。言っただろ、僕が受け入れることができたのはキミだけだってね」
「佐々木……」
おっぱい揉ませろ。
「ふくく、キョン。キミはどこまで正直なんだい。それじゃ日頃と逆じゃないか」
「うるせえ。俺があの部室で日頃どれだけ様々な欲求を制御してると思ってやがるんだ」
「それはそうだろうね。この際だから一気に開放してしまおうってわけかい? キョン、そんなんだと将来結婚する相手をいつか裏切ることになるかもしれないよ」
「俺が結婚するかなんて今の俺が知ることじゃねーよ」
「実にキミらしい物言いだ。しかしそれでは地上のあらゆる愚かな行いが許されてしまうのではないか?」
俺と佐々木は視線を交わした。これが内容などどうでもいい、ただのキャッチボールで、行為そのものに意味があるのであり、形はなんでもいいということをどちらも認識しているようだった。
のち、俺たちはベッドに横になり、互いの身体のあらゆる箇所をあるいは愛撫し、あるいは舐めあった。
佐々木が不意打ちのように俺の息子を刺激するたび、俺は二度目のクライミングが終了してしまうのを全力で阻止せねばならず、そのたびに動きがぎこちないものとなるのを聡い親友は鋭敏に感知した。
「キョン、ここまでダイレクトに反応すると、例の部室で過ごす毎日は相当な試練の連続なのだろうね」
その通りだ。モノローグから煩悩を排除するのにどんだけ苦労してるか、本に書いたらハードカバーで出版できるくらい、分量だけは立派なシロモノになること請け合いである。
とか思いながら俺は佐々木のすべすべした乳を揉んでいたのであり、その若々しい感触を堪能する現在の状態はオッサンかお前と言われても仕方なかったかもしれない。
だって仕方ないだろ。佐々木は、身体つきだけは実に女性らしいポイントをいくつも押さえていたんだからな。
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
そしてまたその流麗な曲線美が、挿入しながら手のひらで撫でるとタマランのである。
「んっ、あっ、あっ。キョン…………少し勢いがよすぎ、あっ、んっ」
頼むからそんな声を出さないでくれ佐々木。日頃とのギャップも相まって即刻天頂に垂直噴射してしまいそうだ。
「あっ、くぅ……いい、とてもいい……」
こんな時にまでいつもの言葉遣いを緩めないあたり、佐々木の人格がいかに確固としたものであるかを思い知らされる。同い年だとしても精神年齢は一回りくらい違うのかもしれん。
なんつっても俺はただ動物的に身体を動かすことしかできずにいるんだからな。あー気持ちいい。すっかり酒がまわっている。
俺は壁によりかかり、佐々木の軽い身体を抱え、座ったまま遊戯の続きを堪能した。でたらめに胸だの腹だのを撫でまわし、いつもより甘い気のする匂いを吸った。その間、可能な限り腰の律動を続行させ、互いに声にもならん声を漏らした。
「だらしないなあ。我ながらそう思うよ」
佐々木が言った。俺より遥かに理性的にふるまってないかお前。実はさっきの電話も演技なんじゃないのか。
「僕に演技はできない。それは解っているだろ。今は酔いが冷めてきたのさ。初めだけ煽られるのが僕の酔い方なのさ」
俺はせつなげに佐々木の胸をもてあそんでいた。それだけで息子がぎんぎんになるのである。
「そしてキミは時間が経つにつれ酔いが回るようだ。挙動がそれを照明している」
うるせー。つうか、お前のこの内股がなめらかすぎるのがよくない。うむ、そのせいだ。
俺は佐々木の秘所が湿った狭い洞窟のようにぬめぬめと絡みつくのを感じ取りつつそう言った。
「理性の範囲内では僕とキミがこのようになることは何年かかろうと無理だと思ったのさ。だから九曜さんに特別製の酒まで用意してもらった」
ぐあ。術中だったのか。
「そうさ。何せ僕はできそこないの役者だからね。こんな風に関係のないところでしかでたらめな振る舞いをすることができないのさ。
それにしたって完全に理性を捨て去ることができないのだから、ときおり嫌になってしまう」
まあいいじゃないか。そろそろゴールテープを切らせてくれ。
佐々木の希望により最後は騎乗位となり、ああやっぱこいつには敵わねえなとか適当なことを思いながら俺はものすごく盛大に射精した。隅田川の花火大会でもこうはいかないだろう。
「さーて、と」
三十分後、服を着てすっかり普段通りに戻った佐々木は、
「また今度。電話には気をつけたまえ。それは思わぬ場所に通じてしまうからね」
そう言って帰っていった。窓から。
<了>
つうわけで以上。
>>459 いや申し訳ない。ひさびさに使ったらがっちがちに規制がかかってたんだ。
どれだけタイトか知るために投下してみるといいよ。
>>475は実は美少女
ソースはけちゃっぷだ
わかるよな、お前らなら
あー、忍法帖か…
コッチでも適用されてんのか
ぐっじょぶ
驚愕は佐々木が最後まで崩れなかったな
新キャラとはいえ4年も付き合ってるキャラだし、自我がプロットを上回ったのかしらん
キョンと合わせ技一本!ってな
さーて、カミカゼエクスプローラーでもやって寝るか
481 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/30(月) 11:43:51.40 ID:RA0OEfBU
そういや、ハルヒが驚愕で捕まってるところのSS誰かかいてくれんかね?
レイプモノでw
忍法帳のシステムがわからん
陵辱厨大杉藁他www
神様パワーを持った思春期の女子高生が、取るに足らないその辺の男にレイプされるとか胸熱だよな。
女にコンプレックスある奴が本性現してるスレはここですか?
自演も大変だなあ…
| \
| ⌒('A`)⌒ 地球人をあまりなめないで
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ いただきたいですね
/
きょこたんマジきょこたん
驚愕発売日は本当に荒れに荒れた
まず日が変わったとたんレス数に対する駄レスの乱稿
ネタか真性かわからん稚拙な内容の煽り合いで無駄に、そしていたずらにレスとスレ容量が失われる
そしてこれまた要領の得ない評論会
糞コテとそれにいちいち群がるバカども
梅雨の湿気に当てられたか?
そして新刊祭りが許される午前ギリギリに意味のわからん同人話にマジレス
なにが「古泉の内面・過去を語ってるSSのほとんどは嘘になっちまったな」だ。寒いんだよ
しかもそれにいちいち反応し他スレにまで迷惑かける馬鹿
ようやくひと段落したと思ったら最初の三行で読む気のそがれるクソSSが投下され
05/01最後のレスは「自我がプロットを上回ったのかしらん」というチラ裏かつ味気ない自己陶酔レス
結局2011/05/26は新刊ネタのSSも投下されず梅雨の雨に当てられたお祭り気分の住民たちが他人を罵りあって終わるという悲惨な日となった
そして今日初めてのレスは少ない頭で考えた糞つまらないおっぱいゲーをはやらせようと必死に頑張ってるキチガイ
このスレにはもはや未来も希望もないな
ダメなテンプレの典型例みたいになってるな
お前がおっぱい大好きなのはよくわかった
多分次の68章になると思うんだけど
ハルヒレイプモノ(オリキャラ×ハルヒ)
って需要ある?
実はまだ、書いてすらいないけど、需要あったら、かくつもりw
とりあえず此処の参加者3人にマジレスで頼む
オリキャラいらない
面白そうだから書いてくれw
>>492 需要あり。やっぱハルヒはレイプされるシチュが一番輝くよな。
このスレこんなんばっかかよ
需要ないんじゃない?
まあ、ハルヒはオリキャラよりも既存キャラでのレイプのほうがいいと思う
次回は水曜日6月1日ですよね?
誤爆^^;
佐々木に陵辱フラグが立たなくてよかったよ
佐々木はなー
多分、のいぢ絵だからかな、何か萌えない。
だからってのいぢ絵のアンチじゃなくて、もうちょっとしたキャラの格好がよかった。
佐々木は陵辱より寝取られの方が似合うな
NTRフラグは折られてしまったからなあ
佐々木は寝取られとか鬼畜なキョンにいいようにされるとか間違った方向に尽くしたシチュが似合う
俺はどちらかというとけなげにキョンに逆レイポゥする佐々木が見たい
キョン寝取りの方向で
キョンが鬼畜な方向ってどんなものがあげられそう?
黄緑さんをレイープ
風船プレイってやつだな
実はまだ、書いてすらいないけど、需要あったら、かくつもりw
ここにいる人って
ハルヒキャラはパイパンがいいの?
それともボーボーがいいの?
それとも、その中間?
楚々としてしっとり
古泉は永久脱毛してるよ
ハルヒはうっすら、長門はパイパン、みくるは剛毛。
この辺がスタンダードなイメージだと勝手に思ってる。
佐々木は剛毛なのをコンプレックスにしてると妄想するだけで
ゴハン三杯はイケる
キョンの寝室侵入でオカズに困らなすぎて困るハルヒ書いてくれよ
>>1から見てきたんだが
これっていっぺんに出したほうがいいの?それとも小出しとかだめ?
常識の範囲内で好きにすればいいだろ
>>518 おまえこのあいだからわざとやってるだろう?
しねよ
攻められると女言葉に戻っちゃう佐々木さんが見たいぞなもし
それ佐々木じゃなくていいよね
佐々木はあの口調じゃないと
コスプレAVで服脱がせたらチンポ片手にマジギレしてるヲタクどもみてえな奴らだなお前ら
525 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 00:24:39.86 ID:rtMfWXso
>>492 需要はあるよ
ハルヒはやっぱ陵辱が萌える
需要はあるけど、そのバカには書いて欲しくねえなあ…
尊敬する古泉さんに処女を捧げるきょこたんが見たい
日付変わったところで勇んで出てくるんじゃねえよw
やっぱハルヒみたいに微妙に小生意気そうな娘は、鼻っ面へし折られて陵辱されるのが似合うよな。
お前は何にも解っちゃいない
古泉の内面・過去を語ってるSSのほとんどは嘘になっちまったな
>>531 まだ驚愕買ってないけど、古泉の過去ってでたんだ?
4年前まで中東の富豪の性奴隷だったんだと
ばか、古泉だろ
ですよねー^^
驚愕で過去作の多くに矛盾が出たな
完結していない作品なのに二次創作がたくさんあるっていうハルヒシリーズが異例だからだろうけど
「すまん、何だって?」
俺は今さっきかかってきた電話に耳を疑った。
なぜなら、電話の主は誰かは知らないが、ハルヒを拉致したということらしい。
全く冗談はバカバカしいからしないで欲しいぜ、まったく。
あのハルヒが?冗談はよせ
「聞こえなかったのか?なら…」
「キョンっ、助けてっ。」
誘拐犯は恐らくハルヒに受話器を向けただろう、この声は明らかにハルヒだ。しかも焦燥感たっぷりな声だ。
「おっと、サツに言ったらどうなるかわかってんだろうな?とりあえず、明日また電話する、ハルヒちゃんの携帯からお前にかけるからな」
「わ、わかった、明日の何時だ。」
「明日の午後4時半を目安とする、それまで対策会議でも何でも組め、わははは」
予定を組めだぁ。ふざけんな、って言おうとしたところを俺は制止する。ハルヒの身に何が起こるかわからん。
此処はとりあえず、「要求はなんだ?」
ぷっ、ツーツー
電話きっちまいやがった。
ですよねー^^
多分次の68章になると思うんだけど
ハルヒレイプモノ(オリキャラ×ハルヒ)
って需要ある?
実はまだ、書いてすらいないけど、需要あったら、かくつもりw
とりあえず此処の参加者3人にマジレスで頼む
体育教師がハルヒをレイプ調教する話頼むわ。
ま た お 前 か
いらねーよカス
ブログにでもかいてろ
ブログに書いたら鯖に負担が掛かるだろ
チラシの余白にしろ
早くハルヒがレイプされるか寝取られるSSお願いします。
いつまで下半身裸でいればいいんですか。
ハルヒがヤクザの情婦になるSS読みたい
岡本さんが割とキョンのこと好きだったりして
岡本さん癖っ毛でロリ巨乳でしょ
みくる超したんじゃね?
ロリではないんじゃないか
暇だし佐々木の凌辱SSでも書くかな・・・
お、がんがれ!
ちゃんと寝取られ要素も入れてくれよな!
偽SOS団に監禁輪姦されるキョムSS書いてくれよ
誰得
陵辱厨は学校を出ようには触れない
なぜならニワカだから
何その打ち切り作。
やばい、もうこんな時間だ
今日中に投稿できるかな
559 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/05(日) 19:58:39.61 ID:ZH7puBgb
暇だし佐々木の凌辱SSでも書くかな・・・
このスレにはもう書く書く詐欺の人しかいないのか…
>>554 ちょっと待て、偽SOS団には佐々木や橘京子や九曜がいるんだぞ?
皆得じゃないのか。
色んなのが帰ってきてカオスになってんな
可能性高そうな予想だな。30%くらいか
まあ、今年それを言い出さなくても来年あたりにそれを言い出すのは確実だけどな
まあ…いいやつだったよ
暇だし長門の凌辱SSでも書くかな・・・
暇だし谷口の凌辱SSでも書くかな・・・
暇だしシャミセンの凌辱SSでも書くかな…
さて、ハルヒの陵辱モノをかくとすっか。明後日中に規制されてなかったら。うpするわ
やばい、もうこんな時間だ
今日中に投稿できるかな
暇だし橘の凌辱SSでも書くかな・・・
以下暇だし●●(キャラ名)の陵辱SSでも書くかな・・・は禁止!
やばい、もうこんな時間だ
今月中に投稿できるかな
俺も長門が寝取られるSSをそろそろ書き上げないとな…
でも今日は暑いから辞めとくか…
さてやばい、もうこんな暇だし
>>577の陵辱SSでも明後日中に
って需要ある?
今日中に実はまだ、書いてすらいないけど、投稿できる時間かな・・・
規制されてなかったら、うpつもりw
もう笑いが止まらなくなってきてしまったw
なんだこれw
みんなSS執筆頑張ってるんだな。俺も頑張って今月中に投下するわ!
サタンを殺す!
これで超投下ラッシュが来たら、世の中捨てたもんじゃない、と思える気がする。
>>582 実はまだ、書いてすらいないけど、需要あったら、かくつもりw
乳房を鷲掴みするかのように強く揉まれたため、顔をしかめる。
「んー、佐々木お前の胸って貧乳だな」
男は、佐々木のコンプレックスであった胸を馬鹿にする。
「う、うるさい……つ。僕だって、好きでこんな貧相な胸になったんじゃないっ」
といった感じの凌辱ものを誰か書いてくれ
585 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/08(水) 19:46:41.18 ID:X2GmdfMu
>>584 お前がその続き書いてくれよ
いや、やっぱりハルヒで書いてくれ
よし、俺が書いてやろう
あーやる気無くした
驚愕後にまともなSSって二本くらいか。
可能性高そうな予想だな。30%くらいか
まあ、今年それを言い出さなくても来年あたりにそれを言い出すのは確実だけどな
>>585 試しに書いては見るが期待するなよ
あとハルヒじゃなく佐々木で書かせてもらう
実はまだ、書いてすらいないけど、需要あったら、かくつもりw
といった感じの凌辱ものを誰か書いてくれ
いい加減陵辱から離れろ
ネタにマジレス
ここはSSスレの中でも屈指の陵辱好きが集い投稿する場所
このスレの読み手はレイプや堕落描写などの書き方を書き手が各自習得済みであるということを前提として作品を読む
なのできちんとした陵辱を習得できてない奴が叩かれるのは当然のことなのだ
また「陵辱から離れろ」なんて注文はそもそもNG
なぜならそんなこと注文しなきゃ面白く話が読めないような奴はそもそも住人資格がないのだから
ここは「SS職人を育てる」場所じゃない「陵辱職人が陵辱する」場所なのだから
ここで陵辱に嫌悪感を受けた奴はまだこのスレは早すぎたということ
自分のレベルを上げてからまた挑戦すればいい
コピペ乙
このコピペで初めてニヤっとした
紙ヒコーキがでてくるSSってあったっけ
そのコピペ飽きた
過去ログ読め
多分次の68章になると思うんだけど
ハルヒレイプモノ(オリキャラ×ハルヒ)
って需要ある?
実はまだ、書いてすらいないけど、需要あったら、かくつもりw
とりあえず此処の参加者3人にマジレスで頼む
ハルヒか佐々木が強姦される作品が読みてえ
あるサイトからハルヒが何かを知った。早速試したいと…。
ヤスミ
はいはい!あの、あたし手が小さいから大丈夫です!
みくる
ふええー。やめてくださいいー。そんなの無理ですうー。
ハルヒ
あのねみくるちゃん。無理かどうかはやってみなくちゃわからないの。
…そうね。あたしの腕だとみくるちゃんが壊れちゃうかもしれないわね。
じゃあヤスミちゃん。入団早々早速で悪いんだけど、ズボッと入れちゃいなさい。ズボッと。
ヤスミ
はいです!ではみくる先輩、入れますけどどっちに入れた方がいいですか?
みくる
ひええー!ダメぇーー。ぐすぐす。ど、どっちって…どっちも無理ですうー。壊れます、裂けちゃいます、死んじゃいますー。
ハルヒ
フフン。大丈夫よみくるちゃん。人間ってそう簡単には死なないように出来てるのよ。
ヤスミちゃん、みくるちゃんを押さえつけてるから入れちゃいなさい!
ヤスミ
はいです!…うわ。みくる先輩のって…とってもきれい…。クンクン。それにとってもいい匂いがします…
あ、でもこっちの穴は…フフ。ちょっと匂います。
みくる
やああ!そんなところ見ないでー、嗅がないでー…うう、ひどいですぅ…。
驚愕で過去作の多くに矛盾が出たな
完結していない作品なのに二次創作がたくさんあるっていうハルヒシリーズが異例だからだろうけど
SOS団資金集めイベント開催!
一万円でハルヒ・長門・みくるにお触りセクハラし放題だよ!
本番は厳禁だけど、料金上乗せすればオプションで
フェラ・クンニ・ディープキス・指入れがOKだ。
>>601 言っちゃなんだが、なんの前フリもない展開というのは読んでるほうにはどうしようもないぞ。
国木田のネタバレなんか退屈の野球大会での描写からはまったく想像もつかないし。
接点あってもまったく無関心な体で、あとから「鶴屋さん目指して進学した」とか言われても「あ、そう」と俺は裕仁のように理解できてるのかできてないのかよくわからない感じで答えるしかなかった。
だいたいハルヒは家で飯つくらないようにしてるのか積極的に作っているのかどっちだよ。驚愕読んだ限りではどっちも正解になるぞ。
しかもどちらも当人の証言だから主観の問題ですというのも苦しいと思うぞ。
ああああああああ思い出したなんだよ最後の朝比奈(小)の「あなた」。(大)化してきてるのを表現しようとしてたのかしらんが、
ふつうなら「キョンくん」だろうが、まあこれくらいはいいけど。「キョロすけくん」なんかむしろいいよ過去作的にも鶴屋さんらしいしさ、それでもなんか引っかかる。
で、なに。なにいきなり「姉さん」とか言っちゃってるわけ? 過去人相手の業者つながりで知り合いなのはとっくにわかってたが、
姉さんはないだろ姉さんは。ガソリン車が苦手? だからなに?って話だよハカセくん暴走ワゴンで本気モードで轢こうとしてたの誰だって話なんだよ。
あんなファナティックなことできる奴いるんなら一世一代な場面で出てこいよ橘女子よりよっぽど役に立つだろうがノーモーション象印宇宙人もちょっとは考えようよ。
心筋梗塞とか動脈瘤とか年間10万超え余裕ですな「死因不明」という便利な診断あんだからハルヒさんの血管に気泡の数ccでも浮かせりゃ一発でお陀仏さんだろが。
こんなラノベ的にえげつない作戦をこともなげに説明したサナエさんは輝いてたぜ。いともあっさりと完全犯罪のアイデアの二つや三つチョチョいってなもんで。
それが絵画の題材にもあまりにベタベタ過ぎるというか、おいおい十字架とかなんなんすかあれ!?
なんなんすか!?
だめだおちつけ退場くらいそうだ……そう、他社製イントルーダーの親玉はわりと劇場型のお方みたいだし、ああいう演出はありなのかもな……そこはわかってるつもりだぜぇぜぇ……冷静になれ俺……このぜえぜえのひとつめの「ぜ」はだぜにもかかってる。
・・・ふう
でだ。
もっと下からのアングルも最低脳内でばっちり描いてると信じていいんだよな雑音さんよへへ。え、単純に難しいから描けないだぁ? まあわかってた。
あれだこれはここがエロパロであることをちゃんとわかってるぜアピールな丸見えフーズって奴だ。こう具の線とか。「おもらししちゃってたのキョンあんたでいいから履き替えさせて」みたいな無意識プレイとかなぐへへ
って、しょんべんくさいのがばっちいから嫌いなアブアブノーマルな俺としてはあれだしっかり神経系が排泄を制御なさってたと信じたいけどね。
たぶんハルヒさんもそこはお姫様抱っこが理想なんだろうからな。むしろびっちり紅ひいてますって感じはするかな。フェンディの勝負カチューシャとかしてたりな。(あんのかそんなんとセルフでつっこんどく)
しまった。なんだか冷静になろうとしたらエロパロ仕様で「・・・ふう」を時間的に逆まわし(つまり賢者modeからエロ妄想への時系列を逆転)しつつお客様に媚びちまった自分がなさけない。
ついでに弾劾調でまとめるはずだったのになんかどうでも良くなってきたんだがどうしよう。
しょうがないなあ(仁くん人形話)。「バカもヤスミヤスミ言え」
おもむろにカタカナで書いたったところの朝比奈さんのヤスミ萌えっぷりは半端なかった。古泉も意外にむっつりスケブだったらしいな絵心披露的に。
新種の蘭だが、まあ無難だが……「非時香菓もってきましたー」とか言われても誰も本物知らんわって話だよな。さりげなくアイデアをこんな場所で後だししてしまった。
中で出してって後から言ったのに(通用しない話)
はー弾劾弾劾。ということで情報統合思念体のTFEIは各個性化されていてまだわかりやすいのは病床の長門による朝倉リスペクト発言でもわかるんだが、
周防九曜はどうも中の人が時々入れ替わるらしい……そんなもんどうしたらいいのよ。
とまあ、枚挙に暇なく作者ならざる身にはどうしようもない作中での強引さが驚愕では目立ってたわけ。
おまけにその強引さがハルヒのパワーなんですとかメタメタに開き直ってた感もあるからこいつがもう外野にはどうしようもなかった。
まとめるとこうだ。
原 作 者 の 圧 倒 的 力 量 を み せ つ け ら れ た ね
こっちははまぐりすらもってない的な中押しでな!(ともあれ、奉祝驚愕発売)
そうだなっ(いい笑顔で
そろそろメシにするか
目玉焼きでいいか?(渋い顔で
>>605 塩ちょっぴしでひとつ良いのを頼むぜ(ドヤ顔で
ネタにマジレス
ここは目玉焼きにはケチャップをかけて黄身と混ぜる場所(半泣き顔で
>>603 これ面白いと思って書いたんかね…
なんも言えねえ
勢いとかあるしおもしろい
そうかもと思えるところもあるし
圧 倒 的 自 演 を み せ つ け ら れ た ね
可能性高そうな予想だな。30%くらいか
まあ、今年それを言い出さなくても来年あたりにそれを言い出すのは確実だけどな
目玉焼きの元ねたあるの?
陵辱厨は学校を出ようには触れない
なぜならニワカだから
あと少しでハルヒの凌辱SSが完成するぜ
期待しないで待ってな(キリッ
陵辱厨は蜻蛉迷宮には触れない
なぜならニワカだから
陵辱厨は蛸壷屋には触れない
なぜならニワカだから
陵辱厨は革をなめすのに使われる
なぜならニカワだから
陵辱厨はスルー
しかし、ここはエロパロ板だしな
キョンならハルヒをレイプしても何とかなりそうだけど
それ無理だろう
22:44:10.00
ネタにマジレス
ここはSSスレの中でも屈指の陵辱厨が集い投稿する場所
ここは「陵辱厨をスルーする」場所じゃない「ニワカを陵辱する」場所なのだから
レイプ以外にハルヒの輝けるシチュってあるのか
ちょっと観察してたが、変なのが居ついて人いなくなったんだなここ。よくあるパターンだ
人いないのなんて随分前からだけどな。
ただ単に飽きたんだろ。
朝比奈さんはもう来ないのか…
ちょっと観察してたが、30%くらいか
まあ、今年それを言い出さなくても来年あたりにそれを言い出すのは確実だけどな
お前らどうした。そろそろ陵辱SSの一つも完成してる頃合いじゃないのか?
一人で楽しんだから発表はしないでおくわ。
>>626に同意
少しずつでもいいから投稿しようぜ!
しようぜ!
し よ う ぜ !
なら途中だけど投稿してみる
20代のヤンキー風の男5人が、入念に計画していた強姦計画を実行した。
その標的として夜間に1人で学校周辺を徘徊している、涼宮ハルヒという中学に入学したばかりの少女が選ばれる。
ハルヒ以外にも少女を襲った経験がある男達は慣れたもので、誰にも見られずにハルヒを捕獲すると、男達の1人が所有する建物の地下室に連れ込んだ。
カメラを持った小太りな男が、撮影を始めると同時に男達はハルヒに襲いかかる。
「くっ……」
男達はハルヒの両手を後ろに容赦なくねじり、慣れた手つきで革手錠をかけるとにベットに突き飛ばす。
勢いでハルヒのスカートが捲れ上がり、コットン生地の純白のショーツがあらわになる。
「うぉ〜〜小学校を卒業したばかりだけあって、幼いパンツ履いてるな」
「くそ、もっと色気のあるハルヒちゃんのパンツを俺は期待してたのに」
「俺はこっちの方がそそるけどな」
好き勝手に言いあう男達の視線やカメラからショーツを隠そうと、ハルヒは捲れているスカートに手をかけようとするが、革手錠をかけられているために手が動かせない。
「ち、ちょっと、これを外しなさいよぉ!」
そんな言葉が聞こえないかのように男達は、ハルヒのショーツをまじまじと眺める。
「今なら許してあげるから、これを外して早く私を解放しなさい」
悲惨な状況でも、ハルヒは強気の姿勢を崩さず叫ぶ。
そんなハルヒを黙らせるかのように、リーダー格である将と呼ばれるがハルヒの肩を掴むと体を強引に起こし、その小さな唇を奪う。
「んんっ!?」
突然のことに驚きながらも、ハルヒは体をのけぞるようにして将の唇から逃れる。
しかし、将は唇を離れると同時にハルヒの上着を掴むとブラジャーごと上に捲り上げる。
「おおおーーー!」
ハルヒの乳房に、周りで見ていた男達は興奮する。
中学1年生だけに乳房の大きさはそこまでないが、みずみずしく張りがあり乳房全体は美しい曲線を描き、その先には淡いピンク色の乳首があった。
「み、見るな――!」
怒声を上げるハルヒの胸を、将は無造作に掴む。
「う……っ」
乳房を鷲掴みするかのように強く揉まれたため、ハルヒは顔をしかめる。
「張りがあって揉みごたえのある胸だな」
将は痛がるハルヒなど気にもせず、さらに右の乳房に噛みつく。
「い、痛い!…………あぐっ…………は、離して……っ」
容赦なく乳房を味わう将にハルヒは、嫌だ、痛い、と叫び続けた
なんか鶴屋さんでもいけるな
途中なのに投下とかってはっきり言って荒らしと変わらんよな
いやマジで
634 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/16(木) 03:19:03.88 ID:WWlos5WU
>>633 アホかと
お前の糞レスより100万倍建設的だわw
635 :
631:2011/06/16(木) 07:28:00.91 ID:FnxeufL/
何とか今日中に続きを完成させて投稿してみる
完成させてから投下した方がいい
とりあえず自分の名前で二次創作をするのはやめたほうがいいと思うぞ
やばい、もうこんな時間だ
今日中に投稿できるかな
>>603 読んだ直後に思ったもやもやをある程度文章化してくれてありがとうよ。
四年待った感想としちゃ妥当。
この圧倒的な自演力・・・っ!
藤林丈司は変態
>>631の続きマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
643 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/18(土) 06:17:24.09 ID:SfvB0Hm0
鶴屋さんならめがっさいけるよ
佐々木の放置プレイがみたい
佐々木をシカトプレイして半泣きになったとこを抱きしめて頭撫でてあげたい
藤原弟の前で犯される朝比奈姉さんが見たい
朝比奈さんに犯される前原前代表を藤原に見られたい
佐々木と橘の百合もいいな
ヘタレなきょこタンと付き合ってるとしだいに…
きょこタンは友人としてこれからも佐々木と一緒に付き合ってほしい
橘京子か。陰謀の謎の少女とはずいぶん印象変わっちゃったな。
ポンコツ好きには申し訳ないが、ありえただろう魅力がないのは残念。
SMスレはとっくの昔に落ちているんだよな
SMスレってあったんだ?
どんな感じだったの?
1/2ビニール丸の橘の魅力は異常
懐かしいスレだな。
一応まとめwikiはあるけど、全部のSSは収録されずに放置状態になっている。
まとめられていないけど、2つ目のスレにはなかなか面白かったのがあった。
どちらもググれば見つけれられるはずなので探してみればいい。
早くハルヒがレイプ屈服させられるSS読みたいなぁ。
キョン子輪姦(近くに身動きとれないハルヒコに見られながら三穴処女散華…)
チンポ・ザ―汁堕ちするSSが見たい…
ハルヒコスレに行ってください。
ここは陵辱スレです。
スレの流れを良くするために頑張って書いた初投稿のSSが朝比奈さんの辛口批評にズタボロに陵辱されるSSが読みたい
驚愕はSS書こうという気になれなかったなあ結局
つまらなくなったもんだ
みなそれぞれ見せ場あるし、よかったよ
佐々木もほかにはいないような落ち着きがあるし
ヤスミはかわいいし
いままでと違うけど、キャラ萌えは多いね
SS書く気にならないってすごいわかる。
出るまでの間にキャラに愛着を持ちすぎたね。
ポジティブな解釈で結構だけど、多分ぜんぜんちがうと思うよ
VIP@Wiki 、ssまとめサイトαの更新をみるといくつも書かれてる
驚愕の発売前からSSは書かれてるけどね
寝取られは?寝取られはないの?
寝取りといえば
同人誌の催眠術ハルヒ(あえてぼかしている)のあれは寝取りに入るの?
催眠術は違うのでは?
寝取られと浮気とビッチとかよくわからん
ネットで見つけた同人誌を読んでたら長門がかわいく見えてきた
エロばっかりだけどな
長門のエロってどうもな
消失なら分かるが、通常だとねえ
エロ担当は朝倉さんだろ?
表情も変わらないし、胸もないし
朝倉に刺されそうだし
エロいことしにくい
人気があるのはわかるな
ううむ、驚愕見ると
ハルヒ幸せそうだなあ…
何か陵辱書くの躊躇うわ。
驚愕見たけど長門の出番すくなくてショボーンだわ
書くなら佐々木だな
何かハルヒ陵辱にあうのに
何でキョンとくっつくんだ〜!
まあIFストーリーとして書くか
やっぱり佐々木だな・・・
ハルヒは適当なエロパロSSを名前変えたらそれでいけるし
佐々木って胸でかいんだろうか?
分裂からみて、そこそこ大きそうに見えるけど
すけすけ乳首エロかった
雨にぬれて透けてたのは育ってない頃
佐々木はやっぱり中古かな?
中古だろうね。
クラスのDQNとかに流されて処女膜突き破られてそうだよね。
おいおい俺はDQNなんかじゃないぜ
まったく勘弁してくれよな
キョン乙
681 :
ハルヒの初体験:2011/06/26(日) 11:25:40.99 ID:r0I/vRNy
「キョンHしよ!」
そう言いだしたのは誰でもない、ハルヒだった。
俺はしぶしぶ相手の膜を破って射精した
でも、ハルヒの奴なんで大泣きしているんだ!?
なんだ、釣りかw
683 :
上条当麻:2011/06/26(日) 16:09:54.63 ID:H8O1zBzg
驚愕出たのに完全に閑古鳥か
例えばアニメ三期が始まってももう人は来ない気がする
どうしてこんなに廃れたのかな?
待たされた挙句に、驚愕がアノ出来ではな
谷川スレやアニメのほうはレス多いけどね
ここはこんなものでしょ
ここに限らずエロパロスレって基本アニメが放送してないとレスねえしな
ハルヒに夜這いとか佐々木の放置プレイ発言、古泉が落ち込んでるきょこたんとメールで連絡とってたり
話題はあるんだよな
谷口と九曜も気になるし
国木田と鶴屋さんはいきなり過ぎるのとよくわからん
書く気が萎える出来だった。ソースは自分
結局角川一人勝ちぼろもうけさせるために谷さん振り回されたな、この長いスランプはせめてもの反抗か…才能潰されちゃったな、もったいない
スニーカーからヒット作がもっと出てればなあ
レンタルマギカじゃダメですかそうですか
>>694 もっと後発のね。と思って新装サイトみてたら、東京皇帝・ミスマルカ・サクラダリセット、
アニメ控えてるのがR-15とダンタリアンの書架か。それなりには弾でてるんだな
ちょっと違うがガンダムUCもあるしヒット作はあるみたい
驚愕に挟まってたチラシをみるといろいろとでているよな
でも、知名度が今ひとつ足りないような
ハルヒの存在感が大きすぎるのか
本屋行ったのが日曜日だったか
100冊フェアーとかで角スニ、電撃、メディファク、あとなんか一つの会社
それらが同じ…なんつうの?…ああ!帯!
帯が一緒な奴そうじゃない奴色々並んでた
どーゆー戦略なんだ
そうそう、タワーになってた驚愕は予約分もかなりあったハズなのに3日と経たずになくなってたぜ
>>697 ぼけてる
改行前の文はおとといのお話
改行後の文は先月25日以降のお話
ま、それだけさね
しかしまあ、あれだけ長いこと待たせて、アニメ流行って自爆してオワコンになって、
それでも予約数記録樹立しちゃうくらい電通・角川にプッシュされていざ出したのがあの出来でしたって…
作者首吊りたいんじゃないのか今頃……書いてる途中で絶対自覚あっただろうし。面白くないって
そうだなっ(ニコ
そうだな(ニコD
そうかなっ(ニコD=3
にょろーん
観測にはつぎの話し考えてるけどね
学校のほうもかいてほしいなー
学校の抜水のセリフで政治関係は無知なのがよくわかってたはずなのに
そのあたりのセンスを期待するのは間違いだったか。ま、仕方ない
とうとうハルヒの話題を避けるようになってしまった
もうこのスレダメだろ
他のラノベ系にはまだまだ元気なところ一杯あるのになあ
にょろーん
佐々木(CV:石田彰)「キョン、ぼくはやはり君のハーレムエンドが物語りの収斂にふさわしいと考えるようになったんだ」
ああ!?俺如きでは敵わないだろう威風堂々とした佐々木の異様とすら言える発言に、ちっとばかし慄きを覚えていると、
ハルヒ(CV:遠藤綾)「それ、決定。いやーキョンの友達ってろくでなしばかりかと思ってたからこれは意外な掘り出し物よね。よろしい佐々木さん、」
ちょっと待てハルヒお前!何をそんなにお手軽にゃんにゃん思考でいいのかよオイ!!てか、『ろくでなし』なのか俺の友はすべて!?いやいやいや問題点はそこじゃないな。
気が動転しているな。アダムスキー型ゆー・えふ・おーに連れ込まれたならこんな気になるんだろうか?
「あなたをSOS団学部外支隊長に任命いたします!さ、キョン、ち○こ出して。早く。こら早く!みんなでまずハーレムルート第1発目ヌいてあげるわ!最初のはあたしが飲んであげるから光栄に思いなさい」
…アーメン。いや!いやいやいや!ここは男児の矜持を持たねばいかん!
ミクルさん(CV:歌の名手)「あ、あの〜はあれむって何でしょうー?それに、佐々木、さん?でしたでしょうか?なぜ異高の方がわたしたちのがっ」
ハルヒ・佐々木「細けぇこたぁいいのよ・細けぇことは考えなくてもぼくが優しくしてあげる」
……こ、この強烈なツープラトン。そ、おお、そうだ!古泉!…いねえ。逃げたな。…ああ!女神さま!!長門さ……ま……なぜ服をお脱ぎになり始めていらっしゃる??!
長門(CV:意外性なんばーわん)「私も。いずれはこの宇宙のように散りゆくさだめ。すこしは。役得を味わいたい。それに、あなたの性欲はもうフル回転している」
はぁ。ああ、そりゃお前のそんな起伏に乏しいがしかしやはり女性体を見ちゃあな。うおっ!!
ハルヒ・佐々木「こっち向いてよキョーンっ恥ずかしがらないで・モジモジしないーで、こっち向いて!」
長門、ハルヒ、佐々木。もはや全裸であった。あとはミクルさんだけだな……って何考え始めてる俺……!
お。ミクルさんがこっちを向いている。あ、朝比奈さん、助けて…ええー!あなたまで脱ぐんですかあっ!!!あ。デカい。胸、胸。乳房がアラワに。う。ち○こがもう、ギンギンっだっぜっ!!?どどどうしよう。
ハルヒ・佐々木「んーぱくっ。ん…ん、ふ、ふぅ。あ。ふあ。ふあ。あむっちゅ。ぱくぱくぱく・ふむ?…ぼくはまず手で陰嚢を撫で撫でしてあげるか。ふふっキョン、いい顔してるよ。ぼくももう…ふふっ」
ミクル「あの、わたし、直接はこわいから、じ、自慰してるとこ、キョンくん、み、み、見て気持ちよくなってくださいっ!あっ。んっふ。あっ。あっ。あっ。あっ。キョンくぅん!キョ、キョンくぅん!!」
ふあ。たまらん。俺の火星人さんはハルヒと俺の分泌物でダラダラだ。そして視線は。
長門が何故か眠そうに…いやこれは艶美な憂いをふくんだシークレット・アイズ。それで、
長門「…………………………う。ううぅ。うぅ」
自慰してやがる。ま○こと胸を片手ずつで弄くってやがる。な、ながとぉ…!!あ?ミクルさん?
ミクル「やっぱり…やっぱり…もう一人だけじゃいやぁ。お、お二人様、キョンくん、長門さん。お願いぃ。わたしも仲間にイれてくだしゃ。…ひひゃひゃんひゃったふでひゅー。!?」
ハルヒ・佐々木「ぺろぺろ…ぺろりっ!そうね、朝比奈ミクル!あなたもその胸キョンご奉仕に扱いなさい!!・おっきい。…こればかりはミクルお嬢さんに勝てそうにないよ。ん。ちゅぼおっ。ちゅうっちゅぼっ。ん、交代ですね。さ、ミクルお嬢さん」
長門「…………………はあっはっはっひっひんひんっひあっひんっふぁっ!!!」
ミクル「んしょ、んしょ、ど、どうですかあキョンくぅん。んしょ、んしょ。あ。先の方に。おしっこ?」
ハルヒ・佐々木「ミクルちゃんが羨ましい・まったくだねキョン・まっさっに胸キョン・キスしていい?返事は聞いてない。ん…………ふ………んあん」
俺は己の甲斐性のなさに我ながら肩を落としていた。いや、ち○こはギンギンだぜ。みんなの嬌声は耳に甘くキンキン響く。男として、一人の男児としてこれ以上ないよ、人生の頂点をこの若さで極めつけちまってる気がする。でもなあ。
みんな、どうして折れなんだ。
ミクル「よいしょ、よいしょ、んっんっよいしょ、んっんっんっ。ふっ。けっこう重労働ですね…」
長門「ああああああああああっ。あ。あー。あああー。あっ。あっ。あっ。ふ」
あ、デる。デちまう。腰の奥深くから、ビンビンのハレンチな樹液が。…このままだとミクルさんのお顔に。
ハルヒ・佐々木「どいて、ミクルちゃん!あなたがこいつのザーメンにまみれさせはしないっ!・いや、ミクルお嬢さん、ごめんね。本当は君もキョンの芯からの暖かな精液、」
佐々木・キョン・ハルヒ「さあ、キョン、身体を楽にして・出来る訳ある、かよっ!こんな、こんな…、・ちゅぶぁちゅばっちゅちゅちゅちゅばーっ!はむ!あっ?あ、あ、あたし?気持ちいい?キョ、キョオンー。ん、ちゅあちゅぶ、
キョン、君の唇…とても甘いよ。はみがきは食後に必ずしなきゃいけないぞって何度もイったのに・う。ダす。射精しちまう・いい顔よーキョン!あ、出るの?い、いいわよ!どれくらい発射しても非童貞少年最高のエクスタシー汁、
飲みこんでゴックンしてあげるわ!SOS団最初の超バースト、さあ速く速く!ちゅぶちゅぶちゅばぁちゅんちゅちゅちゅきゅごきゅぐんちゅふちゅんばあちゅぶちゅぶちゅうううううううううううううう!!!い、イくううううううううううううううう!!!!!」
長門・ミクル「あ…わたしも、欲しかった、かも知れない・え?え?ええ?ななな、何がおきるんですかあー?・んっんあっんんふっあっ。あっ。ああっ。あひんっ。アアアアアアアアアア・きゃ?長門、さ、ん、?
え?涼宮さん、長門さんのこれが性的大爆発?ふぇぇ?・そう。わたしは人類で言う所の絶頂を迎えた。これほど、とは。癖になるかも知れない・長門さん…?あ。なんだかわたし…体が…熱い…?」
キョン・長門・ミクル・佐々木・ハルヒ「ああああああああ・イって。わたしはあなたがオナニーではないオルガズムに達するシーンを見届ける義務があります・んっキョン、くぅん熱い、身体が熱いよう。キョンくんのことを思ってすると
一段とイイんですー…キョンくぅん、あっあっああんああんうんああんああんあっあっああああああああああ・おや?ミクルお嬢さんは達してしまったかな。ぼくもそろそろ忍耐の限界だ・んびゅうんびゃあうん。ん?佐々木さん、
どうするの?あ?ああ!キョンのあ○る攻め!!!・待て佐々木!は、早まらないでくれ!流石にそれは勘弁して頂きたい!・キョン?そうか、そう言えば菊門は男女均等、平等な性感ポイント。流石に、涼宮ハルヒと同等の権利を持つ…だけの…
朝比奈ミクル?なぜ…わたしの女性器に手を差し伸ばすのか・そのう…長門さんが、キョンくんを見ててなんだか…とても寂しげだったから、かしら・ミクルお嬢さん、君、少し自分の感情を見失ってはいないかい?んっキョン、君のお尻の穴きついっ!
ぼくだってね、いいかいお嬢さん、我慢しているのだよ。これでもね。ぼくはキョンのことを。やれやれ。これは口に昇らせていい話題じゃなかったな。聞き流しておくれ・キョン!キョン!キョン!ちゅううううううううううううううううう」
デる。ついにひとしきりの階段を転げ落ちるか駆け登って、デる!!!!!!!
キョン「ハ、ハルヒぃ!佐々木っ!!長門ぉ!!!朝比奈さんぁ!!!!ハ、ル、ヒ、イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!」
そうして俺はハルヒ女神と佐々木女神と長門女神、そしてまあ、一応朝比奈さん女神と言うかミクル大おっぱい明神に、毎日コッテリ搾り取られるようになったとさ。やれやれだっぜっ!
羨ましい?そんなのは一度でいい、なんとかして多人数の女神さまたちと性交に預かってみやがれ。死ぬぞ。マジだ。本気と書いてマジと読むって奴だ。
じゃあな、相棒。
思い浮かびながら書くとするか
…読み辛い。自己批評。特に、「・」が小さくてキャラの区別判別が出来ない。
言い訳になるネタはあるが、止めておきます。
>>711 よっ期待の星っ!!第2のながるんっ!!!
>>712 二度と来るなと言われれば、書き手は去るのみです。
ご指摘の通り、ちゃんと今日で消えますよ。
貴方達の言う、プロ級の方の投下がまたいつか来るといいですね。 ただ、他の投下する方は気をつけてください。
このスレは自分のハードル以下の書き手は、投下する価値、スレにいる価値もないと思っている方が多いようです。
巷で話題の少年サンデーの編集者のようではありませんか。
そんな読み手と戦っていく書き手が多くいればいいですね。
結局このコピペキチガイに三年…いや四年? くらいずっと粘着されてしまったのがこのスレの終焉を招いたのだろうな
>>712 勢いあってすぐに読んだよ
細かいところはいいんだよ、これくらい突っ走ってれば
エロげーならハーレムエンドあるんだろうなー
ハルヒは仲間には甘いからみくる、有希とのハーレムは有りだな
あとは、佐々木を仲間に引き入れればOKだな
てゆかさ、ネットのSS界隈はケンカする方もだめだけど、作る方も妄想書きなぐってるの多すぎよ
HP製作の経験ありなしに関わらず横幅800前後で適度に改行した文章にしろってば
人に読んで貰える努力もしないですぐ拗ねるやつ多いんだよ
これじゃあ今一番ネットで創作活動が盛んな界隈には絶対かなわん
全盛期のスレ一番人気の書き手さんは改行しない人だったけどね
ながるんは佐々木の出番がないようなこと言ってるんだよな
もったいない
720 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/07/01(金) 01:11:56.65 ID:vJQDvnHo
>>719 佐々木は大して人気あるキャラではないので、退場は当たり前
その点は、朝倉と違う
劣化君このスレはじめてか?力抜けよ
スニーカーHPでの七夕の発表はなんだろう
笹の葉シンフォニーとか
谷川流が引退宣言
そういや、エロパロをまとめたサイトのアドレス誰か知っている人いる?
727 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 06:58:17.10 ID:Ohi9i7PM
新キャラのヤスミは人気あるの?
ハルヒでSSかきてー。
でも、文才ナシorz
ちなみに、やっぱハルヒはレイプ系がおいしいの?
>>729 レイプでもいいし、和姦でもなんでもいい。
でも、このスレ怖いんだよな、落ちるのが。
アホしか残ってないっぽいしキモいのも巡回してるしで投下するだけ馬鹿らしい
733 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/12(火) 18:19:26.89 ID:5szkFH/+
佐々木 被虐主義
ハルヒがいなければ佐々木がキョンの彼女になっただろうにな
彼氏、彼女とか考えなくてもそのまま一緒になったんじゃないかな
ハルヒがキョンをつかんだ時に、、崩れたんだろうね
キョンもハルヒには特別な感情を持ってるらしいね
みんなもちつけ
ここはエロパロ、つまりえっちい二次創作を書く板だ
原作に逆行するようなものだっていくらでも書いて良いんだぜ?
まあ荒れないよう空気と相談して節度を持って、だが
荒れるも何ももう手遅れ
もはや節度とかいらないからな。
まあ、のんびりしよう
落ち着いたそのとおりなレスだよ
さらば木曜日の人
みんなもちつけ
ここはエロパロ、つまりここは「SS職人を育てる」場所じゃない「SS職人が挑戦する」場所なのだから
原作に逆行するようなものだっていくらでも書いて良いんだぜ?
まあ荒れないよう空気と相談して節度を持って、だが
なのだからw
ここで酷評を受けた奴はまだ挑戦するには早すぎたということ
自分のレベルを上げてからまた挑戦すればいい
キョンがハルヒを強引にやっちゃえばうまくまとまる??
互いに好意があるし
鶴屋さんもハルにゃんならOKとかいってたよな
マジレスするとここは相当厳しいから辞めておいた方が良いよ
フルボッコにされるから
>>745 リアルだと「強引にHに誘った」というのは
破局する可能性高いんだけどなー
普通に告白して正式につき合うようになってからだろうな
リアルとラノベは違うw
ラノベの紛らわしい名前は不親切
文章トリックでわざとやっているなら別だが
真琴は祈と那岐鳥にカードキーを投げ渡し、
「うふふ。お邪魔虫さんたちはどっか行ってくれるって。ささ、ねえ……?」
うっとりとした瞳がせり上がってくる。その目を見ないように、佳由季は顔を背けた。
会長室の窓から鮮やかな朝日が差し込んでいる。長かった夜が終わろうとしていた。夜だけが。
「あ、ごめん。起こしちゃった?」
「いや、いいんだ」
「コーヒー淹れたげるね。目覚めの一発には打ってつけっしょ、遠慮せんと飲みよし」
……これが僕こと高崎佳由季と縞瀬真琴の関係だった。
いったいつの頃からだろう。少なくとも夏に帰省する頃にはこうなっていたような気がする。
真琴は僕の運命の女<<ヒト>>としてこの世に生を受け、僕の妻になることが決まっていた……
佳由季「おい妙なナレーション入れんな! 何だよ僕の妻って!」
真琴 「あら遊びに見える?なら、そういうことにしてもいいのよ。ただの遊びの関係だったことにしましょうか?」
佳由季「……んな無責任な事ができるか」
真琴 「やったぁ♥ ユキちゃん愛してるわぁ」
…きめぇ
真琴もユキちゃんも本心がわからないのな
春奈がいたらひどいことになってるんさ
ずっとキョンのほうが素直だわ
この際だから言っておくか
谷川作品でメインヒロインがツンデレなのって、強いて挙げれば巴と綾羽ぐらいしか居ねえ
作者の言を信じるなら、ハルヒはツンデレじゃねえ
ラムちゃんぐらいストレートに好意をぶつけてる
ハルヒはツンデレではないな
はっきりと言わないからわかりにくいんだろうね
物語はキョンの語りでかかれるから、言葉にしたら終了だしね
この際だから言っておくか
ここはSSスレの中でも屈指のSS職人が集い投稿する場所
このスレの読み手は文法や心理描写などの書き方を書き手が各自習得済みであるということを前提として作品を読む
なのできちんとした書き方を習得できてない奴が叩かれるのは当然のことなのだ
759 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/23(土) 01:45:32.26 ID:08UTiOUq
この際だから言っておくか
ここはエロパロ、つまりえっちい二次創作を書く板だ
原作に逆行するようなものだっていくらでも書いて良いんだぜ?
まあ荒れないよう空気と相談して節度を持って、だが
茉衣子をめいこと読んでしまう
まいこが正しいのだが
にほんごむずかしいあるね
はっきりと言わないからわかりにくいんだろうね
物語はキョンの語りでかかれるから、言葉にしたら終了だしね
ラノベスレもいい具合に寂れたな
早くハルヒレイプもの書いて
この際だから言っておくか
ここに限らずエロパロスレって基本アニメが放送してないとレスねえしな
この際だから星人はNGであぼーんしましょうね
ほ
橘は俺のみくるに酷いことしたなとか適当なこと言って
脅せば滅茶苦茶になるまで犯せそう。
橘京子はそのまんま蜻蛉迷宮の黄棘
見た目も役柄も
ヤスミが縄で手足を縛り、ガムテープで口を塞いだハルヒをキョンの目の前に放り投げ、
「さあさあ!どうぞ好きなだけ犯っちゃってくださいっ、先輩!」とか言い出すもんだからキョンは困り果てるが、
まあ他ならぬコイツがそういうなら…と遠慮なく犯しまくるみたいな、レイプなのか和姦なのか曖昧なSSってないの?
機関がハルヒを拉致ってキョンと一緒に部屋に閉じ込めるのなら見たことあるな
驚愕出たのに完全に閑古鳥か
というか、出て完結したから過疎なんじゃね?
中の人がリアルエロネタ提供してくれたから……!
もうこんな駄作いいからみんなで美衣菜△です!でもやろうぜ〜
ハルヒNTRお願いします
HONDA NT-Rお願いします
夜這いされても暴れないし
やっちゃっていいんじゃね
陰謀で鶴屋さんも大丈夫といってるしさ
夜這いはキョン以外なら半殺しにされてるだろうな
キョンならOKだな
一緒の大学に進学だし
卒業する頃には深い中になってるんだろうなー
おひさ
驚愕から夜這いシーンのエロ改変、14レス前後(40kB)
事情により投下中断する場合があるのでご容赦のほどを
その時は日を開けて再開の予定
タイトルは学校を出よう!5巻の副題から
注意事項:パイパン、寝取られ(?)
では投下開始
俺がいたのは、暗い部屋の、ベッドの上だ。ただし自分の部屋ではないと瞬時に悟る。
他人の家特有の、慣れない香りが鼻腔を刺激している。それも、やたら甘ったるい香りだ。
妹の部屋の匂いに似ているが、違う。俺の人生史上、決して見たことも入ったこともない部屋で間違いなかった。
では、どこか。俺はどこに落ちてきたんだ?
「……なに、してんの?」
押し殺した声が、真下から聞こえた。
不自然なまでに小さく、いささか闘気すら感じるものであったが、聞き覚えのある声なのは当然で、俺は毎日この声を聞いている。
なるべくゆっくりと下を向く。
ハルヒの顔が、俺のど真ん中にあった。薄暗さなどなんのその、ハルヒが見たこともないほどの驚愕の表情を浮かべているのは、薄
く開いたカーテンからこぼれる街灯の光でも充分に見て取れる。
おまけに俺は四つんばいの体勢でいて、ベッドの上であおむけに寝転がっているハルヒを、掛け布団の上から両手と両足で押さえつ
けているような状態でいる
……らしかった。ここに陪審員的な第三者がいたら、即時の有罪判決の満場一致を決して躊躇わないだろう。
言い逃れの余地など蛾の鱗粉一粒しかなさそうな、そんなシチュエーション……。
とっさに気付けという方が無理かもしれないが、現にここにハルヒがいる。消去法的に、答えは一つしかない。
ハルヒの部屋で、ハルヒのベッドだった。それも真夜中らしい。ハルヒはパジャマ姿で、驚きを通り越したと言わんばかりに目を見
開いている。
「キョン、あんた、いくら何でも……」
そこから先をハルヒは告げることができなかった。大声を出されたら色々とマズい、と判断した俺が、その口を封じてしまったから
だ。
しかし俺は何をトチ狂ってしまったか。つい、とか出来心だとか、後からいくら言い訳しても手遅れだ。
手で押さえるとか枕で押さえるとか、他に方法はいくらでもあった筈だ。なぜ選りにも選って、ハルヒの口封じに自らの唇を利用し
てしまったのか。
強いて挙げれば、一番窒息の危険が少なく相手に害を及ぼさない方法だったからとは言えるだろう。俺はたまたまハルヒの部屋に来
てしまっただけで、
別に物盗りや押し込みに来た訳じゃない。ハルヒが大声を上げさえしなければ、それで十分だったのだ。
だがそれとて後付けの言い訳にすぎない。
後から振り返ってみても、なぜあんな行動に出てしまったのか未だに解らない。
初めてハルヒを名前で呼んだ日の出来事といい、なぜ俺はいつも肝心な時にこうも衝動的な行動をとってしまうのか。我ながら学習
能力に欠けると言わざるを得まい。
ただそれもやはり後知恵にすぎない。後悔の念よりも、抱き留めたハルヒの体温と芳香が圧倒的に俺の心を占めていた。
いっそう丸まったハルヒの瞳が、俺の視界に大映しになった。くぐもった抗議の声が唇の中で響く。蛾の鱗粉一粒ぐらいはあったは
ずの言い逃れの余地を、俺は自らの手で握り潰してしまったわけだが。
それにしても。
控えめに表現しても、決して悪くない気分だった。
つい先ほどまで落下しながら抱き締めていた、ハルヒの髪の香りに酔い痴れる。俺はハルヒの体温に直接手で触れたくなった。
パジャマの前を留めているボタンを二つ外し、衣服の中に右手を忍びこませる。エロ本程度の知識しか持たない男子高校生の俺にも、
そこに何があるかは理解しているさ。
ほどよく柔らかい物体をこの掌に掴んだその瞬間、俺の脳髄を流れる血液が沸き立つのがハッキリとわかった。
おっぱい。
胸と呼んでも乳房と呼んでも、俺が味わった興奮と感動の万分の一も伝えることができないだろう。就寝中だからかもしれないが、
下着は付けていない。つまりは覆う物ひとつない状況で、直に触ったということだ。
女に、女体に、なによりもハルヒに触れているという実感を一番得られる部位は、華奢な身体つきのクセに、とうてい俺の片手には
収まり切るもんじゃなかった。弾力はあるが、ゴム毬に喩えれば掌に吸い付く滑らかな肌の質感を伝えきれない。水風船に喩えれば、
その体温も張りも伝えきれない。
それを喩える的確な言葉を持たないのは、俺の経験が乏しいだらだろうか。それとも男の俺には決して存在しない部位だからだろう
か。
触っているだけで感慨深い。俺の掌がおっぱいの感触を求めて熱を帯びた。掌と脳とが直接リンクしているかのようだ。
生殖器官よりも性感帯よりも、今はハルヒに触れた掌こそが、俺の体のなかで一番鋭敏な器官であるのは間違いなかった。
ハルヒは何が起きたのか理解しきれていないようだったが、すぐに衣服の中で自分の乳房が弄ばれているのに気付いて抗議の声を上
げる。
「もう。下の部屋におかあ……母親がいるのに、声聞かれたらどうする気なの?」
拗ねたような眼差し。アヒルのように尖らせた唇を拝むのもずいぶん久しぶりだ。出会って行動を共にするようになった頃は、ハル
ヒのこんな表情を毎日のように見ていたな。
とはいえハルヒのやわらかな左のおっぱいに付いた突起を指先で弄りながら、俺の中にとある疑念が生じてくる。
もしこれがハルヒにとって生涯初の出来事であったのなら、もっと驚くなり戸惑うなり反応を見せていいはずだ。ハルヒに限らず、
深夜自室で寝込みを襲われた大抵の女なら。
にも関わらずハルヒは少し抗議の声を上げるだけで、基本的には俺にされるがままになっていた。
トマトみたいに顔を真っ赤にして、くすぐったさを堪えながらギュッと目を瞑っている。
掌でおっぱいの肌を擽るように撫で回すたびに、普段聞き慣れない少し詰まった高い声を上げる様子は、それはそれは可愛らしいも
のだったが、はてさて俺の知っている涼宮ハルヒは、こんな簡単に乳を触らせてくれるほどしおらしい女ではなかったはずだが…
…?
頭に生じた雑念を振り払うためにも、俺にはますますハルヒに没頭する必要があった。
全く物足りない。
小さな突起を人差し指の腹でこねくり回し、それが固く勃起してくる様子を愉しむだけでは。俺の指の動きに合わせて小さな声を洩
らすハルヒの姿を目にするだけでは。
触らせてくれるということは、吸うのも許してくれるってことだ。そうだよなハルヒ。
「……え、ちょ、ちょっと待って。ダメよ声が出ちゃ……」
お前が声を我慢すればそれでいいだろう。だが俺は我慢できないんだよハルヒ。
お前が神から授かった形も大きさも俺好みのおっぱいを、俺は五感で味わいたいんだよ。欲しいんだよハルヒ、お前のおっぱいが。
海やプールで水着に包まれていたふくらみが、バニーガール衣装で強調された谷間が、チャイナドレス越しに自己主張していたその
形が、何度夢に出てきて俺を苛んだか。
ハルヒお前は全然解っていない。
俺がずっと前からこの手にしたいと願い続けていたことを。
いざ願いが叶ったところで、渇望が癒されるどころか否応なく増してしまうことを。俺がより多くをお前に求めてしまうことを。
ハルヒに覆い被さり、背にした掛け布団を足で撥ね退けた俺は、ハルヒのパジャマ姿を余すところなく視界に収める。
うちの妹に着せても違和感のなさそうな、ピンク色で幼いデザインのパジャマ。
なのにその寝衣が包んでいるのは、スレンダーなくせに出るところの出たモデルのような身体ときたもんだ。なんというギャップだ
ろう。
胸元に手を突っ込まれたまま、ハルヒは頬を赤く染めてパチクリと俺を見上げていた。ハルヒに先を読まれないよう、俺は素早くパ
ジャマの襟を留めるボタンを外す。
見た目にも柔らかなおっぱいがまろび出た。街灯の僅かな光でも、控えめな乳輪が見て取れる。固く尖った小さな突起が今すぐにで
も吸って欲しそうに疼いていた。
ハルヒが動きを制止しようと、俺の両手首を掴む。だが俺はハルヒの妨害など意にも介さず、美味そうに俺を誘惑するおっぱいにむ
しゃぶり付いた。
石鹸というより、ボディソープの匂いがする。それも俺が使っているような安物ではない。もっと上品な芳香だ。
おっぱいを吸うのは、俺の覚えている限り初めての経験になる。そりゃ赤子の頃は生きる為に毎日吸ってただろうが、その時の記憶
なんざあるはずがない。
赤子の記憶を鮮明に覚えてるのは三島由紀夫ぐらいなもんだろう。だが他にも覚えているという奴がいないとも限らない。もしいた
ら、ぜひ俺に話を聞かせて欲しい。
そんなことよりハルヒの話をしよう。ハルヒは団活での元気いっぱいな姿からは想像もできないほど控えめな声で、
「キョンのえっち……ヘンタイ、おっぱい星人……ああぁ」
身悶えしつつもハルヒは、俺の頭を胸元から剥ぎ取ろうとはしなかった。むしろ密着を強めるかたちで、俺の頭を強くかき抱いてく
る。
咲き誇るヒマワリのような笑顔で、毎日のように語りかける同級生。俺の手を引いて学校中を全力疾走する団長。入学してから毎日
のように顔を突き合わせて来たえらい美人。
その女が小刻みに身悶えしながらも、俺に授乳させている。その事実になんとなく胸の奥に温かい感情を灯って、つい涙腺が緩くな
っちまいそうだ。
耳に聞こえるのはおっぱいを貪る物音と、徐々に熱っぽさを増してゆく彼女の規則正しい呼吸音。それに時折俺を呼ぶ、せつなげな
ハルヒの声。
口の中で俺の舌の動き合わせて自在に形を変える同級生のおっぱいは、女の子の味という以外に表現しがたい奇妙な味がした。
ゆっくりと掌や舌を使って試すその間にも、俺はパジャマのボタンを全て外してしまう。
ハルヒは全くの無抵抗だった。滑らかな肌を乳房を舐りながら、パジャマを丁寧に剥いてゆく。
フロントに小さなリボンをあしらったショーツ。小さな吐息がハルヒの唇から漏れる。
きれいな形の臍を鑑賞しつつ、脇から腰にかけてのラインを指で確かめる。ショーツの両サイドに指を引っ掛けると、ハルヒがため
らいがちに腰を浮かせてくれた。
今度こそ俺はハルヒのその部分を目撃するのだ。考えてみれば夏に何度か試して以来の出来事になるのか。濡れて透けてしまった水
着の布越しに見えるかと秘かに期待して、結局海でもプールでも拝むことの叶わなかったハルヒのそれを、ついにこの目に焼き付け
る――
三角の布を取り除くついでに尻を撫でると、内腿から立ち込める湿りを帯びた熱気。下腹部から太腿の付け根に至るまで、ゆっくり
と視線を往復させてみた。
そんなに見ないで、と両手で顔を覆い、肩をくねらせて恥じるハルヒ。
俺の手を引いて学校中を駆けずり回る、天上天下唯我独尊で知られた北高一の有名人の影は見るもない。
花も恥じらう乙女だった、いや訂正しよう。
花に恥じらう毛もなき乙女――要するにあるべき毛が生えていない少女だ。
そういう体質なのだろうか。質問する勇気は俺にはなかったが、これが一般的な女子高生の生え具合ではない事は俺にも判る。
中学時代の修学旅行で、風呂に入った時にツレの生え具合をそれとなく確かめたところ、濃淡の個人差こそあれ殆どの奴には生えて
いた。
男子でさえそうなのだから、男よりも発育の早い女子には当然生えている筈だった。
宇宙人や未来人の具合がどうなっているかは知る由もない。宇宙人の端末にとって必要な器官であるかは不明だし、未来での身だし
なみがどうなっているかは知らん。鶴屋さんは当然生えているだろう。あるいはウチのクラスの女子どもも――
もちろん普段から意識している訳ではない。ハルヒの部屋に忍び込み、息のかかる距離でソコを拝むという異常なシチュエーション
がそんな想像をさせたのだろう。
ただハルヒが生えていないという事実は、今の俺にとっては好都合でもあった。陰毛に邪魔されず、じっくりと観察することができ
るからだ。
ショーツを足首から抜いて内腿を撫でると、少女は吐息とともに脚を開く。
両脚を全開にしてもなお、そこはぴつたりと綺麗に閉じていた。
谷口から借りたエロDVDに登場する女優さんのそれよりも、昔風呂で見た妹のそれに近いような気がする。
いささか拍子抜けの観がなくもない。ハルヒの煽情的な肉付き具合からして、ソコはもっと猥褻な形であってもおかしくはないと想
像していたのだが――
だがもじもじと悶える尻を捕まえて、肉厚な恥丘を指で押し開いた途端、やはりこいつが女なんだと脳髄の奥底まで思い知らされる
羽目になった。
何度も重ねた唇と同じ色が現れる。鼻腔をくすぐるほのかな酸味。ハルヒをこの手に抱き締めた時の心地よい体香、それに混じった
汗のしょっぱい匂い。
それら全ての匂いが女の子の部屋特有の甘ったるい匂いと混ざって、やたらと官能的な甘酸っぱい匂いに昇華していた。
妹のようだ、という感想は撤回だ。ハルヒの小さな花びらは、間違いなく妹のそれよりエロい匂いがする。
すでに固く反りかえっていた俺自身に、甘美な痛痒ともいうべきが感覚が押し寄せる。
童貞の貧しい予備知識よりも明確に、俺の遺伝子が本能的に教えてくれる。
この奥に俺が入るのだ、と。
このままハルヒに覆い被さって、強引に繋がってしまいたいぐらいだった。だがそれはまだ無理というものだろう。
子供のように怯えたハルヒの眼差しが、痛いことしないで、と訴えているように見える。
こんなハルヒを誰が傷付けられるものか。
上半身を起こして脚を大きくMの字に開き、ハルヒが自分の下腹部を覗き込んでいる。
大きな黒い瞳を潤ませて、俺の指の動きを目で追っている。
ゆっくり出入りする俺の指の動きに合わせて、同じ速さで腰を前後させてくる。
くちくちと音を立てるハルヒの陰唇は、徐々にではあるが確実に綻びを増していた。一本筋の割れ目に閉ざされていた肉芽が、今で
はすっかり姿を現していた。
女性器を花に喩える、というのはカビの生えた陳腐な表現だと思っていたが、実際に触ってみればこれ以上に的を射た表現はない。
先人の偉大さには感動を禁じ得んな。
どちらも本質は生殖器官だ。花びらもあれば、ほら穴のようなめしべもある。女体で一番敏感な小さいおしべもある。
突起をつまむときゅっとすぼみ、内側から透明な蜜もこぼす。虫みたいにアホな男(つまり俺)を誘い寄せる蜜を。
小さく腰を震わせて、シーツを掴んだハルヒの手に力がこもった。
吐息はいっそう悩ましく、俺を呼ぶ声はいっそう切なく。
ハルヒが感じてくれているのだ。この先なされるべき行為を予感して、ハルヒの身体が昂ぶってゆく。
細めで華奢な肉体のどこに溜め込んでいるのだろうか。膣口から滲み出る透明な液体は留まるところを知らない。湧き出る度に指先
で掬い取って、弾力のある恥丘に塗りたくっているのだが、それでも追いつかなかった。
このままではハルヒの形よい尻を伝ってベッドのシーツに垂れ落ちてしまうかもしれない。染みのできたシーツだけをハルヒの家族
に見つからずに洗濯することは無理だろう。
湧き出るハルヒの愛液を気にせず、行為に没頭したい。何かタオルの代わりになりそうなものは――
なあハルヒ。
俺が声をかけると、ハルヒは俺の意図を読み取っていたかのように腰を浮かせた。そこに脱がせた上下のパジャマを敷く。
妹が着ていても違和感を覚えないほど幼いデザインのパジャマで、ハルヒから滴り落ちる愛液を受け止めるのだ。
なんという背徳的な状況だろう。
ハルヒは俺の内面を見透かしたかのように、少し恨めしそうに俺を睨む。とはいえハルヒもシーツを汚したくないという点では、俺
と同意見のはずだ。
むくれたアヒル口を見るのも久しぶりだ。しかも俺の指を体内に迎え入れた体勢のまま、という煽情的なポーズで。どうしてハルヒ
は、こうも嗜虐心をくすぐる表情ができるのか。
こんなハルヒは苛めてやる。おしべに喩えたハルヒの一番敏感な肉芽を、激しく掻き回してやる。
声を奥歯で噛み殺して、大きくのけぞるハルヒ。不意に俺の指を絞め付けた力が緩み、ハルヒが脱力して四肢を投げ出した。
服を脱ぎ、息も絶え絶えのハルヒに覆い被さる俺。自分の心拍がやたらうるさい。
反りかえった息子を下腹部に押し当てようとすると、弱々しい力で胸板を圧し返された。
「ちょっと待って」
ハルヒは俺に圧し掛かられたまま、何やら枕の下をまさぐる。小さな包みを取り出し、それを持った手を俺の下半身へと伸ばしてく
る。
男性が装着する避妊具だった。見るのはともかく実物を用いるのはこれが初めてである。装着の仕方もよく分からん。
ハルヒはこれをどこで入手したのだろうか。質問しようかどうか迷ったが、避妊具を手にしたハルヒがどのような行動に出るのか、
愛玩動物に接するような気持ちで見守った。
包みを藪って取り出した丸いそいつを、ハルヒはどこかぎこちなさの残る手付きで俺に被せてしまった。
ぬるり、と亀頭が情熱的な体温に包まれる。他の何にも喩えようがない感覚に思わず焦ったが、少し落ち着いて見下ろせばハルヒが
俺のを口に含んでいた。
女の体温を性器で感じるのは、これが初めてとなる。思わずハルヒの顔を掴んで腰を前後させたくなったが、しかしハルヒの舐め方
は万遍なく唾液を塗すようなものに思われた。
おっぱいを吸って頭の片隅に追いやったはずの疑念が、再び頭をもたげてくる。
俺の首に手を回し、仰向けにベッドへ倒れ込むハルヒ。俺のではない指に包まれる、限界まで反りかえった男根。その指が俺の分身
捕まえたままゆっくりと移動する。
逆らっても痛いだけなので、素直にハルヒの手が導くままに腰を移動させる。
くちりと亀頭に貼り付く粘膜の感触。ラテックスの薄膜越しに伝わる、口の粘膜よりも高めの体温。それだけで腰はざわめき立った。
多分この瞬間だけは、疑念を追いやることはできたのだろう。
何も考えず少し腰を進めただけで、ラテックスに覆われた我が分身は呆気なくハルヒの中に飲み込まれた。
初めて体感する、熱く湿ったハルヒの中。我が身を沈めた瞬間、あまりの気持ちよさについマヌケ声を洩らしてしまう。
ハルヒに責められないだろうか。慌てて自分の口を塞ごうとしたところ、すぐ眼下で深い溜息をつくハルヒの姿があった。
俺の感覚を確かめるかのように、ハルヒは深い呼吸を繰り返していた。
奇妙な光景だった。自分の身体の一部が恋人と繋がっている。俺の心臓が拍動するのと同様、俺を包んだハルヒの柔肉が脈動してい
る。
初めて目にする神秘的な体験に、俺は感動するべきなのかもしれん。
にも関わらず、俺の心は深い喪失感に苛まれていた。
ハルヒはすでに経験済みだ、と。
こうやって男に圧し掛かられ、受け入れたことがあるのだろう。さもなくば性知識に乏しい俺を、ここまで上手にリードすることは
難しい。
現にハルヒの膣は最大限に勃起した俺を、何の抵抗もなく飲み込んだではないか。
藤原いわく俺の一番大切な女と結ばれたにも関わらず、深い悲しみと心の痛みが、俺の胸の中で吹き荒んでいた。
ちくしょう。
中学時代の話なら何度も聞いているじゃないか。ハルヒに言い寄る男が星の数ほどいた事を。
その中に涼宮ハルヒと関係した男がいないとどうして言い切れる。最長で一週間しか続かなかったとしても、それだけの時間があれ
ば何かをきっかけにして一線を越えるには十分じゃないか。
中学生といえば思春期まっさかり。異性に対する並々ならぬ興味からは逃れられない。
――あたしだって、たまにはそんな気分になったりするわよ。
いつか聞いたハルヒの言葉が脳裏に木霊する。
何事にも好奇心旺盛で、行動力なら誰にも負けないハルヒのことだ。探究心の赴くままその時付き合っていた男に頼んで――
頼まれた男はどうするだろうか?ハルヒが性に対して嫌悪感を持っていないことは、ここまでの反応で明らかだ。理性を保つ理由な
どどこにもない。
そして涼宮ハルヒは純潔を、俺の知らない誰かに捧げたのか。俺じゃない誰かによって、女にされたというのか。
破瓜を体験したかったとか、そういう次元の問題ではない。問題の根源は、もっと別の所にある。
ハルヒが経験済みであるという事は、今の俺と同じぐらい激しい感情を向けた男が他にもいたという事を意味する。目に涙を溜めて、
熱っぽい微笑みを俺に向けるハルヒのいじらしい姿を、俺以外の誰かが知っている。ハルヒを女として開発した男が俺の他にいる。
それの何が問題なのだ、と僅かに残った俺の理性が問いかけた。
それぐらい好きな男が涼宮ハルヒの過去にいた事が許せないのか。ハルヒの過去や感情に文句を付けられる立場なのか。
去年の自己紹介の時点で、既に男を知っていたとして、それも含めてのハルヒだろうが。
ハルヒが俺のために処女を守ってくれていた、などと都合のいい事を期待していたというのか。ただの夜這い野郎の分際で、一体何
様のつもりなんだ俺。
俺はハルヒの何なんだ。こんな自分勝手な独占欲を愛と呼べるのか。
考えれば考えるほど、悪い方向に進んじまう。
俺以外の誰かに抱かれたハルヒ。
俺のハルヒを籠絡して弄んだ、どこぞの馬の骨。
そしてようやく結ばれたはずのハルヒ相手に、黒い感情を向けた俺自身。
――どいつもこいつもクソッタレじゃないか。
自暴自棄な破壊衝動に突き動かされるまま、乱暴に腰を動かす。ベッドを数度軋ませたぐらいで、弱々しいハルヒの声が俺を呼んだ。
「……痛い」
ハルヒの怯えた声で我に返った。
見下ろせば、うっすらと目尻に涙を浮かべたハルヒ。泣いてるじゃないか。
ハルヒが泣くなんて、よっぽど痛かったんだろう。それでもハルヒは苦痛に声を上げて親御さんに気付かれることのないよう、我慢
していたのだった。
何やってんだよ俺。ついさっきハルヒを傷付けないと誓ったばかりなのに、こんな辛そうな顔をさせるなんて。
「すまん」
他にかけるべき言葉も見つからなかった。一糸まとわず俺と繋がったハルヒが、俺の腰に手を回す。
その手が背中を撫で上げると、俺はハルヒと抱き合う体勢を取っていた。
顔が近い。息が顔に掛かる距離だが、相手がハルヒなら決して不快じゃない。俺の唇をついばんだハルヒが、幼児にするように頭を
撫でる。
「キョンったら、ちょっと下の毛剃ったからって激しすぎ。まだ馴れてないんだから、もうちょっと優しく愛して」
衝撃の告白だった。いや剃毛の事実について衝撃を受けた訳じゃない。俺が衝撃を受けたのはハルヒの口振りだ。
まるで既に俺と愛を交わした事がある、とでも言わんばかりじゃないか。それに馴れてない、というのはどういう事だよ。
俺とする事に対してか、それとも行為そのものに対してか。あるいはその両方――
確信は持てたが、その内容を言葉に出さないようにするにはかなりの努力を有した。
お互いにとって初めての相手であるはずなのに、俺がその事実を知らないとなれば、まず間違いなくハルヒは疑いの眼差しを向けら
れるだろうから。
ハルヒに指摘されて初めて、頬が緩んでいるのに気が付いた。すっげえマヌケ面をしてたんだな俺は。鏡を見ずとも解る。
照れ隠しついでに腰を一突き。
普段よりも一オクターブ高い嬌声を上げるハルヒに、俺は説明する。
お前と繋がる悦びを噛み締めていた、と。俺こそが三国一の果報者だろう。
トマトみたいに真っ赤な顔で恥じらうハルヒ。そうさお前が言う通りだよ。俺はバカだ。
ハルヒの様子が変わった。ほとんど耐えるようにして身動き一つ取っていなかったハルヒが、ごく僅かに腰を前後し始めたのだ。
にゅるにゅるとハルヒの膣肉に撫でられる。俺の股間まで、あっという間に洪水みたいになっちまった。
ハルヒが痛がらないよう、ごく浅く、膣口付近でゆっくりと往復運動を繰り返す。
俺自身にとっても、これぐらいの動きで十分だった。本能の赴くまま激しく動いたら、あっという間に暴発しちまいそうだったからな。
おっぱいを唇でつまむと、聞いたこともない可愛い声で鳴く。股間の肉芽をくすぐるたびに、ハルヒは大きく腰を震わせる。
エロDVDのような滑らかな動きは、俺にもハルヒにも期待できなかった。声だってハルヒの家族に聞かれる訳には行かない。
本職の男優さん女優さんの激しいセックスをフレンチやイタリアンに喩えるとしたら、俺とハルヒのぎこちないセックスは家庭科の
実習で作ったご飯と味噌汁に過ぎなかった。
それの何が悪い。いかに技巧に優れているからといって、俺はハルヒを捨てて女優さんの手練手管を味わおうだなんて断じて思わな
い。こいつはご飯と味噌汁だけでミシュランの三ツ星を凌駕する世界一の逸材だ。
汗まみれになって俺を受け入れているハルヒの方が、女優さんやグラビアアイドルよりもずっと可愛くて綺麗で煽情的だ。
俺が保証する。ただしハルヒを食っていいのは、世界中で俺だけに限る。
だがハルヒのような逸材こそ、上達の余地はある。そのためには二人で練習するのみ。
学校だと人目があるから難しいかもしれんが、その時は家やご休憩などで。
ハルヒが望むなら、毎日でも付き合うさ。そして二人が上達する将来では、ラテックスの薄膜など必要なくなっているだろう。
その時は温かく滑った俺のハルヒの膣を生で存分に堪能し、俺の精子をハルヒの子宮へと直接流し込んで――
最後の時はあっという間に訪れた。ハルヒが両手で俺の腕を掴み、終わりが近いことを息も絶え絶え俺に告げる。
止めとばかりにハルヒの敏感な所を弄ってやる。声を堪えるためだろう、ハルヒが激しく首を振ってベッドのシーツに噛み付いた。
ハルヒが腰を大きくうねらせる度に、俺の分身を奥深くに飲み込む。調子に乗って、俺も深く出入りさせる。
もう止まらん。
おっぱいほどの豊かさと太腿ほどのの引き締まった肉を兼ね揃えた、ハルヒの尻を鷲掴みにする。
同時にハルヒが俺の首に手を回した。俺の太腿がハルヒの脚に囚われる。
まるで獲物に喰らい付いた絡新婦だ。ハルヒの女としての本能がなせる業なのか。
腰ごと持って行かれそうな感触とともに、俺はラテックスの薄膜の中で自分の遺伝子を吐き出す。
ハルヒの柔肉が俺の尿道を周期的に搾り出し、奥へ奥へと誘おうと蠢いている。
やはりセックスの本質は生殖行為なんだ、とハルヒの中で痛感した。これじゃ避妊具なしだと、たった一度でも妊娠させちまうかも
しれん。
どこで買ったのかは知らんが、ハルヒが持っていてくれて助かったぜ。たとえゴム無しでも、今の俺だったらハルヒを抱いていたか
もな。その結果子供ができてしまいました、というのではあまりにも無責任だろう。
文字通り精魂果ててハルヒの上に倒れ込む。汗を纏ったハルヒの肌が、俺の肌に隙間なく吸い付く。
シーツから口を離し、肩を揺らして喘いでいたハルヒが、呼吸を整えて俺の背中を抱く。
キスを交わしたハルヒは、天の川みたいな静かで満足気な笑顔だった。
ハルヒから引き抜いて初めて、俺は切実に確認しておくべき事を、迂闊にもたった今まで忘れていたことを思い出す。
俺の目当てのブツは、ティッシュの箱と並んでベッドサイドに置かれていた。たいていどこの寝室にもあるであろう、デジタル式目
覚まし時計だ。
ハルヒだって江戸時代の人間じゃなかろうから、ニワトリの代わりに時計ぐらい枕元に置いているだろうという俺の予想は当たった。
幸い、年月日まで表示するタイプをハルヒは愛用してくれており、東山三十六方草木も眠る何とやらな頃合いの数字を表示してくれていた。
そして日付は五月某日となっている。なんてこった、今はさっきまでいた時間より一カ月近く後の未来だ。
しかし、と俺は目覚まし時計を見て溜息を吐く。
江戸時代の人間じゃなかろうから、といった前言は撤回だ。デフォルメされた動物らしいデザインからいって、こいつは起床時刻を
「コケコッコー」と鳴いて知らせてくれるに違いない。
どうやらハルヒは、いや人間は江戸時代からそんなに進歩していないようだ。
避妊具を捨てて体液を拭い去ったが、部屋の空気は来た時とすっかり変わっちまった。
相変わらず妹の部屋みたいに甘ったるいのは確かなのだが、かすかに動物的な匂いが混じっているような気がする。
こりゃ換気しなきゃな。だが二人とも裸のまま窓を開ける訳にもいくまい。どう解決したもんだか。トイレから消臭剤でもパクって
くるか?だが俺はこの家のトイレの在り処すら知らん。トイレを探してハルヒの家族と遭遇する訳にも行かんしな。マジどうしたも
んだか。
あれこれ思案していると、ベッドの上で寄り添ったハルヒが、疲れた様子で欠伸を一つ。
「やばっ、あたし眠すぎてヤバいわ」
おいハルヒ寝るな、今寝たら死ぬぞ。
「ああ寒い、寒いときは抱き合って一肌で暖めあいましょう。って、ここあたしの部屋じゃない。自分の部屋で凍死なんかしないわ
よ」
いや別に冬の雪山遭難ゴッコなぞしなくていいから。抱き付いたまま拘束を解かずにノリツッコミだなんて斬新だなハルヒ。
だいたい寝たら死ぬのはハルヒじゃなくて俺なんだぞ。
娘の部屋のベッドの上で一糸まとわぬ我が子を抱いた侵入者を見つけたら、娘をキズモノにした狼藉者の頭蓋を即座に叩き割るぐら
いの事はする。使うエモノが剣か槍か斧か、弓か魔法か銃か火器かは知らんがな。
親御さんは、俺に死に方を選ばせてくれるほど寛大な人だろうか。
こんなあられもない姿を親御さんに見つかったら、俺は何と言って親御さんに詫びればいいんだ。
「しんどいからひと眠りさせて。このままあんたの腕の中で」
そう言って幼児のようにグズるハルヒ。こいつは寝起きこそしっかりしているものの、一度睡魔に襲われると為す術もないようだ。
「だいたい夜這いをかけた張本人がうろたえてどーすんの」
返す言葉もない。いや、一つだけあった。張本人の使い方が日本語としておかしくないかハルヒ。
「そこ突っ込むの?」
まさかツッコミ返しを食らうとは。唯一の特徴である突っ込みのお株を奪われたとなったら、俺なんざ完全にお役御免じゃねえか。
何をするのも億劫だ、と言わんばかりに欠伸をひとつ。
「安心しなさい。うちの親だったら、あたしをお嫁に下さい、って言えば許してくれる……かも?」
かもって何だよ。疑問形で答えるなよ逆にもっと不安になるだろ。見つかったら絶対親御さんに殺される。
「静かにしなさいよ。騒いだら余計にみつかるじゃない、少しは落ち着いて」
それにね、とハルヒはやや俯き加減に微笑んで、
「本当にあたしの親に殺されそうになったら、その時はあたしがあんたの身代わりになってあげる。だから心配しないで」
ハルヒに唇を奪われたのは、これで何度目になるだろうか。朝比奈さんだったら、俺の不甲斐なさを怒るんだろうな。
こういう時は俺からハルヒにキスして、安心させる事を言わないと、ってな調子で。
「起きたらもっかいチュウしてくれる?」
咄嗟にああ、と肯定すると、ハルヒは安心しきった猫のように喉を鳴らす。ハルヒの髪の毛を撫でている内に、それはすぐに可愛ら
しい寝息に変わった。
もうすぐ太陽がひょっこり顔を出しそうな時間になるまで、俺はハルヒの部屋の天井をぼんやりと眺めていた。
親御さんに見つかった時の言い訳をつらつらと考えていたような気もするが、この辺りの時間的な感覚はよく思い出せない。もしか
したらうたた寝していたのかもな。
なんでその場を去らなかったかって?ハルヒが俺の腕を枕代わりに使っていたからさ。
ハルヒの規則正しい寝息が愛らしかったのはよく覚えている。
無邪気に安心しきった幸せそうな寝顔。年齢の割に幼けないその寝顔を見ていると、つい先ほどまで全身の肌という肌を紅潮させた
ハルヒが汗まみれ愛液まみれになって俺を受け入れ、腰を震わせて身悶えしていた事でさえ夢だったのではないかと思えてくる。
だが俺の身体には、間違いなくハルヒを抱いた痕跡が残っていた。
全身を気怠く覆った疲労感。いまだハルヒの湿り気を帯びた陰嚢から竿にかけて残る、数百分の一ぐらいに希釈された痛みのような感覚。
腰が軽いとは、こういう状態をいうのだろうか。
人目を忍んでティッシュの中に吐き捨てる排泄行為とはまるで意味が違う。ハルヒの満たされた寝顔をもたらしたのは、今まで恥じ
ていた男の生理現象だった。
ハルヒの蜜と体温に包まれて射精した満足感が半端じゃなかった。
その達成感たるや、去年高校の合格通知を受け取った時とは比較にならない。国立や地元の難関四私大のA判定や合格通知を貰った
として、ここまでの高揚感を得ることができるかどうか分からん。
生物として、オスに生まれついたという自信が全身に漲っている。
これが俗に『男になった』と言われる心境なのか。疲れ果てて無防備に眠る俺の女を、あらゆる災厄から守ってやらなければ。
それが交尾を終えた雄としての義務というものだろう。ついに手に入れた金に換えられない宝物、って何言ってんだ俺は。
いつぞやハルヒの口から聞いたような言葉をなぜか思い浮かべつつ、ハルヒが枕代わりに使っている腕を自分の方に引き寄せる。
手持ち無沙汰な右手でおっぱいを軽く撫で回していると、唐突に手の甲を何者かに抓まれた。
誰かは言うまでもあるまい。
「おぁよ」
子供のイタズラを見つけた母親のような苦笑を浮かべていた。
寝起きのハルヒは意外と舌足らずなものだな。声と口調は、理不尽極まりない入団試験を突破した例の一年生娘に似てなくもない。
こちらもお早うと返事したいところではあるが、いかんせんおっぱいを触りながらの挨拶は気まずいものがあった。今の俺は誰から
見ても変態さんだ。
「あんたいっつもそうじゃん。あんたが変態さんなのって、今日に始まった事とちゃうでしょ。あたし知ってるのよ、あんたが階段
の下からスカートの中覗いてたのも、プールであたしの恥ずかしい所をガン見してたのも」
そう言われると立つ瀬がない。立つ瀬がないから寝たんだよ俺は。
ハルヒはクスッと笑って、
「なにそれ。だったらあんたは一日二十四時間、あたしとエッチし続けたいってこと?」
ごく普段通りの挨拶をする気安さで、裸のまま俺に抱きついてくる。胸板に当たるハルヒのおっぱいが、少し汗ばんでひんやり冷たい。
「キョン」
とりあえずハルヒが眠る前に交わした約束を果たす。
ちょっとさすがに唇が腫れてきた。無理もないだろう。十数年かの人生を送っているが、この数時間だけでそれ以前の数十倍分以上
はキスをしたからな。
女の一挙一動に浮かれ気分でいたマヌケな俺に、ハルヒが何気なく訊ねる。
「あんたってやっぱり、生えてない娘が好きなの?」
どういうことだよ。
何を言っているのだろう俺のハルヒさんは。確かにハルヒの下半身は無毛だったが、それと何か関係があるのだろうか。
「あんた言ったじゃない、谷口にエロ本返すの忘れてたって」
ああ確かに言ったな。今の俺にはその記憶がある。だがあれは一年生の元気娘こと綿橋ヤスミに会うため教室へ戻る口実でしかない。
とはいえエロ本のくだりが嘘だったと説明すれば、今度は嘘を吐いた理由を詰問される。
そうすれば涼宮ハルヒを置いて綿橋ヤスミの下へ赴こうとした事実を隠し通せる自信はない。だから事実に反していようとも、俺に
否定はできない。
何も言えずに黙っていると、ハルヒがさらに続ける。
「そのエロ本って、もう発禁絶版した稀覯本なんでしょう? これもあんたが言ってた事よ」
確かにそうだ。細かい所は忘れたが、俺は確かにそう発言している。
「結婚するまで大事にしようと思ってたモノをあげたんだもの。今まで以上にお互いを知ろうとする努力をしなくちゃね。だからあ
んたの好みを知りたかった。あたし調べたの。そしたらビックリしたわ。大昔のエロ本って、みんなアンダーヘアを剃り落としてた
のね。あんたなら知ってるんでしょうけど」
そういうことかよ。
ハルヒは俺が文芸部室を出る時に残した些細な一言から、そんな推論を強引に打ち立ててしまったというのか。
俺が部室を出るのに使った口実から、ハルヒは俺がアンダーヘアのないエロ本を谷口との間で貸借していた、と想像したようだ。
確かに昔のエロ本だと、生えていてしかるべき際どい部分にも陰毛が見られない奴があるらしいな。官憲が陰毛の有無で取り締まっ
ていたためだと聞いているが。
だが俺としては、別にハルヒが剃り落とさなくても構わなかった。確かにハルヒの大事な部分を観察する上では、見やすくて邪魔に
ならなかったが。
「別にゴマカさなくてもいいのよ。今日のあんたすっごく積極的だったじゃないの」
いやそれは俺が童貞だったからで――と打ち明ける訳には行かなかった。このハルヒは既に何度もこの時間上での『俺』と身体を重
ねている。偽物だと思われるかもしれない。
黙っていると、ハルヒはそれを肯定とみなしたようだ。こうなったハルヒは誰にも止められない。ならば好きなように喋らせるしか
あるまい。
ハルヒはチェシャ猫みたいにニタニタと笑い、
「ホントにキョンって、ツルツルの方が好きだったのね」
臍の下の際どい部分に指を這わせながら、溜息を一つ。俺に呆れているのか、それとも先ほどの行為を反芻しているのか、俺には何
とも判断ができなかった。
「キョン、あんた、いくらなんでもエッチしたその日の内に夜這いをかけてくるなんて……」
どういうことだよ。
「何言ってんのよ。今日――」
枕元のデフォルメニワトリを一瞥して、
「もう日付変わっちゃったのね。じゃあ昨日の話だけど、団活が終わった後であたしを求めてきたじゃない」
じゃない、と言われても俺の経験した事ではない。とはいえ否定もできない以上、あいまいに頷く以外に俺の選択肢はなかった。
「パンツ脱がされる所まではいつも通りだったわ。キスして、髪の毛とかほっぺた撫でられて、ブラを外されてじかに触られて……
でもツルツルにしたのを見た途端、ケモノみたいに豹変して襲いかかってきたじゃない」
ああ、と間抜けな返事を送る。
「狂ったように腰を打ちつけて、『はるひぃ、オレのはるひぃ』って何度も何度も絶叫してたでしょ。あの時解ったわ。あんたはツ
ルツルの方が好きなんだって」
俺の口真似を交えてハルヒは説明してくれた。口真似上手いなハルヒ。というか俺ってそんなに気持ち悪い男だったのか。できれば
一生知りたくなかった。
「終わった後もどっか放心していたみたいだし、あたしが呼びかけても生返事しかしなかったじゃない。そんであたしにゴムを持た
せて、くれぐれも枕元に置いとけって……」
何気なくハルヒの放った言葉が、メフメト二世率いる世界初のカノン砲を食らったコンスタンティノーブルの城壁守備兵みたいに、
俺の精神を粉々に吹き飛ばした。
俺はこの時代のハルヒとセックスをすることで童貞を卒業した。それは俺にとっても、そして”俺”にとっても必要な出来事だった
のだろう。
今回の出来事をきっかけとして、俺は戻った先の時間でハルヒと結ばれる。ハルヒの女としての一面を知ってしまった以上、もはや
以前と同じ目で彼女を見ることはできない。
しかも今の俺には、ハルヒの敏感な部分についての知識が備わっている。ハルヒをできるだけ傷付けないように純潔を貰う上で、こ
の知識は非常に役立つだろう。
セックスに味をしめた俺たちは、暇を見ては何度も愛を交わすに違いない。そしてある程度開発されたところで、四月の上旬から時
間を飛ばされてきた俺自身に――
ハルヒを寝取られる。
もちろんハルヒには責められるべき咎など一切存在しない。ハルヒには、いや俺自身の主観以外に、この俺と今の時間軸上にいるは
ずの"俺"との区別はつかない。
だからハルヒから見れば、あくまでいつも通り"俺"に抱かれたに過ぎない。客観的にはハルヒの浮気など発生していない。
しかし俺の主観としてみれば話は別だ。俺と、今自宅で床についているはずの"俺"とは主観を同じくしていない。要するに別人とい
うことだ。
たとえば自分の家で眠っている間に、ハルヒが自分以外の何者かに身体を許していたとしたら――
これほど男にとって苦痛で屈辱的なことはない。大事にしていた最愛の女を寝取られるのは。
そしてその事態が、自分自身がこの世に存在し続けるためには絶対に不可欠な出来事であるなら。
ゴムを用意し、くれぐれも避妊するように念を押したのは、もちろん第一には"俺"がハルヒの身体を慮ってのことだ。
何から何まで大人びたハルヒと、どこかの大学で一緒に過ごしていたあの未来に辿り着くためには、望まぬ妊娠を絶対に避けねばならん。
少し想像力を働かせてみよう。もし時空を越えてやってきた俺の精子で、ハルヒが妊娠したとしたら。
自分自身と世界を憎み、呪った挙句、"俺"はあらゆる手段を使ってどちらも滅ぼそうとするだろう。ハルヒを殺そうとした藤原のト
チ狂った行動を、今の俺は決して嘲笑えない。
奴が凶行に及んだ理由は、ごく身近な人を守りたいという願いだった。同じ理由で俺が凶行に及ばないと、誰が保証してくれるのだろうか。
かといってこのハルヒを俺に抱かせなければ、"俺"も存在しえない。俺と"俺"とはハルヒとの関係を共有しているのだから。
未来の俺自身――と同時に"俺"――にできる唯一の対策は、俺の精子でハルヒの膣を汚されないように配慮を払うことだけだった。
今なら"俺"の気持ちはよく理解できる。
きれいに剃られたハルヒの下半身を目撃した時、"俺"は来るべき時が来たのだと悟ったのだろう。気持ちの上ではハルヒを他の男に
抱かせたくない。
だが俺たち、そして"俺"たちの関係を存続させるためには、必要不可欠な事態だった。
そんな重大な出来事なのに、ハルヒに対して"俺"以外の男に抱かれるのだと告げる事もできない。
だから俺が夜這いをかける直前、"俺"は狂ったようにハルヒを求めたのだ。ハルヒが"俺"のものであることを、自分とハルヒに言い
聞かせるために。
そしてハルヒは俺の行動を、剃毛ゆえのものだと誤解したのだろう。
激しく抱かれたその日の内に夜這いまでかけられたとあっては、ますます自分の考えに確信を抱いたに違いない。
こんな事があっていいのだろうか。
俺は確かにハルヒと結ばれた。正直に言えば、それ自体は一年ぐらい前から望んでいたではある。
だがそれは未来の自分自身から愛する女を寝取るという罪を犯すことを意味していた。同時に彼女を寝取られるという悲劇的な運命
を背負ったことにもなる。
この悲劇を誰にも打ち明けんや。長門や古泉にも無理だ。あいつらなら喋らずとも事情を察するのは容易だろうが、俺としてはこの
話題には誰にも触れて欲しくない。
いずれ訪れる悲劇こそが、俺に対する罰なのだろうか。
それとも自分以外の存在に抱かれるハルヒの艶姿を思い浮かべ、自宅のベッドで激しい苦悶と嫉妬のうちに過ごす夜こそが、"俺"に
対する罰なのだろうか。
「――ョン、キョン?」
俺の頬に柔らかな肉質が押し付けられた。ハルヒの胸に抱かれているのだ、と気付いたのは、俺の目の高さに乳首を捉えたためだ。
あれだけ渇望し、触り、吸い倒したおっぱいだったにも関わらず、不思議と目の前の乳房には欲求が湧かなかった。
とはいっても相変わらず均整の取れた形をしているのだが。
「どうしたのキョン。今日のあんたちょっとおかしいわよ。何か悩んでるんでしょ、言ってみなさい」
まるで昔のオカンみたいな言い草だなハルヒ。そう言えば母親に悩みを相談しなくなってから、もう何年になるのだろう。少なくと
も中学に上がって以降は記憶にない。
「あたしあんたのおかあさんじゃないから。でもおかあさんに言えないような事でも、あたしなら聞いてあげられるかもしれない」
その気持ちだけで十分だよハルヒ。だが俺が抱えているのは、世界でただ一人俺だけの問題だ。お前から見れば何一つ問題は起きち
ゃいないんだ。
しかしどうしたら――どうしたら自分の中に生じた問題を受け入れることができるのだろうか。
俺の視界を占領していたハルヒの愛らしい乳首から目を離すと、部屋の壁にぶら下がっていた素っ気ないデザインのカレンダーが目
にとまった。
本日を示す黒い数字の上に、明らかにハルヒが付け加えたであろう、赤いマジックによる花丸マークが囲われている。二重丸の上に
花びらで縁取るという、
まるで幼稚園児の絵画を褒めるがごとき大げさで派手なマーキング。
俺の心に何か天啓が降り立ったその時、窓にこつんと小さいものがぶつかる音がした。俺とハルヒが同時にぴくんと腰を浮かせる。
「ちょっと!」
ハルヒは上ずった声で、
「ちょっとでいいから目を閉じ……布団被ってなさい!」
ハルヒはやおら身を起こして俺をはねのけると、俺に掛け布団をかぶせて視界を遮った。
ごそごそと何かをやってる気配がする。着替えか。だったら俺が布団をかぶる必要はなさそうだな。
俺はハルヒの全てを知っているのだ。それこそ本人でさえ知らない場所にあるホクロの位置とか。
「いくらあんたが相手でも、恥ずかしいものは恥ずかしいの!」
部屋の外に第三者の気配を感じ取った途端、情事に蕩けた女の貌が消え去ってしまった。
布団の隙間から顔を出した俺の目の前に、真新しいショーツを一枚だけ身に纏ったハルヒが接近する。形よく張り出したバストを片
手で隠して。
ふたたび布団に視界を遮られる直前に見たハルヒの顔は、いつも通りの自信に満ちた百ワットの笑み。
ハルヒの眩しい笑顔にトップレスという組み合わせなんて、結構斬新かもな。
俺たちが用意したというプレゼントを受けとった時には、涼宮ハルヒは完全にSOS団の団長としての顔を取り戻していた。
変わり身の早いことで。いまだ事後の余韻を噛み締めている俺の事が気になったのか、
「なにまだニヤニヤしてんのよ。気持ち悪い」
とか言って俺をのけ者にしようとする有様だ。おまけにハルヒに手渡すプレゼントを運んできたというウチの三人とも、大なり小な
り俺に対する揶揄の色を浮かべていたように思えたのは気のせいか。
古泉を睨み返したが、まったくダメージが通らない。長門なんざ無表情ながら、両親の秘密を知った反抗期の娘みたいな軽蔑の眼差
しを向けているようにすら見えた。
こんなんでいいのか俺。明日から文芸部室で、どんな態度で過ごせばいいんだろうね。それでも普段通りの態度を保つより他にはな
いのか。無闇に卑屈な態度を取ったところで、ハルヒに迷惑が掛かるだけだろうしな。
ハルヒは終始団長としての姿勢を崩さなかったが、しかし部屋に戻ってプレゼントの中身を見たらどうなるだろうか。
俺が心変わりしていなければ、用意した団員としてのプレゼントの他に、もう一つ小細工を仕掛けるはずだ。
また二人きりの時に見せてくれた泣き笑いの表情を浮かべるのだろうか。
あるいは満月のような笑顔の似合う女性らしく、静かに涙を流すのか。
カレンダーの日付から思いついたアドリブを何とかこなし、SOS団結成一周年記念行事は成功裏に終わった。
今は四月某日金曜日、俺、自室に帰還せり。
溜まっていた日常の用事を済ませ、さて余った時間をどう有効に使おうかと考えて、結局はベッドに寝転んで天井を仰ぐという、俺
らしいっちゃ俺らしい有益とは呼べない贅沢な時間を過ごしていた。
俺の視界を占めるのは、これまでの俺の半生で一番見慣れた自分の肉体的な器官。ぶっちゃけて言うと右手だった。
この右手に残るハルヒの感触が、否応なく俺の胸を苛む。
手に余るハルヒのおっぱい。
ぷにぷにとした大陰唇。
粘り気のある透明な愛液と、指に絡みつくハルヒの肉ヒダ。
そして絶頂の瞬間に掴んだ、スベスベの肌と健康的な肉付きを備えた尻。
全部この手が覚えている。たとえ脳ミソを弄られて記憶を消されても、この右手はハルヒを決して忘れないだろう。
もし明日ハルヒと出会って、偶然にも右手が彼女に触れてしまったら――
明日ハルヒから右手を守りきったとして、その次の日もハルヒとの肉体的な接触を避ける事なんてできるだろうか。
さらにその次の日も、その次の日も。
不可能だ、と俺の中にいる何者かがそう告げた。触れた瞬間右手の記憶が俺を突き動かし、間違いなく俺はハルヒを押し倒すことだろう。
ハルヒは許してくれるのだろうか――五月の"俺"と今の俺とが連続した存在であるなら、その辺りの問題はクリアできるだろう。五
月の"俺"が存在していたということは、ハルヒが俺に身体を許してくれたという事になるからだ。しかもあれほど性に対して積極的
だったということは、あいつにとっての初体験はさぞや素晴らしいものだったのだろう。少なくとも童貞が本能の侭に抱くよりは、
破瓜にともなう苦痛にも耐えられたはずだ。
もしかして――この状況は彼女にとっては喜ばしい事なのか? 俺が女の子の身体を、ハルヒの感じる所を知っているという状況は。
なおかつ俺自身も今回の経験を通じて、結果的にはハルヒに対して操を通していることになる。俺も”俺”も、結局はハルヒ以外の
女を知ることはない。
誰がこのような状況を望んだのだろう。
もしハルヒが望んだのであれば、苦笑するしかあるまい。
もし俺だったら、五月の俺の苦悩は自業自得という奴だ。
だがもし第三者なら――
そう考えただけで胸の中に業火が走る。そいつは俺たちの運命を弄ぶ連中だ。ハルヒを殺そうとした藤原同様、場合によっては藤原
以上に許せない。もしそいつの意図が今回の事態を引き起こしたのであれば、いかなる手段を使ってもそいつに相応の報いを与えなくちゃな。
怒れる古泉の赤玉より、朝倉の冷たいナイフより非力なのは解ってるが。
それでも自分自身のこの拳が砕けるか、それとも相手が絶命するまで、ひたすらグーで殴り倒してやる。
なにはともあれ、俺が迎えるであろう次の記念日には、ハルヒへのプレゼントを何にするかを考えなければならない日々が待っている。
これだと思う方がいれば、是非メールか手紙を寄越していただきたい。今なら大いに参考になる、優れた意見を見いだせる気がする
のでね。
だが少なくとも一つだけ、絶対に用意しておくべき物がある――
家人に見つからぬようそっと家を出た俺は、人目を避けてひっそりと薬局の傍らに佇む自販機の前に立ち寄ると、ショーケースに陳
列してあった小さな包みを一つ購入した。
<<終>>
投下終了
また投下するかどうかは別としてトリ変更
未来の自分が…っていうネタを現在の自分からすればなかなかに複雑なものだな
面白かったよ
GJ
未来の自分によるNTRか
ちょっと似た話を自分も書いたことがあったが
こんな丁寧に心理描写を追求してなかった
筆力の差に愕然となるな
エロいけど考えるところもあって、おもしろい
読み直さないと
文章とか表現、キョンのモノローグがらしくてうまいなー
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
コピペとかは気にせず
GJ
『俺』の存在が明らかになって、ようやく真っ当な視線で読めるようになった。
取り敢えず読み飛ばしがちだった今までの分を読み直してくるかなーと。
いや、個人的な意見だけども。
GJ!
NTRはNTRでもこうきたかー
GJ!
斬新な切り口でよかった。
乙
変な改行はポップアップして読めって事か
朝比奈さんレビューが欲しくなるな
808 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/03(水) 23:29:10.24 ID:y38MlEBv
やや乗り遅れ気味だが、GJです。
最初はギャグネタかと思いつつ、進むにつれて徐々にしんみりとした感じになって、最後はどこか清々しささえ感じる幕引き。
なんとなくこんな結末でもいいかな、なんて思ってしまった。少し寂しい感じもいいな。
乙。
キャラも良く立ってるし、佐々木が独白するクライマックスはなかなか盛り上がってる。
個人的にはきょこたんをMVPに推したい。
かなり面白かったと思うんだが、要所要所で展開を端折ってる感じがするのが難だったかな。
特にラストの端折りっぷりはちょっとヒドい。
_r‐v‐-、
,r┤_⊥⊥___「下>、
/ y ヾユ/ヽ っ
//, '/ リ ヽハ 、 ヽ/」 っっ
し〃 {_{ノハ人ノソハリ| ノ i|_/ っっっ
レ!小l> < 从 .|、 | エッチなのはいけないと
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃).|ノi( おもいます
/⌒ヽノ|ヘ ゝ._) j/⌒i ヽ
\ /:::::| l>,、 __, イァ/ / .\
/:::::/リハ ヾ:::|三/::{ヘ、__∧. ヽ
`ヽ< ヾ∨:::/ヾ:::彡' |i ハ ソ
おつかれー
なんとも切なくも前向きな終わり方ですね
しんみり
長門、朝比奈さんはいなくなり記憶も消去、古泉は疎遠になるのもありそうですね
キョンとハルヒもいい感じに落ち着いてますね、こんな感じになりそうかな
三年生のときに団活がないのはキョンに受験勉強をさせるためだったりしてね
なんというエロパロ……GJだが、途中のあまりの鬱にしぼんじまったぜ。
文字を打つ手も震えたし、俺もまだ若いようだ。
うむ乙!だ。
ほぼリアルタイムで読ませて頂きました。原作の伏線を活かしつつ、「いかにも」な展開に、背筋が震えました。
原作キャラがほぼフルキャスト出演したもう一つの「あの世界」、そして語り部を原作から変えて、類似した、しかし根本から異なる世界観の構築能力には脱帽する限り。
このあとの、「もう一つの驚愕」ともいうべき続編を期待するほかない、これに尽きます。GJです!
遅ればせながらGJ!
そして、この静かで深い余韻を書ける才能に嫉妬。
いろいろ書かれてるけど、このスレでこれだけの反応が出ること自体、良作の証だよなあ。
なんと言うか、SSよりもオリジナルが読んでみたくなる作品でした。
次回作にも期待してますw
NTRとかマジ死ね
コピペくずも二日以上遅れて出てくるとか落ちたもんだ
そのまま奈落まで落ちてればいいのに
オワコンのスレにはありがちな糞SSageだなw
NTR最高じゃん。ハルヒみたいに可能性に溢れる女子高生がちんぽだけで男に屈服しちゃうんだぜ?
これ全部コピペだったのかよ…
NTR最高じゃん。ハルヒみたいに可能性に溢れる女子高生がちんぽだけで男に屈服しちゃうんだぜ?
可能性高そうな予想だな。30%くらいか
まあ、今年寝取れなくても来年あたりにチンポを欲しがるのは確実だけどな
驚愕出たのに完全に閑古鳥か
そんなことよりハルヒがどんな感じに寝取られたら一番キツイか考察しようぜ。
古泉と谷口に以下略
書くなよ!いいか書くんじゃないぞ!
もっぺんいうぞ!書くんじゃあない!!
>>825 ハルヒを寝取られようと思わせてハルヒの目の前で古泉と谷口がアッーしあうんですねわかります
…ああ。そうだな。夏はまだまだこれからが本番だな。若者は青春を謳歌しろよ
可能性高そうな予想だな。30%くらいか
まあ、今年の夏を謳歌できない奴は来年あたりも引きこもりなのは確実だけどな
>>827-828 青春謳歌さんチーッス!おっよーさっあんでぇっーえーす!あざーっす!
でハルヒエロはどこ行きゃ楽しめるんですかね?有希でもみくるでも喜緑さんでもいいんすけどおー
つエロパロまとめサイト
エロ同人誌がたくさん見つかる
たまに、アッーがあるから注意しろよ
誰も同人誌の話なんかしてねーんだよ
すっこんでろゴミが
今日からコミケだね
可能性高そうな予想だな。99%くらいか
まあ、今日それを言い出さなくても今冬あたりにそれを言い出すのは確実だけどな
はいはいコピペ乙
837 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/14(日) 08:27:55.60 ID:0zpfJRB8
ちょろいもんだよな
NTRくさいのageてたらまともな住人消し飛ばせるんだからw
?
住人減ったのと寝取られって全然関係なくね?
住人減ったのは朝比奈さんの辛口批評が無くなったせい
エンドレスエイトのせいだろ
こっちじゃ驚愕、バカ売れしてましてよ?
ところで橘のエロって投下されたことある?
佐々木の閉鎖空間に行った時に、キョンが橘を復讐レイプする話があったような…
橘がハルヒの振りをしてはめどり淫乱SEXするのもあったな
ドジッ子なのがよかった
はいはいコピペ乙
変態佐々木シリーズにもあるね
橘はアホの子扱いだぜ
未完だが枯れた笹の木〜とかいうのも。
?「あっあっああっあふっあふあっあっあっああっ」
キョン子でした
キョン子はパラレルだと割り切ればおもしろい
みちるをかわいがるハルヒコはうーんてなるけど
コスプレやセクハラも女同士だからいいんだよな
852 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 07:22:20.34 ID:VPBq6zl9
キョン子はパラレルだと割り切ればおもしろい
気違いでした
レス乞食でした
最近嫌な夢を見る。夢占いできる輩はぜひとも結果を教えて欲しい。
その夢だが、あの朝倉が森のクマさんを歌いながらナイフで襲って来るというものだ。
朝比奈さん(大)が幽霊のような状態になってたりする事もある。
他にもコンピ研が本当に輪姦行為に走ったり、古泉がただキモい奴になってたりする時もある。
このフロイト先生も笑いながら走っていきそうな夢は一体何なんだろうか。
「それは涼宮ハルヒが望んだ行為。だが涼宮ハルヒ自身をそのまま投影するにはあまりに肉欲的な内容。
だから一部世界を改ざんした状態で再現された。それがあなたが見る夢の映像」
わけのわからない夢だな
肉欲的な夢でもさっぱりわからん
別に夢判断で馬だの蛇だのと読み解くほど抽象化されてもないしなあ
単に眉毛にそういうイメージ持ってるだけじゃね?
夢とはいえ刺されると辛いなー
トラウマが酷くなる
858 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/09(金) 21:03:16.76 ID:uJvUuvXM
誰もいないスレ。無駄に時間費やしてNTRでも書いて投下しろよ、俺は読まないけど
見てるよ
レス乞食でした
ちょろいもんだよな
NTRくさいのageてたらまともな住人消し飛ばせるんだからw
にょろーん
にょろいもんだよな
スモークチーズっぽいのにょろーんしとけば勝手に消し飛んでくれるさね
864 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 09:24:16.29 ID:vC2fyH+b
NTRネタマジで出せよ。自演してマッチポンプで死ぬほど叩く遊びやるから
見てるよ
866 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 20:44:32.70 ID:H9klMym8
自演遊びにも使う価値なしだよ
にょろーん
スモチはいかが?
朝比奈さんのもちもおっぱいがいいです
橘は俺のみくるに酷いことしたなとか適当なこと言って
脅せば滅茶苦茶になるまで犯せそう。
浮気すると
できないだろうな
未来の自分によるNTRか
ちょっと似た話を自分も書いたことがあったが
こんな丁寧に心理描写を追求してなかった
筆力の差に愕然となるな
ハルヒ×キョンがいい感じに落ち着くよ
ほかのカップリングも好きなんだけどさ
ホモカップリングと空目して焦った
NTRネタマジで出せよ。自演してマッチポンプで死ぬほど叩く遊びやるから
百合カップルに目覚めそうです
朝比奈さんのもちもおっぱいがいいです
ハルヒちゃんでは鶴屋さんとハルヒにモフモフされるよー
憂鬱を見ると
ハルヒが中学で別れた彼氏の何人かについては
「彼氏が他の女(彼氏的にはただの女友達)と仲良くするから」面白くないのを、「彼氏が普通の人間だから」面白くない
と勘違いした例もあるのではないか?と思われる
ハルヒがキョンイライラしていたのは、キョンが普通の人間だから面白くないわけでもなかったから
ひょっとして、消失世界のハルヒが面白くなかったのも、古泉が他の女と仲良くしていたから。というのもあったりして
880 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 15:51:19.20 ID:3nWKymzN
双子座の日(コンピュータ研が、奪われた5つのPCを取り返しに再び戦いに挑むという設定)
というSS書こうとしているのだが、今のスレだと、
中途半端に終わりそうだ…
今のスレだと()笑
人のせいにしてる内はずっと中途半端だよ、お前の人生
気長に待ってるよ
しかし、無理はするなよ
告白してきたのを断らないだから、好きでつきあってるののではないんだよね
長くて一週間だし
イライラしてるのはみくるといちゃついてるだけじゃなさそうだしね
スレの空気が嫌ならプリンとかに投下してもいいのよ?
ちゃんとSSが読みたい奴は変なとこに投下しなければ自分で探すくらいはする
逆に言うとだからこそこんな寂れたスレに張り付いてるわけだがw
たまに、雑談するのもいいしね
最近嫌な夢を見る。夢占いできる輩はぜひとも結果を教えて欲しい。
その夢だが、あの朝倉が森のクマさんを歌いながらナイフで襲って来るというものだ。
朝比奈さん(大)が幽霊のような状態になってたりする事もある。
他にもコンピ研が本当に輪姦行為に走ったり、古泉がただキモい奴になってたりする時もある。
このフロイト先生も笑いながら走っていきそうな夢は一体何なんだろうか。
「それは涼宮ハルヒが望んだ行為。だが涼宮ハルヒ自身をそのまま投影するにはあまりに肉欲的な内容。
だから一部世界を改ざんした状態で再現された。それがあなたが見る夢の映像」
13.2点
コピペ乙
谷口×ハルヒの二次創作マダー
106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2011/10/17(月) 21:19:42.49 ID:oPkEzwVa0
古泉「涼宮さんが処女だったことは先日確認しました」
キョン「え?」
キョン「確認って、どうやったんだ?」
古泉「聞きたいんですか? 僕がこの目で・・・いや、指でと言うべきですかね。
その他にも口にするのが躊躇われる行為によって確認したのですが」
キョン「て、てめぇ!」
古泉「安心して下さい。その行為の最中に涼宮さんが口にしていたのはあなたの名前でした。
おっと、口にしていたのは僕のモノでしたから、もしかしたら数字の4と言っていたのかもしれませんが。
涙も流していましたね。あなたは果報者だと思います。正直うらやましいですね」
キョン「・・・! なぜ・・・ぞんなことを」
古泉「魅力的な人ですからね。ああ、そうそう、残念ですが朝比奈さんは初めてではありませんでした」
キョン「な・・・っ!?」
古泉「長門さんは、残念ながら判別不能です。彼女は肉体の損傷をすぐに回復してしまいますから。
しかし意外にも、目をうるませたり、声を漏らしたりするんです。
長門さんのあのような姿を目にすることができるとは、珍しいものを見れました」
キョン「きさ・・・ま・・・まるで物みたいに長門のことを・・・」
古泉「一番経験豊富だったのは、意外にもにもあなたの妹さんでしたよ」
未来の自分によるNTRか
ちょっと似た話を自分も書いたことがあったが
こんな丁寧に心理描写を追求してなかった
筆力の差に愕然となるな
コピペ乙!
キョン、あなたのオチンポでアタシの処女を奪って頂戴
あたしのオマンコでキョンの童貞を捨てて頂戴
コピペくずも二日以上遅れて出てくるとか落ちたもんだ
そのまま奈落まで落ちてればいいのに
894 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 13:20:15.40 ID:yC7Q0X+C
2週間ぶりに覗いてみた
覗くための30秒がもったいなかった
どうでもいけど30秒もかかる理由が解らない
キョン「お前とは遊びだったんだ。他に女がいるんだ…。」
世界崩壊
キョンを殺そうとして襲ってきた朝倉を倒して逆に襲う作品を教えてください
>>898 とある少年の群像劇〜俺と朝倉とハルヒと長門
が倉庫にある
900 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 14:25:11.87 ID:J6AjbpzM
コピペ乙!
901 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 19:33:38.68 ID:Yxc75ZzB
そんなことよりハルヒがどんな感じに寝取られたら一番キツイか考察しようぜ。
ハルヒは人間だからいくらでも寝とれるから簡単だ
むしろ長門とかどうやって寝とられにするんだって話だ
お前ならどうする?
長門に親しい男友達ができて
鈍感なキョンにお似合いじゃん仲良くしろよと言われて
キョンの言われたとおり仲良くしようとするけど
雰囲気に流されて男の子とエッチをしたあと
そのことを長門がキョンに報告して壁殴とか
「大丈夫。処女膜は修復可能。相手の記憶も改変可能」
「違う……そうじゃないんだよ長門。俺はただ、お前に友達を作って欲しかっただけなんだよ……」
ヒトメボレラバーズではキョンの朝比奈さんと長門への嫉妬がみえるな
分裂ではちょっとちがってるけど
可能性高そうな予想だな。30%くらいか
まあ、今年それを言い出さなくても来年あたりにそれを言い出すのは確実だけどな
にょろーん
憂鬱を見ると
ハルヒが中学で別れた彼氏の何人かについては
「彼氏が他の女(彼氏的にはただの女友達)と仲良くするから」面白くないのを、「彼氏が普通の人間だから」面白くない
と勘違いした例もあるのではないか?と思われる
ハルヒがキョンイライラしていたのは、キョンが普通の人間だから面白くないわけでもなかったから
ひょっとして、消失世界のハルヒが面白くなかったのも、古泉が他の女と仲良くしていたから。というのもあったりして
ジョン・スミスで浮かれ出したハルヒとうらやましいですねの古泉からそれはないだろう
消失の古泉は自分では役者が不足しているのに気がついていたのでは?
コピペクズに構うなよクズ
911 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 00:38:51.34 ID:AQCd5mES
消失の古泉はwwwwwwww自分では役者がwwwww不足しているのにwwwww気がついていたのではwwwwwwwwwっww
912 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 09:53:27.26 ID:AM/HTd/T
/_ノ ヽ、_\
o゚((○) ((○))゚o ,. -- 、
/::::::⌒(__人__)⌒:::::: / __,>─ 、
| |r┬-| / ヽ
| | | | { |__
| | | | } \ ,丿 ヽ
___,.-------、 . | | | | / 、 `┬----‐1 }
(⌒ _,.--‐ `ヽ . | | | | ./ `¬.| l ノヽ
` ー-ァ''"/ / r'⌒)  ̄ ̄`ー‐-- \ `ー'ォ / 、 !_/.l l / }
\\\_/ ノ___ `''ー { \ l / ,'
 ̄ `(_,r'"  ̄`ー-、 . / \ ´`ヽ.__,ノ / ノ
初版400万部!!ワンピこそ最高!!糞ざまあああああああああああwwwwwwww
913 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 10:19:48.02 ID:bQwgu4n6
ハルヒちゃん泪目
ハルヒさんがまずありえない
口調とか似せる努力が皆無
このスレ自作自演だねwww
かまってちゃんには時間のムダ使いww
]
5年くらい前ならそんなのいっぱいあったな
長門の口調が完全にセイバーだったりとか
可能性高そうな予想だな。30%くらいか
まあ、今年それを言い出さなくても来年あたりにそれを言い出すのは確実だけどな
早くハルヒ寝取られ書けよ
にょろーん
, '´ ̄ ̄` ー-、 ☆
/ 〃" `ヽ、 \ . . ***
/ / ハ/ \ハヘ ****[]
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フルメタ女神の来日(温泉編)を学校を出ようキャラにした改変でお目汚し
その露天風呂から望む景色は美しかった。
空は青く、大気は澄み、小鳥のさえずりが心地よい。しかしそれ以上に美しいのが、一
糸まとわぬ姿で、お湯と戯れる六人の美少女なのであった。
こんな機会は二度とないだろうから、各員の姿を握り拳で描写させていただく。
以上を踏まえ、露天風呂である。
まず、真琴。
しばしば触れてきた通り、真琴はスタイル抜群だ。特に鳩尾から下腹部へと続くライ
ンが絶妙に美しく、無駄な贅肉が一切ない。さらに――この際言ってしまうが、真琴は巨
乳の部類に入る。いわゆる「ロケットおっぱい」という奴だろうか。そんな真琴が『わー、
ホントいい景色!』などと言いながら、湯船からお尻丸出しの前傾姿勢で身を乗り出して
いるのだ。岩に手を付いている真琴のバストは、重たげに垂直方向を向いており、まさし
く『たわわに実った』という表現がふさわしい。さらにその可憐な佇まいの突端から、
ぽたぽたと滴が落ちている様が、たとえようもなく悩ましいのである。なにしろその下、
乾いた岩の表面に、およそ17センチ感覚で小さな二つの水滴の跡ができているのだ。これ
はたまらない。真琴のヒップについていえば、きゅっと締まってたるみが一切なく、いやらしい
気持ちがなくても頬ずりしたくなるような白磁のなめらかさ、つややかさをたたえている
(もちろん、架空の目撃者にいやらしい気持ちがあったら、もっといろいろしたくなるこ
とだろう)。芸術的と呼ぶだけでは済まされない、男の丹田やリピドーやらにズシッと
くるような真琴の肢体なのである。
次、類。
いちばん小柄な類の体つきは、まだまだ発育途上だ。胸もお尻も小さいが、幼さを残
た類のバストのふくらみは、むしろその筋の方々にとってはほぼ理想的なバランスを達成し
ている。あどけなさを演出するくらいのレベルで、微妙におなかがまだ膨らんでいる感じ
とか、おへそがちょっとだけ小学生っぽかったりとか、そういうのもしっかり抑えてい
る。また、今の類は癖毛を濡らし、髪のリボンを解いている。そうした途端、類の
相貌はどこか大人びた少女になる。その雰囲気とこの体型、そして風呂の外に立って柵に
よりかかる無防備な裸身とのギャップがたまらない。そんな類が、無防備なその姿を青空の
下にさらし、『ホント、ホント! きれいですねー!』などと無邪気にはしゃいでいる
わけである。警戒心はまったくゼロだ。手ぬぐいさえ持たずに、その裸身を丸出しにして、
浴場の中をベタベタと走り回るのだ。だれかに見られる可能性など夢想だにしていない。
まったく、露天風呂だというのに! だがこれがグッとくる。
次、若菜。
若菜も小柄な方なのだが、類とは対照的に出るとこは出て、引っ込むところは引っ
込んでいる。着やせするといってもいいぐらいだ。現にいま湯船につかり、仰向けの姿勢
でうっとりしている若菜のバストの先端二〇%は、氷山のごとく水面からぷるるんと顔をの
ぞかせていた。ねばりのある泉質の湯が、コンパクトかつ豊満な、実に形のいい若菜の乳房にね
っとりとまとわりつき、つややかな光沢をはなっている。『うーん……気持ちいい』と言
いつつ、くるりと一八〇度ロールすると、今度は若菜のお尻が湯船に浮かぶ。ピンク色に上気し
たその肌の色は、健康的でありながら、なまめかしい艶っぽさを放っている。ただ小柄な
だけでは醸し出せない質感。つかめばほどよく指先がのめり込むような、やわらかな弾性を
たたえた若菜のヒップだ。
次、茉衣子。
茉衣子はうっとりと『いいお湯ですね……』だのと言いながら、濡れて半透明になった手
ぬぐいで前をギリギリに隠しつつ、湯船に脚をすべりこませたりしている。茉衣子はまさしく
『意外と着やせするタイプ』だ。日頃の楚々として、ほっそりとした黒衣姿からは想像も
つかないほど、どこか肉感的な茉衣子の肢体なのである。むっちりと豊かでありながら、上品で落
ち着いた肉置き。安産型の茉衣子のお尻は、湯船の縁に腰掛けているために、すこしだけふにゃっと
押しつぶされていて、その形がまた絶妙に扇情的だ。それでいて、締まるべきところは
締まっている。湯煙の中で、濡れた茉衣子の黒髪がほっそりしたうなじにまとわりつくその姿を
見る者がいたとすれば、『ああ日本人に生まれて本当に良かった』と感涙にむせぶこと
だろう。そして、たっぷりと量感のある茉衣子の乳房。すべらかでありながら、すいつくような質
感を持つそれに、薄手の手ぬぐいがけなげに張り付き、上気した肌と汚れを知らぬ大切な
部分とが、わずかに――ごくわずかに透けて見えそうになっている。
次、ユウキ。
ユウキは壁際で洗面器にお湯を出して、『いやー、来て良かったわ』と言いつつ体を洗っ
ている最中だ。かっちりした肩、すらりと引き締まったユウキの太股の健康美がまぶしい。その脚
線は、えもいわれぬ緊張感をかもしており、しなやかな野生動物の美しさを感じさせる。
背中のラインのなめらかさは、武術娘のユウキにしか出せない魅力だ。細身なユウキだが、ユウキのバスト
は茉衣子に負けていない。どーん、と前方に向けて張り出した、見事な形の双丘。それ
が体を動かすたび、ぷるぷると小刻みに震えるのだからこたえられない。濡れた肌にまと
わりつく泡、泡、泡……。ちらりとかすかに見え隠れする桜色。ソープをシャワーで洗い
落とす姿のアダルトなしっとり感。普段の粗暴なイメージとは対極のあでやかさだ。
そして、サナエ。
サナエはいちばん遅れて、脱衣所から浴場に入ってきたところだった。三つ編み
の髪をおろし、ほんのりと頬を赤らめ、小さな手ぬぐいで、いじましく前を隠しなが
ら、後ろ手にガラス戸を閉める。やわらかな微風でちらちらと手ぬぐいが揺れ、すべてを
隠しきることはできなくなって、サナエはどうすることもできずに身をすくめた。
サナエの裸身も格別だった。ほとんど透明といってもいいような、真っ白で瑞々しい肌。
腕に抱けば折れてしまいそうな華奢な体つき。ほっそりとした、頼りなさげな肩。両膝を
ぴったりと合わせているのに、太股の間には空間ができてしまうような細い脚。やはり小
柄で幼さの残る体つきのサナエだったが、女の子らしい部分はそれなりに発育していた。
青空の下で丸出しになった愛らしいサナエのお尻が、おびえるように震えている。
以上。描写終わり。
927 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 05:27:13.12 ID:o4vZIAZZ
/〃" 、、、 ヽ
∠> ` ̄ ̄`ヽ, --z _ i
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i ll 〈/| |`ヽ , ― 、 |ノ | | |l |
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ゞ、 ゛ | 、ヽ_________, メ ト、 | " /
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レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐′
ワンピースこそ史上最高!!
はっきり言えば今までの他作品は全てゴミ!
ワンピースこそが最強!!
よかろう、つづけたまえ
以上。描写終わり。
学校ネタか
このまま続けるんだ
乙
またよかったらなんか書いてくれ
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
933 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/04(水) 23:47:42.02 ID:a2ZQf9w7
琴が終わった後の日常でハルヒがテンパるっsを読みたいんだがオススメ教えてくれ。
ああ、当然ハルキョンで
このあとサナエがずるぺたーんするのか・・・これは・・・
しかし今までライトノベルを結構読んできたが
藤原ほど反吐が出るほどムカつく奴はいなかったな。
橘京子もウザい女だったが。
936 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 18:49:38.15 ID:GPrteEbo
937 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 23:07:14.66 ID:W2twOMq2
おまえバカか
つーかきめぇよ
>>936 ほほえましいけどキモいね
こういうのが浮いてしまうこと自体
世間のハルヒ熱が相当冷めてるんだろうな
驚愕って売れたのかな?
本当に驚くほど話題にならなかったね。
やっぱエンドレスエイトでトドメさしちゃったか。
そんだけ売れたのか。の割には全然話聞かないな。
これ完結したの?
>>941の周りに居る人がハルヒに飽きただけじゃないか
作品はまだ未完
映画も驚愕も何度も記事になってるし、数字も出た
最近だと、半月ほど前から涼宮ハルヒの立体って名前でコーヒーにフィギュア付く企画もやってる
売れたは売れたけど、だって死ぬほどつまんなかったじゃん
待たせるだけ待たせて煽るだけ煽り倒して、あんなそうがくせいのさくぶん読まされたんじゃ
叩く気にもならんだろうよ
適当にチャンネル回してるときに無理矢理韓流ゴリ押ししてるバラエティ番組を見かけたときのような
「ふーん、あっそ」って感じの虚無感しか残らんかったぞ
そいつ、ラノベスレやアニメスレのアンチだろ
アニメスレやラ板だともうみんな飽きてスルーしてる
>>940 なんとなくワンピース商法っぽいな
あちこち見て回った印象としては分裂当時より確実に目減りしてる感じなんだけど
実際にそんなに売れるとなるとまだまだ角川の銭箱コンテンツだろうから
流が禿げるほど悩んでも続編書かせるんだろうな
“レビューも概ね好評”これほどどうでもいいアレもソレだな
ソースは2ちゃん、ってくらい、コレだろ
949 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 01:29:07.92 ID:BiqtZKaP
事が終わった後の日常でハルヒがテンパるssを読みたいんだがオススメ教えてくれ。
ああ、当然ハルキョンで
950 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/16(月) 08:43:16.95 ID:dG9VvJSJ
原作者スレで平野についての発言があったから一言。
当時の平野は事務所の指令でおとなしい子でいるよう指示されていた。
だが、ハルヒという役を介してその枷が外れた、ただ単に本当の姿を表にしただけにしか過ぎない。
>>936の文章が指す「ハルヒ」も、当時の平野と同じ状況下にいる。
もちろん、そこまで見越したうえでのキャスティングとはさすがに思えないが
951 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/16(月) 15:54:02.73 ID:ep/5lRLj
わざわざ自演して盛り上げようとしなくて良いよ。見てる方が悲しくなる
他のスレいってやってくれませんか?w
>原作者スレで平野についての発言があったから一言。
一言、じゃねーよw
なんでわざわざこっち来んだよ。その原作者スレってとこでやってりゃいいじゃん
なにこれ?こっちに教えに来てあげたら俺ヒーロー扱い!みんな喜んでくれりゅ!とかラリっちゃったの?
ラノベ板の谷川スレのことか?
あれ言ってるのキチガイ一人だけだろ
アニメ板でもアニキャラ板でもハブられて、
ラノベスレでキチガイペーパー晒してバカにされてたあのキチガイだけ
だから速攻で自演がバレるんだよ
そんなことより今年こそハルヒがレイプハメ撮りされるSS頼むぜ
それっぽいのが保管庫にあるぞ
957 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/29(日) 02:32:22.31 ID:nEBBbqxf
事が終わった後の日常でハルヒがテンパるssを読みたいんだがオススメ教えてくれ。
ああ、当然ハルキョンで
958 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/29(日) 08:34:54.42 ID:g9VGRu9t
俺の勃起しまくったチンコを慰めるのはハルヒの肉壷しかありません
原作者スレで平野についての発言があったから一言。
当時の平野は事務所の指令でおとなしい子でいるよう指示されていた。
だが、ハルヒという役を介してその枷が外れた、ただ単に本当の姿を表にしただけにしか過ぎない。
>>936の文章が指す「ハルヒ」も、当時の平野と同じ状況下にいる。
もちろん、そこまで見越したうえでのキャスティングとはさすがに思えないが
960 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/29(日) 17:53:40.18 ID:SCYZVMNK
.-"´ \.
:/ _ノ ヽ、_ ヽ.:
:/ o゚((●)) ((●))゚oヽ:
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:, -‐ (_). /
:l_j_j_j と)丶─‐┬.''´
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売上げNO1
ワンピースこそが史上最高!!他作品は全てゴミ!!
だからお前らクズは負け犬なんだよ!!
わかったか?バ〜カw
コピペ乙
haruhi
橘京子に今まで迷惑かけた償いとして全裸で土下座してもらって、お仕置きレイプしてやりたい
そんなことより今年こそハルヒがレイプハメ撮りされるSS頼むぜ
誰かヤスミで
森さん
にょろーん
ヤスミは俺も見たい
にょろーん
事が終わった後の日常でハルヒがテンパるssを読みたいんだがオススメ教えてくれ。
なお、変化球で谷口×ハルヒで
コピペ乙
>>944 amazonのレビューを有用性の高い順にソートしてみ?
上位は★3だから
結局、谷川が悪いの?
>>972 一か月も前の話題蒸し返すなバカ
ただでさえ荒れ気味なのに
ハルヒって驚愕で寝取られないの?
にょろーん
ちょろ〜ん
パオ〜ン
やった!誰もいない。チラシの裏に貰おう
自作は有っても誰得なストーリーっというか慣れてないので、スレ汚ししたくなかったんだけど
一度くらいアップしないと書式が分かんなかったんだよな
またこの学校に戻ってきました01
朝 倉「朝倉涼子です。皆さんまた仲良くして下さいね♪」
その瞬間、俺の頭は真っ白になり身体がカチンと固まっちまった。
あの冬の日の様に、わめき出さなかったのは不思議だったが。
岡部に続いて入って来たその女は、相変わらず校内でも一二だろう美貌に、
特に男子生徒なら必ず蕩けてしまう様な優しい笑顔を浮かべた…
岡 部「あー。知っての通りお家の都合で、カナダに転校していった朝倉涼子くんだ」
岡 部「戸惑う事も多いだろうから、みんな気を配ってやってくれ」
そんな心配は無用だろうぜ。
再転校の挨拶に、はにかむ表情の愛らしさは誰をも魅了するに違いない。
数少ない人間…俺を除いてな
岡 部「じゃ、空いてる席に座って貰おうか」
わがクラスには、他ならぬ朝倉自身が残した空いた机が一つある。
その空席に向かう朝倉は、左右のかつて仲が良かった娘らと小さく手を振りあい、
無言で笑顔を交わしながらその空き。すなわち俺の隣の席に着いた。
黒い殺意の霧が徐々に広がり這い寄るかのような嫌悪感が背筋を走る。
飛び上がって叫び出さないのは、二度目の馴れのおかげか?
朝 倉「キョンくん。お久しぶり!クラス替えまでの少しの間よろしくね♪」
+
涼 子『今度はアナタに取り入って涼宮さんの願いをかなえる為にやって来たの!よろしくね』
今度こそ何故飛びあがらなかったんだろう?この化物の隣で!
そう。後の言葉は俺の頭に直接響いてきたのだ。
涼 子『おあいにく様。アナタの横に座ってる美少女♪は全く普通の人間よ』
涼 子『特にアナタに関心が有る訳では無いし、情報操作能力も無し』
涼 子『アナタを殺そうとした記憶も無いし、インターフェースだった記憶すら無いのよ』
涼 子『その普通の女子高生に乗り移ってる「私」だけが、言わゆる宇宙人よ』
涼 子『アナタが毛嫌いしても当然な悪魔だよね』
キョン『お前…、俺の頭の中を…』
涼 子『そうよ。お見通しw』
涼 子『前と違って、今じゃ涼宮さんが潜在意識を実現させる為の妖精みたいなものになっちゃったの』
涼 子『誰も居ない放課後の教室にもう一度呼び出したって来てくれ無いだろうしね』
涼 子『こうやってアナタの身体反応を抑制して話しかけてる訳!』
キョン『…情報操作…、か』
涼 子『違うわw今度はアナタを殺そうとしたりしないから安心して♪』
涼 子『なにしろ今のアタシは涼宮さんに創られたんだから』
涼 子『私を信用出来なくても涼宮さんの事なら、まぁ信頼してるでしょう?』
キョン「おま…」
涼 子『駄目!実体に話しかけたら。その子は普通の人間なのよ』
朝倉「なに?キョン…くん?」
涼 子『私を罵りたくても頭に思い浮かべるだけにして』
涼 子『ほら!不思議そうな顔してアナタを眺めてるじゃない。さっさと校庭でも眺めて誤魔化して!』
朝倉「なによ。もう‥ん?私の勘違い?」
キョン『ふっ。お前が俺になにかさせたいなら、前の様に俺を操ればいいじゃないか』
涼 子『そこが違うンだなあw。今のアタシはそんなに大した力は無いの。』
涼 子『せいぜいあなたの感情や反応を高めたり鎮めたり出来るだけね』
涼 子『とは言っても私に隠し事なんか出来ないわよwあなたの記憶を探る事なんて簡単に…あらぁ。へぇー』
涼 子『キョンくんって、私をオカズにした事有るんだねwwしかも1回じゃ無いんだwふふふ♪スケベ!』
キョン『く!お前なぁ!』
涼 子『仕方ないよねー。だって目立ってカワイイ…と言うか絶対に愛される様に作られた女なんだもんww』
涼 子『欲情くらいしたって当然なのよw』
涼 子『でも良いのよ。今回はアナタの想い通りにさせて上げる』
キョン『お前はいったい何を…』
涼 子『良いんだって!一発ズブってハメちゃってよ。ちゃんとバージンだからwww』
涼 子『嫌がるオンナの身体へ強引に押し入るのって、男はとってもイイんでしょう?』
涼 子『ふふふ♪まぁそれが今回の私の役目でもあるし』
涼 子『繰り返すけど今の朝倉涼子は、全くの普通の女のコよ。』
涼 子『あなた未来人じゃない朝比奈みくるや宇宙人じゃない長門有希にも会った事あるでしょ。あんなものよ!』
涼 子『それになんと今度は親すら居て、あの505号室で同居しているの』
涼 子『しかも人間に絶対愛される様に造られた完璧な性格から、特殊なワタシの…』
涼 子『時には破滅的な存在が抜き取られちゃって』
涼 子『根っこで変に主体性が無い、ただただ好い人って状態なの』
涼 子『だから無理矢理とか少々悪どい手を使ってでも一度モノにしちゃったら、もう簡単にメロメロになるわねぇ』
涼 子『そう、もう何だってあなたの言いなりな、凄く都合の良い女が手に入るわよw』
キョン『そんなモン要らん!』
涼 子『あらぁとっても便利よ?アナタに首ったけで、なのにちゃんと控え目な』
涼 子『例えばアナタが他の娘と付き合ってて、気の向いた時だけやらせろって酷い身勝手を言ったとしても』
涼 子『喜んで脚を開いてアナタの欲望を迎え入れるようなそんな女』
涼 子『そんな扱いをされたって、ホントもういそいそと、あなたのお弁当を毎日かいがいしく作って来るような女のコw』
涼 子『全くもう愛人体質とでも言うのかしらね』
涼 子『ましてちょっとでも優しくされたら、もうしっぽを振ってアナタに尽くすでしょうね♪』
涼 子『要らない?そんな便利なオンナ』
キョン『なんの罠かはしらんが、あいにく俺は女のコにそんな扱いをする趣味はなくてな』
キョン『それに妖精だぁ?ファウストの悪魔の持ち出す契約の様にしか聞こえないな』
キョン『たった一つのこの世での願い事と引換に永遠の魂を騙し取るメフィストフェレス』
キョン『詐欺師には用は無いよ。他をあたんな』
涼 子『罠ねぇwへぇー売り手は信用してなくても、商品については中々興味がお有りのようね♪』
涼 子『はいはい、ごもっともごもっともw』
涼 子『でもね。それ、ちょっと違うの。詐欺師…じゃないかどうかは自信無いけど』
涼 子『コレッてたった一つの願いをかなえて貰う為に、私の全存在を差し出しても平気な取引なのね』
涼 子『ほらぁ、私には死の概念が無いでしょ?』
涼 子『第一アナタにそんな気がカケラもない事なら、私にはどうしようも無いのよ』
涼 子『繰り返すけど、私に嘘や誤魔化しは通用しないわよ。まぁゆっくり楽しませて貰うわ♪』
キョン『そんないいかげんな話で誤魔化されるより、お前が再登場なさった理由の方を聞かせて貰いたいな』
キョン『ハルヒに関わる今回のお役目とか、たった一つの願いとかな』
涼 子『そんなの追々話して上げるわよ。私はその為に来たって言ったでしょ』
涼 子『その中にはあなたへの説得もちゃんと入ってるわよ、ソレを説明出来なきゃ私は無意味な存在なんだもの』
涼 子『それより、細かい話に入る前に長門さんや他の人に相談して来たら?』
涼 子『その方がこっちの話の信憑性が高まるわ』
キョン『言われなくともそうするつもりさ』
キョン『まぁ確かに以前よりはお前さんに落ち着きが欠けるようにも見えるしな』
涼 子『キョンくん。キョンくん。それ話が逆よ。ちらちらアナタを気にしてる事を言ってるんでしょうけど』
涼 子『違うわよ。逆にアナタがちらちら見るもんだから意識してるんじゃない』
涼 子『あーあ。りょーこちゃんのロストバージンは早速決定かあ』
涼 子『誘導したのは私だけどあんなに可愛い娘なのにもうかぁーw』
涼 子『せいぜいボロボロにして可愛がってあげてね♪ww』
涼 子『早速休み時間になったら話し掛けられるだろうから頑張ってね〜』
キョン『勝手に言ってろ。しかしなんだな。こんな日に限ってハルヒが休みってのは吉なのか凶なんだか』
涼 子『とりあえずアプローチがしやすいからワタシには吉ね♪』
涼 子『まぁ今はそろそろ話が込み入ってアナタがブツブツ独りごとを言い出す前に切り上げるわ』
涼 子『あと身体ごと私がアナタに話し掛ける時はポニーテールにして近づくからそう思っておいてね』
涼 子『まぁ携帯電話で話すふり、なんかでもいいんだけど!じゃ』
なんとまあ…目まぐるしい状況の変化だぜ。
あまりの急展開に、ぜんぜん頭がついて行かない
テレパシーによる交信で宇宙人と…今は妖精か…授業中に会話するだなんて、
俺の頭がおかしくなったって考えた方が納得出来るじゃないか
しかしハルヒが関わってるとなればなんでも有りだからな
なんて言ってたかな
〔ハルヒの潜在意識の願望を満たす為に、俺に取り入って何かをさせる妖精として現れた〕だったかな。
そして横に座ってる朝倉涼子は普通の人間で、妖精に操られてるんだって?
なんかロクでも無い事になりそうだなあ
涼 子『あ!潜在意識にキョンくんの事が気になる様に、今すりこんでおいたから』
涼 子『話しかけてくるってより、絶対にアプローチされるからね』
キョン「やかましい!」
朝 倉「ご、ごめんなさい。別に涼宮さんとキョンくんが付き合ってるかとか聞きたかったんじゃ無いのよ。ただ欠席してるから聞いただけよ」
しまった。ホームルームはもう終わって、朝倉がなんか質問して来たのか
え、えーと
キョン「すまんすまん。ちょっと考え事しててな。相変わらずカワいさ満点の女のコが隣の席に来たんで舞い上がっててな」
えっ!、おい
朝倉「やだあ。キョンくんどうしたの?そんな口の回るタイプだったっけ」
キョン「カワイイ花は先手必勝。他の悪い虫がつく前に摘み取っておかないとな」
ちょっとちょっと何を言ってんだオレ
朝倉「へー。強引〜!キョンくんってそんなタイプだったんだ。私、さっさと花びらを散らされちゃうの?www
でもまぁ、そう言う強引なのも嫌いじゃないわよww」
キョン「朝倉って、見た目は誰にでも優しそうだけど、意外と身持ちが固くて一途そうだからな。
狙うんなら素早くしないと誰かに奪われちゃうかもってね」
こ、これは…
朝倉「カナダでも随分アプローチはされたわよ。でもそうねぇ、ちゃんと身持ちは固かったかなw」
朝倉「だけど普段は無愛想なのに私にだけ積極的に迫ってくれるようなヒトにならちょっとなら心を許しても良いかなあwふふふ♪」
キョン「大丈夫大丈夫。ちょっと心を許してくれたら、グイグイつけこんでメロメロにしてやるよ(笑)」
涼子…お前か
朝倉「あら。随分勇ましいわねぇ私なんか簡単にモノに出来るって威勢の良さじゃない。
チャレンジャーねぇwじゃあ、少し釣られてあげようか」
朝倉「私ね♪今日は久しぶりに誰かと一緒に食べようとお弁当とおやつ、余分に持って来たの。ね♪一緒に食べない?」
キョン「余分って、それ。以前の四人あたりで久しぶりに食べる積もりだったんだろ。
遠慮しとくよ。それより放課後どっか行こうぜ。ハルヒが休みだから俺も久しぶりにフリーだからな」
谷 口「国木田」
国木田「どうしたのさ、そんな眼で睨まれちゃ怖いよ」
谷 口「お前は誰かを呪いたいって思ったこと無いか?」
国木田「その目を見たら遠慮するよ」
谷 口「ちなみに俺はあるぞ。それは今だ」
谷 口「俺がキョンを眼力で呪い殺しても誰も責めたりしないと思うぞ」
国木田「穏やかじゃないなあ。誰だって遠慮すると思うよ」
谷 口「いいや、断言できる!」
国木田「どうしてさ」
谷 口「誰でもそう思うからに決まってるじゃねえか!あのエロキョン野郎に」
またこの学校に戻ってきました02
朝 倉「凄〜い。もう早速デートのお誘いなのねw良いわよ」
朝 倉「けどやるわねぇw流石あの涼宮さんを落としただけあるわ」
朝 倉「あっ!で今度は私なのか♪怖い怖いw」
キョン「ハルヒは単なる友達で、俺は只の雑用係だ。ヒトをプレイボーイみたいに言わないで貰らおうか」
朝 倉「じゃ用心は密かにしておくわ。だって乙女のピンチかもしれないもんね♪もっともそっちこそピンチかもしれないけどw」
キョン「何がだよ」
朝 倉「なにかあったら絶対に責任取ってもらうも〜ん。私、独占欲は強い方だからね♪」
キョン「おいおい、人を安物のスケコマシみたいに言うんじゃ無い」
キョン「それにお前の言い方は、まるでホテルに連れ込まれそうになってもノコノコついて来る女の言葉だぜw」
朝 倉「大丈夫よ。いくらなんでも清らかな乙女の身で、そんなにホイホイ着いて行く訳無いわよ。お気の毒さま♪」
朝 倉「それにイザとなったら、涙を流して許しを乞うから大丈夫!キョンくんなら女のコの涙には弱いでしょうからw」
朝 倉「あっ先生が来た。じゃあ放課後にね♪」
涼 子『ふふ〜ん♪中々やるわねぇwまるっきり女たらしじゃない』
涼 子『廻りのお友達があっけに取られてたわよ。特に男の子のヤッカミが怖いかも♪』
キョン『うるせえ。みんなお前の策略だろうが。違うか!』
涼 子『私がしたのはアナタのブーストだけよw』
キョン『ブースト?』
涼 子『そう。簡単に言えばお酒を飲ませたみたいなものかな?私は酔っ払うのは分かってても、どうなるかはあなた次第』
涼 子『アナタの中に100のいつものキョンくんが居たとして、10くらいはピンクなキョンくんの要素があるもの』
涼 子『で、更に1くらいはダークでエロエロなキョンくんも居るのよ!…って言われて否定出来る?』
キョン『そりゃ、俺にだってちゃんとスケベ成分くらい有るだろうさ』
涼 子『そのスケベ成分だけを増幅して100にするとか50にするとかすれば、強姦魔だろうがスケベ全開オトコだろうが変身させられるの』
キョン『言ってる事が解るような解らないような??』
涼 子『じゃあ言い直すわね、ゼロに何を掛けてもゼロ。どんな小さな感情でも増幅させるわけ』
涼 子『アナタが私にちょっとでも好意があって、性欲を感じる部分もあって、しかも拒否感と言うか殺されかけた恨みって雑音があるなら』
涼 子『…なんの悪気も無く、アナタに好意すら抱き掛けてる、けがれない処女を』
涼 子『いきなり泣き喚かせ手酷くレイプして絶望の淵に立たせる事も出来るし』
涼 子『口先三寸言いくるめて、世間知らずのバージンお嬢さんが「痛い!痛い!」って泣きながらしがみついてくる様子を』
涼 子『ニヤニヤ眺めながら血まみれのマンコをズコズコ突き上げて美味しく戴いちゃうスケコマシにも出来るって事』
涼 子『その場合、アナタ自身の倫理的な嫌悪感を感じさせ無いように、例え同級生の美少女への憧れであれ』
涼 子『マゾヒストを飼うサディスティックな愛情であれ、自分自身に何らかの言い訳が立つようにすれば簡単にアナタを誘導出来るのよ!』
涼 子『って話。判るかな?』
キョン『よくわかったよ。で、そんな話に何故俺が乗ると思うんだ?』
涼 子『それが今回の話の本筋ね。そう…アナタの廻りには宇宙人やら未来人やらが居るわよね』
涼 子『で、その人達は、別に朝比奈みくると言う未来人とか、長門有希と言う宇宙人を具体的にイメージして呼び寄せられた訳じゃ無いわよね』
涼 子『つまり私はアナタに恨まれ、復讐でメチャクチャに犯されてもおかしくない、アナタが敵意を持つ唯一の人物として呼び寄せられた訳』
涼 子『その上アナタを説得してか無理矢理にでも涼宮さんの廻り中の女のコを性的に叩きのめす様にアナタを誘導する様な特殊能力者としてね』
涼 子『私ならちょうど手頃だから、情報連結を解除されてた私を再情報化までして呼び寄せたんでしょうね』
キョン『ちょっと待て、なんでハルヒが、しかもわざわざ俺に、廻り中の女のコを犯させる必要があるんだ』
涼 子『ここまで言われて解らない?嫉妬よ!!』
涼 子『アナタは涼宮さんにとんでもない求愛をされてるのよ。だからアナタに近寄る女のコを手酷くあしらわせようとしてるんじゃない』
キョン『嫉妬?求愛?ハルヒが??バカ言え!アイツは恋愛なんか人生の無駄。精神病の一種だと断言してるんだぞ』
涼 子『それはそうだけど、それって本心かしらw他人を寄せ付け無かった新入生の頃ならともかく』
涼 子『SOS団ではあんなに人恋しさ爆発の涼宮さんを知れば普通そう言うのを照れ隠しって言わない?』
涼 子『ソレを言葉通りにいつまでも額面通り受け取るアナタがバカなだけよ』
涼 子『女って、みんなそういう嘘つきなのよ?』
涼 子『アナタだって、涼宮さんが自分のキモチに正直で素直なお嬢さんだとは思って無いでしょ?』
涼 子『嫉妬の余りアナタの廻り中の女をメチャクチャにする』
涼 子『大切な自分の友達ならばそのアンビバレンツもいっそう募るもの。手段のえげつなさは逆に涼宮さんの優しさの裏返しだと思うなあ』
キョン『それは・・それはそうだがハルヒが俺を?だって中学時代は取っ替え引っ替えって。それに‥それに‥』
涼 子『ダメよ。論理的にも、経験則的にもアナタに反論は出来ないわ』
涼 子『ただ観念的な思い込みだけがアナタの論拠よ。自分でもよく考えれば多分結論は私と変わらない筈よ』
涼 子『で、傍証が少なくとも3つあるから確かめてくるのね。そのうち2つは朝比奈さんと長門さんよ』
涼 子『長門さんなら多分論理的に説明してくれるわ。あと朝比奈さんは黙って受け入れるんじゃないかな』
涼 子『少なくとも本来の時間軸がこのエロスに溢れた世界だったかどうかは解らないけど、今この時間軸はそう言う世界に間違いないんだから』
涼 子『彼女に取って規定事項はアナタに強姦される事に成ってる筈よ!』
涼 子『だってね…傍証3、そもそもなんで私みたいな、あからさまにイレギュラーな存在が現れたの?』
涼 子『こんなとんでもない結論と能力を持った存在が…って事ね』
キョン『しかし幾らお前に論争で勝て無くとも結論がとっぴすぎる。いや、受け入れ難い』
涼 子『だから二人に聞きに行ってらっしゃいって言ったのよ』
涼 子『私は勝手に私のテーゼに従って気ままに行動する。前回はアナタを殺そうとして長門さんに負けたけれど、今回は勝ち負けはあり得ないの』
涼 子『だって、私は超能力者が涼宮さんを感じる様に、自分が涼宮さんの願いから創造されたと感じてるし』
涼 子『涼宮さんを超越しなきゃ、長門さんが私を消去するのは不可能だもの』
涼 子『私からは直接長門さんには対抗しないから勝ちもないし』
涼 子『しかも第一目標は私自身なのよ?ズタズタに犯され傷付くのは私。アナタの安全は完璧に担保されてる』
涼 子『長門さんが介入するかどうかすら危ないわよねw』
キョン『うう〜ん』
涼 子『アナタの逃げ道は朝比奈さんに、コレは規定事項では無い。修正が必要です…と言われる事』
キョン『そして長門さんに私が間違ってると修正に協力して貰う事しかないわ』
涼 子『だから二人に聞いてらっしゃいって。まぁ私には具体的な理由でその可能性は見込み薄だと思ってるけど』
キョン『ああ解かったよ。どのみちそうする積もりだったんだ』
涼 子『言っときますけどね。コレは全部涼宮さんじゃ無くて、キョンくんのせいなんだからね!!』
キョン『は?俺の??』
涼 子『決まってるじゃない。Mr.ジョンスミス 知らなかったとは言わせないわ。全てアナタの責任よ』
キョン『ジョン!え、あれが?』
涼 子『そうよ。北高生のジョンスミス。何処へ向かえばいいか不満だけが積み上がって、突っ張って突っ張って」
涼 子『今にも押し潰されそうな涼宮さんに、たった一つの救いを差し出したオトコ』
涼 子『唯一、涼宮さんに道筋を差し示した人物。それはアナタじゃないの?』
キョン『そりゃあ…』
涼 子『なんて酷いヒトでしょうね。論より証拠。その後の涼宮さんの行動を思い浮かべたらいい』
涼 子『涼宮さんはジョンに会った後必死に探してたわ。私はインターフェースだったころ全部見てたもの』
涼 子『北高に行きさえすれば簡単に会えると思ってた涼宮さん。でもそれがどうしても見つからない』
涼 子『諦めて諦めきれなかった涼宮さんは、次は誰にアプローチされても断らなくなった』
涼 子『簡単よ、アナタを探しだせなかった涼宮さんはアナタからまたアプローチされるのを待っていたからよ』
涼 子『結果、取っ替え引っ替えの異名を頂戴する事になる哀れな女のコ』
涼 子『谷口くんは5分でフラれたんだよねw。アレは他の何よりジョンじゃないって直ぐに判っただけよ』
涼 子『本人も言ってたんでしょ。メールや手紙で告白だなんてって。アレ、ジョンはそうじゃなかったって訳よねえ』
涼 子『そうしてだんだん救いが憧れに。憧れが恋愛感情に、恋愛感情が諦めに。そう…でも諦められない』
涼 子『だから不思議を探したのよ。また後ろから声を掛けて貰う為に』
キョン『そん・な・・、アレが・・』
涼 子『北高に来たのもそう』
涼 子『ノンポリ学校に面白いものってあんまりないものよ。でも彼女は不思議を探す場所として北高を選んだ』
涼 子『ジョンが意識に無かった筈は無いわよね』
涼 子『特進コースでは無くて一般コースに入ったのもそう』
涼 子『そして、とうとう居た。探した相手が。見分けられなかったけれども』
涼 子『恋愛なんてバカ?そりゃそう言うでしょうよ。彼女が求めてたのは人生の救い。目的だもの』
涼 子『なんとその相手とは、自分が他のだれとも違う、万能の力をもち』
涼 子『その自分の為に未来からやって来て自分に道を差し示してくれたヒトだった…のは知らなかったけれど』
涼 子『それほど待たされた涼宮さんが、唯一の恋愛対象となるべきオトコは…』
涼 子『涼宮さんの事なんか見向きもしないですって。まぁなんて酷い』
涼 子『みくるちゃんにデレデレし有希には甘いくせに、私には歯向かうなんて』
キョン『違う!、ソレは・・』
涼 子『誤魔化してもダメ!なんで私の事を好きだよ。愛してるよ!って言ってくれないの?』
涼 子『あなたは不思議の国に連れて行ってくれるたった一人のヒトなのに、他には居ない運命のヒトなのに』
涼 子『だから今回いよいよ爆発させちゃうのはアナタ自身だって事を忘れないでね』
涼 子『さぁ説明は終わりよ。後は納得出来る…完全に打ちのめされるまで、誰かに相談するのね』
涼 子『放課後になったらキレイさっぱりそんなの気にならなく成ってガールハントのお時間になっちゃうからね』
涼 子『財布の中は…うん。御休憩分くらいはあるわね。じゃあ、せいぜい頑張ってね♪放課後までは『私』は声を掛けないつもりだけど』
涼 子『ああそうそう。私とのリンクは眼に見える範囲のみ有効だから』
涼 子『アナタがどこで何を相談してるかは、私は解らないから安心してね。じゃ』
もう二度と来るなよ
荒らしの方がマシじゃねえか
2ケ月誰が来なくても文句は付けられるか
まあ仕方ないな
999 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/14(土) 22:27:53.10 ID:dX6Xy0Yc
VIPでもよく見るけど、会話のみで作るssってのは誰得なんだ?
読んでる側には情強が掴みにくいし、文頭の名前がうざったい。
書いてる側にも伝えたい思いが込められるとは思えん
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。