ベルサイユのばらでエロパロ

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
2名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 17:51:04 ID:YYePmEs8
おせーよ
さっさと立てろ
カス
3名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 20:11:51 ID:BEqwZs6p
乙です!
4名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 21:04:58 ID:/ojLvzbV
前スレの最後の方で
「ブラビリ直前アンドレは                        
オスカルがフェルゼンと会った=フェルゼンとやった
と思ったから逆したのか?」
と初めて発言しました。色んな意見を聞くことができて目から鱗でした!
頭が固いから小学生の時初めて読んだ時の解釈のままで、でもなんとなく腑に落ちなくて・・・。
長年の疑問がやっとスッキリしました。
ありがとう!
5名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 21:19:48 ID:k8XwjXCm
>>1乙!
>>4
小学生で『フェルゼンとやった』と思ってたとはおませさんめ
6名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 22:43:15 ID:QiCwAUdE
初めて原作を読んだのは小学生。
ベッドで裸で抱き合うのが結ばれるってことなのかと納得した。
「契るっていうのは、約束することよ」って母が教わったし。
理解できる年齢になったとき読み返してドキドキした。
7名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 01:29:40 ID:nceE1p8z
キッズのOAはケコーン出来るんだろうか?
3頭身キャラのセクロスを想像すると微笑ましくなる
てゆうかブラビリと初夜のパロもやって欲しい
8名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 06:56:54 ID:JiY+S/ry
>>1 乙です!
>>6 中学生でした。リヨタンがいつ、どこまで描くのか毎週ドキドキしながら発売日を待ちました。
  読んだときは、おお〜と感動しました。あそこまで描いてくれたから。
  オスカルがアンドレを胸に抱いている絵でアンドレのほうが背が高いから、
  この場合下はどうなっているのかなと思ってました。
9名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 09:49:11 ID:zwn9TO7/
入ってるとしたら背を丸めてる体勢かな
10名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 11:21:14 ID:CPI4/rii
かるたの「三十路なのにマドモアゼル」はひどすぎ笑った
11名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 11:24:24 ID:P1Rq5oGm
休憩中のハグかと思ってた
>>7
初夜のパロはあったよ
12名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 11:56:58 ID:ijErRTBk
二回戦前の前戯かと思ってた
13名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 13:14:41 ID:ioyR8NWz
「あれ絶対入ってるよね」みうらじゅんの声で再生されました
14名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 13:44:52 ID:JiY+S/ry
今現本みてみたんだけど、どちらともとれるような。
もうちょっと下まで描いてあればなあ。
15名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 15:09:13 ID:zwn9TO7/
体位を何通りやったか気になる
16名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 16:28:18 ID:AVNGrb9s
なんかろくすっぽ前戯もせずに正常位だけで
「とにかくやりまくりました」というのが、かえって萌える。
17名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 17:20:37 ID:+RVB0YzS
自分はものすごい濃厚な前戯を念入りに施されて、
というシチュが好み。
これは好みの問題ですね
18名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 20:43:22 ID:XsIT5Uwj
>>13
男の解釈だと余韻ってものがなさそう
誰だったか男性漫画家が アンドレは最後ヤレてよかったとか
なんか言い方が下品なんだよね
ロマンがないっつーか
19名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 21:06:28 ID:P1Rq5oGm
>>16
>ろくすっぽ前戯もせずに
鬼ですなw相手は一応処女ですから
まあそれも萌えるけど
20名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 21:43:34 ID:ijErRTBk
たっぷり前戯して、いざ!でしたら興奮し過ぎのせいですぐにイッちゃって、
でもすぐ復活して・・・みたいなのが好き。
21名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 22:09:10 ID:AhKZdN2H
>>20
SSによくあるw
回復がはやくて次からは長持ちするんですね、わかります。
22名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 22:29:03 ID:ymC+588q
>>20
そういうのいいね
そのシチュエーションで書いてくれ
23名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 11:27:32 ID:JTDQII3C
オスカルは初夜でイったんだろうか?初めてとはいえ痛いばっかでは可哀想
24名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 12:33:41 ID:hIXdR73y
何せ一夜限りで翌朝出動だからなぁ
もうちょっと早く契っていれば、いい具合に開発されたんだろうけど
25名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 12:55:08 ID:6Hia2owO
出動前の一夜限りだったから、萌があるのでは?
何度も済ましてたら、流した感動の涙はなかったと思う
快楽を求めて寝たわけじゃないと思うし
26名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 15:05:06 ID:XmqdShbR
オスカルが女として育てられたならアンドレともっと早くやってただろう
27名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 16:52:53 ID:P9CwnvYj
>>オスカルが女として育てられたならアンドレともっと早くやってただろう

普通の貴族の娘として育ったなら、アンドレが入り込む隙など微塵もないと思うよ。
12〜3で社交界デビューして、その後は嫁に行くか婿をとるってパターンになるんじゃないか?
そうなったらアンドレは屋敷の下働きが関の山。
ジェロ辺りと結婚してジャルジェ婦人になったオスカルは、年の近いかわいそうな境遇のアンドレに同情はしても、異性として意識するなんて事はまずないと思う。
年の近い美しい奥様の姿に日々悶々とするアンドレを尻目に、夫の留守中にフェルゼンとの密会を重ねるオスカルって処じゃないかな。
28名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 18:44:15 ID:/UmxmN9H
それイイ!
書いてくれろ。
29名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 18:50:58 ID:rW0leTgt
普通の女として育てられていたら、当時でいう普通の貴族の考え方しかできないような気がする。
第三身分のアンドレを好きになったかな?

30名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 19:44:23 ID:p822Nil+
>>29
少女漫画ではよくある
最近、メロディで読んだ

少女漫画だからwww
31名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 19:51:10 ID:hIXdR73y
アンドレが6人姉妹の別のお嬢様に熱上げてる可能性もある
>>25
ゴミン。単純に肉体的快楽な意味で、潔癖な処女が初めてでいけるもんかなと(多分個人差大)
結ばれた感動が大きい分快感も伴って欲しいとは思うけど
そこはアンドレの肩にかかってるのかw
32名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 21:01:21 ID:rW0leTgt
優しくさえしてくれたら気持ちよくなれそう
33名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 21:31:57 ID:V/uanwwO
>>29
アンドレは素敵だからあり得たと思う
お嬢様が家庭教師を好きになる例あるし
オル窓のヤーコブなら無しだろうけど
34名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 22:07:56 ID:/UmxmN9H
ヤーコプもアンドレ並みに顔さえ良ければ違った展開になったんだろうなあ、カワイソス

逆の想像は、しないことにしよう……
35名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 22:44:56 ID:V/uanwwO
>>34
アンドレはオスカルの精神性も含めて愛していたけど、ヤーコブは違うよね
36名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 23:52:35 ID:/UmxmN9H
いや、それでも顔面偏差値の壁はあまりにも高い。
37名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 00:45:49 ID:6+5cyLqS
ただしイケメンに限る
38名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 04:09:36 ID:b+wGZ12P
>>16
お互い、ひたすら痛いのでないかい?
一見ふつくしい場面の、爛れた妄想がわいてしまいまスタw

「・・・しばらくこのままで・・・」
深く繋がったばかりのそこに微かな振動が伝わり、男は声にならない呻きを零した。

心の声
「・・・これが千切るという痛み(ry・・・」
39名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 04:28:35 ID:ctfDTbg/
>>38 GJ
お互いに痛そう
40名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 08:33:30 ID:n74Vu0Dj
アランとポリニャック夫人です。 前スレで出た「流されて」という映画の話をベースに書いてみました。
でも地中海の孤島はあまりに遠く、諦めました。やっぱ島じゃないと・・。
陵辱注意。スルーお願いします。 新スレ最初の投下は緊張します。

2週間の休暇に思い切り羽根を伸ばそうとパリにやってきたアランは、以前にまして
殺伐とした雰囲気が漂う夜の街をさまよっていた。餓えて目をギラつかせている
貧しい市民たちをあちこちで見かける。噂話で聞く物騒な話の数々は
どうやらデマではなさそうだな、これはあまりウロウロしないほうがいい、
と早々に引き上げることにした。

そのときぼろぼろの服を着て松明を掲げ、棒切れや火掻き棒で武装した男たちが
十数人ほど走っていくのをみた。 「あっちだ!」 男たちの血走った目つきを見ると
どうやら商店か貴族の馬車でも襲おうとしているらしい。
アランは巻き込まれないように路地に姿を隠してその集団をやり過ごし、
その場を立ち去ろうとした。ふいに路地の奥から女がふらつきながら現れ、
アランに抱きついたかと思うと気を失ってしまった。

「どこへいった?」
「このあたりにいるはずだぞ!」
先ほどの男たちが怒声をあげながらこちらへやってくるようだ。 アランは路地の
建物と建物の境にある窪んだ隙間に女を押し込めて隠しその前に立った。
男たちの一人が路地を覗いてアランを見咎めると、怒鳴りつけるように聞いてきた。
「おい、女を見なかったか?」
「いいや、見かけないが、何事だい?」
「貴族の馬車を襲ったのさ。 宝石を一杯つけた女を取り逃がしちまった。」
「ここにはいない。早く他を探したほうがいいぞ。」
男たちはあっちを捜せと口々に叫びながら去っていった。

アランが女の頭をさわると、生ぬるいべたべたした血糊が手についた。
どうやら頭を何かで殴られて気を失ってしまったらしい。あたりは夜の静寂が戻ってきた。
暗闇の中でどうしたものか、と思案したがこのままここにおいてもおけず、
アランはぐったりとした女を肩に担いだ。しばらく歩くとうまい具合に辻馬車が
やってきたのでそれに乗って家に帰った。
41アランとポリ夫人:2010/11/18(木) 08:38:16 ID:n74Vu0Dj
娘の自殺で少々おかしくなってしまった母親はアランが貴族の女を担いで家にもどっても
何も言わなかった。 ディアンヌのベッドに女を寝かせると傷の具合を調べた。
血はもう止まっていて額の傷は見た目ほどは悪くなさそうだった。大層美しげな、
多分自分よりも年上のいかにも貴婦人といった風情の女で、身に着けた宝石も
ドレスもかなり贅沢なものに思えた。 ディアンヌの顔が心に浮かび、俺たちの
苦しみの上にこの贅沢があるのだと思うと助けたことが悔やまれた。あのまま
ほっておけばよかったか、と独り言を言った。 

次の日、アランが女の部屋にいくと女はベッドの上に座ってぼんやりとしていた。
「あんた、名前はなんていうんだ? 家はどこだ? 屋敷に届けてやるから迎えを
よこすように手紙をかけよ。」
女は不可解な顔つきをして首をかしげると、何かを言おうと口を開いたが言葉が
でてこなかった。 アランは嫌な予感がした。もしかしてこの女ショックで記憶喪失か?
なんともやっかいなものを拾っちまった。まだ若い女ならよかったのに、
いくら美人でもこんな年増の女なんてせっかくの休暇なのに、と自分の運の悪さに舌打ちした。
「しゃべれないのかい? それとも思い出せないのか?」と問い詰めたところで女は
ただうなだれるばかり。アランは頭を抱えた。

放り出すわけにもいかず、明日には思い出すかもしれないと望みをつないだ。
「腹が空いたろう。何か食べ物と飲み物をもってきてやるよ。」 
アランはそういって階下の台所からワインとパンを持ってきた。 女はしばらくじっと
ワインとパンを見つめていたがワインを飲むと顔をしかめ、パンには手をださなかった。 
アランはなけなしの金で手に入れた大事な食べ物を馬鹿にされたようで心底腹が立った。
「生憎だがそれがうちの食べ物だ。あんたたちが食べているものが食べたかったら早いところ
自分の名前を思い出すんだな。」はき捨てるように強い口調でなじっても女は無表情のままだった。 
助けて貰った礼を言うわけでもなく、まるでそうしてもらっているのが当たり前のような顔を
していることも馬鹿にされているようで頭にきた。

「ゆっくり眠れたかい?あんたが座っているそのベッドはな、俺の妹の遺体を腐敗するまで
置いてあったところだ。まだ死臭がするかもしれないよ。どうやって死んだか教えてやるよ。
この部屋で首をつったのさ。金に目のくらんだ婚約者に裏切られて結婚式の直前にな。
俺は可哀そうな妹を葬ることが出来なかった。肉が崩れて骨が見えるまでここにおいておいた。」
このような壮絶な話を耳にしても女の表情は変わらない。まるで大した事ではないかのように
無関心でぼんやりと座っている。アランは怒りを爆発させた。いきなり女の肩を掴むと激しく揺り動かした。
「お前らは好き放題贅沢な暮らしをしているがな、いいか、そのおかげで俺たちは
こんなにも惨めな暮らしだ!くっそお!。」アランは女をうつ伏せに押し倒すと
絹の豪奢なドレスの裾を捲った。驚いたことに女は下着をつけていなかった。 
白い柔らかそうな尻がむき出しにされて震えていた。
42アランとポリ夫人:2010/11/18(木) 08:43:22 ID:n74Vu0Dj
「なんだ、こりゃ。あんたらはいつでも出来るように下にはなにもつけていないのか。」
日々餓えて生きていくのがやっとの生活をしている貧しいものが大勢いるのに、
宮廷の貴族たちは自分達の快楽のことしか頭にないのだ。 怒りが欲情を暴発させていった。
女はじたばたとアランの下から這い出して逃げようとしたが、アランの腕は女を
捕らえて離さなかった。片手で女を押さえつけ、もう片方の手で前を開けて男根を取り出すと
女の膝を折り腰を引き寄せて一気に犯した。
「ひいっ」
女は力無く声をあげると苦痛で顔をゆがませた。アランはその顔を満足げにみると、
「まるで反応がなかったから人形かと思ったら、そうでもないじゃないか。
なかなかいい具合だぞ。」と激しく腰を動かした。女は顔をシーツに埋めアランの攻めに
耐えていた。腰に添えられたアランの手はひんやりとした女の肌がだんだんと
熱を帯びてくるのを感じた。すべすべとして柔らかく、いい匂いがする。
年増とはいえ金持ち貴族の女は違う。自分の知っている街の女たちとは比べ物に
ならん、とアランは自分に組み敷かれて喘ぎ声をあげ始めた女を責め続けた。

アランは女の尻に触れてしっとりとした肌の感触を味わいながら、
ふと隊長の肌もこんな肌触りなのだろうか、と思った。同じような裕福な
貴族の女なのだから、きっとこんな風に白くて滑らかで少しひんやりとして・・・。
そんなことを考えただけで痺れるような快感が体を突きぬけ女の腹の中に
精液を吐き出した。体を離すと女はぐったりとして動かなかった。
アランはよくみるとこの女の結い上げた髪が淡いブロンドであることに
気づいた。 女の髪に手をやると髪飾りを外し、結い上げた髪をばらばらに
解いて背中にたらしてみた。

「脱げよ。」
女はぼうっとした瞳と緩んだくちもとをしておびえたようにアランを見た。
「脱がしてほしいのか?」アランは抵抗のない女の体から服を剥ぎ取っていった。
優雅で細い腰、白い肌、豊かな胸。落ち着いた雰囲気からあまり若くはないと思って
いたが女の裸体は想像以上に魅力的であった。まるで熟しきった果実のような
濃厚な甘みがある。一体この女はいくつくらいなのだろうか。
「後ろを向け。」
言われるままに女が後ろを向くとアランは長い髪を背中に垂らしてみた。白い背中に淡い
ブロンドが揺れている。アランは思わず生唾を飲み込んだ。細い肩に手をかけ女を仰向けに
押し倒し、両手で膝を掴んで左右に押し広げた。白い下腹部には柔らかそうな淡い茂みがあり
薔薇色の割れ目は先ほどの愛の行為の名残で濡れている。指で割れ目を押し広げるとじっと覗き込んだ。
女は恥ずかしさに耐え切れないような声をあげていた。 ここはこうなっているんだ。貴族だろうと
平民だろうと。隊長だって女なのだからきっとこうだ。俺たちを受け入れる為にあるのだ。 

43アランとポリ夫人:2010/11/18(木) 08:49:07 ID:n74Vu0Dj
アランは女の股間に顔を埋めて舌で嘗め回した。女はびくっと体を震わせるとアランの舌の動きが与える快感に
よがり声をあげ始めた。両手でアランの頭を掴み、腰を押し付けてきた。アランは体を起こすと女の膝を抱え、
体を串刺しにするようにそそりたった男根で貫いた。さきほどまで苦痛と羞恥で歪んでいた女の顔は
アランの荒々しい行為を待ち望んでいたかのように歓喜の表情に変化していた。しなやかな両腕を
アランの広くてがっしりとした肩に絡みつかせ、赤く濡れた唇がキスを誘った。 結い上げた髪を
崩して改めて女の顔をみると思いのほか若いのではないかと思ったが、いずれにしても経験豊富な女で
あることはキスを繰り返すとわかった。どうせ賭博と色恋沙汰のほかに何もすることもない連中なのだから
当然といえば当然だが、次第に女の男を酔わせる数々の巧みな技に夢中になっていった。
アランは全身の肌で女を感じたいと服を脱ぎ捨てるために体を離そうとした。女の手があわてて
引き戻そうとする。

「落ち着け、服を脱ぐだけだ。」
女は淫らな瞳を煌めかせて服を脱ぐアランをみていた。下着を脱ぎ捨てると女の目はアランの男根に吸いよせられ、
恐れと畏怖と期待が混じりあった表情で目を見開いた。女はベッドを降りてそろそろとアランににじり寄ると
膝をついて彼の腰にしがみついた。そしてそのまま上品は小さな口を開きアランのそそり立ったものを銜えこんだ。 
「うわっ」
アランは思わず声をあげた。女の舌の動きは絶妙だった。優しくなぶるように舌を這わせたかと思うと
もう少しというところで動きを止めてじらした。まるで自分の感覚が手に取るようにわかるのでは
ないか、と思われるほど完璧な舌の流れだった。
「すごいよ。あんた、なんてうまいんだ。」
この道専門の娼婦でさえもこれほどの技は持っていないだろうと思われた。自分の腰のあたりに
ゆれるブロンドの髪をつかむと思わず隊長を思い浮かべて身をよじらせた。女はじっくりと官能を
引き伸ばしつつアランを昇天させ、最後にごくりと喉を鳴らし放たれたものを飲み下した。

傍らに眠りこけているアランを起こさぬように女はそっとベッドから起き上がると下着をまとい、
ドレスのポケットの巾着から金貨を一枚取り出すと階下へ降りていった。薄暗い台所にアランの
母親は表情の無い顔で彫刻のように椅子に座っていた。女は母親の手をとると金貨を握らせ、
頼みますというかのように2,3度頭を下げ、すぐに身を翻して2階へ駆けていった。
母親はしばらくじっと手の平の上の金貨を見ていたが、買い物籠を掴むとよろよろと
ドアをあけて外へでていった。

アランが目を覚ますと目の前の女が微笑みながらアランにキスをした。
「ああ、すごかったぜ、お前さんはいったい何者なのかねえ。貴族じゃなくて
高級娼婦か?それとも王族の愛妾か?」ふと階下からうまそうな匂いがただよって
くるのに気づいた。不審に思って階下へ降りてみるとテーブルの上に炙った肉やパイ、
上等なワインやパン、果物まで並んでいる。竈では母親が野菜のたっぷり入ったシチューを料理していた。
「なんだ、どうしたんだ、これは?」とアランが声をあげると母親はゆっくりと上を見た。
「あの女か?」振り向くと女がにっこり笑って抱きついてきた。テーブルについてもアランから
体を離そうとはしない。そんな二人に目もくれず母親はもくもくとご馳走をたべ続けていた。

44アランとポリ夫人:2010/11/18(木) 08:56:41 ID:n74Vu0Dj
それから1週間というものアランは外出もせずにずっと女と部屋に篭っていた。
女は益々アランに夢中で片時も傍を離れようとはしない。相変わらず何をたずねても
首をかしげるばかりで埒が明かない。馬車が襲われたあたりで聞いてみようかとも
思ったが女はアランを放そうとはしなかったし、アランも自堕落な愛欲の日々から抜け出せなくなっていた。

アランは愛の行為の最中、ふと思いついて女の細い首に手をかけて問いかけた。
「あんた、記憶がもどっているんじゃないか?しゃべれるのだろう?」
女は苦しげに顔を歪めて首を振った。 まだ言わないのか、と首に力を込めてみた。
女は呻くばかりで何も答えなかった。アランは体の動きをとめると女の中から
自分を引き出した。 女は驚いてしがみついてきた。
「だめだよ。 ちゃんと言わないともうこれがあんたを楽しませることはないよ。」
女は顔色を変えて懇願するようにアランの胸に体を押し付けたが、彼は女の体を押しのけると
ベッドから起き上がって服を着始めた。
「もうすぐ休暇も終わりだ。 こんなところでおまえさんの相手をするよりは街で若い子を探すさ。」
「ま、待って・・」
「ほらな、やっぱりしゃべれるのか。いつからだ?」
「一昨日くらいから・・・」
「どうして黙っていた?」
「記憶が戻ったら、貴方と別れなくちゃならないから。」
女は悲しそうにつぶやくと訴えかけるような瞳でアランを見た。
「で、あんたの名前は?」
「マルティーヌ・ガブリエル・ド・ポリニャック・・・」
「ええっ、ま、まさか! あの王妃のお気に入りのポリニャック公爵夫人か?」
王妃とともに巨万の税金を博打につぎ込み、贅沢三昧のあげくたんまりと年金をふんだくり、
夫に公爵の称号を王妃にねだった民衆の敵が今目の前にいるのか。アランはあっけにとられた。 
これはやっぱりあの晩路地に置いてくればよかったか? 
「アラン、私をずっとここに置いて。なんでもいうことを聞くわ。お願いだから。」
「何をばかなことを言っているんだ。頭がおかしいんじゃないか? 
迎えをよこすように早く屋敷に手紙をかけよ。」
「い、いや! 貴方と別れたくない。 貴方が好き。ここにいたい。」
「あんた、やっぱり変だ。本当に公爵夫人なのか?」
「この一週間ほど幸せなときは無かったわ。誰に抱かれてもこんな喜びは無かった・・
アラン、貴方と分かれるなんて絶対に嫌よ。」
「じゃ、どうしろっていうのか。俺にお前さんの愛人になれとでもいうのか? 
お生憎さまだが、俺にだって好きな女はいるんだ。」
「え?」公爵夫人は涙で濡れた目を見開いた。
「驚くことはないだろうが!」
「ええ、そう、そうね・・。いてもおかしくないわ。貴方はとってもいい男ですもの。
きっと・・きっとすごく若くて可愛い人なのでしょうね。」
可愛い?アランは可愛いという形容詞は隊長には似合わねえな、と思って苦笑した。
「いいや、あんたよりは若いだろうがそんなに若くもないよ。はっきりと年はわからんが、
30すぎていて俺よりも年上だ。あんたと同じようなブロンドの女だよ。」
「そうなの。年上の人なのね。なんだかちょっぴり嬉しいわ。」
「ま、そういうことだ。あんただって悪くはないがな。美人だし。」
「私、その人がうらやましいわ。 とっても・・・」
45アランとポリ夫人:2010/11/18(木) 08:57:43 ID:n74Vu0Dj
公爵夫人は何度もためらったあげくにやっと手紙をしたため、屋敷に使いをだした。 
数時間後、表に豪華な馬車が止まり侍女がやってきて公爵夫人の身づくろいを手伝った。
夫人は身支度を終えると侍女を下がらせ、アランと二人だけになった。 髪を結い、化粧をして
ベルサイユで権勢をふるう公爵夫人として完璧の装いをした女は、つい先ほどまでベッドの
中で、傍に置いてと泣いていた頼りなげな女とは別人のようだった。
「へええ、こうしてみるとびっくりするほど豪華な貴婦人だな。」
「アラン、貴方の恋人と幸せになってね。」と夫人が寂しげに微笑むとアランは苦しそうな顔を
して俯いた。夫人はあら?と不思議そうな顔をしたが、アラン、私を忘れないでといってくちづけをした。
そして彼にもお別れを言わせて、と囁くとその場に跪きアランの前を開け、ほっそりとした優しい指で
それを取り出し、口に含んだ。みるみるうちに硬く大きくなったものに夫人は涙をほろほろと流しながら
頬ずりをし、さようならと呟くとキスをした。

公爵夫人は溢れる涙をハンカチで抑えながら逃げるようにドアを開けて階下へ降りていった。
呆然と立ちすくむアランの耳に馬車が遠ざかる音が聞こえた。
「こ、このまま置き去りかよっ。どうすりゃいいんだ!」
公爵夫人のぽってりとした唇の感触を忘れられずにぶるぶると打ち震えている
自分自身をどうやってなだめようかとアランは途方にくれた。

end

46名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 09:58:03 ID:MbotA401
GJ!凄く意外な組み合わせだけどエロくて良かった
このポリ夫人は可愛げあるね
47名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 10:29:17 ID:b+wGZ12P
>>40-45
艶笑をありがとう
GJ
48名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 10:52:18 ID:FLvCFZkG
面白かった〜!

ポリ夫人、この時いくつぐらいなのだろうとwiki見たら、
まだ40前なんだね。(オスカルより6つ上か)
なんとなく納得。
49名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 12:33:56 ID:MElA+4F7
映画をベルばらのシチュに転換した美技に脱帽っす。
栄達を追求してきた女の陰の部分が切ないなあ。
いい職人芸を見ると刺激されます。ありがとう。

50名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 14:16:29 ID:jb63z/0M
最後、放置っていうのが面白い(笑)
51名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 21:15:04 ID:MbotA401
ポリ夫人とオスカルって6歳しか違わないのか
それなのに更年期がどーのとか言われちゃって…そら怒るわ
52名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 21:42:21 ID:jb63z/0M
>>51
6つ年下の女に「おばさん」とか言われたら私もムカツクな
53名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 22:05:43 ID:PKXITZ8x
>>33-34

アンドレの容貌がヤーコブだったなら・・
というネタは昔からあるけど
何度聞いても笑える
54名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 23:13:10 ID:jb63z/0M
草むしり・無理心中未遂。
アンドレなら「苦しんでるんだね」って思えるけど、ヤーコプだとストーカーにしか見えないw
55名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 00:24:12 ID:CGeULApk
虹も生まれなかったね
56名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 11:55:06 ID:UNPRDMFh
SMやるとしたらオスカルが女王様だな
57名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 12:37:12 ID:cOipbxHn
SMならあらゆる責めで快楽地獄に落とし、従順な牝に躾直す方が好み。
昼間は今まで通りの生活を送り、夜は首輪一つで尻を振って御奉仕っていうのがツボ。
58名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 12:42:17 ID:FdAHzXoh
>>57
それ、アンドレ視点のJOでだれかやってくれないかなあ。
愛した女が婚約破棄してほっとしていたのに、なんか様子がおかしい。
ある日、ふと二人の爛れた関係を見て、嫉妬に狂うの。
59名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 13:06:18 ID:pwgyNUhH
嫉妬に狂うというか壊れそうだ
60名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 15:05:36 ID:EmxCukVp
ロザリー母のポリ夫人はオスカルより6つ上だけなのか 複雑
ポリ夫人が少女といってもいいくらいの時にできた子だものね>ロザリー
61名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 16:51:00 ID:C4dKN1Yp
ロザリーはオスカルより8歳年下だっけ?
ってことは、ポリ夫人15歳くらいでロザリーを生んでるってことなのかな?
まあ、当時じゃ珍しくないのかな、子供が子供を生むって。
62名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 17:02:18 ID:FdAHzXoh
ポリニャック夫人 1749年9月8日 生まれ

オスカル 1755年12月25日生まれ

ロザリー 出生年は1763年頃

原作だと15の時に産んだとポリ夫人は言っているけれど、14でした。
13で仕込んだ子か…
63名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 20:29:41 ID:/9LKHhqT
恐ろしい・・・
64名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 21:13:42 ID:z9KIsh1j
アランとロザリーは同じ年
アラン、ロザリーのママとやったのかね
そう考えると ちょっと・・・
65名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 21:27:23 ID:pwgyNUhH
アランってオスカルより5つ位年下だった気が…?
年上の女性が似合うなあ、アラン
ケツの青いガキだからだろうか
66名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 22:53:54 ID:CGeULApk
アニメから入ったからアランは頼りになる兄貴のイメージが強い
67名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:11:56 ID:FdAHzXoh
アニメ設定だと、アランとポリ夫人はほぼ同い年ぐらいかな。
それはそれでいい妄想ができそうだ。
68名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:31:42 ID:orC5qwQh
【愛は】ベルサイユのばら【永遠に】part1
http://mimizun.com/log/2ch/erochara/1218179679/

↑のシリーズ、テンプレに入ってないけど出したらダメなの?
69名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:33:53 ID:FdAHzXoh
いいんじゃないかな。
単なる入れ忘れでは。
70名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:39:32 ID:orC5qwQh
じゃ後二つ出しとく アランスレもあるけどこれはやめとくわ

【愛は】ベルサイユのばら【永遠に】part2
 http://mimizun.com/log/2ch/erochara/1230477722/

【愛は】ベルサイユのばら【永遠に】parat3
 http://mimizun.com/log/2ch/erochara/1234247225/
71名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:42:11 ID:FdAHzXoh
ベルサイユのばらでエロを 2
http://mimizun.com/log/2ch/eroparo/1122912607/

ベルサイユのばらでエロを 3
http://mimizun.com/log/2ch/eroparo/1142826223/

このシリーズ、1ってないのかな。
72名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:45:05 ID:FdAHzXoh
ごめん、1はもう貼ってあった。
73名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 09:16:36 ID:H+RJ1wXE
兎に角イラストではなく表SSでも裏SSでもどちらでもいいから
SSへの渇望熱大
SSへの飢え余りにも大きいね
74名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 09:44:44 ID:i0JT9qqg
SSに餓えてるって?
早速良職人様が投下して下さったのに何が不満なの?
内容?カプ?シチュ?
自分好みのものが読みたいなら、自分で書くのがお勧めなんだぜ。
せっかく平和になったんだし、書けないなら正座して大人しく待ってよう。
しかし当時の上流階級の結婚事情を考えれば、12〜3で子供仕込んでもおかしくはないが
何よりすごいのは、相手の男とどうやって知り合い
結婚する気もあまりなさそうだったのに体の関係を結んだって点だな。
相手がよほどの手練れだったのか、ポリ婦人が発展家だったのかがちょっと気になる。
75名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 09:53:52 ID:axIutWNo
出会ったその日に結ばれました
76名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 12:35:36 ID:ug0lzJ56
サンレミーがド・ギーシュ並のロリコンだったから
77名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 12:41:42 ID:ljMrVuQH
だから娘をド・ギーシュに嫁がせるのに抵抗なかったのか>ポリ
78名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 15:16:17 ID:uRa8unNz
>>57
ジェロもいいけど、やっぱり最萌えは御主人様に忠実な下僕が御主人様を調教…の図w ベタだが
ジェロだったら首輪に鈴付けて「返事はミャーで」
と訳わからない事を強要(何か違う)
79名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 15:35:38 ID:yFuvQSd6
オスカルとアンドレが出会った年にロザリー生まれているのか。
80名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 15:44:57 ID:xlI85OTl
同時期に侍女だったモリエールにジャンヌを産ませてるんだから、サンレミーは
一般的なよくいる貴族の男だよね
81名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 21:10:23 ID:ug0lzJ56
ただのヤリチン野郎
82名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 01:00:30 ID:O7WsdsqR
JO、アンドレ視点で。

枯葉色の髪をした男の股間にオスカルはしゃぶりついていた。
その唇はそそり立ったものを貪って何度も行きつ戻りつし、瞳は閉じられ、切なげでうっとりとした表情が顔にあった。
「ふふ、オスカル嬢、最初のころとは雲泥の差だ。
あなたは何をさせても飲み込みが良いのですね」
「あ、ああ、お願い、早く……」
焦れてねだるオスカルにジェローデルは冷たい微笑を向けた。
「まだですよ。あなたはもっと私を楽しませなければならない……」
そんな二人の様子をアンドレは茫然としながら扉の隙間から見ていた。
早くこの場を去らなければと思ったが、足が床に吸いついてしまったかのようだった。

「軍の高度な機密に関することだから」
そう言われて、アンドレはジェローデル家別邸の従僕用控室でオスカルを待っていた。
密談の相手はかつての婚約者だったが、オスカルは結婚しないとはっきり自分に告げていた。
もう何も心配することはない。
彼女は颯爽たる隊長として軍の指揮にあたっていて、なんの翳りもなかった。
それにしても、とアンドレは思う。体がだるい。どうもたちの悪い風邪をひいてしまったらしい。
熱がどんどん上がってきているのが感じられる。
ここは空気が悪い。そう思い彼はふらふらと部屋を出た。
庭に出るはずだったのが、何をどう間違えたのだろう、そこは男女の秘め事が行われている真っ最中の部屋の扉の前だった。
彼の脚はがくがくと震えた。舌が喉の奥に張り付いて、息がつまりそうだった。
どれだけそうしていただろうか、彼はそっとそこを離れた。
そして今度こそ本当に庭に出て、植え込みの陰で激しく吐いた。
今朝から食欲がなかったので、少量の胃液だけだったが、嚥下の発作は彼の体を絞るように痙攣させた。
83名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 01:01:06 ID:O7WsdsqR
どうやって戻ってきたのかわからなかったが、彼は自室の寝台の上で高熱にうなされていた。
今見てきたばかりの光景が悪夢となって彼に襲いかかった。
そこでは細身だが鍛え上げられた男が、白く華奢な体を寝台の上で押さえつけていた。
「お願い……お願いだから、は、早く……」
「まったく今のあなたは淫らな牝だ」
ジェローデルが嗤う。
「剣を売った部下を、憲兵隊に引き渡されないためならなんでもすると私に相談を持ちかけてきたばかりのあなたは、もっと凛としていたものですが」
男の形良い唇が、乳房の尖りをきつく吸った。
「あ、ああ〜っ……」
「覚えてらっしゃいますか? 
あのときあなたは、あなたの体を求める私を卑怯者を見る目で睨んだが、それでも何も言わずに服をお脱ぎになった。
そして、アンドレだけには言うな、彼を悲しませたくないと……。
そうおっしゃる様子に私は心底嫉妬したものですよ」
「アンドレには……アンドレだけには……」
「ふふ。そうおっしゃるのなら全てが片付いた今、もう私のところへは来なくても結構なのですよ」
そう言って彼は乳房を強く掴んだ。
「あーっ、あーっ……!」
切なげな悲鳴が響く。
かつてアンドレが命すら引き換えにすることを覚悟で求めた、愛しい人の唇。
それが口の端からよだれを垂らして、くちゅくちゅと音を立て貪欲に男の肉棒を再びしゃぶりだした。
 ──やめてくれ……!!──
アンドレは夢の中で叫ぼうとした。しかし声を上げることはできないのだった。
ジェローデルはオスカルの金髪を押さえつけて、喉の奥の部分での刺激を求めている。
瞳は愉悦に酔いながらもどこか冷たいままだった。
アンドレは、かつてオスカルに愛を打ち明けた時のことを思い出す。
口付けも抱擁も愛の言葉も、何一つ返ってはこなかった。
どんなに激しく求めても、いや、激しく求めれば求めるほど、その体はこわばり、唇から出るのは拒絶の悲鳴ばかりだった。
 ──俺を愛してくれ、愛してくれ──
自分の身分を考えれば、それはあまりにも身の程知らずな願いだった。
だが、そう言わざるをえないほど、想いは溢れて全ての箍を弾き飛ばしてしまったのだ。
彼女の怯えた拒絶は彼を混乱させた。
肌と肌を重ねれば、この氷のような心は融けるのかと思いブラウスを破けば、そこにあったのは涙だけだった。
彼の中で、何かが崩れ落ちた。
だめなのだ。何をしても彼女は自分を愛さない。
愛してくれと言えばそこにあるのは絶望でしかないと。
心がずたずたになりながらも、どこかでそれは仕方のないことだとも思えた。
彼女は穢れのない女神なのだから。
誰も手にすることができないほど、美しい女なのだからと。
84名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 01:03:29 ID:O7WsdsqR
 ──だのに、だのに……!──
今の彼女は肉の歓びを求めてやまない、飢えた牝だった。
男に貫かれ、かき回され、欲望を吐き出される以外のことを求めていない。
「さあ、どうして欲しいのか、きちんと言いなさい」
ジェローデルの言葉にオスカルは美しい顔をゆがめて、仰向けになり形のよい二本の脚を高く上げた。
そして、白い指で金の茂みに囲まれた薔薇を広げた。
そこは蜜で塗れそぼり、敷布をぬらすほど溢れていた。
「う……。い、入れて」
「何を? どこに?」
「おまえの……熱くて硬いものを……私のこの淫らな蜜壷に埋めて……。
めちゃくちゃにかき回して……吐き出して……こ、壊して……」
「いいでしょう。あなたがそこまで欲しがるのでしたらしかたがない」
ジェローデルは細身の体に似合わぬたくましいものを右手で持つと、薔薇の部分に擦りつけ始めた。
しかし、決してそれ以上のことをしようとしない。
「いやっ……いや……入れて……」
「ふふ。そういう時はどう言えばいいのか、教えたはずですよ、オスカル嬢」
「……お、犯して……辱めて……」
その言葉を聞くと、ジェローデルは薄く笑って腰を進めた。
それを受けて彼女はひときわ高く嬌声をあげ、泣きながら腰をゆすった。
「抱くたびに、あなたの快楽が深くなるのが伝わってきます。
あなたのこの、女の部分は全くもって男を最高の快楽へと導く装置ですよ」
ジェローデルの毛深い部分が、オスカルの柔らかい場所を思いのままに蹂躙しているのを見て、アンドレはオスカルの名を叫ぼうとした。
しかし、喉から声を出すことができない。
寝台がきしむ音は、男女の動きに合わせて大きくなった。
二人は獣のような唸り声をあげると、体をのけぞらせて痙攣させた。
ジェローデルがオスカルから体を離す。
すると陰茎から白い粘液が引いてオスカルと繋がっていた。
「私のものだ……オスカル嬢……」
ジェローデルはそう言って、今愛したばかりのすぐそば、皮膚のもっとも薄い部分に強く歯を立てた。
それの痛みすら、オスカルには快感であったらしく、甘い呻きを漏らした。
 ──オスカル……俺のオスカル……愛していた……! 愛していたのに……──
 ──たとえ、触れることができなくても、おまえは俺ひとりだけのものだったのに……!──
真っ暗な穴がどこまでも深くあいていた。
彼はその穴に吸い込まれてどこまでも落ちていった。
85名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 01:04:15 ID:O7WsdsqR
アンドレは額の上に冷やりとする気持ちよさを感じて薄く眼を開けた。
オスカルが手を当てたのだった。
「うん、少し熱が下がってきたようだな」
「……俺は……?」
「おまえ、ジェローデルの別邸で倒れたんだ。あんなにひどい熱があるんだったら、もっと早く言え」
「……」
「控えの部屋にいないからどうしたと思ったら、植え込みのところでうずくまっていたんだぞ。
屋敷に帰ってからも一昼夜うなされていた」
「……ああ」
彼女には、なんの屈託もなかった。
俺は、と彼は思った。
 ──いやな夢を見ただけだったのだ──
オスカルにはなんの穢れも見いだせなかった。
清冽な美しさに圧倒され、彼は先ほどまでのような淫夢を見た自分を恥じた。

それから数カ月のち、フランス衛兵隊はパリ出動を命じられた。
半月ほど前に恋人となったアンドレは、その前の晩に初めて女主人の寝台へといざなわれた。
それは彼にとって心震わせる最高の幸せだったが、視力のほとんどを失いつつある彼は、あることに気づかなかった。

彼女の内ももの、皮膚のもっとも薄い部分に、噛み傷が残っていたことを──。

 ─ 了 ─
86名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 01:16:44 ID:C4KXMX7q
GJ!
エロもいいけど
オチがいいねー!!
87名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 06:54:05 ID:dBcTDxvw
GJ!ジェロって言葉責めがやっぱり似合うな
このオスカルは告白後よく我慢してたなあとオモタ
88名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 07:03:18 ID:xM6hw3pX
GJ!
氷の華を思いながらアンドレはきっと成仏出来ただろうね
ついでに題名にこんなのを思いついた
云わぬが華 知らぬが仏
89名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 09:10:50 ID:mV5OwmLq
GJ!
リアルなエロにドキドキ。O様をこんな風にしちゃうジェロのテクを妄想して
朝から涎がでた。
85読んだときにはアンドレの夢なのかなって一瞬思ったけど
最後のオチが山椒のようにピリッときいててよかった! ごちそうさま!
90名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 12:26:57 ID:RtRQtT31
夢なのか現実なのか妄想なのかよくわからないまま
最後に突き落とされるというのがいいっすね!
淫らに肉の虜になりながらも、アンドレには聖女のままでいたいという
女の狡さがいやらしくてよかった!
91名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 14:19:20 ID:O+mbDJJg
GJ!!
エロかった-!!
92名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 17:21:56 ID:Foxv7Koy
GJ!
エロかった!
けど、JOがデキちゃったんなら、別に結婚しても・・・ゲフンゲフン
93名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 17:34:04 ID:+wc93AZf
>>92

そうだね 別に結婚しない理由はなくなる
アンドレがカワウソって言っても
94名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 18:10:02 ID:/FxkQ4VF
きゃ〜〜!JOありがと!!
後でゆーーーーーーーーーーーっくり楽しませてもらいます
95名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 18:18:27 ID:O7WsdsqR
アンドレが可哀想だから、は理由として弱かったでしょうか。
自分ではそれで充分かなと思っていたので、
そこらへんをきちんと書き込むのがおろそかになっていたみたいです。
精進します……。
96名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 18:27:09 ID:wgD7zk2O
う〜ん。。なんていうかな。
アンドレが可哀想だからって、憐れまれるアンドレの方が可哀想かなって気がする
アンドレはすごくプライド高いから
ズレてごめん
97名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 18:42:16 ID:uiZf2D2d
ジェロ自体が婚約を破棄したと言うのはどうかな?
よく「ずっと欲しかった品物を苦労して手に入れたけど、実際手にしたら大したことなかった」みたいな感じで
ジェロにとっての理想のオスカルとは、どんな責めにも耐えて清廉を貫く氷の華だったのに
いざそういう関係になったら、あっさり堕ちて色に狂った只の牝になってしまった。
その次点で価値を無くしたっていうのは無理があるかな?
98名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 18:47:14 ID:RtRQtT31
二面性を持ち続けていたかったというアリバイ作りに
アンドレを利用したってことでいいんじゃないでしょうか。

ジェローデルの前では淫乱な牝で
アンドレの前では聖女
ジェローデルと結婚したら
つまらない貞淑な妻にしかなれない。
99名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 19:20:59 ID:O7WsdsqR
いろいろな解釈をしていただけて、とても参考になりました。

書いた人間の妄想内では、
・ジェローデルはオスカルが精神的に愛しているのはアンドレだと
 わかったので、夫婦になることに気乗りしなくなった。
・オスカルは自分が結婚したらアンドレが悲しむので、
 本人としては幼なじみへの愛情として(でも本当は恋愛感情)
 ジェローデルとは結婚できないと考えていた。
・オスカルが告白後我慢してたのは、
 ジェローデルに抱かれていた引け目があったから。

になってます。
でも、読んでくれた方がそれぞれにいろいろなことを思い描いてくださるほうが
いいと思います。
100名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 19:55:39 ID:mV5OwmLq
このジェロは悪い奴だから、結婚するのはちょっとなあ。
でも精神と肉体が別々の対象へと向かうO様。まるでフランス映画のヒロインの
ようではないか。萌える。
101名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 20:58:56 ID:dBcTDxvw
>>99
ナルホド
もしかして告白後Aと早く結ばれたいと身体を疼かせながらジェロとの関係を続けていたのかと…
より淫乱なイメージで妄想をしちゃっておりました
102名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 12:22:06 ID:a4IlXcSj
GJ
自分は馬車襲撃で意識のないAの看病ついでに跨がって腰振って「あぁ……私が本当に欲しかったのはこれだったのか
戻ってこいアンドレ!私を一人にすることは許さない!」

婚約破棄

時々、アンドレに一服盛って意識のないAに跨がる

7/12かなwとか妄想してたwww
103名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 12:28:06 ID:a4IlXcSj
>>102
Jと繋がりながらもが抜けたwww
何度読んでもよいね
104名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 12:33:49 ID:ZlBzItzF
>馬車襲撃で意識のないAの看病ついでに跨がって腰振って
>「あぁ……私が本当に欲しかったのはこれだったのか
>戻ってこいアンドレ!私を一人にすることは許さない!」

これで独立した一本になるんジャマイカ
ぜひぜひ書いて。
105名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 14:38:54 ID:urtB5rv7
>>102
何という堪え性のないO様
イイネ
106名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 15:03:07 ID:mx05zNj8
>>102
一服盛られて意識トンでなお機能は果たすってどんな薬だww

嫌いじゃないぜ。
107名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 15:19:50 ID:mx05zNj8
意識トンでと言えば
外伝でエベーラの薬嗅いで意識朦朧となって目覚めないオスカルに
あやつがイタズラしなかったわけはないだろうと昔から思ってた。
108名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 16:02:58 ID:TwXneOfG
>>102
あのー、この場合途中でアンドレは意識がもどるのでしょうか?
せっかくO様とXXXしてるのに知らないなんてアンドレが
ちとカワイソーな気が・・・。

109名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 16:15:31 ID:SiaI3U9W
>>107
あれは絶対お姫様抱っこで家に帰って来てるよね
でも、おリボンアンドレの時とは違い、アンドレに余裕が見えてガツガツして
なさそうな気がするのは
両思いになった後での外伝だからだろうね
110名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 16:46:34 ID:OBp6Bmik
>>109
うむ?外伝ではまだ2人は両思いではないよね?
いい雰囲気ではあるけど
111名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 16:47:48 ID:y+MegP/l
だ〜か〜ら〜
目覚めたお嬢様のお見舞いの場面でビミョーに視線、ずらしてますよ。
ヤバス。あんなことやこんなことしたのにばれたらどうしよ。
って顔だよあれは。

112名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 16:58:53 ID:WoJk5Xaf
あのお香には催淫作用のある成分も多分に含まれていた→
医者の触診中無意識ながら感じてるオスカルをアンドレが目にする→
アンドレ我慢できずに夜中にあんなことこんなこと

という展開を妄想
113名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 17:46:07 ID:SiaI3U9W
>>109
いや両思いではない設定だが、読む側は二人が最後は両思いになっているのを知っているし、
作者もそれを念頭において描いてるでしょ という意味
>>111
うん ずらしてるね
114名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 18:20:50 ID:mx05zNj8
>>109
帰ってくる時はロザリーとルルー付き&アンドレが御者なので
馬車の中では「オスカルさましっかりなさって!」
「おねぇちゃまぁ」コール連呼で、
屋敷に着くなり(馬車の座席も結構高さがあるので)
御者台から降りたアンドレが肩にあらよっと抱え上げて
みんなで大騒ぎしながら運び入れたイメージあるんだよね
いや、妄想だけど。
そのあと医者呼んだり寝ずに交代で看病したり夜中にイタズラしたり寝言で一悶着あったり。
結構ドラマチックな展開だったろうにアッサリとスルーするのはさすが理代子。
115名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 18:31:19 ID:HWPm7Pep
外伝、絵が気に入らなくて1回読んでそれっきりになっていましたが、
皆さんの書き込みを読んで改めて読み返したくなりました。
116名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 22:01:27 ID:urtB5rv7
外伝、原作共に隙間だらけで妄想しろと言わんばかり
>>108
肝心な時に意識が無いのはカワイソだけど、なんだか間抜けでいーな
「何故だ?オスカルの近くにいても以前程欲情しない」←それは勝手に搾取されてるから
117名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 08:30:27 ID:T/xNJ7zK
『黒衣の伯爵夫人』も結ばれた後だったら二人きりになった時あれこれ出来たのに
惜しい
118名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 08:53:38 ID:aS1iVcNP
>>116
>外伝、原作共に隙間だらけで妄想しろと言わんばかり

禿同。この妄想は100年たっても続きそうだなあ。妄想によって100年後も
世に忘れられることなく世紀の名作となるベルばら。 
119名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 12:57:12 ID:VqXdqR4z
>>117
ピクニック行って二人きりの時は視線をすごく絡ませてたね
あれはもう恋人同士の感じで 読んでてドキドキした
設定では黒い騎士が出るあたりだからフェルゼンに片恋中なんだけどw
120名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 16:25:56 ID:gPyoefb8
121名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 11:28:13 ID:rgsAgQoL
アンドレっておりぼん時代にオスカルの縁談があったらどうしたんだろうね。
なんか陰でうんと泣いて表では粛々と結婚の準備の仕事をしそうな気がする。
ブラビリも毒ワインも草むしりもなし。

で、ヌーベルエロイーズ抱きしめて早死にする。
122名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 11:28:22 ID:feoTu4Zf
>>119
連載が終わってまだ余韻が残ってるカンジかなぁ
フェルゼンへの片思い描写なんか入れたらクレームきたりしてw
数年後の色気皆無の外伝も好き
上に出てた妄想で是非書いていただきたい
123名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 11:41:34 ID:feoTu4Zf
>>121
そうだねぇ。ジタバタする間もない
衛兵隊にも行かないし
そのままジャルジェ家で勤めて一生終えるのか
早い段階だったら諦めて嫁をもらうこともあったかな
連投スマソ
124名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 12:27:24 ID:XBYwgJe2
やけ酒してうんと泣くだろうが、その後は執事見習いとして屋敷の仕事をこなしつつ、一人立ちした頃に気立てのいい身元のしっかりしたお嬢さんと見合いして結婚。
月日が流れ、その子供が屋敷で働く事になった時に、たった一言だけこう呟く。
「その方の幸せの為に、全てを捧げ、自身はけして表に出ることなく一生涯尽くす。
それが主に遣えるという事だ。
お前にその覚悟はあるか?」と。
…ってこれエロでもなんでもないわ。
125名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 20:59:27 ID:P4qQyhUU
>>124
ううん SSとして十分話になりそう
切なくていいよ!GJ!
126名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 23:52:22 ID:MfQZlPRE
OAが立場逆転したらオスカルはとっくにアンドレにやられちゃってたかも
127名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 08:16:47 ID:eHCz6T5G
アンドレが貴族でオスカルが女中って場合?
手を付けた所で何も問題なさそうだけど、愛人という立場のまま置くかは疑問だなあ
128名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 08:39:44 ID:RyQbZv5+
貴族の結婚=家の結婚と考えると、何の財産もない平民オスカルをあえて正妻にするかどうかは微妙。
形だけの正妻をもらい、貴族の地位を買い与えたオスカルをあちこちつれて歩いて、「妻」として紹介とかならあるかも。
129名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 09:01:40 ID:n8bOOxZq
女中にお手つき

子供ができて用なしポイよ

母はセーヌに身を投げ…うっ

育った子供がなんか黒い格好の盗賊になる

噂の悪評高い軍人の家に盗みにくる

私はお前の父だ〜

な、なんだってーー

ってな展開しか思いつかんw
130名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 09:17:52 ID:eHCz6T5G
面白いけどw
オスカルだと思うと・・・セーヌ川に身を投げそうにないw
奴が正妻迎えたら子供抱えてこっちがポイだと出て行っちゃいそうだ
131名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 09:34:22 ID:n8bOOxZq
それ以前に立場逆転なんてしたら
当初の男装の麗人設定がどこ吹く風なので
ベルばらパロとしてまったく想像つかない…
想像力足りないのだわ。
パロディをパロディとして楽しむにはある程度の「基本枠」を自分に課さないと
萌えられないんだなぁ、私の場合。
どの辺までが最低条件なのかはまだわからないけど。
132名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 09:58:59 ID:KBVKHxrC
男装の女中
じゃダメだなw
133名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 10:23:51 ID:lWFSOy8K
AO身分逆転。途中まで書いてみました。
かなり話に無理があるので、笑って許してくださる方だけお読みください。

「ばあや。正直に教えてくれ。オスカルは……女なのだろう?」
幼い頃から守り育ててきた若君に言われ、マロン・グラッセは本当のことを言うしかなかった。
「はい。オスカルは……あの子は実は女でございます……」

男の子に恵まれないといわれていたジャルジェ家だったが、第六子は待望の跡取り息子だった。
黒い髪と目の赤ん坊はアンドレと名付けられ、大事に育てられ、
女兄弟ばかりの中で育ったせいか、それは穏やかな気性の子だった。
父ジャルジェ将軍にはそれが物足りなく歯がゆくすらある。
遊び相手にだれか、多少野卑でもいやいっそ平民の子を引き取って相手にさせればと考えていたとき、
ばあやの孫が孤児になったという話を聞いたのである。
聞けばプロヴァンズの野育ちで、教育らしい教育も受けたことがないということだった。
名はオスカル。神と剣を意味する勇ましい名を知り、将軍は息子アンドレの遊び相手にその子どもを引き取りたいとばあやに打診した。
娘の結婚に反対していたばあやは、オスカルが女であることすら会うまで知らなかった。
彼女は孫娘に、この屋敷にいたければ、男として暮らすように言い含めたのである。

息子より一つ年下のオスカルを見て、ジャルジェ将軍は満足した。
身のこなしは敏捷そうで、目には野性的なきらめきがあった。
野育ちの割には全くの礼儀知らずでもなさそうだった。
「アンドレ。今日からこのオスカルがおまえの遊び相手だ。いや、剣の相手だ。
二人とも精進するように」
父にそう言われて、アンドレはオスカルを見つめた。
金髪がきらきらと窓からの陽を受けて光っていた。
碧い目は湖のようで吸い込まれそうだった。
 ──本当にこの子は男なのですか──
そう父に尋ねたかったが、何かが憚られた。

夏の暑い日など、二人は上半身裸で水遊びすることがあったが、アンドレはオスカルの肌の白さに目を剥いた。
それはあまりにも白く薄く、自分とは全く違っていた。
抱きついてしまいたいという衝動がなぜ自分にわき起こるのか、アンドレにはわからなかった。
そんなことも最初の数年だけで、二人はもうそんな不作法な格好ではしゃぐことは許されないと、アンドレはばあやから強く戒められた。
二人が宮殿に伺候する日も押し迫っている。
アンドレには王太子妃付き近衛として、オスカルはアンドレの護衛として。
とっくにオスカルは剣の腕前ではアンドレを凌駕していた。
宮殿に上がるには、男も女も窮屈なコルセットをしなければならない。
まだ痩せた幼さを残す体ではあったが、アンドレはしぶしぶ毎日コルセットを付けた。
従僕としての身だしなみを要求されるオスカルも、コルセットを付ける。
それは、わずかに女性らしい膨らみを持ち始めた彼女の体を包み、女であることを隠した。
134名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 10:25:12 ID:lWFSOy8K
いつまでも声変わりしない、美しい従者は宮殿の中で耳目を引いた。
あの小姓を一晩貸してほしいという男色家などの申し出を、アンドレは真っ赤になって毎回断った。
オスカルをそんな淫らな目で見ることは許さないと思いながら、彼は自分の中の欲望に向き合わざるを得なかった。
 ──オスカルの肌に触れたい──
いつぞや水遊びの時に見たあの白い肌。
あれに思う存分指と唇を這わせたい。
毎晩見る夢はそのような妄想に彩られていた。
その中で、オスカルは小さくはあるが乳房を持ち、脚の間には女の部分を隠している。
「ああ、オスカル……」
彼は自分の男性の部分を掌で握りしめ、従僕の名を呼んだ。
怒濤のような快感が押し寄せ、全てを放出した後いつものように激しい罪悪感が襲ってきた。
 ──許してくれ。俺はおまえを女を見る目で見ている──
彼も貴族の男であるから、貴婦人たちとの恋愛遊戯は多少の心得があった。
だが、それは彼になんの慰めももたらさなかった。
一度、夜会である侯爵夫人との逢瀬を持ったとき、彼はオスカルの顔が僅かではあるがはっきりと不快を示しているのに気がついた。
「オスカル。俺がこんなことをしているのを軽蔑……しているのか……?
「軽蔑はしない。貴族の男なら誰でもすることだ」
オスカルは一度言葉を切った。そして続けた。
「だが、私はアンドレがあのようなことをするのはあまり好きではない」
アンドレは胸を突かれたような気持ちがした。
「わかった。おまえがそういうのなら、俺は二度と戯れの恋はしない」
そして、彼はその後その約束を守ったのである。

オスカルの様子がおかしくなったのは、アンドレがスウェーデン人である友人、フェルゼンを家に招くようになってからだった。
フェルゼンを追うオスカルの視線を気取り、アンドレはオスカルがフェルゼンを愛していることをつきつけられた。
 ──あいつ、女をさっぱり相手にしないと思っていたら、男色だったのか──
フェルゼンは王妃となり今を盛りと美しいアントワネットに夢中だった。
しかし、叶わぬ恋の絶望感からか、女性関係は乱脈を極め、さらに美しい男にまで手を出していた。
「アンドレ。きみのところの従僕……オスカルを今度うちに、ひとりで遊びに来させてくれないか?」
フェルゼンがそう言ったのは、なにも無理強いをしようと思ったわけではない。
オスカルからの好意を充分に感じていたからである。
しかし、それはアンドレの逆鱗に触れた。
自分が隠すだけで身を焼くような恋をしている相手に、気易く触れようとしているこの男は、いくら親友と言えど許せなかったのである。
アンドレは顔を青ざめさせ、拳を振るわせて言った。
「フェルゼン。二度と俺の前に顔を出すな。オスカルに近づくな」
フェルゼンははっとした。
親友もまた許されない恋をしていたのだ。
黙ってジャルジェ邸を辞した彼は、二度とあの美しい主従に近寄るまいと決意した。
135名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 10:26:29 ID:lWFSOy8K
その日の公爵夫人の舞踏会には、そもそもアンドレは出席予定ではなかった。
土壇場になって近衛の友人の一人から自分の代わりに出席してくれと頼まれたのである。
そこにはフェルゼンもいた。
気まずい思いをしながらも礼を失しないよう、態度を取り繕った。
数日前から風邪を引いたと言って自室に閉じこもっていたオスカルを、連れてこなかったのが唯一の救いだった。
そのとき、広間がざわめいた。
外国の伯爵夫人と称する女が現れたのである。
それは背が高く、豊かな金髪をしていた。
瞳は深いサファイアの色だった。
まさしくそれはアンドレが、もしもオスカルが女であったらと想像していた姿、いやそれ以上のものだった。
伯爵夫人の目がこちらを、アンドレの隣のフェルゼンを見ている。
フェルゼンがダンスを申し込もうと一歩を踏み出すより一瞬早く、アンドレは伯爵夫人の手を取った。
「マダム。一曲お相手を」
伯爵夫人はぎくりとしたが断るわけにはいかなかった。
アンドレは食い入るように伯爵夫人を踊りながら見つめた。
そして、曲が終わらぬうちに「オスカル……オスカルだな?」と言ってしまったのである。
伯爵夫人は身を翻して走り去りった。

オスカルがその日公爵夫人の舞踏会に現れたのは、オスカルが女だと気づいたジャルジェ夫人が、ばあやに言って実現したことだった。
あまりにも不憫だと。
美しい女なのだから、一度ぐらいはドレスを着せてみたい。
きらめくシャンデリアの下で並み居る貴族の女よりも美しいことを証明してやりたいと。
最初は恐れ入って固辞していたばあやも、夫人の頼みであれば断り切れなかった。
そして、孫娘の美しさに涙を流しすらしたのである。
舞踏会は、夫人と親しい公爵夫人のもので、アンドレは行かない予定のものを選んだはずだった。

アンドレは舞踏会から帰ってくると、ばあやを自室に呼び問いただした。
「ばあや。オスカルは……女だったのだね?」
そして、アンドレがその夜あったことをすっかり話すと、ばあやももう隠しきれなかった。
「……はい。男であればこのお屋敷に置いて頂けると思い、偽りを申しておりました」
20年以上も騙されていたのかと思うと、自分の迂闊さにアンドレは目眩がした。
「わかった。このことは父上には言わない。もうさがっていい」
自室で一人、しばらく椅子に腰掛け天井を見つめていたアンドレだが、不意に哄笑がこみ上げてきた。
むせるほど笑い、涙がぼろぼろと出てきた。
そして、思い切ったようにオスカルの部屋へ向かったのである。
136名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 10:27:29 ID:lWFSOy8K
ちょっと用があるのでいったんここまで。
一応最後まで話は考えてあるので、尻切れ蜻蛉にはならないと思います。
137名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 10:45:45 ID:2j5sY5s6
楽しみにしております!
138名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 12:23:11 ID:RyQbZv5+
がんばれ!
139名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 12:33:55 ID:60xlXj4k
オスカルが本当の男(貴族)でアンドレが女(侍女)
つーのはドジンや二次でたまに見るけど
アンドレ貴族でオスカル平民は珍しい
新視点でオモシロス

続き大いにキボーーン!
140名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 12:46:05 ID:g/vsIJyq
>>139
>アンドレ貴族でオスカル平民は珍しい
>新視点でオモシロス

女医タソが書いてるやん
141名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 12:59:43 ID:eHCz6T5G
全然許せるよ
いいじゃん、これ!
続き楽しみに待ってます
142名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 13:01:22 ID:lWFSOy8K

AO身分逆転の続き。陵辱(未遂)表現あり。

オスカルはもう化粧も落とし、いつも通りのブラウスとキュロット姿だった。
「オスカル。入るぞ」
アンドレはずかずかと部屋へ踏み入った。
オスカルは寝台に腰掛け、うなだれている。
「なぜ、隠していた。俺がおまえが女だと知ったらこの屋敷から追い出すとでも思っていたか?
父上だって、そのようなことはしない。おまえは護衛として充分な腕がある。
おそらくわかっていただけたはずだ」
オスカルは黙って下を向いたままだった。
「こちらを向け、オスカル」
そういってアンドレは彼女の腕を取った。
それは思いがけないほど柔らかく細く、彼の心を震わせた。
その時、始めてオスカルはアンドレに理由のない怖さを感じた。
「……放してくれ、アンドレ」
「……いやだ……」
穏やかすぎるほど穏やかで寛容なはずだった主人の目に、妖しい光が灯っていた。
「放せ、放せ!」
オスカルはもがいた。
そんな彼女をアンドレはしっかりと抱きしめ、しっとりとした口づけを強引に与えた。
剣の腕では勝っていても、男の膂力にはかなわない。
彼女はたやすく寝台の上に押しつけられた。
「ずっとおまえを、おまえだけを愛していた。
他の女など抱いたところで虚しいだけだった。
おまえが女でさえあれば、いつもそれだけを願っていたんだ。
愛している。愛しているよ、オスカル」
オスカルは思わず叫び声をあげた。
それはまさしく女の悲鳴だった。
構わずアンドレはブラウスの釦を器用な手つきでひとつひとつはずした。
自室でくつろいでいたオスカルはコルセットをしていなかった。
形の良い小振りな乳房がまろびでた。アンドレはその頂を指でそっとなぞった。
オスカルは泣きながら抵抗していたが、次第にぐったりとして体に力が入らなくなってきた。
こういうとき、以前の恋愛遊戯経験がものをいう。
アンドレはオスカルの服を取り払いながら、自分の服も巧みに脱いだ。
そして、真っ白な肌のそこかしこに口づけの痕を付けながら、処女の部分に指を這わせた。
それは非常に慎重な動きだった。
女の官能を一度は知り尽くした指である。
最初乾いてぴったりと閉じていた彼女の花びらは不意にほころび、蜜が溢れ出た。
オスカルの、「いや、いや……」と切れ切れにいう言葉を耳にしながら、アンドレは唇の愛撫を胸からみぞおち、みぞおちから臍へと移した。
そして、彼女の両脚を開くと金の茂みに顔を埋め、舌で花芽を探り出す。
オスカルがひっと小さく悲鳴を上げた。
しかし、彼は構わず技巧の限りを尽くして愛撫を続けた。
「や、やめて、お願い……」
オスカルの哀願も虚しく、アンドレはオスカルをなぶりつづける。
不意にオスカルの体の中を稲妻が駆け抜けた。
「いやあああああああ〜〜〜〜〜っ……!」
掠れた悲鳴と同時に彼女は体を痙攣させ、喉を反らせながらアンドレの髪を強く掴んだ。
そして、がくりと体を寝台に投げ出した。
「オスカル。歓びを感じたかい?今度は俺を……」
蕩けそうな顔でオスカルの脚を開いて、今まさにひとつになろうとしたアンドレに、彼女は何事かをつぶやいた。
「うん? なんて言った? もう一度言ってくれ」
オスカルは今度ははっきりと言葉にした。
「私が平民の女だから、貴族の男に慰み者にされるのは当然だとでもいうのか」
と。
143名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 13:02:20 ID:lWFSOy8K
アンドレは頭から冷や水をかけられたように固まった。
「そんなつもりはない。おまえを慰み者にしようなど……。
いつも、俺たちは最も近しい者として睦みあってきたではないか」
「では、今おまえがしようとしていることはなんだ。主人がいやがる使用人の女を手籠めにしようとしている、それ以外のなんなのだ」
アンドレは頭をがんと殴られたような気がした。
その通りだった。今自分がしているのは、立場を利用した幼なじみへの辱めだった。
アンドレは静かに寝台を降りた。
「もう、二度とこのようなことはしない……。神に誓う」
そう言って口づけの痕が全身に散らばった痛々しい体をそっと上掛けで覆った。
最後にオスカルの白い手を、貴婦人を遇するように取り口づけ涙をこぼす。
「でも、愛している……愛しているよ……ああ、死んでしまいそうだ……」

日を置かずして、オスカルは多額すぎるほどの金を渡され、暇を取った。
オスカルが女だと知り将軍は驚き、知っていた夫人はひどく悲しんだ。
ばあやは孫娘が護衛という危険な職を解かれたことにどこかほっとしているようだった。

アンドレにとって、4回目の縁談が来た。
今まで彼は3回婚約したが、幼い頃からの婚約者は式の直前に天然痘で亡くなった。
残りの2回は破談で、うち1回はジャルジェ家と向こうの家の関係が悪くなったからで、
さらにもう一つは令嬢が従僕と逃げたというものだった。
オスカルと大笑いして「助かった」と言ったことが懐かしい。
今度はジェローデル家の三女、ヴィクトワールだった。
「ヴィクトワール嬢か。オスカルに夢中だったな」
アンドレはひとりごちた。
午後のパリのカフェは、不安定な政情を反映してかどこか落ち着かなかった。
市民活動家とおぼしき数人が一つのテーブルに固まっている。
そこに鮮やかな金髪が陽に光っているのを見て、アンドレは驚いた。オスカルだ。
 ──あいつ、プロヴァンズへ戻ったのではなかったのか──
オスカルは男装していた。
アンドレに気づいたようなので、目配せして外で待っていると、ほどなくオスカルが来た。
144名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 13:02:57 ID:lWFSOy8K
「どうしたんだ、その目は!」
オスカルの開口一番の言葉はこれだった。
「黒い騎士騒動の時に怪我をした。今では全然痛まない」
「しかし、それでは近衛は勤まらないだろう」
「ああ。今はフランス衛兵隊にいる」
それを聞いてオスカルはひどくうろたえた。
「……すまない。私さえそばにいればおまえにそんな怪我はさせなかった」
「そんなことはない。それに、衛兵隊は近衛よりもやりがいがある。部下は平民ばかりなんだが、これが結構楽しい」
「そういえば、婚約が整ったそうだな。ジャルジェ将軍家の跡取りがとうとう身を固めるともっぱらの噂だ」
「あれか……」
アンドレはそういって一つしかない目を伏せた。
「あれは、断る」
「断る? どうやって? 今度こそ逃れようがないじゃないか」
「オスカル、聞け。衛兵隊はおそらく今月中にはパリに出動する。
その時暴動が起きたら、われわれ衛兵隊は市民側につくという相談がすでにできあがっている」
オスカルは目を剥いた。
「俺は貴族の身分を棄てる。おまえと同じく平民として生きる」
そして彼は跪いて彼女の手を取っていった。
「オスカル・グランディエ嬢。どうか私と結婚していただきたい」
オスカルの目から涙がこぼれた。
切れ切れに形の良い紅い唇から了諾の言葉が紡ぎ出された。
145名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 13:04:18 ID:lWFSOy8K
オスカルの仲間の市民運動家たちを立会人にして、二人が着の身着のまま教会で結婚の秘蹟を受けたのはその数日後である。
新床はオスカルのアパルトマンだった。
広くはないがこざっぱりしていて心地よい部屋を見回し、アンドレはここが新居になるのかと思うと胸が躍った。
男装のままの花嫁を抱き上げると、そっと寝台の上に横たえた。
「以前は、無理強いをして悪かった……」
「いや、いい……」
その言葉の語尾をふさぐように、アンドレはオスカルに深く口づけた。
「求婚したとき、おまえに断られると思っていた。
だが、俺は、おまえに一度は言わなければいけない言葉だと思っていたんだ。
……おまえが受け入れてくれたのが、今でも夢のように思える」
彼はそういって柔らかな乳房を掌で思いのままに形を変えた。
オスカルは吐息を漏らす。
「アンドレ……。おまえのことを愛していると、はっきりと自覚させられたことがあったんだ。
おまえ、数ヶ月前にパリにジャルジェ家の馬車を乗り入れて暴徒に襲われただろう?」
「ああ。たまたま通りかかったフェルゼンが助けてくれた。なぜおまえが知っている?」
「剣を持った青獅子の馬車が襲われていると聞いて、ジャルジェ家の馬車だと思った。
見るとその通りで、おまえを救い出そうと飛び出すところを、フェルゼン様に止められた。
その時、つい口から出たんだ……『私のアンドレ』と」
「……え?」
「フェルゼン様にはおまえに言わないでくれと頼んだ。
おまえを救うために暴徒の中に飛び込んだフェルゼン様よりも、おまえのことのほうが心配でならなかった。
……私は、おまえを愛していたんだ……」
アンドレの中で、オスカルへの愛おしさが溢れ、堰を切って奔流となった。
「オスカル。愛している。愛している」
抱きしめる男の腕の力に心地よいものを感じて、オスカルは目を閉じた。
アンドレの膝が、オスカルの脚を開かせた。
ゆっくりとアンドレが入ってくる。
そこはもうすっかり彼を迎え入れるために潤沢になっていた。
ようやく結ばれた、その想いにうち震え、アンドレはその晩オスカルを何度も貫き、愛の迸りを注ぎ込んだ。

明け方、オスカルは言った。
「パリ出動の際には私を連れてゆけ」
「莫迦な。妻を戦場に置く武官などありえない!」
アンドレは一度は強く断った。
「行かせてくれ。私はおまえの護衛なのだから……。それに、もうひとときも離れたくない」
そう言われるとアンドレは断れきれなかった。

二人がその部屋へ戻ることはなかった。
7月13日、オスカルはアンドレをかばって銃弾を身に受けその場で倒れた。
そして翌13日、アンドレもバスティーユ陥落を見ると同時に息をひきとったのである。

 ─ 了 ─
146名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 13:05:25 ID:lWFSOy8K
元ネタですが。
赤毛のアンだったりします。


>>140
それ読んだことあります。
大好きでした!

147名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 13:20:17 ID:eHCz6T5G
GJ!面白かった〜!
立場は逆転してるのにキャラに余り違和感を感じなかったよ
148名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 13:38:51 ID:n8bOOxZq
上手い人が書くと上手く書けるものなのですな〜、感心した。
身分の高い設定のアンドレって結構魅力的だね。
149名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 14:00:28 ID:anuCowis
どこかで見かけたツギハギだらけ印象のこらないくらい軽く読めて よかったです 
これからもきのすむまでカキちらしてください(笑) 

どこのサイトよりエロパロがまともらしいですから(笑) 
150名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 14:15:49 ID:KBVKHxrC
GJ〜!
147の言う通りキャラに違和感感じなかった
ベル設定もちりばめられてるしね
一人ヴィクトワールにされてるのが可笑しかった
151名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 14:30:39 ID:2j5sY5s6
GJ!
ありがたく読ませて頂きました。
女を喜ばせる術を心得ている貴族のアンドレというのも新鮮でした。
152名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 15:57:34 ID:ZwZ7umdI
アンドレがサンレミーみたいな貴族だったらオスカルを孕ませて
どっかの貴族令嬢にもちょっかい出すかもしれない
153名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 16:27:10 ID:QkfSL2O3
GJ!すごい面白かった!
154名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 17:39:33 ID:YhuH0hG9
GJ!
まさかの設定をサクサクっとSSにまとめる発想力はすごいなあ。
従者オスカルの男装もなるほどねーって感じでお話に入っていけて
おもしろかったです。次回も楽しみにしてますう。
ヴィクトワール嬢にはワロタ。
155名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 21:16:49 ID:lWFSOy8K
>>124とか、エロでなくても読みたいなー。
誰か書いてくれないかなあ。
156名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 22:57:34 ID:hFgVUl2q
157名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 23:40:02 ID:ZwZ7umdI
オスカルに日本酒飲ませたい
158名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 00:17:09 ID:8Y7bReyZ
GJ!立派にベルばらしている!!
とてもよかった。ありがとう。
159名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 09:26:21 ID:x8S6FBBa
この貴族のアンドレ
従僕であるオスカルに頭が上がらない感じがいいなぁ
160名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 10:05:07 ID:D/iGN7B1
アンドレの余裕がない所が個人的萌えポイントなので
このアンドレ好きだー
161名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 10:10:07 ID:g22dVx9M
>>159
なにせ、軍人のくせに剣の腕では従僕(しかも女の)にかなわないんだから、
そりゃ頭も上がらないw

襲ったときに未遂にならずに最後までやっちゃって、
その後昼は従僕夜は愛人とかいう妄想までしてしまった。
ssのさらに二次って、もうわけわからんw
162名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 11:50:34 ID:/AROxdi/
住人の自由な妄想の連鎖こそエロパロの醍醐味だとオモ。
その中からまた意外性のある、オモロイSSが生まれるのではなかろか。
誰かが言ってたよなあ、他人の妄想っておもしろいって。
163名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 12:20:17 ID:2V94Yukc
赤ちゃん言葉で話すOAとか見てみたい
164名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 12:22:41 ID:tZmWWzfx
>>159

それだ!www
ずっと「この貴族アンドレって、ばあやに『アンドレお坊ちゃま!しっかりなさいませ!』ってヤキ入れられてそうww」って思いながら読んでたwww
165名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 12:29:50 ID:g22dVx9M
ジャルジェ将軍は、いつまでも少佐止まりのアンドレにやきもきして、
「私がこいつぐらいのころはもっと高い階級だったのに」
とかグチこぼしているとか。

これではNATO軍の黒髪少佐か。
166名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 15:40:10 ID:7gb/cPEg
何かにつけて部下をアラスカに追いやるあの方か。
自分も嫌いじゃないぜ。
切れる度に、部下を最前線送りにするオスカル。
「お前達、たるんでるぞ!一度アメリカで敵の弾をかいくぐって頭を冷やしてこい!」
167名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 16:27:25 ID:yN+GlPRZ
当時のフランス的だと過酷な外国の最果てって言うと
ハイチあたりですかね。
168名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 16:31:50 ID:MX6lu7sO
ハイチは黒人奴隷の方が酷い事になってるのでやめてください
当時のハイチでフランス人、やりたい放題で唖然とした憶えが
169名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 16:39:48 ID:yN+GlPRZ
そいじゃ空想の余地を残すってことで
ニューオーリンズあたりをベースに海賊退治にハケーン
170名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 17:27:24 ID:7gb/cPEg
>>169

いいね!
で、向こうに行った部下達の報告を聞いているうちに「面白そうじゃないか」と剣を下げ、アンドレの首根っこをつかんで現地に向かうオスカル。
大暴れを楽しむフランス衛兵隊の影で、オスカルや衛兵隊員達が海賊退治のついでに壊した船舶や施設の損害賠償請求の書類を前に青筋を立て怒りに震えるブイエ将軍。
まで妄想した。
171名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 20:18:03 ID:g22dVx9M
http://x22.peps.jp/antoinette1755/subtop/?cn=69

>18世紀の貴族は男女問わず、コルセットを着用して体型を整えていた

へぇ〜。
172名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 22:49:58 ID:gmycZY3N
オスカル、一応コルセットを付けていたみたいだがコルセットと自分の体が当たって
痛くなかったのだろうか?
あの貧乳ぶりからすると肋骨が浮きだっていて胸は骨張っていたと推察される
その骨張った胸にコルセットはかなり痛かったのでは?
コルセットを付ける手伝いを毎朝するばあやや女中達、オスカルの胸を見て痛々しいとは
思わなかったのだろうかね
女らしい膨らみに欠けているなってね
173名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 22:54:01 ID:8Y7bReyZ
オスカルはただ細かったんでなくて、
筋肉がちゃんとついてた身体だったんじゃないかと思ってる。
バランスが取れて結構綺麗な身体だったんじゃないかなあと。
毎日馬乗ってるだけでかなりの運動量だと思う。
脚線美だったと思う。
174名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 22:54:15 ID:sMXxQ/Ho
テスト
175名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 23:53:37 ID:yN+GlPRZ
>>173
に同意。
結核になったころはどうかわからんけど
結構なアスリート型だったんじゃないかな
コルセットにもいろいろあるし、肋骨の形を変えちゃうものからピンきり。
あとは慣れなんだろうし、みんなが当たり前につけるものなら
痩せてようがデブだろうが細マッチョだろうが気にしないんじゃないかな
私もコルセット持ってるけど、当時のとは比べものにならんのだろうなぁ。

それよかさ、当時の男性はふくらはぎをいかにキレイにプリンと出すかに執心してた部分があって、
オスカルも男装している以上は股関はともかくふくらはぎのラインにはこだわったかと思うので
そのへんどうしてたんだろうなぁ
176名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 00:19:21 ID:+ACTzxIX
元祖BL漫画
177名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 00:27:50 ID:gAAhPUCS
あまり貧乳すぎても萌えないな。
普段はコルセットと軍服に隠されているが、
実は意外と豊かだったりするのがいいな。
アンドレも密かに気付いてて、ついつい視線が……なんて。
178名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 03:44:28 ID:7xuKC2NZ
オスカルとアンドレは美男同士のホモカップルにも見える
179JxO 家政婦は見た。:2010/11/27(土) 09:08:53 ID:IGRwE82j
前スレ900さんの使った女中視点をやってみたくて書きました。前スレのJO結婚の後日談。
ファザコン娘の話です。エロなしです。ごめんなさい! スルーしてください。
一部のセリフ、状況等、某天子、某学園漫画、某歴史映画よりパクリあります。 

あわただしく執り行われた結婚式から程なくしてオスカル様は身ごもられました。
将軍と奥方は大層お喜びになられましたが、オスカル様のお世話していた私は以前より
心にひっかかるものございまして、その事が当たってしまったのではと不安な気持ちになりました。

結婚後もオスカル様の気鬱は一向によくならず、妊娠初期の不安定な精神状態とご家族は
思っておられましたが、私は別の理由を考えておりました。 少佐はそんなオスカル様に
一定の距離をおいて接していらっしゃるようでした。ベルサイユにご自身の屋敷を構えておられて、
そちらで過ごすことが多かったように思います。 そのお屋敷の召使たちの話では
亡くなられた母親の相当な財産を受け継がれていたので、長子でなくとも十分な
資産がおありだそうです。何故オスカル様と結婚されたのかよくわからない、
あのように少佐を拒絶されたお方と何も結婚されなくとも、と申しておりました。

私が不安に思っていたこと、それはアンドレのことです。私を含めてお屋敷の
何人かの者はオスカル様とアンドレのことを気づいておりました。彼がオスカル様を
お慕いしていたことはずっと以前から知っておりましたが、オスカル様がアンドレの
気持ちに答えたのはいつのことなのか、はっきりとはわかりません。多分フランス衛兵に
移られたあたりではないかと思います。オスカル様の寝室をお掃除したときに、やはりこれはと
思うことが幾度かありましたし、二人の雰囲気が微妙に変わっていることにもきづきました。
下働きのものがお庭で二人が抱き合ってキスしている姿を見たとも言っておりました。

少佐の求婚をお断りしたはずなのに急に気が変わって承諾されたこと、
アンドレがお屋敷を下がったこと、さらに身の回りのお世話をしているものの話
を思い合わせるとオスカル様は少佐と結婚される前から身ごもられていたと
思われてなりません。多分、いえきっとアンドレの子供なのでしょう。
少佐がどこまでご存知なのかは知る由もございませんが、あのように距離を
おかれた態度をおとりになるということは知っていらっしゃるのではと思います。
いったい少佐はどのようなお気持ちでオスカル様と結婚されたのでしょうか。

ご夫婦の微妙な関係に変化がおこってきたのはお子様がお生まれになってからのことです。
待望の男子ではなかったので将軍はがっかりされておられました。早産という事で
ご家族はとても心配されましたが、オスカル様にそっくりの健康な女の赤ちゃんでした。 
はじめて令嬢と対面された少佐はながいことじっと生まれたお子様を見つめておられました。
その頃からご自分のお屋敷にこもることが多かった少佐がこちらのお屋敷で過ごすことが
増えてまいりました。 気がつくとお子様の傍に座ってお顔を見ながら微笑まれています。
180JxO 家政婦は見た。:2010/11/27(土) 09:18:05 ID:IGRwE82j
少佐は端正なお顔立ちですが、オスカル様のように人目を引く容貌というわけではございません。 
でもしばらくご一緒しているとこの方の物腰や立ち居振る舞いに人を惹き付ける天性の魅力が
あるように思えました。人をというよりも女性をと言い換えたほうがよいのかもしれません。
最初にこの方のお噂を聞いたときには不思議に思った数々の艶話もなんとなく納得できるような、
そんな気がしてまいりました。

このような方がこれほど子供好きであったとはと、お屋敷のものは不思議な気持ちがしておりました。 
オスカル様は文字通り令嬢を溺愛しておられました。そうすることでアンドレへの思いを
耐え忍んでいたのかもしれません。少佐は一風変わった愛情の示し方でオスカル様の
前ではあまりそういった態度を見せませんでしたが、お子様と二人だけのときは
とても可愛がっておられました。そうした少佐のことをオスカル様はどう受け取ったのか、
はっきりと断言できませんが、お子様の存在がだんだんとお二人の距離を近づけてきた
ようなことは皆感じておりました。 数年後には二人目の女の子が生まれました。

令嬢は成長されるにつれて益々オスカル様に似てこられました。お母様よりも
お父様が大好きでいつもお傍にまとわりついていました。このころになると
少佐はオスカル様の前でも隠すことなく令嬢を可愛がっておられました。 
令嬢の喜びそうなご本を取り寄せて読んでさしあげたり、乗馬を教えたり、
はてはお召し物の誂えまであれこれと気遣いされて、実の父親でもここまでは
と思うほどでございました。 

オスカル様が感冒にかかり、感染を避けるために令嬢が少佐のお屋敷へ
避難されることになったときは、お父様と一緒でないと行かないとだだをこねられ、
仕方なく少佐はご一緒にご自分のお屋敷に滞在されました。 やっと帰れる頃に
なった時は、帰りたくないとおっしゃってなだめるのが大変でございました。
少佐が令嬢にお庭の薔薇を好きなだけ採っていいから、戻りましょうといってくださり
それでやっと令嬢はお屋敷に戻ったのでした。召使の話では少佐はお庭の薔薇をとても大事に
されていて、ご家族といえども勝ってに手折ることを許さなかったのに、と驚いておりました。

令嬢が13歳を迎える頃にはその美しさが世の評判となりはじめました。オスカル様は美貌の
近衛将校として伝説となっておりましたので、そのオスカル様にそっくりな
伯爵令嬢ともなれば、世間の注目は当然のことと言えましょう。早くも結婚のお話が
でるようになってまいりました。 当のご本人はといえば、相変わらずお父様が一番で、
まだ幼いこともありお父様と結婚するのと真面目な顔でおっしゃっておりました。

181JxO 家政婦は見た。:2010/11/27(土) 09:23:50 ID:IGRwE82j
ご両親と社交界に出るころには、美しい令嬢を一目みようと降るように様々な招待状が
おくられてくるようになりました。どちらへ行っても賞賛のまとでしたが、
令嬢はあまり嬉しくは思っておられないようでした。令嬢とお庭で花を
摘んでおりましたときに私にぽつりと言われたことがずっと心に残っております。 
「お父様よりも魅力的な方はいる?」
お嬢様、世に素敵な殿方はたくさんおられますから、と申し上げたものの
実の親子ではないと知っている私としてはなんとも複雑な思いで胸をつかれました。

社交界で様々な殿方に会えば会うほど、令嬢のお父様大好きの思いは強くなる一方でした。
背もずいぶんと伸びて大人っぽくみえる令嬢が、相変わらず子供のように
頬を寄せて抱きついたり、腕を組んで寄り添っていたり、肩に頭を乗せて
甘えてみたりと知らない人がみたら、少佐もずいぶんとお若くみえるだけに
とても親子にはみえず、一体このお二人は?と思われてしまうこともあるの
ではないかと心配するほどでした。

ある秋の日の午後テラスで少佐と令嬢がお茶を飲んでおられました。
その頃かなり条件のよい縁談が持ち上がり結婚ということが
現実味を帯びてきたせいでしょうか、明るい性格の令嬢にしては
ずいぶんと塞ぎこんでおられる事が多かったようです。
令嬢はテーブルに置かれた少佐の手をじっと見つめていたかと思うと、そろそろと
白い手をテーブルの上に滑らせて細い指先で少佐の手に触れられました。
そのまま少佐の手を取るとご自分の唇に持っていきキスをなさいました。
少佐がいぶかしげにどうしたの? と問いかけると令嬢はその手を唇に
あてたまま、少佐の顔をじっとみつめたまま何も答えませんでした。
ふいにオスカル様と瓜二つの青い瞳から涙が溢れ出し、令嬢は立ち上がると
庭のほうへかけていかれました。

そのお二人のご様子をお部屋から見ておられたオスカル様の顔色がさっと変わったことを
私ははっきりと見ました。オスカル様はテラスへ出て少佐の隣に座ると、あの子は早く
結婚させたほうがいいと思うが、どう思うか?と尋ねられました。少佐はすこし黙ったまま
考えておられましたが、
「そうですね。 あの子は貴方に似すぎているから。」とおっしゃいました。

結局令嬢はその条件のよい縁談をどうあっても嫌だといいはり、お流れになってしまいました。 
それまでさほど令嬢の結婚に乗り気ではなかった少佐もその後はご自分で結婚のお相手を
探しておられたようです。ある日少佐の縁戚で令嬢よりも一回り年上の青年貴族を
連れてこられました。同じ一族だからでしょうか、髪の色瞳の色などは違うのですが、
なんとなく雰囲気が少佐に似ておられる方でした。条件はさほどよくありませんでしたが、
令嬢はやっと首を縦に振り、相当な持参金を持ってその方のもとへ嫁いでいかれました。

時折ご実家に遊びにこられる令嬢のすこぶるお元気でお幸せそうなご様子にほっと胸を
なでおろしました。 令嬢がご自分の出生の秘密を知らずに嫁がれて本当によかったと
神様に感謝しております。もし知ってしまったら、我儘いっぱいに育てられた一途な
ご気性の方だけに果たしてどのような事態になっていたことか。それを思うと今でも
冷や汗がでるほどでございます。
このままこの秘密が闇に消えていくことを切に願ってやみません。

Fin
182名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 10:08:27 ID:c2zPm39S
前スレ900です。

GJ!
綺麗な話ですね、うっとりしました。
ジェローデルの気持ちはどうだったのかなあ。
娘の気持ちや、実の娘でないことから葛藤したんだろうな。
183名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 11:36:27 ID:mEFo+M/g
GJ!父として初めはぎこちなくも(複雑な心境もあり)娘を愛おしんでいくジェローデルと
何の疑いもなく父を慕う娘の情景が良かった!
900さんのお話読んだ時も勝手に色々妄想させていただきましたが
こうしてまたSSとして読めるのは嬉しいなぁ
184名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 13:12:08 ID:RJgfwIQd
結局平民のアンドレは切り捨てられてあとは幸せなんだねぇ
185名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 13:15:37 ID:+ACTzxIX
アンドレがその後どうなったのか気になる
186名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 14:43:38 ID:I6QgDIjW
OA主義の私でも読めてしまったw
GJでした!
187名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 14:44:45 ID:Ix9X8xNc
188名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 15:40:38 ID:nROiMZyt
二人目の女の子がジェロの子なら、ジェロはこっちの方が本音は愛しかっただろうね
でもOAの子ほどは客観的魅力はないだろうな
ジェロはアンドレの子を押し付けられても、オスカルと実娘を得たのなら勝ち組で
平民アンドレはやっぱカワウソだね
189名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 17:00:49 ID:+ACTzxIX
18世紀の平均寿命って何歳くらいだろうか?
190名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 17:30:53 ID:NmOgtNIO
30歳くらいかな
191名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 17:45:43 ID:NmOgtNIO
父親がアンドレなのになんで劣性遺伝がでるんだよ
うそくせえ
192名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 17:49:30 ID:qjUMmk5R
金髪は劣性遺伝だかんねw
でもそんな事は言いっこなし
たまにはジェロがいい目にあってもいいじゃないか
(他人の子を育てるってオマケがついてるけど)
193名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 18:35:16 ID:Gc7asayu
生まれた時には金髪、碧眼でも・・・
成長するにしたがって少しずつ黒髪、黒い瞳に変わっていったらどうなってたんだろう?
194名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 19:29:07 ID:IGRwE82j
179です。読んでいただいてありがとうございます。また頑張ります。

劣性遺伝は悩みました!ロバート・プラントの奥さんがインド系だったけれども
子供が金髪だったことを思い出し、また青い瞳はネットでみると遺伝子が持って
いればまったくありえないことはなさそうでしたので、自分のいいように解釈しました。

子供がオスカルに似ていることがどうしても必要でした。脳内妄想では
ジェロはオスカルと仲よくなってもアンドレに勝てないことを知っているので、
そんな時オスカルにそっくりな女性に一途に愛情をしめされたらどんな気持ちがするのかな、と。
もう少しそのあたりをうまく書ければなあと思います。
195名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 19:32:03 ID:ZGKa/Xyj
同じ親から生まれている兄弟でも
肌質や髪の毛の色も違う西洋人もいるから、
違和感ないかったよー。
おもしろかった、ありがとう。
196名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 19:38:12 ID:wvWh0jQW
こんな所でロバプラの名前を見ようとは。
オスカルが本物の男だったら、
初期のロバプラとペイジみたいな(見た目の)コンビだったんだろうねぇ
197名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 21:36:24 ID:LxD8odAk
ジェロはOAの娘を自分に夢中にさせて、実はほくそえんでた感じ
こういった復讐もあるね
198名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 21:54:31 ID:IGRwE82j
>>196
ブロンドと黒髪の長身が両雄並びたつのは絵なるよ。ベルばらとイメージ重なるな(あくまで見た目)。
NATO軍黒髪少佐の作者は絶対にファンだと確信してるけど、リヨタンはクラッシックの
人だから違うだろうなあ。
199名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 02:31:03 ID:xReGB3iq
親が金髪と黒髪の子供は赤毛になるかもしれない
200名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 13:43:14 ID:sgWWkiXQ
金髪は劣性遺伝だから、黒髪の人間が金髪遺伝子を持っていることはあり得る。
両親とも黒髪でも、両方に金髪遺伝子があれば子どもは金髪の可能性が1/4。
片親が金髪遺伝子を持っている黒髪、もう片方の親が金髪の場合、子どもが金髪の可能性は1/2。
青い目も劣性遺伝だから同じく。

アンドレが金髪と青目の遺伝子を持っているとしたら、ありうる親子の組み合わせのはず。
201名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 13:58:51 ID:sgWWkiXQ
>親が金髪と黒髪の子供

ありうる組み合わせは、黒髪、金髪、赤みがかかった金髪(黒髪の親が赤毛の遺伝子を持っていた場合、1/2の確率で)
202名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 14:23:37 ID:LfFyr7Sa
そろそろSS投下よろしくお願いいたします。
203名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 15:17:27 ID:tkZQUXhu
>>200
エンドウ豆じゃないんだからw
実際にはもっと低いよ
204名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 19:17:37 ID:sJnwkYt3
メンデルの法則だっけ
自分はこれで理系の科目×になったよ
さっぱりわからないからね
205名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 19:56:01 ID:RnasaNI+
>>204
両親の一方が日本人と外国人のハーフの場合、子供はクオーター
というのはわかるよね?
つまり日本人の血が4分の3で 日本人の血じゃないのが4分の1
ちなみにアメリカ人という人種はいないからね 
206名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 20:18:12 ID:tkZQUXhu
ハーフ、クオーターとメンデルの法則を一緒に語るなんて
さすがベル婆はインテリジェンス!

さすがだわぁ
207名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 20:51:37 ID:dlpLU36S
もし髪や瞳の色が違う子が生まれたら浮気疑われたかなあ。昔はDNA鑑定なんて
ないものね。
何年か前にルイ・シャルルのDNA鑑定がおこなわれブルボン王家の血筋ってはっきり
わかったというニュース聞いて、パパがフェルゼンじゃないと証明されてよかったとオモタ。
208名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 21:18:36 ID:NRTZGZsw
母親の血筋とわかっただけで
父の血筋はわからなかったんじゃない?
209名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 21:50:31 ID:dlpLU36S
あらら、ネットで見たらパパの血筋はやってなかったのね。すごい勘違いしてたわー。
ブルボン王家のお墓にいれられたって聞いたような気がしてからてっきり。

パパの血筋を調べなかったのは・・もしやブルボン王家の血がはいって
入ってなかったらってヤバイと危惧した人が多かったからだったりして・・・。
210名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 22:13:53 ID:RnasaNI+
>>206
だって理代タソファンですもの〜w

だけどメンデルの法則だって 確率計算では一緒だよ
色盲染色体が X'とすると女の子は色盲遺伝子を持っていても
X'X'と二つ揃わないと顕現しない
それに対し、男の子はX'Yとなると色盲
によって、同じ両親から生まれても男の子は女の子より色盲になる確率は倍

ね?>>206わかったぁ?
211名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 23:06:53 ID:tkZQUXhu
人種と遺伝子をごっちゃに語るなんて
さすがベル婆はインテリジェンス!

さすがだわぁ
212名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 00:14:01 ID:rXWWCxTv
>>211
メンデルの法則や髪の毛の発現優劣はともかくとして、
人種と遺伝子は一緒に語れるだろ。
213名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 00:44:57 ID:dimDEsiQ
それで、日本人と韓国人と中国人の遺伝子はどうなってるんですか?
214名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 01:10:28 ID:gljTQ4HF
ためになるがエロから遠ざかる話ばかりだ
215名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 05:16:23 ID:2xgr3UWt
>>209
ミトコンドリアによる遺伝子解析だったので、父方が誰なのかは
探りたくても探れなかったんですよん。
髪の毛もミクロレベルで表現型がかなり違うので、
表現型から17世が16世の子か調べられないかとも思うけれど。

げふぃんで申し訳ないが、私の考えるO様のあそこってこんな感じ↓
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Vulva_labeled_english.jpg
(イラストじゃなくて写真のほう)
色素薄いんだろうなーと。

216名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 05:52:31 ID:X1g2vzyf
パイパンだと・・・?
217名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 07:58:38 ID:bfTjAJNt
色はともかく、いかにも使い込んでますよ〜感が漂っているのはいただけない。
オスカルは全体的にもう少し慎ましやかなイメージかな。
218名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 09:03:32 ID:syZmj21r
パイパンより僅かでも毛がある方がエロさを感じる
プレイでパイパンにするならそれもまた良し
219名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 10:52:43 ID:Cn70iz02
>>211
同じベル婆でもインテリにはほど遠い階層の方なのね
カワウソス
220名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 11:12:37 ID:0C8FK1gT
まあ、でも18世紀の人間だったら、単純に目や髪の色だけで親子判定しそうだな。
221名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 12:16:36 ID:Izv7re/E
昔、伊藤蘭が主演のドラマで、両親の血液型からは生まれない血液型なので、
母(加藤治子)が浮気をしてできた子だと思っていて、でも絶対にそれを認めない
母親を憎んで縁を切った。なのに自分が産んだ子も自分と夫との血液型からは絶対
生まれない型で驚愕。
真実を詳しく調べると、ある地方ではそういう子が多数出ているということが判明し、
伊藤蘭はその地方出身の子だったというドラマがあった。
そりゃ、普通はDNA鑑定まで昔はやらなかったからねー
222名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 12:52:12 ID:syZmj21r
OAの子供ならOそっくりの気性の荒いクソ生意気な娘をAが猫っ可愛がりすればいいんじゃねと
適当お気楽な妄想でおなかいっぱいになれる自分って幸せ
(ジェロとファザコン娘タンはあれはあれで萌えるからいいの)
223名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 13:03:04 ID:JEW3QIzt
http://blog.livedoor.jp/mayati1349/archives/51468146.html
これ面白い。だれかこれ元にしてss書いてくんろ。
224名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 13:54:05 ID:l9AzUOx0
>>215 なるほど〜。勉強になったよ。アリガト。パパの血筋は今一つ確信もてない
   ケースもあるからちょっとかわいそうではあるけど、男の人は痛い思いしないから
   仕方ないかな。神様は変なところで平等だわ。

アンシャン・レジームにDNA鑑定なくてよかったよ。「フランス革命の肖像」
という新書にタレーランとドラクロワの肖像があるけど鼻がそっくり。タレーランって
フランス文化にも多大な貢献をした人だったのね。 リヨタンはどうしてタレーランの脚の障害を
きちんと描かなかったのかなあ。 脚が悪くても女にモテモテという所がいいのに。

   

   
   
225名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 18:14:51 ID:gljTQ4HF
>>223
愛する女性のために一生独身を貫き通した男。ドラマみたいだよ
226名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 21:25:06 ID:0C8FK1gT
でも「一生独身」って
ものすごい純愛派か、ものすごい遊び人か、(あるいは各種スペックがあまりにも悲惨か)、
の両極端しか思いつかないので、ドラマみたいではあるけれど、
共感して感動する自信がない。
227名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 23:46:09 ID:Pal4IQAi
>>222
逆にAそっくりな娘だったら、Oが父親化しそうだな

ちょっと妄想しちゃった
赤ん坊ができちゃって将軍も渋々認めて、産まれたのが黒髪の女の子
がっくりする将軍も、「これからも励みますから、ご安心下さい父上!」
とかぶっちゃける娘に、「くれくれも育て方には気をつけてくれ!
決してあんな風には・・・!」とAに懇願する将軍
Aそっくりな娘にメロメロなOと、少し疎外感を感じるA
母親のように接する母親に嫉妬して、母親らしくなろうとするO
(母性本能というよりは、『母親は私だ!』という感じで)
数年後、待望の男の子が!それもOそっくりの
皆が喜ぶが、Oは娘の方が可愛くて、教育は男性陣にまかせっきり
息子は寂しい思いをしつつも、祖父と父親独占状態で、昔のOのようにAを振り回す(父親なのに)
シスコン・ファザコンな息子は、当然Oと対立しているような親子状態(お互いに親子な感覚が薄い)
適齢期な娘の嫁ぎ先に、あれこれケチをつけるOと息子
苦労人なAと、父親に同情しつつも自分の為なので強く出れない娘・・・
ってここまで書いて収拾つかなくなった
長文スマソ
228名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 00:52:39 ID:/ed+4iUy
所帯臭はうんざり
どっか逝って
229名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 08:42:02 ID:Bn3GAlgY
父親似なら、男の子は?
ジャルパパが急死し、伯爵家を継いだオスカル。革命で貴族制度がなくなり
アンドレと結婚。父親そっくりな息子(この場合遺伝考察は楽)は超マザコン。
文学に傾倒し、挙句の果てに10歳以上年上の母親に似たブロンドの有名女優と大恋愛。
勝手に結婚してしまう。
自分のことは棚に上げて身分違いの恋に怒るオスカル。わが身を投影し、
息子に同情的な父親。

うーん、こりゃもうベルばらじゃないかな。 失礼いたしました。
もとネタはミツコ・クーデンホーフ・カレルギーでした。
  
230名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 08:47:06 ID:YR7Ov+1C
いーじゃないか
妄想は自由だよ
オスカルそっくりの息子は最強だろうな〜
アンドレ似の超マザコン息子ってのもいいね
231名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 08:58:49 ID:KpO3JI2B
>>229

似たような話を魔利亜タンが書いてた気がする >
貴族制度消滅後にOA結婚。
232名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 09:56:00 ID:o149ePkJ
OAの子供は美形だろう
233名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 10:25:22 ID:uzeqturs
知人のイタリア人が元だかなんだかミラノの貴族出身で
実家が史跡になっているような人(本人はマンション住まいのヲタク)なのだけど
いつも一緒につるんでいる彼の大親友が造園業者。
なんでも親父の親父のずっと前から家ぐるみで付き合ってる
ってな事なんだけど、それってもしや元主従関係だったのかなぁと
一連のベルばら妄想読んで思う。
234名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 10:33:05 ID:Bn3GAlgY
>>230
オ、オスカルそっくりの息子・・・。
うわ〜想像しただけで気絶しそう。かっこいいだろうなあ。

2351リーブルの行方 その1:2010/11/30(火) 13:41:15 ID:CznOz4Yx
1/1 オスカル×ロザリー
ありがちな展開かとは思いますが。
-----------------------------
読書中のオスカルに温かい飲み物を淹れようと
ロザリーがテーブルの上で少し物音を立てた時だった。

「近頃、アンドレの様子が変わったと思わないか?」

もう夜半になるというのに読書にふけっていたオスカルは、
ふと顔をあげて思い出したようにロザリーに問いかけた。
「あ…すみません、本をお読みになってらっしゃるのに、わたし、お茶を淹れようと。」
「ありがとう、済まない。
以前は就寝前の飲み物はいつもアンドレが持ってきてくれていたのだが、
近頃はおまえの役目になっていたのだね。」
「あ…それは…いいえ、あたしにはいつも通りのアンドレに見えますが」
「おまえがそう感じるならそうなのだろう、
だが、どうも私は奴に避けられているように思えるのだ」

ロザリーにはいくらか心あたりがあった。
先の舞踏会でオスカルが礼装で王后陛下と踊った日のこと。
アンドレも心ひそかにオスカルに想いを寄せているのだと、その日初めてロザリーは知った。
以来、お互い報われぬ愛を心に秘める者同士として、ロザリーとアンドレは密盟を結んだ。
この想いをオスカルに気取られてはならない、と。
もっともロザリーはアンドレよりいくらか勝手が異なった。
心寄せようと所詮は女同士。どんなに恋焦がれようと憧れ以上の関係にはならない。
オスカルもロザリーには心を許し常に傍においておくのは、やはり同性の気安さがあったからだ。
そんな心地よさに慣れたころにオスカルはふと気付いた。
あれほど近しかった幼馴染の顔を見る機会が、以前より減ったことに。
(アンドレは、オスカル様をわざと避けているのだわ)
完全にではないが、ロザリーにもアンドレの心の痛みは幾分かわかる。
(でもアンドレの気持ちをわたしの口からオスカル様に伝えることは出来ない。
…してはいけないのよ。彼だってそれを望んではいないのだから。)
2361リーブルの行方 その1:2010/11/30(火) 13:41:48 ID:CznOz4Yx
2/4
「ロザリー、やはり、おまえは何か知っているね?」
ポットを持つ手がわずかにふるえていた。
オスカルの視線から逃げる素振りは隠しようがなかった。
「い、いえ、あたしは何も」
「ほら、また『あたし』と言った。おまえは緊張するとつい下町訛りが出るね?」
「そんな、オスカル様、わ、わたし…」
「ロザリー、私は私の幼馴染のことが心配なのだ。
めずらしく何か悩み事でも隠しているのではないかと。
彼はいつも快活で、まるで悩み事など無いような人物だったから。」

「アンドレは…用事があるとのことで、一人でよくお出かけになります。」
「一人で出かける?主人のわたしに何も告げずにか?」
「は、はい。その…パリへ。」
このような場合、主人に言えないような所、と相場は決まっている。
ここまでくればオスカルにも心当たりが無いわけではなかった。
「パレ・ロワイヤルだね?」
パレ・ロワイヤルのどの類の店を差しているのかは、言わずともロザリーにもわかる。
「わ、わたしはお酒を召し上がりにと聞いております。馴染みの店があるからと。」
男というものは仕方ないね、と言うが如く、オスカルはやれやれとため息をついた。
”召し上がる”のは酒だけではなかろうに、と。

「アンドレも辛いのでございます」そう言いたいのをロザリーは心の中で押し殺した。
近頃のアンドレはオスカルの相手はなるべくロザリーに押し付けて、
やり切れない自身の想いを紛らわせるために、わざと酒と女に逃げていた。
アメリカからなかなか帰国しないフェルゼンの安否をオスカルが気遣う様子を幾度も目の当たりにして、
オスカルが自身の中のフェルゼンへの想いに気付くより先に、アンドレはそれに気付いていた。
彼女の心を他の男が捕らえてゆく”恐れていたその時”が近いのを、アンドレは日に日に強く感じていた。
「ロザリー、済まないが今夜もお前がオスカルの傍についていてやってくれ。」
ロザリーにそう言い残してアンドレは行く先も告げずに毎夜のように馬を駆るのだった。

そんなアンドレの心の痛みがロザリーにも伝わっていた。
伝わっているからこそ、オスカルにこれ以上アンドレについて話すことは何も無かった。
2371リーブルの行方 その1:2010/11/30(火) 13:42:22 ID:CznOz4Yx
3/4
「仕方ないな、アンドレは。いつの間にか私の知らない場所に出入りする悪い癖がついているようだ」
オスカルの目に寂しさが漂った。
「私は以前、アントワネット様に『女の心がわからない』と叱責されたことがある。
でもねロザリー、だからといって私に男の心がわかろう筈もないのだ。
いっそ本当の男性だったらどんなにか楽だったろうと思うが、
今はそれすらも私の傲慢さ故なのだと感じるのだよ。」
(オスカルさま、いいえ、それは違うのです。アンドレは、アンドレは…)
「ふふ、知らぬ間にアンドレは、私よりも、ずっと大人になってしまっていたのだろうね。」

栞も挟まずに読みかけの本をパタリと閉じると、オスカルはロザリーの顔を見つめ、
目の前の少女にではなく、自分自身に問いかけるように呟いた。
「私だけが、いつまでも子供のままなのだ」

何も応えずに視線を伏せたままお茶の用意を続けるロザリーにオスカルは語りかけた。
「ロザリー、こちらへおいで。」
はい、と細く返事をすると、ロザリーは吸い寄せられるようにオスカルの座る長椅子の横に腰掛けた。
「おまえは私が女でも…愛してくれるのか?」
「わたしは…十二のときにオスカル様に初めてお会いして以来ずっとお慕いしております。」
「変わらずに?」
「はい、変わらずに。」
オスカルはロザリーの頬に柔らかに手を添えると唇を重ねた。ロザリーの肩がびくりと震えた。
「私が今夜、どのようなことをしても、おまえは怒らないでいてくれるね?」
ロザリーは何も答えなかった。返答には沈黙で不足は無かった。

「アンドレはどのように女を抱いているのだろうね。彼の口付けはきっと…いや、何でもない。」
オスカルは可能なありったけの優しさを込めて、ロザリーの唇を味わった。
まだぎこちなく結ばれているロザリーの歯の合わせ目を舌でなぞると、
ロザリーは肩を震わせながらも口を少し開き、オスカルの侵入を受け入れ、
二人は熟れた極上の果実を味わうようにひとしきり互いの口腔を弄った。
それはこうされたいと願う、女性としてのオスカル自身の願望でもあり、
いつぞやパリからの帰りにアンドレから与えられた夢のような想い出の反芻でもあった。
2381リーブルの行方 その1:2010/11/30(火) 13:42:59 ID:CznOz4Yx
4/4
オスカルの口付けは首筋を這って胸元近くまで達しようとしていた。
服を脱がせるのは容易では無かったが、初めての女同士の愛撫は穏やか故に急ぐことも無く、
程なくしてロザリーの肢体は露になった。
オスカルの目が思いがけずふくよかな胸に留まった。
「ほぅ…まだ子供だと思っていたのに、すっかり美しい女性になったね。
ほら、この先端もこんなに素敵、まるで珊瑚細工のように艶やかな薄紅色で…。」
胸元を隠させないように腕を押さえると、オスカルは唇をロザリーの胸の尖りに寄せ、
ひと嘗めするとゆったりと口に含み、舌先で転がした。
「あ…オスカル様…いや、恥ずかしい。」
「優しい香りがする。ロザリー、どうか力を抜いて。」
オスカルは裸体のロザリーを寝台に寝かせると、
滑らかな肌のまるい感触を口を頬で確かめながら、胸元から下腹部へと愛撫を続けた。
「や…そこは、どうか…やめ…」
「やめたほうがいい?ずっと私にこうされたかったのではないのか?」
口より先に掌で茂みをかきあげると、そこはすっかり潤んでいた。
「…っ、オスカル様、は、恥ずかしい。」
「でもここはそう言ってないみたいだ。」
濡れた裂け目を指先でついと滑らせるように撫でると、オスカルはふふふと笑みを浮かべた。
「もうこんなになってしまってる」
全ての指を遣ってロザリーの秘所をもてあそぶと、そこはくちゅくちゅと水音をたてた。
「よく…見せて」
足を開かせると、白い肌の中にあってぷっくりとピンク色に咲く、女の部分があった。
「初めて見るよ…こういう形をしているのだね。」
どの部分が感じるのか、オスカルには既に目処はついていた。
舌先で肉の尖りを突付くとロザリーの体はびくんと反り、
熱く濡れる肉の割れ目に柳のような指をそっと挿し入れると、ロザリーはたまらずに嬌声をもらした。
「ああ、オスカル様、オスカル様、このような…あ。」
「ロザリー、気持ちいい?どう?女の悦びを感じてくれている?」
オスカルはロザリーの半身を起こすと後ろから抱き支え、
片手で胸を撫でながらもう片手で女の部分を淫らに混ぜあげた。
ロザリーは人形のように弛緩して体重を背後のオスカルに預けると、
目を閉じてゆったりと、与えられる刺激に酔った。

幾度かの快感の波をやり過ごすと、ロザリーはオスカルと向き合い、自分からオスカルの唇を吸った。
「オスカル様…次はあなたの番ですわ」
オスカルはうつむき加減に頬を赤らめると、
これから自身に与えられるだろう快楽に心をときめかせた。
「いつぞやあなたは仰いました。『たとえただでもお前を買うことは出来ぬ』と。
ふふ、そんなことはありません。わたし、あの時の1リーブルのお礼をまだしておりませんでした」
オスカルは自らブラウスの襟元を開くと、ロザリーの手をとり自分の胸を触らせながらそっと目を閉じた。

おしまい。
239名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 13:45:46 ID:CznOz4Yx
>>235
すんません1/1じゃなくて1/4でした。
240名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 14:07:20 ID:Bn3GAlgY
GJ!
O様の両性具有な面がとてもうまく表現されていていいなあ。
アンドレもロザリーもO様から逃れられないな。
241名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 14:11:55 ID:GMRqHo6d
GJです!

その1ということは、シリーズで続くのですか?
242名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 15:23:23 ID:YR7Ov+1C
GJ!美しいね!
淫らな行為なのに二人ともまだ少女の心のまま触れ合ってるって感じ
続きがあれば読みたいな

243名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 16:13:47 ID:CznOz4Yx
続く予定です。
時系列的には4巻の前半あたりをねちねちと。
244名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 22:00:22 ID:o149ePkJ
オスカルはアンドレ
245名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 22:02:37 ID:o149ePkJ
オスカルはアンドレとたくさんHして女の喜びを知って欲しかった
246名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 22:11:51 ID:nrTHyRGR
>>245
あの夜で十分知ったと思いたい
漫画だから
247名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 23:02:03 ID:qMH15Sos
>>246
寝不足で戦場に向かったの?
そりゃ死ぬわ・・・
248名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 10:40:53 ID:BRYkk62c
アニメのほうなんかもっとひどくて、
オスカルは12日の朝から14日昼に死ぬまでおそらく一睡もしていない。
249名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 11:30:31 ID:4PIjRPYa
>>247
漫画だから寝不足なんて考えないw
250名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 11:46:11 ID:54ClUl2T
ナポレオンは幾晩も寝不足で戦場に向かったと思うぞ
たった一晩くらいの寝不足で死ぬんじゃ、所詮お屋敷育ちのお嬢様と従僕
251名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 12:23:14 ID:equVL11g
だってナポレオン将軍だもんと思ったが一応オスカル様も将軍職
准将で女だと米国あたりじゃ広報担当だなと差別的な事を考えた
でもルックスとか名家の出とか派手な行動でやっぱ広報担当だ
252名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 12:37:09 ID:54ClUl2T
ナポレオンがしたような従軍はOが健康体だったとしても
やはり無理だっただろう。一対一の決闘ならOKでもね
バスティーユ砲撃も長期戦だったらどうなっていたかわからない気がしてきたよ
253名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 13:20:19 ID:BRYkk62c
オスカルは実戦経験ないからね。
当時パリに呼び寄せられていた国境駐屯軍は日常的な小競り合いなどで
戦闘経験あったと考えるのが普通だと思う。
オスカルの親ぐらいの年齢の将軍達は7年戦争を闘った経験者だし。
254名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 13:46:27 ID:equVL11g
最近のアニメなんかだと女性が指揮をして男が部下なんてのは当たり前にいるが
それと比べてもダメだ、オスカル様に指揮とらせたら危なくてかなわねえ、やっぱ広報担当だな
調べたら米軍で女性准将いた。イラク戦争ん時の捕虜収容所の所長だった
オスカル様は人道的な扱いしそうだからこれは向いてそうだ
255名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 13:51:25 ID:BRYkk62c
イラク戦争の時、男性捕虜を米軍の女性将校達がエロ拷問して問題になったけれど、
まさかその捕虜収容所とは別、かな。

それはそれでエロパロ板向きではあるけれど。
256名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 15:07:39 ID:2GdgeE5I
実戦経験ないんじゃ、いくら正義漢でもジャルパパの言うようにやっぱり温室育ちの花だね
脅しで本気じゃなかったとしても、アランたちに陵辱されそうになった時にも
アンドレの助けが要ったしね
あれはアランがどうのこうの言ってもマトモだったから無事で済んだけど、
本当の荒くれに犯されていても隊に居座れただろうか?
その前にアンドレが助けに来るとは思うけどね
なんかそう考えると・・理想のO様がorz
257名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 15:33:08 ID:/6kK8g5H
なんだかんだでオスカルはスーパーウーマンに見えて
結構イッパイイッパイで、決して優秀な軍人という訳でもないんだよね
サベルヌでもアンドレがいなけりゃアッサリ死んでたわけで。例の結核の「フラグ」があったので、パリ出動=もうどうにでもなぁれ と云う心境だったのかもしれないが。

アニメだとアルデロス公護衛の話とか、パリ警備の話とか、実戦とまで行かなくても
王宮護衛官としてはなかなか危ない仕事をしているので
そこそこ機動隊クラスの能力はありそうなんだけど。
258名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 15:39:57 ID:/6kK8g5H
そういえば日本の警察騎馬隊にも女性がチラホラいる
交通指導イベントなんかで真っ赤な制服着て、ちびっ子の相手してる。
たまーに皇居の庭で馬乗ってるのって警察騎馬隊だっけ?
丸の内で新任大使の馬車の護衛とかしてる人たち。
オスカルはああいう位置だったんかな。
259名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 15:41:03 ID:equVL11g
まだ理想だったんですか。男をグーで殴り倒すくらいじゃないとねー
軍調理班も凄い重要な仕事なんだけど向いてないだろうしやっぱ広報か後援で
前線に行かせろと上層部にいって煙たがられる、そんな感じだ。エロ設定には向いてるけど実戦はw
ちなみに自衛隊もいいとこのお嬢さんで大卒リックスが見栄えいい人が広報に回る
でもすごいエリートだそうだ
260名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 15:54:36 ID:equVL11g
米国の女性准将、まさに問題の虐待あった収容所の責任者だったわorz
261名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 16:06:10 ID:2GdgeE5I
オスカルに熱入れあげてたんだけど
急に冷めてきちゃったよ さびしいなあ
アンドレも温室育ちだし、目が見えなくなったら人を保護どころじゃない
保護される身
アランだって本音はいい奴と言ったって
結局金がないゆえ妹さえ守りきれなかったわけでしょ?
誰が実質一番かなあ
262名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 16:10:56 ID:BRYkk62c
>>261
そういう人間的な欠点を抱えているからこそいとおしいと思うけれど。
私は必死さがむき出しで痛々しいアニメのキャラのほうが好きというタイプなので、
そう思うのかも。
263名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 16:13:46 ID:LWilsotZ
所詮は王宮の飾り人形ってやつだったとは思うんだが・・・
それでも自分は無力だと思いながらあれこれ模索して
精一杯出来ることをしようとするオスカル様が好きさ 
アニメのオスカルの働きっぷりみてると俊敏でカコイイね
なんだ告白タイムかw
>>235さんの続きも待ってるヨ
264名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 16:26:00 ID:2GdgeE5I
アンドレはついて行かないわけにはいかなかったんだろうけど
失明してるのに戦場なんて、まともに考えたらホントに漫画の世界だよね
ただの駄々っ子
アンドレに 右20度なんて説明してあげてたフランソワも死んじゃうし
アンドレはすごく好きだよ でもなんか最後は自分の意志を通しすぎで
違う角度から見れば傲慢だと最近気づいた
265名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 16:52:56 ID:VyfiBFOS
>>259
WAVEに艦橋勤務のお姉さんがいた。すんげえ頭良さそうだった。
もう随分前の代なのでまだいるのかわからないけど、陸自の戦車隊に有名なおばちゃん教官がいたっけ。
海自はわからないけど、陸自だと「重WAC」と呼ばれてしまう、重量級ゲフンゲフンの女性曹長がチラホラと。
でも実戦系というよりは支援系だよね。輸送機の運転とか。

>>260 こないだマスコミにチラっとでてた掃海艇の艦長格好よかった。

>>263 そもそもなんでもう片方まで失明したのかがいまひとつわからないw
自分の中では、アンドレは好きなタイプだったり嫌いなタイプだったり、なぜか位置がコロコロ変わる。

>>263 今日中に貼れればいいなと思っております。
266名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 16:59:05 ID:yUDNz5b9
アンドレの失明はどう考えても失敗だったよ、リヨタン。
私が編集者だったら絶対にやめさせました。
いくら漫画とはいえ、目が見えないのに普通に生活できて、
きづかれないなんて無理だよん。
アンドレを愛しているなら、最後見えなくなったアンドレをオスカルが気づかないはずがないとオモ。
アンドレは超能力者だったのか?
作者には申し訳ないけど、最近は片方は見えると脳内変換して読んでおります。
267名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 17:01:33 ID:BRYkk62c
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9A%BB%E7%9C%BC
>外因により視力を失った際、多くは反対側の眼にも失明を及ぼす

外傷によって片目を失った場合、
もう片方も炎症を起こしやすいということで、
きちんと病名まで挙げていたサイトがあったはずなんだけど、
すみません、見つかりませんでした。
268名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 17:11:19 ID:70597nu9
私がずっと前に見たサイトじゃ、片方失ってから
もう片方も見えなくなるってのは珍しいって書いてあったなぁ。
だいぶ前に見たからソースはなくてスマソなんだけど。
怪我の具合とかいろいろ条件があるのかしらね?
269名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 17:22:53 ID:yUDNz5b9
もしあの時オスカルがアラン達にやられてしまったら、上官に危害を加えた
といことでアラン達は銃殺刑ですかね。

女性というハンディを背負いながら 必死に頑張っているオスカルが好き。
無理だよ、O様〜と思うことも多々あるけど、健気なところがいい。
270名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 17:40:26 ID:VyfiBFOS
>>267
炎症起こして失明するって、ものごっつうしんどそうじゃないか?
ヘレンケラーが熱で失明したみたいに、身体も相当弱りそう。
271名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 18:07:41 ID:L76HzkwT
片目を失明すると、残った目を酷使するから負荷大で視神経やられそうな気がするよ
SSにありがちな書類仕事が得意なんてとんでもない

>>266
>アンドレを愛しているなら、最後見えなくなったアンドレをオスカルが気づかないはずがないとオモ。

だよね〜。血を吐いた自分同様、気づかないフリをしていたのではと思うけど
なんだかな〜
二人してどうにでもなれ心境だったとしか
272名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 18:28:46 ID:/6kK8g5H
せいぜい弱視かド近眼レベルだったと思いたい。
どのみち失明はしたかもしれんが、
1789年のあの時点で完全失明はないだろうと。
ろうそくの光は見えるってことは昼間の光ならもっと見えてたんじゃないの、と。
普通にスタスタ歩きすぎ。
273名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 20:25:34 ID:yUDNz5b9
>>272 せいぜい弱視かド近眼レベルだったと思いたい。

そう思うよ。だってもし見えなかったら 見詰め合うことはできないよ。
でも二人とも 何度も何度も思いっきり見詰め合っているよね。
274名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 20:39:31 ID:L76HzkwT
思いたいけど、アランが剣を突きつけてもわからなかったんだよ〜
275名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 22:05:12 ID:yUDNz5b9
まだらボケならぬまだら失明で見えたり見えなかったり・・・とか。

うーん、あかん、やっぱ苦しいのう。
276名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 22:59:11 ID:N8cJlwTL
>>254-255>>260
あの人は実は危機回避のために利用されて責任とらされた
拷問の問題が外部にバレてから急に任命された
着任してみたらすでに手遅れで、訳わからんうちに処分を言い渡されて
彼女と下っ端の実行者たちが割りを食い、男性前任者とCIAエイジェントはお咎めなし
CIAがお咎めなしなのはわかるけど、
下っ端は命令聞かなかったら処分され、命令聞いても処分されるんだから、たまったもんじゃない
277名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 23:00:35 ID:a2VFtqNq
点字を開発したルイ・ブライユも
3歳の時事故で眼球を突き破り左目を失明
その後、感染症により5歳で全盲になってるよ。
アンドレもそれだよね。
でも病名なんていうんだろうね。
2781リーブルの行方 その2:2010/12/01(水) 23:30:29 ID:VyfiBFOS
アンドレ×ロザリー アンドレやや鬼畜です。でも最後におイタあります。
------------------------
1/4
フェルゼンがアメリカ遠征から帰ってきた。
アンドレにとっては、ついに恐れていた事態であったが、不思議と安堵もあった。
フェルゼン伯の静かな勇壮さはアンドレの尊敬する所でもあったし、
何よりオスカルが嬉しそうなのがアンドレにとってもまた喜びであり、同時に苦痛でもあった。

そんな折に首飾り事件が発生した。
オスカルの身辺は急に騒がしくなり、王宮出仕の機会も一層多くなった。
ベルサイユに泊りがけの仕事が連日のように続いたが、近衛の部下や市警察との協働が増えたことで、
むしろアンドレの仕事は減り、以前の宮廷伺候がメインの頃と違って、
この状況はアンドレにはむしろ好都合であった。

(俺の役目も、だいぶ変わったな)
宮廷に出向くといつフェルゼン伯と出会ってしまうかしれない。
オスカルと離れ、屋敷勤めの機会が増えることはアンドレにとっては歓迎すべきことのように思えた。
華やかな集まりが頻繁に催されることも少ない、質素なジャルジェ家での仕事は、元々そう多くはない。
いつしかアンドレは、誰にも知られず独りで行動することが多くなった。
たまに朝帰りをしても昼間からパリで飲んだくれても、咎める者は誰もいない。
その孤独感がアンドレには心地よかった。
(これでは従卒失格だ。いや『お嬢様の遊び相手』の時期はとうの昔に過ぎたのだ。俺の役割もそろそろ潮時だ。)

例の如くパリの居酒屋で空虚な時間を過ごし、ほろ酔い気分で未明に裏口から帰宅すると、
使用人控えの間ではロザリーが独りでオスカルの帰宅を待っていた。
「何だ、寝ていないのか。いくら待っていてもオスカルは帰ってこないんじゃないか?」
「ええ、でもオスカル様は王宮での泊りのお仕事が連続で九日も続いているんです。
執事さんも今夜あたりにはご帰宅されるだろう、って」
「それでこんな夜更けまで起きているのかい?予定なんて常にいい加減なものだよ?さっさと寝ちまいな。」
「でも…」
アンドレはオスカルがもう九夜も屋敷に戻っていない事に、我ながら驚いた。
あれほど熟知していたオスカルの動向を、この俺が、知らないなんて。
「ははは、これはこれは、なんと良い傾向だろう。はっは。」
「アンドレ、酔っているのね。」
「ロザリー、水くれないか?いいや、いい、自分でやるーーーー?!」
とっさにもたれ掛かった椅子の背がぐらつきバランスを崩すと、アンドレは床に崩れ落ちた。
仕方の無い人、とロザリーが助け起こすとふら付きながらも立ち上がり、そのままロザリーを抱きしめた。
「おお、ロザリー!可哀想な我が同士よ!お前はまだあの氷のように冷たい女主人に執心しているのかね?」
「オスカル様は冷たくなんかありません。」
「いいや冷たいね。冷たいくらいが…丁度良い!冷たい水が美味いのと同じだ!」
水がめに歩み寄ると、アンドレは柄杓の中身を半分以上胸元にこぼしながら喉を潤した。
2791リーブルの行方 その2:2010/12/01(水) 23:31:16 ID:VyfiBFOS
2/4
「はぁ、済まないがロザリー、俺の部屋まで肩ぁ貸してくれないか?足元が危なくていけない。」
もう嫌だわこの酔っ払い。そう思いながらもこのまま放っておくわけにもいかず、
よろよろと肩を貸しながら、アンドレの自室の前に来た時だった。
「ロザリー、お前は最近、オスカルと同じ匂いがするんだな。」
アンドレはロザリーの髪に顔をうずめると、大きく息を吸い上げた。
「オスカルさまが同じ香水を下さいますから。」
「香水?香水だけの香りじゃないな…、これは、熟れた女の汗の香りだ。」
あっ、という声をあげるより早く、アンドレはロザリーの手を取ると、
自室に引きずりこみ、慣れた手で後ろ手でドアを閉めた。

「アンドレ、あなたは自分が何をしているかわかっているの?」
「ああ、わかっておりますとも。お前がなぜそのような匂いなのかもね。」
アンドレは無造作に上着を脱いでベッドの柱にかけると、
突っ立ったままのロザリーを手荒に抱き寄せて、口を耳元に押し付けてささやいた。
「ロザリー、お前はここ何ヶ月も、オスカルとベッドを共にしているだろう。
しかもオスカルが留守の間もお前はオスカルの部屋で寝ている。いけない独り遊びをしながら。
どうだ?正解だろう?」
「わ、わたしは…」
「は、裏切り者め。おめでとう。俺もまるで自分のことのように嬉しいよ。」
アンドレはぶっきらぼうに言い捨て、ロザリーが傍にいるのも気に留めず衣服を脱ぐと、
おそらくそれはいつものように全裸でベッドにごろりと横たわった。
戸棚の上に置いた灯りが気楽にまどろむアンドレの身体を薄く照らし出した。
壮年に差しかかろうとする男性の裸体を見つめたのは、ロザリーにとって初めてのことだった。
自分ともオスカルのとも違う、初めて目にする大柄な体躯を前に、
ロザリーの胸はぞわりと毛羽立った。
「…なんだ。出て行かないのか。なら、お前も脱げよ。九日もご無沙汰なんだろ?」
「アンドレ、あなたは…」
「俺に同情はお断りだが、今なら抱いて欲しいなら抱いてやる。」
胸のうちに複雑な想いが去来し、ロザリーはその場から動けない。
「ロザリー、オスカルはああ見えて紛れも無く女だ。お前も気付いている筈だ。
フェルゼンが帰国した今、お前がオスカルの玩具でいられる時期もいつまで続くかわからんぞ?」
「わかります、わかっています。でもわたしはどうしたら…」
「俺みたいにこうやって諦める努力をするのも、悪いことじゃないさ」
そう言うとアンドレはロザリーを引き寄せると、前触れも無くロザリーに鮮やかに口付けながら、
手探りだけでその衣服を剥ぎ取った。その手管にロザリーは驚きの気持ちを隠せなかった。
眉をしかめたくなるような酒と煙草の匂いが鼻をついた。だがその口付けの手法には、覚えがあった。
ずっと続けていたくなるような、強引な心地よさがそこにはあった。
(オスカル様がわたしにくださろうとしたのは、こういうことではなかったのかしら。
だとしたらオスカル様は一体これをどこで…)
2801リーブルの行方 その2:2010/12/01(水) 23:31:59 ID:VyfiBFOS
3/4
「ここに…オスカルは触れたのか?」
「え?」
「ここも…、多分ここも…、教えてくれ、オスカルはどのようにお前を愛した?」
アンドレの愛撫はオスカルとは何もかも違った。
胸をつかむ掌も大きく、秘所を弄る指も太く、何より力が痛いほどに強かった。
「アンドレ…痛い」
「オスカルがお前につけた跡の全てを知りたい。ああ、きっとここにもオスカルは…」
そう言うとアンドレはロザリーの胸の先端に歯を立て、強く吸い上げた。
逃げたくても、力強い腕で組み敷かれては、逃げようが無い。
(助けて…オスカル様)
「オスカルはお前のここをどうやって満足させた?あいつに男の物は無い筈だ。
ああ、あの指で?あの舌で?蜜が溢れるお前のここを、オスカルは味わったんだな?」
うっすらと伸びた髭がざらざらと腿の内側にあたる感触がおぞましい。
しかしそれが紛れも無く快感の一種であることはロザリーの体が証明していた。。
「お前の中はきっとあたたかくて…、オスカルもこれを感じたんだ。ああ、オスカル」
ロザリーはアンドレの猛る分身が自分の中に割り挿れられたのを感じた。
窮屈に押し込まれたそれは、オスカルの指や舌などとは違い、内臓を突き上げるような初めての感覚だった。
アンドレは繋がったままロザリーの体をうつぶせに返すと、
背後から突き上げながら、ロザリーの耳元で荒い息遣いと共に囁いた。
「教えて…ベッドの中でオスカルは、お前とどんな姿態で愛し合った?」
「オ…オスカルさま…は…」
「オスカルは?」
「とてもお優しくて…、そしてわたしの胸をいつも褒めてくださって…、
二人で口付けをする時には胸も一緒にすり合わせるようにするのがお好みで……あっ。」
背後からロザリーの胸をつかむ手に一層力が加わった。
「オスカルさまの象牙色の胸はとても繊細で…わたしに触れられるのをとても喜ばれるのです。
わ、わたしがオスカル様のあの部分にご奉仕するときも…胸をご自身の美しい指で撫でながら
とても甘い夢をご覧になるようにうっとりとして、次第に腰を少しだけお上げになります。
わたしは口でオスカル様のちいさな蕾を味わいながら…あの部分に、指を挿し入れます。
オスカル様は今はとてもいやらしくていらっしゃるので、指一本では…満足していただけません。」
男に突かれながら息も絶え絶えにロザリーは語った。
「するとオスカル様は…みずから腰をお揺すりになって『もっと』と仰るのです。
わたしが懸命にご奉仕しても『もっと』の声は、なかなか止みません…『もっと』…と。」
「ああ、続けて」
「ひとしきり女の部分を愛撫しあうと、最後の頃にはオスカル様の目はいつも涙を浮かべていらっしゃいます。
…わたしでは…オスカル様を最後までお悦ばせすることが…出来ないのです。あ…!」
アンドレはくっとつらそうな表情を一瞬見せると、ロザリーから熱を帯びたものを引き抜いて、
ベッドの傍らで自ら処理した。
2811リーブルの行方 その2:2010/12/01(水) 23:32:42 ID:VyfiBFOS
4/4
「わたしもいつまでもオスカル様の玩具でいてはなりませんね。
オスカル様の望みが少しわかったような気がします。あの方にもいずれ本物の男性が必要になります。」
「だが俺には関係無いことだ」
「ええ、そうですわ。」
「ああ、哀れなロザリー、解ってくれるか?今の俺は、落ちぶれたくて仕方ないのだ。
オスカルの傍に居る資格なぞこれっぽちも無い人間なのだということを、
自分自身に強く思い知らせたくてたまらないのだ。
お前に今夜、酷いことをしたのだとは充分承知している。
だが刹那的な恋に身を落とす度に俺がオスカルから遠ざかるのがわかるんだ。
そうしていれば、その内オスカルが誰か他の男のものになっても、俺が傷つかずに済みそうな気がする。」
「勝手ですね」
「ああ」
「でもわたしも、あなたにしばらくの間便乗させていただきます。
あなたとこうしていれば、少しはオスカル様への切なさが和らぐのではないかと思うのです。」

----------------

「最近、ロザリーの表情が明るくないのだ。ポリニャック夫人とのことで悩んでいるのだろうか」
久しぶりの剣の稽古の後、噴水の冷たさを手で楽しみながら、オスカルはアンドレに問いかけた。
オスカルの胸のうちには、とある疑念が浮かんでいた。
「ああ、心配ない。あの子なら、今は時々俺が可愛がっている。」
「なん…だと?」
「本物の男の方が良いってさ。」
アンドレが言い終えない内に、予想通り、オスカルの手がアンドレの頬を張った。
「剣の腕前は流石だが、相変わらず力は滅法弱いな。痛くもなんともない。」
「貴様!」
拳で殴りかかり、顎と腹に何発か見舞った筈だが、さほどの効果は無かった。
「来るのがわかっているパンチを受身することなんか造作もないね。悔しかったらさ、」
アンドレはオスカルに体を寄せ、手首を握ると、強引に自身の股間に押し当てた。
「ここを狙ってみろよ。お嬢様にそんな度胸があればだがな。」
「度胸が無いかどうか、みせてやる!」
オスカルが急所を蹴り上げると、アンドレはその場にいとも易く崩れ落ちた。
一瞬で顔が苦痛でゆがみ、真っ青になって汗が噴出した。
そのあまりの変貌にオスカルはたじろぎを隠せなかった。
「ア…アンドレ、大丈夫か?!」
「ハッ…ざまあみろ…お前にこの傷みがわかるもんか。
これで…少しは気が晴れたか?気が晴れたら…ロザリーとのおままごともいい加減にしておけ。
お前がやっているお遊びは彼女を不幸にするだけだ。」
「卑怯だぞアンドレ!」
「…寄るなよ。俺から離れてろ。お前だって俺に本気で殴られたくはないだろう?
俺は大丈夫だから…放っておいてくれ。」
アンドレはふら付きながら立ち上がると傍らの雑草の茂みに歩み寄り嘔吐した。
オスカルは後ずさりしながらその光景を見つめていたが、間もなく走って屋敷へ戻っていった。
ジャンヌ・バロアの裁判が始まる直前のことだった。

その2おしまい。
282名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 00:25:24 ID:aj9z+MP7
GJ!
続きが楽しみ〜!
283名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 00:33:00 ID:laOOxDrF
GJ!
へーそうなるかー
4/4の前半ふたりはベッドで会話してるんだよね?
萌えるわ
そして股間を蹴られた男性の様子がリアルwwwwww
その3待ってます
284名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 05:04:03 ID:HQsJoUG+
GJです!

だいたい何話ぐらいを予定しているんですか?
285名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 08:49:41 ID:47fiMPGU
GJ!
これはまた面白い展開になってきた!
自暴自棄になってるアンドレもちょっと冷めたロザリーもいい
続き楽しみにしてる
286名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 09:08:30 ID:ppklRKRP
おそれいります。
その3をぼんやり考えているところですが、どういう展開になるやらです。
書いたとしても3で終わるはずですが、さらにサイド話を思いつく可能性もあるやらなんやら。
今週中にはなんとか。

>>283
場面わかりづらかったですね。スミマセン、反省。
つい会話先行でストーリーを考えてしまうもので。

ジャンヌ裁判でレズと言われたオスカルが真っ赤になって怒りますが。
図星だった、ということで。でも心底ビアンなのではなくて、「ごっこ」なのです。まだ。
287名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 15:14:33 ID:47fiMPGU
オスカルが本物のビアンだったら美しいご令嬢達をとっかえひっかえできるんだろうな、きっと

アンドレとロザリーってぱっと見お似合いなカップルなのに
揃ってオスカルへの想いが強すぎて、どうしてもイチャラブの妄想はできないなぁ
288名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 16:46:03 ID:laOOxDrF
>>286
いえ全然わかりづらい事ないです
ロザリーが
「あなたとこうしていれば、」って言ってるし
自分の萌えに念押ししただけ

「まだ。」とか
他にも色々気になるセリフがあるから楽しみ
289名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 11:00:40 ID:vgHj5Ois
アンドレって毛深いイメージがある。スネ毛や腕毛がジョリジョリって感じ
290名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 11:10:58 ID:VkYGXGYL
アランのほうが毛深そうだ。

そして、実はジェロが最も毛深いとかいうオチもいいかなと。
291名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 12:53:52 ID:yhg9zD9T
アンドレ×ロザリーいいね新鮮だね
292名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 14:27:13 ID:tzhwhAuX
そうだなあ、アランは男性陣のなかで一番がっちりしていて野性的だから毛深そう。 
ジェロはもし毛深いとしたら身だしなみとして剃っていそうだ。
293名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 15:53:11 ID:yhg9zD9T
黒髪はチン毛ボーボーのイメージ強い
294オスカル×アンドレ飲尿:2010/12/03(金) 16:06:14 ID:TW43b1ZT
アンドレ×ロザリー楽しみにしてます。
投下されるまでのつなぎ。飲尿注意





今日も王妃様のくだらない御用事でベルサイユに呼ばれ、毎度のごとくオスカルはおもちゃにされていた。
親しい貴婦人を集めた、新作の張り方やら画期的な女性用立ちション補助器具の発表会。
その使用モデルを勤めさせられているのだ。
なのでオスカルは今では、処女にもかかわらず公衆の面前での極太張形オナニーはもちろん、放尿やアヌスまで経験済みである。
今日は俺も見学させていただいたが、涙を流しながら自分の股間に猛烈なスピードで張形をブチ込むオスカルは美しかった。

ところで話は変わるが、オスカルがさっきからもじもじしている。太ももと太ももを擦り合わせ、しきりに辺りを見回している。
その額には真珠のような汗の珠がいくつも浮かび、絹のような肌を伝って次々と滑り落ちている。

「アンドレ、そこの茂みへいくぞ」
「ああ、わかった」

オスカルは股をきゅっと締めながら、人気のない茂みへと向かった。
するとキュロットを膝まで下ろし、金の草むらに覆われた排泄器をしゃがんだ俺の顔に押し付けてきた。

「ほら、早く準備をしろ……」


俺はオスカルの友達兼従僕兼トイレだ。
このころのパリはまだトイレは少なく、どのような身分であれ排泄物はそこらじゅうに垂れ流していた。
しかし美しいもの好きな王妃様はこれをよしとはせず、新しく法を作らせた。
『宮廷に上がる貴族は皆排泄物を処理する者を伴うこと。』
胃に押し込んでしまえば草木が汚れることもない。
この画期的かつ合理的な対策は、後にこの王妃の政策の中で唯一評価されることになる。

俺がまだ幼くジャルジェ家に引き取られたころにも、まだ法で定められてはいないが一部この文化は存在していた。
俺が引き取られた理由は表向きは剣の相手件遊び相手だが、すでにオスカルは剣の才能を開花させており、俺では相手にならないほど強い。
そう、実際はトイレ係として引き取られたのだった。
いずれ宮廷に上がるであろうオスカルには、便器が必要だ。
しかし、便器を持つことは高貴な文化だが、箱入りのお嬢様のアソコへ使用人ごときが気安く口を付けることは避けたい。
よって旦那様は、まだ幼かった俺を小さいころから兄弟のように親しく育て、そして一流の便器としての修行を積ませたのだ。

今でも鮮明に思い出すことができる。
旦那様にオスカル専用便器として生きていくことを誓ったこと。
口からこぼしてしまうなどというもったいないことはしてはいけないとおばあちゃんに釘を刺されたこと。
そしてはじめて金髪の天使にあったときのこと。
その黄金は、まるで汲んでしばらく経った尿のように濃い色で光り輝いていたっけな。
295オスカル×アンドレ飲尿:2010/12/03(金) 16:08:31 ID:TW43b1ZT
「オスカル、いつでもいいぞ」

俺は口を大きく広げて、蟹股になったオスカルの股間の菱形に合わせて唇を捲り、内側の口内粘膜をぴったり貼り付けた。
途端に口腔をほのかな尿の香りとさわやかな汗の香りが満たす。
オスカルは筋肉を緩め尿道を開いていく。
腰がふるふると震えると、液体があふれ出してくるじゅわっという音が振動で伝わり、その直後熱い尿が俺の喉の奥に放たれた。
アンモニア臭がつんと鼻にしみる。水がはねる音がする。
口腔をなみなみと満たし、口の端からあふれ出しそうになる。
もったいない。とっさに喉の奥をさらに広げて、口にためる暇もなく直接飲み干していく。
オスカル専用便器暦十数年のベテランな俺は、オスカルが放尿するときの癖、排泄器の動き方まで熟知しているのだ。

口いっぱいに溜まった尿は、新しく迎えた尿に叩かれ竜巻のようにうなりをあげて回転する。
俺ののどちんこを熱いほとばしりが何度も打つ。
生理的な反射でおえっと戻しそうになるが、オスカルはそんな俺の動きを許さず、無理やり顔を元の位置に固定する。
普段どれだけ男のように振舞っていても、生粋のお嬢様なオスカルは、小さなころからこの文化に当たり前のように接しており、幼いころからの親友のに口めがけて放尿することに何の疑問も羞恥心ももたず、どこまでも毅然な態度だ。
まるで男の俺が河原で立ちションをするときのような、生理的欲求を満たす、便器への遠慮のない豪快な排尿。
それでこそ俺のオスカルだ!

この日俺は、改めてオスカルのためにこの命を投げ出すことを誓った。

次第に勢いは弱まり、オスカルは気持ちよさそうな顔でぶるりとふるえた。
すべてが終わり、ゆっくりと股間への吸引を解くと、残尿が俺の頬をぽたりと打った。
視界一杯にオスカルの排泄器が映る。
金の叢の先端が、雫で重たげに垂れている。太陽を反射し宝石以上の輝きを見せた。

口の周りがしぶきだらけだが、ほぼこぼさず飲むことができたようだ。襟元は濡れていない。
自分のことをほめるのはなんだが、便器の鏡といえよう。
今回も自分の仕事振りに満足して、最後の尿を喉をごくりと大きく鳴らし飲み干した。

「ふう、すっきりした……アンドレ、お前また便器としての腕を上げたな。さすが私のアンドレだ」

キュロットを引き上げ満足そうにふわりと笑うオスカルの髪は、十数年前の小さな女の子の尿と同じ色で光り輝いていた。






さんきゅーべりーまんこ
296名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 16:40:37 ID:VCyLTfH8
>>289
原作を尊重して胸毛はないとして
(胸毛フェチなので残念なのですが)
ヘソ毛から下はフッサフサのイメージだ。
原作は少女漫画にしてはよくやったほうだけど
三十路男にしてはガキっぽくて線が細いので
ジャムばらやアニメの方がいい男だと思うことも結構ある。
297名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 16:52:10 ID:VkYGXGYL
アニメのほうでは胸毛の有無は不明だったから、
「胸毛あり」で妄想してもいいかな。

どっちにしろ、下半身はかなり毛深いイメージかも。
298名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 18:37:38 ID:p0L+0odw
>>294
家畜人ヤプーですね。
299名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 19:02:28 ID:+rQjT8o4
>>294
気色悪かった
サイテ―だった
お前は出て行けと思った
300名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 20:28:21 ID:GjiYV/4Q
運子はどうすんだよ!
責任もって、書け!
301名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 20:32:11 ID:yhg9zD9T
スカトロ禁止
302名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 20:49:44 ID:GjiYV/4Q
アンドレ
あなたはどこでするのよ?
303名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 20:56:58 ID:xlCqpH2t
>>294
実は嫌いじゃない ワロタよGJ!
さり気なくえらい目にあってるなあ、オスカルタソ

アンドレは平民だからそこら辺で
304名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 22:33:13 ID:BNph6vod
>>294
GJ!
途中気持ち悪くてとばしたけどw
とぼけた文でとんでもない事書いてんのな
最後の何wwwwwwww
305名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 22:55:29 ID:ISD45/o0
ワハハハハハハハ
306名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 23:09:47 ID:tzhwhAuX
>>294
ネタにはついていけないけど、こういう文章好き。
あたいも途中気持ち悪くて飛ばしちゃったわ〜。
次回はもう少しソフトなネタでギャグ書いてくれたら嬉しいな。
オスカルとアンドレのエロ漫才とか。オスカルはボケもツッコミも両方大丈夫そう。
307名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 00:04:58 ID:KozRixmK
ピエールエンヌ師匠思い出した
308名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 01:46:09 ID:RN+hTnfo
中身もアレだけど文章だってアレだろうに
さすがエロパロ
頭にウジわいてる字書きが居るんだね
309名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 09:18:20 ID:R/ei9at2
>>294-295

作家、うまいぞ
評価する
その筆力で運子編も書いてくれ
310名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 11:08:30 ID:3iwo3mZO
今あちこちのss巡回してきたのだけれど。

作家によっては、アンドレがあんまり理由もなく
オスカルのそばから離れているシーンが結構ある。
従僕って、朝から晩までずっとそばにぴったりくっついているものなんだと思うけれど。
アンドレの部屋は使用人棟などではなく、オスカルの部屋の続きにある小部屋じゃないのかな。
そう思うとエロい妄想もふつふつと湧くなあ。
311名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 12:01:36 ID:1kG9jW/6
草むらに、名も知れず剥けているクリならば
ただ指を擦りながら、あえいでいれば良いけれど
312名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 12:01:55 ID:5MdyPX0o
>>310
いわゆるバトラールームだと続き部屋だよね。
しかしそれはあまりにあまりだw
アンドレは侍従以外にも雑用何でもやるし。
アニメ設定だと屋根裏部屋に住んでることになってた。
313名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 12:34:33 ID:mDDRrZr9

ネタとしては苦手なので、評価はしないが文章は下手じゃないと思う。
このノリでぜひ0712の夜を書いてくれ。
314名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 12:39:17 ID:3iwo3mZO
>>312

ウィキ見たんだけど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC
主人との関係の項を見ると、
ノック無用で主人の部屋に入れるとか、結婚は好ましくないと思われていたことなど、
アンドレはジャルジェ家ではなくオスカル個人のバトラーだと考えるとしっくりくる。
イギリスは使用人文化という意味ではヨーロッパの手本だったらしいから、
フランスでもほぼ同じ慣習があったんじゃないかな。
315名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 12:57:36 ID:5MdyPX0o
>>314
リアルだったら馬の世話だのウサギ取りだの御者だのはやらないはずで
嫡子のバトラーだったらいずれは家令なので一生独身の可能性高いなぁ
別漫画だけどエーベルバッハ家の執事さんみたいな感じで。

そう思うと執事萌えの元祖みたいなもんかな。
くっそー、オスカル羨ましいぞ。
316名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 13:02:10 ID:SFOXg208
ジャルジェ家の屋敷では昼間は半地下の使用人部屋にいて、ベルで呼ばれていた。で、
寝室は屋根裏か半地下かなあ。 アンドレはオスカルのそばにいることが多かったから
あまり使用人部屋にはいなかったかも。
ベルサイユ宮殿ではオスカルの部屋のすぐそばで寝ていたんじゃないかな。
すごく広いしたくさんの貴族が住んでいたから、まったく別々ってことはないような
気がするんだけどねえ。
317名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 14:59:18 ID:mDDRrZr9
半地下で思い付いた。
オスカルは夜になると、地下から一人のメイドを呼び出す。
それは命を狙われる事がオスカルの為の影武者になる娘で、その娘がオスカルの代わりにオスカルの寝室で休む。
アンドレは当然その事を知っているんだが、敵に怪しまれない為にその娘をオスカルとして護衛する。
しかし哀れな娘に同情して優しくしているうちに、互いに思う処もありいつしかややこしい関係になってしまう。
その後本命のオスカルからも愛を告白されるんだけど、影の娘を捨てる事も出来ず二人の女の間で苦悩するアンドレっていうのもおもしろそうだ。
318オスカル×アンドレ食ザー:2010/12/04(土) 15:44:43 ID:u1NwK9AV
飲ザー、食ザーがあります。ご注意ください。
身分問題や細やかな心の移ろい、葛藤を取り上げた最高傑作です。
男として育てられたオスカルが女として開花していき、幼いころから共に育った従僕と心を通わせていくところは涙なしには読めないでしょう。
秘密を共有した男女の秘密の恋をお楽しみ下さい。





神よ……われをゆるしたまえ…………
許したまえ
地上においてむすばれず……天においてもむすばれるはずのない愛をえらばんとするわれを憐れみたまえ……


「うっ!!……」どぴゅどぴゅっぽちゃん

今はもう見ることはかなわぬが、おれの手に握られているオスカルのワイングラスの濃い赤には、白いマーブル模様が浮かんでいることだろう。

「ふぅ……主よ、われを地獄へ!! そして……かならずやわが愛する女を天の園へ……!!」


*

「オスカル……ワインを持ってきた」
「ああ、メルシィ」

オスカル、おまえは今なにを思っているのだろうか。
その美しいサファイアの瞳は物憂げに伏せられ、つつ……と涙がほんのりと、しかし途切れることなく溢れ出している。
そして手にはヌーベル・エロイーズ……

おれのすべてが入ったワイングラスを、オスカルはそのきれいなくちびるへと寄せた。
普段氷の花と呼ばれるお前だが、その唇はふっくらとしてほんのりと赤みが差し、冷たいグラスとの対比によってより温かみがましているのだろう。
おれの……オスカル……!!ああ、おれはおまえのためなら精子をかけるぞ……

「はっ」

おれは、おれはなんということをしでかそうとしているのだろう。
ワインにぷかぷかと浮いた粘液が唇に吸い込まれる直前、おれは自分のおろかさに気づいた。

飲むな!!

「飲むなオスカル!! 飲むな飲むな飲むな〜っ!!」
「うわっ!」

肩パンすると、目の前には驚きで引きつったオスカルの顔……ワイングラスの割れる音。
しばしおれたちは見詰め合う。
……よかった……
なんという思い上がり
なんという自分勝手な……
おれは……おれは……おれは……
319オスカル×アンドレ食ザー:2010/12/04(土) 15:46:23 ID:u1NwK9AV
「アンドレ、どうしたんだ。……アンドレ……アンドレ、ま……さか……」
「……ああ、そうだ。おれは、おれは……おまえのグラスに、おれのザーメンを……」

知られてしまった。
おれのおまえへの思い、それはとっくに知られている。
だが、おれの心のなかに存在するどす黒い欲望の塊……
それだけは、知られたくなかった。
知らせたくなった。
お嬢様育ちのオスカル……普段男の中ですごしているが、男にはまったく免疫のないおまえ。
そのオスカルにおれの男としての面を見せてしまった。
オスカルには、男や女という仲ではない、心からの支えが必要だ。
その役目はおれが担わなければならない。
なのに、なのに…………そのおれ自身が裏切ってしまった。
さぞかしおどろかせ、怖がらせてしまっただろう。
今までの信頼や安らぎ、おれはそのすべてをオスカルから奪い去ってしまったのだ。

「あ……悪かった、近寄るな。今すぐかわりのワインをもってきてやる……未開栓でな」
「ふふ、気にするな」

笑った。
オスカルは、最低の行いをした従僕にむかって叱責や非難ではなく、微笑みかけたのだ。

「気にするな……いつものことだろう。ふふ、最近ではブラビリや浴槽に排尿、小さいころ……あれはいつだったかな、何も知らない子供のわたしにお医者さんごっこやひっつけっこをさせただろう、わたしの青いレモン」
「うっ……」

覚えていたのか。
知っていたのか。

「まったく。浴室へ行ってみれば、暖められた尿が気化してすごいにおいがしていたぞ。……雄の臭いがな」

ぞわり。
妖艶な笑みを浮かべてとんでもなくエロい発言をするオスカルに、おれの腹の底がざわついた。

「やれやれ、召使いの健康管理も主の仕事だ。おまえのオナニーを手伝ってやろう」
320オスカル×アンドレ食ザー:2010/12/04(土) 15:47:10 ID:u1NwK9AV
*

「あ……あ、オスカル。もう少し上のほうを擦ってもらえると……」
「あ、ああ。……なかなかに難しいものだな」

オスカルは今、従僕であるおれの前にひざまづいて股間に顔を近づけている。
この距離では黒々とした陰毛に溜め込まれたフェロモンや、ペニスの臭いも嗅がれてしまっていることだろう。
鼻がほぼ陰毛に埋もれてしまっているくらいの距離で、ヒクヒクと動く。
大きく息を吸って胸を膨らませるたび、うっとりとした顔で見上げてくる。
その間もペニスに添えられた白い手は絶えず上下に動いて刺激を繰り返している。
カウパーを手のひらにまぶし、亀頭を包み込みぐりぐりと揉み解す。
敏感な雁首も、親指の腹で押しつぶすようにして肉の段差をコリコリと刺激してくる。
夢のようだ……

「ふふ、男というものは、みんな股間にこんなものを付けているのか。今まで男として振舞ってきた私が滑稽に思えるよ」
「ああ、陛下にも旦那様にも、あの女みたいなエロ本作家にもついているさ」
「そうか……でも、アンドレのコレと陛下や父上のものは違うぞ」



「アンドレ、おまえの股間についているものは、平民チンポだ。陛下たちの貴族おちんぽとは違うのだよ」

あっ!!
そうか、おれは普段どんなにおまえのそばに居ようとも、平民だ。
それはおまえを思い続けていてもどうしようもない事実だ。

「貴族……か。貴族とは、恥ずかしいものだな」

ぱくり
一瞬悲しそうな顔をしたオスカルは、センチメンタルに浸っていたおれの平民ちんぽの先端をかぷっとくわえ込んだ。

「うわあ!! オスカル!!」
「おとなしくしていろ……はむっ……ちゅっ、じゅるるるっ、ちゅぷ、かぷっ、くっぽくっぽ」

唇の裏側のやわらかい粘膜をうんと伸ばして、亀頭の丸みを包み込む。
先端のみへの愛撫、いや、お慈悲。
暖かい海にやさしく包み込まれ撫でられているようだ。
と思うと、口腔一杯へ吸い込まれ、上あごの硬い骨でぐりぐりとつぶされる。
べったりと舌を押し付けられ、頬の肉をぐりぐりと押し上げる。
端正な顔の白く滑らかな頬は、おれの亀頭の形でぽっこりと膨らんでいる。
それがぐりぐりと移動するさまは壮観だ。

「ん……じゅっぽ、ちゅぱ、ぎゅぷぷ……んんっ!! はあ、ん、ぬっぽぬっぽぬっぽじゅじゅーーー!!」

引き抜くたびくちびるが竿に引っ張られ、ひょっとこのように伸びその分刺激部分が増える。

「ふあ……ん、ちゅぱ、おまえの……平民チンポは美味いぞ……貴族のわたしでも味わったことがないほどの美食だ」
「おまえにそう行って貰えると……うっ」
「ふふ、チンポだけでこんなに美味しいのだ……んはぁ、きっと、にゅぽ、平民チンポから出る平民チンポみるく……ぐっぽぐっぽ、はたまらないだろう。濃厚で……んん! ちゅぽ」

あのオスカルが、おれのチンポを口いっぱいにほお張りながら、とても卑猥で下品な言葉を口にする。
まだ碌に口付けすらしたことのない口でだ。
しかしいくら下品でも、その言葉にはどこか高貴な者のみがもつ優雅さが見え隠れする。
そのたびに、おれとおまえの身分の違いを突きつけられたようで……それがたまらなく良い。
おれはオスカルの僕だ。
そしてオスカルはおれの主人だ。
321オスカル×アンドレ食ザー:2010/12/04(土) 15:48:00 ID:u1NwK9AV
おれのチンポのぴくぴくとした動きに気づいたのか、オスカルはラストスパートといわんばかりに顔を激しく上下させる。
常にストローのように吸って、舌と上あごで押しつぶしてくる。
喉の奥のよりいっそう柔らかい部分に、先端が何度もぶるかる。
先端の割れ目、鈴口に何度もあたるやわらかい物体はのどちんこだろうか。
おれの平民チンポはいま、オスカルのお貴族のどちんこに何度もキスをしているのだ。

そう思うと、いよいよ刺激に耐えられなくなってきた。
玉に溜まったザーメンが腹の奥からこみ上げてくる。

「出る……出すぞ、オスカル!! ずっと思い続けてきたおまえのお貴族おくちマンコに、平民チンポみるく出すぞ!!!!!……って、うわあ!!!」
「こら、アンドレ。だれが口に出して良いといった。いっただろう。私はお前のオナニーを手伝うと。そして、お前は飲ザーが見たかったのだろう。ほら、さっきのグラスだ。ここへ出せ」

オスカルはおれの射精を許さず、根元をきつく掴んだ。
射精寸前のおれのペニスは、たちまち紫色にはれ上がってしまう。
苦しそうにびくびくと震える。
おれとしたことが、夢中になってしまい忘れてしまっていた。
食ザー好きとしてあってはならぬことだ。(報われぬ思いから比較的実現可能な、何も知らないオスカルにこっそり飲ませる妄想ばっかりしてたって設定です)
それでこそおれのオスカルだ!!

気を取り直して、射精感に身をゆだねる。
オスカルの手が、おれのチンポをグラスへと向けて、猛烈な勢いで扱きだす。
頭の中が白くなった。

どぴゅっ!!! どぴゅるるるるっるるううううう!!!!!

ガラスにザーメンが着弾する度、ガラスがしゃしゃっと鳴った。
みるみる間にグラスに溜まっていく。
コレがすべてオスカルの胃に収まるのだ。

びゅぶううううううぶぶっ!!!!! びゅくびゅくっ!! ぴゅるるるっるる……

固形に近いザーメンが、尿道を押し広げて通るたび、先端で屁のようなぶちゅっという音が鳴る。
あまりの勢いに、尿道の内側をぶりぶりとえぐられているようだ。
無理もない、あのオスカルに扱いていただいているのだから。
管を精液が通るたび、水を流されたホースのようにぶるんぶるんとペニスが暴れる。

びゅぶっ、びゅるるるるるっ、ぴゅぴゅっ!!

次第に勢いを失っていく精液は、手の動きで上下するたび弧を描いて着地する。
暗い中、少し黄ばんではいるが白い液体の道は月の光を反射し青白く光る。
射精中にもかかわらず、あまりにも激しくしごきあげるものだから、いくらかの子種はグラスを外れてオスカルの手元へ落ちる。
ギャザーが寄せられたブラウスにシミができてしまう。
洗濯をせずにずっと着させるもの良いかもしれない。

どくどく……どくどくどく、どく、…………どくん。

最後の迸りはぽたぽたっとグラスに収まった。
オスカルはそれでも足りないとばかりに根元から先端まで唾液とカウパーと精液でぎゅーっと滑らせ、先端をつぶすようにして尿道に残った精液を搾り出した。
もう一度根元からスライドさせる。
先端をグラスのふちになすりつけ、にじみ出てきた精液を切った。
322オスカル×アンドレ食ザー:2010/12/04(土) 15:48:31 ID:u1NwK9AV
満足したのか、オスカルはうっとりとした目でグラスを掲げ、ゆっくりとまわしその色を目で味わっている。
すうっ、と鼻腔をひろげると、まるでワインを嗜む時のように雄臭い香りを楽しんでいる。
しかし、ひとみが一瞬苦しげにゆがんだ。

「オスカル……」
「わたしはいま……自分がどうしようもなくはずかしいのだよ……。だれにたいしてでもない……なにもかも知っているつもりでいた……なのに、なのに!! わたしはこの歳になってもザーメンなど見たことがなかったのだ!」
「お……お、オスカル……」
「アンドレ、おまえが大きな手をカウパーまみれにしながら発射したザーメンだ。えんりょなく飲もう」

そういってオスカルは、グラスを掲げると、口に近づけ中のドロドロを含んだ。
ワインと変わらぬように。

「ん……なんだこれは、臭い……ぞ。それに、喉に絡み付いて、……なかなか……んっ」

喉がなんどもこくりと動く。
痰が絡んだときのようにすこし苦しそうだ。
おれの平民ちんぽみるくは、オスカルの口の中にしつこくとどまって粘ついているのだ。

「ん……んぁあ、ふ、んんっ!!……はぁ、ん……ごきゅ、んくっ!!」

グラスの中に残っている分も、最後まで飲み干そうと顔を真上に向け白い喉をさらし、必死でがんばっている。
その苦しそうな表情に、おもわずおれが代わりに飲んでやりたくなる。従僕の性か。
だが苦しげながらもぼうっとしとろけきった表情。
女の本能をむき出しにした笑み。

「んん……はあ、まったく、おまえの平民チンポから出る平民チンポみるく、平民ザーメンは濃すぎるぞ。……ふふ、しかし、これがアンドレの子種か。これでわたしはお前のすべてを知ったぞ」

赤い舌がちろりと白いザーメンを舐めとった。

323オスカル×アンドレ食ザー:2010/12/04(土) 15:49:51 ID:u1NwK9AV
*

あれから数週間。
おれたちは毎日食ザーを楽しんでいる。
特に寝る前の平民ザーメンinショコラは欠かせない。
おばあちゃんも、オスカルの飲酒量が劇的に減ったことを喜んでいる。
いいことづくめだ。

最近では、二人だけでの秘密をもっとスリリングに味わいたく、旦那様と奥様との食事のときでさえ、直前にオスカルの分にだけザーメンを振り掛けている。
今日もおれは厨房で、オスカルのゼリーに遠慮なくぶちまけてご家族のもとへ給仕に向かう。

まろやかなスープ、さまざまな前菜、数種類のオードブル、そして色とりどりのゼリー。
どれもオスカルの分だけ、どろどろとした白いおれの体液、子種、ザーメン、チンポみるくがかかっている。

「オスカル……そのゼリーにかかっている白くて臭いドロっとしたものはなんです?」
「ああ、母上。お知りにならないのですか。これは下町で親しまれているデザートなのですよ。少なくとも、リキュールよりは健康的でしょう」

そういってオスカルは、あの小さなころのいたずらな微笑で、おれだけにむかってこっそりと笑って見せた。









批判も含めご意見、ご感想ありがとうございました。励みになります。
初投稿だったの7.12並みに怖かったのですが、意外とほめてくださる方が多くて嬉しいです。
うんこは嫌いなので書きませんでした。肥料になるのでほっといたらいいんじゃないですか。
ベルサイユの美しい薔薇たちは、貴族やオスカルたちのうんこによって支えられているのです。


7.12も書いたのでまた今度投稿させてください。
324名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 15:57:38 ID:3iwo3mZO
・・・正直、GJする気にはなれんのだが。

こういう人もいていいと思うので、また書いてください。
325オスカル×アンドレ食ザー:2010/12/04(土) 16:00:50 ID:u1NwK9AV
何度もすみません。
これで最後にするんで許してください。
調子に乗って7.12に挑戦しました。
今度はおじょうふぃんにしてみました。
ラブラブでノーマルな二人なのでとくに注意などはいらないと思います。





ギシリとベッドが音を立てた。
七月とはいえ、夜の冷たくピンと張り詰めた空気には、些細な音さえ良く響く。
二人きりでつくる秘密なのだから音を立ててはいけない。
第一、いままで男として生きてきたお前の女としての面を、この世界一美しい花嫁の存在を誰かに知らせるなんて勿体無いではないか。全部おれの独り占めだ。
この世で正式に結ばれることはないのだから、せめて心と身体だけでもつないでしまおう。
身分制度に対する、世間にとっては小さいけれど、おれたちにとってはとても大きな反抗だ。
小さなころ二人でしたいたずらを思い出して軽く笑いあう。

はやる気持ちを抑えてとびきり甘く優しくベッドに身を沈める。

素肌を重ねると、滑らかな肌は予想以上に冷たくて、おれの体温で包み込み暖めてやりたくなった。
月の光でうすぼんやりと輝く輪郭を、男の大きくごつごつとした手ですべてなぞっていく。
そのたびにオスカルの唇からあまい吐息が漏れ、おれを刺激する。
お互いがお互いに興奮しあって高めあう。
軽く開いている唇を優しくついばみ、吐息さえおれのものにしてしまう。
失われた何十年分もの口付けを取り返すように交わしながら、髪からほのかに香る薔薇を堪能する。
身体は今すぐにでもオスカルに食らいつきたいほどなのに、いつまでも見つめあい唾液を交わすことがやめられない。
歯列をなぞりながら手は、おれの胸につぶれるほどに押し付けられているふくらみを包み込んだ。
歳の割には弾力の強い、まろやかな曲線。
その頂は想像していた通りの桜色だ。
爪で軽くはじくと、オスカルは細く声を上げて肩を振るわせる。
ふにふにと手で形を変えていく乳房は暖かくて、ベルナールではないけれど、母を思い出してしまう。
思わず顔を埋める。
深く吸い込むと、オスカルの自然な香り。
胸の谷間からはフェロモンが出ているらしくて、娼婦や貴婦人はそこに香水をかけているそうだ。
しかしおれのオスカルからは、どこまでも清廉な香り。
オスカルらしい、この世で一番魅力的な香りだ。
そのまま太ももや尻を円を描きながら撫でる。
キュロットなんかでは隠せない女の丸み。
それがどれだけおれを含めた周りの男を魅了してきたのか知らないのか? オスカルめ。
わき腹に当たる内腿を、身体をスライドさせ味わう。
引き締まったウエストに頬ずりしながら、女の一番大切な部分に触れてみた。
オスカルは驚いたように軽く跳ね上がったが、そのままおれに身をゆだねている。
おそらく自分でもほとんど触ったことがないのだろう。
『おれの見たい物その1』なソコは、すでにしっとりと蜜をたらしておれを受け入れる準備をしている。
しっかり女として機能しているんだなあ。
叢を掻き分けぴったりと閉じられた筋を軽くなぞると、太ももがおれを強く挟む。
かまわず上部の肉のしこりを、オスカルの蜜を付けた親指の腹で円を描き撫でる。
被っている皮をくにくにと剥くたび、初めてのツンとした刺激がオスカルを蹂躙する。
軽く開いた女の中心に指を刺し込むと、中はとても熱くて、とろとろと優しく締め付ける。
ここにおれが入るのかと思うと、いよいよ耐え切れなくなった。
326間違えた。アンドレ×オスカル:2010/12/04(土) 16:02:03 ID:u1NwK9AV
体制を建て直し、再びしっかりと見詰め合う。
涙を唇で掬い取り、瞳で会話を交わす。
今からおれたちはつがうのだ。
もう一度すべてをこめたキスをすると、おれのものを中心へあてがい、そのままゆっくりと体重をかけていった。
今まで以上に身体をのけぞらせたオスカルの、さらされた白い首筋を舐め上げる。
少し抵抗する身体を優しく押さえつけ、かまわず進む。
背中に刺さる爪の甘い痛みが心地よい。
耳元で何度も愛をささやきながら、より深みを目指していく。
ふと先端に抵抗を感じ、より慎重に埋めていくと、つぷり、と薄い肉のリングをくぐる感覚がした。
あまりの感動に、それだけで果ててしまいそうだ。
今オスカルは、おれで女になったのだ。
その事実に胸を震わせると、おれまで涙が出てきてしまい、今度はオスカルがそれを舐めとった。
初めての痛みに眉を寄せ、額にうっすらと汗をにじませていながらも、優しく微笑むその姿は、女神のように美しかった。
こつん、と行き止まりに当たる。
ここが、おれの子を宿す場所だ。
オスカルの産道は、おれの物ではじめて広げられた。
おれの物は、すべてオスカルに包まれてしまった。
どこまでも優しく男を包み込むそこは、ぞわりとうごめいておれを喜ばせる。
かぶせた身体をやさしくスライドさせると、性器同士が擦れて快感がおこる。
この快感は他でもない、オスカルによってもたらされたものなのだ。
オスカルには悪いが、何度も肉を掻き分けて進む抵抗感と感触もたまらない。
入り口はきつく締め付けてきて、そこで扱かれるたび射精感が高まる。
唇は何度も何度もキスをして、同時に鈴口と子宮口もキスを繰り返す。

腹の奥から快感がこみ上げてきた。
限界が近い。
オスカルをきつく抱きしめると、おれはオスカルの中で子種を迸らせた。
愛する女の一番奥での射精は、今まで経験したことのない快楽を、おれの心と身体にもたらした。
同時にオスカルも達したようだ。
彼女は初めての絶頂に、歓喜に身を震わせそっと涙を流した。


ようやく夫婦になったおれたちは、涙を流しながら、何度も口付けあった。


*


今はもうほとんど光を映すことのできない目だけれど、まぶたを通す優しい光で目が覚めた。
空が白みはじめている。
朝だ。
これからおれたちが守るフランスの、美しい夜明けだ。
恐れるものは何もない。昨夜おれたちは結ばれたのだから。
傍らに目を向けると、おれの妻になった美しいオスカルが静かに寝息を立てている。
思い続けたおまえが、今確かに隣に存在している。
きっとその真珠の肌は、黄金の髪は、朝日を受けてまばゆく光り輝いているのだろう。
目に焼き付けることはかなわないけれど、子供のころから一緒に居たのだから見なくてもわかるさ。

おれは初めて会ったときに見た、大好きな黄金にそっと口付けた。








最後の黄金はおしっこではないです。髪です。
さんくすこ。
327名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 16:05:15 ID:VmDp4hW9
食ザーって何のことかと思ったら・・・orz
後半飛ばした

けど、まぁ、みんな違ってみんな良い

GJ
328名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 16:07:25 ID:3iwo3mZO
今度はGJ。

書いている人、男性かな。
329間違えた。アンドレ×オスカル:2010/12/04(土) 16:08:56 ID:u1NwK9AV
女です

>>327
最後の作品は食ザーではないです。
名前欄間違えましたすみません
330名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 16:09:55 ID:5MdyPX0o
まあ、心は自由なのだ。
331名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 17:38:27 ID:eugw1mec
>>318
こういうくっだらねーーの(褒)ホント嫌いじゃないんだよ
楽しませていただきましたGJ!
この後の真面目な7,12が何だかちょっと物足りなく感じられた位w
これ立て続けに読んじゃいかんのね
お上品なのはちょっと時間を置いてまたゆっくり堪能させていただきます
332名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 18:15:08 ID:SFOXg208
>>318
真面目なのよりギャグっぽいほうがキレがいいね。
でもネタがキモくてまた読み飛ばしちゃった。
もしかしたらこの手のエグいネタじゃないとのらない人なのかな。惜しい。
333名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 19:12:59 ID:/3IFFUZp
良い!
良いヨ
334名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 20:24:15 ID:R/ei9at2
>>329

誰だろ・・
私の知ってる人かな
違うかな

何でも読むから股掻いて
335名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 22:10:15 ID:LhTV75Yr
OA最高
336アンドレ×オスカル公開子作り:2010/12/04(土) 22:28:31 ID:u1NwK9AV
アンドレ×オスカル公開子作り
エロというよりギャグです。
エロはあまりエグくないつもりです






「あなたたち、今ここでセックスしなさい」

また王妃様の突拍子も無いアイディアが炸裂した。
今日は私とアンドレとの二人で、そう必ずアンドレを連れてくるよう言われていたが……
てっきりわたしたち二人の愛が露見してしまい、罰を受けるのかと思っていた。
身構えていると、まったく間逆の、それもここで愛の営みをせよとのことだ。
となりのアンドレも、いきなりのことに目をぱちくりさせている。

「あなたたちを呼んだのは他ではありません。あなたたち二人を子作り大使に任命します」

子作り大使?!
わけがわからない。わたしが子を生む? 誰の? アンドレの?!
これは王妃様なりのお気遣いなのか。
意味をわかりあぐねていると、王妃様はパリ中の男たちからしぼりとった精液プールに浸かりながら、今まで見たことも無いような真剣な顔で語り始めた。

「いま我がフランスは危機に陥っています。外交、経済、環境問題など……。中でも物価高騰と低賃金化は深刻で、このままではフランスは近いうちに滅びるでしょう」

どこまでもこのフランスを憂いている様子で、他にも王妃様なりの考えで問題点を挙げていった。
その内容は、パレ・ロワイヤルで交わされる政治談議に引けをとらず、いや、民衆を統べるもののよりいっそう大きな視点で、わたしも関心させられた。

「そこでわたくしが考え出したのが、この子作り計画です。子供は金の卵、どんどん生んで増やし経済を活性化させましょう」

そう放った王妃様のお顔は引き締まっており、背には光がさして見えた。
神々しい。
これこそが尊い身分であられる方のみが有するオーラというものか。
マリー・アントワネットは今ここで、このフランスに嫁がれたときでもなくお世継ぎを産まれたときでもなく、そう、今ここで真のフランス王妃として目覚めたのだ。

わたしは感動のあまり胸を詰まらせ、つつ、と涙を流した。

「わかってくれたのね、オスカル。ささ、予行練習として今ここで交わりなさい」
「そ、それは……」

いくら王妃様でも、それはちょっと。

「ふう……そうね、仕方ないわね。今ここでいきなりって言っても心の準備ができるはず無いわね。明日は任命式を行いますから、それまで無駄打ちせず子種を溜めておいてくださいな」

そうしてわたしたちはなんとか下がることができた。
明日はどうなることやら。

後にこの政策は、この王妃の政策の中で唯一評価されることになる。
ちなみにこの精液プールは、公募で集まった男たちによるものだ。一発出すごとに1リーブルの報酬があたえられる。
一応未成年の射精は禁止されているが、中には歳を偽って家族総出、それこそ大人も子供も老人も、男なら皆借り出されたのである。
なかにはこれが精通だという少年も居たことだろう。

市民は潤うが、いくらなんでもお金がかかりすぎるので、王家の財政難のひとつの原因となっている。
337アンドレ×オスカル公開子作り:2010/12/04(土) 22:29:11 ID:u1NwK9AV
*

次の日
ジュー・ド・ポーム


わたしとアンドレは、皆が集まる広場の一番高いところで、全裸に貞操帯という格好で立たされていた。
ご丁寧にベッドまであつらえている。
アンドレは不安で押しつぶされそうな私を抱きしめ、身体を隠してくれる。

「お、王妃様……本当に、ここで?」
「ええ、もちろんです。御覧なさい、民衆のこの活気に満ちたさまを。まるでわたくしがはじめてパリを訪問したときのようだわ」

たしかに。
最近では、コレだけ人が集まって暴動も何も起こらないことはめずらしい。
今日限りは革命も忘れ、皆ひとつの目的で集ったシトワイヤンなのだ。

「あのお兄ちゃん、お姉ちゃんだったのかい」
「えらく別嬪だねえ。あたしゃ同じ女だけど惚れ惚れするよ」
「ひえー。隊長スタイルすっげーな」
「で、でも、お、おっぱい小さくない、か?」
「ばーか、あれがいいんだろう。三十路なのにマドモアゼル、三十路なのに貧乳!! コンプレックスのある女はいいぜ」
「うっひょー! アンドレがうらやましいぜ」

なんだか聞き覚えのある声もする。

「えー、我がフランスの皆さん。今日わたくしは、この国の未来のため、この美しい男女を子作り大使として任命します。皆さんも子作りに励んでください」

王妃様の威厳のある一言で、あれだけ騒いでいた民衆が静まり返った。
そこ、チョコバナナを売るな! 衛兵隊は副業禁止だ!!

「それでは、テープカットです!!」

太鼓のすりばち、民衆の息を呑む音。
王妃様の宣誓の後、貞操帯の鍵がはずされた。
周りが一気に沸き起こる。
わたしの金の叢と、アンドレの逞しい黒い毛に覆われた陰部が露出したのだ。

隣を見ると、アンドレはもうあきらめたとばかりにため息をついていた。
静かにベッドに横たえられる。
どうあがいても避けることはできない。
せめてここをわたしの寝室と思うことにしよう。

事前にローションを塗っておいた陰部はすでに太陽の光で輝いており、いつでも挿入可能だ。
おかげで民衆に見られて濡れていたことをアンドレに悟られなくてすんだ。良かった……。

「オスカル……」

アンドレが潤む黒曜石の瞳で私を見つめる。
こんな状況で興奮しているというのか。
目をおろすとアンドレのペニスもすでに、へそにつくほどギンギンに反り返っていた。

アンドレは性急にわたしの脚を大きく開くと、皆に見えるようにペニスの先端を埋めはじめた。
338アンドレ×オスカル公開子作り:2010/12/04(土) 22:29:46 ID:u1NwK9AV
「う……あは……あ」

こんな状況だというのにわたしはアンドレに軽く挿入されただけで感じてしまった。
早く奥まであの固い平民チンポがほしくて、思わず腰を摺り寄せてしまう。

「うわぁー!! 隊長、おねだりだーー!!!!」
「や、やっぱり、け、剣の扱いには、なれてるのかな?」

「ふふ、可愛いやつめ。みんなに見られてそんなに興奮してるのか。おもらしみたいにたくさん密を垂らしているぞ」
「そ、それは…………あ、アンドレも先から汁が溢れているではないか。おまえこそ変態だ」

わたしたちは似たもの夫婦なのだろう。
なにせ幼いころから共にすごしたのだからな。

アンドレはじらすように、カウパーがついた先端だけを埋めて円を描くように腰を振る。
入り口を支点にされて、奥がぐりぐりと大きくえぐられる。
その圧迫感に、わたしは目の前がちかちかした。
よりいっそう脚を広げると、太鼓がすり打たれ、みなが息を呑む。

体制を建て直し、私の子宮口とアンドレのペニスの根元が一直線になるように腰を抱えられた。
これから与えられる快楽に耐えるため息を止めると、ゆっくりと、だが確実にアンドレは私の腰に自分の腰を落としていった。

ぬぷぷぷぷぷ……こつん

「うわあああああ!!!! フランス、ばんざーい!! 王妃様、ばんざーい!!! 子作り大使、ばんざーい!!!!!!」
「隊長、アンドレ!! 幸せになあ!!!」

ついに根元まで埋まると、割れんばかりの歓声が鳴り響いた。
これが、これが民から愛されるということなのか。
そして、今私は世界中からアンドレとの仲を祝福されたのだ。
あまりの幸福に、思わずアンドレにすがりついてしまう。
彼はそんなわたしの頭を優しく撫でて、あやしてくれる。
そしてそのまま耳元で、あの低く甘い声でささやくのだ。

「オスカル、一気にいくぞ」

アンドレはそういうと体を倒し折りたたみ、胸と胸とを密着させる。
わたしの胸はアンドレの逞しい胸板に押しつぶされ、乳首同士がこすれあう。
そのまま尻を民衆に向け、結合部を見せ付ける。
と同時に、激しくピストン運動を開始した。

ぐぽ! ぬぽぬぽ!! ずちゅっ!! ぬっぷぬっぷ……たむ、たむ……

ぷっくりと存在している私の性器にアンドレの紫がかった性器が打ち付けられるたび、大きく濡れた音が響き、愛液の飛沫が舞い、アンドレの恥毛が私の恥毛に隠されたクリトリスを擦る。
黄金と黒が交じり合いおめでたい感じがする。
にちにちと出し入れするたびにピンクの粘膜がめくれ上がり、ペニスに吸い付いたまま伸びる。
腹の奥、それこそへそ近くまで侵入してくるたび、どこまでも子宮の肉が伸び、内臓が押し上げられる。
アンドレの力強い腰の衝撃で、ベッドとアンドレの間の私の尻は平たく押しつぶされる。
ペニスが上に戻るときには、私の膣の中の肉はどこまでも絡みついてついていき、ベッドの弾みで尻も持ち上がる。
アンドレとベッドの間で上下を繰り返す私の尻は高速ではねるゴム鞠のようだ。

最初は恥ずかしがって消極的だったわたしも今では快感から舌を突き出し、自分から尻を大きく振りアンドレの腰に擦り付けている。
より奥まで届くよう、お互いに腰を突き出しすり合わせる。
バチュバチュと響く音にあわせ、皿状になった胸がぷるぷると震える。
アンドレは私の乳首をきゅーっとつまみ、これ以上ないってくらいのスピードで腰を振った。
中の肉が動きについてこれなくなり、ずりゅりゅりゅっと肉同士が今まで以上に擦れる。
わたしはまだあまりセックス、交尾、子作りに慣れていないのに、アンドレは遠慮なく子宮口に鈴口を何度も擦りつけぶつけてくる。
それに耐え切れなくなり、いよいよ奥がきゅううっと断続的にしまってきた。

「あっあっん……はぁっ、アンドレ、だめっいくっいっちゃう!! あっ! ああああああっ!!!!!」
339アンドレ×オスカル公開子作り:2010/12/04(土) 22:30:20 ID:u1NwK9AV
オスカルが達し、奥からどっと熱い液が溢れ出してくるのがペニスに伝わる。
オスカルの中が何度も何度も締まって、ペニスが引きちぎられそうだ。
薄い肩や細い腰をガクガクと震わせ、涙を流して快楽に打ち震えている。
白い胸にいくつも浮かぶ汗の珠が、滑らかな曲線にあわせて滴り落ちる。
おれの陰毛はオスカルの愛液でひじきのようにぬれてぬちゃぬちゃと光っている。

……そして長い痙攣が終わり、力が抜けたのか深くベッドに沈みこんだ。
脚はおれに抱えられているので、必然的に尻を高く突き出す格好になり、中は太ももの筋肉でさらに締まることになる。

そのうねる膣内におれも限界だ。
思わず目の前の白い胸に身体を密着させ、荒々しく動物のように腰を高く突き出して振った。
漏れ出る荒い鼻息が、よりいっそう動物の交尾らしさをかもしだしている。
これは身分など関係ないケダモノ同士の愛の交換なのだ。
腹の奥から塊みたいな精液がこみ上げてくる。
鈴口が子宮口に吸い付かれ、中の体液を吸いだされてしまいそうだ。
おれの子種は尿道を通って、痙攣するオスカルの膣の中に噴射された。

どぴゅっ!!!! びゅるるるるっ!!! びゅぶぶぶううううう!!

「ひゃああんっ!! あ…………だめ…………妊娠してしまうではないか…………ああっ」

オスカルは子宮めがけておもいっきり遠慮なくぶちまけられた子種を、身悶えしながらおとなしく受け入れる。
他人の体液、それも子種が自分の内臓に入ってくることが怖くないのだろうか。
みるみるうちに子宮を満たし、それでもあふれた分が結合部を白くする。
あふれ出した精液がオスカルの白く丸い尻を伝う。

びゅくんっ!! びゅるるるっ!! ぐぶっ!!ぴゅるるる……

種付けされているというのに、オスカルは恍惚とした表情で尻を軽く左右に振ってより刺激を大きくする。
さらに無意識で膣を捩じらせ尿道の中の精液まで吸い尽くそうとする。
そのたびおれの尻も振るえ、きゅっと筋肉が引き締まる。

ぴゅる……ぴゅっ、ぴゅぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぶちゅ…………どく……どっくどく……どくん

「はああああ…………ん、んあ……はあう……フランスのみなさん……私はいま、愛する夫に種付けされました……んあ、あ……フランスばんざあい……」
「はあ……はあ…………ばんざ……あい……」

あまりの気持ちよさに、出し尽くしたおれは目を瞑ってオスカルの上に倒れこんだ。
340アンドレ×オスカル公開子作り:2010/12/04(土) 22:31:05 ID:u1NwK9AV
*

「さあ、オスカル。種付けされてしまった感想は?」

気づくと回りは大歓声だ。
軽く失神していたのだろう。

「ええと、その……愛する者に自分の一番奥で……その……ざーめん、スペルマ、を思いっきり出してもらえて、とても幸せです。私たちは皆さんの前で公開セックスをして、孕んで母になるかもしれません。一姫二太郎、家族みんなで幸せに暮らしたいと思います」

皆も笑顔を向けて祝福してくれている。

「オスカルさまー!! お幸せにーー!!!」
「ありがとうございます。それでは平民代表アンドレさんの感想も伺いましょう」
「はい、愛する妻にたったいま種付けをしたアンドレ・グランディエです。やはり実際愛する人に自分の子を孕ませるのはとても興奮しました。わたしたちの子供が、このフランスを担う立派な若者になることを祈って、フランスばんざあい!!!」
「フランスばんざい!!」
「フランスばんざい!!!」
「「「「「フランスばんざい!!!!!!」」」」」

そのカップルたちや男どもの歓声は、フランス全土に鳴り響いた。

「さあ、祝砲だ!! 108発の大砲を撃て!!」
「ベルナール、わたしたちも続くのよ!」
「ああ、これはフランスの夜明けとなるだろう。早速仕事場にこもって記事作りだ」
「ついでだしあとでここの男を呼んで王妃の精液プールを作らせよう。うんと賃金を弾んでやるといい」


*


それからというもの、フランスには一大子作りブームが到来し、巷には性に関する文化が溢れた。
そのシンボルとしてプチ・トリアノンも建設され、娼館風の建物では回転ベッドが回り、雌豚が飼われ、本物の娼婦が客を取った。
サン・ジュストのエロ本も大ヒットし、彼は一躍大スターに。
性産業は活気に溢れ、それが好景気につながった。
そして人々はこの『7.12子作り大使任命式』を祭日とし、毎年この記念すべき出来事を忘れぬよう子作りに励むのでした。
フランスは世界一の経済大国となり、王家は末永く栄えました。

めでたしめでたし
341名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 23:20:42 ID:R/ei9at2
馬鹿だ・・
すげー馬鹿

こども手当てを支給したいくらい馬鹿
342名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 23:31:03 ID:eugw1mec
>>336
いいよーGJ! 
この王妃様の政策はいつもどうなんだと思うけど国も栄えたみたいだしいいのか
343名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 23:35:45 ID:VmDp4hW9
ほんと馬鹿だw

だが、それがいい
344名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 00:53:59 ID:3z4G8fkZ
アンドレのザーメンは濃くて量が多いと思う
345名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 15:49:25 ID:LVBOFL1u
作家の筆力は評価するので
頭の悪い話だけでなく
エロいのもぜひ頼む。

私の好みはジェローデルと結婚して梟の面を被せられてフェルゼンとセックスする話とか
ジェローデルと結婚してアンドレに処女を奪われる話とか
なので、ひとつよろしく。
346名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 16:09:06 ID:tbQnVD6F
>ジェローデルと結婚して梟の面を被せられてフェルゼンとセックスする話

↑これはどれだかわかった。

>ジェローデルと結婚してアンドレに処女を奪われる話

↑これはどれだろう。
ジェローデルが自分から寝室にアンドレを入れて、
オスカルの処女を奪うようにと言ったあの話かな。
347名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 19:16:49 ID:LVBOFL1u
>>325

『おれの見たい物その2』は?



誰もつっこみそうもないので聞いてみた
348名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 22:12:18 ID:3z4G8fkZ
過去ログのSSを本にして売ったら儲かりそうだね
349名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 23:00:21 ID:AS6YvQxI
あ、買いたいです。 今年から参加しているので、
有名なフェルゼンの告白より昔のは読んでないの。 蒼い波が好き。
ビーバーって気になるけど、一体どんな話なんだろ。あの動物のビーバー?
だよね。
350名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 00:02:59 ID:4F8FjzE3
>>348
過去ログSSも当然の事ながら著作権あるよね
でも無いとしたらエロパロ全SSを土人にして誰か通販して欲しいなあ
351名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 02:24:13 ID:tyezKYDH
352名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 02:27:25 ID:tyezKYDH
あれ?
フェルゼンの告白を読んだならビーバーも読んだよね?
353名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 07:38:20 ID:0dM82vh+
>>348
大昔あるスレの過去の投下作品を、自分の作品として本にしてイベントで売った馬鹿がいました。
その事を知った原作者である職人さんは大激怒。
自分も過去作品に修正加筆して、さらに新作まで追加した本を出すと宣言し実行。
おまけに「他人に金儲けをさせる為に書いていたわけじゃないのに、そんな風に使われるなら、皆の望み通り今後作品発表は全てオフでやる」と宣言したのをきっかけに
悪用を恐れた他の職人さん達も、作品発表の場をブログやサイトに移行。
職人が消えたスレには「あの馬鹿のせいで」と怨みの書き込みが満ち溢れ、雰囲気最悪のままスレは消滅し二度と新スレが立つことはありませんでした。
本にして販売するという事はお金も絡むし、このケースと同じ事になる可能性もあるよ。
あまり安易にそういう事は言わない方がいい。
354名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 08:30:48 ID:VQpgbEfX
>> 351
ありがとうネ。でも有害サイトってことでブロックされちゃってるの。解除の
方法もあるようだけど、子供も使うのでこのままにしてるの。
>>352
ビーバーはフェルゼンの告白と同じスレだったのかあ。告白はすごくよく出来てたのでゆっくり楽しむために印刷しておいたの。
あの時はJOをメインに探してたので気づかなかった。次に訪れたときにはもうブロックされてたの。
フェルは印刷しておいてよかったわ。

>>353
なるほど。おっしゃるとおりだな。流れていくのが2chのサダメ。
それもまたよし。
自分の楽しみのために気に入ったやつをとっておけばいいのだわ。
355名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 13:09:24 ID:x7snnOEG
ビーバーはぜんぜん面白くないよ
エロでもないしパロとしても最下位
なのに、なぜか、いつもビーバービーバーうるさいのがいるw
スレみてても見逃したでしょ、それで正解
そんなレベル
356名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 18:30:12 ID:eFekp+sf
蒼い波が好き。6年ぐらい前の。
357名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 18:34:41 ID:oRWv2bTl
SS保管庫作るべき
358名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 20:36:28 ID:tyezKYDH
>>354

http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1060/10609/1060928487.html
これが有害サイトでブロックで
このスレが見れるとか訳わかんね
359名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 20:37:18 ID:tyezKYDH
>>355
あなたには理解できないのです。
それだけのことなのです。

熱くなるなw
360名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 22:02:50 ID:ezIOsUjH
ビーバーはその時の流れで読んだらかなり面白い。
そこだけ抽出して読むと全然面白くなかった。
3611リーブルの行方 その2.5:2010/12/06(月) 22:24:25 ID:EXGVoWaY
その3まで話が飛ぶので補足いれときます。
>>235-238 >>278-281の続きです。
アンドレ(この頃31〜32歳)のやけっぱち作戦が効を奏して、
オスカル(年齢非公表)との心の距離はどんどん開いていきます。
しかし同時に、オスカルの心の中のアンドレは「見知らぬ男性」に変わっていくのでした。
ちょっとしたケンカ状態になったふたりは当たり障りの無い会話しかしない関係になります。
そんな頃に首飾り事件は佳境を迎えます。
オスカルは宮廷で批判の的となり、自分を慰めてくれる心の支えのロザリーは
ジャンヌからの手紙をアンドレに託しポリニャック家に移る決心をしました。
そして急遽決まったサベルヌ遠征。
ベルサイユからサベルヌまでの距離は東京〜京都間に匹敵します。途中山越えだってあります。
その距離を「男性多数の中に女性一人」の団体様で旅行するのです。
アンドレは基本的に職務には忠実ですから、プライベートな感情は抜きにして、
ジャンヌのアジトでの活躍以外にも、往路復路と、道中そりゃもう身を粉にして
ツアコンとして働きまくったに決まっています。
下心があろうがなかろうが、長旅の間、自分ひとりのために屈強でかつストイックな
三十路男がつきっきりで働いてくれるのですから、これでグッとこない女は、まあ、いなかろうと。
オスカルの人生の中で、ここまでアンドレと濃密に寝食と労苦を共にした時期はそうそう無いはずです。
過去にも二人は一緒にアラスへ旅行に行っていますが、
アラスなんてサベルヌに比べたらパリのスグソコちょっと北です。
(とはいえこれも東京⇔浜松くらいの距離はあるのですが。)
三十路兄貴のアンドレは近衛の隊員からの信頼もこの時点では充分に得ているので、
近衛の若者たち(ジェロ含む)はそんな二人を傍から見てちょっと羨ましく思うのでした。
帰宅後に准将に昇進したことを告げられて「アンドレ、昇進ならお前のほうこそふさわしいのに…」
とうつむき加減に言うオスカルの言葉は、サベルヌ修道院での救出劇以外にも
強行ツアーの道中で相当アンドレが活躍したであろうことを髣髴とさせます。
以上の経緯でオスカルの女スイッチはアンドレによってバッチリとオンにされてしまっているのですが、
そんなことアンドレはまったく知りませんし、オスカルもそんな自分自身を認められません。
でも慰めてくれるロザリーは、もう居ませんし、
唯一の逃げ道候補のフェルゼンはまだちょっと遠いのです。
サベルヌから帰ってきて1週間。周囲の人間がチヤホヤする一方で、
オスカルは女としてひとり眠れぬ夜を過ごしていたのでした。
アンドレの態度は憎らしいほどに昔から変わりません。もちろんそれは彼の努力の賜物なのですが。

という状況でスタートします。
3621リーブルの行方 その3:2010/12/06(月) 22:25:46 ID:EXGVoWaY
OAです。これだけアンドレの語りです。長めなので大まかに粗筋書きますと
「私に内緒でフーゾクに行くなんて何この人信じらんない酷い」
「謝らないもん!でも何でもするから許していやマジごめん」という、犬も食わないグダグダです。
誤字アッタラスマン
-----------------------------
1/8
サベルヌ遠征の喧騒も一段落して、オスカルも准将の地位に慣れてきた頃。
オスカルは現場仕事が好きな性分だっただけに、
事務作業や会議への出席が増えた今の仕事に必ずしも満足しているわけではないようだが、
職務上より責任ある地位に就いたことで、以前より振る舞いが慎重になり、
書斎でひとり思索にふけることも多くなった。
彼女が寡黙になった理由のもう一つは、ロザリーが屋敷から去ったことだ。
ロザリーは自らの意思でポリニャック家に入った。
それが喜びに満ちた帰還では無いことは誰の目にも明らかだっただけに、オスカルの後悔は止まなかった。
誰もが寡黙になりがちな初秋の、そんな退屈な時期だった。

「サベルヌでも思ったが、アルザス料理もなかなか美味いものだな」
オスカルはそう言ってビールを飲み干した。
「お前の目当ては料理じゃなくてそのビールだろうが。」
俺はそれがもう何杯目なのか数えるのを止めた。店の親父が近寄ってきた。
「あの〜、旦那、お生憎様ですがそろそろカンバンなんで…」
まだ居酒屋が店じまいするには早い時間だ。
「なんだ、もう料理が終わったのか?親父さん、この店の煮込みは美味しかったよ!」
オスカルはすっかり上機嫌だ。
「いやあ、終わっちまったのはビールのほうでさ。」
…もう、なんて顔をしてるんだよ、このウワバミ女は。
酒が切れたくらいでこの世の終わりみたいな顔するなって。

王后陛下が来月パリのオペラ座にお忍び行幸されるという。
ただでさえ物騒な昨今、更には黒い騎士などという盗賊の噂もあり、
事前にオスカルが直接パリの導線の下見を行うことになった。
久しぶりの現場復帰だ。無論、この下見も隠密裏に行われなければならない。
オスカルは俺一人を供にして街を歩き、巡邏が一通り済むと、
「急ぎで報告する必要もないから」と、日暮れ早々下町の居酒屋に嬉々として乗り込んだ。
軍服とお仕着せはジャルジェ家のパリの屋敷で質素なものに着替えてきた。
こういう事に場慣れされちゃうと、俺の責任問題にもなるんだよね…。
「よし!次の店だ!行くぞアンドレ」
待ってくれよ、まだ勘定終わってないのに。
3631リーブルの行方 その3:2010/12/06(月) 22:26:33 ID:EXGVoWaY
2/8
流しのバンドネオン奏者がボヘミア調の適当な旋律に合わせて当世の流行り歌を口ずさんでいた。
「兄さん方、この街で男酒とは淋しいねえ。」
「ハハッ、おじさんにも神様の加護がありますように。」
すれ違いざまに皮袋に2スウ硬貨を落とした。
そんな間にもオスカルは一人でどんどん先へ行ってしまう。この辺りに詳しいわけも無いのに。
「あいつ、居酒屋を探り当てる鼻は利くんだよな。」
小走りで追いかけるともう一つの歓楽街に出た。パレ・ロワイヤルだ。…早く抜けるに限るな。

「あらぁ?貴方ロベールじゃない?もう来てくれないのかと思ったわ。」
"金の林檎"という名のテナントの前を過ぎようとした時、屈託の無い声に呼び止められた。
人違い、で通せる雰囲気ではない。まったく、素晴らしい記憶力だ。
「やあ、久しぶりだね。」
無難な笑みで返したが心は冷や汗で満たされ、酔いが一辺に冷めた。
傍らのオスカルは一瞬驚いた顔をしたが「ふーん、ロベールねぇ。」と横目で軽く侮蔑の表情を浮かべ、
意外にも、まるで遊びなれたかのような口調で挨拶した。
「今晩はマダム、何やら私の友人が随分世話になったようだね。
こんな美しい方と同じ時を過ごしたなんて、あいつも隅に置けないな。」
「お友達?まあ素敵な方。ふふふ、お二人一緒でも歓迎するわよ。」
な、何をどう、一緒に歓迎するって言うんだ?!!
俺は必死に口角を上げて余裕を装ったが、傍からどう見えていたのかは自信がまったくない。

オスカルはなおも続けた。
「これは残念なことをした。だが私はたった今こいつにカードで派手に負けたばかりで手持ちが無い。
マダム、済まないね。男同士の勝負の方が今は優先事項だ。今から取り返さなければならないのだよ」
そうしたらお店に来てくれる?と言いたげな顔で女が続けた
「ハンサムな旦那さま、もう一本先の通りにこの辺りで一番上等な調度品を揃えた店があるわ。
そこでなら貴方にもきっとツキが訪れてよ。」
「有難う美しい人。さあ行こうロベール、今夜こそ勝ち逃げは許さんからな。」
「あ、ああ。そんな訳で悪いがマルゴ。また今度。」
「ふーん、マルゴねぇ。」オスカルの視線がまだ痛い。

教えられた通りを更に2本過ぎた路地まで無言で並び歩いた所で、オスカルが口開いた。
「あの娼婦、実際美人だ。結髪の後れ毛が、悩ましくて」
娼婦、という言葉を今更否定はしなかった。つまらない男の見栄だった。
「私に…似ていた。」
こういう勘のよさは流石女だ。確かにマルゴの面差しはオスカルに少し似ている。
だからこそ俺は客になったんだ。
「気のせいだ。暗がりの中で美人も醜女もわかるもんか。それに金髪の女などいくらでもいる。」
オスカルは、そうじゃない、と軽く首を横に振ると歩む足を止めた。
「もう、あんな店には行くな。」
3641リーブルの行方 その3:2010/12/06(月) 22:27:13 ID:EXGVoWaY
3/8
「妬いているのか?」
「まさか…!従卒のふしだらな行いを正すのは主人として当然のことだ!」
ああ、お手上げですご主人様。目を伏せて"降参"の仕草で返した。
「アンドレ!飲み直しは屋敷に戻ってからだ。
父上がここの書斎にコニャックのコレクションを隠しているんだ。何本か空けてやる。」

別邸に戻り、続き間の長椅子にだらしなく身体を預けていると、
オスカルは着替えも早々に書斎の奥から高そうな琥珀色のボトルを持ち出してきた。
空のグラスがひとつ、俺の胸にぐいと突きつけられた。
いくらでもお付き合いしますとも、これで贖罪になるのなら。

長椅子から身体を起こすと姿勢を整え、覚悟を決めてテーブルを挟んで向かい合った。
自分の分を注ぐと、既にオスカルは軽やかに杯を干していた。
やはり無骨な陶器のビアジョッキよりも繊細なクリスタルのほうが彼女には似合う。
ガラス越しに透けて見える唇が酒のアテだ。
それに丁度いいことに、口元だけ見てれば視線を反らしたままで居られる。

だが、2杯目を注ぎながら語るオスカルの言葉は視線よりもキツいものだった。
「私より先にバージンを捨てやがって。」
お嬢様、いくらなんでもそれは直球すぎやしませんか?!第一、競い合った覚えがありません。
「…ずるい。」
狡いと云われましても。
俺の沈黙が肯定の意味に捉えられるのは今に始まったことではない。
オスカルのほうが、余程狡い。
「俺も、その、男だし。」
それで娼館通いが正当化されるとは思っていなかったが、この言い訳は浅はかだった。
「それでは女の私はどうしたら良いのだ。」
困ったことにオスカルは自分の都合で時々女に戻る。
貴族のお嬢様らしくさっさと結婚してあとは好きに恋愛してろとは、この人には口が裂けても言えない。
俺も2杯目のグラスをあおった。これ以上の科白を聞くのが恐ろしい。
「嫉妬…したんだ。私よりもずっとはやくに大人になったお前に。」
オスカルは普段なら自身の胸のうちなぞ絶対に口にしない。これは酒のせいだ。
大体なんだひとの気も知らずにこの女は。俺はお前から逃げる為に、その都度あの女を抱いたんだ。
「そして私はもう一つ嫉妬したんだ。お前に抱かれたあの娼婦に。」
俺は逃げ場を失った。
3651リーブルの行方 その3:2010/12/06(月) 22:27:58 ID:EXGVoWaY
4/8
「俺はお前のことを裏切ったのだろうか。」
あえて謝罪する気はなかった。
しかし、碧玉の目から涙が溢れるのを前にして、身の置き場を探すのに惑った。
何で泣くんだ。これじゃまるで浮気を問い詰められる下町の亭主じゃないか。
「お前の人生なのだから、女を抱くななどと言う筋合いが私には無いのはわかっているのにな。」
ああどうせ悪いのは俺ですよ。もう一口、酒に逃げた。

「でも…お前は卑怯だ。いつの間にかいかがわしい場所に出入りして男女の睦事に通じたかと思えば、
私の…私のロザリーにまで手をかけやがって!」
なんだこの説教部屋状態は。オスカルはこんなに酒癖悪かったっけ?…いや、結構悪いんだった。
「そうやってお前は大人面して離れた所から私がしていることを笑って見ているんだ!
男の振りをして生きる私の人生は、今のお前からはさぞや滑稽だろう?!」
はいはい全部悪いのは俺ですよ。
「私は…私はお前が羨ましい。私がロザリーと…あんな事をしたのは、お前が羨ましかったからだ。
私にお前と同じ身体があったなら、こんなに辛い想いをすることは無かったのに!」
それはこっちの科白だ馬鹿野郎。オスカルが本物の男なら俺だってここまで思いつめたりするもんか。

身勝手なのはお互い様だが、言われ放題でいるつもりもない。
ロザリーのひたむきさを思い出すと、俺も心が痛い。
「そういえばロザリーが言っていたな。
『本当の男性だったらどんなに楽だったか』とお前がこぼしていた、と。
オスカル、自分でそれが何故なのか、解るか?お前は別に心底男になりたい訳じゃない。
ただ女であることから逃げたがっているだけなんだ」
自分でも不思議な位、言いづらいことを一気に吐くと、俺はグラスの中身も一気にあおった。

「男の人生が気楽だとでも思っているのか、オスカル?ふざけんな。
あの子がジャルジェ家を去ったのは、ポリニャック家からの脅迫があったからだけではないのだぞ?!
当のお前が気付いていないわけではないだろう?!」
オスカルもグラスを空にした。ボトル2本目に突入だ。

「俺のことが羨ましいだと?フン、まさか娼婦の扱い方を知りたいとでも言うんじゃないだろうな」
ブラフをかけると、さっきまでまくし立てていたオスカルは途端にうつむいた。
「お前があの娼婦を、どのように愛したのかを、この私が知りたがっていると…?」
だから、こっち見んな馬鹿。
「…教えたら、それで俺のお前への裏切りの罪が購えるのなら。お前に教えてやる。」
オスカルは再びうつむいて、コクリとうなずいた。…こんな筈じゃなかったのに!
3661リーブルの行方 その3:2010/12/06(月) 22:29:17 ID:EXGVoWaY
5/8
オスカルは開け放たれた扉向こうの続き部屋までトボトボと歩き、ベッドに倒れこんだ。
正確には倒れこんだ音が聞こえた。中を覘くと、うつ伏せのまま横たわっていた。
「おい。」
寝室に入り声をかけるとオスカルは半身をおこして肩越しに振り向いた。眼差しが誘っていた。
灯りを背にした俺の顔が見られていないのが救いだった。
酔いが足りない、酒をもう一口。と続き間に戻り、グラスとボトルを持って薄暗い寝室に入ると、
すでに手を貸すまでも無くオスカルは自分からシャツを脱ぎ始めていた。
コルセットは最初からしていなかった。露に開かれた胸からは上気した酒精の匂が漂う。
俺はここ何年も、こんな事態になるのを一番恐れていた筈だった。
「だめだ…こんなことは…。どうか、この不実な従卒を赦してくれ。」
寝台の脇で額づき、主人の手をとり赦免を乞うが、オスカルから赦しの言葉は無かった。
ならば行動にて示せ、と言わんばかりに、最初の口付けはオスカルから与えられた。
覚悟を決めて覆い被さると、あとはひたすら一方的にオスカルの口腔を攻めた。
心なしか彼女はそれを待ち望んでいたかのように思えた。
キスにここまで時間をかけた経験は今までに無かった。
ようやく顔を離すと、オスカルはまだ濡れた唇から思いも寄らぬ言葉を紡ぎだした。
「わたしはこれを待っていた…二度目だ。」

相手に音が聞こえるのではないかと思うほどに、心臓がドキリと鳴った。
わずかに怒気を込め、喉の奥から吐気出すのが精一杯だった。
「…あの夜のことを…気付いていたのか。なんて奴だ。」
「言うつもりは無かったんだ」
いつぞやパリから歩いた夜のキスのことをオスカルは覚えていた。
むしろ、これまでずっと気付かぬ振りをされていたのだ。
もしやオスカルを女として苦しめていたのはフェルゼンではなく、俺の方だったのだろうか?

「なんて事だ、今まで俺のしてきたことは…畜生!」
自分の仮説に押しつぶされそうになるのを堪えるのに必死だった。
怒りにも似た感情が込み上げてくるのが抑えきれない。
グラスに残った琥珀色の液体を横たわるオスカルのむき出しの上半身に振りかけた。
「あ…」
「お前という奴は。」
抱きすくめると、コニャックで濡れた肌の部分を唇でなぞり、吸い上げた。
つんとした乳首に食らいつくと、先端が舌の上でさらにきゅっと固くなるのを感じた。
3671リーブルの行方 その3:2010/12/06(月) 22:30:03 ID:EXGVoWaY
6/8
オスカルは嬌声をあげて身をくねらせたが、術中に嵌っていたのはむしろ俺の方だった。
キュロットの上から目的の間隙を探り当てるのは造作も無い。
布の上から股間を撫で上げると背筋が一瞬ばねのように反ったが抵抗する意思があるわけでもない。
俺は自分自身の指をぺろりとひと嘗めしてからキュロットの隙間から手を差し入れ、
しかるべき箇所に無遠慮に、指を2本挿し入れた。
「指を濡らす必要無かったな。」
逃げ場の無い愛撫だった。腕の中のオスカルはまるで手負いの牝鹿だった。

「わたしの知らぬ間に…お前がこんな事を覚えていたなんて…赦さない。アンドレ。」
この期に及んでなお俺を支配しようとするのか。俺は耳元に口を強く押し付けて囁いた。
「ロザリーから聞いた。指だけじゃ満足出来ないらしいな?」
うっとりと腰を優雅に揺らし、自分自身で男の指の感触を楽しみながら、
オスカルは「そうだ」と一言答えた。
キュロットを脱がせるとオスカルは「喉が渇いた」とベッド脇のテーブルの上に手を伸ばし
命の水で喉を潤した。その間に俺も衣類を外した。
「これ以上は俺も引き返せないぞ。」
「構わない。」
このままオスカルと身体を繋ぐ前に、俺は理由が欲しかった。愛以外の理由が。
「いつぞや馬車の中で貸した1リーブル、」
「?」
「お前からまだ返してもらっていない。」
ああ、あれ、とオスカルは意外にすんなりと認めた。
「今夜返してもらうよ。これで今夜の事は金の繋がりだ。互いに気兼ねする必要はない。
お前は一夜限りの娼婦で俺は行きずりの客だ。明日になれば何もかもご破算。」
オスカルからの返答は無い。
3681リーブルの行方 その3:2010/12/06(月) 22:31:44 ID:EXGVoWaY
7/8
オスカルの手を取り「ほら…ね」と猛る部分を闇の中でひと撫でさせると、
「ああ…」とオスカルはうっとりと目を閉じた。
その後は何も語らずに仰臥させて脚を割り、緩やかに腰を進めた。
(娼館でマルゴを抱いた時はもっと力任せに打ち付けて、何度かオスカルの名前を呼んでしまったっけ。
彼女にも少し、悪いことをしたな。)
女同士の睦み合いの経験はあっても男性を受け入れるのは初めての身体。
律動のリズムは限りなく穏やかに心がけた。
始めはつらそうな素振りだったオスカルも次第に艶やかな悦びの声で啼いた。
ロザリーの言うとおり、自分の胸に愛しそうに触れている。
「あ…どうなってる?どうなってるのだ、私の中…。あ、ああ…いっぱい擦れて…。」
「擦れて、何だ?気持ちいいか?気持ち良かったら云えよ、『女で良かった』ってさ!ほら、云えよ!」
オスカルの口から「男だったら良かったのに」なんて言葉を俺はもう聞きたくなかった。
これ以上自分を否定して生きて欲しくはなかったのだ。
「あ…あ…凄く、凄くイイ…っ、アンドレ、わたし、わたし…。」
「私は…何だ?これでもまだ、男だったら良かったか?女に生まれて後悔しているのか?」
腕の中でオスカルは女としての法悦を狂おしいほどに求めていた。
辛い想いを抱えていたのは俺やロザリーだけだなんて、思い上がりも甚だしいことだった。

今頃酔いが回って来たのか、今夜の感度はいささかニブっていた。
その間にオスカルは何度か身体をこわばらせ、熱い息遣いと共に足指の先を震わせていたが、
「もっと」とも「止めろ」とも指示はまだ無い。代わりに口から出たのは懇願だった。
「アンドレ、お願い…もう、あの女の店には行かないで。」
まだ喋る体力があるのかこの女。
「お前の男の部分が辛くなったら、またこうして私を抱けばいい…。1リーブルにまけてやる。」
畜生、俺はこれでは永遠に報われない。一体何の罰だ。
幾度も夢に見た愛しい者が腕の中に転がり込んで来たのに、それを自分自身で打ち砕かなければならないなんて。
3691リーブルの行方 その3:2010/12/06(月) 22:34:42 ID:EXGVoWaY
8/8
その後も黙々と奉仕を続けていたが、気付くとオスカルは力なく微睡んでいた。
「おい、何だよ、先に寝ちまうなんて。俺はまだイッてないぞ?!」
オスカルにもようやく酔いが訪れたのか、そのまま起きる気配がない。
まだ固さの残る陰茎をぬるりと引き出すと、ふら付きながら起き上がり、
テーブルの上の、酒の残り全てを喉に流し込んだ。
そして寝台には戻らず、「馬鹿野郎」と吐いて隣部屋の長椅子の上に堕ちた。
眠りに落ちつつある意識の中で辛うじて理解したことには、
俺はどうやらオスカルから離れようとすればする程、結果が裏目に出るらしい。
そもそも俺が娼館通いなぞしなければ今宵の事態は避けられたかもしれないのだ。
肌を合わせはしたが、俺の口からオスカルに愛の言葉を告げることはついぞ無く、
思わず口走りそうになりながらも、それだけは耐えきることが出来た。それでいい。
しかしなんと非道い女だ。愛していると口に出来ない辛さを代わりに肉欲で解消しろとでもいうのか。
ああ、俺もアメリカ遠征に志願すりゃ良かった。

〜数日後〜
アンドレは、雪になる前に母の墓参に行ってくる、と、珍しく休暇を取った。
出立の日、思いがけないことにオスカルが見送りに出てくれた。
「プロヴァンスはサベルヌよりもずっと遠いんだぞ?!?」
「ふふ、帰ってくる頃には訛りが戻っているかもな。」
しばらく供が出来ないことを済まなく思うが、代理の者に引継ぎは済ませてある、と言い残すと、夜明け前に南へ出立した。
オスカルは主人なのだから行くなと命じることも出来たはずなのだが、
言葉からにじみ出る意思の強さに気圧されて「そうか、気をつけて」としか言えなかった。
アンドレがわざと自分と距離を置こうとしていることは、もはやオスカルにも明確だった。
あの夜以来、結局アンドレはオスカルに一度も触れないし、まるで無かったことにされている。
2ヶ月もすれば戻ると言ったが、もしかしたらもう戻ってこないつもりなのかもしれない。
「今年のノエルはひとりで過ごすことになるのだろうか。わたしも彼から離れる努力をしなければならないな…」
オスカルはクローゼットの中にまだ一度も袖を通したことの無い気の毒なドレスがあることを思い出した。

その3おしまい。
3701リーブルの行方 その3:2010/12/06(月) 22:37:52 ID:EXGVoWaY
以上です。
重箱の隅にばらを咲かせる。
コマの隙間に無限の時間が。
苦しめれば苦しめるほど(ベルばらへの)愛が深まる。
をコンセプトにわりと原作の時間軸を守って書いてみました。

以上でシリーズ一応完結です。続きを考えていないわけではないのですが、
エロ要素が限りなく無くなりそうなので投下は未定です。
駄文長々と失礼しました。
371名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 22:47:46 ID:BUjjx2C+
GJ!

すれっからし気味のアンドレが良い〜
372名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 22:48:24 ID:eFekp+sf
GJ!

軽やかな感じの文体がとても心地よかった。
373名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 23:32:17 ID:wgpeLZpo
GJ! このタイトルはそういう意味だったのかー
しかしオスカルは身勝手だよなぁ
やさぐれたアンドレに同情しちゃうよ
374名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 00:38:27 ID:mb7wTjUV
GJ!
エロが無くても続き読みたい!
375名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 01:23:10 ID:X2tVpDLg
良かった!
ふたりが心の内を隠しながら、割り切って振る舞ってるところに萌えました。
376名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 12:23:06 ID:f/WsHpto
18禁ベルばらかるた出てほしい
377名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 15:21:48 ID:Y0SLareb
じゃあ作ろうよ

お おれにはまだ見たいものがある!
378名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 15:32:52 ID:frBQMhgk

ち  ちゃっかり読んでたオスカル様 (「オルガンの作者か?」で)
379名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 15:38:05 ID:D3EOKLn9
あ アンドレあとでわたしの部屋へ…
こ こわ…い…!!
380名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 15:51:53 ID:eoX/Dgh9
普通のカルタじゃね?
381名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 15:52:51 ID:Ta+r4HM2
い いちどでいい、契りたい・・・!
う 生まれてきてよかった!
382名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 19:29:12 ID:zDD7/yvM
ね 熱っぽくて 弾力があって
383名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 19:31:22 ID:GK7CJPV7
ぐにゃっとしていて思ったよりも硬い









秋刀魚
384名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 21:44:42 ID:N64iMhH7
し 初夜なのに青姦
あーアニメだ
385名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 21:58:28 ID:SphKwoa6
ほ 蛍が見てる
386名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 22:10:18 ID:ZAcJpSCM
アニメのアンドレの裸、赤すぎない?
387名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 23:28:34 ID:SphKwoa6
は 放せアンドレ
388名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 23:39:54 ID:Y8oTGEmv
い いやああ〜ッ!!
389名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 23:59:37 ID:GK7CJPV7
あ 愛している 愛している 愛している
390名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 00:19:59 ID:eR6czNTI
け 結婚なんてやめてくれ
391名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 00:20:52 ID:eR6czNTI
の 望むことはわがままなのか
392名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 00:21:47 ID:eR6czNTI
か 体を重ねてみたい
393名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 01:27:09 ID:3jEJ5JvH
わ 私の体の中をあんなにもくるおしく熱く
駆け抜けていったのはおまえではなかったか
394名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 01:46:02 ID:QGHrXvIW
す 吸うようにしっとりと おしつつみ しのびこみ
395名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 08:45:00 ID:/cFLUQqm
台詞やモノローグだけで十分18禁だな
396名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 09:36:58 ID:aZH98ozs
ち 近く近くタマを寄せ合い・・



あ、違った たましい か
397名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 09:38:27 ID:aZH98ozs
か 体の中を、くるおしく熱く駆け抜けていくアンドレ
398名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 10:02:14 ID:eR6czNTI
こ この甘い疼きはなんだ
399名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 12:20:14 ID:pj6lh2w1
女ってこういう無意味なこと好きだね
400名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 14:30:54 ID:iDstaoxa
も もう待たない
401名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 15:18:25 ID:r0U/npj7
ベルばら色かるた か
402名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 15:51:51 ID:/cFLUQqm
お 女だということを体で思い知らせてやる

これ少女マンガだよね
403名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 18:52:10 ID:l5D+aLcC
へ 兵舎でろうそくプレイ
な なにせみんな女には飢えた野郎ばかりでね
404名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 19:06:15 ID:eR6czNTI
ま 前髪ちりちり焦がされて
405名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 20:56:24 ID:eWQo+bh+
みんながジャンに見えるw
406名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 21:36:23 ID:eR6czNTI
や 破けたブラウス

む 無理矢理キスして襲いかかる

う 動くな動かずに聞け

し 寝台に押し倒す

な 涙を流して犯されずに済む

に 二度としないと涙の誓い
407名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 21:38:37 ID:D+OvRC3x
さ さあオスカルわめくがいい、さけぶがいい!
ほ ほかの女になぞ いちども目をむけたことがなかった。
え エロ本は大ベストセラー ジャンヌ・ド・ラ・モット回想録
408名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 21:38:57 ID:7L7hksSh
少女漫画じゃないみたいww
409名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 21:53:47 ID:D+OvRC3x
と 年下の男なんぞ私の趣味ではない!
そ それで どうしようというのだアンドレ
410名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 22:01:48 ID:zA7jITIv
皆、天才ww

>>406
「涙を流して犯されずに済む」って身も蓋もねぇ〜w
411名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 22:11:25 ID:D+OvRC3x
み 身をひくことがただひとつの愛の証

ひ ひとの心に命令はできませんぞ

つ つよく賢いこどもを産め・・・?
412名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 22:44:17 ID:SM5HF/tq
ひ ひんにゅうぅぅぅ・・・・これほど小さいとは・・・・・あぁぁぁぁ・・・
413名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 00:23:29 ID:2uU7ggi/
わ わたしのこの胸でよければ
414名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 00:41:23 ID:j/wc3VRT
き キスの上手さが分かれ道
415名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 04:39:29 ID:j/wc3VRT
は パレ・ロワイヤルで筆おろし
416名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 06:18:54 ID:/1U0TIrY
り 輪姦寸前にアンドレ乱入
417名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 08:44:51 ID:VLYTlOxH
>>412-413
この流れにワロタ
418名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 09:42:38 ID:GVhJtecx
ユリウスとオスカルってどっちが貧乳だろう?
419名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 11:48:43 ID:tGclJZpX
た 頼むから、と泣き泣き哀願
420名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 12:39:42 ID:VLYTlOxH
頼み込んだり跪いたり這い蹲って泣いたりする姿が
ここまで様になるキャラはそういない
>>418
ユリウスって公式なサイズとか出てるのかな?
何となくオスカルの方がありそう でも妊婦時のユリウスには負ける
421名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 12:44:28 ID:pGDvqD3p
全裸でオスカルの足元に土下座するんですね。
解ります。
422名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 13:33:27 ID:/1U0TIrY
み 三十路過ぎでもやっぱり怖い

423名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 13:45:25 ID:4g1UN4hv
あ あ……

う うう… ぐうっ………!
424名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 15:00:38 ID:/1U0TIrY
す 全てがほしいと身もだえる
425名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 15:06:35 ID:/1U0TIrY
く 暗闇でお嬢様にやらしい狼藉

ち 契りたい頭の中はそれでいっぱい

に 二度としないと誓い立て

し 死にそうなぐらい実はやりたい
426アンドレ×オスカル公開子作り:2010/12/09(木) 15:14:08 ID:NYXSUUkl
全裸土下座といえばアンドレの十八番ですよ
427名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 15:14:33 ID:NYXSUUkl
げっ
名前欄残ってた
すみません
428名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 15:36:38 ID:/1U0TIrY
か カーテンを開けっ放しでやりまくる
429名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 15:41:35 ID:tGclJZpX
ほ 頬寄せ合うイメージで肉欲あらわす
430名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 15:43:16 ID:ySOwnmNG
や やらせてください。お願いします。(全裸土下座)
431名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 15:49:04 ID:tGclJZpX
ぜ 全裸で両腕広げます
432名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 15:51:45 ID:pGDvqD3p
ふと思ったんだが、かるたなら絵札がいるよね?
だれが絵師ならいい?
正直ベルばらをリアルタイムで連載していた頃の御大なら文句なしなんだが
今の絵だとね…。
433名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 16:14:52 ID:/1U0TIrY
今の御大の絵になるぐらいなら、長谷川哲也のほうがなんぼかマシ。

冗談抜きで考えると、デスノートのころの小畑健。
でも、エロさが足りない気もする。

434名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 17:37:17 ID:nEfu0+0Q
リアルタイムで連載していた頃の御大の絵

でいいじゃないか
>>431の絵札想像しただけで吹いたぞ
435名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 17:39:23 ID:nEfu0+0Q
補足:苦しませはしない・・・の絵だよね?>全裸で両腕広げます
436名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 17:56:54 ID:tGclJZpX
>>435
んだ

けど濁音の札なんて無いわな。書いた後で気づいた。
「苦しませはしない」を頭につけてちょ。
437名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 17:58:14 ID:lvZaxS14
本家のかるたみたいにマンガのコマにレタッチでええじゃないか。
438名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 20:41:25 ID:FmsUCwRt
>>413 わ わたしのこの胸でよければ

この札は絶対に取ります!
439名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 22:06:00 ID:ySOwnmNG
本家のカルタ同様にフェルゼンの影が薄い…つか無い。
440名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 22:17:29 ID:4WPrsM5E
もう一つ わ で

わ 若い頃の胸の張りが欲しいぃぃぃwwwwwwwwww(ロザリーの胸を見て)
  解説:オスカル10代後半の頃は体つきもピチピチして小さいながらも胸に
     張りがあったと自分の妄想ではそう
     しかし近衛連隊長の激職や宮廷内の政治的駆け引きなどで一回り半くらい痩せて
     その分胸もしぼんで張りがなくなって
     とそういう妄想から以上の事が閃いた 
441名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 22:28:03 ID:j/wc3VRT
>>439

お おまえ…女だったのか

が欲しいな。
442名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 23:05:47 ID:FmsUCwRt
>>439 いくつか考えた。 

ふ フェルゼンは一度。 でもアンドレも一度。

ふ ふたりを裁くものはただ神のみ

は ハンス様 お気がふれられたか

や やっぱり、やっぱりおまえだったのか

な なぜ私はきづいてやれなかったのか
443名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 08:19:22 ID:ems+l03q
ちっともエロくない・・・(泣)
444名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 08:23:51 ID:ems+l03q
こ 心冷たい権力者
も もう二度と会うことはできないな
な なぜわたしは生きている!?
ま マリー・アントワネットわが女王・・・!!
わ 我が名はハンス・アクセル・フォン・フェルゼン!




やっぱりエロくない・・・(号泣)
445名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 08:39:31 ID:NR6oP2SP
フェルゼンってカッコイイのにどうも印象が薄いのは
エロさが足りないのかも
446名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 08:49:19 ID:DBBGHXVY
>>444
それじゃ売られてるカルタとかわんねーじゃんw
447名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 12:14:42 ID:zGTGUERL
ベルばらのフェルゼンって全てにおいて完璧なんだけど、個性がないんだよね。
付き合ってもいい人で終わっちゃいそうで、エロ妄想がしづらい。
448OA  オスカル豹変:2010/12/10(金) 13:57:58 ID:bBclJENV
カルタの途中にすいません。 書きあがったので投下します。
OAです。淫乱なオスカル様。苦手なかた、スルーお願いします。OAですが、
ひねってあります。基本形のOAではありませんのでご注意ください。

オスカルはアンドレを探して屋敷の裏庭へとまわっていった。このあたりは下働きの使用人たちの部屋へと続く
勝手口がいくつかあり、彼らの通常の出入り口となっている。近くには人目をさけるのに格好の打ち捨てられた
作業部屋や物置部屋などが並んでおり、それらは別の目的で使われていたがとりたてて野暮なことを言うものはいなかった。

建物の角を曲がってしばらくいくと宵闇に蠢く若い男女の姿があった。くちづけをかわしながら、
女を壁に押し付けた男がスカートを捲り上げようとしていた。女の脚が薄闇にぼんやりと白く
浮かび上がっているのが見える。オスカルに気づいた女はオスカル様!と低く叫び、
あわてて男を押しのけた。 振り向いた男はアンドレだった。

「探したぞ、アンドレ。 用があるからちょっとこい。」
最初はまずいと慌てたアンドレだったが見られてしまったら仕方が無い、どうとでもなれとふて腐れた顔で
オスカルの後をついていった。 オスカルは黙ったまま後ろも見ずにスタスタと階段を上がり自室のドアをあけ、
そのまま居間を通り抜けて寝室へ入った。アンドレが後に続いて寝室へ入ると、オスカルは振り向きざまに
お楽しみの最中に悪かったな、とニヤリと笑った。
「お前はいつもああして使用人たちとやっているのか?」
「まあ、ね。誘われれば、それなりに。」アンドレは男女の事をこんなふうにあけすけに言うオスカルは
初めてだったのでとても驚いた。しかもこの様な場所で女主人が自分に何の用があるのだろうと当惑していた。
「そこのドアを閉めて鍵をかけろ。」オスカルが唐突にいった。
「え?」
「鍵をかけろといったのだ。」
か、かぎ?アンドレは耳を疑ったが言われるとおりに寝室のドアの鍵をカチャリとかけ、
オスカルの顔をじっと見た。その表情から何を考えているか探ろうとしたがまったく
分からなかった。堅物のオスカルがさっきの相手のようなことを自分に要求するとも思えないが?
このようなことを言われるとは一体どういうことなのだろう。

「ベッドに横になれ。」
そんな、と思いつつも有無を言わせぬ口調につられてベッドにはいあがり身を横たえた。
これは本当に自分の知っているオスカルなのか。 オスカルはベッドのかたわらに
立ってじっと横たわったアンドレを見下ろしていた。その顔はいつもと変わらぬ
冷静なオスカルの顔だった。ふいに両手が伸びてきてアンドレの白いシャツの襟を
つかんだかと思ったら、左右に肌蹴させ逞しい胸をあらわにした。呆然とする
アンドレを尻目に彼の首筋から喉のあたり、胸、腹を柔らかい手のひらでゆっくりと触れていった。
あまりのことにアンドレはあわてた。
「ま、待て。オスカル、お前・・」
「動くな。」
オスカルはぴしゃりといって彼の動きを制した。そのまま男の肌の感触を味わいながら
みぞおちを撫ぜ、さらに下腹へと手を滑らせていく。アンドレの体は緊張で強張り、
心臓の鼓動は早鐘のように鳴った。白い手の動きは一瞬下腹の辺りで止まったが、
すぐに前をあけ、キュロットからアンドレのものを躊躇なく取り出した。
女主人の手で触れられてそれはたちまち硬くはちきれそうになった。
「あ・・」
激しい官能に体を貫かれ、思わずアンドレは身じろぎ、首を左右に振って呻いた。
「お前、なかなかいいぞ。思った以上だ。これならあいつらと比べても遜色ないな。」
「あ、あいつらっ・・て?」
オスカルはふふっと笑っただけで何も答えなかった。オスカルが手を離したの
でアンドレは思わず体を起こそうとした。
「動くなといったろうが。」オスカルはアンドレを睨みつけた。
アンドレがシーツに沈みこむとオスカルは身をよじってキュロットを脱ぎ捨て、
ほっそりとした大腿部をブラウスの裾からちらつかせながらベッドの上にあがり、
アンドレの両足をまたいで膝立ちになった。
449OA  オスカル豹変:2010/12/10(金) 14:03:06 ID:bBclJENV
アンドレは思わず息をのんだ。これは現実とも思えない。どうして?何故あのオスカルがこんなことをするのだ。
アンドレは頭が混乱して何も考えられなくなっていた。まるで金縛りにあったかのように息を潜め、
体を硬直させたまま、捕らえた獲物を満足げに眺めおろすオスカルを見詰めていた。

やがてオスカルはゆっくりと身を屈めアンドレの腰の両脇に手をついた。 ええっ?ま、まさかとアンドレはうろたえ、
どっと頭に血が上っていった。 オスカルはそのまま頭を下げ、美しい唇をそそりたったものにそっとあてた。
柔らかい舌でゆっくりと嘗め回すと優しく切っ先を口に含んだ。オスカルの動きにつれて流れ落ちた金髪が
アンドレの下腹をくすぐるように揺れた。

「ううっ」アンドレの呻き声が部屋に響いた。思わずオスカルの頭を掴もうとしたが、手で振り払われた。
オスカルはきっと顔を上げるとはき捨てるように叱り付けた。
「おい、動くな! 何度も同じことを言わせるな。」
「オスカル、や、やめるな。やめないでくれ・・頼む。」
今まで味わったことのない強烈な快感を突然とりあげられ、アンドレは泣きたいような
心地でオスカルに哀願していた。
「大人しく言うことを聞けばな。」
「き、きく。言うとおりにするから・・」
オスカルが行為を続けるとアンドレは深いため息をついた。
「あ、ああ・・」
そっと手が根元に添えられ優しく、ゆっくりと握られる。柔らかい舌は焦らすようにゆるゆると
それを嘗め回した。アンドレは悦楽に我をわすれて両の手でシーツをきつく掴み、呻き声をあげた。
そのまましばらくアンドレの腹の上でオスカルは金髪をゆらしていたが、顔をあげ
そっと確かめるように口に含んでいたものをさわった。

「このくらいで充分だろう。」オスカルは独り言のようにつぶやくと膝をついたまま
アンドレの腰のあたりまで体をずらし、片手を使って自分の会陰にあてがった。
濡れそぼった女の場所がそっとキスするかのように切っ先に触れられた。
アンドレの男根はお預けをくらって今にも泣き出しそうなほど天を向いて怒り狂っている。 
「オスカル、ああ・・何故、こ、こんな・・・」
オスカルは触れさせるだけで身悶えるアンドレの分身をじっくりとじらしながら、
苦悩に歪む顔をおもしろそうに見ていた。アンドレが耐え切れずに両手で
オスカルの腰を捕らえようとすると、ふっと体を離した。
「お前は動くな。このままでいいのか? ふふふ、ここでやめてもいいんだぞ。」
「う・・」アンドレは呻くとばったりと両手をおろした。
はやく、オスカル、はやくとうわ言のようにつぶやく。
「いい子だ。」
満足げに微笑むとゆっくりと腰を沈め、アンドレを自分の
熱い体のなかへするりと銜え込んで行った。
苦痛から開放されたアンドレは新たな歓喜へと投げ出されていく。
動くなといわれていたが、どうにも押さえられず下からオスカルを突き上げた。
「ああっ」
アンドレに馬乗りになったオスカルは唇をかみ締めながら
しなやかな姿態をのけぞらして低く叫んだ。これはきっと夢だと
悦楽に溺れながらアンドレは思った。あのオスカルがこんな淫らな事をするはずがない。
一体全体どうして? どうしていきなりこんなこと・・。 
自分の体の上で絶世の美女が乱れ狂っている。激しく腰を使って官能を
執拗にむさぼりくっている。夢なら覚めないでくれとアンドレは思った。
「いいと言うまでイクな。」
「あ?」
「いいな、いいと言うまで・・イクなよ!」荒い息遣いのなかで
オスカルが喘ぎながらアンドレに言った。
「わ、わかった。」
450OA  オスカル豹変:2010/12/10(金) 14:08:20 ID:bBclJENV
そう答えたものの、吸い付くように締りのよい魅惑的なオスカルの体はアンドレを翻弄し、
制御できないほど攪乱していた。すでに限界が近づいていた。思わずウエストを両手で掴み、
体ごと反転させベッドに押し倒すと引き抜いてオスカルの下腹に吐き出した。
「バカヤロ! イクなって言ったろうが!」
「すまん、でも無理だよ。中に出されなかっただけでもありがたく思え。」
ふん、しょうがない奴だなといいながらオスカルは下腹についた精液をシーツでぬぐった。
潤んだ青い瞳を妖しく輝かせオスカルは放心状態のアンドレを見ていた。やがて体を寄せ
アンドレと向いあった。アンドレが思わず抱き寄せようとすると、その手を振り払い、
背後に両手をついて上体をささえた。 
「オ、オスカル?」
動揺するアンドレを前にしてオスカルはゆっくりと両膝を開き彼に自分をさらけ出した。
ごくりと生唾を飲み込み、アンドレはオスカルの顔を見た。謎めいた微笑みを
くちもとに浮かべながら、オスカルはゆっくりと上半身を仰向けにシーツの上に倒した。
アンドレは吸い寄せられるように広げられたオスカルの股座に顔を埋め女主人の望むことをした。

待ち受けていた場所に舌を這わせるとオスカルが激しく身もだえした。
蜜は溢れアンドレの愛撫に何の恥じらいも躊躇もなく敏感に反応して来る。
今まで出会ったことのない清廉にして成熟した女の体だった。
性の喜びに、本能の赴くまま身をゆだねるオスカル。
自分のまったく知らなかったその姿を目の前にして、
アンドレはいいようもない不安と嫉妬にかられていた。

今までのオスカルといえば、氷の華と謳われるほど潔癖で堅物で
性的な事は軽い冗談でさえもいうことが憚られたのに。
これはどうした事なのだ。オスカルに何がおこったというのだ。
誰かが自分の知らない間にオスカルを変えたとしか思えない。
いつの間に一体誰がオスカルをこのような女にしたのか、
と思わず歯噛みせずにはいられなかった。その持って行き場のない
憤りと悔しさが欲望に拍車をかけ、彼の舌は執拗にオスカルの体を責めていった。
頭上からオスカルの喘ぎ声が絶え間なく聞こえてくる。ふいにオスカルは
全身を左右に揺すり、ああっと鋭い呻き声をあげ体を弓なりに
緊張させたかと思うと、シーツの上に崩れ落ちていった。

アンドレはぐったりとしたオスカルの顎を手にとり顔を自分に向けさせると、
「誰だ? 誰がお前をこんなふうにした?!」と声を荒げて問いかけた。
「ああ?そんなことはどうでもよいではないか? アンドレ、お前だって
さっきのように女たちと今までずいぶんとやっていたのだろう? なかなかよかったぞ。」
「オスカル、お前はいったい? 何故? 何故だ!」
「ぐちゃぐちゃしょうもないことを言うな。気分がそがれる。それより・・・」
オスカルはアンドレの問いかけをはぐらかすように手を伸ばしてアンドレのものに触れた。
「アンドレ、お前だってまだ大丈夫だろう?こいつの方が正直なようだぞ。」
あまりにも本能に忠実な分身にアンドレは黙るしかなかった。
オスカルは膝と両手をシーツにつき後ろ向きになまめかしい腰をくゆらした。
「今度こそ、いいというまでイクなよ。」
艶然と微笑みながらオスカルはアンドレを誘った。 アンドレは魔物に
魅入られたかのように、望まれるままオスカルに覆いかぶさり、
歓喜にうち震える分身で差し出された美しい女主人の体を獣のように愛した。

この夜からアンドレの職務に従僕、護衛という女主人に勤める以前からの
お役目の他、夜のお勤めという項目が加わり、まさに24時間滅私奉公することになった。
使用人は体力勝負の職業だ。頑健な体に生んでくれた亡き両親にアンドレは
心から感謝したのであった。

おしまい。
451名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 15:36:25 ID:NR6oP2SP
GJ!
淫乱なオスカル様いいね!
あいつらってことは複数なんだな
452名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 15:58:39 ID:Ll0tcNKF
GJ!アンドレにとっては願ったり叶ったりな状況だね
453名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 17:45:39 ID:AC1M+Eye
GJ!
しかし、オスカルどこでそんなことを覚えた?
454名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 18:53:24 ID:JJbx5Hrb
GJ!!

わるいオスカルさまだ

こっちもぶった切って悪いけど土下座アンドレ書いてみた

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1292849.png
455名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 19:02:45 ID:AC1M+Eye
>>454
おおお、これもGJ!
平民従僕の悲哀に充ち満ちてますね。
456名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 19:39:02 ID:zVREmXTL
>>454
GJ!!!!
457名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 20:05:02 ID:zVREmXTL
>>448
GJ!
あいつらが誰だか気になるw
458名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 20:13:03 ID:0w5o3vKl
>>454
爆笑ww
アンドレは土下座してなんぼだww
459名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 22:09:32 ID:NR6oP2SP
>>454
ちょwwハマり過ぎるGJ!
460名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 23:34:51 ID:qRf15reX
>>454
GJすぎる!
アンドレもだけど下半身だけ浮かび上がるオスカルがまた・・Wwwww
461名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 00:09:58 ID:Myfy0pbY
単なる手抜きです。
Dタンならこんな手抜きはしない。
462名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 06:33:48 ID:MKlG/T8q
>>448
>>454
どっちもGJ!
463名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 11:21:10 ID:TP+eE6yf
アンドレが犬でオスカルが女王様だね
464名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 14:45:04 ID:96FJ4fzE
Dタンならこんな手抜きはしない。

って、Dタンのつもりなんかな
痛過ぎw
465名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 14:52:33 ID:MKlG/T8q
>>454
GJ。何気に絵上手いね。
しかし漫画の主役の一人なのに、これほど卑屈な姿の似合う人も珍しいよな。
466名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 14:52:35 ID:zuH93/V7
ベルサイト絡みの書き込みに触っちゃダメ
すみません。
もっとアンドレの股間を描きこむべきでしたね。思い切りが足らず申し訳ないです。

というわけで投稿します。
テーマは『今年流行るのはプチ堕ち! アヘ顔で彼の気を引いちゃえ☆ミ アブナイプレイで彼のイジワルな一面新発見! 思わずわたしも堕ちちゃいました(テヘッ』です。
エロシーンもがんばったのでベルばらにしてはちょっとエグいかもです。道具ありです。
でも基本ラブラブでハッピーエンドです。アンドレ×オスカルのみです。





「アルバイトを始めようと思います」

本日も宮廷に呼び出された。
もちろんわたしは王妃さま付きなのでこれは当たり前のことだが、子作り大使云々で平和なこのフランスでは、特にイベントなどでが無い限りわたしは王妃様の護衛をする必要が無い。
よってお呼び出しの内容はもっぱらくだらないことばかりだ。
あの子作り大使にはじまり、腋毛を剃るの禁止だとか、妊娠しろだとか去勢しろだとか(さすがに妊娠と去勢だけはお許しいただいた)……。
いまでも鮮明に思い出すことができる。
本日のご命令はなんだろうと身構えていると、つんとした唇から放たれたのは冒頭の一言。

「アルバイト? ……ですか」
「そう、アルバイトです」

思いのほか平和な内容でほっとした。むしろ拍子抜けした。
王妃さまから与えられる性に関する過酷なご命令に、わたしは恐れと同時に愉しみも覚えていたのだ。

「フランスは潤い平民の生活環境は充実しました。しかし、王室が潤ったとはいえません。今までの税制度では、王室はこの変化の恩恵を受けることはできませんでした。さらにわたくしの趣味である精液風呂に、プチ・トリアノンの精液噴水……」

精液噴水とは、文字通り男性器を模したモニュメントの先端から精液が噴出す装置のことである。最初は絞りたての精液を使用していたのだが、さすがに最近では王妃さまの残り湯を使用している。

「これらはお金がかかりすぎます。国民は潤っても王室は破産寸前なのです」
「しかし、なにも王妃さまのような尊いお方ご自身がそのようなことをなさらなくとも、プチ・トリアノンの娼婦や男牧場の精液搾り体験、採れたての精液を使用した精液アイスなどの利益があるではないですか」
「オスカル、わたくしは思うのです。王妃ともあろうものが、自分以外のものによりかかって良いのでしょうか。わたくしは国民を守る立場にあるのです。」
「王妃さま……」

わたしに諭すように優しく語る王妃さまは、とても美しかった。
これぞフランスを統べるものだ。

「なので、アルバイトです。わたくしは今まで一度も自分でお金を稼いだことは無いから、たのしみだわ」
「このオスカル、王妃さまのお考えに感服いたしました。貴族たるもの、これからの時代は平民の作ったものを享受するだけでなく、自分で生み出さねば。ところで、職種はどうなさるのでしょうか。わたくしとしては、やはり基本のスーパー、
それもレジ打ちをお勧めするのですが」
「娼婦です」

!!
やはりこの方は普通ではなかった。
普通のアルバイトだと思ったわたしが馬鹿だった。
しかし、こうしてわざわざわたしを呼びつけるとは……もしや!! このままではわたしも……

「お、王妃さま、なにも王妃さまともあろう方がそのような下賎な職業になど……」
「下賎とはなんです! オスカル、忘れてはいけません。このよに必要の無い職はないのです。それもこの性大国のフランスでそのような発言は許しません」
「も、申し訳ございません!!」
「わかればいいのよ。実はもうパリの下町に特設会場を設けてあるから、明日の夜8時にここに集合ね。遠足みたいでわくわくするわ……あなたの乱れっぷり、楽しみにしているから準備をしておいてちょうだい。今日はもう明日に備えてさがっていいわ」

すでに決定事項なのか。
わたしは呆然としながら王妃さまの前から下がった。
扉の外ではアンドレが待っていてくれた。

「オ、オスカル、呆然としてどうしたんだ。中で何があった? また陰毛焼きか?」
「実は…………」
*

その晩
ジャルジェ家大広間

「ではただ今より『オスカル娼婦化対策本部』の設置、およびジャルジェ家総会議を開催する」

二人の帰宅後レニエによって速やかに対策本部が作られ、同時に会議が開かれた。
この『ジャルジェ家総会議』とは、ジャルジェ家およびその家族に重大な危機が訪れたとき、屋敷のもの一同が招集され開かれる会議のことである。
優しい女主人の身に降りかかろうとする不幸に、男は険しい表情で、女たちはさめざめと涙を流し嘆いている。

「おいたわしやオスカルさま……女の身に産まれたばかりに……」
「もっと早く安全な巣に逃がしてやっていれば」

レニエは、誰よりもオスカルの身を案じている者たちを静めると、今回の状況をおさらいしはじめた。
会場はパリの下町の広場。上下が空いた簡易な仕切りしかあつらえられておらず、やろうと思えば誰でも外から覗くことができる……。
しかも何より問題視すべきなのは、料金はたった1ドゥニエなのだ。
国民とのふれあいもかねており、より多くのものに愉しんでもらいたいからとのこと。
一見立派なお考えに思えるが、これではただの民衆のおもちゃだ。

「そんなの、アルバイトなどではなくただの王妃さまの趣味じゃないか! ご自分が愉しむ口実だ」
「せめてプチ・トリアノンで、それも高額であれば、ある程度身分のしっかりとした男が相手だというに……」

皆が憤る。
長い間王家に使えてきたジャルジェ家にとって、唯一の反抗心かも知れぬ。
あまりのことに若い女中がわっと泣き出してしまった。
それをきっかけに、涙もろい者たちが肩を振るわせ始める。

その様子を見ていたオスカルは、自分は幸せ者だと思った。
いや、一番ひどい目にあっているのは自分自身だが、ここまで召使いに慕われているということはなかなか無い。
なんという幸福だろう。
女中をなだめてやりながら彼女は覚悟を決めた。
もう引き返せない。このまま男たちの欲望の中に身を投じよう。

すっと顎を引くと、堂々たる口調で父に告げた。

「わたしは今まで男の中に身をおき、無我夢中で王妃さまに使えてきました。そしてこれからもそうあり続けます。わたしの命はとうの昔に王妃様と、このフランスに捧げております」

その軍人としてのオスカルのフランス全土に響き渡るような気高い宣言に、レニエもまた軍人として対することにした。
やさしいまどろみに背を向けて、自ら嵐の中に飛び込んでいくのをもう止めはしない。
あとは父として、この誰よりも美しく産まれた娘の恐怖をできるだけ減らしてやるだけだ。
これからのことは王妃さまを裏切ることになる。
辺りを確認し、声を低く抑えた。

「もうどうやっても止めることはできない。となれば買占めだ。」

オスカルの貞操を守る道はそれしか残っていない。

「今からアンドレに会場に行って一番に並んでもらう。アンドレ、もはやオスカルを守ることができるのはおまえだけだ。おまえであればまだオスカルは立ち直ることができる。決して最後まで剣を折るでないぞ」
「は。かしこまりました」



お開きになり静まり返った広間。
そこに飾られている白馬にまたがった娘の肖像画に振り返り、父は一人静かに涙を流した。
*
一方そのころジャルジェ夫人の部屋

荘厳な雰囲気をまとっている鈍い親バカ父とは打って変わって、とても和やかで楽しげな空気に溢れている。
暖かい紅茶の湯気が立ち昇り、暖炉の優しい灯りが笑い声を誘う。
ばあやに運んでもらったティーカップに口付けながら、夫人はしっとりと笑った。

「一時はどうなるかと思いましたけど、相手がアンドレなら安心ね」
「奥様、あの子にはもったいのうお言葉にございます」

そういいながらもにこにこしているばあや。
細心の注意を払っていたつもりだが、わたしとアンドレの仲は事実上ジャルジェ家公認となっていたらしい。
すでに使用人たちもいつもどおり活発に働いている。
あの泣いていた若い女中などは素敵な主人のアブナイ恋について話に花を咲かせていたりする。
知らぬは父ばかりなり……。

「あのひと今頃眉間にしわを寄せているんですのよ。深刻な顔をして」

母上はこんな性格だっただろうか。

「まあ、たまにはちょっと危ない恋も楽しんでいらっしゃい」

刺激的どころではない愛の交換を想像すると、恐怖もだが身体の奥から熱く甘い疼きがこみ上げてきた。
どうせアンドレが良いようにして守ってくれるさ。
せっかくだし楽しんでこよう。

王妃との交流で感覚がおかしくなっていたオスカルだが、これもひとつの愛の形だ。


*

翌日、夕方


「さあ、オスカル。これを身に付けてここにお座りなさい」

会場裏につくと、誇らしげな王妃さまがそういって与えたのは荒縄と目隠しと小便器。

あえて言おう。これでは娼婦などではなく肉便器だ。いや、それ以下だ。
よくある『一発百円』より安いぞ。
妙に手つきの良い王妃さまにされるがままになっていると、ものの数分で軍服をまとった軍人からただの肉便器ができあがった。

「ああ、いいわオスカル。立派な肉便器の完成よ。ほんと素敵な肉便器、肉便器の鏡だわ」

これは肉便器だと知っていたのか。しかも三回も連続でおっしゃったぞ。
外を覗いた王妃さまは、目隠しで何も見えないわたしに興奮気味で様子を伝える。

「外はすごい行列ね。すごい熱気だわ。任命式を思い出します」

さて、そろそろ準備をしないと……その前に。
王妃さまはなにやらつぶやいて再びこちらにやってきた。
目隠しをされているわたしは王妃さまがなにをなさろうとしているのかがわからない。

アンドレ……わたしのアンドレ……。おまえがたえた暗闇なら……わたしもたえてみせよう。たえてみせるとも
あ……だけど……だけど……こわ……い……!!

「さて、仕上げはこれね」

といって王妃さまは、わたしのふとももやお腹になにかを押し当ててなぞった。
*


会議が解散してすぐ会場前に並んだので、なんとか一番をとることができた。
後30分遅かったら……いや、もしものことを考えるのはやめよう。恐ろしすぎる。

聞いたことがる。
愛する妻が肉便器になっているとのだということに気づくとき……
たいていの夫にはもうすでに子供ができてしまっている……と……
よかった
遅すぎなくて……。

ここに陣取って丸一日。夕日が彼方に沈んでいくのがほぼ見えない目にもまぶしい。
そろそろというころあいで辺りがざわつき始めたとき、王妃さま付きの侍女がどこからともなく現れ目の前のテントの垂れ幕を開き、オスカル列一番のおれと、隣の王妃さま列の一番が通された。
後ろで厚い布がおろされ薄暗くなる。
さらに奥に通されると、じめっと冷たく陰気な雰囲気。
この雰囲気、どこかで……
灰色に塗られた木製の簡素な扉をきしませながら開くと……
 
ものすごい美女二人が全裸に縄で並んでいた。
縛り付けられ大きく開いた脚の間や腹には『↓一発1ドゥニエ』『精液専用便所』と黒々と書かれてある。
この誰が見ても美しい文字は、間違いなく王妃さまの筆跡。
そしてそのまろやかな尻が腰掛けているのは、黄ばんだ白の小便器。

What's?
娼婦? 肉便器?
『これは娼婦ですか?』『いいえ肉便器です』
『きみ(あるじ)が肉便器で客がおれ(従僕)で』
『じゃじゃーん! にくべんきぃ〜!!』

ああ、あたまこんがらがってきた
少なくとも目の前で股を広げている最愛の女の格好は、おれが知っているパレロワの娼婦とは違っていた。
しっかしここまでの気高さ放つ肉便器なんて聞いたこと無いぞ。
なるほど、これからおれが堕としていくのだな。

あらためて観察してみる。
夏のむしっとした熱気で立ち込める小便臭のなか、小さく切り取られた薄暗い空間にぼんやりと浮かぶ、月の光で輝きを放つ真っ白でふっくらした太もも。
その間に位置する熟れた真っ赤な性器は、だらしなく口をあけてしとどに蜜をたらしている。
じっとりと浮かんだ汗で頬に張り付く黄金の髪……。

隣の男はズボンを下ろし汚いいちもつを引っ張り出すと、さっそく王妃さまの肉体にかぶりついた。
正直言って見たくない。
それを打ち消すようにおれもペニスを取り出し硬く勃起させると、目の前の精液吸入口に押し当てた。

「いやだ……アンドレ以外のものかもしれないのが、わたしの中に……」

びくりと肩を震わせて、不安がるオスカル。
(オスカル……可哀想に。おれだとわからずに泣いている……かといって王妃さまの手前正体を明かすことはできない。でも大丈夫だよ。ちゃんとおれがお前の相手になれたから。…………せっかくだし楽しもうっと)

普段させてもらえないプレイもさせてもらおう。
健気に夫への貞操を気にするオスカルの肉の穴に、おれは徹夜で風呂に入っていないチンカスまみれの臭気漂うペニスを遠慮なく押し込んでいった。
「う……ぐぅっ、はぁっ……くっ」

窮屈な肉の道を無理やり押し広げ進入してくる肉の塊の圧迫感に、オスカルはつぶれたかえるのような声を上げた。
じゅぶっと奥まで到達し、オスカルの腰におれの腰が密着する。
包皮に包まれながらも硬くしこりピンとっ勃っているクリトリスが割れ目の中から現れ、擦り付けた腰の陰毛がさわさわと撫でる。
恥骨に当たる、弾力のあるオスカルの恥ずかしい肉……。
おれはオスカルのおまんこに全体重をかけたままペニスにまとわりつき溢れている蜜をたっぷりと親指の腹につけると、それを円を描くように擦ってやった。

「はひぃっ!! いやっ、だめぇっ!!! はうぅううう!!」

こりこりとした感触を楽しみながら一旦ペニスをぬるりと引き抜くと、びっしりとこびりついていたチンカスが消えている。
すべてオスカルの肉壺に扱き取られたのだ。
普段はぴったりと閉じてしめっている生の肉、粘膜、内臓……。
その中におれの排泄物のかたまりがお引越しするなんて、なんて不衛生で素敵なことなんだ。
たまらなくなったおれは一気に奥が突き抜けるほどに押し込んで、全力で腰を振った。

オスカルの胸に顔を埋め、ピンク色のぷるんとした乳首を交互に吸う。
口の中で転がし、舌でパンチングマシーンのように弄り、本能のまま思いっきり吸い込みどこまでも引っ張り伸ばす。
前屈体勢のままへこへこと腰を振るたび、お互いの色々な汁で濡れた太もも同士がぺちぺちと音を立てる。
膣の柔らかい襞がペニスの凹凸に沿って絡みつき、押し込むときは抵抗して、引き抜くときはどこまでもついてくる。
そのまったりとしていてかつ意外とコリコリと刺激のある快感に、おれもオスカルも思わず腰を振るわせる。
目の前の小ぶりでまあるい胸がプルプルと震えるさまを楽しみながら、クリトリスを左右からつまみ引っ張った。

「いぎぃ!! ひぐぅ!!!!!」

摘んだ指をぐにぐにと擦り合わせるようにもみながら、その真下の結合部にペニスを叩き込む。
円を描いて中の伸び具合を堪能し、オスカルにより強い圧迫感を味あわせる。

「はあぁあああああああ!!!! もうだめだ、だめっ!! いく、いくいくううううううううっっ!!!!!!」

ぶしゃああああああああ!!!!!!!
オスカルはのけぞり白い喉をさらすと、がくがくと痙攣した。
と同時におれの指にはあたたかい液体がかけられる。
タイルの床に飛び散って、しぶきがおれのズボンのすそを黒くぬらす。
たまらずおれも、オスカルの後を追うように射精した。

「はあ、はあ……」
「ふう……」

おれたちはしびれる性器を未だ結合させたまま、呼吸を整えた。
イったばかりの亀頭は敏感で、ぞわぞわと蠢くオスカルの中は絶えられないほどむずむずする。
しかし抜きはせず押し込んだまま放置して、時折軽く身体を揺らし、襞の一枚一枚まで精液を刷り込み吸収させる。

備え付けのペンでオスカルの輝く太ももに正の文字を刻んだ。
これからこの肉体は黒いインクに埋め尽くされるだろう。
その記念すべき一文字目だ。
これをもって肉便器はとりあえず完成した。


まだまだいける。
おれがブチまけた精液が二人の結合部をどろりと満たす。
ふと隣を見ると、すでに三人目が激しく腰を振っていた。
交代しないまま二回戦をおっぱじめるとどんな非難を受けるのだろうか。
そう思いながらおれもゆらゆらと腰をゆすり始めた。

「はあ、はあ、はう……」

動きにあわせて深い息をつく。
腹が異物で膨らむ分、胸に溜まった空気を吐き出しているかのようだ。
頬を染めよだれをたらし、うっとりとしている最愛の妻を見ていると、さらに喜ばせてやりたいと思うのは夫として当然のこと。
「便器は掃除してやらないとな」

そういっておれはトイレ用の円筒型ブラシを取り出した。
顔の前に掲げ、見せ付けるように軽くまわしてみせる。
オスカルには見えはしないが。

「このブラシでオスカルのおまんこを擦りまくって、テカテカの真っ黒にしてやるよ」

耳元で宣言すると、年の割には幼く、いまだふっくらまっしろなソコにブラシを押し当て激しく回転させた。

「あっぎいいいいい!!!!! ぎゃああああああああ!!!!! あばあああああ!!!!!」

クリトリスを覆っている包皮の間にブラシの毛が入り込むたび、オスカルの肩は怖いくらい飛び上がる。
このまま死んでしまうのかと心配するほどにだ。
その勢いか、彼女は普段では考えられないようなことを口にした。

「ああああああああ!!!!!!! わ、わぁたぁしぃはぁぁぁ、アンドレ専用精液便所だからぁあぁ、中にいっぱい排泄してもらってぇ、すっきりしてもらいたいのだ、ああああ」

これが氷の華か。
鬼の隊長からは程遠い、俺だけに見せるオスカルの痴態。
たまらない。
下腹を密着させて、身体をゆすった。
ブラシがペニスを刺激してくる。
感覚が鈍い竿の部分にはちょうどいい。
オスカルはこれを一番敏感な粘膜に受けているのだと思うとちょっとかわいそうで興奮した。

「あはああああん、おっほおおおおおおお!!!! いい、いいいいい!!!!! んおおおお!!!!」

隣の王妃さまは髪を振り乱し大きな胸をぶるぶると揺らしながら快感に喜びの歌(ユーベル)を上げている。
負けたくない。オスカルにも我を忘れるほどの快楽を味あわせてやりたい。
突き出された女らしいぽってりとした舌をすいながら、さらに腰とブラシの速度を早める。
唾液で運動と熱気でカラカラになった喉が潤う。
おれの腰にはぴゅっぴゅっとオスカルの尿が絶えずあたってびしょぬれだ。
またたっぷりと精液便所に子種を排泄してやろう。

絶頂の予感を感じぴったりと身体を引っ付けると、夢中で腰を振った。
腰を打ちつけあうパンパンという音が、狭い空間に反射し幾重にもこだまする。
オスカルの尻はおれの股間に向かって持ち上がり、おれの腰の筋肉は痙攣しだす。
オスカルの中でペニスが射精感に跳ねる。
舌と性器同士が絡みつき、おれたちは文字通りひとつになっているのだ。
その事実に涙を流し、おれの顔はオスカルのよだれとまざってぐちゃぐちゃになる。
すべてがぐちゃぐちゃに絡み合ってひとつになった頂点で、身体の内側からおれは、再びオスカルの膣にすべてを吐き出した。

ぶちゅっ!!!! びゅるるるるるるるぅぅぅぅぅぅ!!!!!! 

ペニスの先端から発射された精液は、子宮めがけて飛ぶ。
塊のような精液はあまりの勢いに鈴口でつぶされ、のたうちながらオスカルのヒクつく壁に着地する。
射精中も快感を殺さぬよう腰をでたらめに振りまくり、出したばかりの精液を塗り広げ、またその上から精液をかけていく。

びゅるる、びゅくんびゅくびゅく……ぶりゅりゅりゅ、ぴゅ……ぴゅっぴゅ、ちゅぷ。

「はああ、ん、はうぅぅ……」
「はあ、はあ……」

またオスカルの子宮はおれで満たされた。
胸の谷間に伝う甘い汗を唇ですいとる。

オスカルにもたれかかり余韻をたのしんだまま、おれはまたペンに手をのばし正の字を書き加えていく。
いつまでも続く愛の交換。
どんどん増える黒い愛の証……。
満足しながらそれを眺めていると、幾度の性交で腫れ上がり擦り切れそうになった、ひりひりする性器に違和感が走った。

(最後にトイレに行ったのいつだっけ……)

列から離れている間に順番を抜かされる心配で、排泄した記憶が無い。
意識すればするほど股間がむずむずする。
しかし、今だってここを離れるわけにはいかない。
ちょうど目の前には素敵な便器が。
そして都合よくおれの排泄器はその中に埋もれている……。

すこし小さくなった股間に意識を集中させる。
……ん、出るかも。
…………緊張する。なかなかでない。

排尿時の感覚を思い出して、ゆっくり息を吐き出しながら尿道付近の筋肉を緩めていく。

……あ。
でる。

じょろろろろっしゅしゅぃいいいいいいいっ!!

「あっ! へ? ……いやっぁ」

惚けていたオスカルも、胎内にとつぜんあふれ出した暖かい大量の液体に、驚き意識をはっきりとさせる。

「……あ、あ、あ……わたしのなかに……おしっこでてるぅっ!! 膣内放尿されてるっ!! あついぃい……」

尿が膣壁にぱしゃぱしゃあたる。
みるみる間に膣内は尿で満たされ、妊婦のように腹が膨れる。
内側から圧迫されるとはどういう気分なのだろうか。
あふれ出したおれの尿が、床で先ほどのオスカルの尿と混ざり合う。
ペニスだけが風呂に入っているときのように暖かい。

しゃああああああ、しゃあああ……

終わった。
おれの便器になってしまったオスカルは、初めての刺激に心ここにあらずといったよう。
普段しているように、腰を軽く上下に振って小便を切ろうとするがここは便器の中だった。
そう、オスカルは完全に、おれ専用の便器になってしまったのである。

「うぅ……お腹が……ちゃぽちゃぽ……どうしてくれるのだぁ……くすん」

ちょっぴり泣いてしまったうぶなオスカルの頭を撫でてやると、目隠しの上からでもわかるくらい嬉しそうな顔で微笑んだ。
涙を唇で掬って、そのまま口付けしあう。
今度は便器に対してではなく、愛しい妻へのがんばったごほうびとして……。

さすがに疲れた。
おれたちはそのまま気絶するように眠りに堕ちて行った。




「アンドレ、よくがんばった……。くっ……この上は、この父自ら」
「おほおおおおおおおおお!!!!!! いぐううううううう!!!!!!」
*

その後のことはよくわからないが、誰かが良くしてくれたのだろう。
まだ危険は過ぎ去っていないのに眠ってしまったが、おれのペニスが栓をしていたおかげで助かったみたいだ。




明るい日差しが差し込む大広間、旦那様はオスカルの肖像画を見上げながらおれに話しかけた。

「もうオスカルは嫁には行けぬ。アンドレ、お前が責任を持ってオスカルを幸せにしてくれ」
「旦那様……」

決してこちらを向かないその背中は、娘の幸せを祝福しながらも、この手から巣立ってしまう寂しさに満ちていた。
オスカルとおれは二人寄り沿い、昔よりひとまわり小さくなったようなそれを眺めていた。


後日、急遽おれたちの結婚式は執り行われた。
内輪だけのちいさな結婚式。
大貴族の娘にしてはとても小さいけれど、ここにはおれたちの仲を引き裂くものはいない。
みんなが祝福してくれたやさしい結婚式。
それは、子供のころ二人で夢見たそのものだった。
……子供心にもそれは、ただの夢でしかなかった。
だのに今、長いときを越えて実現した。

おれの横に寄り添う、おれの精液で黄ばんだドレスに包まれたまぶしい笑顔のおまえ(おれの見たいものその2)をこの瞳に映すことはもう叶わないけど、とても幸せだ。
そしてこの式には、なんと国王陛下ご夫婦も駆けつけてくださった。
おふた方もとても喜んでくださった。
この方ご公認とあらばもう恐れることはなにも無い。
おれはこれからの輝かしい未来を思って、乾杯の音頭とともに王妃さま特製精液ジュースを飲み干した。

ジャルジェ家のトイレにはたまに、アンドレ専用便器が出現するのでした。

めでたしめでたし
475名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 17:39:27 ID:Myfy0pbY
あー、まじ
頭おかしいわ。

もっとおかしいの書いて。
476名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:29:01 ID:8GIKK0zR
こういう変態チックなノリ嫌いじゃない
477名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:58:44 ID:ClsDvGwW
あほでいいぞ〜GJ!
このバカップルにはこのまま変態プレイを極めてもらうしかないな

親父もとんでもねぇ〜w
478名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 13:19:36 ID:/1QH+L7T
次は妊娠して妊婦プレイだ
479名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 18:09:00 ID:c0hnUxFL
なら母乳パイズリもやらないと
480名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 22:13:51 ID:I1Cdyxzm
バカップルは変態プレイに目覚めて人に見られてやらないと興奮しなくなったりして
481名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 12:14:54 ID:4c2z+ZsN
それで青カンなのか
482名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 22:28:20 ID:/Prk8Z6S
最近OAカップルの良さがわかるようになってきた
483名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 13:09:53 ID:6XPTXBjq
モンテクレール×オスカル×ロザリーの百合3P
484名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 15:38:11 ID:VM+BSJj5
外伝の伯爵夫人か
面白いかも
あの夫人って処女ばかりを狙ってたんだっけ
485名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 17:04:54 ID:mcNZVFbK
きっと、処女じゃないカロリーヌを殺害したので、
それでケチがついて死ぬことになったんだよ(ガクブル>モンテクレール夫人
486名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 18:28:01 ID:6XPTXBjq
伯爵夫人は絶対レズ
487名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 19:24:36 ID:r74Oh5XK
連れてきた女達が贅沢をさせて生かしてる間に男に走って処女を散らさないよう、城の下女達を使ってレズ調教とかだと萌える。
でもロザリーみたく特に気に入った子だけは、自らの手で調教。
調教終了後はガーターベルトに絹の靴下+乳首にピアス姿で側に侍らせて、他の娘の調教を一緒にみながらさらなる調教を…とかならなおいい。
488名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 00:11:51 ID:cF4rDEGR
>>344
うれしいのはわかるけど何度も何度も同じこと書かなくてもいいよ。
べからずさん。
489名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 08:12:31 ID:VjXnryCJ
>>487
夫人の館にはリオネル作ったムシュー以外に男っていなかったような
あのおっさんなら調教につかえそうな玩具も作れそう
490名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 10:55:47 ID:/c09U6Zf
オスカルのレズ行為を見ながらハアハアするアンドレ
491名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 12:36:50 ID:TU2cx0mt
>>489
誘拐した後は言葉巧みに騙して贅沢三昧させて安心させてる期間があるんだから
ジャンヌみたくちょっと知恵の回る娘なら、村にいた頃の恋人を引き込み財産強奪を企んだり、または夫人の真の目的に気がついた娘が外の恋人に助けを求める可能性も高いぞ。
そうならない為の調教というのはどうかな?
492名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 16:02:17 ID:VjXnryCJ
肉欲の虜にして服従させる訳か
なんだかその後惨殺するのは勿体無いね
ベルばらってレズっぽい描写も多いな
OAは見た目BLだし、そこはかとなく倒錯的なものを感じさせる漫画だ
493名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 18:52:00 ID:nZ2aLsjM
レズのサディスト
494名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 09:51:03 ID:u9GaHa4b
>>492
百合やBLブームの前から時代を先取りした漫画だった
495名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 10:15:03 ID:wKezprXa
ベルばらは体が生々しくてエロいんだ
前はそれが嫌だったけど今はむしろそこがいい
496名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 12:28:50 ID:rZbgbZ+e
ベッドシーンもっと描きこんでくれてもよかった
497名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 12:40:42 ID:i/RDQFyg
今ならマーガレットじゃなくて性コミあたりなら、濃厚なベッドシーンのベルばらの連載も出来そうな気がするけど。
あの当時だと、間違いなく発禁になるんじゃないか?
498名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 13:07:48 ID:eTmvaHFz
あの程度の描きこみだから、想像の余地があって
20年以上経った今でも楽しめるのかなと思う。
アンドレの乳首はあんな○描くぐらいならない方が良かった。
たしか5巻辺りでオスカルの首がどんどん長くなって、
鎖骨がめっちゃ下のほうに描いてあったから、
一体乳はどこまで下にあるのかと謎だった。
499名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 13:52:10 ID:tS5dLX4s
AL×O。鬱展開注意。しかもあんまエロくないという。
(原作アランだと荒れそうなので、アニメアランです)

ディアンヌを亡くしたアランが兵舎に戻ってきたことで、B中隊の面々は色めき立った。
「三部会の開催をこの目でどうしても見たかった」
そう語る彼の目は暗かったが、幾ばくかの生気を取り戻したようだった。
夜半、歩哨の交代を終えてとりとめもなく練兵場を歩いていた彼は、司令官室に灯りがついていることに気づいた。
 ──隊長は今夜泊まっている? そんな予定にはなっていないはずだが──
建物に入り、司令官室のドアをノックしてみた。
一拍間が開いて、「入れ」という凛とした声が低く響く。
「アラン・ド・ソワソン、入ります」
オスカルは無言で窓の外を見ていた。
「隊長さん、泊まりだなんて聞いてませんよ。女が一人で物騒だ。ドアの前に歩哨を置くべきでしょう」
「いや、いいんだ。仕事があるわけではない。単に屋敷に帰りたくないんだ」
そういう様子はあまりにも儚げだった。
何か消え入りそうなものを感じて、思わず彼はオスカルの手を取り、引き寄せた。
彼女は全く抵抗をしなかった。当たり前のようにアランに抱きすくめられ、アランのほうが驚いた。
白い顎を指で取り、そっと口づけると、オスカルは幾筋もの涙をこぼした。
彼の心の中で、何かが外れた。
華奢な軍服姿の女を抱き上げ、そのまま司令官専用の仮眠室へと向かい、寝台の上に彼女をそっと置いた。

服を脱がす間、彼女は身じろぎもしなかった。
酔っているのだろうかと思ったが、酒臭さは一切なかった。
白くてすらりとした体は、少年のしなやかさと女の柔らかさが一つになっていた。
首筋に何度も唇を這わせてみた。
しかし、彼女はあらぬ方角を見て、じっとしているだけだ。
もどかしくなった彼は、強く乳房の尖りを吸った。
それでも彼女はまるで彫像のようなたたずまいを崩さなかった。
それが却って男の欲望に火を付けた。
この女を乱れさせてみたい。
強く抱きしめ、貪るように肌に口づけを落とし、紅く痕を散らした。
脚を開かせ、金色の茂みの中の蕾を舌で探り出したとき、一瞬彼女は体をこわばらせた。
だが、それだけだった。
潤うことのない花びらに、アランは唾液を塗り込めた。
彼はオスカルの上にのしかかると、膝で脚を割って、女の部分を蹂躙した。
この女は悲しんでいるのだ、とアランは直感した。
しかし、抱かれることで慰めを求めているふうでもない。
むしろ、自分を罰しているかのようではないか。
いぶかりながらも彼は絶頂に達した。自身を引き抜くと、そこには純潔の証しである紅い滴りが付いていた。
 ──初めてだったのか──
痛々しいものを感じて、アランはしばらくオスカルを抱きしめていた。
オスカルは嗚咽した。
「この程度……この程度のことだったんだ……。
私はたかだかこの程度のことで、彼を追い詰めて殺した……」
ぎょっとしてアランが尋ねる。
「殺したとは穏やかじゃありませんや、隊長さん。何があったんですか?」
問われるままにオスカルは答えた。
「私には、一緒に育った幼なじみがいたんだ……」
500名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 13:52:41 ID:tS5dLX4s
          *
その幼なじみは平民だったが、誰よりも私に近しい者だった。
あまりに近すぎて、異性として意識などしていなかった。
だが、彼はそうではなかった。私の知らない間に、私のことを愛するようになっていたんだ。
あの時、私は女であることを意地でも棄てようとしていた。
だから、永く私の従者をしていた彼に、「もう供はしなくてよい」と言いつけた。
それが彼にとってどれだけ残酷なことなのかなど考えもせずに。
その時彼の言った「紅く咲いても白く咲いても薔薇は薔薇だ」という言葉が私は許せず、彼を平手打ちした。
襟首を掴んでそれはどういう意味かと問い詰めると、彼はその手を握って、私に口づけてきた。
そのまま、寝台に押し倒されて体を求められたんだ。
いきなりのことで、私は怯えた。
押しつけられた体は、熱く、強かった。抵抗などなんの役にも立たなかった。
だが……彼は私のブラウスが裂ける音で我に返った。
私に夜具を掛けると、もう二度とこのようなことはしないと誓った。
そして、二十年もの間、ずっと私を愛していたと……。
今考えれば、翌日からまたいつものように彼に接することもできたはずだ。彼は誓いを守る男なのだから。
なのに私はそうしなかった。私が驚いた以上に、彼がどれだけ傷ついていたかわかっていたはずなのに。
彼に冷たい態度を取り、もう二度と供はするなと念を押し、ノルマンディーの別荘に一人で出掛けた。
いつも、彼を伴っていたあの思い出の場所に、だ。
その時は、そうするのが彼にとって最もいいことだと思っていたんだ。
しかし、早馬が来て……。
彼が首を吊ったと……。
          *

首を吊ったという言葉に、アランは眉を寄せた。
ディアンヌがそうやって自身の命を絶った光景が生々しく蘇ってきた。
「昨日、屋敷で引き出しの整理をしていたら、彼の遺書があった。遺書と言ってもただの紙切れだ。
そこは一言だけ……
 ──オスカル、永遠に愛している──
……と。
私に人生も、片目も捧げた彼に、私が与えたのは拒絶と絶望だけだった。
彼が私に求めたものは、こんなささやかなことだったのに……」
オスカルは静かに涙を流し続けた。
「片目……?」
アランはふと思い出したように呟いた。
「もしかしたら、そいつの名はアンドレですか?」
オスカルははっとして顔を上げた。
「なぜ、なぜアンドレの名を知っている?」
501名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 13:53:04 ID:tS5dLX4s
          *
俺がアンドレと知り合ったのは、一年以上前ですかね。
仕立ての良い服を着ているのに、しけた安酒場で呑んでいるので、訳ありだろうとは思ったんです。
ちょっと声を掛けてみると、素直でいいやつだった。
所作に貴族の匂いがしたけれど、おそらく貴族ではなさそうだなと。
どっかの貴族の館で上級使用人でもしているって感じでしたけど、やっぱりでしたか。
やつは自分のことを何も話さなかったけどね。
言うに言えない悩みを抱えているというのは、俺だって同じだったからなんとなくわかりました。
最後に会ったのは、俺がパリ市中見回りをしていた仕事中だったかな。
あまりに蒼い顔をしていたので、これは何かあったんだとぴんときました。
そのままどっかに呑みに連れて行きたかったけれど、仲間が呼びに来たんでそうもいかなかった。
そのあと会わないので、気にはしてたんすけど。
……そうか……。やつももう亡くなっているのか……。
俺の言うに言えない悩み?
まあ隊長にだから言っちゃいましょうか。
俺の悩みはディアンヌだったんです。
あいつは、俺と血が繋がってないんです。本人は知らないままでしたけどね。
俺が衛兵隊に入った直後ぐらいかな、近所の子連れ女が乳飲み子残して亡くなりまして。
おふくろがあまりに可哀想だと引き取ったんです。
その時はまだうちには親父だっていたし、おふくろだってぴんぴんしていた。みなしごを引き取る余裕ぐらいありましたさ。
でも、あいつがようやく読み書きが出来る頃に親父が亡くなり、おふくろもそれからはどうも寝たり起きたりになってしまってね。
あいつには本当に苦労ばかりかけました。
歳が離れていたんでずっとただのちびすけだと思っていたんですが、それがここ二三年かな、びっくりするほど綺麗になりやがった。
たまの休暇に家に帰ると、あいつが隣の部屋で寝ていることが気になって気になってしかたない。
思い切り抱きしめて言っちまいたかった、「おまえは俺の妹なんかじゃないんだ、嫁になってくれ」って。
言えばあいつのことだ、おそらく恩を感じて嫌とは言わなかったはずなんです。
でも、俺はあいつにこんな貧乏暮らしから抜け出して欲しかった。
あの器量だ、どこかの裕福な商人にでも見そめられて幸せになったほうがいいに決まっている。
アンドレに会ったとき、こいつでもいいかなと思いました。
誠実そうだし、おそらく給料だってきちんともらえているだろうし。
しかし、アンドレにはあれきり会えなかったし、ディアンヌは自分で相手を見つけておふくろの許可を得てたんですね。
俺は、あいつの幸せだけが望みだった。
だから、あいつが嬉しそうにしているのを見て、これを喜ばなくてどうするんだと必死に心を抑えたもんです。
それが、あんなことになって……。
……ディアンヌ……!!
          *

アランは目を閉じた。
まぶたの裏には、幼い頃「兄さんのお嫁さんになる」と言って彼を追いかけ回していたあどけない姿と、結婚を報告したときの幸福で輝いていた笑顔が交差していた。
「辛いことを思い出させたな……」
謝るオスカルに、彼は「それはお互い様でさ」と笑ってかわした。
502名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 13:53:58 ID:tS5dLX4s
すいません、連続投下しようと思いましたが、エロシーンをちょっと追加してから残りを投下します。
503名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 14:31:23 ID:tS5dLX4s
それからも二人の関係は途切れ途切れに続いた。
最初、死んだように体を横たえていただけのオスカルだったが、回を重ねるごとに何かが柔らかく変化してきた。
アランはふと思う。
俺はこの女を愛し始めているのだろうかと。
オスカルを抱いていると、ディアンヌを失った哀しみが薄れてゆくようだった。
ディアンヌの面影は忘れがたいものだったが、それは彼を引き裂くような辛さをもたらすものではなく、優しい記憶へと変わりつつあった。
オスカルはどうなのだろうか。
アンドレのことは男として意識したことはなかったと、彼女は語っていた。
しかし、それは彼女が気づいていなかっただけではないのか。
抱かれている彼女は時折甘い呻きを漏らしそうになることがあった。
だのに、それを必死で抑えている。
「声を出してもいいんだぜ」
アランはそっと声を掛けた。
しかし、オスカルは首を左右に振るばかりだった。
 ──愛してもいない男に体を与えることで、自分を罰しているつもりですかい、隊長さん──
だとしたら、あまりにもそれは哀れだった。

A中隊に続き、B中隊にもとうとう出撃命令が下ることになった。
報告のためにアランは司令官室のオスカルを訪ねた。
「俺たちのどちらか……いや、両方とも命はないですかね」
「さあな。だが、手はず通り我々は市民側に寝返る。これは決定だ。覆さない」
「そうこなくっちゃ」
アランは笑った。
そして、
「おそらく最後です……。もう一度だけ俺に抱かれちゃくれませんか」
と言って彼女に口づけた。
504名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 14:32:49 ID:tS5dLX4s
白い肌は相変わらずひんやりと冷たかった。
だが、最初の頃と違い、彼女の花びらは愛撫に応じて蜜を滴らせるようになっていた。
この女の体は開きつつある、とアランは感じている。
しかし、強い罪の意識がそれを押さえ込んでいた。
乳房への口づけは、いつもよりずっと念入りにした。
舌は乳暈をなぞり、そのあとで先端を唇がつまんだ。
最初はただ静かにしていたオスカルだが、次第に息に甘さが混じる。
そのたびに、彼女ははっとして目を見開き、体を緊張させた。
アランはそんな体を優しく抱きしめて頬にキスを落とし、髪を撫でた。
 ──もしもディアンヌを嫁にして抱くとしたら、自分はどうしただろう──
そんな思いが胸をよぎった。
いつものように脚を開かせる。
体の重みを掛けようとした瞬間、オスカルは小さく怯えて首を僅かに横に振った。
「どうしました……? 嫌ですか?」
そう問われて、オスカルは
「いや、そんなことはない……大丈夫だ」
と言って体を任せた。
小さな輪をくぐり抜けるような感触の奥に、柔らかな肉のうねりがあった。
今までにない、小刻みな痙攣がある。
この体は今、完全に女になろうとしているのだということがアランに伝わってきた。
だが、それを抑制しているものがある。
それは一体……ふとアランは思いついて、オスカルの耳元で囁いた。
「俺をアンドレと思っていい。体が感じるとおりにしていいんだ」
それを聞いて、オスカルの目からどっと涙が溢れた。
「アンドレ……! アンドレ、アンドレ!」
彼女はそう言って脚を強く男の腰に絡めた。
そのまま彼を強く絞り上げ体を反らせると、小さな叫びと共に彼女は果てた。
しばらくののち泣き寝入った女の顔は、月の光に照らされて美しかった。
 ──アンドレ、おまえは愛されていたんだ。そして今も──
アランはそっと心の中で呟いた。

オスカルはバスティーユ攻撃で鬼神のような指揮ぶりを見せた。
しかし、それも一斉射撃を受ける直前までである。
その時、彼女は空に白い鳩が飛んでいるような気がした。
彼女はふと思った。
 ──ああ、アンドレだ──
激痛と薄れゆく意識の中で、オスカルは最後の指示をアランに与えた。
「砲撃を緩めるな……。続けろ。バスティーユを落とすんだ……アラン……」
アランは叫んだ。
「全員配置に付け! 撃て。撃ちまくれ!」 
その声を聞いて、オスカルは安堵したように目を閉じた。
「アデュウ」の一言を残し、彼女の魂は空を飛ぶ白い鳩のところへと翔んでいった。

 ─ 了 ─
505名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 16:48:46 ID:Ux4ZpzFp
GJ!
こういうのもありだと思うよ
哀しみを共有する二人が切ないね
506名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 17:50:27 ID:a4fHbkrG
GJ!
とてもよかった。
OAが好きだけれども、これはあり。
しんみりした。
507名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 20:22:12 ID:KIQKppO1
アニメってこんなに原作と雰囲気違うの?
キャラの名前を取っ払ったらベルばらイメージの欠片もない感じ
508名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 20:41:15 ID:tS5dLX4s
>>507
はい、特に後半は監督の交代もあって、大きく原作と雰囲気が変わりました。
オスカルもアンドレも、非常に物静かで抑制の効いたストイックなキャラ。
アンドレはブラビリはあっても、ショコラぶっかけ、発砲草むしり、毒殺未遂などはなし。
一番大きく違っているのはアランで、オスカルとアンドレを見守る年長者というポジションでした。
ディアンヌが十代後半だとしたら、おそらく20ぐらい年上だったんじゃないかなと。
509名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 20:47:02 ID:+aUvzVOm
>>507
見たことないんだ?

特に改変が著しいのがアラン班長

原作 年下 オスカル好き
アニメ どうみてもオッサン アンドレ大好き ケツアゴ
510名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 21:23:52 ID:Ux4ZpzFp
原作アランとアニメアランは完全に別人だよね
確かにアンドレ>オスカルだし
511名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 21:58:06 ID:mGCI6vxD
GJ!良かったよ〜
アニばら好きだから違和感なかった
512名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 22:00:20 ID:mGCI6vxD
>特に改変が著しいのがアラン班長

アニメで180度変わったジャンヌを忘れてるぞ


513名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 22:05:33 ID:tS5dLX4s
白薔薇がオスカル、紅薔薇がアントワネットならば、ジャンヌは黒薔薇でした。
514名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 22:59:59 ID:+aUvzVOm
原作ジャンヌはひょうきんだよね
つか、オスカルさまも原作はひょうきん
515名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 09:54:16 ID:k8v+7JrL
アニメのオスカル堅物過ぎ
516名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 12:13:24 ID:dbe64oY4
そのストイックな中に漂う、女の色香がいいんじゃないか。
考えてみると原作オスカルは、軍人にしてはなよなよしてるよな。
特に後半。
517名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 12:29:22 ID:OE+fQb1Q
アニメのオスカルは隙がなさすぎ。
だからいいという人もいるんだろうけど。
ジェローデルもアランも(まあアランは別物だからしかたないか)
オスカルにキスするチャンスはなかったし、
衛兵隊員もあれではオスカルを拉致できないだろう。
そういう意味ではあまりエロパロ向きではない。
儚い美しさという意味では原作を超えているんだが、
あの衛兵隊員のムサさは原作ファンに怒られても仕方あるまいて。
518名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 20:22:42 ID:3ERSzLku
いやエロパロ的にはどちらかというとアニメの衛兵隊員の方が迫力あって
拉致設定もしっくりくるとオモ

519名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 09:55:36 ID:z7d58P6g
アニメの衛兵隊員は少年漫画っぽい
520名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 11:00:48 ID:YBdrSS0m
なよなよはアニメの方だと思ったな。
私はアンドレの妻になった…ウヘーーってな感じでw
印象は人それぞれなんだなあ、それが面白いとこだけどな。
521名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 11:45:57 ID:jBz2nOAD
原作では決闘はアランとの一回だけなんだけど、
アニメのほうでは三回やってるね。
二回目の決闘ではケリの付け方で背筋が寒くなるほどオスカルって強いんだって
印象づけた。
三回目、アランとのやつではアランがかなりしぶとくて本当に手に汗握った。
それを辛勝したオスカルもまた凄いと。

…うん、やっぱりこれは少年漫画の作り方だな。
522名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 13:30:07 ID:/uGjrSKy
アニメ見てから原作読んだクチなのだけど。
オスカルのキスシーンの多さとアンドレのストーカーっぷりに驚いた。
523名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 13:39:51 ID:k6M1fM0y
>>520

確かに最後のあれは引いたわ。
というかあの流れできてなんで最後に妻宣言なのかが今だ理解できない。
原作みたく自分の意思で民衆の味方になるでよかったんじゃないか。
524名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 14:29:12 ID:5yQvuv/7
>>518
アニメは拉致してないよね
525名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 14:37:00 ID:jBz2nOAD
アニメの衛兵隊員で拉致すると永井豪的バイオレンスの世界に突入してしまう。
526名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 15:45:14 ID:5yQvuv/7
すごのおう的な?
527名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 16:00:53 ID:qJZN8nla
媒体がテレビだから茶の間で見るわけだし、漫画以上に制約あるよね。
製作者が拉致はまずいと思ったのでは。 
528名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 16:20:12 ID:qJZN8nla
ごめん、アゲちゃった。
529名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 17:48:12 ID:wZNeEwZ0
>>523
あの妻になった宣言の時
こらーそんな発言したらみんな想像しちゃうだろ!
と余計な事を心配してしまった
530名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 18:58:55 ID:jBz2nOAD
みんな一瞬どん引きしたんだろうけれど、
オスカルがあまりに真面目くさってるので
笑って祝福したんだと思う。
531名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 22:51:12 ID:ZikUrr6K
あの荒くれ男どもがよく冷やかさずに祝福したものだ
532名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 00:11:19 ID:bU405dy2
永井で思いついたんだが、けっこう仮面みたいに法ではけして裁かれない
悪い貴族を夜な夜な懲らしめるオスカルというのもおもしろそうだな。
「どうせやるなら、正体を隠し通す為にも
普段のお前からは想像も付かないくらい、大胆な変装をした方がいい」
とアンドレにそそのかされ、黒革のボンテージルックに長手袋
網タイツに黒のロングブーツ、黒いマント、蝶を模した赤いアイマスクを身につけ
鞭を武器に戦うその姿はいつしか貴族達の間で話題になり
中には彼女のお仕置きを求め、わざと悪事を働くものまで現れる。
その有様を目の当たりにして「これでは逆効果ではないか」と胸を痛めるも
その時すでに男をしばく快感に目覚めていたオスカルはもう引き返すことが出来なかった。
「望むことは・・・我が儘なのか・・・・・・一度で良い、俺にもお仕置きしてくれ」
悲痛な従僕の叫びはオスカルに届くのか?
「こんな私でも愛してくれるのか? アンドレ・・・」
情熱の命ずるままに新たな世界に踏み出そうとするオスカルの愛の行方はいかに・・・なんてな。
533名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 00:28:21 ID:EXQ4aSeh
それじゃもうベルじゃないよ
つかラセーヌの星?
534名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 10:11:07 ID:GLf9T957
まーエロパロだし
ブーツと鞭は基本的に装備されてるしね
気になるのはお仕置きの内容かな
535名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 15:39:56 ID:VnQXQqVL
2ちゃんエロパロだし、ラ・セーヌの星とのコラボなんてのもいいかもしれない。
536名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 19:12:55 ID:EXQ4aSeh
ここなら何でもOKでサイトだと駄目っていう境界線の
基準みたいなものってどのあたりにあるんだろうか
教えてエロい人
537名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 19:34:41 ID:lZByVhP6
OAはいいけど、OJはダメ
OJも下手はいいけど、上手いのダメ

荒れるから
538名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 19:59:47 ID:VnQXQqVL
OJで上手いのあったけれど、荒れてなかったよ。
あれは下手だから荒れなかったんだ、と感じる人がいてもいいけれど。
だったらどんなの書いても下手だと思う人はいるだろうからという理由で
OJはどんなの書いてもいいことになってしまうと思う。
539名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 20:41:51 ID:bU405dy2
>>536

スレによってはエロ成分薄め〜非エロ話でも投下すれば喜んで貰える
場合もあるが、ここはあくまでキャラのエロ話を読みたい人が集っているスレ。
ある程度キャラっぽさが出ている、文章に破綻がない、エロ成分濃い目〜特濃
という条件を満たしてるなら、多少原作を逸脱したトンデモ設定の話でもがんがん投下して欲しい。
むしろそういう冒険話が読めてこそ、この手の匿名スレの真骨頂じゃないか。
逆にベル世界を遵守しようと変にあがいた結果、エロ成分が極薄〜非エロになっちゃった話は
どんなに上手くてもここ向きじゃない気がする。
カプに関しては一時は色々あったみたいだが、今はきちんと冒頭にカプ表記してれば
数字以外は投下しても問題ないんじゃないか? 
自分も基本はOAだけど,ちょっと前に投下された調教JOとか、ALOとかも楽しく読めたし。
むしろ変な縛りを付けることで、職人さんのモチベーションを下げちゃうことの方が怖い。
540名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 20:55:49 ID:GLf9T957
職人さんには色々気にせず好きなものを好きなように書いてもらいたいな
話は変わるけどOAはともかくOJって何だか新鮮だね
別にJ受けって訳じゃないよね
541名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 21:23:48 ID:yIIb6XsW
>>539
どうして百合はよくて数字はダメなの?
542名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 21:32:30 ID:bU405dy2
>>541
数字は専用板があるから。ちなみに大昔にはベルばらの数字スレもあった。
543名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 21:45:37 ID:yIIb6XsW
>>542
そういう事かありがと
>ベルばらの数字スレ
今はないんだね

544名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 21:49:14 ID:8ljlmhf8
サイトはOAばかりなのはそれ以外だと荒れるからなのか。
このエロパロはOA以外でも色んなカプが読めて楽しい。エロ好きだけど、
いい話ならドエロでなくても嬉しい。何人か職人さんがいてそれぞれの
萌えで超エロだったり、笑える話だったり、シリアスだったりの
SS書いてくれたらいいな、とオモ。
545名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 21:53:38 ID:7fTevJNp
一応美男美女のカプールなのにエロパロからまったく相手にされないのがロザリー・ベルナールだなぁ
546名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 22:19:31 ID:wu9n2Xft
美男美女でも全く萌えないカプっているよね
547名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 07:51:09 ID:TMX6vOqz
>>いい話ならドエロでなくても嬉しい。


この手のカテゴリーにはいっていた人だったら過去にいたじゃない。
指◯さん、婿◯子さん、毒◯さん。
みんな連載途中でぶん投げた上に、結局スレが荒れる原因を作っただけだったじゃん。
毒の人はともかく、上二人はもう戻ってこないでしょう?
まあエロ漫画雑誌の4コマ漫画みたいに、箸休め的にたまーに上手い微エロ、非エロ短編を落としてくれるならいいけど
シリーズ物とか長期連載のエロくない話は、もういらない。
548名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 08:20:14 ID:2yCpXAsZ
ここはエロパロだから、読み手も最初から過大な期待はしてないよ(したらアカン)
エロだったらなんでもいいさ
好みに合わんものは華麗にスルー
エロ少なめ長文は、禿しくスレ違いだとやっぱりスルー


過去の人の作品を、しつこくしつこく賞賛するのも正直ウザイ
549BxRo 捕まった黒い騎士:2010/12/20(月) 14:22:37 ID:IwSwpr0L
ベルナールとロザリーで書いてみました。 ソフトな陵辱ありです。

パレ・ロワイヤルの地下に続く秘密の階段を下りるとひんやりとした冷気が感じられた。
黒いマントの男が両側に蝋燭の灯がついた重い木の扉を開けると3人の見張り番が先ほど
自分がさらってきた娘を取り巻きいて声を荒げ仲間割れをしていた。
「俺が先だ!」
「いや、俺に先にやらせろ。」
青ざめた娘は恐ろしさに今にも気を失ってしまいそうだった。男たちは突然部屋
に入ってきた黒装束に覆面の男を見ると、顔色を変えてさっと娘から身を引いた。
「おい、お前ら誰に許しを得てこんなことをしている!表の見張りはどうした。
いいか、こいつを助けにくる奴を捕らえるのが肝心なんだぞ。」
「へ、すいません。」
「さっさと仕事に戻れ。さもないとボスに言いつけるぞ。」
「わ、わかりました、黒い騎士。」
男たちは口々にボスには言わないで下さい、それだけは勘弁してください、
といいながら部屋を出て行った。

黒い騎士と呼ばれた男は床にへたり込んだ娘の顔をじっと見た。どうもこの顔に
見覚えがあるような気がする。でも貴族の娘など知り合いは無いし、一体この娘は?
と思っているうちに以前パリの街で出会った、母親を貴族の馬車にひき殺された
少女の面影が記憶の底から蘇ってきた。これはあの時の助けてやった娘じゃないか? 
なぜ貴族の館などにいるのだ。それにまるで貴族の娘のような姿で、こんな上等の夜着を着ている。
使用人をしているとも思えないが。 そうか、ということは・・・。
この娘はあの近衛将校の囲われ者なのか。

「お前はあの家の令嬢じゃないな? 貴族ではないだろう?」
「は、はい。私は違います。」
「やはりそうか。でもその格好・・・。お前は使用人でもないだろう?」
「・・・私はオスカル様に引き取られて・・・。 お願いです!ここから出してください。」
「だめだ。 お前は大事なおとりだからな。きっとお前の近衛将校が助け出しに来るさ。」
「そ、そんな! 私はどうなってもかまいません!でもあの方だけは!」
涙を浮かべて必死に近衛将校を助けようとする娘の姿に男は怒りがこみ上げてきた。
「お前、頭を冷やせ。貴族の囲われ者になっているくせにあいつの味方をするのか?」
「え?」
娘はあっけに取られて男を見た。
「今はそうやっていい暮らしが出来るかもしれないが、しょせん貴族の慰み者だ。
すぐにお払い箱にされるのがオチだぞ。」
「違います!私はそんな囲い者なんかじゃありません。第一あの方は女性です!」

「なにい、あれが女だと?」信じられん、と男は思ったがふと以前読んだ
ジャンヌ・ド・ラ・モットの回想録に王妃が同性愛の相手として
女性の近衛将校をそばにおいているという話を思い出した。
「ああ、そういえば王妃の犬の中に女の将校がいたな。
ジャンヌ・ド・ラ・モットの回想録に載っていた近衛将校があいつか。

「そうか、なるほどね。ではお前はレスボス島の住人というわけだな。」
娘はこのあまりにひどい誤解をどうやって解いたらよいものか頭が混乱してしまい、
一言も言い返せなくなった。 男はそんな娘の様子に、図星だろう、
と勝ち誇ったように言い放つと、冷たい声で娘の心を突き刺すように言葉を続けた。

「それで先ほどのお前の必死な形相も納得できるよ。身も心もあいつに絡め取られて
しまっているわけだな。 だがな、よく聞け。あいつは貴族だ。飽きたら犬猫のように捨てて、
またべつの女を囲い者にするさ。 そしてお前はまたパリの貧民窟にまい戻るわけだ。」
「違います!違います! あの方はそんな方ではないわ!」
「お前が知らないだけで、俺はそんな話を掃いて捨てるほど見聞きしているのさ。 
お前も今のうちに考えを改めたほうがいいぞ。 パリで売春婦になるったって
同性愛専門じゃなあ。 そうだ、ひとつこれから俺が教えてやろう。男もいいものだぞ。」
男は楽しそうに扉の内側から閂をかけた。

550BxRo 捕まった黒い騎士:2010/12/20(月) 14:27:25 ID:IwSwpr0L
「さ、これでしばらく誰にも邪魔はされない。」
娘は男から逃げなくてはと思ったが、狭い牢獄の中は身を隠す場所とてない。すぐに抱き抱えられて
ベッドに押し倒されてしまった。両手の拳で男を思い切り打ちすえ続けたが、空しい抵抗だった。
「いてて。大人しくしたほうがいい思いができるのに。」男は仕方ない、とつぶやくとシーツを
切り裂いて娘の両手首を縛りベッドの柱にくくりつけた。

「これでやっと落ち着いて取り掛かれる。さてと・・」
「いや、いやあああ。やめて!やめて!」
男は娘の暴れる脚を押さえつけ裾をゆっくりと捲り上げると下着を取り去った。むき出しの下半身は
男の目の前にあらわにされ、白い太腿と淡い陰のような茂みが揺れていた。娘はあまりの
恥ずかしさに気を失いそうになった。ぼんやりとした意識のなか男の声が響く。

「綺麗な肌だ。貴族のところでずいぶんといい生活をしていたようだな。」
そして内股のあたりに顔を埋め、くんくんと鼻を鳴らしいい匂いがするなとつぶやいた。
男は幼いころこんな匂いを嗅いだことがあるような気がした。
贅沢なシャボンと香水の匂いが呼び覚ます豊かな生活の遠い微かな記憶。 
愛する母と二人の餓えも不安も寒さも暴力もない穏やかで優しい満ち足りた日々。
それをほんの気まぐれでいきなり取り上げられ、捨て犬のように路頭に
ほおリ出された。寒さに震え、母と二人腹をすかせながら街を
さまよった惨めさ。実の父親からの信じられないような非道な仕打ち。
身を切るような冷たいセーヌの流れ。愛する母との永遠の別れ。
この娘にもこれが現実なのだと思い知らせてやらなければ。 しょせん貴族は
俺たちを人間扱いなどしないのだ。この俺がその証だ。

男は唇で優しく何度も柔らかい内股にキスを繰り返した。娘の体はずっと震えている。
小さな足から、形のよいふくらはぎへと手を這わせ、一点の染みもない新雪の
ような太腿を、そして柔らかくて弾力のある形のよい尻を撫ぜ回した。
一番恥ずかしい場所を男の目にさらされて抵抗する気力をうせた娘をみて、
観念したようだなと、男は手の戒めを解いた。

茂みの奥へ指を侵入させたい気持ちを抑え、襟元をゆるめて肩から夜着を
引きおろし、胸をはだけさせた。 女らしい華奢な肩も好ましいが、
なによりも目に飛び込んできた形のよい両胸のふくらみ、薄紅色の乳房の先端が 
幼い少女にも成熟した女にもない瑞々しい色気を醸し出していて瞠目した。
あの近衛将校め、うまいことやりやがって。これは女だけのものにしておくのは
もったいなさすぎる。

男は娘の首筋に顔を埋めると、お前はとても綺麗だと囁きながら唇をうなじや
肩に這わせ、手で乳房を優しく愛撫していった。頬から耳へと唇を移すと
そっと舌で耳を舐めてみた。無反応だった娘の体が少し揺らいだような気がした。
耳朶に歯を立て甘く噛んだ。低い声で娘を怖がらせないように優しくお前の名前は?
と問いかけた。おびえきった娘は口をきつく結んで答えない。
「言いたくないか。そうしているお前もすごく可愛いな。知っているか?お前はとても
美しい。今まで抱いた女のなかで一番綺麗だ。 あの近衛将校もお前に夢中だろう?」
違います、違います、あの方と私は違います。と娘は涙ながらに何度も訴えた。
「ああ、泣かなくていい。おまえが悪いんじゃない。あいつのせいだろう? 
ものすごく女にもてそうだからね。 大丈夫、俺がまっとうな女にしてあげるよ。 
もうあいつのことなんて忘れるくらいにね。」
オスカル様と私は違うのに。何を言っても全然信じてもらえない。
娘は情けなくてまた涙が溢れた。どうしたら信じてもらえるのだろう。
「ベルナール」
「え?」
「俺の名はベルナールだ。覚えておいてくれ。」
大きな瞳に涙を一杯浮かべた可憐な娘の顔をじっとみていると
男はおかしな気分になってきた。まるで自分がこの娘の恋人になって、
今から最初の夜を迎えるとでもいうような・・・。

551BxRo 捕まった黒い騎士:2010/12/20(月) 14:33:24 ID:IwSwpr0L
男は娘の顔を両手で上に向かせると採れたてのサクランボのような唇にキスをした。
頭の芯がしびれるような甘美な唇だった。 思いがけないことに娘もうっとりと
しているように見えたのは錯覚だったのだろうか。
「ベルナール・・」
「そうだ。お前に名前を呼ばれると嬉しい。」
「・・・ベルナール、マスクが怖い。それを取って。」
男はゆっくりと黒いマスクを外した。一瞬娘の頬が赤くなったような気がした。
少なくとも嫌悪はされてはないようだ、と思うと心が弾んだ。 娘をぎゅっと
抱きしめくちづけを繰り返しながら、とても可愛い、綺麗だよと繰り返した。 
ぐったりとした娘の体をシーツの上に横たえ、そっと腰を持ち上げて
腹のあたりに絡み付いていた衣服を取り去った。 生まれたばかりの娘の姿は
まるで絵のような美しさだった。男は自分も服を脱ぎ捨てた。
男の裸体を前にして娘はおびえたような目をした。
「無理なことはしないから、怖がらなくてもいい。ほら、ごらん、これが男の体だよ。
男の体をみるのははじめてか?」隆々とそそり立つ男の部分は一途に娘の体を求めていた。
 男を娘の手をとって自分に触らせると娘はひっと叫んで手を引っ込めようとした。

「行かないで。」男は娘の手を離さなかった。お前が欲しくてこんなになっているよ。
ああ、ほらこんな風に、と娘の耳元に繰り返した。震えながらも娘は股間が
濡れてくるのを感じ、思わず顔を背けた。男はそのまま娘の手の上から自分を握り、
男の分身は益々固くなっていった。
「い、嫌・・。離して。」娘は耳まで真っ赤になって身をよじった。
「お願いだ。お前が欲しい。助けてくれ。頼む、これをお前のなかにいれさせて。」

娘は男の力が緩んだところであわてて後ずさりし、壁際に身をよせた。男は体を
摺り寄せて娘の腰をとらえると脚の付け根に顔を埋め、娘の体が自分に答えてくれて
いると心を躍らせながら蜜を味わった。羞恥と官能に耐え切れず娘が声をあげた。
その声をききながら、男は十分に潤った娘の体を引き寄せて震える身体を開いた。
指で愛を奏でると娘は答えてくれた。ゆるやかな官能の波が訪れて、
恥じらいながらも娘は何時の間にか、愛らしい小さなくちびるでもっと、
もっと、とつぶやいていているかのように思えた。

「ああ、お前が欲しい。頼む、お願いだからそのままじっとしていて。動かないで。」 
甘い悦楽に酔って夢見心地だった娘は固いものを柔らかな場所に
当てられて、びくりと体を震わせた。男はそのまま、ゆっくりと挿入していったが
娘の体は初めての侵入者に驚いて固く門を閉ざそうとしているかのようにはねつけてくる。 
無理に進もうとすると、娘の顔は苦痛にゆがみ、やめて、痛いと訴えたが、
そういいながらも蜜はあふれ出してきて男を誘う。迷いながらも怒涛のような快感に
男は娘の体を離すことはできなかった。
552BxRo 捕まった黒い騎士:2010/12/20(月) 14:37:21 ID:IwSwpr0L
「いや、いやあああ・・い、痛い!だめ! 助けて!オスカル様、助けて!」
娘は目に涙を浮かべ助けを呼んだ。その声を聞いたとたん、男の中で何かが壊れた。
優しい気持ちが吹き飛び、荒々しく男根をぐいと突きたてて娘の体の奥へ走り出していった。
存分に娘の体を蹂躙し続けながら、激しい愛の行為に身悶える清純な娘の姿に
これはもうだめだ、この娘に溺れてしまうと男はおののいた。 脳裏にあの華麗な
近衛将校の姿が浮かび、嫉妬に駆り立てられた。 あいつのことなど忘れろ、忘れるんだ!
所詮あいつは女なんだぞ、と耳もとでささやきながら娘を攻め立てた。
違います、違いますと娘はうわ言のように繰り返していた。

娘の体の上でぶるぶると体を震わせ、男はいままで味わったことのない深い喜びで
心も身体も満たされ、華奢な身体の上に倒れこんだ。深い吐息をついて目を閉じた
美しい娘を見おろしていると彼女の頬が薔薇色に輝いているように思えた。湧き上がる
愛しさにじっとその顔を見入っていると娘がゆっくりと目を開けた。

長い睫毛に縁取られた大きな瞳はぼんやりと潤んでいる。娘の乱れた金色の髪を優しく
撫ぜながら男は問いかけた。
「おまえの名前は?」
「ロザリー」
「ロザリー・・いい名前だ。」
男はゆっくりと顔を落として娘の暖かい唇に触れ、まるで恋人のようなキスをした。

おこぼれに預かろうと部屋の外で様子を伺っていた見張り番たちは、覗き窓から
かわるがわる男と娘の営みを見ていた。ああ、こりゃあ、駄目だ、とがっかりしたように
一人が傍らの別の見張り番に言った。
「そうだな、あいつ、あの小娘に捕まっちまったようだ。これじゃ、俺たちが手を出したら
殺されるぞ。仕方ないなあ、街へでて女を探しに行こうぜ。」
「ああ、もう痛いくらいだ。どうしようもないぜ。 はやく行こう。」
と股間をおさえながらその場を立ち去ろうとしたが、3人の中で一番気の弱そうな男が
二人を止めようとした。
「だがよう、見張りはどうする? ボスに言いつけられるぞ。」
「いいってことよ、あの調子なら一晩は出てこないから、すぐに戻ればバレないさ。」
「そ、そうだな、あいつだけいい目をみてなあ。おいしそうな小娘だったのに。」
「あー、あほらし。行こ、行こ。」
一人うまいことをやった黒い騎士を口々にののしりながら、3人の見張り番は
持ち場を離れ、固くなった股間をかかえてパリの街に消えていった。

おしまい。
553名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 14:50:23 ID:EYf/sgou
GJ!
ベルナールとロザリー萌えてたけど
萌えない代表みたいに書かれてたからあきらめてたよ
ベルナールが捕まっていくのもいいし
ロザリーも最後は名前言ってまんざらでもない?のがいいw
ロザリー可愛いよロザリー
554名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 15:20:22 ID:C5kdbraG
GJ!
これは萌えるベルロザ
うまい
555名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 17:33:50 ID:GDpEiKR4
GJ!
まさかこのカップリングで萌えるとは。
556名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 18:29:13 ID:RgerxVtw
でもこの後ロザリーに撃たれちゃうんだよねw
557名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 18:38:05 ID:GDpEiKR4
そっか、ロザリーヒドスw
558名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 21:14:43 ID:C5kdbraG
切羽詰ってるから仕方ないw
でも結局またジャルジェ家にて盛り上がって
真っ最中をオスカルに目撃されるという
559名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 21:30:52 ID:IwSwpr0L
お、おまえ・・・が・・!? 
おまえが・・撃つ・・なん・・て・・・

やっぱりO様にかなわなかったベルナール。カワイソ。
でもこれで恋仲になれるから、痛いけど我慢してネ。
560名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 22:45:45 ID:EYf/sgou
原作ではベルナールが
ロザリーを「助けてやった娘」と気付くシーンなかったから
これで納得だわ
561名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 23:00:01 ID:1guZphSi
かりめろのばら色帽子

とろける待降節
2010.12.11
幼い頃から待降節が嫌いだった。
主が降誕するまでのこの世を表現しようとミサでの聖歌は辛気臭く、聖堂内の窓には暗幕がはられ、聖堂内は蝋燭の数を減らし、暗い。
ただでさえ、ミサというものが好きでないところにきてそんな教会の演出にうんざりしていたし、
主の降誕になぞらえて自分の誕生について説教されることも待降節に嫌悪を持たせる大きな原因だったのだ。
もっとも。
成長するに連れ、待降節が嫌いな理由は大きく変わった。
待降節を毛嫌いするその理由は…。

「しかし、なんだな。」
「ん?」

三部会の警護の合間を合間をぬって、オスカルとアンドレは雪が舞う中、司令官室で書類の整理をしている。来週は、クリスマス…。

「待降節だというのに一度も教会には行けなかった。」

嫌なことを口にし始めたとオスカルの柳眉があがった。

「なんだ、アンドレ。お前、いつからそんなに敬虔なクリスチャンになったのだ?」

オスカルは、そう投げてから、知らん顔で書類へサインを書き続ける。すでにどんな内容の書類なのか、わからくなっている。

「なにを今更。俺は、昔から敬虔なクリスチャンさ。」
「ふぅ〜ん、初めて聞いた。」

オスカルは、にやけているアンドレを無視して、書き終えた書類を彼に渡した。

「冗談はよしてくれ。誰だ?ばあやに尻を叩かれながらミサに預かっていたのは!」
「待降節は特別さ。」

アンドレは、お前、しっているだろうと続けながら、オスカルから書類を受け取るとブロッターで余分なインクを吸い取りながら続けた。

「お前の場合、違う意味でこの季節は教会は特別だろう?」
「あぁ、うんざりする季節さ。待降節はな。絶対に行きたくない!」

ひったくるようにアンドレから書類を受け取るとオスカルは、その書類を木箱に入れ、窓辺に立った。

「ただでさえ、心が塞がるようなことばかりのこのおご時世に何もあのような演出をせずといいではないか!
大体、ろうそくの数を減らしてどうする!そして、私へのあてつけのような神父の説教!」
「わかった!わかった!」

アンドレはそう言いながら、両手をあげ、降参のポーズをした。

「しかし。数え切れぬほど、お前の待降節への恨み節を聞かさていると不思議なことに俺にとっては、
教会で飾られたクレッシュを見かけるよりもはるかに待降節の気分にさせてくれるよ。さて。
雪が積もりだす前に帰ろう。馬車を車止めまで持ってくる。支度をして来てくれ。」
「早くしろ!」
562名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 23:00:25 ID:1guZphSi
指令官室を出ていくアンドレの背中に向かって、本当の理由はお前自身にあるのだとオスカル舌を出した。



「おや、ボタ雪になっている。」

ふと、馬車の外をみたアンドレがオスカルに声をかけた。

「まるで、天使のはねのようだ。」
「大天使ガブリエルか?」

笑いながら答えるアンドレの言葉に、まだクリスマスの話題を口にするのかと、うんざりしながらもオスカルは、
口にしてはいけないことを口にしてしまった。

「ところで、どうして、ミサ嫌いなお前が私の大嫌いな待降節のミサにこだわるんだ?」
「その先にお前の誕生日があるからに決まっている。」

アンドレの即答にかオスカルの心のなかにわだかまりが芽生え、反論せずにはいられないなかった。

「奇妙なことを言うものだな。私の誕生日を祝ってくれるのなら、当日でいいではないか?」
「わかっていないな。」

ふぅとひとつ、息を吐くとアンドレは、前に座っているオスカルに向かって体をずいっと近づけた。迫力のある彼の様子にオスカルは、体を後ろにひいた。


「な、なんだ?」
「いいか、オスカル。この期間は人々にとっては主の降誕を待ち望む時期であると同時に一年間の贖罪の期間でもある。
懺悔によって、己の罪を償い、清い心を持って主の降誕を祝う。俺にとってはそれがお前の誕生日であるわけだ。」

何が贖罪だ、何が清い心だ、そんなことだからとオスカルは怒りに震え始めた。
そんな様子にまったく気がつかない様子でアンドレは益々、熱っぽく訴えた。

「愛してやまないお前の誕生日を迎える為に俺もまた人々と同じようにこの時期は贖罪の期間なのだ。
今までそうしてこの期間を過ごしてきた。」

だから、私はこの待降節が嫌いなのだ、とオスカルのいつの間にか作られていた、両手のこぶしがブルブルとふるている…。

「そんなものはいらない!そんなことで私との時間を犠牲にしてるお前が気に入らないんだ!」
563名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 23:01:12 ID:1guZphSi
そう叫ぶと今度はオスカルのほうがずいっとアンドレににじり寄った。

「私が待降節が嫌いな本当の訳を教えてやる!」

目をまん丸に見開いて、怒りで真っ赤になっているオスカルをアンドレもまた目をまんまるにして言葉を失った。

「今年こそ、忙しくて自由な時間がないけれど、この時期になるとお前は、暇さえあれば、教会に通い、
懺悔室に入りびたり。神父に何を吹き込まれたかしらんが、教会から帰ってきたと思ったら、部屋にこじこもる。
何も子供の時のように一緒にクレッシュを飾りたいだの、アンドバンズカレンダーをあけるだの、
そんなことを望んでいるわけではない!お前と一緒に主の降誕をそして、私の誕生日を迎えるための準備をしたいのに!」

アンドレに掴みかからんばかりに興奮しながらも、なおもオスカル続ける。
目だけではなく、口まで丸くしてアンドレは言葉を失ったまま。

「毎年、待降節が来るたびに憂鬱になるのは、私よりも教会をするお前の姿を見なければならないと思うからだ!」

オスカルが鼻息を荒くしながらいい終えると、二人は顔を見合わせた。
あ、と小さく呟いていから、みるみる間に耳まで真っ赤にするオスカルと、まめ鉄砲をくらった鳩のように目を丸くしたままのアンドレ。
二人の間に妙な沈黙が流れる。
その沈黙から逃れるように、オスカルは、窓の方に体ごと向けてしまった。

「あれ…?」

微かに見えるオスカルの耳が真っ赤になっているのを見つけたアンドレは、驚いた。

「オスカル、どうして真っ赤になっているんだ?」
「真っ赤になんかっていない!」
「おい、大丈夫か?風邪でもひいたか?」

アンドレは、心配になってオスカルの片手をとって彼女を自分の方に向けようとするけれど。
オスカルは力いっぱいになってアンドレに反抗してばかり。

「なんでもない!」
「なんでもないなら、顔を見せろよ。熱でもあるんじゃないのか?」
564名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 23:02:00 ID:1guZphSi
あまりにも反抗的なオスカルに号を煮やしたアンドレは、もう片方のオスカルの腕を取ると強引に自分にその顔を向けた。

「あ…れ…?オスカル…?」

いくら鈍感でもオスカルが真っ赤にしているのが風邪からくる熱ではないことくらい、アンドレにだってわかる。

「…もしかして…照れている?」

そんなアンドレの言葉にオスカルはうつむくと…。その脳天をアンドレの額にぶつけた。

「いったいんですけど!」

アンドレは自分の額を抑えて涙目でオスカルに訴えた。

「はん!これが今年のお前の贖罪だ!懺悔のあとの神父の話を聞くよりもよっぽどわかりやすい!」

あぁ、そうだ、待降節に私を今まで一人にしていおいた贖罪だと言わんばかりにオスカルは、アンドレをにらむけれど。

「へへへ。照れているんでしょ?」

痛む額に両手を当てながらも、こんな素直じゃないのがかわいんだよなつぶやきながら、顔全体の筋肉を緩ましているアンドレ。

シンシンと降り続いている雪は。二人の乗っている馬車の上で溶けてなくなっていった…。

INDEX 「記念日に寄せて」 
シャングリラ
Will You Dance?
WILL YOU DANCE?
彼女の思い込みとそれを否定できない彼の苦悩
とろける待降節
565名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 23:20:45 ID:ia3+QnW8
>> ID:1guZphSi

向こうに新スレ立ってるから、あっち行けよ
566名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 00:13:44 ID:0hEiZQ0A
>>549
GJ!
567名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 05:48:34 ID:hF/aluM6
なに、この脳タリンな高校生みたいなオスカル×アンドレ・・・

568名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 08:05:31 ID:BmPoVMcG
>>560
>ロザリーを「助けてやった娘」と気付くシーンなかったから
あれ?気付いてなかったっけ?と原作読み返したら
ロザリーの方が先に気付いてたんだね
569名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 08:24:21 ID:GD9S8rfb
>>568
いやいや

お、おまえ・・・が・・!? 
おまえが・・撃つ・・なん・・て・・・

このセリフで既に気付いてるんだろけど
いつ分かったのかが描かれてない
一目見て気付いたのかな?
570名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 08:46:05 ID:BmPoVMcG
そーか
そうなると549さんのがまたいい感じにハマるんだ

読みがまだまだ甘いんだなw自分
571名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 18:31:18 ID:UlvyHmn/
エロなし投下には、やはり厳しい
572名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 19:46:18 ID:usp+pVGp
違います、違います

これがエロかったなあ
573名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 22:19:50 ID:UlvyHmn/
アンドレ=DAIGO
ジェローデル=狩野英考
574名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 00:24:29 ID:7XS3POkx
>>571

前にエロなしSS投下してた人いたけど、きちんと感想貰えてたじゃない。
エロなしだから評価されないなんてただの逃げだよ。逃げちゃだめよ!シ◯ジ君!ここで逃げたら貴方一生誰にも本当に評価されないままおわっちゃうのよ?
それでいいの?
575名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 01:08:55 ID:4z3Ikl+m
やっぱりしょーもない小ネタと
嫉妬婆をネタにした園児SSが辛かった
周りのしらけ鳥に気づかず自分だけで悦に入って
自演で誉めてるのがなんとも
576名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 07:33:32 ID:XZYX042W
↑なにこれ電波?
こわいwwwww
577名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 08:26:01 ID:ubkagaxj
>>576みたいなに草生やして毒の籠った反応が来るのが
小ネタタソと嫉妬婆SS書きタソの特徴
こっちのほうがよっぽど電波を感じるけど・・・
578名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 08:50:35 ID:RXUq/RH5
サイトからのコピペはイカンと思うが、
オスカル様のお誕生日も近いねとしみじみ
やっぱり甘いエロも読みたい(秋田って言われるのかもしれんが)
579名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 11:16:25 ID:WZlZZFml
コミケでベル同人誌売ってる?
580名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 12:19:42 ID:7XS3POkx
気になるならカタロムかカタログ事前入手して、チェックしたら?
その手の話は、ここよりヲチ板の専スレで聞いた方がいいよ。
581名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 12:20:08 ID:ubkagaxj
売ってるはずだよ
でもここは創作するための板だから
その手の情報はこっちのほうが豊富
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/net/1292824747/l50
582名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 12:21:29 ID:ubkagaxj
僅差で被ったスマソ
583名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 12:52:45 ID:K/ZRVvcW
誕生日だしクリスマスだけど、オスカルはこの時期休みとれるんだろうか
ベルサイユのミサの警護か何かで
元旦の明治神宮や皇居のお巡りさん状態で休みどころでは無いんじゃなかろうか
まあ、あそこまで群集はいないまでも。
584名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 18:34:53 ID:WZlZZFml
誕生日も仕事漬けなんて過酷
585名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 19:55:34 ID:ZEeRfKVe
仕事が仕事だから、誕生日に仕事は当然ありえると思うなー。
クリスマスなのに気の毒だと思うけど。
586名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 22:27:42 ID:WZlZZFml
新年やクリスマス、人々が一番楽しむ時に仕事に追われるなんて嫌だ
587名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 23:38:30 ID:MtOZg6ul
今でもクリスマスが平日なら大抵の人が仕事してますが
588名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 00:23:55 ID:gcqQAnhf
ヨーロッパじゃ仕事しないよ。>クリスマス
589名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 01:31:34 ID:XRROUuZq
ビッチなイメージがなけりゃコートニー・ラブが
オスカルのイメージにぴったりなんだけどな。背も高いし
590名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 23:19:46 ID:iQ6SJpwe
映画のオスカル役の女優さん、身長どの位だったのかな
アンドレ役との身長差がやけに大きかったような
せめてもう少し細身だったら良かったなー
591名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 01:00:01 ID:xvRGhjZe
オスカル役はもっとキリッとした猫顔で背が高い女優なら良かった

>>583
生活に不自由してない伯爵令嬢なのに何故あんながむしゃらに働く
592名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 15:28:50 ID:gSe/i1a/
お金のために仕事しているんじゃないでしょ
593名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 15:49:17 ID:j0IyEccT
オモテだとわりとありがちというか定番の、
記憶喪失、現代物、転生物、バスティーユ後実は生きてましたモノ、
こういうのってここじゃ書く人いないよね。
あれはつまらんからなの?
594名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 16:13:33 ID:olaoxdDR
実は生きてました物はチラホラある。
たいがい所帯ネタや子持ちネタとセット。
「もしもオスカルが母ちゃんになったら」という妄想は、まあ楽しいっちゃ楽しいんだが
行き過ぎるとどの妄想よりも原作イメージ破壊しまくりなので両刃の剣だね。

現代ネタはオモテで読むと面白いのだけど、エロパロに限っては想像つかないなぁ
思いっきり陳腐になりそうで。
595名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 18:44:50 ID:q2ioIgxJ
生き残り話はオン・オフ共に色々読んだが、殆どが地雷話ばかりで、いいなあと思える話にはまだ出会った事はないな。
個人的にあの二人の魅力って、あの日のバスティーユに向かって駆け抜けて壮絶に散ってゆく所にあると思っているから
生き残るって事自体が想像しずらいんだよね。
生花はどんな花でも綺麗だと思うが、ドライフラワーは薔薇でもあまり美しいと思わないみたいな感じかな。
そこを納得させるぐらい凄い話に出会ってみたいわ。
596名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 21:35:42 ID:4eYIE96g
生き残り話や現代ネタ等読むのは面白い
でも想像するのは難しいな〜ましてやエロパロはw
やはり原作の設定が一番エロスを感じる
597名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 23:19:52 ID:xHJKdCx0
ロココの麗人がエロいことするから萌えるのであって、現代モノにしてしまうとエロパロでなくて単なるエロになっちゃうよ。
598名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 20:38:00 ID:FBH/LSTn
オスカルハピバ!
599名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 23:21:34 ID:8S+TRDth
オスカルタソおめでとー!
OAは身分の差が萌え要素の一つだからさ アンドレには悪いが
こっそりとエロいことをするのがいい
600名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 15:25:12 ID:BpTaQc7Z
アンドレはオスカルとヤるまで素人童貞だったのかな?
601名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 15:59:58 ID:y2CBnMYq
まあ不毛な関係に疲れはてた時、優しくしてくれた娘の手をとりかけたぐらいはあったかもしれないが
遊びで素人に手を出す事はなかったと思いたい。
602名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 20:04:19 ID:wU5oinv6
オスカルも惚れるいい男だから、色々と誘惑はあったろうと思いますが、
素人童貞であったと信じてます。
603名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 13:23:49 ID:uyvLTgRa
この時期すいてるって、やっぱここって主婦が多いんだな。
お疲れさまです。
604名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 19:01:56 ID:rfT4W3E7
映画オスカルの女優カトリオーナの身長は確か169cm、170前後だった記憶が
アンドレ男優バリー・ストークスは確か187cm

当時の原作者のインタビューで「アシスタント達とアンドレ役の男優が誰かに似てるって話になったが
良く考えたら原作のアンドレにそっくり!(ルックスが)と話題になった」と話してて
自分的には原作アンドレとバリーが似てると思わなかったので「どこがーっ??」って思った
605名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 20:31:26 ID:BH/BfUjf
へぇーオスカル役の人、もっと小さいかと思ってた
アンドレ役の俳優は187cmかぁ
原作のアンドレの身長は丁度この位だったのかもね
顔は似てないよなー
漫画の方が童顔というか、もっと可愛い顔してると思うよ
606名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 21:14:58 ID:PzlMZtyY
フランス人がこんなに大きいはずがない
アンドレザジャイアントの間違いだろ
607名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 21:15:40 ID:PzlMZtyY
>>603ははりつき厨で結婚できない女
608名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 23:27:54 ID:uyvLTgRa
>>607 すごい決めつけwww というか願望w
609名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 00:18:23 ID:G801J0gC
マルセイユ出身で身長2メートルのフランス人を知っている。
なので、フランス人でも大きい人はいると思う。
皆が皆大きいわけじゃないけど。
610名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 01:16:39 ID:CKrhWDfG
611名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 09:39:02 ID:LFZP4UFJ
>>610
いや、それって見れば誰でもわかるし、書いてる本人もわかってるよ?
わざわざありがとうねwww
612名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 11:06:33 ID:lGOlYh1G
年内にだれかエロパロ落としてくれるといいなあ。
613名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 21:31:33 ID:DRg0PyPH
年末年始は忙しいだろうから、落ち着いた時に投下きぼん
614名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 08:29:28 ID:et1y+fwR
615名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 13:56:41 ID:3UjcInrx
リオネル×オスカル
616名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 14:52:21 ID:UYhTxmxs
南極1号に跨がって腰を振るのか。
なんか嫌だな。
617名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 14:55:00 ID:Zn1yeeaI
アンドレ人質にエリザベートにやらされてるとか
618名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 20:47:58 ID:1fD0ogM1
>>617
実は生きていたエリザベートのおばはんに
アンドレが誘拐されちゃうんですな。
619名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 21:41:50 ID:Haq+XZek
オスカルのドレス姿って裸を見せられてるような気恥ずかしさがある〜
620名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 22:03:19 ID:FoMplgmn
むしろ裸の方が平気だったり
621名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 23:05:49 ID:d+rQk7CO
>>916
じゃあ、ちゃっかりリオネルに化けたアンドレで
622名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 07:02:28 ID:18udyND1
そこは催眠術でリオネル化(って何だ)させられたアンドレで是非。
623名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 09:35:46 ID:FqT0HW/6
リオネルのちんこはバイブ機能も付いている
624名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 12:25:32 ID:Iig4sK5U
ヲチスレに書くべき事かもしれないけれどwebresearchにあった新しいサイト
どうもここのエロパロにあったSSに似ている
625名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 12:46:32 ID:0MK06fwE
名乗りたくない相手を表に引っ張りだすなんて野暮の極みだよ。
それに変に特定すれば、貴重な職人様が一人スレから消えるかもしれないがそれでいいの?
626名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 13:23:00 ID:5prCgsF7
ていうか此処の職人さんでしょ表用に若干変えてあるけど全く同じだもの
やおいが書きたくなったのにアップする場所がないからサイト作ったって書いてあるよ
エロパロからカミングアウトした人達は何人かいるけど
痛い事してなければ愛タソみたいに叩かれていない人もいる

何か痛い事をしでかしたならヲチスレで糾弾するのもありだけど
単に作品だけアップしてるのなら静観しといたらいいよ
糾弾するにも何も本人以外の何者でもないだろうし
627名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 14:55:33 ID:dxMfZT0W
>>626
本人乙
628名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 15:42:56 ID:/r3M59o9
>>625
ヤオイはダメだの、微エロ、エロなしは遠慮しろだの、結構ここ縛りがキツイよね。
自分のサイト持ってしまったらもう好きなように書けてしまうから、
もうここには来ないんじゃないのかな。

私は微エロわりと好きだし、エロなしでも萌えな感じがあれば読みたいので、
そういうの書く職人さんには遠慮せずに投下してほしい。
あと、実はヤオイとスカトロは嫌いなのだけれど、
他にそういうのが好きな人がいるのであれば頭に注意書きを付けてある限り、
落ちていてもいいと思ってる。

あ、もちろん、大甘ラブラブなエロ度濃いめが最も歓迎ですけど。
629名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 18:32:08 ID:d35tRTih
そうね、ルールを明確にして>>1に書いたらいいと思うよ。

なんでも投下。
読みたくないものはスルー。
頭に注意書き【陵辱】【スカトロ】【801】【SM】【幼児性愛】【近親相姦】【エロなし】    あと、何だろ?
630名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 19:07:13 ID:/r3M59o9
カップリングですかね。
私はカップリングはなんでも美味しくいただいちゃうけど。
631名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 19:41:46 ID:d35tRTih
カップリングならアルファベットも決めといたほうがいいかもね
Aが多いし

A
AL
A陛下


R&Bとか何だかわからんよねw
632名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 19:45:32 ID:q9KQPNft
いや〜、アルファベットまで言わなくても、
それはわかると思うw

R&Bは一瞬考えたけどw

633名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 19:53:56 ID:TxoQeR/N
一瞬、スパイスかと思ったw
634名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 19:54:49 ID:0v4Mx9vo
>☆エロでも、法律に引っかかりそうなものは気をつけてね。
【幼児性愛】【近親相姦】都条例(他県でも提案されつつある)にひっかかる。
【801】は専用の板があるのにエロパロ板の内容まで変える必要があるのかな。
635名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 20:03:39 ID:/r3M59o9
都条例で規制されるのは漫画だけで(これはこれで問題だなあ)
小説では縛りはないはず。
あったら、源氏物語やロリータもアウトになってしまう。

636名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 20:12:07 ID:0v4Mx9vo
じゃあ今ある>>1の注意書きは不要という事か。
それなら【傾向】と【カップリング】を明記と変更すればいいのに。
637名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 20:49:57 ID:18udyND1
他に専用板があるようなジャンルでなければ
結局最後は個人の好みに帰結しちゃうので
冒頭に注意書きしてあれば好きに投下すりゃええんじゃないの?
てか、好きに投下するのはやめさせられないよ。
下手すりゃ801だって強引にルール無視する人がいれば誰もやめさせられん。
幸いそうはなってないけど。
創作板なんだから良作駄作正統異色があるのは当たり前。
自分も苦手な作風のやつがいくつもあったけど、
それがいいという人もいるみたいだし、
そういう作品は感想も書かずにスルーしてる。
いままでの流れでいいと思うけどね。
638名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 21:32:16 ID:lLM9p315
>637にまるっと同意
注意書きなんかしても、守る人は守る、守らない人は守らない。
賑わってるジャンルじゃないんだから、板分けなんて意味ないと思う
冒頭の注意書きだけでいいよ。
あとは読む側が気をつけてスルーすればいいこと
639名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 21:51:09 ID:0v4Mx9vo
書き手は、必ず【傾向】と【カップリング】をわかりやすく明記。
読み手は、苦手な作品はスルー。
これでFAでいいよ。

ここには来たい人が来て、去りたい人は去ればいい。
でもヤオイはやっぱり歓迎されてなさそうだね。
640名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 22:08:36 ID:d35tRTih
801板にはベルばらスレは無いよね?
前はあったみたいだけど、投下が少なくて落ちるから
ここでもいんではないだろうか。
641名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 22:09:29 ID:d35tRTih
FA →スカトロはいいけど、ヤオイはNG
642名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 22:29:48 ID:zXCL1Kfn
レズもあるんだから801もここでいいよ

前にあの時代のとんでもないSEX体位集?の話が出たことあったけど
あのネタでなんか読みたいな
実行可能な体位があれば、だけど
643名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 22:37:19 ID:5prCgsF7
>>640
801板にベルスレ立てて落ちないように頑張ればいいだけの事だよ
801がNGの人が多いから何でもありの2ちゃんねるでさえ板が別なんだもの
644名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 22:38:00 ID:ziAZp/OQ
愛タソのエロパロにのってないSS、もう読めないけど読みたい…
バラ園で後ろからしたのを回想するやつ
645名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:23:50 ID:BcuuuReZ
自サイトでは出せないエロをエロパロに投下する人もいれば
エロパロに投下できない801のために自サイト(ブログ)作る人もいるのかw

ベル以外ならBLオケの管理人結構みかけるけど
ベルで801って本当嫌われてるんだね
646名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:42:08 ID:IC89zuY+
嫌われてるならなおさら801板でやればいいのにな
でも連載は確かにこういうスレではやりにくいかもね
647名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 01:24:35 ID:8M5AYRyH
王妃様とかロザリーのレズもダメ

SMも専用板があるからダメ
648名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 01:24:57 ID:8M5AYRyH
ごめん、アゲちったw
649名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 02:09:55 ID:ZrCBsPne
松葉崩しとか色んな体位でヤるOA
650名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 02:35:48 ID:6lcvwAY/
>>647
レズエロパロ、SMエロパロの板はないでそ…
801だけ別に分けるってのは、理不尽に見えるけど、
昔からの慣習みたいなもんなんだよね。
ベルばらのようにノーマル、アブノーマル、801何でもあり、って作品が珍しすぎるんだよw
キャプテン翼や星矢なんかは女キャラの入る余地が無いに等しかったからなー。
651名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 07:51:09 ID:8M5AYRyH
>>650
801エロパロの板はどこにありますか?
やおいに関する話題のための板なら知っているのですが・・

>昔からの慣習みたいなもんなんだよね。

草の根BBSの頃からの古参はこれだからw
652名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 09:39:29 ID:rw3WW92K
>>651

801板行った事あるの?
●●(アニメ・漫画のタイトル)で801ってタイトルでいくつもスレが立っていて、雑談の他にSSも投下されているよ。
因みにベルばらスレがあった頃はフェルゼンの801SSも投下されていた。
まあアホな言いがかりつけてまで801SS投下したいんだったら、投下すればいいんじゃないか?
みんな喜ぶよ。
653名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 09:57:36 ID:8M5AYRyH
>>652

行った事あるわけないだろ、馬鹿。
草の根BBSの頃からベルばらサイト会に巣食ってるお姉さまって、怖ーい!
654名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 10:22:28 ID:IC89zuY+
例の肉便器タソもDタソファンなら801やりそうだ
スカトロ801はダブルパンチだからぜひ801板で頼む

ブログだけでやってる小説やコマ漫画って凄く読みにくいと思ってだけど
小説用のテンプレートなんてあるんだーと思って見てみたら
結構たくさんあってクリック一つで模様替え出来るんでびっくりした
他のブログでやってるベル作家さんもそういうの使えばいいのに
655名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 10:31:34 ID:HFpSM4Ie
>やおいに関する話題のための板なら知っているのですが・・
>行った事あるわけないだろ、馬鹿。

ID:8M5AYRyH は知っていると言いつつ行った事ないと
この人自分の発言で墓穴を掘るタイプだねきっと
656名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 10:37:26 ID:HFpSM4Ie
http://www.bbspink.com/bbspink.html
ここの左側のメニューを見ると【エロ表現・創作】は6つの板に分かれているみたい
エロAA キャラサロン オリキャラ 801 お絵描き・創作 エロパロ
もしかしたら前半の4つがエロ表現板という意味で、
後半の二つがエロ絵創作とエロ文章創作板という意味だと解釈するのなら
エロ文章創作板のエロパロは801とノマカプを分けなくてもいいのかもしれない
でも実際は801は801板でエロパロやってる模様
657名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 11:03:38 ID:BcuuuReZ
最初に注意書きさえあればいいとおもうんだけど
無視して読んで怒りまくるか
表記さえ吐き気がするとかいう輩がいるからなあ
658名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 11:31:50 ID:HFpSM4Ie
もう801書きたい人は自分ち作って出て行っちゃったわけだし
他に書きたい人がいるのかな
草の根BBS云々が口癖の人は書きたそうではあるが
659名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 11:44:12 ID:rw3WW92K
そういえば801板が出来たきっかけって、各エロパロスレで空気読まないで暴れまくった腐女子達を隔離するためだったって聞いた事がある。
私も801は嫌いじゃないから、表記だけしてくれれば投下して欲しいと思うが一連の流れを見ちゃうとね…やっぱり腐イラネと思っちゃうよ。
660名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 00:36:55 ID:5Eo4tOg9
test
661 【大凶】 【1232円】 :2011/01/01(土) 07:06:51 ID:GnnwMCWU
あけおめ!
OAの姫初めはどんな感じかな?
662 【凶】 【311円】 :2011/01/01(土) 11:58:46 ID:zDmLXTuq
あけおめことえろ
663名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 18:13:07 ID:fd5A/74U
ことエロヨロ!
繋がったまま新年を迎え
朝まで寝かせてもらえないO様
そんな姫初め
664名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 19:58:00 ID:GnnwMCWU
除夜の鐘よろしく後ろからO様を突き上げるのか。
665名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 20:11:32 ID:5Eo4tOg9
除夜の鐘が鳴るたびに一発やるOA
666名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 16:50:31 ID:h/6y8Zfv
鐘の余韻に合わせて揺らすのか
667名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 17:55:06 ID:LvZP+A4w
オスカルオスカル
俺の嫁
668名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 18:44:52 ID:vvAtILay
俺のオナホール
人肌がいい
669!omikuji !dama:2011/01/02(日) 21:22:04 ID:pMNUvngJ
てs
670名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 21:33:50 ID:ZExVEDVF
俺の嫁がこんなに可愛いわけがない
671名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 01:00:27 ID:2j05a/SW
オスカルの抱き枕欲しい
672名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 10:57:35 ID:THTGzlUv
オスカルの体って固くて抱き枕には向いていなそう
かろうじて柔らかいのは乳と尻っぺたぐらいか?
673名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 11:31:04 ID:sH+lNZBT
尻っぺたにスリスリしたい
674名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 11:33:26 ID:XYmQu5gr
嫁は萌えるが
妻はエロい
675名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 11:55:54 ID:gkThzltX
>>672
ttp://blog-imgs-11.fc2.com/c/e/l/celebgossip/Keira-Knightley-uk-pirates-premiere-08.jpg

上はキーラ・ナイトレイの横から見た写真だけどオスカルも多分キーラみたいで
胸ばかりでなく尻も肉がなく壁のようにひらべったい形だったと思う
676名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 12:56:58 ID:Dvp4xvwZ
>>675
アニメのほうでブイエ将軍にラサールの処分を軽くするよう頼んでいた
オスカルの、横から見たシルエットがちょうどこんなんだった。
原作のオスカルはもっと肉付きがいい感じ。
677名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 13:04:33 ID:NpRQ5lhL
キーラほんとに真っ直ぐだねえ
でも男とは違って少しは柔らかいだろ
678名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 14:25:14 ID:/8MxnRf9
スチルでは増量してるからねえw
パイレーツの時はメイクしていた。
メイクすげぇwww
679名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 18:16:33 ID:Yrl6gAcc
>>663>>664
>>663>>664
A「愛してる、俺のオスカル!」グイッ
O「ああ、アンドレ!」
A「愛してる、俺のオスカル!」オスカルの足首もってグイッグイッグイッ
O「ああ、アンドレ!イク!」
A「愛してる、俺のオスカル!」まんぐり返しでグイッグイッグイッ
O「ああ、アンドレ!イク!もう駄目」
A「まだだ、まだだよ!オスカル!」オスカルのおっぱいを両手でわしづかみグイッグイッグイッ
O「ああーーーーっイクーッ」
A「まだ天国には早過ぎるよオスカル!」オスカルを後ろから突き上げグイッグイッ
O「ああ、アンドレ!いい!」
A「ああ、お前のお◯◯こ、最高だ!」オスカル騎乗位で下からグイッグイッグイッ
O「ああ、アンドレ、だめえ」
A「俺たちは夫婦だからどんなにエロい事しても規制されないんだ!」グイッグイッグイッ
O「ああ、アンドレ!もっと!」
A「オスカル、顔面騎乗してくれ」
O「いや、恥ずかしい」でもアンドレの顔の上に跨がるオスカル
A「ああ、なんてきれいなんだ、お前のココは」オスカルのあそこを指でぱっくり
O「ああ、アンドレ、いや、そんなトコ舐めないでえ」オスカル身悶え
A「嫌なのに、こんなに濡れて」ビチャビチャ
O「ああ、アンドレだめえーーーっ」ジョー
A「ああ、オスカルお前の熱い液体が、熱い、ああ、いいオスカル、イキそうだ!」
O「いやあ、恥ずかしい」
エンドレス

そんな二人の年始年末
680名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 18:32:10 ID:THTGzlUv
肉便器タソ乙
チミは自ブログで絵だけ書いていればいいよ
681名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 19:50:38 ID:2j05a/SW
肉便器タンはアブノーマルが好きだね
682名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 21:24:55 ID:0fKi1416
バカップルおつ!
夫婦はこういうこともやるんだぞと
小振りな乳に挟ませてしゃぶらせて、そのまま69に
683名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 22:08:06 ID:2j05a/SW
全裸でAに監禁されるO様もいい
684名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 22:22:40 ID:s3Ilk/Qk
肉便器は自分ちから出てくんなよな
ウザすぐる
685名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 23:23:39 ID:sH+lNZBT
オスカルの太腿にスリスリしたい
686名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 01:21:11 ID:H+cNJt3s
投下に飢えてるから久々のコネタでも嬉しい
687名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 02:29:58 ID:JhwniDES
いい職人さんもう一人ぐらいはまだ残ってる気がするけど投下してくんないかな
職人同士で刺激し合うって聞くけどちょっと前までそんな感じだったね
あの雰囲気がまた戻ってくるといいんだけど
688名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 09:26:21 ID:ELW1jTmH
エロなしの極寒小ネタも
スカトロよりはマシかもしれんが
よっぽど飢えてんだね
正月休みが終われば主婦職人が戻ってくるだろ
689名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 10:18:06 ID:IcOPtj3i
OAには倒錯的で危ノーマルなエロが似合う
690名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 12:18:39 ID:ELW1jTmH
アブノーマルつってもSMや陵辱は似合いそうだが
スカトロ肉便器の汚物SSは願い下げ
691名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 16:59:25 ID:LOoILE3K
注意書き読んでスルーしたらいいじゃないか
692名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 18:16:51 ID:41dCLmt2
だよな
何でもありがいいんだよ
エロパロは
693名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 18:40:40 ID:TKkRKPd1
縛りの中で生まれる傑作もあるけど、ここはあくまで自由さが売りの便所の落書き。
変に気取ってどこがエロなのか分からない上に、だらだらつまらない連載SSよりは
変態チックでも思い切りエロいSSの方がずっとマシ。
嫌いなカプや苦手な嗜好は冒頭に注意書きさえしてくれれば避けられるしね。 
694名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 18:52:31 ID:ELW1jTmH
なんでもありでもいいけどそれを言うなら冒頭に注意書き書いてよ
>>679はスカトロなのに何にも書いてないから言われても仕方ない
695名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 19:33:26 ID:lvRENZVw
>>694
自分でHPでもブログでも作ればぁ?
管理人の思うがままだよ。
スカトロな書き込みする奴はアク禁にできる死ねっ!

けっ!けっ!けっ!
696名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 20:27:00 ID:ELW1jTmH
スレのルールも守れないくせに開き直るんじゃないよスカトロ肉便器タソ
そっちこそ自分のブログでおとなしくしてなさいね
697名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 20:31:22 ID:lvRENZVw
言うと思ったw

ちげーよ!
馬鹿は脊髄反射ですぐに決め付けるよね?
ね!

どうしてそんなに頭が悪いのかな〜
698名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 20:36:39 ID:ELW1jTmH
いつもスルー出来ずに必ず罵詈雑言で否定
毎回パターンが同じですよ肉便器タソ
699名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 21:10:34 ID:lvRENZVw
↑スルーできない頭の悪い人の好例
700名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 21:13:58 ID:1/RRvyln
他人のふりしてもパターンって意外と変えられないからなー
肉便器タソはちょっと調子に乗りすぎたな
スルー=オケじゃないんだぜ
701名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 21:29:07 ID:LOoILE3K
>>679はスカトロだったのか
全体の雰囲気
最初のセリフ見ただけで読まなかったが

注意書き無しはダメだな
それと繊細wな人はちったぁ自衛しるれ
702名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 21:57:59 ID:JFzYZGoD
潮かとオモタよ
703名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 21:58:25 ID:HfZj0170
>>679の人にスカトロ以外の普通のエロも書いて欲すい
704名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 23:39:34 ID:nzlwe24c
読み手も書き手も色々な趣味の人がいるからね。 注意書きとカプは大事。

エロ少な目でも前スレのセクハラ疑惑の話なんておもしろかったし、エロパロ
らしいと思うけどなあ。ちゃんとエロ少な目って書いてあったよね。
705名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 00:01:54 ID:lv402Vso
アブノーマルなものは事前に但し書きが欲しい。
それだけ守ってくれればいい。
706名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 00:44:25 ID:wgRAg7tT
AOで。長いです。エロ部分は割と少なめです。

言葉もなく、ただ寝台の上に腰掛け外を眺めているオスカルを見て、アンドレは溜息をついた。
「そろそろ寝る時間だ。閉めるよ」
そう声を掛けて鎧戸を閉じた。
オスカルはアンドレの胸にためらいもなく顔を埋めると、そのまま目を閉じ、しばらくすると穏やかな寝息をたてた。
小さな子どもを抱くようにしてアンドレはオスカルの頭を撫でた。
そして、悲しそうにもう一度太い吐息をついた。

オスカルがバスティーユで受けた傷はもうすっかり癒えたはずだったが、彼女は言葉を失い、まるで人形のように小さく笑うだけになってしまっていた。
それでも、少しずつ表情が出て来たのがせめてもの救いだった。
銀行にあったオスカルの個人資産はもともとアンドレが管理していたが、それを切り崩しながら国境近くで村はずれの小さな目立たない家を借りて生活することにした。
妻として一度だけ抱いた体の滑らかさや柔らかさの記憶はアンドレを苦しめた。
無理矢理にでも組み敷けばオスカルの意識が戻るのであればそうしただろう。
乳房に口づけて思うまま吸いたいという衝動が時折体を駆け抜ける。
だが、医師からは強い刺激はもってのほかと注意されていた。
幼児の面倒を見るように、アンドレはオスカルのそばを離れないで世話をするだけだった。
閨を同じくしても、二人は夫婦とは呼べない状態だったのである。

翌日はよく晴れていた。
アンドレはオスカルを揺り起こす。
たとえ言葉が返ってこなくても、根気強い話しかけが大事だと医師から言われている。
「オスカル。朝だ。着替えよう」
「うん……」
オスカルは目をこすった。
そして眠そうに答えた。
「ああ、アンドレか。今何時だ?」
「……オスカル!?」
アンドレは叫んだ。
「なんだ、アンドレ、そんな声を出して……ここはどこだ?」
上体を起こそうとしたオスカルをアンドレは抱きしめた。
 ──ああ、神よ、心から感謝いたします……!──
何度も彼はそれを心の中で繰り返した。
しかし、次の瞬間オスカルが言った言葉で、アンドレは凍り付いた。
「……アンドレ。その目はいったいどうしたんだ?」
「オスカル……覚えてないのか……?」
「待ってくれ……私たちはサベルヌに行って……そうだ、ベルトレー火薬……爆発があって……」
「それからあとは、覚えていないのか?」
「うん……何か長い時間が流れたような気はする……」
それを聞いて、アンドレは呆然と立ち尽くした。
707名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 00:46:45 ID:wgRAg7tT
「莫迦な。私がアントワネット様を裏切ったというのか!」
「おまえは何度も王妃様に諌言をした。しかし、王妃様はパリに集めた兵たちの筒先が市民を狙うのをやめさせようとはしなかった」
「まさか。まさか私が……王妃様を……」
サベルヌの爆発からバスティーユ陥落までは4年もの歳月が流れている。
その間に起きたことをオスカルにアンドレがいくら説明しても、納得できるものではない。
オスカルはしばらく一人になりたいと言ってアンドレを外に出した。
そして、部屋の中を見回した。
ここで生活していたという、記憶と言うにはあまりにもおぼろげな感触が部屋のそこかしこにあった。
いくつも部屋がない小さな家なので、すぐに全てを見終わり、彼女は気づいた。
この家には寝室が一つ、寝台も一つだ。
そして、いつも自分は誰かに抱きしめられて眠っていたように思う。
だとしたら、それはアンドレ以外には考えられなかった。
彼女の背中には冷たい汗が流れた。
 ──抱きしめられ、眠っていただけだったろうか──
ふと、彼女の体にある感覚が蘇る。
それは、荒々しい息づかいとともに自分を抑えつけ、ブラウスを破る誰かだった。
そして、男の体の重み、肌と肌を合わせる触感。
脚の間にある密やかな部分に何かが入ってくる痛み。
 ──私は、アンドレに抱かれたのだろうか──
オスカルは青ざめた。

オスカルに呼ばれ、アンドレは家の中に入った。
「アンドレ。答えてくれ。
この家には寝室も寝台も一つしかない。私たちはどうやって寝ていた?」
アンドレは一瞬つまったが、すぐに答えた。
「一つの寝台で、おまえと俺は眠っていた。しかし、信じてくれ。
まるで子どものようなおまえに、俺はやましいことはひとつとしてしていない」
「では、聞く。私の体は無垢か?」
アンドレは絶句した。
その様子を見て、オスカルは気が遠くなりそうだった。
そのまま言葉を重ねた。
「私を抱いた男は、おまえか?」
「オスカル、聞いてくれ。おまえと俺は愛し合っていた!」
アンドレは声を絞り出すようにして叫んだ。
「……私には、おまえに押さえつけられ、ブラウスを破かれたような記憶がある。
それは何かの間違いか?」
「……それは、俺だ……。だが……!」
どのように説明すればいいのか混乱したアンドレは言いよどんだ。
その様子を見て、オスカルは無言のまま倒れ込むように椅子に腰掛けた。
708名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 00:47:44 ID:wgRAg7tT
遅くなったが、アンドレは乾し肉、卵、パンなどで簡単な朝食を作った。
椅子を引きオスカルを座らせ、給仕をした。
その様子は強く見覚えがある。
おそらくアンドレは毎日こうやって自分に食事を摂らせていたのだ。
それを考えると、アンドレを責めてはいけないという気がした。
オスカルは話題を変えてみた。
「さっきも訊いたが……その目は、爆発の時に怪我をしたのか?」
「え……? あ、いや……」
アンドレはこの目の怪我でオスカルが深く後悔していたことを思い出した。
「そう、あの爆発のときだ」
「……そうか。おまえは私をおぶって助け出してくれたのはよく覚えている。
爆発で意識を失ってしまって、その後の記憶がないが……。
おまえはそんなひどい怪我をしていたのか……」
オスカルはそう言ってうつむき、泣いた。
もっとオスカルに負担の掛からない嘘をつくべきだったとアンドレは後悔した。

夜になると、アンドレは毛布を一枚居間に持ち込んだ。
「今晩から俺はこっちで寝るよ」
「いや、私のほうが」
「おまえは病み上がりだ。無理するな」
アンドレは微笑んだ。
それは非常に優しいものだった。
彼が自分に狼藉を働いたなどということは、ありえるわけがないような気もする。
第一、自分たちはいつも兄弟同然だったではないか。
愛し合っていたというのも全く理解できないことだった。
そんなそぶりをアンドレが見せたことなどないはずだった。
そう思って目を瞑ると、自分を組み敷き、胸元に手を伸ばすアンドレの姿がありありと浮かび、オスカルはおののいた。
サベルヌの爆発のあと、いったい何が起きたのだろうと思い、混乱してオスカルはなかなか眠れなかった。

アンドレもまた、眠れなかった。
オスカルが清明な意識を取り戻すことを願わない日はなかった。
そうすれば今度こそ自分たちは名実共に夫婦となれるのだと信じていたのだ。
しかし、オスカルの記憶は失われ、しかも都合の悪い部分だけがまだらに残っていた。
今のオスカルが愛しているのはおそらくフェルゼンだ。
もう一度彼女は自分を愛してくれるだろうかと思うと、深い闇に引きずり込まれるようだった。
709名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 00:48:45 ID:wgRAg7tT
翌日、オスカルはアンドレから革命に至る情勢の説明を受けた。
そして、自分が王妃を裏切ったという事実に苦しんだ。
アンドレを愛したということも事実なのだろう。そのようなことで偽りを言うようなアンドレではない。
しかし、目の前にいるアンドレを見ても、そのような感興は湧いてこなかった。
アンドレの瞳をのぞき込んでみた。
それはオスカルの知らない熱を帯びていて、明らかに女を愛する男の目だった。
だめだ。この気持ちには応えられない。
オスカルは小さく首を横に振った。
明らかに落ちている体力は結核によるものだという。
「それでも、だいぶ良くなったんだ。ここの綺麗な空気と水、そしておまえがもともと鍛えていたからだろう。
俺も一時期失明寸前まで視力が落ちたが、最近ではだいぶ回復してきている」
 ──そんな状態で私を支えてくれていたのか──
オスカルは目を伏せた。

夜になると激しい雷雨になった。オスカルは外を見て、ふとつぶやいた。
「フェルゼンはどうしているだろう」
「オスカル……まだ、フェルゼン伯を愛しているのか……?」
アンドレにそう言われて、オスカルは目を逸らした。
「莫迦な。私はもともとフェルゼンのことなど……」
そうだったとアンドレは思う。
オスカルは一度だけドレスを着てフェルゼンと踊った。その記憶すらないのだ。
「いいんだ、オスカル。知っているよ」
アンドレはそう言いながらも語尾を震わせた。
そして跪き、オスカルの手を取った。
「オスカル。……愛している。妻になってほしい」
うつむいてアンドレはオスカルの答えを待った。
しばらくするとオスカルの無言が拒絶のように感じられ、アンドレは手を離した。
「すまない……。ただ、一度だけ、堂々とおまえに結婚を申し込んでみたかった。それだけだ」
「アンドレ、私が断ったらどうするつもりなんだ?」
「……どうするもなにも……。おまえに馘首を言い渡されるまでここにいるが……」
「おまえは莫迦だ」
オスカルの目からどっと涙が溢れた。
次の瞬間、オスカルは久々に激しく咳き込み、喀血した。
窓の外の風雨はさらに強まった。
710名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 00:50:12 ID:wgRAg7tT
咳が収まるまで、上下するオスカルの薄い背中をアンドレは慣れた手つきでさすった。
どうしてアンドレが記憶のない自分と同じ寝台にいたのかを、オスカルは理解した。
ようやく発作が落ち着くと、アンドレはオスカルの膝を掬って抱き上げ、寝台へと下ろした。
ゴブレットから水を飲ませ、服を取り替えさせる手際のどこにもみだりがましさはなかった。
安らかな息を取り戻したオスカルのそばでそっと彼女の手を握り、優しい瞳で愛しい人を見守っていた。
オスカルはそっと言った。
「私は一度、おまえの妻になると自分から言ったのだろう?」
「……ああ」
「なら、返事は先渡ししたようなものじゃないか」
オスカルは白い歯を見せて笑った。
そしてアンドレに両腕を伸ばした。
震えながらアンドレの首に腕を回し、そっと逞しい胸に顔を埋めた。
どのくらいそうしていただろうか、アンドレは両手でオスカルの顔を包み込むように持ち上げると、口づけをした。
最初はついばむように、そしてそれは次第に深くなった。
手はオスカルの襟を開き、胸元に滑り込んできた。
熱い。
触れられたところから火が出るのではないかと錯覚するほどだ。
乳房に手を当てられると、吐息に混じって小さく声が出る。
「オスカル……俺のオスカル……」
アンドレは熱に浮かされるような声で何度も呟きながら、オスカルを寝台に横たえた。
唇でなぞる肌は蝋のように滑らかだった。
吐息が掛かるたびにオスカルの体は小さく跳ね、そのたびにアンドレに押さえ込まれた。
「ずっと……ずっとおまえが俺に再び体を許してくれる日を待っていた」
そう言って、アンドレはオスカルの乳房を吸った。
それはさほどの強さではなかったが、熱が籠もり、オスカルの体の芯を揺さぶった。
硬くしこった乳房の尖りが吸われたまま、男の指が、女の叢へと降りてくる。
すでに濡れそぼっていたそこは、アンドレの指がさまようのに焦れ、僅かに痙攣をし始めていた。
「あ……あ……」
オスカルが泣き始めた。
「いや……アンドレ、やめて……」
アンドレはオスカルの肩を抱いて、彼女の顔をのぞき込んだ。
「怖いのか……?」
「違う……違う……。私の体がこんなに淫らだなんて……知らなかったんだ。
おまえは私のことをいやらしい女だと思わないのか?」
「思うわけがないよ、オスカル。俺はずっと毎晩おまえを抱きしめていて……」
そう言ってアンドレはオスカルの手を取った。
そして、その華奢な手を自分の最も毛深い部分へと当てた。
711名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 00:51:40 ID:wgRAg7tT
「いつもこうなっていた」
それは、熱く固くなり、先端から露を滴らせていた。
「おまえ以上に淫らな男を、どうか受け入れてほしい」
オスカルは顔を赤らめて小さく頷いた。
それを見届けて、アンドレは顔を茂みに近づけ、オスカルの脚を開かせた。
「あ、な、何を……」
「俺はおまえの夫なんだ。妻の全てに口づける権利がある」
そう言うやいなや、アンドレはオスカルの金色の部分から花芽を探り出した。
それは小さかったが充分なほど熱くなっていた。
それをさらに、舌先で転がし、唇で吸う。
「あ、あーっ、あーっ!」
オスカルは叫んでいた。
「こ、こんなのって……こんなのって……」
「声を出すのが恥ずかしいのか?」
オスカルは涙を流しながら頷く。
「この家には俺たちだけだ。誰もおまえの声を聞いたりはしない」
「でも、お、おまえが……」
「俺はもっとおまえの声が聞きたい」
アンドレはそう言って上体をやや起こすと腰をオスカルの両脚の中に滑り込ませた。
そして、内腿まで濡らすほど豊かな蜜をたたえている場所に、そそり立ったものを突き立てる。
「ああ……」
声をあげたのは二人ともだった。
アンドレは最も深い挿入の角度を求めてオスカルの脚を肩に担ぎ上げ、さらにオスカルの体を強く折り曲げて胸と胸を重ねた。
ぐいぐいと一番奥を押しつけられる感触と、叢にアンドレの毛深さを擦りつけられる刺激、そして自分がその快楽を得るためにどれだけ恥ずかしい姿勢を取っているかを思うだけで、オスカルは自分の中の何もかもが溶けてゆくようだった。
ぬめぬめとした感触と共に、アンドレのものが出入りし、そのたびにオスカルの内臓を揺さぶった。
 ──こ、壊れる──
アンドレの動きが一段と激しくなり、硬いものがさらに硬くなり、オスカルは死ぬほど恥ずかしい肉の痙攣を初めて経験した。
叫び声をあげ、爪をアンドレの背中に食い込ませ、貪婪に男のものを味わいつつ、アンドレの放った精を最も奥底で受け止めたのである。

いつしか外の嵐はやんでいた。
アンドレはオスカルの裸身を抱きしめ、今度こそこの女は自分の妻になったのだという強い満足感に浸った。
712名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 00:52:03 ID:wgRAg7tT
「では、どうしても国王ご一家の亡命には手を貸せないというのだな」
フェルゼンは眉をしかめた。
同じ村にある、やや離れた貸家に呼び出されたアンドレは、険しい顔をしていた。
「はい。オスカルには……妻には政治向きのことには関わらせたくないのです。
それに……」
アンドレは一度言葉を切った。
「あなたは、王妃様がご実家のハプスブルグと通じてオーストリア軍が攻めてくるので、革命収束の戦いをしようとおっしゃいました」
「ああそうだ。王政を守るためだ。きみもオスカルも王党派として戦うべきだ」
「私たちは、フランス人です。
あなたも王妃様も外国人だからお分かりにならないのかもしれない。
ですが、祖国が外国人の手によって危機に陥るのを知っていて、その外国人に手を貸せるとお思いですか?」
フェルゼンは唇を噛んだ。
「申し訳ございません。……妻は、もう長くはないのです」
さすがにこれにはフェルゼンも驚いた。
「……そうか。オスカルはそんなに悪かったのか」
「私たちは、一度ならずあなたによって命を助けられました。
ですから、王妃様がハプスブルグ家と内通していることと、今回の計画については死んでも誰にも申しません。
それをもってご恩に報じることに替えさせていただきます」
そう言ってアンドレは席を立ち、妻の待つ家へと帰った。

オスカルが静かに息を引き取ってから程なくして、国境の町、モンメディに国外の亡命貴族を集結させて国王一家と合流させるというフェルゼンの計画は潰えた。
一家はヴァレンヌで引き返さざるを得なくなったのである。

 ─ 了 ─
713名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 00:54:20 ID:wgRAg7tT
すみません、一度どうしてもオモテで定番の
「記憶喪失」と「実はバスティーユ後も生きていた」をやりたかったのです。
サイトとか持ってないもので。
714名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 01:01:22 ID:DnvAyZYr
乙です!リアルタイムで読ませていただきました
この文章はアニメタンですか?
715名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 01:10:45 ID:wgRAg7tT
はい、そうです……(汗)。

書いた本人のイメージとしてはアニメベースですが、
原作イメージでも無理のないように書いたつもりですので、
読まれた方のお好みでどうぞ。
716名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 01:42:47 ID:PVpj8+AK
GJ!アニメたん
記憶が無くなって、頭ではアンドレのこと愛してたことも覚えてないのに、
体は覚えてるってことなのね。
エロいです。
717名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 02:01:43 ID:jOSAfpQc
GJ!
ラスト悲壮感があっていいわ
アンドレの「私たちはフランス人です」にグッときた
エロ以外の所に萌えちまいましたゴメンヨ
718名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 03:26:43 ID:E2I5cXQh
GJ
いつも感心するけど、上手い人が書くと
自己満足に陥りがちなベタな設定でも、ちゃんと雰囲気を残して
仕上げる事が出来るのですなぁ。
719名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 07:26:27 ID:YgmaBRUP
GJ!
同じ寝台で寝てるのに手を出せないアンドレと、オスカルのまだらな記憶にショックを受けるアンドレと、記憶がまだらなオスカルにあらぬ言い掛かりをつけられるアンドレに萌えた。
でもちゃんと夫婦に慣れて良かった。
720名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 08:33:49 ID:4uE0Zw/g
GJ!
やっぱり耐えるアンドレは萌えるなあ。
すごくよかった。ありがとう。
721名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 08:39:31 ID:Gf2sPOe0
「生き残り」はわかるけど
「記憶喪失」ってオモテで定番だったの?
二つしか知らないけど?



722名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 09:07:16 ID:o8DzD3gJ
GJ!
夫婦になった後の記憶喪失という何とも焦れったい設定に禿しく萌えた〜
アンドレがオスカルを自分の妻として守りきって
最期を看取ったんだなと思ったら、何か泣けてきちゃったよ
723名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 11:17:36 ID:wgRAg7tT
>>721
定番ってほど多くはないのでしょうか?
私は3つぐらい読みました。
言われてみれば3つぐらいじゃ定番てほどではないですね。
鍵請求サイトは全く読んでないので、
そういう「自分が読んでないところ」にはもっとあるのかと漠然と思ってました。
724名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 11:46:46 ID:YgmaBRUP
記憶喪失ってベルばらに限らずストーリー的には定番かも。
でも、夫婦になった後の記憶喪失というのは、究極の耐えるアンドレをみれて萌えた。
725名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 15:20:04 ID:DnvAyZYr
やっぱりアニメタンでしたか
あなたのイマジネーションの豊かさ、常々すごいと思っていました

前に投下してくれた、アラスでの話といい
今回の話といい、なぜか「介護セックス」という言葉が浮かんでしまいます
726名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 23:07:59 ID:1IdW/Ifj
「オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪オーレー オーレー♪マツケンサンバ♪」
   ∧_∧   ∧_∧
  ( ・∀・) ( ´∀`)
 ⊂    つ⊂    つ
  .人  Y   人  Y
  し'(_)   し'(_)

 「あぁ 恋せよ アミーゴ♪踊ろう セニョリータ♪」
   ∧_∧  ∧_∧
  (・∀・ ) (´∀` )
 ⊂、   つ⊂、   つ
    Y 人    Y 人
   (_)'J   (_)'J
  「眠りさえ忘れて 踊り明かそう♪サーンバ ビバ サーンバ♪」
  ∧_∧  ∧_∧
 ( ・∀・ ) ( ´∀` )
 ( つ⊂ ) ( つ⊂ )
  ヽ ( ノ  ヽ ( ノ
 (_)し'  (_)し'

 「マ・ツ・ケ・ン サーンバー♪オレ♪」
   ∧_∧   ∧_∧               【ゴールデンレス】
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩             このレスを見た人はコピペでもいいので
   〉     _ノ 〉     _ノ              10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノ                そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
  し´(_)   し´(_)                出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です


727名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 02:06:14 ID:zNw/VNyE
GJ
いつもありがとう。
アニメタンの書く優しくほほえむアンドレはほんとに素敵だ
前のアンドレが貴族でオスカルが従僕だった話もGJダターヨ
728名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 03:35:10 ID:aSeGOwCb
アンドレ包容力があっていいな〜
729名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 09:51:02 ID:raEI2lJ/
それにしても本当に忍耐の人だ、アンドレ
長いことお預けくらって結ばれたかと思ったらまた…よく頑張ったよ
730名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 11:05:48 ID:7M7l8ORV
一回結ばれた後またお預けなんて
アンドレ忍耐強いね
731名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 15:31:27 ID:YM2xqLEU
カートコバーンってアンドレのイメージと被る
732名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 20:36:28 ID:yrmCWzkN
アニメタンの忍耐アンドレ、ものすごく好きだー。
733名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 22:31:03 ID:4a3MU7Kx
鬼畜エロも好きだ
734名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 22:45:28 ID:4IcJe4a2
おせちもいいけどカレーもね、という感じで
ここらで一杯鬼畜エロが怖い。
735名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 22:52:05 ID:AlOWTR70
ヴァレンヌに行ってみたい
736名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 01:17:32 ID:znms7CU1
みなさんあけおめ!
今年も色んなお話をここで読めますように。
そしてこのスレも続きますように・・・。
737名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 10:19:42 ID:HA4VUleF
泣く女性の涙に意外な作用=男性の性的興奮鎮める−未知の成分か・イスラエル研究所
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011010700057

極めてトンデモくさいけど、これが本当なら
ブラビリの時にアンドレが我に返ったのはこういうことかw
738名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 11:35:29 ID:QXhEBP2Q
ほー
ドSな男だったら逆に興奮しそうだけど、それはまた別か
じゃあ、もしオスカルが怒って激しく抵抗してたら
我にかえることもなかったりしたのか
739名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 13:40:32 ID:kQvWBAtd
>>737
灯りの無い部屋でよく涙が見えたよね。
740名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 13:51:16 ID:HA4VUleF
実験によると効果は視覚的なものではなく嗅覚によるものだから、
これだと暗闇でもわかるはず。
なんかつじつま合ってるなあ。
741名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 16:08:44 ID:dLPhUaoD
アンドレって嗅覚よさそう
742名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 19:31:42 ID:OYt5K26j
>>737
このニュースをみて、やっぱりあのシーンを思い出したよねw
743名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 22:11:36 ID:QXhEBP2Q
暗闇の中、男を傍に呼び寄せるなんて
誘ってるようなもんですよ、おじょーさま
744名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 23:20:02 ID:1zV65wwu
やっぱりこの時はまったくアンドレのことを男だと思ってなかったって
ことですかねえ。
745名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 23:31:18 ID:kcMOS9dA
男というより飼い犬みたいな感覚だったのかもね
746名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 23:52:27 ID:zGyhbRrm
犬か…確かに
ご主人様大好きなよく働く使役犬
黒い毛並みの雑種の大型犬て感じ
747名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 23:58:19 ID:zElzaDlE
一度は飼い主の手を噛んできた犬だったけど
殺すのも可哀想だし
とりあえず生かしておいたが
ある時一緒に寝てみると
これが抱き心地がサイコーだったと
748名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 23:59:46 ID:OYt5K26j
黒のラブラドールがアンドレのイメージ
749名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 00:19:45 ID:NiD6vdJj
つらいことがあったときにペットに心癒されることあるけど、
そんな感じで呼び寄せたら、パクリと噛み付かれたオスカル様。
さぞやぴっくりしたことでしょうな。
750名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 00:39:13 ID:I+FtGavr
ブラビリの後もさっさとアンドレを許しちゃうのも
アンドレが犬だと思えば、納得だ〜。
悪気はなかったんだよね、犬も。
751名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 00:42:05 ID:3vfQfgD7
アニメのほうはキャラが違うからなんだろうけれど、
オスカルものすごい怒り方してアンドレを遠ざけたね。
あれが自然だろう。
752名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 02:26:13 ID:OuXjXpEc
>>747
オスカルとアンドレって体の相性良さそう
753名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 17:37:57 ID:AWKuCzbk
>>751
あれが普通だろうな
原作のオスカル様の思考回路は時々理解し難い
754名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 22:55:33 ID:+zVw70Ya
オスカルは白い毛並みに青い目の猫のイメージ
755BxRo 看護婦ロザリー:2011/01/08(土) 23:59:59 ID:NiD6vdJj
ベルナールとロザリーの続きです。 558さんのレスをヒントにさせていただいて
書き始めたのですが、途中で息切れ。 本番なし、エロ少な目です。ごめんなさい!

ロザリーは召使に着替えと湯を持たせてベルナールの部屋へ向かっていた。そっと部屋に
はいると彼はぐっすりと寝入っているようであった。 テーブルの上に洗面道具と薬、
着替えなどを置くと、後は一人でやるから大丈夫よ、と言って召使を下がらせた。そっと
ガーゼを外してベルナールの傷の具合をみると、いい具合に傷口がふさがってきていた。
これならば一安心だわ、本当によかった。無我夢中でしたこととはいえ、引き金を
引いたのは自分だ。もしこの人が命を落とすようなことがあったらと思うとぞっとした。

洗面器に湯を注ぎ香油を落とした。布を浸して固くしぼり、傷による高い熱のために汗を
かいた彼の体に清拭をおこなった。無精髭の生えた顎のあたりから首まわりを拭き、
肩に手を添えて丁寧に鎖骨からわきの下のあたりまで少し力をいれて拭いた。
彼は骨太の逞しい身体つきをしていたが、体毛は少なく全体につるりとした肌はなめらかだった。

小柄なロザリーにとって一人で意識のない大の男の身体を動かすのは少々骨が折れたが、
他の召使に手伝ってもらうのは嫌だった。 こうして彼の体に触れていると否応も無く
あの牢獄の一夜を思い出してしまい、それが顔に出ないかと心配だったから。
あの時とは逆に今は自分が彼の体を自由にしている。上半身を拭き終えると、
ロザリーはベルナールの顔をうかがった。彼はまだ眠りから醒めていないようだった。

ロザリーはベルナールの下着に手をかけた。しばらく迷ったが目をつぶって下着を
引きおろして脱がせた。黒々とした股間の恥毛のなかで男の器官は静かに横たわっていた。
あの夜に目にしたものとはまるで別の物のようだ。これが自分にした様々なことを
思い出すと身体のうずいて熱いものが駆け巡った。そんな思いを振り払うように首をふると
力をこめて大腿部と足をふいた。ためらいながら股間に布を当てるとベルナールが
呻いたような気がして顔を覗いてみた。

「う・・うーん・・」ベルナールが声をあげた。
「ベルナール、起きたの?」
目覚めたベルナールは真っ裸にされた自分の身体の部分にロザリーが触れている
ことに気づき、あわてて飛び起きたが、身体に激痛が走った。
「あうっ・・・」
顔を歪め、お、お前はなにをしている?とシーツを引き寄せ下半身を覆うと
苦しそうに問いかけた。
「あ、あの・・ずっとひどい汗をかいていたから拭いてあげているの。 
下着も着替えなくてはいけないし。」
「そ、そんなことしなくてもいい。」ベルナールは掃き捨てるように言った。
「だめよ。清潔にしないと治りが悪いわ。起きたのなら、顔にこれを当てていて。」
ロザリーは固く絞った温かい布でベルナールの顔を覆った。
「見ていられるとやりにくいから、見ないで。」そういってロザリーは仕事を続けた。
ベルナールはそっと布をずらして彼女を盗み見た。 頬を赤く染め、
目を閉じて陰茎の裏をなぞり、陰嚢をそっと拭き清めていたが、
男根にふと手がふれるとびくりとした。なんだかだんだんと固くなってきて
いるようで、あわてて手を離した。 やっとの思いで呻き声を堪えていた
ベルナールは深くため息をついた。
756BxRo 看護婦ロザリー:2011/01/09(日) 00:10:23 ID:g+9Q+Yzc
「さあ、今度は背中を拭いてあげるから、向いて」
ベルナールは傷が痛まないようにそっと身体を動かして背中を向けた。 ロザリーが温かく
湿った布を頭の後ろにあてた。耳の後ろから首筋を通って暖かい感触が通り過ぎていくのは
なんとも心地よかった。なによりも肩に添えられたロザリーの手の柔らかさはまるで
マショマロのような肌触りで、あの夜この手を自分のものに押し付けたときの快感が
蘇ってきてぞくぞくとした。肩から肩甲骨にかけてゆっくりと力強く拭き清められるころには
ベルナールは羞恥心を忘れ、心地よい感覚に身を任せうっとりと目を閉じていた。

背中から腰のあたりまでくるとロザリーは優しく肩に手をかけて彼をうつ伏せにした。
引き締まった形のよい尻を過ぎて大腿部と両足を手際よくふいていった。
最後に腰骨のあたりに手が添えられ、臀部に暖かい布の感触がきたと思ったら
尻の穴をそっとまさぐられて、ベルナールは思わずうっと呻いた。
いまにも彼女を引き寄せて抱きたいと思ったが少しでも身体を動かすと
傷口が悲鳴をあげるので我慢するより他はなかった。

「さあ、新しい下着を着ますよ。 仰向けになって」と洗いたての下着を手にした
ロザリーがベルナールに言った。 もうすでに眠っていたものが素直な反応をしめして
立ち上がっている。 ベルナールが傷の痛みに顔をしかめながら仰向けになり、
ロザリーと目が合った。彼女は顔を真っ赤にして目をそらせ、下着をはかせた。
大腿部のあたりまでずり上げると、後は自分でやってと言い、さっと背を向け
湿布と包帯の用意にとりかかった。

ロザリーは手際よく傷口を消毒し、新しいガーゼをあてて包帯でまいた。包帯を巻かれる
たびに身体がそっと抱かれるような格好になり柔らかい髪が裸の肌にあたり
よい匂いが鼻腔をくすぐった。ああ、この痛みさえなければとベルナールは歯がゆかった。
「傷口の具合はとてもいいわ。これなら思ったよりも早くよくなるはずよ。」
とロザリーは微笑んだ。さあ、ゆっくりお休みなさいと言ってベッドから離れようとした。

ベルナールは思わず腕を伸ばしてロザリーの手をとらえたが、傷の痛みは容赦なく
彼を襲った。 ロザリーは思わずあっと息を呑んだが、苦痛に歪む彼の顔を心配そうに
見詰めた。そのまましばらく手を握られながら、あの夜のようなことをされたら
どうしようと怖くて立ちすくんでいた。ベルナールは痛みをこらえ、深く息を吐くと
ロザリーの手を引き寄せ手の平を上にむけ、そっと唇をあてた。
「あ・・・」
彼の唇の感触に頭の芯がくらっとして、ロザリーは耳まで赤くなった。彼はそんな
彼女の顔をみて名残惜しそうに手を離した。張り詰めた緊張は一気に緩み、
ロザリーはあわてて部屋を出た。胸の鼓動がドキドキと高鳴り、脚がガタガタと震え、
どうすることも出来ない。よろよろと倒れそうになりながら自分の部屋へ戻っていった。
757BxRo 看護婦ロザリー:2011/01/09(日) 00:18:38 ID:g+9Q+Yzc
「ロザリー!」
はっとして顔をあげたロザリーをオスカルは怪訝な顔で見詰めていた。
「は、はい、オスカル様。」
「どうした?なんども呼んだのに、返事もせずにぼうっとして。」
「も、申し訳ございません。なんでございましょうか?」
「あの男の傷の具合はどうだと聞いたのだ。 よくなってきているか?」
「はい。熱は下がり、傷口はきれいにふさがってきていて順調です。」
「そうか、では命を落とすこともあるまい。死なれたらやっかいだからな。」
「まだまだ傷口が大層傷むようですが。」
「それなら安心だ。逃げ出すこともできまいし、お前に悪さすることもないだろう。
どうやらお前は腕のいい看護婦のようだな。これからもよくみてやっておくれ。」
「はい、オスカル様」といいながら頬をほんのりと赤く染めたロザリーを
オスカルは面白そうに観ていた。 顔が赤いぞ、風邪でも引いたのかもしれない。
今日はもう下がって早くお休みと少々からかい気味にオスカルは声をかけた。 
「あ、有難うございます。ではお先に失礼いたします。お休みなさいませ。」

オスカル様は自分のことがわかるのかしらとロザリーはヒヤリとした。
あの牢獄の一夜のことはオスカルには話していない。あのように
見知らぬ賊に奪われてしまったというのに、その賊を憎みきれない自分が
情けなくてしかたなかった。もう会うこともないはずだったのに、こうして毎日のように
その男の体に自分は触れている。そのたびに不思議な感覚が生まれてくる。 
こんなことはオスカル様には口が裂けても言えない。きっとすごく軽蔑されて
しまうに違いない。


758BxRo 看護婦ロザリー:2011/01/09(日) 00:21:18 ID:g+9Q+Yzc
深夜ベッドに身を横たえたロザリーは眠れなかった。昼間手のひらに残った
ベルナールの唇の感触や肌の暖かさが蘇ってきて、ぞわぞわと
落ち着かない気分が抜けない。 階下の部屋に彼が傷つき横たわっている。
彼の存在すべてがあの一夜に結びついていく。あの部屋に彼がいる。
そのことが常に頭のなかでぐるぐると回っていてどうにもならない。
あの時の彼の手の感触を求めて自分の手を乳房に当ててみた。
彼はこうして触れた、こうして優しくまさぐって・・・。

そうしているうちに脚の付け根のあたりが熱くほてり、ぬるぬるとしたものが
染み出してきた。そっと手でその部分に触れるとびりっとする感覚が
体を駆け抜けた。彼はここにくちづけして、舌で舐めて、こんな風にとゆっくりと
彼の手の動きを思い出しながら会陰に手を当てて円をえがくように動かしてみた。
「あ・・・」
魅惑的な感覚に引きずられるようにそこへ夢中で刺激を与え続けた。
手を動かすたびにこみ上げてくる甘い快楽にロザリーは手をとめる
ことが出来なくなっていった。 昼間みた彼の体のあちらこちらと
あの晩の行為を思い出しながら手を動かしていると、ぞくぞく
震えるほどの感覚はあの夜と同じくらい甘美なものだった。 
ロザリーは傷の痛みに歪む彼の顔を思い出した。自分のなかに
入って狂おしく身体を動かしていたときの、あの時の表情と似ている・・・。
「ベルナール・・・あ・・」
ロザリーは彼の名を呼んで唇をかみ締めた。彼に強く抱きしめられたい。 
今ここに彼が現れたら彼の前に身を投げ出してしまうにちがいない。
あの晩のように激しく求められたい。闇の中でロザリーは我を忘れて
行為を続けた。いきなり意識がぐっと高まって空へ放り投げられたと
思うと大きな波がやってきてどうにも身体がふるえてとまらなくなった。
「あああっ」
思わず声をあげ、身体を硬直させ背中をのけぞらせた。つぎの瞬間全身が
ジュっと蕩けるように力が抜けシーツに倒れこんだ。

これは何?とぐったりと放心状態のロザリーは思った。ベルナールが
欲しくてたまらなかった。 私はおかしいわ。おかしくなってしまった。 
ロザリーはどうしていいかわからなかった。

End
759名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 00:37:59 ID:iuiU0sfF
GJです〜。
二人がえちーしているところをオスカルがのぞいてしまい、
「これはもうベルナールのところに嫁がせるしかあるまい」
と覚悟を決める展開を希望。
760名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 00:38:52 ID:wDQrlql3
GJ!
手の甲じゃなくて手の平にキスかあ
エロい
761名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 08:53:39 ID:2wVPLtaG
GJ!
いや〜十分エロかった!
ベルナールは身体を拭いて貰うのが(プレイとして)やみつきになりそうだ
762名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 08:54:52 ID:Wxwi4OPw
看護婦ロザリーGJですー
ここまでしてもらえてベルナールは幸せ者だなあ
763名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 15:47:58 ID:LXoYjtvN
春風のようなセクロス
764名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 17:11:01 ID:6c8tfKUV
>>753

24歳のコムスメが考えた話だから
765名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 18:48:01 ID:LXoYjtvN
花と蛇みたいに縄奴隷になるオスカルきぼん
766名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 21:30:31 ID:2wVPLtaG
ベルナールは痛い目にあったとはいえ、結局お咎めなしで可愛い嫁もゲット
奴に似たもう一人の男はこの時どん底なのに
あ、ここから更に落ちていくかw
767名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 23:58:41 ID:229udRaQ
ベルナールがオスカルの恋人候補という話もあった
768名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 22:43:21 ID:CAwz6PPh
ベルナールが恋人になってたら、
オスカルの年下は趣味じゃない設定は無しだな
769名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 23:25:58 ID:liOdbOHC
オスカルは趣味じゃないと言っていたけど、年下にもてるよね。
アラン、ジェロ、それに殿下もオスカル好きだった。
もう少し接点があったらあのお堅いロベスピエールだってオスカルに
恋していたかも。

でも年の離れたオジサマがO様に懸想するのは想像しがたい。
770名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 23:44:03 ID:CAwz6PPh
美少年(もしくは中性的な美少女)好きなジジイが
近衛兵になりたてのオスカルに目を付けるとか
771名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 00:05:39 ID:Nh4/zHA1
そこでルイ15世ですよw
772名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 00:22:18 ID:qrdgDfGo
ホモオヤジが嫌がるオスカルを無理やり・・・
あわや、というところで、女だと判明。
お、お前は女だったのか・・・とやる気をなくし
助かったオスカル様はホッと胸をなでおろす。
773名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 02:07:11 ID:Hps+aQ+y
男装の美少女と知りながら近付いて……って方が、
物好きなスケベっぽくていいな。
相当な女好き(ルイ15世)か、はたまた変態(サド侯爵)か。
774名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 09:56:50 ID:M9eEFNV7
ディープなキャラが多い

オスカル=おなべ
ドギーシュ=ロリコン
ベルナール=マザコン
サンジュスト=おかま
775名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 11:52:56 ID:eHzqStPE
>>ドギーシュ=ロリコン

これは違うんじゃないか。所謂政略結婚なんだから、相手が年端のいかない小娘だろうが、マツコみたいな女だろうが結婚はしたでしょう。
エロパロ的にはそのまま嫁いでいただいて、ドギーシュの館で花嫁修行と称し昼は淑女としての教育を受つつ、夜は一流調教師の手で性調教をうけ、美しく淫乱に育った所で美味しく頂かれる光源氏的な展開のがしっくりくるかも。
776名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 13:36:38 ID:EUvdLEff
でもポリニャック夫人は「公爵は若い子が好きなのよ」って言ってた気がする
シャルロットも覚悟を決めて嫁いでたら意外と、生身の男性の方がやっぱりいいわ
となったかもしれんが・・・何せ夢見るお年頃だし
>>772
全部剥かれるまで女と気付かれず、女とわかって放り出されるO様がちょっと不憫
777名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 14:07:29 ID:qrdgDfGo
サンジュストは確かに男好きそう。

本人は芸術作品と言っている、オルガンというエロ本書いているから、
女性もいけるんじゃない? お姉さま、と言ってオスカルに擦り寄る
光景はレズにしかみえなかったりして。
あれ?男装の麗人と美少年のラブシーン?だと801か。ややこしい。



778名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 15:29:33 ID:M9eEFNV7
サンジュスト×オスカル
おかまとおなべの逆転カップル
779名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 17:38:38 ID:/hfOyoVD
サンジュスト×オスカル

お互い持つべきものは持っているから成立w
780名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 20:36:06 ID:EUvdLEff
サンジュストってSっぽい
781名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 22:45:32 ID:YKoez+wj
原作のド・ギーシュは当時の標準。
アニメのド・ギーシュは「そういうご趣味だそうよ」という変態ロリコン設定。
782名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 01:04:15 ID:M50k2Rtr
ロザリーってなんかエロスが足りないんだよな
抱きしめたらファブリーズか防虫剤の匂いがしそうって感じで
783名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 01:38:59 ID:H7pKr9/A
ロザリーはフェルゼンと同じ匂い。品行方正で真面目すぎて
性的に魅力を感じない
784名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 01:48:47 ID:exzKSIm1
>782
防虫剤のにおいってw
確かにロザリーに性的魅力を感じたことがないなー。
それに比べるとオスカルはエロスに満ち溢れてるよなあ。

785名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 01:57:21 ID:M50k2Rtr
フェルゼンはもう少し芳香漂うイメージだな・・
無味無臭はジェロかな。

ベルナールはたんすの匂いがしそうだし、ロベスピ先生は
古本の匂いがしそう。

オスカルはかすかに白薔薇の香り。アンドレは青草。アントワネットは
フルーツ系。フェルゼンはやっぱり白樺の匂いじゃないの?キシリトールだし。
以上。匂いフェチでした。
786名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 07:07:37 ID:Rwr9qtgt
ロザリーは下町であのジャンヌと共に育った割には、前向きで肝っ玉かーちゃんみたいな強さがあるからね。
エロスの香りというのは、暗く苦悩するキャラほど強いような気がする。
787名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 08:20:37 ID:EIib0Pr3
>>785
ベルナール たんす・・
嫌いなのはわかったが
せめてインクの匂いくらいにしてあげてw
788名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 09:48:21 ID:WdIyYvBh
オスカルはエロい要素が一杯つまってるからネ。綺麗なお姉さん、ブロンド、
軍服、801、従僕との愛、男装、処女、百合、etc.
でもコロンはやっぱりグリーンノート系かな。

天邪鬼だからエロっぽくないキャラのエロも嫌いじゃないな〜。
だからフェルゼンはムスクの香りがして欲しい。





789名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 12:17:47 ID:LGOPKt1O
ジェロのワカメ髪を触手だと思うとエロい
790名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 12:28:07 ID:THhez11A
なんかメデューサっぽいのを妄想した
アニメのオスカルの体に巻きついてるのが
茨でなくて触手だったら・・・放送できないな
791名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 15:13:58 ID:Rwr9qtgt
それなんてエロゲー?
792名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 20:24:08 ID:LGOPKt1O
触手責めに悶絶するオスカル様
793名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 20:48:32 ID:RWb7eWh8
そういやいろんなシチュあるけど触手物は無いよね
18世紀フランスに触手は合わんかな
794名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 21:37:44 ID:xwPAHERP
夢オチなら…
795名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 21:39:59 ID:exzKSIm1
夢オチで触手物にチャレンジしてください、職人様。
新たな境地だ〜!
796名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 23:09:01 ID:/3Jyy9aC
オスカルはメーテルに匹敵する色気を持ってる
797名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 04:13:18 ID:FuLpPuQJ
メーテルの双子の姉はオスカル様
萌え声〜
798名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 09:26:11 ID:pfNdSLOv
触手は難しそう
縄や鞭でしばかれるのもクラシックだけどいいな
799名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 13:50:49 ID:88yOLFbB
アンドレのいろんなもやもやが触手となってオスカル様を・・・
というのを受信した
800名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 14:49:15 ID:+Yc3kfRD
いいね
あとアンドレと気持ちは結ばれたんだけど
体はまだ結ばれてない頃のオスカル様のえっちな夢とか
801名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 15:10:27 ID:2kiorXA1
>>799>>800
それイイ!!
萌えました。
802名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 15:27:58 ID:zKufFjFm
なんとなく前スレあたりに似たようなのがあった気が…
まあ同じような題材を色んな職人が書くのもいいかもね
803名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 22:10:14 ID:7VI9URhG
ベルばらかるたの次はベルエロゲー出ればいいのに
804名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 08:53:17 ID:ksFD12hA
オスカルの前に次々と現れる男(女)たちと戦って
負けたらやられるというエロゲーかな
結局ラスボスは従者だという(あれ?デジャブー)
805名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 10:20:33 ID:/KquyNsp
オスカル無双
806名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 12:29:55 ID:PhZkKTBC
>>804

闘神都市ってエロゲーがそのノリに近い。
807名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 13:26:48 ID:eETwXdkp
妙にアリスソフトに詳しいのがいるな。
ランスとか。
808名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 15:03:45 ID:RlQCalqQ
ヲチスレで色々言われりココを出て行った人たちが続いたから
職人消えちゃったか? 気にしないで戻って来〜い
809名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 16:31:34 ID:wBhpDIpN
エロゲーはよくわからんけれど
ベルの女性キャラがサービスしてくれるのとかもありか
10代から30代熟女まで年齢・コス等選べたら面白い
囚人服のマリー様、夜着ロザリーとか、コルセット姿のオスカルとか
マニア向けにあるといーぞ
810名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 16:47:09 ID:jqag8xhF
オスカルは近寄りがたいのに、他人のことに情熱的に行動するところが
ツンデレでいい。



811名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 22:08:21 ID:homJn1RM
もうどんな内容でも怒らないから職人さん戻って来て
812名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 23:08:45 ID:NYpCl9Ir
サイト持ちの方も遊びにきて欲しいけど、今は微妙で難しいよね、きっと。
813名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 00:25:29 ID:uXwpEk2l
ヲチスレは昔っからあったし、今は微妙って?
サイト持ちが自分のサイトに載せられないエロを投下するのも昔からの事だし
賑わってさえいれば人は集まるもんだけど
814名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 02:42:56 ID:PFRkSv+h
アニばらのOAのセクロスシーン体の向きが逆方向になってたけど
どういう体位でやったのか気になる
815名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 08:26:35 ID:Dk9N0khD
おヴぁが延々エロ話を続けるスレでいんじゃね?
816名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 09:26:23 ID:aglMjL/Z
>>814
初めてだから正常位が無難かと思うけど
普通に重なってる絵だといかにもやってる風で、駄目だったのかな
深夜枠でもないし
817名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 10:55:37 ID:F2j6WZNe
オヴァ捨て山の
エロ端会議スレ
と化して来た感じだ
818FO ベネチア鏡:2011/01/15(土) 11:14:49 ID:+CGQrhvD
FOです。
82さんの“見てしまったアンドレ”をヒントにさせていただきました。
基本OAから逸脱しております。ご容赦ください。

オスカルは宮殿内の自室で身支度を整え、王妃の外国の大使たちへの謁見に
随行する準備をしていた。フェルゼン伯がいらした、とアンドレが声をかけると
オスカルはお通しするようにと答えた。

今日は自国の大使と一緒に王妃様に謁見するためにこちらに来ている、と言って
部屋に入るなりフェルゼンはオスカルの肩を抱くと額にくちづけした。相変わらず
綺麗だな、と言葉を続け頬からうなじへキスを続けた 今日はそんな時間はないぞ、
といって腕をふりほどこうとしたがフェルゼンはいくらでも方法はある、と囁く。
体をぴったりと押し付けて抱きしめられていると彼の欲望を体に感じ、なにやら妖しい
心地がしてオスカルの体から力が抜けていった。
フェルゼンはやっと会えた、会いたかったと耳元で繰り返すが、オスカルが誰に
会いたかったのかと呟くと黙ってしまう。

王妃様お気に入りの近衛将校を通してフェルゼンが見ているのはあの方のことだと
知っている。仮そめの恋であっても彼から逃れることはできなかった。お互い
手にはいらぬものを求めている似たもの同士。そうした不思議な仲間意識も
二人を結び付けていた。

「お前はどこから見ても一部の隙もない完璧な近衛仕官だな」
オスカルの体を放し2,3歩下がったフェルゼンは値踏みするようにその美しい姿を
眺め、背後に回りながらからかうように言った。
「でも、その完璧さを壊すのは楽しい。」
と言葉を続けたかと思うと背中から抱きしめた。両手でオスカルの軍服の前を開け、
肩から上着をすべり落とした。硬い殻のような軍服を取り去り、ブラウスの上から
女の体を感じると、しばらくぶりのオスカルの肌の匂いがフェルゼンの鼻腔をくすぐり、
心をときめかせた。フェルゼンはこの石榴の香りが好きだった。
「ああ、オスカル・・」
フェルゼン伯はオスカルの顔を後ろに振り向かせるようにして唇を奪った。

机にオスカルの上半身をうつ伏せに押しつけ、フェルゼンはキュロットを引き下げよう
と手をウエストのあたりに回してきた。オスカルは彼の動きを止めようと力なくもがき、
もうやめろ、声をあげるぞ、と脅かした。
「アンドレを呼ぶか? 呼びたければ呼んでもいいが私は止める気はないよ。
彼は私たちのことを知っているだろう?それに、ほらお前だって・・・」
フェルゼンはオスカルのむき出しになった下半身の熱くなっている場所を探っていた。
耳に心地よく響く恋人の声がオスカルの官能をたきつけてゆき、抗う力を失っていった。
819FO ベネチア鏡:2011/01/15(土) 11:22:54 ID:+CGQrhvD
アンドレが控えの間で待機していると、そこへ副官がやってきて隊長は?と尋ねた。 
今お部屋でフェルゼン伯と一緒です、と答えると副官はそうですか、とつぶやき、
表情の消えた顔でそのまま立ち去ってしまった。アンドレは副官の様子になんとなく
不安な気持ちを覚えて控えの間から次の間にそっと忍び込んだ。開けはなれた
扉の向こうからフェルゼン伯の押し殺した、なだめるような声が聞こえてくる。

アンドレは扉の影から、続き部屋の中を恐る恐る覗いた。予想はしていたものの
彼はその光景に心臓が止まりそうになった。机に突っ伏したオスカルの
キュロットが膝のあたりまで引き下げられ、白いむき出しの腰をフェルゼン伯の
手が捉えていた。彼がそそりたった男根を取り出し、手で添えながら無防備な
オスカルの体のなかにゆっくりと挿入していくさまが手に取るようにはっきりと
見てとれた。オスカルは堪え切れないように小さな切ない呻き声をあげて
フェルゼンを迎え入れていた。

頭に体中の血が逆流した。股間のものは熱くはちきれそうになり、アンドレは
思わず手で前を押さえた。フェルゼン伯は動きをはやめて腰をオスカルに打ち
つけていた。肉体と肉体がぶつかり合う音は交合された部分から滴り落ちる
淫水の音も混ざって
聞こえてくるようだ。アンドレは口内が乾き、思わず生唾を飲み込んだ。 
「フェル・・ゼン。 ああ、フェルゼン。」
フェルゼン伯の激しい息使いの合間にかすれた甘い声で彼の名を呼ぶ
オスカルの声が聞こえる。

うっと低い呻き声をあげてフェルゼンはオスカルから体を離し太腿のあたりに
白濁した液を吐き出した。オスカル、と愛おしげに名を呼び、汗に濡れた前髪を
優しく掻き揚げて額にキスをした。
「ああ、すまない。 お前いかなかったのか・・」とつぶやくとフェルゼン伯は
オスカルを抱き起こした。乱されて放りだされた美しい女のあられもない
姿態はすぐさま新たな欲望を呼び起こした。

「おいで、オスカル」
フェルゼンは傍にある椅子に次の間を向いて腰掛け、オスカルを
抱き上げて膝の上に乗せた。耳朶を口に含み、首筋を舐めながら片手で
下腹をなぜ、手を愛液の溢れるところへそっと忍ばせた。オスカルは体を
震わせて頭をそらし、頬をフェルゼンの顔に押し当てた。彼はゆっくりとオスカルの
腰を浮かせ、蘇った男根でオスカルの体を貫いた。

アンドレは覗いていた扉から素早く身をひいたが、オスカルの喘ぎ声とフェルゼン伯の
息遣いが否応無く聞こえてくる。股間のものはどうしようもなく暴れ狂って
痛いほどだった。ふと顔をあげると暖炉の上のベネチア鏡に隣室の二人の
痴態が映っている。フェルゼンの膝の上で背後から犯されているオスカルの白い
大腿部が揺れ、そのすらりとした脚の付け根では彼の指が淫らに蠢いていた。
髪を乱し瞳を閉じて、眉根をよせたオスカルの美しい顔は悦楽に酔って
輝いているかのように見えた。

アンドレは思わず股間のものを取り出すと鏡の中のオスカルを
見つめながら握り締めた。アンドレの手のなかで打ち震えていたものは
堪えきれずに溢れる欲望を暖炉のなかに吐き出した。オスカルはのけぞり
ながらフェルゼンの名を呼び続けていたが、急にぐったりと体中から
力が抜け、彼の腕のなかに崩れ落ちた。 フェルゼンは愛おしげに
その体を抱きしめ、優しくキスを繰り返した。
820FO ベネチア鏡:2011/01/15(土) 11:30:01 ID:+CGQrhvD
音を立てないように気をつけながらアンドレは控えの間に戻った。薄々きづいていた
事とはいえ、このようにあからさまに二人の情交を目にしてしまったショックで
体中の力が抜けてしまい椅子に座ったまま動けなかった。恋焦がれる男と
あのような濃密な時をすごすオスカル。だがその男の心はオスカルではなく
別の人に一途に向けられている。

フェルゼン伯にとってこの関係は親密な友情を少し超えた程度の交わりでしかない。
だがオスカルはそうではない。彼女の心を知った上でのことなのか、まったく
気づいていないのか、それとも気づいていながら知らぬ振りをする男の
狡猾さなのか。それは分からなかった。

謹厳な近衛仕官、氷の華と謳われる表の顔と激しい情熱を内に秘め、燃えるような
恋をする女の顔を持つオスカル。この二つの顔のどちらもよく知るアンドレは
言いようの無い不安を感じていた。あいつはこのままで大丈夫なのだろうか。
どこかでこの均衡が崩れてしまうことはないのか。その危うさを思うと
心配でたまらない。たとえ何があっても、どのような事が起ころうとも
オスカルの傍にいて力の及ぶ限り支えてやらなくては。

今日このような二人を目撃して激しく動揺はしたが、不思議なことに愛する人を
守りたいという気持ちに寸分も変わりは無かった。こんな事はきっと
他の誰に話してもわかってもらえないだろうが、たとえオスカルがどんなに他の男に
抱かれようとも自分のオスカルへの愛は微塵も揺るぎはしない。
ずっと昔から、多分初めて会った幼いときから分かっていた。命を投げ出しても
悔いの無いものはこの世でオスカル・フランソワただひとりだけなのだと。 
自分はオスカルのために生まれてきたのだ。

深いため息をつくとアンドレは顔を両手で覆って俯いた。耳にカチャリとドアの
開く音が聞こえ、フェルゼン伯が部屋を出ていく気配がした。 そのまま彼の
遠ざかっていく足音を聞きながら、しばらく誰も部屋にいれないように
しなくては、とアンドレはぼんやりと考えた。

Fin

821名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 11:53:04 ID:uXwpEk2l
GJ
途中でやってきた副官がジェロなら
二人の関係を知っていそうで気になった
822名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 11:57:40 ID:FVU1IjZx
GJです!

エロ行為の細かい部分がみっちり描き込まれていて、本当に職人技!
823名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 12:05:14 ID:uXwpEk2l
82読んで来た
途中で来た副官はジェロだったんだね
オスカルタソはフェルとジェロの性奴だったのか・・・
824名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 16:10:53 ID:aglMjL/Z
GJ!
鏡にうつる姿に…って所が
なんというかフェチっぽくて良かった
825名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 17:56:44 ID:5XYIcyRT
オスカルの方からもアンドレが見えていたら…と思うと、
ますますエロい。
826名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 18:04:36 ID:Dk9N0khD
>>818-820

>>549-552の人だよね
827名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 19:34:27 ID:F2j6WZNe
おお!職人さまが降臨!
鏡の前の開脚プレイがエロいです
悪いフェルとジェロも妖しくてイイ


こうやって※を見るとやはりアニメタソへの※だけ異様だと思うわ
828名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 19:44:04 ID:Fw1EmUn4
んん?
>>549>>552
>>818>>820
も全部アニメタン作じゃないの?
アイディアと構成はいいのに箇条書きっぽくて抑揚の無い文体が共通してると思うのだけど
829名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 19:59:14 ID:Bbg0u7RA
アンドレもビッチなオスカルは
とっとと諦めりゃいいのに
不憫な男だ
830名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 20:10:09 ID:FVU1IjZx
>>828
すいません、アニメタンです。
どちらも私のではありません。
831名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 20:13:25 ID:Fw1EmUn4
そうなんだ
お返事ありがとう
ということは少なくとも現在2人は職人さんがいるってことか
832名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 20:33:00 ID:Dk9N0khD
>>828
全部アニメたんなのか
そうなのか
833名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 21:58:44 ID:+CGQrhvD
818 です。 読んでいただいて有難うございます。また頑張ります。
アニメタンと間違えられて光栄です。

>826
はい。そうです。すいません、連続投下は避けたかったのですが、
投下したほうが他の職人さんたちも来てくれるかな〜と思いまして。
834名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 22:30:00 ID:o39ul5xH
GJ
アンドレも途中参加して3Pすれば良かったのに
835名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 23:41:40 ID:osaoN/0g
GJ!
投下ありがとう〜!

836名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 01:56:05 ID:LlXycA0a
アンドレ健気だね
837名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 13:03:52 ID:he6rwO7l
>>833
サイト作って!
そんで、私にだけこそっとアドレス教えて!
838名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 14:37:30 ID:yMC2AHHK
こういうのはサイトに載せられないタイプのSSじゃね
もしかしてこの人もうサイト持ちかもよ
発想は面白いけど物語の核がはっきりしなくてフニャっとした文体が
女医タソにかなり似てるw
839名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 16:00:00 ID:4ZzkC492
>>838
似てないと思う人は全然別人だと思うだろうし
たとえ職人が否定したってそう思える人には思えるのかもしれんけど
こんな匿名掲示板で職人を特定すること自体が不毛
表のサイトや管理人の話は野暮だし平和を崩す元凶
数少ない職人は大事にしなくちゃ
840名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 19:08:59 ID:LlXycA0a
そのベルファンの平和を掻き乱すのがオチスレの婆たち、
数少ない貴重なファンサイトを汚い手を使って潰す
841名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 21:31:45 ID:zWTKuPu7
「あんたとこに柿の木あるの」 「ハイ、あります」 「よう実がなりますか」 「ハイ、ようなります」
「わたしが上がって、ちぎってもよろしいか」 「ハイ、どうぞちぎってください」 「そんならちぎらしてもらいます」
842名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 21:58:38 ID:oATwLiQR
>>818
このエロかっこいーフェルゼンからオスカルは離れられない気がする
それでもまだオスカルの事を想い続けるアンドレは相当根性あるとオモタ
843名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 22:33:53 ID:eB0VOP3F
オスカルもアンドレも、それぞれの立場で
軽く遊んでたらおもしろいかも
844名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 23:21:44 ID:oATwLiQR
それならいっそ前にあったアンドレ・マリーみたいな感じから、
マリーの密かなお気に入りになって、コッソリとフェルゼンに報復してやるという
凶悪なアンドレで(完全にキャラ違う)
845名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 23:33:59 ID:eB0VOP3F
いいね
大切なものを踏みにじられたアンドレが
フェルゼンの大切なものを踏みにじるという
最後はもう4Pでいいよ
846名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 00:28:58 ID:EgJDQGUm
ギャオでアニばら見たが今のアニメとは格が違う。
萌えとかオタクアニメとかそんなんばっか。内容も­つまらん
847名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 01:08:49 ID:XVHAJgod
文体から特定の人物を推察できる人ってすげーなーと常々思う。
しかも自分も時々赤の他人と間違って特定されたり、
更にその逆もあったり。
文体プロファイリングって不毛でアホらしいとしか思えない。
848名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 07:56:03 ID:+BFIXn78
自分語りうざい
849名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 12:07:45 ID:u6y/4EDP
>>847
不毛な話題はスルーしようと思ってたんだけど…
せっかく投下してくれてる職人さんには本当に申し訳ないと思う
ホント無粋だよな
でも適当な特定や決め付けを鵜呑みにはしないし、信じてもいないよ
気にしないでこれからも投下して欲しい
850名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 13:48:14 ID:rHkaeEOy
あんまりスルーできないでいると
そのうちジョイたん本人認定されるよ
それでソカベたんみたいに凸がいったりするから
もうこの話は止めたら?
851名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 16:26:16 ID:PRfBLqb2
オスカとルアンドレは熟年夫婦
852名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 16:26:29 ID:SP+sCQYK
>>850
なんでジョイタソ?アニメ=ジョイタソなの?
アニメタソだけやたら本人特定レスがついて
アニメタソもそれにホイホイ返事するあたり
仲間内でやってそうだけど千腹出身者なら納得
853名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 16:36:57 ID:PRfBLqb2
オスカルにウサ耳させたい
854名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 17:13:09 ID:UKpxYWm2
>>852
オマイ全然違うだろ>>826-850まで読み返してみ
やたら本人特定されてホイホイ返事をして美辞麗句レスが続くのがアニメタン
そのアニメタンに間違えられたのが>>549>>818を書いた>>833の職人タン
その>>549>>818を書いた職人タンが女医タンの文体に似ていると言われてたの
855名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 17:22:24 ID:UKpxYWm2
もめん話題変えるわ
>>853
オスカルタンはウサ耳バニーガールよりも黒レザーと鞭の女王様系コスが似合いそう
そしてアンドレを自分用セックスマシーンに鍛えあげる
856名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 18:53:05 ID:kTK8MWGi
>>854
似てるの?千腹初期のJOYタソはメンヘラっぽかったよね
文体ってもそんな特徴なかったよーな
でも文体似せるの簡単だしなあ
特定したがる人は何がしたいんだろ
857名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 19:02:28 ID:4ZG5Jzax
>>855
首輪付けられて性奴隷になるアンドレ萌え
858名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 19:35:17 ID:MofxyQtW
特定してなんになるのかさっぱりわからん。
職人さんは職人さんでいいじゃんね。
投下があったらありがたく読ませてもらうだけでいいじゃん。
859名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 19:58:35 ID:GsRAlPlq
>特定してなんになるのかさっぱりわからん。
>職人さんは職人さんでいいじゃんね。

次のスレタイに入れたらどうかな
「必要以上に職人さんを特定するのは避けましょう」
「特定したがるレスは荒れる元です」
職人さんが自主コテハン
860名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:01:20 ID:GsRAlPlq
途中送信しちった

職人さんが自主的にコテハン使うのはかまわないけどヲチを呼ぶリスクもあるしな
職人が名乗らない限り特定レスは歓迎しない方向にできんかね
861名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 22:16:40 ID:4ZG5Jzax
中性的な美形キャラって妖艶な色気がある
862名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 22:40:10 ID:gH3syjet
いちいちこれスレタイに入れろとかうるさいなー
その場その場の流れで進んでいくんだから
大丈夫だって
863名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 22:41:40 ID:+BFIXn78
>>856
>でも文体似せるの簡単だしなあ

や っ て み ろ

口だけ婆あがwww
864名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 22:43:56 ID:+BFIXn78
>>859
スレタイってなに?
【必要以上に職人さんを特定するのは避けましょう】ベルサイユのばらでエロパロ【特定したがるレスは荒れる元です】

こうですかwww
865名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 22:52:16 ID:6VlDFpOQ
>>863は何にキレてるの?
866名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 22:54:37 ID:+BFIXn78
いんや
別に切れてないですよ?
>>856は滑稽だなあと思った。

そんだけ
867名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:00:48 ID:CWX4UK3c
wいっぱいつけてなに火病ってんだろね
868名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:07:53 ID:+BFIXn78
それで煽ってるつもり?
滑稽だねっ!
869名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:22:42 ID:HoiDl2HQ
>>855
鞭・・・といえば、黒い騎士に鞭をふるうシーンがあったわな。
あの鞭は長いから使いこなすの難しそう。 やっぱりS○クラブで
練習したのだろうか。 止めたアンドレにあたらなくてよかった。
オスカル様あぶないわ〜。
870名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:29:10 ID:h6psaI4c
アンドレはオスカルのバター犬が似合う
871名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 23:51:00 ID:Ro4sn7Ij
必死なのはわかったから落ち着け。
誰も>>868の文体パクったり真似したりしないから、な。
872名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 00:21:31 ID:TFRjbGtZ
オスカルにゴスロリ着せたい
873名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 00:41:40 ID:Qb7X5x51
>>865
>>867
>>871

単発IDの刑
874名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 01:05:29 ID:XmI4TOTo
なんか特定の人が誉められだすと、変なのがわくのはこのスレの標準仕様なのか?
誉められたいなら、プロファイリング粘着叩き能力を発揮するんじゃなくて神文章書いて誉められようよ。
875名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 01:27:25 ID:DSyFykA/
あー確かにいたね
特定の職人が褒められるとモチベ下がるっていってた職人タンが
876名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 01:39:49 ID:wkWgJnmj
今回の場合べつに誉められてた感じはなかったけど?
寧ろいつも超絶誉められるのはそれほど馬でもないアニメタソ
そのアニメタソと一緒にされて貶されてたイメージの方が強かった
それとも誉められてた事にしたいのかそう思いたいのか

ジョイタソと似てると言われて辛うじてスルーしてたのに
メンヘラと言われてとうとう切れたのかと思って見てたが
誉められてもいないのに宛串ぐらい神文書いてみなさいよと
言えちゃう変なプライドはやっぱりジョイタソ本人かもしれん
877名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 04:32:49 ID:ceutsn5o
職人特定の件はどうでもいいから、エロいこ。
878名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 07:55:04 ID:w5RIeOL7
>>872
ドレスなんかこのオスカル様が着られるか!とぬかす14歳のオスカルに
無理矢理ゴスロリを着せて怒らせたい
879名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 09:59:18 ID:qyZcG8+a
14歳のオスカルはツンデレロリで萌え要素満載
880名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 11:23:58 ID:pocfGiZf
>誉められてもいないのに宛串ぐらい神文書いてみなさいよと
>言えちゃう変なプライド

ベルジャンルおばちゃんは全共闘のワガママと
バブル世代のプライドの高さがミックスされてるからどーしよーもない
若くて柔軟な作家たんカモーン
881名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 12:19:57 ID:w5RIeOL7
ツンデレロリのオスカル様がアンドレとジェロを従える図は更に萌える
882名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 21:45:10 ID:4ri3+T5S
ツンデレショタ美少年として見ても萌える
883名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 23:33:29 ID:Qb7X5x51
        ,. -' ̄ ̄7___
     ,. -' ,,.-'´ ̄| |::::::::::::::::::\               ,_
    r ,./-''1::__:::| |::::::::::::::::::::::::`i            /(υ)
.    i |:::::::|  ´ |::| |:::::::::::::::::::::::::::!      ./ ̄`ヽ/  〆゚∞∝∽∝o
    | |::ィ´  「´::::| |::::::::::::::::::::::::::|.  ___/   /  /        8
    | |└´| 」::::::::|__L;;;;___:::::::l. / //   ヽ(   /!        c
.    | |::::_;;;=-弋ヌ ,≧ミ| .`v=、\|/   iハ    ゝ-'_ノ        。O       __ ∧
     } |/ l`ト、 ヽ〃!ナハ  ヘ)リ ,.ヘ     ヽ __ )       o          ヽノ ⌒ヽフ
    `!   !fテミ\ゝ弋ツ',  ><  .ゝ、   ノ         φ         <{  ○ )>
    ノ人 .{弋リ    __//ハ    ヽ  >ー"         8          〆∠ゝ、_,ノゝ
     | N. //  f´ .)/\    ><´  \         ゚∝∞∽∞∞∽゚     ∨
      | |_,.>==-`r イ   .\    ` 、  `ー 、
    ,.ィ'ィ´         ,.ィ´::!\   ヽ _   `ヽ  こ、これは乙じゃなくてモーニングスターの鎖なんだから
   i::{ .{       ,    ./::ノ丿 ヽヘ.__> ` ̄ ヽ}  変な勘違いしないでよね!
  ,.へヽヽ     /    /,.イ\  ヽ、
  〈:::::::ヽゝゝ- ' ´    ,.彳::{  ` 、_二ニ=ー, ィ-ー=ニニヽ
  ヽ:::::::ヽ::〔      / 〈:::::\___,. -ー'//::::::::::  | |
    ゝーヘヽ     _〈.  \:::::::::::::::::::::_/ /:::::::::::::::::::::::| |
       ヘヽ  ,.-'´ ,>、  ` ー--''´ , -'':::::::::::::::::::::::::
       `!ゝ' ,.-''´    `ー--ー< ::::::::::::::::::::::::::::::::
       ヽヽィ'ノ          ヽ::::::::::::::::::::::::::
       /:::/             }\:::::::::::::::::
       /              ノ  ヽ


>おばちゃんズ
こおゆうのが「ツンデレ」だよ。
としよりなのに、若い人の真似して
使い慣れない言葉を使うのやめなよ。
884名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 00:09:39 ID:A5OTQI+4
そんな秋葉キモオタ向けキャラなんてどーでもいい
885名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 00:23:43 ID:sXw/FxTY
>おばちゃんズ

やっぱりわかってないね
886名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 05:33:04 ID:85fKI2Iw
>>885
え?自分だけはおばちゃんじゃないと思ってる痛い人?
887名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 08:45:27 ID:cFFXpaYZ
また若ぶりっ子のソカベンキタソが来てんのか
人につっかかってないでスカトロでもいいから投下しろや
888名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 15:41:11 ID:FUgEm8/z
ローティーンのオスカルがドレス着たらフランス人形みたいだろね
889名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 17:02:44 ID:4XmuZPRO
「ベニスに死す」のタジオ役を14才のオスカルにやって欲しい。
胸がふくらんじゃっているだろうから水着のシーンはCGで調整。
890名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 18:43:34 ID:FUgEm8/z
オスカルがタジオなら海岸で絡んで来るホモはアンドレで頼む
891名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 18:56:08 ID:sXw/FxTY
違う。
アンドレならむしろアッシェンバハです。

わかってないね。
892名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 20:12:56 ID:ZLSsDj3q
ストーカーの哀れなホモおやじがアッシェンバッハだよね?
アンドレ嫌いのアンドレ=ストーカー説の人まだいたのか・・
893名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 20:35:42 ID:k1GWYRPm
でもビョルン・アンドレセンはやっぱりユリウスだなー
894名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 20:40:35 ID:wG5rB02B
ユリウスは絶対ドミニク・サンダだよ
オスカル役の候補にもなってたみたいだけど
『暗殺の森』なんてユリウスどんぴしゃっす
895名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 23:29:17 ID:8IQo+pzF
やおい苦手だけどオスカルが本当の男だったらBLにはまったかも
896名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 09:56:54 ID:/FPhxb7I
普段はやおい好きだけど男女物で唯一はまれるのはベルばらだけだという人も多いよ
897名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 10:09:46 ID:v4Y7MCwN
それ何となくわかるな
OAに関しては、やおい好きが余り違和感を感じないカップルなんだと思う
オスカルは男前で強いけど女って所がいい
でも、一人にしないでの場面はちょっぴり苦手
898名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 10:18:52 ID:1sO97mKv
ベルばらは遠回しなBL
899名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 12:00:45 ID:bhigNUfh
遠まわしにBL

確かに。そのころって風と木の詩、とか萩尾もとタンの崇高なBLもの系
全盛期じゃなかったかな

みんな舞台はだいたいおフランスで
900名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 12:24:16 ID:SqJdwS0m
「あててみようか、君の父上はギリシア系だね。」
「素敵な黒髪だ」 

オスカルにシュロッターベッツの制服着せたい。
901名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 12:29:46 ID:bhigNUfh
それじゃユリウスだお
902名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 12:30:32 ID:bhigNUfh
それはユリウスだお
903名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 12:41:54 ID:SqJdwS0m
おお! たしかにユリウスですな。
904名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 17:34:33 ID:gVFqZ0cu
意外に士官学校先輩後輩ネタが少ないなぁと思う
たまに見るけどね。
905名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 20:19:03 ID:dwBvliLE
>>892
なんでもできるスーパーアンドレファンですかね?
ガミニ様?
906名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 22:31:52 ID:F3kjyvsY
ガミニたん生きてるの?
907名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 22:43:56 ID:1sO97mKv
レイパーアンドレ
908名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 22:57:05 ID:BJ7jdgz4
全身から触手を生やし、オスカル様を3穴責めで昇天させて
妊娠させるんですね >>レイパーアンドレ
909名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 00:44:42 ID:XbDyKFl1
>>908
吹いたww激しく男性向けでありそうだな。読んでみたいですw
910名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 00:46:59 ID:vA06VC1A
触手レイパーってwかなり変態でマニアックな世界
911名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 11:07:50 ID:GQ+cQ41x
穴という穴にラブ注入されるオスカル様
912名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 13:03:40 ID:kq9IXfen
触手でも獣姦でもSMでもノーマルでも何でもいいです。ヨロシク
913名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 13:19:21 ID:AaxZx8W0
なんで男性ってそういう変態もの好きなんだろうね
女の心理では理解できないが
性別が違うと脳みその傾向が違うってヤツなのか
914名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 13:48:18 ID:gnZrgfbl
要するに女様のアテクシは綺麗で高尚な性欲の持ち主だから、おげふぃんな男の変態性欲は認めないんですね。
それならロココの香り漂う、格調高い素晴らしいエロの見本を見せてくださいな。
915名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 14:55:50 ID:gK1gLzLS
男性女性の違いだけでなく、個人個人で趣味が違うから貶しあいしても意味ないない。
ロココの香りはどうか分からないけど、触手もどきは『蛸と海女』で葛飾北斎も描いてるっすよ。
「アニミズムと性への戯れが北斎により融合された作品」だそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Dream_of_the_fishermans_wife_hokusai.jpg

こっちは↓は格調高い獣姦(白鳥に変身したゼウスとレダ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Mus%C3%A9e_Picardie_Beaux-arts_08.jpg
916名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 15:01:15 ID:RvPmZjwd
ワタクシは触手モエるよ。
ま、確かに自他共に認める「女らしくない女」だけど。
917名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 15:14:13 ID:gK1gLzLS
ベルばらに合ってるかどうかは別として、自分も触手萌えるほう。
アニばらのテーマソングのイバラに絡まれたオスカルがそう見えなくもないかも。
天国に行ったアンドレが白鳥に姿を変えてオスカルを獣姦するなら禿げ萌えるっす。
918名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 15:42:35 ID:kq9IXfen
いやアンドレなら黒毛のわんこか馬
だと結構ハードかのー
919名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 16:22:54 ID:AaxZx8W0
ゼウスとレダはエロいね
タコはエロいっていうか怖い 単純に
920名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 16:59:39 ID:58jldAJq
北斎先生のはセリフもついててエロいいw
921名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 17:13:11 ID:gJyZ9iPO
なんだかエロパロスレが一気に格調高くなった気がしる
そういえばエロは人類の永遠のテーマだもんなあ
922名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 18:34:22 ID:oYyKRcSn
ときめきトゥナイトみたいなラブコメパラレルなら女性受けいいかも
923名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 21:15:43 ID:AaxZx8W0
エロさないな・・江藤ランゼ。

924名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 21:19:24 ID:DJKbZP9+
アンドレがツンデレ属性で実はどこかの王子様なんだな
で、ジェローデルが弟。
925名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 21:24:50 ID:osyMN6zB
るっするっす
926名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 22:18:52 ID:SlT0OQ5z
アンドレならバター犬だなww
927名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 22:22:11 ID:gJyZ9iPO
>>926
それ私も書こうと思ってたよww
928名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 23:05:58 ID:G0gnvh+i
>>924
そーいうハーレクイン妄想は王家でいいじゃん
前にOA逆で書いた人はうまかったけど
アンドレが下駄履いたらベルばらじゃなくなっちゃうよ
929名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 23:52:11 ID:oYyKRcSn
触手+ラブコメ
930オスカルとフロレル 特別な一日:2011/01/22(土) 10:20:49 ID:cjC1Mzv0
アニメタン、私はアニメタンのお話が好きデス。また書いてくれたら嬉しいデス。
オスカルとサン・ジュストです。前スレのオスカルロザリーの流れで書きました。
778、779、780さんのレスを参考にさせて頂いて、題名は映画から拝借。

その日オスカルは久しぶりにロザリーの家へ訪れることになっていた。
ロザリーからの手紙によると今日から数日ベルナールは不在ということだったし、
この日ならば自分も休暇をとっても差し支えなかった。いぶかしげにしつこく
問いかけてくるアンドレを置いて一人でロザリーの家の前までやってきた。 
ドアを叩くと出てきたのはロザリーではなく、ベルナールの遠縁でフロレルと
呼ばれていた男だった。

「あ、ジャルジェ准将、お久しぶりです。さあ、どうぞ。」
フロレルはそういってオスカルを中へ招き入れた。
「ロザリーは? 留守なのか?」
「ええ、昔世話になった女性の容態が急に悪くなったと知らせが来たとかで、
先程いそいで出かけました。あなたがいらっしゃるから、代わりにここで
お迎えして欲しいと頼まれたのです。ベルナールも数日間ここには
もどらないし、せっかくベルサイユからいらしたのに、申し訳ないと
事情を話して誤って欲しいといわれました。」
「そうなのか。」
オスカルは大層がっかりしたが、フロレルにその様子を気取られない
ように表情をかえなかった。 ロザリーがベルナールのもとに嫁いでからは、
そう頻繁に会えるわけではない。今日は大変貴重な一日となるはずであったのに。

フロレルがコーヒーを入れてきてくれた。オスカルはテーブルについてフロレルと
コーヒーを飲んだ。フロレルがこの美しい士官を間近に眺める機会を得たのは
初めてであった。最初に見かけたときからひどくその姿に心惹きつけられたものの、
この人が実は女性だと教えられてからはさして気にならなくなった。 
でも、こうしていると・・・、どう見ても女性には見えないなあ、とフロレルは
残念に思った。 こんなに綺麗な男はみたことがないのに。

オスカルは最初にフロレルを見かけたあの雨の日のことを思い出していた。
濡れそぼった黒髪が白い顔にかかり、ぞっとするような美しさであった。こんな
佳人がなぜ男装してここにいるのだろうかと強く印象付けられたものだ。その後に
ベルナールから紹介され、男だと知ったときは心底驚いた。 今だってこうして
優雅にコーヒーを飲んでいる姿は線も細いし、男装した女性としか見えない。
他人がみたら、きっと自分のほうがよほど男らしいと思うのではないだろうか。

この人は自分と同じなのだな、とフロレルは同族の匂いを微かに嗅ぎ取った。
発禁処分となった「オルガン」を描いたのは確かに自分なのだが、女を愛した
ことはなかった。 自分に言い寄る男たちは自分を女だと思って口説いてくる。
男だと知ってあぜんとする間抜けな男たちを相手にするのは愉快だった。
だが女でも男でもかまわないという者たちは、魂を抜かれてしまったように
自分に夢中になった。
この人はロザリーさんに会いに来たのだ。それもベルナールに知られたくない
事情があるからだな。それは、きっと・・・。実際、本当にこの人は女の人なのかしら。

清純な乙女といった風情のロザリーと違って、このフロレルは妖艶な美女だな、
とオスカルは思った。今まであまりこうした女性は相手にしたことはなかったのだが、
あの綺麗な、妙に赤い唇はどんな味がするのかしら、と思った。この美しい生き物が
本当に男なのかどうか、確かめてみたい気がする。

931オスカルとフロレル 特別な一日:2011/01/22(土) 10:24:37 ID:cjC1Mzv0
フロレルはオスカルの様子を何食わぬ顔で窺っていたが、手探りの
気持ちのまま、思い切って問いかけてみることにした。
「ロザリーさんがいなくて随分とがっかりされていることでしょうね?」
「ええ、まあ。」
オスカルは落ち着いて用心深く答えた。
「あなたはベルナールのいないときにいつも来ているのですか?」
「それは、どういう意味だ?」
オスカルの顔にはフロレルの言葉の意味をはかりかねて、戸惑った表情が
浮かんだ。フロレルは曖昧な微笑を浮かべた。

「ジャルジェ准将、僕たちは同じ仲間のようなものだ。そうでしょう?」
オスカルはフロレルのこの率直な問いかけにどう答えたらよいものか、言葉に詰まった。
「ロザリーさんと貴女はいつからなのですか?ああ、隠しても無駄ですよ。
僕にはそういうことはよく分かるのですから。僕だってね、同じなのですよ。
ちょっとした後ろめたい趣味の持ち主なのです。大丈夫ベルナールには言いませんよ。」
オスカルはじっとフロレルを見詰めると、失礼する、と言って立ち上がった。

「ジャルジェ准将」
フロレルはオスカルの手をとって引き止めると、低い声で言った。
「このまま行ってしまうのなら、ベルナールに言いつけますよ。」
オスカルは思わず振向いてフロレルの顔を見た。
「今のところ、ベルナールは何も気づいていません。でもちょっと変だな、
というくらいは思うことがあるかもしれませんよ。僕が何か言えばきっと・・・」
「手を離せ。」
オスカルはフロレルの手を振り払おうとしたが、思いのほか力強く握られていて
駄目だった。フロレルはオスカルの顎を捉えて顔を自分に向けさせると
つくづくと眺めた。そして
「本当にお綺麗ですね。」とまるで夢を見ているかのようにうっとりと呟いた。

オスカルは自分に見とれるフロレルの顔は宮廷で見かける若い令嬢たちと変わらぬ、
いや彼女たち以上に美しい、と思った。黒い瞳が妖しい光を湛えて輝いている。
唇は濡れてキスを誘っていた。これが女性ならば迷うことなく唇を奪ってしまう
ところだけれども・・・。

「ジャルジェ准将・・・」
フロレルはゆっくりと顔を近づけてオスカルの唇に自分の唇を重ねた。オスカルは
抗わなかった。
「あなたは本当に女性なの?」
932オスカルとフロレル 特別な一日:2011/01/22(土) 10:29:39 ID:cjC1Mzv0
白いシーツの上でオスカルのブロンドの髪が乱され、フロレルは白く長い指先でオスカルの
ブラウスの前を開いていった。手は何かを探索するかのように注意深くオスカルの首筋、肩、
そして剥き出しになった両腕を撫ぜていた。ああ、思ったよりもずっと華奢なのだ、と掌で
その身体を感じていた。そして胸のふくらみを隠している胴着に眼を留めた。
「これは、窮屈そうですね。とりましょう。」
そういってオスカルを助けおこすと胴着を取り払った。あらわになった胸のふくらみは、
ほどよい大きさでとても形のよいものであった。なんて綺麗なのだろう、とフロレルは
金色の髪の間に見え隠れする乳房に見とれていた。 おもわずその胸の頂に唇を当てると
オスカルの身体が震えたような気がした。

こうしてこの人の生身の身体をみて、確かに女性だと分かったのだけれども、この人の
すべてを見たいという気持ちは治まるどころか、益々強くなっていった。
自分が女性に対してこんな気持ちになるなんて・・・フロレルは自分の欲情が信じ
られなかった。何ども男の服を脱がしたことはあったけれども、これほど気持ちが
煽られることがあっただろうか。 下の衣服もすっかりと脱がしてしまうとまるで
ヴィーナスのような裸体がシーツの上に現れた。フロレルは呆けたようにオスカルの
裸体を見ていた。

「ふふ、これで女だと分かっただろう? 残念ながら私は女だ。お前にとっても、
私にとっても残念なことだがな。」オスカルはなにやら自嘲気味に言った。
「貴女は男だったらよかったの?」
「ああ、そうだな。私が男だったら、跡継ぎが出来て父はさぞ喜んだことだろう。
ロザリーをベルナールに渡すことはなかっただろうな。それに私の従僕も身分違いの
恋に身を焦がすこともなく、幸せな人生を歩んでいたことだろうよ。」
フロレルはオスカルの孤独と苦しみがその言葉の端々に感じられて胸を突かれた。
「お前はどうなの? お前はこうしてみるとまるで女だけれども、本当に男なの?」
黙っているフロレルにオスカルが悪戯っぽく問いかけた。フロレルはゆっくりと自分の
衣服を脱いでいった。そのひとつひとつの動作をオスカルはおもしろそうにじっと観ていた。

これはまるでギリシア神話にでてくる両性具有の者のようだ。美しい婦人の顔に少年の
身体を持った逆転のヘルマフロディトスか。これが同じ神の創造物とは信じられない、
とオスカルは驚嘆した。

フロレルはオスカルを引き寄せ、胸の中に抱きしめると耳元でそっと囁いた。
「ジャルジェ准将」
「何?」オスカルはうっとりと眼を閉じてフロレルの肩に頭を乗せ掛けた。
「女の人と寝るのは初めてです。」
「ほう、そうなのか。それでよくあの本が書けたものだな。」
「ふふ、すごいでしょう?」
「まあ、いいさ。 私も男と寝るのは初めてだから。」
「ええっ 本当に? いいの?」
フロレルは美しい眼を見張ってオスカルの顔を覗き込んだ。
「男だってお前くらい綺麗なら。」オスカルはフロレルの頸に両腕をからませた。
「僕は貴女の従僕に殺されないかしら?」
933オスカルとフロレル 特別な一日:2011/01/22(土) 10:34:12 ID:cjC1Mzv0
フロレルはオスカル抱いてキスしながらゆっくりとシーツの上に倒れこんだ。掌でゆっくりと肩の線を
なぞり、鎖骨のあたりを撫ぜた。 骨が細いな。いつもの感覚より一回りも細い。そんなに小柄な人では
ないのに、見かけだけではわからないものだ。胸のふくらみを押さえ、その先端をそっと触ってみた。
この美しい乳房をずっとあの軍服に隠していたのか。初めてこれをみた男が同性愛者の自分だなんて、
なんだかおかしいな。身を屈めて薔薇色の乳首をそっと口に含んでみた。舌を転がすようになぶって
みるとオスカルの口もとから吐息が漏れて、肩に置かれた両手に力が加わった。 そのまま乳房に
舌を這わせながら、手を下降させていった。 柔らかい下草のあたりに手を添えると指先が濡れた。
思いがけない感触にびくっとした。割れ目を書き分けて指を襞の奥へと忍ばせていくと泉のように
愛液が溢れ出してくる。
これは・・・、こんなになるものなのか。今まで見聞きしたこととはいえ、初めて手にする様々な
ことは新鮮な驚きの連続であった。女性はこうして男を受け入れるのか。そしてこの人もこんなに
濡れて男である僕を受け入れてくれるのだ。オスカルの思いがけない反応が嬉しく、益々欲望をたきつけた。

「あなたは男の人がだめなのかと思った。でもこれなら大丈夫じゃないですか?」
「だってお前はまるで男じゃないみたいなのだもの。まるで女に抱かれているみたいだ。
そうだな、胸のない女だな・・・。」ふふふとオスカルは笑った。
フロレルはオスカルの脚の間に顔を近づけて、舌先で襞の内外を愛撫していった。オスカルの
細い指がフロレルの髪を掻き分けて頭を掴んできた。
「あ・・ああ・・」
オスカルの甘い呻き声を耳にすると自分の物が熱くなってきているのが分かった。割れ目の
奥からは舌先の動きに呼応するかのように蜜が溢れて、この体が自分を待っているのだと思った。
とはいえ初めての挿入は少し不安でもあった。 オスカルの手を自分のものに導くとそっと
握らせてみた。 オスカルはびくりとしたが、そのまま握っていてくれた。
「あ・・・これが、こんなに固くなっている・・・」
「見たいですか?」
「え?」
「こういうの、見たことないのでしょう?」
フロレルは膝立ちになると自分自身をオスカルの目の前にさらけだした。 オスカルは
じっとフロレルを見詰めていたが、その綺麗な桃色のものに吸い寄せられるように顔を
近づけると切っ先にくちづけした。
「あ・・・」鋭く淫らな感覚がフロレルの身体を走った。
「ジャルジェ准将、そのまま・・・口の中に僕をいれて・・。」
フロレルはオスカルの頭を捕らえると自分の身体のほうへ引き寄せた。女の柔らかい
唇の感触はいままで味わったことのないものだった。フロレルの美しい唇から呻き声が漏れた。

熱くなったオスカルの身体を開いて、そそり立った自分を当ててみた。いつもと勝手が
違うのでどうもうまくいかず、彼は空しくはじかれてしまった。オスカルが手を添えて
導いてくれたけれども、なんだかしっくりこない。
「うつ伏せになってください。」
オスカルを乱暴にひっくり返すと、膝を折って腰を高くあげさせた。
「い、嫌だ。」シーツに顔を押し付けられて、オスカルは抵抗したが、手を緩めなかった。
「しばらく大人しくしていて。このほうが慣れているから・・・」
フロレルは夢中でオスカルの腰を引き寄せ、体にはいろうとした。
「あっ、フロレル、違う!」オスカルが鋭く叫んだ。
「そうだ、ごめんなさい。」フロレルは身体を心持低くしてヌルヌルと蜜を滴らせている
オスカルの入り口へ這入っていった。柔らかく暖かい。物凄い抵抗感が感じられた。
ああ、なんて気持ちいいのだろう。
「う・・い、痛い・・」体の下でオスカルが身をよじって痛みに堪えていた。
フロレルが突きたてるたびにオスカルの背中で綺麗な金髪が揺れ、細い指先でシーツを
握り締め、唇を強く噛んで痛みを堪えていた。そんな苦悶のオスカルの横顔はフロレルを
益々激しい動きへと駆り立てていった。淀みなく続く責めに堪えかねてオスカルは声を
あげはじめた。
934オスカルとフロレル 特別な一日:2011/01/22(土) 10:37:59 ID:cjC1Mzv0
ぐったりとしたオスカルを抱えてシーツに横たえるとフロレルは自分も傍らに
横たわりオスカルの膝のあたりに脚をからませた。 オスカルの顔や肩にキスを
しながら、どうでした? とても痛かったの? と聞いた。
「ああ、ロザリーの言っていたことは本当だったな・・・。」
「最初だけだそうですよ。」手をとって口付けしながら言った。 僕が女の人を
欲しいと思うなんて・・・。今でも信じられません、と微笑んだ。
「あんな形でやるなんて・・・。お前は私を男だと想像したから出来たのではないか?」
「そうかしら。」とフロレルは答えたが、先程オスカルがしてくれたことを思い出すと
欲望がもたげてきたのを感じた。あの刺激的な感覚は初めて味わうものだった。
「じゃあ、試してみます。 また痛かったら言ってください。」
フロレルは仰向けになったオスカルの両膝を取って開くと自分の身体を滑り込ませた。
すでに立ち上がって腹に届きそうなほど反り返っていた。 手を添えて場所を
確かめるとゆっくりとオスカルの身体の中へ入っていった。最後にぐいっと腰を
押し付け根元まで差し込み、突き立てた。その瞬間喩えようもない悦楽が
オスカルの身体を貫いた。
「ああっ」
オスカルは小さく叫んだかと思うと、フロレルの背中にまわした両手に力をこめた。
女性を相手にしていたときにはない、ひどく荒々しい行為が始まった。

「僕は女の人もいけるようになったのかな、それともあなただからかしら。」
ベッドの上でフロレルは裸のまま頬杖をついてオスカルが身支度を整える姿を
見ていた。
「さあな。」
「貴女はどうなの? もう男の人でも大丈夫?」
「どうって・・・。 多分お前のような男だったら、な。」
「そうですか。」
「フロレル、言うまでもないことだが、ロザリーに気取られないようにしろよ。」
「だめですか? 今度二人が一緒のときに仲間に入れて欲しい。」
「馬鹿! そんなことしたら、殺されるぞ。」
「誰に? ベルナールに?」
「違うよ。 ロザリーにな。 あいつは結構危ないんだ。」

数ヵ月後フロレルは新作を書き上げて上梓した。今回もまた発禁処分になるか
ならぬか、と思われるような際どい内容の本であった。本はある女性に
献呈されていたが、その献辞下記のとおりである。

           O嬢へ、
      特別な一日の思い出に捧げる
          愛をこめて F

FIN
935名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 10:38:45 ID:1CaYHBZV
>>889
残念
14歳のオス駆るは無乳でつ
936名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 12:11:00 ID:sxj/ssKB
読みにくい・・・
読む気が失せる
937名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 13:48:27 ID:dsAZRGzj
GJ!
このO様はガチレズの人だよね
絵になる2人だけど
絡むのは難しそうだなーと思ってた
でもお互いにホモレズ童貞処女でというのも面白いね!
938名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 14:07:13 ID:+tEW+H/3
フロ×オス待ってました
このふたりならこんな感じだろうな
GJ
939名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 15:48:57 ID:3n6O8tfl
フロレルとオスカルだったら
絶対オスカルの方がガタイでかいと思う
940名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 16:07:38 ID:A0LPbySW
GJ
ホモにもレズにも見える二人なのがいい
941名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 22:10:34 ID:ZUQvBrmV
ガチレズのO様はまったくアンドレに興味がないんだろうか。
アンドレ、とことんかわいそう。
942名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 22:59:18 ID:dsAZRGzj
興味なさそうw
フロレルはベルナールには手を出さなかったんだろうか
943名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 01:14:05 ID:DkhHrzJj
そこでアンドレが男の良さを無理矢理教え込むんでつよ
944名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 11:21:00 ID:kI+56Anj
女のような男が大丈夫なら、ジェロはいけるかも
945名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 18:17:45 ID:F9g2hx12
フロレルは漫画だと明るいオカマキャラ、アニメは冷酷なテロリスト
946名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 18:29:10 ID:GhlIMzUF
>>944
んじゃ、フロレルー>ジェロー>フェルゼン と徐々に男っぽい人に慣らして
増えていって、最後はアンドレで上がり。 
947名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 20:40:14 ID:kI+56Anj
アンドレラストか。かわいそーに
また最後までちゃんと待っていそうで泣ける
948名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 22:28:53 ID:od/0KY/G
原作フロレル×アニメフロレル

って、801は発狂するおばちゃんがいるんだっけ?
949名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 22:39:00 ID:63KkBsfg
発狂はしないが所詮尻穴掘りをゴテゴテ飾り立てた悪趣味文で
格調高くしたつもりの勘違いBLはキモいからやめてくれ


950名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 23:07:48 ID:CPfAHUjB
ここはO様が男性キャラ相手にAVばりにがハメ狂っていれば
美しく素晴らしい愛みたいな考え方の女様が仕切っているからね。
アナルファックなんて今時ヘルスでもやってますよ。
951名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 23:20:07 ID:F9g2hx12
>>946
アンドレまで制覇したら次はアランだな
952名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 23:47:34 ID:GhlIMzUF
ジェロをクリアできたら後は楽勝。でもアランは毛深そうだから、ちとハードル高い。
オスカルはどっちでもいける口になれそうだが、フロレルはオスカル以外は駄目かもね。
953名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 23:53:08 ID:lkD8/xic
アランまで行かなくてもアンドレで上がりでいいじゃんw
954名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 00:18:55 ID:w8CKH2tR
所詮尻穴掘りをゴテゴテ飾り立てた悪趣味文で
格調高くしたつもりの勘違いBLはキモいからやめてくれ       ←発狂しているし
955名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 00:49:46 ID:/6HTdNZv
アンドレが掘られるのは嫌やー
ジェロやフェルゼンならOKだけど
956名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 07:02:43 ID:tKWJnKfl
あーなんか分かる気がする。
アンドレとアランは、根っからの女好きでそっち方面には興味なさげな感じだ。
957名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 08:05:13 ID:Nq3TzDJR
そっち方向に興味なさそうなコンビの方が好みだな ボソ
まあ一番萌えるのはOAなんだけど
958名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 11:33:43 ID:dpPouS+M
BLはやだな・・
959名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 13:46:08 ID:hEhLbwfw
百合はやだな・・
960名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 15:37:33 ID:SybVpWFI
>>956
昔のよしながふみでどっちも基本女好きなんだけど
その場のノリと半ばやけくそでやった話は軽くて良かった
恩たんみたいな勘違いお耽美はべちょべちょの天ぷら並に胸やけする
ど耽美書きたけりゃゲロ耽美BLて入れてくれ
NG指定すっから
961名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 15:56:07 ID:wo+DYOc5
801禁なのは世代的なものなのだろうか。昔は生々しい描写があったのは風と木の詩くらいだったが、
今漫画売り場へいくとコーナーが出来ていて大変な盛況振り。眼がくらんだ。想像しただけで
痛いのでSMと同じような気がするが、今の若い人たちはあまり抵抗がないみたいだね。
どうしてこんなにはやっているのか、その謎を知りたい気もする。
962名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 16:31:24 ID:Nq3TzDJR
>>960
そーなんだ
昔のよしながふみの読んでみたい
嵌るの遅過ぎたな〜
963名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 16:59:02 ID:vugmP5E0
ベルのよしながふみは知らないけど
801漫画のよしながふみは結構つゆだく粘液べちょべちょしてるけどね
964名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 17:51:25 ID:dpPouS+M
風と木は精神世界の描写がしっかりしてたから、ショッキングだったけど
最終的に泣きながら読んだw

よしながふみはなんか自分の妄想100%で理想の男同士をやらせて遊んでる感じだな。
深さがない。

池田御大にしても70年代の漫画家はなにを描いても深みがあった分
タブーものも面白い 
965名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 19:04:26 ID:qH734I2g
よしながふみはベルばらやってた二十歳前後はあっさりしてたんだよ
年々ぐちゃぐちゃのつゆだくコースになってったw
よしながが浅い深いは別として
70年代のリヨタンもそーとー考えなしの甘ちゃんだったじゃん
懐古フィルターで見ちゃいかんよ
966名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 21:03:17 ID:5McIYh8J
ベルばら同人誌なんてみんなどこでゲットしてるの?
秋葉原か中野にいけば買えるのかな?
967名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 22:04:10 ID:l72oViVk
>>秋葉原か中野にいけば買えるのかな?

通販しているところもあるが、中古が良いなら
池袋の乙女ロードじゃないか?
女性向け同人誌の品揃えのいい中古屋は
だらけ、明輝、コミケットサービス辺りだと思う。
ただよしながとかある程度高値が付くのが分かっている本は
大抵奧に流れる。そのなかでも特によしながは高いから
欲しいなら金貯めて奧に参戦するしかないんじゃないかと思う。
あと古参のおばさま達と仲良くなると、オフ会で貸して貰えることもあるらしい。
968名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 22:32:24 ID:w8CKH2tR
よしながならコピーでも儲かる
ベル婆ちゃんはいくらでも金をだすから
969名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 22:46:59 ID:vzQCZ8rz
>>968
売れない本によしながコピーおまけにつけて奥出ししたヤシがいたな
抱き合わせが速水K子の本で激怒した阿呆が違反申告して取り下げられてただろ
970名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 00:34:26 ID:kHqmJ74z
>あと古参のおばさま達と仲良くなると、オフ会で貸して貰えることもあるらしい。

私、大量に貸して貰った事あるわw
好きな作家さんのだけで良かったのに
なんかベルおばちゃんって世話好きというかおせっかいだよね
(って書くと身バレするかな)
オフで顔と名前知ったおばさんの一人がコミケで万引きしたの目撃して笑った
混んでるところで見本誌見てるふりして持ってっちゃってたわw
摂津市のKさん、もう止めなさいね
971名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 08:20:19 ID:f4LWN7CE
摂津って大阪かあ
コミケに立ち寄る頭の変な人もサイトに届く変な書き込みも
なぜか全て大阪から来ると聞いた事がある
972名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 09:49:52 ID:cK9o9Ff/
ベル同人誌ってBLしかないの?NLが読みたい
973名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 11:18:10 ID:64K0uS/d
>ベル同人誌ってBLしかないの?

なわけねーだろベルでBLなんか希少だよ
このスレ見ててもわかるだろ
974名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 12:07:56 ID:IdXpDHlE
エロ待ち
ところで素朴な疑問
このスレタイって前スレも同じだったと思うけど
ナンバーは入れないのかな?
975名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 18:59:53 ID:cK9o9Ff/
触手レイパーに三日三晩犯されるオスカル様きぼん
976名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 00:50:44 ID:IegWQ/7E
歴代ナンバーナシで来てるので、ずっとナンバーナシのまんま。
もうそろそろお次立てないと
977名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 08:25:43 ID:9VNxafZL
1000いってからでいいんじゃないか?
今までもそうだったし。
おいしいss沢山投下して頂き有り難うございました。
978名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 08:54:12 ID:HSGVc8+8
本当に盛り沢山で面白かった!
979名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 09:45:02 ID:CFQ8+1B3
エロの嫌いな人類なんていません!
980名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 11:59:56 ID:kgkQHKOz
だよねー。でないと人類が滅んでしまう。 
981名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 12:02:34 ID:R9KDK3qZ
>>970>>971
大阪は全国でもDQNナンバーワンだからね。
軽蔑してまつ。
982名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 19:15:15 ID:dZk6W4Uf
おばちゃんは知らないだろうけど
普通は950か980が立てるのが常識
983名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 19:35:55 ID:kgkQHKOz
>>982
そうなの? 知らなかった。

スレ立てるの出来ないから、どなたかお願いしますデス。 by 980.

984名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 20:36:56 ID:Gm7d2iXx
んじゃ立てようか
スレタイはまんまでいいかな
それとも「ベルサイユのばらでエロパロ2」?
985名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 21:24:43 ID:kgkQHKOz
>>984
おお、ありがとうございます!
スレタイはどちらでもいいかと思いますが、
番号はいっていたほうが分かりやすいでしょうか? by980.
986名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 21:49:47 ID:Gm7d2iXx
立ててみたよ

ベルサイユのばらでエロパロ2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296045721/
987名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 22:23:01 ID:kgkQHKOz
>>986
ありがとうございました! by 980.
988名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 22:38:51 ID:IegWQ/7E
タイトルだけでエロさ十分
989名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 22:45:35 ID:CFQ8+1B3
アンドレ以外のキャラ使うならば801もいいかも
990名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 22:51:44 ID:gkNsvdyT
むしろアンドレの801でおながいします
991名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 23:06:41 ID:HSGVc8+8
ルイ15世とジャルジェ将軍
フケ専にはおすすめ
992名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 23:52:21 ID:gkNsvdyT
>>991
ぶおお

いいかも
993名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 23:52:27 ID:vWq/vkIK
なにここ一気に801化しちゃってw
そういう私も嫌いじゃないんだけどね
994名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 00:10:03 ID:pfg9/LqS
ブイエ将軍×ジャルジェ将軍。
普段は仲が悪いように見えて、実は裏ではしっぽりと…っていうのが凄く好み。
995名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 00:33:23 ID:oTGCokC+
>>990
私からもおながいします
996名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 00:35:51 ID:U2htjhrf
>>986
ありがとう。
過去スレがすごくわかりやすくまとまっててうれしい。
997名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 00:38:00 ID:6GQ8cRVp
ギャグならいいけど大っぴらにやるなら数字板にスレ立てた方がいい
998名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 00:55:34 ID:BB6Y4ci+
>>997
同意
801嫌いな人はぞっとするほど嫌いらしいから
数字板でやった方がいいと思う
人がそこそこ居るのなら消滅する事もないだろうし
999名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 00:57:47 ID:4kzUGb2T
単なるスレ埋めですよ
801嫌いの婆さんこあいからね
1000名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 00:59:06 ID:4kzUGb2T
では新スレで
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。