1 :
名無しさん@ピンキー:
誰か書いてくれ
今週の読んで、まぁいつか誰かスレ立てするだろうとは思っていたが…仕事早いwww
加西×ウワバミが本気で見たい。
3 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 23:17:24 ID:m4PMg49u
いや、そこはあえての鉄火マキ×知多をだな・・・。
マキが速い奴を好むのはきっとヤる時も動かないといけないから自分のスピードについていけないと相手が死ぬ、って理由だと信じてる。
二人で超高速移動しながらヤって、早漏な知多くんに「アンタってイクのも早いのね。 本当イイ男」とか言いながら自分もイっちゃうマキちゃん希望
5 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 19:15:15 ID:iRWU+9O5
期待age
6 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 23:42:09 ID:3IvEo6Ra
俺は園長が筆下ろしされる話を待ってる
タコの話読んで探してみたらやはり立ってたかw
あそこまで追い込まれてからのCカラーとかすごいよな…
そしていつか来るかもしれないバナナワニ園編を待つ地元民の俺
Cカラーなんて情報出てた?
単行本で海の回を見返すか
ハナちゃんが動物園じゃなくて先に水族館のバイトを見つけてしまって
ドジをやらかすたびにサカマタやデビやドーラクに性的なお仕置を受ける。
そんなのを書きたいがコミックス派だから水族館組がわかんねww
もしくは動物達とハナちゃんが仲良くイチャついてんのが見たい
>>10 うおおいいな!
水族館組×ハナちゃんが読みたい
いや…ここは書くしかない
過疎だなぁせめて職人がいればなぁ
好きすぎてそういうのを書けないってのもある
でも読みたいという矛盾
14 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 00:00:09 ID:upu78uhl
兎は性欲旺盛だと言うが園長は華ちゃんと一緒に居てムラムラしないはずがないよな
15 :
園長×華:2010/11/14(日) 22:49:33 ID:PmmVWWol
人気上昇を祈って&単行本発売を記念して、
園長×華のSS書いたので投下します!
16 :
園長×華:2010/11/14(日) 22:51:02 ID:PmmVWWol
「な……何するんですか園長ー!……きゃあっ!」
「脱兎のごとく……押し倒す!」
抵抗する間もなく、華は椎名のベッドに押し倒された。
椎名は欲情していた。
華のタンクトップから伸びるむき出しの腕に、
布地の下の胸の膨らみに、
我慢できないほど欲情していたのだ。
「ちょっと園長、何を……んんっ!?」
慌てふためく華の唇を、椎名の兎口が塞いだ。
大きな前歯が歯に当たる。
(え……これって……キス?…されてるの?)
戸惑う華の口の中に、椎名の舌が挿し込まれた。
「ん……んっ……!」
突然の深いキスに、華は頭が混乱しつつ、
椎名の舌のが自分の舌と絡むのを感じた。
唇を解放されると、華はぐったりとベッドに沈んで息をついた。
「はあっ……」
涙目の華に、椎名が尋ねる。
「おいおまえ、ワシのこと好きか?」
「えっ……? いや、いきなりそんなこと言われても……」
「じゃあ嫌いか?」
「えっ……いえ、嫌いじゃ、ないですけど……」
「なら問題ない!」
言うが早いが、椎名は華のタンクトップをブラごとまくり上げた。
「きゃああっ!!」
華が思わず悲鳴を上げる。
椎名は構わず、さらにワークパンツに手をかける。
「ちょ、ちょっと、園長ー!」
あれよあれよという間に、
椎名は華が身に付けていたものを一枚残らず剥ぎ取ってしまった。
ベッドの上で、華の裸身があらわになった。
ほどよく引き締まった四肢がほっそりと伸び、
胸や腰が健康的に膨らんでいる。
色気があるというよりも、
はちきれそうに若々しい肢体が椎名を興奮させた。
「やだ……」
あまりの恥ずかしさに、華は顔を真っ赤にして身をすくめた。
17 :
園長×華:2010/11/14(日) 22:52:49 ID:PmmVWWol
「いいか、ワシは面白いことと、気持ちいいことしかやらん。
おまえも気持ちよくしてやるから喜べ!」
「そ、そんな……」
言うが早いが、椎名は華のピンク色の乳首をぺろりと舐めた。
「ひあっ……!」
華がびくんと震える。
(何……? 今の……)
椎名は華の上に覆い被さると、
両手と舌を華のなめらかな肌に這わせ始めた。
「あ……あっ………」
華は思わず声を漏らした。
(まさか……私、園長に触られて、感じてるの……?)
驚く華を、椎名は容赦なく責めて行った。
「はあっ……ああんっ………」
華は切なげに眉を寄せて喘いでいた。
一糸まとわぬ華の白い肌を、椎名がゆっくりと愛撫している。
椎名の触れ方は意外なまでに繊細で、
華は声が漏れるのを抑えることができなかった。
(なんでウサギが……こんなテクを……)
椎名は人間化した左手と兎の右手を巧みに使い分け、華の弱い部分を探った。
椎名がふくよかな乳房を揉み、太腿を撫で回し、
首筋を舐め上げるのに合わせて、
華の肢体が悩ましくくねり、熱い息が漏れた。
柔らかい体毛が、華の肌をくすぐる。
椎名の巧妙な愛撫に、華は未熟な感覚をそっと開かれて行った。
やがて、椎名の人間化した指先が、華の股間に触れた。
「あっ………!!」
華の身体が跳ね上がった。
椎名の愛撫によって高ぶった華の割れ目は、
柔らかく濡れて指を受け入れた。
「うあっ……ふああっ!!……」
強烈な快感に、華がびくびくと震える。
「おまえ、ものすごく濡れてるな。」
「いや……恥ずかしい……んあっ」
敏感な部分を指でまさぐられ、
華は初めての感覚に翻弄されている。
「よし……そろそろ行くぞ。」
華の股間に椎名の固いものが当てられた。
18 :
園長×華:2010/11/14(日) 22:54:25 ID:PmmVWWol
「………!!」
華が身を固くする。
椎名が動きを止めた。
「安心せい。ワシはおまえが気持ちいいことしかやらん。」
華は見上げて息を飲んだ。
椎名が、いつかのように、
髪の長い少年の姿に見えた。
「……はい………」
驚いた華が、つい返事をしてしまう。
「力を抜け。」
椎名がゆっくりと、華の中に入って行った。
「あ……ああ………!!」
華は椎名にしがみつき、挿入に耐えた。
椎名のものが華の奥に達すると、
華は自分の身体が椎名に満たされたのを感じた。
「痛いか」
「……はい……っ……」
椎名はしばらくそのままじっとしていたが、
華が落ち着いたと見ると、ゆっくりと動き始めた。
「ん……んうっ………」
華は歯を食いしばって痛みに耐えていたが、
いつしか身体の奥から快感がじんわりと広がって来るのを感じた。
「あ……っ……はあっ……」
(なんか……気持ちいい、かも……)
華の身体から液体が滲み出し、椎名の動きを助けた。
「やっ……んあっ……あぁっ……」
椎名の動きに合わせて、華の白い裸身が揺れる。
華の肌は汗でしっとりと濡れ、
ほのかに桃色に染まっていた。
「どうじゃ、よくなってきたか。」
「……あっ……は…い……っ」
痛みと混じり合った快感が身体の中で大きくなり、
華を突き上げた。
「え…園、長……」
椎名が最後の瞬間に向けて動きを早めた。
「行くぞ……」
「園長……えんちょお……!!」
華が涙混じりに声をあげる。
そして、ついに椎名の先端から熱いものがほとばしり、
華はそれを感じてぶるぶると震えた。
「ああっ!!……あっ……あぁ……」
華が背筋をのけぞらせて、びくびくと痙攣する。
汗にまみれた華の身体を、痺れるような快感が通り抜けて行った。
19 :
園長×華:2010/11/14(日) 22:55:16 ID:PmmVWWol
二人は抱き合ったまま動きを止め、
しばらくの間、荒い呼吸に身を任せていた。
やがて、椎名が口を開いた。
「いいか、蒼井華……動物園には、おまえが必要なんじゃ……」
「……はい………」
熱い余韻を感じながら、華は返事をした。
柔らかい体毛に包まれながら、
華は椎名を強く抱き締めていた。
(終)
20 :
園長×華:2010/11/14(日) 22:56:14 ID:PmmVWWol
以上です。
失礼いたしました〜
宇野なんたらの小説みたい・・・
次はデビ×ウワバミですかね
このマンガの女子キャラって意外とグラマーだよな
27 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 18:01:06 ID:wz8DCNEB
サカマタ職人来てくれ
28 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 22:49:42 ID:CiphJdw2
たのむ!
知多×鉄火マキを!
けっこう多様な需要があるな……
加西×ウワバミもいいけどまるで絵面が思い浮かばん
30 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/20(土) 10:13:19 ID:bZbGY1in
>>10 俺もコミックスだからどういうキャラなのかわからん
これは、2巻目が出たら一気に世界が広がるな。
スレ立ってたwww
今週のサカマタさんの尾鰭掴んでるハナちゃんが良かったなぁー
サカマタさんがハナちゃんに懐柔されたらいいのになぁと思っている…
>>32 あれは良かった。ぐっときた。
サカマタはだいぶフラグ立ってる気もするが。
サカマタさんの「メス」発言。
うまー。
35 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 21:24:14 ID:Snr0r1OJ
華×サカマタもいいな
園長×ウワバミもいいな。
なんなら華も混ざって。
37 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 22:00:48 ID:8ZE9ZojE
大上も見たいな。
誰と絡めればいいか分からんがww
ここはケモナーがいっぱいなインターネッツですね
打ち切り臭がやばいけど
大上は童貞臭いから本番になったらへたれっぽそう
つーわけで華ちゃん×大上で
>>39 その二人ちゃんと出来るのか?ww
二人ともわちゃわちゃしそうww
動物たちの下半身事情にも詳しい華ちゃんペロペロ
大上はウワバミさんとくっつくんだと思ってた自分が通りますよ
サメの生殖器って二つあったよな… ゴクリ
お金がない動物園のために体を売って稼ぐハナちゃんとウワバミさん…とか
51 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 15:46:31 ID:ENK1r4r1
タコのオスは交尾を終えると生殖器を胎内に残して、そっから子供が出来るらしい。つまり…
めちゃくちゃにされながらも、希望を捨てないウワバミさん。だが、長い凌辱から解放されると思った瞬間
自分の奥深くに切り離される剛直。抗いようのない受胎の恐怖と絶望に壊れた精神は
快感を受け入れ、デビの愛妾に堕ちる事を選択してしまう。
ってところまで考えたんだ
さあ早く続きを!
蛇の雄って二又なんだってね。
雌が左右どっちにいても交尾できるようにらしいけど
ウワバミさんなら前後で二本とも咥えそう。
サメのアレが2つあるのは知ってたけど、シャチはどーなんだろ
さすがに館長のはデカすぎるな
59 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 21:18:39 ID:E7yy/k5y
シシド職人はいないのか・・・
誰得だよww
61 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 08:01:53 ID:/KuGnz4l
俺得さ。
62 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 20:17:53 ID:kBsbSa9A
もうすぐ2巻出るな。
64 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 11:48:35 ID:pqujY2yd
明後日だっけか
65 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 09:31:35 ID:xMFhalBT
2巻でたものの客はなし・・・っと
年末だし、みんな忙しいんだろ
もう少し待てよ
そういう自分も読めてねえorz
二巻からの園長かっこ可愛い
早く華ちゃんと結ばれればいいよ
華ちゃんにペロペロされるのください
69 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 01:42:39 ID:2fuyJC85
少女が、男の先端に触れた印象を
「ウサギの鼻面」と評したマンガが昔あった
華ちゃん的にはどうなのか…
最近サカイガが増えてる件
なかなか良いと思うんだが
ここは801もありだったのか…
まあイガラシさんはジェントルなんだかヒロインなんだかみたいな扱いだけど
ジャンプで一番好きな作品なんでもっと頑張ってほしいな
原作も2次創作も
801板があるんだからそこでスレ立ててやってください
華ちゃんがスポンサー獲得のためにあんなことやこんなことされちゃうのください
2巻読んだ。何故かサカ華に目覚めたが何も思い付かん。
自分の鈍臭さは相当に深刻なものだと、華はその身に染みて分かっていた。
だからきっと、この水族館に来たのは間違いだったのだろう。
壊した設備も駄目にした餌も数え上げるのさえ馬鹿らしいほどになる。
生き物に被害がないのだけ幸いとも言えるが、今ついに人的被害が発生しようとしていた。
それは華自身に訪れたものであったが。
度重なる失態により、華は館長室へ呼び出されていた。
窓の外からショーに沸く観客の声が聞こえる。
幼い頃は華もあの中の一人で、純粋に動物達の芸を見て楽しんでいたはずだ。
心許なげに華が出口を振り返ると、そこはサカマタの巨体によって塞がれている。
アイパッチがこちらを見ているようにも錯覚させるが、魚の視線は掴み処がない。
(このバイトで自分を変えようと、思ってたのに)
良くて叱責、悪ければ解雇だろうか。
今まで続いただけでも良い方だ、などと思えない。
結局なにも変わらないまま、ここでの日々が水泡に帰すのだ。
そんな予感に唇を噛む華に、イサナは意外なほど優しく話しかけた。
「飼育員、お前は動物が大好きなんだっけ? だったらまだ頑張れるよな」
「え……」
丑三ッ時水族館で働きだして初めて見る館長の笑顔は、華の背筋を凍らせるに充分だった。
願ってもない言葉のはずなのに、ここで暮らす魚達の姿を思い浮かべてしまうと不安ばかりが沸いて来る。
「シャチ。これの躾をしておけ」
そう言い放つとイサナは、二人を振り返ることもせず館長室を後にした。
──あの女が人間で残念だな? シャチと繁殖させられれば名前を売るなんて簡単だったのに。
口元だけ笑みを浮かべて呟いた言葉は、華には聞こえていない。
サカマタは表向き丁寧に、心中では舌打ちをしながらイサナを見送った。
そのサカマタの背中を見つめながら、華は冷や汗をかき青褪める。
近頃は華にも理解せざるを得なくなってきたことだが、イサナは笑って人を突き落とせる人間だ。
この躾が叱責の代わりなら、シャチであるサカマタの怪力で自分は殺されるかもしれない。
「人間は殺さないのか。それで同族愛のつもりか? でら笑わせる」
イサナの消えたドアに叩きつけるように言い捨て、サカマタが苛々と振り返る。
「使えないなら辞めさせればいいだけだ。あの化け物は何を考えているのか」
例え殺されはしなくてもいずれ酷使されて捨てられるなら、早々に辞めた方が彼女にとっても幸せだろう。
魚達と違って華には逃げる足があるのだ。
実際サカマタも、華がこの地に訪れた時には自分達の異常な姿を見てすぐに逃げ帰ると思っていた。
でなければ館長の性根を知り、恐れをなすはずだと。
逃げるべき機会にも意地を張って逃げない。人間の愚かしさが腹立たしくてならなかった。
それはおそらくサカマタが、館長から逃げたがっている己自身を忌んでいるからだ。
「……館長の命令だ」
ともすれば沸き出しそうな同情と苛立ちを押し込め、戸惑い強張った華の腕を引き寄せる。
「お前をしつける」
自分の無能さや館長の残虐さもさることながら、華が何よりつらいのはサカマタ達の態度だった。
動物達の掛け値なしの本音が、人間であるイサナを忌み嫌うことだ、なんて。
(私、動物が好きだからこのバイトに応募したんじゃなかったっけ)
当初夢見ていたほど甘い世界でないのは仕方ないとしても、
こんなに殺伐とした関係を築くはずではなかった。
「って、いうか……」
サカマタの腕を掴む華の手が震えた。
全力で引き離そうとしているのにびくともしない。
性別、体格、何よりも生物としての力量差。
すべてが華にとって不利な中。
「っていうかなんで脱がそうとするのー!?」
「愚問だな。俺は命令を実行しているだけだ」
「躾? 躾ってそういう意味ですか!?」
貞操の危機に怯えつつも、なぜか破いたりはせず丁寧に脱がせようとしているのが気になった。
制服は自腹だから気を遣われているのかもしれないが、もっと根本的な部分で気遣ってほしい。
「や、やめましょうよ! こういうの良くないですよ! 常識的にも生物学的にも倫理的にも宗教的にもッ」
今にもずり降ろされそうなズボンを両手で掴み、足を閉じて必死で抵抗する。
もとよりサカマタの方にもあまりやる気がなかったために膠着状態に陥りかけたが。
「でら欝陶しい。喰うぞ」
「すみません黙りますごめんなさい」
至近距離で大きく開いた口に視界を覆われ華は屈した。
貞操よりも生命の危機が切実だった。手を固く組んで祈るように目を閉じる。
(人生ここで終わるくらいなら!!)
抵抗をやめると、呆気なく脱がされたズボンがブーツに阻まれて止まる。
外気に曝された下腹部にサカマタの視線が集中するのを感じて華は身震いした。
「……」
「……」
奇妙な間があき、恐る恐る目を開いた華の前に、彼女の股間を凝視して硬直するサカマタの姿があった。
(そ、そんなに見ないで……!)
羞恥に支配されかかった脳裏に、ふと疑問がわく。
人に似た姿をとってはいるがサカマタは元々シャチだ。
人間である華と……することは可能なのか?
「あの、無理することないですよ。ダメなら素直にやめましょう!」
一縷の望みをかけてへらへらと遜ってみたものの、返された冷ややかな言葉に華はがっくりと項垂れる。
「とにかく入れれば何とかなる」
「もうちょっと言いようが……」
こんな状況でムードも何もないが、命令を早く済ませたいだけというサカマタの意思が見えて虚しくなる。
華に逃げ出す様子がないのを確認してベルトにかけたサカマタの手を、視線で追う。
巨体に似合わず愛嬌あるデザインのバックルが目に入り、吹き出しそうになった華は慌てて横を向いた。
(……サカマタさんだから、まだよかった。って思うべきだ)
相手が違えば再起不能にされたかもしれない。
こんなにも理性的な生き物が感情に任せて華を嬲るわけもなく、
いっそ事務的に済ませてもらった方がありがたい。
……と、思っていたのも束の間。
露出されるとすぐさま腹に押し当てられた性器が生暖かく、それを横目で見遣り華の頭は真っ白になった。
(長っ! しかも何か曲がってる!?)
色は薄桃色で愛らしいのだが迫力を和らげるには到らない。
いまだかつて男性の下半身など目にしたことのない華だが、
サカマタのそれが少なくとも自分にとって規格外のモノであることは察せられた。
(あれが、今から私に、入ってくるの……?)
いまいち現実味のないその未来を想像する。
長大な生殖器をすっぽりと腹におさめた自分の姿。
「死ぬ」
感情が排除された短い呟きを聞き、そのまま貫いてしまおうとしていたサカマタもさすがに躊躇した。
「……何が」
問い返されて我に返った華は、サカマタの体を押し戻そうと手を突っ張る。
「何ですかそれ! 物理的に不可能ですよ! 私、はっ初めてなんですよ!?」
この状況だけでも最低なのに、そんなモノを馴らしも濡らしもせず、入れられるわけがない。
怒りやら恐怖やらで混乱して喚き立てる華の口を、サカマタの手が塞いだ。
「……睨むな。濡らせばいいのか?」
「えっ」
屈み込んだサカマタが華の膝を掴んで広げる。
未だ誰にも見られたことのない秘所が、部屋の明かりに照らし出された。
「ちょ、ちょっと──」
ネクタイを模した舌がうねうねと躍り、薄く毛の生えたそこへ這わされる。
ぬめりを帯びた肉厚な舌に擦りあげられ、華は腰をひいて逃げようともがく。
「ひゃあっ、んぅ……ふゃ、やめ、止め……!」
自分の指とは明らかに違う感触が行き来し、花弁を開かせるように撫で回す。
舌の先端が突起に触れた瞬間、華の体がびくんと跳ねた。
同時に奥から湧き出してくるものを感じる。
「あぅっ、だめ、そこぉ……」
華の反応が変わったのを察し、サカマタの責めが肉芽に集中した。
先端で弾き、肌へと押し込むように舌全体で撫で、強く弱く刺激を与えて煽ってゆく。
「ふぁっ、あッ、ぁんっ!」
動き一つ一つに操られ踊らされるように華が身をよじる。
零れた愛液が太股をつたい、身動きする度にくちゅくちゅと音を立てるようになると、
サカマタは口を開き華にかぶりついた。
「ぅひッ!? や、やっ、食べちゃ……やぁぁっ」
一瞬恐怖に怯んだ華は、すぐにまた快楽に喘がされる。
先程まで肉芽を嬲っていた舌が、今度は彼女の中に入り込もうとしていた。
「そん、なっ……やめ、や……あぁっ!」
先端だけが少し躊躇し、一度その身を沈めてしまえばあとは簡単に、蕩けたそこを押し開いて侵入した。
「ひゃぅんっ! あぁっあっ、やあぁ……あ、あっ」
がくがくと震える膝は役に立たず、立っていられなくなった華はサカマタの肩に手をつき荒い息を吐く。
慌てるほどに内側を強く締め付け、より確かに舌の動きを感じてしまった。
──わあああああぁぁ!
不意に窓の外で歓声があがる。その大きさに目を見開き、華は改めて自分の状況を思い知った。
(食べられてる、のにっ……私、どうして抵抗できないの!?)
壁を隔てた外では大勢の人間がショーを楽しんでいるだろう。
それを華は下半身をシャチに食われ、包み隠された中で嬲られて。
奇妙な背徳感に気をやりそうになり、華は慌てて我に返った。
(ダメ、こんなの恥ずかしすぎるよ)
等間隔に並ぶ鋭い歯が、傷をつけぬようそっと下腹部を擦る。
内側から感じるダイレクトな刺激とは打って変わって、
痛みへと変わる寸前の、もどかしいようなくすぐったさが華を苛む。
どうにか逃れようと懸命にサカマタを押しやるが、力が篭っていないのを自覚させられるばかりだ。
(うそ……うそ、やだ……)
なけなしの抵抗などクリック音を使えば容易に抑えられるだろうに、
サカマタは敢えて華を泳がせているようだった。
それどころかその怪力で彼女の動きを封じることすらせずに、
快楽によって彼女の抵抗が静まってゆくのを眺めている。
ただただ冷静に、事務的に責められる。自分だけが高ぶっているという事実が尚更彼女を追い詰めた。
次第に靄がかっていく思考の中、足首に何かが絡んだような気がしたが、
意識を保とうと焦る華はそれに構っていられなかった。
逃げようともがいていたはずの体が徐々に変じ始める。
縦横に動き回る舌がより深く、より強く刺激を与えるように。
「いやぁっ、や……やだッ、や、あっ、あっ、あっ」
華の身体を貪る口に押しつけて、更なる凌辱を求めるように、腰が勝手に動き出す。
「やだっ、あ、あぁぁ───ッ!!」
膣口から這い上がるように熱い塊が押し寄せてきた。
逃げようのない場所まで迫るそれに涙ぐんで、華は一際高い悲鳴を上げ、びくびくと体を震わせる。
直前まであれほど躊躇っていたのに、いざ投げ出してしまうと軽い放心状態となった。
虚脱感に抗えず、ぐったりとサカマタに身を預ける。
「はっ……はぁ……、ひぁっ」
ぞろりと内壁を撫でながら舌が引き抜かれると、溢れた愛液が糸を引く。
火照った華を片腕で支えたままサカマタが立ち上がった。
「……熱い。火傷させる気か?」
至極冷静に責められて感じた眩暈を拭い取るように、華は目の前にあったスーツに顔を押し付けた。
シャツも襟元からぐっしょりと濡れ、
強く香る自分の匂いが、先程これがどこに食らいついていたのかを物語る。
(イッ、イッちゃったの? シャチに舌入れられて、私……!)
うわあうわあと内心身悶えながらどうにか身を隠してしまいたく、サカマタの胸鰭を力一杯握り締めた。
(……え?)
その下半身に言い知れない違和感を見て取り、華は首を傾げる。
「これで終わりでは躾にならんだろう」
存外に表情豊かなアイパッチがにたりと歪み、華はサカマタに抱き着いたままぼんやりとそれを見上げた。
元がシャチとはいえサカマタは人に似た姿をとっている。
人間である華と……することは、どうやら可能らしい。
スリットから露出した性器が華の太股に絡みついていた。
程よい温かさと弾力性に富んだ感触は、触れてみると意外にも気持ち良い。
(これなら痛くなさそう……大丈夫かも)
華が仕事を投げ出し逃げるのを厭うように、サカマタにも課せられた役目がある。
例えそれがくだらない、嫌がらせの類いであっても。
それを鑑みればこの欲情の証は、仕事を越えて華の身を求めるサカマタの意思でもある。
喪失の恐怖と同じ程度に、華は女としての誇らしさも感じていた。
「あの……」
床に寝るべきか、後ろを向いた方がいいのか。
迷う内にサカマタが華の腰を掴み、太股を割って先端を秘裂にあてがった。
「足は閉じていろ」
「は、はい」
言われるままに足を閉じれば、挟んだモノの太さをはっきりと感じて不安になる。
サカマタは華の尻に手をやり彼女を少し浮かせると、今度はそそり立つ己の上にゆっくり降ろした。
「ぅあ……」
細い先端はぬるりと容易に滑り込み、華は少し拍子抜けしたような顔を見せた。
先程の舌を一回り大きくした程度だろうか。
そろそろと奥へと進む感触は根本に近づくほど圧迫感を強くし、次第に華の息が荒くなる。
「いっ、つ……んん……」
無意識に爪先立ちになり、徐々に広がってくる痛みを逃がそうとしていた。
「ひゃ、あぁっ!」
反り返った先端が丁度肉芽の裏側を擦りあげた時、強烈な刺激にさらされ華の体が弓なりになる。
流儀か他の何かのためか、緩慢に事を進めていたサカマタも柔らかく締め付ける内壁に顔をしかめた。
「……感じすぎだ。仕置きになって、ないだろうが」
「あっ、あ、だっ、てぇ」
半ばまで入るよりも前に抜き、すぐにまた差し入れ、
湧き出る愛液を掻き出すように浅く抜き差しを繰り返す。
自身を包む肉壁が波打つ度にサカマタにも焦りが押し寄せた。
殺せという命令ではなく、壊せというものでもない。
何よりサカマタ自身が、そうしたくはなかった。
「あっ──」
少しずつ深さを増してゆく挿入が最奥に届く寸前、
不意に華の手足から力が抜け、脳に届きかけていた痛みが霧散した。
(今なんか、揺さぶられた……?)
指先に到るまで感覚が鈍くなり、胎内で蠢くモノの違和感もただ甘い快感となって脳を揺るがした。
「あ、奥っ、来ちゃう……あ、あッ」
破瓜の痛みが訪れないまま、愛液に混じって赤い血が伝い落ちる。
それが白いスーツに染みを残したのを機に、サカマタから余裕が消え失せた。
「はぁッ!? あぅッ、あっ、あんっ!」
突き上げる勢いに負けて体が浮き、痺れた指で必死にしがみつく。
野生に目覚めた男根は全て入りきってもいないのに最奥をノックし、
ぐちゅぐちゅと淫猥な音を響かせる結合部から溢れた汁を華の内股になすりつけた。
「あっ、くぅ、んんッ」
「ぐ、おぉ……ッ!」
内股に当たる根幹が、限界を告げるようにびくびくと脈打っていた。
そこが擦れる度にサカマタの息が荒くなるのを肩で感じる。
「ふぁっ、あ……サカマタさん……ッ、根っこのトコ、気持ちいいんですか……?」
「ッ! ……でらやかましい」
図星をさされたのか小さな目が開眼して華を睨み据え、黙らせようと鼻先を彼女の口に押し付ける。
少し前なら背筋も凍る状況だったのに、こうして余裕のなさを体で感じている今は可愛いとさえ思えた。
(変なの。なんか、印象が変わったみたい)
快楽に引きずられる形でサカマタへの好意が芽生えていく。
しかしそれだけが理由ではないことも感じていた。
躾と称しながらもむしろ華に痛みを与えないよう気を配り、端々に慎重さと心遣いを感じたから。
だから、果てる瞬間に自身を華の体から抜き放ち、
強く掻き抱いていた体を慌てて離したサカマタが、なぜか憎らしく思えたのだが──。
「……ッ!!」
「わぶっ!? ちょっ、何何な……ぅぐっ、やめ、とめ……!!?」
勢いよく放射された精は華の下半身をべっとりと汚し、
おさまらぬまま作業服を着たままの胸も、汗ばんだ首も、驚いて閉じ忘れた口中をも白く染めていった。
「けはっ、ゴホッ! だ……出しすぎ!!」
両手で持ち上げられ赤子のように足を揺らしながら激昂する華は、全身にサカマタの精を浴びていた。
(服破かなかったのは単に面倒だったからか!)
優しさであったなら全て脱がせていたはずだ。
これでは洗った後にも使い物になるかどうか分からない。
もっとも服を汚したのはお互い様で、
サカマタのスーツもまた華の垂れ流した涎やら何やらで濡れそぼっているのだが。
「……謝った方がいいか?」
「……それより何か拭くものを」
慇懃に尋ねられ思わず脱力する。
見下ろせば未だ丸出しの下半身が目に入り慌ててズボンをあげようと手を伸ばすが、
麻痺の残る体は思うように動かずうまくいかなかった。
項垂れた華を床に降ろすと、サカマタは自分の上着で乱暴に彼女の顔を拭う。
「あの、できればタオルとかが、欲しいんですケド」
足に力が入らずふらつく体をサカマタに寄り掛からせて見上げる。
ランニングシャツの中にもぬとぬとした白濁が入り込んでいるし、太股周辺も悲惨な有様だ。
このままでいると気持ち悪いうえに一連の行為がまざまざと蘇り、
何やらまた妙な気分になってしまいそうだった。
(ぬるぬるだし、匂いすごいし。でもこの匂い嫌いじゃな……いやいやいや何考えてんの私!?)
華の葛藤を知ってか知らずかサカマタは動こうとせず、逆におどけた仕種で聞き返した。
「今拭いても無駄だろう?」
「……はい?」
不穏な空気に顔を引き攣らせる華の剥き出しの秘所を、何かが妖しく撫で回した。
「一度で済ませてやると、誰か言ったか?」
うっかり意識を失いたくなった華の耳に、屋外で響くアナウンスが聞こえてくる。
──以上を持ちましてイルカショーを終了します。
午後の部は1時15分からペンギンとセイウチのショー、
動物達の可愛い姿を是非ご覧ください。
(わあ、見たいなあペンギン、ウフフ)
動物の躾は、根気よくじっくりと、繰り返し行うことが肝要です。
以上、終われ。ウワバミ職人降臨を切に願う。
華ちゃん(^ω^)ペロペロ
職人様じゃ!職人様のご降臨じゃ!皆キーボードのGJを連打せよ!
GJでしたぁ!キャラも崩壊してない、よいエロでした!ありがとうございました!
でらGJです!ペロペロ!
GJ サカマタの微ツンデレっぷりがたまらん!
でらGJ!!
謝った方がいいか、なジェントルサカマタにほれた
GJ! 館長、自分でやれよ館長w
オーマガのメンフクロウちゃんが早く名前と性格とか判明してほしい。
そうすれば、女の子三人でよりキャッキャッウフフができるじゃないですか。
GJぅぅぅぅこんなサカ華を待っていた
サカ華もっと増えろ!
なんでかサカ華が萌えるな…
妄想しがいがあるというか
ほしゅ
ヒロインのキャラスレより先に立っとるとは・・・
お邪魔します、というか可能性に満ちた良スレの予感
イガラシ×華ちゃんを熱望してみる
「あの…俺こういう事するの初めてだから…何て言うか…ゴメンなさい…」
「え…?蒼井さんも初めてなの…?…俺が最初の相手でその…ゴメンなさい…」
「えっと…皮被っちゃってて…ゴメンなさい…」
「フェラ…とかして欲しいな…とか思っちゃったりして…えっと…ゴメンなさい…」
「痛かったり気持ちよくなかったら…その…ご、ゴメンなさい…」
「あ、、うッ…・・先にイっちゃって…本当に…ゴメンなさい…」
思いつきでこんな駄文投稿しちゃってゴメンなさい…いやもうむしろ失礼しました…
まさかの本人降臨
菊池相手だと妙にリアルで俺の華ちゃんが寝とられた感がするww
菊地くんももうちょっとカッコよかったらお似合いだったのに・・・。
この漫画は結構顔の美醜がはっきり描き分けられてるから菊池は顔の造りはイケメンだと言えるんじゃないかね
あんまり格好良くは見えないけど
菊地よりも典子ちゃんのエロをだな…
菊池はヘタレっぽいしな
残念ながら華ちゃんにパイズリされて瞬殺だろう
ほしゅ
保守
もう菊池×典子ちゃんでいいよ
フクロウの名前わかったしプードル可愛いしで気付いたら初めてこのスレに来ちゃったよオイ
ヤバい
菊池を激しく調教するお馬さんの妄想だけでヤバい
許されるならそのうち書きたい
三浦ちゃん×華 で頼む
実は以前から関係のあった二人
華は、育美に申し訳ないと思いつつも三浦ちゃんと身体を重ねていた
しかし、当の育美は、その事を知っており、華を泳がせていたのであった
>>110 特殊なエロはどこか流れの遅いロダに上げるなら構わないと思う
サーカスの動物達は調教というのがあるから妄想しやすそうだな
おもらししておむつ履かされて必死に涙をこらえるシシドかわいい
114 :
417:2011/02/13(日) 12:32:01 ID:Nxq5QLg2
誰か道乃家×華ちゃんやってくれ!
頼む!
鈴木×トイトイ見たい
ビャッコフ×華ちゃん
ロデオ×華ちゃんとかも見たい
ロデオ華作りたいが、ビャッコフの方が簡単にできそうだ
つってもキャラはっきりしないんでもうちょいしてから作りたい
先週のビャッコフのイケメンぶりは何であったのか
ビャッコフは脳筋なの!何を隠そう!ね!鈴木!!
トイトイは下乳を隠そうよ…いや、隠さなくていい
だがその絶妙なバランスは保ってほしい
ていうかあれ着脱可能なのかねw
しかしモコモコ脱ぐと完全にただの女の子だよなトイトイ
鈴木…
自分以外こんなの考える人いないだろうけど
作中でタカヒロと福本が絡んだら鳥人カプに目覚める
軍人とヤンキーという真逆の言葉遣いがいい
福本さんの口調はエレガント系だと信じていた時期もありました
まさかのッスw
職人光臨祈願ほしゅ
トイトイが鈴木を(性的に)襲う話が読みたいです
そして鈴木は爆発してください
本スレも覗いてみたら案の定鈴木爆発しろばっかりでワラタwww
園長動物だし、発情期が来てムラムラ悶々としてるところにウワバミさんが・・・とか
んで意外と耳年増だったウワバミさんががっつく園長相手に焦るとか
んでんで次は華ちゃんと、次々となし崩し的にやっていくところまで考えて
この漫画女性キャラ少ない事に気付いた。
まぁ媚び媚びに女性キャラわんさかよりずっといいけどね
>>123 動物が女の子になってしかもベタ惚れ状態って……
それなんてエロゲー
126 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 19:24:23.19 ID:ZDI0Rba6
ロデ華の調教ネタ…誰か書いてくれないか…はぁはぁ
華ちゃんを性的にいじめる育美ちゃんを
園長が性的に懲らしめる話、誰かお願いします!
流れを読まず知多とマキの話を。
エロ無しですみません。
「お前魚のくせに陸出ても大丈夫なんかよ」
「この姿だったらエラじゃなくても呼吸できるから関係ないみたいね。
ただ動いてないと死んじゃうから水の中のほうがいいんだけどねー」
背中でおぶさっているアイツが怠そうに喋っている。
「じゃあなんで出たいなんて言ったし」
「うるさいんだかんね、あんたは動き続けてればいーの」
「はいはいわかりましたよー」
ジョギングでも背負いながら走り続けたら疲れるっつーの。
水族館に遊びに行きたいと言った園長に、ついていったらいつの間にかこんな感じになっちまった。
お忍びということで深夜に来たから問題は無いけど、水槽覗いてたらいつの間にかいて
『外に出して』って何がしたいのかわからんし。
「ねぇ、もっとスピード出ないの? 前みたいに走ってよ」
無邪気そうにニタニタ笑いながら言ってるのが背中越しにも分かりやがる。
「あれは疲れるから嫌だし。俺、全力で走ると25秒ぐらいしか持たないんだよ」
「何よ、あんたつまんない動物ね。それが陸の動物の限界なの?」
「知らんし。それで野生では通用してるんだからそれ以上は必要ないんだろ。俺は必要な時しか走らねぇんだよ」
「ふーん……」
つまんないってなんだよ。妙に腹立つ言葉だなくそっ。
「お前こそ動いてないと呼吸できないって寝れないじゃんかよ」
「あたし、寝てても動いてるよ?」
「なんだそれ、それじゃあ寝てても疲れんじゃん」
「別に疲れないんだかんね。水ん中じゃあこっちよりも体軽いし」
「あー……どーりでお前重いとおもったし」
「マグロは体重400キロあるんだかんね」
「重たっ! そんなん背負えねーし! お前本当にマグロかよ!」
「あたしはそんなに重くないよ? あんた背負えてるじゃない
だろーよ。ていうかマグロ骨になってお前の頭にかじりついてるしな。
「ねー、暇だからしりとりでもしよーよ」
暇なのはテメーだけだし! 人に走らせといて……!
「あたしからいくかんねー。んーと……マグロー。」
「……ロイター」
「タイセイヨウクロマグロ!」
「蝋燭」
「クロマグロ!」
「ろ……ろ……狼藉」
「キハダマグロ!」
「ろ……ろー!牢固!」
「こ……こ……交尾!」
ズシャアアアア!
いってえええええ! 手使えないから顔すりむいたし!!
「なんでいきなりこ、交尾なんだよ!」
「だって『こ』が付くマグロっていないんだもん」
「誰もマグロ縛りでしりとりしろなんて言ってねーし!」
「ともかく止めたからあんたの負けだかんね」
「そういうルールだっけ……?」
「罰ゲームとして、全速力で走りなさいよ!」
「それはやだし」
なんでよーって言いながらポカポカ俺の頭殴ってくる。
メガネが頭に刺さって痛いんですけど。
その後もコイツが言う方向に走りながら他愛の無い話を続けた。
その内人気も水気も無いとこにきちまった。
こっちって来ていいのか……?
「なぁ、お前」
「ん? 何ぃ?」
「この水族館ちゃんと立ち直るのか?」
「なんであんたが心配すんのさ? うちら商売的にも敵なのよ?」
「いや、そうだけどさ。お前エサとかってどうなってるのか気になるし」
「なに? あんた私の心配してくれてんの?」
「ちげーし! ただちょっと気になっただけっていうか……」
「別にあんたに心配されることじゃな……いか……ん……」
「お、おい! どうしたし?」
「あー……ずっと外にいたから肌が乾いて……」
「やっぱ陸無理なんじゃねぇかぁぁぁ!」
「うっ……るさい……知多あたしチーターとか……食……」
「食べられてたまるかぁぁぁぁ!」
とにかく水槽に入れないとこいつ死んじまう!
全速力で走らねえとマジやべぇ!
「ぬぅぅぅおぉぉおぉぉ! みずみずぅ!」
「あー! やっぱ水の中は気持ちいいねぇ! あんたもそう思うでしょ?」
「思わねーし……肉食わせろし……」
苦しい……これまた200キロ出たんじゃねぇかな。
頭ん中の血管切れそうなぐらい走ったし限界更新だなこりゃ。
「にしてもやっぱりあんた速いのねー! ゾクゾクきちゃったわ!」
「そりゃどうも……陸の動物なめんなし……」
息切れが止まんねぇ、やっぱもうちっと痩せようかな。
飼育員に言って新しいルームランナー買ってもらわねーと……。
「ねぇねぇそれより上手かった? あたし」
「は、なにがだし?」
「弱った演技。ねぇ? 上手かった?」
え、今コイツなんて……?
「あたし溺れるの慣れてるから結構いい演技力だったと思うんだけどショーで使えないかな!?」
「さっきの演技なのかよぉぉぉ!!」
そんでもってショーで弱った演技なんて使えねーし!
「陸出ても平気って最初に言ったじゃん。聞いてなかったの? バカだねあんた」
「お前に言われたくねーし!」
ああ……もうツッコミ疲れたし。立ってんのもだるいし座っちまうか……。
「はぁ……なんでそんな嘘付いたんだよ……」
「だってあんたちっとも早く走ってくんないんだもの」
「そんな理由かよ……」
くそ……目の前をちょこまか泳ぎやがって……目で追ってるとまた走りたくなってくるじゃねーか。
「それにしてもあんた」
「ん? なんだし?」
「あたしの為に全力で走るのは必要なことなのね」
「…………!!!」
ちくしょう顔が急激に熱くなってやがる! あいつ口抑えて笑ってるじゃねーか! この野郎!
「当たり前だろーが! 目の前で死にそうな奴がいたら助けるし! だけどテメーはもう助けねぇし!」
「ごめんごめん悪かったって! あんたの速さを体感したかったのよ」
気持ちよかったー! なんて言われたら照れるじゃねーかこのっ!
「ふん! 今更おだてたって無駄だし。俺そろそろ帰るし」
「あー、帰っちゃうの? そしたらちょっと待ってよ」
あーなんだし? って振り返った瞬間目に飛び込んできたのがアイツの顔で
両手で顔を掴まれたと思ったらそのまま顔が近づいてきて……
「また来てくれないとダメだかんねー!」
その後俺は数秒間棒立ちして停止したあと、恥ずかしさで全速力でその場を走り去った。
くそ、最後にみたアイツの顔が可愛かったとか考えちゃう俺が情けねーし!
「な、なぁ飼育員」
「ん? どうしたの? 知多くん?」
「マグロって何食うんだよ……」
「マグロ? マグロはカニとか魚とかかな? どうしたの急に?」
「いや、なんでもねーし。 へへっ」
「…………」
「な、なんだよ飼育員!」
「let'sダイエット! 痩せて好きな子に告白しよう!」
「うるせーし!」
終わり
以上です。読みにくい文章でしたらすみません。
甘い
ニヤついた
>>133 乙!!
素晴らしくニヤニヤした
知多マキ可愛いよ知多マキ
続けざまに
もしサーカス団との交渉に華ちゃんが一人で行ってたらクマ見ちゃってわー大変、な習作志久華投下
経緯とかすっとばしてるんで、雰囲気で感じ取って下さい。雰囲気で
137 :
習作:2011/03/26(土) 11:43:25.76 ID:M6CXxhOk
霧雨に包まれる午後。
天候が悪いのにも関わらず、とあるサーカスは盛況も盛況、大盛り上がりであった。
可愛らしい動物たちが見せる芸に客が歓声を上げる中、ひっそりと静かな、舞台外の広いテント。
その中に、二人の人間がいた。
一人は普通の女子高生。もう一人は、呪いにより姿を変えられた――化け熊。
「蒼井だったな、小娘」
「ひ、……」
上ずった声で鳴く少女の瞳に、胸の奥に潜んだ加虐欲が引き摺りだされる。
かしゃんかしゃんと擦れる金属音。華が両腕を拘束する鎖を、必死に外そうとしている音だ。
「かわいらしい抵抗をする」
志久万はクク、と息を漏らす。
少女のヤワ腕で、その鎖を外せるわけがないというのに。
さっさと諦めてもらっても、詰まらないのは確かではあるが。
「来いよ」
「やだっ!」
鋭い爪をもった腕を伸ばせば、飛んでくる強い拒否の声に、志久万は僅かに眉間に皺を寄せた。
「来い」
「やっ……」
無理矢理に腕を引っ掴むと、床に胡坐をかくように腰を降ろす。
華は倒れこむようにして、志久万の腕の中に収まった。
硬い熊の毛に包まれて、華はぱちぱちと目を瞬かせた。
「あの、」
志久万はニタリと笑うと、有無を言わさず華の唇に吸い付いた。
「ん、ーー!?」
じたじたと暴れる華を抑えつけ、更に口付けを深くする。
長い舌を使い蜜を掬い上げるように、全体を隈無く舐める。
「ちゅ、れろ……じゅる」
「ん、ちゅ、んむぅ、っはぁ!」
華の唾液を攫っていくように巡回した舌を口腔から引き抜く。
それは余りに突然で、驚きから華の目は大きく見開かれ、頬は林檎のように赤くなっている。
志久万は満足気に牙を見せてニヤつくと、再び華の半開きの唇に食らいついた。
138 :
習作:2011/03/26(土) 11:44:53.95 ID:M6CXxhOk
「むっ、ぅん!? ん、くちゅ、んん、っぷはぁ、んむ、ちゅ」
「ん、ぐちゅ、はぁ」
離しては吸い付き、抵抗する暇も与えないほど激しく、舌全体で華の小さな口を犯していく。
この体格差に加えて、セックスはおろかキスの経験のない華は、志久万のされるがまま、一方的な行為を受け入れるしかなかった。
だが、呼吸が苦しくなったのか、何度目かの深い口付けで、志久万が僅かに華から体を離した。
(!)
逃げ出すなら、今しかない。
華は体を捩らせると、精一杯の力で、志久万にゼロ距離のタックルをお見舞いした。
「!?」
不意討ちにも近い攻撃に、志久万は思わずよろめいた。
反動と同時に地面に投げ出された華は、発育の良い胸を上下させ、涙の溜まった黒い瞳で志久万を睨み付ける。
思わず後ろ手を付いた志久万は、茫然としていたが、すぐにその口角を吊り上げた。
「いーい度胸だ……」
さもおかしそうに「ククク」と肩を震わせると、吠えるように声を轟かせる。
「ビャッコフ! ロデオ!」
それに応えるように、テントの入り口が捲れ上がった。
頭を下げて、外から姿の変わった馬と白虎が入ってくる。
華は息を飲んだ。
しかし馬も白虎も、足元に転がる華をまるでいないもののように、視界に入れようともしない。
「お呼びですか」
「噛んで砕こゔゔ!!」
「おい、少し黙っていろ。これだから肉食は……」
本能のままガリガリと激しい音を立てて、テントの太いポールを噛み砕くビャッコフをロデオが鞭で制する。
志久万はニタニタと卑下た笑みを浮かべたまま、鋭い爪先を、床にへたりこむ華に向けた。
「今日のデザートはこの嬢ちゃんだ」
その言葉が耳に入った途端、今まで見向きもしなかった華に、二匹が同時に視線を向けた。
獲物を見つけたような、欲望をたぎらせた鋭い眼差し。
その迫力に、華が頭を振りながら後退る。
「っひぃ……!!」
動物のことを誰より知る華だからこそ、誰より動物の『恐ろしさ』を知っている。
しかし、その泣き顔は加虐欲を煽るばかりだ。
志久万の言葉に自制を失ったビャッコフが、いきなり華に飛び付いた。
「いやあぁ!!」
「この女、喰っていい゙い゙!!?」
悲鳴などまるで届いていない。
志久万は「まあ待て」とビャッコフを退かせると、小さな体を震わせ、これから自分の身に降り掛かるであろう恐怖に、嫌々と首を振る華を見下ろした。
「たっぷり、味わわせて貰おうか」
――ガシャン!!
檻の閉まる音が、霧雨を吹き飛ばすような歓声に飲み込まれていった……。
誰かこの設定でもっと良くして書いてくれ……下さい
続きは任せた
続き期待
ハードル高かったな…
>>136 生殺しすぎるこのやろう…わっふる…
俺はお互い求められたい、頼りたいって欲求を叶えあう館長と華ちゃんとか
動物園側には秘密でこっそりお付き合いする館長と華ちゃんが見たい…な…
金も地位もあったけど愛を求めることも与えられることも許されなかった館長と
失敗ばかりのドジ女と言われて誰からも頼られたり必要とされなくて、
頼る相手もいなかった華ちゃんがねっとりと依存しあう話がごめんそろそろ黙る
打ち切られて傷心の華ちゃんを育美ちゃんがレズプレイでいじめる話ください
次回作は園長と華ちゃんのラブコメだと信じてる
園長と華ちゃんのいちゃいちゃ妄想が止まらない
加西×ウワバミだと初々しいイメージだが
デビルフィッシュ×ウワバミだとSM展開になる可能性無限大
どっちもSっぽいぞ
華ちゃんのエロ絵エロ小説が見たいのー
ライオンの交尾は回数がヤバいらしい
ので、何度もイカされちゃう!なシシ華とか見たい
今ロデ華15禁位の書いてるけど筆がなかなか進まない…。字数にもよるだろうけど、みんなだいたいどのくらいで一本書き上げるんだろ。
華ちゃんの女の子の日ネタとかもおいしいと思う
大上とか知多とかは気付いても気を使って何も言わないんだけど、
空気読めないシシドあたりが「おい飼育員、血なまぐせえぞ」とか言ったら、
それだけでハアハアできる
それをいっちゃったらトイトイはどうする
「ねぇ!! 鈴木鈴木鈴木ぃ!なんか毛がピンクだよっ、
これって出血!?ハツジョー!?ってゆうか交尾出来る!?交尾だよね、交尾しよ〜〜〜〜っ!!」
「・・・出来ねぇ!!(発情するまでは)」
>>151 うおおロデ華期待…!
作業スピードとかやる気と勢いでかなり変わるなあ…
たかぶってるときは3時間くらい、遅いと1年とか…うん…
全然エロじゃないどころかキスすらない感じの伊佐華投下。
華ちゃんが水族園でバイトしてる的なあれです
いろいろ雰囲気とかフィーリングでなんとかしてくだしあ
じーーーーーっ…
「……おい、蒼井。 今俺が言ったこと
繰り返してみろ」
「は、はひっ!? すいませんっ!」
伊佐奈が冷たい視線を向けると、華は真っ赤な顔をうつむかせた。
伊佐奈は訝しげに眉を潜める。
華はチラチラと視線を上げたり、下げたりを繰り返して不機嫌そうな伊佐奈の顔色を伺っている。
「お前、わざわざここに呼び出された理由を
忘れたりなんてしてないだろうな?」
「わ、私そんなバカじゃないです!」
「でも相当なドジだよなあ? じゃなきゃ
こんなとこに来て館長直々の説教なんて
受けねえよなあ? なあ、蒼井」
にこにこと笑顔を張り付けた伊佐奈が捲し立てるように言葉を投げ掛ける。
華は怯えながらも小さくはい、と呟いた。
「……」
「ど、どうかしました?」
ふ、と伊佐奈が張り付けていた笑みが消える。
何か気に障るようなことをしたのだろうかと、華に緊張が走る。
「いや……」
心配そうに首をかしげる華を見て、伊佐奈の心に悪戯心が顔を覗かせた。
悪戯心というよりはもう少し、悪質なものが。
「蒼井」
「は、はいっ」
「俺の目を見ろ」
「はい……?」
黒くて丸い瞳がじぃっとこちらを見つめてくる。
さあここからだとばかりに伊佐奈は頬杖をつき、顔を少し上向け、華に向ける視線は冷たい。
冷たい射抜くような視線を受けた華は
「〜ッ!」
再び顔を真っ赤に染めて、目をそらす。
伊佐奈がそれを見逃す訳もなく、さらには頭の先から爪先までじっとりと眺めている。
やり場のない手は後ろに回され、足は落ち着きなく左右が前に出たり下がったりを繰り返している。
面白い
伊佐奈の中の汚い何かに火がついた。
「蒼井」
いやに楽しそうな明るい声音で目の前の人間を呼びつける。
返事の代わりに、華はビクリと肩を震わせた。
指輪で着飾った細く長い指を揃え、静かに呼びつける。
おいでおいでという甘い手招きとは裏腹な冷たい視線。
ちぐはぐな視線と声の真意は見えないまま、魔法にかけられたように一歩ずつ伊佐奈に引き寄せられる。
そして、華は伊佐奈の目の前に立つ。
その瞬間乾いたごく短い破裂音が、静かな部屋に響き渡った。
華は叩かれた頬に手を添えた。
少し熱かった。
でもきっと、熱いのは叩かれたからというだけではないことは、本人と、とても楽しげな叩いた本人にはバレているのだろう。
「どうだ、蒼井。 気持ちいいか?」
「…………」
「黙ってても分からないだろ?
まだぶたれたいのか? 」
「……は
華が言葉を返すのを待つことなく、また乾いた音が部屋中に響いた。
同じ場所を二度もぶたれ、蒼井の頬は赤くはれていた。
だが、目にうっすらと涙を浮かべているにも関わらず、華の瞳は爛々と輝いている。
伊佐奈は胸の奥で何か、熱を持った感情が沸き上がってくるのを感じた。
「はは、面白」
嘲笑するような、乾いた笑い声を投げ掛けると同時に、ぶって赤くなった頬をつねって引っ張る。
熱を持った頬を、押しては引き、右へ左へと弄ぶ。
冷たい指先から逃れようと顔を背けようにも、更にきつく頬を挟む指がそれを許さない。
逃れるどころか苦痛を強めるだけだった。
「もう逃げなくていいのか?」
「にうぇてもつかまうぇうれしょ?」
「何言ってんのか分からん」
不意に力一杯つまんでいた指を離し、代わりにとばかりに三回目の平手を
よろめく華に喰らわせた。
支えるものもなく、華は重力に従い倒れこむ。
力なく床に這いつくばり、焦点のあわない瞳を床に向け、息を荒くする目の前の少女に伊佐奈はこの上ない気持ちの昂りを感じた。
気づいたときには伊佐奈自身も息を荒くし、華の目の前に立っていた。
「か、かんちょ
手を伸ばし、伊佐奈にすがろうとする華の肩を蹴飛ばす。
半身を起こした状態から、背中を冷たい床に叩きつけられ、鈍い熱が冷えた背中を温めて痛んだ。
「手加減くらいはしてやるよ。 大事な嫁入り前の身体だからな」
「その割には顔とかぶっ……うぅぅ
いひゃいえす! いひゃいえふぅ!」
ぐにぐにと、華の頬がまるで粘土のように形を変えていく。
溜まった涙の粒を通してみた彼女の目の前の男の笑顔は、普段よりも一層歪んで見えた。
「口答えする前に言うことあるだろ?」
すると、華は腹に苦しくはないものの、ずっしりとした重さを感じた。
伊佐奈が馬乗りになって、華の逃げ道を塞いでいる。
逃げることのできないという状況からくる本能的な恐怖と、女として生理的に感じる恐怖が理性や冷静さを掻き乱した。
焦りにも似た感情がジリジリと差し迫る頭に、ぼんやりとよぎった単語を呟く。
「ご……ごめん、なさい」
伊佐奈は満足げに目を細めて見せた。
よくできましたと赤く腫れた頬を撫で、親指で今にもこぼれそうな涙を拭った。
さっきまでとはうってかわって優しく紳士的な態度に、内心困惑している華など伊佐奈は欠片も気にしていない。
「やっぱり躾は楽しいなあ、なあ 華」
「しつけ…?」
「そうだ、躾だ。 悪いことしたら、きちんと教えてやらなきゃいけないだろ? 」
冷たい手は、舐めるように頬から首へと下っていく。
それはもう嫌らしい、這うような手つきに、ぞわぞわと鳥肌がたつ。
逃げたい、けど逃げられない。
それはきっと、のし掛かっている伊佐奈の重さなどのせいではなく、心のどこかでこの先を期待している華の気持ちが強いのだろう。
「でも、お前はちゃんと謝れるいい子だったからな。 ご褒美をやろう」
ねっとりと肩まで滑らされた手が華を床に貼り付ける。
とろんと微睡む熱っぽい瞳は、もう伊佐奈から逃れられないことの不安と悦びを湛えている。
抵抗する様子の全くない華を一瞥した伊佐奈は、普段の営業スマイルなどとは違う、とてもとても楽しそうな無邪気な子供の笑顔を華に向けて見せると同時に、呪われた顔を覆う鉄のマスクを外した。
ぎょろりとした丸い鯨の目が華を捉えてくしゃりと歪む。
「ちゃんと言うこと聞けよ?」
「……はい」
イサ華…増えたらいいな…
そして俺は海へ還った
椎華しか思い浮かばないんだ…
ごめんな…
サカ華も好き
164 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 20:35:49.12 ID:DyjmHbqU
上げ
165 :
ロデ華:2011/05/23(月) 08:21:02.86 ID:T9XSGadB
華ちゃんサーカスでバイト設定。ロデ華でし。R15位。
華ちゃんの足にハスハスしたかっただけだからそんなに工口くないよ。たぶん。
↓↓↓
なんでこんなことに…っ。
華は申し訳なさそうに縮こまり視線を床に落とす。そんな華の様子などお構いなしに華を混乱させる元凶は機嫌良さ気にくつろいでいる。
なんで…。
なんで私ロデオさんの膝の上に座ってるのー!
それはほんの数十分ほど前のこと。
八ツ時サーカスで働く華は珍しくなんのミスをすることなく本日の業務を終え、後は荷物をまとめて帰宅するだけだった。
さて、帰ろう。
大きめのスポーツバッグを肩にかけた瞬間、ぽん、と肩を叩かれる。誰かと思い振り返ればふさふさとした鬣をなびかせるロデオさんがやや不機嫌そうな表情で立っていた。
「帰るにはまだ早い。俺の檻の藁を代えてないだろう」
「え…あっ!」
やばい。忘れてた。
「す、すみません!今からやります」
「…フン、早くしろよ。今度やったら調教だ」
つう、とロデオが手に持った鞭を弄ぶ。なんで鞭なんて持ってるの!?と心の中で叫びながら華はロデオの檻へと急いだ。
* * * * *
「ふう…こんなもんかな」
古い藁を片付け新しい藁を敷き詰める。単純な作業だがロデオの檻はなかなか広くけっこうな時間がかかってしまった。時計を確認すればけっこうな時間で慌てて帰ろうと檻の扉に手をかけた。
すると華が扉を開けるよりも早くいつの間にか来ていたロデオが扉を開き、バランスを崩した華はそのままロデオの胸板に顔をぶつける。痛みに情けなく呻きながら顔をあげれば檻の中を確認したロデオがニィ、と笑った。
「なんだ、やればできるじゃないか」
「あ、ありがとうございます…。じゃあ私帰りま…きゃうっ!」
一歩踏み出した瞬間、足元に放置していた藁を運ぶための農具を踏み付けバランスを崩す。そしてそのままロデオの固い胸板にダイブした。
鼻をうち間抜けな声をあげてしまったことが恥ずかしさに拍車をかける。
「うう…すみませ、…っ痛」
ズキ、と右足首に走る痛み。
「捻ったのか?見せてみろ」
「へ?わゎっ!?」
ひょい、とロデオの逞しい腕が華を抱き上げる。所謂お姫様抱っこ。突然の事に目を白黒させているうちにロデオは藁のベッドに腰掛けそのまま膝の上に華を乗せた。
167 :
ロデ華3:2011/05/23(月) 08:24:15.72 ID:T9XSGadB
「ふむ…少し腫れている…がちょっと休めば痛みも引くだろう」
ロデオは覗き込むようにして軽く上げさせた華の足をさすったりしながら確認する。いつの間にか脱がされていた長靴がコテンと倒れた。
「でっ、でも私もう帰らないと、」
「別にいいだろう。何なら泊まっていけばいい。檻ならいくらでも空きがあるからな」
「檻って…私人間ですよ」
「我が儘だな…。これだから雑食は。人間なんて檻で十分だろう」
「えぇー…」
「…なんだったら、」
するり、と、労るように足をさする手つきが何だか怪しげな手つきに変わる。
「俺の檻に泊まって行ってもいいんだぞ?」
足首からふくらはぎへとさらりと撫であげられ指先が膝をくすぐるようになぞる。固いグローブの感触がなんだかもどかしい。
「そこ、怪我してな、ひゃぅ、」
「なんだ、ここが良いのか?」
内股をやわらかく揉むように指が這えば思わず変な声が漏れ、視線があったロデオがニヤリと笑った。
168 :
ロデ華4:2011/05/23(月) 08:25:25.55 ID:T9XSGadB
「や、ゃだ、」
やわやわと揉まれたかと思うと手の平全体で撫であげられ、くるくると指先がくすぐれば吐息がこぼれ恥ずかしさに顔が赤くなる。じわじわと身体に灯る微熱にどうしていいかわからず、すがるようにズボンを握れば邪魔だなとズボンを剥ぎ取られてしまった。
「人間のメスの割には鍛えられた足だな…悪くない。ん?下着が湿ってるな。」
「ふあぁっ!?」
ロデオが口でグローブを引き抜き、素手で下着越しに割れ目をなぞる。ぬるり、と中がぬめり湿り気による不快感と同時にそれ以上の快感が背筋を駆け抜けた。
「あっ、あ、やぁ、んっ」
何度も下着の上を往復する指を止めようとその手を掴むがあっさりともう片方の手に捕われてしまった。それだけに留まらず、捕まれた手に熱い舌が這う。
「きゃっ!」
くるん、と突然視界が反転し柔らかな藁の上に押し倒された。反動でぱらぱらと藁が舞う。見上げればロデオが楽しそうに笑っていて、なのに眼だけは熱っぽく鋭い視線を放っていて、
「泊まって、いくよな?」
肉食動物顔負けのまるで追い詰めるような眼差しに、私はこくりと頷いた。
<終わり>
GJ!
華ちゃんの足舐めたい
GJ
しかしお泊りの続きを何とぞ…
シシ華読みたい
一日中ずっと交尾してるやつ
>>171 華ちゃん怪我しちゃうだろ
ネコ科はトゲ生えてるんだから
173 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/10(金) 18:53:32.30 ID:iRe5cJUq
というかお泊りの続きをだれか
華ちゃん壊れちゃいますよ
保守
つーかサカ華読みたい
保守
燃料を頼む…
177 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/04(木) 08:51:59.74 ID:/VZa8j1H
あげ
王道の椎名×華ちゃんでも頑張って書いて見ようかね
単行本けっこう加筆あったな。
シャワー……
華ちゃんにはNTRが似合う
ジャンプネクストの読み切りの女の子も良かった。
ティアマトのストーカー気質を使ってティアマト×ティコとか考えたが体格差がとんでもなかった
ティアマト胎内態ってうまくすると人型でもいけそうだな
そういえばティアマトって触手あるよな
敬語攻めとか萌えますね
意外とみんなネクスト読んだのね。
園長って、結局何歳なんだろな
タカヒロの実年齢が、現在14歳
ふたりが出会った時点で何歳だったか不明だが
園長はかなり幼かったように見える
ってことは、園長は現在、十代後半ってのもアリか
園長はもう20後半だと思ったけど10代後半も有り得るな。
まだぎりぎり童貞が許される年代じゃないか。
しかも何の予備知識もなかったりしたら…
華ちゃん相手にどうしたらいいのかw
本能の赴くままに…
兎は性欲が盛んというし
園長はキャラ的に初めてのときでも臆するようにみえないなー
童貞といえば、館長はちゃんと経験あるんだろうか
呪われる前の過去話だと中学生か成長期前の高校生くらいにみえるんだが
水族館を乗っ取って(?)10年くらいとか言ってた気がするんで
呪われたのは高校生くらいであってると思う
あんなワガママぼっちゃんだし、食い散らかしてたんじゃね?
一応、イケメンだし
トイトイ可愛いよトイトイ
やはりマキたんはベッドの上でもマグロなんだろうか
蟹とか食べるからと言いつつ逆に食べられてばかりなマキたんが見たい
ほしゅ
ロデ華GJ
誰かサーカスを……!
サーカスの華総受けを頼む
こんな展開を妄想したのは俺だけじゃないはず
「おい蒼井華、喜べ! また人間に戻ったところが増えたぞ」
「本当ですか! どこどこ?」
椎名は股間のジッパーに手をかけた。
「きゃあああああ//////」
華はデッキブラシを放り投げて逃げ出した。
脱兎のごとく。
>>199 続きを!!
誰か伊佐華も書いてくれないだろうか。
ほ
や
ホヤ? 水族館にいそう
204 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/12(木) 07:06:10.55 ID:E322cNZe
おお、まだあったのかこのスレ
日付変わっちゃったか…
動物にチョコはダメだよね
園長はおkなのか無理なのか華チョコの行方はいかに