【戯言・リスカ】 西尾維新 vol.14 【物語・刀語】

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1名無しさん@ピンキー
やあ、阿良々木先輩。私に何の用だ? 私は請われれば何時でも先輩のために体を開く覚悟はできているぞ。
なに? 私だけでは足りないというのか? さすが阿良々木先輩は絶倫だな。
それでこそ私がエロ奴隷として仕えるにふさわしい。

阿良々木先輩を目指す君たちは、書き込みが950以上になるか、容量が450kを超えたら次のスレッドを宣言してから立ててくれ。
sage進行で頼むぞ。レスしたり投下したりする時はメール欄に半角で『sage』と入力するのも忘るな。

さすがの私も荒らしをどうこうすることはできないからな、華麗にスルーしてくれ。
阿良々木先輩みたいに何にでも突っ込むような技術は君たちにはないだろう?
約束を守れないと君たちの好きなキャラが突然イタくなってしまうかもしれないから気をつけてくれ。



さあ、では今日も素敵な作品が並んだようだ。私はもういくからな→撫子を巻き込みながらダッシュで退場

前スレ:【戯言・リスカ】西尾維新 Vol.13【化物語・刀語】
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2名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 10:24:45 ID:J0EFhTyn
立ててはみたが、煽り文がイマイチ神原らしくないorz
俺には神様が降りてくださらぬようだ・・・
3白直後設定 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/01(月) 12:31:45 ID:2wI5sBY2
「ん、今日はここまでにしとくか」
机の上にペンを置き、僕はノートを閉じた。
時計を見れば結構いい時間だ。
「まだそんなに眠くはないけど明日の学校に差し支えるしな」
新学期早々サボタージュしてしまった僕である。
戦場ヶ原みたいな推薦進学ではないので内申点は気にしなくていいのだが、クラスメートから妙な目で見られるのは勘弁だからな。
僕は軽くストレッチをし、灯りを消してベッドに潜る。
ベッドに。
ついこの前羽川が使ったベッドに。
「……………………」
くそ、寝れない。
なんだか余計なことを色々考えてしまう。
こういうときは…………ん?
「…………」
「…………」
目が合った。
天井からぶら下がる金髪の幼女。
正座をしながらこちらを見ている。
「何してんだよ忍?」
僕が呼びかけるとすとんと降りてくる。
そのまま僕が寝ているベッドの淵に腰を下ろした。
「ていうか突然天井にいるなよ、びっくりするだろ」
「ん? 別に初めてでは……ああ、あの時お前様はおらんかったな」
「あの時?」
「元委員長がこの部屋に泊まっておった時のことじゃ。リンクが切れたお前様を探してこの部屋に来たのじゃよ」
「ああ、あの時か。大変だったよなー」
まさかあんな大冒険をするハメになるとは。
僕は思わず苦笑する。
「お前にも世話になったな、心配かけて悪かった」
こちらに背中を向けている忍に声をかけた。
当然『誰が心配なぞするものか』みたいな返事があるものだと思っていたのだが。
「……………………」
何も返ってこず、そのままもそもそと僕の布団の中に入ってくる。
何事かと思う間もなく僕に抱きついてきた。
少し身体が震えているのも気のせいではないだろう。
声をかけるのも憚られ、そっと頭を撫でる。
「ん……すまぬ、ちょっと昔を思い出してな」
昔。
忍がまだ忍でなく、キスショットだったころ。
妖刀『心渡』の昔の持ち主で、忍の最初のパートナーである吸血鬼の男。
今回の事件は忍にとっていろんなことを思い出させてしまったのだろう。
僕は忍の背中に手を回してぎゅっと抱き締める。
「もう……誰かを失うのは嫌なんじゃ……」
忍はそうつぶやき、僕にしがみつく。
長生きしてきたとはいえ、やはり今の忍の精神年齢は外見相応に幼く、不安定なところもあるのだろう。
僕は忍の頭を撫で続けた。
「ごめんな忍、迷惑ばかりかけてしまって」
「ふん、別に構わんよ。それがお前様なのじゃからな」
4 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/01(月) 12:32:55 ID:2wI5sBY2
忍は皮肉な笑みを浮かべる。
「周囲の人のため、おのれの信念のためになら、儂にだけはいくらでも迷惑をかけるがよい」
でも、と小さな声で忍は続けた。
「儂の前からはいなくなるな。あのツンデレ娘や元委員長のためにならお前様は命すら捨てる覚悟があるやもしれぬが……当人たちも儂もそれは決して望まぬ。じゃから……んっ」
僕は忍の言葉を最後まで聞かなかった。
これ以上喋らせると忍の目に溜まった涙が溢れそうだからだ。
忍は自分の口を塞いだ僕の唇に驚いたようだが、すぐに貪るように押し付けてくる。
ぐいぐいと身体を密着させ、より一層腕の力を込めてきた。
「お前様よ」
唇を離し、少し息を荒くした忍が呼びかけてくる。
「儂に、お前様を感じさせてくれ。恋人のツンデレ娘のことも、元委員長のことも、忘れて今だけは、儂のことを見ていてはくれぬか?」
僕は無言で再び忍にキスをする。
今度はくっつけるだけではない、舌を絡め合い、激しく吸い合うディープなキスだ。
舌を擦り合わせながらも忍は僕の服に手をかけ、次々と脱がしていく。
自分の服も消し、お互い全裸になったまま再び僕たちは強く抱き締めあう。
忍の柔肌に屹立した僕の肉棒がこすれ、より一層固くなる。
忍もすでに濡れ始めた秘所をごしごしと僕の身体に擦り付けた。
自然と僕たちの腕が伸び、互いの性器に触れる。
「んっ……」
ヤバい。
最近色々あってヌいてなかったせいか、握られただけでイってしまいそうだ。
忍はというと。
「ふ、あ、あっ」
秘口に中指を沈め、親指でくりくりと陰核をいじると切なそうな表情で喘ぐ。
こっちももうイきそうらしい。
忍は身体を起こして僕の身体に上下逆にのしかかる。
僕の目の前にはとろとろと蜜を溢れ出させている秘口が。
忍の目の前にはギンギンに反り返る僕の肉棒が。
互いの腰に腕を回してしがみつき、互いの性器に唇を当てる。
「っ!」
びくんと僕たちの身体が跳ねた。
それでも声はこらえ、そのまま相手に刺激を与え続ける。
僕は陰核を舌で転がし、溢れ出る蜜を吸い、秘口に舌を差し入れてかき回す。
忍は亀頭を口に含み、唇に強弱をつけながら締め付け、先っぽを舌で舐め回す。
その間も僕たちは身体を揺すり、密着している身体の前面を激しく擦り付け合う。
もう限界が近い。
僕は少し腰を突き上げて忍の後頭部に手を伸ばしてぐっと押し、より深くくわえさせる。
そして反対側の手の指を目の前の秘口に突っ込む。
5 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/01(月) 12:35:17 ID:2wI5sBY2
「忍っ……出すぞっ」
その言葉に忍の動きが大きくなる。
僕も秘口を弄る指と陰核を舐める舌の動きを激しくした。
「く、うううっ!」
「ん! んむううっ!」
そして僕たちは同時に高みへと達した。
忍は身体を痙攣させながら大量の愛液を吹き出して僕の口周りを濡らす。
僕は忍の口内で大量の精液を噴射し、喉奥に流し込もうとする。
びくっびくっと身体を震わせながら僕たちは悦楽の余韻に浸り、やがてぱったりと四肢を投げ出した。



「のう、お前様よ」
「ん?」
僕の腕を枕にしていた忍が話しかけてくる。
「お前様は儂を最後まで抱こうとは思わんのか?」
「…………」
最後まで抱く。
それはつまり。
「儂の方はお前様なら構わんと思っておる。お前様だってしたくないわけではなかろう?」
「んー……」
そりゃあしたくないわけじゃない。
でも。
「いや、なんていうかこういうのは流されてするものじゃないだろ」
「む、何じゃと? 好意は無いというのか?」
違う違う。
そうじゃなくって。
「もっとこう、僕たちの初めてはちゃんとしたときにしよう。女の子はそういうのって気にするだろ?」
忍は茫然とした表情をする。
かと思えばくっくっと笑い始めた。
「まさか儂を。長年恐れられた吸血鬼のこの儂を。怪異の王と呼ばれたこの儂を。女の子扱いとはな」
よほどツボに入ったか目に涙まで溜めている。
僕は憮然とした声を出す。
「あーあー悪かったな、変なことを言って」
「いや、構わぬよ」
目尻を指で拭きながら忍はまた僕に抱きついてくる。
「お前様との初めての夜のエスコート、楽しみにしておるよ」
「…………過剰な期待なんかするなよ」
こうして。
僕は忍との約束を取り付けられた。
忍を残して死なないこと。
迷惑をかけてもいいから忍の前からいなくならないこと。
そして。
忍にとって素晴らしいシチュエーションで忍を最後まで抱くこと。
さて、どうしたものかな…………。


しのぶタイムへ続きます(大嘘





>>1スレ立て乙
神原バージョン良いと思います!
6名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 13:02:39 ID:8uIzsbcv
>>1
そして>>3-5も乙
しのぶタイム本編はもちろん、発売後のわっふるさんの反応が今から楽しみだ
7名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 23:19:03 ID:32rZKhVl
相変わらずブレないお人や。
8名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 02:31:57 ID:364fsQVy
>>1乙!
神原後輩がお出迎えとは嬉しいな。
加えて>>3
早速の投稿に感服するばかりだ。仕事が早い!
9 ◆BAKEWEHPok :2010/11/02(火) 11:35:15 ID:dEgzliaX
短いの投下します。エロ無し注意
10 ◆BAKEWEHPok :2010/11/02(火) 11:35:45 ID:dEgzliaX
秋の夜も更けてゆったりとした時間が流れる僕の部屋。
月火と一緒にのんべんだらりと漫画を読んで適当なひと時を過ごしていた。
僕は床からベッドに背中をよりかかって読んでいて何故か月火は当然のようベッドを占領している。
パラリパラリと小さくページをめくる音と月火が足で軽くベッドを叩く音だけが響いて虫の鳴く声すら聞こえない。
ふと頭の後ろにいる月火を見るとベッドに肘を立てて特に熱中しているわけでもなく漫画を読んでいた。
なんとはなしに本を置いてからベッドに広がっている月火の長い髪に触ってみると
僕の髪の毛と比べて素材から何まで違うんじゃないかってぐらい柔らかい。
触り心地がよいから指の間で弄んでみるとなんとなく気分がよかった。
「なーに?」
「いや、なんとなく」
弄ぶ手を止めないまま答えると月火は、触ってもいいけどひっぱらないでよーと答え漫画に目を向けた。
うーむ、なんだろうか今日は妙に触りたい。
ベッドに座ってから手に取ってペシペシと叩いてみたりズリズリと擦ってみたりカミカミと噛んでみたり―――
「なにしとんじゃー!!!」
口に入れる直前、月火に止められてしまった。
「いや、僕にもわからないが触ってたらつい」
「妹の髪をつい食べようとするってどんなキャラよ!」
「言われるとなんか怖い人だよなあ」
やれやれと首をふると月火は不思議そうに問うた。
「っていうかお兄ちゃんどうしたの。暇なの?」
「暇は暇なんだが、なんとなく触ってみたくなって」
「しょうがないなー。ほらこっちこいや」
より目になった月火が手招きをするのでベッドに登ると
「えいやっ」
と押し倒された。
ぼよんって感じにベッドで跳ねて、僕の上で月火がぽよんって感じにくっつく。
「これで触りやすいでしょ」
む、上に乗られているので必然背中と髪に触りやすいのだがこれはこれで予想外だ。
「いいんだけど突然なんなんだ?」
「お兄ちゃんこそ突然だよ。いいじゃない。なんとなくだよ。なんとなく」
11 ◆BAKEWEHPok :2010/11/02(火) 11:37:22 ID:dEgzliaX
月火は僕の胸元にぽふっと顔をつけてそのまま力を抜いた。
まあついでだから頭でも触ってみるか。
撫で撫でしてみるとやっぱり手触りがいいな。反対ので流れる髪を梳いてみるのもまた面白い。
「んぅ……」
月火も撫でられるのが気分がいいのか吐息を少しだけ吐き出す。
さらさらとした手触りの髪が気持ちいいし、体重も軽くて胸とか足も柔らかいのもたまには悪くない。
すくった髪が指の間から流水のように零れ落ちて電灯の光できらめくのも綺麗だ。
そういえばこんな風に上にのっけてる事はなかったけど月火を抱き締めているのは久しぶりな気がする。
中学生か小学生の頃だろうか。一緒に寝るぐらいならゴールデンウィーク中とか最近もよくあるけどさ。
そんな他愛もない事を考えながら髪を弄くっていると僕の胸板で月火が顔を上げジト目で睨んできた。
「お兄ちゃん、どこ触ってるの……?」
そりゃお前の髪さ、と答えようとしたのだがふと気付くと
長い髪の先端があるほう。背中の下側。浴衣の帯の向こう側。
まあ強いて言えばお尻の部分を両手で揉み解しているように見える。
「いやこれは、そう、なんとなくだ」
「なんとなくか」
「うむ。なんとなくだ」
なんで通じているのかよくわからない問答で納得したのかぽすんと頭を胸に落とした。
まあどうせ触っているのだから一応続けて触ってみよう。
上等なクッションとでも言うべきか指がむにむにと簡単に沈んで気持ちいい。
「んにゅ……」
変な声を出す月火もあんまり嫌じゃなさそうだ。
浴衣とパンツ越しでも伝わってくるぷよぷよ感はそうあるものでもないし。
太ももとお尻の境目辺りを撫でてみたり、指を握ったまま上下に揺らしてみたり
その度になんだか俯いた月火の耳が赤くなっていってるみたいだ。
と、俯いたまま月火が身を乗り上げてくると僕の肩辺りに頭を置いた。
そして僕の頬に顔をよせて動かなくなる。これもなんとなくだろうか。
まあついでだからお尻を撫でるのを辞めてぎゅぅっと月火を抱き締めてみた。

「ふあぁ……」
漏れた吐息が微妙に気持ちよさそう。
「月火ちゃんとこうしてると落ち着くな」
昔を思い出したりしてさ。そんな記憶が多いのもちょっと不思議だけど。
「私もちょっと……安心するかもー……」
だらっーとした口調とリラックスした口調が交じり合ってる月火はふんにゃりしちゃってる。
抱いたまま背中を撫でてみたり髪に触ったり月火を抱き枕にしていると
かんちがい……しちゃいそう…………
ぼそりと月火が何か呟いて、同時にほっぺへと妙に柔らかい感触が触れた。
「月火ちゃん……?」
「なんとなくだよ!なんとなく!」
照れ隠しっぽく顔を赤らめた月火が頭の横で顔を押し付けて妙にうーうーと唸ってじたばたしている。
まあいっか。なんとなくならしょうがないな。
じたばたしてる月火にあわせて抱いたままごろごろしていると
唸りが途中で笑いに変わって気付かない内に僕と月火はくっついたまま眠ってしまっていたみたいだった。
12名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 11:38:57 ID:dEgzliaX
終了です。
猫黒から月火ちゃんがなんだか好きです。
ほぼ同シチュエーションでのエロを書いてる途中なのでそれになると思います。
13名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 11:40:13 ID:dEgzliaX
あ、一応タイトルはつきひハグです。次は多分ハグハグでエロです。
14名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 12:20:18 ID:PUGYSAx2
>>13
なんとゆー危ない兄妹。
そのうち『なんとなく』で挿れちまうんじゃねえか。
まあなんとなくならあるよね! GJ
15名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 17:29:46 ID:+9IQAmrH
戯言ネタはもう古いのかしら
それはそうと鈴無さん可愛い
16 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/02(火) 18:05:18 ID:mHpTMRH6
>>13
月火ちゃん可愛い
化物語女キャラの中でも五本の指に入る好きなキャラだぜ!



「ねえお兄ちゃん」
「どうした月火ちゃん?」
「男のパンツのしましまって普通縦縞だよね」
「なんだ突然」
「女の縞パンは横だよね? 私今日縞パンだし」
「……まあそうだな」
「じゃあ縦縞+横縞は何だろ? そっち系?」
「知らねえよ」
「ちなみに今日のお兄ちゃんのパンツの柄は……」
「……チェック柄だな」
「お兄ちゃんまさか」
「断じて違う!」


※この兄妹はあまり仲が良くないらしいです(本人談
17名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 18:25:29 ID:BQBQWbyy
>>13 GJ!!
なんとなくなんだから何しても問題ないよね!!

月火ちゃんは未だに火憐ちゃんの勢いに押されてる気がする…梃入れを所望する
18 ◆DrRRDNaiwI :2010/11/02(火) 22:53:52 ID:iXp8sNxi
猫白が最高過ぎたので小ネタ投下

眠れない。眠れない。眠れるわけがない。
理由は分かりきっている。
右を見ても左を見ても、仰向けに寝てもうつ伏せで寝ても、
座ってみても立ってみても、もちろん寝転んでみても。
そこかしこに阿良々木くんを感じてしまうからだ。

あぁ、阿良々木くん、ちゃんと勉強してるんだね。
文化祭前に私と選んだ参考書が勉強机に並べられている。
あぁ、阿良々木くん――戦場ヶ原さんとは上手くやっているんだね。
机の上の、写真立て。この上なく輝く笑顔で、二人が映っている。
画面右下が暗くなっているのは、おそらく阿良々木くんの指が映りこんでしまったのだろう。
画面全体が斜めに傾いているのは慣れない自分撮りに苦労したんだな、と微笑ましくて。
その姿はとても、幸せそうで。
私のしてきたことは、間違ってなかったんだなぁって。
それなのに何故か、切なくって。
だけれどその感情に身を任せる事は出来なくて。
だけれどその感情を抑える事なんて出来なくて。

私は布団にがばっ、と潜り込み、つぶやいた。
「…………だい、すき」
眠れない。眠れない。眠れるわけが、ない――



猫白はガハラ×バサ姉という新たな可能性を俺たちに示してくれたと思う
まさかの暦×ガハラ(→←)バサ姉とか。バサラ木涙目
19名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 14:15:01 ID:AkO/hd+r
>>18
いいねいいねー
バサ姉最高!
俺らが妄想爆発させれば西尾御大が答えてくれそうな気がしてならない。先生みてる〜?
欲望を知った猫白後のバサ姉なら
バサ姉・ヶ原さん・エロロ木さんの3Pだって違和感無くやれそうだしね
20名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 14:20:25 ID:xWs9bibw
色々と精神的なハードルのあるガハラさんより
進化したバサ姉の方が倫理的なハードルを軽く飛び越えエロロ木さんの貞操を奪いやすい位置には立ったよなw
まじで3Pルート、いや、神原後輩を入れて4Pルートへと・・・
21名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 20:23:06 ID:02+/U8bk
「ねぇいの字」
「はい?」
「あんた、実は美少女なんじゃない?」
寝間着のチャイナドレスのまま、鈴無音々はそんなことを言った。

「はァ?」
「だっておかしいもの。アタシが美少女以外に惚れるわけがないもの。つまり、あんたは美少女以外の何者でもないわけよ」
「……そんな馬鹿な」
「まぁとにかく、」


――いただきます。


鈴無さん主人公の作品出ないかな。出ないだろうな
22名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 21:35:23 ID:baMavcCi
鈴無さんメインて難しくね?
エロ同人誌でも一回しか見たことない
23名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 22:19:20 ID:gMXLF+JD
猫白もでたのになぜ過疎なのでしょうか
24名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 22:38:23 ID:dGczeJ7x
これだけ投下してくれる人達がいて過疎ってことはないだろうw
ついでに作品語りがしたいなら、基本的に本スレ行くからな
25 ◆DrRRDNaiwI :2010/11/03(水) 22:57:31 ID:SElMmFGA
>>19
>俺らが妄想爆発させれば西尾御大が答えてくれそうな気がしてならない。先生みてる〜?

良いんだな?本当に良いんだな?
そんな事言ってると俺が真に受けてまたバサ姉ものの長編とか投下するぜ?


…それでは。今回も小ネタです。

「なあ、忍」
「なんじゃ?お前様よ。いやに改まっておるではないか」
「いや、なんかさあ…最近色々あったじゃん?」
「あったのう。儂が喋ったり、妹御に怪異が憑いたり」
「ガハラさんがデレたり羽川がデレたり…」

「まあ確かに色々あったと言えるじゃろう。で、それがどうかしたのか?」
「いやー…色ボケ猫には鈍感と評された僕だが。最近そうでもないと思うんだ。
この激動の夏を過ごして、僕の感覚もそこそこ鋭敏になったと思うんだよ」
「ふむ。まあ確かに先日の騒動の件では中々の知恵を見せておったの。で?」
「その鋭敏になった自分の感覚で自覚した訳だよ。

最近、僕ってネタ切れ感無い?」
「今更気付いたのか…」
「なんか初期の頃は、ニヒルな皮肉屋で、ウィットに富んだ言い回しで煙に巻いちゃうぜ、
みたいな感じでさあ。熱血漢的要素も、まあ無くは無かったじゃん?
それがなんだよ、今はさあ。変態ネタばっかりじゃねえ?」
「だから結局何が言いたいのじゃ?」

「せっかく格好良く登場して格好良くキメた猫白でくらい、格好良いまま退場させてくれよ!」
「自業自得じゃの」


格好良すぎて偽物なんじゃないかと疑っちゃったけど、
ベッドになるとか言い出したので安心したっていうのは俺だけじゃないと思う
26名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 23:22:38 ID:EVdPKsW+
人間最後のねおんちゃんはいくつなのかしら

あと、大戦争に関わった人間ということで、たぶんその間の話が原作でいつか語られるんじゃないかな
エロパロ的には偶然出会った狐さんか手品師さんにレイプされちゃうってのもアリと言っちゃアリ
27名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 23:26:27 ID:baMavcCi
>>24
だよな、むしろここはいいほうだよな?
書き手も多くて投下量もあって。メイン書き手さんは五人くらい?
28名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 00:08:15 ID:zmDIOoNY
>>26
純愛は駄目ですか?
29名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 01:16:32 ID:Mtb8VS6p
>>23
逆に考えるんだ、今に超大作が来るはずだ!
30名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 03:30:23 ID:VPpo8VDb
猫白をようやく読み終えた。
とにもかくにもヒロイン勢が徐々にいなくなってく様な話じゃなかったことについて喜びを表したい。


>>25
長編だけじゃなくてこういうGJな小ネタもたくさん投下されるからここは大好きだw

あのシーンのアララギさんが頭の中で獣のヤリをもったうしおみたいな外見になった。
・・・・・・髪が長くてぼろぼろのかっこっていわれるとどうしても・・・・・・
31名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 04:28:47 ID:1OSSHJBE
「阿良々木先輩!待ってくれ!私の高まったこの身体に触れてくれないのか!」
「おまえはそこでかわいてゆけ」
32名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 06:40:27 ID:XfHRn7As
>>28
みいこさんとなら
檻の中で友に攻められるのも

最近は物語シリーズに席巻されてるが、たまには戯言も読みたいんだぜ
33名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 14:01:33 ID:JuulIxVF
戯言読んだのが何年前かわからんぐらいで
思いだせないから書くのが難しすぎる。
あとなんだかんだ言ってビジュアル付の差で脳内創造が
34名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 14:08:26 ID:7HpHyZpy
羽川って陥没乳首な気がする
35名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 14:16:30 ID:QEmHZG1Y
そんな同人誌あったな
戦場ヶ原邸でひたぎさんがいじくりまわして、普段乳房の中に隠れてるからめっちゃ感じてしまう羽川。そこで胸好木さんが登場して3Pになるやつ。
猫白後ならこのストーリーも不自然じゃない気がするぜ
36名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 14:19:56 ID:lRSzB2lY
>>31
トララ木さんの獣の槍に串刺しにされて潤っていく神原しか想像できん
というか、放置プレイも焦らし責めも奴にはご褒美にしかならんよ、ドMは最強だからなw

>>35
いよいよ偽装カップル説が現実味を…
八九寺と忍が大勝利ですよね、わかります
37名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 19:12:42 ID:4f/w2zqt
>>36
罵倒ですらヤツにとっては蜜だからな。

ああでも「普通」というリーサルウェポンがあったなw
38名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 21:45:06 ID:USY8RUz+
ガハラさんによると
千石はガハラさんとバサ姉が組んでやっと互角になる存在なのか

恐ろしいのう
39名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 21:46:52 ID:Tjsf2Ciz
「普通」「口ばっかり」「口ほどにもない」とか言われているうちに
むしろそれが言葉責めに思えて感じちゃう神原先生ぱねぇ
40名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 21:52:12 ID:ehNJmjQs
>>39
新たなるステージへ……!
一人だけ少年ジャンプみたいな成長の仕方するな!
41名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 22:20:15 ID:Tjsf2Ciz
「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
『僕は神原のことをからかってたと思ったら、いつの間にか言葉責めしていた』。
な…何を言っているのかわからないと思うが、
僕も何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…話術だとか超淫語だとか、
そんなチャチなもんじゃあ断じてない。
もっと恐ろしい変態の片鱗を味わったぜ…」

「お前、本当は大して変態じゃないんじゃないのか?」
「ん、あ、やんっ!」
 神原が本気で快感を感じた。
 もう効果で言えば、アヘ顔ではおさまらず、背景に電撃が走るぐらい。

「神原さんだけ絵的にエッチなサービスが皆無なんだよね。口ばっかりで」
「口ばっかりいい゙い゙ぃぃぃぃ!」
42名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 01:33:06 ID:4ko0ZH55
はあ。この子はどこまでいってしまうのかしら。
43名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 02:23:32 ID:7bo7QVVG
でも誰が一番淫乱かというと神原が一番に来る気はしないのです。
4419:2010/11/05(金) 03:01:16 ID:ixU61cuh
>>19
>>25
いいだしっぺが何もしないのは忍びないので小ネタで妄想爆発させるよ!
猫白の後日談的な感じです。エロシーン無しです。


「 あら羽川さんちょっと良い香りがしてるじゃない、これ、もしかしたら○○の香水かしら?」
「 うん。あとシャンプーも☆☆に変えたの。どうかな?」
「リップも良いわね。とても似合っているけれど、コスメに目覚めるなんて
一体どういう風の吹き回しかしら羽川さん。あの香水もシャンプーも今密かに人気で
かなり入手困難なものじゃない。私も欲しくて諦めた位なのに」
「うん、大変だった。N市のコスメショップに入荷したかもと聞いて開店4時間前から並んだんだ、
でもちょっと遅かったら間に合わなかった。」
「何があったの?コスメ羽川さん」

「コスメ羽川さんって……実はね、あの日戦場ヶ原さんに怒られて、阿良々木くんに助けられて振られて、
泣き続けてもう一度自分を見つめ直し問い直したんだ」
「それは知っているわ。私の家の前でダーリンに慰めて貰ってたんですからね」
「あの時は戦場ヶ原さん家の前でゴメンね。けどね、やっぱり戦場ヶ原さんには敵わないなーって再認識した。
本気で阿良々木君を信じてるんだ、愛して愛しきっているんだって。
だから彼も本気で振ってくれたんだろうな」

「密かに家の中からあの男へコスモを出し続けて正解だったわね、燃え上がれ私のコスモ!
 まあ燃え上がるのは私の家だったかも知れないけれど、萌え上がったのは泣きじゃくる羽川さんだったわ」

「本編の裏ではそんな事を…。でもねあの時決心したの。
 戦場ヶ原さんに負けない位にもっと自分を磨こうって。
 阿良々木君が振った事ずっと後悔する位魅力的な女になって見返してあげるって。
 だから阿良々木君が好きそうなものをあえて選んだんだ。ちょっとした二人への意趣返しかな。
 だから、はっきりと言わせて。
 私は戦場ヶ原さんが大好き。
 でももしアララギ君を悲しませる事があるなら、油断してたなら
 私は躊躇無くアララギ君を貰うからね。これは宣戦布告」

「言う様になったわね、バサ姉。良いでしょう受けて立つわ。私ももっと女に磨きをかけるわ」
「うん」
45名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 03:02:43 ID:ixU61cuh
「では早速磨きましょう。羽川さん、この後時間あるかしら?」
「?…あるけど??」
「女を磨くんだから、一緒に磨きっこしましょう。シャワーがあるわ」
「それ女じゃ無くて女体だよ!」
「たいして変わらないわ。いや、体(たい)しか変わらない。是非また美しいお胸を舐め回し、
いや磨かせて頂戴、これでも肌を磨くのは自信があるの。今の私は磨き師ひたぎよ」

「なにキメ顔で言ってるの!それじゃ阿良々木君と同じじゃない!
そんな事言うなら彼を呼んじゃうよ?いっそ磨いてもらおうかな〜?」

「す、すみません羽川様。それは……い、いや私は器の大きい女。分かったわ良いです呼びましょう、
知らない内に彼を取られるくらいなら。
但しこれだけはお願い。貴女が彼と磨きっこ触れ合いっこしたいなら私も一緒にいさせて。
独りになりたくない、貴女も彼も失いたくない。だから貴女が彼を欲しいなら私も巻き込んで」

「ご…ごめんね、変な事いっちゃって」
「いえいえ気にしないで。そう言えば火憐さんが話していたけれど、阿良々木君も磨くのが上手らしいわ。
しかもお口のなか。そしてこの事を語る時とても上気した表情を浮かべていたのよ」
「むっ。それはいけませんなー、聞き捨てならない」
「でしょ、あの移り気君に一泡吹かせてやりたいわね」
「いいね、賛成!」
「彼にどちらが本物の磨き師か思い知らせてやるわ!」

46名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 03:05:49 ID:ixU61cuh
「・・という訳で僕はまた拉致された訳だ」
「拉致とは人聞きの悪い事を。デートと言って頂戴」
「やっほ〜!」
「彼女の家に強引に連れて来られる事をデートと言うのか?何故か羽川もいるし」
「なによ花園じゃない、お花畑のデートは嬉しく無いのかしら?」
「嬉しいけどさ。ならばせめて手の拘束を解いてくれ!」
「それは出来ないわ、何でもあなた羽川さんに羽川さんのベッドになりたいと言ったそうね」
「うっ、何故その事をっ!羽川っ!?」
「えへへ、ごめんね話しちゃった☆」
「……っ!!」
「なら阿良々木君、貴方は私のペットになりなさい」
「だからこの首輪かよっ!」
「ペットの躾は飼い主の責任。ならば責任を持って男を磨いてあげるわ。この身をもってしてね」
「私も磨いてあげるにゃん!さあ脱ぎ脱ぎしようね〜」
「はっ、羽川さん!?うわぁぁ・・・」
「さあ行くわよダーリン、ンフフフ…」
「暦くん、えへへへっ…」

--------(6時間後、布団の中全裸で)-----------------

「ベットじゃなくってご免なさい。でもこうしているのも暖かい。心地良かったわ、ダーリン」チュッ
「うん、阿良々木くんはベッドよりも抱き枕の方がいーよ。暖かくて気持ちいい」ギュッ
「で、どうかしら?ダーリン」
「どうだった?暦くん」


「…み…身が枯れたー……orz」


47名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 03:07:47 ID:ixU61cuh
はい、駄洒落オチでございます。おあとがよろしい様で。
エロシーンなくてごめんね、上手く描写出来ませんでしたのでカットしましたorz
各自脳内補間でお願いします・・
どなたか3人のエロエロSSで敵討ちを!
あと、多分磨き師なんて言葉無いです。勢いでやっつけたので・・・

猫白読了後の感想だけど・・
これ読んだ後だとバサ姉もヶ原さんも良い女すぎて泣ける!
ビューティーな女性に生まれ変わってますね。続巻に期待です。
48名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 07:13:29 ID:qBuPtKuC
>>43
そりゃそうだろ
神原で重要なのは淫乱さではなく変態さなのだから
49名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 07:41:29 ID:MA1DdKoU
>>47

羽川はこれから始めて「いい女」になるのさ
50名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 12:20:39 ID:IRaNBwhg
猫白で羽川さんがガハラさんの推薦入学の為の出席日数気にしてたけど、
もっと心配してあげなきゃいけない男がいる気がする。
51名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 13:23:28 ID:Z/WW9Cqb
どこもかしこも化っすなあ
来年辺りに戯言アニメ化してエロパロ増えないかしら
52名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 16:52:34 ID:Sm0bBo6L
現代進行形でアニメやってる刀語をディスってんのかコラ
53 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/05(金) 18:09:55 ID:dS802Rr0
>>47
猫白後は暦×ひたぎ×翼もいけそうな気がするよね。俺もこの三人のがっつりエロに挑戦したいわー

>>50
ひたぎは推薦だから内申点が必要だけど暦は出席日数は気にしなくていんじゃね? いや、卒業できないほど足りなかったらアレだけど(笑)

>>51
大丈夫。来年は化ではなく傷の時代だ!
54名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 18:20:59 ID:e+HpkVy6
いや、確かつばさキャットの時点でそこそこ心配すべき出席状況じゃなかったっけ?
少なくとも阿呆々木さんは何の心配もいらないって程余裕じゃなかったような気が…
55名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 19:20:58 ID:NCmIGdDK
猫物語白内で、そんなに心配しなくてもよくなった、的な会話があったはず。
56 ◆Imj9vaACcU :2010/11/05(金) 20:33:22 ID:5gnA/uQu
投下します
猫白直後くらいの話、エロなし小ネタ
猫白読んでなくても多分平気。
57 ◆Imj9vaACcU :2010/11/05(金) 20:35:39 ID:5gnA/uQu
 今回のオチ、というか後日談。
 休日、いつもなら様々な手を使って僕を起こしてくる妹達が、
今日は何故か「お兄ちゃん、朝だよー」と優しくというか普通に起こしてくれた。
 
と、次の瞬間脇腹に痛みが走って、そのまた次の瞬間一瞬の浮遊感と落下を感じた。
 ぶっちゃけ蹴られた、夢だった。
「何寝てんだ、死ね」
 威力があったので火憐ちゃんかと思ったが(だとしたら死んでる)月火ちゃんの方だったらしい。
 なんか前より酷くなってる・・・二度寝じゃなくても死ぬのか・・・。
「可愛い妹が起きてるのに寝てるお兄ちゃんなんて死んじゃって良いと思う」
 理屈がおかしかった。
 なのでおかしな反論!

「残念だったな!僕もお前も不死の体なのだー!」
 
キメ顔で言う僕だった。
「な、なんだってー!!!」
 僕の妹はノリの良い妹だ。千石あたりにこれをやってみるとどうなるだろうか。
「うん、まぁ私は優しいからノってあげるけどお兄ちゃん、普通ノってくれないと思うよ。」
 あと不死とかつまんない、と付け加える月火ちゃん。
 案外厳しい妹だった。夏休みあたりはこんなじゃなかっただろう?お兄ちゃん寂しいゾ!
「死ね、間違えた殺す」
 今のは完璧に僕が悪い。のでスルー。
 スルーするから!バール下ろして!つーかどっから出したそんなん!お前の着物は四次元か!
 飽きたようにバールをスッ、と片付け、バフンと僕のべッドに横たわる月火ちゃん
「あ、一つ言い忘れてた」
 そう言って月火ちゃんは体制を直した。ベッドの上で正座とは些かシュールである。
 咳払いをしている間に僕も正座に直してやった。
「じゃ、言うよ?」
「よし、いつでも来い」


「お帰り不良兄貴」
「ただいま馬鹿妹」


58名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 22:10:34 ID:CSBwwomh
「無理だったかもしれない。無茶だったかもしれない。でも――無駄じゃなかった、って
 超絶格好いい。さすがは私のダーリンだと思うわ。
 まあ、そんなダーリンに誰よりも早く告白したのは、あら――やっぱり私なのだけれど」

「んー、でも、素敵な阿良々木くんに誰よりも早くプロポーズをしたのは、私だったりするのよね。えへへ」

「ちょっと待って頂こう。
 プロポーズ、と言うのなら他ならぬ阿良々木先輩本人から光栄にもプロポーズされたのは私が最初の筈だ。
 そう考えると、正妻はやはり私なのではないだろうか」

「あのー、誠に僭越だとは思いますが、
 “僕は戦場ヶ原と付き合ってるし、羽川のことが大好きだけれど、結婚するならお前だと思ってるぜ”――と。
 お綺麗な皆さん方と比べながら将来の展望を熱く語って下さった阿良々木さんの気持ちに応えるべきかなと、
 考える次第の私だったりします」

「ちなみにお兄ちゃんにおっぱいを揉まれた回数なら私達が一番多いかも」
「そうそう、キスされた回数もな! 兄ちゃんのせいですっかりキスのベテランになっちゃったぜ」

「接吻とはまた可愛い主張じゃの。
 儂は我があるじ様と一緒にお風呂に入っておるぞ。
 それも最近はほぼ毎日じゃ」







「ふーん、それなら、撫子は誰よりも早く暦お兄ちゃんの赤ちゃんを産んじゃおうかな」



こんなガールズトークがあったとか、なかったとかw

>>57
GJ!!
月火ちゃん、可愛いよ、月火ちゃん
59名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 23:32:19 ID:MA1DdKoU
撫子……。さすがラスボスのような。不憫極まりないような。
60名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 04:04:06 ID:Ota2suTc
やっぱ触れた回数が一番多いのがいいと思うんだ。
ラノベでもなんでもいいけど主人公がエロい目に遭う事はあっても
自分から手を出しにいくことってないもん。
だから阿良々木さんは凄いよ。エロいこと書いても阿良々木さんならあるよねで大体すむから。
そんなわけでもっと妹のおっぱい揉んでキスをすればいいと思います。
61名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 08:44:11 ID:Xt9piwof
>>60
触れた、というか触った回数ならやっぱり八九寺相手が一番多いのかも試練w

そんなわけで、八九寺の小学生にしてはちょっとだけ膨らんでいる胸を
これからも思う存分揉みしだいていいと思うw

一方、撫子は阿良々木から何か特別な事を言われたとか、触られた事がないような。
ラスボスなのに確かに不憫だw
ツイスターのときのシーンがもっと詳しく明らかになっていればなぁ…。
62名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 11:06:40 ID:yxkUojfw
撫子はロロロリ木さんからも唯一女として認識されてなかったなそういや
63名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 11:12:02 ID:TYL23I5e
妹木さんの独白的に「まさか千石が〜なわけが無い」と意識的に考えないようにしてるだけとの説も
64名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 11:14:19 ID:T8mOw0Sl
しかし、最初から千石は妹のようなものだとか妹的存在だとか地の文で語られていたが
その当時と今では、妹という単語に対する意味がだいぶ変化してしまっているような気もするんだが…

たしか妹って
プロポーズしても、おっぱいを触っても、キスをしてもノーカウントで
どれだけ迷惑をかけてもかけられてもお互いを認め合えて生涯を共に仲良く過ごすことが約束されている存在のことだろ

……ごくり
65名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 13:13:54 ID:yxkUojfw
「僕の妹的存在がこんなにカワイイわけがない」
66名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 20:27:09 ID:28xbtIZd
可愛いわけ、あるだろーー‼‼
67名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 21:21:33 ID:yMhFhNEU
僕の妹たちがこんなに可愛い!!
68名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 21:34:01 ID:Xt9piwof
「ねえ、羽川さん。“女”に“未だ(まだ)”と書いて“妹”になるんだよね」

「んんー、勿論そうだけど、急にどうしたの月火ちゃん」

「それなら私とか火憐ちゃんの場合は、ついこの前からだけど、“女”に“至る(いたる)”と書いて“姪”と書くべきなのかも」

「おお、月火ちゃん頭いいな。そうかあたし達は妹じゃなくて姪だったのか。
 でも、至るというより致しちゃった、って感じかもなー」

「ねえ……阿良々木くんが帰ってきたら、色々と尋ねたいことが出来たんだけど」


羽川の阿良々木家連泊の際にこんな会話があったのかも試練w
69名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 22:05:35 ID:Ota2suTc
これはまずいな……!!
70名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 22:15:11 ID:vZ8Y2ExQ
>>68 ワロタ
71 ◆K.I.DssBEE :2010/11/06(土) 22:23:47 ID:Jz5ajuoh
流れ切ってすいません。10レスくらい借ります。
エロなし羽川視点で、戦場ヶ原更生祝いパーティー、の直前?
アニメコンプリートガイド未読です、矛盾あったらすいません。
てか何処にも売ってない……。
72ひたぎパーティ:2010/11/06(土) 22:24:11 ID:Jz5ajuoh

  戦場ヶ原ひたぎ更生祝いパーティーが突然開かれると決まった時、私は本当に驚いた。
 昨日阿良々木君から送られてきたメールは、戦場ヶ原さんが更生した事や、その様子。
 そしてこのめでたい出来事にかこつけて、最近あまり一緒に顔を合わせていなかった面々で集まろうという内容が記されていた。
 メールの文章は、はっきり言って要領を得ないものだったので、
 正直な所私は未だにその事実が本当であるかどうかを疑っている。
 まあ実際本当に更生していたとして、そんなに大きく人が変わるのか。
 それはメールで伝えられるような、はっきりと目に見える、耳に聞こえる、肌で感じられる程の変化では無かったのかもしれない。
 例えそれがあの戦場ヶ原さんといえどもである。
 だからこそ、そういう意味では、あんな支離滅裂なメールを送ってきた阿良々木君を、そこまで責めたものではないのだろう。
 それはそれ、戦場ヶ原さんが更生したのだったら、めでたい事はめでたい事に変わりは無いわけで。
 本日8月2日水曜日、戦場ヶ原さん更生祝いパーティが仲間内で催される事となった。
 まあ、仲間内といっても自他共に認める友達いないカップルの知人で、こんな催しに呼べそうな人はそう多くなく。
 4人。
 本人であるガハラさんこと戦場ヶ原さん。
 またその彼氏であり主催である所の阿良々木君。
 そして私、羽川翼と。
 
「おやこんばんは羽川先輩、随分と早いな。
 私が一番のりだと思っていたのだが」
 
 ヴァルハラコンビの片割れ、神原さんだった。
 
 
73ひたぎパーティ:2010/11/06(土) 22:24:32 ID:Jz5ajuoh

「こんばんは、神原さん。
 まあ今日は阿良々木君の家庭教師もなくて、1日中暇だったからね」
 
 極端に言えば今日でなくとも、夏休み中阿良々木君の家庭教師が無い日は毎日暇なのだけれど。
 実は今夜も、この学習塾跡には2時間ぐらい前についていていた。
 学習塾跡。
 今回のガハラさん更生祝いパーティの会場である。
 それぞれ諸々の事情があって、誰かの家で開催するわけには行かなかったらしいけど。
 わざわざこんな廃屋でなくてもと思う。
 勿論場所は主催のあの男が決めた。
 普通にファミレスとかでいいじゃない……。
 
「んー、先輩方を待たせるわけにはいかないと、急いで家を出たつもりだったが、
 少し見通しが甘かったようだな、すまないお待たせした」
「いやいや、神原さん、まだ集合予定の時間より30分も前なんだから謝らなくていいよ。
 ……ところで、そんな格好なのは急いでいたからなのかな?」
 
 やたらとピッチリしたタンクトップにハーフパンツと、上下共に露出度がかなり高い。
 さっきまでジムでエアロビクスをしてきました、といった感じの出で立ちである。
 
「いや、毎年この時期の外出着はこんな感じだが?」
「そうなんだ、その格好でコンビニとか本屋とか行っちゃうんだ……」

 目立ってるだろうなあ。
 都会ならこんな格好も珍しくないのかもしれないけれど、少なくともこの辺りでこんな格好をしている人は見た事がない。
 
 
74ひたぎパーティ:2010/11/06(土) 22:24:53 ID:Jz5ajuoh


「そういう羽川先輩は、何時もどおりといった感じか。
 というか私は一度も羽川先輩の制服姿と、パジャマ以外の服装を見た事がないのだが、私服はどういう服を好むのだ?」
「阿良々木君からも似たような事をよく聞かれるけれど、別に普通だよ?
 ご期待に沿えず申し訳ないけど、全然普通。
 どうして皆私の私服姿に興味津々なのかな」
「その普通を見たいというのが男心というものなのだ」

 ふーん、と一応曖昧な返事を返しておく。
 思えば神原さんとこうしてツーショットになるのは珍しい。
 別に仲が悪いわけではないのだけれど、私と彼女は立ち位置が微妙なのだ。
 そんな事を言ったら今回のメンバーである4人は全員微妙なのだけれど。
 人物相関図なんて書いたら注釈でぐちゃぐちゃになってしまうだろう。
 
「それはそうと、ところで神原さん」
「ん? どうした羽川先輩」
「本当の所、本当だと思う? 戦場ヶ原さんが更生したっていうのは」

75ひたぎパーティ:2010/11/06(土) 22:25:13 ID:Jz5ajuoh
 私はさっきから、いや阿良々木君からメールを貰ったときからずっと疑問に思っていた事を聞いてみる事にした。
 
「それはどういう意味だ? 他ならぬ阿良々木先輩自身がそう言っているのだから、当然だろう?」
「他ならぬ、ね。
 んー、神原さんにも、こんな感じのメールが来たのかな?」

 そう言って携帯を開き、阿良々木君から昨日送られてきたメールを見せる。
 
「ん? ああ、細部は多少違うが、大体そんな内容のメールがきた」
「このメールってさ、確かに戦場ヶ原さんが更生したとは書いてあるけれど、あるんだけれど、
 でも具体的っていうか、阿良々木君主観的なもの以外に、どういう変化があったかは、あんまり書いてはいないよね?」
「まあそう言われてみれば……確かにそうだが、でもそんな風に疑ったものでもないだろう?
 人間が更生するなんていうのは、言葉にしてみると大げさそうに聞こえるが、
 そんなにはっきりとした変化があるわけでもあるまい。
 それに第一、阿良々木先輩が私達に嘘をつく意味がないだろう」

 阿良々木君が私たちに嘘をつく意味はない。
 確かにその通りだし、それについては私だって、全く反論する余地も意志も持ってはいないのだ。

「うん、そういう風には私だって疑ってないんだよ神原さん」
「じゃあ一体何が言いたいのだ?
 羽川先輩ともあろうお方が、理由も無く人を疑うだなんて」
「何を疑っているかって聞かれたら、阿良々木君の思い込みかな?」
「阿良々木先輩の思い込み?
 つまり阿良々木先輩が戦場ヶ原先輩は更生したと思い込んでいるだけで、実際にはそんな事は無い、と?」
「簡単に言うとそういう事」
「いやでも、阿良々木先輩は戦場ヶ原先輩の彼氏だぞ?
 一体一日のうちどれくらいの時間を一緒に過ごしているのかは知らないが、そんな大それた勘違いをするだろうか?」
76ひたぎパーティ:2010/11/06(土) 22:26:22 ID:Jz5ajuoh

 神原さんの言う事も尤もである。
 普通の人なら、そんな勘違いしないし、される事も無いだろう。
 しかし今話題にしているのは他ならぬ阿良々木君と戦場ヶ原さんである。
 阿良々木暦と、戦場ヶ原ひたぎ、である。

「考えてもみてよ神原さん。
 今回話題になってるのは、阿良々木君と付き合うようになっても、全く性格のぶれなかったあの戦場ヶ原さんだよ?」
「……まあ確かに、改めて考えてみるとあの戦場ヶ原先輩が、私が会わなかったたった1週間程の間に、
 そんな劇的な変化をするだろうか、と考えると少し妙だな」
「それにさ」

 それ以上にさ、と付け加える。
 どちらかというと、根拠としてはこちらの方が大きいかもしれない。
 
「阿良々木君の方は、戦場ヶ原さんとは対照的に、随分とキャラが変わってきたとは思わない?」
「阿良々木先輩がか? どうだろう、初めて会った時から素敵な方だとは思っていたし、今もそれは変わらないが……」
「随分……明るくなったとは思わない?」

 変態っぽくなったとは思わない? と一瞬口に出そうになったが、3点リーダーと一緒に飲み込む。
 阿良々木君をけなすと、神原さんは条件反射的に激怒するようにプログラムされていると聞いた事があったからだ。
 まあ、変態っぽくなった、と言う事が、神原さんにとって悪口に当たるのかどうかはともかくとして。
 
「そう言われてみれば、以前はもっとクールだったかもしれない。
 私が阿良々木先輩を変態の師としてあがめるようになったのも、そういえば最近になってからだったように思う」
「うん、変態っぽくなったよね!」
 
 さっきの気遣いはどうやら無用だったようだ。
 三点リーダーと共に飲み込んだ、阿良々木君がいかに変態かというトークを路線変更して始めてしまいたいとさえ思う。
 
77ひたぎパーティ:2010/11/06(土) 22:27:02 ID:Jz5ajuoh

 
「それで、それがどうかしたのか?」
「だからね神原さん。
 もちろんこれはもしかしたらという仮の話であって、それ以上でもそれ以下でもないけれど。
 変わったのは戦場ヶ原さんじゃあなくて、阿良々木君なんじゃないかって事」
「阿良々木先輩が変わると、戦場ヶ原先輩が更生するのか?」
「そうじゃなくてさ、それこそ何かの拍子に、それともいつの間にかに、
 戦場ヶ原さんに何をされても、どんなに辛辣な事を言われても、
 阿良々木君の方がそれを苦としないように、
 むしろ喜ぶようになっちゃったとは考えられない?」

 だって阿良々木君、私にしかられても喜んだりするようになってきたし、とは続けなかった。
 要らぬ誤解を招いてもいけないし。
 
「あー、あり得るかもしれないな。
 暴言を吐かなくなった、等というのも、阿良々木先輩の主観でそれが暴言で無くなっただけかもしれない」
「そうだよね」
「羽川先輩の話も一理ある、いや寧ろその仮説の方が、なんだかしっくりくるぞ」
 
 どエムは無敵かもしれないとは、目の前の彼女を阿良々木君が評した言葉であるけれど。
 最強のどエスであるところの戦場ヶ原さんと、いつも一緒に居る阿良々木君自身が、エムではないと、エムになったりしないと、どうして言えようか。
 
 
 
78ひたぎパーティ:2010/11/06(土) 22:27:41 ID:Jz5ajuoh

「何だか考えれば考えるほど、羽川先輩の仮説が正しいような気がしてきた……。
 いや待ってくれ羽川先輩」
「何? 神原さん」
「もし仮に羽川さんの今言った通りだったとして、私たちは今日あの二人の前でどのように振舞えばいいのだ?」
「……えっと」

 確かに言われてみれば、どうしたものだろうか。
 阿良々木君を夢から覚めさせてしまうのは、何だか忍びないし、二人の円満な関係を壊してしまう事にはならないだろうか。
 ……いやもちろん、そもそも仮定というか推量でしかない考えを元に、こんな風に心配するのもなんなのだけれど。
 
「む、どうやらもう来たみたいだぞ、羽川先輩。
 二人の足音が聞こえてきた」
「え、ホント?」
「しっ、静かに!」

 思わず二人で口を噤む。
 いや、別にこんな隠れるような真似をする意味も必要も何処にも無いんだけれど。
 さっきまで二人の噂話をしていたという後ろめたさもあって、神原さんと二人息を潜めて彼等の足音、
 それと同時に段々と大きく聞こえてくる会話を伺った。
 
 
79ひたぎパーティ:2010/11/06(土) 22:28:22 ID:Jz5ajuoh

「阿良々木君、貴方もしかして私がこの体型を維持するのにどれだけの苦労を強いられているのか、
 解っていないんじゃないかしら?」
「体型?」
「ドーナツなんて大量の油で揚げた小麦粉に砂糖をまぶした食べ物でしょう。
 貴方がこの催しでの食べ物を、今からコンビニに買いに行くという事を知らなかったから、
 私は今日の勉強会の場所をミスタードーナツにする事を許可したのよ?」
「気にしすぎだと思うけどな。
 戦場ヶ原はもうちょっとくらい肉がついていたって……」
「シャーラップ、黙りなさい。
 そういう問題では無いの、それに肉がつくとしたら先ずお腹やふとももからよ?
 貴方の大好きなお胸は膨らまないわ、私と羽川さんは違うの」
「え、羽川って食べると先ず胸が膨らむのか?
 ……いや、止めろ止めろ痛い痛い痛い! ごめん悪かったって!
 ともかく、そうは言っても他に勉強出来る場所なんてあったか?
 図書館は休館日だったし、加えて飲み物のおかわりが自由で長い間居座れる所なんて、
 ちょっと遠出すれば駅にサイゼリアがあったけれど、あそこは相当周りがうるさいからな」
 
80ひたぎパーティ:2010/11/06(土) 22:28:42 ID:Jz5ajuoh

「でもあのミスドは店員の態度がよくないわね。
 カフェオレのおかわりを8回要求したくらいで睨まれたわ、ホント器の小さいこと。
 そもそももっとあちらさんの器が大きければ、私もそんなに何回もおかわりしないですんだのに」
「上手い……かな?
 というかカフェオレだってそれなりにカロリーはありそうだけど。
 それにあの店員がこっちを睨んでいたのは多分別の理由だと思うぞ」
「別の理由? 何かしら」
「いや、その場で言うのも意識し過ぎてるようでなんだったから言わなかったけどさ、ガハラさんくっつきすぎ」
「あら、そうだったかしら?」
「2×2の4人掛けのテーブル席に、二人だけで来て隣同士に座ってるってだけで、見る人から見れば鬱陶しいもんらしいぜ?」
「しょうがないじゃない、阿良々木君の字、汚すぎて反対側から読むのが大変なのよ」
「だからって……あれ、二人とも早いな、まだ集合時間10分まえだぞ?」

 手をつないで登場したバカップル二人に対し、息を潜めて待っていた私と神原さんは、二人思わずハモってしまった。

「うわあ……」
81ひたぎパーティ:2010/11/06(土) 22:29:06 ID:Jz5ajuoh


以上です。
確かに前回酷すぎたので、誤植チェックを2回しましたが……どう、だろ?

猫白おもしれー、これからはタイトルになってるキャラの視点で話が進むのかな。
なんかもう他キャラ視点で書いても、別に新鮮味は無いかもですね(苦
神原視点が糞難しくて挫折しました。
地の文みたいな喋り方するキャラなせいか、地の文で特徴が全然出せないんですよね。
てかARARAGIさん視点1年くらい書いてないや。

ではまた。
82名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 22:35:14 ID:28xbtIZd
投下直後か。
コンプガイド高いんだよなー、本編もだけど。
一体西尾にフレンチクルーラー何個分くらいいってるんだよ
83名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 22:40:58 ID:3v/oihFY
バカップルいい!
GJです!

それにしてもコンプガイドそろそろ手に入るのかしら?
84名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 23:51:01 ID:Xt9piwof
>>71
力作ありがとう。
今時間ないから後から読ませて貰うよ。
85名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 00:25:42 ID:Py8Qkrlc
バカップル最高!


コンプガイド高い以前に売り切れで手に入らん
86 ◆DrRRDNaiwI :2010/11/07(日) 08:08:18 ID:E16E4pFz
>>44
GJ!しかもラギガハラバサ実現…だと…
軽い気持ちで煽ったらすげえリターンエース決められたぜ…

>>57
どんだけサバイバルな起床なんだwそしてノリでバラすなww

>>58
怖ぇ…ラスボス、怖ぇよ!そして妹達は多分それ八九寺に負けてるよ!

>>71
GJ!コンプリガイドなんて都市伝説だよな!
ところでガハラさんの器の大きさネタが中々理解できなかった俺はどうすればいいですか
87名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 12:56:34 ID:E9ayop1o
>>71
いいねぇ、バカップル状態の2人w

ガハラさんは周りの視線に気付いていないのか。
それとも気付いていて、ダーリンの反応を楽しんでいるのかw
88名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 19:31:33 ID:1Gun16Xg
ドSガハラさんスキーとしては後者がいいなw
ドロった後のかわいいドSはあはあ
89名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 19:55:28 ID:Q8t+U4cK
まだ書いてないんだけど、夏祭りの話とか需要ある?
90名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 20:09:54 ID:1Gun16Xg
「あるアル」
「なんで謎の中国人っぽいんだよ! ていうかなんで蟷螂拳のポーズで言うんだよ!」
91名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 21:31:14 ID:mwSgc8jz
「このスレに投下したければこの私を主人公にしなさい! しゃきーん!」
92名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 22:30:21 ID:qtamiq3O
忌避される傾向にある誘い受けもネタにして返すこのスレ愛してる
93名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 08:39:44 ID:8pi4KPcF
そういえばファッション寝取られ氏最近見なくなったね
94名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 08:46:37 ID:WYyaZ13X
たまにひたぎスレにいるよ
95 ◆Imj9vaACcU :2010/11/08(月) 16:58:55 ID:3EBL53JG
夏祭りときいて!
書いちゃった・・・
ちょっと尻切れ蜻蛉な感じだけどどぞー。
96 ◆Imj9vaACcU :2010/11/08(月) 16:59:28 ID:3EBL53JG
「うわ・・・」
 これは言葉にならない。
 今まで使ってきた言葉という概念が、ひどく薄っぺらい物に見えてしまう程に。
 いや失礼。説明が足りなかった。
 何がどう言葉にならないか。
 それはそう、僕の彼女戦場ヶ原ひたぎの浴衣姿である。
 今日は戦場ヶ原ひたぎの住む町の近くの神社の夏祭りに来ている。
 そういうわけでまだ付き合いたての僕達としては妙に気合が入っちゃうわけで。僕も戦場ヶ原も、共に浴衣姿である。
薄い色地に色とりどりの朝顔の模様。学校で弁当を食べるときのように纏めて上げた髪。
 とにかく姿勢が良いので、その姿がとにかくサマになってる。
「もう、なんか言いなさいよ。・・・その、照れるじゃない・・・」
 ドロ状態になってから数日しか経っていないので、その新鮮な台詞にキュンときた。萌えたじゃなくてときめいた。
 僕の心のサイレンはもうモスキート音並の高さと4.8トン溜爆弾の爆発音並の大きさで鳴り続けている。高すぎて聞こえないけど。
 もうときめいてときめいて仕方が無いので、端的にただ一言だけ。

「エロい!」

 誤爆、チュドーン。
「もう、なんか言いなさいよ。・・・その、照れるじゃない・・・」
 やり直し、ということらしかった。
 そういうわけで仕切り直し。

「その・・・綺麗だよ・・・戦場ヶ原、いやひたぎ」

 うわー!なんだこれ!すっげぇ照れる!かき氷とか一瞬で溶けちゃう勢いだ!!
「ありがと、暦もカッコいいわよ」
 因みに僕はグレー地に青の線の甚平。
 月火ちゃんコーディネートなので間違いはないだろう。
 しかし妹に浴衣のコーディネートをしてもらう高校三年生とはどういうものなのだろうか・・・
97 ◆Imj9vaACcU :2010/11/08(月) 17:00:00 ID:3EBL53JG
「ち、因みにひたぎって好きなものとか・・・あるか?」
 緊張を解すには軽い質問。定石である。らしい。なにせ雑誌に書いてある事なので、そのまま鵜呑みにしてはいけないだろうが、間違いでは無いと思う。
 この日の為にデート特集が組まれている雑誌とか買っちゃった僕である。浮かれすぎにも程がある。
「そうね、私はポッポ焼きが好きだわ」
「ポッポ焼き?なんだそりゃ?」
「あら?知らないの?ポッポ焼きというのは・・・まぁ黒糖蒸しパンを棒状にしたような
物よ」
 そんなもの、僕は寡聞にして知らなかった。
「ほら、そこにもあるでしょう。買って食べてみた方が良いわ。」
 九本で三百円、リーズナブルなお値段である。
 さて味の方は・・・
「うま・・・」
「そうでしょう。妹さんにも買って帰ってあげたら?」
 とひたぎが薦めるので仕方無く、そう、致し方無く、あいつらにも買ってやることにした。十五本で五百円。
「う〜ん、結構腹に溜まるな・・・こりゃ焼きそばは諦めるか」
「あら、ラギ君、頬っぺたにクズが付いてる。」
「略すな、ってどの辺だ?」
「ほら、こ・こ」
 
チュ

 極軽く、本当に軽くだが・・・
 キスされた!
 ドロひたぎに!いえい!万歳!
 ひたぎの方に目をやると、照れてた!
 萌え!トキメキ!蕩れ!
「ふ、俗物が」
 なんか影から声が聞こえた気がする!気のせいだ!
 
話が進まなくなるので、悶絶タイムこれにて終了。
かつ、話が進まなくなる悶絶タイムが続くので話は帰り道までカット。
98 ◆Imj9vaACcU :2010/11/08(月) 17:00:35 ID:3EBL53JG
ねぇ、暦」
 俯いたまま僕に話しかけるひたぎ。
「ん?なんだ?」
「今日、楽しかった?」
「当たり前だろ、お前といて楽しく無い訳が無い。」
「そう、ありがとう。私も・・・とっても楽しかった。」
 ここまで言ってようやく顔を上げるひたぎ。その頬は紅く、目は潤んでいた。
「ねぇ暦、思い出を頂戴。」
 ・



まるでギャルゲーのようなセリフの後はもう、何も覚えていない。
いつの間にか家にいて、妹達の為に買ったはずのポッポ焼きを十本目まで食べている所だった。
薄々とは覚えている。
それはひたぎの表情や、すごく柔らかかった事等だ。どの部位が、とは敢えて言わない。
読者の妄想にお任せだ。
とにかくその夜は、眠れなかった。


以上です。ありがとうございました
99名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 19:30:56 ID:uxwy95vH
ナカは焼きたてのポッポ焼きの様に熱かったんですね、わかります
100名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 19:47:11 ID:frJybaEY
いや、阿良々木さんの黒いポッポ焼きをガハラさんに食べさせたのかもしれない
101名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 20:15:31 ID:3EBL53JG
ぽっぽ焼きは大概黒いです
102名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 20:23:07 ID:igZlGTgG
コタツ出したんで小ネタでも投下ー


最近、めっきり寒くなってきたので火憐ちゃんにコタツを出してもらった。でっかい方の妹はこういう力仕事に重宝する。
ご褒美くれよなー、なんてナマイキなこと言ってたから後でちゅーでもしてやるか。

さっそくコタツで横になろうと思ったが、神原からミカンが届いてるのを思い出した。
ちっちゃい方の妹に取りに行かせようとしたが、躊躇なく目を狙ってきたので仕方なく自分で取りに行く事にした。

寒い。けども月火ちゃんが珍しくお茶を淹れてくれていた。
明日は雪かな。なんて皮肉混じりに礼を言うと、別にお兄ちゃんの為に淹れたんじゃないんだからっ!なんて言われた。
明日病院に連れていこうかな。

コタツでくつろぐ準備を整え、すっかり冷えてしまった体を温めるべく足を入れる。
あぁ、と思わず間の抜けた声をあげてしまう。
もっと奥へ体を滑り込ませる。全身が柔らかな温もりに包まれる。


ーぷにゅっ
「ん?」
何かが足に当たる。火憐ちゃんが服を温めているのだろうか?

ーぷに
いや、もっと大きい。

ーたふんっ
それに、この感触は

ばさっ、とコタツ布団をめくる

「久しぶりだニャ、人間。」


特にエロもなく終了
後は任せた

103名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 20:44:52 ID:DPh6w+k1
おいいいい! なんでそこで切るかな? なんでそこで切るかなあ!?
104名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 21:46:33 ID:hnk0sliL
猫はこたつでまるくなる
105 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/08(月) 22:19:10 ID:llcZ+YM0
>>98
やっぱり夏祭りといえば浴衣だよね!


「ねぇ暦」
「なんだいひたぎ」
うぅむ、こうしていざ名前で呼び合うのはやはり照れる。
まぁ夏祭りなんて非日常のイベントの時くらいはいいだろう。
二人で色々見て回ってたっぷりはしゃぐ。
最後に花火を見て僕たちは歩きながら帰路につく。
周りは人気がなく、まるで世界が僕たちだけになったみたいだ。
家まで歩くには少し遠いが、浴衣で自転車というのも変だし、何より戦場ヶ原と一緒なら悪くない。
ひとつ大きいのが余ったからと片付け始めていた屋台でもらった綿菓子を二人でかぶりつく。
「そういえば阿良……暦」
「ん?」
やはり戦場ヶ原も名前で呼ぶのは慣れておらず、時々言い直すがそれも今日だけだろうと思うと突っ込む気も起きない。
僕は気付かなかったふりをして聞き返す。
「なんだいひたぎ?」
「今日は事ある毎に私の方を見ていたけども、そんなに私の浴衣姿良かったのかしら?」
くすくすと少しからかい気味な笑顔で聞いてきた。
僕は即答する。
「ああ、すっげぇ可愛いかったから」
「…………!!」
息を飲んでさっと顔を逸らす戦場ヶ原。
暗がりでも頬に赤みが差しているのがわかる。
僕は綿菓子を持ち替え、そっと戦場ヶ原の手を握った。
戦場ヶ原もきゅっと握り返してくる。
しばらく無言で歩く僕たち。
「暦」
「ん?」
「浴衣ってなぜか脇の部分開いてるのだけど何故だか知ってる?」
「んー……やっぱり夏に着るし、涼しくなるよう風通しをよくするためじゃないか?」
「いえ、違うわ。正解は」
戦場ヶ原はひょいと握っていた僕の手を自分のその浴衣の隙間に差し入れさせる。
「せ、せせせ戦場ヶ原?」
「こんなふうに男が手を入れるためだそうよ、昔からみんなこういうことしていたのね」
いやいやいやいや、なに冷静に言ってるんだ!
柔らかいのが僕の手のひらに触れてるんだぞ!
……え?
「あのーひたぎさん、ひょっとしてブラは」
「着けてないわよ、浴衣なんだから当たり前じゃない」
じゃ、じゃあこの指の腹に当たる固いものはひょっとして。
「ん……あまり動かさないで。乳首が擦れちゃうわ」
「!!」
もう言葉も出ない。頭が混乱しまくってる。
そこで追い打ちのような戦場ヶ原の言葉。
「もちろん下も着けてないわ……確認してみる?」
そう言って脇の茂みの方をちらりと見やる戦場ヶ原。
そして。
僕たちは周りを窺いながら茂みに入っていったのだった。
106 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/08(月) 22:22:17 ID:llcZ+YM0
みたいな暦×ひたぎの浴衣エロ野外プレイが読みたい
誰か書いて

俺は今別の作品で手一杯なのねん
107名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 22:51:09 ID:VstIBfpQ
>>106
GJ & 期待してます。

手一杯――ということは、手から零れてしまうぐらい
たゆんたゆんになってしまった忍のおっぱいを
背後から手ブラしてあげる手ブラ木さんのお話ですね。判りますw
108名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 22:58:19 ID:DF75G0J3
>>102
ちょっと炬燵めくってくる
109名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 23:32:02 ID:0PCI46nJ
>>102
足で触ったって事はその時点でエナジードレイン食らうんじゃね?

という突っ込みは野暮か。失敬失敬
110 ◆K.I.DssBEE :2010/11/09(火) 01:08:27 ID:Z79WdFsO
>>106
おk、丁度ネタ無いからエロ練習がてら書くです。
ドロガハラさんのキャラがちょっと違っても勘弁してください。
ところで
>>「こんなふうに男が手を入れるためだそうよ、昔からみんなこういうことしていたのね」
これって本当ですか?
111名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 18:58:45 ID:JzrrxvYz
更新乙
112名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 23:14:04 ID:huo5bwga
鐘の音が響き渡る教会内。
結婚式。一生涯の伴侶を決める、神聖な儀式。
ウエディングドレスを着た新婦。七々見奈波。
タキシードを着た新郎。戯言遣い。


戯言遣いと呼ばれる人類最弱の詐欺師と、魔女と呼ばれる腐っても女子(というにはやや年を取りすているかもしれない)な一般人。

占術師を除けば、この組み合わせを予想出来た者はいないだろう。
何せ、当の本人たちも四年前は欠片もそんなことを考えてはいなかったのだから。
偶然に偶然が重なった運命の度が過ぎた悪戯によって、この二人は結ばれた。

「それでは、誓いの口づけを」

限りなく透明に近いグリーンのサングラスをかけた神父が告げる。
新郎がウエディングベールをそっと上げて、新婦は受け入れる準備をする。
互いの唇が触れ合い、今此処に、神聖な誓いが――――



「……ねぇよ」

草木も眠る丑三つ時。
パチリと、不愉快に目が覚めた。
心臓の鼓動は激しく荒れて、全身から滝のような汗が流れる。
休息の為の睡眠時間だというのに、まるでフルマラソンを終えた後のような疲労感だ。
悪夢にも程がある。
おのれ魔女め。お前は一体どこまで僕を苦しめるんだ。

「というか、何で神父なんかやってんだよ兎吊木さん……」

兎に角、今夜はもう眠れそうにない。寝たら悪夢の続きを見そうで怖い。恐い。デスクワークでもしよう。確か、まだ手付かずの資料が幾らかあった筈だ。

ぐにぃ、と立ち上がろうと手を付いたところに、柔らかい何かを感じた。

「……」
「ぅ…ぅん……いのすけぇ…」
「――――」

絶句する。言葉を失う。
手を付いた先は、振り向いた先には、一糸纏わぬ姿の魔女が、安らかに眠っていた。

戯言遣いの悪夢は、どうやら今から始まるらしかった。
113名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 23:19:28 ID:huo5bwga
今更過ぎる戯言ネタ。しかも誰得
ぼくらの哀川潤さんなら『卒業』の如くいーたんを横からかっさらって行くだろうと思ったらこんなの書いてた。ごめんなさい

でも奈波さんも結構可愛いと思うんだ
114名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 11:59:31 ID:PpnMKyIy
ななななみななみちゃんのなみなみならぬひんそうなからだはなかなかかわいい
115名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 12:06:24 ID:scYWOEXe
にゃにゃにゃにゃみにゃにゃみちゃんのにゃみにゃみにゃらぬひんそうなからだはにゃかにゃかかわいい
116名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 12:32:43 ID:jJgSWVA8
>>115
かーわーいーいー
117名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 19:13:36 ID:Jz+SKFC4
今さらだが、ブラック羽川さん語り手にすると読みにくくて仕方ない
118名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 20:30:20 ID:MTbkY6+o
>>112GJ!!
119名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 22:07:23 ID:Otxpj4AC
>>117
これを無粋だと思った俺は末期
120名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 23:18:32 ID:MTbkY6+o
リレー小説とかやろうぜ
121名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 00:10:55 ID:1dO43vem
恥ずかしい告白大会より意義があるとは思えない
122名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 00:16:25 ID:uZIFGsPl
狐さんがヘタレでなにも考えてない只の中年眼鏡フェチだということが明らかになったじゃないか!
123 ◆K.I.DssBEE :2010/11/11(木) 00:18:54 ID:X0iC3U0b

 ちょっと間があいちゃったけど夏祭り。
 >>106から、頼まれてもいないリクエストを受け取ったつもりです。
 



  お祭りの屋台で売られている食べ物が高いというのは、
 常識というよりも、もはやお約束である。
 そしてそんな無粋とも言える不満に対し、
 それは食べ物自体だけでなく、雰囲気におも金を支払っているからだ、
 と返すのもまた定型文だろう。
 
「ねえ暦?」
「なんだいひたぎ?」

 そしてそういう意味において、今日の僕は支払った分より遥かに多くの見返りを得たと思う。
 例えば、呼び名。
 今夜は互いに下の名前で呼びあおう、なんて半ば悪乗りのような遊び。
 普段だったら照れくさくてしょうがないであろう呼称も、
 雰囲気に酔ってしまえば違和感無く口に出来る。

「今日は楽しかったかしら?」
「ああ、間違いなく今まで行った夏祭りの中で、一番楽しかったよ」
「そう、それはよかったわ」

 そう言って微笑む戦場ヶ原。
 手をつなぎ僕と並んで歩く彼女は、影も含みも無く笑う事の出来る、普通の女の子である。
 本当によく笑うようになった。
 
「でもそれは夏祭りに誘った僕の方の台詞なんだけどな」 
「私は暦と一緒なら何時だって楽しいわよ?
 例え世界の終末だって、暦と一緒なら笑って迎えられると思うわ」
「僕だって、ひたぎとならどんな時でも幸せだ」

 悪乗りは呼称だけにはとどまらずく、とにかく互いに恥ずかしい台詞を執拗に吐こうとしている気がする。
 まるで空気中にアルコールでも散布されているのでは無いかと思うほど、飲んでも居ないのに酔っぱらっていた。
 
124 ◆K.I.DssBEE :2010/11/11(木) 00:19:38 ID:X0iC3U0b

「さて、遅くなってきたしそろそろ帰ろうか? ひたぎ」
「ねえ暦?」
「なんだい?」
「言い忘れていたけど、その浴衣とっても素敵よ、惚れ直したくらい」
「ひたぎだって、その浴衣とっても似合ってる、すっげえ可愛い」
「ええ、知っているわ」
 
 言ってクスクスと、くすぐったそうに、それでいてとても嬉しそうに笑う戦場ヶ原。
 
「でもとっても嬉しい」

 しかし本当によく似合っていた。
 浴衣を着ていくと聞いた時には、以前の人形を彷彿させるような長い髪の方がよかったかも、
 なんて一瞬でも考えたものだが、僕はなんと愚かだったのだろう。
 髪留めで髪の後ろをまとめている今の戦場ヶ原に、浴衣は怖いほど似合っていた。
 こうして見ると、うなじが覗いているのがとてもセクシーである。
 
「けれど欲を言えば、今夜会ったその場で褒めて欲しかったかしら」
「……あー、ごめん。気が効かなかった」

 言われて見ればそのとおりである。
 彼女のお洒落を褒められないで、何が彼氏か。
 我ながらまだまだ彼視力が足りない。
 
「ねえ暦、私もう少しだけ帰りたくないわ?」

 そうわざわざ上目遣いで言う戦場ヶ原。
 どうやら僕に、挽回のチャンスを与えてくれるようだ。
 
 
125 ◆K.I.DssBEE :2010/11/11(木) 00:20:48 ID:X0iC3U0b

  お祭り等に着ていく浴衣の下に、下着は付けないというのは、
 常識というよりも、もはやお約束である。
 
「ブルーシートがこんな風に活躍するなんてね」
「せっかくの浴衣だからな、やっぱりよごしちゃ不味いだろ」

 背の高い茂みの中にプラスチック製のブルーシートを広げ、
 その上にかなり大胆に前をはだけた戦場ヶ原を横たえた。
 当然だけど、外でこんな事をするのは初めてで、違った意味でもドキドキしている。
 でもそれも興奮を引き立てる材料になってしまうほど、
 今の僕達はお祭りの空気に当てられていた。
 もうこれは、全くフォロー出来ないくらい、明らかな悪乗りである。
 
「暦、手つきが何時もの3割り増しでいやらしいわよ……ふっ、んっ」

 覆いかぶさるように戦場ヶ原の上に重なった僕は、
 ぴったりと身体を重ね、口付ける。
 
「ん、ちょっと。重くて苦しいわ」

 なんていいながらも戦場ヶ原の両手はしっかりと僕を抱きしめていた。
 
「ごめん、でもちょっとでも周りから見えないように低くしないと」
「何それ、言い訳にもなっていないわよ、んんっ」

 唇を顎から喉元、そしてそのまま首を伝い、さっきから気になっていたうなじに舌を這わせた。
 
「くすぐったいわよ暦……痛っ」
「ごめん痛かったか? ひたぎ」

 少し強く吸いすぎただろうか?
 
「大したこと無いけれど、でも今暦跡つけたでしょ?」
「大丈夫、普通に髪下ろしてたら見えないって」

 言ってもう一つ口付ける。
 同時に、右手を浴衣の隙間から挿し込んで無防備な胸を手のひらで包み込む。
 そうして少し動かしていると、あっけなく布地がはだけ、乳房全体が外気にさらされた。
 
「流石に、少し恥ずかしいわね」
「そうは見えないけどな?」
「失礼ね、私にだって人並みに羞恥心くらいあるわ、あっ、ぅんっ」

 うなじ、首筋、鎖骨と降りてきて、そのまま胸の先端を口に含む。
 腕を浴衣と身体の間に通して、直接ひたぎを抱きしめる。
126 ◆K.I.DssBEE :2010/11/11(木) 00:21:38 ID:X0iC3U0b
「ううんっ、やだ噛まないでっ、ふあんっ、
 お願い、ちょっとまって暦……」
「どうした? ひたぎ、何か今日すごく調子良いな?」
「調子の良いことを言ってるのは暦の方でしょう……あああっ!」
「うわ、こっちもドロドロになってる。
 もしかして外でするの興奮した?」
「……ホント今日の暦は意地悪ね。
 後で覚えてらっしゃい」
 
 そんな顔で睨まれても全然怖くない。
 そのまま、帯を解いて袖の部分以外は殆ど浴衣をはだけてしまう。
 
「ねえ、暦」
「うん、ひたぎ」

 誘われるように僕は顔を上げ、ひたぎと唇を合わせた。
 お互いの舌や唾液をむさぼりながら、
 僕も中途半端に浴衣をはだけ、ひたぎと繋がる。
 
「これで私たちも十分変態の仲間入りね、神原の事を言えなくなってしまうかしら」
「確かに、後で思い返すと凄く恥ずかしい事をしてるんだろうな」
127 ◆K.I.DssBEE :2010/11/11(木) 00:21:58 ID:X0iC3U0b

 なんて言って、繋がりながら笑い会った。
 ふと。
 ヒュー……ドンっ!
 後ろから大きな爆発音がした。
 
「あら、どうやら花火はあれで終わりじゃなかったのね」

 どうやらそのようだ。
 めぼしそうな屋台を一通り回って、花火も終わったと思ったので帰る事にしたのだが、
 どうやら小休憩に入っただけで、まだ終わっていなかったらしい。
 きっとひたぎの視界には僕の背後に大きな打ち上げ花火が上がっているのだろう。
 
「ちょっと惜しい事したかな?」
「大丈夫、花火よりも貴方のほうが素敵よ暦」
「有難う。
 でもそれは彼氏である僕の方の台詞なんだけどな」
「今からでも遅くないんじゃない? 暦」
「ああ、花火なんかよりもひたぎの方が断然綺麗だ」

 言って二人、互いの台詞のあまりの恥ずかしさにクスクスと笑いあった。

「ねえ暦」
「うん、動くよ、ひたぎ」

 花火で中断していた行為を再び再開する。
 何時もよりも穏やかで、しかし何時もよりも熱く、二人の身体は火照っていた。
 
「ふああっ、ねえ、暦」
「っつ、ひたぎ?」

 ひたぎが僕の頭を抱き、耳元に口を寄せてきた。
 荒い息遣いが、間近で聞こえる。
 
「――」

 そして、とっておきの恥ずかしい台詞は、
 半ば夜空の大輪の花にかき消されながらも、僕の耳にちゃんと届いたのだった。
 
 
128 ◆K.I.DssBEE :2010/11/11(木) 00:22:18 ID:X0iC3U0b

 以上です。
 なんかエロくいかねえなあ。
 それとどうやら筆が遅いというか、妄想が膨らんで勝手に長くなる癖がありますね、俺。
 
 そんなどうでもいいことはさておき、ハッピーバースデー甘柿さん。
129名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 00:32:27 ID:25mChyop
>>202
コタツで丸くなる羽川か……すごいシュールだ
130名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 05:23:17 ID:x9CSuNnQ
名前で呼び合うようになる阿良々木くんと戦場ヶ原さんは違和感があるなあ
この二人はたとえどんなに末期レベルまで相思相愛になってたとしても、
傍目にはとても付き合っているように見えないような辛辣な掛け合いこそがキモのような気がするw
131名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 06:35:32 ID:UIYH88HL
原作でドロったと言われてるから何らかの変化はあるだろうという考えだろ
今後ドロひたぎを原作者がどう書くか興味は尽きないよな
132 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/11(木) 07:04:10 ID:mHpktA68
11月11日。
僕はいつも通り帰宅すると戦場ヶ原の家に向かう準備をする。
今日勉強する科目の参考書とノートを鞄に突っ込み、玄関でスニーカーを履く。
立ち上がって玄関を出ようとしたところで。
「どこ行くんだ兄ちゃん?」
火憐ちゃんに声をかけられた。
「どこって……日課の勉強会だよ」
「ああ、そうかそうかそうだっけ。んで、何時頃帰るんだ?」
「まあだいたい七時から九時の間くらいだろ、いつも通り」
「そんなアバウトじゃダメなんだよ!」
「は?」
「あっ、いやいや何でもねーぜ。そうだ、今日は少し夕飯遅いから九時くらいにしろよ、いいな兄ちゃん!」
「…………わかったよ」
本人は隠しているのかもしれないが、何か企んでいるのがバレバレである。
まあ今日が僕の誕生日だというのを鑑みればサプライズパーティーでもしてくれるつもりなのだろう。
気付かない振りをして家を出る。
そういえば戦場ヶ原は僕の誕生日を知っているのだろうか?
僕から話したことはないが知っていてもおかしくはない。
最近デレてきている傾向からして、それこそ今日訪ねたらクラッカーが鳴る可能性だってある。
まあ。
そんなのは僕の希望的観測であって、結局いつものように戦場ヶ原の授業が始まったわけだが。
ま、知らなかったのなら仕方ないし今さら言うのもどうかと思う。
そもそも家族以外に誕生日を祝ってもらったこともないし。
僕は雑念を捨て、目の前の問題に集中する。
「…………」
「…………」
「そろそろ休憩しましょうか」
僕がキリのいいところまで問題を解き終えたところで戦場ヶ原が声をかけてきた。
ペンを置き、一息ついて用意してくれたお茶をすする。
「ねえ、阿良々木くん」
「ん?」
「初デートの時のこと、覚えてる?」
「……!?」
思わず咽せそうになり、口の中のお茶を飲み込む。
質問の意図は計りかねるが、もちろん忘れるわけもない。
「ああ、今でもあの時のガハラさんのセリフを全部そらで言えるくらい覚えてるぜ」
「……それはそれで引くけど、まあいいわ」
戦場ヶ原はすっと立ち上がって僕の横にすとんと腰を下ろす。
その行動に僕はどきりとする。
「じゃあ阿良々木くんにあげられるものの話も覚えているかしら?」
「……ああ」
勉強、後輩、父親、そして思い出の星空。
どれひとつ取っても素晴らしいものだ。
「まだあるでしょう?」
「毒舌や暴言……?」
「そうじゃなくて」
僕はごくりと固唾を飲む。
133 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/11(木) 07:05:03 ID:mHpktA68
「戦場ヶ原自身の、肉体……」
その言葉に戦場ヶ原は答えず、そっと僕の肩に頭を乗せてもたれかかってくる。
僕の心拍数は一気に跳ね上がった。
「せ、戦場ヶ原?」
「せっかくの阿良々木くんの誕生日なのだけれども、私にあげられるものはもうそれしかないのよ」
戦場ヶ原は頭をあげて僕の前に立つ。
その顔は無表情で何を考えているか読み取れない。
「僕の誕生日、知っていたのか」
「もちろんよ……ねえ阿良々木くん、こんなので良かったらプレゼントとして受け取ってくれるかしら?」
戦場ヶ原は自分の服に手をかけ、脱ぎ捨てて下着姿になる。
そのままブラに手を伸ばしたところで僕も立ち上がり、戦場ヶ原を抱き寄せた。
戦場ヶ原も抵抗はせず、僕の背中に手を回す。
「嬉しいよ、嬉しいけど……おまえは大丈夫なのか?」
「わからないわ」
僕の問いに戦場ヶ原は腕に力を込めながら答えた。
「でも、優しくしてくれるんでしょう?」
「…………できる限りは」
「じゃあ大丈夫よ」
戦場ヶ原は身体を離し、そのまま横になる。
「お誕生日おめでとう阿良々木くん。私は、戦場ヶ原ひたぎはあなたのものになります」
「ああ、戦場ヶ原、お前は今からずっと僕のものだ。誰にも渡さない」
僕は戦場ヶ原の身体に覆い被さり、唇を合わせる。
いつもみたいな触れ合うだけのキスではない、舌を絡めて唾液をすすり合う激しいディープキス。
お互いの唇を貪り、離れた時には息が切れて唾液の糸が引く。
戦場ヶ原の目が虚ろになっており、頬はすっかり上気していた。
僕も似たようなものだろう。
ブラのホックに指を伸ばして外し、その形の良い胸が露わになる。
「……触るよ」
戦場ヶ原が無言で頷いたのを確認し、僕はその柔らかい胸に触れる。
自分の理性が暴走しないように、戦場ヶ原が不快にならないように優しく。
だけど気持ち良くなってくれる程度には強く。
撫でて、揉んで、摘まんで、舐めて、くわえて、吸って。
拙い知識を総動員させ、ありとあらゆる方法で愛撫した。
時々戦場ヶ原の甘い吐息や声に興奮しつつも自信を得、たっぷりと時間をかけて愛する。
僕が顔をあげたとき、戦場ヶ原はすっかりふにゃふにゃになっていた。
「戦場ヶ原、まだ怖い?」
戦場ヶ原はふるふると首を振る。
そして僕の服を掴みながら言った。
「阿良々木くんも脱いで。もっと、もっともっと阿良々木くんに触ってほしい、阿良々木くんを感じたい、阿良々木くんと触れ合いたい」
134 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/11(木) 07:05:58 ID:mHpktA68
その言葉に僕は素早く服を脱ぎさり、トランクス一枚になる。
そのまま再び戦場ヶ原の身体に覆い被さった。
「……あったかい、人の身体ってこんなにも暖かいのね」
僕の首に腕を回しながらそんな感想を戦場ヶ原はもらす。
まあ僕の感想の場合は『暖かい』に加えて『柔らかい』が付くんだけども。
抱き合った体勢のまま僕は戦場ヶ原の身体を撫で回す。
脇腹から腰、太ももの方へと伸び、下着に手をかけた。
びくりと戦場ヶ原の身体が震える。
「戦場ヶ原……脱がしていい?」
「……ええ」
腰を浮かして脱がせ易くしてくれ、あっさりと戦場ヶ原は一糸纏わぬ姿になる。
そこに指を伸ばすと、ぐちゅりとおびただしいまでの愛液が絡んできた。
「!」
すごい。
女が濡れるというのは知識として知っていたけどこんなにまでのものなのか。
僕は戦場ヶ原の表情を窺いながら手探りで(この場合は指探りか?)感じるところを見つけ出す。
上の方にある陰核、蜜の源泉、二つの穴の間。様々な箇所を攻め立て、戦場ヶ原は普段聞けないような嬌声を上げながら感じている。
やがて。
「ん……あ……ひ……ひんっ!」
短い悲鳴と共にびくんと身体を震わした。
え、今のって……。
「戦場ヶ原、お前いまイったのか?」
よくよく考えれば全くデリカシーのない僕の言葉に戦場ヶ原はこくんと小さく頷く。
やべ。
すっげぇ嬉しい。
僕は思わず戦場ヶ原の頭を撫でた。
ちょっと戦場ヶ原は嬉しそうな表情をしたが、すぐに憮然とする。
「なんで私ばかり気持ち良くなってるのよ……阿良々木くんもさっさと全部脱ぎなさい」
「いや、戦場ヶ原が気持ち良くなってくれると僕も嬉しいっていうか……まあ」
促されてトランクスを脱ぐと、びん、と肉棒がそそり立つ。
それを見た戦場ヶ原の目に一瞬驚きが走った。
が、嫌悪や恐怖はないようで、それをまじまじと見ている。
「阿良々木くん」
「なんだ、戦場ヶ原」
「私を、あなたの女にしてちょうだい」
両手両足を広げて僕を誘う戦場ヶ原。
その間に僕は身体を入れる。
「その……僕も当然初めてだから上手くできないかもしれないけど、頑張るよ」
「ええ、遠慮なんかしないで」
戦場ヶ原を抱き締めながら亀頭を秘口に押し当てる。
少しずつ腰を進めて先っぽが埋まったところで。
僕は腰を深く落として一気に奥まで付き入れた。
「く、う、ううっ!」
「入ったよ戦場ヶ原っ! 奥まで!」
「ええ! ええ! 阿良々木くんを感じるわ!」
135 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/11(木) 07:07:22 ID:mHpktA68
「大丈夫か、痛くないか!?」
「痛いけど……大丈夫よ、それ以上に幸せだから」
戦場ヶ原が僕の頬を撫でる。
「やっと……やっと阿良々木くんに処女をあげることができたんだもの」
「戦場ヶ原……ああ、ありがとう、僕も幸せだ。最高の誕生日プレゼントだよ」
だけど僕の言葉に戦場ヶ原は首を振る。
「まだよ、男の人にはもっと気持ちいい瞬間があるでしょう?」
「え……?」
それって……。
僕の頭が回る前に戦場ヶ原が僕の頭を引き寄せて耳元で囁く。
「動いて……このまま中に出してちょうだい」
「……!」
ヤバい、今のセリフだけでイきそうだった!
ていうか。
「……いいのか?」
「ええ、今日は大丈夫な日だから」
「いや、そうじゃなくてお前の痛みとかなんだけれども」
「気にしないで」
「いやいや、そんなわけにいくかよ」
「お願いよ……阿良々木くんには私の身体で気持ち良くなってほしいの」
「戦場ヶ原……」
女の子にここまで言わせてしまうなんてな。
僕は覚悟を決める。
「じゃあ動くよ」
「ええ」
「お前が痛いって言っても僕は止めないぞ」
「いいわ」
「あとで嫌だって言っても僕は絶対お前の中で出すからな」
「好きなだけ、たくさん私の中で射精してちょうだい」
「愛しているよ、ひたぎ」
「愛しているわ、暦」
僕は戦場ヶ原の腰を掴み、身体を揺すり始める。
戦場ヶ原の中はすごく気持ちいい。
熱くて。
きつくて。
柔らかくて。
さっきから何度もイきそうになるのをこらえていた。
だけど溜まりに溜まった射精への欲求は抑えきれず、あっさりと僕は爆発してしまう。
「ひたぎ、ひたぎ、ひたぎ、ひたぎぃっ!」
僕は幾度となく恋人の名前を呼び続け、有らん限りの力で恋人の子宮口を亀頭で叩き、ありったけの精液を恋人の膣内に注ぎ込んだのだった。



今回の後日談。
結局一回では飽きたらず、僕たちは一晩中愛し合った。
ていうか快感にも目覚めた戦場ヶ原が幾度も求めてきたのだが、まあ僕も悪い気はせずそれに応えた。
そして妹達の五十を超える不在着信に気付いたのは朝になってからだ。
こんなにも家に帰りたくないと思ったのは久しぶりである。
これはまた恒例の『自分探しの旅』に出た方がいいのかもしれない。
だけど今は。
この瞬間だけは。
腕の中の愛しい恋人のぬくもりを感じていよう。
136 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/11(木) 07:08:31 ID:mHpktA68
そんなわけで阿良々木くんお誕生日おめでとうSS『こよみバースデー』でした。
いや、本当に今日が誕生日かは知らないけどせっかくなので。
初心に帰ったつもりで暦×ひたぎの初夜。濃厚エロではなく、あくまで二人のイチャラブを描いたつもりです。
相変わらず勢いだけで書いて推敲してないので誤字脱字や矛盾点はお許しくださいませ。
読んでくださった方、ありがとうございました。


>>128
よくやったッッッッ!!(※性的な意味ではない
GJ!

>>130>>131
あくまで阿良々木さん視点でドロッただけだからな。
周りが引いていたというのも大したことないのかもしれんし。
137名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 07:23:06 ID:yU2fhWiC
わっふるさんGJ!
きっと家ではシスターズが阿良々木君の貞操を狙って待っていたに違いない
138名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 09:05:24 ID:uviao3PB
>そして妹達の五十を超える不在着信に気付いたのは朝になってからだ

死んだな・・・
139名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 09:07:25 ID:uZIFGsPl
まあたぶんなにをヤッてるか知られてるわけでw
乙でした

「今夜は私に優しくしなさい」で、ああついに初体験したな、これは、と思ったけど
白読むとまだ経験ない、みたいなことをガハラさん匂わせてるよね。
失敗したのかしら。
140名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 09:13:42 ID:IhGLFkFY
経験がゼロじゃなくても「耳年増」って表現は出来ると思うが
141名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 12:59:29 ID:FWUMSXq6
八九寺ーバースデー
142名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 15:06:30 ID:pGkeJGL8
>>130
というかわっふるさんの書いた設定や展開を、殆どそのまま(下の名前呼びも含めて)で
◆K.I.DssBEEさんが書いてるから違和感がある気がする。
リレー小説って誰か言ってたけど、やったらスゲーちぐはぐになる気がする。
逆にそれが面白いのかもだが。

それと>>128もわっふるさんもGJ!
143名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 15:37:09 ID:mHpktA68
まあ書いといてなんだけど、やっぱりこの二人は基本は名字呼び。んでここぞというときにだけ名前呼びというのが俺的理想。
なので誕生日ネタでもラストだけ呼び合ってるわけで。

やっぱりこの二人のイチャラブはいいなぁと思う。
今考えてる次のネタは神原による特殊プレイなのだが(笑)

あ、GJくれた方々、ありがとうございます。とても励みになります
144名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 22:22:18 ID:tavESlO0
>>139
アニメだと、今はこれが精一杯的表現になってたような気がするから、
まだ覚悟完了とまでは行ってなくて、Bまでお預け状態だったりするんじゃないか?

阿良々木くん、不幸!
145名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 22:38:59 ID:uZIFGsPl
>>140
なるほど
>>144
いや、偽上〜ドロの話
146名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 20:15:23 ID:rHb4RtO3
今日はレス少ないな
147名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 22:35:26 ID:0+UPC3Gd
なんだいこのスレは初めてかい?
148名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 21:58:10 ID:gpMn+Brv
誰か〜
149名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 22:38:23 ID:IS8V0iCD
兎吊木「なんだい?」
150名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 22:51:48 ID:gpMn+Brv
最悪の人選ミスだな!だがよし!
151名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 14:34:42 ID:dpKQ89Oy
そういえば、ズームインでやってた文芸書ランキングで、
猫物語白が一位だったんだが、世の中大丈夫だろうか。
152名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 14:37:26 ID:GomAfRdA
問題ない、大丈夫だ。
153名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 15:12:05 ID:4Def0mrQ
狐さん「世界を終わらそうと思ったが『ひたぎエンド』まで待つか」
154名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 15:25:57 ID:dpKQ89Oy
狐さん的には、羽川がコンタクトになった時には
絶望の涙を流したに違いないと思うんだがw

>>152
そうか、大丈夫か。
155名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 23:48:07 ID:jJzfM/9S
壁越しの住人に聞こえないよう、控えめに、それでも劣情を駆り立てる喘ぎ声。
赤く染まった頬、視点の定まらない弛みきった瞳、だらしなく涎を垂らす唇、全身から滝のように流れ滑り落ちている汗。
一糸纏わぬ、生まれたままの姿で股間の秘所とすべき箇所を惜しげなくさらけ出し、そこから流れる透明の液体はシーツに小さな水溜まりを作っていた。

「ん……ふぁ…、ぁあ……!」
「――」

骨董アパートの住人で、魔女のこんな姿を見るのは、後にも先にもぼくだけだろう。
何でこんな状況になってしまったのかと言うと、話は大凡三時間程前に遡る――


何かごめんね
156名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 01:00:29 ID:AYDqtZ74
謝罪なんかどうでもいい、早く遡るんだ!さあ、早く!
157名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 05:24:18 ID:6CFVYj5v
遡って語れ!
早く!!!
158名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 23:59:24 ID:yQJaxPSS
このスレに不可能なんてないんですね
159名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 00:37:11 ID:NwB5qwjW
アニメ化物語15話ACが猫白後だとすると、

猫白後、情緒不安定、落ち着かないバサ姐
→気づかって派手にスカートをめくるラギ子
→猫パンチを顎にぽむん、とお見舞いするバサ姐
→崩れ落ち顔面からバサ姉の股間にダイブするラギ子
→ぼむぽむ猫パンチラッシュ
→その夜、押し付けられた顔の感触が忘れられず、あの顔を阿良々木くんは戦場ヶ原さんに…なんて妄想、嫉妬しながら自室のベッドで一人励むバサ姉

こんな展開になるわけですな。
しばらくは性欲も波が激しそうだし…
色々書けそうだけど、なんか一人プレイしか思いつかない…
160名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 00:49:47 ID:JMavp26f
素晴しいじゃないですか。
一人プレイ!
ぽむんぽむんやっちゃってください!
161名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 01:32:14 ID:NwB5qwjW
あ、ガハラさんと仲良くしながらの、略奪愛モードバサ姐も今ならアリなのか。

Let’sぽむぽむチャレンジ
162名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 05:08:34 ID:rfRpXRMT
むしろ、なんかわかんないけど3Pになってた

の方がありそう
今なら駿河よりありそう
163名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 05:11:03 ID:fPAWKvLB
ガハラさんの好意度が勝ってるほうが阿良々木さんとの3Pに参加できるとしたら
今ガハラさんが選ぶのはどちらなんだろうね。
164名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 06:56:21 ID:1cykpVFz
>>159
パンチララッシュに見えた
165名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 08:04:55 ID:NwB5qwjW
>>159です。
俺にはラブコメっぽいのはなんか書けんかった…
「つばさスカート」
バサ姉一人プレイです
166名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 08:05:38 ID:NwB5qwjW

スカートめくり。

説明するようなことでもないが、女子のスカートを男子がいたずらにめくりあげる行為である。
一昔前の漫画やドラマには度々見られた、この破廉恥極まりない行為だが、それ以降の各メディアがもっと緻密に、かつ大胆に女性の衣服を乱れさせる技術を磨いた結果、このスカートめくり、というものは今現在あまり目にしなくなっている。
と、なぜ私がこんなことを語っているのかというと、まさに今この瞬間、私のスカートがめくられているからである。
男子に。同じクラスの男子に。阿良々木暦という男子に。
それも軽くはたき上げる程度ではなく。
向かい合い、両手で裾を掴み、思い切り腕を振り上げ、ウエスト部分がずり上がるほどにめくりあげている。
「………」
全く脈絡の無い突然の事態に私は一瞬硬直していたが、すぐに状況を理解して行動に移る。
「ぐふぁっ⁉」
阿良々木の顎に私の右拳が炸裂した。
なんか人間には絶対に出せない威力と速度だった気もするが、まあ気にしない。
脳震盪を起こしたのか、力無く膝から崩れ落ちた阿良々木は、スカートを被る形で、私のパンツに顔を押し付けた。
「く…黒…」
「…っ⁉んにゃあああああああ!!」
…なんか猫のような叫び声を上げてしまったが、まあこれも気にすることではない。
右拳を阿良々木の脇腹に叩き込み、スカートの中から吹き飛ばす。
なんかバキバキって感触がして、2メートルぐらい転がったけど、阿良々木だしやっぱり気にしない。
「っ…!!何すんのよ! 信じらんない! 最低! この痴漢! 変態!」
うつ伏せで泡をふいてピクピクしているが、なんか私が罵倒する度に口元が緩んでいる気がする…
その反応は気にしない、なんてことにはできず素直に気持ち悪かったので、私は阿良々木を放って足早にその場から立ち去った。
167名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 08:06:02 ID:NwB5qwjW

深夜。
日付が変わっても、私は寝付けずにいた。
自室の布団にくるまって数時間、一人悶えていた。
「ぁ…んっ…!阿良…々…木くん…」
日中、図書館帰りの道中、私の下腹部に感じた阿良々木くんの暖かさが身体にこびりついて離れない。
「もっと…いっぱい…触ってよ…んんっ…!」
はだけたパジャマに手を差し込み、固く勃った乳首を手の平で擦りながら、胸全体を撫で回す。
その刺激だけでもう何度達したかわからない。
加えてビタビタに濡れたパンツ(今は白)の隙間から指を差し入れ、ドロドロと暑く、柔らかく溶けた部分を、吸い付きを感じながら掻き回す。
脚がガクガク震え、息は荒く、自分じゃないような声が出てくる。
なんてはしたないことをしているんだろう。
でも止まらない。
阿良々木くんのことを考えて止まらない。
自分の部屋ができた日から毎日こんな事をしている。
私はこんな不埒で淫乱な人間だったのかと少し落ち込んだけど、この衝動には逆らえない。圧倒的すぎる。
「ふうっ…ん…阿…良々木くぅん…イ…イク…よぉ…っ…!」
甘い痺れが全身を覆う。
何度体験しても飽きることのない感覚。
「ん…ふぅ…」
グッタリと力が抜けていく。
全身汗だくだし、太股周辺はまた別にぐっしょりしてるのが分かる。
「…もう…どうしよう…」
毎日こんな調子で、かなりの寝不足である。
「こんなことしても…仕方ないのになあ…」

私は振られた。
阿良々木くんに正面から気持ちを告白して。
それと同時に、私は十八年間の狂った私から決別した。
ストレスも、嫉妬も、全てこの身で受け止める決意をした。
その影響で、私は人と関わるとき、阿良々木と話すとき、挙動不審になっているようだ。
まあ褒められた行為ではないが、それを気づかっての、先のスカートめくりなのだろう。
ゴールデンウィークのときのように。
阿良々木くんは約束通り、私に変わらず接してくれている。
それがとても嬉しくて、幸せ。
でもだからこそ、そう感じているからこそ、私は全く阿良々木くんが好きなままなのだ。
諦められず、毎晩毎晩凝りもせず想いを馳せている。
男に振られたあとの選択肢としては、新しい恋を見つける、とか、綺麗になって見返してやる、とかなんだろうけれど。
それはある程度相手のことを吹っ切れてからの行為のような気がする。
なので、今の私の選択肢としては、
「どうにかして私を選んでもらう…いや…いいように言い過ぎ…要は略奪愛…だもんね…」
阿良々木くんには彼女がいる。
とても可愛い彼女がいる。
私よりその子が好きだ、とはっきり言われた。
でも諦めきれない。こんなにも激しく焦がれてしまっている。
少し、いやかなりわがままな考えを持っている自分を無視できない。
たとえ全く報われなくても、会うことができる、あと数ヶ月の間ぐらいは行動しておきたい。
決して後悔しないように。
自分勝手にも程があるけど。
うん、決めた! 私は今日から略奪愛に走ります!
「……なんて決めたものの…いざ向かい合うと、なんて話せばいいのか、分からないんだよね…」
色々と考えてみたものの、いい案が一つも浮かばないまま夜は更けて、眠りに落ちる頃には、外は明るみ出していた。
168名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 08:07:08 ID:NwB5qwjW

休日は散歩の時間。
私が今の私になって数日経つが、私をとりまく環境にさしたる変化は無い。
家に自分の部屋、空間があっても、この散歩は習慣として残っている。
やっぱり特に行く場所も、目的もありはしないのだけど、なんとなく家を出たくなってしまう。
まあ散歩自体は悪いことじゃないし、無理に習慣を変える必要はないのだけれど。
そうして私は今日も一人、昼間から制服を来て町中を歩いている。
「振り向かせる…ね…私には難易度が高すぎるかなあ…」
と、いつのまにか辿り着いていた『その場所』で足が止まり、向かいから、よく見知った顔の男の子が歩いて来るのに気づいた。
阿良々木暦くん。

怪異を知れば怪異と引き合う。
今の阿良々木くんは怪異のような存在だし、その影には忍ちゃんも住んでいる。
だから怪異と深く関わった私が、今こうして阿良々木くんに出会えたのは必然とも言えるし、勿論只の偶然、とも言えるのだろう。
しかし、『この場所』
猫と行き逢い、今の私を形成する物語のきっかけととなった、この場所。
これを私は只の偶然とか、怪異の法則によるもの、なんて考えたくはない。
以前の私のような、流れのまにまに、なんて思考もナシだ。
だから今は、傲慢に、図々しく、私にとって都合のいいとらえ方をしよう。
そう。私の愛すべき妹達が、また新たな物語を始めるきっかけをくれたのだと。
不甲斐ない姉の背中を、押してくれているのだと。

「ありがとう」

心の中に囁く。
私は阿良々木くんに声を掛けた。

169名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 08:07:46 ID:NwB5qwjW
なんか書いてくうちに真面目モードに入ってしまった…
最後の行に
→冒頭に戻る
を加えると猫白のような「ありゃりゃ木くん…」感が味わえるかも…
170名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 14:54:01 ID:RU9MaB3K
乙ー
ループしてスカートめくられるたびにオナニー連想しちゃって大変なことになるんだー
171名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 15:29:04 ID:BQGYUsoW
最新バージョンでいうなら「スカートが風で揺れるたび」かもしれん
172名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 21:11:40 ID:YoWv5YtH
ぽむぽむした猫パンチって人間を2メートル吹っ飛ばせるパンチのことをいうんだなw

>>162
そんなこと言われたら神原が最後の願いを使ってしまうじゃないか
「私は人間をやめるぞ!戦場ヶ原先輩ーーーーーッ!!
 私は人間を超越するッ!>>162、お前の血でだァーーッ!!」
173名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 21:53:52 ID:JMavp26f
GJ!
ええはなしや。バサ姉かわいいなあ。
174 ◆DrRRDNaiwI :2010/11/16(火) 23:49:07 ID:/aQEjJnc
皆さんGJだぜ!ガハラさんの流れに萌えた
そしてバサ姉に萌えた
ららら木さんは気遣いがスカート捲りでしか表せないのかと小一時間…

ところで妄想を具現化したらこんな小ネタができたんだが、コイツをどう思う?


「…これは、どういう事だ?」
「…ん?どうなってるんだ?」
人間もどきの吸血鬼と、完了形変体刀が、異常を悟る。

「…何が、どうなっておるのじゃ?」
「あら…これはこれは、運の良い…いえ、悪いのかしら?」
蘇る吸血鬼と、甦る最強。

「…え?」
「…あれ?」
肯定的な才女と否定的な悪女。

「え、いや、軽い冗談で言ったのにこんな事されても困るんだけれど」
「なぜ…なぜ、私は生きておるのだ…?」
秘策士と奇策士、夢のコラボ。

其々の想いと誓いが錯綜し、迷走し、疾走する――
それは取るに足りない――一つの、旅の物語。
そして、血と刀と武者にまつわる――刀語の、超絶番外編♪

「…いくぜ、鑢!」
「ああ、阿良々木!」
『連携奥義、七天八刀!』


西尾維新アニメプロジェクト第X弾、化物語×刀語!
第刀話 しちかトラベル/第化話 妖刀・血(ココロワタリ)

「…とか見てみてーよなあ。これマジで出たら、三万までなら出す」
「何が言いたいのかさっぱりわかりません、哀川さん」


…むしゃくしゃしてやった、反省はしている
とりあえず傷は劇場希望!
175名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 00:40:11 ID:HLoVSzDa
いーちゃんが今までに出会った女性全てに追い掛けられて逆れいぽぅされて
天国のような地獄のような快楽の中で意識を失い
ふと、目が覚めたら病院で、今までの出来事は呪い名の攻撃による悪夢だった


と思っていたら、実は――
みたいな電波が飛んできたが最低過ぎるなこれは
176名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 00:49:37 ID:ehNZ1mVj
担ぎ込まれた病院でらぶみさんに食われてエンドだろ?
177名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 00:59:18 ID:wAtuiAyB
どう寝取られを絡ませようか。
178名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 06:59:39 ID:aM/Z8Ksl
>>177
成り済まし乙。
「どう寝取られを絡ませようか」そんなレスはする必要がねーんだ。
なぜなら、あのファッション寝取られさんはその言葉を頭の中に思い浮かべたときには!
実際にネタを投下しちまってもうすでに終わってるからだッ!
179名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 20:41:18 ID:v2OQUFcM
流石寝取られの最先端(ファッション)を行く男・・・。

それはともかく、コラボは公式でやるべきだと思うw
傷が劇場版なら、それと併映で、お祭り的にやってくれないだろうかw
180名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 23:30:18 ID:rHutmHVE
傷物語読んでる時忍がまだキスショットだった時の前の侍がてっきり七花なのかと思ったが
全くそんなことは無かったぜ!!
181名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 00:03:41 ID:SmzaYKsj
「お口の恋人」ってえっちだとおもう!
182名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 00:10:11 ID:RFKzKzzl
「お口」を「おクチ」に変えるともっとエロくなる不思議!
183 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/18(木) 00:11:23 ID:DwDbptv9
神原は口だけなんですねわかります


「千石って、お金に困ったことあるのか?」
「え、ないけど……」
「だろうなぁ」
「どうしてそんなこと聞くの?」
「いや、僕の場合お金ってのは、あったら使っちゃうもんなんだなぁってさ」
「へぇ」
「つまりエロ本だな阿良々木先輩!」
「お前はどっからわいて出た神原」
「で、どのような内容の本なのだ?」
「エロ本じゃねぇよ、ゲーム買ったんだよ」
「なるほど、エロゲーか」
「ちげぇよ」
「えと、エロゲー……って何?」
「おや、知らないのか千石ちゃん? エロゲーというのは、まあ簡単に言えば十八歳未満がやってはいけないいかがわしいゲームのことなのだ」
「……そ、そう」
「ちょっと待て、なんか僕がエロゲー買った事になってないか?」
「だ、大丈夫だよ暦お兄ちゃん、撫子はそんなことで暦お兄ちゃんを嫌いになったりしないから!」
「ありがとう千石……ってだからエロゲーじゃない!」
「では何を買ったのだ?」
「フレンドプラス」
「…………」
「…………」
184名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 00:22:41 ID:nJHAvj5X
ザレゴトディクショナルに露骨なクロスオーバーは禁止とか書いてあったな
185 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:04:48 ID:Xo0I1Bju
投下します。
月火 ほぼエロのみ
186 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:05:15 ID:Xo0I1Bju
つきひハグハグ

「やっぱりぷよぷよしてて月火ちゃんは抱き心地いいな」
「ぷよぷよ言うんじゃない!」
なんだか肌寒くて人肌恋しい秋の夜。
Tシャツに縞々トランクスの阿良々木暦と浅葱色の浴衣を着た阿良々木月火の二人は
ベッドの上で抱き合ったままごろごろしていた。
「こことかもぷにぷにしすぎだよなあ」
抱いたまま月火の二の腕が浴衣越しに掴まれる。
さほど力も入れていないのに指がふんわりと沈みマシュマロよりも柔い触感が伝わってきた。
「太ってるみたいじゃない」
ほっそりとしてる月火は到底太ってるとは到底言えないが
プヨプヨとかプニプニなんて擬音が気に入らないのか頬を膨らませている。
「そんなこと言ってもこっちもぽよぽよしてるぞ」
「んにゃっ!」
新たな擬音が追加されて脚とお尻のあいだ、微妙にお尻よりの所が無造作に揉まれた。
月火は尻の上のほうをふにふに触られてお尻はやわく歪んだ。
「どこ触ってるのよ」
「ぽよんぽよんしてる肉」
「酷くなった!」
言い合いながらも抵抗はしない月火。
横向きに寝ている暦の左腕は月火の下敷きに、右腕は背中とお尻にまわされて両者向き合うように抱き合っていた。

暦の手は愛撫というものではなく空いた手が感触のいい所を適当に撫でたり揉んだりしているだけで
月火も兄が人肌恋しいと言っているのにいつも通り付き合ってあげてるだけの
どこにでもある、ごく普通の、自然極まりない、古今東西、ありふれた、わりと仲がいい、兄妹の光景だ。
もちろん妹を抱き枕にして遊んでるうちに
「なあ月火ちゃん。裸で抱き合うと気持ちいいって聞いたんだ。試してみないか?」
「別にいいけどー、私も本番で失敗したら恥ずかしいし、お兄ちゃんでキスの練習させてよ」
などと、さりげなく仲のいい兄妹の会話が以前にあったのは想像に難くない。
そしてこれから起きる事も二人のよくある光景の一つだった。

ぎゅっと抱きしめている右手が下に流れ下側からお尻掴まれると月火は少しだけ俯いた。
若干力が入るが薄い筋肉を包むぷにぷに脂肪は指を柔らかく受け止めて
浴衣の上から指の形に沈んでいるのがわかる。
右手がぐにっと握り締められたかと思えば、円を描くように動いてぷりぷりとしたお肉が震えた。
中指が左側の尻肉にぷにっと押し込まれてゆっくりと擦り上げ、右側も同じように弄られる。
全体を撫で回し浴衣とパンツ越しの感触を右手全体でたっぷりと味わってから
またハンバーグの種でもこねるようにぐにぐにと揉み解し続けた。
小さいながらも月火のお尻はしっかりと暦の手に馴染んでいるようだ。
「もぅ、お兄ちゃん妹のお尻触りすぎ…………」
春頃から妙に逞しくなった兄の胸板に額を当てたままぽそりと呟く。
暦は聞こえていないのか左手で月火の背中を撫で回し右手の動きは止まらない。
「月火ちゃん抱いてると気持ちいいぜ。髪も綺麗だし」
月火の頭に頬を寄せてすりすりすると上質のキルトみたいに心地がいい。月火は一瞬ぴくんと動く。
(……なんかわざとらしいよー)
褒められてるのがちょっとだけ嬉しくて耳がほんのり赤くなってるのに月火は気づいていない。
気づいた暦は耳に息を吹きかけた。
「ふにゅっ……!」
ぴりぴりっとくすぐったいような気持ちがいいような刺激で変な声が出てしまう。
「どうした、月火ちゃん?」
こういう時だけ演技力豊かな暦はそぶりを一切出していない。
なので月火も何も言えずただ首を振っただけだ。
187 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:05:41 ID:Xo0I1Bju
お尻を触るのをやめてほんの少しだけ強めに抱きしめる。
月火の両肩が完全に暦の胸の中に収まり重圧で吐息を漏らす。
(んんっ……ぎゅっとされるのきもちいい……)
体温が高くて暖かい。
力強い腕に閉じ込められてるみたいなのに、ほっぺに触れてる硬い胸板が心地がいい。
暦が柔らかい妹の身体が抱いてて気持ちいいのと同様に月火も逞しい兄の身体に抱きしめられてるのが気持ちよかった。
小さな手が暦の背中に触れて抱きしめ返すと、月火の身体の中でも
特に柔らかい部位が二人の間でふんわりと潰れているのがわかる。
(何回されてもきもちいいんだけど)
月火は長い黒髪で顔が隠れているのに感謝した。
(きっとほっぺからおでこまで見せられないほど真っ赤になっちゃってる。
 自分でもわかるくらい、溶けてしまいそうなぐらい、あったかいもん……)
強すぎず弱すぎず拘束にも似た抱擁は心地いい窮屈さと兄と体温が交じり合う心地よさで
月火はお風呂に浸かっているかのようなゆったりとした感覚で満たされる。
今度はぎゅぎゅっと力を入れて抱きしめられた。
胸が縮められて少しだけ苦しくて息が詰まりそうなのに酷く安心できて落ち着いて
身体の中の細胞が圧力でぷちぷちと潰れてしまいそう。
抱く力が少しずつ強くなって痛くなる限界前で一気に緩められた。

「んんっ、はあっ、はぁはぁ……んぅ……はぁっ……はぁっ……」
締め付けられそうになる直前に開放された肺が酸素を求め荒く呼吸を繰り返し
流れた汗が肌を少しだけ湿らせる。
月火は胸板に顔を押し付けたまま見上げると瞳は何か物足りなさそうに揺れていて
白かった肌は朱色に染まっているのにそれを兄に隠そうともしていない。
「もう……いいの…………?」
か細い言葉はねっとりとした熱を帯びていてどこか色っぽく
櫛を通す必要もないほどきめ細かい髪が離れがたそうに暦と月火に纏わり付いていた。
「いやこっちからだ」
とろりとしている月火を軽く抱き上げ髪が引っかからないように背中を向かせる。

「お兄ちゃんの顔……見えないよ……」
切なそうに呟く月火を後ろからゆっくりと、初雪にそっと足を踏み入れるように優しく優しく抱き締めた。
月火の両手が空を握り目を瞑る。力は入れない代わりに暦は月火の黒髪に顔を埋めた。
同じシャンプーを使っているはずなのに香りが違ってとてもいい匂い。
「んんぅっ……」
暦の唇が首筋に触れると押し殺した声が漏れ出して
うなじを唇がくすぐるように這いちゅっちゅっと音が立てられると
月火の身体が抱き締められた内側からぴくりと震えているのがわかった。
唇は登っていって右耳に到達するとはむっと耳たぶを食む。
「やぅっ!」
思わずと言った悲鳴は甲高くて甘い響き。
唇の圧だけで弄られる耳たぶから、形に沿うようにはむはむと動き出し月火は耐え切れないように全身を揺らす。
「おにいちゃっ……んあっぅっ!」
ぐちゅっと鈍い水音が鼓膜に響いた同時、月火の力はくたりと抜けてしまった。
啄ばむでは飽き足らない暦の舌が内側をくりくりと弄っているのだ。
ヘッドホンを付けているかのように月火の耳へぐちゅぐちゅ、ちゅちゅっ、じゅちゅりっと
言った卑猥な水音が零距離で響き、敏感なそこを嬲られる激感で身を震わせる。
「ふっあっ……んうぅぅっっ……あっ……あぁっっ……」
その度揺れる体と両腕は暦の腕の中であくまで優しく、でも逃がさないよう真綿に包むように
囲われ閉じ込められて、乱れた浴衣からうっすらと汗を纏った脚を覗かせる。
そうして快感で突っ張った脚までも後ろから暦の左足が。前から右足が絡み付いて封じられた。
188 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:06:02 ID:Xo0I1Bju
全身をやんわりと束縛されるような形のまま月火は耳を舌で責められ続ける。
わざと音を立てるように唾液で中を濡らされて耳朶を甘噛みしたまま耳たぶの先端を舌で弄られる。
次は耳のほとんどを大きく咥えられじゅるじゅると吸い上げられた。
かと思えば尖らせた舌で耳掃除のごとく、奥までを穿られて
頭の中に響き渡る淫靡な音と耳を舐られ続ける快楽でとろけてしまいそう――――

「……あっ、んぁ……うっうぅぁっ、おに、い……やぅっ!!」
抱き締めたままだった右手が浴衣の上から左胸へと宛がわれた。
布とブラ越しに触れられただけで強い反応を示す月火。
そっと指に力が込められて中学生相応の慎ましやかな乳房が指の形に歪んでいく。
「ひゃん、ふっ、あぁぁぁっ……」
折り曲げられた指の形のまま手が上下左右に大きく動くと
プリンのように胸が揺らされて月火は喘ぎを止められない。
弾んだ胸が強く押し込まれるとびりびりと強い電流が走った。
同時に林檎色の耳を嬲る舌の責めも混じって月火の身体を痺れるような快楽で覆い尽くしていく。
暦の動きは止まらない。触れるたびに妹が切なく喘ぐ様が愛しくてしょうがないのだ。
「ぅうぅんあぁっっっ!!」
右手が浴衣の中へと入り込んで白いブラを持ち上げると素肌に直接触れる。
まだ成長途上の乳房は奥に少しの固さとそれ以上の柔らかさをもって暦のごつごつした指を受け入れた。
浴衣の下で右手が激しく蠢いて暦の興奮を表しているのがよくわかる。
「ひゃぁんっ!おっぱ、い……んぁっ、つよいよう……」
膨らみが好き放題に歪められ弄くられてすでに固くなった乳首を第二関節の間で挟み引っ張られる強い刺激に月火は悲鳴をあげた。
「月火ちゃん……」
でも兄に名前を呼ばれると乱暴に胸を揉まれるのだって気持ちがいい。
男に求められている女の幸せ。兄に求められている妹の喜び。
両方が混ぜこぜになって胸がいっぱいになってしまって涙が零れ落ちる。
目尻と頬を伝う涙を暦の舌が拭い滑らかな肌に口付けていく。

兄の手で開かれた胸元から薄紅色に染まった乳房が露出して汗で光っているのがよく見えた。
火照っている胸が冷たくなってきた秋の空気に触れて心地がいい。
「浴衣って簡単に脱がせるからエロいよな」
揶揄するような物言いに月火はまるで自分がいやらしく思えて羞恥で顔を俯かせる。
「それとも月火ちゃんがエロいから浴衣もエロくなるのかな」
「そんなことないもん……んゆぅっ……」
否定の言葉も耳を咥えられただけで甘くなってしまっては説得力がない。
「僕は月火ちゃんがエロいほうがいいなー」
触れるか触れないかの指が1mmも沈まない、そんな微妙な触れ方で月火の胸を触る。
「ぅんっ…………」
エロいと言われたのが恥ずかしくて声を我慢する月火。
くすぐっているような繊細な指は揉みほぐす動きとは違った気持ちよさ。
暦の左手が帯辺りまでさがってお腹も同じ様に撫でられると浴衣は着崩されあられもない格好になってしまい
腕の中で抱き締められていなければすぐにも浴衣が脱げてしまいそうだ。
そして胸とお腹を撫でられ苦しそうに歯を食いしばろうとしては
我慢できず快感に喘ぐ月火の姿は誰がどう見ても暦の言うとおりエロかっただろう。
絹の指触りを返すお腹を暦はゆっくりと撫でる。それはむしろお腹を性感帯へと変えゆく愛撫だ。
胸もお腹も同じよう緩慢に。でも着実に高まるようさすられて月火は肌がじんじんと痺れるような感覚に襲われる。
(こんな触り方ずるいよう)
胸は一番敏感な乳首には触れずに周りを撫でてお腹をくすぐる動きはもどかしい。
瑞々しく張りのある肌がしっとりと指に絡みつく度に吐息が零れてしまう。
(気持ちいいのに……お兄ちゃんわざとしてるんだもん……)
触ってほしい所から微妙にポイントが外されて愛撫が続く。
小さく薄桃色をした乳輪に、短く切り揃えられた爪がほんのちょっとだけひっかかる。
ゾクリとした感覚が胸の中心から広がるけどそれ以上は触ってくれない。
お腹の下のほうの際どい部分ギリギリでまた上に戻って触ってくれない。
これはこれで気持ちいいけど月火のすでに高められた身体にはどうしても物足りなかった。
189 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:06:40 ID:Xo0I1Bju
月火の手が暦の腕を力なく握ると暦は耳元で囁く。
「ほんと月火ちゃんエロいよな」
嬉しそうな声に月火は言葉を返す。
「お兄ちゃんのせいだもん……」
甘えるような響きは否定ではなく肯定の意味をもって暦に受け止められた。
「そっか、じゃあエロい月火ちゃんにご褒美あげないとな。ほら」
いつものように右指が月火の唇に触れる。人差し指と中指が唇を割り開くよう入れられると
月火は自分を気持ちよくしてくれている兄の指に舌を絡ませた。
「……んっ、ぴちゅっ……んぅっ……」
眼を瞑って堅い指先を舐めるとほんの少しの汗の味がする。
暦は指を性器に見立てているかのよう月火の咥内を指で掻き回した。
ぐちゅぐちゅと涎が湿った音を響かせて舌の腹を指先がさきほどのよう愛撫すると
月火は咥えたままくすぐったそうに身を震わせた。
負けじと舌が指に張り付いてしゃぶるのを暦も気持ちよさそうに眼を細めている。
「じゅる……ぺろっ、んぢゅぅっ……」
舐めさせるままにして、今度はお腹に当てられたままの左手が下のほうに進みだす。
ぴくんと月火の身体が期待に身じろぎして真っ白な生地に包まれたそこへ左手が進入した。
「……んんっっ!」
咥えている指のせいでくぐもった喘ぎ声。
産毛も生えていない上に濡れそぼっているそこは抵抗もなく暦の指を受け入れると
舌とおなじよう指に絡みつき咥え込んだ。
月火の腰が痙攣するように震えて喜んでいるのが伝わってくる。
そこへくの字の形をした左中指が狭い膣内をずりっと擦った。

「んあっ!」
衝撃で咥えた指を離してしまうほどの悲鳴を上げてしまう。ほんの少しだけ触られただけなのにすでに順応しているのだ。
中指が泳ぐように擦り上げるとぐちゅっと蜜が音を立てる。
「ひぁぁっ……!ぅぅ……ふ、あぁぁぁ……ぁ、あっ、んんっっ!」
入れたまま指を半回転させてまた戻すの繰り返し。ぐりぐりと内側を擦られて
指が複雑な襞にひっかかるたびに月火は甲高い嬌声を抑えられない。
「あっ、お兄ちゃぁん……まって……あ、あぁぁぁ……!!!」
指の動きは止まらなかった。
「ひぅ……!あ、あ、ぁっ、んんぅぅぅうぅぅ……!」
人差し指も追加されて二本で膣内を弄くられる。
「ふあぁっ……!ああっ、んんあああぁぁっっ……!」」
ますます潤いが溢れて下着を透明な蜜で湿らせていく。
「やだぁ……はぁ、はぁ……ぅぅ……ぁ、あぁぁぁ……」
「月火ちゃん、こっちもしないと」
喘き続ける小さな唇へと右手の人差し指と中指が進入するが月火はもごもごと口を動かすだけで舐めることはできなかった。
暦は気にせずに膣内を咥内をそれぞれ二本の指で嬲り続ける。
「んふ……んあ……んん、んああっ!?」
舌が指で挟まれて両面を扱きながら引っ張られた。
口を開けたまま味蕾をくすぐられる刺激と敏感すぎる膣を激しく掻き回される快感でただただなすがまま暦の手に翻弄されてしまう。
次に暦は両方の手を男のモノのように抽挿させた。
「んおっ……!?んぶ、おにいちゃ……あ、ふっ……んんんっ……!」
右手は舌の裏側や上顎の天井をくすぐったかと思えば喉には当らないよう前後に動いて頬張らせる。
左手は指の根元まで入ったと思えば爪が見えるほどの長いストロークを繰り返し膣壁を爪弾く。
二人の男が上下の穴を責めているような暦の手さばき。月火は身をよじるが暦の指は止まらない。
好き放題兄の指で体内の入り口を弄られる月火は被虐的な快楽に襲われ小動物のよう身を震わせる。
190 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:08:59 ID:Xo0I1Bju
両方の指がふやけそうな時間を経て抜かれた。
月火は息苦しさと粘膜を擦られた快感で荒く呼吸を繰り返して動けずにいて
腕の中にいる妹の痴態に暦の瞳が愛情と欲情で入り混じって光る。
駆られるような興奮を押さえ込めるはずもなく、シャツとトランクスを脱ぐと
月火を抱きかかえ仰向けにしてから、手早くブラを外しパンツを脱がせ帯に手をかけ浴衣を全開させた。
白い肌が淫情で朱に染まっていて涙が溜まる瞳は兄をじっと見つめている。
暦が圧し掛かるように抱き締めると薄桜色をした小さな乳首が胸板に押し潰された。
(んぅっ、裸のほうがきもちい……)
服越しとは違って肌と肌を直接触れ合わせている喜びに月火は口元を綻ばせる。
暦の逞しい体に包まれるのが嬉しく、汗ばんだ肌が纏わりつくのが気持ちいい。
なによりも臍に当たっている熱くて固い大好きなお兄ちゃんの物でお腹の中がきゅんきゅんと疼く。
(私に興奮してるんだ……)
兄が悦んでくれていると思うと月火の中の女がめらめらと燃え始めた。
「月火ちゃん……いくぞ」
「きてお兄ちゃんっ…………」
膣の入り口にモノが触れるとぞくぞくとした微電流が月火を痺れさせる。
(入ってきちゃう……!)
期待感で胸の中がいっぱいになって入り口が亀頭に押し広げられたと思ったその瞬間
一気に暦は腰を最奥へと突き通した!
「んぁあぁぁっっっっっ!!」
まるで悲鳴のような叫び。だがその声には紛れもない歓びが含まれている。
ぐちゅぐちゅになっている膣内へと暦は激しい抽挿を始め水音を響かせた。
「あっ!あっ、んっ、んぅぅううぅぅぅっっ……!」
中学生の身体には大きすぎる肉棒で貫かれ月火は嬌声を上げながら涙が零れ落ちる。
濡れてぼやける視界には真剣な、狂おしそうなくらい月火を求めている欲情した暦の表情が映っていて
言葉にはできない感情で胸の中が弾けてしまいそう。
(お兄ちゃんっ……お兄ちゃんっ……お兄ちゃんっ……!)
ベッドに広がった髪が揺れ乱れるのも気にせず、はぁはぁっと口を大きく開けながら。
空気を大きく吸い込んでは吐き出して、真っ赤な顔がくしゃくしゃになりながら。
月火は全身全霊で暦の愛情と欲望を受けきっていた。

きゅいきゅいと膣壁が肉を締め付ける。月火の中が気持ちよすぎて暦も快感で息を荒げていた。
お尻と胸とあそこを触っている最中も月火の柔らかな身体に興奮していて、触れるたびにすぐに感じてしまう
妹の可愛さといやらしさに脳まで茹だされてしまっている。
「ひゃぅっ!んうっ、あっあっ……」
お腹の奥を突かれるたびに声が勝手に出てしまう月火。
「月火ちゃんかわいい……」
思わず呟くと暦のモノがきゅぅっと締め付けられて
「かわいいぞ」
重ねられた言葉で赤い顔が恥ずかしげに背けられた。
「月火ちゃんの髪も、顔も、胸も、お腹も、あそこも、もう全部可愛すぎる」
暦は頭を撫で顔に触れて胸を触りお腹をさすって、太いモノを受け入れ広がっているそこに指を当てる。
「やだぁっ…………」
可愛いと兄に言われるのに慣れていないのだろう。両手で顔を隠せるが嬉しさは隠しきれてない。
「ぐっ」
月火の中が握るかのように暦自身を締め付け、快感のあまり歯を食いしばってしまう。
「うー……何度も言わないでっ!」
泣きながら怒る月火の手がぺちんと力なく暦の肩をはたく。
「本当に可愛いんだよ。お前の可愛さにもっと前から気付くべきだった」
「それじゃ私子供じゃない……」
今でも子供なのだが中学生には中学生の矜持があった。
「月火ちゃんならどうでもいいんだが」
どうでもよくないよ、と答える月火も結局は嬉しそうだ。
暦が月火の顎に手をあて正面を向かせるとそのまま唇が触れ合った。
「んぅ……ちゅ、んんっ……あ、んっ……んぅ」
目を瞑ってわずかに開いた口から舌が突き出されちゅくちゅくと絡み合う。
中のモノが引き抜かれるとぞくぞくとした快感が月火の身体を走り回り
ずんと奥まで貫かれると大粒の涙が目尻から零れ落ちた。
191 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:09:43 ID:Xo0I1Bju
「ん、ちゅっ、れおっ……んんっ!んふううんっ……」
抱き合いキスを繰り返しながらも抽挿は続く。
ちゅっ、ちゅっ、と唇が音を立て舌が唾液を潤滑油に混ざり合う。
(お兄、ちゃんの舌、きもち、いい……)
せがむように突き出された舌が暦の激しい舌の動きに囚われ巻きつかれて口内をたっぷりと舐られた。
暦の腰が跳ね動き、亀頭が見えるほど引き抜いては子宮を押し潰しそうなぐらい叩き付けると
膣内がぎゅっと肉の竿を絞り上げて、抜き出す時はぐちゅぐちゅと蜜が泡だち、沈みいく時は襞が絡み付いて歓迎する。
「んああっ!んちゅ……んああっ、んぐぐぅ……」
開かれた月火の脚が突き上げられるたび、力が入ってはびくっびくっと伸びきって指の先まで震えていた。

「月火ちゃん……ちょっとごめんな」
腰を持ち上げひっくり返し後背位の体勢を取ると後ろから突き上げる。
「ぁんっ……変なとこ!当たって、るぅっ……」
上向きの角度になったモノでコリコリと小突かれ甘く鳴く月火。
うつ伏せになったまま揺らされると硬くなった乳首がシーツに擦れるのすら感じてしまう。
暦は身を乗り上げ月火の背中に密着したまま腰を回すとすべすべの肌が震えているのが伝わった。
そうして何度も腰を動かすと引き絞るよう締め付けてきて出し入れが難しいほどだ。
「月火ちゃんの中、すげえ、気持ちよすぎてやばい……」
「い、っちゃうのっ?」
「ああ、いきそうだからちょっとだけ激しくするぞ」
月火の顔の左右に力無く置かれた両手を掴むと後ろ手に引っ張った。
「あうぅっ!」
背中が弓なりに反り上がって淡い膨らみが突き出され揺れる。拍子でぐりっと子宮をえぐられるとお腹から強い快感が迸った。
「あっ、あっ、あっ、あっ……あっ、あっ!」
暦の腰が月火の尻に何度も何度も叩きつけられて、肉と肉が音を鳴らし大きく開かれた口から悲鳴と涎が零れ落ちる。
ずんっとお腹にぶつかる衝撃で吹き飛ばされそうな身体が捕まれた腕に引き止められた。
それは先ほど強く抱き締められた時の身を引き締められる感覚に似ていて窮屈さと心地よさが月火を襲う。
「ふっ……んっ、あぁっ……あぅ、んあっ、ああっ!」
負担がかかる姿勢と速度を増していく動きを月火は受け止め感じていて吐き出す息すらも甘い。
絶頂直前の暦が止めとばかりに最奥に腰を叩きつけ、掴んだ腕を引っ張ると溜まりに溜まったモノが破裂する!
「はぁっ、あ、ふあぁああぁぁぁぁぁっ!」
月火の全身が痙攣して手足の先までびくびくしている。
「うあ、熱、くて……脈打って……るぅ……」
体内でもう一つ心臓があるかのごとく、どくんどくんと律動しているモノから精液が注ぎ込まれて膣内を白く染め上げていく。
同時にイった月火の膣内が根元から亀頭の先まで絞り上げて精液を飲み込んでいくと、続く兄の脈動は妹の中へと
愛欲の証しを何度も繰り返し放出していった。射精が終り力尽きた暦が月火を離すと二人してベッドにそのまま倒れこむ。

「はぁ、あっ、はぁ……月火ちゃん、よかったぞ……」
「うん……私も……すごいきもちよかった……」
未だ繋がったままのそこから白く泡立った液がこぷりと溢れ出している。
「んぅ、ふぁっ……」
暦が腰を捻って抜き出し仰向けで寝転ぶと月火は腕の中に入り込んで頬に口付けた。
月火を胸に抱き上げて暦もキスを返す。
「んっ……」
唇が離れると月火は胸板にぽふっと顔をのせて満足げに微笑んだ。
「月火ちゃんは甘えんぼだな」
妹の頭を撫でる兄が優しく笑い、その瞳には恥ずかしげな妹が写っていて
「お兄ちゃんのせいだから責任取ってよね」
最近ぎゅっとしてもらわないと眠れないんだから―――――
そんな風に続ける妹にわかったわかったと答えつつも一緒に眠る兄妹の光景があったのだった。
192 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:12:27 ID:Xo0I1Bju
終了
猫黒月火ちゃんのよしよし「はい、いいよ」あたりから好きです。
よく触られてるのがとくに好きです。

フェラ分が足りないのでそういうの投下します。ほぼエロのみ
193 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:13:05 ID:Xo0I1Bju
つきひバス

濁った水音が阿良々木家の風呂場に響き渡り、たまにこもった音も混じっている。
それは大きいほうの妹が水の中で拳を振るう練習をしている、音でもなく
金髪幼女の下僕を男子高校生の主が洗ってあげている、音でもなく
兄妹が仲良く一緒にお風呂へ漬かっているだけなのだった。
正確に言えば兄のほうは立ち上がって太ももまでがお湯に入っており
妹のほうは肩まで漬かって兄のほうを向いていて音は妹の唇から響いている。
それは阿良々木暦の硬く主張する男の象徴を阿良々木月火が唇に含んでは舌で舐めるさいに発する音だった。
「んっ、ちゅぅぅ……ぷはぁ、お兄ちゃんの、れろれろっ、いっつも硬いよね」
「いつもだったら困るけどな。あ、そこベロで舐めたり入れるみたいにしてくれ」
じゅじゅぅっと吸い込んだ亀頭から唇を離して尿道部分を舌が這う。
言う通りに鈴口を舌先が上下に舐め動き、つぷっと押し込まれると暦はまるで小便が出てしまいそうな感覚に襲われる。
「んぉっ、んっ、んーっ、こんにゃんへ、ひいの?」
聞きながらも尖らせた舌先が細い尿道を開くように何度も押し込まれて暦は唾を飲み込んだ。
「すげぇいいっ……!手で扱きながら、たのむ」
「ひゃい、んんっ、んんゆっ……ちゅっ、ちゅっ」
大きく口を開けて亀頭を唇で挟んだまま、小魚が餌を突付くようにちゅぷりちゅぷりと舌が穴を刺激していく。
濡れた右の手が堅い幹を前後に擦って動くと水が纏わりついて、左の手は快感であがってきた二つの睾丸を指全部を使い撫でている。
中学生とは思えないほど手馴れた動きは暦の教えたものか、それとも読んできた大人向け漫画の知識なのか。
どちらにしろ暦の快感は高まっていくばかりだ。
(きもちよさそうだね、お兄ちゃん)
舌は止めずに両手で優しく撫でしごきながらじぃっと暦を見上げていると表情が色々に変わる。
苦しそうに歪んだかと思えば気持ちよさそうに息を吐き出し、面白い顔で口を空けては上を見上げる。
下を向いたときに月火と目が合うとそれを見られたためか、恥ずかしさとか気持ちよさとかが入り混じる仏頂面を返してくる。
月火がフェラチオを喜んでするのは、いつも偉そうに踏ん反り返っている兄の珍しい表情を見れるのが好きだからだ。

「下のほうも舐めてくれ……」
余裕のない声音を聞くと月火は何故だかゾクッとしてしまう。
舌を見せつけるように晒け出すと股間に入り込んで玉袋と竿の根元を愛していく。
可愛く小顔の月火とは対照的な黒いモノが、鼻梁に触れて汚している背徳的な図柄に興奮する暦。
「んはっ、んぉっ……ちゅおっ、じゅじゅじゅっ、れおっ、んんっ……」
重く詰まった睾丸が舌に持ち上げられて咥えられ優しく吸われて唇に挟まれて
もう一つも同じようにたっぷりの唾液に塗され、ふやけてしまいそうなほど月火の舌と唇に弄ばれた。
揺れ動く月火の垂れた髪が湯船に広がって水面が黒く染まっているのが綺麗に見えて
暦が頭を撫でると一瞬だけ月火が止まって、より熱が入った奉仕が続けられる。
「ちゅぅっ、ん〜〜〜っ、ぐじゅっ……んあっ、んおっ、んーーーっ」
睾丸のお尻に近い所までを舌で突つかれると背筋が伸びそうな快感が走り抜け
そのままゆっくりと時間をかけて、皺を広げるかのよう丹念に舐られると
気持ちよくて溶けてしまいそうな錯覚に囚われてしまう。
「ぢゅぶぶっ!ぢゅぷぅっ、じゅるじゅるぅっ!ぢゅばっ!」
月火は顔の角度を変えながら竿の根元を、下から上へと上から下へとわざと音を立てながらしゃぶって目で耳で暦の快感を高めていく。
揺れ動く硬くとがった乳首が脚をくすぐるのも気持ちがいい。
根元からと先端へと昇っていく舌は幹を余す所なく舐めていって亀頭の膨らんだ部分で止まるとつんっと鈴口の上辺りをつつく。
「うおっ……!月火ちゃん、そこやばい……!」
月火は唇で亀頭をしっかりと咥え込み固定させてから舌先で小突くと
えも言えない不思議な、尿道の中まで刺激されているような快感に暦は浴槽に背中に当て息を吐き出す。
「ちおっ、ちゅっ、んっ……ちじゅっ、ぴちゅっ」
(お兄ちゃん、かわいい……)
兄が自分の舌で悶えている様を感じて月火の責めは止まらない。
ちょんっ、ちょんっ舌打ちをするように尿道の周りをつついてあげると、うあっとか、あぁっとか
情けなくも快感にとろけてしまっている声についついほくそえんでしまう。
月火の頭にある手も撫でたりする余裕なんてなく、すがりつくように置かれているだけだ。
194 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:13:30 ID:Xo0I1Bju
もう主導権は完全に月火のものになっていて暦は妹の唇と舌の動きにされるがまま。
「ぐちゅっ……んー、んおっ、いかせて、じゅぶっ……あげるね、お兄ちゃん」
救いの言葉で必死に頷く暦に、よろしいと言わんばかりに頷いた。
口をあの形に大きく開いて亀頭から幹までを唇で押さえ込みながら飲み込んでいき
半分ほど飲み込んだ所で唇がきゅっと引き絞られて月火の顔がゆっくりと前後し始めた。
「んぶぅ、じゅぼっ、ちゅぼっ、んぅ……じゅぶっじゅぶっ…………」
唾液で潤された口内の舌と頬の裏側の肉が幹にぴったりと張り付いて性器に挿入しているような
熱さと柔らかさによる気持ちよさでモノがびくびくと震えている。
舌が忙しなく動き顔が離れる時はちろちろと舌先で先端を刺激して、近づく時は
口内で舌を立ち上げて壁のように受け止めては幹の下側を舐めしゃぶる。
「あっ、んんっ、ぐじゅ、んじゅっ、んおっ、れろれろっ」
激しい動作のたび暦の太腿に胸がくっついては離れる胸が酷く柔らかく感じられ
月火のあくまでも暦を見上げてのフェラチオには堪らないほどに興奮してしまう。
「んっぶっ!んじゅっ……びちゃ、ちゅくっ!んっんっんっ!」
速度を増す奉仕はたまに喉に当たっているがそれでも平気そうに、いや気持ちよさそうに
むしろぐりぐりと喉の奥まで使って兄の快感を高めていく。
「おくまで……いき、すぎだ。のどちんこが、あたってるぞ…………」
妹を心配する声も、その妹から与えられる唇と舌と喉の感触には無力だ。
「んぅぅぅっ、んふぅっ……れろ、んちゅ……あててんだもん、んーっ……んくっ」
小さな顔に収まるのが不思議なぐらい咥え込まれて喉を使っての奉仕に暦は脚と腰を震わせながら限界を訴える。
「で、でるぞっ!!」
「んふううんっ、んううぅっ!んんぅっ!んぐうぅぅっ……!」
柔らかい肉に包まれた亀頭の先端から直接月火の喉へと精液が注ぎ込まれた。
涙目になっているのに、喉が嚥下を繰り返し白く粘ついた兄のモノをどんどん受け入れていく。
喉の飲み込みも快楽に変換する肉棒は、肉の締め付けに合わせるように蠕動して妹の中を白く染め上げていった。

ちゅぽんっという音が聞こえそうなぐらい、喉にはまっていたものが抜かれると
月火は流石に苦しかったのか真っ赤な顔で何度も荒く息を吸い込んでは吐き出す。
暦がズルズルと浴槽へ沈みそうになった瞬間―――
「駄目!」
叱責とともに月火がまた暦の射精を終えて萎え気味のモノに舌をつけた。
「うおおっ!」
イって敏感になってる所を舐められて悲鳴をあげる暦。
「れろれろっ、ずずずっ、ひぃったあとは、じゅぶぅっ、おしょうひぃフェラれしょ。ぢゅるぢゅるぅっ……」
ドロドロになっている部分を舌で拭って、尿道をちゅぅっと吸い上げる月火のおかげで一度は萎えたものがまた硬度を取り戻していく。
「お掃除なのに大きくしちゃうんだから。もうお兄ちゃん、妹の口に出しすぎ!」
と、目をキラキラとさせる月火に逆らう事は出来ず、お口でいっぱい弄ばれる兄の姿がそこにはあった。
195 ◆BAKEWEHPok :2010/11/18(木) 03:20:25 ID:Xo0I1Bju
終了
フェラよりかイラマよりか実に難題。
お湯に入ったままお風呂のへりにうなじがくっつくぐらい見上げてもらって
上からフェラとかいいなと思います。そのまま胸とか触ったりしたり。誰か書かないかな。

次書くんなら少し黒めのエロを書きたいです。寝取り調教済み火憐ちゃんと瑞鳥くんとの3Pとか。
もしくは痴漢。関西弁じゃなくて黒犬的な妹二人の。
196名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 07:13:23 ID:cdc9kkR9
>>195
これはGJ
197名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 07:16:28 ID:JdvIStZG
>>195
GJ!!待ってました!!

次も期待してます
198名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 20:38:23 ID:uf5j3uaJ
>>195
なんというGJ
199名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 20:56:22 ID:lPTj1CN0
GJしたいけど…正直、これってキャラ名以外は化物語じゃないよね
200名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 21:03:34 ID:tz+1AGps
キャラ名が同じで良いと思えられれば何でも良いんだよ
201名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 21:32:10 ID:ZCUfDrhW
口調とリアクションが近いのでおk
202名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 23:14:41 ID:eoG99JzX
>>199はエロパロに何を求めてるんだろう

>>195
ぐっじょぶ!次回も期待してます
203 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/18(木) 23:29:05 ID:DwDbptv9
>>195
GJ
月火ちゃんかわいい。もうひとりのでっかい方の妹が嫉妬しそうな兄妹仲だな
火憐ちゃんにもしてあげないと可哀想だよね



かれんバス

濁った水音が阿良々木家の風呂場に響き渡り、たまにこもった音も混じっている。
それは小さいほうの妹が伸びてきた髪を苦労して洗っている音でもなく、金髪幼女の下僕を男子高校生の主が洗ってあげている音でもなく、兄妹が仲良く一緒にお風呂へ漬かっているだけなのだった。
正確に言えば兄のほうは浴槽のへりに座って太ももまでがお湯に入っており、妹のほうは胸まで漬かって兄のほうを向いていて音は妹の唇から響いている。
それは阿良々木暦の硬く主張する男の象徴を、阿良々木火憐が舌で舐めるさいに発する音だった。
「ん、れろ……気持ちいいか兄ちゃん?」
「ああ、気持ちいいぞ火憐ちゃん」
そう言って暦は火憐の頭を撫でた。
火憐は少し目尻を下げ、懇願、というかおねだりをし始める。
「じゃ、じゃあさ……その、さ」
「ああ、口を開けな」
もじもじとしていた火憐の表情がぱああと輝き、とん、と背中を浴槽につけて口を開ける。
犬のようにはっはっと息を荒げながら舌を突き出し、暦の顔を見上げながら期待の目線を向けた。
暦はその舌に亀頭を擦らせ、たっぷりとじらしてからゆっくりと火憐の口内に肉棒を差し込んでいく。
早く喉奥までくわえたい火憐が頭を突き出そうとするが、暦はその頭を両手で掴んで押し止める。
「そんなに僕のをくわえたい?」
先っぽを唇でしっかりと締め付けたまま火憐はこくこくと頷いた。
「口の中をいっぱいにしてほしい?」
火憐は頷く。
「口の中を乱暴に犯されたい?」
火憐は頷く。
「口の中をドロドロの精液で汚してほしい?」
火憐は頷く。
暦は火憐のうなじを浴槽のへりに押し当て、少し上を向かせた。
表情がよく見えるように。互いが見つめ合えるように。
「よっ、と」
そのまま腰を突き込み、限界まで火憐の口内に侵入させる。
火憐の目が一瞬大きく見開かれたが、すぐにとろんとしたものに変わった。
そして暦を見上げながら次の指示を待つ。
この状態になるともはや自分で思考せず、ただ暦の言うがままになってしまうのだ。それはあたかも忠犬のように。
「舌、絡めて。唾液をまぶしながらしゃぶるんだ」
火憐はそれに従う。
「唇、ぎゅっぎゅって締めて」
火憐はそれに従う。
「手で袋のほうを揉んで。少し強めで」
火憐はそれに従う。
204 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/18(木) 23:30:19 ID:DwDbptv9
その忠実な動きに暦はふうっと快感の溜め息を漏らす。
随分と上達したものだ、これはご褒美をあげないとならないかな。
「火憐ちゃん、おっぱい揉んでやろうか?」
暦の言葉に火憐は嬉しそうに頷いた。
頭を押さえていた両手を離し、かがんで胸の膨らみへと伸ばす。
そのまま少し乱暴気味に揉みしだき、胸の形を変化させながら乳首を指の間でつまむ。
火憐の息遣いや反応が大きくなる。
「火憐ちゃん、オナニーしていいよ」
暦は火憐の空いた片手を確認して言う。
火憐はふるふると僅かに首を振るが、暦は追い打つ。
「火憐ちゃん、オナニーするんだ。自分の手で自分を慰めるんだ」
火憐は催眠術をかけられてでもいるかのようにその言葉に従い始めた。
暦には湯でよく見えないが、自分の股間に指を押し当てて蠢かしている。
湯の中でなければさぞかし淫靡な水音が響いていたことだろう。
その状態がしばらく続き、やがて。
「ん、ん……く……んふうっ!」
びくんと身体を震わし、火憐は絶頂に達した。
男の、実の兄の肉棒をくわえながらの自慰で。
隠すこともできずにその表情をじっくりと見られながら。
「火憐ちゃん、イった?」
ようやく少し落ち着いたころ、暦が尋ねる。
それに頷くと、暦はゆっくりと抽送を開始した。
「今度は僕がイかせてもらうよ」
しっかりと火憐の頭を押さえつけ、じゅぷっじゅぷっと口内を犯す。
ゆっくりとした動きが少しずつ早くなり、高みを目指していく。
「火憐ちゃん、舌で尿道をいじって」
火憐は舌先で尿道をぐりぐりとほじくる。
「火憐ちゃん、根元のほうを指でしごいて」
火憐は先ほどまで自分を慰めていた指で輪っかを作り、ごしごしと肉棒の根元をしごく。
「あー気持ちいい……いくよ、いくよ」
火憐は指と舌の動きを大きくする。
たくさん精液が出るように。
思う存分口内に出してもらうために。
「出すぞ! こぼすなよ! 全部飲むんだ!」
暦は叫びながら腰を激しく振り、そのまま火憐の口内に射精する。
幾度も肉棒を震わしながら白濁液を放ち、火憐はその咽せそうになるほどの量を喉を鳴らしながら飲み込んでいく。
すべてを出し終えてようやく人心地のついた暦にすぐに新たな快感が襲いかかった。
火憐がそのままお掃除フェラを開始したからだ。
暦はそれに抵抗せず、むしろ指示を出してすべて舐め取らせ、吸い出させる。
すっかり綺麗になったのを確認して頭を撫でるその姿はまさに中の良い兄妹であった。
205 ◆zO7AQfurSQ :2010/11/18(木) 23:31:27 ID:DwDbptv9
えっと、真似してごめんなさい◆BAKEWEHPokさん。でも火憐ちゃんにもしてあげたくて……
火憐ちゃんはMだから口内を犯されたいんじゃないかと思ってこんな内容に。

でも三人称視点って難しい。もっとうまく書けるようになりたい。
206名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 23:56:08 ID:4ZdcGSsG
すまない
馴れ合いたいなら書き手スレでやってくれ
207名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 00:06:54 ID:IvvvCTlK
あー、そっか
そういうのが嫌いな人もいるのか……想像力欠如していたよごめんね
えっと、じゃあもうコテも使わないほうがいいのかな?
208名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 00:31:48 ID:XDcoKW0K
>>207
別にどっちでもいいんじゃね?
馴れ合いっつーほど馴れ合ってないと俺は思うし。
まとめの人的には、あった方が楽だとは思うけど。
209名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 00:53:37 ID:6dfcyqyR
まあ程々に交流する分には全然オッケーだと思うよ。
210名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 00:56:24 ID:nLQ8w6Z9
投下とセットならコテは別にいいと思うんだが
そもそも2年も前からスレでせっせと活動してる人に今更自重しろってのも違う気が
擁護しても叩いても荒れそうな流れだけど、現状維持でよくね?
211名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 06:37:19 ID:C1z2Q+ld
馴れ合いは見たくないのは同意だけど
投下時のコテを外す意味はないでしょ

>>202
そりゃエロとパロを求めてるんじゃないかと
正直な意見だと自分もエロは感じられても
口調を含めてパロはあまり感じなかった
212名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 09:06:32 ID:DkLHtblx
交流もさらさらなくて、ただ投下する人は投下して、待つ人はただただ待ってて
そんなスレって必要なの?
213名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 12:21:48 ID:bl2G76ol
>>212
需要がないこともないだろうけど、交流や雑談がないと寂しい。
いらないのは嫌なこと言って無駄な議論煽るような奴だろ。
214名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 15:04:56 ID:iefd+2ay
延々と安価付け合って会話してるわけでもなしこんなんで文句つけた206がアホなだけ
気にする必要なし
215名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 19:24:05 ID:6OqBrrqz
ていうかわっふるさんは>>195に対して「少しネタをいただいたよごめんね」って言ってるだけで馴れ合ってるわけじゃなくね?
それに比べたら普段の雑談とか新刊の話とか本スレでやれレベルの方がどうかと思うぞ。
そこんとこどうなのよ>>206とか>>211とかは。

あと自分だけでもこれは断固言わせてもらう。
わっふるさんGJです!
216名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 19:39:25 ID:FwhlAxov
ともあれだ
>>195とわっふるさんGJ!
217名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 20:19:06 ID:C1z2Q+ld
気分を悪くした人はすいません
タイミングが悪かったけど今回の投下に対して馴れ合いと感じたわけではなく
人のネタに乗っかることや適度な交流はむしろ好ましいと思ってる
ただ、必要時以外のコテ付けやコテでのレスや自虐はしないのが書き手の最低限のマナー

以下、このレスは荒しとしてスルーして
218名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 20:29:32 ID:bl2G76ol
言い忘れてた。GJ
219205:2010/11/19(金) 22:00:23 ID:IvvvCTlK
みんなごめんなさい
あんなの書いて投下した俺が悪かったです。きちんと責任取ります
だからあれは忘れてこれからも皆仲良くしてください
俺はこのスレ大好きだったからちょっとでも荒れると悲しくなってしまいます
220名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 22:34:08 ID:fXbpUFLU
空気悪くなったと思ったらさっさとID変えて話題変わるの待てや


ああ、あとgj
221名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:20:44 ID:2pgFLynG
「みんな、ごめんなさいが言えるいい人達ではないか。ここは私の顔に免じて許してやってくれ」
「ずいぶんな言いようだな、おい! 何様だ!」
「二年二組、阿良々木先輩のエロ奴隷神原駿河、変態だ!」
「な乗る時に変なキャッチコピーをつけるな! 著しく僕の名誉が傷つく!」
「がんばる駿河ちゃんと呼んでくれても構わないぞ」
「そのあだ名は定着しなかっただろう」
「うむ、このあだ名と同じように悪い空気もすぐ消え去る。全裸一貫、許し合う心が大切だぞ」
「ぜん裸は関係ない」
222名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 23:27:31 ID:N+nWm+z7
一瞬、一行目でZガンダムのウォンさんかと思っちまったなんて言えない
223名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 02:00:29 ID:Lgl1dIsN
>>219
過去形になんてしないでいいっすよ。こんなんでやめちゃうと言った人のほうが責任感じちゃうし。
224名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 02:32:04 ID:9RBxSyXt
ここは僕が一肌脱ごうじゃないか
225名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 03:28:48 ID:PVo/fQPx
「なにっ? 私の出番かっ?」
「神原。興奮しすぎよ」
「なにっ? では戦場ヶ原先輩が脱いでくれるのかっ?」
「なんで私が脱がなければならないのかしら」
「でも、阿良々木先輩の前では……」
「んふふ、ちょっと聞いて頂戴。昨日なんかね……」

以下五千行ほど惚気話
226名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 04:03:21 ID:7DkATjMW
「貴方は一肌脱ぐまでもなく、話の後半では大抵半裸ではないかしら」
「脱ぎたくて脱いでるわけじゃねえよ! 破れたりとか、不可抗力だ!」
「阿良々木くんが不可抗力で脱がされる事に快感を覚える変態だったなんて……!」
「なんでそうなる!?」
「そういえば、神原の時は、一肌どころか人肌まで脱いで、内臓が丸見えだったわね」
「また嫌な事を思い出させてくれるな……」
「内臓がないぞう、なんてギャグをリアルに目撃させられるなんて、夢にも思わなかったわ」
「確かに引き摺り出されてそれ掴まれてぶんまわされたりしてたから、身体の中には内臓
 が無いも同然の状態だったけどな!? 断じてギャグじゃねえよ!」
「まさに腸展開」
「それ某動画サイトのタグで既出だから!」
「傷ついた主人公を助ける為、そこに颯爽と現れる美少女も、唖然としたでしょうね」
「いや、それお前だろ……っていうか、お前あの時どっちかというと神原助けに来た
 感じじゃなかったか?」
「確かに、阿良々木くんはアウトオブ眼中だったような気がするわ」
「さりげにひでえ……」
「広田さくら風に言うと、ユーアーノットアイ」
「なぜアイドル女子プロレスラーとして武道館でデビューする程将来を嘱望されていたのに、
 いつの間にかお笑い路線で自己を確立してしまった人風に言い直すんだよ!?」
「鶴見亜門風に言うと、WWE」
「確かにあの人WCW以外眼中に無いけどな! 名前聞いてどんだけの人が、
 『ああ、確かに鶴見亜門はWWE眼中に無いよなぁ』って納得するんだよ!?」
「まあ、そんなコアな話はどうでもいいのだけれど……実は私……」
「なんだよ」
「ゴールドバーグのファンだったの」
「続くのかWCWの話!?」
「そうね。誰もわからないでしょうからやめましょう」
「……で、何を言いたいんだ、一体?」
「そうね……一肌脱ぐなら、人肌を脱ぐ覚悟をしなさい」
「僕じゃなかったら死ぬだろ!?」
「失礼、噛みました」
「どこをどう噛んだんだ……」
「一肌脱ぐなら、私を脱がす覚悟をしなさい」
「それ遠まわしにお前のエロい奴書いてくれってクレクレじゃねえか!?」
「だって、結局私のエロいのは少ないままで、皆妹さんや忍ちゃんに走っている
 じゃないの。やはりこのわがままバディーが、ロリぃな娘を好む人々の嗜好に
 合っていないという事なのね……」
「……なるほど、つまり戦場ヶ原がロリ場ヶ原になる怪異に出会う話を書けば、
 万事丸く収まるわけだな」
「……というわけで、ついでにロリ場ヶ原さんを書いてくれる人も募集してあげても
 いいのよ? も、もちろんついでなんだからねー」
「お前って、やっぱりツンデレじゃないよな」
「西尾維新は、どうもツンデレというものを誤解しているのではないかしら。
 ほら、めだかちゃんの例もあるし」
「確かに、あれはツンデレではないよな」
「ま、そんな事はどうでもいいのよ。とりあえず、私はクレクレも出来たし、非情に満足
 したわ。そろそろ終わりましょう」
「非情で合ってるんだな……。で、結局、後日談というか今回のオチは?」
「オチをつかせたかったけどダメだった……つまり、これを書いた人は、皆を落ち着かせ
 たかったらしいけれど、こんな有様じゃ落ち着くどころか再燃しそうね」
「つまり……落ち着かない……オチは、つかない、と?」
「そうとも言うわ」
「まったくもってグダグダすぎる!」
「いつもの事よ」
                                          終わり
227名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 04:24:38 ID:Lgl1dIsN
うめぇw なんか子供にする妖怪とかいたっけなー ホラーの都市伝説誘拐ものとかありそうだが。
228名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 08:05:32 ID:Lcycj9hg
久々に来たらなんだこの流れ?
しかし相変わらずわっふるさんのお口奉仕描写は半端ねぇな

>>226
面白いwww
でも「皆妹さんや忍ちゃんに走っている」って、前者はともかく後者は非常に限定的なような・・・
229名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 13:55:37 ID:hTxXHDZ2
     ハ   n   _      )Vヽ-ヘ ,ハ  ノヘ  __ _  ,ハ   ノl   __
  )ヽノ;;;;;`ヘノ;;;;ヽ/;;(ノ`ー、_ノ`;;;;;;;;;;;;;;;`";;;;`=";;;;;;V;;;(ノ;;V`';;;;;`ー";;;;ヽ-'^;;;;;V7
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  'ヽ,,-ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|」    :::::::::::::::     | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハ;;;;;;;;;;;;;;;;;へ) ̄
  '"||   ||`''"|| レ'||V`^,:ベミ. ,,,,,,,,,,,;;;;;::    ::;;;;;,,,,,,,,,, )|;;べ-、N^Vr‐、 )/^,ニ,"
   ||   ||   ||  ||  |'(/|'",-‐  - ゛   "-‐ -、"''|<イ'!. ヽ.  |  l   | .|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ||   ||   ||  ||  l,//| ‐=ニ'ニ=‐'i""i'‐=ニ'ニ=‐ || |,人- ヽ |'‐ |  .i‐ .| < 呼ばれた気がして
  . .    ヽ`< ̄ ̄ ̄ V六V  ̄ ̄ ̄>'ノ_. ヽ__ヽ.|  |  |  |   \_______
     ,,,..-r-┬┬iiiiiiirェエl"'''=====イ .ド====='''"/~ヽ.`lliiヽ. `|‐-| |"'' |、_/~'l
      十十┼┼l|||||'-〈;;;;;;;|     ヽ(  )/    ./   ||=.||||〉''- !.,, y′ .| ,/` /
.     | | | | l|||||'-‐ヽ;;;;;;||./    ,.-ニ-、   ヽ∧ ー''ヽ/\_ "'丶_/` ./‐l、
      | | | | ||||||'-/\\l \  ̄ 一  ̄ / ヽ  ノ⌒‐、  ヽ. /` _/ ――\
.     | | | | |||||'‐/;;l;;;l\ヽ:::::ヽ      /    |'´      l_,.-''"   /-――――|
.     | | | |.|||||'_/;;;l;;;;l;;;;l〉 | ::::`ー--―'′    ∧      ′     /,--――――|
.     | | | |||||||||| | | | \\   ::::::::    /∧\_      ,.イ/// ̄~'''-二|
230名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 17:08:27 ID:k1WWApws
>>226
この会話は本当に二人の会話っぽく成り立ってて面白いw
エロくも面白く書けないけれど便乗


「戦場ヶ原がゴールドバーグのファンだとは知らなかったよ」
「またまた、阿良々木先輩ともあろうお人が、そんな謙遜をしなくてもいいのだぞ。
 その年齢でゴールドバーグネタにツッコミをいれられる阿良々木先輩だからこそ
戦場ヶ原先輩も安心してボケられるのだ」
「その年齢って、お前の方が僕よりさらに一つ下じゃないか。ああ、ゴールドバーグ
 って言えば。なんだっけ? 必殺技があったよな」
「うむ。スピアーとジャックハマーが代表的な必殺技だな」
「名前だけじゃどうも思い出せないな」
「では、この不肖神原駿河。実演してみせようではないか」
「え? 実演って、おいまさか。まて神……」
 そう言う僕の鳩尾に、神原のカモシカのような長い脚から放たれた後ろ回し蹴りが
炸裂する。正中線を走る人体的急所を正確に射抜かれ、僕は前屈みにその場に崩れ
落ちる。
 神原は軽いステップでぼくから距離を開けると、姿勢を低くし、片手を地面につけて
アメフトの選手のような体勢で力を溜める。
「か、神原……なにを!?」
それを押しとどめようと、力無く手を伸ばして立ち上がろうとした僕に向けて、神原は
容赦なく追撃をかけてきた。
「スピアー!!」
全身に溜めた力を、その尋常じゃない脚力を誇る脚に乗せた神原が、畳に穴を開ける
勢いで(いや、事後で確認してみると、本当に畳に神原の足の形に穴が開いていた)
その一歩を踏み出したかと思えば、低い姿勢を保ったまま、もの凄い速さで僕に向け
て突進してきた。
 肩を鳩尾に食い込ませてタックルされたかと思えば、同時に両手で脚を刈り取られ
る。二度に渡る鳩尾への打撃を食らうと共に、背中から畳に押し倒された僕の肺から
急激に酸素が押し出されていく。
 そうして再び畳を舐めることになった僕を、神原はその猿の左手の腕力で軽々と抱
え上げる。いわゆるブレーンバスターの体勢だ。そのまま数秒間、僕を持ち上げたま
ま体勢を保持すると、観客の歓声は波打ったように静まり、皆、その時を静かに待つ。
 って観客って誰だよ! いくら神原の部屋が広いといっても、観客入れられるほど
広くはねえ!! それによく見りゃアリーナ最前列にいるのはガハラさんじゃねえか?
「そして、これがジャックハマーだ!!」
 そう叫ぶと、神原は僕の体を瞬時にパワースラムの体勢に持ち替えて、巻き込むよ
うに体を回転させると、全体重を浴びせつつ、その左腕で僕を畳に叩き付けた。
「キャー! ゴーバー!!」
 うるせえよ! 畳に全身像が残るぐらいな勢いで彼氏が畳に叩き付けられてんのに、
これまで聞いたことないような黄色い声で、歓声をあげないでくれ!
 そのままの体勢で神原に畳に押しつけられたまま、スリーカウントの幻聴を聞いた
僕であった。

「さて、では次の技の実演に移ろうではないか」
「お前、次の技って、まだやる気かよ……」
「勿論だ。ここからの四十八手が本番ではないか。ああ、もちろんこれは試合の本番
と、違う意味の本番をかけている。さあ、最前列で阿良々木先輩を応援している戦場
ヶ原先輩のためにも、いい試合にしよう。これからが本当の肉と肉とのぶつかり合い!
 私達の戦いはこれからだ!」

                                 打ち切り
231名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 19:17:54 ID:8t+PYbri
オチは男坂か
232名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 19:19:24 ID:+pgwHTF4
こんな「私達の戦いはこれからだ!」なんて知らないw
233224:2010/11/21(日) 21:17:20 ID:ZsUqdlL2
あの一行からまさかここまで…w
このノリの良さは物語本編に匹敵するな
234名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 21:49:03 ID:Lcycj9hg
でもこういうノリのいい馴れ合いを嫌う人がこのスレには少なくとも2、3人はいるんだよなあ・・・
235名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 22:08:51 ID:JMNfMOCg
面白かったw
今までだってこんなノリで平和にやってきたんだし変えるこたぁない
236名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 23:13:35 ID:CstUQM0/
>>234
ACで神原も「みんなが仲良しのグループなんて気持ち悪い」って言ってたし、別にいいんじゃないか?
そう言う人たちがいても、ここの住人なら上手いノリでかわしていくだろうし。
237224:2010/11/22(月) 00:45:56 ID:vhjPqHZ1
今回のオチは、何も変わりませんでしたってことやね。
238名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 00:53:07 ID:nsPefuL0
雑談はぜんぜん構わないと思うが、職人がコテ付けたままチャットみたいに会話してるの見るとすごくもにょる
239234:2010/11/22(月) 00:59:02 ID:l41e+2gH
それならいいんだけどね。
なんで>>206があのタイミングで突然馴れ合いに関してかみついてきたのかがわからないなあと。
今まであったのよりぜんぜんたいしたことでもなく、ちゃんと投下もされていたレスなのに。
単純にコテをつけてるのが(あるいはわっふるさんのことが)嫌いなのかしら?
240名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 01:02:23 ID:l41e+2gH
更新せずに書き込んだらまさかの>>238がwww
まあ投下と雑談が同時だったら仕方ないんじゃね?ていうか気になるかそんなの?
241名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 01:30:24 ID:MH2cmd8t
板としてはそういう流れが強いですからねえ。
このスレでは珍しいですけど。

まあ色々な人が居るわけですし
あまり掘り下げてもいいことないような。
242名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 01:42:03 ID:ZDJqlcBG
エゴだよ…….こ れはエゴだ。
243名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 02:02:49 ID:mEjP3iCe
文句言う暇があるならssを書きなさい
244名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 05:13:24 ID:kO8nxir3
エゴとゴアは似て…いや、似てないなゴメン
245名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 06:51:09 ID:5VPwHBhM
撫子のおっぱい!
246名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 10:14:15 ID:h8eacNSn
いずむんのむっぱい!!
247名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 10:57:36 ID:Wimv6QcQ
段々と色っぽくなってきたひたぎがトラウマも落ち着いてドロっぱなしになってしまい
昔の刺激的なひたぎが忘れられない地味にM調教されてた阿良々木が
京都で知り合った請負人に事情を説明し自分が出張中にひたぎを口説いて抱くよう依頼するけれども
出張から帰ってきた阿良々木が「ひたぎが他の男に靡くはずがない」という
ある種の自信と諦めを抱きながら依頼した請負人に会いに行くと
割と本気出した彼が分厚い報告書とDVDの束を抱えて待ってました的なそんなん読みたい。
248名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 11:19:07 ID:5TlZqZpx
哀川さんかと思った
249名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 14:47:45 ID:pwIas+2V
これは間違いなく本物の寝取られさん
250名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 14:53:59 ID:u7yPNy7F
哀川さんでも最後の行以外問題ないけどな
251名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 21:33:00 ID:8kP7CQk+
>事実上の天涯孤独で、現在の両親との関係は冷え切っており、20歳になったら独立する予定。

wikipediaにこう書いてあったけど18歳(高校卒業)じゃなかったっけ?
今手元に一冊もなくてわからんのだが、間違いだったら誰か直しておいてくれ
252名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 21:44:49 ID:o0TzKxLw
羽川様の?
卒業後に自分探し兼失恋旅行を二年くらいして、その後は独立って事かな?
253名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 02:05:10 ID:Hu2w+8wq
>>247
むしろ哀川さんにテクを教え込まれたガハラさんに骨抜きにされそうな阿良々木さん
254名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 02:34:23 ID:AiM6TfL8
でも哀川さんって処

【レスはここで途切れている】
255名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 04:55:59 ID:wwzvPsXm
>>253
陥落させるだけのテクを手にいれ、いざ本番に望んだら
肝心要のポイントが自分の弱点で、諸刃の剣どころか大自爆で
ガハラさんの弱点を知ったヨミ君に攻め抜かれて…

の方が好き
256名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:04:39 ID:kYzfOlU9
今更すぎるけど、歯ブラシ対決三本勝負って歯ブラシ一本でやったっぽいよね…
間接べろちゅーなんてマニアックすぎるよまったくもう…
257名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 01:00:29 ID:wb8DaLX6
失礼な!
阿良々木さんは、彼女にべろちゅーの話をされると真っ赤に照れて怒鳴るくらいのオトコノコですよ?
258名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 01:05:57 ID:9lsU49HG
妹とはノーカンなのでおk
月火ちゃんの処女膜再生スピードはバータ並みなのでおk
259名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 10:28:47 ID:NRjksHRY
チョチョロ木ガールズの面々がギニュー特選隊のポーズ取ってるのを
想像しちまったぜ…
260名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 17:31:50 ID:kyURHioq
スレ違いの馴れ合いうっとうしい
261名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 18:30:03 ID:mxdDawtc
何処がスレ違いなのか俺には分からない

興奮するじゃない
262名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 19:01:13 ID:RmWLR+rb
雑談が嫌いにゃら、お前がSSを投下すればいいにゃ
263名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 19:34:13 ID:nk44ceVb
その時は寝取られ物で頼むぜ
264名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 21:17:22 ID:C+IqEig9
馬鹿な人間共だにゃ。まんまと釣られやがって
265名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 22:31:47 ID:wb8DaLX6
馬鹿め。逆に釣り返してやったのさー
266名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 23:31:24 ID:uE45H5tu
猫なのにうましかとはこれいかに
267名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 00:49:44 ID:uJjBcyRl
真心に性的な意味で蹂躙されるいーたん
268名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 14:28:28 ID:Fh+ol1zW
我らが阿良々木くんは
ガハラさん→フルヌード
八九寺→ムツゴロウスキンシップ
神原→うつ伏せヌード
千石→ブルマー以外ヌード
バサ姉→衣服燃えてほぼフルヌード
火憐、月火→フルヌード見放題
忍→フルヌード混浴風呂
と、挙げていくときりがない程ヒロイン達の肢体を堪能してきているワケで、最早同人誌でいかなるプレイに及んでいようとも、全く不自然に感じないレベルにまで成長した彼が、はたして傾物語ではどんな新たな歴史を刻んでくれるのか、期待に胸が膨らむ毎日だな‼
269名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 14:37:00 ID:dBpXbgfr
>>268
だがまよいは「年齢の割には」あるとはいえ所詮お子様の胸だし
神原は超・スポーツマンだから引き締まってて逆に胸ないだろうし
なでこは当然あの胸だし
火燐や月火はむろんのことだし
忍に至っては



なんだ! 期待に膨らんでくれるお胸さまの持ち主はガハラさんとバサ姉の二人きりでわないか!!
270名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 14:59:34 ID:eJM77CFn
>>269
神原は腕組んだ時に、マッシュポテトのような感触云々と阿良々木くんが言っていたから、胸あるんじゃね?
271名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 15:02:23 ID:hzzjkq5T
頑張る駿河ちゃんはそれなりに胸あるだろ。
それこそマッシュポテトのような胸なんだし。
形の綺麗なお椀型の美乳だな。
そして自分自身で開発済みだから、感度がめちゃくちゃ高いに違いない。
しかもドドドMだから強く抓られるのが痛みではなく快感だろうし。
ちなみにギリシアの彫刻とか案外結構ふくよかだったりするぞ。
現代モデルみたいな気持ち悪い細さでなく、健康的な身体。
自分で鷲掴みにみせたように量もあるし。


とスルガスキーの俺は思う。
272名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 17:43:53 ID:kTfy2VNC
なんだよこの神原保護の会はw
と思ったら僕も同類だった

神原後輩は一応、鷲掴みにして寄せて上げたり
ラギ子ちゃんの二の腕を挟み込めるぐらいの胸はあるぞ
273名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 17:47:02 ID:kTfy2VNC
連レスになって申し訳ないが

「いや、>>271-272先輩。それを言うならマシュマロのような感覚だろう」
と神原に倣って突っ込んでおくべきか
274名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 21:26:46 ID:pfQXMsik
アンカーを間違えてますよ、アレルギーさん
275名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 21:33:12 ID:Fh+ol1zW
化物語アニメ最終話AC後設定で
バサ姉×暦です
AC聞いてない方は猫物語白後ということで。
276名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 21:33:57 ID:Fh+ol1zW

「いやー、30分のコメンタリーなんて、あっという間だったな、羽川?」
「…羽川?なんでまた阿良々木は、好きでもない女子を呼び捨てにしてるのかな?」
「ええっ⁉それ継続すんの⁉もう収録終わってスタッフさんも皆帰ってるのに⁉」
「何を勘違いしてるのよ…今までのは只の肩慣らしじゃない。完璧に私達二人きりになった、これからがいいところなんだから…」
…厳密に言えば僕の影に忍が居るから三人だけど…まだ日の出てる時間だからあいつは起きてないか。
「いや確かにずっと、僕に座ったままだなとは思ってたけど…って羽川?いや羽川さん?なんで自分のブラウスに手を突っ込んでるんですか⁈」
「んー?だってこうしないとブラが取れないじゃない…のっと!」
羽川は制服のブラウスの裾から、スルッと純白のブラを取り出した。
「…えいっ!」
「う…うわっ、なんだよ⁉」
羽川が突然、ブラをアイマスクのように僕の頭に巻き付けてきた。
かなりの容量を誇るブラらしく、胸片方の部分だけで僕の頭半分がスッポリ覆われた。
「どうせ阿良々木のことだから、前にゲットした私のブラでこんなことしてたんでしょ⁈いやらしい」
「いや、あの…」
否定できないのもあるが、お前の今してる行動はどうなんだと思って固まっていると、両頬に掌の感触がして、唇に柔らかいものが押しつけられた。
というか、差し込まれた。舌が。
「んんっ⁉は…はへっ…かわっ…⁉」
「はあっ…んんぁっ…ふうっ…」
羽川が身体中を擦り付けながら、吸ったり舐めたり、激しく僕の唇を、口の中を刺激してくる。
ブラのせいで視界が悪い分、羽川から漏れてくる声と吐息、甘い香り、その火照る肌の熱がよく伝わってきて、その上で口内を蹂躙された僕は、身体中がとろけてしまって数分間、抵抗できずされるがまま、快感に身を任せてしまった。
そしてようやく僕の唇から離れると、
「…ふぅっ…んっ…そのまま…動かない…でね…」
と僕にブラを被せたまま、息切れしながら耳元で荒く息を吹きかけるように囁き、羽川はしばらくぶりに僕の下腹部から立ち上がった。
衣擦れの音と、何か携帯電話の電子音のような音がして、十数秒程で再び羽川は僕に腰を下ろし、目の前のブラを取り去った。
「…っ⁉おいっ…⁈お前…」
まあ正直ある程度の予測はついてしまっていたが、それ以上。僕の太股の上にはスカートとパンツを脱いで、はだけたブラウス一枚の羽川が座っていた。
…いや…裸よりはるかにエロいぞこれ…
胸の谷間はバッチリだし、ブラウスの裾から羽川の陰毛がチラついてるし、太股とか綺麗すぎるし!
なんか全てが輝いている!僕が今まで見てきたエロ本て何だったんだ!
ていうかそのトロンと溶けた目で見つめないで!
「ど…どうかな…阿良々木くん…」
あれ?「阿良々木くん」になってる…
いつもの羽川に戻ってる…?
「勢いで脱いじゃったけど…やっぱり恥ずかしいや…えへへ…」
可愛すぎる!やめて!このタイミングで恥じらわないで!萌え死ぬ!
「い、いや…あの…き、綺麗です…」
じゃなくって!バカ俺!ダメだってこれ以上は!
「ん…ありがと…じゃ…」
羽川が僕のズボンのファスナーを下げ、トランクスから強く脈打ってしまっているモノを取り出す。
「いっ…いや羽川!ダメだって!」
「んー?まあこんなときだから呼び捨てでも構わないけど、阿良々木の、こんなにぬるぬるになっちゃって、すごいしたがってるじゃない…」
「また戻ってる!」
「往生際が悪いぞ…」
そう言うと羽川は、僕の肩を抑え、身体を寄せ、僕を挿し入れた。
277名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 21:35:14 ID:Fh+ol1zW
「ふぅぁっ…!」
羽川の上半身がピンと張り、顎が上がる。
「羽っ…川…!」
「…ちょっと痛いけど…阿良々木の熱くて、びくびくしてるのが奥に当たって…いい感じだよ…」
羽川の中が吸い付いてくる。
熱くてぬるぬるして溶けてるようで、挿れただけで出そうだった。
「羽川…もう…抑えらんねえよ…」
「いいよ…好きに…して…?…しよ?」
耳を舐めしゃぶられながら囁かれ、僕の理性は弾き飛び、羽川の腰に腕を回し激しく腰を揺さ振る。
「あんんっ!激しっ…いいよっ!もっと…もっとして…」
ぐちゅぐちゅと下からの音が聞こえ、僕と羽川はくちゅくちゅと舌を貪り合う。
「はふっ…阿良々木くん…こっちもして…?」
羽川は僕の右手をとり、ブラウスの中の、汗に濡れ、激しく揺れている膨らみに導く。
もう呼び名のことなんてどうでもよく、ただお互いを求めることしか頭に入ってこない。
僕はそのまま強く弱く乳房に指を沈ませ、固く経った部分を摘み転がし撫で回す。
「ひぃんっ…!いい…いいよっ、気持ちいい…!」
目の前の女性を淫らに乱れさせている快感に、僕の動きはより激しくなる。
お互いの上半身も下半身も、汗なのか涎なのか涙なのか何なのか、もうわからないぐらいぐしゅぐしゅの液体にまみれていた。
僕の腰は羽川を激しく突き上げ、羽川の腰は僕を奥に擦り付けるように、艶めかしく前後に細かくスライドされている。
「んあぁっ!…はひぃっ!もう…だめっ…」
羽川の全身ががくがくと痙攣して、中の僕を絞るように、締め付けが強くなる。
僕達は蛇のように全身を絡ませながら、力の限りお互いを押し付け、その溶け合う快感をしゃぶり尽くす。
「羽川っ…僕も…もう…くうっ!」
「阿良々木…くん…いっしょに…イこっ?…んふああああっ!」
僕は震える羽川を抱きしめながら、その熱くどろどろと絡みついてくる奥に、欲の塊を流しこんだ。
「はあっ…あっ…すごっ…阿良々木くん…びゅるびゅるって…でてる…」
「羽…川…」

そのまま暫く二人共動けず、数分経ってようやく息が落ち着いてきた。
そのとき。
278名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 21:35:57 ID:Fh+ol1zW
後頭部に千枚通しで刺されたような鋭く凍てつく視線を感じ、僕はこみ上がる嫌な予感を押し殺しながら、ゆっくりと振り返った。
この部屋の扉はかなり分厚い防音仕様になっており、上部に30cm程の小窓がある。
その小窓を指先でつうっと撫でながら、顔の右半分を覗かせ、軽く口角を震わせながら、女が僕を観ていた。
もちろん家政婦じゃあなかった。
戦場ヶ原ひたぎさんだった。
遅れて気づいた羽川は、何のつもりか、道端で偶然会った友達への対応のごとく、笑顔で彼女を手招きする。
「戦場ヶ原さん、私が呼んだんだよー」
「…………」
羽川が何を言ってるのか全く理解ができないまま、重厚な扉が開かれ、戦場ヶ原がゆっくりとその姿を見せる。
下からスニーカー、デニムパンツ、パーカーとフランクな私服だったが、その背後に蠢くどす黒いオーラに、全身が冷え、心臓がジワジワと締めつけられ、押し潰されていくのが分かる。
「ほら戦場ヶ原さん、こっちこっちー」
部屋に充満する重い空気を全く気にせず、僕に跨ったまま羽川は戦場ヶ原に声を掛ける。
扉がバタンと力の限り閉められ、ガチャンとドアレバーが下ろされたとき、僕の頭に「ゲームオーバー」と、暗い、絶望的な台詞が響き渡った。
ような気がした。
全身が硬直し、指先一つ動かせない僕の背後に戦場ヶ原は歩み寄り、その何の感情も無いかのような、真の無表情で見下ろしてくる。
「さっ、じゃあ戦場ヶ原さん、これから阿良々木暦の身体についてのコメンタリーを始めましょうか」
「…そうね羽川さま、この恥知らずで気の多い浮気性のゴミ虫を髪の毛一本残さず解剖しましょう…」
「面白そうじゃのう、儂も参加しようではないか」
まるで『ハムナプトラ2』での悪の神官の最期のように、全身を複数の手足に絡めとられていく感触を覚えながら、この密室で、これから行われるであろう惨事は、何かいいことありました、なんて言葉では決して締めくくれないであろう事を、僕は確信していた。


おわり
279名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 21:39:05 ID:Fh+ol1zW
タイトル忘れたw
「こよみルーム」でお願いします。
280名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 22:02:53 ID:6+cJ2hdF
GJ乙!
ただ「⁉」と「⁈」が気になった
おそらく使わない方がいいと思うよ
281279:2010/11/26(金) 22:41:14 ID:Fh+ol1zW
>>280
あぁ…指摘ありがとう
文章全体の間違いばっか見てたわ…
282名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 23:57:57 ID:IIDcobpv
機種依存文字だから?

ないようはGJでしたー。
ガハラさんも羽川様も怖すぎるw
283名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 09:09:02 ID:k+HUSxBp
>>278
GJ。
>>280
なるほど。携帯だと全然わからなかった。
284名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 13:57:47 ID:GUlljy/F
>>279
gj!
これはなにげにオンエアされててもおかしくない雰囲気!
285名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 23:04:41 ID:t26HSluc
>>279
GJでした
「なにかいいことありました」で締めくくれないというなら
「なにかエロいことありました」でいいのではないだろうか
286名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 00:59:01 ID:5tLdcnXR
>>285
部屋の外で放置プレイされてた神原が締めるってことだな
287名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 03:41:43 ID:ox0oyEO6
>>286
残念だが神原は締め付けられる側だ。
縄に。
288名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 18:15:12 ID:5zX+RsOl
だが神原後輩は絶対括約筋も鍛えてると思うんだ
289名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 18:16:47 ID:cT+cCpK0
何となく物理的にどうにかしてしまいそうなイメージがあるw
290名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 18:41:24 ID:HnY+xp1k
戦場ヶ原がアルバイトで家庭教師をすることになって中3男子宅に何度も訪問してるうち
なんだか彼氏に似ていてつい気を許して接していたら
阿良々木とは違う中3にて彼女持ちという積極性に身を許してしまい
夜のお勉強を毎日のように教えてしまう、そんなのが読みたい。
291名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 18:50:12 ID:ziVFQwfd
寝取られるなら年上の男の方がいいかな。
292名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 22:46:02 ID:fwHjuTa9
>>285-287
スタジオ隣のミキサー室で駿河問いで吊されて猿轡と目隠しされた神原が
スタジオ内の音声だけ聞きながら放置されて叫ぶわけだな?
「ふぁにふぁフェフォいふぉふぉふぁっふぁふぁふぃふぃふぁーーーー!」
293名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 01:42:27 ID:DXYwkrel
というか神原先生はスポーツやってたしヒロインズの中で1番エロい身体だと思うなぁ。
乳の大きさだじゃなくってさ、締まりと体力とか献身が凄まじそう。
なんたって猿と名がつくくらいだし、鬼の阿良々木さんとの身体的な相性は恐ろしいほど会うろ思うんだ。
それに神原先生の明るい(変態な)性格に忘れがちだが、神原先生だってかなりの薄幸者なんだぜ。
そんな彼女を心身ともに完璧に幸せにしてあげられるのは阿良々木さんだけだろ?
だからせめてエロパロの世界だけでは、神原先生に幸せになってほしいんだ。


とスルガスキーの俺は思う。
294名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 05:07:44 ID:BKXxF9CE
でもこのスレの神原は絶対幸せだと思うんだ
数作品では明らかに恍惚と輝いてるし
295名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 06:53:43 ID:XGV9gUXK
針玉駿河は酷い。あれじゃあ神原じゃなくて猿そのもの。
296名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 14:45:01 ID:neyytRq6
神原さんの話は少ないけど
小ネタでの登場回数でいったらピカイチだと思う
297名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 21:39:29 ID:iOkmylou
>>293
体力とか行為の持久力が桁違いだから、身体の相性とか、好きって感情とか、そういう要素を超越した
激し過ぎるセックスをやりそうだよな

298名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 01:28:58 ID:2/yh8E4+
>>297
それ、結構読みたくね?
考えてみると、神原先生、最後までまともにやったことない気がするぜ阿良々木さんと。
いつも小ネタ扱いじゃんw
299名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 02:50:34 ID:F3ZReFrD
一回if物で駿河と付き合うものを読んでみたいと思うが
ガハラさんとの深い関わり無しでそこまで行かせることが無理すぎるww
300名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 03:04:26 ID:WIm8YnIu
>>297
そのネタ貰っていいか?
結構ガチなもの書けそうだわ。
301名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 03:50:06 ID:A7zGQ0V7
エロシーンだけで文庫にして40ページ超のガチ ただし受けは阿良々木先輩
302名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 04:17:56 ID:2/yh8E4+
>>300
全身全霊でワッフルしてるわ!
というか神原先生が好きすぎてつらい……orz
303名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 04:29:43 ID:2/yh8E4+
というかそれこそ阿良々木さんは魅了でもエロパロ的エロ吸血鬼特性でも使って
本気出して責めに回っても神原先生なら受け切りそうじゃないかと?
というか快楽に意識がホワイトアウトしても無意識下で求め続ける的な。
それこそおもちゃでも道具でもって責めっぱなし三日間放置とかでも神原先生ならエヴァの暴走的な意味で乗り切れそう。
もうレズとかガハラさんとか、全く関係なく阿良々木くんの身体の快楽に溺れる神原先生。
阿良々木くんの本気の性欲を受け切れるのは神原先生をおいて他にいないだろう……。
あるいは神原祖母の策略によって頑張る駿河ちゃんとくっつかざるをえなくなるマラら木さんとかね。


とスルガスキーの俺は思う。
304名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 06:11:01 ID:+Jfl9YkG
>>298
>神原先生、最後までまともにやったことない気がするぜ阿良々木さんと。

そうか?小ネタ扱いは確かに多いけど挿入中出しまでヤった作品もあった気が駿河
305名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 15:05:20 ID:r9LAQjpI
あれだけスタミナ魔神な駿河ちゃんがエッチじゃ超貧弱になっちゃうとかクるものがないかい?
306名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 15:12:10 ID:2/yh8E4+
>>305
そこは精神的には非弱だが身体はもっと求める方が来るなぁ。
307名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 21:32:30 ID:pgRnQWhn
戦「もうやめてあげて!阿良々木君がテクノブレイクしてしまうわ!」
神「阿良々木先輩はテクノブレイクするまで私としたいと言ってくれた、だから・・・」
阿「ああ、逝く!うっ!」
戦「阿良々木君!」
阿「・・・」

その後阿良々木暦が目覚める事はなかった
308名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 21:51:50 ID:2ohG0+w3
駿河!それテクノブレイクちゃう、ただの腹上死や
309名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 22:36:34 ID:2/yh8E4+
「む、なんで主様が死にかかってるんじゃ?軟弱じゃのう。しょうがない」
突然現れた金髪金瞳の幼女は、暦の首に噛み付いた。
「あ、あなたいったい?」
さすがの戦場ヶ原も戸惑いを隠せないようだった。
駿河はというと萎えない暦を体内に入れたまま放心している。
「うおおおおおおお!し、忍!?」
そして暦は生き返る。素晴らしきは吸血鬼の不死である。
「主様に死なれては困るのじゃ。勝手に死ぬでない」
「あ、ああ。……ごめん忍」
「儂はもう寝る」
そういうと、忍は手を小さな口に当て、眠そうに欠伸をしつつ消えて行く。
その時、阿良々木暦の中で激震が走った。
心臓が早鐘を打ち、全身が燃えるように熱くなる。力を失いつつあった暦の如意棒は、駿河の中で今まで以上に力強くなっている。
「っカッ!」
「阿良々木くんっ!?」
突如様子のおかしくなった暦に戦場ヶ原は慌てて駆け寄った。
ちなみに駿河はまた腰を緩やかに、まるでそういう自動機械のように動かしはじめた。
言わば逆乗馬マシーン。
「そうじゃ、主様。もう主様がヤられ負けぬよう、性欲だけを吸血鬼レベルにしておいた。
魅了の一種だと思ってくれればよい。では、おやすみじゃ」
それが、忍の捨て台詞だった。


みたいな?
310名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 22:46:42 ID:+Jfl9YkG
いやいや、そこで引っ込んじゃダメだろ忍。
わっふるさんなら間違いなくみんなに混ざっての4Pにするはずだ。
311名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 22:53:25 ID:WdqlqEOA
むしろ吸血木さんの体力に付いてけなくなったヴァルハラコンビが力尽きた時に、ニコニコしながら吸血木さんを独占するんだろう
312名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 23:18:37 ID:2/yh8E4+
>>311
309だが、俺もそう思う。
313名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 02:51:20 ID:tmbBa4Im
感覚共有じゃなかったっけ
314名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 04:57:39 ID:k2FPNHvj
ヴァルハラコンビが力尽きた頃には色んな意味でヘロヘロな忍で残りを処理する暦さんマジパネェっす
315名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 16:57:38 ID:uZxCFuC6
精液の残り滓を喰らうんですね?分かります>忍
316名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 20:32:09 ID:OLslA0Uy
おかしい・・・こういう流れになるといつも忍ネタ作品を引っ提げて現れる書き手さんを俺は知っているのだが。
どうしたんだろう?
317名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 23:27:00 ID:ij4F56Kn
賢者モードに突入してるとか
318名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 05:04:15 ID:vXlt6wkU
ほら…冬だしさ
319名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 08:29:05 ID:A/3pg4gF
なるほど、冬眠か
320名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 16:03:47 ID:AtvmvR5o
ガハラさんは阿良々木読子さんを監禁してたけど、オペラ木さんが逃げ出せなかったら
脱がしたりトイレの処理をしたりもするつもりだったわけだ
ってことはいずれはアレルギーさんのそっちの世話も……
321名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 20:03:50 ID:GR7ajx8x
まぁ読子リードマンさんはガハラさんに介護の世話をしてもらうことはないんだろーなー。
だって吸血鬼だし。

今後のためにも初体験を阿良々木さんにお願いして、
ガハラさんも可愛い後輩のためと容認するも、
吸血鬼な初体験によって離れられなくなる頑張る駿河ちゃんって良くない?


とスルガスキーの俺は思う。
322名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 20:20:42 ID:5+gWSbFa
あのまま監禁続いてたらその内段々ひたぎの様子がおかしくなって
数週間経って意識も朦朧としてきた頃に妙に瞳の潤んだひたぎが
「見てて…阿良々木くん。わたしは、もう…大丈夫だから…
最後まで、出来るから…だから…見てて、阿良々木くん…!」とか言って
拘束されている彼氏を前に詐欺師の上で自ら腰を振るひたぎを見ることになったろうな。
323名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 20:25:56 ID:V9wpxk6D
スルガスキーの人とネトラレさんが合わさって最強に見える

つーか前後のレスの落差もあいまって久々に欝な気分になったわ
やっぱネトラレさんぱないの
324名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 20:26:12 ID:oKhiB1Az
何それ興奮する
325名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 21:15:40 ID:kMJgZFFR
ここしばらくの神原推しはきっと誰かの陰謀に違いない
これまで不遇だったのに、どこにこんな戦力が隠れていたのか
と思ったらいつのまにか僕も戦列に加わっていた

>>323
その両者が合わさると
「どうだ、阿良々木先輩。いっそのこと、あの邪魔な
 女を二人で殺して埋めてしまおうか」
という神原の台詞が現実味をおびてしまう
326名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 22:33:04 ID:2VbhqdGU
暦とひたぎ晴れてが付き合うようになってから
暦家にひたぎがよく出入りするようになり、暦の父親と話していると
暦の似ているところや自分の義父さんになるというとこから
暦への愛情とファザコン気味な感情が入り混じってついキスしてしまい
暦との関係がぎくしゃくしつつも義父さんと夜隠れて逢うようになってしまうそんなのが読みたい。
327名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 22:40:19 ID:47mdtDd7
緋色の英雄はまだか
328名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 23:17:41 ID:TIsaJVoR
ダメだ
いくら哀川さんが最強になる前の話だからって、寝取られそうな気がまったくしない
329名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 01:03:26 ID:RpAHQ8tj
NTRは非常に人を選ぶので書くときはちゃんと予告よろしくねー。

個人的には阿良々木くんとガハラさんがカップルなのはしょうがないと思う。
だが優しすぎる阿良々木くんは他の女の子の押しには弱いに違いない。
また先述の「妹はノーカン」発言から阿良々木くんの浮気の定義は独特で例外があるらしい。
そこを拡充すれば恐らく「自分と一蓮托生だからノーカン」
「彼女の可愛い後輩だし彼女の許可もあるからノーカン」
「自分にとっては妹のようなものだからノーカン」
「自分の大恩人だからノーカン」
という風に例外が増えるのは必至だろう。


またガハラさんにしても、浮気心が本気にならない限りは容認する人間である。
自分が阿良々木くんとするセックルが気持ち良ければ、可愛い後輩に貸すくらいのことはやりかねない。
330小ネタ 神原との夜前日譚:2010/12/05(日) 01:58:08 ID:RpAHQ8tj
「忍! ちょっと影から出て来て欲しい」
「••••••」
「ドーナツ3つ」
「なんじゃ主様。儂はもう寝ようとしてたのじゃが」
「実は困ったことがあって、今夜中に血を吸ってもらおうと思って」
「む? 血なら昨日吸ったばかりじゃぞ」
「うん、だから忍が16歳体型になるまで吸って欲しいんだ」
「ふむ。主様が言うなら儂は拒まんが何故じゃ?」
「実は明日、神原の家に行くことになったんだ」
「むむ、あの低級悪魔と殺し合いでもするつもりか」
「違うよ。もうレイニーデビルは去ったよ。実は••••••神原とセックスをするんだ」
「••••••主様が鬼畜なのも変態なのも知っておったが、とうとう他の女にまで手を付けるか」
「違うよ! 僕だってそんなこと望んじゃいないんだ。だげどガハラさんが神原としろって言うんだ」
「••••••ならばいいじゃろ。生娘を喰らうなど鬼畜の主様なら朝飯前じゃ」
「神原はノリノリの乗り気だし、しかも神原のやつ、おばあちゃんにまで報告しやがったんだ。
さっき電話があってさ、孫娘をよろしくって言われたんだ」
「じゃあ何が困るんじゃ?」
「いや、僕は彼女がいるんだ! いくらその彼女本人からの命令とはいえ••••••」
「気が乗らぬか?」
「神原に魅力がないわけじゃないんだ。今でも3日に一度は神原のスパッツの下に下着があるかどうかの夢を見るし」
「な•••んじゃと•••?」
「もし下着がないとわかったときは確実に神原を押し倒す自信はあるんだ」
「••••••(絶句)」
331小ネタ 神原との夜前日譚:2010/12/05(日) 01:58:46 ID:RpAHQ8tj
「問題は神原自身なんだよ。神原って元運動部でメチャクチャ走るの速いじゃん」
「••••••うむ」
「ガハラさんもそうなんだけど運動部の中って締まりとが半端じゃないんだ。
しかも神原はあんな彫像みたいなすごい身体だし、ガハラさんは神原を世紀の名器だって断言してたし」
「難儀じゃの」
「しかも腕に触っただけで喘ぐレベルで全身の感度がかなり高いんだ」
「それは凄いの」
「しかもドドドMときている。しかもアイツ今でもやっぱりガハラさんが大好きなんだよ。
ガハラさんに憬れて髪を伸ばしてるくらいだし、お陰でめっちゃ可愛いんだよ神原後輩。
しかもガハラさんは俺とのセックスとかあけっぴろけに話してるんだ」
「主様の嫁もたいがい変わっとるのー」
「だからきっと神原も前の穴だけじゃなくて後ろも口もかけられるのも体位も全部求めるに決まってるんだ。
しかもドドドMだから無理な体位の痛みも快楽に変えるし、苦いのも甘く感じるし。
そして性欲も今まで自分で慰めてただけだからまるまる17年間分溜まってる。
それに体力は妖怪じみたレベルで無尽蔵だ。普通の僕なら太刀打ちできないよ」
「ふむ」
「しかも最近、僕はアイツの弱点を見つけたんだ。実はアイツ、想像力がないんだ」
「む?」
「忍の言いたいことはわかる。アイツは僕と忍野のカップリングで飯を食えるような奴だ。
エロい想像力なんてお茶の子さいさいだと言うんだろう?」
「いやそんなことは言っておらんが」
「だが忍、アイツは実は他人のエロい想像力は仙人レベルでも、自分がエロい行為をする想像は実はしないんだ!
その証拠にアイツは歯磨きプレイという神技を編み出したが実際それを行ったときの反応までは予測できなかった。
相乗効果でリミッターが外れることまでじゃ予測できなかった。
つまりアイツは耳年増だが自分がエロいことをすると確実に我を忘れる」
「つまり?」
「ただでさえガハラさん相手に一晩に気絶を5度はさせてしまう僕は神原という至高の女を前に確実に理性を失う。
たった二人で夜を迎えれば、きっと三日三晩冗談でなくヤり続けるだろう」
「鬼じゃ••••••主様は鬼より鬼畜じゃ」
「さあ忍、思いっきり血を吸ってくれ!さあ!」



とスルガスキーの俺は思う。
332名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 09:23:27 ID:xLgSiTj4
せめて文体を似せようとかそういう
いやなんでもない
333名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 12:08:42 ID:RpAHQ8tj
口調が違ったら申し訳ない。
SSの類は書いたことないので••••••。

よく考えたら神原はラララ木くんの性的嗜好を網羅してるし、お金があるからオモチャも買い放題。
というかもう持ってるだろ、あの後輩。
しかもおばあちゃん公認なんだぜ。
俺はスルガスキーだが、そうでなくとも魅力的すぎるキャラだと思うぜ。
334名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 12:18:30 ID:Tw1XkoS8
一人称が「俺」の部分があるだけで萎える
335名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 17:10:15 ID:occ4DHoP
もはや主人公をららら木さんから
スルガスキーさんに変えた方が早いんじゃないか
336名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 18:59:48 ID:PwwilAQ5
絵文字は止めるべき
337名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 21:04:11 ID:zf9Rwmig
これだからファッション西尾は・・・
338名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 21:20:29 ID:L5QtESUW
寝取られ要素入ってたらまた少し違ったのに…
339名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 21:25:19 ID:dv0HvabG
ファッションという言葉がファッション(流行)になっているw
340名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 23:37:01 ID:l/m6aRyc
ファッションスルガスキーさんが現れたと聞いて
341名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 00:07:35 ID:dkvogohI
「ファッション私スキー……」
「ん? どうした神原?」
「つまり、私好きの最先端を行く男がここにいるという事か!」
「どんな思考だ!?」
「いつだってプラス思考を嗜好する姿こそ至高と思考する少女、神原駿河だ!」
「……お前好きの最先端って、具体的にはどんな感じなんだ?」
「うむ、よくぞ聞いてくれた阿良々木先輩! 私は基本的に自分の魅力は
 変態であることにあると思っている!」
「どんな自己認識だよ!? 最早自己認識ってより事故認識だな……」
「そんな変態がチャームポイントな私を、最先端にて好きであるという事は、
 その御仁もまた、極度の変態であるに違いない!」
「……ああ、まあ、確かにそんな感じはするな、うん」
「であれば、私の夢である『ペニスバンドで処女喪失しながら愛する彼氏の
 処女をもいただく』という夢を叶えてくれるような変態に違いない!」
「捨ててしまえそんな夢!? 彼氏は一生のトラウマ物だっ!」
「いや、実は、敬愛する阿良々木先輩にお願いしようかな、と最近ちょっと
 思い悩んでいたのだが、まさかこうして候補者が現れるとは」
「……まさかお前を好きになった人も、自分の貞操が危機に晒されてるとは
 思いもしてないだろうぜ……っていうか僕セーフ。超セーフ」
「よし、そうと決まれば早速その人の人となりを知らなければな」
「お、おい、どこ行くんだ神原……まさか、僕の時みたいにストーカーでも
 するつもりか?」
「……? 何を言っているのだ阿良々木先輩。文具店に行くに決まっているだろう」
「文具店……? そんな所じゃ大人のおもちゃは売ってないだろ?」
「その点は心配要らない。既にローターからアナルビーズ、はては浣腸器まで
 自宅の隠し倉庫に完備してある! 無論、ペニバンもだ!」
「胸張って言うなそんな事!」
「む。最近成長してきて、戦場ヶ原先輩にももう少しで追いつけそうなこの
 わがままボディを、敬愛する阿良々木先輩に堪能してもらおうと思ったのだが……」
「いらんわ! ……あ、いや、確かに、その、神原、最近ますますスタイル良くなった
 なぁ、とか思ってなかったわけじゃないが……」
「流石だな、阿良々木先輩。不肖のこの身にあふれんばかりのその気遣い、
 まさに聖人の生まれ変わりであると言って何の差支えも無い!」
「久しぶりの褒め殺しだなこの野郎! ……で、文具店に言って何を買うんだ?」
「当然、レターセットだ」
「レターセット?」
「人となりを知るなら、まずは文通からだろう、阿良々木先輩。男女交際の基本だ」
「……お前」
「ん? なんだ、阿良々木先輩?」
「……ほんとにファッション変態なんじゃね?」
「ぐはっ!?」
342名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 00:08:59 ID:dkvogohI
 今回の後日談というかおまけ

「……ふぅ」
「あら、どうしたの神原。ため息なんてあなたらしくないわね」
「ああ、戦場ヶ原先輩。いや……阿良々木先輩について、少しな」
「あら、々木くんがどうかしたのかしら?」
「うむ、私は阿良々木先輩ではないからツッコミを入れずに本題に入るが、先日
 阿良々木先輩にさりげなく好意を伝えてみたのだが、あの人はさっぱり気付かなかった」
「へえ」
「もちろん、阿良々木先輩の一番が戦場ヶ原先輩である事に異論はないし、そこに
 割って入るつもりもないのだが、やはり処女を失うなら阿良々木先輩がいいかな、
 と思って、さりげなく誘ってみたのだが、華麗にスルーされた上に、私も思わず
 恥ずかしくなって、言い訳をしてその場を逃げ出してしまったのだ……」
「……ま、細かいツッコミ所は、私も阿良々木君ではないのだし、あえてツッコまないわ。
 で、あの鈍感はやっぱり鈍感なのね、相も変わらず」
「戦場ヶ原先輩は、普段どうやって阿良々木先輩を誘っているのだ?」
「……聞きにくい事を時々ずばりと聞いてくるKYな所、あなたのいい所だと思うわよ、神原」
「やったー! 戦場ヶ原先輩に誉められた!」
「……まあいいわ。私は阿良々木君ではないのだし、どちらかというと突っ込まれる方が
 好きだから、ツッコミに関してはまたしてもスルーするとして……阿良々木君の誘い方、
 だったかしら?」
「うむ、是非ご教授願えればと思う!」
「なら、とっておきを教えてあげるわ……あのね……」





 後日、ネコミミ高露出姿の神原に襲い掛かられた高校生がいた。
 っていうか僕だった。

「阿良々木先輩はエナジードレインが好きと戦場ヶ原先輩に聞いたのでな!」
「何教えてんだ僕の彼女はぁあああああああああああああ!!!!!!」

                                            ちゃんちゃん
343名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 00:22:26 ID:SJeQCPEf
重箱の隅だけどいーたんって台詞をもう少し文語体っぽく描いてる気がする
344名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 00:49:03 ID:72mJ9F0J
気のせいだろ。わざわざ指摘するほどには問題は感じない

変な流れをはね除ける投下GJです
だが、思い出して欲しい。神原はわがままボディに追いつくまでもなく
その戦場ヶ原をして、パーフェクトなボディだと言わしめていることを
今スレは1からして神原で始まったせいか、神原ネタが多い気がするな
345名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 02:38:40 ID:tfArWoTv
神原は可愛い。
以上、GJ。
346名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 04:47:47 ID:q9EpFdsF
神原はいつもの口調からどんなエロい事を言ってもあまり
違和感を感じさせないエロパロに向いたキャラで
書く分には阿良々木さんと並んでエロ向きだと思うー
乙でしたー
347名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 08:37:56 ID:/XHxtCn+
>>344
>今スレは1からして神原で始まったせいか、神原ネタが多い

ということは、次スレで忍ちゃんで始めれば忍ネタが、ファイヤーシスターズで始めればファイヤーシスターズネタが増えるのだろうか?
348名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 11:11:03 ID:oskrzQVp
わた神原後輩の好みの体をしている羽川先輩とわた神原後輩との、主に裸の絡みをもっと書くべきだと思わないか
349名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 16:45:06 ID:dkvogohI
>>344
いやあ、なんか当人的にはもっとボインでバキュンなのが
理想で、たまにちょっと自分で胸もみもみしてガハラさんの
感触思い出しながらため息ついてるとか萌えると思うんだよ。
他者評価的にはパーフェクトでも、自己評価的にはそうじゃないんじゃ
ないかと思うし。

そこら辺言及ってあったっけ? 俺が失念してるだけかもしれない。
350名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 21:12:06 ID:LSchD+dY
かんばると変換したら姦張ると変換された
神原は「引き締まったいい身体をしている」とは自分でも言ってたかな
それほど真面目にツッコんだわけじゃないから好きに書けばいいかと
351名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 21:13:35 ID:dkvogohI
まあ、俺もそこまで真面目に考えてちゃんとしようと思ってるわけではないですw
確か、薙ぎ払い君に対して戦場ヶ原先輩の代わりに私はどうだとか
言ってた文脈で、そのような事を言ってたね。
352名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 00:37:47 ID:QZ2jqkRS
基本的に、忍以外の化けのヒロインは自分の体に自信持ってんじゃないかね
353名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 00:45:09 ID:K8pL1Rph
撫子「・・・」
354名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 01:05:30 ID:hDX0k3QS
八九寺「・・・」
355名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 07:42:50 ID:k9jXhySJ
>>354
自信ありまくりじゃん
356名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 09:13:37 ID:+JcTsukG
ラスボスちゃんも紐水着着るくらい自信満々だよ!!
357名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 10:10:03 ID:mDjA+xYl
阿良々木が吸血鬼の体でもどうしようもない致死性の病気にかかって
ひたぎが段々宗教にのめり込む話読みたい
358名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 12:47:58 ID:8S4B8V0X
また高度な寝取られを…
さすがパッションネトラレさんは違うな
359名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 17:35:23 ID:f2LdFj96
寝取られ元々好きだったのに、最近はついていけなくて困る
360名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 19:26:33 ID:hDX0k3QS
寝取られさんのネタは既に怪異のレベル
361名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 22:47:07 ID:HLGYOrfJ
頑張る駿河ちゃんもまだ成長期だから色んなとこ育つのかと思うと夜も眠れなくなるな。

NTRは読むのが辛すぎて無理だなぁ俺。
362名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 23:29:32 ID:BxiaS+i7
NTRと陵辱ってどっちがきついん?
363名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 00:18:58 ID:HLwGJBFB
羽川様に言葉責めされる阿良々木君が見てみたいものね
364名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 13:42:15 ID:9ujpVpxa
萩原子荻が昔挑んだ相手に哀川潤が協力してて
策を破られた上に敵地に一人取り残されて
しまう
子荻ちゃんの悲惨な末路とか読みたい
365名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 14:14:40 ID:NsAWbKbC
寝取られ好きだからなんか書いてくれりゃいいのに
366名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 14:37:07 ID:XFw/S0Vm
これこれ、こういう筋立てのSSが読みたいって繰り返しの書き込みは、
それ自体でリクエストというより作品なんじゃないかと思う。
小ネタより短いつぶやきSSと言うかさ
そうでも思わないとうっとおしさがつのるっていうかなんというか
367名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 14:59:58 ID:vMg+QQYk
なにかのきっかけで完全体に戻って暴れまわり阿良々木に取り押さえられるが
なんだかんだで人間には危害をくわえようとはしなかったキスショットがご褒美に耳とか全身を攻め立てられて感じまくる話が読みたい


・・・なんかうまくできないなぁ
368名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 23:07:03 ID:8edGiSdq
テストがあるから勉強教えてって言いながら保健体育の教科書を部屋に持ってくる姫ちゃんをだな
369名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 01:36:45 ID:XIFQFQrz
崩子「……不潔です」
370名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 01:40:55 ID:d7sNo6J0
毎晩毎晩、隣の布団でひとり声を上げて慰めるキレイめな理系お姉さんに耐えきれなくなって

隣のキレイめな武士お姉さんの部屋に逃げ込もうとドアを開けたら、そこでも武士お姉さんが声殺して慰めていて、

必死で下の階の美少女炊き枕の部屋に逃げようとしたら

どこからともなくアヤトリ糸に絡めとられてズルズルとある部屋に引きずり込まれてしまう

戯言使いの話が読みたい
371名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 01:47:18 ID:l+j4mdu5
そんな話を書いてみた、という魔女の話を読みたい
372名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 02:40:19 ID:gKzmlql9
>>371
それだと最後に引きずり込むのが姫ちゃんじゃなくて荒唐丸さになっちまう
373名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 20:30:24 ID:YRUqGzra
ガチムチとの絡みか、別の意味で目頭が熱くなるな
374名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 22:13:24 ID:XIFQFQrz
という同人誌を作った七々見悩み
375名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 22:20:07 ID:iR+p/OGF
七々見の容姿の描写ってあった?
376名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 22:31:58 ID:YRUqGzra
>>375
挿絵なら戯言遣いとの関係であったよ
作中の描写はあったかなぁ
377名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 22:36:19 ID:iR+p/OGF
そうなのか。新しいのまだ読んでないんだありがとう。
378名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 00:36:14 ID:7vZ1JLGu
今更ながら猫白読了。あれか。
ガハラさんはつばさキャットOP絵のごとく、バサ姉様の全身を揉みしだきながら洗いあげたワケか。
379名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 03:23:08 ID:3uxLhfjS
にゃにゃにゃにゃみにゃにゃみさんはもっとお嬢様然としてるかと思ったらかなり腐女子ルックスだった。
でもあれで、いーちゃんの信頼厚くて、真心の暴走時もひとりだけ軽傷だったんだよなあ
380名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 18:51:15 ID:/2zEJhnb
ななななななななみさんはもしかしたらじつは忍野達の同級生だったみたいな西尾脳内設定があるのやもしれん

子荻ちゃんの新作マダー
381名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:01:53 ID:iUUI8V9S
魔女と戯言使いはそんなに仲良くないだろw
魔女が凄いだけ。
382名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 21:56:07 ID:uafZUd1m
仲は良くないが信頼はしてるんだろ
383名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 22:30:50 ID:jH36Fabx
伏線だけから読み取ると、一体どんな化物が住んでいるのかと思ってたのは俺だけじゃないはず
そしたら限りなく一般人だったが、逆に一般人でありながらあそこに居座れる精神が凄いんだろうな
384名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 23:19:25 ID:3uxLhfjS
真心の暴走時に、みいこさんや力失ったとは言え抱き枕ちゃんでさえ運ばれていったのに
一人だけ自力で歩いて、しかもいーちゃんに捨てぜりふをのこしていった「最悪の魔女」。

その正体は……!
385名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 00:17:39 ID:CIF1Dh4h
たぶん狐さんみたく物語に関われない特異体質なんじゃね?
386名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 03:41:39 ID:7EOzCh/X
もしくは特大の過負荷でも持ってたのかも
387名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 17:06:14 ID:itBK+hED
ばるかん後輩をえろろ木さんが愛でる夢を見た。
文章化できねぇ…。
388名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 17:59:44 ID:YaV4uoL+
で、戯言はいつアニメ化するんだ?
389名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 21:10:30 ID:LXCPPquH
タイトル付けに困るだろうし作者が戯言はアニメ化しないって言ってたから人間シリーズに期待かな

魔女さんとか音々さんとかぜろりんとか
390名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 04:32:30 ID:Lz+dXk2i
タイトルなんて適当でいいんじゃね?
個人的には戯言遣いと青色サヴァンなんかがいい感じ

まぁ化物語も当初は作者本人がアニメ化無理って言ってたわりにアニメ化されてるし
なんとかなるんじゃね?
391名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 15:11:57 ID:vkv6xrlA
人間シリーズは漫画化とかもあるしアニメ化もできそう
それやって成功したら戯言をお願いしたい
392名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 15:23:36 ID:IgE7maGe
アニメや漫画にしたら戯言の良さが全部潰されそう
393名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 16:10:13 ID:mhRUhTTi
一話15分で毎晩22時45分からFMにラジオドラマ形式で配信して欲しいわ。
394名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 16:14:36 ID:IgE7maGe
そんなことしたらサイコロの冒頭のさっちゃんの話だけで何話かかることか
395名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 16:30:46 ID:2W6csJMT
化物はひたすら会話するだけの話として成立したけど、
戯言はひたすら独り言をいうだけの話になる訳で…

ついでに化物と違って戯言は単純にボリュームが多いってのもある
化物は本編に関係ない会話でページの半分以上を使うが、
戯言は本編とも絡んだ独り言が多いからなかなか端折れないだろう
396名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 18:06:00 ID:8SMLwPMV
ぶっちゃけ子荻ちゃんが出るならブルーレイ五枚づつ買う
397名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 18:06:21 ID:01FfarVq
何にせよ俺得。
クビキリ初版から買ってるから、無銘だった頃が懐かしいw
398名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 21:26:45 ID:Fj7a60BN
「アニメ化不可能」ってのは『化物語』と『刀語』で覆されたからなぁ。
399名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 21:29:08 ID:SYwflPPf
なんか今スレはいつになく中身の薄い内容だな
だからといって俺に何かできるわけでもないが、本スレみたいな雑談で埋めるのはよしとこうぜ・・・
400名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 21:46:22 ID:XgV9prk2
そう思うならば、まずはその「自分に何ができるというわけでもない」という
思い込みを捨てる事だ。あらゆる事態において、何かをできない人間というのは、
その存在自体がレアだ。何もしていない人間なら有り触れているが。

ま、戯言だけどね。
401名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 22:06:34 ID:8SMLwPMV
なら儀式でもするかな

あ ふんぐるい むぐるうなふ わっふる いあ いあ!
それ るるいえ うがふなぐる わっふる いあ いあ!
402名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 22:22:27 ID:aLUJHIEr
真庭語2まだー?
403名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 22:36:04 ID:RnbMjHcJ
淫乱したみい子さんでも妄想してみるか
……なぜか姫ちゃんに抱きつかれてもまれてパニックなみい子さんしか出てこなかったが
404名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 22:38:02 ID:mhRUhTTi
人妻渚が昔のノリで兎吊木と添い寝するのとかどうよ。
ただしいーちゃんのベッドで。
405名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 09:44:10 ID:IRubEui8
残念ながらベッドは春日井さんといかだに占領されてます
406名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 12:23:41 ID:Vw9Rpe4U
つーか渚って誰よ。
玖渚をそんなふうに呼ぶのを初めて見たぞ。
407名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 12:42:09 ID:U4nLEnQT
普通に名前間違えてた…^^;
葵井渚とかそんな感じに記憶してたけど玖渚友か。
全然違ったわ。
408名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 12:45:13 ID:IRubEui8
409名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 15:53:17 ID:weZXLZUA
>>401ってなんかの暗号?
410名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 15:55:05 ID:8gscKFqO
クトゥルフ神話ネタと2chネタの融合
411名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 20:58:46 ID:iDh7t59H
このスレで唱えると忍が召喚されるという噂。
412名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 21:25:30 ID:DLpKwm9g
忍を召喚する呪文は違う専用のものがあるだろ
413名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 21:49:07 ID:AgCdlNl5
あの呪文を理解できない人がいるであろうことを
私はあらかじめ予測していました
414名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 21:56:03 ID:keft2PDG
ドーナッツに阿良々木君の精液をかけて「ぱないのー」と唱えると召喚できるはず
415名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 02:47:24 ID:jyMMa5do
いあいあはすたあ
416名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 22:18:18 ID:FZylSpIY
これはむしろわっふるさん召喚の流れ
417名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 22:30:37 ID:LQsTEqmB
ひたぎと女郎蜘蛛の怪異が読みたい。
418名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 00:42:11 ID:RT5iYRPE
>>417
エロエロに縛られるのか・・・胸熱だな
419名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 01:45:41 ID:sabP5zVB
アララァ木さんを調教する千石さんで
420名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 02:14:35 ID:diaq1N1P
貝木に調教されまくってリリースされたひたぎと、そんな彼女を受け入れるアララギ。
421名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 03:19:22 ID:FHfYAdww
ふと、わっふるさんが他スレに寝取られるという最悪の想像をしてしまった
422名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 07:30:49 ID:rV5mHwSu
月火ちゃんを彼氏の前でズンズン突きまくるマララギさん
423名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 09:27:56 ID:D/RMAE6w
寝取られさんが他スレに寝取られ中かもしれんw
424名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 09:41:18 ID:sZ9nJQOC
>>418
そして女郎蜘蛛の縛り方にダメ出しする神原後輩
425名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 10:30:33 ID:2tBBF0rX
「七花くんさーむーいー」

「そんだけ着込んでも寒いならどうしようもないだろ…」

「…つれないなー 」

的なのこい
426名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 12:46:21 ID:lvd79+ee
>>424
・・・想像して違和感のなさに吹いたwww
427名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 13:49:10 ID:oBJZtec2
>>426
あれ? どう考えても女郎蜘蛛の怪異が神原に弟子入りしてるんだが・・・。
428名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 14:01:52 ID:lvd79+ee
>>427
女郎蜘蛛さんを炊きつけてガハラさんをエロエロに縛り上げすっかり出来上がったところで
自身はエロロ木さんを美味しくいただこうとする神原、目の前で情事を繰り広げられて生殺し状態のガハラさんは
後でおしおきに後輩を嬲り尽くすわけですね
神原後輩はドMだからその展開こそ期待しているのですね

そして神原を超える手管に舌を巻いた女郎蜘蛛さんは今度はガハラさんに弟子入り
格好の駒を手に入れたガハラさんは次々と邪魔者を縛り上げて葬り去っていく・・・



あれ? 最終勝者は結局神原後輩なのか? それともガハラさんなのか?



つーか女郎蜘蛛さんが「おバカ」キャラになってしまった・・・
エロギャグなSSになりそうですな
429名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 19:38:52 ID:Jw7FTeOs
エロなし短々々編「しのぶドーナツ」です
傾物語まで一週間…妄想が止まらない…
430名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 19:40:59 ID:Jw7FTeOs

夕暮れ時、気分転換の散歩から帰って部屋に入ると、僕の影から忍が現れた。
普段ならまだ寝ている時間なのに、なぜ出てきたのかと言うと、今日は月に数回のドーナツデーだからである。
毎回前日ともなると、
「お前様、明日はドーナツじゃからな?な?な?」
と、金眼をキラキラさせて一晩中話しかけてくる。
ので、当日僕はせっせと自転車を走らせて買いに行かざるを得ないのだが、しかし今日、今僕の手にぶら下がっているのはミスタードーナツの袋ではなく、コンビニの袋だった。
「お前様、儂のドーナツは?」
「ああ、ごめん買えなかった」
「…は?」
「いや理由は分からないんだけど、臨時休業って張り紙がしてあってさ。向こう一週間ぐらい営業しないらしいぜ。」
吸血鬼Aは固まった。
メドゥーサと目が合ったかのごとくぴくりとも動かない。
何秒か経ったが動かない。
静寂の世界である。
…なんだろう、僕は時を止めるスタンド能力でも身につけたのだろうか。
吸血鬼だし。
と、一分程経って、吸血鬼Aは唇を震わせながらようやく動きだした。
「……儂のゴールデンチョコレートは⁉ポン・デ・リングは⁉オールドファッションは⁉フロッキーシューは⁉」
忍が絶望に顔を歪め、僕の足にすがりついてくる。
お前のそんな顔は春休み以来だな…
「とりあえず別のデザート買ってきたから、これで我慢しろよ」
コンビニで買ってきたロールケーキ、ティラミスが入ったビニール袋を差し出す。
最近のコンビニスイーツは少し値は張るが、結構凝っていて美味しいのだ。
「いらんわたわけ!そんなたまごっちが手に入らないからと言ってデジモンで誤魔化すようなマネを…吸血鬼を舐めるな!」
…いや、そんな人間ですらもう伝わらなそうな例えを使う時点で、吸血鬼でもなんでもねえよ。
お前なんて「あるくんです」で充分だ。
「仕方無いだろ、休みなんだから…次のドーナツデーに多めに買ってきてやるからさ。今日は諦めろ」
「………………………………」
頬を膨らませてむくれている。
いつからこんな情緒豊かなキャラになったんだこいつ。
まるっきり駄々をこねる子供じゃねえか。
そのまま僕の足にしがみつく忍を見ながら、どうしたものかと僕が頭を抱えていると、むくれた表情のまま、突然何の脈絡もなく、忍が僕のズボンのベルトを緩め始めた。
431名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 19:41:40 ID:Jw7FTeOs
「何やってんだお前⁉」
僕は驚いて足を引こうとしたが、もつれて尻もちをついてしまった。
落としたビニール袋のロールケーキがグシャッと潰れた。
呆気にとられている僕の目に写るのは、妖しく笑う忍の姿。
「ふふ…お前様が儂の食欲を満たせぬと言うなら、性欲の方を満たすしかあるまい」
ニヤニヤしながら両手をワキワキさせてにじり寄ってくる。
不二子に襲いかからんとするルパンの図である。
「いや!待て待て待て待て!無理だって!僕には愛する彼女がいるんだ!そんな浮気行為は絶対駄目だ!」
僕が両手を突き出し必死に抵抗すると、忍はフッと無表情になり溜息をついた。
「フン、冗談じゃ。お前様のような軟弱な男を襲うほど、儂は飢えとりゃせんわ」
「お、おう…だよな…唐突すぎて驚いちまったよ…」
「……まあ今日のところは勘弁してやるわい。次は間違いなくドーナツを用意するのじゃぞ。モンハンしながら待ちわびておるからの」
そう言うと忍は僕の影に沈んでいった。
至極残念そうな表情で。
…ていうかいつの間にPSPまで作りやがったんだこいつ。

その日の深夜、僕がベッドで眠りにつこうとしていると、横向きに寝転がる僕に向かい合う形で、再び忍が現れた。
「…なんだよ、エロいことなら無しだぞ」
「血を…」
「ん?」
「血を吸うのならよかろう?今満たせる儂の欲求はそれぐらいじゃろう…」
「…ん、わかった、少しだけな」
「……」
忍は僕の首元に顔をうずめると、ゆっくりとその牙を刺し入れた。
いつもより少しだけ強くしがみつきながら。
こうして、忍に血を吸わせる姿勢に新しいパターンが生まれた。

ちなみに、後日無事に営業再開したミスタードーナツで少し多めに買ったドーナツは、忍に差し出したその一瞬で消失した。
瞬きより速かった。
こいつは本当にスタンド能力を持っているのかも知れない。

おわり
432名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 20:56:59 ID:kMSAhuPp
なんだろう・・・せっかく書いてもらったのだが、ヤマもオチもエロもなく何の感想も抱けない
何を意図して書いたのかさっぱりわからないんだが
433名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 22:08:05 ID:QhiN1yT7
エロいらんかった。
434名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 22:29:15 ID:diaq1N1P
ひたぎ「いつのまにか私の膣に歯が生えていたの」
435名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 22:36:31 ID:ieVzEs7o
GJ
正直忍が出てくるだけで勃起する
436名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 06:37:02 ID:dPhnS4aL
gj。急に忍ものが来たので。
437名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 08:32:04 ID:brZ6f+eu
>>435
おまわりさんこっちです
438名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 10:20:59 ID:IoqwxOWp
紳士なら仕方ない
439名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 20:39:45 ID:DMcKgIAm
マインドレンデルさんに何を献上したら
子荻ちゃんを抱き締めることができますか

軋識さん、教えてください
440名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 21:35:53 ID:/g0yUJOH
どうやったらこのスレにエロエロなSSが投下されますか?

教えて下さい策師さん
441名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 21:54:58 ID:30+TZTMj
1.まず服を脱ぎます
2.迸る妄想をあらんかぎり浮かべます
3.PCを立ち上げてメモ帳を開き、本能の赴くまま妄想を書き連ねます
4.このスレに一切合切をぶちまけます
5.するとあら不思議、このスレにエロいSSが投下されているではないですか!
6.わっふるわっふる
442名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 23:10:32 ID:PTYE/QQE
・忍と素股や脇でH
・撫子とスク水やブルマやキャミでH
・八九寺と青空の下でH
・月火ちゃんとエンドレスH
・火憐ちゃんとお口でH
・火憐ちゃんとリモコンバイブデート
・火憐ちゃんと電車で痴漢プレイ
・火憐ちゃんに媚薬を飲ませてバイブ付きの乗馬マシーンに乗せて手足を縛って目隠ししてギャグボール付けてビデオ舞わして放置プレイ

どうや!!これでドエロSSが……
443名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 23:32:53 ID:Nw4U2TeR
とりあえず貝木がヒロインズの誰かを攻略しちゃうのかな。
444名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 03:21:10 ID:stIvpJsK
>>442
すでに半分くらいは投下されている内容じゃね?(笑)
445名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 09:45:16 ID:RYxfh3cJ
>>444
確蟹w
じゃ火憐ちゃん以外で
446名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 11:45:14 ID:FQ5HyPca
そろそろ阿良々木さん以外の男に襲われたり痴漢されたり自分からつまみに行ったりしてほしいよね。
447名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 13:03:47 ID:dc/rE4DA
戦場ヶ原・父が誰かに手をだして、ガハラさんに「新しいお母さんだよ」と……
448名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 13:08:38 ID:SlgG2TRK
竜宮レナみたいなことになって最後は風俗堕ちがいいな
449名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 18:18:54 ID:ylD7Mzh8
もう書き手さんは戻ってこないのかな
やっぱり馴れ合い云々のあたりが原因?
450名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 18:34:44 ID:LFjtAEHZ
書き手カマーんと思うなら、自分で書いちゃえ書いちゃえ〜。
何事も初めてはあるんだしな。
451名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 19:05:21 ID:6jZA+ZDj
通常営業に戻っただけかと
452名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 22:43:09 ID:U6I0vrXD
通常営業ならそろそろわっふるさんがくるよ
453名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 23:07:28 ID:stIvpJsK
あの馴れ合いうんぬんのあたりからがくんと減ったような。とくにコテをつけてる書き手さん達が。
わっふるさん帰ってこないかなー。傾物語が発売されたら忍新作を引っさげて戻ってきてくれるよねきっと?
454名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 23:45:14 ID:FH9uJLWU
刀語を見返しつつ輪廻ロリババア可愛いよ輪廻とやっていたんだが
ふと苦手意識多重投影は他西尾主人公達だと萌えキャラになるか否かと思い立った

とりあえず人識だと哀川さん+双識兄の外見に絵本さんの口調と性格だろうか
なんかトラウマってレベルじゃない気もするが萌えるぞ俺は
455名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 22:23:30 ID:YbMh2Ozv
ねーねーところでお前ら妹にするなら火憐派?月火派?
俺は断然八九寺ハァハァ
456名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 22:34:26 ID:VH0vaFiV
小学生男子だって化物語に出てくる子なら俺にとっては妹だ
457名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 22:45:40 ID:RNZ9yexw
僕は月火ちゃん!
しかし真宵ちゃんもいいなハァハァ

なでこはこっちが開発されそうで怖いのでやめとく
458名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 22:54:28 ID:bEpucXj4
アニメコンプリートガイドブックを見るに、西尾は撫子のキャラ付けが弱いと思って
偽で色々付け足したけど、花澤の声を聞いて撫子は化本編のキャラでいいと思った。出来上がった。
みたいな事を言っていたのでこれから先の撫子は黒じゃなく白のほうが強くなるんじゃなかろうか。
そしてまたも告白が。
459名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 23:09:10 ID:gK76uY2V
撫子的には、あの一連の黒行動は、拙い情報収集能力の結果たどり着いた
ある意味間違ってないけど間違ってる情報源を全面的に信用した結果では
なかろうか、と思っている。あんまり意味はわかってないんじゃないか、と。
460名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 00:18:27 ID:h0TNJZBA
なるほど 言われてみればそれが自然だなぁ。
撫子ってエロい場面での行動判断が、白黒のせいで若干想像しにくかったんだが
白多めのほうがよりらしくなりそう。
461名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 03:06:23 ID:c7u6dpR+
>>459
どう考えてもその間違った情報を吹き込んだのは暦お兄ちゃんと再開した時に知り合ったお姉さんですね
わかります
462名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 06:08:32 ID:BhgsMCFs
今スレは投下少なくて珍しく1000まで行きそうなペースだな
馴れ合いがどうのこうの言っていた輩は今のこの雑談ばかりの流れには何も思わないのだろうか?
463名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 10:12:59 ID:KM5/fHjp
これが望んだ世界なのでは
464名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 10:16:18 ID:h0TNJZBA
ぼくの壊した世界ですね。
465名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 16:10:52 ID:yDUmr8iA
いいえ、ぼくと忍の壊れた世界です
466名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 17:00:18 ID:Tv49TWyM
妹とか崩子ちゃん一択だろjk!
467名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 17:02:08 ID:EuZ36MgH
闇口が寝取られるのって背徳感凄くね?
468名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 11:01:55 ID:2frp8VNY
崩子ちゃん育成ゲーム出ないかなぁ……
完璧に育てる自信がある(´ω`)
469名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 12:40:35 ID:2MxcGOWk
せいちょうとかしちゃだめなの!
470名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 12:54:12 ID:4IWzBrin
愚かしいことを言わないでください
471名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 13:15:48 ID:QzCl6O+Y
俺は子荻ちゃん一択だな
472名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 15:09:54 ID:+8a3406d
子荻ちゃんみたいなお嬢様は用務員のおじさんにハメ撮りレイプでもされちゃえよ
473名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 15:20:47 ID:gEQnN2Xk
策士と奇策士繋がりでスワッピングとかすればいいと思うよ
474名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 15:44:36 ID:00Vq6rL8
秘策士さんは?
475名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 20:28:16 ID:cOVpfxyg
6P!そういうのもあるのか
476名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 21:19:12 ID:2MxcGOWk
考えうる六人の組み合わせと言えば・・・阿良々木×忍野×ドラマツルギー×エピソード×ギロチンカッター×ハートアンダーブレードか
怪異の王に男共がどこまで頑張れるかな?
477名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 23:33:29 ID:i5ePelPB
戯言使い・死色の真紅・死線の蒼・曲蜘蛛・崩子ちゃん・みいこさんだろjk
478名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 01:00:31 ID:U59/++Z+
いーちゃん・子荻ちゃん・姫ちゃん・崩子ちゃん・理澄ちゃん・真心ちゃん一択だろ
479名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 02:11:30 ID:9H2A3JKh
くろね子さん、夜月、ふや子さん、こぐ姉、ろり先輩、病院坂迷路(バックアップ)
でええやん?
480名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 18:39:19 ID:8lKjC2m4
ぜろりん、いおり、変態兄貴、大将、音楽家、哀川さん
で、ぜろりん総受け
481名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 20:12:23 ID:BHGfC/Jh
妹、妹、妹、妹、妹、熊の少女  でGO
482名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 20:59:50 ID:AA7FUM1u
兄も仲間に入れてやれw
483名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 21:36:27 ID:ypqq90hA
妹は、一番上の妹以外で頼む
484名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 22:28:20 ID:jKKXnhoB
「阿良々木さん、今日は本当に楽しかったです」
「な、なんだよ急に改まって……」
「迷子の私を救って頂いてからこの日まで、夢のような日々でした」
「八九寺……?」
「忍さんと羽川さんとなにより阿良々木さんとじゃれあって」
「やめろ…」
「本来なら味わえ無かったはずの時間」
「やめてくれ……」
「私は幸せでした」
「八九寺っ!!」
「できればもう少し……。叶うならいつまでもこの夢を見ていたかったです」
「待ってくれ……」
「でも夢はさめるもの。どうやら私はここまでのようです」
「そんなこと言うなよ!絶対に方法はあるはずだ!だから……」
「さようなら阿良々木さん。その……大大大好きでした!」
「待て!待ってくれ!!」
「えへへ……はにかみました」
「八九寺ぃぃぃぃ!!!!!」

「はっ!夢か!」
その日からおよそ1ヶ月間、僕が八九寺を家に保護し続けたことは誰にも責められまい。


勢いでやった
後悔はしているし反省はもっとしている
485名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 22:57:19 ID:VaNssRMv
その一ヶ月の間、僕が何をしていたかと言うと、だ。

「……八九寺ぃ」
「もう、ダメですよ、焦りすぎさん。それは一日一時間だけ、って決めたじゃないですかぁ……」
「……僕の名前を恋愛童貞喪失した思春期中学生のように言うな。僕の名前は阿良々木だ」
「失礼。噛みました」
「いや、わざとだ」
「甘噛みしました! はむっ!」
「わひょぉぅ!? そこはらめぇっ!」
「……やっぱり阿良々木さんは耳が弱いんですねぇ。戦場ヶ原さんに開発でもされましたか?」
「お前、ダメとか言いながらやる気満々じゃないか……」
「いやよいやよもスキーの内です」
「ああ、確かに最初は怖いんだけどさ、いざ滑ってみると意外とできるもんなんだよな、
 スキーって。僕も経験あるよ」
「実は私は経験がないのですが」
「そうなのか?」
「ええ、スキー処女です」
「何か、処女って言葉つけると、なんでもエロく聞こえるな……」
「それはつまり……私の初めてを奪った阿良々木さんは、もうそれで満足という事ですか?」
「え?」
「もう、私の事……エロいと思わないって事ですか?」
「や、やめろよ八九寺……そんなつもりは……」
「じー」
「そ、そんな風に潤んだ瞳で僕を見つめないでくれ……」
「誘ったのは阿良々木さんですよ?」
「だからって……そんな目で見られると……もう……もう!」
「我慢できない、ですか?」
「八九寺ぃ!」
「いいですよ、阿良々木さん……私をこんな風にした責任、取ってくださいね」

 という具合に、八九寺とやりまくりだった――

「という夢を見続けていたんだ」
「それをどうして私に直接言うんですか……」
「あ、いや、何か黙ってるのも気まずいし、八九寺だったら軽く流してくれるかな、って」
「信頼が重いです……」

                                     オチも無く終わる
486名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 22:57:33 ID:VaNssRMv
思いついたので続けた。
反省はry
487名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 23:54:10 ID:d+Y11w3h
悪く、ない むしろいい夢だった
488名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 02:48:59 ID:XIIkuZO9
ジャスト一分だ。いい夢見れたかよ?
489名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 07:46:55 ID:S9SUjWFK
なるほど、猫物語(白)で八九寺が
連行された事情か
490名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 10:28:31 ID:gY27b1YM
なんかイイ夢が見れそうでうれしい。
491名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 23:03:19 ID:TZCgslQj
なでこなでこ
492Happy Hppy X`mas 0/5  ◆G.tRihaqM. :2010/12/25(土) 00:28:10 ID:obpi2ORy
クリスマスってことで一つ。
5レスお借りします。

出夢、理澄、人識のお馬鹿なお話。
エロなし。
493Happy Hppy X`mas 1/5  ◆G.tRihaqM. :2010/12/25(土) 00:28:56 ID:obpi2ORy
「兄貴っ、今年のクリスマスはおいしーもの食べようねっ」
「そうだなー、去年は仕事でそれどころじゃなかったしなー」
「せっかくだから、小さいホールケーキ買ってきてー……あ、あたし、チキンレッグ食べたいっ」
「おいおい、クリスマスならターキーだろ? まだ日にちもあるし、適当に狩ってきてやるよ」
「……うーん、そこまで本格的じゃなくていいよっ。第一、ターキーなんてその辺にあるとこないし、
わざわざ買ってこなくても」
「うん? 確かにその辺にゃいないかもなぁ。でも、まぁ、かわいい妹のお願いだからな、僕が一肌脱いでやるよ」
「兄貴がそこまで言うなら……じゃあ、楽しみにしてるねっ」
494名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 00:29:25 ID:x8LV6XCw
傾読了。

真・八九寺に抱かれたい。
495Happy Hppy X`mas 2/5  ◆G.tRihaqM. :2010/12/25(土) 00:29:37 ID:obpi2ORy
夜更け、人識は一人机に向かって勉強をしていた。
普段学校はサボりがちだが、数日後の期末試験に向けて委員長に押し付けられたノルマをひたすら真面目にこなしていく。
変なところで律儀な人識だった。

「なー、零っちー、七面鳥ってどこにいるのかなー」

そこへ、背後から唐突に声がかかった――ベッドの上に腰掛けた痩せぎすの少女の姿。
黒い革のジャケットに細身のパンツ、腰まで伸びる黒髪――匂宮出夢だ。
勉強に集中していたとは言え、声をかけられるまで気づかせることのない出夢に、人識は内心舌を巻く。
人識はゆっくりと、首を捻り背後に視線を向ける。予想通りの厭らしい笑みを浮かべ、出夢はそこに立っていた。
「……何当たり前のように俺の前に現れて、挨拶もなしにいきなり訳の分からないことを」
「クリスマスったらターキーだろ?」
「いや、なおさら意味分かんねーし。人の話聞けよ」
得意気に返す出夢に対し、知らぬうちに半眼になる。
勉強の邪魔になるし、正直早く退散して欲しいのだが。
「とりあえず山とか探してみたんだけど、見かけねーんだよなー」
腕を組み、難しい表情を浮かべ考え込む出夢。
「アホか、七面鳥が山にいるかよ。つーか、日本に七面鳥って自生してるのか……?」
「知らねーけど、理澄のお願いだからな、兄としちゃあここは頑張っておこうと」
事情はよく分からないが、切羽詰った様子ではないようだ。真面目に取り合うのも馬鹿馬鹿しくなり、人識は机上に視線を戻した。
膨大なノルマをこなすためには、時間が惜しい。
「そんなに見たいんなら、動物園にでも行ってこいよ」
「おー、零っち賢いなー。よし、今からちょっくら行ってくるか」
なおざりな人識の返事に対し、出夢は関心したようだ。思いのほかあっさりと納得し、立ち上がる。
「……いや、今は夜中」
振り返るが、すでに出夢の姿はなかった。現れたとき同様、音もなく消えている。
「――って、行っちまったか。……にしても、あいつの妹は何でそんなもん見たがってんだ?」
人識は首を傾げたが、すぐにどうでもいいと思い直し、再びノルマに向き直る。
あまりにもあっさり出夢が帰ってしまったため、ホッとしつつも拍子抜けする人識だったが、
意識から無理やり切り離し、勉強に戻って行った。
さて――夜が明けるまでに片付くだろうか。
496Happy Hppy X`mas 3/5  ◆G.tRihaqM. :2010/12/25(土) 00:30:20 ID:obpi2ORy
「零っちー! ありがとさんきゅー!」

期末試験の初日が終わり、まぁまぁの手ごたえを感じつつ明日はどうだろうかと取り留めのないことを考えつつ歩く人識の前に、
やたらとテンションの高い出夢が現れた――いや、出夢のテンションが高いのはいつものことだが。
塀に腰掛け、足を組み、やたらと高圧的な笑みを浮かべてる。
「……疲れたところに兄貴と同レベルで疲れる奴が現れたなー……」
「ぎゃはははは! まぁ、そうつれないこと言うなって! 零っちのお陰で助かったぜえ!」
勉強疲れな上、躁状態の殺し屋に付きまとわれてうんざり顔の人識とは対照的に、出夢は上機嫌のようだった。
捕まってしまえば諦めるしかない、足掻いても無駄なことはこれまでの付き合いで分かりきっている。
「――俺のお陰って?」
腹を括り、足を止め、話に乗ることにした。どうせ付き合うなら短い時間で済ませたい。
試験はまだ始まったばかりだ。今日も帰れば委員長のノルマが待っている。
そんな人識の様子を気にすることもなく、出夢はノリノリで話を続ける。
「ほらー、この前零っちに相談しただろー?」
出夢の言葉に心当たりを思い浮かべるが、まったく身に覚えがない。
そもそも、相談なんて受けただろうか。
こちらの疑問符が顔に出ていたのだろう、出夢は「七面鳥だよ」と続けた。
「――あぁ、あのときの」
数日前の襲来を思い出した。人識は適当にあしらったが、思ったより出夢は真剣だったらしい。
「零っちの言った通り、この周辺の動物園をしらみつぶしに当たったぜえ。一番肉付きがよかったのは隣県の動物園だったな」
「肉付き?」
動物を鑑賞するにはどうにも相応しくない単語な気がする――まぁ、世の中にはそういう鑑賞眼を持つ人間もいるかもしれないが、
一般的ではないだろう。
「頭数が多かったのは西にちょっと行ったところのだな。一匹くらい消えても気がつかないだろ」
いや、いくら数が多くても管理はされているから気が付かれないことはないと思うのだが。
「個人的には一番近いところだと持ち運びが楽なんだけどなー。でも、せっかくだから労を惜しむことなく一番いいものを選ぶべきだよなー」
「持ち運び?」
いよいよ、不穏な発言だ。
そろそろ突っ込んでみたほうがいいのだろうか。
しかし、不用意に突っ込んで巻き込まれるのはごめんだ。こちらには遊んでいる時間は皆無だ。
期末試験の結果によっては、冬休みも更に膨大なノルマを押し付けられかねない。
「まぁ、そんな感じで、零っちのお陰な訳だ。本当ならここで礼をしておくべきだろーけど、まだ先の話だし、
僕もいろいろと準備があるからよ。それは後のお楽しみってことにしておいてくれよ」
人識の引きつった笑みに気づくことなく、出夢はそう締めくくった。塀から飛び降り駆け出そうとして、こちらを振り返る。
「――そういや、零っち。クリスマスイブって、予定あんの?」
「へ?」
目の前の殺し屋にはやたらと似つかわしくない単語に、思わず間抜けな声を出してしまう。
「……いや、学校あるし、兄貴もいねーし、一人だけど……?」
「何だー、遊んでそうな顔して意外に寂しい男だなー。友達いねーのかよ」
「うるせ」
「ぎゃは。気が向いたら遊びに行ってやるよー」
じゃ、と出夢は手を振り駆け去った。
後に残された人識は、ぐったりとした表情でそれを見送った。
あっさり解放されて喜ぶべきなのに、やたらと振り回されてる感があるのは何故だろう。
497Happy Hppy X`mas 4/5  ◆G.tRihaqM. :2010/12/25(土) 00:32:49 ID:obpi2ORy
23日の夜中、出夢は一人小高い木の上に立ち、目標を見下ろしていた。
冷たい風が頬をなぜる。ひときわ強く吹いて、長い髪がたなびいた。
眼下に見えるのは、小さい飼育小屋――先日人識に話した《肉付きのいい》動物園の、七面鳥の飼育小屋だ。
小屋の中には静かにひしめく動物の気配のみで、人間の気配は感じられない。
飼育係の動きや鳥の配置などはここ数日で調査済みだ。
ターゲットは、決まっている。
一番肉付きがよく、しなやかな脚をしたあいつだ。
ターゲット以外を刺激するのは忍びない。他の鳥にはうまく気づかれないように、騒がれる前に迅速に仕留めて
運び出さなくてはならない。
しかし動物の勘は下手な人間よりも鋭い。油断はならない。
「――下手な仕事より、緊張するもんだな」
目を細め、真剣な眼差しで飼育小屋を見つめていたが、やがて意を決したのか、一呼吸おいて小屋の数十メートル手前に飛び降りた。
音もなく着地し、そのまま駆け出そうとする。

「――おい、待てって!」

背後からの小さいが鋭い声に、出夢は思わず足を止めた。すばやく振り返る。
少しして、木の陰から学ランを着た小柄な少年が現れた――人識だ。出夢はほっと息を吐く。
「何だ、零っちか。……どーしたんだよ。それによくここが分かったな」
「お前の口ぶりからすると、きっとここだろうと踏んだんだよ」
人識が近づいてくる。背に手を回しているところを見ると、ナイフを持っているのだろうか。
「お前がシスコンなのは分かりきってたけどよ、まさかここまでとはなあ」
呆れた口調で人識は呟く。その姿に特に殺気は感じられない、が。
「俺ずっと考えてたんだけどさ、お前の話の意味がようやく分かったよ」
逆光で、表情はよく見えない。
出夢は人識に気取られないように、臨戦態勢をとる。目標はすぐそこだ。たとえ人識だろうと邪魔はさせない。
人識は、あと数歩の距離で足を止めた。
「こういうことだろう?」
背後に回した手を、前に出そうとする。それが出る前に出夢は駆け出し、腕を振り上げる。
手加減なしで人識を袈裟懸けに薙ごうとした。が、それは寸前で止まった。
498Happy Hppy X`mas 5/5  ◆G.tRihaqM. :2010/12/25(土) 00:33:20 ID:obpi2ORy
「何だ? これ?」

出夢の攻撃を前に、人識は微動だにしなかった。その手には袋に入った一塊の骨付きの肉が握られてる。
見た目は鶏のようだが、かなり大きい。
「お前の探し物」
そう言って、人識はこちらに肉を放った。出夢は落とさないように慌てて受け取る。
「これって、もしかして?」
「ターキーレッグ。七面鳥の肉だよ」
人識は笑みを浮かべて出夢を見やった。知らぬうちに出夢の頬が赤く染まる。
「……これ、どうしたんだ?」
「普通に肉屋で買った」
「……売ってたのか……」
出夢は肩を落とし、力なく座り込む。今まで気張っていたのは、何だったのか。
「大体、お前の話し方が紛らわしいんだよなー。何でターキーが喰いたいってところから狩るほうに話がいくんだよ」
「……いや、売ってないかと思って……」
「いくら匂宮の殺し屋だからって、狩ること前提って常識なさすぎだろ。普通に『どうしたら手に入るか』を聞きゃよかったのに」
「……」
肉の入った袋を持って、足を抱え、小さくなる出夢。
「まぁ、何にせよ、無事に手に入ったってことで、めでたしめでたしだな」
「……ありがとな」
立ち去ろうとする人識に向かって、口の中で小さく呟く。
「あん? 何か言ったか?」
案の定、人識には届かなかったようだ。
まぁ、いい。
弱みを見せることもないだろう。
「ぎゃは! 余計なお世話だボケって言ったんだよ!」
出夢は勢いよく立ち上がり、抜きざまに人識の頭を叩き走って逃げる。
「てめえ! それが恩人に向かって取る態度かよ!」
気色ばむ人識を見やり、出夢は満足げに笑う。
(――やっぱ、僕たちはこうじゃなくっちゃなぁ)

「ぎゃはははははは!」

哄笑が、真夜中の動物園に響き渡った。
499Happy Hppy X`mas 6/5  ◆G.tRihaqM. :2010/12/25(土) 00:33:50 ID:obpi2ORy
「メリークリスマスーっ!」
「おー」
「? 兄貴、何か疲れてない?」
「いや、肉を手に入れるのにやたらと骨が折れてな」
「そっか、わざわざごめんね。……でも、このお肉おいしーよっ! ありがと、兄貴っ!」
「理澄のその言葉が聞ければ、僕はそれで満足だ」
「ほらっ! 兄貴もおいしいものを食べれば元気出るよっ! ケーキ食べてっ!」
「……あれ? このケーキ?」
「んー、本当は買ってこようと思ったんだけど、せっかく時間もあったし、作っちゃった。……お店のケーキの方がよかった?」
「そんなことねーよ。……うん、うまいよ」
「よかったっ! 兄貴、本当にありがとねっ!」
「こちらこそ、ありがとな」
「来年も、よろしくなんだねっ!」
「あぁ、こちらこそ」

「ハッピーハッピークリスマスっ!」
500 ◆G.tRihaqM. :2010/12/25(土) 00:35:15 ID:obpi2ORy
おしまいです。
改行多すぎて1レス多くなりました、ごめんなさい。

では、みなさんもメリークリスマス。
501名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 00:35:32 ID:ApJPY6fB
急展開すぎ
502名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 01:29:43 ID:A8FCM2BA
傾読んだ
ヒロインがどうみても八九寺じゃなくて忍だ
これは今後にwktkせざるを得ない
503名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 05:43:41 ID:x8LV6XCw
>>500

やっぱこのカップルいいなあ……
504名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 13:32:37 ID:3iTfmzi9
傾読んだよ・・・とりあえず西尾の小説の展開を予想するなど不可能だということがわかった。内容は面白かったですよ。でも読んだ後頭の中をかき回された感じがした。
505名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 13:57:56 ID:RyX7Iz8g
無粋なこと言いたくないが公式発売日まではネタバレは自重だぜ
まあ、ネタバレって程じゃないから突っかかることはないかもしれんが
506名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 14:05:17 ID:3iTfmzi9
>>505
すまない。公式発売日25日だと思ってた。話せるようになったらまたきます。
507名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 14:06:56 ID:Rh1vgHsH
公式発売日すぎてるし本スレももう解禁してる
508名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 18:03:38 ID:RyX7Iz8g
うわ本当だ、申し訳ない
てっきり公式の発売日は27日かと勘違いしてた
509名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 18:25:00 ID:AZNRU+MO
凄いな、今作w
ハートキャッチロリリ木さん無双ではないか!
のぶえもん鎖骨触らしてのぶえもん
忍ペロリスト大量爆誕の予感

この展開、実はわっふるたんは
維新たんの怪異な気がしてきた
510名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 20:20:26 ID:Ee5aVn8L
熱が冷めてしばらくスレから離れてたけど今作で復活!

忍マダー?
511名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 22:38:35 ID:A8FCM2BA
わっふるさんはみんなの忍SSがほしいという思いが生み出した怪異だったのかwww
だけど最近いなくなってしまった・・・まさか成仏してしまったのか!?はたまた過去を変えられてしまったか
512名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 00:58:40 ID:D+d3wjrd
ルートXのキスショットが自暴自棄になりながらパラレ木さんを思ってオナニーするSSマダー?
513名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 02:18:29 ID:UBjotbNk
むしろどのルートでも驚くべきことにガハラさんが彼女になるらしい
514名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 03:11:06 ID:bhILF4zK
どのルートでもではないんじゃね?
数学的に考えて
515名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 03:36:39 ID:2Y6wUm+a
つまり……寝取りですね。別ルートじゃ全部ファッション彼女で。
516名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 14:11:02 ID:vfEa3y4U
>>511
傾物語ののぶえもんに満足してしまった
みんなの思いがわっふるさんを消滅させてしまったとか
いや時系列が合わないか
517名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 14:24:48 ID:UmJbAkyk
いや、満足はしてないだろこのスレ的に。
花火をする三日間のあいだ昼間は二人で何を(ナニを?)していたのかわっふるさんに描写してほしい。
518名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 17:13:46 ID:6KznMPUz
そうかわかった!
しのぶタイムまで待ちきれなかったわっふるさんは西尾を拉致監禁して今回の話を書かせたに違いない!
西尾の世話と原稿チェックで忙しくてこのスレに来れないんだな
519名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 17:19:05 ID:vfEa3y4U
むしろ西尾本人説
だとすると来年は忙しくてSS書いてる暇ないかも
520名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 17:38:39 ID:gaxl44dK
まあ真面目に考えて冬コミに客かサークル参加で忙しいんじゃないの。
今回強そうなとこでホムンクルスの撫子と忍ちゃんシリーズもあるし。
忍ちゃんのはサンプル見るとイラマフェラみたいなのもあって多分好みだろう。相手忍野だけれど。
521名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 17:51:38 ID:EqtRSlbI
   ○○○
  ○ ・ω・ ○ <私は決め顔でわっふるわっふる
   ○○○
  .c(,_uuノ
522名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 18:04:02 ID:MDUO4myL
      ○。○
 ミ ハックシュ ○  o ○
`ミ`д´∵゚。o ○
c(_uuノ ○○ ○
523名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 18:04:43 ID:MDUO4myL
  ∧∧
 ( ・ω・)  ○○○
c(_uuノ ○○ ○○○
524名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 23:05:57 ID:LrWxOLY8
お前らにわかるか?
傾物語を読み終わった後ホクホク顔でQRコードを読み込みクイズに答えようとした瞬間
「お客様の携帯は非対称です」と言われた俺の悲しみがッ……!!!!
525名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 23:10:31 ID:2KkmSxTL
まあ、確かに最近の携帯は左右非対称なデザインが多いよね
526名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 23:14:28 ID:LrWxOLY8
ゴメンスルーして
527名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 23:21:19 ID:TeDeSz7o
ガチでコーヒー吹いて携帯がベタベタになったぞどうしてくれる
528名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 23:36:02 ID:LrWxOLY8
今から過去行って止めてくる
529名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 00:23:02 ID:p6orjZ7l
クソワロタwwww
530名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 00:54:15 ID:laJQbB0M
そしてLrWxOLY8さんが戻ってくると
このスレに誰も居なくなるんだなw
531名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 12:16:27 ID:ci7ARuB8
まぁ、夜には大量に涌き出してLrWxOLY8さんを襲うわけだが
532名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 12:20:28 ID:4aog87zq
もちろん性的な意味でだ
533名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 12:42:36 ID:ttcSWNtv
じゃあその間、俺は大人八九寺とおこめプレイしてるわ
534名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 18:39:24 ID:fsu9cqI7
>>533
さんを付けろよ
535名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 00:20:43 ID:fOcukfBs
バサ姉って誰が言いだしたんだっけ
気付いたら定着してた気が
536名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 00:22:33 ID:KCNUXV5K
八九寺がDVDでテンション高く
537名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 01:20:17 ID:ZSfyGR72
ハッチとバサ姉の化☆物TALKING!

というラジオ番組があってだな・・・まあ嘘なんだけどさ。
538名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 08:11:28 ID:KCNUXV5K
傾読んでると忍が色々フリーダムなので百合でも阿良々木さん以外との男とでもいけそうと思いました。
阿良々木×忍派の人がこなければいつかきっと書きたい。
539名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 11:02:51 ID:OIbUo7eW
そうか?
昔はともかく阿良々木に会ってからは阿良々木ひとすじメロメロにゃんにゃんな気がするが
540名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 11:26:25 ID:KCNUXV5K
読み進めていくうちに色々な忍が出すぎててもうなんでもありかなと。
一途でも、性に奔放でも、pdf書きの人っぽいネタ全開忍とか。
大体なんだよ、忍のふしだらな唇って。わっふるじゃん。
541名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 12:29:50 ID:VAQOCgD9
キスにエロい意味なんてないよ
542名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 14:27:14 ID:6pt+6JUH
あばらコキからの射精はなかったよね。
543名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 15:36:29 ID:mbsBLpHV
真宵P足元は気づかないよorz
店内2周したよ
544名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 19:54:57 ID:tj+Mp0aF
ギップルさん来ないな
はっ!まさか奴め……我が身を犠牲にして冬コミを!!
545名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 20:20:09 ID:OIbUo7eW
そんなクサい真似がギップルにできるわけないw
546名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 19:06:31 ID:uZ2eHW1V
忍ってエロ担当なとこがあったけど今はどう考えても処女だよね。
547名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 19:49:32 ID:KDTXNLp9
エロ担当で処女だよ
548名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 20:24:38 ID:T23uHVRi
ばるかん後輩か!?とおもったが彼女は意外とまともだた
549名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:46:03 ID:umb2D04r
とりあえずロリ羽川をどうやって毒牙にかけようか考えようじゃないか。
550名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:56:39 ID:+Ie/6oy6
竹籠につっかえ棒して下に本を置いておく
551名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 00:59:14 ID:X1IpTc/b
あびゃびゃびゃびゃびゃ

傾の忍に萌えまくって
三日間のエロSS
アナラ木さんが今回就寝時の忍オナニー
つばさキャット家出時の忍オナニー

ついでに八九寺さんネタ(八九寺さんが心細さで、昔助けてくれた人を思ってオナニー)とか
Aルート八九寺ネタ(パララ木さんが八九寺さんと比較しながらセクハラ)とか
この先扇ちゃん出番増えたとき用のアイデアとか

これらをまとめてたUSBメモリがぶっ壊れた \(^o^)/

もういいや
三日目の用意して寝よ
552名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 01:04:14 ID:yYeS62Eq
>>551
さあ、さっさと過去に戻ってUSBデータを救ってくるんだ
おにゃのこの自慰好きの同士として是が非でも見てみたい
553名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 01:39:22 ID:umb2D04r
>>551
かわいそす。哀れすぎて何も言えねえよ。
554名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 05:51:17 ID:2ErNtc3u
ああ。あなたがUSBデータを失うことを私はあらかじめ予想していました。
555名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 09:23:06 ID:cc1E3XjR
大将に取ってきてもらいなさい
556球磨川 禊ψ ◆DMZBuMECHA :2010/12/31(金) 09:42:57 ID:GZkmM3zq BE:1366114638-PLT(12203)
@Reply:>>551
『私は球磨川 禊の絵をスキャンしたデータを入れたSDメモリーカードが壊れたな。』
『あの時は本当だったよ。完全に絶望的な気持ちとなりました。』
557名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 13:38:22 ID:ccwcOoWl
P2Pでひたぎのハメ撮りを流出させてしまう阿良々木さん。
流出画像を嬉々として掲示板に貼りまくる撫子ちゃん。
558名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 16:24:59 ID:Vg1lqJVD
コミケでわっふるさんに会った。
次回のイベントで忍との本番を出すらしいぜ。
559名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 21:44:32 ID:umb2D04r
微妙にほんとっぽくも、うそ臭い話しだなぁ。
560!hachikuji 【1860円】 :2011/01/01(土) 00:48:04 ID:zaLiEye5
あけおめ
561名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 00:50:41 ID:qFOTyeJp
ひたぎの姫始めの相手は誰かなっと。

今年もよろしく。
562名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 03:53:03 ID:1i2H7H2B
今夜は寝かせねーからな!なんて言ってた割に自分が満足したらさっさと寝ちゃう火憐ちゃんマジ妹
563 【小吉】 【1782円】 !araragi:2011/01/01(土) 14:13:16 ID:HFlifdaS
あけおめ!!
564 ◆DrRRDNaiwI :2011/01/01(土) 23:30:15 ID:Fh4qzFIv
あ…ありのまま 今 読み終えた感想を話すぜ!
『俺は八九寺のだべりオンリーのやおい雑談本を読んでいると思っていたら
わっふるさんが好きそうな忍オンリーのハートフルストーリーを読んでいた…』
西尾本人説だとかわっふるさんの陰謀だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしい西尾の暴走の片鱗を味わったぜ…

そんな訳で傾とは全く関係のない小ネタを投下させていただきます
八九寺さんとか放置中のバサ姉の誰得シリーズものとかガチエロとか書きたいけれど
つい数十分前に傾読み終えたばっかの俺には無理なんで神降臨に期待
ロリ羽川は俺の嫁!リアルバサ姉は阿良々木さんの二番手だから、
ロリぃルートXの方は俺の嫁な!阿良々木さんにだって譲らねーぞ!

『愛を感じるその行為』
ケース1:神原と

「…なんで僕はわざわざ隔週で彼女でもない女の部屋を掃除に来てるんだろうな」
「そこが阿良々木先輩が阿良々木先輩たる所以だろう」
「ま、こうして神原と(ほとんど役に立たないけれど)一緒に掃除をしてるのも楽しいから、いいんだけど」
「うむ。なんというか、新婚のようなシチュエーションだな」
「同意しないでもないが…絶対ガハラさんに言うんじゃねえぞ」
「はっはっは。また阿良々木先輩の弱みを握ってしまった」
「ふん。知ってるんだぜ神原」
「うん?」
「…『委員長とツンデレっ娘』」
「…!?」
「……『淫乱委員長と鉄壁ツンデレっ娘、禁断の放課後』」
「……!?」
「………『敗れた委員長と勝ち得たツンデレっ娘の淫らな逢瀬』」
「………っ!?」
「お前みたいな嫁は嫌だ。絶対に嫌だ」


ケース2:羽川と

「…で、ここをこうして…」
「ふんふん…」
「それで、ここはイオン反応式をたてればいいでしょ?」
「おー」
「で、後はその解を使って電子量を求めれば」
「…出来た。本当、お前は何でも知ってるんだな」
「言わないからね?」
「うわあああああああああ!僕の癒しがまた一つ姿を消したあああああ!」
「…はあ。あのさ、そんなに言わせて楽しいわけ?」
「ああ。ぶっちゃけあの台詞だけでご飯三杯はいけるな」
「…阿良々木くんの性癖が分かってきたから、何でもは突っ込み入れないよ?入れられそうな所だけにする」
「キタ――――――ッ!」
「……はいはい、ご飯三杯は食べなくて良いから三倍勉強しましょう」
565名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 18:26:38 ID:NHe6Qew0
うっほほぅ!久しぶりのSSうっほう!乙ほう!
ご褒美に飛沫ちゃんの胸にいつでも飛び込んでいい券を上げるうほ!
566名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 23:56:24 ID:y07l2o3A
「何でもは突っ込まないわよ、突っ込んでいいのは阿良々木君の××だけ。」
567 ◆DrRRDNaiwI :2011/01/02(日) 23:58:44 ID:cA5amGXI
>>565
要らん!それはあんたに進呈するので俺は魔王様に調教される権利を要求する!
あと飛沫ちゃんの致死武器で思い出したけど斧乃木ちゃんも俺の嫁な!

傾を読んで以来気合い入れて探せばバサ姉や神原が幸せになってる世界もあるんじゃないかと
淡い期待を抱いたのに忍野の追伸に叩きのめされたでござる
568名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 00:11:08 ID:KnYpkllb
いやいや、無数の世界の中で八九寺が助かる流れの世界がほとんど唯一なんだから
バサ姉や神原が幸せになる世界もそれぞれ一つぐらいはあるだろう

というかメタ的な事を言えば、無数の世界って設定なんだから誰かがその世界を書いてくれれば、
その世界は存在できるとも言えるよね(チラッ
569名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 00:51:17 ID:ZHeEJJ36
逆に地獄先生ぬ〜べ〜の枕返しの回みたいに
登場人物は生きてる事は生きてるけどある意味悲惨な未来になってるって
世界もあるって事か…

それこそ寝取られさんの言うストーリーのような
570名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 01:07:12 ID:z/QeBKvh
傾はルートって設定を出すことでエロパロによりマッチしやすい世界観になっているような。
とりあえずエロパロでも忍や羽川ルートなのがあるし。
571名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 04:35:41 ID:1v0hVx2z
ちなみにまよいマイマイのOPはいろんなルートの八九寺を招集して収録しました
これも八九寺Pのなせる技です
572名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 14:44:56 ID:NVqoRkBz
つまり神原が文字通り阿良々木先輩の性奴隷となってヤり倒しているルートもあるわけだ。
スルガスキーの俺にはたまらんな。
573名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 15:19:52 ID:Av2zT74c
しかしどのルートでも、阿良々木さんの嫁枠レースはツンデレちゃんという本命が
574名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 16:13:19 ID:GfrjX8jR
>>571
だったらもっと頭身とかスタイルとかちゃんとしろよ、アニメ作画スタッフ!w
575名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 20:37:30 ID:ozukumXx
>>535
佰物語じゃね?
576名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 20:47:22 ID:GfrjX8jR
ニコ動で全話生放送中なんだが、八九寺ってやっぱり可愛いな。
どれくらい可愛いかっていうと、デビル可愛い。
577名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 21:22:01 ID:wBVPESjK
撫子はサタン可愛い
578名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 21:43:08 ID:KnYpkllb
「ヒタギサンハエンジェルカワイイナー」
「何故そんなに露骨な棒読みなんじゃ、あるじ様」
「…………お察しください」
579 ◆BAKEWEHPok :2011/01/05(水) 07:08:37 ID:PZwXx3/V
投下します。
暦×忍
エロはフェラ&和姦イラマチオのみ
少々マニアックです。
580 ◆BAKEWEHPok :2011/01/05(水) 07:09:14 ID:PZwXx3/V
しのぶホール

「うーむ」
勉強机に向かって早くも一時間。今一歩集中力が出ないまま夕方になりそうな時
突然に足元から大きな音が響く。
「ぱないの!」
何故だかドヤ顔の幼女吸血鬼が頭だけ床から出していた。
「意味わからねえよ」
「なんじゃ驚いておらぬのか」
突然ではあるが、大の大人である十八歳の高校生を叫んで驚かせようとは人生を舐めすぎだ。
まあお化け屋敷のお化け提灯を見習い足を舐めたり、ホラー映画を見終わった後
すぐ足元から叫ばれたら驚いていたかもしれないが。
これはこれでそんな事されようもんなら思わず幼女を足蹴にしてしまう
光景が写って僕の沽券が下がりかねないので遠慮してほしい。
「小学生を無意識に誘拐するおまえ様の沽券などとっくにありゃせんわい」
「心の声につっこむな。突然なんなんだ」
驚かなかったのが不満らしく、少し頬を膨らませて頭だけの忍が影に沿って椅子の周りを回りだす。
生首が動いてるみたいでなんだか怖い。
「おまえ様を驚かせるとじゃな、儂も胸の辺りが縮み上がって面白いのじゃ。驚かせて驚いて二倍おいしいぞ」
わかるようなわからないような返事。驚いて喜ぶのが微妙にMっぽくはあるのだけれど。
「まあいいや。勉強してるから後でな」
あまり進んでいないが成果が出ないまま終わるのも面白くないしな。
「邪険にするでない。そろそろじゃろう。ミスタードーナツに行くにはいい日じゃ」
あー、言われてみれば忍と前に行ってから、もう一ヶ月ぐらい経つのか。
そう思うとあっさりと前言を翻して椅子から立ち上がる。
当然勉強するのが面倒になってきた、わけではなく忍との約束が大事だからだ。

「用意するから忍も影から出ろよ」
そう言うと忍は目を光らせてすーっと音もなく影から身体を覗かせた――――
わけでもなく、じたばたと首を振ったり俯いてみたり回ってみたり頭の登頂まで沈んでみたり
首が半ば床というか影に埋まったままひとしきり暴れてから顔をあげ
「これ以上出れぬようじゃ」
と、わりととんでもない事を言い出した。
「ど、ど、どうすんだよ!」
「慌てるでない。少々おまえ様の血が減っておって力が出ないだけじゃな。影の中で身体が安定しておる」
「血飲めばいいってことだな。抱く――のは無理だから僕が寝そべれば吸えるだろ」
横になろうとすると忍は首を振る。
「今日のメインディッシュはドーナツでお前様の血はデザートにしたいから今は吸いとうない」
と、もっととんでもない事を言い出しやがる。
「おまえには吸血鬼としてのプライドはないのか!」
「プライドは置いてきた。ミスドにはついていけそうにないからのう」
「プライド弱いな!」
ドーナツ以下のプライドって弱いとか安いってレベルじゃねえよ。それに伴って僕の血の価値も
ストップ安で下がってしまいそう。落ち込みそうな僕を尻目に忍が偉そうに指図してくる。
「あるじ様よ歩いてみるがよい」
言われた通り部屋を歩き回ると僕の影に引っ張られるように忍もついてきた。
スムーズな動きは水面を流れゆく舟のよう。
「問題ないようじゃな。行こうかの」
「問題あるわ!生首連れて外歩けるか!」
金髪幼女の頭を足元にくっつけてる男子高校生がいたら通報じゃ済まねえよ!
「日常に潜む非日常に佇むあるじ様と言ったとこじゃのう」
581 ◆BAKEWEHPok :2011/01/05(水) 07:09:46 ID:PZwXx3/V
かっこよく言ってもそこらを闊歩してたら怪奇人物だ。そんな奴見かけたら僕でも逃げるよ。
「それにだ。自転車にしろ歩きにしろ地面と変わらない位置に顔があったら砂やら小石やらで危ないぞ」
首だけでミスドに入店しても食べれないしな。
「ふむ、駄目かの。んぅ……?」
くんくんと匂いを嗅いで上を向く。
「それはともかく先ほどから気になっておったのじゃが机の上から漂う匂いはなんじゃ?」
「カ□リーメイトだよ。ドーナツの代わりでいいなら食べるか?」
食べかけでブロック状の形が崩れているのをしゃがみこんで差し出すと
腹が減っているのか忍はかぶりついた。
もふもふと口が動いてごくりと飲み込み一言。
「微妙じゃ」
まずいってわけでもないが、お菓子のドーナツと比べればそりゃそうだ。
バランス栄養食であって、時間が無い時にでもさくっと食べて腹を誤魔化す、そんな程度の食品だろう。わりと好きだけどさ。
「一応もう一つ頂こうかの。あ、ついでにお茶も頼むぞ」
足元から偉そうに頼む忍へしょうがなくブロックの残り、ちなみにメープル味とペッドボトルのお茶を差し出す。
ブロックを噛み砕いて飲み込ませ、お茶を傾けて飲ませてやって、視点の低さと相まって子犬に餌をやっているみたいだ。
っていうか見た目は生首幼女に餌やってる時点でどこか猟奇的光景にだろうなあ。
なんだかんだと、むしゃむしゃ、ごくごくとブロック三つ分とお茶を空にするまで飲み干してしまった。
「まあまあじゃった」
「僕の分まで食べてその台詞か」
傲岸不遜とはお前みたいのを言うのだろう。まあいいけどさ。
「ではミスタードーナツに」
「行くのかよ!いっぱい食べただろうが!」
「これはオードブルだからメインディッシュが残っておるのじゃ」
「だから外歩けねえよ!」
「むむ、しょうがないのう」
そう言って半眼になって笑うと
「では、あるじ様の青臭〜い前菜を儂にくれぬかのう」
と、口を小さいなりに大きく開いて膝立ちになっている僕を見上げた。
忍の口内はたった今までカロリーメイトを食べていたとは思えないほど綺麗で、白い貝殻を規則正しく
並べた艶めいてる歯にも、薄紅色の花弁を重ねたかのような舌にも、粉の一つもついてはいない。
「なんのことだよ」
「いつもやっておるではないか。精を飲ませてくれれば力が多少戻るので出れるようになるぞ」
確かに血の代わりにもなるって前に聞いたし、僕の忍に口には言えないような事をしちゃってたり
逆に忍に口でしてもらったりと、もう色々とやっちゃってる自負はある。あるのだけれど…………
高さが30cmもないだろう忍の首と頭だけが床にちょこんって感じに置いてあって
あーんと開かれた口からは舌がチロチロと、そこに収まるであろうモノに触れているかのごとく動いていた。
いやいやいやいやいや、流石にこれは、流石の僕にだって、流石の僕であろうとも
この光景はマニアックというか、いっそ悪趣味というか
人としての境界線を走り幅跳びで世界新出して跳び越えてしまったと思ったら
実は大気圏にまで飛んでしまっていたかのような慄きを感じてしまう。
なんだよ、大気圏突破って。吸血鬼どころかガンダムだよ。どのガンダムが突破できるかはよく知らないけど。
582 ◆BAKEWEHPok :2011/01/05(水) 07:10:08 ID:PZwXx3/V
「やる気になっておるようじゃの」
だというのに、ズボンの中にある僕自身は顔だけの忍を見て、いつも気持ちよくしてくれる忍の口内を見て
条件反射のようになんだか堅く膨らんでいた。うーむ我ながら節操がないというかなんというか。
「わかったよ」
とはいえ不承不承という態度を取りつつも、ほんの少し、あくまでもほんのちょっとだけ
この異様と言ってもいいシチュエーションに僕も心惹かれていた。
さながらチョウチンアンコウの疑似餌に惹かれた小魚といったとこだろう。忍にアホ毛の一つも欲しいとこだ。
ズボンの前を開けると忍が嬉しそうに口を大きく開いて舌を伸ばす。
トランクスをあけ自分でもよくわからないくらい大きくなっているモノを
窮屈な下着から抜き出すと忍の眼前に近づけると吐息が触れるのがくすぐったい。
「少し上向いてくれ」
指示通り見上げる忍の傍らに膝をつけ、忍の頭をボールを持つように支えると
突き出された舌と口内へ腰を突き入れた。
「んぐっ……」
忍の体温が直に伝わってきて滅茶苦茶暖かい。
小さな吐息が唇から漏れだし、やたらと柔らかい舌を巻き込んで幹の半分ほどが忍の口内へと入り込む。
ありえないシチュエーションながら、忍の口の中はいつだって気持ちがいい。
まだ舌を動かしていないのに八歳児相応の窮屈なほど小さくて、そのくせ熱くぬめった咥内は入れているだけで
やんわりとくるまれ暖かく、円の形をした唇がぴったりと張り付いてなんというかただただ気持ちがいい。
「うおっ」
とはいえ忍が咥えたままでいるわけでもなく、濡れた舌が動きだす。
「うじゅっ……れおっれおっ……んじゅぅっ」
熱い唾液をまぶされ吸い出されるとさきっぽが搾り出されるような感覚が走ってぞぞぞっと背筋が伸びてしまう。
思わず支えていた頭に力が入ると柔らかい金髪に指が沈み込んで忍に目だけで笑われてしまった。

むむっ、これは思ったより興奮してるのかもしれない。
「忍、僕も動いていいか?」
「ちろっ、ぴちゅる……ひゅきにひゅるがよひ」
多分好きにするがよいだよな。
支えていた頭をしっかりと掴みなおしてと、ゆっくり腰を動かし始めた。
「んっんんっ、じゅぶぶっ、ぴちゃっ……じゅっじゅっじゅじゅ…………」
サイズに差があるせいで僕のにくっついた上唇が引いた時はアヒルっぽく突き出されて
押し込んだ時は内側に巻き込まれているのがわかる。
先ほどより深く入り込んではいるが忍は平気そうに舌を使ってくれているので僕の動きが止まらなかった。
もっとも止めたくても止めれないと言ったほうが正しいかもしれないが。
「んぶっ、ぐじゅじゅっ……ずっずずっ!ぶちゅりっ!んおっ、んんっ、ぶちゅちゅっ!」
腰の動きが早まっているというのに忍の吸い付きは止まらなくて特に抜く時が堪らない。
元々狭くて小さい喉が真空にでもなっているのかのようべったりと貼りついてきて
喉肉から引き込む瞬間ぶちゃっとかぐちゃっとか音を立ててその度先端から何か吸い出されそうな感覚が走る。
影から頭だけしか出ていないのに、それとも頭だけのためか、忍の技巧はいつもより凄すぎて
腰をひたすらちっちゃな顔へと振ってしまうのが止まらない。
さながらダイソンだけの変わらない吸引力といったとこだろうかって
「怖いから歯立てるなよ!」
「ふぬっひゅうしゅうへい……ちゅるるっ、んぅっ、ぐふぅっ、んんぅっ」
集中しろってか。地の文読んでるのかもしれないけど考えた瞬間に反応しなくてもいいんではなかろうか。
まあそれはともかく忍の口内は本当にいい。
共感覚があるためなのか、僕の動くリズムを完全に把握してやって欲しい所を的確についてくれる。
頬の内側をぺったりと張り付かせるよう窄ませては摩擦を強めて、止まらない舌の動きは
気持ちいい所を、引いては忍へダイレクトに伝わっているだろう快楽を参考にしてどんどん強まっている。
「んふうううんっ!!んううぅぅっ……んぐぅっ……」
のどちんこの少し奥に引っかかる時ですらぐっちゃぐっちゃと喉肉が纏わりつき
苦しげな声と涙が浮いた瞳すら快感に繋がってしまう。
もう止まれるはずもなく、唇から歯茎、舌から喉の奥まで、味わうようにひたすら腰を振ってしまっていた。
ただただ快楽を得るために忍の中をえぐる僕の姿ははたからみれば滑稽に違いない。
膝をつき頭だけの忍の口に突き立てては止まらないでいる動作はオナホールだとか、ダッチワイフだとかを
使用した、使ったことも見た事もないけれど、セックスには見えない不自然な光景なんだと思う。
583 ◆BAKEWEHPok :2011/01/05(水) 07:10:38 ID:PZwXx3/V
(あっ……)
快楽で頭が煮えながらも想像した所で胸の奥がびくっと縮む。
うーんそういうのはちょっとなー。なんとなく気落ちして腰を引く。
今の興奮は忍を文字通り使っている事、それこそそういう道具にしてしまっている事に他ならず
あるじと下僕の関係であったとしても、そういう扱いというか行為を肯定していいとは思わない。
ぬぬぬと悩んでいると、僕の躊躇を感じ取ったのだろう、忍はじっと見上げながら語りかけてきた。
「のうあるじ様よ、儂があるじ様と共感覚しておるのはわかっておろう。
 あるじ様の一物に舌を触れ合わせるとだな、あるじ様の快楽が伝わってきて儂も気持ちいいのじゃ。
 これは儂とあるじ様にしかありえぬ、儂とあるじ様だけの関係なのじゃぞ?
 好いた男の感覚が手に取るようわかるのじゃ。女冥利に尽きるというものじゃよ―――」
だなんて嬉しそうに笑いやがる。
「じゃから遠慮するな。あるじ様の好きなようにするがよい。
 儂が受け止めてやろうぞ。そして一緒に気持ちよくなるのじゃ」
うおお……ストレート過ぎる物言いが感動を通り越して気持ちいいぐらいだ。
すげー嬉しい。嬉しすぎる。言葉では伝わらない事は色々あるけれど
言葉で伝えてくれるからこそわかる事もそれ以上にある。見た目が生首幼女ってのはこの際目を瞑ろう。
「じゃから、早く終わらせてミスドへ行くのじゃ」
そして至極残念で正直な思いも言葉で伝わるのであった。
「あーもう、わかったよ。僕も忍が大好きだ。口を犯したくてしょうがないぜ」
むしろそれが嬉しいのよと言わんばかりに瞳を輝かせる忍。
「うむ、遠慮せずくるがいい。儂の咥内を好き放題犯して、あるじ様の欲望を注ぎ込んで
 気持ちよくなって、気持ちよくしてもらって、一緒に楽しもうぞ」
口をんあーと開くと今度は先ほどまでめったやたらに僕ので突き回され弄られ嬲られていた
咥内は涎が泡となってぐじゅぐじゅととろめいて光っているのがわかる。
頷きながら忍の頭を掴むと今度は傍らに跪くのではなく、頭の上に跨って四つんばいになる。
「忍、もっと上を向いてくれ天井を見るみたいに」
「んふふ、本気じゃのう」
察した忍は首を後ろにぐいっと傾けて床と影に後頭部が触れるぐらい真上を向いてくれた。
「あるじ様のが儂の涎と混ざり合って凄い匂いじゃぞ……」
身体の下の忍を覗き込むと間近にある僕の物の匂いを嗅いでうっとりとしている。
「直接味あわせてやるから、ベロを精一杯出してくれ」
人体構造的に舌を伸ばすと喉が開くのだ。
逆さまに近い忍と視線が絡み合い早く早くとせがむような瞳の揺らめきに僕の方が耐え切れず
開かれた忍の唇へと真上から一気に腰を突き落とした!
584 ◆BAKEWEHPok :2011/01/05(水) 07:12:15 ID:PZwXx3/V
「っん、ふっ…………!」
まるで口を圧迫された分の空気が鼻から出たみたいに漏れ出して股間に吹きかかった。
きつい――――
当たり前だけど忍の顔の半分近くを覆えるような僕のを、小さすぎる喉に突き刺したのだ。
見ると唇が棒の根元に触れるか触れないまで近づいていて九割がた飲み込んでいるのがわかる。
なんだか先端部分が喉の中で床より低い位置にあるようだがそこは気にしない。
「いくぞ……」
窮屈さと荒い吐息に舌を動かす返事が交じったのを合図に腕立て伏せをするみたいに
四つんばいのまま忍の口内へと真上からの抽挿を始めた。
「じゅば、ちゅぷぅっ……んぅぅっ……んふぅっ……」
伸ばされたままの舌がべったりと張り付いてきて、上下の動きに合せるよう
べとべとの唾液が分泌され、忍の口から濁った水音を立ててる。
腰を押し進めるとのどちんこを通り越した所にある部分が柔らかく纏わりつき
タイミングよく忍が嚥下してくれるものだから亀頭が締め付けられるのが気持ちよすぎる。
「ふーっ……んっ、ふーっ……」
忍を見下ろすと目は開いていて息苦しくはあってもまだ大丈夫そうだ。一応大事をとって
休憩のために腰を上げておく。
「ん、ふあっ……みゃだへぇいきじゃぞう……あるじしゃまのもっと欲しいのぉ……んぅっ……」
呂律が廻っていない忍。ぼぉっと瞳を揺らしてぴちゃぴちゃと僕のに舌を這わせてくる。
きっと影の中に入ってる身体のほうも凄い事になってそうだ。
僕のを舐めながらもねっとりと熱い吐息を零す忍をさらに責め立てる。
「んじゅじゅぅっ……んぐぐぅっ」
腰の角度を変えて頬の裏側に先端をぐりぐりと押し付けて
「んゆぅっ!?んちゅぅっ……!んああぅっ……」
口内天井の堅い所と柔らかい所で扱くよう擦り付けると咥えながらもくすぐったそうに忍は身じろぎする。
「ごきゅっ、じゅるじゅるぅっ……んぐぐぅっ……ずずっ……」
ゆっくりと腰を沈めて、喉を割り開く感覚。
忍は濁った声をあげながらも喉を動かし少しずつ飲み込んでくれるときゅぅっと柔らかく僕のが包まれていた。
根元まで収まってしまうと唇で強く食まれ幹が締められて、頬が窄んで喉で飲み込まれて
分泌しつづけてる唾液を巻き込んだまま粘膜と粘膜が摩擦する快楽に酔いしれていた。
忍の咥内を犯す事だけに集中して、そう作ってある機械かなにかのようにただひたすらに
ピストンが止まらない。止められない。
逆さに見える忍の顔が真っ赤になって涙を流しているというのに僕は止まらず、忍のほうも
感覚が伝わっているためか、喉奥まで突きこまれながらも奉仕を続けてくれる。

正直に言おう。さっきは躊躇していたが忍に許してもらったためだろうか
この特異すぎるフェラチオというかイラマチオに僕は酷く興奮していた。
どんな美術品でも敵わないであろう綺麗極まりない忍の身体に触れるのは背徳感と堪らない興奮に襲われるが
今の状況はそれに加えて動けない忍を自由にしているかのような嗜虐心に囚われてしまっている。
そのうえ僕と一緒に、それこそ同一の快感を持って忍も悦んでくれているのだ。
苦しさ混じりの忍の喘ぎを聞きながら、凶暴な何かに駆り立てられて犯す事を止められるはずもなかった。
「んはあぁっ……ひゃるりぃしゃまぁ……んじゅっ、んぶぶっ……んぐっ!?」
速度を上げて臨界点に到達した瞬間、腰をぐっと下ろして唇と舌を通り越した喉の一番奥。
忍の口の中に僕自身を埋めきって全てを放出する!
「んぉっっ………………!!」
声なき忍の悲鳴に煽られるようにどくどくと吐き出していくのが恐ろしいほど気持ちいい。
「んぐぅっ、ごくっ……!んおぉっ、んおぉぅっ……!んぐ……ぐぐぅっっ」
食道か胃に直接ぶちまけられているにもかかわらず、忍が嚥下を繰り返してくれるたび
貪欲にどくりどくりと忍の中へと注ぎ込んでいった。
忍に飲んでもらうのではなく飲ませている征服感と支配感といったらこれ以上のものは言い切れるぐらいだ。
「はぁ…………」
やばい……凄いよかった。筋肉痛になりそうなぐらい(ならないんだけどさ)
足に力が入りすぎてがくがくいっちゃってる。
忍のほうも金色の瞳が焦点を失ってて、逆さまの唇から涎と先走りが混合された液を
だらしなく垂れているのに気づいていないぐらいだ。
僕はやりすぎたと思いながらも射精後の虚脱感を振り払い腰を上げようとしていたら。
585 ◆BAKEWEHPok :2011/01/05(水) 07:13:27 ID:PZwXx3/V
「なんかうるさいけど、どうしたのお兄ちゃん?」
「!?!?!?」
背後から月火がドアを開けた!!!
さあ、状況説明!
場所――僕の部屋!
登場人物――僕、忍、月火!
概略――僕(高校三年生)が四つんばいになって忍(見た目八歳・金髪)の生首に跨って
咥えさせているところを月火(月火)に見られた!
無理!
ある意味説明できねえし色々終わってるよ!
ぎぎぃと首だけを後ろに向けてみると月火は怪訝そうに問いかけてくる。
「なんで失意体前屈してるの?」
えーとえーと。聞くところはそこなのか?
真っ白な頭の中かろうじて頭を働かせて思い当たった。
多分月火の視点から僕を見ると、太腿で忍の頭は完全に隠れていて
目立つはずの金髪も真上を向いてるおかげで影にほとんど沈みこんでしまっているようだ。
吸血鬼の目にはそういう能力は多分ないけれど、きっと「欲視力」を使って確認したとしたら
ギリギリ忍が見えていないちょうどいい位置なんだろう。
というか、そうじゃなかったら僕はすでに千枚通されている可能性が高い。
「あぁ、ちょっと上半身と下半身のバランス悪いから膝立て腕立て伏せしてるんだよ」
多分、冷静に言えたと思う。言えたと信じたい。
「ふーん、別にお兄ちゃんの身体変じゃないよね」
「最近勉強のしすぎで体なまってるからな」
(忍!影に一時退避してくれ!)
月火に説明しながら必死で念じていると、密着していた咥内がずるりと言った感じで抜けでて
そのまま先端を舌で舐められている!?
「うぉっ!」
「え?」
変な声をあげる僕に疑問符を返す月火ちゃん。
「あ、いやうん、ちょっと筋肉痛みたいだ」
そういってる間も忍の舌が先端に触れてカリの辺りをゆっくりと丹念にねぶっていく。
それはいつもやってもらっているお掃除フェラとよく似ていた。
忍を見下ろすと目は虚ろなまま、そのくせ舌は丁寧に優しくしゃぶってくれていて。
「なんか音してないかな?」
「それはね。汗が垂れてるからだよ月火ちゃん」
射精した後の、傷口みたく敏感になってるところをなぶられ扱かれて。
「変な匂いもしてるよ」
「それはね。汗かきすぎて空気が篭ってるからだよ」
Orzの体勢になってるだけなのに今はもう、冷や汗が止まらない。
「窓あけよっか」
「いやいやいや、そろそろ止めるから僕がやるよ」
部屋に踏み込んでこようとするのを必死にとめた。
もう強引に忍を隠そうと、立て膝を止めると同時にえいっと腰を押し付けて忍を影に押し込んだ。
586 ◆BAKEWEHPok :2011/01/05(水) 07:14:00 ID:PZwXx3/V
「……!」
僕はきっと一生忘れないだろう。
潰して影に沈みきる忍の奥まったところにぐりりっと亀頭がはまった瞬間
恐ろしい事に妹の目の前で、妹の見えない位置で、這いつくばった体勢のままで、二度目の射精を行ってしまったのだ。
忍の顔のほとんどが影に入ってしまっているおよそありえない場所への放出。
うつ伏せの体勢のまま腰が震えて二度目にしては少なくない量を咥内へ吐き出し続けてしまう。
なんだこれ、妹の目の前で射精するとか意味がわからない。
死にたい。死んでしまいたい。
「すまん……僕はもう駄目だ。僕がいなくなってしまっても月火ちゃんだけは僕を忘れないでいてほしい」
「いや意味わかんないから」
「月火ちゃんは知らないだろうけど腕立て伏せしてると死にたくなることが男にはあるんだ」
「それはどちらかと言えば知りたくないし、ありえないよね」
「ごめん、ちょっとだけ一人にしてくれ……」
出し切ってぐたりと地面に這いつくばってマジ泣きしてる僕はそれこそ虫けらのような存在だ。
いやもう、虫様にも失礼かもしれない。
「はぁ……なんだろうねこの兄は」
黙ってしまった僕の後ろで月火が出ていってしまった。
失意と絶望で打ちのめされてぐったりとしていると僕の目の前でにょきっと二本の足が床から伸びた。
(犬神家の一族!)
「うるせえよ!」
ドヤ顔ならずドヤ声に思わず足を叩くと横に倒れこんで上半身も出てくる。
「ジョークじゃよ。いやすまんかったのう。気持ちよすぎて我を忘れてもうたわ」
「ああ、最悪なぐらい僕も気持ちよかったよ」
忍が悪いわけじゃないのはわかってるが、あまりにあまりな出来事に気が重い。
「まあ目的は果たせたようじゃ。二度もあんな濃ゆいの飲まされれば当然じゃかの」
にししとケンケン風に忍は笑って。
「あるじ様がこんなにも興奮するのならもう一度やるのも悪くないのう」
「もう二度とごめんだよ!」
「ならば趣向を変えてじゃ」
忍がまた影に沈むと今度は小さな裸のお尻だけがぽよんと飛び出している。
(好きなんじゃろ?)
さきほどの行為のためかあそこかぐっちょりと濡れて幼い作りに淫猥な匂いを振り撒いていて。
「やるか!」
ぺしっと忍のお尻を叩いてひっこめると普通に忍が影から出てきた。
「あるじ様がやってほしければいつでも付き合ってやるぞ」
やんねえってば…………多分。
「とりあえずまだ時間あるし、シャワー浴びてからミスド行くぞ」
そんなわけで、人生観が変わってしまいそうな出来事を無理矢理飲み込んで僕は立ち上がるのだった。
587名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 07:17:42 ID:PZwXx3/V
終了
幾つかエロを書きたいのでもうちょい頑張りたいです。
588名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 08:27:50 ID:qfeVA+aT
こんだけの物書いてまだ物足りないってのかよ!!
gj
589名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 20:34:47 ID:WEdEdrPk
オwチwがw
590名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 21:05:41 ID:WQda0+gk
◆BAKEWEHPok 『つまり――』
       『阿良々木くんの常識を「なかったことにした」』

想像を超える果てなき変態……!!
591名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 22:28:46 ID:PN8DdlFp
これはすごいww
GJです!
592名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 02:07:17 ID:6Plcj96g
GJ
忍かわいいなあ
593名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 07:39:44 ID:YPz4116n
忍かわいい! GJ!
最近忍作品が増えてきて嬉しい限り。二次創作どころか原作からしてアレだからなぁニヤニヤ

>>558
こんなとこで言うのもなんですが、冬コミはお世話になりましたm(_ _)m
594名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 12:09:07 ID:99prcFbS
戦場ヶ原ひたぎの寝取られルートが読みたい
595名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 12:16:44 ID:SCZo5Jv0
忍が出入りできるのって床や地面に映った全身の影だけなんだろうか?

服の下とかがアリになるとエロ自由度が増しそうなんだが……
596名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 20:28:44 ID:+5TLuwHO
八九寺と暦の絡みを書こうとしてるんだが、二人喋ってばっかでいつまでたってもエロくならねぇ…
597名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 23:26:13 ID:d7tBM4Tv
>>596
「噛みまみた!」
「ぬぁっ! は、八九寺っ、どこでそんなテクニックを!?」

2行でイっちゃったかもw
598名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 06:22:46 ID:V6vzuLWX
>593
あれ?わっふるさん?
599名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 12:04:44 ID:drCaaBTb
あの会ったって書き込みマジだったのか?
というか、わっふるさんってサークル持ちなのかな
600名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 20:38:23 ID:ZvppO5pH
保管庫の「小ネタ、猫白後日談」の下の方が間違えてるっぽいんだけど誰か修正してください
601名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 01:19:04 ID:gWXlFofE
それは「誰か」じゃなくて管理人のかたに言うべきじゃね?

確かわっふるさんサークル持ってたような。
602名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 01:40:05 ID:PZq7yGPN
そうなんだ。そっちで創作してるとエロパロまではやってられんよな。でもきてほしい。
忍SS書いてれば釣れないかな。
603名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 01:59:42 ID:gWXlFofE
いやでもわっふるさんって西尾みたいにものすげー短時間で作品仕上げてくることあるじゃん。昔は週に一回は忍を書いたり。
むしろ忍のSSを投下せずにいれば「誰も書かないなら俺が書く!」みたいになったりするかもしれんぞw
604名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 02:15:21 ID:PZq7yGPN
じゃあ忍が可哀相な目にあったり、阿良々木さん以外のキャラとのラブラブエロSSで
「そうじゃない!俺が幸せにしてやる!」と思わせたりでもよさそう。
ルートXみたいな落とし穴はきっといろんな所にあるんだろうなぁ。
605名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 02:35:29 ID:a3mB7cCh
なにこのわっふるさん釣りスレw
ミスドのドーナツで忍を釣るようにはいかんか。
606名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 11:44:47 ID:vRqth15L
何度かイベント行ったけどわっふるさん見たことない、ていうかどうやって探すのかすら……。
化で忍メインの小説売ってる人いたらそれがわっふるさんでいいのかな。
607名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 13:58:54 ID:rXgdrNHB
来年には忍野が主役の大学生時代のスピンオフが出ていますよーに
608名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 23:57:20 ID:HMo1L31X
じゃあ俺は七花と否定姫のツン→イチャ地図作り外伝が出ることを祈っておこう
609名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 00:17:01 ID:koR07HCl
そうくるなら俺はりすかの新刊を祈っておこう
610名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 00:35:55 ID:fPe+h9yd
>>607
恋物語の後に出すんじゃないのか?
確か西尾が大学生時代のスピンオフを書きたいと言ってたはず
アニメで有名になったから書く気が溢れてて思い残すことなく書きたいとこもあるだろうし
611 ◆BAKEWEHPok :2011/01/09(日) 09:06:15 ID:fwndtyW8
忍釣り 小ネタ

「机にライトを置いてっと……」
「なんでドーナツを釣竿に結んでおるのじゃ?」
「ちょっと遊ぼうって思ってだな」
「むっ、あるじ様の影が部屋に広がっておる……まさか、儂をドーナツなぞで釣って遊ぶ気なのか!?」
「嫌か?」
「この鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼である儂を釣ろうなどとは…………面白そうじゃの♪」
「お前のその軽さ嫌いじゃないぜっ。じゃあ、潜ってくれ。上から垂らすから。あ、手は使わずに口だけを使えよ」
「おまえ様が言うといやらしいのう」
「いやらしいと思うほうがいやらしいんだよ。では開始」
机に座ってドーナツ垂らしてる構図というのも不思議というかまぬけなもんだ。
そーっと動かしているとたまに影がゆらゆらと水面みたく揺れているのがわかる。
大きく揺れたところでひょいっと釣竿を上げると、忍が魚みたく飛び上がってガチンと歯を鳴らした。
あ、なんか凄いくやしそうにこっちを睨んで沈むのが面白い。
それを何度も繰り返していると業を煮やしたのか忍が副音声っぽい響きで影の中から宣言する。
『あまり舐めるでないぞ。次は絶対食べる!』
ふふふ、僕もコツがわかってきたぜ。きやがれ!
またも影にドーナツを近づけたら所で揺れに合わせて大きく上げた瞬間
「てやっ!」
掛け声とともに忍が水族館のイルカみたく飛び跳ねて前方宙返り―――
見事ドーナツを咥えて勝どきをあげながら
「見おったか!やっふぅぅぅぅぅぅぅぅー!おぐっ!?」
―――机にどごりと嫌な音をたてて頭からぶつかった。
「大丈夫か!忍!」
「んおおおぉ…………」
小さく丸まって頭を抑える忍。
「うーうー……この鉄血にして熱…………なんじゃっけぇ………あたまがわれるようにいたぃよぉ…………」
やべえ色んな意味で目茶目茶可哀相。
ぎゅっとしながら頭を優しく撫でてやるとふわふわ金髪の上からでも熱をもっているのがわかる。
「んぅぅ……」
なでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなで
五分ぐらい撫でてあげると、そのせいでもないだろうが熱が引いてきた気も。
「もういいか忍?」
「まだ、痛いのじゃぁ……」
と、忍が訴えてくるのでわりと長い間頭を撫でてあげて釣りは終わったとさ。
なおドーナツは僕と忍とでおいしくいただきました。

終了

まず忍を釣ってみたり。
612名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 11:34:03 ID:oEI1CNQx
完膚なきまでのバカップル乙
613名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 15:30:16 ID:Z0lzmkC3
爆発木さんは阿良々すればいいと思います。
614名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 18:12:23 ID:hffVi4n7
忍が可愛すぎて生きるのが辛い
615 ◆DrRRDNaiwI :2011/01/09(日) 21:29:28 ID:o6zsFT6J
>>604
>じゃあ忍が可哀相な目にあったり
勝手に承った


黒地に黄金の装飾を塗した輪を大事そうに携えた少女がいる。
小さな球体を幾重にも連ねた輪を誇示するように構えた少女がいる。
そして僕の相棒は――忍野忍は――深く深く、絶望していた。
「い…いやじゃ…それ、は…それだけ…は…」
「あら、往生際が悪いわよ忍ちゃん。もうこれは決定事項なの」
「あ…ああ…っ。駄目、駄目じゃ…儂は…儂はぁ…っ」
「…ふふ。案外子供っぽいんですね」
「…ああ……あああぁぁぁああっ……」



「ポンデリングは忍ちゃん相手でも譲れないわ」
「このドーナツ配分は公平なくじ引きで決めた事じゃない」
ゴールデンチョコレートを美味しそうに頬張る羽川がいる。
ポンデリングを忍に見せびらかしながら食べるガハラさんがいる。
で、忍はリアルorz状態。
…はあ。平和だなあ。
オールドファッションに噛り付きながら、僕はしみじみとそう思ったのだった。


ちなみに俺はゴルチョコが一番好きです
616名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 01:38:23 ID:54eezMFk
くそっ!
4時間近くドーナツぶら下げて影と睨みあってるのに一向に忍が釣れない!!
617名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 14:44:32 ID:M+bwrC7B
夜中行くとポンデかオールドぐらいしか置いてなくて困る。
618名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 18:33:58 ID:LbzFuxZj
   ○○○
  ○# ・ω・ ○ 私じゃ不満だというのかね
   ○○○
  .c(,_uuノ

619名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 19:50:00 ID:62Yn2Q6k
できればダブルショコラがいいなあ。
620名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 20:20:20 ID:XBUQqNYQ
>>616
とりあえず知り合いの委員長に猫語で抱きついてもらわないと
621名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 21:20:21 ID:54eezMFk
今ちょっと影が動いた!流石>>620さん!
あんたの言うことに間違いはないぜ!
622名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 22:40:04 ID:GI9q+IXf
>>615
水着に白衣の女「話は聞かせて貰ったわ!」バァーン
623名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 00:21:17 ID:12oKvleL
やあ、豆腐メンタルのドクターじゃないですか。
624名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 08:21:52 ID:P0aCp7HA
フレンチクルーラーあげるんで帰ってください
625 ◆DrRRDNaiwI :2011/01/11(火) 18:42:04 ID:zjHSELnk
>>622
あ、フレンチクルーラーはあげます
ゴルチョコさえあれば俺は幸せです

バサ姉はいつになったら幸せになれるんですか
ロリぃお姿まであん畜生に汚されてしまっていつになったらバサ姉は報われるんですか
やっと買えたコンプリガイドの短編読んでそう思いました
626名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 22:16:15 ID:zZp+vui0
ロリバサさんに催眠術かけて悪戯アナル調教して
阿良々木と出会う前からお尻で感じるようにしてみたい。
627名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 22:22:43 ID:5wGNOzBo
>>626
むしろガサラギさんのほうがそれ本編中で可能なんじゃね。
のぶえもんなら催眠術とかちょろそう。協力してくれないだろうけど。
628名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 22:58:12 ID:P0aCp7HA
つーか、ガハラさんは愛する人のためなら排泄物も管理できるからなあ。
洗脳しなくても、頼み込んで頼み込んで頼み込めばなんとかなりそう。
629名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 23:13:03 ID:JHDlx3iN
愛する人のために抱かれるガハラさん
630名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 00:26:32 ID:xxi59cJj
阿良々木くんのとある一日のエロ話を書こうとしたら、どんどん長くなって14KBでもまだ半分ぐらい…
この変態を使いこなすのは至難の技か…
631名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 08:07:25 ID:LZxGML24
朝は火憐ちゃんに寝起きフェラしてもらって、登校中は撫子の調教が上手くいってるかパンツ下ろさせて
昼休みは神原とアナルSEXして、放課後は体育倉庫で羽川のパイズリを堪能し
下校中はあらかじめ監禁してた八九寺の様子を見に行って、帰ったら月火の胸を揉まないといけない。
お出かけはガハラさんとラブホデートして就寝時は忍のお相手。
そんな一日を書くと14kbじゃとても足りないよね!
632名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 15:55:36 ID:RIr4/eRc
神原祖母「暦くん、お昼ご飯作ったのだけど//」
633名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 19:52:57 ID:e+tvLZlP
「阿良々木さんは仮面ライダーとか好きそうですね」
「何だ薮から棒に?まぁ好きだけどな」
「一番好きなライダーと言われたら?」
「ん〜……。八九寺ちょっとここ噛んでくれ」
「ち、乳首を!?……がぶり」
「ウェイクアーーーップ!!」


「というやり取りをして昨日は過ごしたかな」
「これは戦場ヶ原先輩に報告だな」
「ツッコメよ!本当に乳首に噛みつかせるわけないだろ!手首だ手首!」
「てぃくび?」
「手首!」
「失礼、噛みました」
「絶対にわざとだ。弁解の余地はない」
「バレたか…。しかしそんなこと言いつつ、夜は忍ちゃんに噛ませて誇間のザンバットソードをウェイクアップさせてるのだろう?羨ましい!!」
「してねーよ!ってか詳しいな!なに?ライダー見てんの?」
「もちのロンだ!淑女のたしなみだな!」
「へぇ〜、どのシリーズが一番好きなんだ?あっWはなしで」
「チッ、そうだな……やはりクウガが一番好きだな」
「てっきり電王かと思ったぜ。なんで?」
「『(中略)見てて下さい、俺の……――変身!』どうだ?ゾクゾクしないか?」
「名シーンなのにお前が言うと変態チックに聞こえる!」
「戦場ヶ原先輩は龍騎が好きらしいぞ?なんでもボルキャンサーのファンだとか」
「千石は555が好きとか言ってたな。草加さんに共感を覚えるらしい」
「皆意外と見ているのだな。あっ、阿良々木少し向こうを見てくれないか?」
「? 別にいいけど」
「ふむ……ちょっとくすぐったいぞ」
「えっ?」
「がぶり」
「おのれディケイド!」
この後、僕が変身したかはみんなのご想像におまかせしよう。


勢いでやった、反省する。
634名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 20:05:28 ID:mmUe+AK7
>>633
神原がもろにOOOだな。
『全裸は気にするな!』
……普通過ぎる。なんかいいのないかな。
ガハラさんはあれか、パートナーを貪り喰っちゃうのに憧れるのか。
635 ◆DrRRDNaiwI :2011/01/13(木) 00:08:08 ID:P4XLdZr/
>>633
仮面ライダー大好きの俺にはご褒美でした


「なあ、神原。僕はなんやかんやでWが一番好きだったぜ。
あの昭和臭さとかたまらないよな」
「……」
「いや、神原…?いや、お前W嫌いだった…?」
「……」
「あのー?神原さーん?僕的にはユートピア戦の熱い友情とか
ストライクゾーンど真ん中だったのだけれど、神原さーん?」
「……」
「アクセルさんの中盤の更生とかさ?」
「もう良いっ…これ以上傷口を抉らなくて良いんだ、阿良々木先輩…!」
「マジ泣きすんなよ!」
636名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 05:56:18 ID:Bs26ajaM
そういや神原キバーラなんだよな
しかし撫子は草加に共感を覚えるっつーのはやばいだろw
637sage:2011/01/13(木) 06:31:37 ID:GRzMID3s
否定姫×右門左衛門読みたいなあ
638名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 13:06:28 ID:eYZaA7/R
なんか刀語は投下数が少ない気がする
639名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 13:13:00 ID:ZJbxlaw3
しちりんがエロに持っていきにくいんだよなぁ
ただし、その頃にはあんたの処女膜は八つ裂きになっているだろうけどな
640名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 18:30:45 ID:Jb9jzVUg
でもそのぶん今まで投下された作品は珠玉だと思う。
本当に数作品しかなくて七花×とがめくらいしかまともなカップリングないけど。
そういった意味では否定姫とか見たいよね。誰か書いてくれそうな人いないかなぁ?(チラッ
641名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 18:46:15 ID:eYZaA7/R
それは残像だ
642名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 19:17:51 ID:YjEECH2p
その流し目はフェイントだ!
そしてこれが……これこそが!俺の本気の流し目だあああぁぁぁぁ!!!!(チラッ
643名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 20:34:09 ID:6jfBc3QN
流し目を流しただと!
644名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 21:19:44 ID:eWbwpfJQ
魔眼で流し目なんかするなよ、見られた奴死んじゃうだろ
645名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 22:24:30 ID:68TM7XI0
否定姫と右左さん
途中まで書いたけど投げちゃった
刀は難しすぐる
わっふるさん書いてっ
646名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 00:00:50 ID:CDaPTv05
否定姫×とがめ
迷彩×黒巫女
看板娘→しちりん
狂犬ちゃん×人鳥くん

無理気味に刀ペア考えてみた
647名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 00:02:03 ID:CDaPTv05
あ、SSを書けるわけではない
念のため
648名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 00:24:16 ID:BRRGcBjr
「不感」「不濡」「不入」「不出」「不達」「不勃」
649名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 04:00:01 ID:q5B14hf9
>>645
えーと、俺なんかが挑戦してみてもよろしいですか?
650名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 05:13:22 ID:fls+lNI3
ただじっと待とう。
651名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 10:08:27 ID:+swBtCQJ
>>648

イヤすぎるw
652名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 10:09:05 ID:rVq1k/Bk
>649
わ、わっふるさんキター!?これで勝つる!
っていうか心配しながらお待ちしておりました!
ちょっと嬉しいので庭の雪に全裸で飛び込んでくる!
653名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 10:18:25 ID:rVq1k/Bk
…やめときゃ良かった。流石に…
冷たいなんてもんじゃなかった…。なんか雪凍ってて擦り傷だらけだし。
何やって何書き込んでんだ俺。スレ違いだしorz
654名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 11:04:42 ID:FUV8b+MT
「いいよな、>>653。僕達、みんなロクでもないけど……すっげー不幸で、滅茶苦茶報われなくて、取り返しなんか全然つかないけど……、一生このままなんだけど、それでいいよな!」
655名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 13:12:36 ID:5H+MpUWC
    -―- 、 /__  / / ヽ !\ト、 |ヽ!ヽト、 ', l  ヽ  \ \_     _
   /      ヽ´ ,ィノ ィ .l  ト(   ヽ   _,.斗', l   ヽー- <-‐- 、/ .: ヽ
  /       } /  /|/ヽ=ミL,_     /''´  |ハ  }   \::::::/       :  |
  ,    そ     ',/ /      ト、`゙゙'    ′,,x==ミ,| .ハ!ヽrミヽ:;′  う.   .:  |
  !    う    !´7/   l   ト、_,x=ミ   〃i}:::;j}ィ// / |_/::::::|   ん   :  !
  |    だ    .| ′ / !:.、 〃 i}::;}`    `¨ /イ ./l .ノ:::/|    っ  r‐‐′
  |    な     | .i /|i |:::::ト..,ト、`¨  }      / .,' /ハ/!:::く` |   l7   .}
  |    っ    | .|/ |i リ::::::!::::ヘヘ  ヽ      /.// | ト、ヽ! .|  o   ′
  .,     l7   ,′  |i |:::::ハ::| ヽ   __,. --ァ ,'/ ,′ .v=ヘ 乂    /
  ',   o   /_      !::;′ ';|   \ `ー´ //   /   ヽ_`ー ´
   ヽ      厂     .|:;′       \   /  /       //ハ


656トリ合ってるかな ◆zO7AQfurSQ :2011/01/14(金) 14:43:51 ID:q5B14hf9
「…………っ!」
胸に衝撃が走った。
そこはまさに人体の急所。心の臓の位置。
鉄砲で撃たれたであろうその威力に、仰向けに倒れながら思考する。
これは死んだな、と。
そして否定姫の意識は闇に落ちた。



「姫さま、大丈夫ですか?」
「……ん?」
否定姫は目を覚ますと、がばっと身を起こした。
覗き込んでいた声の主は身体がぶつかりそうになるのも慌てずに身を引き、否定姫の様子を窺う。
「右衛門……左衛門……?」
「はい」
否定姫の呟いた名前に応える右衛門左衛門。
死んだはずの左右田右衛門左衛門が。
思考が混乱する。
周りを見ると尾張城下の自分の屋敷であることが確認できた。
(ああ、そっか)
これは夢か。もしくは撃たれた自分が死ぬ直前に見ている走馬灯。
右衛門左衛門が天井裏でなく傍らにいることから、おそらく前者であろう。
「ねえ右衛門左衛門」
「はい」
夢には自分の思いや願望が顕著に現れるという。
だから否定姫はひとつ試すことにした。
「その仮面、取ってくれる?」
「……それは出来かねます」
「なんでよ」
「これは姫さまからいただいたわたしの一部。これを取るということはわたしや以前の姫さまを否定することになります」
否定することになる。
それならば。
「はずしなさい、命令よ」
取らせないわけにはいかない。
今でこそ否定姫を名乗ってはいないが、その性質まで変わったわけではないのだ。
「……御命令とあらば」
右衛門左衛門は自分の仮面に手を伸ばし、否定姫はらしくもなく固唾を飲んでそれを見守る。
す、と仮面が外され、右衛門左衛門の素顔が晒された。
ああ、やっぱりこれは夢なのだ。
だって。
真庭鳳凰に奪われたはずのその顔がそこにはきちんと存在しているのだから。
「ねえ右衛門左衛門」
「はい」
「ありがとうね」
「はい…………は?」
常に冷静な右衛門左衛門が珍しく頓狂な声を上げた。
否定姫が他人に礼を言うなど現実には有り得ないからだ。
現実には。
「んー、せっかくあんたの夢を見てるんだから言えなかったことを言っておこうかと思ってね」
「は、はあ」
いまいち理解しきれていないような返事だが、それも当然のことだ。
まさか『これはわたしの夢で今のあんたはわたしの夢の登場人物よ』などと言っても信じはしないだろう。
「気にしないでいいのよ、わたしがやりたいようにやってるだけだから」
そう言って否定姫は立ち上がる。
657ちなみにエロなしです ◆zO7AQfurSQ :2011/01/14(金) 14:46:36 ID:q5B14hf9
そのまま傍に畏まる右衛門左衛門の頭に腕を回し、自分の胸にそっと抱き寄せた。
「ひ、姫さま!??」
右衛門左衛門が狼狽えた声を出す。
反射的に離れようとする身体をしっかりと捕まえ、より強く抱きしめた。
「そのまま聞きなさい右衛門左衛門」
思ったよりも真剣な声色に右衛門左衛門は押し黙る。
訥々と否定姫は言葉を紡ぐ。
「わたしはね、七花くんと旅をしているの」
「虚刀流……とですか?」
「そう。この国の地図を作ろうとして各地を回っているの。道中いろいろあるけどそれなりに楽しい旅よ、あの生意気な女も死んでしまっていないしね」
「…………」
「七花くんは強がってるけど時々あの不愉快な女のことを思いだしては寂しそうな顔をしているわ」
「…………」
「でもわたしも寂しくないと言えばそれを否定せざるを得ない」
「……あの奇策士がいないからですか?」
「あんたがいなかったからよ」
「…………」
「大切なものは失って初めてそれが大切だとわかる、とか言うけど身をもって体験するなんて思いもよらなかった」
「姫さま……」
「なんでもっとあんたを大事にしなかったのかしらね……あの頃の自分を否定したい気持ちよ」
否定姫は僅かに肩を震わす。
「ねえ、あんたはどうだったのよ。わたしに仕えてどうだったの?」
「姫さま」
右衛門左衛門がすっくと立ち上がった。
否定姫の悲しそうな、寂しそうな、そして不安そうな顔を見下ろしながら言葉を発する。
「わたしは、姫さまに仕えることができてとても幸福です」
「……本当に?」
「はい」
「……こんな否定的な嫌な女よ?」
「わたしは、姫さまのことを尊敬し、畏怖し、憧れ、そしてお慕いもうしております」
「……じゃあさ」
否定姫は立ち上がられたせいで解けた両腕を右衛門左衛門の背中に巻きつける。
そのまま右衛門左衛門の胸に顔を埋めながら続けた。
「わたしが今なにを望んでいるか当てて、それを実行しなさい」
「…………わたしには少々荷が重くはないかと」
「関係ないわよ、ちょっとの失敗や間違いくらい許すから早くしなさい」
「…………失礼いたします」
灯りに照らされてくっついていた二つの影がより強く重なり、やがて床に倒れ込む。
しゅる、と衣擦れの音がしばらく続き、やがて艶っぽい女の声が響き始める。
・・・
・・

658駄文投下失礼しました ◆zO7AQfurSQ :2011/01/14(金) 14:51:18 ID:q5B14hf9

・・
・・・
「ねえ右衛門左衛門」
「はい」
「あんたわたしのこと好き?」
「はい」
「あんたわたしのこと愛してる?」
「はい」
「あはは、あんたも意外と直情なやつだったのね。夢でも楽しかったわよ。楽しくて嬉しかったわ」
「それは何よりかと」
「ま、死んだ直後の天国を味わってるだけかもしれないけどねー」
「いえ、それはございません」
快活に笑う否定姫の言葉を右衛門左衛門が遮る。
彼にしては非常に珍しいことに。
「どういうことよ?」
「なぜなら姫さまはまだ生きておられるからです」
「?」
話がかみ合わない。
右衛門左衛門は何を言っているのだろう。
「わたしはすでに死んだ身、これ以上姫さまにして差し上げられることなどないのです」
「右衛門……左衛門?」
「どうかわたしのことなど忘れ、姫さまはご立派に生きてください」
「ちょ、ちょっと! 右衛門左衛門!?」
いつの間にか周りは屋敷内ではなく暗闇に囲まれており、右衛門左衛門の姿がゆっくりと遠ざかっていく。
直前まで一糸纏わぬ姿だったのにいつの間にか見慣れた洋装に戻り、仮面も着けている。
手を伸ばそうとしても動かず、名前を呼ぼうとしても声が出ない。
そして。
光が差した。



「おい、大丈夫か姫さん?」
「右衛門……左衛門……?」
名を呼ぶが、視界に入るのは七花の顔だ。
もちろん右衛門左衛門の姿など影も形もない。
少し思考を働かせ、意識を失う直前を思い出す。
「なんでわたし生きてるの?」
ぐるりと辺りを見渡すと、どこかの宿のようだ。
一応撃たれた箇所の手当てはしてあるが、手当てをすれば助かるという類の傷ではないと思ったのだが。
「あー、こんなのが撃たれたところに入っていて弾をはじいたんだ」
そう言って七花が放り投げたのは金属製の塊。
右衛門左衛門が使っていた炎刀『銃』の部品。
壊れたあとに何となく持ち歩いていたもの。
元の所有者が死してなお仕える主人を守ったのだろうか。
そんなのは実に馬鹿げた考え。
「……否定するわ」
馬鹿げたと思う自分の心を。
否定姫は否定する。
「ちなみにあんたを撃った幕府の追っ手はおれが……姫さん?」
否定姫は否定する。
涙を流すなんて有り得ないと。
そしてその有り得ないという思いを。
否定姫は否定する。
そして。
「絶対に……忘れてやるもんですか」
自分のことなど忘れろと言った部下の言葉を。
否定姫は否定した。

       ―― 終
659名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 15:23:34 ID:VD4JYM74
わーっふる!わーっふる!
660名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 16:21:30 ID:y267yjCr
わっふるわっふるわっふるわっふる
乙でした!
661名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 17:26:06 ID:bCQAjFSk
え?やってるよね?ね?乙
662名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 20:15:45 ID:FUV8b+MT
ちぇり乙!
663名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 20:41:04 ID:uYQuSf9p
tes
664名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 21:02:37 ID:yUMqPKzn
拙者ときめいたでござる!
665名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 22:37:30 ID:QGIFzP6F
乙ですた!否定姫に萌える日が来るとは…
流石わっふるさんだ!仕事の速さが俺達が届き得るレベルをはるかに越えてやがる!
666名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 23:10:04 ID:HbS/yAie
わっふるさんキター!
やっぱうまいなあ
GJ!
667名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 23:16:07 ID:fls+lNI3
相変わらずの上手さ
乙!
668名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 04:40:01 ID:lTeZzoxq
わっふるさん復活記念乙
さあ、きっとここから忍無双が始まるに違いない!

しかしホント仕事速くて上手いな・・・
669名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 05:37:56 ID:DjKQOQH7
速さと高さに定評がある安心のわっふる印がお送りします
670名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 23:36:56 ID:a6+Jjdkd
わっふるわっふる!
否定姫×右衛門左衛門いいわあ
なんかあの主従はエロい。

最初は姫が攻め風味なんだけどいざHとなると
右衛門左衛門のペースになっちゃう、みたいなのも萌える。

あんた私を抱きなさいよ
その命令には従えません。私は私の意志で姫様を抱きます(キリッ
あ、ちょっと
みたいなw
671名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 23:59:29 ID:bi3bIuHo
個人的には取引の一環で権力者に輪姦されるのを天井裏で見せた後
舐めて綺麗にしなさいとかやってるイメージだったよ
672名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 00:28:19 ID:bW9KPrU2
凍空こなゆき関連が一つも出てないのが悲しいのう

数少ない本編での生存者だというのに
673名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 00:57:08 ID:kEuxN+pD
あんなロリより斬鬼さんだろJK
あの平らな胸に引き締まった体に鋭い目付き



うおおおぉぉぉぉ雷電激震!!!
674名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 02:34:24 ID:L2JByZI8
忍と八九寺にちんこ付けて、羽川犯させたい。できればWパイズリさせたい。
675名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 05:51:04 ID:MNoUFupn
幼刀 心渡
処女膜破ってもすぐにくっ着いちゃうのか
676名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 09:07:32 ID:o4U978eY
姉ちゃんとちょめちょめしたら病気になっちゃうのかしら
677名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 11:45:48 ID:bW9KPrU2
まにわになら生やす忍法ぐらいもってそうだから
姉ちゃんの見稽古でそれ取得できるかもな
678名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 16:12:14 ID:2eJPBj1t
骨肉細工…
679名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 21:06:17 ID:xPLk9Bmy
回転木馬さんがアップを始めたようです
680名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 23:27:44 ID:o12hidnL
>>674
八九寺:雌雄同体のカタツムリ怪異
羽川:ブラックの一人称俺→雄猫の怪異
だからフタ的にむしろ忍が襲われそうな気がしないでもない
681名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 13:35:43 ID:ruwHFzyH
確実に色々搾りとられるな
682名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 15:20:46 ID:hzoD7/Xz
カタツムリが雌雄同体だというのをどっかで聞いたことあると思ったらわっふるさんの阿良々木×八九寺のSSだった
ここの住人はなんでも知ってるな
683名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 15:23:51 ID:xfnhqcjX
何でもは知らないわよ、エロいことだけ
684名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 15:58:08 ID:Dc3JupeS
エッチなことなら何でも知っている、神原駿河だ!
685名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:06:09 ID:XQrNT9M/
暦×(八九寺×忍)(火憐×月火)
傾物語直後から花物語へと続かない、
ラレラレレルレルパッパラ話です。
686名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:07:03 ID:XQrNT9M/

忘物語 <ワスレモノガタリ>
第観話 こよみチャーム
==========================

雲一つない青空、快晴の月曜日。
新学期初日である本日の朝、始業式開始と共に山奥で目覚めた僕は、登校を完全に諦め、ゆったりもせず急ぎもせず、自転者を押して自宅に向かっていた。
その道中、――昨日僕の家にうっかり忘れたリュックサックを回収するため――僕に同行する女子小学生、八九寺真宵に、
僕が今朝 (と言っていいのか分からないが) まで体験していた、壮大な冒険のあらすじを――個人のプライバシーに関わる部分はうまく避けつつ――話していた。

「パラレルワールド…なるほど、阿良々木さんは、私の成人姿の美しさに、唖然呆然となったわけですね…ふむふむ、異世界でも私のポテンシャルは健在のようで、何よりです」
「やはり最も食いつくポイントはそこか。しかし八九寺、僕はそういう理由でしどろもどろになったわけじゃあ…」
「『八九寺、蕩れ』と言いたかったんですよね?」
「何故お前がその台詞を知っている⁉」
「何故も何も、私の家の前で言っていたじゃないですか。クールな表情で。」
「消えたフリして見てたのかお前⁉あんな感動的な名場面になんて後付けをするんだ!」
「いやー、あのドヤ顔を写真に残せなかったのは本当に悔しかったです」
「僕の思い出が黒歴史になってしまう!」
あのシーンがプチ『未成年の主張』だったなんて!
「ところでキザラ木さん」
「最近クールキャラを見失いつつある僕には、むしろ有難い形容詞かもしれないが、しかし八九寺、僕をナルシストみたいに呼ぶな。僕の名前は阿良々木だ」
「失礼、噛みました」
「違う、わざとだ」
「噛みまみた」
「わざとじゃない⁉」
「一応、言葉にしておいていただけませんか?」
「勘弁してくださいお願いします!」
ぐぬぅ…ここぞとばかりに攻めてきやがる…
このままではこれから先ずっと、僕はこのネタでいじられ続けなければならなくなる…
どうにかして黙らせなければ…
ふむ…ここは子供相手には百発百中、あの技を使うとするか。

「八九寺ちゃん、お小遣いをあげよう」
「もうその手には引っかかりませんよ。どうせ偽物でしょう」
「ぐっ…」
畜生、バレていた…
絵になったのがまずかったのか。
やはりアニメ化には様々な弊害が…
「まあ害を成すのはほとんどの場合、阿良々木さんですがね」
いやいや、そんなことはないだろう…
たぶん。
687名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:07:32 ID:XQrNT9M/

「ところで阿良々木さん」
おお、八九寺から話題を変えてくれるとは。
さすがに僕の思い出を汚すのは気が引けたか。
「今更ですが、どうして本来年上の私に対して、阿良々木さんは呼び捨てなんでしょうか?」
「本当に今更だな⁉」
忍に続いて八九寺、お前もか!
「阿良々木さんがあちらの世界で見た通り、私はもう大人の女性なのです。にも関わらず、呼び捨てやちゃんづけはいただけませんね」
「…じゃあなんて呼べばいいんだよ」
「八九寺さま」
「だからなんでお前がこのやりとりを知っているんだよ⁉お前シルエットすら出てねえ頃だぞ!」
「いえ、戦場ヶ原さんが先日、私の芸風を真似たと小耳に挟みまして、なら私もあの方の芸風を真似てみようかと」
「あいつのは芸風とかじゃねえよ!」
ていうかどういう経緯で小耳に挟むんだよ。
個人情報保護の概念は無いのか、この世界。
「ではこれからは八九寺さま、と呼んで下さいね」
「…HACHIKUJISAMA」
「英語発音はいただけませんね、ちゃんと言ってください」
「…パチ九寺さま」
「人を偽物みたいに呼ばないでください。私の名前は八九寺です。」
「失礼、噛みました…」
「いいえ、わざとです…ていうか阿良々木さん、無理矢理ボケとツッコミを入れ替えても、何も誤魔化せませんよ?阿良々木さんの私生活はジム・キャリーの如く、今現在も視聴者に筒抜けなんですから」
「全世界生中継だと⁉くそっ、なんということだ!今すぐ外の世界への扉を探さなくては!」
どこだ、どこにある!
やはり水平線の果てとかか⁉
「はあ…そのウザいまでのノリの良さに、ヒロインの方々は騙されてしまうんでしょうか…」

とかなんとか。
あれこれ喋っていると、思っていたよりも早く、僕達は阿良々木家へと辿り着いた。
別に滅亡したからとかではなく、仕事へやら学校へやらで誰も居ない、静まり返った我が家の自室へと、僕は八九寺を案内し、椅子に腰掛けて一息つく。
ふと目をやったデジタル時計に表示されている時刻は、九時五十三分。
学校では始業式が終わり、ホームルームが始まる頃だろうか。
うーん…本来居るべき場所に居ないと言うのは、高揚感にも似た不思議な感覚を感じるな…
いやいやいやいや、せっかくこの夏休みを目一杯使って勉強したと言うのに、新学期一日目からのうのうとサボってしまったのだ。
現実を見ろ僕。
688名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:07:53 ID:XQrNT9M/

「阿良々木…さん、ちょっと…」
僕がセルフ説教をしていると、ベッドに腰掛け、無事再会したリュックの中身を確認していた八九寺が呼びかけてきた。
「ん?なんだ八九寺、また僕のベッドで眠るとか言うんじゃないだろうな?」
こいつのパジャマ姿はレアだし、もう一回見たいっちゃ見たいけど。
「そうじゃ…なくて…ですね…」
………ん?
なんだろう、この今までに無い空気…
普通ギャグパートの次はもう一度ギャグパート、たまにシリ、アス、パートじゃなかったっけ…?
あれ?今の文章、句読点が多すぎたような…?
いや、この語り部の達人、阿良々木暦に限ってそんなミスはありえない。きっと気のせいだ。
「あ…あららひ…しゃぁん…」
「は、八九寺⁉」
呼吸を荒げ、口を半開きにしながら八九寺は、のそのそと僕の脚に寄りかかってきた。
うねうねと艶かしく、全身を脚に巻きつかせる八九寺に対し、僕がリアクションをとれないでいると、視界の脇、僕の影から忍野忍が、むにゃむにゃと瞼を擦りながら現れた。
「…眠くて言うのを忘れておった。向こうの儂から頂いたエネルギーが少々余ったのでな…はわぁぁ…迷惑をかけたお詫びの品でも無いが、お前様が前々から興味津々じゃった、『魅了』の能力をプレゼントしといたぞ」
たいそう眠そうにアクビをしつつ、ピンクのワンピースを着た金髪幼女は言った。
「は……………?」
『魅了』だって…?
それは羽川いわく、吸血鬼の眼に宿る能力で、目が合った異性を操り人形にしてしまうという、あの『魅了』…?
「お前様用にアレンジしたから、本来の『魅了』とはちと違うがの」
「お、おい忍……!」
「完全な操り人形じゃと、Mなお前様は退屈じゃろうから、女の性を極端に増大させるまでに効力を抑えてある。初めては発動まで時間がかかったようじゃが…どうじゃ、最高じゃろう?淫乱女があるじ様に奉仕しまくりじゃ。お前様にも色々好みはあるじゃろうしな」
「お前、僕をそんなレベルのマニアックな変態だと思っていたのか…」
「いや、申し訳無いが、もっと濃厚なプレイとなると、ちょっと儂にはついていけないというか…」
「いや、違う違う違う!自分のマニア度を不当に低く評価されて…っておい!お前までなんで、僕の青春の会話を使いこなしてるんだよ⁉」
「お前様の記憶はぼんやりじゃが、儂にも伝わってくるからのう。このこそばゆい感覚、こっちが恥ずかしくなるわい」
ああ、そうか――八九寺に僕の情報を流していたのは、お前の仕業か…
四六始終、生活を共にしていても、僕のプライバシーは守る暗黙の了解とか、完全に無視か…
689名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:08:15 ID:XQrNT9M/

「うぅ…阿良々木さん…なんか暑いですぅ…」
足元の少女がスルスルとブラウスを脱ぎ始めた。
「ちょ…待て八九寺!僕はそんな……え?」
椅子から飛び退き、脱衣を止めようとしたはずの僕の手は、何故かブラウスを乱暴に取り去ってしまった。そして直後、全身の力が抜け、僕はそのまま床にへたり込んだ。
「ぁん…自分で脱ぎますよぉ…」
「いや…あの…ええ⁉」
…なんで?僕は八九寺を脱がせようとして…いやいや逆…あれ?どっちだっけ…?
思考がまとまらない…?
というか、何かに頭の中をかき混ぜられているような…
と、その様子を見ていた忍が言う。
「あ、もう一つ忘れておった。吸血鬼性が薄いから、お前様も性欲に支配されるじゃろうな。まあ副作用みたいなモノじゃ」
うわあ、とんでもないことさらっと言ったよ…
ってことは総合すると…
「うむ、お前様が女を果てさせるまで奉仕は止まらん、ということじゃな。」
しれっと忍ちゃん。
最低最悪じゃねえか…何がプレゼントだ、この変態金髪幼女。
つーか僕がそれじゃ、お前も――
「阿良々木さんも脱いでくださいよぉ…」
身体を保護していた布を全て取り払い、薄い肉付きだが張りと輝きが眩しい、若すぎる肌を見せつけながら、八九寺は僕のパーカーに手をかける。
「は…八…九寺…」
本能が――急上昇する情欲が支配する僕の腕が、八九寺の柔らかい身体を抱き寄せると、いつの間にか全裸になっていた忍が、僕の胸に手を這わせてきた。
「ふふふ…儂にもお前様の熱が流れ込んで、眠気がとんでしまったわ…こんな小娘に欲情しおって、やはりお前様は根っからの鬼畜じゃのう…どれ、儂もあるじ様に奉仕するとしようかの…」
「ああ…やっぱり、お前もエンジン…かかっちゃうのな…」
相変わらず後先を気にしない吸血鬼幼女と、息を切らし頬を赤らめた小学生少女は、未発達な肢体を僕に這わせながら、その柔らかそうな口元に妖しい笑みを浮かべていた。
690名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:08:36 ID:XQrNT9M/

今や――僕の理性は本能に完全に喰われ、行動に一切のコントロールが利かなくなっていた。
ただしかし、理性自体が無くなったわけではない。
むしろ、通常よりはっきりしているぐらいだ。
言うなれば今僕は、僕の身体をした男と少女と幼女の絡みを、感覚とセットで強制的に見せつけられているような状態である。
こんな体験型DVDがあったら、バカ売れするんだろうか――などと、理性が冷ややかな現実逃避をしていても、本能には全く影響が無いようで、現実は益々、盛り上がる一方で――

心臓が激しく脈打ち、ジワジワと汗ばむ僕の全身をあらわにした少女と幼女は、それぞれ僕の耳から胸へと、まんべんなく舌を這わせていた。
「はぁ…ありゃりゃぎさぁん…胸が熱いです…」
「くくく…あるじ様の欲求が伝わってくるぞ…ほれ…ここじゃろう…?」
「くぁっ…!」
耳の中やら乳首やらを貪られ、悶える僕を見て、にやにやと楽しそうに笑う忍は、僕の腰の辺りに移動すると、刺激の度に震える、粘液を垂れた塊に視線を移す。
「いじって欲しくてたまらないという感じじゃな…くく…それに…小娘もヒクついておるわ…」
忍はいきり勃つ僕を、その小さな両手で握りしごきながら、僕の腹に跨っていて目の前に見える、八九寺の蜜原にべろりと舌を伸ばした。
「はっ…!あっ…舐めっ…吸われてますぅっ…!」
僕が強い刺激に息を漏らしたと同時に、ビクンと背中を反らせて少し揺れた、八九寺の胸の先端を、僕は指先でそれぞれ強く摘んだ。
「ひゃっ…あ…らりゃぎさ…もっとぉ…」
八九寺の喘ぎ混じりの懇願を聞き、僕は指の根元で先端を挟みつつ、掌全体で膨らみを柔らかく歪ませていく。
「手…いいです…ひぁっ!しっ…舌ぁ…入っ…!」
僕の視点からはよく分からないが、忍の舌が八九寺を掻き回しているらしい。
それはかなりの快感のようで、八九寺は、舌をだらしなく垂らして震えていた。
「ほれ…お前様…そろそろ挿れてやるがよい…」
八九寺と僕から少し離れた忍は、ベッドの淵に背を預け、僕に促してきた。
691名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:08:58 ID:XQrNT9M/

「八九寺…」
僕は八九寺の背中に両腕を回し抱き寄せ、反転して上下を入れ替え、八九寺の開いた脚の間に腰を沈めていった。
入口に触れるか触れないかの辺りで、八九寺は僕の背に手足を絡めてきた。
「思いっきり…どうぞ…?」
眼前で囁かれ、僕の腰は勢いよく進み、一気に八九寺の奥にぶち当たった。
「かっ…!うぅぅぅっっ!」
八九寺の両手の爪が僕の背中に深く食い込み、僕の腰に絡めた脚が震える。
「はっ…!あぁぁぁ…」
八九寺が大きく息を吐き出し、僕への四肢の拘束が少し緩められると、僕の腰は激しく動きだし、八九寺を責め始める。
「うっ…んんっ…!はぁっ…熱くてぇ…固ぁ…ふわぁっ!」
「くぁ…八九…寺…」
八九寺の中はまるで吸盤のように僕に吸いてきて、お互いから溢れる粘液が、ぐちゃぐちゃと音をたてている。
「んんっ…よいぞお前様ぁ…その…調子じゃ…」
そして、横で僕の八九寺の重なりを見ていた忍からも、ぐちゃぐちゃと液を撒き散らしながら、自分で自分に、指を何本も突っ込んでいた。
その一人悶える様に、僕の欲はより激しさを増していく。
「ひゃっ!ああっ…くぅっ!」
奥をえぐるように、乱暴に八九寺を突くたびに、金切り声にも似た喘ぎが部屋に響いた。
「ああっ…わかるぞお前様…こみ上げてきてるのが…儂も…そろそろ…くぁっ…!」
僕の根元でぐつぐつと沸き立つものが、忍にも強い快感をもたらしているようで、その指の動きは、より激しくなっていた。
僕の下で喘ぐ八九寺も、どうやら限界らしく、唇をひくひくと震わせていた。
「はっ…はぁっ!あらぁ…ら…いっぱい…くださ…いぃ…!」
八九寺の熱く火照る身体を、僕は両腕で強く締めつけながら、奥の奥をさらに貫かんばかりに、腰を押しつけた。
「八…九寺…!出っ…!」
僕の中から、体験したことの無い異常な容量の塊が飛び出し、八九寺の、とろけた小さな空洞へ叩き込まれた。
「はぁっ…!すご…いぃっ…!ひゃぁぁぁっ…!」
八九寺はアゴからつま先まで激しく痙攣すると、僕に絡めていた手足をパタンと床に投げ、惚けた顔から涙と涎を流しながら、すうっと、瞼を閉じていった。
692名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:09:53 ID:XQrNT9M/

「ふふ…凄い量じゃったな…さすが鬼畜なあるじ様、小娘にそんなに種付けしたかったのか…」
僕にあわせて果てた忍も、床に四肢を広げ、ぐったりとしていた。
僕が未だ吸いついてくるものからゆっくり抜け出ると、八九寺から、少し吐息が漏れた。
下に目線を移すと、八九寺の腰から太ももまではネトネトと粘つき、その中心からは、缶コーヒー一本分はありそうな量の白濁液が、トプトプと湧き出ていた――

虜にした少女が眠りについたことで、ようやく僕の理性は解放されたらしい。
ただ、体力の消費がかなり激しく、まだしばらくの間は、立ち上がれそうになかった。

「ふぅ…まあまあよかったぞお前様。さて、いい加減儂の眠気も限界じゃな…とっぷりと眠らせてもらうとしよう…おやすみじゃ、お前様…」
清々しい、満足したという表情で、床に寝そべっていた忍はそのまま、影に沈んでいった。
RPGのモンスターが実際居たとしたら、こんな風に消えるのだろうか――とか、だいぶ熱が冷めた頭で、少し吞気なことを考えていると、突然、背にしていた部屋の扉が勢いよく開いた――

ああ、なんのことはない――
八九寺が言う通り、物語で害を成すのはやはり、僕の間抜けな行動だ。
僕が全裸の状態で扉を蹴破られる、なんてことは我が家では日常茶飯事なのに。
冷静に対応しようと思えば、できたはずなのに。
それなのに僕は、振り返ってしまった。
見て、しまった。
始業式を終えて足早に帰宅し、早朝家に居ずに連絡も取れなかった僕に文句を言おうと、部屋に怒鳴り込んで来た、二人の妹の四つの目を。
ばっちりと、見てしまった――
693名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:10:40 ID:XQrNT9M/

――どのくらいの時間が経ったのだろうか。
何故僕は、こんな状態になっているのだろうか。
何故僕は、仰向けで寝転がされているのだろうか。
何故僕は、火憐の股間を股間に擦りつけられているのだろうか。
何故僕は、月火の股間を顔面に擦りつけられているのだろうか。
何故僕に、跨る妹二人は、女同士でキスをしているのだろうか――

「…にぃ…ひゃあん…つきひ…ひゃ…ふぁぁ…」
「んっ…かれんちゃぁん…舌ぁ…いいよぉ…」
押しつけられた月火の臀部に、視界は遮られているので、触覚や水音や喘ぎ声での現状把握になるのだが、まあとにかく、犯罪的なトライアングルが構築されているのは確かなようだ。
火憐のとろけた肉が、僕を咥え込み前後に揺れ、月火の濡れた溝が、僕の鼻先から顎先までに擦りつけられている。
僕の顏前と腰の辺りで聞こえる、ぐちゃぐちゃとした水音とは別に、それぞれ僕の腹に手をつき、身体を支えながら喘ぐ、妹達の声が部屋に響く。
「ふわぁっ…!にいちゃんのぉ…奥でごりごりして…すごいぃ…!」
「はぁ…かれんちゃんも…おにいちゃんも…口がぷるぷるしてるぅ…かわいぃ…」
どうやら火憐の方は最高潮に感じているようで、月火より遥かに早く、強く前後に腰を流し、咥えた僕をぐねぐねとこねくり回す。
その激しい動きに、先程八九寺にあれほど注いだのが嘘のように、僕の腹の下から大量の熱がこみ上げてくる。
「ふっ…!かれ…ちゃ…」
「あはっ…!ほら、かれんちゃん…おにいちゃんも気持ちいいってぇ…」
僕の言葉を肉の壁で遮りながら、月火が伝える。
「うんっ…!にいちゃんの…すごいびくびくしてるぅっ…!」
「か…れっ…!」
火憐の動きが限界まで強くなり、ホースの先をつまんだような勢いで、僕の大量の熱は火憐へと強く注がれた。
「あふぁっ…兄ちゃんのがぁっ…おなかに…ばしゃばしゃかかってるぅっ…!あっ、ああぁっ…」
僕の腹についた手がブルブルと震えると、火憐は僕のまっすぐ伸ばした脚を背にする形で、後ろに倒れこんだ。
「あっ…ひ…にぃ…しゃぁ…」
僕の足首を枕にして震える火憐だったが、それは少しの間だけで、すぐに柔らかな寝息が、脚にかかってきた。
694名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:11:58 ID:XQrNT9M/

火憐が倒れたのを、僕の顔を跨いだまま、眺めていたであろう月火。
しかし、優先順位は完全に僕の方が上らしく、火憐を気遣うことなく、腰を曲げて手を添えたのは、様々な液体にまみれ、未だそそり勃つ僕だった。
「あぁすごい…お兄ちゃん…ねばねば…がちがち…おいしそう…」
月火は両の太股で僕の頭を挟んだまま、目の前の起物に指先を絡め、そのプルプルとした、柔らかな唇で吸いついた。
「はぁっ…!つき…」
「あぁ…おにいちゃん、さぼっちゃだめぇ…」
月火はそう言うと、僕の口に蜜にまみれた肉をぐりぐりと押しつけてきた。
「んっ…ぶぅっ…!」
「あはぁっ!もっとめちゃくちゃしていいよぉ…はぁ…そうだぁ…こっちも…してあげるね…」
月火は、僕をしごいてぬるぬるになった、右手の細長い指――おそらく中指を、僕の『穴』に一気に、根元までをねじ込んだ。
「あっ!がっ…!つ、月火ちゃ…」
月火は刺した指を、そのまま僕の中で動かし、ぐりぐりと擦り出す。
「あはぁ…きゅうきゅう締まって…びくびくしてる…お兄ちゃん…」
「くっ…はあぁぁ…」
月火の強烈な責めに少しでも対抗しようと、僕も目の前の裂け目を両手で広げ、その粘つく隙間を舌と唇で、じゅるじゅると貪る。
「へぁぁっ…おにいひゃぁん…もっとどろどろ…らしてぇっ……」
上下に頭を振って、指を蠢かせ、じゅぷじゅぷ音を立てながら、月火は激しく僕を舐め回し、しゃぶりつく。
そのぬるい吐息、熱く包む口内、柔らかく絞られるような感覚に、僕はすぐに限界を迎えた。
「はっ…くぅっ…!」
三度目にも関わらず、さらに量が増した僕の白濁が絞り出されると、月火はより深く僕を咥え込み、喉奥で締めつけてきた。
「んぶぅっ…!ふぅっ…んくっ…!」
放出の反動で、僕は顔に垂れてくる蜜の元――ヒクつく柔らかい溝に、じゅうっ、と息の限り吸い付いた。
「あぶっ…ひゃぶぅぅぅっ…!」
僕から出た汁をじゅるじゅるとすすりながら、絶頂を迎えた月火は、その快感に耐えるため、僕に刺していた指も含めた、両手指の爪を、僕の左太股全体に、ぎりぎりと食い込ませた。
超痛かった。
「あぁ…おにぃ…ひゃ…どろどろ…れたぁ…」
月火は全身を強張らせた後、僕の先端を右頬の内側に当てたまま、ゆっくりと脱力していき、僕の上半身を敷いて、眠りについていった。
695名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:12:45 ID:XQrNT9M/

数分後――感覚を取り戻した腕で月火を横向きに返し、僕は上半身を起こした。
あまり頭に血が回ってないのか、少しぼやけた視界に映るのは、僕の足首と脚の付け根をそれぞれ枕にして、静かに眠っている火憐と月火の姿。
その二人の妹の『口』からどろどろと溢れ、流れ出したものは、床に広がり、混ざり合っていた――

――真っ裸の少女達を放置するわけにはいかないので、僕はタオルで三人の身体の拭き、服を着せて、八九寺は僕のベッドに、火憐と月火は妹部屋の二段ベットにと、先程乱暴に扱ってしまった分、なるべく丁寧に運んだ。
その間、僕の頭の中は度々真っ白になっていて、ふと気がついてみると、僕は自室のベッドに身体を放り投げていた――
「僕って…僕って…僕って…僕って…僕って…僕って…僕って…僕って…僕って…僕って…」
シーツを掻きむしり、僕が毛虫のように蠢いていると、影から忍が――妹達との行為での感覚が伝わっていたはずだが、まるで反応しなかった忍が――至極機嫌が悪そうな、しかめっ面で現れた。
「…なんじゃお前様。伝わってくる心があまりにブラックじゃから、目が覚めてしまったではないか。さてはまだやり足りんのか?」
パジャマのつもりなのか、忍が今着ているワンピースは、ピンクはピンクでも、超スケスケ生地で、お肌見放題だった。
「なあ忍…一夫多妻制がある国って、どこだっけ…あ、実の妹を妻にできる条件込みで…」
「ん?お前様、妻にする予定なのは、ヶ原さんだけではなかったのか?」
「いや…さっきのアレ…確実にできちゃった婚のスタートライン、切っちゃっただろ…?」
「…?ああ、言っとらんかったか。『魅了』は吸血鬼にとっては些細な嗜みじゃからな。性欲を激しく増大させるが、子は孕みはせんし、虜にした異性には記憶も残らんぞ」
「え…」
696名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:13:25 ID:XQrNT9M/

都合よすぎる設定が明らかに…
いや、でも八九寺や妹達とやっちゃったことには間違い無いし…うあああ………
「別によいではないか。あやつらも、お前様と交わりたい、という本能が元々あったから、あそこまで乱れたわけじゃし」
「そういうもんなのか…?」
「そういうもんじゃ」
ふむ、そう考えれば罪の意識は……消えないな。
でもまあひとまず、そういうことだとして。
「忍、僕はもう『魅了』はこりごりだ。こんな能力、早く消してくれ」
「ふむ、そうかもう充分か。あるじ様が満足したようで何よりじゃ」
こいつ、僕の感情が伝わってるくせに、なんでちょいちょい会話が嚙み合わないんだろう…
「しかし儂にはどうにもできんな。お前様が自分で対処するしかないのう」
なんと無責任な。
さすがはミステイク忍、といったところか。
「まあいいよ…で、方法は?」
「うむ、二通りじゃな。プランAは今すぐ能力が消え、プランBは半日ほどかかるが…どちらがよいかのう?」
「決まってるだろ、今すぐだ。プランA。で?何をすればいいんだよ?」
それならと、忍は言う。
「両眼をえぐり出すのじゃ」
「プランBで」
完全な吸血鬼状態でも勘弁願いたい、グロテスク極まりない方法だった。
「なんじゃまったく、はっきりせんあるじ様じゃのう」
「悪かったな優柔不断で。いいから、早く方法を教えてくれ」
「ふむ…特別何をするでもない。お前様に与えたのは、元々は生命エネルギーじゃからの。普通に生活していればエネルギーは消費され、半日ほどで消滅するじゃろ。」
「え?それって要するに、放っとけば消えるってことか?」
「まあそうじゃな」
「なら最初からそう言えよ!」
プランAとの対価の差がとんでもない!
もはや何らかの悪意を感じる!
「まあもう能力を使いたくないと言うのなら、今日はもう誰とも会わないことじゃな」
「まあ…そうなるな」
部屋の時計が示す時刻は、十一時四十一分。
今から半日だと、大体日付が変わる頃までは、人を避け続けなければならないようだ。
いや、明日の朝ぐらいまでは、余裕を持つべきだろう。
「明日は必ず、学校行かなきゃな…」
あまりにも濃密な、事件だらけの今日の午前はようやく、終わりに近づいていた。
697名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:14:46 ID:XQrNT9M/

後日談というか、今回のオチ。
僕は二段ベッドの上下で、すやすやと眠る火憐と月火を一度確認した後、自室に戻り、忍と今後の計画を立てていた。
僕の能力が収まるまで、誰にも会わなくて済む場所を考えていたのだが、まあそんな条件を満たす場所はごく限られていて、今夜の寝床に決定したのは、毎度お馴染み、学習塾跡の廃墟である。

「でも行くのはいいとして…その道中で、誰かと目が合ったらまずいよな…」
ラブコメ作品で見られる、超能力やら発明品やらが原因で、主人公が街中で不特定多数の人間に追いかけられるという、嬉しいのか苦しいのか分からない事件が起こりかねない。
「それなら心配いらん、お前様の『魅了』は体験版みたいなものじゃ。直に眼球を見られなければ、何も起こらん。そのための道具ぐらいなら、残り僅かに余るエネルギーでも、作れるじゃろう」
そう言って、忍が掌の上に一瞬で作り出したのは、某アクション映画で、仮想世界出身の救世主が愛用していたものに似た、黒のシャープなサングラスだった。
「これを使うがよい」
うわお…満面の笑みだよ忍ちゃん…
天才じゃろ儂!って背景に見えるような。
これをかけてこの質素な田舎町へ繰り出せと…?
僕を何のエージェントにするつもりだ。
「…あ、ありがとう…流石、忍はセンスいいなあ」
しかしここは大人しく従おう。
まあサングラスや眼鏡の類いは持ち合わせていないし、下手に突っ込んで大泣きでもされたら、少女達が起きてしまうかもしれないし。
……あれ?
なんか僕、娘に弱すぎる、駄目なお父さんみたいじゃね…?
「あとお前様、食糧が必要じゃろうからミスタードーナツに寄って行こうではないか」
「絶対に嫌だ」
うん大丈夫、ちゃんと断れた。

――それからすぐ、僕は必要な荷物をまとめ、忍と八九寺(家に放置はできない)を連れ、家を出た。
そして――夜型のくせに、この陽の下、頑なに影に戻らず、自転車に乗ると言う忍(何故か僕と同型のサングラスをかけていた)と、依然起きる気配の無い八九寺を、自転車の前後にそれぞれ乗せて、僕はゆっくりと、ペダルを漕ぎだした。

このまま明日になれば、僕の周りには、ようやくの静けさが訪れるのかもしれない。
しかし、今日の異常な出来事を――忘れられた僕の罪を、この先僕は、三人の少女に、話さなくてはならない。
理由がどうあろうと、やはり、隠していいことではないだろう。
まずは、僕の背中で眠る少女に――
腕時計を見ると丁度、時刻は正午。
午後が始まった。

698名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:15:33 ID:XQrNT9M/
以上、if猫白裏物語でした。
次は神原やブラック羽川、千石を交えた後編へ…………?予定は未定です。
もっといっぱい修行しようと思います。
ありがとうございました。
699名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 20:29:31 ID:NZ0GNGTl
>>697
オチついてないなあ。続き待ってます。GJ
700名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 21:24:58 ID:xfnhqcjX
>>698
久々に重量級の投下きたぜ!GJ!
魅了で蕩けたロリとか素晴らしいねエロすぎるね

ところで、次回は神原やブラック羽川や千石が蕩けるみたいだが、
ヶ原さんだけハブられてるのは正妻だから?w
なにはともあれ、続きも期待して全裸待機してます
701名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 03:01:57 ID:k+oznSwh
素晴らしい連続3Pだった。GJ
702名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 10:17:58 ID:Wn9a12sp
このスレにおける魅了とパラレルワールドの使いやすさは異常
703名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 23:15:31 ID:aXyzReV9
どっちも原作で非常に分かりやすい形で存在してるしな
704名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 00:32:08 ID:3AJjuJZM
これからはパラレルヒロインだ!!
705名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 19:58:32 ID:1krpucj/
>>698です。
忘物語続編、作成中なんですけれど、エロくないシリアスな部分多めってアリですか?
706名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 20:45:05 ID:mP9MJmur
OKに一票
707名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 21:01:37 ID:FmgZr7cY
再現率良くて面白いし、ガンガン行って欲しい
708名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 22:32:17 ID:2BqSfjgp
話の展開上必要なら書くべきだろう
709705:2011/01/19(水) 22:50:02 ID:1krpucj/
返答ありがとうごさいます。
ちょっと時間はかかるかもしれませんが、やってみます。
710名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 18:33:03 ID:wHUEtwvh
そう言って彼は二度と帰って来なかった……
m9`・ω・′)ビシッ
711名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 22:36:31 ID:FkL1PuPn
どうするつもりですか?順番的に次に行くのは僕ですよね!?
712709:2011/01/21(金) 22:47:38 ID:wGtcwSif
今の所五割ぐらいなので、もうしばらくかかりそうです…
遅くてすいません…
713名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 23:02:50 ID:65nFSsMG
よし、ならば明後日の23日(にいちゃんの日)、もしくは2月3日(にいちゃんの日)に備えて兄SSにみんな取り掛かろうぜ!
ヒロインはあた……じゃなくてあのかわいい妹の火憐ちゃんなんかどうかな?
714709:2011/01/21(金) 23:15:08 ID:wGtcwSif
連投すいません。
シリアスを含む、エロなしストーリーが八割以上で、全体が結構な容量になるんですけれど、どれほどの容量までなら一度に投下OKなんでしょうか?
二話に分ける予定なんですが…
715名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 23:20:11 ID:uonf+EPx
多すぎると思ったなら分ければいいさ
というか、テンプレさえ守ってれば、一々聞かずにやりたいようにやっていいんだぜ
そういう慎重さは、かえって無用な軋轢を生むこともあるので、細かいことは気にせずGOだ!
何か不都合があっても注意されてから考えればいいと思うよと長々マジレス
716名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 23:47:09 ID:bhe9zNC7
二割だろうが大容量だろうがエロ部分濃ければ俺に良し皆に良し

>>711
即撒菱指弾(自決毒込)
717名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 00:36:05 ID:VN8FbgU1
あんまり容量多いなら某書き手さんのようにテキストファイルとかにしてDLさせるようにしてもいいんじゃない?

>>713
でっかい妹乙
718名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 01:15:29 ID:u17T8gbe
>>713
今日は21(にい)明日は22(にーに)明後日は23(にいさん)で28は(にーや)
つまりほとんど兄ちゃんの日だ!わかったな火憐ちゃん!

わかったならしゃぶれよ(ボロン)
719709:2011/01/22(土) 01:21:39 ID:QEwk+qUI
返答ありがとうございます。
シリアスパート書いてたら不安になってしまいました。
ちょっと難航していますが、なるべく早く完成させます。
720名無しさん@ピンキー:2011/01/22(土) 23:57:23 ID:PQG13eJY
原作的な意味で近親相姦に最も近いのは櫃内兄妹でFA
異論は認めないと言いたいが覚えてる人自分だけじゃないかという不安
721名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 19:03:01 ID:0mQMXqh3
急募!

心王一鞘流十二代目当主を主体とするSSをここに書き込むだけの簡単なお仕事です。
周りはとても良い人たちばかりでアットホームな環境です。
さあ、恐れずにまずは一本書いてみよう!
722名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 21:31:53 ID:QFtcVSMF
アニメ版は一話しか見てないんだよな
723名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 22:29:35 ID:uJwOSUQS
>>720
あいつきっと黒猫さんには純なんだぜ、きっと
724 ◆zO7AQfurSQ :2011/01/24(月) 01:15:15 ID:YVMWWXqz
『はっ! やっ! やあっ!』
 気合いのこもった掛け声が道場の外まで聞こえてくる。
 一人ではない、複数の声。
「へえ、門下生が入ったのか」
 掛け声を聞いた長身の男は呟き、『心王一鞘流』と書かれた看板をちらりと見ながらその道場の門をくぐった。
 男の名は鑢七花。
 現時点で日本最強の剣士であり、幕府の中枢に侵入したお尋ね者でもある。
 開かれた戸からひょいと顔を覗かせると、予想通り幾人かの門下生が汽口慚愧の前で素振りをしていた。
「へえ……」
 ぱっと見ただけでわかる。その門下生の中に素人はいない。
 もともと腕前に自信があるものが入門したのか、ここで鍛えられて強くなったのか七花にはわからない。
 が、ある程度の実力を持っていても基本を疎かにしようというものはなく、一心不乱に素振りを続けている。
 これも汽口の生真面目さが影響しているのだろうか?
(おれもあんなふうに素振りしたっけなぁ……)
 もっとも。七花のはとても素振りとは言えないような代物だったのだが。
 しばらく思い出に浸っていると、こちらに気付いた汽口がはっとした表情をする。
 が、七花はひらひらと手を振ってこちらには構わないよう促した。
 少しだけ空気が読めるようになったのか、ひと段落つくくらいまでは待つつもりのようだ。
 やがて規定の回数を終えたのか汽口から声がかかる。
「よし、やめ! しばらく休憩とする!」
 いつもならここから型を変えての訓練になるのに訝しんだ門下生は汽口が振り向いた先を見て納得した。
 客人が来たのか。
「お久しぶりです、七花どの」
 気を抜いたところに予想外の名を聞いた門下生に再び緊張が走る。
 あの装いにあの体躯に七花という名前。
 間違いようもない。あらゆる剣士にとって様々な意味を持つ、あの『鑢七花』!
 その剣士は。
「よお、汽口。元気にしていたか?」
 実に気さくに道場主と言葉を交わしたのだった。
 
 
 * * *
 
「へえ、わざわざ別の町から門下生がね」
「はい、当初はすぐに辞めていく者たちばかりでしたが、今いるのは皆真面目に剣の道を極めんとする者でして」
 結局。
 あのあと門下生に請われて稽古や模擬戦を共に行い、夕暮れになって稽古時間が終わってようやく汽口とまともに話せるようになった。
 せっかくだからと夕餉をともにしつつ、近況を伝え合う。
「とがめどののことは残念でした。将棋で再戦願いたかったですが」
「へえ、腕は上がったのかい?」
「はい、将棋もそれなりに練習してますから。今ならそこそこいい勝負ができると思ってますよ」
 わずかに微笑みながら汽口は言った。
 ふむ。やはり違う。
 七花は再会した直後から感じていたことに確信を持った。
 剣一筋だったはずの汽口が将棋の練習をしているという。
 以前ならば考えられなかったことだ。
 こうして向かい合っていても少し気まずかった張り詰めた気配がない。
 端的に言って、汽口は『丸くなっている』。
 『王刀・鋸』を手放したのはそんなに悪くなかったのかもしれない。
 そんなことを思いながら七花は食事を終えた。
「そういえば七花どのは今夜の宿はどうなってますか?」
「ん? あー、まだ決めてないな」
「ならばこちらに泊まられてはいかがです? 部屋は余ってますし、わたしだけですから気兼ねすることもないでしょう」
 以前の汽口なら変に緊張してしまうところだが、今ならそんなこともないだろう。
 七花はその申し出に乗ることにした。
「なら世話になるよ、明日の昼前くらいに発つから」
「わかりました、それでは部屋と湯浴みの支度をしてまいります」
 
 
 * * * 
 
「ふう…」
 湯浴みを済ませて寝間着に着替えた七花は布団の上で大きく息を吐いた。
 他人に何かを教えるなどと慣れないことを昼にしたせいか、少し疲れているようだ。
 そろそろ眠るとしようか。
 と、そんなふうに考えたとき。
「七花どの、よろしいでしょうか?」
 障子の向こうから汽口に声をかけられた。
 こんな夜中にどうしたのだろうか?
「いいぜ、入ってきな」
「失礼します」
 すっと障子が開き、汽口が部屋に入ってくる。
 そのまま七花の正面にすとんと腰を下ろした。
「実は七花どのにお願いがあってきました」
「ん、何だい? おれにできることなら遠慮なく言ってくれ」
 汽口の言葉に七花は答えるが、そこから続かない。
 言い出しにくいことなのか、その表情に迷いが見えた。
 が、ようやく決心したのか、きっ、と七花の目を見据えて口を開く。
「七花どの、わたしを抱いてはくれませんか?」
「………………はぁ!?」
 少し頬を赤らめながらも真剣に言うその思いもよらなかった言葉に、七花は素っ頓狂な声を出したのだった。




>>721
こんな感じのでいいのでしょうか?
726名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 06:55:32 ID:x1Kq05f9
あんまりエロの動機を感じないからどうするのかな。かな。
727名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 09:49:38 ID:IqUJwBM2
とても面白いぜ
だから
続行しようよ続行してして
続行しなきゃ続行しなさい
続行するべき続行しやがれ
続行続行続行続行続行続行
続行続行続行続行続行続行
レッツキャリーオン!
728名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 17:47:55 ID:AkcfjrMw
727のテンションに噴いたwww
724、GO!GO!!
続き待ってるぜ!!
729名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 18:24:49 ID:rVWAwcLZ
>>724
先が気になるじゃないか。続きを楽しみにしているぜ。ただしその頃には俺は八つ裂きになっているだろうけどな!

ところで否定姫は…?
730名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 20:45:51 ID:4MORdz2D
素晴らしい
731名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 21:29:30 ID:LJpjFjt7
>>729
長旅が腰に来たため前の街で療養中
八つ裂きになった
この後「その性交を否定するわぁ」と襖を開け放って登場

好きなのを選べば良いと思うよ
732名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 21:37:34 ID:x1Kq05f9
悲しい悲しい話をしよう。
どこか別のパラレル刀世界ではとがめは死んでいて
否定姫とも旅をせず、家族もみな亡くなっていて
向かう所や知り合いが汽口のとこなど極一部しかいないそんな七花もいるかもしれない。
733名無しさん@ピンキー:2011/01/24(月) 23:18:10 ID:xk91Ux8X
刀語特に七花でエロパロが難しい原因は原作的に犯れる時期が無いからなんだよなー
完了前はとがめが常に傍に居て完了後はとがめの死・虚刀化に伴い性格変化・否定姫の同行で
萌える前所有者とかが生きててもフラグがかなり立てにくい・・・これを打開するには

とがめの遺言をそのまま受け取り各地で新しい愛に生きる
『普通に忘れられるとはこの奇策師とがめの目をも(略』ルート
零体なり何なりで触れられないまでも旅に同行させることで悲劇性を薄める
『怪異嫉妬亀』ルート
似て否なる別世界にすることでとがめの死や性格変化といった縛りを無くす
『パラレルワールドが刀語にも進行』ルート

等等自然な感じにするのは至難の業だぜ
734名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 19:47:02 ID:xanEuftj
>>685
【忘物語 第観話 こよみチャーム】
の続編、二話構成の第一話になります。

シリアスが本筋なので、エロは二話全体で一割ぐらいです。
前話と同じく今回もif猫白裏側話です。
(一部の伏線はなかったことにしています)
主なキャスト:暦、忍、神原、羽川、千石、八九寺(順不同)

色々と突っ込みながら、軽い気持ちで読んでいただければ幸いです。
735名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 19:47:33 ID:xanEuftj

==========================
忘物語<ワスレモノガタリ>
第対話 こよみシャドウ 其ノ一
==========================

【001】

『後日談というか、今回のオチ。』

という台詞から、僕は毎回、物語を締めくくってきたわけなのだけれど、前話でのそれに対し、

『無理矢理締めて責任逃れする気だ』

という指摘があったらしい。
なのでそのフォローと、今回の物語の前置きを兼ねて、僕の今現在――僕の通う私立直江津高校のニ学期初日、月曜日の昼――に至るまでの今日の出来事を、嘘偽りなく、振り返ろうと思う。

内容をご存知の方には少々退屈かもしれないが、僕――阿良々木暦の心が、自身の犯した罪への、深い懺悔に満ちているということの再確認に、ぜひ付き合っていただきたい。
物語における、僕という存在を今一度、把握しておいていただきたい。
736名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 19:48:28 ID:xanEuftj

【002】

以下回想。

本日の朝、新学期初日から大寝坊し、学校をサボってしまった僕は、半ば開き直って、友達の小学生女子――八九寺真宵を自宅に招き、歓談していた。
その最中、僕の影の中に住む金髪幼女吸血鬼――忍野忍が今日の朝、知らぬ間に僕に付与した『魅了』という力が、僕の意思とは関係なく突如、発現した。

『魅了』とは本来、吸血鬼の眼を見た異性を完全な操り人形にする力である。
しかし僕の場合、対象者の性欲だけを強制的に、強烈に増大させるという支配力に、忍が効果を限定したらしい。
そして僕の意思で制御がきかない常時発動型の力であり、発動中は僕まで性欲に支配されてしまう。
僕の身体の吸血鬼性が薄いための副作用だが、忍はそれを承知の上で僕に力を与えていた。
金髪幼女吸血鬼は変態だ。
つまりまとめると、一度僕と女性の目が合うと、女性側が果て、失神するまで行為が終わらない力である。
僕はその力を、最初は無意識に八九寺に、その次はうっかり妹二人に――長女の阿良々木火憐と、次女の阿良々木月火に、使ってしまった。
行為には忍(変態)も参加していたのだが、また質が違う問題なので、とりあえず置いておく。

『魅了』による行為では、妊娠はせず、対象者には記憶も残らないのだが、行為の事実がなくなるわけではない。
そうでなくとも――こんな事件をうやむやにして、今まで通りに彼女達と接することは、僕の性格というか、人間性では不可能である。
だから、それが正答かは分からないけれど――僕は全ての事実を、彼女達に告白することを決意している。

僕と三人との行為後に、しれっと現れた忍(変態)の話いわく、僕に付与した力の原材料は生命エネルギーなので、放っておけば勝手に半日ほどで力は無くなるらしい。
それを聞き、僕は妹二人(行為後熟睡中)を家に残し、今日一杯――余裕を持って明日の朝まで人目を避けるため、とある学習塾跡の廃墟へと、忍(変態)と八九寺(行為後熟睡中)を連れて今現在、向かっているのである。

八九寺を連れているのは、ただ単に他人の家に放置されるのは迷惑だろうと思っただけで、明日までの暇つぶしに悪戯しようとか、変態的な理由ではないことを、ここに補足しておく。
737名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 19:48:49 ID:xanEuftj

【003】

回想終了。
本編開始。

僕が忍と八九寺を自転車に乗せて自宅を出発してから、十分程が経過していた。
太陽の光に弱いのに、この夏空の下、自転者の前かごに入っていた忍(逆ET乗り)は、
「あ、やっぱむり。太陽ぱないわ」
と言って先程、僕の影に入っていった。
日付が今日になってからまともに寝てなかったはずなので、きっと今は熟睡中だろう――

すっきりした前方の視界を見ながら道を進んでいると、大きなリュックサックを背負いつつ、僕の背中に寄りかかり眠っていた、八九寺が目覚めた。

「うぅ…ん?阿…チャムら木さん…?」
「前話のサブタイトルを使って無理矢理噛むな。僕の名前は阿良々木だ」
「失礼…寝ぼけました、むにゃむにゃ」
「お、おう…それなら仕方ないよな」
「?なんですか阿良々木さん、その返し?気持ち悪いです」
「お前寝ぼけてないだろ。やはりわざとか」
「私は嘘なんてついてませんよ。ところで阿良々木さん?」
「ん?」
「なぜ阿良々木さんは、本来年上の、大人の女性である私を呼び捨てにしているんですか?」
「前回やっただろそのくだり!回想はもう終わったんだよ!もう振り返らなくていいんだよ!それよりなぜ僕と自転者に乗っているのかを突っ込めよ!」
「いえ、私のキャラ説明が少なすぎる、不親切な回想だった気がしたので、一からやり直すべきではないかと」
「そんな必要はない。それにお前の自己主張の強さは今、充分に伝わったよ」
「それは何よりです。それで、阿良々木さん?なぜ私は阿良々木さんと、こっ恥ずかしい状態になっているんですか?」
「なんだその遠回しな突っ込みは。普通に自転車の二人乗りと言え」
「阿良々木さんに突っ込みについて、とやかく言われたくありません。とにかく、今の状況を説明してください」
「えっと…とりあえず、学習塾跡の廃ビルに向かっているな」
「廃墟ですか?戦場ヶ原さんとのデート案の使い回しじゃないですか。手抜きはいただけませんね、阿良々木さん」
「違う、デートじゃない。ていうかなんでお前が僕の思い出を知って…って、それも前回やっただろうが!お前のネタが使い回しじゃねえか!」
「いえ、あまりにも簡略化されていた回想を、できる限り補足しようかと」
「容量とか色々事情があるんだよ。もう回想には突っ込むな。それにお前のトーク部分を補足する意味はない」
「ほう、私のアイデンティティをさしおいて、何を回想しようというのですか?阿良々木さん?」
「うっ…それは…目的地に着いたら…話すよ」
「おやおや?あやしいですね?なにやら変態の匂いがします」
「僕からそんな匂いはしない」
「いいえしますよ。プンプン匂います。初めて出会ったときから言っていたじゃないですか私。臭いって」
「やめろ!文字でも絵でも有することのない僕の匂いが、変態の匂いに固定されちまうだろうが!」
「そう思って作品を見返すと、また新たな楽しみ方が生まれますよね?」
「そんな楽しみ方を望んでる人はいねえよ!僕の匂いフェチとか、いてほしくねえよ!」
738名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 19:49:18 ID:xanEuftj

長くなりそうなので強制的に、雑談中断。

僕達は目的地に到着し、廃墟を囲む網フェンスの隣に自転車を停めた。
と、自転者を降りた八九寺が、今まで背中越しでよく見えなかった僕の顔を見るや否や、目一杯背伸びをして叫んだ。

「なんですかそのサングラス!超格好いいです!素敵です阿良々木さん!」
「あ、ああ…忍にもらったんだよ」

自宅を出発する際の話――
僕の『魅了』は力を制限しているので、眼球を直接見られなければ効力はないと忍が言って、僕にサングラスをくれたのだ。
ただ一つ難点があって、デザインが鋭すぎる。
黒のシャープなデザインなのだが、なんというか、あれだ。
ビフォーアフターでモデルが明らかに違うよね、という広告に載ってそうな、着用する人を選ぶデザインだ。
正直、『僕、今サングラスかけてるんだ』とは言いたくない、思われたくないほどの似合わなさである。
ああそうだ、いっそ、『サングラス』ではなく『目隠し』と呼んでみるのはどうだろう。

――『僕、今目隠ししてるんだ』――

………スイカ割りしてるのか僕は。
…いや、言葉に、文字にするから駄目なんだ。
どうせ絵なんて無いんだから、僕が似合わないサングラス姿だ、というイメージが消えさえすればいいんだ。
うん、目隠しで決定。

えー、読者の方々は、これから、僕の姿はサングラス姿ではなく、目隠し姿だと、思ってください。マル。
よし、完璧だな。
あ、そういえば僕を見ても八九寺、普通だな。
よかったよかった。
………つーか、え?
こいつ今、格好いいって言った?素敵ですって言った?
えええええええ………?
何?この目隠しを僕に勧めてきた忍も大概だけど、八九寺もそんなセンスなの?
それとも僕がおかしいのか?
いやいや…そんなはずは…

「いいですねー、忍さんのセンスは抜群ですね。私にもかけさせてくださいよ」
八九寺が僕の顔に手を伸ばす。
「あっ!駄目駄目!これは僕のフェイバリット目隠しなんだ!誰にも貸したくないんだ!」
必死で後ずさる僕。
あ…目隠しって言っちゃった。
スイカ割りしてると思われる…
あ…フェイバリットとも言っちゃった。
僕もこいつらと同じセンスだと思われる…
「え⁉『mekakushi』って、そのサングラスのブランドですか⁉初めて聞きました!」
「う、うん…そうそう…」
ああ…こんな馬鹿と同じセンスだと思われるなんて…うああ…
「じゃあ今度、そのブランドを探してみます!」
「いやあ…見つからないんじゃないかな…?」
「超高級ブランドですか⁉うう…私のちっぽけな財力では難しそうですね…」
「あ…明日以降なら、あげてもいいぞ…」
「本当ですか⁉さすが阿良々木さん、器が大きいです!イケメンの匂いがプンプンします!」
「どんな匂いだよ、それ…」
739名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 19:49:45 ID:xanEuftj

とまあ、危うくまた八九寺に『魅了』を使ってしまいそうな場面をクリアした後、僕は八九寺と、網フェンスに開いた穴から廃虚の中へと入った。
晴天の昼間なのに薄暗く、荒れ放題の建物の階段を、八九寺と手を繋いで登る。
そして着いた四階の一室に入り、椅子を二つ用意して埃をはらい、お互いあまり離れずに、向かい合う形で座った。

「それで?私に何を話すんですか、阿良々木さん?」
「え、えっと…だな…」
「………?」
僕の煮えきらない様子に、八九寺は首をかしげる。
「落ち着いて、聞いてくれよ…」
僕は八九寺に、僕が犯した罪を、告白した。
その途中からずっと――告白し終わったあとも、八九寺は無表情で視線を少し落とし、両手を足の間に挟んだまま、固まっていた。
僕も就職面接のような姿勢の正し方で椅子に座りながら、固まっている。

「………………………………」
「………………………………」

数分経っても、動きはない。

「………………………………」
「………………………………」

昼間にもかかわらず薄暗い、陰惨とした廃虚の一室で、小学生女子の沈黙に対し、本気で怯えている男子高校生の目隠し姿が、そこにはあった。
どう見ても、僕だった。

そのまま十数分は続いたであろう硬直を解いたのは、八九寺だった。
八九寺はうつむいたまま立ち上がり、無言でゆっくりと歩いて、僕に近づく。
「…………は、八…」
「………てやあっ!」
八九寺の左脚から繰り出された強烈なキックが僕のみぞおちを突き、僕は椅子ごとひっくり返った。
「ぐ…うう…」
気の済むまでやってくれと、僕はズルズル這いつくばって、八九寺の前に跪く体勢をつくる。
それを見て八九寺は、
「…今のでチャラにしてあげます!」
と、溜息をついて言った。
「え…?い、いやでも…」
「まあいつかはやられるんじゃないかと思ってましたから、わりと平気です」
「僕の命とか…絶縁とかは…?」
「何言ってるんですか阿良々木さん、私は大人の女性なんですから、器も大きいんですよ。それに…」
「そ、それに…?」
八九寺は微笑んで言う。
「私と阿良々木さんは、親友じゃないですか」
「っっっ…!はっ…八九寺ぃー!」
僕は跪いたまま、八九寺にすがりついた。
「ううっ…ごめんな…ごめんなぁ…!」
「よしよし、いいんですよもう…泣かないでください…」
八九寺は情けない姿の僕の頭を、優しく撫でてくれている。
聖母だ…聖母がいる…
この荒れ果てた廃虚に、聖母がいる…
740名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 19:50:08 ID:xanEuftj

それからしばらく経ち、ようやく泣き止んだ僕に聖母は言った。

「そのサングラス、くださいよ」
「いや、だからこれ外しちゃったらまた…」
「目が隠れてればいいんですよね?」
「う、うん…そうだけど」
聖母はリュックの中をガサガサと調べ、ある物を僕に差し出した。
「これ、きっと似合いますよ?」
「…………………………………」
聖母が僕に勧めるそれは――眼鏡だった。
牛乳ビンのフタみたいなレンズの――眼鏡だった。
そうだった――聖母はこういうセンスだった。
いや、聖母を貶めるわけにはいかない。
「あ、ありがとう…」
聖母から眼鏡を受け取り、聖母と目が合わないように顔を背けつつ、目隠しと入れ替える。
度は入っていないようだ。
「やっぱり似合いますね!手鏡ありますから、確認してください!」
手鏡を受け取り、おそるおそる顔の位置へ――
………あれ?
意外に普通だ…
頭部の三分の一は覆われてるけれど、意外に普通だ…
僕の顔ってこういうのが似合うのか…
なんかなあ。
いやでもとりあえず、これも目隠しと呼ぼう。
もう目隠しと呼んでいても意味はない気もするが、一応ね。
うん、二代目目隠しの誕生だ。

「どうですか阿良々木さん、似合いますか?」
僕が渡した初代目隠しを着用した聖母の姿。
「ああうんやばい超似合ってる。まるでお前のために作られたもののようだなー」
「そうですか!えっへっへー!」
………聖母を貶めるわけにはいかない。
耐えろ僕。笑っちゃ駄目だ。
僕の腹筋なんてどうなってもいいんだ。
笑うな。笑うな。笑うな。
「ではこれは、大事に保管するとしましょう」
満足したようで、聖母は初代目隠しを外し、リュックへしまった。
腹筋解放。
ふううううううう………
聖母は天然のドSだったようだ…
741名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 19:51:03 ID:xanEuftj

不自然に思われないように無表情で深呼吸をしていると、リュックの傍らに、布のようなものが落ちているのが見えた。
「ん?なんか落ちてるぞ?」
「?………あっ!」
僕がその布を手に取り広げてみると、それは濃い紺色の、スクール水着だった。

「うおっ!なにお前、いいの持ってんじゃん!ちょっと着てみてくれよ!」
「嫌です。返してください」
ほんの好奇心で、水着を聖母の体に合わせようとしたのだが、心無く断られてしまったので、僕はもう一度、真摯にお願いしてみた。
「ちょっとだけだって!な?な?…な!」
「絶対に嫌です。いいから早く返してくださ…ちょっ!無理ですってば!やめてくださいっ!きゃーっ!きゃーっ!ぎゃーっ!ぎゃああああああああああああっ!」

昼間にもかかわらず薄暗い、陰惨とした廃墟の一室で、小学生女子に対し、スクール水着着用を執拗に迫る男子高校生の目隠し姿が、そこにはあった。
どこからどう見ても、僕だった。

その熾烈を極めたチェイスの影響で、室内の器物はガタガタに荒れ、気がつくと聖母の姿は消えており、室内に居るのは息をきらしてスクール水着を握り締めた、僕だけだった。
「はあ…はあ…あ、あれ?おーい、八九寺ー?」
………返事がない。
どうやら、チェイスの勢いで外に逃げてしまったようだった。
くそう、小学生のスク水姿はおあずけか――と、僕が肩を落としていると、廃墟の外側――ガラスが割れてほぼ枠だけになっている窓の外から、八九寺の声がした。

「あっららあーぎさあーん!」
窓に駆け寄り外を見下ろすと、廃墟を覆う網フェンスの傍らで、八九寺がこちらにブンブンと手を振っていた。
「その水着ー!絶対に返してくださいよー!」
八九寺は口に両手を添え、大声で叫ぶ。
「おー!無事だったらなー!」
僕も精一杯の声量で、言葉を返す。
「変なことに使ったら許しませんよー!それとー!今日のこと気にしてませんからー!そのかわりー!次はちゃんと――」
「えー?なんだってー?」
「いいえー!なんでもないでーす!またお会いしましょー!」
そう叫ぶと八九寺は、もう一度大きく手を振り、背負った大きなリュックサックを揺らしながら、小走りで町中へと去っていった。
742名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:08:22 ID:xanEuftj

【004】

八九寺を見送ったあと、僕はスクール水着を小さく折り畳み、ズボンの後ろポケットに入れた。
そして、二代目目隠しを顔から外し、改めてデザインを確認する。
「…やっぱりないよなこれ」
銀色の極細フレームに、馬鹿でかいレンズ。
レンズが浮いているみたい。

「しかし…あの初代目隠しを僕に勧めてきた忍なら、このセンスについてきそうだな…」
つーか、なんかノリで初代とか二代目とかつけちゃったけど、どっちでもよくね?
目隠しは所詮目隠しだし。
八九寺や忍にとってはそうじゃないんだろうけれども。

「あ…忍といえば、あいつミスタードーナツ食べたがってたっけ…」
足下の影に目をやる。
日中だし、まだ寝ているだろう。
「………」
どうしよう、買ってきてやろうかな…
これ、僕に似合ってないわけじゃなかったし…
………うん、何も食わせないのも可哀想だし、僕がちょっと我慢すればいいんだ。
『魅了』もちゃんと防げてるし、きっと大丈夫だろう。
「…寝てる間に用意しといてやるか」

聖母とふれあった影響か、慈愛に溢れた心が生まれたような気がしながら、僕はしっかりと目隠しを装着して、到着時よりさらに酷く荒れ果てた教室を出た。
743名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:09:15 ID:xanEuftj

【005】

廃墟の入口である、穴だらけの網フェンスの前で、僕は唐突に、意外な人物と出会った。

「こ、暦…お兄ちゃん?」
「え?」
いつの間にか僕の隣に立っていたのは、おどおどと気まずそうに体をすくませる、僕と月火の友達である中学二年生女子――制服姿の千石撫子だった。
ていうか目が合っちゃった。
「あっ!せっ、千石!僕を見たら…!」
僕はとっさに、顔面を両手で覆う。
「えっ⁉ど、どうしたの暦お兄ちゃん⁉だ、大丈夫⁉」
お…?このリアクションは…?
「せ…千石、お前…体、熱くないか?」
「え?う、うん…制服、夏服だし…そんなに暑くないよ…」
うん…目隠しはちゃんと機能しているようだな…
あー、びっくりした…
全然気配無いんだもん、この子…

「それで…千石はなんで、こんな所に居るんだ?」
「あ、あの…今日の朝、ららちゃんから電話で、
『始業式なのに、暦お兄ちゃんが家に居なくて、連絡もつかない』
って言われて…お昼になっても見つかったって連絡、なかったから…撫子も、暦お兄ちゃんが居そうな場所、探してたの…」
千石は少々長めの説明を、途中何度か詰まりながらも、僕にしてくれた。

ふむ…僕の携帯は電池が危ういから、朝からずっとオフにしてあるし、火憐と月火(ららちゃん)も、僕を見つけた直後に『魅了』に囚われてしまって、今はまだ寝てるだろうし…
なるほど、千石に誰からも連絡がいかないわけだ。

「そっか…ごめんな千石、心配かけちまって」
「えっ⁉う、ううん!いいよいいよ、全然大丈夫だよ!暦お兄ちゃんが無事ってわかっただけで、大満足だよ!」
「ああ、ありがとう、千石」
「あっ…う、うん…」
おお…はにかみ照れるこの仕草、実にキュート。
今の僕が言えることではないが、本当に妹達にも、この成分が少しでもあればいいのに。
744名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:10:01 ID:xanEuftj

「あ…暦お兄ちゃん…その、顔のって…」
僕の顔をちらちらと見ながら、千石がたずねる。
「ああ、これは何でもないんだよ。目隠しだと思ってくれ」
「へ、へえ…そうなんだ…」
あ…千石が若干引いてしまった…
いや、仕方ないか。
スイカ割りをする場所には、廃墟は合わないからな…
「暦お兄ちゃん、なんかいつもと違うね…」
「ん?ああ、目隠しのせいだろ?」
「そ…そうじゃないと…思うんだけどな…」
…変なとこで勘がいいな、この子。
千石が『魅了』に囚われないよう、警戒している僕の心を、見抜いているのか…?
まあ人間の違和感については、子供の方が敏感だって言うからな…
…いや、千石ももう、中学二年生だ。
子供扱いは失礼というものか。

そういえば最近、妹的存在だった千石が、やけに魅力的に見える瞬間があるよな…
今だって、この夏空の下、あちこち駆け回ってくれたのだろう――
夏服の薄いブラウスが汗で貼りついて、下のブラ――おっと、何をしているんだ僕は。
こんな健気な千石の姿に、やましい視線を送りかけるなんて。
ないない。
『魅了』に囚われていない普段の僕は、千石の汗に濡れた肌や下着を見て、いやらしい気持ちになったりはしないのだ。

「こ…暦お兄ちゃんはここで、何してたの…?」
「ん?ああ、とある事情で、明日まで家には帰れないから、ここで一晩、泊まろうと思ってさ」
「ふ、ふうん…あ、でも…今日結構暑いのに、お風呂とかはいいの?」
「まあ…入りたいっちゃあ入りたいけど、ここにそんな設備は無いし…」
「だ…だったら、撫子の家のお風呂、貸してあげるよ?」
「え?いやいや、悪いだろそんなの。適当にその辺で水浴びでもするよ」
「で、でもほら、撫子も汗かいちゃったから、これから入る予定だし、一緒に入ればお風呂沸かすのも一回で済むから、環境にも優しいよ?」
一緒に入れば――というのは、同じお湯を使えばいい、ということか。
確かにそれに比べると、その辺で水浴びとか、水が勿体無いな…
ふむ…まさかそのまま、女子中学生の家に泊まるわけでもあるまいし、目隠しにさえ気をつけていれば、大丈夫か。
苦労をかけられたのにもかかわらず、僕を気遣ってくれている千石の善意の申し出を、無下にはできないしな。

「じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな」
「う、うん!いっぱい甘えていいよ、暦お兄ちゃん!」

千石は僕の返事を聞いて、ずっと胸の前でもじもじさせていた両手を、まるでガッツポーズのように握り締めた。
そしてその表情は、僕が今まで見てきた中で、一番の輝きを放っていた。
745名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:10:45 ID:xanEuftj

【006】

廃墟から千石の家へ出発しようとした際、千石に自転車で行こうかと勧めたら、

「い、いや駄目だよ!暑いからって楽したら!こういう日こそいっぱい歩いて、いっぱい汗をかくべきなんだよ!そっちの方が健康的なんだよ!」

と、千石に凄い勢いでまくし立てられた。
前から思っていたが、やはり千石は体調管理には厳しいらしい。
この年でそこまで自分を管理できるとは見上げたものだ。
実に見習わなくてはいけない。
ということで、千石の家へは徒歩で向かった。
そしてかなりの時間を費やして、目的地に到着はしたのだが、なぜか玄関のドアの前で、

「暦お兄ちゃん、お風呂沸かしてくるからちょっと待っててね」

と千石に言われ、僕は今現在、千石の家の外に立っている。
結構な距離を歩いてきて、今も夏の日差しに全身を晒されているので、正直、汗だくである。
別に家の中で待っていてもいいんじゃないかとも思ったけれど、千石にも色々あるんだろうから、仕方ないだろう。
それに迷惑をかけっぱなしの僕に、勝手なことを言う権利はないしな。

そのまま三十分程が経った頃、制服姿のままの千石が、ドアを開けて僕を迎え入れた。
「ご、ごめんね暦お兄ちゃん、遅くなっちゃって…暑かったでしょ?もうお風呂入れるよ?」
「いや、千石が先入ってくれよ。僕はあとで大丈夫だからさ」
「だ、駄目だよ!暦お兄ちゃん汗だくだし、今すぐ入らないと風邪ひいちゃうから、先に入って!お願い!」
お願いされてしまった…
そんなに気を使ってくれなくてもいいのに。
「う、うん…じゃあ、お先にお風呂、いただきます…」
「う、うん!いただいていいよ!」
「あ、そういえば千石、親御さん達は?」
「あ…えっと、今日は仕事とかでお母さんもお父さんも、夜遅くまで帰って来ないよ…」
「あー、そうなんだ…」
確か前に遊びに来たときも、ご両親居なかったよな…
今度ちゃんと会って、今日のお礼言わないとな。

「で、お風呂場ってどこ?」
「あ…暦お兄ちゃん、そのことなんだけど…」
「ん?」
「脱衣場に色々…見られると恥ずかしいもの、あるから…撫子が案内するから、目を瞑って、お風呂場入ってほしいんだけど…」
「え?いやでも、服脱ぐときとか、どうするんだ?」
「だ、大丈夫だよ!そのときは撫子も、目を瞑ってるから!」
えええええええ………?
いいのかそれ。
まあそれこそ、目に気をつければ、僕も千石も問題はないけれど…
「ほ、ほら、早くしないとお湯冷めちゃうよ?ね?」
千石はその細く白い両手で、僕の右手を掴んだ。
「う、うん…わかった」
OKしてしまった。
なんか意思が弱すぎるような。
「じ、じゃ…行こ?目は瞑っててね?」
746名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:11:37 ID:xanEuftj

言われるままに目を瞑り、千石の手に引っ張られながらゆっくり歩いて行くと、風呂場が近いのか、温かい蒸気を感じた。

「千石、着いたのか?」
「う、うん…服、脱いでいいよ…あ…目は瞑ったままでね…」
「お、おお…千石は大丈夫か?」
「だ、大丈夫…撫子ももう、目を瞑ったから…」
「じ、じゃあ…」
千石がすぐ隣に居るのを感じながら、僕は目隠しが取れないように慎重に、上から服を脱いでいく。
上半身があらわになったぐらいで、僕からではない衣擦れの音が聞こえた気がした。
「?千石、なんかしてるのか?」
「あっ…ごめんなさい、暦お兄ちゃんの服、踏んじゃったみたいで…」
「ああそっか、ごめんな散らかして」
「ううん、全然いいよ!気にしないで!」
千石の息が荒い気がするけれど、蒸気で少し息が詰まっているんだろうか…?

僕はトランクスのみの姿になると、千石に言った。
「千石、あとはもういいから、風呂場のドアだけ開けてくれるか?」
「う、うん…」
千石が僕の手を探るようにして取ると、ドアが開く音がした。
「前に歩けばいいから、段差…気をつけてね…」
「おう」
そのまま進むと、少し低くなった地面に、ひんやりとしたタイルの感触があった。
「じ、じゃあ、ドア閉めるね…」
「あとで下着出したいから、ちょっとだけ開けていいか?」
「うん…い、いいよ…じゃあ…」
仙石は僕の手を離すと、背にしたドアが閉まる音がした。
「ふう…」
僕は開放感とともに瞼を開いて、トランクスを脱ぎ、後ろに振り返り、握ったトランクスを落とした。

「…………………………………」

ドアの前には千石が居た。
制服ではなく濃い紺色のスクール水着を着た千石が居た。
僕は全裸で千石と向かい合っていた。

「………」
「あ、あの…背中流して…あげようと思っ…え?」
僕は何も言わないまま、トランクスを落とした右手で、千石の胸の前で組まれた両手を掴んだ。
「………」
「こ…暦…おに…ひゃっ⁉」
僕は千石を引き寄せ、その小さく柔らかい身体を抱きしめた。

――え?
何してるんだ僕は――
こんなことするつもりは――
あれ――
この感覚――
この身体の自由が亡くなる感覚は――
目隠しはしてるはずなのに――

「あ…あの…」

千石は僕の胸に顔を埋めて硬直している――
待てよ――
外しちゃ駄目だ――

「あっ………」
千石は、僕の眼を直接、見てしまった――
747名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:12:31 ID:xanEuftj

【007】

「はあぁ…素敵だよ…暦お兄ちゃん…」

僕の眼を見た千石は、浴槽の淵に僕を座らせると、タイルに跪き、そそり起った僕を目の前にして息を漏らした。
「はぁ…あぁ…んむぅっ…!」
千石は僕に右手を沿わせ、根元から先までつうっと舌を這わせると、鼻先が僕の肌に当たるほどに深く、一気に咥え込んだ。
「んっ!うぶっ!はぁっ…!」
ぐちゃぐちゃと粘ついた音をさせながら、千石は右手の人差し指と親指で僕の根元をしごきながら、その上で頭を降って舌と唇を絡めていく。
「はっ…!はっ…!あぁっ…!」
その貪り狂う姿に、僕の硬度はみるみる増して、千石の喉奥にめり込んでいく。
「うぶぅ…!あっ…むぅっ!」
息が苦しくてもペースが収まらないどころか速くなる動きに僕は震えながら、仙石の頭を両手で押さえつけ、喉奥のさらに奥まで進ませる。
「んんっっっ…⁉」
その先端を肉に閉められる感触と、根元まで全体に這わされた舌の熱さに一気にこみ上げた僕の中から、大量の粘液が仙石の喉に直接流し込まれた。
「んぶっ!んんっ…!んくっ…ふぅぅ…」
千石は僕の太股にそれぞれ手を乗せて、頭を押さえつけられたまま、喉にどくどくと注がれる粘液を飲み込んでいく。

しばらく経って顔を上げた千石は、唇の端から粘液を垂れながら、息を荒げて微笑む。
「はぁぁ…おい…しいね…これ…」

その言葉を聞いた僕は、千石の肩を掴んで身体を返し、手をつかせ四つん這いの姿勢にした。
そして足の間の水着の生地をずらし、水ではない液体で光りヒクつく溝に、硬く起った僕を根元まで一気にねじ挿れた。
「はぁっ⁉んんんっ!」
僕にきつく吸いつき絞る、その咥内より熱く溶けた肉をえぐるように、僕は千石の臀部に激しく腰を叩きつけていく。
「はっ!んあっ!こっ…暦…おにっ…!」
タイルに顔を擦り付けて喘ぐ千石の両手を掴んで後ろに引っ張り、背中を大きく反らせながら、千石を激しく掻き回す。
「あひゃっ!うっ!なっ…なんか…!くるぅっ…よぉっ!」
千石は顎を跳ね上げながら首を回し、快感に歪んだ表情を僕に見せる。
そしてぐねぐねと蠢く千石の肉に包まれ、ビクビクと跳ねる僕から、先程以上の熱の塊が噴出し、千石を満たしていく。
「あっ!うぅっ!おっ…いしい…のっ…!撫子のなかっ…いっぱいぃ…!」

僕が千石から抜け出ると、千石は白いタイルの床に四肢を投げ、うつ伏せでガクガクと痙攣していた。
「はぁっ…こよ…おにぃ…ちゃぁ…」
千石の脚の間は、僕が注いだ白濁の粘液で、溢れていた――
748名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:13:31 ID:xanEuftj

【008】

ん?章数が飛んで………?
………ないな。

――そうだ。
千石を襲ったんだ――僕は。
まぎれもなく――僕が。
『魅了』に囚われた――僕が。

「また…僕は…」
しかも午前中と比べ、明らかに異質な内容だった。
"千石と目が会う前から"、"僕の理性は本能に支配されていた"――
これじゃあ力が消えるどころか、悪化しているじゃないか――

僕は気を失った千石を介抱し、千石の部屋のベッドに寝かせたあと、千石の家を出ていた。
それから僕は、行き先も決めず肩を落としふらふらと、焦点が合わない前方の視界に向かって歩いていた。

「なんなんだよこれ…忍…」
小さくかすれた声で忍に呼びかけるが、熟睡中なのか返事はない。
やばい、泣きそうだ――と目隠しを外すと、前から自転車が一台、こちらに向かって走ってくるのに気づいた。
人通りの少ない道だったので、珍しいなと思っていると、"その前かごに"、"何か長い金髪のようなものが入っているのが見えた"――

「………?」
目を凝らすと、やはりそれは金髪だった。
そしてペダルを漕いでいる人物の顔は、僕の――阿良々木暦の顔だった。

「……は?」
あまりにも意味がわからない、唐突な――幻想のような現状を、必死で理解しようとする脳内に浮かんだのは、先程の、千石の言葉――

――暦お兄ちゃん、なんかいつもと違うね――
――いつもと違う――
――違う――

細かく震えだした僕の手から落ちた"目隠し"――"黒いサングラス"が、地面のアスファルトの上で割れた。
その音に反応して足下に目をやり、息を飲む――

忍にいくら呼びかけても、返事が返ってくるはずがなかったのだ――
僕の足下には、"忍が住むべき影なんて最初から"、"無かったのだから"――
"最初"って――?
わからない。わからない。わからない。
心臓は激しく脈打ち、唇は震え、ぐるぐると泳ぐ視界に入った更なる光景に、僕の背すじにぞわっと、悪寒が走った。

――違う――異なるもの。
――違う――怪しいもの。

そこには――道路脇に立つポールの上部にある鏡により、円形にくりぬかれた世界には、位置的に在るはずの僕の姿は、影も形も無かった――
749名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:14:22 ID:xanEuftj

【009】

ん?八九寺と別れてから、だいぶ章数が飛んでるな…?
僕なにか喋ったっけ…?
うーん……あ、なるほどそうか。
きっと僕は無意識に、自身の真摯な人間性を、事細かに描写してしまったのだろう。
うんうん。
さすが僕だ。
もはや意識せずとも、語り部の役割をこなしてしまうまでに、いつの間にか成長していたんだな。

さてさてそんなこんなで、読者の方々は、僕と八九寺との爽やかなトークも経て、僕に対する印象がかなり良くなったことだろう。
善良な男子高校生である僕の、今後の活動が気になって仕方ないと思うので、現状をお伝えする。

ギリギリ外を出歩けるデザインの目隠し(旧眼鏡)を八九寺にもらった僕は、一度は廃墟から出ようとしたのだが、やはり万が一の文字が頭から離れず、中々外への一歩を踏み出せずにいた。
そのまましばらく、廃墟の中をうろうろしていると、いつの間にか僕の後ろに忍が――RPGのキャラのように後ろにくっついて――歩いていた。

「ミスタードーナツが食べたいのう」
「寝起き一発目の言葉がそれか。こんな目隠しして出歩く、僕の気持ちを考えろ」
「お前様の羞恥心など、儂のミスタードーナツへの愛に比べたら些細なもんじゃ」
「ならその愛を持って一人で行ってこい。二百九十八円分のドーナツが買えるんじゃないか?」
「ふん、愛を金に代えるなど、鬼畜なお前様らしい発想じゃのう」
「まあ僕の発想じゃないんだが…つーかお前、大して寝てないんじゃないのか?」
僕の右手に巻かれた腕時計を見ると、時刻は大体午後一時半過ぎ。
忍が僕の影に入ってから、一時間程しか経っていない。
「お前様の影の中でなら、三十分で十日分は眠れるぞ?」
「何?僕の影の中って、いつから精神と時の部屋みたいになったの?」
ていうか、毎日そんなに寝てるのお前?
「名付けて、ブラックマジックじゃ!」
「キメ顔で言うな。うまくねえんだよ。元ネタの意味が違いすぎるわ。お前金髪だからどっちかっていうと悪役の方だろ」
「金髪も銀髪も同じようなもんじゃろ?」
「お前の頭の中に脳が二つあったとしても、同じように馬鹿なのは確かだ」
納得がいかないようで、首をかしげる忍だったが、ふと何かに気づいたように、眉間にシワを寄せて僕の顔を睨みつけてきた。
750名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:15:04 ID:xanEuftj

「なんだよ?この目隠しに文句があるのか?」
「いや、その眼鏡は非常にナイスなのじゃが………んん?」
「なんなんだよ?はっきり言えよ」
忍は困惑した様子で言う。
「『魅了』の力が…無くなっておるな」
「えっ?まじで?もう消えたの?ああ、八九寺と遊んでたから、エネルギーが消費されたとか?」
「むう…にしても早過ぎるような…」
「よっしゃ!これでこの目隠しともおさらばだ!ほら、やるよこれ!」
僕は片手で振り払うように目隠しを外し、サンバイザーみたく忍の額にかけた。
ああ…透明な目隠しだったから、視界は大差ないが、やけに世界が晴れやかに見えるような。
…うん、気のせいだな。
現在地、廃墟だもん。
華やかさ、かけらもないもん。

いや、そんなことはどうでもいいとして。
「ということは、もうここにいる意味はないよな。火憐ちゃんと月火ちゃんにも、今日のこと、話さなくちゃいけないし」
「それなんじゃがお前様、儂のことも、妹御達に話すのか?」
「お前のことを伏せても、あいつらなら大丈夫っぽいけど…事が事だし、嘘はつきたくないな」
「そうか。巨大な妹御とは初対面じゃから、なんかドキドキするのう」
「そんなワクワクイベントじゃねえぞ?」
「そう言われば確かにそうじゃな。ふうむ…今日がお前様と儂の、最期の日になるやもしれん。もしもの場合に備え、ミスタードーナツに寄ってから帰る、というのはいかがかのう、お前様?」
「お前、本当にドーナツしか頭にないのか」
脳の代わりにゴールデンチョコレート入ってんじゃねえの…?
でも確かに、真実を打ち明けたら妹達に殺される可能性も、無くはないな…
八九寺のように、すんなり許してくれるとも思えないし。
「ほれほれ、ドーナツを食わんまま死んでもいいのか?」
うわあ…完全にドーナツスイッチオンだこの子…
金色の髪と眼がキラキラしてる。
「わかったよ…行けばいいんだろ、行けば」
「ひゃっほーい!」
はい、スキップスキップ忍ちゃん。
そのまま地球半周しそうなテンションだね。
「ほら、じゃあとっとと行くぞ。影入れよ」
「儂にはこのナイス眼鏡があるから大丈夫じゃ!風を感じたい気分なのじゃ!」
「あ、そう…火傷に気をつけろよ」
ふんふん鼻歌、上機嫌の忍を、廃墟を囲う網フェンス横に停めたママチャリの前かごに入れて(逆ET乗り)、僕達は最後の晩餐(仮)のため、廃墟を後にした。
751名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:15:46 ID:xanEuftj

【010】

僕から『魅了』の力が消えてから、三時間程が経って終了した、ミスタードーナツでの最後の晩餐(仮)の様子は、僕が生きて明日を迎えられたら、話すとして――
僕の命に関わる物語を、先へ進めるとしよう。

時刻は五時過ぎ。
まだ空は明るいが、ゆるく風が吹いており、夏の暑さは少しだけ和らいでいる――
そんな町中を、至極御満悦そうな御様子にあらせられる、忍お姫さまを乗せて、僕は自転車を走らせていた。
自宅にはもう、あと数分で着くだろう。
僕は心に重くのしかかるプレッシャーを押し殺しながら、妹二人に――今日のこと・忍のこと・僕のことを――どう説明しようかと考えていた。

うまく内容をまとめた文章を作れないものか――と溜息をつくと、不意に、全身を針でつつかれるような視線を感じた。
ざっと周りを見回すが、近くに人の姿はない。
しかし、やはり視線を感じる。

「…?」
前から――?
感覚がする方に目をやると(忍に血を与えてからあまり間が空いてないので、現在僕の身体能力は向上しており、かなり遠くまではっきりと見える)、六十メートルは離れた道の前方に一人、男が立っているのがわかった。
人通りの少ない道だったので、珍しいなと思っていると、その男の着ている服が、僕と似たようなものであることに気づいた。
初めて見た、僕と似たセンスを持つ男の――明らかに異様なその視線の意味を考えずに――顔を確かめようと、目の焦点を絞ろうとした、その一瞬で――あ行を半分言えるぐらいの瞬間で――その男の像は、僕の目の前まで迫ってきた。

もう少し正確に言うと――その男の、手刀の形になっている右手の指先が僕の眼前を目がけ、飛んできた。
僕が精一杯の反射で、首を左に傾けると、男の指先は僕の唇に引っかかり、そのまま――ヨーグルトをスプーンですくうように、たやすくごっそりと――僕の右頬の肉をえぐりとった。
「⁉っっっっ⁉」
さらにその男と僕の肩同士が激しくぶつかり、僕と忍は自転者ごと弾かれ、擦るように固いアスファルトの地面に叩きつけられた。
「がっ…あ…!おっ…お前…様っ…!」
忍は自転者の前かごから飛び出て少し転がったが、とりあえずは無事らしい。
しかし、僕のダメージは深刻だった。
「ふっ…!う…ううぅっっっ…⁉」
僕の顔面の右側の、頬骨辺りから下――口角から耳の手前までの肉が無くなり、大量の血が噴き出し、アスファルトの上に注がれて染みていく。
右肩周りの骨も砕けたのか、極限にまで締め付けられたような鈍痛がビリビリと右半身に響く。
突然の襲撃は初めての経験ではないが、やはり慣れられるものではないらしく何の判断もできないでいると、いつの間にか先程の男が――一メートルも離れていない距離から――地面で悶える僕達を見下ろしていた。
752名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:16:26 ID:xanEuftj

「………え?」

服が似ている――どころではなかった。
下から上まで――靴からズボンからパーカーから、その"頭部"まで――"僕と同じ"男だった。
いや、一箇所だけ違う部位がある――
何も構えることなく、リラックスしているようにも見える、その男の立ち姿――
太陽の光に照らされているはずの、その男の足下には――"影が無い"

「なっ…あ…?」
忍もわけがわからないようで、四つん這いの態勢のまま固まって、男をうかがっている。
勿論僕にも、この状況が理解できるわけはなく、激痛に耐えながらも、とにかく体を起こそうとしていると、無表情だった男の口が歪み、更に驚くべき"言葉"が発せられた。

「は」

「はは「ははは「はははは!「はは「ははははははは!「は「はははははは!「ははは「ははははははははは「ははは「は「ははははははははははは!」

「――――――!」

確かにその声は、僕――阿良々木暦の声だったけれど、その"言葉"は――"一人でハモるようなその笑い方は"――

「はははは!「はは!「あはは「は!「はははははははは!「はは「あはは「ははははははは!「あっはは!「あは「はは「あっははははははははははは!」

先程の攻撃の威力には"憶えがある"――
"僕がかつて有していた力に似ている"――
だが、"それに加えてのこの激笑"――
そして、"その全身からまき散らされる"、"この殺気は"――

「………………………」
僕も忍も、目の前の異常な出来事に対し、何も言葉を投げる事ができずに、驚々愕々としていた。

と、しばらく僕の声で笑い続け、凄惨に歪んでいた顔がふと無表情に戻り、怖るべき"笑い"ではない"言葉"を、口にした。

「ああ…やっぱり僕…僕…だよな…」

焦点の定まらない目をしながら言うと、その直後――甲高い破裂音が耳に響き――男の姿は消えた。
地面深く、粉々に砕けたアスファルトだけが、その跡には残っていた――


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
753名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 20:16:56 ID:xanEuftj
一話終了です。
続きは来週中の予定です。

読んで頂いてありがとうございました。
展開の予想がついてしまうかもしれませんが、どうにか読める後編を作ります。
754名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 22:03:31 ID:fbUXcshy
きっ、気になるぅ〜!
続きを読むためにちょっくらタイムトラベルしてくるノシ
755名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 23:14:52 ID:3sKgTzhY
ここまで西尾分が少ないと逆に清清しいね
756名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 05:13:37 ID:m5HZrHn3
そうだよね。そういう選択をした世界もあるよね
757名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 07:17:25 ID:K18s54AS
GJです
先がきになりますよ?
758名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 21:22:55 ID:0RCpkazk
>>724
亀だが乙

エロ動機は流派を絶やさない為に次期道場主を残したいから
とかそんなのでいいじゃないか
刀語は貴重だから続いてほしいぜー
759名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 21:50:26 ID:VBZHR/rX
刀語は書いてくれる人が少ないからにゃー
是非とも頑張ってほしいとこだにゃ
760名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 22:28:41 ID:K18s54AS
こう、とがめvs馬 みたいな陵辱物をだね
761名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 05:07:58 ID:CHUtEaSc
↑の方の否定姫×左右読んだら萌えた
もっと読みたい
762名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 20:28:31 ID:gukk1bFK
しかし否定姫に続き慚愧さんまでエロパロ初登場とは・・・今スレはなんて俺得
763名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 21:37:35 ID:EyFYFXKJ
刀語少ないと言われてるが主力となってる化物語と過去作の多い戯言以外は投下数的に似たり寄ったりだったりする
やはり原作が続いてるのと萌えキャラが(今のところだが)全員死んでないのは大きいよなー
764名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 22:46:15 ID:c12E1fSe
こなゆきマダー
765名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 23:00:39 ID:CHUtEaSc
自分が萌えたくて書いてみた。
投下します。

否定姫×右衛門左衛門
766否定姫×右衛門左衛門:2011/01/27(木) 23:02:24 ID:CHUtEaSc
月の明るいとある夜。
否定姫は、奇策士とがめの動向を右衛門左衛門から聞き終えたところだった。
月を眺めながらなんとなく否定姫は話を続ける。

「ねえ右衛門左衛門、あの不愉快な女ったらさあ、金や名誉では人は裏切るものだから
七花君は愛で雇ったんだって。七花君ったらあの女のこと愛しちゃってるらしいわ〜。物好きよね?」
「は」
「右衛門左衛門、あんたはどうなのかしらね?
あんたは別に愛で雇ったわけじゃないから、いつかは私を裏切るのかしら?」
天井裏の男に向かって否定姫はそう戯れる。
「姫さま!」
思わず右衛門左衛門の声がきつくなる。
「あら、怒った?だって私の事別に愛してる訳じゃないでしょ?」
少し間をおいた後、右衛門左衛門は迷いなくはっきりと答えた。
「・・・・・・姫さま、それは違います」
「ん?私の事愛してるとでも言うつもり?」
「そうです」
「・・・・」
自分から振った話ではあったが、右衛門左衛門の直球の返答に
否定姫はいささかあわてた。
「・・・ならなんで好きな女をものにしようとしないわけ?あんたそれでも男なの?」
否定姫はなかばやけくそ気味に煽ってみる。
右衛門左衛門はどんな反応を示すのだろう?

刹那、右衛門左衛門は音も無く下に降り立ち、否定姫のすぐ目前に歩み寄った。
「っ・・・」
不意を突かれて否定姫は一瞬たじろいだ。
右衛門左衛門は否定姫の腰に手を回しすばやく抱きよせると、耳元でささやいた。
「・・・ならば姫さま、これから私がすることを許してくださいますか?」
自分の頬がカーッと熱くなってくるのを誤魔化すように、否定姫は憎まれ口をたたいた。
「・・・・・ゆ、許さないわよ、もし私を満足させられなかったら・・・」
その言葉を聞くと、右衛門左衛門は否定姫の体をより一層強く抱きしめ、ゆっくりとその唇に口づけた。
「・・・ん・・・」
始めは探るように慎重だった右衛門左衛門の口づけは、次第に情熱を帯び、
二人の唾液も吐息もどちらのものか分からなくなるくらいに溶け合う。
否定姫の柔らかな唇の感触、時々漏れる切なげな吐息に
右衛門左衛門の中の雄の本能が一気にあふれだしてくる。
口づけをしたまま寝台に倒れ込み、否定姫を下に組み敷いた。
767否定姫×右衛門左衛門:2011/01/27(木) 23:04:03 ID:CHUtEaSc
「・・・姫さま・・・」
「・・・ん、あ・・」
首筋、耳朶へと口づけを移動させながら、右衛門左衛門は否定姫の胸元を緩めていく。
帯を解いてしまえば、薄い夜具は事も無く左右に解かれ、否定姫の白く美しい肢体が右衛門左衛門の目にさらされる。
豊かな乳房やなめらかな腰が、かすかに月明かりが差す部屋の中で妖艶に浮かび上がる。
そのあまりの美しさに右衛門左衛門の目は釘づけになり、しばらく声を失う。
「・・・や・・・・・・そんなに見ないでよ・・・」
「姫さま、あなたは美しすぎる・・・・・」
たまらずに右衛門左衛門は否定姫の乳房に愛撫を与え始める。
「あ・・・」
両手でやさしく揉みしだき、つんと尖ったピンク色の乳首に舌を這わせる。
時々乳首を甘噛みすれば、否定姫の艶を含んだ悩ましげな声が漏れてくる。
「・・・あっ・・・ああ・・・ん・・・え、もんざえもん・・・・・」

自分も素早く衣服を脱ぎ去り、胸に愛撫を加えながらそっと秘密の茂みに手を這わせてみると
そこはすでに蜜で溢れていて、右衛門左衛門を喜ばせた。
「ああっ・・!」
びくんと否定姫の体が反応する。
指に蜜を絡めゆっくりとそこを撫でさすりながら、右衛門左衛門は否定姫の耳元でささやく。
「・・・姫さま、すごく濡れています・・・」
「・・・っば、ばかっ・・・言わな・・いでよ・・・っ・・・ああっ・・・や・・・ん」
右衛門左衛門の指が蜜壺の奥に侵入しゆっくりと出し入れを始めると、否定姫の抗議の声も弱々しくなってくる。
指による秘部への愛撫を続けながら、右衛門左衛門の唇は下半身へと移動していき、金色の茂みに潜んでいた小さな突起をとらえる。
「あああっ!・・・や、やだ・・・そ、んなところ・・・ああっ!」
挿入する指を2本に増やしながら、右衛門左衛門は舌で敏感な突起の周囲を優しく舐めなぞり、時折り突起を直接舐め上げる。
否定姫の蜜壺からはとめどなく蜜があふれ出し、淫靡な水音が寝所に響く。
両足の間の右衛門左衛門の頭を思わず掴みながら否定姫は艶のある悲鳴を上げ続けた。
「ああっ!・・・あっああああ・・・・やぁっ!あああああああっ!」
やがてひと際高く声を上げると、否定姫は達してしまった。
768否定姫×右衛門左衛門:2011/01/27(木) 23:05:50 ID:CHUtEaSc
「はぁ・・はぁ・・・」
右衛門左衛門は身を起こし、否定姫の達したばかりの上気した美しい顔を見つめ、
愛おしそうに少し乱れた金色の髪を撫でる。
「・・・姫さま」
「え・・・もんざえもん・・・」
達し乱れた姿を右衛門左衛門に見られてしまい、否定姫は自分の顔が赤くなっていくのを自覚する。
右衛門左衛門は否定姫を改めて抱きしめ、その柔らかい唇に深く口づける。
「・・ん・・ふ・・・」
「・・・姫さま・・・愛しています・・・・・」
右衛門左衛門に聞こえてしまわないように、否定姫はとてもとても小さな声でそっとつぶやいた。
「・・・・・・わたしも・・・・・」

右衛門左衛門は否定姫の両足を左右に割り、自身の先端を否定姫のすっかり濡れそぼったその部分にあてがう。
「姫さま」
「・・・あ・・・きて・・・」
右衛門左衛門がぐっと腰を押し進めるとやがて二人の体は一つになった。
「っ・・・」
「ああっ・・・!」
あまりの快感に右衛門左衛門は一瞬頭が白くなる。
忠誠を誓い、尊敬し、崇拝し、守り愛する女性を、遂にこの手で抱いている。
否定姫の快感にゆがんだ美しい顔を見下ろしながら
自分の理性がはじけ飛んでいくのを右衛門左衛門は否定できなかった。
「・・・・・姫さ・・・まっ・・・」
夢中で腰を打ちつけながら、いとしい姫の名を呼ぶ。
「ああっああああ!・・・やっあっあっああ!・・・えっ・もん・・ざ・・・ああっ!」
右衛門左衛門に激しく揺さぶられながら否定姫も言葉にならない声を上げ続ける。
「・・・っく・・・」
「ああっ・・・あっ、あっ・・・や・・・!」
必死に右衛門左衛門にすがりつきながら否定姫は次第に高みへと登りつめいていく。
「ああっ・・え・・・もん・・ざえもん・・ああっ・・・・・も、もう・・・・あああっ!」
右衛門左衛門は否定姫の両足を肩に抱え上げ更に深く激しく打ちつける。
「姫さま・・・一緒に・・・っ・・・」
「あああっ!ああっ!あああああああ!」
否定姫が達したことを確認すると、右衛門左衛門も自身を解放した。
769否定姫×右衛門左衛門:2011/01/27(木) 23:08:00 ID:CHUtEaSc



否定姫とまだ繋がったまま、右衛門左衛門は姫を抱きしめる。
まだ余韻が続いているのか、否定姫は右衛門左衛門の腕の中で時々震えている。
「姫さま」
慈しむように否定姫の髪を撫で、震える唇にそっと口づける。
「ん・・・」
「少々無理をさせてしまいました。大丈夫ですか?」
「・・・・・大丈夫じゃない・・・」
右衛門左衛門は少し困ったようにかすかに首を傾ける。
「あんたって意外と遠慮が無いのね」
「・・・申し訳ありません」
「責任取りなさいよ?」
「・・・は」
照れ隠しの為か、顔を見られないように右衛門左衛門の胸に額を押しつける。
「これからも私を満足させるのよ、わかった?」
「御意」
否定姫の中に残したままだった右衛門左衛門の分身が、再び質量を増してくる。
「えっ?・・・あっ・・ちょっと・・・やん・・・っ」
「・・・姫さま、お許しください・・・」
否定姫の返事を待つことなく再び臨戦体制に入る右衛門左衛門なのだった。
770否定姫×右衛門左衛門:2011/01/27(木) 23:10:46 ID:CHUtEaSc

読んでくださった方ありがとうございました。
771名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 23:44:27 ID:CCm+V0dM
原作だと否定姫S右左Mのイメージだが逆転も良いもんだ
772名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 12:05:25 ID:jrgVi+9K
自給自足乙
ほんとのとこどんな気持ちだったんだろうな
773名無しさん@ピンキー:2011/01/28(金) 20:35:04 ID:HnQxvMa6
恋仲かどうかは窺い知れなかったが完全主従関係の上でのプラトニックラブでも
超ド変態プレイも余裕なアブノーマルな関係でもそれ程違和感が無いのがこの二人だったりする

>>770
投下乙ー
右衛門左衛門さんマジ連射性と速射性高ぇ
774名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 02:42:42 ID:0eYAXdB5
参考に聞きたいんだけど、
今度の西尾維新一番くじできゅんキャラのシークレットが
哀川潤だったらやる?
775名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 06:56:35 ID:zkR5NgyD
あれ化と刀だけだからなぁ・・・人気的にも戯言は難い
あと>>1にあるように基本sage進行だから覚えてくれい
776名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 00:12:47 ID:fqMjXgS4
「羽川の魅力がおっぱいだけだと思ってる浅はかな人間のなんと多い事か!」
「確かに魅力的である事に異存はないがそれが羽川の全てだとは笑止千万!」

「まずは唇!」
「いや、『くちびる』と言った方が良いな…」
「そう、唇でもクチビルでもなく『くちびる』だ」
「そのぽってりとしたくちびる、思わずむしゃぶりたくなるぽってりくちびるは最早芸術の域に達している!」
「そのぽってりくちびるが至近距離にあってむしゃぶらない人間がいるのだろうか!」
「居たとしてもそいつはホモかインポ野郎に違いない!」

「次にお尻だ!」
「これも尻やシリではキマらない!お尻だ!」
「ふくよかな訳でも、ぽっちゃりな訳でもない、羽川曰く、『肉付きが良い』ボディはまさに女性のあるべき姿!」
「その絶妙な丸みは劣情を催す事を通り越し母性すら感じてしまう!」
「抱き心地の良さは言わずもがなだ!」
「その羽川のお尻を対面から両手で揉みしだくことは全人類の夢だ!」

「第三にパジャマだ!」
「羽川のパジャマ、羽川のパジャマ姿、パジャマ姿の羽川、パジャマの羽川……ぱじゃまかわ…」

「最後はflavorだ!」
「smellでもいいがそれだと汗臭い火憐ちゃんや獣臭い神原と同類になってしまう!」(それはそれでソソるが!)
「五感をフル活用せずに真の羽川erとは言えない!」
「先にも言ったように羽川は肉付きが良い!」
「それにより羽川のflavor成分がより醸され熟成せれるのだ!」
「羽川のflavorさえあればもう僕には酸素さえも必要ない!」

「流石の僕でも羽川の魅力全てを言語化出来るなんて愚かな事は思っていない!」
「これは啓蒙活動なのだ!」
「羽川の!僕による!羽川erの為の啓蒙活動なのだ!」
「羽川ー!大好きだー!眼球舐めさせてくれええええええーーーー!!!!」

戦場ヶ原「そう」
「あ、戦場ヶ原、こ、これは違うんだ」
戦場ヶ原「何が違うと言うのかしらアラ…ゴミ君」
「ゴミでいいから聞いてくれ!これはだな…」
戦場ヶ原「これは?」

「神原が言ってたんだ」
777名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 00:13:17 ID:fqMjXgS4
おまけ

「えっ?ちょっと!あっいやっ…んん…っ!」
「羽川先輩のぽってりくちびるうめええええええええええ」ペロペロペロペロ
778名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 00:59:19 ID:pDlS/ymN
>>776
お前最悪/最高だよ
779名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 03:22:24 ID:b269ceUS
>>776
猫白を経由したヶ原さんなら
暦と「羽川er同盟」でも組んでそうだけどなw
シャワーでキャッキャしたこととか自慢してると良い。
780名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 12:17:19 ID:67v2dcpV
羽川erってはねかわーって読むのかしら
781名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 10:38:34 ID:lIZ+Gn7P
なんのアニメか分からないけど、化物語のキャラに置き換えてみると凄いロマンがあるね!
http://viploader.net/ero2d/src/vlero2d060024.jpg
782名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 14:18:37 ID:XZ7lgRYT
>>781
kwsk
783名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 14:27:53 ID:GFeRW6N3
アトリエさくらのエロゲーだな
シリーズの三番目だったと思う
784名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 16:01:36 ID:/kIxea0M
>>781
忍野の寝取られか
785名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 18:39:04 ID:sNiDzjg2
ん?

手前は順番待ちしている神原だろ?
786名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 18:56:32 ID:Hd6MVqwZ
ワイルドそうでいいね
787名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 19:25:50 ID:U25X6WIr
みなの関心はあれど、寝取られSSはまだ来ず……
今までもないよな?
>>785
その場合、神原も忍野に取られてて燃える
788名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 19:26:50 ID:5aALtJgl
なんとなくエロくもない小ネタ


 それは一月の三十日のことだった。自らに課した義務である、月に二回の神原の部屋
の片付けを終えた僕は、掃除で出た不要品を神原家の庭先を借りて燃やしていた。
「ふう。毎度毎度よくこれだけ散らかせるもんだな。えっと、あと燃やすものは、と」
「なあ、阿良々木先輩」
「なんだよ神原後輩……ってお前! 服はどうした!」
「服は家(うち)だ!」
「ああ、そう言えばもうすぐ節分だったっけ。僕、あれ苦手なんだよな。うちの妹達が毎年
 毎年すっごい乗り気でさ、いつも僕が鬼の面かぶって豆ぶつけられる役なんだぜ。まあ
 実際、今の僕は半分吸血鬼だから、あながち間違ってるわけじゃないんだけどさ」
「しかし、半分吸血鬼の阿良々木先輩に豆をぶつけたら、やっぱりなにかしらの効果は
 あるんだろうか?」
「あー。それは考えたこと無かったな。もしかしたら豆なのにすっげえ痛えとか。本番前
 に忍で試してみるか」
「さすがにそれはやめた方がいいと思うぞ、阿良々木先輩。ところで、阿良々木先輩。豆
 撒きという言葉はエロいと思うのは私だけだろうか?」
「日本全国探しても、そんなこと考えてんのはお前ぐらいだよ」
「豆撒き……そして恵方巻き……ああっ! 妄想が止まらないぞ! 節分だけに戦場ヶ
 原先輩の豆に接吻して、阿良々木先輩の恵方巻きを丸かぶりしたい!」
「豆をぶつけて邪気を払う必要があるのはお前だよ! 神原!」
「いいな。是非、全力を持って豆を私にぶつけてくれ!」
「しまった。ご褒美にしかなってねえ!……で、そろそろ服着ろよ。この冬の最中にそん
 な格好で外にいたら、風邪引くぞ」
「うん。そうする」
 そうして部屋に戻っていく神原(の引き締まった尻)を見送って、僕は不要品の焼却作
 業を再開したのだった。
789名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 19:29:08 ID:5aALtJgl
オチ無しで終わり
790名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 23:05:32 ID:Pve2sIPt
ナチュラルに全裸な神原△
791名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 23:28:12 ID:3qHJNlAr
【どうしたら】孫が全裸で家を闊歩してる件【いいの?】
1 :お祖母ちゃん@ピンキー:2010/11/01(月) 09:38:48
  うちに遊びに来てる仲の良い男(彼氏じゃない)の前を、平気で全裸で歩いてるんだが。
792名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 23:58:26 ID:2xQZS4Hi
ナチュラルに全裸な神原さんを
ツッコミもほどほどにスルーする阿良々木△
793名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 00:21:00 ID:uTN7jus3
>>791
孫のその姿うp
できれば全体像と接写両方で
794名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 00:21:52 ID:Aumr94Ul
「ふくはうち」って言いたかっただけなんだな神原は
795名無しさん@ピンキー:2011/02/02(水) 07:50:00 ID:Gyx46O95
「私を罵ってくれ!」
「お前のお祖母ちゃんがかわいそうだ」
796名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 10:10:57 ID:DyMmeWjD
祖母「昔を思い出しますねぇ……」
祖父「あぁ、おまえもあんなだったなぁ」
797名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 14:46:57 ID:YNo3S1gs
祖母の容姿については描かれていない…つまりロリババアという可能性
798名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 16:00:45 ID:hBKNJZsT
忍「!?」ガタッ
799名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 19:41:41 ID:WlhMd07S
>>798
「ロリ」に反応したのか、それとも「ババア」の方か。
それが問題だ。
800名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 20:55:16 ID:ZkFE7sTu
「なあ、阿良々木先輩」
「うん? どうした神原後輩」
「恵方巻きを食べる時は、その年の恵方の方角に向かって食べるそうだ」
「またその話題か」
「またその話題だ。それで、阿良々木先輩の恵方巻きを下の口で丸かぶりする時には、
 上と下、どちらの口を、その方角に向ければいいのだろうか?」
「知らねえよ!」
「いや、当然向かい合って抱き合ってしまえば、自然とどちらの口も同じ方向を向くのだ
 が、私のは下付きなので、後ろから食べる方がより気持ちいいと思うのだ」
「そんな、女子同士でもするかどうか微妙な話題を男の先輩に振ってんじゃねえ! お前
 がそんなだから、お祖母ちゃんが、ネットの掲示板で相談を書き込むような事態になっ
 ちまったんじゃねえか」
「ぐあっ……!」


すまない。またオチもエロもないんだ
801名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 00:42:27 ID:l1E0YwfA
高貴高齢者だからな
802名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 22:28:07 ID:GsWs12HA
ツナギさんに下のお口でエッチなことして欲しい
803名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 23:07:03 ID:kiAIRU73
足の裏の口を使うんですね、わかります
804名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 23:17:44 ID:oqtNXmaX
きっと下の口にも牙が生えてるよ
ヴァギナ・デンタータ、って知ってるか? たぶんあれツナギのこと。
805名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 14:10:26 ID:sWRVX27u
【誰か本気で】男友達が皆無part103【助けてくれ】
1 :名無しさん@ロンリー:2010/11/01(月) 09:38:48
男友達いない暦=年齢
誰か作り方教えて
ってか友達になって

2 :名無しさん@ロンリー:2010/11/01(月) 09:50:00
つ安価
名前と酉付けてスペックぷりず
806名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 14:34:06 ID:X/C148lB
人間強度を強くすれば友達なんていらなくなるって一人木さんが言ってた
807名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 14:36:59 ID:OAuVDvc8
最初っから名乗ってんじゃねえかw
808名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 16:49:03 ID:dolEfYzA
彼女がいるだけ寝取られプレイ出来るし勝ち組だよね。
809名無しさん@ピンキー:2011/02/06(日) 01:56:16 ID:fox4N0ih
>>804
某まとめサイトにある過去スレの投稿作品知ってるか?
810名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 00:18:40 ID:rugEUOtg
忘物語こないな……
811名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 00:35:46 ID:o2ygKXTx
先週のうちに出るって言ってたのにな
汽口慚愧の続きも楽しみにしてるんだが
812名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 00:48:43 ID:zLlYi8Ug
第三回化物語登場人物陰毛会議はっじまるよー(^o^)ノ
813名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 01:23:18 ID:h89vrYHP
戦場ヶ原 普通に生えてる
羽川 もさもさだけどしっかり整えてる
神原 剃ってる人工パイパン
撫子 うっすら生えかけ
八九寺 生えてるはずがない
火憐 基本的にうっすらだが上部はしっかり生えてる。けれども活動的なのもあり短く擦りきれてる
最近特に生意気なので今度寝ている隙に剃ってやろう
月火 生えかけ撫子よりは濃い
忍(小) パイッパン
忍(大) 金髪ロング
814名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 02:02:55 ID:fc+9/GWv
腕の毛か?
815名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 02:18:53 ID:iscvyXjK
こなゆき パイパン
それ以外 (時代的に)もさもさ
816名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 06:28:54 ID:qoLIub4A
どの子にも生えない
817名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 10:49:08 ID:YQnpXh3F
なんてこった…ということはもさもさ木さんも…
818名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 10:51:36 ID:S5QOJrZb
ひたぎはプレイの一環で剃毛されてるだろうな
819名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 11:54:34 ID:zY2M1w3n
>>813
「ああ、普通で良いな。普通最高」
820名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 13:30:08 ID:dLfsGkGx
「阿良々木君は私のものを見て“普通”と言ってくれるけれど、それは一体何人のサンプルを基にして割り出した“普通”なのかしら? とても興味深いわ……」
821名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 15:51:20 ID:nwo8u8vD
「僕を疑ってるのか? 妹たちのを時々見たり剃ったりしてるだけだよ。普通のことだろ?」
822名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 18:17:46 ID:zY2M1w3n
>>820
マジレスすると、エロ本とか見てるからw
823名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 19:30:26 ID:Q8nIh3rL
「馬鹿な。なぜ、阿良々木先輩と忍野さんの陰毛については、一言も触れられていないのだ!」
824名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 21:53:02 ID:nDFraRBJ
>>810
忘物語の人はあれだろ、無駄に真面目っぽい人みたいだし、前編の反応がイマイチだったから萎縮してんじゃね?
俺としては、今スレ重量級のSS少なめだからどんどんやってほしいけど
825名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 21:53:18 ID:uqI9WbVl
これは剃毛プレイのSSの前フリだな。
826名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 01:42:27 ID:WXMXo7PX
総天然パイパンの前振りかもわからんな
827名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 04:02:17 ID:72gipqsx
「阿良々木君。あなた下の毛はどうしたの?」
「ああ、ほら。身体の成長って女子の方が早いだろ?
子供の頃、火憐ちゃんの股間に毛が生えてるのを見咎めてさ。僕はまだ生えてなかったもんだから生意気だ!って組み伏せて剃り落としてやったんだ。その頃はまだ僕の方が強かったから。
以来頻繁に襲撃して剃ってたんだけれど、暫くして僕にも毛が生え始めた頃に逆襲を食らってさ。夜中目を覚ましたら手足がベッドに縛り付けられていて、抵抗もできずに剃られてしまったんだ。その時は月火ちゃんの入れ知恵だったんで二人がかりで。
それからはお互いに剃った剃られたの攻防が続いて、その内もう生えてる方が違和感感じるようになっちゃってさ。
そんな訳で、今では双方合意で剃り合ってるのさ。
勿論仲間外れはいけないから月火ちゃんのもしっかり剃ってあげている」
「……やっぱり貴方たち兄妹異常よ」
「いや、何処の家庭もこんなもんだろ?」
828名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 07:46:58 ID:3krg5YYd
嘘だッ!月火ちゃんは一生生えないし火憐ちゃんは擦り切れてやっぱり生えてないんだ!!!
829 ◆BAKEWEHPok :2011/02/09(水) 13:42:58 ID:MtKo1k9e
小ネタ
「忍でてきてくれ」
「なんじゃ。昼間からのう……ってなんじゃこのでかくて白くて角生えてる馬は!」
「いや、なんか忍野の紹介みたいなんだけど、手紙読んでみるな」
「こやつ、妙に懐いてくるのう。うーん……上に乗れと言うのか……」
「えーなになに、この馬は迷いユニコーンで暴れてたんだけど
 僕のとこならこいつの目的を果たせるから紹介してきたらしい」
「おおっ!あるじ様に肩車してもらうより高いぞっ!」
「比べるなよ。んで、こいつは……処女の女の子といっぱい遊びたいらしい。
 処女じゃなかったら近づけさせやしないんだって。
 ……………………まさか忍、何百年間ずっと…………」

「ち、ち、ちがわい!今は幼女になっておるからじゃ!昔は超ドレッドノート級やりまくりじゃしっ!」
「どこかで聞いた台詞だな……」


「おーい神原、この馬に触ってみてくれ」
「馬!エロいな阿良々木先輩!幾ら私と言えど流石に慣らさないと入らないぞ」
「怖い事言うな。ふむ、触れるし懐いてくると……」
「何故馬に触っただけで、そんなにも生暖かい目で私を見るのだ?」

終了
昔、JRPGでロリババア的キャラが、ユニコーン絡みで処女じゃないのを示唆している事があったり。むしろそれがいいんですが。
830名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 15:16:48 ID:rJtG3RK1
神原さんはレズなのにBL好きなのがよく分からない
831名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 15:25:37 ID:DGilIl1z
BL好きでGL好きって割と多いぞ
832名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 15:37:54 ID:WeR9iMkR
>>830
フリーダムってことだよ言わせんな恥ずかしい
833名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 18:11:20 ID:dc8m+eaa
>>829
ユニコーン「バイブはノーカン」
834名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 18:29:02 ID:rXkwRpNB
神原は中学の頃から一途な片想いだったから触れて当然だろうけどな
835名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 18:33:21 ID:XFc10xaB
>>831
フーン。
そう考えると神原はさほど変態じゃないってことか。
普通よのう
836名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 19:25:52 ID:XeZ2Ib0E
神原「やめろっ!やめてくれっ!」
837名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 21:23:27 ID:XFc10xaB
いやいや、よくよく考えてみれば今のご時勢
BLに興味があるっていうのはそれ程めずらしい事じゃないし
GLってのいうのもその年頃の女が女に憧れというか恋愛感情みたいなものを
抱くというのは別に変な事でもないし
家の中で素っ裸というのもプライベートでだらけてる女なんて
それこそごまんといるわけだしなぁ
うんうん、こう考えてみると神原ってそれほど変態じゃあないんじゃないか?
838名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 21:32:38 ID:YqLXt9Yr
ぶっちゃけ、スパッツを履いてる以上、ノーパンだろうが、どうでも良い問題だな。
言い方を換えると、スカートを履くならば、下がスパッツだろうがパンツだろうが、
相応の振る舞いをして欲しい。
839名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 22:15:28 ID:72gipqsx
「これを食べればお前の変態性は安泰なんだ!」
「無理だ阿良々木先輩! いくら私でもこれを口にするのはっ!」
「苦労して手に入れた戦場ヶ原の――だぞ?」
「せ、戦場ヶ原先輩の……!?」
「想像してみろ。戦場ヶ原が――を――して――した――だぞ?」
「戦場ヶ原先輩が……」
「そうだ。お前の大好きな戦場ヶ原の――だ」
「ハァ、ハァ…戦場ヶ原、せんぱい、の――…………ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ああ、あああ、ああ――――――!!!」
 はぐっ!モグモグモグ!
「ん、んむ――!!」
「出すな! 大丈夫だ! 舌じゃくて心で味わうんだ!!」
840名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 22:19:16 ID:3MlV5odk
さすがに要らなくなったホッチキス食べさせるとかさすが鬼いちゃん
841名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 22:37:12 ID:WKNr7exH
さすがの俺でもガムはヒくわ
せめて飴だけにしとけよ
842名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 22:55:52 ID:dh8Ex3wy
父親を食べさせるとは
843名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 23:07:00 ID:rXkwRpNB
戦場ヶ原が勇気を出して告白した彼氏を食べさせるとは……
844名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 23:29:11 ID:XFc10xaB
戦場ヶ原がドーナツを箱買いしてポイントゲットしたポンデライオンが…
845名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 23:51:30 ID:6lN/X7k8
>>829
ピンク髪のハーフエルフのことかー
846名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 01:00:20 ID:BwP30X4Q
リーフ?
847名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 01:56:17 ID:wpMFULOM
経血はさすがに変態が過ぎるか
848名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 02:58:17 ID:AvUtS0ZS
経血付きナプキンか・・・
849名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 03:07:38 ID:zVVfbQ68
>>829
ぱら☆いぞじゃねーかwww
あの世界に比べたらやっぱ神原後輩はファッション変態だな
850名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 11:08:41 ID:KvYdht9s
>>845
あれは当時小学生だった俺には全く理解不能だった
というか気にもとめなかったよ
851名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 11:46:43 ID:5mYMTFgF
852名無しさん@ピンキー:2011/02/10(木) 22:19:24 ID:KIAw5EFf
>>849
ああ、既視感があると思ったら道満か。
853名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 01:42:20 ID:2DsgO4Sf
兄ちゃん!シコってる暇があるならレスしろ!
854名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 17:52:25 ID:vg2VrQrs
本当、お兄ちゃんは東欧系の名前みたいだよね。
855名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 20:44:41 ID:E0FAKCtd
らららぎ君にとってバレンタインデーって修羅場以外の何物でもないよね
856名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 21:45:10 ID:LlsDMf93
そしてホワイトデーはさらに惨劇となるだろうな
857名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 21:56:32 ID:vg2VrQrs
今年はバレンタインSSくるかなあ。
858名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 15:20:42 ID:7NZ3uM0b
>>829
幻水2?
859名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 16:18:23 ID:D7D/U0do
崩子ちゃんに詰られたい
860名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 20:44:46 ID:sTjgEogl
今年は寝取られSS流行るかな
861名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 20:55:07 ID:Wyxx8Kcz
ここは発想を逆転して寝取りSSが流行ればいいんじゃね?
862名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 21:11:16 ID:rZxF4UiL
しかし今年は、というか今スレは明らかに投下量が減ってるな
もうブームは去った?
863名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 21:18:47 ID:ryytigCh
職人をないがしろにしたからでは。
864名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 21:52:01 ID:TXR5DoWm
とりあえずゴールデンチョコレートをお供えしてみたら神が降臨するんじゃないかと期待してみる
865名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 22:38:28 ID:HXU5uMaP
エロい会話やシチュエーションも無い小ネタが減っただけのようにも思う
866名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 00:57:33 ID:XKguN8sq
他力本願な輩が増えたからだろが
ちったあ自分でも書きやがれ
867名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 10:23:09 ID:pRW9vGZV
もともと1スレ消費するのに1年以上かかってたスレだろ?
何言ってるんだ?
868名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 01:59:38 ID:ipKVLgiK
前スレは1から終りまで3ヶ月と一週間ぐらいだったからまあ進みが遅くなってるけどこんなもんじゃない?
869名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 13:08:05 ID:uFgf4MzW
あの盛り上がってた雰囲気が嫌だった人も多いのかな。
870名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 14:22:24 ID:Y6EcC5wi
ノープランだが、ぜろりん×舞織でもすっかなぁ
871名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 20:01:30 ID:ipKVLgiK
ん、んっうんっ……気持ち良いのう…… なんじゃ自分もしてほしいじゃと?
手か? 口か? 両方じゃと……? 欲張りじゃのう……
そんなに焦らずともやってやるからおとなしく待っておれ。
む、同時にじゃとっ! んんぅっ!

おかしいのじゃ。最初は儂がちょっと遊んでやるつもりだけだったのに
いつのまにやら、こやつらにがっつかれていいように使われるのがたまらぬ……
まるで道具のように儂の身体を使われてしまうのが心地よいわ。
どうしようかのうあるじ様よ?
あまりに相手してくれないから儂にご主人が二人ほど増えてしまいそうじゃぞ…………

っていうのが書きたい。
872名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 20:35:47 ID:NAiwTvOa
本当に忍人気やね
873名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 21:57:02 ID:hpf8L9Zb
西尾作品一作につき一人は出てくるロリババアの中で唯一主要キャラ
その上幼女も妙齢も楽しめるとあってはもうやるしかない状態だからな
874名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 22:06:41 ID:7ZCXfthQ
戯言のロリババアって誰だ?
875名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 22:38:24 ID:K9z22qG6
ちっぱー?
876名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 23:12:22 ID:cdMWv7a8
円?
877名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 23:18:01 ID:/twugwW/
刀にロリババアなんていたっけ?
878名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 23:33:27 ID:V0/S70oF
>>873は化物語しか読んだこと無いのに西尾作品()とか言ってる痛い人
879名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 23:52:36 ID:cdMWv7a8
刀のロリババアは輪廻じゃないか
880名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 00:03:43 ID:GTnhWU1t
狂犬と黒鍵にゃんも忘れないでくれ
881 ◆zO7AQfurSQ :2011/02/17(木) 02:34:00 ID:lPKrbmYM
>>725

「…………」
「…………」
 二人ともそれきり言葉を発しない。
 七花は汽口が続けるのを待っているが、汽口は言うことは言ったというように俯いてしまっている。
 とりあえずこの場は七花のほうから声をかけることにした。
「えっと…………なんで?」
 気遣いに欠けた言葉だが、すぐに汽口も己の説明不足に気付いたらしい。
 ぴっと背を伸ばし、顔を上げて七花をまっすぐに見つめる。
 もっとも、その頬に差した赤みは消えないままだったが。
「実はわたし、来月にでも婿を取ることになりまして」
「へえ、結婚すんのか! それはめでたいな」
「はい、隣村の道場主の次男です。性格もよく、剣の腕前もそれなりかと」
「いい話じゃないか」
 弟子もできたことだし、この道場も十二代目で終わることはなさそうだ。
 しかしその話がなぜさっきの話に繋がるのだろう?
「汽口はその結婚に納得してないのか?」
「少しだけ……いえ、女は子を成し、育んでいくものだとわかってはいるのですが」
「が?」
「男勝りに育ったせいでしょうか、自分より腕の劣る者との結婚に少々抵抗がありまして」
「いや、あんた以上の腕前なんてそうそういないだろうに……」
 ん?
 ではさっきの汽口の頼みというのはまさか。
「あ、いえ、七花どのに婿にきてほしいと言っているわけではないので!」
「あ、そうなのか」
「……まぁ……きていただけたら……その……嬉しいのですが……」
「え、なんだって?」
「い、いえ、なんでもありません! それでですね」
 聞き逃した汽口の言葉を七花は聞き返すが、汽口は慌てて話を進める。
「わたしはこれまで男性経験がありません。せめて初めてはわたしより強い男でと思いまして……」
「それでおれってわけか……でもいいのか、本当におれなんかで」
「七花どのはわたしがお嫌いですか?」
「まさか! おれは結構あんたのことは気に入ってるんだぜ、あんたの話をするととがめがよく嫉妬していたな」
「わたしは七花どのが好きですよ。なれば問題はありません」
「……まああんたがいいって言うならおれに断る理由はないんだが、おれだって別に経験豊富というわけじゃないぞ。うまくやってやれるかわからん」
「……どうぞよしなに」
 汽口はすっくと立ち上がり、背を向ける。
 そのままはらりと着物を脱ぎ、一糸纏わぬ後ろ姿が晒された。
882 ◆zO7AQfurSQ :2011/02/17(木) 02:35:11 ID:lPKrbmYM
 しかしさすがに恥ずかしいのか、こちらを向くことなくもじもじと身体をくねらせている。
 その透き通るような白い背中に七花は声をかけた。
「汽口、こっちを向いてくれ」
「…………はい」
 両手で胸と股間を隠しながら汽口は振り向いた。
 暗くてもわかるほどにその顔は赤く染まっており、目を合わせようとしてこない。
 が、七花はその汽口の身体に見とれてしまっていた。
 サラシを巻いていた時には気付かなかった、片腕ではとても隠しきれない乳房。
 引き締まっているとはいえ、やはり男性とは違うほっそりした腰。
 女性にしては長身な体を支える、程よく肉のついた両脚。
「……綺麗だ」
 思わず呟く七花。
 何の飾り気もないが、だからこそ本心から出た言葉。
 汽口は恥ずかしさでしゃがみ込んでしまいそうになる。
「汽口」
 七花が呼ぶ。布団の上に座り、誘うように両手を広げた。
 汽口はおずおずと両腕を解き、倒れ込むように七花の腕の中に収まる。
 抱き止めた七花はそのまま身体の位置を入れ替えて汽口を組み伏せた。
 そのまましばらく見つめ合ったあと、七花はゆっくりと汽口への愛撫を始める。
「ん……っ」
 未知の感覚に汽口の眉根が寄る。
 鎖骨やうなじに舌が這う。
 乳房や腕、脇腹を撫でられる。
 少しくすぐったくもあるその動きに身体がだんだんと火照ってきた。
 ぎゅっと両の胸を鷲掴みにされたときには痛みとも快感ともとれない何かが身体を駆け巡り、口に手を当てて出そうになる声を慌てて止める。
 だけど。
「んっ! んうっ! ううっ!」
 胸の突起をいじられるとどうにも抑えきれない。
 指と舌で左右の乳首がたっぷりと愛される。
「汽口、我慢しないで声聞かせてくれよ」
 はしたない声を聞かせるのは恥ずかしい。
 でも。七花がそれを望むなら。
 汽口はそっと口元から手を離した。
 そして。
「ひあああっ!!」
 普段の凛とした汽口からは聞けない嬌声があがる。
 すでに充分に濡れている女陰に七花の指が這ったのだ。
 そのまま容赦なく汽口の弱点を探り当てて攻め立てる。
「ひっ、あっ! あっ! ああっ!」
 先ほど七花は伽関係は不慣れなことを言っていたが、とんでもない。
 汽口にとっては百戦錬磨の手練れだ。
「あっ! あっ! あ……あはあああああっ!!」
 びくんっと身体を震わせ、大きく仰け反りながら汽口は絶頂に達する。
883 ◆zO7AQfurSQ :2011/02/17(木) 02:36:09 ID:lPKrbmYM
 乳首に吸い付く七花の頭に腕を回してしがみつき、つま先がぴんっと伸びた。
 初めて与えられる快感に頭が破裂しそうだ。
「はっ……は……っ」
 ようやく呼吸が落ち着き、七花の首から腕をほどく。
 いつの間にか自分の服を脱いでいた七花は身体を起こし、汽口の脚を開かせる。
「汽口、いくぞ」
「…………はい」
 薄暗い中、初めて見る屹立した男性器。
 それが自分の女性器にあてがわれた。
「初めてなら少し痛いかもしれねえけど、我慢してくれ」
「……はい」
 不安と緊張で動悸が激しくなる。
 そして。
 ぐっ、と七花の腰が沈み。
 汽口の中を貫いた。
「……っ! つ……う」
「入ったぞ、大丈夫か!?」
「お、思ったよりは平気です、が……しばらく動かないでいただけますか?」
「わかった」
 心配そうに自分を見下ろす顔が上にある。
 汽口は手を伸ばし、七花の両頬を軽く撫で回した。
「汽口……?」
「もう結構ですよ七花どの」
 汽口は今度は背中に腕を回す。
「だいぶ痛みも引きましたから、動いても大丈夫です」
 痛いといえば痛いが、我慢できない程度ではない。
 七花はその言葉にゆっくりと身体を動かし始めた。
 が。
「すまん汽口。おれ、こういうの久しぶりだからもう我慢ができそうにない」
「え……?」
「もう、出そうだ!」
 七花の動きが小刻みに速くなる。
 汽口は両脚を七花の腰に巻き付けた。
「は、はい、出してください! どうぞわたしの中に!」
「う、う、あ、あ……ああっ! あっ! あっ!」
 ぶるっと七花の身体が痙攣し、射精を迎える。
 どくどくと白い粘液を放ち、この女に種付けすべく次々と子宮内にその精液を流し込む。
「うっ……うっ……すげ、ぇっ……まだ、出る……っ」
 最後の一滴まで注ぎ込もうと最奥部まで届くようにぐりぐりと腰を打ちつける。
 すべて体内で受け止めた汽口は、そのまま脱力してのしかかる七花をぎゅっと抱きしめた。
(ありがとうございます、七花どの)

   * * *

 翌日早朝。
「世話になったな汽口」
「いえ、こちらこそ」
 七花は立ち去るべく道場の門の前で汽口と別れを告げていた。
884 ◆zO7AQfurSQ :2011/02/17(木) 02:37:14 ID:lPKrbmYM
「身体のほうは大丈夫なのか?」
「し、少々腰に違和感がありますが気にするほどのことではないかと」
「そっか、んじゃおれは行くよ、またな」
「はい、ご息災でいらっしゃいますよう」
 手を振って背を向けた七花をしばらく見つめる汽口。
 そしてそっと自分の腹に手を当てる。
 願わくば。
 あのかたとの子どもができますように。

   * * *

「やっ、七花くん、しばらくぶり」
「待ち合わせに2日も遅れておきながらずいぶん軽いなあんたは」
「んー、なぁに? ひょっとして心配した?」
「まさか」
 否定姫の軽口に素っ気なく返す。
 が、歩き出そうとする足を止めて七花は否定姫に訪ねた。
「そういやあんた、突然『ちょっと別行動しよ』とか言い出したが結局どこ行っていたんだ? あと例の仮面はどうした? 着けてねーみたいだが」
「んー、一言でいうと【相生の里】よ」
「…………そっか」
 頭の回転が早くない七花でもその一言で理解した。
 七花はそれ以上何も言わなかったが、否定姫は言葉を続ける。
「あいつは自分と生い立ちをもう完全に切り離していたつもりなんでしょうけど……人間はそうそうしがらみから逃れられないものなのよ」
 それは生まれのことだったり。
 それは家のことだったり。
 それは人同士のことだったり。
 人はそれぞれのしがらみの中で生きていき、新たなしがらみを作りながら生きていく。
 別にしがらみは悪いものではない。
 汽口だって一人でも長い間道場にしがみつづけた結果、現在はいい方向に向かってるといえるだろう。
 なんとなく足を止めて汽口のいる村の方向を振り向く。
「……お前は幸せにな、汽口」
 その呟きに。
 否定姫は疑問符をしばらく頭に浮かべっぱなしにするのだった。






なんか最後のまとめが上手くいかなかった、すまん
885名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 13:52:01 ID:LsglpNFg
汽口の婿は俺です
って言ったら俺はNTRされたことになるのか……
(#´Д`#)
886名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 14:59:54 ID:j3UmYP9h
別の男と結婚を控えた娘が本懐の相手に最初で最後の種付けをねだるとか
初めて見るシチュだが物凄い破壊力だ…元の真面目な性格知ってるだけに倍率更に倍
良いもの見せてもらいましたよGJ
887名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 17:52:19 ID:2+2cZiKQ
GJ!
わっふるさん作品の破壊力は異常
さすがとしか言えねえ
888名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 07:35:12 ID:/xZC1AA1
このまま各地の元所有者に種仕込んでく旅にすれば良いと思うよ
889名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 12:26:37 ID:KV5EeyOq
こなゆきちゃんのあんなちっちゃな体で男を受け入れるなんてことしたら死んじゃうよう(七花が)
890名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 14:30:35 ID:8qSKdMzY
>>884
結構綺麗にまとまってると思うけど
強いていうなら、早朝の別れのところと否定姫との合流を逆にすると尚良かったかな
なんにしても、貴重な刀SSをありがとう、GJ!

>>889
めきょっ
891名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 22:10:26 ID:0g4M8kLZ
>>890
うん、そうなんだ
最初は汽口と別れたところで締めの予定だったんだorz
投下途中でこの作品に否定姫のフォローがないのに気づいて、急遽追加コピペしたのが最後のシーン
別件で『否定姫:相生の里訪問編』を同時進行で書いていてすっかり否定姫のフォローをした気になっていた(>_<)
ぐだぐだで申し訳ない



読んでくださった方、感想をくださった方、ありがとうございました














忍を読みたい
忍を書きたい
892名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 00:12:45 ID:sjXyiFBX
そういえば傾でる前辺りから書いてなかったのか。それは禁断症状も出ようぞ。
これ以上ないくらいいちゃいちゃしてたからなぁ
893名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 01:17:05 ID:yzE1Hz6I
傾こそ忍タイムだったな、色んな意味で。
894名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 05:15:17 ID:CBHvp5Om
>>891
GJ!
『否定姫:相生の里訪問編』もすごく読みたい!
895名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 10:35:26 ID:Y+iycmwd
汽口に百戦錬磨と言わしめた七花をそだてた否定姫との旅の情事希望
896名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 13:27:05 ID:aeba9JkW
ひたぎのインモラルな情事みたい。
897名無しさん@ピンキー:2011/02/19(土) 23:59:03.23 ID:ibTfF422
口調もロリババア風なのは忍だけ。つまり忍こそ真のロリババアなのだ
というわけでそれを知らしめるためにも忍で一本頼む
898名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 00:28:26.15 ID:r0jYjmqB
こなゆきちゃんまだー?
899名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 00:38:04.24 ID:4gZ9nUcv
>>888
生存している元所有者・・・輪廻(幼女)こなゆき(幼女)皿場(少女)
漂う犯罪臭が某吸血鬼もどきと同等レベルでござるの巻
900名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 09:43:15.40 ID:eL/wl3s1
>>899
おいおい、七花ごときが無手の皿場ちゃんをどうこうできるなんて無茶な夢は見ないほうがいいぜ。
901名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 10:24:35.92 ID:W63hHwk8
お前ら結構刀語読んでるのな。
全然分からん。
902名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 10:31:10.50 ID:GrAgyOHb
戯言・物語・刀・りすかは読んだけど
世界・ニンギョウ・ダブル・トリプル・真庭・蹴・HOLiC・デスノ読んで無い
って書いたら全然読んでないな俺
903名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 14:59:32.21 ID:IQvqv/TL
世界はくろね子さんとこぐ姉と迷路ちゃんが素敵だ
読め
904名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 19:10:58.03 ID:V6KcYxcj
>>902 蹴ってなに?
905名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 21:23:33.77 ID:9PzQpqof
906名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 23:41:10.29 ID:7jjipgKU
普通に存在自体知らなかったよ・・・検索後レビュー見たがシリーズ物以外も色々書いてるんだね
エロパロに昇華できそうな萌える逸材を幾つも見逃してたかと思うと口惜しい所
907名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 23:43:50.84 ID:9PEq4yW6
刀語しか読んでないw
908名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 00:02:32.33 ID:r0jYjmqB
オレは戯言、化、刀、ダブルだな
他のも手を出そうと思ってはいるがなかなか……
909名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 00:39:00.72 ID:eKq60axP
高価だからね。
最初から文庫なら倍は読んでる。
910名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 06:51:20.19 ID:AC9AfQr+
図書館で借りる。
911名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 19:07:00.74 ID:3jgIhnJH
読めば読むほど萌えキャラ殺しの異名に納得行くのが何とも
その点で化は本当優等生やでぇ
912名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 19:18:05.34 ID:jqtczHP3
この時はまだ、ヒロイン総寝取られで萌えキャラジェノサイドが起こるとは夢にも思わなかったのです
913名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 19:21:44.32 ID:9WLgpPdY
西尾「撫子殺してぇ…真宵殺してぇ…ダメですか担当さん? ダメ? そう…ですか…」
914名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 20:58:49.32 ID:ywqmYVYA
>>913
悪役を殺したり、不死身属性にして殺したり、平行世界で殺したりして
萌えキャラを殺せないストレスを発散してるんだよ
915名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 21:01:33.32 ID:sYA58La6
傷執筆中……
担当「先生、羽川が死んでます」
西尾「え、いけなかった?」
担当「いいわけないでしょう! ここで委員長が死んでたら化に登場してるのは誰ですか、あれは!」
西尾「あ、そっか。やべぇ」
担当「やべぇじゃねえよ! これでもう三回目だぞ! どんだけ委員長殺したいんだよ!」
西尾「ごめんごめん。でも女の子を可愛く書くとつい反動で殺したくならない?」
担当「なりませんよ……(もうやだこの作家)」
916名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 21:32:21.29 ID:CrIC7lNN
ありすぎて困る。
ってか担当はもう諦め(ry
917名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 21:35:02.71 ID:xE8zdfwf
がはらエンドがもう心配で心配で。
918名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 18:36:52.98 ID:GYC7QToQ
僕こと阿良々木暦は人生最高の美味を堪能していた。
何だこの魂が震えるような感覚は!? 全身に力が漲っていくようだ!

「どうかしら、私の作ったチョコレートは」
「最高だよガハラさん! こんなに美味いものは食べたことがない! 正に至高の逸品――雄山も唸りを上げる美味さだよ!」
「そう…よかった。隠し味が効いたのかしら。やっぱり吸血鬼には処女の血よね」
「っっぶっふぅぼぉうぉ――!!」
「……彼女が作った物を吹き出すなんてどんな了見かしら。舐め取りなさい。足にかかったわ」
「何て物食べさせるんだ!?」
「正真正銘何処かの誰かがヘタレなせいで未だに純潔を捨てられない哀れな処女の血よ」
「それは主にそちらの都合…って、そうじゃない! 癖になったらどうする!? 戻って来れなくなるだろうが!」
「その時はきちんと飼ってあげるわ。私の血だけを餌にして、私に依存しなければ生きられない、私の事しか考えられない卑しい生き物にしてあげる。あら、思い付きで喋っていたけれど案外素敵な将来設計?
自宅では無理だけれど神原邸の座敷牢なら良いかしら」
「座敷牢!?」
「なに? 蔵の方が良いの? あっちは寒いわよ?
ああ、男の子ってどう飼えばいいのかしら……」
「その気になるな!!」


先週くらいに書き途中で消したと思ってた小ネタがクリップボードに残ってたんでそのまま投下してみた。
919名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 19:11:37.64 ID:/seqEqN7
なあ、処女の血ってもちろん処女の人が流した血って意味だよな
まさか経k…ゲフンゲフン
920名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 19:18:24.93 ID:zVzMOR8z
>>918
雄山云々を華麗にスルーするガハラ△
921名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 11:20:52.04 ID:xOqGdysC
なあ・・・ガハラさんって偽以降過剰なまでにデレるようになったんだろ?
ツンでもヤンでもなく、デレてこれなのかよ・・・

いや、最初は「処女の血」と読んで速攻駿河を連想した俺も相当病んでるけどなwww
922名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 22:19:17 ID:0cC8F6Xx
板移転と気付かなくてなかなか移動できなかった。また人が減らなきゃいいが。
923名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 00:23:16 ID:0/y5IoMQ
専ブラの移転で引っかかって正常移行出来てることになってた
何故か3スレだけ普通にあるからログ移行が済んでないものだとばかり
924名無しさん@ピンキー:2011/02/25(金) 01:17:43 ID:auKCJo1h
多分janeの前バージョンが対応できてなかったぽいな。俺の場合は
925名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 04:44:16 ID:JQlc6d4l
>>921
確か、まだガハラさんと荒ぶる鷹のポーズ木君が
一緒にいるシーンって、新展開始まってから
書かれてなくないか?

二人一緒だと、相当ドロい事になるんじゃね?
926名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 21:57:13.98 ID:fmFv/yNv
神原はお尻を性の対象とする行為が平気そうなのだがガハラさんはどうなんかな?
神原にそういうの教えたのはガハラさんだが、実際にそういうことがができちゃうのかな
927名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 18:07:03.53 ID:f0Lecw6U
そうね、浣腸ダイエット、とか。
928名無しさん@ピンキー:2011/02/27(日) 22:02:31.69 ID:wIFPPB2u
真庭語りの新しいのが発売されるらしいな…
929名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 01:34:24.98 ID:mND1OZ9F
化の新作は……
930名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 18:02:45.84 ID:OwlwEmJY
3月発売ですよね?

しかも今年の講談社BOXの発売日って毎月一日でしたよね?
931名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 00:23:34.20 ID:53NVzPUR
>>930
旧暦の3月だったりしてなw
932名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 03:30:27.37 ID:kEVxMg7H
>>926
「大丈夫だアララギ先輩!お尻なら浮気じゃない!」
933名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 11:25:44.58 ID:q7hTrJR/
ttp://www.bookclub.kodansha.co.jp/kodansha-box/index.html#new

『花物語』
著:西尾維新
illustration:VOFAN
定価:1,365円(税込)
3月29日発売予定
934名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 13:24:38.11 ID:/OIqwj9a
このスレが終わるのと
どっちが先かな
935名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 16:49:56.63 ID:7Ve8DEyh
緋色の英雄はどうした!!!
936名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 21:15:45.93 ID:/OIqwj9a
化は月末かあ
ジャンプでも漫画原作やってるし
すごいなあ
937名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 21:58:13.46 ID:/OIqwj9a
前スレは結構SS多かったと思ったけど
980越えてたんだなあ
938名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 23:57:56.57 ID:hTv5983Q
ジャンプのは哀川さんに拳で説教して貰いたくなるレベルのが続々出てくるから困る
939名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 00:53:37.60 ID:lS2ain9z
>>932
うるせえ、ファッションエロっ娘が。
940名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 01:08:04.58 ID:v2WLBotT
今週の安心院さんのセリフで「だから格好つけずに 括弧つけずに言ってごらん?」てのあったけど、あのセリフすごい西尾的で良かったわ
941名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 01:13:36.70 ID:EjrWfbaJ
めだかさんがどんどんファッション主人公になっていく…
942名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 07:43:50.33 ID:0uidfgdI
ファッションに偽装って意味はねーつってるだろうが!
正直善吉くんが主人公でよかったんだけど。
943名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 09:23:33.97 ID:Gx35WlmS
偽装じゃなくて、装ってるって意味だろ
中身は違うけど格好つけて着てる、みたいな
944名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 09:23:56.84 ID:Rn4Dyoq0
誰も偽装という意味で使ってないと思うが
流行や流行っている格好って意味だし間違ってないだろ
945名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 10:15:24.07 ID:lS2ain9z
ファッションファッションってうるさいわね。
止めて頂戴。
ファッション童貞が伝染るわ。

ファッション大魔王。
946名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 10:31:39.46 ID:kdjES0r2
>>942
ドラえもんだって実質主人公はのび太だったろ
つまりそういう事だ
947名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 12:07:09.74 ID:GHNqdbMh
>>945
それだと言われてる相手は
童貞ヅラしてるけど実はヤリまくりって事になります(このスレ的には)けど。
それでいいんですかファッションツンデレさん?
948名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 12:47:08.52 ID:z8Kybw3E
友達いないのは事実だけど、ファッションぼっちだしな
949名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 16:17:41.64 ID:KXd/WSRc
ひたぎはファッション清楚だかんな。
950名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 17:21:05.00 ID:qeMpIw4E
つまり神原さんはファッション変態と?
951名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 17:29:45.54 ID:JCHC5Jig
>>950
いや、あれは素質だろう
もともと染まりやすかったのだ
952名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 19:51:53.52 ID:n40AD8FK
おまいらあんましファッション連呼してると人織クンに殺されるぞー
953名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 21:41:23.12 ID:kIx8xvED
ハッ、傑作だな
954名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 00:42:41.94 ID:HuFdzpOO
ファッションスレって950越えると落ちるんだっけ?
955名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 01:10:48.16 ID:sYiSjlcM
480kb超えると落ちるけどレスはどうなんだっけな。いま凄い微妙なレスとkb
10レスは耐えれるけど20レスをフルで使うようなSSは入らないね。
956名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 01:19:47.03 ID:HuFdzpOO
なるほど
では、まだスレ立ては急がないで大丈夫そうだな
ところでレスがレズに見えて仕方がなかったのだが
どうすればよいだろう
957名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 01:24:46.58 ID:qLh5U+ub
ファッションにおいて絵本さんに敵う人はいない
958 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:45:14.53 ID:sYiSjlcM
投下します。

なのですが注意点として、話の内容はなでこプールで撫子が知らない男に騙され悪戯されてるうち
深みにはまっていくみたいな、エロ同人的強引な展開と大きなキャラ崩壊
寝取られ描写的なものがわりと入ってます。
なでこプールは読んでいなくても特に問題はないですが上記展開が苦手な人は回避してください。
959 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:45:43.38 ID:sYiSjlcM
なでこプール 寝鳥語

夏の日差しも強い最中、一人の男子高校生が市民プールで泳いでいた。
いや、それははたから見て泳いでいるとはとてもいえないものだった。
水を掻き分け足をばたつかせているのに進まない。
息継ぎのため頭を上げようとすれば沈んでしまう。
フォームが正しいのに上手くいかない。
でも彼は必死だった。自分の知りうる泳法を全て試してプールを文字通り走破する。
「暦お兄ちゃんっ頑張って!」
彼にとって妹のような存在である女の子の応援もむなしく響く。
彼女に泳ぎを教える予定だった彼は、とある理由があって泳げなくなった自分を認めれず
泳ぐというよりは沈みながらもプール内を駆け巡っていたのだった。

「くっそぅ……はぁ……はぁ……」
プールサイドで横になり男子高校生こと阿良々木暦は酸欠にでもなったかのようにぐったりと荒い呼吸を繰り返す。
暦は撫子のお願いで泳ぎを教えるつもりだったが、流れる水を渡れない
つまり泳ぐことができない吸血鬼の体質を知らなかった。
それでも諦めの悪い暦は荒行か修行をしているかのように泳ぎ転び沈み廻り
自暴自棄に一時間以上もフルタイムで活動した結果、無様にも寝転んだまま動けなくなっていたのだ。
浮力という物理法則をまともに享受できていない暦にとって、水の中の活動は重い荷物を
全身に纏って走り回ったかのような負担を与えてしまっていたのだろう。
(ドラゴンボールの高重力修行をした気分だ……)
そんな益体もない事を考える暦を心配そうに見ている女の子こと千石撫子は
市民プールにはあまりにも似つかわしくない水着を着ていた。
身の一割も隠しきれていない、さながら布というより紐のような形状のビキニ。
慎ましい両乳房を申し訳程度しかない布面積で隠し紐で繋がっている。
腰周りは大事なところだけを小さめの布だけで覆っているだけ。
背後から見ればお尻のほとんど全部が見えてしまう、所謂Tバッグの形をしていた。
撫子は途中まで暦と一緒に泳いでいたが、本末転倒な事に激しく動けない水着のため
先にプールから上がり暦を見守って応援をしていたのだった。
「ごめんなぁ……千石……まさかこんなオチだなんてなぁ……」
か細い言葉はとても情けない。
教えるのに乗り気だったというのもあるが、真剣に泳げないのに落ち込んでいた。
途中で何度も子供に笑われたというのも原因の一つだろう。
「そんなことないよ!暦お兄ちゃんが撫子のために頑張ってくれたんだもん。かっこよかったよ!」
含みない調子は本気でそう思ってるのが聞いてとれるほどだが、疲れきった暦を回復させるほどではない。
「ありがとな。ごめん、悪いけどちょっとだけ休ませてくれ……」
横になったまま目をつぶる暦。それを聞いた撫子は思い切って
「そ、そ、そ……それじゃ撫子が膝枕してあげるね!」
とは言えなかった。
元々内気な撫子にそこまでの思い切りはないから、せいぜい紐水着を着て見せることぐらいのことしかできない。
そもそもそれがおかしいのだが逡巡してる間に暦はすぐに眠ってしまった。
それが分岐点だったであろう事に、当の撫子は知りえるはずもない。
撫子は暫し暦の寝顔を嬉しそうに見ていたが、濡れた体が気化熱で少し冷えたためにトイレへとたった。
ある男が撫子の姿を追っているのには気づくこともなく。
960 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:45:58.59 ID:sYiSjlcM
数分の後、女子トイレから撫子が出てきて暦の所へ戻る間に男が笑顔で話しかける。
「お洒落な水着で可愛いね。彼氏寝ちゃってて暇だったら遊ぼうよ」
撫子は突然話しかけられるなどとは予想もしていなかった。見知らぬ男に俯き萎縮してしまうが辛うじて言葉を返す。
「……暦お兄ちゃんは……彼氏じゃないです…………」
小声で返す撫子に畳み掛けるよう男は話しかける。
「へー兄弟なんだ。仲いいね。彼氏だったら悪いけど、それじゃ一緒に遊んでも大丈夫だよね」
「暦お兄ちゃんは……お兄ちゃんじゃないけれど……本当のお兄ちゃんみたいな人で…………」
暦以外の話題なら人見知りして話せなかったと思われるが、暦に関しては口篭もりながらも答えを返していた。
(つまりお兄ちゃんとやらが好きなんだな)
男は暦と撫子の関係を推測する。
「お兄ちゃんに見せたいと思って、色っぽい水着選んだんだ」
身体への視線を感じた撫子は俯き恥ずかしげに身を捩じらせる。
男は撫子の内気さと大胆を併せ持つ二面性を見て取って言葉を重ねた。
「それじゃさ、お兄ちゃんがもっと喜んでくれそうな事を色々教えてあげようか?」
撫子にとってそれは魔法だった。俯いていた顔を上げて男を見上げる。両者の視線が初めて絡み合う。
知識が偏った撫子にとって大好きな暦お兄ちゃんに喜んでもらう方法がよくわかっておらず
紐ビキニにしても暦に褒めてもらったが、それは撫子が嬉しいのであって
暦自身が撫子の水着姿を見て喜んでくれているかはわからなかった。
つまり撫子にとってお兄ちゃんが喜びそうな事を知っているかもしれない
暦お兄ちゃんと同年代と思われる(暦より幾つか上ぐらいの年だろう)
男の意見を聞けるかもしれないのはこれが初めてだ。
精一杯の勇気を奮い、男の顔をしっかりと見つめて撫子は答える。
「暦お兄ちゃんを喜ばせてあげたいです」

撫子はプール建物内監視員詰め所の部屋に連れていかれた。
軽く冷房が効いた五、六畳ほどの室内には空気で膨らませたプール用と言うより
風俗で使うような銀色のエアーマットが置いてありこの部屋には、何か別の用途があるのを想像させる。
大抵の少女ならば個室に男と二人きりというのになんらかの危険を感じてもおかしくはないのだが
自らの容姿・身体と男の欲望に無自覚な撫子はあまり気にしていない。
男の視線だけは肌でちらちら感じているのだが頭の中は暦の喜んでくれる笑顔で
いっぱいになってしまっていてそれどころではないようだった。
「年と名前聞いていいかな?」
聞かれ撫子は妄想から立ち直るとおずおずと言った様子で
「撫子の、名前は、千石撫子で中学二年生です」
「そっか。よろしくね撫子ちゃん。じゃあ…………」
男は様々な一般的男性の趣味嗜好を語りつつも質問をし、たどたどしい撫子の言葉から
暦の人物を聞いて修正し、男の好みそうな行為や話し方など、色々な方法を教えてあげる。
撫子はそれを真剣に聞き暦とどう接すればいいか話を噛み砕いて理解し納得ているようだ。
「……でね。俺は喜ばせてあげる事は教えてあげるけど結局撫子ちゃんが
 そのお兄ちゃんを喜ばせてあげたいって気持ちが大事なんだよね」
こくこくとオーバーアクション気味に何度も頷く撫子。
「だから今の撫子ちゃんにもできる一番の方法を教えてあげるよ」
近くの袋から琥珀色の液体が入った容器を取り出して見せ付ける。
「オイルローションって言ってね。オイルマッサージって知ってる?
 そんな風にこれをお兄ちゃんの身体に塗ってあげるといいんだ」
「そうなんですか?」
「絶対喜んでくれるよ!」
断言する男に撫子が満面の笑顔でお礼を言った。
「ありがとうございます!これで暦お兄ちゃんを……」
「まって、まって。塗り方にもコツがいるんだ。手本を教えてあげるから
 そこで顔の下に腕置いてうつ伏せになってよ」
そう言って撫子の背中に手をあててエアーマットへと導く。
961 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:46:31.68 ID:sYiSjlcM
(わわっ……男の人に身体触られてる……!)
慣れないどころか、ほとんど初めての行為に撫子の頬がみるみる赤く染まっていくのが自分でもわかる。
肉親との触れ合いや蛇の怪異で暦に助けてもらった時に抱き上げられた事はある。
けれど大人の男性に触られた経験などあるわけもないし
暦の時だって全身を襲う苦痛でそんなものを意識できる状態ではなかった。
「恥ずかしいかもしれないけど、お兄ちゃんに喜んでもらうためだから頑張ろうね」
慌てる撫子は男の言葉で平静を取り戻し決意を固めなおす。
そうしてバスタオルが敷いてあるエアーマットに体を横たえた。
男の下には中学生のとても可愛い少女。しかもほとんど全裸の紐ビキニ。
白い肌がわずかに日焼けしたのか背中がうっすらと赤らんで生々しいそこへとオイルをゆっくりと垂らしていった。
「ひゃっ」
慣れない感覚に声をあげて撫子の肌がオイルで染まっていく。
「んっ……」
くすぐったさに少しだけ身震いする撫子。その背中を男がさするように撫で回すとよりくすぐったいのか身じろぎをする。
「くすぐったい?もうちょっとしたらよくなってくるから頑張ってね」
「んんっ……はいっ」
生温いオイルローションが撫子と男の体温に混ぜられて暖かく、さらに肌触りよく撫子の身体へ纏わりついていく。
(気持ちいい……のかな?)
今度は脚へとオイルを垂らしあまり肉がついていない細くて可憐な太腿へと手を滑らせる。
「脚は疲れやすいから、お兄ちゃんにも強くしてあげるといいよ」
「やぅぅっ!」
太腿に押し込まれる強い刺激に思わず声をあげる。
(恥ずかしい、変な声出ちゃった……)
ビクンと身体が勝手に動いてその度に小さい尻が男の眼下でいやらしく震えていた。
「お兄ちゃんは泳ぎ疲れてるからきっと気持ちいいよ」
「はぁ……ぃ……」
痛みと、それ以上に与えられる快感に撫子は返事もろくにできない。
そうして今度は指で土を掘り返すようなマッサージから、また優しい愛撫へと変わる。
「ふっ、あぁっ…………はぁはぁっ……」
肌がぬるぬるの粘液に覆われて温かい。先ほどの痛みとは相反する刺激に強く息を吐き出した。
「気持ちいい?」
「わ、わかり……ませ……んぅっ!」
手が腿の内側の際どい部分を撫でると感じやすいのか声が漏れる。
指が上のほうへと滑ると弾力と柔らかさを併せ持つ尻がオイルと指に引っ張られてプルンと震える。
露出度の高い水着を着た撫子がオイルローションの匂いに混じって汗と女の子らしい体臭を振り撒き
悶えている様はこの男でなくたって興奮していただろう。
うつ伏せの撫子からは見えないがすでに男の股間は水着越しからもわかるほどに
男性を主張していて、十代半ばにも届かない少女の肌を弄くる手は激しさを増していた。
962 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:47:00.15 ID:sYiSjlcM
全身に襲い掛かる指先は白い手足を丹念に愛撫して性感を高めていき、背筋を伸ばすよう
指先が登っているだけの動きですら、ぞくぞくぞくっと撫子の身体へと震えを伴う快感が走った。
「んっ……ぁ…………」
撫子の尻が両手の指全部を使って鷲掴みにされる。
うつ伏せのままの撫子は内から湧き出るものを堪えるよう腕に頭を押し付け息を吐く。
小さなお尻が強く握られ歪められているというのに撫子は痛みを感じるよりも肉をこねられる快感を強く感じてしまう。
そうして男の手管に翻弄される中、男が次の指示を出す。
「それじゃ次は仰向けで」
素直に体をころんと回した撫子は目に見えて様子が違っていた。
どこか庇護欲を誘っていた幼い無邪気な相貌は朱に染まって艶を纏っている。
男を上目遣いで見つめる瞳は快感と期待で潤み次の「マッサージ」をおねだりしてしまっている。
無言の期待に応え、男は大胆にも淡い膨らみをわずかな布で隠すそこへとオイルを垂らし両の手で擦るよう指を使い始めた。
「あぅっ!んあっ!…………んっ!」
撫子が仰け反って強く悲鳴を漏らす。
成長途上の胸が指に侵入され、健気に反発するのを十の指が獣のように貪りつくす。
全身を襲う快楽で小さくも硬く主張している乳首を摘み上げられる。
もはやマッサージとは呼べないその動き。
しかし撫子はその刺激を待ちかねていたかのよう身を震わせてしまう。
(マッサージなのに、いやらしいよう…………)
「ぁっ……んっ…………!」
爪先で先端を弾かれ出た声は自分の声じゃないみたい。
そんな疑問も胸をくすぐり弄られて、トロトロのオイルで蕩けてしまっていた。
「ちょっとごめんね」
男は撫子の上半身を優しく起こさせその後ろへ腰を下ろし、両手で撫子の胸へ触れる。
「こっちのほうが気持ちよくしてあげれるから」
(だ、だきしめられてる……!?)
撫子はここにきて初めてマッサージじゃない、言わば恋人のような体勢に不安を覚え言葉を発する。
「……あ、あの!…………ひゃうんっ!」
がしかし、新たな衝撃で言葉は意味のない悲鳴に塗り替えられてしまった。
髪に顔を埋めた男に首筋を舐められたのだ。
「あぅっ…………!」
湿った舌が触れたとこからぴりぴりとした快感が走る。
熱い息がうなじに吹きかかり、胸をいやらしく揉みほぐされた。
「ここ弱いんだ」
ドクンドクンと心臓が高鳴り、感じたことの無い快感に震える撫子。
「そんなぁ、ことっ…………ひぅぅ!」
うなじを舐め上げられ、耳を甘噛みされると嬌声が漏れ出してしまう。
「かわいいなぁ」
「あ……っ、やぁ……」
涙が零れ落ちる頬を唇で拭われる。首を振って些細な抵抗を示す撫子だが
逞しい腕に囚われて逃げれるはずもない。
「ふふっ」
男はむしろ楽しそうに笑うと撫子の頭を腕で抱き抑えながら
「キスの練習もしないとね」
963 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:47:19.70 ID:sYiSjlcM
右肩へと身を乗り出し唇を塞いだ。
「んぅっっっ……!?」
(ちゅーされてる……!)
驚愕に目を見開くが頭は動かせない。それどころか唇を舌で割り開かれ粘膜の交合を強要されている。
「んっ、あっ……ちゅぶっ、んんっ……」
ぴちゃぴちゃと湿った音が響く。舌を入れられるなんて初めての事なのに
口内を隅々までねぶられると蕩けるような快感を感じてしまう。
「んあっ、んふぅっ……んうぅぅぅっ……!」
突き入れられた舌が撫子の舌と擦り合わされる。
その度唾液が混ざる音がぐちょぐちょと頭の中まで響きあう。
弄られる口内から分泌した唾液を、舌で掬われ吸い出されるとちゅぼっと濁った音が唇から鳴る。
逆に絡む舌から涎を送り込まれてはこくこくと飲まされてしまう。
「ベロだして」
言われるがまま舌をおずおずと突き出すとすぐに唇で啄ばまれ吸い出される。
「んーっ……んふううんっ……はぁっ…………」
撫子はおとなしく内気で可愛い少女ではあるのだがその本質は一種享楽的な物なのだろう。
会ったばかりの男とのキスだというのに与えられる快感に抗し切れず
粘膜を吸われ擦られしゃぶられる快楽に酔い愛撫に答えてしまっていた。
(暦お兄ちゃんとの、ちゅーじゃないのに…………でもきもち、い……)
夢中で舌を動かす撫子の胸を両手で男が責め始める。
オイルでぬめる胸を弄られ、胸板によりかかりながらうっとりとキスを続ける撫子は
恋人のような睦まじい行為をしているという自覚もなく、身体中に駆け巡る快楽を享受するばかりだ。
「んああぁぅっっ……!」
だから男の右手には気づかなかった。
プリプリと弾ける胸を弄っていたはずの手が撫子の秘所へと襲いかかって
少ない布地に隠された無毛のすじを堅い指でなぞられたのだ。
「やっ、はぁんっっっ!」
すでに濡れているそこを指が這い回る激感に唇を離し悲鳴を上げる。
「ダメだよ。キスやめちゃ」
「んぶぅ……っ!」
だがまたも唇を塞がれ喘ぎは男に飲み込まれ、撫子はすがるよう必死に舌を擦り合わせ舐め返し続ける。
「んむぅ……はあっ……ぴちゃっ、んっ、んっ……」
同時に大きな左手で淡い膨らみを弄られ、右手のほうは幼裂に潜んだ堅い突起を指で摘まれて
びくんっびくんっと頭から手足の先までもが震え力が入っていく。
「んーっ……ちゅっ、ふあぁ……」
唇の端から男と少女の涎が垂れて伝う雫は胸に零れ落ち汗とオイルに混じり合う。
撫子は三点を男の舌と指先で執拗に責められ続け、ついには陰核を指で挟み擦られながら
中を引っかかれる衝撃で初めての絶頂を迎えた。
「ふっ……んぁ、ああぁあぁぁぁっっっっ!!!」
全身に流れる快楽の電流。男の腕に当てていた手が強く握り締められて
本当に電流が流れているかのごとく足がつっぱって腰が勝手に浮き上がる。
腹の奥から溢れ出してとまらない激衝に駆られるまま絶頂の声を上げ続けた。
964 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:48:56.20 ID:sYiSjlcM
「あぁ…………はぁっ……はぁ……」
背後の胸板によりかかったまま荒い息を吐き続ける撫子に男が話しかけた。
「気持ちよかった?」
「はぁ……い、きもちよかった、です……んぅ」
答えたらキスをされてちろちろっと舌でまた触れ合う。男は唇を離すと撫子の右手を取って
「次は俺のを触って練習しようね」
水着のに上から膨れ上がったモノを触らせた。
「ひゃっ!?」
今までに触れたことのない感覚に悲鳴を上げる。
「わかる?」
「お、ちんちん……?」
撫子は恥ずかしげに答えた。
「うん、男はここをマッサージしてもらうのが一番嬉しいんだよ」
手を握られそこに押し付けられる。
石に触れているかのように硬くてとても熱く、触れてると熱が伝わってるのか顔までも熱くなっていく。
(男の人の……赤ちゃんを作るための……)
見てみたくなって撫子は男のほうへ向き直ろうとするとバランスを崩した。
「わわっ……!」
「おっと」
手に力が入らないまま倒れこみ男に支えられる。
「そっか、イッたばかりだよね」
「いった…………」
性知識に乏しい撫子にだって、先ほどのおかしくなってしまいそうなぐらい気持ちがよかった
衝撃の事だと見当がつく。同時にはしたないほど声をあげた自分を思い出して恥ずかしげに目を伏せた。
「動けないんじゃしょうがないから、ほら」
男は撫子を支えながら水着を脱ぎ座ると、自分の腿を枕にするよう仰向けに撫子を寝かせた。
撫子の眼前には大きく膨らませた肉の塊があって驚きの声をあげそれを見る。
「わぁ……」
撫子は嫌悪や驚愕以上に好奇心を感じているようだ。
近くにあるだけで存在感があって、撫子の手より長く握れないくらい太い。
プールの匂いに混じった嗅ぎ慣れない独特の生臭い匂いがあって、浅黒くピクピクと血管が浮き出てた先っぽは
大きく丸い形をしていて穴からとろりとした透明の液が垂れている。
怪異の体験以来あまり好きではない蛇にも似た形なのに、何故かわからないけれど
見てるだけで心臓がドキドキと脈打ってときめいてしまう。
「ここをマッサージできるようになったらお兄ちゃんは凄く喜んでくれるよ」
「…………あ、……は、はい!」
数テンポずれた返事を返す撫子だが、マッサージと言われても身体はピリピリと痺れるような
感覚に囚われたままほとんど動かせない。だから男の方から猛ったものを撫子の唇に近づけた。
965 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:49:17.59 ID:sYiSjlcM
「動けないみたいだからお口でしようね。マッサージは手以外でもできるから」
「ど、どうすればいいのかな……?」
興味はあるが、やり方がよくわからない。
「最初はここにキスして」
(おちんちんにちゅー!?)
流れから想像できないわけでもないだろうが驚いてしまう。
「お願い。俺も気持ちよくしてほしい」
(……うん、お返ししないといけないよね……)
自分に言い聞かせるような言葉。でもそれは男に触れるための口実を探しているようにも聞こえた。
逆さまに映る男のモノへとちゅっと音を立ててキスをする。
棒の中ほどの硬い所に敏感な唇が触れてくすぐったい。
湯にでも触れているかのような熱い体温が伝わってきてぴくんっと幹が跳ねる。
これでいいのかなと見上げる撫子に男は言葉をかける。
「キスしながら舐めて。噛まないようにね」
眼前にあるモノへと首を少しずつ傾けながらキスを繰り返す。
「ちゅっ……んっ、ちゅちゅっ…………」
男は撫子の頭を持つと先端部分を唇に触れさせた。
仰向けで亀頭にキスをする撫子は男の香りを吸い込むと、とたんに相貌を蕩けさせ赤い舌を覗かせる。
見せ付ける仕草は撫子の生まれついた艶なのか、男を見上げながら膨らんだカリの部分をちろちろと舐め始める。
「あむっ……んちゅうっ、ちゅぶぶっ……」
男の性器に触れ明らかに欲情している撫子は鋭敏な舌で味と形を確かめていく。
柔らかさと硬さが混じったゴムのような触感。
変な形をしててすじがあったりぷくりと膨らんでいて、おしっこが出る所を舐めるとピリッとした味がする。
「れろっれろっ……」
不思議な形をしたそこをぺろぺろ舐めると汁がどんどん出てくるのが面白い。
「いいよ……撫子ちゃん……」
気持ちよさそうな言葉とともに髪を撫でられると撫子もうれしくなって奉仕に熱が入っていく。
「あむっ、んじゅじゅっ……じゅろっ、んっれおっ……」
亀頭を唇で挟み、涎をのせて舌を絡めると撫子の口の中で濁った音が響く。
「さきっぽを吸って」
指示を聞いて先端を咥えると頬がわずかにすぼまって、唇が内側から亀頭の形に丸く膨らむ。
酷く熱いそこに舌を触れさせたまま吸い出した。
「ちゅぶぶっ!……んはっぁ……んっ、じゅじゅじゅっ!」
撫子がじゅるじゅると吸い出していると男が腰を少し動かし始めた。
口の中をかき混ぜられながらも唇と舌をぺったりと張り付かせていると男は気持ちよさそうに目を細める。
撫子は咥えて膨らんでいる頬や首筋を触られると男が喜んでいるのが暖かい手から伝わってくるのを感じていた。
次に男は腰を引きながら撫子の頭をずらすとじょじょに口内に入っていたものが抜き出されていく。
「んうううっ……んふうんっ……ちゅぽんっ!」
亀頭が少女の口内から抜け出た時はどれだけ吸い付いていたのか大きな音が響く。
幹の中ほどまでが涎でキラキラと光り唇から糸が伝っていた。
966 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:58:24.85 ID:sYiSjlcM
(もういいのかな……?)
撫子は抜き出されたのがちょっとだけ不満で眉を顰めた。
でもそうではなく男は撫子の頭をエアーベッドに下ろすと腰を上げ身を乗り出す。
こちらも舐めてほしいと言わんばかりに陰毛で茂っている所を口元に近づけてくるので撫子は躊躇なく口を付けた。
「んあぁぅ……ぺろっ、んぢゅぢゅっ……んぅっ、じゅじゅっ!」
袋になっている所を舐めたら丸っこい玉がコロコロとしているのがわかる。
くすぐったいのか呻く男の声を聞いて唇で皮の部分をマッサージするように食みはじめた。
(きっと、ここがきもちいいんだよね)
れろろっと舌だけで転がしたり浮かせたり、もう一つの玉も舐めてみたり。
含んだまま吸ってあげると、顔は見えないけどあっとかうっとか言ってるのが面白い。
男に言われずとも撫子は自分で色々と試して唇で舌で男を悦ばせ続ける。
普通、中学生の少女にはそうできない事だが、撫子は意外とやればできちゃう娘だった。
(大人の男の人って怖いって思ってたんだけど、この人は怖くないかも…………
 撫子にぺろぺろされて嬉しそうで、気持ちよさそうで、はあはあ言ってて、なんだかかわいい……)
喘ぐ男におしゃぶりをしながら目で微笑む。
(暦お兄ちゃんもぺろぺろしたらこんな風に喜んでくれるのかな…………)
「んぁんっ……!」
お兄ちゃんのことを想像してたら突然、胸をぐにゅっと握られた。
「撫子ちゃんも気持ちよくしてあげる」
玉袋までも舐めてくれるお返しに男が触れると感じやすい撫子はつい舌が止まってしまう。
「ふぁっ……!」
男は仰向けの撫子が舌を伸ばしたまま奉仕を止めたので、口に先端を挿入してから胸を弄び始める。
「んーーっ!…………んうっ!!んんぅぅっ……」
胸に指が押し込まれると吐息と喘ぎを吐き出して身をよじってしまい
ぺろぺろしたり吸ったりしたいけど、揉みしだかれてるのが気持ちがよくて上手くできない。
「撫子ちゃんの口狭くていいよ……!」
喘ぐ事しかできなくて、されるがまま口の中をぐちゃぐちゃにされ
二つの乳首をきゅっと摘み上げられるとぞくぞくっと身体全部に電気が走る。
気付けば撫子は高まっていく身体の欲求のままに空腰を使い自慰を始めていた。
つぷっと指が愛液で濡れながら無毛の谷に沈んでいく。
咥えこんだそこが自分の意思とは関係なく指を締め付けてしまい歓喜の声をあげる。
「あああああぁっ…………!んっじゅっ……んふうぅぅんっっ…………」
男に口を犯され胸を弄ばれながら撫子が思うのは一つの事。
(きもち、いい…………!)
唇を割り開かれてぐじゅぐじゅという水音と共に喉をこつんこつんと叩かれるのが気持ちいい。
大きいとは言えないのに胸を触られて先端をひっぱられているのが気持ちいい。
男は撫子の痴態に興奮し、撫子は男に求められる事に興奮し、連鎖しながらボルテージを高めあっていく。
「っ!ふあぁあっっ……!」
拙い動きで自慰を続けている撫子のそこへと、男は覆いかぶさって一気に咥えた。
皮を被っている部分を舌で開き小指の先ほどもない小さく、でも硬くなってる陰核を舌で舐められ吸い付かれる。
膝を曲げた撫子の腰が浮き上がりもっとしてほしいと男に押し付けてしまっていた。
「んふぅっ、んむっ!!んううぅっ…………!」
しゃぶりあってる男女の口からじゅるじゅると淫音が響きあい粘膜が触れ合う快感でより激しくなっていく。
(んぁ、イッちゃうのかな……?)
撫子は口内に入っているモノが小刻みの動きに変わっていくと、女の本能か男の終わりを感じ取る。
(撫子も頑張らないと……!)
感じさせてもらってるお礼とばかりに唇をぎゅっと閉めて吸い上げる。
シックスナインの体勢のまま二人は咥え吸い尽くされる快感で、同時にイッてしまう。
「んんぅんんぅんっぅっ……!ちゅるるっっ!んじゅぅっ…………!」
撫子は絶頂で全身が痙攣するなか、赤ん坊のように男のモノを吸っている。
熱を持ってどろっとした液体が舌の上に広がっていく。
「撫子ちゃんっ……飲んでっ!」
味わったことのない男の体液を言われるがまま吸い付いて嚥下していく。
自分の中に入っている指と、舌と、おちんちん。全てを感じ取りながらその快感を男へと返していく。
「んふうんっ、んううぅっ!んぶぅっ…んぅぅっ……ぢゅぼっ……!」
数秒に満たない幸せな時間を終えると、じゅちゅりとぬめった音を立て
撫子の唇から唾液と精液とでドロドロになって柔らかくなった肉棒が引き抜かれた。
967 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:58:45.57 ID:sYiSjlcM
男は撫子の横に寝転び、二人はしばし身を離したまま呼吸を整えている。
気だるさとそれ以上の満足感を堪能する男、いまだ全身に流れる微電流に目をつぶって耐える撫子。
二分ほどの時間がたった頃か、男は向き直り寝ている撫子を抱きしめた。
「ふぁっ……」
敏感になってしまってる肌を触られるとそれだけで気持ちがよくて声が漏れる。
「凄いよかったよ撫子ちゃん」
嬉しくて微笑む撫子はキスをされて、首、頬、額と次々にキスを繰り返されるとほわっととろけてしまっていた。
ぼぉっとしていると、お腹と太腿に触れてまたも硬くなっている男の欲に気づいた。
「撫子ちゃんが可愛すぎて、また大きくなっちゃったよ」
「え、えっと……」
すりすりと腰を押し付けられるとお腹の奥がきゅんっと疼くのを感じる。
「入れていいかな。セックスしよう」
これ以上ない直接的な言葉。撫子は迷いながらも否定の言葉をたどたどしく呟く。
「で、でも撫子、初めてだから……初めては暦お兄ちゃんとじゃないと…………」
「でもさ、一度やっといたほうがいいよ?男によっては処女はめんどくさいって嫌がる奴もいるし」
「そ、そうなんだ……あ、もし赤ちゃんできちゃったら……」
「大丈夫、できない方法も教えるからさ。それに撫子ちゃんはお兄ちゃんとの赤ちゃんはほしいでしょ。
 だからいい作り方も教えてあげる。初心者だから練習しないと」
「ぁっ……」
お腹の下の所へと硬いモノがグリグリと押し付けられる。
「ほら、練習しないとお兄ちゃんとやる時失敗しちゃうかもよ」
ヌルヌルになってる部分が擦られるのが気持ちいい。確かにこれじゃうまくできないかもしれない。
「大丈夫。ただの練習だから。覚えたらもっとお兄ちゃんをよくしてあげればいいよ」
男はしつこくも畳み掛ける。揺れる撫子の瞳を見つめて押しを強くしていく。
(うまくできたら暦お兄ちゃんは喜んでくれるかな……)
撫子はそれが男の誘惑と、自分自身への言い訳だというのに気づくことはなく目をつぶり、そっと足を開いた。
(暦お兄ちゃん……頑張るから撫子のこと……応援しててね)
大好きなお兄ちゃんを想い浮かべながら身体を男へと明け渡す。
男は嬉しそうに撫子に正常位の体勢で覆い被さり紐水着をずらす。
堅く硬く反り上がったモノを濡れたそこへと宛がってぴくっと撫子が動いた所にゆっくりと腰を推し進めていった。
「んああぁっ……!!!」
内側から突き進んでくる圧倒的な存在感。押し広げられた膣内の襞が不規則に絡みつき締め付ける。
「……ああああぁぁっ!」
二度目の声を上げて、繋がった所から熱と快楽が噴出して全身を侵していく。
「驚いた。撫子ちゃん初めてでいきなりイッたんだ」
(いった……でもさっきよりもずっときもちいい…………!?)
指や舌で触られた時とは比べものにならない快感に襲われて混乱してしまっている。
「んあああああっぁぁっ…………!」
戸惑いのまま、動き始めた男の首へとすがりつくように抱き締めた。
小さな胸が逞しく硬い男の胸板に押し潰されてふにゃりと歪む。
撫子は上下動に揺らされると乳首が擦れるのが気持ちよくてまた声をあげてしまう。
腰を使われるたびに快感が全身を走り抜けて、天井の蛍光灯がピカピカと火花のように散って見える。
本人の意思とは関係なく若い膣内は太い肉で埋められ掘削されているのを喜んで受け入れてしまっていた。
968 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:59:03.11 ID:sYiSjlcM
「ああっ!ぅぁっ……!……あ、ああっ……!」
ぐちょっぐちゅりっぐちゅちゅっと結合部から愛液と唾液と先走りが混じりあう淫音が響く。
リズミカルな抽送でお腹の奥を突かれるたび艶を帯びた悦びの吐息を吐いた。
「やばいな。撫子ちゃんの中気持ちよすぎ。練習いらなかったかも」
快楽に酔いながらもその言葉を聞きとめた撫子は
(練習しなくていい……?でも、そしたら……)
終わってしまうのが嫌で男を抱きしめながら、お腹をくねらせてもっと欲しいと訴えた。
お腹に力を入れるとおちんちんをより強く感じられて気持ちがいい。
頬擦りをしてちゅーをせがむと優しくキスしてくれるのが気持ちいい。
もっともっといっぱいして欲しくて撫子は自分からも求めていた。もう練習じゃなかった。
「んっ……ふぁ……ちゅっ、んんっあっ……」
男も撫子に答え腰を上げ長いストロークで撫子を犯していく。
亀頭が入り口まで抜かれるとカリが内側を掻き出していくのに甘く息を吐き
ずんっと子宮口に当るほどに突かれると足りない何かが埋められていく悦びに嬌声をあげる。
「撫子ちゃん、ほんとエッチだね」
ぞくぞくっと胸の奥が震えた。
「撫子エッチなんだ……」
呟きはどこか酔いしれているようで。
「うん。エッチですげー可愛いよ」
(そうなんだ……撫子、エッチでいやらしい変態さんなんだ…………)
耳元に囁かれ口元に運ばれた真っ赤な真っ赤な果物。
(でもしょうがないよね……こんなに気持ちいいんだから、撫子変態さんのほうがいいよ……)
その果物に唇を付けた。知恵の林檎に齧りついた撫子は罪の欠片をこくりと飲み込んだ。
いやらしい事をしてると思うと情欲は燃え上がり昂っていき、幼い顔に淫らな微笑を浮かべ欲望を受け入れ堕ちていく。
「あんっ……!」
不意に撫子は抱かれ持ち上げられると対面座位の体勢となり男と向き合った。
胡坐をかく男の上に座り愛し合う体位。撫子自身の体重が繋がった所に直接かかると今まで以上の快感が突き抜ける。
「ふ、あぁぁっ………………!」
あまりの快感で男の首に抱きつき体を支えた。
無意識に膣内をきゅっと締め付けてしまい強く密着するのを感じて
みちみちと膣内で猛って脈動する塊がお腹の奥を突き上げていく。
「ほら、撫子ちゃんも動いて」
「ぅぅっ、ん……は、ぃ…………」
悦びの涙を流し快楽に囚われながらも身体を上下に揺らし気持ちいい所を自分で見つけてそこを重点的にくっつけあう。
腰を上げるとお腹に力が勝手に入ってぐにぐにと締め付けてしまっていた。
さながら男に跨ってロデオを踊っているようだ。
「ふあ、んぅ……き、もちいい…………」
大胆にも身体をくねらせて快楽を貪っている撫子。男のほうも腰をリズミカルに突き上げ撫子の中を味わっている。
「んんぅっ……ちゅっ、ぁっ…………」
撫子はもうセックスという麻薬に溺れていた。男に愛される悦びに沈み込んでしまっていた。
「……撫子ちゃん、中で出すよ」
「いいよ……撫子のお腹の中に出して…………」
甘えるように頬擦りして承諾した。
撫子は愛撫するように両手の指を男の指に絡ませ手を繋ぎキスをする。
注がれる涎をこくこくと飲むと甘さすら感じて美味しい。
リズムを合わせて身体を上下させるとさっきよりもずっとずっと気持ちがいい。
手も唇もお腹も抱き合う事も感じてしまって、撫子は高まる快感で達しようとしていた。
繋いだ指が強く握り締められ、頭の中は快楽でぼやけて視界が白く染まっていく。
ドクンドクンと大きく震えているモノで子宮まで届けと突き上げられた瞬間、撫子の中で爆発した。
「あ゙あ゙ああああああぁぁぁぁっっ!!!!」
精液が迸り膣内が熱く灼かれていく快感。
首を大きく仰け反らせて声が枯れんばかりに絶頂の悲鳴をあげる。
子宮口へと先端を当てられた亀頭は、びくびくと痙攣して白濁液をなおも撃ち出し射精が連続して続く。
「んあっっ!あっ、あっ!つぅっ!な、なでこの中にいっぱい、いっぱいでてるようっ!」
一度目の咥内射精を遥かに上回る勢い。
注がれた熱い濁流で体内を満たされていくと、全身が湯だって溶けてしまいそう。
撫子は子宮の中まで埋め尽くす快感で、蕩けるほど幸せそうに微笑み輝いていた。
969 ◆BAKEWEHPok :2011/03/03(木) 05:59:42.64 ID:sYiSjlcM



そこで僕は目を覚ました。
千石撫子のありえない、ありえるはずのない痴態の数々を頭の中のフィルムに何枚も何枚も焼き付けて目を覚ました。
太陽もまだ高く夏まっさかりだというのに流れる冷や汗はぞっとするほどに僕の身体を冷やしていた。
「……ありえねえ。…………ありえねえ」
二度呟く。
口ではなんとも言いがたい、はっきり言えば考えたくもない夢の中の光景に恐怖すら覚えていた。
僕自身が千石の交友関係に口を出すつもりはないのだがそれにしてもこれはないだろう。あってはならないだろう。
もちろん単なる夢の出来事だと言うのはわかっていた。
だけれど、千石の全裸みたいな水着を見た僕自身のよからぬ妄想だと思うと罪悪感と一緒に怒りすら感じてしまう。
「大丈夫?暦お兄ちゃん」
汗をかいた額に柔らかいタオルが押し当てられた。
「あ、ああぁ……千石いたんだな」
間が抜けているというか千石が近くにいることにすら僕は気付かなかったらしい。
「うん、ずっといたよ!」
千石が汗を拭ってくれるのが気持ちがいい。
「暦お兄ちゃん、眠ってたんだけど、うなされてた。それに顔色が悪いし……撫子、暦お兄ちゃんが心配で……」
腕を握られて千石の胸に抱きしめられる。
冷え切った身体から千石の体温と小さくも柔らかい胸の感触が伝わってきて酷く暖かい。
同時になんというか後ろめたい気持ちに襲われてしまう。
生々しい夢の残滓を目の前の千石に少しだけ感じてしまうなんて。
「あ、い、いや平気だぞ。それより僕はどのくらい寝てたんだ?」
腕をそれとなく離して動揺を押し隠そうとする。
「えっとね、一時間半ぐらいかな」
そんなにも寝てたのか…… じゃあそれだけの時間があれば千石は……
いやいや、んなわけない。寝てただけの僕を心配してくれる
千石に限って夢みたいな事が起きるはずがないし起こすはずもない。
あまりのショックで僕はどうにかしてるんだろうな。
そう決定づける必要もない、単純な事実を適当に頭のどこかに放り捨てた。
「泳ぎは教えれなかったけどさ、お詫びって言っちゃなんだけどまだ明るいしどこか遊びに行こうぜ」
こういう時、即座に新しいプランが浮かべばいいのだが生憎と僕はお出かけポイントには詳しくない。
「わあ!じゃあ撫子、暦お兄ちゃんと行きたい所あるんだ!」
凄く嬉しそうに笑う顔は輝いている。
もちろん夢の中で見た中学生とは思えないエッチな微笑みとは違う。
うーん、まだ引きずってしまうな。ブレスレットして頭を切り替えないと。
ふと気付くと千石は大きめの袋を持っていた。こんな袋持ってきてたっけ?中にはなにやら銀色をしたものが見える。
「撫子頑張るから」
「うん、頑張るのはいいことだな」
何を頑張るかはわからないけれど、千石がそう言うのなら僕は応援するだけだ。
「……頑張ったから」
教えてあげる……その身体に
ん?
小さく呟いてよく聞こえなかった。
ただ千石の瞳は決意と僕にはわからない感情でギラギラと輝いているように見えた。
それは、まるで蛇でも簡単に捕らえて食べてしまう猛禽類にも似ている輝きで―――――――
970名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 06:05:49.64 ID:sYiSjlcM
終了

俺が寝取られだ
というのは嘘ですがこういうジャンル自体は普通に好きなので
もうちょい練習して、阿良々木さんが出てこないエロや欝展開っぽいのも書きたいです。
次書けるとしたらくやしい、感じ(ry 的な乱交輪姦とかいいなあ。
阿良々木さんが出る場合はマニアックなエロの方向に行きたい。
971名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 18:57:42.30 ID:6ka7Gsjy
精子にみたてて甘酒飲む日にふさわしい素晴らしい作品だった、GJ
972名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 21:11:16.65 ID:HuFdzpOO
BAKEWEHPokさんキター!
待ってた!GJ!

撫子ちゃん流されすぎで心配。
鬱展開も是非見てみたいです。
973名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 13:48:49.69 ID:d6MY3BMH
撫子さんマジエロい。一途な娘が快楽に溺れて堕ちていく姿とか大好物です
しかも次回は乱交輪姦とか期待せざるおえないじゃあ無いですかGJ!
基本阿良々木さんに純な好意を持ってる子達ばかりなだけにNTRが実によく映えますよね
974名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:33:43.98 ID:/Zkyv9Yp
これでファッション寝取られさんも満足だろうな
975名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 21:56:58.76 ID:DU3S45sr
戦場ヶ原ひたぎと貝木泥舟の純愛とかみたいよね
976名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 23:41:29.22 ID:Vtbl6rYF
おっとご不満のようだ
977名無しさん@ピンキー:2011/03/04(金) 23:51:02.00 ID:/Zkyv9Yp
このズレないっぷり。本物だな。
978名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 00:01:00.17 ID:Rk77Kgtv
火憐「はいはい! じゃあ兄ちゃんとの純愛担当は私やるっ!」
979名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 01:20:24.33 ID:6WA34rI4
戦闘担当はでっかい方か。
980名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 03:19:09.98 ID:yggHi425
陵辱担当は誰ですか!!
981名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 07:32:28.42 ID:Aiiybz9V
ラギ子ちゃんです
982名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 17:59:31.69 ID:EQWBwRKP
ブラック羽川って初めて表に出た時絶対
「ん?にゃんだこれは?」
とか言いながらおっぱい揉んでるよね
揉みしだいてるよね
983名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 20:17:38.63 ID:yoJm1b+l
>>982
さあ、そのネタでSSを書くのだ。
触っている部分をおっぱいだけと思うな。
984名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 22:51:34.21 ID:yoJm1b+l
そろそろスレ立てかな?
チャレンジしてみる。
985名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 22:52:36.42 ID:yggHi425
任せた
986名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 22:54:25.61 ID:yoJm1b+l
勃った勃ったよクララが勃った
スレ立てました
987名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 22:55:56.85 ID:yoJm1b+l
988名無しさん@ピンキー:2011/03/05(土) 23:13:33.34 ID:/q8Ri+DC
やめて!
そんな怪力で眼鏡触ったら壊れちゃう!!
989名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 22:37:35.08 ID:8jiwt1oT
キスショットのSSが読みたい
990名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 22:59:12.39 ID:I0hrZrm7
うめ
991名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 01:36:17.93 ID:Br6Qag4g
うめてんてー
992名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 05:31:03.39 ID:wXdNL5dr
撫子と火憐・月火って中学校違うよね? どちらとも中学校の名前出てたっけ?
993名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 05:38:07.99 ID:z6Frhhoi
つがのぎ(←何故か変換ry)二中のファイヤーシスターズ、だったっけ。
撫子の方は出てないはず、かな。
994名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 06:14:41.14 ID:wXdNL5dr
栂の木二中か。ありがとう名前が必要だったんだ。
995名無しさん@ピンキー:2011/03/08(火) 22:57:18.36 ID:Glo1I/4W
子荻ちゃんの髪を撫でたい
996名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 01:03:09.30 ID:s2xjj6je
月火ちゃんの髪に埋まりたい
997名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 03:11:31.15 ID:oBIsSoci
こう化物語ヒロインズを横に全員並べて四つん這いで口を大きく開けてもらって
一人一人端から挿入していってお口の内部構造とそれぞれのテクを語りつつ
一人一発ずつ出していくそんなのが読みたい。
998名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 03:33:20.37 ID:FeQQ6+HM
埋めるる
999名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 07:07:01.80 ID:+EKiO1KJ
うめるるる
1000名無しさん@ピンキー:2011/03/09(水) 07:20:38.56 ID:pJZG8F93
1000ならアララギ総受け
10011001
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