全国のカナヅチ妖精集まれ!
ユリスレと申したか
「旅人の服」を外すと何が残るのか
ア、アニャ?アニャ?……アニャンタ!アニャンタ!
5 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 23:47:37 ID:5dT5FJwN
どんなプレイも出来る世界観だよな……
女の子だけのパーティ、道具は豊富で、魔物が出るしイカもいる、
アナンタなんかキノコが生える有様……
スレ復活おめ
>>5 アナンタの下半身にキノコが!ですね 分かります
アナンタとふたなりの親和性は異常
アナンタを混乱させてくるボスのあたりで面倒になってやめちゃったんだけど
スク水サンタは結局なにものだったんだあれ
それ以上でもそれ以下でもなくサンタ
何度もスロットを回すとレア防具をくれるよ!
★スリリングショット 武器かな?装飾品かな?……体装備……だと?(気分高揚他)
>>7 キノコの鑑定をレイチェルに頼んだら味を確かめられ、
幻覚作用で両方ともトロンとしちゃうんですか!?分かりません!
レックスが心を入れ換えるまでの間に、何らかのおねショタ展開があったに違いない
『レイチェルの朝は早い』
「アナンタさん!大変だ!私、見てしまったんだ!!」
「なんだい妖精さん……テンション高いなぁ」
「芋娘が!畑の!」
「レイチェル?」
「そう!レイチェルが大変なんだ!!」
「まさか、また攫われたりしたのか!?」
「違うんだ、その、レイチェルが……畑でオナニーしていたんだッ!!」
「……………………………………なんだって?」
「オナニーだよ!オナニー!自・慰・行・為!
あっ、痛、ぶたないで!落ち着いて聞いてくれ!
………………いいかい?
アナンタさん今朝ビッグバン人参貰ってたろ?
昨晩レイチェルはそいつを使っていたんだよ!」
「……使ってたってなんだよもう……」
「昨晩と言うより未明かな?明るくなり始めてたし。
ともかく今朝は微かにエロい声が聞こえて目が覚めたんだ。
そこでこっそり表の様子を伺うと畑にレイチェルが居たと言うわけさ!」
「ちょっと待ってよ!?畑と合成屋ってかなり距離があるだろう?
レイチェルはそんなに大声を出していたのか?」
「おっと。やっと食いついてきましたねぇ。
ま、私のエロセンサーは超高性能ですから。
他の人には聞こえてないはずですよ。
続けますね。
物陰に隠れつつ畑に近づくと、オナってました。終わり。」
「……」
「やだなぁ、ちゃんと突っ込んでくださいよ。
突っ込んでたのはレイチェルだけどな!
……彼女は畑に四つんばいになっていました。
右手で人参を挿して、『ご主人様ぁ、ご主人様ぁぁ……!』と掻き回してましたよ。
そのうち左手で胸も一心不乱に弄り始めて、いやぁ眼福!
イキ顔を見られたのが最大の収穫ですね!アヘじゃなかったけど!当然か!」
「ちょ、妖精さん?」
「服装ですか?いつものアレですよ。大胆に捲り挙げてましたけど。
それと、実は隠れ巨乳でした。いい乳です。カナヅチ妖精が保証します。」
「いや、あのね」
「それにしても何で屋外を選んじゃうんでしょうね?
案外被虐願望持ちだったりして!あはは、ないか!」
「『ご主人様』だって?」
「そうですよ。『ご主人様』ってアナンタさんで、あれ?ウソ!?アナンタさん!?」
「……………………妖精さん、この人参、どうしようか……。」
続かない
復活しても過疎ってるな
らんダンのエロって需要ないんかね
渋にもほとんど無いし
ssじゃなくても妄想が聞ければいい
僕はレックス。勇者の息子だ。
最近日課が一つ増えた。今日も日課のために、情報屋を出る。
「あっ、レックス君こんにちは!」
畑から呼びかけるのはレイチェルさんだ。
彼女は勇者の息子である僕を差し置いて第一勇者候補に選ばれた、剣の天才だ。
悔しいけれど、それは認めよう。
レベルが上がる度に彼女に勝負を挑んでいるが、未だに勝てたことがない。
というか、一切の隙も見つけられない。
「こんにちは。レイチェルさん」
彼女を越えるためには、彼女のことを知る必要がある。強さの理由を知る必要がある。
だから、彼女との雑談が僕の日課になっていた。
「──最近は──」
「──剣を──」
「──ダンジョン──」
「──次こそ──」
「──野菜──」
立ち話を始めて数分。
「……見てますね……」
レイチェルさんは表情を変えずに言った。
「失礼します」
そう言って、スコップを手に取り、回れ右。
回転の流れからそのままスコップを横に薙ぐ。一瞬の間。突然10m先の木が裂けた、……いや違う、木の表面を模した布が斬れたんだ!
おいおい、斬撃が飛ぶ世界観だったのか!?風圧がどうの真空がどうの……しかしそれを錆びかけたスコップでやるこの人は、やはり天才だと思った。
「ひゃあっ!?何故ばれたしっ!?見逃してくださーい!」
布の下から現れた合成屋の妖精は、自分の存在がバレるや否や直ちに飛び去った。
「まったくもう……。時々覗いてるんですよ。何が目的なのかさっぱり」
レイチェルさんが肩をすくめて振り返ったその時だった。
例えば馬車が走り去って風が吹くまでに一瞬の間があるように……、
レイチェルさんのスカートがふわりと捲れ上がった。「!?」
全てがスローに感じられた。
ゆっくりと、静かに、しかしたっぷりと持ち上がったスカートは、彼女の肌を隠す役を果たさなかった。
そう、肌だった。下着の類を「はいてない」。
白い肌と、秘密を守るような緑色の茂み。
だけど茂みは秘密を守りきれていない……肌が透けて見えて、その奥の割れ目までが……。
「きゃあ!」
時間にすれば1秒もなかったのかもしれない。スローな世界を破る叫びとともに、レイチェルさんはスカートの前を押さえた。
レイチェルさんは顔を真っ赤にして後ろを向き、畑の隅までちょこちょこと歩いていってしゃがみこん──しゃがむ動作が速すぎてまたスカートが浮いた。
一瞬だが、お尻が丸見えだった。小さく丸く綺麗な……僕は、邪な気持ちが湧くどころではなく、美しさに目を囚われていた。
まさに白桃という形容が相応しかった。HP10割で蘇生できることは確実だ。
というか、妖精が覗いていた理由は明らかにこれだった。
しばらくレイチェルさんは動かなかった。
「……あ、あの、レイチェルさん……?」
返事がない。
「えっと、僕、何も見てませんから……」
バレバレの嘘にも程がある。ムッツリ呼ばわりされても仕方ない発言。
「きょ、今日は用事がありますので失礼しますね……?」
そそくさと場を後にしようとすると、
「レックス君」
「……ナンデショウ?」
「まだ、もう少し……話があります」
みたいな話を誰か頼む
いやむしろ続きをたのむ、というか続けてください
この二人でここから本番に持ってくのは無理だろう ゆえ続かない すまぬすまぬ
アイちゃんとシズナお姉ちゃんがお風呂でちゅっちゅペロペロ!
シズナ「また大きくなってる…」
モミモミ
アイ「ひぁっやっやめてぇ」
ってな感じになるんだな
ロケットココット×2 + ハダカエプロン×99
☆ロケットオッパイが出来上がった!
「シズナさん!アイちゃん!ついに出来ました!
この下着は身に着けるだけでカップが3つ上がります。
補正?耐性?ねぇよ、そんなモン!気合いで戦え!
アナンタさんとベネットさんはもともとあるので装備できません。あしからず。
いやー、昔の人は巨乳には夢がある、貧乳には希望がある、なーんて言ったらしいんですけどね。
やっぱりあってナンボだろ……。
あ、ご心配なく!カナヅチ妖精は胸の大きさに関係なく人を愛せますから!
だから鈍器は止めて!お願い!」
ver.1.41でアニャンタちゅっちゅ
本スレは変態する余地がなくて困る
おやすみアイちゃん
グラタン大好きアイちゃんちゅっちゅ
シズナのコンプレックスが胸の小ささだけでなく下の毛がまったく生えてないことに及んでいると良い
さらにアイちゃんに僅かながら生え始めているのを目撃しちゃうとなお良い
アイ「都市伝説怖いよぉ……」
アナンタ「それは大変だ!おねしょになってしまう!」
アイ「いやおねしょにはならないよ!?どんだけ子供扱いしてるの!?」
〜翌朝〜
アイ「やっちゃった……」
アナンタ「やっちゃった」
ベネット「やっちゃった」
アイマン「やっちゃった」
べネッちだと「殺っちゃった」に聞こえるな……
マオちゃんぺろぺろしたいお
カンヘルさんの全力手コキで俺の息子を天界に連れてって欲しいです!
アニャンタを数えるアニャンタハードは無いのだろうか
それクリムゾンだから
男役が少ないな
百合ゲーだから仕方ないか
夏場はみんなアイちゃんと寝たがるのかな
レイチェルとレックスは一緒にお風呂入っててもおかしくない年齢差だよね
レイチェルは「こんなに腫れてしまって!痛くありませんか?」とか普通にボケそうだよね
ワンダーガールで着てる服が裂けたりピチピチになったりせんかな
43 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 17:34:56 ID:qJXBB7j1
44 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 17:51:53 ID:qJXBB7j1
>>39 アイ「・・・あっ!? またこっちのベッドに!!シズナお姉ちゃん
いい加減自分のベッドで寝なよ!」
シズナ「ふぁ・・・だってアイちゃんの体が気持ちよくて・・・」
・・・的なイベントがほんとにありそうだな・・・
次バージョンに期待
アイちゃんがマオちゃんを温泉に連れていく話が読みたい
レイチェルがレックスを温泉に、でもいい
「始まるぜ、あなたと私の二人舞台!
ティティ・コーラの魔界ショップへようこそ!
もうお客さんの顔見るのが楽しみで仕方ないわ!」
いつも通りハイテンションに愛想を振りまくティティに対し、
冷ややかな一行。それというのも
「ティティちゃんここ最近なんだけど」
「明らかにボリ過ぎよ」
「トランシーバー240万Gは他に無いからまだ分かるし我慢できるよ」
「リカバリー+桃が80万Gはやりすぎだろ!」
口々に不満を伝えるもその対象たる色黒少女にはまるでこたえていないようだ。
「いやいやー、それなりに苦労して仕入れているんですって」
「宝プロクジなんか原価タダだろ!?
即決したら『えっっ!』とか『マジで!?』とか言ってるだろう!?」
アナンタの怒りゲージが少しずつたまっている。
所持金が少ない時、真っ先に削られるのがアナンタの食費だからだ。
「ティティ、あんたも商人として言いたい事はあるだろう。
でもこちらもおそらく上客としての立場から不満があるって言いたいんだ」
ベネットがアナンタを抑える。
長引かせるとアナンタがプロントサウルスなりジョーズなりを呼びかねない。
もう本題に入るか、と考える。
「そういわれると......そうっすね。おまけの質を上げるとかサービスを考えるっすよ」
「いや流石に形あるものをサービスで受け取るわけにはいかない。
なら話の流れとしてはそもそも値段を下げろとなるだろう?
形が無くて増減が発生せずにティティが私達にできるサービスを頼みたいのよ」
ティティはいまいちよくわかってないようだ。
「えーと?私は何をお客さんにすればいいんでしょう?」
ベネットは一瞬だけ笑みを浮かべた。
「そこの女神様の魔方陣にどこでもホテール出すからその中でサービスの話を詰めましょうか。
アナンタは落ち着いてから私の後に入ってきなさい」
ベネットがシズナに目配せをするとアイをつれてどこかにいったようだ。
若いし体力も有りそうだから、色んな楽しみができるだろう。
きょとんとした顔で自分を見つめる少女を前にゆっくりとドアを閉めた。
みたいな話をお願いします
アナンタ「女神先生大尉・・・愛しておりました・・・」
レイチェルがカナちゃんを捕まえるために仕掛けたトラップは、間違いなく性的な何かだと思うんだ。
脇拭いたタオルとか。
>>49 ★ユニーク防具を入手!
★レイチェルタオル
第一勇者候補使用済み、最高のバスタオル。
<水耐性/睡眠/毒/麻痺/沈黙/混乱/スタン無> 装備可:カナヅチ妖精専用
<MP自動回復20%>
レアリティたけえ!
付加効果高すぎだろ!! なんだ20%って!
これ装備の能力じゃなく妖精さんの精神力の問題なんじゃないの!?
それともあの子の汗にはそれを可能とする何かが含まれているというのか!?
バスタオルじゃ汗成分は少なめだろうなぁ
しかし肌全体を包んだ触れた拭いた撫でた擦ったというアドバンテージは汗のそれとは比べ物にならん
バスタオル……だと……? けしからん!!
クリスマスプレゼント来ないかなぁ
クリスマスは一日中裸でイチャイチャするのが昔からのルールなアナンタとベネッチとか
>>55 それが下界の風習と勘違いして裸で乱入する女神先生とカンヘルさん
2時間後クリスマスケーキを差し入れにきたレイチェルが見たものとは!?
なんとそこには美味しそうにアイちゃんを召し上がるシズナさんの姿が!
「……確かに身体は冷たいわね。
でも、アイちゃんの中は、ほら。
こんなに温かいわ?」
とか思いついた俺は死ねばいい
そういう思いつきを形にするのがエロパロなんだぜ……!
アナンタアナンタアナンタうぁぁぁああああああああ(ry
「シズナちゃん、やたら炎耐性で固めてどうしたの?」
「だってアナンタがーおーが熱くて」
「そんな技じゃないよ!ブレスだよ!」
火山、溶岩マップにて
「うー、熱いよー」
「アイちゃん、こっちにおいで。気休めかもしれないけれど熱くないと思うわ」
「うん。……ってシズナお姉ちゃん、なんで後ろから抱きつくの?」
「あら、できるだけ密着しないと」ぎゅー
こんな感じにシズナさんはマジ策士な気がする。
そういうのいいね
溶岩系マップにてどこでもホテール使用
「うわー、予想はしてたけど中も暑いよぉ……」
「アイちゃん、こういう時はね」
「うん」
「お互いに氷魔法を唱えるのよ。アイス、もしくはブリザードね」
「なるほどね。アイスIでいいのかな?」
「それと、もう一つ大事なことがあってね」
「大事なこと?」
「裸で抱き合いながらやるのよ」
「……は、裸で?」
「魔法攻撃力を下げないと今度はダメージを受けてしまうから。たとえアイスIでもよ。
だからローブを脱いで精神力を調整するの」ヌギヌギ
「でも、それだと魔法防御力も下がっちゃわない?」
「だから抱き合うの。密着することで個々の持つ障壁が重なり合うんですって」
「私はちょっと位強い冷気でも平気だけど、でも、お姉ちゃんが風邪引いちゃうか……」ヌギヌギ
「ごめんね。さ、アイちゃん。こっちの布団へ」ダキッ
「わ、ちょ、お姉ちゃん……」
「後はお互いの脚を互い違いに差し込めば完璧ね。
これは二人の『中心』をできるだけ近づけるための姿勢らしいわ」スッ
「ひゃあっ!?」ビクッ
「あら。アイちゃん、どうしたの?」
「なななななんでもない……」
「そう?それならいいんだけど……」スッ
「〜〜〜〜!!??」
「(いつも以上にかわいい……!?)ア、アイちゃん!?」
「な、何かな?」
「あの、あの、寝る前におやすみのキスをしてもいいかしらっ!?」
「え!?キス!?え、えっと、じゃあ……お願いします……?」
「そう、良かった。アイちゃん、おやすみなさい……」
「お姉ちゃん、おやすみなさい……」
ちゅー
結局アイス唱えてない上に余計に身体が火照っちゃう二人でした、的な
なおこの話のシズナさんは大真面目です
>>62 お前……なんてものを書いたんだ。
アイちゃんがいつも以上にかわいいとか
シズナさんに思わせてしまったら……
行為がエスカレートする一方じゃないか!
「かわいいアイちゃんをもっともーっとかわいくしたいの」
とか言わせちゃうんだろ!
どんどんやって下さい。お願いします
スレの流れがアイちゃんたちに傾こうとも……!
俺はアナンタとベネっちが大好きだぁぁああああああ!!
「レックス君。今日はここらで切り上げて、温泉に行きましょう。」
「え、温泉ですか?」
ある日のこと、唐突にレイチェルさんが切り出した。
「はい。この村のやや南にある温泉です。
シズナさんが近くの『温泉村』まで魔方陣で飛べるようにしてくれました。
レックス君もたまにはゆっくり疲れを癒しませんか?」
そう言ってレイチェルさんが笑いかける。
「はぁ……。」
僕はこの笑顔にはどうにも逆らえない。力ない返事を返してしまった。
温泉村からしばらく歩くと、硫黄の臭いがしてきた。
出遭った魔物を倒しながらだというのに、レイチェルさんは汗一つかいていない。
「さて、そろそろ着くころですよー!」
一方の僕は道中のでっかいマグロとかにやられて正直辛い。
けれど、僕だけ疲れているというのも格好悪いので、精一杯の笑顔で返した。
「……そうみたいですね!」
「ご主人様に聞いた話ではこの辺だったのですが……、あ、あれです!」
「あれが……って、ええっ!?」
目の前にあったのは間違いなく温泉だった。
天然の、人の手が入っていない温泉。
「えっ、あれ、ここ、仕切りとか、目隠しになるものはないんですか?」
「脱衣所ならありますよ?」
レイチェルさんが指差した先には簡素な脱衣所があった。
「天然温泉なんてどこもこんなものですよ。」
「それは分かってますけど……。」
山の中にぽつんと温泉があって『○○湯』って立て札が立ってるだけ、なんてよくあること。
それは知っているんだ。
でも、人に見られるから恥ずかしいとかいう問題ではない。
レイチェルさんと一緒だから問題なのだ。
「さぁ、行きましょう!」
トテトテと脱衣所へ走るレイチェルさん。普段は素早いのに何で可愛らしい走り方をするんだ。
僕もとぼとぼと後を追った。
「……ふー。」
レイチェルさんは既に脱衣所の中だ。
僕は溜め息混じりに扉も無い入り口をくぐる。その時、
「!!」
目が合った。既に白いパンツ一枚のレイチェルさんと。
そう、この入り口は直接脱衣所に通じていたんだ。
男女別に分かれているわけでもなく、服を脱ぎながら外の景色が見える仕様となっていた。
結果。
「遅いですよ。レックスくん。」
おっぱい丸出しのレイチェルさんの笑顔を見ることになった。
これから一緒に温泉に入るんだから、分かってはいたことだけど。
それでも初めて見るレイチェルさんの裸体は衝撃的だった。
引き締まった全身の筋肉と、張りのある小振りな胸。
バランスの取れた裸体に、小さく色も薄いけれど強いアクセントとなる二つの桜色。
裸を見てしまったことよりも、その美しさに動揺して僕は動けなくなってしまった。
レイチェルさん、脚が長いっ……!
僕が強制スタン攻撃を受けて固まっていると、
「あれ、どうしたんですか?」
レイチェルさんは平然とパンツを下ろした。
髪を頭の上でまとめていて、いつもと印象の違うレイチェルさんだけど、
下には頭髪と同じ緑色の、若草が茂っていた。
「先に行ってますよ?」
身体にタオルを巻くこともなく、桶と手ぬぐいを手に持って、僕の脇を通って行った。
それから。一旦僕は体を落ち着かせて、(不自然に思われないよう)急いで服を脱いで脱衣所を出た。
レイチェルさんは既に温泉に浸かっている。
僕はなるべく自然に下腹部を隠しながら歩き、かけ湯をして温泉に入った。
「いやー、いいお湯ですねぇー。」
レイチェルさんが気の抜けた声で言う。
「ソウデスネェ」
僕の気は張り詰めっぱなしだ。
「む……。」
何かを思ったレイチェルさんは、すすすと僕に近づいてきて。
「えいっ」
顔めがけてお湯を掛けた。
「うわ、ぷ、何するんですか!」
「せっかくの温泉なんですから、楽にしましょう? えいっ」
続けてバシャバシャとお湯を掛けてくるレイチェルさんに、
「お、お返しだ!」
僕も反撃した。
「ふふふふふー」
レイチェルさんは笑っていた。
しばらくお湯を掛け合って、どちらともなく止めた。
「……癒されに来たのに、逆に疲れちゃったじゃないですか。」
僕が顔の水を掃いながら言うと、
「それはすみませんでした。」
笑顔でレイチェルさんは答えた。
まぁ、おかげで僕は大分楽になった。
今も水面下にちらちらとレイチェルさんの胸の先端が見えているが、最初ほど気にならない。
「……ふふふ。」
「……。」
「……レックス君は、強くなりましたねぇ。」
「そんな、まだまだ、レイチェルさんには遠く及びませんよ。」
「そう思われるかもしれませんが、あなたは強くなってますよ。」
「……ですね。レイチェルさんが言うなら、きっとそうなんでしょう。」
「……。」
その後は二人とも何を話すでもなく、向かい合ってただゆっくりしていた。
数分経って。
「……そう言えば、ここに来る前にベネットさんから聞いたんですけど、レックス君。」
「ベネットさんから?何だろう?」
「『セイヨクショリ』のお手伝いは必要ですか?」
レイチェルさんはとんでもないことを言い出した。
「な、何を吹き込んでるんだベネットさんは!!
ないです!必要ありません!平気です!」
「そうですか……。いくら拒否しても絶対に必要なはずだから、と言ってましたけど。」
「騙されてますよ!レイチェルさん!」
「確か、『裸を見せ付けて、目の前で自分でシゴカセロ』とかなんとか……。」
「オニだー!!」
「『あるいは』」
空気が変わる。
「『無理やり押し倒せ』とも……。失礼」
そう言い終わるや否や、レイチェルさんが消えた。
僕の頭は水中に沈んでいた。そして体が押さえられている。
「ぶはっ、な、何するんですか!」
かろうじて水面に顔を出すと、目の前には小振りなお尻があった。
「ごめんなさい!『どうせすぐ終わるだろ』とのことなので!」
僕の下の方から声が聞こえる。間違いない、これはレイチェルさんのお尻だ。
足をかっ開いていて、お湯の滴る若草も、ぴったり閉じた裂け目も、セピア色のお尻の穴もモロに見えてしまう。
その足で僕の両手は押さえられているようだった。おそらくこれもベネットさんの指示なのだろう。
つーか、ベネットさん失礼だな!!
「これがレックス君の雄しべ……。失礼します」
言ってレイチェルさんは僕のそれに両手を添えた。
「か、固い!?男の人ってこんなになるんですか!?」
「知らないよ!」
レイチェルさんは興味を持ったのか雄しべを弄り回す。
固さを確かめるように強く握ってみたり、脈を辿って手を這わせてみたり。
さらには味を確かめるかの如く、舌を伸ばしてきた。
「うう……。」
僕はたまらず声を漏らす。すると、レイチェルさんがそれに気づく。
「あ、ごめんなさい。『雄しべだけ弄るのは不公平だから』、」
お、これは僕も反撃が出来るフラグ?
「『自分の雌しべを自分で弄れ』だそうです。」
「ベネットさーん!!」
あの人ひどい!僕に酷いけどレイチェルさんに対しても酷い!
「でも雌しべって何でしょうね?」
言いながらレイチェルさんは僕のモノを咥える。
本当に何を指して言っているのか分からない風だった。
「知らなくていいよ!」
多分ベネットさんにとって予想外のことだろう。なら、知らなくていい。
もしレイチェルさんが自分でするところなんて間近で見たら、僕は爆発してしまう。
「ほへへふは(これですか)?」
もごもご言いながらレイチェルさんが逆ピースで秘裂を開く。
綺麗なピンク色だが、詳しく観察するどころではなく、僕は爆発した。
「ご、ごめんなさい、もう、で、出ますっ!」
「ん、〜〜〜!!!???」
……レイチェルさんの口の中にぶち撒けてしまった。ひどい自己嫌悪。
すみません。ベネットさんの言うとおりでした。すぐ終わりました。
「(ゴクン)……ん、ふぅ。聞いていたほど苦くはないですね……。」
何事もなかったかのように精を飲み込むレイチェルさん。
「待ってください。今綺麗にしますから。」
僕の雄しべを舐めながらそう言った。
「温泉を汚してはいけませんから」
「だったら、やらなきゃいいのに……。」
その後、僕は解放され、レイチェルさんがもう一度温泉で温まってから、
普通に一緒に出て服を着た。
人が服を着る瞬間はこんなにエロいのかと、何かに目覚めそうだった。
そして、温泉村で温泉饅頭を食べて牛乳を飲んで、だんじょん村に帰った。
「レイチェルさん、今日はありがとうございました。」
「いえいえ、必要でしたらまた何時でもして差し上げますから。」
「……違います。温泉です。」
「ありゃ、それはそれは失礼を……。」
「ま、まぁ、本当に、ありがとうございました。それではまた明日!」
「また明日ー。」
「ベネットさん!!レイチェルさんに何吹き込んだんですか!!」
「何をされたか聞いてやるから全部言ってみな?」
「ぐぬぬ……」
──以上妄想終わり
ふおおおまさかの大晦日にGJ!
ノリが原作に近くて良かったよというかおいエロックス俺と代われ……!
まつたけこさんが胞子を飛ばしてきたでござる
パーティ全員にキノコを生やすとは…天才か…?
71 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 16:34:58 ID:EOeyXFrC
なるほどいいな
アナンタはベネッちやレイチェルから
やたら愛されてそうなイメージなんだが、
アナンタ自身は誰が意中の人なんだろう。
ドラゴン好きだしアジ・ダハーカ?
>>72 アなんとか竜さんはテレエさんと結婚してたらしいぞ
僕は溜め息混じりに扉も無い入り口をくぐる。その時、
「!!」
目が合った。既に白いパンツ一枚のレイチェルさんと。
_
..x'": : : : :ヽr.-‐: :‐ : : ‐ : :‐-. 、
/: : : : :*'": ̄:":': :x: : -‐-:、: : : : :ヽ
/: : : : /: : : : : : :/: : : : : : : :ヘ_: : : : : :\
,': : : : /: : : : : /: :/ : : : / :: :: : ::::| \: : : : : ヘ
.i: : : : :i: : : : : ,': :/: : : : / i : : : : : | ヽ: : : : :}
i: : : : :|: : : : :::i : i:: : :/ |:ハ: : ::|⌒ヽ }: : : :/
. i: : : : :|: : : : : :| : |:/x示"ヾ´|: : :/f"テア.i: :/、
..i: : : : ::|: : : : : :i ::::i 〈{c:リ |/ tc:{ メイ: : :}
.i: :./|: : ヘ : Y'"', : ', `ー"` ヽ".i: : : : :/
i: / | : : : \ゝ、',::::',///゚ r─.ァ ノ:: : : : :{ 遅いですよ。レックスくん
|/. |_: : ::/|\::': : ', .ゝノ /i: : : :入:{
 ̄ |ノ ゝ'.,::', _ / i: :/ `
.y'⌒.ヽ.\:\  ̄i ̄ {/ _ _
./ ヘ: :i_ t _ !// ヽ
/ ∨.  ̄`ゝ_ゝ、 {_/ / \
,' `"\ {_/{./ゝ、 }
,' / . "ヽ、ゝ_. i
} _ // ,´ ..:。::.ヽ ._ _ ̄i .{
| /  ̄ ̄ ヽ__ "'" } "' 。 .i
|/ 、ヾi、ノ / ソ .|
r´ _ ヽ\ .ト 、 ノ ヽ i |
| ‐-イ ヽ .| |ノ "" ヘ_ノ i
| { i {_ハ_i ',. i
,' ', ノ ', ',
/ ハ }. }
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おっぱい丸出しのレイチェルさんの笑顔を見ることになった。
これから一緒に温泉に入るんだから、分かってはいたことだけど。
それでも初めて見るレイチェルさんの裸体は衝撃的だった。
引き締まった全身の筋肉と、張りのある小振りな胸。
バランスの取れた裸体に、小さく色も薄いけれど強いアクセントとなる二つの桜色。
*こんな髪型で大丈夫だったか?
何かを思ったレイチェルさんは、すすすと僕に近づいてきて。
「えいっ」
顔めがけてお湯を掛けた。
「うわ、ぷ、何するんですか!」
.i⌒i ○゚。。
| |
( ̄\ |. | /⌒i
.\. \ .|. t /. ./ ○。
\ \_ノ "'''ヽ. / 〇。
\ { ○。 人 _ * 人
___ i i ゚ Y /: : :  ̄":'..、. Y
(.  ̄__ ゝ、 人 /:_:_: : : : : : ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄ノ ∧ * .::''" : : : :':,: ̄: ̄:":'': :..、. | な 温 せ |
/ /`ー-< \. ヘ 〇゚ /::: : : : : : : : i : : : : : : : : : ::\. | ん 泉 っ. |
/ ノ ゝ、. ∨ /: : : :/ : : : : : :i_: : : : : : : : : : :ヘ | で .か. |
 ̄ ヘ ヘ / : : : : /: : : :i: : : : :|.  ̄ ヽ: : : : : : ハ. | す .く. |
ハ /: / : : /: : : :/: : : : ::|. ヽ:: : : : ::::', | か の. |
〇.∧. ∨::/: : :/: : : :∧: : : : ::| ⌒ヽ ヘ: : : : : :} < . ら |
ハ ∨: : ::i: : :/ ヘ: : : ::,' .ィ⌒ヽ }: : : : :}. \_____/
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| 楽 | ヘ ',: : | / .斧、|/ .ic::j ノ ./: : /i 人。
| え .に.. | ', "ヽi 〈 iぅ::} ヒソ メイ: : : { Y 。
| い し | ',. ヽ ┴┘ , ///// : : : : :ヽ *
| っ ま |. ヘ ヘ ////" / ̄ ̄ヽ |: : : : : : :ヘ
| ♪ し > 八 ∧ .V ソ ./{:: : : : :}\:i
| .ょ | 〇 ハ ヽ __ゝ-‐ _ イ. }: : : :/
| う | 〇 .ヘ ハ_」  ̄" | |: :/_
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_ 人人人vvv ..八 :`::: i U .:::⌒::: 八 |  ̄ ̄ ̄
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続けてバシャバシャとお湯を掛けてくるレイチェルさんに、
「お、お返しだ!」
僕も反撃した。
「ふふふふふー」
レイチェルさんは笑っていた。
え、これって本スレのAA?
もし
>>74が今作ったんだとしたら凄すぎる
素晴らしい
同時に少し気恥ずかしい
ほしゅマオアイ
「むむむむむー!」
「マ、マオちゃん!?」
「まったく! いつまで経ってもわしを子供扱いしおって!」
「子供だろ!?」
「アイちゃん! ちょっと宿へ来るのじゃ!」
「え、え、何?」
「いいから来るのじゃ!」
♪〜♪〜♪〜♪〜(宿屋のあの音)
「どうだ! わしがいかに大人か判ったであろうっ!?」テカテカ
「……うぅ、もうお嫁に行けないよう……ぐすん」
>>65 ひゃっほう!
レイ×エロなんて最高じゃないか!
80 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 18:50:57 ID:D9vNp2p2
×エロがぱっと見でレックスと分かる人は少ないな
ここをどこだと思っているのかね
カナちゃんの脳内ではないな、男がいるから
男言葉の美少女・お姉さまズだから問題ないよ!ないよ!
エロなしほしゅ
「たたたた大変だよよよ妖精さん!」
「アナンタさん、落ち着いて。そんなに慌ててどうしました?」
「ベネっちが……ベネっちが……呪いの装備を着けちゃって大変なんだ!」
「呪い? この界隈にそんな装備ありましたっけ?」
「あったんだよ! 『アルラウネの服』っていうビキニブラ、知ってるかい?」
「アルラウネの服ですか……アルラウネ……アルラウネ!?」
「知ってるんだね!?」
「えーと……つまり、なるほど」
「……妖精さん?」
「……アルラウネは花の妖精ですね。しかし、その服に呪いが掛けられてるとは聞いたことがありませんが、ベネットさんの様子を伺っても?」
「え! それはちょっと困るかな……」
「見なきゃ分かりませんよ? 会いに行きましょうよ! 見られたって下の毛が減るわけじゃないだろ!?」
「やっぱり知ってんの!?」
「しまった、何故ばれた!? …えー、呪いについては本当に知りません。
アルラウネは私のマブダチですよ。見せたがりの妖精で、常に下丸出しっす。可愛い女の子なんですがね」
「妖精は変態ばっかりなのかい!?」
「失礼な。いいですかアナンタさん、さっきも言いましたけど、アルラウネは花の妖精なんです。
美しい花を皆に見てもらいたい」
「花って……まさか」
「下の花も例外ではありません」
「最低だー!?」
「だから大方ベネットさんには露出癖が付いちゃった、ってとこですか?
でしたらね、私が行って見てやろうと言うのですよ」
「だったら私たちが見てやればいいんじゃないの?」
「普段から一緒にお風呂入ってそうなアナンタさん達じゃ意味がありません! ですから、日頃の恩をここで返させてください!」
「本音は?」
「ベネットさんの花びらを見せろ!」
「くらえアナンタキック!」
この後ベネットはレイチェルにたっぷりお花(菊含む)を見て嗅いで舐めて触って貰い、
無事呪いが解けましたとさ。
86 :
レイ×エロ:2011/01/22(土) 10:18:34 ID:GF2TryVo
「――レックスくん、そろそろ休憩にしませんか? あまり根を詰めても……」
「ま、まだまだぁっ!」
レイチェルの攻撃によって何度目かのダウンを喫したレックスは再び立ち上がり、果敢にも目の前の勇者候補に対して斬りかかった。
「でも、疲労が蓄積していてはせっかくの太刀筋も――お?」
予想よりも早く目の前に迫っていたレックスの刃をとっさにいなすレイチェル。驚くことに、この期に及んでレックスの動きは鈍ってなどいなかった。
それどころか、一太刀ごとにその攻撃は鋭さを増している。
「こ、これは、予想以上の成長ですね……私もうかうかしていると――あれ?」
もちろん手加減しているとはいえ、徐々にレックスの剣はレイチェルの動きを捉え始めていた。
一撃を交わすごとにレイチェルは一歩ずつ後ろに下がり、背後の岩壁に追い詰められていく。
「――これで、どうだぁっ!」
レックスはレイチェルの防御のわずかな隙を突き、渾身の力を振り絞って必殺の一撃をレイチェルに放つ。
だが、惜しくもその剣がレイチェルの服をかすめた瞬間に彼女の姿は掻き消え、剣は空しく宙を切った。
「しまっ――そっちか!」
レイチェルの逃げた先へと振り返り追撃しようとしたレックスだったが、それよりも一瞬早く相手のレイピアが少年の眼前に突きつけられていた。
「ふぅ……勝負アリ、ですね」
ほっと息をつきながらレイチェルが宣言すると、観念したようにレックスは剣を下ろす。
「うう……今度こそ捉えたと思ったんですけど、やっぱり全然レイチェルさんには敵いませんね」
「いえ、今回は本当にやられたかと思って冷や冷やしました。この調子でいけばきっと近いうちに――」
ピリッ――
一瞬、布が裂けるような柔らかい音がかすかに響く。
「ん? 今の音はなんでしょうか……」
「多分、レイチェルさんの方から――ぁっ!?」
次の瞬間……レックスが目を逸らそうなどと判断する間もなく。
レイチェルの服の胸元に大きく切れ目が入り、一気に拡がっていく。
一瞬にして、レックスの眼前には――隠すものを失ったレイチェルの双丘が完全に露になっていた。
普段、服の下に隠れて分からなかった形のいいバストも、その二つの頂点でつんと立った綺麗なピンク色の突起も。
全てが、まるで目の前の少年に見せ付けるかのように外気に晒されていた。
87 :
レイ×エロ:2011/01/22(土) 10:19:10 ID:GF2TryVo
やがて。
「――きゃぁっ!?」
自分の身に何が起こったのかをようやく把握したレイチェルが、慌てて胸を両手で押さえる。
一瞬遅れて、呆けたようにその場に佇んでいたレックスもようやく正気に戻る。
「あ――ご、ごめんなさいっ!」
耳まで真っ赤になって、慌てて後ろを向く少年。だが時既に遅く、先ほど眼前に繰り広げられた光景は、思春期真っ盛りであるレックスの脳裏に否応無く鮮明に焼きついてしまっていた。
「み……見ましたか?」
「っ――!」
その沈黙は、答えとして充分であった。なんともいえない気まずい空気が二人の間に広がる。
「え、ええと……」
この重苦しい雰囲気を何とか払拭しようと、先に口を開いたのはレイチェルだった。
「その、あまり気にしないでくださいね。今のは、あの……私に攻撃を掠めるほどにまで成長した、レックス君への『ご褒美』ということで……あはは」
冗談っぽく笑い、相手を安心させようとするレイチェルだったが……
そういった発言に対して人一倍敏感なレックスにとっては逆効果だった。
「……ごめんなさいっ! もう二度とこんなことしませんから!」
目を閉じたままレイチェルに向き直って一礼すると、逃げるようにダンジョン村のほうに去っていった。
「うわああああん!」
「う、しまった――かえって気に病ませてしまいました……」
叫びながら小さくなっていく背中を呼び止めることもできずに見送りながら、レイチェルは困ったような表情を浮かべていた。
88 :
レイ×エロ:2011/01/22(土) 10:21:03 ID:GF2TryVo
…………
『いきますよ、レイチェルさん!』
金属同士のぶつかり合う鋭い音があたりに数回響き渡った。
『はぁ!』
キンッ、という音と共にレイチェルの細剣が宙を舞い、地面に突き刺さる。
慌てて剣を拾おうと手を伸ばしたレイチェルの眼前にレックスの剣が突きたてられる。
『勝負アリ、ですか?』
『うぅ……参りました。私の完敗ですね――さすがレックスくんです』
諦めたように手を引っ込めて立ち上がるレイチェル。
そして次の瞬間――何の前触れも無く彼女の服の胸の部分に切れ目が広がり、その下の肌が少年の前に晒される。
いや、胸だけではない、袖やスカートなど至るところに亀裂が一瞬で入り、その下の下着まで余すことなく細切れになり――
レックスの目の前には生まれたままの姿のレイチェルが佇んでいた。
『え――ご、ごめんなさいっ――』
慌てて眼前の光景から目を逸らそうとするレックスだったが、何故か体が動かない。それどころか、彼の目は自分の意思に反してレイチェルの一糸まとわぬ裸体を真っ直ぐに見据えていた。
その美しい胸どころか、腰のくびれ、すらりと伸びる白い脚、そして、髪の毛と同じ緑色の毛が淡く茂る秘所まで、全てが少年の目の前で露になっていた。
だが、当のレイチェルは不思議なことに見られることを嫌がる素振りを全く見せずに微笑みかけてくる。
『何故慌てているんですか? レックスくんが自分でやったのでしょう?』
『違います、僕はそんなつもりじゃなくて……!』
『無理しなくても、私……知ってますよ? レックスくんが私のことを、そういう目で見ていたこと……』
ふふ、と柔らかい微笑みを湛えて、レイチェルがレックスの目の前まで歩み寄る。
『だから――えっちなレックスくんのために、ご褒美です』
『レ、レイチェルさん!?』
ゆっくりとその細い指先がレックスのズボンのファスナーを下ろすと、既に張り詰めていた彼の分身をズボンの中から取り出す。
『ふふ、もう元気になっていたのですね』
『ぁ……ダメです……そんなところ……』
真っ赤になって息を荒げるレックスを意に介することなく、しなやかな指でしばらくの間怒張したそこを愛しそうに弄ぶと、ゆっくり跪き、柔らかそうな唇で咥えようと顔を近づけていく。
『ふふ、いただきます――』
その息遣いが下半身をくすぐり、やがて唇が先端に触れ――
89 :
レイ×エロ:2011/01/22(土) 10:21:47 ID:GF2TryVo
「レイチェルさんっ……!」
がば、とレックスはベッドの中で身を起こした。
「あ、あれ……?」
きょろきょろとあたりを見渡す。眼前に広がるのは見慣れた光景。普段使っている宿屋の一室だ。
枕もとの時計に目をやると、夜中の3時だった。
「うぅ……僕はレイチェルさんに対してなんていう夢を……」
罪悪感に打ちひしがれながら、レックスは先ほどの夢の内容を思い出して顔を赤らめた。
昼間のことがあったとはいえ、こんな夢を見てしまうなんて修行が足りない。水浴びでもして心を鎮めよう。
そう思ってベッドの中で身を起こすと――ズボンの中に、何か湿ったような違和感。
「……ぁ」
――その後、村外れの川で夜中にこっそりパンツを洗っているところをよりによってカナヅチ妖精に目撃されてしまった哀れな少年は、当分この事件に関して妖精のセクハラを受けることとなった。
そして、うすうす自分が事の発端であることに気付いていたレイチェルは、繊細な年頃のレックスにどのように接すればいいのか本気で頭を悩ませるのだった――。
(終わり)
元気出せよ!この、むっつりすけべ!
〜後日、情報屋食堂にて〜
レイ「はぁ…」
アナ「ん?どうしたのレイチェル。もぐもぐ」
レイ「えーと、少し悩んでいることがありまして…」
アナ「え、また何かブロ村であったの?もしゃもしゃ」
レイ「いえ、そういうわけではないのですが…実は(
>>89)ということがですね」
アナ「ふむふむ、それはまた難解な…もぐもぐ…」
レイ「それよりもよく食べますね…そのチャーハン3杯目じゃないですか」
アナ「いやこれくらい普通だよ、ふつー。あ、ウェイトレスさんおかわり〜」
「ところでその問題だけど…そんなのは戦って汗流せばすっきりすると思うよ!」
レイ「そうですかね?…そんな気がしてきました。いっそぶつかったほうがはっきりするかもしれませんね」
アナ「でしょでしょー。もぐもぐ」
レイ「あ、すっきりしたらお腹が減ってきましたね。私もチャーハン頼みましょうか。」
アナ「それではこの人生の伝道師アナンタ様が奢ってあげよう、いや何遠慮することはないさ(キリッ)」
レイ「それじゃあお言葉に甘えて…いただきまーす。」※アナンタ5杯目突入
この時のレイチェルにはまさか>>87-
>>88が正夢になろうとは分かるはずもなかった…
勝手に付け足して見た、すまんこ
羨ましいぞ!むっつりスケベ!
レイチェルと絡むんだったらエロックスじゃなくて吸血鬼姉妹でもよくね?
実際ちゅっちゅされてるし
でもやっぱりおねショタっていいなあ…
じゃあカナちゃんとエロックスで
カナ「性転換アイテム持ってこい」
カナちゃんは前にエロックスにセクハラしてるし、可愛ければ男でもいいのかもしれん
はて、エロックスにセクハラなんてあったかしら
元気だせよ、ムッツリスケベ!!
ってのも本来の意味のセクハラに含まれるとは思うけど、
少なくともカナちゃんの守備範囲ではないだろうな
>>98 そうやってからかっているうちにだんだん引くに引けない状況になってきて……
と考えるんだ!
100 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 22:08:28 ID:0AXDl24l
100
ベネットは家もってるけど
アナンタとシズナって宿屋に住んでるの?
シズナは道具屋じゃないの?
アナンタは宿屋らしいが
シズナは道具屋だったな、うっかりうっかり
で、レイチェルも宿屋なんだよな…ゴクリ
えっ
レイチェルは畑じゃないのか
レイチェルって畑で寝泊りしてたのか……朝起きて畑をあさって生野菜や果物をもりもり食べて
だめだ!夢がない!
レイチェルは吸血鬼ハウスで寝泊りしてる
ソースは俺の脳内
アナンタの家は公民館だって作者がインタビューで言ってた
レイチェルの家は作中で描写が無いけど、さすがに野宿はないだろ……
でもベネットの夢イベントやメガちゃんの宿屋イベントから察するに、
宿屋には他の部屋はないっぽいんだよね
これはもう、代わる代わる村人のベッドに忍び込んでるのかもわからんね
作中の描写だと公民館は元村長とアナンタの家でその後公民館として明け渡したんじゃなかった?
んでアナンタは宿屋に住んでるっていってた気がするけど
カンヘルと女神とアナンタで3P姉妹ユリプレイして欲しいです
ここまで主人公のまともなSSが無いってのも悲しいぞアナンタさん
体つき的には一番エロいのにね
キノコだって生えるし
股間にキノコ生やしたアニャンタが女性キャラたちに襲いかかるのか!
カナちゃんの満面の笑顔が見える
本スレとここの見分けがつかなくなって困る
シーンに合わせた振る舞いをとってこそ紳士
つまりダンジョンで戦った強敵が外で困ってたら手を差し延べる真の紳士・ハッスルマッスルさん主演エロはまだですか?
「うーん・・・やっぱりコレってやばいのかなあ」
「どうしたのアナンタ。朝からそんな深刻な顔をして」
「あ、ベネっち・・・そうだ、ちょっとキュア系の魔法かけてくれない?」
「まだダンジョンでもないのに?昨日天丼食べ過ぎた?」
「そうじゃなくて・・・私、病気かもしれない。血がやたらと出て来るんだ。股の間から」
「おおおおい、今頃かよ、どんだけ遅いんだ」
「私、死んじゃうのかな」
「まったく、しょうがないな。私が塞いでやるよ。さあ、下を脱いで・・・」
続かない
アナンタ「うぅ…恥ずかしいなぁ…」(ズボンとパンツを脱いで服の裾を捲り上げながら
ベネット「女の子なら誰もがなることだ、恥ずかしがるな」
アイ、シズナ「え?」
ベネット「え?」
ベネット「アイはともかくシズナもまだなのか?」
シズナ「だって私まだ処女だしね」
アナンタ「私もだよ!」
シズナ「え?」
アナンタ「え?ってこれやっぱり病気なのかな…」
ベネット「言っとくが処女とか非処女とか関係ないからな?」
アナ、シズ、アイ「えぇえぇぇぇ〜〜!」
ベネット「ほらアナンタ、これ入れて血を止めるからな」(タンポン片手に…
続かない
>>116 雰囲気がそれっぽくて吹いた
特にシズナさん
ダンジョン探索中…
アナンタ(お腹すいたなぁ……ポーチ袋に入ってる食べ物は…ビックバン人参だけかぁ)
ベネット「どうしたアナンタ」
シズナ「おトイレ?」
アナンタ「いや、お腹がs……」(さすがにダンジョン内でお腹すいたとかいえないよなぁ)
アナンタ「そう、お腹の調子が悪くって!」
シズナ「まぁ…ちょっと位消費期限過ぎたものでも平気で食べるアナンタがお腹を壊したなんて珍しいわ」
ベネット「だな、大丈夫か?」
アナンタ「あぁ、ちょっときついかも、そこの草むらでちょっと済ませてくるから待っててくれ」(そこで食べよう…)
……草むら
アナンタ(ここならいいな…いただきまぁす)
シズナ「アナンタ?」
アナンタ「うわぁ!なんなんだ君は!恥ずかしいじゃないか!」
シズナ「ティッシュ持ってなかったでしょ?ほら……あら?何か手に持ってるわね」
アナンタ「これは…栓だよ!」(うわぁ…やっちゃった)
シズナ「栓…?どうやって使うの?」
アナンタ「えっと、それは……こう股間に…」
シズナ「股間?お尻じゃないの?」
アナンタ「えっと、そう、そうだったねお尻に入れるんだよ」(なんてことをっ!)
シズナ「へぇ……どうやって入れるのかしら?このままだと滑りが悪いわよね」
アナンタ「それはほら、こうやって…ちゅぅ…ペロペロ…唾液をつけて…」
シズナ「エロイわね」
アナンタ「そう言うなよ、ほらやり方も分かったんだからもういいだろ」
続かない
@宿屋
シズ「えーと確か、まず服脱いで裸になるのよね?」(はらり)
アナ「うん。それで抱き合って身体を密着させて…」(ぴとっ)
シズ「胸を重ねて上下して…んっ、何度も擦りあわせると…」(くりくり)
アナ「精神力が巡り合って高まり…ふぅっ、魔法が使えるようになって」
シズ「あっ…私、は刺激で…胸が…んんっ!」
アナ「が、頑張ろうねシズナちゃ…んくっ」
@部屋の外
ベネ「普通信じるか…?」
カナ「ちょっとベネットさん!どういうことですか!?私の中のエロレーダーが振り切れてるんですけど!!」
ベネ「んなもん内蔵すんな。帰れ」
カナ「アナンタさんとシズナさんは!?お二人のお姿を舐めるように見るまでは帰りませんよ!!」
ベネ「全身封じるぞ」
カナ「できれば鞭でお願いします!!」
「来いよベネっち、服なんか捨ててかかってこい」
アイちゃんっておまんまんの毛生えてるの?
シズナさんが綺麗に整えてるよ。
アナンタ→まさかのパイパン
シズナ→金色の恥毛でストレート
ベネット→ちょっとパーマかかってる栗毛色、湿度有
アイちゃん→いつも濡れている
みんなで温泉はいってアイちゃんだけもさもさで、アイちゃんが恥ずかしがってたら萌える
シズナさん一人つるつるというのもいい
困惑してるシズナさんかわいい
ダンジョン女神さんのネタはまだか
アナンタ→まさかのパイパン
シズナ→金色の恥毛でストレート
ベネット→ちょっとパーマかかってる栗毛色、湿度有
アイちゃん→いつも濡れている
129 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 00:43:26 ID:YDGWVWzY
女神さん→ジャングル
まさにダンジョン
女神ちゃんはケツ穴周りもびっしり
アイちゃんは生え初めて戸惑いシズナに相談しちゃうタイプ
つまりこうか
「うーん、なんでみんなと違うんだろ……。」
「お、また悩んでるね女神様?
何かダンジョンで困ったことでも?」
「いえ、ダンジョンはおかげ様で順調なのです。
そうじゃなくて、プライベートでちょっと……。」
「プライベート?」
「女神園でお泊り保育があったんです。
そのとき皆とお風呂に入ったんですけど……。
……私のアソコだけがみんなと違ってたんです。」
「アソコ?」
「みんな白くてすべすべした割れ目をアソコに持っていました。
何で私だけ密林みたいなアソコをしているのでしょうか……。」
「……なんだって?」
「調査依頼?」
「う、うん、出来れば内密にお願いしたいんだけど……。
女神様の下の毛と他の子との違いについて。」
「……流石の私でもそれは引くわ。」
ベネっちの脇くんくんぺろぺろ^^
>133
……さすがの私でもそれは引くわ
でも・・ベネっちの腋が臭かったら・・・?
_、_
.(;^ω^)\
| \ / \√|
( ヽ√| ` ̄
ノ>ノ  ̄
レレ ((
さすがの俺もそれは引くんか
アナンタちゃんは獣臭い
それが事実ならば由々しき事態だ。
どれ、俺が確かめて来てやろう。危険だからお前らはここで待っているんだ、いいな。
アナンタ「た、大変だベネっち!」
ベネット「どうしたアナンタ。血相変えて。」
アナンタ「それが、その…。キノコが生えてきちゃって…」
ベネット「ああ、もうそんな季節か。で、それがどうした?」
アナンタ「そ、それが…、今回は生えてる場所が///」
ベネット「?まあ何だ、とりあえず見せてみろ。」
アナンタ「う、うん。ん…しょ」ヌギヌギ
ベネット「ちょ!?おまっ…それ!」
アナンタ「ね?なんか股間から生えてきちゃって…///」
ベネット(いや!アンタそれチ○コだから!キノコじゃないから!)
アナンタ「自分で取ろうと思って頑張ってたら余計におっきくなっちゃって…」
アナンタ「どうしようベネっち…私はこのままこのキノコに支配されてしまうかもしれない!」
ベネット「あ、ああ…。と、とりあえずヌいてみたらいいんじゃないか?」デケーナ、オイ
アナンタ「抜く!?こんなもんむりやりひっこ抜いたら血が出るだけじゃ済まないぞ!」
ベネット「その抜くじゃねーよ!ああ…!もう!貸してみろ!」バッ
アナンタ「ベネっち!?ナニを…。はっ、あぁっんぅ///」ビクンッ
ベネット「ど、どうだ?」ゴクリ
アナンタ「ひゃはぁ、ん!…な、なんかヘンなキモチだよぉ///」ガクガク
ベネット(アナンタ感じてるのか…、か、カワイイなコイツ)ハァハァ
ベネット(いつも元気なアナンタが私にチ○コいじられてこんなにしおらしく…)ハァハァ
アナンタ「べねっちぃ…もっ、やめてよぉ…なにかキちゃうのぉ!ふあっ///」ビクンビクン
アナンタ「ヤ…あン!ひゃ、あ、ア!!クる…なんかくるぅ!!!」ビュルルル!
ベネット(アナンタが、私の手コキで…イってる!)はぁはぁ
ベネット「はぁはぁ…、ど、どうだ?とれたか?」
アナンタ「ふ…くぅ。う、ううん。ちょっとちっちゃくなったけど取れないや…」
アナンタ「ね…、ベネっち、今度はベネっちのおくちで…///」
ベネット「ア、アナンタ!」
……。
チュンチュンチュン
ガバッ
ベネット「ゆ、夢落ち…だ、と?」
ベネット「さ、最低だ、私って…」ガクッ
ドンドンドン、ガチャ
アナンタ「た、大変だベネっち!」
ベネット「…え゛!?」
おしまい
>>64 「何だよう、触るなよう」
「久しぶりだから緊張してるのよ、ほら」
「あう」
床の上、アナンタはベネットによって押し倒されていた。
情報屋がベネットに相談があると聞いたアナンタは、親切に直接ベネット宅まで赴いた。その矢先の出来事。
玄関口で済む話を何故か室内で、それも寝室まで誘導されて、入室した途端、ベネットは振り返りアナンタに飛びつき胸元に頬を擦り付けた。同時に、アナンタの両手は背後で縛られていた。
ベネットの手品染みた拘束術は今に始まった話ではないが、このような状況で、一対一で理由なく縛られることなど一度もなかった。いくら馬鹿のアナンタでも、おかしいと思える程の暴挙であった。
訳の解らぬままアナンタはキスをされて、唾液がとくとくと流れ込んできて、いよいよ訳が解らなくなって、咄嗟に声を上げた。
「ベネッチ」
「何?」
「痛いんだよう。ベネっちなんか嫌いだあ」
そう言われて、ベネットは縛られるアナンタの両手を解放する。僅か数分の間だというのに、アナンタの両手首には縄の跡がきつく残っている。
ベネットはアナンタの腕を捕まえ、そのまま手首を舐め始める。一体何処から出てくるのか、いつの間にか手首は唾液ですっかり濡れていた。
その後ベネットはアナンタの髪を撫で顔を寄せ鼻を鳴らし、その特異な耳元で囁いた。
「だって、最近全然私の家に来てくれないんだもの」
「こういうことするためだけに来てたみたいな言い方止めろよ!」
「違うの?」
「違うだろ! ベネッチ!」
ベネットはアナンタの喚き声など聞こえないと言わんばかりに艶やかに笑い、そっとアナンタの胸に手を乗せた。
するとアナンタはベネットの袖をがしと掴み、目を瞑って唇を突き出した。
乗り気じゃないのと言って目を細めるベネットが再度キスをした瞬間、アナンタは相手の両肩を押さえ膝で股座を持ち上げ、横に転がってベネットに覆い被さった。
目を見開くベネットに、アナンタは躊躇うことなく舌を突き入れた。ベネットが深く貪るせいで、互いの犬歯と前歯が擦れる。その度に距離を置いて、唾液が粘つく音がする。
アナンタの首に絡み付いて離れないベネットの腕は、秘所を強く押すと簡単に崩れた。いじわる、とベネットは呟いた。紅潮した表情は、アナンタを直視出来ていない。
「ごめんね。確かに、最近ベネっちの家には来てなかったよね。だから、今夜、もう一回来るよ」
「そうやってまた嘘吐いて私を焦らして」
「嘘じゃないよ。絶対来る。そしたら、うん。いいよ」
だだをこねる幼子のように、ベネットは本当ね、本当ねと繰り返した。その度にアナンタはベネットの肩を撫で、何度も唇を重ねた。
「で、情報屋からベネっちに相談事があるんだって」
「へえ、何かしら。きっとつまらないことでしょうけど」
帰り際、アナンタは玄関口で思い出したように振り返ると、再度、ベネッチベネッチと言った。ベネットは首を傾げた。
「さっきからベネッチベネッチうるさいけど、何なの?」
アナンタは、先ほどの赤ら顔など嘘のようにからっとしている。あれ知らなかったんだ、と言ってアナンタは笑った。
「ベネットのエッチってことだよ。略してベネッチ。ベネッチベネッチ!」
「そういうことかよ!」
終わり。ぶっちゃけやっつけ。もっと長く書きたい。
俺もアナベネ大好きだぜ。
ただ、実際にそんな深い関係は持ったことなくて、互いに触れ合うくらいの可愛いものじゃないかと勝手に思ってる。
143 :
140:2011/03/02(水) 13:42:31.34 ID:iIY2IRLd
>>141 ありがとう
初めて書いて見たが楽しんでもらえて何より
>>142 GJ!
アナベネ良いよなアナベネ
俺的には氷竜イベントの二人の会話(夢の中の待ち合わせ)がベストアナベネシーンだわ
新バージョンはカンヘル仲間になるイベントまでやったんだけど、その後はどんな感じだろう 主に百合的な意味で
とりあえずカンヘルおねーちゃんは可愛いかった
カンヘルさんは動いちゃうと相手を傷つけちゃう=受け専
よく考えたらラヴァーズ様は娘(のような存在)にあんな裸エプロン紛いの格好で接客させてるんだな。
さすが愛の女神様やでぇ
俺達に出来ない事をやってのける
>>146 これはやばいな(年齢的に)
ご馳走したい!
世話を押し付けられた性的な意味で凶暴な合成獣に押し倒されちゃうラヴァーズ様ハアハア
とか言いつつ保守
影分身した甲賀プリーストさんに挟まれたい
小さなお胸を前後からすりすり擦りつけてほしい…小さなお胸は敏感というからそのうち
裏ダンジョンの瘴気のフロアで亡者の手と戦った時に、
これはもしかしたら「胸を鷲掴みにしてきた!」とか「スカートをめくられた!」とか
「パンツを脱がしにかかってきた!」みたいなセクハラ攻撃とかあればいいのに、
とか考えた俺。もちろん初見なのでそのまま村まで送り返されました。
白夜の森の女王はリョナ妄想をするのに十分すぎた
凶暴化した棍棒でアイちゃんを責めるシズナさんを見たいでおじゃる
男に興味がないカナちゃんに「チンポには勝てなかった・・・///」って言わせたい
とりあえずみんなにちんこ生やそうか
アイマンさんにちんこ生やすとか鬼畜過ぎだろ
ふむ、続けなさい
アナンタに生やす→王道ハーレムもの
べねっちに生やす→村の女の子の初めて相手を淡々とこなす
シズナさんに生やす→シズナ先生の保健体育開講
アイちゃんに生やす→かわいいよ
レイチェルに生やす→御主人様の御主人様は私
カナちゃんに生やす→ちょっと妖精界制圧してくるわ(性的な意味で)
カンヘルに生やす→ラヴァーズ様やらアナンタ一行やらに優しく虐められる
○オちゃんに生やす→九尾さんが気合いで復活
ラヴァーズ様は最初から生えてそう
>レイチェルに生やす→御主人様の御主人様は私
ホホゥ…中々に興味深い…
カンヘルに生えたらラヴァーズ様が顔を赤らめながら教えるはず
メガちゃんとアデラさんが入って無いとかディスってんのかコラ
アデラに生やす→吸血鬼二人に襲われる
吸血鬼二人に生やす→二人でアデラを襲う
女神様に生やす→拡張「中継地点に女神様の特別マッサージ」
ゴスロリーデに生やす→吸血姉妹やらウンディーネとの少しだけ変わった日々
アリサに生やす→とりあえずアナンタを組み伏せてみよう
ヘルパーさんに生やす→下の処理したくなったらもう一度私に話しかけて
魔人に生やす→情報屋の灯りは絶対に消えない
ティティに生やす→私は今、性を越えた美の化身!もっと見て!もっと触って!
アナンタ受けとかすごくいい
レイチェルとアリサに生やそう
レイチェル×アナンタ妄想が止まらなくなってしまった。
最終的にはアナンタのチョーカー外させて生えている(らしい)鱗に
ちんぽみるくぶっ掛けてマーキングしちゃうレイチェルの姿がありありと脳裏に
レイチェル「ああ、ご主人様の膣内、狭すぎて私のがこわいこわいって泣いちゃってますっ」
アナンタ「あっあっ」
レイチェル「だめっ、限界っ!でるっ、でるぅっ!!」
アナンタ「やっ、なかは……」
っていう良くあるシーンしか想像できない俺
>>166 需要はここにあるから、
是非とも昇華させてくれ
私に任せてとか言ってるクセにレイチェルに手玉に取られるアナンタさんマジ誘い受け
もげる
初めて来たが…
百合好きばっかだなおい
薔薇を書けと申したか
まあゲーム内の雰囲気がな…
主役の3+1人しかり…
脇役の女性陣しかり…
ラルフ君、ハーレムだよねぇ
作者さんが百合ゲーって言っちゃってますし
きちんとキャラ立ってる男キャラが
ラルフ、エロックス、アイマンくらいしか居ないもんな
ハッスルとかガイウスさんは掘り下げが無いからキャラとしてはもうちょっとだし
九尾が人型になれるあたり
他の六魔も人型になれるのだろうか
女なのかしら男なのかしら
どうでもいいのかしら
かしらかしらご存知かしら
性別は問題ではない
穴があれば行為は行える
むしろ棒しか無くてもわたしは一向にかまわんッッ
エロックス×ラルフならいける
だがおっさんどもは無理
アニャンタとベネットを書いてみました。百合注意。
半分の月がのぼる、静かな夜だった。
「いやー、夜の温泉ってのもいいもんだねー」
「だからって浮くなよ」
少し離れた先に、私の幼馴染がいる。普通に両足を伸ばして湯につかる私と違い、
仰向けの態で、湯船にゆらゆらと漂いながら広がる夜景を見ていた。大きな胸元には
一応、隠すように白いタオルが乗せられている。
「妖精さん、今ごろ反省してるかな」
「するわけがないだろ」
カナヅチ妖精とアルラウネを倒した私たちは、アナンタの思いつきの提案で、ついでだ
から一泊していこうという話になった。まぁ、いつものことだった。
流されるように了承して、旅館に泊まり、食事を終えて、そしてまた温泉へ。
アイが「私もいきたい〜」とぐずっていたが、幼児は夜になると眠たくなるのがお約束
なので、九時三秒にはきっかり布団で横になっていた。浴衣の裾を離されなかったシ
ズナが残り、私はアナンタが二人で宿を出てきたという次第だ。ただでさえ、ひなびた
村だ。他の客はいない。アナンタと二人きりだった。思えば、少し珍しいかもしれない。
「ベネっちと二人きりって、なんか久しぶりだね」
「……そうだな」
ひとつ、水面を手で叩いて、ゆっくりと背泳ぎして私の隣にやってくる。へへぇっと、
なにが楽しいのか知れない顔で私の方を覗き込む。昔から、この短絡的な幼馴染
には振り回されてばかりだ。
「ねーねー、ベネっち」
「なに」
「ちょっと、恥ずかしいこと話していいかな」
「アンタの生き恥なんて、いまさら聞かずとも知ってるわよ」
「そっか! おかげで決心がついたよ」
「話したかったんだな?」
「うん」
湯船のなかで手を重ねてくる。湯気に揺れていた淡い水色の瞳に力が宿り、赤い
唇もきゅっと締まる。不覚にも動悸が乱れた。
「いつもありがとう、ベネっち」
「……は?」
身構えたら、真顔でそんなことを言われた。それからまた、よく懐いた大型犬のよ
うな感じに、わんわん笑う。貴様には猫耳よりも、ネームタグのついた首輪がお似合
いだと言ってやりたい。
「いやー、シズナちゃんにも、アイちゃんにも言えるんだけどさ。やっぱり "私が苦
労かけてるでしょうMVP" は誰かと言えば、ベネっちだなーってね」
「自覚してるだけで十分だ。あとそれは事実だ」
「うん。だからありがとう」
「……そこは普通――」
ごめんね、だろう?
言いかけて、そうか違うなと理解した。アナンタは頭に詰まったオツムが軽いぶん、
フットワークも速い。迷いなんてものは一瞬で払拭して、とにかく動いて走りまわり、
最終的には拳で分かり合えばいいと思っている脳筋乙女だ。私や周りがどれだけ
苦言を漏らしたところで、彼女は自分の信じる選択肢を選ぶだろう。
「私は、今日までに大きな選択をしてきたと思うんだ。その結果としてさ、レイチェル
やアイちゃん達の力には成れたかなって感じてる」
「結果だけ見れば正しいんじゃない」
「ありがと、でもね。私が選んだことで、不幸になった人だっているんだよ」
「そんなこと、今更考えてどうするんだ? この世界にいる神様連中だって、全知全
能じゃないことなんざ十分に理解したろ」
「……ごめん」
「アンタが謝ることじゃない」
アナンタはバカだが、バカなりに誰よりも本質を見抜いている。絶対の正義や正解
なんていう、都合のいいものが無いことを理解している。だからこそ自分が為した選
択を謝ったり偽ったりしない。
仮にこれから「この世界の運命に立ち向かってください」なんて、正気を疑うような
事を言われても、アナンタは真摯にまっすぐ、誰よりも愚直に立ち向かうだろう。そし
て望まれるのであれば、誰しもの味方となり、敵となり、家族にさえもなる。
(愛の天使が母親とは、ね)
私の眼には、この不条理な世界において、アナンタの"愛"は甘く優しすぎるものだ
と感じて仕方ない。彼女の背景を知っていく度に、そういう風に "造られた" んだろう
と穿った見解を抱いてしまう。
「ベネっちー?」
湯気で癖になったハシバミ色の髪からは、ぽつぽつと雫が滴り落ちる。アクアマリ
ンと呼ばれる宝石のように青みがかった透明の瞳は、夜の闇を映さない。少し朱に染
まった肌と相まって、普段よりも相当艶やかに見えてくる。
「なんでもない」
不覚にも、本当に残念なことに、コイツは昔から、かわいい、と思う。
私の肩を指先でツンツンと叩いてくる様子からは、普段ダンジョンのゾンビを全力で
殴り殺している乙女の拳には到底見えない。心臓ばかりが高鳴って、まともに判断が
できないでいる間に、口元が緩んだアナンタに先手を打たれてしまう。
「ふふん、ベネっちもなにか物言いたげだねー? わかる、わかるよ! この温泉
には夜のマナと月の光に照らされた不思議な力が満ちているってね。普段は語れない
ちょっと恥ずかしい小粋なトークも、裸の付き合いと友情パワーが相まって――」
「うるさい、なにがマナだ。魔法の一つも使えないオーク娘が。頭に肉まんヘルム
乗っけて太刀魚構えてミソスープの出汁でも取ってろバーカ」
「お、オーク娘だとぅ!? えぇい、シズナちゃんの天然罵りとアイちゃんの冷ややか
な眼差しも精神的にクるけど、ベネっちの毒舌トークンは一味違うね! たまに聞く
としんぼうたまらんわ!! さぁ、もっと、もっとだ! 私の胸に飛び込む罵声を浴び
せておくれよベネっちーっ!!」
「沈め」
「ごぼぶはァァーッ!?」
物理的に、湯の中へと頭を押し込んだ。頭を冷やせ、いや熱せこのバカ。
私が思うのは、犬畜生は畜生なりに、もう少し自分を大切にしてもいいんじゃない
かってことだ。アナンタは常に誰かの拳であり盾であり、大勢の役に立つことを幸せ
だと考える節がある。彼女は正しく力もある。ありすぎるのだ。
「ぶはっ! ご、ごほげはひべぇっ!」
「なんだよそのおかしな擬音は」
「ひ、ひどいなー、私は、こんなにベネっちを愛してるというのに……」
「まだ言うか」
「えっ!? うわぁ、ちょ、なんでぇーっ!?」
抱きしめてやる。全身の骨を砕いてやるってばかりに。ぎゅぅっと。
アンタが口にする愛は、言葉を返せば自己犠牲の愛だろう。奉仕の愛だろう。
(私の想いにぐらい気づけよ。この、バカッ!!)
あの色ボケ「ラヴァーズ」の様に、このまま運命を打破すれば、アナンタは確かに
多くの人から愛されるかもしれない。けれど、それならアナンタ自身の愛は何処にあ
る。
私たちは勇者とその一行じゃないし、ましてや王や神なんかじゃない。ただの人間
だ。ウサン臭い目で見られることもある、単なる冒険者なんだ。神も勇者も魔王も運
命も世界も関係ない、脆弱な生き物なんだ。
「……無限に湧きでる宝箱を漁って、適当にレベル上げてクジ引いて野菜食って宿
屋に泊まってれば、それだけで、よかったのにな……」
「ベ、ベネっち?」
「うるさい。アナンタのせいだ。なんでもかんでも背負うアナンタが悪い。アナンタの
選択はぜんぶ、間違いだった。おかげで私が苦労するばっかりだ」
迷宮の一つは完全に踏破した。してしまった。
もう、采は投げられた。私たちは後戻りできないところまで辿りつき、そしてまだ進
もうとしている。どこへ辿り着くのか、今はまだ知れない。私にできることは、
「ずっと側にいる。アンタの側で一緒に戦ってやる。相手がどんな奴であっても、そ
れがアンタの敵になるなら、そいつは同時に、私の敵だ」
「ベネっち……」
「明日になったら忘れてよ」
「うん、ありがとう」
バカ正直に三度も重ねられた言葉に対して、私は頬に手をひとつ添えるだけ。
一度だけで十分だ。それ以上は理性が保たない。立ち込める湯気に包まれ、軽く触
れ合わせるだけに留める。ぼんやりと、夜半の月明かりだけが、私たちを見つめてい
た。
* *
二つの裸身が、そっと重なって、それから離れていくまでの一時を見ていた。
(や、やっぱり、私の考えは間違っていなかったーッ!
桃源郷はッ、世界の真実はッ、温泉にこそ存在したんですよーッ!)
吐血しかねない勢いで見ていた。はぁはぁと息荒く、アルラウネ直伝の明細装備を
仕込んで、優れたアーミー紳士のごとく、風にただよう雑草の一本のごとく、女湯を
超ミニマムサイズの望遠鏡でのぞいていた。
(温泉イベント! 温泉イベントマジ至高やでホンマ鼻血出ますって!!)
大きさとは裏腹に、超高性能な望遠鏡は、今は二人が肩を寄せ合って、ふたたび湯
船に浸かっている様子までハッキリ見てとれた。一人が楽しげにじゃれつくと、もう一人
が煩わしそうに、言い換えればとても照れた風にひっぺがす。それでもしつこく大型犬
の愛らしさを持って迫れば、飼い主はいよいよ諦めた。疲れたように両肩を落として、
心折れるように受け入れる。
(あぁー! なにハグちゅーしてんですかこの乙女ども! 実にけしからんですね!!
私も! 私もご一緒したい! 私も一緒に温泉入りてえぇぇーッ!)
妖精さんが身悶えして土の上を転がった時だ。
すぐ側を、ほふく前進で移動する美女の姿が仄かに見えた。こちらもモスグリーン
の上下服で身を纏い、両手にマイクロサイズのユグドラシルの大樹を両手に構え、闇
に目立つ金髪はやはり、軍隊で用いるような防護メットを装備して隠している。
「なにやってんですか、シズナさん」
「あら、カナちゃんと同じよ」
「ですよねー」
にっこり笑顔をかわして、妖精さんはふたたび覗きモードに移行した。
「あぁっ!? も、揉んだあぁー!? ついにアナンタさんの胸揉みが入っただとー!?
うわっ、ベネットさんがマジ慌ててる! 私の頭にグランドスラム級の衝撃がはしった!」
「マジで! 赤面するベネットとか超レアよ! メロン百個食べてもおつりが来るぐらいの
ボーナスレアよ! それ貸して、カナちゃん、私にも双眼鏡よこしてっ!」
「譲れません! 今だけは私のポリシーのカナヅチよりも優先順位が高いです!!」
「やすっ! カナちゃんのポリシー安っ!!」
「今日だけご奉仕の大特価セールですから今決めましたっ!」
あくまでひそひそ声で、きゃーきゃーやり合う姿を見つけたのは、こっそり後をつけてきた美少女だ。
「ヘ、ヘンタイだーーーーーッ!!!!」
だんじょん村は、今日も平和だった。
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おわり。温泉イベントを初見したときは、作者様ついにやりおった……!と感慨深くなったものでした。
乙とGJしか言えない自分の語彙の貧弱さが憎い……。
やはり王道的カップリングはいいものだ
ふぅ・・・
やっぱり王道だな
とても良かったGJ
ディモールトベネっち
シズクまで覗きw
GJ!
このスレで百合注意ってのは
つまり「お前らの渇望する百合書いてやったから萌え死なないよう注意しろよ!」って意味か。
★アナンタの汗から精製した塩
あらゆるアンデッドとカナちゃんが即昇天しそうだな・・・
ええわ
あれ規制がとけてるだとお・・!
いやーすごいよかったわ
濃厚な百合苦手な俺もなぜか自然とニヤニヤしてしまったぜw
アナベネ最高っす
べネッちはツンとデレの成分がちょうどいい
理想的な比率
そして受けの場面しか想像できないぞ
おはようアナンタ
アナ! アナ出すよウッ
アナンタの腋をひとしきり舐めた後ふとももをぺろぺろし始めたところでベネっちに〆られたい
アナンタ人気ありすぎワロタw
なにこのダッチ
エロックスは実はおにゃのこでした!てなったら君らどうすんの?
入れる穴が10cmずれる
女の子なのにエイディーン様のちちしりふとももに釣られるとか有望じゃないですか
揉んだぞ!俺はシズぱいを揉んだ!!
と、意味不明な供述を繰り返しており・・・
さるべーじ
アップデート・・・アップデートさえくれば・・・ぐぬぬ
シズぱいがアップデートされたと聞いて
さらに平べったくなったのか
さきっぽが敏感になったのかもしれん
可愛いものセンサーが搭載されたのかもね
新バージョン楽しすなあ。
しかしレイチェルがよく笑うようになった気がする。ええ子やでホンマに…
そしてこの笑顔の下にアナンタへの劣情を隠してるとか妄想すると
おじさん居ても立ってもいられなくなっちゃうよフヒヒヒ
分身しまくったシズナさんがアイちゃんの服を剥ぎ取ったりいたずらしたり
どこまでネタバレして良いのか解らんのだけども
1.65で追加されたイベントの妄想とか語ってもええのかい…
おっさんがアナンタ達に会うまでにやった悪行が読みたい
絶対あのおっさんテイマーちゃんレイプしまくってるだろパピー3匹仕留めてテイマーちゃん瀕死まで追い込んで犯しまくったんだろ俺にはわかる早くしろ俺の性欲がマッハでやばい
ザリチェだけ持って帰りたい・・・
アオボシちゃんに俺のミルクとバナナを御馳走したい
エロックスが出たぞー!
アナンタのネイチャーブリッツにオレの525mmインドラをミラクルショット!
カンヘルの腋をぺろぺろ舐めたい
カンヘルの足を指先から一本ずつていねいに舐めて変な気分にさせたい
確かレッドスーツって娘に悪い虫が付かないための護衛ゴーレムのテストにダンジョンに
やってきたはずだけど、あんな強くなるまで篭ってて大丈夫か?
むしろ、娘を持って行くなあワシを倒して行け的な目的にすり替わってんじゃね?
しかしザリチェさんがあんなおっぱいさんだとは思わんかったぜ…セレネさんとも百合ップルかw
ベネっちがアルラウネの服を着ながら養分吸収って…
下である必要はないかもしれんぞ
アナンタのムレムレな股間をクンカクンカしながらベネっちのきつきつおまんこでおちんぽミルク搾り取られたい
某エロパロであったけど、触手服(鎧)とか相性良さそうだよな・・・
考えてない、触手服にハマってしまったアナンタがベネっちも装備できるって理由で引きずりこむとか考えてないぞー。
★触手鎧 見た目は普通の鎧、でも・・・
戦闘中に悪戯します
★レジェンド防具入手!
★カナちゃんガード
ブランドカナちゃん最高傑作。小さな翼が生えた鎧?
<睡眠/毒/麻痺/沈黙/混乱無> 装備可:美少女専用
<オートステート19>(攻撃力/精神力上昇/MP自動回復他)(低確率スタン)
<スキル習得081>(固有OD技:鉄槌を下す)
なんか生温かいと思ったら
君が背中にくっついてるだけじゃねえか!!
1回だけ試しに?どうしても?しょうがないなあ……
常時セクハラ状態でテンション天元突破の妖精さんが
相手の攻撃を叩き落し引き付け受けるため
ダメージも状態異常もほとんど通らない。
そのうちに昂ぶった妖精さんが、胸に顔を埋めてきたり
色んなところにキスしてきだしたり、他にも……
戦闘そっちのけになったのは本当に困った。本当に。本当だ。
ただ防具としての性能は、やたらと良かったのでもう少し試しで使うことにした。
妖精さんのキスは幸運を運ぶとも言うし、まあいいかな。
固有ODは邪魔されて怒った妖精さんの1撃どころか即死攻撃4撃。
妖精さんを怒らさないようにしよう。
そういえばカナちゃんって子供と同じくらいの大きさなんだよな
だとするとアイちゃんはカナちゃんガード装備できないんじゃね
>>233 ホバリングしつつ髪の毛をくんかくんかしてるカナちゃんと
装備中ずっとスキンシップ受けてまんざらでもないアイちゃんが見えた
*大人のおもちゃ
ぶるぶると震える謎の棒。
<刺突><精神低下>装備可:全員
ダンジョンの中で襲い掛かってきた追いはぎが持っていた謎の棒。
とりあえずそいつらは叩きのめして、ベネっちが簀巻きにしておいたのだけど、
懐をあさってみたらこんなものを持ってた。
何となくこけしっぽい外見で、スイッチを推すとぶるぶる震えるのはわかるんだけど
情けない話だけどまだ用途がわからない。
聞いてみようにもベネっちは目を逸らすし、シズナちゃんやアイちゃんは真っ赤になって黙り込むし……
そもそも、これのどこがおもちゃなんだ?子供は喜ぶかもしれないけど。
とりあえず今日の夜にでもカナちゃんに聞きに行こうと思う。
その武器でラルフ君のふんどしを強奪しに行く訳か…胸熱
なんというか…とっても宿屋イベントが期待できる装備ですね。
カナ「アナンタさんこれの使い方も知らないんですかぁ仕方ないですね私が教えてあげますよふひひ」
→戦ってアイテムを奪う
ラルフ「…いやいや本気で言ってるのかい?」
アナンタ「なーんて、冒険者同士で腕試しとかしてみたいだけさー。
というわけで皆下がってて、ラルフ君と一対一で勝負してみたいんだ。」
ラルフ「それならそうと最初から言ってくれよ。それじゃあ…。」
ジャキン。ぶぃぃぃぃぃん。
ラルフ「…あの、アナンタさん。それは何かな。」
アナンタ「さっき追い剥ぎから奪った武器を早速試してみようと…。」
ラルフ「追い剥ぎを追い剥ぎとかやってたの君ら!?と言うか何!?武器なのそれ!?
武器として使っちゃうの!?何考えてんの君!?」
アナンタ「え、武器じゃないの?」
ラルフ「どう考えても違うだろう!?後ろのお三方も…ってわざとらしく目逸らさないでよ!!
談笑してる振りして誤魔化さないでよ!!」
アナンタ「いいから早く始めようよー。
私、新しい武器の試し斬りしたくてさっきからウズウズしてんだよー。」
ラルフ「何を斬る気だよ!?」
アナンタ「と言うか何かこいつ握ってラルフ君見てると…何だろう。
無性にラルフ君を…いじめてみたくなると言うか…。」
ラルフ「明らかに呪われてね!?武器に精神支配されてない!?」
アナンタ「ふふん、呪いの武器なんてベネっちが日用品の如く使いこなしてるしねー。
とうとう私も呪いの武器を使いこなす時が来たんだよ、うん、きっとそうさ。」
ラルフ「どういう理屈だよ!?訳が分からないよ!?」
アナンタ「さぁ…ヤろうか!!」
ラルフ「待って何か『やる』の響きに不穏な予感が漂ってるんだけど!!
ちょッ、降参ッ、降参でいいから―――」
アナンタ「駄目じゃないかラルフ君。剣に迷いしか乗ってない。」
ラルフ「バイブ持ってかかってくる女の子相手にどうやったらまともな剣が振れるんだよ!?」
アナンタ「…バイブ?」
ラルフ「もしかして名前も知らなかったの…?」
アナンタ「へぇーこれバイブって言うんだー。」
ラルフ「ああ使い道もわかってなさそうだから説明してあげるよ。
いいかい、そいつは振動を活かして…。」
アナンタ「…どうしたのラルフ君。」
ラルフ「説明なんぞ出来るかァッ!!クッソいつもの癖でついつい解説始めちまったィ!!」
アナンタ「うおっ!?ラルフ君なんかキャラがブレてない!?」
ラルフ「ブレもするわそんなもんの説明やらされたらッ!!」
アナンタ「な、何?もしかしてコイツそんなにヤバい代物だったの?」
ラルフ「今すぐ捨てることを勧めるね!!」
アナンタ「…それはできないよ。」
ラルフ「…え?」
アナンタ「道具は皆、何かの役割を持たされて生まれるんだ。
私はまだこいつの正しい使い道ってやつを理解していない。
折角こうして私の手に巡ってきた、こいつの本質を理解することもせず、
ヤバいからと言って身勝手に捨ててしまうのは…こいつに対して失礼だと思うんだ。」
ラルフ「あ…アナンタさん…。」
アナンタ「『捨てる』コマンド無いしね。」
ラルフ「いやそういう台詞は胸の内にしまっておくべきだと思うよ。」
アナンタ「だからラルフ君、知っているなら…こいつの『本質』ってやつを教えてほしいんだ。」
ラルフ「アナンタさん…あの…。」
アナンタ「あとこいつ握ってると湧いてくるラルフ君への…意地悪したい気持ち?
嗜虐心って言うべきなのかな…何かこの不思議な感情の正体とかもわからないかなハァハァ。」
ラルフ「あの、何かちょッ、じりじり寄ってこられんの凄い怖いんスけど!!
落ち着いて!!説明するから落ち着いて!!」
――――――――――――
アナンタ「…成る程成る程。」
ラルフ「うん、納得してもらえたかな。
さぁ年頃の女の子が携帯するようなもんじゃないってことはよくわかったと思うから
そんな危なっかしいもんさっさと捨てて―――」
アナンタ「ラルフ君で試し斬りしてからね。」
ラルフ「…へ?」
アナンタ「いやぁラルフ君の丁寧な説明のおかげでよくわかったよこのウズウズの正体が。
私は『君を』『こいつで』『斬りたくて』『仕方が無かった』のさ。」
ラルフ「いや、いやいやいや流石にそろそろ本気で怒るよ僕!?」
アナンタ「私に押し倒されて体押さえつけられた状況で何ができるってのさぁ。
さ、ラルフ君…『素直』になろうか?」
ラルフ「ちょッ…やめッ…!!
誰か助けッ…っていねぇ!!あの三人どこにもいねぇ!!どっか行きやがった!!」
―――――――――
アナンタ「いやぁ男の人はキン的に弱いとかよく言うけどよくわかるねーこれ。
勉強させてもらったよー。」
ラルフ「ほどいてッ!!両手足の縄ほどいてッ!!」
アナンタ「いやぁ都合良く縄が落ちてて助かったよー。」
ラルフ「んなわけないだろ!?頃合い見計らって後ろから投げ入れられてきたの見たぞ僕は!!
明らかに君の仲間の差し金だろ!?」
アナンタ「じゃ、そろそろナマに押しつけてみよっかー。」
ラルフ「こっちの話聞いてよ!?やめてやめてズボン下ろさないで!!」
アナンタ「おおう…これが話に聞く…。」
ラルフ「ぶっちゃけ初見の時からこういうことに関しても結構奔放そうなイメージ勝手に抱いてたけど
割とマジでそういう興味津々な反応しちゃうの君!?軽く引くよ!?」
アナンタ「へぇ…ラルフ君、私のことそんな風に見てたんだ…。」
ラルフ「今正解で確定したわけだけどね!?」
―――――――
アナンタ「おお…出た出た、これが噂の…。」
ラルフ「…もう…お婿に行けない…。」
アナンタ「…にが。」
ラルフ「やめてよ!!舐めないでよ!!」
アナンタ「フフフ、口ではそう言うけど、体は正直…。」
ラルフ「その台詞言ってみたかっただけだろう君!?」
アナンタ「次は後ろの穴にねじ込んでみるとかどう?」
ラルフ「何でそこまで説明してないのにそのレベルの発想にまでごく自然に至れるの君は!?
何、天才なの!?こういうことの!?」
アナンタ「ほほうラルフ君はよくわかっているようだなもう一撃おごってやろう。」
ラルフ「やめてくださいッ!!括約筋がちぎれてしまいますッ!!!
何でもします!!本当に勘弁して下さい!!!」
アナンタ「じゃあやめとく?」
ラルフ「あ、やっぱりやめないで下さい。」
アナンタ「え?…どっちなのさ。」
ラルフ「やめるとかやめないとかナンセンスなこと言ってるんじゃないよ!!
君は本当に情緒とかワビサビとかそういう和の心がわからないダメファイターだな!!」
――――――――
シズナ「ラルフ君が堕ちたわ。」
ベネット「もうちょっと盛り上がれそうね。」
アイちゃんスリープミスト喰らって快眠中。睡眠耐性埋めておかなかったから。
―――――――――――
アナンタ「いやぁここまで派手に出血を伴う行為だとは思わなかったよ…大丈夫かい。」
ラルフ「ウン、大丈夫ダヨ。ムシロサッキマデヨリ好調ナグライサ。
僕ノ中ニ溜マッテイタ何カヲ解キ放ツコトガデキタ気分ダヨ。」
アナンタ「何か覚醒してる――――!?」
ラルフ「…ふぅー。」
アナンタ「あ、戻った。」
ラルフ「アナンタさん…これだけは言っておくよ。」
アナンタ「ん、何だい?」
ラルフ「次会った時はリベンジを果たすからね!!」
終わり。
GJ!
次は是非ベネっちを落としてもらいたいものだ
よく最後まで書ききった!
おお、GJ
〜続き〜
――――――――――
ラルフ「やぁ…久々だね。」
アナンタ「おおラルフ君じゃないか…なんか面構え変わったね。」
ラルフ「あれから僕も必死でレベル上げて装備品集めて強くなったからね…
この前の雪辱を果たすためにもね!!」
アイ(今回はドルフィンホワイト装備して睡眠耐性も備えてる!無理矢理寝かされるもんか!!)
シズナ「それじゃ、お邪魔しちゃ悪いから私たちは下がっておくわ。」
ベネット「二人でごゆっくり。」
アナンタ「悪いねー。」
ラルフ「…今シズナさんとベネットさんが物凄い速さでアイちゃんの上着引っぺがすのが見えたのは気のせいかな。」
アナンタ「え、何?」
ラルフ「まぁ…何でもないさ。
昨日遂に手に入れたこのアレックスソードの威力、君で試させてもら―――」
アナンタ(右手に逆鱗・アナンタ)「よぉし、来い!!」
ラルフ「( ゚д゚)
( ゚д゚ )」
ラルフ「★とか…ないわ…ゴェフッ。」
アナンタ「何言ってんのさ。ついこの間まで私もソレ使ってたけど、ぶっちゃけ性能差そこまでないよ?」
ラルフ「…そうか…僕は武器のレアリティの差を言い訳にして負け惜しみを言ってただけってことか…。
結局は使い手の強さ次第だってことも忘れて…。
いやぁ、君からはいつも冒険者として大切なことを思い出させてもらってばかr」
アナンタ「ま、ともかく今回も私の勝ちだよねー。」
ラルフ「…エーット、ソウデスネ。」
アナンタ「ラルフ君は前のリベンジを賭けてこの勝負に臨んだんだよね。
じゃあ私がまた勝ったからには―――」
ラルフ「ア、スイマセン。情報屋ノ依頼モアルカラ僕ハコノヘn」
アナンタ「―――この前の続きといこうか。」
――――――――――
ベネット「まぁどっちが勝っても私ら的にはどっちにしろ美味しいんだけどな。」
シズナ「結局勝てないのがラルフ君らしいけど。」
アイ「Zzz…。」(うぅ…やめてシズナお姉ちゃんベネットお姉ちゃん、服返してよぉ…。)
――――――――
ラルフ「あのーまさかまたあのバイブ…。」
アナンタ「…いや、アレは使わないよ。」
ラルフ「…え?」
アナンタ「この前別れた後からずっと考えてたことがあるんだ…
今度やる時はさ…私の手で直接がいいな、って。」
ラルフ「ずっと考えてた…だと!?」
アナンタ「なんだよう、ラルフ君だって初見から私のことエロそうだとか思ってたんだろー?」
ラルフ「そこまで言ってないよ!?」
アナンタ「ほとんどそう言ってたも同然だろー?
それともそっちがお望みならまた縄で拘束してオモチャでいじり倒してやろうかー?」
ラルフ「やめてッ!!今度こそ(穴が)再起不能になるッ!!!」
アナンタ「そうは言っても途中からラルフ君だってノリノリだったくせにぃ。
なんかワサビだの何だの言って自分から進んで…。」
ラルフ「お…覚えてないなー…ハハハ…。」
アナンタ「うん…まぁ流石に前回はちょっとやりすぎたかなって私も思ってたし。
だから今度は呪いの勢いに任せたりなんかせず、もうちょっとソフトな感じでいってみようかと…。」
武器を外すアナンタ。
ラルフ(手つきがッ!!手つきがやらしいッ!!!)
アナンタ「…ね、いいかな、ラルフ君。」
ラルフ「…ッ!!!」
急に恥ずかしげな笑顔を浮かべたアナンタの眼差しが、何だかとっても綺麗で魅力的に見えたラルフ君でした。
――――――――――
ベネット「縄は…要らないなこりゃ。」
シズナ「ベネットも結構その場その場をムードを重視するわよね。」
ベネット「それぐらいはね。」
アイ「…ぅー…。」(駄目ぇ…お姉ちゃんそれはぁ…。)
―――――――――
アナンタ「…今日は随分と素直じゃあないか。」
ラルフ「いやその…逃げても絶対追いかけてきて離してくれなさそうだから、
まぁ…ほら、やるなら早くしてもらった方がすぐ済むんじゃないかな、と。」
アナンタ「ほほう、そこまで言うなら…では早速…。」
ラルフ「…!!」
ベルト解除。
アナンタ「…下げるよ?」
ラルフ「…うん。」
―――――――――
シズナ「…むぅ、位置が悪いわね。大事な部分が見えないわ。」
ベネット「回り込むか。」
アイ「…ぅぅー…。」(やめて…熱湯風呂はぁ…溶けるぅ…。)
―――――――――
アナンタ「これって大きいのかな、小さいのかな。」
ラルフ「いやぁ…流石にそこまでは知らないなぁ。」
アナンタ「ラルフ君にもわからないことあるんだねー。」
ラルフ「別に知る必要性が…っ。」
アナンタ「出そう?」
ラルフ「あー…うん…と言うか何か無駄に上手くない君?」
アナンタ「あいつの振動みたいな程良い刺激ってやつを再現するなら…こんな感じかなー、って。」
ラルフ「何、直感でここまで?やっぱ天才なの君?」
アナンタ「ほほう君はよくわかっているようだな…もうちょっと強めにやってみよっか。」
ラルフ「ぅあ…。」
アナンタ「痛くない?」
ラルフ「…あのさ、アナンタさん。」
アナンタ「ん、何?」
ラルフ「ちょっと止めて一旦。悪いけど。」
アナンタ「…あ、ごめん、やっぱり痛かった?」
ラルフ「いやそうじゃないんだけど…僕から一つお願いしてもいいかな。」
アナンタ「どんなこと?」
ラルフ「なんか…この前からこんな風にやりたいとかずっと考えてたんだって?」
アナンタ「そーだね。」
ラルフ「…あっけらかんと言いきるね、君は…こんなことを。」
アナンタ「何だよぉ、悪いかー?」
ラルフ「ま、いいか。僕も…今から大概なこと頼むつもりだし。」
アナンタ「えー、どんなこと言うつもりなのさ。」
ラルフ「…笑わず聞いてくれるかな。」
―――――――――――
シズナ「アナンタが上を脱いだッ―――!?」
ベネット「こいつぁ盛り上がってきたッ―――!!」
アイ「…っは!?」
ガバッ!!
→スリープミスト
アイ「う……Zzzzz…。」
―――――――――――
アナンタ「いつもここ見てたのかい、ラルフ君は。」
ラルフ「男の前ででもそんな格好しといて、見るなって方が酷いんじゃないかな。」
アナンタ「むー…スケベ。」
ラルフ「…今はいくらでもスケベになってやるさ。
思い切って打ち明けてみたらそっちも乗り気になってくれたんだし。」
アナンタ「変態。」
ラルフ「…お互い様だろう?」
アナンタ「カナヅチ妖精。」
ラルフ「何か今凄いショック受けたんだけどその台詞!?」
―――――――――
ベネット「あーありゃシズナには無理なプレイだな。」
シズナ「い、いいもん私は別の所に自信あるから!!」
ベネット「ほー、どこに自信がおありで?」
シズナ「ちょッ、後にしなさいよ!!」
アイ「…くぁ…。」(この剣すげぇ!!大人になっちゃった!!)
―――――――――
アナンタ「男の人みんなこんなこと考えてるのかなぁ…。」
ラルフ「まぁ…そういう人も少なくはない、と思うけど。」
アナンタ「けど物知りで有名なラルフ君はエッチな知識も豊富かぁ…。」
ラルフ「思春期男なんぞみんなこんなもんですッ!!僕だけじゃないですッ!!」
アナンタ「…あったかいね。」
ラルフ「…うん…。」
アナンタ「あー、これ結構いいかも…。」
ラルフ「…そうなの?」
アナンタ「なんかこっちもちょっと気持ち良くなりながら
ラルフ君のきもちよさそーな顔見るの…楽しいかも。」
ラルフ「…ぅ…。」
アナンタ「ん…。」
ラルフ「…ふぅ。」
アナンタ「…やっぱにが。」
ラルフ「…。」
アナンタ「…今回は嫌がらないんだね。」
ラルフ「別に…もうそんなことはどうでもいいさ。」
アナンタ「…どうだった?」
ラルフ「うん、まぁ…一言でいえば…最高かな。」
アナンタ「何、もしかして過去にも結構な経験が――!?」
ラルフ「無いよ!?」
アナンタ「…ぷっ…。」
ラルフ「何がおかしいのさ!?童貞野郎がパイズリお願いするとかやっぱ無様で滑稽だって言いたいのか!?
ああどうせそうだろうさ!!アナンタさんこそ実は経験豊富だったりするからあんなに上手かったんだろ!?」
アナンタ「そこまで言ってねぇ!?」
―――――――――
シズナ「…ベネットもああいうのやってみたかったりする?」
ベネット「…やりたくなる相手でも見つかりゃいいけどな。」
アイ「…ん…。」(マジ強ぇー我ながらこれマジ強ぇーパーティ最強は私だァーッ!!)
―――――――――
ラルフ「…また今度勝負をお願いするよ、アナンタさん。」
アナンタ「ふふん、負けないよ?」
ラルフ「…いつか勝ってみせるさ。」
アナンタ「楽しみにしとくよ。」
その後、愛を得てまた一つ強くなったアナンタは見事に悪龍の復活を阻止しましたとさとか何とか言って終わり。
乙
あにゃんただとスッキリしてるな
>>236の一言に応えるべく書いてみたら
もうアナンタの嫁はラルフ君しか考えられなくなった。
でもきっとアナンタは絶倫なのでいざ付き合うとラルフ君は毎回絞り取られることになります。
今SS書いてるけど、なんか暗い感じになった……
エロはあるけど、モブ×アナ&ベネで救われない感じなんだけど……
完成したらここに投下してもいいかね?
リョナでもNTRでもオールウェルカム
誰かラヴァーズ様やグラニュー様で書く猛者はおらぬか。
ラヴァーズ様にしっぽり愛を説かれる妄想はしたことあるけど冒頭のつかみが難しいからやめた
途中までしか書けなかったけど投下します
暗いのが苦手な人、アナンタが暗いのが許せん!
な人は劣等感、若しくは私のIDをNG登録してくだちい
269 :
劣等感 1:2011/07/27(水) 21:16:44.08 ID:5yekk0hm
私たち3人は、いつも一緒だった。アイちゃんが来てからは4人になったけど、傍から見れば仲の良い4人パーティーだったのだろう。
けれど私は……いつから、こんなことを考えるようになったのだろう。
大切な友だちを、憎いと思うようになったのだろう……
『劣等感』
「あっれぇ……おかしいなぁ……」
装備品を入れるポーチの中を、ごそごそと漁っている少女は、名前をアナンタと言った。
「どうしたのよ、探し物?」
読んでいた本から顔を上げ、アナンタを見やったこの少女はベネット。
ふたりともまだ若いが、村一番、いや世界でも屈指の冒険者と言っても過言ではないだろう。
「いやぁ、今日使ってた短剣、ダンジョンに落としてきちゃったのかな?どこにもなくて……」
「あぁ、あれね。……二つ持ってるんじゃなかったの?」
「まだひとつしか持ってなかったんだよね……気に入ってたのに」
ベネットは窓の外に目をやる。日の長いこの季節、外はまだ明るい。
「探しに行くか?」
「えっ、いいの?」
「食後の運動にちょうどいいくらいだわ」
そう言いながら、ベネットはそばに置いてあった愛用の弓矢をとる。
「さっすがベネっち!ありがとう!……シズナちゃんとアイちゃんはお風呂はいってるみたいだし、置き手紙しておけばいいかな」
「そうね、それでいいんじゃない?」
「探し物するだけだし、軽装備でいいよね」
「ほら、行くんならさっさと行くぞ」
「あ、待ってよベネっち!」
270 :
劣等感 1:2011/07/27(水) 21:17:57.21 ID:5yekk0hm
「いやー、流石に夜は冷えるね!」
「そうだな……なぁアナンタ、あんた今日、何か変じゃないか?」
「え?どのへんが?」
「……わからないけど、なんとなくね」
ふたりは歩みを止めることなく、会話する。
「何それ、ベネっちでもそんな根拠のないこと言うんだね」
アナンタは軽く笑いながら返事をする。いつもと変わらない、ふたりに見えた。
ダンジョンの中、モンスターを軽く一蹴しながらふたりは進んでいく。
もちろん、道中の宝箱は全て開けていっている。
「ベネっち、あったよ!」
アナンタの嬉しそうな声に、ベネットは振り向く。
そこには、なくした短剣と同じものを握って、満面の笑みを浮かべているアナンタがいた。
「良かったな、見つかって。……少し時間はかかったけどな」
「そうだね、それに雑魚だけしか倒してないとはいえ、ふたりだとさすがに疲れたね」
「……そうだな」
ふたりは壁に凭れて座り込み、一息ついた。
「あ、お茶水筒に入れてきたよ、飲む?」
「あんたにしては準備がいいじゃないか。少しもらおうかな」
「へへーん。私だってたまにはやるのだよ」
アナンタは自慢気にそう言うと、水筒から茶を注いでベネットに手渡す。
「あんたは飲まないの?」
「コップ一つしか無いからね」
「そう、じゃあお先に……」
アナンタは、自分の注いだ茶がベネットの口唇を通るのを、喉の奥へ流れていくのを、じっと見ていた。
「……そんなに喉乾いてたなら先に飲めばよかったのに」
「いや、そんなんじゃなくって……」
きれいだな、と思って。そして、「ごめんね」って言おうとして、「やっぱり飲んじゃダメ」って言おうとして……
けど結局、喉の奥に言葉が引っかかって、言えなくて。
アナンタの心のなかには、そんな思いが巡っていた。
「……もう、戻れないんだ」
小さな小さな声で、そう、呟いた。
「……?どうしたのよ」
「ねぇ、ベネっち……」
「どうしたのよ?……あんたやっぱり、今日はおかしいわ」
「ごめんね」
アナンタの、そう呟いた声を聞いた、その瞬間、ベネットの意識は闇の中に沈んだ。
271 :
劣等感 3:2011/07/27(水) 21:19:25.55 ID:5yekk0hm
「ごめんね、ごめんね……君が強いからいけないんだ、綺麗だからいけないんだ、しっかりしているからいけないんだ……」
アナンタの瞳には、うっすらと涙が浮かんでいる。
「私が、いけないんだ……君が、悪いんだ……こうするしか、ないんだ……」
呪文のように、自分に言い含めるように、アナンタは呟く。
「大丈夫だよ、ただの睡眠薬だからね。そのうち目が覚めるよ」
ベネットの髪を優しく梳きながら、ベネットに言い聞かせるように、その耳元で囁く。
アナンタは、ベネットの髪をしばらく弄ると、何かを決心したように、眠り続ける少女の躰を軽々と抱き上げ、その場をあとにした。
ダンジョン内に幾つかある、悪党の住処。その中の一つの戸を、アナンタは叩いた。
「……誰だ」
中から、機嫌の悪そうな男の声が聴こえる。
「私だ、この間頼みごとをした……」
「入れ」
戸をくぐり、中に入るとそこは酒と煙草の臭いが満ちた小部屋だった。
「ふぅん、かの有名な“チームベネット”の無敵ファイター様が、こんなところに頼みごととはねぇ……」
「そのベネットってやつをどうにかして欲しいんだと。大方嫉妬ってとこだろうさ、これだから嫌だねぇ、女ってのは」
男たちの下卑た笑いと、その言葉が、当たっているだけに余計に重く胸に突き刺さる。
「じゃあ、置いてくよ。もうこれ以上あんたらに用はないから……」
「まぁ待てよ、そんなに急ぐことはないだろ?」
男のうちの一人が、アナンタの肩を掴む。その顔にはやはり、気味の悪い笑みが浮かんでいた。
「……離して」
「お仲間さんにばらされたいのか?」
「…………っ!」
後ろめたい、感情。あの2人には、バレたくない。ここでバレなかったとしても、一生嘘をついていかねばならないが……
「嫌なら言うことを聞くんだな」
アナンタは、目を伏せる。少しでもこの、弱い心を見せたくなかった。
「こっちに来いよ、彼女が目覚めるまでくらい一緒にいてやってもいいだろ?」
「そうそう、さよならの一つも言ってやらないと可哀想だぜ?」
アナンタは促されるまま、男の隣に座る。心の中がぐちゃぐちゃで、何も考えられなかった。
意気消沈し、その躰にも、瞳にも覇気のない姿を、彼女を知るものが見れば何事かと思うだろう。
「いいけど…………目が覚めたら、すぐに私は行くからね」
いつもみたいに名前が呼べなかった。こんなことをしている自分には、ベネットの名を呼ぶ資格などないと思ったのだろう。
「そうだな……だがその前に、彼女、これからどうなるのか知りたくはないか?」
「え?」
言うやいなや、男は素早くアナンタの手首を押さえ、そばに置いてあったロープでその腕を縛った。
「……なにするんだっ……!やめろっ!」
両腕を塞がれたアナンタは、足蹴りで抵抗しようとするが、その足も男たちによって抑えられていた。
「なにするって……わかるだろ?ちょっと味見だよ、味見」
「流石、リーダー相変わらず手際がいいっすね!」
アナンタの顔を覗き込む男の瞳は、完全に彼女をただの女としか見ていなかった。
その男の考えがわかったのか、アナンタは目を見開き、頬を紅潮させる。
「……お、わかってんじゃねぇか、これからすることが、なぁ」
にやにやと笑いながら、男はアナンタに語りかける。
「お互い、愉しもうぜ……」
多分今日はここまで、エロは次からです……
初SSでお目汚し失礼致しました
乙です。続きを楽しみにしています。
エロパロ板が活性化してきて嬉しいのう
バージョンアップでエロックスのイベント増えてるのか。
震災でデータ失ったけど、これは最初からやり直すか……
興奮してきた、服を脱ぐ
「……アイスX」
「ん……って冷たっ!?」
目を覚ますと、私のベットに氷塊が出来ていた。
「なんだ、アイちゃんか……。でも起こすときはもうちょっと弱い魔法使ってね?」
「静かにして、まだシズナお姉ちゃん達は寝てるから」
辺りを見回す。暗い。まだ夜のようだ。
「で、どうしたの? アイちゃん」
「それが……ちょっと見てよ……」
そういってアイちゃんはパジャマのズボンを下ろして――ってちょっと!?
「い、いきなりなにしてるのさっ!?」
「だから静かにしてってばっ!」
「う、うん……」
改めてアイちゃんの身体を見つめる。
明らかにおかしい所が一つある。
「……ねぇ、アイちゃん。その股に生えてるものはなに?」
「そ、それがさ……さっき起きたら生えてて……」
アイちゃんの股に、男性器が付いていた。
「……触ってみてもいい?」
「う、うん……」
アイちゃんの“それ”を指で突いてみると、ビクッと反応した。
「ぁっ……」
アイちゃんの“それ”がさっきよりも少し大きくなった気がする。
「ところで、何で私を起こしたの?」
「いや、だってこんなことまともに相手してくれるのはアナンタお姉ちゃんだけ……んぁっ!」
今度は、アイちゃんの“それ”を咥えてみる。
「き、汚いよぉ……あっ……」
突然“それ”からどろどろした液体が出てきた。
「あ、アナンタお姉ちゃん大丈夫? 苦いでしょ?」
「……なんかしいたけ臭い……」
「……ふふ、やっぱりロリはいいなぁ!
伝説のしいたけをベースにして合成したから精液がしいたけ臭いのが問題かな」
カナヅチ妖精はそんな二人の姿を見て、満足そうに宿屋から出ていった。
続かない
よし、今度は妖精さんに生やしてみよう
ところでアビスワルキューレたんとかドラゴンテイマーさんとかザリチェさんとか
女性型モンスターってこのスレ的にどうなの。
クリムゾンのコピペとかでなら使えるだろうが、全く喋らない敵キャラで書くのは難しそう
もちろんおっぱいちゅっちゅしたいけど
んじゃあ皆でキャラ付けしてみようぜ。
アビたんはバ怪力ドジっ娘、テイマーさんは子竜だけが友達の寂しがり屋、ザリチェさんは誘惑→焼殺コンボが得意のド外道、
とかそんな具合で。
ところでアビたんが鎧脱ぐとどんな体してると思う?
ザリチェは元々堅物委員長キャラだったのが裏切られてグレたイメージ
でも大好きなセレネのために貞操は守っているとかだと俺に良し
アビスさんは巨乳がコンプレックスでサラシ着用
異論は認める
アビたん:
身長2メートル(お供の甲冑よりやたらデカいグラフィックからして)で、長身によく映えるダイナマイトバディ。
でもそのデカさがコンプレックスでサラシ着用の上に重装備までして隠している恥ずかしがり屋さん。
そして状態異常耐性に穴が目立つドジっ子でもある。
もしデレさせることに成功しても、とんでもない怪力なので抱きしめられて全身バキバキにされる危険性有り。
弱点の即死技と雷技を駆使する皆のトラウマ、カルマバランサーさんに全く頭が上がらない。
あとイエロードラゴンにもビビっている。
アイシクルマザーさん:
氷のように透き通った美貌を持つドSな女王様。
幼子を可愛がるかのような言葉遣いで対峙した冒険者達を氷漬けにしていくすごい女。
迂闊に肌に触れてもやっぱり凍らされる。
彼女の美は絶対不可侵である。
その絶対零度の心を溶かす程の、剛の者が現れない限り…。
が、登場期間の短さから微妙に存在感が薄くなりがちな現在の立ち位置が悩みの種。
テイマーさん:
身長は普通。そして貧乳。
幼少期から面倒を見てきた三匹の子竜だけが友達。
それ以外の生物との付き合い方がわからないシャイな子。そのくせ寂しがり屋、となかなか難儀な奴。
夢はレッドドラゴン、イエロードラゴン兄弟を使役する立派な竜使いになること。
ちなみに子竜達はデッドリーオーバーまで交えてコキ使われることに対して実は結構反感を抱いている。
が、自分達まで彼女を見捨てたら、いよいよ彼女には何も残らなくなるということも重々理解しているため、
不憫な主のために渋々付き従っている。
ザリチェさん:
元天界最強最優の天使として周囲の羨望を集める美女だったが、ご存知の経緯で堕天。
今ではかつて純白の衣の下に隠していたエロエロボディを、過激な衣装で惜しげも無く晒す痴女。
お堅く生真面目一辺倒だった性格も、刹那的な快楽主義者に変わり果ててしまった。
しかし根底では今もセレネへの思いを秘めており、自分の身体の一番大事な部分だけは他人に決して許さない。
目下の趣味はテイマーさんいぢめ。
レッドラ、イエドラ兄弟:
超ごっついドラゴンブラザーズ。ストイックな炎属性の赤が兄、お調子者な雷属性の黄色が弟。
テイマーさんの憧れだが、赤はアイシクルマザーさんに惚れており、黄色はアビたんに惚れている。
赤「実は俺…彼女に冷たくあしらわれるとゾクゾクするんだ…。」
黄色「属性で有利だからかなwwアビちゃんオレの前だとビクビクすんのが可愛いんだよねフヒヒww」
バランサーさん:
僕らのトラウマ。
歪んだ水子の魂は「自分にまともな生も死も与えてくれなかった人間への憎悪」で染まりきっており、
「自分のような歪んだ存在を生んだ人間の傲慢」を決して許さない。
破壊すると安らかに成仏する。
たまにピアノの音に釣られて群がってきては、冒険者のトラウマを倍増する。
一度間違ってボッコボコにされたアビたんのトラウマも倍増する。
総長シーリー:
舎弟の人数を日に日に増やして、裏ダン強敵界隈で着実に勢力を広げつつある剛の者。
雷魔法も得意なので、勿論アビたんにとっても恐怖の対象である。
仲間が重傷を負った時だけは、長らく封印していた回復魔法を解禁するのが人気の秘訣かもしれない。
戦闘終了後の冒険者が見てない時限定だが。
ちなみにとある舎弟の証言によると、
寝言で「スルーア様ごめんなさい」とか言って、夢の中で誰かに延々謝り続けていたことがあったと言う。
こんな具合かなぁ。
おう早くSS書けよ(迫真)
アビス総受けw
〜羅刹戦記☆アビスワルキューレさん!!〜
アビ「いいか、私がウェポンブレスオールを唱えたらそこから一気に攻め立てるんだ。」
甲冑A「ウーッス。」
甲冑B「今日も適当な作戦ですね、勝つ気あるんですか?」
アビ「うるさいぞそこ!!…む、来たな。行くぞ、フォーメーションアマゾンストばッ!?」
甲冑A「ああッ、隊長が即行スタン喰らった!!」
甲冑B「出鼻を挫かれた。負ける気しかしない。」
アビ「お前ら助け…ぅ……。」
甲冑A「睡眠まで喰らった!!」
甲冑B「そして隊長の睡眠中にHP0になった雑魚は潔く退散しますね。」
アビ「Zzz…。」
冒険者達「なぁ…このモンスターすげぇ美人じゃね?」
「モンスターっつーか見た目人間…いや天使かその辺っぽいんだけど。堕天系の。」
「何だってこんなダンジョンの奥に…。」
「…鎧剥がしてみねぇ?」
「うわ…やべ、これ、ちょっ…。」
「すげぇよこれ…何この上玉…。」
アビ「…っは!?あれ…私何でこんな格好…ぅえ!?
お、おい貴様ら!!手足をほどけ!!いやむしろ貴様らが縛ったのか!?」
冒険者達「大人しくしましょうねぇハァハァ。」
「俺達と楽しいことしようぜ☆」
アビ「こンのォォォオオ!!」
ギャーナワチギリオッターナンダソノカイリキハーウギャー。
甲冑A「まさかあの状況下から逆転勝利とか逆に引くわ…。」
甲冑B「オレ、隊長ハード期待してたのに…。」
アビ「おおおおおおおお前ら!!いいから鎧の装着手伝え!!早く!!」
甲冑A「はいはいオレ達が手伝わないと着れませんもんねー。」
甲冑B「一人で鎧が着れない羅刹(笑)。」
アビ「やかましいわ!!槍のサビにするぞ!!」
甲冑A「度々のご無礼お許し下さい我らが隊長殿。」
甲冑B「隊長を超える豪傑などこの世に存在し得ません。」
アビ「ふん…わかればいいんだ。」
甲冑A(転職してー。)
甲冑B(シーリーチーマーになりてー。)
アビ「ふぅ…とにかく、次回に備えてフォーメーションを練り直すぞ。」
甲冑A「開幕と同時に隊長がライトニングクロスアウトして敵を誘惑するのはどうですか。」
甲冑B「隊長の暴力的なまでの美貌の前に男は即刻ノックダウンですよ。」
アビ「ぶッッッ…あ、アホかお前ら!!いきなり防具を捨てる奴があるか!!」
甲冑A「地上にそういう絶技の使い手がいるとか。」
甲冑B「妖精だとか何とか。」
アビ「マジで!?」
―――その後。
アビ「来たな無謀な冒険者共め!!しかと見よッ我が奥義ッ!!」
アナンタ(アビスワルキューレが…!?)
シズナ(状態異常ハメの有効さに定評のあるあのアビスワルキューレが…!?)
ベネット(気が狂ってとうとう露出魔に…!?)
アイ「バブル。」
アビ「ぁふん…Zzz…。」
アビ「おい!!脱衣のせいで余計に耐性下がっていつもよりハメられたぞコラ!!」
甲冑A「何で女子しかいないパーティに通用すると思ってんですか。」
甲冑B「金髪の子は何とも言えない目で隊長の肢体見つめてましたがね。」
アビ「もうやってられるかこんな作戦!!くそッ…フォーメーション練り直すぞ!!」
甲冑A「へいへい。」
甲冑B「脱衣は駄目かーちぇー。」
アビ「貫くぞオイ!!」
甲冑A・Bのキャラをここまで立てたのはスゲエと思う
〜新羅刹戦記☆アビスワルキューレさん!!〜
レッドラ「おはよう、アビス。」
アビ「おはよう、レッド殿。」
イエドラ「アビちゃんチーッスwww」
アビ「ぉ…おはよう、イエロー殿。」
イエドラ「今日も可愛いねww兜脱いだらもっと可愛いのにww」
アビ「いや、これが仕事着なので…勤務中に脱ぐわけには…。」
イエドラ「どうせ敵来るまで暇じゃんオレらwwオレと遊んでようぜwww」
アビ「その、今日は阿修羅殿に稽古をつけてもらう予定が…。」
イエドラ「アポとってんのwwとってないっしょww」
アビ「こ、これから頼みに。」
イエドラ「あのオッサンさっきプルソン捕まえてイビってたぜwwアビちゃん入る余地ナスwwうぇww」
アビ「あ…じゃあアイシクルマザー殿に魔法習いに。」
イエドラ「じゃあってwwそんなにオレが嫌かおまいさんはwwww」
アビ「い、いやいや!!そういうわけでは…。」
イエドラ「じゃあ付き合ってちょwwデートしようぜデートww」
アビ「わ、私なんかではイエロー殿に、その…不釣り合いでは…。」
イエドラ「アビちゃんが一番好きだっつーのオレwwつwwきwwあwwうぇwww」
アビ「ッイエロー殿!!大声でそんなこと…!!」
イエドラ「恥じらうアビちゃんテラカワユスwwwwオレのODゲージ振りきれそうwwww」
アビ「〜〜イエロー殿!!いい加減にして下さい!!」
イエドラ「あれあれそんなこと言っていいのかなwwほれwwww」
バチバチ
アビ「うひぁ!?」
イエドラ「今の悲鳴最高wwww怖がるアビちゃんもソソるwwwwもっと泣いてwwうはwwオレ変態www」
アビ「やめて…やめて下さい…!!」
イエドラ「ほんとコレに弱いなアビちゃんはwwwwwオレテラ有利wwwww」
アビ「お…怒りますよ!!」
イエドラ「オレとタイマンで勝てると思ってんのwwwアニキならまだしもwww」
アビ「うっ…!!」
イエドラ「まぁそういうわけだからアビちゃんwww」
イエドラ「オレが護る。だからオレの女になれ。」
アビ「………!!」
テイマー「ちょっとイエローさん!!今日あたしと勝負してくれる約束だったでしょ!!」
イエドラ「ちょwwwwおまwwww知らんしwwww」
テイマー「一か月前にボッコボコにされた時『来月リベンジしてやる!!』って言ったら『いいよwww』って言ってた!!」
イエドラ「うはww思い出したwwwアレかwwww」
テイマー「今日こそイエローさんも超越して最強のドラゴンテイマーになってやるんだから!!」
イエドラ「ちょい待ちww今それどころチガウwwww」
テイマー「えー何よー…あれ、アビスさん?」
アビ「…。」
イエドラ「彼女じゃねってのww何でマジギレランス喰らわされてんのオレww全部おまいのせいwww」
テイマー「あたしとの約束すっぽかして女引っかけてたイエローさんが悪いんですー。」
イエドラ「おのれ小癪なwwww」
テイマー「とにかく勝負よ!!おいでパピーズ!!」
ドラパピ「ピギャー。」(いつ見ても勝てる気がしない。)
「ミギャー。」(イエローの旦那…すごく…大きいです…。)
「モギャー。」(開幕前からマジ無理ゲー。せめて俺らが成長するまで待って。)
イエドラ「よっしゃ来いやwwwこの鬱憤おまいらで解消してくれるwww」
テイマー「行くわよ!!」
イエドラ「教えてやんよ。埋めようの無い格の差をな。」
アビ「…イエロー殿の…ヤリチン…ぐす…。」
甲冑A「元気出しましょうや隊長。」
甲冑B「って言うかヤリチンとかそういう単語は使うのな。槍使いだけに。」
アビ「うっさい……そういえばレッド殿はどこ行ったんだろう。」
甲冑A「レッドさん?」
甲冑B「レッドさんなら向こうに。」
アビ「え?」
アイマザ「何、カレーパンとか。馬鹿にしてんの?」
レッドラ「すいませんッすいませんッ!!商人が勧めてきたんですッ!!」
アイマザ「こんなもん食べなくてもアンタ近寄るだけでサウナ張りに暑苦しいんだけど。温暖化ってだいたいアンタのせいでしょ?」
レッドラ「マジ勘弁して下さいッ!!」
アイマザ「アタシの冷凍刑、過去三回とも体温で溶かされたし…今度はもっと気合入れて凍らせるべきかしら。」
レッドラ「あ、アレ結構ひんやりしてて気持ち良かったです。」
アイマザ「…。」
レッドラ「ヒィッ!!冷たッ!!マザーさんの手のひら冷たッ!!もっと撫でて下さいッ!!」
アビ「駄目だこの兄弟早く何とかしないと…。」
甲冑A「隊長に言えた義理ッスか。」
甲冑B「オレらもよく隊長にそういう陰口叩いてますよ。」
アビ「陰口は陰で叩けよ!?」
書いてて楽しいけどなかなかエロに行きつかない。
誰かいい案ないですか。
つまりアビスさんが
「別にあんな逆毛ドラゴンの事何とも思ってないし…
ただの生理現象だし…」
とか言いわけしながら自分を慰める展開か!
正直書いた本人からしても
イエロードラゴン×アビスワルキューレとかどんな異次元理論だと思ってたんだが
いいのか、そんなこと言うならやっちゃっていいのか。
トリップとかタイトルでNGできるようにすりゃ問題ないさ!
個人的には異種姦好きなんで「いいぞもっとやれ!」なんだが、
苦手な人は抵抗感じるのかね?
そうか、じゃあトリップ付けて遠慮無くやってみるよ。
ちなみに
>>290についてだが
アルカディアスナイプ喰らって甲冑二人残して一人だけ勝手に撃沈するアビたん見てると
「この人、絶対後で二人になじられるな」というイメージが湧いてきて
その結果「アビたんを割と心底からナメているが、だからこそ却って隊長を放っておけないお人よし」というキャラになりました。
あと各キャラは「二体以上同時出現する場合がある」タイプを除いて、基本的に皆一体ずつしかいないと想定してます。
アビたんとかドラゴン兄弟とかテイマーさんとかは一人ずつしかいない。
ダンジョン内で何度も出くわすのは「敗北→敵のいない所で回復→リトライ」して同一個体が繰り返し戦ってる設定。
逆にシーリーチーマーなんかは、戦闘に出てこない奴も含めて山ほどいると思う。
そしてバランサーさんもいっぱいいる。
水子実験の廃棄品がダンジョンの奥底にわんさか眠っている。
正直言ってエロなくても十分面白いw
むしろエロパロ板的にはどうと思うけど、エロいらないレベルで面白いw
やっぱりアビスちゃんはかわいいな
アイシクルマザーさんとイエロードラゴンは見たことなくて困る
アイシクルマザーさんとイエロードラゴン(あと阿修羅怒髪天と青鬼)は
前Verの最大レベル敵だった「レッドラ、バランサーさん、アビたん」と
現Verの最大レベル敵である「ザリチェさん以下七名」との間のレベル帯に存在する敵だから
前Verでレベル上げ過ぎたまんま、Ver移行後も下げずに通すと会えないね。
そうなのかー…
でもレベル下げるとザリチェさんに会えないというジレンマががが
あ、令嬢さんはいいんで
>>302 新Ver.やってないけど、青鬼という名前を聞いただけで戦意喪失した。
〜超羅刹戦記☆アビスワルキューレさん!!〜
「やめてよマオちゃん!いつまでやるんだよ!!」
「離せぇ!離すのじゃあレックス君ッ!!
折角ガルーダの皮が手に入ったんじゃぞ!!
カナちゃんに串焼きにしてもらってレックス君と一緒に食べるんじゃあ!!」
「代金稼ぎに何もこんな方法選ばなくたっていいじゃないか!!
――って、え!?僕と食べる!?」
「あれすんごい高いんじゃぞ!?まともな方法で稼いだりしてられるわけがなかろうがぁ!!」
「ちょッ――もうやめてよ!!」
「さぁやれぇ!!その札束でわしをはたけぇ!!はたくんじゃあッ――ハァ…ハァッ……!!」
「何か変な世界に突入してるゥッ―――!?」
幼い勇者と幼い魔王が、キラキラしたカニを相手に持久戦を繰り広げて金策する。
そんな異様な光景が繰り広げられるここは、裏ダンジョンと呼ばれる迷宮。
札束ビンタフェイントキャンセルカニカニアッパーが直撃して魔王がKOされていた、その頃。
ダンジョンの奥深く…冒険者も立ち入らぬ領域にて、一人の女性が。
物思いに耽っていた――
「…イエロードラゴン、殿…。」
何とは無しに名を呟く。
自然と、その姿が思い起こされる。
巨大な体躯。
熟練の戦士をも鼻で笑うかのような、屈強極まる肉体。
四肢も胴体も、余りにも規格外。
顔つきは…彼らの種族の基準に詳しくないので
あの剛健な顔が、ドラゴン的には美形に入るのか醜男に入るのかがよくわからないが、
少なくとも自分には…男らしくてかっこいい顔、と…思えなくも、ない。
ちょっと…いや、かなり強面で、恐ろしくもあるが。
彼は兄共々、種族内でもなかなかの肉体派で通っていたのだと言う。
とすれば、あの身体つきは彼らの基準においても大きく逞しい部類に入る、ということなのだろうか。
ならばヒト型の自分には、殊更雄大に見えるのも無理はない。
逞しい。
逞しすぎる。
お調子者でいつもヘラヘラと笑っている彼。
随分と軟派で、表面的には軽薄で不誠実な男…ドラゴンだが…にしか見えない。
けれどそんな彼だからこそなのか。
不意に、真摯な眼差しとハッキリとした口調を合わせて、真剣な態度を見せられると。
体躯に見合った豪壮な面構えが、異常な程に際立ち。
本当はとんでもない男前なんじゃないのか、と錯覚しそうになる。
…錯覚なのだろうか。
普段のおちゃらけた彼と、いざという時の真剣な彼。
どちらが、本当の姿なのだろう。
…できれば後者であって欲しい。
だってそれなら、本当はすごくかっこいい男なんだ、ってことに――
――いやいやいや!!
何を考えているんだ自分は!?
「…はぁ…。」
馬鹿馬鹿しい。
相手はドラゴンだ。
ヒト型の自分と相容れるわけが――
――種族差が何だ。
いやいや無理がある。
――世の中には種族を超えた愛の物語なんて山程ある。
あくまで物語の上での話だ。
現実に別種族の者と…深く立ち入った仲になるなんて。
――それに向こうは自分のことが一番好きだって。
何で好きなくせに電撃で脅されなきゃならんのだ。
こっちの弱点属性を的確に攻めおってからに。
――だからこそ自分が護るって。
う…。
――どうして?
――あんなに強くて逞しくてかっこよくて、自分を好きだと言ってくれる男性を。
――「種族が違う」っていう、下らない理由一つで。
――拒絶してしまうのか。
「……イエロー…殿……。」
今、この場にいるのは自分一人だけ。
兜も鎧も槍も盾も装備していない。
人前に出る時はいつも重武装。
インナーだけの姿を見せるのは、部下の甲冑達に装着を手伝わせる時のみ。
…二回ほど戦闘中に全力でキャストオフさせられたのは黒歴史だから置いておくとして…。
…しかも二回目はむしろ自分からやったというのも置いといて…。
身にまとった衣装を脱いでいく。
胸のサラシを解く。
…何かの冗談のように大きなモノが、ぶるんと外気に晒された。
我ながら、造り物を後付けで張り付けたかのようだ。
だが紛れも無く、「コレ」は自分自身と共に成長してきた、正真正銘己の肉体の一部だ。
意思に反して無暗やたらと大きく育っていく、コレへの苦悩が絶えなかった。
いや、コレだけじゃない。
自分の身体全体…要するに身長もだ。
別に望んでもいないのに、すくすくと…いやズンズンと縦に伸びていった体躯。
おまけに重武装を使いこなすためにも、肉体鍛錬にひたすら励んだ結果…
えらい勢いで身体中至る所に筋肉がついてしまった。
仮にも女性として、ここまで引き締まり過ぎたガタイはどうなのか。
「女性らしさ」など微塵も無い。
だと言うのに一点集中的に育ち過ぎた、この「胸の女性らしさ」…。
この部分はこの部分で何か「女性らしさ」という領域すら越えて、別の所にいっている気がする。
バランスが悪い。
破綻している。
大き過ぎる。
…だらしなく太って、腹がたるんでいるよりはマシなのかもしれないけれど。
だからと言ってこれは…やり過ぎだろう。
昔からこの「どこもかしこも大き過ぎる自分」に向けられる奇異の目が、酷く嫌だった。
まるで別種の生き物を見るかのような目が。
自分の身体が、嫌だった。
…裸身を水場に沈める。
何のことはない、ただ水浴びして身体を洗うだけだ。
身体を洗い、疲れを水に溶かしたら、さっさと寝てしまおう。
そうしよう。
――身体が大き過ぎる?
――イエロードラゴン殿は更に大きいではないか。
――身長2メートルの自分に対して、ゆうにその倍はある。
――「何でも見下ろせてしまう」のが嫌だった自分ですら「見上げるほど大きい」。
――大き過ぎる自分を愛してくれるのは、それより更に大きな逞しい男性?
――彼になら。
――あの逞しい腕と、逞しい胸板で。
――自分さえも包み込むように抱きしめて、もら、え
「ッ…馬鹿か私は!!」
何を考えているんだ。
全く、本当に何を考えているんだ。
彼にはドラゴンテイマー殿という立派な彼女が…。
…いやアレ誤解だったっぽいし。
うん、違うよね。アレはたまたま彼女が割り込んできただけだよね。
タイミング悪かっただけだよね。
え、じゃあ何、やっぱり私がイエロー殿をもらっても。
もらっても。
いやもらう、て。
物扱いか。
…イエロー殿。
私なんかよりずっともっと筋肉すごいイエロー殿。
強くてかっこいいイエロー殿。
「ぅ…。」
私を好きだと言ってくれるイエロー殿。
「…ぅー…。」
…何だ。
身体を浸からせた水はひんやりとしているのに。
熱い。
疼く。
湧き上がる熱で身体が疼く。
欲しい。
何を?
「……ぅぅー……。」
不意に頭の中でイメージ映像が流れる。
イエロードラゴン殿の腕の中に収まる自分、という光景が。
「…ッッ!!」
破廉恥だ。
何を馬鹿なことを夢想しているんだ。
――その光景こそが自分の望みそのものだと言うのに?
――だから「夢想」なんじゃないのか?
「ぅぁ…。」
欲しい。
何を?
イエロードラゴン殿の抱擁が。
こんな所に彼はいないのに。
じゃあどうやって代用するんだ。
「イエロー、殿…。」
そんなもの。
「…イエロー殿ぉ…。」
自分しかいないんだから。
「……ぁ……。」
自分の手でやるしか。
いつの間にか自分の秘所に指を這わせていたことに気付いたのは後からだった。
完全に無意識だ。
そうだ、完全に無意識で…自分を慰めていた。
「イエロー殿ぉ……ふあ……。」
とにかく疼きを鎮めたい。
だから身体の中で「最も疼く箇所」をまさぐる。
…けれど指を動かせば動かす程、新しい疼きが湧いてくるようにも思える。
「ぁう……。」
足りない。
両手で一か所だけをいじくるのはやめて、左手の方は別の所に動かす。
「…っはぁ……。」
胸に吊り下がったモノを掴む。
身体の一部にしては冗談みたいに大きな球体は、少し力を込めて揉むだけでぐにゃぐにゃと形を変える。
でも力を緩めると指が弾き返される。
弾力豊かだ。
見られる分には大き過ぎて恥ずかしいけど、手で触る分にはとても心地良い柔らかさだと思う。
…身体が衰えて肌の張りを失う頃には、だらしなく垂れ下がりそうだけれど。
まぁ、今は…この感触が楽しい。
「は……。」
先端部に指を這わせる。
始めは一本の指先だけでチロチロと擦る。
それだけで背筋に不快感と愉悦がない交ぜになったような刺激が走り、震える。
私の嫌いな電撃を浴びたかのようだ。
…でも今はこの感触が、酷く甘美で愛おしい。
刺激に慣れてきたら指五本を全て使い、少し乱暴にいく。
抉るように、指先を肉塊の中に沈み込ませ、「中に埋もれた突起」を掘り起こす。
「くぁ…。」
陥没の中に姿を隠していたモノが、表面に浮き出てきた。
ピン、とそそり立つ。
この肉塊はどこに指を突っ込んでも、中身がよく詰まった豊かな柔らかさを湛えているが、
末端の変色した部分…その中央に身を潜めた、この突起だけは違う。
硬い。
いや、力を入れれば捩じれる程度には柔らかいんだけど、それでも周りの部分よりはずっと硬い。
「…ぁ……。」
突起を摘む。引っ張る。捩じる。捩じ回す。
仮にも自分の身体の一部だと言うのに、さながら憎い敵のように虐めて虐めて虐め尽くす。
…柔らかい肉塊の内に身を潜めていたこの硬い突起は、肉塊本体よりも段違いに敏感で、刺激に弱い。
与えたダメージが肉塊内部を通じて胸の裏まで回り込み、背筋をガクガク震わせる。
…むしろ刺激に弱いから、肉塊が肥大化するにつれて、内側に隠れていったのだろうか。
自分の身体のことに自分で疑問を呈するとは、奇妙な感覚だ。
「…ぅあ、ぁ…。」
ともかく、この突起物をコリコリ…いや、ゴリゴリいじくり回すのがひたすら楽しい。
楽しいのだが、終いにはやり過ぎて、胸の先がちょっと痛くなる。
当然だ。
自分の身体の一部なんだから、力を込めて虐めれば、身体が痛くもなる。
でもその痛みすら、すっかり刺激に慣らしたこの身体には心地良く馴染んでいく。
「…いえろぉ…どのぉ…。」
左手で胸の物体を掻き乱し始めた一方で、股間をまさぐる右手もさっきから殆ど休めていない。
右手指先が濡れてきた。
…いや水場に浸かっているんだから、さっきから首から下は全て水に濡れているんだけど。
水とはまた、別の液体で濡れてきたのだ。
粘り気があり、冷たい水と違って生温い。
…股座の内でビチャビチャと液体をかき混ぜる音が発せられるのが、
下半身から上半身を通じて頭の中へと直接響いてきたような感覚がした。
「ふあ…ぁ…。」
まだ身体が疼く。
疼きを鎮めたいから、特に疼く箇所を攻め立てているのに。
一向に収まらない。
もっとだ。
もっと刺激をくれと。
鎮まらない。
止め時が見つからない。
このままずっと、このどうしようもなく不快で、この上なく甘くて悦ばしい刺激に、
永遠に身を委ねていたくなる。
自分の身体を自分で虐めるのが、楽しくてやめられない。
…身体全体に感じるこの浮遊感は水に浸かっているから?
それとも―――
「あっ……。」
身体に溜まっていた気だるさは、とっくに身体の外、水の中へと流し出されていた。
「これだけ…これだけ貯まれば…はぁ…はぁっ…。」
「えーっと…しめて420000Gだね…って何十ターン粘って稼いだんだよコレ!?
どんだけあのカニと戦ってたんだよ僕ら!?」
「何ィッ!?串焼きガルーダは462000Gじゃぞ!?まだ足らんのか!?」
「うぇ!?そんな高かったっけ!?あの妖精さんボってんじゃね!?」
「くぅッ――もう一度あのカニを探すぞレックス君!!」
「やめて!!もうやめて!!」
「だってあと4回だけでッ…ん?何じゃあの…天秤に座った人形?」
「…え?」
水浴びから上がって「すっきり」したアビスワルキューレさんは、その夜よく眠れたそうです。
――結論――
アビたんは身長2メートルでムキムキで全体的に引き締まってるけど胸だけ爆乳で陥没乳首。
やるじゃねえか
新ver面白かったな
マナナン×オトヒメで何か出来ないだろうか
青鬼が普通でよかった……
ところでどう扱うか迷ってるネタがあるので、もし気の向いた人がいたら答えてみていただきたいんだ。
まず前提として
「アビたんは昔は天界の下級女神(戦乙女)だったけど、諸都合で地上に落ちて
それ以来行き場が無いからダンジョンの奥に潜むようになったよ。」
(ちなみにそのせいで天界技術でできた装備品がまともに修復できず、長い年月で劣化して主に状態異常耐性が残念なことになったよ。)
という設定が頭にあるんだけど、そこから先が
・その時からアビたんは「隊長ガチでけぇww」って配下の天使達(女子のみ)から言われるのにビクビクしてたガチガチの処女だよ。
男の人の手も握ったことないよ。
・その時のアビたんにはイケメンで気のいい副官(細身でイエドラとはまるで逆なタイプ)がいて、仲が良かったよ。
│
├・仲は良かったけど恥ずかしがりなアビたんは深い所までいけず、そのまま会えなくなっちゃったよ。やっぱり処女だよ。
│
└・むしろヤることはヤったからバリバリ非処女だよ。間を繋ごうと必死で頑張ってたから、アビたん実はかなりテクニシャンに成長したよ。
まぁどっちにしろ今じゃもう会えないんだけど。
この三パターンあるんだけど、どれがいいだろう。
ヤったんだけどすぐに会えなくなってウブなままで、
さらに非処女で彼氏のいた自分に後ろめたさを感じまくっているよ!
とか考えたけど後の展開がめんどくさくなるだけでござった
〜激烈羅刹戦記☆アビスワルキューレさん!!〜
「デェェェッドリィィィオォォォーバァァァーッッ!!」
「ピギャー!!」(きた!デドオバきた!!)
「ミギャー!!」(暴走自滅フラグきた!!)
「モギャー!!」(これで負ける!!)
レッドドラゴンは大きく息を吸い込み灼熱の炎を吐きだした!
「ギェップルァ!!」(ギャワーww復活と同時に全体超火力とかないわーwwww)
「ミギュァァッ!!」(暴走するまでもありませんでしたってかwwうはwwwおkwww)
「ンボュッッッ!!」(もwwwっうぇwwwしwwwぬwwwwwww)
ドラゴンパピーAは倒れた!
ドラゴンパピーBは倒れた!
ドラゴンパピーCは倒れた!
「えッ、ちょッッ――パピーズゥゥ!?」
「アニキテラ容赦ナスwwマジ鬼畜ww」
イエロードラゴン殿の下に赴いてみれば――
ドラゴンテイマー殿とレッドドラゴン殿の練習試合を観戦していた。
「…苛烈ですね、レッド殿は。」
「おうアビちゃんww来てたのかwww」
「ええ…まぁ。」
「今日も可愛いねwwww」
「ちょ…イエロー殿…。」
「恥ずかしがんなよwwまぁそういうとこも可愛いけどwww」
むしろ貴方の方こそ羞恥心は無いのか。
何故この人…ドラゴンだが…はこうも直接的な言葉を、無遠慮に。
――だからこそこっちも惚れたのに?
…!!
――昨日だって彼を思い浮かべながらあんなことを…。
いやいやいやッ、それは…!!
「何ボーっとしてんのアビちゃんwww」
「え?――あ、いや。」
「そんなボケーっとしてる隙に兜取っちゃうよwww顔もっと見ちゃうよwww」
「なッ…それは駄目です!!」
「ガード堅いな流石アビちゃんガード堅いwww落とし甲斐あらぁwww」
「…からかわないで、下さいよ、もう…。」
「大マジだぜオレwww」
「ッッ…貴方という人は…!」
「ドラゴンだしwwww」
「〜〜〜!!」
まったくこの方は…どこまで本気で。
…貴方の顔すら直視しかねる、私の気も知らずに。
――それでもついつい会いに来てしまったのは他ならぬ自分だろうに。
…それは…そうだが。
しかし昨夜の自分の痴態を思い出す度…この方の前から逃げ出したくなる。
――向こうのノリに合わせてこっちも軽口の一つ、叩いてやればいいじゃないか。
…何を。
――イエロー殿こそ今日もかっこいいですね、って。
それは…!!
――恥ずかしがって何もしないでいたら、それこそ進むはずのものも進展しないだろう。
くっ…!
――向こうはあんなに積極的なんだから、こっちも少しは勇気を振り絞って。
う…。
――さぁ。
「…イエロー殿。」
「おうww何だwwww」
…口を開いてしまっていた。
もうこうなったらこのまま勢いで――
「その…イエロー殿こそ…今日も―――」
「まぁたテーちゃん負けてんのぉ、なっさけなぁ♪」
近くで声がした。
…どこかで聞き覚えのある声色の。
「いい加減諦めればぁ?テーちゃんじゃ無理無理♪」
眼前のイエロー殿から視線を外す。
声のした方へ向ける。
「どうしたアビちゃんww」
「いや――」
レッド殿に伸されたテイマー殿に近づき、口汚く罵る者がいた。
「う…うっさい!今日は結構いけそうだったっての!!」
「負け犬の遠吠え〜♪」
「んがァァァァ!!」
夜空を映したような漆黒の髪。
艶やかな真紅の唇。
薄く桜色がかった白い肌。
そしてそれを…主に肩や胸元を強調して見せつけるかのような、扇情的な黒いドレス。
「女性らしさ」という概念を詰めるだけ詰め込んだ結果誕生した、
と言わんばかりの…私のような大女とは対照的な、滑らかな曲線に彩られた肢体。
美女、という表現は的確に当てはまる。
そうだ、的確…なのだが。
「雑魚のテーちゃんにはぁ♪」
私には、この女が。
「這い蹲ってる所がお似合いよねぇ♪」
下品で無粋で醜悪極まりないものにしか、見えなかった。
「果敢に健闘した者をよくもまぁそこまで扱き下ろせたものだな。」
ふと気付けば、女の方に歩み寄っていた。
言葉まで自然と口を突いて出てくる。
…イエロー殿に向けて喋る時とは、打って変わって。
「…え?アビスさん?」
テイマー殿には悪いが、今はこちらの相手に専念させてもらう。
「格好といい、性格といい…随分とまた、趣味の悪い女になったな?」
「…なぁにぃ?いきなり横からぁ?」
「…イライラするな。まともに喋ったらどうなんだ?」
「あんたさっきから失礼ねぇ?初対面の分際でぇ?」
…初対面、だと?
この期に及んでよくもそんな台詞が吐ける。
「…私の顔すら忘れたか。」
「お生憎様ぁ、仮に初対面じゃなくてもぉ、
どっかで擦れ違っただけの有象無象なんていちいち全部覚えてないんでぇ♪」
…どこかで擦れ違っただけの有象無象、か。
確かにそんな程度のものかもしれないな。
この女にとっての、私の存在など。
…だが、それがどうした。
「…今思い出させてやろうか?」
「…それってぇ、どういう意味でぇ?」
「こういう意味で、だ。」
右肩に担いでいた騎兵槍を突きつける。
女はこちらの意図が理解できたのか、流石にしばし押し黙った。
睨み合う。
明確な敵意を込めた視線で、お互いに。
「あんた誰に喧嘩売ってるか…わかってんのぉ?」
「ああ…よーく、わかっているとも。」
忘れもせんぞ。
貴様の顔は。
貴様相手だからこそ喧嘩を売らせてもらうんだ。
ザリ―――
「はいストーップwwwwwwww」
「そこまでだ、アビス。」
イエロー殿とレッド殿に割り込まれた。
「…何故止めるんですか。」
「流石のオレもケンカ売る相手は選んだ方がいいと思うんだwww」
選んでこの女に喧嘩を売っているんだ、イエロー殿。
「レッド殿とテイマー殿がさっきやっていたのと同じことをするまで、ですよ。」
「両者殺意むき出しの訓練試合など聞いた覚えがないな。」
当然だ、レッド殿。
訓練で済ますつもりなど無いのだから。
「って言うかアビちゃん呼び出しかかってんぞwww」
…何?
「君の部下達が来ている。」
甲冑二人が?
「隊長、出番です。」
「羅刹マップ11番に来場者っス。」
仕事だと?
このタイミングで?
「今、それどころじゃ…。」
「サボったらダークロードの旦那にどやされんぜwww」
「我々はあくまでダンジョンモンスター。ダンジョンのシステムに私情を挟むなど御法度だ。」
…む。
「あくまで冒険者連中のお相手が最優先だwww喧嘩は後あとwww」
「度を越した私闘はどちらにせよ見過ごせんがな。」
むぅ…。
「…了解した。今向かう。」
槍を右肩に戻す。
転移魔法陣の方に歩を進める。
「命拾いしたんじゃなぁい?」
「こちらの台詞だ。」
行きがけにも減らず口を絶やさぬあの女には、精一杯睨み返しておいた。
奴は唇の端を釣り上げて憎たらしい笑顔を演出したまま、ケラケラと笑っていた。
「何であんな険悪だったんですか隊長。」
「あの人…最近増えた領域から来たんでしたっけ。知り合いスか?」
「…知り合いなんてもんじゃない。」
そうだ、知り合いなんて簡単な言葉で片付く相手じゃない。
「んじゃ一体どういう?」
「…何か穏やかな関係じゃなさそうですけど。」
その通りだ。
奴は―――
「ビビったわwww何でアビちゃんザリ姐につっかかってんのwwww」
「…明らかにアビスは知っている風だったが、本当にそちらには覚えが無いのか?」
「知らなぁい♪ねぇテーちゃん?」
「いやあたしに振られても知らんし…。」
「ピー。」(ザリ姐たまんねぇ。)
「ミー。」(こんなまな板じゃなくてこっちに調教されたい。)
「モャー。」(おっぱい!!おっぱい!!)
…羅刹マップ、11番か。
クリスタル製の透き通った床板と、豪奢な金色に染め上げられた壁で囲んだ大部屋。
最近拡張された新しいマップだったか。
ここに来るのは初めてだ。
「むぉ…何やらゴージャスな所じゃな。」
赤い髪のえらく小柄な少女と、金髪の少年、二人のパーティか。
見た目は両者揃って随分と可愛らしいが…
深層限定の上級羅刹マップに立ち入るあたり、タダ者ではないと見るべきか。
「あ、ここボーナスマップみたいなもんだってアナンタさん言ってたよ。
ほら、あそこのピアノ。」
「ピアノがどうしたんじゃ?」
「あれ触ると勝手に音楽が鳴り始めて、レアモンスターが集まってくるらしいよ。」
「レアモンスター?アザラシのやつとかか?」
「そうそう。あんまり敵が強くない割に稼げるからボーナスマップだって。」
少年が部屋に設置されていたグランドピアノに触れる。
すると――
「…レックス君。」
「…うん。」
「何か…ものすごーく嫌な予感が、するんじゃが。」
「……うん、僕も…なんかすごい寒気が…。」
ピアノが独りでに音楽を奏で始めた。
酷く悲しげで、ひたすらに暗い旋律。
だが…どこか威圧感があり、引きずり込むような…狂気のようなものが、潜んでいる。
『ニンゲン…。』
『傲慢…。』
『ニンゲン共…。』
部屋中に声が響き渡る。
…いや、ただの声じゃない。
耳を突くのではなく、頭の中に、脳に直接響いてくるかのような…酷く不快な声だ。
…あれ、そういえばこの声ってどこかで聞き覚えが…。
「隊長?」
「どうしたんスか?顔色悪いんスけど。」
「え?」
何、不快感が顔に出ていたのか?
いやしかし、それにしても…あちらの少女も言っていた嫌な予感、って。
私の方まで何か…そんな感じが…。
『供物ト同義ダト…。』
『愚カナ…。』
『アマリニ傲慢…。』
『傲慢…。』
いや、その…。
『他ハ全テニンゲンノ餌カ。』
『他ハ全テニンゲンノ糧カ。』
『眼前ノ全テヲ喰イ潰ス傲慢。』
『止マルコト無シ。』
『汝ラノ業(カルマ)救イ難シ。』
これって…もしかして。
『傲慢ナリ。』
『強欲ナリ。」
『止マルコト無シ。』
『業救イ難シ。業救イ難シ。』
『懺悔セヨ。』
『入滅セヨ。』
…ちょっ、待っ―――
『業救イ難シ。』『滅罪セン。』『懺悔セヨ。』『強欲ナリ。』『救イ難シ。』
『供物ト同義。』『傲慢。』『傲慢。』『業救イ難シ。』『滅罪セン。』『断罪スル。』
『汝ノ生以テ贖ウ他無シ。』『天秤ハ絶対。』『断罪スル。』『贖罪セヨ。』
「ひッ―――」
「うぁ―――」
『滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅
罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪
セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セ
ン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン滅罪セン』
『傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲
慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢
ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナ
リ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ傲慢ナリ』
『救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救
イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ
難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難
シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ救イ難シ』
『贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖
エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ
贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖
エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ贖エ』
ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああ
「騙しおったなアナンタ!?」
「うわ何っ!?どうしたのマオちゃん!?」
「何ですかアレ聞いてないですよあんなの!?」
「レックス君まで!?ちょっと、ほんとどうしたのさ!?」
「ピアノ鳴らしたらあの天秤の奴がわらわらわらわら…ムッチャクチャ怖かったんじゃぞ!?
いやもう思い出すだけで三回ぐらい死ねそうじゃ!!怖すぎる!!
こんなんでは夜眠れようはずもないわ!!もう今日はレックス君と寝る!!」
「そうですよ!!思わず見た瞬間羽使って逃げ―――
マオちゃん今なんて!!?」
「天秤の奴って…カルマバランサー?」
「名前はよお知らんが多分それじゃ!!ただでさえこの前あいつにボッコボコにされたと言うに!!
何であんなもんが三体ワンセットで部屋中にガッチャガッチャ―――
やっぱ怖い!!」
「ちょッ!?マオちゃん落ち着いてよ!?離してッ!!抱きつかないでッッ!!」
「あのカルマバランサーが三体ワンセットジェットストリームアタックで大量発生…だと!?
…よし、今度闘(や)りに行こう。うん。」
「いやー冒険者側も逃げたから良かったけど何敵前大逃亡やらかしてんですか隊長。」
「やめとけ今何も聞こえねーよ。」
「ばらんさーさんこわいばらんさーさんこわいばらんさーさんこわいばらんさーさんこわい…。」
今回エロ入れそこなったので
次回あたりにこそイエドラ×アビたんいきますね。
乙です!!
パピー超楽しそう
ていうかもう諦めの境地じゃないですかー!
そういやイエドラのお供もドラゴンパピー二匹なんだよなぁ。
テイマー配下のパピ
「ピギャー。」(この前パピロって呼ばれたんだがwwぼくが生まれた時もらった名前はパピラだっつのww)
「ミギャー。」(ぼくだけはパピルで合ってるんだけどなwww)
「モギャー。」(そんでぼくがパピラ呼ばわりwwパピロこっちwww上から順に逆だよあの貧乳wwww)
イエドラ配下のパピ
「ポギャー。」(どっちにしろ基本パピーズで一纏めだしなwwってか固有名にパピラパピルパピロてwww)
「プギャー。」(一生ドラゴンパピーのままかと思ってんのかっつーのwwwぼくらの将来図イエドラの兄貴ww)
テイマー配下のパピ
「ピギョッ。」(あの女マジでぼくらナメくさっとるwww)
「ミギュッ。」(でも逆らったら中途半端に結構強くて勝てないから困るwww)
「モッギャ。」(デカくなったら絶対4Pで逆襲しちゃるwww)
イエドラ配下のパピ
「ポグェー。」(そん時はぼくらも呼んでなwww)
「プジャー。」(ドラゴン六匹に女一人とかwwwwテラ通り越してペタ鬼畜wwww相手貧乳だけにwwwww)
テイマー「ふふ、仲いいなぁ。」
イエドラ(連中の会話内容がわからんのは逆に幸せかもしんねーなwwww)
…え、テイマーさん凌辱フラグ?
テイマー「もう、しょうがないなあ」
とかいってなぜか和姦モードに突入してパピーズが絞り尽くされるフラグでもある
〜爆熱羅刹戦記☆アビスワルキューレさん!!〜
「あらまぁ、グラニューに会ったんですか?」
「え、母さんの知り合いだったの?」
「知り合いも何も学生時代の同期ですよ?」
「世間狭ェッ!?」
「懐かしいわー。ミスコンの時なんかウェヌス一強になりかけてた所、
私やグラニュー辺りが貴重な対抗馬って言われたものよ?」
「美の女神まで同期だったよこの人ッ!!怖ッ!うちの母の『神』脈怖ッ!!
ってか神様もミスコンとかやるんだ!?」
「余裕余裕。今はもう亡くなられましたけど、先代のオーディン様…
現オーディン様のお父上なんて、そりゃあもう天界の汚点呼ばわりされる程の女好きで有名でしたよ。
ミスコンに飽き足らず『ドキッ!女神だらけの水泳大会』とか催すぐらい。」
「なん…だと…!?」
ここはだんじょん村。
一年ほど前までは寂れかけた限界集落も同然の有様だったのが、
今では「ダンジョン冒険者達の聖地」とまで謳われるようになった、すごい田舎である。
だんじょん村名物観光地(上級者向け)「裏ダンジョン」では、
今日もダンジョン在住のモンスター達が元気に過ごしていた…。
「すみませんッ!すみませんッ!!」
「いやもう何も土下座までしなくていいから…。」
「もう11番だけはマジ勘弁して下さいッ!あそこだけはッッ!!」
「わかった、わかったから…。」
今、私はダンジョンモンスター組合の高レベル帯管理者、ダークロード殿に個人的呼び出しを受けている。
そして昼間の件を謝り倒している。
「頼むからあそこに私を派遣するのだけはやめて下さいッ!マジ頼みますッッッ!!」
「…君が過去に一度、カルマバランサーに敵と誤認されて叩きのめされたことがあるというのは
聞いていたが…いやそこまで酷いトラウマになっていたとは…むしろこちらこそ悪かったな。
11番はレッドやシザーズあたりに任せるようにするよ。」
「ほんともうバランサーさんのいる所だけはッ!バランサーさんだけはァッッ!!!!」
「アレほんとヒト型には容赦無いからな…。」
…審議の結果、今後は羅刹マップ11番に私を派遣しないようにする方針で固まった。
バランサーさん軍団を見た瞬間、冒険者と戦闘もせずに大脱走した件を咎める呼び出しだったのだが、
ダークロード殿は私の事情も鑑みて、温情ある措置で済ませてくれた。
…まったくもってこの方には頭が下がる。
彼はこのダンジョンの創設の際も、何やら「ダンジョンの女神」なる者と提携していたらしい。
表側には姿を見せない「モンスター側の裏方」として、ダンジョン建造に深く関わっていたのだと。
そしてダンジョンの完成度がほぼ万全となり、挑戦する冒険者達のレベルも上がって来た最近では
とうとう表側にも姿を現し、ダンジョンの強敵モンスター格として、冒険者との戦闘もこなしている。
流石はとある代の魔王の流れを汲む魔界貴族。
私が地上に落ちた際に折れてしまったこの槍まで、エンプレスライトで何とか修復してくれたし。
ダークロード殿は管理仕事から技術仕事、果ては直接戦闘まで何でもござれということか。
…本人は何故か、魔王だったという先祖の話を嫌がるが。
「お説教は終わったかwwww」
「…ああ、何とか。」
わざわざ終わるまで待ってくれていたのか、イエロー殿。
自室でガクガクブルブルしていた所を呼び出しに来たのもこの方だったし。
「ところでアビちゃんww」
「何でしょうか。」
「ザリ姐とのイザコザは旦那には黙っといてやったからよwww」
「…!!」
…出撃直前のあの件か。
確かに今振り返れば、あれも問題行動には違いなかったのだが、
こちらに関してダークロード殿に突っ込まれることはなかった。
「せめてオレには事情話してくんねwww気になるwww」
「…いえ。」
イエロー殿がその辺に気を回しておいてくれたのは助かる、が。
「個人的な事情です。貴方には…関わり合いが無い。」
こんな私怨にまで貴方を巻き込むつもりは、無い。
「いいじゃんww教えてよwww」
「…私個人の問題です。自分で解決したいので。」
そうだ、私と奴だけの問題だ。
「オレに打ち明けるぐらいいいじゃんwww
カノジョが厄介事抱えてんの黙って見るだけなんて男が廃るわwww」
「ッ…いつ彼女になりましたか!私がッ!!」
「前からアタックしてんのにアビちゃんのいけずぅwwそろそろデレてよwwwお願いwwww」
…何でそんなに私に拘るんだ、貴方は。
そんなんじゃあ…。
「…じゃあこちらからもお願いです。この件は私に一人で解決させて下さい。
そうしないと私も納得のいく決着がつけられませんので。」
…貴方を頼りたくなるではないか。
私怨などという、関係の無い他者から見れば全くもって下らない問題事に。
「それはできねぇwww」
「…何が問題なんですか。」
どうして、まだ引き下がってくるんだ。
「アニキも度を越した私闘は見過ごせねぇっつってたろww
このままアビちゃんとザリ姐ケンカさせたら絶対やばいことになりそうだもんwww」
「…速攻青汁でも用意しておけば問題はないでしょう?」
「復活したらしたで更に戦う気だろおまいさんwww
明らかにどっちか一回倒されたら終わり、で済ます気ねーだろwwww
ザリ姐完全に殺る気満々だろwwwww」
…どうでもいいことだが、イエロー殿があの女の名を口にするだけで、何故か無性に腹が立つ。
どうでもいいこと、のはずなのだが。
「あの女に死なれて困るとでも?」
…おい、何を言っているんだ、私は。
「えww何wwアビちゃん以外の女の心配なんかしてるオレに嫉妬かwwww」
「あ…いや。」
嫉妬?
…そうかもしれないな。
だからあの女の名を言われることに嫌悪感があるのかもしれん。
「あんなド痴女ww見る分にはエロくていいけどガチで付き合うのなんざゴメン被るwwww
ホイホイ浮気される未来しか見えないwwwいやむしろオレが浮気相手三号辺りになるとかwww
そんで多分アニキはしれっと二号になってんだぜwwwアニキと穴まで兄弟になっちまうwww
その点アビちゃんは奥ゆかしい淑女だからそんな心配一切無用wwww
オレほんとアビちゃん一筋だからwwwそっちも心配すんなwwwww」
「い、いやいや心配など…!」
だが建前と裏腹に、「自分一筋」を宣言するイエロー殿に安堵する自分がいる。
…「見る分には良い」とあの女を完全否定してくれなかったのが若干気に食わなくもあるが、
そんなことまで言うのは我が儘が過ぎるだろう。
しかし「奥ゆかしい淑女」と思われているのか、私は。
仕事を投げ出しかける程…いやどっちにしろ別の理由で結局投げたが…私怨に燃えるような女が、
本当に彼の望むような「奥ゆかしい淑女」なのだろうか。
私が彼と付き合う資格なんて、あるのだろうか。
「まぁともかくwww」
…主旨から脱線し過ぎていたな、確かに。
「ザリ姐じゃなくてアビちゃんがとにかく心配なのオレはwwww
できればケンカも止めたいわけww」
私を案じてくれているからこそ、しつこく食い下がっていた、ということなのだと。
…だが喧嘩まで止められては困る。
「…刃も交えず話し合いだけで済ませられるような問題じゃないんですよ、これは。」
「やめとけよwwwザリ姐ヤベェぞwww強いって言うかヤベェwwww」
「私の方が殺される心配でも?」
「おおともよwwwあのアマのヤバさ知らねーのかアビちゃんwww」
…よく知っている。
むしろ貴方よりも知っている自信があるぐらいだ。
このダンジョン内で出会ったのは、あの時が初めてだが。
「冒険者と戦って全滅させた後、羽で逃がす隙も与えず完全にトドメイっちゃったことあるらしいぜww
辺り一面焼け野原でまともな焼死体も残さなかったってよww
って言うか挑戦者ガチで殺っちゃって今まさに謹慎中なんだよアイツwww」
「…そうか。」
それぐらいはやっていても、何もおかしくはないな。
あの女なら。
「カルバラに手も足も出ないアビちゃんじゃ流石に無理な相手だwwww」
「ッいや、いやいやアレはただ相性が絶望的に悪いだけで!!」
やめてバランサーさんだけは思い出させないで。
アレだけは別次元の問題だから。
「まぁそういうわけだからよwww」
「…どういうわけですか。」
「気にすんなwwwとりあえずなwww事情ぐらい教えてくれたっていいだろ別にwww」
…いや。
だからそれはできないのだと。
「誰かに話すだけでも結構楽になることってあるんだぜwww」
…そう、なのだろうか。
「あんまり周りに聞かれたくない事情ならさwww」
え、何?
「今晩オレん所でwww二人っきりでwww話そうぜwwww」
…!!!!!
「何言い出すんですかイエロー殿!?いきなり!?」
「うはwwwアビちゃん顔真っ赤wwwwwww」
自分でも顔面が熱くなっているのがよくわかる。
さぞかし面白い表情をしていることだろう。
「それともアビちゃんの部屋にすっかwwwww」
「ッ…!!」
殊更熱くなる。
…終いには爆発するんじゃなかろうか、私の頭。
「どっちがいいwww」
「まだ承諾すらしてません!!冗談はやめて下さいイエロー殿!!」
「冗談なwwwもんかwwwwwwオレは常にマジwwwwww大マジwwwwww」
「ヘラヘラ笑いながらのどこが真剣なんですか!?」
「それもwwwそうかwwww」
…本当に、この方は。
こんな風に、いつもニヤニヤと顔を歪ませながら喋るものだから、
どこまでが真剣でどこからが冗談なのか、全くわからない。
そもそも地がドラゴンの強面なおかげで、見慣れていなかった頃はその笑顔さえ恐ろしかったぐらいだ。
…まぁ、今ではすっかり見慣れたから、恐くもなんともないのだが。
むしろ愛嬌があって…いやいやいや!!
「じゃあ言い直そうwww」
「…え?」
…突然。
本当に、突然。
イエロー殿の豪壮な両腕に、私の両肩が掴まれた。
私の身体をがっしりと固定して。
私の両目を、真正面から、しっかりと見据えながら。
ただ、一言。
「今晩お前の部屋行くから用意しとけよ。」
身体が熱かった。
今は腕で掴まれるだけで止まっているけれど。
自分が彼に抱きしめられる様を夢想しながら、彼を思い、行為に耽ったことを思い出してしまって。
…圧倒された。
真っ直ぐ、極めて真剣な眼差しで、じっくりと私の顔を覗き込む、彼の姿に。
完全に、彼に圧倒されてしまった私は。
ただ、この一言しか返せなかった。
「…はい。」
私の承諾を得た彼は、その場ですぐ手を離してしまった。
…満足げではあったけれど。
その後はただ、一言二言話した程度で、あっさりとその場から立ち去られてしまった。
…でも。
…もっと、欲しい。
肩を掴まれるだけじゃなくて、ずっともっとその先まで、来て欲しい。
…少なくとも、この瞬間ばかりは…あの女のことなど、どうでも良くなってしまっていた。
「アビちゃーんwwww」
「…イエロー殿。」
約束通り、今日のダンジョン業務も終わって、あとは寝るだけとなった時間帯。
彼は、私の下へやって来た。
「んじゃ早速聞こうかwww」
「…ええ。」
私は…この件は他言無用であるということを念入りに強調してから…
イエロー殿に、全てを話した。
私が地上に落ち、ダンジョンの奥に身を潜めるようになった大元の原因は、あの女にあるということを。
あの女は、かつては天界の大天使「ザリーチェ」だった。
奴が仕えていた女神セレネが地上に落とされたことを切欠に、奴もまた幽閉されることとなった。
そして奴は…恐らくはセレネを取り戻すために、天界に反逆した。
奴はこの時、追っ手の天使達を総計数万は殺害した。
その中に、私が率いる討伐隊が含まれていた。
その際、私は五百人ほど引き連れていた。
…瞬く間に、壊滅させられた。
私の配下だった天使達は片っ端から斬られ貫かれ燃やされ…。
私も直接対決で…完敗を喫した。
一介の戦乙女に過ぎない下級女神だった私は、当時天界最強とまで謳われた大天使に、手も足も出なかった。
槍は折られ、盾を貫かれ…。
それでも何とか死なずには済んだ私だったが…。
「天使に負けた女神」を、当時の厳しかった天界が、受け入れるはずもなかった。
私のような敗残兵は、帰ることすら許されなかった。
五百の天使を無駄死にさせた私には、最早居場所さえ残っていなかった。
そのくせ、神として中途半端に高いプライドがまだ心に根付いていた私は、
地上の人間達に縋るという選択をとることもできず。
…最終的に、人間が住み着かないダンジョンに流れ着いたのである。
…私は、あの女に全てを奪われた。
いつか復讐してやる、と心に誓ったのも束の間。
程なくして、奴が戦いの果てに力尽き、あっさりと死んだということが耳に入った。
仇敵に復讐するという目標すら、私の意思に関わることなく、一方的に消し去られた。
それからはずっと、ダンジョンの中でただひたすら、無為に生きていた。
…そして今日、この日。
悪魔として生まれ変わった、奴に再会できたのだ。
随分とまぁ趣味の悪い女に変わり果てていたが…
あの黒い髪と、同じ女として羨ましくも憎たらしい程に美しい顔を…見間違えるはずもなかった。
「ザリ姐そんなすげぇ前科持ちかよwwwそら天使から悪魔に転生もするわwwwww」
「あの女は『どこかで擦れ違っただけの有象無象などいちいち覚えていない』と言っていたけれど…
まさしくその通りですよ。
私なんて所詮、奴が殺した数万のうちのたかだか五百人の、更にその中の一人です。
私にとっての奴は、全てを奪われた憎い仇敵ですが…奴にとっての私は、ただの数万分の一です。」
…ただ事実を口にしているだけなのに、悔しさに身を焼かれそうになる。
だから…今度こそ私の手で、奴に引導を渡したい。
「成程なwwwそらぁあのアマブチ殺したくなんのも無理ねーやwww」
「…すみません。下らない話を、長々と。」
「いいっていいってwwwアビちゃんが自分のこと話してくれてむしろ嬉しいぐらいwww」
「そう…でしょうか。」
「そうだってwwwwまぁしかしなwwアビちゃんwwww」
「…何でしょう。」
「部屋でぐらい鎧脱ぎなよwwwww」
…え、そこ?
「いやー私が『愛に目覚めよ』で人気集めてきた頃なんてそりゃもう酷い噂流れたもんよぉー。
アホかってのーしねぇってのー枕営業なんかするかってぇのー私愛の女神だってのぉー。
私の愛は古今東西全ての生ある者に向くんだってのー特定の男一人に媚び売るわけねっつーのぉー。」
(…母さんに酒飲ませ過ぎた。)
「って言うかアナンタは彼氏の一人ぐらい作ってないわけ?
レイチェルちゃんは違ったみたいだけど。」
「え、ラルフ君と月一でデートするけど?」
「何ですとォォォォ―――――――――――――!!?」
(…ごめんなさい、お母さん。貴女の娘が男作ったきっかけになったのはバイブです…。)
だんじょん村は今日も平和です。
〜備考〜
ダークロードの旦那:
裏ダンジョン開設初期からメガちゃんと提携して、裏方を務めてきた苦労人。
魔王の血を引く魔界貴族。
…という部分だけなら聞こえはいいのだが、問題はその魔王が「石LV99」の話に書いてある奴だということ。
つまり「投石でトドメを刺された史上最も情けない魔王」が先祖なのであり、
その子孫としてそりゃもう酷い言葉を沢山向けられてきた中、努力で何とか地位を保ってきたマジモンの苦労人。
荒くれだらけのダンジョンモンスター組合で何とか管理職をこなす実務能力。
アビたんの破損した装備品を、完璧とまではいかずとも戦闘ができるレベル(状態異常耐性に難があるが)にまで修復する技術。
裏ダンジョンの現状最高レベル帯の強敵の一角を務める実力(ザリチェさんとかキンベヒとかに比べると若干影が薄いが)。
という具合に、何だかんだでダンジョンには欠かせないメチャクチャ優秀な中間管理職。
尊敬する人は「自分の実力だけで高い地位にのし上がり、魔界中に名を轟かせた」という実績を持つ、魔界紳士インペリアルサンダー。
趣味は赤味噌作り。
今度こそエロ書くぜ!!
よくやった
グッジョブ!!
〜裂天断地羅刹戦記☆アビスワルキューレさん!!〜
「お姉ちゃん、最近夜更かし続きよ。たまにはちゃんと寝ないと。」
「…ああ、悪いわねシズナ。なかなか寝付けないのよ最近。」
「羊でも数えたら?」
「そうね…久々にやるとするわ、アレ。」
ここはだんじょん村。
…以下省略。
(…ふぅ、えーっとこの前ようやく鬼門の37面突破したから目標は40面ね…。」
だんじょん村名物観光地(上級者向け)「裏ダンジョン」では
今日もダンジョン在住のモンスター達が…。
『浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄
化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化浄化』
『罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰
罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰罰』
「んぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああ」
大分レベルが上がって調子づいてきた冒険者パーティをボコっていた。
営業時間過ぎてもダンジョンに押し掛けるような不届き者にはカルバラさんの洗礼が待ってるぞ☆
と言うのは置いといて。
…えーっとアレだ。聞き間違いだ。多分。
「…イエロー殿。」
「何www」
「今、なんと?」
「自室でぐらいそんな重苦しそうな鎧脱いだらどうなのよってwww」
残念ながら聞き間違いじゃなかった。
そう、彼はハッキリと自分に告げたのだ。
脱げ、と。
「いやッ――これはッ――仕事、着…。」
「仕事終わったじゃねぇか今日はwwww」
ああ、うん、何を言っているんだ私は。本当に。
もうダンジョン業務はついさっき上がった所ではないか、彼の言う通り。
…まぁ、普通に考えれば終わった後まで仕事着のままでいる必要は、確かに無いのだろうが。
しかし…これには理由がある。
「いやそうではなくてッ…その、イエロー殿が…。」
「オレが何よww」
「部屋に来るから用意をしておけ、と仰るから…。」
「だからそんな重装備で待機してたのかよwww」
…私は無言で頷いた。
いや、だって…仕事中は常にこの格好なんだから、
イエロー殿どころか他のモンスターの方々ほぼ全員に、この姿しか見せていないわけだし。
だから今晩イエロー殿を迎え入れるにあたっても、
失礼の無いように、正装で、と。
仕事仲間を自室に招き入れるのも仕事の内だから仕事着、と言うか。
…自分自身、肩肘を張り過ぎではないか、と思わないわけではないが。
「あの後別れてから一切それ脱がずかよwww」
「いやいやッ、ちゃんと身体は洗いましたよ!?」
「で、洗い終わった後再装備したとwww」
「…はい、そう、です。」
業務上がりに装備解除して食事して歯を磨いて水浴びで身体を洗って…
そしてすぐ甲冑達を呼び出して再装備を手伝わせたのである。
『部屋に男入れる時ぐらいわざわざコレ着込まなくても。』
『脱いじゃえばいいじゃないスか。』
その時、あの二体に言われた台詞はよく覚えている。
余計なことを言うな、と一喝しておいたが。
「何だよww折角プライベートウェアのアビちゃん見れると思ったのにwwww」
「え――ちょっとイエロー殿ッ!まさかそんな事のために私の所に!?」
ちょっと待ってくれ。
私とザリーチェの因縁について聞くためにこちらに来たのではなかったのか。
「逆の立場で考えてみてくれよww
折角好きな女の子の部屋来る所まで話持ってこれたってのにwww
いざ来てみたら普段通り重装備の彼女が待ち構えてたとかwww
オレ正直軽くショックだったってのwww」
「私の事情を聞くためだったんじゃないんですか!?」
「いやまぁそっちが主題には違いねーけどさww
彼女の部屋で二人っきり、のシチュエーションまで来てwwwその格好とかwwwww
アビちゃん隙無さすぐるwwwいつになったらオレにデレるんだwwwwwww」
「デレませんよ!?」
「デレろwwww」
「ッ――いい加減にして下さい!!」
後ろに置いてあった騎兵槍を握る。
穂先を向ける。
…そして気付く。
照れ隠しをするだけで何を武器まで持ち出しているのか、と。
「ちょwwwポイズンランスは勘弁wwww」
イエロー殿も流石に委縮して…るのか、これ?
いや、全然してないように思う。
眼前に武器を向けられて尚、余裕綽々にしか見えない。
「っ――すいません、ご無礼を…。」
それに引き換え私ときたら…取り乱し過ぎだ。
ただ単純に、少しからかわれただけであろうに。
何故こんな大袈裟に、武器まで向けて。
「まぁそんな純情なアビちゃんも好きだけどなwwww」
…しかし向こうも向こうで、何故ここまで私に寛容なのか。
下らない私怨の話に長々付き合わせた挙句、少しからかっただけですぐ激昂するような、こんな女に。
器が大きいのか…。
はたまた本気で取っ組みあったら、弱点属性的に不利な私には到底勝ち目が無い、
という自信からくる余裕なのか…。
…とりあえず槍は元の位置に戻して。
「…しかし、イエロー殿。」
「おうwww」
まぁ、ともかく。
そろそろ、イエロー殿の方も主題と認めた話の方に、話題を戻したい。
「私の事情は話すだけ話しました。」
「そうみたいだなww」
「…ああいった理由があって、私はあの女との関係に、今度こそ決着を付けたいんです。」
「ああwwそれはよくわかったwww」
…本当に、わかっているのか?
いや…極めて失礼なことを考えているのは承知の上だが。
下らない内容だっただろうが、一応それなりに真面目に話した上で
最初からずっと、そのヘラヘラとした態度で対応されるのは…どうにも。
この方はいつもこんな調子である、とは言え…。
「…だから。」
「だから?www」
「…いきなり、その…鎧を…脱げ、と言われましても…。」
イエロー殿と一対一で対談するのに恥ずかしくないように、と
わざわざ水浴び後にまで着直したんだし…。
「脱げとは言ってねぇwww脱いだらどうだと言ったwwww」
「同じじゃないですかッ!」
「それもそうだなwwwじゃあ脱げwww」
「ちょッ――!!」
何なんだこの人。いやドラゴンか。
…いやドラゴンだからと言っても、人語は解するんだから
もう少しこちらの常識に合わせてくれても…。
…私の常識が世間の常識に完全に合致すると言い切れるのかどうかはさておき。
「不満かwww不満なのかwwww」
「不満だから抗議するんでしょう!?
大体私の話はもうこれで終わりだって言ってるんです!!」
「何だwww話終わりだからもう部屋から出てけってかwwww」
ぬ…いや、それは。
この流れだとそういうことになってしまう、か?
「いや―――そういう、わけ、では…。」
「ほほうwwではどういうわけだとwwww」
…それは…。
「…えっと…。」
「ではオレからアビちゃんに一つ聞こうwww」
え、そういう流れになるの?
「何を、ですか?」
「質問だwwアビちゃんに彼氏がいたとしようwww」
…彼氏?
私に?
……彼氏……。
「彼氏ン家に招かれて『実はオレ、こういう過去があるんだ』ってちょっとややこしい悩みを切り出されて
一しきり聞いた後にさwwアビちゃんは『わかりました、ではこれで』ってすぐ帰っちゃうのか?www」
…いや。
折角自分の悩みを打ち明けてくれた想い人から、そんな風に逃げるような真似は。
「それは…無粋ではないか、と思います。」
「じゃあアビちゃんならここからどうしたくなるよwww」
…私ならどうするか、と?
そんなもの…想い人が悩んでいるのなら。
「悩みを解決できるよう、一緒に手伝わせてくれ…と、申し出るかと。」
こうするのが普通ではないのか。
相手を想っているのなら。
「いい答えだwww感動的だなwww流石アビちゃんwwww」
感動的?…それは少々大袈裟ではないか。
…まぁ、しかし。
イエロー殿が何を言いたいのかは大体わかった、が。
「…つまりイエロー殿は、私を手伝いたいと?
こんな…下らない、復讐なんかに。向こう側は私を覚えてすらいないと言うのに。」
私怨は、あくまで「私」怨だ。
…関係の無い他者を介入させて良いものではない。
「どっちかと言うと手伝うより止めたいかなww」
「止めるつもりは無いと、言ったはずですが。」
「よく言うだろww復讐は何も生まないとかwwwなんかそーゆー話www」
…わかっている。
仮に奴をこの手で殺すことができたとして…私が失った物を取り戻せるわけではない。
そもそもザリーチェの反乱自体の、大元の原因となった女神セレネの地上追放…
あれは濡れ衣だったなどという話すらある。
それが真実ならば、セレネのために決起したザリーチェが、否定されるような謂れすら…。
だからわかっている。
下らない復讐なのだと。
…それでも。
「…うなされるんです。」
「ん?」
「今でもたまに、夢に見ます。
五百の配下達が奴一人に次々殺され、私もまた殺されかけた、あの時の光景を。」
忘れられない。
恐らくこの先ずっと、生涯忘れ得ない。
…奴にも理由はあった。同情の余地はあった。
そうかもしれない。
だが奴が私から全てを奪ったのもまた…紛れも無い真実だ。
許すことなど、出来るはずがない。
そして今日、唐突に…私の目の前に、かつての憎い仇がひょっこり舞い戻って来た。
…それが全てだ。
私が奴に恨みを滾らせる、理由の全てだ。
「…そうか。」
流石のイエロー殿も察して下さったのか、この瞬間ばかりはヘラヘラとした態度をやめる。
…こちらとしては逆に申し訳ないのだが。
もうこれ以上、私如きの些事に、いちいち労力を割かせたくない。
「…すみません。」
「何で謝るんだよww」
「陰鬱な話ばかりで…。」
「気にしねぇよオレはww」
…やめてくれ。
「違うんです。イエロー殿は私のことを、その…『奥ゆかしい淑女』だなどと、言われましたよね。」
「んーああ言ったなそんなことwww」
「本当の私は…個人的な恨みに燃えて、すぐ周りが見えなくなって…
私を案じて下さる貴方の想いすら、蹴るような…愚かしい女です。」
「ちょっと自分のこと卑下し過ぎだろアビちゃんwww」
…そんなに、優しくされたら。
「…それ、に…!!」
「何だよwww」
…全部投げ出して、貴方に縋りついてしまいたくなる。
「私はッ…貴方と出会う以前に、既に…!」
「…え、何?ww」
そんな資格も…無いのにッ…!
「愛した人がいたんです!!」
吐き出すように告げた。
…とうとう言ってしまった、という後悔に身を焼き尽くされそうな気がした。
「…過去形?ww」
「…過去形です。」
…ともかく、詳細を打ち明けた。
ザリーチェに殺された配下の中に、私と想い合っていた副官がいたことを。
なかなか口から正確な声が出せなくて、数回ほど言い直しながら。
「…アビちゃんさwwwいやこれかなり失礼な質問になるとは思うけどさwww」
「…。」
次にくるイエロー殿の質問は――
「非処女?」
――殆ど予想通りだった、と言える。
…私は頷いた。
頷いたとも。
そうだとも。
私はその副官に己が身を差し出したとも。
重厚な肉体のイエロー殿とは対照的に、細身で少し気弱ながらも好漢だった、その天使に。
…やるだけやったと思ったらすぐあの女に殺されて先立たれて。
後にはもう、貞操を――女の価値を失った私一人だけが残ったんですとも。
「もしかしてそれが後ろめたくてオレに遠慮してた?www」
「…。」
…再度頷いた。
…こんなッ!
こんな私のどこがッ!!
死んだ男をいつまでも引きずっている女のどこがッ!!
奥ゆかしい淑女だと言うのかッ!!
「んだよそんなことだったのかよーwww」
「――ッ!?」
…そんなこと?
そんなこと、程度で済ますのか、貴方は?
私が散々悩み続けた、永遠に解決できない難題を。
…そんな、簡単な一言だけでッ!!
「非処女だったら駄目とかそれこそ下らねーわwww処女信仰とか病気だろwww」
「…え?」
…何でだ。
別の男に抱かれた経験のある女を、どうして愛せるんだ。
私は既に…汚れているのだぞ。
最早私に女としての価値など…。
貴方を想って自慰に耽ったら、翌朝かつての男を思い出して死にたくなるような…
こんな、女に。
「なんかどっかの山に住んでたとあるドラゴンの話なんだけどなww」
唐突にイエロー殿が何か語り出す。
…何の関係が?
「美しい処女だけ生贄に寄越せ、とか言って人間に迷惑かけてたんだってよww
そしたらある日、天から物凄い光の矢だか何だかが飛んできて山ごとブッ飛ばされたとか何とかwww
処女信仰行き過ぎて天罰下ったんじゃねwww」
…そんな天罰、聞いた覚えがないんだが。
「オレ実際そいつにゃ会ったことねーけどさーww
なんか処女の価値だの意味だの神秘性だの暑苦しく語る偏屈な中年のドラゴンだったらしくてなwww
そりゃあもう気持ち悪いの何のでひっでぇ奴だったそうだwww」
…いや、そりゃあ非処女と処女じゃあ、どちらが殿方の心を掴むかと言えば…。
むしろ殿方に身を差し出す資格があるかどうかの問題であるとすら。
「オレもまぁガキの頃は相手は処女の方がいいのかなとかうっすら考えてたけどよwww
その話聞いて悟ったわwww
そんな要素一つだけで女の価値全部決めるような奴こそ男として腐ってるってなwww」
ほらイエロー殿だって非処女より処女の方が。
…って、え?
「でも、使い古しの女が新しい相手を迎える資格なんてッ…。」
いてもたってもいられず言葉で抗議する――
「それがww考え過ぎだとwww言っているwwww
何で資格だの何だのややこしい話になるwwww」
――が、あっさり取り下げられた。
…考え過ぎ、なのか?
「そしてオレは今ww新たに一つ確信したwww」
何、を?
「今オレの目の前にいるオレが惚れた女はwwww
こんな下らねーこと一つでずっとオレに遠慮していたwwww
ならばwwwwwww」
…ならば?
――ここでまた、唐突に。
がっしりと。
両肩を掴まれた。
「そんなもん関係無しに愛し尽くしてやるまでだ。」
…身体に力が入らない。
あの力強い両目から、視線が逸らせない。
…イエロードラゴン殿は、卑怯だ。
普段は酷くおちゃらけていて、不真面目で軽薄な男を装っているくせに。
それなのに。
いざという時だけ――
――こんな真摯な眼差しで、真っ直ぐ私を見据えるから。
何も言えなくなるではないか。
何も出来なくなるではないか。
こんな、いつもふざけてばかりいる男に惚れてしまったのが…
私が、貴方に惚れたのが、決して一時の気の迷いなどではないということを、思い知らされるではないか。
「全然全部話しきってねーじゃねーかwwオレからすりゃ一番大事なとこ明らかにそこだよwww」
…そうなのか?
「アビちゃんはそんなこと一つでずっとオレに遠慮していたwww
だがオレはそんなことを一切気にするつもりが無いwww
故にwwwここに答えは成ったwww」
…答え?
「前の男を忘れろとまでは言わんwwww
オレを新しい彼氏にしろwwwwwwwww」
…。
……。
………。
私は、頷いた。
「というわけでアビちゃんwww」
わかっている。
わかっているとも、イエロー殿。
貴方が何を言いたいか、ぐらい。
「オレと二人の時までそんな仕事着で重武装して緊張しなくたっていいんだぜwwww」
…ここまで何度も無言で首肯してきた私は。
「…ええ、その通り、ですね。」
今度ばかりははっきりとした声も伴って、しっかりと肯定の意思を示した。
「ようやく見れるぜアビちゃんのアーマーテイクオフwww」
…しかし、それにしても。
じろじろ見つめられながらでは…少々恥ずかしい。
「…あ、あの…後ろ、向いといていただけますか?」
「んーああいいよwww」
イエロー殿が背後に向き直る。
…部屋の外で待て、ぐらいのことは言っても良かった気もするが、あまり気にしないでおく。
兜を外す。拘束を脱した前髪がはためく。
篭手を外す。
肩当てを外す。
胴当てを外す。
…背中の留め具が一人で結べなくて、主にこれのせいで装着時に甲冑達の協力を要するのである。
スカート型の腰当てを外す。
…これも後ろ側の留め具が取り付けにくい。外す分には問題無いのだが。
…ちょっと油断して食べ過ぎるとすぐきつくなるし。
ブーツを脱ぐ。
インナー一丁の姿になる。
別に裸になったわけではないのだが、インナーが鎧の装着を阻害しないように
身体にピッタリ張り付くような造りになっている…
つまり首から下をほぼ丸ごとタイツで覆うような形状になっているので、
裸も同然であるかのように、身体全体のラインが露わになる。
あくまで肌を露出しているのは顔だけなのだが。
身体が軽い。
最早私の身体の一部であるかも同然のように使い慣らしてきた愛用品の鎧ではあるが…
やはり重装備は重装備であり、脱ぐのと着込むのとでは身体への負担は段違いである。
解放感が心地良い。
…それは、良いが。
…この姿を見せるのか?
今からイエロー殿にこれを見せるのか?晒すのか?
肌の露出そのものはほぼ皆無とは言え、シルエットだけ見れば裸同然のこの格好を?
…嫌だ、そんなの恥ずかしい。
とても見せられたものじゃあ、ない。
…でも、イエロー殿は鎧を外した私が見たかった、って。
…本当は私だって見せたいはずなのに。
息苦しい重装備で緊張しきったいつもの私ではなく、拘束を外して解放された私を。
ありのままの私を。
見せたい。見て欲しい。
見せたくない。恥ずかしい。
…どうしたいんだ私は。
私は。
どうすれば――
――結果。
意識よりも身体の方が先走った。
「えwww」
結局、私は。
「ちょwww何wwww」
見せるでも見せないでも、どちらでもない選択肢に走った。
「アビちゃん?www」
インナー一丁になって、少し迷って…そして。
彼を振り向かせるよりも先に、その背中に抱きついた。
しがみついた。
自分の頭から胸から腹まで、彼の雄大な背中に縛り付けた。
両手を分厚い鱗が連なる背中に、撫でつけた。
「いきなりwww何ぞwwwww」
これなら彼の目に己の痴態を見せつけることなく、鎧を外した私の身体を感じ取ってもらえる。
…そんな無茶苦茶な理論が頭に渦巻く。
わかっている。
もう何を考えているんだか自分でも纏めきれていないことは。
「脱いだんだなww鎧脱いだのはわかるがwwwこれはwwwww」
…ドラゴンの身体って、こんなにあったかいんだ。
彼の兄であるレッドドラゴン殿は炎属性のドラゴンだからなのか、
近寄るだけでもうっすらと熱気が立ち込めているような感覚があるが
イエロー殿も、こうして触れてみると温かい。
芯からにじみ出る温もりが、しっかり私へと伝わってくる。
…いやいや。
彼に抱きついている最中に、何を彼以外の男性のことなど思い浮かべているんだ。
イエロー殿に失礼ではないか。
「いいのかwwwこれはいいのかwwww」
しかし雷属性のドラゴンだけあるのか、
ごく僅かながらも、何だか表面がチリチリする。静電気のような何かで。
…少し不快感がある、と言えば、ある。
でもそれぐらいの小さな刺激はどうでも良くなる程…
今イエロー殿に抱きついている、という感触で心がいっぱいに満たされていく。
…硬い背中だ。
生半可な剣ではあっさり弾き返され、逆に叩き折られてしまいそうな程に。
私はイエロー殿の温もりを全身で受け入れているが…
向こうはこんなに硬い鱗まみれの背中越しで、私を感じ取ることができているのだろうか。
「アビちゃんがそんなに積極的ならオレにも考えがあるぞwww」
イエロー殿がさっきから何か騒ぐように喋っているが、あまり耳に入らない。
何を言っているのか、今の私の沸騰した頭では、内容が掴めない。
――瞬間。
「ふんwww」
イエロー殿の巨躯を覆い尽くさんばかりに大きな翼が動く。
彼の背中に貼り付いていた私が――
「あっ…。」
――勢いで押し飛ばされる。
不意打ちを完全に許してしまい、そのまま尻餅をつく。
「ほいww」
私が引き剥がされて床にへたり込んだ、その隙を逃さず。
イエロー殿が身体を振り向かせる、という動作を完了させた。
「ッ――。」
…目が合った。
すなわち。
見られた。
鎧を外した私の姿を、完全に視界の内に捉えられた。
「おおwwwww」
イエロー殿が、私の身体を…頭の頂点から爪先までじろじろと確認していく様が、見て取れた。
「鎧の下までメチャクチャ美人じゃねーかwwwオレの読み通りwwwww」
「ゃ…。」
…さっきまでの幸福な感触に包まれていたのが一変。
羞恥心で身体が捩じ切れそうだ。
…見ないで欲しかったのに。
――見て欲しかったのに?
こんな恥ずかしい姿。
――その恥ずかしい格好を相手が見えないように擦り付けるだけで満足できるのか?
嫌だ、こんな大き過ぎてバランスの悪い身体…とてもじゃないが、他人に見せるには堪えない。
――相手は更に自分の倍は大きいではないか。
だからずっと鎧で隠してたのに。
――向こうは鎧を解いたこちらの姿に、随分と満足げだが?
「すいませんイエロー殿!その…いきなりあんな真似をッ!!」
両手で頭部を抱え込む。
目を閉じる。
私が彼を見ないことで、彼も私を見なくなることを、願うかのように。
身体も後ろに振り向かせよう、と、する、が。
それよりも前に。
「キャッチwwwwwwwww」
豪壮な両腕が。
私の腰を挟みこんだ。
「ぅあッ!?」
衝撃で、少し閉じた目などあっさりと元通り、開いてしまう。
片手に三本ずつしかなくて、計六本となる太くて長い指に、私の身体が絡め取られるのが確認できた。
彼の手の平はとても大きい。
両手指を合わせて作った輪の中に、筋肉質で決して細くはないはずの私の腰回りがすっぽりと収まってしまう。
いや、よく見るとまだ指先に余裕がある。
まだ更に大きな物を掴めるということだ。
…それと、鋭利な爪を私の腰に喰い込ませることがないよう、
何気に配慮した持ち方になっていることにも気が付いた。
「アンドリリースwwじゃなかったwwwwリリースはしねぇwwwキャッチのままだwwww」
何だか意味の分からない台詞を並べ立てながら…
彼の両腕は、いとも容易く私を持ち上げた。
「わっ――!?」
足が地面につかなくなる感覚に軽い寒気を覚えながら、
目線の高さが揃う所まで持って来られる。
…下を見ると、床と私の位置に結構な高低差が発生している。
まるで手の中の玩具か人形のように、軽々とこんな高さまで。
そうだ…私の身体など、彼からすれば人形のように小さくか細い物に過ぎないんだ。
これがヒト型とドラゴンの差だ。
自分では嫌になる程大きいと思っていたこの身体も…
向こうにとっては、ちょっとした誤差の範疇に過ぎないということだ。
「ふははははとったどーwwwww」
「ぃや…。」
掴まれているのは腰だけで、両腕は自由だ。
「…っくぅ…。」
従って、彼の両手を剥がすべく、力を込めて引っ張ったりもできる、が。
「おいおい逃げようとすんなよwww」
…無理だ。解けない。
腕力には自信があったんだが。足がつかなくて踏ん張りが利かないせいか?
いやしかし、それにしても。
掴んだ私の腰から決して離れはしない程の力は確かにこもっているのに、
腹を握りしめられ押し潰されるような痛みは殆ど無い。
「強く握り過ぎて潰さないように」配慮しながら「掴んで持ち上げる」状態を完全固定させているようだ。
…いやいや、何だその絶妙な力加減。
この方、そんなに器用だったのか?
「さてとwww」
…すぐ目の前にまで迫った彼の顔が、歓喜に歪む様を直視してしまった。
「お返しなwwwwwwww」
そう言って。
眼前のドラゴンの大口が。
ゆっくりと開かれて。
これまた太くて強靭な牙が、びっしりと並んだ所を見せつけられ。
――私はこのまま一気に頭から噛み砕かれてしまうのではないか。
そんな恐怖が、
先走って…。
「ひっ…!?」
反射的に目を閉じ、
悲鳴が漏れた、
矢先に。
柔らかい何かが。
私の額に、
ぴっとり、と。
「ッ…!?」
液体的なぬめりに包まれていて、表面がざらざらと…そしてピリピリとしている何か。
額を軽く撫でただけで、すぐに去ってしまった。
何だ…?
何をしたんだ、彼は。
恐る恐る目を開ける。
「ビビんなよww噛みつきゃしねぇってwww」
…いつも通りのニヤついた彼の顔。
何の変哲もない。
…本当に、今何を?
「舐めるけどなwwwwww」
…え?
「ぅえ!?」
今度は左頬を、さっきと同じ物で撫でられる。
ぬめりを持った何かの正体は極めて単純。
大口の中に収まっていた長い舌で、ほんの軽く、舐められただけだ。
「生憎と体中鱗やら棘やらでガチガチだからなwwwww」
…ああ、その通りだ。
さっき抱きついた背中は、酷く硬かった。
「舌ぐらいしか柔らかい部分ねーのよwww」
そいつで断りも無く抱きついた私への「お返し」とする、ということなのか。
私の愛情表現へのお返しの、そちらの愛情表現、だと。
…犬みたいだな。
――こらこら相手はドラゴンだぞ。
「口もトンがった牙だらけで危ねーからなwww」
…ああ、見せられた瞬間「アレに噛まれたらあっさり死ねるだろうな」と
背筋が凍りつくような気分だったよ。
「これキスだと思ってくれwwww」
…は?
「キっ…!?」
今、自分でも酷く顔の筋肉が引きつるのが自覚できた。
またもや面白い表情が出来上がっているのではなかろうか。
「おうよwwwちゅーだよちゅーwwって何回も言わせんなや恥ずかしいwwwww」
…いや、そんな、キス、って。
いきなり…!?
――相手の許しも無く背中に思いっきり抱きついておいて、今更キス程度に何を物怖じする必要が?
いやしかし、キスと言えばだな。
通常はお互いの唇を触れさせ合うもので。
…舌を使うなんて、それは…。
「ッひゃ…。」
左頬を舐めたお次は、と、右頬を攻められた。
彼の舌先に付着したぬめり、液体…要するに、彼の唾液から何だかチリチリする感触がある。
恐らく背中に張り付いた時に感じた、静電気らしき物に近い。
…少し嫌悪感を覚える。
――何故、こちらに最大限気を遣ったが故の愛情表現の形に、嫌悪しなければならない。
…だって。
電気や雷の類は…どうにも。
――さっき抱きついた時に感じた物は気にしなかったではないか。
いやアレは自分から攻め込んでいたおかげで、多少の反撃など気に留めずにいられただけで。
こう…私が殆ど何もできない状況下だと、つい意識してしまって。
「もしかしてコレ嫌かアビちゃん?ww」
「え、あ…。」
あ、ちょっとピリピリするのが…。
――嫌なわけなんかないだろう。
いや、でも…。
――これはキスなんだ。想い人同士の悦ばしい、口づけなんだ。
まだ額と頬だけだ。口は…。
――きっと次に狙ってくるんじゃないか。
だが…こんな犬みたいにペロペロ舐められるのがッ…!
――さっきも言った。こちらに気を遣ったが故の「唯一柔らかい舌」なのだと。
「唾液ちょっとビリっとくるか?ww」
「う…。」
…ああ、申し訳ないがその通りだとも。
何だ…向こうも既に分かりきっていることなんじゃないか。
「いやそういう身体してるから流石にどうしようもないんだわwwwごめんなwww
ちょっとだけ我慢してくんねーかwwww」
体質そのものが雷属性だから唾液もそうなる、ということだろうか。
それはまた難儀だ。
…本当に私のような者が、彼の相手を務められるのか?
――違うな。
…何?
――務められるか務められないかじゃない。
何だと?
――務める努力をすればいい。それで済む話だ。
…っ。
「…少しだけ、ビリっとします。」
つい、口を突いて文句が出た――
「やっぱりかwwwすまんwwww」
――というわけではない。
「だからッ…!」
「む?ww」
「刺激に、慣れるまで…その、何度でもッ…して、欲しいです…!!」
そういえば地に足がつかないままであることへの恐怖感など、もうとっくの昔にかき消えていた。
「ぅ…。」
とうとう唇にきた。
彼の舌が。
…予想通りと言えば予想通りである。
いや…期待通り、と言うべきか。
キスの基本形は唇同士を触れさせ合うこと。
そして彼はドラゴンとして凶悪な歯並びを持つが故に、接触させるには危険な唇の代わりに舌を使う。
つまり額や頬を狙うような戯れを切り上げて、遂に要所を押さえに来たのだ。
あるいは将を射るならまず馬を射よ、とも言うな。
…関係無いか。無いな。
「く…。」
長い上に太さもある、彼の体格通りの大きな舌が
私の口元をチロチロと…いやに器用に攻め続ける。
…額とか頬の時より随分長くないか?
そっちは一舐めか二舐めであっさり済ませたのに。
だが、まぁ。
こんなに続けられたら――
――私の方まで、いてもたってもいられなくなるではないか。
「…wwww」
対抗意識を燃やしたのか。
基本形だけで終わらせたくなくなったのか。
もうそれだけで気が済むような領域から外れてしまったのか。
…私も薄く開いた口の中から、舌を突き出していた。
「ん…むぁ…。」
太く長く…面積のある彼の舌表面に、私の舌を這い回らせる。
私の物は小さい。
そもそも、このようなドラゴンが大口の中に隠していた物の方が、長くて肉厚過ぎるだけなのだが。
私の頭部ぐらいの物体相手なら、完全に巻き取れる程大きいのではないか?
舌と舌を絡め合わせるのは…唇だけを触れ合わせる基本形から、更に発展したキスの形。
それぐらいは知っている。
だが最早これは、舌同士を擦り合わせると言うより…
意思を持った大きな肉塊を、私が必死になって舐め続けているだけ、と言うか。
「wwwwwwww」
「…ぁ…。」
呻き声を度々漏らす私とは違って、向こうは終始無言だ。
後は液体が跳ねるような、ぴちゃぴちゃという音が小さく響いているのみ。
ただ…私の唇を舐めとるだけの時よりも、明らかに動きが旺盛になっている。
舌の動きを通して悦びを伝えてくれている、のだと、思う。
この、随分と楽しげな動きは。
…こっちの舌先はさっきから、薄く帯電した唾液によるチクチクとした痛みが止まない。
まぁ、痛み自体は軽いものではあるが。
皮膚を傷つけることがない程度に、針で突かれるような。
…我慢だ。
続けていればすぐ慣れる。
「wwwwwwwwwwwwww」
…ほら、馴染んできた。
どうせ程度は軽いんだから。
これぐらいの痛みなんて、すぐ慣れるんだ。
舌先どころか背筋にまでビリビリ響いているような感覚もあるが…
まぁ、気のせいだ。
そもそも背中に抱きついた時も、この感覚を浴びながら平気だったんだし。
うん、気のせいだ。
みんな気のせいだ。
「ぷ…ぁ…。」
だって…もう慣れきって、刺激すら心地良いのだから。
元々、舌という部位自体が、接触に対してかなり敏感であることも相まって。
こうやって一心不乱に一つの物を、舌先でいじくり回すというのも…存外に楽しい。
たのしい。
きもちいい。
もっと。
もっと私を。
その刺激で、満たして。
みたして。
わたしを、あなたで、いっぱいに、して。
おねがい。
…ところで、何でこんな大きなドラゴンとぺろぺろ舌で舐め合ってたんだっけ?
…別にいいか。
きもちいいから。
…ずっと、このままずっと…こうしていてもいいぐらいに、ね。
「ぬはァァァァッ!!」
「うわぁ!?……ちょっと、どうしたのよお姉ちゃん?」
「…羊ハード40面いった…。」
「そんなにいってたの!?」
「ヤバい程美形な羊がいた…。」
「…羊が、美形?」
「羊の格好した物凄い美青年と言うか…いや、羊毛被った新手のインキュバスだったわアレ。」
「夢魔?…寝るために羊数えてたんだから、丁度いいんじゃないの?」
「駄目。アレに捕まって眠りについたら永遠に夢から醒めなくなりそうな…ヤバいオーラ出てたわ。
マジヤバかった。反則よアレ…どことなくアイツに似てるのが…ぁぁぁ畜生がァァァッ!!
こんな時までテメーの幻影に脅かされんのか私はァァァァア゛ッッッ!!」
「落ち着いてよお姉ちゃん!?お姉ちゃぁーん!?」
あ、だんじょん村はいつも通り平和です。
おおお、GJ!
普通に面白くてワロタ
370 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 01:23:22.03 ID:5mt8EMds
sage忘れ申し訳ない
ババァ!!膣内(なか)で出すぞ!
その綺麗な金髪を俺の精子で白く染めてやるぜヒャッハー!!
この後アナンタにもう一人妹が出来たのはまた別のお話
これはよいものだ
ポーチにしまっておこう
SS投稿します。
主人公はフィジーという女の子です。
このキャラに関しては、まとめWikiで「バジリスクフィジー」というアイテムの詳細文を見て頂けると分かるかと思います。
陵辱要素が入っていて、暗めのSSですので、苦手な方は注意してください。
夜も更け、闇が降り立った暗い部屋のベッドの上。
ランプの弱々しい光だけが照らすその場所で。
「ハム…ンチュ…ンン……」
「おお、いいぞ。そうだ。そこに舌を……」
私の頭を掴みながら、ご主人様が命令する。
ご主人様の太くて大きくて立派な(ご主人様からこういう風に言えと躾けられている)オチンチン…
全裸の私は膝立ちになってそれを口に含んで、舌で丁寧にしゃぶっていく。
口の中で、オチンチンがムクムクと膨らんで、ご主人様が腰を振る速さを上げていく。
私の喉奥にまでオチンチンが突きこまれ、正直息をするのも辛い。
でも顔には出さない。
そうしないと明日のご飯が食べられない。
「くぅ!もう出るぞ!いつものように全部飲み干すんだぞ!!」
私の頭を抑えるご主人様の手にグッと力が入る。
そのすぐ後に私の口一杯に熱くてネバネバした液体が溢れ返った。
ご主人様に命じられた通り、私はそれを全部飲み下す。
下手に躊躇したり吐き出そうとするより、その方が寧ろ楽だということを知っているから。
ご主人様の機嫌を損ねたら、明日のご飯が食べられない。
私の生まれた家はとても貧しかったから、ひもじい思いをするというのがどれだけ辛いことなのか良く知っている。
それに比べたら、こんなのどうってことない
どうってことないよ…こんなこと……
「くくく。ワシのをしゃぶっている内にお前も感じてきたか?」
ご主人様の言葉で私は我に返る。
いつの間にか、ご主人様は私のアソコを後ろからマジマジと見つめていた。
「これだけ濡れてればすぐにぶち込めるだろうなぁ。」
そう言ってすぐに、私のアソコに生暖かくて固い感触が走った。
「く…あああ!!」
生暖かくて固い感触は、私の中へズブズブと入り込んでくる。
何度もされて、流石に痛みはなくなってきたけど、それでもこの感触は気持ち悪い。
まるで体の中を芋虫か何かに食い荒らされてるみたいに感じる。
でもそれを顔に出したらまたご主人様は怒ってしまう。
そしたら明日のご飯が食べられない。
だから私は笑う、歯を食いしばって、涙を堪えて。
気持ち悪いのを必死で気持ち良いと思い込む。
最近ではやっと本当に気持ち良いと感じられるようになってきた気がする。
それを悲しいと思ったこともあったけど、今はもうどうでも良くなっていた。
私はただ命じられた通りにするだけ。
もうそれに何の抵抗もなかった。
ご主人様は更に激しく腰を動かしてくる。
小さな私の体ではとても受け止めきれない程に。
痛い、辛い、苦しい、悲しい…
でも歯を食いしばって耐えた。
そうしないと明日のご飯が食べられない。
「おぉう!出るぞ、フィジー!お前の中にワシの精液をたっぷりと注ぎ込んでやるぞ!」
ご主人様がそう言ってすぐ、お腹の中に生暖かい感触を覚えた。
いつものように、ベタベタした気持ち悪いものを、たくさんたくさん出された。
気持ち悪い。
お腹の中が汚れて腐っていくみたいだ。
情けなくて、惨めで、思わず視界が滲むのが分かる。
でもそれを顔に出しちゃいけない。
「ご主人様、ありがとうございます…」
思っていることとは反対のことを言わなくちゃいけない。
そうしないと明日のご飯が食べられない。
(私はいつからこんなことをしていたんだっけ?)
ふとそんな考えが頭をよぎった。
確か「奴隷商人」という人達に連れられてこの家に来た日の夜、私はご主人様に呼ばれ、今日みたいなことをされた。
恥ずかしくて痛くて情けなくて…
でもしなければご飯をやらないと言われて、私は仕方なくそれに従った。
それ以来私は毎晩こうしてご主人様にイヤらしいことをされている。
そうしないと明日のご飯が食べられないから…
でも時々思う。
何の為に私はご飯を食べているんだろうと。
毎日毎日必死で働いてるのに、私の食べるご飯はいつも犬の餌みたいなものばかり。
家の人達からはことあるごとに叱られ、娼婦、売女と馬鹿にされて虐められる。
嫌で嫌で仕方がないのに、夜は毎日ご主人様に奉仕しなければならない。
嬉しいことなんて一つもないのに、何で私はご飯を食べてるんだろう。
何で私は生きているんだろう。
そんな考えても仕方のないことを考えては、頭を振って忘れるのが私の癖だった。
それから下を向いて、また仕事に取り掛かるのだ。
これが私の人生なんだ、それしか私にはないんだと諦めながら…
そしてあの日。
私の運命を変える出来事が起こった。
その日、私はご主人様から薬草を取ってくるよう命じられた。
その薬草を何に使うのか少し気になったけど、すぐにその考えを振り払った。
私はただご主人様に命じられたとおりに動くだけ。
何も考えず何も感じず、ただ生きるだけの奴隷なのだから。
その薬草は村からとても遠い森にあった。
木が鬱蒼と生い茂り、昼間でも薄暗い不気味な森。
私は意を決してそこに入っていった。
薬草を探し始めてからどれだけ経っただろうか。
歩き回っていると、不意に私の足の裏に土とも草とも違う変な感触が覚えた。
その直後、シューっと変な音がしたかと思うと、突然目に何か熱いものを感じた。
「きゃああああああ!!!」
熱くて、熱くて、私は思わず目をゴシゴシと擦り、辺りを見渡す。
そこで漸く私は自分が毒蛇に出くわしてしまったことが分かった。
そして目に毒液を掛けられたのだということも。
私は薬草を置いて逃げた。
逃げてる間も目は熱くて熱くて、今にも燃えて灰になってしまいそうだった。
急いで村に帰って手当をしてもらわないと!
そうしなければ取り返しのつかないことになるのは間違いなかった。
だけど死にものぐるいで村にたどり着いた時には全てが手遅れだった。
もうその時点で、私の目は何も見えていなかった。
後で知ったことだけど、あの森には危険な毒蛇が居て、ご主人様はそれを承知で私を行かせたのだ。
けどそんなことは今更どうでもよかった。
それから数日後、私の元に奴隷商人がやってきた。
失明して用済みになった私を売り飛ばす為にご主人様が連れてきたのだそうだ。
奴隷商人は最初余り気が乗らなかったようで、渋々といった感じでご主人様と取引をしていた。
だけど、ふと何かを思い付いたらしく、急に声を上げてはしゃぎ出した。
それから袋から何かを取り出そうと、ゴソゴソという音が聞こえた。
「こいつの目にこれを埋め込んでみてはどうですかな?」
私は何も見えなかったけど、どうも奴隷商人がご主人様に何かを見せているようだった。
「これはかの悪名高い怪物、『バジリスク』の瞳です。これをこの奴隷に移植させるというのはどうでしょう?さぞ面白い見世物が生まれることでしょう。バジリスクの瞳を埋め込まれた蛇目の少女フィジー。これは良い金儲けになりますよ!」
奴隷商人の提案に、ご主人様も気を良くしているようだった。
そして私の目に何か丸くて固いものが埋め込まれた。
きっとこれがバジリスクの瞳なのだろう。
すぐに何も見えなかった筈の私は、視力を取り戻すことができた。
けど私はちっとも嬉しくなんかなかった。
悲しかった。
私って一体何なんだろう?
毎日こき使われて、気持ち悪いことを一杯させられて、用済みになったら簡単に捨てられて、面白半分に体を玩具にされて……
私は泣いた。
泣いて泣いて泣き尽くして。
気付いたときには村には私以外誰も居なかった。
村中探したけど、生きているのは私一人だけだった。
(このバジリスクの瞳のせいだ…)
歩き回る内に漸く私は気付いた。
何故村の皆が突然死んだのか、何故私だけがこうして生きているのか。
他に理由は考えられなかった。
(私が…殺しちゃったんだ……)
自分自身が心底恐ろしくなった。
自分が本物の化け物になってしまったことを実感せざるを得なかった。
私は益々泣いた。
けど幾ら泣いても絶望が消えることはなかった。
それからどれ位経っただろう?
「泣いて殺すのがいいか」
突然そんな声が聞こえた。
ハッとして声のする方を振り向く。
そして私は息を呑んだ。
「何も見えぬのがいいか」
そこに居たのは若い女の人だった。
人間の目を持たない私でも、その人がとても美しいということは分かった。
そして何か不思議な感じのする人だというのも。
まるで神様が私の元に降りてきたような、そんな風にさえ思えてしまった。
その女の人は微笑みながら黙っている。
そこで漸く私は、この人はさっきの質問の返答を待っているのだということに気付いた。
「泣いて殺すのがいいか」
「何も見えぬのがいいか」
(そんなの…どちらも嫌だ……)
私は結局答えられなかった。
その代わりにまた泣いた。
泣いて泣いて泣き尽くして…
「私は笑える世の中を作りに行くの。一緒にどう?」
その声を聞いて、私は泣き止んだ。
こんな温かい声を聞いたのは、生まれて始めてだった。
涙で滲んだ目で女性の方を見ると、女性は右手を広げてこちらに差し出していた。
「私の名前は___だ。巷では聖女なんて呼ばれてたりもするが。お前は?」
「わ、私は…フィジー…フィジーと言います。」
そう言いながら、私はその女性…聖女様の出した右手に自分の右手を重ねた。
温かかった。
こんなに温かい手は初めてだった。
人の体温なんてみんな変わらないと思っていたのに。
ご主人様に抱かれていたときも、こんなに人の手が温かいと感じたことはなかったのに。
「そうか。よろしくな。フィジー。」
鈴の鳴るような、それでいて力強く凛とした声が私に掛けられる。
私はまた泣いた。
何故だか分からないけど、また涙が溢れてきた。
ただ少なくとも悲しくて泣いているのではないことだけは確かだった。
「やれやれ。お前はうちのパーティーに居る僧侶の次位に泣き虫だな。」
いつの間にか私は気付いた。
自分が泣きながら笑っているということに。
さっきまで胸一杯に充満していた絶望が、すっかり消え去ってしまっていることに。
「よ、よろしくお願いします!聖女様!!」
オズオズと声を返す私。
聖女様はクスっと笑った。
涙を拭いて、晴れた視界に映る聖女様の笑顔。
とても優しく神々しかった。
私はその場で確信した。
この人なら…誰もが笑いながら暮らせる世界を本当に作り出すことが出来るだろうと。
「私もお手伝いしたいです!みんなが笑って生きていける世界を作るのを!」
何をされても諦め、下を向いて生きていただけの私。
でも私はこの人に出会った。
私はもう…昨日までの私じゃない。
この人と一緒なら、私は変わっていける。
この人と一緒なら、私は…笑うことが出来る……
(終わり)
以上です。
読んでくださった方、ありがとうございました。
乙です。
こうやってアイテム解説文のネタを掘り下げていくのは面白そう。
問題はエロに結び付けるのが難しそうな所。
ふとシズナさんがアイちゃんとわんわんプレイする電波を受信した
保守あげ
即死とるならハガネ
羅刹ならアナパン
誤爆
395 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/10(木) 10:01:10.22 ID:LT3T9m4B
あげとく
悪魔ザリチェ、エロくて強かった。
確かにおっぱいに気を取られそうになったわww
【妄想宿屋イベント:おれは しょうき じゃない!】
「ねぇ、べネっち……。今から、その、宿屋行こう!」
「は?」
「いや、その。今のはそういう意味で言ったんだ!
つまり、ベッドにインしてにゃんにゃん芋しようってことだよ!」
「落ち着けよ」
「私は正気だよベネっち!」
「いいからマスクとれ。なんでアニャンタヘルム被ってんだ」
「恥ずかしいからに決まってるじゃないか!」
「脱げよ」
「き、きたー! オーケーサイン! スポポポーン!」
「わかったからもう黙れよ」
「ベネっちー!愛してるよベネっちーっ!」
「そんなこと、いちいち言われなくても知ってるっての」
「うん、でもさ。ほら、やっぱり言わないと不安だったから、さ……」
「……バカね」
「キス、していいかな」
「だからヘルム取れよ」
「――ねぇ、シズクおねちゃん」
「なにかしらアイちゃん」
「二人の混乱解かないと、パーティ壊滅しそうなんだけど」
「ダメよアイちゃん! 面白いからこのままで!!」
「はいはい。で、オチは?」
「どーん!」
「爆発オチかよ!」
わっふるわっふる
シズ ’ナ‘ だ、二度と間違えるな!
ほ
気づいたらバージョンアップ来てたわ!
ふたなり注意
公民館
アイ 「ベネットお姉ちゃん、居るー」
ベネット「どうした」
アイ 「ちょっと相談したい事があって」
ベネット「なんで私に、二人に相談すればいいんじゃないの」
アイ 「あの二人だとちょっと解決できそうにないから」
ベネット「そうか、丁度私もアイちゃんに聞きたい事があったんだ」
アイ 「な、何かな?」
ベネット「最近やたら内股になってるよね、戦ってる時もなんかおかしいし」
アイ 「さすがベネットお姉ちゃんだね、実は…」
・ ・ ・
・ ・
・
ベネット「なるほど、キノコが生えてきちゃったってわけか」
アイ 「最初は皆に相談しようと思ったけど生えた場所が場所だから言い辛くて」
ベネット「てっきりアナンタだけだと思ってたが」
ベネット「しかし、口だけじゃあ分からないな、実際に見て見るか」
アイ 「わ、あ! ちょっ…」
ベネット「……手をどけてくれないと確認出来ないんだが」
アイ 「やっぱり脱がないとだめなのかな」
ベネット「恥ずかしいのは分かるが、どんな状況なのか直接見ないと流石に分からん」
ベネット「それにみんなに迷惑かける前に終わらせるのが最善だと思うよ」
アイ 「ぅぅ…分かったよ…」
ベネット「これがアイちゃんの………」
アイ 「ちょ、近いって」
ベネット「触るぞ」
アイ 「あ、はいどうぞ…」
ベネット(程よい弾力で、すこし暖かいし、どう見てもキノコじゃないよね…) フニフニ
アイ 「んっ…んっふぅ…お姉ちゃん、ちょっと触り過ぎだよ」
ベネット「ごめん調子に乗ってたわ」
アイ 「で、なんのキノコか分かったかな?」
ベネット「いや、これキノコじゃなくてチ○コだろ…」
アイ 「えっ」
ベネット「いやだから、チ○k」
アイ 「わかったから二回も言わないでー」
ベネット「そう」
アイ 「でもこれって男の人しか生えてないんじゃ」
ベネット「そんな事ないぞ、昔アナンタにも似たようなのが生えていたからな」
アイ 「生えてたの!?」
ベネット「流石にアナンタも困っていたから私が治してあげたけど」
アイ 「へー治せるんだ、どうやって?」
ベネット「‘抜いて’あげたら普通に直ったけど」
アイ 「えっ抜いたの?」
ベネット「抜いたよ」
アイ 「もしかして無理やり抜いたの!!」
ベネット「私もそこまで鬼畜じゃない、優しく抜いてやったさ」
アイ 「いやいやいや、優しく抜いても血が出るだろっ」
ベネット「?…もしかして引っこ抜いたとか引き千切ったとか勘違いしてる」
アイ 「えっ、違うの?」
ベネット「私を何だと思っているんだ、抜くってのは…」
説明中…
アイ 「うーん、良く分かんないけどその白い液体が出たら治るかもしれないんだね」
アイ 「ありがとうベネットお姉ちゃん、何とかなりそうだよ、じゃあn」
ベネット「ちょっと待て、どこに行く」 ガシッ
アイ 「だってこれは一人で何とか出来るんじゃ」
ベネット「また一人でなんとかしようとする、私じゃ頼りない?」
アイ 「そんな事は…」
ベネット「たまには甘えて来なさいよ、ここにお姉ちゃんが居るんだから」 ダキッ…
アイ 「ベネットお姉ちゃん…」
ベネット「続きは…奥のベッドでしようか」
アイ 「う…うん」
ベネット「さ、横になって」
アイ 「うん…」 フサッ
ベネット「さっそく始めるわよ」 フニッ
アイ 「ひっ…あぅ…」 ドキドキ…
ベネット「痛かったら、ちゃんと言うんだよ」 シュッシュッ
アイ 「分かった……」
ベネット「………………」 シュッシュッ
アイ 「………ぁぅ………」
数分後
アイ 「ハァ…ハア……ンッ…」
ベネット「アイちゃん…見て」
アイ 「わわ…お姉ちゃんの手がベトベトだ」
ベネット「アイちゃんのからいっぱい出てきてる、ほら見て…」 ニチャァ…
アイ 「うわ…あ、糸引いてる…」
ベネット「これは気持ち良くなると出てくる奴だから安心しな」
アイ 「そ、そうなんだ…」
ベネット「しかし凄い量だな、ほらコスると音がするぞ」 クチャ…クチョ
アイ 「や、やめてえ恥ずかしいよ…」
ベネット「……今の顔凄く可愛かった」 ハァハァ…
アイ 「え…」
ベネット「もう一度見せてよ」 クチッ・・・クチュ
アイ 「ひゃあっ! ちょっベネッお姉ちゃ…」
ベネット「良いね、可愛くて虐めたくなる顔よ」 フニクニュ
アイ 「うぅ…先っちょばっか触られると…」
アイ 「体が…あっ熱くてっ……おかしくなりッそう…」
ベネット「良いよ、おかしくなっても」 クニュクニュ
アイ 「おねが…やめっ!…何か、来るぅッ」
アイ 「ふぅあっ!?わあああー!!!!…」 ビクビク ドピュピュッ
アイ 「ハァ…ッハァ…」
ベネット「あーあ、こんなに出して、服にも付いちゃった」
アイ 「…ごめんなさい」
ベネット「良いのよ、可愛いアイちゃん見れたしこれでお相子」
アイ 「お姉ちゃん、この事は…誰にも言わないでね」
ベネット「言わないって、これは二人だけの秘密だ」
アイ 「ありがとう」
ベネット「お、チ○コが小さくなって消えていくな」
アイ 「ほんとだ良かっ…た…消えなかったらどうしようかと…」
アイ 「なんだか疲れたよ、少し休むね……」
ベネット「ふぅ…これにて一件落着か」
アイ 「すぅ……んぅ…」
ベネット「おやすみ」 チュッ
カナ 「と言う夢を見てみたいんだ!」 ガタッ
ベネット「永眠しろ!」
終われ
久しぶりの投下だな
乙乙
夢オチかよ!
乙乙
シズナ「ふふ、さっきまでの威勢はどうしたのかな、伊賀くノ一アナンタ」
アナンタ「ぐぬぬ、シズナ嬢め…分身の術とは卑怯なり」
いつものように気まぐれではじめた忍者ごっこ
忍者アナンタは早速捕まって捕虜になり
後ろ手に縛られ、両足もしっかりと縛られていた
アナンタ「いやいやいや、なんで私縛られてんのさ」
シズナ「そのほうが雰囲気でるでしょ?」
アナンタ「なるほど」
シズナ「大丈夫よ、縛った場所は両手と両足だけにしといたから」
アナンタ「いやそんだけ縛られたら動けないって」
シズナ「ではさっそく捕虜になったんだからメインイベントを始めないとね」
アナンタ「な、何をするんだよぉ」
シズナ「知ってるくせに、尋 ・ 問 ・ よ !」
そう言うとシズナはアナンタの服をずらし、胸を露わにした
アナンタ「ッ!?」
シズナ「さて、すべて吐いてもらいましょうかアナンタ」
アナンタ「やっ私何にも知らないって、やめろよ!」
シズナ「…また大きくなったんじゃないの?」 モミモミ
アナンタ「変わってないよ、多分…って、これどう見てもセクハラだよね?」
シズナ「いいえこれは尋問よ、さぁレイチェル姫の居場所を早く吐きなさい」
シズナは両手でアナンタの胸を下から上に
持ちあげ軽く揉み始めた
アナンタ「ちょっ、ほんと知らないんだってばシズナちゃん!」
シズナ「さすがに口が固いわね、これは手強そうだわ」
そう言いながら両手でアナンタの乳首を優しく摘まんだり軽くひっかいた
アナンタ「ちょっ! ホントだめだってヤバイよ…」
アナンタ(うぅ…悔しいけど気持ち良くてパンツが濡れるよ…)
シズナ「大分効いてきたみたいね、さてそろそろ吐く気に(ry」
アイ「お姉ちゃん達、ご飯出来たよー!」
シズナ「あら、もうそんな時間なのね」
アナンタ「ハァ…ハァ…」
シズナ「良い所だったのにね、さぁご飯食べに行きましょうかアナンタ」
シズナはアナンタの両手両足の束縛を解いてあげた
アナンタ「ま、待ってよ!」
シズナ「どうしたの?」
アナンタ「こんなの…生殺しじゃないか!」
アナンタの顔は紅潮し太ももをすり合わせモジモジしていた
アナンタ「このままじゃ私、食事中に大変な事シちゃうかも知れないよ」
シズナ「例えば?」
アナンタ「ええと、オ…オナ、うぅ…なんて事言わせるんだよ」
シズナ「私まだ何も言ってないわよ、アナンタが一人で喋ってるんじゃない」
アナンタ「まぁ確かにそうだけど…」
シズナ「それで、どうしたいの?」
アナンタ「…良く…て…」
シズナ「聞こえないわ」
アナンタ「いっぱい触って気持ち良くしてよ!」
シズナ「……あーそう言う事ね」
アナンタ「早くぅ…」
アナンタは我慢出来ずパンツの上から秘所をまさぐり始めた
シズナ「あらあら、完全にスイッチ入ってるわね」
シズナ「すぐに楽にしてあげるわ」
ボワンと音と共に煙が上がり、その先にシズナが3人に増えていた
アナンタ「わぁ♪」
シズナ「「「さあ、始めるわよ」」」
アナンタ「んむ、ちゅ…ぷはぁ…」
シズナA「ん…じゅる、んはぁ、舌を入れてくるなんて積極的ね…」
シズナB「乳首もこんなにぷっくり勃ってる、食べちゃいたいくらい」 カプッ
アナンタ「らめっ 甘噛みは駄目なのぉ!」
シズナC「凄いわアナンタ、魔法なんか使えなくても股からウォーターが湧き出ているわ、ん」 レロ…
アナンタ「んぅ、良い、アッ!舐められるの良いよお」
口内、胸、性器などを同時に責められアナンタはもう限界寸前だった
アナンタ「シズナちゃん…私もうッ!」
シズナC「良いわよ、いつでもイきなさい」
アナンタ「ンゥッ!あ、アアアァァッ!!!」
お腹当たりに溜まってた気持ちよさが体全体に染みわたり
アナンタは体を仰け反らせブルブルと震えた
アナンタ「ふぅ…ふぅ……シズナちゃん、激しすぎるよ…」
シズナ「アナンタが楽しそうだったから、私もついノっちゃったのよ」
シズナ「でも何か忘れてるような?」
ベネット「おい何時まで遊んでる、ご飯が冷め(ry」
アナンタ「…」
シズナ「…」
ベネット「あんたら…いったい何やってるんだ?」 ビキビキ…
アナンタ「あの、ベネっち……笑顔が怖いよ」
この後二人がベネっちにきつく怒られるのはまた別の話
終わり
アイ「うぅ…いつまでご飯お預けなんだよ…」 ゲッソリ…
カナ 「今日は節分なのでこちらを用意しました」 ドンッ!!
アイ 「これは?」
アナンタ「スシか」
シズナ「巻き寿司ね」
カナ 「これはカナちゃん特製恵方巻きです、まぁ見た目は巻き寿司と同じですけど」
カナ 「元々は東の国にあるイベントの中の一つなんですけどね、商売繁盛や無病息災を願っ(ry」
ベネット「そうか、ちょうど小腹減ったしいただくわ」
カナ 「ちょっと待った!」 ササッ
ベネット「なんだ、食べたらいけないのか」
カナ 「いえいえ、ちゃんとした食べ方があるんです」
・ ・ ・
・ ・
・
アナンタ「つまり口から離さず食べれば良いんだね、簡単じゃん」
シズナ「簡単なのはアナンタだけでしょ」
アイ 「食べるのが遅いシズナちゃんには辛いイベントだね」
カナ 「今年は…北北西ですね、北北西の方へ向いて食べください」
ベネット「北北西は、あっちのほうか」
アイ 「準備できたよー」
カナ 「では願い事を思い浮かべながら食べてください、はいどうぞー」
アナンタ「もぐもぐ…(うまうま、けっこういけるねこれ)」
ベネット「もぐもぐ…(普通に食べれば良いのに…)」
シズナ「もぐもぐ…(ここからが本当の地獄…)」
アイ 「もぐもぐ…(こんな大きいの入らないよ)」
アナンタ「もぐ…もぐ…」
カナ 「(アナンタさんは両手を使ってがつがつと食べてますね)」
ベネット「……」
カナ 「(ベネットさんは片手で淡々と食べていますね)」
シズナ「ん…ん…」
カナ 「(シズナさんは…あまり進んでいませんね、まるで先っちょうを味わうかのように食べてます)」
アイ 「んぐ…んぐ…」
カナ 「(アイちゃんは両手で恵方巻きを小さなお口に押し込んでいますね、一生懸命なのがかわいいです)」
アイ 「…!?」 ゲホッ…ゲホ!!
シズナ「アイちゃん大丈夫!」
アナンタ「何その白い液体…」
アイ 「知らないよ、いきなり恵方巻きから出てきたんだよ…」 オエ…
カナ 「あーそれは恵方巻きの固有OD技ですね、特に害は無いのでご安心を」
アナンタ「いや害があるとか無いとかじゃなくて」
ベネット「まさか、全員のにもこんな仕掛けを?」
カナ 「いやあただの恵方巻きじゃつまらないから軽いドッキリのつもりで入れておいたんです」
ベネット「そいつは良い事聞いた」
カナ 「あの…ベネットさん、私の腕掴んでどうしたんですか動けないんですけど」
ベネット「アナンタ」
アナンタ「わかったよベネっち」
カナ 「アナンタさん、ちょっとその食べかけの恵方巻きどうするんですか、ダメですよ関節キスになっちゃ!!!!!」
カナ 「────!!!」
おわり
うむ、たいへんよろしいですな
俺の恵方巻きも…ゲホッ
416 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/07(水) 12:13:06.68 ID:p61tKUJO
アナンタたちっていつ性欲処理してるんだろうな?
村に帰還したときにそれとなく…
それにしても彼女たちに見合う男がいないから大変だな
一人主人公がハーレムパーティーなのかと思ったら全員女の子だからなぁ
こいつらホント凄いよ
ラルフ君を集団逆レイプするSSはよ
つダイコーンブレイド
ベネ×カナちゅっちゅSSはよ。
カナヅチ妖精が攻められると弱いという設定を生かす手段は他に無いんだぞ。
またふざけたアイテムを製作したカナちゃんを
ベネッちが、電気あんまでお仕置きしていると
徐々にカナちゃんの笑い声がいやらしい吐息と、喘ぎ声に変わっていく様をお願いします
長さ25cmのカリ高極太ちんぽ生やしたアナンタのオナホにされるカナちゃんの夢を見た
ベネットはアナンタ(混乱)に肉体関係を迫られたらなんだかんだで流されると思う
板「あらあら」
皆キャラ同士の絡みで盛り上がっているところ申し訳ないんだが。
アジ卵の文を最初見たとき
使いすぎたアナンタの精神が侵食されて誰もいないところで卵からあふれてくる瘴気に性的な意味でおいしく頂かれてしまう妄想が止まらなかった
んで、温卵になってからは幼体のアジが出てきてアナンタの立派なメロンに吸い付きながら以下略とか
そして完全に堕ちたアナンタにより一人また一人と・・・
まぁ、現在表クリア直前くらいまで来てしまったからその妄想がぶちころされてしまったんだけどね。
私も興味ありますねー
おおう、なんだかすばやい反応が。
時間に余裕があれば文才ないけど読めるものができるように文章考えてみるよ。
今日はもうねるけど。
興味深いな
続けろ
431 :
味玉:2012/03/27(火) 22:35:09.08 ID:GVSIEtKf
やぁ、昨日卵について発言した者だけど今日仕事3割妄想7割で考えてきたものを投下するよ。二分割。
読む気がしないって人は名前欄に味玉って入れておくからNGしておいて下され。それでは。
アジ・ダハーカの温かい卵が完成した
カナ「・・・どうなっても知りませんからね。」
カナ「あ、そうそう。余談なんですけど、この卵についてちょっとお話があってですね」
ダンジョン探索を一旦切り上げ、村に戻ってきたアナンタ一行
ベネットは自宅で荷物整理、シズナは姉のいる道具屋へ、アイはシズナについていった。
今宿屋の部屋はアナンタが一人で荷物整理をしているだけである。他には、誰も、いない筈だというのに
──ママ
アナ「───。」
声が、する
──ママ、アソンデ?
アナ「…うん。」
ふらふらと、アジ・ダハーカの卵を抱えてベッドへ向かうアナンタ。その表情からは普段の明るさは消え、しおらしい少女のようであった
ぺたんとベッドの中心に卵を抱えて座り込む。その直後、卵から黒い靄のようなものがあふれだし、アナンタの身体を舐めるように絡み付いてくる
いや、実際に舐めている。
ピチャ、ピチャ、と水音を響かせながら上は少女の首筋、鎖骨から始まり、背中、腋から臍にかけてまとわりつき、舐め、吸い付いていく。
アナ「んぅ…は…ぅあ…っ」ぴくんっ
下半身も全体的に足の指先から、丹念にぬらぬらと靄が舞い、太ももの内側に到っては貪るように舐めとっていく
ぴちゃ、ぴちゃ、ぬと、ぬるる…くちゅっ
アナ「ひぁっ…!ん、んんぅ…あっ!」
そして服の隙間に滑り込み、その豊満で形の良い胸に絡み付いていく。むにゅむにゅと優しく、しかし執拗に愛撫していく。
固くなった先端は舌で転がされるように舐められ、甘噛みされ、そして吸い付かれる
ぴちゃ、ぴちゃ、ちゅ、ちゅう
アナ「あ、あ、は、ぁはっ…んぁ、ゃ…」ピクッピクッ
コリッ
アナ「ふあっ!?あ、ひあああぁぁっ!」ビクンッ
アナ「ぁ…ぅぁ…」
女性らしい丸みを帯びた尻にも遠慮なく靄は絡みついて揉みしだいていく。
そして、ついに秘部へと伸びる
すでに下着の意味をもたないほどに濡れたシンプルな白いショーツを脱がすと、粘性の液体にまみれた股が露になる。
靄はゆっくりと秘裂に近づくと、吸い付き、舐め、指でまさぐるように弄くっていく
ぴちゃ、ぴちゃ、ぬちゅ
アナ「あぁっ、ひっ、ぁふっ…そこ、やぁ…っ!」
アナ「も、ゃ…おさえられな…ぅ」
──ママ、ガマンハ、ダメ
限界が近いアナンタを絶頂に導くために速度と激しさを増して攻め立てる
アナ「やっ、や、やあぁ…!だめ、だめ、だめ…!ひあ、あ、あああぁぁぁあっ!」
アナ「────っ!」ビクビクビクッ
声も上げられないほどに達するアナンタ
アナ「ぁ…ぅぁ…ぁ…」クタッ
432 :
味玉:2012/03/27(火) 22:39:00.58 ID:GVSIEtKf
倒れこむアナンタを靄が支えて股間を大きく広げさせる
憔悴して、虚ろな目で喘ぐ少女を拘束し、硬度を増した靄を押し当て
──ママ、イタダキマス
グチュリッ
アナ「ひあ!ああああああああああっ!」
膣内にねじ込んでいく。非常に狭く、きつい内部に絡みつくように入り込み侵略していく。
ズッ、ズッ、ズチュ!グチュ!
十分に濡れた結合部からは粘性を帯びた肉の絡み合う音が響く
アナ「あっあぁっ、ふあ、あ、あぁぁああっ!」
声を抑えることも出来ず、ただ快楽の波にながされ乱れるアナンタ
それを逃さないようにしっかりと腰をつかんで固定し、突き上げ、再び限界へと押し上げる
アナ「あっあっや、ああっんああああぁっ!だめ、だめ、もう、や…またきちゃうぅっ!」
──ウケトッテ
ズンッ!
アナ「ひぅっ、うあっあ、あああああああああぁぁあぁぁーっ!」ビクビクッ
ドプッ、ビュル、ドプドプ、ゴプッ!
一番深い所までねじ込み、その先にある小さな空間の中に、特濃の粘液を注ぎ込んでいく
アナ「ぁ…うぁ、はふっ、は…あ」
──ゴチソウサマ。マタシヨウネ?
アナ「…う、ん…。」トサッ
──ママ、ダイスキ
アナ「ん…私もだよ、アーちゃん…」
アナ「すぅ…すぅ…」
ベネット「ただいまーって、何よアナンタまた寝てるの?」
シズナ「最近ほんとによく寝ているわよね。また成長期なのかしら?」
アナ「アナンタお姉ちゃんはどこまでおっきくなるんだろうね」
ベネット「いや、単に疲れてるかなんかだろお前ら…。まぁ、ゆっくりさせてあげましょうか。大人しいとこっちが助かるし」
シズナ「そうね。いつも一番前に立ってがんばってくれているし休ませてあげましょう?」
アイ「そんなこと言って、ベネットお姉ちゃん実はアナンタお姉ちゃんにかまってもらえないと寂s」
シュタ(アイの後ろに回りこむベネット)
アイ「イエ、ナンデモナイデス」
カナ「ってな妄想をついしちゃったことがありましてー」てへぺろ
アナ「ちょ、冗談じゃないよ!なんてこと考えてるんだ君はー!それじゃ思いっきり変態さんじゃないかっ!」ぽかっ
カナ「うわらばっ!ちょ、ごめんなさいって!ちょっとしたお茶目ですよ、お茶目!」
アナ「もう…、そんな内容は普通人に言わないと思うよ…。まぁ、今日の目的はすんだし、これくらいでお暇するね。」
カナ「はいはーい、毎度どうもー」
アナ「ばれてるのかな?…そんなわけないよね。…もしばれてたらどうしようか」ポツリ
アナンタの独り言に、卵がゴトゴトと反応を返す
アナ「ん、そだね、そのときは皆も気持ちよくしてあげればいいよね。楽しみだね、アーちゃん。」クスクス
皆さんの御気に召すかどうかはわからないが、今の俺にはこれが限界だ。
あぁ、そうそう。思いっきりねじ込んでるけど形は自由自在に変えられるので、処女膜の隙間を縫うように入っていっているのでまだ完全な意味では貫通してないよ。
妄想の中では温かい卵になって幼体アジに貫かせる予定になっているので。
つまり処女出産ということか、竿が熱くなるな
うむ
乙←アジの尻尾
ティティかわいい
アナンタ「たしかにティティはかわいいな」
アジ卵「ママ・・・おっぱい」チューチューッ
アナ「ひぅっ、はぁ、あん・・・いっぱい飲んで大きくなってね・・・。」
アジ「コッチハ、モウオオキイ」ズヌヌ
アナ「ひあぁっ!ん、ぁん・・・、は、あぁあっ!あ、熱いよ・・・
アーちゃん・・・はあっ、あっ・・・奥まで、来てる・・・っ!」
ズッチュ、ズッチュ、グチュ!
アナ「あっ、あっ、あぁっ!だめ、もう・・・っ!」ガクガク
アジ「・・・ダスヨ」ズンッ
アナ「ふあっ、あ、ぁあああああっ!」ビクンビクン!
アジ「・・・ウッ」ドクドク、ビュルッ!
アナ「はぁ、はぁ、はぁ・・・。おっぱい吸われてたのに、熱いミルク出されちゃった・・・」くてっ
アジ「ゴチソウサマ」
アナ「・・・Zzz」
ベネ「なんだ、あいつまた寝てるのか。ってかまた卵抱えてるな。どんだけ好きなんだ。」
アイ「ものがものだけにちょっと危険な気もするけど」
シズ「まあ、孵る様子もなさそうだし、大丈夫じゃないかしら」
アジ「(・・・ツギハ、ミンナモダヨ、ママタチ)」
なんか最初は
アジ「やはり朝はおっぱいに限るな。(キリッ」
くらいだったのに気がついたらガチに
>アジ「やはり朝はおっぱいに限るな。(キリッ」
なにそれ見たい
>>437 おいおい、次はアイちゃん堕胎エンドかよ
最高じゃないか
>>439 アイちゃんは、ナカに出されて
アイ「ひぅっ、あ、熱い・・・溶けちゃうよぉ・・・」びくん、びくん
って言わされるのがいいと思います!
シズナは胸を集中的にこりこり甘噛みされて
シズ「ゃ、そんなにされても、おっぱい・・・でな、ふやあぁっ!」とか。
ベネっちは養分吸収的な意味で
ベネ「はぁ、はぁ、もっと・・・もっと!」って騎乗で。
ベネっちは乳輪でかい
おまえら誰の腋嗅ぎたい?
勿論カナちゃん
ベタだがアナンタ
あえてふわっとした甘い匂いのしそうなラヴァーズ様
カンヘルお姉ちゃんとかありだと思うの。
447 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/15(火) 22:25:17.38 ID:djJfj164
ベネっち一択
チチ シリ フトモモ ワキ・・・
ベネっち以外興味無いな
夢を見る私が見る夢のイベントとか超可愛い
若干呆れ気味にアナンタを諌める姿とか超優しそう
ベネっちは舐めたいんじゃないな、アナンタに舐めさせたいんだ
そしてやめろよ汚いだろっとか言うベネっちに若干匂いフェチ入ったアナンタを迫らせたいんだが上手く言葉にできない
アデラちゃんは甘そう
惚れた女の腋は否応無く甘い
ここまでベヒモスなし
アラクニサーカスやヴィヴィドゥに捕えられて無理矢理腋嗅がされるパーティーメンバーが見たい
ポッと出のボスやザコたちもいいキャラしてるのが、らんダンクオリティ
海のヴェパルはイソギンチャクのような触手でシズナを絡めとった!
シズ「やっ!はなしてっ……」
ヴェ「ふふ、貴方の魔力をごっそり頂いて……なにっ!?」
シズ「?」
ヴェ「魔力はあるけど胸がねえ!私よりも!?」
シズナは丸いもの無しで凶暴化!
シズナはヴェパルの触手を素手で引きちぎった!
ヴェ「オウフ」
>>455 おまっww。
ここエロパロ板だっちゅーの!
シズナに拘束技は効かないって事か
凹凸がないからスルりとヌけられるという訳だな
ヘソ穴挿入とかマニアック過ぎる
とりあえず思いついたカップリング
女王様ベネットの甘責めと忠犬アナンタ受け
忠犬アナンタのわんわん責めとツンデレベネットヘタレ化受け
ドMレイチェルのご奉仕責めとご主人様アナンタの照れ受け
ベネットのお姉さま責めとドMレイチェルの従順受け
シズナお姉ちゃんの性教育責めと妹アイちゃんの甘え受け
ベネットのたまには優しいお姉ちゃん責めとアイちゃんの勇気を出しておねだり妹受け
ベネットの庇護欲刺激され責めとマオちゃんのしっかり系守ってあげたい妹受け
シズナお姉ちゃんのよしよし責めとマオちゃんのうむうむ受け
アイちゃんの無意識系お姉ちゃんを取らないで嫉妬責めとマオちゃんの申し訳ない受け
アイスとエンデのとりあえずお姉さまを襲っちゃおう責めとアデラお姉さまのアワアワ受け
性悪ベネットの言葉責めとゴスロリーテの涙目受け
アリサのなにこれ楽しいわムチ責めと緊縛アナンタのやーめーてーよー受け
ベネットのアナンタをいじめていいのは私だけ仕返し責めとアリサのごめんなさいふふふ受け
アナンタのしょうがないなあ責めとメガちゃんのだっこ受け
アイちゃんの季節になりましたね
ベネっちおはよう
昨夜は急にどしゃぶりになるからびっくりしたよ
おう、本スレと間違えたぜ、すまんこ
エロパロスレと本スレは並べておくものじゃないな
黙っていれば気づかれないものを・・・
過疎すなあ
おい過疎りすぎだろw
「にゃ、にゃーん」←犬のくせに猫のマネか?でおしおき。
「わんわんっ」←アニャンタのくせにあきれるわね…でおしおき。
「もうどっちだよ…」←どうして人間の言葉喋ってるの?結局おしおき。
どうあがいてもおしおき
ほしゅ
ほしゅしてもおしおき
最終的にはドエロックスにまで進化したレックス君は
マオちゃんの腹見てもムラムラするに違いない
ほしゅ
ほしゅ
保守
ほしゅ
俺以外に人いるのかな
ほしゅ
いますよー
ここにもいるぞー
ここにいるぞ!
色々妄想は浮かぶがそれを記す語彙力が無いのがもどかしい
ネタは思い浮かぶが文章にするのは難しい
ほしゅ
ほしゅ
一番長い話がモンスター同士とかワロタ
デッドリーオーバーの副作用
あると思います
アナンタ:生命力の暴走が繁殖の本能に従って宿屋まで我慢するんだけど夜になって「ベネっち・・・わたしおかしいんだ・・・」とか夜這いしちゃう
ここまで夢想できたけどシズナさんは初号機ばりの暴走をし、アイちゃんはかわいいという事しか浮かばなかった・・・想像力が足りんぜよ
ID:raeOTXpv
おう早くしろよ
親子丼食べたい
捕手
ほしゅ
ほしゅ
ほしゅ
494 :
名無しさん@ピンキー:2013/02/12(火) 23:39:41.73 ID:CB7Nklge
過疎ってるな…
エイディーン様に誘惑されたい…
カナちゃんに誘惑されたい
ベネットさんに誘惑されたい
とかいう日誌を綴ってるカナちゃんにドン引きするベネっち見たい
498 :
名無しさん@ピンキー:2013/03/11(月) 00:50:52.25 ID:YvUoPIrY
顔に麻袋かけられた上にボッコボコされてからレイプされてゴミのように捨てられるベネットはよ
相手がシュワちゃんならベネットじゃ勝てないわな
500 :
名無しさん@ピンキー:2013/03/29(金) 01:03:24.22 ID:EhyjWYE7
保守
ほ
502 :
名無しさん@ピンキー:2013/05/10(金) 08:14:06.18 ID:Ne67RdqS
ティティは絶対に屋外で卑猥なことされるのが似合う
503 :
名無しさん@ピンキー:2013/05/21(火) 23:04:01.08 ID:VDkbxFU7
保守
ほ
カンヘル「アナンタ…折り入って教えて欲しい事があるのだが…」
アナンタ「どうしたのさ。改まって…」
カ「ふむ…先日読書をしていて読めない漢字があったのでラヴァーズ様に
尋ねてみたのだが、モジモジなされて要領を得なくてな…『まだ早い』
とか仰られて…恥を忍んでお前に教えて欲しい。この『自慰』と言う文字の読み方と
意味を…
ア「!!!!!!」
ほう…続け給え
わっふるわっふる
>>505です。
保守代わりに駄文を上げました。お目汚し、失礼
ゆるせ、さくぶん、ふとくいにて
アナンタだって作文不得意そうなのにあんなに説明文上手い事書くんだぜ…。
頑張れ、頑張れ
稀覯本「世継召喚要領」
お店価格 6666666G
世界四大奇書の一つ(使用時ウエポンブレスオール)
<ウエポンブレスオール/バトルのみ/使用回数無限/倉庫保存不可>
とある王国の国王が奥手な王女様のために、当代最高の学者と娼婦を動員して
書かせた夜伽指南書。王国滅亡時の混乱で焼失したと思われていたがこの度裏
ダンジョンにて発見された。
悦びに満ちた夜を過ごすためのありとあらゆる技術が、精緻極まる挿絵と懇切
丁寧な解説とともに記されているその内容には、さすがの私も…理解して欲しい。
果たして戦闘中に使用しても良いものか、私達3人はアイちゃんを寝かしつけた後
夜を徹して話し合った結果、その絶大な効果から最後の切り札として道具袋の奥底
に忍ばせておくことで合意。
更にベネっちが、いよいよ手放す際には相場の倍で買い取らせる約束を妖精さんか
ら取り付けた。
最近になって皆が寝静まってからしきりにシズナちゃんが道具袋の整理をしている
ようだが気付かないフリをしてあげている。
シズナさん何やってるのかな?
もっと詳しく描写して欲しいなあ
看板『女性専用洗体エステ”秘密の茨の園”〜ただいま新装開店サービス期間中、
めくるめく白百合の癒しを貴女に〜』
カナヅチ妖精「…ここを素通りするなんて犯罪だな…ではさっそく♪」
↓
(入店→手続き→全裸うつぶせ待機中)
カナヅチ妖精「(ドキドキワクワクテカテカ♪)」
????? 「(ガチャッ)失礼しまぁす♪」
カナヅチ妖精「(キタァァァァ♪♪♪)」
????? 「エクストラ洗体コースのお申し込みありがとうございまぁす♪じゃあ、さっそくアラウワネ♪♪♪」
カナヅチ妖精「…ア、アルラウネッ!!?」
アルラウネ 「…カ、カナちゃん!!?」
…続かない
カナ「『続かない…』で済ますわけにいくかぁ!!いいかアルラウネ、
こちとら払うもの払ってるんだ!!元は取らせてもらうかんな!!!」
アル「カナちゃん、落ち着いて…ふあっ…ちょっ…そんなとこ舐めないで…
ぐっ…がっ…」
カナ「へっ…いい気味だよアルラウネ。いつも剥き出しにしてんのは、実は
ソコが一番弱いのを隠すための強がりだって事を私が知らなかったと思って
いたのかい?お笑いだね…私を期待させておいて裏切った代償は大きいよ!」
アル「あが…!…!…ご、ごめんなさい…ボクが悪かった…謝るから…ソコを
齧るのは勘弁してぇぇぇ…」
最近はつと世の中に関する(中途半端な)知識がついてきたカンヘル
朝起きてみると人生で初めて月のものに汚れた自らの寝床を見て…
「さて…困ったことだ…どうしたものかな…」
ざくアクはここにまとめちゃう感じなのかね
しばらく書き込みも無いし試しにざくアクで書いてみたら?
「どうしてこんな気持ちになったんだろう…」
深夜に王国女子寮の廊下を足を忍ばせつつ歩むプリシラは溜息をついた。
妖精王国からこちらに移って来た時は期待に胸を躍らせていた。これからはずっとヅッチーと一緒だ。虫取りしたり、仲良く日向ぼっこしたり。
往年のヅッチーとの楽しい日々が、ハグレ王国で再開されると信じていた。でもここでの生活は私の予想とは少し違った。
王国での生活を始めるに当たって、私があてがわれたのは女子寮の個室だった。私はてっきり国王と参謀という立場上ヅッチーと相部屋生活を
するのだろうと思っていたのでがっかりした。更に私を落胆させたのは私に個室を手配するように願い出たのが他ならぬヅッチー本人だった事
をローズマリーさんから聞いた時だ。努めてこちらの気持ちを顔には出さないようにしていたが、さすがにローズマリーさんには悟られてしま
ったのだろう。彼女は私を慮って言った。
「ヅッチーは貴女に気を遣ったつもりなんですよ、プリシラさん。貴女は妖精王国の執政をしながらこのハグレ王国に身を置かれる。あちらの
王国の仕事もしながら尚も個人的な時間を作るのは難儀だ。おそらく妖精王国にも無かった貴女が誰にも邪魔されずに寛げる場所を提供してや
りたい、それがヅッチーのあなたに対する思いやりなんですよ。」
私はそう言ってくれたローズマリーさんの気遣いに対し心からの謝意を伝えて、あてがわれた居室に入った。整えられたベッドに身を横たえて
力なく微笑んで一人ごちた。
「ヅッチーはわかってないね…」
ヅッチーはとても強くて、とても優しい…自分を慕う仲間をとても大切に思ってくれる。もし私達の誰かが危険に見舞われたら、一も二も無く
その命を投げ出して戦ってくれるのだろう。でもヅッチーはその何者にもまつろわない強さ故に、本来弱い存在である他の妖精たちの微妙な心
の機微に察することに疎い。彼女が皆を思ってする破天荒な行いに周りの妖精達が振り回されてしまうのはそのためだ。もっともそんなヅッチ
ーだからこそ皆、時に困惑しつつも多いに慕って止まないのだけれども…
(続いてもいいんかなぁ?)
(批判が出るまではちびちび、続けてみる…ごめん遊ばせ…)
同じ王国でもハグレ王国での日々は妖精王国のそれとは大分に勝手が違う。
私達はマナジャムで力を得たがそれでもやはり多種族に比べればその身体能力は脆弱だ。
故に王国外での活動は商業活動に限定される。
一見するとハグレ王国も似たように思える。
王国と言うよりは明るく楽しいテーマパークと言った観があるが、彼らの場合はそれだけではない。
王国の国民一人一人が一騎当千の猛者たちである。
その力を頼りとされて魔物討伐や山賊退治といった荒事も日常的に行われていて、私もその戦いに動員される。
もとよりその覚悟で王国に帰属した私は多いに望む所である。
ヅッチーと一緒に戦うために激務の傍らで、これでもかと言うほど訓練を積んだのだ。
実際に私の実力はハグレ王国内でも決して他に引けを取らず、幾人かいる氷系物理職の中でも一目置かれているほどだ。
しかしその戦いの中で気付いた事がある。
ヅッチーと私の戦闘に於ける相性が左程に良くは無いと言うことにだ。
魔法職と物理職の組み合わせは何かと都合が良いと言われる。
物理職が盾となって魔法職の詠唱を守る、或いは魔法職の援護を得て力を得た物理職が敵を粉砕するのは戦術の基本だ。
その点ではヅッチーと私が組む事に不都合は無いのであるが、問題は互いの属性だ。雷と氷、互いに相手の力を引き出せる要素は無い。
属性は互いが同じでその力を高め合うか、互いが真逆でその弱点を補い合えるのが最良だ。
雷と氷ではいかにも中途半端。これまで数度、戦闘を行う事があった。ローズマリーさんの計らいなのだろう。
ヅッチーとコンビで戦わせて貰う事はあったが、互いに口には出さないがどうもしっくりこない。
そうヅッチーが戦場で真に必要とするのは防御を良しとしない彼女を確実に守護し得る強固な盾役、或いは互いの力を高め合える雷属性の相方なのだ。
私と一緒に戦っている時よりも、かなちゃんやヤエさんと一緒に戦っている時のヅッチーの方が生き生きと輝いて見えるのが、なんだかとても淋しい…
かく言う私の方もゼニヤッタさんやイリスさんと一緒に戦っている時にえもいわれぬ爽快さを感じているのだけれども…
(続くかも)
外での魔物討伐の仕事を終えて風呂を浴び、居室に戻ると手紙が配達されていた。
妖精王国からの定期報告書だ。詳細に綴られた内容に目を通した。
問題なく王国は運営されている事に満足した。リッピー達は良くやってくれている。
私がここに移るに当たって妖精王国及び進出地域に腹心の妖精達を代官として各地に配置した。
リッピーを本国の総代官に、リヴィエラをザンブラコに、アシュテルをケモフサ村を足掛かりとした帝都方面の責任者にと。
勿論、女王であるヅッチーには事前に裁可を求めた。
なるべく分かりやすい文面でしたためた決裁書を恭しく差し出して言った。
「ヅッチー。御裁可をお願いします。」
ヅッチーは拠点の仲間と興じていたモグラ叩き台から離れて会議室に私を誘い、しばらく書類に目を走らせて、
「ああ、良く分かったぜ、プリシラ。全て任せる。責任は私が取るから存分にやってくれ。」
これは妖精王国建国以来続けられている私とヅッチーの二人だけの慣習である。
王国を立ち上げて、小さな温泉宿と青空市を始めた時からのものだ。
お互いのすれ違いから起きた戦争のごく短い間だけ絶たれていた。
戦後になってからは何事も無かったかのように続けられている。
建国時と今とではこれらの決裁書の重みはまるで違う。
これらの書類へのヅッチーへのサイン一つで数百万Gのお金が動くのだ。
ヅッチーには申し訳ないが彼女がこれらの決裁書の内容を半分も理解していない事は私が良く知っている。
ヅッチーが見ているのは私の表情だけだ。私の心に何も懸念が無い事を察すると全てを信頼してくれて「よきに計らえ」。
私の中に後ろめたさや自信の無さを見咎めると「ちっと考えさせてくれ」と、なるのだ。
生来の武人の感性というのか勝負事や他人の嘘に関しては彼女の勘は冴え渡る。
かつてザンブラコ進出の一件を彼女の不在にかこつけて敢えて報告しなかったのもヅッチーに私の中の鬱屈を見抜かれるような気がしたからだ。
そんな鋭いヅッチーも私の秘めたる想いには、まるで気付いてくれないのが口惜しい…
本来妖精はその脆弱さを補うためなのか多属性魔法を器用に操る事が出来る種族であるが、
極まれに一属性に特化して多大な魔力を授かって生れ落ちる者がいる。
そのようにして生まれた者の多くが妖精女王や賢者として君臨した。
王家に生を受けたヅッチーがその血を色濃く受けて類まれな雷の才能を持つに到ったのは左程奇異な事ではない。
問題は野の者である私が大きな氷の力を得て生まれた事である。
王家の外でこのような子が生まれた場合はその子は忌み子とされ、女王はその小さな群れの秩序を守るために、
その子を抹殺するか追放するのが常である。
生れてから数年、徐々に忌み子の特徴が現れた私を女王が召喚した。
未だ幼かった私は女王の前に呼ばれた意味も分からず、
女王への慣習通りの謁見の礼を済ますと後は女王の顔をキョトンと見上げていた。
綺麗な方だった。鮮やかな桃色の髪を地に触れるか触れないかの所まで靡かせ、
透けるように薄い薄紫色の衣を纏い、その明碧色の瞳を瞬かせつつ、
悲しげに私を見据えていた。辺りからは侍従や侍女達の、
「哀れな…」「あんなに小さい子を…」
といった囁き声が漏れ聞こえて来た。
やがて意を決するかの如く眦を閉じた女王の朗々とした声があたりに響いた。
「女王として、この群れの安寧を守るために、私は一つの決断を下します。
これから行う事の一切の責任はこの私にあります。」
そういって手に持った杖を振り上げた女王の姿を見たとき、私は幼いながらに理解した。
あぁ、私は死ぬんだなと…取り分け恐ろしくは無かったが、悲しかった…
ただ理由も良く分からず自分が消えてしまう事が無性に悲しくて呟いた。
「…淋しい…」
その呟きに女王の手の動きが止まった。
辺りの人々は尚も私を見ていたくないとばかりに眼を背けた…
その時だった
「母様?」
その場にいた全ての人がその声を発する者に眼を向けた。
そこには私と同じぐらいの小さな女の子が立っていた。
女王と同じ色の髪と瞳を持ち、やはり女王と同じような薄紫色のワンピースを誂えたように着せられていた。
頭に着けられている黄色いリボンがそのあどけない笑顔に良く映えている。
「こんな天気のいい日に昼寝をしてろなんて、母様もヒドイことを言う。
ちゃんと一眠りしたから遊びに行かせておくれよ…」
その少女は場の雰囲気に触れて、一瞬顔から笑顔を消した…ように見えたがすぐに元の表情に戻り私に駆け寄って言った。
「お前、初めて会うな。私はヅッチー…お前は?」
私は今自分に起ころうとしていた事と、それに似つかわしくない目の前にある無邪気な笑顔との差異に
すっかり気が動転してしまい何も答えられなかった。
「どうした…鳩が豆鉄砲喰らったような顔して。教えてくれよ、お前の名前だよ。」
なんとか私は気を落ち着けて、先ず間違いなく王女と思われる少女に失礼のないようにと、
言葉を選んで答えた。
「お、お初に御目にかかります王女様。あの、わ、私はプリシラと、申します…お、お見知りおきの程を…」
「ああ、いい、いい」
少女は煩わしそうに首を振ると、手を取って私を立たせて言った。
「そんなに畏まるなって。偉いのは私の母様で、私は出来の良くないただのイカヅチ妖精だよ。」
そう言うやいなや少女は私の手を握ったまま駆け出して言った。
「一緒に来いよ、プリシラ。昨日森の奥の木の梢に蜂蜜仕掛けといたんだ。きっと今頃カブトやクワガタがたかってる。取りに行こうぜ。」
「ヅッチー!ちょっ…」
女王が言い終わらぬうちに
「母様、夕飯までには戻るから!」
そう言い放った少女と私は女王の館を飛び出した。
私達は森が一望できる高台の大きな木の下に座っていた。
私は女王の館で自分に起ころうとしていた事を改めて思い返して、なんとも恐ろしく、心細くなって、ただ、ただ泣いた。
少女…ヅッチーは私の横でしばらく黙って捕まえたクワガタを弄っていたが、不意に口を開いた。
「あのさ…事情はよく分かんないけど、なんかヤバそうだったからここまで引っ張って来ちまった。ごめんな…」
ごめん…その言葉にまた胸が熱くなった…ヅッチーは全然悪くないのに、それどころかおそらくは私は彼女に命を救われたのだ。
その事を伝えたかったが言葉にならず私はヅッチーに取り縋ってまた泣いた。
「泣くなよ。それとも何か?お前はなんかとんでもない悪い事でもしたのか?
だったら気が咎めて泣くってのも分からなくもないけど…お前はなんかいけないことしたのか?」
幼かった私にもまだ事情は分からなかった。
けれどもあのような状況に立たされなければならないような理由は思い至らずヅッチーの腕の中で強く頭を振った。
「だったらいいじゃないか。そんなにめそめそするこたぁねえよ。
私がウチに帰ったら母様にキチンと言ってやる。お前がなんも悪い事してないってな。
なんか行き違いがあったんだろう。でも今は館の連中も頭に血が上ってるだろうから、
しばらくここらで時間潰してから戻ろうぜ。」
そういってヅッチーは私の手にクワガタを握らせた。
「もう泣き止めよ。ほら、この私でもめったにお目にかかったことが無いほどの大物だ。
これやるよ。」
確かに見た事が無いほど大きいクワガタだったが、
私にはその時のヅッチーの手の温もりや声、眼差しが何より暖かく心強かった。
「あ、あの…王女様…」
「ああ…」
ヅッチーは顔をしかめて言った。
「その呼び方と、こそばゆい言葉遣いはやめてくれ。いいかい、プリシラ。私の事はヅッチーって呼びな」
「…はい…ヅッチー…ありがとう」
また、涙が溢れた。でもこれはもう悲しいからじゃない。
「また泣いてる。お前は泣き虫だな。もうびくびくすんなって。
後の事は私に任せて大船に乗った気でいろよ…だってよ…ヅッチーなんだぜ?」
「うん…ヅッチー…」
ヅッチーを全てを委ねて妖精王国に戻った私に待っていたのは、
想像を遥かに超えた分不相応な程の果報な待遇と幸せな日々だった。
私はヅッチー御付きの共の者として取り立てられ、改めて女王に接見した。
その時の女王の御尊顔はえもいわれる程の穏やかさを称えておられ、
その場に参内していた侍従・侍女達の表情もまるであの時の事が夢だったのかと思わせるほどに好意的なものだった。
私はヅッチーが私の為に如何に心を砕いて立ち回ってくれたかを思い知らされ、彼女に傾倒した。
それからは毎日が幸せだった。
私はいつでもヅッチーと一緒。
寝食全てをヅッチーと共に過ごした。
始めの頃私はヅッチーを神様のように崇めた。
私を絶望の淵から救い上げてくれた人だったから、
でもヅッチーは私のそんな態度を見透かす度にそれを煙たがり諌めたし、
四六時中過ごす事で私はヅッチーの良い所も悪い所も備に見る事で次第に「神様」扱いを改めるようになった。
しかしそれはヅッチーへの「崇拝」が、それを凌駕する「親愛」に昇華しただけである。
私にとってのヅッチーは最早、恩人といった在り来たりな表現であらわせる存在ではなく、
私にとって無くてはならない人、私の全てになった。
時が過ぎて、儚い妖精の命の定めに従うかのように女王を支えてきた古い友が櫛の歯が落ちてゆくように消えていく中で、
いよいよ女王にもその時が近づいてきた。
その時の私は、女王にその周旋の才を見出され、女王が率いる群れのあらゆる事柄を差配するようになっていた。
いよいよの時が訪れる事になったある夜、
女王はヅッチーと私だけをその御息所に呼び寄せ、私達妖精族の失われつつある歴史をお話しになった。
突如ダンジョン村に貼られた豊胸マッサージの広告
「こんなの絶対嘘くさいわー」というアナンタとベネットに「ええ、そうよね」と同調するシズナだが興味を捨てきれず、二人に内緒で通ってしまう
男の嘘八百な口車に乗せられ、効果に半信半疑ながら敏感な胸への愛撫を受け続けてしまうシズナは、徐々に倒錯的な快楽に目覚めてしまい・・・
というネタを考えたんだけど、SS化する実力がない・・・・
525 :
氷と雷:2013/12/05(木) 07:19:12.31 ID:we/X4Ifh
おぅ!?人が来た!!ようこそ
今後はこのネタは「氷と雷」で細々続けます。お目汚し失礼…
ヅッチーが苦しむ女王の口に水を含ませた。
「末期の水ですね…なかなかお味は結構…」
ヅッチーは一瞬だけ顔を曇らせたが、すぐに明るい表情で切り返した。
「柄にも無い事言わないでおくれよ、母様…お気に入りの側近が消える度、
私に『私は決して消えない…安心なさい』って言ってたじゃんか。もしお迎
えの死神なり何なりがそこまで来てるなら母様お得意の魅了術か雷魔法で追
っ払ってしまいなよ」
女王はそんなヅッチーの励ましに少し唇を震わせて微笑まれたかのように見
えた…しかしそのお姿には最早死がまとわりついている。
「若い頃には…そう思いました…妖精達がある日突然消えるのは、その妖精
が弱いからだと…ならば私は強いから大丈夫だと…自分の事ながらなかなか
頼もしい…でもね、ヅッチー…これは強さを超越した運命なの…本当に強い
者ならば…女王ならば、ただ本人も気付かぬ内にいつの間にか消えるのでは
なく、その運命をしっかりと見据えて、取り乱す事無く残された者への指図
を終えて、従容としてその時に赴く…それが只の無鉄砲なハネッ返り妖精だ
った私が学んだ、女王としての責務の内の大切な一つです。ヅッチー…これ
まで貴女には堅苦しい女王の振る舞いや有様等は決して教えてきませんでし
たね…私自身がそのようなもの…大っ嫌いだったから…今、私が去るこの場
に及んで…新たな女王たる貴女に対して命じる事は…本当に強く、真っ当で
ありなさい…そして仲間に優しく、命を掛けて守りなさい…これだけです…
汝、王女ヅッチー…女王の名において特に諭す…」
女王の口から女王自身の御世の終わりを宣された私は、呆然としてその場に
崩れてしまいそうな衝撃に見舞われた…だが、ヅッチーは毅然として女王の
手を取り恭しく拝して言った。
「王女ヅッチー…女王陛下の大命を確かに承りました…陛下の御辰念を拝し
、努めに努め誓ってこれを成し遂げます。」
そうすると女王は予め弁えていたのであろう侍女に介添えされて、ヅッチー
に真新しい黄錦のリボンをヅッチー頭に結んだ…女王が個人的に設えた、決
して仰々しくはないが女王なりに厳粛で愛の篭った即位の儀であった…頭を
垂れるヅッチー眦には涙が滲んでいた…私だけがそれが見える位置に控えて
いた。
侍女たちが去ると、女王はいくらか穏やかな表情で普段の口調で私達に語り
かけた。
>>524 実力云々は別にして書いて欲しいな
私も過疎をイイことに駄文書き散らしてる県立高校を劣等な成績で卒業した某愚民です
エロパロだからいずれはその方面に持って来たいけど実力不足でナカナカ…
豊胸、他お話待ってまーす
527 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/19(木) 09:56:55.58 ID:Ss0NJ5jz
テス
528 :
氷と雷:2013/12/19(木) 10:01:33.93 ID:Ss0NJ5jz
「私の命尽きる前にこの小さな妖精の群れが辿って来た『この世界』に到る
までの歴史をヅッチーと…プリシラ、貴女に伝えておきましょう。貴女は本
当に良く仕えてくれた…それに初対面の時にとても怖い思いをさせてしまっ
たその申し開きと、今後も、この群れとヅッチーの助けになって欲しいとい
う私の切なる願いから、こうして話します。
かつて私達はこの世界よりも遥かにマナに満ち溢れた別世界で生を営んでい
たのです。その世界における我々妖精は今ほど脆弱ではなく、人間や魔物と
伍して、勢力を誇っていた一大種族でした。貴女達も知る古の偉人、大女王
エルヴィナや妖精剣士ヌエザ、神童アゲハといった勇者達は彼の地で繁栄し
ていた妖精族の権勢の体現者でした。」
女王の口から語られた思いもよらぬ先代以降の歴史にヅッチーと私は瞠目し
、互いに目を見合わせた。しばし息を整えるために沈黙する女王をヅッチー
が促した。
「ならどうして、私達はどうして、この世界にやってきたのさ…ここじゃあ
マナが慢性的に不足して、そこらの野生動物が暴れても手を焼く有様だ。せ
っかくの母様直伝の雷魔法もあいつら相手に息が続かない、この世界じゃ妖
精族の繁栄も夢のまた夢じゃんか…」
ヅッチーの問いに、心底悲しそうな表情を湛えた女王が応えた。
「妖精同士の争いが起こったのです…私が女王の代にね…
それを話すにはヅッチー、貴女のおばあさまの…いいえ…正確にはおばあ
さまでは無いわね…先代女王レインリリーのお話から始めなければならな
いの。
先代、レインリリー女王陛下は、水と風の魔法を極めたそれはそれは美し
く、強く…そして優しいお方だった。その美と力は古の大女王エルヴィナ
様の再来とまで謳われていた。当時はそれ以前に起こった邪龍アジダハー
カに起因する大戦争で、妖精族きっての勇者アゲハが同盟していた諸族の
裏切りから戦場で獅子奮迅の働きをしながらも果ててしまい、私達妖精は
勢力を減じて森を主体に逼塞していた。レインリリーはその妖精族の危機
を挽回する逸材だと、周囲から期待されていた。
でもね、リリー様のお考えは、当時の好戦的な周囲の妖精たちとは違って
いたの。ママは…いえ、リリー陛下は『世界のわだかまりに眷属を巻き込
む必要など無い。綺麗な花や美味しい食べ物を愛でて日々を幸せに生きて
いる、多種族にはちょっと不思議で気の良い魅力的な種族…世界の清涼剤
たる妖精…それで良いではないか…これこそが太祖エルヴィナ様以来の妖
精族の生き様である』、これを国是として妖精達を導いたわ。そうして妖
精達は外部から一定の距離を置くことで平安な一時代を築いた。玉座の扁
額に掲げられている『楽しさ優先主義〜よく寝て、よく食べ。よく遊ぶ〜』
の大書はリリー陛下の親筆よ。
ヅッチー…古参の妖精達のとやかく言う声に左右されずに先代の意思通り
の妖精らしい妖精に育ってくれた貴女は私の慰めであり喜びです…誇りな
さい…」
そうやって愛しげにヅッチーの髪を撫ぜる女王の表情の、なんと美しかっ
た事か…私は昨日のように覚えている。
529 :
氷と雷:2013/12/19(木) 12:39:41.60 ID:Ss0NJ5jz
「あらやだ…すぐに話をそれてしまう…年を取ったものね私も。話を戻しま
す。
ここで面倒だけれども歴史を更に遡らないといけない。私も苦手だった科目
だけれども、遺言の一部だと思って耐えて頂戴ね。
通常妖精は貴女達も知っている通りに、花や木や湖の辺から不意に生まれる
。それ故に生まれた妖精は種族全体の子として育まれる…彼の地に古くより
住まっていた妖精もそれは変わらない…その中から特に秀でたものが群れを
率いていた。それが大女王エルヴィナ様の頃から変わった。それまでは妖精
族に『王家』は存在しなかった。エルヴィナ様はそれまで各地に住まう妖精
達がその周囲に住まう他の屈強な他種族に怯えて暮らしているのを残念に思
い、かの世界にあった大樹海に妖精が気兼ねなく伸び伸びと暮らせる妖精の
ための国、『妖精王国』を建国を目指した。エルヴィナ様は時にその類稀な
魔力で敵を蹴散らし、或いはその魅了術で他勢力を屈服させて大樹海に何者
も侵し得ない一大王国を打ち立てたの。そこは妖精達が誰にも邪魔される事
なく生涯を全うし、周囲の国々の畏敬まで勝ち得る妖精の理想郷だった。時
を経てその生涯を終えようとしていたエルヴィナ様には初志を貫徹し何も思
い残す事は無かったのだけれども、周囲は慌てた。妖精王国の権威はエルヴ
ィナ様の力によったものだったから当然よね。
そこで王国創成期の重臣達は渋るエルヴィナ様を説き伏せて、『能力隔世付
与の秘術』を妖精界にもたらした。
これはそれまで行われていた、たまたま生まれ落ちた優秀な妖精を頭に戴く
牧歌的な妖精の群れの伝統を根底から覆す革新的な方策だった。他種族の種
の保存法である『生殖行為』を優れた能力の保存・継承するべく優れた資質
を持った妖精に行わせ、優れた妖精の能力を次代に受け継がせるといった秘
術…生殖の対象として女系族だった妖精族に対して他の種族の優秀な男性種
をあてがい、『生殖』させるものだった。
このあまりの暴挙にエルヴィナ様は難色を示したが、『妖精族の繁栄のため
』という重臣達の哀願を嘉されて、当時エルヴィナ様の元で王国建国のため
に身を寄せて協力をしてくれた、信頼する信頼するエルフの若人とこの『秘
術』を行った。
それと同時に建国戦争を戦った幾多のエルヴィナ様の一騎当千の側近達が、
それぞれ『この人こそ』と思い定めた相手と『秘術』に臨んだ。
こうして生まれた者たちを核に構成されたのが妖精王族とその貴族達の走り
です。
その後、幾代にもわたって行われたこの『生殖の秘術』で王国は優れた才能
を持った勇士達を輩出し続け、稀に起こった妖精族存亡の危機に対して打ち
勝ってきました。英雄譚に語られる剣士ヌエザや先に述べたアゲハもこの秘
術によって生まれた建国を支えた勇者達の末裔です。
530 :
氷と雷:2013/12/19(木) 12:40:30.32 ID:Ss0NJ5jz
話をリリー様の時代まで戻します。かつての妖精王国国防政策の最重要課題
であった『秘術』は、その時代までに形成されていた貴族の『選択可能な慰
み事』となっていました。王族も例外ではありません。早い話が『貴女は産
む方?探す方?』といったぐらいアバウトなものになっていました。実際建
前上続いていた王家もエルヴィナ様以来の万世一系のものではなく、拾い子
が女王になった事も多々ありました。しかし数世紀来のアジ・ダカーハ大戦
の惨禍に見舞われた事もあり、突如、妖精達にも危機意識が芽生え『是非、
陛下御自身が御世継ぎを…』との声と『今こそ妖精王国のかつての栄光』を
望む過激派勢力が台頭したのを若き日のリリー陛下は例の「お気楽政策」で
封じたわ。
その後リリー陛下は妖精の常識にはそぐわないほどの圧倒的な長寿を誇った
の。妖精古来の生き方を自ら体現されたが故の奇跡かしらね。従来なら長く
て30〜40年で消えてしまうはずが、伝説時代の妖精よろしく500年程
の宝算を数えた…はっきりした年数が分からないのはリリー様の推奨した『
お気楽政策』の余波で王家の歴史の記述も『細かいと、学ぶ側もウンザリす
るから大筋が分かれば大体で良いわよ』という陛下の鶴の一声で簡略化され
たわ…良かったわね、ヅッチー…その間、妖精界だけでなく外部の世界も小
さな諍いは頻発したようだけれども概ね平和な時代を謳歌したらしいわ。
この平和なリリー女王陛下時代の黄昏時に一つの小さな事件が起こった。長
い王国の歴史の中では取るに足らない小さな出来事。エルヴィナ様の流れを
組むものの、今やすっかり土着化した或るいかづち妖精の一族の集落が、一
族郎党稀に起こる人間によるマナの粉を目当てとした妖精狩りにみまわれ滅
ぼされてしまった。リリー様自ら救援に出向かれたその時には、全てが終わ
っていた。その地の妖精達のささやかな森の住まいは焼き尽くされ、住民は
皆殺しにされていたの。消えてしまった同族の弔いをしめやかに終えた女王
が、略奪をまぬがれた小さなキャベツ畑の中で襲撃から隠された一人の幼い
妖精を拾い上げた。後の女王エイディーン…私よ…
531 :
氷と雷:2013/12/21(土) 07:42:57.27 ID:7RqwV/3m
妖精の死体の羽から高濃度のマナを得るために妖精を狩るという行為は、
リリー様が即位されて間もないアジ・ダハーカ大戦後の混乱期には、よく
起こった事だそうよ。しかし500年余りの平和の時代を経て、再びその
事が起こった時、リリー様は大層心を痛められて残された私を不憫に思い
、私を自らの娘として育てられる事を決意された。公的な発表では私はリ
リー陛下御自身の子であると報じられ、その経緯を知るのは極限られた者
達のみだった。間もなく継子誕生の触れが出され、王国では身分の上下な
く招かれた大祝賀会が催された。その時にリリー様が身分も何もかも無い
かのごとく、誂えられた瀟洒な衣装の袖を捲くり、裾をからげて集った民
と肩を組んで踊り回ってる様子に感銘を受けた芸術妖精の大家ピカンが描
いたのが、今も館の大広間に飾られている大作『女王乱舞』よ。
この絵にはリリー様の築かれた妖精王国中興時代の輝きが余す所無く描か
れているわ…
この世界に移る時に、私が無理を言って持ち込んだ大切な一品なの。ヅッ
チーの代になっても、私の形見と思って大切にしてね…
リリー陛下は…いえママは、私を本当の娘のように愛して、育ててくれた
わ。私が気の利いたジョークを言ったらその成長を涙を流して喜んでくれ
たし、夜な夜なママ自ら話してくれたエルヴィナ様の物語とママの絵をヒ
ントに私が奥義『ロイヤルテンプテーション』を編み出した時には国を挙
げての祭りを挙行して、その日を祝日に定めたの。周囲の妖精達はその親
馬鹿ぶりを笑ったけれども皆祭りは大好きだったから、その日は多いに喜
び騒いだわ。
『妖精界の偉人(きじん)エイディーン殿下万歳(笑)。どうかいつまで
も健やかでありますように』
そんな遠慮も何もあったものじゃない歓呼の中、女王と私は皆と飲み食い
踊りまくった。
皆が等しく幸せに笑っていた…そんな時代だった。」
その様子を思い起こしているのであろうエイディーン陛下のお顔の色には
、俄かに赤みが差した。
私自身も妖精の黄金時代を想像し、しばし陶然としていた。たとえこの後
にそれが終わりを告げる悲しい経緯に話が進むのだと判ってはいても…
「でも平和に慣れていた多くの妖精達がその時がいつまでも続くと信じて
いたちょうどその頃から、世界は風雲急を告げる災禍に見舞われつつあっ
たの。あの邪龍アジ・ダハーカが復活する前兆が世界の各地で見られるよ
うになった。その事を機敏に察した賢者スルーア・マイの注進から女王は
妖精王国に徹底した鎖国体制を敷くようになったの。女王が目指した「妖
精の安寧」と「明るく、楽しい生活」の国是が、皮肉にも対立する事態に
陥ってしまったの。平和の時代が続く中で王国は非公式ではあったけれど
も外界との交流を行っていた。故にその頃には、王国の生活のあらゆる所
で外部の世界の価値観が浸透しつつあったし、外部との接触の制限は日々
を快適に過ごすための優れた技術や知識の流入に制限を加えるものだった。
それ以降一枚岩だった王国にはいくつかの考え方を異にする集団がそれぞ
れ独自の行動を取るようになったわ。リリー様の考えを墨守して妖精のみ
での安寧を守りたいと願う守旧派、外の世界と積極的に交わってより素晴
らしい生活を謳歌しようと願った革新派。でもこの二派は表立って対立し
ていたわけじゃないの。守旧派の人々にとっての革新派は『いまどきの若
者は…』ぐらいのもので、革新派の若人達も『年寄りは頭が固いなぁ』ぐ
らいの感覚で、隔絶しているとは言えなかった。
現に母が大好きだった私自身が革新派の首魁みたいなものでしたからね。
懐かしいわ…妖精界の核弾頭と恐れられ、私の幼い頃からの従者だった『
狂犬・癒しのシーリー』や、母から私のお目付け役を任されていたスルー
ア・マイの二人をつき合わせて、私は勇者になるべく各地を旅したものよ。
その頃からですね…私が『誘惑のエイディーン』という二つ名で呼ばれる
ようになったのは…宝探しをしたり、人間の凄腕と呼ばれた冒険者達と渡
り合ったり…遊びが過ぎてシーリーをグレさせたり、今思えば随分と無茶
をしましたが、私にはかけがえの無い胸躍る青春の思い出です。
時が下って、母リリーがその長年の御世を経て身罷られました。余りに突
然な事で思いもよらない事だったわ。私はその時、いつものようにママを
相手にチーズを肴に極上のワインを傾けながら外での珍しい体験や武勇伝
を語っていたの。ママは苦笑したり混ぜっ返したりしながら穏やかに話し
に聞き入ってくれていた。空いてしまった酒瓶を満たしに私が席を立って
いる間にママは逝ってしまった…悲しかったわ…底抜けの明るさの内にそ
の儚い命が果てる日に怯えているのが妖精の常だったけれども、ママだけ
は例外だと信じていたから…ママは最期まで私が実子では無い事を話さな
かった。後に私がその事を妖精戦争を機に知った時には少々混乱し悩みも
しましたが、今ではママは私を本当の娘と思っていてくれたのだと感謝し
ています。
533 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/25(水) 05:00:43.77 ID:v1QfCfzI
ヅッチーの相方はヤエちゃんが鉄板だったけど、たまにプリシラとも組ませてあげようかな
ざくアクのSSもっと増えますように・・・
534 :
氷と雷:2013/12/27(金) 01:17:37.63 ID:BMVLye97
ちょいと筆休め
かなちゃんがその巨体を慮り足音を忍ばせつつ深夜にプリシラを訪ねた
プリ「あら、かなちゃん…いらっしゃい…どうぞお掛けになって」
プリシラの周りにはあられもない姿の少女達が…ある者は彼女の肩を揉
み、ある者は銀盆に酒を載せて佇み…またある者は彼女の膝の上でその
秘所を弄ばれていた…皆、借金のかたに連れてこられた哀れな境遇の者
達だ。
かな「プリシラ…その、君を仕込んだ私が言うのもなんだが私が目指し
ているのは、もっと健全なエロであって…」
フフ…と意味ありげな笑みを浮かべたプリシラは、
「まぁ、どうぞ掛けてくださいな…かなちゃんの為に今日は特別の娘達
をご披露しましょう…」
プリシラが手を叩くや否や、辺りから拠点のサービス勢そこのけの美女
達が現れ、かなちゃんの周囲に侍った
かな「(堪えろかなちゃん、私は毅然として正しいセクハラ魂を愛弟子
たるプリシラに教授しなければならない…だが、しかし…やわらかぁ…
ここちよぉ…)」
かなちゃんの戦いが、今、始まる…
」
>>534 かなちゃんがダークサイドに堕ちてエステルさんやヘルちんに凄いセクハラかますわけだな
・・・ふぅ
536 :
氷と雷:2013/12/28(土) 18:01:05.52 ID:oEdueIGB
>>535 そーなのかー
考えもしなかったその展開
他者の視点は勉強になりまさぁ
底の女(生前)が穴の中にいたゾンビか何かに死ぬまで犯されてモンスター化するってシチュだけ思い付いた
538 :
名無しさん@ピンキー:
アナ「シズナちゃんと寝たら楽しくなれるよ」
アイ「だまひたなぁ…」ビクンビクン
みたいなのくれ