【原作】ハリポタの女性キャラでハァハァ【映画】第五章
ほ
スレに人いるかな?
遅れて嵌まって、自分の中では萌え真っ盛りなんだけど、
世間的には下火で寂しいよ。
今さらハリハーの需要なんてあるかな。
読んでくれる人がいるならupしたいんだけど…。
|, ,_
|∀゚)
|⊂ノ
|, ,_ ∩
|∀゚) 彡 < おっぱい!おっぱい!
|⊂彡
|
| ミ
| ピャッ
109 :
105:2012/03/07(水) 20:26:50.91 ID:Lv7n0MK+
ありがとう。
読んでくれる人がいて嬉しい。
エロありとエロなし(微エロ?)と書き散らしたんで、
多少推敲して、エロありからぼちばちupするよ。
ほ
112 :
105:2012/03/19(月) 14:43:55.12 ID:KYOJYQEV
前にハリハーSSをupすると書いたものです。
なかなか時間が取れなくて、upが遅くなっててすみません…。
ほしゅ
115 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/27(火) 12:42:23.23 ID:F9P75wqA
お待ちしてます
116 :
ド素人人間:2012/03/27(火) 17:35:12.17 ID:Yis0bPJw
秋。冷たい雨が降りしきる中、スタジアムはクィディッチの試合による歓声が轟いていた。
グリフィンドールVSハッフルパフ。 どちらも互角の戦いを見せるが、ほぼ延長戦にもつれ込もうとしたその時、
グリフィンドールの名シーカー、ハリーポッターはスニッチを見つけると疾風の如く飛翔しそれを掴み取った。
と、次の瞬間、相手ビーターによって放たれたブラッジャーがハリーの左肩に激突し、ハリーは意識を失って、
地面に墜落した。チェイサーであるジニー・ウィーズリーは彼を心配して駆け寄ったが、ハリーは先生たちにより
すぐさま医務室へと運ばれてしまった。
マダム・ポンフリーによる診察の結果、ハリーの左肩甲骨は粉々に粉砕され、地面に衝突した時の衝撃で脚のいくつかの
骨を骨折していて、医療用の呪文を最大限に利用しても完全に回復するまでに2週間はかかるようだった。
ハリーは何日も死んだように眠り続けた。
夜が完全に更けきった時分、ハリーはかすかに聞こえた自分の名を呼ぶ声によって目を覚ました。
「はりー・・・・・、はりー」
眠気眼でベッドの脇に目をやると、なんとそこにはジニーがいた。
「どうして君がここに・・・」
ハリーは呆然としながら言った。
「いやっ、ごめんなさい。私、あなたを起こそうとしてたわけじゃなくて、その・・」
「いいんだ。ところで、試合はどうなったの?」
「勝ったわ。あなたがスニッチをとったから。とってもかっこよかったわ。」
ジニーは目を輝かせ、頬を上気させながら言う。
ハリーは「よかった」と安堵して微笑み、再び眠りについた。
眠っている彼の顔は穏やかでいつもとは違って少しだけ幼さが垣間見えた。
ジニーは眠る彼の顔をゆっくりと撫で、自らの人生で初めての口づけを彼に与えた。
次の日。
また同じ声が聞こえ、彼は起きる。
「あっ、ハリー・・。私、また・・」
「ジ、ジニー。ずっとここにいたのかい?」
彼女は頷いて答える。
「だって、あなたのそばにいたかったから。だから、双子のお兄ちゃんたちに気絶キャンディをもらって・・。」
ハリーは彼女の優しさに無意識のうちに愛情を覚えた。
「ジニー。ありがとう。僕も君がいてくれて嬉しいんだ。」
ハリーはジニーの目を見つめ、笑いながら言った。
(あなたってなんでこんなに・・・)ジニーは狂おしいほどの愛情を彼に感じ
「ねぇ、はりー・・、あの、私じゃだめ・・?」
と、彼の首に手を回し、自分の唇を彼の唇にそっと合わせた。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
こんな感じで続けたいのですが、どう思われますか?
アドバイスをお願いします。
117 :
ド素人人間:2012/03/27(火) 22:40:18.86 ID:Yis0bPJw
そもそも、ハリジニって需要あるんですか? (個人的には激推し!)
俺は初心者なんでそこんとこがわかりません。
誰かぁ〜、応答願います。
おお!いつの間にか職人さんが降臨していた!
自分は雑食なんで、ハリジニでもなんでも美味しく頂きます。
スレが賑わって嬉しい。
119 :
ド素人人間:2012/03/31(土) 17:47:12.12 ID:8nd6lHMh
よし! 僕は浪人生なのであまり書く時間がないのですが、
なんとか書いてみます!
120 :
105:2012/04/06(金) 21:48:12.97 ID:qeW97Zk3
ド素人人間さんの投下があるかな?
SS書けたんだけど、ド素人人間さんが近々投下するなら、
自分のはそちらが終わってからにするんだが。
121 :
105:2012/04/10(火) 19:31:50.00 ID:EHhT0ewG
連投スマソ。
ド素人人間さん、すぐに投下という訳ではないようなので、SS投下させて頂きます。
割って入ってしまって申し訳ない。
甘々ハリハー、エロまで長い上にエロはぬるめです。
苦手な方はスルーよろしく。
スラグホーンのクリスマスパーティーに呼ばれた。
ハーマイオニーがコーマックを誘ったのにはびっくりした。
ロンへのあてつけだとしても、よりにもよってコーマックだなんて!
僕はルーナを誘った。
「友達として」って話したら、ルーナは分かってくれていた。
パーティーの日、ルーナは楽しそうにあちこちフラフラと見て回っていた。
僕はハーマイオニーの姿を探した。
どこにもいない。
どうしたのかと思ってベランダをのぞいてみると、
髪を乱してやけに慌てた様子のハーマイオニーが物陰に立っているのが見えた。
「ハーマイオニー、どうしたの?」
「コーマックが・・・ヤドリギの下でキスしようとしたから、逃げてきたの・・・」
そう言うとハーマイオニーは、
さも嫌そうな顔をして唇を拭った。
僕もハーマイオニーの唇を見た。
ハーマイオニーとキス・・・!?
あいつ!?
「それでっ!?大丈夫だったの!?キス、されちゃったの!?」
「大丈夫よ、寸前で逃げてきたから・・・でも、危なかったわ・・・」
そう言ってハーマイオニーは腕を体に回して、
自分で自分の体を抱きしめた。
気付けば、ハーマイオニーの体は小刻みに震えていた。
「ハーマイオニー・・・大丈夫?」
手を伸ばして彼女の肩にそっと触れると、
ハーマイオニーは一瞬びくっとしたけれど、
目をあげて「大丈夫よ」と僕に微笑んで見せた。
その姿を見ていたら、僕は居たたまれなくなって、
今すぐにでもハーマイオニーを抱きしめたい気持ちになった。
けれど、今はとにかく彼女をここから連れ出して、
どこか静かなところで落ち着かせたあげたかった。
「ちょっと待ってて」
僕はルーナのところへ行くと、
急用ができてちょっと席を外したいこと、
もし戻ってこないようなら、先に帰ってほしいことを伝えた。
「良いよ。さっきハーマイオニーがコーマックから逃げてくところを見たよ。
大変そうだったもんね。ハーマイオニーを慰めてあげてね」
ルーナの勘の良さに感謝しながら、僕はハーマイオニーのところに戻った。
ハーマイオニーはまださっきの物陰で隠れていた。
幸い、コーマックはまだ彼女を見つけられていないようだ。
僕はそのままこっそりと、彼女を連れて部屋を出た。
寒さのせいか、嫌な思いをしたせいか、
暗い廊下を歩きながら、
薄いドレスローブ1枚のハーマイオニーはガタガタと小さく震えていた。
僕は自分のマントをハーマイオニーの肩にかけた。
「・・・ありがとう」
ハーマイオニーがぽつりと呟き、
僕はマントの上から彼女の肩をそっと抱いた。
自分の腕の中に納まっている彼女は、なんだかとても頼りなげに見えた。
見上げてくる茶色い瞳が揺れている。
「まったく・・・どうしてコーマックなんか」
ため息とともについこぼしてしまう。
「ごめんなさい・・・まさかこんなことになるなんて」
ハーマイオニーもため息をついた。
「実のところ、相手なんて誰だって良かったの。
最初はロンを誘おうと思ってたのよ?
ハリーも知ってるわよね?
私たち二人がスラグホーンのところに行ってしまったら、
ロンがかわいそうだと思って・・・。
でもロンったら、今はラベンダーに夢中でしょう?
私に対しても妙に偉そうな態度をとるものだから、 私もついムキになって、
この際ちょっとロンを懲らしめてやろうなんて・・・。
私、考えなしだったわね・・・」
彼女はもう一度自分の体を抱きしめた。
「まったくだよ」
彼女の肩を抱く自分の腕に力が入るのが分かる。
「ハーマイオニーは分かってなさすぎるよ。
君を狙ってる男がどれだけいるか、知ってるのかい!?
君と付き合いたいって、できればキスしたいって、
それに、その、出来るならそれ以上のことを・・・って、
そんな男が、山ほどいるんだぞ!
そんなに無防備でどうするんだよ!」
慰めるために連れ出したはずなのに、
憤りのあまりついつい声が大きくなる。
彼女が驚いて僕を見る。
本当に、まったく、完全に、自覚していないのだ。
自分が、どれほど魅力的か。
三校対抗試合のクリスマスパーティーで、
クラムのパートナーとして魅力的な姿を披露して以来、
彼女を狙う男は山ほどいた。
クラムがいる間は遠慮していた野郎どもも、
クラムが去ってからは、かなりあからさまに彼女の気を引こうと躍起になっていた。
僕たち親友二人も、そんな男たちからあれやらこれやら頼まれて、
結構大変な思いもしていたんだ。
なのに、とうのハーマイオニーは、
自分の女としての魅力に全く気付いていないようだった。
まあ・・・・僕とロンが、
彼女に近づこうとするヤツを片っ端から阻止してたっていうせいもあるんだろうけど。
ハーマイオニーには幸せになってほしかった。
変な男に引っかかってほしくなかった。
だから、僕とロンのお眼鏡に叶う男が出てくるまでは、
ハーマイオニーに近づくあらゆる男を阻止しよう!
というのが、僕とロンの間でいつの間にかできた合意だった。
・・・もっともロンは、ラベンダーと付き合いだして以来、
それどころではないみたいだったけれど。
とにかく僕としては、
ハーマイオニーを守らなくちゃいけないと、ずっと頑張ってきたんだ。
それなのに、よりにもよってコーマックだなんて。
・・・今日のハーマイオニーも本当に綺麗だった。
いつもはぼさぼさの髪も綺麗にまとめて、
淡いコーラルピンクのドレスローブがとても良く似合っていた。
うっすらと化粧したのか、ピンクの頬は輝くようだったし、
いつもよりちょっと紅く見える唇も愛らしかった。
・・・ただ胸元は開きすぎだ!
そんな風に白い胸元を見せられたら、
コーマックじゃなくたって、キスしたくなるだろうし、
そりゃあ、出来るなら、その胸元に唇を寄せて、
もっと、それ以上の・・・って!!
何を考えてるんだ、僕は!!!
頭に浮かんだ考えを慌てて振り払おうと周囲を見渡すと、
古い空き教室のドアが見えた。
気付かない間に、ずいぶん遠くまで来たらしい。
そこは僕たち3人が放課後こっそり過ごす時に良く使う部屋だった。
通る人のいない廊下。
何の授業で使われていたのか、
教室というより、談話室や集会室とでも言った方が良さそうな小さな部屋だった。
黒板を囲むように、ゆったりしたソファが並び、
窓には重厚なカーテンがかけられていた。
トレローニ先生の部屋にもちょっと似た雰囲気だったから、
もしかすると前の占い学の先生が使っていたのかもしれない。
この部屋ならちょうどいい。
僕は彼女を連れて部屋に入った。
呪文を唱えて部屋にうっすらと明かりを灯す。
壁際の暖炉にも火を入れて、部屋を暖かくした。
僕のマントを脱いだハーマイオニーが部屋の真ん中に立っている。
「座ったら?」
僕が促すと、おずおず、といった感じでハーマイオニーがソファに腰を下ろした。
僕もその隣に腰を下ろす。
何かないかとポケットを探ると、食べかけのチョコレートが一かけ入っていた。
「はい、落ち着くよ」と差し出すと、
彼女はそれを受け取って一口かじった。
「どう?少しは落ち着いた?」
「ええ・・・本当にありがとう、ハリー」
そう言うハーマイオニーの表情は、もうだいぶいつもの笑顔に戻ってきていた。
「これに懲りたら、今度からもっと気を付けるんだよ。
僕とロンとでずいぶん君のこと守ってきたんだけど、
僕たちにだって手が出せない時があるんだから」
「そうだったの!?」
ハーマイオニーが驚いている。
「そうだよ!まったく、それも気付いてなかったのかい?
僕たちがいなかったら、君なんてとっくに、
野獣の餌食になってたよ!」
「野獣だなんて・・・」
「だからハーマイオニーは分かってないって言うんだよ。
この年頃の男なんて、野獣以外の何物でもないんだよ!
特に好きな女の子の前だったら・・・
あんなこともしたい、こんなこともしたいって、
男の頭の中なんて、そんなことでいっぱいなんだからね!」
「ハリーも、そうなの?」
それまで俯いて話を聞いていたハーマイオニーが、
顔を上げて聞いた。
「・・・えっ!?」
不意を突かれて、僕は言葉に詰まった。
「ハリーも、野獣なの?
女の子と、あんなこともしたい、こんなこともしたいって、
考えてるの・・・?」
・・・・・・墓穴。
何と答えていいか分からなくて、
しばらく頭の中でいろんな言葉がグルグルと渦巻いていたけれど、
あれだけ力説してしまった後では、
何を言っても嘘くさくなりそうで、
仕方なく僕は正直に答えた。
「・・・それはまあ・・・僕だって、男だからね・・・」
言いながら、自分の顔が赤くなっていくのが分かる。
ああ、まったく、僕は何を言ってるんだろう!!
「女の子なら、誰でも良いの?」
僕を見上げたまま、ハーマイオニーが聞く。
ドレスローブから覗く白い胸元から目が離せない。
「そんなことないよ!誰でも良いだなんて!!
・・・・好きな子だから、
そういう事したいって、思うんだよ・・・」
やっとの思いで、自分の視線をハーマイオニーから引きはがす。
「ハリーは・・・好きな人が、いるのね?」
ハーマイオニーの声が耳に響く。
「う・・・うん」
答える自分の声が妙に掠れる。
「・・・ジニー?」
「違うよ!」
否定の声は、自分でも驚くほど大きな声だった。
その声の強さに、ハーマイオニーも驚いたように僕を見ている。
「僕は!僕が好きなのは・・・・!」
ゴクリ、と自分の喉がなる。
ハーマイオニーの視線と僕の視線が絡み合う。
言ってしまったらどうなるんだろう・・・という躊躇いが脳裏に浮かんだが、
もはや自分の気持ちを止めることは出来なかった。
「僕は、ハーマイオニーが好きなんだ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハーマイオニーは黙っている。
自分の荒い息遣いだけが妙にはっきりと聞こえる。
心臓が早鐘のように打ち胸が苦しい。
ハーマイオニーがうつむいた。
何かに縋り付くかのように、その手が僕の腕に伸ばされる。
僕の腕をそっと掴んで、
ハーマイオニーが顔をあげた。
「私も、私もハリーが好きよ」と言った。
真剣な眼差しだった。
「ホントに!?ホントに、僕!?
僕、君は、ロンが好きなのかと思ってた。
だってあんなに仲良かったし、
ロンがラベンダーと付き合いだしてから、君の様子が変だったし」
「ロンの事はもちろん好きよ、大切な親友だもの。
でもロンは親友。それ以上の気持ちはないわ。
ロンとラベンダーが付き合って私の様子が変だったのは・・・、
多分それは、二人がベタベタしてるのを見るのが嫌だったからだと思うわ。
私だって、好きな人とあんな風に仲良くしたいって思うけど、
私はラベンダーみたいに素直に気持ちを表現できない。
それにきっと私なんて好きになってもらえないだろうって・・・」
彼女の小さな手が、僕の腕をギュッと掴んだ。
僕は嬉しくて嬉しくて、天にも昇る気持ちだった。
「どうして、どうして好きになってもらえないなんて思うのさ。
僕はもうずっと、君のことが好きだったのに!」
「だって、私なんて、可愛くもないし、髪もボサボサだし、
がり勉で、いつも口うるさいこと言ってるし・・・」
「だから君は分かってないって言うんだよ。
君が可愛くないなんて、どうして思うのさ!
・・・・君は・・・君は、可愛いよ、ハーマイオニー。
君がどんどん綺麗になっていくから、
僕はどうしていいか分からなかったよ。
君に悪い虫が付いたらどうしようって、
そればかり心配していた。
僕の方こそ、君はロンを好きなんだとばかり思っていたから、
まさか僕を好きだと言ってくれるなんて・・・」
「まあ、ハリー!あなたこそ!
あなたを好きな女の子なんが学校中にどれだけいるか知らないの!?
私だって・・・心配で心配でしょうがなかったわ、 ハリーはステキだから、
いつかきっと私以外の女の子と付き合いだすんだって考えると、
涙が出そうだった・・・」
そう言って、ハーマイオニーが僕を見つめた。
ステキだなんて言ってもらえて、
僕はますます嬉しくなった。
「・・・ハーマイオニー」
低く呟いて肩を抱き寄せる。
彼女がそっと目を閉じる。
僕たちはキスを交わした。
ハーマイオニーが僕を好きだったなんて。
まさか思いが叶うなんて。
頭の中では、この瞬間を何度考えたか分からない。
でもこんな日が本当に来るとは思ってもいなかった。
何度目かのキスをしたあと、
唇を離して、僕たちは抱き合った。
ハーマイオニーの体は温かかった。
髪の毛からはかすかに甘い匂いがした。
「・・・愛してる」
耳元でそう囁くと、ハーマイオニーの体が小さく震えた。
「・・・私もよ」
胸に響く彼女の声を感じた。
僕は両腕で彼女を強く抱き締めた。
それからもう一度、唇で彼女の唇をふさいだ。
そっと舌を出して彼女の唇をなぞる。
そしてうっすらと開かれた彼女の唇の間に、
自分の舌を差し入れた。
あまりの甘さにめまいがしそうだった。
ハーマイオニーの喉から「んんっ」と声が漏れた。
耳から入ったその刺激が、
体中のあらゆるところに火をつけたような気がした。僕は夢中で、ハーマイオニーの唇を貪った。
二人の舌が絡まり合い、お互いの口腔内を舐めあう。
僕の片手はハーマイオニーの髪をなで、
もう片方の手は、ハーマイオニーの胸に触れていた。
・・・・・彼女は嫌がらなかった。
彼女が嫌がったら、もちろんすぐにやめるつもりだった。
けれど、彼女の口からは、
僕の欲望を煽る甘い吐息が聞こえ、
彼女の手もまた、僕の体を優しく撫でていた。
僕は勇気を出して彼女のうなじに唇を寄せ、
そして白い胸元にキスを落とした。
彼女の肌は本当に綺麗だった。
暖炉の熱のせいなのか、僕の愛撫のせいなのか、
顔も胸元も、ほんのりピンクに染まっていた。
胸元にキスをしながら、ゆっくりと彼女の体をソファに横たえる。
ドレスローブの肩ひもをゆっくりと引き下ろすと、
柔らかな二つのふくらみが、僕の前に姿を現した。
両方の手でそっと乳房に触れてみる。
柔らかくて、しっとりと温かくて、
その感触は僕を夢見心地にさせた。
しばらく乳房をいじりながらその感触を楽しんでいると、
頂きが固く尖ってきたのが分かった。
指ではじくと、
「ぁあ・・・んっ!」
とハーマイオニーがこれまでにないほど艶っぽい声を上げた。
「ハーマイオニー・・・気持ち良い?」
と聞くと、
「ええ、ハリー・・・・」と羞恥と快感の混じった声が聞こえてきた。
「じゃあこれは?」
そう言って僕は、片方の乳首を口に含んだ。
「・・・ああっ!」
抑えきれずにハーマイオニーが声を上げる。
その反応に気を良くして、
僕はハーマイオニーの乳首を丹念に舌で舐めあげた。時々口に含んで、ちょっと歯を当ててみると、
ハーマイオニーの口から洩れる声が大きくなり、
彼女の腰がぴくりと跳ねた。
僕の手は相変わらず彼女のもう片方の乳房を弄んでいたけれど、
やがてその手を、そろそろと彼女の体に這わしながら降ろしていった。
腰のあたりに絡まっていたドレスローブをそっと引き下ろす。
彼女の裸身が露わになる。
ウエストの辺りをそっと撫でると、
彼女の体がビクリと震えた。
そのまま下着も取り去って、手を下げいくと、
彼女の足の間の柔らかな茂みにたどり着いた。
しばらくの間、柔らかな毛の感触を楽しみながら、指で茂みを弄んでいると、
彼女が「・・・ん、んん」とじれったそうな声を漏らした。
僕はちょっと意地悪な気分になって、聞いてみた。
「ハーマイオニー、どうして欲しい?」
「ああ・・・ん、ハリー・・・いじわる・・・っ」
「なに?なんでいじわる?僕はこんなにハーマイオニーが好きなのに?
ハーマイオニーとこういう事したいって、ずっと思ってたんだよ・・・?」
耳元でそう囁いて、彼女の耳たぶを甘噛みする。
「あ・・・んっ!」
僕の愛撫に反応して、ハーマイオニーが声を上げる。
僕の手で、ハーマイオニーがこんなにも感じていることが嬉しくてたまらない。
日頃の彼女からは想像もできない扇情的な姿に、
僕の中の欲望も、制御できないほど大きくなっていく。
「言ってよ、ハーマイオニー。どうして欲しい?」
「ん・・・ああ・・・ハリーに、触ってほしい・・・」
顔を真っ赤にしてハーマイオニーが言う。
その姿がたまらなく可愛くて、
僕はもう一度彼女の事を抱きしめる。
そして僕自身も、身にまとっていた邪魔な衣服を脱ぎ去った。
一糸纏わぬ姿になって、
僕たちは裸の体を重ね合わせた。
僕たちの間には、もう妨げとなるようなものは何もなかった。
僕たちは、一つだった。
それから僕は中断していた愛撫を再開した。
ハーマイオニーのリクエストに応えて、
指で茂みを掻き分けていく。
たどり着いたそこは、すでにしっとりと濡れていた。
入口の辺りを指でそっと撫でながら、
口に含んだ乳首への刺激を繰り返す。
ハーマイオニーはもう声を抑えることができないみたいで、
甘い喘ぎを繰り返し、胸の上にある僕の頭をかき抱いた。
彼女の腰が淫らに動き、
そのたびに彼女の腿に当たっている僕自身が刺激されて、
僕の中の熱を煽った。
「あ、あ、ハリー・・・・ああっ・・・んっ」
指でクリトリスを擦りあげると、
ハーマイオニーがひときわ大きな声で悶え、
内側から蜜がとろりと溢れてきた。
限界だった。
体中が熱かった。ゾクゾクした。
硬くなった自分自身を、ハーマイオニーの中に突き入れたくてたまらなかった。
「ハーマイオニー・・・いい?」
掠れた声でハーマイオニーの耳元に囁きを落とす。
ハーマイオニーが閉じていた目を開いた。
快楽と喜び、そして決意が、その目には確かに宿っていた。
「いいわ、ハリー」
僕はいったん身を起こすと、
ハーマイオニーの足の間に体を移した。
自分の分身に手を添えて、期待に震える先端を彼女の入口に合わせる。
「・・・いくよ?」
「・・・・・・ええ」
一息置くと、僕は一気にハーマイオニーの体を貫いた。
ものすごい快感が電流のように背筋を這い登っていく。
「・・・くっ!」
気を抜いたらそのままイッてしまいそうで、
僕は慌てて天井を見上げた。
「・・・・・っ!」
僕の下でハーマイオニーが大きく息を呑むのが分かった。
「大丈夫!?」
ハーマイオニーはギュッと目を閉じて、苦痛に耐える表情をしている。
「痛い?ハーマイオニー、大丈夫?」
「ん・・・ハリー、大丈夫・・・んっ!
ちょっと・・・待ってくれる?」
ハーマイオニーは荒い息を継ぎながら、
僕の腕を固く握りしめている。
僕は精いっぱいの理性を動員して、そのまましばらくじっとしていた。
・・・・やがて、ハーマイオニーがゆるゆると腰を動かし始めた。
「・・・っ!」
極限まで高まっている僕の欲望は、たったそれだけの刺激でも、
あっという間にイッてしまいそうになる。
「・・・大丈夫みたい・・・ハリー、良いわ、動いても・・・」
そう言われて、僕はゆっくりと自分の腰を動かし始めた。
信じられない快感だった。
ハーマイオニーが辛くないように、
自分が我慢出来る限界までゆっくりとしたペースで腰を動かす。
抜いては差し、抜いては差しをゆっくり繰り返すうちに、
辛そうだったハーマイオニーの頬に赤みが差し、
唇から再び快楽の声が漏れ始めた。
「ハーマイオニー・・・どう・・・?」
「う・・・ん、ああ・・・ハリー、気持ち良い・・・ぁあ・・ん」
ハーマイオニーが妖艶に微笑む。
もう駄目だった。
なけなしの理性は吹っ飛び、
僕はもう、自分で自分をコントロール出来なくなった。
本能に突き上げられるままに、
自分自身をハーマイオニーに打ち付けた。
もっと深く。もっと深く。
僕の腕の中で、ハーマイオニーが顔を真っ赤にしながら悶えていた。
「うっ!」
ひときわ大きな快楽が背筋を駆け上り、
僕は自分自身を解き放った。
ハーマイオニーが「あああっ!!」と絶頂の叫び声を上げるのと同時だった。
ぐったりと荒い息を吐きながら、
僕はそのままハーマイオニーの上に覆いかぶさった。
ハーマイオニーも目を閉じたまま、
僕の背中を優しく抱き締めてくれた。
しばらく二人でそのままじっとしていた。
暖炉の炎がはぜるパチパチという音だけが聞こえた。
「・・・ハリー?」
やがてハーマイオニーが言った。
「何?」
僕はそのままの姿勢で囁き返す。
「・・・ありがとう」
「え?」
「こんな風にハリーに愛してもらえる日が来るなんて思ってもいなかった・・・。
私、幸せよ。ありがとう、ハリー」
「僕の方こそ!僕を好きだって言ってくれて、ありがとう、ハーマイオニー。
僕、こんなに嬉しかったことも、こんなに幸せだったことも、今までないよ。
あの・・・ごめんね、急に、こんな・・・、
急ぐつもりはなかったんだけど・・・、
ハーマイオニーがあんまり可愛くて、つい、我慢できなくて・・・」
ハーマイオニーが赤くなった。
「そんなこと・・・・・。
ハリーったら、どこでそんなセリフ覚えてくるの?
あなた、プレイボーイの素質があるんじゃないの?」
「そんなことないよ!本当に、思ったから言ってるだけで、
ハーマイオニー以外の女の子なんて、考えられないよ!」
「そうかしら?」
「本当だよ!」
大慌てで否定する僕を見て、ハーマイオニーがくすっと笑った。
僕たちはもう一度固く抱き合った。
幸せだった。
これ以上、何も望むものはなかった。
ハーマイオニーの額にそっとキスを落とすと、
僕たちはどちらともなく身を起こして、ソファに座りなおした。
温かかった。
暖炉の火と、お互いの体温と、
愛し愛された情事の余韻に身も心も満たされていた。
裸の体にそっとマントをかけると、
僕たちは寄り添って座り、いつまでも暖炉の火を見続けていた。
長々と失礼しました。
読んでくださった方がいれば有り難いです。
新たな職人さんの出現とスレの繁栄を願いつつ、名無しに戻ります。
乙!
137 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/13(金) 13:35:02.02 ID:t1iQebXt
おお!、久しぶりに来たら新作が!
きもちわる
ハリハーヲタはタヒね
ドラハーかロンハーかスネハー書け
140 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/19(木) 03:28:13.99 ID:ceQJ9bsB
保管庫誰か作ってくれ
保守
ハーたん
ハアハア
保守
保守
ほ
147 :
名無し:2013/03/27(水) 23:22:52.41 ID:kl+1/fnD
ほしゅ
148 :
名無しさん@ピンキー:2013/04/17(水) 15:52:17.25 ID:IJEqmysb
懐かしいな
ほっしゅ。
>>33 個人的にナルシッサ役はナオミ・ワッツが一番合っていると思う
私が立てたスレがまだ残ってた
今更ながらもう新しい公式燃料はないんだなーとしんみり:;(∩´﹏`∩);:
ナルシッサの中の人
ホームランドの主人公の俳優さんの奥さんだね
ハーたん