【異形化】人外への変身スレ第五話【蟲化】

このエントリーをはてなブックマークに追加
617勇者の帰還:2012/04/03(火) 07:08:38.17 ID:Y30NV5gc
魔界の掟に背くものは罰を受けるのが魔界の掟。
そんな秩序があることなど知る由もなかった。
魔物に捕まったら殺されてそれで終わりだと思っていた。しかし魔界にはそれ以上におぞましい罰があったのだ。
女勇者一行は魔王の玉座まであと一歩というところで護衛に捕まってしまったのだった。

ー魔界の住人327名を虐殺、魔王暗殺未遂、その他の行為は残虐非道極まりないものであるー
ー勇者、その他二名はゴブリンの里送りとするー

物々しい声が魔王城に響き渡る。勇者一行はあっけにとられた。
何をされるかと思いきやゴブリンの里送り?旅立ちの町からそう遠くないあの里へ?
勇者達も旅の最初の頃に訪れた場所であった。
比較的知能の高いゴブリンは商いをし、知能の低い者は勇者達に襲いかかって来た。
旅立って間もない頃はレベル上げに適した場所であった。
しかし今の勇者一行にとっては赤子の手をひねるがごとく脱出できそうな場所である。
勇者、戦士、僧侶の三人は安堵の色を隠せなかった。
それが悲劇の始まりだとは知らずに・・・。
618勇者の帰還:2012/04/03(火) 07:09:17.02 ID:Y30NV5gc
両手を鎖でつながれたまま三人は魔界の高度な術により、一瞬にしてゴブリンの里へとワープさせられた。
久しぶりに訪れたゴブリンの里はまったく変わっていない。
間抜けな顔をさらしながらゴブリン共がうろついている。
勇者「(いい?この護衛がいなくなったら鎖を引きちぎってすぐに逃げるわよ)」
二人もコクリとうなずく。
その瞬間、おぞましい気配に包まれた。
ゴブリン達がぎゃあぎゃあと声を上げる。
直後、三人の頭に重低音のような声が響き渡った。
「おろかな人間共よ、その場所に来た理由がまだわからぬか。
 その小鬼は今日から貴様らの主となる。たっぷり可愛がってもらうがよい。
 言い忘れておったがその場所には結界が張ってある。魔法はもちろん、常人ほどの力も出すことはできまい。
 せいぜいもがき、苦しむが良い!」
紛れもない魔王の声であった。勇者は悔しさのあまり顔をゆがめた。もう少し、もう少しであの
魔王に手の届く位置にさっきまでいたのに!
魔王の言葉どおり身体に力が入らない。まるでレベルが1に戻ったようだった。
三人は鎖でつながれたまま、ゴブリンの里に置き去りにされてしまった。
気のせいか、ゴブリン達の低い笑い声が聴こえて来るような気がした。

護衛が去り、しばらくすると代表者のような、少し貫禄のあるゴブリンがやってきた。
「これはこれは、ようこそ我らの里へ。とは言っても、ほとんどのモノはアンタ達を歓迎などしとらんよ。
 アンタ達、何年か前にこの里で大量のゴブリンを虐殺しなすった。友人や家族を殺された悲しみは
 我々とて同じ。アンタらにとっちゃ虫けら同然かもしれんが、我々の恨みは消えることはない。
 魔王様からのお達しじゃ。簡単に死なせはしないよ」
里のゴブリン達がげっひゃげっひゃと歓声を上げた。
「魔王様もシャレたことをお考えになる。ゲヒャヒャ!最高の褒美じゃないか!
 最底辺のわしらが勇者の上に立つとはなぁ!皆の衆!」
そういうとゴブリン達は拳を天に突き出し、声を上げた。節くれ立った下半身も呼応するかのように雄々しくそり立つ。
勇者達は初めて自分達の立場を理解した。
619勇者の帰還:2012/04/03(火) 07:11:12.90 ID:Y30NV5gc
こうして三人は三日三晩犯され続けた。穴という穴に肉棒を突っ込まれ、いたるところから血が流れた。
僧侶は犯されながらずっと祈りを捧げた。戦士は必死に声を出さぬよう耐えた。
勇者は悔しさに涙をにじませた。それでも三人とも、自分を見失うこと無く、耐え忍んだ。
痛みから何度も気を失い、痛みによりまた意識を取り戻し、再び襲う痛みに気を失い・・・その連続だった。
股間がさけ、尻の肉はめくれ上がり、赤く腫れ上がっていた。
戦士は抵抗しようとして、顔を何度もぶたれたせいで顔中が腫れ上がった。
僧侶は前歯をへし折られ、うまくしゃべることもできない。
しかし三人は声をかけ合い、希望だけは忘れぬようにした。時折、旅の途中の楽しかった出来事を話して、
自分を見失わないようにした。そうすることで明日の絶望も乗り越えられると信じていた。
毎晩一回だけ用意される夕食は、ゴブリンが食べるものと同じもののようだった。
異臭を放つ、残飯のようなものだった。それでも生き延びるためには口に入れるしかない。
三人は何度も吐きそうになりながらも、無理矢理胃に押し込むのだった。
620勇者の帰還:2012/04/03(火) 07:12:26.91 ID:Y30NV5gc
こうして一週間が過ぎようとしていた。僧侶の様子がおかしい。顔が段々土気色になり、口数が減って来たのだ。
「僧侶ちゃん、どうしたの?具合、悪いの?」
「いえ!そんなことはないです。ただ・・・」
「ただ?」
「いえ、なんでもありません。それより、明日も早いでしょうから、早く休みましょう」
次の日、ゴブリン達の性処理の時間。僧侶の反応が明らかに違っていた。
「かっ!神よ!あっ!んんっ!!このこえがきっきこえ・・・まっ!・・・あっ!んっ!
 あっ!きっきもちいっ!あっあっあああっっ!!」
「(僧侶ちゃん、まさか、感じてる・・・?!)」
「あっ!!やだっ!あっあっあっっあっっっ!!!らめぇ!!!いやあああっっ!!」
昨日までとは明らかにちがう悲鳴に困惑する勇者と戦士。
「あっあっあっああああ出ちゃうぅぅ、出ちゃうっあああああああ!!!」
そういって僧侶は血で赤く染まった潮を大量に吹き出した。
「あああああああ、ゆ、るしてぇ・・・」
そう言うと、僧侶はぐったりしたまま眠りに落ちてしまった。
それを見届けるとゴブリンもそれ以上は僧侶を犯そうとはせず、おとなしく帰って行ってしまった。

夜、僧侶は、ガツガツと夕食を食べ漁った。
いつもの上品な食べ方とはまるで違う、まるで本能的に食料を求めるように。
「僧侶ちゃん変だよ!やっぱり」
「(クッチャクッチャ、ズルズル)だって、おいしくて、ハァハァ、止まらないんです!」
「そんなわけないよ!いつもはあんなに嫌がってたのに」
「わかってます!わかってるけど、ダメ、止まらない!」
両手を使わず、犬のように皿に口を突っ込んで食べ漁る様は、まるで獣のようだった。
僧侶が食べ終わる頃、それを見計らったようにゴブリンはおかわりを持って来た。
僧侶はおかわりを持って来たゴブリンの首に両手を回して自分からキスをした。どうやら昼間僧侶の相手をした
ゴブリンと同じゴブリンのようだった。
僧侶は二人が見る前でも気にする様子も無く、ねっとりと舌をからませ、醜いゴブリンと激しくキスをする。
紫色の長い舌とピンク色のかわいい舌が絡み合う。唾液の固まりを落としながらくちゅくちゅと音を鳴らす。
勇者がふと横目で見ると、戦士も口を半開きにし、股間をムズムズさせているようだった。
「(二人ともおかしい!なんとかしないと!)」
長いキスが終わり、ゴブリンが名残惜しそうにその場を去ると、僧侶は再び皿に口を突っ込んで食事を続けたのだった。
621勇者の帰還:2012/04/03(火) 07:13:19.60 ID:Y30NV5gc
「あっあっいい!あっあっあっもっともっともっともっと!!!」
僧侶の顔色はどんどん悪くなって行き、目つきも以前とは違う、ギラギラしたものになっていった。
かわいらしいピンク色の舌は徐々に変色し、ゴブリンと絡める舌は更に動きを増して行った。
股間がまるで別の生き物のようにぴくんぴくんと活発に動くようになり、ゴブリンの肉棒から精液を搾り取る。
いつしか祈りの言葉も口にしなくなった。
「んんっっ!!はぁ、はぁ。えっ?うん、気持ちよかったよ?」
「えっ?ほんとに?褒めてくれるの?ありがとう、ひゃっ、ひゃっ!」
どうやらゴブリンの言葉も理解し始めたらしく、たまに会話してるようだった。
「僧侶ちゃん!やばいよ!目を覚ましてよ!」
「勇者・・・さん??あれっ?誰だっけ?私、あれ??なんだか、あたまが、かんがえられない?あれ?
 まぁいいや、ひゃひゃひゃ!」
以前とは全く違う笑い声を上げる口には、前歯がいつの間にか生え揃っていた。
以前の真っ白で小さなものとは違い、鋭くとがったいびつな前歯が。

13日後、僧侶はすっかり変わってしまった。
性処理という立場には変わりないが、身体がすっかり人間とは別物の「悦び」を覚えてしまっていた。
「ゲヒャ!ゲヒャ!ゲッヒャ!キモチイイ!キモチイイ!!アッ!オウ!イグ!イグううぅぅぅ!!」
かわいい声はそのままに、どんどん下品な言葉が漏れて来る。それが聴こえるたび、勇者はたえられなかった。
容姿はそこまで変化はしていないものの、女性とは思えないような不潔感に満ちあふれていた。
旅の途中でも身だしなみに人一倍気を遣っていた僧侶だったが、今となっては一切気にならないようだった。
以前とは全く違う体臭と黒く染まった歯、いや牙といった方が正しいだろうか。
体中にハエがたかるも、僧侶は全く気にする気配がなかった。
黒く染まった長い爪は、時折相手をするゴブリンの皮膚に傷を作る。
透き通るような白い肌は汚れで真っ黒に染まり、体中のあちこちにシミを作っていた。
最近では勇者の言葉も届かなくなり、時折ギラギラした目で勇者の方を凝視してくる。
その度に勇者の頭にイヤな考えがよぎるのだった。
622勇者の帰還:2012/04/03(火) 07:14:59.21 ID:Y30NV5gc
15日後、夜、眠りに落ちようとする勇者のもとに僧侶がふらふらと近寄って来た。
「僧侶、ちゃん?」
「ハァ、ハァー」
「僧侶ちゃん、どうしたの?」
「カラダが熱くて・・・苦しくて眠れないの・・・」
「大丈夫?どこか痛いの?」
「うん・・・とっても痛いの、新しく生まれた、ワタシの分身が・・・」
そういうと鋭い爪で勇者の頬を引き裂いた。
「痛っ!!」
「ゴメンね!ゴメンねユウシャさん!」
僧侶の股の間からは、今まで見たことも無いような巨大な肉棒が雄々しくそり立っていた。
「やだっ助けて!!」
「ハァ!ハァ!!ゆるして!」
僧侶は強引に勇者の股を開こうとする。その力は人間のものとは思えないほどの怪力で
勇者の身体は簡単に思い通りになってしまう。僧侶の爪が勇者の太ももに食い込んで血がにじんだ。
「ハァハァ、はやく、はやく!」
「いやっ僧侶ちゃん!お願いやめて!!」
僧侶の分身は強引に勇者の秘所に、ずぶりと滑り込んだ。
「いったっああああい!!きゃあああああああ!!!」
「アアアアア!!あああイイ!!イイよおおお!!」
「いやああああ!!やめてえ!!痛いよお!!」
僧侶はおかまいなしに快楽だけを求めて腰をずんずん突き動かす。
その辺のゴブリンとは比べ物にならないくらいの怪力に、勇者はなす術もなかった。
「アアっでる!!なにかがでちゃうう!!でちゃううああああああ!!!」
「やめて!!お願い!!やめっっっ」
勇者の膣内に大量の熱い液体が放たれる。接合部分からは白い湯気が立ち上っていた。
623勇者の帰還:2012/04/03(火) 07:15:43.30 ID:Y30NV5gc
「うっううう、やめてって、言ったのにぃ・・・ううううう・・・」
「ハァ、ハァ、ハァー、ヒモヒイイ、ヒモヒイイよぉ、ナニコレ、さいっこう!!ウフフフフ!」
そう言うと僧侶は勇者にディープキスをした。生臭い舌が勇者の口内を蹂躙する。
「んっ!!っぷっ!!ちょっやめっ!」
「ーチュルルルルル、じゅぱっ、じゅぱっ、はぁ、ハァン!」
「んっ!!ちょっ僧侶ちゃん!目をさまして!!どうしてこんな・・・!」
僧侶は勇者の顔を引き離し、長い舌をシュルシュルと引っ込めた。
「今は頭がはっきりしてるから教えてあげる。勇者さん、もうじきワタシはワタシじゃなくなる。
 ううん、もうなってるのかも。でも生まれ変わるってとってもいい気分。
 もう昔の自分が正しかったのか、今の自分が正しいのか、わかんなくなっちゃった。
 でもこれだけはわかるの、この気分を勇者さんにもわかってほしい、仲間が欲しいのよ!
 だから勇者さんもいっしょになろ?ワタシたちナカマデショ?
 ズットイッショダヨネ!?ゲヒャヒャ!!アアっマタ、タッテキタ!」
「僧侶ちゃん、嘘でしょ、もうやめて?お願い!!」
「ウルセエ、サッサト、マタ、ヒラケ・・・」
「いや、来ないでええええ!!!」
僧侶が再び勇者に手を伸ばそうとした瞬間、突然後ろから何かが僧侶の身体を突き飛ばした。
戦士だった。
「勇者、いまのうちに逃げろ!」
「戦士ちゃん!」
「私の身体ももう長くない、お前だけでも逃げてくれ!村の裏に隠し通路があるだろ!
 あそこなら夜の警備も手薄なはずだ!」
「でも、戦士ちゃんが・・・」
「私もじきにコイツと同じになる、無事に逃げられたら、ここも焼き払ってくれ、頼んだぞ。さあ行け!」
勇者が数メートル走った所で、戦士の叫び声が響き渡った。
あふれる涙をこらえながら、勇者は監禁されていた小屋をあとにした。
624勇者の帰還:2012/04/03(火) 07:16:42.62 ID:Y30NV5gc
はぁはぁ、長かった。
もうすぐ、旅立ちの町まで、もうすぐだわ・・・・。
ああ、水、水が飲みたい。お腹空いた。
ゴブリンの里から町がこんなに遠いなんて、思わなかった。
はぁはぁ、やっと、町の門が見えて来た。
助かった、やっと、戦士ちゃんの、おかげ・・・。
幸い、魔物も襲ってこなかったし、ああ、門番だわ、見覚えのある、
これなら、すぐわかってもらえるはず。
はぁはぁ、門番もこっちに気づいたみたい、はぁはぁ、た・・・
「助けて・・・」
「!?」
「た、助け・・」
「魔物だー!!魔物が襲って来たぞー!!」
????なにを言っているの?どこにも魔物なんていないじゃない?
「この化け物め!!町には一歩たりとも入らせんぞ!」
????私に言ってるの?私のことがわからないの?
「私よ、覚えてないの、勇者よ」
「何をわめいているこの化け物め!皆が来るまで俺が相手してやる!」
「違う、私よ、ねえ、ちゃんと見てよ!」
「うおおおおっ!」
「やめて!」
ジャキン!
・・・・あれ、わたし、いま、素手で太刀を、受け止めた?
「こ、こいつ、かなりの強者だな・・・!このっ!!」
・・・剣の振りが、スローに見える、なにこれ、ふざけてるの?
パキン!
折れちゃった、簡単に・・・。ていうか、これ、私の・・・手?
そんな、そんなわけない!!
「ひいいい!!助けてくれええええ!誰かー!!誰かきてくれーーー!!」
やめて!大声出さないで!!
ズシャ!!
「うあああああああっ!!!だれ・・・か・・・」
嘘、ちょっと止めようとしただけなのに、そんなつもりじゃなかったのに・・・。
この爪、この手、私、どうなってるの!?
そうだ、町に中心に噴水が。水面を見ればきっと。
「いたぞ!あそこだー!!」
ちょっと、邪魔しないで、私は自分の姿が見たいだけなの。
ザシュ!!ズシャ!!グチャッ!!
はぁ、はぁ、ごめんなさい、でもやっと、自分の姿が、見れる、
私、ニンゲン・・・ダヨネ?

その後、勇者を生んだことで有名な一つの町が消えた。
原因は一匹の魔物の襲来によるものだったという。
周辺には強力な魔物はいないはずだったのだが、果たしてどこからやってきたのか。
今ではその町の周辺は強力な魔物が巣食う地として有名である。
魔王の勢力は未だ衰えることを知らない・・・。

END
625名無しさん@ピンキー:2012/04/03(火) 07:18:33.21 ID:Y30NV5gc
メルモの流れぶった切って投下しちゃいました、スミマセン・・・
626名無しさん@ピンキー:2012/04/03(火) 07:48:52.34 ID:7cx1jmhy
>>609
ついに犬に「戻った」メルモ…この時点で完全に犬の心になっているのがわかります。
今の時点ではキャンディを取りに戻ろうとしてもいますけどそのせいで…
そう言う経験とかつての流れがメルモを完全な犬としての生に導く、そのドラマが何か気になります。

>>625
これもダークさがなかなか濃いですね。
「価値観は立場で変わる」「英雄は別の見方では殺戮者」と言う半ばテンプレなフレーズでもないですけどそれに対する恐るべき報い…
しかし、魔王の勢力とその価値観も不変でもなくと色々難しい理屈も入り込みそうなのはともかくかなりダークにエロい変化は濃いです。
627名無しさん@ピンキー:2012/04/03(火) 11:06:46.61 ID:RhHefNFE
ふむ
628名無しさん@ピンキー:2012/04/03(火) 20:14:15.88 ID:lXfOo0mY
>>625
濡れたww これはすごくいいSS! もっと書いてください!
むしろシリーズ化希望しますw
629名無しさん@ピンキー:2012/04/03(火) 21:14:36.20 ID:MAAByjLd
>>625
良かった!
具体的なTF描写が無いにもかかわらず凄くそそられた
630名無しさん@ピンキー:2012/04/03(火) 22:08:29.58 ID:krAZbbqq
マタンゴをリスペクトしていていい感じだ。
631犬になった少女:2012/04/05(木) 04:07:55.84 ID:TSlxCzWG
「犬になった少女9」
 メルモはキャンディーによって動物に変身するのが大好きだった。
 本来は人間なのに、様々な動物に変身することによって人とは違う視界、視点、
嗅覚を得てたくさんの冒険をし、不思議な世界を体験できる。そして恋もできる。
 どんな動物に変身してもメルモは魅力のある雌に変身し、雄達を虜にした。
 無人島でウサギに変身した時は雄ウサギに子供を作ろうと迫られたし、子犬の
ビリケンを大人の犬にしてあげた時も、彼に求愛された。鹿に変身した時は牡鹿
と恋に落ち、熱いキスをして牡鹿のハーレムに取り込まれた。交尾寸前までいった
ところで人間に戻ったが、もし結ばれていたらどんな結果になったか分からない。
 結果的に雄たちと甘い関係になったとはいえ、メルモが動物に変身した理由は
善意であり、好奇心である。決してよこしまな理由ではなかった。しかし、ミラクル
キャンディーを与えた天国の神々は、動物に変身し続けるメルモを苦々しく思って
いた。人間としての意識を持ったまま動物に変身するメルモは、彼らを見下し、雄達
の心をもてあそんでいる。そう見ていたのだ。事実、動物の神達から抗議もきていた。
 とくに鹿の神達はメルモを鹿として生まれ変わらせてほしいと懇願し、さもなくば
二度と鹿には変身させないでくれと訴えてきた。神々は夢を通じてメルモに警告を
与えた。けれども動物に変身して得られる快感を忘れられないメルモは、動物への
変身をし続けた。神々は彼女に罰を与えることに決めた。
 インチキな魔術師をびっくりさせようと、彼の舞台に立たされたメルモはキャンディ
でウサギや鳩に変身し、彼と観客をびっくりさせた。動物に変身できる魔法を手に
入れたい魔術師は、メルモの最愛の弟、赤ん坊のタッチこと太刀男を誘拐し、メルモに
「魔法」を渡すよう要求した。
 警察に通報するか、タッチを取り返すにしても人間の姿で、変身するにしても大人に
なればいいのにメルモは何故か犬に変身し、魔術師の芝居小屋へと駆け付けた。魔術
師の罠にかかったものの、メルモの放つフェロモンに惑わされた彼の飼い犬によって
救われ、メルモはタッチを取り戻した。そして家に戻ったメルモは・・・・

 赤毛の愛くるしいコッカスパニエルとプードルのハーフの雌犬に変身したメルモは
姿見の前でミラクルキャンディーの瓶の蓋を口で開け、畳の上にキャンディーを転が
した。色覚が弱い犬の視界でも赤と青の区別は何とかつくし、嗅覚でその違いも分か
る。犬のメルモは赤い方を牙で削って一かけらにし、青い方一粒と一緒に口に入れて
噛み砕いた。甘い味が口に広がった。光が彼女を包み、人間への変身をするはずだった。
「クウウウウウウウン!」
 不安げな雌犬の声が部屋に響く。何も起こらなかった。愛らしい赤毛の雌犬はその
姿を変えなかった。そんなはずはないともう一度メルモはキャンディーを口に入れるも
やはり何も起こらない。メルモは夢の中での神様の警告を思い出した。あれは夢では
なかったのだ。
(おまえは一生、その姿で生きて行くのだ。もう二度と人間に戻ることはできない。)
 荘厳な声が雌犬の頭に響いた。
(そんな、あれはゆめではなかったんだわ。もうにどとトトオちゃんや、タッチを
だいたり、あそんだりすることはできないんだわ。)
 鏡に映る自分の姿は、可愛らしいが無力な雌犬だ。クーンクーーンと悲しい声が
口から洩れる。
(ママ、ママ、たすけて!わたし、いやよ、にんげんにもどれないなんて、いやよ!)
 メルモは部屋の中をオロオロ駆け回る。二人の弟が不安げに今や犬になり果てた姉を
見つめる。畳の上で無意識に放尿するメルモ。早くも赤い体毛が抜け落ちていた。
「キャイイイイイン!ワオオオオオオン!」
 甲高い雌犬の声が響いた。その時からメルモの犬としての生活が始まった。

632犬になった少女:2012/04/05(木) 05:07:55.87 ID:TSlxCzWG
「犬になった少女10」
 カーテンの隙間から差し込む朝陽に気がついたメルモは目を覚まし、起き上がった。
勿論四つん這いである。一瞬違和感を持った元少女。そう、彼女は犬に変身し、人間に
戻れなくなったのだ。
(やっぱりゆめじゃなかったんだわ。)
 赤ん坊のタッチの泣き声が聞こえた。どんな姿であろうと姉であるメルモは弟達
を世話しなければならない。例えその姿が犬であろうと。

 夕陽の街を、愛くるしい雌犬が買い物籠を咥えて歩いていた。籠の中には大根、
白菜、味噌、コロッケなどが入っていた。犬となったメルモは買いたい商品を
口で咥えた鉛筆でメモをし、財布を籠にいれて近所の商店街に買い物に行った
のだ。
 最近出来た食品ス―パーには入れなかった。
「こらこら、うちは犬は入れないよ!」
 とスーパーの店長に追い払われたメルモ。幸い、昔からある八百屋、肉屋、
食品店は賢い犬の買い物を歓迎してくれた。商店街では偉い犬だねえと褒められ、
撫でられたメルモ。悪い気はしなかったが、家に近づくつれ、空しくなった。
 大人も子供も、毛並みの良い首輪をしていない雌犬が買い物籠をもって歩く
姿を不審に思い、奇異の目で見つめた。犬の視界には人間の膝から下しか入らない
から、彼らの視線は分からなかった。
(わたしがしっかりしないと、いぬになってもできるかぎりのことはしないと。
トトオやタッチがかわいそうだわ。)
 もう少しで家に着くと言う時、メルモの前に荒々しい雄犬五匹が立ちはだかった。
彼らはメルモが咥える買い物籠の中の野菜やコロッケの匂いに惹かれていた。野犬たちは
無力な雌犬に襲い掛かり、籠の中の食物を食べ始めた。メルモは籠を口から離し、道の
端に立って震えるしかなかった。
(ひどい、ひどいわ。わたしがなにをしたっていうのよ!)
 空腹を満たした野犬たちは、甘いフェロモンを放ち始めていたメルモを見た。肉体
年齢は二歳位のメルモは、人間で言えば20歳から24歳くらいの大人の女だ。種族
保護本能により、彼女の意思に関係なく膣からは甘いフェロモンが出ていたのだ。
 イヤらしい視線とよだれを垂らしながら雄たちがメルモに迫る。
「ククウウウ!クーーーーーン!」
 不安げな甲高い声が、雄達の性欲をさらにそそった。
(な、なんなのよ、いやだわ、いやよ!)
 メルモは買い物籠のことなど忘れて逃げ始めた。家とは反対の方角だった。
633犬になった少女:2012/04/05(木) 05:09:59.71 ID:TSlxCzWG
「犬なった少女11」
 街を流れる川、その河原に逃げ込んだメルモ。逃げ場はなく追い込まれつつあった。
雄たちの慰め物となるのは時間の問題だった。
「キャンキャン!キャイン!」
 恐怖から甲高く鳴くメルモ。心のどこかに雄たちと交わるのを求める雌犬の気持が
芽生え始めていた。
(そ、そんなのいやだわ。わたしはにんげんなのよ!)
 五匹の野犬はジリジリと赤毛の雌犬を追い込んでいく。とその時だった。
「ワオオオオオオオン!オンオン!」
 雄叫びが聞こえたと思うと、灰色の柴犬が土手を駆けおりてきた。彼は野犬の一匹に
体当たりをし、もう一匹の胴に噛みついた。メルモが良く知っている雄犬だった。
(ビリケンだわ。どうしてここに?)
 彼はメルモがキャンディーによって成獣にしてやった子犬のビリケンだった。子犬
に戻ることを拒否した彼は、メルモに求愛し、彼女もその気になりかけた。保健所に
捕まった犬のメルモを、ビリケンは救いだし、一緒に街を出ようと誘ったのだが、
本来人間であるメルモはそれを断った。ビリケンは旅に出た。もう二度と会うことは
ないと思っていたのに。
 あっと言う間に五匹の野犬をやっつけたビリケン。雄犬たちはビリケンに服従の
姿勢を取った。あっちへ行けと命令したビリケンは、あっけにとられるメルモに
寄ってきて、震える華奢な身体を口と鼻でなでた。
「クウウウウウン!」
 甘い声が星の瞬き始めた河原に響く。
「だいじょうぶかい。あぶないところだったな。」
「ありがとうビリケン。でも、どうして?たびにでたんじゃなかったの?」
「ああ、だがな、おまえのことがわすれられなかったのさ。」
「ほ、ほんとう?わたしのこと、おぼえてくれていたの?」
 ビリケンはメルモの垂れた右耳を撫でた。そこは犬になった彼女が最も感じやす
いスポットのひとつだ。自分を覚えていてくれことが嬉しかったメルモ。
「キャイン!」
 思わず歓声を上げる雌犬のメルモ。
「ああ、いろんなところへいったがな、おまえほどかわいらしいメスはいなかったぜ。
あんしんしな!おれはおまえをまもる!まえにやくそくしたろ!これからはずっと
いっしょだ。ここはおれのなわばりだ。おれのなわばりは、おまえのものだ。にひき
でここをもりたてようぜ。」
 ミラクルキャンディで変身したメルモは、愛くるしい身体を得て、人間の精神が
ブレンドされた魅惑的なフェロモンを放っていた。彼女は世界でただ一匹の人間が
変身した雌犬だ。代わりの雌などいるはずがなかった。
 ビリケンはつづけてメルモの左右の前足を撫でる。気持ちのよさにされるがままの
赤毛の雌犬は甘い声を出し続け、もっと撫でてと懇願した。
「そしておまえはおれのこどもをうむんだ。おまえにメスとしてのしあわせをあじあわ
せてやるよ!」
 そんなビリケンのことばにメルモは彼と一緒に子犬を育てる犬としての未来の自分
を夢想する。
(わたしはにんげんよ。にんげんにもどりたい!でも、すぐでなくていい!しばらくは
このままでいいかも。)
 二匹の犬は互いに見つめ合った後、星の光に照らされながら熱い口づけをかわした。
634犬になった少女の作者:2012/04/05(木) 05:18:43.97 ID:TSlxCzWG
学校に侵入したビリケンら野犬達。彼らに「救われた」犬のメルモは
ビリケンと過ごした日々、犬に変身したまま戻れなくなった十日間を
回想しています。
メルモが人間が変身した姿とは思わないビリケンは彼女を愛し、守る決意
をします。そんな彼の愛にメルモの心は揺れ動いていきます。
最終的に彼女が犬としての人生、いや犬生を選ぶのか、人間としての生活を
守るのか、今の時点では未定です。
635名無しさん@ピンキー:2012/04/06(金) 13:38:34.00 ID:u4jloiaS
>>634
いいかげんスレ占有やめろ
ワンパターンだしジャマ
636名無しさん@ピンキー:2012/04/06(金) 19:08:08.47 ID:KnjH6RUi
私は、>>634さんがいなくなったら、
また過疎化する一方だと思いますが、皆さんどう思いますか?
タイトルを含むコテハンで投稿して下さっているようですし、
他の方が同時に作品投稿や雑談をしても混ざらないと思いますよ。
事実、>>625さんによる投稿もありましたし、
通読して全く問題ないスレ状況にあると感じております。
637名無しさん@ピンキー:2012/04/06(金) 21:23:08.93 ID:hmEh3tkY
>>636
いや問題ありだろこれは・・・グダグダ連載スレ占拠とかさ
いちいちあとがきぽいのも臭い、ブログでやるべき
638名無しさん@ピンキー:2012/04/06(金) 21:31:22.25 ID:9477HiPR
他の作品の投稿は作者も住人も問題ないと見なしているのだからスレ占拠とは言えないでしょう。
合わなければスルーすればいいだけで(名前欄にタイトルいれているので、
NGワード設定もすぐできます)、
それはこういうジャンルではごく当たり前のことだと思います
639名無しさん@ピンキー:2012/04/06(金) 21:49:09.65 ID:tS7mXR6S
長いのは別に良いけど、
>>634
>今の時点では未定です。
とか即興で作ってるっぽいのがちょっとなぁ
鹿の時からだけど、「誰かが指摘しないと永遠に続くんじゃないの」っていう恐れがある
せめてある程度の区切りまで書き溜めてから投下したほうが良いのでは
640名無しさん@ピンキー:2012/04/06(金) 22:01:59.82 ID:PGwrSDPx
邪魔だとかいうレスが頻繁につく時点で問題ありなんじゃないの
ルールを守ってるのは確かだが、コレ以上続けてもどうせまた叩かれる
ブログでやれっていうのは、邪魔だからという理由だけじゃない
作者や読者にとっても平和に続行できるだろうと思うからだ
641名無しさん@ピンキー:2012/04/06(金) 22:51:04.03 ID:I+/7kH3c
>>636
>事実、>>625さんによる投稿もありましたし、

その>>625さんも投稿する際に申し訳なさそうに断りを入れなければならなかった訳ですし
642名無しさん@ピンキー:2012/04/06(金) 23:08:08.29 ID:hmEh3tkY
なんだよね
メルモの人がいるから雰囲気が閉じてる
>>640の提案がナイスだ
643名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 00:06:38.86 ID:qEpyaCVR
雰囲気閉じてるって…
他のスレならそういう場合は自分で作品書いて新しい雰囲気の風を入れて押し流すもんだけどね
644名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 00:31:57.93 ID:LXHDKKst
そのせっかくの新しい雰囲気の風が一日ごとに塗りつぶされていくからな
>>639の怖れがあるから、「押し流す」=「ダラダラ更新を止める」にしかならないわけだが
645名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 05:26:03.74 ID:QOWPB4XG
エロパロってストーリー投稿する板じゃないの?
雑談に興じる方が場違いでは
646名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 10:31:37.14 ID:gOJsEFrc
投稿がとまったとたんに、誰も書き込まなくなるようなスレなんだから
何書き込もうとどうでもいいじゃん。
占有されるのが気に入らないなら、負けないように自分もどんどん書き込めばいいんだよ。
647名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 11:37:06.63 ID:aMKNIDxc
気にくわないものを、ただ何かと理由付けて排斥したがってるようにしか見えん。
雰囲気で言うなら、上げられてる小説をバッシングする雰囲気の方がよっぽど悪いと思うけど。
648名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 12:20:14.01 ID:Q0FdH87Q
出来上がってから一気に投下するかブログに上げてリンク貼るかしてくれたらそんなに叩かないよ
649名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 12:49:53.45 ID:xEyJambB
そう言うこといってるから、色んなスレで作者がpixivやらに流れてしまうんだろうが…。
650名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 13:58:27.75 ID:PncU2Oam
すまない、メルモ全部読んでるやつ以外帰ってくれないか
651名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 14:05:51.31 ID:INd/delJ
全部読むのもだれるくらいつまらんしだらだら続けてんのが問題なんだろ
652名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 19:41:33.63 ID:o0htdyhQ
一スレ目のベルゼブブの娘も不定期連載だったが文句など出なかったはず。
653名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 19:42:06.86 ID:66v5T3tU
好みでない作品読むのを強いられてるんだ!されてるわけじゃないしスルーすればいいだろ
視界のすみにチラッと映るだけでも嫌だとか?
何様だよお客様かよ。作者やスレに金でも払ってんのかよ
654名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 20:11:47.83 ID:bGcD1SNH
なんというか一応このスレに該当するんだろうけどコレジャナイ感がするものを延々と見せつけられてる的なそういう感じに個人的には思いますね。
某強制女体化スレも同じ様な流れになったし同じ様な人なんだろうなぁと言う感じですが

なのでコテハン付けてくれればまだコテハンでNG出来るけどただ物語のほうでNGワードだと新しい物語出されたときに対応するのでめんどくさいしそこらへんをどうにかして欲しいかなと思います
655名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 20:21:30.97 ID:+1eRmyFn
>>652
一スレ目時代からご存じなのですか! 頭が下がります。
ログを読めないので、詳しく知らないのですが、
「ベルゼブブの娘」もかなり長編だったのでしょうか。
文句の出ない完成度だとしたら、気になりますね。

>>634
>今の時点では未定です。

この作者さんの書き方について私は
「読者が展開を提案することを受け入れられる」
という作者さんの姿勢を示しているのではないかと思っています。
(作者さん、それで正しいでしょうか?)
匿名読者の反応や議論を見ながら丁寧に物語を紡いでいく。
それも一つの作品を高める手法ではないでしょうか。
ブログではやりづらい手法ですよね。
656名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 20:27:48.56 ID:sfF8e5PI
お前が下にスクロールすればいいだけの話だろ
657名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 20:52:35.29 ID:aIwERK7/
>>655
一スレ目から前スレまで、>>1の過去ログ倉庫に入っていて読めるけど?
658名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 21:26:24.28 ID:twJzN80L
いやもう「終わりが見えない」ってのが全てなの
例えば前作とか批判が無ければ今でも続いてるんじゃないの?

逆に訊きますけどね
作者の気分しだいで二年とか三年とか続けられても良いの?
659牝鹿、雌犬になった少女の作者です:2012/04/07(土) 22:49:11.46 ID:JTFwkmZZ
作者です
えらいスレが伸びているなぁと思ったら・・・・
私が書きこんだらさらに荒れるかもしれませんが逃げている、と思われるのもシャク
なんで。
皆さんに不快な思いをさせ申し訳なく思っています。他の方が投下出来ない空気を
作ってしまいましたね。投稿は当分自粛します、と書いてもいいのですが、>>635
さん以降の書き込みを見る限り賛否半々、僅かに支持してくれている書き込みが多い
ように思います。また、私以外にも投稿された方が現れて歓迎していました。決して
スレを占有しているつもりはありません。
ある程度書き溜めてから投稿を、という声もありますが、私自身、感想を励みにし、
>>655さんのおっしゃる通り、「読者の展開の提案」を受け入れ、参考にして物語を
進めていこうと思っていました。自分のブログでと言う声もありましたが、今の
ところ、そのつもりはありません。
 「今の時点では未定です」、に対しても批判がありましたが、物語の進行如何で動物の
姿で終わるのか、人間に戻るのか、先行きを決めたいと思っていました。
 数年前から書き溜めていた物を、アレンジして投稿したら予想以上に反響がありま
した。元々自分で楽しむつもりで書いていた物なのでマンネリ、とかワンパターンと
かの意見も最もだと思います。支持していただける書き込み、感想があるのなら今後も
投稿を続けたいと思います。不支持の声があまりに多くなったら、その時は投稿はや
めます。自分一人で楽しみます。
「終わりが見えない」のが全てだ、という書き込みもありました。ニ、三年、ということは
ないですが、確かに今も続いていたかもしれません。批判の声を真摯に受け止め、ダラ
ダラした展開をしないよう心掛けようと思います。続けるにしても、第一部、第二部
といったように区切りをつけた方がいいかもしれませんね。
 重ねがさねになりますが、スレを占有するつもりはありません。他の方の投稿も
楽しみにしています。お互いに切磋琢磨していけたら、と思います。この書き込み
への批判も承知の上で、投下します。
660名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 22:58:29.94 ID:eNRpOgbQ
>>654の人が言ってるみたいにこのスレの住人はどちらかというと強制変身好きの人が多いんじゃないかな
過去に投下されたSSもほとんど強制変身ものだし、それらに関しては荒れなかったし
だからと言って他に該当するスレがあるかと言われたら疑問だが
661名無しさん@ピンキー:2012/04/07(土) 23:41:04.24 ID:bGcD1SNH
>>660
あー、やっと胸のもやもやが取れたわ、
なんかコレ違う的な感じがした理由が強制変身か任意変身か、それだ
一応任意変身も該当するだろうからこっちでいいんだろうけどここの中だと主流派ではないっていうのでちょっときつい当り方になっているのかも

>>659
文章書くというか掲示板使う上での小ネタですけど、投下の際に使うレス番号を名前に書いて明示しておくと良いのでは?
後は今回の場合問題なのは数日単位で1話部分を書く感じのスタイルなのが占有に受け取られてしまっている点が大きいと思われますので
犬になった少女1話 2話 みたいな感じで小区切り単位書ききってしまって
もし読者反応をフィードバックさせるとしても次区切りの点にフィードバックさせたら如何でしょうか。
どうも読者反応を重視しすぎる余り逆に数日単位の占有という形を生み出して反感を生んでしまっている感じなので
そこらへんである程度メリハリを付けた方が良いような気がします。
662名無しさん@ピンキー:2012/04/08(日) 00:14:27.63 ID:mP9YtpLI
個人的にはどっかにまとめてうpしてほしい気も
663名無しさん@ピンキー:2012/04/08(日) 00:35:16.62 ID:3eDu1dLU
荒らし相手に何マジレスして釣られてるんだおまいら…
651みたいに技術的問題点も指摘せずただ「だれる」「つまらん」とか言い出してる時点で荒らし確定だろうに…
スルーしろよ
664名無しさん@ピンキー:2012/04/08(日) 01:26:56.49 ID:PQjoTMzo
このスレの>>255>>617と、
あとmaledictさんがまとめサイトに載せて下さった
成瀬留美の変貌、佐織の変貌、マリベルの転職、おにゃのこが悪魔になっちゃう話を
過去に書いた者ですw
最近僧侶堕ちに傾斜してますが、自分はスレの流れに関係なく
書きたくなったら投下しますんでそのときはよろしくどうぞ
あと遅ればせながらmaledict様、恥ずかしいくらい稚拙な文章にも関わらず
まとめて下さってうれしかったです、ありがとうございました
665名無しさん@ピンキー:2012/04/08(日) 01:31:14.27 ID:EYu8GChu
まあ、あえて言うなら、2chは情報提供や雑談が主な目的で
実際に長編の作品を投稿するには、スレ毎に制限容量があるから不向きであることは事実
それに、2chはスレが流れると見れない人が出てくるから
作品を見てほしいなら、専用の作品投稿サイトであるPixiv等に登録して
リンクをこのスレに張ったほうがいいかもね。
666maledict ◆k/fFCPdV8.
>>664
遅れましたが>>617-624GJでした。
鬼畜な展開や僧侶ちゃんの二段階精神変化が興奮できました。
戦士ちゃんみたいな役どころも大好きです(その後ゴブリンに見つかり、
懲罰を兼ねた強制再洗脳を施される様子、などもつい想像してしまいました)
>>630様の言う「マタンゴのラスト」状態の勇者ちゃんの悲劇性もいい感じです。
ちゃんと認識していなかったのですが、前作一覧を見て、
「好きな方向性」が感じられてなるほどと思いました。
個人的には自分も、「完全に獣化してしまう」パターンではなく
「人間の原型をとどめつつ異形化する」パターンばかり書いていて、
その部分にも惹かれます。

サイトの更新は、当スレSSの再録に関しては4スレ目以降完全に放置中で、
心苦しい限りです。せめて、いずれ折を見て、>>664掲載作品を
同一著者の項目へまとめられればと思います。

>>659・メルモ獣化の作者様
精力的な執筆活動と丁寧で着実な文章いつも敬服しています。
ジュブナイルなノリにハードコアなエロシーンというミスマッチ、
メルモの精神が獣性に侵食されていくあたりの「可逆から
(事実上の)不可逆への移行」っぽい感じが素敵だと思います。
実は所々フォローできていない部分もありますが、次の展開に期待です。

掲載方法に関しては、>>661様の指摘はたしかに一理あって、
キリのいい部分で区切りをつけつつの投下は大事かと思います。
1スレ目の「ベルゼブブ…」はストーリーで引きつける話で、
長いとしても「終わりがある」ことがはっきりしていたのに対し、
本作は>>639様のような印象を与えてしまうのかもしれない、とも思います。
同じ1スレでも、物語より雰囲気重視の話(可逆・任意変身話)を
投下していた人物が叩かれていたのは、似た理由からだったのかもしれません
(但し同氏については他の要因もあったのかもしれず、詳しくはわかりませんが)。

強制か任意かとか、獣化の度合い等々は揉める元なので、
書き手としては「合わない人はスルーして下さい」と言うしかない部分で、
この部分は受け手の皆様にもご理解頂ければと思います。

pixivへの移行については、昔はそういう手頃な媒体がなかった、ということで、
移行は自然な流れのような気もします。自分はまた妄想がまとまったら
ここに投下したいと思っていますが、ここには>>665様の指摘する制限もありますし、
ここに投下した時点で著作権に関しては微妙なことになりますが
(投稿の際同意する著作権規定を読む限り、著作権を放棄したようにも解せます。
但しここのような創作投稿板での権利関係が厳密にどうか自分は知りません)、
他方、ブログやpixivならば問題なく「これは私の作品です」と著作権を保持できます。

以上長文すみません。
ところどころ非礼な面や言い過ぎの部分がありましたらご容赦下さい。