1 :
名無しさん@ピンキー:
悪堕ちに近いけど、こういうシチュってちょっと違う気がする。
真面目っ子、優等生をケバ女とかギャルとかヤンキーとかビッチに堕とすシチュに激しく萌える方々のご参加お待ちしております。
MCだろうがなんだろうが、真面目っ子を落とせれば、それでいいのさ。
登場人物駄目にしたいって欲望はよくわかる。
3 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 00:11:08 ID:khag7eKI
やはりこの俺がSSの駄作を投下するしかないようd・・・
おや、誰か来たようだ
たいへんよく理解可能。
つかとっくにそんなスレあるだろと思ったら、あんがい無いんだな
堅物な学級委員長男子を小悪魔びっち娘が堕落させるスレか
これはたまらんな
6 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 08:42:17 ID:Y2IiXMvn
これは期待age
7 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/08(金) 18:35:16 ID:tPmGEkYM
まごの亭みたいな奴?
出木杉くんをジャイ子が堕とすスレか
9 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 00:05:46 ID:Y2IiXMvn
男が堕とされても吐き気がするほどキモいだけだがな
10 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 10:08:27 ID:7Rs50rYX
男が堕落するの見たいわ
親が資産家で真面目に堅物に生きてきた僕。勉強と運動が趣味だ。
ある日強引にギャル女に誘われてホテルで一発やってからはハマってしまった。
成績は落ち、彼女の望みで格好もギャル男になった。でも幸せだ。さてもう一発!
産業で終わってしまったwwwww
12 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 16:50:09 ID:0dxOExq4
月曜夜にでも何か投下しようかな。
内容予定は
まず真面目男がギャル男になって
連鎖で女をケバビッチに堕とす
みたいな
色仕掛けスレで充分だな、男の堕落は。
MC有りってことは「女王の庭」みたいなのでおkってこと?
女王の庭とか闇の声みたいな話でいいんじゃ
16 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 12:00:39 ID:YF6McGQQ
イケメン優等生が堕ちる
清涼院流水のコズミックであったな
18 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 19:44:22 ID:RFpLPUow
SS準備中
暫くお待ち下さい
19 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 18:29:35 ID:Di2laAdQ
頼みます
20 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 18:13:22 ID:aK1S+cvC
まだか
21 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 19:13:43 ID:V4SLI1uj
22時頃投下予定
内容的にはカタブツの風紀委員長さんがヤンキーの仲間入りする話
期待
書いてて気がついた
このままではエロがない
選択肢
1 とりあえず途中までのを投下、エロ話をあとから考えて、出来た頃続き投下。ただし時間がかかる
2 エロなしで突き進んで完成させたのを投下
3 無理やり今からエロありに変更させ、出来次第投下。22時投下は事実上不可能だが1よりは早くに全文投下可能、質が落ちる危険アリ
さぁどれかを選んでください
2
エロくない作品スレに投下したらと言おうと思ったらスレが落ちてるな。
無理にエロありじゃなくてもいいよ
>>23 自分で納得できるやり方でいいんじゃねーの
と今日はもう賢者モードの俺
とりあえず中間案でなんとかエロをちょっとでもつけてみようと思って若干の修正加筆中。
だってここはエロパロ板。いやエロくないのもあるけど。
22時頃から投下を始めるが、30分おきくらいで何回かに分けるので、全部はそれなりにかかるかも。
というか、22時に書き終わらないので少し投下しながら書かせてくださいという希望
というわけで一発目投下
桜舞い散る春、新しいクラス編成が発表された日。
受験に向かい、例年ならば成績別に分けられたクラスが発表され、受験生として近いレベルの同級生と切磋琢磨していくためのその編成が、おかしなことになっていた。
「え・・・?」
成績では学年で常に上位10位以内であり、運動神経も良く、去年の秋から風紀委員長として学内の綱紀を改め・・・
教師にも信頼されている優等生の委員長像を絵に描いたような中井永子は、そのクラス編成の表を既に10分は眺めている。
例年のことであれば、AからIまでの9クラスを成績に準拠した並びで編成されているはずであるが、永子の名前はAクラスはおろか、Bクラス、Cクラスにすら見当たらない。
Aクラスの名簿を見ると、永子としのぎを削りあっている成績上位の人物はほぼ全員いて、それには及ばないものの、成績上位者として知られる面々は大体が漏らすことなく列挙されている。
永子の知る限り、上位30名に常にいる人物で、ここから漏れているのは4人ほど、うち2人はB、Dに納まっている。
そして、永子以外のもう一人は、成績こそ非常に良いが、素行に大きな問題があり、上位クラスから漏れたのは納得が出来る部分もある。
しかし、永子自身には落ち度は無いはずだ。自他共に認める品行方正な彼女には、原因は何一つ考えられなかった。
あまりに呆けて、自分の名前を他から探す気にもなれない時間が過ぎ、確認を終えた生徒たちが次々と新しいクラスへ向かう中、永子に向かって話しかける人物がいた。
「風紀委員長さんよ、いつまでもそこにボケッと突っ立ってても、そんなところにオマエの名前はねぇーから」
下品な言葉遣いで話しかける声を聞き、我に返ったように振り向くと、そこに立っていたのは3人の取り巻きを連れた、学内でも素行不良で有名な生徒、東大寺美絵だ。
規律正しいこの学園で、彼女のような存在はかなり奇特であり、それだけに非常に目立つ。
校則違反は当たり前で、教師の言うことも聞かず、授業はサボり、タバコも吸っている。取り巻きの女たちも、同じようなものだ。
ただ、彼女たちは、美絵の言うことには従い、一人では何も出来ないところが、大きな違いではあった。
この美絵は勿論カタブツの永子とはソリも合う筈がなく、風紀委員長として常に指導、マークすべき存在であり、天敵でもあった。
それだけではない。
この東大寺絵美、成績は抜群に良かった。
授業は寝ているかサボっているかどちらかだというのに、永子よりも成績が悪かったことが一度も無い。それどころか、トップを取ったことさえある。
運動神経もケンカで鍛えているのかすこぶるよく、やはりサボり気味の体育にたまに思い出したように授業に出ては、一人だけ違うレベルの身体能力を発揮している。
それが、永子には更に気に入らないところだった。
こんな不良女が、自分よりも能力が上だとは認めたくない、認められない。
「東大寺さん・・・あなた、3年になっても、そんな格好のまま登校して来るなんて、この学園の最上級生としての品位と自覚に欠けているんじゃありませんか?」
さっきまで呆気に取られた表情のまま固まっていた姿から、風紀委員長としての姿を取り戻し、彼女の言葉には意にも解さないようにして絵美をなじる。
しかし、絵美や取り巻きはそれを聞くと、大声で笑い始めた。
「アハハハハハ!あーーーーおかしい!真面目ぶっちゃってさ!!」
取り巻きの一人が馬鹿にしたように永子を指差す。それは、永子のプライドを刺激するには充分だった。
「何がおかしいのですか!」
「いやいや、おかしい、あーおかしい。」
「だってよ、アタイらのクラスメイトになるやつなのに、未だに委員長ぶってるとかさ、マジアリエネーだろ!」
永子は耳を疑う。
「ちょっと・・・私があなたたちと同じ・・・クラス?」
目を丸くする永子の様子がそんなにおかしいのか、4人はまた大声を張り上げて笑う。
「マジでしらねーのかよ!ウケルんだけどー!」
「オメーも委員長面して、陰で何やってっかわかったもんじゃねーんじゃねーの?」
見る見るうちに、永子の顔が青ざめていき、その手から通学用の鞄が落ちる。
既に、永子にはヤンキー女たちの癇に障るような下品な笑い声など耳には入っていない。頭の中には、何故、どうして自分が、という疑問符で埋め尽くされていた。
「ま、とりあえず一年ヨロシクな・・・委員長サン」
ポン、と肩に置かれた手を振り払う気力もなく、始業のベルが鳴るまで、永子は呆然とその場に立ち尽くしていたのだった。
2
HRが終わり、まず永子が取った行動は、担任の教師に食いつくことだった。
「先生!納得できません、どうして私がこのクラスなんですか!」
3年次のクラス編成は成績順に行われるのは特にそういう方針や決まりではないが、半ば公然とした事実でもあった。
永子のような優等生の例外は、今まで聞いたことも見たことも無い。
「どうしてもといわれても・・・」
新任の気が弱そうな女教師は、その剣幕に非常に困った表情を浮かべている。
新任の教師のだけに、そういった事情には疎い。
「もういいです、主任のところに文句を言いにいきます!」
しかし、主任も答えられないの一点張り。歴代のクラス編成の話をしてみても、学校側は意図していないとしか返答が無い。
あまりにしつこく迫るので、周りの教師たちも呆れ顔になっている。
埒が明かないので校長のところへ行こうとすると、逆に主任に叱られることになった。
クラス編成は教師の総意で行われたもので、一人の生徒のわがままで変更できない、校長のところへ行った所で変更は無い、邪魔をしにいくな、終いには気に入らないなら辞めろとまでいわれることになった。
泣きそうな気持ちで職員室から出ると、そこには一番見たくない顔があった。
東大寺美絵だ。
「ダッセェ・・・」
一言だけ言い放って、入れ違いに職員室へと入る美絵。
その一言が、永子の様々な感情を沸き立てる。
悲しさ、悔しさ、嫉妬、恥ずかしさ、不甲斐なさ、怒り、嘆き・・・
それらがどうしようもないほどに一気に噴出し、知らないうちに廊下を走り出していた。
廊下は走るな。
常日頃、指導する側であった永子が、我知らず、指導される側へと。
何人かすれ違う生徒たちが、不思議な目で永子の事を見たが、彼女にはそれに気がつく余裕がない。
教室の前まで着くと、急に熱していた気持ちが冷めていく。そうすると、今の自分の行為を振り返る余裕も出来てくる。
その余裕が、永子を更に苦しめる。
廊下を走ることは取り締まるべき事項であり、その取り締まるべき最たる自分が、我を忘れていたとはいえ、破ってしまっていたのだ。
ハッとしたように後ろを振り返ると、こちらを見ている生徒が数人いるように見えた。
その目には怪訝の色が浮かんでいて、そして自分を責めるような目だ。
そう、永子には見えた。
たった一度の違反とはいえ、規範となるべき存在が、それを破れば途端に説得力を失う。
2年、重ねてきたものが、たった一度の行為で崩れ去る。
今まで頑なに守り続けていたものが、軽率な感情で崩れ去る音を、永子の耳は聞いていた。
実際人間は誰でも大小の違反は犯すもので、廊下を走るなどは本来そこまで責められるものには値しないことだ。
すれ違った生徒たちも、実際のところは珍しいものを見た程度の認知でしかなかったろう。
だが、永子は違う。
そういった生き方をしてこなかった。ひたすらに自らを律し続け、それが当たり前であり、遵守されるべきことであり、絶対の事柄だったのだ。
新しい、だが絶望のクラス編成。
自分の戒律を自ら破った過ち。
この1時間程度で、永子は既に様々な絶望と後悔に苛まされていたのだった。
3
案の定、新しいクラスで永子は完全に孤立していた。
元々永子は人付き合いは得意なほうではない。
人と付き合っても、どうしても自分の常識の型に嵌めてしまいがちになるのだ。
友達といえる存在は、ほとんどいない。
流石にその自覚はあるので、あまり表には出さないようには気をつけてはいたが、だからこそ人との関わりは永子を疲れさせるものであった。
更にこのクラスは、Iクラス、つまり学年での最下層クラスであり、素行に問題がある生徒、コミュニケーションに問題がある生徒ばかりが集まっている。
後者に永子が含まれていたのを本人は知る由はないのだが・・・
つまり、問題児を集めた掃き溜めのようなクラスなのだ。
「あーかったりぃー」
「次数学だっけ?めんどくせー、サボんね?」
「あーいーね。屋上でタバコでも吸ってくるか?」
クラスで交わされる会話の多くは、永子には看過できない内容の事が多かったが、最初のうちはいちいち注意をしていたものの、1ヶ月も経つうちに所詮ぬかに釘であることを悟った。
そもそも、永子が注意してすぐ直す類の人物であれば、ここまで堕ちることなどなかったのだ。
一ヶ月も経てば、永子がIクラスにいることも大分伝わる。
そのせいか、風紀委員長としての彼女の立場も、現状かなり微妙なものになっており、何処となく委員会でも敬遠されている、というより疎外されている感が気のせいではなく感じられる。
自身の無力感や喪失感に囚われ、虚ろな気持ちのまま望んだ定期考査は、案の定ボロボロであった。
美絵は相変わらずトップクラスでありながら、その素行は変わる事は無い。むしろ、永子が積極的に彼女を指導しなくなってから、更に調子に乗ったかのようだ。
既に美絵には永子は眼中にないかのように振舞う。
不思議なことに、それが一番、永子には悔しかった。
美絵に自分の存在を認めさせてやりたい。テストの成績で大きく水を開けられ、風紀委員長としての肩書きも最早形骸化した永子など、美絵が気にする価値もないのだろうか。
テストが終わると、永子はそんなことを考え始めていた。
クラス編成の時には、クラスメイトとしてヨロシク、なんて言っておいて、実際には永子のことをいないかのように振舞う。
美絵に、自分を認めさせたい。
日に日に、その思いは募っていく。
知らずに、永子の目は自然と美絵の姿を捉える。その姿を追う。
ある種恋慕にも似たような執着が、空虚になっていた永子の心を侵食していく。
4
そんなある日。
エスケープは日常茶飯事だが、登校は欠かさずしていた美絵が、朝から姿を見せなかった。
取り巻きが話しているのを遠巻きに聞いたところ、なにやら重い風邪にかかったらしい。
美絵のいない一日は、何やら永子には色褪せたようなものに感じられ、ため息も多く出た。
外は雨。もう、梅雨の足音が聞こえる時期だ。雲に覆われ、モノトーンの外の景色も、色彩鮮やかなはずの教室の中も、今日の永子には同じモノに見える。
本来美絵の座っているべき席は、座るべき主を失いぽつんと孤独に佇んでいる。
似ている、と美絵は思った。何に似ているかは、考えず。
そのまま、放課後になった。
雨はまだ降り続いている。傘は持ってきていたが、何故か直ぐに帰る気にならず、天気と同様、永子の気持ちも重い曇天模様。
教室に留まるのもいたたまれなく、かといって数少ない友人を訪ねてAクラスの方面まで行く気もない。
真っ直ぐな廊下なのに、とても、Aクラスが遠い。
階段を降り、行くアテもなく校舎をさ迷い歩いていると、窓の外の薄暗い景色の中、木の葉が雨よけになっているのか、校舎裏の木の下でタバコを吸っている数人の生徒が見える。
そこは永子が今までノーチェックだった場所で、この窓以外からはほぼ死角となっている。そもそもこの廊下は普段人通りが少なく、窓も微妙な位置にあるので気がつきにくかったのだろう。
風紀委員長として現在実質的な活動が出来ていない彼女だったが、見てみぬ振りは出来ない。
クラスメイトの会話程度ならそこで行動を実際しているわけではない以上スルー出来るが、見えたものは流石に注意しなくてはならない。
「あなたたち、タバコはやめなさい!」
男子生徒3人に、女子生徒2人の不良集団のようだ。
風紀委員としての気概をここ数ヶ月で大いに殺がれていた永子は一瞬臆しそうになったが、怯む自分を奮起させる。
不良生徒たちは永子を睨みつけてくるが、彼女の風紀委員長としての存在を知っているのか、チッ、と舌打ちをし、吸い込んだタバコの煙を思いっきり永子に吹きつけたっきり、タバコをポイ捨てして去っていった。
タバコのポイ捨てされた吸殻を拾い集めていると、誰かが落としたのだろう、多くの吸われていないタバコが入ったままの箱が目に留まった。
「これ・・・」
普段タバコの銘柄など気にしないで捨てるだけの永子だが、このタバコの銘柄は覚えていた。
美絵の吸うタバコの銘柄だ。
「東大寺さんも、このタバコを吸ってるのよね・・・」
何故だか永子はその拾ったタバコを捨てる気にはなれず、そのまま誰にも見つからないように鞄に入れた。
雨はいつの間にか小降りになっていた。
5
先日注意した時は気にしなかったが、あの集団は2年生だったようだ。
相変わらずタバコは鞄の中にある。
タバコの入った鞄を抱えながら、校内を歩いていると、先日の集団が2年の教室へ向かうのが見えたのだ。
別にこの時は気に留めることではなかったが、その放課後、永子は彼らの衝撃的な光景を見ることとなった。
教師の頼まれごとで、放課後滅多に立ち入らない美術室方面に足を運ぶと、教室の中から何か呻く様な声が聞こえてきた。
少し開いていたドアから恐る恐る覗いてみると・・・
「あんっ、あああ、あんっ、いいっ、いいの!」
半裸になった男子生徒と女子生徒が、馬鍬っている。
知識としては、年頃の女子である永子も当然理解していた。
だが、実際に見るのは初めてだ。
責められている女子生徒は涎や涙を流し、口からは舌がだらしなく伸び、だがとても陶酔したような恍惚を浮かべているのが辛うじて見える。
目を離さなければ。見てはいけない。
そう頭では理解しても、体はそこを動かない。目は完全に二人の様子に釘付けになっている。
聞こえてくる声も、どことなく喜悦の色が浮かんでいるように聞こえる。
止めなければ。校内での如何わしい行為、不純異性交遊は許されない。
しかし、声が出ない。
「イ、イクぅぅぅぅぅ!!」
「お、俺も・・・イクっ・・・!」
一際大きな嬌声が、人気の無い放課後の教室に轟く。まさか、この二人も今目撃者がいたとは思っていないだろう。
果てた様子を見ると、金縛りが解けたかのように永子の体が動いた。
ガタン、と近くにあった何かに触れる音が響く。
気づかれた、と思う前に永子は全力でその場を走り去った。
女生徒のあの性行為中の表情、声、そして艶かしく動く身体・・・
頭から離そうとしても、直ぐには離れない。
そのまま、全力で家に帰ったが、その晩はよく眠れなかった。
どうしても、別なことを考えようとしても、あの光景が頭に染み付いたように離れてくれない。
あの二人は先日注意した2年生の不良生徒たちだったのは間違いない。
そういえば、クラスメイトたちも、そういういかがわしい話をしているのを聞いたことがある。
ならば・・・美絵は?美絵はどうなのだろうか?
あの勝気なヤンキー女も、男の前ではあんな風に腰を振って、興奮しているのだろうか。
それを思い浮かべた途端、永子の身体が熱くなった。
好き勝手に振る舞い、淫らな行為をし、しかし自分よりなんでも出来る美絵。
股が、股間が更に熱を帯びてくる。まるで、触ってほしいと主張しているように。
永子は知っている。オナニーという行為がどういうものであるか。だがそれは、彼女にとって唾棄すべき破廉恥極まりない行為であり、己を律することが出来ない、弱者の行為であった。
だが、股間の疼きは止まらない。止めようと意識すればするほど逆効果的に意識せざるを得なくなり、半ば無意識に手が伸びる。
「ひゃう!」
少し指が触れた程度だった。
だが、それでも永子の体には電撃が走ったように、全身を震わせるほどの刺激が一瞬にして駆け巡った。
「あ・・・ああ・・・」
ダメだコレ以上は、そう思っても、本能がその指の動きを止めることをしない。次は、もう少し強く。
「あんっ!!」
ビクン、と全身が跳ね上がる。
「ちょ・・・ちょっとくらい、これ一回だけだから・・・もうちょっと・・・」
更に指を走らせる。
先ほどの微弱な電流から、バチン、と何かが弾けるほどの電流へ今度は変化していた。
ここまでくれば、もう、止められない。止まらない。
「あんっ、あんっ・・・あああああああ!」
徐々にその指は加速していき、強く押し付け、激しく陰部を擦り付ける。
身体を巡る電流は加速度的に強くなり、毒入りの高圧電流のような痺れを伴って、永子の精神をも麻痺させて行く。
「こ、これ、すごっ、すごいっ!すごすごるううううう!」
一際強い電流が走り、脳がショートしたかのようにスパークする。目の前が真っ白になり、何処か知らない世界へ自分が飛んでいくかのような陶酔感。
「い、イっちゃううううう!!」
そして弾けた。
後に残ったのは、半開きの目で涎をたらす永子の姿と、盛大に出た潮の染み。
暫くは何も考えられず、永子はその余韻に浸っていた。
その後に押し寄せる激しい後悔を、今は知らずに。
6
かつてない自己嫌悪に襲われた朝、登校をするとここ数日姿を見せていなかった美絵の姿があった。
風邪で休んでいたらしいが、髪の毛の色が金髪だったのがオレンジ色に染めなおされている。どちらにしても校則違反ではあるのだが、美絵の髪を綺麗だな、と永子は思った。
美絵は永子を一瞥したが、興味もないように直ぐに目を背け、取り巻きと談笑を続ける。
物凄い怒りが永子に押し寄せ、自己嫌悪を押し流してしまう。
美絵の中に、永子の存在価値はないのだ。そう思うと、自然と美絵の前に足が進む。
「東大寺さん、風邪はその様子じゃ大丈夫みたいね・・・尤も、こんな頭にしてくるくらいだから、はじめから仮病かも知れなかったけど?」
努めて冷静に、だが出来るだけ挑発じみたように永子は言った。
しかし、美絵は意に介した様子もない。
「聞いているの東大寺さん!」
思わず声を荒げると、不機嫌そうに永子の方に視線を向ける。
「うるせーな、オマエに構ってる暇はねーんだよ」
そして、直ぐにまたそっぽを向く。永子には我慢がならなかった。
「こっちを見なさい、東大寺さん!」
思わず激昂し、美絵の肩口を掴んでしまう永子。しまった、と思ったときにはもう遅かった。
「ごちゃごちゃうぜーんだよ!」
バチン、と乾いた音が教室に木霊する。
振り向きざまに頬を打たれ、その勢いで尻餅をつく永子。それを冷たい目で見下ろす美絵。
「ホント、オマエ、ダセーな」
ペッ、と噛んでいたガムを永子に向かって吐き捨てると、美絵はそれっきり、永子の方を振り向かなかった。
尻餅をついたまま固まっていた永子を。
クラス中から押し殺した笑い声が聞こえる。
悔しさと、いたたまれなさと・・・そしてもう一つ、永子には解らない感情と。それらが永子を走らせた。
何処かに逃げたかった。一秒でも早く、一ミリでも遠く、美絵から離れてしまいたかった。
あの自分を見下ろす目、その目に浮かんでいた明らかな軽蔑の色。
何のつもりがあって、どういう気持ちで、美絵は自分の思っていたのか。
いや違う。
自分が、美絵を思っていたのか。
あの女に、自分を認めさせたかった。
自分の存在を、知らしめてやりたかった。
何故、そう思ったのか。
永子の思考がぐるぐる回る。
気がついたら、先日不良生徒たちを注意したあの裏庭のスモーキングスポットに来てしまっていた。
例によって、そこには先日と同じ5人の生徒たちがいて、タバコを吸っていた。
彼らは永子の姿を見て、チッ、と例によって舌打ちをしたのだが、どうやら様子が違うことを察する。
永子は俯いて、注意する様子もなく、ただそこにいて、何かを堪えているように肩を震わせていたのだった。
「お、おい、風紀委員長さんよ・・・?」
逆に不良たちが困惑する光景だった。
彼らが怪訝と戸惑いの表情を浮かべながら、おずおずと近づくと、かくん、と糸の切れた人形のように永子が座り込んだ。
「お、おい!」
流石にこれには慌てた不良の一人が素早く駆け寄ると、永子は彼の顔を色の無い表情のまま少し見つめて、そして・・・
「う・・・ううっ・・・うわぁぁぁぁぁ!」
見る見るうちに顔が歪み、大声で泣き出したのだ。
不良たちのうちの一人に身体をあずけ、泣きじゃくる永子を彼らは黙って見守りながら佇んでいることしか、今は出来なかったのだった。
7
この日、初めて永子はサボりというものをした。
泣き続けて10分。HRは既に始まっている。
だが、泣き終えた永子は、教室へ戻る気はなかった。
少し落ち着きを取り戻した永子は、戸惑っている表情の不良後輩たちに、ごめんね、とまず謝る。
「あ、いや、急なことでちょっと面食らっただけで・・・」
普段は悪ぶっていても、こういうときは素が出るらしい、永子に胸を貸していた後輩は照れたように頭をかいた。
それが、永子には妙におかしかった。だから、少し笑えた。
いつも通りならただ注意して、睨まれるだけの関係。だが、こういう不良たちも今のように照れたり笑ったりもするのだ。
それが何か、永子には新鮮な感じがした。そういえば、美絵も談笑している時は凄く楽しそうで。
「それよりも、いつも強気な風紀委員長サマが、一体全体どうしてこんな?」
困惑したように尋ねてきたのは、確か先日美術室で見かけたペアの片割れだ。短く刈り込まれた短髪が、金色に光っている。
「よく・・・わからないの。何か急に悲しくなって、気がついたらここに来てた。」
「ふーん。あの鬼の風紀委員長でも、そういうことがあるのねぇ」
「おい、オマエ、一応先輩なんだからもう少し・・・」
「あ、いや、いいのよ。気にしないで。失礼はお互い様だし・・・ね?」
「あ、ハイ、すいませんッス。」
その言い方が体育会系の男子っぽくて、それもまた永子には可笑しかった。
今、永子は妙に気持ちが落ち着いている。泣きはらして、少しさっぱりしたのだろうか。
まだ心の奥底にくすぶっている何かはあるが、今のところそれが噴出する気配は無い。
「あ、そうだ。あなたたち、先日私に注意された時、タバコを落としていった人いないかしら」
鞄をそのまま持ってきていたことを思い出し、連鎖的に鞄の中のタバコの事を思い出す。
「あ、それ、多分自分のです」
先日までの美絵のような金髪をした女生徒が答える。
よく見るとどことなく、その雰囲気は美絵に似ていて、少し心がざわついた。
「しかし、なんでまた持ってたんです?普段なら直ぐ捨ててるんじゃ?」
「まさか、風紀委員長様がタバコに興味があったりとか・・・」
「違うわよ。何か、クラスメイトが良く吸ってる銘柄だから、なんとなくそのまま持っててね・・・」
「まさか、好きな男ですか!真面目な委員長が、不良の男に恋をする・・・ケータイ小説の話にありがちじゃないっすか」
「残念ね、男じゃないのよ。女子よ女子」
「あ、もしかして、それミエ先輩じゃないっすか?」
「え、知ってるの?」
「勿論っスよ、アタシはあの人に憧れてて、そのタバコ吸ってますもん。髪とかメイクとかも真似てるんっスけど、やっぱかなわねーもんなぁ・・・」
「ああ、通りで東大寺さんと少し雰囲気が似てると思った。」
「マジっスか!そう言われたのあんまないんで、自分めっちゃ嬉しいっス!」
思わず会話が弾んでしまう。
ここまで一続きに、それも積極的に他人と談笑しているのは永子には珍しいことだった。
確かに不良だし、格好も校則に則ったものではないが、それでもこう話す分には、彼らは普通の後輩たちのようにも思える。
「あ」
男の一人が間抜けな声を上げる。
何事かと思ったら、ごく自然な動作でタバコに火をつけていた男子生徒がいたのだった。永子が先ほど胸を借りていた後輩である。
鬼と言われる風紀委員長の目の前で。幾ら多少の気安さが生じていたとはいえ、本来なら怒鳴られるところである。
が。
「別にいいわよ。私は今本来ここに居ない人だし、借りもあるし・・・」
気まずそうに火を消そうとした男子生徒が面食らった表情になる。
まさか、永子の口からそんな言葉が出るとは思わなかったのだろう。
「ただ・・・未成年の喫煙はほどほどに、ね?」
しっかりと、釘は刺す。
「・・・ハイ。」
素直に頷く彼を、少し永子は、可愛いと思った。
8
、永子にはそう思うことが出来た。
彼らと交流するようになってから、美絵に対してあれほど持っていた感情も無くなったわけではないが、大分落ち着いている。
最早、彼らは永子には不可欠な存在となりつつあるのだ。
「さて、次の授業始まるわ。んじゃ、また後でね」
教室に戻ると、教室から出ようとする美絵とぶつかる。
「・・・っ!」
目が合った瞬間、永子は心臓を握りつぶされたように息苦しくなった。
今、確かに美絵の目に、永子の姿が入っている。
一瞬だったが、確かに美絵は永子を見ていた。
ぶつかった時に僅かにしたタバコの香り。
美絵はすぐに永子を無視し、去っていったが、その足元には美絵が落としたのだろう、タバコが一箱落ちていた。
よく、見覚えのある銘柄だ。
「これは・・・」
手が、素早く動いた。
廊下側の、永子にしか見えない位置に落ちていたタバコを素早く拾い、スカートのポケットの中にしまい込む。
何故そうしたかは、永子にも解らないものだった。
美絵は戻ってきた後何かを探しているようだったが、一瞬永子を見て、諦めたように席へ戻った。
ぶつかって落とした時に見つかって、そしていつものように処分されたのだろうと思ったのだろう。しかし実際は、今それは永子のポケットにある。
美絵の持っているものを奪い取った。
以前はそんなことを思わなかったが、今は何故かとても達成感を感じている。ドキドキして、興奮で胸が熱くなるのを感じる。
その興奮は収まらず、放課後後輩たちに挨拶だけして直ぐに帰宅し、オナニーを3回もした。
既に永子にはオナニーに対する嫌悪感はさほどなく、生理現象だと割り切り、指遊びに耽る。
美絵のモノを自分のものにした。そう思うと、身体の火照りが収まらない。
歪んだ征服欲が、徐々に永子の中で育っていった。
すまん、コピペ失敗した。
>>34じゃなくこっちを読んでくれ
8
それから、永子と彼らは頻繁に会うようになった。
登校時、昼休み、放課後。少し時間が空いたときにその場所へ赴き、彼らと談笑を交わす。
最初こそ遠慮していたが、段々気安くなるにつれ、彼らは永子がいてもタバコを平然と吸うようになった。
永子もそれを咎める事はしない。
「じゃあ、エーコ先輩は、今委員会でも立場がビミョーってことっすか」
「そーなのよね。今学校で居場所があるとしたら、ここくらいじゃないのかな?」
「本来取り締まるべき俺らがいるココっすか?」
「いーのよ。ここは私たちの秘密の場所ってことで、無礼講よ無礼講」
永子にとって、彼らの見てくれや素行が悪くても、気安く話が出来る大事な友人たち・・・そう、友人と認められる存在なのだ。
細かいことを気にして、それを損なうことなんて出来ないのだ。
やっと、永子にはそう思うことが出来た。
彼らと交流するようになってから、美絵に対してあれほど持っていた感情も無くなったわけではないが、大分落ち着いている。
最早、彼らは永子には不可欠な存在となりつつあるのだ。
「さて、次の授業始まるわ。んじゃ、また後でね」
教室に戻ると、教室から出ようとする美絵とぶつかる。
「・・・っ!」
目が合った瞬間、永子は心臓を握りつぶされたように息苦しくなった。
今、確かに美絵の目に、永子の姿が入っている。
一瞬だったが、確かに美絵は永子を見ていた。
ぶつかった時に僅かにしたタバコの香り。
美絵はすぐに永子を無視し、去っていったが、その足元には美絵が落としたのだろう、タバコが一箱落ちていた。
よく、見覚えのある銘柄だ。
「これは・・・」
手が、素早く動いた。
廊下側の、永子にしか見えない位置に落ちていたタバコを素早く拾い、スカートのポケットの中にしまい込む。
何故そうしたかは、永子にも解らないものだった。
美絵は戻ってきた後何かを探しているようだったが、一瞬永子を見て、諦めたように席へ戻った。
ぶつかって落とした時に見つかって、そしていつものように処分されたのだろうと思ったのだろう。しかし実際は、今それは永子のポケットにある。
美絵の持っているものを奪い取った。
以前はそんなことを思わなかったが、今は何故かとても達成感を感じている。ドキドキして、興奮で胸が熱くなるのを感じる。
その興奮は収まらず、放課後後輩たちに挨拶だけして直ぐに帰宅し、オナニーを3回もした。
既に永子にはオナニーに対する嫌悪感はさほどなく、生理現象だと割り切り、指遊びに耽る。
美絵のモノを自分のものにした。そう思うと、身体の火照りが収まらない。
歪んだ征服欲が、徐々に永子の中で育っていった。
9
後輩たちの一人、キリコは美絵に憧れていて、同じ銘柄のタバコを吸う。
そのケムリの臭いは、あのぶつかった時に感じたタバコの臭いと同じものだ。
「・・・エーコ先輩、どうしたんっスか?」
知らず知らずのうちに、キリコを凝視してしまっていたようだ。
そのタバコって、美味しい?
そう思わず口に出しかけたが、恐らくキリコはそれを聞くと、自分に勧めてくるだろう。
タバコは未成年が吸うものではない。ここでは見てみぬ振りをしてはいるが、自分に対しての戒律として未だに永子の中では守られている。
だが。
その日、家に帰ると、机の引き出しを開け、あの日美絵から奪い取ったタバコを取り出す。
そして、あの臭いを思い出す。
タバコは吸ってはいけない。
だが、美絵のものを自分が「使う」ことは、彼女に対して優越することではないのだろうか。
これは美絵のものだ。それを、自分が美絵ではなく、自分が無断で使ってやる。
そう考えると、体の芯からぞくぞくと快感が押し寄せてくる。
一本タバコを取り出し、口に咥えて買ってきたライターで火をつけ、少し吸い込む。
「うっ・・・ゲボッ、ゲホッ!」
黒い塊のようなものが喉に押し込まれたような感覚に堪えきれず、永子は咽込んでしまう。
しかし、これを美味しいとか不味いとか、永子はそんなことを考えたりはしなかった。考えたのは一つだけ。
「東大寺さんは吸えるのに、私が吸えないとか・・・ありえない・・・!」
美絵に対する対抗心だった。
むせながら、一本吸い尽くす。
二本目。
三本目。
一箱吸い終わるころには、もう永子は咽ることなく、タバコのケムリを肺まで吸い込むことが出来る様になっていた。
そして、吸い尽くした残骸を見る。
永子に浮かんだのは禁を犯してしまった後悔と、それを払拭してしまうほどの、悦び。
「あは・・・あははは・・・あはははははは!」
美絵のタバコを、自分が吸い尽くした。
そう思うと、以前それを奪った時よりも強い興奮が体中を瞬く間に支配し、股間が疼いて仕方が無くなる。
思う存分にオナニーをし、気を失うほどに繰り返す。
身体の熱が引いた頃には、すっかりその興奮も冷め切ってしまっていた。
「・・・勉強を、しなきゃ・・・」
まだタバコの臭いが消えない部屋で、宿題を取り出し、最初はかなりはかどりはしたものの、30分も経たないうちに、徐々に集中力が途切れ、宿題が手につかなくなる。
それでも1時間ほどなんとかやっているうちに、タバコの臭いが気になり始め、何故か酷くイライラしてくる。
そのうち宿題も手につかなくなり、大きく深呼吸をする。
タバコの残り香を吸い込むと、若干、イライラが消えた気になる。
もう既にニコチン中毒になってしまっている己を自覚することが出来ず、とうとうイライラに耐えられないまま、宿題もそこそこに永子は寝てしまうことにした。
若干ペースはやめて3時までには投下完了予定
10
次の日になってもイライラは収まらないどころか、ますます激しくなっていた。
朝、いつものように校舎裏の場所へ行くと、まだ一人しかいないようだった。胸を貸してくれた後輩の、ショウ。
彼は一人でタバコを吸いながら空を見ていた様子で、永子の存在に気がついていない。
永子はそのショウの吸うタバコが、やけに美味しそうに見えた。
「おはよう、ショウ君」
そう思っている素振りを見せず、いつものように挨拶を交わす。
近くに寄ると、タバコの臭いがした。
「ねえ、ショウ君・・・」
ショウがもう一本タバコに火をつけようとするのを見て、永子は限界を迎えた。
思わず口走った一言。
「私に、そのタバコちょうだい」
「・・・えっ?」
答えるよりも早く、俊敏な動作でショウの持っていたタバコの箱から一本ひったくると、流れるような動作で火をつけ、大きく吸い込んだ。
ショウはその様子を呆気に取られたように見ていたが、永子にはどうでもよかった。タバコが欲しくてたまらなかったのだ。
瞬く間に一本吸い尽くし、フィルター近くまで迫っている火を消す。灰皿代わりに用意してある空き缶に吸殻を入れると、すっきりした表情でショウに向き直る永子。
「エーコ先輩、いつの間にタバコとか吸うようになったんっすか・・・」
風紀委員として、委員長として、常に厳しく取り締まってきた永子からは考えられない姿だった。
あまりに衝撃的すぎて。その変わりように。
「うん、昨日ね、ちょっとね・・・」
「昨日っすか・・・しかしまた、どうして?」
その問いに少し困った顔をして、永子は答えた。
「まぁ・・・話すと長くなるんだけどね。そのうち気持ちの整理が出来たら、話してあげるよ。」
そういってショウの目を見ると、恥ずかしそうにショウは目を背ける。
「い、いいっすよ、いつでも。そ、それに・・・」
「それに?」
「エーコ先輩の、タバコを吸う姿・・・すげぇ、カッコイイなって・・・」
ゴニョゴニョと聞き取りづらい声だったので、永子には正確に伝わらなかった。
しかし、大体の内容は彼の様子をみてわかる。耳まで真っ赤だ。
「ふふーん。なになに、もう一回言ってよ?」
「ちょ、エーコ先輩、ちょ、ちかっ、近いっす!」
ちょっと永子が迫ると、ショウはあたふたと逃げようとする。その様子が、とても可愛くていじらしい。そう永子は思う。
「だー、め!男の子なんでしょ、ビシッと言いなさいよ、ビシッと!」
「ちょ、先輩、キャラ違いすぎ・・・」
もう少しからかって遊ぼうとも思ったが、やってきた4つの人影の姿を認めると、それ以上永子は迫ることはしなかった。
「おはーっす」
「おはようみんな。」
「お前ら、聞いて驚け!エーコ先輩が、なんと、スモーカーになってしまわれたんだ!」
「おおー!」
「ショウ、良かったじゃねぇか。オマエ常々、先輩にタバコを吸わせてみた・・・」
「ストップストップ待て待て!それは言うんじゃねぇ!」
「え、何、なになに?」
「ああ、もう、エーコ先輩ももうそこ突っ込まないでくださいって!」
四人は特に永子がタバコを吸っても抵抗を示さなかった。むしろ、歓迎している様でもある。
どんな自分も受け入れてくれるんじゃないか、そう、永子は思い始めていた。
11
それから、永子はタバコの虜になった。
5人のうちの一人、エイジの兄がタスポを所持していて、普段はエイジがそれを使ってタバコを購入しているようだ。
永子もエイジにタバコの購入を頼むようになり、徐々にその本数も増えていった。
タバコを吸い始めて気がついたことの一つに、ニコチンを摂取した暫くの間は頭が冴え、勉強がはかどるのだ。切れるにつれ集中力が低下してくる。
いつしか、勉強には欠かせないアイテムの一つにもなってしまっていた。
親には何も言われていないが、頭を洗うとタバコ臭いのが自分でもわかる。
だが、もう辞められないのだ。
夏休み前の期末考査で、初めて美絵にテストで勝った。
美絵から奪ったタバコを吸ったことでタバコを覚え、そのお陰で美絵に勝つ。
爪の先までそのときの快感は行き渡り、それ以来ますます永子はタバコの量が増えた。
その時の興奮を思い出すだけで、毎日オナニーもできた。
そして夏休み前。
仲間達に、自分の気持ちを打ち明けた。
美絵にテストで勝ったことで、漸く自分の心の奥底を認められたのだ。
ずっと、美絵に抱いていた感情。その正体。
「・・・エーコ先輩も、ミエさんに憧れてたんっスね」
そうだったのだ。
自由奔放に振舞い、何からも自由な彼女が羨ましかった。
そのくせ、何でも出来る彼女が嫉ましかった。
だから、彼女に認めて欲しかったのだ。
それを理解できた時、永子の目の前に、新しい開けた道が出来たような錯覚を覚えた。
今までの自分とは違う道。憧れていた、美絵のような自由な道・・・
しかし、それは歪められたものだった。、自由な道は美絵そのものであり、美絵のような存在になりたいという願望は、美絵になりたい、という同化願望に変わっていた。
タバコを吸った時感じた感情は、美絵と同化できたという喜びと興奮であり、テストで勝つということは、美絵と自分を置き換えた、自らが自分の思う美絵になっていたということだった。
そして、この後輩たちとの付き合い、それも、取り巻きのいる美絵と似たような環境に身をおけることから来る、安心感。
永子にとって、美絵は全てだった。
恋愛だとか、そういうチャチな感情ではない。
だから、永子は美絵になる。
そして、その心に隠されたもう一つの、感情。
それが、征服欲。
美絵になり、そして美絵を支配する。
美絵が生み出した美絵が、オリジナルを超える。
それが、いつしか最終的な永子の望みとなっていたのだ。
そして、夏休み中、永子はショウと付き合うことになった。
ショウは可愛い弟分ではあったが、彼氏としては考えてなかった永子に、ショウが告白をしたのだ。
記念に、お揃いのピアスを空けた。
セックスをするようになったのは、付き合い始めて直ぐのことだった。
始めこそ痛かったものの、徐々に慣れるにつれ感じ始める快楽に瞬く間に永子は溺れた。
ショウたちとつるんで、色々なところへ遊びに出かけた。
深夜のクラブ、バー・・・悪い仲間も増えた。
永子がその間に知ったことの一つに、美絵の彼氏の話と、それによって今美絵が若干仲間内で浮いているということだった。
美絵の彼氏は仲間内では評判が悪い男で、そのことで、美絵も若干省かれている節があるということ。
直ぐに、永子はその美絵の元々いたポジションに収まった。
ショウは、段々と感化されていく永子にますますほれ込む。元々、彼は派手な女が好きなのだ。永子が派手になることは、ショウにとっても喜ばしいことであったのだ。
夏休みが終わる頃には、既に、永子は以前とは全く違う永子になっていた。
12
「あれ・・・」
「ちょっと・・・」
「え、嘘だろ・・・」
夏休み明け、I組は朝から騒然としていた。
美絵がいつもどおり取り巻きと談笑していると、後輩の不良たち、中には以前可愛がっていたキリコの姿も含め5人と、もう一人、見覚えのない、しかし何処かで見たことのある女がいきなり殴りこんできたのだ。
その女は、目が合うなり突然腹に拳を入れてきたのだ。あまりに不意をつかれ、まともに食らってしまいうずくまる美絵。
「なにすんだコラァ!」
取り巻きどもがいきり立つが、後ろに控えているのは5人。うち3人は男なのだ。3人の女では勝負は見えてる。
元々、彼女たちは美絵の取り巻きに過ぎない。凄んだ所で、実戦派には怖くもなんとも無いのだ。
「オメーら後輩の分際で先輩に対してなにしやがんだ!」
「後輩?そうね、彼らは確かにあんたらの後輩だけど・・・」
美絵をいきなり殴った女が、蹲った美絵の顎を思いっきり蹴り上げて言う。
「あたしは、クラスメイトなんだよ。クラスメイトの顔も覚えてないとか、つれないこと言ってんじゃないよ!」
仰向けに倒れた美絵の腹を、思いっきり振り上げた足をそのまま振り下ろす。
「ぐはっ」
「あーあ、アバラ折れたかなー、これ。あははは、無様だね、東大寺美絵。でもね、コレは自業自得なんだよ、わかってんの?」
踏みつけた足を、捻るようにして回す。アバラの折れた事を知ってての仕打ち。痛みは想像を絶する。
「あ、あんた・・・」
「あら、今更気がついたの。そういえば以前あんたはあたしにダセーとかウゼーとか言ってくれたわよ、ねぇ!?」
腰を蹴り飛ばす。
「え、うそ、まさか・・・」
信じられないといった面持ちで取り巻きの一人が女を震える指で指す。
「何人を偉そうに指差してんの?エイジ」
「おう」
後ろの男を顎で促すと、取り巻きの一人のその女は、エイジと呼ばれた男に髪の毛を鷲づかみにされて引っ張り上げられる。
「い、いたいいたいいたい!」
「先輩にはわりーっすけど、姉さんの指示なんでね・・・」
宙に吊り上げ、そのまま投げ飛ばす。
髪の毛がごっそり抜け、一部からは頭皮が見えている。
「エーコ姉さん、そいつらもやっちまいますか?」
「キ・・・キリコ・・・あんた、なんで・・・」
美絵にしょっちゅうついて回っていたキリコ。
彼女は今、倒れこんでいる美絵を、上から冷たい目で見下ろしている。
「ミエさんには悪いっスけど、今はアタイは姉さんに付いてってるんで。悪く思わないで下さいね」
エーコだって?
あの風紀委員長の?
別人じゃねーか・・・
そんな呟きが重なり、どよめきとなり、クラスがざわつき始める。
「うるさい!少し黙ってろ!」
エーコと呼ばれた女、永子が声を張り上げるとクラスは水を打ったように静まる。
不良たちの吹き溜まり場と言われたこのクラスでさえ飲み込んでしまうようなこの胆力は、そうそう持っているものではない。
風紀委員長して多くの不良に負けず、張り合ってきた永子にはその胆力が少なからずあったのだ。
「まぁいいわ。さて東大寺美絵。あんたに聞きたいことがあったんだ、ちょっと付き合ってもらうよ」
動けなくなっている美絵をエイジが担ぎ上げる。
ろくな抵抗も今の美絵には出来やしない。
「・・・好きにすればいいじゃないか」
そういうのが、精一杯。
「そうさせてもらうわ。じゃあ、みんな騒がせたわね、また後で。」
美絵を拉致した彼女たちの去る姿を、クラス一同はただ呆然と暫く眺めていた。
13
「さて、東大寺美絵。質問に答えてもらうわ」
例の校舎裏に美絵と6人は来ていた。
エイジは先ほどまでの手荒な扱いではなく、丁寧に美絵を下ろし、木にもたれかけさせた。
「・・・」
沈黙が、今美絵に出来る最大の抵抗だ。
「あんたが突然あたしに対して態度を変えたのは何でよ?」
美絵は答えない。
「あたしが知りたいのはそれだけよ、それだけがどうしても、腑に落ちないのよ」
先ほどまでの暴力的な態度は鳴りを潜め、以前のような落ち着いて凛とした態度が永子からは見える。
「・・・オマエに失望したからだよ」
ぼそり、と美絵は呟いた。
「あんたは自分の事を結局理解してなかった。自分が大事で、他の人を見下してた。それがたまらなく気に入らなかった・・・そういうことだ」
「そうね、確かにそうだった気が今ではするわ」
あっさりと永子が認めたことに少なからず美絵は動揺した。
「でもね、あたしはあんたが羨ましかったの。ずっと。だからあんたになりたかった。そう思った。わかったのはもう、ずっと後の話だけど」
タバコに火をつけて、永子は深くケムリを吐き出す。
その姿があまりにもサマになっていて、たった一ヶ月の間の彼女の生活が目に見えるようだった。
「・・・あたしも同じさ。あたしも、あんたが羨ましかったよ」
唐突に吐き出された言葉は、永子にとって動揺を誘うに値する物だった。
「だけどな、だからこそ、失望したよ。」
永子は思い返すと、確かに自分のことしか考えていなかった。
それが、美絵からみてとても滑稽に見えて、空しくなったのだという。
「そうね、そういう意味では、お互い自業自得だったってことね」
このとき、もう永子の中の美絵は死んだのだ。
美絵はそんなにつまらない人間だったのか。そう思って。
「あたしも、今あんたに失望したわ。だからもう興味も無い。後は好きにするといいわ」
まだ火の付いたタバコをポイ捨てする永子の姿を見て、美絵は何故か無性に悲しくなった。
どうしてこうなってしまったんだろう。
「さよなら、美絵。」
そして去っていく。
動けない自分の身体、思うように出せない声。
苛立ちが募る。悲しみも募っていく。
そして理解した。
永子も、同じ気持ちを持ってたのだろうか。
ならば、次は自分が永子になる番だ。
いつしか立場の入れ替わった二人。
今度は、美絵が、永子になる。
そうして二人の交わらない感情と運命は、交差して行くのだ。
とりあえず完?
続くの?
終わり。
正直すまんかった。
どうしてこうなったか俺にも解らないのでそのうちリベンジをしたい。
待たせた人には失望させたかもしれないが、次はもうちょっと頑張ってみますわ。
すごく面白かった。シチュエーションはかなりツボだったな。
できれば、次回作には、派手になって行く子の外見の
描写を入れて欲しいなぁ。
次回策も期待してます!
今気がついた
いきなり一発目の美絵の名前を2回絵美って誤字っていた
コレは推敲漏れだ。申し訳ないっす
>>41 起きてて良かった。
面白かったです。
次回作(続き?)楽しみに待っています。
45 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 16:26:29 ID:ByXAg+qe
やばいヨダレ垂れてきた
古手川唯をハレンチ大好きエッチな女の子に堕落させたいぉ
すまん誰だそれ
48 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 16:19:18 ID:xBk+2Kk4
しかしSS来ても寂しいな
会長はメイド様のミサちゃんを堕としめたい
佐藤寛子は顔つきも変わっちゃったし
事務所を移籍して何かあったんじゃないかと思うんだ
先のSSをpixivに貼っとくかなー。
いかんなスレが止まっている。
よし
保守
55 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 23:53:16 ID:KCxZlirf
生徒会内部で奴隷にしたい
56 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 12:29:55 ID:0hkkuuGk
すまぬ。
あげさせてくれ…。
57 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 13:31:28 ID:UwVC9fv+
つまりどういうスレ?
佐々木との再会
違うスレに投稿したけど、ある意味ありかなと
あぁ、キョン久しぶりだね
高校卒業してからだから、一年以上だね
うん、君が変わらずいてくれて僕は嬉しいよ
え? 僕が変わったって?
あぁ、これかい?
確かに、僕は当時は髪は染めていなかったね、学校の規則でもあったし
何より、若い人は髪を染めるべきだみたいな風潮が苦手だったからね
じゃあ何で染めてるんだって?
うーん、話せば長くなるんだけど……
僕も女の子さ、色々あるんだよ
解ってくれて嬉しいよ
でも、金髪はやりすぎ?
……僕もそれは思うよ
だけど、以前と一切変わらない君もどうかとおもうよ?
僕が変わりすぎって、どこがかな?
肌?
そんなに焼けていなかった……うん、そう言えばそうだね
でも、それは仕方のないことさ、皮膚は紫外線による変化に敏感で
え? その話は良いって?
そうか、また君に話を聞いてもらえると久しぶりに興奮したんだけどな
無理強いはしないさ
それで、何の話だっけ?
あぁ、僕が変わったって言う話しか
服? 服もそうだね、以前の僕はパンツルックを好んでいたね
それに対して今の僕は、マイクロミニのワンピースドレスだ
君は視線を僕からそらすのはこれが理由なんだろう?
うん、おさっしの通り下着はつけていない
まぁ、見ればわかるだろう? これは元来下に何か着て羽織るものだからね
随分と透けやすい素材なんだ、だから僕の乳首がはっきりとは言わないけど見えるだろ?
もちろん他の変化も、透けてみえるはずだ
くつくつ、君は嘘が下手だね、相変わらず
見えないならこっちを見れば良いじゃないか?
僕の乳首が見えないのなら、君が目を逸らす理由はないんじゃないのか?
それとも僕を視界に入れるのが苦痛かな?
くつくつ、あぁ、そういうことにしておこう
君がそう言うならね、話を元に戻そう
えーと、髪の色、肌の色、服の趣味
これ以外に僕の変わったところは見受けられるかな?
あぁ、爪の長さとか、歯についている歯垢とか変化して当然のものは無視してくれよ?
え? 爪? さっきも言ったが――あぁ、これか
うん、そうだね一般的に言うネイルアートってやつだよ
まぁ、雑誌に載るような派手なものではないが
一般的な大学生とのオシャレ心だよ
文字? よく気がついたね
うん、これは文字、一つの指の爪につき一文字書いてあるんだよ
これはS、これはLだ、こっちはA
左手も同じ文字だよ
え? この単語の意味かい?
うーん、それはネタバラシになってしまうから、また後でだね
さ、他に僕の変わったところを指摘してくれたまえ
おいおい怒らないでくれよ
ここに僕を呼んだのは君だろう? 話したい事があるって
それなのに誤魔化すなって言われてもね、僕には何がな――
…………うん、そう、そうだね
ご指摘どおり僕は変わったよ
髪、金色に染めたよ
肌も焼いた、服もさ、以前の服は全て捨てた
そう、この首輪も、乳首のピアスも以前はなかったね
この刺青、タトゥーって言うのかい?
それも以前にはなかったね、そして何よりも僕は男を知ってしまった
うん、そうキョン、君も例のビデオは観たんだろ?
いや、観てないとは言わせないさ、だったら何で僕を呼び出した?
久しぶりに親友の顔が見たかったとでも言ってくれるのかな
くつくつくつ、それもある、か
本当に君は変わらないね
でも、大本の目的はこっちだろ?
ほら、しっかり見てくれ
え? 服を着ろって?
服を着てたら細部まで解らないじゃないか、相変わらずずれてるな
羞恥心? ……今の僕にそんなのがあると思うのかい?
……ビデオ、観たん、でしょ?
『私』が何をしてきたか、何をされてきたか……全部
そう……
…………いや、君が気にすることじゃないさ
僕としては感想を聞きたいくらいなんだから
実のところ、僕の家にはビデオカメラなるものがなくてね
自分の姿を映像にとられるのに慣れてなくて、どんな風になっているか気になっていたんだよ
で、僕は君の目にどんな風に映ったかな?
彼らが君にどれだけの映像、画像、情報を送ったかは知らないけど
映像で言えば僕の破瓜の瞬間から、先々週の海岸での露出調教まであったはずだよ
新しいのを撮るたびに僕はそれを何回も見せられるからね
覚えているんだよ、どんな映像が写真があったかってね
で、君はどんなのを観たんだい?
ふむ……くつくつ、なるほど全部か、そりゃ良いね
つまり君は僕が犯され、変態行為をしてる映像、たっぷり100時間以上のを見てから僕を呼び出したのか
あぁ、気を悪くしないでくれ
別に君を悪く言ったつもりはないんだ
ただ君らしいなと思ってね
……それで、君は僕の映像で、その、あれだ
そう、あれ、あれをしたのかい?
おいおい、まさか僕に言わせたいのかい?
君まで変態になってしまったら、ここの変態率は100になってしまうよ
せめて50にしときたいところじゃないかね?
え?
あ、あぁ、そ、そう……し、したんだ
自分から聞いておいてなんだけど、その、照れるね
別にそんなことを言われたのは初めてじゃないんだ
僕のその映像の一部や画像はサイトにアップされているからね
毎日100近い感想が届くんだ
映像を見たなら知っているだろう?
そう、それだ、送ってきてくれた感想を読み上げるやつだ
あれは結構屈辱的でね、くつくつ
最後に「こんな無様なメス豚でオナニーしてくださってありがとうございます」って土下座するんだ
毎回毎回ひどいもんだよ
君にもしようか? 土下座
そうだね、そう言うだろうね君は
そんな君はどの映像でしたのかな?
最初は、へぇ、一番最初の
つまり僕の処女喪失のでか
まさか、最初からとは光栄だね
懐かしいねあれはまだ僕が入学して間もない頃だったね
当時の僕は妙な開放感と高揚感に包まれていて……まぁ、調子に乗ってたんだろう
新歓コンパなどに多数お呼ばれして、飲んだこともない酒を煽り
可愛いなどと褒められていい気になり気づいたらあれだ
そう、君が映像や写真で見た通りさ
8、いや7人だったね
7人の男性に代わる代わる犯され、苦痛のはずの破瓜も妙な薬物で快感に変えられて
だらしない顔で喘いでいたよ
ほら、ネットに流出した僕の画像でも結構評価の高いあれだよ
女性器から大量の精液を垂らして、涙と涎と鼻水にまみれた顔でピースしている写真
あれがあのときのだよ
あれから僕は脅されて奴隷になったんだから、懐かしいもんだ
で、次はなにでしたんだい?
ふむふむ、あー、あれか
「奴隷のくせに精液慣れしてない」って言われて始めたあれだね
言いがかりもいいとこだったけど、写真を見せられて脅されたよ
あれも辛かったね、街角100人フェラは
あんな恥ずかしい服装で、え? 今のが恥ずかしいって?
当時の僕としてはだよ
薄いチューブトップにハイカットジーンズのみなんて始めての体験だったよ
ひきづられるようにしてつれていかれたよ
そこからは映像の通りさ、道行く男性に声をかけて
精液を恵んで貰うのさ
深夜までかかったよ、顎は痛いし
舌は痺れるしで、辛かったよ
事前に彼らから手ほどきを受けてなかったら、二日はかかってたね
しばらくゲップが精液くさかったよ
そのお陰で見事精液慣れしたよ
更に、町中に僕のファンを作ってしまった
くつくつ、そうさ僕は精液便所、歩くザーメン処理機だからね
ほら、これ、この下腹部の刺青を見てくれ
去年のクリスマスに入れられたんだ、その映像もあったろ?
そう、それだ、ミニスカサンタの格好でアダルトショップにいった映像の次のやつさ
そのときに入れたんだよこれは
ほら、読んでみてくれ
遠慮はしないでくれ、僕とキョンの仲だろ?
くつくつ、そうだね使うべきときじゃなかったね
まぁ、それは良いさ
とりあえず読んでくれ、僕の下腹部にかかれた文字を
……そう、ザーメンメス犬だ
実に僕を表した的確な言葉だろ?
それにこの二の腕には、僕の名前
内側ものには男性器の絵と『無料マンコ』『ザー汁大好き』の文字さ
そして君も見ただろ?
背中にはほら、この通り
僕の個人情報ってやつだ、住所携帯番号アドレスなんでもござれさ
住所や携帯番号なんていつ変わるか解らないのに、刺青にされてしまったよ
この背中の刺青を見せるために、僕は普段から背中の見える服を着てるんだ
これのおかげでもう僕は銭湯にいくことができなくなってしまったよ
まぁ、肌を焼いたおかげで少しみずらくなっているのが救いかもね
あぁ、肌を焼いたのは今年の夏、ほんの少し前さ
彼らは僕の容姿に文句をつけはじめてね
最初にこの通り髪を染めるように言われたよ
何も変わらず僕のまま髪だけ金色になってのは、鏡を見てどうにも不自然だったね
そして金髪に会うように肌を焼くことにしたんだ
恥ずかしかったよ、全身に卑猥な刺青をした女が日焼けマシーンを使いに来たんだからね
随分と好奇の視線に晒されたよ
ある意味なれっこになってしまったけどね
それで肌を焼いたのさ
うん? あぁ、映像を見ていたんだったらもちろん知っているよね
ほら、まだ少し残っているだろう?
この少しだけ色の薄い部分がそうさ
からだのいたる所に特殊な液体で文字や絵を描き、焼けないようにして日焼けマシーンに入らされたんだ
それによって僕の身体には、黒い肌に白い文字が浮かび上がったよ
映像みたんだろう? その卑猥な日焼けアートをほどこされた僕が、マイクロビキニをきて海につれていかれたのを
そうさ、ほらこのお尻を見てくれ
ここが一番よく残っているんだ
右に『牝』左に『豚』
あぁ、君から見て左右だよ
胸にはまるでトイレの落書きみたいに女性器の絵と『精液のみたい』の文字
ほら、ここも解るかい? 僕の右頬
うん、これもさ『チンポ』って書いたあったんだ、君も見ただろ?
その姿で海につれていかれたんだから恥ずかしかったね
異性の好奇の視線に同性の軽蔑の視線
まぁ、いきなり海に卑猥な水着を着た、金髪日焼け女がきたらそうなるんだろうね
しかも、卑猥な日焼けと刺青つきだ
その姿で僕はナンパさせられたんだよね
まぁ、映像観たなら解っているだろうけど中々ひっからなくてね
僕に命令した彼らも予想外だったのか、つまらなそうにしてたよ
そのせいで僕は大声で「ちんぽしゃぶります」何て叫びながらビーチを歩く羽目になったけどね
そのおかげで、彼らの望むシチュエーションになったよ
数十人に犯されて精液まみれにされて記念撮影
うん、今でもよく見かける『まさに肉便器な』写真だよ
犬としたこともあったね
小便を飲まされたこともあったよ
全裸で早朝マラソンもあったし
コスプレってやつをさせられて写真をとられたりもした
日常生活でも痴漢にあって2日近く犯されたこともあったし
AVにも3度出演した
とあるAV監督から専属女優としてオファーがきたくらいだ
うん、その通り、僕の将来の職業はAV女優だよ
給料はほとんど彼らに渡るらしいがね
まぁ、それが僕の今のこからのこれまでの状況さ
それで、君は……
あなたは私をどうするのかな?
ハルヒ、少ししか知らないですけど、
佐々木との再会、良かったです。
また期待しています!
65 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 01:11:26 ID:dF6RkEzK
>40続きが読みたいですね。
立場が入れ替わったあたりから
派手になる永子と目立たない絵美なんて良いね
66 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 04:26:50 ID:kQsxa5Ru
いいねぇ。続きが読みたいな。
これで外見の変化も書いてくれれば、最高だよね。
エロ漫画で優等生が援交してるクラスメート見下しつつ、自分も援交の手前までやって
自分に値段付けさせて満足してる話があった。ある日高額出してきた男に思いっきり
やられてずるずると自分の値段を落としながら男に自分を売り続けて依存してくんだ
最終的にはお金なんて関係ないから――という感じにまで数話かけて堕とすいい話だった
ハルヒのみたいに、しばらく会ってなかった優等生が堕落していくのもいいかも
あと家庭教師にたぶらかされて勉強に集中できずにドンドン駄目になってくシチュはどうだろう
家庭教師の色気に酔って授業中とかも思い出して集中できなくなるとか
最終的には教師の犬になり街中どこでも命令に従うようになったり
あるいは見放されて、誰にでも体を許すビッチに成り下がるとか
68 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 12:04:33 ID:CxkkasW5
強制喫煙シチュの方に
ここっぽい優等生激変の新作が…
ああ、俺もそれ読んだ。
何気に被ってるよな。「エロケバ化スレ」でもういいんじゃねーか
セラムンの亜美ちゃんギャル化させるSSとか考えてるが
需要ある?
是非
規制が解けたようなので明日からがんばる。
あ、
>>70の話ね
73 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/04(金) 09:02:27 ID:u4/akvvU
待ってるから〜
このスレ、ギャルとか不良にするってテンプレみたいだけど
単に真面目な委員長を、エロテクでエロ大好きな人にしちょうシチュエーションは違うのかね?
そっちの方がベタな気がするんだが
とりあえず成績優秀で、周りから尊敬されてる子が
お馬鹿さんになっちゃうシチュならなんでもいい
エロじゃないけど、もろ少女マンガだけど「純情クレイジーフルーツ」梅本ってこの典型タイプ
というわけで、
>>70の話をメモ帳に執筆というかタイピング中なのだが
エロパロだからやっぱり18禁のネタ入れたほうがいいよなぁ。どうだろうなぁ。
とかタバコ吸いながら考えてる。
俺の吸いかけのタバコ亜美ちゃんに吸わせてみたい。
今の話強制喫煙スレ向けだな
79 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/08(火) 07:56:24 ID:W9/ZDAyh
ここは俺がくい止めるからッ
おまえは作品を頼むッッ
なぁーに、どうってことないさ
親の借金のカタにされて地主の息子の婚約者になった優等生が
夜は息子とズボズボやりまくって
授業中は息子に乳やら尻やら揉まれながらベチャベチャとキスして
昼休みや放課後は尻穴を一回500円で売らされるというのはどうだろう
勉強するヒマなくて成績下がりまくり
勉強する時間がなくてっていうよりは
根本的に頭悪くなる方が、堕ちた感があって好きだわ。
そうすると、ニコチンか薬ぐらいしかなくなっちゃうんだけどw
周りからもうらやまれるような秀才で
テストではもちろん1番だし
教室で問題を答えるときも必ず正解。
もともと地頭がいいから、普段の勉強でも
宿題や授業で苦労なんかしたことなくて
他の子がなんで分からないのか分からない。
だから、周りの子が勉強をサボっているんだと思っていて
ちょっと下に見ている感じで
ノートや宿題を見せてって言われても
それは○○のためにならないと切り捨てるような女の子が
ふとしたきっかけでニコチン中毒になって
理解力や暗記力がだだ下がっていく。
そしてテストではずっと続いていた1位から陥落。
そのストレスを解消するためにさらにニコチンに走って
あんなに簡単だったはずの
普段の勉強にもついていけなくなる。
それがさらにニコチンに走るんんだけど
もうタバコを買うお金がなくって
今まで絶対的に軽蔑していた援助交際を始めるようになる。
そんなこんなで
そして最後には、たった1問の簡単な宿題さえとけなくなって
今までバカにしてたクラスの友達に
必死にノートを見せてと懇願するぐらいになる。
それでもだめなら、クラスの男子を誘惑して
ただノートを見せてもらうだけのために
手コキやフェラをするようになる。
だけど、それがだんだんだんだん中毒になっていって
最後には、勉強なんかできなくてもおちんちんがあれば幸せ
っていう感じの、終わった女になるまで堕ちて欲しい。
82 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 05:51:24 ID:kAahlf++
>>81 そんな話良いですね。
あと成績優秀な優等生と不良なギャルが徐々に入れ替わるとか
好きだなぁ…
83 :
名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 00:04:44 ID:AhgzH4Qo
甜歌りんは、昔から天てれに出てた頃からアフォの子だったから
こうなるのも当然っていう感じ
ほのかに恋心を寄せてた女の子が夏休み明けにこんなんなってたら確実に女性不信になるわ
風紀委員の川島さんっていたじゃん
ほら、あの入試で主席だった川島さん
知らない? ああ、あの二年の三学期に中退した川島さんって言ったら分かるかな
そうそう眉毛なかった川島さん
あの頃ハメ撮り写真みんなで回してお世話になってたのが川島さんだったらしくてさ
うん、なんか二年の夏休みっつーか終業式にさ、和田たちが輪姦したらしいのね
それで夏休みの間脅されてずっと相手とかさせられててさ
なんか売春とかさせられてたらしいよ
どこで知ったって?
ああ、さっきAV借りに行ったらさ、川島さんの名前があったのね
で、驚いたね、だってタイトルが「糞食決算」だぜ?
ああ クソクイで糞食
裏見たら全身黄土色
で、まあ趣味じゃなかったけど借りてみたらさ
やっぱ川島さんだったわけよ
うん、ションベンは飲むは糞は直食いだわで
気持ち悪かったわ、やっぱ俺スカトロ無理
あれ、川島さんのこと好きだったの?
言えよお前、興奮して喋りまくって俺バカみたいじゃん
え? 又貸ししてくれって?
まあいいけどさ
ぐっ・・・ぐああああ川島さあああああん
堕落したけど相変わらず成績は優秀で先生方からも気に入られていた
けど卒業式の答辞の最中にいきなり服を脱ぎだして
出席の方々の前でエロ刺青まみれの身体でオナニーしだす
気持ちよさそうに二穴に刺さってる腕みたいに太いディルドーを抜き差ししながらだ
そんな早川さんは今では田舎のサディストに幸せに飼われています
駄目だ
俺には文才がない・・・と思い始めている今日この頃。
例の亜美ちゃんの話だが、途中まで書いて完全に詰まった。
うーん
高校生の時の話だ
その頃、俺には好きな女の子がいた
その子はいつも自分の席で本を読んでいるのに、他人の変化には敏感で誰の体調が悪くなったら、真っ先に気づくのはいつもその子だった
引っ込み思案で恥ずかしがりやだったけど、困っている人は見過ごせない性格で、テストではいつも学年順位一桁以内に入っていた
でも、高校三年の夏休みが明け、彼女は変わった
髪を金髪にし、煙草を吸うようになった
夏休み前は授業中でも私語を慎み、先生の話を聞いてノートもしっかり写していて、授業を休んだことは一度もなかったのに、授業中に教室にいることの方が珍しく感じるほど彼女は授業に出席しなくなった
噂では、彼女は夏休みに他のクラスの奴らに脅され、何度も何度も犯されたらしい
そして、夏休みが終わる直前、彼女はついに壊れた
彼女は他のクラスの誰かの家に呼び出され、犯されている最中に突然何事か叫びながら逃げ始めたのだという
彼らが彼女を見つけた時、彼女は包丁を持っていて、彼らを視界にいれた途端襲いかかってきたらしい
彼らの中には腕とかを切られた奴はいたらしいが、致命傷となるような傷や顔などの目立つところへの傷はなかったらしい
彼女は彼らが彼女を脅すために使っていたらしい写真やネガを燃やし、データが保存してあったパソコンのチップも砕き、彼らのパソコンすら破壊した
すべての脅迫材料を消すと、彼女は最後に彼らの財布を「わたし……いや、あたしの身体を抱いた代金だ。でもこれだけじゃ足りない。痛めつけられたくなかったらあたしの奴隷になりな」といって奪っていったらしい
そして彼らは彼女の奴隷……まあ、いいなりになっているのだという
彼女がそんな風になり、誰もが敬遠して近づかなくなっても、俺は彼女が好きなままだった
なぜなら、彼女は時折寂びしそうな顔を見せて涙を零していたからだ
きっと、彼女はまだ戻れる
俺はそう思った
だから、俺は何度も彼女に話しかけた
彼女に殴られても、蹴られても、クラスの全員から無視されるようになっても、小学校以来の友達が離れていってしまっても、俺は彼女に関わることをやめなかった
卒業を控えた三日前、彼女が突然卒業式の練習中に体育館に乱入してきて、俺を空き教室まで無理矢理に連れ込んだ
そして、いいなりのやつらに俺を裸にして四肢を拘束させ、彼女は俺の逸物を頬張り、俺のが吐き出した精液を嚥下し、騎乗位で俺を犯した
俺と彼女の交わりは、陽が暮れ、いいなりどもが全員いなくなるまで続いた
すべてが終わると、彼女は呆然としている俺にキスをした
でも、俺はキスする直前の彼女の顔を見た瞬間にすべてが吹き飛んだ
その顔は、何度も見かけた、あの、寂びしげな表情をしていた
俺は、俺と舌を絡めている彼女を抱きしめた
すると彼女は、俺の行動に驚き、突き飛ばそうとした
でも、俺は彼女を離さなかった
そして、まだ俺の口内にある彼女の舌を俺の舌と絡めた
……優しく、慈しむように
彼女はその間ずっと抵抗していたが、運動部に所属していた俺の腕力に元々華奢で運動も苦手だった彼女がかなうわけもなかった
そして、呼吸が苦しくなった俺が唇を離して一息つこうとした瞬間、彼女は俺に頭突きをかました
頭突きを食らった俺がひるんでいる合間に、彼女は俺の腕から逃げ出した
教室から出て行く瞬間の彼女は、泣いていたように見えた
そして、三日後の卒業式
俺を犯した日以降学校に来なかった彼女は誰もが予想していなかった格好できた
その格好は、夏休みの前の彼女そのものだった
制服の着方も、髪の色も、手にハードカバーの分厚い本を持っているところまで同じだった
まあ、卒業式に本はいらないが
俺が彼女に話しかけると、式が終わったら屋上に来て欲しいと言った
式が終わり、俺は屋上へ向かった
屋上への扉を開くと、すでに彼女はいた
俺は、彼女のいるその場所を見て驚いた
彼女は、屋上の金網の反対側にいたのだ
俺は、彼女に金網のこちら側に来るように必死に説得した
しかし、彼女は首を振るだけでこちらに来ようとはしなかった
そして、彼女は話し始めた
自分が知らない同級生に脅され、犯されていたときの恐怖と無力感
そいつらを自分に屈服させたときの達成感と高揚感
変わってしまった自分に対する侮蔑と嘲笑
そして、諦めずに自分に関わろうとした俺に対する僅かな期待と微かな恋慕
でも、彼女はとうに気づいていた
自分がもう戻れないことに
だから、彼女は言った
「このまま迷惑をかけ続けるくらいなら、もう、わたしなんて死んだ方がいいのかもね」
俺は、そんなことないと叫ぶ
でも、届かない
届かなくても、叫ぶ
彼女への気持ちのすべてを
気づくと、彼女は泣いていた
俺は彼女の涙をみて思った
綺麗だ……と
彼女の涙が止まり、俺と彼女は再び向かい合う
彼女はすべてを吹っ切ったような表情をしていた
彼女が口を開く
「嬉しい」
そう微笑んだ彼女はこの瞬間、この世で一番綺麗な存在だったと確信できた
「好きだよ」
最後にそう言って、彼女は屋上から落ちた
月日が経ち、俺は社会人になり、会社に就職し、退屈な、変わり映えのない毎日を送っている
この日々は簡単に忘れてしまえるものだ
けど、俺は忘れない
俺が死んだとき、彼女の手から零れ落ちてしまった日々を、彼女への土産話にするために……
…………あれ?なんか違う
目から汗が止まらない
これは堕落じゃなく墜落だな
>>93 お兄様、あなたは墜落しました。
堕落、堕落は糾える縄のごとし。
96 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 18:37:21.01 ID:2tP8R6U8
さきさきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ(泣)w
マサと聞くとどうしても斉藤の方の顔を連想するからダメだ
>>92 GJ!
最後はジーンとしたよ…
いいものをありがとう
99 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 03:24:09.27 ID:NuS0cuh4
快楽堕ちでいいです…
100 :
不平等学院:2011/04/02(土) 23:17:10.26 ID:xlBCv11n
画面には、壇上で熱弁を振るう少女が映っていた。
少女の後ろには「昇火女学館生徒会選挙」という横断幕がある。学校の生徒会選挙演説を記録したビデオと、知らないものにもわかるが、アングルやアップの使い方は凝っていて、セミプロかプロが複数のカメラを使って撮った映像のようだった。
このビデオに金がかかっていることは、その映像そのものからも、そこに映っている講堂が、学校と言うよりも議事堂のようであることからもわかった。
セレブ女子学校の生徒会選挙。「生徒会長候補 2−A 天城 愛」のたすきをかけた少女は、背丈こそ平均的かやや低い印象だったが、それ以外の外見は、かなりのクオリティを備えていた。
結い上げたつややかな黒髪。細い顎と意志の強そうな瞳が、やや硬質な印象を与えるものの、そこらのアイドルにも引けを取らない美人顔。細い肩と腰つきながら、バストとヒップはしっかりと張り出して、女性らしさを主張している。
一見するとスレンダー美人、脱げばトランジスタグラマーと言ったところか。
その美少女は、人前で演説する緊張からか、頬を紅潮させて声を張り上げていた。
『いまや、世界中が差別をなくそうとしています。差別はいけないことだというのが常識です』
『この国でも、ずいぶん前に、みんなにチャンスがある社会を目指すと、指導者が言いました』
『憲法にも書いてあります。私たちには、生まれや、親の財産に関係なく、平等に基本的な人権があります。
この学校は、現代の常識に反しています』
「あはは…何回聞いても、笑えるわ♪」
そう言って笑ったのは、天然なのかウェーブのかかった明るいブラウンの髪を、ふわっとしたボブカットにした少女。
画面に映る少女、天城愛よりも背が低く幼い外見だが、顔のパーツや整い方は上回る。愛でさえアイドル級の美少女だが、こちらはまるで人形のような、あるいは二次元から抜け出たような美少女だった。
ビデオの天城愛と同じデザインの制服だが、リボンタイの色が違う。愛はブルー、ボブカットの美少女はオレンジのリボンタイだった。愛のブルーは2年生、オレンジは1年生のカラーに指定されている。この美少女は幼げな外見どおり下級生なのだ。
だが、このウェーブボブの美少女は、下級生とはとても思えないほどリラックスした態度でソファに座っていた。リモコンを片手に、大画面テレビで演説を鑑賞している風の美少女。
その後ろには、同じ制服の少女が数人。1年も2年も混じっていたが、こちらはパイプ椅子に座っていた。
101 :
不平等学院:2011/04/02(土) 23:22:36.12 ID:xlBCv11n
「ホント、バカ丸出し」
美少女の声は顔から受ける印象どおりの甘い声音だったが、ビデオに対してはき出される言葉は辛辣と言うよりも嘲笑だった。後ろの女生徒達もビデオに嘲笑を投げながら、そんな女王様然とした美少女の言葉に頷いている。
「ね♪オマエもそう思うでしょ?」
ソファに腰掛けたボブカットの美少女、ミレイが声をかけると、ビデオを流している画面の脇にいた少女が、間髪入れずに答えた。
「はいぃ♪ミレイさま♪」
ビデオを流している大画面テレビの脇。そこにもう一人少女が立っていた。ソファに座る美少女にミレイ様と答えたその少女は、がに股で、立っていた。
がに股の少女は、服を着ていなかった。学校指定の靴とソックスは履いていたが、それ以外に衣服と呼べるものは身につけていない。
首元にタグのついたごつい黒革の首輪をつけていて、さらにオマケのようにブルーのリボンタイをつけているのが、かえって滑稽だ。
綺麗な黒髪がポニーテールに結われている。その格好で、全裸以下のみっともない姿で、がに股になっているのだ。
さらに、片手を股間に伸ばして秘唇をくいっと開き、もう片手はハリのある乳房を持ち上げていた。細い肩と二の腕でみずみずしい乳房が押し出され、引き締まった柳腰を前に突き出しているので、性器も排泄器官もソファに座ったミレイには丸見えだった。
そんな、屈辱的などという言葉では表せないほどに惨めな格好の少女は、笑っていた。にへら、という音が似合う、ゆるんだ笑い顔。自ら晒す濡れた股間と勃起した乳首の後ろで微笑んでいる。
笑い顔を浮かべる少女の瞳は、媚び、服従…そして被虐の歓びに濡れている。その細い顎の形と髪型が、ビデオに映る天城愛と同じでも、意志の強さが完全に失われた瞳が印象を変えてしまい、
この濡れた股間を晒すがに股の少女がビデオで演説をしている天城愛だとは、一見思いもつかないほど別人のように変わっている。
「ミレイ様のおっしゃるとおりです♪」
そうお追従を言うがに股少女の首輪についたタグには、「Fクラス畜隷生奴アイ」と書かれている。
「アイったら、本当にバカ丸出しです♪」
アイはさらに媚びた甘い声音で自分をこき下ろした。その声にも表情にも態度にも、プライドの一片たりとも伺うことは出来ない。自分よりも年下のミレイに完全に屈服し、その状態に何の疑問も持っていないどころか、むしろ誇らしげでさえあった。
『生徒会の役員になれるのが、親が学校に寄付している生徒だけなんて、こんな差別的な制度はあり得ません』
『クラス分けまで、学校に払っているお金の違いで分けられています』
『クラスの名前、A組からD組が、そのまま生徒のランクになっています』
『クラスが違うと、学校から受けられるサービスまで違います。学生食堂の2階には、C組D組の生徒は入ることが出来ません。
同じ生徒にこんな差別はありえません』
『先生までが、A組の生徒を『生徒様』と言い、さん付けで呼びます。D組は『おまえら』扱いで、名前を呼び捨てです』
『確かに、この国は資本主義の国です。でも、教育の場にこんな差別があって良いわけがありません。しかも、お金があると言っても、それは親のお金で、生徒の能力には何の関係もないことです』
真剣な表情で、学院の差別構造を糾弾する愛。ミレイは、そこでリモコンのポーズボタンを押す。
「あはは…アイ?」
「はいぃ♪ミレイさま?」
「オマエってホント、どうしようもないバカね?」
「はいぃ♪ミレイさま。アイはどうしようもないバカです。本当のことを何一つわかっていませんでした♪ぁはあ…♪」
ミレイにバカと罵られたことを悦ぶように…いや、悦んで、アイは腰をくねらせて前に突き出し、乳首をつまんで甘い声を上げた。
「そうね。アタシが教えてあげるまで、何一つわかっちゃいなかったわ。
さ、復習なさいアイ」
「はぃ♪高貴なミレイ様に教えていただくまで、アイは本当のことを知りませんでした。とんでもない勘違いをしていました」
「この国は資本主義、商業主義の国です。
学校といっても、お金を払って授業というサービスを受ける契約をしているのですから、払っているお金によって、サービスが違うのは、当たり前のコトです」
「現代社会でも、家柄というのは社会をつくる重要な要素です。ですから、教師がそれに対して相応の敬意を払うのも当然のことです」
「ミレイさまに調教していただいて、アイはやっとこんなあたりまえのことを理解できました。
ミレイさまには本当に感謝しています♪」
102 :
不平等学院:2011/04/02(土) 23:24:14.05 ID:xlBCv11n
調教と言う言葉を使い、それを受けたことに本心からの感謝の言葉を捧げるアイ。支配者に媚びる悦びを隠さず、
いや、その悦びを見せつけるように股間から熱い愛液を垂れ流して全身をくねらせるアイの姿は、まさに変態マゾそのもの。
ミレイの後ろにいる女生徒達が、あまりにも滑稽なアイの姿に失笑すれば、その笑い声にも被虐の快楽を感じて悦び、あはぁん♪とはしたなく尻を突き出して見せた。
滑稽なエアセックスダンスを踊るアイを、ミレイとそのほかの生徒達はたっぷりと嘲笑う。
ミレイがビデオの再生を再開しても、アイの尻振りも、生徒達の嘲笑も止まらなかった。
『学校に、こんな制度があるのは間違っています。こんな学校は間違っています』
くすくす…あははは……ホント、バカ…
ぁはあ♪…はぃぃ♪……アイはバカでぇす…♪
『今回初めて、C組D組の生徒も選挙に参加することが出来ることになりました。これで、全部の生徒の思いが学校に届きます』
嘲笑がここではっきりとした笑いになる。ミレイがポーズをかけ、
「くっ……あはははははははは…アイ?復習」
「はぃ♪ミレイさま。
そもそも、Aクラスの生徒様とDクラスのはしためは同じ生徒ではありません。
そして、そのことは生徒達の親も生徒達自身も良く理解し、納得していました。
昔から社会的に身分の高い名家のお嬢様や、親が成功してお金持ちになったお嬢様たちとお近づきになり、将来の自分を有利にしようとすることは、持たざる者の戦略としてなにもおかしくないことです」
「皆それを納得した上で、お嬢様たちにご奉仕するために入学していたのです」
「CDクラスのはした女たちは、ですから選挙権や平等など最初から必要としていませんでした。
もしも平等などになったら、お嬢様たちの特権も、そのおこぼれもなくなってしまう」
「最初から、アイ以外の誰も平等な学院など望んではいませんでした。アイは、おバカなアイは、そんな常識を知らなかったんです」
「あはは…ホント、そうね?
それじゃあ、クライマックスいくわよ?」
『私が生徒会長になった時には、こんな制度はなくして、生徒みんなが平等に扱われる学校を実現させると誓います!』
画面の中で、愛が力を込めて声を張り上げた。
画面の前では、ミレイが、取り巻きの女生徒達が爆笑している。
きゃははははははははっ!!あははははははははははっ!
サイテー!あははははははははははは…
「んっ♪あはぁぁ……♪あはははは……♪」
画面の横では、アイが、がに股のまま美尻をくいっ、くいっと回し、くつろげた性器から本気汁を垂れ流して笑っていた。
乳首を勃起させた乳房をもみしだき、楽しそうに、気持ちよさそうに笑うアイ。
そんな、正気とも思えないアイに、ミレイはさらに狂気の度合いを高めた命令を下す。
「アイ?いまのリピートするわよ。そのまま、おまんこ突き出しながら、アフレコなさい」
「っ…!あ♪はぁ♪…はいぃ♪みれいさま♪」
103 :
不平等学院:2011/04/02(土) 23:30:17.70 ID:xlBCv11n
そして、そのシーンがリピートされる。
『私が生徒会長になった時には、こんな制度はなくして、生徒みんなが平等に扱われる学校を実現させると誓います!』
まなじりに決意を込めて、人の平等を訴える天城愛。
「わたしがぁ♪生徒会長に、なったぁかつきにはぁ…♪こんなセイドは、なくして、セイトのみんながビョードーにぃ♪あつわれるガッコーを♪
ジツゲンさせるとちかいまぁす♪」
首輪のタグに「Fクラス畜隷生奴」と記されたアイは、媚びと快楽に蕩けきった瞳で横から同じ台詞を合わせる。
乳首をつねりあげながら、がに股の股間を極限まで前に突き出し、片側の陰唇を思い切り広げ、親指でクリトリスをぐりぐりとこね回しながら。
セックスの悦びをあからさまに訴えるような、淫らとしか言いようのない声音で平等を口にする家畜奴隷アイ。
「あはははははははっ!サイッテー!」「もうニンゲンじゃないよ、アレ!」
あはははは…きゃははは…
ミレイ始めギャラリーが、そんなアイに爆笑し、拍手と蔑みの視線、言葉を浴びせる。
「んんっ♪いくぅ♪いくいく♪イクイクイクおまんこいくぅっ♪
……んんっ!……っ!………っ♪」
ミレイと女生徒達の爆笑の渦の中で、アイは生徒会長就任の決意表明をしながら、露出オナニーでアクメした。
ぷしっ…と股間から潮を吹き、がくがくと腰を跳ね上げながら。がに股のホーズはかろうじて崩さずに。
ゆるんだ口の端によだれを垂らして、絶頂に浸った。
『みなさん、どうか、私を生徒会長に。平等な学校を実現させるために、力を貸して下さい。お願いします』
画面の中では、天城愛が頭を下げ、演説を締めくくっていた。
画面と、画面横のアイに、女生徒達の拍手と嘲笑が浴びせられ続けた。
104 :
不平等学院:2011/04/02(土) 23:31:57.83 ID:xlBCv11n
「それで?この選挙の結果はどうだったのかしら?」
ぱん!と場を治めるように手を叩き、ミレイはアイに呼びかけた。
「はぃぃ♪ミレイさま。アイにはアイ自身の一票以外、ただの一票も入りませんでした。
それどころか、CDクラス自身からの動議によって、はした女たちの選挙参加は、この一回を持って放棄されました」
「アイの主張は全員から否定されました♪」
ミレイから声がかかれば、アクメの余韻から即座に立ち戻り、がに股でアクメしたばかりでぐしょ濡れの股間を突き出しながら、アイは答える。
「そもそも、アイがこんな勘違いをしたのは、卑しい妾腹の身分でありながら、Aクラスに編入されてしまったことが原因でした。
ご本家のミレイさまに対して、このアイが同じクラスに机を並べるなどという、あってはならない間違いを、一時とはいえ犯してしまったことには、お詫びの言葉もございません」
「Aクラスのお嬢様たちにも、本当に申し訳なく思っています。さぞ、ご不快であったことでしょう」
頭を前ではなく後ろに下げ、代わりに開いた股ぐらを前に何度も突き出して、アイはその場の生徒達にわびる。
「選挙の結果ではっきりしていたのに、それでも自分の間違いを認めなかったアイに、寛大なミレイさまは、徹底的にご調教を施して下さいました。
そのおかげをもちまして、アイは常識と、本当の自分を知ることが出来ました。アイは自分の卑しい身分をわきまえることが出来て、最高に幸せです」
「ミレイさまのおかげで、アイは自らAクラスの生徒であることを止めてすべての権利を放棄し、学院の皆様にお仕えする最下等のFクラス畜隷生奴になれました」
「アイにふさわしい身分を与えて下さったミレイさまには、本当に感謝してもしきれません。
アイの一生をかけて、今回のご無礼の償いとして、ご奉仕させて下さい。
ミレイさまの。そして、皆様の慰みものとして、存分に玩弄してお楽しみ下さい。
お願いします。卑しい畜隷生奴アイに、なんなりとご命令下さい」
最後には、自ら慰みものにして欲しいと、命令をして欲しいと訴えて、アイは、がに股の腰を淫らに振った。
「だって?なにかコレにさせてみたいコトってある?」
ミレイが振り返ってそう言うと、女生徒の一人が口を開いた。
「あの…『ニンゲンはみんな平等です』って言わせながら、ここにいるみんなの靴の裏を舐めさせてみたいんですけど…」
「あはは!悪くないわね♪
だって。アイ?しなさい」
ミレイの命令に、アイはその瞳をいっそう蕩けさせ、腰を振る。
「はいぃ♪ご命令ありがとうございますぅ♪」
アイはいそいそとその場に這いつくばり、四つん這いになってミレイの足下へ移動する。
失礼します、と断って、ミレイの足を捧げ持つようにしながら、頭をその靴の下に潜り込ませる。
「ニンゲンはぁぁ♪みんな、ビョードー♪、でぇすっ……♪んっ…♪」
ぴちゃ…ぺろ……と音を立てて、アイは、決められた台詞とともに、ミレイの靴裏を舐めた。
這いつくばって掲げた尻が嬉しげにくねり、股間からは悦びの淫汁が止めどなく垂れ続けた。
終わり
GJ。
これでご飯が三杯は食える
106 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 17:14:33.01 ID:Q/IjVBWy
GJ!!!
ただ堕ちる過程があると文句ないんだが、そこだけが残念だ。
107 :
名無しさん@ピンキー:2011/04/11(月) 01:37:17.03 ID:RpSn/NzM
アイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ(哀)w
>>104 これかなりいいわ
出来れば堕ちる過程も見たいな
磨衣スレイブを読んだが、このスレ向きすぎてワロタ
110 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/12(木) 00:12:26.21 ID:yD/wxkkk
このシチュ
ありそうで
少ないものなのかね(泣)
>>111 優等生の姉にコンプレックスと性欲をもてあました弟が・・・から始まる
読んだほうがぶっちゃけはやい。
本屋とか通販行かなくても携帯の漫画DLサイトで読めるので読むといいと思う
一応ピアッシングとか染髪もあるよ
保守
努力し続けて積み上げてきたものが
徐々に崩壊して、下層階級に落ちる話とか探してる
>>114 強制喫煙シチュに該当しつつ、
どっちかというと、このスレ向き。
両スレが統合される日が近いのか?
いっそ統合したいがどちらもまだスレ終わる気配が無い。
119 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/10(金) 04:04:36.94 ID:sVZudSG2
素晴らしいスレ
その話は俺も見た。
そういうのとは無縁な人が・・・ってのには全般的にぐっと来る
その話ってヤンキー状態になった主人公が無双してる話ばっかメインで、肝心の堕落するところがさっぱり更新されないのが
なんとも使えない
>>122 同じ作者のやつ呼んでみたけど主人公の名前全部同じだな
んで鼻フェチみたいだ
125 :
122:2011/06/14(火) 23:56:44.19 ID:4r/iAqsV
ありがとうございます。
参考になりました。
アスコーマーチか
このスレ的には、真面目で成績優秀、家庭環境も良い女の子が
精神的に堕落するのが見たいんだろ
127の言うとおり。
まぁ、茶髪だのピアスだのそういうのが不良と思うのはかなり保守的かつ古臭い考えではあるが
だからこそ興奮できるってもんだ
うーん
更新が無い
このスレの存在を知らず成績優秀な子がバカになるスレに投下しちまった
よかったら見てくれ
そして姉妹スレの馬鹿シチュにレス数が抜かれそうなこのスレ
いっそもう全移動でもいいかもな
更新なくて寂しいな
確かに
>>132の言うスレに移動してもいいのかも
あっちの方が活気があるし、趣旨も似通ってる
134 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/11(月) 12:19:13.77 ID:VSgi6uLp
喫煙スレとか馬鹿になるスレとか、趣旨が似てるから
ただでさえ少なそうな住人が分散するのはよくないかもな
でも微妙にそれぞれ嗜好が違うような気がしないでもない
俺はビッチ化が好きだけど、馬鹿になるスレは
脳の劣化がメインな気がする
>>134 普通に統合でいいと思う
趣向が似てても一致する人のほうがなんでも少ないもんだと思うよ
たださらに分散させようと思ってる人もいるみたいだけど
馬鹿スレは、馬鹿になるきっかけにリアル感を持たせるのが難しいんだよ。
脳の異常とかクスリとかでバカにすると、肝心の「過去の自分と現在の自分とのギャップに
苦しむ」って過程が描写しにくくなってしまう。
あんまりピンポイント過ぎても良作が2〜3出てしまうと後は焼き直し感が出るのが辛いね。
「優等生がなんかの理由で堕落する」くらいのざっぱなくくりの方が広がりが出るかもね。
このスレだと典型的なビッチ化ばかりで
馬鹿スレみたいな、そこに焦点を当てたニッチな作品はまず出てこない
ってか、普通に共存してスレもここ以外進んでるんだからこのままでいいだろうに。
悪堕ちだってかなり広いしそこは仕方ないんじゃね?
>>137 じゃあこのスレは進んでないしいらないってことじゃん
そもそも向こうのバカスレってレスは多いが作品自体は多くなくね?
俺はこっちを盛り上げていくぜ
俺も馬鹿シチュよりもこのスレの方が好き。
強制喫煙シチュも同様に好き。
ところで親友の彼女誰かやった?
彼女の親友だな
清楚系から黒ギャル系に路線変更したAV女優の
ビフォーアフターで毎日抜いてる
これだけで一週間は俺は抜ける!
下のパケ写は内容よりも抜ける
デジアのメイクさんはいい仕事するな
喫煙スレで話題が出てるが、卒業はこのスレにピッタリだな
SS書き始めたが疲れてやめた
諦めんなよ!まわりのこと考えてみろって!
そういやらき☆すたのつかさがヤク中になるSSあったよな
描写がリアルで素晴らしかった
絶対このスレ向きだと思う
>>153の反応早いというか時間がアレというか・・・
GTOで冬月先生がギャルになる回があったけど、どこかに動画はないものか
そういやイカ娘がギャルメイクするシーンって一瞬原作にあったな
アニメは見てないから知らんけど
それで当時激しくヌけたわ
漫画読んで我慢汁
一ヶ月もレスがない。
ネタがない。
俺それめちゃめちゃ期待してるんだよwww
もうだめだ、
>>162のが早くやりたくておれのアソコははちきれんばかりだ
説明見ると肌の色は黒と白を選択出来るみたいだから、
ビッチ化はともかくとして、
高校に入ってガングロになった、みたいなギャップは余り期待しすぎない方がいいと思うぞ
なんつーかさ
分岐で不良化したりギャル化していったりするゲームとか誰か作ってくれないかな。
俺?絵心が無い。シナリオとか構成考えたりならできるけどな。絵心欲しい。
ついに明日発売だよーん
168 :
名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 21:33:18.14 ID:MVOvRrQ9
優等生がノーブラになるようなのがいいな
ノーパンでもいいけど
男のロマンすなー
このスレ活きてるか
活かしてくれ!
需要無いけど保守
SS書いてるお
期待しまくりんぐだお!
あれか? 双葉のケバコラスレのエロパロSSバージョンのスレなのかここは。
>>177 そう思ってもらって一向に構わないですよbyスレマス
んー、イマイチ垢抜けてないっぽい雰囲気だよなぁ。
イヤイヤな感じがたまらんなw
ウイッグなのも気に入らん。
あーあ、こういうシチュの√あるエロゲなんかねーかなぁ・・・
>>180 これが原因で堕ちていくかも知れないじゃないか。
やっぱり元のままがいいと思うか、ギャルのほうがいいと思うか・・・
この状態でギャル男とかあてがって男の好みに染めたしまったらエロケバ、タバコスパスパなギャルになっていくかもと考えると興奮するな。
あー確かにそれは間違いない。
その後のこの子出してほしいな。立派にギャルの道を歩んでいてほしい。俺たちの息子のために。
ごちそうさまでした
優等生が金髪ガングロ低能ギャルにとかたまらないじゃないですか
189 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 08:47:23.11 ID:P1UD/YfK
たまらないが、モノがないのが残念すぎる。
黒ギャルになってもどことなく育ちの良さが残ってる方がいい
つけまつげとカラコンとアイライナーで誰でもギャルになれるよ
>>191 外見はともかく中身がならなければお話にならない
萎える
193 :
佐紀ちゃん:2011/11/11(金) 08:22:29.09 ID:gYLF6/zE
「なぁ、もうちょっと髪の色、明るくしたらどうだ?」
きっかけは彼のこんな言葉だった。
「こうちゃんがそういうなら、してみようかな・・・」
「絶対似合うって!俺が保証するよ!」
「ほんとに?じゃあ、今度の休みの日、美容院、行ってくるね!」
彼の言葉に乗せられて、私は週末の土曜日、美容院の予約をとった。
私は今年の春、めでたく大学生になった。名前は佐紀。
真面目だけが取り柄で、中学、高校と、勉強ばかりしてきた。
そのおかげで、なんとか某有名大学に入学することができた。
ずっと恋とは無縁だった私だが、入学して半年、初めて彼氏ができた。
初めて話しかけてくれたのは彼の方だった。
「隣、いいかな」
「前からずっと、気になってたんだ」
「その・・・よかったら俺とつき合ってよ」
私にとって初めての経験。こんな地味な私を好きになってくれる人が現れるなんて
思いもしなかった。私は戸惑いながらも、彼の誠実さに惹かれ、つき合うことにした。
彼の名前はコウタ。こうちゃんって呼んでる。
今では私の方が彼のことを愛しているかもしれない。ときどきそう思うんだ。
194 :
佐紀ちゃん:2011/11/11(金) 08:23:28.95 ID:gYLF6/zE
髪を染める日。。
私は生まれてから一度も髪を染めたことがなかったので、正直不安だった。
絶対似あうって彼は言ってくれたけど、黒髪以外の自分の姿が想像できない。
「最初は皆不安なものですよ、今日はどんなお色に?」
えっとチョコレート?キャラメル?どれもお菓子の名前みたいでわからない・・・。
「えっと・・お、おまかせします!!」
「はい、わかりました。そんなに堅くならないでいいのよ」
美容師のお姉さんはとても優しくて、安心した。
・・・・美容院に来て三時間あまり。昨日勉強しすぎて夜ふかししたせいか、つい眠ってしまった。
「スミマセン!私寝ちゃって」
「あまりによく眠ってたから、起こすに起こせなくて。こんな感じに仕上がりましたけど、どうかしら」
目の前に現れた姿見に映った自分の姿を見て、私は言葉を失った。。。
真っ黒だった黒髪が、一気に金髪一歩手前くらいの茶髪になっていた。
「あの、コレ・・え?」
「あなた、きっとこのくらい明るい色の方が似合うと思って。とてもお似合いですよ」
まるで自分じゃないみたい。。鏡の中の自分が、真面目で控えめな人間とは思えない、開放的で、活発で。。。
「なかなか色が抜けないから、二回も脱色して色を入れたのよ。あとついでに眉の色も明るくしときましたから」
そういえば、眉も髪と同じくらい明るい色になってる!
私は絶句した。でも同時に、心の底からわき上がるような不思議な感覚も覚えた。
鏡の中の新しい私が、どんどん自分の心を浸食するような感じ。
野暮ったくない。かわいい。普通の女の子みたい。
鏡の中の私が、次第に髪型に似合う表情になっていく・・・。
「ご満足いただけましたか?」
「はい!大満足です!」
私はお金を払い、まるで踊るようにして家路についた。
「おっすげーいいじゃん!!別人だね!!」
こうちゃんもすごく喜んでくれた。どうやらこうちゃんは派手めな女の子の方が好きらしい。
いつもの消極的な私じゃなくて、今日からは少し積極的になれそう・・・かな?
続く
wktk
196 :
佐紀ちゃん:2011/11/11(金) 20:42:57.56 ID:gYLF6/zE
髪を染めて二ヶ月がたった。
私は少し積極的になり、大学でも私を見る目がすこしだけ変わった気がする。
私は髪を染めてみてよかったと思った。
何事もやってみなきゃわからない。良い経験になったなぁって。
でも最近根元が少し黒くなり始めたので、また美容院に行こうと思っていた、その矢先の出来事である。
こうちゃんが浮気したのだ。女の子と一緒にいる所を友達が目撃して、
問いつめたら簡単に白状した。
「クラブで出会ったギャルがさぁ、俺のことすげぇ誘惑してくるもんだからつい」
「しょうがねーべ?だってすげぇ俺好みのギャルだったもんだからさぁ」
「大体お前も茶髪にしたぐらいで浮かれやがって。俺はギャルが好きなんだギャルが」
知ってた。こうちゃんがギャル好きだってことは。でも私じゃ全然タイプ違うし、真逆じゃん。。。
「わりぃけどもう、別れよう。俺もなんつーか、このままじゃお前に悪いし・・・」
そんなのイヤだよ。。私、こうちゃんのことまだ好きだよ。嫌いにならないでよ・・・。
このままじゃ終わりたくない。私は浮気相手のギャルに会いに行くことにした。
「キャハハハ!なにそんな怖い顔して!超うけんだけど!」
「コウタとはなんでもないよ、ただ一回寝ただけ。そこに愛は無いからさー」
「ごめんねー、てかあんた一途なんだねー、感動しちゃった」
あまりの開き直りっぷりに私もどうしていいかわからず、むしろ話してみると意外といい人っぽくて、
わたしの怒りもどこかに飛んでいってしまった。
「てかね、アイツは無類のギャル好きだね。過去に何度もギャルとつき合ってると見たね」
「じゃあなんで私みたいな地味な女とつき合ったのかな」
「そりゃたまにはあんたみたいな違うタイプとつき合いたくなるのが男ってやつなんじゃね?
てか、あんたそのまんまじゃ確実に捨てられるよ」
「ど、どうしたらいいの?私それだけはイヤだよ」
「あんたさえその気ならさぁ、私があんたをあの男に気に入られるような女に変えてやってもいいよ」
「え、そんなこと、あなたにできるの?」
「私はあんたみたく頭は良くないけど、人生経験だけは豊富なんだよね。じゃあ始めようか」
彼女はおもむろにどでかいメイクボックスを取り出した。
「いまから、あんたをギャルにします。彼がおったつような立派なギャルにね」
197 :
佐紀ちゃん:2011/11/11(金) 21:22:02.96 ID:gYLF6/zE
しばらく距離を置いていたこうちゃんと会ったのは二週間後のことだった。
ファミレスで会う約束だったけど、私はあえて一時間遅刻していった。
「おまたせ、こうちゃん」
「おいおせえよお前、てかどこほっつき歩いて・・・」
こうちゃん、固まる。私を見たとたん、固まる。
「え、あの、ゴメンナサイ、誰ですか・・・?」
「私だよ、こーちゃん!佐紀だよ!」
「え、佐紀?あの?え?」
こうちゃんは私だって気づかない模様。それもそのはず。この二週間で、私は別人になった。
ギャルという名の、新人類。
私はその後、こうちゃんの浮気相手、イクミと一緒に二週間過ごした。
イクミはとても面倒見がよく、気さくで、私をこうちゃんにとっての理想の彼女にすべく、
そのすべを教えてくれた。
メイク方法。ファッション。あと言葉遣いも。
毎日日サロに通って、私の肌はすっかり小麦色になってしまった。
眉はジョリジョリ剃られ、もう眉頭がちょっと残っているくらいでほとんど
書き足している状態。すっぴんは絶対に見せられなくなっちゃったけど、
その分シャープで鋭角な細眉に変わった。
髪はさらにイクミに脱色してもらい、完全な金髪になった。
茶髪にしたときより断然遊んでる風になってしまい、最初はとまどったけど
段々似合ってる気がしてきた。
目元は、普段いつもメガネをかけていたけど、つけまつげすると邪魔になるので
コンタクトにした。コンタクトはデカ目のカラコン。ツケマは三枚重ねが基本。
耳にピアスを開けるのが一番抵抗あったけど、こうちゃんに好きになってほしい一心で、
泣きながら開けてもらった。ゴールドのピアス。正直趣味悪いと思うけど、
今の私にはとても似合ってしまってる。
あとはヒョウ柄のバッグに、大きなサングラスで、私はどこからどう見てもギャルに生まれ変わった。
198 :
佐紀ちゃん:2011/11/11(金) 21:24:55.23 ID:gYLF6/zE
「お前、なにがあったんだよ」
「こーちゃんに嫌われたくなくて」
「お前、そりゃ、いいけどよ、俺のこと許してくれんのかよ」
「もうそんなのどうだっていいじゃん?一回誰かと、や、ヤッた?からって。
私のこと好きでいてくれたら、それで十分だからさぁ」
私は胸元から黒のブラをはみださせ、思いっきり寄せて上げて香水をたっぷりつけた胸元を
こうちゃんの目の前にちらつかせた。
本当は死ぬほど恥ずかしかったけど、コレもこうちゃんを振り向かせるため。
「わかったよ、お前がそう言うなら」
こうちゃんは私のおっぱいをガン見。そして面前だというのに私のおっぱいを激しく揉みしだき始めた。
私も面前だというのに思わず大きな声が漏れ、我慢できなくなってその場でディープキスをした。
久しぶりのこうちゃんとのキスは、まるでとろけそうで、頭がしびれるようだった。
とんでもなくいやらしいカッコをした自分が面前でいやらしいキスをしてる。このシチュエーションに私は
底知れぬ快感を感じていた。今すぐ股間に手を伸ばしたい。
モラルとか、プライドとか、大事だと思ってたことが一気に崩れて行くような気がした。
それでもいいと思った。今の私は私じゃない。こうちゃんに好きでいてもらえたら、それでいいんだ。
199 :
佐紀ちゃん:2011/11/12(土) 01:53:53.08 ID:/PLr7MPl
私がギャルになってからのこうちゃんは激しかった。
夜は今までにないくらい燃え上がり、一日中家でセックスを繰り返す日もあった。
あと、こうちゃんと深夜、クラブに繰り出すようになった。
今までは田舎くさい私を紹介するのが恥ずかしかったらしいけど、今は自慢げに仲間に彼女として紹介してもらえる。
全身にタトゥーを入れた怖そうな人も、話してみると案外面白くて、私はお酒を飲みながら
よくわからない会話に、ケタケタ笑っていた。
夜中遊ぶようになって授業中眠るのが習慣になり、次第に大学には行かなくなった。
もう少しで取れた単位も落としたし、もうどうでもいい。こうちゃんさえいれば、それでいい。
メイクは研究するほどどんどん派手になっていく。アイラインは大きく目の輪郭をはみ出してる。
でもコレはワタシじゃない。コスプレみたいなものなの。イマはワタシじゃないから、いいんだ。
「一本どうだい?」
「タバコ、吸ったことないの」
「またまたぁ、禁煙中かい?身体によくないよ」
タバコだけは吸わない。中学のころ、タバコが人体に及ぼす影響を何十枚もレポートで
出したことがあった。いくら見た目が変わっても、健康でいたいもの。
「マスター、俺の彼女にタバコ勧めるのはやめてくれよ」
「なんだ、コウタの女だったかい、こりゃ悪かったよ」
「いこうぜ」
こうちゃんに手を引っ張られてクラブを出た後、その日はラブホに泊まった。
「なぁ。俺たち、別れねぇ?」
「なんで?アタシ、またこーちゃんに嫌われるようなことした?」
「いやー、お前は最高なんだけど、なんかモノたりねーっつーか。楽しくないんだよね」
「アタシのなにが気に入らないの?教えてくれたら努力するから」
「お前といると、なんか見下されてるような気になるんだよね。育ちの良さが出ちゃってるっていうかさぁ、
お前は気づいてないかもしれないけど、俺たちに中にいても浮いちゃってるよ」
「・・・そうかもね、なんとなくだけど、気づいてた」
「俺たちとは、住む世界が違うんだよ、お前は」
そういうとこうちゃんはタバコに火をつけた。
このままじゃこうちゃんは離れていっちゃう。
ありのままの私を唯一好きになってくれた人。どんなことを言われても、私にとっては、大事な人。
「私にも一本ちょうだい」
「あ?お前タバコ吸ったことないんだろ」
「いいから」
私はこうちゃんのタバコを無理矢理奪い取って、慣れない手つきで火をつけた。
思いっきり吸い込むと、一気にケムリが灰の奥に流れ込んで来る。
「うっ!!ゲホ!!ゲホ!!うぅえええ!!」
「おい、無理すんなよ、これ度数たけぇから」
「いいの、吸えるようになりたいの」
私は思いっきり吸い込み、ふーっとふかしてみせた。
タバコの灰がポトリと落ちる。
「なぁ、おめぇ、重いって言われねえ?」
「こうちゃん以外とつき合ったことないからわからない」
そういうとこうちゃんはハハハと笑いながらキスしてくれた。
私はすっかり色素の抜けた髪をかきあげ、タバコ片手にキスし返した。
200 :
佐紀ちゃん:2011/11/12(土) 03:14:23.67 ID:/PLr7MPl
その後もこうちゃんの冷めた態度は変わらなかった。
私のギャルルックにもすっかり慣れてしまったようだった。
最初は私もイマの自分は仮の姿だーとか思ってたけど、すっかり身に付いてしまったみたい。
上下ヒョウ柄のスウェットを着て、朝起きてすぐタバコを吹かす。
今ではすっかりヘビースモーカーになり、一日で二箱なくなるようになった。
学校には行かず、夜はクラブでお酒を飲み続ける毎日。
学生時代、コンビニのバイトでコツコツ貯めた貯金も、化粧品や洋服代で
ほとんど消えてしまった。最近になってこうちゃんに借金があることも発覚し、
いよいよ金銭的に追い込まれてしまっていた。
私はまたバイトしようと面接を受け始めたが、この金髪ではどこにも雇ってもらえず、
声も酒やけしてほとんどかすれて出なかった。なによりけだるくて感じよく振る舞えなかった。
「お嬢ちゃん、常識わきまえなよ」とまで言われることがあった。
今までずっと優等生として扱われてきたので、こういう場では自信があった。
それなのに、どこに行っても軽蔑した目で見られのが、ショックだった。
今のアタシは私じゃない。だからといって今さら真面目っ娘にはもう戻れない。あんなダサイカッコ二度としたくない。
私は、私をギャルに変えた、イクミを頼ってみた。
201 :
佐紀ちゃん:2011/11/12(土) 03:19:05.19 ID:/PLr7MPl
「なんか疲れてない?大丈夫?」
イクミはリクルートスーツを着て就活中だった。メイクも以前の派手なメイクじゃなくナチュラルメイクで、
黒髪になり、かなり普通のルックスになっていた。
「今ね、二件内定貰えたんだけど、まだまだイイ会社があるかもしれないから、もうちょい受けようと思ってるんだ」
「マジで?なんか前と別人じゃね?あっウエイトレスさん、水!水なくなっちゃった!」
「フフッ、佐紀ちゃんはすっかりたくましくなっちゃって。あっ私もおかわり下さい」
まるで別世界を生きるイクミを恨めしく思った。私ならイクミなんかよりもっといい会社に受かる実力があるのに!
「バイト?うーん、佐紀ちゃんがどうしてもっていうなら、紹介してあげてもいいよ」
「やるやるやる!お金必要だもん」
「でも、あんまりオススメできないけどなー」
「なんでもやるよ!紹介して!」
SMクラブだった。私は迷った挙げ句、お給料の良さに魅かれ、やることを決めた。
私はM嬢をやるよう言われたが、SMにはまったく興味はなかったので、ただただ痛い、キモイだけだった。
ハードな要求に耐えたら、その分給料は増えた。
しかし給料が多く出たら出ただけ、こうちゃんの借金の額はふくらんだ。
返済しても返済しても、借金は増えて行く。
どうやらこうちゃんは返済のためにヤミ金に手を出したらしかった。
私はお金欲しさに、次第に無茶な要求にも応えるようになった。
そしてある日、店長に呼ばれ、ある場所に連れて行かれた。
202 :
佐紀ちゃん:2011/11/12(土) 03:20:59.91 ID:/PLr7MPl
家に帰ると、こうちゃんがいた。
どうやら、今日も金策に走っていたらしい。
「どうだった?お金貸してくれるとこ、みつかった?」
「もうねーよ、俺の人生終わりだ、殺されるんだ。おう、今日給料日だろ、出せよ」
私はいつもよりふくらんだ茶封筒をこうちゃんに手渡した。
「なんかいつもより多くねーか、どうしたんだよコレ」
「こうちゃん、私ね、こうちゃんのためだったらなんでもできるよ」
酒やけでかすれた声がふるえるのを必死に我慢した。
「なんだよ急に、キメぇんだよ」
「実はね、私ね、今日こんなんなっちゃった・・・」
震える手でボタンを外し、シャツをパサリと脱いだ。
私は店長に足元を見られ、ある場所で入れ墨を入れられ、秘部にピアスを開けられたのだった。
肉体改造するとお客さんが異常に喜ぶらしく、私みたいにお金に困ってる子は自分から進んでやるんだって。
私は泣きながら、太ももと、肩と、パ○パンにされた股間の真ん中にそれぞれ違う花の入れ墨を入れられた。
そのあと、両乳首とラ○アにリング型のピアスも開けられた。
施術が終わった後、鏡に映された私を見た。
突出した乳首の先端にはシルバーのリング型のピアスが垂れ下がり、マ○コに咲く真っ赤なバラの中心からは
ラ○アに開けたピアスがキラキラと光を放っていた。
もうまともには生きていけないと思った。恥ずかしいを通り過ぎて、情けなかった。
「おい、うそだろ・・・」
「どうかな・・・似合ってる・・かな・・?」
私は肩をふるわせて泣いた。ずっと我慢してたけど、もう心はボロボロだった。
こうちゃんは抱き寄せてくれたけど、こうちゃんのアソコはもうギンギンで、私の下腹部に当たっていた。
あぁ、こうちゃん、こういうの好きそうだもんな、と思いつつ、私も完全に濡れていた。
数秒後、わたしはこうちゃんに抱かれた。事実、恥部にピアスを開けられた背徳感で
私もいつにも増して興奮していた。朝には乳首のピアスをいじり倒し、
こうちゃんは満足げに「似合ってるよ」と言った。
私はどうしてこんなことになっちゃったのか考えてみたが、頭の中が全然まとまらなくて
そのまま深く眠ってしまった。
翌朝、目が覚めると「ごめんな、今までありがとう」という書き置きとともに
こうちゃんがいなくなった。
私は永遠に返せない借金とともに取り残されたらしい。
タバコを吸いながらぼんやりしていると、数時間後に借金取りがきて、私は自分の運命を悟った。
203 :
佐紀ちゃん:2011/11/12(土) 04:29:22.47 ID:/PLr7MPl
〜コウタside〜
借金生活から逃亡して三年が経った。
今では真面目に働き、婚約中の彼女もいる。
ようやく人並みの幸せを手に入れようとしていた。
俺は独身最後の記念にハメをはずそうと、隣町の風俗に行った。
裏びれた通りの汚い店だったが、金がなかったのでそこに決めた。
しかしそこで俺は再び出会ってしまったんだ。
「いらっしゃいませ。ミヤビともうします」
通された嬢を見て俺は驚愕した。佐紀だ。
見た目はまるで別人だが、この股間の入れ墨は間違いない。
「お客さん、どうされたんですか」
カスカスの声で顔を覗き込まれた。俺は思わず顔をそらす。
逃亡中に整形したから気づかれるはずがないのだが、それでも俺は怖かった。
佐紀は異常にやせ細っていて、アバラが気持ち悪いほど浮き出ていた。
しぼんだ胸からはチェーン型のピアスがジャラジャラ垂れ下がっていた。
とても二十代前半には見えないほど顔はやつれており、
それを無理矢理派手なメイクで隠しているようだった。
驚いたのは、以前の佐紀は鼻筋が通っていたのだが、鼻がぺしゃんこにつぶれていた。
「その鼻・・」
「ああ、これね、あたしコカインやりすぎて、鼻の軟骨溶けちゃってんのよ」
そう言って笑いながら鼻を自分でぐにぐにやってみせた。
「キモイでしょー、ごめんねーこんなのが相手で」
ニヤーと笑うと、まっ黄色の歯から唾液の糸が引いていた。
普通なら即チェンジなのだが、俺は罪悪感からか興味本位からか、言い出せなかった。
その後俺はバレないかとヒヤヒヤしながら風呂で身体を洗ってもらい、佐紀を抱いた。
どす黒く変色したマ○コはガバガバで全然機能しなかったが、
それでも佐紀の身体は、どこか懐かしく、心地よかった。
ア○ルのやりすぎで括約筋がぶっ壊れたらしく、
行為中、あんあん言いながら佐紀は何度もぶりぶりクソを漏らした。
ごめんね、ごめんねと言いながら、ア○ルからブピブピ音を鳴らす。
俺の借金のせいでこんなに風になったかと思うと、とても見てられなかった。
204 :
佐紀ちゃん:2011/11/12(土) 04:30:03.93 ID:/PLr7MPl
「ふぅ、こんなに気持ちよかったの久しぶりだよ。よかったらまた指名してね」
そういって慣れた手つきで俺に名刺を渡す。
バイバイと手を振る佐紀に背を向け、俺はそそくさと店をあとにした。
店を出た後、ふと名刺の裏を見ると、
「幸せになってね 佐紀」
と書かれていた。
俺はその場でうずくまり、ごめんな、ごめんなと何度も謝り続けた。
終わり
乙
なんという最後はしんみりとした話だ
この後こうちゃんが佐紀ちゃんを連れ出して別の世界へ堕落(更生)させていく展開を期待
もう無理だろ
敬虔で貞淑なシスターが悪漢によってセックス浸けに。ニンフォマニアになるまで快楽責めされる。
淫魔に堕ちた彼女は教会に来る少年たちを誘惑して筆下ろしをするようになり、夜になれば派手な化粧にイヤらしい服を着て夜の街に立つ娼婦へ変身。
……なんか違うな。
頭の良いフェミニストの女史が『女は馬鹿で、男に媚を売ってるのが正しい姿』とする連中によって捕えられてしまう。
彼女は手術により超巨乳化、唇もイヤらしく厚く、髪は金に染め上げられて、全身に卑猥な刺青を彫られたあげく、知能を低下させ淫乱になる薬を射たれる。
かくして男たちの望む『馬鹿で淫乱な金髪(ブロンド)』にされた女史は、かつての知性の欠片も感じさせない頭の悪そうな口調で男を誘う淫売に変身した。
これなら合ってるかな。
>>209 さぁ早くSSにする作業にうつるんだ...
佐紀ちゃんが健気すぎて生きるのが辛い
>>209 それはいいな
ただ、個人的な嗜好だけど、後者は知能自体は低下しないのもいいなぁと思った
女の喜びを教えられてしまい、男(不特定)との関わりを欲してしまう…
女としてより意識してもらうためには、結局知能とは違った方面から動くのが最適だとわかってしまい、
自分が今まで嫌っていた『男に媚を売る浅ましい女』としての姿を自らの意思で晒してしまうことに。
そんな自分を冷静に分析するも、もう不快ではなくなってしまっており…
『馬鹿で淫乱な金髪』の姿こそあるべき姿なのだと悟ってしまう
とか…?
優等生ねえ……
だいぶ昔、エヴァFFが隆盛を極めていた頃に、綾波がゲンドウらしき人物に性欲の捌け口にされたり、同級生に襲われるが、いずれも人形のように扱われる……
そんな中、偶然夜の街で出会ったおっさんに援交を持ちかけられて、ラブホテルに入ると、ベッドの中で可愛い可愛い言われて、「このおじさんは私を人形扱いしない」
ってな感じのSSがあったな。
そこから膨らませて、ナンパしてきたDQNギャル男におだてられてラブホにGO、そのまま綾波がエッチにハマり男遊びを覚える。
ギャル男に影響されてケバい化粧をするようになり、白磁のようだった肌も日サロに通ってチョコレートみたいに黒く焼き、髪も脱色。
常夏化した第三新東京市に相応しい、派手で露出度の高い服も着て、ガングロ黒ギャルになる綾波とか……
214 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/27(日) 18:04:58.56 ID:h+CFkviP
ギャル波という同人誌があってだな
215 :
則子:2011/12/03(土) 20:20:19.64 ID:fhX4VRRS
高校1年の則子の話です。
中学時代は成績優秀、スポーツ万能でトップクラス、生徒会の役員もこなし先生からも絶大な信頼を得て、地元の進学校に合格して、高校生になりました。
しかし回りはみんな同じような子ばかり、県下一の女子高M女子高ではフツーのレベルになり、真面目な暗い地味子になりました。
そんな則子でも予備校の冬期講習に通うためにクリスマスイルミネーション鮮やかな街を下を向いて予備校の方にあるいていました。
「ドン!」「痛い!」則子は前から来たギャルファッションのオネエさんとぶつかり、めがねが道路に飛ばされました。めがねは前から来た車に踏まれ原型をとどめないほどに壊れ、かばんから参考書は飛び出し水溜りに落ちビショビショになりました。
ぶつかって来たギャルも又、鞄から化粧品や緑色の箱が散らばりました。
216 :
則子:2011/12/03(土) 20:27:37.91 ID:fhX4VRRS
こんな感じで物語りは始まります。
真面目な地味子がギャルと遭遇して、女として目覚め優等生から堕落していきます。外見から変わり内面もギャル化して、周りに流されながら大人になる物語に展開します。
暇なときにつれづれなるまま書き進めますのでお許しください。
217 :
則子:2011/12/04(日) 19:57:15.54 ID:uEA+s/WL
状況が理解できない則子は、ギャルに言われるままびしょびしょになった参考書を拾い、ゴミ箱に捨てお姉さんの来た道を二人で歩いていきました。
5分ほど行くと洒落たマンションに着き、部屋に通されました。
「さあ、濡れた制服をこれに着替えて!風邪引くよ」と一緒にヒョウ柄のセーターを渡されました。則子は言われるまま着替え征服を几帳面に畳み、もらったビニールの袋に入れました。
胸元の開いたセーターはお尻が隠れるくらいの丈で、今まで着たことのない体の線もくっきり出るものでした。
「中々似合うじゃん、私はヒトミ、一応大学生で19歳。あなたは?」
「私はM女子高に通う高1の則子です、すみませんでした。」と訳もなく謝った。その後はなぜ歩いていたか、視力は(めがねが壊れたので)とかヒトミの質問に答えていた。
「疲れるよね。成績だけがすべてじゃないって!」「女の魅力を上げないと益々取り残されるぞ!」とヒトミに言われると則子はますますどうしてよいのかわからなくなっていました。
「則子は目も大きいし、二重だし、化粧栄えするよ!自分を変えてみる?」この言葉に見せられたかのように大きくうなずいた。
「じゃあ、ビフォーアフターを始めますか?」と言うとヒトミは化粧ポーチを取り出し則子にメイクをし始めました。30分もすると、
「完成!視力は0.1だと言ってたよねぇ、私と一緒だからとりあえずワンデイコンタクトをはめて、完成だあ!」
則子は恐る恐る目を開け、鏡を見る。これが私・・・・ヒトミのようなギャルメイクをされた自分を見て、「キレイじゃん。少しエロい感じ。」ヒョウ柄のセーターと相俟ってそう感じた。
「似合ってるよ。思ったとおり。則子は化粧栄えする顔立ちだから・・・」と言ってヒトミはタバコをふかし始めた。
鏡を見てうっとりしている則子に、「吸う?」とタバコが差し出された。
「吸ったことないけど・・・」ヒトミが吸っているのを見てまねをするように1本タバコを取ると口に咥えた。
ヒトミに火を付けてもらったけど、つかない。「吸わなきゃ点かないよ」その瞬間咽た。
「ゲボゲボ・・・」「最初はみんな同じ、ゆっくり吸って」
ヒトミのアドバイスはどんな教科書や参考書より理解でき、すぐ実践された。
218 :
則子:2011/12/04(日) 20:17:42.47 ID:uEA+s/WL
クリスマスを前にしたこの日から則子の毎日は大きく変わり始めた。ちょうど冬休みになるところだった。
朝普通通りに予備校へ行くフリをしてヒトミのマンションに行き、ヒトミと同じような格好に着替え、化粧をして街に繰り出した。
予備代は化粧品とコンタクト、洋服に化けた。それでもお金は足らないのでヒトミに教えられたブルセラショップに行き、制服や下着を売ってお金を工面した。
「則子、そろそろお金やばいんじゃない?」
「うん!洋服も欲しいし、ブーツとかも欲しい。」
「まだ処女だよね?どうせ変な男にやられるくらいなら処女売りますか?」
則子は師匠になったヒトミの言うことには逆らったことはなかった。
「うん。どうすればよいのかなあ?」「任せて!」と言うと則子のケータイを手に取りメールを始めた。
すぐにいくつかの返信があり、その中の一つに返信すると「行くよ!」「メーク落として制服着て、コート羽織って」
あわただしく身支度をすると、街の中心の繁華街に行きました。
胸にバラの花を挿した男を見つけると、「お待たせ!行こう」と3人でネオンの瞬く通りに消えました。
事が終わり、ホテルから出てから則子はヒトミから20万を貰いました。
「これはあんたの取り分」「今日から本当の女になったお祝いしよう」とテンションの上がったヒトミはマンションに戻った。
219 :
則子:2011/12/04(日) 20:28:29.60 ID:uEA+s/WL
マンションに戻ると、二人は下着姿になり、途中買い込んだ缶ビールやカクテルを飲み、タバコを吸い夜通し取り留めのない話をして、眠りにつきました。
朝起きると、ヒトミはシャワーの前に則子の髪にヘアカラーを塗り、ラップを巻きタバコを吸いました。
「これで私と一緒だよ。処女を捨てるまでは黒髪が一番。大人の女になったら好きにしていいんだから・・・」
ヒトミの訳のわからない理屈に戸惑いながら、髪を洗い流しドライヤーをかけました。
「ほんと!ヒトミみたい。やっとヒトミになれた。」則子は金髪に近い髪をとかしながらそう思った。
乙ー!
221 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/09(金) 09:42:20.43 ID:zb/2n8C4
乙!GJ!!
このスレにもこうやってSS書いてくれる方がいらっしゃるのはありがたやありがたや
スレタイとはずれてるかもしれんが、真面目なロボッ娘がアダルトソフトをインストールされて最終的にセクサロイドに改造されるのは?
そういうのも好きだよ
224 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 08:28:29.28 ID:a7hwQqDy
ナイス!続きを
則子・・・優等生が堕落していく心の変化を詳しく
225 :
則子:2011/12/10(土) 08:59:12.11 ID:a7hwQqDy
則子が変わったきっかけ、そうヒトミとの突然の遭遇。
転んで濡れた制服をヒトミの家で着替えた時、則子の未知への扉が開かれた。
話は戻るけれど、エロいヒョウ柄のワンピースを着たとき、則子のアソコが熱くなった。
今まで着たこともなかっつた服を着たことで、則子は興奮したのだ。
真面目で優等生という仮面が、鏡を見てエロい馬鹿女に変身していることではがさせたのだ。
それに気づかしてくれたヒトミは、まさに則子の先生であっつた。
則子の学校には黒ギャルや不良は居るわけもない超進学校。
両親も堅物で真面目、一人っ子として大切にそだてられてきた。
街ですれ違う同年代のイケテる高校生とは全く接点もなく、純粋培養の優等生だったから、ヒトミの格好や行動はまさに未知との遭遇だった。
初めての化粧、メガネからコンタクトへ、違う自分の顔を見たことで、則子のもう一人の自分が動き始めたのだ。
ヒトミの家から帰る途中、元の自分の制服姿と街を歩く女子高生の制服姿を見比べ、スカートの丈を短くしたり、
制服のブラウスのボタンをはずして胸元を出したり、本屋に入ってギャル雑誌を立ち読みして、
黒ギャルのファッションを勉強することで、ヒトミへの憧れがいっそう高まった。
家に帰ると、買ってきた雑誌を隅々まで読んだ。まるで試験勉強をするように。
英語の構文や数学の公式よりも頭によく入った。
次の日、制服をギャル風に着崩してみた。鏡に映る自分にピースをして、則子は学校ではなくヒトミの家に向かった。
今回はここまでです。則子の変化の様子をもう少し深く書いていきます。
226 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/10(土) 14:20:29.84 ID:a7hwQqDy
ヒトミのマンションに向かう途中則子はルーズソックスに履き替えた。見た目はそこら辺のギャル高校生になっていた。
「ピンポーン!」インターホンを鳴らすと、けだるそうにヒトミがドアを開けてくれた。
ヒトミ「どうしたの?その格好!」
則子 「イメチェンしてみたの」「どうかな?」
ヒトミ「まずまずだけど、化粧下手スギ!やり直し!!上がって」
こうして則子はヒトミから化粧を学びました。
見違えるほど派手にメイクされ照れ恥ずかしい則子でしたが、また下半身は熱くなっていたのでした。
化粧が終わると、ヒトミは紙袋に洋服を何枚か入れると則子を引っ張って出かけました。
向かった先は路地裏の怪しげなビルの地下。ブルーという看板のお店でした。
中に入ると見たこともない変なもの(大人のおもちゃやいかがわしい下着、ビニールに入ったくどくどしい本)いわゆる大人の店でした。
ヒトミは一番奥まで行くと店主となにやら話していました。店主は則子を頭から足まで嘗め回すように見るとお金をヒトミに渡しました。
するとヒトミは、「ノン、この奥でこれに着替えて。制服もルーズも下着も全部だよ!」
と言って持ってきた紙袋に商品としておかれていた派手な下着とともに、
ノン(この店に来る途中から則子のことをノンと言うようになっていた)に渡し背中を押した。
奥の倉庫のような部屋で言われたとおりに則子は着替えた。
下着は赤くて透けスケで黒いレースがついたブラとTバックだった。
洋服はミニスカートに胸元の開いたラメの入った薄いセーター、ベルトにニーソックスをつけた。
恐る恐る店内に戻ると、「遅いじゃん!来ていた物はこっちへ」と言われ制服一式の入った紙袋を差し出した。
「あっ、靴忘れた!」制服に合わせたローファーだけが妙に則子の足元で目立った。
「店長、何か靴ない?」「ブーツならあるけど」と言ってSMで使うような編み上げのブーツを持ってきた。
「コスプレ用だけど、まあいいか」ヒトミは変に納得するとノンに履き替えさせた。
「じゃ、ありがと店長。また来るね」二人は出て行った。
「ねえヒトミさん、この格好変じゃないですか?」
「派手なメイクにあってるから、制服より断然OK!意外とブーツも合ってるし」
初めてする格好、ヒールの高いブーツは歩きにくくノンはふらつきながらヒトミの後をあるいた。
「次はお茶しに行こう。」二人はすぐ近くのビルにまた入っていった。
出会い喫茶「XXカフェ」派手な看板のお店に入った。
乙
228 :
則子:2011/12/11(日) 20:18:18.67 ID:0v1BWuUm
店に入るとカウンターで伝票をもらった。入店時間が書いてある。ヒトミについて女の子だけがいる部屋に入った。
中はヒトミのような女の子が5〜6人いた。あいている席に陣取るとヒトミはテーブルにあるタバコを咥えると火をつけた。
「フー、ノン、女の子はここはすべてフリーだから、遠慮なく使っていいよ!」
「じゃぁ」ノンもタバコに火を点けた。
「ノン、タバコ吸えるようになったの?昨日がはじめてだったじゃん!」
「家に帰ってから、何本か吸ったらクラっとする気持ちになって・・・」
「早っ!、でももう止められないよ!ここはそういう意味では天国かも?」
それからノンはヒトミにこの店の使い方をいろいろ教わった。
程なく店員がヒトミに耳打ちした。
「行くよ!お小遣い稼ぎ!」入店したときに貰った伝票をレジに出し、参千円ずつ受け取ると外で待っていた中年のおじさんと歩き出した。
カラオケBOXに入るとビールとつまみを頼み、2〜3曲ヒトミと歌った。
おじさんは聞き終わるとヒトミのお知りを触ったり、胸を揉んだ。そして私にも・・・・
「えっ!止めて!」
「ノン、触らして上げ名よ!、お小遣いくれるから・・・」
「おじさん、この子は今日デビューの高1女子高生、しかも超進学校のM女だよ」
「少し早いメリークリスマス!!今日はラッキー!!」おじさんも大はしゃぎ。
それからはヒトミがおじさんのチンコをしゃぶり、それを真似て私も初めてフェラをしました。
こうしてブルセラデビュー、援交デビューをしたのでした。
この経験は翌日からヒトミがいない時間に一人で試して行くことになる貴重な経験になりました。
終業式が終わり冬休みになると、ノンは毎日ヒトミの家に行きました。
「ノン、まだ処女だよね。処女売る?」
ヒトミはノンに聞いてきました。当然処女のノンはこの数日の出来事の中で、早く男を知りたい欲求に駆られていました。
「うん!ヒトミのようになりたい!お金も欲しいし。」
「私のように?どういうこと?ただのヤリマンみたいに言わないでよ!」
「そんな意味じゃなくて、大人の女になりたい!」ノンの目は潤んでいました。
こうしてヒトミの導きにによってノンは援交で女になり、20万円を手にしたのです。
ヒトミの作戦通り、処女を売るときまで黒髪のままでいたことが高く売れた大きな要因でした。
その後は念願の茶髪(といってもほぼ金髪)の髪色に、正月過ぎには日サロ通いの成果が出て、小麦色のボディに変化していました。
優等生だった則子は短い冬休みを挟んで、すっかりギャルになりました。
あの日、ヒトミとぶつかっただけで、大きく運命が変わってしまいました。
それは則子の本当に求めていた姿だったのかもしれません。
今日はここまでです。この後の展開はエロケバ化の追求か、3学期が始まり学校での葛藤か、
展開を迷っています。皆様の期待を尊重して進めます。よろしくお願いします。
229 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 00:44:41.44 ID:iw1bIpBt
乙!超いい!
個人的には葛藤があったほうがその後がもっといいなぁ・・・と思えるので後者で!
230 :
則子:2011/12/14(水) 18:50:42.43 ID:9NhNumSI
則子が過ごした冬休み、ヒトミと出会いギャルに感化された冬。
則子は成績も伸びず、あせっていた。そんな時にヒトミと出会い、勉強だけが人生ではないことに気づき、変わった。
女子大生のヒトミ位には簡単になれると思って・・・・。
ヒトミから教えてもらったこと、「化粧」「タバコ」「出会いカフェ」「ブルセラ」「援交」「日サロ」「ピアス」・・・
加えて[EGG]「小悪魔・」いろんな雑誌や出会いカフェで知り合ったギャル達から勉強した。
ほんの2週間前までは真面目な優等生だったのに、・・・
三学期になり始業式の日、則子はブルセラショップの店長から取り戻した制服を着た。
しかし、制服はスカート丈を詰めてしまったので、どう見てもギャル高校生。
「まあ、いいか?」小麦色の肌、へそピはブラウスで隠したものの、すっぴんは怖くて控えめに化粧した。
「おはよう!」教室に入ると皆が則子に注目した。
仲のよかった里美が、「どうしたの?沖縄でも行ったの?」とフォローにならないフォローをしてくれた。
誰が見ても別人の則子だった。髪の毛も黒染めしたものの茶髪だった。
一応優等生だった自分にしたつもりが、できていなかったのだ。
遠巻きに見られることはストレス以外の何物でもなかった。
すぐさまトイレに駆け込むと、マルメンライトを取り出し1本火をつけた。
「フー、無理かも・・・」則子は思った。
始業式が終わると担任から生徒指導室に来るように言われ、親も呼ばれていた。
冬休みの何があったのか?いろいろ聞かれたが適当に答えた。真面目な優等生でなくなった自分の居場所はそこにはなかった。
生徒指導室を出ると母の声も聞かずに、ネオンの街に向かった。
乙
ここエロケバスレで合ってるよね?
233 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 01:18:30.12 ID:ikYiAFi+
だいたいあってる
234 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 20:33:36.20 ID:ijViBDdS
新しい作品をお願いします。
エロケバスレにふさわしいやつをお願い!
235 :
則子:2012/01/03(火) 13:59:25.69 ID:pcNpjeZ8
ブルーに行くといつものように奥の倉庫で着替え、パンティーとブラを交換した。
制服をギャル服に着替え、メイクもし直した。そこには真面目な則子の姿はなかった。
店長から下着代として三千円受け取ると出会いカフェに入り、今日のカモを待った。
236 :
則子:2012/01/03(火) 14:08:29.92 ID:pcNpjeZ8
カフェには最近仲良くなったリオがいた。
「元気!」リオが話しかけてきた。
「最悪、今日学校行ったら息苦しくって、もう辞めようかな?」そういうと机のタバコを取り、火を点けた。
「学校は出たほうがいいよ、でもノンの学校は無理だわ。転校したら」
県下でも進学校で名高いM女じゃ、ギャルそのもののノンでは無理といいたいようであった。
「そうか?リオの学校にしようかな?仲間も多いし、気楽そうだし・・・」
こうして県下でもびりに近いB商業高校に転校を決めたのでした。
237 :
則子:2012/01/03(火) 20:15:51.29 ID:j7HLpSIP
ところが転校は簡単にはできなかった。年度での転校しか認められないことがわかったのでした。
その話をリオにするとリオはしたり顔でノンに耳打ちしました。
「M女ギャル化作戦、ノンの居場所を作る作戦」
それはM女にギャルを増やすと言うとんでもない計画でした。
校長、教頭、生徒指導の先生等男の先生をノンが骨抜きにして、ギャルに興味のある生徒を出会いカフェに引き込み、リオたちにギャル教育させるという
とんでもない計画でした。考え出したリオは勝算があるのか自信いっぱいでした。
翌日からノンの先生誘惑とギャルスカウトが始まりました。
まず生徒指導の加藤先生に制服の注意を受けると、自ら生徒指導室に行き、先生のチンポをしゃぶり、我慢できなくなった先生はノンに覆いかぶさりました。
すべてノンのし組んだ罠で、しっかりビデオに撮られ、まず一人落ちました。
教頭も校長もノンの援交で鍛えたフェラと素股で味方に付けました。
仲間になりそうな生徒も、成績順に張り出された順位表の下のほうの子を中心に声を掛け、カフェに連れて行きました。
真面目なM女の生徒は最初は大人しかったけれど、慣れるに従い染まっていきました。
リオは店長とぐるになり、処女の彼女たちを援交させ暴利をむさぼりました。
M女の生徒が射るというだけでカフェは大人気、あっという間にM女もギャルだらけの女子高になりました。
則子は学校ではカリスマM女高生として人気が上がり、制服も髪型も好き気まま、もちろんタバコも!
トイレではタバコを吸う生徒が半分以上になり、ついに校長は灰皿を置くことを黙認しました。
「フー、タバコはうまいよね。」ノンは真面目な生徒にタバコの煙を吹きかけるとタバコを吸うことを強要しました。
タバコを買えない生徒はノンやノンの取り巻きから割高なタバコを買っていました。生徒指導の加藤先生も立場を逆にして商売する有様でした。
238 :
則子:2012/01/03(火) 20:26:03.37 ID:j7HLpSIP
ヒトミとの関係もさらに進んで、則子はヒトミの紹介してくれた健二という彼ができました。
ヒトミと同じ大学に通う20歳の健二は大人でした。
M女をギャル高校にしたもう一人の立役者は健二でした。
健二もギャル好きな乗りのいいチャラ系の学生でした。だからM女の子がギャル化すると自分や連れに紹介してハーレム状態にしていたのです。
ヒトミのおかげでギャルになり、リオの助けもあって自分の居場所を確保したノンはこの後もギャル街道まっしぐら下した。
これでこのお話は終わりです。また違う話でお目にかかりたいです。
作品のヒントお待ちしてます。よろしくお願いいたします。
乙
このスレのシチュは海外ならbimboficationというのかな?
240 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/07(土) 09:29:23.30 ID:RqMPYIIf
エロケバ化=bimboficationだと俺は思っていた
ふむ、初めて聞く単語だが、海外でもこの分野は認識されているのか
evork festaの新刊がドストライク過ぎた件。
そうだよ!ああいうのが欲しかったんだよ俺!!!!
>>243 おいおい最高じゃねえか。俺もこういうのが欲しかったんだw
もっと増えれくれるといいな
教えてくれてサンクス
245 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/09(月) 20:18:37.22 ID:pWrr/9jy
>>245 それは最初から堕ちとる。差分だけなので微妙。
結構寝取られ系をDLsiteとかで検索するとあてはまるっぽいものはそこそこあるが、茶髪化とか外見とかまでの変化するものは結構少ない。
・僕の彼女はあいつの奴隷(茶髪化)
・幼馴染が痴漢にはまって(茶髪化)
・みんなのお姉さん(服装変化、喫煙)
・白液書房の同人誌(ピアス、タトゥー、スカトロ注意、該当作はサムネでわかる)
・evork festaの同人誌(全網羅、ボテ腹注意、同上)
・mega wの同人誌(4つのうち一つだけ非該当?)
まぁ、
http://nekora.main.jp/comic/thumb/akuochi/all/ 悪堕ちのページだがここと寝取られと探すとそれなりに他にも該当がある。
上記の例は一例なので他にも探してみてくれれば良いと思われ
あと海外のほうだとhenshin-sanで検索するととても幸せになれる。
ごめん三次元でもあったら頼む
惨事はすまん、あまり俺は詳しくはない。
てんちむとかモー娘のビフォーアフターくらいで満足してしまっている・・・
まぁ、深田恭子が初めて茶髪にしたときとかでもうビンビンだった俺はその程度で満足してしまう男だから申し訳ない
>>248 あんまりないよな、いや、お前さんの上げた虹が最高だったからつい欲張っちまった
催眠!狂乱家族の存在を忘れていた
俺としたことが・・・!これは外せない作品なのに・・・!
惨事はまぁやっぱりいきなり不良になった同級生とかそういうのが思い出しても一番いいかなぁ。
いたよね、中学生くらいに少なくとも1人くらいは。
いたね。てかうちの会社の事務にいるよ
高卒で入社して、入社したての頃は高校を部活一本でやってました的な
黒髪の女の子だったけど、そのうち茶髪になり、金に近いくらいまで染めてくるようになった。
メイクも最初はすっぴんみたいなメイクだったのが、今では倖田みたいな
黒系囲み目メイクで来るようになってる
最近では酒を覚えて成人式の時に初タバコをしたとのことなので、
これからも楽しみ
その話だけで3日はヌける
中学校の時に生徒会の役員だった同級生の女子が離任式に茶髪でピアス3つも4つもあけてきてたのに異常な興奮を覚えたことを思い出したよ・・・
まぁ社会に出たらそういう場面に遭遇することはあるよな
うちの会社も高卒で入った真面目でおとなしい子がいたけど、入社一年目で店長に食われて、その後買ってもらったであろう
趣味の悪いゴールドの指輪やピアスや香水をつけてくるようになった
髪やメイクはあまり変化は無かったが、その後店長にいいように遊ばれて店長は別の支店に異動
4年経った今じゃ、会社の飲み会で新入社員の若い男の子に甘えまくって、毎回ホテルに連れ込んでるという噂だよ
俺はそういうシチュでも二次元だと興奮するが三次元だと萎えるという難儀な性癖なんだよなあw
ぶっちゃけ三次の方がよっぽどそういうシチュが当たり前にありそうなのに、
なんで駄目なのか自分自身でもわからねえ…
三次はダメってのは普通にいるから大丈夫
というか人間としてそこは正しいと思う
とかいいつつおまいら彼女いるんだろ・・・
>>257 おおd!!!
こういうのありそうでなかったからなぁ。買っちゃおう・・・
おまいらの話いいネタ過ぎる
中高と男子校だったのが悔やまれる・・・
>>260 ドンマイ過ぎて何もいえない・・・
俺は田舎出身なんだけど、中学のころヤンキーどもはトレパンの裾を広げて切ってるわけで。そんで腰パン。
そういうところの微妙な変化なんかにも心をときめかせていたなぁ。あのころは。
今もだがな
262 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/14(土) 12:25:44.95 ID:rOG+e41b
>>258 投票しといたぜ。
実写でぜひ見たいな。
たまらん。
>>1 女の子に催眠とかで、意中の人はビッチな娘が好みだと思い込ませて堕とすのも萌える。
264 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/17(火) 21:00:27.15 ID:ldGfA0ae
以前見た漫画に「飛行少女」著:新井海鑑だったと思う(違っていたらすまん)
バレンタインにクラスで一番真面目ながり勉少女が少し不良のそれでいて学年一番の成績
の男に告白、チョコをあげたら告白成功、それは不良学生の悪巧み。
真面目な彼女はメガネからコンタクトに、黒髪をブリーチして茶髪に、スカートは極ミニに、
そして彼のもとめるままセックスの虜に、いつでもどこでもやらせるビッチに変身。
夏休みになるころには肌も黒く焼き黒ビッチに!
落ちは浣腸風船で飛行して飛んでいくという漫画があった。
結構いける作品だった。
夏休みになるころには
>落ちは浣腸風船で飛行して飛んでいく
これの意味が解らないんだけど誰か教えて
>>264がわからない・・・
とても興味をひかれるのにわからない・・・
なんだこの歯がゆさ
>>265 飛行と非行をかけているんだろう……
>>266 荒井海鑑の『下級生全裸調教』に収録されている「飛行少女」かと。
269 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/18(水) 20:36:21.64 ID:duwXvYbN
>>267 が、画像が見たいです…。
お願いいたします。
>>269 e-hentaiでkaikan araiで検索すると出てくるよ
ttp://g.e-hentai.org/g/75995/b61531df33/ かなあ……
携帯から書き込んでるので見れないが。
個人的にビッチ化とかケバ化とかは、茶髪金髪などの染髪、濃いメイク、喫煙、ピアス、タトゥーといった記号・アイテムがその変化と属性を露に表すが、自分は中でも『精液』と『コンドーム』が好き。
なので地味真面目娘が黒ギャル馬鹿ビッチに堕ちて、真っ黒く焼いた肌を白濁ザーメンまみれにしたり、水風船みたいに精液がたぷたぷ溜まったコンドームを口に咥えてるのとかがエロく感じる。
あと、そういった『淫乱ビッチ堕ち』と『NTR』はよく合って、相乗効果でエロさがハネ上がるし自分も好物なんだが……
あえてケバビッチ化したヤリマンの女の子が、(一方的に彼女を寝取られたと思ってる)童貞の幼馴染みを優しくリードしてセックスを教えてあげるラブラブ?和姦ネタはどうですかね。
272 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/19(木) 01:12:23.18 ID:b+DWuF80
スレ違いだったら申し訳ないが
17時ごろ、制服のJCが自転車2人乗りでタバコ吸ってた。
そのうちの一人が黒髪天使系の顔でミニスカルーズだったから焦ったが、顔から制服の着こなしまでまさにいつも妄想pナニーのおかずにしているような理想のJCだった。
自転車がなかった俺は、その後ろを5分もバレるの覚悟で全力疾走して、投げ捨てられた吸殻をついに手にした。
当然家に帰ってすかさず抜いた。
あれビデオで撮っていいなら5万は出せる。たまらなかった。
スレ違いなうえに
>>272が変態でどうしようもないわけだが。
そのJCがちょっと前まで真面目っ子っぽい格好をしてる姿を目撃していたら話は別である
笑った
>>272は官能小説かライトノベルの主人公になれ
頑張ったのは認めるがスレ違いだ
276 :
272:2012/01/20(金) 00:04:09.97 ID:Ejr5/+Z3
喫煙フェチは違う板なんだな。すまんかった。
まぁ気にするな。
スレ的にはたしかに違うがお前の気持ちはとてもよくわかる。
強制喫煙シチュのスレが最近活気がないからそっちならまだ微妙に喫煙ネタは話せるかも
俺的には道重さゆみちゃんが金髪になってくれたら最高だな
ファンにずっと黒髪でいると公言してるからこそ、堕ちたと確信できる
個人的に道重は長年モーヲタな俺の中の最後のアイドルだからそのままでいてほしい・・・が
多分
>>278の言うようになれば俺スゲェ興奮するんだろうなぁ
黒髪宣言といやPerfumeもそうだな。
巨乳あ〜ちゃんがダメ男に落とされてビッチ化とか美味しいです。
281 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 06:50:39.63 ID:PVK1wGZc
やっぱり真面目な優等生が何かのきっかけで、外見から馬鹿女に変えられ
内面も馬鹿な軽薄な女になるのが萌える。
外見の変化は重要!映像ない?
そういえば積んであったNTR彼女はいじめられっ娘を今更プレイしたんだが
なんで俺は今までやってなかったんだ・・・!!!黒ギャルAVエンドがあったじゃないかあああああああ
283 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/22(日) 00:38:40.53 ID:OcfkwxdQ
「地味なあの子の転落性活」という同人誌がエロい
ラブプラスってこのスレ向きなゲームな気がする
ファンタジーっぽい世界観で貞淑な王妃とか潔癖な女騎士とかが娼婦化しちゃうのは?
スレタイや
>>1に書かれているシチュエーションとはちょっと違うが……
まぁ、アリなんじゃね?
別にケバ化必須ってわけじゃないだろうし・・・ただ、このスレの住人はその方が好みが多いだけで。
学級委員って実際はあんまり良い子じゃないよな
活発でサバサバしてるし先生の評価を上げたいっていう下心が見え隠れする
おとなしく目立たないようにしてるけど必ず宿題を忘れないような子が真の良い子
因みに緑とか青とかもできたはず
>>290 髪の色かわるのはいいな
服装もだけど、18禁じゃないからあんま派手な格好はないか
龍が如くの「キャバ嬢をつくろう」で黒髪の子をケバくしまくったのはいい思い出
俺もその手のゲームは必ずそれやるわwwwwwww
その手の要素あるゲームあげていこうぜ
俺もやりたい・・・
大体キャバだのヤンキーだのそういう銘打ってるゲームはできる
龍が如く以外でもあんのかよ
299 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/26(木) 18:50:09.58 ID:AfGMY5kR
セインツロウ2、3は女主人公にしてけっこう改造できるよ。
自分はとりあえずケバケバのメイクに
ボンデージみたいな衣装を着せて楽しんでます。
たまに黒髪にしてから、まっ金金の髪にしたりね。
>>299 そんなゲームあったのか
PSO2のテストおわったらやるわ
あっちでもケバ系つくれるか試してみる
αの時点で褐色+タトゥー+化粧濃い目とかできたからα2でも期待
最初のキャラメイクでケバくできるゲームは山ほどあるけど、ビフォーありきだからな
302 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/28(土) 14:22:34.20 ID:smkZXHuH
優等生はどこに行った?
黒髪で制服も決められた通りに着ている子をケバ女に堕落させてくれ!
ラブプラスで一本SS考えてるが構想が練りこめない。
304 :
ひなた:2012/01/28(土) 18:49:40.30 ID:LSje4K4b
こんな感じはどうですか?
純粋少女ひなたの話です。
ひなたは私立の女子高から猛勉強の末、有名国立大学に進学しました。
高校時代は勉強一色、友達もいない特進クラスで3年間過ごしました。
大学に入り、やっと落ち着いてきた4月の終わりころ、ひなたは唯一できた友達の由紀に合コンに誘われました。
単に数合わせで誘われ他とも知らずに。・・・
合コンも初めてならお酒も初めてのひなたは、一次会でふらふらになっていました。
「送るよ!」ケンジという一番真面目そうな男子がひなたを連れ出しました。
ケンジはタクシーを止めるとひなたを乗せホテルへ向かいました。
ホテルに入るとケンジはひなたを風呂に入れ、ベッドに寝かしつけました。
男子にまったく免疫のないひなたはされるまま、横たわっていました。
「少しは楽になった?」ケンジは添い寝をすると言いました。
「うん。初めてのお酒、飲みすぎたかも?」
状況が理解できていないひなたはケンジの優しさが、これから牙をむくことすらわかっていませんでした。
ケンジはひなたの股間に媚薬を塗ると丁寧に愛撫を始めました。
いくら処女のひなたでも1時間以上に及ぶ愛撫とキスにメロメロになり、女芯はしっかり濡れてきていました。
受け入れ態勢のできたひなたはケンジの男根をやすやすと受け入れ、処女とは思えないイキかたで果てました。
その様子はすべてビデオに撮られていたのでした。
305 :
ひなた:2012/01/28(土) 19:04:47.54 ID:LSje4K4b
朝起きると、隣でケンジが寝ていました。
ひなたは状況が理解できないまま服を着るとケンジを起こしました。
「おはよう?」
「う〜うん。何時?」
「7時くらい。」
「ひなた、昨日はすごかったよ。最高だった!今日からひなたは俺の女だ!!」
どういうこと?まだパニックのひなたには状況が理解できないでいたのでした。
「これを見てごらん。」ケンジはビデオを再生して見せたのです。
「わたし・・・・」
「そう、女になったんだよ。」そう言うとケンジはひなたを抱き寄せ、服を脱がすとキスの嵐を見舞った。
ひなたはビデオを見ながらまたケンジとセックスをしたのでした。
ケンジがひなたに顔射し、チンポを咥えさせきれいにさせると、優しいケンジはもう一人のケンジの顔を見せたのでした。
俺様オーラ前回のケンジは、純情で無垢なひなたに自分の性癖、嗜好を刷り込んだのです。
セックスは尽くすもの、ケンジの満足を得るまで尽くす。ケンジの好みの女になること、何も知らないひなたにはケンジの言葉は絶対でした。
306 :
ひなた:2012/01/28(土) 19:25:22.98 ID:LSje4K4b
それからのひなたはケンジの命令と、ケンジの要望に応えるために過ぎていきました。
ケンジは自分の好みの女性像をひなたに話、ひなたは彼好みの女なるため学校でも派手な子達に教えを乞い、ファッションからメイクまでまねをしました。
由紀はそんなひなたの一番の先生でした。
黒髪ロングのひなたの髪は由紀のよく行く美容院で茶髪から金髪のグラデーションのふんわりカールの髪にしてもらいました。
一度もしたことのなかったマニュキュアはいきなりロングの付け爪をしてもらい、まつげも3枚付けでまるで別人に変身しました。
服装も露出が少なかった地味服から胸を強調した、お尻丸出しのミニスカートや短パンを穿くようになりました。
そんな変化にケンジはまだまだと更なるケバ化を求めていったのです。
高校の時はあんなに真面目で地味なひなたは、夏になるころにはいわゆる黒ギャルになっていました。
もちろん毎日のようにケンジと嵌めまくり、しかも中だしで妊娠しないのが不思議なくらいでした。
タバコにピアス、ケンジとお揃いの龍の刺青まで入れてしまいました。
昔の面影のなくなったひなたが、お盆に実家に帰ったときは両親の驚きは想像に余りあるものでした。
307 :
ひなた:2012/01/28(土) 19:26:37.64 ID:LSje4K4b
こんな感じはどうですか?
なかなか展開が開けません。お知恵をください。
乙
寝る前に眠れなくさせるものが投下されていただってええええええ!!!!
なんてことしてくれる!GJじゃねえか!
しかし・・・最近ケバくなったりするようなものじゃないと賢者になれなくなってきた。
そろそろやばい気がする
海外から留学してきたクリスチャンの淑やかな御嬢様が、日本のホームステイ先のギャル娘に影響されてエッチ大好きなケバビッチになってしまう。
最初は戸惑うが「コレガ現代ノ大和撫子ノ文化ナノネ!」とか勘違いしてハマっていく。ギャル娘のセフレで処女を散らし、セックスも教え込まれる。
白磁のような肌は日サロで真っ黒に焼き、見事な金髪に赤や緑のメッシュを入れて、ヘソとラビアにピアッシング、恥丘と太もも、腰と尻にタトゥー。
卑猥な肉体改造が済んだら、憧れの“セーラー服”を着て『女子校生と中年男性の肉体を介した日本独特の私的奨学金給与』である“援助交際”を経験。
ラブホでベッドインしたら「日本ノおじ様タチハこれガ好キナンデショ♪」と、ギャル娘に教えられた通りスカートの下はパンティではなくブルマー。
生尺や呼び方が“パパ”など、ツボを抑えた至れり尽くせりに買春オヤジも大ハッスル。テクニシャンな中年に何度もイかせられる黒ギャル御嬢様。
留学から帰ってきたら、すっかりBIMBOになった娘に驚愕する親だが、ケバビッチ化した御嬢様は周りの女友達にも“GANGURO-GAL”になるのを進める。
どっちかというと逆がいいな
日本の大和撫子が海外のごつい黒人にまわされて葉っぱとかに手を出しちゃう
314 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/03(金) 00:45:58.10 ID:UBkEmnn0
確かに
ケバエロ化の作者様がなかなか現れないのが
さみしい限りだな
僕には文才もないしなぁ
白液書房の同人のやつが最近エロケバになったのはうれしいな
少し作者の趣味とはずれてるけどw
316 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/03(金) 12:53:22.66 ID:GqgrB53R
ケバいか?
ピアスとかタトゥーでも俺得なのは確かだが・・・
化粧とか髪染めたりとかそゆのあったっけ?
化粧や髪染めは二次だと難しいんだろ
髪なんて最初から金髪とかピンクとか当たり前の世界だし
318 :
ひなた:2012/02/04(土) 06:44:06.08 ID:5mvetljJ
ケンジがひなたに刷り込んだこと、それは由紀のような外見=今風の女子大生であった。
黒髪ロングはダサい。茶髪から金髪の髪が似合うと耳元で何度も言われ、マンコを愛撫された。
快感が脳を突き抜けるように、何度もイク。自慢の黒髪に嫌悪感を持つようになっていった。
でもひなたはどこで紙を染めたらいいのかすらわからない、まじめな世間知らずの娘であった。
頼れるのは、ケンジにお手本にしろ といわれた由紀だけだった。
由紀は初めてひなたから相談を受けたとき、ケンジの悪巧みを感じ取った。そして頭のいいひなたへの嫉妬から「馬鹿なビッチギャル」に仕立てようと思った。
最初に連れて行った美容院、インターンの練習台として好きに髪を染めてくれと頼んであった。
ブリーチの効きすぎた髪を、茶色やアッシュのマニュキュアで染め直したためグラデーションの金髪になっただけだった。
ロングの付け爪はネイル学校の生徒にやはり練習台として派手目をリクエストしてしてもらった。
化粧品は100円ショップで調達したものばかりだったが、安い分まつげも3枚付けて超派手なメイクになった。
どちらかと言うと下品な女、まさにビッチ風のケバい、優等生からは真逆な、まるで別人に変身させたのだった。
服装も露出が少なかった地味服から胸を強調した、由紀の着なくなったお尻丸出しのミニスカートや短パンを穿かせた。
ひなたもまじめであった分、すんなりと受け入れることができた。それにもまして真面目さか学習意欲につながり、自分でギャル雑誌を買い込み勉強した。
眉毛はそり落とし、メイクに1時間掛けるのも苦痛ではなかった。
どうすればケンジに喜んでもらえるか?それだけがひなたの喜びだった。
319 :
ひなた:2012/02/04(土) 08:46:39.71 ID:24b6tqFm
ケンジとのセックスは毎日だった。学校に行ってもケンジから呼び出されるとすぐ彼のもとに飛んでいった。
彼の車の中は、いつもタバコの煙で充満していた。最初は苦手だったタバコの臭いも感じなくなった。それというのも彼はセックスの度に無理やりタバコをすわせたためだった。
でも彼は決まってこう言った。
「俺、俺と同じ趣味の女しか愛せない、タバコを吸う女が好きだ。」「ひなたも俺の女ならタバコくらい吸えるだろ?」
こう言ってタバコを覚えさせたのでした。
ひなたがギャル雑誌で勉強していく中で、ケンジの好みが黒ギャルであることがわかりました。
「由紀、どうしたらこんなに黒くなれるの?日サロって何処にあるの?」
ケンジの理想の女になるためひなたは必死でした。
体を黒く焼いたころケンジはピアスをたくさんプレゼントしてくれました。耳、へそ、舌、ラビア、そして乳首。
怪しげなショップの奥に連れて行かれ、ピアスをつけられました。とても痛かったけど隣にケンジが居たから耐えられたのでした。
学校にもあまり行かなくなり、毎日ケンジと嵌めまくっていたひなたはセックスも大好きになっていました。
そんなひなたにケンジは次の試練を与えたのでした。
「ひなた、俺のことが好きだったら援助交際して金作って来い!」
「どうやって?」
「由紀とかに聞けば!」こうして援助交際もするようになりました。
フツーに黒ギャルの格好では客受けがしないので、セーラー服やチャイナドレスなども買い込みリクエストに応えて金策に励みました。
由紀はそんなひなたを見るたび、どんどん馬鹿でビッチになっていくひなたに優越感を持っていきました。
「思ったとおり、何にも知らないお馬鹿さん。まじめっ子は崩れると早いね。」
援助交際にキャバクラ、ついにはヘルスでも働き始めたひなたでした。
乙
双葉のケバコラスレの影響か、この頃はビッチ化や黒ギャル題材にしたエロ漫画とか同人作品も増えてきたが、(チョベコミの刊行はスレ誕生以前だったけど)
どっかのメーカーさんが黒ギャル(黒ギャル化)がメインのエロアニメとか作ってくれませんかね。ビッチとか淫乱キャラ主役のは前から有ったかもしれんが……
原作が必要なら、ちょうど豚姫様がエロアニメ化されたオークソフトの『聖ヤリマン学園援交日記』あたりでお願いします。
最近このジャンルきてるねええええええ
もっとメジャーになって欲しい
乙乙
何気に黒ギャル化とか最近急増だよな。一昔前まで全く一切これ系無かったともいえるのに。
323 :
ひなた:2012/02/12(日) 16:44:30.93 ID:2UgTxYUY
ひなたが堕ちてからケンジは新しい獲物を求めて由紀に合コンのセッティングを催促していました。
ひなたが学校に来なくなり、由紀の周りは由紀と同じような子ばかりで、ケンジ好みの合コンのメンバーは同じ大学にはいませんでした。
そんな時、すっかりギャルになったひなたと渋谷でばったり逢ったのでした。
「由紀!げんき〜?」すっかりギャル語で話し、頭の悪そうな女になっていたひなたは馴れ馴れしく由紀に抱きついてきました。
「ひなた、由紀とケンジのおかげで毎日超〜楽しいよ〜」
「ひなた、学校来なくて大丈夫?単位取れるの?」
「そのうちいくから、今バイトが忙しくって」
「バイトって何してるの?」「援交とかまだやってるの?」
「お金なくなるとするけど、最近ケンジがあんまり遊んでくれないからクラブで新しい男見つけてるの。」
変われば変わるものと由紀は思った。まじめで処女だったひなたがここまで変わるとは?ケンジのテクニックに感心するばかりだ。
「そうか!ケンジはある意味教祖様か?」
変に納得するといい考えが浮かんだ。
その悪巧みはケンジを教祖とした「ギャル教」の開設であった。
早速ブログを立ち上げ、まじめなおとなしいタイプの女の子を集めた。
自分に自信のない子、男の子にもてたいと思う子、友達のいない子等暗い感じの子ばかりを8名位集めた。
集会の場所は大学の使っていない部室にした。
東京だけでなく栃木や群馬の子も集会に集まった。年は15歳以上に限定していたのだが、中学生?に見える子も一人いた。
324 :
ひなた:2012/02/12(日) 17:08:21.32 ID:2UgTxYUY
集会では由紀が一人一人面接した後、悩みをケンジが答える形で行った。その中に二人のケンジ好みの女の子がいた。
一人は敦子と言い、17歳の高校2年生、もう一人は二十歳の愛美、フリーターだった。
最初の獲物はフリーターの愛美に決めた。
愛美の相談は何事も中途半端な自分、引きこもりからの脱出だった。
ケンジは持ち前の刷り込み術で愛美を洗脳し始めた。
大学受験に失敗して浪人、高校3年間は進学校のトップクラスの優等生だった愛美。
一浪の時の受験も直前にインフルエンザに罹り、志望校とはかけ離れた三流大学にしか受からなかった。
家に居づらくなった愛美はその三流大学に一応進学はしたものの、ほとんど大学にも行かずアパートに引き込んでいたのだった。
ケンジにとってはお誂え向きの環境の子だった。一人暮らしのまじめっ子、世間慣れしていない上、優等生だったプライドは持ち続けている。
ケンジは愛美の心にすっと入っていった。そして今を楽しく生きなければお前は死ぬとまで脅した。
実際引きこもりの偏食のせいで愛美は脚気になりかかっていた。
食べること、町を歩くこと、ケンジは愛美をいろんな所へ連れ出し、化粧をすること、かわいい服を着ることから教え込んだ。
「かわいいよ」「きれいだよ」「もう少し派手にするともっときれい」「この雑誌の娘のような髪型、俺の好み」
こうやって愛美はケンジの色に染められていきました。
前のひなたとは違い、今度は白ギャルに仕立てて生きました。アゲハ嬢と言われるタイプに堕とすとキャバクラで働かせたのでした。
今日はここまでです。今度は地味女子高生敦子です。AKBのアッチャンではないけどいろいろ想像してみて下さい。
GJお疲れ様!毎度毎度SS本当にありがとう!!!
そりゃーそうと、ちょっと今日TUTAYAにいって目に付いたハードライフってビデオ借りてきたが、優等生からの転落ってことではないにしろ、やっぱヤンキーとかレディースっていいよなぁ・・・
と思った俺。
>>325 トレーラー見たけどいいじゃねえか
主演の子が普段清楚系なのがまたたまらんのう
327 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/13(月) 22:26:43.69 ID:TDmRtvmS
うん、わかる
髪染めたシーンで金髪にしてくれればなぁって
思ったよ
ああいう作品ってあまりないよね
ヤンキー化してケバくなるのも最高だな
名門女学校に通う男のオの字も知らない清楚な黒髪ストレートロングの、語尾に「ですわ」が付くような頭の良い才女であられる深窓の御嬢様が
「おまんこハメんのマジでさいこー!」とか下品に言いながら、チンポをしゃぶるのが大好きな小汚ないガングロマンバのビッチギャルに堕落する
さあ早くSSにするんだはやくー!
330 :
輾転:2012/02/17(金) 02:06:06.51 ID:CDX55xRE
>>328 彼女を見たのは登校も憂鬱になるほど暖かな日。
僕はパッと見た瞬間、その清らかな立ち振る舞いに別次元の住民と錯覚し、同時にそれまでの陰気な気分が吹っ飛ぶ。
ああ、あんな女の子と一緒に学園生活を遅れればいいのにな等と思いながら彼女の姿を見送った。
彼女の背中が小さくなるに連れ、彼女を包む背景が見え始める。そして、それは叶うことのない夢なのだと、そんな諦めとため息でまた憂鬱がぶり返す。
彼女が吸い込まれていった先は有名なお金持ち学校、僕が通う底辺の高校とは天と地ぐらいかけ離れている。
そして最も残念な現実はそこは女子校という事実。一生縁がないな、こりゃ。
ああ、神さま、どんな酷い仕打ちでも耐えますので、彼女とお近付きになれないでしょうか?
たしかにあんな事言ったけど、でもコレはあんまりだ
つづく?
331 :
輾転:2012/02/17(金) 02:06:42.47 ID:CDX55xRE
勝手に書いちゃいました、すみません
332 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 08:43:02.15 ID:qpBk65Q6
ここに輾転氏が投下いただけるとは、感激です。
続きをお願いします。
333 :
輾転:2012/02/19(日) 12:33:55.95 ID:0k66Hl7A
4月2×日
高校生活は相変わらず最悪だ。
クラスの連中は授業関係ナシで、授業に集中できるような状態じゃない。
確かにこの高校は県内屈指の底辺校だけども、まるでこれじゃ子供ばかりの託児所じゃないか?
あっ、不良のクラスメイトが女子を連れ出した。
またトイレにでも連れ込むのだろうか? 羨ましいな…。
憂鬱だけど頑張らなくちゃ。なんてったって彼女と知り合いになれたんだから。
毎日登校する道すがらひょんな事で知り合いになれた。同じ時間帯に登校する僕に気付いたのだろう。
『こんにちわ、毎日会いますね』
フフフと指を口元に据えながら微笑む彼女は、高校へ向かう憂鬱な僕を励ましてくれる。
あの艷やかで絹のような光沢を蓄えた黒髪が春の陽ざしで眩しく、透けるような肌は上品さを儚げで何処か切ない。
『お父様以外の殿方とお話するのは初めてなのです』
緊張しましたと、付け加えて彼女は頬を桃色に染める。
僕は緊張と驚きで声を上ずらせながら彼女と会話した。そして、彼女の通う学校の前に辿り着く。
『それではまた、明日』
って、校門の前にいるのあの子じゃないか!?
つづく?
334 :
ひなた:2012/02/19(日) 19:12:38.10 ID:x21fXKD5
敦子の話からです。
愛美と同じ面接を受けたあと敦子は別室に連れて行かれた。そこには学生服を着崩したケンジの弟ひろしがいた。
見た目から不良のひろしに敦子はビビった。「どっから来たの?」ひろしは無愛想に聞いた。
「群馬の伊勢崎からです。」
「じゃあ、東武でわざわざ?」
「ハイ!」
「何しに来たの?」「群馬からわざわざ・・・・」
「自分を変えたくて!、私強くなりたいんです!!」
「意味わかんねえ??」
敦子は自分の生い立ちから、いじめに遭いつらかった中学時代の話をひろしにした。
「ふ〜ん。何でやり返せなかったの?」
「私が弱かったから。こんな自分を変えてあいつらを見返したい!」なぜかひろしの前では敦子は話せた。最初はびびっていたのに。
「じゃあ、俺がお前を強くしてやる!」「俺の言うことに付いて来れるか!」
「ハイ!お願いします。」そういうとひろしは敦子にキスをした。しかも舌を入れねっとりと、敦子が逃げようとすると強く抱きしめた。
「俺の言うと通りにしろ!お前は強くなれる。しかも最強のギャルになれる」
その言葉を聞きたとたん、敦子はジュワンと女芯が熱くなった。
335 :
ひなた:2012/02/19(日) 19:46:13.04 ID:x21fXKD5
それから敦子はひろしに連れられ場末の喫茶店=不良の溜まり場に連れてこらた。
「今日から俺の女の敦子だ!、よろしく!!」というと一番眼光の鋭い金髪のアカネに敦子を預けた。
「面倒を見てやってくれ!明日までに俺と釣り合うように教育、夜露死苦!」
そういうとひろしは出て行った。残ったスケバンギャルたちは敦子にいろいろ質問した。まともに答えられない敦子にアカネは、
「何でお前なんだよ!」と言いながら敦子を店の奥に連れて行った。
「ひろしの女になると言うことを教えてやるよ!」アカネはにこりともせず言った。
敦子を裸にして、ビニールの風呂敷を巻きつけると、泡立てたシャンプーのようなものを敦子の黒髪に塗りつけた。
しばらくしてシャワーで流すと敦子の黒髪はアカネたちと同じ金髪に染められていた。
着ていた服の代わりに用意された服は、超ミニのスカートに胸が見えそうなラメと蛍光色のセーターだった。
「見た目はひろし好みになったかな?後は化粧か!」そう言うときれいに化粧も施した。
「あのダサ子とは思えない!ひろしの見る目は正しいかも?」アカネ達は妙になっとくした。
こうして生まれ変わった敦子はひろしの女として強くなっていった。
アカネ達も敦子の豹変振りには驚いた。ひろしと兄ケンジの二人に変えられたのだ。
敦子自身もひろしと関係を持ち、セックスの良さに溺れ、ケンジからいろいろなテクニックを教わり、吸収して行った。
元々頭も良い、器用な敦子は教えられたことは素直に吸収したし、好奇心を持って聞いた。
タバコもひろしの吸っていたセブンスターを自ら買い込み、毎日吸って覚えるほどの向上心だった。
ケンジの好きな黒ギャルになるためアカネに紹介してもらった日サロに通った。
こうしてまた「ギャル教」の敬謙な信者が誕生したのであった。
煮詰まりました。
ひなたのシリーズは今回で終了します。
また機会があれば投稿します。ありがとうございました。
>>336 さぁこの子をネタにSSを書く作業にうつるんだ…
2枚目で青のTバックよりボンデージに注目が集まるのは俺だけか
341 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/21(火) 13:28:26.41 ID:C0S7v+a7
堕落とは違うけど、髪を明るくすると性格は結構変わると思う
黒髪のロングのヴァージンヘアーの娘が脱色して明るい金髪になったら、かなり積極的になった
ただ市販の脱色剤で何度も脱色したらしく、かなり傷みきった金髪になってたけど
あの傷んだ金髪で「金髪ツインテールだよー」って楽しそうに言うのはさすがにいたたまれない気分になった
その後は、自分の髪がものすごく傷んでいることに気づいて涙目になってたな
>あの傷んだ金髪で「金髪ツインテールだよー」って楽しそうに言うのはさすがにいたたまれない気分になった
>その後は、自分の髪がものすごく傷んでいることに気づいて涙目になってたな
この下りだけでもう十分エロいんですけど
ケバ化して持て囃されて『これが本当のワタシなんだ!』ってビッチな暮らしを謳歌した後
はたと気付いて絶望する浦島太郎的な筋書きが見えたw
市販されてる脱色剤は髪を溶かして色を抜くって感じだから、きれいな金髪にするならちゃんとした専門家にやってもらったほうがいい
まぁ、脱色自体髪は溶けるものみたいだけど
あとageてしまった、すまん
>>342 残念だけど髪以外はケバ化しなかった、さすがに懲りたらしい
顔立ちは可愛らしい感じで金髪とは倒錯した感じで何だかむず痒い感じがしたね
ただ、あの金髪を触ると、うわぁ…ってなる感触だった、ぶっちゃけ下の毛のほうがまだ傷んでないと思う
あの可愛らしいサラサラの黒髪の女の子が下の毛よりも傷んだ金髪になったのはいろんな意味で思うところがあったな
ただ、単純な劣情は感じた。こうも分かりやすい劣情だけってものはなかなかないね
なぁ唐突だが
自分が好きな結構真面目な女の子の同級生がある日突然金髪にしてきたら
1 ショックだ・・・俺の恋は終わった・・・
2 そうだ、帰って俺は賢者になろう
3 もう我慢できない!!今すぐトイレだ!!
4 そんなお前にたまらなく興奮している俺のマスかきを見てくれ!!
どれだ?
二次元で染髪ってなかなかないよな
天然の金髪は水に濡らすと落ち着いた色合いになることが多いけど、脱色した金髪はそのままの色だったりする
二次元キャラの金髪が濡れてもそのままの色だと変な想像をしちゃうな
ツンツンした金髪お嬢様キャラも、こっそり髪を脱色して金髪にしてるとか
…ふぅ
中々ないだけにあると貴重だよなぁ
殆どのキャラが黒髪、あるいは黒に近い茶とかのパッケージのNTRゲームがあるとつい期待してしまう
もうピンクだの緑だのそういう髪のキャラいらないから黒髪が金髪になるゲーム出してくれ
うん、確かに。
染髪は三次元の方が好きかなぁ。おれは。
黒髪から金髪にして、化粧もケバ化するシチュエーションばっかりの
DVDとかあれば確実に買うのにな。
金髪になるまで脱色したら、そりゃ下の毛よりも傷んだ髪になるのは当たり前だよな
純真な黒髪の女の子が、チ○毛やマ○毛以下の金髪になったらいろんな意味で興奮する
優等生少女が、ピアスやタトゥー入れ出す方が興奮するな。
髪を脱色しすぎるとチリチリバリバリになったり溶け落ちたりする
そんな金髪になりかけの髪で金髪ツインテールだよーって言われたら・・・ふぅ
>>353 優等生は優等生にあるまじきことをすれば俺は何でも興奮する
万引きでも。タバコとかだともうMAX
>>353 俺は、ぱっと見ケバ化してなくても、ダメなのはわかってるけど隠れてタバコを吸ってもうやめられないとか、体の見えない部分にピアスやタトゥーがあるっていうのがいいな。
制服着てれば優等生、でも脱げばケバビッチ。
しかもその姿は最初は誰かから強制されて、でも今では自分から積極的にビッチになって隠れて誰とでも寝る、タバコもたくさん吸う。なんて最高
>>357 実はカツラで登校して、穴だらけの耳が見えないように髪で隠してるとか。
想像したらおっきしてきた
>>358 でもそれだとお嬢様学校とかだと頭髪検査とか服装検査でひっかかりそうだから、見た目はスカートも表情で黒髪清楚とかのほうが、俺はいいな。
ラブプラスって彼女の外見もかなり変えたりできるのな
肌の色も髪の色もカスタマイズできたはず
脱色してチ○毛以下の傷みきった金髪で恥ずかしそうに「似合ってるかな?」って聞いてくるシチュエーションも・・・
ってどんなシチュエーションだよ、ものは言いようだ
キャラクターをカスタマイズできるゲームが増えればいいのに
脱色した髪をチ○毛以下って…まぁそれぐらい傷むよなぁ
サラサラツヤツヤお嬢様の黒髪を傷みきった金髪に脱色したい
脱色剤で頭皮が痛めつけられて喘いでいるお嬢様に、脱色されて茶髪になりかかってる髪を鏡でよく見せてやりたい
時間がたって脱色剤にまみれて金髪になった髪に涙目になってるお嬢様の顔をよくみたい
脱色剤を洗い流すためにシャンプーをしながら溶けかけてふにゃふにゃに柔らかくなったお嬢様の金髪の感触を堪能したい
金髪になった髪に羞恥で涙を流すお嬢様にお嬢様の真っ黒なマ○毛を見せて
「マ○毛よりも傷んだ金髪になっちゃったね」って言ってみたい
自分の髪がとんでもないことになってるとお嬢様にしっかりと自覚させて二回目の脱色にとりかかりたい
そして、何度も脱色されて黒染めしてもすぐに色落ちするボロボロになったお嬢様の金髪で髪コキをしてみたい
最近このスレしかし活気がついてきた気がする
>>359 ビッチ化スレ増えてきたなぁ
自分はここと強制喫煙スレ、成績優秀な子が馬鹿になるスレはチェックしてる
なんつうか、洗脳とか悪堕ちに似てる部分はあるよね
髪を脱色って結構やばいのね、染髪や脱色はしたことないから分からないけど
ケバ化はあるけどケバ化してる最中の描写はなかなかない
そのあたりをしっかりと描写してくれるとありがたいです
>>365 真に受けるなよ
痛むっていってもそこまで酷くなることは短期に連続で染めまくらないとならない
手入れもすればさらに痛みは減る
でも、脱色ってキューティクルを溶かして髪の組織を壊して色素を抜くんだから髪がかなり傷むのは事実だと思う。
金髪になるまで抜いたら確実に下の毛よりも傷むだろうね。
手入れをしても、シリコンヘアーになって人間の髪じゃなくなる感じだし、最後にはばっさり切ることも多い。
それにしても脱色した金髪をチ○毛以下の毛って言うのはある意味事実だし、面白いと思う。
さらさらつやつやな黒髪のお嬢さまがチ○毛以下の金髪に髪を脱色されてケバ化調教を受けるって言うと変に興奮する。
実際に髪を染髪したり脱色するならちゃんとした専門家にやってもらったほうがいいだろう。
368 :
輾転:2012/02/25(土) 00:40:20.38 ID:44Ue/7wI
5月×日
彼女は時折、僕の通う高校に顔を出すようになった。
こんな学校に彼女が近付くなど、虎の檻に兎を放すようなもの。本当に焦った。
でも意外と彼女はすぐに打ち解けたようだ。校門前に駆け寄った僕に
『ここの方皆さん親切ですね、ボクさんを探してるっていったらここで待っていなさいって言ってくれました』
親切?そうなのかな?僕はココの連中とはそんなに親しくしてないのだが、それでも連中は僕の事を気遣ってくれてるのかな?
『それよりどうしたの?急に?』
僕は彼女の行動の真意を問いただす。
『ボクさんの通う学校を見たくて…あと、ボクさんに会いたくて…』
余りにも唐突な内容と尾びれで付いてきた告白に一気に脳内がショートする。
神さま、ホントありがとう あんまりだよ、神さま
それから毎日のように、彼女は僕の下校の時間に合わせて校門前にやってきてくれた。一緒に帰るためだ。
何時も今日一日の事、学校での他の連中の話、すべての僕の言葉に彼女は目を真ん丸にして聞き入った。
そしてこの日も同じように話をしていると、
『実は今日、ボクさんの学校の男の人たちと話しました』 あれが失敗だった
なんかキター!
おつっす
美容師が髪を脱色してから染めたがるのは、脱色したほうがきれいに染まるのとメンテが必要な髪に仕立て上げるのが理由らしい
髪を一度でも脱色すると、続けて手入れのためにその美容師のところに通うって寸法だ
世間知らずのお嬢様が、興味本位で入った美容院で美容師に勧められるまま髪を脱色されて、
それがきっかけでケバ化していくってシチュエーションとかいいな
実際にケバ化は髪を染めたり脱色したのがきっかけってのが多いらしいな
髪を染めたりしてケバ化するのはよくあると思う
物の弾みに似合わない髪になって、それに合わせるように外見を変えて、そのうちケバ化していくってパターンはよく聞くな
脱色した金髪とか素の状態じゃまず似合わないし、髪も傷んで元には戻せない、だから他の外見を変えたほうが手っ取り早い
そこから、化粧とか服装を変えて、髪に似合う格好になっていきケバ化していく
傍からみたらとんでもない格好をしているケバギャルも、こんな理由であんな姿って聞いたことがある
普段行かないような美容院に好奇心で行ってみたお嬢様が、美容師の提案で髪を脱色して染めることに
脱色の痛みに耐えて、髪を染めてほとんど金髪に近い髪に染められて、美容師にかわいいとか言われてまんざらでもないお嬢様
その後本当は似合わない金髪だと気づいて、脱色した髪の手入れもよく分からなくて傷みが目立て来て、
髪を脱色した美容院に相談すると、金髪が似合うメイクや服装を教えてもらう
それで、金髪に似合うような格好をしていくうちにケバ化していき、趣味とかも変わっていく
そして、お嬢様が金髪の違和感を感じなくなったときにはケバギャルが誕生していた
というシチュエーションだったら興奮するな
化粧と服装はどうとでもなるけど、髪はどうしようもないからなぁ
結局、髪に合わせる格好になることが多い
脱色して下の毛以下の金髪になって、その傷みきった金髪に合わせてケバ化するお嬢様って興奮しちゃう
>>371のシナリオは完璧だ
外見から内面が変わるって最高だよね
「おはようございます」
いつもの聞きなれた声に振り返ると、そこには見覚えのない人物が立っていた。
まず目に付いたのは、明らかに染めたであろう派手な金髪だ。
趣味の悪いくらいに金髪に染め上げられた髪は、朝の日差しを受けてその浅ましい艶を出していた。
髪型はポニーテールで結ばれていて、金髪の房は揺れるたびにパサついて広がった。
その派手な金髪は声をかけてきた人物の愛らしいくも整った顔立ちにあまりにも似合っておらず、奇妙なアンバランスを滲み出していた。
服装は見慣れた制服、つまり僕と同じ学校の生徒ということ。見覚えはないけど…
…どうしてこんな金髪の人物が僕に話しかけてくるんだろう
「どうかしたんですか?」
金髪の女生徒はきょとんとした目で僕を見た。
そのとき、ようやく僕はこの人物が誰か思いついた。
「…もしかして、麗奈?」
「…?ええ、そうですけど」
金髪の女性徒はいつもの愛らしい笑顔で応えた。
「どうしたの、その髪…?」
麗奈といったらさらさらの美しいロングの黒髪が特徴のお嬢様だ。
整った顔立ちに、スラリとしてかつ女性らしい体躯、そして愛らしい仕草で、男女を問わず人気のある女生徒だったはず。
麗奈のあまりの変わりように対して動揺を隠しながら聞いてみる。
「この髪ですか?染めてもらったんです♪」
麗奈は嬉しそうに続けた。
「毛染めは初めてだったんですよ。どうです?似合っていますか?」
もちろん似合っていない、言えない。そこで別のことを聞いてみる。
「どうして、またそんなそんな金髪に染めたの?」
麗奈は少し照れたように話し始めた。
「ティーンズ雑誌に載ってた美容室にいってみたんです。そうしたら、明るい髪が似合うって言われて、それでこの髪に染めてもらったんです♪」
麗奈は照れた感じで金髪に染められた頬に掛かった後れ毛をいじりながら続ける。
いつもの癖で、そのたびにぴょこぴょこ弾んでいた後れ毛は、今は力なく垂れていた。
「脱色も2回もしてね、すっごく痛かったんですよ?頭がすっごくガビガビしたんです。それからこの髪に染めてもらったんですよ♪」
麗奈はどこか嬉しそうに続けた。
「脱色したら髪がすっごく柔らかくなったんですよ。触ってみますか?」
そう言って麗奈はポニーテールにした金髪をこちらに向けてきた。
金髪に染め上げられた麗奈のポニーテールは垂れるように揺れた。
麗奈の白いうなじには根元から染め上げられた金髪が生えていた。
麗奈の金髪のポニーテルを指で梳くと、かつてのサラサラとした感触ではなくキシキシとした感触が伝わってきた。
柔らかいというよりも、ふひゃふにゃとした感じでかつての美しい黒髪の面影は完全に消え去っていた。
麗奈の金髪から指を抜こうとすると、指に何本か金髪が絡みついた。麗奈はそれに気づいていないようだった。
「それじゃ、そろそろ行こ?」
そういって麗奈は歩き出した。
指に絡みついた金髪は少し縮れていてそのまま指に残っていた。完全に傷みきった金髪はどこかいやらしいものを感じさせた。
そして染められた金髪は、麗奈の姿をいやらしく変えていた。
お嬢様が傷んだ金髪に染められるのを強調したシチュエーションってこんな感じかな
強調しすぎてフィクションっぽくなっちゃったかなぁ
す・・・寸止め・・・だと・・・!
380 :
輾転:2012/02/26(日) 18:09:28.13 ID:ntwvvvQC
5月1×日
彼女はこの頃友達が出来たとはしゃいでいる。
彼女の通う高校ではなく、僕の通う高校の連中。僕はというと一人もいない。只、何時も彼女との関係を茶化される。
『お前みたいな奴には勿体無いよな、あの子』
『そうそう、お嬢様って感じで何も知らないからリアクションが新鮮で面白いし』
『それにいつも素直に話聞くからさ…』
そう、彼女は男女分け隔てなく打ち解け始めている。僕はそれが少し心配だ。
ある日女子が僕に珍しく話しかけてきた。それはとても好意的ではなく、せせら笑うような感じだった。
『あのさ、今日あの子誘って遊びいっから一人で帰りな』
『ウチら、あの子の女子力鍛えてあげよっかなーと思ってるワケ』
『さびしーかもしれないけど、慣れっこだよね、いっつもココでそうだから』
僕は畳み掛けるような話の流れに返事もできなかった。 どうして『ダメだ』って言えなかったんだ!
放課後、何時もの校門前で彼女は女子達と楽しそうに談笑をしていた。
ふと、僕の存在に気づき、ニコッと笑って手を振った。僕は彼女と帰りたかった。 どうして一緒に帰らなかったんだ!
でも…女子達を追い払う勇気がなかった。僕は弱虫だ。 いつもそうやって、後悔するんだ。僕は。
381 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 18:42:34.07 ID:EV1LQJaY
ケバエロ化たまらん
頑張って下さい
黒髪の可愛い系お嬢様がパツキンポニテ化とかよく考えたら凄いシチュエーションだな
でも・・・なんだろう、すっごく興奮する
今度は髪を脱色して金髪化してる最中のシーンとかいいかも
メイクも頼む
風祭のとこにあった、
美人のお嬢様が未来に行って
徐々に醜女に改造されていくシチュに近いものがあるな
>>384 あれは興奮したなあ
醜女の館は肥満化もあって大好きなんだが
いかんせん更新頻度が低いのが哀しい
麗奈ちゃんがマジでヤバイ
こんなの見たことないよ、こんな時間帯にこんなのを見つけるなんて
ケバ化もいいけど金髪化のほうもしっかり描写してくれるとさらにヤバイことになりそう
どうかお願いします
日本の脱色剤は欧米のものと比べると薬事法かなんかで脱色力が低い(過酸化水素水の濃度が低いため)
それに、髪が太いから金髪になるまで色を抜くには何度か脱色したり、余計に髪が傷むことをしなくちゃいけない
その結果、欧米とかで見るようなきれいな金髪にならずに、汚らしい傷んだ金髪になるらしいな、その後染めたりするけど
だからあんなに染めたりしているにも関わらず、日本人で欧米のような金髪の人なんてまずいない
サラサラとした黒髪を2回も脱色されて汚らしい金髪にされて、その後派手な金髪に染め上げられる
そんな傷んだ金髪をポニテにして無邪気に髪が柔らかくなったんだよって嬉しそうに話す麗奈ちゃんの破壊力が凄まじ過ぎる
本当は髪が溶けかけてチ○毛以下の金髪になってるだけって思うといろんな意味でヤバイ
このあと、髪がとんでもなくひどいことになってることに気が付いた麗奈ちゃんがどうなるのか楽しみ
髪を脱色するとひたすら手入れしないと一気に傷んで行くからなぁ
それでいろいろしていくうちにケバ化していくのはよくある話だと思う
それにしても、いきなりパツキン化だなんて…すっごく興奮します
美容室でどんな風にお嬢様の黒髪がパツキンになっていったのか想像するだけで何度も…ふぅ…
改めてみると結構誤字があるな
思いつきで適当に書いたのがまずかった
ごめんなさい
やっぱり金髪化するとだんだんケバくなっていくのか
清楚な女の子をクロロホルムで眠らせてその間に金髪にしたらどうなるか実験してみたい
しおりは透き通るかのような白磁のような肌に、整った顔立ちの清楚そうな外見の少女だ、その髪以外は。
背中の中ほどまで伸ばされた髪は脱色されており、艶のない黄ばんだ汚らしい金髪だった。
その金髪は清楚な顔立ちのしおりにはまったく似合っておらず、しおりの姿をいやらしく飾り立てていた。
道行く途中でしおりに周りからの視線が突き刺さり、それを感じるたびにしおりの白い頬に赤いものが浮かぶ。
しおりは顔を伏せて黙々と歩き続けた。しおりの傷んだ金髪が頬に触れるたびに、変わり果てた自分の髪の感触で背筋が冷たくなる。
―私の髪、一体どうなってるの?
しおりはひたすらそんなことを考えながら、ある美容室へと歩き続けた。
のんきに寝息を立てる詩織に里奈は苛立ちを込めた視線を送る。
柔らかそうな白い頬に、可愛らしい鼻立ち、長めのまつげの下にあるくりくりとした黒い瞳は今は閉じられている。
そして、長くてしっとりとした黒髪は窓からの日の光を受けて艶かしい色艶を放っている。
誰が見ても可愛いと思える詩織の容姿を、里奈は憎々しげに見つめた。
まったくもって気に入らない、詩織は自分にないものをすべて持ってる。
里奈は詩織の黒髪に指を入れる。癖の強い自分の髪と違うサラサラとした黒髪の感触に、里奈はますます眉間に力を入れる
昔から里奈は詩織と比べられてきた。何かと一緒になることの多かったこの二人の関係が良好なものかといえば、詩織はそう思っていただろう。里奈はそうではなかった。学校の成績は常にわずかだが詩織のほうが上。容姿では里奈はとてもじゃないが適わない。
里奈の詩織に対する感情は、仄暗いものへと変わっていき嫉妬という形になった。
そして、先日里奈が密かに思っていた思い人が詩織に告白をするところを偶然見たところで、暗く澱んだ感情が動き始めた。しかも、詩織はその告白をあっさりと断ったのだ。
理由は分からないが、その光景を見た里奈はどうしようもなく惨めな気持ちになった。そして、どす黒い感情はゆっくりと確実に動き始めた。
(それにしても、のんきに寝てるわね。薬がよっぽど効いてるのかしら?)
詩織に薬を盛って、この物置じみた使われなくなって久しい一室に連れ込むのはあまりにもあっさりとできた。あとは…
里奈はビニール袋から二つの箱を取り出した。その箱には髪が金髪の化粧の濃い若い女がプリントされていた。
二つの箱―脱色剤を手にした里奈は口を歪めて薄く笑った。
しおりの名前を詩織に変更しました。
投下GJ
安っぽい金髪にグッと来る
薬局でこのハイブリーチを買うのはなかなか恥ずかしかったが、詩織に対する暗い感情の前では些細な問題だった。
―だって、詩織はさらに恥ずかしいことになるんだから。
暗い感情に沈んだ里奈は、まず詩織を辱めることを思いついた。
そこで思いついたのは詩織のトレードマークともいえる長い黒髪だった。詩織の黒髪は癖一つなくサラサラと靡き、女子達からの羨望の的だった。その髪は童顔の詩織にはよく似合っていて、詩織をますます愛らしい容姿に仕立て上げていた。
その髪がすっかり変わってしまえば詩織はどうなるのか、たとえばこのハイブリーチのパッケージに載っている女の金髪のような。
不似合いな金髪になった童顔の詩織の惨めったらしい姿を思い浮かべると、里奈はすぐに行動を開始した。そして、とうとう詩織の黒髪を脱色するところまできた。
里奈はハイブリーチのパッケージを開けて薬剤を取り出して脱色剤を作っていく。脱色剤自体は簡単に作れたが、かなりキツイ臭いを発する脱色剤に里奈は顔をしかめた。しかし、この異臭のする薬剤が詩織のヴァージンヘアの黒髪を犯すと思うと、笑みが浮かんでくる。
里奈は脱色剤の入ったボトルを持ってのノズルを詩織の黒髪に近づける。そして、ノズルから異臭を発する白い乳液が垂れて詩織のヴァージンヘアに絡み付いてくる。里奈はその様子を見て胸の奥が高鳴るのを感じた。
そして、そのまま慎重に詩織の髪に脱色剤を塗りたくり始めた。
一本目の脱色剤を使い切った詩織の髪はバックの部分が完全に乳液に塗れていた。女子の羨望の的だったサラサラと流れる髪は乳液に塗れて異臭を発する髪になっていた。白い乳液に塗れた髪は黒から茶色へと変わりつつあった。
詩織の髪の変化に里奈の興奮はとても抑えられるものではなくなっていた。詩織に対する暗い感情もすっかり吹き飛んでいた。その代わりの感情が強烈に里奈の心を支配した。
―もっと、もっと詩織の髪を犯したい
里奈は二本目の脱色剤の入ったボトルを手に取った。
二本目の脱色剤のボトルのノズルを詩織の頭頂部に近づける。詩織の頭頂部の髪はバックの脱色されつつある髪とは違い、まだ黒髪で陽光を受けて艶やかな輝きを放っていた。
ふと、里奈は詩織の黒髪が犯されることが切なく感じた。詩織の美しい黒髪がとても大切で儚げなものに思えてきたのだ。
いったん脱色剤のボトルを詩織の頭から遠ざけると、里奈は自分の鼻を詩織の頭頂部の黒髪に近づける。軽く鼻で息を吸うと、脱色剤の異臭に慣れつつあった鼻腔に甘い香りが広がった。
甘い詩織の黒髪の匂いで里奈の劣情はたがが外れてしまった。憐憫じみた感情は一切里奈の欲情の燃料となった。欲情の対象は詩織の黒髪で、それを発散するには詩織の黒髪を陵辱し尽くすしかなかった。
里奈は脱色剤のボトルを掴むと、詩織の頭頂部から脱色剤を垂れ流し始めた。粘性の強い白い乳液は詩織の頭頂部で小さな山を作ると崩れるように詩織の髪の上に広がっていった。里奈は櫛の形をしたボトルのノズルで脱色剤を丹念に広げていった。
里奈の手によって脱色剤が広げられた詩織の髪は濡れ髪とは違うペタンコとした感じで白い乳液に塗れて奇妙な風貌と化していた。
その詩織の姿に胸を高鳴らさせながら、里奈は最後に毛根部分の脱色を始めた。詩織の魅惑の黒髪を生やしている毛根まで陵辱できることに里奈は感謝じみたものさえ抱いていた。
乳液に半ば固められた詩織の髪は簡単に持ち上がり、白い頭皮とまだ乳液の手の届いていない黒髪が里奈の目の前に晒される。里奈は興奮が抑えきれない様子でノズルを頭皮に押し付ける様にあてがった。そして、たっぷりと白い乳液を出すと頭皮と黒髪に丁寧に塗りこんだ。
詩織の毛根まで犯していることに無上の感動を覚えている里奈に、それは聞こえてきた。
―くぐもったような息遣いの音
そのとき、里奈のほてった体が急に冷えるのを感じた。―詩織が目を覚ましたのかもしれない。
里奈は反射的に詩織の顔を見た。
詩織の顔は苦痛に耐えるようにゆがんでいた。
形のいい眉は寄り、目はきつく閉じられているかのようだ。可愛らしい形の鼻からは息が絶え絶えに、それでも強く出ていた。桜色の唇はきつく結ばれて、時折開くとあえぐような音を出した。
里奈は硬直して詩織の表情を見守った。詩織の表情はかなり激しいものだったが、それでも目を覚ます様子はなかった。
そこで里奈は詩織に薬を盛ったことを思い出した。あの薬はかなり強力な睡眠薬で、本来なら医療にも使われる特殊なものだった。
薬の効用を思い出した里奈に再び欲情がたぎり始めた。そして、愛らしい顔を無残な苦悶に染める詩織への視線が熱いものになっていった。かなり強い脱色剤の頭皮への刺激に耐える詩織がたまらなく愛おしく思えてきのだ。
里奈は次から次へと詩織の髪を持ち上げて頭皮と残りわずかな黒髪に白い乳液を塗りたくっていった。
自分の息も興奮で絶え絶えになっているのに里奈が気が付いたときには、詩織の髪は完全に白い乳液に覆われていた。
最後にボトルにわずかに残った乳液を形のいい詩織の眉に塗りつける。乳液を塗られた眉はさらに寄り、詩織の眉間に深い皺を作った。
自分の仕事に満足した里奈は脱色されつつある詩織の髪をよく見ようと近づいた。
頭頂部周りの詩織の髪は乳液の中で明るい茶色の色合いを見せていた。それに里奈は感激じみた感情に押しつぶされそうになる。
次に始めに脱色剤を塗りたくったバックの部分を見る。そこは―
―金髪よ!あの詩織が、あの黒髪の詩織が金髪になってる!
詩織のバックの髪は白い乳液の中で黄色い―金色とも言えなくもない―色合いを里奈に晒していた。
異臭を発する乳液に塗れて金髪へと脱色された詩織の髪は里奈にとって劣情を噴出させるものだった。
かつては黒髪とは思えない様な詩織の髪の変貌に、里奈の理性は完全に吹き飛んだ。
気の毒でしかたないのにすげー興奮するわ…
詩織の髪は艶やかな黒髪で流れるように梳き、愛らしい詩織の姿を清楚に映えさせていた。
しかし、詩織の美しい黒髪は今はキツイ臭いの白い乳液に塗れて無残に脱色されつつあった。
頭頂部の髪は乳液の中で明るい茶髪へと変わり、バッグの髪は乳液の白色に溶け込むかのような金髪に脱色されつつあった。
詩織の髪の惨状に、里奈はこの上ない興奮に満たされた。脱色剤に塗れて茶髪と化した詩織の頭は、どうしようもないほどにいやらしく見える。
バッグの金髪になりかけの髪は、あの愛らしかった詩織を別物に変えているかの様だった。
詩織の美しい黒髪を生やしている毛根は脱色剤によってこの上ない陵辱を味わっていることを詩織の決して覚めない苦悶の表情が語っている。
里奈は興奮のあまり震える手をごくごく自然に自分のスカートの中、そしてパンツの中へと入れた。視線は詩織の明るい茶髪と金髪混じりの頭部を捉えて離さない。
里奈の指は躊躇なく女の部位に突き刺さり、今までに経験したことのないほど激しく動いた。里奈の口は半開きになりそこから涎が垂れだし、頬は赤く上気して弛緩して里奈の顔をだらしなく変えていった。
白い乳液の中で異臭を発しながら少しずつ茶色から黄色っぽい色合いに変わっていく詩織の髪に、ますます里奈の興奮は高まっていっく。里奈の頭には詩織の髪を辱める原因となった男のことは完全に消え去っていた。
絶頂に達するたびに、詩織の髪が茶髪から金髪に近づいているとさえ里奈は確信じみた妄想を浮かべていた。里奈にはもうただひたすら噴出する純粋な劣情と、それを開放することしか頭になかった。
かなりの時間の幾度かの絶頂の後、再び里奈は詩織の脱色されている髪を間近で見つめる。
詩織の頭頂部の髪はすっかり茶色から黄色っぽい色合いにが変わっていた。バッグの髪は完全に乳液の白色に溶け込むかのような明るい色になっていた。
詩織の美しい黒髪のヴァージンヘアは、白い乳液によって異臭を発しながら脱色されていき、金髪へと変貌を遂げていた。
詩織の髪が完全に金髪に変わってしまったことを知った里奈は、今まで経験したことのない多幸感に包まれた。異臭の乳液に塗れた金髪に浮かぶ詩織の顔に里奈は手を伸ばす。脱色剤に塗れた詩織の眉の色も抜けて、詩織の白い肌に溶けるかのよう映った。
そして、ふっくらとした詩織の頬に指を這わす。すべすべとした頬の感触に里奈はうっとりとした表情を浮かべた。里奈の指は先ほどの自慰行為でべたつき、それは詩織の白い頬を汚していく。
と、そのとき指先に違和感を感じた。里奈の詩織の頬を汚す指に何か黒いものが付いていたのだ―それは縮れた里奈の陰毛だった。激しい自慰行為のときに里奈の指に絡まったのだ。
里奈はその恥毛をまじまじと見つめた。そして、次に詩織の金髪となった乳液塗れの髪を見た。
その瞬間、里奈はあることを気が付いた。同時に劣情が再び湧き上がってくる。
黒々とした自分の恥毛と金髪に脱色されてしまった詩織の髪―
―詩織の髪、私の毛よりも…いやらしい毛になってる…
俺のこのそそり立った息子をどうしてくれるんだ・・・
GJすぎるんだぜ・・・続きが、続きがあああああ
―恥毛という毛は剃り落とすなどして形を整えたりするもので、毛そのものを手入れをすることはない。したがって、恥毛というのはたいていは傷んでおり、下着の中に隠すようなものである。さらには見られると恥辱である
―そんな恥ずかしい毛でもある自分の傷んだ恥毛は、それでも黒いままだ。色が変わるほど傷んではいない。しかし、詩織の乳液に塗れた異臭を発する髪は金髪に変わり果てるまで傷んでいる
―だから、詩織の金髪は自分の恥毛よりも恥ずかしくいやらしい毛だ
正常な思考を失った里奈はそう考える。そして、自身の陰毛以下の毛になってしまい、今も乳液に陵辱され続けている詩織の金髪をどうにかしなければならない、というように狂った思考をまとめた。
どうにかといっても、具体的なものは一切ない。ともかく、詩織の傷みきった金髪を急にどうにかしたくなったのだ。吹き上がる劣情による思いつきがさらに狂った思考をかき乱していく。
そして劣情に完全に支配されてしまった里奈の思考はぐるぐると回り、おぞましいことを結論付けた。
―そうだ、私の下の毛以下の髪なら、私の下の毛にしちゃえばいいんだ
里奈は空になった脱色剤ボトルの櫛の形をしたノズルを外して、自分の股間の下に置いた。そして、パンツを脱いで自分の股間をボトルの上に露出させる。そして、そのまま、指を突っ込んで自分の中をかき回し始めた。しばらくすると、ボトルの中には里奈の潮が貯まっていた。
そして、里奈が躊躇いもなく下腹部に力を込めると股間から黄色を帯びた液体がこぼれだして来た。黄色を帯びた液体は里奈の尿だった。あらかじめ、用を足していたため普段のように出なかったが、潮と合わせるとボトルの中をそれなりの量が貯まった。
里奈は潮と尿の入ったボトルにふたを閉めると、そのままボトルを振り出す。しばらくすると、ボトルの中は残っていた脱色剤と潮そして尿が混ざり合った黄色く濁った泡を浮かべる液体になっていた。
その液体のにおいは脱色剤の臭いに混じり、気分を悪くする臭気を発していた。しかし、その臭いは正気を失った里奈にとってはどんな香水よりも芳しいものだった。
その液体の入ったボトルに櫛のノズルをつけると、里奈は詩織へと向き合った。詩織の髪を陵辱する乳液はすでに脱色の推奨時間をとうに越えて液体状から泡状へと変わりつつあった。詩織の髪は薄黄色になりかけて、脱色剤に溶かされ続けていた。
里奈は液体の入ったボトルのノズルを詩織の髪に当てて、黄色く濁った液体を詩織の髪に塗りたくり始めた。泡状になりかけた白い乳液に、黄色く濁った液体が混ざり、薄黄色に色が抜けつつある詩織の髪に汚らしいグラデーションを作った。
里奈はその液体をノズルから出しながらノズルの櫛で詩織の髪を梳いていった。ノズルの櫛が詩織の金髪を梳くたびに、汚らしい色合いの黄ばんだグラデーションが詩織の髪に広がっていった。里奈は懇切丁寧に詩織の金髪を梳いていった。
ノズルの櫛が詩織の髪を梳くたびに、詩織の頭は小さく震えた。正気を失った里奈にはそれが詩織が喜んでいるかのように見えた。
詩織の髪が汚らしいグラデーションに覆われたとき、もう詩織の髪の色と黄ばんだグラデーションの区別は付かなくなっていた。液体に覆われた詩織の髪は脱色剤の異臭のほかにキツイ臭気を発していた。
里奈はそんな詩織の髪に鼻を近づけて臭いを嗅ぐ。鼻腔を突き、腹の中を搾り出すような詩織の髪の臭気は里奈を大いに満足させた。
そうして、詩織の髪は里奈の股間に生える恥毛と同じく潮と尿に塗れることになった。そのことは里奈に詩織の髪が自身の恥毛と同等になったことを示していた。
―いえ、まだまだ。だって私の下の毛は黒いけど、詩織の髪は金髪だわ。脱色した下の毛が脱色してない下の毛よりも傷んでるわけなんてないもの。
そのとき、ふと思い出したことがある。今回のことにあたり、里奈は髪の脱色のことについてある程度調べていた。その中に脱色した髪がその後どう生えるか、というものがあった。
その記憶に正気を失った里奈の口端がつりあがる。
里奈はビニール袋から料理などに使うラップを取り出した。そして臭気を発する黄ばんだ色合いとなった詩織の髪をまとめてそのラップで巻いていく。もとより、始めからそうするつもりだったのだ。そして、詩織の髪が完全にラップに包まれると、里奈は部屋の片づけをはじめた。
部屋の片付けを終えた里奈はラップ越しに詩織の髪を触った。その感触は想像以上に柔らかい感触だった。
いまだに苦しそうな息を漏らす詩織に切なげな目を向けると、そのまま里奈は部屋を後にした。始めから詩織をこのまま放置するつもりでいたのだ。
―うふふ、脱色したあとの髪は癖の強い髪が生えてくることがあるの。あれだけ脱色剤に漬けられた詩織の髪はどんな髪が生えてくるようになるのかしら。
もしかしたら、あの黒髪は生えてこなくなるかもしれない。もしくは里奈のような癖の強い髪を生やすようになるのかもしれない。または―
―下の毛のような縮れ毛が生えてくるかも♪これで詩織の髪は私の下の毛になるのね♪
始めからこうして詩織の髪を陵辱するつもりでいたが、目的と動機は完全に変わってしまっていた。しかし、里奈はそんな些細なことはまったく気にならなかった。
今も自分の下の毛を生やすようになるように調教を受けている詩織のことを思い浮かべると、里奈の足はますます軽くなっていった。
―詩織、今度あったらどんな髪になってるんだろう、楽しみだなぁ
詩織に救いを、里奈に天罰を…と思いつつ
これくらい一方的な方がすげえエロく感じたりもする
俺はどうしたらいいんだ!
髪レイプとかこんな興奮するとは思わなかった。
新しすぎて俺はもう我慢ができねぇ!!!
美しい黒髪から傷んだ金髪に、そして里奈の陰毛になりつつある詩織の髪は、脱色が始まりかなりの時間が経過していた。
意識が戻りつつあった詩織がまず感じたのはお腹の中をかき乱されるほどの吐き気だ。その原因が異様きわまりない臭気だと気が付くまで、詩織は口からよだれをたらしてあえぎ続けていた。
その次は頭―頭皮を襲う強烈な灼熱感だった。まったく未知の激痛に詩織は反射的に手を頭伸ばした。頭に巻かれた何かを剥ぎ取ると、指先が湿った何か感触を伝えた。
言葉にならない痛みにか細い悲鳴を漏らしながら、薬の影響で朦朧とする詩織は必死に部屋から出た。自分の頭を濡らしている何かを洗い流さそうと詩織はふらつく足で廊下にある洗面所に向かった。
鼻腔を刺激する臭気と頭皮を襲う痛みに必死に耐えながら、詩織は何とか洗面所にたどり着き、水道の蛇口を力いっぱい捻った。据え付けられた鏡すら見ることもなく、吹き出す水に詩織は頭を突っ込みそのまま頭を濡らす何かを洗い流し始める。
頭を洗う指はぬめるモズクのようなものが絡み、頭を洗う詩織の指に絡みついた。その奇妙な感触も気にしない―それが何かを知らないまま詩織は冷たい水道の水で頭を洗い続けた。
しばらく頭を洗い続け、指先を汚す気味の悪いぬめりの感触がようやくなくなってきたときに、詩織はようやく気が付いた。頭を洗う指が感じるいつもの感触―髪を洗うときに感じていた指先の感触がいつもとまったく違うことに。
詩織は勢いよく動かしていた指の動きをいったんとめて、ゆっくりと確かめるように指を動かし始めた。
詩織の黒髪は水に濡れても跳ねるように弾み、しっかりとしたボリュームを詩織の指先に伝えていた。しかし、今洗っているモズクのような何かはひどく柔らかく、ひどくまばらな感じが―
その瞬間、詩織は顔を上げた。そして、それは目の前の鏡に映っていた。
鏡の中の人物の愛らしい造作の顔立ちの頬は青ざめていて、その大きめな黒い目は見開かれている。目の上を縁取る眉はその肌に溶けるかのような奇妙なもの。そして―
―え?誰なの…
鏡の中の人物の髪は詩織とは違い金髪だった―ほとんど色の抜けた髪に、薄い斑の黄ばんだ色合いの髪を金髪といえるのなら。
その人物の髪はどうやら濡れ髪のようだが、濡れてもしっかりとしたボリュームを保っていた詩織の黒髪とは違い、頭に張り付く感じの髪だ。
濡れてもきちんとまとまり、詩織の可愛らしい姿を包んでいた黒髪とは違い、鏡の中の人物の金髪はあちこちに広がり、鏡の中の可愛らしい姿を別のものに変えているかのようだった。
鏡の中の人物の顔が急に歪む、それと同時に詩織は口から反吐を吐き出した。もう、吐き気は我慢できないところまで来ていた。
そして、廊下に嗚咽が響き始めた。
なんかスレの趣旨から外れちゃった気がします
このまま続けてもいいんでしょうか?
それと、麗奈ちゃんはどうしよう…
408 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 22:32:11.84 ID:F2cdjtB3
>>407 全然OK
お願いします
麗奈ちゃんの方も良ければお願いします
趣旨とは違うかもしれないが自分の意志じゃないのに外見が変わるのはいいねぇ
金髪になってその先の変化がもっと見てみたい
眉毛脱色したら人相変わるからねぇ、たまんないねぇ
まさか…自分の髪も…
ワクワク…
いいぞもっとやれ
412 :
407:2012/03/02(金) 00:09:14.61 ID:2OAxgA89
それならありがたいです。
稚拙ではありますがどうかよろしくお願いします。
実際に里奈ちゃんみたいなことは決してやらないでください。
アルカリの毒性の有るものはなかなかに体に悪いです。
扱うなら専門家に相談してください。
>>413 サークル名:Cior
作者名:夜桜ーヨザクラ
収録同人誌名:Afternoon tea party
>>414 おおサンクス
すげえなあ、これだけでわかるなんて
由香はごくごく普通の少女だ。
きちんと整った目筋鼻筋の顔はけばけばしいメイクで覆われて、髪は脱色と染髪で清潔感が意図的に削がれてしまったかのような金茶色の
髪で無造作に背中に掛けている。
長い付けまつげの上のまぶたは濃いメイクで厚ぼったい印象を与えるものだった。
耳にはいくつかのピアスがつけられていて、照明の光を鈍く反射している。
結局、由香はごくごく普通に不良少女として周囲から見られていて、本人もそれは否定はしない。
なんだかんだで、周囲の評価と自分の評価が一致した由香はやはり普通に不良な生活を楽しんでいたし、それなりにそのように振舞ってき
た。
そんな由香が日も暮れた学校の廊下を歩いているのは単純な理由―忘れ物を取りに来たのだ。こっそりと学校に忍び込んだ由香は目的のも
のを回収してさっさと薄暗い学校から出るべく、早歩きで歩いていた。
そんな由香の耳に奇妙な音が聞こえてくる。水が流れる音と、誰かのすすり泣く様な音が。
その奇妙な音に由香は怪訝な表情を浮かべた。―誰かがこんな時間に学校にいるのか?
とりあえず、由香はその音の方向に向かうことにした。別段理由のない、ただの好奇心からだった。
音を頼りに廊下を歩いていると、洗面所から聞こえてくるようだった。そのまま足を進める。そして、洗面所にたどり着いた由香は奇妙な
ものを見た。
薄暗い照明に照らされた、薄黄色い―所々黄ばんだ汚らしい何かが震えているのを。
さらには周囲の悪臭に由香は混乱した。酸っぱいような、胃の中を掴れるかのような臭いが。
黄ばんだ汚らしい何かがどうやら蹲ってる女生徒の髪らしく、奇妙な音は勢いよく出る水道の水と黄ばんだ髪の蹲ってる女生徒のすすり泣きの声だと気が付くのに時間が掛かった。
悪臭の正体は洗面台にぶちまけられた吐しゃ物と、自分も何度か使ったブリーチ剤の臭いだと由香はどうにか見当をつけた。
混乱する頭で何とか状況を整理すると―髪をブリーチ剤で脱色した女生徒が洗面所でゲロを吐いてすすり泣いてる。
自分で出した結論の馬鹿馬鹿しさに由香は軽く顔をしかめる。それなりに自由な校風のこの学校でも、わざわざそこで髪を脱色をするよう
な人物なんているわけない。、
それでも、このゲロを吐いてすすり泣いてる女生徒の状況はその馬鹿馬鹿しい結論以外思いつかない。それで、由香は確実な手段として本
人に直接聞くことにした。
蹲って震えている女生徒の肩に手を掛ける。肩に掛かった女生徒の黄ばんだ髪に手が触れると、由香は思わず手を離した。
女生徒の黄ばんだ髪は、ぶよぶよとした感触で―排水溝に詰まった髪の固まりを思い出させるような感触だったからだ。
髪を何度か脱色した経験のある由香でもこんな髪は知らない。いや、これは髪といっていいものなんだろうか?そもそも何をしたら髪がこ
んなものになるのか、由香には想像すらできなかった。
それでも肩を触れられたことに女生徒は気が付いたらしく、のろのろとした動きで由香のほうを振り向いた。
―ひぃ!
その女生徒の顔を見た由香は短く悲鳴を上げた。
女生徒の顔は血の気が失せていて、大き目の目は赤く充血していた。口は半開きになってそこからは、吐しゃ物はもうないのか透明の液体
を垂れ流していた。
眉はほとんど見えないほどに色が抜かれており、女生徒の顔をのっぺりとした不気味なものへと変えてしまっていた。
女生徒は由香の顔を見ると、何かをつぶやくように口を動かし始めた。それは、うわ言のような口から漏れだし由香の耳に届いた。
―どうしようわたしのかみがこんなになちゃったどうなってるのわたしのかみがおかしいのこんなかみに
不気味に声を漏らす女生徒に由香は、恐怖を覚えて後ずさった。
しかし、同時にこの声が聞き覚えがあることにも気が付いた。
―え?嘘よ、あの詩織がこんな姿なわけなんてない
行間を間違ってしまったようです
大変申し訳ありません
吐き気を催すような酷い展開だ
だがそれがいい、いやマジで
419 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 08:25:29.10 ID:ET9xWmg3
すごくいいです!これから詩織がこの状況をどう受け入れるか楽しみ。
がんばってください。GJ
上にもあったが「可哀想だけどエロい」ってのが本当にしっくりくるな
自分でも何本かSS書いたことあるけどどうしても手心を加えてしまって
これだけ徹底的に貶めるものは書けなかった
うひぃ、すげえ乙。
エロなくても状況だけで抜けるってすごいです。
一応備忘録ということで主要人物紹介
詩織
長いサラサラとした黒髪の美少女。
傍から見たら小動物を思わせる、誰からも愛らしいと思われる容姿。
里奈とは幼馴染。
性格は内向的で他者に依存しやすい。そこを付け込まれて、里奈の欲情処理対象として堕とされていく。
里奈
きつめな感じのする美少女。
周りのことがよく見えるが自分のことがよく見えないタイプ。
癖の強い髪がコンプレックス。とはいっても、それは詩織の髪に対してのコンプレックスに過ぎない。
自分が幼馴染の詩織とはまったく違うタイプの美少女ということに自身が気づかなかったのがきっかけ。
彼女にとって、物事の基準は詩織であった。ある意味、詩織至上主義。
しかし、それは捩れた形で形成され歪みきった形で現れた。
由香
良くも悪くも不良な少女。
素はなかなかの美少女だが、濃いメイクと脱色染髪された髪と態度で台無しになっている。
性格は奔放なものだが、感性は真っ当な部類。ごく普通の不良少女。
可愛いものが好き。
詩織と知り合ったこと里奈に利用されて、知らず知らずに詩織を里奈の欲望の姿に仕立て上げていき、それに飲み込まれていく。
ちょっと書き貯めをストックしてから投稿させていただきます。
実験的な内容の上に展開はかなり遅くなると思います。
いろいろとご迷惑をおかけすると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
新しいことをするときは時間が掛かるものだから
不安でもがんばっておくれ 待ってる
同一人物かどうかすらわからんw
二次元だとある程度パーツが共通だからまだわかるんだが
三次元だとわからなさすぎてかえって興奮しにくいな
うーん。
いいんだけどねぇ。
アフターがヤンキー化してた方が萌えたなあ。
単純に金髪でいいのに。
カリスマって何なんだろうって思えてきた
気になる子がこんな姿になったらいろいろショック
やっぱり金髪がいいなぁ
428 :
隣の席の少女:2012/03/08(木) 05:12:33.34 ID:QYEtxGJd
タイトルを入れることにしました。
タイトルの元ネタは某小説の和訳からです。
由香にとっては詩織は隣の窓際の席のクラスメイトである。可愛らしい容貌の詩織の姿や仕草は、隣の席の不良をそれなりにまじめにこなしている由香にとってはむず痒いものを感じさせるものだった。
ある日の午後の授業の時に詩織は珍しくうたたねをしていたことがあった。ふと目に入ったその寝顔がなんとも可愛らしくて、由香はその顔をまじまじと見つめていた。
白くて柔らかそうな頬は陽光で暖められて赤みを帯びて、桜色の唇からはかすかな寝息が聞こえていた。長いまつげのまぶたは降りていて詩織の大きめな黒い瞳を覆っている。
詩織の背中を流れる黒髪は、とても櫛通りがよさそうで日の光を受けて艶やかに輝いていた。髪を脱色して金茶色に染めている由香としては、それを後悔じみた気分にさせると同時に、羨ましいと思わせた。
自他共に不良としている由香でも可愛いものは好きだ。しかし、そんな由香の眼福は無粋な教師によってあっさりと終わってしまった。昼寝を堪能していることをからかうように問題を答えるのを指名された詩織はあわてて目を開け、恥ずかしそうに顔を伏せた。
日の光で赤みの増した頬はますます赤くなり、あわてて開かれは瞳はわずかに潤んでいた。優等生の珍しい様子に午後特有のだらけたクラスの雰囲気は和やかになり、由香の胸の奥をどこか暖かなものにするものだった。
ただ、隣からの視線に気が付いた詩織の怯えたような顔に由香はさすがに傷ついた。さすがに結構辛いものがある。
それからだろうか、由香が詩織のことをよく視線で追うようになったのは。さすがにすぐ近くで不躾に視線を向けることは自重したが。
詩織という少女は女性的な丸みを帯びつつある体で、決して機敏なほうではなかった。性格は引っ込み思案なようで、友人との受け答えも聞き手に回っていることが多いようだった。
詩織の可愛らしい様子をこっそり見るのが、由香の密かな楽しみになるのはそんなに時間が掛かることではなかった。
その中で由香が気になったのは詩織の幼馴染という里奈という少女だった。里奈は詩織とはまったく違う感じの人物で、どうも由香は苦手だった。里奈は怜悧な感じのする少女で、どこか余裕のない冷たい感じがする、というのが里奈の印象だった。
顔立ちは愛らしい造作の詩織とはこれもまた対照的なものであり、きちんと整っているものであったが、どこか鋭利なものを感じさせた。
詩織と里奈、この印象のまったく異なる二人がたびたび行動を共にしていることが由香にはどうにも不思議だった。それでも詩織はそんなことは気にしてはいないようだったので、それで何とか由香は納得した。
里奈の、時折感情の分からないような視線を詩織に送っているのが気にはなっていたが。
429 :
隣の席の少女:2012/03/08(木) 05:19:19.12 ID:QYEtxGJd
それよりも、この目の前の得体の知れない水に濡れて吐瀉物に汚れた不気味な女生徒が、あの可愛い詩織だとは由香には信じられなかった。信じたくもなかった。
それでも由香の口からは反射的に声が出てくる。
「…詩織、詩織なのっ!」
名前を呼ばれたらしい女生徒は、虚ろな黒い眼差しを由香に向けて、眉毛の見えない削がれてしまったかのような顔を縦にゆっくり振った。それに、由香は背筋がさらに冷たくなるのを感じる。
詩織の血の気の失せた白い顔は、薄暗い照明のかなで黄ばんだ髪に包まれて、ごみ山に埋もれる汚物に塗れたマネキンを思わせるものだった。
全身に冷たい何かになでられるかのような悪寒の中で、由香はほとんど無意識で次の行動を始めた。身近な―少なくとも自分は身近に感じていた人物のあまりの変わり様に動いていなければどうにかなってしまいそうだったのだ。
細かく不安定に震える詩織を吐瀉物と水に汚れていない床に座らせると、洗面台の蛇口を閉めて由香はほとんど駆け足で自身の教室からタオルと体操着とジャージを持ってきた。ともかく、詩織のあの水と吐瀉物に塗れた姿を何とかするためだった。
自分の汗の臭いが染み込んだジャージを詩織に着せるのは、普段の由香なら気恥ずかしさでためらっただろうが、今はそんなことはさっぱり気にならなかった。
水と吐瀉物に汚れた詩織の制服を、苦労しながらながら由香は何とか剥がしていく。詩織はまったくされるがままで、時折痙攣するかのようにびくりと震えるだけだった。
下着だけになった詩織の白い肢体は薄暗い照明の中に浮かび上がるように映った。
膨らみかけた乳房は白い清楚なレースブラの中でその存在をしっかりと示して、白い肉が艶かしくブラの隙間から見えている。詩織が震えるたびに、その柔らかそうな発展途上の乳房はしっかり揺れた。
詩織の女性の部分を隠すのは飾り気のないものの、それでも白いレースの下着なことに由香はわずかに驚いた。しっとりと湿っているようなのには深く考えないようにした。
洗面所に満ちる悪臭に詩織の甘い体臭が混ざるのを感じて、由香はどうにか頭の混乱が収まってきたのを感じる。それとは別に、普段から意識していた女生徒の半裸を間近で見られる機会に、同性愛の趣味のない由香も自分がわずかならずに興奮しているを感じていた。
しかし、白い体にべっとりと張り付くぐちゃぐちゃに脱色され尽くされたのような黄ばんだ髪が、詩織の姿をまったく別の風貌へと変えてしまっていた。それに昔見たB級SF映画の下手な汚らしいスライムに捕食される犠牲者の姿を、由香は思い出した。
本来ならたっぷりとした美しい黒髪に包まれていたであろう詩織の半裸に、由香はやるせない気持ちになった。そのまま、タオルで汚れた詩織の体を拭いていく。
そして詩織に何とか自分の体操着とジャージを着せる。ジャージから詩織の溶けかけた髪を引きずり出すのにはかなりの勇気が必要だった。手にまとわり付くひどく柔らかい感触に慄きながら、何とか由香はその仕事を成し遂げた。
「詩織、しっかりして!どうしたの、その髪!」
ただ成すがままにされていた詩織に由香は声を掛ける。放心状態だった詩織もどうにか意識がはっきりとしてきたようだった。たどたどしいながらも、由香の問いかけに答える。
430 :
隣の席の少女:2012/03/08(木) 05:20:19.14 ID:QYEtxGJd
「わか…らない…の…、気が付いたら…気持ち悪くなって…頭が熱くて…痛くて…それで、洗面所で頭を…洗ったの…そうしたら…そうしたらね…私の髪が…変なの…おかしいの…」
そこまで告げて、詩織の瞳から涙が溢れてくる。由香は思わず詩織を抱きしめた。詩織の体は悪寒に包まれていた由香にさえ、さらに冷たいものだった。詩織の嗚咽はしばらく続いた。
小刻みな震えからゆっくりとした呼吸になんとか落ち着きを取り戻した詩織の話を由香は何とか聞き出せた。
詩織はいつの間にか眠ってしまっていたらしく、気が付いたら年に一度の掃除のときぐらいしか開けられない物置としてしか使われない教室にいて、髪が脱色されていたというのだ。
暴行などは受けてはいないようで、それには由香は安心した。それでも、自分の意思でもないのに髪がほとんど溶けかけるまで脱色された詩織がどうしようもなく可哀想になってきた。
しばらく諮詢した後、由香は携帯電話を取り出して電話を掛けた。とにかく、詩織の変わり果てた髪を何とかしたいと思ったのだ。電話の先は由香のかつて付き合っていた美容師で、電話をするのは久しぶりだった。
その美容師はいかにも今風の男で付き合いのいい人物であったが、由香の自堕落なファッションには何かと口を出した。それが奔放な由香には合わず、そのままその美容師との関係は自然消滅したのだが。
久しぶりの勝手な電話に相手の美容師は憤慨したようだったが、それでも由香の必死な言葉にはきちんと耳を傾けていた。詩織のことを伝えると、ともかく何とするように取り次げた。
由香はその美容師の店の住所をかばんから取り出したメモに書いて詩織に渡すと、すぐにその美容室に向かうように言った。詩織はしばらく呆然としていたが、由香の意図を察するとか細い声ながらもお礼を言ってそのまま美容室へと向かっていった。
詩織の姿が見えなくなると由香は息をついて、吐瀉物と水に汚れる洗面台を諦観を持った目で見た。そしてのろのろと雑巾を探しに歩き始めた。
洗面台の鏡に映る由香の顔は濃いメイクの下でもしっかりと疲れた色合いを見せていた。
濃いメイク、美容師、ゴクリ・・・
黒髪の娘が髪をブリーチされて黒髪に近い暗い色合いの髪に染められてても、元の黒髪と比べて全然艶がなくなってる
それに気づいた女の子はどんな心境なんだろうな
むしろ坊主にされたほうがショックだろう
434 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/11(日) 07:40:03.08 ID:YXQc4bwV
これから由香に導かれ、外面からだけでなく内面も金髪にふさわしい詩織になると・・・
妄想がいっぱい。
スキンヘッドなら
かつて風祭が尼さんネタでいっぱい書いてたろ
どうして突然スキンヘッドの話に
437 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/14(水) 08:37:42.40 ID:ngm/GjzT
詩織が金髪の自分をどのように受け入れていくのだろう?
諦めから、開き直ってケバく生きる道を選んだら最高!
438 :
:2012/03/14(水) 10:46:05.76 ID:TcWJtXLA
そういえば、アイマスの
そういえば、アイマスの美希も染めた金髪なんだっけ
ストレートの黒髪が毛虫みたいな金髪になるのは…ふぅ
二重投稿スマン
441 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/17(土) 04:14:00.86 ID:7lZ+AGGD
外見変わると性格も変わると思う。特に金髪とか普通しない外見は、本人の気持ちまで変えてしまう。
変わりたいと思って、外見を変えればなおのこと、変化はそそられる。
優等生設定はいいんだけどブスじゃなんの意味もない
あと金髪にする=人生終わった女ってことだね
金髪にする儀式は私は女として人生が終わった女ですって自己アピの意味を兼ねている
つけまつけるだけで世界が変わるんだもんね
堅物委員長と、その母親の教育ママをそろって黒ギャルビッチマンバに堕とし、小汚ない中年親父相手の援交を強制。
447 :
隣の席の少女:2012/03/20(火) 16:07:38.71 ID:ZsOnXSXC
亮二はソファに座り美容雑誌を読んでいた。本来なら店を片付けて自宅に帰り一日の楽しみであるアルコールで一杯やるつもりで、腹立たしい気分ではないかといえばそれは嘘だった。それが一方的に振ってきた―と思う人物の電話のためだと尚更だった。
それでも、恋人だった―と思う人物の聞いたことのない必死の口調は亮二を店じまいをした店内に残すには十分なものであったのだが。
しかし、由香の電話は不可解なものだった。髪を脱色しすぎた詩織って女の子の髪を見てやってほしい、と懇願するかのような由香の言葉は、そのままそっくり由香に返してやりたいとも心底思う。あの由香があんなにあわてるのはどうにも腑に落ちないものがあった。
美容雑誌を読み始めてからそれなりに時間が経ち、ページをめくるのが気だるく感じ始めた亮二に店の扉が開く音が聞こえた。亮二はどんな不良娘が来たのかと思い顔を上げると、そのまま硬直した。
そこには由香の学校のジャージを来たマネキンが立っていた。
え?―と亮二は息を短く漏らした。奇妙なものを見たと跳ね上がりかけた心臓を押さえる心地で、改めてそのジャージを来た何かを見た。
その何かの顔には眉毛がほとんど見えず、その顔をひどく平坦なものに変えていた。放心しているかのような表情は読み取れず、それを抜きにして意図的に造作されたかのような顔だった。頬が赤いので、それがマネキンではなく人間だというのは何とか判断できた。
体はごく平均的なもので、ジャージの上から女性らしい膨らんだ胸や柔らかそうなお尻の輪郭が浮かび上がっている。
その頭に載せられているものは亮二にはよく分からなかった。店内の照明の明かりを受けたそれは蛍光色を思わせる極端に色の薄いペイルイエローに見えなくもない色で、所々さらに黄ばんだかのような斑があった。
それはその頭から垂れるように広がり顔に張り付き、より固まりジャージに絡みつくかのように背中の中ほどまで広がっていた。
―髪を脱色しすぎた詩織って女の子、という由香の言葉をようやく亮二が思い出したのは、その人物の目が潤んでいるのに気が付いてからだった。その頭に載せられたかのような奇妙なものがその人物の濡れた髪だと気が付くのも。
「えっと…君が…詩織ちゃん?」
亮二の言葉にその人物―詩織はコクリと頷いた。その素直そうな様子に亮二はこっそりと安堵した。そしてスタイリングチェアに座るように促すと、詩織は言われるままに従った。椅子に座り自分の姿を鏡で見た詩織の悲鳴じみた声は、そのまま聞こえない振りをした。
とりあえず亮二は詩織の髪を洗うことにした。詩織の座るスタイリングチェアの正面にある鏡を動かして洗面台を出し、そこに詩織の頭部を伏せると、据え付けられたハンドシャワーから温水を出す。そして、詩織の髪を洗い始めた。
シャンプーの白い泡に混じる詩織の髪はシャンプーに溶けるかのような色合いで、亮二は何を洗っているのか不安な気分にさせた。手触りも手から溶け落ちそうなほど柔らかく、脱色した髪を何度も洗ったことのある亮二としても経験したことのない感触だった。
いや、一度経験があった。廃棄される予定のヘアブリーチの練習用のマネキンにヘアブリーチ剤を塗布して一晩置いておいたことがあった。亮二の好奇心は翌日に後悔に変わった。そのマネキンの髪はぬめりひどく柔らかく変わっていて、洗うそばからブチブチと千切れて―
ふと思い出した感触に、亮二はぎょっとして詩織の髪の感触を確かめた。ひどく頼りない詩織の髪はそれでも詩織の頭皮から生えているようだった。思わず亮二は大きく息をついた。排水溝に絡まっている薄黄色の糸くずみたいなものはあまり考えないことにした。
それと奇妙なのは、時折詩織の体がビクリと震えることだった。洗髪中にこういう反応は亮二としても見たことがなかった。
シャンプーをすすぎ落として詩織の顔をタオルで拭いて、髪をタオルで押すように水気を吸い取る。髪を洗い終わった詩織は、やはり凄惨な姿だった。
448 :
隣の席の少女:2012/03/20(火) 16:08:38.71 ID:ZsOnXSXC
薄黄色をさらに溶かしたような色合いの髪は、詩織の頭にべったりとへばりついているかのようで、濡れ髪といえどボリュームがまったく消え去ってしまったかのような髪だった。元の髪型がまったく消え去るかのようなヘアブリーチは亮二は聞いたことがなかった。
これでは脱色剤の本来の作用で脱色したというよりも、脱色剤で髪ごと色を溶かしたといっていいだろう。こんなになるまで髪を脱色するのはどんなヘアスタイリストでもやらないだろう。そうなると市販の脱色剤でまったくの素人がやったというのだろうか。
それでもここまでの髪になるのにかなりの時間が掛かるはず、それまで脱色剤で髪を溶かし続けたのか。亮二には詩織がこんな髪になった状況がさっぱり理解できなかった。
「詩織ちゃん、この髪…どうしたの?」
呆然と鏡を見つめる詩織になるべく穏やかに聞く。詩織の目には涙が貯まって今にもこぼれだしそうだった。
「分からないんです…気が付いていたらこんな髪になってて…私の髪…どうなってるんですか…?」
のどを痛めているのか濁ったようでも、詩織の声は想像以上に可愛らしいものだった。それに亮二は詩織の問いかけに言葉を詰まらせる。そしてそのまま無言でドライヤーと櫛を取り出して詩織の髪を乾かしていく。
ドライヤーの冷風を当てながら櫛を詩織の髪に差し込むように形を整えるように梳いていく―普通に詩織の髪は梳けなかった。脱色で髪の組織が完全に破壊されてしまった詩織の髪は櫛が通らず、櫛に力を入れると髪がゴムの様に伸びるのだ。
櫛の合間から見える詩織の頭皮は炎症を起こしているようで、あちこちから血が滲み出していた。シャンプーのときに詩織がビクリと震える理由が分かり、亮二は暗澹たる気分になった。
亮二の苦心の末に詩織の脱色し尽くされた詩織の髪は乾いた。その惨々な髪に亮二はうめき声を漏らした。
ブリーチブロンドの髪から徹底的にさらに色を抜いたかのような薄すぎるペイルイエローに変化した髪は、さらに黄ばんだ斑でなんともたとえ様のない汚らしい色合いになっていた。
髪はまるで綿のような質感で、ほぐれた毛糸の人形のような髪となっていた。詩織が元はどんな髪だったのかまったく見当の付かない状態だった。背中に掛かる髪は完全に縮れていて、もはや髪とはいえないものに変化していた。
亮二は萎えそうな気分を何とか持ちこたえさせると、鋏を取り出して詩織に髪を切ると告げた。虚ろな目でも詩織には伝わっていたようで、コクリと頷く。
使い慣れた鋏で詩織の縮れきった部位の髪を切るのに、亮二は違和感を拭えなかった。自分が髪を切っているとは感じられなかったのだ。結局、詩織の髪は背中の中ほどから肩に掛かるくらいの長さになった。その変化には詩織はまったく反応しなかった。
次に綿のような詩織の髪に補修剤を塗っていく。この補修剤は洗い流さないタイプの補修剤で、詩織の頭皮の状態を鑑みての選択だった。ともかく、詩織の頭皮が落ち着いた状態になるまでこれ以上手を出せなかった。
補修剤が塗られた詩織の髪はその質感と合わせてドレッドヘアのような見た目になった。
亮二はいくつかの補修剤と使い捨てのヘアキャップをいくつか詩織に渡して、使い方と補修剤を塗ったら一晩は髪を洗わないことと、数日後にまたここに来るように詩織に言った。詩織は黙って頷いた。
とりあえずの処置が終わった亮二は、詩織に帰宅するように告げようとした。そのとき、あることを思いついて亮二は棚の中からあるものを取り出した。眉毛を整えるアイブロウを手に亮二は、せめて眉毛くらいは何とかなるかもしれないと考えた。
眉用の鋏と剃刀で詩織のほとんど色の抜けた眉を整える、というよりも剃り落としていく。やはり詩織はまったくの無抵抗だった。そしてアイブロウで詩織の眉を描いていく。色は詩織の髪に合わせて明るめのブラウンだった。
しばらくの後眉が新しく描かれた詩織の顔を見て、亮二は心底後悔した。詩織の顔は眉の見えないのっぺりとした顔から、元の愛らしい容貌を偲ばせるものに変わっていた。
元はこうも可愛らしい少女だったこと知り、亮二は見てはいけないものを見てしまったと不意に思った。
「ありがとう…ございます…」
せめて詩織の小さな声が救いになった気がした。
その後、家に帰る詩織を姿が見えなくなるまで見送ると、亮二は再び店の片づけを始める。詩織がどうしてあんな髪になったのかは詳しくは聞けなかったものの、今の亮二にはどうでもいいことだった。帰宅後のアルコールのことも完全に意識から消え去っていた。
449 :
隣の席の少女:2012/03/20(火) 16:10:37.35 ID:ZsOnXSXC
いろいろ忙しくて遅れて申し訳ありません。
さらに言えばケバ化するにはまだ時間が掛かりそうです。
重ねて申し訳ありません。
乙でした
相変わらず心が痛くなるのにエロい話ですわい
451 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/20(火) 19:04:15.91 ID:SavkByP9
ここからが楽しみです。
ゆっくりケバ化させてください。
詩織がこの状況をどう受け止め、由香の術に堕ちるか?
楽しみだ!
どっちかといえば髪フェチよりだが乙
453 :
隣の席の少女:2012/03/21(水) 00:03:37.00 ID:7bXucbF2
両親が長期の出張に出かけて久しい自宅に戻った詩織は、洗面台の前で呆然と鏡に映る自分の姿を眺めていた。
溶けかけて残った髪は補修剤で固められて、頭に生えている髪というよりも何かの不恰好な被りもののように見える。
ほとんど色の抜けていた眉毛は剃り落とされて、黒い柔らかい弧を形作っていた眉毛からアイブロウで描かれたライトブラウンの眉に変わっている。ライトブラウンの眉毛は詩織の本来の可愛らしい顔立ちをその面影を残しつつ、別の何かを感じさせた。
詩織自身はこれまで化粧などのいわゆるおしゃれにはあまり関心を払ったことは無かった。眉毛を剃り落として、新しく眉を描くファッションは聞いたことがあるものの、どうしてそんなことをするのかは詩織には分からなかった。
そんな詩織だが、今の詩織の顔には脱色しつくされた眉を剃り落とされて、その代わりの明るい茶色の眉が描かれている。これは詩織にとって初めての化粧でもあった。その顔は元の愛らしい詩織の顔を―
そのとき、詩織は違和感を感じた。体のどこかが疼くかのような、湿った感触だった。
呆然とした視線が、鏡の中の詩織の顔を捉える。
顔色はある程度は、元の血色を取り戻していた。服装はあのちょっと怖いけど親切な隣の席のクラスメートが着替えさせてくれた体操着とジャージ。かすかな自分のものではない汗の臭気と、おそらく香水の匂いは不思議と不快なものではなかった。
ブリーチ剤で傷みきった詩織の髪は洗面所の暖色系の照明に照らされて、ペイルイエローから鮮やかなオレンジ色に染まっている。かつてのしなやかなたっぷりとした黒髪とは違いほぐれた毛糸じみた髪だが、思いがけない変化に詩織は僅かならず驚いた。
ライトブラウンの眉となった詩織の顔は元の可愛らしい顔の造作を取り戻していて―どこかいやらしいものを詩織に感じさせた。
それに気が付いた詩織の体の違和感はすでに衝動的なものだった。詩織の手はその違和感の大本を探り当てていた。急に熱くなった自分の股間に詩織は指を当てていた。
詩織のささやかな好奇心を無愛想に受け入れていた秘所は、すでにかすかな粘り気を帯びた液体に濡れていた。秘所を探る指が動くたびに液体は染み出していき、詩織は体の奥が熱くなるのを感じていた。そして、そのまま指を秘割に入れていく。
指が自分の性器にに入り込んでいくと同時に、痺れるかのような衝撃が詩織の躯を襲う。詩織の口からはかすれるような悲鳴じみた息が漏れ出してくる。
不意に詩織の鼻腔に体操着に染み込んだ自分のものではない体臭と香水の臭いが届く。詩織は反射的に体操着の襟を広げると、その中の臭いを嗅いだ。由香の体臭と香水の匂いはオーガニズムに達しつつある詩織を存分に揺さぶった。
由香の金茶色に染められた髪に不自然に焼かれた黒い肌。黒いファンデーションに覆われた厚ぼったいメイクにそれに似合わない白いアイシャドウ。どれも詩織にとっては全くの理解が及ばない姿だったが、脳裏に浮かぶ由香の姿は詩織の興奮をさらに高めていった。
無意識に詩織は空いている手で自分の髪を触る。自分の変わり果てた柔らかい金髪の感触に詩織は由香の金茶色の髪を思い浮かべて、詩織は荒い息をついた。自分の髪が由香のような―それよりもさらに傷みきった金髪になったことに詩織は被虐じみた興奮を覚えていた。
詩織は鏡に映る自分の姿を由香と重ね合わせる。
―初めて化粧をしたけど由香みたいなメイクも似合うかな?
―髪もちゃんと染めたら可愛くなるかな?
―肌も由香みたいに黒くなったらどうなるんだろう?
鏡の中の詩織の姿が由香と混ざり合ってその区別が付かなくなり、詩織の口から短い悲鳴が漏れる。詩織は初めての絶頂に達した。
鏡の中の少女は傷みきった金髪を惨めに乱して激しく息をついていた。ライトブラウンの眉の下のその目に浮かんでいるものは詩織には分からなかった。
どんな風に堕落するのかを考えると不安と同時に興奮を覚えるなあ
乙です!
455 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 02:15:43.02 ID:UlWtfr7I
黒髪の可愛い女の子が金髪化して、それに興奮してオナるって…
とんでもないシチュエーションだ…ふぅ…
456 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 16:27:04.41 ID:hLxZ4UPD
金髪になった少女が目覚める瞬間という感じがたまらなく乙です。
続きに期待しちゃいます。
457 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/22(木) 18:19:56.19 ID:hLxZ4UPD
ここいい!最高です。
詩織で何度も抜いてしまう
正直キツイです
でも勃っちゃう、勃ちっぱなしです
おっかしいなぁ、別にそこまでエロくないはずなのにティッシュを取り出してるぞ
なんだかとんでもないものを読んでる気がする
460 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/23(金) 13:14:08.96 ID:knvoMnny
「ちょっとあなた達タバコやめなさい。」「聞いているの?」
あの注意したことから私の人生は変わった。いや変えられた。
「チッ。」
「ウゼェ」
私は38歳の普通の主婦。昔から委員会を勤めていたせいか、どんな子、人であろうと注意はするの。
今もPTAの役員しています。
娘は高校2年生で、私に似て、真面目。委員会やっています。
461 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/23(金) 13:50:41.84 ID:knvoMnny
「今日ねぇ〜コンビニの前でミヤビちゃんと同じ歳の子がタバコ吸っていたの。ママ我慢出来ないから注意したのよ。」
「さすがママ。ママにしか出来ない。」
「勇気を出したら誰でもできるわよ。あの歳で髪染めてタバコ吸って親は注意しないのかしら。ミヤビちゃんは安心だわ。あんな子と違うもの。」
「ママの子だからね。笑」
私の娘のミヤビは昔から真面目で三つ編みでメガネをかけた優等生です。ミヤビは私より真面目です。
次の日、私は普段通りコンビニの前を通ると昨日の子達がいました。
「おい。昨日はよくも注意してくれたな。」
「お前は黙れ!!!あたしはあんたと普通な話がしたい。ここで揉めて騒ぎを起こすとあんたにも不利だと思うぜ。PTAさん。」
私に話を持ちかけてきたリーダー格の少女は見た目は黒髪で、背が高く清楚でした。私はその清楚な見た目を信用して彼女達に付いていくことにしました。
「どうしてPTAとわかったの?」
「あれから調べたのさ。あんたを調べることぐらい簡単さ。 あんたの娘は高2。あたしらの言う事聞いてくれる? 」
「…」
「どうするか早くしな!」
「わかったわ。その代わり、あなた達の条件を聞いたら私にまとわりつかないで。」
「約束する。」
そう言うと彼女はタバコを取り出して私の口に押し込んできました。
「ちょっと何するの?何?」
「いいから吸ってみろ。あたしがいいと言うまでずっと吸ってもらう。ライター貸せ。」
「ゲホ。ゲホ。ゲホ。」
「アハハハ」 「アハハハ」 「アハハハ」
「あんた本当に吸ったことねぇんだなwwww。慣れるから。」
「お願い。喉が痛いし、目眩がしてきた。」
私は彼女達にずっとタバコを吸わされました。1本吸い終わるとまた1本。また1本と。一箱吸い終わってもまた一箱といいと言われるまで吸わされました。
「イクミ離せ。初タバコどう?」
「どうてことでも。もう終わりね。私は帰るわ。」
「待てよ。あたしはもういいと言っていないぜ。離せとしか言っていない。」
「え??そんな…」
「明日も来い。」
結局私は何も言い返せず、明日もここに行くことになってしまいました。この日は二箱吸わされました。
「ママ臭い。何か変な臭いする。」
「そう?気のせいよ。」
「何か臭いな。」
この日、タバコはバレませんでしたが少し勘づかれているような感じがしました。
462 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/23(金) 15:22:17.92 ID:knvoMnny
「おい。偉いなぁ。ちゃんと来て。これ着ろ?」
彼女から友情第一とロゴが入ったパーカーを渡されました。
「何なの?これ?私は昨日と同じようにタバコ吸いにきただけよ。」
「あたしはタバコだけ吸えとは言っていない。あたし達の言うこと聞くと言ったよな?な? 」
「わかったわ。」
私にはそのパーカー似合っていなかったけど、ここは黙って着ました。
「アンバラスw。ちょっと吸うわ。」
「カナさんまた吸うんすか。」
「イクミ一言多いよ。」
彼女達はそう言ってタバコを吸い始めました。私はただずっと見ていましたが…
「おい。おばさんも吸え。」
「わかったわ。」
「そのパーカー、タバコはおばさんの顔には似合わないなwww 」
「スースー。これでもムセなくなったのよ。」
こうして話していると彼女達もミヤビと同じように普通の子に感じていきました。最初に感じた恐怖もなくなりました。
「これ一箱やるから吸いな。」
「悪いわ。」
「いいから。パーカーもやるよ。」
「ありがとう。あなた達は学校に普段行っていないの?」
「あたしは退学。」
そう言うと彼女の目は少し寂しくなっていました。
それからしばらく吸って家に帰りました。
「ママちょっと本当に臭うよ。タバコ吸ってない?」
「吸ってないよ。ミヤビちゃん疑っているの?隣の人に聞いたけど、ママどこに出かけているの?」
「ぇ?友達の所。」
「ママおかしいよ。」
その後も娘からひつこく質問責めにあいました。その日は隠し通せました。いつかはバレそうです。
「おばさん面白いよwww」
「そう?私は物真似上手いのよ。」
娘には疑われながら彼女達と会っています。最初は無理矢理でしたが、最近では慣れてしまいました。
リーダー格のカナは話していると本当に大人で、ミヤビと変わらないです。
金髪で派手メイクのカナ 茶髪で肌が黒いミキ 金髪ショートで派手派手なキミも皆普通の子です。PTAのおば様方と話するより彼女達と話す方が楽しいです。
「おばさんタバコ吸うねw」
「タバコ美味すぎよ。タバコがないと生きていけない。」
「最初毛嫌いしていたじゃんww」
「私どうかしていたのよ。カナのおかげね。タバコ大好き。」
「おばさんうるさいよwww」
「アハハ」
「あたしらのチームに入らない?おばさんなら入れてもいいぜ。」
「え?私は38の子持ち主婦よ。」
「別にいいし。おばさんといると楽しい。イクミもそうだろ?」
463 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/23(金) 15:46:15.25 ID:knvoMnny
「そうっすね。おばさんといると嫌なことも忘れられるっす。」
「あたしらは受け入れる。正式にチームに入らない?」
「ありがとう。でも…」
「でもって何だよ。結局おばさんも他の大人と同じか。」
カナはそう言ってその場を去りました。
気まずい雰囲気だったので、私もその場を去り、家に帰りました。
「ママ顔暗いよ?どうしたの?」
「何もないわよ。ミヤビちゃんもたまにはおしゃれしたら?」
「ママいきなりどうしたの?何か変…」
「ミヤビちゃんも女の子でしょう。ミヤビちゃんが変よ。」
「ママもおしゃれしないのに…」
家に帰ってタバコは吸えないストレスからつい最近では娘に強く当たってしまいます。
あれから気まずくて、彼女達と会わなくなってからは前まで通りの生活していましたが長くは続きませんでした。
娘とファミレスに行くと「ママここは喫煙席だよ。」
「ごめん。間違えた。」
PTAの方とお茶しても前ほど楽しく感じなくなりました。逆にこの生活はストレス溜まります。
そんな生活を続けるのを嫌になり、私はついに彼女達に会いに行く決意をしました。
「ぁ!」
私を見るなり、イクミは驚いていました。
「ごめんなさい。どうか私をこのチームに入れて下さい。」
そう言って土下座をして精一杯の気持ちを示しました。
「おばさんは一度あたしらを裏切ったよな。まぁ自分から来た姿勢は評価してやるよ。いいよ。」
「ありがとう。」
私は正式にチームに入れました。何かドキドキ感を感じています。どうなるのかしら。
タバコを吸って、コンビニでご飯 飲み物を買って、コンビニの駐車場で食べていました。
黒髪のダサイおばさんが若い女の子に混じっている光景は奇妙なのか、見る人が多かったです。
「おばさんのせいで見られまくりww」
「ごめんね。」
「冗談だってw」
「おばさんの化粧 髪が悪いよ。カナさんおばさんをイメチェンしてやんないっすか?」
「するかwするかw」
勝手に私のイメチェン計画が進んでいます。どうなるか私も楽しみです。
「カナさんやってちょうだい。」
「おばさん乗り気かよwタバコ吸ったらイクミの家に行くか。」
「マジっすか。」
464 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/23(金) 16:25:04.69 ID:knvoMnny
「キミこれ買ってきて。」
カナはキミに耳打ちして私達はイクミの家に行きました。タバコをすいながらキミの帰りを待っていました。
「遅くなってごめん。」
「遅いな。さっさと準備して用意しろ」
私はアイマスクされてただ座らされて、準備待っていました。
「さぁやるかぁー。おばさんちょっと痛くても我慢しろ。」
髪に何かつけられているような感じがします。どんどん髪が重くなっていきます。ちょっと痛くもなってきています。
「ちょっと鼻痛いけど我慢して。」
カナはそう言って私の鼻に何かしました。
「イタッ。痛い。」
「我慢。イクミ消毒しといて。」
痛みに堪えながらしばらく待っていました。
「アイマスク外していいよ。」
アイマスクを外して鏡を見ると海外セレブのような金髪に、鼻に穴が開いていました。
「ぇーーー。私?」
「おばさんだよ。意外に似合うじゃん。鼻ピのために鼻開けのさ。」
「おばさん可愛いよ。」
私の姿を皆褒めてくれました。
「ねぇーおばさんて呼び名止めて。アイて呼んで。」
私は髪 服 鼻ピ ケバい化粧とどんどん変えられて、ミヤビには無断て外泊もしています。
ミヤビには悪いと思いますが、楽しみたいです。
私達がコンビニでタバコを吸っているとPTAの主婦に会いました。
「あなたミヤビちゃんの母親よね?」
「ぁっ!」
「ぁっ!じゃないわよ。どうしたのよ。その格好。それにその子ら。あなた何があったの?ミヤビちゃん心配しているわよ。」
「いいじゃない。ミヤビにはミヤビの人生。私には私の人生。この子らは私の友達。」
「あなたそれでも母親?こんな子と付き合って。」
「あ? こんな子て何だ!私の友達を侮辱しているのか。消えろ。ババア。」
私がそう言うとPTAの人は私達から去っていきました。
「カッコイイな。アイ変わったよ。」
「カナさんごめんね。皆を侮辱されたら許せない。」
「気持ちありがとう。一度家に帰ってやれよ。」
「私は皆といたい。」
「娘が探し回っているから一度帰って気持ちを伝えろ。それからいつもの所に来い。」
カナさんから説得されて一度家に帰ることにしました。
あれから変わった私をミヤビは受け入れてくれるのか不安な気持ちもありましたが帰ることにしました。
「ぇ?誰?もしかしてママ?」
「ママ意外に誰がいるの。」
「この服どうしたの?それと髪?化粧?」
「この服は気合い入れるために特攻服着たの。似合う?可愛いでしょう。」
465 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/23(金) 16:44:41.46 ID:knvoMnny
「何があったの。ワケわからない。」
「いつものママよ。ちょっと吸わせて。」
「タバコやめて。煙たい。」
「大袈裟よ。一本吸う?」
「吸わないから。」
「これ吸ったら出るね。しばらくは帰らないから。」
「待って。どういうこと?」
「あたしチームに入ったのよ。」
「チーム?ママ歳を考えてよ。」
「年齢なんかいいじゃないの。ミヤビももう少しは遊びなさい。勉強ばかりしていたら良いことないわよ。」
「ママ変わったよ。」
「そろそろ出るね。ミヤビ元気でね。バイバイ。」
「待って。私も行く。ママを監視するために付いていく。」
娘はそう行って、私に付いてきました。
「皆遅くなってごめんね。この子がミヤビ。」
「ふーん。ダサいw」
「どうしてあなただけ黒髪で1人だけ違うの?」
「知りたい?」
「どういうこと?」
「教師と喧嘩して退学してから親には見捨てられて、社会からダメ人間扱い。だからあたしはこのチームを作ったのさ。黒髪は何となくさ。」
そう言ってカナさんはタバコを吸いました。
「辛気くさくなってごめんね。何か食べよう。」
私達はタバコ吸いながら私が買ったお菓子 ご飯食べて行きました。
「ミヤビも食べなさい。これ吸いなさい。」
私達は無理矢理ミヤビにタバコを吸わせました。もちろんミヤビはムセています。
「ミヤビは子供ね。ごめん。ブッブーブッブー。」
「アイ臭いって。」
「マジここでオナラありぇねぇー。」
「ごめん。オナラ出ちゃいましたーw タバコを吸うと出ちゃうの。」
「ママ、ニガイよ。」
「しばらくしたら美味しく感じるわよ。」
466 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/23(金) 17:21:20.74 ID:knvoMnny
娘にどんどんタバコを吸わせていきました。
「ママ嫌い。タバコ嫌い。」
娘はそう言うと、カナさんの顔をビンタしました。
「ちょっとミヤビ。カナさんに何するの。」
私はミヤビを怒ってカナさんに土下座しましたが、カナさんは許してくれません。
「カナさん何でも聞くから許して。」
「何でもね。いいわ。明日までにわたしが言うことしてね。」
カナさんが私にしろと言ったの背中全体に刺青を入れてことでした。次の日に背中全体に刺青を入れてカナさんに見せました。
「昔のアイと思えないね。こんな母親なかなかいないよw今日はタトゥーが見えるようにチューブトップだけ着けておけ。 今日は仲直りにこれ飲もう。」
娘はずっと黙っていました。
しばらくタバコを吸ってお菓子食べているとお腹が痛くなりました。
「腹が痛い。ブッブー。」
「おいw」
「アイは本当恥がないな。」
私は我慢ができず、走って隅に行き、刺青姿で野糞を始めました。
「ブリブリ。ブリブリ。ブリブリ。ブッブー。ブッブー。」
「アイのせいで食欲なくしたよ。」
「ごめんね。ブリブリ。ブリ。ティッシュちょうだい。」
「まぁタトゥーと野糞も悪くないww 」
「カナさんありがとう。」
ミヤビは急に私に向かって私に喋り始めました。
「アイはどうしようもないね。私がずっと付いてあげるよ。ずっと我慢していたの。タバコちょうだい。」
ミヤビは自分からタバコを吸っていきました。
「美味しいね。私はミヤビよろしく。」
「アイはミヤビに付いていく。ブッブー。」
「アイはオナラ少しは我慢しなよ」
これって強制喫煙スレじゃね?
ってか小学生の作文かよw
カオスwwwwww
>>467 書いてくれるだけでありがたいんだけどな。
そういう叩きはココじゃないところでしてくれ。
とはいえ、
>>468が俺の言いたいことは全て言ってくれた
470 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/24(土) 19:10:27.33 ID:VAL5Clbx
詩織ちゃんの続きが見たいな?
俺、来月から高校教諭なんだがこのスレ見ててバレたら懲戒だよな絶対
>>471 リアルで堕ちていく教え子がいたら、是非レポをお願いします。
強制喫煙スレに書いてるのと上のは同一人物なんだろうなぁ
流石にもう少し考えて欲しい。ネタは悪くないんだから
474 :
あの場所で:2012/03/31(土) 18:59:04.25 ID:mKVd7QaA
僕は見ていた。渋谷にいつも1人の女の子がいた。
いつからだろうか、毎日毎日いていた。
最初に見かけた時は1人でずっと階段に座っていた。黒髪のポニーテールで服はジャージ。渋谷には珍しく地味な顔の子だ。だから目立っていて、すぐ目についた。
あの子は何も食べたり、飲んだりすることなくずっと人混みを見つめていた。
それを次の日も続けていた。あの子の瞳に何が映ったのだろうか。
2週間後にもう一度あの場所に行ってみた。あの子はいなくなっていた。さすがに来なくなったのかと思って、帰ろうとすると、あの階段近くでギャルが集まって化粧をしている。
近づいてみると、「何日風呂入ってないの?」「めちゃめちゃくせぇ。この香水あげるからさっさとふりな。」
そうその中にあの子がいたのだ。臭いと言われている子だ。髪を金髪にしてガングロメイクをされている。ただどことなく雰囲気は幼い。
僕はもう少しその場の様子を見て立ち去った。
475 :
あの場所で:2012/03/31(土) 19:01:28.45 ID:mKVd7QaA
それから、彼女に会うためにあの場所に通い続けた。
彼女はギャルに勧められてタバコを吸っていった。
「歯磨いてんの?めっちゃ臭い。これ吸ったら臭い消える。」
彼女はギャルの口に自分の口を近づけながら、「喉が痛い。臭くない。ハー」
「さっきよりマシよ。ねぇ〜だいぶ黒くってきたね。これ吸ったら焼きにいこう。」
この時は彼女は服も派手になっており、いかにも胸が見えそうな服を着ている。
彼女が変わってしまったこと、どうして家に帰らないのか気になって仕方なかった。
それよりも彼女がどんどん変わることに期待していたのだろう。
その後も彼女はどんどんギャルになっていた。金髪からピンクの髪にしてエクステを入れたり、白肌が黒肌で地味な大和撫子顔が外国人かと思うほどの派手顔になっていた。
彼女に最初に会ってから3ヶ月後、彼女は少し痩せて髪はプリンだった。タバコを吸っていた。
僕は心配になり、初めて話しかけることにしたのだ。
「いつもそこにいるけど、何しているの?」彼女は笑いながら、「あなた、私をいつも見ているよね?ストーカー?」
「ファンだよ笑。君がどんどん変わっていくから、楽しみになっちゃって。いつもの友達はどうしたの?」
「ストーカーじゃん笑。友達はもういないよー。私が裏切ったから。私のお腹に子供がいるんだ。子供がいるの
に帰る場所なくてダメママだよね。タバコくれない。」
彼女はどこか泣いていた。僕は一本のタバコを渡した。
「ありがとう。私、タバコがないとすっかり生きられない。また昔に戻りたい。」
「戻ればいいだろ。戻れよ。」
僕らは話してタバコを吸い終わるとその場を解散した。次の日、また次の日見かけなかった。
3週間後、真っピンクだった髪は根元から上がすっかり黒くなって、少し肌は白くなっているように見えた。
僕は赤ちゃんのこと不思議に思って彼女に話しかけてみた。
「お久し〜。私のストーカーさん。」「あいつに頼んで…私は最低だよ。」
彼女は何も語ろうとしなかった。
「辛気臭くなってごめんね。髪が逆プリンになってきてヤバいからブルーに今から染めるの。」
彼女に近づくてかなり臭い。
「風呂入った?」
「入ってないよ。もうかなり入ってないかな。」
それから彼女と談笑をして美容院に行った。彼女はエクステの取り替えとブルーに染めるように注文した。
476 :
あの場所で:2012/03/31(土) 19:02:33.78 ID:mKVd7QaA
彼女をしばらく待っていると、彼女の髪はすっかりブルーになっていた。
「可愛いよ。」
「ありがとう。」
「ここは俺が出すよ。」
「悪いよ。」
「いいよ。まじ可愛いのを見れたから出してあげる。」
エクステを追加して髪をブルーにすると現役のヤマンバギャルだ。
僕はなぜか嬉しかった。
「ごめん。ヤニちょうだい。」「昔は吸わなかったのにね。今頃、本当は良い大学行っていたはずなのに。」
そう言い残して別れた。
この日以降、彼女を見ていない。いつか会えるのだろうか。今日、また久しぶりにあの場所に行ってみようか。
477 :
名無しさん@ピンキー:2012/03/31(土) 20:34:16.41 ID:sj53CZ23
隣の席の少女はどうしたのかな?
>>476 萌えることはないけど、なんか散文的でリアルな文章だな
読み物としては妙な魅力がある
興奮はしないけど
479 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/01(日) 19:34:17.83 ID:4DSGXz1C
作者には感謝!!でも唐突なところをもう一工夫。お願いします。
480 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/01(日) 20:20:19.84 ID:4DSGXz1C
[あの場所で]続編期待してます。
書き手は貴重です。批判は投稿してからにしてください。
4DSGXz1Cっていっつもageて書け書けって急かす人か?
それじゃ書き手も書く気が起きなくなるって
一応何か強制喫煙スレに投下してるっぽいけどな
書く大変さが分かったんじゃない?
最近SSのレベルが下がりすぎて荒らしに近いレベルにまでなってると思うんだが
書き手は確かに貴重だが、あまりに幼稚すぎやしないか
そして誰も書き込まなくなる
社会人新生活に慣れないうち書くに書けないわ
まずネット繋がないといかんし・・・
前々から思っててなんだか書けなかったけど
ブリーチとかで痛いって表現はどこからきたんだ?
痛いとか普通ないと思うんだけど
というか痛い人は病院にいかないとだめだぞ
>>486 少しでも髪染めたことある?
普通の染髪剤でも薬液が地肌に染みてピリピリするのに、色を抜くブリーチは薬液が強力だから結構痛いよ。
ましてや黒髪から初めてする場合は未体験の痛みでさもありなん
>>487 何度もあるわ
痛いなんてことない
普通に1時間近く放置してたこともあるし痛いことなんてない
本当は染色や脱色前にパッチテストとかしないといけないんだよ
それで痛みがある人は控えるように書いてある
>>488 なんだ答え出てるじゃん。
上の作品で出てるのはパッチテストなんてしてないいきなりぶっつけ本番でブリーチしてるんだから地肌に合わないんだろうよ。
491 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/05(木) 00:48:39.23 ID:mGfk0Ch7
髪の脱色は痛いってよく聞くと思うんだけどな
金髪化ってやっぱりいろいろ妄想しちゃう
脱色や染髪で金髪になってるわけじゃないけど筑摩十幸氏の筆狩師エリナは衝撃的だった
492 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/09(月) 06:23:55.13 ID:8Bp01RpI
やっぱり黒髪の子が金髪になるのがいいな。
画像で見たい。
てすてすてす
494 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/12(木) 18:02:15.38 ID:6gbw/1GJ
清純な真面目っ子がギャルビッチになる
ビフォーアフター的な1枚ものの画像ってないかな?
探したけど2、3枚しか見つけられなかった
その2,3枚はどこに?
お前にはその二、三枚を晒す義務がある
497 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/13(金) 01:20:24.86 ID:c4gqyw1l
あぁまぁそういうの。
そのサークルは大体そういうの出すよ
500 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/15(日) 06:07:52.08 ID:iSKIwfGY
質問なんだけど、目線は傍観者がいいの?、調教師がいいの?
「委員長、髪の毛の色抜いた? 後、スカートも短すぎるような気がするけど……。なんか、色気づいたの?」
と
「委員長、この黒髪を俺好みの茶髪にして来い。スカート丈も膝上15cm以上だ。わかったな、俺のこと好きだったらできるだろ。」
どっち?
>>502 俺は対象の優等生女子の幼なじみの男子生徒とか、優等生女子のことを好きな男子生徒とかの目線の方が寝取られ的な感じがしてやきもきや焦りが伝わるから好き
俺の知り合いでセックスしってめちゃくちゃ淫乱になった女子でトップの成績とってた奴いたけど
普通に京大医学部いったぞ
ヤリマン化したって外見変わらなきゃ無価値だわ
>>504 スレ違いだが、
「勉強や普段の生活で溜まったストレスをSEXで解消する優等生」
「○大医学部のガリ勉君や天才君の童貞を食いまくる同級生」
「プロパーに性的接待を強要する天才女医」
この辺りは好きな奴いそうだから該当しそうなスレ探してネタ提供すれば喜ばれるんじゃない。
外見だけで中身変わってないってのもいいものよ
「生真面目な教育ママ」は該当するのだろうか>優等生
人妻でも未亡人でもシングルマザーでもどれでもいいが。
こういったジャンルだと熟女好きが多いのかな?
確かにそうかもなぁ>熟女好き
俺は違うが。
>>510 優等生→ビッチなんだからJK好きも多いんじゃない?
長めの黒髪の娘がハイブリーチで脱色しているところを見たことあるけど結構グロい感じに脱色されてた
可愛らしい感じの娘だったから変に興奮しちゃったな、脱色した娘は金髪になった髪に涙目だったけど
やっぱり可愛らしい女の子が似合わない金髪になるっていうのが興奮するな
めったにないけど
515 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 06:30:27.61 ID:DnnB8LwD
>>514 同感です。
去年の夏に数ヶ月ぶりに再会した女の子が、高校三年間朝の電車で見続けてた子なんだけど、
お嬢様女子高を卒業して、女子大生になったようなんだけど、すごい金髪にしてた。
化粧は下手であどけなかったけど髪の毛だけが金髪になっていて、興奮した。
516 :
名無しさん@ピンキー:2012/04/24(火) 23:04:17.93 ID:uZ19jorp
去年は自分で作ってよく抜いてたよ・・・。
自分で作るって、フォトショかなんかで?
>>516じゃないけどSSならいくつか書いたことがあるなぁ
とても見せられるようなものじゃないけど
結構自作する人もいるんだね
DLで普通の人妻とギャルの入れ替わりが来てるね
一人で拙いコラして満足とか俺してるわ・・・
セーラー服の胸あてとリボン消して昔のヤンキースタイルとかにするだけで大興奮
あと髪の色は基本だな
元々赤だろうが青だろうが金髪にするだけでハァハァ
PCが強くなりすぎると単調になりがち
戦闘をなるべくペットに任せるプレイをしてみようかな
ごめんなさい
誤爆しました
ノエルは堕落した優等生と申したか
今日それっぽいドラマのDVD借りてきたわ
今から見る
527 :
東京での堕落:2012/04/28(土) 20:26:48.45 ID:fxY0cxSP
毎日電車で一緒になる女子高生、友達との会話から成美という子らしい。
お嬢様学校に通い、成績もいいらしい。規則通りに制服を着ていて、シャンプーの香りも心地よかった。
去年の春、この子は同じ電車に乗ることはなくなった。「卒業」していった。
半年後、夏の暑いころ、いつもより遅い電車になり合わせたら、成美に出会った。
彼女は私を見かけると恥ずかしそうに頭を少し下げた。
「覚えていてくれたんだ」少しうれしかった。しかし成美の雰囲気は半年前とは大きく違っていた。
肩までの髪は背中まで伸び、金髪になっていた。つり革をつかむ手の指先は長い付け爪がついていた。
清純そのものだった彼女は、大学に進学して別人のようになっていた。
「こんにちは!」思い切って声を掛けてみた。
「こんにちは」俯きながら彼女は答えた。
「卒業して、志望校に進学したの?」
「はい、東京の大学にいってます。夏休みで帰省して、バイトの帰りなんです。」
「そう、ずいぶん変わったね。」正直に聞いてみた。
「東京じゃみんなこんな感じですよ。」
電車は駅に着いた。彼女はぺこりと頭を下げると降りていった。この数ヶ月彼女に何があったのか?気になった。
こんな感じで始まる作品ですが、気が向いたらまた投稿します。
>>528 金と時間の無駄だったわ
あーあ残念無念。
というわけでこれは俺の胸にしまっておくぜ
ちなみにヤンキー女子高生ってやつ
530 :
東京での堕落:2012/04/30(月) 05:35:29.06 ID:0g6xDCa+
成美の変身にはこんなことがあったようだ。
入学してGW前に開催された新入生歓迎コンパの時、初めてのお酒に酔った成美は初めて知り合った女の子グループに誘われるままカラオケに行った。
「あんたいつも前の方で授業受けている子でしょ!名前なんていうの?」
「成美です。福岡から来ました。」
「へー、何学部?文学部です」
「うちらと一緒ジャン、仲良くしよう!」そういう彼女たちはいかにも女子大生という感じで、成美はまるで高校生の妹のようでした。
翌日授業を受けていると、昨日一緒になったヒカルとミカが声を掛けて来た。
「元気?昨日は無事家に帰れた?」
「うん。そういえば昨日のカラオケ代は?」
「いいよ。それよりお茶でもしにいかない?」「行こ!」
二人に連れられて成美は学校を後にした。初めてできた友達だった。
それから喫茶店に行くと、お茶とケーキでたわいもない話や高校時代の話で盛り上がった。二人とも当たり前のようにタバコを吸っていた。
「学校中禁煙で、マジうざい!」ミカが言った。
「ほんとだよ。最近は外で吸いづらくてかなわないわ。」
タバコを吸ったこともない成美には面食らうばかりだった。
「成美ってお嬢様高校の出なんだ?」「せっかく東京で一人暮らししてるんだからたのしまなくちゃ!」
二人は成美にいろいろ知恵を付けた。
531 :
東京での堕落:2012/04/30(月) 06:12:08.09 ID:0g6xDCa+
GWにヒカルとミカ、ミカの男友達とで一泊のテニスに出かけた。一応成美は高校時代にテニス部に所属していたのでそこそこはできた。
「成美、やるじゃん!」「夜はBBQだよ。それまでもう一ゲームしよう!」この後の出来事が成美を大きく変えていったのでした。
BBQの後、酔いつぶれた成美はタケシに介抱されて部屋に連れ込まれた。そこでタケシに無理やり犯された。
翌日、目が覚めると成美は自分が犯されたことを思い出した。隣にはタケシが寝ていた。
東京に帰ってから、頻繁にタケシから呼び出しが入り、会うたびにセックスをさせられた。
授業を休むことも多くなり、昼間からタケシの部屋や成美の部屋でやりまくっていた。久しぶりに学校に行くとヒカルとミカが声を掛けてきた。
「成美、きれいになったね。」
タケシと毎日のように嵌めまくっていたせいか、どことなく女らしくなってきていた。しかし格好は入学当時と変わらず少女ぽっかった。
「タケシとはうまくいってるの?」「格好いいし、車も持っていて最高ジャン。」「うらやましー」いいたいことを言っていた。
「タケシはもてるから注意しなよ。特に派手な子が好きだから」「でもどうして成美のようなまじめちゃんを気に入ったのかな?不思議?」
タケシにあったときにこの疑問をぶつけてみた。
「タケシ、本当はどんな子がタイプ?私、地味じゃない?」
「ああ、俺は本当は派手好きなんだ。そろそろお前を俺好みにしたいと思っていたところなんだ。」「できるか?」
「うん、がんばる!」
こうして成美のギャル化が進行したのでした。
彼の部屋にはDVDがあり、みんなギャルAV女優ものでした。それを一緒に見ながらエッチもしました。
ギャル系ぞ雑誌を買い込むとヒカルとミカに相談しました。
「私、タケシ好みのギャルになりたいんだけど、教えてくれる?」
「OK!成美もタケシにはまったね。」
美容院に行きキャラメルブラウンの髪にネイルアートをしてもらいました。めがねがコンタクトに変わり洋服も胸を強調した派手なタイプばかりになりました。
「会うたびに良くなるよ、成美。」
日サロで少し黒く焼いた肌はまったく別人のようでした。まるであのAV女優たちのように。
タケシのためにと思って成美は変わったのでしたが、破局はすぐに来ました。タケシが他の女の子と仲良くなって、会ってくれなくなって、初めての挫折でした。
でも一度ギャルになった成美は、ミカやヒカルとギャル街道を歩んでいます。
おわり
気が向かなくてもいいです
DLの催眠土曜の破壊力が半端じゃなかった
俺の1億の息子たちが根こそぎ奪われたぜ
>>533 その半端ないヤツってなんだ?
検索してもでてこないんだが、なんかの略称?
>>535でも見られないからURLの製品番号らしきもので検索かけたらヒットした
催眠土曜じゃなくて催眠土星じゃないかw
職場の新入社員が、黒髪で化粧の薄い高校生みたいな女子なんだ
大学は東京にある有名私大だってのに、全然擦れていない素朴なお嬢さんという感じ
仕事の出来る次長がそのお嬢さんをつかまえて、
「もっと派手にしなよ」「ちょっとくらい髪染めなよ」とか言ってるんだなこれが…
その次長多分俺だわ
って感じでスレ住人かも知れない
黒髪の清楚な感じのお嬢様風の女の子を全く似合わないド金髪にしてしまうってシチュエーションがいいな
中身は変わらないで似合わない金髪になった髪に羞恥で悶えるとかだと興奮するね
怖くて髪染めたことないっていうあのお嬢さんが
GW明けにきっつい金髪になってたら、
泣きながらトイレに駆け込んでしまいそうだw
染髪や脱色の描写が豊富なのってないのかね
544 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/06(日) 06:51:25.68 ID:Gm7Cr/og
田舎のほうが優等生いるけど、金髪とかのはあまりいない。
だから妄想しちゃうのかも
田舎の場合かなり校則がきびしかったりするしな
染めてきたら染め直させられたりするし
田舎の金髪ヤンキーとかビフォーを想像するだけで抜ける
でもそういう奴ってビフォーも髪が黒いってだけで単なるDQNがほとんどだからなあ
優等生からそうなる奴は本当に希少種
そこは妄想で補うわ
549 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/07(月) 06:25:25.90 ID:QGWwVH9t
>>453 「隣の席の少女」はよかったな。
話が途中でいろいろ妄想してるんだけど・・・
詩織ちゃんの顛末が気になる。
隣の席の少女はそこまで極端にエロくないはずなのにやたらと興奮する
あんなものが描けるのか…
うちの学校の去年の卒業生らしき人物が今日来てて唖然とした
スカジャンにケバメイク、髪が赤に染めていたものが色落ちして金髪が見え隠れしてる感じになってた
在校生にそんなのいないからいったい彼女がどうしてそうなたのか妄想するだけで今日は眠れそうにない
エロエロに調教されてしまったシスター。
一見それまでと変わらないが、修道服の下には卑猥なランジェリーを身に付けて、
常にローターとアナルパールを挿入してミサの時でさえ背徳快楽を楽しんでいる。
都会でおしゃれだった女の子が田舎に転校して、
久々に再会したら田舎に染まってすげーダサくなってたりみたいなギャップに興奮する
ツヤツヤな黒髪から傷みきった金髪になるってやっぱり興奮するな
それも可愛らしい子で中身が変わらずに金髪に変わり果てた傷んだ髪に恥ずかしがるとかいいな
別スレより転載
699 名前:名無し調教中。[sage] 投稿日:2012/04/14(土) 00:52:05.52 ID:88zeWUH1
長文失礼。コミックシグマVol.67に「ハロー!むっちんプリンちゃん」ってのが載っていた。
以下概要。
・学生時代はチアをやってたスレンダー美少女。
しかし元々持っていたオタ趣味が加速し、結婚する頃にはよく肥えたオタ女に。
・夫とセックスしてるところに、昔の自分と同じ外見を持つ妹がやってきて3Pへ。
肥満化と言ってもちょっとむっちりした体型になった程度なので、
肥満化要素しか興味ないタイプには物足りないかも。
ただ堕落要素が好きな人には結構いけるような気がする。
「チアをやっていた頃はみんなの憧れの的だった が、今はどうだ」
「朝までネトゲか」「髪の毛もぼさぼさだし」「コンタクトもやめちゃったし」
とかの女としてダメになってるだろ…みたいなナレーションや台詞がすごく俺にはツボにきた。
>>555 この堕落とこのスレの堕落は意味が違うだろう?
うん、そう思う
ただ
>>553でそれが好きそうな奴がいるみたいだからせっかくなので転載しただけ
どっちかといえば肥満スレ向きな話だな
559 :
553:2012/05/11(金) 03:16:53.40 ID:Si8OZ5st
>555
タイトルでググってみたらめっちゃツボだった!感謝!
週末シグマ売ってるか探してくる!!
560 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/11(金) 15:33:47.56 ID:APyqXATn
優等生は黒髪で、スカートも膝下。そして化粧はしてない(せいぜいリップ)
こんな子が堕落して馬鹿になって、ケバくなるのがいいんだ。
特に外見が変わるところや、内面が馬鹿になっていくところがいいと思う。
そんなssを書きたいけど、暇もないし文章力もない。
隣の家の少女ってマジにすごいな
こんなの読んだことない
このスレの住人の嗜好にこれほどあったSSも珍しいが・・・
続きまだかしら
>>561-562 すまん、ググっても同名の映画らしきものしか引っかからなかったんで詳細頼む
>>563 ググる前にせめて20くらい前のレスは見ておかないと流れが不明じゃないか?
というわけで
>>549くらいは見ておいてくれ
スマン「隣の席の少女」だ
タイトルはやっぱりあの隣の家の少女が元ネタかな
ああ、そのSSのことだったのか
てっきり元ネタか何かでそういう作品があるのかと考えてたよ、d
>>1 単純に「プライドが高い、貞淑、清楚、真面目など、精神的に冒しがたい属性を持つ女性を快楽堕ちさせ、淫乱化することで辱しめる」ではなく?
↑はよくあるシチュな気がするが、『優等生』というと“真面目”で“頭がよく”、社会の規範、“道徳”を守り、そこから外れない、という感じなわけで。
そんな娘が“不真面目”で“頭のわるい”、“不道徳”な不良・ヤンキーになっちゃうのを好むスレということ?
初な娘が濃い化粧をしたり、地味な格好から派手な服を着たりするように成っちゃうのは興奮するけど、それだけじゃなく、
>>1的には『金髪化』にも重きを置いてるんですかね。
いや自分も上記のようなある種の聖性の象徴である黒髪を、茶や金、あるいは緑、青、ピンクなどの派手かつ不自然な色に染めて汚す、というのはめっちゃ勃起するんですけど。
白人が金髪でも不自然ではないが、黄色人種が黒髪以外になるってのは、異装束っていうか、それだけで周りとは違うという、他人の目を引く状態になる。
それはある意味自分を美しく見せようとする、もしくは穿った見方をすれば『男に媚を売ってしまっている』ようになる気がしますね。
個人的に侍の娘が自ら望んで白粉まみれの遊女(それも高級娼婦である花魁ではなく、一晩いくらの夜鷹)に堕ちて春をひさぐ、というのをこの頃妄想してるけど、それだと金髪化は難しいなあ……
いっそ時代交渉なんぞ一切無視して、架空世界のEDO時代とかに設定してしまえば、なにをしてもおkになるが。
あまりエロパロでそんな分析的に捉えるな
「あれ、あの子なんか変わった?」
ってので興奮すりゃみんな仲間
どこかのお姫様が娼館に送られて娼婦にされるってSSを書いたことがある
髪も黒髪から娼婦みたいな安っぽい金髪にされて姿を娼婦化されていくうちにそのお姫様が興奮していくって感じの
隣のチョット真面目で隣街の進学校に通ってて町内のボランティア活動には割りと積極的な彼
近所のおじちゃん、おばちゃん達にも受けが善くガキんちょ達には好いアニキ
最近は弟の勉強看てくれるから両親も昔以上に可愛がる
所謂「優等生」なんだけど・・・
ってナニ胸揉んでんのよ!今アンタが如何に堕落した休日を過してるか書いてるのに!
ってコラ!人の話聞けーーーーー!! アン(嬉)
>>573 スレチになるから止めておく
趣味全開だから他の人は読めたものじゃない
>>575 完全に個人用だから本当に他の人が読めたものじゃないんだ
それに金髪化シーンあたりしか書いてない
クオリティも隣の席の少女に全く及んでない
>>576 隣の席の少女はクオリティ高すぎだからそこは仕方ないとして・・・
金髪化シーンがあればいいんじゃね?
強制的に黒ギャルにされる小説はありますか?
じに子さん更新してたけど短い・・・
頼む続きを頼む
あの人はいつもあんなもんじゃね?
不良に恋して不良化するとか不良に寝取られてその道に染まっていくとかそういうシチュのゲームとかがなんでないんだろうか。
ってかびっくりするほどないよな
そりゃ需要が圧倒的に少ないからじゃないだろうか
そもそもそんな需要があると製作側が知らない可能性だって十分あるから、
本気で作って欲しいならアンケハガキに意見書いて送っとけ
プリメだとまず因業系目指す奴らは実は結構いるから需要はあるんじゃね
気が付いたら馬鹿になるシチュスレにレスが追いつきそうだ
バレリーナを目指してた真面目な娘が悪い奴に騙されて多額の借金を背負わされ、ストリッパー/エロダンサーに堕とされちゃうとか。
ドギツい化粧にヒモのような水着/ランジェリー姿で安物のアクセをジャラジャラ着けて、腰をくねらせ尻を振る淫らなダンスを披露。
始めは嫌悪感しか無かったが、やがて好色な男たちのギラギラした視線を肢体に浴びながら激しくダンスする時のトランス感覚の虜に。
その内もっと男たちの目を惹くために肌を真っ黒く焼いて乳首や臍にピアス、全身にド派手な刺青を刻んで髪をピンクと青に染め上げる。
彼女自身が一つのサイケデリックな極彩色の模様と化して踊り狂うことに熱中し、汗で濡れ光らせた身体をひたすら蠱惑的にくねらせる。
ダンスの最中に衣装のヒモに紙幣を捩じ込まれたり、終わったときに花束とかお捻りを投げられることにも愉悦を感じたり。
586 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/23(水) 10:52:18.91 ID:mhRmilrk
優等生がギャル化するいい小説とかないかな?
真面目なJKが中学の時の同級生と再会して、試験の出来が悪かったことの憂さ晴らしにタバコを勧められ、先生に見つかり、
ギャルのレッテルを貼られ、自分もギャル化していくとか?
>>586 365日探してるがありそうでないんだよなー・・・
>>586 同人ゲームになるけどevokeFestaのゲームとかかなあ
ゲームというかノベル?コミック?か
あとは優等生じゃなくて人妻NTRモノになるけど強制喫煙スレの3の作品か、古くなるけど同じ3の作品で妻勃起の過去ログにあるサクラチルかなあ?
NTRには結構ギャル化とかは付随するが、そうでないものは探すと結構難しい。
そーいやpixivになんか
>>587のいうようなそんな感じのSSあったような気がするがなんだっけあれ
とりあえずリンクのまとめが欲しいれす
奥手なオタクのくせにビッチ萌えという幼馴染みのために“自ら”エロケバ堕ちしていく優等生委員長な女の子、という感じの展開はこのスレの方々的にアリ?無し?
ていうか「BIMBOでバッドガールなあの娘だけど、皆の見てない所じゃイケてない僕にデレデレ」って御都合主義なシチュはどこのスレが該当するんですかね……
>>593 奥手なオタクのくせにビッチ萌えという幼馴染みのために“自ら”エロケバ堕ちしていく優等生委員長な女の子
という時点で俺は興奮するからありなんじゃないか
595 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/28(月) 11:34:17.76 ID:pQrP5+Oi
改めて「隣の席の少女」を読み返したが、この小説終わってないよね?
微妙な感じで、途切れてる気がする。
作者さんどうなの?続きあるのなら、ぜひお願いします。
596 :
堕ちて:2012/06/03(日) 18:52:14.35 ID:O7zWhl7v
愛は14歳、中学2年の女の子。成績はいつもクラスで1番、学年でも10番以内に優等生。
6月は林間学校があって、そのグループ分けがありました。
39人のクラスは男20名女19名、各3人づつ6人が基本だったのに、人数の関係で男5人と女4人のグループができた。
そのグループの大半のメンバーは所謂落ちこぼれ、ヤンキーの部類の集まりだった。
普段友達の少ない、愛は学級委員ということもあり、そのグループに入れられた。
愛は事前の準備の打ち合わせのホームルームの時間、このグループに入ったことを後悔した。
非協力的な態度、勝手なおしゃべり、まじめな愛には耐えられなかった。
「みんな、飯盒炊飯のメニューはどうするの?」
「愛ちゃんの好きなものにして。」
「じゃあカレーにするよ!いいの?」
「OK!買出しもよろしく。」
そんな中で一番派手な女子の慶子が、「愛ちゃん、一緒に買出し手伝うよ!」と言ってくれたのでした。
この日から、今までほとんど話したことのなかった慶子ちゃんと話をするようになっていきました。
慶子ちゃんは、お母さんと2人暮らしで、お母さんは風俗勤めで夜は家にいないので、みんなの溜まり場になっていること、
その中で3年の雅夫先輩と付き合うようになり、雅夫先輩の好みに合わせて派手になっていったこと、いろいろ教えてくれた。
慶子が去年の林間学校の話を先輩たちから聞こうと、誘ってくれた。最初は気が乗らなかったが、慶子がいつもになく一生懸命だった他ので、行くことにした。
慶子の家は駅裏のアパートだった。母親の勤める風俗店が近くにあるところで、社宅のようなものだった。
慶子と一緒に部屋に入ると、きれいに片付いた部屋だった。
「どうぞ、先輩たちはもうじき来ると思うから、それまでに食材の見積もりをしておこうか?」
慶子と飯盒炊飯のメニューと食材一覧、その他用意するものと分担表を作ったところで雅夫先輩たちが来た。
「よう!この子誰?」
「愛ちゃん。同じ班の子、成績優秀でクラスで一番の子なの。」
「どうしてそんな子がお前の班にいるんだよ?」
「学級委員だから、数合わせの犠牲を引き受けてくれたの。すごいよね。」
慶子ちゃんは、私に雅夫先輩とタケル先輩、恭子先輩を案内してくれた。
597 :
堕ちて:2012/06/03(日) 19:17:38.42 ID:O7zWhl7v
去年の林間学校での出来事、いたずらや悪さの数々を自慢げに聞かされた。
部屋にいた自分以外は皆タバコを吸い、ビールを飲み始めていた。
「そろそろ帰ります、塾の時間なんで。」
そういって帰ろうとするとタケル先輩と恭子先輩に引き止められた。慶子ちゃんと雅夫先輩は隣の部屋に移っていなくなっていた。
「愛ちゃんも飲めば、」ビールをすすめられ、「飲んだら帰りますから」と言って一気にコップのビールを飲み干した。
「学級委員の優等生がビール飲んだ!」「明日担任に言ってやろ!」
2人に脅され、アルコールの回りとともに愛はますます2人の言いなりになっていった。
次はタバコだった。初めてタバコを吸わされた。
「ゴホ・・ッ、」
「ゆっくり、少しづつ吸って、おいしいでしょ!」
「ふうー、ぐらぐらする。でもいい感じ。」
その様子は写メでしっかり撮られていた。
その後も何本かタバコを吸い、ビールも飲んだところで慶子と雅夫が戻ってきてお開きになった。
「愛ちゃん、明日も遊びに来なよ!」恭子先輩の声が頭に残った。
次の日学校に行くと、慶子ちゃんが体育館の裏に行くように耳打ちした。
「どうして?」
「恭子先輩が呼んでるの、私も一緒に入ってあげるから。」
体育館の裏に行くと恭子先輩の他に、取り巻きが3人いた。
「昨日はどうも」愛が恐る恐る言うと、
「楽しかったな、どうだ吸うか?」そう言ってタバコを差し出した。
「いりません。」
「あれ?昨日はこんなにおいしそうに吸っていたのに、おかしいな?」そう言って写メを見せたのでした。
「あれ?愛ちゃんタバコ吸うんだ?」慶子まで嗾けたのでした。
回りの状況に押し切られ、愛は又タバコに手を出したのでした。
まじめな学級委員の愛の堕落がこの日を境に加速度的に始まりました。
続く・・・
中学2年ってそういうのがぴったりな時期だなぁー
投下ありがたやありがたや
乙です
こういう強制感のある堕落って好きなんで楽しみだ
600 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/04(月) 00:30:51.03 ID:awC4iDaT
喫煙、堕落、成績優秀だった子が…
全てが詰め込まれている感じで楽しみな作品だな。
中2という事は3年の悪い先輩のせいで
受験への影響は必至?
601 :
堕ちて:2012/06/05(火) 09:47:47.23 ID:muTDz4/t
恭子先輩からもらったタバコを吸い終わると、始業の鐘がなったので教室に行きました。
いつもと同じ授業が始まりましたが、タバコのことが気になり集中できませんでした。
そんな愛の様子を慶子は後ろから薄ら笑いを浮かべ、見ていました。
授業が終わり、ホームルームの時間になると担任の先生から林間学校のグループ毎の計画表を今日中に提出するように言われました。
放課後、愛は一人で計画表を作り、担任に提出して帰りました。
家に帰っていつものように宿題をし始めましたが、なかなかはかどりません。
「一本だけ吸おうかな?」自分に言い聞かせるように言うと制服のポケットから恭子先輩にもらったタバコを取り出すと火をつけました。
「不〜、落ち着くわ。」吸い終わり、宿題に取り掛かると頭が冴え、あっという間に終わりました。
それから愛は隠れてタバコを吸うようになりました。
「愛、最近あなたの制服タバコのにおいがするんだけど?」お母さんから疑われるようになりました。
「そんなことはないと思うけど、今日林間学校の打ち合わせで慶子ちゃんの家に行ったから、そこでにおいが付いたのかな?慶子ちゃんのお母さんはいつも吸ってたから。」
「そう、慶子って子問題児でしょ。どうしてあなたが?」
「人数の関係で、同じグループになったの。先生に学級委員だからと頼まれて。」
苦しい言い訳をしながら、今後はどこでタバコを吸おうか?次のタバコはどうやって買えばいいのか?そのことで頭がいっぱいでした。
次の日、慶子に会うとタバコの買い方を聞きました。
「あれ、学級委員の愛ちゃんがタバコの買い方も知らないんだ、未成年が買ってもいいのかな?」と意地悪く言いました。
タバコがないと勉強も手に付かないこと、お母さんにバレそうになっていることも話しました。
「愛はまじめだから、コンビニでお父さんのお使いで買いに来たことにして、カートン買いにすれば怪しまれないよ、多分ね。」「1カートンだと10箱なんで4,400円要るけどね。」
学校の帰りにコンビニで買ったら、家に来なよ!自由に吸えるし、帰りにファブリーズしてあげるし。」
慶子に教わったとおりにタバコを買うと、慶子の家に急いだ。
「やった。これで当分困らないし、慶子の家なら見つからないし。」うきうきした気持ちで向かった。
602 :
堕ちて:2012/06/05(火) 10:06:10.52 ID:muTDz4/t
慶子の家に行くと、恭子先輩と同じグループの美穂と夏樹もいた。
「買ってきた。慶子の言うとおり、ぜんぜん怪しまれなかったし、おまけのライターも余分にくれたよ。」
そう言うと包みをあけ、1箱を取り出すと、早速吸い始めた。
「へ〜、愛タバコ吸うんだ」美穂が驚いたように言った。
「この間ここで吸わされてから、はまっちゃったの、ないとイライラして勉強も集中できなくて。」
「まさか、学級委員の愛ちゃんがタバコ吸うとは思わないしね?」
「親バレは時間の問題かな?」夏樹が心配するフリをして言った。
「いずれカミングアウトするしかないよね。」恭子先輩が笑いながら言った。
こうして愛は林間学校まで、慶子たちのグループとつるんで遊ぶようになった。
学校からの帰りも遅くなり、宿題もしないようになり、授業もうわのそらで慶子たちと遊ぶこととタバコの事しか頭になかった。
慶子の家では3年の男の先輩も出入りしていて、その中の一人、徹が愛に興味を持っていた。
他のみんなはそのことを知っていたが、愛だけは知らなかった。
林間学校の前日、愛は事前の準備があるから慶子の家に泊まるといって出かけた。
603 :
堕ちて:2012/06/05(火) 10:42:24.26 ID:muTDz4/t
慶子の部屋はタバコの煙で充満していた。
美穂と夏樹は明日からの林間学校に備えて、テンションが上がっていて、髪形を変えるといって二人で毛染めをしていた。
そこに慶子の彼と徹が差し入れと言ってお菓子とタバコを持ってきた。
慶子は彼と奥の部屋に消えると、愛と徹先輩の二人になった。
「最初見たときから、俺のタイプだった。俺の彼女にならないか?」
単刀直入に徹が言うと、キスをしてきた。
「やめてください、私、徹先輩の事知らないし、いきなり彼女になれといわれても・・・」
「いいから、せっかく知り合ったんだから、これから仲良くすればいい。」
そう言って強制的にキスをされ、胸を揉まれた。初めての経験で何もできない愛は、されるままだった。
長いキスの後、徹は「行くぞ!」と言って愛を連れ出した。
バイクの後ろに乗せると、そのまま徹の家に連れて行かれた。
徹の家に着くと、部屋に連れ込まれ、またキスをされた。
「俺の女になれ、悪いようにはしないから。」そう言って愛をベッドに連れて行った。
もちろんSEXも初めてだった。こんな形でするとは思わなかった。
朝になっても、徹は愛を帰してくれなかった。
「林間学校に行かなくちゃ、集合時間に送れちゃう。」そう言う愛に徹は、
「学校には風邪を引いたから、欠席すると電話しておいた。今日から2泊3日俺と一緒だ。」
すべて徹に仕組まれたことだった。
学校では慶子たちが口裏を合わせて、担任にうそを言って、ばれないようにしていた。
林間学校の間中、愛は徹と一緒だった。SEXしてはタバコを吸い、カップラーメンを啜り、日に何度もSEXした。
最初は痛がっていた愛だが、2日目からは自分から腰を使うようになっていた。
林間学校で着る体操服やトレーナーを着て3日間過ごした。
3日目、徹がバイクで家の近くまで送ってくれた。
「愛、もうお前は俺の女だからな!」徹が言った言葉が耳から離れなかった。
こうしてみんなが林間学校に行っている間に、愛は徹の女になってしまいました。
家に帰ると、母親はまさか林間学校をサボったとも知らずに、体操服等を洗濯しながら、しきりにどうだったか聞いてきました。
愛は風呂に入ると、ぐっすりと寝てしまいました。
翌日学校に行くと、慶子たちから3日間のことを聞かれ、徹の彼女になったことも言いました。
徹は3年のボス格の人で、夏樹と美穂はうらやましがっていました。二人は林間学校の前日に茶髪にして、慶子と同じ様に制服もミニスカートにしていました。
「これからは、愛も徹の彼女らしくしないとね?」慶子が意味ありげな言い方で、愛の頭をなでました。
604 :
堕ちて:2012/06/05(火) 11:05:07.66 ID:muTDz4/t
昼休みの時間、恭子先輩に呼ばれ体育館の裏に行きました。
「徹の女になったんだって、徹マジ、あんたを気に入っていたからね。」
「徹の好きな女のタイプは、学級委員の愛じゃなくて、私みたいな派手なタイプだからね。まあ、教えてあげるけど」
「徹から頼まれているの、授業が終わったら慶子の家に来なさい!」
そう言うとさっさと行ってしまった。一人残った愛は、ポケットからタバコを取り出すと慣れた手つきで吸い始めた。
慶子の家に行くと、恭子先輩も来ていた。
「徹先輩の好みの女に本当になれる?」慶子が聞いてきた。
答えずにいたら、恭子先輩が「タバコも吸えるし、SEXもできたんだから、後は見た目だけだよ。簡単簡単!」
「髪の毛、色抜いてみようか?」そう言って用意していたブリーチ剤を頭に塗り始めた。
「しみる?」
「うん、臭いキツイね!」20分おいて洗面台で髪をすすぐときれいな金髪になっていた。
「以外、似合うね。」「ホンと!断然かわいい、キャリーぱみゅぱみゅみたい。」
恐る恐る鏡を見ると自分でないもう一人の自分がそこにいた感じだった。
「ついでにメイクとネイルもしてあげる。」恭子先輩が自分と同じように化粧をしてくれた。
「明日からは自分でしなよ!」
「その格好、徹先輩に見せてきなよ!絶対先輩惚れ直すから。」
慶子は自分の派手な服を愛に渡すと、着替えを促した。
「いいねえ、行ってらっしゃい。」恭子先輩に肩を押され、慶子の家を後にした。
続く
605 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/05(火) 12:20:49.66 ID:32zztTOo
ビッチ化、ヤリマン化よりもヤリチン化を読んでみたい
真面目な男子中高生→腰パン、染髪、細眉→ヤリチン化みたいな
>>605 お前馬鹿シチュにもいたやつだろ
このスレでもお前の需要はない、供給もない。欲しけりゃ自分でスレ立てろ
607 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/09(土) 01:57:10.34 ID:DX+PXRLm
>>601 順調に堕ちてますね
成績もみるみる下がってかつてのトップクラスが
ヤンキーグループの落ちこぼれの仲間入りか…
608 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/10(日) 15:03:56.47 ID:wwhcLvfn
>>604 「堕ちて」
感謝感謝!俺にとっては、堕ちる過程が萌えるというかポイントだな。
急にケバくなったり、馬鹿になったりするわけではないから、周りに影響されたり、強要や調教されるのがいい。
ねっとり堕していってくれ。
609 :
堕ちて:2012/06/10(日) 19:16:19.14 ID:4MhDmLN7
>>607、608ありがとうございます。こんな駄文ですがもう少し続けます。
嵐のような3日間が過ぎた。徹に送ってもらった林間学校の最終日、愛は風呂から上がると自分の部屋で鏡を見ながらつぶやいた。
「どうしてこうなったんだろう。林間学校にも行かずに徹先輩とずっと一緒だった。もう今までの愛じゃないよね?」
そう言いながら股間に手をやるとまた濡れていた。
「どうしちゃったんだろう?SEXって気持ちいい!徹先輩・・・」
いけないことだと思いながらまたオナニーをして、気をやってしまった。
「ふ〜、」オナニーの後はタバコをふかしていた。あの3日間の出来事が愛の体に染み付いていた。SEXの快楽とタバコの至福のひと時。もう戻れないと感じていた。
翌日、恭子先輩に徹先輩の好みの女になれと言われ、慶子の家に行った時から愛の気持ちは決まっていた。
「徹先輩の女なんだ私は!先輩にもっとかわいがってもらえる女子になる。」
恭子先輩が「髪の毛の色抜いてみる?」と言った時、正直びびった。茶髪や金髪の子のことを見下していた自分が、同じになるからだ。
「徹は茶髪の派手な子が好みだから!」恭子先輩の声に押され、されるままに任せた。強がりにタバコを吸い、時間の経つのを待った。
鏡に映った金髪の自分に不安がよぎった。その不安も慶子の「すごっく似合うじゃん!」の言葉で和らいでいった。
化粧の仕方を覚えるのは勉強より楽しかった。アイラインを強く引き、付けまつげを重ね、濃い目のシャドーを重ねる。
慶子や恭子先輩に引けを取らないギャルメイクができるようになった。
「
610 :
堕ちて:2012/06/10(日) 19:51:37.11 ID:4MhDmLN7
慶子にもらった胸元の開いたラメのニットとパンツが見えそうなデニムの超ミニスカート、ピンヒールのミュールを履いて徹の待つ公園に行った。
「待った?どう、恭子先輩たちに教えてもらったんだけど?」はにかんで徹のほうを見た。
「決まってるジャン!こっちのほうが断然いい!!黒髪の優等生もいいけど俺には釣り合わないから。」
「よかった!徹先輩に気に入ってもらえて、ここに来るまでドキドキしてた。本当に似合う?徹先輩の彼女に見える?」
徹は愛を抱きしめると長いキスをした。そして股間に手を入れてきた。
「先輩、ここじゃ見られちゃう。」二人は公園の隅の公衆トイレに行くと身障者用の大きな部屋に入り、立ったまま嵌めまくった。
家に帰ると母親が玄関で愛の帰りを待っていた。
「愛!どうしたの?その格好は?」
「彼の好みなの?どういう格好したって私の勝手でしょ!これからは自分に素直に生きるから!」
愛はそう言うと自分の部屋に駆け上がった。
この日を境に愛は見た目も、行いも、成績も落ちていった。
学校に行っても徹や恭子の3年のグループといつも一緒で、当然授業にも出ず、タバコを吸ったり、エッチをしたり、堕落した生活をしていた。
3年のグループにいることで2年の同級生からも一目置かれた存在になり、徹先輩の彼女ということで慶子より格上に扱われた。
制服は恭子先輩のお下がりのギャル校生仕立ての制服となり、お決まりのルーズソックスや黒タイツ、耳には徹とお揃いのピアスが輝いていた。
元々手先は器用だったので、自分でネイルをするだけでなく、慶子や恭子先輩にもしてあげた。
家に帰ることも少なくなり、慶子の家や徹の部屋に泊まることも多くなった。
こうして愛は成績もどんどん落ちて、高校に進学できないレベルまで落ちていった。中学を卒業しても制服を着て繁華街をたむろしていた。
これで終わりです。最後がまとまらなくてすみません。
か
612 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/15(金) 06:47:03.64 ID:iaR2YTF5
>>610 乙でした
3年の先輩と誰でも入れるような馬鹿高校くらいには進学させて
さらに堕落の展開が広がればもっと良かったかも。
>>610 あ、ごめんなさい、GJでした。
徹に嵌まっていく愛の姿、優等生だったはずなのに母親に反抗する姿最高でした
615 :
真面目な彼女:2012/06/23(土) 20:15:44.75 ID:GpUTUMs+
彼女は25歳、東京の有名女子大学を卒業して地元に帰り、地方銀行で働いている。入社3年で窓口担当だ。
髪はストレートの黒髪で、決まりか一つに束ねている。
ネームプレートには「吉田 かおり」と名前があった。
僕は真面目で利発そうな彼女のファンとなり、毎日会社の入金をわざわざ窓口で入金している。それまではATMで入金していたのに、彼女との会話がしたくて・・・・
半年が過ぎ、夏も終わりのころ、外回りから帰る途中の僕は、彼女の帰宅するところと遭遇した。
彼女は隣町の銀行の寮に住んでいるらしく、買い物袋を提げていた。
「こんばんわ。」
「すずき建設の伊藤さん。お仕事の帰りですか?」
「はい!集金の帰りなんです。明日また窓口に行きますから。」そう言って別れた。
この日から、窓口でもいろいろ話すようになった。
俺は毎日彼女のことを「かおり〜!」と呼びながらおかずにしていた。もちろん俺も30歳の独身だった。
俺の趣味は最近ギャル路線だった。特に黒ギャルと言われる派手な女が好みだった。
だから妄想の中で、かおりを黒ギャルに仕立てて、バックで突きまくっていたのだ。
そんな俺の妄想はエスカレートして、かおりを本当に自分の好みに堕とすことを考え始めた。
まず、デートを申し込んだ。通帳にメルアドを書いた紙を挟み、デートに誘った。
以外にもその日のうちにメールが来て、他愛もないメール交換から、次の休みの日に食事に行くことをOKさせた。
彼女は、彼氏と別れて半年過ぎ、ちょうど人恋しくなってきたところだったみたいだった。
続きはよ
617 :
真面目な彼女:2012/06/24(日) 19:29:34.19 ID:a4NTZokq
>>616 ごめんなさい。書き溜めしてないんでそんなに早く書けません。ゆっくり行きます。
真面目な彼女と付き合うためには、自分を殺して時間をかけて大切に攻めていった。
毎日の入金で、一言と二言さりげなく交わし、メールでフォロー。週に一度は食事をかねてデート。まさに優等生の付き合い方だった。
一ヶ月が過ぎ、初めて手をつなぎ、二ヶ月目に初キス、そしてクリスマスを控え、クリスマスを泊まりの旅行に誘った。
「クリスマス暇?」
「特に予定はないけど。」
「じゃぁ、泊まりで夜景を見に行かない?3連休だから2泊3日でどう?」
「うん。いいけど。」
「じゃあ決まり、詳しいことはメールするから。」
こうしてかおりとお泊りデートまで漕ぎ付けた。
六甲山の頂から見る夜景はきれいだった。ホテルも港が見える一番いい部屋にした。
「わぁ、きれい。クリスマスを彼と過ごすことが夢だったの。」「ずっと勉強と仕事で、彼氏も出来なかった。紹介で会社に入って出来た彼はチャラくて好きになれなかった。」
そっとキスをして、彼女が目を閉じたところで舌を入れた。初めてのディープキスだった。
かおりの力が抜けていくとみたら、ベッドに倒れこみ、胸やお尻を愛撫した。
「あっ、・・うん・・、やめて、変になる・・・」
男性経験のなかったかおりは、初めての快感に戸惑っていた。
「ここからが本番だよ!もうお前は優等生じゃなくなる、俺の好みの女になるんだ!お前の嫌いな軽薄で尻軽な女にな!!」そう心の中でつぶやくと一気にかおりに自慢のマラをあてがった。
「やめて、はじめてなの!」
「かおり、今日からお前は本当の俺の彼女になるんだよ。」「いいだろう!!」
「あっ!、いい!こんなの初めて!」
処女にしては驚くほどの愛液で受け止めてくれました。おかげで二人は一晩中SEXにはまりました。
昼近くに起きると、初めて彼女の前でタバコを吸いました。
「かおり、お前も吸うか?俺の女なら吸えるよな?」そう言って躊躇うかおりにタバコを吸わせました。
「ゲホッ、無理!」
「1箱吸ったら大丈夫だから!帰るまでにこれ1箱吸うんだ!いいな!!」
俺様モード全開でかおりへの調教が始まりました。優等生のかおりを堕落させる、俺好みの女に仕立てる夢の計画がスタートしたのでした。
618 :
真面目な彼女:2012/06/24(日) 20:13:38.90 ID:a4NTZokq
クリスマス休暇は嵌めまくり休暇になりました。かおりは25年間処女を守ってきたのではなく、機会がなかっただけでした。
一度セックスの味を知るや、自分から腰を振り、キスにフェラ、イマラチオも平気でこなす雌にあっという間に成り下がりました。
与えたタバコはセックスの合間に吸い合い、タバコ臭い唾液をやり取りすることに快感を覚えているようでした。
「どうだ、タバコの味は?」
「うん、おいしい。セックスがこんないいものだとは知らなかった。学校では教えてくれなかったし、友達も教えてくれなかった。祐二ありがとう、教えてくれて。」
翌日から年末の仕事が佳境にはいり、会える時間も少なかったが、毎日SEXしてからかおりを寮に届けた。
大晦日、二人は正月休みを一緒に過ごすことにした。かおりは銀行の人とスノボに行くと言って帰省をせずに俺の部屋に来た。すべてが計画通り、いやそれ以上だった。こんなにエロい女だとは思わなかった。
俺のマンションで、正月の真似事をしてデパートの閉店間際に買ったおせち料理を食べ、酒を飲み、タバコを吸いやりまくった。
2日の日、俺はかおりにコスプレを迫った。
仕事柄いろいろなユニホームや制服が倉庫にあるので、二人で取りに行き、その場でコスプレ大会&SEXだった。一度きた服は持って帰った。
家に帰っても俺好みのナース服や事務服を着せてバックからやりまくった。
休憩の時、タバコを吸いながら黒ギャルのAVを見せてみた。
「どう、こういうの?ケバい馬鹿な女ってエロいだろ、こんなの見るとすぐビンビンだぜ!」
そう言ってかおりを挑発してみた。
「黒髪重いよな、染めちゃえば!」
「銀行で毛染めは禁止されてるの。」
「支店に何人か茶髪の子いるじゃないか?」
「あのくらいなら、でも叱られる。」
「俺は茶髪や金髪が好きなんだ。いやならいいよ。他の女捜すから。」
「いや!私を捨てないで、言う通りにする。あなたの好みの女になるから。」
「堕ちた。」俺はそう思った。純情で真面目なかおりが言いなりになっている。外見も内面も俺色に染めてやる。
こうして正月休みの間に、かおりの調教は第二ステップを終わり、銀行員らしくないケバい安めの女になりました。
1月4日かおりが銀行に出勤すると、すぐに支店長から髪の毛を元に戻すように注意されました。しかしかおりは無視し続けました。
619 :
真面目な彼女:2012/06/24(日) 20:16:38.88 ID:a4NTZokq
今日はここまでです。
時間のあるときに書きますので、気長に待っていてください。
この後の展開は、どこまで堕ちるかが鍵です。希望があればお願いします。
620 :
ひろ:2012/06/25(月) 00:19:22.32 ID:iK658qXp
とてもいい感じに堕ちてきましたね
注意されるたびに、派手にするとかはどうですかね?
あと、注意されない様に支店長と・・・になるとか
堕ちたルートでサ○金に飛ばされるとか
続きが待ち遠しいです^^
プレッシャーにならない程度にのんびり続けてくれればいいよ
622 :
真面目な彼女:2012/07/01(日) 04:09:27.78 ID:65tWtXYD
>>620ひろ さん ありがとうございます。
ヒントをいただきましたので、かおりの堕ちていくところを詳しく書きます。
きれいなストレートな黒髪、かおりのお気に入りだった。祐二がこの髪を茶髪にしろと迫った。
「祐二、本当に染めなきゃいけないの?」「私、銀行で叱られるし、怖いな。」
「俺はこういう黒ギャルが好きなんだ。かおりはきれいだし、この方が似合う!いいから俺の言うとおりにしろよ!」
そういうと私を連れてドンキに行った。明るめの色のへアマニュキュア、安っぽいアクセサリーに派手な下着、あれこれ買って祐二の部屋に帰った。
部屋に戻ると祐二が優しくキスしてくれた。
「さあ、俺の好きなかおりになってくれ」そういって二人で風呂場に行き、説明書を見ながら初めての毛染めをした。
「どう?変じゃない?」
「きれいだよ。俺の女に相応しくなったよ。本当はもっと明るい髪色が好みなんだけど、最初だから許す。」
「この下着に着替えて」そう言ってさっき買ってきた派手な金色のブラとTバックを渡された。
「エロくない?この下着」
「この髪にはこの下着が似合うんだよ!服はこっちのミニだ」
さっきのDVDのパッケージにいた女の子ような格好にさせられ、遊びに出かけた。
町を歩いても、今までと違った感覚で、あそこがうずいた。祐二はお尻や胸をさわり、街行く人の視線を感じた。これが刺激だった。
「もっと胸を張って!」
冬だというのに生足でブーツ、ゼブラ柄のコートも前を開け、胸を強調したいでたち、でもちょっと今までにない自信が出てきた。「みんなが私を見てる」
コーヒーショップに入り、人前で初めてタバコを吸った。
「どうかな?似合ってる?」
「ああ、化粧ももっと派手にして、付け爪も必要だな?」
「誰か教えてくれる人いないかな?化粧もあんまりしたことないし、25歳のおばさんがコギャルには聞けないし。」
「そうだ!これから日サロに行こう!あそこならそういうこと詳しい子いっぱいいるから。」
店を出ると祐二と腕を組んで日サロに向かった。
「
623 :
真面目な彼女:2012/07/01(日) 15:32:49.53 ID:65tWtXYD
日サロに行くと若い黒ギャルが2人と黒ギャルの店員、チャラい店長がいた。
「こいつをギャルにしてやってほしいんだけど。」
「年いってるみたいだけど、大丈夫?」
「彼が黒ギャル好みなんで、私もなりたいんです。でもずっと真面目で通してきたから、どうしていいのかわからなくて?」
「こいつは東京の有名お嬢様女子大学でて、銀行で窓口やってるんだ!確かに25だけど、なんとかなるよな?」
「任して!あたいらでびっくりするほどいい女にしてあげるから。」
「先ずはこっちに来て、メイクやり直すから。」
こうしてかおりは日サロの店員に連れられ、奥の部屋に行った。そこで全裸になると日焼けマシーンに入らされ、20分焼かれた。
「今日は最初だから、明日から毎日来てよね!いろいろ教えてあげるから。」
メイクを直してもらい、きれいにネイルもしてもらった。
「この服着ないからあげる、これで彼のところに行けば?きっと喜ぶから。」渡された洋服は、背中が丸見えの豹柄の短いワンピースだった。
待合室に彼の姿はなく、伝言で先に帰ったことを聞かされた。
タバコを取り出して吸ってみた。鏡に映った自分の姿は真面目な銀行員のかおりではなく、女の色気を振りまくギャルだった。
「これなら彼も喜んでくれるだろうな。でも明日から銀行にどうやって出勤しよう?」
彼の家に戻ると、DVDを見ていた彼がすぐに抱きしめてキスをしてきた。
「あっ、気持ちいい。どうしたのかしら?」外見が変わったら内面も変わってきたようだった。
キスをされ、耳に息を吹きかけられ、茶髪になった髪をなぜられ、股間に頭を埋め、彼のチンポを取り出すと、それだけで軽くいってしまった。
「私どうしたんだろう?すごくスケベになってる。早くしたい。入れてほしい。」
外見が変わったことで、自分に素直になれたようだ。ただ快楽を追求する淫らな雌=黒ギャルのように。
「お前変わったな?見た目ギャルになったら、すごくエッチになったぞ!俺の求める女だ、気持ちいいだろ!」
「うん!もっと気持ちよくして、祐二の言う通りにする。明日からもあの日サロにいってもっと黒くなる!」
翌日銀行に出勤すると、更衣室でみんなに茶髪にしたことを聴かれた。
「イメージチェンジ、イメチェンよ!」
「でも支店長に叱られるよ、ちょっと明るすぎるから。」同僚の言葉が気になった。
自分の席に着くと支店長が私を呼んでいると聞かされた。
「どうしたんだ、その髪の色は?規則を知っているだろ!銀行はお客様商売だから、元に戻してきなさい。」
こうして私は自分の居場所がなくなったと感じたのでした。
続きは銀行でのかおりの話の続きです。しばらくお待ちください。
624 :
真面目な彼女:2012/07/07(土) 20:20:56.88 ID:Id8kWLRf
その日は窓口に出ることも許されず、早退させられました。
「こんな屈辱初めて、支店長は自分の保身のために私を切り捨てるつもりなんだわ。」
寮に帰ると、今日のみんなの言葉を思い出しては一人むかついていた。
「折角彼ができて、おしゃれのわかってきたのに・・・、退屈だから日サロ二にでも行こうかしら?
そういうとメークをし直して、祐二に買ってもらったボディーラインのはっきりわかるミニワンピにワインレッドの皮のコートを身にまとい出かけた。
「こんにちは。」
「あれ?仕事は?」
「実は・・聞いてくれる?」そう言うと今日の出来事を話した。
「そりゃ無理だよ。その頭と化粧じゃ、銀行の窓口じゃなくてキャバクラだよ!」
「祐二はこうゆうのがいいって言ってくれるのに?」
メールの着信音があった。祐二からだ。
「窓口に行ったけど、いなかっな?どうしたんだ?」
「支店長に追い帰らされた、サンビーチにいます。」と返信した。
日焼けマシンに入り、ジュースを飲んでくつろいでいると祐二が来た。
「やっぱだめだったか?支店長堅物だな?」
「そうなの、同僚はかわいいとか私もしてみたいとか行ってくれたのに、あの判らずや!」
「明日から髪の毛黒染めして、真面目なかおりに戻して銀行に行けよ!そこで支店長の弱みを見つけるんだ。」
「いいの?祐二 こういう黒ギャルが好きだと言ってたのに?」
「ちょっとの我慢だ、支店長の弱みを握ったら、好きにできるさ。」
翌日、かおりは以前のかおりに戻して出勤した。
「おはようございます。」優等生のかおりの表情に支店長はうなずいて、
「わかればいいんだよ、お客様第一!しっかり頼むよ。」
「はい!」かおりはそう言いながら支店長室を後にした。
「ふー〜、仕事疲れる。」休憩所で一人タバコをふかし支店長の弱みは何か考えていた。
「仕事終わったら尾行してみようかな?」タバコを2本吸い終わると営業室に戻った。
「お疲れ様でした。失礼します。」かおりは銀行から出ると駅前のファストフード店で支店長が通るのを待っていた。
20分ほどすると支店長が駅の方へ行くのが見えた。あわてて尾行を開始した。
家に帰るのかと思ったら、自宅とは反対方向の電車に乗っていった。
「どこへ行くのだろう?」3つ目の駅で降りるとネオンの灯りの中に支店長の姿は消えた。
「しまった!見失ったか?」そう思ってあきらめた時、支店長とセーラー服の高校生がラブホテルに向かって歩いているのが見えた。
「チャンス、写メで撮っておこう。」支店長は出会い喫茶で女子高生を捕まえたのだった。
翌日かおりは支店長室に行くと昨日の写メを見せた。
「支店長、これ淫行じゃないですか?本部に言いますよ!」
「それは止めてくれ!どうしてだ?」
「内緒にしておきますから、私に口出ししないでいただけますか!」
こうして立場は逆転した。かおりはこの後、支店長と飲みに行くようになり、不倫関係にもなった。
支店長もすっかり黒ギャルのかおりのことが気に入り、何でも言うことを聞くようになった。
淫靡な立ち振る舞いがうわさになり、男性の来店客も増加して、色仕掛けで預金の成績もうなぎ昇り、支店長も栄転していった。
終わり方が中途半端でごめんなさい。(完)
625 :
変身:2012/07/08(日) 16:07:31.89 ID:CFl0y+MG
私は未来(ミク)14歳、中学3年の受験生。成績は学年で10番以内のいわゆる優等生。生徒会の役員もこなし先生からの信頼も厚い。
同じクラスに、有紀という成績は底辺だけどませたコギャルがいた。学校の中でも有名なギャルサーのヘッドで、毎日学校には来るけど教室にいることは少なかった。
私と有紀は実は幼馴染で、小学校5年までは家も近所でよく遊んだ仲だった。でも6年になった時、有紀の両親は離婚して、お父さんの実家に引っ越していった。それから音信不通だった。
中学に入って有紀の存在には気づいていた。でもそのころから有紀はコギャルの格好で普通の生徒から浮いていた。クラスも違っていたので言葉も交わすこともなかった。
3年になって同じクラスになって、初めて声をかけた。
「有紀、久しぶり。元気だった?」
「うん。未来は生徒会の委員で、私なんかとは別世界の人だから口も利けないよ。私なんかと一緒にいるとまずいでしょ。」
「そんなことないよ!私たち友達だったじゃないの?有紀もいろいろあったと思うけど、同じクラスになったんだしまた仲良くしようよ。」
未来は生徒会の役員として、有紀を普通の生徒にしたかった。そんな思い上がりがあった。有紀にはそれが優等生のお節介としてウザく思った。
「未来も私みたいになればいいのに。」有紀は自分の不幸を恨んだ。
元々有紀の母は派手でスナックでアルバイトをしていた。だから小学校の頃は家で一人ぼっちで、未来と遊ぶことが楽しかった。
母親が男と駆け落ちして、離婚。父親の家で祖父母と同居するようになっても自分の居場所はなく、祖母からは出て行った母に似ているといびられ、ますます家に居るのがいやになった。
そんな時、小六の有紀がコンビニにたむろしていたギャルサーと出会い、メンバーに入った。
パシリみたいな存在から、化粧も洋服も整えギャル道を上り詰めた。もちろんいろいろ悪いことも経験した。SEXや円光はしても、でも母親のこともあってか、彼氏は作らなかった。
そんな自分の境遇を知らない、優等生の未来には無性に腹が立った。表面は小学校のときの友達のフリをしながら、いつか未来にも自分と思いをさせてやると、黒い気持ちが高まっていった。
夏休みが始まる前、有紀が未来に提案した。
「塾の夏季合宿休んで、私とつきあってくれない?私のこと心配なんでしょ!どうして私がこうなったのか知りたくない?」
「本当の友達なら、私のことしっかり解ってほしいの。口先だけど心配なら要らないわ。」
「解ったわ!1週間の合宿キャンセルして有紀と合宿する。」この選択が未来の人生を変えることになろうとは、このときは思いませんでした。
626 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/14(土) 12:00:10.57 ID:nlEsAy5l
>>625 どんな風に堕落するのかを期待させられます!
627 :
変身:2012/07/15(日) 19:19:58.09 ID:M5btbs+X
「未来の偽善者振りが気に入らない。思い知らせてやる。」
有紀が提案した偽合宿、未来は少し心配したけど、有紀が立ち直るなら1週間は短いと思っていた。
「おはよう!」合宿の用意のまま未来派有紀の家に行った。
「上がって、ここが私の部屋。散らかっているけど。」
有紀の部屋は祖父母の家の離れだった。一人で使っているようだったが、中はギャルの部屋だった。未来の部屋はまじめな中学生の部屋で好対照だった。
「荷物置いて、何か飲む?」
「まだいいよ、有紀、宿題やろうか?」
「宿題よりも、この合宿で未来に私のことをわかってほしい、なぜ私がこうなったのかを。」
「わかったわ!じゃあ、有紀の話を最初から聞くわ。話して。」
有紀は両親のこと、母親が男と出て行ったこと、この家に来て祖父から性的暴行を受け、祖母からはいびられたことを赤裸々に話した。
そしてギャルサーとの出会い、ギャルへの目覚め、今の自分を話した。話しながら何本もタバコを吸い、未来にもタバコを勧めてきた。
「吸ってみなよ!私の気持ちがわかりたいんだろ。ほら!」
そう言われ、未来は1本タバコを持つと咥えた。
「ごほっ、煙い。」
「ゆっくり吸いなよ!、ほら、こうやって、ふ〜っ」有紀が煙を未来に吹き掛けた。未来の負けん気に火がついた。
「こうすればいいのね?」「ふ〜、は〜、ふ〜」
「できるじゃん!合宿期間中は私と同じようにタバコも吸うのよ、いい!わかった。」
「うん、でも身体に悪いんでしょ、うちの家族は誰も吸ってないし、そう言うから。」
「こんなおいしいもの、食わず嫌いなだけだよ。すぐ慣れるし、大丈夫だよ。」
そんなこんなでお昼近くになり、外にご飯を食べに行くことにした。未来の格好はセーラー服のままだったので、有紀に着替えるように言われた。
「有紀、合宿の用意だから、普段着は待ってきてないよ!」
「仕方がないな?私の貸してあげる、背格好同じだし、ここにあるの好きなの着て!」
有紀の洋服はすべてギャル服で未来には抵抗があった。
「これ着れば!」勧められた服は有紀の服装と良く似た胸元の開いたタンクトップにホットパンツだった。
セーラー服を脱ぐとスポーツブラの未来の姿があった。
「そのブラにこの服は合わないよ!見せブラにしなきゃ!これも貸してあげるから下着も換えて。」
渡されたブラとパンティーはサテン地のパープルに黒いフリルのついた派手なものだった。
「え!これを着るの?恥ずかしいよ!」
「ついでに髪の毛も私とお揃いの金パにしよう!そうすれば恥ずかしくないし、似合うから。」
有紀は用意してあったブリーチを取り出すと未来の髪に塗っていった。
628 :
変身:2012/07/15(日) 19:55:11.10 ID:M5btbs+X
何がなんだかわからないまま、有紀の言うままに未来は有紀によって書き換えられた。
「鏡見てごらん!私と一緒だよ、化粧もバッチリ似合ってるよ。」
「これが私?ほんと有紀みたい。でもどうしよう?こんな格好じゃお母さんや先生に叱られる。」
「大丈夫!合宿終わったら黒く染め直せばいいから、そうしたら元の未来に戻るから。」
「そうね。1週間有紀になって、有紀のことわかってあげるんだったもんね。」
(わかってあげる?何?その上から目線の言い方!むかつく!!あなたは私になるのよ!もう優等生じゃないようにしてあげるから。覚悟しなさい)
有紀は益々未来を落とし込んでやると思った。
「じゃあ早く着替えて、出掛けよう!」
二人は繁華街へ繰り出した。
「お金あんまり持ってきてないけど、どうしよう。」
「大丈夫!ご飯はタダで食べれるから、お化粧直しに行こう。」
有紀にそう言われ、[出会い喫茶]と書かれた店に入った。
「ここは女の子はタダだし、氏名の男の人と食事やカラオケも奢ってもらえて、お小遣いも貰えるから。便利な場所だよ。」
女の子のフロアに入ると、周りは同じような女の子が何人もいた。
「チワ〜、元気〜」
「この子新人?ユキのトモ?」
「そう、幼馴染のミクだよよろしく!!」何人かと挨拶して、すぐに友達になった。
タバコは吸い放題、ネイルやコテも使い放題!指名を待ちながら、アイちゃんにネイルをしてもらった。ネイラー見習いと言ってたけどプロの出来栄えだった。
「良かったね、これで見た目完璧かな?」
「そうかな?有紀には足元も及ばないよ、何にも知らないんだから?」
「この1週間で経験してわかってもらえばいいんだって、こっちのほうがいいことを。」
「3番の子指名は入りました、個室までお願いします。」店員に呼ばれ有紀と未来が出た。本当は未来の指名だったが、初めてなんで店員にお願いして2人で会った。
有紀の仕切りで、ファミレスに行き、その後カラオケに行った。
カラオケの個室に入ると、男の人が下着を要求した。
「これがブルセラ?」出会い喫茶の待合室でいろんなことを聞いたが、実際にやってみると怖いと思った。ただ有紀がいるし、有紀のやることを真似るだけだったんでできた。
パンティーを売って、初めて男の人のおちんちんを口にした。有紀と一緒だったから言われるままやってみた。正直臭かった。
フェラ付きパンツ売りで一人1万円もらった。
「このお金で未来の洋服でも買いに行こうか?」
後ろめたい気もしたが、有紀に勧められるまま従った。
「有紀はいつもこんなことをしているんだろうか?」
こうして未来の一日目が過ぎていった。
629 :
わたぐも:2012/07/15(日) 22:06:35.78 ID:df6ShAi4
―――1月15日、受験生が人生を賭ける一日。
閉め切ったカーテンの隙間から漏れる日の光は喘ぐ少女の白い背中に警告を鳴らす。
しかし少女はその警告を聞き入れることなく腰を振り続ける。
少女の頭にもはや未来など見えていなかった。見えるのは目の前の快楽のみ。
少女の名前は「弥生」。不正・怠惰を嫌う全校生徒の鏡。容姿はモデル並み、学力は常に学年トップ。なんと満点以外採ったことがない
絵に描いたような才女…だった。2年の夏までは。
男に手渡された白い錠剤を水で流し込みながら彼女は汗と精子でベトベトになった身体を見た。
――しあわせ。
まもなく流し込んだ錠剤は彼女の身体に再び性欲を甦らせ始める。
――そういえば今日って入試の日か。みんなごくろうなことね・・・
彼女はそんなことを思いながらまた男の待つベッドへ向かった。
630 :
わたぐも:2012/07/15(日) 22:58:35.09 ID:df6ShAi4
弥生は張り出された塾の模試の順位表の前である違和感を感じていた。
1位はオール満点、いつものように弥生の名前が印刷されていた。そこに違和感はなかった。
しかしその後ろ、2位の席に親友である「美紀」の名前がないことが違和感の正体だった。
美紀は常に弥生を数点の差で追っており、弥生にとってもいい刺激になっていた。
でも今回その名前はいつもの場所に無かった。その名前はいつもよりほかの名前に埋もれたところにあった。
「15番?風邪でもひいていたのかしら?」
案の定、その日の授業に美紀は出ていなかった。
しかし1か月後、それは風邪が原因ではないことがわかった。
とうとう美紀は上位のみが貼り出される順位表から姿を消したのだ。
代わりに、美紀の名前は隣に不名誉に飾られているクラス変更通知書にあった。
弥生は普段決して近寄らない下のクラスの教室に入るとバカそうな生徒のやり取りを掻き分け、美紀に詰め寄った。
「いったいどうしたのよ!? 最近休みも増えたし・・」
返却された美紀の答案用紙は驚くほど真っ白だった。数行あがいた形跡はあるものの解答まで辿りつかないものばかりだった。
「ほっといて。」
おおよそ親友から放たれた言葉ではなかった。
弥生は驚きながらもさらに詰め寄ろうとした。そのとき。
「みーきー」
その声は葵。今にも下着が見えそうな短いスカート、毒々しい金髪、濃い化粧。弥生とは正反対の女だった。
「今晩この間の禿親父がまたアンタとヤリたいってサw 8時の約束だし授業いいからいこーぜw」
弥生が混乱する中、美紀は葵と共に教室を出て行った。
それからの美紀はひどかった。1か月も経たないうちに一番下のクラスに落ちた。
髪の色は見るたびに明るくなり、日サロに通ったのだろう。真っ白だった肌はすっかり黒くなっていた。
その容姿は一番下の落ちこぼれの教室によく馴染んでいた。
631 :
わたぐも:2012/07/15(日) 23:22:41.61 ID:df6ShAi4
弥生はそんな親友を見ていられなかった。
なんとか真実を知りたかった。なんとか親友を救いたかった。
弥生は葵を呼び出した。
「美紀に何をしたの?」葵をにらみつけた。
「べーつにー」
「とぼけないで!」
「勉強よりも楽しいことがあるよって教えただけ。」
「っ!!」
後一歩のところで弥生はその手を降ろした。
「美紀を返して」
「ばっかじゃないの。誘拐してるわけじゃない。美紀が自分で判断して私らとつるんでんだよ?」
「ま、でもどうしても…って言うなら…そうね、明日の模試、一問間違えて☆」
たった一問。その一問で順位が下がるわけでもない。記録なんてどうでもいいし、美紀のが大切。
「わかったわ」
結果発表の日。弥生の無傷伝説は終わりを告げた。898点。それでも美紀が落ちぶれた今、弥生はぶっちぎりで一位だった。
その結果を見たとき、弥生はほっとした自分に驚いていた。ずっと満点を採らなければならないというプレッシャーに置かれていた
彼女にとってそれは「解放」を意味した。――満点じゃなくても一位じゃない。なんにも変らない。一位。
その晩、美紀が葵達に連れて行かれることはなかった。
もっとも、美紀は不満げな顔をしていたが。
632 :
わたぐも:2012/07/15(日) 23:50:44.02 ID:df6ShAi4
数日後、やはり、というべきか美紀は葵達に近寄り始めた。
葵達の言った通り元々本人には連れまわされている感覚なんてないからだ。
一方の弥生はスランプに陥っていた。もう満点を続ける必要が無くなったため、彼女に難題をなんとか解ききるという執念のようなものが
薄れてしまったのだ。今解いた問題で90点以上は確定。どうせだれも解けない。一位は揺るがない。
全国規模の模試で満点を採るとなるとそういった執念も必要になる問題がある。
彼女の心のゴールが「全ての問題を解ききる」から「一位をとる」ということにシフトしてしまった時点でそれは解けなくなる。
そしてそのことは彼女の心にわずかな隙を生み出し始めた。
今日は2時まで、と決めて勉強しても1時30分を越えるころには時計ばかりを気にする。結局1時50分には切り上げる。
たった10分。それは彼女に最近生まれたたった2点という考えそのままだった。
そういった感覚というのは浸食が早い。いつしかそれは今日1日ぐらい、という感覚に育った。
それは突然だった。今やすっかり遊び人になった美紀が塾帰り弥生をカラオケに誘ったのだ。
弥生は今やすっかり美紀のその容姿や行いを見ることに慣れてしまい親友としての関係を取り戻していた「今日一日くらい変わらないよ」
にこやかに友人は提案した。そう、たった数時間。息抜きしたっていいじゃん。帰ったらその分勉強すれば。
弥生はついていくことにした。
633 :
わたぐも:2012/07/16(月) 00:05:11.52 ID:I/WkD03R
――いつ以来だろう。勉強に明け暮れた弥生にとって持つマイクの感覚はとても新鮮だった。
――楽しい。 彼女はとりあえず聴いたことのある曲を必死に夢中に歌った。
その度に周りは盛り上がる。その快楽は彼女から時間感覚を奪った。
そのうち「このままオールしちゃう?」誰かが提案した。
その時はじめて彼女はケータイを見た。――1時。メールボックスには親からのメールが溜っていた。
「美紀の家に泊まる」彼女が最も嫌っていた「嘘」「不正」。それらを生れてはじめて受け入れた瞬間だった。
ケータイを閉じると彼女は再び歌う曲を探し始めた。
―― 一日ぐらい。
超常現象により低脳化もいいけど、こういうリアルでもありそうな理由で堕ちていくのも味わいがあっていいねえ
635 :
わたぐも:2012/07/16(月) 00:18:57.23 ID:I/WkD03R
密室のため何時かわからない中、弥生は目を覚ました。
ソファーで無理な体勢で寝たため身体がだるい。使いに使ったのども痛い。
けだるさの中、彼女は時間を確認し驚いた朝の10時だった。遅刻。遅刻遅刻遅刻。
生まれて初めての失態に頭が混乱した。美紀を起こす。だが美紀は驚くほど冷静だった。
そして昨日弥生に生まれた言葉を口にする。「いーじゃん『一日ぐらい』。今から行ったら遅刻しただらしない子と思われるよ? 休んじゃいな。」
弥生の歌い疲れた声は電話対応の先生の同情をひくのに十分だった。「お大事にね。」
電話を切ると弥生は眠さからまた横になった。
あれ?べんきょうしなきゃ・・・そう思いながら弥生はまぶたを閉じた。
636 :
わたぐも:2012/07/16(月) 01:00:13.60 ID:I/WkD03R
塾に行く時間だな。・・・と思いすぐに思い直す。
そうだ。今日私は風邪で休んだんだ。塾には学校の友達もいる。わるいことしたのがバレちゃう。
「皆俺んち来ねえ?」一人の男の提案。今家に帰るわけにもいかないしな。
弥生はついていくことにした。今日ぐらい。そう思う裏でなにかひっかかる。(あれ?これ昨日も同じことを…)
だがそんな考えは目の前の楽しそうな選択肢にあっさり消された。
その男の家はアパートの一室だった。
男は冷蔵庫からチューハイを取り出すと一人ひとりに配った。
「ごめんなさい、私未成年なんで・・・」だが。気づく。ここに成人はこの男一人だけ。
みんなうまそうに飲んでいる。もちろん美紀も。
以前ならこの状況、すぐに気づき、飛び出して警察か学校に通報していたはずだった。
しかしここにいるのは楽しい一日を過ごしたともだち。そうしたイケない甘さが弥生には生まれていた。
そして、ついに手を伸ばした。未成年が手を出したらおまわりさんにつかまってしまう、そんな小学生でもわかる
イケないものに。この数日で優等生から一般人、そして弥生はついに法律を守らないイケない子にまで身を落とした。
――おいしい。頭がふわーってなって気持ちいい・・・
弥生は当たり前のように置かれた2本目に何の躊躇なく手を伸ばした。
昨日の晩から着ている制服。着心地悪い。スカーフを外し弥生はボタンを2つ外した。靴下をだらしなく足の指で脱ぎ、いままで折り目ひとつ付かなかった
スカートをその白い太ももが見えるまで折り込んだ。
入学以来完璧に着こなされていた制服達は見る影もなかった。
637 :
わたぐも:2012/07/16(月) 01:28:05.76 ID:I/WkD03R
「いいじゃん!」周りは褒めた。大げさなぐらいに。
アルコールからくる酔いにイケないことをしている快感。この二つは今まで経験したことのない感覚。
そしてそんなイケないことをしていてもニコニコしていてくれるともだち。もう踏みとどまる必要性を見出すことはできなかった。
「たばことか持ったら様になるかも!」美紀の提案。
「火つけないし持つだけでいいし!」とまるで弥生が迷うことをはじめからわかっていたように逃げ道を差し出す。
――もつだけなら…場の雰囲気壊したくないし…
弥生は咥えた。なにか大人になった気分だった。
「かっこいい!」周りはまた褒める。「これ火ついてたらほんとかっこよくなるだろうね。煙吐きながらねw」
1時間が経った。もちろん弥生は気づかないが。
アルコールの酔いと場の雰囲気が完全に弥生の判断力を奪っていた。そこにあったのは脚をだらしなく広げ、
だれかにいたずらでめくられ白い下着が見えていることを気にせず、下品にケタケタ笑い煙を吸い込み咳き込む弥生だった。
もうすべてが楽しかった。
そして2時を過ぎる頃、男にその豊満な胸を弄られながらかすかな思考の中で弥生は思う。
――あれ?きょうもべんきょーしなかったなあ?それでもたのしかったし…いいや。
638 :
わたぐも:2012/07/16(月) 01:30:12.93 ID:I/WkD03R
読んでるひといたら書き続けることにします(^^;
独りだとわりと眠かったりw
読んでいます。お願いします。続きが楽しみです
640 :
わたぐも:2012/07/16(月) 01:50:43.63 ID:I/WkD03R
もう、負のスパイラルだった。
なんとなく空が明るくなりはじめたころようやく弥生は眠りについた。
起きたのは11時。ガンガンと痛い頭を押さえながら昨日と同じ要領で学校に電話。
昨日と違うのはその格好。ブラジャーが片側の肩にかろうじてつり下がり、胸があらわになり、パンツは団子状になってその辺に投げ捨てられていた。
もうだれがこの女を優等生と呼ぶだろうか。
電話が終わると大の字で寝始めた。
――そういえば今週模試だっけ?ま、なんとかなるでしょ。
641 :
わたぐも:2012/07/16(月) 02:14:11.18 ID:I/WkD03R
弥生は泣いた。テスト用紙を目の前にして。
それは周りからすれば異様だった。わかっていたが、泣いた。
解けない解けない解けない。元々知識の詰まっている弥生だ。解けないはずがない。
しかし、一年中頭を動かしていたと言っても過言ではない弥生の脳はマグロのようなもので動き続けなければ働かない脳になっていたのだ。
その訓練を一週間怠った。そこまで来ている答えがあと一歩で出ない。さらに時間が経つにつれタバコが吸いたくなってくる。
もう、だめだった。弥生は試験まっただ中、席を立った。そして残された時間、用紙に向かうことなくトイレの個室でタバコを吸った。
結果は葵や美紀にとってすばらしいものだった。
小学校から居座り続けた1位の座に弥生の名前はなかった。いや、正確には順位表に名前がなかったのだ。
この瞬間弥生はすべてのプレッシャーから解放された。まんてんも1いもとらなくていいせかい。
その夜、親は泣き、怒鳴った。――もうここにいばしょはない。弥生はその日以来家に帰ることが少なくなった。
たばこに火をともした後、弥生はそのライターで使い込んだ問題集や教科書を焼却した。
「やるねーやよいちゃん☆」「かっこいいー!」
642 :
わたぐも:2012/07/16(月) 02:34:04.05 ID:I/WkD03R
堕ち続ける日々。
さいこーにしあわせだった。
万引きも今やゲーム感覚。みつかりゃ逃げるなりものわかりのよさそうなおっさんなら
この体で買収w
そーそー最近彼氏が白いクスリを飲ましてくれる。すっごくきもちよくってさ、
一晩ぶっ通しで腰降っちゃった☆
せっくす漬けの毎日。最初は抵抗あったけど知らない人とやるのもきもちいい☆
べんきょーやらなくなってえーっと・・・5か月?もー1月か〜
まあもともと全国1位だよ?満点だよ?受験前にちょっとがんばれば…あれ?じゅけんっていつだっけ?
いいや。今を楽しもう。 んっ・・・あっあっ♡ちょっと疲れてきちゃった。おクスリちょーだい♡
643 :
わたぐも:2012/07/16(月) 02:45:16.11 ID:I/WkD03R
かんっぜんに初投稿です。
小説書くこと自体はじめてだったので読みにくかったらすみません(_ _;
また感想とか書いてもらえるとうれしいです(^^)
続き期待
薬のせいでさらに頭が悪くなってる勉強しても全然だめなかんじになるのか
645 :
わたぐも:2012/07/16(月) 03:04:40.90 ID:I/WkD03R
あ、最初の「2年の夏」ってとこ「3年の夏」に直して読んでください;;
すいません><
646 :
わたぐも:2012/07/16(月) 03:09:38.48 ID:I/WkD03R
うーんもう勉強することは一生無い感じです(^^;
教科書も燃やしちゃったし、1月ってことでもうセンター終ってる設定なんで☆
647 :
わたぐも:2012/07/16(月) 04:12:50.99 ID:I/WkD03R
ちょっとおまけ。
あれから1年・・・
塾のチラシに合格という文字の横に笑顔で載るバカどもにムカついて
もっかい勉強してみようとした時期もあった。…でも、ムリw
そもそも字が読めないんだもんw 日に日にばかになってくのがわかる。
それでもわかることが二つ。クスリはきもちいい、せっくすはさいこーってこと。
もうこの快楽から抜けようなんて絶対考えられない…
べんきょーなんてじかんのむだ。だって稼げるじゃん。こんなにきもちいい世界で。
色んな人相手にしているうちに刺青とか入っちゃったし、最初の彼氏がくれた白いクスリより
もっと強いクスリも貰っちゃったw 髪の色もださいし金にしてみたら大うけw
あとぉ最近ハマってんのが私が行ってた塾の賢い賢い子をえっち漬けにすることかな☆
あははw見てw今私のおっぱい必死に埋もれながら腰振ってるの学年1位だった鈴木君だよw
ま、もちろん「だった」だけどねw
そのうちクスリもあげる予定☆
みんなこっちの世界にくればいいのに…
乙でした
アイデア自体は突飛なものじゃないのに読んでいてすごく興奮した
頭のいい子が堕ちていくのを丁寧に描けばそれだけで読み応えがあるもんなんだなあ
649 :
わたぐも:2012/07/16(月) 14:49:49.58 ID:I/WkD03R
今回一番のテーマだったのでそういってもらえてうれしいです(^^)
ありえそうなシチュエーションの中で堕ちていって、ありえないだろってところまで堕ちる。
今回話の中で他人からの強要は葵の900点の中のたった2点を落とせというものだけでした。
たばこ・酒・セックス・クスリといった直接的に悪とされるものに対しては何一つ強要されてない。
全て自ら判断し手を出し堕ちてゆく。私が一番好きなパターンですb
楽しんでかけました♪
650 :
変身:2012/07/16(月) 17:48:20.47 ID:G8tNSA+T
>>628の続きです。
一度経験したら、慣れるのは早い。翌日有紀の部屋で目を覚ますと、自分から化粧をしてタバコを吸った。
「おは世!」「今日は何して遊ぶの?」すっかりギャル化した未来が有紀に言った。
「今日は彼氏と出掛けるから、未来は一人で遊んできて。」
「つまんないなあ〜?」
「じゃあ、あの喫茶店でも行ってくるよ。」そう行って未来は出掛けていった。
(いろんな人と交われば、未来もどんどん染まるから、一人で行ってくればいいの)有紀の策略がそこにあるとも知らずに...
出会い喫茶に行くと、昨日のアイちゃんや美貴ちゃん、そのまた友達のトモちゃん達といっぱい知り合いになった。
いろんなことを教えてくれた。日サロやキャバクラの体験入店もした。その日はオールで遊び呆けた。
美貴は肩と腰に刺青を入れていた。その刺青に見入っていたら、
「タトゥーに興味あるの?」
「うん。美貴のとってもきれいだから。憧れるな、でも私には無理、1週間の体験だから。」
「それなら、タトゥーシール張ってみれば、1週間ぐらい持つし、気分も変わるよ!」
「やってみる!どこにあるの?」そう言ってタトゥーシールを買いに行き、美貴に張ってもらった。
「肩にはバラ、腰にはサソリ、左の乳房にもバラの花、出来たよ。」
「きれい、本物みたい。有紀に見せたらびっくりするかな?」
こんな毎日を過ごして、あっという間に1週間が終わった。
「有紀、帰りたくないよ?」
「一度帰らないとまずいでしょ、それからまた遊びにこれば。」
「わかった。帰る」金髪のギャルの格好のまま家に帰ったのでした。
ここから、家での一騒動、本当に家出、堕落が加速します。こうご期待?
いつになるかわかりませんが? 待っててください。
いいですね!
ゆっくりと、いい作品に仕上げてください
次も楽しみにしてます
652 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/17(火) 12:34:12.56 ID:XDYbjdLG
なんか違うね・・・
654 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/19(木) 10:15:35.95 ID:Q8g138Jw
>>375と隣の席の少女って同じ人が書いてるんだな
隣の席の少女の金髪化描写を読んでから
>>375麗奈ちゃんがどんな感じで金髪化したか想像するといろいろヤバイ
655 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/20(金) 08:35:44.23 ID:cN/BB9h1
やっぱ金髪化描写が細かいのってなかなかないのな
隣の席の少女はマジで貴重だ
ニッチだからな・・・
不良化とかそういう意識変化が微細に記されているものなんてほとんどないし。
ましてや金髪にするとか制服改造するとかそういう俺らにとって大事な部分があるものそのものが少ないし・・・
要約すると隣の席の少女は神
隣の席の少女もいいけど
>>375もすごいな
黒髪の可愛い系お嬢様がパツキンポニテ化って想像するだけで興奮する
麗奈ちゃんがどんな風に金髪化したのか読んでみたいね
658 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/21(土) 09:23:58.93 ID:U2VSsYj6
傷みきった金髪ポニテで無邪気に嬉しそうな麗奈ちゃんがなんとも…ふぅ
659 :
変身:2012/07/21(土) 13:33:26.48 ID:Ie/5hPpq
合宿の1週間が過ぎ、未来は家に帰った。有紀によって金髪にされたままの姿で、服装もとてもあの優等生の未来とはかけ離れたギャルのいでたちだった。
「ピンポーン!」
「はい。」(ガチャと鍵が開き、ドアが開く)
「ただいま。」
「どちら様ですか?」
「私だよ!未来だよ。」
「はあ?冗談はよして、未来は塾の夏季合宿に行っているの。」
「その合宿から帰ってきたんだよ!娘の顔忘れたの?このくそババア!」
そう言うと未来は自分の部屋に上がっていきました。
「たった1週間遊んだだけじゃない。みんなと同じ髪色にしただけなのに?」
宿題をやろうと問題集を取出して、机に向かったものの、何が書いてあるのか?問題すら理解できないようになっていました。
「あれ?どうして、こんなの簡単なはずなのに??」「イライラしてきた、タバコタバコ・・・」
ボストンバッグからタバコを取出すと火をつけた。
「どうしてだろう、勉強したくなくなってる。わかんないし、」
「未来、入るわよ。」「何、この煙。あなたタバコ吸ってるの?どうしちゃったの?」
「有紀のこと立ち直らせるために、有紀の家に合宿に行ったの。そこでいろいろなことお勉強したの。タバコもお化粧も、SEXも」
母親はその場にへたり込みました。
「疲れたから寝るよ!」「話は明日にしてね。」そう言って母親を追い出すと、鍵をかけたのでした。
母親は何がなんだかわからないまま、ただおろおろするばかりで、遅くに帰ってきた夫に相談しても、夫も無関心で途方に暮れたのでした。
翌日お昼近くに未来は下りてきました。
「宿題やってたの?」
「うん。でも飽きたから、遊びに行ってくる。」そう言うと未来は出て行ったのでした。
有紀の部屋に戻ると、有紀は彼氏とエッチの最中でした。外でタバコを吸って時間を潰してから、出直しました。
「有紀、ここにいてもいい?家は疲れるし勉強もしたくないの。」
「いいけど、親は大丈夫?」
「あきれ返ってた。こんな風になったから。でもこの方が楽しいし、こう勉強つかれたもん。」
「いいよ、毎日一緒に遊ぼう、未来も彼氏作れば?」「裕也、未来に彼氏紹介してあげてよ。」
「おう、イケメンの亮二知ってるだろ、あいつ彼女と別れたばかりだから、紹介してやるよ。」
「よかったじゃん、未来。亮二はイケメンだからお似合いだよ。」
こうしてまた未来の環境が大きく変わり始めたのでした。
続く・・
「
660 :
変身:2012/07/22(日) 15:55:13.47 ID:VZgUuhwh
紹介してもらった亮二はイケメンの18歳、高校を中退してホスト見習いなことをしていた。
その日から、亮二の部屋をねぐらとする生活が始まった。お金は持たずにに出てきてしまったので、また出会い喫茶でアルバイトをしまくった。
今までの未来なら絶対に許さなかったことを当たり前のように遣りこなす、有紀よりも積極的な未来だった。
亮二はなかなかの悪で、そんな未来に美人局までさせて、恐喝まがいの行為をするようになった。
「未来、今度のカモは当たりだったな?財布に20万もあったぞ!これで当分遊べるな。」
「やったね!私も男を見る目が上がってきたみたい!」
「帰って、飯にするか?」
「うん。今日はから揚げ弁当がいいな?」
こんな感じで毎日が過ぎ、夏休みも終わろうとしていた。
「未来、明日から学校行くの?」
「本当はいきたくないけど、有紀が行くならいく。」
まったく立場が入れ替わった二人だった。翌日有紀は黒髪に染め戻し、合宿の時に未来が残していった未来のまじめな制服を着て学校に行った。
未来は円光のために有紀から借りた有紀のギャル校生仕立ての制服で学校に行った。
「未来さん、職員室に来なさい!」ホームルームで担任の教師から言われた。
「有紀はどうして呼ばれないの?」
「見りゃわかるでしょ、私はあなたのおかげで更生したの、あははっ・・・」
すべて有紀の描いたシナリオ通り、未来はまじめで出来のいい優等生から、単なるアホ馬鹿ギャル校生に堕とされた。
そして有紀は見事な変身振りで、未来に代わって優等生の会談を上って行った。
相変わらず亮二と同棲をして、学校にもめったに来なかった未来も卒業式を迎えた。
「どうしてこうなっちゃったんだろう、本当は今頃志望校に合格しているはずなのに?」
そう考えながら、卒業式の校門の前で、亮二のバイクが来るのを待っていた。
その横をみんなと楽しそうに歩いていく有紀の姿があった。
完
あまりエロさがなくて、文章も稚拙で深みが足らなかったことをお詫びします。
修行して出直します。
661 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/22(日) 20:41:31.66 ID:PaBEZcJV
>>660 まずは乙でした。
最後に未来が馬鹿ギャル校生になって代わりに有紀が優等生へと立場が
逆転する展開は好きです。特に制服取り替えちゃうっていうシチュはツボでした。
662 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/25(水) 21:28:10.90 ID:qr7WinCG
GJです。
以前見た「GALと女子校生」というAVもよかった。真面目なJKがGALと出会って外見からそして内面までGAL化するストーリー
髪の毛を金髪かわかりやすい茶髪にするとドストライクだったんだが?
構成的にはこのスレ向きかも?
663 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/26(木) 01:58:33.83 ID:MpejV9YV
それってシーズン何?
今日DLsiteに俺ら好みの作品が2本も入ってたぜうひうひ
665 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/01(水) 19:00:47.83 ID:PLdni/4V
>>663 シーズン1です。
まじめなJKがギャルと偶然出会ってギャル化する。
外見が変わり、エッチになりエロくなる。もっとギャルギャルしてほしかったけど。
ギャルに染められてギャルになるっていいよな。
レズならなおさら
>>664 情報d
アプリで個人情報を書き換えるって奴を購入してみるわ
669 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/02(木) 17:05:11.80 ID:jQJSbwOM
>>665 ありがとう
>>668 零落令嬢 〜清廉な彼女が家畜に身を堕するまで〜
女が全て下品なビッチになった日常 中編
>>669の奴買ってみたが、堕落していくのが数値で表されるってのはいいな。
数年前に某TSサイトであった「際限の無い遊び」を思い出してかなり興奮した。
そういう育成ゲーを作ったら間違いなく神認定なんだが
需要が俺らにしかないよな多分。
ていうかタイトルがたまらんw
>>671 このジャンルに限らずパラメータ表示のあるエロゲ自体がもう稀になっちまったからな
DEEPシリーズのあった頃がその手のゲームの短い全盛期だったのかもしれん
プリメならぬギャルメとかあの頃どうして出してくれなかったんだろうか
675 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/08(水) 06:53:58.78 ID:9T4nDOrM
SS来ないな?
暑さでみんなダウンしてる?
676 :
わたぐも:2012/08/08(水) 16:23:48.97 ID:XsXNioE+
需要あれば^^;
677 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/09(木) 17:31:08.23 ID:uU9tR5xE
「東大を出たけれど」2巻
彼氏が麻雀好きなんで麻雀覚えたくて雀荘でバイトはじめた素直そうな可愛い子が、
数年後にはタバコふかしながら携帯片手に麻雀打つようなすれた女に。
優等生が堕落ってのとはちょっと違うけど、なんとなく通じるようなモノがあったので報告。
いや、それは堕落といって差し支えないでしょう
680 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/11(土) 13:45:04.25 ID:CHssbmlV
あのエピソードは興奮しましたなあ
黒髪ロングのおしとやかなお姫様が娼館送りになって見た目を金髪の安娼婦にされて次第に堕ちていくってシチュはいいな
外見が思いっきり変わっても内面は変わらないままで、その金髪になった髪に羞恥で悶えるお姫様とか興奮する
ってスレ違いか
683 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/12(日) 23:40:00.91 ID:sLA8HjMB
わたぐもさん。
おれは凄く楽しみに待ってます。
>>682 SSがあるんなら貼ってほしいなって思ったり
やっぱ金髪化して恥ずかしがってるシーンとかあるといいな
わたぐもさんお願いします。載せて下さい。楽しみにしています
黒髪で才色兼備な優等生を
縛って嬲って制服を滅茶苦茶にして肉奴隷にするシチュって
このスレ的にどう?
>>686 その後プライドを失って、襲った男と同類の下衆になるとかならいいんじゃない?
襲われてもプライドを失わずとか、襲われて茫然自失とか、襲われた悲しみに暮れるとかだと違うと思うけど。
688 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/14(火) 04:52:52.37 ID:koPeKLZf
まず外見が無理やりギャル化して少しずつ内面がギャル化するってシチュがいいな
689 :
わたぐも:2012/08/14(火) 14:57:41.93 ID:smi8D+Y+
婦警堕落パターンってここじゃありなんでしょうか??
ただの悪堕ちですかね??><
ここで大丈夫です。お願いします
691 :
わたぐも:2012/08/14(火) 15:39:54.32 ID:smi8D+Y+
婦警さん。どんなイメージを持つだろうか。
着こなされる制服、小さな違反も許さない正義感、素行は市民の模範。
そんなイメージを裏切らない、というよりその中でも特別優秀な部類に入るであろう
女性、それが小百合であった。彼女は幼少の頃より優しく真面目で正義感の溢れる父
に憧れていた。そのことは彼女のここまでの人生に大きな影響を与えている。
高校時代は剣道においてインターハイ出場を果たす一方勉学にも励み、日本で一番の
難関大学とされる東○大学において主席を獲得。満をじして今年、警察に入った。
さらに彼女の完成された人柄はここでも発揮される。彼女は本庁勤めを蹴り、かつて
の父と同じ派出所勤務を選んだのだ。
・・・「かつての」という言葉が意味するのは父親が今はそこにいないということだ。
どこかへ転勤になったワケでもない。では死んだのか?..それも違う。
いや、そうであったならどれだけ良かったか。小百合の父は今、ある病院の一室で指
一本動かすことのないまま未来を待っていた。俗に言う「植物人間」である。
違反車を追いかける最中事故を起こしてしまったのだ。その時不審なふらつきがあっ
たともされているがパートナーは死亡、違反車も乗り捨てられていたことから今では
確かめることもできない。
そんな忌々しい事件の影響も受け、彼女はこの職場を選んだ。
692 :
わたぐも:2012/08/14(火) 15:56:40.75 ID:smi8D+Y+
そんな彼女が、である。
今、喫茶店の端にある禁煙席でタバコに火をつけた。
もちろん今まで吸ったこともない、持ったこともない。その手つきにはぎこちなさ
が見られる。だがその震える唇が咥えていたのは間違いなくタバコ。
小百合を知る者知らない者無関係にそのルール違反者に視線を向けた。信じられな
いといった顔で。無理もない。その服装は紛れもなく正義の象徴、警察の制服だっ
たのだ。小百合はかつてないほどの屈辱感と恥ずかしさから顔を真っ赤にしていた。
やがてウェイターがやってくる。
気まずそうな顔をしながら「申し訳ありませんがここ禁煙席なので・・・」
謝って席を立とうとしたとき耳元から。
「そのまま座ってろ。 ウェイターが行ったらもう一本だ。」
693 :
わたぐも:2012/08/14(火) 16:15:14.81 ID:smi8D+Y+
数時間前、彼女に一本の電話が入った。
「? どちら様ですか?」
『・・・。』
「あの・・」
『・・・。』
「切りますよ?」
『…お前の父親の命は預かった。』
「!?」
イタズラかと思った。こんな真昼に病院から患者を運び出すなんて不可能
極まりない。しかし切れた携帯画面にメールが一通。
そこには紛れもない父の姿。背景は..明らかに病院ではない。
なにがなんだかわからない。とりあえず病院と警察に連絡をと思いメール
画面を閉じようとした時、もう一つファイルが添付されていることに気づく。
そのファイルには先ほどの小百合が起こそうとした行動など犯人が不利に
なるような行動の禁止について事細かく記載されていた。
694 :
わたぐも:2012/08/14(火) 16:41:43.59 ID:smi8D+Y+
20分後、指定された遊具も撤去され廃れた公園に小百合はいた。
男性トイレの一番端の個室に二枚の封筒。生まれて初めて入る男性トイレに恥ずかしさを
覚えながら、またベンチに座るホームレスの好奇な目に屈辱を覚えながら彼女は入っていった。
一枚に小百合の連絡手段となるものや警察手帳等の小百合の持ち物を入れ、もう一枚に入った
トランシーバーをつけた。
そしてまだ封筒には膨らみが。 −−−たばこである。
ウェイターが行ったあと、彼女は指示通りタバコを咥えた。
「ゆっくり吸い込め・・・」
耳元の指示に従う。
「咳き込むなよ?ゆっくり吐き出せ。」
ふーーーっ
−−・・・できてしまった。
彼女はとてつもない罪悪感によって気づけなかったが、実はこの時かすかに先ほどのトイレで
の練習が実った達成感が生まれていた。
その時、再びウェイターがやってきた。今度は神妙な顔つきで。
「お帰りください。」
695 :
わたぐも:2012/08/14(火) 17:05:30.32 ID:smi8D+Y+
−−「お帰りください。」
軽蔑の眼差し。とびきりの優等生小百合に向けられた初めての冷たい眼差し。
耳元からはひどく下品な笑い声。小百合はおかしくなりそうだった。ちょうど
小さい頃迷子になったときのあの足が地面についていないようなあの感じ。
小百合はパトカーの中で泣いた。
涙を拭こうと擦る袖はかすかにタバコの臭い。
さっきトイレであれだけ練習した賜物だ。
耳元から。
「おつかれさん。ルールも守れない婦警さん♪」
「落ち込んで引きこもってもらうのも結構だけどまだ契約は1週間あるからね♪」
「私たちになんの恨みがあるのよ!!!!」
普通の反応である。一般的には。だがさゆりに限ってこのセリフは大きな意味を
持つ。
−−怒りから声を荒げるなんていつ以来だろう。
届きもしないことをわかって叫んだとき彼女は思った。彼女は幼少から本当に敵
を作らなかった。周りも彼女が声を荒げる姿など剣道以外では見ることはなかった。
それだけにこのことは彼女にとっての大事件だった。もちろん彼女自身は気づいて
いないが。
696 :
わたぐも:2012/08/14(火) 17:29:15.91 ID:smi8D+Y+
2日目。
巡回と称して小百合はまたあの公園に来た。
昨日と同じように2枚目の封筒からタバコとトランシーバを取り出した彼女は
ノルマのタバコ2本をこなした。昨日より慣れてしまった自分に驚く。
その日も要求は同じだった。
昨日とは違う喫茶店で禁煙席へ。
今日も向けられる軽蔑の眼差し。そして今日も言われる「お帰りください」。
697 :
わたぐも:2012/08/14(火) 17:53:43.85 ID:smi8D+Y+
三日目。
全く同じことをこなした。
ノルマが3本になり、ちょっとウェイターへの態度が
変わっただけ。あと泣かなくなった。
−−なんでよ!私は被害者なのよ!?事情もしらないくせに!!
−このタイミングを犯人は待っていた。
その夜、彼女の耳のトランシーバから新しい命令が言い渡された。
店員も少なくなったスーパーに彼女は立っていた。
いつものように買い物・・・ではなかった。
しきりに周りを気にしてオロオロする姿は普段の堂々と立ち振舞う彼女とはかけ
離れていた。その姿はさながら
−−万引き犯のそれであった。
彼女は普段絶対に手を伸ばさないただの10円菓子を手にとった。
おろおろと目をやりながらそれをポケットに突っ込んだ!
そのあとふたたび周りを見渡す。
−−成功だ。
ここでも味わってしまうかすかな達成感。
必死に否定しようとするがもう遅い。
指示の聞き間違えを理由にもう一つ、と手を伸ばした。
698 :
わたぐも:2012/08/14(火) 18:35:55.33 ID:smi8D+Y+
なーんかイマイチ・・・orz
前の作品に比べて強引すぎる気が…
ちょっと悩んできます((( −−)
>>698 いえ、素晴らしいですよ。
仕事中だというのに膨らんでしまいましたしw
素晴らしい勤務ですよ!?♪。
いろいろ突っ込みどころはあるけどエロだけ考えるならありじゃないかな
702 :
わたぐも:2012/08/14(火) 23:32:29.07 ID:smi8D+Y+
はい。帰ってきました。
結論:大雑把でもブッ飛んでもいいじゃないか!
・・・ということで開き直っていきます。
そういう作品として見てください。
前のやつでわりと細かく詰めるSSに挑戦したつもりなので今回は
自由に気楽に頑張ります(−−)b←
703 :
わたぐも:2012/08/15(水) 00:00:25.32 ID:smi8D+Y+
ということで続きです↓
自宅に帰った後、小さな駄菓子3つを前に小百合はまだ残る見つかるんじゃないのかというドキドキ感と
後から押し寄せる罪悪感に押しつぶされていた。
−−なにやってんだろ。わたし。
同時に周囲への怒りが込み上げる。
なぜ親戚はだれも父の異変に気づかないのか。なぜ私だけこんな目にあわなければならないのか。
いよいよ彼女の精神は限界を迎えていた。
次の日の朝。その精神はさらに追い込まれることになる。
いつもの封筒に入っていたのは大量の写真だった。そこに映るのは禁煙の札とともに
映るタバコを持つ自分、トイレでタバコを吸う自分、そしてどうやって撮ったのか、
ポケットに駄菓子を入れる自分まで。
−−限界。
−−それでも父のために行かなくては。
・・・こうして彼女の4日目は始まった。
704 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/15(水) 20:29:33.11 ID:vTZiXbcm
わたぐもさん頑張ってー
待ってまーす
705 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/16(木) 15:18:35.70 ID:cr9WS/ZP
GJ
この先どうなるのか?ワクワク
706 :
わたぐも:2012/08/16(木) 20:27:38.39 ID:5/AwioYS
派出所に入ろうとした彼女は気づく。ひそひそ話に。
「あの人タバコくさくない?」
「だよね?そうだよね!・・・気のせいじゃなかったんだー」
「まさかあの小百合がねー優等生みたいな感じだしといて・・・人ってわからないものね・・・」
頭が真っ白になる中、彼女の頭はそれでも必死に間違いであることを証明しようと記憶を探り出す。
まず、対象が「私」ではない可能性。−−ない。確かに聞いた「小百合」という人間の名前。
次に、匂いなんてするはずがないという可能性。−−・・・・ここで彼女は自分の失敗に気づく。
3日目の派出所に帰る前の記憶があいまいだった。
それもそのはず。疲れきった精神に強い怒りの感情がのしかかる彼女が今まで経験したことない負荷が
かかっていたのだ。
--その際。
彼女は確実ににおい消しという行動をとっていなかった。
そこまで彼女は追い込まれていたのだ。
そうしてこの話が自分のものであると不本意ながら悟った小百合は自分の制服の異臭に気づく。
完全に忘れていた。
今日吸った4本のタバコのにおいは彼女に纏わりついたままだった。
707 :
わたぐも:2012/08/16(木) 22:50:15.53 ID:5/AwioYS
小百合はあわてて引き返そうとした。
が、
――「パトロール一つでどれだけ時間かかってるのよね〜最近ダレてきてるわあの子。」
――引き返せない。
実際そうでもなかった。ただの一動作、徒歩2〜3分のコンビニで消臭剤を買うだけ。
自棄になったか、少しでも評価を下げないようにと思ったのか。
それはわからない。
だが彼女はそのまま派出所に入っていくことを選んでしまった。
>>688 それだよな、外見から中身が浸食されるのが一番興奮する
709 :
わたぐも:2012/08/16(木) 23:20:25.55 ID:5/AwioYS
この日、彼女に起きた事件はこれだけではなかった。
仕事が進まない。
書類の文字は目が滑るばかり。
すーっと4〜5行を流した後、理解できていないことに気づきまた初めから。
本来ノルマを達成してなお他を手伝うほどの余裕が生まれる彼女の才女っぷりは消えうせていた。
この日彼女は初めて上司に怒られることになる。
次第にイライラが積もってくる。
彼女はカバンを探る。目当ての物に手が触れた。
――たばこの箱だ。
(だめよ!!)
(なにしてるのよ私・・・)
ノルマはもう達成している。吸う必要なんてない。
しかし再びその手は伸びる。
箱の中には意地悪くたばこが1本だけ残っていた。
(1本だけ・・・)
(効率を上げるためだし・・・)
彼女はとうとう握りこんだ。
そして誰も入っていないことを確認し、トイレへと入って行った――
トイレから帰ってきたあと、彼女は本来の作業効率を取り戻した。
――30分だけ。
次第に集中力が切れ始める。
しかしもう吸えない。
箱の中はカラ。気が狂いそうだった。
昼休み。
彼女は生まれて初めてその手にたばこの箱を持ってレジに並んでいた。
周りに気遣う余裕もなかった。制服姿のいかにも純朴な女が持つのはたばこ。
周りの好奇の眼は喫茶店のときのそれとおなじであった。
結局その日の小百合の作業内容は散々であった。
午前中に仕上げるように言われていた書類はなんと昼の3時に半分も手が付けられていない状態だった。
彼女が4回目に席を立とうとしたとき、上司と目が合った。怒りの目だった。
710 :
わたぐも:2012/08/16(木) 23:47:56.34 ID:5/AwioYS
ちょくちょくID変わってるの実家、一人暮らし先、ネカフェと書いてるシチュが違うからです^^;
特に今は九州を自転車で周っててネカフェから投稿中です;;
その関係もあって
・ちゃんと寝なければならない
・借りた個室のパソコンが投稿できない場合がある
・ネカフェ見つけた時にはくたくた
ってことでどうしても安定的ではないです;;ごめんなさい><
>>708 純情なお嬢様がスタイリストに騙されて外見をギャルにされて次第に堕落していくってシチュが興奮するな
>>710 GJ!
これからどんな風に堕ちていくのか楽しみですね。
投下はご自分のペースで全然大丈夫ですよー。
713 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/18(土) 00:44:24.15 ID:pSSLmFwT
>>375なんかは
>>708や
>>711のシチュエーションになるのか
金髪になってはしゃぐお嬢様とそれに引いてる視点のギャップがたまらない
続きがあるのなら読んでみたいね
某漫画で「優等生が家の借金を返すために水商売の世界に入って
エロイ化粧して客引きを…」なんてシチュがあったけどこれは全然興奮しなかったな
内面が堕落せず、家族や生活のためにやっているという健気さが残っていると
外見がビッチだろうとただのいい話として脳が処理してしまうようだ
716 :
突発的妄想:2012/08/18(土) 21:08:44.41 ID:z1brGYXj
「これで…良かったのでしょうか」
「ああ」
彼女は黒いジャケットを脱ぎ、真っ白なブラウス姿になった。
入社して半年が経つ彼女であるが、未だに大学生のようなリクルートスーツを
着ているのである。
年配のパート社員の目が気になるのも理由の一つだろうが、
「私、お洒落な格好は似合いませんから…」という言葉も
単なる方便ではないのかもしれない。
彼女:伏見璃子は、東京の大学を出ているとは思えないほど清楚で素朴な容姿をしていた。
癖のない黒髪を質素なヘアゴムでまとめ、ポニーテールに結い上げている。
化粧も薄く、近くのショッピングセンターに溜まっている女子高生たちの方が
ずっとメイク術に長けているほどであった。
顔立ちそのものも派手ではない。
しかし、目鼻一つ一つのつくりの上品さと、崩れたところのないその配置からは、
彼女の聡明さと誠実さを十分に感じ取ることができた。
前述した通り、目の前にいる璃子はシンプルな白いブラウスを纏っている。
それだけならば、オフィスで懸命に仕事をこなしているいつもの姿と何ら変わりがない。
しかし、今日の璃子の服装には一点だけ普段と違う点があった。
「恥ずかしい?」
「…いえ…」
白い布地の下に、漆黒のレースで編まれた下着が透け出ているのだ。
「やっぱり似合う。俺の思った通りだよ、璃子ちゃん」
璃子が自らこのような下着を身に着ける訳がない。
上司である俺が命じて、そうさせたのである。
「よくも俺なんかのために」
「安達さんの、お願いですから」
璃子は紅色に染まった頬を伏せたまま、薄い唇を動かした。
「もっと、俺に好かれたい?」
「…はい」
♥
test
近所のコンビニに半年前に新しく入った女の子がいてさ
地味ーな感じだったのが、いつの間にやらほかの店員に感化されたのかヤンキー臭くなってしまって・・・
あのコンビニ、店長とかサブマネですら鼻ピしてたり金髪だったりしてるヤンキー女店員ばっかりだから仕方ないのかなぁ
俺にはごちそう様なんだけど。
719 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/19(日) 16:47:02.27 ID:MOj/pHhp
隣の席の少女みたいな髪レイプものとか読みたいなーって思ったり
さすがにニッチすぎるか
721 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/19(日) 23:20:56.22 ID:MOj/pHhp
澪ちゃんって1期と2期で髪のボリュームが違うな
1期が終わった後の春休みで勇気を出してライブのオシャレのために若い人が行くような美容室に行く澪ちゃん
しかしそこはギャル専用といっても過言じゃないような美容室で美容師に言いくるめられながらきれいな黒髪を改造されてていく澪ちゃん
黒髪を強いブリーチで何度も脱色されて派手な金髪に染められてパーマを何度も掛けられてギャルみたいな髪にされちゃう澪ちゃん
その後元の髪に戻そうと四苦八苦してストパーを何度も掛けて金髪を黒染めする澪ちゃん
やっと黒髪ストレートになったけど何度も髪にパーマを掛けたり脱色染髪を繰り返して髪が溶けて髪のボリュームが激減しちゃった澪ちゃん
そして2期のような髪になってしまった
って妄想した
>>720 これってありすの宝箱のアレだよなぁ・・・
お嬢様女子高校に通う成績優秀な女の子が
3年生の夏に指定校推薦を決めて、小学校時代を過ごした地元に里帰り
夏祭りの雰囲気に流されて、かつての同級生に説得されるまま夏休みの間だけの約束でギャル化
地元の男たちと遊び、まわされているうちに、いつしかギャルに染まっていく
こんなのって、このスレ的にはありですか?
元々はこのスレとは離れた嗜好のものだったのですが、ここでインスパイアされてだいぶ変わったので、
良ければここに落としたいのですが
とりあえず本筋から2年後を描いたプロローグを貼りますので、ご意見を。
タイトルは「夏菜子のなつ」です。
いいと思いますよ
ぜひお願いします
725 :
夏菜子のなつ:2012/08/20(月) 02:28:55.23 ID:sOYqUrh7
プロローグ
「ええっ?こんな、かっこうです……か?」
W大政経学部2年生の石田夏菜子は、20歳の誕生日を迎えた5月13日、
以前スカウトされたアダルトビデオの制作会社に、正式契約と、最初の現場撮影のために訪れていた。
彼女は自分の通う大学名は伏せたまま、キャバ嬢並みのウェーブのかかった金髪に大きなベルトのついた
ギャルファッションに丸いサングラスで現れた。
それは、本来は疑いのないお嬢様でである自分自身への、そしてお嬢様というレッテルを嫌がってのことだったが、
今はこのギャルファッションこそが自分のほんとうの姿だと信じていたからであった。
「紗織ちゃんは、このほうが似合うと思うよ。」
制作会社が用意した、フリルのついたクリーム色のブラウスと桜の花柄の柔らかい巻きスカートをはじめとする衣装は、
ダボッとしたサマーニットにキャミソール、デニムのホットパンツにきんきらの飾りがついたミュールという夏菜子の、
「普段の姿」からはかけ離れたものだったが、現場の監督はお嬢様ルックを主張して譲ろうとしなかった。
毎年、東大にも2桁の合格者を出す私立のお嬢様女子高から指定校推薦でW大に入った夏菜子は、
子どもの頃からお嬢様街道をまっしぐらに進んでいた。
入学先がお嬢様にふさわしいと一般的に思われがちなK大ではなくW大だったのは、
K大に「本塾の常任教員の二親等以内の者は、推薦入学の対象とならない」という規則があるからのことだった。
726 :
夏菜子のなつ:2012/08/20(月) 02:29:40.90 ID:sOYqUrh7
「同級生にばれちゃったりするのがいやなのかな?」
「そ、そんなことないです。でも……」
これは自分のほんとうの姿じゃない……と心のどこかで呟きながらも、夏菜子は……いや、新人AV女優の新谷紗織は
あっという間に金髪を黒に染め直され、目の大きさを強調するようなギャルメークを洗い落とされ、
日焼けしにくい体質も手伝って、あっという間にお嬢様女子大生のいっちょ上がり、となった。
「それじゃ、現場に向かいます」
「は、はい……」
もはや、契約書にサインもしてしまった。風俗やキャバ嬢、グラビアアイドルやモデルといった、
AV女優に至る「お決まりのコース」を経ずにいきなりAVに飛び込んだことは、お嬢様というレッテルに対する、
遅れてきた反抗期のようなものだったのかも知れない。
しかし、ギャルとしてAVの世界に入ろうとしたことも、また負けん気の強い夏菜子らしいことではあった。
だが、AVの世界においては、いかにも「やらせてくれそうな」ギャルの風貌よりも、
手の届かなそうな「お嬢様の風貌」のほうが断然受けることを説明されると、生来の頭の良さからか、
すぐに夏菜子は納得してしまうのだった。
この2年弱、それまでのお嬢様としての生活だけではなく、新しい友達をつくることで、ギャルたちの生態を見聞きし、
その生き方にいつしか染まっていった。女子高時代の同級生たちは、そんなギャルたちを蔑むが、
夏菜子にとっては、同級生のお嬢様たちよりもギャルたちのほうが今の一瞬を正直に生きているように思えた。
「AV女優になる」という思い決意。それは、強気な性格の夏菜子が「職業に貴賎はない」という想いから選択した、
世の中の役に立つ道であり、お嬢様として育ってきた自分を変えることであった。その一方で、
その選択が遊ぶ金ほしさの向こう見ずな決心だったことを心のなかで否定しながらもどこかで気づいてもいた。
727 :
夏菜子のなつ:2012/08/20(月) 02:30:31.49 ID:sOYqUrh7
「新谷紗織、20歳です」
スタイリストの手で、すっかり、お嬢様の風貌にもどった夏菜子は、
ベッドの上で、カメラを前にそう話しだした。彼女の頭の中には、
高校3年生の時の期末試験で出題された「土壇場という言葉の意味を100語以内で説明せよ」
という英作文の問題が思い出されていた。
ギャルとしての自分、清楚なお嬢様としての自分、淫らな女としての自分
……そして、AVの女優としての自分……幾つもの自分が今、一つになって、
「石田夏菜子」という生き方を否定して、AV女優「新谷紗織」としての一歩を踏み出してしまった。
カメラの前で裸になる時、カメラの前でセックスをするときはすぐそこまで迫っていた。
上半身裸の男優が後ろに回ったのが分かった。
あの英作文は期末テスト最後の科目だった。
夏菜子は、2年前の夏、自分がこうして「新谷紗織」になる初めのステップとなった、夏祭りのことを
――故郷の街の夏祭りのことを――思い出していた。
>>724 早速ありがとうです。
とりあえず、まだ書き上がったわけでもないので。今日はこれで。
プロローグは自分なりに結末と筋を決めてからその後の主人公について書いたので、
これを読んで彼女の歩んだ道に興味を持ったかどうかを教えていただけらと思います。
お嬢様が金髪ギャルになるっていうシチュでたまりません
夏菜子ちゃんがどのようにギャルになってAVに出演するようになったのかとても気になります
これは新しいね
一度ギャルになって、元に戻されるってのがたまらん
心情を細かく描いてくれてるのもGJ
感謝感謝
SS投下してくれる人が多いのはありがたい
>>375の麗奈ちゃんが
>>721見たいに金髪になったって想像すると興奮が止まらない
髪レイプ物も読みたいなぁ、めったにないけど
733 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/21(火) 02:47:06.04 ID:9jkcovg1
「夏菜子のなつ」作者です。
>>729 ありがとうです。お嬢様で優等生の夏菜子がどうしてAVにまで出るようになったのか、そこが面白ければいいのですが
すこしこのスレの嗜好からずれることもあるかもしれませんあ、そこは気になったらご指摘ください。
>>730 読みにくいかも知れませんし、おかしなことも出てくるかも知れませんが、よろしくお願いします。
否定的な違憲が出ていないようなので、本筋を投下しようと思います。
現時点で3万字をはるかに超えていてちょっと不安なのですが、やはりチラホラと間違いや書き漏らしが出るみたいなので
一日にちょっとずつ投下できれば、と思います。
「先生、ありがとうございました!!」
東京の都心にあるT女子学園高校は、いわゆる女子御三家に次ぐ進学実績と堅実な女子教育で、名門として知られる。
そこに通うのは良家、とは言わないまでもそれなりに名の通った企業に務める親を持つ、いわばお嬢様の通う私立高校である。
その立地柄、どこか洗練された香りのする女の子が多いながら、名門の女子たる節度を失わない校風に大部分の生徒が染まり、
純潔を保ったまま一流大学に進む生徒が多い。
「これから夏休みだが、限りなく100%に近いとはいえ決定じゃないんだから、油断しないで勉強もしておけよ」
そのお嬢様高校の、3年B組でもいちばんの美少女が、大きな瞳をキラキラとうるませながら、
担任の日本史教諭、池田に何度も深々と頭を下げていた。
細い首と水たまりができそうな鎖骨周りの向こう側で
ポニーテールがエアコンの風になびいて、シャンプーの香りが池田の鼻にも届いた。
「ありがとうございました」
もう一度感謝の言葉を繰り返して職員室を後にしてかけ出した本作の主人公、石田夏菜子の後ろ姿に、
日常的に嫌というほどお嬢様、美少女と接しているはずの池田も心を奪われずにいられなかった。
小さくな顔とくっきり細い顎のライン、ポニーテールと耳の横に垂れる黒髪が揺れて、白い首の間からうなじがのぞく。
夏服のブラウスは、華奢な肩のラインも、キュッと引き締まった腰へのラインも惜しげも無く晒すようにきちんと着こなされていて、
半袖からは白く透き通るような二の腕が見えて、そこから伸びた可憐な指で少しスカートにはいる風を気にするような仕草を見せた。
細くしまった腰からヒップへと続くラインは、少女が大人に変わっていく一瞬しか見ることのできないしなやかな線を描いて、
みずみずしい太腿の裏に二本の筋がほんの少し、ひざ上に見え隠れしている。
ほのかな恋心を抱かずにはおれないような、壊したくても壊せない、ガラス細工のような美少女がそこにいた。
高校を卒業すれば、大学に入れば、この、活発で運動神経も抜群の美少女が、
驚くべき早さで大人の女へと変貌を遂げていくことが、これまでの経験から想像出来るだけに、
池田は少しだけ切ない想いを禁じ得なかった。
「もしもし、お母さん。推薦もらえたよ。うん。そう、W大学。文学部じゃなくて政経だったけどまあ、それは仕方ない。うん、これから帰るね」
夏菜子は一気に高校の最寄り駅までかけていって、そこでまず家に電話をして、自分の進路に関しての報告をした。
進路が決まったことは嬉しかったが、もう一つ別の意味合いが込められていた。
「うん、ありがとう。これで、夏休みは、おばあちゃんのところに行ってもいいよね」
推薦がとれなければ当然受験のために夏休みは潰れるはずであったが、
受験勉強の必要がなくなった暁には、夏休みを祖母の住む街で過ごす、という約束だった。
夏菜子は小学校6年生までその街で育った。だから、いわば里帰りである。
実のところ夏菜子にとって進路が決まったことはまだ実感を伴わないところがあって、
それよりも2年ぶりに夏祭りに参加できることのほうがはるかに嬉しかった。
「うん、わかってるよ。お母さんも、お父さんと水入らずの一ヶ月だから楽しみでしょ」
夏菜子の父親は、故郷の街の大学の教員だった。東京の私立女子大を卒業して田舎に帰った母とその街で出会い、
結婚して、夏菜子が生まれた。
夏菜子が12歳の時、東京のK大学に移籍する話がまとまって、中学校から夏菜子は東京にやってきた。
母親の実家、柴崎家は故郷の町では名家だったので
小学校の頃からお嬢様扱いを受けていた。
お嬢様扱いで夏祭りにも参加してきた夏菜子にとって、ちやほやされたあの日々は楽しい記憶でいっぱいで、
中学二年生以来4年ぶりの夏の故郷へ行くことは、それだけで胸の踊ることだったのだ。
「うん、今から帰るね。それじゃあね」
電話を切って改札に向かった夏菜子は次の電車まで3、4分あることを確認すると、
バッグにしまった携帯を取り出して、メールを打ち出した。
「あ、あっ、あぁ♥いやぁ、はずかしい・・・かずくん、だめぇ」
「何がダメだって?ここか?やめちゃうぞ」
「あぁん、だめぇ♥・・・いゃめ・・・ないで・・・」
「ん・・・あれ、真希、メールみたいだぞ」
「ん〜〜いじわるぅ」
ひゃっひゃっ、と声を立てて、今野和宏が笑う。
特に強豪というわけでもない私立高校の野球部で2年生ながら3番打者を務めていた彼だったが、
今年は甲子園の常連校と運悪く初戦で当たってしまい、少し早い夏休みが訪れていた。
「あ、夏休みに夏菜子帰ってくるって」
街の外れの寺院街の一角、江戸時代から続く寺の離れにある和宏の部屋を訪れていた桐乃真希は、裸のままで、
タオルケットでその豊満なバストとみずみずしい肢体をを隠したうえでメールを確認した。
県立の進学校の3年生で、夏菜子とは幼稚園からの親友だった。つい一昨日、夏菜子よりも一足先に、
夏菜子の母が卒業した女子大への推薦入学が事実上決まったことを、夏菜子に報告していた。
彼女は、小学校の頃から夏菜子と同じように優等生で、クラスの人気を二分していた可愛い女の子といって間違いなかった。
今は清楚そのものの夏菜子に対して、元気印の活発な少女といったふうな真希だったが、美少女であることにかわりはない。
2人の身体を比べるなら、スレンダーな身体が形の良いヒップと意外に大きなバストを隠している夏菜子に比べて、
制服の上からでも巨乳と分かる真希は、ハダカにするとよりその女らしさが際立つタイプだった。
二人は、それぞれにレベルは違うのだが期末テストの前には「頑張って推薦取ろうね」と励ましあった。
夏菜子にとっては、親友の真希が受験勉強ともなれば、せっかくの帰郷の意味が半減してしまう、そんな仲だった。
「夏菜子、って、石田夏菜子?」
「そう、あの夏菜ちゃんだよ。推薦でW大に入ることが決まったから、夏はこっちで過ごすって」
「すげえなあ。って、えっ?じゃ、祭りにも来るの?」
「うん、夏菜子は夏祭り大好きだもん。何年ぶりだったかな?とにかく楽しみにしてるって」
「へぇー……」
和宏は、さっきまで真希を悦ばせていた右手の指を左手で軽く握った。
心に秘めてこそいたが、1つ年上の夏菜子は和宏にとってもアイドルそのものだった。
彼女が東京に言ってしまった後も確かに夏祭りで何度か見かけたが、中学1年の時の和宏にとっては
まさに高嶺の花というべき手の届かない少女だった。
だが、最後に夏菜子を見かけた時には、まだ夏菜子と変わらないほどだった背丈も今は180を超えているし……
もしかしたら……・という想像が一瞬にして頭を駆け巡った。
「なに〜?何考えてるの?」
「えっ?」
「和くんにはあたしがいるでしょ?夏菜子になんか相手にされないよ〜」
「そ、そうだな……」
真希の一言に、和宏は心のどこかを刺されたように感じた。
「あ、あぁん♥すごい……」
そんなことはない、今の俺なら……大体、桐乃真希だってこうやって落とすことができたんだから……
目の前の真希を特の指技で悦ばせながら、和宏は、男としての自信を高めていくようだった。
一応、今日のぶんはこれで終了です。
3,000字くらいですので、これでも長いかも知れませんが。
主人公の濡れ場はまだしばらくあとになると思います。
何か気になることがありましたらよろしくお願いします。
740 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/21(火) 05:36:32.05 ID:7OuzQR1E
乙です 次回も楽しみにしています 気付いたことではなく要望なんですが冒頭に「日にち」付けてくれると個人的にうれしいです 夏休み始めなら7月20日とか夏祭の回なら8月12日みたいに 5月13日に向けて着々と進んでる感が表れてエロ良いです
後でじっくり楽しみに読みたいからまだ読んでないけど、
乙乙であります
乙乙
うっかり出勤前に読むと抜きたくなってくるから困るw
いいね。もっとガッツリ投下してほしいくらいだ
>>740 日付いいね、リアルで
「夏菜子のなつ」作者です
投下は深夜になるかと思いますが、返信だけ。
>>741,742
完全にこっちの都合で、まだまだ使えるようなところではないと思いますので
後からゆっくりご覧になって下さい
容量が心配ですが・・・
>>740,743
日付の件ですが、今日後で投下する部分に、はっきりでは無いのですが日付をある程度特定できる部分があります
舞台裏を先に説明するのも無粋なのですが、夏菜子が故郷の街に新幹線で向かう日を
「隅田川の花火の日」としているのです。
これは、7月の最後の土曜日という意味で、日付をつけてもいいのですが
それをやっちゃうと、なんとなくその年が何年なのか特定できちゃうようになるんですよね。
加えて、夏菜子が楽しみにしている「夏祭り」が行われる故郷の街なんですけど、その日から計算すれば
祭りの日程とか内容とかで、何となくどこの祭りを想定しているかっていう話になるので、
その意味で日付は明記したくないです。ごめんなさい。
ざっくりとするようですが、夏菜子が新幹線に乗るのが7月の最後の土曜日、夏祭りは7月の最後から8月の1週目にかけての期間
と、お考えください。
それでは後ほど。
745 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/21(火) 21:44:31.50 ID:7OuzQR1E
>>744 日付の件 丁寧な受け答えありがとうございます 理由があっての事と気付かずすみません 今後もがんばってください 楽しみにしてます
746 :
夏菜子のなつ:2012/08/22(水) 03:03:27.37 ID:7cnkzKPm
「あ、きたきた、夏菜子―、こっちだよ」
東京は隅田川の花火大会で華やぐ土曜日の夜、浴衣姿のカップルと何度もすれ違いながら
東京で新幹線に乗った夏菜子は、夏の訪れを全身で感じながら、故郷の駅に降り立った
「あぁー、真希ちゃんー」
白いノースリーブのブラウスの上から水色のカーディガンを着て、
それよりも少し濃い青のスカートで現れた夏菜子は、この街では見たことがないほど清楚な雰囲気を全身から振りまき、
かつこの街では見たことがないほど洗練されているように、和宏の目には映った。
もちろん、その清楚さは計算して造られたものではない。はっきり言えば、私服のバリエーションがないだけなのだ。
東京に引っ越してからの夏菜子は、勉強に追われ、習いごとに追われた日々を5年とちょっと続けていた。
東京の有名私立女子高は殆ど高校入学時の募集をしない中で、
公立中学に入学せざるをえなかった夏菜子がT女子学園高校に入学して、内部進学者を押しのけて、
私立の最難関の推薦を取るには、相当な努力があったことは容易に想像がつく。
家と学校の往復に、週2回の習いごとだけで終わってしまう彼女の日常生活に、「東京の女子高生」の華やかな要素はどこにもなかった。
それでも、普段の身だしなみに対する周りの厳しさもあって、やはり田舎の女子高生とは根本的に違う雰囲気だった。
華奢な体も、細い腕も、どういうわけかそこら辺の女の子とは格の違う香りを放っていた。
747 :
夏菜子のなつ:2012/08/22(水) 03:05:18.38 ID:7cnkzKPm
「えっと……こんばんは」
夏菜子の方は、駅で待ち合わせた真希が男連れで現れるとは思わなかったので、意外で、なにか気まずい思いを持った。
「わかんないでしょ、これ、今野和宏だよ」
「今野くん……?ほんとに?」
夏菜子はそう言うと少し緊張した顔はとたんに崩れて、天使の様なほほ笑みを見せた。
ちんちくりんの和宏しか知らない夏菜子にとって、見覚えがあるとはいえ、まったく男らしくなったその人は、
なんだか時の流れと懐かしさを増幅させるような気がして、満面の笑顔ができてしまったのだ。
「そう、見違えたでしょ。荷物持ちにと思って連れてきたんだけど……」
「ああ、ごめんね。殆どおばあちゃんのところに送っちゃったから」
夏菜子は小さなキャリーバッグを一つだけしか持っていなかったので、荷物持ちのはずの和宏は気勢を削がれた。
「やっぱり、こっちは涼しいね」
7月の終盤ともなれば、東京は夕方でも蒸し暑い。その蒸し暑さはこの街にはなかった。
「練習、間に合うね」
北の街とはいえ、夏の暑さはあまり変わらないと思っていた夏菜子は、意外なほど冷たい風にすこし戸惑ったが
「うん、笛とはっぴだけもってすぐ行くね」
と、言ってタクシー待ちばへ向かった。和宏は、まだこの一つ年上の美少女の何事にも清楚な挙動に目ばかりか心も奪われ、
その空気の中に隠れ潜む特有のエロティシズムに知らず知らずのうちに引き寄せられていって、口を開くことすらまともに出来なかった。
「清楚」というと、「お嬢様」につく枕詞のようであるが、彼女の場合、何も飾らなくとも、化粧のひとつもせずとも、
夏菜子その人の周りの空気が清々しく洗われるという言い方が最も適切であろう。ちょうど一輪挿しの花が、
たった一輪で他に何も飾らなくともでも周りの空気を清らかにするように、夏菜子は「清楚」であった。
とびきりの美少女ではあるが地味な格好の夏菜子に比べれば、真希の方は、
いかにも、地元のギャルといった風貌であった。
ストレートの茶髪に、アイラインを施したメークで飾られた顔は、
色白の女の子が多いこの街でもトップクラスの美少女のおしゃれというふうで、
肩の広く開いた白いTシャツの胸にはキラキラとしたアルファベットが飾られていて、
そのTシャツに隠れたデニムのホットパンツからみずみずしい太腿があらわになっていた。
その姿は、贔屓目なしに見ても「ギャル」と形容するのに相応しいものだった。
となれば、この二人を親友と思うことは傍目からはなかなか難しいだろう。
「真希ちゃんさあ、なんか、お祭りの前って感じだよね」
夏菜子が、思い切って聞いた。今年の春休みに、真希が東京にやってきた時には、こんなふうではなかった。
親友の変貌は、彼女が男連れでやってきたことも手伝って、夏菜子を少しどきどきさせた。
「うん、今年で女子高生も最後だから、はじけようと思って。夏菜子も一緒にはじけようよ」
「えっ?」
少し戸惑った夏菜子を、真希が説得する。
「友梨さんとこの美容室でね、やってもらったんだ。これ」
「友梨さん、って坂本友梨さん?」
「そうだよ。東京にいる夏菜子にはわからないだろうけど、この街で友梨さんは大人気なんだよ。
とくに、お祭りの前になると、みんな、あたしみたいに、祭りモードのメークをしてもらいにいくんだ。
まあ、つっても、あたしも今年が初めてなんだけどね」
749 :
夏菜子のなつ:2012/08/22(水) 03:10:44.64 ID:7cnkzKPm
そうやって夏菜子を説得する真希のきらきらとした笑顔が、とても眩しかった。
今、この街につくまで、まさか自分が夏祭りのために髪の色を変えたり、化粧をしたりなどと、
考えられないことだった。思いつきもしなかった。
だが、夏休みの開放感と、東京駅に至るまでの少し華やいだ空気が、故郷の街でほんの少し夏菜子の背中を後押しした。
「ねえ、夏菜子、どう?」
夏菜子自身、この夏は、この女子高生として最後の夏は、この街の女の子として過ごすことを心に決めていたし、
夏休み、東京からも学校からも遠く離れたというその開放感からだったのだろうか、少しドキドキしながら
「う、うん。はじけたいー」
と、答えてしまうのだった。
真希のこの説得は、実は、和宏の提案だった。和宏にその提案を受けた時、
真希は「あの夏菜子がそんなことするわけない」と思ったのだが、いざ本人に会って聞いてみると
意外なほどあっさりその提案を受け入れた。
夏菜子の祖母の家に向かうタクシーの中での出来事だった。
750 :
夏菜子のなつ:2012/08/22(水) 03:15:01.14 ID:7cnkzKPm
「こんばんはー」
4年ぶりに通る、祖母の家から小学校の門へ続く道、
東京から来た服装に町内の半纏と笛だけをもって、夏菜子が足取り軽くかけていった。
途中、見知ったおばさんと挨拶を交わしながら。
「あ、夏菜子―こっちだよー」
小学校の校庭に立つ祭り小屋には、今日の「練習会」のためにもうみんなが集まっていた。
7時開始の「練習会」に、急いで夏菜子が駆け込んだのは6時45分を少し過ぎたところだった。
「おお、夏菜子ちゃん。わざわざ遠くからすまねえな。おばあちゃんとおじさんにもありがとうな」
入り口のところで、町内会の会計を務め、古くからある居酒屋の三代目、守谷誠が夏菜子に声を掛けた。
夏菜子の祖母とおじは、祝儀と称して毎年、この町内の祭り小屋にいくばくかの寄付をし、大きな樽酒も贈っていた。
「あ、どう致しまして。守谷さん、あたし、久しぶりだけどよろしくお願いします」
「いやいや、夏菜子ちゃんならいつでも歓迎だよ。今年は、お母さんは?」
「父が秋から2年間アメリカに行く事になったので、その準備やらなにやらでバタバタしてるので……」
「ふうん、そうか。そりゃ大変だな」
守谷は夏菜子の母よりも4歳下の38歳で、夏菜子が子供の頃から、
近所のお兄さんというふうであったが、あまり母のことを気にしたことはなかったので、守谷の質問は少し意外だった。
そうこうしていると、
「あらあら、どこのお嬢さんかと思ったら」
その後ろから出てきて話しかけたのは、町内の真ん中で美容師をしている友梨だった。
751 :
夏菜子のなつ:2012/08/22(水) 03:18:27.03 ID:7cnkzKPm
「まあ、もうすっかり東京の人だね。夏菜子ちゃん」
嫌味を言ったつもりではなかったのだが、よそ者とみなされたようなセリフに、夏菜子は少し強気なところを見せる。
「あたしは、この街の子ですよ、ひどいこと言わないでください」
「えっ……?あ、ごめんね。」
「そうそう、今年は夏菜子もあたしたちと一緒にはじけるって決めたんだもんね」
「ねー」
話に加わってきた、真希が後ろから夏菜子に抱きつくようにしてじゃれあう。
「友梨さん、明日あたしと夏菜子が行くから、祭りモードで、よろしくね」
「うん、いつでもどうぞ。真希ちゃんじゃなくて、つまり、夏菜子ちゃんも……?」
「あ、お願いします。郷に入りては郷に従えっていうか、このままじゃ、あたしちょっと浮いてるような気もするし」
「おんなことないけど、でも、じゃ、夏菜ちゃんにピッタリのを考えておくわ」
28歳になる友梨は東京で修業を経て、23歳の時にこの街に戻って、母親の美容室を手伝っているのだが、
東京で美容師の修行だけでなく、ファッションについてもかなり真剣に勉強してきたことが功を奏して、
この街で10代から20代前半の娘たちに評判だった。とくに、この街の1年でも大きな行事である夏祭りの時期に、
夏休みの少女たちを「祭りモード」という装いに仕立てる彼女の考案したコースは、評判だった。
ようするに都会のギャルの化粧や髪型を、祭りの時に少女たちが身にまとうサラシや半纏、あるいは浴衣に映えるような
「格好いい」ギャルメークを施すのだが、それを「祭りモード」というパッケージで提供したのが、当たったのである。
752 :
夏菜子のなつ:2012/08/22(水) 03:21:19.66 ID:7cnkzKPm
その好評さは、髪の色を抜いても、夏休みが終わる前にすっかり黒く戻してくれる彼女の技術が支えていた。
田舎とはいえ、派手に色を抜いたまま二学期を迎えることは考えられない高校もいくつもあるからである。
祭り前に、真希をはじめとする、このあたりの女の子たちは、
彼女の手で「祭りモード」に入ることが年中行事の一つになりつつあった。
夏菜子も4年前に、一度だけ軽めに化粧をしてもらったことがあるが、
正直母親がいい顔をしなかったので、若干苦い思い出になっていた。
でも、今年は母もいないし、おもいっきりはじける基礎は整っている。また、少し夏菜子の胸が高鳴った。
「えー、それでは、今年の夏祭りの練習会を始めたいと思います」
町会長の挨拶が始まると、小屋の中だけではなく、外にいた者もそちらに注目する。
「おい、夏菜子もギャルメークにするのか?」
守谷がヒソヒソと友梨に聞いた
「えっ?それは見てのお楽しみよ。それと、ギャルメークじゃないし」
「へぇ……その言い方だと、お仲間入りか。今年の目玉は真希だけかとおもってたけど」
「なに言ってるの。あんまり好き放題やらないでよ」
ちょっと不機嫌そうにむこうを向いた友梨の表情が、何かを否定するときのそれではないことを、守谷はわかっていた。
「ふふ、お前だって楽しむんじゃないか」
「もう、ちょっとだまりなさいよ」
夏祭りには、いろんな側面がある。守谷と友梨はこの町内会で若者たちを仕切る存在なのだが、祭りの期間中、
祭りの後のことも仕切っていた。そして、この会話が事実上、
夏菜子を若者たちがどう扱うかという決定になったことを、夏菜子は知らなかった。
ダン、ダ、ダーン、ダーン
町内会長の挨拶が終わると、地に響き渡るような太鼓の音が小屋のいちばん王から聞こえてきた。
少し肌寒かったが、夏の匂いがぷーん、と夏菜子の鼻に、全身に香ってくるようだった。
北の街に、短い夏の始まりを告げる音が、その場にいた者みなの心の奥底に響き渡った。
753 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/22(水) 03:26:31.08 ID:7cnkzKPm
今日のぶんはこれでおわります。
展開が遅いように思われる方もおられるかも知れませんが、とりあえず一区切りのところまで仕上がっていはいますので、
ある程度このスレの皆さんにも楽しんでいただけるのではないかと思います。
気長にお付き合いください。また、気になることがありましたら、おっしゃっていただけると幸いです。
>>744 期待にそえずすみません。でも、日付について洗いなおす事ができて、こちらとしても助かりました。
以後もよろしくお付き合いください。
乙です
続きが楽しみです
乙乙です
おお、清楚とか美少女とか高いところから始まるってのは堕落展開としては王道かつ最強
楽しみすぐる
大人たちも陰謀めいててワクワク
756 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/22(水) 15:09:06.04 ID:wu6w2REH
最高です!
清楚な夏菜子が周りに流され、周り以上に派手になり、考え方も変わる。
頭がいいだけに、簡単に戻れると思ったことが命取り。的なことはよくあるよね。
毎日投下が尚いいです。
がんばってください。待ってます。
登場キャラ全員がまるでこのスレ住民じゃないっすか
すばらしい設定です
いい前フリでこれからがすごい楽しみだわ。
気長に待ってるよ。
「夏菜子のなつ」作者です
感想ありがとうございます。設定の段階でハードルを上げてしまったような気もしますが
夏菜子が周りの思惑に翻弄されていく話だというのは伝わったようでなによりです。
こっちとしては設定だけ丁寧にして、どこまで落とすかは皆さんの想像に委ねたいぐらいなのですが
そういうわけにもいかないので、すこしずつ投下します
やっぱり結構な頻度で誤植が出てて申し訳ない限りです。完全には消せないような気がします。
760 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 02:57:20.03 ID:a46jM5nd
「おばあちゃん、いってきまーす」
夏祭りの2日目の朝、祖母の家から街の図書館へと夏菜子は歩き出した。
夏祭りは7日間続くが、夏菜子の参加する町内会は、1日目に町内に山車を披露して、
2日目に中心街での運行に繰り出して、審査を受けるのが恒例だった。
夏菜子が参加するのは主に笛による囃子で、その囃子の出来も、山車や踊りの出来と同じように審査に関わってくる。
だから、少しだけ今日は朝から気合が入っている。
「今年は、一番が取れるといいね」
「うん、きっと取れるよ。みんながんばってるもん」
昨日の巡行が終わった後、真希とそう言いながら目を輝かせた夏菜子は、
未だに残るその高揚感に任せて、歩きながら携帯を取り出した。
朝起きて、顔を洗ったとき、真希たち過去の同級生、その他の自分と同い年以上の女子たちに比べて、
自分が地味すぎることがどうしても気になっていたのだった。
「もしもし、あ、友梨さんですか」
「あぁ、夏菜子ちゃん、昨日はお疲れ。今日もがんばろうね」
「あ、ありがとうございます。それで……あの……」
恥ずかしがり屋の美少女が、お嬢様で優等生という殻を自ら破ろうとしていた。
「ん、なに?」
「今日……その、午後に……お願いできますか?」
そうやって、少し話題をぼかしながら、
昨日はリップすら使っていなかった夏菜子が、新しい一歩を踏み出した。
実は、3日前に一度、真希とともに友梨の美容室を訪れた夏菜子だったが、
その時は髪の色に手を加えること無く、帰ってきてしまったのだ。
「気が変わったらまたおいで」という友梨の優しい言葉が、その後ずっと夏菜子の耳に残っていた。
「ああ、いいわよ。で、どうしようか。3時くらいには女の子が次々に来るから、
そうだなあ、1時に来てくれれば、綺麗に仕上げてあげるわ」
「あ、お忙しい中済みません」
しどろもどろになってしまう夏菜子が、友梨にはとても可愛く思えた。
「で、どんな感じにする?」
「え……あの、お任せします」
「ふふ、じゃあ、わかったよ。1時にね」
お任せします、と夏菜子が言ったのは、髪をどう変えるかということだった。
黒い髪を染めたことのない夏菜子は、周りの女の子たちと同じように、
「祭りモード」の色に染まりたいと思っていても、
3日前に友梨の美容室に行った時には最後の一歩が踏み出せなかった。
だが、遂に一歩を踏み出した。ろくに化粧もしたことのない少女の、大きな決意だった。
「お、お願いします」
夏祭りのためにこの街に着いてから5日め、夏菜子は午前中は図書館に通い、
午後は真希や和宏たちと会って遊ぶ日々が続いていた。
真希が「夏祭りだから」という理由で髪を茶色にマスカラが塗られたまつげとピンクのアイライン、ボロボロのデニムのホットパンツに
キャミソールがはっきりとのぞくピンク色のTシャツで遊びまわるのを、夏菜子は羨ましく思っていた。
図書館は寒いこともあるからと、上に着るカーディガンから考えてスカートにミュールまで
お嬢様色で統一して今日も外出してしまう、自分の殻を破って、夏祭りモードの友達たちと同じ色に染まりたかった。
迷いながら一歩を踏み出した、その日のうちに――いや、正確には日付が変わった次の日ではあるが――
18年間守ってきた純潔を失い、わずか5日のうちに、自分がHな女の子であること
――男なしでは生きていけない、淫らな雌犬であること――を思い知らされ、
淫らな色に染まっていくことなど、想像もできない夏菜子であった。
まだ少しドキドキしながら友梨の美容室に向かう夏菜子の背中を押したのは、親友の真希だった。
「なに、そんなに心配してるの?大丈夫だよー。
去年もお祭りが終わったらソッコー戻してくれたから。友梨さんに任せてれば」
「う、うん……」
ときめきと不安が入り混じった宙を歩くような感覚で、
友梨の美容室についたのは12時56分のことだった。
「いらっしゃい、夏菜ちゃん。さあ、どうぞ」
夏菜子と真希に気づくと、友梨が自分から戸を開けて2人を迎え入れた。
カララン、と鈴の音が涼しげに響いて、手動のドアがしまった。
「あ、はい……あ、あのー……ほんとに大丈夫ですよね」
「うん?すぐに戻せるってこと?心配なら髪はやっぱりメッシュにしとく?」
4日前、「祭りモード」の髪型とメークの為にここを訪れた時、
夏菜子が髪を染めることをためらった理由は、夏休みが終わった後のことを考えてのことだった。
友梨は代案として、表面の髪だけ金髪にして、最悪夏祭りが終わったら色の変わった髪は切る、
とかエクステですませるというようなことも言ってくれたのだが、結局夏菜子は踏み切れなかった。
だが、親友の真希を始めとして、高校生以上の女の子はみな、「祭りモード」と友梨が呼ぶような、
ギャルメークに色を抜いた髪を飾って参加していたので、夏菜子は自分だけがひどく子どもであるような気がした。
そして、同級生や歳の近い男の子たちからもそういうふうに思われるのが、
小学生の頃の優等生の自分がおとなになれずにいることを晒すようでとても嫌だった。
髪を染めて、パーマをかけて、大きなピンクのリボンで髪を飾り立てて、派手なメークで綺麗になってみたい……
「祭りモード」をもっともっと楽しみたい。そんな衝動を抑えられなかった。
764 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 03:06:16.24 ID:a46jM5nd
「どうせなら、まっキンキンの金髪にしてみる?
夏菜ちゃん、顔立ちが結構はっきりしてるし、素材が天下一品だから、似合うよ」
「金髪……?え?」
すこし茶色に染めるだけだと思っていた夏菜子は、友梨の思いつきのような一言に、
動揺していることが友梨にも、真希にも丸わかりだった。
「い、いや、まぁ、まさかそこまでしないとは思うけど」
「戻せるんですか?」
間髪入れずに夏菜子が話に乗ってきたことは友梨にとっても予想外だった。
そして、このお嬢様然とした美少女が心に秘めた、
「はじけたい」という曖昧な願望の深さを思い知らされるようだった。
「戻せる、けど、いきなりそこまでする?」
「でも、似合うん、ですよね」
「うん、それは保証するわ。あとはちょっとメークも教えてあげる。
夏菜ちゃんなら、ハリウッドの女優さんみたいに、美人になるわよ」
ハリウッドの女優さん……その言葉が夏菜子の決心を固めた。
「じゃ、まっきんきんでお願いします。まっきんきんで」
鏡のなかの黒髪の少女をじいっと見つめたまま、夏菜子がそう答えた。
「金髪にするの?夏菜子、マジで?うわー、大冒険だね」
真希はまるで自分のことのようにはしゃいだ。
「だ、大丈夫?夏菜ちゃん、なんか目がまんまるだけど」
「いえ、だ、大丈夫です。友梨さんにお任せします」
765 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 03:08:51.60 ID:a46jM5nd
「わかったわ。大丈夫よ。どうしようもないときはショートにして何とかごまかせるようにするからね」
「あ、ありがとうございます」
東京で修行してきた友梨には、ギャルは一日にしてならないということがよくわかっている。
お嬢様そのものの夏菜子がいきなりギャルになりきるのはどだい無理な話なのだ。
女の子がギャルになるには、服も揃えないといけないし、アクセサリーも必要である。
それは何も夏菜子だけではなく純朴な田舎の女の子たちも同じだった。
その点、「祭りモード」と友梨が呼ぶようなやり方なら、服は浴衣やサラシに半纏と決まっているので、
髪とメークと簡単なアクセサリーだけで十分ギャルになりきることができて、
まだ校則にうるさい学校に通う田舎の女の子たちには魅力的だった。
浴衣でも、サラシでも、すこし目をパッチリにして、大げさにチークを盛って……
とちょっとした工夫で新しい自分を発見してしまう女の子が年に10人以上は現れ、
その子たちは友梨のリピーターになっていた。
去年、初めて友梨に「祭りモード」を施してもらった真希は、2学期が始まる時には綺麗に抜けた茶髪を黒く戻して、
健康的な優等生に戻ったのだった。その信頼感が、友人を連れてくるきっかけにもなった。
766 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 03:11:31.69 ID:a46jM5nd
「そうそう、うまいじゃない。」
「エェ?そうですか?」
髪の色が変わる間、友梨は夏菜子にメークの方法を教えていた。
アイラインとマスカラで目を大きく、まつげをカールさせて、瞳を切れ長に見せる。
少女漫画の主人公のように映える自分の顔に、
驚かずにはおれない夏菜子であった。
「夏菜ちゃんはやっぱり可愛いわね。どんなメークでも映えるもの」
「そ、そんなことないですよー」
普段、清楚で落ち着いた雰囲気を醸し出す美少女でも、
こうやってあらためて可愛いというふうにほめられることはあまりない。
夏菜子は、すっかり舞い上がっていくようだった。
「本当にいいの?根本まで金髪にするなんて」
友梨がそんな夏菜子に確認する。
「いいんです。あたし、決めたんです。今年の夏祭りは、真希みたいに、
この街の女の子たちらしく、はじけるんだって。どうせだったら、いちばん目立つような髪にして、
思いっきり楽しんじゃおうって。それに、終わったら黒く戻せるんですよね」
「うん、それは任せておいて」
「じゃあ、安心です。思いっきり金髪にして、思いっきりくるくるにしてください。」
やるからには徹底的にやるのが夏菜子の性分だった。何事に対しても精一杯臨み、
何者に対しても容易に媚びたりしない。一流大学への推薦が決まって、
口うるさいママの軛からも逃れることができた時、美少女の願望は、
今までなったことのない自分への変身を求めた。
「夏菜ちゃんが祭りに気合入れてるの見たら、おじさんたち喜ぶだろうねー」
真剣に目を見開く夏菜子を見て、友梨はつい、そんなことを口にしてしまう。
「な、なんですか、それ?」
しまったと思い、取り繕おうとする友梨だったが、いらないことを更に口走ってしまう
「い、いや、結構評判いいのよ。女子を気合入った顔にしていくと。おじさんたちにはね。
守谷さんなんか、喜ぶんじゃないかなー」
「守谷さん?なんで守谷さんなんですか?」
夏菜子は胸のどこかをきゅん、とくすぐられたような気がした。
「いやー、別に守谷じゃなくてもいいんだけどね」
「守谷さんって、あんまりおじさんって感じしないよね。あたしたち子どものころから、おにいさんって感じで」
真希が話に加わってきた。
「まー、あいつも若作りだからねー」
話をどこかにそらそうとするのは、友梨だった。そこへ、思いもよらない助け舟が現れた。
「うぃーっす」
不意に、男の声が店に響いた。
「あっ、和宏。来てくれたんだ。だめー、まだ見ちゃだめだよ。
夏菜子が可愛くなっても浮気なんかしちゃダメなんだからね」
「あ、夏菜子さん、こんにちは」
「こ、こんにちは」
メーク中の顔を、男の子に見せるのが嫌で夏菜子は鏡越しに伏し目がちな挨拶を和宏と交わした。
和宏は、友梨の美容室にいることを、真希のメールで知らされてやってきた、ということになっていたが、
その実、今日からの祭りのあとに行われる、夜の祭り――「宴」とか「若者会」とかそういう隠語で呼ばれることも多い――に饗されるであろう、
二人の女の子の様子を見にやってきて、祭りのあとの段取りを友梨と話しあうためにやってきたのだった。
和宏は、一昨年、中学校3年生の頃から「宴」に参加していて、その男としての成長を友梨を始めとする
町内会の女たちに晒すことで、夏菜子がいなくなって以来、中学校のアイドルとして君臨し、
高校でも学年一の美少女だった真希を容易に篭絡するテクニックを叩きこまれた。
その意味で筋金入りのギャル系男子だった。
浅黒い肌も、坊主の髪の毛も、野球部と言われれば納得してしまうが、
女の扱いに関しては、真希が想像もつかない怪物だった。
「それじゃ、真希さん、後でまたメールください。夏菜子さんも、今日も頑張りましょう」
「は、はい。じゃ、じゃあね」
和宏が怪物であることは、この何日か、真希とともに逢っただけで、
いつの間にか夏菜子がときめきを覚えてしまっていることでも証明されているようだった。
伏し目がちに別れの挨拶をする夏菜子の鼓動がはやくなり、顔が紅潮する一瞬を、友梨は見逃さなかった。
「あんたも、その頭、何とかしなさいよ」
そんな夏菜子を見ながら、若い男が好きな友梨も和宏にはときめかずにはいられないのだった。
野球が終わってから2週間、伸びっぱなしになっている和宏の坊主頭を、しっかりと男らしく剃ってこい、という意味だった。
また、後でね、といやらしい誘いの視線を投げかけると和宏は、はいはい、というように流し目で友梨に返事をした。
「じゃあねー」
無邪気に、携帯を見ながら答える真希。二人の優等生が町の男たちの慰みものになる時が、すこしずつ迫っていた。
今日はこれでおしまいにします。
実は、推敲を重ねてるうちに、濡れ場がずいぶん遠くなってしまったような気がしてます。
それでも、2,3日中には、いい場面がでてきて、話が展開しだすと思いますので
気長にお付き合いください。
それでh,何か気づいたことがありましたらお願いします。
正直素晴らしいです
しかしディティールの細かい作品は途中で力つきて失踪される方が多いので
なんとかこのモチベーションを保ったまま最後まで書き上げて頂きたいです
ヴァージンの美しい黒髪から金髪パーマ頭だなんて…すごくいいです
金髪になった夏菜子ちゃんのの反応がすごく楽しみ
773 :
わたぐも:2012/08/23(木) 15:15:49.65 ID:mgvydi4l
やっと帰ってきました_(_ _;)_←
4日間奇跡的な勢いでネカフェがなく、ケータイもトラックに踏み潰され(TT)
ということで投稿遅れてすみませんでした;;
夜からがんばって書いていきます! 遅れた分今日はがんばります!!
新たにSS投下してくださる人も現れたようなのでそろそろ巻きにかかります(^^;
少数の見てくださってる方に質問なんですが、今のとは別に思いついたネタがありまして・・・
天使の堕天的な感じなんですが、
1.しょた
2.天使=優等生
ていうのを認めていただけるでしょうか??><;
1はキャラを男の子・女の子にするかで悩んでる感じです。
2は…根本ですね(^^;
774 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/23(木) 20:18:07.40 ID:a46jM5nd
「夏菜子のなつ」作者です
いつもよりだいぶ早いですが、これから投下します。
>>771 何をもって書き上げるというのか難しいところですが、まあ頑張ります
>>772 鏡を見て「うわっ」みたいな場面はないですが、微妙な心理の変化と周りの反応を
楽しんでいただければ幸いです。
775 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 20:19:54.39 ID:a46jM5nd
「こんにちはー」
小学校の校庭に設営された祭り小屋に現れた夏菜子の姿に、
その場の誰もが一瞬目を疑った。夏菜子は、浴衣も昨日よりも派手な、
水色を基調に桜の花柄がたくさん入った派手な浴衣を着こなして上に、
何よりも驚いたのはその髪だった。
光り輝くような金髪の、綺麗なウェーブの入った巻髪を、少し左寄りのアップにまとめて風に泳がせていた。
よく見ると細い編みこみがいくつもできていて、その一つ一つをピンクの小さなリボンでまとめ、
前髪の右側には大きなピンクのリボンがついている。
清楚だった顔は、鼻のラインが強調され、目もパッチリと強調されて、まゆは細く、髪と同じ色だった。
アイラインを二重のまぶたの裏にまで入れ、マスカラが塗られたまつげをカールさせていた。
目元はキラキラと光り、微かなピンク色の頬が恥じらっているようだった。
同じピンク色に濡れる口元が、美少女のバランスを保っていた。
町内会の男たちがこの数年見慣れていた、「祭りモード」の中でも、
徹底してはじけて、ギャルになりきっているようだった。
昨日までの夏菜子とは別人のように、その雰囲気がはしゃいでいた。
夏菜子一人がいるだけで、周囲の空気も華やかになるようだった。
その姿を見て、守谷誠は、「いける」と思った。
776 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 20:21:09.26 ID:a46jM5nd
「うわ、夏菜ちゃん。それ、すごいね」
「いいでしょー。かわいいでしょー」
寺田唯と新崎梨絵が夏菜子に話しかけると、夏菜子は得意満面に答えた。
2人とも、夏菜子と真希の小学校の同級生で、この町内の女の子だった。
二人も「祭りモード」に染まったギャル風の少女だったが、
夏菜子ほど徹底するにはためらいがあった。
決して偏差値の高くない私立女子高の3年生をして、夏菜子のギャルメークと金髪は、
気合の入ったものに見えるのだった。
そして、小学校の頃、何かにつけて常に主役だったあの
石田夏菜子が、この町に戻ってきたという実感を、2人がそれぞれに持った。
この2人とも、祭りの後の「会合」に参加することを随分前から了解していた。
777 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 20:24:10.59 ID:a46jM5nd
日本の夏祭りといえば、ナンパと夜這い、
端的に言えば不特定の相手とのセックスがつきものだった時代があるのは周知のことだろうが、
社会の変化に応じて、そういったこともなかなか許されなくなってきているのも事実だろう。
だが、そういった風習というか慣行が形を変えて細々と生き延びているのも否定出来ない事実である。
夏祭りや盆踊りが1日2日で終わるような場合は、個人同士のナンパで、
一夜限りの相手と結ばれて、それが続くかどうかは別問題、という単純な図式になるのだが、
この街のように夏祭りが1週間も続くような場合、
若者の間にそんな行為を仕切るものが現れるのも自然な成り行きであった。
とはいえ、町中の若者がみんな参加できるかといえばそんなことはない。
伝統的な町では、元締めというかリーダーが居て、
夏祭りに参加する中からめぼしい少年少女を、毎年少数だけ、祭りのあとの集まりに誘うのであった。
そして、時にはそれぞれの家や川沿いのラブホテルへ、
時には寺院外の一角のお堂で罰当たりな乱交大会に及ぶのであった。
元締めは性病や妊娠を始めとして、隣近辺の町との関係や、
祭り期間が終わった後の男女関係の始末に至るまで、様々な事に気を使わなければならないが、
そのかわり初参加者との初夜権を持つのだった。
この町内の元締めが今は守谷と友梨だった。
実に18年にわたって元締めに君臨する守谷と、帰郷とともにその座についた友梨の二人は、
携帯電話のあるこの時代の特性を生かして、効果的に「宴」を盛り上げ、管理していた。
2年前から、男の参加者には祭り期間中に携帯でのGPS追跡を可能にすることを義務付け、
ことがすんだ後には、必ず女の子を家まで送ることを徹底させた。
なかなか引退を許される状況が訪れない中、女だてらに行き届いた管理を見せる友梨と、
お寺の跡継ぎである和宏は守谷にとって期待すべき存在だった。
この先、一時的に和宏が家を離れるであろう間は友梨に宴を預けて、
その後和宏が元締めにというのが守谷の思惑だった。
だからこそ、彼には桐乃真希という最高の獲物への、祭り前の接近を許したのである。
>>773 お疲れです
楽しみにしていました
OKですよ
779 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 20:30:01.22 ID:a46jM5nd
そのことが、守谷にとって大きな副産物を呼び込んだ。
まさか、夏菜子のような最上級の美少女が罠にかかってくるとは思わなかった。
今朝、友梨から、夏菜子の動向についての連絡を受けた時には、
守谷は久しぶりに舞い上がるような心持ちを覚えた。夏菜子が「祭りモード」に装いを変えることは、
彼女の、日常からの開放感を示していたように思えたからである。
同じ感触を感じとった友梨からは、「あんまりはしゃぎ過ぎるなよ」と、メールにもかかわらずに釘を刺された。
その日、太鼓を叩く役だった守谷は、それでもこの日の祭りの巡行中から、笛を吹く夏菜子から目を離そうとはしなかった。
うなじを丸出しにして左側にアップでまとめた、綺麗なウェーブのかかった真新しい金髪も、
大きなピンク色のリボンも、帯の下から見える形の良いヒップからももへと続くラインも、
桜の花柄の浴衣の裾からのぞく脚線も、今まで守谷が味わってきた女の中でも間違いなく最高級だったが、
「祭りモード」という名のギャルメークでも隠しきれない本来の清楚で美しい顔立ちと、
あとひと押しでこの上なくいやらしい女への変貌を遂げるであろう、
引き締まった腰つきと形の良いヒップ、きっちりとしまった胸元でも覆いきれない豊かな胸は想像力をかきたて、
清楚な美少女と派手なギャルが一人の女に同居しているバランスの良さはこの世のものとは思えなかった。
まさに、どこから食べても美味しそうな少女だった。
真剣に笛を吹きながら雪駄でさっそうと歩く少女の姿に、常に目を引かれていた。
元締めとして、守谷が相手にした処女は10人を超えた時から数えるのをやめてしまったが20人は超えているはずだ。
元締めになった頃は中学3年生でも平気で宴に参加させていたが、
最近は初参加者の若干の高齢化が進んだ。それでも夏菜子が最上級の美少女であることに疑いはなかった。
東京のお嬢様学校に通う、成績優秀、運動神経抜群の特別な美少女……
そうしたブランドを一切廃して見ても、この男をして、興奮を抑えきれなくさせるのに充分だったのだ。
元締めとしての苦労を忘れさせるほどの興奮を覚えずにはいられなかったのだ。
780 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 20:31:45.55 ID:a46jM5nd
祭りの初日、前年までから引き続いて「宴」に参加する者が集まり、
その年の新規参加者について、場所の確保について、性病と妊娠の予防についてのミーティングが開かれる。
高校2年生の和弘が参加していることからも伺える通り、
どういうわけか女子の参加者の方が近年では容易に決定できるようになっており、
男子は中学3年生の畠山佑都が一人、女子は事前に参加を了承している二人の高3女子と、
明日、二日目の会合に誘うということで、和宏の1つ年上の彼女である「桐乃真希」と、
その親友で東京から里帰りをしている「石田夏菜子」の参加が承認された。
夏菜子と真希が参加した場合、今年の参加者は男子が9人、女子が15人となるのだが、
男子が絶倫揃いなことに加えて、2日、3日、4日と会合が続くと女子は欠席率がどうしても増えるので、
守谷の見立てではバランスとしてはこのぐらいが最適だった。
781 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 20:33:50.79 ID:a46jM5nd
もちろん、桐乃真希と石田夏菜子という2大美少女の参加――その中でも思いもよらぬ石田夏菜子の参加――の可否が、
男子のやる気を大きく左右するのは、説明もいらないほど明らかな話だった。
黒髪に地味な化粧で1日目の巡行に現れたときに少しがっかりした男子の参加者は皆、
今日の巡行の集合場所に現れた夏菜子の「祭りモード」に喜びを隠せず、鼻の下を伸ばさずにいられなかった。
それは、初めて参加する畠山佑都ですら同じだった。
放っておいても、夏祭りでは恋の花が咲く。そこかしこで咲き誇る。
巡行待ちの最中から夏菜子は、周りの参加団体の少年たちの噂の的になっていたし、
夏菜子の町内会の性根質も、「宴」に声がかからないオタク系の高校生から、ませた小学校高学年の男の子たちまで、
みんなが夏菜子の美少女ぶりに注目していた。
その夏菜子が、昨日とは全く違う雰囲気を放って現れた。
つやのある長い金髪に、綺麗なウェーブがかかっていて、よく見ると前髪をはじめとして、
いくつも細い三つ編みが作ってある。その髪は夏菜子の左上にアップでまとめられていて、
セミロングの髪は綺麗なウェーブを描きながら宙を泳いでいる。
そしてピンクのリボンがその夏ギャルらしい髪型を強調している。もともとぱっちりして潤みを帯びている瞳は、
アイラインでばっちりと決められていて、控えめなマスカラが夏菜子の美少女ぶりを引き立たせる。
綺麗なあごのラインはそのままでも小顔がアピールできていて、
少し小さめな鼻はラインが強調されるようにメークされ、頬は少しピンクがかっていた。
後ろから見ると、うなじが丸出しのようでもあり、歩くと少し髪が隠すようでもある。
大人の女への脱皮を図って、もがく美少女の変身した姿は、バリバリのギャルと、
正統派美少女の両方の要素を絶妙なバランスで保ち続けていた。エロい、かわいい、美しい、
それでいてバカっぽくはない、知性をしっかりととどめていた。
その姿には、「祭りモード」をギャルメークと少し嘲笑気味に笑う守谷も驚くばかりだったし、
友梨はまるで芸術作品のような夏菜子の姿を自分が作り上げたことを誇らしくさえ感じていた。
もちろん、とびきりの素材あってのこととわかってはいたが。
782 :
夏菜子のなつ:2012/08/23(木) 20:36:28.68 ID:a46jM5nd
そんな中、夏菜子が気になっていたのは、
常に近くにいた真希の隣で同じように笛を吹いていた和宏だった。
歩きながら、何度も、和宏に目が言った。そのたびに、かっこいいな、
って思って一瞬笛を奏でる指が止まってしまうのだ。
あの、小さな体でちょこまかと駆け回っていた少年が、今、サラシに町内の半纏と股引きをを着こなして颯爽と歩いていた。
真剣に笛を吹きながら歩くのを見ると、どうしても目が釘付けになってしまうのだ。
だが、彼は、親友真希の彼氏である。そのことを思い出すと、必ず軽い罪の意識に襲われる。
そして、どこかを見るふりをすると、なぜか必ず目が合うのが、
2つ年上の、都内の大学に通う、藤井北斗だった。
まだこっちに来てちゃんと話をしてはいなかったが、北斗は、真希の高校の先輩でもあり、
一浪して今年、W大の一年生になっていた。だから、夏菜子の先輩になるのだった。
そんなこともあり、一度はちゃんと挨拶しようと思っていたのだが、
初日まではそのチャンスがなかった。
北斗と一緒にいることの多い、都内の私立大学の二年生、大島雄一とも、よく目があった。
そして、その大島雄一の傍らには、夏菜子よりも1つ年上の地元の女子大生、山田美沙紀が常に寄り添っている。
皆、夏菜子や真希と同じ小学校の出身だから見知った顔である。
雄一と美沙紀は遠距離恋愛なのかとおもいきやそういうわけではない。
この夏祭りの一瞬、気が合うどうしで一緒にいるだけなのだ。
そのことを知ってか知らずか、夏菜子も、ああ、寂しいな、と感じはじめるといつの間にか北斗の方に近づいている。
そして、はっと我に戻って、また真希の隣に戻る。
2日めの巡行は、行きも帰りもそんなことの繰り返しだった。
処女で、彼氏も持ったことのない夏菜子にとっては、それだけでも刺激的な体験ではあったが。
今日はここまでにします。
延々と設定が続いているようで恐縮です。
それでは、いつもと同じですが、気づいたことがありましたらよろしくお願いします。
もつ!
とっても乙!略してもつ!
乙です
ぎりぎりまで調理寸前って感じなのがたまりません
>>629 久々にこのスレにきたから今更だけど、これすごい好みだわ
勉強で1番とかとっちゃう女の子が、解きたくても解けなくなる状況が大好物
787 :
わたぐも:2012/08/23(木) 23:07:42.27 ID:mgvydi4l
786さん、ありがとうございます!!
ではでは、すごい作品が書かれる中、恐縮ですが・・・^^;
↓↓
−−その夜。
小百合は今までにないイライラ感にまとわりつかれた状態であった。
怒られた、怒られた、怒られた。
長らく、ほんとに長らく怒られたことのなかった彼女にはこの一日は耐え難いものだった。
事情も知らぬ上司(バカ)にプライドを傷つけられ、その揺れ動きつつあった怒りの矛先は
この日完全に周りに向いた。正常な状態であればそのことがおかしいことに気づく。
本来の矛先を向ける相手は犯人一択なのに。
だがその心はまるでおかしな宗教の信者のように正常な視界にモヤをかけていた。
−−冷たい?
午前3時になろうかという頃、彼女は自分の周りの状況に気づく。
そこには無数の空き缶。
冷たさの正体は彼女がテーブルを蹴った際にこぼれた酒であった。
帰りに買った灰皿にはタバコと灰の山。
ぼーっとしながら当たり前のようにタバコの箱に手を伸ばす。
しかしその箱はすでに空だった。
788 :
わたぐも:2012/08/23(木) 23:13:48.72 ID:mgvydi4l
コンビニについた彼女は店員が品出しのため一人で雑誌を並べていることに気づく。
−−−盗った。
あっさりと。そこに感情の動きはなかった。
そして何事もなかったように店員を呼ぶ。「13番、○○スターで。」
789 :
わたぐも:2012/08/23(木) 23:30:11.52 ID:mgvydi4l
コンビニから出た彼女は男に囲まれた。
「オネーサン、盗ったよね?^^」
空が薄暗くなる頃、彼女は乱れた服、そこから見える下着そのままに帰路についていた。
何もかもがどうでもよかった。
ベットに倒れた彼女が次に目を覚ましたのは11時30分。
着信履歴にはおびただしい上司の名前。勤務先。
だが、彼女は何一つ驚く様子もなく私服に着替えた。
彼女がこんな態度なのには理由があった。
−−だって、犯人が要求したもの。
前日の仕事終わり、彼女は新たな要求を受けた。
無断欠席だ。
だからしょうがない。どうせ休むなら飲もう。嫌なことから逃げたいもの。
そうした過程の結果、あの夜中に終着した。
790 :
わたぐも:2012/08/23(木) 23:43:13.44 ID:mgvydi4l
いつものトイレの個室。
もう封筒にはタバコは入っていなかった。
しかしその個室にはタバコの煙、香りが所狭しと犇めく。
封筒には錠剤が一粒。
同封された紙に書かれた文章はもはや命令口調ではなかった。
小百合もある程度その薬がどういう効能を持つか想像できた。
小学生の教科書にも載るその錠剤。
だれに聞いても首を横に振り、逃げ出すその錠剤。
小百合はためらわず口に運んだ。
コクっと喉を通った時、彼女はなにかが終わった気がした。
トイレの前に車が止まった音がした。
791 :
わたぐも:2012/08/23(木) 23:45:32.40 ID:mgvydi4l
ちょっと休憩します^^;
792 :
わたぐも:2012/08/24(金) 00:17:46.25 ID:BY7T8Shg
初めての100点、初めての1位、インターハイ出場、司法試験合格。
それら彼女が経験してきた最高レベルの快楽達はたった一粒のもたらすそれに敗れ去った。
彼女は立っていられずしゃがみこんだ。
意識は朦朧としているが、その心地よさははっきりわかる。わかりすぎる。
ストレスでいっぱいだった彼女の頭は空っぽになった。
−−理性とともに。
−−ああ、こんな世界があったのか。
彼女は恍惚な表情を浮かべながらその快楽に身を任せていた。
そんな中それを男の声が邪魔をした。
「開けろ。」
793 :
わたぐも:2012/08/24(金) 00:32:32.56 ID:BY7T8Shg
その声に彼女は聞き覚えがあった。
−−犯人だ。
しかしクスリのもたらす快感は怒りが生まれるスペースすら作り出すことを許さ
なかった。
開けられたドアの向こうに犯人が見たのはタバコの臭いと共存するただのヤク中。
キマりきった目は焦点が定まらず、狭いスペースに目いっぱいだらしなく広げら
れた脚。その付根からは下着が顔を覗かせている。
男は彼女のワンピースの肩紐を強引に下ろした。反応を見たかった。
その反応は期待通りだった。
「やめろぉ」
呂律も回らず表情も緩んだまま。とても怒っているようには見えな
かった。
男はニヤッとすると他の男共に彼女を車へと運ばせた。
794 :
わたぐも:2012/08/24(金) 00:41:21.76 ID:BY7T8Shg
だめだーねむいー><
ごめんなさい、今日はここまでで;;
多分明日で完結までいくと思います。
なんだこのスレは…同時に二つ進行中だと!?
夢のようなSSありがとうございます!
なんかこのスレ最近妙に活気づいてる気がする
まとめて読みたいけど
ついつい読んでしまう。。。
ワロタ
799 :
わたぐも:2012/08/25(土) 00:37:29.32 ID:W/ys91+o
−−頭が、髪の毛が痛い。
彼女にかすかに正常な感覚が戻ろうとしたとき、鼻をつままれる。
−−苦しい
彼女はたまらず口を開ける。
そこに流し込まれる水と新たなクスリ。
痛いという感覚、違和感が再び薄れる。
だが目の前の鏡に確かに映る自分の現状。
だらーんとした自分は大きな椅子に座らされ、髪の毛につけられる何やら怪しい液体。
揉みこまれた部分からくる鈍い痛み。(もちろん彼女はそれを「痛い」と認識していないが)
そろそろまとめが欲しいな
しばらく見てないうちに大量投下きてたー
これであと一週間は戦える
埋もれさすにはもったいないよなー
正直に言うと自分が読み返しやすくなりたいだけだがw
803 :
夏菜子のなつ:2012/08/27(月) 00:50:58.49 ID:dZpggwLG
石田夏菜子は5月13日生まれの18歳の女の子。
彼女を表現するには、3つの言葉で足りる。彼女は、お嬢様であり、優等生であり、美少女である。
まず、夏菜子はお嬢様である。
お嬢様というのは、その資質の大半が生まれ持った環境で決まる。
夏菜子の母、菜津子は、この街の資産家、柴崎家の娘で、父はK大の教授である。毛色に疑いはない。
この町で育っていた時代から、蝶よ花よと大切にされ、それでいて甘やかされるというわけではなく誰にも負けない教育を与えられて育った。
自ら着こなす和装も特技の一つで、この日の浴衣の着こなしもさすがであった。
和装の教室を開く祖母の手を借りずに見事に結ばれた帯はおなかの乗ったりすることがないのはもちろん、
少女らしいしなやかさを失わず、上品に着こなされていた。
その時点で夏菜子は他の少女とは全く毛色が違った。
次に夏菜子は優等生である。単に通知表の上での成績がいいというのではない。
作文、自由研究、書道……おおよそ彼女の作品はいつも学年で壱弐を競うレベルであった。
中学校の時には読書感想文で知事賞を獲得したこともある。勉強の成績は100人いれば2番、3番というほどで、
誰から見ても圧倒的という程ではなかったが、そのソツの無さが彼女を絶対的な優等生たらしめていた。
最後に、夏菜子は美少女であった。器量の良さは母譲りであったが、男を前にしても媚びず、
先生を前にしてもへつらわない彼女の凛とした佇まいは美少女の価値を高めていた。
清潔感、制服の着こなし、そしてさらさらの黒い髪……その日の午後、自らの意志でその髪を見事な金髪に変えるまで、
彼女は、その清楚さにおいて右に出る者のないほどの美少女だった。
804 :
夏菜子のなつ:2012/08/27(月) 00:54:02.29 ID:dZpggwLG
2日めの巡行が終わって、町内会の山車が小学校の小屋に帰ってくると、審査の速報が町内会長から発表された。
「今年は、一番をとれました。参加して下さった皆さんに心から御礼申し上げます」
その吉報に参加者たちが、大人も子どもも関係なく、どっ、と湧いた。
すると、祭り小屋の雰囲気はもう一度祭りが始まったかのように華やいだ。
あちらこちらで万歳の声がかかる。水を掛け合ったりしてふざけあう者もいる。
子どもたちにはおやつが振舞われ、大人たちは山車や発電機の片付けを始めながら、
一方で次々にコッピにビールや樽酒が注がれていく。
祝宴の準備がはやいか、乾杯の声がはやいかといったふうに、今日の祭りの二次会がなし崩しのうちに始まる。
「あー、よかったー。明日からもがんばろー」
「そうだねー。今日も楽しかったねー」
そんな中、夏菜子と真希はひと通り挨拶を済ませると、帰路につこうとした。
真希は男達の輪の中にいる和宏の方に目をやって、かえるよー、と合図をしている。
「宴」の参加者はみなその光景に注目していた。
和宏が、真希の求めに応じて近づくと同時に、サラシ姿の友梨が3人に声を掛けた。
「夏菜ちゃん、真希ちゃん、これから、守谷さんのところで、お祝い会なんだけど、あなた達も参加しない?」
「えっ?これからですか?」
ちょっと迷った夏菜子だったが、真希と和宏が行くというので……ついていくことに決めた。
祖母にメールで断って、少し夜更かしすることに、決めた。
守谷の家の居酒屋は、町の商店街を一本折れた道を少し入ったところにある、いわゆる町の居酒屋であった。
カウンター席、テーブル席で20人ほどが座れる他に、奥にふすまで仕切られた掘りごたつの個室が2つあった。
加えて2階に、普段は使わない座敷が存在し、宴会があるときや祭りの時はそのスペースが登場する。
夏祭りの期間中は、通常の夜の営業はなしになって、大人たちの早めの夕飯の場となったり、
今日のように祭りがはけたあとにみんなが集まる場になっていた。
今日は「宴」が催されることになっていたが、明日は、大人たちがここで会合を開き、
「宴」は別の場所へ移動する。大人たちは夏祭りの期間中、夜な夜な酒に溺れ、若者たちは恋に溺れ、
気づいたときは明け方になっている。昼まで、午後まで寝て、また祭りに出かける。
この一週間がこの街の人間にとって、特別である一つの理由だった。
「おう、友梨。手伝ってくれ」
「ああ、おそくなってごめんねー」
守谷の居酒屋に入るのは、夏菜子にとって初めてのことだった。
そもそも酒など飲んだことのない夏菜子にとって、居酒屋と名のつく場所すら初めてのことだったかもしれない。
「あたしも手伝います」
「いいんだって、夏菜ちゃんたちはそこ座ってな」
カウンターの席に座らせられた夏菜子と真希の隣には、
寺田唯と新崎梨絵が座っていた。私立の女子高校の三年生で、夏菜子と真希の小学校時代の同級生であった。
「ほらほら、夏菜ちゃん、マッキー、写メとろうよー」
「あはは、その呼び方、懐かしい」
唯は自画撮りで4人の写真をとって、それを早速SNSにアップする。
これは、夏菜子が「宴」に参加している最初の証拠になる。
「夏菜ちゃん、真希ちゃん、お酒飲めるんだっけ?」
「あ、あたしはなんか甘いお酒がいいなー、カシオレおねがいします」
真希が夏菜子よりも先にそう答えた。
「夏菜ちゃんは?」
「あ、あたし……お酒は……」
「飲んだことないの?」
「そっかーさすがはお嬢様だなー」
炊きつけるように、唯と梨絵が囃し立てる。
「まあまあ、強要はしないよ。ジュースにする?」
場を制する友梨の言葉は、きっと夏菜子の負けん気に響いただろう。
「い、いや、の、飲んでみます。」
「ええっ?飲むの?」
「それじゃあ、あんまり普段は出さないんだけど、今日はカルアがあるから、カルアミルクでものむ?」
守谷が口を挟んできた。
「お願い……します」
お嬢様、と言われると激しく反発してしまう夏菜子に、守谷の言葉は優しく響いた。
カルアミルクが何かも知らないのに。手際よく、守谷がまるでアイスカフェラテか何かをつくるように
氷と、酒、そして濃いミルクをグラスに注ぐ。
「あっ……おいしい……」
ちゃっちゃっとすぐに眼の前に出されたカルアミルクに、夏菜子は一口くちをつけた。生涯初めての酒だった。
「ちょっと、乾杯前に飲まないでよ」
真希が突っ込むと場が盛り上がった。
「ご、ごめん……」
酒の席も知らない初心なお嬢様に、男たちは一様に鼻の下を膨らませるのだった。
やるじゃない、と友梨が守谷に目線を送った。カルアミルクは甘いが、酒としては強い。
まあな、と視線で送り返した守谷が次の瞬間、号令をかける
「それじゃ、まあ、今日は一番もとれたし、若者だけで飲みましょうと、
まあ、私は全然若者じゃないですけど、うちの店でやるということで特別参加です。
それでは今年の一番おめでとう、カンパーイ」
真希と夏菜子以外のこの場にいる者は皆、会合の趣旨を知っていたので、
白々しさに吹き出しそうになる者もあったが、女子のほうが多いこの会合では、全ては黄色い歓声にかき消された。
「カンパーイ」
自虐的な文句の混じった挨拶で、笑いも混じった会合に威勢のいい掛け声があちこちから響いた。
美少女で、お嬢様で、優等生の夏菜子も、場の雰囲気に飲まれるように
高々と「かんぱーい」と
夏菜子も真希も目一杯はじけていた。「宴」はこうして始まった。
この日の「宴」のルールを確認しておこう。
今年の「宴」は今日が初日なので、元締めの二人が、新規参加者についての初夜権を持つ。
男子の新規参加者、佑都については友梨が筆おろしすることが決まっており、
唯、梨絵、真希、夏菜子の4人についてはいずれも守谷に優先権があった。
しかし、さすがに38歳の守谷が同時に4人を相手にすることはキツイので、守谷はその中から最初に一人を選ぶことにした。
次に、日常生活で付き合っている人間同士は最初にセックスしては行けないという不文律があった。
だから、「宴」での真希の最初の相手は、和宏以外ということになる。
加えて、女子のほうが5人多いので、一人が二人を相手にしたり、二人で三人を相手にしたり、ということが出てくる。
そのことを考えて、一対一でやる場合は、なるべくこの店の個室や座敷を使わずに、家に帰るなりホテルに行くなり、
寺や神社の一角でやるなりというふうに店から出ていくことが了解されていた。もちろん、三人、四人と
連れ立って店から出ていくことも可能なのだが
「ああ、夏菜ちゃん、大学、決まったんだって?」
乾杯から20分ほど過ぎたところでW大の一年生、夏菜子よりも2つ年上の北斗が話しかけてきた。
「あ、はい。すみません。ご挨拶が遅れて……」
「いやいや、学校は広いとこだけど、別に来年になれば同じ所に通うんだから、
挨拶なんてその時でいいよ。せっかくこっちに帰ってきたし、東京じゃ会えない人と話さなきゃな」
普段からつるんでいる雄一が美沙紀と良い感じになっているので、今のところ北斗はフリーだった。
「東京じゃ会えない人と……」という彼の言葉は実のところカウンターの向こうにいる守谷に向けて発せられたもので、
最初に夏菜子に手を出すつもりはないという、意思表示だった。
「おお、そしたらぁ、こんなにこっちの女子高生がいるんだからさ、相手してやれやぁ」
「そうですね。まあ、守谷さんと話すのに飽きたら、みんな俺はあっちにいるから来てくれよ」
と、言い残して北斗は自分のもといた席に戻っていった。
守谷が4人の中から夏菜子と最初にセックスしたがるのは想像がついたので、
なんとなれば残りの3人は自分が引き受けるという意味だった。
こんなやりとりで、この日の展開は徐々に方向が定まっていく
「真希ちゃん、東京に行くんだったら先輩の話でも聞いてきたらどうだ?」
和宏の彼女で、参加を承諾したわけではない真希をどう扱うかは、守谷にとっても難しいところだった。
一方で夏菜子以外の3人全部を北斗にあてがうのは38歳とはいえ、男のプライドが許さない。
そこで夏菜子を除けばとびきりの上玉の初夜権を北斗に与えることで、彼の行動に答えたのだった。
和宏は真希以外のお姉さんを見つけて、良い感じになっている。
それを見て少し不機嫌な真希は、当てつけのように北斗の席に近づいた。
「北斗さん、いいですか?」
「さて、ちょっと上を片付けてくるか」
カウンターの向こうにいた守谷が席を外す。それが口火となった。真希の席には佑都が座った。
この後、友梨に筆おろしをしてもらうことが決まっている佑都は、
そのあと、セックス出来るかもしれない高校3年生のお姉さんたちを前に少し興奮していた。
「佑都くん、大丈夫?」
少し酒が回り始めた夏菜子がそう聞いた。
「大丈夫ですよ、夏菜子さん……やっぱかわいいなぁ……」
「いやぁ、だめよ。」
腕を握ろうとした佑都に冗談めかして夏菜子が答えた。
「こらあ、やめな」
その日の最初のセックスの相手の行動は、友梨にしてみればこんなことは慣れっこであるとはいえ、
気持ちのいいことではなかった。なにせ、自分の半分しか生きていない少年が相手なのだからしかたのないことではあったが。
「もう、佑都くんにはお姉さんがいるでしょ」
そういうと友梨は佑都に後ろから抱きついた。そして、そのまま、キスをした。
「ん……んふぅ……」
少年の口から吐息が漏れた。
夏菜子は「祭りモード」のギャルメークで大きく見える目をもっと大きく、丸くして驚く。
だが、次の瞬間、堰を切ったように、部屋中から喘ぎ声が聞こえ始めた。あぁん、いやぁん、と。
「なに、これ……」
声はふすまの向こうの個室からも聞こえていた。目に見えるところでも雄一は美沙紀とキスを交わしながら、
左手で他の女の子の胸を揉んでいる。そして、和宏も二人の女の子に抱きつかれていた。
「ちょっと、なにして!あぁん!」
真希は和宏を見て、飛びかかろうとしたが、その瞬間、北斗が真希を優しく、力強く、抱きとめた。
「だ、だめ、北斗さん……あぁん……」
あっという間に北斗はギャルメークの美少女の浴衣の上から、弾力のある膨らみをゆっくりと揉んで、
左手は帯を弄り出していた。簡単に解ける帯だと気づいた北斗は一気呵成に真希を攻め立てる。
「な、なんなの……」
もう、既に相手がいないのはカウンターに居る唯と梨絵と、そして夏菜子だけだった。
そこに、守谷が帰ってきた。
「おう、おまえら、これちゃんと使えよ」
守谷はそういうと、箱に入ったコンドームをカウンターにおいて、その中からいくつか手に持って、
和宏や雄一や北斗にトスして渡した。
「守谷さーん、あたしたちはー?」
梨絵が物欲しげに守谷に問いただす。
「うん、待ってな」
「な、なんなんですか、これ」
すっかり酔いもさめたようで、夏菜子が問いただす。
「何って、これがこの街の夏祭りさ」
すっとぼけたように守谷が答える。
「この街の若い衆は、こうやって交友をあたためあって、祭りで団結するんだ。
夏菜ちゃんもそのために来たんじゃないのかい?」
「な、なにそれ……」
「あぁ、あぁん!!だめぇ」
気づくと、既に親友の真希の浴衣ははだけて、北斗の執拗な愛撫に声を上げて感じていた。
「あ・・あぁん、ああん……」
「あ、あたし、帰ります」
親友の痴態を前に、そう言って飛び出そうとする夏菜子を止めたのは、
佑都の肉棒を服の上から弄んでいた友梨だった。
「この街の可愛い女の子は、みんなこうやって大人になるのよ。
せっかく、祭りモードでこの街の女の子の雰囲気だけだしてあげても、
所詮は東京のお嬢様だね。あたしたちとは住む世界が違うみたい」
この言葉が、夏菜子の反発心をくすぐることを、既に友梨はよく知っていた。
「そ、そんなことありません!」
夏菜子が、また罠に落ちた瞬間だった。
「夏菜子のなつ」作者です
今日はここまでにします。
2日ほど開けてしまいましたが、再開します。また少しずつではありますが、お付き合い下されば幸いです。
そろそろ容量的にもきつくなって来ました。まだだ少し先ですが、この後どうするかについても含めて
何かお気づきの点がありましたら、感想かたがたレスを下さると幸いです。
おお、更新着てた!乙です!
間隔が開くのは気にしてないので、ゆっくりでもいいから完結まで頑張って欲しいな。
超おつです!
816 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/28(火) 14:43:41.10 ID:ncYC4NYQ
乙!!
夏菜子のギャル姿が詳細にわかると、なお乙です。日に日にギャルに馴染んでいく過程がたまらない。
初めてのSEXからどう開花していくのだろう・・・
気長に書いてください。楽しみに待ってます。
おお乙!テンポよくいいところまで一気に書き進んでくれてすごい嬉しい。
成績はいいのに脇が甘くて煽りに弱いとか、実にこのスレの趣旨に合うヒロインですね。
容量は今は435KBだから確かに1000まで持たないかも。
作者さん、もし次が大量投下になるようでしたら事前にご案内くださればスレ立てしますよ。
保管誰かしてくれる神はおらんのか。。。
俺?俺そういうのできない、ごめんなさい。
そうだよな。
強制喫煙、優等生、馬鹿の三つをまとめて欲しい
誰か!
素材としては完璧すぎる…
後はどこまで堕ちるのか……
大々期待!乙乙です!
821 :
夏菜子のなつ:2012/08/28(火) 21:21:47.50 ID:J04GTnIy
「それじゃ、みんな、こっち来いよ」
夏菜子は、守谷に誘われるままに二階に上がった。浴衣の裾を気持ちきゅっとしめて、
みさおを守ろうとしていた。もちろん、そんな仕草は守谷にさらなる興奮を呼び込むだけの効果しか生まなかった。
夏菜子にとって、その瞬間、親友を置いて、夏祭りの輪から抜けだして、
帰ることが、悪いこと、だったのだ。いつもの夏菜子なら選ぶはずのない選択肢である。
この場の雰囲気がそうさせたのか、ただ親友の真希を置いて帰れないと思ったのか、
それとも……夏菜子の身体の中で、一瞬にして何かが燃え上がったのか……
それは本人にしかわからないが、いずれにしても、彼女はこの、守谷の居酒屋に、残ったのである。
「あ、あたし、どうすれば……」
テーブルが片付けた後のある二階の部屋には、3揃の布団が敷いてあり、窓のところに長いソファが置かれていた。
「まあ、こっちにおいで。リラックスしなよ」
ソファに沈みこんだ守谷が、布団の向こう側で立ち尽くす夏菜子にそう促す。
822 :
夏菜子のなつ:2012/08/28(火) 21:23:00.46 ID:J04GTnIy
「あ、あたし、どうすれば……」
テーブルが片付けた後のある二階の部屋には、
3揃の布団が敷いてあり、窓のところに長いソファが置かれていた。
「まあ、こっちにおいで。リラックスしなよ」
ソファに沈みこんだ守谷が、布団の向こう側で立ち尽くす夏菜子にそう促す。
「あぁん、北斗さぁん……」
続いて、2階に上がってきたのは、唯と梨絵、下半身ハダカの佑都と友梨、そして帯をほどいた真希とその真希を攻め立てる北斗だった。
「夏菜子ぉ……ごめんねぇ……こんなことになるなんて、しらなか、あぁん……♥」
真希はあまり違和感なくその場に溶け込んでしまっていた。夏菜子に対しての遠慮を見せるが、
夏菜子はただ戸惑うばかりだった。
「ねえ、もりやさん、決まりなんでしょー。はやくあたしとしようよー」
唯は、守谷の隣に座って肩に腕をかけてねだる。
「ずるーい、梨絵。あたしが先―」
唯も同じように反対側から守谷にしなだれかかる。
「ふ、不潔……」
部屋の奥の布団ではもう友梨が佑都に自分の胸を揉みしだかせて、
目の前の布団では北斗が親友の真希をあられもない姿にしていた。
少なくとも、夏菜子の常識、夏菜子の慎みで言えば、人前でこんなことをすることはできない。
いつ決めたとか誰が決めたとかではなく、ただただ信じがたいことだった。
823 :
夏菜子のなつ:2012/08/28(火) 21:25:37.95 ID:J04GTnIy
「あ、あぁん……すごい……」
和宏の力強い、力任せの愛撫とは違って、優しく、弱いところを探し当てるように体中をまさぐる北斗の愛撫と、
で口の中を荒らしまわるキスに、真希はとろけそうになっていた。
3つ並んだ真ん中の布団の向こうに、唯と、梨絵と、守谷がこっちを見つめていた。
「その割には、逃げようとしないな」
「そ、それは……」
階下から聞こえる喘ぎ声を言い訳にしようと思ったが、その実、
親友の痴態に心を刺激されてしまったことは否定出来なかった。
つまり……興味を持ってしまっていたのだ。そのことを見透かしたように守谷が続ける。
「ごめんな、唯、梨絵。まずは処女をこの集まりに参加させてあげないといけないんでね」
「えっ?夏菜子、ひょっとして処女なの?」
「マジで?東京だから進んでると思ってた。お嬢様なんだねー」
「あ、あたしは……」
18歳で処女であることに、コンプレックスがないわけではなかった。
東京では周りの同級生たちも多くはまだ処女だったし、ふだん乗り換えに使う大きな駅で見かけるような
男を連れ歩く女子高生ギャルにはむしろ軽蔑さえ感じていたのだが、この街に帰ってみると、
やっぱりコンプレックスを感じざるをえなかったのである。
「こっちに来いよ。夏菜子」
守谷の真剣な視線が夏菜子の小さなハートを刺す。
この街の、可愛い女の子はみんな、こうやって大人になる……
私は、この街で生まれた、この街の女の子……この街の少女であることにこだわる夏菜子のそんな想いが、
頭をかけめぐって、おかしなことを言わせてしまったのかも知れない。
824 :
夏菜子のなつ:2012/08/28(火) 21:29:28.08 ID:J04GTnIy
「はい……」
その、たった一言を口にした時の空の上をふわふわと歩いているような感覚を夏菜子は一生忘れないだろう。
それは生まれ持った才能と自らの努力で築き上げてきた優等生、美少女、お嬢様という足場が崩れた瞬間だった。
高く積み上げて、固く整えたはずの足場が一気に崩れても、なぜか宙を歩くことのできるような感覚だった。
プライドを保ちつつ、布団の上を歩くのははしたない、と真ん中の負担の上に膝をついて、
座り歩きで、守谷のもとに向かった。だが夏菜子がプライドを誰かに見せつけようとしても、なんの意味もなかったのである
右側では北斗が真希の股間をまさぐりはじめて、左側では佑都が友梨の上から胸を隠すサラシを剥いていた。
お嬢様が自ら選んだ、転落の橋は、わずか2メートルにも満たない、しかし永遠のように長い距離のようにも思えた。
「それじゃ、誓いの言葉を立ててもらおうか。真希、唯、梨絵、お前たちもだ、友梨、ちょっと頼むよ」
「あぁん……いいとこなのに……わかったよ」
友梨は夢中になっている佑都の手をやさしく払いのけて、ぷるんとした胸をあらわにしたまま、正座した。
「梨絵ちゃん、唯ちゃん、真希ちゃん、夏菜子ちゃん。
今からこの会に参加する女子として、誓いの言葉を述べてもらいます。いいわね」
「あ、あたしも……?」
北斗との行為に熱中してい環は少し驚いたように、ほとんど脱げていた浴衣を着直そうとする。
「そのままでいいわよ、いい、みんな」
「は、はい」
4人が一斉に返事をした。
促されるように浴衣姿の4人のギャルメークの少女が、守谷の前に並んだ。
真希だけは、ブラジャーも外れて、裸同然であったが。
825 :
夏菜子のなつ:2012/08/28(火) 21:30:36.65 ID:J04GTnIy
「私、坂本友梨は、あ、ここは自分の名前ね」
「わ、私、石田夏菜子は……」
「夏祭りの若者会参加者として、元締めの意に従い」
「なつまつりの、さんかしゃとして……」
「元締めの意に従い、祭りの期間中、毎夜、参加者を平等に愛し、そして愛されることを誓います」
右手を上げて、まじめに宣誓する友梨をみて、少女たちの空気が少し引き締まった。
「私、桐乃真希は、夏祭りの若者会参加者として、元締めの意に従い、
祭りの期間中、毎夜、参加者を平等に愛し、そして愛されることを、誓います」
記憶力のいい真希はスラスラとすぐに反復してみせた。はやく、続きをしたかったのだった。
「わ、たし、寺田唯は、えーと……」
「私、新崎梨絵は、夏祭りの、なんだっけ」
つっかえながらも、唯と梨絵も反復した。
「さあ、あとは夏菜子、お前だ」
その場のみなが、夏菜子に注目する。
「わ、わたし……石田夏菜子は……」
「石田夏菜子は、どうした?」
「……」
しばしの静寂が部屋を包む
「なつまつ……り……の……うっ……」
夏菜子は、うるませた瞳から、黒い涙を流した……メークが取れて涙と一緒に頬をつたっていた。
「どうした、夏菜子?」
「い……いえません……んぐっ……」
「はあ?どういうつもりなのよ何回も何回も」
「まあ、待て、友梨」
「だって、この娘、お嬢様だと思って優しくしてりゃ、やっぱりこの街の子じゃないのよ」
「待てって言ってんだろ!」
緩んだ空気を一括するような、一段とドスの利いた低い声で、守谷が友梨を制した。
826 :
夏菜子のなつ:2012/08/28(火) 21:32:43.96 ID:J04GTnIy
「ご、ごめん」
守谷に睨みつけられた友梨は、今度は友梨が泣きだしてしまうのではないかというくらい気まずそうに、顔を伏せた。
足を組んで、反り返るようにソファにふんぞり返って3人の少女の宣誓を聞いていた守谷が、
前かがみになってさっきとは打って変わった小さな声で、囁くように、夏菜子に語りかけた
「夏菜子、浴衣の裾をめくりなさい」
「えっ?」
その小さな声は、小さいながらも部屋にいる、夏菜子と守谷以外の6人全員の耳にも、よく届いていた。
「……」
友梨の罵倒と、守谷の強い視線に、何か心を見透かされたような心持ちがした。
瞳をうるませたまま、もう反抗せずに、夏菜子は、そっと、左手を、固く閉じられていた浴衣の裾にかけた。
部屋中の皆が見守る中、正座の膝をぎゅっと閉じたまま、裾をゆっくりと開く。
白くしみひとつないふとももがちらりと覗くと、佑都も北斗も、息を呑んでその光景を見つめていた。
そこにさっきと同じように守谷が小さな声で囁いた。
「足を崩して」
夏菜子は、うなずきもせず、ただ正座の膝を横に右側に崩して、女の子座りになった。
またすこし、ふとももがあらわになった。
「そのまま、足を開いて」
夏菜子は、固く閉じられた膝をゆっくりと開いて、女の子座りから少し開きめの体育座りへと移った。
涙はとまり、顔がチークと同じピンク色に染まっていった。浴衣の裾がめくられて、
浴衣用のスリップから、はっきりと内ももが見えた。
鼓動がどんどん早くなっていくのが自分でもよく分かった。夏菜子は、自分が宙に浮いていることを、思い出した。
「もっと、しっかり開くんだ。そしてその浴衣の裾をたくし上げろ」
また、涙が溢れそうになって、夏菜子は顔を伏せた。
左側にまとめた、綺麗なウェーブのかかった金髪が、膝にかかる。
その髪を気にせず、夏菜子は浴衣の裾をたくしあげて、
純白のパンツが見えたところでその裾をぎゅっと、握ったまま、手を止めた。
827 :
夏菜子のなつ:2012/08/28(火) 21:36:27.38 ID:J04GTnIy
守谷が腰を上げて、体育座りの夏菜子の首を左手でそっと抱きかかえた。
そして、右腕をふとももに這わせると、ゆっくり押し倒した。
夏菜子は、守谷の顔が息がかかるほど近づいたのを感じて、目を閉じた。
ああ、この人に抱かれるんだ……と思いながら。手を裾から離して布団の上に置いた。
「夏菜子……」
親友が守谷に押し倒されるのをみて、思わず真希が呟いた。その声が夏菜子にも届いた。
だが、夏菜子を抱きとめていた守谷の腕は、すーっと、夏菜子から離れていった。
「よし、夏菜子、ようやく素直になったな」
「ええっ?」
夏菜子自身も何が起きたのか分からなかった。
ただ、パンツを丸出しにして布団に寝転がる自分を俯瞰しているような気がした。
その光景の中で、まだ自分は黒髪で化粧もしていなかった。いまの自分が、金髪のギャルであることを、一瞬忘れていた。
実際に目に入った上にある蛍光灯と天井の模様が、
興奮して狭くなった視界にはっきりと入ってきていた。
「夏菜子、パンツを下ろしなさい」
その瞬間、夏菜子は自分の立場を思い知った。ここまで来て、もう引っ込みがつかない上に、
守谷に脱がされるはずの下着を、自らの手で脱ぐことを強いられている。
「は、はい……」
抵抗することなど、考えも及ばなかった。体を横たえたまま、夏菜子は腰を浮かせてパンツを下げて、
左足、次に右足と抜いていった。
「よこせ」
多少容姿をいじってもい、その人そのものが消えるわけではない。
守谷は、お嬢様女子高生、石田夏菜子の純白のパンツを守谷は奪いとって、鼻につけた。
「ふふ、これが東京の名門女子高のお嬢様の匂いか」
「いやぁ……やめて……」
「何を?何をやめて欲しいんだ?」
夏菜子は、答えに詰まった。これ以上、焦らされるのが嫌だったのだ。「パンツの匂いのかぐのをやめて」と言いたかったのだが、
これ以上、そんなことをいえる雰囲気ではなかった。夏菜子はいつの間にかまた膝を固く閉じていた。
828 :
夏菜子のなつ:2012/08/28(火) 21:38:34.64 ID:J04GTnIy
「お嬢様じゃない……」
「ん?なんだ?」
「あたしは……お嬢様なんかじゃありません。
この街の、ただの女の子です。守谷さん、ごめんなさい。もう……もう、いじめないで……」
「ほう……それじゃ、もう一度膝を開いて」
恥ずかしすぎて死にそうな思いだったが、夏菜子は力を抜いて、自ら再び膝を開く。
「オマンコが見えるように、浴衣をたくし上げろ」
皆が息を呑んで見つめる中、くねくねとのけぞりながら、浴衣を腰までたくし上げる。
夏菜子の、閉じた目を飾る黒いまつげとアイライン、そしてくしゃくしゃに乱れる金髪と、
ひくひくと小さな鼻を動かしながらベッドの上で横を向く顔は、恥じらいと淫らさを絶妙なバランスで配合した、
バランスの良い最高の美少女のそれだった。
守谷は、友梨の「祭りモード」という名のギャルメークの魔法のような効果を改めて知った。
これが、昨日までのお嬢様そのものの夏菜子だったら、ここまでできなかっただろう。
だが、友梨の掛けた魔法のおかげで、昨日までは一輪挿しのユリの花のように凛として、孤高の存在だった夏菜子を、
そこら辺にいるギャルのように手荒く扱えている。
友梨の魔法は、ひょっとしてそこまで計算して、少女たちをギャルへと変えているのだろうか。
「ふふ、夏菜子、オマンコ丸見えだぞ」
「いや……やめて……ください……」
そう言いながら、夏菜子は両手で女の子の大事な部分を隠そうとしたが、足を閉じようとはしなかった。
「それじゃ、その手でオナニーしろ」
「えっ?」
さすがに、守谷の言いなりだった夏菜子が目を見開いて聞き直した。パンツを脱ぎ、浴衣の裾をたくしあげて、今更、と思うかもしれないが、このままなし崩しにことが運ぶと思っていた夏菜子にとっては、ちょっとショックな一言だった。しかし、それでも
「はい……」
と答えると、みんなが見ている中、膝をとじることもせずに、半身に体を起こして、そのまま大事な部分に触れた。
「どうした?夏菜子、初めてじゃないだろう?」
「はぁい……あ……ふぅ……ん……」
夏菜子は、いつも自分の部屋でしているのと同じように、まずは女の子の裂け目を右手でなぞった。
「あぁ……ん♥」
何往復かさせてヌルヌルとした液体で指を湿らせたら、自然と陰核に指が触れる。普段とは違って、声を殺す必要もない。
「夏菜子のなつ」作者です。
今日はここまでにします。切れ目としてはどうかとも思いますが、長さ的にこれくらいでご勘弁ください。
新しいスレをいつ立てるか、類似スレやわたぐもさんの都合のタイミングもあるかと思いますので、
なるべくちょっとずつ落とします。ただ、容量がいっぱいになるとすぐに読めなくなるようなので
次くらいで一旦止めるかも知れませんね
>>814,
>>816 完結まで何とか頑張りたいです。
ご期待に添えるかどうかわかりませんが、お付き合い下されば幸いです。
>>817,
>>819 ありがとうございます。
設定をきっちりすればするほど、不思議な事に作者としても主人公を堕とすことに多少のためらいが出てしまうので
また感想や希望を聞かせていただければ幸いです。どこまでこたえられるかはわかりませんが。
それでは、また近いうちに
おつおつであります。
にしても、キャラにはとことん堕落を求めるのに、
作家さんには頑張って欲しいと期待するとはなんと身勝手なオレ・・・。
いやいや、「優等エロパロ投下者を堕落させたい」スレじゃないからw
>>829 OPのシーンに到達するまで長い道のりかとは思いますが、気長に(かつ首は伸ばしつつ)
お待ちしておりますので、どうぞご無理のないよう。
昨日DLsiteで出てたあれはなんか違う。
黒ギャルになればいいってもんじゃねぇ
833 :
名無しさん@ピンキー:2012/08/30(木) 23:19:41.77 ID:wC/mM4gZ
>>833 昨日のだと開花少女って奴じゃね?
俺は絵柄があわないので特攻する気になれんけど
>>832 昨日のやつってなんだ
タイトル書いてくれなきゃわかんないぞ
DLsiteがどうしてもDSLiteに見えてしまう
「昨日のやつでわかるだろ」
と思って覗いてみたら俺が間違っていた
一日で50もあるとはw
>>834が正解だな。
作品の簡単な紹介文に一応「黒ギャルに!」って書いてるから読めばわかると思ってた
ビッチとかケバとかで検索してたが、黒ギャルというワードも確かにありだな
>>834 確かに絵柄っていうか肌の色がなんか違う
MC、催眠暗示で強引に強制ケバ化させるのは?
洗脳装置で1時間に1本はチンポをしゃぶらないと我慢できないフェラチオ中毒、主食はザーメンとチンカスで、常にオマンコハメることしか考えてない、変態淫乱ビッチに精神改変。
身体の方も御都合的な肉体改造マシンにより爆乳に豊胸、メラニン色素注入で完全ガングロ黒ギャル化、絶対に落とせない永久ケバメイクを定着、卑猥で下品な刺青も全身に刻印!等々。
……無理矢理すぎるか
>>841 二次ドリでメイク定着はあったな
1時間でとかは指定時間が短くて逆に話が作りにくくなると思う
一日1本のほうが経過もゆっくり書くことができるかも
>>843 沙織 侍姫秘録
だけどそれは少し描写があるぐらいだよ
このスレ的には筆狩師エリナのほうが合ってるかも
>>844 d
エリナは既読だけど、確か人形に改造される話だったっけか
それはちょっとエグくて俺にはあわんかったな…
ほほす
847 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/08(土) 06:29:27.54 ID:SiRdUtvp
どうしたのかな?もう容量一杯なの?
誰か続きのスレ立てて・・・・
848 :
わたぐも:2012/09/09(日) 00:19:04.03 ID:YfXV1CGi
2chとかインターネットに詳しくなくて;;
容量?とかでこれ以上書き込まない方がいいんですか??
850 :
夏菜子のなつ:2012/09/09(日) 20:42:34.16 ID:iKOfdLEm
「ふふ、気持ちよさそうだな、夏菜子」
「あっ……いやぁ……」
気がつくと、この部屋にいる自分以外の7人の男女は、みんな自分がオナニーしている姿を凝視していた。
子どもの頃からの親友、真希が大きな目を開いて、呆れたように見ていた。
「夏菜子……オナニーなんかするんだ……」
親友などとは言っても、真希と夏菜子はそのくらいのことも知らない仲だったのかもしれない。
だが、真希は、自分よりも綺麗で、自分よりも成績優秀で、完全無欠のお嬢様としか思えなかった夏菜子の、
艶かしい姿に、驚嘆するばかりだった。
「みないで……」
夏菜子はそう言って、別世界に閉じこもるように目を閉じた。だが、
「眼を閉じるな、夏菜子」
「は、はぁい……あぁ……ん♥」
守谷にそんなふうに言われて目を開けると、再び真希や、北斗の驚く顔が飛び込んで来るのだった。
「見ないでと言いながら、指は止まらないみたいだな」
「あぁ……ん、いやぁあん♥」
くちゅくちゅ、と音を立てて女裂を刺激してはその上にあるコリコリとした突起をいじる。
夏菜子のオナニーはその繰り返しだった。だれかに対して操を立てるとかそういうわけではなく、
ただ、今眼の前で粉々に壊されていく自らの「お嬢様」とか「優等生」の矜持が、
それ以上エスカレートしたオナニーを許さなかった。ただ、それだけのことだった。
851 :
夏菜子のなつ:2012/09/09(日) 20:46:40.32 ID:iKOfdLEm
「うふ……フゥ……ん」
自分は、とんでもないことをしている。羞恥と後悔で頭が爆発しそうだった。
クラクラとするような感覚に襲われても、陰核を舐めた細く白い2本の指は、
手慣れたように、自分しか触れたことのない裂け目から粘液を分泌させる。
「あぁん……」
「夏菜子、ただ唸るだけじゃなくて、感想を言え」
「んふ……」
夏菜子はそう言われると声が出なくなった。当然といえば当然である。
この刺激的な行為は、夏菜自身の気持ちの中にいる自分にも、
そして真希や、梨絵や、唯や、北斗の知る彼女にもあまりに似合わない。
「おい、夏菜子、見てみろ」
守谷はそう言うと、窓を覆っていたカーテンを一気に広げた。
「ちょっ、なにしてんの!」
友梨が驚嘆の声を上げて守谷を止めようとした。その場にいた誰もが守谷の行為に仰天した。
その瞬間、淫らな行為にふける夏菜子だけではなく、自分も外の世界にさらけ出されたからだ。
「友梨、黙ってろ」
強い口調で守谷が言うと、友梨も、誰も、それ以上口を挟めなかった。
852 :
夏菜子のなつ:2012/09/09(日) 20:48:32.87 ID:iKOfdLEm
「夏菜子、見えるか?」
「あぁ……はぁ……ぃ、いやぁ……」
該当以外にもう明かりもない暗い路地を背にして、窓ガラスにはっきりと、
はだけた浴衣の裾の間に指を入れて動かす少女の姿が見えた。夏菜子は、再び目を閉じた。
それが自分ではないと言い聞かせるように。別世界に、閉じこもるように……
「目を開けろ、よく見るんだ」
守谷はそんな夏菜子を許さない。
「はい……あぁん……」
ゆっくりと開いた夏菜子の目に飛びこんできたのは、
清楚なお嬢様で優等生で美少女である石田夏菜子とは似ても似つかぬ別人としか思えない、少女だった。。
「あぁん……♥」
思わず声が上ずった。窓に映るのは、おとなしそうなストレートの黒髪の少女ではなく、
少しマスカラが滲んでまぶたの周りが黒くなった、
明らかに自然の色とは違うことが窓越しでも分かるピンク色の唇を間抜けそうに半開きにした、
金髪の巻髪をこれでもかとリボンで飾り立て、その髪をだらしなく振り乱す、
いかにも男に媚びることが好きそうなギャルだった。
夏菜子が築き上げてきた、お嬢様としての自分ではない、別の生き物がそこにいるとしか思えなかった。
853 :
夏菜子のなつ:2012/09/09(日) 20:50:51.76 ID:iKOfdLEm
「あぁん……うぅ……ん♥」
指の動きが加速する。目を閉じようともしなくなった。いくら淫らなことをしても、
それで優等生の「石田夏菜子」が壊れていくわけではない。
いくらだらしなく喘いでも、男に媚びない美少女の「石田夏菜子」が失われていくわけではない。
それは、窓に映る頭の悪そうなコギャルが、その姿格好にふさわしいことをしているだけなのだ。
直感的に夏菜子が感じた自分への言い訳を文字にするとそんなことになるのだろう。
「ますます気持ちよさそうになってきたじゃないか」
守谷がニヤリと微笑んだ。夏菜子は少し嬉しくなって答える。
「あぁ♥ん、きもちい……きもちいい」
それが、夏菜子の精一杯だった。清楚な顔をギャルメークで少しだけ変えて、
金色に染めた髪を振り乱しながら、目の前の親友と男の人に自力で見せることのできる、精一杯の乱れた姿だった。
「いつから、それを覚えたんだ……?」
「……えっ……?」
精一杯の夏菜子に答えるのは、やはり守谷だった。
このオトナは、夏菜子のギャルメークと金髪では隠し切れないしとやかさや清楚さの、更に奥底に潜む、
淫らな女の本性を引き出そうとしていた。別世界に閉じこもる優等生の夏菜子を、現実に引き戻そうとした。
「いつからそんな風にオナニーするようになったんだ?と聞いているんだ」
「ご……五年生の時です……」
真希も、唯も、梨絵も、本当に驚いた。あの石田夏菜子が小学校5年生の時から、
オナニーをしていたなどとは、考えも及ばなかったことだったからだ。
854 :
夏菜子のなつ:2012/09/09(日) 20:53:53.31 ID:iKOfdLEm
「ふうん、じゃあ、それからはいつも、誰かを思いながらオナニー三昧だったのか」
「あぁ♥ん、三昧なんて……そんな……」
身体をくねらせながら、いつしか皆に魅せつけるように腰を浮かしてオナニーする夏菜子が、
そんなことを言っても、なんの説得力もなかった。
「そうか?いつか、そのいやらしいオマンコを男に晒す日を夢見ながら、オナニーばかりしていたんだろ?」
「ん……ぁ……ん♥はい、そのとおりです」
いつもは、部屋のデスクチェアやベッドの端に座ってパンツを少し下ろして刺激するだけのオナニーが、
今日は少しだけ激しい。女の子の部分からたれた涎が、おしりにまで伝って、ひとしずく、布団を濡らす。
なんて、はしたないんだろう。夏菜子は、自らの淫らさを思うと、なおいっそう、指が止まらないのだった。
そして、さっき言いそびれたあの言葉を言いたくて仕方がないのだった。そのことを見透かすように、守谷が促す。
「それじゃもう、宣誓、できるな。」
「は……い……」
夏菜子に迷いはなかった。
「正座に戻って、宣誓しなさい」
そそくさと体勢を戻して、浴衣の裾をもとに戻す。乱れた髪を縛っていたヘアゴムを少し上にあげて、
喘ぎ声をあげていた口を真一文字に結ぶ。そして、ようやく、転落への橋の最後の一歩を、夏菜子は踏み出した。
「私、石田夏菜子は、夏祭りの若者会参加者として、元締めの意に従い、祭りの期間中、
毎夜、参加者を平等に愛し、そして愛されることを、誓います」
その口調は、いつもの夏菜子だった。お嬢様で優等生の夏菜子だった。
いつものように堂々と言い切った。美少女は、美少女のまま……
「祭りモード」という名のギャルメークでは汚せない凛々しさを保ったまま、新しい道を歩き始めたのだった。
855 :
夏菜子のなつ:2012/09/09(日) 20:55:23.00 ID:iKOfdLEm
「よし、それじゃ、まずは、梨絵、お前からだ」
「えっ?」
そう言うと、守谷は梨絵の手をぐっと掴んだ。守谷が最初に手を付けるのは夏菜子だと思っていた友梨や北斗も、
そして梨絵自身も、あっけにとられるようなことだった。
「えっ?あたしですか?」
凛々しく結ばれた夏菜子の表情が、悔しさに一瞬歪んだ。
「そうだ、その次は唯、夏菜子は最後だ」
「どうして……?夏菜ちゃんの処女を先に奪うんじゃなかったの?」
友梨がそう聞くと、
「最初はそう思っていたよ。処女じゃみんなの中でも楽しめないだろうしな。
でも、夏菜子は、4日前に、そのギャルメークをするしないで友梨に迷惑をかけて、
今また宣誓するしないで、ここにいるみんなに迷惑を掛けた。
ここの参加者として、意識が欠けている。だから、お預けの罰だ」
「はぁー、なるほどー」
友梨は感心してしまった。守谷のイトがはっきりと伝わったからだ。守谷がニヤリと笑った。
「友梨たちも、北斗も、始めていいぞ。唯、お前もだ」
「えー、唯、なにするの?あぁんー♥」
要するに、唯と梨絵、どこにでもいるような女子高生ギャル二人を先に済ませて、
最高の楽しみである夏菜子の処女をメイン・ディッシュにとっておこうというのである。
最初は一晩のうちに4回も5回もセックスすることが少しためらわれる守谷であったが、
夏菜子をいじめ、そしてその美しさ、淫らさを見ているうちに、やる気がふつふつと湧いてきたのだった。
856 :
夏菜子のなつ:2012/09/09(日) 20:57:19.88 ID:iKOfdLEm
「あ……あぁん……っん、北斗さぁん」
「そう、そう、上手よ、佑都くん♥」
友梨は、布団に寝っ転がって佑都をリードし、北斗は真希の浴衣の帯紐をほどいて
素っ裸にひん剥いていく。そして、守谷は右手で梨絵、左手で唯の女の子の部分を弄っている。
この部屋で一人夏菜子だけが手持ち無沙汰だった。
「あぁん……夏菜子ぉ……ごめんねぇ……ん♥」
たわわになった双子の果実を夏菜子の目の前にさらして、
下半身を北斗に責め立てられながらも親友を気遣う真希のそんな喘ぎも、
一度、淫らな気持ちになった夏菜子の興奮を増幅させるだけだった。
「それじゃ、いくぞ、梨絵」
布団に梨絵を押し倒して、守谷は梨絵の浴衣を器用に脱がせていく。
本当だったら、あれは、自分のはずだったのに、と夏菜子は悔しい思いを隠せなかった。
その守谷の後ろから唯が抱きついて、守谷の股間をまさぐっていた。
「美味しそうなおちんちん……お姉さんが食べちゃうぞ」
佑都は若い肉棒をギンギンにたぎらせ、その肉棒を友梨が口にふくもうとしていた。
狂乱の宴が、ようやく始まったのに、夏菜子は何もできずに見ているだけだった。
じんわりと、女の子の大事な部分が湿ってくるのをおさえることもできず、
ただ、7人の男女が交わるのを見ていることしかできなかった。
じゅぼじゅぼっと、友梨がいやらしく佑都をしゃぶる音、真希と梨絵の喘ぎ声、
そして男たちの低い嗚咽、そんな音が何重ものハーモニーになって、夏菜子の耳に響いていた。
857 :
夏菜子のなつ:2012/09/09(日) 20:59:57.28 ID:iKOfdLEm
それでも、階段から一番近い位置に正座したまま、夏菜子は動こうとはしなかった。
屈辱的だった。常に努力で優等生の地位を勝ち取ってきた夏菜子にとって、
こんな場で梨絵や唯に遅れを取ることなど、ありえないことだった。
その時、お嬢様、優等生、美少女ということが全く無意味なものに思えた。
だからこそ、逃げ帰ろうともしなかった。もう、自分の気持を、淫らさを晒してしまった。
お嬢様を頑張って続ける必要はない。そして、この屈辱に耐えなければいけない。夏菜子の強気な性格は、
戸惑いから彼女をその場にとどまらせたのではない。試練だと思って耐えたのだ。
守谷が自分に手を付けるのを、待たなければいけない。優等生としての自分を支えていた夏菜子の負けん気の強さが、
淫らに堕ちていく彼女の背中を後押ししていた。
おそらくはせいぜい1時間か2時間……早ければ数十分後かもしれない。
それは、小学校五年生の頃から、いや、ひょっとしたらもっと前から……
心の奥底に淫らな欲望を秘めつつ、それを表に出さずに、
優等生でお嬢様の美少女を続けてきた7年間に比べれば、あっという間の時間だった。
「夏菜子のなつ」作者です。
すっかり更新が滞ってしまいました。新しいスレも立ってるようですが
とりあえずまだ容量は結構残っているようなのでこっちに落とします。
こっちに落としたことについても含めて、何か気になることがありましたらいつものうようにお願いします。
次はなるべく早くしたいです。何もなければこっちに落とします。
それでは、近いうちにまた。
おつおつ!
こ、これだけ細かい描写を。。。
ごくろうさまですっ!
861 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/10(月) 06:27:06.89 ID:2rJhfXUE
待った分、さらに乙でした。
続きもこちらのスレで近いうちにお願いします。
新しいスレにも感謝、わたぐもさんも帰ってきていい感じ!!
容量いっぱいになるほどだからな
ただただありがたい
投下乙です
宣言しても敢えて焦らすってのがまた(・∀・)イイ
864 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/12(水) 18:03:49.08 ID:q2yEtZU/
いつもありがとうございます。感激乙です。
優等生のプライドがあるからこそ、堕落が嵌る。ギャップもまたしかり。
受験に失敗した優等生が底辺の高校に進学して、最初はまじめに取組んで勉強もするけど、周りに流され、転落を始めるシュチは最高の設定。
プライドがあるほど堕落しやすいのかも?
続きに期待してます。
ほすほす。
866 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/04(木) 16:54:22.04 ID:qrPidL0b
「夏菜子のなつ」作者さん、完結までがんばってください。
何度読み返しても最高です!
867 :
秋の夜長:2012/10/07(日) 19:00:44.77 ID:H+gteO3N
「夏菜子のなつ」の作者さんが帰ってくるまで、こんなのはどうでしょう?
「亜美の日記」
亜美は中学2年の卓球部、目のパッチリとした女の子。でも自分の感情はあまり出さない、おとなしいどちらかと言えば暗い女の子。
友達も少なく、同じクラブの子と地味子グループの子が唯一の友達。
おかっぱより少し長い髪を左右で縛り、校則どおりの制服を着て、授業中はめがねを掛けていた。
「亜美、今日クラブ出るでしょ?」一番仲のよい友子がお昼休みに確認した。
「うん、でもあれだから、適当に練習するね。」
亜美は身長も170センチはあってスレンダーで、実は巨乳のなかなかのプロポーションだった。でも目立つのが怖くて、いつも猫背で話し声も小さかった。
これには理由があった。亜美は母と2人暮らしで、お母さんは保険会社の事務員をしていて帰りも遅かった。公営団地の2DKに住み、生活も質素だった。
そんな亜美の生活が少しずつ変わってきた。
お母さんが会社の方針と生活苦から営業職に変わり、生保レディーになった。生活のリズムも変わり、営業で遅くなる母のために夕食の準備をすることが亜美の仕事になった。
お母さんにも変化が出てきた。営業のためお客さんに付き合ってお酒を飲んで夜中に帰ってきたり、無断外泊の日も目立つようになってきた。でも亜美は自分のためにお母さんががんばってくれていると思うと、洗濯や掃除までするようになってきた。
学校の成績はトップクラスではないものの、真面目な性格と頑張り屋の性格からか教師の受けも良かった。
2年の期末テストが終わった頃、お母さんが男の人を連れてきた。いかにも軽そうな年下の男。
「亜美、お母さん武志さんと結婚するけど、いいかな?」
武志と呼ぶ男の人がほぼ毎日出入りするようになって、お母さんから聞かされた。
「お父さんが死んで10年なんでしょ!お母さんも自由にすればいいんじゃない?でも私はあの人をお父さんとは呼べないから。それでもよければいいよ。」
こうして亜美にお父さんができた。
868 :
秋の夜長:2012/10/07(日) 19:29:50.71 ID:H+gteO3N
お父さん、いや武志さんはサラリーマンと言っていたけど、ほぼ毎日私が買える頃には家にいた。
「お帰り!宿題はあるのか?教えてあげようか?」
亜美に葉なじめなかった。何より家の中がタバコ臭くなって、自分の部屋から出るのも嫌だった。
お母さんも彼と結婚してからというもの、タバコは吸うし茶髪にするし、派手な洋服を着るようになるし、亜美は家に居場所がなくなっていた。
夏休みになると、武志さんの様子がリアルにわかった。昼近くまで寝ていて、パチンコに行き負けると帰ってくる。勝つと飲みに行って帰らない。単なるヒモ状態の最低の男だった。
「どうしてこんな男がいいんだろう?確かにイケ面でお母さん好みの感じだけど??」
義父の魔の手は亜美にも迫っていた。
「亜美ちゃん、宿題終わったらアイスクリームあるから。」
家にいる間は義父に監視されているようだった。
台所でアイスクリームを食べていると彼がタバコを吸いながら近寄ってきた。
「亜美ちゃんもタバコ吸う?お母さんも吸うようになったし、僕らのタバコを間接的に吸ってるから大丈夫だよ。」
わけのわからないことを言われたけど、出されたタバコを手に取ると咥えた。
「ふ〜、」
「やっぱり毎日タバコ部屋にいるから大丈夫だね。おいしいだろ!」
「わかんない?」でもなんだかちょっと大人になった気分がした。
午前中はクラブの練習、午後は図書館で宿題をしてから帰る毎日が続いた。でもタバコの本数は日に日に多くなって、今では10本以上になっていた。
「なんかイライラする!」宿題が捗らずにキレかかっていた。
図書館のトイレで始めてタバコを吸った。
「どうしよう?学校でタバコなんか吸って?」
そう思ったとき、トイレのドアを叩く音がした。
「だ〜れ?タバコ吸ってるの?私にも頂戴よ!」
恐る恐るドアを開けると、三年の先輩がいた。
「へ〜あんた2年?やるわね?1本頂戴}
こうして亜美の喫煙が3年の先輩、しかも性質の悪い人たちにバレてしまった。
869 :
秋の夜長:2012/10/07(日) 19:46:03.59 ID:H+gteO3N
「へー〜、真面目そうな亜美ちゃんがタバコ吸って、いいのかな?」
「義父と母に無理やり吸わされて、止められなくなっちゃたんです。」「うぐっ、」
「泣かなくてもいいから、それより私らと遊びに行かない?」「いいでしょ!」
3年の不良Gに連れられ、カラオケ屋に行って初めてお酒も飲んだ。
「亜美ちゃんは真面目だと思ってたけど、結構さばけてるね。今日からアタイらの仲間にしてあげる!」近所に住むリーダー核の陽子先輩に認められた。
母の再婚、タバコの話、夏休みの毎日のこと、みんなに話すと楽になった。
「学校、勉強ばっかりが人生じゃないよ!楽しまなくちゃ!お母さんもそれに気づいたんじゃない?亜美もやりたいようにやれば!」
「そうかも?」この日を境に亜美は根暗の女の子から、周りと同化した軽い子になっていった。当然勉強も手を抜くようになっていった。
今日はここまでです。これから亜美が真面目な優秀な生徒からの堕落が加速します。希望があれば教えてください。
870 :
秋の夜長:2012/10/08(月) 19:59:17.55 ID:TlfjAcQ6
6時間目が終わり、帰り支度をしていると陽子先輩が一緒に帰ろうと呼びにきた。それを見ていたクラスメイトは完全に引いていた。
「今日もカラオケ行こう!」
「亜美、お金持ってる?」
「千円位しかないですけど?」
「仕方がないな、パンツ売りに行くか?」
何のことか解らぬまま、商店街のはずれの大人のおもちゃと書かれた店に入った。
「マスター、新人紹介するから奮発してね!モノホン処女厨だよ!」
「写真付で五千円でどう?」
「OK、亜美こっちにきて、ハイポーズ、いいね!!この袋にパンツ入れて、これ穿いて」
こうして軍資金を得るとカラオケやに向かった。
本当ならクラブ活動をしている時間、パンツを売ったお金でみんなとカラオケを歌っている。部屋の中はタバコの煙で充満していた。
「亜美は目が大きくてかわいいから、もてるよ!間違いない!!」
次の日、学校に行くと体育館の裏に来るようにという手紙が下駄箱にあった。差出人は3年のひとみ先輩の名前だった。
「何ですか?ひとみ先輩は?」
「陽子達とつるんでいるんだってな。俺と付き合え!俺の女になれ!」
彼は3年のリーダー格の孝太先輩だった。有名な不良で見覚えもあった。でも小学校の頃はおとなしい子だった。
先輩の告白と同時に周りには陽子先輩や、男の人も何人も出てきた。
「恥かかすんじゃないよ!亜美、わかってるよね!」陽子先輩の目つきは半端じゃなかった。
「ハイ。ありがとうございます。」
なぜこう言ったのかも解らなかったが、その場から逃げ出したい気持ちは間違いなかった。
授業に出ることも許されず、屋上や保健室、体育館の裏、給食を食べると街に遊びに出かける。そんな毎日が当たり前になった。
たまの授業で教科書を開いても、先生の言うことは睡眠薬だった。
「私、勉強わかんないし、クラブにも出てないし、もう行けないな?」
そう思って外を見ると、先輩たちがおいでおいでをしていた。
871 :
秋の夜長:2012/10/08(月) 20:16:23.55 ID:TlfjAcQ6
堕落した毎日が続き、10日ほど経って初めて彼の家に行った。
あれほど家で母とあの人の堕落している生活を見て嫌悪していた自分が、お母さんと同じように男に甘えている。しなだれるその格好は母と同じであった。
「亜美、今日は本当に俺の女になれよ!」
「うん、孝太さんの女にして!」自分からキスをするとその後は時間を忘れて抱き合った。
「家に帰らなくて大丈夫なのか?」
「お母さんも私がいないほうがいいみたいだから。」
最後のボルトが外れた瞬間だった。真面目な亜美は、一番嫌いであった女を武器にする女になってしまった。
それからは、孝太の言う通り、孝太の望むことは何でもした。
孝太に合わせて金髪にした。
「孝太、私も孝太のような金髪にしたいな?」
「そうだな、そのほうが俺の女にふさわしいし、俺も見てみたいしな!」
ブリーチ剤を買い込み孝太に脱色をしてもらった。
「孝太のようになれるかな?」
「俺は25分だったけど、お前は髪も多いから30分はこのままだ。」
孝太の指示の通り30分後髪を濯ぐと、きれいな金髪になっていた。
「やった!孝太とお揃いだ!」
「陽子たちに化粧や制服も金髪に似合うようにコーデしてもらえ!」
「うん、解った。」
こうして亜美は孝太の女として、学校でも有名になりました。
完
872 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/09(火) 03:58:50.12 ID:IdFnfkEv
乙です できたら続きが読みたいです 友達巻き込んじゃったり義父ともヤっちゃう軽い女になったりいろいろ想像してしまいます
おっつ!
874 :
優等生:2012/10/14(日) 19:34:57.74 ID:yNFpFcHD
私の名前は由香利。今では随分おばさんになったけど、私の高校生の時の話をしてみます。
自慢じゃないけど中学のときは学年一桁以内が定位置で、高校も県内一の進学校に合格した。
子供の頃から成績が良かったし、親も公務員で真面目な家庭だったので、優等生として16年間過ごしてきた。
でも、中学の2年の時に風紀委員の時に没収した雑誌に載っていたオナニー特集で知ったオナニーの気持ちよさは、受験勉強を通じてどんどん増幅していた。
してはいけないこと、背徳感=エロチズムとして体に染み付いていった。
高校に入って、校則通りの制服を着て、予習・復習を怠らず真面目な性格のまま、初めての中間試験を受けた。
今までは100点、悪くても90点台のテストの得点が、70点台になって帰ってきた。相対的に難しかったこともあったが360人の学年で54番だった。
初めての感覚、クラスでも6番目の順位。県内一の進学校だから当たり前の成績、いやいいほうだった筈なのにはじめての経験が歯車を狂わし始めた。
「どうして?1番じゃないの?あんなに勉強していたのに。」
学校帰りにバス停に行くと自分より上位の成績だった奈保美がいた。どこの塾に行っているのか気になり、尾行をした。
奈保美は駅前でバスを降りると、マクドナルドに入り違う制服の女の子たちと合流した。一緒になった女の子たちは普通の高校の子や私立の馬鹿学校の子達だった。そんな中で奈保美は楽しそうだった。
塾にも行かずにカラオケに行き、9時近くに奈保美は友達と別れ家に帰った。そのときの奈保美のスカートの丈は、いつもと違う膝上10センチまで引き上げられていた。
「奈保美は勉強もせずに、校則に違反した制服の着こなしをして遊んでいるのに、私より成績がいいの?おかしい??」
この日から、私は街行く高校生を観察することに夢中になっていった。
875 :
優等生:2012/10/14(日) 20:19:15.18 ID:yNFpFcHD
次の日、初めて塾を無断欠席した。街角ウォッチングをするために。
「一日位いいよね!今日は体調悪くて寝てたんだから。」自分に言い訳=うそを始めてついた。この嘘の始まりが由香利を堕落させるとも知らずに・・・・
駅前の繁華街には多くの高校生がいた。ファストフード店、カラオケBOX、ロータリー、コンビ二、自分と同じ制服を着た生徒はほとんど見かけなかった。唯一奈保美を除いては。
次の日も奈保美を捜して街を歩いていた。
自分を追い越していく茶髪の少年のポケットから白い箱が落ちた。拾い上げた頃には少年の姿はなかった。
手にしたのはタバコだった。渡す相手も見えなくなり私はそのタバコを無意識にポケットに入れた。
家に帰り制服から着替えると、スカートのポケットから拾ったタバコが出てきた。ふたを取るとほぼ満タンのタバコにライターも一緒に入っていた。
「そう云えば駅前やコンビニでほかの学校の生徒がタバコ吸っていたな?」「どんな味なんだろう?」
好奇心が私に問い掛けた。
「みんな吸ってたよ!一回くらいいいじゃん。それに拾ったものだし。」
「一回くらいいいよね?どんな感じかな?不良みたい?」
そのときにはタバコを咥えライターで火を点けていた。
「ゴホッ!煙い、こんなののどこがいいの?」
その日は1本吸って終わった。
次の日、学校の帰りに公園のトイレに入るとタバコの吸殻があった。思い出したようにポケットからタバコを取り出すとまた1本吸ってみた。
「拾ったタバコだもん!買ったわけではないし、ここなら誰だかわからないし。」
「ふ〜、何だかくらくらしてきた。何この感じ。」オナニーをして感じているときのような感覚がした。何とも云えない感じ、背徳感。
「私悪い子になったみたい。何だか熱い。」そう言いながら左手で股間を弄っていた。
「あっ!」初めて本当に逝った瞬間だった。タバコを吸いながらオナニー、しかも汚い公衆トイレで。エロとグロ、背徳と甘美な体感。私はこのオナニーに嵌っていった。
次の日はオナニーがしやすい様にスカートを短くした。校則の膝下から、膝上15センチのミニに折り込んでいた。
「この方がオナニーし易いし、エロい感じがする。あの私立高校の生徒みたい、うふ。」
私の中で優等生の由香利が崩壊した瞬間だった。
真面目に勉強しても1番にはなれない、それなら少しくらい遊びたい。みんながしてること、悪いことも。
今まで精一杯真面目にやってきた。委員長と言われ、優等生を通してきたけど、一番になれないなら、普通でもいいよね。
この普通と言う言葉が心地よかった。
由香利の内面の気持ちを中心に展開したいと思います。
感想や要望をお待ちしています。展開はスローになるかもしれませんが、お許しください。
今日はこれでおしまいです。
876 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/15(月) 06:29:04.98 ID:PE7LhW9e
優等生を堕落させたい2もいいけどこっちもきてるね。ありがたい。
この調子でがんばってください。
「夏菜子のなつ」の続きも待ってるよ。
877 :
優等生:2012/10/20(土) 05:37:04.58 ID:05LFRk14
由香利は次の日から学校に行く前に、またあの公園のトイレに入った。
ポケットからタバコを取り出すと1本吸った。そしてオナニーもした。
教室に入るとみんなが自分を見ていることに戸惑いを覚えた。
「何?どうして?」
すると奈保美が近づいてきて言った。
「そのスカートどうしたの?いつもは校則通りなのに、今日はずいぶんミニにしてるね。」「でも似合ってるよ」
「しまった!トイレで短くしたままだった。どうしよう?」
今更戻せないし、今日はこのままにしておこう、その日の由香利はスカートのことが気になって授業もおろそかになっていた。
「一緒に帰ろう。」奈保美が声を掛けてきた。
「そうだね、奈保美はどこか塾に行っているの?」
「別に行ってないよ、由香利は?」
「私は駅前の予備校の補習コースに行ってるの、でもぜんぜんだめ、この前の試験もできなかったし、ここに入ったらみんなすごいんだもの、追いつけないよ。」
「「あせって勉強しても仕方ないよ、たまには息抜きしなきゃ。」
そんな話をしながら駅まで来ると、奈保美を呼ぶ声がした。
「ナホー、遊ぼう!」
振り返ると昨日見た偏差値の低い高校の制服を着た子が近づいてきた。
「こちらは誰?」茶髪のギャル風の子が聞いてきた。
「明美、彼女は由香利、同じクラスの優等生。通称委員長だよ!」
「ふへー、委員長様か?でもスカート短くない?」
「今日からなぜだか短くしてきたの。私もびっくりしたんだけど。」
そういってハンバーガーショップに入り、いろいろおしゃべりをした。
「そうなんだ、一番取ることに疲れたんだ。なんだかわかるな。」「期待が大きいと疲れるし、重いよね。割り切らなきゃ。」
奈保美も明美も優も同じような話をした。由香利の中にあった重圧が少し解けていった。
「みんないろいろ辛いんだ。一緒に話すと楽になるな。塾じゃ重い空気の中だもの。今日は塾休んじゃおう。」「一日位平気だよね、家に帰ったらその分勉強すればいいし・・・」
それぞれの学校のこと、彼氏の話、ファッションの話などすべてが新鮮で知らないことばかりだった。奈保美と自分の違いをそこに感じた。
878 :
優等生:2012/10/20(土) 06:31:57.96 ID:05LFRk14
家に帰ると塾から帰る時間だった。スカートの丈も元に戻しいつものように普通に、何もなかったように。
「ただいま。」
「お帰り、ご飯食べるでしょ!着替えてらっしゃい。」
「はい!」いつものように時は過ぎていった。
風呂から出ると、机に向かって教科書を取り出した、でもみんなとの話を思い出して勉強はできなかった。
家にいるとき、学校では相変わらず真面目な優等生の由香利を通していた。でも勉強時間は確実に減っていた。
次の試験も散々な出来だった。50点以下の科目もあった。
「由香利元気ないね?どうしたの?」
「テスト最低で、こんなの親に見せられない。」
「どれどれ?これくらい普通だよ、ここは一流だからそう思うだけ、明美や優の学校なら一番だよ!私だって似たものだよ。」
そういってテストを見せてくれた。
「本当だ!奈保美も同じだ。よかった。」
成績優秀な優等生が普通の子になった瞬間だった。
それからの私は優等生の振りをするのを止めた。ちょうど高校1年の夏休みだった。
いつものように駅前のカラオケBOXでみんなとはしゃいでいた。仲間は8人程になっていた。
終業式が終わり、由香利は奈保美は美容室に行った。明美のお勧めの若い子の集まる流行の髪形を提案する人気の店だった。
「どのようにしますか?」
「お任せで、夏バージョンでお願いします。」明美たちに言われたようにオーダーした。隣ではすでに奈保美がパーマをあてているようだった。
いつもは伸びた分だけカットしてもらう程度の女子高生らしい髪型だった私。店員さんの「思いっきりイメチェンしてみる?」という言葉に「うん」と答えて2時間近くが経った・
「どうですか?変わったでしょ、夏休みの終わりに黒く染め直せば学校も大丈夫なようにしておきましたから。」
鏡を見るとそこには自分でないもう一人の自分、ギャルになった由香利がいた。
「ずいぶん派手にやったね!」
「そういう奈保美も別人じゃない?」ソバージュの金髪は奈保美を大人の女にしていた。
「洋服買いに行こう!」「明美たちに選んでもらおうよ!」
夏休みの間、勉強はそっちのけで遊んだ。親からは散々怒られたが無視し続けた。そうしたら何も言われなくなった。
あのときから吸い始めたタバコは日に1箱は当たり前になった。海に行って黒く焼いた。露出の多い服ばかり選んで着た。毎日が楽しかった。
「もう以前の私には戻らない、戻れないしー」
海でナンパされた男に処女をあげた。それからはナンパされるとついていくお尻の軽い女になった。
「お金ないし、服も買えないよ。」奈保美が言うと明美が出会い系を教えてくれた。
見た目はギャルで遊び人だったけど、円光はしたことはなかった。してはいけないと思っていた。
「ナンパされてやりまくってるのに、もったいないじゃん。お金もらって気持ちいいほうがいいじゃん。」その言葉にもまだ抵抗があった。
次の日、奈保美と会うと昨日初ウリ下ことを知らされた。3万円ももらったとはしゃいでいた。
「由香利もどうせエッチするならお金もらったほうがいいよ!処女じゃないんだし、ナンパする男よりおじさんの方がテクも上だし、もっと早くすればよかった。」
それでもまだ私には最後の越えてはいけない一線と思っていた。
879 :
優等生:2012/10/20(土) 08:23:04.59 ID:05LFRk14
奈保美達と別れ駅前のコンビに横の喫煙所でタバコを吹かしていたら、結構イケメンの30代の男にナンパされた。
車に乗り、夕食を一緒に食べホテルに行った。
部屋に入ると彼は急にキスをして、無理やりやられた。しかし彼のSEXは私に今までにない絶頂を与えてくれた。
目隠しをされ、バックから何度も突かれ、休むまもなくアクメを迎えた。
彼はチュープを取り出すと軟膏のようなものを私のオマンコに塗った。その冷たい感触の後で、ジンジン疼きが止まらず、厚くなって自分からちんぽをねだってまたイかされた。
そのままとまり、翌朝駅まで送ってくれた。
タバコを吸おうとバッグを開けると一万円札が2枚入っていた。
「これって?円光?じゃん。どうしよう。」
円光はしないと思っていたにもかかわらず、結果的に円光をしたことになった。そのお金で新しい靴を買った。
「あれ、どうしたのその靴?買ったの?」
「うん、昨日ナンパされた男が知らない間にお金くれて、買っちゃった。」
「円光デビューですか、ついに由香利も仲間だね!」
そう言われて自分のしたことを後悔しながらも、お金の魔力の虜になった。
お金が要るときは出会い系で男を探す、「どうせSEXするなら」、「お金もらえたほうがいい」
完全に自分の中のモラルは崩壊していった。
夏休み最後の日、あの美容室に行った。
「夏休みは十分楽しめたようだね。元に戻そうか?」
「いいえ、伸びたところリタッチして、いやもっと金髪にして。」
「いいの本当に?学校あるでしょ!」
「もう行かないから。」
「もう一人の子は昨日黒く染めてストパーしたよ。」
「私は私、このまま楽しくやってくの。金パにしてください!できるだけ派手にね。」
そう言ってにっこり笑った。
こうして私は完全にギャルになった。親は転校させてでも卒業させたかったみたいで、通信制の学校に編入させられた。
明美達と遊びながら一応学校だけは卒業した。そしてキャバ嬢として今の私がいる。
奈保美は普通の女子大に進学してギャル女子大生を謳歌している。
おしまい。
880 :
優等生:2012/10/20(土) 08:26:09.75 ID:05LFRk14
駄文にお付き合いいただいた方、ありがとうございます。
また機会があれば投下します。
感想やネタがあれば教えてください。
他の作者さんの投稿も読みたいな。お願いします。
>>880 乙!です。
こうしてみると由香利はかなり無理をしてたんですね。
だから極端から極端に走る。
この作品はもう一人、奈保美という魅力的なキャラがいます。
彼女の肩の力を抜きながら成績が良いというのもイイなと思います。
優等生やマジメっ子じゃないからスレチになるのですが、
奈保美が主人公の話が是非見たいなと思います。
乙でした!完結したあとで読み直すと冒頭の「今では随分おばさんになったけど」と、
ラストの「キャバ嬢として今の私がいる」っていう文がなんかぐっとくるね。
昔は優等生だったのがふとしたことから道を踏みはずし、ここまで堕落したという対比をすごく感じる。
883 :
わたぐも:2012/10/23(火) 04:14:40.42 ID:kjH1Tkau
お久しぶりです^^;
短編落とします。
いつのまにか私のみつあみは解けていた。
いつのまにか私の髪の毛は金色になっていた。
いつのまにか私のカラダにはタトゥが入っていた。
いつのまにか私は学校に行かなくなっていた。
いつのまにかクスリを飲むことに抵抗がなくなっていた。
いつのまにか男の裸に抵抗がなくなっていた。
いつのまにか・・・・
おかしいなあ・・・
ユサユサと男の上で腰を振りながら一人の元優等生は思う。
884 :
わたぐも:2012/10/23(火) 04:16:03.67 ID:kjH1Tkau
かつて親以外に見られたことのなかった一子纏わぬその姿は目の前のおじさんが持つカメ
ラによって世に出回る。もう慣れたものだ。
だけど今日のは少し悪趣味。風紀委員長だった頃、自ら作った規則を読まされた。
1. 頭髪は肩までの長さ。長いものは黒のゴムで縛ること。
2. 髪の色は黒。染髪は黒染めに限る。
3. 華美な化粧は認めない。
4. ブレザーの下は学校指定のカッターシャツ。下着は白とする。
5. スカートは膝が隠れるもの。靴下は白で長さはくるぶし1つ分とする。
背中の半分を覆う金髪で。真っ黒な肌に映える白や濃い色の化粧。
だらしなく前が開いたブレザーの間から見える派手な柄シャツ。
ほとんど役割の果たさない短いスカートを捲くればそこから見える過激な下着。
余すことなく規則を踏みにじる私は本当にダメな子。
デモ、キモチイイ・・・
――圧倒的な開放感。
それまで縛り付けていたものを完膚なきまでぶちこわす快感。
885 :
わたぐも:2012/10/23(火) 04:17:19.61 ID:kjH1Tkau
・・・14.援交等淫らな行為の禁止
そこまで言うと私は服を脱いだ。
すかさず男達の肉棒が目の前に突き出される。
私は画面の向こう側に伝わるようにたまらなくいとおしげな表情を浮かべながら
唇で。舌で。唾液で。口内に侵入してきたソレを愛した。
もし私にあの日が無ければ?
一流高校に進んでいただろう。一流大学に進み一流企業に就くことも可能だっただろう。
だけどそんな退屈な世界なんて興味が無い。そんなものを目指していた過去の自分がバカ
だった。この心地よい世界を知った今の私。そんな「たられば」の世界なんて必要ない。
もっともっと堕ちてみたい。二度と這い上がれないところまで・・・・
完
堕ちた過程は想像にお任せします。
人によって一番興奮する過程は違うでしょうから。。
久しぶりでしたがなんとかまとまりました(^^;←
また感想お待ちしてます(^^)/
乙乙
俺なら気付かないうちに向学心とかを
嫌われてたライバルあたりに抜き取られてた、みたいな理由にするかなあ
おっつ!
888 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/24(水) 01:44:27.45 ID:wmAPARSp
>886
オレなら注意されたヤンキーの逆恨みからの・・・
みたいな感じですね。
889 :
名無しさん@ピンキー:2012/10/30(火) 09:13:31.66 ID:7YUEwjoJ
優等生のイメージ
黒髪に校則通りの制服で、世間知らずな真面目な娘。もちろん処女、メガネ掛けて勉強一筋、だから成績もトップクラス。
こんな子が、道を踏み外して堕落していく。
最初はすごく抵抗するけど、1回経験すると強い刺激を求めていく。
性に興味はある年頃、ファッションも地味なダサい格好から、今時の服を着てみるとなんだか自分じゃなくなっていくみたいな。
ファッション雑誌のモデルのような化粧に憧れ、同級生に教えてもらう。
初めて自分の殻を破った優等生はさまざまな誘惑に襲われる。
校則を破ること、制服をちょっと着崩してみる。スカートの丈を短くする。胸元のボタンを開ける。
タバコやお酒をやってみる。大人になった気分に酔う。エスカレートする欲望。
オナニーでは満足できなくなり、行きずりの男にナンパされ、処女喪失。悪い男に騙され売りを覚え、金の魅力におぼれる。
ますますエロく、ケバくなる雰囲気に周りの友達も変わっていき、優等生からただのギャルになる。
遊びに夢中になり勉強もしなくなり、成績も急降下。学校にも行かなくなる。
ギャル友達との毎日、楽しいけど時折虚しくなる。
優等生の時の自分が懐かしくなる。でも、もう戻れない。
金髪の髪をいじりながら、長い爪で携帯を操る。
「マジ〜、 」
こんな堕落がとても好きだ。
890 :
名無しさん@ピンキー: