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名無しさん@ピンキー:
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名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 18:49:06 ID:MebRFFy6
ぬるぽ魔法少女凌辱スレ
ガッ ツで陵辱に耐えて
魔物を陵辱し返す魔法少女スレ
>>1 乙!ちかごろ目にする植物が全てエロく見えるんだが病気かな?
エリンギとかマイタケとかブナシメジとか・・・
ウツボカズラ様の名が挙がらぬとは、片腹痛いわ!
ラフレシアとタヌキモの名前がないのが納得できない
>>1さん乙
しかしヴァルプルギスで抜きまくってたら新スレが建ってたとは
これは一つの幸せであろうか……
>ナツメ
マダム登場回を激しく期待
丸呑み・取り込みフェチとしてはあの回だけは死んでも見逃せない
口裂けたん、言葉様「触手は伐採だ!」
>>1乙
>>3 某タカさんが魔法少女化したのを想像した。
俺以外の誰が得するんだorz
>>10 おい
俺の筆が止まったぞ
需要は少ないのか……
魔法少女14歳が逝きそうだ
寿命は短かったが良スレだったなあ
すべての職人さんに万歳!!!
このスレは15→いちご→苺→いちごちゃんストロベリー!!
色々スマン
>>8 俺としてはリメイク前の冒頭にあったあのシチュをどっかで復活さて欲しい。
パンツを脱がす→クシャクシャに丸めて中に射精→ドロドロになったパンツを再び履かせる
精液と媚薬の染み込んだ自分のパンツで責められるとかもうね。ヒロイン達の誰かならご飯十杯は絶対いける。
いやいや。やはりパンツ型クリーチャーを履かされたまま戦うシチュこそが至高の以下略
「いちご」って確かにエロい言葉と思ってしまうよなぁw
小学生2年生〜5年生位のいちごパンツを穿いた美少女魔法少女を目茶苦茶に陵辱したいわ
不死身の魔法少女の正体はメタモンとオリジナルと間の子供に洗脳装置で模造記憶を埋め込まれた存在
敵の仮面軍団は全て真相を知り行方不明や死亡扱いになったクローン魔法少女
>>16 個人的には、孕ませが無理な年齢の子では流石になあ・・・
といってもここの連載ヒロインの年齢って
ある魔女がもたらした災難 中学生
魔法少女マユ 14歳
魔法少女ユキ 14歳(偽装)
ステラ 6歳
き、きわどい!てか一部アウトー!
11,2歳が至宝
初潮来てないと、中田氏への恐怖心を煽れないからね
>>22 そういう状況になると排卵を誘発しかねない
初めてで受精、妊娠になりかねない
若いと不安定なので尚更
医学的にはむしろ初潮前の微妙な年齢へ中出しした場合の
妊娠のリスクはかなり高い
リアルでも初潮前の一桁で妊婦になった!!みたいな事例が出るのはこのせい
まぁ、孕ませ厨の俺にはご褒美なんで
初潮もまだ魔法少女を孕ませる方向に行きたいがw
おお同志よ、しかし単に孕むか孕まないかという結果だけでなく、
中田氏された時点で、その意味するところを理解して恐怖に怯える姿を、存分に鑑賞したい俺的には、
魔法少女本人が「自分はお赤飯済みの受精可能な身体」と認識していて欲しいにょろよ
>>24 確かに妊娠の恐怖に震える姿は重要な萌えポイントだからなw
魔法少女側に初潮前でも中出されたら孕みかねないって
知識が有る或いは犯しながら教えれば良いんだよ!!
犯されながら妊娠する可能性を教えられて、恐慌状態になる魔法少女とか可愛いじゃん
二次元媚薬の力を持ってすれば、
その場で初潮を迎えさせる程度造作も無きことよ
ステラには20とか23歳設定の魔法少女(元)がいるし
マユには適齢(?)が大勢控えているぞw
普段は高校生ベースだが
呪いなり薬で一時的にロリ化すればおk
あるいは魔力が増えすぎるとロリ化とか
こういう風にしておけば逆の高齢化にも対応できる
魔力が減りすぎてババア化した上での更年期プレイとか
超ロリして敵の女幹部の子宮に取り込まれて胎児プレイされられたりとか
うん、どう考えても需要がない
最初のうちは変身を重ねるほどにアダルティーになっていくんだが、特別大サービスで見せる最終変身では相手も拍子抜けするちんまいロリになる
魔法少女「絶対許さないわよ魔族ども!じわじわ嬲り殺しにしてあげる!」
ユキは普通に14歳じゃないかな
魔法で記憶いじってお兄ちゃん宅に潜り込んだわけだから無理に年齢変える必要もないでしょ
偽装14歳じゃなくて、偽装中学生というべきじゃね
それもまあ、学籍とか偽造しただけで、現時点ではちゃんと通っているのだから、立派な中学生か
じゃ、偽装妹?
なるほど偽装妹だwww
てか、それを受け入れたお兄ちゃんもすっかりお兄ちゃん大好きになってるユキもなかなかどうかしてるぜwww
>>30 負けそうになったら「この星を消す」とかやっちゃうじゃないか
前スレの魔法天使ナツメのメンバーって設定年齢いくつぐらいなんかな?
マルーシャ以外は高校通ってなかったか?違ったっけ?
オリ魔女っ子倶楽部4人組みVS触手エイリアン
出演:
マユ
ユキ
ステラ
リム
ハイパースーツは露出ゼロになるが体のラインがくっきり出る仕様
ルフィリア「私、堪忍袋の尾が切れたですぅ!」
リグ&アー「ちょっ!!?」
>36
マルーシャって誰ぞ?
>>37 触手エイリアンが一方的に残虐行為に『遭い』、
その後、近親者・保護者等によって非人道的な目に遭いそうだw
ゲリオス「海より深いワシの心もここらが我慢の限界じゃ……なんての///」
陛下「……ゲリオスをあそこまで疲れさせてしまったのは私の責任だ……」
>>40 ステラ一人だけで十二分にバランスブレイカーだからな、作中の魔族もマトモに戦ったら勝てない強さとかww
マユはもちろんユキも名有りの幹部クラスと戦えるレベルになってるし
雑兵クラスの敵じゃあ勝ち目がないわなw
>その後、近親者・保護者等によって非人道的な目に遭いそうだw
その上、確かに彼女達の保護者は愛が溢れすぎてるから大変だ
ユキのお兄ちゃんはともかく円香シショーも本気をだしたらヤバすぎるww
ユーリィ「マユちゃん…やりすぎだよ…」
タケシ「もう俺の妹じゃない」
円香「馬鹿弟子!お尻ペンペンです」
隆史「楽しませてもらうよ」
さて、誰が一番悲惨な目に遭ったのでしょうか?
「みぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!!!」
その魔法少女の悲鳴はいつまでも続いたという。
誰が一番悲惨かはともかくおしおき耐性の低さはステラが一番
アウクモス「ユキの保護者といえば私だろう?なあ?」
ユキ「今週のオーズも面白かったね」
タケシ「あんなに増えるなんてなあ」
ユキ「増えたよねえ」
アウクモス「聞けよ!」
ユキ・タケシ「「ガータガタガタキリっ!ガッタキリバッ!!」」
アウクモス「聞いてくださいお願いです」
ここや変身ヒロインスレ、触手スレあたりの作者を一堂に会させて、語り合って貰えたらなー
魔法少女ユキの巨大魚がどうしてもダ○イアスに思えてしまう秋の夜。
そして自機は魔法少女というカオスっぷり。
魔法少女陵辱オフか。なんかすごそう。いろんな意味で。
>46
アレは絶対そうだろ。
あと融合観音砲www
魔法少女陵辱オフ
魔法少女を陵辱しながらのオフに思える
某ヴァンパイアに頼んで兄さんと坊さんを美少女にするテスト
TSは大好物だ!
でも、その二人は魔法を使うワケじゃないから書いてもスレ違いになるよね
というか、TSは普通にTSスレに投下して欲しい
個人的な見解だけど、こういう複数のシチュエーションスレにまたがるテーマの場合、
よりニッチな、対象となる層が狭い方のテーマのスレで投下して欲しいね
そういうテーマって、それだけ、その嗜好を受け入れられるのが限られた人間だけってことなのだから
つまり、女性化の影響で兄さんと坊さんが侍型と密教型の退魔師風の魔法少女になれば解決だな(マテコラ
と
>>52さまはおっしゃっておいでなので
SS作家どもは
>>52様の詔に従え
だってさ〜
>>52 TS好きなので思い切り反応してしまいました、申し訳ない
確かにTSなんかは言われるようにどちらかと言えばニッチだから配慮は必要ですね
ただ、あんまり厳密にこのシチュエーションはここでは不可、って切り捨てる必要もないと思う
もちろん羽目を外しまくったTSだらけの作品は論外としても
作品の要素の一つ程度なら注意書きをして読みたくない人はスルーでいいんじゃないかな
要は書き手も読み手も譲り合いという事で
>55
いや、こちらこそ過敏に反応して申し訳ない
仰るとおり、〜だからこっち、みたいな教条的な分け方ではなく、個々の作品の内容(テーマの比重)次第だよね
その作品が、どっちのスレで、より喜ばれるかっていう
その判断基準の"一つ"として、ニッチなシチュは読み手を選びやすいってのはあると思うけど
まぁそれでも作者さんが
「この作品はここに投下するのがふさわしい。
このスレの住人達に読んでもらいたい。」
と思って投下してくれてるなら文句のつけようもなく。
主要メンバーって何人組が描きやすいかな。
孤高の一人。厚い友情の二人。トリオの三人。戦隊モノの五人。
実際書いてる人の意見も聞きたい。
話の腰折って申し訳ないけど。
実際書いてる人って事は名前は明かした方がいいのかな?
個人的にはトリオの三人がバランスいいんじゃないかと
それぞれの個性や関係性を描けて、なおかつややこしくならない程度のちょうどいい人数だと思う
熱血・クール・のんびり屋みたいな(これは少しテンプレすぎるかもしれないけど)
エロ的にも三人の内一人、もしくは二人がヤられてて残りのメンバーが助けるとか
ステラみたいに仲間が洗脳されて残り二人も次から次へと堕とされるとか展開に幅が出るし
三人なら全滅描写もそれぞれが煩雑になり過ぎず描く事が出来ると思う
一人、もしくは二人だとあんまり全滅という感じがしない。
五人ぐらいになってくるとエロの焦点が定まらなくなってしまう。
ただ、これはあくまでバランス良く書くならって話であって
書き手が何をどう表現したいのかがまずは先に来るべきなんじゃないだろうか?
例に上げてるように
>孤高の一人。厚い友情の二人。トリオの三人。戦隊モノの五人
人数次第で描くものの方向性も違ってくると思うので
何だか分かったようなわからないような事を書いてしまいました
それでは、失礼いたします
ことエロパロに関しては2〜3人が無難と思われ。
主人公が一人で延々犯される作品は、ほぼワンパターンが約束される。そしてヒロインに食指が動かなかった住人は取り付く島も無い。
逆に5人なんて人数は書き手に文章力の土台が無いと到底フォローしきれない。5人の「会話」がまともに書ける人ってエロパロどころかラノベにだって何人も居るだろうか?
残る手段は必然的に1話ごとに1人にスポットを当て、残るメンバーは背景に徹すること。つまり戦隊ヒーロー型。
馬鹿正直に挑めば1周するだけで5話、2周するには10話かかる。
>>60 描写が下手で台本SSになるからそれを補うため
CGやカス子やなんとか等の絵が付き、BGMが付き、効果音が付き、エフェクトが付き、スパロボ風カットイン戦闘が付いてエロゲに至る。
スレ違いになるがそんなノリも歓迎する
ああ、レイカーズとかそんな
思えばヒロインピンチを意識したのはキューティーハニーで貼り付けでナイフ投げられてるシーンからで、
変身ヒロイン=エッチができる存在→敗北してからの陵辱の方がワクワクするのに!みたいな事を思ったのはレイカーズの戦闘シーンを見てからだな
>>19 行ってみたけど数が多すぎてどれだかさっぱりわからん
>>63 前スレで「触手〜〜スレ」作品のリメイクって説明があっただろうが
リゾートアイランドでのハロウィンパーティーが届き行ってみると作品の垣根を越え多数の魔法少女が集まっていた。
仮装パーティーが盛り上がって来た時に主催者の不気味な放送が流れ鳥の着ぐるみの中から陵辱されたリィンが発見された。
とりあえず脱出を図るも島はいつの間にかキセイフィールドに囲まれ脱出不能になった。
その騒動の中、第二の事件が発生し多くの魔法少女と警戒に回っていたブラッドサイズ組までもが犠牲になり魔法少女達は大パニックに陥る。
そして、付き添いで来ていたヤマト、タケシ他男性陣は疑心暗鬼に駆られた一部の魔法少女に一方的に攻撃を受け、庇った魔法少女ごと地下倉庫に監禁された。
そして、翌朝お約束の行動をとった赤のメイガス他が犠牲になる
そんな話を一日中考えてた。
無論、オチは無い
だからお前ら、リィンちゃんには、せめて噛ませ犬くらい務めさせてやれと
敗北シーンどころか、文字通りやられるシーンすらカットとか、イジメにもほどがあるだろ
まあ、Restart版の方じゃ仕方ないかも知れんが
旧作リィン:噛ませ犬、引き立て役
Restartリィン:出オチ、生贄
>>65 赤の人は一人で先走って犬死するとして、
青の人にとってはチーム増員の絶好の機会じゃないか
>>65 少女達が疑心暗鬼になるように様々な陰謀を巡らす魔物や魔族達が居るんだな。
ついでに招待状を出した企業が陛下のダミーカンパニーだったり。
しかし、陛下は地上世界の魔法少女勢力自体には、そんなに関心はないイメージ
故郷の征服と、マユちゃん一個人への興味は満々だ
Restartリィンはこれから洗脳生還改造手術うけて
前作の堕ちマユのポジションを分捕るから安心するんだ
>>65 参加者の中で一番怪しいのはヤマトだがちょっと待って欲しい
>鳥の着ぐるみ
これは駒鳥に見立てた物で壮大なドッキリの可能性がある。
>>65 >お約束の行動
陛下「この中に犯人がいるかもしれないのに、一緒にいられるものか!!私は自分の部屋に行かせてもらう!!」
一同(死亡フラグなのに全く死にそうに見えない……)
てかマユの続き読みたい
マユの人はリアルが忙しかったり規制に阻まれたりしてるんだろうな……うぐぐ……
え?島の一角のビルに悪の勢力が集まって皆で魔法少女が苦しむ様を見物してるんじゃ?
アクモウス「フフフ…ユキ、私達の演出する余興をたっぷりと楽しんでくれ」
テウツォート「まどろっこしい手を使うなぁ…つまらねぇ」
ダクーネ「あら、私はこういうの好きよ、あの子達の苦しむ様が見てみたいわぁ」
ボリス「私も彼女と同意見だな。こういうのも有りだな」
ゲリオス「陛下の花嫁候補になりそうな魔法少女を選別するのだ。お前達」
リグヴェード「戦っちゃダメなのかよ?」
アーディッツ「殺っちゃダメなんですか?」
レドリック「犯っちゃダメなんですか?」
グラント君「戦っちゃったし、殺っちゃったし、犯っちゃった……テヘッ///」
Inferno店主「陵辱を受けた魔法少女の方々はこちらで宝石に加工してもよろしいでしょうか?」
マユ「隠そうともしてないよ……」
ユーリィ「もうちょっと自重してほしいね」
鈴香「謎は全て解けたわ!」
ステラ「ママかっこいい!!」
円香「お姉さま調子に乗らない」
礼子「でも実際、自分たちで謎を解くしか解決法はなさそうだね。よし、タケシ君、私たちも探偵やろう!」
タケシ「部長……魔法少女じゃないのに何でここに来ちゃったんですか」
礼子「面白そうだから」
タケシ「いや、危険ですから」
礼子「で、私が的外れな推理を続けてると、ユキちゃんが背後からこっそりと魔法で私を気絶させて……」
ユキ「…『部長さん、ごめん!』でしたよね。それからボイスチェンジャーを使って部長さんのフリをして」
礼子「名探偵、眠りの礼子の誕生というわけさ」
タケシ「部長もユキもそれでいいんですか?」
エミリア「なんで、ハロウィンなのかしら?」
ナツメ 「……昔、ハロウィンは煉獄の魂が天国に行けるよう祈りを捧げる日だった。……煉獄を知っているか?」
エミリア「え?」
ナツメ「天国と地獄の間にある場所だ。……そこは天国に入れず、取り残された者達が苦しみつづける場所。……そう、この世界の事さ」
>>70 むむむ・・・見えたぞ!
マユちゃんのニフラムで瞬殺されるゾンビ・リィンの姿が!
名前が挙がらない旧保管庫の住民や単発作品の魔法少女はステルス化で無傷か犠牲者Fのような扱いになっているんだろうな
>>76 ナツメ「教えてくれ。俺はデスパイアに襲われたあの日、とっくに死んでいて…この世界は蝶達が俺に見せている夢なんじゃないか?
それとも、蝶のいる世界が現実で…俺のいる世界が夢だったのか…俺にはわからないんだ」
デスパイアA「そいつはただ……ひとりぼっちだっただけさ。自分以外の誰ともゲームを楽しめない。……夢の中で生きてるような……そんな魔法少女だった」
リィン「こんな所で…死ねない。ていうかまだ死んでない!
>>65の2行目をよく読んでね」
堕マユ「そっか、じゃあ私が死んでたほうが楽だったと思わせてあげるよ」
マユ「あ、あれって私なの!」
ユーリィ「みたいだね・・・」
ラディウス「先生、急いでくださいよー」
リレイア「そう急かさないでくれ、ラディウス君。私は徹夜明けなんだよ…ふぁ」
プロフェッサー「それはご苦労様です。しかし急がないと事がすべて終わってしまいます」
リレイア「そうだな…実験台や母体が大量に集まっているんだ。逃す手はないな」
ラディウス「その通りっす!新作の実験やりたい放題ですよ!」
プロフェッサー「楽しみですねぇ」
到着した彼らの手によって不可解な事件が次々と発生し、少女達は更に追い詰められていく。
燐「作者がまだ陵辱シーンを書いて無い私たちは逆に言えば陵辱されない不沈戦艦!!」
ローパー夫人「まぁ、なんて生意気な生娘がいんでしょ!」
レブナン「我々の出番はそうとう先だぞ脂身夫人」
83 :
マユの人:2010/10/15(金) 19:28:53 ID:2x4bKdVh
御無沙汰しております。規制自体はP2も含めて解除されたようなのですが
仕事が修羅場状態だったので話の続きはほとんど書けていませんorz
現在は仕事も一段落して集中できる状況になったので
近日中にでも7話が投下できるように努力します。
>>75 ?「(ヤッちゃ)いかんのか?」
?「いかんでしょ」
傷一つ無い、新しい科学の子リィンが在った。
激戦の数々を潜り抜けた。古強者のリィンが在った。
未だ魔法少女になっていない、ただのリィンが在った。
愛する男と白き巨人を駆るリィンが在った
愛する男が怪物に変わり卵を産むリィンが在った。
陵辱され、最期の魔力を燃焼させるリィンが在った。
現世の魔法少女を集めた新しき円卓を作り魔族に勝利するも旧円卓に謀殺されたリィンが在った。
グレネードを跳ね返され戦死したリィンが在った。
男の娘のリィンが在った。
最も新しい伝説になったリィンが在った。
現世に来て直ぐにホームレスに捕らわれたリィンが在った。
ルインの妹として生まれた龍娘のリィンが在った。
別の時間軸のセディアとまだ見知らぬ誰かの子のリィンが在った。
別の時間軸のマユとまだ見知らぬ誰かとの間の子のリィン在った。
別の時間軸のまだ見知らぬ誰かに誘拐されたマユが産んだリィンが在った。
全く別の、見知らぬ誰かの子のリィンが在った。
多数の魔法少女を心臓とする、巨大なリィンが在った。
そして───
陵辱され鳥の着ぐるみに詰められた、リィンが在った。
「強い噛ませ犬リィンもいれば、弱い負け犬リィンもいた。だが実力の有無に関わらず、皆、魔物に嬲られ、凌辱された」
「そして皆、物語の完結より先に死んでいったのですね」
「・・・くだらん話をした」
>>86 リィンの魂は封神台に行けるんだろうか。確か仙道と有能な人間の魂が行くんだったよな
>>85 >グレネードを跳ね返され戦死したリィンが在った。
リィンさん違うそれフェイさんや!
>>83 マユの人、おつかれ様です。
当分姿が見えなかったのでちょっと寂しかったですよ。
第7話楽しみにしてます。
でも、あくまで無理のない範囲で頑張ってくださいね。
>>88 フェイさんは地上からファンタジー世界に行った聖戦士だが、リィンさんはファンタジー世界から地上に来た魔法少女だったな
地上にもファンタジー世界にも、自分以上の強者がゴロゴロいる点は共通だが
初期の増援でコーネリアとその騎士団
リィン、シャーナ、フィル、アゼル、ニーナ、ランディのフルメンバーにゴ○オン風移動拠点や各地に補給拠点を築いても勝敗がわからないのがマユ世界
魔族側の計画がしっかりしてる上
それをどうにかしても最後に出て来る陛下が規格外の強さだからなあ
エルメリア側にも三将軍みたいな喰えない実力者がいれば違ったんだろうけど
今回は三将軍+総督の4人だからな…実力も未知数だし。
逆の意味で不安なのは魔法少女ユキかな
鳴り物入りで登場した幹部クラスキャラの四魔将が既存のメンバーに退けられちゃったのは今後の展開的に少し痛いと思う
テウツォート、ボリス、ダクーネさんの三人はともかく、リーダー格のアウクモスが戦闘形態でユキとの真っ向勝負に敗れたのはまずかった
バトルでも陵辱でも相手が強大な方が盛り上がるから彼らにはもうちょっと頑張って欲しい
>>87 リィンちゃんは雑魚じゃないぞ。
雑魚だと誤解されるのは、雑魚にしか勝てないからだろうが、
それは必ずしもリィンちゃん自身が雑魚であるという理由にはならない。
活躍シーンが省略されているだけで、章と章の幕間にはリィンちゃんでも勝てる雑魚と戦っているらしき記述はあり、
もし、そういった雑魚相手に敗北しているのだとしたら、雑魚に凌辱されるシーンが省略されるはずがない。
つまり雑魚相手には負けていないのだから、その実力は雑魚+α(α>0)であり、雑魚よりは強いということだ。
よってリィンちゃんは雑魚ではない。
無論、稀に雑魚相手に負けていることもあるが、これは雑魚の側がラディウスの装置などで罠を張っている場合であり、
単に策を持ってる雑魚には勝てないというだけで、決して実力で雑魚より劣るというわけではないのだ。
そのようなイレギュラーな敗北は雑魚とは程遠いマユちゃんも味わっていることであり、
雑魚より強いリィンちゃんが同様の境遇に立たされるからと言って、決して彼女が雑魚である理由にはならない。
最後に、これらは無印リィンちゃんが少なくとも雑魚よりは強いことについての言及であり、
必ずしもRestartリィンちゃんが雑魚でないことを保証するものではないことを公正のために付記しておく。
>>91 こちら側に来たコーネリア軍は隠れ蓑となる商業施設の地下に拠点を建造した。
数週間後、街に魔法少女風ファミレスが開店した。
ただし、知らず知らずの内に敵の本丸の正面に建ててしまった
ただ有り得ない事にこれに誰も気がつかず最終決戦まで続くこととなる。
そしてそこの常連な陛下か
フローラルミントなコーネリア店長に全世界が戦慄する
>魔法少女風ファミレス
見える、見えるぞ!
雑魚が獲物を漁りに侵入したら全員魔法少女で
気がついたら全員がやってきた雑魚に魔法杖を構えてる図が
なんというトラップ
しかし、3分後、魔法少女たちは皆孕む
そんなコーネリア店長に強く惹かれるゲリオス翁
「こんな気持ちは初めてじゃ」
>>99 逃げ出した雑魚を追いかけたら、分断され伏兵にフルボッコにされるんですね。わかります
>>94 亀レススマソ
いや、そこは敵もパワーアップしたり実は全力ではなかったり、あるいは策略でユキ達を嵌めたり色々やり方はあるだろ
ダイの大冒険のハドラー様とか、「魔王」名乗ってるのに、火事場の馬鹿力が加わったとはいえ、未完成の必殺技に吹き飛ばされてるんだぜ?
でも、途中パワーアップして、最期まで強敵でいられたしな。
104 :
マユの人:2010/10/18(月) 11:11:48 ID:8yr5SKw5
こんにちわ、魔法少女マユ7話が完成したので、投下を行います。
今回は序盤は快楽系、後半は苦痛系のシーンがあります。
またレズ描写がありますので、苦手な方はご注意ください。
人物紹介の後に、投下を開始します。
『秋月真由(マユ)』
14歳 両親と3人で、平穏な生活を送っていたが。ユーリィと出会った事で、戦いに身を投じる事になる。
背は小柄で、背中の半ばほどまで届く栗色の髪を後ろで纏めている。
変身時のコスチュームは桜色のミニスカートに赤を基調としたジャケットを纏っている。
『ユーリィ』
異世界エルメリアの住人である妖精、マユのパートナーとして彼女の戦いをサポートを行う。
長いストレートの青髪にフリフリのついた白やピンクのドレスを着ている。
『アゼル』
エルメリアから、マユ達の支援に来た魔法戦士。傍目から見ると少年の様に見えるが、性別は女性で年齢はマユと同じ14歳。
燃える様な赤い髪を肩の辺りまで伸ばし、項の辺りで纏めている。瞳の色も同じ。普段は、目だない様に瞳も髪も黒に変化させている。
変身時は、黒のレザー製の上下に、胸部や肩の部分だけの軽装の鎧を纏う。
『ニーナ』
アゼルの姉で、彼女と恋人のランディと共にマユ達の支援に来た来た魔法使い。年齢は19歳。
髪は腰まで届くストレートの黒髪、瞳の色は青。エルメリアでは『円卓』の一人コーネリアの近衛を務めていた。
白のロングスカートの上に、同じ白を基調にして所々に黒でアクセントが加えられたジャケットを纏っている。
『ランディ』
ニーナの恋人で、彼女やアゼルと共にマユ達の支援に来た魔法学者。年齢は24歳。
亜麻色の髪を肩の辺りまで伸ばしている。瞳の色は青でいつも眼鏡をかけている。
親の方針で軍の学校に進んでいたが、生来の争いを好まない性格からか、卒業後は学者への道を歩んでいる。
『秋月夫妻』
マユの両親、父、宗一郎は製薬業を中心とした巨大複合企業の部長を務める。
母、美幸は専業主婦。二人は社内恋愛をして結婚。マユいわく、万年新婚夫婦との事。
美由紀も、かつては宗一郎と同じ会社に勤務し、社長に気に入られ秘書室に所属していた。
『ヴァルアス』
魔族の王 100年前の戦いで敗れた先代の跡を継ぎ魔族を統率する。表の顔は製薬業を中心とした巨大複合企業の社長。
銀髪の髪をオールバックにしている。黒のスーツを好んで着る。
その真の姿は、黒い装甲を身に包む巨大な竜。
『レドリック』
魔王ヴァルアス腹心の最高位魔族、彼の側近を務め、表でも社長秘書室長を務める青年。
焦茶の髪を肩に触れるくらいに伸ばしていて、グレーのスーツをいつも着ている。
ラディウスとは子供の頃からの付き合いで悪友関係。
『セディア』
魔族の人間狩りの指揮官。 組織内での序列は低く攻略軍に参加できず、地上での人間狩りをする担当に回されていた。
度重なる失敗により失脚、王の制裁を受け、資料整理の身に堕ちる…
黒い髪をセミロングにしていて、露出の際どい黒の服を好んで着ている。
『ラディウス』
セディアの弟 魔族の造魔開発においての中核メンバーで、王の信任厚い人物。
長い黒髪を三つ編みのお下げにしている。常に白衣に身を包む。15歳くらいの背格好。
師リレイアの元で技術を学び、その知識を武器に組織内で高い地位を得ている。
『リレイア』
魔族技術部総括で、ラディウスの師。組織内でも最古参の部類に入る最高幹部。
白衣を常に纏っている。長い金髪は、手入れがあまりされておらず伸ばし放題といった状態。
いつでも寝れる様にと、アイマスクを額にひっかけている。
『ゲリオス』
魔族エルメリア攻略軍を統括する将軍、中央軍集団主将。
三つ首の手足の生えた黒い蛇の姿で、白を基調とした黒や金で彩られた法衣を着ている。
先王の代から王に仕える、組織の最古参の幹部で、他の幹部達の纏め役を務める。
『ルフィリア』
エルメリアの魔族勢力圏を統治する総督、及び中央軍集団副将。
長い金髪と宝石の様に青く澄んだ瞳が印象的な少女、白を基調とした法衣を着ている。
年の頃は15歳くらいだが、幼い顔立ちをしている。温厚な性格だが、怒らせると内に秘めた膨大な魔力で破壊の限りを尽くす。
リグヴェードとは恋仲で、彼の我儘に振り回されがちであるが、それについては彼女は不満などは覚えていない。
『リグヴェード』
魔族エルメリア攻略軍南方軍集団を率いる将軍。
癖の強い白髪を、肩の辺りまで伸ばしている、瞳の色は金。黒を基調とした軍服を着崩して着ている。
一見力押しに頼る様な印象を受けるが、機動戦術を駆使する戦上手。
『アーディッツ』
魔族エルメリア攻略軍北方軍集団を率いる将軍。
黒髪黒眼で銀縁眼鏡をかけていて、黒を基調とした軍服を纏う。
非常に冷酷で残忍な性格で、戦場で捕えた少女などを嬲り、その苦しむ様を楽しんでいる。
レドリックとの戦いから2週間…魔族達はマユ達の担当する地域で目立った行動を行わず、平穏な毎日が続いていた…
「ん…?なんか下が騒がしいね」
自室でランディから借りた魔法の本を読んでいたマユは、下から聞こえてくるドタバタという物音に首を傾げる。
バスケットに寝転んでいたユーリィも、起き上って耳を澄ます。
「ホントだ…何だろう?」
「私、見てくるね」
同じく首を傾げるユーリィにそう伝えると、マユは部屋を出て階段を下りていく。
階段を下りたすぐ先で、物音の原因が判明した。
「やだっ!そんなの着たくない!!放して姉さん!!」
「ダーメ!せっかく私と美由紀さんが選んだ服なのよー!大人しく着なさい!!」
フリフリのついた可愛らしい洋服を片手に持つニーナが、逃げ出そうとしているアゼルの首根っこを掴んでいる。
「そうそう〜、アゼルちゃん可愛いんだからきっと似合うわ〜♪」
ニコニコと笑いながら、美由紀を別の服を手に持っていた。
「マ、マユ!助けて!!姉さん達が僕に無理矢理あんな服を着せようとするんだっ!!」
階段で呆然と立っていたマユの姿を見つけたアゼルは、半泣きの表情で必死に叫ぶ。
彼女ならこの二人を止めてくれる…アゼルはそう信じていたが、その期待は最悪の形で裏切られた。
「……ゴメン、アゼル…私もアゼルがその服着てるの見てみたいんだ…」
近づいて来たマユは、申し訳なさそうに言うと、ガシッと彼女の肩を掴み逃げれない様にする。
「そ、そんな…マ、マユまで…」
呆然と声を漏らすアゼル…彼女の周囲はマユ達3人に囲まれ最早逃げ場は無い。
「よし!流石はマユちゃん!」
マユの行動に満足げに頷くニーナ。
「助けて!ランディさん!宗一郎さん!!」
アゼルは一縷の望みを託して男二人に向けて叫ぶが…
「…ゴメン…僕には彼女達を止める事は無理だ…」
申し訳なさそうに顔を背けて、ランディは彼女に謝罪の言葉を述べる。
何か言おうとしていた宗一郎は、突然鳴り出した携帯電話を手にして通話を始めた。
「はい、秋月です…これは社長、お疲れ様です。はい、その資料でしたら…」
仕事関係の電話らしい、彼は立ち上がって仕事の資料などを置いている自室の方へと歩いていく。
「はいはーい、ランディも出てった出てった!」
ニーナの言葉に、ランディも立ち上がって部屋の外へと歩いていく。
彼としてはなんとかアゼルを助けてあげたいが、今の彼女達を止める事は出来ない。
「い、嫌だぁぁぁっ!!」
バタバタと暴れるアゼルを押さえつけて、マユ達はアゼルの服を脱がし始めた。
「はーい、もういいわよー」
ドアから顔を出したニーナの言葉に、ランディと自室から戻って来ていた宗一郎は立ち上がって部屋に入る。
部屋には、フリフリのついたピンクの洋服を着せられたアゼルが座り込んでいた。
「やだよぅ…足がスースーする…」
普段ズボンしか履かない彼女は、慣れないスカートに違和感を覚えているらしい。
モジモジと足を動かして、落ち付かない様子だ。
普段は無造作に項の辺りで紐で纏めているだけの髪も、可愛らしいリボンが付けられていた。
「うん…似合ってるじゃないか」
「そうでしょう〜?絶対似合うと思ってたんです〜♪」
彼女の姿を見て頷いている宗一郎に、美由紀が御機嫌そうに語る。
「もういいでしょ…?早く脱がせて…」
俯いていたアゼルは、涙で瞳を潤ませながら訴えるが…
「ダメだよアゼル。まだもう一着あるんだし、今度はそっち着て見ないとね」
「そうね〜♪」
「あったり前よ♪もう一着着せるまで逃がさないわよ!」
ノリノリな様子のマユと美由紀、ニーナが、再び彼女の両肩を掴む。
「え…や、やだぁ…」
「…アゼル君が泣き出しそうじゃないか、流石にこれ以上の無理強いはダメだよ」
顔を引き攣らせながら泣き出しかけていたアゼルを見かねて、宗一郎はマユ達に少し強い調子で言う。
「は、はーい…」
「分かりましたぁ…」
マユと美由紀が、シュンと肩を落としながら彼の言葉に頷く。
ニーナは不服そうに口を開こうとするが…
「ニーナ、ちょっといいかな」
それまで黙りこくっていたランディが、彼女に近づいて耳打ちする。
彼の言葉に頷くと、ニーナは彼と共に部屋の外に出ていく。
「…どうしたの?」
「…ついさっき仲間から連絡があった…また一人狩られたらしい…恐らく直前に観測された魔力から、相手はレドリックだそうだよ」
ニーナの問いに、ランディは険しい表情を浮かべながら語る。
「っ!…私達のとこに現れないと思ったら、他所で暴れまわってたのね…」
ギリっと拳を握りしめながら、ニーナは絞り出すように声を漏らす。
アゼルとマユに、激しい凌辱を加えた最高位魔族レドリック…
彼はここ最近他の地域に出没し、次々と仲間の魔法少女達を狩っているのだ。
「こっちも見回りを強化するわ…アイツを絶対に止めないと…」
「そうだね。でもニーナ…無理は禁物だよ?」
「分かってる…でも、はやる気持ちは押さえきれないのよ…アイツのせいでアゼル達だけじゃなく、多くの仲間が…」
諭すように言葉をかけてくるランディに、ニーナは頭を振って答えた。
もし自分が遭遇したら…絶対に仕留めてみせる…
ニーナは決意を胸に宿していた。
「ふぁ…退屈な会議は、眠気が増すな…」
回廊を歩いているリレイアは、大きく欠伸をしながら呟く様に言う。
彼女の後ろには、付き従う様にラディウスともう一人女性が歩いている。そのもう一人とは…
「ところでセディア君、頼んでいた資料は…」
「はい、こちらです。リレイア博士」
ラディウスの隣を歩いていた白衣を着たセディアは、少し歩調を速めてリレイアの隣に移動し、持っていた資料を手渡す。
「うんうん…これだ。ご苦労様」
手渡された資料を眺めていたリレイアは、満足そうに頷いて労いの言葉をかける。
「いやいや、君を助手に頼んで正解だったね…私はすぐ研究に没頭して色々と疎かになるから、一人欲しかったんだ」
ニコニコと上機嫌そうに語りながら、リレイアは歩き続ける。
「そ、そんな…こんな程度の働きは…わ、私でなくても出来るんじゃ…」
「謙遜する必要は無いよ。君はとてもよく働いてくれる…それに私は、君の淹れてくれるコーヒーが気に入っててね」
頬を赤らめながら俯くセディアに、リレイアは笑顔で語る。
以前レドリックに酷評されたセディアのコーヒーだが、あの後セディアは色々と勉強をしたらしく、格段に美味くなっているのだ。
そんな彼女の淹れてくれるコーヒーを、リレイアは日々の楽しみの一つにしている。
(ち、ちくしょー…何で姉貴があんなに先生に気に入られるんだ…)
リレイアの後を付いて歩いているラディウスは、心底面白くないこの状況に心中で呻く。
自分が役に立たないと厄介払いした姉を、師匠であるリレイアが引き取ると言い出したのが、事の始まりだった。
リレイアは彼女をとても気に入っているらしく、ラディウスと同じくらい可愛がっている。
セディアもそんな彼女に応えるべく、色々と努力を重ねて、仕事を完璧にこなしているらしい…
「そうだ、帰ったらコーヒーを淹れてくれたまえ。少し休憩したら今度は『上』の会議に出なきゃならないからね…」
「分かりました。でも博士、あんまり無理しないで下さいね…行き倒れている博士を探す身にもなってください」
「ああ、努力しよう…君には世話をかけるなぁ…」
少し困った様に笑うセディアに、ポリポリと頭を掻きながらリレイアも笑う。
歩いていた3人の反対方向から、一人の女魔族が歩いて来た。
「げ…」
その姿を見たセディアは小さく呻き、顔を隠すように下を向く。
「これはリレイア博士、ラディウス博士も…会議のお帰りですか?」
女魔族はリレイア達の姿に気づくと、近づいて一礼する。
際どい露出の扇情的な黒いドレスを纏い、腰まで届く紫色のロングヘアーが目を引く妖艶な美貌の女魔族だ。
「ああ、そうだよ。ラニス君」
鷹揚に頷きながら、その女魔族ラニスにリレイアは答える。
「そうなんですか…あら?そこの貴方…」
ラニアは彼女の後ろで俯いているセディアに気付き、そちらへ近づいていく。
「何処かで見た方だと思ったら、セディアさんじゃないですか。お元気でした?」
セディアのすぐ側まで来たラニスは、クスクスと笑いを漏らしながら彼女に声をかける。
声をかけられたセディアは、何も言わずただ黙っていた。
「陛下のお仕置きを受けて、資料整理に回されたって話でしたけど…よくお似合いですわよ、その白衣」
「そ、そりゃどーも…アンタに褒められても嬉しくないけどね…」
彼女から顔を背けながら、セディアはポツリと漏らす。
かつてセディアとラニスは、共に人間狩りの指揮を担当していてライバルの様な関係だったのだ。
人間狩りの指揮を行っていた魔族達は、攻略軍入りを目指し互いに蹴落とし合う出世レースを日々続けている。
もっとも現在セディアは失脚し、リレイアの助手という身分なのだが…
「彼女には、私の手伝いをしてもらってるんだ。とてもよく働いてくれてね」
「そうなんですかぁ…ま、貴方にはそれがお似合いかもしれませんね」
リレイアの言葉に頷きながら、ラニスはセディアへ更に言葉を浴びせる。
「ああ、そうそう…ラディウス博士。レドリック閣下が次の作戦、博士にも出撃をして欲しいと仰っておられましたわ」
「んあ?……ふむ、あの子達を分散させて潰すとか言ってたな…アンタも召集受けてるのか?」
「ええ、閣下直々の御指名ですの。これは是非とも成功させなきゃいけませんわ」
ラディウスと言葉を交わし、ラニスはクスクスと笑いを漏らす。
「では、私は失礼しますわ…セディアさん、せいぜい雑用頑張って下さいまし」
最後に俯いている彼女の耳元で囁くと、ラニスは通路を歩いていった。
「ぐ、ぐぐぐ…」
俯いていたセディアは、怒りと悔しさに肩を震わせている。
そんな彼女の肩を、ポンとリレイアが叩く。
「今少し、辛抱したまえ」
「は、博士…」
瞳を潤ませながら、セディアは顔を上げて彼女の方を見る。
「言いたい奴には、言わせておけばいい…いずれ君には、私が再起のチャンスを作って上げよう」
彼女の頭を優しく撫でて、リレイアは笑いながら言う。
「あ、ありがとう…ございます…」
感極まった様に、ポロポロと涙を零して、セディアは彼女に縋りつく。
「こらこら、今から泣いてどうするんだね…泣くのは手柄を立ててからにしたまえ」
少し困った様に笑いながら、彼女はまたセディアの頭を撫でた。
(くっそ…やっぱ面白くねぇ…)
その光景を見ながら、ラディウスは小さく舌打ちをする。
「さって…今夜は私はここを回るから、アゼル達はこっち方面回ってね」
深夜の人気のない公園で、コスチュームを纏ったニーナが、地図を片手にアゼルとマユに指示を出す。
「うん、分かったよ姉さん」
「分かりました」
アゼルとマユは共に頷き、地図を見て打ち合わせを始める。
(あの一件以来、いいコンビになってきたわね…)
過去の出没状況や、襲われやすそうな地形などを調べている二人を眺めながら、ニーナは心中で呟く。
初めは、アゼルが自分の復讐にマユを巻き込まない様にと、避けている状態だったのだが…
この間の一件でアゼルは考えを改め、マユと積極的に行動を共にしている。
二人は共に強くなろうと、訓練を行ったりもしていた。
(マユちゃんになら、安心してアゼルを任せられるわ…また先走りそうになったら、きっと止めてくれる…)
二人の様子を頼もしそうに見つめていたニーナは、心中で呟いて見回りに行こうとするが…
「ん…この気配」
街に突然現れた気配に、眉を顰める。
「姉さん…魔族だ」
アゼルとマユも気付いた様だ。
「すぐに気配の場所に行くわよ。二人とも準備を…」
二人にニーナが指示を出そうとした時、もう一つ随分離れた場所に気配が現れた。
「なっ…二か所同時…」
次々と現れた気配にニーナは呻く。
殆ど間を置かず出現した二つの気配…
(明らかに、私達を分散させるつもりね。連中の十八番だわ…)
敵は、自分達を分散させて各個撃破するつもりなのだろう。
詳細な気配が探れないが、片方はかなりの魔力を有している。
こちら側にアゼル達を向かわせるのは危険が伴う…ニーナはそう判断した。
「片方を放置して置く訳にもいかないわ。二手に分かれましょ、私は東側に行くわ。アゼルとマユちゃんは西側に行って」
ニーナの指示に、二人は頷く。
「いい?気をつけなさい。敵は私達を狙って来てる連中だと思うわ、罠や不意打ちには十分注意してね」
「うん…姉さんも、気を付けてね」
「分かってるわ…」
心配そうに自分を見る妹の肩に手を置いて微笑むと、ニーナは踵を返して、転移魔法を行使する。
それを見送ったアゼルは、マユの方に向き直った。
「行こう、マユ!」
「うん!」
二人は頷き合うと、マユが転移魔法を使う。
二人の体が光に包まれ、公園から消えた。
「い、いやあぁぁぁっ!だ、誰か…誰か助けてっ!!」
ニーナが向かった先の公園には、OL風の女性が下魔達に取り囲まれていた。
彼女は地面に座り込んで、恐怖に顔を引き攣らせながら、必死に助けを求めている。
その周囲を取り囲む狼の様な姿の下魔達が、ジリジリと包囲の輪を狭めていた。
一部の下魔が、ニーナの気配に気づいて彼女の方へと振り向く。
先手必勝、とばかりに彼女は下魔達に向けて杖を突きだす。
その先端の周囲に無数の光の矢が生まれ、一斉に発射される。
『グギャウウウウゥゥッ!!!』
『グオオォォォォッ!?』
ニーナの魔法が体に突き刺さり、次々と下魔が倒れていく。
下魔達は雄叫びを上げながら、ニーナに襲いかかっていく。
「いけぇっ!」
彼女の声を共に、光の矢の第二派が放たれ、また何匹か下魔が倒される。
それを掻い潜って、一匹の造魔が彼女に飛びかかった。
だがニーナの展開したバリアに弾かれて、下魔は跳ね飛ばされる。
「てやぁぁっ!!」
ニーナは杖の先端に刃を生み出して、跳ね飛ばした下魔に向けて横薙ぎに振う。
下魔の体は易々と切り裂かれ、胴を両断されて地面に落下する。
それを見て怯んだ下魔達に向けて、ニーナは更に追撃を加えていく。
その後間を置かずして、下魔達は全て撃破された。
「大丈夫?怪我は無い?」
突然の出来事に、呆然としている女性の方に近づいてニーナは声をかける。
「え、えぇ…あ、ありがとう…」
予想外の事態にまだ混乱している様子の女性は、戸惑いながらも返事をした。
(さって…ちゃっちゃっと眠らせて記憶消しちゃわないと)
面倒が増える前に後の処理をしよう…ニーナがそう考えた時、間近に転移の光が生じる。
「っ!!」
慌てて身構えるニーナの眼前に、スーツ姿の青年が姿を見せた。
「やぁ、こんばんわお嬢さん」
現れた青年、レドリックはニコリと笑いながら、彼女に向けて声をかける。
「感じた気配はやっぱりアンタだったのね、レドリック…よくもノコノコと私の前に姿を現したわね…!」
妹やマユを陵辱し、多くの仲間を捕えている憎き敵を前に、ニーナは杖を握りしめる手に力を込める。
「フフフ…今日はちゃんと準備をして来たからね。今回の獲物はお嬢さんだよ」
「…そう簡単にいかないわよ。私の妹やマユちゃんをあんな目に遭わせた事、後悔させてやるわ!」
相変わらず笑みを浮かべている彼に向けて、ニーナは杖を突き出して叫ぶ。
「な、何…何なのよ…」
怯えている女性が、ニーナの影に隠れながら彼を見て声を漏らす。
「……下がってて、近くに居たら巻きこんじゃうわ」
巻きこまない様に彼女を下がらせようと、ニーナは声をかける。
だが次の瞬間女性は、ニーナの体に腕を回し抱きついてきた。
「なっ!?何を…!」
突然の行動に、ニーナは驚いて彼女を振り払おうとするが…
ニーナを抱きしめる女性の力は、その細い腕からは考えられないほど強く、振り払う事が出来ない。
「ウフフフ…こんなに簡単に引っ掛かるなんて、おバカさんですわねぇ…」
それまでの表情と打って変わって、妖艶な微笑みを浮かべながら、女性はニーナの耳元で囁く。
そして彼女の服から僅かに見える首筋に、女性は勢いよく噛みついた。
ズブリ、とニーナの白い肌に女性の鋭い牙が突き刺さる。
「くぁっ…」
ニーナはビクリと体を強張らせて、小さく声を漏らす。
牙に傷つけられた傷口から流れ出てくる血を、女性がゆっくりと飲み始める。
(ま、魔族…こ、こんな手に引っ掛かるなんて…)
ニーナは彼女の正体を見破れなかった事を、心中で呻く。
普段のニーナなら、気付いていただろう…だが、レドリックを前に熱くなってしまった彼女は、彼にばかり注意を向けてしまっていた。
「あ、あぁぁ…」
血と共に魔力が吸い取られていき、ニーナは弱々しく喘ぎ声を漏らす。
更に女性の牙からニーナの体に何かが注入されているらしく、徐々に体が痺れていく様な感覚に襲われる。
「ウフフフ、もう体を動かす事も出来ないでしょう?」
首筋から口を放して、女性は微笑みながら彼女に囁く。
その姿が変化し、OL風の姿から扇情的な黒いドレスに変化する。
肌は白く変色し、髪の色も紫に変化した。
「流石はラニス君。君を指名して正解だったね」
レドリックは満足そうに頷きながら、元の姿に戻った魔族ラニスに言う。
「お褒めに預かり光栄ですわ。レドリック閣下」
それに応える様に、彼女も妖艶な微笑みを浮かべた。
「くっ…うあぁぁ…」
全身が痺れた様に動かなくなり、ニーナは握りしめていた杖を落としてしまう。
「貴方の血と魔力、とても美味しいわぁ…もっともっと味わわせてね」
再びラニスが彼女の首筋に牙を突き立て、吸血行為を始める。
(ダ、ダメだ…か、体が動かない…)
ニーナは必死に逃れようとするが、体が思う様に動かせない。
悶える様に、身動ぎする程度の事しか出来ない今の彼女に、魔族の抱擁から逃れる事は出来なかった。
「あぁっ!…くっ…」
ニーナがビクリと大きく身を震わせて、喘ぎ声を漏らした。
「フフフ…こうもアッサリ罠に引っ掛かるなんて、拍子抜けだなぁ…さて、ラディウスの方は上手くやってるかな?」
血を吸われ喘ぎ声を漏らしているニーナを眺めながら、レドリックは口の端を吊り上げ笑みを浮かべる。
分断作戦の為に協力を要請した彼は、遠く離れた場所で他の二人を襲う手筈になっていた。
「この辺りの筈なんだけど…」
廃工場の中を見回しながら、アゼルは呟くように漏らす。
魔族の気配を辿って来たマユとアゼル。
だがその現場には魔族の姿は存在しなかった。
二人は警戒しながら周囲を見回している。
「ひゃうっ!?」
突然マユが声を上げて首筋を押さえた。
「どうしたの?マユ」
「な、なんか上から雫みたいなのが落ちてきて…」
驚いて振り向いたアゼルに答えながら、マユは首筋の辺りを手で押さえて、上を見上げる。
彼女の視線の先、暗い天井に張り付いた巨大な生物が蠢いていた。
マユの首筋に落ちたのは、それが垂らす涎の様な液体だったのだ。
「っ!?アゼル、上っ!!」
マユの言葉にアゼルも天井を見上げる。
頭上に居たそれは、彼女たちめがけて落下していく。
グルリと回転して落着したそれを、二人は咄嗟に横に飛んで回避する。
落下してきたのは、巨大なイソギンチャクの様な形をした造魔だった。
巨体を揺らしながら、周囲に触手を伸ばし蠢かせている。
「あちゃぁ…奇襲失敗か」
離れた場所にある大きな機械の影から、ラディウスが頭を掻きながら歩いて出て来た。
身構えている二人をよそに、彼は造魔の側まで歩いていく。
「お嬢ちゃん達がこっちに食いついて来たか、正直助かったぜ。もう一人の方はあんま相手したくないんだ」
「僕達を分断するのが目的だったのか…」
「その通り、レドリックの奴にお前さん達を分散させて各個撃破したいから、手伝ってくれって頼まれたんだよ」
アゼルの言葉に頷いて、ラディウスは笑みを浮かべながら語る。
「っ!…アイツが、姉さんの方に…!」
「落ち着いてアゼル!まずあいつらを何とかしないと!」
表情を険しくするアゼルの手を握って、マユが彼女に声をかける。
「う、うん…ありがとう、マユ…」
マユの言葉にはっとした様な表情をして、アゼルは彼女に頷いた。
「…お姉さんの所に行きたけりゃ、コイツを倒す事だね…やれ」
そう言い放つと、ラディウスは造魔の体をポンと押すように叩く。
それを合図に、造魔がマユ達に向けて触手を突き出す。
「くっ!!」
触手の一撃を、マユがバリアを張って防ぐ。
最初の一撃を凌ぐと二人はそれぞれ別方向に跳んで、続けて放たれた触手を回避する。
マユとアゼルは造魔を挟む様な位置に立って、繰り出される触手を回避していた。
「くぅっ!…キリが無いよ…!」
バリアで触手を防ぎながら、マユは顔を顰めて呻く。
巨大なイソギンチャク型の造魔は、殆ど動かないものの、大量の触手を絶え間なくマユを攻撃し、反撃する隙を与えない。
アゼルも同様の状態で、突き出される触手を回避するのが精一杯だった。
(なんとか反撃の糸口を見つけないと、このままじゃジリ貧だよ…)
心中で呻いたマユは、触手の攻撃が少し緩んだ隙に、魔法の準備をする。
再び触手が一斉に突き出された時、マユはその場を動かずに、剣を触手めがけて突き出す。
「風よ、切り裂けっ!!」
彼女の言葉と共に、無数の風の刃が剣から放たれ、襲いかからんとしていた触手を切り刻む。
触手を切り刻まれ怯む造魔、マユはこの隙を逃す気はなかった。
剣を構えて、一気に造魔の懐に飛び込む。
「たあぁぁぁっ!!」
気合いの声を発しながら、マユは魔力を集中させた剣を突き出す。
突き出された剣が深々と造魔の体に突き刺さり、造魔が痛みに体を震わせる。
だが同時に、動きを止めてしまったマユに向けて無数の触手が放たれた。
「うぁっ!?し、しまった…」
体のあちこちを触手に絡みつかれ、マユが苦痛に顔を歪めながら呻く。
剣を握っていた手を無理やり放され、彼女は触手に持ち上げられる。
「きゃああぁぁぁぁ!!」
造魔は力任せに彼女の体を振りまわす。
そして、壁に叩き付けんと彼女を壁に向けて勢いよく投げつけた。
「マユっ!!」
アゼルが叫びながら駆けて跳躍し、叩きつけられんとする彼女を抱く様に受け止める。
すんでのところで彼女を受け止めたが、投げつけられた勢いを殺す事は出来ない。
アゼルはそのままの体勢で、壁にぶつかり背中を強かに打つ。
「ぐぅっ…」
彼女は小さく呻き、顔を顰める。
「ア、アゼル…」
マユは苦しそうな表情の彼女の顔を見上げて、声を漏らす。
動きの止まった二人に向けて、造魔が無数の触手を伸ばす。
「きゃぁぁっ!」
「くっ…うぅぅっ!!」
抱き合う様な体勢で、マユ達は全身に触手を巻き付けられて、苦悶の声を上げる。
「よーし、よくやった!」
グッ、と片手の拳を握りながら、ラディウスは造魔を褒めながら体を軽く叩く。
「さって…お嬢ちゃん達の可愛がってやれ」
ニヤリと笑って、彼は造魔に向けて命令を放つ。
「くぁ…」
ラニスによる吸血行為から解放されたニーナが、弱々しく声を漏らす。
「ウフフ…御馳走様。貴方の血と魔力、美味しかったですわ」
口の端に付いていた血を舐めると、ラニスは彼女の耳元で囁く様に言う。
ラニスが手を放すと、ニーナは力なく地面に崩れ落ちる。
「う、うぅぅ…」
倒れ伏した彼女は、少し先に転がっている自分の杖を掴もうと、必死に手を伸ばす。
だがもう少しで届くところで、レドリックの足に杖を遠くへ転がされ、更に伸ばしていた手を踏みつけられる。
「あぁっ!」
手を踏みつけられた痛みに、ニーナが声を漏らす。
「ご苦労様、ラニス君…この女を捕えれたとなれば、ゲリオス老がさぞお喜びになるだろうね。
君の攻略軍への参加については、僕からゲリオス老にお願いしておくよ」
「まぁ、それは嬉しい事ですわ」
ニーナの手を踏み躙りながら告げるレドリックの言葉に、ラニスは嬉しそうに微笑みを浮かべる。
攻略軍の指揮官は、彼女達人間狩りを行う魔族達にとって、目標の一つなのだ。
同列に位置する魔族達の中で、攻略軍指揮官に選抜された者は殆ど居ない。
しかも、攻略の主軸を務める中央軍集団となれば、大変名誉な事なのだ。
「さて…連れて帰る前に、少し楽しもうか…ラニス君、君への御褒美だ。先にやらせて上げよう」
「あらぁ、宜しいんですか?嬉しいですわ」
ラニスは妖艶に微笑みながら、ニーナの元へと近づいていく。
レドリックが彼女の側から離れると、ラニスはニーナの脇腹を蹴りつけた。
「うああぁっ!!」
苦悶の声を漏らしながら、ニーナの体が転がされる。
仰向けの体勢になった彼女の腹部の辺りに、ラニスが腰を下ろし、ニーナの両手を一纏めに掴むと、魔術で拘束した。
そうして彼女の動きを封じると、ラニスは彼女の胸元に手を伸ばし、服を肌蹴させていく。
「くっ…や、やめなさい…!」
下着を外され、大きく形の良い胸を露わにされると、羞恥心からニーナは顔を背けて声を漏らす。
「あらあら、形の良い胸です事。弄びがいがありそうですわよ、閣下」
「そうだねぇ、彼女の妹さんは胸がまな板みたいだし、マユちゃんは発育途上だから、その辺が残念なんだ。
あの子達には出来ない様な事、そのお嬢さんにはやって貰おうかなぁ」
ラニスの言葉に頷きながら、レドリックはニコニコと笑いながら言う。
なんとか逃れようと必死にニーナは身を捩るが、それは無駄な徒労でしかなかった。
「ウフフフ…誘ってるみたいに見えますわよ。そんなに虐めて欲しいのかしら」
馬乗りの体勢のラニスは、笑みを浮かべながらニーナの両胸に手を伸ばす。
掴まれた両胸が、ゆっくりとした動作で揉みしだかれていく。
「あぁっ…っ…んぁっ…」
胸を揉まれ、ニーナが頬を赤らめながら喘ぎ声を漏らす。
「んー、もっと良い声で鳴いて欲しいですわぁ…感度を上げませんとね」
胸を揉む手を止めてそう言うと、ラニスの目が妖しく赤い光を放つ。
その視線を受けたニーナの体が、ビクンと衝撃を受けた様に跳ねた。
「ぁ…あぁ…」
小さく声を漏らし、彼女はカタカタと小刻みに体を震わせる。
(さ、催淫魔術…)
心中で呻くが、血や魔力を多く吸い取られ消耗した彼女に、ラニスの仕掛けてきた魔法に抗う事は出来ない。
送り込まれてくる魔力は、ニーナの体に浸透しその効果を発揮し始める。
体が熱を帯び、全身に疼きが生じていく。
再びニーナの胸が揉みしだかれ始める。
「ひああぁぁっ!」
催淫魔術の効果によって、全身の感度が増しているニーナは、体を揺らしながら嬌声を上げた。
ゆっくりとした動作だが、丹念に胸が捏ね繰り回される。
「ふぁぅっ…あああぁぁっ!や、やだ…やめてっ…!」
「そうそう、その調子ですわ。もっともっと喘ぎなさい」
沸き上がる快感に身悶え、喘ぎ声を漏らすニーナ。
胸を責め続けるラニスは、馬乗りの体勢から彼女に覆いかぶさる様に姿勢を変えながら笑みを浮かべる。
「んああぁぁっ!!」
しこり起ってきた両胸の先端を、ラニスが摘みキュッと抓った。
ニーナの体が跳ね、彼女は快感に身悶え体を揺する。
また乳首を抓ったり、グリグリと指で圧迫したりと、ラニスは彼女の乳首を弄ぶ。
「ウフフフ…ちょっと胸を責められたくらいでこんなに喘ぐなんて…とんだ淫乱だ事ですわね」
片方の乳首を指で弾きながら、ラニスはニーナを嘲る様に笑う。
「っ…ち、違うっ…わ、私は淫乱なんかじゃ…ひゃあぁぁっ!!」
ニーナは彼女を睨みつけながら、必死に言葉を紡ごうとしたが、乳首を弾かれた快感に声を上げる。
「こんな程度で喘いでいる子を、淫乱と呼ばずして何と呼ぶのかしら。歴戦の魔法使いの名が泣きますわよ」
クスクスと笑いを漏らして、ラニスはニーナの胸に顔を近づけ、舌を彼女の胸に這わせた。
ニーナの体を、快感が電流の様に駆け巡り、彼女はその快感に翻弄されている。
「は、はうぅぅっ!ひぁぁぁ…」
口の端からはだらしなく涎を零して、彼女は喘ぎ声を漏らした。
乳首の付近まで到達したラニスの舌が、ツンと起ったそれへと伸ばされる。
淫らな水音と共に、ニーナの舌に転がされる様に乳首が弄ばれていく。
「あぁぁっ!ひうっ!あひぃぃぃっ!!」
(ダ、ダメよ…!こんな快楽に屈したりしちゃダメっ!)
快感に嬌声を上げながらも、ニーナは心中で叫び、己の意思を奮い立たせようとしていた。
「ひああああぁぁっ!?」
突然生じたこれまでとは違った感覚に、ニーナは大きな声を上げてしまう。
舌で舐め回すだけでは飽き足らず、ラニスが彼女の大きな胸にかぶりついて、甘噛みを始めたのだ。
牙が胸に少し刺さるが、その痛みを掻き消す程の快感がニーナを襲う。
「あぁぁっ!こ、このっ…やめてっ!か、噛むなぁっ…んあぁぁっ!」
頬を紅潮させながらニーナは必死に叫ぶが、彼女は身を捩る程度の事しか出来ない。
彼女の叫びに、ラニスは噛みつくのを止めて口を放した。
「噛んじゃダメって言うのなら…これならいいですわよね?」
ニッコリと悪戯っぽく微笑むと、ラニスは彼女の胸の先端を口に含んだ。
「あふぁぁぁっ!!」
ビクン、と身を大きく仰け反らして、ニーナが叫びを上げる。
ラニスが母乳を求める様に、彼女の乳首を吸い始めたのだ。
「で、出ないっ!…ふあっ…出ないってば!やめてっ!…ひうううぅぅぅっ!!」
ニーナは身を捩りながら必死に叫ぶが…その直後、彼女の体に異変が生じる。
「え…う、うそ…な、何か…出てる…?」
吸い立てられている乳首の先端から、何か液体が漏れ出ているのだ。
自分の体の異変に、ニーナは呆然と声を漏らす。
快楽に翻弄されていた彼女は、ラニスが新たな魔術を行使したのに気付けなかったのである。
ラニスはニーナの魔力を、母乳へと変換する魔術を行使していたのだ。
「閣下も如何ですか?この子の母乳、美味しいですわよぉ」
一度吸うのを止めて、口を放したラニスは、うっとりとした様な表情でレドリックに言う。
「ふむ…君がそういうなら、お相伴に預かろうかな」
ニコリと笑ったレドリックは右手を振い、腕を蛇に変化させる。
そして変化した腕を、ラニスが吸っていた側と同じ様に、先端から僅かに白濁した液体を漏れさせている乳首へと伸ばす。
レドリックの腕が変化した蛇が乳首に吸いつき、激しく搾乳行為を開始する。
同時にラニスも、同じ様に胸を吸い立て始めた。
「ふあぁぁぁぁっ!や、やめてっ!やめてぇぇぇっ!!」
両胸を襲う、これまで味わった事のない様な激しい快感に、ニーナは嬌声を上げ続ける。
更に、大量の魔力を母乳として、吸い出されていく喪失感が彼女を襲う。
「いやぁ、さすがは『円卓』の近衛を務めていただけあって美味しい魔力だ。量も申し分ない」
「ですわねぇ…まだまだ沢山楽しめますわぁ」
彼女の魔力に舌鼓を打って、ラニスとレドリックは言葉を交わす。
(ダ、ダメ…こ、こんなの…耐えられ…ない…)
高まり続ける快感に、ニーナは心中で弱々しく声を漏らす。
押し寄せる快楽の波は、必死に耐えようとしていたニーナの抵抗を嘲笑う様により激しくなっていく。
「あああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
ついに耐えきれなくなったニーナが、絶頂を迎えた。
バタバタと体を暴れさせながら、ニーナは嬌声を上げる。
「あ、あぁぁ…」
焦点の定まらない虚ろの瞳を彷徨わせながら、ニーナは絶頂の余韻に震えていた。
搾乳行為を繰り返していたレドリックとラニスが、彼女の胸から口を放す。
ラニスが魔術を解除したらしく、もう乳首から母乳は流れていなかった。
グッタリとしているニーナの身を起させ、ラニスは抱き寄せる様にして彼女を支える。
「んぁ…」
「可愛らしいお口ね、食べがいがありそうですわ」
惚けた表情で、口を半開きにしているニーナの顔を見てそう言うと、ラニスは彼女の方に顔を近づけた。
そして、頭を動かせない様に空いている片手で後頭部の辺りを押さえると、ニーナの唇を塞ぐ。
「んんっ…」
小さく身動ぎして、ニーナが声を漏らした。
その行為によって意識を引き戻されたニーナは、大きく目を見開いた。
「むぅっ…んあぁっ!」
接吻から逃れようとするが、首を振る事さえままならない。
口を閉じる間もなく、ニーナの口内にラニスの舌が侵入してくる。
侵入して来た舌が、怯える様に縮こまっているニーナの舌に絡みつく。
「ん…むぁ…んむぅ…」
ラニスの舌の巧みな動きに翻弄され、彼女は喘ぎ声を漏らす。
送り込まれてきた唾液が、ニーナ自身の唾液と混ざり合う。
舌が口内で蠢く度に、淫らな水音が生じニーナが喘ぐ。
彼女の舌は絡みついたラニスの舌に弄ばれ、痺れた様に動かせなくなっている。
抵抗が無くなると、ラニスはニーナの口内を更に蹂躙し始めた。
上顎や歯茎に舌を這わせ、愛撫を行っていく。
「フフフ…さて、こっちの方はどうなってるのかな?」
その光景を眺めていたレドリックは、蛇に変化させていた右腕を無数の触手に変化させる。
触手がニーナのロングスカートに近づき、ビリビリと力任せに引き裂く。
「…おやおや、ビショビショじゃないか」
スカートに覆われていたニーナの下着は、秘所から溢れ出た愛液で濡れていた。
絶頂により大量の愛液が流れ出ており、下着から漏れ出た愛液が、太股を伝って筋を作っている。
「んぅぅっ!」
レドリックが下着を擦り下ろした事で、秘所が外気に晒され、ニーナが声を漏らす。
口の端を吊り上げ笑みを浮かべながら、レドリックは彼女の秘所へと触手を伸ばした。
「あぁぁっ!むぅぅぅっ!!」
秘裂に触手の先端が擦り付けられ、ニーナが体を弓なりに反らす。
触手の先端から舌が伸ばされ、彼女の秘所を濡らす愛液を、丹念に舐め取り始める。
「むぐううっ!んあぁぁぁ…」
絶頂により感度を増した彼女の体を、耐え難い快楽が電流の様に駆け巡っていく。
(こ、こんなの…耐えられない…た、たすけて…ランディ…)
快楽に翻弄され続けるニーナは、心中で弱々しく声を漏らした。
「…ニーナ達と、連絡が付かない?」
出先から戻ってきたランディは、慌てた様子で飛んできたユーリィの言葉に顔を顰める。
彼は近隣のエリアの仲間達との情報交換の為に、外出をしていたのだ。
「う、うん…二か所同時に魔族が現れたって連絡が着たきり、ずっと連絡が付かないんです…」
一人連絡要員として残っていたユーリィは、困惑の表情を浮かべながらランディに話す。
少し前に、街に出ていたニーナ達から、魔族が現れたと連絡があった。
彼女達は二手に分かれて、二か所に現れた魔族の元へと向かったが、その直後から彼女達と連絡がつかなくなったらしいのだ。
(…ニーナ達を分断して、各個撃破するつもりか…連中のよく使う手だ)
ユーリィの話を聞きながら、ランディは目を閉じて心中で呟く。
確認された二つの気配の内、魔力の大きな方にニーナが向かったとの事だ。
撹乱系の魔法が展開されているらしく、詳細は確認できないが、今も一か所には高位の力を持つ魔族が居る様である。
(どうする…これだけの規模の魔力の相手だ…もしかすると敵はレドリックかもしれない…)
感じられる魔力から予想される状況に、どう対処するか彼は思案を巡らせる。
「どうしよう?ランディさん…」
不安げに俯きながら、ユーリィが口を開く。
大丈夫だと信じたいが、連絡が全く通じない事に不安は募るばかりだ。
近隣の仲間にも連絡を取って見たが、先程から次々と魔族が活動を開始しているらしく、それの対処に何処も手一杯といった状況らしい。
(動けるのは…僕達だけか…でも…)
状況を整理しながら、彼は心中で声を漏らす。
果たして自分達だけで、彼女達を助ける事が出来るだろうか…
自分は相手を傷つける事が嫌で、学者という道を選んで以来まともに戦闘など行った事は無い。
そしていくら魔族が相手だとはいえ、再びその力を振う事に彼は、少なからず迷いの感情を覚えていた。
(でも…助けなきゃ…ニーナ達を…)
迷っている暇など無い、こうしている今も彼女達は魔族の暴虐に曝されている可能性もあるのだから…
しばらくランディは黙り込んでいたが、やがて意を決した様に言う。
「…問題無いと思いたいけど…状況が状況だ。彼女達の支援に行こう」
そう言いながら、ランディはかけていた眼鏡を外す。
「ユーリィ、君はマユ君とアゼルが向かった方に行ってくれ…ニーナの方は、僕が向かう」
表情を鋭いものへと一変させて、彼はユーリィに静かに告げる。
「は、はい…分かりました…」
普段の彼からは想像できない様な雰囲気に、少し気圧された様子でユーリィは頷く。
「中の状況がどうなっているか分からないから、気をつけて行ってね」
彼の言葉にもう一度頷いて、ユーリィは支度を整えると、転移魔法を使ってマユ達の元へと向かう。
それを見送ると、ランディもニーナの元へと向かおうと動く。
「どうか無事でいてくれ…ニーナ」
目を閉じてそう漏らすと、彼も転移魔法を使いニーナの元へと向かった。
「うぅ…く、苦しい…」
「くっ…」
抱き合っている様な体勢で拘束されたマユとアゼルが、体を締め付けられ苦悶の声を漏らす。
二人は縛られた状態で、イソギンチャク型造魔の頭上に持ち上げられている。
「あぁぁっ!!」
「ぐぅっ!うぅぅぅっ!!」
締め付けが強められ、二人は苦痛に顔を歪め身を捩った。
造魔は二人を嬲る様に、徐々に締め付けを強めていく。
強烈な締め付けに、二人の体がギシギシと悲鳴を上げる。
「その辺にしとけ、気絶させちゃ楽しくないだろ」
彼女達を見上げていたラディウスが、ポンポンと造魔の体を叩きながら命令した。
それに従い、造魔は締め付けを緩めていく。
苦しそうな表情の二人を見上げながら、ラディウスはニヤリと笑みを浮かべる。
「これまで倒されたお前の兄弟達の分まで、たっぷりとコイツらを犯してやれ」
彼の指示に造魔は嬉しそうに体を揺らし、閉じられていた上部の大きな口を開く。
開かれた口の先…造魔の内部は、体から分泌された液体で満たされている。
「散々走り回ってたし、汗かいてるだろ?お風呂はいかがかな」
そう言いながら、ラディウスは指を鳴らす。
それを合図とばかりに、造魔は持ち上げていた二人を逆さまにすると、自分の口へ向けと降ろす。
「うぷぅっ!?」
「むごっ!!」
ドプン、という音と共に、二の腕の辺りまでマユ達の体が造魔の体内に満たされた液体に浸けこまれる。
口から見える二人の足がバタバタと動き、彼女達が必死にもがいているのが伺えた。
「むぐぅっ!ごぼっ!」
「うぅぅっ…げほっ…ぐぶっ!」
ゴポゴポとマユ達の口から吐き出された空気が、液体の波打たせる。
造魔はしばらく彼女達を液体の中に突っ込んでいたが、ラディウスの合図と共にゆっくりと引き上げた。
「ぷはっ…う、うぅ…」
「けほっ、けほっ…」
ずぶ濡れの状態の二人は、苦しそうに息を吐きながら、体を震わせている。
「ふ、ふぁ…」
「あぅぅ…んんっ…」
しばらく経つと二人はモジモジと体を動かし、頬を紅潮させながら切なげに声を漏らす。
造魔の体に満たされた液体には、強力な媚薬の成分が含まれていたのだ。
「いい感じになってきたようだな…それじゃあ、お風呂を堪能しな。何も考えられなくなるくらい、気持ち良いぜ」
ニヤリを笑って、ラディウスは二人に向けて言い放つ。
彼の言葉に従い、造魔は二人の体を逆さ吊りから元の体勢に戻す。
そしてゆっくりと二人の体を、大きく開いた自分の口へ向けて近づけていく。
マユ達の足が口の辺りまで来た時、それまで大きく開かれていた造魔の口が突然閉じられた。
「きゃうぅぅっ!!」
狭められた口が足に触れて、マユが思わず声を上げる。
先程浸かった液体の媚薬効果は凄まじい勢いで全身に回っており、足が触れただけで快感が生じたのだ。
「う、うぅぅぅっ!!」
アゼルは目を閉じて歯を食いしばり、身を強張らせていた。
足を包む様に狭まった口は、そのまま彼女達を咀嚼する様に、ゆっくりと口を動かしながら引き摺りこんでいく。
「あふあぁっ!や、やめてっ…た、食べないでぇぇっ!!」
マユが口が蠢く度に生じる快感に悶えながら、イヤイヤと首を振って声を上げる。
「んぁぁ…くぅっ…ひあぁぁっ!」
叫ぶまいと必死に堪えようとしていたアゼルも、耐え切れず嬌声を発した。
グチュグチュと嫌な音を立てながら、二人の足は太股の辺りまで造魔に呑み込まれている。
快楽に身悶え、喘いでいた二人に異変が生じた。
「ぇ…ウ、ウソ…」
「ふ、服が…」
液体に濡れた二人のコスチュームに、虫食いの様に穴が出来ているのだ。
その穴は徐々に広がり、彼女達の素肌が露わになっていく。
「フフン、こいつの体液にはそういう効果もあるのさ。呑み込まれちまったが最後、着てる服はボロ切れみたいにされちまうぜ」
マユ達の反応を楽しむ様に、ラディウスは笑みを浮かべて告げた。
「ひっ…や、やだぁ…は、放してっ!!」
「うぅっ!こ、このっ…!」
彼女達は怯えた様に声を漏らしながら、必死に拘束から逃れようともがいたり、足を動かしたりする。
だが、そんな事で拘束が緩む筈も無く、逆に体内の肉壁から伸ばされた触手が絡みつき、彼女達は足を動かす事も出来なくなってしまう。
「ひゃうぅぅっ!!」
「んあぁぁっ!!」
足に絡みついた触手に強く引っ張られて、マユ達の体が一気に臍の辺りまで造魔に呑み込まれる。
先端にブラシの様に無数のヒダが付いた触手が、マユの足に触れゆっくりとなぞる様に動き始めた。
「はきゃぁっ!?あひいいいぃぃっ!!」
ビクンと身を震わせて、マユが嬌声を上げる。
「マ、マユっ…うぅぅぅっ!」
彼女の名を呼んだアゼルも、ズボンの上から執拗になぞられ、小さく声を漏らす。
触手になぞられた直後、アゼルのズボンにも穴が出来始める。
「さぁて…中はどうなってるかなぁっと」
ラディウスが指を鳴らすと、造魔が体組織の一部を変色させていく。
体の一部が透明に近い色になり、外からでも内部が見える様になる。
「へへっ…スカートやズボンが、穴だらけになってってるぜ?このままだとすぐに裸になっちゃいそうだな」
自身の状況を見る事の出来ない二人に向けて、意地悪げな笑みを浮かべて彼は言う。
彼の言葉通り、マユ達の着ているコスチュームに出来た穴は、急速に広がっていく。
「ふひゃぁぁっ!はうぅぅぅ!!」
ブーツが溶かされたマユの足を、大きな口を開いた太い触手が呑み込む。
足を呑み込んだ二本の触手は、グチュグチュと咀嚼しながら動き、無理矢理彼女を開脚させていく。
「くあぁっ…や、やめろ…やめ…ひあぁぁぁぁっ!!!」
同じくブーツを溶かされ、更にズボンも殆ど溶かされたアゼルの足には、無数の触手が殺到する。
先端から舌を伸ばして、太股をなぞったり、足の指を舐め回していく。
「あくうぅぅぅっ!!」
「ふああああぁぁぁぁっ!!」
二人の体が更に造魔の中に引き込まれ、首から上が辛うじて出ている状態まで呑み込まれてしまった。
「ヘヘっ、湯加減はいかがかな?」
喘ぎ声を漏らしている二人を見上げながら、ラディウスは片手を上げる。
それを合図に、更に無数の触手が造魔の肉壁から、二人に向けて伸ばされていく。
「マッサージはサービスだ。気持ち良いぜぇ」
伸ばされた触手が、ボロ切れの様になってしまった二人の服を引き裂き、その先端を体に押し付ける。
「はひゃあああぁぁっ!?」
「ああぁぁっ!」
押し当てられた触手の先端が激しく振動を始め、二人はその快感に身悶え叫ぶ。
(ダ、ダメ…こ、こんなの…耐えられないよぉっ!)
全身を襲う激しい快感に、マユは心中で叫ぶ。
(ま、負けちゃダメだ…マユ…耐えなきゃ!なんとかここから脱出しないと…!)
必死に堪えようと歯を食いしばって、アゼルは念話で彼女へと呼びかける。
だが、造魔の責めは更に激しくなっていく。
股を大きく開かされたマユの股間に、無数のヒダが付いた触手が向けられる。
「ひくぅっ!あきゃあああぁぁぁぁっ!!!」
穴だらけになっていた下着の上から、股間を触手に擦りつけられ、マユが身を仰け反らした。
表面の無数のヒダが、秘裂やクリトリスを擦り激しい快感が生じる。
「らめぇぇっ!こ、擦っちゃらめぇぇ!!」
マユは涙を零しながら、必死に首を振って叫ぶ。
「う、うぁぁぁっ!ひうぅぅっ!!」
アゼルの股間には無数の触手が集まり、振動する先端が押し当てられる。
抱き合う体勢の二人の胸へと、腋の下から触手が強引に入り込む。
入り込んだ触手が、激しい震動を起こし二人の胸に刺激を与える。
「ひあああぁぁぁぁっ!!」
「はううううぅぅぅっ!」
媚薬付けにされた二人は、生じた激しい快感に身を仰け反らして声を上げた。
造魔の体内に満たされた液体を介して、二人の魔力が造魔に吸い取られていく。
「ふあぁぁっ…」
「ひぅぅぅ…あぁぁ…」
造魔の体から頭だけ出した状態で、喘ぎ声を漏らすマユ達に向けて、触手がゆっくりと伸ばされる。
伸ばされた触手は、彼女達の額などに巻き付き、頭を自由に動かせない様にしてしまう。
「んむうぅっ!?」
「むあぁっ!」
触手に頭を互いに近づけさせられ、二人は無理矢理キスをさせられる。
最初だけは驚いて大きく目を見開き声を漏らすが、二人はやがて互いに舌を絡み合わせようと動かす。
媚薬付けにされ激しい責めを受けた二人は、自ら快楽を求めるようになっていた。
「んぁぁ…むちゅっ…」
「ぁぁ…むぅぅっ…はぁん…」
小さく喘ぎ声を漏らしながら、二人はキスを繰り返し舌を絡み合わせている。
互いの唾液が混じり合う淫ら水音が、周囲に響く。
「へへっ…もう抵抗出来ねぇだろ」
ニヤニヤと笑みを浮かべながら、ラディウスはキスを繰り返す二人を見上げて言う。
彼が指を鳴らすと、造魔は仕上げの行動へと移ろうとした。
下着が溶かされ露わになったマユとアゼルの股間に、造魔の体から太い触手が伸ばされていく。
そんな物が迫っている事も気付かずに、二人は貪る様に接吻を繰り返してた。
「やっちまえ。お嬢ちゃん達にもっと気持ち良い事が有るって事を、たっぷりと教えてやれ」
ラディウス言葉に従い、造魔は二人の膣口へと一気に触手を挿入した。
「んああああああああぁぁぁぁっ!!!」
先に挿入されたマユが、ビクンと身を仰け反らして声を上げる。
既に限界が近かった彼女は、挿入されただけで絶頂を迎えてしまった。
「ひうううぅぅぅぅっ!!!」
アゼルも彼女同様に身を仰け反らして大きな声を上げた。
触手は力任せに、二人の穴の中を突き進んでいく。
「ひあぁぁぁっ!はひいぃぃぃんっ!!」
「ふあぁぁっ!ひうぅぅっ!」
ゴリゴリと壁を擦られる度に、二人の体を電流の様に快感が駆け巡る。
その衝動が走る度に、二人は意識が遠のき何も考えられなくなっていく。
脱出を試みる事も抵抗すらも出来ずに、ただ突き上げられる度に嬌声を発していた。
「にゅ、にゅふふふ…!つ、ついにお嬢ちゃん達を捕えられるぜ…姉共々全員新型製造装置の実験台にしてやるっ!」
両手をワキワキと動かしながら、ラディウスはニヤニヤと笑みを浮かべる。
「んきゅううっ!」
「あひゅあぁぁっ!!んぅぅっ!」
徐々にピストン動作が早まり、マユ達の体を襲う快感は高まり続けていく。
「あひいいいぃぃっっ!!」
「やあああああぁぁぁっ!!」
ズドン、と勢いよく突き上げられ、二人は同時に絶頂を迎える。
勢いよく突き込まれた触手が、子宮壁を抉じ開けて子宮内に侵入する。
その直後、ドブッという音と共に大量の精液が、二人の子宮内に向けて放たれた。
「「あああああああああぁぁぁぁぁっ!!!」」
大きく身を仰け反らしながら叫ぶマユとアゼル。
胴に巻きついていた触手は大幅に緩められていた為、彼女達を締め付けるものは無い。
大量の精液が注ぎ込まれ、二人の腹部がボコリと膨れる。
やがて射精が止まるが、触手はまだ挿入されたままだ。
「あっ…かはっ…うぅ…」
「あぁぁ…」
子宮へと触手を突き立てられた状態で、二人は消え入りそうな弱々しい声で、呻き声を漏らす。
そんな彼女達に向けて、造魔は更なる責めを行おうとする。
「むあぁっ!!」
「んぐぅぅぅっ!?」
だらしなく開かれていた二人の口に、太い触手が捻じ込まれた。
侵入した触手は、まっすぐ喉の奥へと突き進む。
喉を擦られ激しい嘔吐感を覚えるが、太い触手は食道を制圧し、吐き出す事すらままならない。
そして更に、痙攣する度に震える可愛らしいお尻にある、もう一つの穴に向けても触手が近づく。
「んぼおおおおぉぉぉぉっ!!」
「ぶぎゃっ!がああぁぁぁぁっ!!」
マユとアゼルのアナルへと、太い触手が挿入される。
肉の壁を掻きわけ擦りつけながら、触手は怒涛の勢いで進撃していく。
子宮内に突き刺さっていた触手も、後退を開始した。
二穴の間の肉が、すり潰されんばかりに圧迫される。
二人の体に巻きついていた触手は、手足を拘束するもの以外は次々と拘束を解いていく。
枷を外された二人は、前後から繰り返される激しい突き上げに、踊る様に体を揺らしている。
「んごっ!ぶげぇっ!んああぁぁっ!!」
膨れ上がった腹を揺らしながら、悲鳴を漏らすマユ。
そんな彼女の股間から造魔の体に満たされた液体とは、別の色の液体が流れていく。
あまりに激しい責めに、マユは失禁してしまったのだ。
「おいおい、お嬢ちゃんお漏らししやがったぞ。はしたねぇな」
ニヤニヤと笑いながら、ラディウスはその光景を見ながら嘲るように言う。
「お仕置きが必要だな…連帯責任って事で、そっちのお嬢ちゃんにも同じ目に遭って貰おう」
そう彼がいうと同時に、バチバチと二人に挿入されていた触手が青白い光を放ち始める。
次の瞬間二人の体に向けて、凄まじい電流が放たれた。
「がぎっ!!あぎゃあああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
「えぶうううぅぅぅぅぅぅっ!!!」
体中を駆け巡る凄まじい電撃に、二人は苦悶の絶叫を上げ続ける。
やがて、アゼルも黄色い液体を漏らしてしまう。
「あー、またお漏らししやがった。お仕置き追加だな」
ラディウスは笑みを浮かべながら、彼女達に向けて告げた。
「んがああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
「ひぎゃああぁぁっ!あぐうううぅぅぅぅっ!!!」
二人の体に放たれる電撃が、更に強さを増す。
絶え間なく放たれ続ける電撃に、マユ達は気絶する事すら許されずに、苦痛に曝され続ける。
その間も繰り返されていたピストン運動。
それがいよいよ最終段階に達しようとしていた。
「ぶごっ!!!」
「んぎいいぃぃっ!!」
電撃が止むと同時に、3本の触手を勢いよく突き込まれ、二人は短く悲鳴を上げる。
その直後、3本の触手が次々と射精を開始した。
「ぶごおおおおおおおおぉぉぉぉっ!!!」
「んがあああああぁぁっ!!!」
大量の精液を注ぎ込まれ、二人は白目を向いて絶叫を上げる。
三方から注ぎ込まれた精液が、二人の腹部を風船の様に膨れ上がらせていく。
特に二度目の射精となる子宮は、瞬く間に精液で満たされ、入りきらない量が隙間から漏れ出ていく。
射精と同時に、造魔は二人の魔力を触手を介して吸収していった。
突き刺さった触手を、淡い光がゆっくりと進み、造魔のコアである部分に集まっている。
射精が終わった時には、マユとアゼルは意識を失い、ガックリと項垂れていた。
造魔は一本、また一本と二人から触手を引き抜く。
引き抜かれた穴からは、注ぎ込まれた精液の一部が漏れ出ていた。
「さぁて、そろそろ撤収するかぁ」
彼女達が意識を失った事を確認すると、ラディウスは指を鳴らす。
主の合図に従い、造魔は転移の為の魔術を行使しようと動き出した。
彼らが見せた一瞬の隙…それを狙っていたかのように、突如物影から光の矢が放たれる。
「んなっ!?」
光に気付きラディウスが声を上げるが、既に遅い。
かなりの量の魔力で構成された光の矢は、造魔の体表を突き破った。
そして、先程までマユ達の魔力を集めていたコア部分に突き刺さる。
光の矢がコアに突き刺さった造魔は、バタバタと触手を振りまわしながら、苦悶に身を捩る。
「お、おい!お、落ち付け!今処置をするから……んぎゃっ!!?」
暴れまわる造魔を止めようと近づいたラディウスは、振りまわされていた触手の一撃を受け吹っ飛ぶ。
吹っ飛ばされた彼は、近くの壁に叩きつけられる。
「あ…んが…」
大の字の体勢でぶつかった彼は、ズルズルとずり落ちて地面に落下し、小さく声を漏らし気絶した。
未だ暴れまわる造魔、その体がボロボロと崩壊し始める。
体壁の一部に穴が空き、体内を満たしていた体液が洪水の様に流れ出ていく。
コアに致命的な損傷を受けた造魔は、暴れ続けながら崩壊を繰り返し、やがて肉塊の山となる。
その肉塊の山から僅かに体が見えたマユ達の元に、光の矢が放たれた場所から出て来たユーリィが、フラフラと飛びながら近づく。
「はぁ…はぁ…う、上手くいったぁ…」
心なしか苦しそうに息を漏らしながら、ユーリィは安堵した様に言う。
先程の光の矢は、ユーリィの放ったものだ。
少し前からこの場に居た彼女は、すぐに飛び出しマユ達を助けたいという衝動を堪えながら、必死に造魔の弱点を調べていたのだ。
非力な自分では、闇雲に突っ込んでも、造魔を撃破する事は出来ない…
そう考えた彼女は、必死に衝動を押さえながら造魔を調べ、そして弱点を掴む。
彼女は二人の治療の為に必要な最低限の魔力を残して、ありったけの魔力を注いだ光の矢を作ったのだ。
それによって造魔は撃破できたが、彼女も激しく魔力を消耗していた。
「…くっ…て、てめぇ…」
フラフラと頭を押さえながら、意識を取り戻したラディウスが、ゆっくりと立ち上がる。
「っ…!」
ユーリィは身構えながら、ラディウスをキッと睨みつけて言い放つ。
「に、逃げるなら今の内だからね!もうすぐランディさんや他の仲間達が集まってくるんだから!」
「む…」
彼女の言葉に顔を顰めて、ラディウスは小さく呻く。
周囲の魔力を探知してみるが、少なくともこの近辺にはそれらしい気配は無いが…
(かといって、ここでこの妖精黙らせた後、二人を回収する前に邪魔が入る可能性もある…
それじゃ元も子もねぇ、捕まる訳にはいかないしな…あーくそ、こういう時自分の非力具合が辛い…)
ラディウスは心中でぼやきながら、撤退を決意する。
「…次はてめぇも含めて、全員ひでぇ目に遭わせてやるからな…覚えてろよ」
ユーリィに向けて言い放つと、ラディウスは転移魔術を発動させて、光に包まれ消えていく。
「……はふぅ…」
じっと身構えていたユーリィは、ラディウスが居なくなったのを確認すると、ペタンと地面に座り込んでしまう。
「ハ、ハッタリで言ってみたけど…ひ、退いてくれて良かったぁ…」
心底ほっとした様に、彼女は声を漏らす。
ランディや仲間達がやってくるというのは、彼女のハッタリだ。
ランディはニーナの元へ…他の仲間達も未だ各地の事件の対処中で、来れる余裕などない。
「あ…急がないと!しっかりして、マユちゃん!アゼル!」
未だ造魔の残骸に半ば埋もれた状態の二人の事を思い出して、ユーリィは慌てて飛んでいく。
そしてまずはマユから治療を開始する。
「……ランディさん、上手くやってるかなぁ…」
彼が向かっているであろう方角を向いて、ユーリィは不安そうに漏らす。
向こうにはレドリックが居るかもしれないのだ…危険度はこちらの比では無い。
どうか二人とも無事で居て…ユーリィは祈る様に、目を閉じて心中で呟いた。
「さぁて、そろそろ本番といかせて貰うかな」
ラニスの愛撫を受けていたニーナを見つめていたレドリックが、ゆっくりと彼女の側に近づいていく。
それに気づくと、ラニスはニーナとの接吻を止めて立ち上がる。
「承知しました。どうぞ存分にお楽しみください閣下」
優雅な動作で一礼し、ラニスはニーナの側から離れた。
少し前までニーナの股間を弄んでいた、右手を変化させた触手を振い、彼女の体を拘束する。
「んぁ…」
触手に絡め取られ、宙に持ち上げられたニーナが小さく呻き声を漏らす。
レドリックに向けて股を開く体勢にされたまま、ニーナは彼の元へと引き寄せられる。
「フフフ、こっちもいい加減我慢できなくなってるんだよね」
笑みを浮かべるレドリックの股間には、勃起した極太のペニスが突き出されていた。
曝け出されているニーナの膣口に、ペニスの先端が僅かに触れる。
「ひあっ…な、なに…?」
小さく声を漏らしたニーナが、僅かに体を動かして、レドリックの方を見る。
そして今にも自分に突き立てられんとしているペニスを見て、ひっと悲鳴を上げた。
「や…い、いや…やだ…やだぁ…」
カタカタと震えながら、彼女は逃れようと必死に身を捩る。
だが全身を触手に拘束された彼女は、体を揺らす程度の事しか出来ない。
「おやおや、自分から腰を振って…誘ってるのかい?それは」
ニコリと笑いながら、必死にもがき続けるニーナに言う。
「いやぁぁっ!ランディ!ランディっ!!」
ジタバタともがきながら、彼女は涙を流し必死に叫ぶ。
「ふむ…その様子じゃ処女じゃないのかな…ま、いっか」
ニーナの言葉を聞いたレドリックは、少し残念そうに漏らすが、気を取り直したように微笑む。
「あぐぅっ!!」
体の締め付けを強められて、ニーナが呻き声を漏らし暴れるのを止める。
その瞬間を狙って、レドリックは彼女の膣へと挿入を開始した。
「うあぁっ!あぎいいいいいぃぃぃぃっ!!!」
極太のペニスを強引に挿入され、ニーナが苦痛に顔を歪め絶叫を上げる。
「ははっ、良い締め付けだよ!」
笑いながらレドリックは、更に奥へとペニスを挿入していく。
狭い壁を無理矢理押し広げ、擦り傷つけながら、ペニスは奥へ奥へと進む。
裂けんばかりに拡げられていた膣口の端から、出血が生じている。
「これで処女だったら最高だったのになぁ…まぁ、それは贅沢ってものか」
彼女の苦悶の叫びを愉しむ様に、レドリックはゆっくりとペニスを押しこんでいく。
「羨ましいですわぁ、閣下の一物を受け入れられるなんて」
クスクスと笑いを漏らし、ラニスは泣き叫ぶニーナを見ていた。
ゆっくりと挿入されていたペニスが、ニーナの子宮口まで到達する。
そこからレドリックは、力を込めてペニスを押しこむ。
ズドン、という音と共に子宮口がこじ開けられ、子宮内に侵入したペニスが壁を突き上げる。
ニーナの下腹部が、歪に膨れ上がった。
「あ…がはっ…」
内臓を圧迫され、彼女は小さく呻き声を漏らす。
「んー、もうちょっと入らないかな?」
レドリックは首を傾げながら、更にペニスを突き込んだ。
「うああああああぁぁぁぁっ!!!」
ペニスが無理矢理押し込まれ、下腹部が更に膨れ上がる。
「は、入らないっ!!もう入らないってば!!!」
長い黒髪を振り乱しながら、ニーナは必死に叫び続けていた。
それでもレドリックはペニスを更に挿入しようとしていたが、やがて諦めると今度はペニスを勢いよく引き抜き始めた。
「ひぎゃあああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
子宮ごと引き抜かれるかと思う様な痛みが、ニーナを襲う。
後退するペニスのカリが、膣壁を激しく傷つけていく。
ペニスが膣口付近まで引き抜かれ、幾筋かの赤い血が膣口から流れる。
間髪入れず、レドリックは再びペニスを押し込む、今度は先程までよりも遥かに早いペースで。
「ぎうううぅぅぅっ!!」
またペニスが子宮壁を突き上げ、下腹部を歪に膨れ上がらせる。
少し間を置いて、またペニスが力任せに引き抜かれていく。
そこからは激しいピストン運動の連続だった。
突き上げる勢いは更に強まり、動作の間隔も徐々に短くなっていく。
「はぎっ!!がああぁぁっ!!あぐううぅぅぅっ!!!」
動作が行われる度に、ニーナは凄まじい苦痛に絶叫を上げる。
凄まじい痛みが絶え間なく彼女を襲う。
傷つけられた壁から出る血によって、レドリックのペニスは赤く染まっていた。
「さて、出すよ」
一際深くペニスを突き刺したレドリックが、短くニーナへと告げる。
「い、いやぁっ!いやあぁぁぁぁっ!!やめてぇぇぇっ!!」
ありったけの力を振り絞って、彼女はもがき泣き叫ぶが、そんな事で止まる筈もない。
「あぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
射精が始まり、彼女は大きく身を仰け反らして絶叫を上げる。
鉄砲水の様な勢いで、ニーナの子宮へと大量の精液が注ぎ込まれていく。
瞬く間に子宮は満たされ、更に押し広げられていった。
ニーナの腹部が、ボコリと大きく膨れ上がる。
だが、射精は全く止まる様子が無い…尚もニーナへ向けて放たれ続ける。
入りきらなくなった精液が、僅かな隙間を伝って漏れ出ていく。
壁から流れる血と混ざり合った精液が、結合部から流れ落ちていった。
ニーナの腹部を破裂させんほどまでに精液を注ぎ込んだ所で、ようやく射精が止まる。
「あ、うぁ…あぁぁぁ…」
射精されると同時に、大量の魔力を奪われたニーナは、虚ろな瞳を宙に彷徨わせていた。
その口の端はだらしなく開かれ、涎が零れ落ちている。
「ひぐぅぅっ!?」
いきなり体が動かされ、ペニスが後退を開始した。
その痛みに、ニーナは悲鳴を上げる。
「まだ終わっちゃいないよ。こちらの穴も味わってないしね」
ニコリと笑いながら告げるレドリック。
彼の左手も、無数の触手に変化している。
その触手が、ニーナのアナルへとゆっくりと近づいていた。
「い、いやぁぁ…いやぁぁっ…」
怯えきった表情で、ニーナはイヤイヤと首を振って僅かに動く体を捩る。
そんな彼女の反応を愉しむ様に、触手はあくまでゆっくりと近づいていく。
いよいよ、触手がアナルのすぐ側まで到達した時、触手が唐突に動きを止める。
「閣下…?」
傍らに立つラニスが、怪訝な表情を浮かべながら声をかけるが…
「お邪魔虫が来たようだ…折角イイところだったのになぁ。興醒めだ」
不機嫌そうな表情でそう言うと、レドリックはニーナの体を絡め取っていた触手を振う。
「あぐぅぅっ!!」
ニーナの体は地面に叩きつけられ、地面とぶつかった際に腹部が圧迫され、膣口から精液が流れ出ていく。
痛みを堪えながらも、ニーナは何事かと顔を上げる。
顔を上げた彼女の視線の先には、黒いコートを羽織った彼女のよく知る人間が立っていた。
「ラ、ランディ…」
消え入りそうな弱々しい声で、ニーナは彼の名を呼ぶ。
「なるほど…彼女が助けを求めていたのは、君か」
ニーナを方を一瞥した後、レドリックは眼前に立つ青年の方を向く。
「…お前達にこれ以上彼女を好きにはさせない…返して貰う」
鋭い視線をレドリック達に向けて、ランディは静かに言い放つ。
「囚われの御姫様を助けるナイト気取りかい?僕そういうの、反吐が出るくらい嫌いなんだ…」
愉しみを邪魔されたのが余程気に障っているらしく、レドリックは殺意に満ちた視線を彼へと向ける。
レドリックが動き出す前に、ラニスが一歩前に出て口を開く。
「閣下…ここは私にお任せを…あの殿方、私好みなんですの」
「ふぅん…なら、君に任せよう。早々に片付けてくれたまえ。その後は君の好きにしていいよ」
「ありがとうございます。閣下」
彼の許可を得ると、ラニスは妖艶な微笑みを浮かべながら、ランディの方へと向き直る。
「貴方のお相手は私が致しますわ…お覚悟なさって下さいね」
彼女が手を振うと、その手前の何もない空間から、無数の触手が現れた。
「さぁ、行きますわよ!」
ラニスは再度片手を振い、触手をランディに向けて放つ。
迫りくる触手に対し、彼は身を低くして一気に駆けだす。
自ら触手の群れに跳び込まんとする様な行為に、ラニスは口の端に笑みを浮かべるが、次の瞬間それは驚愕の表情に変わる。
彼に襲いかからんとしていた触手が、次々と切り刻まれていく。
ランディの両手には、いつの間にか光で構成された双剣が握られていた。
「なっ…なかなかやりますわね!」
驚きながらも、ラニスは触手の第二陣を召喚しようするが…
「ぎゃっ!!」
次の瞬間、両肩に次々と鋭い痛みが生じ、彼女は悲鳴を上げてよろめく。
ランディが、手にしていた光の剣を投げつけたのだ。
怯んだラニスの懐に飛び込む彼、その手には既に新たな剣が生み出されていた。
「くあああぁぁぁぁぁっ!!!」
逃れる事も出来ずに次々と斬撃が浴びせられ、ラニスが絶叫を上げる。
「これで…終わりだ」
手にしていた双剣を重ねる様に、握り拳を合わせるランディ。
光の双剣は、弓の様な形に変化していた。
生み出された光の矢を引き絞り、彼はゼロ距離からラニスに向けて矢を放つ。
「あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
腹部に矢を受けた彼女は、凄まじい勢いで吹き飛ばされ、近くの木に叩きつけられた。
その腹部には、深々と光の矢が突き刺さっている。
「あ…そ、そんな…こ、この私が…敗れるなんて…あ、有り得ませんわ…!」
カタカタと震えながら、ラニスは信じられないと言った様子で、腹部に突き刺さる矢を引き抜こうとするが…
矢を掴もうとした瞬間、彼女の片手がボロリと崩れる。
「ウ、ウソ…い、いや…し、死にたくない…死にたくないですわ!!」
予想だにしなかった状況…恐怖に顔を引き攣らせて、ラニスは叫ぶ。
「…滅びろ、魔族」
ランディは静かに言い放ち、魔力を開放する。
ボン、という音と共に、ラニスに突き刺さっていた光の矢が眩い光を放つ。
「がぎゃあぁっ!!?」
断末魔の叫びを上げるラニス…光が止んだ後には、彼女の姿は無かった。
ランディはレドリックの方に向き直ると、一気に彼に向けて駆ける。
次の瞬間、ランディの手にした光の刃と、レドリックの両腕が変化した刃が打ち合われた。
「ラニス君をあっさりと倒す力量は凄いね…だけど、その程度では僕は倒せないよ」
ギリギリと刃を押し合いながら、レドリックは彼を挑発する様に言い放つ。
鍔迫り合いは、ランディの方が競り勝った。
後方に跳んで逃れるレドリック。
ランディは彼へ追撃を行わない…彼が離れた隙に、ニーナの元へと駆けた。
「ラ、ランディ…」
「遅くなってゴメン…もう大丈夫だよ」
震えながら自分を見上げるニーナに微笑みながら、彼女の側にしゃがみ込んだランディは魔法を行使する。
ニーナの周りに淡い光の魔法陣が描かれ、同じ光が彼女の体を包む。
それは弱いながらも回復効果のある結界魔法だ。
「アイツは…僕が何とかする。君はそこでジッとしてるんだ」
立ち上がると、彼は再び両手に光の剣を生み出し構える。
「…君のその態度、虫酸が走るよ…決めた。君は彼女の前で惨たらしく嬲り殺しにしてやる…覚悟するんだね!!」
相対するレドリックは、凄絶な笑みを刻み言い放った。
先に動いたのはランディだった。
ランディがレドリックに向けて剣を振う。
だがその一撃は、巨大な爪と装甲を持つ変化したレドリックの腕に阻まれる。
「ぐっ…!」
先程よりも遥かに強力な力に、ランディは顔を顰めた。
最初は拮抗していたが、徐々に押され始めている。
「っ!!」
後ろに跳んだランディの右腕を、レドリックの爪が掠めた。
爪が掠めた部分を押さえながら、彼はレドリックと間合いを取る。
「くそっ…やっぱり全然訓練してないから、体が鈍ってるな…」
数年ぶりの戦いに、ランディは自分の感覚が鈍っている事に呻く。
今はまだ大丈夫だが、その内息も上がってくるだろう。
先程の女魔族ならいざ知らず、今相対している敵は、魔族でも有数の実力者だ。
果たして、今の自分に彼を撃退する事が出来るのだろうか…
(こんな事なら、ちょっとでも訓練しておくべきだったかな…今更言っても仕方ないか)
心中でそう漏らしながら、彼は剣を構えなおす。
「フフフ…どうしたんだい?そちらが来ないのなら、こっちから行くよ!」
笑みを浮かべていたレドリックが、一気に間合いを詰めてきた。
「くぅっ!!」
繰り出される爪を、ランディは双剣を交差させて防ぐ。
ランディが反撃とばかりに剣を繰り出すが、レドリックの腕の装甲に弾かれてしまう。
「なっ!?」
剣を弾かれバランスを崩したランディ。
無防備な状態を晒した彼に、レドリックは片手を触手に変化させて突きだす。
「ぐああぁぁぁぁっ!!!」
体のあちこちを打ち据えられて、ランディの体が吹っ飛ばされる。
更に触手が振われるが、吹っ飛ばされながらも展開したランディのバリアがそれを弾いた。
「つぅっ…さすがに強いな…」
体勢を立て直し着地したランディは、顔を顰めながら呻く。
片手を突き出し、無数の光弾を生み出してレドリックへ向けて放つ。
だが彼の放った光球は、全てレドリックの触手であらぬ方向へと弾き飛ばされる。
「僕の愉しみを邪魔した罰を…たっぷりと受けて貰うよ!」
無数の触手の先端に、鋭い刃を出現させながら、レドリックは言い放つ。
「ラ、ランディ…」
結界に包まれたニーナは、戦い続ける彼の名を呼ぶ。
ハッキリ言って戦況は、ランディが圧倒的に不利な状況だ。
彼の動きは徐々に鈍くなり、息も上がって来ている。
対するレドリックは、まったく余裕といった状況だ。
無数の触手や魔術を駆使して、手数でランディを圧殺しようと攻撃を続けている。
「ぐあぁぁぁぁっ!!」
光弾に吹き飛ばされたランディ。
その左肩に、触手の先端の刃が突き刺さる。
(…か、加勢しないと…!このままじゃランディが!)
このままではいずれ彼が負けてしまう…ニーナは必死に体を動かそうとするが、彼女の体は思う様に動かない。
度重なる陵辱に加え、大量の血液を奪われているのだ無理も無い…
この結界の回復能力も微々たるもので、立ち上がる事など到底無理な状況だ。
それでも、彼女は必死に立ち上がろうとする。
近くに転がっていた自分の杖を掴み、それを支えに立ち上がろうとした。
「くっ…うぅぅぅっ!!」
歯を食いしばり、僅かに残る体力を総動員して、彼女はフラフラと立ち上がる。
(ランディは私を助けに来てくれた…今度は、私が彼を助ける番よ!)
立ちあがった彼女は、杖を構えありったけの魔力を集中させていく。
この一撃に全てをかける…後の事など考えない。
やがてニーナの杖の先端に、眩い光が生み出された。
「いっけぇぇぇぇぇっ!!!」
力の限り叫んで、ニーナは杖に収束した光を解き放つ。
「なっ!?」
彼女に注意を向けていなかったレドリックは、驚愕の表情を浮かべてそちらを向く。
振り向いた彼の右腕が、ニーナの放った閃光に貫かれ、腕が千切れ飛ぶ。
「ぐ、ぐがあああああぁぁぁっ!!!」
痛みに顔を歪め、レドリックが絶叫を上げる。
「ランディ!今よっ!!」
彼女の叫びに応え、ランディは一気にレドリックの懐へと飛び込む。
そして双剣を振い、彼の触手や体を切り刻んでいく。
「これでっ…終わりだっ!!!」
最後に二つの剣を合わせ一振りの剣へと変化させ、ランディは彼の胸部へと剣を突き立てた。
「がっ…ぐぁ…」
胸部を剣で貫かれたレドリックは、フラフラとよろめきランディから離れる。
「ぐ、ぐぅぅぅっ!!」
呻き声を上げながら、彼は切り刻まれた触手を、元の腕へと変化させた。
そして胸部に突き刺さった光の剣を掴み、自分の力で強引に分解する。
「ま、まだだ…こ、この程度で倒せるなんて思わない事だね…!」
フラフラとよろめきながらも、レドリックは口の端に笑みを刻む。
ランディは今にも倒れそうなニーナの側に駆け、彼女を守る様に立っている。
「……とはいえ、ラディウスもしくじった様だし。各地の囮も潰された様だね…今回は諦めるとしよう」
そう言うと、彼は転移魔術を行使し始めた。
陽動を行っていた部隊や、マユ達を襲っている筈のラディウスは既に撤退したようで気配が確認できない。
このままここに残れば、いずれは敵が殺到してくるだろう…そう判断した彼は、撤退を選んだ。
「いずれ、この借りは返すよ…」
捨て台詞を放って、レドリックは光に包まれ消えて行った。
レドリックの姿が消えると、ニーナは糸が切れた様によろめく。
「ニーナ!しっかりするんだ!」
地面に倒れ込み掛けた彼女を、ランディが慌てて抱きとめる。
「あ、ありがとう…ランディ…助けに来てくれて…」
苦しそうな様子だったが、ニーナは精一杯の微笑みを浮かべて彼に言う。
「礼を言うのは僕の方さ…君があそこで立ちあがってくれたから、なんとか撃退できた」
ランディも微笑みながら、彼女を労う様に頭を撫でる。
正直、あのまま戦い続けていれば、自分の敗北は確実だっただろう…
ニーナが作ってくれた一瞬の隙があったからこそ、あの難敵を撃退できた。
その時、彼はニーナの体が微かに震えているのに気付く。
「う、うぅぅぅ…ランディ…わ、私…私っ…!」
消え入りそうな声で、ニーナが彼に縋りつきながら嗚咽を漏らす。
そんな彼女を、ランディは優しく抱きしめた。
「……ゴメン、助けに行くのが遅れて…怖かっただろうね…ゴメン…」
嗚咽を漏らし続ける彼女の頭を撫ぜながら、懺悔の言葉を口にする。
もっと早くに助けに行かなければならなかったのに…彼は初めに助けに行くか躊躇してしまった事を深く後悔していた。
自分が躊躇してしまったから、彼女は恐ろしい目に遭ってしまった。
あの時なぜ迷わず助けに行かなかった…と自分を責めていた。
「ニーナ…僕も戦うよ…」
抱きしめ続けながら、ランディは彼女に告げる。
「ラ、ランディ…?」
少し驚いた様な表情の彼女に、彼は言葉を続けた。
「君達を失いたくない…だから僕も戦う。守る為に…」
もう力を振う事に迷いは無い…戦おう、自分の大切な者を守る為に。
揺るぎない決意と共に、ランディはニーナに微笑む。
「君は…僕が守る」
そう言うと、彼はニーナの唇に己の唇を重ねる。
しばらくして、ユーリィによって治療を受けたマユ達が、ニーナとランディの所にやってきた。
「姉さん!ランディさん!大丈夫!?」
息を弾ませながら駆けて来たアゼルが、二人に向けて声をかける。
ニーナもランディの治療によって、ある程度回復していた。
「見ての通り大丈夫よ。ランディのお陰でね」
心配そうな表情の妹の頭を撫でながら、ニーナは優しく微笑む。
少し遅れてマユと、彼女に抱かれているユーリィもやってきた。
「無事で良かったぁ…ユーリィから話を聞いて、心配してたんです」
二人が無事だった事に、マユが安堵した様子で言う。
「そっちもなんとか間に合ったようだね…皆なんとか撃退できたようでなによりだ」
全員の顔を見回して、ランディが微笑む。
「マユ君、アゼル、ユーリィ…これからは、僕も皆と一緒に戦うよ」
「ラ、ランディさん!?」
彼の言葉に、アゼルが少し驚いた様に声を上げる。
以前、彼から戦いを嫌う理由を、アゼルは聞いた事があったからだ。
「戦わなければ…守りたい人も守る事が出来ないって気付いたんだ…僕は、ニーナや君達を失いたくない。だから戦う」
ランディは皆の顔を見回して、決意に満ちた表情で告げた。
「ランディさん…一緒に頑張りましょう!」
マユが微笑みながら彼に向けて手を差し出す。
「宜しくね。マユ君」
ランディも微笑んで、その手に自分の手を重ねる。
「皆で力を合わせれば、怖いものなんてないよ!」
アゼルもまた手を差し出して、その上に重ねた。
「わ、私も頑張る!魔族なんかに負けないもん!」
起き上ったユーリィが、重ねられた手の側に飛んでいき、自分の手を触れさせる。
「エルメリアを守る為にも…この世界の人達を守る為にも、頑張りましょうね!」
最後に手を重ねたニーナが、皆の顔を見回して言う。
彼女の言葉に、皆力強く頷く。
魔族達の卑劣な罠を乗り越えたマユ達は、新たな決意と共に、更なる戦いへと身を投じる事になる…
136 :
マユの人:2010/10/18(月) 11:42:04 ID:8yr5SKw5
以上で7話の投下を終了します。
大変お待たせして申し訳ありません。
リアル事情やスランプ気味に陥って、なかなか書く事が出来ませんでした…
今後の流れですが、マユ達側の世界でもう一話書いた後、エルメリア戦線の話を2話書こうと考えています。
円卓の面々と、エルメリア攻略軍の幹部達との戦いがメインになります。
GJ!!
これはアゼルに渡しておいて下さい
つハイレグ浴衣
GJ!
アゼルかわいいなぁ
GJ!
ずっと待ってました、アゼルかわいい
乙でした!
セディアさんに逆襲フラグが立ったか…
そして円卓や将軍達の戦いも楽しみ
ランディ学者のくせに強ェww
レドリックと近接戦して生き残るだけならともかく、ダメージ与えるとか本来戦闘屋な筈のリィンちゃんを凌駕しちゃってるよ
まあ戦いに向かない性格だから学者ってだけで、戦いの才能が無いとは語られて無かった訳だけど
今回のマユチームはガチガチの武闘派で固めてあるな
まあ今回ランディとニーナのラブラブなシーンを描いて後の無惨さを出す脇固めなのかもだが…
エロでは今まで頼もしかった年上お姉さんキャラなニーナが
腹を丸々と膨らまされてがは…っって悲鳴上げさされるのが股間に響いた
マユの人久々投下でも押さえるとかは押さえてあって安心したよGJ
GJ!
主観だが、僕っ娘は苦痛より快楽で責めるのが正義だと思う
要するにアゼルかわいいよアゼル
>>141 リィンだってイヤボーン&不意打ちのメラゾーマで、レドリックに傷つけたことあるんだぞ!
その次に対峙した時は、かすり傷一つ付けられずにヌっ殺されたけどな
リィンちゃんはただの戦闘員じゃない。上級戦闘員なんだ!
>>143 描写が無いだけで、ダメージは与えてたはずだ。
ただレドがすげぇ勢いで再生してたかと…
それはダメージ与えられてないというのでは・・・w
まあ、良いんだよ。誰もリィンちゃんに、そんな無理なこと期待してないから。
あの子は、敵の分断作戦とかでマユちゃんと引き離されて、強敵と対峙して凌辱されながら、実は意図せず囮の役を果たしてみたり、
(実はリィンちゃんごときに戦力割き過ぎて、マユちゃんの勝率を上げられているのは魔物サイドの方)
強敵にあっさりやられて調子に乗らせておいて、油断した敵とその次に戦うマユちゃんの攻撃を成功に導いたり、
そんな風に立派に役に立っていたのさ
>>86 「いいえ、確かにリィンはスレのアイドルですよ」
捨て駒としては十分な働きだな
仕方ないからリィンちゃんに無限大の命を与える何かを埋め込み最前線に投入
破壊光線でウボァー!になっても、非食用ミンチになっても、陵辱されても1マナも使わずすぐに再生する
キャシャーン、電童やラストバイブルの不死より下ガルーダ、スーパースターマン以上の戦力
もういっそスピンオフ作品『魔法少女リィン』が読みたいよ
この上まだ、無限負け犬凌辱地獄に叩き落すのか・・・
一般人ポジだけど魔法少女ユキの礼子部長のエロっていつかあるかな?
前スレ
>>225にて相談していた者です
TSっぽいシチュエーションでありますので苦手な方がいたらごめんなさい。
一応今回は過去スレを見ても余り例がないので試験的に投下してみました。
「お嬢ちゃん、今は一人かな?」
「・・・はい?」
落ち着いて今の状況を整理してみよう。
テニス部の帰り道、うん何も問題はない。私、日野朱美は普通の学生だ
その私の前に暗いのにグラサンかけてまだ残暑なのにコートを着てる
全国怪しい男選手権が開かれたら正に強化選手の素質がありそうな男に遭遇
さあ、皆さんならこんな時どうしますか?
大声をあげる?いやいやこんな閑静な住宅街では効果は望めない
立ち向かう?・・・何気に見えている腕の部分だけでも結構マッチョさんだ。
体育の授業でかじった柔術で投げられてくれるかどうか
逃げる?先程から気になってはいたが顔色が悪い割には
何かいつでも仕留められるような余裕の雰囲気を持ってるのが脚をすくませる。
怯んでいる私を見て、男はサングラスをかけてるのに
何となく目を笑みで細めている気がした。
神様というのは残酷だ。今日は不満と言えるもののない、いい一日だったのに
ちょっと調子に乗って居残りしてこんなザマとは
「ま、待てっテバァ・・・」
気のせいか、声も何かプライバシー保護でよく聞くくぐもった声になってない!?
「わ、私!今日はバイトで!生活費かかってるんで!急いでるんで!」
嘘八百を並べ立て、いつの間にやら全身痙攣を始めた男に告げ、離脱を試みる。
これ以上関わったらまずい気がした。
と、その時頬を黒い何かがかする。
それは男の後ろから生えてる尻尾が私を狙った物だった。
その見るからに痛そうな突起が多目に目立つそれは実に禍々しい。
もし横に薙ぎ払われていたらやばかったかも知れない。
その事を想像した私は力無くその場で座り込んでしまった。
「お前ノ運は、ガ、ガ、いいのを持っテルナぁ・・・よ、よこヨコヨコココ!」
なんなの、この人!?いや最早見るからに「私硬いです」と主張の強い黒い皮に
四つん這いのその姿は獣に近い気がする。
そしてそいつは私に飛び掛かろうと溜めの姿勢に入るが、私は動けない。
次に来る痛みに備えようと目を固く瞑る私。
その時、轟音と共に何かが吹っ飛ぶ音が聞こえた。しかし私は何ともない。
目を恐る恐る開けてみたら私の前に赤と白をベースとした
ハイレグ水着のようなコスチュームを纏った女の子がいた。
髪型は私そっくりなサイドポニーで眉は私そっくりなちょっと濃い目な・・・。と言うより、私その物だ。
どういう状況か分からない私を放ってその女の子と獣はにらみ合い
先に女の子が動いた。獣はあの鋭利な尾を振ったり口から針を飛ばしていたが
女の子はそれを捌きながら徐々に間合いを詰めていく。
『CHARGE TO BREAK』
そして突然、空高く飛んだかと思えば、獣に向かってキックを放つようだ。
しかし、次の瞬間、何やら強い赤い光に包まれ
まるで粒子のように細かく分かれた光の筋みたいな一本一本が
獣に突き刺さっていき獣が赤い光に包まれる
一際強烈な光に目を腕で庇い治まるのを待った。
再び戦いの場所に目を向ければ、その場には例の女の子しかいなかった。
女の子がこちらに振り返り尋ねてきたが
「大丈夫でし・・・!?」
女の子にかなり似合わない男声が私の耳ははっきりとらえた。
言った女の子自身も途中でやってしまった感たっぷりに顔を青ざめて
何やら喉にあるチョーカー部分をいじくってる。
「も、もう大丈夫ですよね!?じゃあ私はこれで!」
声を変えた女の子は一方的に無事を確認して、人間的にありえないジャンプで
屋根伝いに去っていく。勿論あからさまに怪しい動きをされて黙ってる私じゃない
「待ちなさいよ!ていうか、私とそっくりな顔で何してるのよ!」
私は見失うまいと全速力で追うが暫くして通りの入り組んだ所で見失ってしまう。
荒い息を整えながら私はさっきまでの事について考える。
あの声、何処か聞き覚えがあった気がする。
来た道を引き返そうと回れ右をした目の端に赤い光が微かにだが捉えた。
急行して見ると驚いたことに女の子は男に変わってる最中だった。
「あーっ!!」
「わーっ!?」
「ぎゃーっ!?」
「がーっ!??」
私と男は叫びの応酬を意味なく続ける。私の知人も何も・・・
「ちょっと!順一!?あんた・・・あんた・・・!」
「待て、時に落ち着け。ここは冷静に話し合おう」
「落ち着けじゃないでしょ!助けてくれたのは嬉しかったけど・・・」
「あー、つまり、そのだな!」
「女装して助けて貰いたくなかったわよ!」
「いやいや!?女装じゃねーから!」
この男は戸沢順一。私の腐れ縁なお隣さんである。
やっぱり最後の最後に幼友達のカミングアウトを知らされるとは
やはり神様は残酷だ。
一方、別の場所では
「あふっ・・・ぐうぅ・・・!」
朱美を襲っていた怪物に似たような獣が朱美を助けた者に
似たようなコスチュームの女子を組み敷いて生殖行為を行っていた
「あぁっ!あ、あ、ああああああっ!」
シャギーな髪を振り乱し、白い喉を最大に反らせて何度目かの絶頂を迎える女子。
恍惚な顔をしながら組み敷いてる腕に擦り寄り、甘えてきた
しかし、獣は女子の反応を楽しみながらも余りの実感の無さに首を傾げていた。
いつもなら相手の絶頂によって自分の方へ「運」が流れてくるが、何故かこない
そして組み敷かれている女子が何回も達しながらも挑戦的な目が獣を怒らせる。
「潮時か」
この場にあるはずがないしゃがれ声が聞こえてきた為に辺りを見回す獣
『MODE BLADE』
奇妙な別の声が聞こえ、女子に目を向けようとした所に緑の光が飛び込む
その女子は緑の光の剣を獣の目に突き立てていた。その顔は活き活きとしていた。
「やっぱりこれだよなぁ、こうじゃなくっちゃダメだよぉ」
何処となく30代を思わせる声で何が愉快なのかけたけた笑う女子
「溜まった性欲をこの身体で発散もいいけど、せっかく手に入れたんだ。」
獣の目から乱雑に剣を抜き、二太刀、三太刀獣に浴びせる
様子がおかしいことに混乱している獣に女子がしゃがれ声で歪んだ表情で言った。
「もう帰るなんて言うなよな・・・これからが楽しいんだぁ」
そして怯んでいる獣のもう片方の目を突き刺し、返す刀で首を斬った。
獣は分解されるようにして粒子状になり消えていき、後には小さな石が残る
「魔法銃士さいこぉー!!」
女子はそのしゃがれ声を夜の空へ響かせた。
>>151-152 少なくとも自分は嫌いじゃないぜ。
描写も、何か獣姦物っぽいからスレ的には問題ないんじゃね?と思うけど
俺も結構気に入ったな
>>150 あんまり、あの人が魔物に犯されるイメージがないなあ
人間相手の和姦かも知れないけど
新しい発掘物弄ってたら古代の守護神と融合してしまい旧支配者と戦う正義の味方にでもならない限りは安全かと
魔法少女に憧れる安全圏のサブキャラが安易な気持ちや正義感で通販や拾い物で力を手に入れ人生破壊級陵辱溢れる地獄の戦場に飛び込み鬼籍入りする。
そんなシチュエーションは望む所
サブキャラ「もうこれ以上、みんなをやらせない!(キッ」
数分後
サブキャラ「ま…魔法少女になりたいなんて…も…もう言わないからゆるじでぇー!?」
敵が流通させてるインチキ魔物撃退護符を得意面でかざしてみたりな
サブヒロ「どう!?あんた達これが恐いんでしょ!?」
魔物「…?…!ギャハハハハハ!こいつこんなガラクタ信じてやがるよ!それは俺らが作ったおもちゃだってーの!」
サブヒロ「そ、そんなっどうして…っ?」
魔物「ホント人間ってバァカだよなぁぁぁ!?ちょっと効くフリしてやっただけで有り難って売れること売れること」
グシャン!
サブヒロ「ひぃ!」
魔物「ヒャハァ!肉体も金も頂きまぁーすっ!ホント良くできた家畜だぜぇ!ゴシューショーサマwww!」
「安価な変身アイテム放出して現世の魔法少女を増やして魔物に対抗して貰う」と現世の携帯オークションを利用し魔法庁直営の工房の在庫を吐くつもりが
魔法庁の所蔵する過去の英雄や悪の魔法少女が使った要封印の変身アイテムを全て携帯オークションで売ってしまう
下っ端の魔法少女が回収に派遣されるもアイテムはごーいんぐまいうぇーいな少女達に渡り現世は大荒れして回収不能になっていた。
魔物側も「伝説級のアイテムで変身した魔法少女の魔力はさぞかし美味しいはず!」と魔法少女狩り部隊全軍を現世に派遣し魔界大戦が勃発してしまう
魔法庁官僚A「出品間違いって恐ろしいですね」
魔法庁官僚B「現場ではいろんな人が頑張っているので深く事態を注視したいと思います」
魔法界軍閥「ピンチではない、現世を囮に魔界侵攻をするチャンスだ!」
変身アイテムとかオクで買うのはおっきい男の子ばっかな気がする
サブヒロ「どう!?あんた達これが恐いんでしょ!?」
魔物「…?…!ギャハハハハハ!こいつこんなガラクタ信じてやがるよ!それは俺らが作ったおもちゃだってーの!」
サブヒロ「そ、そんなっどうして…っ?」
魔物「ホント人間ってバァカだよなぁぁぁ!?ちょっと効くフリしてやっただけで有り難って売れること売れること」
グシャン!
サブヒロ「ひぃ!」
魔物「ヒャハァ!肉体も金も頂きまぁーすっ!ホント良くできた家畜だぜぇ!ゴシューショーサマwww!」
サブヒロ「そっか、やっぱり殴らないといけないのね……」
魔物「……壊れた?」
サブヒロ「殴るとすごく嫌な気持ちになる。でもやらないと。だって私、クウガ(五代アルティメット)だし」
魔物「」
>>156 > 数分後
たった、たった数分の命(死んでないけどw)
儚いなー
>>159 想像しちまっただろ!
・・・まてよ、返してあげるから代わりに○○○○(任意のシチュエーションをどうぞ)か・・・
>>160 雪の降り積もった静かな雪原にて
サブヒロ「魔物さん、見ててください。私の…変身…」
黒くて禍々しいコスに変身するサブヒロ、しかし目の色は正気のままだ。
魔物「……どうしてこうなった」
この後ラスボスと互いの体に炎を放ちつつ、泣きながら殴り合い。
マルーシャはまだか!?
ナッちゃんのパイズリはまだかァ!?
エミリア?あ、確かにそんな人いたよう…な?
悲惨な話になりそうなステラのその後続かないのかな?
ところでこれって続きが別のスレに投下されてるってこと?
>>はたして、ステラの願いは叶ったのだろうか。
>>もっとも、その答えは既に出ているのだが……
>>158 兄がオタ友と怪しい事をしていると知ったツンデレブラコン妹17才が兄を鉄拳制裁すべくアジトに突入する
突入した妹はオタ友と代わり番こで変身した兄や取り返しに来た下っ端魔法少女とHをする乱交パーティーの現場に遭遇
妹は余りの事態に失神しかけ棒のような物を掴んでしまう
偶然にもそれは兄が木馬オクで300円で落とした多次元宇宙全てのリィンのメモリーを凝縮した禁断の無限再生の魔導杖「リィン・リーン」であった。
偶然か必然か多次元宇宙に存在するリィンの一柱であった妹は∞魔法少女リィンとなり
わけもわからないまま押し寄せる魔法アイテムに支配され人屑化した兄とオタク達に敗れ陵辱され死と再生を何度も繰り返しどうにか全員浄化した。
下っ端魔法少女によると契約の解除には300体の魔族の魂必要があると知り
下っ端と真人間?になった兄と死ぬ事も壊れる事も出来ない貧弱な体で悪行魔法少女や魔族の大軍勢と戦うぞ!
つ∞魔法少女リィン台本
リィン「なんて酷い話だ、絶望した!」
17歳だと? この多次元宇宙に15歳の誕生日までに凌殺されないリィンがいるのか・・・?
てか、無印リィンさんは、名前の登場しないモブ魔物ごとき、1体や2体なら瞬殺だよ。
3体くらい同時に出てくるとヤバイけどな。メラゾーマ一発しか撃てないし。
だから、地道にやれば300体くらい、意外と無理ゲーってほどじゃない。
まあ、魔物に名前ついてたら敗北確定だけど。
>>166 >300体の魔族の魂
その実、300体のレド級のネームドだったりw
朝起きて考えたら中盤はメラゾーマ撃ってはウボァー!や飲茶焼きされるのを待つ地獄遊戯だけど
魔砲サクリファスや生贄砲グングニルランサーを覚えたら無限必殺コンボ発動で無双の予感
>魔砲サクリファスや生贄砲グングニルランサーを覚えたら無限必殺コンボ発動で無双の予感
「スライム・・・じゃなくて、フロッガーやバブルスライムがイオナズン使えたら、勇者一行はアリアハンから出られずに冒険終了だよね?」
ってくらい、意味のない仮定だな
そうか…リスタート編とは15歳の誕生日を迎えられなかったリィンちゃんが奇跡の魔法少女の力を使って時間を巻き戻した世界だったのか…
陵殺に挑め!生還率は1%
>>169 生還難易度上がってそうだし、そもリスタートでは既に死んでるwww
15才まで生存出来なければ10才巻き戻す強くてニューゲーム
ただし刻み込まれた恐怖は残ってしまい
敵味方もリィンの初期LVの増加を基本に底上げされるため
リィンが高LVでループすると雑魚がDCエリート兵がコンボと援護を覚えたような幹部の初期LV相当の化け物になる。
そんな法則なら積む
マユ「リィンちゃんが強いなんて……」
レド「絶対におかしい……間違ってる!!」
ループで鍛えられて絶対的な強さ(リィン>陛下ぐらいのとんでもなさ)を手に入れたリィンだったが
敵味方双方から何故か非難轟々。マユですらも目に涙を浮かべて
マユ「こんなの…魔法少女マユどころか魔法少女陵辱スレのトップアイドル、リィンちゃんじゃないよ!!」
ユーリィ「そうよ!」
ゲリオス「間違いは正す事が出来る。引き返すんじゃ」
アゼル「今ならきっとまだ間に合うよ!」
陛下「君はありのままの君でいるべきだ!」
あまりにあまりな皆の言葉にリィンは魔法少女マユの世界から飛び出したとか……
何か浮かびそうな雑談の流れ
ちょっと突貫してみる
174 :
マユの人:2010/10/23(土) 15:07:35 ID:exStY7vy
リィンちゃん…愛されてるんだなぁw
Restartではあっさり死なせてしまったのでちょっと後悔w
連投になりますが、今晩あたりに8話の投下を行いたいと思います。
リィンちゃんは、このスレの趣旨を体現したようなキャラだからなあ
>Restartではあっさり死なせてしまったのでちょっと後悔w
確かにもったいない!(><)とも思ったけど、
登場する前にいきなり死んでいたことで、無印の時点で既に完璧に確立していた、
負け犬、ヤラれ役としてのキャラを、他の追随を許さぬほどに完成させたともいえますね
多次元宇宙云々じゃないけど、マユの世界が何度リセットされようと、
この子はスレの期待にこたえ続けるんだろうなあって確信したしw
でも、何度も負けて陵辱されてそれでも立ち上がって戦い続けて
最後には希望を掴む、そんなリィンちゃんを見たくないかというとそれも嘘になるんだよね
好きだからこそ、滅茶苦茶に、それこそ心が壊れる快楽地獄や原型を留めない陵殺とかも見たいけど
その一方で、好きだからこそ、いつか幸せになるリィンちゃんも望んでしまう。
弱々しくて頼りない所があっても、あの娘、がんばってんだもの
>>176 リーファさんのように幸せになるんですね、わかります
ちょっと考えてみた、「リィンちゃん七つの魅力!」
1、雑魚ではない・・・でも"大したことない"微妙な実力で活躍だ!
モブキャラ同然に蹂躙されるのではなく、適度に無駄な抵抗をすることで凌辱感を引き立てるよ。
多分、作中に名前付きで登場した前線戦闘要員の中では一番弱いぞ。
もちろんエロ抜きに考えても、相対的に敵味方の強キャラの実力を際立たせるという、
本来の引き立て役としての役目もこなしている。意外と働き者だね!
2、下手に主人公補正とかで逆転しないぞ!
あくまで脇役だから、マユちゃんや敵キャラの引き立て役さえ務めればオッケーだ。安心して無様な負け姿を晒せるね。
心置きなく蹂躙されて、最後は切り札「助けてマユちゃん・・・」の魔法(たまに不発)を唱えるぞ!
3、夢はでっかく打倒陛下!
本人は大真面目、かつ必死なんだろうけど、身の程知らず過ぎて滑稽ですらあるね。もはや笑いを取れるレベル。
陛下は多分、君のことなんて覚えてないぞ!
しかも、当初は「ひとりでできるもん!」とか考えてたらしいぞ。
4、もちろん目標の遥か手前で挫折だ!
「君はそんな器じゃないよ」と心をへし折られ、踏み躙られる。
負け犬プリンセスは、読者の嗜虐心をそそることに関しては一流だ!
5、そして最期は仇の一人に陵殺だよ!
仇討ちの手がかりみたいに考えていたレドリックに、何回も何回も負けて蹂躙された挙句、止めを刺されちゃうぞ。
結局、何の結果も残せてない辺りがリィンちゃんのリィンちゃんたる所以。
仇の手で殺されるのは、さぞかし悔しかったろうなあ・・・と思ったら、最期の瞬間はそんなこと考える余裕もないくらい、
苦痛で泣き叫んでたよ。「助けてマユちゃん(><)」
やっぱリィンちゃんには、打倒陛下以前に打倒レドリックも大それた目標だったね。
レドリックからは、最後まで雑魚に毛が生えた(いや無毛の可能性もあるが)スライムベスくらいにしか思われていなかったぞ!
ぶっちゃけマユちゃんの前座扱い。
6、実は妹キャラ!
実姉だけでなく年上の幼馴染にも大事に可愛がられていたっぽい。
しかも、ほんの三ヶ月までは、性格的にも内気な妹キャラだったぞ。
ピンチになると、すぐ「助けてマユちゃん」しちゃう辺り、今でもそっちが素で、気丈な性格は無理して作ってるっぽい。
実に嬲りがいのある性格だね。
7、胸は歳の割には大きめだ!
でも巨乳ではないという、実にリィンちゃんらしい中途半端なスペックで、貧乳派から普乳派、微巨乳派まで幅広くカバーだ。
身長やアンダーのサイズにもよるが、トップ78〜9でB〜Cくらいか?
あ〜、やっぱり俺的には、永遠の負け犬でいてほしいかなあw
リィンは某バトロアの「そうだ○○をリョナろう」「○○を飢えさせないように○○を与えよう」みたく
魔法少女陵辱スレでは「そうだリィンを陵辱しよう」「触手花が枯れないようリィンを与えよう」そんなこのスレに必須な存在なんです
179 :
マユの人:2010/10/23(土) 20:09:49 ID:exStY7vy
今から8話の投下を行います。
今回は序盤快楽系、後半快楽系のシーンがあります。
人物紹介の後に、投下を開始します。
『秋月真由(マユ)』
14歳 両親と3人で、平穏な生活を送っていたが。ユーリィと出会った事で、戦いに身を投じる事になる。
背は小柄で、背中の半ばほどまで届く栗色の髪を後ろで纏めている。
変身時のコスチュームは桜色のミニスカートに赤を基調としたジャケットを纏っている。
『ユーリィ』
異世界エルメリアの住人である妖精、マユのパートナーとして彼女の戦いをサポートを行う。
長いストレートの青髪にフリフリのついた白やピンクのドレスを着ている。
『アゼル』
エルメリアから、マユ達の支援に来た魔法戦士。傍目から見ると少年の様に見えるが、性別は女性で年齢はマユと同じ14歳。
燃える様な赤い髪を肩の辺りまで伸ばし、項の辺りで纏めている。瞳の色も同じ。普段は、目だない様に瞳も髪も黒に変化させている。
変身時は、黒のレザー製の上下に、胸部や肩の部分だけの軽装の鎧を纏う。
『ニーナ』
アゼルの姉で、彼女と恋人のランディと共にマユ達の支援に来た来た魔法使い。年齢は19歳。
髪は腰まで届くストレートの黒髪、瞳の色は青。エルメリアでは『円卓』の一人コーネリアの近衛を務めていた。
白のロングスカートの上に、同じ白を基調にして所々に黒でアクセントが加えられたジャケットを纏っている。
『ランディ』
ニーナの恋人で、彼女やアゼルと共にマユ達の支援に来た魔法学者。年齢は24歳。
亜麻色の髪を肩の辺りまで伸ばしている。瞳の色は青でいつも眼鏡をかけている。
親の方針で軍の学校に進んでいたが、生来の争いを好まない性格からか、卒業後は学者への道を歩んでいる。
『秋月夫妻』
マユの両親、父、宗一郎は製薬業を中心とした巨大複合企業の部長を務める。
母、美幸は専業主婦。二人は社内恋愛をして結婚。マユいわく、万年新婚夫婦との事。
美由紀も、かつては宗一郎と同じ会社に勤務し、社長に気に入られ秘書室に所属していた。
『ヴァルアス』
魔族の王 100年前の戦いで敗れた先代の跡を継ぎ魔族を統率する。表の顔は製薬業を中心とした巨大複合企業の社長。
銀髪の髪をオールバックにしている。黒のスーツを好んで着る。
その真の姿は、黒い装甲を身に包む巨大な竜。
『レドリック』
魔王ヴァルアス腹心の最高位魔族、彼の側近を務め、表でも社長秘書室長を務める青年。
焦茶の髪を肩に触れるくらいに伸ばしていて、グレーのスーツをいつも着ている。
ラディウスとは子供の頃からの付き合いで悪友関係。
『セディア』
魔族の人間狩りの指揮官。 組織内での序列は低く攻略軍に参加できず、地上での人間狩りをする担当に回されていた。
度重なる失敗により失脚、王の制裁を受け、資料整理の身に堕ちる…
黒い髪をセミロングにしていて、露出の際どい黒の服を好んで着ている。
『ラディウス』
セディアの弟 魔族の造魔開発においての中核メンバーで、王の信任厚い人物。
長い黒髪を三つ編みのお下げにしている。常に白衣に身を包む。15歳くらいの背格好。
師リレイアの元で技術を学び、その知識を武器に組織内で高い地位を得ている。
『リレイア』
魔族技術部総括で、ラディウスの師。組織内でも最古参の部類に入る最高幹部。
白衣を常に纏っている。長い金髪は、手入れがあまりされておらず伸ばし放題といった状態。
いつでも寝れる様にと、アイマスクを額にひっかけている。
『ゲリオス』
魔族エルメリア攻略軍を統括する将軍、中央軍集団主将。
三つ首の手足の生えた黒い蛇の姿で、白を基調とした黒や金で彩られた法衣を着ている。
先王の代から王に仕える、組織の最古参の幹部で、他の幹部達の纏め役を務める。
『ルフィリア』
エルメリアの魔族勢力圏を統治する総督、及び中央軍集団副将。
長い金髪と宝石の様に青く澄んだ瞳が印象的な少女、白を基調とした法衣を着ている。
年の頃は15歳くらいだが、幼い顔立ちをしている。温厚な性格だが、怒らせると内に秘めた膨大な魔力で破壊の限りを尽くす。
リグヴェードとは恋仲で、彼の我儘に振り回されがちであるが、それについては彼女は不満などは覚えていない。
『リグヴェード』
魔族エルメリア攻略軍南方軍集団を率いる将軍。
癖の強い白髪を、肩の辺りまで伸ばしている、瞳の色は金。黒を基調とした軍服を着崩して着ている。
一見力押しに頼る様な印象を受けるが、機動戦術を駆使する戦上手。
『アーディッツ』
魔族エルメリア攻略軍北方軍集団を率いる将軍。
黒髪黒眼で銀縁眼鏡をかけていて、黒を基調とした軍服を纏う。
非常に冷酷で残忍な性格で、戦場で捕えた少女などを嬲り、その苦しむ様を楽しんでいる。
「おはようー…お母さん」
目を擦りながら階段を降りて来たパジャマ姿のマユは、食器をテーブルに並べていた母、美由紀に挨拶をする。
「おはよう〜、マユちゃん」
振り向いた美由紀は、間延びした声で彼女に返事を返した。
マユが眠そうに眼を擦っているのに気付くと、美由紀は困った様な表情を浮かべ。
「また夜更かししてたの〜?夜更かしはダメよ〜」
「はーい…気をつけます…」
美由紀の言葉に、マユは頷きながら洗面所の方へと歩いていく。
昨晩も深夜まで夜の巡回をしていた為、マユは寝不足なのだ。
アゼル達が巡回を多めに担当してくれているのだが、やはり敵と遭遇した際を考えると、マユも待機しておく必要があるのである。
マユが身支度を整えている間に朝食が出来あがり、別の部屋で新聞を読んでいた宗一郎も食卓についていた。
3人揃って食卓につくと、朝食が始まる。
「…マユ、今日午後から予定は空いてるかい?」
「ふぇ?どうしたの急に」
朝食の最中切りだされた宗一郎の言葉に、マユは首を傾げた。
「あのね〜、今日午後から社長さんのお屋敷にご招待を受けてるの〜」
「社長は久しぶりにマユにも会いたいと仰られてね…どうだろう?」
美由紀の言葉に付け加えて、宗一郎がマユに問いかける。
彼らの言う社長とは、宗一郎の務めている製薬業を中心とした巨大複合企業『ディゲル』の社長の事だ。
ディゲルを一代で築き上げた剛腕で知られる社長は、秋月夫妻の事を非常に気に入っているらしいのだ。
宗一郎は彼に重用され、まだ若いながら社の重要なプロジェクトに関わっていたりする。
美由紀も、結婚前までは社長秘書室に勤務し、社長に可愛がられていた。
そして社長は彼ら夫妻を、何度も自分の邸宅に招待して茶会や食事を共にしているのだ。
「あー…えっと…その…き、今日は沙紀ちゃん達と出かける約束してるの…」
二人の顔を見ながら、マユはボソボソと申し訳なさそうに言う。
マユは数日前から、友人達と出かける約束をしているのだ。
「あら〜、残念ね〜…社長さん是非って言ってらっしゃったのに〜」
「ご、ごめんなさい…しばらく前から約束してたから…」
残念そうにいう美由紀に、マユはしゅんと項垂れながら漏らす。
「でも仕方ないよ美由紀さん、もっと早く言っておくべきだったね…マユ、気にしなくていいよ。当日に言うお父さん達が悪いんだ」
俯くマユの頭を優しく撫でて、宗一郎が微笑む。
「沙紀ちゃん達と遊んでおいで、社長の所にはまた今度一緒に行こう…今度はもっと早く予定を聞くからね」
「ありがとう、お父さん」
優しく微笑む父に、マユも笑顔で頷く。
「お呼びでしょうか、リレイア博士」
魔族地下本部内の研究室に入って来たセディアは、置くのデスクに座るリレイアに一礼して尋ねた。
セディアの隣には、一緒に入室してきたラディウスの姿もある。
「ああ、来たか二人とも…」
デスクで何かの設計図を眺めていたリレイアが、二人の入室に気づいて顔を上げた。
「何の設計図ですか?先生」
彼女の側に近づいたラディウスは、傍らからその設計図を覗き込む。
そしてそれに書かれている内容を見て、驚いた様に眼を見開く。
「た、対要塞攻略用機獣…!?お、大型種の魔族以上の大きさじゃないですか!!」
「ああ、城塞都市や要塞を攻略を目的とした機体だ。単機でそれを可能にしようとしたら、これぐらいのサイズになってしまった」
驚愕した様子で言う弟子に、リレイアは彼に図面を手渡しながら答える。
その図面は、通常の機獣の10倍以上はあるサイズの機体の設計図だった。
その大きさは、魔族の中でも希少種である竜種などの大型種に匹敵する大きさだ。
「す、すげぇ…」
体を小刻みに震わせながら、ラディウスはその図面を凝視している。
「ほ、本気でこんなデカ物作るんですか…」
セディアもまた、その図面に記載されたスペックに、驚きの声を漏らす。
「すげぇぇぇっ!!流石は先生!俺に出来ない事を平然とやってのけるっ!そこにシビれる!あこがれるゥ!!
お、俺もこんな物作りてぇぇぇぇぇぇっ!!!」
バンッ!と机を叩いて、ラディウスは力の限り叫んだ。
彼のあまりのハイテンションぶりに、セディアは驚いて後ずさる。
「ちょ…何ハイになってんのよラディウス…」
「姉貴はトキめかないのか?巨大ロボットだぜ!?男のロマンだぜ!!?俺はこんな物が作れるのかと思うと胸が熱くなる…っ!」
ドン引き状態の姉に対し、更にヒートアップした様子でラディウスはまくしたてる。
「ははは…まぁ落ち付きたまえラディウス君」
リレイアは笑いながら、その図面を受け取って言う。
「既に開発には取りかかっている…要となる新型システムも試作型を製作したんだ。今回セディア君を呼んだのは、その事でね…」
そこで言葉を切ると、彼女は手元のリモコンを操作する。
近くのモニターに一体の機獣が映し出される。
人一人が丸々おさまりそうなサイズの銀色の卵型のボディに、一つ目の爬虫類の様な首が付いていた。
腕には大きな鋏が有るが脚部が存在せず、代わりに無数の触手がその機獣にはあった。
「新型システムの試作型を搭載した機獣オベルグだ…セディア君、この機獣を実戦で使用して、稼働データを収集して欲しい」
「わ、私がですか!?」
「ちょっ…先生!」
リレイアの言葉に、セディアとラディウスが同時に声を上げる。
「…君は私の為によく働いてくれた…その働きへのご褒美だよ。陛下の許可も取り付けてある。
手段は君の好きにしたまえ…存分に手柄を立てるといい」
「は、博士…あ、ありがとうございます!」
微笑むリレイアに、セディアは感極まった様に瞳を潤ませている。
リレイアがモニターを操作すると、画面には培養槽に浸かった異形の怪物の姿が映し出される。
手足の生えた、ナメクジの様な外見をした造魔だ。
「もう一体。手駒を用意したよ…私が作った造魔だ。久しぶりに作ったから、ラディウス君の作品よりは劣るかもしれないが…
直衛には十分だと思う。そいつも連れて行きたまえ」
「はい!必ずや手柄を立てて見せます!!」
セディアはグッと握り拳を作りながら力強く頷く。
「では行きたまえ…吉報を待っているよ」
立ちあがったリレイアは、彼女の肩に手を置いて微笑む。
セディアは一礼すると、準備をする為に研究室を出ていく。
「……何か言いたそうだね、ラディウス君」
それを見送ったリレイアは、傍らで不満げな表情で黙っているラディウスへと声をかける。
「ええ…姉貴なんかにあの試作機任せて大丈夫なんですか?絶対ヘマやらかしますよ!」
ラディウスは頷いた後、彼女に抗議の声を発した。
貴重な試作機を姉に任せるなど、ラディウスとしては到底容認できる様な内容ではなかった。
「ふむ…そんな心配は必要ないと思うのだがねぇ…」
「いーえ、絶対に何かやらかします。その際に先生に迷惑でもかかったりしたら…」
心配ないよ、という師にラディウスは、尚も抗議を続ける。
彼の主張は、自身の経験からくるものだ。
これまでもセディアは幾度か肝心な場面で、致命的なミスを犯して失敗を行った事が有る。
そのとばっちりを、ラディウスが受けた事も幾度かあるのだ。
「大丈夫だよ…心配しなくてもいい」
「……先生がそう仰るのなら…もう何も言いません」
あくまで方針を変えないリレイアに、ラディウスは観念したように漏らす。
(先生はああ言ってるが…まーたしくじるんだろうな)
心中でポツリとラディウスは呟く。
だが、逆に考えればこれは好都合だ…これでヘマをやらかせば、姉は更に制裁を受ける事になるかもしれない。
そうすれば、姉をリレイアの元から引き離す事も出来るだろう。
彼は師に可愛がられている姉に、激しい嫉妬を抱いていたのだ。
「さてさて、上手くやりたまえよ。セディア君」
弟子がそんな黒い感情を抱いている事に気付かずに、リレイアはのんびりとした様子で背もたれに身を委ね漏らす。
「マユちゃ〜ん、お客さんよ〜」
「はーい、沙紀ちゃん達かな」
玄関から聞こえる美由紀の声に、マユは立ちあがってリビングから玄関へと向かう。
「おはよー、沙紀ちゃん、志穂ちゃん、優香ちゃん」
マユは玄関口に立っていた3人に向けて声をかける。
「おはよう、マユちゃん。迎えにきたよ」
黒髪のショートヘアーの少女、中村沙紀(なかむら さき)が、マユに微笑みながら挨拶をする。
「マユ―、おっはよー!」
茶色がかった黒髪をボブカットにした少女、相崎志穂(あいざき しほ)は元気よく片手を上げて応えた。
「やぁ、マユちゃん」
黒髪をポニーテールにし、眼鏡をかけた大人しそうな少女、志藤優香(しどう ゆか)
彼女は志穂とは対照的に、静かに応えながら軽く片手を上げる。
3人はマユの中学のクラスメート達だ。
特に沙紀とは、幼稚園の時代からの親友である。
志穂は学校では陸上部に所属し、部のエースとして活躍している活発な少女だ。
優香は学年で常にトップの秀才で、よくマユも勉強を教えて貰っている。
「マユちゃん、お母さんもちょっとニーナちゃんと、お買い物に行ってくるわ〜」
「うん、行ってらっしゃい。お母さん」
傍らに立つ美由紀にマユは頷く。
「社長さんの為に、美味しいお菓子いっぱい作らないとね〜♪」
美由紀は楽しそうに鼻歌を歌いながら、隣のアゼル達の家へと歩いていく。
「社長さん…?マユちゃんのお母さん何処にお出かけするの?」
歩いていく美由紀を眺めながら、沙紀が首を傾げる。
他の二人も同じ疑問を抱いている様だ。
「えっとね…お父さんとお母さん、今日はお父さんの務めてる会社の社長さんのお屋敷に招待されてるの。
なんかお土産にお菓子作るみたいで、材料を買いに行くんだって」
アゼル達の家の玄関で会話をしている美由紀を眺めながら、マユは三人に答えた。
「ええっ!?マ、マユちゃんお父さんって、ディゲル社の人だよね!」
「だ、だよな!あの大きな会社の社長さんに招待されるなんて、マユのお父さん達凄いじゃん!」
沙紀と驚きの声を上げ、志穂が興奮した様子で頷く。
「ディゲル社の社長といえば、この国屈指の実業家の一人、政財界のカリスマとも言われる人物…
その人に招待されるなんて、凄い事だと思う」
眼鏡の位置を指で直しながら、優香が自身の知識を披露する。
「マ、マユちゃんは行かなくていいの!?」
「え、えーっと…皆との約束があったし、断っちゃったの…」
沙紀の言葉に、マユは苦笑ながら答えた。
「ウソぉっ!?マユ何でそんな勿体無い事するんだ!?」
素っとん狂な声を上げて、志穂はマユの肩を掴みガクガクと揺さぶる。
「あ、あのね…実は社長さんとは何度か会った事があるんだけど…私あの社長さんちょっと苦手なの…
雰囲気が怖いっていうか…4歳の時に初めて会った時も、怖くて泣き出しちゃったんだって…私」
揺さぶる志穂の手を引き剥がすと、マユは声を潜めながら彼女に言う。
「なるほど…そういう理由が…しかし勿体無い」
マユの言葉に、優香が頷く。
「だよなー、アタシだったら絶対行くぞー」
「あ、あははは…ま、そこは人それぞれって事で…と、とりあえず私達も行こうよ」
優香の言葉に賛同する志穂。
この話はお終い、とでもいう様に、マユが3人を見回して言う。
「そ、そうだね。じゃあまずは服を見に行こうよ」
「オッケー、その後はどっかファミレスでご飯食べようぜ」
「分かった」
3人はマユの言葉に頷き、出かけようとする。
丁度その時、美由紀もニーナと車で出かけようとした所だった。
「行ってらっしゃい。姉さん、美由紀さん」
二人を見送る為に隣の家から出てきていたアゼルが、美由紀の運転する車に乗るニーナに声をかける。
「行ってくるわアゼル。お土産は可愛いお洋服にしとくね♪ピンクのフリフリのやつ」
「それはヤダ」
手を振りながら言う姉に、アゼルはピシャリと即答して言い放つ。
「あぅー…分かったわよ。アンタの好きなクッキー買ってくるわ」
あからさまに拒否の姿勢を取る妹に苦笑しながら、ニーナは窓を閉める。
走り出した車を見送っていたアゼルは、マユ達の方に振り向く。
「おはよう、マユ」
「おはよー、アゼル。紹介するね、私の友達の沙紀ちゃんと志穂ちゃんと優香ちゃんだよ」
「そうなんだ…初めまして、アゼルです。少し前に隣に引っ越してきました」
挨拶をしてきたアゼルに返事をしながら、マユは側に立つ3人を紹介する。
アゼルはニコリと微笑んで、三人に挨拶をした。
「志藤由香です。宜しく」
それに応え、優香がアゼルにペコリとお辞儀する。
だが残る二人…沙紀と志穂は、ボーっとした様子でアゼルの方を見つめていた。
「…?」
その様子を怪訝に思ったのか、アゼルが小首を傾げる。
「あ…な、中村沙紀です!」
「え、えと…あ、相崎志穂です。よ、よろしく!」
アゼルの視線に気づいたのか、慌てた様子で二人は返事をした。
「うん、よろしく」
二人に微笑みながら、アゼルは手を差し出す。
沙紀と志穂は、頬を赤らめながらその手を握り返した。
「マユ達はお出かけ?車に気を付けてね」
「うん、ありがとうアゼル。じゃあ行ってきまーす」
「行ってらっしゃい」
マユに微笑むと、アゼルは家の中に入っていく。
「マ、マユちゃん…あ、あの人す、すごくカッコいいね…」
「だ、だよな!マユ!あの人何歳なんだ!?」
アゼルの姿が見えなくなると、沙紀と志穂が頬を真っ赤に染めながらマユに言う。
どうやら二人はアゼルの事を、大変気に入った様なのだ。
アゼルの事を詳しく教えて欲しい、とマユに詰め寄る二人。
「あー…えっと…沙紀ちゃん志穂ちゃん…二人のその幻想をブチ殺す、って感じで悪いけど…アゼルは私達と同性だよ…」
二人に申し訳なさそうに漏らすマユ。
「え…う、嘘…」
「マ、マジか…?マユ…」
「…だろうと思った」
呆然とした様子の沙紀と志穂、そして予想はついていたとでもいう様子の優香。
「アゼルは、私達と同じ女の子だよ」
マユの言葉を死刑宣告の様に、沙紀と志穂はフラフラと地面に座り込んでしまった。
魔族の本拠地の真上にあるディゲル社本社から離れた、都市郊外にある広大な敷地を誇る大邸宅。
そこはヴァルアスの所有する邸宅だった。
ここにも地下施設が存在し、空間を捻じ曲げるゲートによって本部と直結されていた。
邸宅に広がる庭園を一望できるバルコニーに、テーブルと椅子が設置されている。
「陛下、ゲリオス将軍とルフィリア総督、リグヴェード将軍がお見えになりました」
「そうか、通してくれ」
バルコニーに置かれた椅子に座っていたヴァルアスは、メイドの報告に頷く。
メイドは一礼すると、部屋の入口の方へと向かい、その後3人を伴って戻って来た。
「陛下、エルメリア戦線の定例報告に参りました」
3人を代表して、ゲリオスが頭を垂れながら主へと告げ、持参して来た資料を差し出す。
「うむ……アーディッツはどうしたのだ?」
「北方軍集団は現在敵軍の攻勢を受けており、離れる事が出来ないとの事でした」
資料に目を通しながら尋ねてくるヴァルアスに、ゲリオスは再び頭を垂れて答える。
「そうか、なかなか手こずっている様だな…だがそれももうすぐ終わるだろう」
ゲリオスの報告を聞いてヴァルアスは一瞬顔を顰めるが、すぐに笑みを浮かべて言う。
「間もなく、増援部隊の編成が整い各軍への増派を開始する。並行して、新型の機獣部隊も編成中だ」
「おお…」
彼の言葉に、ゲリオスは感嘆の声を漏らし、リグヴェードは小さく口笛を吹く。
「いよいよ攻勢が再開出来ますか。腕が鳴りますぜ」
「ああ、期待しているぞ。お前達の活躍に」
ニヤリと不敵な笑みを浮かべるリグヴェードに、ヴァルアスは頼もしそうに頷いた。
「しかし、お前達良いタイミングで帰って来たな。今日は午後から秋月君夫婦が茶会の為に来る予定になってるんだ」
「へぇ、あの二人が」
「美由紀ちゃんがですかぁ?久しぶりに会いたいですぅ♪」
ヴァルアスの言葉に、リグヴェードとルフィリアが声を上げる。
「ほぅ…音無と秋月ですか、かれこれ10数年会っていませんな」
ゲリオスも何かを懐かしむ様に、目を細めて言う。
「ゲリオス様、美由紀ちゃんは結婚して今は秋月ですぅ」
「あぁ…そうであったか」
傍らに立つルフィリアからの指摘に、彼は少し不機嫌そうな表情を浮かべる。
彼ら将軍達も、エルメリア帰還計画が始まるまでは、ディゲル社の社員として人間に混じって活動をしていたのだ。
ゲリオスは社の専務、ルフィリアは社長秘書、リグヴェードは社の警備部の幹部として…
社長であるヴァルアスに近しい地位に居た為、彼に気に入られ重用されていた秋月夫妻とは、面識があるのだ。
特にルフィリアは同じ社長秘書室に所属していた為、美由紀とはとても仲の良い関係だった。
「あれはただの人間にしておくのには、あまりにも惜しい魔力の持ち主でしたな…」
ゲリオスはそう漏らして、溜息を一つつく。
「あの子が入社した時は大騒ぎだったよな。あんな美味そうな魔力の人間が入社するなんて、会社始まって以来だからなぁ…
社員は襲うなってルールだったが、あんな極上の餌目の前にぶら下げられて、お預けは拷問だって皆言ってたぜ」
ククク、と小さく笑いを漏らして、リグヴェードも言う。
「いや、本当に惜しかった…あれで魔力がピーク時より落ちていると仮定すると…
何故あの娘がもっと幼い頃に見つけれなかったものかと、悔やまれます」
「幼い頃の美由紀君を見つけていたら、お前は何をするつもりだったんだ?」
あまりにも残念そうに漏らすゲリオスに、ヴァルアスは苦笑しながら尋ねる。
「そうですな…何とかしてあの娘の魔力を発現させて、魔法少女として覚醒させるといったところですかな。
100年前の戦争の際に、契約器など様々な連中の道具をリレイアが蒐集していましたから、それを使えば可能でしょう…
然る後、彼女を様々な形で経験を積ませ、陛下の御眼鏡に叶う様な魔法少女に仕立てようと…」
「花嫁プロデュースかよ。じーさん、そこまで必死にならなくてもよぉ…」
ゲリオスの言葉に、思わず苦笑しながらリグヴェードが言う。
「全く…お前という奴は…心配せずとも、いずれ妃は自分で見つけるさ」
ヴァルアスも彼同様に苦笑を浮かべた後、一つ溜息を漏らす。
「しかし…ルフィリアといい、美由紀といい…私が陛下の花嫁に是非と考えた者は、すぐ他の者が手を出しおる…」
「………」
心底残念そうにいうゲリオスの言葉に、リグヴェードは視線を反らして口笛を吹き始める。
ルフィリアは魔族でも身分の低い出自なのだが、彼女の潜在する力に気付いたゲリオスが、自らの側に置いて育てていたのだ。
彼女の秘めたる才を伸ばし、王の妃の候補にとゲリオスは考えていたのだ。
もっとも、彼の目論見は成就する事は無かった…王への目通りが叶う前に、ルフィリアにリグヴェードが手を出した為に…
「ははは…まぁそう言うな。美由紀君については入社より前から、宗一郎君と付き合っていたそうだ。
彼女はお前が目を付けるより先に、宗一郎君が目を付けてるよ」
「左様ですか…まぁ、久しぶりに会えるならば、会ってみたいところです」
ゲリオスは帰還計画に従事する為にエルメリアや地下本部で活動し、10数年間表に出ていなかった為、彼女達とは会っていないのだ。
「そういやじーさん知らねぇんだっけか、あの夫婦に一人娘が居るって」
「何…?あやつらに娘だと?」
ふと漏らされたリグヴェードの言葉に、ゲリオスは興味が惹かれたらしい。
彼の方へとずい、と近寄って詳しく教えろと言った。
「マユ君と言ってね…私も最後にあったのは5年前かな、10歳に満たない年齢とはとても思えない魔力を、内に秘めていたね。
母親譲りと高い魔力の持ち主だったよ。久しぶりに会いたくて、今日連れてこれないかと頼んでいるんだが…」
メイドの淹れた紅茶を飲みながら、ヴァルアスがリグヴェードの代わりに答えた。
「すると…今は13、4歳あたりですか。ふむ…」
「……彼ら一家に手を出すのは、私が許可しない」
何かを思案する様な素振りを始めたゲリオスに、ヴァルアスは少し強い口調で告げる。
「……陛下がそう仰るならば…その件は諦めるとしましょう」
少し不満そうな表情をしていが、ゲリオスは渋々頭を垂れた。
「私、美由紀ちゃん達が来るまでにお菓子を作りますぅ。リグ、お買い物に行くから付いて来てですぅ」
「了解っと、ついでに何か昼飯食おうぜ」
ルフィリアはヴァルアスにそう言うと、リグヴェードと共に部屋を出ていく。
久方ぶりに友人に会えるのが嬉しいのか、ルフィリアは鼻歌を歌いながらスキップをしている。
それを見送っていたヴァルアスは、控えているゲリオスの方へと向き直る。
「変な事を考えずに、素直に彼女達との茶会を楽しもうじゃないか。久方ぶりの再開なのだからな」
「はっ、そうします…」
深々と頭を垂れると、ゲリオスは魔術を使い、スーツを着た白髪の老人の姿へと変化した。
そしてヴァルアスの対面に座ると、二人は今後の戦略に付いて協議を始める。
「フフフフフフフ……は、博士から借り受けたこの機体で、絶対に手柄を立てて見せるんだから!
そして!ラディウス達を見返してやるわ!!」
グッと握り拳を作り、力強く叫ぶセディア。
彼女は今、本部のある都市から離れた、隣町のデパートの屋上に立っていた。
『しかし…いいんですかい?姐御、白昼堂々騒ぎを起こして…日中の作戦行動はご法度なのでは?』
彼女の背後に控えていたナメクジ型の造魔が、彼女に尋ねる。
彼ら魔族には、狩りを行うのは夜というルールがある。
目標以外の人間に被害を出さない為と、目立たない様にする為だ。
世間に彼らの存在が、知られるのは好ましくない。
いつ何処から、エルメリア側に尻尾を掴まれるかも分からないからだ。
「確かにルール違反だけど、それを帳消しに出来る程の戦果を上げれば、問題は無いわ」
『なるほどぉ…ここなら確かに入れ食い状態でしょうしね』
造魔の方を振り向きながら、セディアは不敵な笑みを浮かべながら答える。
この街は、あの憎き魔法少女の小娘が現れる地域だ。
ここで騒ぎを起こせば、必ず彼女が現れるとセディアは考えていた。
人の集まる場所を狙い、大量の母体を確保する。
更にこの造魔と、リレイアより任された試作機を使って、あの少女も捕える。
それだけの戦果を上げれば、白昼堂々騒ぎを起こすというルール違反も、帳消しになり更にお釣りも来るだろう。
セディアはそう考えて、この場所を選び行動を起こそうとしてた。
「んじゃ…いくわよーー!!」
彼女は高らかに叫び、周囲に予め設置していた装置を起動させ、デパートを包み込むように結界を展開する。
下に見える人間達が、突然の出来事に混乱しているが、彼女は気にしない。
「さぁ、おっぱじめるわ!」
『了解っと。楽しませて貰いますかね。あーカワイ子ちゃん居ると良いな〜』
セディアの言葉に、造魔は頷く。
ニヤリと笑みを浮かべて彼女は、間近で待機状態だった機獣オベルグの操作を行う。
「アンタとコイツの力で、あの小娘を絶対に捕えてやるんだから!」
起動したオベルグを頼もしげに見つめて、セディアは宣言する。
彼女が歩き出すと、オベルグと造魔がそれに従い歩きだす。
セディア達は、デパートの内部へと入っていく。
「えっと〜、これも欲しいし〜…あっ、こっちのも買っていかないと〜」
足元まである白いワンピースを着て、その上にカーディガンを羽織った美由紀。
彼女はキョロキョロ周囲を見回しながら、次々と商品をカゴに入れていく。
「いっぱい買いますね、美由紀さん…」
隣を歩くニーナは、無地の白いTシャツに、青いジーンズという簡素な恰好だ。
「うん〜、今日は久しぶりに、ルフィちゃんやリグ君や専務さんも来られるそうだから、いっぱいお菓子作らないと〜♪」
ニコニコと上機嫌そうに微笑みながら、美由紀はまた材料をカゴに入れた。
「へぇー、昔のお知り合いですか」
「うん〜、ルフィちゃんとリグ君は、私が会社にお勤めしてた頃からのお友達なの〜。専務さんは色々と私に良くして下さってね〜。
皆海外に転勤になって最近会えなかったんだけど、久しぶりに会える事になったの〜」
デパートに付いた頃に宗一郎から連絡があり、彼らが今戻って来ていて、今日の茶会に出席するという事を聞いたのだ。
懐かしい面々に会えると聞いて、美由紀は嬉しくてたまらないのである。
「沢山お菓子を作っていかないと、全部リグ君が食べちゃうわ〜。張り切って作らないとダメね〜」
「凄いですね美由紀さん。料理もあんなに上手なのに、お菓子も得意なんだ…羨ましいなぁ…」
「ふぇ〜?ニーナちゃんは料理はどうなの〜?」
小さく溜息を漏らすニーナに、美由紀は小首を傾げながら尋ねる。
「あ、いや…あのその…お、お世辞にも上手いとはいえません…」
「そうなの〜?じゃあお家ではアゼルちゃんがご飯作ってるの〜?」
「い、いえ…そ、その…アゼルも料理が苦手で…つ、作ってるのは…ランディです…」
恥ずかしそうに俯きながら、ボソボソとニーナは語った。
武術などにひたすら打ち込んでいたニーナとアゼル姉妹は、料理がお世辞にも上手いとは言えなかった。
その為ニーナ達の家では、料理が趣味のランディがそれを担当していた。
「う〜ん、今はそれでいいかもしれないけど〜…いずれお嫁さんに行く時に苦労しちゃうわよ〜。
今度アゼルちゃんと一緒にウチにいらっしゃ〜い。私が料理を教えて上げるわ〜」
「は、はい…お、お願いします…」
困った様に笑いながら言う美由紀に、ニーナは今にも消え入りそうな声で返事をする。
その後、談笑をしながらレジに向かって歩いていた二人。
「っ!!?」
その途中で、ニーナが身を強張らせて足を止めた。
慌てて彼女は周囲を見回す。
「ニーナちゃん〜?どうしたの〜?」
唐突に足を止めたニーナに、美由紀が首を傾げながら尋ねる。
(こ、この魔力…ここに結界が張られた…!?)
美由紀の言葉に返事をせずに、ニーナは周囲の魔力を探り始めた。
(この気配…魔族だ!上の階に居る!)
彼女が上方の階に居る魔族の気配に気づいた時、上の階へと続くエスカレーターの方から、何か騒ぎが起きたらしく人の声が聞こえた。
エスカレーターの上を、小さな筒が何本も転がり落ちてきた。
上の階に上がろうとしていた人々は、それに驚き足を止める。
次の瞬間、筒の中から白いガスが噴射された。
「な、何だこれ!?」
「きゃあああぁぁっ!!」
集まっていた人々は、次々と声を上げて逃げ出そうとする。
だがガスを吸った直後、人々は次々と床に崩れ落ちていく。
「な、なに〜?何なの〜?」
少し慌てた様子で、美由紀が後退りをする。
「と、とにかくここを離れないと!」
ここは危険だと判断したニーナは、彼女の手を引っ張ってその場から離れようと走り出す。
「え、え?二、ニーナちゃん〜?」
「走って美由紀さん!ここは危ないわ!」
戸惑いの声を漏らす美由紀の手を引っ張りながら、ニーナは走り続ける。
走りながら彼女は、エスカレーターの方を振り向く。
多くの人間が倒れているその場所に、一人の黒髪黒尽くめの衣装の女性…
そして、手足の生えたナメクジの様な生物と、無数の触手を生やした銀色のボディのロボットの様な物が居る。
(やっぱり…魔族だ!とりあえず美由紀さんを安全な場所に連れていかないと…!)
美由紀の側で、変身など出来る筈がない。
まずは彼女を安全な場所に隠れさせてから、変身してあの魔族達を止めないと…
走り続けているニーナ達に、女魔族達が気付く。
女魔族が指示を放つように片手を振ると、二体は一斉に動き出し、ニーナ達に向けて突進してくる。
足の遅い美由紀を連れているニーナは、瞬く間に距離を詰められてしまう。
ナメクジ型の魔族が、ニーナに手を引かれている美由紀に向けて腕を振う。
「危ない!美由紀さん!!」
咄嗟に美由紀を庇うニーナ。
彼女の背中を、造魔の腕が殴りつける。
「うああああぁぁっ!!」
凄まじい一撃にニーナは苦悶の悲鳴を上げ、たまらず吹っ飛ばされてしまう。
そして近くの壁に叩きつけられる。
「ぐ…うぁ…」
変身をしていなくても、魔力によって常人より身体能力は強化されているが、造魔の一撃は到底耐えられるものではない。
床に崩れ落ちたニーナは、小さく呻き声を漏らし気絶してしまう。
「二、ニーナちゃん!し、しっかりして〜!」
慌てて駆けより、彼女の体を揺する美由紀。
必死にニーナに向けて呼びかけている彼女の首筋に、もう一体の触手が打ち据えられる。
「あぅっ!!」
短く悲鳴を上げる美由紀…ニーナの側に彼女も力なく倒れ込む。
動かなくなった二人に向けて、二体がゆっくりと近づいていた。
買い物と昼食を終えたマユ達は、次は何処へ行こうかと話しながら、通りを歩いていた。
「ん…なんだろう、あの人だかり」
前を歩いていた優香が、近くの電気店に集まる人達を指さす。
近づいてみると、皆電気店のウィンドウに置かれたテレビのニュースを見ている様だ。
「な、何だろうね…」
「何か事件でもあったのか?」
沙紀と志穂が、顔を見合わせて首を傾げる。
彼女達と同じ様に、マユもニュースが映されているテレビを覗き込んだ。
「っ!?」
マユはモニターに映し出された、赤い光に包まれたデパートを見て息を飲む。
明らかに異様な光景だ…ニュース番組のリポーターが、緊張した面持ちで現場の状況を伝えている。
(この光…まさか魔法!?)
赤い光の発生している地面に、魔法陣が描かれている事に気付き、マユは心中で声を漏らす。
「えっと…今ニュースサイトで調べて見た。あのデパート、この街のデパートだね…
突然赤い光がデパート全体を包んで、出入りが出来なくなったみたい…中に沢山の人が閉じ込められてるって」
携帯でニュースを調べていた優香が、緊張した面持ちで語る。
「……あぁっ!!」
テレビに映し出されていた現場を見ていたマユが、突然大きな声を上げた。
「ど、どうしたマユ!?」
「あ、あのデパート…お母さんがよく行くデパートだ…今日もあそこに行ってる筈…」
志穂の問いに、マユは声を震わせながら答える。
赤い光に包まれたあのデパートは、美由紀が食材をよく買いに行くデパートだ。
その時、マユの携帯電話が鳴り出す。
相手は父宗一郎だ…マユは慌てて電話にでる。
『もしもしマユ。お父さんだ』
「お父さん!今私もニュース見たんだけど…お母さん帰ってる!?」
『いや…まだ帰ってきていない…もしかすると、あの中に居るかもしれない…電話も通じないんだ』
緊迫した様子で、宗一郎は言葉を続ける。
『お父さんは、今からあの現場に行ってみる。すまないけどマユは家に戻っておいてくれないか?
もしかしたらお母さん達はデパートを出ている可能性もあるからね。留守を頼みたいんだ』
「う、うん!分かった!」
父との通話を終えると、マユは3人の方を向く。
「あ、あのね…お母さん達まだ帰ってきてないみたいなの…
もしかするとあのデパートに閉じ込められてるかもしれないって、お父さんが…」
マユの言葉に、3人は一様に驚きの表情を浮かべる。
「ええっ!?み、美由紀さんが…」
「い、急いで戻らないと!マユ!」
「志穂の言う通りだよマユちゃん、私達の事はいいから、早く家に戻った方がいい」
「う、うん…分かった。現場にはお父さんが行くから、私はお母さん達が入れ違いで帰ってくるかもしれないから、
家で待ってて、お父さんに頼まれてるの…みんなゴメン!この埋め合わせは必ずするから!」
3人に頭を下げると、マユは急ぎ家に戻ろうと走り出した。
(どうか無事でいて…お母さん!ニーナさん!)
走り続けながら、マユは祈る様に心中で漏らす。
「…まったく、とんでもない事をしてくれたものだな」
屋敷の一室で大画面のテレビに映されたニュースを眺めながら、ヴァルアスは不機嫌そうに漏らす。
彼の周囲にはゲリオスにレドリック、そしてリレイアとラディウスの姿がある。
「も、申し訳ありません…彼女に好きにやっていいと言ってしまった私のせいで…」
「せ、先生が謝る事じゃないですよ!こんな白昼堂々に騒ぎを起こす姉貴が悪いんです!!」
深々と主に頭を下げるリレイアに、ラディウスが慌てた様子で言う。
「…如何します?陛下」
テレビのリモコンを片手に持っているレドリックが、困った様に笑いながらヴァルアスの方を向く。
「ここまで騒ぎを起こしてしまったのだ…最後までやらせよう…成功して十分な成果を上げれば…
不問とまではいかないが、咎めはしない」
「失敗した場合は…如何しますかな」
溜息を漏らしながらいうヴァルアスに、老紳士の姿をしたゲリオスが尋ねる。
「殺っちゃいますか?」
ニコニコと笑いながら、レドリックが物騒な言葉を放つ。
「レドリック君…」
「冗談ですよ、リレイアさん…ラディウスもそんな顔しないで」
険しい表情を浮かべるリレイアに、彼はヒラヒラと手を振りながら笑う。
「おめーのそういう冗談は、マジ笑えねぇ…本気でやりそうだから」
片手で額の辺りを押さえながら、ラディウスは彼に言った。
「…作戦が成功した場合の為に、母体の回収や事後処理の準備を」
「御意、ただちに準備いたします」
ヴァルアスの言葉に、レドリックは一礼すると、電話で何か指示を始める。
「失礼します陛下…秋月部長からお電話です」
「ん…?彼からだと…急にどうしたのだろうな」
近づいて来たメイドの言葉に首を傾げ、ヴァルアスはメイドから受話器を受け取った。
「ああ、私だ。どうしたんだね秋月君……何…?」
通話を始めたヴァルアスが、徐々に表情を険しくしていく。
周囲に控えた者達は、主の様子を怪訝な表情で見ている。
「…今秋月君から連絡があった…セディアが騒ぎを起こしているデパート…あそこに美由紀君が居る可能性があるそうだ。
買い物に出たまま戻らないそうだ…」
「な、なんと!」
受話器を置いたヴァルアスの言葉に、ゲリオスが狼狽した様子で声を上げた。
「ま、マズイんじゃないんですか?すぐに中止させますか?」
レドリックの問いに、ヴァルアスはしばし目を閉じて考え込み始める。
「……今更止める事も難しいだろう、最後までやらせる。美由紀君があそこに居ると確定している訳でも無いからな…」
「そうですか…彼女が無事である事を、祈るしかありませんね」
主の言葉に頷いて、レドリックはまた作業の為の指示を始めた。
(…美由紀君には悪いけど、もし巻き込まれてたら…ルフィリアさんが何するかなぁ…ちょっと楽しみだね)
心中でクスリと笑いを漏らし、レドリックはテレビに映ったデパートへと目をやる。
「う、うぅぅ…」
小さく呻き声を漏らし、ニーナはゆっくりと目を開ける。
先程の一撃で、また体は殆ど動かせない。
「み、美由紀さんは…」
周囲の状況を確認しようと、彼女は顔を上げようとした時…
『ゲヘヘヘ、お目覚めかい?』
「あうっ!?」
ニーナのすぐ側に立っていたナメクジ型の造魔が、身を起こそうとしていたニーナの長い黒髪を掴む。
そのまま力任せに引っ張り、彼女を無理矢理立ち上がらせる。
彼女のすぐ側に倒れていた美由紀は、未だ目を覚まさない。
「くっ…は、放しなさい…!」
『おー、気の強い事だ。俺好みのイイ女だぜ。魔力もたっぷり持ってそうだしなぁ…グヘヘヘッ』
苦痛に顔を歪めながらも、自分を睨みつけてくるニーナに対し、造魔は下卑た笑いを漏らす。
立ちあがらせた彼女の髪の毛を放すと、彼女を片腕で抱き寄せる。
「きゃっ…こ、このっ…」
粘液に濡れた造魔の体の不快感に、ニーナは顔を顰め逃れようともがく。
彼女のシャツが造魔の粘液に濡れて、下着が透けて見えるようになる。
『おー、この濡れ濡れ感がエロさを醸し出すね。イイ胸してんじゃねぇか』
「さ、触るなっ…き、気色悪いのよ!!」
自分の胸を弄ろうとする、造魔の手を必死に押し返そうとするが、造魔の手はビクともしない。
(く、くっそぉ…いい加減にしなさいよっ!)
心中で悔しそうに漏らすニーナ。
彼女は意識を集中し、変身しようと試みるが…
ブシュウウウゥゥゥゥッ!
「んあぁっ!?けほっごほっ…」
造魔が彼女の顔に向けて、ピンク色のガスを吐き付ける。
「な、何を…」
『なぁに、気持ち良くなるガスだYO☆ これから楽しい事するんだから、まずはコレを吸って貰わないとな♪
すーぐ効き目が出て、何も考えられないくらいの快感が味わえれるぜぇ」
そう言うと、造魔はグパッと口を開き、舌の様な器官を伸ばしニーナの頬を舐める。
頬に生じる不快感に、顔を顰めるニーナ。
しばらくすると、造魔の言葉通り彼女の体に異変が生じる。
「ぁ…あぁ…」
小さく呻くニーナの頬は紅潮し、体は熱を帯びていく。
ニヤリと笑った造魔は、彼女の豊かな胸へと手を伸ばす。
「ひゃんっ!こ、この…ふあぁぁっ!」
胸を捏ね繰り回され、ニーナは身を仰け反らして声を上げる。
先程嗅がされたガスの催淫効果により、快感が増幅されていた。
『ゲヘヘヘッ、良い声だねぇ。もっと鳴きなよ♪』
快感に喘ぐニーナの胸を、造魔は更に激しく責め立て始める。
ビリィッ、という音と共に、ニーナのTシャツが力任せに引き裂かれる。
更に胸を覆っていた下着も止め具を外され、胸が露わになった。
「は、放せっ…」
『イイねイイねぇ、その表情。超俺好みだぜ』
頬を紅潮させながらも、必死に抵抗しようとしているニーナに、造魔は嬉しそうに笑う。
必死に歯を食いしばり、拘束から逃れようとする彼女。
だが造魔の手が胸に触れると、たちまちその体からは力が抜けてしまう。
「ひぁぁっ!や、やめ…くぅっ!」
大きく形の良い胸を弄られ、彼女はイヤイヤと首を左右に振る。
造魔は鷲掴みにしたニーナの胸を、丹念に弄っていく。
手から分泌された粘液が胸に塗りつけられ、それに含まれた媚薬成分が、ニーナの感度を更に高める。
「ふああああぁぁぁぁっ!!!」
体を弓なりに反らすニーナ。
流れ出た汗が、珠となって宙を飛ぶ。
『おおっと、かたっぽだけ弄ってちゃ、もう片方のお胸が可哀想だよな』
ゲラゲラと笑い、造魔は長い舌の様な器官を、もう片方の胸へと伸ばす。
伸ばされたそれが、もう片方の胸へと巻きついて、キュッと胸を締め上げる。
「ひううぅぅぅっ!!」
新たな快感に、ニーナが声を上げ身を強張らせた。
舌は緩やかな動作で動き、彼女の胸を揉みしだく。
胸が揺れる度に、ニーナの体に電流の様に快感が走り、彼女は喘ぎ身を捩る。
造魔は抱きついた状態で時折体を動かし、彼女の体や艶やかな黒髪を粘液まみれにしていく。
「や、やめてっ…は、放してっ…ああぁぁぁっ!」
『いーやだね。俺、お嬢ちゃん超気に入った♪もっともっとイイ事してやるよぉ』
造魔は、しこり起ったニーナの乳首を抓む。
もう片方の胸は、舌の先端が口の様に開く。
「あふああぁぁっ!!」
乳首を抓る動作と、吸い立てる動作が同時に行われ、ニーナが快感に身を仰け反らす。
抓んだ乳首は小刻みに動かされ、もう片方の乳首は執拗に吸い立てられる。
当初は必死に抵抗しようとしていたニーナも、度重なる責めにより脱力し、造魔のされるがままだ。
「あぁっ…ひぅっ…く…ふぁぁ…」
力なく造魔に寄りかかり、彼女は繰り返される愛撫に喘ぐ。
彼女を襲う快感は、留まるところを知らず、更に高まっていくばかりだ。
乳首を吸い立てていた舌が、一際強く彼女の乳首に吸いつく。
同時に、もう片方の乳首を強く引っ張り胸全体に揺さぶりをかける。
「あひぃぃん!!」
激しく責められ、ニーナは髪を振り乱して叫ぶ。
「ああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」
高まり続けた快感…ニーナが絶頂を迎える。
大きく身を仰け反らして、彼女は嬌声を発した。
「あ、あぁぁ…うぁ…」
絶頂を迎えたニーナは、ぐったりとした様子で項垂れる。
『ゲヘッ!イッちまったな…さて、こっちの方はどうなってるかね』
絶頂の余韻に体を震わせているニーナへと、造魔は背中から一本の触手を伸ばす。
伸ばされた触手は、彼女の履いているジーンズの一部を引き裂く。
『グッショグショだな。エロい汁がたっぷり出てるぜぇ』
彼女の股間を覆う下着は、大量の愛液に濡れている。
ビショビショに塗れたそれを見て、造魔は嘲りの声を発する。
『それじゃ、このウマそうな愛のお汁を頂くとしますかねっと』
造魔の触手が、愛液に濡れたニーナの下着を引き裂く。
「んんっ!」
股間が外気に晒され、ニーナが小さく身動ぎをする。
触手の先端が大きく口を開き、ニーナの股間へと近づく。
『いっただっきまーす♪』
宣言と共に、造魔の触手がニーナの膣口に吸いついた。
「あふぁぁっ!」
吸い付かれた瞬間、ニーナが身を仰け反らす。
吸いついた触手は、掃除機の様に彼女の膣内へ向けて吸引を開始する。
凄まじい吸引力で愛液が吸われ、造魔はそれを飲んでいく。
『ウッヒョー♪お嬢ちゃんのお汁オイチー☆』
彼女の愛液を飲んだ造魔が、小馬鹿にした様な声を発し、ゲラゲラと笑う。
「ああぁぁぁっ!ひぅぅぅぅ!!」
ニーナは髪を振り乱して、股間を襲う快感に喘ぐ。
『まだ飲み足りないぜ〜。もっと出してクレクレ』
そう言って、造魔は再び彼女の体を弄び始める。
手と舌で胸を捏ね繰り回しながら、更に触手を背中から伸ばす。
伸ばされた触手の先端には一様に口があり、それがニーナの臍や脇腹に吸いつく。
更にジーンズの太股の辺りに、触手が液体を吐き付ける。
液体の付着した部分がドロドロと溶けて、彼女の太股が露わになった。
待っていましたとばかりに、触手が太股に吸いつき、臍や腋同様にキスマークを付けていく。
「あうううぅぅっ!!いやぁ…もういやぁぁ…やめてぇぇ…」
ニーナが大粒の涙を瞳から零し、哀願の言葉を漏らす。
『やだねーっと、こんな美味しいお汁飲まずにいられるかってんだ。さっさとイッちまいな』
彼女の哀願を一蹴して、造魔は彼女の体を更に責め立てる。
「いやぁぁ…いやあああああぁぁぁぁぁっ!!」
ニーナが再び絶頂を迎えた。
流れ出ていく愛液は、吸引を繰り返す触手によって、全て飲み込まれていく。
『あーウマかったぜ。アンタのお汁最高だわ♪』
吸い付いていた触手を放すと、造魔は虚ろな瞳のニーナへと声をかける。
『ホントはアンタを俺だけの物にしたいけど…悲しいかなアンタは造魔の母体にされちゃうだろうから、それは無理なんだよなぁ…
嗚呼!なんて残酷な運命なの!!神サマのイジワル!』
祈る様な仕草をして、造魔は天を見上げて叫ぶ。
『ま、騒いだって仕方ないから…今この時を存分に楽しもうぜ。ブッちゃけると、俺もう我慢できないYO☆』
そう言った造魔の股間からは、極太の触手が伸びている。
造魔は自分に身をもたれ掛からせているニーナの肩を掴むと、自分の方を向かせる。
『さぁ、お待ちかねのドッキングタイムだ♪』
ニーナを抱き寄せると、造魔は彼女の股間へと狙いを定め、触手を一気に突き出した。
「あ…ひぐううぅぅぅぅぅっ!!!」
肉を掻きわけて、触手がズブズブと挿入されていく。
ニーナが身を仰け反らして、苦悶の絶叫を上げた。
触手の表面には、無数の突起が存在し、それが膣壁を傷つけていく。
「あがああぁぁぁぁっ!!ひぎぃっ!」
『んー、俺の物が太すぎてゴメンね。でも止めない☆』
苦痛に顔を歪めるニーナに笑いかけながら、造魔は更に奥へと触手を押し込む。
ゆっくり、ゆっくりと触手がニーナの膣内を進んでいく。
『……お嬢ちゃんの涎って美味しそうだよなぁ…ちょっと味見』
口の端から涎を零すニーナの顔を見て、造魔が呟く様に言う。
次の瞬間、造魔の口が大きく開き、ニーナの唇を覆う。
「んんーーーーー!!?」
ニーナは驚いて大きく目を見開き、顔を反らそうとする。
だが造魔の片手が彼女の後頭部を掴み、身動きが取れない様にしてしまう。
造魔の口が、バキュームの様な音を立てて、彼女の口を吸い立て始める。
「むぐぅぅっ!んごぉっ!んんっ!!」
ニーナの口を舌が抉じ開け、口内の涎が吸い出されていく。
『ウマー♪こっちもイイねぇ!』
口を放した造魔が、嬉しそうに声を上げる。
そして、今度は舌を伸ばしてニーナの口内に侵入させ、涎を先端から飲み始めた。
「んあぁぁっ!むぐっ…えうぅぅっ!!」
口内で暴れまわる舌、そして膣内の痛みに、彼女は顔を歪め苦悶の呻きを漏らす。
ゆっくりと進んでいた触手が、子宮口を抉じ開け子宮内に侵入する。
更に押し込まれた触手が、子宮壁をぶつかり、ニーナの腹部を歪に膨らませた。
「んぐううううぅぅぅっ!!!」
触手が後退を開始し、ニーナが新たな痛みに顔を歪める。
(いやぁっ!ランディ!ランディ…)
体を襲う苦痛に身を捩って、ニーナは心中で叫ぶ。
造魔が後退させた触手を、再び奥へと突っ込む。
徐々に速度を速めながら、ピストン運動が開始された。
「…ここに居たのアンタ…って、アンタ何やってんのよ!」
ピストン運動を行っていた最中、唐突にかけられた言葉に、造魔は行為を中断して振り向く。
そこにはセディアと、彼女の元へと一旦戻っていた機獣オベルグの姿があった。
『こりゃセディア様…何って、カワイ子ちゃんと楽しんでる最中ですが』
「そうじゃないわよ!システムの実験台に使えそうな高い魔力反応があったから来たら、アンタが犯してるのがそうなのよ!!」
舌をニーナの口内から引き抜き、首を傾げる造魔に対し、セディアは不機嫌そうに言い放つ。
『え?そうなんすか?…でも、この子は上げませんよ!俺のお手付きですからね!!』
「分かってるわよ…そんな状態のを使う気は無いわ、実験には魔力が高くて、状態が万全な者を使えって言われてるから」
溜息を漏らしながら、セディアは周囲を見回す。
とはいえ、造魔が犯している女が、このデパート内ではダントツで高い魔力を誇っていたのだ。
代わりを見つけるのは苦労するかもしれない…
「しっかし、その女かなりの魔力ね…もしかして、エルメリアの人間じゃないでしょうね…」
『んー…そういや、俺の姿見ても、普通の人間とちょっと反応が違った様な…』
触手を膣に突き刺されたまま、弱々しく震えているニーナを見て、セディアと造魔は言葉を交わす。
「まぁいいわ。どうせ捕まえて連れて帰って、母体にしちゃうんだから」
『…一人くらい、見逃してもらえませんか?この子俺に下さい!一生幸せにしますから!!』
「ダメ。今ヤラせてやってるだけでもありがたく思いなさい」
『ブーブー、一人くらいイイじゃないですかー!』
ピシャリと言い放つセディアに、納得いかないと造魔は抗議を続ける。
「このデパート内で一番魔力高いのよソイツ!絶対にダメ!」
『ちぇー…分かりましたよー。今の内にいっぱい楽しんどこうっと』
これ以上抗議しても、無駄だと諦めた造魔は、再びニーナへのピストン運動を再開する。
「あぐううぅぅっ!んぎっ!!」
行為が唐突に再開され、ニーナがビクンと体を震わせて叫ぶ。
「さって…次の候補を探さないとね…ってアラ?」
気を取り直し、周囲の探索を始めようとしたセディア。
そのすぐ近くに倒れている美由紀へと、彼女の視線が向かう。
「…そいつがすぐ側に居たせいで、周辺探索に引っ掛からなかったのかしら?なかなかの魔力ね」
倒れている美由紀のすぐ側に来て、セディアは彼女の数値を計測しながら言う。
これぐらいの魔力ならば、基準を十分満たしている。
気絶しているだけで、体もほとんど無傷だ…実験体としては申し分無い。
「よし決めた…コイツにしよっと」
セディアは頷くと、端末を操作しオベルグに命令を放つ。
美由紀の側に近づいて来たオベルグが、銀色に光る卵型のボディを開く。
開かれたボディ内から、無数のコードが伸びて美由紀の体を絡め取る。
「んぁ…」
持ち上げられた美由紀が、ゆっくりと造魔のボディ内に収容された。
「み、美由紀…さ…」
彼女を捕らわれる様を見て、ニーナは絞り出すように声を発する。
だが今の彼女に、美由紀を助ける事など出来ない。
『他所見は厳禁!俺だけを見てて!!』
「うああああああぁぁぁぁぁっ!!!」
造魔にまた突き上げられ、彼女は苦悶の叫びを上げる。
オベルグのボディ内に収容された美由紀に向けて、更に無数のコードが伸びる。
伸ばされたコードは先端のナイフで、彼女の白いワンピースを切り裂く。
ワンピースの一部が切り裂かれ、下着に覆われた秘所と胸が露わになる。
下着も剥ぎ取られ、彼女の秘所と胸を守る物が全て取り払われた。
露わになった秘所とアナルに向けて、先端に球体のついたそれほど太くない管が伸ばされる。
ゆっくりと伸ばされた管が、美由紀の膣とアナルに挿入された。
「んあぁっ…」
美由紀が小さく悲鳴を上げて、身動ぎをする。
入り込んだ二本の管は、奥へ奥へと進む。
膣に挿入された管が、子宮口を抉じ開け子宮内に入り込んだ。
胸には大きく先端が広がった管が伸ばされ、その先端が美由紀の胸を包み込む。
「準備オッケーね…んじゃ、始めるか」
全ての準備は整った事を確認すると、セディアは端末を操作する。
それに従い穴に挿入された管と、胸を覆った管が一斉に振動を開始した。
「は…ふあぁぁっ…」
ビクン、と身を強張らせて、美由紀が声を漏らす。
振動を続ける管を通って、美由紀から淡い光がオベルグへ向けて流れていく。
「ふむ…初期段階は成功ね」
美由紀から魔力が供給された事を確認して、セディアは端末の操作を行う。
今までは蓄積されたタンクの魔力を使って稼働していたが、それをカットさせる。
オベルグに搭載された新型システム…取り込んだ人間の魔力を吸収し、それを増幅してエネルギーとするシステムのテストの為だ。
圧倒的な火力が要求される対要塞攻略用機獣…それの最大の課題であるエネルギー問題。
それを克服する為に開発されたのが、このオベルグに搭載されているシステムである。
この実験が成功すれば、リレイアは本格的に開発へと着手するであろう…
「んふふふっ…良好な結果が得れそうね!博士喜んで下さるかしら!」
笑みを浮かべながら、美由紀の魔力を吸収する様を眺めていたセディアは、クルクルと踊る様にステップを踏む。
初期状態は良好なようだ。
後は長時間の稼働データと、戦闘行動を行うデータ収集が必要である。
「フ、フフフフフフ!!早く着なさい…魔法少女!!」
これまでの恨みを何倍にもして返してやる…セディアは不敵な笑みを浮かべた。
その背後では、オベルグのボディが閉じられ、彼女は中に閉じ込められてしまった。
「あ、あぁぁぁ…うぁぁぁぁ…」
オベルグに魔力を吸われている美由紀が、苦しそうに声を漏らす。
人の居ない場所で、転移魔法を使って帰って来たマユは、出かける準備をしていた宗一郎に声をかける。
「ただいま!お母さんとニーナさんは!?」
「ああ、お帰りマユ。早かったね…まだ連絡は無い。恐らくあのデパートだろうね」
深刻そうな面持ちで、宗一郎は語る。
「お父さんは今から現場に行ってくる。マユはアゼル君と一緒に留守番をしててくれ。
もし美由紀さん達が帰って来た時の為にね」
「う、うん…分かった」
不安そうな顔をしているマユを安心させようと頭を軽く撫でて、宗一郎は出かけていく。
彼の車が見えなくなると、マユは急ぎ隣のアゼル達の家へと向かう。
「マユちゃん!」
アゼルと一緒に居たユーリィが、マユに気付き側まで飛んで来る。
「ユーリィ…あれって、魔族の仕業だよね」
マユの問いに、ユーリィは小さく頷く。
「う、うん…調べてた仲間によると、中に魔族の気配も確認されたみたい」
「姉さんの魔力も、あそこの中だよ…」
近づいて来たアゼルが、険しい表情でマユに言う。
「そ、そうなんだ…やっぱり、お母さん達巻き込まれてるんだ…」
外れて欲しいと祈っていた予想が当たり、マユは俯いて声を震わせる。
別室で連絡を取っていたランディが、マユ達のいる部屋へと入って来た。
「…僕とユーリィで手分けして、近隣の仲間達を集めて来る。あれだけの事態だ。
事後処理にはかなりの人手が必要そうだからね…アゼルとマユ君は、先に現地に向かって調査をして欲しい」
「は、はい…分かりました!」
「うん、任せて。ランディさん」
彼の言葉に、マユとアゼルはそろって頷く。
「いいかい、油断は禁物だよ。こんな白昼堂々に騒ぎを起こす相手だ。何を仕掛けてくるか分からない」
そう言うと、ランディはユーリィと共に転移魔法を使い、仲間達の元へと向かう。
「…行こう!アゼル!」
「うん!急がないと!」
顔を見合わせた二人は、頷きを交わす。
「「変身!!」」
同時に叫んだ二人の体を光が包み、次の瞬間には二人はコスチュームを纏っている。
片手を掲げて、マユが転移魔法を使う。
二人の体が光に包まれ、現場のデパートへと転移していった。
もう何十回目の突き上げだろうか…触手に突き上げられ、ニーナの腹部が膨れ上がった。
「おごっ…」
彼女は息を詰まらせ、目を白黒させる。
『ゲヘヘヘッ!出しちゃうよ!』
「が…や、やめ…」
『無理、もう止まんない』
息も絶え絶えといった様子で絞り出されたニーナの言葉を拒絶して、造魔は射精を開始した。
「うあああああああぁぁぁぁっ!!!!」
大きく身を仰け反らして、ニーナが絶叫を上げる。
膨大な量の精液が流し込まれ、子宮は満たされ更に押し広げられていく。
ニーナの腹部が膨れ上がるが、それでも続けられる射精。
入りきらない精液が、血と混じり合って床に落ちる。
床に水溜りが出来る程まだ続けられたところで、射精が止まった。
「あ、あぁぁ…うあぁぁ…」
ガクン、と体が反らされ、虚ろな瞳のニーナは小さく声を漏らしている。
『んー…こいつマジでエルメリアの人間かな。ここまでやってもまだ壊れねぇぜ…』
グッタリとした様子のニーナを眺めながら、造魔は首を傾げた。
『ま、それはそれでラッキーか。もっと手荒に扱っても壊れないだろうしな☆』
ゲラゲラと笑った造魔は、更なる行動へと移る。
「んぶううぅぅっ!!」
背中から伸びた触手が、だらしなく開かれていたニーナの口に侵入した。
呻き声を発するニーナをよそに、造魔はもう一本太い触手を彼女に向けて伸ばす。
狙うのは、彼女のもう一つの穴だ。
「んぎぃっ!!」
ズボッ、という音と共に、ニーナのアナルに触手が挿入される。
膣へ挿入されていた触手も動き出し、ニーナは3方から同時に責め立てられていく。
太い触手が強引に入り込み、アナルの端が裂け血が流れ出る。
彼女が手荒に扱っても大丈夫だと判断した造魔は、先程よりも更に激しくピストンを繰り返す。
「あがあぁっ!んごぉっ!!げううぅぅぅぅっ!!
口内に挿入された舌は、喉の更に奥へと進み、食道の壁を激しく擦る。
膣に挿入された触手は、ジュブジュブと音を立てながらピストン運動をし、その度に漏れ出た精液が周囲に飛び散った。
「んぐぅっ…がふっ…」
突き上げられる度に、ニーナの体が大きく揺らされ、悲鳴が発される。
ニーナの声が小さく弱くなっていくのに対して、造魔の責めは更に激しくなっていく…
「ぶぎゃあああああぁぁぁぁぁっ!!!」
ペニスに挿入されていた触手が射精を開始し、ニーナが絶叫を発する。
既に満たされ押し広げられている子宮に、大量の精液が放たれていく。
僅かな隙間を伝って漏れ出るが、それ以上に放たれる精液の方が多い状態だ。
ニーナの腹部は、妊婦よりも大きく膨れ上がる。
少し間を置いて、今度は食道へと挿入されていた触手が射精した。
「んぼおおぉぉぉっ!!」
こちらも膣の触手に負けない様な勢いで、消化器官へと射精を続ける。
最後に、アナルへと挿入されていた触手が射精を開始した。
上下から放たれた精液は消化器官を満たし、食道を上っていく。
「ごばっ…げぶううぅぅぅぅっ!!
ニーナが大量の精液を口から吐き出し、その勢いで口内に入り込んでいた触手が飛び出る。
「おげえええええぇぇぇっ!!ぶええええぇぇっ!!」
子宮にくわえて、消化器官まで精液で膨れ上がらせたニーナ。
彼女の腹部は、風船の様に大きく膨らむ。
やがて触手が、順々に射精を停止していく。
「は、はぎっ…げほっ、げほっ…」
口に溜まった精液を吐きだして、ニーナは弱々しく咳き込む。
『ふぃー、スッとしたぜ☆』
額の汗を拭う様な仕草をして、造魔が満足げに言葉を発する。
さすがにこれ以上犯すのは不味いと判断したのか、造魔は一本一本触手を引き抜く。
栓をしていた触手が引き抜かれる事によって、注ぎ込まれていた精液の一部が穴から漏れ出る。
さて、次は何をしようかと造魔が思案していると…
「お楽しみは一時中断よ」
何かに気づいたらしい、セディアが笑みを浮かべながら言う。
そう言われて、造魔も周囲の探索を行う。
彼女の言う通り、このデパートのすぐ側に、魔力反応が二つ出現した。
「う、うふふふふ…間違い無いわ…あの小娘だわ」
よく知っている気配らしい、セディアは口の端を吊り上げ笑みを刻む。
『いよいよ本番ですかい』
「ええそうよ。アンタも準備なさい」
『りょーかいっと』
セディアの言葉に頷くと、造魔は抱きかかえていたニーナを床に転がす。
「…さぁ、早く着なさい小娘っ!私の恨みを思い知るがいいわ!!」
その瞳に憎悪の炎を宿し、セディアは怨嗟の声を発した。
203 :
マユの人:2010/10/23(土) 20:37:29 ID:exStY7vy
支援?
すみません
うまくリロードできてませんでした
相変わらずの大作GJです
GJ!!
なぜか、セディアさんに葬儀屋の手配が必須な気がして来たんだぜ!
GJ
セディアさんのご冥福を祈ります
GJっす!
バイバイ、セディアさん
あれ?マユが俺の好みすぎるぞ?
こんな子が悪堕ちしてたのか前回は
そして今回は快楽堕ち(だっけ)?
これだけであと数年戦える気がしてきた
ここでみんなのアイドルリィンちゃんは描いてくれないのか?
>>203 乙でした!
花嫁プロデュースとか、じっちゃ必死過ぎるw
そしてセディアさんに死亡フラグが…
天然脱力系な魔法少女ミユキちゃん見てみたかったかもw
正直みゆきさんのキャラは天然すぎて、というか、ちしょ(ryすぎて、色々と心配になるw
まあ、口調がアレなだけで、そんなに行動がおかしい訳でもないんだけど
>>206 代わりに果物兵装と激戦区の東部戦線への転送手続きとガトリング砲一個中隊を手配しておいた。
アナルが裂けるって
裂痔だよね
GJ!!
…二穴アングルで三穴触手責めされてる絵が見たいです…安西先生…w
触手にエロい事されてる絵が見てみたいね。
しかし、セディアさんは生き延びれるのだろうか…
他のメンバーの反応からして、キレるとヤバいようだが
死亡フラグが何本も立ってるもんなあ……
前回は収監で済んだけど私刑で殺されてもおかしくないしな……
カタメフェチ・丸呑みフェチ・異形化フェチな魔法少女作品のうpまだぁ?
→ないなら作るほうが良いだろ
→でも文才がない
→んなもん養えば良い
→それよりも設定を考えてるほうが楽しいや←今ここ
魔法なんだからフィギュアにされたり石にされたり
呪いでドラゴンにされたりスライムに同化吸収されたりしても大丈夫だよね
>>218 文才なんてなくていいじゃん
ちやほやされるだけが性交じゃない
>>218 ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられんと投下待ちのSSを簡易エロSRPG化に調整する→
SSから戦闘台詞を、イメージの合う素材のパイロットデータ、ユニットデータの名前を書き変え微調整→
アイコン書けないから素材から探すが魔法少女のアイコンは少なく見つからないから妥協
→
サンプルシナリオ改変でデータのバランスを検証⇔調整→いまここ
リィンのバランス調整、難しいにも程があるんだぜ?
リィンはテーブルトークRPGで言うと、レベル4くらいの立派な一流冒険者
ただ、周りの味方がレベル8〜20オーバーくらいの伝説クラスばかりで、敵がレベル30くらいのイモータルな方々なだけ
・・・って、ゲームになんねえじゃん!
あれだな。
TRPGでリィンちゃんの冒険を最も忠実に再現できるシステムは、クトゥルフRPGだ
D&Dの赤箱だろ
マジックミサイル一本撃って終わりなマジックユーザーなリィンちゃんにドラゴンをけしかけるDMなマユの人
前半部の例えはD&Dあたりをイメージしていたつもりだったんだが
ちなみにクトゥルフは、(多分知ってるだろうけど)およそ邪神とPCでは能力値の桁が違うので、
いかに発狂せず、さらに殺されずに生き延びるかを目指すゲーム。
あのゲームはいかに上手く発狂していくかを演じるゲームだろw
>>220 起きてみたらSRPGをTRPGと打ってた…
こうなればヒロインクライシスルールで魔法少女マユのセッションをするしかない!
>TRPG
「ヴァルアスってなに?その情報はあなたの
セキュリティ・クリアランスには開示されていないわ。
なぜあなたはヴァルアスについて知っているの?」
「ま、マユ」
ドピュ!ドピュ!ドピュ!
「次のクローンはもっとうまくやってくれるでしょう」
パラノイアにかかった管理者はマユちゃんかよw
気を抜くな! 信じるな! マジカルロッドを手放すな!
そんな額に手術痕がありそうなリィンちゃんイヤだw
投下カモーン
落ち葉や雪を退けたら植え込みから魔法少女が発見される危険地帯…それが魔法少女スレ
今日も「どうしてこうなるまで放って置いた!」先生と看護婦さんは大忙しだ
そういえば正体をばらされたなかったら……見たいな脅迫されて一般人にやられちゃう
作品って有りましたっけ?
キモオタにマジックアイテム奪われて言いなりになるのは、あることはあった
233 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:24:33 ID:en5lS2Ff
あっちの魔族はみんな大手企業の役員なのに、こっちの連中ときたらアンブレラの孫請けみたいな連中ばかり。
泣いてますよ、親御さん。
234 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:27:03 ID:en5lS2Ff
粉砕天使ナツメ
第二章 〜Toxin〜
「どうやら、ここがヤッコさんの隠れ家みたいね」
「うん。たぶん」
酒池肉林の大乱交が繰り広げられた市営プールの隣。
身の丈ほどの雑草が茂る広大な空き地の中心部にその建物は存在した。
「……………」
錆び付いた鉄条網。塗料の剥げた鉄骨。ひび割れたコンクリート。
無機物に生死の概念がもしあるとするならば、その巨大な建造物は間違いなく"死んでいる"のだろう。
「凄いわね…。チェルノブイリのミニチュアみたい」
「…旧七ヶ崎浄水場。小一のとき、社会科見学で来たことある。もうだいぶ前に、閉鎖されたって聞いてたけど…」
灰色の雨雲の下に佇む重苦しい建物は、横たわる石の巨人のようですらある。
盛夏だというのに、周囲の草むらからは虫の声がまったく聞こえない。
屋外の沈砂槽は錆の溶けた雨水が溜まり、血のような色になっている。
「ここで間違いないの、エミィちゃん?」
「ええ、奴に刺さった矢の反応がまだ生きてるわ」
「へー…。便利ー」
浄水場ともなれば、隣接するプールと地下で繋がっていてもおかしくない。
加えて手負いの化物が、あれだけの巨体を隠せる場所となれば答えは自ずと限られてくる。
「…行くわよ…」
「うん…」
235 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:27:43 ID:en5lS2Ff
♯
ギィーーーーーー……ゴォン…。
分厚い鉄製の扉を開く。
案の定、内部は真っ暗だった。
右手に出現させた光の矢で、エミリアは辺りを照らす。
「守衛室ね。従業員用の入り口だわ」
「鍵とか、あるかな?」
「閉鎖するときに回収するでしょ。普通」
「う。やっぱそう?」
至極真っ当な相方の返事にナツメはしょげ返った。
「まあ。最悪の場合、ナツメのそのハンマーでこじ開けるって手も…」
「え〜、エミィちゃん、なんかそれって犯罪っぽくない?」
「安心なさい。既に不法侵入よ。あくまでも最悪の場合。大体、あんまり大きな音立てたりしたら、敵に気づかれ――――……」
ガチャ。ギイィーーーーー…。
二人は沈黙した。
何気なくナツメが手にしたドアノブはいとも簡単に回り、施錠されているとばかり思った奥の扉は、音を立てて開いたのだ。そして…。
ガチャ…ゴトン。
重たい金属音を立てて、ドアノブが扉から脱落する。
扉の反対側の取っ手は、何か途轍もない力で捻じ曲げられたようにひしゃげていた。
エミリアが足元を照らすと、そこにはナメクジが這ったような、銀色の跡が…。
「ナツメ、用心よ」
「…うん…」
コツコツと二人の足音が闇の中に響く。
暗い廊下は人間二人が楽に並んで通れる間取だったが、あのデスパイアにはいささか小さ過ぎる。
しかし、幼体の出入り口としては十二分に機能する広さだ。
「まったく…、こんな建物いつまでも放置しておくから、おかしな奴が棲みつくのよ。とっとと更地にして公園にでもしてしまえばいい物を」
「えー、こういうのも何だかいいと思うけどなー…。ドキドキするっていうか、心霊スポットみたいで」
「心霊スポットねぇ…。どっちかって言うと、B級ホラー映画のセットじゃない?冒頭で襲われる女の子役ならナツメがやりなさいよ。きゃー、いやーって」
「な、ひどーい!私そういうキャラしてないよー!」
「そうかしら?私なんかよりよっぽどその筋の方々に好かれそうな気がするけど。試しに言って御覧なさいよ。連中がワラワラ出てくるかもしれないわ」
「や、やだよそんなのー」
「そんでナツメはきっと"お願いですぅ!やめて下さいー!"とか言っちゃうタイプね。止しといた方がいいわよ、そういうの。相手が余計、燃え上がるから」
「なによそれ!言わないってば、もー!」
緊張を解そうとしているのか、一向に変わらぬ景色に飽きたのか。
エミリアは悪戯っぽい声でナツメをいじり始めた。
見かけによらずお茶目な戦友に、オドオドとスレッジハンマーを胸元に抱き寄せて抗議するナツメ。
いじらしい後輩のリアクションを堪能するエミリアの手が、大きな金属製の扉を探り当てた。
三本の通路が交差する突き当たり。今までの扉とは明らかに規模が違う。
どうやら電動式のようだ。動力は完全に落ちている。
埃だらけのプレートを払ってみると、そこには"第二沈殿槽"の文字が…。
「…準備は?」
エミリアは静かに弓を持ち上げ、矢をつがえる。
先程の悪戯染みた表情は既にそこには無かった。
236 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:28:19 ID:en5lS2Ff
黙って頷くナツメ。ゆっくりとフロムヘヴンを振りかぶり、ヒタリと扉に寄り添う。
聞き耳を立てても扉の向こうからは何も聞こえてこない。
いまさら電力が戻るはずも無い。どうやら強硬手段しかないようだ。
「…………」
ナツメが指を三本立てて合図。
エミリアも無言の会釈で応える。
「イチ、ニィ、サン、…えいッ!!」
――――――ゴゴォン。
唸るスレッジハンマー。
重い鉄製の扉が、突風に煽られたトタン屋根のように吹き飛んだ。
現れた前方の空間にすぐさまクロイツァーの照準が向けられる。
「…………………」
「…………………」
しかし、その先には何も居なかった。今までと同じ薄暗がりが延々と続いている。
溜池のような、大きな水槽がいくつか並んでいて、流れ込んだ雨が濁り水となって溜まっている。
ふぅ、と肩で息をつき、エミリアが弓を下ろす。…だがその時。
「きゃぁぁぁあ!!いやぁぁぁあ!!」
すぐ背後から後輩の悲鳴が。
エミリアは振り返りながら跳び退ると間髪居れずに弓を構え直す。
そこには―――――――。
「べー」
舌を出して、あかんべをしているているナツメ。
「さっきのお返しー」
「こ、…この…ッ!」
麗貌を怒りに引きつらせるエミリア。
初めて見る表情だ。
大股で百八十度回頭するとゴスゴス足音を立てながら彼女は先を急ぐ。
「ナツメがデスパイアに捕まったら、助ける前にたっぷり見学させて貰う事にするわ」
「あー!ごめん!ごめんってばー!!」
「ついでだから記念に一枚撮ってあげようかしら?話の種に丁度いいわよ?」
「だーからー!ごめんってばー!」
肩を怒らせスタスタ行ってしまう友の影を慌ててナツメが追う。
その時である――――――!!
「ピギイィィィイーーーーー!!」
爆発する水面。怪鳥のような金切り声。
沈殿槽の中から、椰子の実ほどの大きさの球体が、突如飛び出してきたのだ。
完全に不意打ちだった。仰天するナツメに、無数の触手で絡み付こうとするデスパイアのベビー。
237 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:28:54 ID:en5lS2Ff
「ハァッ!!」
しかし彼の捕食器官がナツメを捕らえる事は無かった。
絶妙のタイミングで放たれたエミリアのハイキックを食らい、幼体はラグビーボールのように吹っ飛び、コンクリートの壁に頭から突っ込んだのだ。
ぐしゃりという、生卵の殻が潰れるような湿った音がした。
ザパァン、ザパァーーーン!!
続けざまに二匹の新手が水面から飛び出し、二人めがけて突っ込んくる。が…。
「ええーーーいっ!!」
今度はナツメ。
彼女は大きな半円を描いてフロムヘヴンを振り抜いた。
二匹のデスパイアはその弧の直撃を貰い、兄弟仲良く叩き潰された。
「まったく!あと一歩でオオカミ少年になるとこだったわよ!」
「ご、ごめんなさい…!」
キャァァァァアーーーーーー!!
息つく暇も無く、闇の中に女の悲鳴が響き渡る。
「こ、今度は私じゃないよ!?」
「わかってるわよ!」
♯
「嫌ぁぁああ!あ、あ、あぁっ!やだ、やだ、やだァーーー!!」
ずちゅ…ぬぷ、ずりゅ…。
「あぁぁっ!香奈ちゃん、香奈ちゃぁぁあん!!」
背中合わせに縛られた友人の姿は、恵子の視界には映らない。
たが、彼女には香奈子が今何をされているのかはっきりと判っていた。
規則正しい湿った音にあわせて、リズミカルに前後する下半身の動きが、背中越しにも伝わってくる。
「あ…あぁ…っ!」
ほんの30分前まで、一緒に下校路を歩いていた親友が、いま恵子の真後ろで強姦されている。
しかも相手は巷で噂になっているあの化物。
女の子を襲っては片っ端からレイプしてしまうという、狂っているとしか思えないモンスターなのだ。
そして…。
くちゅる…、ぐぷ…ぬちゅ…。
恵子の制服の中も、既にそいつの触手で埋めつくされている。
ブラウスの下も、太腿の内側も、果てはパンティの中にまで、伸縮自在の触手は潜り込み、生臭い液体をなすり付けてくるのだ。
238 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:29:36 ID:en5lS2Ff
「はぁ…ぁ…んっ!恵…ちゃん、けい…ちゃ…あぁぁッ!!」
「かっ、香奈…ちゃん?」
喘ぎ声に混じって、恵子は途切れ途切れに自分の名前を呼ばれている事に気づく。
「けい、ちゃん…っ!だめ…っ!あ、あた…あたしっ、もう駄目…。おかしくなっちゃう…!じぶ…っ、自分じゃ、なっ、なくなっちゃうー…!!」
「んなっ!?香奈ちゃん!!」
まるで断末魔の叫びだった友人の声が、どこか甘く、気だるい色を帯び始めていた。
処女喪失の痛みから逃れるために、必死に振っていた腰の動きまでもが、粘り気のある官能的なグラインドへと、いつの間にか変貌している。
「あ…あふぅ!ふぁ、あんっ!あ…あぁあ、やだっ、やだっ、やだぁああーーーーーっ!!」
触手と繋がった股間から、鉄砲水のように愛液が迸り出た。
背筋を大きくそらしたまま、白目を剥き、ビクビクと痙攣する少女。
絶頂の締め付けが引き鉄になり、デスパイアの触手も一斉に種汁を開放する。
どぷっ!ぐびゅるるるーーーーーー!!
「ひあぁぁぁぁぁあーーーーー…!!」
「きゃあぁっ!」
膣道を押し広げて流し込まれる膨大な量の精液。
背中合わせで全身をまさぐられる恵子も、服の中に白い溶岩をどっぷりと吐き出される。
服と肌のわずかな隙間はデスパイアの種汁で満たされ、彼女の制服は風船のように膨れ上がり、ブラウスの袖口から、パンティの隙間から、生臭いクリーム色の液体が溢れ出た。
「あ、あうう…ぅ…、お、お母さん…。う、うぅ…っ」
中出しされてしまった香奈子の嗚咽が背中越しに聞こえてくる。
犯された。ついさっきまで、一緒に並んで歩いていたクラスメイトが…。小学校からずっと一緒だった無二の親友が…。化物に犯されてしまった。
恵子の頭の中は真っ白だった。どうして良いのかも分からない。そして…。
「ひゃあう!?」
次は彼女の番だった。
香奈子の身体に絡み付いていた触手が、恵子の下半身に殺到する。
「あ…あ、あぁ…嫌ぁ…っ」
にかわのように粘つく精液を湛え、糊付けされたように張り付くショーツを、肌から引き剥がしつつ潜り込んでくる凌辱器官。
つい先程まで一本の縦筋だった彼女の割れ目は、中身のはみ出た二枚貝のように綻び、これから起こる出来事を待ち侘びている様ですらあった。
「ひぃ…っ!」
ゴムの切れていく音がする下着の中で、大きな亀頭が彼女の入り口にあてがわれた。
無意識に腰を引き逃れようとする恵子。意味の無いことだと知ってはいても。そして…。
ずむずむ…ぐちゅぅ――――――。
「嫌あぁぁぁぁぁあーーーーーっ!!!」
恵子の膣もまた、この日生まれて初めてとなる訪問者を迎え入れた。
239 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:30:31 ID:en5lS2Ff
♯
先頭のエミリアが扉を蹴り開けた。
埃を被った制御板が整然と並ぶコントロール室。
その真ん中には、二人の制服姿の少女が背中合わせで縛られている。
「…グル!?」
彼女らを拘束しているのは、先程の幼体がいくらか成長したような、中型のデスパイアだった。
射精直後の心地良い気だるさが災いしたのか、彼の初動は酷く遅いものだった。
扉が乱暴に開け放たれる音を聞き、物臭そうに振り返りった次の瞬間にはもう―――――。
ザザザ―――――…ザシュッ。
デスパイアの柔らかな顔面は、裁縫箱の針山と化していた。
視界を失い絶叫するモンスターに止めの一撃。
「でぇーーーーーい!!」
リノリウムのタイルに亀裂が走るほどの踏み込みと共に、ナツメの一撃が放たれる。
自慢の甲羅は跡形も無く爆散し、柔らかな中身をすべて撒き散らしながら壁に叩き付けられる。
5秒前まで哀れな獲物を貪っていたデスパイアは、見事な平面図と化していた。
「亜成体ね。残念だけど親玉じゃないわ」
そう手短に戦果を評すると、エミリアは被害者二人の傍に歩みを進め膝を突いた。
「ひぁああっ!あ、あぁ!んぁぁあーーーう!!」
「やあっ、もういや!もう嫌ァ…!!ぬ、抜いてっ、早く抜いてぇ!」
制服姿の少女二人は、デスパイアの触手から開放されても尚、凌辱の真っ只中のようにもがき続けている。
エミリアは黙って両名のスカートに手を伸ばし、無造作に捲り上げた。
「…うっ」
押し殺しきれなかった悲鳴がナツメの口から漏れた。
無理も無い。少女たちの秘所には、ちぎれた触手の先端部が今なお突き刺さり、水揚げされたばかりの魚のように、ビチビチと暴れ回っていたのだ。
240 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:31:04 ID:en5lS2Ff
「ボサっとしてないで。ほら、手伝って」
「え、あ…!う、うん!」
エミリアに促され慌てて駆け寄るナツメ。
まるで精巧なアダルトグッズのような、生きたバイブレーションを挿入されて悶え苦しむ少女ら。
その姿を間近で眺め、ナツメの顔から血の気が引いていく。
「そことそこ、私がいいって言うまで抑えてて。脚が閉じないように、ちゃんと両手でよ?」
「…………」
言われるがままに、ナツメは被害者の両太腿を掴み、ぐっと力を込め押さえ付ける。
必死に閉じようとする少女の脚は、自身の愛液と白く濁った糊のような精液でベタベタだった。
脇から伸びてきたエミリアの腕が、陰部に頭を埋めたままうねっている触手を捕らえる。そして…。
ずる―――――……じゅぽっ。
「……ひァあう!!」
甲高い悲鳴と共に、少女の体が跳ねた。
細腕に力を込めると、エミリアは一思いに触手を引っ張る。慣れた手つきである。
湿った封切り音と共に肉のバイブが抜け、真っ赤に腫れた陰部からは、中に詰め込まれていた精液がコボコボと流れ出す。
陰惨な一連の光景に完全に呑まれ、目を離せずにいるナツメの背後で、エミリアは尚も暴れる触手を床に放り捨て、靴の踵で踏み潰す。
念入りに、ぐりぐりと、すり潰しながら。
「さ。次はそっちの子よ」
♯
一通りの措置は終わった。
措置といっても、簡単な応急手当と救急隊への連絡。
携帯がギリギリ圏内だったのは不幸中の幸いである。
「……………」
香奈子と呼ばれた方の子は、手酷くやられており、完全に虚脱状態だった。
命に別状は無いが、恐らく元の生活にはもう…。
もう一人の少女は割と軽症だったのか、意識はハッキリとしている。
とはいえ…彼女も膝を抱えて部屋の隅に座り込んだまま一度も顔を上げようとはしなかった。
彼女を前にナツメは掛けてやるべき言葉を見つけることが出来なかった。
「今は何を言っても無駄よ。行きましょう…」
「でも…っ」
「助けは呼んであるわ。私達には私達のやるべきことがある。違う?」
エミリアの言葉は正論だ。
捕まっているのは目の前の少女らだけではない。
管理室の図面によれば、この下にあるのは一番広い最終浄水池だ。
あの大型デスパイアが潜んでいるとなれば、恐らくここの他に無いだろう。
―――――これ以上、犠牲者を出さない為。皆を護る為。
自分にそう言い聞かせながら、ナツメは覚束ない足取りでエミリアの背中に追いかけた。
241 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:31:56 ID:en5lS2Ff
♯
幾筋もの配管が、互いに絡み合いながら走る地下通路は、外の暑さが嘘のような冷たい空気に満たされていた。
先程から壁や床に散見された粘液の跡も、ここに来て目立って増えてくる。
時折、生乾きの物も見られるようになって来た。
デスパイアと戦い始めて今回で三戦目。
そろそろ嗅ぎ慣れてきた嫌な臭いがナツメの鼻を突き始める。
「ひどい匂い…。鼻がバカになりそう」
エミリアも抱く感想は同じのようだ。
生乾きの精液から沸き立つ悪臭。
全く換気の効いていないこの環境で、この匂いは堪った物ではない。
「これってやっぱ、男の人のアレの匂いだよねぇ…。栗の花の匂いとか、イカの腐った匂いとか、そんな風に書いてあったけど…」
「随分詳しいのね。ま、お年頃だから別に仕方ないけど」
「んなっ!変な事言わないでよ!これってエミィちゃんが読めって渡してきた、デスパイア対策なんとかマニュアルに書いてあったんだからね!!」
「ああ、アレね。知り合いが企画に参加してたから仕方なく受け取ったんだけど、どうにも部屋に置いときたくなくて…。分かるでしょ、ホラ。あの本ちょっと、存在感が…」
「そ、それで私に押し付けたのー!?」
「ま。いらなくなったら古本屋にでも持って行きなさい」
当然、およそ全うな書店に少女が持ち込めるような品では無い。
一体ナツメがどれだけ恥ずかしい思いをしてあの本を読破したことか。
思い返しただけでも赤面してしまう。
デスパイア登場の事件史から始まり、判明している彼らの生態、攻撃方法…。
それらの項目が、一切の伏字も使われること無く事細かに、図解を交えて語られているのだ。
生殖能力や被害事例、性的嗜好から得意とする体位の項目に到っては、およそ活字にして許される物ではない。
…そもそも体位とは何だ。体位とは。
「うぅー…。あの本誰かに見られたらエミィちゃんのせいだからね!」
「うるさいわねー。ベッドの下にでも隠しとけば見つかりゃしなわよ。それよりホラ、任務よ任務」
「あっ、自分から振っといて逃げたー!…実はエミィちゃんって何気に外道なん…じゃ―――――……」
ふと、ナツメの目線が暗闇の中で何かを捉える。
「エミィちゃん。あれ…なに?」
「アレ?」
震える声で呼びかけるナツメに、エミリアはその視線の先を追う。
錆び付いた配管が幾重にも走る壁に張り付くようにして、何か僅かに動いているようだ。
嫌な予感はしたが、見過ごす訳にもいかず、その方角に灯りを向けてみる。
すると、そこには…。
「酷い…」
囚われの身の女性たちだった。
駆け寄るナツメの背中を、周囲を警戒しながらエミリアも追う。
全部で5人。年はいずれもナツメ達と同じぐらいから少し上といったところ。
上半身はさほど衣服を乱されていなかったが、下は皆なにも履いていない状態だった。
溶かされず僅かに残ったパンストや靴下が、膝から下を申し訳程度に包んでいる。
剥き出しの陰部は真っ赤に腫れ上がり、そこから下にボタボタと、目を背けたくなるような量の白濁液が垂れていた。
242 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:32:52 ID:en5lS2Ff
「まだやられて間もないようね」
恐らく非常食として巣に軟禁されていたのだろう。
市営プールの戦闘で手負となったデスパイアが、再生の為に魔力を搾り取ったに違いない。
「と、とにかく、降ろしてあげなきゃ…」
惚けていたような瞳に気合を入れ直すと、ナツメは被害者を拘束している粘液の塊のような物体に手を掛けようとした。
その光景を見たエミリアの顔が驚愕に引きつる。
「危ないッ!!」
「きゃっ!!」
咄嗟にナツメを引き寄せ一緒に倒れ込む。
ブピュ――――……ベチャ。
その間、一秒も無かっただろう。
女性を拘束している粘液の塊が破裂し、中に溜まっていた白濁液が嫌な音と共に放たれた。
床に飛び散った飛沫のうち一滴が、ナツメの衣装に付着すると、純白のフリルがジュっと音を立て、小指が通るほどの穴が開く。
「う、あ…っ」
ナツメは恐怖した。
あらゆる衣服を溶かし、人間を性欲の奴隷へと変えてしまう白濁液。
もし今のをまともに浴びていたら…。
「ご、ごめんなさいエミィちゃん」
「えぇ、まったくよ。あ痛たた……」
自分の腰を撫でながらエミリアが立ち上がる。
「助け出そうとする人間を狙ったトラップね。…ったく、軟体生物の癖してやってくれるじゃない」
エミリアは忌々しげに呪いの台詞を吐き捨てた。
被害者の体を拘束しているのは恐らくデスパイアの体液。
よく見れば所々が風船のように膨れ上がり、僅かな刺激で破裂し中の液体を撒き散らすよう細工されている。
243 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:33:23 ID:en5lS2Ff
「可愛そうだけど、こっちの救出は後回しね」
「でも…っ!これっくらいなら、注意して取っていけば…」
ナツメは被害者を助け出そうと尚も食い下がった。
「それも奴の狙いよ。こいつで私たちを足止めして、蓄えてある女の子とする時間を稼ぐ算段。そうすりゃ私たちが到着する頃には傷も癒えてビンビンの五体満足ってね」
「…何で、何でそんな事平気で思いつくんだろう」
ナツメが声を震わせる。ちょっと小突いたら泣き出してしまいそうだ。
「そういう連中なのよ。私たちのお相手は。とにかく、悪いけど彼女達はもう暫くこのままね。幸い気絶中みたいだし、ここならまず人目にも付かないでしょ」
「………………うん」
蚊の鳴くような、小さく消え入りそうな声でナツメが返事した。
怒り、恐怖、焦り…。
その小さな囁きの中には潜む複雑な感情は、傍らのエミリアにも伝わる。
その矛先は言うまでもない。この延々と続く陵辱劇の元凶に向けられている。
(流石にフォローが難しくなってきたわね…。無理もない、か…)
始まりのあの夜以来、ナツメはエミリアと肩を並べ必死にデスパイアと戦ってきた。
しかし、彼らの棲み家に足を踏み入れるのはこれが初めての事だ。
多くの天使は、デスパイアの巣に初めて踏み込んだ時、大きなトラウマを抱くとされる。
そして、ショックの余り戦いをやめてしまう者が3割とも…。
(そういえば…、そうだったわね…)
ふと、昔の自分を思い出してしまった。
姉を援護するため、デスパイアの巣に足を踏み入れたあの時。
初めて目にするその凄惨な光景に、幼いエミリアは…泣きじゃくっていたのだ。
♯
二人は尚も最深部を目指す。
途中、先程のような捕われの女性に幾人も出くわした。
エミリアは歩みを止ずにその場所を油断無く記憶し、一方のナツメは努めて目を背けていた。
「しかし考えたものね」
「―――――え?」
あれから一言も発しないナツメにエミリアの方から声を掛ける。
「この浄水場なら、地下を通って市内のどこにでも足を運べる。襲撃地点を上手いこと散らせば、そう簡単にアジトも特定されないわ」
「う、うん。なるほど…かな」
「これだけ広ければ、よほど大所帯にでもならない限り、派手な騒ぎを起こさずに済む。もっとも、今回の敵は考え無しにその一線を踏み越えちゃったみたいだけど」
「………うん………」
返って来るのは気の無い返事ばかりだ。
エミリアは大きく息をつくと、思い切って切り込んでみる。
「ナツメ、さっきから何を考え込んでるの?」
「…え?えっ、あ?」
「慣れてないのは分かるわ。私も最初はそんな感じ。ひょっとするともっと酷かったかもしれない。けどね、そんな沈んだままで勝たせてくれるほど生易しい相手じゃないって事は、さっきの戦いで分かってるでしょ?」
「……うん……」
「思い切って吐き出してみたら。歩きながらでも相談に乗るわよ」
「………………」
少々気まずい沈黙が辺りを支配する。
響き渡るのはタイルを噛む二組の靴の音だけ。
そんな空気に耐えかねてか、ようやくナツメが重い口を開く。
244 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:33:54 ID:en5lS2Ff
「私たちも、負けたら……あんな風にされちゃうんだよね……」
「…え?」
今度はエミリアが聞き返す番だった。
「ここで負けたらやっぱ、私たちも…されちゃうんだよね、って」
伏し目がちに再度呟くナツメ。
そんな彼女にエミリアは一度深く息を吸い込むとこう返す。
「他の結末があるっていうなら、ぜひ伺いたいところね」
「あんな事されたら…私、どうなっちゃうんだろ………」
尚も後輩の弱音は止まらない。
無理もないか。彼女はまだ三回目の出撃だ。
(……………)
教えてやるべきか。いや、やめておくべきだ。
そうに決まっている。でも……。
そんな逡巡をしている内に、エミリアの唇は動いていた。
まるで、彼女自身を突き放すかのように。
「―――別に。強いて言えば人生観が少し変わるだけよ」
「え?」
言ってしまった。
背後のナツメの足音がぴたりと止まる。
「エミィちゃん…そ、その………」
「捕まった事あるわよ。私」
「――――――っ!」
僅かな吐息が気道を擦る音。それは言葉にはならない。
先輩であり、戦友であり、そして親友でもある少女の告白に、ナツメの瞳はハッと見開かれる。
「えっ、え、あ…!そ、その…っ!!」
戸惑いが声に出てしまう。
何気ない自分の弱音が、エミリアにとてつもない事を言わせてしまった。
「…で、でもさっ!今こうして無事だってことは――――」
「えぇ、幸か不幸か一晩で助け出されたわ。姉さんね」
「へ、へぇ…。お姉さん、いるの?し、知らなかったなー…」
ナツメはなんとかして話題を逸らそうと試みる。
自分は今、不躾にも友人の触れてはならない過去に触れてしまった。
そんな罪悪感が彼女の胸の内に広がっている。
245 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:34:27 ID:en5lS2Ff
「言ってなかったかしら。それは悪かったわね」
「うん、初めて聞いた。どんな感じの人?やっぱ綺麗なのかなぁ?」
訊き過ぎかとも思ったが、今はとにかく話題を別の方角に持って行きたかった。
自身の告白に内心後悔していたエミリアも、とりあえずその努力を受け入れる。
「そうねぇ…」
一瞬考え込むような素振りを見せるエミリア。
だがどうした事か、その顔は次第に険しくなっていく。
「正直、余り褒められた人間じゃないと思うわ」
「え、あ…あれ…。仲とか、悪いの?」
二個目の地雷を踏んでしまったようだ。
ナツメは自分の学習能力の無さを呪う。
「でもまあ、あれと張り合えるデスパイアなんて、地球の裏まで探しても、そう簡単には見つけられないでしょうね。そんな感じよ」
「…はぁ…」
親愛と憎悪、尊敬と敵意の混ざった解答に、ナツメはただ戸惑う他ない。
とりあえず今の会話からしてひとつ言える事は…。
(物凄く、強い人なんだきっと…)
そして彼女が今もその影を追いかけている事も。
同い年なのに、自分よりずっと大人びていて、いつもどこか気難しいエミリア。
その視線の先にあるものが僅かばかり見えてくる。
ほんの少し、本当に少しだが、彼女の事が解かった気がした。
(なんだか…そこだけは普通の女の子みたいだね)
気が付けば、幾らか気持ちは軽くなっていた。
ナツメは再度歩みを進め、エミリアの後姿に追いつこうとする。だが―――――。
「エミィちゃん?」
「しっ!静かに!!」
今度はエミリアが立ち止まっている。
彼女は唇に人差し指を立て、ナツメを制した。
その真剣な眼差しに気圧されて、ナツメも黙り込み耳を澄ます。
―――――あ…やぁ…っ、んふ…くぁ…、あぁー…っ!
女性の喘ぎ声だ。近い。
「エミィちゃん!」
戦友の呼び掛けに黙って頷くエミリア。
二人の眼差しが向けられる方角からは、仄かな灯かりが漏れて来る。
奴がいる。今度こそ逃さない。
己の運命を託す武器をもう一度強く握り締め、エンジェルたちは駆け出した。
246 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:35:01 ID:en5lS2Ff
♯
「あ…や…やぁっ!嫌ぁぁぁぁぁぁぁあーっ!!」
ごびゅるるるるるーーーー。
ドク…ドク…ドク……、ごぽっ。
強姦される恐怖と絶頂の悦びが混ぜこになった分類不能の悲鳴が響き渡る。
許容量を上回る白濁液を注ぎ込まれ、風船のように押し広げられる膣壁。
細い身体は弓形に反り返り、開け放たれた唇の端からは一筋のよだれが流れ落ちる。
「ヌブァァァァァア〜!ムゥふウ〜…」
射精後の満足感と余韻に浸るデスパイア。
ほどなくして彼は獲物の股間から触手を引き抜くと、少女の片足首に絡み付いていたグレーのショーツをビッと剥ぎ取り、それをナプキン代わりにして、粘液の滴る肉棒の先端をグイっと拭った。
「来ィたァなぁ〜。まっでたぞぉ、えんじぇるどもぉ〜」
周囲には力なく横たわる女性たち。ざっと見積もっても十人はいる。
みな半裸で脚を大きく開かされたまま、気を失っていた。
その下に広がる白濁液の沼は、既に行為が完了している証である。
滴る精液を拭き終えた下着がベチャリと持ち主に投げ返される。
虚ろな瞳で荒い呼吸を繰り返すその娘はもう、自らの顔にへばり付いたそれを取り払おうともしなかった。
「………………」
銃口のような、化け物を射殺さんばかりの視線で睨みつけるエミリア。状況は余り好ましくない。
緒戦で切り落とした触手は既に再生を終え、甲羅の方は完璧とは行かないまでも、薄い角質が既に患部を覆い尽くしている。
潰された視力もどうやら回復しているようだ。
まだ万全とはいかないように見えるが、そんなのは気休めに過ぎない。
戦いの場となる最終浄水池はほぼ円形。
狭くは無いが決して広くもない。その気になれば、触手は端から端まで届く。
膝下まで浸かる水深も問題だ。水中からの不意打ちには常に気を配らなければならない。
「何にせよ、やるしかないわね」
外に誘き出すという手も無くはないが、それは同時に被害の拡大を意味する。
逃げられでもしたら水の泡だ。決着をつけるとすれば、この場において他に無い。
「あんたに弄ばれた人たちの分、全部まとめて叩き込んでやるんだから…!」
凄惨な場の空気の飲み込まれぬよう、ナツメは強くフロムヘヴンを握り締める。
「ぬぅかぁせぇぇぇえ〜。先にィ、抱かれたいのはァ、どっちだぁぁぁあ!!」
まさに肉の嵐。
再生を終えた無数の触手が、爆発するように展開する。
心の弱い者を一呑みにしてしまいそうな圧倒的威容。
しかし、立ち尽くすことは許されない。
ナツメとエミリアは二筋の閃光となって跳躍した。
247 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:35:58 ID:en5lS2Ff
♯
逃げ場は無い。動きを止めれば即、触手の餌食だ。
敵は頑強な殻に覆われている。その装甲は手数で押すエミリアの技では抜けない。
必然的にフォーメーションは挟撃。
前方のエミリアが撹乱を担当。繰り出される触手たちを逐次撃ち抜く。
そして背後からは本命のナツメ。エミリアの攻撃の影から、その必殺の一撃を脳天に叩き込む機会を伺う。
「―――――ハッ!!」
弓鳴りと共に一本の触手が壁に縫い付けられる。
尚も足掻き続けるそれに一瞥もくれず、再びマウントされる矢。
狙うは肉塊に埋もれる水晶のような輝き。
先程と同様、視力さえ封じてしまえば、形勢は一気にこちら側へ傾く。
警戒すべきは触手よりも、最後っ屁に使われた白濁煙幕の方だろう。ここであれを使われては堪った物ではない。
体液の充填が完了する前に、叩いてしまわなければ。
「…くッ」
敵も自身のウィークポイントは重々承知と見える。筋書き通りには行かせて貰えない。
瞳に狙いを定めようとしても、眼前を掠める次なる触手によって、照準は妨害されてしまう。
「参ったわね。いっそバズーカでも持って来るんだったわ」
「でぇぇぇやぁぁぁあッ!!」
背後から炸裂するナツメのハンマー。
しかし、回避動作の連続で碌な"溜め"の利いていない一撃は、デスパイアの背中に僅かなヒビを走らせただけで止まってしまう。
「きゃッ!」
デスパイアが巨体を捩り背後を薙ぐ。
動きを止めていた所に横殴りの一撃。右肩を触手で打たれたナツメが吹き飛んだ。
「ナツメ!」
「…だ、大丈夫!!」
コンクリートの床を蹴ってバランスを取り、なんとか転倒だけは逃れる。
すぐさま壁に飛び上がり、追撃してきた触手たちを回避。
ギシギシ伸び切ったそれに腹いせの一振りを見舞う。
「…これじゃ持久戦だわ」
その通りだった。だがデスパイアの息も荒い。
押し切れない状況ではないハズだ。
二人とも、少なくともこの時点ではそう思っていた。
「歯がぃぃぃい!こぉなったら奥の手ぇ、いっぐぞぉぉぉぉぉお!!」
デスパイアの半身がグググっと殻の中に引っ込み、次の瞬間、
ごぼごぼごぼ―――……どばあっ。
「なっ!?」
「うっそ!?」
殻から出現したのは先刻の倍以上はある大量の触手。文字通り奥の手だ。
どうやら奴の背負ってる自慢の甲羅は、協力無比な盾であると同時に武器庫も兼ねていたらしい。
248 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:36:57 ID:en5lS2Ff
「冗談は顔だけにして欲しいわね…」
「は、反則!反則だよ、あんなの!!」
二人の抗議を無視して触手の大部隊がギシギシと全身の筋肉を軋ませる。
そして次の瞬間、圧縮されたスプリングが解き放たれたように触手の束が爆ぜる。
繰り出される攻撃が水しぶきを上げ、コンクリートの壁を穿つ。
「手数だったら、こっちだって!」
黒衣を翻し、十八番のリヒト・レーゲンで応戦するエミリア。
だが、押せども叩けども肉の壁の侵攻は止まる気配など無く、エミリアは後退を余儀なくされる。
「ナツメ!上をッ!!」
「えっ!?」
叩き付けられる鞭の衝撃に耐えかねて、街路樹の幹ほどもある大きな配管が天井から落下する。
すんでのところでナツメはそれを回避した。
「こ、このままじゃ生き埋めだよ!」
手入れの行き届いていない水回りは劣化が速い。
衝撃に耐えかねた天井からは、次から次にボルトや鉄管が落下してくる。
「ナツメ、右よ!早くッ!!」
「―――あっ、危ない!!」
あやうく犠牲者の上に落下しかけた鉄板をナツメが砕く。
「止むを得ないわ!私が他の人たちを運び出すから、奴をひきつけて」
「無理だよ!それじゃ私達が…っ!!」
「…無理でも不利でも通さなきゃならない道理ってのが私たちにはあるのよ!!」
叩き付けられる肉塊を数本を光の矢で串刺しにする。
デスパイアも消耗している。こんな派手な攻撃、そう長続きするハズが無い。
「いくわよ!」
立て続けに光の矢をノッキングしデスパイアに放つ。案の定、弾かれた。
その隙を突いてナツメがデスパイアに接近する。
先の戦いで食らったフロムヘヴンの一撃がよほど堪えている見える。
怪物は大慌てで触手を薙ぎ、彼女を打ち払おうとする。
ひらりと宙を舞い、軽やかにそれを避けるナツメ。
元よりおとりのつもりだ。攻撃を決めるつもりは無い。
新米の彼女だって、回避だけに徹すればこれぐらいは避け続けられる。
249 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:37:25 ID:en5lS2Ff
(…大丈夫そうね)
ナツメが上手く触手を引き付けているのを確認すると、エミリアは壁際に横たわる女性たちの元へ跳んだ。
真っ赤に腫れた陰部。乳房に残された吸盤の跡。
痛ましい姿のまま転がっている被害者達から一人を担ぎ上げ、気持ち安全なこの部屋の入り口まで運び出そうとするエミリア。
だが、思いもよらぬ事態がここで彼女を襲った。
「きゃっ!」
ぐいと引っ張られる足。体勢を崩し尻餅をつくエミリア。
いったい何が起こったのか、顔を上げた彼女の前には…。
「ねぇ〜…、もっと…もっとぉ〜…」
なんと、助け出そうとしていた被害者達が起き上がり、惚けた表情で彼女に覆い被さって来たのだ。
「な…っ、ちょ!?なにするのあなた達っ!!」
一人を突き飛ばすと、今度は背後から別の女が。
白濁液まみれの女たちは、まるで亡者のように、わらわらとエミリアに群がってくるのだ。
(この子たち…デスパイアの体液に、冒されている…!!)
なんということだろう。
市営プールを乱交パーティーの会場に変えてしまった媚薬に、彼女らもあてられていたのだ。
意識レベルの低下と性衝動の肥大化。この場で咄嗟に治せるものではない。
「え、エミィちゃん!?」
異変に気づいたナツメの足が止まる。
エミリアに方に駆けつけるべきか。
その一瞬の迷いが命取りとなった。
「―――きゃあっ!!!」
横薙ぎの触手をまともに食らい、吹っ飛ぶナツメ。
派手な水しぶきを上げながら、純白の天使は数メートル彼方の水溜めに突っ伏す。
「なっ、ナツメっ!?」
後輩の悲鳴を驚いたエミリアは、絡み付いてくる裸の女達を水の中に突き飛ばし、なんとか起き上がった。
そしてようやく顔を上げた彼女が目にした光景は――――――。
「…………」
今まさに頭上から覆い被さって来る、デスパイアの姿だった。
250 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:37:53 ID:en5lS2Ff
♯
「きゃぁぁぁぁぁぁあー!!!」
危うく遠退きかけていたナツメの意識を現実にひきずり戻したのは、エミリアの悲鳴だった。
仰天して水から身を起こす粉砕天使。
水上では我が目を疑いたくなるような衝撃の光景が、繰り広げられていた。
「え、エミィちゃん!!!」
エミリアはデスパイアの巨体に組み敷かれていた。
蠢く無数の触手の下で、彼女は必死にもがいている。
すぐ傍に転がるクロイツァーを手に取るが、その弓までもがすぐさま肉蔓に絡め取られてしまった。
「むっふっふ〜!獲ったァぞぉぉぉぉお!!」
「こ、この!は、放せ!や…あぁっ!!」
振り乱されるプラチナブロンドの髪。
ぬたくる無数の触手らが、天使の体に汚らわしい液体をなすりつけてくる。
漆黒のロングスカートが豪快に捲くられ、中に触手たちが殺到していくのが見えた。
「この変態っ!エミィちゃんをはな―――――きゃっ!!」
怒りと焦燥に任せた突撃は、唸る触手の壁に阻まれる。
「エミィちゃぁぁぁん!!!」
エミリアの身体は膨大な数の捕食器官に飲み込まれ、もはや外に出ているのは首から上と右腕だけ。
苦しそうに食い縛られた彼女の口が開き、ようやく言葉を紡ぐ。
「…な、ナツメ!作戦…っ、失敗よ!あなた一人でも逃げて!!お願い…だから――――……」
親友の言葉はそこで途切れる。
ズズズル―――――――ごぷ。
麺類をすする様な音と共に、彼女の姿はデスパイアの貝殻の中へと消えて行った。
251 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:40:54 ID:en5lS2Ff
♯
「う…うそ……。嘘、でしょ…?」
呆然と立ち尽くすナツメ。現実を脳が処理しきれない。
すぐさま叩き込まれた触手を、半ば身体が自動的に回避した。
「エミィちゃんが、そんな…」
目の前が真っ暗になりそうだった。
虚ろな表情のまま、二発目、三発目の攻撃をハンマーの柄でいなす。
『…や、やめっ。あ、あぁ…だ、駄目っ!…そこは!!い、いや!!』
デスパイアの体内から、土管の中で反響するような感じで、僅かばかりの声が漏れ来る。
こもった声だが聞き間違うはずは無かった。エミリアの声だ。
「…や、やめて。お願い。エミィちゃん、そこにいるんでしょ…」
「ヌァア、いるなぁ〜。おれン中でナンか言っでるぞぉ〜?」
うわ言の様なナツメの台詞にデスパイアが返す。
しかしその言葉は彼女の耳には届いていなかった。
ナツメの意識を縛り付けているのは、殻の内側から聞こえて来るエミリアの声だけだ。
『んや…あ。あぁ…!く、くぅ…っ。ナツメ…逃げ、てっ!な、なつ…うぐ…!?』
「どぅふふふ〜!さあ見でろォ〜、こいつは今から、おでの嫁だぁ〜…」
水晶のようなデスパイアの瞳が嗜虐の悦びに輝いた。そして…。
『ひ!?あっ、や…!嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあーーーーー!!!』
ひときわ大きな絶叫が体内から聞こえてきた。
ナツメの身体がビクンと震える。
「入っだ、入っだぞぉ〜!いい、いい締め付けだぬァ〜!!」
入った。どこに、何が入ったのか。
ナツメの疑問に答えるように、甲羅の中からの悲鳴は別の色に変わっていた。
『あ…は、嫌ぁ…。くっ、くうぅ〜…。やっ、あ…、ひぁあっ。や、やめぇ…んくっ!』
「ヌっハァ!いいぞぉ。いいぞぉ〜。力がぁ漲るぅ〜。お次は後ろの穴だぁ」
デスパイアの傷がみるみる内に塞がっていく。
プールサイドで嫌というほど聞かされたあの響き。
すなわち、蹂躙される女の声。
中で行われている行為を悟った瞬間、ナツメは―――――――・
「う…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあーーーーーっ!!!!!!」
ナツメ、は爆発した。
252 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:45:14 ID:en5lS2Ff
♯
「ヌゥゥゥゥゥウ!?」
火花が渦巻き、閃光が走る。
視覚化されるほどの猛烈な魔力の噴出にたじろぐデスパイア。
ナツメの握るスレッジハンマーが自らを砕かんばかりに猛り狂う。
くわっと見開かれた漆黒の瞳。怒りに引きつったあどけない顔立ち。
噛み締められ、並び揃って剥き出しされた白い歯がギリギリと音を立てる。
果たしてこれは天使なのか。
破壊の神か何かの間違いではないのか。
ナツメの靴が地を蹴る。
彼女の立っていたコンクリートの床が、重機でも叩きつけたかのように陥没した。
「こ、こご、…ご、小娘ぇっ!!」
虚勢を取り繕うような咆哮。もはやどちらが化け物か分からない。
少女の姿をした鬼神の突進を阻止すべく、条件反射で触手を繰り出す。
だがその肉の槍も彼女の身体を貫く寸前で、レンジに放り込まれた生卵のように破裂する。
ナツメから湧き出し彼女を包む魔力の聖域に、不浄の物体はもはや存在さえ許されない。
その姿はまさに燃え盛る大気を纏い宙を掛ける流れ星。進路上のあまねく存在が無条件で粉砕される。
「ひあぁ!?ま、ままま、待で!おれン中にばっ、おまえのっ、な、な、仲間が――――…」
「エミィちゃんを!返せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!」
振り下ろされるフロムヘヴン。天国からの招待状。
咆哮。打撃。炸裂。全ては同時だった。
気化爆弾でも投下されたかのように、辺り一面は真っ白になる。
「ンがば!?ぬぅぅぅがぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
―――――――ズズゥゥゥゥゥン。
アトラスでさえ支え切れないかと思われる強烈な一撃。
捨て身の突進から全魔力を放出した一撃を放つ必殺技『ズムウォルト・バスター』
直撃を食らった部位は瞬間的に粉末状に砕け散る。
衝撃は外殻を貫通し、内臓を通過し、着弾地点の反対側の甲羅をも突き破る。
摩擦が死んだように水面を滑り、豪快に壁に叩き付けられるデスパイア。
その上に追い討ちの瓦礫が容赦なく降り注ぐ。
所々から噴き上がっているのは蒸発した体液。
再生しかけていた甲羅の傷は第一撃の時以上に叩き壊され、中から真っ赤に裂けた肉と触手が飛び出した。
「ハァ…、ハァ…、ハァ…、ハァ…」
頭がガンガン痛い。手の平がジンジンする。
立っているのか倒れているのかも良く分からない。
自分の身体の負荷など一切考えていなかった。
いや、考えてはいけない。いけないのだ。
エミリアが味わされている痛いみは、こんなものじゃない。
「ヌフゥ…、が……あば………げぷぅ……ッ」
まだ息がある。そうだった。コイツの生命力は半端じゃない。
ならば再度、今度は剥き出しのその身に鉄槌をくれてやるまでだ。
疲弊した身体に鞭打ち、ナツメが再びフロムヘヴンを振りかぶる。
253 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 22:45:56 ID:en5lS2Ff
『くぁ…あ…んあぁっ!ひ…あ…っ。ん、んくぅぅぅうー…』
さっきよりもハッキリと、エミリアの声が聞こえてくる。
あれだけの大打撃を受けて、これだけ吹っ飛んだというのに、呆れた事にこの怪物は、体内のエミリアを凌辱し続けている。
「――――許せない…。絶対に許さない」
もう怒るのも馬鹿馬鹿しい。
さっさと殺してしまおう。
そしてエミリアを助けるのだ。
「おまえなんか、おまえなんかっ、…さっさと死んじゃえぇぇぇぇぇえッ!!!」
これが止めの一撃。頭上高く振りかぶられるフロムヘヴン。
怒りと、憎しみと、ありったけの哀しみを込めて、それは振り下ろされる筈だった。
―――――――ズンっ。
「え?」
ぐらりと視界が揺らいだ。
両手から離れ、バシャンと水の中に転がるスレッジハンマー。
「――――かはっ…!」
口の中に仄かな鉄の味が広がる。
背後から、後頭部への一撃。
ナツメはゆっくりと、膝からその場に崩れ落ちる。
彼女の背後には、騒ぎを聞いて駆けつけて来たデスパイアの幼体が一匹。
そう…。敵は目の前の一匹だけではない。
(私、またドジ踏んじゃった…)
がら空きの背後から触手の一薙ぎを食らい倒れるナツメ。
満身創痍のデスパイアがゆっくりと起き上がり、触手でナツメの体を包み込む。
「手こずらせ、やがってぇぇえ。さあ、お友達が……ぐふっ、お待ちだぜぇぇぇえ〜〜〜…!!」
最後の賭けに勝利した暴君は、傷だらけの顔でニンマリ微笑んだ。
「エミィ…ちゃん…。ごめん―――――……」
そして、ナツメは頭から呑み込まれた。
254 :
粉砕天使の人:2010/10/26(火) 23:00:59 ID:en5lS2Ff
以上、罰当たりなとこで切って第三章に続く。
他の作品と比べると、凄惨というよりもむしろ陰湿でちょっと場違いな気も。
お目汚しもいいとこですが、生暖かい目で軽く読み流していただければ僥倖。
イヤなんかもう、精神的なエロが凄い。
明らかにバージンな新米のヒロインが、被害者から触手抜くの手伝わされたり、ついさっきまで一緒だった仲間がとうとう犯されちゃったりとか。
どんどん外堀埋められてく感じが半端ない。
いい意味でエグいと思う。
投下お疲れさまです
しかしここで切るかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
自分がこれからナニをされるのか、じっくり予習して貰うわけです。わかります。
これ良いね
光になれぇ!な感じのハンマー使いとかバトル部分もかっけぇし
戦友の過去語りとか異様な緊迫感あるし、ふと隣にいた戦友が一瞬で消える空漠とか
声だけで描写される体内陵辱ってのも目新しくて前菜としての掴みはぐーだった
強化フォームとか考えちゃうと、話の流れ無視してキングフォームにしたくなるよね
SNK、カプコンの格ゲー歴代ボスの必殺技連撃メドレーのようなフルボッコを受けても全て無効化する無敵のフォーム
ただし性的なダメージは素通りで触手、スライム、痴漢には一方的に狩られる。
そんな、敵も味方もガチで戦う世界では無敵の存在、敵が戦闘中にセクハラをする世界だと食物連鎖の最底辺の魔法少女(中身28才処女)とかは考える。
そいつに一言物申したい
お前はもう、少女じゃない・・・
魔法少女安定供給機構に通報しないとな
略称は?
養殖リィンの品質向上の研究とかもしている団体だな
仕分けされないか心配だ
歴代最強の魔法少女のゲノムを保管し
遺伝子配列弄って優秀な部分を抽出して
ゲノム兵ゲフンゲフン魔法少女を量産してる
またクローン魔法少女を使って敵触手の繁殖力とか
身近なところでは車の破壊エネルギーを魔法少女の体で計測したりと
われわれの暮らしに大変貢献しているすばらしい機構です
ヒロインのナツメが「こっちの世界」出身の後天的な魔法少女で
先輩のエミーリアが「あっちの世界」から来たオリジナルでおk?
ってかナツメの技名が魔法少女とは思えないゴッツさだな((((;゚Д゚))))
新作はまだ読んでないけど、旧作と設定同じなら、どっちも、この世界の人間が修行で天使になってたはず
養殖リィンはメラゾーマを持ってないので、我々のようなモブ触手には天然モノより安全にょろ
しかし天然ほど活きが良くないので、2〜3回の陵辱、下手すると1回で使い物にならなくなってしまうにょろ
早く品種改良してほしいにょろ
天然モノも旬の14年物はなかなか持ちが良いのだけど、ちょっと若すぎる13年物だと痛みやすくてすぐダメになるし、
平均寿命は15年弱なので、旬を少しでも過ぎると死んでしまうから、あれでなかなか素材の管理に難しい魔法少女にょろ
>268
修行じゃなくて、なんかクリスタルみたいなものだったと思う。
冒頭の人物紹介とか設定みたいなのは兄貴は書かないけれど。
魔力がダウンし始めても最前線にこだわり敗北し倒した魔族の数倍の魔族の母体になるより
高位の魔法少女は一線を退いて家庭に入るか教官になるのが推奨される。
稀にに辞令を無視し最前線に止まったり引退しても家庭を作らず子供も産まないと
MSSの怖い子供達が捕縛のため派遣されMSSの会員制施設「マジカルクラブ」に送られ大半はお持ち帰りされる。
極まれに人気が無く指名が1ヶ月無くなると施設の最下層で単発ネタ用に出荷する名無し魔法少女を作る作業に送られる言う
これが魔法少女安定供給機構MSSの噂である。
にょろ! Σ
MSSは我ら一般魔物のために、安全で良質な魔法少女を提供してくれる公共団体ではなかったのかにょろ!
早く逃げねば狩られるにょろ・・・。〜〜(◎)_〜〜
~~~~ ~~~~~
触手なんて滅べばいいのさポイズン
鬼とか天狗とかがメインでもいいじゃない
鬼〜のチ○コは(ry♪
鬼のパンツが丈夫なのはフルボッキしても破れないようにするため(棒
ブチ切れた総督は「今のはメラゾーマじゃいよ。私のメラだよ…」とかいうレベルかもしれない。
そして愕然とするリィンちゃん
一方その頃、魔術研究室では『対抗金盥フィールド』『言論ブーメラン』『夢の箱』等が開発され魔術戦は許可の時代が近づいていた。
サイボーグ娘「魔法なんてだせえんだよ!」
魔法少女「でも私たちにはすべてなんだ!」
擬体化して過去の記憶を消し去り戦う魔法少女達。
その機械の体から拒絶反応を抑えるためには、男子達の精が必要だった。
ギルスとエクシードギルス注文したよー!
超楽しみすぎる!
スレを誤認したのは私の責任です
私が未熟だったから
このイースはお返しいたします
突然変異怪人の触手で魔法少女を陵辱とな!?
シリアス&ダークも勿論大好きだが・・・
アホな能力を持った変態怪人で世界をエロスにしようとする悪の組織を相手にするおバカな乗りの作品もないとな
触手魔法少女が正義の魔法少女も悪の魔法少女も触手その他怪人も
まとめて陵辱する作品はないかのぉ
ネタだと魔法や能力をラーニングする青魔女とか居た
BF物だと淫魔を絞り取り淫技をラーニングするのも居た
自己アンカ
>>283 >触手魔法少女
>魔法少女
「私は美しいものには目がないんですの」
「うふふ、もっともっともっっと気持ちよくなりなさい」
「石像として私の庭に飾られるのと、触手として私の体の一部になるのと
永遠に陵辱を受ける肉人形になるのとどっちが好きかしら。
どれも嫌?残念、あなたに決定権はないの。
あなたにあるのは自分の好みを私に訴える権利のみなの」
>怪人
「アハハ、もっと気張ったらいかが?一撃でダウンなんで無様極まりないですわ」
「私のココにたっぷり出して!未来永劫私が壊れる位ズポズポしてぇ」
「えぇもう終わり?まだまだ私のおなかには余裕がありますわ。
ココで終わったら消化不良すぎますわ。
あなたの体が摩擦熱で灰になるくらい、もっともっと腰を動かして
もっともっと性を私のここに注いでくださいな?」
「うふふ、たまには男同士でやらせるのも……うふふ」
今更だが
>>276 >対抗金盥フィールド
リィン「メラゾーマ!」
その日、日本の外れに巨大金盥が落着し甚大な被害をもたらし数日後に金属市場は暴落した…
>言論ブーメラン
リィン「ここがあなたの墓場よ!」
オチは言うまでもない…
>夢箱
リィン「偏頭痛が酷いから今日は寝てる」
フトンサイコー!
こんな事になるのか…
>>283 怪人を凌辱する場面を想像して吐いた
いや、そんな怪人を考えつくのが悪いんだけどね
ビッチを!もっとビッチを!
頬を高潮させて犯されながらも、必死に強がって敵にスラングを浴びせ続ける魔法ヤンキーを!
トラさんは役立たずなのがアイデンティティだろ!
すまん誤爆
>>289 「リィンは役立たずなのがアイデンティティだろ!」
なら、誤爆じゃないなw
「リィンは捨て駒として十分役に立ってる!」
なら、会話も成立だよ(・∀・)
実は最初、寅さんのことだと気づかず、今日の仮面ライダーオーズで、初めてトラメダルの時の腕部の
タイガークローが敵にヒットしたことを揶揄しているのかと思ったんだぜ(どっちにしろ誤爆だが)
そんなわけで、鉤爪装備した格闘タイプの役立たず魔法少女を
>>293 まさにその通りだよ!
ぶっちゃけ仮面ライダーでモチベーションが変わるからゴルフとかやめてくれ
正解かよ! むしろフーテンの寅さんの方が深読みしすぎかよw
まったくライダーはこのスレの、必須とは言わぬまでも選択必修くらいの重要ネタソースだな
>288
「く…クソが。言ってろこの遅漏野郎。テメェなんなの粗末な竿じゃ、なっ…何時間やられ…たって、イけやしない…ん、はっ…はぁう!?」
※TS物っぽい描写があるかも知れません。苦手でしたらごめんなさい。
あの後、順一を追及すべく自分の家に連れ込んで見たが
そこで突拍子のない告白を聞いた
「はぁ?魔法銃士ぃ?」
いけないいけない、つい到底世の男子にお見せ出来ない表情をしてしまった。
「あ、うん・・・」
順一はまるで怒られる事を分かってて
何も言えずに弱る子供の如く斜め下に視線を向けたままだ
その様子に苛々と罪悪感が同居した変な気分になる
「あんたの言い分は、さっきみたいな人の『運気』を狙う石に宿る化け物を」
「そ、そうそう!そいつの退治とその石を正常化するために」
「人の話は遮らないで」
「ご、ごめんよ・・・」
高校生に注意される大学生って・・・。
そして順一から今まで出回っている宝石は名も無き機関によって
中に棲むドレイナーズを弱らせたりして市場に出回る宝石を管理していた事
その名も無き機関の敵対シンジケートがまだ封印前の宝石をばら蒔いてしまった事
その為に名も無き組織は対ドレイナーズ装備を適性者に渡して退治させてる事
無論、協力への報酬もあり、最終的には多くの石を封じた者の望みを叶えると言う事を説明された
つまりあと何人もの魔法銃士と名乗る連中がいて、競争していると言う事か
よく見ると順一の左手の人差し指に不釣り合いな指輪をしてる。
この指輪を使って変身していたらしい
「でも何で私の姿をしてたのよ」
「最初の変身にと自分の『女性』をイメージしたものが反映されるらしくて・・・」
それはどういう意味だ、とジト目を向ける私。
私の姿で変なアクロバティックな所を知人に見られたら誤解されそうで怖い
「そこは心配すんなって、声は朱美とは違うように調整してるから」
「はー・・・女装して戦う魔法銃士が後何人かいるわけね。世も末よ」
「だから女装じゃないっつーのに」
中には女の人も変身して戦ってるよ、と抗議してくる順一
「とにかく、今度あんなのに会ったら俺に連絡くれ」
そう言って順一は見知った番号とは何やら違う番号のメモを渡す
「いつもの携帯は?」
「公私は混同しない主義なの」
仕事用に別の携帯が支給されたらしい。
それじゃ、と帰ろうとした彼が思い止まったように一時停止し、私の方へ振り向く。
「石を何かしら拾ったらその日から夢で声が聞こえると思うけど無視するんだ」
「何で?」
「言ったろ、運を吸うって。ドレイナーズは願いを叶える事でも運を吸うから」
夢の中でくらいゆっくりもさせてくれないなんて理不尽だ
「お前は何が欲しい?」
へ・・・?
「願えば与えてやるぞ?」
何処から聞こえて来るんだろう?
「石に願え、石に願え、石に願え・・・」
!!
ベッドから飛び起きたある女生徒が勢いの余り、ベッドから転げ落ちる。
「痛たた・・・」
背中を打った痛みに悶えながら帰りに拾った綺麗な石を見る。
これって宝石なのかな?何の種類なんだろ?
これを見てると吸い込まれそうな心地になってくる
と、先程の夢を思い出してつい軽い気持ちで願いを言ってみた。
「今日、数学のテストだけど中止になりますように・・・!」
まるで石に念を送るかのような仕草で願いを言う彼女は
端から見れば滑稽に映るだろう
「なんちゃって・・・」
自分でも恥ずかしくなったのかやめる彼女
こうしてはいられない。時間も時間だし登校の準備をしなきゃ。
きっとストレスのせいなんだろう。ストレスは時に幻覚さえ見せるって
TVで学者の人も言ってたもの。
彼女は登校して間もなくその日のテストが中止になった事を知った。
本日は無事に学校も終わる。
授業中にあの怪物が襲ってくるような事を警戒していたが、無駄な心配だったようだ
やっぱり襲うとなると夕方からの深夜シフトなんだろうか。
昨日の事もあるから部活に行く足取りも重くなる
やだなぁ・・・見えない気配にびくびくしながら部活するの
部室へと向かう途中、とある二人の女子生徒の姿を発見
一人は最上級生、もう一人は・・・知ってる顔だ。
確か、後輩の沙紀だったか?
「先輩!この前好きな男子にフラれちゃったって言ってましたよね!?」
「そ、そう・・・ね・・・」
「私にまーかせてください!先輩をフッた男子をメロメロにさせますから!」
「ありがとう・・・」
ああ!どんどん先輩さんの目の生気が!?
すると何やら青白く透けてる石を取りだし、何かを念じるようにうんうん唸る。
まあ、後輩なりの優しさなんだろうか
その姿を忍びなく感じたのか「もういいから」と先輩が肩を叩こうとした瞬間
沙紀の身体から青白い光が出始めた。ビジュアル的に言えば
『まとわりつく』といった描写が正しいのかも知れない
嫌な予感がする。順一のメモに書いてある番号をたどたどしくプッシュする
「早く出て・・・!」
コール音にイライラしながらあの二人の様子を見ると
先輩女子が沙紀のただならぬ様子に引いていた
「大丈夫です、私これでも実践経験積んだんですから。きっとうまくいきます」
沙紀の抑揚のない声に更に後退る先輩女子
それと同時に女の子の身体から蝙蝠のような翼が生えたかと思ったら
昨日のような黒い皮膚をしている獣の姿に変わった。
「朱美?」
やっと順一が出た!
「出たの!あの怪物が!学校で!」
私が半ばパニック気味にまくし立てるような電話に、順一は一拍置いて
「わかった」
と言って電話を切った。
でも、実際間に合うだろうか?
到着するまでの間、あの人はともかく私もヤバいんじゃ・・・?
突然、頭上を一陣の風が通り抜けたので、私は伏せる。
あの蝙蝠な怪物に変化した沙紀が先輩のいる地点をぐるぐる回る。本当に蝙蝠だ
「ぁ、あ・・・」
先輩女子は腰を抜かして動けない状態だ
・・・と言うより私も動けない訳だが
何なんだろう、息が荒くなってきた・・・。
部活後でもないのになんで・・・!?
身体も何か落ち着かない感じがする。
いつしか私は無意識にスカート越しに股間を弄っていた。
先輩女子も同じような状況のようだ。
そしてそんな先輩女子の姿に私も釣られて指先の動きを激しくさせる
「はー・・・はー・・・!はぁー・・・!」
目は先輩女子の慰めてる姿を凝視しながら
下着の中にまで指先が達し、水音まで聞こえる。
自分の荒い呼吸なのに他人事のように気にならない私。
そうして私は喘ぐ同性をおかずにして絶頂に達してしまった。
すると蝙蝠怪物が地面にノビてる私を見つけ下に降りてくる。
「あの超音波二巻き込マレちゃッタのか・・・まあ災難ダト諦めテ」
そう言って私の手を抵抗できないように押さえつける。
が、その蝙蝠怪物は乱入者に横に吹っ飛ばされる。
「グオッ!?」
コンクリート製の校舎に強く打ち付けられよろめく蝙蝠怪物
「遅くなってごめんな。」
そう言って私を立たせ、離れてろと促す魔法銃士の順一
そしてほぼ一方的に怪物に打撃をくわえていく。
私は先輩女子の容態が気になり近付いて見るが
上気してノビてるものの一応は異常なさそうだ
すると昨日見たあの強く赤い光が向こうで光始めた。
離れてみると空中高く飛んだ順一の身体が再び粒子のように怪物の前に集まり
一つの赤く眩しい矢印みたいなものが怪物の身体を貫通する。
貫通した矢印らしき物は再び順一の身体を形成し、消える
蝙蝠怪物は身体が文字通りボロボロに崩れ
その中から沙紀が出てきて前のめりに倒れた。
沙紀の倒れた地点にある石を回収する順一。
「直に『運』を吸われる事態じゃなくてよかったよ」
順一は変身を解き、女の子な姿から男の姿に戻る。
一応、運は回復するもので先輩女子と私は大丈夫だが
沙紀の場合は色々な所で願いを使いまくってしまったせいか
運の消費が激しすぎて日常生活に支障が出てしまう程悪化しているらしい。
彼女はリハビリとカウンセリングも含めて
機関と関わりが深い病院に移送されるらしい。
昨日の怪物の中の男性もそこで復帰の為のリハビリを受けているとの事だ。
今日は流石に日が悪いと部長に休みの電話を順一がかけて
久しぶりに夕日眩い時刻に、帰宅した。
沙紀は石の声とやらを聞いて、乱発してしまったのだろうと順一は言っていたが
願いを叶えるという声と、実際に願いが叶う事実を目の当たりにして
その誘惑に打ち勝てる人間が実際どれほどいるだろう?
そう考えると複雑な気分となった。せっかくの早めの帰りだというのに
やっぱり今日の私はツいていないようだ。
以上
>>297-299 投下乙
俺が就活滑りまくったり彼女出来ないのも露天とかで売ってる
アクセサリーについてた石のせいだったのか・・・!
なんてこった!?
GJ
蜘蛛怪人とか蝙蝠怪人って男の子だよな
敵対シンジケートって絶対ゴ○ゴムだろwww
一応石を扱ってるし
ゴルゴムの仕業かッ!
このスレにライダーネタが増えたのも乾巧って奴の仕業なんだ
奴は口がうまいからな
このスレもライダーネタに侵食されつつある…
これもディケイドの仕業だ。おのれ!ディケイドォ!
ライダー好きじゃない人がいることも、心の片隅ぐらいには置いててくれな。
やる夫スレとかでめっちゃ人気あるけど。
アニメとかも多少は見るけど。
ライダーは小学生の頃にブラックかRXかを見てたんだろうなっていう記憶の残滓しかないな。
>>306 君が好きじゃないから何だって感じなんだが
このスレでのライダーネタは、単にスレ違いの話題で際限なく横道にそれて盛り上がってるとかいうのと違うだろ
その違いが自分には分からんよ。
ライダーの話題で盛り上がってるのはライダー好きの人だけだってのを分かってて欲しかっただけ。
つまり、「僕にわからないネタで盛り上がっちゃイヤだ!」ってわけか?
それがスレに即したSSのネタになっていたりしているのに
わがままも大概にしろよ
一度二度じゃなくて散々繰り返してるからなぁ。
特撮ヒロインスレなら分かるが、魔法少女とライダーって何の関係もないし。
まぁ、俺のわがままだって意見も分かるし、話をするななんて言わない。そんな権利もないしな。
だから、このスレの話題、それがちゃんとSSに反映されてるんだろ
君はライダーネタがわからないと明言しているし、だからこそ知らないのも無理はないが、
災難の人の作品みたいに、ライダーネタのパロをアイデアの引き出しにしている作品もあるくらいだ
君が言っているのは、そういう作品を締め出せってことだぞ
(スレの話題とは関係ないが、かの『魔法少女なのは』も、そもそもは平成ライダー、特に555辺りの戦闘演出を
魔法少女モノに導入するという演出で個性を出していた作品だ)
わがままだって気づいているんなら自重しろ
俺だって、ネタがわからなくて付いていけない話題なんていっぱいあるし、2chってのは(エロパロは2chじゃなくなったが)
そういうところだろ
失礼。「締め出せ」なんて君は一言も言ってないよな。
その点は書きすぎた。申し訳ない
「自分はその話題が嫌いなのを知っていてくれ」と言っているだけで
結局、「だからなんだ」としか言いようがないのだが
Q:この中で魔法少女の敵に相応しいのは?
1ファイレクシア
2ガドラム帝国
3触手エイリアン
いやね、このスレのライダーパロの比率がエスカレートして、
ライダーファンじゃないと訳のわからないスレになりはしないかと不安になったのさ。
そんなことは絶対にないというなら、俺の杞憂だから申し訳ない。
どうしても、SSの投下よりもライダーネタの方が食い付きがいいように思えてね。
>>315 それは君がライダーネタがわからない(ということにしておこう)せいで、自分が参加できない話題に対して、
ことさら疎外感を感じているだけの単なる被害妄想だ
大体ネタが分からないのに、どのネタにどれくらい食いつきがいいかなんて、どうして分かるんだ?
君に判別がつかないだけで、君がそう思ったネタの中には、ライダー以外のネタだっていっぱいあるんじゃないのか?
それとも、このスレで振られるライダー以外の全てのネタを理解できているのか? だとしたら、なおさら今言ったような被害妄想でしかない
そんなに自分にわからないネタがあるのがイヤなのか?
何より、
>どうしても、SSの投下よりもライダーネタの方が食い付きがいいように思えてね。
これが妄想以外の何モノでもない
今回だって、SSに対する感想から始まっているというのに
思い違いなら、別に危惧することじゃないかな。
それならいいんだ。
SSの感想もそこそこに、ライダーネタ雑談に流れて行ったりしないならいい。
被害妄想が過ぎたようだ。
(あまり雑談に参加したいとは思ってないが)
精進しないとな。
もう話題を収めるようだし、ごちゃごちゃ言うべきではないのだが、最後に言い忘れたことを一つだけ
(ぶっちゃけネタがわからないのでレスできなかったが、
>>314には申し訳ないことをしたと思っているw)
本当にそういう「危惧」とやらが当初の目的だったのなら、ちゃんと最初から
「ライダーの話題ばかりに流れて、SSの感想が疎かになってないか?」みたいに明記したほうがいい
何か志があったとしても、
>>306みたいな書き方じゃ、本当にただのわがままな言い分でしかないから
ID真っ赤にしてスレを汚してしまって申し訳ない
俺も今日は去る
確かにマユの人は面白いけど、たまには杏の人やTSの人やアカネの人のネタについて盛り上がってもいいと思う
このやっちまった感はスゴいな
ちょっとラブニカのオロゾフ組みの前に行って「貧乳!」と叫んでくる…
陵辱がよい奴がいいものだよ。
最近上がってない話の続きが読みたい!
ちょっと見ない間にライダー関係で盛り上がったり、揉めたりしたみたいだな
確かにあの戦闘シーンは色々影響受けてる人も少なくないと思う
だが、エロネタ、特に凌辱ネタだと戦隊ものの怪人からの方がインスピレーションを受ける可能性が高いと思うんだ
ヒロインが戦闘でピンチになるって嗜好の元祖・・・かどうかは知らないけど、
自分にとっての原風景が戦隊ヒロインだって人は多いかもね
ああ、なんか確かにインスピレーション沸いてきたかも・・・
異空間に閉鎖された学校で改造部活コスの魔法少女を狩るバトル→陵辱→次のターゲットな一話完結のSSを書いは消してで纏まらない…
デストロォォォイ!なバスケ魔法少女や必ず殺すシュートのサッカー魔法少女とかの設定だけは出来ても上手い倒し方とエロの導入がわからない
そもそもこれは魔法少女物なのかもわからない
サッカーは太極拳で倒せばいいじゃないか
>>326 バスケで勝負しようと持ちかける
↓
魔法少女がジャンプシュートする
↓
着地点で千年殺しの体勢で待ち構える
↓
深々とアナルに指が突き刺さる
↓
「霊……丸!!」
↓
勝利。そしてキングクリムゾン
レイガンのとか懐かしすぎて鬱になった
>>326 >デストロォォォイ!なバスケ魔法少女
そりゃ、バスケじゃなくてバレーのスパイクとかじゃないのかw
バスケでデストロォォォイな攻撃手段って、実はあんまりない気がするぞ
>>329 レイアップ
↓
太ももで頭挟む
↓
着地
高校時代これに近いおちんこアタックされましたバスケ怖い
どんだけジャンプ力あるんだよw
まあ、そこは魔法少女の身体強化能力の賜物だとしてもだ・・・
だから、それはバスケの技じゃなええ〜!w
いや、いいけどさ
うんうんスポーツは格闘技だよな
下からはレイアップシュート、上からはダンクがくる恐怖
>>326 無理に書き進めれば意外となんとかなるものかもしれない
ストレートにフィールドにエロい罠を仕掛けるというのもいいけど、
一度負けた悪側が逆にスポ根に目覚め、ワンマンな少女をチームワークで倒すというのも面白い
「行くんだナマコ男君!イソギンチャク男君の犠牲を無駄にしないためにも!」
「へっ……まさかお前を助ける羽目になるとはな……むかつく野郎だが、やられるんじゃないぜ」
「うおぉぉぉ!見せてやる!特訓で編み出したこの必殺シュートの威力を!」
>>329 コスチュームはスラダム性能はバスカッシュをイメージして見たけど受け止めても「ナイスキャッチ!」ズコーとそのままギャグにしかならないんだ
一番まともなのは後ろに回り生胸揉みだがそれだとユニフォームしか生かせないから何ともかんとも
なるほどスポーツで戦う魔法少女と言うのもなかなか乙な
>上手い倒し方とエロの導入がわからない
スポーツで誰か負ける
→「俺がどうしてあいつに」「私がどうしてあんなメス豚に」
→人の邪心をかぎつけて怪人が現れる
→憑依・変身→ヒロイン登場
→(チート能力で)ガチスポーツバトル
→(勝利)怪人を封印するためバトルの道具でヒロインオナニー
→憑依が解けた相手にレイプされる
or(敗北)怪人にヒロインレイプされる→ヒロインに憑依
→ヒロインが新たな怪人になる
→憑依がとけた相手をレイプしようとする
→レイプされる
よし
しかし仏鉄塊を駆る金徳坊に蹴散らされる
>>336 カバディで怪人と戦う魔法少女を幻想した
サッカー魔法少女「うう……どうして私の必殺シュートが当たらないの……」
魔物「俺のカラーリングをよく見て見ろ。そしてこの手袋を」
サッカー魔法少女「そ、それはまさかゴールキーパーの恰好!」
魔物「無意識に、ゴールキーパーに当たらないようシュートを撃ってしまう……サッカー選手の悲しい習性だな」
こんな間抜けな負け方を思いついたんだが、どうしたら。
フォームチェンジでラフプレイヤーモードになって、わざとボールをパスして足狙いのスライディングやら、キーパーの顔面やら腹やらを狙うようになったりして
余りやり過ぎるとフォームのリミッターが働いて段階に応じてカードを切られて、警告されたりレッドで悪堕ち退場したり
審判を魔物にすればいいんじゃね?
「審判の判断は絶対です」とか言いながらルールねじ曲げて試合をする
>>343 なんだろう、タフのジェット戦がフラッシュバックした
ボクシング編は抱きついて絞め上げて(プロレス技じゃないよクリンチだよー)胸責めはOKになってる予感
変身した自分の姿に恥ずかし過ぎて自滅する相撲魔法少女・・・
いや、そんならむしろ、女性を片っ端から裸&マワシ姿にしてしまう変態が敵の方が
ボクシング魔法少女は我を通すため「変身しなくても楽勝だ」と言い後輩に変身アイテムを預け颯爽とリングに上がった。
序盤はヒット&ウェイで魔物を圧倒するも魔物の反則技と変態審判に追い詰められ全裸に剥かれて輪姦されてしまった。
陵辱され尽くしすすり泣きながら後輩の魔法少女に担架で運び出されて行った彼女を見て戦慄する一同
気弱な女相撲魔法少女は勇気を出し敵を討つため金髪で巨乳な女帝に変身し「あなたには負けませんは!」と高笑いしながらコーナーポストに飛び乗り魔物を見下ろす
一方、保健室で試合を見守る後輩は先輩のリベンジを誓うのであった。
次回第X話「砕かれる虚像」
超弱気娘が某レッスルなエンジェルの高慢なお嬢様レスラーのような仮面被って戦いながら徐々にメッキを剥がされるとかいいよね!
なんか段々、魔法少女じゃなくて覆面少女スレとか、正義のヒロインスレとか、格闘少女スレとか、そっち向けにズレて来てる気が・・・
>>349 ぶっちゃけるとそんなに違いはないからね
魔法少女「特技はイオナズンです」
魔族「イオナズンとはなんですか?」
イオではない
魔王の娘の履歴書には「特技:かなりの破壊ビーム」と書いてあるらしい。
リィンちゃんの履歴書にだって「特技:メラゾーマ」って書いてるぞ
だけどイヤボーン状態でしか撃てないから、面接官に試しに撃てといわれて、本当にしどろもどろしちゃうぞ
特技:封鎖結界および認識阻害ばれちゃやばい取引のとき便利ですとかいや過ぎる。
特技:魔法少女の乳から「たべたら魔法を使う度にその魔力が母乳に変換される」効能のケーキを作る程度の能力
正義の魔法少女として淫魔の女王を倒したら呪いで次の淫魔の女王候補になった魔法少女が元凶の淫魔神を倒すため呪いの溶けた先代女王の聖女と共に旅に出る。
魔法少女は女王候補になったため淫魔法しか使えずバストアップで巨乳半魔に変身し一撃で敵を死ぬまで射精させる必殺のミルクショットで戦う
しかし、半分はまだ人間のため淫力が足らず数発で変身解除され貧乳になってしまう
それで旅立ってすぐに数だけ多い雑魚オークに輪姦されてしまい意識を失い正気に戻るとオーク村を滅ぼし聖女を陵辱していて戦慄する魔法少女
ちなみに淫力を上げないと淫魔神の手先の女王候補に屈伏されその奴隷になってしまい逆に淫力を鍛え過ぎると完全に淫魔になる。
魔法界の十二ある国の一つの王として召喚される魔法少女ストーリーの方がいいです
魔法少女達のバトルロイヤルに手違いで魔法が使えないなんちゃって魔法少女が参加するってのも良いな
近所の病気の男の子を励ますために自分は正義の味方だという他愛のない嘘をついて、
コスプレしていたところを本物達のバトルに巻き込まれたりして
で様々な偶然が重なって方々の存在に沈黙の実力者として誤認されちゃうヒロイン
誤解を解こうとするのだが、バトルロイヤルの勝者は無限の魔力を手に出来て願いを叶える事が出来ると聞いて、
近所の病気の男の子の儚い笑顔を脳裏によぎらせて偽りの魔法少女として参戦を決意するヒロイン
それからは偶然とハッタリと魔法少女達の正体を探ってかち合わせたり不良をけしかけたりの謀略で橋渡りしていくのだが、
遂には化けの皮も剥がされ最強の触手魔法少女に捕らわれ、コスプレを笑われ引き裂かれ
なんの魔力の加護もない生身の肉体には過酷極まりない責めを受けて力尽きる事に
光を無くした瞳から一筋の涙を流して「ゴメンね…やっぱり私、正義のヒロインになれなかったね」と男の子に詫びながら果てるヒロイン
毎度触手や巨根でずっこんばっこんな作品も大好物なんだが、
人々のフェティシズムが具現化した変態極まりない連中を相手せにゃならん魔法少女ってのも良くね?
魔法少女をガラス像、石像、人形etc.に変えてコレクションするアスフェルマニアや
魔法少女を文字通り食べる、魔法少女寿司マニア
挿入はしないで母乳薬を注射してひたすら母乳をすする母乳マニア
魔法少女を素体に改造生物を作りたがるマニア
戦いに勝っても乱暴はせずに純愛を育もうとするもの
髪の毛をひたすらモフモフするマニア
倒した魔法少女の拓を取るために戦うまほしょ拓マニア
足を舐めることに没頭するやつ
コスチュームだけが欲しい奴
熟女じゃないと興奮しない奴
なのはさんは魔法少女じゃないよ!魔法熟女だよ!な奴
とらハならなのちゃんよりくーちゃんだよ!なやつ
獣人ないし、獣じゃないと立たないケモマニア
とある男を相棒に戦う新進気鋭な魔法少女の前に最強クラスとされる
魔法少女が現れて一騎討ちの末にその魔法少女にフルボッコにされてしまう
周囲もその男と組めばスムーズに行くと噂して、半ば強引にペアを組ませる
敗れて相棒も取られてしまった形になった失意の魔法少女が
相棒の男を奪還する為、大幅に成長していく、というみたいな話って何かあったっけ?
>>364 主人公である普通の男は特異点であり彼の存在する地域に淫獣が集まり魔法少女が覚醒する
魔法少女達は宝石化する淫獣を効率よく狩るために先輩やアイドルやモデル他の美少女が男を寝取らんとエロエロする。
その有り様を見た住民は「リア充爆発しろ!!」と叫び淫獣を超えた嫉妬獣となり男への天誅と魔法少女を陵辱せんと暴れ始める。
嫉妬獣に陵辱された魔法少女は嫉妬獣を浄化する代償に魔力を失いその元嫉妬獣の嫁になる
街を渦巻く淫気から淫獣は現れ特異点により魔法少女は覚醒し特異点を求め嫉妬獣が生まれる
そんな淫獣、魔法少女、嫉妬獣の三竦み食物連鎖ピラミッドをいま思いついた。
支援タイプの魔法少女がたった一人異世界に漂流
異世界で触れ合った大切な人々を守るために耐え難い凌辱を受けながらも、知恵と勇気で敵を打ち破っていく
魔族「くっくっく…回復魔法しか使えないお前がHP回復(強)の私を倒すとは片腹痛いは!」
魔法少女「果たしてそうかしら、マジカルヒール!!」
魔族「体が膨張して…!
馬鹿な…馬鹿な!馬鹿なああAAA!!」
魔法少女「過ぎたるは及ばざるが如し!」
マホイミって技あったよね、ダイ大で
キメゼリフが格言とか惚れてまうやろ
>>368 懐かしいw
そしてゾンビ触手にも通用すると思ったら全く手応えがなく捕らえられてヤりたい放題ですね
やたら強いドラゴンゾンビにアレイズ唱えて倒した!
次の瞬間、灰の中からFF6ラストバトルのテーマと共に先 代 陛 下 復 活!!
>>371 凄まじいほどの、藪をつついて蛇を出す状態w
素直にやられておけば、世界は平和であったのに!!
額に×字がある魔法少女「私達魔法少女が口にしてはいけない言葉はいくつかあるが、幸せな処女喪失と世界の平和はその最右翼ね。自分で自分を否定することになる」
携帯アプリで魔法少女に変身!
な魔法少女物がそろそろ出てもいい頃なんて思った俺
魔物の等級で振り込まれる電子通貨が変わりダメージを受けコスチュームが損壊したら課金サービスでアイテム(日夜、天才プログラマーがエロコスチュームを開発中)やガチャ回して購入しなければならない
足りなかったら電子通貨を買わないとならないため生活難な魔法少女が多い反面エースは報奨金だけで生活している。
>>375 慌てて書き込んだorz
要約するとユートピアとドラゴンハンターを足してぼくレストランの課金体制をイメージして貰えれば
魔法少女A「こないだバイト代叩いてコンプしたと思ったら新しく3つもガチャが始まった…」
魔法少女B「ナイト旧狩りまくったら家が買えましたが何か?無論ガチャは被り無くコンプです」
>>361 ぶきっちょで魔法は使えないけれど、魔力のキャパは凄まじくて、ロッドの一振りでクリーチャーも撲殺。
食らえ!必殺!バルーノ・ヨ・ナモーノ!!
目撃者が凄まじいトラウマ植え付けられそうな気がするけど、そこはスマイル&スルーだ!
職業:魔法少女
ならば、お国から補助金がでます!
素直に公務員でいいやー
>>379 政治家に扮した魔物に事業仕訳という名目で度を越えたセクハラを受ける
酷い凌辱を受けながら意地と執念で魔族を捕縛しても、魔物に魂売ってる政治家が魔族を解放する
やべぇ、魔法少女公務員扱いだと色々夢が広がるなw
なるほど。敵が既に支配階級を形成してるってのも新しいかもな。
女性が下っ端の触手モンスターに犯されてても、居合わせた一般人は見てみぬ振りしてそそくさと立ち去り。
毅然と立ち向かう魔法少女も、寝た子を起こす空気読めない奴扱い。
ステップ1・人工妖精の作成
まず弊社推奨の携帯のアプリで人工妖精の素を購入しその携帯のカメラであなたを撮ります
数分でその時のあなたの願望を反映した容姿で人工妖精か完成します
ステップ2・変身
人工妖精を事前に登録し魔物の気配がすると自動で妖精と融合し魔法少女に変身します
ステップ3・成長
人工妖精の成長はあなたが魔力を込めたり自身の体を鍛えるたり課金アイテムの衣装で底上げできます。
ステップ4・戦う
変身し魔物に出会ったら妖精の声に従い魔物の弱点を見極め戦ってください
ステップ5・負けた場合
もし魔物に敗北し陵辱され危険な状態になると妖精はあなたを転送し自己再生に入り(再生時間は課金アイテムで短縮可)使用不能になります
ステップ6・転送されたら
予備の妖精があれば再び変身し戦うことが可能ですが、疲弊した状態で複数回陵辱されると
魔力を吸い尽くされ翌日、風邪や貧血等、悪影響があるため充分な休息を取ってください
そんな魔法庁天下り会社の魔法少女アプリ
>>379 > 職業:魔法少女
> ならば、お国から補助金がでます!
>
> 素直に公務員でいいやー
>>378 魔物A「アプリで誰でも変身なんて世も末だな」
魔物B「ほんとほんと、迂闊に襲えないなんて寒い時代になったとは思わんか?」
魔物C「なーなー、お、俺らも誰でも魔物に変身!とか宣伝しねぇ?」
魔物A「見栄えも話題も負けてるよ・・・」
魔物B「むしろ俺らも魔法少女に変身したいわ!」
魔物C「(´・ω・`)ショボーン」
385 :
384:2010/11/10(水) 08:19:16 ID:ubm/58g6
久々にここのSSで抜けた。やっぱエロパロでの輪姦はここだわ。
魔物変身アプリ
魔法少女を合法的に襲えます
魔法少女アプリver2.00(スパイウェア入り)
※アイフォン、スマートフォン非対応
魔法少女の朝の登校風景は魔剣道、魔物をなぎ倒しチャイムが鳴るまでに登校だ!
魔法少女の下校風景はメタルギア、日が落ちると魔物が質、量共に増え、いかに素早く最小限の魔物と戦い無事に帰宅するスキルが求めされる。
夜の公園はチームを組んでの魔物狩りの絶好ポイントだがソロだと数に押し潰され公園のトイレで寝る事になる。
また、この街の魔物の発生地の公園外れの蛙沼は雑魚が騎士級な危険地帯
主に無断で沼のエリアに入るのは沼の主である大蛙の怒りを買い側室にされてしまう。
人知れず戦いを繰り広げていた敵対組織が、一転方針を転換。
合法的な手段で人心を巧みに掌握して勢力を広げ、魔法少女涙目。
>>390 フロシャイムは天然だから仕方ないが悪意を持った組織がやるとハンパなく厄介な手段だな
既に征服されてしまった世界で、正体を隠し息を殺すように生き、日頃は辛辣な口調でお節介な幼なじみの男の子に
「夢も希望も何の力もない。そんなモノに頼るなら英単語の一つでも覚えた方がマシね」
なんて語るやぼたい眼鏡におさげな少女が
夜な夜な本当の顔を晒し、華やかな衣装の戦闘コスチュームに身を包んで愛や夢を語ってレジスタンスするってのは良いかも
話が進んでも助っ人の切り札として見つけた伝説的だった魔法少女の姐御は今じゃ腰抜け飲んだくれになってたり、
死んだと思ってた親友が義手義眼とかになって敵側の魔法少女になってたり、
昔ながらの正義を覚えてて応援してくれてたホームレスのおじいちゃんを見舞ったら冬の公園で冷たくなってるのに遭遇したり
どんどん追い詰められていって夢を信じて戦う自分と夢を否定している日常の偽りの自分とが
演じ分けられなくなるとかな精神的リョナに晒される魔法少女ってどうだろう?
触手が支配する世界で触手を主食として食いマナに変え栄養にする魔法少女が発生
触手は魔法少女ハンター達を中心に触手陵辱で対抗するも食欲が暴走次々と絞り採られながら食われイカ飯のような姿になるハンターが続出するエロホラー
>>392 そういった世界で魔法少女が戦っていく理由と、悪の組織が倒される理由がほしいな。
仮面ライダーディケイドでアマゾンの世界がまさにそうだったな。
ライダーアマゾンが戦う理由はギギの腕輪を守るためだったけど、
友達に裏切られて腕輪取られたから他所の世界へ引っ越すことになったけど、
後半はまさに仮面ライダー展開だった。
悪の組織を倒す理由は、『隣人を疑い、誰も信じられなくなる世界を破壊するため』だったし。
最終的にはディケイドが悪堕ちしちゃいましたー
>>395 やめて仮面ライダーの話題を出さないで
仮面ライダー大好きだから悪く言われるつらい
あの。最初は嫌いだからライダーの話題すんなとか抜かしてたのに、責めたれたら、いつの間にか
俺はこのスレのためにみんなを止めてるんだみたいな恩着せがましい態度に変わってた、
見苦しい荒らしのことを気にしてるのかい?
たった一人の荒らしの妄言にあわせて、スレの話題を制限するなんてのはよしたほうがいいと思うな
最近投下少ないな。
設定だけなら山のようにあるが。
ライダーが大好きなんだよ
ライダーがいるから魔法少女を書いていけるんだ
もうライダーでいがみ合わないでお願い
もう消えるわ、辛くて消えたい
>>398 設定を投下する
職人が拾う
みんなハッピー
ごめん。ライダーを悪くいったつもりはなかったんだ。
で、栄光の10人魔法少女が日本各地に散らばって、
戦争を止めようとしたのに化け物呼ばわりされたり、
最初に大ボス倒したのに、意識不明の重態のまま忘れ去られたり、
魔法のステッキが壊れて変身不能のまま戦ったり、
自分の親父のプログラムを大ボスごと粉砕したり、
かつてのパートナーを模した復活怪人に自爆されて死に掛けたり、
救出しようとした博士が脳と口と眼だけの存在になって怒りを覚えたり、
左腕を怪物とかしたかつての仲間に大切断されたり、
自分の所為で悲劇の魔法少女達を地獄への道連れにしていったり、
そこそこ新型なのに弱く演出されたり、
姉を殺され記憶を奪われ敵組織の手ごまとなって無理矢理戦わされたり、
そんな魔法少女達の戦いの歴史はまだですか?
もち、11番目はチート外道魔法少女。
確かに。投下が半月無いのはこのスレじゃ割と珍しい、か。
本編じゃなくても、キャラの設定とか元ネタとか。
敵クリーチャー図鑑みたいなのならむしろ大歓迎だけど?
>>399 失礼。
>>397では、(あなたに対してではないが)ちょっと乱暴な言い方をしてしまった。その点、まずは申し訳なかった
ただ、ちょっと落ち着いてほしい、頼む
数日前のやり取りを見て心を痛めたのはわかるけど、「あんな諍いを見たくないから、もうライダーの話題出さないで」ってのは飛躍しすぎだよ
あなたも含めて、ライダーにヒントを得た魔法少女SSを頑張って書いたり、
>>401が示してくれたようにネタを考えたりしている人もいるのだから
話題禁止とか極端に走らずに、そういう投下を今まで通り楽しんでいこうぜ
空気を読まずにあえてウルトラマンネタ振ってみる
グドンとかツインテールって存在自体が卑猥だよな
>>402 いやいやいや、今月1日にも投下はあったじゃなイカにょろ
しかし、このスレにしては投下ペースが緩やかなのも確かにょろ
百戦錬磨のクリーチャーたちも栄養不足でナイーブになっているようなので、
養殖リィンでも襲って気分を落ち着かせると良いにょろ
406 :
杏の人:2010/11/12(金) 02:26:41 ID:DraU/qVb
どなたか、保管庫を引き継いで貰えないでしょうか?
しばらくはそのままにしておきますが、そのうち消えるので、
できれば現在保管している分も移行をお願いしたいです。
なんてこったい…
がんばってみるか・・・
ライダーライダーいい加減しつこいわ
ここは魔法少女スレなんだから所詮一過性の話題なのに
此処でライダーネタを話すことの正当性を説くのはすれ違いだ
いくら俺がライダーネタ好きでもその物言いは感心しかねる
>>406 ええ、保管庫だけ消えてしまうのですか。それとも自作品も含めて?
411 :
杏の人:2010/11/12(金) 11:32:24 ID:DraU/qVb
ブログの方は残しておくつもりです。
色々事情が重なって、保管庫の管理は難しそうなので。
SSの続きは書きたいと思っていますが、当面は無理かもしれません。
長々とスレを汚してしまうのもあれなので、詳しくはそのうちブログの記事にでも書きます。
とりあえず2,3日時間くれたら作れそうだけど今すぐ消えそうなのかな?
413 :
杏の人:2010/11/12(金) 11:44:20 ID:DraU/qVb
>>412 すぐには消えません。
無理せず、お願いします。
最近はあちこちのまとめサイトがいきなり消えたりするから三代目には初代保管庫の作品も収納してほしい
初代のほうの作品もってことか・・・
とりあえずやってみるよ
頑張って!
旧管理人さんお疲れサマー
新管理人さんかもーん&ガンガレー
ウルトラマン的な魔法少女。
巨大化したり小さくなったり、石化したりするのか。
後は、くびちょんぱされても復活する魔法少女がいたり、1組の男女が融合して生まれる魔法少女がいるのか。
エンマーゴwww
エースキラーの話とかもありだぜ?
年長の魔法少女数人を十字架に全裸拘束。快楽を与えながら生かさず殺さず魔力を吸収し、魔物はパワーアップしていく
その後、先輩達を助けに来た魔法少女が立ち向かうが、魔力を吸収して強化した魔物の前には手も足も出ず
更に先輩魔法少女の得意呪文である電撃を乳首とクリトリスに喰らい、屈辱の絶頂を迎えてしまう
おお、あっさりアレンジできた
基本的にハイスペックな変身アイテムで隊員の魔力量は充分なのに素の性格が
火>ケンカのやり方すら知らない素人
水>頭でっかちで考えた作戦が崩れるとパニックになる
土>最強戦力だが基本的に1対1までしか対応出来ない、ダウンしたらトドメは刺さない格闘少女
風>一番経験があり一対多も可能だが、どうやってチームの連携を取ればいいのかわからない
そんな残念な少女に渡ってしまった。
主人公は上司に旅行土産を渡さなかったためそんなグダグダ連敗チームの管理官に左遷される。
一方、敵はよく訓練された戦闘員で普通にフォーメーション攻撃を使って一点突破を狙って撹乱攻撃を交え一人づつ確実に凹りに来る。
魔界の製薬会社「レインコート」からD−ウイルスが持ち出された
D-ウイルスは身体能力を強化するが強力な副作用があった
それは童貞になってしまうこと
RSS(レインコート特殊部隊)の魔法少女ヴィオルは本社の要請を受け
D-ウイルスが持ち込まれた”日本”へ降り立つ
彼女に与えられた任務は二つ、童貞の昇華とD-ウイルスの回収である
妖精「MP-5」とともに日本へ降り立った彼女だが、そこで思いもよらぬ事態が彼女を待っていた
なんと日本にはD-ウイルスによる童貞とは別に、天然の童貞
そしてさらにその童貞のパワーアップした天然の”魔法使い”が存在するレアな世界(の一国)であったのだ
もうどう足掻いても書けないから設定を垂れ流す
体内にある8つのチャクラを廻し、魂の門を開きそこにいる魔物と契約。
契約した魔物をカードに封じ、変身アイテムのターンバックルに挿入する。
ターンバックルを腰元にあてがうとベルトが展開。
構えを取り、「ターンアップ」のかけ声とともに変身する魔法少女。
そんな話を書く実力なんてなかったとさ
>>420 新任司令官が魔法少女達を陵辱して調教して言うこと聞かせればいいんじゃね?
「お前らは糞だ!平等に価値がない!」
「ガンホー!ガンホー!ガンホー!」×4
>>423 石鹸でリンチならぬ石鹸でレイプと聞いて飛んできました
>>420 グダグダチームをまとめて戦力化して勝って終わるか
アフターで主人公のチーム内恋愛沙汰でギスギスして内一人がヤンデレ化して他の仲間を偽情報で魔物に始末させようとして失敗し4人仲良く魔物に寝取られるか
それが問題だ
敵の本拠地を見つけ乗り込むも、そこは罠と伏兵だらけ
勇乗りこんだ少女達は為すすべもなく全滅。
魔法少女「汚い流石魔物きたない」
エロ忍法系伝奇小説ののりでつかまって陵辱されるのが前提の魔法少女も
いるんだろうなあ……そのうち首領様にマジ惚れして事情を明かして
死のうとするんだけど止められて、最終的に愛の力で呪術を打ち破る……あれ? スレ違う?
魔法少女が陵辱されつつも、伏線張ってラスボスを結果的に撃破するのもいいんじゃね?
それはいわゆる二次元ENDといわれる(ry
いや、あれは伏線もクソもねーか
魔法少女が魔物を喘がせる作品ないかな?
よくRPGとかAVGの魔物の断末魔なSEに心が踊るというか・・・
マジカルヒーラー
ヒロインの従者の弱気なエロふたなり僧侶
タックル→マウント→挿入のコンボで魔物を屈伏させ浄化し召喚獣にする事が可能
実はかなりの実力者で弱気な台詞吐きながらタックルする姿を見て被害者は甘く見てとんでもないダメージを受けてしまう
その後、マウントで服を剥ぎ執拗に責められハードピストンで魔物が死にそうになると回復させ再び陵辱するため逃げ伸びてもそれがトラウマになり徐々に精神を病む。
仲間の魔法少女も召喚獣も彼女をボロクソに言うが既に訓練で押し倒し調教済みである。
現在、盟友のスライムとローパーを鍛えヒロインにエロピンチに遭わせ実家に帰らそうと暗躍中
主な被害者:鬼、ハーピー、蜘蛛女、竜娘、ヴァンパイア、幽霊
魔王「最近、通り魔が出るから夜歩きはするなよ」
魔物A「へ、変態だー!?」
魔物B「本当に恐ろしいのは人間じゃん」
魔物C「隣の区の吸血鬼もやられたらしいぜ・・・」
魔物D「流石魔法少女さんやでぇ・・・!」
魔物E「ねぇねぇ、今晩本当か見に行かない?」
魔物F「おいやめろばか」
魔物にミッドナイトブリスを使用して女体化させ、散々責め尽くしてあげくに滅ぼす魔法少女とかいそうな流れだな。
年末年始の散華や馬鹿企画に期待しつつもどうせ出撃権の抽選は当たらないと独りぼっちのクリスマスセットを予約する三流魔族。
過去の作品で、二人の少女が主人公(姉妹?)で
片方が剣、もう片方が銃だが大砲だかを使ってた作品知りませんか?
敵キャラの名前がベルゼブブみたいな名前の・・・
過去ログ漁ってもなかなか単語がヒットしなくて・・・
解決しました
厄災の石を追って来た希望の石の精霊と契約した誰にも愛され無い少女が希望の石が生み出した正義の剣と夢の盾に愛の鎧を纏い厄災の石を次々と破壊しこの世から厄災を消し続け
ついに最後の厄災「死」を破壊した。
少女は願い通り世界中の人に愛されましたが希望の石は最強にして真実の厄災の石だったため
世界は独善と夢想と独りよがりの愛に支配されたとさ
ギリシャ神話の災厄の詰まった箱を開けたパンドラの一番の罪は世界に不幸を解き放った事ではなくて、
最後の最後に希望を解き放った事だと額に×字の傷痕のある司令官も言っていたな
希望なんかがあるから人は何時までもある筈のない物を求めてあがき苦しみ続ける事になった。
>>438 その世界の魔法少女はみんな寝ぼけまなこで外泊証明書を書かされたのだろうか
希望…
パンドラの箱の中に最後に詰まっていたのは、希望でもなければ絶望でもない。
最後に残ったのは、すべてを知ることの出来る力で、人は自分の将来を知らないからこそ、
未来に希望を持って生きていける。全部の結末が分かったら望みを持って生きていけなくなるんだそうだ。
>>438さんの話と一緒なのになんか言い方一つで違うな。
…実際に起きた事件ならペストみたいな細菌でも入ってたのかなw
勝つにしろ、負けるにしろ
魔法少女の親しかった異性が敵役によって死に追いやられたり
怪我させられたりした時の魔法少女のマジギレは
何か来るものがある気がする
投下キテー
親友や妹、母親あたりが陵辱されちゃった時の反応とかも期待してしまう。
異性絡みだと、友達以上恋人な男の子と、二人で触手に拘束されて、無理やりセックルさせられてしまうような展開も。
>友達以上恋人な…
友達以上恋人未満な、に訂正
>>440 それって、HAUNTEDじゃんくしょん(アニメ版)の最終回で言ってましたね。
あれって、マジだったんですか?ネタじゃなくて。
>>437 デスパイア「デスパイアが正義!我が世の春が来たああああああ!!」
秘密結社「希望により世界は壊れデスパイアによる世界再生が始まった!私は私色に世界を染める!!」
獣人皇帝「人は平等では(以下略)」
世界の管理会社で徹夜した管理子たんが血走った目で冷えたコーヒー飲みながら世界のシステムをインストールしていたとさ
>>446 御大将に金ピカ大使に若本皇帝か…
そんな奴らが一同に集まる世界なんて、嫌すぎるwww
※TS物っぽい描写があるかも知れません。苦手でしたらごめんなさい。
「グオオァ!!」
カマキリの姿をした怪物がテニス部員達に襲いかかる。
事の発端は私が部活中に隣で活動していた女子サッカー部員が
突如様子がおかしくなり、暴れだしたのだ
周りの女子サッカー部員、男子サッカー部員総出で以てしても止められなかった
逃げ惑う皆の中、私は物陰から順一への携帯へコールしていた。
「あぁもう!このコールがじれったい!」
正直ここも安全とはとても言えない。早めに出て貰って私は身を隠したい。
「朱美?」
出た声は呑気に聞こえてしまう落ち着いた声
「私の学校のテニスコートで暴れてるの!大至急!」
「わかった」
電話は切られた。後は順一が来るまでに自分の身は自分で守らねばならない。
どうしたものかと、周囲を見ていたら後輩の女子テニス部員が
カマキリな怪物の鎌がかすったのか逃げている体を大きくバランスを崩し
ベンチを巻き込んで転倒してしまった。
しかも足も捻ってしまったらしく立ち上がろうとするのも億劫そうだ。
「こっちよ!」
私は側にあったモップをカマキリな怪物の頭部に投げつけ、命中させる
怪物はと言えば明らかに大したダメージを受けてないようだ。
てか、怒ってますな雰囲気がビンビン感じる・・・。
まずい。またこの前のような恥態を味わいたくない。
後輩に早く逃げろと顔を横に振って示すと、後輩は意をちゃんと汲んで逃げてくれた。
私は一人、怪物と対峙する。
こういうのは目を反らしたり、隙を見せると一気に来る。
痺れを切らしたのは怪物の方だった。
地を這うような早い動きで私の距離を詰めようとする。
私も距離を取ろうとバックステッブした所、何かに足を取られて尻餅をつく。
こんな事態に足を取った忌々しい物は先程投げつけたモップだった。
「最悪・・・!」
怪物の距離を確認しようと前へ向けば怪物は鎌を私の側へ降り下ろしていた。
つまり、「いつでも仕留められる」と示しているのだ。
あれがもし身体に突き立てられていたら・・・と考えると恐ろしい。
動けないでいる私を補食しようと両腕の鎌を振り上げた怪物が閃光を何発か浴びる。
やっと順一が来たか、と安堵した私が閃光の飛んできた方を見ると
そこにいるのは「私モドキ」な女の子じゃなく
青い長髪で青いコスチュームの女の子だった。
「これで七個目・・・お前は俺が貰う」
口調が男臭いところを見ると、いつぞや順一が言っていた競争相手なのだろう。
『MODE BOW』
左手に嵌めている指輪を腰にある物にスキャンするみたいに通過させると
その女の子は弓のような武器を現せさせる
『All right?』
先程のスキャナーと言えばいいのだろうか?そこから電子音声が聞こえるようだ。
先程まで見えなかった弦がビーム光によって形成され、それを引き絞ると
三本分のビームの矢が作られた。何処かSFチックだ。
そしてその矢を怪物に向けて放つ。
その光の矢と表現すべきものは怪物に刺さった瞬間に爆発した。
『CHARGE TO BREAK』
青髪の女の子は怪物のいる方向へ走りだし、空中へ跳躍し、怪物へのキックを試みる。
そして順一のやったように自身を青白く輝く矢印のような形に形成し
怪物を貫通。貫通した後はその矢印のような物は青髪の女の子に戻った。
それと同時に怪物の身体も粒子状に崩れ、その場に一人の女子と石を残す。
青髪の女の子はその石に手を伸ばし、容器のようなのに納めると私の方を向く。
・・・明らかに「大丈夫だった?」な心配な表情でも友好的な表情でもない。
『MODE BLADE』
今度は何処ぞのライトセーバーよろしく光る剣を現した。
つまり、彼女は私を殺そうと・・・?何故?私を殺しても競争の得になる筈が・・・
私が一人で混乱している中、青髪の女の子はそれを構え、私に躍りかかる
それを止めたのは私モドキな女の子だった。順一も間に合ったらしい。
順一も赤く光る剣のような物で私を青髪の女の子の剣から守ると数度斬り結ぶ。
「お前、随分露骨な事してるじゃないか。上からペナルティを貰うぞ」
「たった一回、アクシデントの範疇だろ」
押し合いを続けていた彼女らだったが、青髪の女の子が急速に間合いを取る。
そして暫くにらみ合いをしていたが、やがて青髪の女の子は
あり得ないジャンプで学校や民家の屋根を伝い、離脱した。
順一もはりつめた空気を解く。
「大丈夫だったか?」
「うん、でも毎回待っている時間で私がピンチになってるんじゃない?」
「その点は次からは心配しなくてもよくなるよ」
私がどういう意味かと聞いてみても、したり顔でさてね。と答えるだけだった。
今日、私は自分のしたり顔にムカつく事を知った。
一方、その頃
「んあああああぁぁ!??」
あられもない格好で秘所を蝶型ドレイナーズに舐められている魔法銃士がいた。
いや、舐められていると言うよりは吸われていると言った方が
厳密には正しいのかもしれない。それこそ花の蜜を吸う蝶のような光景だ。
先程まで何とか反撃を試みようとはしていたが、どれも失敗に終わっていた。
おまけに戦いとこのいつまでも続く責めにより
疲労は限界に達しており、心は折れて、今やドレイナーズの責めに
抵抗なく喘いだり、身体を反応するしか術がなくなっていた。
すると蝶型ドレイナーズが魔法銃士の耳元で誘惑の言葉を囁く。
「ふぇ・・・?」
戸惑いの様子を見せ思い悩むも考えている最中でも
執拗に責められた事で霧散したのか、その誘惑に従う
『Clear』
変身を自分で解き、魔法銃士姿から制服姿の女の子に戻る。
生身の人間に戻った事を確認したドレイナーズは先程よりも活発となった。
ついには生殖器を魔法銃士だった女の子の秘所に挿入する。
と同時に女の子は自分の身体から何かが吸われていくのをダイレクトに感じた。
「あー!ああぁああー!吸って!吸って!私の・・・私の・・・!」
今まで何処か煮え切らないような快感を与え続けられた女の子にとっての
『運』を吸われる事での快感は衝撃的かつ中毒的だった
「あはっ、ひあっ!子宮をずぽずぽしないでええぇ!ああああぁん!!」
『運』を吸いながら、女の子の膣内でのノックするドレイナーズ。
徐々に締まりのない顔になっていき、ドレイナーズへ乞うような声音を響かせる。
首筋からも『運』を吸われ、女の子はもう限界だった。
「あ、あ、あ、あ、あ!あぁ!!もうイク!ダメえええぇぇええええ!!!」
一生分の魂消た叫びをあげ、女の子の貞操は散った。
『運』を大量に吸えた事に気をよくしたドレイナーズが
再び犯そうと女の子にのしかかり始める
しかしそれが行けなかった。銀色の矢印が間近に迫るまで
外敵の存在に気付けられなかったのだから。
気付いた時点でもう時は遅く、銀色の矢印は銀髪で長髪の魔法銃士に変わった後
つまり、貫通した後だった。
無念の雄叫びをあげ、崩れさる蝶型ドレイナーズ
そして蝶型ドレイナーズの形成原因である石を回収した魔法銃士は歪な笑みを溢す
この魔法銃士は先程ドレイナーズに襲われていた魔法銃士を
助けようと思えば助けられる位置にいたのだが静観していたのである。
理由は、三つ。万が一空を飛ばれたら対処に厄介な事を判断したのと
競争相手が消えてくれるに越したことはないからであるからと
ドレイナーズ、魔法銃士の特徴を観察したかったからである。
そのお陰で魔法銃士に変身中は『運』を吸われない事がわかった。
ドレイナーズや魔法銃士の仕組みを詳しく知らないで使っている他の競争相手に
少なくとも抜きん出る為の要素にはこの観察での知識はなるだろう
未だに壊れたように弛んだ表情のまま倒れる女の子を一瞥し
その魔法銃士は街の闇に溶けるように去っていった。
GJ
投下乙
怪物A「中身男って知ったら、俺エロいことしたくないなぁ……」
怪物B「俺は別にエロしてもいいよ」
怪物A「あんなん相手にしたらな、『アッーな怪物』なんて言われんねんで!」
投下GJ
食い足りない感はあるが、なかなかどうして良い感じだ
淫魔に敗北した両親と兄が運び込まれた病院で末っ子の魔法少女が目にしたのは
淫魔の呪いで両親がロリショタ化し、後輩(末っ子の初恋の人)におっぱいに顔を埋められる巨乳の姉になった兄の惨状だった
まったく関係ないのに、プリティフェイスが頭をよぎった
>>454 後輩に食われるTS兄…
男に戻っても後輩が勧めたジュースを飲んだら女性化して再び後輩に食われる展開ですね
そして後にその魔法少女が
「あの後輩の事なんか忘れさせてあげる!」
とやっぱりTS兄を責めるのですね。理解してます
魔物「もうあいつらだけでいいんじゃないかなぁ……?」
マジカルエクスチェンジャーたくやですねわかります
魔法少女ユキの続きマダー?マユの続きマダー?
センリの続き楽しみすぎる
杏の人は頑張れ
魔法少女間でのエースの座を生え抜きにして天才と呼ばれた後輩魔法少女に
模擬戦でフルボッコにされて、成果も自分を上に行かれてしまう
挙げ句に、好きな男にも自分の代わりによく接近するようにもなり
魔法少女「あ、男・・・」
後輩魔法少女「男さん!一緒に帰りましょうよ!」
男「え、でも・・・」
男同級生♂「いいなあ男、後輩にもてて」
男同級生♀「ヒューヒュー」
後輩魔法少女「もう!やめてくださいよ」
魔法少女「・・・」
魔法少女「そうよね、男と付き合ってたわけじゃないし・・・」
魔法少女「きっと・・・男にとってもその方がいいんだよ・・・」
魔法少女「そうよ、男に会う前に戻っただけだもの・・・」
魔法少女「・・・も、戻った・・・だけ・・・っ!」
みたいな心身ズタボロで鬱な魔法少女の話ってあるかな?
>>462 かろうじて意味は通じるけど、もう少しわかりやすい日本語で頼む
魔法少女が天才肌の後輩に追い抜かれた挙句仲の良い男を取られる話
実にに簡潔にまとまった
>>464 そこで悪堕ちして力を手に入れ後輩フルボッコした後徹底的に触手で調教、と
問題は男の扱いだな
男はどっかで幸せに暮らしましたとさ
めでたしめでたし
むしろ男がそれなりに後輩と親しくなってて
フルボッコされた後輩を見て逆上し
親しかった女と気付かずに止めを刺しちゃう展開とか
俺が得するんだよそんな展開
愛する者の一太刀を受け、二度と戻れぬ永劫の狂気と狂った愛情と共にコトノハサマ級の最も新しい人に仇なす邪神が誕生しましたとさ
寄生、じゃなくて規制解除まだかいな〜
魔法少女電脳
無数にあるツールで魔法や武器を使い、戦っていく魔法少女
ツールは魔法少女協会の規定物や魔法に詳しい人が作ったフリー物まであって
中には使えないツールもチラホラ・・・
とここまで思って気付いたが、アプリな魔法少女と被ってるか
魔法衣を作る程度の能力な金持ちの友人
大好きな友人に似合うよう機能性、デザイン性に優れた魔法衣を作っても
友人は基本ソロなため複数の敵には勝てずその度に陵辱され病院送りにされる。
友人の血や吐瀉物、敵の精液で汚れボロ布と化した魔法衣を見て思う「友を守る力が欲しい」と
すると部屋の隅に先ほどまでは無かった宝石が埋め込まれたノート型変身アイテムがあった。
こうして、彼女は力を手にし集中治療室の友人に勝利を近い悪意渦巻く夜の闇に飛び込む…
魔物A「鍛えて無いただの人間がノートに無敵設定を書こうが、急に力を付けても貧弱ボディでは負荷で動けませんからww」
魔物B「友達の仕返しに来て変身して一方的に4PでY字バランスされてどんなきぶ〜ん?」
魔物C「知ってる?ライ○ーマンやサポートキャラの類いのパワーアップは死亡フラグなんだよ〜www」
へんじがない、魔物たちが飽きるまで陵辱は続くようだが、少女は目の前が暗くなり意識を失った。
こうして次の日、魔法少女と入れ替わり集中治療室に妊婦しボロ布以下になった友人が入院して来たとさ
>>471 新しい能力を読み込もうとしたら
魔法少女「・・・さっきから%で読み込みが止まる・・・」
魔物出現
魔法少女「もう!こうなったらキャンセル・・・あれ?読み込みが止まってくれない!?」
魔物「・・・」
みたいな展開もあるのか
>>464 考えがまとまったんだが、書くのが面倒くさいなー
久しぶりに気合を入れて、文章を書いてみるか……
期待期待
―この役には志願してなったとの事でしたが?―
魔物「ほら、僕根っからの悪役顔じゃないですか(笑)」
魔物「この仕事受けてみる?って魔王さんにオファー会った時即答でしたね」
―それは凄い(笑)今、皆さんとは和気藹々みたいですけどいつ頃からですか?―
魔物「んー・・・いや、元からこんな感じでしたよ、きっと(笑)」
魔物「魔法少女さんとは立場上、探り探りだったかな」
魔物「でも今は俺の事をわかってくれる一番の理解者かも知れませんね」
魔物「何か皮肉ですけど(笑)」
―この役で苦労した事、やりがいを感じた事を教えて下さいますか?―
魔物「苦労したのはやっぱり暫く街を下手に出歩けないのは痛かったなー」
魔物「子供から『悪い奴の役だー』って言われるのが辛い。」
魔物「僕子供好きなのにね(笑)」
魔物「やりがいを感じる時はやっぱり魔法少女さんと向き合った時ですね」
魔物「たまにアドリブで魔法少女さんを素でびっくりさせた事もありまして」
魔物「後で『あなた迫力あって素でびっくりしたわ』と」
魔物「思わず見えないように『やった』ってガッツポーズしたりして(笑)」
魔物「その時程魔物冥利につきる物はないかと・・・」
魔物「もうこんなおいしい思いしたらこの役は誰にも渡せませんね」
魔物「ほら、僕、魔物ですから(笑)」
―ありがとうございました―
月刊「マジカル、マギカ」より引用
夢を見た。
一般人を襲うと妨害が入るし、魔法少女は手強いし、だったら・・・
と、捨て子を拾ってきて(夢の外からの注:赤ちゃんポストからか?)養う魔物達。
これなら安全にやりたい放題w
と思っていたら、年頃に育った時には情が移って、とてもそんなの出来ず。
と思いきや、魔法少女をボコる魔法少女ならぬ魔物少女(?)
こうして魔物達も獲物ゲットできて大喜びでしたとさ。
うーん、悪夢やなぁー
魔界の魔王が漂着した幼女を娘として溺愛して育てたら、発育も技量も規格外のネクロマンサー娘に育ち、優しいので魔軍に戦死者が出る度に再誕の歌で最も健康な状態の童貞や処女にしてしまう
ただ、この再誕の歌は魔法少女にも効果が及び
魔物死亡→再誕の歌→童貞魔物が魔法少女を陵辱→別の者への再誕の歌→処女の魔法少女の反撃→再誕の歌
と言う半無限ループになる。
魔法少女「も、もう許してえ!」
魔物「フゥーハハハハ!俺の強さがわかったか人間め!」
魔物「(´▽`)ッテデキタラナー……エヘ、エヘヘヘ……」
一般男「何だこいつキメエwwwww」
魔法少女「あの魔物、また笑いながらノビてるわ・・・」
魔王「あいつもうだめだ・・・」
エロシーンかと思ったら全部魔物の妄想だった!
な流れな話は陵辱なのか和姦なのか
どっちのジャンルに入るんだろう
,その疑問は、このスレ的に何か意味があるのか?
※TS物っぽい描写があるかも知れません。苦手でしたらごめんなさい。
私、日野朱美はただいま憂鬱である。
何故なら今、女子テニス部OGな先輩の買い物に付き合っているからである
この先輩、人はいいのだがただ一つ欠点を挙げるならば惚け話が長いことである。
彼氏の話になったらもう止まらない。多分3〜4時間は余裕でいけるのでは?
と思える終わりなき旅路のような果てしなさに辟易していた後輩も多い。
私は聞き手に徹してきた戦歴があるためプライベートでもよく連れ出されるのだ。
「あ、そうそう彼ったらね」
そうら、まーた始まったぞ。第八次攻撃に備え、先輩に向き直る私。
とは言え私も流石に疲労困憊だ。多分端から見たら死んだ目をしながら
復唱ロボットよらしく「はい、はあ、そーですね」と相槌を売っているのだろう
順一も呼んで巻き添えにしようとしたけどやめた事を今になって後悔した。
順一は私よりも聞き上手だし程よく会話を打ち止める事も出来ただろう
いやいや、私もいい歳なのだ。そういう自分がやられたら嫌な事はしないのだ。
だけど、このやるせなさは順一にぶつけることにしよう
そうしないと明日から重い足取りで学校へ行かねばならない
ぶらぶらとウィンドウショッピングに洒落込んでいた所
外れの道端の露天に先輩が食いついた。
どうやら彼氏さんへのプレゼントを買いたいらしい。
取り扱っているのはいかにも女の子が好みそうなリング等のアクセサリー
で、リーズナブルなのは・・・。つまりはそういうお話なんだろう。
このような製品は何処から仕入れてくるのやら・・・?
そんな事を考えながら先輩と一緒に眺めていたら
明らかに周りの物とは異彩を放つ石のアクセサリーが何点か発見した。
凄い綺麗な石だ。正直この露天にあるのが場違いに思える。
私と先輩もその石を凝視してしまっていた。
「オ客サン、気ニ入ッタカイ?」
フードを深く被って顔はよく見えないけど声の感じからして男性らしい
アジア系外国人らしく、片言の日本語で笑いながら伺ってきた。
「いくら?」
「5000円ダヨ」
やはり安くないか?正直、それで利益挙げられるのだろうか?
この手のは買ったら買ったでヤバそうな気がする
「うーん、今月お小遣いピンチだからなー。また次見かけたら買うわ」
私はここより立ち去ろうとそれっぽい事を言った。
「そうねー・・・色々お金かかりそうなのよね今月」
先輩もどうやら一人暮らしの生計的に渋った様だ
「ナラ、試シニソノ指輪ハメルOK」
笑顔ではあるが何処か先程とは余裕がなくなってしまっている。
先輩と顔を見合わせてどうしようか考えていたら
背後に男性がいつの間にやら立っている。
まるで、私達の逃げる道を塞いでるみたいだ。
「あ、あの・・・?」
流石に気味が悪くなったのか先輩が戸惑いながら売り子の外国人を見る
外国人はただただニヤニヤしながら私達の返答を待っている。
「・・・っ!」
私は先輩を引っ張り、背後の男を突き飛ばし、逃げた。
「チクショウ!」
売り子の男は悪態をつくと仲間の男に私達を追えと命じる。
その仲間の男は途端に私は見知った、先輩は初めて見るであろう
異形の怪物に姿を変える。その姿は動物番組の特集でやってたリカオンに似ていた。
私は携帯電話を取りだし、順一にかけようとする。
しかしその携帯を持った腕ごと売り子の外国人に抑えられる
何で!?いくらなんでもあれだけ離れていたのにどうやって・・・!?
私が驚きと怖さで硬直しているのを見て売り子の外国人は
「もしもし?」と出た順一の携帯を切った。
終わった。
その言葉しか思い浮かばなかった・・・。
彼らに路地裏に連れ込まれる先輩と私
取り立てて拘束らしい拘束はしていないがリカオンな怪物に
下手な真似をすれば喉笛をかみちぎる、というような
いつでも襲いかかれる姿勢をされては敵わない
「ヨシ、ソノリングハメルンダ!」
私に向かって突き出されるリングを拒もうと抵抗するが無理矢理腕を
万力のような力で封じ、リングをはめさせようとする。
すると赤いビーム状の物が外国人とリカオンの怪物に襲い掛かる。
外国人が撃たれた先を睨む。
赤い髪のサイドポニーな私ソックリ少女、変身した順一が来てくれた。
「『オーシャン』の関係者だな?」
「チッ、モウ少シノ所デ・・・オイ!」
外国人がリカオンの怪物を順一にけしかける。
リカオンの怪物は常人では目で捉えるのが難しい程の速度で
路地の壁を三角蹴りの要領で順一の頭上より襲い掛かる。
順一はと言うと左手にいつもはめてある指輪を
腰のスキャナーに読み込ませるような動作をした
『+ACTIVE』
あの独特の電子音声が聞こえたかと思うと順一の姿が文字通り消えた。
と同時に二度、三度リカオンの怪物を壁にめり込ませたと思ったら
いつもの赤い矢印がめり込みから脱出した直後のリカオンの怪物に伸び、貫く。
順一が姿を現した時はリカオンの怪物はボロボロと崩れ始め
意識を失った外国人の仲間の男性と石が残った。
「モウ、ソノアビリティヲ持ッテルノカ・・・!」
外国人はトカゲの怪物に姿を変えたかと思うと
何やら円筒状の物を投げつけてきた。
「二人共、耳を塞いで、伏せろ!」
私と先輩が順一に倒されて間も無く目を固く閉じても眩しい程の閃光が炸裂した。
「だ、大丈夫かな?二人共」
トカゲの怪物が離脱した事を確認した順一が今頃思い出したかのように
何やら女の子な仕草で無事を尋ねてくる
今更感たっぷりである。
先輩が「ね、ねえ?貴女に双子の姉みたいなのいたの?」
と若干混乱しながら聞いてくる。少なくとも私はそんな家族は見たことはない。
「じゃあ今日はこれ位にしてまっすぐ帰ってね、じゃ!」
気まずいのか演技が苦しくなったのか、早口で捲し立てて走り去っていった。
今回も助かった・・・。隣では未だに驚きで百面相よろしく顔を変えながら
状況を判断しようとしている先輩。一刻も今日の出来事を忘れて貰う事を祈ろう
それが三人にとって良いことだろう。
トカゲ型ドレイナーズこと外国人男性はあの後街を逃げ
息を潜めるように郊外に隠れていたが
戸沢順一とは別人の魔法銃士に発見され戦闘となった。
「ああぁ!?ああああああぁぁ!!!」
結果はトカゲ型ドレイナーズが最初に不意討ちを行ったのが効いたのか
遂には紫髪の魔法銃士を組み伏せて
陰部へ細長い舌を活かした責めで魔法銃士を喘がせていた。
「やめ・・・っ!それ以上っ!壊れ・・・っ!?」
息も絶え絶えな魔法銃士は許しを敵に乞うが、勿論やめるはずがない
陰核を責めぬいていた舌をコスチュームを掻き分け、膣内へ侵入させる
高速で動く舌が膣内で暴れる度に白い喉を反らし、身体の硬直と弛緩を繰り返す
そして舌は子宮口部分に達し激しくノックする
「あ、あ、あ、あ!ああ!?待っ・・・!」
恐らく初めての体験なのだろう。経験したことのない感覚に怯える魔法銃士
止めとばかりにトカゲ型ドレイナーズはねじ込むように子宮口を刺激する
「ダメ・・・!私!?ダメエエエェェエエエ!!!」
狂ったようにビクン、ビクン、と痙攣させ暴れる魔法銃士。
その魔法銃士の姿を見て嗜虐趣向が疼いたのか
トカゲ型ドレイナーズはまだ小刻みに痙攣している魔法銃士を四つん這いにさせ
後ろから一気に剛直を突き刺す
「・・・っ!っ!!」
魔法銃士は涙に濡らした目を大きく見開き
酸素を求める魚の如くぱくぱくと口を動かす
そして無遠慮にピストン運動を開始した
神経が先程の絶頂で過敏になってる事から一突き毎に
頭の奥で爆発が起こったような衝撃を何度も味わう。
「やめて!まだふああああぁぁああん!??」
また一突き
「あああん!!ダメえ!ダメええええぇえ!!」
また一突き
「も・・・やめ・・・あああああああ!!!」
また一突き
「あう・・・っ!ぁうう・・・!」
完全にされるがままの魔法銃士に勝利を確信し、自身も小休止の為離れる
このまま行けば変身を解除させ『運』を大量に奪える。
このクラスの魔法銃士なら能力をも向上させられるかも知れない
そうなればあの赤髪の魔法銃士もこいつと同じように・・・
と未来への計画を練っていた所を衝撃が走る。
まるで背中を鉄バットで思い切り叩かれたような感覚だ
しかしこの身体なら鉄バットなんざ物の数ではないはず・・・!?
ふと視線を下にやると胸を紫の閃光輝く剣が貫いていた。
「感謝はしておきます。もうこのような不意討ちへの対処と責めは経験しました」
背中合わせの状態で剣を突き立てている先程犯されていた魔法銃士は
冷たい声色で感謝を述べた。
「そして私はもっと強くなれます。」
『CHARGE TO BREAK』
電子音声と共に紫の閃光の剣は輝きを増し、真横に斬り払われる。
トカゲ型ドレイナーズは身体を崩れさせ
外国人の男と石を残し、粒子状となり消え失せる。
紫髪の魔法銃士はまるで作業の様に何の感慨もなく只、容器に石を納め
その場を後にした。
投下GJ
俺も露天で安物なアクセサリーつい勝っちゃった事あるぞ・・・。
未だに持ってるけどイギリス人だったから大丈夫だよな・・・?
再びアクセサリーを手に取った瞬間、閃光と共に恥ずかしい決めポーズを決め、恥ずかしい台詞を言い放つ、恥ずかしい衣装の魔法少女
>>485の姿が
自分が一番『女性』と意識した姿に変身ってよく考えれば何気に恥ずかしくね?
遠回しに自分の初恋or異性へ求める趣向がだだ漏れじゃねーか・・・。
もし二次元にしか興味がない人は変身したらどうなるんだろう?
>>488 つまりは・・・そういうことだろ?
俺も石貰って来るとしようか
魔法少女と魔族娘、それぞれが別の姿に変身して
魔法少女が魔族側へ魔族娘が魔法少女側へ潜入して
魔法少女は度重なる堕落な生活と悦楽
魔族娘は逆に人間界にて出来た恋人にばれないように
規律・禁欲に耐えたりして凌いで生活していくが
魔法少女側に潜入している魔族娘はいつからか正義感・使命感が生まれ始め
本当に魔法少女になろうと潜入者を探ろうとしている
魔族側の潜入魔法少女や潜入の事を知ってる魔族幹部を排除しようとする
魔族幹部は潜入魔法少女の手助けで排除出来たが
肝心の潜入魔法少女がなかなか捉えられないことに焦る潜入魔族娘と
魔法少女側に潜入している魔族を追い詰めようとする潜入魔法少女
な話はエロは霞んじゃうか
天界が魔界に喧嘩ふっかけ、魔界の大地の2/3が消滅し魔族は残された戦力で地上界に侵略を開始。
これに対し天界は殲滅戦争で浪費した戦費の穴埋めに下っ端に「地上界で変身アイテムを売り、規定数の魔族狩るまで帰ってくんな!」と送り出すのでした。
そして、在庫をなかなか捌けないイギリス人に憑依したダメ天使は男と知りつつ
>>485に売りつけたのでした。
クリスマスは魔法少女と魔物が結託して戦う日
>>492 魔物「メリークリストス!!(投げ槍)」
>>490 「仏陀曰く、無間地獄に死はない。生きることこそ最大の罰である」
と話の最後にナレーションが付きそうな三部作品になりそうな設定ですな
>>492 そしてバレンタインにて
魔物・魔法少女「幸せな奴等が憎い・・・!」
魔物「呪われろカップル!」
魔法少女「呪われろバレンタイン!」
魔物「幸せ!討伐隊!」
魔法処女「参!上!」
それしっと団じゃ…
>>496 魔法少女りくねぇ。
カノン砲が火を噴き、ガトリングが徹甲弾の雨を降らす・・・
魔法少女じゃないなw
しっとストレガ団の死の罠を避ける方法
・待ち合わせ時間ギリギリで出撃がかかっても慌てず背後からの攻撃に注意。
・戦闘後、心配になった彼が戦地に来た場合、残存敵勢力と頭部への攻撃に注意。
・ラヴホテルや彼の家にお泊まりした場合、彼を一人でトイレに行かすのはやめよう
トイレの戸を半開きにして手を握って待つのも大変危険。
・事を終え自宅に帰る場合、帰り道は全て1メートル進む度に15体はエンカウントするワーニングゾーンだと覚悟する。
間違っても近道に公園に入ってはならない、公園では幸せオーラをぶっ潰すためしっとストレガ団がグレーターデーモンが大量召喚している。
世の中には、通常の人間の能力や常識では計り知れない特殊能力(マジック)を持った人間が潜んでいる。
例えば、よく当たる恋占いができる人間、戦艦クラスの砲撃能力を隠し持っている人間、どんな陵辱からも生還するバイタリティを持っている人間。
もし、そのうちの何パーセントかの魔法少女が、その能力を悪用しているとしたら…。
特殊な能力で、他人の命や財産、果ては社会的地位、もしくは、政権を狙いだしたとしたら…。
そして、そのことに、すでに各国の政府は気づいていて、水面下ではすでに、暗闘が繰り広げられているとしたら…。
このSSは、凡人にはない特殊能力、「MAGIC」を持っている少女に立ち向かう、若き触手たちの物語である。
>>500 俺そういう話を2001年くらいに見たわ
某魔王9歳の劇場版を見たが…あれ、戦術核のレベルじゃねーかw
しかも魔法少女の杖に、あっちゃいけないような物までついてるしw
>>479 魔王「しっかりせい!陵辱も和姦も何も」
魔王「まだスタートラインにも立っとらんぞ!」
忘年会のシーズン、魔物さんや悪の組織の皆さんも、色々付き合いで忙しいんだろうな。
モンハン発売までに1本書きたかったがもぉ間に合わないな。
506 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 04:34:33 ID:QADPvzFk
>>504 悪堕ちした魔法少女が、先輩の女幹部に無理矢理呑まされて……まで想像した。
魔王の娘「それでは早速注文頼もうかしら」
魔物A「すみませーん!」
魔法少女@バイト中「はーい!ただいま参りますー!」
魔物A「生ビール中ジョッキ五つで」
魔物B「じゃがバタとユッケね」
魔物C「カシスオレンジ一つ・・・」
魔物D「俺軟骨で」
魔物E「ほっけと子持ちししゃもも」
魔法少女@バイト中「はい、畏まりましたー!少々・・・」
双方「・・・!?」
魔王娘「な、何でこんな所でバイトなんか・・・!?」
魔法少女@バイト中「な、何でこんな所で忘年会なんか・・・!?」
試行錯誤の末に店員と客の立場を利用して
何かとちょっかいを出してくる魔族側
精神的に陵辱される魔法少女
※シフトの後にこの魔族たちは魔法少女が美味しく料理いたしました
人間界侵略作戦展開中魔界魔法少女製品製造会社
「GESYURA(下種羅)」
各部門説明
人事部 各部門の人事および新入社員(堕ちた魔法少女含む)の勧誘
営繕管理部 コアメタル化魔法少女および社の設備の修繕管理
企画部 兵站および新製品の考案とそのマーケティング
生産部 魔法少女をコアメタル(略してコール)に加工、あるいはカード(封印)、
フィギア等の商品に加工する
原料部 魔法少女の捕獲およびそのその作戦の考案。社の人気部門。しかし、
入社して1週間で新入社員は人間界保護条約、魔力の弱いものは魔力の弱い魔法少女
を育てるためのやられ役(通称餌、飼料)にまわされるなどの現実が新入社員を襲う。
「私のいる席でゲソ頼むとはいい度胸でゲソ。そっちがその気なら、お姉さん牛筋〜」
「モウかんべんならねぇ、表出ろ」
店長「うわ〜怪人でも人間関係っての有るんですねぇ。今晩荒れそうだからバイト料上乗せするからあれ帰るまで残ってて(泣)」
バ、ばれてた?
Q:まーちゃん印の簡単ヨーグルトの素に砂糖不可と書いてあったけど、甘いのが好きだから砂糖を入れたら
ヨーグルトがモンスターになって襲って来て魔力が空になるまで搾乳され、気がついたら家にあったお菓子が全部ヨーグルトになった。(投稿者:飯不味魔法少女
A:まーちゃん印のヨーグルトの素の乳酸菌は数十億年の生存競争に勝ち残った伝説の乳酸菌です
安全値以上の糖類を入れ暴走するとそこいらの魔法少女や魔王より強くダーティーな戦い方をしますが、付近の糖類を全てヨーグルトにすると停止するので安心です
>>507 その魔法少女は、18歳以上(調理なら高校生以上OKのところもある)ということになるんだが……w
>>511 案ずるな。そんな前例なら既に色々先人達が踏み破ってくれておるわ
むしろ、従来の魔法少女って大人姿に変身して少女には出来ないこともする
っていうのも見所要素だったと思うけどな
それに本当は店長に要求されてバイトの男が渋々少女姿に変身したとかも
ありえ・・・ねーな、うん。
>>500 なんか左腕包帯で吊った魔法少女とハゲの魔法少女のコンビが出てきそうなあらすじだなw
>>507 魔物Eのチョイスがおっちゃんセンスすぐるwww
念願叶って恋人とデートを楽しむ魔法少女
が、そんな彼女に魔物が襲いかかる。
魔法少女と言うことは彼氏には秘密なので
魔法少女「!ち、ちょっと携帯に電話来たから外に出るね」
彼氏「またか?もう四回目だぞ?」
魔法少女「ごめんね〜・・・」
「よくも邪魔を・・・!」
魔物A「やべぇ、あの人本気だよ・・・」
魔物B「魔法少女さんマジこえぇ・・・!」
果たして魔法少女は様々な試練を乗り越え
彼氏とのデートを無事やり遂げることが出来るのか
無理だろw
携帯呼び出しでデート中抜けてく女と誰がまともに付き合うんだよ
普通の神経した男なら他の男と掛け持ちデートを疑う
ヘトヘトになって戦ってそれでも笑顔でデートに戻ってきた途端に彼氏から顔にジュースぶっかけられる魔法少女
ぽたぽた顔から滴るジュースも拭わず立ち尽くす魔法少女をポシェットから見上げた妖精は、
滴るジュースに混じらせて涙を流す恋に破れたただの少女の姿を見てしまいいたたまれなさにポシェットの奥に顔を伏せる…。
「どうせ俺は他の男らと遊ぶまでの場つなぎ道具なんだろ!この糞ビッチが!」
胸に突き刺さる心無い言葉
暴れる悪党が悪いのか、デートに浮かれて彼氏を気遣え無かった自分が悪いのか、理解のない彼氏が悪いのか
何が悲しくても何が悔しくいのか分からない。分かるのは自分が彼氏を傷つけて自分が傷ついた事だけ…。
少女の涙に皆を守る筈の魔法は何も応えてくれない…。
エロ腹ボコも良いけどこういう精神的リョナも良いよね
>>515 冷静さを失い古典的な罠にかかり陵辱タイム
イヤボーンで逆転勝利した中身ボロボロの魔法少女は彼の元へフラつきながら行く…
その頃、彼は休日で逆ナンしに来た正体敵女幹部なお隣の未亡人とホテルでギシアン
電話にも出ない彼を探す魔法少女の前にに彼を助けるため投げ飛ばして惚れられてしまった不良に事実を伝えられ動揺し倒れてしまう
以後、彼:未亡人「私と逃げて」ルート、魔法少女:不良純愛ルート
そして、魔法剣士となった不良と共に悪の組織倒したら、新たな組織の総帥として幾多の魔法少女(不良の妹を含む)を怪人に変えて来た彼と未亡人が立ちふさがると言う選択が世界を変えるW主人公エロゲ
彼氏「はぁはぁはぁ・・・!」
彼氏「しまった!?見つかった!」
魔法少女「もう逃がさないわよ!!」(彼氏に攻撃魔法を乱発してくる魔法少女)
彼氏「う、うわああああっ!!??」
彼氏「ゆ、夢か・・・?」
彼氏「せっかくあいつとデートの日当日だってのに・・・」
居酒屋のバイトに行く魔法少女…そこに待っていたものは…
親睦会という事で集まった、このスレのネームド級の魔物や魔族の団体だった…
問題はこのスレで居酒屋でバイトできる年齢の子がはたして何人居るかと言う事だった。
そこはそれ、年齢を偽るんだ。
魔法少女「私を魔法少女にスカウトした妖精が店長だから安心!」
魔物&幹部「「認めません!三メートルでマッチョで顎が割れた妖精なんて認めません!!」」
524 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/01(水) 06:38:14 ID:Mu0FHj42
>>521 どう見ても小学生な高校生が許されるんだ。
どう見ても中学生な成人もおkおk
この作品の登場人物は全て20歳以上です!のテロップだしゃおk
初期さくらんぼ小学校方式や
家の仕事のお手伝いしてるだけから問題ない。
527 :
志願魔法使伝:2010/12/01(水) 18:25:20 ID:6BbX1hq6
一話とは銘打たれているものの、続くかはわからない
世界観はよくわからない
一話「キリングフィールド」(1)
ヒナタは百戦錬磨の魔法使であった。
太平洋より湧き出すインスマス面の化物(魚人)との戦いに身を投じて四年と少し――珍しい例である。
魔法使は二度、三度と戦う毎に技術、癖、弱点が敵方に知られることになる。
半年も戦えば対策が構ぜられる。罠に掛かったときにはもう魔法使は抜き差しならぬ状況にいることが多い。
ヒナタは既に何度も窮地に陥った(というより虜囚となった)。
そのひとつひとつを思い出すことをヒナタはしないし、決して語らない。
彼女はそこから「決して諦めてはならない」ということを学んだ。それだけを後輩に教えた。
物静かで喋らないが、瞳の奥に何かを宿している――ヒナタに対する番記者の印象はそれであった。
ヒナタの纏う紅い縁取りで飾られた白いローブ。櫛を通しただけで頓着されぬショートヘア。
最初それを記者が見たとき、
――炎なぞを操る典型的なおてんば娘か。
と彼は早合点した。
実際は異なった。
敵に対して一切容赦せず苛烈な攻撃をするかと思えば、仲間に対しては一切戦果を誇らず、冗談ひとつ言わない。
記者はギャップのある彼女に惹かれた。
最近、記者はヒナタに付きっきりだと言っていい。
新聞社が四年以上も戦い続ける魔法使に注目し、航空自衛隊百里基地の番記者である彼にヒナタをつきまとわせることにしたのだ。
出撃するヒナタを見送れば、数時間後出迎える。司令に許可を取りヒナタと会談する。
たいてい記事になるような言葉は得られなかった。
一時は悩んだが、拒絶するような反応もないので不快ではないのだろう――。
そう考えて現在は記者は適当にやっている。
「今日はどうでしたか?」
「……平常通りです」小さな声で。
「戦果発表では百里所属の魔法使は硫黄列島にて敵一個大隊、上位眷属二、巨大眷属三を撃破したそうですが」
「普段と撃破数は大して変わりません」誇らずに。
「海自の援護はどうでしたか?」
「……平常通りです」抑揚もなく。
「そうですか。では銃後の人々に一言ありますか?」
「ありません」
もう慣れっこであった。
記者の腕章を付けた男としては、「あんな奴等楽勝よ!」ぐらい言ってもらった方がいいのだが。
それは彼女らしくない。男はそう思う。
528 :
志願魔法使伝:2010/12/01(水) 18:28:11 ID:6BbX1hq6
一話「キリングフィールド」(2)
「緊急発進(スクランブル)!」
聞き慣れたはずのベルの音は全員を緊張させる。ヒナタも例外ではない。
緑の飛行服を着た男たちが滑走路上の戦闘機に駆け寄る最中、ヒナタも中から滑走路脇に出た。
「米第七艦隊が交戦中。援護要請あり。我々百里は海自の直奄をやる。魔法使は即時現地に先行」
そこで士官の口頭で作戦を説明されるのが常だった。
「すぐに我々も追っ付く……」
「遅れてすみませーん!」
叫びながらひとりの少女が駆けてくる。 金髪を纏めたポニーテールを揺らしながら。頬を紅潮させながら。反省もせずに破顔させながら。
ヒナタは彼女を知っていた。
名はレナ。新入りの魔法使。ただ顔を合わせることが少ないのでそれ以上のことは知らなかった。
「GPSの座標で……」
士官は彼女を咎めない。その時間が惜しい。それに魔法使は仮にも「協力者」であり、隊員ではない。
説明が終わると彼女たちは一瞬にして掻き消えた。
やだなぁもう。
レナは思わず顔をしかめてから、いけないと思って表情を元に戻した。
彼女は顔をしかめたり、眉間にしわを寄せたりすると、しわが増えると信じている。
にしても強襲揚陸艦「オキナワ」艦内は最悪だった。
魚特有の生臭さが鼻を衝く。
一部浸水しているのか、踝まである水が脚を冷やす。
漏水が彼女の黒いワンピースを濡らす。
すべてが彼女を不快にさせていた。
時折インスマスの死体や得体の知れぬ肉塊があったが、こっちはあまり気にならなかった。
(彼女は視界の端でそれを察知すると決してそちらを見なかった。)
「こんなの兵隊がやればいいのに!」
頼りない非常灯の下。薄暗い通路にこだました。
第七艦隊の反撃はうまくいっていた。物量に物をいわせた対潜兵器投射で海面のインスマスを吹き飛ばし、
甲板に群がらんとするインスマスは乗員が小火器をもって応戦していた。
彼らの努力によってインスマスは撃退された――この「オキナワ」を除いて。
今更になってレナは後悔しはじめていた。
非常に心細い。「オキナワ」探索を手分けして、と提案したのはレナだ。
水滴が落ちる音にも驚かずにはいられない。
隅にわだかまった闇を凝視せずにはいられない。
――そのくせ彼女はインスマスの死骸に眼をやることはなかった。
529 :
志願魔法使伝:2010/12/01(水) 18:33:18 ID:6BbX1hq6
一話「キリングフィールド」(3)
ヒナタは神経を張り詰めていた。生存者捜索をはじめるなり違和感の連続が彼女を襲った。
一番は「インスマス、人間ともに死体が少なすぎる」ことだった。
ヒナタが探索をはじめてから、死体は数えるほどしかない。
「オキナワ」は海兵隊を運べるが、彼等が居なくとも百人以上の乗員が居るはずだ。応戦した百人の乗員とインスマスの死骸はどこにいったのか?
そして数少ない死骸も通行の邪魔にならない隅にぽつぽつとあるだけ。
ヒナタは後悔していた。
レナが強く「手分けしましょう!」と主張するものだから承諾したものの、
ふたりの「不測の事態に援護しあって対応出来る」利点を棄てたのは痛かった。
が、今更どうすることも出来ない。
とにかく進む――探索終了後に落ち合う場所に定めたCIC(戦闘指揮所)に向かって。
ヒナタの移動は大胆かつ慎重だった。
気を配りながら歩き、水密扉があれば手を触れず魔法を用いて発破する。階段があれば階段を吹き飛ばし、魔法を用いて浮遊して昇降する。
とにかく罠が仕掛けられそうな死角を潰しながら進んでいく。
「うん……」
レナは唸っていた。固く締められた水密扉のハンドルに彼女は張り付いていた。
自らの腕力では不可能だと悟ったのは数十秒後のことだった。
「まったく」
扉ごときに魔法を使うなんて――レナは情けない思いでいっぱいであった。
彼女からしてみれば魔法は神秘に満ちたもの、クトゥルフの眷属と渡り合う為の代物。
おいそれと使うのは彼女の矜持が許さなかったのだ。
ともかくレナは愚かだった。
彼女は足を(文字通り)すくわれるまで自分のミスにも気づかなかったのだから。
彼女はハンドルに取り付いている間、後ろに頓着しなかった。
「……っ!」
何かが脚に絡みついた――と思った時にはレナはバランスを崩し、前に転倒していた。――何か引っ張ったのだ。
彼女はパニックに陥った。顔が水の中に没した。額が床にぶつかる。
(水位が踝程度なので)すぐに水から顔を出せたが、だからといって何かが出来る訳ではない。
彼女はずるずると引っ張られる。
何とか腕を突っ張るが、無駄だ。頭を回して後ろを見ると、そこにはこちらに伸びた触腕があった。
そして触腕は壁に開いた穴から出ていた。
「あんな……穴」なかったはずなのに。
死骸で隠されていただけだということに彼女は気がつかない。
530 :
志願魔法使伝:2010/12/01(水) 18:41:16 ID:6BbX1hq6
続きは後日
「長すぎる行が〜」が怖くて描写が少ないのが反省点
一話「キリングフィールド」(4
CICに入った瞬間にヒナタは空間を爆発させた。
モニターやテーブル、椅子といったもの全てが床や壁に叩きつけられて粉砕された。陰に隠れていた触腕もろとも。
やっぱり。ヒナタの予想通りだった。CICには遮蔽物が多い。そして――。
「見事」
上位眷属がいた。
上位といっても冒涜的なエラの張った顔は普通のインスマス面と変わらない。
彼は滑稽なことにスーツを着ている。また概して魔術が使える。
「オキナワ」艦内を綺麗に「掃除」出来るのは艦内に上位眷属がいるからに違いない――ヒナタはそう踏んでいたのだ。
「隙がここまで全くなかったですね……素晴ら」
「……」
ヒナタは彼の御託を聞いている暇はなかった。指向性をもたせた爆風をインスマスに浴びせる。
無駄だった――彼が手から発生させた障壁に防がれてしまう。
が、彼女からすれば想定内。これはほんの目眩ましだ。本命の攻撃は全く別にある。
インスマスが爆風を防ぎきらないうちに、彼の足元で魔力がわだかまる。
それは一瞬で膨張し、一気に発火。巨大な火柱となって立ち上がった。
「さすが」インスマスの彼は口の端を歪めた。余裕めいた口振り。「四年以上戦ってこられただけのことはある」
虚勢だ、とヒナタは看破した。彼のスーツは所々焦げ、焼魚の臭いがする。
かといって油断ならないことを彼女は知っている。
追い詰められた敵は一発逆転を狙ってくるはず――実際その通りだった。
「ハァー!」
インスマスは大口を開け、黄色い噴霧を垂れ流す――吸い込めば、四肢が痺れる。
勿論百戦錬磨のヒナタには通用しなかった。ヒナタはすぐに超高温の熱風をもって、噴霧を吹き飛ばし蒸発させる。
「な……」
そして熱風はそのまま(乾坤一擲の攻撃が防がれ呆然とする)インスマスの大口へ。
耳をつんざく悲鳴もそう長くは続かなかった。体内を高温に曝されたインスマスはただのたうち回るだけの魚と化した。
インスマス、上位眷属といっても所詮は魚面の人間。彼の行く末は想像するに難しくない。
とどめを、とヒナタは右手に意識を集中した。インスマスの周囲にシールドを張り、その内部で爆発を発生させるつもりだ。
が、それは試みで終わった。
CIC中の壁がぶち破られ、大量の触腕がヒナタに襲いかかった。
穴から何処かに――艦内の何処かに引き込まれたレナは体中を触手に弄られていた。
最初緑色の触腕は頭や顔、ふくらはぎや脇を遠慮がちに撫でるばかりだった。
が、現在はその触腕は太腿や服越しに胸を撫でるようになっていた。
「っ……っ……」
レナは全ての望みを放棄したらしい。瞳からは既に透明なものが流れている。
抵抗しようにも腕は触腕に掴まれて使えず、そもそも明かりが全くないので自分の姿勢もよくわからない。
彼女が得意とする魔法(超能力ともいっていい)は念力だ。
だがこの環境ではとてもそれを使えない。
目標を見定めて集中することでそれは使える。
(明かりがないため)視界が利かず、いつ触腕が服の中に入ってくるか分からない恐怖に襲われている彼女には念力は使えない。
「……や」
ついに触腕は襟や袖から侵入を果たす。
やはり慎重に(焦らすように)触腕は彼女の服のなかを弄っていく。そして太腿のそれは股へ攻めあがった。
「や……だぁやだよぉ」
下着を破ることなど触腕には朝飯前だった。黒いワンピースと相反する白いきれが舞った。
終わりなのか終わりじゃないのか良くわからんけど、ひとまずここまでなのかな?
狩猟クエスト『魔装竜』
狩猟目標 陛下
GJ
自衛隊所属の魔法少女とはなかなか面白い
二人の性格の違いもどうでるか楽しみ
表現については確かに、スリムすぎると分かりにくくなってしまうかもしれないな
あんまり気にしないほうが良いかもしれない
>>532 嫌がるぬこ達を引き連れリインたんが勇んで行ったけど5分とせずふっ飛ばされて変えて来た
>>530 良いね
レナの己の異能を鼻にかけたビッグマウスな新兵ぶりがうざ可愛い
激烈な陵辱の果てで壊されて欲しい
でも多分ヒナタはそんな陵辱からも生還して「いつも通りでした」ってしれっと答えるっぽい
そこで養殖リィンですよ
540 :
志願魔法使伝:2010/12/02(木) 17:49:29 ID:F4IhQxsY
二話「キリングフィールド」5
そしてそれはゆっくりと剥き出しになった部位を撫でていく。芽や割れ目をおずおずと触れるのが、傍目から見れば滑稽だ。
「っ……いっ」
レナの反応は乏しい。ただ泣きじゃくるだけだ。当たり前といえた。
化物に触られて感じる訳がない。性感もないから痛いだけだ。
レナはこのあと、自分の身に何が起こるかわかっていた。
「ごめんなさいっ……ごめんなさいっ」
レナは幼児退行を起こしたように謝りだした。許してもらえる訳はないのに。
それでも触腕は止まらない。
そうだ、許してもらえる訳がない――レナは小さな胸の膨らみを弄られながら思った。
あたしはインスマスを殺したし、今日も殺そうとした。そんなあたしが許してもらえる訳がない。
「ごめんなさい」
でもこんな化物に剥かれるなんて酷い。
あたしは何もしてないのに。
本当に?――と誰かが囁いた。
インスマスに酷いことをしたじゃないか。因果応報――化物に辱めを受けるのは仕方ないことじゃないの?
触腕が彼女の頬に触れた。
「ごめんなさい」
あたしが悪いんだ。なんてバカなんだろうと彼女は思った。
殺しをしたのに、殺しをしたのに辱められるのを非難するなんて。
その時また誰かが囁いた――辱められるんじゃないよ、と。
触腕は今度こそ彼女の涙を拭った。
君は気づいたんだ。自分の罪にね。
こう考えたらどうだい?――触腕が君の全てを知ったら、もう罪は赦されるんだ。
インスマスと仲良くなれる。それってとっても――。
「素敵なこと」
もうレナの瞳はどんよりと曇っている。 既に正気をレナは棄てていた。
持続的な恐怖と強い衝撃を以て狂気に貶める――それがクトゥルフの眷属の常套手段だった。
触腕はもう遠慮せず彼女にその身を割り込ませ、障壁を破りながら突き進んだ。
「うれしい。ありがとう。よろしく」
触腕を血が伝わっている。痛いはずなのに、レナは痛さを感じていないようだった。
ただ彼女は意味もない譫言を繰り返すだけ。
感情の作用が廃されたのか、彼女はだらしなく笑みをこぼしていた。
541 :
志願魔法使伝:2010/12/02(木) 17:52:28 ID:F4IhQxsY
一話「キリングフィールド」(6)
ヒナタも同じく触腕に捕らわれていた。両腕は後ろ手にまとめられ、脚は大きく広げられている。
先程とうって変わって触腕はすぐに彼女のローブの中で蠢いていた。
「古参のあなたでも……もうどうしようもない」
床に転がったままインスマスがぜえぜえと喘ぎながら言った。彼の生命力は上位眷属のなかでも抜きん出ているらしい。
感心するだけの余裕が彼女にはあった。「喋らない方が」
「喋らない方がいいのは……君のほうだ」
黙らせようとしてか、触腕はますます激しく蠢いた。
「……あっ」
ローブの上からでも胸の膨らみが形を変えるのが分かる。
「歴戦の魔法使は感じやすい、か」
「んっ」
ヒナタは否定しない。
彼女がなぶられたことは一度や二度ではない。身体が反応することは仕方ないことだ。
「やっ」
ヒナタの頭が痺れるような感覚に襲われた――充血した突起を触腕が触れたのだ。
「相方の女の子では遊べなかったから」
インスマスはしわがれ声で言った。
「こっちは楽しみたいんですよ」
「ぁ……っん」
ヒナタの喘ぎがCICに響いた。
インスマスはべらべらと喋り続けた。
罠の為に「オキナワ」を事前に占拠したこと。
「オキナワ」艦底に巨大な眷属がいること。レナとヒナタを責めている触腕はその眷属から伸びていること。
その間も触腕の責めは止まらなかった。
「はぁっ……はっ」
ヒナタは身体を反らし、ただ耐えているだけのように見えた。
「ぁ……っ」
触腕は攻撃の重点を下腹部へ移行していた。
「ひぃ……っ……ぁ」
充血した核を弄り、割れ目に沿って触腕を動かす。試しにこすってみる、先端を挿れてみる。
その度に彼女は喘ぎ、いやいやをするように首を振る。
更に図々しい触腕は新目標を定める。
「ゃ……めぇ……」
不浄の穴まで弄りだす始末だ。ひんやりとした感覚に驚くヒナタ。
「ぁ……っ」
かといって胸が完全にお留守になっている訳でもない。
彼女の双丘は激しく形を変え、そそりたった頂点をぬめりのある触腕が弄った。
「っ……はぁ……ぁ」
呼吸を乱し、頬を紅潮させた彼女をインスマスがほうっておくはずがない。
「よく喘いでますねえ」
「ん……っ……ぁっ」
インスマスの言葉に応えることもヒナタには出来ない。気をやってしまうのも時間の問題といえた。
インスマスはズボンのチャックを下ろし、隆起した一物を引っ張り出した。
常人よりも一回り大きいそれを見てもヒナタは特に驚かなかった。
彼女のはじめては、四年前にそれに奪われたから。
それでも嫌悪感はある。
「い……やぁ……ら……めぇ」
「どうせ歓迎委員会は準備完了でしょう?」
その通りであった。彼女のそれは受け入れる為に自らを湿らせていた。
「私も装填完了してますよ」
542 :
志願魔法使伝:2010/12/02(木) 17:54:33 ID:F4IhQxsY
>>540 馬鹿野朗一話だ
一話「キリングフィールド」(7
「……め、てぇ……ぁ」
触腕は胸や下腹部から撤退し、代わりにインスマスの手が進駐を果たした。
彼はローブの上から彼女の胸を鷲掴みにし、もう片手をローブの下から差し入れた。
「穿いてないんですね」
彼はお目当ての場所に指を這わせる。
「はぁっ……んぁ……」
「やっぱり濡れてますよ。すぐに気持ちよくさせてあげます」
インスマスは嘲笑しながら、彼女の陰部の核をつまむ。
「ひっ……ひあぁあぁぁあ」
「君は無口ですねえ」
インスマスは自らの手のなかの胸の弾力、弄ることであがるヒナタの喘ぎを楽しんでいた。
このまま挿れるだけではつまらない。
インスマスは少し思案した。
責めに緩急をつけて彼女自身から求めるように仕向けるか?
――そうしよう。
インスマスが笑みを浮かべたとき、同時にヒナタも笑みを浮かべた――嘲笑。
ヒナタとインスマスと触腕が掻き消えた。
543 :
志願魔法使伝:2010/12/02(木) 17:58:29 ID:F4IhQxsY
レナについてはよく考えてなかったので反省してます
ごめんなさい
一話「キリングフィールド」(8)
転移魔法。自分と自分に触れているものを任意の座標、思い描いた場所に移動させる。
ヒナタは執拗な責めに耐えながらずっとチャンスを狙っていたのだ。
ヒナタとインスマス、何十本もの触腕をもつ大蛸(巨大眷属)、そして触腕に捕らえられたレナが強襲揚陸艦「オキナワ」甲板上に現れた。
いちばん驚いたのは「オキナワ」の周囲に待機していた第七艦隊の艦艇である。
突然巨大眷属が甲板上に現れたので、脊髄反射のように艦長と砲雷長たちは命令した。
「速射砲撃ち方はじめッ」
大蛸目掛け艦艇に据え付けられた単装速射砲が火を噴く。
小火器や20mmCIWSなら跳ね返す彼の表皮も速射砲弾の質量には抗えない。次々と風穴が空いていく。
大蛸は反撃しようとしたが、それが試みられたのはわずかな間。
甲板上はキリングフィールドと化した。
「油断しましたよ」
「……」
砲弾の破片飛び交う甲板上でインスマスと触腕から解放されたヒナタはもう一度対峙した。
お互いともに長くは戦えない。
インスマスは深手を負っているし、ヒナタも先程の闘いでかなり精神(魔力)をすり減らしている。
互いが速攻を決め込んだのは同時。
瞬時に双方が動いた。
ヒナタ、インスマス共に自らの脚力を強化し、凄まじい推力をもって相手目掛け跳んだ。
インスマスは右の拳に力を集中し、叩きつけんとする。
が、動きが大振り過ぎた。
危険を察知したヒナタは身体をひねって拳を避ける。そしてすれ違いざまに左手をインスマスに翳した。
甲板上もすっかり生臭くなってしまった。
駆逐艦や巡洋艦からの砲撃はもう止んでいる。
「……」
インスマスの肉片を背に、大蛸の死骸を前にヒナタは立ち尽くしていた。
力なく横たわる触腕の脇にレナを認めたのだった。
「あぁ……」
彼女は恍惚の表情さえ浮かべ、意味のない発音を繰り返していた。
クトゥルフの狂気に囚われた。
ヒナタは暗澹とする思いで居た――おそらく彼女の感情の作用は排されたままになるだろう。
新人魔法使を適宜助けなければならなかったのに、してやれなかった。後悔の念。
が。それに襲われつつも――いずれは私もああなるのだ、とヒナタは考えていた。
「……」
「いっ、ひひひ……ひゃあっ」
ともかく。ヒナタはお姫様抱っこの要領で廃人を抱え上げた。
「オキナワ」は既に傾いている。どうやら喫水線下の舷側に127mm砲弾が突っ込んだらしい。
甲板上から彼女は掻き消えた。
544 :
志願魔法使伝:2010/12/02(木) 18:01:05 ID:F4IhQxsY
一話完
エロが書けないけどこれから頑張ります
やっぱ、邪神の眷属に敗北したら狂気に陥らないとなw
まあ、言葉で狂気に誘う辺りは、人知を超えたスケールの存在がもたらす”コズミックホラー”のイメージからは離れるけど、
眷属の半漁人ならそんなもん・・・なのかな
ダークサイドに堕ちて主人公と対峙するのかと思ったのに・・・w
でも面白い、乙!
昔、現在親しい仲の男を助けたことのある主人公の魔法少女
が、ごたごたもあって主人公の相棒を命の恩人と勘違いしたまま過ごす男
そして、主人公の相棒だった魔法少女は
反乱を起こして男を生け贄にする為拉致する
反乱鎮圧と男を救出するために駆けつけるも
男が相棒の魔法少女を命の恩人と信じきっている為に
主人公の魔法少女を親しかった男が追い詰めようとする
みたいな鬱っぽい話は堕ちるにしても這い上がるにしろ
主人公の魔法少女は映えるポジションじゃね?
頼むから妄想語る時はもう少し分かりやすくまとめてからにしてくれ
くどすぎて何が何やらよう分からん
そこで養殖リィンの出番ですよ
と、妄想の内容読まずにレス
魔法少女封印壺
別名:マジシャンポット
いま魔族に大人気の対戦競技ポケマジに使う道具。
陵辱し放心した魔法少女に投げつけ魔法少女をニュルグチュ封印し、対戦相手と魔法少女を自分の魔法少女で倒し151人の魔法少女を集めろ!
>>549 妄想なんてどんなのでもくどくて当たり前だ
逆にくどくない妄想なんてのがあるならお目にかかりたいね
どんなに短くまとめようとくどいと感じる物なんて世にはいくらでもある
くどい云々はともかく、たまに、やけに読みにくい書き方をする人はいるね
>>554 普通に読めて理解も出来た俺は異端児なのか……
てか、別に文章として問題はそんなに見受けられないだろ
何がそんなに
>>554の逆鱗に触れたの?
改行の多さとかだったら個人差としか言いようがない。スルーすればいいだけだ
読めるし理解も出来るけど、”読みにくい”書き方する人は、たまにいると思うよ
掲示板なんだから、SS上の演出とかでない限り、なるべくわかり易く伝わる書き方をした方が良いのにと思うことはある
ちなみに俺は>463
というか、短い文章に収めるには凝りすぎた設定なんだな
いっその事SSを……
魔法少女に向けて男が愛のないレイプをしたり、元相棒魔法少女が見せつけHをしたり、健気なのに報われないシチュとか良さそう
>>551 150番目の魔法少女が「逆襲だ!」と言って魔族をおびき出し乱交パーティーを仕掛けるんですねわかります
魔族A「この草むらリイン種しか居ないぞ!」
魔族B「裏山の森は寄せ餌無しで爆釣な上に勝手に壺に入る痴女魔女だらけで、念願のマイスターポットに入らた…orz」
魔族C「伝説の魔法少女見つけたけど返り討ちで手持ちの魔法少女全部持ってかれた」
今日もまた悪の妖精さんにだまされた善良な少女が新たな魔法少女になり魔物の餌食に……。
という展開の場合妖精さんは初めから魔物とつながっているのと調教されて悪落ちしたのと
どっちがいいのだろうか。
どっちにも良さがあるので、甲乙決めるべきではないな
両方あり!
その次元の魔法少女が乱獲で絶滅し餓死の危機に瀕し人工妖精とかをバラ撒く脳が魔物にあるのか?
そこで養殖リィンにょろ
おまいらリィンちゃんをなんだと思ってるんだwwww
※TS物っぽい描写があるかも知れません。苦手でしたらごめんなさい。
私、日野朱美は今大変困っている。
何故なら先程から後輩にあたる学年の女子に後を尾けられているのだ。
しかしストーカーみたいな類かと言うとそういう訳でもないらしく
しきりに私に声をかけようと決心するも、タイミングを逸したのか再び黙る
もうずっとこんな調子である。私に一体どうしろと?
また何やら後ろからぶつぶつ「言うんだ、言うんだ・・・」と聞こえてくる。
そんなプロポーズじゃあるまいし・・・いやまさか・・・?
一人でその後輩ちゃんの性癖で困惑していたら
あのっ!と一喝のような声で呼び止められた
「な、何?」
まさか失礼な想像をしていたことがバレてしまったのだろうか?
「先輩、いつからですか!?」
いつからって何の事だろう?
さっきの失礼な想像をした事を言うのだろうか?
「先輩も魔法銃士なんですか!?」
どう考えても順一の事だ。どうやら変身したのをこの後輩ちゃんに見られてしまったらしい。
と言うより、看過出来ないことをさらりと混ぜていた気がする。
「『も』!?今、『も』って言った!?」
「はい。変身してみせます?」
『CHANGE』
言うやいなや、指輪を腰に付いているスキャナーに通し変身する後輩ちゃん
変身ってこんな堂々としてるものがメジャーなんだろうか?
変身した姿は藍色のウェーブがかった髪型な女性が現れる。
「ちょっとちょっと!分かったから戻りなさいって!」
『CLEAR』
焦る私に冷静に解除する後輩ちゃん。
きっとこの娘の私株の信用はガタ落ちだろう。元々あるか知らないけど
「あのね、こんなことされたのに何だけど・・・その〜・・・」
後輩ちゃんの突き刺すような視線が痛い。私が悪かったのか?
「実は、あれ、私じゃないの・・・」
「嘘はやめてください。あなたは明らかに魔法銃士の存在を知っていました。」
「だから、あれは私の知人なのよ。詳しい事もあいつから聞いたんだって」
後輩ちゃんが暫く考え込んでいたが、私に向き直り
「では、その人とも一緒に話したいので連絡お願いします。」
今日も今日とて厄介な人物とこの一日を過ごす事になりそうである。
そう考え、諦めの溜め息をついた私は順一の携帯にダイヤルした。
「順一!こっちこっち」
近くの喫茶店にて話す事になったので順一が入店した所を呼んで誘導する
私達を見つけた順一はこちらへ向かう
その順一に後輩ちゃんは椅子から立ち上がって会釈する。
対する順一も後輩ちゃんよりも気持ち深めに会釈仕返す。何処の商談よ
「魔法銃士は貴方の方でしたか」
「君も魔法銃士だったのか」
お互いに第一声が自分の思わぬ相手が魔法銃士だった事への驚きを表現していた。
「そう言えば自己紹介まだだったわね?私は日野朱美。で、こいつは戸沢順一」
「日野朱美先輩の一学年下になります高水寺慶子です」
自己紹介も早々と済ませ、早速高水寺さんが本題へと入る。
「実は今回、私とこれから共闘していく事をお願いにきました。」
「どういうことだ?」
順一が高水寺さんの事を訝しげに伺う。
確かこの魔法銃士達はドレイナーズ討伐で競争し合う間柄のはずだから
順一の反応は当然だろう。
「実は・・・私はこの競争というものには興味はないです」
「え?じゃあ何で貴女は・・・」
「いえ、違いますね。最初は確かに最高の栄誉を目指していましたが・・・」
ふと、外を元気にはしゃぎ下校していく姿の男の子達を見て言葉が途切れる
「・・・もう、強く叶えたい理由もなくなりましたから」
そう言って俯くも吹っ切る様に力強く前の私達を見上げる高水寺さん
そして彼女は頭を下げ、懇願した
「お願いします!どうか貴方がたと一緒にいさせて下さい!」
「・・・」
私と順一は顔を見合わせる。少なくとも順一の話や私の会った魔法銃士とは
毛並みの違う存在の魔法銃士らしい。
「まあ、いいんじゃないか」
私を見た後に随分とあっけらかんな調子で了承する順一
「本当ですか!?」
「順一、いいの?」
こうもあっさりと話を進めていいのだろうか?
そう思い、順一に問うてみた
「だって朱美、お前は拒否しようと思ってたか?」
さっきのアイコンタクトの私の本音はばれてたらしい。
「では乾杯、とする?アイスコーヒーだけど?」
私が聞くと、順一と高水寺さんも頷き、グラスを手に取る
「では、この交友を記念して・・・」
そう私が乾杯の音頭を取ろうとした所に
喫茶店に突っ込んで来る黒い何かに気付いた。
「ゴオオオォオオ!!」
その姿は正に黒いサイの怪物だった
その怪物は喫茶店のドアを吹き飛ばすと、とある女性店員を狙い始めた。
「ドレイナーズだ!」
「危ない!」
順一と高水寺さんが指輪をかざし、腰のスキャナーにそれを通過させる
『CHANGE』
それぞれ仮の女の子なコスチューム姿に変身し、サイ怪物へと向かう
順一と高水寺さんが打撃を加えていくが、有効とは言い難いらしい
『CHARGE TO BREAK』
二人が別方向より跳び蹴りの姿勢からの矢印状になっての攻撃を
サイ怪物は耐えており、高水寺さんの藍色に輝く矢印を吹き飛ばす
吹き飛ばされた矢印は姿を変え、高水寺さんの魔法銃士姿に戻った。
もう一方の赤い矢印はその隙に懐深くまで侵入し
その怪物の身体を抉ってるかのようにサイ怪物は苦しみ悶えていたが
その矢印が貫通するとサイ怪物の身体はボロボロと崩れ去り
寄生先であったであろう人間と石が残る。
「私だけでは危なかったですね・・・やはり貴方達と組んで良かったです」
ダメージからか、よろけながら立ち上がる高水寺さん
「後は機関がうまく始末をつけてくれる。この場を離れよう」
未だ騒ぎが治まらない内にどさくさに紛れて逃げる私達
まるで何処ぞの怪盗紳士の末裔の一団の様な逃げ姿であった。
ある深夜帯の高速道路下に於いて魔法銃士とドレイナーズの戦闘が行われていた。
が、魔法銃士側が少々押され気味である。
やはりドレイナーズのクラスが今まで狩っていたのとは違う事は大きかった。
「ぐっ!?」
イグアナ型ドレイナーズの体当たりにより、衝撃を受け損ね
魔法銃士はそのままフェンスさえ吹き飛ばし、別の道路に吹き飛ばされる
イグアナ型ドレイナーズはその好機を逃さず押さえつけにかかる
もがいて逃れようとするも通常の人間同士でさえ中々脱するのが難しい上に
今の魔法銃士よりドレイナーズ側のランクが上ではどうしようもなかった。
そして無遠慮に魔法銃士の陰部をドレイナーズの男根が貫く。
「っ!?」
痛みからか目を思い切り見開き、瞳を絶望に染める
このイグアナ型のドレイナーズの相手への配慮のない性交に
涙を溜めた目で睨みながら、せめてもの抵抗の意志を見せる魔法銃士
そんな魔法銃士の姿を嘲笑うように
ドレイナーズは尾を魔法銃士の口に突っ込ませる
そして腰の動きにリンクさせるように注挿を開始した。
「んっ!んぶっ!」
固く目を閉じ、イヤイヤをするように口に入っている尾を少しでも出そうとする
が、尾もその動きを追っていくためにその試みの効果の程は見られなかった
と、突然魔法銃士の膣内に入っていた男根が何かの予兆の如く痙攣し始める
その事を感じた魔法銃士の顔は青ざめ、尾を入れられてる口ながら唸るも
ついには膣に射たれてしまった。
「〜〜〜っっっ!!!??」
声ともならない声で魔法銃士も軽い絶頂に達する
そして口から尾を引き抜かれ、今度は射精したばかりの男根を替わりに入れる。
そして長い尾を今度は膣に挿入した。
精液の匂いに意識が遠くなりそうな感覚になりながらも耐えていた魔法銃士だが
膣内をかき混ぜる尾に気持ちよさを感じていた。
膣に残っていた精液がシェイクされてるような心地にも快感に拍車をかけていた。
睨みも弱くなっていき、最終的にはうっとりと上気させた表情で
積極的に男根を口内にて刺激し、射精を促す。
ドレイナーズも勢いがついてきたのか
先程よりも早いピッチで口・膣をピストンする。そして二回目の射精
長々と自分の精液を飲ませた事に気を良くしたのか拘束を一時的に解く。
この瞬間を魔法銃士は待っていた。
『MODE BOW』
丁度ドレイナーズの下から弓を射る姿勢となった魔法銃士
『CHARGE TO BREAK』
弓から青い矢印が射ち出され、イグアナ型ドレイナーズを空中に押し上げる。
そしてその矢印はイグアナ型ドレイナーズを貫通し、天に消えた。
空中で身体が崩れ落ちたドレイナーズから男性と石が出てくる。
魔法銃士は男性を受け止め、然る後にゆっくりと地に横たわらせた後石を回収した
そして着信音がして何処からか取り出し、電話に出る魔法銃士
「孝か、どうした?」
「どうしたじゃないよ、親父夕飯いらないのかよ!?」
「いるよ、いるいる。父さんそれが無かったら死んじまう!」
「だったら早く帰って来てよ、朱希も待ってるんだから!」
早目に戻る、と低頭に謝りながら電話を切る。
そして愛する家族の元に帰っていった。心なしかすっきりとした面持ちで。
>>564-566 投下乙
>心なしかすっきりとした面持ちで。
どう見ても賢者モードです。本当に(ry
投下GJ
俺のバイト先にサイみたいなのが突っ込んできたらどうしよう
>>563 最近の若い魔物は、魔法少女の怖さも理解せずに、やたら保護だ、乱獲禁止だ、魔法少女愛護だとか叫んで、
奴らの縄張りに武装もせずに出かけては、当の魔法少女に襲われて被害を出したりするんだよな。
そういう不用意な奴らのせいで、野生の魔法少女が魔物を恐れなくなると、一般の魔物の生活が脅かされるんだぜ?
この間も「リィンを絶滅から救えにょろ!」とか訴えて、天然物のリィンに不用意に近づいてた、
自称”魔法少女愛護家”の触手が、メラゾーマでゲソ焼きにされてたよ。
その後、魔物を狩ることを覚えたリィンが里まで降りてきたせいで、中堅魔物が凌殺に来るまで、
子魔物や老魔物を中心に結構な被害が出たらしいぜ。
魔王「魔法少女はイケメンに弱い!」
魔王「その為にハンサムスーツなる物を開発した!」
ある魔物がそれを使って必要以上に魔法少女と仲良くなってしまい
彼女が好きなのは魔物の自分じゃなくこのスーツを使った自分なんだと
壮大に青春してるの図
>>570を読んでグリズリーマン事件を思い出し、その流れで
>>571を読むとグリズリースーツを思い出してしまうw「
「魔法少女に襲われても大丈夫!」をコンセプトにスーツを開発していたのに、
いつの間にか核攻撃に耐えられる仕様まで強化されていたハンサムスーツ
上のSSは身体は女頭脳は男とかだけど
逆に変身している間だけ頭脳も女とかはどうだろう。
スイーツ(笑)な事を言いまくって変身解除の後で
記憶は残ってるから、死ぬほど後悔する男
>>573 魔法少女(男)「戦闘後のパスタは、頑張った自分へのご褒美(キリッ」
魔物B「だっておwwwwwwww」
魔物A「仲いいよな、お前ら・・・。」
以降、戦う魔物から
「お前、この前こんなこと言ってたよなwww」
と精神的に陵辱されちゃう魔法少女
最近、戦隊で時間を操る敵が居たのを見て
技を出しても時間を戻され、無効化され
陵辱されたら陵辱されで絶頂したら絶頂した瞬間に時を戻されを繰り返す無限絶頂地獄に晒され
無限にイキ続け戦士が壊れ堕ち快楽に溺れる姿は格別と言う敵に何も出来ず悔し涙を流すヒロイン
でも何で変身を無効化しなかったの?と聞いて
変身ヒロイン陵辱のお約束だ!と返され「もうどうでもいいや」と快楽に飲まれていく
なんてのが頭をよぎった
怖い!
戦隊の話なんかして、ライダーの話禁止した偉い人が、また怒ったらどうしよう
>>573 某所のセーラ思い出した。アレはエロなしだけど。
>>577 戦隊は該当スレがあったはずだけどね
ライダーもだけど
ネタを使うこと自体は悪いことじゃないよ
問題は読者が是と言ってくれるかってこと
>でも何で変身を無効化しなかったの?と聞いて
変身ヒロイン陵辱のお約束だ!と返され「もうどうでもいいや」と快楽に飲まれていく
ああっ!魔法少女がサバ〜ッとした白けた表情しながら陵辱されてる光景が!?
何というシュール光景
読者の是非とか冗談きついぜ
商業じゃないんだからある程度は好きにさせて欲しいぜ
あまりにアレなのはまだしも
作者がライダーネタを使うことが問題なんじゃなくて
自重を知らないアホが延々ライダー談義を続けてログを流すのが問題なんだろ
>>574を見て
魔法少女:適当に本日のノルマこなして解散しようよなお気楽系
魔物B:そうそう!ガチでバトったり犯したりなんて今時流行んないすよwな新人系
魔物A:昔ながらの魔法少女と魔物の関係に戻そうとするベテランツッコミ系
な設定が何故か頭に浮かんだ
ぶっちゃけゴレ○ジャイの亜種みたいだけど
サン○ッドみたいとも言うな
魔物Aが両者を説得して良い雰囲気になるが、「それでは……死ねーッ!」→返り討ちで瞬殺という無情展開
>>583 未だかつて、そんなアホな流れになったことはないけどね、このスレ。
せいぜい2,3レスくらいライダーの話題が続く程度で、それも切っ掛けがSSへの感想やネタ出しだったり、
あるいは結末でネタ出しに収束するような流れ
問題提起した
>>315も、「”将来”の心配」をしているだけだし
まあ、大多数の住人が、その議論モドキをスルーしていることから察しよう
(平成)ライダー→色んな作品に流用できるネタがいっぱい(戦闘とか決め台詞とか)
ウルトラマン、戦隊→そのままエロパロに持ってきても問題のない怪獣&怪人がいっぱい
ところで、攻撃しようとしたら閃光玉で目眩ましされた挙げ句、こやし玉の嫌な臭いで嫌がらせされて
逃げてもペイントボール投げられたせいで追い付けられ、隠れても音爆弾で脅かされて
突撃したらシビレ罠にハメられて凌辱され、やっとの思いで凌辱から抜け出した先に落とし穴があって捕獲されちゃう魔法少女はまだですか?
魔法剣士(男)が魔物と戦う度に魔物化するウイルスに感染するリスクがあったため第二次防衛戦争では多数の被害が出た。
これに対し研究員は発症原因となる大量の男性ホルモンを除去する治療薬を開発し魔物化した筋肉達磨の魔法剣士に打って見た。
たちまち魔物は魔物のキムタカ体型の魔法少女になり「辛抱たまらん!」と保菌者だった童貞の研究員は魔物化して魔法少女を襲い陵辱してしまう
見かねた研究員が魔物化した研究員にワクチンを打って以下、エンドレス
数時間後、研究施設は魔法少女化した魔法剣士、研究員、魔法少女が産んだ魔物で溢れ、その色香で世界中の魔物や一般人も参戦し大惨事防衛戦争が始まって終わり
その世界全ての生命体は魔法少女となった。
尚、大量発生した魔法少女は魔法少女安定供給機構が吟味の末、適切な世界への供給を開始し、一部報道の陰謀論に対し機構は損害賠償を求める模様です
>>587 え?魔物ハンターの魔法少女達が、大型魔物に捕獲攻撃くらって陵辱されるんじゃないの?
>>584 魔物B「ぐへへ、おまえもかいらくのえじきになれえ」
魔法少女「くうっ、たとえからだをおかせてもこころだけはー」
魔物A「やめやめ!違う!何だそのやる気のなさっぷりは!!」
魔物B「『犯す』とか『孕ます』とか外で言うのマジ恥ずいっすよwww」
魔法少女「素面じゃ普通言えないよねwww」
魔物A「ここからが見せ場だろ!魔法少女を屈せられるか」
魔物A「責められてる魔法少女が反撃出来るか、という瀬戸際だろ!?」
魔物A「と言うよりお前はもっと楽しそうに見せろよ!?」
魔物B「でも魔法少女さんと遊びやカラオケ行ったりする方がいいっすwww」
魔物A「だから・・・!」
魔法少女「ん?今度また行く?」
魔物B「マジっすかwwwやりぃwww魔法少女さんの奢りねwww」
魔物A「・・・」
魔物A「やっぱ俺には若手に教えるの無理なのかなあ・・・?」
店員「お客さん、そろそろ閉めるんで」
戦闘隊長「もう、やってく自信が無いので里に帰ってイチゴ農園を継ぎます」
技術開発主任「あっちの組織のが給料いいので移籍しますw」
将軍「年末は親孝行したいのでお暇を貰います」
軍師「今月はバイトのシフトが詰まっているので今月は作戦は無しにします」
首領「と言う訳で私もモ○ハンやス○ロボにガンパレにロ○サガ3で忙しいので来年来てくれ」
魔法少女「ちょうど私も積みゲーや積みプラの処理で忙しいからパスだクマッガイ」
一般人「ふざけんな!去年以上の盛り上がりを期待しているのに投下無しで年越し出来るか!!」
首領&魔法少女「「知るか!!」」
魔物間のジェネレーションギャップな描写も見てみたいな
昔ながらなのと最近のとではどんな違いがあるかはわからんが
>>592 昔は変身シーンや名乗りを邪魔しなかったよね……
寒い時代になったものだ
新人「え?採石場に移動ッスか?それって交通費とかって出るんですかね?」
古参魔物「最近、DQNな人間が変化して俺らみたいな姿になって暴れるの増えたよな」
中堅魔物「純粋な魔族出の俺達にとっちゃマジ勘弁な話だよな、誤解されちゅうじゃん」
一般人「魔族も魔法少女も群れてモ○ハンとは…」
魔法少女H「失礼な!私はお仕置きゲーだ!」
魔族T「また原さんに刺されましたが全く問題ありません!」
ゲーマーな魔法少女か……アリだな
最初はFFとかDQの魔法パクっていくけど、次第に他のジャンルのゲームから着想を得て、新たな魔法を開発する
ただし、少年漫画向きでエロパロ向きじゃないがwww
>>597 ある日触手モノのエロゲを見てしまい・・・
マユちゃんが三百体の魔物を狩り、息をするように殺す死の舞踏を刻むようになった時に陛下が現れるイベントが発生か…
魔法少女…自分たちの後ろには何もない最後の盾を自負する者達
その心は闇を払う銀の剣、絶望と悲しみの海から生まれでて、リィンちゃん達の作った血の池で涙で編んだ鎖を引き、悲しみで鍛えられたステッキを振るう
どこかのだれかの未来のために、地に希望を 天に夢を取り戻そう、われらは そう 戦うために生まれてきた
ふと妙な電波を受信してしまった
「魔法少女のくせになまいきだ」
土を掘りモンスターを生み出し、最奥部の破壊神を狙ってダンジョンに侵入する魔法少女を撃退するゲーム
罠を設置することが出来、モンスターとの戦いで弱らせた魔法少女を引っ掛けることが可能。媚薬罠、痺れ罠の周りにモンスターを集めて陵辱するもよし、触手で決めるもよし、拘束具で捕獲し直接陵辱するもよし(全てCG付き)、キミの望むままに犯しつくすことが出来る!
……勇なまやったこと無いけど置き換えてこんなん出来ないだろうか
凄腕の魔法少女だった、死んだ彼女が
恋人だった男の身体を借りて淫魔達と魔法で戦っていく
淫魔「反応してるねぇ、くくく」
女「男!何反応してるのよ!?私以外で反応するなんて信じられない、馬鹿!」
男「ええぇー・・・俺のせい・・・?」
あれ、代理保管庫が…?
>>600 ゲームシステムはともかく、魔物サイドの幹部になって魔法少女を狩っていくってシチュエーション自体はエロゲでは超王道じゃない?
私たちは新型魔術機関搭載のロボの配備された魔法少女部隊の緊急通信を受信し救援に向かった。
演習地点では暴走した新型が攻撃しテスト部隊も先発隊も全滅していた。
それだけではなくロボの攻撃で全滅した魔法少女に魔物が寄生して半魔に変わっていた。
家族同然の部下たちはゴミのように蹴散らされ、私も叩き落とされスライムの餌食になっている
どうやら私もこれまでのようだ
〜救援隊隊長の残留思念より抜粋
・証言者A
魔物「ロボに撃たれたり、踏まれたりして「痛い痛い」と叫んでたから同化して避難したニョロ
これはエロでも異形化でもなく人命救助だニョロ」
・証言者B
開発者「実は新型のデーモンエンジンはリミッターを解除すると素材となった悪魔が機体を支配し暴走する危険性があるのです」
・お呼びで無い人
機械魔法少女「人・機・魔・一体!!」
>>601 どっちにしろ戦いの後にはその元彼女のお説教が待ってるのですね、わかります
>>601 淫魔「男のせいにして、本当はお前が感じてるんでしょう?」
女「そんなはず・・・!?」
↓
女「あれ?私本当に感じちゃってるのかな・・・?」
↓
女「感じてます!男より私がエッチです・・・っ!」
な墜ち場面が見れるって事か
>>606 その内、男の身体を以前は気遣いながら戦っていたのに
いつの間にやらすっかり自分の身体として男の事を考えなくなっちゃう位
わざと負けていたぶられて悦んじゃう様に・・・。
バーディーの二次で捕まって陵辱されたら徐々に男の意識が失われ完全に孕んだら消えてしまった。
そんなルートかと思ったら男の方がノリノリで女の意識が陵辱の末に落ちてる間に搾り取り敵を死屍累々にしてたで御座るの巻
格ゲー好きの魔法少女が魔法少女格ゲー(R18モード有り)に自分が参戦すると聞き、自キャラ購入して使ってネット対戦で連勝していると乱入していつも凹っている幹部キャラに負け再戦で特殊KO決められ顔真っ赤で再び再戦し連敗の繰り返し
実は対戦相手はいつも凹られてる幹部で宿敵の魔法少女使いをフルボッコにして再戦をR18ステージにしてペニカバKOや顔凹KOと特殊KO全種見てご満悦
そして幹部は今日なら勝てる!と魔法少女に挑むが怒りでパワーアップした魔法少女に塵も残さず蒸発させられる。
怒りは治まらずその勢いで開発会社に乗り込んだ魔法少女が警備員の魔法使いに「新キャラ追加の度にこれだよ」とリアル特殊KOされる夢見た。
最強の魔法少女を巡って新旧対決
ボーナスステージはラディ(゚∀゚)!!専用自動車を破壊するタイムアタックですねわかります
そういえばさくらやなのはが参戦してる魔法少女の格ゲーってあったな
魔法少女ファイトで負けた世界の人間は全て勝った世界の奴隷になるのです。
そして、4年後の次の大会までその世界の悲鳴を聞き続けるのが敗者のお仕事なのです。
19歳のニーナお姉さんは魔法少女とは言えないな
Vガンかよw
ここは和姦なのもOKらしいけどどのくらいのレベルでOK?
それこそレベルは問わずなのか、ある程度凌辱要素入れてとか
そういう指定あったりする?
ログに中々そういう作品見かけなかったから・・・
俺は凌辱派だけど、全く制限はないよ
和漢100%でも問題ない
ラブラブどんとこい
常連さんのシリーズ物を一度おさらいしてみようとしたら、代理保管庫が潰れてた。
622 :
618:2010/12/12(日) 23:44:47 ID:jN7pW++h
魔法少女と触手魔獣のラブラブえっちか。いいな。
エリート気質な魔法少女
サラブレッドな魔法少女
叩き上げな魔法少女
が魔族との18禁的な意味の物も含めての戦いを繰り広げ競い合う
みたいな設定の魔法少女SS・・・というのは既出だったか?
>>625 馬が変身するのは見たことがないな
みたいけどね
>>626 魔法少女の名門に生まれ、類い希な才能で英雄や伝説の仲間入りをするが高貴な魔族に捕らえられ調教され、
とある魔王に仕え幾多の魔王を斬り捨て鬼神の域に達した魔法少女を血統を欲した○○と言う新興貴族が奸計で捕らえ後妻として産ませた子
とか
晴れの表舞台で活躍する魔法少女の影には、魔法少女として
頭角を現すことが出来なかった数多の見習い魔法少女たちがいた。
脱落していく彼女らに託された希望を胸に秘め、今日も魔物と闘う魔法少女。
だが、彼女は知らなかった―――
脱落した見習い魔法少女たちの行く末までは。
その日、魔物の胸に見覚えのある、いや、忘れようのない痣を見るまでは。
「あなたは・・・ま、まさか・・・そんな・・・」
自分が今まで斃してきた「魔物」とはいったい何なのか。
彼女はその衝撃の真実に耐えられるのか。
そして真の黒幕とは―――!
魔法少女が魔物との戦いで死亡するのってなんていうんだろう?職業じゃないから殉職
じゃないし……とか考えてたら思考があさっての方向に吹っ飛んで、
魔法世界の女王の座をめぐるバトルの勝者の戴冠をかつての好敵手たちが祝福する光景を、
前女王の墓所がある丘から眺めるバトルの審判役にして前女王の好敵手が、
「彼女達なら力を合わせてどんな困難も乗り越えてゆける、君もそう思うだろう?」
とつぶやいて消えていく光景が脳裏に……。それは殉職じゃなくてどっちかといえば殉死です……。
オリジナル処女作なので見苦しい点は見逃してくれると有難いです
ヒロインは魔法に興味なし、積極性ゼロのマグロ魔法少女です
そんなかわいげのないヒロインでよければどうぞお付き合い下さい…
*****
主人公:ユウビ
15歳。
両親ともに教師で、マイペースな自身とは不仲。
華奢で色白、髪は肩までのストレートボブで紺色。
色白で、目はちょっとつりがち。
魔法少女に任命されたのは、不仲な魔界と人間界を取り持つ橋になれというどこかで聞いたような理由。
いつも赤チェックのジャンパースカート(もしくはネグリジェ)だが、変身後は黒いノースリーブのミニ丈ワンピース。
変身するためには白いクロスの形をしたバレッタが必要。
呪文はなく、必要時に勝手に変身してしまう画期的アイテム。
ステッキとかは持ってません、手ぶら。設定考えるのが面倒だったから。
魔法や御伽などメルヘンなものに興味がない現実主義。
ちとクール。
月明かりがベッドの上に横たわる少女の横顔を照らしていた。
手にした白い陶器のような十字型のアクセサリーがきらりと光る。
普通の年頃の少女なら目を輝かせそうな装飾にも、彼女は面倒くさそうにため息で一蹴した。
重い身体をころりと転がす。
月明かりから、逃れるように。
_どうしてこんなことになっちゃったんだろう。
私にはやりたいことがいっぱいある。
学校、塾、行きたくないピアノのレッスン、それに友達との買い物だって作りたい。
一日24時間じゃ足りないくらいなのに、魔女になってなんかと戦え?それも仲間も自分で見つけろ?
突然訪れたアクシデントにため息が出た。
夕食を終えた後、なんとかしてこのポジションを辞退できないだろうか思案していた。
…キイイイ…
「えっ?」
今確かに耳鳴りがした。
それも、遠くからではなく近くから。
気味が悪くなり、手にしていたクロスのバレッタを学習机の上めがけて放る。
ごつんと音が響き、ふんと鼻を鳴らすとシーツを頭からかぶった。
明日は土曜日。
先週絵画コンクールで入賞したツカサ君のおめでとうパーティーがあるから、早く寝なければならない。
クローゼットの一番前に用意した、とっておきの白いワンピースを思い出せばついつい口元が緩んだ。
…キイイイイイイイイイ…
「…な、に…?」
耳鳴りどころではない。
確実に、確実に音が鳴っている。
たぶん、出所は…あのバレッタから、だ。
それにしてもなぜパパもママも来ないんだろう?
あの神経質で、物音一つしただけで何事だってすっ飛んでくるような人たちなのに…!!
…キイイイイイイイイイイイイイイイイ…
さすがに怖くなってシーツの中でぎゅっと目を瞑ったが、15年生きてきて始めてのハプニングは私を逃してはくれなかった。
それどころか、少女の意思を無視して悪夢に引きずり込んでいく。
激しい睡魔に襲われたような感覚だった。
どんより濁った視界が次第に明確になり、そこは家具も何もないがらんどうの部屋だった。
部屋というよりは空間といったほうが正しいかもしれない。
ただただ広い鉄筋コンクリートの空間に、手術室にあるようなベッドのようなものがひとつ。
ちかちかした蛍光灯が妙に不気味だった。
…帰りたい。帰らなきゃ。
本能が警告音を鳴らし、おそるおそる空間に足を滑らせていく。
「…どこ、ここ?」
さっきまで被っていたシーツがない。ベッドすら、ない。
とりあえず身につけるものは一つでも多いほうがいい。
なぜか手術台の上に置かれていたクロスのバレッタに手を伸ばす。
こんな心細い状況のせいだろうか、よくよくみればなかなか可愛いデザインに思えた。
髪を一束ねじり、ぱちんととめる。
鏡がないので確認できないが、大きめで白いクロスは、紺色の髪に似合うんじゃないか_と想像したときだった。
視力を奪われたかと錯覚するくらいの激しい光に包まれる中、必死に瞼をこじあける。
赤、オレンジ、イエロー、ピンク、カラフルな火花が散り、まるでクラッカーになった気分…も、ほんの数秒の間だった。
「何、今の?…もーワケわかんない、帰りたいよ…おかあさ…」
いよいよ涙腺が緩んだころ、こぼれそうになった涙が寸前で止まる。
さっきまで着てたネグリジェじゃ…ない。
私が着込んでいたのは黒いワンピース、そういえば聞こえがいいが、身体を包み込むそれはかなりかなり妖艶な…ものに感じた。
丈は短めでお辞儀しただけで下着が見えそうだし。
そもそも袖がなくてノースリーブだし。
ぴっちり身体に張り付いた胸元の素材は薄くて、…肌寒かったからだろうかぴんと固くなってしまった乳首の主張さえはっきりと見て取れる。
唯一しっかりと身を守ってくれそうなのは、膝まである黒皮のブーツだけだった。
こんなのアニメかなんかのキャラクターでもない限り絶対しないファッションだ。
ありえない…なんでこんなことに、これも魔界とかそういうのと関係しているのだろうか?
何もかもが怖くなり、引け腰のままベッドに歩み寄る。
そうだ、もういちど目を瞑ろう。
これはきっと悪い夢。
目が覚めたらきっとベッドの中で、朝を迎えて、ツカサ君とみんなで_
「おおっと変身直後にさっそくおねむか?今度のクロス・アリスは?」
「…きゃあああっ!!」
隙をついて首ねっこを捕まれ、両腕を羽交い絞めにされる。
そのままベッドにどん!と背中を叩きつけられ、いきなりの衝撃にげほげほと咳き込む。
抵抗をする間もなく両腕を金属で固定されてしまい、最悪の結末を想像し脂汗が頬を伝う。
そんな此方を覗き込んできた男は筋肉質で短髪の、二十代くらいに見える男だった。
こいつはストーカーか何かだろうか?
見た目の印象的にはスポーツのインストラクターでもやっていそうで、変質的ではなさそうだが。
私はやっと咳き込むのをやめ、なんとか質問を口にする。
相手を逆上させないように、そっと、気を使いながら。
続
>>631 おいどんは一種国家公務員扱いですばい、殉職にょろ
ウヴォアー!リロードしてなかった!
GJ
>>631 そこは戦死じゃないかと思いつつ投下GJ
東京の山手線とかにて駅を陣地とした陣取り合戦形式で
大切な幼馴染みの男をかけて
魔法少女とその戦友達が魔王の娘率いる魔族達と戦う話
後から考えて見ればかなり面倒臭そうな設定だというのに気付いた
なるほど、魔法少女ワグナスか
>>641 魔王の娘率いる魔族も女の子揃いで陣を取られたらペナルティーとして
エロい責めが・・・だったりして
地域制圧型魔法少女SLG
「おっほほほー!グッドよー!」
つ 聖少女騎士リオン
>>643 負けて陵辱シーンを楽しむだけでなく、勝った場合魔族を陵辱できるとはなんてお得なんだ、素晴らしい
魔族視点で魔法少女に勝てば撃破した魔法少女とのエロイベント、敗退すると12人以上の魔法少女とフラグを立てているヘタレリア充がご褒美ギシアンするイベント
同じ魔法少女を3回撃破すると監獄送りに出来て逃がさず堕とせば自軍戦力化
ただしヘタレリア充に撃破されると敵として復活、女魔族も倒されるとお持ち帰りされる。
魔法少女を堕とす度にヘタレリア充は弱体化するも元魔法少女には与えるダメージが二倍、他の女キャラには1.5倍の能力を持つ
そんなシミュレーションゲーム
魔王の娘の罰ゲームは魔法少女のあからさまにクサい台詞を言わせプレイ
後に一般人男女にもみくちゃにされちゃう、とかか
過去にモンスターの触手とかで初体験を奪われちゃってるヒロインが、トラウマを懸命に克服しながら、
パートナーの男と初めて体を重ねる夜…みたいなシーンにグッとくる。
俺だけかな?
>>649 このスレじゃないが、前に魔法少女アイの二次SSでそんなのあったな
「過去に」じゃなくて「目の前で」、しかもヒロインは幻術で恋人とセックスしてると勘違いさせられた奴
で、敵倒し終わった後に、不貞を恥じる魔法少女を男が優しく受け止めるって感じだった気がする
まあ、そのサイトもうないかもしれないのが悔やまれるところだけど
魔法少女の実の姉が魔法少女の元仲間と共に反乱を起こしたので
そんな姉が憧れだった魔法少女が真意を聞くのと同時に止める為に元仲間を傷つきながらも倒していく
姉の下に辿り着くが、姉の仕草とかを真似していた姿は滑稽だったと嘲笑されて、これ見よがしに魅了の魔法で
拉致されていた魔法少女と親しかった男と交わる姉の姿に、アイデンティティーを崩壊させられそうになる魔法少女
ふと思いつく限りを書いてみたら誰得な鬱話になりそうな設定になってしまったでござるの巻
そのままなら、最後以外エロなしの殺し合いで誰得感があるが、スレタイ的に
凌辱シーンをちゃんと入れれば、暗いストーリー自体は皆得レベルじゃないか?
>>651 何となく
その後自分の意志を取り戻し姉に再戦し辛勝するも
魔法少女姉「貴女に是非戦ってほしい相手を用意したの」
魔法少女姉「貴女は勝てるかしら?クスクス・・・」
と魔法少女と親しかった男に魅了により、魔法少女への攻撃をけしかける
と言うようなロッ○マ○X的なストーリーが思い浮かんだ
魔法少女見習いが一人前の魔法少女を目指し、戦闘やエロな訓練を乗り越えていこうとする
エロシーンは大抵その魔法少女の妄想がほとんど
魔族「えー・・・?ないわー・・・それはないわー・・・」
とドン引かれるレベル
所有魔法衣数千着でコスチューム破損や魔力切れもコスチュームチェンジすれば一瞬で全回復
そんなチートコスプレ魔法少女も超回復スライムのボディープレスからのコンボには勝てなかった。
コスチュームの上下アクセサリーの組み合わせでコンボとか出来そうだな
【奴隷戦士装備】
頭:ネコミミ
右手:拘束の枷
左手:ー
胸:奴隷拘束衣上
腰:奴隷拘束衣下
下着1:ニプレス型快楽変換ブースター
下着2:バイブ付きパンツ型快楽変換ブースター
脚:ガーターベルト
靴:レザーブーツ
アクセサリー:被虐の渇望
技術者A「アビリティのコンボでダメージを快楽に変換し更に膨大な魔力に変換します」
技術者B「手を拘束した分、魔力と蹴り技は通常で3倍以上の威力!エロ攻撃されると3倍ボーナス!!ギャラリーが居ると更に3倍ボーナス!!!」
技術者C「高い魔力を持つカポエラ使いの貴女ならこの装備を使いこな(rウボアー」
カポエラ娘「誰がそんな変態衣装を着るかっ!!」
数日後、怪物とHしては殺す痴女の噂が流れたとかなんとか
ポップンミュージックの如く魔物とかとの戦闘になった時は
各自ターン毎に相手が放ってくる音符な攻撃魔法ををリズムに合わせて落として行く
ミスしたらその攻撃を受けてダメージを被る
最終的に敗北したらもし魔法少女の場合
今まで受けた音の催眠効果でエロくなって・・・
というのをゲーセンでふと思い付いたが描写が大変そうだ
自分の杖を布団叩きに使う魔法少女なんて電波が来た
>>659 久しぶりに晴れたから布団を干して布団叩き代わりにマジックロッドを使ったら叩き過ぎてせんべい布団になってしょんぼり
「布団を叩いて出る埃は埃ではなく綿」だと後からどや顔で言うマスコットがなんかムカついたから折檻した。
その夜、怒ったマスコットに下克上されM奴隷に調教されるとは思わなかった。
桜玉吉の漫画で、逆のネタ(布団たたきを魔法のステッキと称して売る)は見たな
東京23区毎の魔法少女達が攻めたり責められたりしちゃう魔法少女物
魔法少女版大番長ですねわかります
大帝国マダー?
ヒロインに恨みを持ち主人公チーム全員を肉便器にするまで何度も灰にされようが消滅しようが復活するモヒカンゾンビ
襲撃対象はヒロインに関わった女のため一般人も敵も襲うが「自分は強い」と思う女を優先する。
初期は雑魚だが倒される度に強化され、前に瞬殺したからと余裕こいた魔法少女を腹パンチで戦意喪失させエリョナで葬ったりするそんな敵
イイところでお預け状態な作品の続きが見たいお・・・
あれ、ID:jwJ+sNnYは…?
…まさか代理保管庫は復活しないのか?
ノロウイルスとインフルエンザの連合軍が攻めて来たり年末師走進行で2Chするひまも無いとか
俺の所にはインフルが喘息を起こしに来て田舎から送られたミカンで食いつなぎ手が真っ黄色になりつつある現状を魔法少女SSに出来ないかとやってる。
モンハンを筆頭としたゲームの、冬季大攻勢を受けているのかもしれない
※TS物っぽい描写があるかも知れません。苦手でしたらごめんなさい。
私、日野朱美は今、面倒な事に巻き込まれている
休日に順一と高水寺さんと一緒に行動していたら
ロン毛でやや無精髭な兄ちゃんルックな男性が
橙色の髪とコスチュームの魔法銃士に変身して襲いかかってきたのだ
『MODE SPEAR』
槍を出し、素早い突きの応酬は剣状の武器での順一には分が悪く
槍を受けたり、弾いたりの防御に専念させられてしまう
その隙に高水寺さんが側面からの弓の様な武器を使っての攻撃を試みるも
乱打戦に持ち込まれていては順一をフォローしようがない
『+ACTIVE』
埒が開かないこの状況を打破する為か、以前リカオンの怪物を倒した
スキルみたいな物を使うようだ。あのようなスキルは戦闘経験
または成績によって与えられているらしい
『+ACTIVE』
すると相手側もそのスキルを持っていたらしく順一がスキルを使用した瞬間
察して、順一と同じ様に腰のスキャナーの様な部分に指輪をしている左手を通し
順一と同じく私達の視界から瞬時に姿を消した
暫く急に壁に何かがぶつかる音や木がいきなり倒されたりといった現象が数十秒続いたかと思ったら
再び姿が見える様になった時は、膝を突き苦しそうに呻く順一の姿が見えた
その順一の姿をやや 余裕を持ちながら見下ろしている形の橙色の魔法銃士
「どう?なかなか強いっしょ?」
順一の顔を覗き込んで嫌らしい笑顔を向けるその姿は何故か私もムカついた
『CHARGE TO BREAK』
高水寺さんがその二人の距離が離れた隙を突いて藍色に光る矢を放つ
そのままその矢は大きい矢印に変化して橙色の魔法銃士に襲いかかった
『CHARGE TO BREAK』
順一もまた赤く輝く剣を構えていたかと思うと相手の魔法銃士に突っ込み
赤く大きい矢印に変化し、高水寺さんの放った矢印同様襲いかかるが
『INEFFCTIVE』
橙色の魔法銃士がスキャナーに左手を通したかと思うと
その魔法銃士に向けられていた矢印は消えてしまい
順一は敵に突っ込む寸前の場所で立ち尽くしていた。
予想外の行動に呆気に取られている私達を尻目に
その魔法銃士は笑いながらその場を後にする
『CLEAR』
変身を解く順一と高水寺さん
相手はもう襲って来ないであろうと判断したのだろう
「あんなアビリティもあったのか・・・」
「限定種のドレイナーズを倒したらあんなアビリティを贈与されるとは聞いた気が」
今までの戦い方では厳しい事を思い知り、思案する二人
今やある程度アビリティを揃え、他の魔法銃士が戦力を整いつつあるらしい現在
こんな事に遭遇する事も多くなるんだろうな、と言うのを考えたら憂鬱だった
「だ、大丈夫だって!少なくとも朱美に害は出ないからさ」
「そういうことじゃないわよ、順一のすっとこどっこい」
私の暗い表情を見て気を遣ったが、ずれた解答をする順一にツッコむ
顔見知りの危険を日々案じながら過ごすのはいい気分じゃない
「あのアビリティを使われたらフォームチェンジをするのが妥当でしょうが・・・」
と高水寺さん。話によればあの矢印での相手を仕留める攻撃は
1フォームに一回しか使えないらしい
でもその事に気付いてないとはとても思えなかった
「何にせよタイミングの悪い所に出くわさない事を祈るよ」
順一はそう言うが、そう願って叶った試しのある人間はまずいないだろう
一方、別の場所となる寂れた公園跡にて
緑髪の魔法銃士と銀髪の魔法銃士が争っていたが
「お前・・・何処か違うな。今までの連中と」
「そうかなあ?」
これまで剣、槍、弓を使って戦っている二人は
それぞれ相手に対して新鮮さを感じていた。
緑髪の魔法銃士は自分がフォームを変える度に追って変えてくる相手に
銀髪の魔法銃士は不規則にフォームを変えてくるトリッキーな相手に
しかしそろそろ相手に止めを刺す手段が乏しくなってきた二人は
当然ながら指輪をしている左手を腰のスキャナーにかざそうとした所
二人のいる地点より離れた所の遊具が密集している場所にて
大きい衝撃と砂場の砂による粉塵が舞い上がった。
「ぐ、うぅ・・・!」
ジャングルジムを大きく凹ませる程強く当たってしまった全体的に黄緑の魔法銃士
いくら魔法銃士とは言え、大きい衝撃をまともに受けた為か痺れて動けずにいる
その動けない魔法銃士に迫るカミキリムシを彷彿とさせる人型ドレイナーズ
そして自慢の鋭利な顎にて魔法銃士のコスチュームを切り裂き始めた
「やめ・・・ろ・・・!・・・!?」
せめと抵抗しようと身体を捻らせようとするも
ジャングルジムの奥にまで押し込まれたせいでまともに動けない
逆に煩いと言うようにドレイナーズは自分の生殖器を口に突っ込ませる
そして魔法銃士の口を膣の如く犯し始めた
「ぐぶぶっ!ぐう!?あおおおお!!」
その相手の事を考えてもいないかのような乱暴なピストン運動に悶える魔法銃士
するとその生殖器より精液が溢れだし、すぐさま魔法銃士の口内を満たした
が、射精はまだ衰えず結局の所30秒間口内に射精を続けられ、収まりきれなかった分は
口より多量にだらしなく漏れた形となったり、魔法銃士が飲み込んでしまった
「えほっ・・・!えほっ!えほっ!」
餌付く魔法銃士を無視し、カミキリムシ型ドレイナーズはのしかかってくる
そして生殖器は魔法銃士の膣を貫いた
「!?あ、が、あ、あ」
見開いた瞳に絶望の色を写しながら挿入された生殖器を受け止める
そして口内に行っていたのと同じ、もしくはそれ以上のピストンが始まった
それと同時に先程の口内にての行為がフラッシュバックされ
いつしか自覚は無いが確かにドレイナーズに甘えた響きの喘ぎを出し始める
「ダメだ、もっと・・・もっ、と・・・!突、いて・・・!!」
いつしかそのドレイナーズに恋人の如く腰に脚を絡ませた
最初こそお互いにリズムの合わない動きをしていたが
いつしかリズムがシンクロしていく。
まるでこのドレイナーズの考え、動きまで分かる事に何とも言えない共感を覚え
その事が更なる快感へ繋がって行く。そして、遂にその時はやってきた。
「出し、て・・・あ!あ!ああ!・・・膣内に出して!」
フィニッシュへ向けてラストスパートをかけていく両者
時折、ドレイナーズが肌を噛んでくるのも拍車を与える。
「あ!ぁあ!ああああああああああああ!!!」
涙を流し、心の底からの絶叫を上げ魔法銃士は絶頂を迎えた。
と同時に別の方から手が伸び、交わっていたドレイナーズと魔法銃士を引き剥がす
万力の様な力で外に引き摺り倒されたカミキリムシ型ドレイナーズ
そのドレイナーズに何が可笑しいのかケタケタと笑う
緑色の髪、コスチュームの魔法銃士はまだ起き上がっていないドレイナーズに
腹部めがけての鋭いトーキックを何回も浴びせる
呻きの様な鳴き声を上げ、地面にのたうち回るドレイナーズ
最早リンチに近い光景だった
「ざっ!けん!な!せっかく!面白い所に!水を!差してんじゃ!ねえ!」
先程の勝負に割り込まれた事に苛立っているのか
ドレイナーズに何度も恨み言を言いながら蹴り続ける魔法銃士
ひとしきり蹴った後、興奮してるのか蹴り疲れたのか判別し辛い荒い息をしながら
スキャナーに左手を通す
『CHARGE TO BREAK』
上方に跳び、そのまま真下にいるドレイナーズにキックの体勢から
緑色の矢印に代わった魔法銃士は突っ込んだ
断末魔を上げ、ドレイナーズの身体は崩れ、寄生されていた人間の女と石が残る
石を回収した魔法銃士はジャングルジムにて
白濁にて汚されたもう一人の魔法銃士を見る
陵辱されたにしては平穏な顔をして気を失っていた
「悪いな、お前の愛しの亭主始末しちゃったよ」
もう一人の魔法銃士の姿に笑いながら
緑色の魔法銃士は銀色の魔法銃士を思い出していた
銀色の魔法銃士はドレイナーズを取り合うでもなくさっさとこの場より離脱したのだ
謂わばこの回収分の石は銀色の魔法銃士のお情けの様な物で
緑色の魔法銃士はそれが気に入るはずもない。
銀色の魔法銃士に次逢った時はどうケリをつけるかの思考に移り
汚された魔法銃士と近付いてくるワゴン車を置いて
緑色の魔法銃士はその場を後にした
投下乙
何でだろう橙色な人に激しく早目なリタイアフラグを感じてしまうのは・・・?
GJ
>ロン毛でやや無精髭な兄ちゃんルックな男性が
俺のバイトの先輩にもいるわこういうのwww
魔法銃士の各アビリティは基本一回ずつなのかな?
連続では出せないのか
676 :
投下宣言:2010/12/22(水) 16:20:02 ID:Hf0dcJN7
これから投下します。
注意事項は、今回はエロが無いことと、少しグロいことです。
1
農村ハルフィスの近隣の森に、一週間ほどまえから有害な巨大植物が出現した。
隣町に行くのに必ず経由しなければならない森の中に根を張った植物は、わずか一週間で多くの人間を殺し、そして多くの少女や女性を辱めた。
村の戦士や魔女でもかの怪物には敵わず犠牲者が増え続けるなか、ハルフィスの村長はひとつの決断を下した。
――偶然この村に滞在していた『紫電』に、巨大植物の除去を依頼したのである。
2
「親父、俺は反対だぜ!」
村長の息子ロンドは机をバンと叩き、居丈高にまくしたてた。
「あんなガキに怪物討伐を依頼するなんてよ。しかも銀貨150だ? 何考えてんだよ」
「仕方あるまい……」
椅子にもたれ掛かりながら不肖の息子を見上げるその瞳には生気がない。
彼はもう、そうとうな老齢なのだ。
「今まで幾多の戦士や魔女がかの巨大植物に立ち向かったが敵わなかった。そこに現れたのが‘あの’娘だ……利用しない手はあるまい」
「わかってねえな親父は」
ロンドの口調と眼差しは父親を軽侮している。
長老が衰え行動力が無くなったとたん、彼は掌を返すように排斥するようになってしまったのだ。
三十路になったばかりとまだ若いのも要因のひとつかもしれない。
「そんなガキに頼ってるなんて村の奴らに知れたらどうするんだよ。俺らの立場がねえじゃねえか」
「…………ならばどうしろというのだ」
村長が呻くように言うと、ロンドはせせら笑った。
「またとない好機じゃねぇか。俺はやつの後を尾けるぞ親父」
「やめておけ」
村長は小さいながらもよく通る声を放った。
父の言葉にロンドは一瞬目を瞠ったが、表情はすぐに蔑みの色を帯びている。
「息子に手柄をやるわけにはいかないってか? そりゃそうだよな。てめえの立場が危うくなることはさせたくない……違うか?」
「…………何を言っても無駄なようだ。好きにするがいい」
村長は表情にこそ出さないものの、その声音からして明らかに息子に大してわだかまっているようだった。
そんな父親の様子に調子付いたロンドは更なる嘲笑と蔑視を向け、一言残して家を出た。
「安心しろよ。俺が持ってくるのは巨大植物の首だけだ。
――首があればの話だがな」
3
「ここがハルフィス近隣の森か」
と、魔法少女リルは言った。
革のブーツに短めのスカート、袖なしの上衣はいずれも黒である。
白樺の木で作られた雷杖ポルマティレックランザーだけが白い。
この杖が剣であれば何の違和感もない(?)剣士として見れるかもしれないが、その軽装ぶりと露出の多さは魔法使いらしからぬものである。
「リル様、注意してください。今回の怪物はけっこう手ごわいですよぉ」
少女の首にかかっているブラックオニキスのペンダントから、十に満たない少年の声が放たれた。
彼はリルが主従契約を結んだ、魔界に住んでいた触手・ギデオンである。
魔性が異様に小さいことから魔界を突きだされたところを、リルが‘拾ってあげた’のだ。
普段はブラックオニキスの中に封じられており、リルの意思で人間界に具現化させることも可能。
詳細は割合する。
「どの口が言うんだ。おまえの言う事はあてにならん」
「ボクの老婆心を解ってくださいよォ……危ない眼に遭われたことだってあるじゃないですかぁ」
「おまえは毎回言うからな。フラグにすらなってない」
「うう…………」
いつもの如く他愛ない会話をしながらも、‘二人’は足早に森の奥へと進んでいった。
4
「なあギデオン、怪物はどこから来るのだろうな?」
リルがだしぬけにそう言ったのを聞き入れて、ギデオンは(また始まったよ……)と内心思わざるをえなかった。
この少女はまだ十四歳なのに、考えなくてもいいことを考えすぎる。
いや、思春期だからこそ考えるのかもしれないが、彼女のその思考の相手をするのはそうとう疲れるのだ。
「魔界からじゃないですか?」
「その魔界はいつから存在しているんだ?」
「さぁ…………」
「さぁじゃない、私が訊いているんだ。さっさと答えろ」
「ちょ、待っ…………そんなあああぁぁん」
リルがブラックオニキスのペンダントを思いっきり揺すると、ギデオンがあられもない悲鳴を上げた。
いくら収縮可能な触手とはいえ、やはりペンダントの内部は狭いのである。
「やめてくださいぃぃぃ」
「答えたらやめる」
「まずいですよおぉォォ……――――……100メートル圏内にいまふぅ……――?」
「100メートル」…………その単語を聞いたとたん、リルはペンダントを振り回すのをやめた。
「あっちの言葉を使うなと言ったろ?」
リルは何故か普段より優しく、小さな声で触手を諌めた。
「はい…………すみません…………」
ギデオンはかなりしおらしく謝った。
「ということは…………おおよそ百五十歩ほどの距離にいるんだな」
「その通りです」
ふたりのやりとりにはいつの間にやら明瞭な緊張感が発せられている。
「しかしここからは見えんな……ま、木々が密集してるから当然ではあるが」
「でも、相手がこちらに勘付いている様子はありませんね」
「それは好都合だな」
リルは毅然と言い放った。
この少女の堂々とした行動や言動は、十四とは思えないほどに堂々としている。
その尖鋭たる容貌も相まって、彼女は‘絶対に’実年齢より上に見られるのだ。
「相手に勘付かれないうちに屠るとしようか」
「気をつけてください」
ギデオンの声は本気でリルを案じているようだった。
リルは一瞬瞑目し、それからフッと不敵な笑みを浮かべてみせた。
「ああ」
リルの返答は短かったが素直でもあったので、ギデオンは安堵とともに恐悦を覚えた。
いつもこうだったらいいのにと思いかけたが、それだとリルじゃない気がしたのでやっぱり今のままが良いと思い直す。
たとえば、純粋で引っ込み思案で可愛いリルは……逆に見たくない。
などとありえない妄想をしていると、ギデオンは魔性の急接近を感づいた。
5
「リル様っ、前方から怪物が近づいてきます!」
「何だと?」
少女はとっさに眼前をくまなく見渡したが、眼に入ったのは無数の木々の中にひときわ目立つ大木のみだった。
その大木までは百五十歩ほどもあるのだが……?
足元の土が炸裂しながらこちらに向かってくる。
「っ!!」
ガシッ――。
気付いた時には左足に細い木の枝が絡まっていた。
が、リルの表情はまったく変わることが無い。
「死ね」
少女は冷徹に言い放つと、淡々とポルマティレックランザーを揮った。
ビチュン!
雷杖の先端から雷光が炸裂し、リルの足にまとわりついた木の枝はあっけなく焼き切れた。
「リル様、まだたくさんやって来ますよ!」
「わかってる」
地面からだけではない。
ふと見れば例の大木からも直接枝が飛来してくる。
「おいギデオン」
リルは白樺の杖を持ち直しながら言った。
「相手はこちらに気付いてないんじゃなかったのか?」
杖先に白光が集束し、少女の周囲に魔力の歪みが生じる。
ギデオンは何も言わなかった。
今は‘そんなこと’で時間を無駄にしてるヒマはない。
「はっ!!」
リルが気合の籠もった声とともに雷杖を天にかざす。
キィィンッ、とほんの一瞬きわめて甲高い鋭音が鳴りひびき、ポルマティレックランザーから幾多もの稲妻が迸りだした!
稲妻はリルに襲来しようとしていた木枝をバリバリと焼き屠った。
少女は地面を蹴って小さく飛翔し、かの大木に接近しつつ雷杖をぐっと握りしめて魔力を高めていった。
巨大植物――いや、大木は完全にうろたえていた。
人間の、それも年端もいかない娘が自分の枝を再生不可能なほどに滅するとは、正気の沙汰じゃない。
魔物は逃走を試みるが、リルの接近速度と大木の足では結果は眼に見えている。
しかしそれでも彼は逃げようとする。
本能的にリルが危険すぎる敵だと察しているからだ。
少女と魔物の距離はあと十歩ほど――リルは飛翔しているのだが――になった。
リルは雷杖を握りしめて意識を集中し、全身に魔力の歪みをまといはじめた。
ペルマティレックランザーに雷のオーラが迸る。
「来いっ!」
リルが杖に込められた魔力を開放すると、天空から極大の雷がふりそそいだ。
またたく間に雷杖に直撃した雷は強烈に周囲へと‘飛び電’し、それは怪物と化した大木にも命中した。
――魔法を発動して三つと数えずに、その大木は灰燼となってしまったのである。
6
ロンドはぽかんと口を開けていた。
眼を疑うよりほかはなかったといっていい。
あの少女は、さんざん近隣の人間を苦しめてきた大木の怪物をいとも簡単に片付けてしまったからだ。
「じょ、冗談じゃねえ…………」
口唇を震わせてそう言ったが、彼は冷たい笑みを浮かべていた。
「あんな危険なガキ生かしてられっかよ…………」
あまりの出来事にまだ戦慄えは収まらないが、それでも右手にはしっかとトマホークが握られている。
ここからあの少女までの距離は八十歩ほどもあるが、普段どおりやれば用意に仕留められる距離だ。
「…………絶対に殺してやる」
男の低く重い声には畏怖と憎悪がこめられていた。
自分はなんら実害を蒙っていないにも関わらずここまで悪感情を抱けるのだから、人間というものは不思議な生物である。
いま自分は魔女からみて死角にいる。
木が入り組んでいない場所を選んだので、ここから斧を投げれば確実に直撃させられる自信がある。
ロンドは意を決した。
邪悪な魔女を抹殺するのは自分だ。
そして、怪物を仕留めた手柄もまた自分のものだ。
ロンドはみたびトマホークを持ち直し、魔女の胴を斧が断ち切るイメージを描き……右腕を思い切りうならせた。
7
「…………ッ!!」
リルは左腕をごっそり持っていかれた瞬間はほとんど声を出さなかった。
「リ、リル様ぁぁ!」
「ぐっ…………!!!!」
血が噴水のごとく飛び出て森の地面を赤く染める。
生理的な涙があふれ、痛みを堪えるあまり涎を漏らしながら両膝をついた。
そして、ギデオンを召喚した。
「ちっ…………外したか」
青年らしき低い声音がかろうじてリルの耳朶を打つ。
そちらに顔を向けると、視界に映ったのは得意げにしていながら冷や汗をかいている、逞しい体躯を有する長身の男だった。
右手には大剣を握りしめている。
「とはいえ、腕斬られてよく意識を保ってられんな。さすが魔女だぜ」
「次は……おまえの、番、だ」
「はぁ? 何言って…………――ぐぅ?!」
ロンドの首に何かが巻きつき、締め上げている。
「う、ぐっ…………は――」
ギデオンは情け容赦なくしめあげ、十と数えず泡を噴かせることに成功した。
8
「くそっ、が………………」
斬られた左腕を右手で押さえながら全身を震わせ悪罵する。
「リル様…………」
「き、気遣いは……いらん…………」
彼女は明らかに無理に無理を押していたが、ギデオンはリルの言うとおり‘案じないふり’をしなければならなかった。
ほとんど閉じた双眸に涙を溜め、口から涎を垂らす様は痛々しいが、リルはそういったことで心配されるのを非常に嫌うのだ。
「さっさと、治せ」
少女はそれだけ言うと、それまでうっすらと開けていた瞳すら完全に閉じた。
気を失ったわけではない。
あとはギデオンに全て任せるつもりなのだ。
ギデオンが人間界でとる姿は、ヘビをデフォルメしたような触手である。
彼が一度の召喚で外に出ていられるのは五分間であり、五分経つと強制的にブラックオニキスの中へ送還されてしまう。
また、ブラックオニキスが戻ってから次に出られるのにも五分間の時間を要する。
魔宝石の中で力をたくわえるためだ。
ギデオンは、憔悴した姿のリルに深々と頭を下げた。
それから素早くリルの後方に回り込み、何のためらいもなくスカートを捲りあげる。
思わず頬を染めてしまうが、迷っている暇はない。
「し、失礼しますっ」
聞こえはしないが便宜的にそう言ってから、触手はゆっくりとリルの下衣のなか、そして身体の中へと侵入していった。
9
どさっ、と放り出された息子と大木の根っこ、それに身体の所々に血を付着させた少女を見て、村長は嘆息した。
「…………なんと言ってよいやら」
「あんたの差し金ではないのだろう?」
老人は少女の台詞に眼を丸くした。
言葉に詰まっていると、相手の方から畳みかけるように話しかけてくる。
「大方こいつが私の手柄を横取りしようと…………あるいは、ただ気に入らなかっただけか。どっちにしろ悪いのはこいつだ」
「申し訳ありません。私も止めましたが……叶わず」
彼は思わず謝っていた。
年寄りのくせに、この少女が表面通りの高圧的で傲慢な性格だと思いこんでしまっていたことを悔い改めた。
「というか、疑わないのか?」
「……? 何をです?」
「私は木の根っこを持ってきてばらまいただけだ。あんたはその‘巨大植物’の正体を自分の眼で確かめたわけじゃなかろう」
「ああ、それですか」
村長は弱々しく微笑んだ。
「疑う余地なんてどこにありますか。貴女がそんな人間じゃないことくらいは存じている」
「どうだかな」
リルはあさっての方を向いて言った。
「それより後払いの銀貨をもらいたいんだが」
「もちろんです」
老人は百枚の銀貨が入っている袋を差しだし、少女がそれを受け取った。
「なあ、村長」
「なんでしょう」
「一つ訊きたいことがある」
「私に答えられることならなんでも」
齢七十を数える村長は、久方ぶりに精気を得たような感じをおぼえていた。
この少女への興味は尽きないが、自分はここから動ける身ではない。
さまざまなしがらみや束縛が彼をがんじらめにしている。
ならせめて少しでも多くの時間、この娘と話していたかった。
「あんたはその齢になって、何を希望に生きているんだ?」
「特に何もありませんよ」
老人はあっさりと答えた。
「自ら死ぬというわけにもいきませんから、ただ生きているだけなんです」
「よくそんな事ができるな」
彼女は淡々と言ったが、これは本音である。
「私には真似できそうにないな。いくら老いたといえど、何かを目標にすることは……」
「出来なくもないんですけどね」
老人は照れているのか、鼻の頭を掻きながらわずかに破顔した。
「あなたには言い難いことですから言えませんが、私にも楽しんでいることがありました。
けれど、この齢になって楽しめなくなってしまいましてね。
今は代わりのものを探している最中なんです…………もっとも、以前のあの楽しさをなかなか忘れられなくて困っています」
「そうか」
リルの返事はきわめてあっさりしていた。
「まあそうだな……無理せず頑張れ」
「ありがとうございます」
村長は満面の笑みをうかべた。
‘美老人’と形容するに相応しい面差しは、もうしばらく衰えそうにない。
10
「おいギデオン、気付いていたか?」
農村ハルフィスを出たところで、リルは出し抜けにギデオンに話しかけた。
「何がです?」
「あのじいさん、おそらく私に欲情していたな」
「ええええ?!」
触手は声を裏返らせて仰天した。
「なんでわかるんですか?!」
「今までの経験から何となくな。私は基本他人に冷たく当たるのに、妙に親切にする男どもというのが昔からいた。
別に私は微塵にも心を許しちゃいないが、あいつらはそう思いこんで、ある時期を境に手を出してくるんだ。
ま、そんな輩は全て張っ倒してきたがな」
ギデオンはどうしても、リルが「全て」と言うたびに違和感を覚えざるを得ない。
リル様は一度、どうしようもない屑の悪漢に…………――
「あの村長もおそらくそういう趣味を生き甲斐にしてきたのだろう。もし実際に無理やり手を出すような男なら許し難いが…………」
少女はすこしためらったが、どうにか言葉をつなごうとした。
「妄想で留めるならいい。どんな汚い事や醜い事を考えても、人間はした事いった事がすべてだから、な……」
「まるであっちの世界の男みたいですね、リル様は」
ギデオンは口に出した後に「しまった」と思ったが、時すでに遅い。
「おまえ、いま何て言った?」
「ええっと、こっちの世界の女……」
「嘘つくな」
リルは冷たく言い放ち、首元にかかっているブラックオニキスをぐぐっと握りしめた。
「あのー…………リル様、何を……?」
リルは答えもせず、触手の使い魔が入っている黒い魔石をぶんぶん振り始めた。
「ぎゃああああぁぁぁ!!」
ハルフィスの草原に、やけに甲高い声の少年の断末魔が響き渡った。
一話 おわり
GJ!だと言う
リーダー「ギデオンってどういう意味だと思う?」
タフガイ「さぁ?」
天才「勇敢なる戦士、当たってるでしょ?」
あっ、
>>1乙
やってる事は大富豪のシステムで戦闘する魔法少女
相手の出した役以上を出せなかったらダメージ
最終的に上がれなかったらペナルティとして犯される
というのをふと思い付いた
>>688 魔法少女A「食らえ!『Eight Cutter』!!」
魔法少女B「ここで『ジョーカー』!私の勝・・・」
魔法少女C「『Three spades』!無効よ!」
魔法少女B「な、何ですって・・・!?」
こんな感じか
魔法少女A「スペードのロイヤルストレートフラッシュ」
魔法少女B「スペードのロイヤルストレートフラッシュ」
魔法少女C「スペードのロイヤルストレートフラッシュ」
魔法少女D「スペードのロイヤルストレートフラッシュ」
魔法少女E「スペードのロイヤルストレートフラッシュ」
魔法少女F「スペードのロイヤルストレートフラッシュ」
魔王少女「私だけ除け者?ずるい!」
魔神少女「つっこみどこそこじゃねえっつーの」
>>689 最初はイケイケで相手にダメージを与え続けても
最終的に
魔法少女A「『QueenOfHeart』!『AceOfClub』!!」
魔法少女B「あぐっ!?く、悔しい・・・!反撃出来ないなんて・・・!」
なのも有り得るんだよな
あれ?意外に面白そう?
麻雀勝負をして挑んで来た魔法少女にいきなり字一色、四暗子、大三元直撃でハコにされ尻毛までむしられる魔王少女
忠臣の吸血公爵が持って来たグラサンにクマさん担保に借り入れた資金を元に再び魔法少女に挑む!
負けるな!魔王少女
グラサンからクマさんを取り戻す為に!!
別室で吸血公爵がクマさんをモフモフしてるグラサンに魔王の体担保に借り入れする準備してるが気にすんな!
>>684 異世界物ってのは目新しくて良いね
GJ
>>691 さっきまで大貧民やっててそれに陥ってた自分
そう想像するとハラハラなエロさを感じた
魔|
法|・ω・) 今年は邪魔者がいない…
少|⊂ノ 彼とデートするならイマノウチ
女|
今日は雌共が無防備すぎて入れ食いだニョロ
クリスマスネタは今年もやってくれるのかな
投下が無ければリア充とバカップルの大勝利というデスマーチ
魔族「リア充爆発しろ!!」
毎年クリスマス時に行ってる魔法少女と魔族娘がプレゼント配達競争
勝てば次のクリスマスまでの一年間その区域の支配権が得られる
ガシャン!
魔法少女「あ・・・植木鉢・・・」
近所の爺ちゃん「・・・♯♯♯」
魔法少女「えー、すみません。私オーメンズ社(魔族側のダミー会社)の者です」
魔族娘「濡れ衣着せんなー!!!」
魔族娘「何去年みたいにウチの側の悪評にしようとしてんのよ!?あくどすぎよ!」
魔法少女「同業者だし、いーじゃん」
魔族娘「同・業・他・社!!」
魔族娘「恋人使ってまで私を変態の不審者に仕立てた事はまだ忘れてないわよ!」
魔族娘「おかげでこっち側の人間大分減ったんだから!」
>>701 魔族娘からあくどいと言われる魔法少女ってなんなんだw
>>702 実は老いては桜君印のようかん食べて幼女に戻るを繰り返した百戦錬磨の魔法少女
>>701 北極圏某所のサンタ組合本部。ちゃんと本物のサンタさんは見てるんですね。。。
「ひでぇ。」
「あいつら来年から炭(ワルイ子におもちゃの代わりに置くんです)の担当に廻すか?」
クリスマスネタ?をでっちあげてみた。
後に聖夜の最終決戦と呼ばれた魔法少女達と魔族の軍勢との戦
いがあった。
当初は魔法少女たちが有利だった。
どれだけ数が居ようと下級の魔族は彼女たちの敵ではなかった
からだ。
だが中級や上級の魔族が前線に現れるようになってからも、こ
れまでの様に楽ではなかったものの十分に戦えていた。
そしてついに魔族の王との決戦の際、彼女たちはリーダーであ
った少女に残り少ない魔力を託した。
そして少女は彼女たちの希望と願いを一身に受け、ついにその
昔魔族の王を倒したと言われる伝説に伝わる究極の力に目覚め
たのだ。
だがそれは大きな失敗だった。
魔族といえど馬鹿ではない。
この事態を予測し対抗策を練っていたのだ。
そして彼女は敗北した。
全ての魔力を彼女に託してしまった他の少女たちにはもう戦う
力は残っていなかった。
そして戦いは終結した。
魔族の勝利で。
戦闘が終結してから数時間後。
そこにクリスマスツリーがあった。
大きな針葉樹に赤・青・黄色・紫・ピンクその他様々な色の灯りで
飾られ、その頂点には一際強く金色の星が光り輝いていた。
だがそれは遠目に見たらそう見えるというだけだった。
近づけばそうでないことはすぐに分かる。
針葉樹に見えたものは巨大な魔物。
樹木のように天に向かってまっすぐ伸びた茶色の太く長い胴体
に、枝葉のように緑色の無数の触手を大きく広げていた。
イルミネーションに見えたものは10代前半の全裸の少女たちだ
った。
30人以上は居るだろうか?
悲鳴を上げ続ける者。
共に戦った親友の名を叫び続ける者。
快楽に囚われ自ら積極的に腰を振り嬌声を上げ続ける者。
皆一様に触手によって膣と尻穴を犯され、その腹を妊婦もかく
やと言うほど丸く大きく膨らませていた。
中には極細触手によって尿道まで犯されているものも居る。
耳から進入した触手によって脳をぐしゃぐしゃにされてしまっ
た者も居た。
そして彼女たちのその膨らんだお腹が魔力光を放っているのだ。
火属性の魔力を持った少女は赤。
水属性の少女は青。
電撃属性の少女は黄色といった具合に。
其々固有の魔力光。
かつてはその光が剣になり、矢になり、幾多の魔族を滅ぼして
きた希望の光だ。
だがそれは今や絶望の光と変わっていた。
そしてその頂点には鉄でできた大きな星型のフレームに手足を
大きく広げた大の字に固定されたリーダーであった少女が居た
。
超極太触手に貫かれた二穴で鉄の拘束具と自身の体重の全てを
受け止めている少女が、大きく膨らんだ腹から神々しい金色の
光を発しながら「ごべんなさい。ごべんなさい」と誰にともな
く謝罪の言葉を吐き続けていた。
年が明ける頃には彼女たちは出産するだろう。
彼女たちの魔力を引き継いだ強力な魔族を。
そしてリーダーであった少女は次代の、そして史上最強の魔王
の母となるのだった。
装甲龍に乗ったサンタ娘を夢見ながら待ちたり
聖なる浄化の力を浴びたら魔族って背徳的で気持ちいいのかな・・・?
シスターな魔法少女「浄化の力です!」
魔族娘「ふあぁ・・・溶ける感じで気持ちいいよぅ・・・」
な感じになるのかね?
>>708 >聖なる浄化の力を浴びたら魔族って背徳的で気持ちいい
今のプリキュアかよ
オカルト方面での魔法少女と
科学方面の到達の末に出来たシステムでの魔法少女が
それぞれ違う目的ではあるが暴走魔族に立ち向かう
たまに魔法少女同士が衝突して責めたり責められたりも有
それもある意味、平成ライダーで定番のネタではあるね
フォックス&ギースのような
弱いけど群れて数で追い詰める低ランクの魔法少女達と
強いけど孤独な高ランクの魔法少女が
冬休みに好きな男性と過ごす為のオフ日を巡って衝突する
というのをふと思い付いた
夜の静寂を切り裂き現れた暴走魔族。
夜な夜な騒音を撒き散らし、集団で危険な暴走行為を繰り返す。
市民の安眠を脅かす彼らを倒す手段はただ一つ。
剣も銃弾も魔法さえ通じない彼らを倒す手段、それは『レースで勝つ』こと。
そして暴走魔族を倒す者を『魔導ライダー』という。
時速400Km超の戦いに、三人の女が名乗りをあげた。
一人は津上雪菜。『魔導ライダーである女』
グライダーモードはチート性能。
一人は氷川真琴。『魔導ライダーになろうとする女』
不器用な警察官。人外の戦いに人の力で挑む。
一人は葦原涼(すず)。『魔導ライダーになってしまった女』
好きになった人が次々に死んでいくサゲマン。迫害に負けず孤独に戦う。
高速のバトル、その結末は――
「――みんな。騒音、止めにきたよ」
こんな電波。打ち切りだよ!
>>712 ギース魔法少女「狐狩りの時間よ!!私達のオフの為に!」
フォックス魔法少女「狩りの時間ね・・・。オフをゲットしてみせる・・・!」
殺伐としてそうで怖いわw
>>714 そんな時に限って現れた魔物が、超強力な奴だったり、軍隊の様に統制された群れだったりして
その内、魔法陣の形成の仕方がドミノな魔法少女物が始まったり・・・。
と思ったら一般的にはドミノゲームよりドミノ倒しの方がメジャーだから
まず知ってる人いないか・・・。
>>716 必殺技は間違いなく敵に向かってドミノが倒れていく中を魔法少女が突っ込んで攻撃する
スタイルな気がするのは何でだろう・・・・・・?
ブラックジャックとかトランプゲームを基にしたシステムで戦闘する
なんていう魔法少女ってなかなか見ないな
魔法少女はそういうギャンブル要素ゲームがモチーフなのはやっぱタブーなのかね?
かかったな! トラップカード発動! テンタクル!
溶解液により胸部コスチュームを熔解!さらにフィールド上のすべての魔法少女を拘束!
>>718 ルールがかっちり決まってるゲームを元にすると後で作家が不幸になるからw
オープンエンドに追加カードを使える↑のようなのなら生き延びられるが。
>>718 ムダヅモなき改革がぴったり当てはまるな……
一気通姦で上がることに固執し魔法少女に大車輪でウボァーされ飛んで行く触手
花札を使って術式を組んで魔法を使ったり、武器を表して戦う魔法少女
全国に越後花やら奥州花やらの様々なデッキで戦うライバルがいる
みたいなのはダメか?
ところでこいこいのルール何人くらい知ってる?
閃光のように閃いた
花札に魔法は関係ないだろ?
ホロウアタラクシアというゲームがあってだな
>>725 いまいち考えてることがわからんがある程度は把握している
とりあえず詳しく聞かせていただこう
基本アホの子な夢魔娘が相性が良さげな男を
逆レイプしに度々現れるが
男を逆レイプ
↓
助けに現れた男と親しい魔法少女も捕えて犯す
↓
夢魔「私最強!あっははははwww」
↓
しかしそれは魔法少女の見せていた幻想だった!
↓
夢魔「げぇっ!魔法少女!?」
↓
魔法少女「暗黒の世界に帰れ!」
↓
遠く彼方に攻撃魔法で吹っ飛ばされる夢魔
↓
キラッ☆
な雰囲気のをふと思い立った
あれ、保管庫無くなった?移した?
>>728 夢魔☆妄想乙☆サキュバス
ある意味、平和な陵辱だな
陵辱と言えるかわからんけど
>>730 夢魔「皆!陵辱は同意の上で行おうね!」
とずれたいい人アピールをして油断させようとする夢魔バカワイイ
>>723 なぜか、警察に即逮捕される賭博魔法少女隊と魔物の姿を幻視した
負けて陵辱されそうになったらわざと警察に通報して乱入させたドサクサに逃亡をする事で無敗を保つ魔法少女
魔物「触手、丸呑み、媚薬で三役揃い。悪いな、俺の勝ちだ…その処女、頂く」
魔法少女「……」
警官隊「そこまでだ!違法賭博行為の疑いで全員の身柄確保!命捨てます!GOGOGOGO!」
魔法少女「あらあら大変…これではワタクシ、負け分の支払いができませんわね。それではこれで、ご機嫌よう♪」
魔物「き、汚い…。うわ撃ってきたー!?」
魔法少女必要ないじゃん! 警察で対処できてるじゃん!
ていうか、単なるタチの悪い賭博師じゃん!w
>>734 魔物が普通にいる世界だからホームレスが魔王級ワンパンKOと言う化け物が居てもおかしくないさ
なんでだろう?
ミナミの帝王タッチで再現される>賭博魔法少女
ざわ・・・ざわ・・・
変身した時に周りに落ちてるモップやら角材やら鉄パイプ等を
剣や槍等の武器に作り替えて戦う魔法少女
魔物側も同じスタイル。基本、落ちてなかったら素手での戦闘
エロ場面では魔物にエロ小道具を作られて責められる
>>738 言いたいことはよくわかった
現地調達ってロマンだよな>古代文明の霊石の力で変身する魔法少女
魔法少女ものにはほぼ触手があるのはなぜなんだぜ?
あまり好きじゃないんだけどな……
まあスイカに塩振るようなもんだ
魔物が食料や金や素材や発言力としか見えなくなった人々の済むエロい夢すらない世界の救世主として派遣された魔物一体型魔法少女
よくわからないけど面白いということはよくわかった
ああ、ダンバイン的な世界だな
親の決めた結婚相手が嫌で人間界に逃げ込んだ魔界だか妖精界だかのお嬢さんが追っ手を
撃退していくんだけど、最後は自ら乗り込んできた婚約者に敗れて無理やりやられちゃう……。
っていうんなら触手族のお嬢さんでもない限り触手無しでも魔法少女陵辱物になるのかな。
なんでみんな触手ありきで考えるんだ……!
儂の怪人設定のストックは12クール分あるぜよ
一つには、キモい醜悪な魔物や、下等そうな造形物にやられるのが、蹂躙されてる感じがしてイイ!ってのも、あるかも知れん
リィンちゃんとかが美形の魔物に普通の方法で犯されてても、なんか違うだろ?
雑魚に毛が生えたような醜い魔物や、美形だと思ったら全身触手みたいな幹部に10本刺しとかやられてこそって感じがするだろ?
まあ、そういうことさ
> リィンちゃんとかが美形の魔物に普通の方法で犯されてても、なんか違うだろ?
いや、必ずしもそうとは言えないが・・・
描写の所詮一ジャンルだし
俺の経験則でいうと、ようするに変身願望ですよ
一つは触手になりたいやつ。人間じゃできないような快楽を与えたいけど、
あくまで自分の手でやっている生々しいを叶えるには魔法とか薬じゃなく直でできる触手がいい
もう一つは魔法少女になりたいタイプ。女の子になりたい奴にとって
魔法で変身ってのは実にマッチする。でも男っぽいのには犯されたくないから触手とか使っちゃう
リィンの幸せな和姦シーンなんて読んだらショックで寝込むかも知れん・・・
魔法少女に変身するのにHして融合合体する必要がある魔法少女
相手の特性で姿形人格能力が変わりパートナーに尽くす事になるが魔法少女が死ぬと合体したパートナーは再生のためのエネルギーに換えられ消滅する。
変身前は快楽に弱く責められると100%融合合体する事になり、デート帰りに電車で痴漢に寝取られて以来紆余曲折の末、彼から数え15代目パートナーの魔王が死亡し異世界から彼の元へ帰還するまでの半年間の全15話全話陵殺の藁蘂物語。
というイラストレーター殺しの電波
しかし触手以外の陵辱法ってあるかな?
やっぱり身動き取れなくして性感責めで快感に耐える以外のことをできなくし、責めを強くしてイかせた後直接挿入というのが安定したシチュだと思うんだよな
そしてそこまでの流れに合うのはやっぱり触手だと思うんだ。負かせてから・不意をついて捕らえるからそうそう抵抗もできないし
>>747が言うように普段ならこんな奴……って相手に拘束されて責められるってのもあるな
ゼリー体の奴でもできるが、以下こんな違いがある印象
触手はうねうね動き回っていかにも犯していますって雰囲気バリバリ。さんざん弱らせたとこにこれからこいつをぶち込むってのを眼前で見せてやれば恐怖に震え上がることうけあい
逆にゼリー体は何してるのか見た目じゃわからないが、そいつの透明度次第では開脚させる時に下の穴が丸見えになるから少女の羞恥を誘うことができる
何が言いたいかわからなくなってきたけど、つまり新しい陵辱法があるなら教えてくれってことだ
「全てのオス(人間魔物問わず)が自分の想い人に見える」術をかけて、魔物の巣に放置→本人からすれば和姦だけど傍から見ると陵辱ってのが触手スレにあった。
>>449にあるような、何かを吸って抵抗を萎えさせつつ
犯してる相手が吸われて気分がハイになってる所に
変身や防御を解かせたりさせるよう誘導していく魔物は
少なくとも自分的には何か新鮮だな
基本、魔物の凌辱ってパワープレイが多いし
たまにはトリッキーな奴も出てもいいと思う
>>752 天狗の鼻を菊門に突っ込まれて、臭い実況プレイ
モノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ、オクタ、ノナ、デカと言う名の魔法少女見習い達が
一人前の魔法少女目指して本物のモンスターを使った、実践選抜試験を殺伐と競争していく
魔法少女物にありながら、戦闘だけでなく心理戦も展開し、女性の業を見せていく物語
と思い立ったまま書いてみたが、誰得感満載だった件
>>751 まあ最近のエロラノベでも多いよな。E缶型の彼氏キャラ。
でもやっぱ男キャラのポジションっていうと、ヒロインが犯される様をねっぷり見せ付けたり、
まだお付き合いとまではいってないのに無理やりセックルさせられたり、ってのがポジションが俺の中では固い。
・・・秋俊?そんなやつは知らん。
>>752 全然新しくないが、既存の作品にも出てる「人形と相手をリンクさせる」って能力は凌辱に使えそう
俺が見たのはその能力を利用して鯖折りされそうになってるセーラー戦士だったりするんだが
後は「ウルトラマンガイア」に出てきたドビシとかもエロに使えそう
こいつは小さい虫なんだが、数が尋常じゃなくてな。その数を利用して全身に引っ付いてウルトラマンにダメージ与えたんだ
後は「烈火の炎」で相手を小さくして光のない壺の中に閉じ込めるってのもあったな
あれも中々エロかった
まあ、新しい凌辱法でも何でもないが、探せば触手以外のエロはまだ沢山見つかると思う
>>756 魔法少女A「魔法少女『モノ』!・・・何か締まらないなぁ・・・。」
魔法少女B「私なんか『ジ』よ『ジ』。この前魔族に屈辱的な意味での呼ばれ方したわ・・・!」
魔法少女Bが怒ったらキr・・・いや、忘れてくれ。うん。
>>757 ゆめりあのヒロイン、スパロボJのオリロボ、心剣、魔チェンジ武器、ライブレードとかの相手が変わると性能が変わる系のヒロインの寝取られはガチ
>>758 9月の茶会のオチのごとく呪いの人形を使用した結果、魔物も魔法少女も全身脱臼し全滅する光景が…
>>753 つまり、幻影の魔法を掛けられて、
偽アゼル「リィンはよく頑張ってるね、えらいよ」
偽シャーナ「こんな優秀な妹がいて鼻が高いわ」
偽マユ「リィンが一緒に戦ってくれて、わたし、すごく心強いよ」
偽魔物「ちくしょー、手ごわい魔法少女だぜ。俺達なんかじゃ全然歯が立たねえ!」
偽レドリック「いつの間にこんな力を…、僕もそろそろ本気を出さないといけないようだね」
偽陛下「この娘、誰だ…? いやいや覚えてる覚えてるとも! 私のことを狙っている手ごわい魔法少女だな、きっと多分おそらく」
という幻影に囚われて、本人からすると和姦だけど、実は雑魚魔物に輪姦されまくっているリィンという構図か
昨年の蜂ネタの盛り上がった頃に開発された虫・飛行属性の魔法衣「ハニードレス」
装甲竜も一刺しの強力なファイナルハニーアタックと高熱を発するハニービットにより高い火力と多彩な回復魔法と広域障壁を持つバランス型だが
ビットは使い捨てでビットが減る度に障壁は弱化し、ファイナルハニーアタックは一度きりで当たろうが当たるまいが体力の三分の一と全魔力を消費し、強制変身解除するため別売の魔シンガン辺りの火器を持たないと辛い
またビットを始め全ての魔術兵装は切り払い、撃ち落とし可の実属性なのも難点となっている。
今のところ一着も売れて無いため開発した工房長は若妻に怒りのパロスペシャルをくらい副業のパン屋に専念する事となったいわくの魔法衣。
蜂で盛り上がったのって、触手スレじゃなかったっけ?
タイムリーな事に、異形化スレに蜂化SSがあってワロタw
風雷魔法少女サイモリル二話を投下します。
全7レス予定です。
……今回もエロ無しでごめんなさい
??=サイモリル
年齢→14歳?
性別→女
髪型→ショートカット
髪色→紫
眼色→金
顔貌→輪郭がシャープで、眼つきは険しい。端整ではあるが、可愛いとは言いがたい顔立ち。
武器→雷杖ポルマティレックランザー。白。
上衣→リネンの袖なしシャツ。黒。
脚衣→リネンの短めのスカート。黒。
うで→麻の薄手のグローブ。黒。
くつ→革のブーツ。黒。
頭部→なし
装飾→ブラックオニキス・ペンダント。黒瑪瑙の首飾り。
1
リルは農村ムルダに来ていた。
女になってからはふた月に一度はここを訪れている――様々な種類のピルを手に入れるためだ。
今は陽が異様に照りつける真昼。
この時分ならやつもいないだろう……そう思いながら、リルは看板も出してない薬屋に足を踏み入れた。
「おいガライ、いるか?」
店の主人に呼びかける。
返事はない。
広めの藁ぶき小屋に住む薬師ガライは33歳。
今は10になる娘と二人暮らしだ。
ガライと同い年の妻ジーナは23歳の時に流行り病で他界している。
「あいつ、薬草でも採りに行ってるのか?」
「リル様が怖くて逃げだしたのかもしれませんね」
「余計な口をはさむな」
リルが胸元にある宝石をはじくと、ギデオンは「いたっ」とうめいた。
「‘やつ’が来る前にさっさと薬をもらって去りたいところなん――――」
少女は魔力の接近を感じ、言葉を途切れさせた。
「‘彼女’が来たみたいですね」
リルの様子から触手も‘それ’の接近に気づき、おもわず苦笑した。
わずかだが、リルがめずらしく狼狽を露わにしたのが面白かったのだ。
「冗談じゃない」
リルは真に迫ったような声色だった。
心なしか、表情にも微かな焦燥が見てとれる。
「隠れるぞ。‘やつ’に見つかったら大変なことになる」
言いながら、少女はそそくさと大きいソファの後ろに身をひそめた。
「‘やつ’のテンションについていけるか」
隠れている間じゅうリルがぶつくさと愚痴るのを聞きながら、ギデオンは必死に笑いを堪えなければならなかった。
2−1
「ねーパパぁ、‘わたいんち’にだれかいるよぉ?」
フィーナは年相応の高い声で父親に話しかけた。
その小さな指で示した方には、あと二十歩ほどで着く藁葺き小屋がある。
手元がゆったりした純白のローブスカートを纏ったその姿は、立派な魔法少女であることの証だ。
「ほぉ……お客さんかな?」
「うぅうん、すっごい魔力だよぉ。たぶんリルおねーちゃんじゃないかなぁ?」
父親――ガライは微苦笑をうかべた。
もう魔力の質まで見抜けるのか、この娘は。
「ねー、リルおねーちゃんにだきついていー? ねー?」
フィーナは十歳なのだが、中身はまるで幼女のままのようである。
身体の方はすこし背が低い程度だが、精神年齢は本当に五歳程度なのだから不思議(?)だ。
魔力もますます向上し、初経も来たというのに、この幼さはいかがなものか。
まあ、しかし……
父親は娘に目線をあわせ、優しげな表情で両肩に手をそえる。
フィーナはつぶらな瞳をぱちくりさせた。
「ああ、いいよ。ただし、お姉ちゃんをあんまり嫌がらせちゃダメだぞ」
今度はぱぁぁっと眼を輝かせて「やったぁぁ!」と叫ぶと、獲物を組み伏せる獅子の勢いでガライに抱きついてきた。
「ちょ、こらフィーナ…………」
「パパだいすきー☆」
娘の頭をなでながら、ガライは自分がロリコンではないことを何度となく有難いと思っていた。
神よ、私に真っ当な性癖をくださり有難うございます…………――
「おうおうガライさん、いつ見てもラヴラヴだねぇ」
男はハッとして背後の声を振りかえった。
見なければ良かったと思った。
おそらく娘も敵意を顕わにして睨めつけているに違いない。
ガライが視界に写した男の名はアムノン=コール。
およそひと月まえにここムルダに越してきた中年の商人。
表向きは服飾や織物の商人だが、裏では怪しげな生物や魔物さえも扱う闇商人である。
それを知っている村人はガライとフィーナ、そして村長のみ。
しかし、アムノンのおかげで王都ウォーリックと密接な繋がりを持ちムルダも潤っているので、長はアムノンの裏の顔は黙認しているのだ。
「以前おれが話したことは考えてくれたかい? フィーナちゃんを譲ってくれれば、多額の金貨を約束する」
「ふざけるな」
ガライは立ちあがり、決然と言い放った。
「貴様に娘を渡す理由はない」
「無理するない、ガライさん。
あんたが薬師として瀬戸際に立たされてるのを知ってるから、こうして声をかけてやってるんじゃないか。
人の好意をありがたく受け取っておくものだ、ん?」
「余計な世話だ。他人の心配をしてる暇があったら自分の心配をしろ」
「ほう…………」
2−2
アムノンは顎をしゃくりあげた。
(てめえの財政難は村の殆どの連中が知ってるんだぜ、ガライ…………なのに、そこまで息巻ける理由はなんだ?)
「わかったなら早く行ってくれないか。こちらもそんなに暇じゃない」
「……まだ‘あの時のこと’を根に持ってるのかな?」
アムノンの言葉にガライはわずかながら反応し、鋭い眼つきでキッとにらみ付けた。
「あの時のことは一生忘れるつもりはない。長が貴様を重用しても、俺はお前を絶対に信用しない」
「おお、怖い怖い」
中年男は嗤いながらおどけた。
「ま、せめて頑張ってくれ、ガライさん。こっちはお金に困ってませんからな、ヒェッヒェッヒェッ…………」
後味の悪い哄笑を放ちながら去ってゆくアムノンの後姿を、ガライは忌むべきものを見る眼で凝視していた。
「……ねえ…………パパ?」
ガライは娘の声を気付き、自分の服を袖を引っ張っているフィーナの方へふりむいた。
青い髪と薄紫の瞳の少女の澄んだ眼差しが、精悍な男のおもてを捉えている。
ガライは穏やかな表情を作り、再び娘の背の高さにあわせてしゃがみこんだ。
「なんだい、フィーナ」
「あのひと、魔法でやっつけちゃだめぇ?」
フィーナの言葉にガライは微苦笑を禁じえなかった。
やはり自分と同じ事を考えていたか……そんな自分もどうかと思うが。
「うん、そうだなぁ…………パパもそうしてもらいたいけど、もしやっちゃったら俺達はここに住めなくなってしまう」
「えー、なんでー? だってあのひと、わるいひとじゃーんっ! あくにんじゃーんっ!」
「村の人も、村長も、そう思ってないのさ。あの人が悪いことをしたっていう証拠はまったくないからね」
「ずるいぃーっ。それずるいよぉ」
フィーナの軽いロリ声でも、ガライには何が「ずるい」のかよく理解していた。
「あのひと‘わたいたひ’にわるいことしたのにっ、みんなしらないなんてやだよぉ!」
「大丈夫、ああいう人にはいつか必ず天罰が下るものだ」
「ほんとぉ?」
「ほんとさ」
本当にそう思っているわけではないが、この年頃の少女に言って聞かせるにはこれが効果てきめんなのだ。
「だから、そんなに怒ることはないよ…………パパは怒っちゃったけど」
ガライのセリフに、フィーナは可愛らしい笑い声をあげた。
ガライもつられて笑みをこぼす。
「フィーナは怒らないようにね。怒ってばかりいると、顔が本当に怒ったままになっちゃうから」
「うんっ、だいじょーぶだよっ! フィーナえらいこだもんっ!」
「よろしい」
父は娘のふわふわした青髪を指で梳きつつ、頭を撫でてやる。
フィーナは嬉しそうに顔を傾け、「えへヘー☆」といとけない甘声をだした。
そういう性癖の男が聞いたら悶絶しそうな声と仕草だ。
ガライは心の中で「やれやれ……」とため息をつかずにはいられなかった。
自分にとってはかわいい娘だが、奴にとっては欲情の対象になるのか、この子は…………
3
「…………な、なかなか来ませんねえ……」
僅かな陽が射すほの暗いわらぶき小屋に、10歳前後の少年の声がこだまする。
これが、元・魔界の眷属、おぞましい(?)触手の声とは、この村の一割も信ずる人間はいないだろう。
「ま、魔力はまだ動かないんですか?」
「今動いた。こっちに向かってくる」
リルは淡々と応えた。
ギデオンから見て、彼女はどう見繕っても気分が悪そうだった。
「だいたい、なんであいつは平気で店を空けるんだ? この真っ昼間に。理解できん」
「最近はあまり売れ行きが芳しくないから、注文精製が主になってるんじゃないですか?」
注文精製とはオーダーメイドのことである。
「それに、昼間じゃないと採れない草もありますしねぇ」
「人間社会に精通している触手というのも、なかなか…………」
リルの重く冷たい声色に、ギデオンはえもいえぬ寒気をおぼえた。
「な、なんですか?」
「気持ち悪いな」
言下に、少女は首にかかっているブラックオニキスをシャカシャカ振りはじめた。
「ギャァーーーーーッ!! や、やめへぇーーー」
「うるさい、黙って叫べ」
「無理いやぁああああっ!」
「あー、やっぱりリルおねえちゃんだーっ!!」
背後からかけられたロリ声に、リルは屈んだ姿勢のまま一瞬凍りついた。
そして、たてつけの悪い扉のようにぎこちない動きで、ぎぎいと後ろへ顔を向けようとする。
その前に、首を絞められるかのごとくフィーナに抱きつかれた。
「おねえちゃんっ、ひさしぶりだねぇっ!」
笑顔で抱きつく子悪魔の所業に、リルは酩酊したかのように顔を真っ赤にしてうつむいている。
ふたりの傍らには苦笑をうかべたガライがいる。
「く、く、く、薬を買いに来たっ」
リルはやっとのことで言の葉をつむいだ。
童女に救われたギデオンは、哄笑を上げたくなるのを必死に抑えなければならなかった
4−1
「…………そうか、大変だったな」
リルとガライ、それにフィーナは、一つのテーブルを挟んでしばしの閑談に時を費やしていた。
リルは客人用の椅子に足を組んで腰掛け、ガライとフィーナはソファにもたれ掛かっている。
「別に大した事はない。……そっちのロリの相手の方が大変だ」
「むぅー、おねえちゃんのいじわるうっ。わたいもう‘ろり’じゃないもん、じゅっさいだもんっ」
フィーナの全く説得力のない抗議に、ガライは思わず吹き出してしまった。
「あっ、パパなんでわらうのぉー?! わたい‘ろり’じゃないでしょー? ねー?」
「うん、もちろんだ。フィーナはしっかりした十歳だもんな」
「エヘヘー☆ やったぁー!」
このドタコンめ…………。
そんな念がこもった眼つきで見据えられても、ガライは気にする素振りは見せなかった。
(下手すれば君も‘ロリ’の範疇に入るんだが……自覚があるのか、疑問だな)
リルに対して思うところは以前から多々あるが、口に出すことは稀だ。
彼女は自分とは別世界の住人だと割り切っている。
「さて、本題といこうか」
リルはやおら話を切り出した。
「ああ」
「ノマピル、ハイピル、リピル、それぞれ七つくれ」
「……ずいぶん多いじゃないか」
「ああ。幾らするんだ」
「………………銀貨119。……銅貨350だ」
「それでいいのか?」
「それで…………」
ガライは表出しそうになる怒りをなんとか抑えこむ。
彼女にとってははした金なのかもわからないが、ガライにとってはそうとうな大金なのだ。
リルも自身の失言を静かにさとった。
金に困っている彼に言うべき台詞としては適切ではなかった。
「すまん、失言だった」
「いや、気にしないでくれ」
「うすうす気付いてはいたが、売れ行きが芳しくないのか」
「原因は色々さ。俺が至らない点もある……それ以上は言えない」
「おまえの力で打開できそうなら――」
リルは明日の方向を見て一呼吸おいた。
「私は何も口出しするつもりはない。ぜひおまえ自身の力でなんとかしてくれ」
「もちろんそのつもりだ」
「それと、金以外のことで困っていることはないか?」
ガライは心臓に、圧搾されたかのような痛みが走ったのを感じた。
「あるんだな?」
眼前の少女は無表情で問いただしてくる。
ガライは不貞を疑われる妻帯者の気分になった。
この少女は恐ろしい。
4−2
「あるにはあるが…………」
「先刻おまえは、魔物の臭い――魔性をぷんぷんさせている男と話していた‘らしい’」
「………………何?」
「私の使い魔が、おまえの話し相手の魔性を感じとった」
「…………そうか」
「何者だ、そいつは」
「アムノン=コールだ」
ガライはためらいなくその名を口にした。
今なら彼女を信用することもできると感じたからだ……自分より二十近くも年下の少女だが。
「アムノン=コール?」
リルは問い返した。
彼女は案外、世事に疎いところがある。
「ああ、アムノン商会の総元締めだ。
表向きには絹織物や服飾、装飾といったまっとうな商売をしているが、裏ではえげつないことばかりしている」
「おまえが被害を蒙ったのか?」
「ああ……私より、どちらかといえば彼女の方だがな」
その張本人は疲れていたのか、すやすやと静かな寝息を立てて父親に寄りかかって眠っている。
「やつはフィーナをかどわかした」
ガライははっきりと言った。
リルが曖昧を嫌う性格なのをよく知っている。
「その際に、性的接触もあった。この目で見たさ。
やつは‘連れている’魔物にフィーナを身動き出来なくさせ――」
「ちょっと待て」
少女は男の言葉をさえぎった。
「魔物を連れている、と言ったな。
解ってるとは思うが、男にそんな芸当ができるはずはない」
そう――魔法は女の専売特許なのだ。
魔物は魔法でしかあやつれないし、ましてや『人間を拘束する』などという器用な真似事をするにはかなり高位な魔法をかける必要があるだろう。
「その、アムノンとやらの側に女はいなかったのか?」
「俺には確認できなかったし、後からフィーナに訊いても察知できなかったらしい」
「ふむ………………」
リルは顎に右手をそえ、考える仕草をとった。
が、回答はすぐに帰ってきた。
「アムノンは意思のある魔物を側に置いているということになるな……信じがたいが」
「見たところ、そこまで‘知能が高そうな魔物’ではなかった」
ガライは訝しげに言った。
「一見したところ、あれはただの巨大蜘蛛だ。そんなものに知能などというものが…………」
「あるのさ」
リルは淡白に言いはなった。
「人間もそうだが、魔物も見た目で判断するのは危険だ。
おそらくその蜘蛛には知能がある。そして、彼らは例外なく人間の女を欲している……」
リルは言いにくそうに、「何故かは皆目見当もつかないが……」とつけ加えた。
「もしそれが本当なら告発できるな。何故村長は行動を起こさないんだ?」
「一つに、やつは一ヶ月前くらいにここにきて、仮住まいをしている。村の住人じゃないんだ。おそらくあと半月とせずここを出て行くだろう。
二つに、やつのおかげで村は潤っている。村長はここで商売するための税金を徴収しているし、アムノンの元締めがいると聞きつけた人間も数多く来る」
そして、ガライは苦い表情でこう言った。
4−3
「……三つ目がもっとも肝心だ。
――証拠がないのさ。俺達に危害を加えたという証拠がない」
「ふざけているな」
少女は力強く一蹴した。
「村の長というのは、どこに言っても自分本位の奴らばかりだ」
「………………」
「わかった、ガライ。――私が彼に制裁を加えよう」
「待ってくれ」
ガライは躊躇した。
これは所詮、私情によってもたらされる制裁になる。
復讐というのもはばかられる気がした。
最終的な結果のみを見れば自分達は無傷ですんだのだから。
少なくとも身体面においては……
「おまえたちがどんな眼に遭ったのか知らんが」
ガライの思案顔を見かねたリルが声を掛けてきた。
普段どおりだが、感情を映さない、それでいて真剣な表情。
「私が同じ立場だったら黙っちゃいないで、意趣返しは当然する。
おまえが不愉快な思いをしたのに何もしないのは黙認できないな。
ゆえに、私が代わりに張り倒してきてやる。異論はないな?」
ガライはふっとため息をついた。
こうなった彼女はもう止められないし、止めようとも思わない。
それに……自分の代わりに行ってくれるというのも素直に嬉しかった。
男は遠慮なく相好を崩した。
「わかった…………ありがとう、リル。君の好きにしてもらって構わない」
少女は厳かに頷いた。
「けど、本当に気をつけて欲しい。
君も知能がある魔物を使役しているみたいだが、彼はそういう魔物を何匹も飼っている‘らしい’から」
「忠告はありがたく受け取っておこう。
だが案ずるな……私はそんな屑にやられるほどヤワじゃない」
わらぶき小屋に射していた陽は、いつのまにか夕日になっていた。
リルは赤い光を見つめながら、巨大蜘蛛を屠り、少女趣味の男を張り倒す場面を思いえがいていた。
過去に味わった経験のせいか、彼女は「無理やり少女に手を付けるロリコン」に根深い憎悪を持っている。
フィーナはまだ軽い被害で済んだに違いない。
アムノンは確実に数多くの少女に手を出し、辱め、玩具のようにもてあそんだ挙句、要らなくなったら用済みとばかりに捨てているに違いない。
リルもかつて、地位の高い男からそのような扱いを受けたことがある。
それは彼女の悲哀でもあり、強みでもある。
リルは過去の出来事に想いをはせつつ、夜を待つことにした。
自分が被害者になるとは露と知らずに……
二話 おわり
>>752 偽装が解ける時間まで魔物に有利な結界の中で隠れ魔物の影から逃げ切ったり、逆に隠れた魔物の本体を見つけ無いと攻略不可
オマケに捕まった魔法少女の陵辱画像をテレパシーで生き残りに一括送信する機能付きのそんな秘密結社の魔物社員。
ちなみに倒すと100万円(キャリーオーバー分は秘密結社がピンハネ)の特典と捕まり敗北すると商品として出荷されるリスクがある。
こんなバラエティータイプの魔物とか
サイモリルという名は不吉すぎる・・・
UNOの容量で魔力の込められたカードの力で攻撃していき
止めの必殺技を出す時はその必殺技名を叫ばなければならないという
必殺技不発が色々な妨害によってデフォになりそうな魔法少女作品
>>776 別にスレ違いとは思わないけど…
どこらがそう思えたの?
前大戦の英雄の母の後を継ぎ魔法少女となり、母に歪んだ愛情を持っている叔父の屋敷に引き取られる魔法少女と
自分の敗北画像や討伐系AVや同人誌収集が趣味のベテラン魔法少女のコンビ
姉代わりかつ、魔術の師匠でもある魔法少女と
ちょっとした事で喧嘩してしまって
家出息子な複雑な心境になってる所に魔法少女と敵対している魔族娘に
言いくるめられてその魔法少女を倒そうとする男の話
>>779 返り討ちに遭って今まで男に対して溜まっていた鬱憤晴らしに逆レイプする魔法少女
だったら俺得
>>779 魔族に力を借りて「師匠を越えた!」
↓
戦闘してみるも次々と男の欠点を挙げながらフルボッコ
↓
ただでさえ参ってるのに逆レイプで追い討ち
↓
「俺が甘かった・・・!」と完全に心砕かれた男が魔法少女儲にますます傾倒
となるわけか
魔法少女『が』陵辱する話って余り見ないな、そう言えば
結構あるような気がする
多数派ではないけど
>魔法少女『が』陵辱する話
どっかにそんなスレあったような気がするけど、それって男が凌辱される話くらいに需要ないだろうな
逆レイプと考えるならいいんじゃね?
外道魔法少女が相手の内面の善悪関係なく殺す前に触手で凌辱なら別スレであったよ
某スレで触手が魔法少女にステッキ突っ込まれてひぎぃな話が投下されるんじゃないかとおもってる。
乳首や肉芽に突っ込む感覚で触手に突っ込むのが好きな奇特な方もきっと……。
肉弾戦する魔法少女が幸せゲットなの!
>>781 前スレあたりのステラちゃんの話の中編後編辺りには少しあったかな
幻覚見せられたししょーに犯されるとか陰部に雷の矢ぶっ刺してひぎぃさせてるとかあった記憶が
槍剣山な落とし穴に落として封印する魔法少女
魔法で地雷もC4トラップも楽々設置の魔法少女
悪辣にして華麗にトラップを決める二人の師匠の魔女
そんな三人が魔物を逆リョナする新しいような気がするお話
790 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 00:54:52 ID:P8ti0RcI
最近投下ないね
次の投下で容量がやばい
投下あってもほぼスルーだし。
雑談と俺の考えた魔法少女を言いたいだけのスレっしょ。今となっては。
大規模規制とかもやってるらしいし、こんなもんと言えばこんなもんだろ
取り立て問題は感じない
>取り立て問題
借金かと思ったじゃねーか
つーか規制どころかPINKの存続すら妖しいらしいけどな今は
妄想を語ってもいいだろ権利を主張しなければ
パクリたくもといインスパイアされる妄想がいくつかあったし
全6すで後回しにされたステージの捕虜の魔法少女が魔力吸われ難易度アップ、な横アクションの案はあれど絵とやる気が無い
いつもそんな感じ
捕まった魔法少女がギャラリーの魔族の野次が飛び交うコロシアムで
様々なモンスターや最終的に魔族のエースな戦士と恋人にもう一度逢う為に戦っていこうとする
そんなお話
電脳空間とかの疑似的な空間で戦う魔法少女チック物とかあるけど
あれって緊急事態時とかヤバそうじゃないか?
性的なピンチも含めて、なんか淫靡さを感じるのは何故だろう
>>799 SDカードを差し込んで変身して戦う魔法少女
負けたらそのデータをモンスターから書き換えられたり、壊されながら責められたりする。
みたいなのか
現代版改修したアリスINサイバーワールドのエロパロ
コレクターユイのエロパロ
2つの選択肢があるようで実は一択しか無い
>>799 魂を直接相手に晒しているって状態はある意味裸より無防備に思えるから……とか?
このスレで以前あった、自分の魂に相手の魂を書きこまれるってのはある意味最大の陵辱だと思う。
正統派に多彩な魔法でを駆使して戦う魔法少女
魔法と科学の融合により、強化スーツ姿に変身し、様々な武器に魔法を込め戦う魔法少女
外法により悪魔が使う強力な魔法で戦う魔法少女
この三人が親しい間柄の男の相棒をかけて
ライバルを出し抜いたり、魔物と戦ったりするお話
正統派魔法少女は近接での肉弾戦に弱く
科学魔法少女は基本、肉弾戦メインで空を飛ぶ等の手段での攻撃が出来ない
外法魔法少女は強力故に肉体、精神的に汚染される恐れがあるので長時間戦えない
>>804 科学魔法少女は意地っ張りな性格なんだろうなということは何となく把握した
通学中にも三体現れたのに休憩時間中にまで魔物が現れて、直ぐに変身して何発かいい触手を貰ったけどどうにか退治出来た。
急いで変身解いてダッシュで教室に滑り込んだら教室に逃走中の銀行強盗団が担任の先生を陵辱してたて籠もっていた。
何を言ってるかわからないだろうけど、わたしも何を言ってるかわからない
変身中は強化されているから例え陵辱されながら殴られても戦意を失わないけど、素の状態で銃で武装した大人達に抵抗出来るわけもなく捕まってしまった。
その後は先生を教室に放置してわたしを人質に先生から奪った新車に押し込められ山の中のアジトに送られた。
アジトに着くとマジカルティーチャーって言う魔法戦士が助けに来たけどわたしを盾にされ陵辱されてしまった。
強盗団がマジカルティーチャーを陵辱するのに夢中になってる間に変身してアジトごと強盗団をぶっ飛ばした。
その後、失神している強盗団を縛ってマジカルティーチャー(なぜかアフロ)は先に帰り、わたしは警察に保護され夜中にようやく家に帰れると思ったら、また魔物が現れ今度は返り討ちに遭い力尽きるまで陵辱されて物凄く高い緊急転送カード使って逃げた。
翌日、緊急転送先の病院のベットで目を覚ましたらたて籠もり事件は偉い人が記憶操作魔法と情報統制でもみ消して強盗団の仕業にして先生が陵辱された記憶もみんなから消してくれたけど…
相部屋の先生が山のように小テストを出して来てしょんぼりな週末でした。
〜○○町の魔法少女の日(r報告書より
ま〜た句読点のない長文妄想だよ
読みたくても目が滑る
>>807 これで真面目にSS書こうとしたから驚きだ
投下して読み直してわかる酷さ!!
ある程度数こなさないと読みやすい文章ってかけないしねー
ここにSS投下したことないけど別のところでSS投下するときとかは
必死になっておかしいところないか探したりして投下したりするけど
絶対どこか変なところが残ってたりするし・・・
一度書いて酷さに絶望しクレクレに戻るのはよくある話
連想ゲームで自己完結して満足する場合もある。
兎年から3ワードの連想で、腹黒な兎耳魔法少女がリザードマンをタクシー代わりにして、怒ったリザードマンに物置に連れ込まれ陵辱される想像余裕でした。
モールス信号みたいな要領で変身、攻撃、防御魔法を扱う魔法少女
その為、大抵物凄い速さでカチカチ動作を行いながら敵の攻撃を避けたりしてる
たまに魔物に犯されながらも、カチカチし続け逆転の為の極大魔法を繰り出す描写も有
このスレ魔法少女そのものの妄想多いけど、敵の怪人とか凌辱法の方が職人にインスピレーション与えやすいんじゃないだろうか、と提言してみる
健闘したけど止めを刺しきれず捕まった魔法少女が触手に一日中快楽漬け拷問される
その魔法少女は触手討伐組織の上層部クラスなので触手殲滅法に関する機密事項を知っていて、触手はなんとしてもその秘密を吐かせようとする
彼女は超エリートなうえ超強気な性格で痛みは勿論快楽への耐性もつける訓練を積んできたが、寝ることも休むことも出来ずに性器を弄られるので少しずつ頭がおかしくなってくる
加えて彼女の部下の少女も五人も捕まってしまい、彼女に見せつけるようにおぞましい魔物に犯させる
彼女は穴という穴を犯され一日に何千回と果てさせられ、部下とともに人としての尊厳を完全に奪われ、
続きが思いつかない
誰か書いて
>>816 じゃ、お言葉に甘えて前から暖めてたネタを一つ
魔力の操作により、ありとあらゆる角度、ありとあらゆる方向、ありとあらゆる距離から物体を視ることができる怪人
この能力で戦ってる魔法少女の下着や秘処・乳首を見て、その事を仄めかし挑発することで相手の羞恥心・プライドを刺激
巧みな話術も相まって魔法少女は冷静さを失い、怪人の術中に落ちる
剣術道場で魔法少女の育成をしている幾多の魔王を撃退したベテラン剣術魔法少女がインチキ商法にはまり、借金完済まで隷従する呪いを魔界の調教師にかけられる。
師匠を助ける為に弟子達は商品となり身を犠牲にする道を選び、調教師は師匠には手を出さず変わりに調教で汚れた部屋と弟子達の掃除をさせる。
一人、また一人と売られ、救出に来て返り討ちに遭った戦友達も売り飛ばされ、最初に売られた一番弟子を最初に次々と送られる死亡通知で心は完全に折れ
完済後、自ら調教され商品となり闘奴として売られる道を選び、アンデット化した一番弟子との試合で死亡し彼女もアンデットとなる。
>>819 そこは今まで撃退した魔王に買われ、聖剣を使うハーフデーモン娘を産み、性剣技で魔法剣士が次々と倒される展開だろ
下級モンスターを錬成し、下僕として使役する下級魔法少女達が
彼氏持ちの魔法少女のエースである女の子へ
下克上や男を寝取る為に不意討ち、奇襲、暗示、薬物等多岐に渡って責める
>>821 ステラを書いたものですが
そのシチュ使っていいですか?
改変が多いと思いますが・・・・・・
ありがとうございます
さっそく取り掛かります
春ごろから規制ばかりなので某pixに行ってました
すごく久しぶりですが
代理保管庫も無くなってるのにはびっくりですが、いろいろ事情があるのだと思います
管理人さんご苦労様でした
おおステラたんの人か。あの作品また読みたかったけど保管庫ごと無くなってて残念だった
新作期待してるよー
826 :
投下宣言:2011/01/15(土) 23:33:26 ID:gBF8t4GN
これから「風雷魔法少女サイモリル」三話を投下します。
全12レス予定です。
もしスレ違いでしたらこれ以降は張るのをやめます
都会の民ならともかく、農村の民は日をまたぐ頃にはみな眠っている。
リルがアムノンの屋敷に乗り込もうと決めたのはそんな夜分だった。
彼女はガライのわらぶき小屋の前、下手すれば五歩先の人間すら見えなくなるような暗闇のなかで精神統一をしていた。
魔法を滞りなく行使するには体力ももちろん必要だが、安定した精神力も求められる。
相手が尋常ではない人間だと知っているので、今日は自分を‘重圧に鈍くした’のだ。
普段どおりにいけば勝てる相手かもしれないが、彼女に一切の油断はなかった。
「リル様、準備は万全ですか?」
ギデオンはさり気なく尋ねたが、答えは聞くまでもなくわかっていた。
「当たり前だ。愚問だなそれは」
「それは良かった」
ブラックオニキスの中から、少年が安堵したかのような声が聞えてくる。
「ハイピルを飲み忘れて孕まされたらたまったものじゃありませんからね」
「余計なお世話だ」
「あいたっ!」
間接的にデコピンを喰らったギデオンはうめいた。
「おまえは自分の心配をしてろ」
「すいません…………」
触手は弱々しい声であやまる。
形の上では主従関係なれど、傍から見ると隷従関係なのは気のせいではない。
「じゃあ、行くぞ」
「「おーっ」」
「……………………は?」
鮮鋭な顔立ちの少女は、普段の怜悧さとは全く異なる頓狂な声を上げた。
ギデオンも魔石の中で硬直してしまっている。
「フロートファイアッ!」フィーナが【フロートファイア】を行使した。
ポゥッ…………とフィーナの頭部のそばに橙色の小さな炎が浮かびあがり、真っ暗だったあたり一面を照らしだした。
(まさか…………)
リルがおそるおそる声のした(であろう)方を振り返ると、案の定幼女が満面の笑みを浮かべて起立していた。
「エヘヘー☆ ぬけだしてきちゃったぁ♪」
フィーナのロリ声を聞くと、リルは自然と右手で顔を覆っていた。
リルは自分より幼い女の子が苦手なのである。
特に自分に懐いてくる元気っ娘に大しては、「もう勘弁してくれ」と言いたくなるほど。
かといって嫌いではなく、むしろ好きなのだが……その原因は解っていても、対策は立てようがないこともまた解っている。
ひたすら我慢するしかないのだ。
歴戦の魔法少女は軽くため息をつき、なんとか平静を保った様子で「…………ガライと寝てたんじゃないのか?」と訊ねた。
フィーナは右手を後頭部にまわし、可愛い笑顔から小悪魔的に舌を出す。
リルは彼女の仕草をなるべく見ないようにしようと決意した。
「えへへ……おねーちゃんについてきたかったから、ぬけだしてきちゃった」
「おいおい…………あいつに怒られるぞ。さ、さっさとベッドに戻れ」
「やだよーっ、わたいもあのひとやっつけたいんだもーん。おねーちゃんだけ‘ぬけがけ’してずるいよぉー」
「あのな…………」
リルは頭痛をもよおしてきた。
この幼女は悪魔だ…………
「…………しょ、しょうがない。…………しょうがないから連れてってやる」
「わーいっ、やったぁ!」
リルは眼のまえの幼女の稚い歓声をうけて、別の意味で全身が総毛立っていた。
「…………た、ただし、足を引っ張るんじゃないぞ。ずっと私のそばについていろ。絶対だからな」
「うんっ、わかった! じゃぁ、ゆびきりげんまんっ☆」
「………………………………」
リルは鮮鋭な面差しを真っ赤にして沈黙し、それから無造作に、フィーナに向かって左手を差しだした。
小指だけが立てられている。
フィーナはぱぁっと顔をかがやかせた。
ギデオンは笑いをこらえる自信がなくなってきた。
アムノン=コールがすむ住居は、この世界の常識という観点から見れば「仮住まい」とは言いがたいものだった。
それもそのはず、もう二十年以上も使われていない村で最も大きな洋館にすんでいるからだ。
「…………なんか、すごくおどろおどろしい雰囲気ですねえ……」
黒瑪瑙ごしに見たギデオンがわずかに震えた声で感想をもらす。
確かに、真夜中に窓から薄明かりを放ってたたずむ洋館は不気味なことこの上ない。
使い魔の情けない声をきいた主人は、首もとのブラックオニキスをぎろりと睨みつけた。
「乗りこむ前から泣き言をいってどうする」
「雰囲気だけじゃないですよリル様…………ものすごい量の魔性が漂ってるんです。
質だって悪くないですよ……嫌な予感がします……」
触手が本気で恐れている様子であることに気付いたリルは、一抹の不安を覚えた。
ギデオンは慎重を通りこしてそうとう臆病な性格であり、ほんの些細な危険にも大仰に警告する。
だが今は…………根拠はないが、彼が本気で畏怖を感じているような気がした。
「そんなに危険な魔物が潜んでいるというのか?」
「え、ええ…………ふた月まえに戦った《ウォータメドゥサ》を思い出してください」
《ウォータメドゥサ》――――全身が水のように半透明で、人間の女性のような顔と上半身を持っているものの、腰から下は無数の蛇に支えられている魔物。
水属性の敵にも関わらず雷を無効化されたため苦戦を強いられ、かなり嬲られてしまったが、ギデオンの奇策によって辛勝を収めることができた。
「今回の相手は、もしかしたら《ウォータメドゥサ》以上に苦戦するかもしれません……十分にお気をつけて…………」
「よくわかった」
珍しいことに、少女ははっきりと鷹揚な表情をうかべて言った。
「おまえの忠告にしたがうさ。もとから油断なぞしちゃいないが、要するに得体の知れない相手と戦うつもりでいればいいんだな?」
「はい…………」
使い魔から返ってきたのはか細い返事だけだった。
リルは思案した。
(こいつが怯えるのなんて日常茶飯事だが、これほどの縮こまり方は久しぶりに見る…………それに)
リルは、アムノンの洋館にたどり着いてからずっと大人しくしている幼女の様子をうかがった。
フィーナはだぶついたローブのそでから出ている左手で、リルの黒いスカートのすそを引っぱっている。
リルより頭三つ分はひくい彼女は、ここにきてからなぜか魔石に入れられた触手のように静まり返っていた。
普段はそのけたたましさが鬱陶しく感じる少女も、このあまりの静まりようにはなんともいえない寂しさを感じた。
「…………そんなに怖いか、フィーナ」
目線の高さにかがみこんで喋りかけると、幼女は眼を合わせてうんうんと頷いてきた。
リルは目線を逸らしたくなる衝動にあらがった。
「おねえちゃん……わたい、あそこにはいっちゃだめなきがするの…………」
「駄目? どうして?」
「……わかんない。けど、はいったらわたいたち、ひどいめにあうようなきがするの…………」
リルは根拠のないことがらは好きではない。
かといって、今このふたりの意見を無視できない自分がいる。
(…………それも何故だか解らない。…………私も同じじゃないか)
しかしふたりと異なるのは、いかに惧れを感じようと前に進んでやるというきわめて強い気概を持っているところだ。
「…………フィーナ」
柔和な表情に変貌したリルの優しい呼びかけに、幼女はうるんだ紫瞳をむけた。
「…………――ッ!」
リルはハッとして、フィーナの左目からつたい落ちた涙をみつめた。
彼女が今どんな想起をしているのかを推察する…………。
実際にフィーナが何をされたのか知る由もない。
だが過去の経験から、彼女の身になにがおきたかを想像するのは難くない。
リルは口を真一文字にきゅっと閉ざしたあと、決意を噛み締めるようにいきおいよく立ち上がった。
そして、自らにも言い聞かせるようにゆっくりと口を開いた。
「あの糞じじいを張り倒しにいくぞ、フィーナ」
キイイィィィィイイィ……ッ……ン――――――。
洋館の両扉はきわめて耳障りな鈍い音をたてて開閉した。
アムノンに気付かれたかもしれない。
そして館に足をふみいれた瞬間、リルは強烈すぎる違和感に襲われていた。
それが何なのか説明するのは難しい。
ふいに――――。
「フィーナ?! どこに…………」
少女はとっさに呼びかけたが、魔力が遠ざかっていくのを止めることはできなかった。
「あいつ、何を考えて…………」
周囲は真っ暗闇である……下手にうごくのは愚の骨頂だ。
それに…………
「おかしいですね、この‘空間’は」
魔石から少年の声が聞えてくる。
「…………何がおかしいんだ?」
「まるで魔界みたいな‘空間’じゃないですか……雰囲気だって」
「確かにおかしいな」
リルは顎に手をそえて、黙考するためにひとつ間をおいた。
「……リル様?」
「…………おまえから視えるこの‘部屋’は、そんなに歪んでいるのか」
「そうですね…………――え?」
ギデオンは疑問符をつけた。
「リル様は……まさか、ボクとは異なる‘空間’を見ているのですか?」
「どうやらそうみたいだな」
言下に、リルは魔力チャージして【エレクトランプ】を行使した。
少女の頭上に透けて見えるちいさな灯火が出現し、真っ暗闇だった部屋を照らしだした。
「なんとも殺風景な部屋だな」
リルは淡々といった。
「一階の大広間の両側に階段が二つ。一階と二階それぞれに扉が五つ…………」
「え、リル様にはそう映っているんですか?」
触手が高い声を発する。
「ボクには……魔界のあの陰鬱な風景がどこまでも続いているようにしか見えません。
もっとも、それはボクに人格があるから感じることでしょうけど……」
「幻覚、か…………」
リルは思案げに呟いた。
各人に異なるものを見せる幻――――。
フィーナも幻を見せられてどこかにいざなわれてしまったのか。
「……………………」
少女は右手をかかげて魔力の光を集束させ、【セレスティアルポケット】を行使しようとした。
しかし、不思議な力が働いて行使できなかった……!
「ちっ…………」
今度はくるりときびすを返して元きた両扉に向きなおり、ドアノブに手をかけた。
しかし、【マジックロック】が掛かっていて開けられなかった……!
「ちっ…………!」
リルは再び舌打ちし、悔しげに歯噛みした。
「どうやら先に進むしかないようですね……」
ギデオンが気落ちしたように言う。
残念ながら、リルもその意見には賛同するしかなかった。
「ん………………むぅ……………………っ……」
口にさらしを巻かれ、縄で手足を拘束されながらもベッドの上から睨めつけてくるフィーナの姿を、アムノンは心底楽しそうな表情で眺めていた。
ローブスカートを着たままだが、それもまた趣向があっていい……。
彼は天賦の商才を有する男だが、同時に極大の少女趣味を有する男でもある。
そんな人間が巨万の富を得れば、倫理観がどうだろうと力ずくで邪欲を満たそうとするのはある意味自然な流れだった。
ようやく手に入れた逸品を手放さないようにする方法をアムノンは知悉していた。
とはいえ、今回はそう難しくはない……この村の連中にばれないうちに密かに退去すればいいだけである。
なにしろ獲物のほうから勝手に転がり込んできてくれたのだから。
(……その前に、一回楽しんでから去るというのも悪くない)
壮年の男の胸中に黒い考えが広がってゆく。
「…………ッ!!」
フィーナはアムノンの醜怪な表情を見てぞっとぜさるをえなかった。
魔蝕蜘蛛もかくやという、人間の悪性を全て表出させたような酷い面差しだった。
肥えた醜男がおもむろに幼女に覆いかぶさる。
フィーナは魔手から逃れようと転がりながら足をたたみ、ケダモノの頭に照準を定め、ねらいをつけて思いっきり足を繰り出した。
ドフッ――!
と鈍い音がした。
アムノンはくらっとよろめき、ベッドから降りて床にひざまずくように倒れこんだ。
「うっ……………………?!」
右手で顔を押さえ、掌を見ると、血に染まっていた。
男は右手を震わせて、異様に小さな双眸を見開いて幼女の姿をとらえた。
フィーナは普段の可愛らしさをかなぐりすてて、剛毅とすらいえる眼差しでアムノンの滑稽な姿を見すえている。
彼女の顔には、ほんのわずかだがアムノンへの侮蔑や優越感がにじみ出ているようにみえた。
「……………………ふっ」
男は口元に、背筋が寒くなるような笑みを湛えた。
そして、それと同じくらい冷たい声でこうつぶやいた。
「出てこい、カバンダ――――」
きぃん、と耳障りな甲高い音がなった。
アムノンの頭上に赤い光が集束する。
それはだんだんと魔物の形を為し…………やがて現世に具現化した。
フォレストエメラルドの指環からアムノンの私室に召喚されたのは、至極奇怪な魔物であった。
アムノンと同様に醜い人間の顔、それも2mはあるだろう顔に、直接手足が生えている。
耳にあたる部分から両手が、顎から両足――それに逸物――が生えている。
ただそれだけの魔物ではあるが、フィーナはその容貌に言い知れない不気味さを覚えるほかなかった。
「…………その娘を犯せ。わしの言うとおりにな」
アムノンは鼻血をぬぐいながら冷徹に言い放つ。
可愛さあまって憎さ百倍――――彼の表情はそれを如実に物語っている、氷のような怒りにそまっていた。
カバンダは巨大な顔についているワームのような唇からよだれを垂らし、ベッドに横たわる幼女へにじりよる。
フィーナは今度こそ、観念するように祈りを送るしかなかった。
(おねえちゃん…………おねがい――たすけてぇっ!)
「…………ちっ」
リルは舌打ちとともに右手にもつ雷杖ポルマティレックランザーを揮い、【サンダーセイバー】を放つ。
極太の電光線が大口を開けた《巨魔蛇アガースラ》の喉奥へすいこまれ、またたく間に全身へといきわたる。
『キヒャアァァァァァアア゛ッッ!!』
怖気のする悲鳴が暗鬱な部屋内に反響し――
ズウゥゥゥンッッ………………。
と、身震いを禁じえない地鳴りをたてて倒れ、アガースラは絶息した。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……………………くっ」
リルはふらふらとよろめき、壁によりかかって座り込んだ。
すり減った体力をすこしでも回復させようと大きく息をつく。
満身創痍である。
リルが入った部屋はこれで七つ目だが、どれもが魔物の巣窟だった。
魔法の行使過多により体力は大幅に消耗し、その所為で魔物の攻撃に捉えられることも増えてしまった。
傷はギデオンに治癒してもらえるからいいが、体力まで回復してもらえるわけではない。
それに、前の部屋では窮地に立たされそうだったためギデオンを召喚してしまったので、再び彼を喚び出せるようになるにはあと二十五分は必要だ。
かといって、彼が召喚可能になるまで待っているわけにはいかない。
その間にフィーナが酷い眼に遭っている可能性を考えると、もたもたしていられる訳がない。
「……………………くそっ」
少女は唾を吐き、上手く事が運ばないいらだちに悪罵した。
そして、いつもの口癖がついて出た。
「…………強くならねば。強くならねばならない」
リルが前へ前へと突き進むのには、それなりの理由がある。
彼女はそれを分不相応なものと自覚しているが、そうと解っていてもけして割りきれるものではない。
復讐でも贖罪でも、名誉でも富でもない。
かといって、リルは自分のめざすものが崇高な目標だとはこれっぽっちも思っていない。
「…………とにかく…………先に進んでやる……………………っ」
少女は声を絞りだし、ふらつく脚を叱咤するように掌で叩いた。
しかし上級魔法を九回も使ってしまったため、いくら普段鍛えているリルの脚も立ち上がることができない。
「魔法行使」すると、代価として体力を消耗する。
魔力は「魔力チャージ」をすればいくらでも高められるし、魔力チャージ自体は魔法行使と比較すれば体力の消耗はゼロに等しい。
参考までに、上級魔法の大半は、「二時間休みなく歩いてたどり着ける場所までを‘ゆっくり走る’」のと同等の体力を一気に消耗する。
リルの場合、雷杖ポルマティレックランザーの効果で、雷魔法の体力消耗のみ半分ちかく抑えることができるが…………お分かりいただけただろうか?
人の平均歩行時速は3キロであるとしたうえで考えると、彼女がいかに疲弊しているか察することができるだろう。
「…………くそ、情けない……………………情けないっ」
リルはこの程度の疲れでいつまでも立ち上がらない自分に忸怩たる思いを抱いた。
こうして座り込んでいる間にもフィーナが酷い眼に遭っているかもしれないというのに、なぜこの脚は動こうとしないのか。
(くそ…………動けっ、動け! 立って動け、この脚め…………っ)
だが、どんなに念じても、どんなに身体を持ち上げようとしても、意思に反して身体は立ち上がろうとはしない。
「動け………………動け………………」
ぐっ、ぐっ、と身体を揺さぶる。
両手を使い、腰に力を入れ、必死に立ち上がろうとする。
だが、彼女の両脚は30キロ以上の距離を走りきった後の負担が一気にかかっているのだ。
14歳の少女には荷が重い……
「くそ………………くそっ…………――」
リルは悔しさを思いっきり噛み締めるように歯を食いしばると、金色の両瞳から自然と涙があふれた。
そして、両手に拳を握りしめ、叫ぶ――
「動けえぇぇぇえっ!!」
バッ――――と。
少女はぐらつく不安定な脚をささえ、なんとか立ち上がった。
すると、何故か彼女は雷杖を天に突きあげた。
さらに口元には不敵な笑みをうかべ、水を得た魚のごとく部屋を駆け出ていった。
彼女が叫んでから部屋を出ていくまでは、十と数える間もなかった。
リルは文字通り、一気に眼が覚めた。
こういう事があるから、自分には本当に神が味方しているのだと思いたくなる。
だが、同時に底知れぬ怒りもめばえた。
ようやくたどり着いたアムノンの部屋で、フィーナが不気味な魔物に辱められている……!
幼女はか細く、弱々しげな喘ぎを発しながらも、魔物から顔を背けた瞳には辛うじて生気が宿っている。
そのベッドの傍らでは、あの糞じじい、アムノンの姿も認められた。
彼もまた、こちらの姿を視認して歪んだ笑みをむけてくる。
二人はフィーナと魔物が交わっているベッドを挟んで対峙するかっこうとなった
「「動くな」」
「アムノン=コール」「テア=サイモリル」
お互いに静止を呼びかけるが、お互いにそれを無視して動く。
リルは内心動揺しながらもポルマティレックランザーをアムノンに向け――アムノンもブロードソードの切っ先をフィーナの顔に向ける。
「「っ…………!!」」
リルとフィーナは、一様に心臓が跳ね上がった感じがした。
アムノンの口端が吊り上がる。
完全に勝利を確信したような表情だった。
「下手な真似……そう、魔力チャージをしてみろ。この娘の命はないぞ」
「貴様っ…………!」
アムノンの言葉に少女は臍を噛む。
今までは扉を開ける前に魔力チャージしていたのだが、今回は勢いにまかせてきたのでしていなかったのだ。
さらに、ギデオンまで喚び出せない状態とは…………
おおよそリルらしくない失態といえた。
「この娘の命が惜しいのなら、その杖と全ての魔石をこちらに渡してもらおうか」
リルは絶望的な気持ちになりかけた。
「…………はったりだ。貴様にフィーナは殺せない」
「嘘かどうかは彼女が死んだ後に噛み締めればいいとも。代わりはいくらでもいるのだからな」
「やはり貴様…………」
「まあ、どちらにせよお前にはここで死んでもらわないと困る。
だがな、フィーナはお前の選択如何によっては生き永らえるのだ……さあ、選ぶがいい」
そう言うと、アムノンはフィーナに圧し掛かっている魔物に何事かを命じ、犯すのをやめさせる。
異様にでかい顔から手足を生やしただけの魔物がアムノンのそばに移動すると、四肢を拘束された幼女の美しい裸身が露になる。
リルには知るよしもないが、今は最前と異なり、フィーナの手足はベッドの四方に括りつけられた鎖によって固定されている。
さっき蹴られたのをよほど根に持っているのだろう。
「…………!」
秘処付近に紅血が四散しているのを見、リルは顔から火を噴きそうなほどの憤怒を覚えた。
しかも今、フィーナの左胸にはアムノンの持つ凶刃が突き立てられようとしている……!
「『貴様にフィーナは殺せない』……といったか、サイモリル?
ふふ……ならば逆に問うが、お前にフィーナは見殺しにできるのかな?」
「っ……………………」
「‘この娘はお前を慕っている’。それを見殺しにすることなど、お前の性格からしてできん。絶対にな」
(なぜこの男は私のことをそこまで知っているんだ…………!)
「よくこの洋館に施された幻を抜けてきたを褒めてやりたいところだが……お前の命運もここまでのようだな、サイモリル。
さあ、十数えてやろう。
その間に選ぶがいい…………ふたりで死ぬか、それともこの娘だけを救って死ぬのか」
アムノンは手に持つ広刃剣に力をこめた。
幼女の左胸にはついに刃が到達し、赤い血がにじみ出て、背中の方へと流れていった。
フィーナは鋭い痛みと恥辱に顔を背けたが、歯を食いしばって泣いているのははっきり分かる。
「やめろっっ!!」
「やめて欲しくばさっさと杖と魔石を放ってこちらに寄越せ。もう無駄なお喋りはおわりだ…………」
言うなり、アムノンは本当に数をかぞえ始めた。
少女はあまりの屈辱に身を焦がすような思いだったが、もはやどうすることもできない。
博打にでて成功すればいいが、失敗した時のことを考えればでれるわけがない
ここは相手の要求を飲むほかない…………。
「ちっ…………」
バッ――――。
リルは悔しさをかみ締めながら、ポルマティレックランザーとブラックオニキスをアムノンにむかって放り投げた。
アムノンは満足そうに冷たい笑みを浮かべた。
「約束どおりフィーナを助けろ」
「ふひひ…………案外、甘い小娘なのだな。テア=サイモリル」
「……………………」
「まさか、本当に助けると思っているのか?」
男の卑劣な科白を聞きいれた少女の整った面差しに青筋がたつ。
「なん…………だと…………?」
「無駄死にだったな、サイモリル。‘あの魔女’もさぞや悔やんでいるだろうて!」
醜男の呵呵大笑が響きわたる。
次の瞬間、リルは意識が揺らぐのを感じた。
床が音をたてて抜け落ち、暗黒の大口を開けたのだ。
リルは底知れぬ闇の中へ吸い込まれていった。
少女はとっさに魔力チャージし、【エレクトランプ】を行使して闇を照らす。
地下室の床が見えた――――一面が浅い水に覆われている。
いや、違う……熱湯だ。
足首ほどの高さに浸かった熱湯から湯気がたっている。
リルは【フロウ】を行使して落下速度をゆるめ、ゆっくりと熱湯の床に着地する。
ブーツ越しからでも熱湯は少し熱い。
天井を仰ぎ見ると、自身が落ちてきた穴はすでに塞がれている。
それを見ただけで、急に疲労感が戻ってきた。
全身がひどく気だるい。
特に脚のぐらつきは尋常ではなく今すぐにでも座り込みたいところだが、熱湯に尻を浸けるわけにもいかず、リルは両足を開いて立つことでなんとか均衡を保った。
少女は周囲を見回した――――
ドスッ――「がはっっ!!」
リルは一瞬なにが身の上に起こったか理解できなかった。
意識が朦朧とする……壁に後頭部を打ち付けられたらしい。
後になってリルはここで昏倒しなかったのが奇跡的だったと知るが、彼女の視界が霞がかっている間にも事は着実に進んでいる。
三週間ぶりの獲物を捕らえた《炎の魔蝕蜘蛛》は、リルの四肢を肢で磔にし、それから煩わしい着衣を剥いでゆく。
魔物は須らく魔法少女や魔女の肉体を好み、ひとしきり愉しんだあとに苗床にする。
といえども、一度種を付けると壊れてしまうため、苗床というには語弊があるか。
普通ならば獲物を傷つけ、弱らせてから犯すところだが、今回はその必要もなさそうだ。
彼女はすでにそうとう疲弊している…………凌辱すれば観念するだろう
リルがようやく意識をはっきりさせた時、視界に飛び込んだ魔物を見て――――魔力チャージをした。
少女の身体に魔力オーラが迸る…………しかし、その量はふだんの十分の一あるかどうか。
魔法行使も魔力チャージも体力に依存するものなので、疲れきっている今のリルではほとんどチャージできないのだ。
リネンの上衣を剥かれて胸にまとっている純白の下衣を晒されながらも、少女は歯を食いしばって精一杯の抵抗をする。
「ちっ…………――!」リルは【スパークビーム】を行使した。
拘束されている右掌から電光が奔る。
バリッ、と微かな電音とともに電光は《炎の魔蝕蜘蛛》の腹部に吸いこまれたが、効果は全くない。
「くっ…………そ……!」
少女は右眼から涙を流して悪罵し、もう一度魔力チャージを試みる。
しかし、彼女の身体を覆うのは消え入りそうな魔力オーラでしかない。
平時の彼女が放つ、街一つを滅ぼせそうなほどの強大無比な魔力オーラとは一線を画する……
「何故っ…………だ……――!」リルは【ヴォルトブラスト】を行使した。
強力な電光線が炎上している魔物の顔面を捉える…………しかし、ほんの少し怯んだだけで、直接的なダメージは皆無に等しかった。
「くそっ………………たれ……………………」
少女は再び悪罵した。
魔力チャージするが、すでに胸に纏っていた下衣を剥かれている。
魔物の腹部から、正視するに堪えないおぞましい形状の卵管が伸びて、少女の小さな胸の突起に張りついた。
ヂュウウウゥゥゥゥゥ………………――
「――くぁああああぁぁアッ!!!」
リルは天をあおいで端整な顔をゆがめ、苦しげながらも抑えた嬌声を洩らす。
魔物は乳首に吸いつくとともに、卵管の中にある無数の細長い舌が先端をしごいて刺激する。
「あっ、はッ、あぁっ、くはっ!! うァああぁあ゛ッ!!」
やや濁ってはいるが、それでも快感を誤魔化し様のないうめき声が、陰鬱な地下室に反響する。
濡れ始めた秘処を恥らうようにリルは思わず脚を閉じようとするが、目ざとく察した魔蝕蜘蛛の肢がそれを無理やり開かせる。
「くそぉ…………――くそあっ! んぁぅ!! あぁぁああっ!!」
乳首に奔る強烈すぎる衝撃に少女はいろよくあえぎ、発達途上の肢体を弓なりにのけ反らせる。
もう魔力チャージもままならないうえ、身体は完全に拘束させられてしまっている。
そのうえ、自分はいま快楽に堕ちようとしている………………
「ぜったい、くっ! ……ぜっはい、殺しぃアっ……ころしてやぁあぁああぅん――――!!!」
少女の絶叫は途中から快感に呑まれてしまった。
達してしまったのである。
しかしこれはほんの前戯にすぎない。
リルの叫びを耳にしたアムノンは、心底愉しそうな声音でこう呟いた。
「それまでに、サイモリル…………わしはお前の心が生きているとは思えんがな
――――いや、身体もか」
三話 おわり
839 :
謝罪:2011/01/15(土) 23:48:34 ID:gBF8t4GN
サブタイ付け忘れました……申し訳ありません
841 :
839:2011/01/16(日) 02:54:34 ID:49io+kDd
>>840 遅くなりましたが、申し訳ない……貼り中に気付きました。以後気を付けます。
それと、新スレ乙です
どっちも超乙なんだぜ!
遅れ馳せながら、乙です
スレ立て乙。
>>839 GJ!
これは、全裸にネクタイと靴下の正装で続き期待すべきか………。
膝をついた。
終焉の時は近い。
「みんな……」
呟きが零れた。
少女は最後に自問する。
私は、みんなの笑顔を守れたかな?
私は、みんなを笑顔にできたかな?
現実が答える。
「おまえはオナネタになっただけだ」
「そっか、そうなんだ」
失意はない。
どこかでは理解していた。
「わたしに意味がないとしても、苦しくはないよ。次に来る子が、もういるもの」
最後に、笑った。
「さよなら、私の大好きな世界。つらいことばかりでも、輝いていたよ」
少女は、スレを終らせる、引き金を、引いた。
最後にスレ違いSSが貼られる落ちとかなんなの・・・
すまん、魔法少女に見えなかったか…
ウメネタって難しいね
頭固っ
魔法少女物はかくあるべしなんて語れる人いないでしょうに
どこらがスレ違いなんか指摘しなっせ
いよいよエロが入ってきてサイモリル良い感じじゃん
現代物で変身ってばかりが魔法少女物じゃないだろ
ステラ「ママッ、なんか出番ありそうだよっ!」
鈴香「ざ〜んねん、ステラちゃんがまだ生まれる前のお話なのよね。アタシの全盛期よん」
ステラ「え〜っ、ステラつまんない」
円香「(ぼそっ)ふふっお姉さまを絶対に射止めて見せる…………」
ステラ「ししょーがまっ黒だー」
さて、誰が喘ぐことになるのか?
現在進行度約50%
次スレでお会いしましょう
葉巻を咥え、重機関銃担いで魔族蹂躪してイっちゃう魔女とか大好物ですわよ!
>>846長官の許可がないのに作品を投下するとポアされるぞ!
みんな、気をつけろ!
>>845 乙
というか何だ、500いっても書き込めるんだな?
500まだ言ってないが
あーん、15魔法少女スレが落ちたー!
踏み台
埋めきらない世の中に颯爽と登場とした魔界少女!
埋め
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~''ー―''"~'| | l __ ̄ ,  ̄〃l /| ヽl  ̄
ヽlヽ_>'::::ヽ __ ‐'!:::''<レ
く"~:::::::::::::|、_ ' _//:::::::::::::::~> 埋め……。
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