1 :
名無しさん@ピンキー :
2010/09/28(火) 02:40:12 ID:uuEapSVa
『伝説のオウガバトル』第5章 (Wii VC/スクウェア・エニックス 2008/11/11配信) 『オウガバトル64』第6章 (Wii VC/スクウェア・エニックス 2010/01/26配信) 『タクティクスオウガ』第7章 (Wii VC/スクウェア・エニックス 2009/02/10配信) 『タクティクスオウガ 運命の輪』 (PSP/スクウェア・エニックス 2010年11月11日(木)発売予定)
ずっと無かったので立てた
テンプレは、episode:2スレの
>>5 さんが書いてくれたのを使わせてもらいました
アイーシャがとにかく大好き。 慈愛の女神に仕える神官、しかし戦う理由は憎悪という点が 背徳的ですばらしい、そしてエロい。 まさに逆位置。タロットのモチーフが活きている。 顔も可愛いし、とにかくアイーシャが好き。 ガレスはエンドラの息子だし、それなりにイケメンなんだろうな。 でも最後まで素顔を見せなかったのがいい。チラリズムの美学。 そういうわけでオウガの最萌えカプはガレス×アイーシャで。 このカプなら陵辱でも純愛でもリョナでも屍姦でもなんでもいける。
>>1 まさかすぐる!スレ立てGJ!
今度こそ…今度こそオズマさんネタを読みたいものだ…
バールゼフォンとか贅沢言わない
オズでもそこらのテンプルナイトでもデニムでも、転がしてくれればそれだけで…
TOリメイクのスキル継承のために犯られるクレリックとか
どこぞでお伺い立ててリメイク記念にスレ建てようと思ってたから乙
>>1 乙
しかし即死しそうだな…
前スレもネタだけは出てたんだが似たような状況だった
次即死したら避難所に立てるのはどうよ
いにしえの魔神が与えし
>>1 乙
バールゼフォン×オズマ好きならここにもノシ
運命の輪楽しみだ〜
女オピ総受けほしゅ
TOキャラならリクエスト受け付けまふ
誰もいないみたいなのでリクエストしちゃってもいいんだろうか
>>13 氏
レオナール×アロセールでお願い致します
あとオズマ様も上に挙がってる辺り需要はあるようですよ
告白すると、汎用の女の子(ヴァルキリーとかクレリック)で書こうと思った事がある が、なぜか書けんかった。他ではこんな事無いのに。 シチュも決まって書き始めたのにどうにもこうにも言葉が電話、の書けなさ 愛着持って育ててたからだろうか、なんか途中から濡れ場描写に気がのれなかった
>>13 ヴォルテール×サラ
ガンガンウイングの漫画やpixiの某漫画を読んで更に愛着が湧いたんだ…
システィーナ可愛いよシスティーナ でも残念なドラグーンにしかなれないフォルカスさんとは絡ませたくない!ふしぎ!
ヴォルテール×サラだと……!? 二人は幼なじみで、ある日突然気が弱くて体力も無いヴォルが 「ぼくつよくなりたいんだ!」とか言い出して騎士になるために 修行始めちゃったりして、それでサラは「ふん!あんたみたいなの が前線で戦えるわけないでしょッ!」とか言いつつ 心配だから隣で弓の練習……。 結果多くのプレイヤーの知っている通りヴォルテールより遥かに強く なってしまって、ヴォルが好きなのに変なプライドが邪魔をして 常にヴォル公にツンツン接してしまうサラさんを幻視した。 サラさんが「普段は体力ないくせに……こんな時だけ凄いんだから……」 って行為中にデレてみても、普段からツンツンされまくってて普通に 皮肉と捉えてしまい、素直にヴォルテール謝っちゃったり。 なんかすまん妄想し過ぎた首吊ってくるうううぅ
セリエ姉さんがあの年で実は処女、みたいなネタが読んでみたい 相手が思いつかんが あるいはジュヌーンの目の前で違う男に犯されるオクシオーヌのNTRネタ 最初は嫌がってるけど見られてるうちに感じちゃう、とか夢があると思うんだ
>>18 書いてくれるな? こうしなけばオウガスレに明日はないッ!
外伝のAルート(正史に繋がる方)のエレノアがタクティクスの時代まで もしも存在してたとしたらやっぱり堕天使状態なんだろうか。 もしそうだとしたら、 堕天使=たぶん不老 ↓ エレノア外見年齢15歳ぐらいのまま ↓ タルタロス38歳×エレノア15歳 という感じで年の差好きにはたまらないカップリングになるわけだが 変わってしまった少年と変わらない少女、暗黒騎士と(堕ちてるけど) 天使みたいな対比も好きなんだよね 外伝自体好き嫌いが分かれるから万人向けじゃないかもしれんけど おっさんアルフォンスに若いままの清楚なエレノアがねっちりいやらしく 責められてたら正直興奮するってだけの話だ
Lルートのセリエ陵辱をどなたか詳しく
総合保管庫にいくつか載ってる
>>23 トンクス。
今まで見逃しておりました……。
運命の輪の新システムで姫カチュア(持ち越し自軍ユニット)対
黒カチュア(ストーリー上のカチュア本体)が実現可能と聞いて
ダブル姉がデニムを取り合う様子を想像してしまった。
姫カチュア「その手を離しなさい!デニムが痛がってるじゃない
のッ!!」グイッ
黒カチュア「じゃああんたが離せばいいんだわ!デニムは私の弟
(もの)よッ!!」グイッ
姫カチュア「上から目線の嫌な女!デニム、あなたは私の方が好きよね!?」
黒カチュア「デニム!こんな我を通すだけの能無しより私の方が好きよね!?」
デニム「…………('A`)」
エロくならないすまん
ほっす
保管庫のプレザンスとシェリーの神はもう来てないのかな リアルタイム遭遇できなかったのが悔しい。あのカプで新しい萌えに目覚めたよ。 今更だけど神ありがとう
その人毎回視点が新し過ぎて、慣れるまで時間かかったなぁ… 他ジャンルで王道カプ書いてたっぽいけど、それも読むの大変だった エロに入っちゃえば濃ゆくて文句なしなんだけどさ
保管庫のSS漁ってホクホクしてたらM野ネタで吹いたあげく現実に戻された エロパロ歴長いが制作側ネタは初めて読んだわw
M野×セリエは特殊過ぎるwww 新オズマ姉さんの顔が公開されたね。サドっ気強そうで綺麗な 顔で、何か性的な意味で虐めたくなる感じになってる。 昼は鞭でもってビシバシ敵を蹴散らして女王様みたいに部下を顎で 使ってるのに、夜はバールゼフォンとかに開発されまくってたら 萌える。 髪の毛を無造作に掴まれて顔から胸から体中舐められて、後ろから 胸揉まれながらガンガン突かれてアンアン言わされてればいいじゃない。
運命の輪はバトル中の会話シーンも追加されてるようだし、色々夢が広がる…
セリエ凌辱済みだけど生存ルートが欲しい そんでフィダックでオズ様にまた嬲られるの
クレシダに期待
こういうスレあったんだなぁ 保管庫のヴァイス×カチュアに萌えたよ
クレシダたんのイラスト初めて見たけどすげーいいなあ 早くSSでひん剥いて四つん這いにして喘がせたい
35 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/08(月) 13:24:07 ID:5g0J0i/+
あれ、今見たら保管庫死んでないねw なんだったんださっきのは?あと、なんだったんださっき俺がやったことはwww
乙〜
カチュアと喧嘩して怒って立ち去り、二時間ほどして心配になって戻ってみると 敵集団に捕まり輪姦されてる最中の姉を見出す。どうする 1 姉さんにナニをする! テメェらの血は何色だぁっ! 2 (物陰で)ハァハァ・・ウッ ドピュ・・ 3 俺も仲間に入れてくれ
4.喧嘩したのはゴーゴンでリンカーンされてたのはセリエorシス子だった
5 それはナイトメアの魔法で眠らされた主人公の見た悪夢だった。 夢から目覚めた主人公が見たのはそんな悪夢よりももっと残酷な悪夢だった…
暗黒騎士41 「いい加減にしろ、35ッ。勝手に動いたのは事実ではないか。 「どのような理由があったにしろ、団長の命令なしに行動することは 禁じられているはずだ。 「しかも、再三にわたり帰還命令を無視するとはなにごとぞッ! 11/8 14:38:33まで出頭せんとは、まったく…。
カチュアはタルタロスの話を聞いた後、すぐにデニムの下へ向かった。 暗黒騎士団の面々は突然走り出したカチュアを追うことはしなかった。 事実を突きつけられたカチュアの行動はデニムには受け入れられないものだと判断したからだ。 深夜遅く、慌てた様子でずぶ濡れのまま戻ってきたカチュアは誰にも止められなかった。 袂を別けたとはいえ実の姉弟だと思われているカチュアがデニムと会うことは不自然なことではない。 騎士団の中でも「弟に手を出したら殺す」という視線を女性陣に向けていたとが、姉であることには変わりない。 プランシー神父の生死がわからない今、騎士団の団長であるデニムにとってカチュアはたった一人の肉親であると思われていた。 カチュアがデニムの寝室に着くと荒い息を整え、音を立てないよう気をつけながらドアを開く。 ギィィと木が軋む音はしたが日々戦いに追われているからかデニムが起きることはなかった。 カチュアが恐る恐る近づくと青い月明かりに照らされたデニムの顔が儚げに見える。 ほんの数時間だというのに、こんなにも愛しく思えたのは実の弟ではなかったという事実が判明したからだ。 今まではゴリアテの英雄と呼ばれ、皆の旗となっているデニムを慕う女性たちに殺気を送ることしか出来なかったが、タルタロスのおかげで行動しても問題ないことがわかった。 カチュアにとってはとても大きいことだった。 家族以上に愛してしまった。 それが今、報われる時がきたから。 他の女に文句を言われても血が繋がっていない事実を公表してしまえばこっちのものだ。 母親も他の女から父を盗ろうとしたようだし、自分が実践しても問題ない。 そう自分に言い聞かせてデニムの顔をじっと見つめていた。 「……デニム………」 雨に濡れたからか、走り疲れたからか、身体が震えてしまう。 そこで自分の格好に気付いた。 雨に濡れたせいで服は下着が透けている。 余裕があるはずのズボンも足に張り付いている。 スラッとした綺麗な足を強調するように見え、淫靡な雰囲気が自然と漂っていた。 カチュアに気付かずにすぅすぅと寝息を立てているデニムはまだ気が付いていない。 それだけカチュアと喧嘩したことを気に掛け精神的に弱っていたのかもしれない。 で、まぁカチュアがデニムを襲っちゃって、デニムが起きたらナイトメアかチャームをかけちゃうわけで… 悪夢なんかより現実はきつかった
リメイクでエロに繋がりそうな展開増えた?
>>44 オズマ姉さんがバールゼフォンの許嫁設定。ソースは爺の記録。
長年の妄想が公式に……(*´Д`)
でも「任務が終わったら本国で結婚が決まっている」の一文が
モロに死亡フラグで泣ける。
歳の差どんだけー オズマさんは家の事を考えて基本一歩引きオズを立てつつ、 自らはバールさんの愛人として元老院を探ってるイメージあったのに… んで情報、シビュラさんみたいな類の人に流してたりしたら最高だったのに…orz 大体バールさんよ、その歳まで独身て何事!?白ランだって結婚してたのに
えっ、オズマとバールゼフォンていくつだっけ 年かなり離れてるイメージなんだが それで弟がグレてセリエ陵辱へ…の流れなのか?w
オズマとバールの許嫁設定って今回からだよね?レポート読んでてびっくりした
オズマ27歳、バール40歳で年の差13歳だけどもバールゼフォンが 老け顔なのでもっと離れてるように見えなくもない。
>>49 その程度なのかー、もっと離れてるかと思ってた
そのくらいだと大人の男女って感じだな
同じ年の差13歳でも18歳と31歳だとスゲー犯罪臭がするのにw
カチュアお姉ちゃん相変わらずで安心した むしろ磨きが掛かってた
13歳差とかごほうびすぎるぜ…
オズマが可愛すぎる…
「蛸の逆襲」で誰かおながいします
何が起こったかわからねえがありのままに話すぜ……運命の輪で バールゼフォン×オズマktkrと思っていたら……よく分からない内に オズマ×ハボリムな展開になっていて、しかもオズマが仲間になる 流れになっていた……。 どうしよう、オズマ姉さんが可愛すぎてやばい
ナンダッテー リメイク…例え松野本人の手が入っているとはいえ まだちょっと歳近いとはいえ 何という混沌…! そして氏はNTR属性なのか? >54 深海で待ち伏せする方も岩投げる方も鬼強いから困る 逆襲っていうからリメイク後の蛸がリメイク前のでハァハァしてる図が浮かんでしまった さらに深海で(ryな蛸が参戦してきた …Nのヴァイスみたいに吊って下さい 覚悟はできています。
もともとはハボリムとオズマが婚約していた。
暗黒騎士団がハボリム達の両親の殺害に関わっていたのを知らされて
居なくて、死んだはずのハボリムとヴァレリアで再開→バールゼフォン
もしかして私に嘘ついてない?→そうだよあの殺害事件おかしいと
思ってたのよ!本当の事が知りたい!(超要約)
こんな流れで真相を確かめたあとハボリム先生の理想の為に
仲間になってくれるんだけど、オズマの「これからは私があなたの目になろう」
の台詞だけでごはん三杯以上いけるわ……。健気過ぎるだろ…。
あとハボリムの目を潰したのはオズだそうです。
ラームズ兄弟とオズマの三角関係めっちゃドロドロしてていい。
>>56 松野氏はどっちかというとカチュアとかベイグラのサマンサ
みたいな好き好きオーラ全開のが趣味のような気がしなくもないw
てことはオズは姉の婚約者の目を潰したのか、あいつ公式でシスコン設定だったっけ 双子姉弟近親相姦もいいな 松野は姉属性じゃね? 姉キャラが多彩だし、女性キャラがだいたいお姉さんぽい
オズ様の性癖が具体的に明らかになったせいで、 さっすが〜オズ様!とはちょっと気楽には言えない気分になってきた
うわーオズがやったのかよ 松野って身内同士の争い好きだなぁ ハボリム関係は元々ドロドロしてたが… しかしハボリムとオズマの関係は良いね
ハボリム先生はシナリオ的には空気だったからなあ まさか女絡みで来るとは思ってなかった ハボリム×オズマに期待
バールゼフォン×オズマにも期待
オズ×オズマにも期待
ところで新キャラのラなんとかさんは期待できるんかいのう
ラヴィニスさんは戦闘になったとき仲間になると思わずウッカリ 殺っちゃったから未確認……真面目っ子の混血さん位としか。 戦闘→敗北→デニム様は話が分かる!な流れはベタ過ぎかなあ。 あとオクシオーヌのイベントでロリコンの敵ガンナーが出てきたw 「殺しちゃうんならオレらの慰みものに……」じゃないよww ジュヌーンと会話が発生するんだけど、オクシオーヌを気にかける 様子を見てジュヌーンをロリコンと勘違いしてお前みたいな奴と 一緒にするなと怒られたり、汎用の癖に無駄にキャラが立ちすぎw 変態なのに自分に素直過ぎて憎めねえ…
何それ美味し過ぎるw 元々ジュヌーンとオクシオーヌたんは三十路と14歳と言う俺得過ぎる 年齢差だったわけが、そんなイベントまであるとはもう徹夜してでも進めざるを得ない でもクレシダたんも気になる今日この頃 とりあえず バールゼフォン×オズマ(あうあうバージョン) ジュヌーン×オクシオーヌ(顔グラが可愛くなってますように…) 誰か×クレシダ はガチだな!あー早くSS書きて―
Lルート進んでるから断片的な情報しかないけど 屍×クレシダさんでここはひとつ
>>66 美味しいイベントいっぱいあるから頑張れ!
個人的な感覚だけどオクシオーヌは白人系の美少女を思わせる
顔グラがいい感じ。
何度WRを見てもバールゼフォンの言葉はすんなり鵜呑みにして
いいのやら……と悩んでたんだけど
オズマが本当に好き→ハボリムの事は早く忘れさせて心から振り向かせたい
純愛紳士ルート
政略結婚、愛なんかイラネ→まぁ俺のもんだし楽しめるモンは楽しんどくか!ゲヘヘ!!
な鬼畜エロオヤジルート
悩む必要など無かった
ザエボス×ラヴィニスが読みたい もちろん凌辱物で
>>69 ガルガスタンの血が流れていながらウォルスタの犬に成り下がった
卑しい女よ!とか言葉で責められながら性的な意味で激しく
可愛がられるとか何それ凄くいい。
混血なだけで何故このような辱めをッ…!と心の中で考える事しか
許されず、猿轡を噛まされて拘束台に縛りつけられて、泣きじゃくり
ながらピザボスの慰みものにされるラヴィさん……。
ザエボスも話が分かりそうだから一人終わったら勿論次々と……。
なんかオズマ姉さんが知的障害者みたいになってたんやけど、あれって何かな? 口からよだれが垂れてるのをバールゼフォンが拭いて二人でローディスに帰っちゃったんやけど。 そんな状態でも子孫を残すためにやるんかな……。 ある意味純愛か? ってか純愛って誰がおるよ? デニムとオリビア ジュヌーンとオクシオーヌ ハボリムとオズマ ってくらいじゃね? 陵辱やったら世界観があれやからやりたい放題できそうやけど、 セリエ姉さん見てたら……なぁ……
フォルカスとシスティーナ 海賊と海賊嫁 モルドバとその婚約者(名前忘れた) 過去に遡るならレオナールとアロセールもそうじゃなかったっけか つうかセリエ姉さんそんなヒドイことになってんの? まさに陵辱→性奴隷な感じで妄想してたんだが
>>71 まさか今回オズマって仲間にしないと廃人になるの!?
オズマを仲間にするフラグイベントでバールゼフォンが「オズマ、きみの
事を愛しているんだよ」とは言ってたんだけど……純粋な愛情かも
しれないけど狂気じみてるよ…。
しかも元は弟の許嫁だし。
今回バールゼフォン見る目変わったな〜。
オズ君vsデニ君のシスコン対決ワロタ
オズマのイベントは殺す気でしょ 危険な船旅だっていってたし 死ねば許嫁は解消だしな
76 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/22(月) 08:49:41 ID:sIIZWaAA
デニム×オリビアでお願いします
それよりエンディングでかのぷーがラヴィさんとフラグ立ててるって聞いたんだがマジか あの鳥野郎刺身にしてやるれ
かのぷーいい年して若い子に
ユーリア海賊に襲われそうでピンチ ↓ ジレーヌが取り憑いてパワーアップ ↓ ユーリアinジレーヌ、精気を奪うため海賊を逆レイプ 海賊達がもう出ないらめぇえ!な状態になっても歌で無理やり 起たせて骨と皮になるまで襲い続けるとか夢があったりなかったり ユーリアのおっぱいってけしからんよね…
かのぷーとラヴィニスのは、フラグというより おっさんが若い女の子をからかってる感じ 焦るラヴィニス可愛かったからいいけどw ラヴィニスは恋愛経験なさそうだしあんだけのやり取りだけでも真っ赤になりそう
バールさんがヤンデレにしか見えなくて困る……人によってこの辺りは 意見が分かれるんだろうけど、あの調子だと介護も子作りも 嬉々としてこなしそうでヤバい そして正直介護されっぱなしのオズマに萌える
オズマはハボリムのこと知って、仕返しするために障害者っぽく振舞っているだけで。 もし船から落とされそうになったら、油断してるバールさんを海に落としたりしてほしいなぁ
いいとこの坊だから介護なんかは使用人にやらせりゃいいしな 気が向いたら子作りしつつ、浮気しても怒られることもないしで天国 義弟が小煩そうなのだけが難だけど、この場合のオズは死んでるのか? 冬コミ誰か薄い本出してくれねーかな
84 :
名無しさん@ピンキー :2010/11/23(火) 21:44:13 ID:ZmqzKIvN
デニム×オリビアの王道エロパロSSがひとつもないとか馬鹿なの?死ぬの?
カチュア姉の飛ばしっぶりに比べたら王道如き霞むのも当然
リビングコープスで支配下に置いた子を…
クレシダ救出マップ難し過ぎて妄想どころじゃないと思ったが ゾンビヴァイス×カチュアってなかなか美味しい組み合わせ
カチュアに聖水かけられるヴァイス…ゴクリ
世話の焼けるかわいい双子の弟と剣術と魔術に優れた名門貴族の兄弟の3人に好かれるオズマ姐さんの人間関係が昼ドラすぐる
そもそも武術と魔法に通じてないとバケツ達の上には立てない訳で… 彼女は魔法に秀でた血筋な上、アカデミー首席卒(だっけ?) オズマさんにしばかれたい派としては彼女のS性を理解してくれそうなハボさんがイイ ハボさん×シェリーSS見た時から思ってたがハボさんMっぽい
ハボリムは耐え忍ぶイメージだからMに同意 つか盲目の人のSって難しくない? 「私には見えないからどういう状況なのか口で説明してくれないか」とか言って いちいち言葉で言わせるとかそんな感じか
>>88 ヴァイス「我々の業界では御褒美です!」
目が見えないからより感触や体温を味わうように背面座位で抱きつく
形で密着して主導権を先生に……とハボリムSを考えてみたけど
上でオズマ姉さんが激しく動きだしたりして結局単なる襲いあいっこに
なりそう。難しい…。
バール相手だと逆にドMなイメージしかないんだけどな〜。
よだれ拭かれるシーンのドットがキスしてる様に見えてしょうがない。
オズマはああ見えてプライベートではドMな気がする ロスローリアンの紅一点って、騎士団の平団員にも女性いないのかね よく考えたらいろいろ大変そうだよな、風呂とかトイレとか
今回平隊員には結構女性がいるぞ。
あれ?そうだっけ、全然記憶にねーや。何でだ てことはかなり男女同権なんだなロスローリアン
ニア オズマ テンプルコマンド 喉を鳴らしてすり寄ってくる。恐ろしい暗黒騎士とは思(ry ハボリム先生から見た忠誠度はこうであって欲しいよ保守
フォリナー四姉妹+姉さん(光)にクレシダ(闇)、ラヴィニス(雷)、オズマ(氷)が加わったことで 全属性の嫁が網羅されたな、と思ったがオズマは違うよなぁ 他にデフォで氷属性持ってる♀キャラが居れば・・・
>>74 なんか姉貴絡みの苦労話で盛り上がりそうな気もするな
そんでお互いに「でも、それでも放っとけないんだけどね」で締め括りそうな気もする
Cルートvsオズ&オズマのとこでオズとセリエの会話あったけど キス云々ってことは性的な意味での奴隷ってことだよね 流石オズ様 その設定でオズマ×セリエ誰か頼む
間違えた オズ×セリエだったw
オズマさんが宿屋で 部下に傷つけられた村娘を責任取って可愛がるSSを見た事がある ので、セリエを襲うのも普通にアリかと 姐御なオズマさん、己を律するオズマさんが見たい
足首切り落とされてオズ様に飼われてるセリエは嫌だ
運命の輪やってて思ったんだけど、スキルのメルティキスがバッカニア(海賊)しか 使えないのって何か設定ミスな気がするんだけど。 説明文が「とろけるようなスイートキスで『行動停止』『移動低下』状態を 回復しちゃうかも…(はぁと」でファミリアのキス系と同系統なのに、 バッカニアにクラスチェンジできるユニットはデニム・ヴァイス・ かのぷ〜・アゼルスタンと野郎しかいない。 デニムがオリビアにメルティちゅっちゅしてカチュア姉さん発狂とか、 スキルの練習をさせて欲しいんだ(キリッ!でカチュア姉さんを狙う 綺麗なデコスケとかそういう妄想をしろという神の啓示だろうか。
エロを意識したスキルがあるのかww
>>103 そのテのミスくさいのはたくさんあるよ
くさいだけでミスと断じられる奴は開発以外にはいないけどな
>>105 やっぱりこれも設定ミスっぽいね、言うとおり本当の所はスタッフのみぞ知る
かもしれないけど。
合成前の武器の方が合成後より強いみたいな間違いは勘弁して
もらいたいけど、こっちはまだ笑えるしネタとして楽しめるから
いいやww
アゼルスタンが女好きっぽい描写あったから普通にちゅっちゅがあるんだと思ってた
カチュア「姉さんケガ(移動停止)しちゃった!デニム!!(´3`)ん〜!!」 デニム「僕はまだTPが貯まってないや。ヴァイス、よろしく」 ヴァイス「ほいきた!ヤキトリでTP補充したばっかりだから遠慮しなくて いいぜ!(´3`)ん〜」 カチュア「クリアランス!!」 ヴァイス「オ〜ゥ……('A`)」 あの合成失敗の声が耳に残って困る
合成失敗の声は脳内再生余裕だなw
今回Nルート設定色々変わったみたいだね オリアスが実は体だけ娘・魂はニバスの妻とか外伝のシャーマン 親子みたいになってるらしい 発売前のスクショの謎「お前(オリアス)のそういう所に惹かれたンでしたっけ〜」 が解けたわ。 ニバス×オリアス始まったな。
保管庫の綺麗なヴァイス×女王カチュアが純愛かつエロくて 良かったな〜
>>110 自動的にデボルド=マザコンって事になるんかー
結構ショック
オリアスを守ってる理由が(色気抜きで)家族だからという所に燃えてたのに
リメイクされたら妻子の設定とかも出てくると思ってたのに
松野さん方向性ちがう
でもニバス×オリアスはアリかもしれない
>>111 いいよねあれ
あれのおかげででヴァイス×カチュアに目覚めてしまった
ニバスとオリアスの設定って今回からなの?
外伝の親子の設定とかぶらせたのはわざとなんだろうか…
旧作の台詞確認したけど今回からっぽいね。死者宮でニバスの口から 語られるまでオリアス自身は自分の事は娘と思っていたから ショックを受けるみたいな展開らしい 今Cルートやってるから詳しくは分からない、すまん 今回のシナリオってルート毎にパラレルワールドって扱いみたいだね。 Cルートだとニバスとオリアスが赤の他人でビビったんだぜ……
115 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/03(金) 00:58:57 ID:oFyMznrU
吉田の絵じゃないって時点で興味ナッスィング 吉田絵でデニム×オリビアの妄想したかったのに・・・。
オリビアとかどうでもいい
デニム×オリビアいいね どっちのイラストレーターさんのも好きだよ
EDでデニムとクレシダにフラグっぽいのがあるってのと、これまたEDでオクシオーヌがデニムに対して、 カチュア姉が激怒しそうな事したと聞いたが……マジですか
オクシとデニムはSFCの頃からあったろう クレシダは知らん
あのオクシオーヌはかわいすぎる 姉も戴冠式の後は・・・らしいから今更激怒はないだろ
Cルートエンディングで、何のフラグも無かったオリとデニが突然 くっついてるようで驚いた
パラレルであるCルートだから許される強引さだよな 正史Lルートじゃあんなの無理
まさしくんこんなところにまで出張してくるのか
ゾンビファミリア(フェアリー)はマジ萌える。 と俺もこっちに出張してみる。 しかし汎用メインだとWizや世界樹スレみたいな感じになりそうだw
125 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/04(土) 22:43:30 ID:Z9BIwGRc
とりあえず雑談だけで100越えちゃったなw このまま1000を目指すのも一興か。
書き手は今ゲームやってんだろw 一通りゲームに満足した辺りの時期に投下があるはず…と期待してる
127 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/04(土) 23:15:37 ID:9ED+eqBW
早くデニム×オリビアたのんます! いっつもデニム×カチュアの近親相姦モノみたいな斜め上ばかり来るから困る
近親相姦期待してる俺みたいなのも居る… 書き手にあれこれ求めるのは間違ってないかい
デニムとカチュアは近親相姦じゃないし 健全だし
ボディスナッチで相手の身体を…とか 死者の指輪には反動があって精が必要、とかも良いと思うの。
てかその辺の設定遊びは、伝説の方が向いてる気がする たまに獣類とらぶらぶなオピ♀とか想像するし。 問題はそれらを邪気眼にならないよう説明し、時期や場所のつじつまを合わせられる 圧倒的論理展開と文章力が要求される事… 日本語でおk的な小ネタ書ける人が羨ましい
エロパロが来なくても同人誌でなら……冬コミでなら…… 問題はTOと後続のゲームに嵌りすぎて、落ちたりイラスト本になる可能性かな
ヴァイスってカチュアに惚れてたようだけど、一体どこが気に入ってたのか・・ 周りに居た唯一の若い娘だったからとかそういう理由っぽい
内面はともかく器量のいいカチュアに元々憧れてても不思議は無いし ゴリアテ襲撃前と襲撃後でヴァイスに対して態度を変えなかったのは パウエル姉弟だけだからな。その辺もあるんじゃ。
>>133 デニム以上にカチュアのこと分かってて、自分は何とも思われてないことも理解しているのに一途な奴だよな。
>>128 「近親相姦期待してる」を「近親相姦してる」に見えてびっくりした。
妻の今の体は18歳っておいしくないか?と思ってちょっと妄想しようとしたけど ニバス様が吉良吉影みたいな独特のノリになってきたので妄想中止したでござる
ニバス 「なンていうか…その…下品なンですが…フフ…勃起…しちゃいましてね…… 手首持ってうろつく姿とかは似合うな
オズマ様を精神崩壊に追い込み隊
pixiv見たら、801系も多いのな
SFCの頃からゼノビア組はそっちの人らに多少知られていた気がする。 しかし、オウガって売上の割りに絵とか文章が少ないのは客層がズレているんだろうか。
世界観も物語もかなり隙なくまとまってるから 補完しづらいってのはあるのかも でもプレイ日記的なギャグ同人とか4コマとかSFC当時は面白いのがあった記憶 美川べるのとか武梨えりとかはこの辺の商業アンソロジーから出てきたんじゃないっけ 今読みたいのはエロだけれどもw
やたら髪の毛が縮れてしまったジュヌーンと超可愛くなったオクシオーヌたんで一つ… と思ったが、どうにも妄想が進まないな うーん…
別にエロが少なくてもいいから 普通のほのぼのが読みたい
>141 汎用キャラネタ多かったよな ウィザードの口調が若かったりしてアイデアの工夫っぷりに感動した セイレーンにカルディアでなぶられたい
ユーリアちゃんのおっぱいをたぷんたぷんするSSが読みたいな
カノープス×ユーリア、オズ×オズマあたり読んでみたい
職人様が現れるまでLルートのヴァイス×カチュア投下 大してエロくはないです、すいません 「今でもね、バルマムッサの夢を見るのよ」 ときどきだけど、と小さく付け足して、彼女は笑う。 無理やり自らを嘲笑しようとしている、そんなふうに目に映った。 「そのたびに思うの。遺恨を残さずとか、水に流しましょうとか、偉そうに言えるの? 女王なんて器が、資格が、私にはあるの? って」 長い髪が俯き加減の顔にかかる。 目元は隠れてしまい、至近距離でも見えない。 唇は硬く笑んだままだ。 それがどうにも、痛々しい。 「不安なの」 強気な彼女は、本当は脆い。 わがままと気の強さは、不安と寂しさの裏返しにすぎない。 だから弟を、暗黒騎士団を、必要としてくれる誰かを常に渇望していたのだ。 なんと素直なくせに、不器用なのだろう。 そんなことは、とうの昔に知っていたけれど。 だって、いったいどれだけの歳月、この人だけを見つめてきたのか。 きっと彼女は知らない。 「……言ったろ。人は、自分の罪を悔い改めることのできる動物だって」 肩を抱き寄せる。 触れ合う素肌があたたかい。 けれど、女性らしい柔らかな丸みを帯びた身体は、以前に比べて少し痩せてはいないか。 「デニムだってそのために戦争を終わらせて、そしてゼノビアに行ったんじゃないか。 過ちを繰り返さないために、償いのためにな」 「デニム、か……」 ぽつりと弟の名を口にする彼女の、頭をくしゃくしゃと撫でる。 わずかに乱れた髪と、汚れのないベッドのシーツが、月明かりに薄く白く光った。 前髪をかき上げてやり、そのままこちらに顔を向かせる。 やっと目が合った。 「ったく。いい加減に弟離れしたんだから、今度はちゃんと俺を見てくれよ」 「……あら、やだ。寂しかったの?」 ひとつまばたきをして、からかうように笑う彼女。 ようやく、明るい笑顔を取り戻してくれた。 ほっとする。 「悪いかッ」 ずっと好きだったんだから、という言葉は飲み込んだ。 わざと、拗ねたような表情を作ってみせる。
「ま、仕方ねえわな。俺は万年補欠のナンバーツーだし」 「そんなこと……」 どこかの暗黒騎士の言葉を引用して笑うと、彼女は対照的に、困ったように眉尻を下げた。 そんな顔をしてほしかったのではない。 ぽんぽん、と軽く頭を撫でる。 「今まではデニムが一番で、俺が二番だった。これからはお前が一番なんだよ。 民衆を導く役割は、お前のもんになったんだ」 「私に……そんな大役が務まるのかしら」 「大丈夫だって。二番手がいるだろ?」 実際、総大将は性に合わない。 戦争中に小さな組織を率いてみて実感した。 大きな部隊の総指揮を執るよりも、その中の小隊で敵を撹乱したり囮になったり、 本隊を幇助するように立ち回るほうが向いている。 ならば、平和を手にした今の世で、己のすべきことは。 「人を導くのがお前なら、お前がもう二度と道を違えないように見守ってやるのが、 ナンバーツーの俺の役割だ。 国民はお前を頼る。お前は、つらくなったら俺を頼ればいいさ」 あの夜、バルマムッサで彼女らを止めることができなかった。 今度こそは間違えない。間違えさせたくない。 償い、と口にするのは簡単なことで。 けれど、その重さは、細い身ひとつで背負うにはあまりにも過酷な重さで。 倒れてしまう、支えるものが何もなければ。 「お前はこの国の全員を広く、等しく見渡さなきゃならない。 でも、俺はお前だけを見てるから。いつでも支えててやるよ、カチュア」 だから、カチュアと呼ぶ。 女王などではない、その人の名を。 そうすることで、今この瞬間だけは、さまざまな重圧から解き放たれて ありのままの彼女に戻れるはずだから。 「せめて、こうしてるときくらい、そんな夢のことなんか忘れちまえ。 何もかも忘れて、俺だけ感じて溺れとけ」 愛しい人をぎゅっと抱きしめて、額に口づけを落とす。 鍛え抜いた男の背中に両腕を回してきた彼女が、くすくすと笑った。 「……キザ。似合わないわよ」 「うるせえ」 で、このままイチャコラ突入な2人が読みたくてたまりません! 何年経っても好きなカプだわ
文章うまいね。 しかし王国でのヴァイスの肩書きは何だろ。気になる。文官じゃないのは当然として、 経歴的に近衛の長とかも無理っぽい(士官学校出の騎士に馬鹿にされそう)。 ナチで言えば突撃隊のレームみたいな軍の左派を代表する立場かねぇ。
>>147 GJ!
運命の輪要素も入ってて良かった
新生ヴァレリア騎士団の長はヴォルテールさんというのが定説
なんでオリビアがいつのまにかデニとくっついてるかわからん。 フラグってほどのフラグも無かったと思うのに。 どっちかっつと、システィナに「僕ら似たもの同士だね」みたいな事 言ってたし気があるような素振りと思ったな
当初オリビアはもっと早めに出すはずだったが 容量足りずで4章初登場になってしまったらしいよ。 四姉妹の中でデニムを最も信頼していたのはオリビアだとも言ってた。
>四姉妹の中でデニムを最も信頼していた 作者インタビューなら、そうなんです、と言われたらそうですか、としか答えようがないけど、 そんな外からは知れない内面を根拠にされてもなぁ、という感じ。 別にオリ子に恨みがあるわけでなくw,ちゃんと納得できるフラグ立てとけや、みたいな。 じゃないと、エンディングで、「彼についてけ」とか親父に言われてるのも、 ぉぃぉぃ父娘共謀して押しかけ彼女強要かょ・・という印象だったりしたんで
>父娘共謀して押しかけ彼女強要かょ どんだけ曲解w インタビュアーもそんな感じでオリビアsageな質問したから 回答がそんな方向に行ったんだと思うょ? ちなみにシス子やセリ江達は既にデニムのことを知っていたことになってる (だから小屋から出る時にシス子が振り向くなどの演出がある) 何故そこでデニムに過去に会っていたことを言わなかったかというと それを告げてしまうとデニム自身がウォルスタ人ではないこと知ることになる するとデニムは戦いを放棄するかも…という懸念がシス&セリエにはあった つまりバクラム人だと告げたオリビアほどデニムを信用していなかった そんな流れ
>>156 タクティクスオウガは恋愛ゲームじゃないからな。
>>155 今回リメイクで手加えて四章より前にオリビアが出てくるかと思ってたら
そんなことなかったぜ!
きっと何処かで見ているんだよ… 小屋の影とか、草の陰とか… とりあえずカチュア姉さん以上のしつこさで… (ウォーレンと同等か…)
私も当時はシスティーナとデニムがくっつくのかと思ったよ。 EDのあれは、オリビアの気持ちを酌んだモルーバが 身を切るような思いで娘を送り出したんだと思ってたけどw 父親としては本当は残って欲しかったんじゃないかな、 デニムに付いてくとまた何かと苦労しそうだし。
俺も今回オリビアは出番早くなるのかと思ったw そしてシスティーナが死亡セリフとかからしてヒロイン役なのかなあと思っていた。
この流れで言っていいのか分からんが バルマムッサの例の小屋で、もしシェリーがいなかったら… というのを読んで見たい オリビアは本来なら3章で出てくる予定だったんだっけ? それでも遅いとは感じるけどね
システィーナは四姉妹で最初に仲間になるのに何か印象薄い せめてスカートがもっと短かったらなー(リメイクでもデザイン変わってないよな?) オリビアはあの若さで未亡人のような陰気な色気があるのがすごい シェリーは派手な外見の割りに子供っぽくて調教しがいがありそうだし セリエ姉さんは監禁陵辱がこの上なくよく似合う そういやアロセールってエロパロ的にあんま人気ないんかね
アロセールは胸まで筋肉っぽいからなあ・・・ 絡むとしたらレオナール、兄、フォルカス、そのへん?
システィーナは彼氏つきだから
アロセールも彼氏付きだしねえ 絶対死ぬけど
システィナ救出できずに死んだらゲームオーバーでしょ あの扱いの大きさはヒロインなんじゃ?と思うよ普通
なんとなくオリビアって昔からデニムのこと好きだったんじゃないかなと思った んで再会してやっぱり私の知ってるデニムだった…ってなったのかと モルーバも小さい頃から見てるからオリビアの気持ちに気づいてて EDのあのセリフに繋がるんじゃないかな〜とか
むしろシスティーナは一番最初に出てくる割にそのまま出てこない場合もあるから4姉妹で一番印象が薄いw いろんな意味で過激派のセリエ、反抗期のシェリー、幼なじみで4章前半牽引役のオリビアに比べるとな オリビアも伏線の数は少ないけど、幼なじみでよく遊んでたってだけで十分フラグだと思う 別に恋愛ゲームじゃないからゲーム内でたくさんフラグ建てなきゃいけない訳でもないだろう
デニムとオリビアがくっついた! な話はあっても、オピとアイーシャがくっついた! な話が無いのが不思議。
普通にオピ子とアイーシャで想像してしまったわw
オリビアって、デニムにとっては政治上の貢献度も高いしな フィラーハ教団があの時点でスムーズに解放軍側についたのは彼女の存在もデカい よくよく考えると、これがどれだけ助けになったことか それに対して、4姉妹の他の3人は……そりゃ、個人戦力にはなったけどなあ…… 壊滅して挫折した過激派ゲリラ組織の残党とか、目前の敵側からの裏切り者とか、むしろ厄介ごとの種でしかないだろと デニムとオリビアがくっつくとしたら、教団関係の話で相談を重ねていく過程でのことだと思う 深夜まで会議や雑務を続けていて、気がついたらトップの2人きりで執務室 自然と2人の手が重なって……って
椿の花がポトッと…
椿の花が落ちるって、首が落ちる時の婉曲表現か。 脆弱な権力基盤の政権で粛清の嵐が吹き荒れるってことか
なにそれこわい
カチュアが黙ってはいまい
ブラックモア討伐後に失われた、悪鬼の名を冠した禍々しい両手剣 その日を境に急に積極的になるオリビア、失踪する王女 こんなネタで誰か書かない?
そういや昔神聖剣オリビアと暗黒剣カチュア作ろうとしたことあったっけ。
神聖剣オリビアと暗黒剣カチュアでダブルアタックするデニム ……剣フェチか。 流石に無機物属性はこのスレにもあんまいないだろうな。
いや、俺的にはボディスナッチのつもりだったんだが
183 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/25(土) 03:02:45 ID:F43ZicoC
やっぱり貧乳フルオープンの我らが薄幸美少女クレシダ様で書くべきだな しかし、オウガスレって実質タクティクスオウガなんだからスレタイタクティクスオウガで良くないか 伸びない一因だと思うよ
ゾンビカトレーダちゃんでエロエロする話とかもいいじゃない! いや、64のゾンビって得ろくね?
ヴァイスはそれから2年後に死んだ。 あの戦役から4年たった今じゃ思い出す回数もずいぶんと減った。 みんなとは建国してからはなかなか会えていない。 最後に会ったのはもう1年も前かな。 アロセールは射撃を買われてゼノビア騎士団にドラフト7位で入団した。ヴァレリア初の 聖騎士だ。 早くも雷神とか呼ばれて来シーズンはコマンドらしい。 セリエはバクラムで浪人生やってる。行きたい大学があるそうで。 ジュヌーンは帰郷後パパになっちゃってオメデトウというか、なんというか……がんばって。 デニムはゼノビアで放浪中。今でも私と絶賛文通中、遠距離恋愛というやつね。 五通に一通は返事を返してくれるカワイイ弟。 シェリーは家業の大神官を継いだらしい。 バイアンさんは別の学校でまた魔法を教えてる。まだ独身。 オズマはハイランドのザナドュという所でS嬢やってる。オバサンのくせに生意気だけど 大都会でぜひ一旗揚げてほしい。 ザパンは刑務所ん中。まあ元傭兵ならそう珍しいことでもないわね。 デネブはアイテムころがしてる。 チェーン店の会長になって時々賞味期限切れのリーフをゆずってくれる使えるヤツね。 それともう一人オリビアは……は知らん。 そしてあたしは今…… いろいろあってまだ王女やってる。 ヴァレリアにはまた騎士団ができた。 あたしたちにあこがれるのはわかるがちょっとうっとおしい。 あたしはあれから戦闘はやっていない。 ……でもね、ヴァイス。あたしは最近思うんだ…… また 熱くなりたい……
>>185 なんだっけそれの元ネタ。
すげえ知ってるのに思い出せない。
藤○とおる『WILD BASEBALLERS』だそうだ
>>172 ゲーム本編でも視察に発った後でもオピは死ぬ程忙しいと思う
後者だと余裕はあるかも知れんが、
彼女持ちの分際でなお堅物な見張りが複数いるから気まずい
ラシュディにメロメロにされてるエンドラさんが見てみたいな
ミザールでもいいけど
翌日、玉座の上で冷たくなっているカチュアが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
190 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/27(月) 04:09:50 ID:4mPyyLyB
クレシダ様だろ
191 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/27(月) 17:18:34 ID:lCiXxXcF
バトルフィールドにて カチュア「とりあえずデニムにディープキスしたら、ストライクノヴァで骨も残さず火葬するわよ?」 フェアリー「ひいぃ?」 敵グレムリン「え、ひょっとして俺も?」 デニム「姉さんが怖い…」 カノープス「強くなれ、デニム…」 バルマムッサその後 カチュア「シェリー」 シェリー「王女様、何か?」 カチュア「あんたの妹、私の弟に手出してない?」 シェリー「は?」 カチュア「あんたが陣営に加わったあの雨の日の夜、あの二人ナニしようとしてたって聞いてんだよクルルァ!」 シェリー「い、いえ何も…」 カチュア「まさか和解の印にさささ3Pしてシェリー、あんたがデニムのチェリーをGET(ry」 シェリー「王女、落ち着いて!」
193 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/27(月) 21:11:51 ID:4mPyyLyB
オリビアと仲良すぎだよな 二人きりで雨宿り…デートだよな
タガが外れると、港町の田舎娘の地が出ますな王女様
オピ男はラウニィーと結婚するエンディングもあるから、そっちの印象が強い自分
196 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/28(火) 22:17:49 ID:cidUF/iX
運命の輪カチュアの泣き顔のグラを昨日初めて見た ゾクゾクした 苛めがいがあるな
>>195 でも正史では王子と結婚するからなぁ
結局アイーシャしか相手がいない
てか、男オピとアイーシャってそんな事匂わすイベントあったっけ?
64やっていないからわからない
デニム「おまいら、この女を好きにしていいぞ」 騎士団員「さすが英雄様は話がわかる・・」 カチュア「ぃゃ〜っ!!」
>>197 ジーグ<特に何もない割に男オピにくっついてきたという理由だけでじゅうぶんだ!
オピとアイーシャ可愛いじゃない ほのぼのカップルだな
201 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/30(木) 22:13:57 ID:WpF6Tb8+
クレシダ可愛い
>200 ほのぼのはエロにしづらいという諸刃の剣 まぁワールドEDや64設定なら自由な身だし、オピの事は分かるだろうし 捏造しない限りライバルいない(それも一興だが。フェンリルとかユーシスとか) とりあえず良い嫁にはなれるだろう
カチュア「オクシオーヌを全力でぶっ殺したいんだが」
204 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/01(土) 04:28:27 ID:ZCW/p+eO
クレシダとデニムが後々かなりの信頼関係を築いててドキッとした。 クレシダいい子過ぎる。 親の仇なのに滅私して世のために尽力するだなんて、まだまだ若いのに…
そんなクレシダに悦びを教え、 自分の為したいがままにさせてみるような話が良いとな!
206 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/01(土) 09:49:59 ID:ZCW/p+eO
>>205 やっぱりデニムと絡むのが良いなぁ
あなたが憎いけれどいとおしいって言う、クールヤンデレ系
207 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/02(日) 19:27:26 ID:hlDj05Zu
女の子がスナドラ武器で慰めるのとか考えてしまった俺は多分変態。 カチュアが神聖剣オリビアを使いながら「いい気味ね。」みたいな感じで。
それはちょっとホラーだなw
デニムをスナップして、これでずっと一緒よ…って言ってる姉さんが思い浮かんだ
今流行しているらしい病んでレというやつかw
212 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/03(月) 10:21:57 ID:lJ4n3CPn
デニムが死んでそれを生き返してしまうクレシダちゃん
ヤンデレな流れぶった切ってごめんなさい NルートのSS投下します 自分のような下っ端には出自もわからなければ経歴もわからず、顔すらはっきりと見たこともない。 けれど、解放軍の重鎮たちに対しては絶大な信頼を誇る男。 密偵とはそういうものなのだろうと思うが、彼の素性が気にならないと言えば嘘になる。 べつにその男が気にくわないとか物申したいとかではなく、単純に興味本位だ。 実際に、そんな軍随一の密偵と下っ端が気軽に話せる機会は未だかつてなかったのだが。 ましてや、こういう状況になるなど。 (……なんで、こういう状況になってるんだっけ?) 満月の輝きが頼りの暗い空間。 ここは自分に割り当てられた部屋だ、それはわかる。 柔らかなベッドは、昼間のうちに城仕えのメイドが整えてくれたのだろう。 清潔なシーツが心地よいから、それもわかる。 自分を組み敷く緑の装束の男。 これがよくわからない。 「本当に、いいんですね?」 「……何が?」 「誘ったのはあなたですよ、フェスタさん。今さら、私も引けませんから」 先ほどまで少しうとうとしていた気がする。 名前を呼ばれて、はっと意識を取り戻すと、彼の肩を借りてこの部屋の真ん中に立っていた。 そして、その瞬間にベッドに転がされ、今の体勢に至る。 問題はうとうとしていた時間の前だ。 何をしていたのか。 ……酒、そうだ、城内の食堂かどこかで酒を飲んでいた。……と、思う。 その場にこの男もいた。……ような、気がする。 珍しく社交の場に混じった彼を、酒を飲みながら、こちらから部屋に誘ったのだろうか。 泥酔してまともに歩けない自分を、部屋まで運んでくれたのだろうか。 まあ、どうでもいいか。 ふっと、フェスタの全身から力が抜けた。 そもそも、酒に溺れていたのも、独り部屋で大人しくなど眠れそうにもなかったからだ。 今度は誰かに溺れて現実を忘れるのも悪くない。 前々から興味のあった彼に、どっぷり浸かってみよう。 「私だって今さら怖じ気づいて拒むほど、うぶな女じゃないわ。安心して。 ……それとも、幻滅した?」 「いえ、そんなことは。では、お言葉に甘えて」 頬を撫でる手の感触に、まぶたを下ろす。 最初は、唇が触れ合うだけの幼い口づけだった。 それから、ついばむように短いキスを重ねるうち、徐々に深いものへと変わっていく。 男の舌がフェスタの口内を好き勝手に這い回り、最後には彼女の舌を絡め取って 愛撫するようにねっとりと舐める。 「ん……」 「とても綺麗ですよ、フェスタさん」 長く唇を塞がれ、少し息の上がるフェスタの服を一枚ずつ剥いでいく手。 その手つきは優しい、というよりは繊細だ。 普段はあまりじっくり観察できない顔立ちも、間近で見ると端正だと気づかされる。 今は何にも隠されていない髪の色も、露わになった細いながら筋肉で締まった体つきも、初めて知った。
考えてみれば、間抜けな話だ。 自分はこれから、行きずりでもないのにまともに顔も知らなかった男に抱かれようとしている。 顔だけでなく性格も、素性も、もしかしたら名前すらも。 「ねえ。名前は?」 「はッ?」 「あなたの名前。こんなときくらい、名前を呼ばせてよ」 何を今さら、と男は苦笑した。 「影、とお呼びください。先ほどからそうしているように」 「それ、本名なの?」 「なぜ、本名ではないとお思いですか」 「さあ。勘よ、ただの勘」 彼が解放軍のトップたちを欺いているとは思わないが、間諜ならばたとえば暗号や コードネームなどを用いている可能性もあるのではないか。 ヴァレリア島では聞き慣れないネーミングであっても、その類であれば納得できる。 「私の名は、影です。それ以外にはありません」 「……そう。なら、いいの」 あくまで言い張る彼を相手に、深く追求せずに話を打ち切ることにした。 しかし、ひとつだけ口づけを挟み、次はこの男のほうが話を続ける。 「何でも、あなたの好きなようにお呼びいただいて結構ですよ。 私を誰かと重ねて、違う名を口にされても文句は言いませんから」 誰か。 名言こそしなかったが、それが暗に何者を指しているのか、フェスタは違わず理解した。 そして、鋭い男だ、と感心する。 そこから導き出した結論は外れているが。 今度はフェスタが苦笑して首を振る。 「ありがとう、気持ちだけ受け取るわ。 私はね、べつに……レオナール様に恋していたわけじゃないのよ」 誰よりも信頼していた上官が志半ばで斃れてから、まだ日が浅い。 心をえぐるようにぽっかりと空いた穴は、まだ塞がりようもない。 それでも、死は戦に付き物だと、普段は何でもないように振る舞っている。 まして、この軍にはその上官の恋人も在籍しているのだ。 彼女を差し置いて大仰に悲しむのは気が引けたフェスタは、その穴を酒で埋めようとしていた。 埋まらないことが、わかりきっていても。 「お慕いしていたのは事実だけど、騎士として……戦う者として、心から尊敬していたの。 だから、今、あなたをあの方と重ねたりはしない。誰とも重ねないわ」
「それはよかった」 影は小さく息を吐いた。 「正直なところ、心配だったんです。 誰かと比べられて、下手だなんて思われたらどうしようかとね」 「あら、意外。 もっと物事に対して淡泊だと思ってたけど、比較されて落ち込んだりなんかするの?」 「それはまあ、私も男ですから」 プライドってもんがあります、と正直に呟く彼は、今まで遠巻きに感じていたよりも人間的で、 何の変哲もないただの男だった。 途端に、親近感が湧き出す。 「じゃあ早く、誰かと比較なんてする暇もないくらいにあなたに夢中にさせてよ。 そのプライドにかけて、ね」 「うわ、ちょっとプレッシャーですよ、そういうのは」 少しからかってみると、自信のなさそうな言葉が返ってきた。 それとは裏腹に、フェスタの身体のあちこちに触れる手には繊細さこそあれ、 不安に揺らぐことはなかった。 「はあ……ふ」 張りのある乳房を包み込むように愛撫され、吐息に声が混じる。 手に余るような大きさではないが決して小振りでもないその膨らみは、男の手のひらが掴むには ちょうど良いサイズであるらしい。 「いい身体ですね、フェスタさん。そそられますよ」 「ん……、お褒めに与って光栄だわッ……」 男をからかった手前、手放しで快感に身を委ねるのがなんだかしゃくだったので、 余裕の表情を作って口元に笑みを浮かべる。 けれど、身体は正直に反応し、すでに胸の頂が自己主張を始めていた。 その変化を目ざとく見つけた影が、フェスタに覆い被さるようにして、彼女の耳元でささやく。 「気持ちいいんですか? ほら、乳首が勃ってきましたよ」 「いちいち、言わなくていい……ふあッ」 右の人差し指で、固さを増す実を擦るように弾かれる。 反応の良さに気を良くしたのか、影はその一点を何度も撫でつけた。 そのたびにぴくぴくと肩を震わせるフェスタの口から、短く甘い呼気がこぼれる。 「あ、ああッ、……んッ」 「可愛らしい声で感じてくれるじゃないですか。もっといじめたくなりますよ、フェスタさん」 悩ましく喘ぐフェスタの顔を、真摯な眼差しがじっと見つめている。 暗い夜の部屋で踊る白い裸体も、快感に蕩けきった表情も。 痴態はすべて、あの鋭い目に余すことなく見られ続けているのだ。 そう思うと羞恥心が一気に吹き出し、フェスタは視線から逃げるようにぎゅっと目をつぶった。 「あれ、どうしました? さっきまでの威勢の良さはどこへ行ったんでしょうね」 「う、るさ……ッ」 なおも強がろうとして、危うく甲高い悲鳴が飛び出しそうになった。 生温い舌が、ぴちゃ、と湿った音を立てながら固い乳首に絡みつく。 敏感になったそこをねぶられて、もはや虚勢を張る余裕はかけらもなく、 ただシーツを握りしめて声を殺すのがやっとだった。
「や、か、影ッ……も、もう」 左胸の膨らみは大きな手に揉みしだかれ、右の胸は舌と唇が這い回る。 そんな愛撫がどれくらい続いただろう。 強い快感に浅く呼吸を繰り返すフェスタの全身からは、力がすっかり抜けていた。 これ以上このままの状態が続くと、おかしくなってしまいそうだ。 解放を求めて、彼女は声を絞り出したのだが。 「もう、何ですか? もう……こちらのほうに入れてほしい、とか?」 「違……ッひあ!?」 「ああ、なるほど。こんなにとろとろですもんね」 左の乳房を弄ぶ手はそのままに、影はもう片方の手をフェスタの脚の付け根へ伸ばした。 金色の茂みの奥は熱気がこもっており、ぬめりのある液体でずぶ濡れになっている。 散々感じさせられたその結果を言葉で指摘され、かっと頬が熱くなった。 「やあ、ちが、違うッ、あッ……!」 「何が違うんです? 聞こえますよね。これ、全部あなたが濡らしたんですよ……」 敏感な辺りを、ぐちゅぐちゅ、と音を立てながらまさぐられた。 性感帯のあちこちから襲い来る強烈な快感に、フェスタは首を振って悶える。 ほら、と影の声が聞こえた。 「見てください。あなたのせいで、私の指もこんなにびしょびしょに濡れてしまいました。 たしかにこれじゃあ、もう入れてほしいでしょうね」 「んう……あ、ああんッ……」 「でも、もっとゆっくり楽しみましょうよ。私もまだそこまでの準備はできていませんから。 もう少し……刺激があればね」 含みのある言い方に、反射的に彼を見る。 四つん這いになってこちらを見下ろす彼の、逞しく隆起した男の象徴は、 それでもまだ充分ではないらしい。 「すご……これ、まだ」 「ええ。フェスタさんのようなお美しい方に触っていただければまだまだ、ね」 少しの逡巡の後、フェスタは影の胸を押して体を起こした。 やっと愛撫から解放されたことで安堵すると同時に、握られっぱなしだった主導権を奪うのも、 勝ち気なフェスタに優越感をもたらしてくれる。 ベッドに背中を預けた影がにやりと口元を歪めるが、フェスタも笑い返して、 天井を向く肉棒に手を伸ばした。 「綺麗な指ですね」 「それはどうも。お世辞が好きね、あなたは」 一瞬だけ己の指に目をやる。 毎日のように槍を握りしめる手のひらは、いくつもの豆ができては潰れ、 治ってはまた豆だらけになり、何年もそれを繰り返してきた。 十本の指も同じで、槍術の鍛錬の末にすっかり皮膚が硬くなっている。 決して柔らかくはなく、まして美しさなどとは無縁の手だ。 「お世辞だなんて、とんでもない。本当に素晴らしい手ですよ。 あなたのたゆまない努力と、一生懸命な気持ちが現れている。 装飾品で飾りたてた手指なんかより、ずっと輝いていると思いますよ。 私はそういう手が好きなんです」 真面目に言い返されて、目を丸くする。 そんなふうに褒められた経験はあまりなかった。
「……変わった趣味してるのね」 その程度で簡単にほだされる女ではない。 けれど、嬉しかった。 わずかばかりながらコンプレックスを密かに抱えていた己の指を、もう一度一瞥する。 綺麗と褒められた指は、自分自身ではやはり綺麗には見えないが、彼の目には 魅力的に映っているらしい。 その両手でそっと、熱い肉塊を包み込んだ。 「ん、……いいですよ、フェスタさん」 太く長く変貌したそれは、とてもフェスタの左右の手に収まるような代物ではない。 手のひらを縦に往復させて刺激してやると、影は小さく息を漏らす。 女の手によって快感に呻く男の顔が可愛らしく見えて、フェスタは忍び笑いをこぼした。 「気持ちよさそうね?」 「ええ、それはもう……ッく、フェスタさんが、お上手ですから……」 「ふふ、ありがと」 手のひらに収まりきれずに飛び出している、肉棒の先端を舐める。 びく、と跳ねた棒を、フェスタは次に自らの口に導いた。 硬い手のひらより、あたたかな口の中のほうが彼も気持ちいいだろう。 味覚が即座に感知したわずかな苦みと塩の味はお世辞にも美味しいとは言えないが、 味など二の次だ。 喜ばせてくれた彼に喜んでほしい、悦ばせてあげたい、と思った。 「ん、おっきい……はふ、んん」 根元まで完全にくわえ込むことはできなかったが、舌を延ばし、優しくさするように舐め回し。 長い茎も、口をすぼめて丹念に包み込み。 そうして、くびれた部分も、裏筋も、皺の寄った付け根も、余すことなく舌と唇で愛撫する。 男への奉仕で快感は得られないが、フェスタの長い金髪にじゃれついてくる影の指が 心地よかった。 その指が、髪ではなく頭をくっと押す。 「ッ……フェスタさん、もう、いいですから……」 限界が近いのだろうか。 このまま達させてしまいたい気もしたが、ひとまずは彼の希望に従って 解放してやることにした。 口の端からこぼれそうになる唾液を吸う。 じゅる、と泡立った音がやけに淫靡に響いた。 「はあッ……。危うく、出てしまうところでしたよ」 「じゃあ、もう少し頑張ってあげればよかったかしら?」 「いえ、ご勘弁を。あなたのお口をそこまで穢してしまうのは、さすがに私も気が引けます」 冷静沈着そのものというイメージしかない男が快感に翻弄されて焦るさまは、 見物だったかもしれない。 悪戯っぽく笑ってみせると、影は苦笑いを浮かべた。 そして、それに、と付け加える。 「一度達してしまうと、またここまでにしなければいけませんからね。 フェスタさんだって、そんなに待ちきれないでしょう?」 フェスタの唾液に濡れててらてらと禍々しく光る彼自身は、たしかに先ほどより はるかに逞しさを増していた。
あれが、今からこの身を貫くのだ。あんなにも大きなものが。 反射的にその瞬間を想像し、思わず身震いする。 同時に、体の奥が甘く疼いた。 「そんな物欲しそうな目で見ないでください」 「してないわよ、そんな目ッ」 「では、これが欲しくないと?」 「……そうじゃ、ないけど」 自尊心や肉欲や羞恥心や本能や、さまざまな感情がない交ぜになって フェスタの内で渦巻いている。 欲しいのは事実で、けれど浅ましく求めるのはプライドが認めなくて。 なんて中途半端で優柔不断なんだろう、と我ながら呆れてしまう。 酒に酔った状態と、半ば自棄になって勢いで情事になだれ込んだはいいが、 この期に及んで恥ずかしがっても仕方がないというのに。 「フェスタさん」 再び影に押し倒されるように、仰向けにベッドに身を沈める。 背中に回る力強い腕に温もりを感じながら、唇を重ね、舌を絡めた。 それだけで、高ぶったフェスタの身体は熱を帯び、女の部分から蜜をあふれさせる。 「ん、ふう……」 「もう、キスだけでも感じてしまうんでしょう?」 「あッ」 影の手がフェスタの茂みに延びていた。 割れ目をなぞり、滴る蜜をすくい、充血した突起を撫でる。 快感が背筋に走り、肩が震えた。 「ひあ、そこは、ああッ」 反射的に脚を閉じようとするが、体を起こした影が白い両膝を捕らえ、力任せに開かせる。 最も恥ずかしい場所を覗き込まれ、フェスタは身悶えした。 「ああ、すごいですね。熱くて、びしょびしょで、フェスタさんのいやらしい匂いがしますよ」 「や、馬鹿、そんな……ッああ!」 「ほら、ここ、指なんて簡単に飲み込んでしまいますよ」 しばらく敏感な豆を摘んだり弾いたりして弄んでいた影の指が、その少し下へ滑った。 度重なる刺激に口を開いた、本来は男性器を受け入れる場所。 そこに、もっと細いものが入ろうとしている。 まずは人差し指。それから、中指。 器用に蠢く二本の指が、ぐちゅぐちゅと音を立てながら中で暴れた。 「はあッ」 特に感じる部分を探り当てられる。 フェスタは喉を仰け反らせ、シーツを握りしめた。 「あひ、あッ、……んあ……」 だが、そこであっさりと抜かれてしまう指。 ぱっくりと開いた穴は、お預けを食らい、切なく震えている。 「私を求めてくださるのは、悪いことではないんですから。 まあ、恥じらう姿も可愛らしいんですがね」 「や……、影……」 「さあ、素直に教えてください。私が欲しいですか?」
くすぶる性欲がフェスタの身体の芯を疼かせた。 理性はどこかへ消え去ろうとしている。 もう、ためらいはない。 それより、そんなことより早く。 「……欲しい。来て、ちょうだい」 「よく言えました。いい子ですね」 まるで幼い子を褒めるような口ぶりで、影は微笑んだ。 唇の先同士が触れ合うだけの軽いキスを落とす。 それから、凶悪なまでに大きさを増した彼自身を、フェスタの割れ目にあてがう。 「入れますよ」 小さくではあるが、フェスタが頷いた。 それを見逃さず、影は腰を突き出して少しずつ侵入を図る。 彼の先端が中の壁に少し触れただけで、フェスタの全身を電撃のような甘い衝撃が駆け抜けた。 「あ、ああッ! んッ、影、影ッ……!」 「くッ、きつ……。気持ちいいですよ、フェスタさんッ」 力強く、深く入り込んでくる陰茎。 それをきつく締めつけながらも奥へと誘い、絡みつくように包み込む膣。 互いが互いを激しく昂揚させる。もっと欲しくなる。 「影、あッ、いい、いいのッ……はあんッ」 影を全て飲み込み、彼が律動を始める頃には、何もかもが意識から飛んでいた。 戦争のことも、レオナールのことも、恥じらいも、何もかも。 ただ、細い背中に愛おしそうに手を回し、時折ぷっくりと膨らんだ乳首にむしゃぶりつき、 快楽の頂点に向かってひたすらに突き進む目の前の男だけが、今のフェスタの全てだった。 「ひ、あッ、ダメ、私もう……ダメッ、ああ……!」 「もう、イキそうですか?」 「イキそ、ああ、イッちゃ……ッ!」 甲高い悲鳴で訴えるフェスタに、影の腰の動きが速まる。 それがなお双方に快感をもたらし、フェスタはたまらず、影に強くしがみついた。 「イッ、影、イッちゃう、あッあッ、ああ、イク、……あああッ!」 「ぐうッ……!」 何かが弾けたように、視界が真っ白に染まる。 瞬間、びくびくと全身を痙攣させ、いっそうきつく影を締めつけた。 男の呻き声が聞こえ、身体と同じように痙攣する膣道から肉棒が抜き取られる感触が また気持ちよかった。 ……そこから先は、覚えていない。
■ 目を開けると、窓から差す自然光で部屋はすでに明るかった。 二日酔いだろうか、なんとなく頭がずきずきと締められるように痛む。 ぼんやりと昨晩の記憶を反芻するが、きちんと服をまとっているし、 身体のあちこちにも汚れはない。 もちろん、隣に男の姿もない。 「夢……いや、そんなわけないわよね」 緩慢な動作でベッドに手をつき、上半身を起こす。 ベッドサイドの小さなテーブルに、小さな紙片とペンが置かれているのが目に留まった。 「えっと……」 見たことのない筆跡で、短いメッセージが綴られていた。 あの人の書いたものだろうと推測して文字を追いながら、ペンを握る彼の手を思い描く。 そこから、昨日に散々受けた愛撫が連想され、芋づる式のように記憶が鮮明に蘇る。 すっかり酒が抜け、素面のフェスタの頬がほの赤く染まった。 結局、あの密偵のことは大してよく知らないままだ。 人となりだとか考え方だとか、そういうことに興味があったのだが。 伺い知ることができたのは、整った顔立ちと、細いわりに鍛えられた肉体と、優しさ。 「優しさ……か」 名前のごとく、影のような男だ。 次はいつ会えるかもわからない。 とりあえず、この紙片は大切に保管しておきたく思う。 まるで、想い人からの手紙を手にした純な少女の行動だ。 恋する乙女のような思考回路に、フェスタは独りで苦笑した。
以上、携帯からお目汚し失礼しました 運命の輪ではレオナールを慕う人々の描写(WRの人物の項目とか)が増えてていいなぁと思った レオナールのいい上司っぷりを想像しやすくなったわ 余談 何をしようというわけでもないが、ヴォルテールはその晩、サラの部屋にいた。 よくあることだ。 古くからの戦友で、ともにレオナールから厚い信頼を置かれていた二人は、気も合った。 どちらかの部屋で茶や酒を飲みながら語り合うことも珍しくない。 けれど、力で男に劣るサラが陰で並々ならぬ鍛錬と努力を重ねてきた姿を、 ヴォルテールはずっと見てきた。 そしていつの頃からか、そんな彼女を密かに意識していた。 とはいえ、口下手なヴォルテールに気の利いた愛の告白など思いつくはずもなく、 ひとまずは性別を越えた親友という仲に落ち着いている。 そんな想いに全く気づかないサラだが、ヴォルテールが彼女を見てきたのと同じだけ、彼女も 騎士として忠実にレオナールに仕える彼を見てきていた。 一見すると朴念仁だが、極度の真面目さがそう見せているだけで、打ち解けた相手には 冗談も言うし優しいこともきちんと知っている。 だから、そんな彼が、サラもまた好きだった。 会話が途切れても、気心の知れた者同士なら何も気まずくはない。 だが、今夜ばかりはそんな静かな空間の中でふと気づいてしまった。 隣の部屋からかすかに漏れ聞こえてくるのは、間違いなく女の、情事の声だ。 二人して固まる。 何か会話を探す。 こういうときに限って、話題は見つからない。 そうなるとなおさら意識してしまう、隣室の状況。 目の前にいる人は、どう思っているのだろう? 互いが顔を上げる。 互いの目が合った。 互いに視線を逸らせない。 「……あッ、あのね、ヴォルテール」 「う、うん?」 「その……私ね」 とかいってフェスタの隣の部屋でいい感じになるヴォルテールとサラが思い浮かびました
俺、影って女だと思ってるな 超大国の裏の非合法活動アグレッサー集団相手にしても重要情報を拾ってくる超凄腕で、 デニムにのみ忠実に仕える男メイクの男装のムチムチなお姉ちゃん 実はデニムのゴリアテからの近所の幼なじみで地味で記憶されてないが最初から影ながら付き従っていた 投石のみでランスロット襲撃するデニムにハラハラしてたり、 カチュアと敵対して夜中泣きながら寝ている寝顔から涙拭ったり エンディング後はオリビアと二人旅と思いきや、影でこっそり食料やら宿の安全やらを確保してくれたり
>>221 >「……あッ、あのね、ヴォルテール」
そこは自分で先に声かけろよヴォル・・
女から言わせるんじゃないよ
テラーGJ
225 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/03(月) 17:30:00 ID:LvLaMPCH
ヴォルテールファンな全俺が全身痙攣を起こすくらい感動に打ち震えながらGJ!を捧げる。マジで。
GJ! 汎用もいいね
>>221 フェスタ&影良かったです。
隣の部屋のヴォルテール&サラも初々しい感じが良いですね。
ラブラブ&エロエロな続きwwwが見れると嬉しいです。
影については妄想が広がるよなあ、GJだ
229 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/04(火) 01:03:50 ID:S+HnDfWE
GJ! 次はクレシダ様で
デニム「皆の忠誠を高めたい、オリビア協力してくれるかい?」 オリビア「ええ、私にできることなら…」 オリビア「ひぎぃぃ…オブダの熱いの入ってるぅぅぅあ、やぁぁ乳首つまんじゃ…ひゃぁぁぁお尻はダメぇぇ…」 ザパン(方針に対し諸手をあげて心から賛成してくれているようだ。) 「がっはっは、これはいいもん見せて貰った。気に入ったぜ」 ガンプ(スムーズに事が運ぶように、他人に対して積極的に働き掛けてくれる) 「おう、デニム、なんならベルダも連れてくるぞ。」 バイアン(方針に対して様々な意見を出してくれる。好意的な意見が多いようだ) 「もっとこう服が破れたりした方が良いのではないか?あと中出しは重要じゃよ。(キリッ)」 オリビア(敵対心むき出しで身構える。今にもとびかかってきそうだ…) みたいな鬼畜ものとか読みたいもんだな。
つ「自分で書く」
ワロタw
飛びかかってきてなめてのって入れてくれるんだよね
>230の時点でおもろいじゃないか 昔の4コマでも忠誠度ネタあったけど、野郎共が必死になってる様が好きだw
影と聞いたら、とびかげが頭に浮かんだわ
…僕らには、お金が必要なんです。
Lルート序盤のザパンは幾ら貰ったんだろう
238 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/17(月) 03:03:11 ID:qisq/WXU
クレシダたん・・・
239 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/31(月) 03:30:08 ID:s1/Hcbbq
誰もいない…
そんなことないよ 各種ゾンビの女の子がマジかわいくて困る
居るけど他力本願…
242 :
名無しさん@ピンキー :2011/02/02(水) 00:22:40 ID:g3djZag2
クレシダ「そう…、貴方って最低ね。軽蔑するわ。」 クレシダ「ん、いや…」 クレシダ「そうやって俗っぽい発想しか出来ないのね。」 クレシダ「別に…、気にしてないわ。小さいことなんて。」 クレシダ「嫌いとは一言も言ってないわ。第一、逃げてないでしょう?」 クレシダ「ふっ…、ん…、ふぁ…。」 クレシダ「や、だめ…。」 クレシダ「だめよ…、そんな、やめて、耐えられないわ。」
ふと、クレシダ×プレザンスを受信した ニバスと主張がそれぞれ真っ向対立している二人だし、 ザンスはモルドバと直接襲撃されてるし、クレシダはザンスらに家族殺されてるし… なんかまとまったら投下するかも
オズ様を高レベルで粘って狩ってレアドロップを収集してみたんだが、 拾ったものの説明文を読んだらオズ様の変態度が上がっていて笑ったw キンキーコルセット:ちょっとアブノーマルな男性に人気のエロ大胆なセクシーコルセット。男性専用 キンキーブーツ:ちょっとアブノーマルな男性に人気のエロ怪しいサイ(大腿上)ハイブーツ。男性専用 こんなもの大事に懐に抱えてるなんて、オズ様なにやってたんだw
>>245 元ネタは多分キンキーブーツっていう映画だと思う
コルセットが男物なのもきっとそのせいかと
Nオリアスって体は娘で魂はニバスの妻って事だけども、娘が妻の容姿
そっくりに成長していたとかだったら、ニバスにしてみれば嫁がめっちゃ
若返った様にも見えるのでは……ゴクリ
まだ勃つのかなあ? >先生 なんかもう勃たなそうなんだけど、枯れちゃって
「肉棒の復活、これが難しいンですよ」 「すみませんねぇ。あなたを失敗作の1つにしてしまった」
むしろ兄貴の方が心配。DIO様みたいな体になってしまって。
250 :
投入準備 :2011/02/21(月) 16:47:36.49 ID:lkMcS4dA
保守のついでにSS投入します。ルート不明。場所:どこかの城 カプはミルディン×シェリー。嫌いな人はスルーしてください。
251 :
その1 :2011/02/21(月) 16:52:42.96 ID:lkMcS4dA
コンコン。 シェリーが軽くドアをノックした。少し待たされて、ドアが開く。 「──!!」 中から現れたミルディンが驚いていた。と、同時に身体をずらして シェリーに中に入るよう促す。シェリーが中に入ると同時に、急いで ドアを閉めた。シェリーは結構酔っていて、足取りが少々おぼつかない 感じだ。それでも遠慮無く部屋を物色し始めた。 二人用の寝室だが、一般兵の部屋より広い。ベッドも一回り大きかっ た。壁際には、棚や二人用のテーブルと椅子がある。入り口に近いベッ ドの横に、鎧と剣が無雑作に置かれている。どうやらミルディンはベッ ドに座って武具の手入れをしていた様だ。 「へぇー……結構綺麗にしてるのね」 「……どうしてここへ?」 「だぁーって……食堂で待ってても全然来ないからぁ、こっちから来て あげたのよぉ」 シェリーがプンプンとむくれてみせる。ミルディンがこっそり溜め息 をついた。 「……ギルダスが居たらどうするんですか?」 「どうするってぇ……外へ叩き出すに決まってるでしょ?アタシ達の邪魔 しないでって……つったって、どうせ女口説いてて朝まで帰って来ない んでしょ?アタシ知ってるんだからぁー」 「……それと、『食堂で待ってて下さい』とは一度も言った覚えがあり ませんよ」 「あら?貴方はご飯食べないの?呑んだりとかしないの?」 「そりゃ飯は食べますけど、一般兵の食堂ではあんまり……」 「そうなの?なら待ってて損したわ。……責任取ってくれる?」 「……」 少しよろけ気味のシェリーが椅子にどっかり腰掛ける。 「……お茶でいいですね?」 「お酒無いの?」 「……それ以上呑んだら潰れますよ」 「フン」 またもやシェリーがむくれる。ミルディンは苦笑いしながらも、手際 良く茶の支度を始めた。その姿をまじまじと見つめるシェリー。 鎧の下に着る厚手のシャツにズボンという軽装なミルディン。普段 横に並んでいるのがマッチョなギルダスなので、ほっそりと痩せて見える が、武人らしい筋肉がしっかりついているのをシェリーは知っている。 ──その背中に無数の鞭の痕があることも。 「いつ見ても、ハンサムね」 「……褒めたってお茶以外出しませんよ」 「なぁーんだ。つまんないの」 暖かい湯気が立ち上ぼり、シェリーの前にカップが一つ差し出される。 「二日酔いを防ぐお茶ですよ」 「んー、ありがと」 シェリーがカップを両手で持ち、ふーっと息を拭きかけて冷しながら コクンと一口飲んだ。ほんのり甘いけれども後に残らないから飲み易い。 「……美味しい」 「そうですか……で、ここへ何しに来たんですか?」 「え……ええっと、ちょっと……そのー……顔が、見たかったの」 途端にシェリーは顔を赤らめた。火照って熱い。さっきまでの勢いが 何処かへ飛んでいってしまった。 「……本当にそれだけですか?」 「え、ええ……」 「じゃあ……ちょっと意地悪い事してしまったかな?」
252 :
その2 :2011/02/21(月) 16:57:43.73 ID:lkMcS4dA
「?」 「……実はそのお茶、ちょっと副作用もあるんです」 ミルディンが意地悪そうに微笑んだ。シェリーが慌ててカップから 口を離す。さっきから火照りがとれない。 「えっ?!何?」 「……いや、大した事はありません。……軽い催淫作用があるだけです から」 「──!」 シェリーが大きく目を見開く。カップには既にあと一口分位しか残っ ていない。さっきまでの酔っ払い気分が一気に冷めた。心臓がドクドク と波打ち、身体が熱くなる。火照って顔が真っ赤になった。 「……そろそろ副作用が出始めましたか?何でもなかったら、全部飲み 干していただけるといいんですが」 シェリーはミルディンに言われるまま、カップの残りを全部飲んだ。 身体が芯から熱くなり、火照った顔がますます赤くなる。 「……どうやら良さそうですね。さあ立って」 シェリーはふらつきながら立ち上がる。まるで自分の身体じゃない ようだ。 「服を脱いで、ベッドへ行きなさい」 シェリーはミルディンの命令口調に逆らえず、膝より上まであるブーツ を脱ぐ。ワンピースの革紐を緩めて一気に肩から滑り落とした。下着 だけになって、ちょっと手が止まった。 「それも、ですよ。全部脱いでしまいなさい」 追い撃ちを掛けるように命令が飛ぶ。再び手がのろのろ動き、下着 も脱いだ。一糸纏わぬ姿で、シェリーは立ちすくんでいた。羞恥心と 茶のお陰で白い肌がうっすらと桜色に染まる。 「あ、ちょっと待ってください」 「?」 シェリーの後ろにミルディンが歩み寄る。 「──きゃっ!」 いきなりシェリーの目に布が巻かれ、視界を奪われた。後ろで布を 縛る音がする。 「それと……こちらもっと」 更に両腕を捕まれ、後ろに廻される。両方の手首を合わせ、そこにも 布がしっかりと巻かれた。 「ちょ、ちょっと……何、するの?……」 「これで出来上がりですね──よいしょっと」 ミルディンは、何が起こったのか分からず混乱しているシェリーを 軽々と抱き上げると、ベッドにポンと落とした。漸く自分の状態を理解 したシェリーはベッドの上に起き上がる。
253 :
その3 :2011/02/21(月) 17:04:11.97 ID:lkMcS4dA
「……な、何するのよっ!こ、こ、これ外してよっ!」 返答がない。さらさらと衣擦れの音だけが聞こえる。シェリーの心は 不安で一杯になった。 「ね、ねぇ……何処にいるの?……怖い……」 「……ここですよ」 シェリーの右耳にそっとミルディンのささやき声が聞こえた。そのまま 背中から抱きしめられる。たったそれだけの事なのに、シェリーには快い 愛撫のように感じられる。 「あっ……」 シェリーの身体が更に熱くなる。ミルディンはもう一度右耳にささやく。 「いつ見ても、美しいですね」 「あ……はぅ」 ミルディンは、シェリーの耳たぶを軽く噛み、うなじに唇を這わせる。 それ位の愛撫でもシェリーにとってはかなりの刺激だ。心臓が激しく 動悸を打ち、顔が火照る。 「んっ……あっ……ひぃっ!」 唇はうなじをゆっくりと降りていき、首の付け根で一瞬止まる。背中 を軽く押されると、シェリーは力無く倒れ、うつ伏せに寝転がされた。 背中にくちづけされ、思わず悲鳴にも似た声が漏れる。 「今夜はいつもより随分感じやすくなっていますね。……もっと大きな 声を上げてもいいんですよ」 「……ねぇ……これ取って……お願い……もぅ変になりそう」 「駄目です。もっと変になって乱れてください」 「もう……意地悪……」 ミルディンはシェリーを背中から抱きすくめ、さっきとは反対側の うなじを舐め上げる。シェリーは思わず起き上がりそうになった。まだ 触れられてもいない乳房の頂が疼き始めている。それをミルディンが 見逃すはずが無かった。 「おやおや、こんな所が触って欲しがっていますね……」 背中から廻された手が乳房を捕らえる。 「んー……やんっ!」 大きな武人の手からも溢れそうに張っている乳房を揉みしだかれ、頂を 弄られると、シェリーは気が遠くなりそうになる。素早くミルディンが シェリーの向きを変え、倒れないように肩を掴む。顎を持ち上げて唇同士 が触れ合った。お互いに舌と舌を絡ませあい唾液を吸いあう。ひどく甘い。 「はぅー……ひぃっ!」 今度は正面から乳房を揉まれ、再び頂を摘まれる。強い刺激を受け、 シェリーは悲鳴に近い喘ぎ声を漏らして仰け反った。身体を支えるように ミルディンの左腕が背中に回される。右手で左胸を揉みしだき、もう一度 唇にキスを落とした。 「……さて、こちらの方もちょっと楽しませて貰いましょうか」 唇を離し、ミルディンはシェリーの頭を掴んで自分の中心へと導く。 「……手だけでも外してよ……うぐっ!」 いきなりシェリーの口に、固くなり始めたミルディンが侵入してきた。 シェリーは精一杯口を開き、ソレを迎え入れる。口の中が一杯になっても、 全部飲み込めない。歯を立てないように慎重に舌を這わせ、吸い上げる。 「ウッ……とっても上手ですよ……」 ミルディンの手がシェリーの頭を、髪を撫でる。要領を得たシェリーが 口からソレを出し入れし、丁寧に舐め上げている。そそり立つソレは固さ を増し、一回り大きくなった。
254 :
その4 :2011/02/21(月) 17:11:30.51 ID:lkMcS4dA
「……もうこの位にしておきましょうか。貴女も我慢の限界でしょう から……」 ミルディンはシェリーの頭を掴んでソレから引き離し、ペタンと座 らせる。寝転がらないように膝を立て、股を広げさせて秘所をあらわに する。そこは既に蜜が溢れていて、ベッドまで濡らしていた。 「イヤ……恥ずかしい……」 「もうこんなにドロドロになって……いやらしいですね……」 そう言いながら手を秘所に伸ばし、ひっそりと隠れている熱い花芯に 触れた。 「ひぃあぁぁぁ……っ!」 悲鳴に近い叫び声を上げ、シェリーは足を閉じようとする。が、足に 力が入らない。そのままミルディンのなすがままに秘所をまさぐられて いた。 「……ここも準備はできているようですね……本当にいやらしい身体だ……」 花芯から指を滑らせて、蜜壷に入れる。何の抵抗もなくするりと入った。 最初は人差し指。そして中指も。一番感じやすい所に触れると、蜜がどっ と溢れ、ベッドまで濡らした。 「あふっ……あんっ……」 クチュクチュと音を立てて、蜜壷の中の二本の指がうごめいている。 確かに、シェリーは限界のようだ。 「……そろそろ、ですかね?」 二本の指がするりと蜜壷から抜け出す。蜜だらけの指が軽く花芯に 触れる。 「あぁぁぁーっ……も、もう駄目ぇーっ!……」 突然、ミルディンは手を離した。シェリーには見えないが口許が意地 悪そうに微笑んでいる。シェリーは身体に力が入らず、ガタガタと震え ていた。 「あ……何処?何処にいるの?」 快感が波のように引いていき、不安が広がる。手を伸ばしたいがそれ すらできない。 「さあ……どうして欲しいですか?」 肩に腕を廻したミルディンがそっとささやき唇を吸う。またゾクゾク と背筋から快感が打ち戻ってきた。 「……い、入れて、入れて欲しい……お願い……」 「それが人に頼む言い方ですか?」 再び、唇が吸われる。それだけでも、蜜壷から蜜が溢れる。 「はうぅ……はぁ……」 「さあ、もう一度言って下さい。どうして欲しいんですか?」 「……い、入れて、下さい……」 「『お願い』は?」 「……お願い……します……」 「上手に言えましたね。良い子です」 ミルディンはシェリーの腰を抱き自分の中央に導く。と、同時に腰から 手を離し、一気に貫いた。 「ひぃあぁぁぁぁーっ!」 シェリーが獣じみた悲鳴を上げる。それにはお構いなしに下から子宮 まで一気に突き上げるミルディン。そのリズムに合わせるかのように自ら も腰を揺するシェリー。二人一緒に快楽を貪りあう。 「イ、イキそう……ああん……あ、もうダメぇーっ!」 「ウッ……クッ……」 「イッちゃう、はぅぅ、イクっ、イクゥゥゥッ!」 シェリーの頭の中が真っ白になる。と同時にミルディンもシェリーの 中に精を吐き出した。──
255 :
その5 :2011/02/21(月) 17:15:00.65 ID:lkMcS4dA
「ふう……キツかったぁー」 漸く目隠しと手首の戒めを解いてもらい、シェリーは少し大げさに 両手を伸ばした。そして、まるで飽食しきった猫の様に満足げに微笑 む。ミルディンはそんな様子を苦笑しながら見つめ、そっとシェリーを 抱き寄せた。 「そんなにきつかったですか?痕は残ってませんが」 「え……あっ……そうじゃなくて……莫迦」 「フフッ……キツいと言う割には満更でもない様でしたが」 ケロっとした顔でミルディンが意地悪く微笑むと、シェリーの顔は みるみるうちに赤くなり思わず誰にも──ブランタにさえも──見せた 事の無い恥じらいの表情を浮かべ、思わずミルディンの胸に顔を埋めた。 その背中を優しく撫でてくれる大きな武人の手。 「……今夜は、良く眠れそうですか?」 「そうね……夢も見ない位ぐっすりと眠れそう……はふ」 「このまま寝てしまっても良いですよ。時間が来たら起こしてあげます から」 「ウン……ありがと……」 シェリーは既にうつらうつらして、瞼を閉じる。すぐに軽い寝息を立 てた。ミルディンはそんなシェリーを慈しむかのように見つめ、微笑み ながら布団を掛けた。
256 :
投下完了 :2011/02/21(月) 17:24:29.66 ID:lkMcS4dA
おしまいです。 いやーエロは久しぶりに書いたんでちょっと緊張気味w。 伝オウガとTOだけならネタはまだありますが、なんかリクエストが あれば。 興味と時間があればまた書きます。あ、「もう書くなっ!」って言わ れるかも(汗)。 何はともあれ、よろしくです。(ペコリ)
きさまぁぁぁぁぁ!!!!!!!! ミルディンがぁ! ミルディンがぁぁぁ! エロイから良いけどw ごちそうさま 次は普通に行きずりの女を口説いてるギルダスでよろ
デニム×オリビアお願いします
やっぱシェリーさんはエロカワイイ位がええのう 経歴的に受け身なのは驚いたが、それはそれで隠れMっぽくて美味であった 伝説おkならオピ子で何か読みたいな 和姦でも百合でもハードなのでもかかって来なさい
神降臨と聞いて シェリーたんマジカワユス
261 :
256 :2011/02/22(火) 21:06:26.45 ID:CviaNNAv
投稿あったのかGJ! しかしPSP版出てから結構経つのに書く人なかなか増えないね
まだまだみんなヴァレリア島から帰ってきてないんだよ 地下100階は深いからなぁ
たぶんみんな12人の勇者をクリアして、年齢上がってから帰ってくるよ
( ゚∀゚)o彡°デニム×オリビア!デニム×オリビア!
急かしても何も出ないだろ 死者Qでの休憩はどうやってんの、みたいな妄想を、以前どこかで見て感心した しかしマーシーレインで体洗うのって寒くならないのかな〜と今思った 場所が冷たそうというのもあるが、あそこは水属性の敵が多い気がする
水というか腐敗した粘液質だな、ゾンビ的に考えて
ゾンビか オウガバトル64のはエロかった
>267 ゴーストや骨とかより圧倒的に多いなゾンビ あの場所やっぱり寒いのかね。遺体が保存されやすいみたいな クラーケンとかいるし… でも程よく粘液質になるより、ゴーゴンさん(俗称じゃない方)の あのツヤツヤした尻尾で絡まれたい …つか彼女達も水属性多い気が
火属性のゾンビは乾燥肌なんだろうか。
271 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/30(水) 14:44:06.97 ID:9QwAg1si
保守上げ
272 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/31(木) 20:50:00.94 ID:VUsfmV40
新作出たけど伸びなかったな。 やっぱエロパロ板が過疎化してるのか。
というよりオウガ自体のエロが少ないと思う。 10年以上前でも少なかったし。
はっちゃけたエロパロを書きづらいイメージ
デニム×オリビア以外にこれといったカプがないからなー 個人的にカチュア大嫌いだし
一般×一般をやるにはWizとかと違って キャラがいることが障害になるからのう。
ディープキスを覚えるのが人間だったらまたちょっと違っていたかもしれない
>>277 カボちゃん「…………パンプキンヘッドでファミリアだった頃に覚えたカボ」
279 :
名無しさん@ピンキー :2011/04/02(土) 15:25:01.01 ID:1JTfkZO8
ユーリアが18歳ってことになった記念に何か書いてくれよ。
かのぷーの肉体年齢16歳じゃなかったっけ
281 :
名無しさん@ピンキー :2011/04/03(日) 18:47:15.90 ID:Vrvxl3Zf
寿命が三倍ってだけじゃないの?
それだと鳥人たちの成長というか老け方が想像できぬ… 単純に3分の1じゃないんかい。ユーリアとか肉体年齢いくつだ そしてギルバルドはやはりロリコン
50代のオッサンが18の娘を幸せにできないとか言って身を引くっておかしいだろw 獣好きのロリコンという意味のわからないキャラになってしまったんだなw
今更スターウォーズ新三部作みたんだが やっぱ松野ってかなりスターウォーズに影響されてるよね 世界観や設定以外にも最初から何部作っていうあたりも・・・
外伝のアルフォンスも松野が作ったらもっとアナキンっぽくなったかな?
スターウォーズは完結したがオウガはどうなるか…
287 :
名無しさん@ピンキー :2011/04/29(金) 21:32:43.26 ID:bIrQaYCy
カチュア戦死したデニム×ハボリム戦死したオズマなんて妄想中・・・ 時期はバーニシア攻略直後で、カチュア・ハボリム共に戦死。 絶望して軍の指揮を放棄して自室に籠るデニム。 オズマはデニムを見限って、半分本気でオズの仇を討とうとしてデニムの部屋へ。 応戦し戦う最中に、デニムは亡きカチュアの狂乱さを感じ オズマは亡きオズの弱さを感じた。 そして、お互い疲れて武器を落とし 「姉さんのように叫ぶんだね」 「オズのように甘いのね」 と、姉弟喧嘩のように口げんかになっていく。 ここから、毎夜自室で落ち込むデニムと、それを叱るオズマという流れで 徐々に仲を深めつつ、エロシーンに展開させようと思ってる。
>>287 おいおい、オリビア×デニム信者の俺が萌えたわ
(´・ω・`)はよ
>>287 最初
デニム×ハボリム
だけ目に入ってスレ違いの腐は氏ねと思ってしまった…すまん。
待ってます。
>>287 良いな。なんか男女の縁の不可思議さも感じられるし
オズマ何でそんな弱ってるん…と思ったがハボがいないせいか それでデニムにオズに思ってた分も怒りをぶつけてる訳か 強い姐さん好きだがちょっと読んでみたい
292 :
デニム×オズマ :2011/05/01(日) 01:36:21.13 ID:D5+DrHsb
エロ無しですが。話の序盤という事で。 「姉さん……」 デニムの頭には、軍の事など皆無で、カチュアの姿しかなかった。 カチュアは死んだ。 今の彼に指揮能力がないのは、誰が見ても明らかだった。 モルーバやヴァイスがいくら説得しても無駄であった。 最愛の姉を失ったデニムの悲しみや絶望は、誰よりも大きかった。 唯一人、この女を除いては。 「ハボリム……なんで………どうして貴方まで……」 元・ロスローリアンのコマンド、オズマもまた、最愛の相手を失い 怒りと悲しみで覆われていた。 バーニシア城攻略において、ハボリムは戦死し、カチュアの説得には失敗したのだ。 「オズ…ハボリム…どうして私は2人を失わなくてはならない……」 かつて自らの半身を失ったオズマだったが、当時は、仇討という感情で 任務に没頭することができた。 しかし、ハボリムから全てを聞かされ、仇討よりも 祖国を正しい姿へ導くこと、そして最愛の相手と共に歩むという理想の為に 憎しみを捨てデニムの元へ加わったのだった。 「ハボリムを失った今……私がこの男の元で動く意味があるのだろうか?」 総長やバールゼフォンを見限り、祖国に正しい道を歩ませようという目的はある。 しかし、指揮能力を失った男の率いる軍に、 ましてや愛するオズの仇である集団に留まる必要性はあるのか……?
293 :
デニム×オズマ :2011/05/01(日) 01:39:01.98 ID:D5+DrHsb
「………討つか」 オズマは決意した。 指導者が腐った集団に所属し総長を討つよりは 独りローディスに戻った方が遥かに良い。 解放軍を抜ける。やるべきことをやってから。 「オズ…せめて貴方の元へあの男を送るわ」 デニムは昼間少しだけ会議に出ては、後は自室に籠っていた。 チャンスはいくらでもある。 「私はローディスの誇り高き騎士───暗殺など容易いが方法は……」 オズマは常にデニムの様子を伺っていた。 そしてある晩、2人きりになれる機会を見つけた。 深夜、皆が寝静まった頃、デニムは自室から出て外へ向かった。 「姉さん………もう会えないんだね……」 どこへ向かう訳でもなく、ただ、カチュアの事だけを考え足を進めるデニム。 背後から、周囲を伺いつつ忍び寄るオズマ。 「姉さん……僕はもう…どうしたらいいか………」 デニムの顔も、体も、心も、廃人のようになっていた。 「解放軍指導者であるデニム・パウエルに申し上げる!」 デニムの背後から、凛とした口調だがどこか強張った声が聞こえた。 「今をもって、私は軍を抜けさせて頂く」 振り向いたデニムが目にしたのは、かつての敵・オズマだった。 ライム・クリザローで対峙した時のような、いや、それよりも険しい表情であった。 「───そして、我が弟・オズの仇を取るべく、これより決闘を申し込む」 「………?」
294 :
デニム×オズマ :2011/05/01(日) 01:41:40.41 ID:D5+DrHsb
デニムには状況が理解できなかった。 抜ける?オズ?決闘? 軍を放棄するほどカチュアの事しか頭にない彼にとって、 オズマの事情など、考えられるはずも無かった。 「これを取りなさい」 デニムの足元に、新品と思える輝きを放つ剣が突き刺さった。 「オズマ……さん?」 オズマは愛用の鞭を手に取ると、思い切り鳴らした。 その動きは、怒りで満ちていた。 「デニム。お前はもう、指導者失格だ。そんなお前に従う意味などない。 そして…こうなった貴様は……オズの仇でしかない!」 オズマはデニムの足元めがけて、鞭を鳴らした。 「さあ、剣をとりなさい。1人の騎士として、命をかけて貴様を討つ!!」 戦いの事など頭に無いデニムだったが、オズマの気迫を前にして、やや正常心を取り戻す。 「ちょっと待ってください。僕は貴方と戦う訳にはいかないし、それどころじゃない……」 「降伏は認めない。剣を取れ。もしくは、黙ってオズの所へ行け」 オズマの鞭が、デニムの足に当たる寸前の所で鳴った。 「今ここで僕たちが戦ってどうなるんですか?」 「貴様はもう、軍の指導者ではなく、オズの命を奪った仇だ」
295 :
デニム×オズマ :2011/05/01(日) 01:44:40.89 ID:D5+DrHsb
オズマは怒りにまかせて鞭をふるった。 デニムのつま先に、痛みが走る。 「ちょっと、やめてください。戦う訳にはいかないし、戦いたくもない!」 「それは貴様の理屈だ。オズを殺しておいて、勝手な事を言うな」 オズマの鞭が、デニムのすねに当たる。 「僕が憎いと言うなら、この命を捧げます。でも、戦乱を終わすまで待ってください」 「私情により責務を放棄する貴様が言う台詞ではないな」 オズマは本気だった。鞭が、デニムの胴体へと飛ぶ。 デニムは、体に走る激痛により、戦場の感覚を思い出した。 「これ以上僕を攻撃するならば、本気で対応させてもらいます」 デニムは足元の剣を手にして構えた。 表情も動作も、指導者としてのデニムに戻っていた。 オズマは再度、デニムへと鞭をふるう。 怒りにまかせたその動きは、激しくもあったが雑であり、デニムは見切った。 鞭を踏みつけてデニムは話す。 「確かに僕は貴方の肉親を奪いました。でも、今はなすべき事がある。 ここで争ってる場合ではないんです。」 「勝手な事を。カチュアの死により、それを放棄したではないか」 デニムの表情が変わった。 (そうだ、姉さんを失ったこの戦いに意味なんて……) オズマは隙をついて近づき、顔に強烈なビンタをはなった。 口から血を流し倒れるデニム。
296 :
デニム×オズマ :2011/05/01(日) 01:47:49.58 ID:D5+DrHsb
オズマは仰向けのデニムに鞭を容赦なくふり降ろす。 デニムの体に激痛が走る。 「…貴方に……貴方に何が分かるんですか! 最愛の姉を洗脳されて自害させられる気持ちなんて………」 デニムはオズマの鞭を手で防ぎながら叫ぶ。 「私だって、最愛の弟を失ったわ」 オズマはデニムを踏みつける。 (泣いている……) デニムは涙を流していた。 それは、体の痛みによるものではなく、初めて、デニムが心の弱みを人前に晒したからだった。 「僕は…今まで……ヴァレリアの為に戦ってきました……でも… 姉さんの事を思うと………」 「父さんは……カチュアを救ってやれるのはお前だけと言い残したのに……… 僕は父さんも姉さんも救う事はできなかった!」 オズマは、涙を流して叫ぶデニムに、どこか心をくすぐられた。 「お前……」 「父さんの望みも、姉さんの幸せも、僕にはどちらも叶えられなかった!!」 デニムはひたすら声をあげて泣いた。 「うっ……うっ……あいつらさえ来なければ………父さんは…」 (そうか…デニムにとって、私は親の仇だったのだな) オズマは溜息をつく。 「デニム………泣いている場合ではない。 こうしている間にも、総長──タルタロスは、自らの思想の為に ローディスに、ヴァレリアに犠牲をもたらす」 「本当に父と姉のことを思うならば、どうすればいいか分かるな」
297 :
デニム×オズマ :2011/05/01(日) 01:51:43.50 ID:D5+DrHsb
オズマはデニムから足をどかし、語った。 気迫に満ち厳しい口調だったが、怒りではなく優しさのこもった言葉だった。 「はい……僕は…解放軍を率いて………やつらを倒す」 上体を起こし、泣きながら答えるデニム。 「そうだ。お前には、タルタロスと戦うという使命がある。 それが、お前の父の望みでもあり、姉の仇討でもあり、そして 私の最愛の相手の望みでもあった」 (ハボリム………貴方は、この少年に希望を抱いてたのね) 「はい、僕はなんとしてでも、やつらを倒してみせます!!」 強い口調で答えるデニム。 「決闘はタルタロスを倒すまで預けておく」 「はい……」 「それまで、指導者としての責務を果たしなさい」 「はい」 オズマは厳しい口調で語った。 そして、涙を流すデニムの頭に手を添え撫でながら 優しい口調で耳元で囁いた。 「でも、辛かったら、いつでも私の所に来なさい。坊や」
ドSオズマを崇拝しているのでオズマ関連の妄想が際限なく出て来るんだが 汎用キャラを使った脳内設定はダメかな? パラレル設定でこじつけたんだけど ゴリアテ襲撃時に、オズマの部隊に襲撃された地区に住んでた デニムと同年代の少年が、少年を逃がす為にオズマに立ち向かい 目の前でオズマに嘲笑されながら斬られた父を目にする。 それ以来、復讐の為に解放軍に参加しデニムの部隊に配属され オズマへの復讐心と父の死を目にしたトラウマで苦悩しながら生き、 デニムがオズマを軍に加えて衝撃が走る・・・ 父を目の前で殺したオズマへの 底知れない怒り・身に染みた恐怖・吐き気を催すようなトラウマと 逆に、間近で見たときの美しさによって 心が壊れていく汎用キャラの妄想をしている。 デニム達とは違って、オズマに人生自体を壊されたキャラと 過去の間違いを認め改心したオズマとで ディープなエロシーンをしてみたい。
デニム×オズマいい
>298 悔い改めちゃったオズマさんは肝心のエロでドSになれるのか心配 でも一般人とのエロが似合う人だとは思う
>>292-297 とは無関係な話です。
ハボリムやカチュアが生存するデニム×オズマ。
ハボリムの思想の為に、戦乱を終わすまで解放軍に協力することにしたオズマ。
しかし、オズへの弔いの気持ちが消えた訳ではない。
(オズ───貴方が一番喜びそうなことをしてあげるわ)
オズマはオズの趣味・趣向を知っていた。
常人ならば理解できない事だが、最愛の弟のことなので
弔いの為に、悪趣味としか言えないことを考えていた。
ある日の夜、デニムは街外れの教会に向かった。
「デニム。戦乱を終わす為に出来る限りの協力はしよう。
だが、オズの弔いはして欲しい」
「はい。僕にできる事があったら、なんでもします」
オズマはデニムに供養を頼んでいた。
敵として討ったとはいえ、オズマにとっては実の弟。
デニムはオズの供養には誠意を持って応えようと思った。
「それでは……身を清める為にこの薬を使ってもらう。全身に浴びてちょうだい」
オズマは大陸の秘薬をデニムに渡した。
疑うことなく、謹んで身にふりかけるデニム。
すると、デニムの意識は飛んだ。オズマはデニムの服を脱がせる。
シャツも脱がし、パンツだけにすると、教会の中央にあった台座に寝かせ、手足を縛る。
「これで準備は整ったわ。オズ、待っててね。」
オズマは笑みを浮かべると、デニムに別の薬をふりかける。
デニムに意識が戻った。
「───ん…?これは?僕はどうしてここに?」
「オズの弔いを始めるわ。宜しくね」
デニムは状況が全く呑み込めなかった。
「あれ、供養のために教会へ来た筈なんだけど……」 「ええ、そうよ。ここは教会。今から、私が全力で行うから。 貴方はただ寝てればいいの」 やや力を込めて語るオズマ。 「って何で僕は裸なんですか!?それに手足も縛ってあるし……」 「オズの供養だからよ。オズが最も喜ぶのはこの方法なの」 暗黒道に堕ちたような笑みを浮かべ、デニムを見下ろして語るオズマ。 「ちょっと……何でこれが供養になるんですか?変なマネはやめて下さい!」 デニムは変な行為としか思えなかった。 真夜中の教会で、裸で台座に縛り付けられては、変態行為としか感じない。 「貴方も知ってるでしょう。オズはこういうのが大好きだったの」 「!?」 オズマは恐ろしい笑みを浮かべて答える。 反対に、デニムの脳内は恐怖で満ちた。 状況を理解してしまったのだ。 オズが変態のサディストだったのは、デニムも知っていた。 そんなオズの望み、それはすなわち、仇である自身の苦痛だろう。 オズマが行おうとしている供養とは、普通の供養ではない。 「オ……オズマさん、やめましょう、こういうのは。 僕を嬲ったところで、故人は喜びませんよ!」 「オズの事を知った口を聞くな!!」 オズマは用意していた鞭を取ると、デニムの上半身にふり降ろす。 その口調には迫力があり、鞭の痛みからも本気なことが分かる。 デニムの頭は危機感で満ちていた。 オズとの戦闘中の会話から、オズがどういう性癖だったかは分かってた。 そして、そのオズの実姉であり、オズを溺愛していたオズマ。 そのオズマが今、オズの望みを叶えようとするならば、どれほどの苦痛を求めるだろうか。 「オズマさん、僕には無理です。こんな供養はできません。中止して下さい」 「それは無理ね。オズは、途中で逃がすことは絶対になかったから」 オズマの頭は、オズのことで一杯だった。 憎しみや怒りというより、オズの望みを考えた故のオズマの理性的な行動だった。 「安心して。あくまでも、供養だから。 解放軍を裏切るとか、貴方への復讐ではないわ。 ただ、泣き叫んで苦痛で死にたくなるかもしれないけど」
オズマは冷静な口調で語る。 「さて、始めるわ」 「まずは、鞭でいいかしら?それとも、ロウソク?」 薄暗い教会の中で、本物の拷問の恐怖を感じるデニム。 戦闘経験は豊富でも、拷問の経験はなく、責めには無防備であった。 「鞭だったら───全身が赤く染まって無残な姿になるわね。 皮が破れて、顔も腫れて痛みで失神する」 「ロウソクだったら───全身が真っ赤になるのは同じね。 皮膚は火傷になって、目まで爛れて熱さで失神する」 坦々と語るその様子に、心の底から震えるデニム。 「安心して。失神しても、すぐに起こしてあげるから」 デニムの表情を見て、オズマは悦に浸る。 (オズ……見てて。貴方の望み、叶えてあげるから) オズマはあくまでも、オズの為の行動であった。 しかし、そういうオズを見てきたせいか、それともオズ同様の血を引いてるからか、 実演を前にして、オズマの心には今までにないモノが芽生えていた。 「薬がいい?毒がいい?」 「薬だったら、楽に起こしてあげる。 強い薬を使ってあげるから。副作用もかなりのものだわ」 「毒だったら、副作用はないわ。 微弱な毒だけど、凄い苦痛で解毒薬を欲しがることになる」 自然と、オズのような言葉が出るオズマ。 「あ、オズだったら、最初にこうしてたわね」 オズマは細い紐を取り出すと、デニムのパンツを脱がした。 「オズマさん……僕はもう限界です。本当にやめてください」 「そうそう。オズが望んでいたのは、そういう表情なのよ」 オズマはデニムの叫びなど無視して、デニムの性器を縛る。 「こうしておくとね、それだけで苦しいらしいの。オズはよく言ってたわ。 どんな屈強な戦士も、あまりの苦しさで耐えられないって」 「ちょっと……嫌です、本当にやめてください!!」 裸のまま異性に縛られるというだけで、今までにない経験だったデニム。 そして、自らが拷問に遭うという危機。 その状態で、パンツを脱がされ性器を縛られた。 デニムの脳内は、恐怖や恥ずかしさで満ちていた。
「あと……オズだったら自らを誇示してたわね」 オズマは服を脱いだ。 デニムの目には、異性のブラックな下着が映る。 薄暗い教会の中、下着姿のオズマは語る。 「こうやって相手を支配するそうよ。 相手の肉体を晒して、自身の肉体も露出させて、より深い責めをするって」 服を脱ぐと、オズマには変化が起こった。 (オズ……理解してあげられなくて、ごめんね) オズマはオズの事を想うと、責めという行為に対し、やや幸福を感じた。 「相手に恐怖を、苦痛を、恥ずかしさを感じさせる。 そして、自らの肉体を見せつけ、相手を完全に支配する。 オズ、貴方の望みはこれね」 下着姿でデニムを見下ろすオズマ。 そんなオズマに対し、デニムは年上の女性の魔力を感じてしまった。 (こんな状態なのに、いけない…) オズマに縛られた股間が、大きくなっていった。 「痛い!!」 自然と、痛みを感じる。 「そう…その声よ。オズはそれを求めていた」 デニムの悲鳴により、オズマは興奮した。 オズを想っての事でもあるが、彼女自身も、責めにより快感を感じていた。 「オズ………今の私なら分かるわ。貴方の喜びを、私も感じるから」 オズマは鞭を手にすると、デニムの胴体へと振りおろした。 激痛により叫ぶデニム。 「この声…この表情……オズが求めていたのはこれ………」 オズと一体化する感覚や、オズへの慰め、そして自身の快感という理由で オズマは責めに覚醒した。 「もっと……もっと泣いて…」 デニムに容赦なく鞭を振りおろすオズマ。 痛みと恐怖で泣き叫ぶデニムを前に、更にオズマは興奮した。
「確か、オズが求めていたのは性の奴隷。 そこに絶頂があると語ってたわね」 オズマはデニムの性器に手を伸ばすと、それをしごき出す。 根元が縛られてるせいで射精ができない。 デニムは苦しみで叫ぶ。 「ああ……いいわ………オズ…貴方の快感がここに………」 強烈にしごかれた事で、デニムは絶頂を迎えた。 しかし、待っていたのは快楽ではなく苦痛。 射精ができず、逆流してしまう。 一瞬の快感と、その後にくる強烈な苦痛で発狂するように叫ぶデニム。 「感じるわ……オズ…貴方を…貴方の快感を……私も…一緒に……」 オズマは快感により、自らの陰部が濡れ出した。 オズを想う気持ちと、快感に酔う彼女は、もはや止まらなかった。 「デニム…いいわ…その表情、本当に良い。もっと苦しんでちょうだい………」 オズマは下着を脱ぐと、デニムの顔を跨ぐ。 「オズは……こういう変態行為も好きだった。 いえ、変態ではなかったわね。オズ………本当に…最高の趣味よ……」 オズマはデニムの鼻をつまむ。 デニムの目には、真っ黒のブラジャーを付けたオズマが狂乱する姿が映る。 デニムの呼吸は徐々に苦しくなっていき、オズマの性器の匂いが肺に入る。 口にはオズマの愛液がしたたり堕ち、オズマに支配されていると感じた。 まだ性には疎いデニムにとって、極めて衝撃的で、心臓が破裂しそうなほど興奮する。 と、同時に激痛が走る。更に股間が大きくなったせいだ。 縛られたままで、射精ができない。 「いふぁい…オズワさ……いた…やうぇてくださ………」 上手く声に出せず、オズマの下で涙を流しながら悲願するデニム。 そんなデニムの苦痛が、オズマの快感だった。 「いいわ…本当に至福。最高の趣味よね……オズ」 オズマには軍の指導者への背信行為という考えはなかった。 オズの意思と共にサディズムに酔う歓喜で満ちていた。
「オズ……貴方は…飲ませていたわね…奴隷に」 オズマはデニムの口を片手で広げると、放尿をした。 もはや軍法会議に問われる程の行為だったが、彼女には夜の日課としか感じていない。 尤も、デニムにとっても、目上の女性との極めて背徳的な行為に興奮し オズマの為すがままに、彼女に従った。 口を開けさせられ、オズマの尿を受けるデニム。 苦さや苦しさで泣きながら、更に股間を大きくする。 「奴隷にはこれで十分なのだけれど……デニムは指導者でもあるのよね」 オズマはデニムから降りると、股間の紐を外す。 「デニム……今から、枯れるまで絞ってあげる。思いっきり、泣いてね」 デニムに性への耐性が無いことくらい、オズマは分かっていた。 若くして軍の指導者となる少年には、そんな機会はあまり無い筈だ。 逆に、オズマは、その家柄や地位を利用して、遊びでなら経験は豊富であった。 「何回くらいが限界かしら?もしかして初めて?」 デニムには経験が無い。オズマに童貞を奪われることになる。 事前の責めにより、デニムの心はすっかりオズマへの服従に染まっていた。 デニムを跨ぐと、容赦なく腰をふるオズマ。 未経験だったデニムには、あまりにも衝撃的だった。 「オズマ……さん…僕はもう……ダメです………」 「その力の無い声………弱っていく姿を見るのが、これほど愉しいなんて……」 痛みと快感と恐怖や衝撃や服従や至福が混ざって 声をあげる気力すら失っていくデニム。 もともと経験豊富でいて、オズと共通する快感に目覚める事で 歓喜のあまり激しく腰を動かすオズマ。
デニムもオズマも、お互い狂っていた。 「あ…あ…あ……オズマ…さん……もう……僕は…」 「ああ……いいわ………オズ…最高…」 2人の絶頂は10回を超えただろうか。 デニムは涎を垂れ流し、顔は廃人のようになっていた。 オズマは、デニムの生気を吸い取ったかのように至福で満ちていた。 その日を境に、2人とも変わった。 カチュアやデネブにとにかく甘え従順になるデニムに、2人は困惑していた。 「ねえ……なんか、最近おかしいよ。デニム。こんなに私にベタベタして」 「坊や?まだちょっと、坊やには早いんじゃなくて?お姐様ってどこで覚えたの?」 「いいんです……僕はもう…どうなっても……好きにして」 デニムは2人に使われる事に必死だった。 一方、ハボリムもまた、困惑していた。 「君は…気でも狂ったのか?敵兵に対し残忍な行為だけではなく 見るに堪えがたい屈辱を味あわせ、ましてや私に対しても同様な素振りを見せる……」 「この趣味を理解してもらえないなんて……貴方が今の言葉を悔むまで責めてあげるわ」 オズマはわざと敵を嬲ると、魅了し毒を味あわせ、命乞いをさせてから止めをさした。 ハボリムに対しても、夜は危ない誘いに夢中であった。 ウォーレンだけが、指導者やオズマの変貌ぶりに困惑せず、 原因となった事実を書けずに、背徳な騎士団を憐れんで見守っていた。 <完>
ウォーレンww
ところでシステム上じゃなくて 設定上のオズマの強さって、解放軍内でどの辺だろう? ハボリム・デニム>オズマ>ゼノビア三人衆>ヴァイス と考えてるんだが、ギルダス・ミルディンよりは上だよね? ギルダスが、マルティムに負けた(?)ので、再戦に向けて トレーニングの為に元・コマンドであったオズマに挑むのを妄想中・・・。 ゼノビアの騎士として、ロスローリアンのコマンドと純粋な一騎討ちをしたく オズマに申し込むが、オズマに無様に負けるギルダスを考えてる。
>307 受にせよ攻にせよ女性が陶酔する姿ってエロイなぁと思った しかしオズマさん全く改心しないとこうなるのかー ロウソクの場合目もやっちゃうとかオチとか色々ひでえw つかこのオズマさんに責められたいです。できれば全身拘束で
解放軍として闘っている時にギルバルドが変な石を見つけて何気なく拾ってみたら どういう訳かムチムチで容姿端麗、そして何故か竜の骨を被った女に変わっちゃって でも気にせず戦ったりするんだけどカノープスがギルバルドを見てテンパったり たまに故郷に帰ってユーリアと邪気のないスキンシップを取ったり そういう展開を妄想したけどよく考えたらギルバルドって50過ぎのおっさんだ
弱エロで申し訳ありませんが投降します 「まさかローディスの騎士が仲間になるとは……」 オズマの加入に、解放軍の兵士は困惑していた。 無理もない。バクラム兵士ならまだしも、 あの暗黒騎士団のコマンドが唐突に加入したのだ。 もちろん、オズマの前歴など気にしない者もいた。 ギルダスもそういう人種であり、生死を共にする仲間として受け入れていた。 「ま、国は対立してるが、俺たちは同じ軍の仲間だ。仲良くしようぜ」 デニムから、オズマの加入と共にハボリムの前歴も聞かされ ギルダスの方から、気楽に声をかけた。 その日、ギルダスは、同室のミルディンと語る。 「まさかローディスの騎士が仲間になるなんてな。 最低な道化師や筋肉バカとは違って、まともな奴もいたんだな」 「そうみたいですね。コマンドクラスが仲間となれば、頼もしい戦力ですね」 「だな。俺はライムで奴らの実力を実際に目にしたからな」 ギルダスは思い出した。 あの日、ライムにて、マルティムと対峙した。 (悔しいが……ローディスの連中は強い。ゼノビアでも勝てるかどうか) ギルダスは本国でそれなりの実力者ではあったが ロスローリアンのコマンドには敗れた。 「あーあ。やっぱ俺じゃあコマンドクラスには勝てないかな」 「らしくないですね。貴方だったら、何度でも挑戦するとか言う筈じゃないですか?」 「まあ、そうだけどよ。サシで戦ったあの時は、命の危険を感じたぜ」 ギルダスは怖気づいた訳では無い。マルティムとの再戦を願っていた。 「奴らと互角に戦うには、もっと鍛えないとダメか」 「そうですね。とりあえず、あのオズマさんと互角な戦力ならば その道化師とも良い線いくんじゃないですか?」 「だな……」 ギルダスは考えた。 (そうか、オズマなら参考になるかも)
善は急げ。それをモットーとしているギルダスは、足早にその場を立ち去った。 「俺は出かけてくるぜ」 「まさか、今からオズマさんの所へ……?」 「ああ。トレーニングを頼んでくる」 「気を付けて下さい。女性と言えど、実力は本物ですよ」 「だからこそ、訓練になるのさ」 ギルダスは装備を整えると、オズマの部屋へと向かった。 「ちょっと、いいか?ゼノビアのギルダスだ」 突然の訪問者に、オズマは無愛想な態度で構えた。 (何…?ゼノビアとローディスの外交話でもする気?) 「………私にどんな御用?ゼノビアの騎士様」 「ハハハ…。やっぱり、俺はゼノビアの人間としか見られてないか」 「私は祖国を裏切った訳ではないの。 潜在的な敵国の人間に、どんな御用なのかしら?」 オズマは挑発的に語る。 「いや、その……ゼノビアの人間としてっていうのもあるが… 1人の騎士として、頼みたい事があってな」 「何?」 「いきなりで悪いんだが……トレーニングに付き合ってくれないか?」 (こいつにはゼノビアの任務がある……何か裏があるはずだ) オズマは黙ったまま考える。 「いや、深い理由はないんだ。 ライムで会った道化師との再戦の為に鍛え直したくてな。 君に勝てれば、アイツにも勝てると思ってな」 オズマは事情を呑み込めた。 マルティムがゼノビアの騎士を倒したと自慢してたので、ライムでの事は知っていた。 (なるほど……コイツか。マルティムに命乞いした髭の騎士。話の内容通りね。 私に勝てれば希望があるという計算か。あの口だけの男と同格とは、私も安く見られたな) オズマは心の中ではギルダスを見下しながら、応える。 「分かった。トレーニングに応じてやろう」 「本当か!?ありがとうな!!」 (マルティムなんかがどうやって勝ったかは知らないけど。 本当のロスローリアンの実力を教えてあげるのもいいか)
「私はローディスの誇り高き騎士。 騎士として、誠意を持って対応しよう」 「ありがとう!それじゃあ、早速頼む。本気で戦って欲しい」 オズマは装備を整えると、ギルダスと共に外へ向かった。 (どうしてやるかな。魔法戦士としての実力を見せつけてやるか。 剣術だけで実力差を思い知らせてやるか。それとも、アレで……) オズマは、既にギルダスに勝つことを前提にしていた。 「どちらかが降参するまで戦うというルールでいいか?」 ルールを確認するギルダス。 「ええ。それでいいわ。全力でいかせてもらう」 やや震えながら、呼吸を整えるギルダス。 演習として落ち着いてるオズマとは違い、実戦前の感覚そのものだった。 (コマンドクラスとの真剣勝負だ。普段の戦闘よりも、緊張するぜ) 「それじゃあ……いくぜ。宜しくたのむ」 ギルダスは剣を取ると、構える。オズマも鞭を取る。 間合いを確認しながら近づくギルダス。 (とりあえず攻撃させて、剣を払ってやるか。 私に何度も剣を防がれるのは屈辱だからな) 既に鞭の射程圏内だったが、オズマは何もしなかった。 剣の届く位置まで近づき、振りおろすギルダス。 当たらない。その柔軟な動きをする鞭に、ギルダスの剣は払われた。 何度攻撃しても、結果は同じ。 (こうやって少しづつ追いつめるか) オズマは隙を見ては、ギルダスに鞭を振い、離れる。 そして遠くから魔法を射つ。 「くっ………流石に…強いな」 攻撃魔法を習得していないギルダスにとって その攻撃は厄介であった。
(さて……実戦と同じようにさせてもらうか) オズマの表情が変わった。 「ねえ、本気の勝負よね?」 「相手が距離をとって魔法を射ったら、何もしないの?」 「ゼノビアの騎士は戦術を習わないのかしら?」 魔法の詠唱をやめたオズマからは、変わった攻撃が飛んだ。 「はぁ…はぁ…俺は魔法なんて使わない」 接近戦での勝負を得意とするギルダスにとって、オズマの戦術は苦手だった。 「だとしたら、遠距離に対応できない剣一本なんて、脳筋と言われても仕方ないわね。 マルティムがバカにするのもうなずけるわ」 「バルバスを弱くしただけの筋肉バカ。 自らを盾として仲間を庇うだけの、やられ役ね。ライムでの行動がまさにそれだわ」 「捨て駒となって地にひれ伏す生き方は、騎士としていいのかしら?」 嘲笑を浮かべながら、かつ緩急をつけ核心を強調し語るオズマ。 ギルダスにはオズマの言葉が突き刺さる。 「なんだと……!」 「無事に生還してこそ、騎士じゃないかしら? いつまでも噛みついて地に伏すのは、三流にもなれない獣よ」 「私はそんな醜態は晒さないわ。 ライムでの噂は、貴方もマルティムもどっちもバカとしか思えないわよ」 「命令を無視して好き勝手暴れる男と、いつまでも使命を守り好き勝手される男。 どちらも同じ頭ね。良いコンビだわ」 ギルダスの心は怒りと苦しみで一杯だった。 彼の感覚では、いくら戦闘中とはいえ、失礼としか感じられなかった。 「黙っていれば好き勝手言いやがって!!!」 頭に血が上ると同時に、自らの恥を突かれ胃が痛くなる。 「それを理解できる頭はあるようね。見くびってたわ、脳筋さん」 「剣一本しか闘う術が無いなんて、力しか信じていないのね」 「もっと頭を使って、この場でどうやって勝つか考えてみたらどうなの?」 オズマの口からは、次々と責めの言葉が飛ぶ。 ギルダスには強烈だった。 彼がそれを戦術と考えられる筈もなく、ギルダスのストレスは頂点に達していた。
「やめろ………余計な事は言うな…頼むから」 「ふうん。そうやって命乞いね。本当にマルティムの噂通りだわ」 「騎士として相手をする必要なんてなかったわね。 貴方はただの暴漢と同じ。戦いたいから戦う。 こんなのが騎士を語るとは呆れるわね」 大剣での接近戦のみを得意とする戦術、ライムでの無謀な戦闘。 ギルダスは痛い所を強烈に突かれ、気がめいっていた。 「私には暴漢なんて興味ないから。もう、中止にしない?」 「これ以上戦っても貴方に無駄な傷を負わせる事くらい、貴方でも分かるわよね」 オズマは高飛車な口調で語った。 ギルダスの肉体のダメージはそれなりにあったが、 精神的なダメージが遥かに大きく、判断力を失っていた。 「俺は負けねえぜ……」 ストレスにより注意力が散ったギルダスは、無謀にもオズマに突進していく。 オズマにとって、ギルダスは隙だらけであった。 (仕方ない。最後まで戦うか) オズマの鞭が、特殊な動きをしながらギルダスに放たれる。 ギルダスは完全に正気を失った。 恍惚の表情で、オズマの足元にひざまずいた。 オズマに回復アイテムを使い、つま先に頭をこすりつける。 「オズマ様……お怪我はありませんか?」 必殺技により、ギルダスは心を奪われたのだ。 (ああ……敵がいない状態でこうなると、私への奉仕に走るのだったな) オズマはギルダスを踏みつけて語る。 「怪我などする筈もないだろう」 「武器をしまえ。鎧も脱ぎ、武装を解け」 悩殺状態のギルダスにとって、オズマの言葉は絶対的なものだった。 (真剣勝負だ。徹底的に、実力差を感じさせてやろう) 武装を解き私服だけになったギルダス。 騎士として、完全な投降であった。
「上着を脱げ。そして、そこに今の気持ちを書け」 オズマはギルダスに携帯していた筆を渡した。 言われるままに上着を脱ぐと、ギルダスは筆を動かした。 「オズマ様……好きです…踏んで下さい………」 ギルダスは涎を垂らしながら、自身の服にそのままの言葉を書いた。 「止めろ。次は、名前と年齢、あと私にどうして欲しいのか書け」 「オズマ様……私はギルダスです…もっと鞭で叩いて…踏んで下さい……」 卑猥な言葉を自身の服に書くギルダス。 それを見て、上半身裸のギルダスに鞭を振るうオズマ。 ギルダスの体は真っ赤に腫れあがった。 (そろそろだな。最後の仕上げにかかるか) 「よし。そんなに私が好きなら、性を解放したらどうだ?」 「宜しいのでしょうか……」 「ああ。ここで、ズボンを脱ぎ、自らの欲を見たせ」 興奮したギルダスは、ズボンを下ろすと、股間をしごいた。 射精しパンツが濡れる。 「見ていてやるから、そのまま続けていろ」 「あ……あ…オズマ様…気持ち良いです……」 声をあげながら股間をしごくギルダス。 もはや騎士ではなく、人間の誇りすら失った状態であった。 「ああ…オズマ様……オズマ様………ん?オズマ様……?あれ…?」 ギルダスはそのままの状態で正気に戻った。 「勝負あったようね」 「あれ?俺はいったい?確か妙な動きをする鞭を見て…その後の記憶がない」 ギルダスは自身の異様な姿に気付いた。 真剣勝負をしていたのに、パンツ姿で、股間をいじっていたのだ。 「な、なんだこれは?俺は何をしている!?」 「やっと正気に戻ったようね。貴方は、技を受けて精神をやられてたわ」 現状が信じられないギルダスに、 オズマはギルダスの手で卑猥な言葉が綴られた服を見せる。
「これ、貴方の字よね」 「な、なんだこれは?俺はどうしてこうなった!!」 「安心して。技によって正気を失ってただけ。その前までは、真剣に戦ってたわ」 「俺がこんな事を書いた……戦闘中に…?こんな姿で………」 あまりの恥ずかしさで青ざめるギルダス。 反対に、オズマは勝ち誇った表情でいた。 「貴方はロスローリアンの実力を知りたかったのよね。 これがそうよ。満足できたかしら?」 「そんな……俺がこんな事になるとは…………」 射精により濡れたパンツ一枚姿で、自身が書いた衣服の卑猥な文章を眺めつつ、 オズマにより事の経緯を聞かされ、恥ずかしさで倒れそうになるギルダス。 「俺は…負けた……こんな醜態を晒して……俺は………」 「これがロスローリアンの実力よ」 「そんな……嘘だろ…真剣勝負中に…俺はこんな事をしていたなんて……」 負けた事よりも、あまりの恥ずかしい負け方をした事に対し 涙を流して落ちこむギルダス。 勝負に負けた事は今までも何度もあったが、あくまでも真剣に戦った結果であり 今回のような、人間としての誇りすら失った様な負け方は初めてであった。 「俺は……騎士失格だ………勝負中にこんなことをしていたとは…」 自らの騎士としての誇りを失った感覚で、涙を流して泣く。 そんなギルダスを見て、呆れた感じでオズマは語る。 「だから途中で聞いたじゃない。もう降参した方がいいって。 引き際も大切なのよ。敵を見て、己の力量と照らし合わせないと、命すら失うわ」 「でも、これは私の技による結果だから。 貴方が自分の欲望でなった訳ではないわ。途中までは真剣に戦ってた」 「真剣勝負だったから。私もそのつもりで対応しただけ。気にする事はないわ」 大の男が、涙を流して落ちこむ姿を見て、フォローに走るオズマ。 「うう…俺は……こんな負け方をしたのは初めてだ」 「そうでしょうね。ロスローリアンの実力は大陸一だから。 相手をよく考えて挑まないと、こういう目に遭うわ」 「俺は……ローディスの騎士には…あの道化師にも勝てないのか………」 オズマの丁寧な説明により、恥については納得できてきたギルダス。 しかし、ローディスの騎士への執着心は、強く残っている。
座ったまま落ちこんでいるギルダスを見て、 オズマはギルダスの肩に手を置くと、優しく語った。 「でもね。貴方が再戦したいのは、 コマンドを名乗ってるだけのただの反逆者でしょう。 本物のロスローリアンには勝てないけど、 あの口だけの小悪党になら勝てる実力よ」 「………!?」 「あんな奴よりは、よっぽど優れた太刀打ちだわ。 向上心もあるし、戦術さえ工夫すれば勝てる見込みがあるわ、ゼノビアの騎士殿」 誠意を持ってそう言うと、オズマは去って行った。 夜、自室にて、ギルダスは物思いにふける。 「オズマか…ロスローリアンの力は本物だった…」 「強い……本当に強かった…ローディスのオズマ………」 「ダメですよ、ハボリムさんに悪いですよ」 ミルディンはギルダスの様子を見て、半分本気で語った。 負けて騒ぐのではなく、考え込んでいるギルダスを見て、異変を感じたのだ。 「そうじゃねえ!技の後遺症だ。 ああ…ローディスの騎士か……本物の騎士だな」 「強いし……あんな思いをしたのは、初めてだ。 強烈だったぜ…あんな技は初めてだ。すげえぜ、本当に」 「そうですか。まあ、トレーニングなら、 ライフではなくハートが奪われるだけなので、良しとしますか」 「だから違うって!!技の後遺症なんだよ……」 ギルダスは立ち上がると、トイレへ向かった。 (そう言って、もう何度トイレへ向かったのですか。全く……) 「あーーーーあーーーーもっと……痛いです………あーーーーー!!!!!!」 体中に残る鞭の赤い傷を見て、自慰にふけるギルダス。 まだ触ると痛みを感じ、それで興奮しては何度も射精していた。 (やれやれ……オズマさんか。色んな意味で恐ろしい人ですね) ミルディンは溜息をつく。
翌日。ギルダスはデニムに呼ばれた。 「何だ、用っていうのは?」 「ギルダスさん……見損ないました。残念です」 「何が?」 周囲にいる、カノープス、ミルディン、デネブ、カチュア、ハボリムなどは 心底軽蔑するような視線をしている。 「よ!変態マッチョ野郎!!!」 「もう言い逃れできませんね。ハボリムさんに悪いですよ」 「サイテーの男ね。もう知らない」 「これはちょっと……風紀を乱すので会議で扱う必要があります」 「彼女に悪いので控えてはもらえないか……?」 ギルダスは状況を理解できなかった。 目の前に、一枚の上着が突きだされる。 「!?」 「今朝、見つけたのですが。嫌がらせではないですよね。 オズマさんの目についたら悪いので、自重して下さい」 あのまま、卑猥な語句が書いてある上着を外に置き忘れていたのだ。 「いや……違うんだ…これは………」 ギルダスは、再度、オズマの騎士としての実力と、 女性としての恐ろしさを感じると、もう絶対に越えられない最凶クラスとして認識した。 (オズマ……お前には本当に勝てない。完敗した。マイッタよ………心まで完全にやられた……) <完>
ゼテギネアって力こそ全ての時代じゃなかったっけ まずそこで?となって読めんかった
>>321 こういうレスを見ると本当に弱者っていうのを感じるよw
ひたすら批判する。
自分ではネタも振らず、職人にはならずに徹底的に煽りに走る。
まさに不満を言いたいだけの存在。
その方が楽だから。どっかのセリフの代表的な形だw
俺も他人様が書いたネタの粗探しに走った方が楽なんだよな、321のようにさ。
ま、そんな非建設的なゴミみたいな事はしないけど。
321のような煽りが平然とまかり通るんじゃあ、書き手も減るわなw
なんせ、名無しに身を置き文句を言う弱者の方が、楽ですからね。タル様(^^;
根本を覆しといて言い訳とかいただけないな しかもわざわざ被害妄想で話をデカくするとか 最近書き手スレで言い訳するは今更板のマナー自体に噛み付くはで イミフな書き手が暴れてるなーと思ってたんだ 実際目の当たりにすると理不尽この上ない
>>323 批判は誰でもできるので(^^;
根本?君1人の主観でしょう???
一個人の主観で何かを批判するのは、誰でもできる容易い事なんですよ。
ただ、批判に走ると雰囲気が悪くなるからしないだけ。
どんな名作にも、誰のどんな文章にも、批判は可能だから。理解できる?w
意味不とかの言葉もそう。まさに馬鹿の一つ覚えw
批判的な言葉を根拠なしにただ並べるだけ。
言い訳?批判する言い訳をしてるのは君だし、君はマナーなんていらないという考えなの?
君のように、一個人の主観で批判に走る人が増えたら
板自体が成立しないし、どんなネタスレも煽りのオンパレードになると思うけどね。
普通の人は、そんな下らない事は幼稚すぎてしないけどね☆
ダークサイドに堕ちちゃったゴミを目の当たりにした感じだw 笑える
とりあえず話題を振るか。 クリザローでのオズマは、ハボリムにも攻撃するので ツンデレの展開を妄想できると思う。 ライムでは「やめろ。ハボリムに攻撃するな」と言っておきながら なぜかクリザローではハボリムを襲う。。 おそらく、力づくでもハボリムをねじ伏せて事実を聞こうとする意図だと思うけど クリザローでハボリムとオズマを遠くで一対一で戦わせてると、 夫婦喧嘩というか恋人同士の激しい喧嘩というか、萌え要素に見える。 「私は祖国を裏切る事などできるものか!」 「君は利用されてる事に気づかないのか!!」 のように言い合いをしながら、鞭と剣が熱く交差するとか。。。 それで、仲間になった日、オズマとハボリムはお互いの体の傷を 「痛かった?」「いや、平気だ。君の方こそ大丈夫か?」 のように慰め合うとか。。
ギルダス×オズマ マジワロタw キャラを上手く捉えてるよな・・
特定の単語に己の被害妄想膨らまして 批判批判とヒスる輩に、個人の主観を判断する能力は無いよ 力こそ云々はリメイク前のTO、ひいては伝説オウガのOPにもついてる 根幹といって当然の言葉。 ファンタジー物のOPが伝承等で始まるけど アレはその世界のお約束を定める役割がある訳よ。 それ無視して力に対するアンチテーゼをちょこっと挟みましたというのは 疑問を覚える エロいにゃエロいんだけど設定に忠実にするかおかるい感じにするかは分けれ
>>327 >力こそ云々は
これは正論と認める。貴方の言うとおり。論点はそこじゃなくて別。
>疑問を覚える
問題はここ。要は、自分が疑問に思ったら、それを書くと。
そういうスタンスだな?
それだと、好き勝手に各々が、自分のイチャモンを様々な作品やレスに書ける訳で。
正論でも詭弁でも感情論でも、疑問だから書きますというのは
建設的とは言えないよな?
足の引っ張り合い、粗の探し会い、結局は雰囲気が悪くなり
スレの崩壊に繋がらないか?
オウガスレだけに限った話ではないけど。
どんな名作や誰のどんなネタにも、批判はできるんだよ。
批判の理由を探し出して、こじつけでも何でもいいから書けばいいので。
でも、普通はそれをしない。
スルーするだけ。理由は、全体の雰囲気が悪くなるから。
まあ、足の引っ張り会い・粗の探し会いを許容すると言うならそれでもいいけど
どう考えても、非建設的だよな。
そういう雰囲気でもいいなら、俺も書き手に批判しまくるけどね(^^;
そーゆーダークサイドに堕ちた方が楽なんでねw
長い反論はスレ終末への序章だぞ 1レスの正論よりスルーして大量の雑談で流すのが一番の特効薬なんだぜ
>>329 同意しますが、今後、新規の書き手様がああいう煽りにやられない為に
煽り・批判への対応としてのレスを書いておこうと思いまして。。
一応、327へ解説しておくと
>力に対するアンチテーゼをちょこっと挟みました
これはオズマの言葉の部分に対してだと思うけど。
力の種類も、使われ方の背景も考えられない思考?w
オウガで使われる力の意味合いは
腕力・実力(戦術や戦略など)と別れてるぞ?w
史実云々で言うなら、バーニシアでバルバスとの会話で
「腕力が強ければ勝てると思ってるのか?」とオズマ自身が語ってるし
オウガで言う所の力は何種類かある。
オズマが言う所の「力(腕力)が全て〜」とかってのは史実に沿ってるけどねw
キャラの皮肉での会話のレベルまで、いちいち「腕力」と言わないと
「力=実力」と一種類しか考えられないのかな?w
これだから、個人の主観・こじつけでの批判って言ったんですよw
出来れば続きは愚痴スレでやって欲しい。 ただでさえ閑古鳥なのに長文による言い争いなんぞ起きた日にゃ 書き手が投下したくてもできない雰囲気を作ってしまう。
ああ・・・PSP版のオズマ様のことで頭がいっぱいだ・・・・・・
本スレを見てもここも
「オズマさん」と、さん付けで呼ばれてるのを見ると
格があるキャラだと思う。。。
元は敵・強い・改心した・お姐さん、と揃ってるので
最高のキャラだ・・・・・気品もあるし・・・・容姿も頭も実力も品性も全てある。
ちなみに
http://www.youtube.com/watch?v=DueHesU3i10&feature=related こんな曲を見つけたんだが。オズマ様のイメージにピッタリ。。。
オズマ様は、悪女というより、思慮深い上品な貴族の令嬢という方が似会うと思う。
任務に忠実で厳しいから、ただの悪女の役割を背負わされてただけで。
333 :
名無しさん@ピンキー :2011/05/15(日) 13:07:59.64 ID:dIwWU4Xk
確かに悪女ではないな お嬢様育ちなので基本高飛車かつ恋愛脳なオズマさんかわいい オズはリメイクでマジキチになったがw
恋愛脳になったのは残念だな…任務で生じる歪みをラームズ兄弟やオズとかに相談 それでも任務先や弟にぶちかましそうな、荒涼殺伐たる気配が色々想像できたから ただ、松野氏がインタで"内心謝りつつ変えた部分がある"と真面目に言ってるし 納得できなくもない。バール絡み以外でも淑女っぽさが出たし
解放軍内の生活ではストレスが溜まるオズマ様ってどうかな? 育ちが筋金入りの上流貴族だし ヴァレリアでは、ハイムやフィダックなど バクラムが治める都市部に常駐してそうだったし、 常に部下のテンプルをこき使えて命令もできただろうし、 野宿でも睡眠やトイレはテンプルの見張り付きで好きにできただろうし、 食事とかも軍資金でヴァレリアの最高級なのを食べてたと思う。 それが一気に解放軍のルールに敷かれて、 権威を誇示できる部下はいない、命令はできない、大勢での団体行動、 周りは島国の田舎者で気品も無い連中ばかり、食事は並で口に合わない、 野宿では雑魚寝でトイレの監視もいない、 いくらハボリムがいてもお嬢様には難しいのでは・・・ 食事、寝室、入浴、野宿でのテント、全てにおいて ハボリムと一緒にさせて2人の空間でそっとしておかないと ストレスで離脱しそうなオズマ様を妄想できる。。
肉体的な直接的なエロではなく、精神的なエロですが投下します 「オズマ……やはりオズの事が頭にあるのか?」 「いや。そうではなく…反乱軍の生活は私には合わないようだ」 オズマが解放軍に加わってから数ヶ月が経過していたが、 その調子はどこかおかしかった。 「ハボリム……反乱軍は思想や誇りの点では申し分ないが………」 オズマは語った。 幼い頃からの貴族としての生活、名門士官学校での生活、 軍に入ってからの指揮官としての生活、そして、ヴァレリアでの権威あるコマンドとしての生活。 その全てが、一般人とは違った特別の待遇であった。 特権階級としての生活をしていた。 それが、この解放軍に入ってから、一般兵士と同じ生活で、今までとの違いに慣れず苦労していると。 「なるほど。私には想像もつかなかった悩みだ……」 「いいの。これは私個人の問題だから」 「君にとっては重大な悩みだろう。私がデニム君に相談してみよう」 その日、デニムの部屋へと訪れるハボリム。 「相談ってなんですか?」 「オズマの事だ」 「オズマさんが、何か?」 「私的な事で申し訳ないが……」 ハボリムにとって、常に私生活を一緒にしていたオズマの変化は、重大であった。 その悩みを、深刻さを、デニムに誠実に頼んでいた。 「なるほど……初めてですね、こういう問題は」 「彼女にとっては、重大な悩みだ。日に日に、弱っていく姿が感じられる」 「そうですね……オズマさんは戦力になるし。放っておく訳にもいきませんね」 軍の統一性の為に、誰かれ問わず公平に衣食住を支給していたデニムには オズマにとっても同様であった。 一般兵と同じ食事。同じ酒。入浴や洗濯も、全てが一般兵と同じ扱いであった。 「専用の係を付けます」 「すまない、デニム君。本当に感謝する」 「いいんです。戦力の為を思えば、兵士を1人そういう役に使わす事で済みますから」 「ありがとう」
デニムはハボリムと約束をした。 できるだけ誠実で教養のある騎士を1人、オズマ専用のお世話係として就かせると。 身の回りの世話や私的な雑用までこなす、オズマの忠実な部下のような存在だ。 (さて、信頼が持てて、忠実で、誠実で、どんな困難な雑用も全て耐えてこなす人となると……) デニムはヴォルテールの元へと向かった。 「ヴォルテールさん、特別なお願いごとがあります」 「デニム殿の頼みとあらば、何でも引き受けましょうぞ」 「ええとね……」 誠実に話を伺おうとするヴォルテールに、デニムはオズマの事を話した。 忠義を尽くすことが信条である彼にとって、拒否する筈もなかった。 (これも全て主の為。全力を以って、彼の方に尽くす!) デニムは、ハボリムとオズマを前に、ヴォルテールを紹介した。 「これから貴女の為に身の回りの事をこなしてくれる、ヴォルテールさんです」 「君の為を思って、デニム君がそういう役に就いて下さった方を宛てがってくれた。 ヴォルテール殿は誠実で実直な方だ。君も、宜しく頼む」 「全力を以って応じます故、何卒、宜しくお願い致します」 「………」 (こんな奴がいたところで、何かが変わる訳でもない) オズマにとって、ヴォルテールはただの一般兵だった。 最初は、目ざわりとしか思えなかった。 ヴォルテールは徹底的にオズマに尽くした。 装備を磨き、私物を洗い、寝室を掃除し、戦闘後はお茶を入れたりと、必死だった。 最初は邪魔者扱いしていたオズマだが、その誠実な様子を見て、 日に日に認めていった。 「何か不備な所はございませんか?」 「装備品の磨き方は良い。だが、服の洗い方は全くなってないな。 こんな田舎の島では、そのような教養も身に付かないか」 「申し訳ありません。必ずや、腕を磨きます」 オズマは遠慮することなく彼を使った。 デニムから正式に、ヴォルテールは前線に立つのではなく 戦闘に出るオズマの雑用係と発表され、オズマにとって彼は軍内の正式な雑用係と認識したのだ。
「お疲れ様です。お茶を用意致しました」 「ああ。今日は、衣服がしわだらけだったな」 「ハッ。申し訳ございません」 戦闘後、オズマに丁寧にお茶を入れ、説教を受けるヴォルテール。 彼は、オズマの私服の洗濯までしていた。 ヴォルテールは、オズマの部下のようになっていた。 「明日は、魔導書を読む。こういう類の本を、街に出て買ってくるように」 「髪の手入れを頼む。枝毛がないか見て、切って欲しい」 「肩が凝った。マッサージをしてくれないか」 ヴォルテールは、全て全力で行った。 彼にとって、誰かに尽くすのは喜びであった。 騎士として、最大の糧。 だが、そんな彼でも、オズマの願い全てを聞くのは、胃が痛くなるほどだった。 「頼んだ本と違う。こんな事も分からないのか?魔導書には、種類があるのだ」 「変な所まで切るな。本当に、この島は教養に疎い奴らばかりだな」 「力はこもっているな。よし。私はここで本を読むので、ずっと続けているように」 オズマにとって、ヴォルテールは唯一の部下に感じていた。 戦闘に出ない者の任務として、容赦なくヴォルテールを使った。 かつて部下を使っていただけに、潜在的に他者を使う欲求で満ち、その命令は苛烈であった。 「戦闘が終わったので私は着替える。全て、丁寧に洗っておくように」 「今夜はハボリムと酒を飲む。金を渡すから、最高級のワインを買ってきて欲しい」 「洗髪と肌の手入れを頼む。少しでも汚れが無いようにしてちょうだい」 ヴォルテールは、オズマに密着する形でその全てを行った。 オズマの脱いだ生温かい衣服・下着、それを手に取ると熱心に洗った。 オズマに言われるままに、街に出て丹念に調べて酒を買った。 椅子に座ってくつろぐオズマの髪を洗い、その顔に付いた垢や汚れを落とした。 (騎士として……これは当然の義務である) もともと上流貴族であるオズマにとって、人に私生活の事をやってもらうのは違和感が無かった。 異性であるヴォルテールに対し、自らの下着を洗わせる事に抵抗はなかった。
「全身にマッサージをして欲しい。力を込めて頼む」 オズマは私服のまま、ベッドにうつ伏せになった。考え込むヴォルテール。 「全身……と言いますと?」 「言葉の通りだ。肩から腰の方までやってちょうだい」 「宜しいのですか?」 「何がだ?」 騎士として生きてきた彼は、女性の肉体に接することはあっても このように触ることは初めてであった。 「力が入ってないな。もっと込めて」 「ハッ!!」 躊躇しながらオズマの肩、背中、腰を揉むヴォルテールであったが オズマに注意され、力を込めた。 「そうだ。腰の方、もっと力を込めて」 言われるまま、オズマの腰を力を込めて揉みだす。 その、異性の無防備な美しい肉体を目にし、彼はやや興奮した。 (くっ……騎士として、不届きな事を考えてはならない) ヴォルテールは、オズマに仕えていくうちに、その美しさに魅かれていった。 オズマもまた、かつての部下と比べても優秀と思えるほど忠実に仕える彼を、認めていった。 (この男………本国に帰っても、グラシャス家に置いておきたい程だな) そしてオズマは、とある行動に出た。 「ヴォルテール。その働き、見事だ。認めよう。これは礼だ。遠慮なく飲め」 一杯の真っ黒な液体の入ったグラスを勧めるオズマ。 ヴォルテールは、疑うことなく飲む。 それは、相手の心を支配するための薬であった。 高級のワインに、大陸の秘薬や、オズマの髪の毛、オズマの汗や唾液が加わったものだった。 (これを飲んでいけば、心は私の事で一杯になる。グラシャス家の為だ) それから、ヴォルテールには変化が見られた。 オズマに尽くすことで興奮していった。 彼の頭は、剣術のことよりも、オズマの事で一杯になった。 (私は……毎日、何を考えているのだろうか?剣の事、ウォルスタの事よりも…この女性の事しか……)
オズマは毎日、礼と言ってはその薬を飲ませた。 時には、ヴォルテールを褒め、何杯も飲ませた。 彼の体には、薬に入ったオズマの髪、汗、唾液、尿が染み込んでいった。 大陸の秘薬の作用で、彼の全身に、オズマのフェロモンが満ちる感じだった。 「オ……オズマ…様……何かご命令は………」 「上出来だ。まさか、この島にここまでこなせるメイドがいるとは。 グラシャス家にふさわしい男だ。戦争が終わったら、連れて帰ってやる」 オズマはヴォルテールを完全に支配し、身の回りの世話をさせた。 彼は完全に剣術を忘れて、牙を抜かれたように雑用に走っていたが、 そんな彼の変化を見抜けるものは部隊にはいなかった。 「オズマ……様…ご命令を………」 ヴォルテールの発する言葉は似たようなものばかりになった。 オズマにとって、優秀で忠実なメイドが出来た。 どんな過酷な、体が壊れそうなほどの命令でも、理性を無視して無理にこなした。 「今日は、トレーニングを行う。夜中まで、鞭の練習台になってちょうだい」 「それから、私が寝るまで、ずっとマッサージをして」 「あと、朝までに衣服と装備品をしっかり磨いておく事」 ヴォルテールの心身はボロボロになっていた。 彼は毎日、オズマに薬を飲まされ、オズマの髪や汗や唾液や尿を摂取した。 そして脳までオズマのフェロモンでやられ、オズマのことしか考えられなくなり 修正不可能にまでなった。 そのまま、彼は戦場に立つことなく、戦乱が終わった。 「ヴォルテール、汗を拭いてちょうだい」 「ハッ………」 「本当に、彼はよいのか……?」 ローディスへ向かう船の上で、三人は立っていた。 忠実で働き者のメイドを共にするオズマ。 ヴォルテールの事を、グラシャス家に仕える身になったと聞かされたハボリム。 そして、オズマのフェロモンにより、廃人のようになったヴォルテールであった。 ヴォルテールは死ぬまで、オズマの髪や汗や唾液を摂取させられ、 そのままヴァレリアに帰ること無く、グラシャス家に雑用係として仕えた。 ある日、心臓や呼吸器系までオズマのフェロモンに犯され、ついに生命活動をも支配された。 <完>
藤林丈司
オズマとジュヌーンってできないかな? 仮に、オズに直接手を下したのがハボリムだったら、ある程度納得して ほどほどに対人関係を築いてくれないかと妄想してる。 ジュヌーンとヴァイス辺りなら、オズマも“同僚”と認めて会話をしてくれないかな? 年齢の近さや、かつてはタカ派という共通点で、ジュヌーンとなら 大人の雰囲気で酒を交えて、贖罪などお互いの事を話し合うとかできないだろうか。 「この島にも実直で寡黙な男がいるのね。口だけの馬鹿なコマンドよりは優秀だわ」 「……君を見ていると、かつての右派とは違う本当の力を感じる」 「村を焼いて何の罪も無い人たちを殺したそうね」 「ああ。私は生涯、自らのまいた種の贖罪をしなければならない」 「そうね。利用されていたとはいえ、自分の責任から逃げてはならないわ」 「………」 「私も、ゴリアテを焼き払ったりといろいろやった」 「………」 「かつての貴方の国と、今のローディスは同じ状態なのよ。ハボリムが教えてくれた」 「粛清と恐怖政治か……」 「欺かれたまま、利用されてる事に気づかず手を染めてたわ」 「……異を唱えた私は反体制派として軟禁された」 「私は祖国を裏切ってはいないわ。裏切ったのは向こうよ」 「立派だな。私は反体制派としての扱いに甘えていた」 「動こうとはしなかったのね」 「彼(デニム)が現れなければ……今頃は…」 こんな感じで、エロにはならないけど 同僚として、大人の雰囲気で、ジュヌーンとオズマは語り合えると思う。
この国は至って平和である だが内情は昼ドラ状態である…その中心はいるのはデニムという優柔不断な若者である… 今や首飾りの恩恵は失われハイム城は状態異常魔法が飛び交う地獄と化した… カチュア、四姉妹、アロセール、クレシダ、ラヴィニス、オリアス、デネブ、カボちゃん…そしてお祭りに参加するかの如く参戦するオズマ そしてデニムは今日も束の間の安らぎを求め教会に クレア「あっデニム様」 続かない
上流貴族出身だからって異なる原理の組織で特別扱いをしてもらって平気、って それだけで人物として大したことない気がするなぁ・・ たとえばスペインの国際旅団に身を投じた諸国のインテリ連中だってその程度の事は わきまえて戦ってただろう。 孔子も「士、道に志して、惡衣惡食を恥ずる者は、未だ興に議るに足らざるなり」 と言ってる。まぁ霍去病とかの評伝見ると、稚なく身勝手な名将っつのは居ると思うけど
カチュアの日記 (L) …とりあえず、四姉妹の内で、オリビアとシェリー、オクシオーヌの小娘は許せん(#^ω^) 雨の夜、バルマムッサで二人きりになった上、シェリー参加で何もなかったなど言わせない(#^ω^) オクシオーヌはあろうことか接吻しやがって、テメー、デニムは誰のモノかわかってんのかゴルァ!(#^ω^)ビキビキ しかしヴァイスはウザい。そこはかとなくウザい。いつもデニムの傍にいて邪魔をする。空気嫁この野郎!(#^ω^)ビキビキビキ ラヴィニスにオズマ…、デニムにいろんな意味で手ぇ出したら○○すぞ。特に後者、デニムはお前の弟みたいな変態じゃねえ!(#^ω^)ビキビキビキビキ (N・C) オリアスという女は何も無さそうだ。それはいい。 だが…、 デボルト、お前だ!物凄く怖いんだよ!デニムの傍に立つんじゃぬぇえ!イケメソが台無しになる! セリエ、「お礼をさせて頂戴」って何だ。何をした。私のデニムにナニをしたんだよゴラァ!このアラサー女が!(#^ω^)ビキビキ システィーナ、アロセール、お前らまさか、デニム狙ってないだろうな。三女は「ググレカス」だかって言う薄い恋人がいるだろうが! 死んだレオナールの代わりに恋の矢打ち込まれましたってかこの野郎!(#^ω^)ビキビキビキ クレシダ…、テメェ度胸も胸もないくせに、デニムに何したんだゴラァ!(#^ω^)ビキビキビキビキ ヴァレリア統一後、コレを見たデニムがカノープスらの後を追って出奔したのは言うまでもない
>>344 そこはエロパロ板なので。
半分冗談で威張るオズマ様なんかも面白いではないか。
軍内での実力はギルミルやヴァイスを抜き一番かニ番くらいだろうし、
戦場では功績をあげてるから
周囲も認めて率先して尽くそうとする。。
戦場では功績を挙げられないキャラがそういう役に就いてもおかしくはない。
まあ、オズマ様がそれを本気で受け取ったら大した事ないかもしれないけど
冗談半分で、ヴォルテール辺りと絡んでもいいと思う。
あまりにもヴォル君が律義に尽くすので、褒めたり教養を教えてあげながら
ちょっとお嬢様気質で対応するとか。ツンデレのように。
ところでオズマ様ってそんなに恋愛脳かな? あの時代を考えれば、家柄こそ人生のアイデンティティみたいなものだろうし 女性なのでグラシャス家の為にふさわしい夫に嫁ぐというのは、当然だと思う。 単純な日本の感覚の恋愛ではなく、父や母や親戚など家柄に関する話なので 婚約相手のバールゼフォンの嘘は大きいのではないかと思う。 今で言うと不倫に匹敵するくらいの。 当初の婚約相手が死んだ→その兄に嫁ぐ→実は嘘でした兄が仕組んだ冤罪でした こういう流れなので、家柄を重んじる時代ならば切れても当然だと思う。 カチュアのような単純な好き嫌いでは無い思う。
それにしてもオズマ様の事を考えると、 タルタロスやニバスやドルガルアの行動が納得できる・・・・・・・・。 騎士団長としての権限を乱用してでもかつての初恋の相手に会いたい、 人生のすべてを費やして不老不死の夢を叶えたい、 悪魔の力を借りても失った妻を取り戻したい。。 俺がハボリムだったらカオスゲートを開いて 目を見えるようにして、オズマ様と2人で悪魔になってでも不老でいたいわ。。 オズマ様でも10年経つと劣化してしまうのは恐ろしい。。。。。 カオスゲートにすがる気持ちが心底理解できる。
ずっと女ビーストテイマーでリザードマンに勧誘かけようとしてたよ なんでリザードマンはウィッチに釣られるんだと思ったけど 同種の女が上半身人間型だからおっぱいのある女なら良いのかな ビーストテイマーは貧乳なのかな
今日注文してた画集来なかったから泣きながら壁叩いてた。
むしゃくしゃしてNルート版ミルディン×セリエの話妄想してたから
需要云々無視して近いうちに投下しようと思う。
>>394 その理論だとユーリアはトカゲ界の神になれる。
魔法使いとトカゲ… ギョーザでも作ってそうだな
ショッキング!
ヴァレリア解放戦線の最期を見ると、オズマ様も悪女に見えるな。。 「三文芝居はもういいかしら?」 このセリフに萌える。 アンドラスとか、バルバスに向けての言葉責めとは違って 無抵抗な市民へ、かつ自分が連行する相手のセリエとの別れの会話を ここまで言い切るオズマ様に萌える。。 連行する神父への言葉責め&強引に解釈して、拷問をオズマが行ったと仮定すれば それでSSができるな。。。 オズマ様の魅力は、敵として対峙した時の強烈な悪女という点にもある。。 いっそ、思想は味方で仲間になっても、 性格は味方を傷つけても平気な位の 高飛車な選民思想に満ちた悪女&女王様で、それで男性キャラと絡めた方が良いかも?
空気読まずにNルートミルディン×セリエのSS投下します。 設定がSFC版とPSP版ごっちゃになってるけどあまり気にしないでね。 ミルディンは1人、フィダック城の屋上で剣を構えていた。 日が傾き、空に赤みが差してくる中、城の中庭では大規模な攻城戦の演習が行われていた。 威勢のいい掛け声とともに剣や槍の空を切る音が絶え間なく聞こえてくる。 つい先日、ヴァレリアの正統なる王位継承者、ベルサリア王女から王都ハイムへの進軍が宣言され、城は活気に満ちていた。 再三にわたるベルサリア王女からのバクラムの最高権威・ブランタ・モウンへの和平交渉の提案は全て破棄された。 昨日の正午、遂に解放軍はバクラムへ宣戦を布告したのだった。 誰もが高揚した表情をしている中で、ミルディンの気持ちは晴れなかった。 もう数ヶ月前から心にもやが掛かったような状態だったが、原因ははっきりしていた。 (剣が重い…体が重い…全てが重く感じる…) あらゆる重みに耐えきれず、ミルディンは剣を取り落とし、硬い石の床の上に膝をついた。 そのままうつ伏せに倒れこむ。もう二度と、立ち上がれない気がした。 朦朧とした頭で、ミルディンは今朝のカノープスとの話を思い出していた。
「お前なぁ、いつまでそんなツラでいるつもりだ?」 突然の詰問に、ミルディンは顔を上げた。 客間の一室で傷んだ剣の手入れをしている最中だった。 「いきなり何を言うのですか、カノープス」 「だから、いつまでそんな譜抜けた顔をしてるんだって言ってんだよ」 窓際の壁に寄りかかり、腕組をしたカノープスが窓の外に目をやりながら言い放つ。 「そのように人の顔を言うのは失礼だと思いますよ」 「俺が言いたいのはそういうことじゃねえよ、この優男。お前の顔にケチでもつけたら 俺の顔がお前のファンの女にボコボコにされるだろうよ」 「それは見ものですね」 「…冗談はもういい。分かってるだろ」 「………」 ミルディンの顔から笑顔が消え、剣を磨く手が止まる。 「俺たちがこの島に来た目的を忘れたのか? あれを取り返すまで、ゼノビアには戻れない。」 「…それまでに何が起きても動じることは許されない。 そういったのは団長でしたね」 再びミルディンの手が動き出した。 「大丈夫ですよ、カノープス。ギルダスのことなら…」 「ならなぁ、何で昨日はセリエの言葉を流せなかったんだ?」 「………」 「お前はまだ若い。ランスロットが行方不明になり、ギルダスが死んだことを 自分の未熟さのせいだと思いたくなるのもよくわかる」 「だがな、俺たちは国王の命でここにいる。 例えこの地で絶え果てることになろうとも、果たさなければならないことがあるだろ」
カノープスが窓を開けた。客間の明かり取りのためか 守りを固めた堅固な城にはあまり見られない大きな作りの窓だった。 「ギルダスはいろいろ軽いヤツだったが、そのことはよく分かってた。 だから命を呈してデニムを守ったんだ」 「………」 「なのに、お前がそれで腐っててどうするんだって話だよ。ギルダスは――」 「…分かってますよ」 剣を磨き続けながらミルディンがカノープスの言葉を遮った。 剣はもう十分すぎるほど磨かれ、窓から入る光を跳ね返していた。 「…ならいいけどな」 そう言い捨てて、カノープスは開け放った窓から身を投げた。 姿は見えないが、遠ざかっていく微かな羽音が耳に届いた。 「………」 剣を磨く手が止まり、磨き上げた刀身に映る自分が目に入る。 その瞳は虚ろにミルディンを見返していた。
ミルディンが屋上でトレーニングをしているのとほぼ同じ頃―― ベッドに横たわり、天井を見つめながらセリエは悶々としていた。 セリエはデニムの申し入れを受け解放軍に参加し、システィーナとオリビアの二人の妹、 また元同志であるフォルカス・バイアンと再会を果たした。 更にバクラム軍に寝返ったシェリーと和解し、再び姉妹全員が無事に父と顔を合わせることができたことを 一度信仰を捨てたセリエでも神に感謝せずにはいられなかった。 その一方で、ヴァレリア解放戦線の仲間の多くが暗黒騎士団の手に掛かったことを悔い 自らの非力さを責め続けていた。 戦場にいる時は忘れることができた。 が、戦いが終わり一人になると、自責の念がこみ上げてくる。 何故彼らを助けられなかったのか。何故彼女らを守り切れなかったのか。 鬱々とした気持から抜け出せないでいた。 そのせいだろうか、昨夜酒場であのような騒ぎになってしまったのは…
「しっかし、ホントいい男よね〜」 シェリーがグラスをテーブルに叩きつけるように置きながら言った。 ハイムへの進軍が宣言されたその日の夜、血気盛んな解放軍の戦士たちは町中の酒場に繰り出し、酒を煽っていた。 それは戦いへの不安と緊張から逃れるためでもあった。 セリエ、シェリー、システィーナの三人は町の片隅の酒屋で酒を飲み交わしていた。 といっても、いつも飲みすぎるシェリーをシスティーナが監視し、 さらにその二人の妹に近づく卑しい者はいないかとセリエが目を光らせていたのだが。 彼女らの座るテーブルのすぐ近くにゼノビアのカノープス、デネブ、ミルディンが囲むテーブルがあり、 シェリーの視線はミルディンをとらえていた。 シェリーだけではない。隣の解放軍の女性陣も、酒屋の娘も、 ほぼ全ての女性の目がミルディンに釘付けだった。 彼が微笑するたびに、隣のテーブルから黄色い声が上がった。
「シェリー姉さんもああいうのがタイプなのね、意外だわ」 「何よ。私を隣にいる女たちといっしょくたにしようって言うのぉ?」 「はいはい違いますー。それより飲みすぎよ、姉さん」 セリエもミルディンを見ていた。彼女がボード砦で暗黒騎士に襲われた時、 彼は有翼人のカノープスとともに真っ先にセリエの元に駆け付け、敵から身を守ってくれた…らしい。 敵の術にかかったセリエはあまり覚えていなかった。 暗黒騎士団を撃退した後、セリエが礼を述べても、彼は何も言わずにほほ笑むだけだった。 それまで殺伐とした環境にいた彼女に、その笑顔は妙に心に残った。 本当に久しぶりに、心からの安堵を覚えたのだった。 しかし、今セリエが盗み見ている微笑はボード砦で見たものとは全く異なっていた。 表面上は変わらないが、瞳が笑っていない。どことなく冷たく、憂いに満ちていた。 「まぁ男はやっぱり顔よね、性格はその次よ、次」 「そう?私はそこまでいいとは思わないけどなぁ…」 「あんた、そういえばフォルカスくんは?一緒にいてあげなくていいのぉ?」 「ち、違うわよ!フォルカスは今バイアンに付き合ってるから、その後で―」 「その後?その後どうするのよ。ん?」 「もーっ、シェリー姉さん!!」
顔を赤らめて抗議するシスティーナの声が聞こえたらしい。 ゼノビアの一行が一斉にこちらを見る。 「あらぁ❤4姉妹ちゃんお揃いで…って、水の末っ子ちゃんは??」 「バカ、お前、ここは酒場だぞ」 「せっかくだし、アタシたちと一緒に飲みましょ、ネ?」 隣の女性陣の恨めしげな視線を浴びながら、姉妹たちは席を移動した。 シェリーが素早く空いていたミルディンの横を陣取る。呆れながらシスティーナがその隣に座り、セリエが続く。円卓を六人の男女が取り囲む。 咳払いをして、システィーナが口を開いた。 「みなさん、何の話をされていたの?」 「そりゃこっちが聞きたいけどな、お嬢さん」 カノープスがニヤニヤしながら冷やかし、他の四人もクスクスと笑う。 システィーナの顔が再び真っ赤になった。 「私の話なんてどうでもいいです!からかわないでください!」 「悪い、悪い。そんなに怒るなって」 「そうよ、女たるもの堂々としてなきゃネ、一番上のお姉さんみたいに❤」 「全くだ。まだまだだな、システィーナ」 セリエの言葉に全員が吹き出した。システィーナも笑った。 周りの客もかなり酒が回ってきて、狭い酒場に怒声が飛び交いだした。
ここまでしてて難ですが用事があるので 続きは今日の夜にできたら投下する予定です。 エロまでまだかなりありますがお許しを。。
乙。期待大!
「ゼノビアの皆さぁん、ここヴァレリアの酒は口に合いまして?」 シェリーが甘ったれた声を出しながらグラスを口に運ぶ。 「そうだな、ここのも美味いが、ゼノビアの名酒には勝てないかな」 「こんなこと言ってるけどカノぷ〜ったら飲み過ぎて、うまく飛べなくなったことがあるのよ〜」 「うるせー!余計なことを言うんじゃねーよ!」 「…飲み比べるほど飲む暇がないのです、これだから」 大げさにため息をつくミルディンに、シェリーがにじり寄る。 「あら、じゃあ飲んでみる?ここにあるとびっきり上等なシェリー酒を…」 「姉さん!!」 システィーナの声は酒場の喧騒に飲み込まれた。 ミルディンが笑いながらシェリーの空いたグラスに酒を注いだ。 「それでしたら、喜んで樽一杯飲もうとする男がいましたけどね」 「なぁにそれ、やれるもんならやってみろって感じだわ」 「まぁ、こんなん飲んだら腹壊しそうだけどな」 「なによぅ、鳥に飲ませる酒なんて一適もないわよ!」 「て、テメー言わせておけばっ…!」 「カノぷ〜、女の子に向かってそんな言葉使っちゃダメよ❤」 「シェリー姉さんも、もう飲んじゃ駄目よ」 賑やかな談笑が続いていたが、セリエはミルディンの目が相変わらず笑っていないことに気がついていた。 それどころか、さっきより一段と冷たくなってしまったように見える。
ミルディンの言った男が誰なのかは分かっていた。 セリエ自身は会ったことはないが、その男についての話はいくつか小耳にはさんでいた。 ゼノビアから訪れた五人のうちの一人で、暗黒騎士団のライム侵攻の際に命を落とし、 変わり果てた姿で自分たちの前に立塞がった、とデニムは心底辛そうに語った。 その話を思い出しながら、セリエはミルディンに対して だんだんといら立ちが募ってくるのを感じた。 「まぁ、その男がシェリー酒に口をつける前に、私がグラスをひったくるけどな」 少し挑発的な声をかけた。 ミルディンは一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに笑顔になった。 「どうでしょうか?そう簡単に酒を手放そうとする男ではありませんよ」 「ならばそいつはかなりのやり手ということか?」 「そうですね、女性随一の槍使いである貴方でも、苦労するでしょう」 自分でも理解できない怒りが込み上げ、感情に任せた言葉が口を切る。 「それはそれは、ぜひともお手合わせ願いたいな。生きていたらの話だが」
ミルディンが黙ってグラスに口をつける。そのグラスは空だった。 酔いつぶれたシェリーの隣で、システィーナが不安そうな目で二人を眺める。 デネブは髪に手をあてて面白そうに二人の顔を交互に見比べ、カノープスはミルディンじっと見ている。 これ以上その話をするのはやめろと言っているようだった。 「しかしこの戦乱で倒れたところからすると、その程度の男だったということだな」 セリエの一言に、酔っぱらってぼんやりとしているシェリー以外の全員が固まった。 酒場はいよいよ騒がしくなり、あちらこちらで大きな笑い声がおこる中、 このテーブルだけ空気が凍りついてしまったようだった。 しばらくして発せられたミルディンの声は、氷水のように冷たかった。 「…そうかもしれませんね、しかしその男は他者を守るために戦い、命を落としました」 「やめろ、ミルディン」 カノープスの言葉を無視して、ミルディンがセリエを見据えて続けた。 「…どこかで仲間を皆殺しにされながら、一人だけ助けられた女と違ってね」
セリエは手にしたグラスを床に思い切り投げつけた。 グラスが砕け散り、賑やかだった酒場は一瞬で静まり返った。 誰もが振り向き、聞き耳を立てた。 「…貴様、それは私のことを言っているのか? あそこでただ一人生き残った私のことを?」 「姉さん…」 システィーナが泣きそうな顔でセリエをなだめた。 「セリエ、落ち着いてくれ。ミルディン、お前はすぐにここから出ろ。今すぐにだ」 「まだ飲み足りないのですがね…」 ミルディンが立ち上がった。肩を震わせるセリエをちらりと見て、鼻で笑った。 その瞬間、セリエが勢いよく席を立った。 テーブルの上のグラスが倒れて中身をぶち撒け、派手な音を立てて床に落ちた。 一気に酒場がどよめく。 テーブル越しにミルディンに掴みかかろうとしたセリエを、システィーナとカノープスが すんでのところで抑えた。隣の席から悲鳴が上がった。 「待て、貴様!今の言葉をもう一回言ってみろ!!」 血相を変えて、セリエが叫んだ。 「姉さん!やめて!」 「おい!ミルディン!何考えてんだ!!」 ミルディンは何も言わずに席から離れ、酒場を出て行った。
「待て!!!」 抑えていた二人の腕を振りほどき、わめきながら外に飛び出した。 が、店に入ろうとしていたフォルカスと衝突し、セリエはばったりと倒れた。 すぐに立ち上がり後を追おうとするセリエをシスティーナが捕まえ、 状況のよくわからないフォルカスも加勢し二人がかりで抑え込んだ。 地面に抑え込まれたセリエはしばらくの間逃れようともがいていたが、 次第におとなしくなり、動かなくなった。 「セリエ姉さん…」 「……う、うう、ううう…」 システィーナが声を掛けると、セリエから涙交じりの声が漏れ出した。 一連の騒ぎを酒場にいる客全員が黙って見物していたが、 一人、また一人と話し始め、再び酒場は騒がしくなった。 酒屋の娘があわてて床にこぼれた酒をふき取り、割れたグラスの破片を拾い集めた。 「…若いなー……」 道端で泣き声を上げるセリエを見ながら、カノープスがしんみりと呟いた。 「年寄りのカノぷ〜には理解できないかしら。青春よ、せ・い・しゅ・ん❤」 「お前に言われたかねえよ!それにありゃぁ青春とは言わないだろ…」 椅子にどっかりと座りこんで、カノープスがため息交じりに呟いた。 「ったく、ミルディンの奴…」 酒のこぼれたテーブルに突っ伏して、 何も知らないシェリーが気持ちよさそうに寝息を立てていた……。
――その後どうなったかは、あまり記憶にない。 システィーナとフォルカスに支えられてこの部屋に戻り、押さえられない怒りに任せ一人で酒を飲み、 気が付いたら朝になっていた……という情けない自分に昨日のミルディンに対する以上の嫌悪感を抱く。 (もう、失った仲間のために泣くのはやめようと誓ったのに) 窓の外を眺めると、日は傾き薄い赤に染まりかけた空がどこまでも続いている。 城に目を移すと城壁のそばに僧侶の集団が見えた。 セリエは遠目から輪の中心にオリアスと話すオリビアの姿を見とめた。 (オリビア……) 自分と十歳近く年の離れた一番下の妹は賢く、いつも冷静で、決して泣き言を言わなかった。 セリエたち三人の姉がフィラーハ教団から離れた時も、率先して団員たちの混乱を静めるために尽力したと、 和解した教団の幹部に聞いた。 (その後父上まで出ていかれて、実質家族全員を失ったのに、 あの子は一人で教団をまとめていた…私達が帰ってくると信じて……) 僧侶たちは話しを中断して、城から現れた人物に深々と頭を下げた。 ブレザンス神父が二人に歩み寄った。 (神父様も辛い過去をお持ちなのに、先頭に立って治療にあたっていらっしゃる…… オリアスも、実の父に兄をあのような姿にされたにも関わらず、いつも優しい笑顔で皆を気遣って……) 誰もが心に深い傷を抱きながら、それを表に出すことなくこの戦争の終結を求めて戦っている。 その傷を隠せない自分にセリエはため息をついた。
(――彼、彼は私と同じ。傷を隠しきれていない) セリエはミルディンと再会した朝を思い出した。 解放軍に入隊した翌朝、セリエは作戦会議の前にボード砦の件で礼を言おうと 窓の外を眺めるミルディンの背中に声を掛けた。 『あの時はありがとう。改めて礼を言うわ』 ミルディンが振り向いた。その顔はセリエを見て、にこやかに微笑んだ。 『…礼には及びません。あなたが無事でよかった』 その時の笑顔に違和感を覚えた。かつて自分を絶望の淵から救ってくれたあの暖かみは影を潜めていた。 それは悲哀すら感じさせるほど、弱々しい笑顔だった。 後にシスティーナから、彼がガスガスタンの悪名高い屍術師二バスの手により死霊と化した相方を、 自らの手で葬ったと聞いた。その時に彼もまた、心に大きな傷を負ったに違いない。 彼は自分と同じで、今でもその過去に囚われている。 (彼を見ると、まるで情けない自分を見ているよう。だから――) 「…最低だな、私は」 セリエは外にいる僧侶達から目を離し、体を起こしベッドから降りた。 大きく伸びをすると、身体中の関節がみしみしと音を立てた。 (まだ、間に合うだろう) 髪を整え、壁に立て掛けた薄紅色の槍を取り、セリエは部屋を後にした。
すみません、眠たいので一度切ります。 明日続きを投下します。
371 :
名無しさん@ピンキー :2011/05/24(火) 16:03:32.71 ID:sbE0doWj
>>370 乙。セリエ様いいですね、ミルも。。ネタならなんでも歓迎です。
たまに、文章をよく読まないで
噛みついてくる変な暗黒道まっしぐらの煽りw がいるけど、気にしない様にね?
さてさて死者Qやってると、まさか10年前は
あのオズマ様と一緒に再度潜る事になるとは思わなかった。。。
当時は敵として登場したテンプルコマンドが
今、味方となって、一緒に死者Qに潜るのを想うと、感慨深い。。。。
オズマ様と死者Q探索するとは・・・。
SFC・PSの頃は敵として向き合ったあのオズマ様が、今になって死者Qに潜る仲間となると
最高だ・・・・オズマ様・・・・・・・最高のキャラ
>>349 仲間のリザードマンでドラゴン調教の練習をするビステイ
ゴスロリヤン
セリエはヘタレなイメージが
オウガの影響でQUEEN動画見てみたらマッチョ過ぎてフイタw 何でもアリの世界だよな。リメイクで更に種類増えたし 獣ものとかも読んでみたい
>>371 ありがとうございます。
早速ミスに気付いたけどシス子って19やん、二十歳だと思ってた…
中庭の演習の熱気は最高潮を迎えていた。
石床に倒れてからかなり時間が立っていたが、ミルディンは仰向けに寝転がったままだった。
日は暮れて、空は夕日に赤く染まっている。あまりの赤さに視界全てが赤みがかって見えるほどだ。
(…不吉な、しかし美しくもある)
ぼんやりと考えていると、床からかすかな振動が伝わってきた。
それと共にコツコツという足音が耳に入る。
足音は真っ直ぐにこちらに向かってきて、ミルディンの頭の手前で止まった。
目をあげると夕日に赤く染まった艶やかな黒髪に縁取られた、
端正な作りの顔がこちらを見下ろしていた。
槍を携えたセリエが口を開いた。
「武器を投げ出したまま寝転がるのが、ゼノビア流の休憩なのか?」
ミルディンが気だるそうに体を起こす。
「…何かご用ですか?」
「少し付き合ってほしい」
「……?」
「剣を受け流す訓練だ。そこら辺の雑兵では、相手にならないからな」
「…それは光栄ですね」
立ち上がり、愛剣を拾い上げる。驚くほど軽いその剣を二、三度片手で回し、しっかりと握り直す。
刀身が日差しを跳ね返し、鋭く光った。
セリエも槍を構える。夕日に赤く染まったその姿は、通り名の如く燃え上がる炎を彷彿とさせた。
「わかりました、お付き合いしましょう」 「悪いな、休憩中に」 「かまいませんよ、また直ぐに休憩にしますから。ゼノビア流のね」 二人は睨みあったまま、間合いを計っていた。 ミルディンが先に仕掛けた。セリエも素早く反応する。 鋭い金属音が屋上に響き渡った。 「…わかった、私の敗けだ。剣を降ろせ」 石床に横たわったセリエが悔しそうに呟いた。 喉元に突きつけられた剣が、ますます屈辱感を煽った。 ミルディンは無言で剣を降ろし、鞘に納めた。 日は既に沈み、夜空に仄かに輝く月と、静かに瞬く無数の星々が姿を現していた。 剣を槍で受け流す訓練が、剣と槍の真剣勝負に変わるまでにそれほど時間はかからなかった。 激闘の末、ミルディンの一撃を受け損ねたセリエが弾き飛ばされて尻餅をつき、 起き上がる間もなく剣を顔に突きつけられたのだった。 「いかがですか、ゼノビア流の休憩は」 「…それとは違う。私は武器を捨ててはいない」 「そういえばそうですね」 握られたままの槍を見て、ミルディンは大袈裟に驚いて見せた。 いつの間にか下で行われていた演習も終わったらしい。 後片付けに追われる兵士たちの声が微かに聞こえた。 「槍術に関してはあまり詳しくはありませんが、素晴らしい槍さばきでした。全く隙がない」 「…だったら、今ここで倒れているのはお前のはずだが」 自分を見下ろす男は異常なまでに俊敏で、後半のセリエは彼の動きについていくのに精一杯だった。 クスクスと笑いながら、ミルディンはセリエの横に腰をおろした。 そのまま仰向けに寝転がる。 二人は並んで石床に横たわり、星を眺めた。 「これで少しはお気に召せば良いのですが」 「…くだらない」
後片付けを終えた兵士たちが城内へ引き上げていく。 長い沈黙の後、セリエが口を開いた。 「…昨日はごめんなさい。酷いことを言って」 一呼吸おいて、ミルディンが答えた。 「謝らないで下さい。お互い様ですから」 ひんやりとした夜風が火照った二人の体を冷ました。同時に二人の心の蟠りも取り去って行く。 穏やかな時が、セリエの胸の枷をゆっくりと外していった。 「……私、嬉しかったのかもしれない。周りは皆強い人ばかりで、 私一人が過去の出来事から立ち直れないでいたと思っていた時に、貴方が現れて」 星空を眺めながら、セリエは話を続ける。 「貴方が私と同じように、過去の過ちを悔い続けているのは直ぐにわかった。 それに気がついてから、貴方を見ていると、自分だけじゃないという安心感を得る一方で、 弱い自分を見ているような気持ちになって、腹がたって…」 最後は涙声になりながら、彼女は己の心中を吐露した。 「…情けない。仲間を守れなかった自分が。その責任を背負いきれない自分が。本当に…」 嗚咽を漏らすセリエの肩に手を触れ、ミルディンは子どもをあやすようにそっと撫でた。 慟哭を上げ、隣に横たわるミルディンの体に身を寄せる。 そんなセリエをミルディンは優しく抱きしめ、小さな声で呟いた。 「自分を攻める必要はありません」 それは、自分に対する言葉でもあったのかもしれない。 セリエはミルディンの腕に抱かれて、泣き続けた。
数分後、セリエはミルディンから離れた。 涙を拭き、体を起こしてすっと立ち上がる。 「…もういいんですか」 「ええ、大丈夫よ。悪かったわね、付き合わせて」 「こちらこそ。いい訓練になりましたから」 差しのべられた手をとり、ミルディンが立ち上がった。 月明かりに浮かび上がるセリエの姿は、仄かに揺らめく蝋燭の炎のように儚げだった。 「あの……また今度、お願いしてもいいかしら」 ためらいがちに尋ねるセリエを見て、笑いながらミルディンが応じた。 「お望みなら、いつでも慰めてあげますよ」 「…そんなの、こっちから願い下げよ。訓練に付き合ってほしいって言ってるの」 「残念ですね」 話を茶化す男に背を向け、セリエは城内につながる階段に向かって歩き出した。 「……ありがとう」 振り返らずにそう言い残して、セリエは階段を降りていった。 携えた槍の先が見えなくなるまで、ミルディンはその姿をじっと見つめていた。
王都ハイムを解放軍が制圧したその夜、ブランタの支配を解かれた市民は王女の復権を喜び、 町中が祝賀ムードに包まれていた。 中でも解放軍の戦士達は英雄と持て囃され、行く先々で嵐のような歓迎を受けていた。 そんな中、町の喧騒から逃れるかのように城内に忍び込む一組の男女の影があった。 二人は雑談を交えながら階段を登り、兵士用の小さな宿舎のひと部屋に入る。 女は窓の側のベッドに腰掛け、男が静かにドアを閉めた。 「疲れたわ、やっと休める」 「飲み足りないんじゃないんですか、途中で抜け出して」 「貴方が晩酌に付き合ってしてくれるんじゃないの?静かな所に移動しようと言い出したのは――」 「分かりましたよ」 そういいながらミルディンは棚からグラスと酒の入った瓶を下ろした。 セリエはそんな彼の動作を酒に酔ってとろんとした目で眺めていた。 黒のニットに鎧の下に身に付けているズボン。酒で鈍った頭でも、 その下にあるしなやかな筋肉に覆われた体を鮮明に描くことができた。 同時に羞恥を覚え、その想像をさっと振り払った。 フィダック城での一件以来、二人はほぼ毎晩、訓練と称した実戦さながらの真剣勝負に明け暮れていた。 結果は大抵ミルディンに軍配が上がったが、一昨日の晩はセリエがミルディンの手から 剣を見事に弾き飛ばし、白星を上げた。 その時のミルディンの苦々しげな表情を、セリエは忘れられなかった。
「そんなに飲んで大丈夫なの?今はいいかもしれないけど明日が辛いわよ」 「酒には強いので。それに、まだ今日の戦闘で切りつけられた所が痛むんです」 両手に控えめに酒の注がれたグラスを持ってミルディンはセリエの横に腰かけた。 ベッドが大きく沈む。 「明日になれば痛みもほぼとれるらしいですから、今夜はこれで誤魔化そうと思いましてね。」 セリエは差し出されたグラスを受け取り、一気に飲み干した。 「確かにリンチ状態だったものね。敵側のテラーナイト三人に囲まれて」 「いくらなんでも三対一は苦しいですよ。それに彼らはどうも苦手で…」 「私が文字通り横槍を入れなかったら、貴方とっくにくたばっ…」 突然伸びてきた右手にセリエの口がそっと塞がれた。 「やめなさい」 悪戯っぽく笑いながらミルディンが言う。その笑顔にかつての憂いは微塵も感じられない。 セリエは顔が火照るのが分かった。彼の手が自分に触れている。それも唇に。 しばらくしてその手は右の頬を滑り後ろ髪に回り、首から背中へと流れるように滑った。 そのまま強引に抱き寄せられた。 「それ以上言うのでしたら、こちらも黙っていませんよ」 耳元で囁かれて、思わず体がびくりと震える。 相手の体から伝わる心拍が余りにも穏やかで、早鐘のようになる自分の鼓動が恥ずかしくなる。 少し体を離し、ミルディンの目を正面から見据えてセリエは尋ねた。 「何をしてくれるのかしら、ひ弱な騎士さん」 燃えるような瞳にたじろぎもせず、ミルディンがさらりと答えた。 「もう二度と、そのような軽口を叩けないようにして差し上げましょう」 そう言い終わらないうちに、セリエはベッドに押し倒された。
「…ぅふう…ぅぁ…」 濃厚なキスのあと、首筋を這い回る舌の感覚にセリエは声を漏らす。 全身を撫でまわされ、セリエの体は絶え間なくびくびくと跳ねた。 「…まだ何もしてませんよ?」 「ぅ、うるさぁっ…ぃやあっ…!」 唐突にミルディンの口がセリエの右耳をくわえだ。 舌を穴に侵入させ、ねちゃねちゃと音を立てて舐め回す。 「いやぁっ!あっ、ゃ、やめっ…!」 激しく身を捩らせて抵抗しようとするが、覆い被さる体はびくともしない。 それどころか、全身をまさぐっていた手が服の留め紐を外し、緩くなった胸元の隙間から侵入してきた。 「な、何を……んっ!」 激しい詰問は唇で塞がれてくぐもった呻き声に変わった。 その隙にミルディンはセリエの紐がほどけて緩くなった服を間繰り上げ、下から豊かな胸をつかんだ。 激しく息を飲むセリエを見て目を細めながら、両手に掴んだ膨らみの尖端に人指し指で触れた。 「……!!んーっ!!!んんーっ!!」 目に涙を浮かべるセリエを見てミルディンは唇を離す。 人指し指は胸の先端の突起を弄んだまま。 「んー…っあっ!!いやあぁっ!んぁっ……ぁああっ!やめっ、やめてぇ…っ! 」 余りに激しい刺激に耐えきれず、懇願の叫びが漏れる。 胸への刺激がそのまま下半身への刺激に代わり、下腹が疼く。 セリエは無意識に腰を相手に擦り付けていた。
「…可愛いですね」 胸から手を離し、体を起こしながらミルディンが呟いた。 「……黙れ」 ようやく解放され、息を荒げながらセリエが言い返す。 しかしそれは弱々しい呻き声に過ぎなかった。 「まだそんなことを言っているのですか?」 そう言いながら、下着の上からミルディンの手がセリエの秘所を撫で上げる。 「ひゃんっ…!」 自分でも聞いたことのないような甘ったるい声が飛び出し、セリエは思わず口に手を当てた。 「口では嫌そうですけど、本当にそう思っているのですか?この体は…」 「ば、馬鹿!そんな…ぁっ…!」 ミルディンの中指がセリエの中に入り、蠢いていた。 少し動くだけでぐちゅり、と厭らしい音をたてる。 「ぁんっ…ぅあっ…」 「聞こえますか?」 「…お願い…ゃめてぇ……ぁっ…!」 「嫌です」 「そんっ…なぁ……ああっ!」 セリエが一際大きな声を上げた。ミルディンがもう一本指を入れたのだ。 そして先より大きな動作でゆっくりと二本の指を出し入れする。 腰の辺りがじんわりと暖まってくるような感覚に、 セリエの頭は完全に支配されてしまった。
「あぅっ……っ…なっちゃぅぅっ…」 「え?何ですか?」 「ダメ…ぉ、おかしくなっちゃぅ…あっ…!」 「おかしくなっちゃう、ですか…」 ミルディンはニヤリと笑い、セリエの耳元で囁いた。 「おかしくなった貴方が見たい」 そう言うなり、彼は指の動きを急激に早めた。 「ぃあっ!?ゃっ、いやあああああああッ!!!」 突然セリエの体が弓なりに反り、激しくびくびくと震えた。 侵入してきた指を離さまいと、溢れでる蜜とともにきつく絡み付く。 同時に信じられないほどの快感がセリエを飲み込んだ。 「ああっ……はぁ、はぁ…」 ミルディンが指を止めると快楽の波は嘘のように引いていった。 セリエは荒く呼吸をしながら、自分の上にまたがる男を睨み付けた――つもりだったのだが、 男の目には好物を目前にお預けを食らった子どもの憐れっぽい瞳にしか映らなかった。 「なかなかいい顔になってきましたよ」 「……覚えていろ……」 「ご心配なく。忘れるはずがありませんから。セリエ、貴女もね…」
ミルディンが自分のベルトに片手をかけた、その時――― 「姉さーん!セリエ姉さーん!」 セリエがガバッと身を起こした。 その勢いでミルディンの顎に思い切り額をぶつけたが、痛みを感じる余裕もなかった。 城の中に響き渡ったあどけない声が、二人を一気に現実に引き戻した。 「姉さん、寝ている人がいるかもしれないんだから静かに…」 「どこに行っても暖かいワインとふかふかのベッドがタダで提供されるのに、 こんな陰気な宿舎で寝る変わり者なんていないわよ」 その変わり者であるセリエは凍りついた。 (オリビア、システィーナ…!) 理由はわからないが、妹二人が自分を探している。 しかも話し声と足音はどんどんこちらに近づいている。 (どうしてこんな時に!!) こんな乱れた姿を妹たちに見せるわけにはいかない。 しかし狭いこの部屋にあるのは食器と酒が入った棚と小さなテーブル、 そして今まさに二人が寝ようとしていたベッドがあるのみで、隠れられる場所はなかった。 今起きたふりをして、二人が入ってくる前にミルディンを残して先に部屋をでようか、 しかしほどけた留め紐を見て二人がなんと言うだろう。 思いきって窓から外に逃げ出そうか、しかし宿舎の窓は縦に細長く とても人が通れる大きさではない。それにここは四階だ。 「どこにいるのかしら、セリエ姉さん。神父様が城に戻っていくのを見たと仰っていたのに」 「きっと寝てるのよ。うるさいところはあまり好きじゃないでしょ。」
(どうすれば―――) 完全に動揺したセリエは、とりあえずベッドから降りようとして足を動かした。 (セリエ!) (え?) ミルディンの制止も間に合わず、セリエの足が何かに当たり、ベッドから転がり落ちた。 カァ―――――――――――――ン!!! 「キャ――――――――ッ!」 城中に不気味な金属音と、甲高い女の悲鳴が響き渡った。 セリエが愕然としてベッドの下を覗くと、先ほど自分が中身を飲み干した 金属製のグラスがカラコロと音をたてて転がっていた。 「な、何よ今の音…まさか、お、おば、お化け……?」 「連日お化けに槍を振るってる姉さんが何で怖がるのよ」 「だって、いつもと状況が違うし……」 「お化けじゃなくて、何かが床に落ちた音よ。 あの部屋から聞こえたわ。セリエ姉さんよ、きっと」 セリエはいよいよ慌て、近づいてくる足音を聞きながらどうすることもできない。 足音が部屋の前で止まる。扉をコンコンと叩く音がした。 (もう、お終いだわ……) 観念したセリエを、何かが強く引っ張った。
「セリエ姉さん?」 ノックした扉をオリビアが開けると、そこには誰もいなかった。 北側の壁に食器棚が設置され、テーブルの向こうに白いベッドが見えた。 「……」 「どう?寝てる?」 「………ううん、誰もいない」 「……え?」 「やっぱりお化けだったのかも…」 「…や、やめてよオリビア…」 「……ほら!あそこに白い―」 オリビアの言葉は、システィーナの悲鳴と部屋から走って離れる足音にかき消された。 部屋から出て扉を締め、オリビアはため息混じりに呟いた。 「もう、姉さんったら…」 そして、足音は部屋から遠ざかっていった。 セリエは安堵のため息をついた。 オリビアが扉を開ける直前に、ミルディンがセリエを抱えて 音もなくベッドの下に潜り込み、シーツを引き下ろして身を隠したのだった。 目の前のテーブルのお陰で、扉の辺りからベッドの足元はよく見えなかったはずだ。 「ありがとう、助かったわ」 腰周りを抱え込まれたままなのが気になったが、とりあえず礼を言うセリエ。 しかし、ミルディンはクスクスと笑うだけだった。 床に腹這い状態で、少し動くだけで頭や背中がベッドに当たる。 身を捩ってベッドの下から這い出そうとするが、腰に回された腕は離れなかった。 「ちょっと、離しなさい。狭くてかなわないわ」 「ああ、すみません。…フフッ」 「いつまで笑ってるのよ!」 「いや、貴女を笑ってるのではありません。少し面白い話を思いだしましてね」 「…思い出し笑い?はしたないわね…」 狭いベッドの下でなんとか首を回し、ミルディンの方に顔を向けた。
「どうせ、ろくな話じゃないんだろう」 「そうですね…、昔、今と全く同じ状況に出くわしたことがあるんです、同僚の」 「同僚…?」 ミルディンがにこりと頷いた。 「ゼノビアがまだ帝国の支配下にあった頃、我々革命軍は毎日、帝国軍と戦っていました。 彼は戦争の終盤で我々の軍に加わったのですが、大胆で豪快で、女に目がない男でした」 ミルディンの顔が一瞬だけ曇ったのをセリエは見逃さなかった。 (ライムで死んだ、あの男のことか―――) ミルディンは穏やかな調子で話を続ける。 「私は彼と同じ部隊に配属され、我々は腕を認められて部隊の指揮を任されるようになりました。 それから一緒に杯を交わす仲になったのですが、ある拠点の町で宿をとりました」 「相部屋か、なるほど」 「冗談じゃない、部屋は別でしたよ。夜更けに私は明日の敵の拠点を攻める 進行ルートの案をまとめて、確認するために彼の部屋に行きました」 「……そしたら、部屋には誰もいなかった、と」 「そうですね、ちょうどこの部屋と全く同じでしたよ。 …ベッドの足元から毛むくじゃらの足が覗いていた点を覗いてね」 「……フンッ…フフ…」 「気づかなかったふりをして部屋に戻りましたが、我ながらよく笑わずにいられたなと」 「フフフ…」 顔を見合わせて、二人は笑い合った。セリエの腰に回された腕に力が入る。
「貴女はどうですか?足がはみ出していませんでしたか?」 「大丈夫よ。それより、腕を離しなさい」 「また妹さんが戻って来るかもしれませんよ」 「そんな、いや、まさか……」 セリエが不安そうな声を漏らす。 「貴女が困っていたから隠れましたが、私は知られても構いませんし。 なんなら、私がお二人をここに連れてきましょうか?」 「なっ、そんなことしたら許さ…!」 「声が大きい」 狭いベッドの下でミルディンがセリエを抱き寄せた。 「もう少し、このままで」 「……ええ」 重ねあった唇は、すぐに離れた。 二人はそのまま、静かに目を閉じた。
これでおしまいです。自分でも長すぎてビビりましたw 稚拙な文章で、御目汚し失礼しました。
長編乙です!
>>390 様
乙。良かった、面白かったです!
酒場のガヤガヤ混雑した描写もオウガな雰囲気だし、
丁寧語で攻めるミルディンもいい。次作も待ってます。
超亀で恐縮だが、
>>147-148 が、文章が上手い。
恐らくラノベ系だと思うが、
そういう文章の効果をわかってる感じの文。
>390 乙でした ゼノビアでギルダスが終盤加わった話や ミルディンがデゼールブレードくるくる回したりとか、言われてみればありそう 他にも一つ一つの動作や思考に人間臭さがあって、何だか微笑ましく読めた できればオチも見たかったけどご馳走様です
395 :
名無しさん@ピンキー :2011/05/27(金) 21:26:10.95 ID:6N5sQt8O
>>371 オズマは性能もチート級だし最高
art worksでもかわいかった..
なんかオズがオズマの着替えをのぞいてる同人あったなw
レオ
お
398 :
名無しさん@ピンキー :2011/05/28(土) 02:34:42.77 ID:gn1iD8VX
>>395 チート級かもしれませんが、それも設定上の強さにあってるから
(パラディン>テンプルコマンド>4章デニム=ホワイトナイト>ヴァレリア上位)
あの騎士団の中では、おそらく最強の方だと思う。
ハボリムとデニムが対抗できそうだけど、前者は目が見えないし
デニムはオズとの一騎打ちで勝つシーンが削除されてるので
オズマが最強になると思う。
なので、死者Q探索の時に、オズマ様に頼る感じで感慨深い。。。
ロスローリアン相手だとオズマ様に申し訳ないので
ゾンビや悪魔系の人外の者相手に、力を発揮してもらってます。
10年前のSFC・PSの時は敵で苦労し、改造では脳内設定しないと仲間にならなかった
オズマ様が公式に仲間になって、それで
10年前の「死者Q探索」という、あの感覚を今、再び味わうと思うと・・・。
もはや最高・・・・・。
まさかの、テンプルコマンドと死者Q探索・・・・・。最高のファンサービス。
「その根性は認めてあげるわ。でも…もう終わりね」の固有技は悩殺で最強だし
当時は敵だったあのセリフが味方として登場すると思うと、至福の極み。
シェリーはヤリマンじゃないけど相当な経験人数がありそう セックス自体あんまり好きじゃないけど反逆期の頃に早々彼氏作って初体験を済ませてるイメージ んで後にブランダの慰め者になるけど、テクがイマイチだから飽きられて捨てられる
400 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中 :2011/06/11(土) 00:34:18.53 ID:DizceuIj
っていうほすあげ
デボネア&ノルンといいフォルカス&システィーナといい どうして恋人関係にあるキャラは最後にいきなり別れるんだろうか。 ライターの趣味か?
オピ子とデボ、トリあたりのジェネラルとの関係を妄想する
デボネアノルンは完全に別れちゃったのか ノルンがちょっと軽く見えてしまって残念 思い込み激しい分、冷めるのも突発的なのか…
エンディングでコンビ会話ないしねぇ>ノルン オピ子にしているとワールドで最後デボとのトークがなんとも意味深に聞こえてしまう
デボネアはノルンに内緒で主人公についたのかと思ってる。 ノルン重そう。好きだけどね。
男爵に調教されるラウニィーとか
ニバス先生のエロアンデッド開発計画
うむ
ミザールがいいなぁ 天使ってなんだか色気があるし
プリティほっす
413 :
名無しさん@ピンキー :2012/01/11(水) 22:27:41.77 ID:L5A59bq5
さがりすぎあげ 意外(?)とレオナール×アロセールってあんまり話題にも出てこないね 世が世なら幸せになれた二人だろうなーと思うんだけど
カオスルートでヴァイスが嫌味言ってるし 虐殺事件の後も普通にレオナールとアロセールの付き合いはあったんだろうけど 後ろめたい気持ちでアロセールを抱くレオナール…
ヴォルテール×サラ投下します Cルートでバルマムッサの虐殺の晩、どっかで野宿してるとかそんな感じ そっと寝袋を抜け出し、夜営を離れて木にもたれていた。 静かな森だ。 ほんの数時間前までの、悪夢のような喧騒が嘘のように感じられる。 そうだ、嘘ならどれだけよかっただろう。 同族たちが次々に殺され、ひとつの町が血の海と化し、燃え盛る炎は悪鬼の姿をしているように見えた。 地獄のような光景。 どうすることもできなかった非力さ。 袂を分かった仲間たちと、ずっと信じて慕ってきた騎士団長の冷たい目。 それらを思うと、怒りや悔しさや悲しさや、たくさんの感情が渦巻いて、苦しくて涙が止まらない。 「サラ」 振り返らなくても、聞き慣れた声の主の顔は目に浮かぶ。 力なく俯くと、その人物は彼女の隣に腰を下ろした。 震える肩に置かれた手は、その苦痛を少しでも和らげようとしてくれているのだろう。 幼馴染の大きな硬い手のひらは、あたたかかった。 「ヴォルテール、どうして……こんなことになっちゃったんだろう」 嗚咽をこらえ、サラは呟く。 ようやく絞り出した声は震えていた。 「昨日まで、みんな一緒だったのよ。一緒にいて、笑い合って、同じ道を歩いてた。 それなのに……どうして、あんな……レオナール様はッ」 声は再び嗚咽に消えた。
肩の手が幼子をあやすように、ぽんぽんと二回、優しく跳ねる。 「思想が違えど、我らは同じウォルスタ人だ。きっと、いつかまた分かり合える。昨日までそうだったようにな」 慰めの口調は限りなく優しい。 低く落ち着いた声を聞いているうちに、サラは少しずつ、波立っていた心が穏やかになっていくのを感じた。 「……意外だったわ」 「何が」 「あなたは、従うと思ってた。レオナール様の命令だもの」 彼は、義理を重んじる忠誠心の厚い男だから。 たとえば恋人と主君を秤にかければ、迷う余地もなく主君を選ぶであろう。 主君に死ねと言われれば、何のためらいもなく死を選ぶであろう。そういう男だ。 ヴォルテールは唇を噛んだが、それを隠すように口を開いた。 「ただ従うだけが忠義ではないよ。同胞を手にかけるなんて間違ってる……と、俺は思う。 間違ったことをしている方に、間違っていると知りながら何も言わずに仕えることも、俺は間違ってると思う」 背きたくて背いたわけではない、苦渋の決断。 それが果たしてどんな結果をもたらすのか、今はヴォルテール自身にもまだわからないようだ。 「いつか、レオナール様を気づかせて差し上げられたらいいんだが」 「うん……」 「それとも、気づかされるのは俺たちのほうなのかな。間違っていたのは俺たちで、あれは仕方のない手段だったんだと」 「そんなこと! そんなこと、あるはずないッ」 サラは唐突に声を荒げた。 「罪のない人たちを無闇に殺すことが正しいだなんて、そんな馬鹿な話!」
ヴォルテールを突き飛ばさん限りの剣幕で、強く言い放つ。 それから我に返ったように、表情が暗く沈んだ。 「……ごめん」 「いいさ。こんな夜くらい、精神が尖るのも無理はない」 「あなたはずいぶん冷静じゃない」 「俺が? まさか。俺だって、未だに現実を受け止めきれていないよ」 心から忠誠を誓っていた相手に背を向けることが、彼にとってどれだけ胸を痛める行為なのか。 それは同じ男に忠義を尽くしていたサラにも想像がつく。 いや、忠誠心の塊のような騎士のことだ、きっとサラの想像以上に苦しいはずだ。 「でも、サラが泣いてるから。俺まで泣いてる場合じゃないだろ」 「なに、それ」 「覚えてるか、子どものころのこと。俺が泣いてると、サラがいつも助けてくれたよな」 「ああ……」 十数年も前の話。まだ、ふたりがただの幼馴染でしかなかった昔の話だ。 男児より女児の方が精神的な発達が早いとはいえ、幼き日のヴォルテールは明らかにサラよりも 小柄で、弱気で、軟弱で、とにかくよく泣く子どもだった。 いじめっ子にからかわれただの、転んで膝を擦りむいただの、ことあるごとに泣いていた。 そのたびにサラがすっ飛んできて、あれこれと面倒を見たものだ。
「忘れないわよ。手のかかる幼馴染だったもの」 「まったくだ」 ヴォルテールは苦笑した。 情けなかったころの自分を思い出すと、我ながら笑うしかないのだろう。 「でも、今は違う。お前が泣いていたら、俺が助けたい。支えになりたいんだ」 真っ直ぐな言葉が、真面目で実直な彼らしくて嬉しい。 ひ弱だった幼馴染は、いつの間にか、誰よりも心を預けられる恋人に変わっていた。 「……ありがと」 先ほどとは違った感情があふれ、泣きそうになる。 泣き顔を見せれば、彼を不安にさせてしまうだけだ。 潤んだ瞳隠すように、サラはヴォルテールの胸に顔をうずめた。
■ 現実逃避だと、サラは思った。 それもいいだろう。 逃避だろうが何だろうが、こうでもしないと絶望に押しつぶされてしまいそうだ。 幸いなことに、残酷な命令に背いたのは彼女だけではない。 解放軍のリーダーであるデニムが、共に死線をくぐり抜けてきた仲間たちが、 大切な存在であるヴォルテールがいる。 現実は、時間と共に受け止める。明日彼らと全員で話し合って、今後の方向を決める。 だから、今夜は現実を忘れて彼だけを感じることに決めた。 「……ッは」 長い口づけのあと、土の上に横たえられた。 屋外で交わるなど考えたこともなかったが、今はそんなことにこだわる余裕はない。 なんでもいいから、彼が欲しかった。 「ヴォルテール……」 昂る気持ちを抑えるように名を呼ぶ。 返事の代わりか、触れ合うだけのキスが降ってきた。 何度もついばむように唇を重ねていると、ゆったりとした服の裾の下に 武骨な右手が侵入してくる。 豊かな膨らみをそっと包み込まれ、サラの肩が揺れた。 手は柔らかな肌の上を滑るように撫でる。 「なんだか……」 「うん?」 「優しいね」
くすぐったい愛撫に、サラは目を細めて微笑んだ。 べつにいつもが乱暴というわけではないが、今夜はことさら、 彼の優しさが沁みてくる気がした。 「そうかな」 ヴォルテールは照れくさそうで、それだけしか返してこなかった。 代わりに、撫でるばかりだった手のひらに力がこもり、 わずかに主張を始めた胸の突起を指先でつままれる。 「……ん、ふ、ッ……う……」 必死に声を殺す。 仲間たちが眠る陣からは離れているが、大きな嬌声を上げれば聞かれてしまうかもしれない。 サラを追いかけてきたヴォルテールのように、いまだ眠れずにいる者が ほかにいないとも限らないのだ。 サラは目を閉じ、自らの手で口を覆って喘いだ。 そうして快感に抵抗しているうちに、ヴォルテールの手は遠慮をなくし、 サラの上着を裾からまくる。 露わになった白い胸で、しっかりと膨らむ桃色の実が目立っていた。 「……たまらないな」 ヴォルテールは誘い込まれるように、その頂点に吸いついた。 弱いところを舌で転がされ、サラは緩慢に首を振る。 「ん……あ、はああ」 悩ましげな吐息を聞きながら、胸から離れた手はゆっくりと腹を滑り、 下腹部まで降りていく。 彼女の熱く疼く場所までもう少し。 「やッ」
反射的に動いたサラの手が、上着越しに厚い胸板を押す。 しかし、それは一瞬のことで、細い両手首は地面に押さえつけられた。 ヴォルテールの利き手ではない左手ひとつで、形ばかりだったとはいえ 抵抗は簡単に押さえ込まれてしまう。 戦場で力強く弦を引き絞るアーチャーの腕も、鍛え抜かれたナイトにかかれば か弱い女性の腕力でしかないのだろう。 「こんなに濡らしておいて、嫌はないだろう」 「し、知らない……ふあッ」 下着の隙間から入ってきた指が、震えるくぼみの入り口を撫でる。 サラはか細いながら甲高い声を上げてから、真っ赤になって顔を背けた。 「へえ、知らない?」 ヴォルテール白々しく、驚いたような口ぶりでは囁いた。 「なら、教えてやろうか」 「ひッ、んう……ああ、あッ」 くぼみに指を突き入れられ、少し上に位置する充血した膨らみをこね回され、 散々に恥ずかしい場所をいじられたサラの顔は火照りきっていた。 それでもヴォルテールは刺激を止めず、くちゅくちゅ、と 湿った音が嫌でもサラの耳に入ってくる。 「ほら、わかるだろう。もうこんなになっているぞ」 「やあ……ヴォルテール、の、せいじゃないッ」 「そうだな。だから、ちゃんと責任は取るさ」 憎まれ口さえもあっさりとかわされ、なんとなく負けた気がした。 ただ、不思議と悪い気はしなかったが。
ヴォルテールによって下肢を包むものはすべて取り去られ、 しとどに濡れた秘所が外気にさらされる。 「ここをこんなにさせた責任を、な」 「何度も言わなくていいわよ……ばか」 呟く声は風にかき消されてしまいそうに小さかったが、ヴォルテールには しっかり届いたようで、彼は苦笑しながら下穿きまでを脱ぐ。 サラに刺激され、物欲しげに漲った彼自身が露わになった。 「サラ」 白い額に張りついていた前髪をかき分けられる。 快感に翻弄された淫らな顔を余すことなく見られているようで、恥ずかしい。 けれど、ヴォルテールになら見せられる。 もっと、見てほしい。 そして、彼にも同じものを見せてほしい。 「……来て。お願い」 その言葉に、ヴォルテールはサラを貫いた。 「あッ……! く、う、ああッ」 サラの体が跳ねる。 もはや我慢できない。 快感が、抑えようとしても抑えきれない声となって次々にあふれ出す。 「みんなに聞こえるぞ」 「そんな、こと、言ったってッ……は、んん!」 突き上げられれば、喜悦の喘ぎを漏らすしかない。 ヴォルテールはサラの細い腰を抱き、唇同士でその嬌声を塞いだ。
「んんッ……ん、ふう……ん」 サラも懸命に応える。 唇を吸い、舌を絡め、濃厚なキスを重ねた。 しなやかな腕を伸ばして抱き締めた体は、屈強な筋肉に覆われている。 先ほど持ち出された思い出話のせいか、過去の、幼い少年の泣き顔が頭をよぎった。 あのひ弱な少年が、よくもこんなに逞しく成長したものだ。 お姉さんぶっていたサラを追い越すほどに、身も心も逞しく。 「くッ、サラ……」 そんな青年が、どこまでも愛しい。 快感に眉根を寄せる表情から、限界が近いことが感じられる。 サラも似たようなものだった。 鼻腔に届いていた土のにおいも、背中に感じていた落ち葉や小枝の感触も どこかへ飛んで消え去り、すべてが彼で覆われていく。 「ヴォルテール……だめ、も、私……」 強い突き上げが、速さを増していった。 伴うように、サラも高みへ連れられていく。 「ああ、あ、んああ……ッ!」 サラの全身がわなないた。 ヴォルテールを求める心そのままに、ぎゅっと彼自身を強く締めつける。 彼の迸る猛りを体内で感じたのは、その直後だった。
■ 星のない空はまだ暗い。 今からでも、睡眠は充分に取れるだろう。 汗が引いたころに、眠気が静かに忍び寄ってきた。 「ようやく、眠れそうだわ」 すでにまどろみかけているサラがこぼすと、困ったような笑い声が返ってくる。 「ここで寝るなよ」 「うん。……だけど、もう少しだけ」 このままでいたい。 甘えるような言葉を発し、より強く身を寄せる。 そうか、とヴォルテールも呟いてサラを抱き寄せ、それ以上何も言わなかった。 以上です。お粗末さまでした このふたりって人によってイメージいろいろありそうだから、 なんかイメージ違ってたらすいません
いやいや、いいものをありがとう。 魔剣ヴォルテールオチじゃなくて安心したよ
>>425 一年越しのリクエストが叶うとは思わなかった
ありがとう
エロいし二人のやりとりもよかった、GJ
久々に来たら良いものが投下されてた 素敵な雰囲気、GJだ
>>425-428 ヴォル×サラ書いた者です
ありがとうございます! 少しでもお気に召していただけたなら嬉しいです
拙作が続いて申し訳ないのですが、DLCやってたら予想以上にデレたカチュアに
興奮して妄想した、運命の輪ベースのヴァイス×カチュア投下します
去年の夏にカチュア誕生日ネタを書こうと思いつつ放置してて
全然関係ない今の時期になってしまった……orz
闇竜の月十五日、王都ハイムは大変な賑わいを見せていた。 街は色とりどりの花の飾りや風にはためく国旗に彩られ、人々は歓喜の言葉を口にし合う。 そんな輝かしい大通りをゆっくりと通り抜ける騎馬隊と馬車の列は、 若き君主の生誕二十二周年を祝うパレード。 雨期だというのに雲ひとつなく晴れたこの日は、女王ベルサリア・オヴェリスの誕生日だった。 「たくさんの人々が未だ苦しい思いをしているのです。 そんなときに、なにも大々的に私を祝っていただかなくても」 当の本人は開催に難色を示していたが、この華やかな行事はヴァレリア全土に住む民衆の 結束を高めるため、また戦乱からの復興を諸外国に印象づけるためにうってつけなのだと 側近たちに説き伏せられた。 そのため、当日の午前中には式典、日中はパレード、そして夜は城内でパーティーが催され、 女王が公の場から解放されたのは夜更けのことだった。 「長い一日だったわ……なんだか、自分の誕生日じゃないみたい」 疲労を引きずりながらも、ようやく訪れた静かな時間にため息をつく。 その様子に苦笑しているのは、よく見知った顔だ。 「これも政の一種だろ。平和で何よりじゃねえか」 「そうね。楽しいことは楽しかったし、いいかな」 戴冠式からかなりの日数が経つが、未だに忙殺される毎日が続いている。 加えて、今日のための衣装合わせだの段取りの確認だの、準備にずいぶんと手間取った。 それでも、人々が自分の姿を見て活気づき、元気を出してくれるのならば安いものだ。 そういう立場であることを自覚しているから、今日はとりわけ、民衆の憧れる女王の姿を しっかり演じきった。 しかし、ここは自室。 ナイトドレスの上にガウンを羽織ったプライベートな格好の彼女を見ているのは、 幼馴染の青年ただひとり。 演じる必要も、気を張る理由もない。 彼女がベルサリア・オヴェリスからカチュア・パウエルに戻れる、心地よい空間だった。
「ともかく、お疲れさん。飲み直そうぜ」 差し出されたグラスに赤いワインが注がれるのを見ながら、カチュアは頷いた。 つまみに、と幼馴染が用意した皿には、薄切りの肉と付け合せ程度の野菜が載っている。 「美味しそう。いただくわ」 「羊肉のローストだよ」 「へえ、羊のお肉」 「そう。今日の肉は腐ってねえから安心していいぜ」 そういえば、少し前にもそんな思い出話をした覚えがある。 彼がまたその話を持ち出したことが、なんとなく気になった。 意外とくせの少ない柔らかな味を舌に感じながら、そっと尋ねる。 「ヴァイス、もしかして未だにちょっと怒ってる?」 「そういうつもりじゃないさ。お前が悪いんじゃないし、いつまでも根に持つほどのことじゃ……」 言い淀んで、ただ、と台詞を繋げた。 「ずっと引っかかってたんだ」 「何が?」 「あの日、さ。何の日だったか覚えてるか?」 正面に座る彼に見つめられ、カチュアは首を傾げた。 時期すら雨期の頃だったような、という曖昧な記憶しかないのに、日付までは思い出せない。 「覚えてねえのかよ。お前の誕生日だっただろうが」 「そう、だったかしら」 呆れられたが、それでもカチュアにはぴんと来なかった。
平和だった子どもの頃には、ささやかながらいつもより少々贅沢な肉や魚の夕食を囲んで、 父と弟に誕生日を祝ってもらったものだ。 しかし、十九のときはそれどころではなかった。 祝ってもらう以前に、誕生日そのものの存在を忘れていたから。 「ヴァイス……あなた、あんな状況だったのにそんなこと覚えてたの?」 「一応、祝ってやろうと思ってたんだぜ」 喜ばせるつもりだったんだ、とヴァイスは照れ臭そうにこぼした。 弾圧され、町を焼かれ、家族を奪われて。 悲しみと憎しみばかりが増えていく中で、少しでも明るい話題が欲しかった。 「せめて誕生日くらい、ちゃんとしたモン食わせてやりてえな……なんてさ」 あのとき、絶対に食料を持ち帰ると意地を張ったのはそのためだ。 だが、思うような成果は得られなかった。 やっとのことで手に入れたのは、バクラム軍の残飯であり、ところどころ黒く変色して 蛆虫が湧いた羊肉。 カチュアが言い放った「人間の食べるものじゃない」という言葉はもっともだったかもしれない。 だからこそ、ヴァイスのプライドは傷ついた。 今なら、カチュアにもそのヴァイスの気持ちがわかる。 カチュアのために必死の思いで見つけてきた食べ物を、その本人に貶された少年の気持ちが。 「そりゃ、誕生日に腐った肉なんかもらっても全然嬉しくねえっての。なあ」 すっかり大人になった少年はけらけらと笑って、同意を求めてくる。 けれど、カチュアは笑わない。笑えなかった。 それどころか。 「お、おい? カチュア、何泣いて」
一滴の雫が白いテーブルクロスに染み込んでいく。 泣くつもりはなかったのに。泣いても、かえって気を遣わせるだけなのに。 慌てて涙を拭う。 「ごめん、ね……私、酷いことしたよね」 今になって思う。 カチュアには周囲の人々ほどヴァイスを厭う気持ちはなかったが、それでも気がつけば 弟を優先し、可愛がっていた。 冷たく接したこともあったし、ときには辛辣な言葉さえぶつけた。 ヴァイスにしてみれば面白くなかったはずだ。 それでも、彼はずっとカチュアを見つめ続けてくれていた。 肉親だと信じて疑わなかった弟を失うことが怖くて、そのうち弟にばかり構うようになって、 自分に向けられる眼差しには気がつかなかった。 気がつかず、酷いことを―― 「ごめんなさい」 「いいってば。こうして笑って振り返れるようになったんだから、それでいいじゃねえか。な?」 ヴァイスの口調が、少し焦っている。 いつも強気に接していたせいか、泣かれると調子が狂うらしい。 カチュアは目を伏せて俯いた。小さく呼吸を整える。 「ほら、笑えって。泣くなよ」 「……誰のせいよ」 「だ、誰のせいって」 がたがたと、木製の椅子を引きずる音が聞こえる。 ヴァイスが席を立ったのだろう。 戸惑い気味に肩に置かれた手の感触に、カチュアは上目遣いになってヴァイスを見た。 「ヴァイスが泣かしたんじゃない。どうしてくれるの?」
涙はもう引っ込んだが、瞳はまだ濡れている。 その潤んだ双眸が、悪戯っぽく笑っていた。 一瞬張りつめた雰囲気を解すことに成功したようだ。 ヴァイスも安堵したように苦笑する。 「どうしてほしいんだよ? 女王様は」 「そうね……、慰めてちょうだい。うんと優しくしなさいよ」 「はいはい。まったく、上から目線の嫌な女だな」 「誰のことかしら、それ」 「さあ? ラヴィニスのことかな?」 「もう、ばかッ。その話は……」 若さと青さが口走らせた本音を未だに揶揄されるとは、あのときには思ってもみなかった。 蒸し返される恥ずかしさに抗議しかけたところを、くっと指先で顎を持ち上げられる。 目を閉じれば、普段の勝ち気な彼とは少しイメージの違う、優しい口づけが降ってきた。 しばらくは触れ合う唇の柔らかさに酔っていたが、そのうちに物足りなくなってくる。 「ヴァイス」 立ち上がって、ねだる代わりに囁いた。 「好きよ」 「俺だって……」 その先が聞きたい。 彼には素直でないところがある。 甘い行為の最中や酒に酔っていない限り、普段は茶化すばかりでなかなか言ってくれない言葉。 催促して、引き出した。 「俺だって、何?」 「……好き、だ」 ぎゅうと強く抱きしめられる。 「今日はお前の誕生日だったな。お前が生まれてきてくれて、よかった」 「……ありがとう」
しがみつくように、太い首へ手をまわして抱きしめ返した。 言葉はなく、何度も交わされる深い口づけ。 生き物のように蠢く舌が、カチュアの口腔を這い回る。 応えるようにカチュアも舌を伸ばし、絡め合った。 少しざらついた表面が触れ合うたびに、ぞくぞくと甘い痺れが背筋を駆けていく。 「……ッん、はあ」 唇がようやく離れ、カチュアは熱い息を吐く。 獣欲に火のついたヴァイスの目が、ぎらついているように見えた。 きっと、こちらの瞳も熱に浮かされたようにとろけているのだろう。 その証拠に、体の芯でくすぶる疼きが一向に収まらない。 「もっと」 このままでは、おかしくなってしまいそうだ。 足りない。 もっと。 「もっと……あなたが欲しい」 「くれてやるよ、いくらでも。その代わり、俺もお前をもらうから」 軽々と抱きかかえられてベッドに運ばれる。白いシーツは、火照った肌に程よく冷たかった。 ヴァイスがテーブルに置かれたランプの火を消して、シャツを脱ぐ。 灯りの消えた暗い部屋の中に現れた、筋肉のついた逞しい背中に目を奪われる。 男らしいな、と思った。 いつからそう感じるようになったのだろう。 年下の少年はずっと、強いて言うならば弟同然の存在であり、男性ではなかった。 服を脱ぎ捨て、デニムと一緒に泥だらけになって遊んでいた幼い姿。 暑い時期には、ゴリアテに面した海で泳ぎまわっていた元気な姿。 彼の背中などいくらでも見てきたはずなのに。 無意識のうちに見つめていると、振り返ったヴァイスと目が合う。
「もしかして、見とれてた? 女王様のすけべー」 「……ばか」 「見とれてたんだな。よし、俺にも見せろ」 ヴァイスは滑らかな生地の肩紐に手をかけた。 そのまま下着まですべて剥ぎ取られ、なんとなく心もとない感覚に襲われる。 一糸まとわない華奢な体は月明かりの下で白く輝いており、 カチュア本人の自覚を大きく超えるほど魅力的だった。 憎まれ口を叩いていたヴァイスが無言になったことに気づいて、彼を見上げる。 じっと見下ろしてくる熱い視線に、思わず頬を染めた。 「そんなに見ないでよ」 「無理言うな」 「無理、って」 カチュアの精一杯の抵抗をあっさりと却下し、覆いかぶさってくる。 「だって、すげえ綺麗だから」 「や……ッん」 輪郭をなぞるように、指先で首筋から鎖骨、胸にかけてそっと撫でられた。 それだけでも心地よくて、うっとりと目を細める。 「柔らけえな」 「あ……」 恋人の胸の膨らみは、ヴァイスの手にちょうど収まりがいいらしい。 両手の手つきは愛撫から、やがて優しく揉みしだく動きに変わり、カチュアは 艶めかしい吐息を漏らした。 官能を感じ始めたその表情を、ヴァイスが見ている。 羞恥心に火がつき、逃げるように顔を背けた。 「は……、うん」
口が薄く開き、吐息に混じった恥ずかしい喘ぎ声が漏れていく。 抑えようとして、きゅっと口を結んだところを見咎められた。 「なに我慢してンだよ」 「だって……恥ずかしいもの」 「もう聞いてるよ、何度も」 「やだ、言わないでよ」 「俺は聞きたいんだ、何度でも」 耳元で囁く誘惑。耳をなぶる吐息に、ぞくぞくと背中が震えた。 自己主張を始めた先端を指先で擦られ、弾かれる。 「あ、……んんんッ」 「相変わらず敏感だな、ここ」 「ヴァイスが……へ、変な触り方、するから」 「変な触り方されるのが好きなんだろ? こんなに感じてさ」 「なッ、そんな、ああッ!」 言い残した言葉は甘い悲鳴に変わった。 少しかさついた唇で柔らかく摘まれ、舌が踊るように舐め回していく。 一度声を上げてしまえば、あとは引っ込めようがなかった。 乳首を刺激されるたび、鼻にかかった喘ぎ声が勝手にこぼれ出てしまう。 「そう、その声。我慢するな、可愛い声なんだから」 力の抜けた両脚を、左右に割り開かれた。 反射的に閉じようとするが、間にヴァイスの体が滑り込んでおり、抵抗は許されない。 「隠すなよ。欲しくてたまンねえくせに」 「あうんッ……そこ、ああ」 ちゅぷ、と液体の音がした。 濡れている自覚はあったが、相手に知られたと思うと恥ずかしくてたまらない。
黄金のような色をした茂みをかき分けて、ヴァイスの指がぷっくりと膨らんだ大粒に辿り着く。 「ああッ! ひ、だめえッ」 触れるか触れないかという弱い刺激に焦らされ、かと思えば、痛みを感じない程度に摘まれ。 繊細な性感帯を執拗になぶられ、腰が跳ねる。 「やあ、あ、ヴァイス……!」 彼の名を呼びながら、軽く達してしまった。 弄られていた辺りが弛緩していく感覚と、そこから頭の先、つま先まで優しい電撃が 広がっていくような感覚。 目を閉じて余韻に浸りながら、肩で息をする。 「イッた?」 荒い呼吸に胸を上下させ、カチュアは小さく頷く。 「……でも……、まだ……」 体の奥は相変わらず昂っていて、もっと欲しいと貪欲に訴えてくる。 ヴァイスは嬉しそうに口の端を歪め、震える割れ目に指を這わせた。 「だよな。ここは物欲しそうにしてるもんな」 「ふあッ、あああ」 ひくひくと小さく収縮する入り口を通り越し、指がカチュアの中へ入っていく。 これから入ってくるであろうものに比べればずいぶんと細い指にも、ぬめる壁は絡みつく。 その壁をあちこち引っかかれ、カチュアは身悶えた。 「あ、やだッ、はああんッ!」 押し寄せる圧迫感と、物足りない快楽を求める切なさで、どうかなってしまいそうだ。 力の行き場を探してシーツの上を彷徨う手の甲に、固いヴァイスの手が重ねられた。 ためらうことなく手のひらを返し、指を絡めてきつく握る。
と、カチュアに入っている指が抜かれた。 「ん、ヴァイス……?」 「……本当に、可愛いよ。カチュア」 潤んだ瞳で見上げた彼の顔が降りてきて、口づけを交わす。 絡み合う舌が熱い。 唇が離れると、今度は太腿に当たる、熱く固い感触に気がついた。 「俺も、そろそろ」 「あ……」 ちらりと下を見やると、大きくなった彼自身が顔を覗かせている。 そういえば、今夜はしてもらってばかりだ。 彼を気持ちよくしてあげたくて、おずおずと手を差し出す。 が、触れそうなところでヴァイスが腰を引いた。 「今日はいいよ。俺が優しくしてやるんだろ?」 「でも」 「いや、いいんだ」 決まりが悪そうに苦笑する。 天を向くヴァイスのそれはすでに凶悪に成長し、膨らんだ先端は湿り気を帯びていた。 「今お前に触られると、その、アレだ。ヤバいかも」 ここのところ、激務に睡眠時間さえも削られている。 恋を楽しむ余裕も愛を確かめる暇も皆無に等しかった。 そのぶんが、こういう形になって表れているのだろう。 これはこれで、言葉以上に強く欲されている気がして嬉しい。 彼の苦笑いにつられるように、カチュアもくすくすと笑った。
「じゃ、触っちゃおうかな」 「うわッ、やめ、やめろって」 伸ばした右手を捕まれると、次の瞬間には簡単に両手首を拘束される。 こうして男女の体格差と彼の逞しさを見せつけられるのは、悔しいけれど嫌いではなかった。 ヴァイスがじっと見下ろしてくる。カチュアも黙って見上げ、見つめ合った。 額が触れそうな距離まで近づく。 「なあ。挿れて、いいだろ……?」 興奮した荒い息に紛れて、掠れた低い声が許しを請う。 囁きに呼応するように下腹部が甘く疼き、カチュアはゆっくりと頷いた。 「愛してる、カチュア」 「私もよ」 そのまま、ちゅ、と音を立ててキスを交わす。 触れるだけでよかった。 長々と唇の感触を味わっていられるほど、ふたりとも理性が持ちそうにない。 濡れきったカチュアのそこに、肉の塊が押しつけられる。 久し振りだからだろうか、ずいぶんと彼のものが大きく、きつく感じた。 「痛いか?」 「だい、じょ……ッく、大丈夫だから……」 正直なところ、えぐられるように痛かった。 しかし、徐々に彼が侵入してくるにつれ、別の感覚が波のように押し寄せてくる。 ひそめた眉は、最初こそ痛みの証拠で、今では快感の証拠にほかならない。 求めるように、カチュアはヴァイスを抱き寄せた。 「熱いな。お前の中」 「ヴァイスのだって、熱い……」
彼をすべて飲み込んだ穴が、まだ切なく震えているのがカチュア本人にもわかった。 このまま放っておかれたら腰が勝手に揺れてしまいそうで、顔を真っ赤にして声を絞り出す。 「お願い。動いて」 「ああ、わかってる」 汗のにじむ額にひとつ口づけを落とすと、ヴァイスはゆっくりと腰を打ちつけ始めた。 欲深く女を貪ろうとするその動きが、蠕動運動のようにカチュアに伝わり、絶え間ない快楽を 生み出していく。 その快感は稲妻に貫かれたように鋭く、どんな砂糖菓子よりも甘い。 「ふあ、ああッ! あん、ああんッ!」 羞恥心など遥か彼方に消え失せる頃には、女の悲鳴に我慢の色はなく、 男の動きは激しさを増していた。 太い肉棒の根本が顔を出しては、また深く沈みこんでいく。 それに合わせるように結合部の体液がかき回されて、ずちゅずちゅと卑猥な音を奏で続けた。 強烈な刺激に、体も意識もどこかに飛んでいってしまいそうだ。 白い腰をがっちりと掴む手が、そんなカチュアをヴァイスの傍に留まらせてくれる。 「ああ、あああッ、い、気持ちい……ッ」 「俺もッ、マジ、いい……カ、チュア」 「ヴァイス、んん……もっと、もっとッ!」 繋がった部分が、体が、心が、愛する人で満たされていくような感覚。 熱くて、愛しくて、ただそれだけでいっぱいで。 このまま溶け合って、本当にひとつになってしまいそうだった。 「だめ、だめええッ! ヴァイス、きちゃうの、きちゃ、ああああッ!」 限界を伝える言葉を必死で紡ぐ。 ヴァイスの呻き声が聞こえた。 彼も似たような状態らしく、獣のような腰使いにはもう遠慮がない。
愛される悦びか、生理的なものか、あふれる涙でぼやけた視界ではその愛しい顔すら にじんでよく見えなくなる。 広い背中と黒い髪に手を伸ばし、抱きしめた。 応えるように、力強い二本の腕がカチュアの華奢な体を包み込む。 「愛してる……ッ」 どちらが叫んだのかはわからない。 あるいは、ふたりして声を揃えていたのかもしれない。 それくらいに何も考えられなくなって、ほぼ同時に達する。 「は……あ、ああ……」 体の奥に熱い精液が流れていくのを、カチュアは震えながら受け止めた。 二度、三度と、刻み込むようにヴァイスの腰が動く。 たっぷりと注ぎ込んで、ようやく、鍛え抜かれた肉体がカチュアの隣に落ちた。 絶頂を迎えた余韻の中で、呼吸も荒いままに唇を重ねる。 そうしてしばらく、寄り添って互いの体温を感じていた。 「いけね」 長い髪を梳くように撫でてくれる指の感触に陶然としていたカチュアは、 小さな呟きを聞きつけてまぶたを開ける。 「どうしたの」 「一番肝心なこと、言うの忘れてた」 「肝心なこと?」 改まって、こちらを見るヴァイスの目。 表情がどこかぎこちないのは、照れ臭さを押し殺そうとしている証だ。
「カチュア。誕生日、おめでとう」 言葉が出なかった。 たしかに言われていない。言われていなかったが、今さらすぎる。 「……おっそーい」 「いやあ、タイミング逃してな。だけど、ほら、ぎりぎりセーフだろ」 あと数分で、日付が変わろうかという時間帯。 わざわざ言葉にしてくれた嬉しさを、カチュアはあえて隠した。 代わりに、腕枕にしている彼の腕を指先でつねる。 もうひとつ素直な言葉が欲しくて、ほんの少しだけ意地悪をしてみた。 「いってえッ」 「だーめ。遅すぎ。誠意が感じられません」 「じゃあ何だよ……お誕生日おめでとうございます、遅れて申し訳ございません?」 「なに、その疑問系」 「ああもう、何て言えばいいんだよ」 「わからないの?」 眉根を寄せる彼を上目遣いに見て、微笑む。 「まっすぐこっち向いて、私から目を逸らさないで、好きって言って」 ヴァイスの頬が赤く染まるのを目撃できたのは、ほんの一瞬だけだった。 強引に引き寄せられる。 やはり、素面では口にできないらしい。 厚い胸板に視界を覆われて何も見えないが、精神的に優位に立っているのは間違いなく こちらのほうなので、くすくすと笑った。 「素直じゃないわね。さっきまで散々言ってたくせに」 「……なら、もう充分聞いただろ」 「もう一回、今、聞きたいの」 「なんでだよ」 「だって、好きなんだもの。ヴァイスのこと」 少しの沈黙。 そして、彼の顔は見えないままでも、短い言葉がしっかりと聞こえた。 俺も好きだよ、と。
以上です。読み返したらなんか思った以上に少女漫画っぽいな…… お目汚し失礼しました
乙!
good job なかなかこのカプ見ないのでうれしい
ヴァイスの仕草やらに萌える日が来るとは/// カチュアのSっ気がもどかしい…でも許せる ごちですた
そろそろ圧縮来るかな?
449 :
名無しさん@ピンキー :2012/03/25(日) 16:13:19.77 ID:/gxPwJ7x
なぜ過疎
ヴァイスもたまには報われなきゃな
保守がてら小ネタ ネガティブなフォルカス×アロセールでごめんなさい 「ああ、いい、いいッ!」 白いシーツを握りしめて悶える女を見下ろし、熱い息を吐いた。 暗さにすっかり目が慣れた今なら、艶めかしく蕩けた表情もよく見える。 恥じらいの朱に染まった頬は、それ以上に情欲を色濃く浮かべていた。 「もっと……おねが、い」 ねだる彼女に応えようと、突き上げの速度を増す。 こうしてもう幾夜、肌を合わせただろうか。 その度に湧き上がる、劣情と、快感と、違和感。 違和感の正体はわかっている。 「くッ」 「ふあ、あん、――……ッ」 行為の最中に、名を呼んだことも、呼ばれたこともなかった。 違う名前を呼んでしまいそうだから。 二度と手に入ることのない愛を、求めてしまいそうだから。 似た者同士だと自覚しながら、傷を舐め合うように、繰り返し交わった。 「んん、そこ、あああッ!」 「ぐ、う……ッ」 記憶を振り払うかのごとく情事に耽る。 滑稽、かもしれない。 それでも構わない。それでいい。 こうしていれば、いつかきっと忘れられる。 痛みを。過去を。愛した人を。 時間が忘れさせてくれるはずだ。 その可能性に縋って、彼らは滑稽な夜に没頭し続けていた。 未だ、朝は遠い。 すべてを忘れてしまえる日は、それ以上に遠かった。
投下乙 好きで書いたんなら卑屈にならんでもいいんだぞ フォルカスやアロセールは、想い人のことをすごく好きなのがいいよな
453 :
0/6 :2012/04/18(水) 00:59:28.06 ID:kU2clKzj
・フォルカス×システィーナ ・純愛。甘い ・時系列はCルート組EDの前夜 ・ゲームスタッフの「国政の中心に立つシスティーナを影から支えようと フォルカスは考えた」設定を使用
454 :
1/6 :2012/04/18(水) 01:00:07.27 ID:kU2clKzj
「ん……」 ハイム城内、高位文官が詰め仕事用に使う寝室で男女の影が合わさる。 「ぷは……はぁっ……んむっ」 唇をついばむようなキス、舌を絡める濃厚なキス。何度も何度も繰り返し、滴り落ちた唾液をすくう。 先に息があがってしまうのはいつも彼女の方で、彼の胸に額をこつんと落としてギブアップを伝える。 苦しそうに上下する肩を見て申し訳ないという気持ちと、真っ赤になった頬を見て可愛らしいと思う気持ち、 謝罪と愛情が合わさったなんともいえない感情を込めて、彼女を抱きしめ、頭をなでた。 「明日の出立の時間……何時ごろだったかしら」 彼女がぽつりともらす。 「ん? そうだな……昼前にはハイムを立つとして、挨拶回りもあるし、皆が勤務し始める時間から バイアンたちと各部署を回ってそれからかな」 「そう……今日はこの部屋に泊まる?」 「システィーナさえよければ喜んでそうさせてもらうよ」 「私がフォルカスを拒むなんて……そんなことするわけないわ」 「そうか、そうだね。うれしいよ」 「……」 「……どうかしたのかい?」 先程から彼女の言葉の歯切れが悪い。 何かを言いあぐねているのだろうかと考えた彼は、それを促すように尋ねた。 「あ、あ……あの、ね、フォルカス……。あの……」 「うん」 「その、今日は……い、いつもより……たくさん、抱いてほしい……なって……」 言葉の最後は殆ど聞こえない程の小さな声になってしまっていたが、 彼女の言わんとすることは彼に伝わった。 意外だった。 このように求愛の情を示す割合は彼の方がずっと多い。 彼の愛を彼女が受け入れるか、場の雰囲気によってどちらからともなくか、 大抵はそのいずれかで行為に及んでいたため、彼女から彼を求める状況とはここしばらく無縁だった。 「だ……だめなら、いいの……」 慣れないお願いに対する返事に間が置かれたせいか、彼女がそんな言葉をつけたす。 「そ、そんなことないよ!」 「きゃっ」 慌てて肩を掴む手に力が入りすぎた。押し倒すわけでもあるまいし。 「あ、す、すまない」 「ううん……よかった、嫌われなくて」 そう言って、微笑みを返す。 「嫌うだなんて、それこそありえない。無用な心配だよ」 女性から情欲のままに求めることが卑しいだなんて、純粋で、少し幼い思考だ。 苦笑しつつ、しかしそんなところが魅力的なのだと彼は思った。 育ちがよく、心清らかで……可愛らしく、愛しい人。そして自分を愛してくれる人。 「……やはり、寂しい思いをさせてしまうんだね」 彼女の頬を優しくなでながら呟く。 彼女からのお願いは、意外だったとはいえ、その理由は察するに余りある。 彼女の理想とする国家を一刻も早く実現するために、王都を離れると決めた。 彼が彼女に贈る最大限の忠義であり、愛。 しかし物理的に離れてしまうことが、気持ちに何の影響も及ぼさないなんて、そんなわけはなかった。 彼自身も随分と葛藤した。何日も悩み続け、考え抜いた。 それでも彼は、理想の国づくりのために尽力するという彼女への誓いを重んじた。
455 :
2/6 :2012/04/18(水) 01:01:00.77 ID:kU2clKzj
「フォルカスが負い目を感じることはないわ。あなたには感謝しているし、すごく頼りにしているのよ」 彼の手に自分の手を添え返して、彼女はそう告げた。 「本当はね、言うのを迷っていたの……。私が寂しいなんて素振りを見せたら、 あなたの決心が鈍ってしまうのではないかって」 「……」 「でも……でもね、フォルカスは一度決めたことを曲げるような人じゃないって思い直して……。 それに……あなたにもっと触れてほしいという気持ちを押し殺したままではいられなくて……」 「システィーナ……」 「も、もっとしっかりしなきゃとは自分でも思うんだけど……」 「そんなこと。きみは十分に確然としているよ」 「そう……?」 「僕だって寂しいのは一緒さ。できることならずっと君に触れていたい。 当たり前だよ、僕はきみのことを愛しているんだから」 「うん……」 「きみにもそう思ってもらえて、すごくうれしい」 「私も……私もうれしいわ」 「好きだよ、システィーナ。愛してる」 そっと彼女の肩を押す。強引にでなく、合図を送るように。 ゆっくりと彼女の体がベッドに横たわった。 彼女のワンピースをまくり上げると、布に隠されていた白い肌があらわになった。 すべすべとしたお腹やふとももをゆっくりとなでまわす。 自分だけが、彼女のそこを見ることができ、自分だけが触れられる。 ほんのわずかに息のあがった彼女の呼吸音が聴こえる。羞恥と期待が入り混じった表情が見える。 「……」 もっと。 もっと自分だけが聴ける声が聴きたい、自分だけが見られる顔が見たい。 彼の感情はみるみる高ぶっていった。 「ん……っ」 大きな手がふたつのふくらみをゆっくりと捕らえ、彼女が小さく声をあげる。 手の動きに合わせて形を変えるそれらは、少しずつ確実に、彼女に快感を伝達していった。 しばらくふにふにと感触を楽しむかのように動かしていた手を離し、覆っていた下着をずらし上げる。 中央の頂は、すっかり充血してその様を主張していた。 「ふぁ……っ!」 固くなった突起を口に含み、吸い上げ、舌で転がし、右手は下腹部をなでながら下半身の方へ移動させる。 彼女の声がひときわ甘くなった。 「あ……んっ、あ、う……」 胸への愛撫と同時にクレバスにそって布越しに指を前後させる。 しばらくそれを続けていると、やがて指先にじわりと湿り気が伝わってきた。 程よいところで彼女を生まれたままの姿へ返し、今度は直接刺激を加える。 「ひぅ……っ!」 つぷりと差し込まれた中指に、たまらず腰が跳ねた。 「……痛い?」 何度となく体を重ねていても、興奮した自分が彼女に負担をかけかねないという危惧を捨てられない 優しい青年が、いたわりの言葉をささやく。 「ううん、だ、大丈夫……」 「そうか、よかった。じゃあ……動かすよ」 こくん、と彼女の首が小さく縦に動いた。
456 :
3/6 :2012/04/18(水) 01:02:32.97 ID:kU2clKzj
「あっ、や……んっ」 くち、くちゅ、ちゅくっ。 傷つけないように、それでいて気持ちよくなれるように細心の注意を払って指を上下させる。 水音が彼女の羞恥心を煽り、羞恥心が快楽を増大させ、快楽が愛液のさらなる分泌を促した。 あふれる雫を肉芽に塗りつけ、指の腹でくりくりと転がす。 「あんっ、そこ、は……ああっ!」 耐えるようにくぐもった喘ぎが、段々とそのトーンを上げて快楽のにじむ嬌声と化す。 「そっ……なに、された、ら……っ、あっ、い、いっちゃ……!」 親指で肉芽、中指で内側の弱点と、器用に二箇所を同時に攻められ、彼女が最初の臨界点を迎えようとしていた。 「いいよ、気持ちよくなって。大丈夫、今日はたくさんしてあげるから」 「で、でも……っあ! でも、フォルカ……ス、が……まだ、ぜんぜ……あんっ!」 自分ひとりが快楽を与えられている状況に問題を感じているらしい。 「いいんだ。僕がきみにしてあげたいんだから」 少なからず興奮しているとはいえ、なるべく理性の残った状態で彼女を悦ばせることに 彼は大きな充足を感じていた。 自分の直接的利益に関係なく相手に尽くすこと、その精神的な満足感を味わえる状況に。 「あっ、だめっ、だ……め、もうっ! あんっ! あっ……あ、ああああっ!!!」 彼女の体が弓なりに跳ねた直後、肉壁が彼の指をぎっちりくわえ込んで、ひくひくとわなないた。 「……可愛い」 最愛の人が自分の手で快楽におぼれていく様子を目の当たりにし、彼の口からそんな一言が無意識にもれた。 「……っ」 激しい羞恥心が彼女を襲い、目をぎゅっとつぶった拍子に目尻にたまっていた涙が一滴こぼれ落ちた。 「あっ、す、すまない、意地悪をするつもりではなく……」 言葉で責めたような形になってしまったことに、思わず焦って声が上ずった。 「ん……わかってる。ごめんなさい、あなたは謝らなくていいの」 彼の手を取り、自分の頬へ寄せる。 「あなたが私にわざと意地悪するわけないもの。 ……それにね、あなたに愛しいと思ってもらうのは、すごく、うれしいの。……だけど」 「……だけど?」 「こ、こういう風に、可愛い、って言われるのは、やっぱり恥ずかしくて……。 やめてほしいっていうわけじゃないけど、それよりもね」 彼の手を握る力が、きゅっと強くなった。 「『愛してる』って言ってほしい……の。わ、わがままかもしれないけど……」 「システィーナ……」 愛おしさが込み上げ、彼女に覆いかぶさるようにして重なり、その体を抱きすくめた。 「わがままだなんて、とんでもない。僕もきみにたくさん伝えたいよ。 きみを愛している。愛しくてたまらない」 耳元で、そうささやいた。
457 :
4/6 :2012/04/18(水) 01:03:41.68 ID:kU2clKzj
「今夜はきみからのお願いがたくさん聞けてうれしいな。 気にせず、何でも言ってほしい。まだ僕にできることはあるかい?」 「えっと……じゃあ、服……。肌を、重ねたいわ」 「ああ、うん、それもそうだ」 確かに、抱き合うなら肌と肌でお互いのぬくもりを感じたい。 一旦、体を起こして手早く身に着けていた衣服を取り払った。 「あっ」 途端、彼女ががばっと身を起こす。 「え?」 「あ、ううん。せっかくなんだし、私が脱がせてあげればよかったかなと思って……」 「い、いや、それはちょっと……。きみがそんなことをする必要はないよ」 「でも……」 与えられるばかりではいたたまれない、けれど積極的に攻められる程には成熟していない。 そんな彼女のできる数少ない奉仕のチャンスだったのに。 「その気持ちだけでうれしいよ。ほら、おいで」 彼女を引き寄せ、向き合う格好で自分の膝上に座らせて、額にキスをした。 しかし、いまいち納得のいっていない彼女の表情は変わらない。 「うーん……じゃあ、明日の朝の着替えを手伝ってくれるかい? 戦が無関係な普通の登城のための正装は久々だし、きみに見てもらえると安心だ」 苦笑を交えながら、提案をしてみた。 彼女の顔がぱっと明るくなる。 「ええ、もちろんいいわ。任せて」 にこにことした顔で弾んだ返答をしてもらえた。 本当に、自分の恋人はどうしてこんなにも可愛いのか。 愛しい気持ちがあふれてきて、感情の赴くままに彼女を抱きしめ、唇を重ねる。 「ん……んむ」 舌を侵入させ、口腔内をねぶりまわす。 おずおずと差し出される彼女の舌を絡め取って、くまなく愛撫を贈った。 「んん……っ!」 息苦しさに身じろぎする度、触れ合っている場所から快感が生まれる。 彼の胸板に押されて形を変えられているふくらみの中央、 彼の竿の上に乗るような形で押しつけられている花弁、 それらから甘い痺れが全身に流れて彼女に伝わった。 「は……っ」 彼の方も、いつまでも余裕を持ってはいられない。 媚肉の柔らかな感触、そこから伝わる熱、とろとろと自身の上に流れてくる蜜。 それらが合わさって肉欲がくすぐられ、下腹部に血液が集まる。 びくびくと猛っているのも、おそらく彼女に伝わっていることだろう。 「システィーナ……」 唇を離し、もう一度彼女の体を横たえる。 「平気……かな?」 彼女の秘所に自身の先端をくちゅりと当てがって尋ねた。 「あ、う、うん、だいじょぶ……だけど……」 「なんだい?」 「あのね、もっと近くに来て……ぎゅって、して、ほしいの……」 潤んだ瞳で懇願される。 断る理由はなかった。 「仰せのままに」 ふっと微笑みを返し、体を彼女の上に重ね、片手を腰に回して抱きしめる。 もう片方の手で彼女の手を取ると、健気に握り返してきた。 あたたかなぬくもりが、お互いに心地よかった。
458 :
5/6 :2012/04/18(水) 01:05:10.21 ID:kU2clKzj
「力は抜いていてくれ」 耳元でそう告げると、ゆっくりと腰を押し進めた。 「……っ」 濡れて熱くなった肉襞が、歓迎するかのようにうごめきながら彼自身を包み込む。 快感と繋がった実感とがひときわ強く感じられるこの瞬間がたまらない。 「システィーナ……システィーナ、好きだ。愛してる。 僕の、可愛い人」 もう何度目になるのか、どんなに伝えても伝えきれない愛しさが言葉となって口からこぼれた。 「ん……っ、わ、たし……私、も……っ。んく、ぅあっ!」 ずぶずぶと奥まで進入し、肉壁をこすりながら引き戻す。 要所を刺激する度、嬌声があがり、肢体が跳ねた。 「あ、あっ! ん、おく、奥ぅ……っ! や、あっ!」 指では届かなかったところに待望の刺激が到来する。 理性が飛びかけて文章になっていない彼女の言い方では、思わず出てしまった言葉なのか 積極的なお願いなのかは判断しかねるものだったが、 その場所が大きな快感を与えているということには変わりなく。 彼女の腰をより一層自分の方へ引き寄せると、自身を最奥まで突き立ててそこを重点的に攻めたてた。 「あんっ! ふぁ、あ、ああっ!」 ずっ、ずちゅ、ぐちゅっ。 かき回す度に結合部から淫らな水音が漏れて響きわたる。 頭が白くとろけていく感覚。 熱と快楽に支配され、体の全てが甘美な快感を享受するための器官になってしまうような錯覚。 「あっ、フォルカス……っ、すき、なのっ……! んっ、あ、あっ! フォ、ルカ……スっ!!」 気持ちいい。愛おしい。 思考がただそのふたつだけに埋め尽くされる。 彼の名を呼び、彼の手を固く握って、彼の律動に身を任せる。 「んくっ、ぅ……あっ、あん! も……もぅっ、い、あっ! ふあ、ああんっ!」 じゅぷっ、ぐしゅ、ずぷっ。 突き上げる度に彼女の口からよがる声がこぼれ、瞳からあふれた涙が頬を伝った。 それがさらに彼の情動を煽り、より激しい刺激となってふたりをさらなる熱情の世界へいざなう。 「っ、シス、ティーナ……っ!」 「フォル……ぅあっ、あ、はぁ、あっ! ……め、も……だめぇっ! わた、し、また……っんあぁん! あん! あっ、あんっ!」 共に悦楽の大波に飲み込まれ、絶頂への階段を駆けあがっていく。 何かに突き動かされるかのように腰が躍動し、柔らかで窮屈な彼女の体内に 何度も何度も打ちつける。より深く、激しく。 「ああぁんっ! んっ、く、ぁ……っあああああああぁぁっ!!!」 彼女の呼吸が一瞬止まり、直後に大きな叫び声と強烈な締めつけが彼を襲った。 「…っ!!」 極限までふくれあがっていた自身は、そこで限界を迎えた。 咄嗟に腰を引いて、快楽の海と化した蜜壷を抜け出した刹那。 全身を電撃のような刺激が貫き、硬直したかと思った直後、 びくんと跳ねた自身の先端から灼熱の白濁液が吐き出され、一気に弛緩する。 「あ……はぁ、あ……」 絶頂の余韻に身を震わせる彼女の、桜色に染まった肌に白い情熱が降りそそいだ。
459 :
6/6 :2012/04/18(水) 01:06:07.28 ID:kU2clKzj
「はぁっ、は……っ。……ふぅ」 吐精後の虚脱感になんとか抗って呼吸を整え、身を起こす。 繋いだ手を解いてベッド脇の装飾棚に備えられているハンカチーフを取り、 彼女の隣に腰を下ろすと、 「……」 白い粘液を指ですくい取って、とろんとした表情でそれを見つめる彼女の姿があった。 それがやけに艶やかに見えて、そして、愛おしいと彼には思えた。 「いつか……」 「えっ?」 ぼんやりと見とれていた彼が、ふいにこぼれた彼女の言葉で意識を引き戻される。 「いつか、私たちも赤ちゃんを授かる……よね?」 「あ、ああ、そうだね。本当に全てが終わって、僕が帰ってきたら……」 結婚して、家庭を持って、新しい命を育んでいくだろう。 普通で、当たり前の……それは何物にも替えがたい幸せ。 「その子は……この国を好きになってくれるかしら……? この地に生まれてよかったって、そう思ってもらえるかしら……」 「当然さ。そのために今、僕らが頑張っているのだろう?」 穏やかに微笑んで、彼女の手を取った。 「大丈夫だよ、システィーナ。きみの願った平和な未来はすぐそこまで来てる」 その日まで、自らの子種はまだその役目を果たす時ではない。 彼女の綺麗な指からそれを拭き取ると、彼は華奢な手の甲に口づけを贈った。 「……ありがとう、フォルカス。私の隣にいてくれる人があなたでよかった」 彼女が、はにかみと安堵の混じった笑顔を返す。 「そう言ってもらえて光栄だ。 さ、ちょっとじっとしてて。汚してしまったところを拭いてあげるから」 そう言って、胸からお腹にかけて布を滑らせる。 くすぐったさからか、時折身じろぎする彼女の仕草がなんとも可愛らしかった。 彼女に奉仕を続けながら思う。 自分こそ、彼女が隣にいてくれて幸せだと。 彼女のいる国に生まれてきてよかったと。 そう、心から。
「……こんなものかな」 あらかた拭き取り終わったところで彼がそう呟くと、彼女が身を起こした。 「それじゃ、今度は私に貸して」 「……え?」 一瞬、彼には彼女の言葉の意味するところがわからなかった。 「え、って……あなたも拭かなきゃ、でしょ?」 「え、あ、うん。……いや、そうではなくて」 そこで彼は理解した。 「き、きみがすることではないよ。汚れてしまう」 「? きれいにするために拭くのよ?」 きょとんとした顔で返される。 正論だ。 「し、しかしだな、きみに触れられたら僕は……」 またきみを抱きたくなってしまう、と言いかけたところで口をつぐんだ。 いつもと違って、今日はまだ続きがある。 たくさん愛し合うことを約束したのだから。 抱きたくなるも何も、元から抱く予定ではないか。 「……じ、自分以外の人に触られるのって、そんなに痛いの……?」 なんと言ったものかと逡巡する彼に、予想外の言葉が飛んできた。 「なるべく優しくするつもりではいるんだけど……それでも?」 「いや、そ、そういうことじゃないんだ。それは心配しなくていい。 そうじゃなくて、逆に、気持ちよく……なってしまうと思う、んだ」 心優しき恋人にいらぬ心配をかけさせてしまったことを恥じ、 できるだけ誠実に事実を告げる。 これはこれで別な意味で恥ずかしいのだが。 「そ、そう……なの?」 そのつもりがなくても、男性自身に触れるということがどんなことなのか改めて知らされ、 彼女の頬が赤く染まる。 「で、でも、私がしたいのはきれいにしてあげたいということだけだし……」 「い、いやいやいや! 気にしなくていいんだ、本当に!」 それでも何かをしてあげたいと思った気持ちを振り切れないらしい彼女を慌てて制し、 これ以上こじれる前にと自分でさっと拭き取ってしまった。 役目を終えたハンカチーフをベッドサイドに置いて、彼女を抱き寄せる。 「休息、そうだ、少し休息を入れよう、ね? だから、そういうことはまたあとで考えればいいよ」 「……フォルカス、疲れてしまったの?」 彼女は本当に、どこまでも純粋で優しい。 「まさか。そういうわけではないよ。 でもこうしてただ肌を合わせている時の心地よさってあるだろう? それも味わっておかないと、勿体ないと思うんだ」 それは、半分は誘導するための文言ではあったけれど、一方で本心でもある言葉だ。 「それは……そうね、あなたの言う通りだわ」 穏やかな笑みがこぼれ、彼女の体重が彼に預けられた。 彼女の素直さにはほっとする。 安堵という意味でも、癒されるという意味でも。 「あ、でも……眠ってしまいそうになるのは、ちょっと困るかも」 「そうかい?」 それは仕方ないのだから無理せず眠ってしまっていいと思うが…… と言いかけた言葉を彼は飲み込んだ。 約束したではないか。相手に破棄する気がないのにそれを違えるわけにはいかない。 「……じゃあ、キスをたくさんしてあげよう。 それなら大丈夫だよ」 そう言って、彼女の額にひとつ、口づけを落とす。 それからまぶた、そして頬。 そうしてキスの雨を降らせるうち、それが愛撫となって 再び互いの熱を交わらせはじめるまでに、そう時間はかからなかった。
フォル×シス キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!! エロ甘で満足しましたありがたやありがたや…
育ちの良いふたりがお互いに気遣いながらの初々しい感じがすごいよかった!ありがとう。
GJ ほのぼのしてて和んだ
あげあげ
465 :
名無しさん@ピンキー :2012/08/14(火) 07:54:49.98 ID:xIe0djmV
ほ
発売日から随分と出遅れてプレイしてたもので、最近やっと1周目クリア。 ハボリム×オズマにどうしようもなく萌えてしまい、二次創作探しをしてる内に此処へ辿り着きました。 TO運命の輪しかやってないニワカなのが申し訳ないんだけど、自分以外にもハボリム、オズマ、バール兄の関係性が好きな人が居て嬉しいなぁ。 表記的にはハボリム×オズマでも逆でもおkなんだけど、エロいのだとオズマ様が上側と言うか攻めなのばかり思い浮かんでしまいます。 ハボリム先生は視覚を塞がれてしまったせいで、オズマに対して欲情できなさそうなイメージが有る・・・。 31歳だけど随分と老け込んでしまってるし、肝心な時に勃たなそうなんだけど、流石に飛躍し過ぎだろうか。 なので夜はオズマ様の主導という感じ。
オズマ様はハボリムに優しそうだから献身的に奉仕するイメージ
468 :
466 :
2012/08/28(火) 23:21:55.94 ID:1Em6laMR >>467 そうそうそんな感じです!
オズマ様、ほんとハボリム先生贔屓ですよねw
(オズに対しても別枠で特別扱いしてますけど)
此処は常駐すると言うよりは、たまに思い出した時に来るスレって印象を受けたので
レス付くとは思わなかった・・・