【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 29フラグ目
ここは鎌池和馬氏著作、『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』『ヘヴィーオブジェクト』のエロパロスレです
カップリングやシチュエーション、エロの有無を問わずSSは常時大歓迎。
ただし、特殊だったりや好みが分かれたりするシチュは投下前に警告しましょう(例 百合や調教、鬼畜や陵辱物など)。
投下前にカップリングの表記があるとなお良いです。
このスレは基本的にsage進行です。レスしたり投下したりする際はメール欄に半角で『sage』と入力しましょう。
次スレは要領が480KBを越えるか、レス数が950を突破した辺りで立てましょう。焦って重複しないように注意。
荒らし煽りはスルー。雑談は雑談スレに行きましょう。
ルールを守って、気持ち良く楽しみましょう。
前スレ
【とある魔術の禁書目録】鎌池和馬総合 28フラグ目
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1280839493/
>>1 代わりのスレ立てありがとうございました!!
スレ立て乙
_
,´ `ヽ
l ノリ从从∩ _
,-ーー-、 `(lリ゚∀゚ノリノ '´ `ヽ
_ 从"゙ヽソリ ⊂> 最ノ ノ卯ソノノ从))、 _
,'=[三]ョ、('(゚∀゚b∩ヽ (つ ノ 《il`∩゚∀゚ノ') ,'´ `´ヽ
( /゙"ヽリソリ ヽ電 〈,, (ノ )) |〉黒 / ル /ノノハ)〉ゞ
('(゚- ゚∩jヽ ヽヽ_) (_ノ ノ ヾ∩゚∀゚ノ')
O,_妹〈 〉子,_O _
, ―-、 `ヽ_) (_/ ,´ ヽ
从"゙リソリ、
>>1乙!
>>1乙! ノノリjji从〉
⊂(゚∀゚⊂止`⊃ ⊂´■⌒⊃゚∀゚ノli⊃
,.. ≦.:. ̄ ̄ ̄.:.:.ミ:...、
/.:.:.;.:.:..---.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
/.:::/,.. -‐zァ一- ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶
{:.// /´ { `i 、:\.:.:.:..ヽ
∨ // : { l| i \丶:.:.:∧
/ //_ \ヽ. ヽ l! i i丶:ヽ.:.∧
i /´ ̄ミ` ≦キ ト i }| ヽ.:::.:.:.}
| ,イ,ァ了心、 ´,z==ミノ .′ i ∨::/
|/,}ヘ. ヒ.ツ {ぅ:.リ V { | Y
}/.| ,,,` ー' チ | ∨l|
ノ | ′ '' .′ il V{
/i 人 { i リ | ヽ
/ .イ {..{..\ ^ ,Y ,′ | 廴
( イ.人. |..|/..:::丶 _ . イ } / { { ヽ ヽ
{ {/ ハ.{...、....::N..:二「 廴} i{ 乂 '. }i i }
∨ ,..::ト...:V斗く i /l 人 ヽ ミ Vノ }′
{ i...::} V´ノイ:.〉 /} / {′/\\ \ノ
乂 {...::|ハ.:.:.:.:.く .′ ーム ハ/.:.:.:.:.\ヽ \
ヽ:.リト }.:.:.:.:.{ }|/´ブ__,} { {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} 〉. ヽ
ノ}:ノ:}ノ:.:/.:.:.V7≦__ 人人廴..:/.:.:.:|/..} }
ー≦彡イj .:V..:.:/ Lハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:. |..ノ/ /
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人 }.:. {.:i ' !|l 、 V.:.:.:.:.l:.′.:.:.:ヽ::.j / 廴__ノ
|.:ハ:廴_,小 _}.:.:.:八}:.:.:.:.:.:.:.:V 人 _ノ
ノ .:.∧:.:} | ∨{:.:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.:.:.:.:.:〉i { ノ′
ん彡.:.:.i:.:| | |:.:.:、:.:.:.:.j.:.:.:.:.:.:.:./人廴ノ
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>>1オツセン-------------
ノ.:.:.:.:.:.:./ }\}__,〉 :.:.:i´:.:.:.:.:.:. ∧
乙和
乙!
>974 名無しさん@ピンキー sage 2010/09/25(土) 11:19:37 ID:U+bSjAkx
> あの口調だとマグロ気味になるから面倒なんだよ
前スレ間に合わなかったからこっちに投下。
真っ暗な室内。その室内のベッドの上で絡み合う2人の影が窓から差し込む微かな光に浮かび上がる。
衣擦れの音と荒い息遣いだけが聞こえていたその中に少女のか細い声が……。
「んっ、ね……、はまづら」
艶を含んだその声に、全裸の少女を組み敷く様にして豊かな膨らみを一生懸命に唾液塗れにしていた浜面仕上は顔を上げた。
「どうした? 痛かったか?」
胸を吸い過ぎて真っ赤に腫れ、そこに浜面自身の唾液が塗されヌラヌラと光る唇。その淫卑な姿が何故か愛おしい――滝壺理后はそう思いながら、
「右ばっかり……左も……」
そう言ってまだ手付かずの乳房を持ち上げる。
「お、そうか」
言われるままに左の乳房にかぶり付き、既にしこっていた乳首を舌の腹で押し潰す様に転がす。
「ん、ふ、ん」
やがて左右の乳房とも真っ赤になるまで舐め上げた浜面は、
「なあ滝壺」
「……ん、入れる?」
「いや、その前に……」
と急に言いにくそうに視線をさ迷わせた少年の姿に滝壺は頭を持ち上げて、
「何? はまづら」
「あ、うん……」
「言って」
静かだが有無を言わせない空気を感じて浜面はやっと重い口を開いた。
「……見ていいか? あ、いや、べ、別に嫌なら……」
恥ずかしいやら何やらでしどろもどろになりながら、それでもそっと太もも内側を撫でた浜面。その行為に滝壺は頷いて、
「はまづらが見たいって言うなら」
「ホ、ホントか!? あ、いや、ごめん……」
「大丈夫だよ、はまづら。ね……」
一見浜面への言葉の様で、実は滝壺自身火が出る程の恥ずかしさを押し殺すため――そして滝壺は顔を背けると自ら脚を開いた。
大事な部分を無防備に晒し、今はそこに息遣いを感じる。心臓が張り裂けんばかりの恥ずかしさ。
「どうかな? 他の子と変わらないと思うけど?」
しかし浜面から返事は無い。
「ね、はまづら。もういいでしょ? はまづら、そんなに一生懸命見たって面白くないでしょ? はまづら、ね、キスして。胸を触って。はまづら、ねえ、はまづらってば……」
一抹の不安があっという間に膨らんで、らしくも無く饒舌になる。嫌われるのでは、浜面をがっかりさせたのでは……だかそれは敏感な部分をヌトっとなぞり上げられた事で一気に吹き飛んだ。
「ひッ!?」
顔を上げれば股間に顔を埋める浜面と目が合う。
「駄目ッ! はまづらにそ、や、させるため、見せた、ん、じゃ、は、ん、な、くふっ」
珍しく言葉を乱れさせる滝壺の姿に浜面は興奮した。もっと聞きたい――その思いが舌先の動きを更に激しくさせる。
だが滝壺としては恥ずかしいから聞かせたくない。
「ん、ん、ん、ん、ん、ん」
自ら口を塞いで声を押し殺す滝壺。しかしそれは直ぐに浜面に気付かれてしまい、腕を引き剥がされてしまう。
「や、だぁ」
「滝壺、お前の声がもっと聞きたい……」
「はま……」
浜面は最後まで聞かずに再び滝壺の秘所に唇を付けた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あああああああ……」
今度は口を塞がずに、我慢する為にシーツをにぎりしめるが、
「だめ、だめ、だめ、だめだめだめだめだめだめだめだめだめ……」
押し上げる様な高揚感に自然と零れる声は何を否定するのか。太ももで浜面の顔を挟みその髪をグシャグシャに掻き混ぜながら嫌々をする様に首を振る。
やがて体を縮める様に丸めた滝壺は、
「はあッ」
ビクッと体を震わせたかと思うとぐったりとベッドに四肢を投げ出した。虚ろな瞳で快楽の熱が退くのを待っていると、
「はあはあはあはあ……」
「どうだった?」
デリカシーの欠片もない浜面に、滝壺はけだるげな流し目を向けた後、
「……いじわる」
その瞬間浜面は脳天に雷が落ちた気がした。可愛い、今の滝壺は当社比二〇〇倍は可愛いくて、そんな滝壺を……、
「滝壺ぉ!!」
浜面は荒々しくのしかかるといきり立った自身を滝壺の秘所に押し付けた。
その余りの豹変ぶりに滝壺は慌てふためいて、
「はまづらぁ!? わ、私、まだ逝ったばか……」
「駄目か?」
そう聞かれて断るはずが無い事は浜面も知っているのに、
「……いじわるっ」
「ごめっ」
謝るならしなければいい、でもしたくなってしまう……それもこれも好きだから、愛しているから。
そしてそれはちゃんと相手にも伝わっていて、
「大丈夫だよはまづら。ホントは私、嬉しいから……」
恥ずかしげにそんな事を言われると、また悪戯心に火が着いて……、
「今なん……」
て言った――そう言い切る前にキスをされた。
「分かり切った事を聞き返すのは格好良くないよ? 男は黙って行動あるのみ」
滝壺の言葉……浜面はその言葉を素直に実践した。すなわち――、
「ああッ!! はまづらッ!! いいッ、いいよッ、突いて、もっと強くッ、吸って、ああッ、いい、いい、もっと、もっとぉぉッ、好きッ、はまづらッ、大丈夫、はまづらの好きにぃィィ――――」
無言でガンガン突き上げられた滝壺はあれもなく自分を曝け出していた。
その行為は滝壺が許容を超えた快感にむせび泣いても止む事は無く、意識を無くしてしまうまで続けられたのだった。
だ、駄目かな?
………ふぅ
GJ!!
13 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/26(日) 18:36:18 ID:lhshUsBs
抜いた
素晴らしい、乙
GJ!!
しかしほんとはあんめの日記って書いた人が書くべきだと思うんだけどな
そのセックスを盗撮してオナニーしていた麦野
全く違和感ないから困る
麦野可愛いよ麦野
気合い入れて書いてたら40kb超えてしまった……
20レスぐらいになりそうなんだけどここって長いの投下してもいいもんかな?
カミコトのラブもの、ちょいバトルあり。
よければ仕事終わって帰ってきたら投下したい。
私は一向に構わん
問題ない、かつて100kbを超える幻想止めを普通に投下していた猛者がいる
あれはなんていうか。もう趣味丸出し、性癖もろ出しだったからな
分割投下50レスくらいはたまに見るな
でも長いのだけがいいってわけじゃないんだよね
長編を書けるのが才能なら短く上手くまとめることができるのも才能だと思う
自分が書くとやたら長くなるからそういう人はすごいと思う
>>24 >日浜面→白浜面
に見えて、金毛の妖狐だけどヘタレなキャラを思い描いた私はきっとアラサー
浜面が麦のん以外のアイテムの構成員と関係を持っているとバレた時の修羅場とか好きだ
>>17 >>24 何故自分はこんな映像を食い入るように見つめているのか――。
麦野沈利はそんな事を考えながらも盗撮単眼鏡(スパイアイ)が送って来る映像――浜面仕上と滝壺理后の情事――から目が離せないでいた。
今しも画面の中では浜面が滝壺の股間に顔を埋める所だ。
暗い筈の室内も暗視カメラにかかれば日中のそれと変わらない。自分の前では一度も見せた事の無い蕩けた様な表情で、滝壺の歳相応の茂りに覆われた淫唇に口付をする。
その余りの卑猥さにごくりと生唾を飲み込んだ麦野は、
「うわぁ、きっついわねぇ……」
押し殺した声で嫌悪に似た言葉を吐くが、視線は画面上の行為を見逃すまいと片時も外れる事は無い。
そもそもこの映像だって、麦野が浜面の部屋に送り込んだ盗撮単眼鏡(スパイアイ)からのものなのだ。
浜面と滝壺の仲が本格的に発展したらしいと聞いたのだ何時、誰からだったのだろう……?
その日から麦野は浜面の立ち寄りそうな場所のいくつかにこの様な装置を配していたのだ。
「さてもうちょっとだけはーまづらのお手並み拝見☆」
麦野はトラックボールを操作して角度を変えてより行為が見やすい様にして行く。
すると、丁度浜面が舌を伸ばして秘所を下から上へとなぞり上げる所だった。
「ぺろぺろぺろぺろってか? 笑わせんじゃないわよ、はーまづらぁ。まるで犬っコロみたい……、ギャハハハハハハハハ!」
デスクをバンバン叩いて1人で馬鹿笑いする麦野だった。
所が浜面の舌の動きが徐々に、そして大胆になって行くにつれ、その笑いも徐々に収まって行き、
「いいなぁ……」
ぼそっと呟いてからハッと我に帰る。
「ば、馬鹿言わないでよ!? は、ははは……何で私がそんな……羨ましい……?」
気が付けば滝壺は逆立ちの様な状態――いわゆるまんぐり返しの格好にされて更に激しい責めに嫌々をするかの様に頭を振っている状態。そして、
「すごい、滝壺のアソコがあんなになって……」
熟れた果実が独りでに割れる様にぱっくりと中を覗かせた秘裂。そのピンクの肉は内側から僅かに盛り上がり、唾液と愛液でぬらぬらと妖しい光を放っている。
その生々しさに目が釘付けになりながら、麦野の手は別の意志を持った様に自らの股間に伸びて行く。
スカートの裾をまくり、短パンの隙間から忍び込ませた指で、ストッキングの上から秘所の辺りをなぞる。
(濡れてる)
確認する様にもう一度。更にもう一度。
「んぅ」
やがて指の動きは早く、そしてリズミカルになり、麦野の体に確実に快感をインプットして行く。
「ん、ん、ん、ん、ん、ん、ん」
快感を追う様に小さく息を吐きながら、それでも画面からは目を放さない。
その画面ではそろそろ限界なのか滝壺が徐々に四肢を折り曲げて体を小さく折りたたみ始めた。
「ん、滝壺ぉ、イクの? いいな、あ、私も、ん、私も、イキた、い、ん、ん」
その言葉通りに指の動きを更に激しくさせる麦野。しかし、画面の中の滝壺は、
「あ、待って滝壺!? わ、私もすぐ、直ぐにイクから待っ――」
その言葉が届く訳も無く、滝壺は体を大きく痙攣させるとぐったりと体を弛緩させた。
「や、やだ、私だけ置いてけぼりなんて……くっそ、はーまづらの野郎後で……」
そんな八つ当たりもしつつ麦野はある事に気付いていた。
「やっぱ、足り無い。刺激よ。刺激が足りない……。やっぱり……」
そう言うと麦野はすっくと椅子から立ち上がり、何をするかと思えば短パン、ストッキング、そして下着を一気にずるっと自ら引き下ろして、ポーンと部屋の隅に投げ飛ばしてしまった。
「は、どうだってのよ! これでアンタたちとの差は無くなったわね!」
そうディスプレイを指さして勝ち誇った麦野だったが、向こうはそんな事など知らずに最終局面に突入しようとしていた。
即ち、血管を浮かべてパンパンに膨らんだ浜面自身が、こちらもぱっくりと口を開いた滝壺の肉穴に押し付けられる。
「は、ま、づ、ら」
その先の事を想像して凍りついた麦野の目の前で、それは――、
「あれ? 入れないの?」
妙な間が凍りついた麦野の呪縛を解く。
「何してんのよアンタたちは!? 大体、アンタは何滝壺またしてんのよ!? ぐずぐずしないでズブっとやりなさ――」
この時ばかりはその叱咤が通じたのか、唐突に浜面自身が滝壺の中に着えた。
それを見た瞬間、麦野の腰がすとんと落ちた。
「は、あ」
幸い椅子の上だったので大事は無いが、ピクンピクンと体を痙攣させているのは何故なのか?
と、次の瞬間麦野の体は前のめりにデスクの上にどっと倒れ込む。そのままピクピクと体を痙攣させながら――麦野は滝壺と自分を重ね合わせて、そしてイッたのだった。
そんな麦野を置いて画面の中では浜面が滝壺を激しく突き上げている。
そんな姿を見ながらこちらもいつの間にか添えた指で自分を擦りながらイキっぱなしの麦野は、
「い、いな、むぎ、い、あ、わ、わたし、は、はま、づ、ら、あ、あ゛、あ゛、あ゛、あ゛」
結局彼女は2人の最後を見届ける前に、自分の幻想の中に深く深く沈んで行くのだった。
「おい、はーまづら。ちょっと面かしなよ」
「おう、何の様だ麦のおおおおおおおおおおおおおッ!?」
浜面は麦野に声を掛けられたと思ったら、ソファーに押し倒された上に麦野に馬乗りにされていた。
浜面には一瞬何が起こったのか判らなかったが、
「は、はまづらっ!」
顔を真っ赤にした麦野の姿にただならぬモノを感じて思わず保身に走ってしまう。
「お、落ち付け麦野!? 何か気に入らない事が有ったんなら直す様に努力するから先に訳を話せ!」
すると麦野は、「い、いきなりそう来る訳ね」と意味不明な事を呟いた後、
「……して」
「は?」
「あ、あんたに、ク、クン、ニ……」
それっきり顔を両手で覆い隠して嫌々をする様に体をくねくねさせる麦野。
その姿になんか可愛いな麦野と思いつつも、
「ク、クニ……?」
すると麦野の動きがピタッと止んで、両手の下から出て来たのは顔を真っ赤にして涙目、唇を噛締めわなわなと震える姿。
「何がクニだよ! クンニしろオラァァ!! つか、2回も言わせたテメエはオシオキだはああああああああああああああああまあああづうううううううらあああああああああああああああ!!」
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
こんな感じかな? おわり。
滝壺NTR叩かれすぎてふいたw
途中で読むのやめればいいのに
俺はもっと読みたいぞ
イ「まだまだ青いな。ん?」
奄「」シャキーン
イ「どぉした奄!勝手に勃ってるんじゃない!」
麦のおおおん!GJ!
麦のん哀れすなぁ
超GJ
やっぱりエロとネタを融合させてくれると面白いわあ
>>30 ああ、これが「悔しい、でも…」ってやつか
ただ今仕事終わって帰宅しました
>>20です。
労働基準局の査察とか早く来ないものかと待ち望んでおります。
泣いてなんかいるものかチクショウ。
以下注意書き
※22スレにて投下した作品の続きです
・カミコトらぶもの
・本編に比べれば芥子粒程度ですが痛い表現があります。
・42.5kb、ちょっと長いですごめんなさい
※保管庫管理人様へ
こちらのSSは自HPに掲載のため、保管庫に収録しないようお願いいたします。
申し訳ありません。
郊外の鉄塔下。
訪れるものもなく、あたりは静まりかえる。
月は高く、時刻も既に夜。
人も鳥も虫も草木すらも、すべての息づかいが感じられない異常な空間。
世界の存在を最初から否定したような、そんな地獄で、影が二つ、踊っている。
一つの影は光を放つ。
宵闇を切り裂いて、全てを照らし出す、華やかな閃光。
一つの影は光を飲み込む。
闇こそが世界であるといわんばかりに、生まれたばかりのまばゆい光を片っ端から飲み込んでいく。
光と闇の抗争。
まるでおとぎ話のように、二つの影は踊る。
それが運命であるかのように。
薄い月明かりの中、二つの影は踊る。
それが、運命であるかのように。
学園都市七不思議 その一「意地と勝負と恋心・下」
かいたひと:ことり
「アンタ足が動いてないんじゃないの、最近運動不足でしょ」
夜の闇に声が響く。言葉と同時、稲妻が閃いて。
全てを貫かんと突き進む光の槍は、踊る影のもう一方へと襲いかかる。
「ダイエットって興味ねえからなぁ。男は体重あったほうがいーんじゃねーの?」
もう一方の声の主は、そう言って右手を薙ぐ。
500億ボルトにも達する超高圧電流は、ただの腕の一振りで消え去った。
表情は余裕が見て取れて、まるで世間話をするような、そんな雰囲気でしかない。
「そういって余裕こいてるやつがメタボ体型とかになるんじゃないの。出っ張ったお腹とかみっともないわ……よっ!」
前髪が揺れる度、あたりが昼になる。
一撃が一撃が空気に触れる度、その恐るべき電気量は高温を発し、周囲の気温を引き上げる。
10月も終わりだというのに、あたりは真夏の昼のように暑い。
稲光に照らされた影はまだ年端もない少年と少女。
少女は一撃が即死につながるような攻撃を何度も何度も繰り返す。
全てが必殺と言える威力を持っていながら、そのことごとくが少年に届かない。
少女はこの学園都市でも7人しかいない超能力者の第三位に位置していた。
そのようなものを相手に、名もなき無能力者の少年は苦もなく攻撃を防いでいく。
――幻想殺し。
異能の中の異能。
彼の右手は異能の力であれば全てを打ち消す。
それがたとえ神の奇跡であっても。
「そういわれるとちょっと考えるかもな−。御坂、なんかいいの教えてくんない?」
軽いバックステップで地面へ突き刺さる砂鉄の槍を避ける。
一瞬後に砂へと戻る槍は、深々と爪痕を残して風に消え去っていった。
「そうねー、水泳とかいいんじゃないの。変な筋肉とかつきにくいし」
攻撃を続ける少女の口調にも陰は一切ない。
ただ仲の良い友達へ話しかけるような、そんな調子でありながら、無造作にクレーターを作り出す。
右手を振り上げ、夜空の月を指さすと、その指の延長上に大量の砂鉄が渦を巻いて集まっていく。
空間に凝縮された大量の砂鉄が巨大な鉄球を形作る。
無造作に下ろされた指先に合わせ、恐ろしい勢いで少年へと襲いかかった。
「いー……よっと」
まるで買い物かごでも掴むような、そんなかけ声。
声と共に突き出された拳は、直径4メートルにも及ぶ鉄球を易々と打ち抜き、何の変哲もない砂鉄へと戻した。
「あー、プールもいいな。今年の海はさんざんだったからなー。御坂、一緒に行くか?」
「え?」
少女の足が止まる。
明らかに浮ついた様子で、それまでの俊敏な動きは見る影もない。
「あ、あああ、あー、そそそうね。フィットネスクラブの会員証ならあるから、確か会員の紹介なら格安で入れた……かな」
しどろもどろに話す少女の周りに、火花が散る。
能力を制御しきれずに漏れ出る電気の欠片だ。
それだけ少女が動揺しているという証拠でもある。
「そういやお前も最近肉付きよくなってきたもんな、どうせなら一緒に――ってミサカさん?」
肌がピリつく。
周囲の空気が残らず帯電を始め、ぱしん、ぱしんと時折音が響く。
目の前の少女は押し黙り、俯いて、何かを耐えるように。
澄んだ高い音が鼓膜を揺るがして届く頃、少女の頭上に光るリングが現れた。
まるで天使の輪のように頭上を頂くそれは、徐々に輝きを増し――膨大な熱をあたりに放つ。
「ちょ、まて御坂、また地形変える気かおい!?」
叫ぶ少年の声も届かない。
リングの立てる音はさらに増し、爆音と言って差し支えないほどになる。
「だ」
少女の口が動いて、言葉を紡ぐ。
それはこの爆音の中でさえ耳へ届き。
「だ、れ、が――」
粒子加速装置(サイクロトロン)。
極小のそれを頭上に生み出した少女は喉の奥から絞り出すように、息を言葉にして吐き出す。
回転する荷電粒子は直視できないほどに光を放ち、全身に見えない圧力をかけてくる。
「だれが太ったっつーんじゃこのボンクラあああああああああっ!」
刹那、破壊の嵐が巻き起こる。
天使の輪から放たれる光は、触れるもの全てを対消滅させ、文字どおりこの世から消し去っていく。
風が吹くほどの短い時間の後。
裁きの閃光は地面を大きくえぐり、地割れにも見える大穴があいていた。
少女の目の前にはもはや何も残っていなかった。
――その少年との間には。
「あああイラつく!」
そういって少女は地面を踏みにじった。
不機嫌を隠しもせず、少年に向かって怒鳴り散らす。
「陽電子砲まで防ぐとか馬鹿じゃないの!? どんだけデタラメなら気が済むのよ!」
そう吐き捨てて指さす先には、右手をかざして硬直する少年。
気のせいか足は細かに震え、目尻には光るものが浮かんでいる。
「だからオマエそんなもん人に向けて撃つなっつったろ!? 死んだらどうすんだよ!?」
「どーせ効かないんだからいいじゃない」
少年の必死の抗議もどこ吹く風か、後れ毛をかき上げる少女は未だ胸の内収まらぬ様子で。
ぱんぱんと服についたほこりを落とし、気を落ち着かせたか、改めて少年に向き直る。
「なー、こんだけやったんだし、今日はもう終わりにしよーぜ。時間も時間だし」
左腕に巻き付いた時計を見ながら少年が提案する。
時刻は9時を回ろうとしていた。
夕食を作らなければならないので、もっと早くに帰りたかったのだが、移動に時間がかかってしまった。
少女の攻撃力が最近加速度的に上がってきてるので、町の空き地などでは周囲に被害が出るのが明らかなのである。
人の身ゆえの低出力とはいえ、町中で陽電子砲など放てば、ビルのふたつやみっつ、軽く消滅するのは想像に難くない。
「馬鹿いってんじゃないわよ。ここまでは肩慣らし。今日の本命はこれからなんだから……!」
そういって、少女は両の手のひらを合わせる。
ぱん、と音がした後、ふわふわとうかぶ毛玉のような、静電気の固まりがいくつも出てきた。
「……浮遊機雷? こんなんだしてどーすんだ」
風に流されて漂ってきた毛玉を一つ右手で打ち払う。
毛玉は本来の効果を発揮することなく、儚く瞬いて、夜風に散っていった。
「アンタが相手じゃ意味薄いかもしれないけど、ま、保険よ保険」
浮かぶ毛玉は近づくものに反応して襲いかかる。
全自動の侵入者撃退装置とでもいうものか。
「悪いんだけど準備に時間がかかるのよ。ちょーっと待っててね」
そうして少女は右手を高々と天に向ける。
手のひらからは短い、ダガーほどの長さの電気の固まりがじわじわと姿を見せて。
瞳を閉じて少女はひたすらに集中する。
思い浮かべろ。計算しろ。形作れ。
一個の完全な固まりを、2つ、3つと増やす。
いくつかを集めて、一つの役割を果たす。
部品と化したものをまとめ、つなげて設計図を成し遂げる。
思い浮かべろ。計算しろ。形作れ……
脂汗すら浮かべる少女の脳内では、それこそスーパーコンピューター並みの計算が行われている。
彼女は学園都市の第三位。それはすなわち、学園都市でも指折りの頭脳の持ち主、ということだ。
いつしかダガーは、ショートソードほどの長さを持つ。
手のひらから生えたそれを、ぶん、ぶんと2、3回振って。
調子を確かめた彼女は、ふう、と息をつき、唇をきゅっと結ぶ。
「……いくわよ!」
いつも作る砂鉄の剣よりも遙かに短い。
それだけに近づかなければ当てられない。
鞭のような読みにくい軌道でもない。
どれだけの威力が秘められているのか、少年には予想もつかないが――
生身で受けていいような代物でないのだけは想像がつく。
右肩を前に出し、正眼に右手を構えて、迫り来る少女の一挙手一投足を見逃さないように注意深く見る。
なにもあの短剣で攻撃してくるとは限らないのだ。
間合いを計り、軸足のかかとを意識して、体重を散らす。
この瞬間に背後から襲われてもなんら不思議はない。今までがそうだったのだから。
錯綜する思惑を余所に、少女はまるで無策に突っ込んでいく。
振り上げた剣は雷のように揺らいだりせず――確固たる形を持っていた。
軌道を先読みし、右手をこきん、と一度鳴らす。
決死の形相の彼女が間合いへ踏み込み、手にした剣を振り下ろす――
単純な軌道。単純な速度。単純な攻撃。
この程度なら何の問題もなかった。
ただ剣の軌道に右手を滑り込ませ、進行を妨害する。
それだけで剣は霧散し、彼女の攻撃は防がれる――はずだった。
「――なっ!?」
剣は未だに輝いていた。
触れる異能の力全てを打ち消す、幻想殺しに直接触れて、なお。
少年はいつかの炎の巨人を思い出した。
打ち消すそばから再生する、魔術の結晶。
しかしこの剣は再生していない。
確かに剣は消滅していっているのだ。
ただし、じわじわと――本当にゆっくりと、時間をかけて、少しずつ。
「――っ、熱っ!」
耐えきれずに手を払う。
受け流された少女は2、3歩たたらを踏んで、一度地面を蹴って飛びずさる。
短剣は先端を大きく失ったものの、未だ右手の先に輝いていた。
――いける!
そう判断して、彼女は再び目を閉じる。
演算。演算。演算――
ショートソードが伸びていく。
短剣から片手剣、長剣、大剣へと長さを増していき――長さ3メートルほどにまで伸びる。
「……『ロンギヌスの槍』とでも名付けておこうかしら。単に今やってるゲームで最強の槍なんだけど」
神の子殺しの槍。
伝承にある、ゴルゴダの丘で神の子を刺し殺した、伝説の魔槍である。
兵士ロンギヌスが持っていた槍は、何の変哲もない、兵士に支給される兵士槍でしかなかった。
当たり前のことだが、神の子は通常の兵器などでは小指の先ほども傷つけられない。
霊装でもないただの鉄の固まりが、なぜ神の子を貫くことができたのか。
「アンタ数の押しに弱いでしょ。こないだのガトリング使った時にちょっと気づいたんだけど」
連続した一つの雷撃でなく、単発、しかも秒間2万5千発の雷撃。
それをことごとく防いだ幻想殺しは、膨大な数の雷撃を処理しきれず、ほんの薄皮一枚、押されたのを、少女は見逃さなかった。
幻想殺しは異能を解析・解呪することで効果そのものを消し去っている。
そう仮説を立てた少女は、解析に時間がかかる異能を使う、という方法を考えた。
少女は腕のいいハッカーでもあった。
電気信号を巧みに扱い、電子の海を自由自在に泳ぎ回る。
その海は全てが0と1で表現されていた。
「ただのゴミデータを詰め込んでもよかったんだけど……それじゃ芸がない気がしてね。ヒトゲノムを全解析して、細胞ひとつひとつから神経、血液に至るまで――雷で人間を表現してみたんだけど」
神の子は槍に刺されて死んだわけではない。
ロンギヌスの槍は神の子の死を確認するために使用された鉄の固まりでしかなかった。
神の子を本当に殺したのは――大勢の人間の悪意。
神の子を殺したのは、神のひとり子であると記された――ただの人間だったのだ。
雷で表現された人間。
それは気まぐれと偶然とはいえ、まさしく本当の意味での神の子殺しの槍。
その姿は雷にして雷にあらず、神々しいとまで表されるまばゆい光を放つ、唯一無二の霊装。
「これで――終わりにしてあげる!」
叫ぶと同時、少女の手から光の槍が放たれる。
音速の域を軽く超え、圧倒的な破壊をもたらすために。
そんな刹那の時間でありながら、少年はいくつもの選択肢を脳裏に描く。
幻想殺しですぐに消えないのは先ほどで立証済み。
あの勢いを殺せるとも思えない――つまり、避けるしかない。
そう考えて、上体を捻ると、そこには――
「浮遊機雷!?」
後方と左右、隙間なく静電気の固まりが浮かぶ。
右手にとっては何の障害にもならないが――数が多すぎる。
先ほど浮かべた機雷は、このためのものだったのだ。
逃げ場をなくし、右手で槍を防ぐしかない状況を作り上げる。
それが少女の目的で――
「ん――な、ろォォォォォォっ!」
轟音。
とてつもない光量をあたりに放ち、突き出した右手が槍の先端と接触する。
全体重を前に、この一撃に全霊をかける。
唯一の武器にして絶対の盾である、己の右手を信じて――
少年の思惑を余所に、少女は勝利を確信する。
このために編み出した、いわば対幻想殺しとでも言うべき武器だ。
一瞬で消されることのないその槍は、やがて右手の力を振り切り、そして――
――そして……どう、なる、の?
その先にあるのは、当然の結果。
神の子を殺した、鉄でできた槍は、結局、人を殺すために作られたのだから。
「ぐ――おおおォォォォォォっ!」
咆吼があたりに木霊する。
右手首を左手で支え、直視することも困難な、雷の槍を睨み付けて。
幻想殺しは、槍を確かに受け止め、わずかずつではあるが、消し去っている。
今までと同じように。異能の力、全てを打ち消して、彼に勝利をもたらしたように。
ぴしり、と音がした。
それが何の音かは分からない。この轟音の中、聞こえる音量とも思えない。
しかしその音を聞いた瞬間、右の手のひらから鈍痛がした。
手首の先があり得ない方向へひん曲がるのを見て――
次の瞬間、右胸にすさまじい熱を感じる。
それはあっという間に全身を駆け巡り、意識を根こそぎ奪い取っていった。
「が――はっ!」
喉の奥から、何か熱いものが噴き出た。
しかし少年はそれが何かを認識する間もなく――鈍い音を立てて、地面へ横たわった。
そして再び、静寂が戻る。
「……あ、あ……?」
人気もない郊外の鉄塔下、そこにはただ少女がいるだけで。
目の前には大きく穴のあいた右胸から大量の血を流し、横たわる肉塊。
命を失い、自然へと帰ろうとする、ただの細胞のかたまり。
それを見て少女は、ようやくに理解する。
自分が勝つと言うこと。
その結果がどういう事か。
そして自分は今それをしてしまったのだ、と言うことを。
「い……いやあああぁぁぁぁぁぁ!」
寒空に悲鳴が響き渡る。
こんな、こんなはずじゃなかった。
自分はもっと、誰もが笑って迎えるハッピーエンドを望んでいたのに。
終わりを迎えた少年と少女の戦いは、微笑む勝利の女神などどこにもいない。
取り乱しながら少女は駆け寄る。
もう喋ることもないその抜け殻に。
まだ形を残しているその手を掴み、何かを祈るように、両手で包み込む。
「――とう、まっ――! 当麻、死なないで――!」
10月も終わり、虫の声も途絶え、あたりは静寂が包み込む。
人気もない郊外の鉄塔の下、そこにはただ少女がいるだけで。
消えてしまいそうな切ない叫びが、いつまでも響いていた。
小さな電子音が耳に届く。
ぴ、ぴと規則的に聞こえる音が気に障り、まどろんでいた意識が徐々にはっきりとしてくる。
「……ん」
眩しい。
それが最初に思ったことだった。
真っ白い天井は窓から入る日の光を反射して、まばゆいほどに輝いて。
眩しさに首をそらすと、横に大きな影が見えた。
「気がついたようだね?」
声の主は、もう顔なじみになってしまった――カエルのような顔をした、白衣の医者だった。
何度も何度もお世話になってしまって、申し訳ないな、と苦笑する。
「そういつもいつもこの部屋が開いてるわけじゃないんだから、ちょっとは考えてもらわないとねぇ。今度から家賃でも徴収しようかと考えてるんだけどね?」
入院費の他にまだ取るのか、と上条はげんなりした。
ジョークのつもりではあるのだろうが……洒落になっていない。
貧乏学生である上条には平謝りで勘弁してもらいたい事柄だった。
「ま、もう肉体的には問題ない所まできたようだから、心配しないでいいよ。それよりも……そっちの方が大変なんじゃないかなぁと僕は思うけどね?」
そういって指さす先には――まぶたを真っ赤にはらして、すうすうと寝息をつく、美琴がいた。
すぐ横で、上条の左腕を枕にして、何かにすがりつくように。
「もう大丈夫だから帰りなさい、といっても聞く耳持たず。君の意識が戻るまでかれこれ5日だよ? その間片時もそばを離れようともしない」
そう言われて、複雑な思いで美琴を見る。
勝負勝負と飽きもせず、自分にくってかかった少女。
絶対勝つんだと息巻いて、何度も返り討ちにされて。
右胸を貫いた熱を鮮明に思い出す。
御坂はもう、勝ったのに――なぜ、まだこんな、無能力者のそばにいるのだろう。
こんな、泣きはらしたようなまぶたで、寂しそうにしがみついて。
「ま、その辺は僕が口出しする事じゃないから、あえて何も言わないよ。君たちの事情ってものもあるだろうしね?」
そういってカエル顔の医者は、白衣を揺らして、出口へ向かう。
右手を後ろ手に振り、左手でドアを開いて。
「じゃあ、お大事に」
ぱたん、と閉まる音を最後に、病室には再び静寂が戻る。
風に揺らめくカーテンからは、時折日の光がまろび出て、涼しげな空気を送ってくれていた。
少し、左手にしびれが走っている。美琴が乗っかっているせいであろう。
右肘を立てて、ゆっくりと慎重に左腕を引き抜く。
「ん……」
それでも動きが気に障ったか、小さな声と共に、美琴がうっすらと目を開ける。
数度瞬いて、目の前の……何でもないような調子で、本当に何もなかったというような風体の上条を不思議そうに見る。
「あー……悪い、起こしちまったか」
かける言葉には、本当に自分が悪かったと、反省の色が濃く現れて。
けれど美琴は反応しない。
何かに取り憑かれたように上条の瞳をのぞき込んで、ただじっとしているだけ。
その様子に妙なものを感じて、上条は唇を歪める。
「御坂、お前どうしたん――でっ!?」
ぽろ、ぽろと。
大きな、大きなしずくがひとつふたつ、美琴の瞳から零れ落ちる。
あとからあとからあふれ出るそれをぬぐおうともせず、美琴は上条の顔をじっとにらみ続けて。
「とう……ま?」
ぽそっと、消えそうな声で囁かれたのは、他ならぬ自分の名前。
ただならぬ雰囲気に押されて、かろうじて返事をする。
「お……おう」
声を聞いた美琴は、眉根を歪ませて、ぼろぼろと声無く泣き続ける。
一瞬置いて、襲いかかるように、上条の胸に飛び込んだ。
何が起こったのか理解もできない上条は、ただひたすらに困惑して。
なすがままに、美琴のすることを見守っているだけだった。
「とう……ま、ぁっ! とうま、とうまとうま……とう、まぁ……」
泣きじゃくる少女は、何度も何度も名前を呼ぶ。
アイツだの、アンタだの……自分の名前をまともに呼んだことのない彼女が。
とりあえず右胸に走る激痛を何とか気力で押さえ込んで、左手で肩を抱く。
右手を差し出して、涙をぬぐってやった。
それだけのことに、彼女はひどく驚いて。
ぬぐったにもかかわらず、倍ほども涙を零し――顔を胸に埋めて泣き出した。
「ご、ごめ……ごめんな、なさ……とうま、とう、ま、ごめんなさい……!」
なぜ美琴が謝るのだろう。
勝負を受け続けたのは間違いなく上条の意志で。
心のどこかではいつかこんな時もあるだろうとは思っていた。
それは町中で不良に絡まれるのとさほど違いはなく、上条にはただ普通の日常。
美琴が謝る事なんて、これっぽっちもないのに。
なぜかが分からない上条には、かける言葉が見つからない。
――だけど。
「……大丈夫だよ、御坂。もう、大丈夫だ」
どうしてかなんてわからない。だけど、ただ、目の前の女の子に、これ以上泣いてなんか欲しくなかった。
どうしたら泣き止んでくれるのかなんてわからないまま、言葉を選び、口から出てきたのはそんな、つまらない言葉。
いまほど自分の頭の悪さを呪ったことはない。
どれだけ気の利いた言葉を考えても、その程度しか出てこないのだから。
気持ちに言葉が追いついてこない。
この涙を止めるために、自分は一体何をすればいいのだろう。
わかるはずもなく、彼は考えるのをやめて――静かにその華奢な体を抱きしめた。
細い肩がぴくんと動く。
震える体をいたわるように抱きしめ、優しく頭を撫でて。
頭の悪い自分にはこれぐらいしかできないのだと、半ば自嘲しながら。
できる限りに優しい動きで、威勢の割に小さい、美琴の頭を撫でていく。
ひっくひっくと、いまだにえづきながら、美琴は上条の顔を見上げ、ようやくに声を絞り出す。
「……許して、くれる、の……?」
それこそ訳が分からない。
美琴は許してもらうようなことは何一つしていないのに。
返事の代わりに――もう一度ぎゅっと抱きしめ、頭を撫でてやる。
お前は、何も悪いことなんてしていないんだと。
もっと、器用な男になれたらいいのにな、と思った。
「……アンタが死んじゃうかもって思った時、すごく苦しかった。ベッドで眠り続けるアンタを見て、ずっと辛かった」
だから、と彼女は続ける。
「謝るから、ゴメンっていうから――私を、私のこと、嫌いにならないで――」
まるで我が儘な子供のように。
涙目で見上げる彼女の目は、まるで真剣で。
たぶん勘違いなんだろうと思うけど、それでも少し、嬉しくなる。
人からはまるで不幸を呼び込む疫病神のように、忌み嫌われた自分だからこそ。
人を嫌いになんて、なりたくはない。まして、目の前の小さな小さな女の子を嫌いになど――なりたくはない。
「嫌いになんてならない。俺は御坂のことが好きだよ」
友達、という意味で。
彼は本来、人と一緒にいていい存在だとは思っていなかったから。
近づけば誰も彼も、不幸にしてしまう。
かつて自分を遠ざけた、父と母のように。
だからこそ彼は、誰よりも人と繋がりを持ちたがる。
それが自分にとって禁忌だとしても。
しかしその言葉が彼女の耳にどう届いたのか。
美琴は今しがた届いた言葉にしばし硬直する。
これ以上はないほどに驚き、目をまん丸に見開いて。
一度泣き止んだ瞳が、また泉のように涙を溢れさせる。
いつから御坂はこんなに泣き虫になってしまったのか。
そんなことをどこかで思い出しながらいると、美琴の顔が不意に近づき、気がついた時には――唇が触れあっていた。
不器用に、前歯がかちん、と音を立てる。
ベッドに寝転ぶ上条は、抵抗らしい抵抗などできずに、ただ成り行きを見守るだけで。
2度、3度と唇が触れあう。離れては吸い付き、舌を絡めてはまた離れて。
ぽた、ぽたと美琴の澄んだ瞳からしずくが零れ落ちて、上条の頬にかかる。
春の雨のように、暖かなそれは、あとからあとから、いくらでも溢れてきて。
やっぱり泣き虫だな、とそんなことを思った。
「私も……わたしも、すき。とうまが、すき!」
そう告げて胸にすり寄る御坂を、なんだか可愛く思う。
今まで人に嫌われる人生だったからか――その言葉が本当に胸に沁みる。
素直に、嬉しい、と思う。
――だが、それはそれとして。
「……その、御坂、いい、かな……ちょっと傷が痛むんですけども……」
我慢できないほどではない……とは言い難い。なにしろついさっきまでは意識不明の重体だったのだから。
けれど美琴は離れない。
なんだかちょっと頬を膨らませて、いっそうに胸にすり寄ってくる。
……難しい。本当に女心ってのは難しい。
世界ってのはよっぽどうまくできてないんだなぁと、しみじみ痛感した。
「……っておい!? なにしてんだ御坂!?」
さっきからもぞもぞと動いていた手は、どうやら上条の寝間着のボタンをぷちぷちと外していたようだ。
「……ったもん」
小さな、本当に小さな声。
頬染めて、うっすらと涙を目にためて。
上条の抗議も無視して、もぞもぞと衣服を脱がしていく。
ガーゼと包帯でぐるぐる巻きにされた胸をさらけ出された。
すりすりと、手のひらで優しくさすって。
ようやく見つけた宝物のように、大事そうに触れる。
「……勝ったもん」
静かな部屋で、ぽそ、と零れる小さな声。
ようやくに聞き取った言葉は、そんなもので。
「わ、私が勝ったんだから……アンタは今日一日、私の言うことを聞くの」
そういえばそんなものもあった……ような気がする。
なんだかもうずいぶん昔の話のような気もするが。
またどうせこの我が儘娘は、何を言っても聞かないだろう。
すべてを諦めたように、深くため息をつく。
「はぁ……わかったよ、なにすりゃいーんだ。言っとくがこんな体なんだから、そんなには――」
「――して」
一瞬、耳がおかしくなったのかと思った。
けれどじっとこちらを見つめる美琴の瞳は潤みながらも真剣で。
「私――アンタが好き。どうしようもないくらい好き。好きなの……だから、だから――して」
人に近づいてはいけないと教えられた。
近づく人は誰も彼も自分を見て嫌悪の表情を表した。
ゆえに――その言葉が本当に自分に向けられたものなのか、まるで実感がわかなかった。
自分を好きだと、言ってくれる人がいる。
なら、自分は……人を好きになってもいいのだろうか。
ただ、そばにいる。
それだけのことが許されなかった自分が――
「とうま……好き。大好き……」
再び唇が触れあう。
ねっとりとした熱が隙間をすり抜け、奥深くまで差し込まれる。
とろり、と音まで聞こえそうにやわらかい、とろけそうな熱。
全身の神経がそこに集約したような、途方もない恍惚。
ぽた、と頬に暖かいものが零れ落ちた。
胸の内が切なくなるのを感じる。
もう、泣いてなんか欲しくないのに。
どうしたら、この少女は笑ってくれるのだろう。
自分はただ、それだけができないでいる。
こんな時には右手に宿る異能の力など、欠片ほども役に立たない。
自分の無能に心底呆れながら。それでも彼は、できることをやろうとした。
「え、あ……きゃっ」
左手を背中へ回し、肩を少し出す。
ただそれだけで美琴の軽い体はひっくり返り、上条は覆い被さるような位置を取った。
右胸と右手首に激痛が走る。
ともすれば気を失ってしまいそうな意識を、必死でつなぎ止める。
これは、人を好きになろうとしている自分への、罰なのだと――だから、耐えることが試されているのだと。
痛む右手を差し出して、美琴の頬をそっと撫でる。
目を細める彼女のまなじりから、またひとしずく、流れ落ちる。
それを見て、自分を情けなく思いながら――同時に諦めて、右手を動かす。
首筋を撫で、耳をこそぐり、鎖骨に指を当てて。
できる限りに優しく、いたわり、ほぐすように。
「ふ、あ……ちょ、あ、アンタ、怪我は……」
痛くないわけがない。ただ普通にしているだけで脂汗がにじみ出てくる。
心臓はうるさいほどにせわしなく動き、頭の芯の方ではがつんがつんと教会の鐘が鳴り響いている。
傷が開くことだって十分にあり得る。そうなった場合、また再手術の可能性だって決して低くはないだろう。
……だが。
――それが、なんだ?
痛みに震える右手をねじふせて、美琴のシャツのボタンをぷち、ぷちと外していく。
あくまで平静を装って。
子供向けのような、素っ気ないデザインのブラの表面を撫でる。
さらさらとした感触がして、いくらか頭が冷えてくる。
歪む眉根を隠すように、鎖骨のあたりへと唇を落として、ちゅ、ちゅとついばむ。
「は……あ、あっ……」
弱々しいうめきのような、微妙な吐息。
少し震えながら、美琴が何かを探すように、両手を挙げて。
そのまま首筋に回された手は、抱き込むようにぎゅ、と締め付ける。
「とうま……とうまぁ……」
甘えるような濡れた声。
自分のすることが、わずかでも救いになるならば。
指を引っかけて布地をずらし、なだらかな丘に口づけする。
舌を這わし、頬を埋めて、肌の香りを胸一杯に吸い込んで。
痛みとは違う、甘い痺れが脳髄に走る。
たまらなく、もっと欲しくなって、ふるんと揺れるその肌に夢中になって。
頂にある果実を貪って、その都度反応を返す美琴を可愛く想う。
おそるおそるに、右手を下へと動かす。
壊れ物を扱うように細心の注意を払って、するすると短いスカートをたくし上げていく。
聞こえる美琴の息づかいは、なんだか熱を増したようで。
こんなことをしていいんだろうかと、罪悪感さえ浮かんでくる。
そう思ってもやめられない。自分が、やめたくはない。
いつの頃からか。美琴が短パンをはくのをやめたのは。
きめ細かな感触の太股を上にになぞり上げていけば、そのまま指先に薄い布が触れる。
目を薄め、こちらを見つめる美琴の目に拒絶の光はない。
そのまま指にかけて、静かに、ゆっくりと引き下ろしていく。
はぁ、と息を吐いて、美琴がわずかに腰を持ち上げる。
心臓がうるさいほどに音を立てる。
悪戯がばれるのを恐れる子供のように、ごめんなさい、ごめんなさいと心の中で繰り返す。
抵抗もなく、薄い布地はするするとつま先から抜き取られていく。
ごくり、と喉が鳴った。
甘い匂いと目の前にその光景に、頭がくらくらする。
……当たり前だが、自分だって初めてだ。
今までさんざん自分に突っかかってきた少女。
近所の悪ガキ程度にしか思っていなかったその娘が――こんなにも女だった、なんて。
脳が酸素を求めて呼吸を荒くする。
ここがどこだったか、いつだったかなんて事すらわからなくなって、夢中に目の前の裸体に唇を落とす。
わずかに汗をかく下腹部に、頬を寄せ、舌で嘗めあげて。
花の蜜に吸い寄せられた蜂のように、ただそれだけを考える。
すっと白い内股に手を当てると、小さな身体がほんのわずか、こわばった。
「――だめ、か?」
それならそれでかまわないと、美琴の目を見つめ、問いかける。
真っ赤に茹で上がった美琴はしばらくわたわたとしていたが、やがて覚悟を決めたようで、一言だけ返す。
「だ、めじゃない……けど……」
その答えだけで、十分だった。
不器用に、けれど精一杯に微笑んで、くっと白い太股を押す。
それだけで、軽い身体はいとも簡単にひっくり返る。
小さい悲鳴を耳に留めながら、目の前に晒された少女の可憐な花びらにしばし見惚れる。
「やっ……こ、こらぁっ、あんまり、じろじろ……見るな、ぁっ……!」
足をじたばたと振りながら、真っ赤になった頬を両手で隠し、弱々しい抗議の声。
「だめじゃない……んだろ?」
あぅ、と小さい呻きが聞こえた後、足の動きが止まる。
さらに赤らんだように見える顔を必死に隠す仕草が、なんとなく可愛かった。
立ち上る甘い匂いに頭の芯をくらくらとさせながら、時間をかけてゆっくりと、乙女の部分へと顔を寄せていく。
息を呑む小さな悲鳴を聞きながら、手を軽く添えると――
「……御坂、濡れてる」
びくん、と大きく美琴の身体が跳ねる。
そこはもうしとどに蜜を湛えていて、押さえを無くした途端、つつ、とそこから一筋、流れ落ちていった。
「――っ、そ、ういうこと……言うな、あ、やっ、舌、いれちゃ――あんっ」
ぴちゃぴちゃと、わざと水音を立ててかき回す。
恥ずかしいのか、手のひらで必死に顔を隠す仕草が可愛くて、口の周りがべとべとになるのも構わず嘗め回す。
指の間から漏れる声は甘く濡れて、少しの拒絶と困惑――それに快楽を混ぜ合わせた、切なげな音だった。
こんな声出すんだな、とどこか霧がかかった様な頭で思う。
可愛い、と心底思いつつも、どこか面白い気持ちも出てきて、夢中で舌を動かした。
淡い桃色の水饅頭のような、舌で触れる度に形を変えるそこはあまりにも魅惑的で。
木天蓼を与えられた猫の様にその薫りに酔い、惚けた様にただ嘗める事だけを繰り返した。
――と、ぎゅっと押される感じがした。後頭部を手で押さえつけられた、と理解する程度に一瞬の時間を要する。
我に返り、視線をわずかにあげると、そこには右手で必死に口元を押さえ、切なげにこちらを見つめる美琴の顔。
……ああ、そうだ。俺は今、ただ女の子を抱いてるんじゃない。
他の誰でもない、世界に一人だけの……御坂を抱こうとしてるんだ。
ぎゅ、と胸が締め付けられる思いがした。
だのに自分はただ、貪る事に夢中になって。
ふ、と息を吐くと、がくんと肩が落ちる。
妙な力が入りすぎていたのに今更気づき、苦笑が漏れた。
はぁ、はぁと息を漏らす美琴は何も言わない。
けれど期待を含んだその濡れた瞳は全てを物語ってる様で。
伸ばされた手を取り、謝罪の意味も込めて微笑む。
息を吸い、右胸の痛みを根性で押さえつけ、上体を起こして膝で立つ。
お互いに何も言わない。
頭は芯まで冷えた。
馬鹿みたいに速かった動悸も少し収まった。
熱と期待の籠った視線を送られる中、場違いなほど落ち着いた動きで病人服の腰紐を緩めていく。
しゅる、と衣擦れの音を立てて、前をはだける。
ゆっくりとトランクスに指をかけて、そのまま引きおとした。
美琴の身体がびくん、と震えた気がする。
――そりゃこんな状況だから、仕方ないだろう。
自分だってやりたいさかりの高校生なんだ。
脈打つほどに固くなった自分のは立派に天を仰いで、いきり立っている。
美琴は息を呑んでじっとこちらを見つめている。
なぜだろう。驚かせてすまない、という気持ちはあっても、恥ずかしい、とは思わない。
潰れてしまいそうな美琴の姿を見てると、なんだか胸の内が熱くなってくる。
締め付けられる様な、もどかしい感覚。
固まっている美琴の両膝に手をかけると、さして抵抗もなく、すっと割り開かれる。
その先へ腰を進めて、ぬち、と一度こすった。
吐息と共に、美琴の瞳が濡れた様に輝いた。
「あ、あ……い――入れちゃうの? しちゃうの?」
自分でも、本当にいいのか、と思えてくる。
だけど美琴の声には嫌悪は含まれていない。
むしろ、甘えた声はそれを期待している様に聞こえて。
「あ――や、や、待っ――」
声もかけず、伸びてくる手も無視して。
そのまま、ず――と推し進めていった。
「っ――――――――!」
あごを上げて、襲い来る痛みに耐えている。
ぎりぎりと歯をかみしめる音がここまで聞こえてくる様なその様子に、自分が何をしたかという事を思い知らされる。
すまないと思う。悪いと思っている。
でも――でも、謝らない。
中程まで差し込んだ姿勢で、そのまま落ち着くのを待った。
恐ろしく長い時間、そうしていた様に思える。
息をする事すら忘れていた美琴の肩から徐々に力が抜けていく。
短くふぅ、ふぅと息を吐くと、それはもう――この世のものとも思えない形相で睨まれた。
視線で人が殺せるなら即死していただろう。
痛みで喋る事などできないのだろう事がまだ幸いか。
喋れたらどんな罵詈雑言が飛んできたものか。
人間ってのはうまくできてるものだと、神にも感謝する気持ちで、涙を浮かべた美琴に身体を寄せる。
軽くすっぽりと腕の中に収まってしまう彼女はとても小さくて。
学園都市三位。レベル5。超お嬢様学校に通う上流階級。エリートの中のエリート。超電磁砲。
肩書きは所詮、肩書きでしかない。
だって腕の中の彼女はこんなにも――こんなにも弱々しく、儚げで、すぐにでも消えてしまいそうじゃないか。
肩を抱いて素肌に触れていくと、どこもすごい熱を持っていて、火傷しそうに思えた。
はぁ、と耳元に大きな吐息が聞こえると、美琴の腕がゆっくりと、自分の背中に回されていく。
力ないその腕に思わず微笑みが漏れる。
「――落ち着いてきたか?」
そういって、何度か頭を撫でてやる。
甘えてくる猫みたいだ、と思った。
「ん……ふ、っ……あ、アンタはまた、子供扱い、し、てぇっ……!」
まだ身体はかたかたと震えている。
精一杯に無理をして、いつもどおりの美琴を演じて。
なら自分も、いつもどおりにしているほうがいいのだろう。
「そーだよな。子供じゃこんな事できないもんな」
耳元で囁きながら、軽く耳たぶをはむ。
ひくん、と震えるのが手に取る様によく分かった。
「大人なら、全部入れても大丈夫だよな」
背中に痛みが走る。
爪を立てられたのだろう。
「え、え……ぜ、全部って……まだはいってくる……の?」
「今、半分ぐらいかな」
美琴の顔から、さぁっと血の気が引いた。
今更何を言われてもやめるつもりも毛頭無い。
どうせ戻る事などできないなら、進むしかないのだから。
この後どうなるかを考えるとそこは激しく胃が痛むが。
「む、無理無理! 死ぬ死ぬ、死んじゃうから!」
重ねて言うが、本当に悪いとは思っているのだ。
震えて縮こまっている美琴はあまりに弱々しくて、ひどく保護欲をかき立てられる。
恨みなどないし、むしろ大切な友人だと思っている。
――だから。
「――――っ、ひ、は――!?」
ぐ、と体重をかけて、火傷しそうに熱くたぎっている肉洞をそのまま、一気に最奥まで掘り進んだ。
途端、美琴は手足をぴんと伸ばし、しばしの間硬直する。
万力の様にぎりぎりと、いっぱいに貫いた怒張が痛いほどに締め付けられる。
本やビデオで得た知識の様に気持ちのいいものではなく、ただただ痛いだけ。
むしろ食いちぎられるのではないかという恐怖すら先立ち、一筋冷たい汗が流れる。
「か――ひゅ、ふ、くっ――」
それはもう声ではなく、ただ生きる為にする呼吸。それにつられて出る音。
背中に食い込んだ爪は更に力を増し、肉をえぐり、骨を折るほどに感じられる。
これを何億倍にしたら、彼女の痛みに届くのだろう。
歯を食いしばる美琴の首筋へキスを落とし、舌を滑らせて嘗めていく。
それがせめてもの贖罪であるかの様に、丁寧に丁寧に。
しばしの後、くた、と美琴の手足から力が抜けた。
落ち着いたのかな、と気になって、美琴の顔をのぞき込むと――
「っみ、みさ、か!?」
美琴は泣いていた。ぼろぼろと大粒の涙を流し、顔をくしゃくしゃにして。
それ以上、言葉も出ない。
慌てて離れようと逃げる体を、美琴の腕がそれを強引に引き戻した。
「――や、やだぁ、離れちゃ、嫌なの!」
ぎゅう、とささやかながらも力の込められた腕。
お気に入りのおもちゃを取られそうな子供の様で、やけに小さく見えた。
「お願い――お願いだから、もう……どこにもいかないで……」
小さな呟き。
消え入りそうな声。
だけどそれ故に、心からの願い。
胸を締め付けられる思いで彼女の顔を見る。
はらはらと零れ落ちる雫。
泣きはらしたまぶたは幾分か腫れて、赤くなっている。
こんなになるまで、彼女は自分の隣にいたのだ。
――自分が、手の届かないどこかへ行ってしまうのではないかとずっと怯えながら。
すまない、と思いつつも、かける言葉は謝罪ではない。
そんなものは望んでいない事ぐらい、自分にも分かる。
だから、努めて優しく、精一杯に、落ち着いて声を絞り出した。
「……ああ、いかない。ずっと――ずっと、そばにいるから。御坂のそばに、いるから」
その言葉を聞いて、美琴がうっすらと微笑んだ気がした。
痛みでそんな事など到底無理なはずだとは分かっているのだが。
……なぜか、美琴は本当に、心から嬉しそうに微笑んだように見えたのだ。
「――ひ、ふ、あ!? ひ、んっ!」
右胸が痛かった。
それをかばうように、少し体重を左手にかけた。
その際にほんの少しだけ、身体が動いてしまった。
――たったそれだけの、動作とも言えないほどのわずかな身じろぎ。
なのに、美琴の反応はあまりに大きく、どっと冷や汗が出てくるほどの声量だった。
そんなつもりじゃなかった、などと言い訳にしかならない。
ぎゅっとしがみついてくる美琴に悪い、痛かったかなどと声をかける。
真っ赤な顔で涙ぐむ彼女は、なぜか困った様子で、違うの、とだけ小さく漏らした。
「お――おく、当たると、びりってきて……へん、なんか、へん、なのっ……!」
混乱する彼女の言葉は要領を得ない。
ろくな知識もない自分にはそれがどういう事なのか、想像もできない。
わからないままに、ゆっくりと、試す様に腰を引く。
ぎりぎりと強烈に締め付ける美琴の秘所はあまりに小さく、快感と言うよりは痛みしかもたらさない。
それは美琴も同じなのか、歪められた眉根が苦しげに見える。
せめてできる限りに優しくこころがけ、またゆっくりと推し進める。
「は、っひ、ふあああっ!?」
今度は声が上がった。
痛みはあるだろう。
しかし美琴の口からは悲鳴と言うよりも――甘い吐息が上がる。
ずりずりと窮屈な膣内をこじ開ける様に、腰をわずかに回しつつ押し込んでいく。
慎重に慎重に、彼女の変化をじっと見守りながら。
初回よりもどことなく柔らかい印象を受けつつ、そのまま最後まで腰を進める。
ぶちゅ、と粘液質の音がつながった部分から軽く漏れた。
と――
「ん、あひ、あ、あああああああっ!?」
絶叫――そう呼んで差し支えない声。
あまりに突如の事に瞬間、身体が硬直する。
どうしたらいいのか、焦り始めた思考は何も答えを返せず、空回りするばかり。
心配のあまり半泣きになって見つめる事しかできなくて、時間ばかりが過ぎてゆく。
「と――う、ま、とう、まぁ……」
すがる様な声。助けを呼ぶ様な声。
震える音は何を意味するのか。
自分はそれになんと返せばよいのか。
またぼろぼろと溢れだした涙を見て、胸が痛む。
「ど……どうし、よう、どうしよう……あ、あた、あたし、あたし――」
ひどく混乱した様子で、美琴が唇を動かす。
怒るなら怒ってくれていい。殴るなら殴ってくれても構わない。
せめてその涙を止めて欲しいと願いつつ、漏れる呟きに耳を傾ける。
けれどその続きは、自分の想像と遙かに違っていて。
「――い……き、きもち、い……の」
「……え?」
聞き間違いかと思った。
けれど顔を真っ赤にして、涙でぐしゃぐしゃにしつつも、美琴は自分を真っ直ぐに見て、言葉を続ける。
「と……とうまが奥まで入ってくると……なんか、ふわって――すごい、痺れたみたいになって……」
涙は溢れ続ける。
恥ずかしいのか、両手で顔を隠して、けれど告白は止まらない。
まるでそうすることが義務であるかの様に。
「ち――ちが、違うの、こんな、こんなえっちなの、あたしじゃないの――ご、ごめんなさい、ごめんなさい……っ」
錯乱状態にある彼女は、もう訳が分からなくなって、ただ謝り続けた。
何に謝っているのか、そんなことを聞いても答えは返ってこないだろう。
ただ宥める様に、華奢な身体を抱きしめる。
謝る事なんてないんだと、言い聞かせる様に。
ひっくひっくと泣き続ける美琴。
かける言葉も見つからず、せめてできるだけ優しく肩を撫でる。
「ごめんなさい、ごめんなさい……とうま、とうま、お願いだから――嫌いにならない、でっ――」
きゅん、と胸の奥で音がした――気がする。
それがなんの音なのかは分からない
だけどなんだか無性に嬉しくなって、ぎゅ、と美琴を抱きしめた。
「ばっか……嫌いになんか、ならないって言ったろ? もっと上条サンを信じろよ」
耳元で、美琴が息を吐く。
深く深く、はあ、と吐かれる空気は美琴の胸の中を表している様に、とてもとても熱く、熱く。
「みさ――美琴がもっと気持ちよくなってくれると、俺も嬉しい」
特に意味があったわけではない。
ただ、美琴が自分を名前で呼んでくれるなら。
自分もそうしなければならない様な気がした。
それだけの事――だったのだが。
「――っ、う、わ、み、こと――ちょ、締まっ――!」
きゅう、と握られた様な錯覚。
けれどそれはけして痛くはなく、むしろ甘美で、背筋をぞくぞくと何かが這い上がっていく。
先ほどと何が変わったのか、美琴の中はとても熱く、熱く――絡みついてくる様な、まるで違うものへと変わっていた。
「あ、あ――や、や……どうしよう、どうしよう……と、とうまが、あたしの……あたし、の……」
細かく震える身体。
痛みではなく、こみ上げてくる感情に押し流される様な、そんな震え。
困惑のまま、恥ずかしがる美琴を、心から可愛らしく思う。
本能に突き動かされる様に、ず、と腰を突き上げる。
「ひ、んああ、あはあっ!」
そのままず、ずと引き抜き、また押し上げて。
木の葉の様に軽い美琴の身体を、揺れる水面の様に弄ぶ。
揺らしては戻し、落としては引き上げて。
ひとつひとつに反応を返す美琴。
流れ落ちた涙の粒はもう溢れてくる事はなく、酸素を求めて突き出された舌が妖しく蠢く。
「ん、はっ……! い、いよぉ……すごい、いい――とう、ま、とうま、きもち、いい、よぉ」
溶けそうなほどに美琴の中は熱く、音を立ててあとからあとから蜜を溢れさせる。
まとわりつく襞は柔らかくきゅう、きゅうと締め付けて、じんとする痺れを腰に送ってくる。
その感覚に溺れる様に、ひたすらに突き上げる。
耳に届く美琴の声に夢中になる。
小さな身体を震わせて気持ちいいと叫ぶ彼女がとても可愛くて。
何度も何度も自分の名前を呼ぶ美琴がとてもいじらしくて。
答える様に美琴、美琴と名前を呼んで。
ただ頭の中は、美琴の事だけで。
「っく――みこ、と、やばっ――もう、抜か、なきゃ――んっ!?」
言葉を遮る様に、唇を唇で塞がれる。
快楽に蕩けた顔で、夢中になって美琴が唇を貪る。
背中に回された腕は強く、強く抱きしめてきて、何かにすがる様に。
「い、やぁ、抜いちゃ、やなのぉ、い、いっしょ――いっしょ、が、いいっ」
腰にぐっと捕まれた感触。
両手を背中に、足を腰に絡めて、全身で美琴はしがみついてくる。
離れたくないと、二度と離さないと。
「み、みこと、ダメだって――うぁ、もう――っく!」
腰から背骨へ、背骨から脳天へ、脳天から魂へ。
焼き尽くされる様な稲妻の中、何度も腰が震える。
そのたびに美琴が声を上げ、泣き叫ぶ。
どくん、どくんと、いのちの鼓動にも似た魂の震え。
注ぐ度に吸われ、二人をつなぐ様に、あとからあとからわき出てくる様な、快感と共にある一つの感情。
歯を食いしばり、流されないようにと必死でしがみつく。
消し飛んでしまいそうな光の中、美琴の顔だけが浮かんだ。
それは幻なのか、とても優しく微笑んで、一つだけ呟いた。
消えてしまいそうな儚さの中、たった一つだけの想いを呟いた。
「とうま――愛してる」
それはとても美しい光景で。
できることならば、消してしまうことなく、ずっと見守っていたかった。
――俺は、この幻想を、消してしまいたくなかった。
闇の中、白光が閃く。
光が光である為に、黒を切り裂いて、焼き尽くすが如く。
けれど白はやがて黒に染まり、空しく消え行く。
そうしてそこに残るのは、また闇。
ぱちぱちと爆ぜる火花は、名残を惜しむ様に瞬いて、闇へと戻る。
解け合って、一つになる様に。
郊外の鉄塔下、二つの影が踊る。
宵闇を切り裂く稲光の中、運命を語る様に、輪舞曲を奏でる様に。
影は一人の少年と一人の少女の形をしていた。
少女の頭上に光るリングは輝きと共に轟音を発し、辺りの静寂をかき消す。
退治する影は、しかし臆することなく、真っ直ぐに少女を見据え、右手を掲げる。
一瞬の後、リングから発する光は四方へと散り、でたらめな速度と角度で少年へと襲いかかった。
まさしく光の速度。
体感を遙かに超えるスピードで、数十からの光の束は全周囲から少年へとその牙をむく。
「――ふっ!」
呼吸とともに、影が右手を薙いだ。
――一閃。
ただそれだけの動作に、無数に襲いかかる光条はあらぬ方向へと逸れ、霧散し――わずかな砂埃と共に再び静寂へと戻った。
触れる事すらなく、ただの一凪ぎで――
少女はその様子に怒りこそ覚え、驚きはしなかった。
ただ静かに目を閉じ、呪文の様に何かを呟くと――右手の先から光る短剣が現れる。
一度瞳を開き、少年を睨み付けると、再び呪文を唱え続ける。
右手の短剣はやがてその刀身を伸ばし、身の丈をも越す長槍となる。
感触を確かめる様にぶん、と振ると、心底いらついた様子で少年に向き直る。
対する少年は右手を握ると、胸の前にかざした。
――胸の中の、何かを守る様に。
ほんの一拍おいて、槍は少女の手から放たれた。
周囲をあまねく照らし、闇を蹴散らすかの様に。
音の速さをも超えて、世界に光をもたらす様に。
知覚する事などかなわぬ刹那。
けれど少年ははっきりと迫り来る槍を見据え、拳に力を込めた。
「――――!」
轟音の中、少年は何かを叫ぶ。
誰にも届かない世界の中、ちっぽけな言葉を叫んだ。
その右手が何かを掴む様に、ゆっくりと前へと差し出され――
そしてあまりにも唐突に、静寂が帰る。
一陣の風の後、そこには変わらぬ姿で立つ少年の姿。
こきん、と右手を慣らして、息をついた。
「……やー、なんとかなっちゃった、なぁ……」
「なんとかなっちゃったじゃないわよアンタ! 何!? ふざけてんの!? なんでそんなに強くなってんのよ!」
肩の力を抜いた呟きに、少女は早口でまくし立てる。
ぱちぱちと放電を繰り返し、迷惑に火花をまき散らして。
「なんでったって――ほら、あれじゃね? 死にかけて復活したんで、超絶パワーアップしたとか言う――」
「どこのマンガかってーのアンタ! そんなの認められるかーっ!」
「いやほら、現実は認めようぜ御坂」
少女は目に涙すらためてわめき散らす。
優勢にあるのは間違いなく少年のはずなのに、明らかに少年の立場は低い。
しまいに少女は少年に詰め寄って、縮こまる背中をぽかぽか叩き始めた。
よっぽどに悔しいのか、すでに言葉も出ていない。
「なー、いつまで続けんだ? この勝負」
投げやりに言葉をかける。
「あたしが勝つまでに決まってるでしょーがー!」
わめき散らす少女は、もはや公害と呼んでも差し支えない。
やれやれ、と息を吐いて、疲れた様子で立ち上がる。
闇の中、空を見上げて、星を見る。
ちかちかと瞬く夜空は冬の訪れを知らせる様に、優しく瞬いて。
それまでと何も変わらない町に、新しい季節を運んでくる。
今までと何も変わらない二人に、新しい風を運んでくる。
変わることなく、まるで運命の様に――
「じゃ、とりあえず今日の分、しようか、美琴?」
振り向いて、背中に笑顔を投げる。
みるみるうちに真っ赤になった少女は、途端にぴたりと泣き止んで。
くすくすと笑う少年に寄り添って、恥ずかしそうに、けれどしっかりと、頷いた。
変わらない二人に、流れ続ける様に、風が吹く。
闇と光、寄り添って、交わる様に。
まるでおとぎ話のように、二つの影は踊る。
それが運命であるかのように。
薄い月明かりの中、二つの影は踊り続ける。
それが、運命であるかのように。
endless...
以上です、御一読ありがとうございました。
あと●って素敵だと思います。万歳。
読み終えた…最初と最後、何てハタ迷惑な痴話喧嘩w
電撃飛ばして勝ったら相手はどうなるか、一度考えてみろと思ったね。
長編乙でした^^
つーかまずインデックスや五和に美琴がブッ殺されるなw
>>52 乙
小洒落た言葉を多用しすぎで少し寒いと思います。
まあ、ラノベ的といえばそれまでなんですがw
>>52 先ずは一言、乙でございました。
丁寧に重ねられた文章の中で2人が生き生きと青春を謳歌する様が見て取れました。
若い2人の初エッチってやっぱりこんな感じでたどたどしくするんですかねぇ、としみじみしながらもちゃんとエロも感じましたよ。
そして、他にもツッコミありましたが美琴は上条さん信頼し過ぎ。死んだらどーするんだ死んだら。ま、死なんだろうけどさ。
あと上条さんは丈夫過ぎ。あれはいい感じに美琴のせいみたいにしてたけど、きっとエロパワーに違いない。右手、エロス、勝利! そんな感じで。
>>55 以後だれもレス付けないように言っとくけど、何処に投下しようと自由だから。
そんな事をすると、あなたもあなたの常駐スレのイメージも悪くするよ。
力作過ぎてすげー
こんな甘いのは俺には書けないぜ
このまま上条さんが死んじゃったバージョンを読みたくなりました。
GJ!
麦野「既成事実作っといて逃げんなはまづら!」
62 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/28(火) 23:56:58 ID:nBfYHYOE
触発されてネタを考えた
促成培養のため、スキンシップに飢えているシスターズ
上條さんとこに集団で押し掛けるが、その欲求が性的なものに変化発展して…
SSにしたいなら、どうぞ遠慮なく
何で他人任せになるんだよ!
お前だって書き手の方がいいだろ!?
ROM専なんかで満足してんじゃねえ、命を懸けてたった一人の女の子をエロい目に会わせたいんじゃないのかよ!?
だったら、それは全然終わってねぇ、 始まってすらいねぇ・・・
ちょっとくらい長いプロローグで絶望してんじゃねぇよ!手を伸ばせば書けるんだ!いい加減に始めようぜ、職人!!
>>63 だが待ってほしい、たった一人とは限らない
絹旗と滝壺がエロい目に会うなら見届けたいと願うのは俺だけじゃないはずだ
>>52 前置きの脅しの割にさらっと読めて安心した。
内容だけど凝り過ぎ感が凄い。わざわざ美琴にカミジョーさん怪我さす必要あったのかと。しかも大怪我も大怪我、胸に槍ぶっ刺すっなんて3巻以来の美琴トラウマじゃね?
正直無茶さすなと感じた。
それ以後が非常に良かっただけにあれは違和感。
>>60 せっかく書き手と読み手が繋がってるんだからもう少し何か書こうぜ。それだけじゃ無いと一緒よ?
>>61 とーとつにどうした麦のんw
>>62-63 セットでいらね。
>>59 砂鉄の剣で殺してしまって、トラウマで能力使えなくなる。
知人含め不特定多数から人殺しと指差され、抵抗する気力もなく肉奴隷に…ってSSあったな
無能力者の浜面に犯されたら麦野泣きそう
>>67 レイプできるほど痛めつけた麦のん相手じゃ勃たんよ
ニュアンス的にはレイプというか無理やりみたいな?
浜面は好きだけどまだ良く分からない状態で
73 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 13:41:17 ID:MH4XmccF
簡単に和姦出来たりして
後はデレ麦のん
上条さんも似たような感じじゃね?
無理矢理みたいなちょい強引に押し倒したらOKしそうなヒロインが多そう
黒子や風斬とかみたいなハーレムメンバーなのか怪しいヒロインでもいけそう
75 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 13:55:27 ID:MH4XmccF
でも、レッサーみたいなやった後が怖そうなの多いし
やったのがインデックスと美琴にバレてお仕置きが怖い
美琴とかインデックスみたいな他カプでやろうとするとことごとく邪魔に入るタイプの子って私嫌い
俺も2chで女アピールしてる奴大嫌い
今のこのスレの流れに似たレス見つけてきたからよく読んでみたらいいと思うよ
【コミュニティの一生】
面白い人が面白いことをする
↓
面白いから凡人が集まってくる
↓
住み着いた凡人が居場所を守るために主張し始める
↓
面白い人が見切りをつけて居なくなる
↓
残った凡人が面白くないことをする
↓
面白くないので皆居なくなる
今どの辺なんだろうね
>>68 わり。SSてゆーか小ネタっぽかった。 御坂美琴 虐待 でググれば見つけれる。
鬼畜陵辱は好みの範囲外なのよな…さらっと流してソッコー閉じたから、キーワードわからんかった。いちゃ甘ほのぼのが大好物でs
インデックスはオチで上条さんに嫉妬して噛み付かないと出番が無いんだぜ
>>80 超thx!
おれもいちゃいちゃ甘々が大好きだから、
怖いもの見たさみたいなもんです。
83 :
ネタ:2010/09/29(水) 17:31:40 ID:yDYY407c
>>77 とある大きな部屋の中で、上条当麻はロープでぐるぐる巻きにされてソファーベッドに転がされていた。
そんな姿をほくそ笑みながら眺めているのはレッサー。スカートから生えた尻尾がぶんぶんと振られている様が彼女のテンションを如実に表している。
そんな少女は毛の長い絨毯に膝立ちになるとまな板の上の鯉状態の上条のズボンに手を掛けると、
「さあ上条さん覚悟はいいですか? ま、嫌だと言っても剥いちゃいますけど」
「こ、こらレッサー!? ヤ、ヤバい、今ズボンを下ろすのはマジでヤバいんだって!」
上条が言う通り、ズボンは内側からの何かの圧力でものすごい盛り上がっている。
そうなったのもつい数時間前にレッサーに飲まされた謎の液体のせいなのだが。
「なぁーにを今更。このまま行く所まで行くんですから覚悟して下さ――」
そう言い切ろうとしたレッサーの言葉を遮る様に部屋の扉がドバンと音を立てて四散した。
そして扉の無くなった出入り口に姿を現したのは、白い修道女と、学生服姿の少女――インデックスと御坂美琴だった。
「ちっ、思った以上に早く現れましたね」
「とうまッ! 一体何をしているのか説明して欲しいかも!」
「ア、アンタ……、また女の子連れ込んで一体どう言うつもりなのよ!!」
てっきり自分に向くとばかりの矛先が上条に向けられてレッサーは唖然とする。
そして上条はと言えば顔面蒼白になっていた。
「ちょっと待て、これにはマリアナ海溝よりも深い訳が……つか、何で俺が言い訳しなくちゃいけないんだ!? くそッ、呪わしい、この身に沁みついた腰抜け体質が……ふ、不こむぐぅぅううううううううう!?」
上条がお決まりのセリフを吐こうとした瞬間、レッサーの尻尾が上条の顔に巻きついて口を塞ぐ。
「「とうま!?」」
そう叫んでから美琴は、
(あ、思わず名前呼んじゃった)
顔を真っ赤にしてしゅんと小さくなってしまう。
一方レッサーはと言うと、
「お2人に提案があります」
そう言ってから、あろう事か上条の顔の上にぽふっと腰を下ろした。
「むお!?」
唐突に温かくて柔らかいモノに顔を覆われて慌てふためく上条だったが、
「うふふ、息が変な所に当ってくすぐったいですよ」
「…………」
何かを理解すると石になった様に動かなくなってしまう。
そんな一部始終を見せつけられた美琴はバチバチっと火花を飛び散らせながら、
「な、何してんのよアンタは!? さ、さっさとそこから降りなさい!!」
するとレッサーは美琴に向けて人差し指を立てるとちっちと左右に動かして、
「そんないきり立ちなさんなお嬢さん」
「!?」
その言葉に美琴の髪が電気を帯びてふわぁっと持ちあがる。
アイツには悪いけど一緒に感電してもらう――そう勝手に決めたその時、横合いからインデックスにグイッと押し退けられた。
「短髪はちょっと引っ込んでて」
「ア、アンタ!?」
驚いて振り返ると普段とは違う真剣な表情に美琴はそれ以上言わずに後ろに下がる。
するとインデックスはレッサーをじっと見つめて、
「提案って何かな?」
その言葉にレッサーは軽く口笛を吹くと、
「流石はインデックス、話が早くて良いですね。私、そう言う人大好きです」
「私はあなたみたいなあざとい子はあまり好きじゃ無いかも」
にべも無いインデックスの解答にレッサーは苦笑して「ま、人の好みなんてどーでもいいんですよ」と言い置いてから、インデックスと美琴に向かってこう話しかけた。
「本題に入ります。どうですか、3人で上条さんと……?」
以上!!
わっふるわっふる
わっふるわっふる
麦野に麻痺薬飲ませてレイプすることは可能?
だが実際できれば、誰でもやってます
エロ同人世界の能力無効化技術の進歩っぷりは異常
浜面が路地裏でヤンキー女に逆レイプされてるのを目撃する麦のん
数年後設定で中学生になった打ち止めちゃんと警備員をやってる一方通行 そんな電波を受信した
投下します。
フレンダ×浜面です。多分4レスです。
その屋内プールは、人でごった返していた。
「ぐぉぉ、なんだこりゃ……」
芋洗い、という言葉が浜面仕上の頭に浮かんだ。楽しげな人達の声が何重にも重なって、聞き取れない雑多な音が施設中に響いている。
学園都市第6学区、アトラクションプール。
この季節でも入れるプール、それも屋内のものにありがちな閉塞感のない、金に物を言わせた広大な面積。なるほど人気が出るわけだ、と客の一人である浜面も感嘆した。
ガラスの天井から、真昼の明るい日差しが差し込んでいる。屋内を照らして、浜面の足元にくっきりと影を作っていた。
(それにしても、これ人いすぎだろ……)
あー、と気のない溜息をつきそうになりながら、浜面は回想する。
スキルアウト時代の友人、半蔵から売りつけられた入場チケットだった。その半蔵もまたスキルアウトの知り合いからの、貰い物だったと聞いている。
デートの予定がキャンセルされてしまい、泣く泣く放出。それを半蔵が受け取ったはいいが、とうの自分も行くアテは無い。有効活用できないかということで、浜面に白羽の矢が立ったのだった。
(郭ちゃん誘えばいーじゃねーかよーったく贅沢だなーあいつ)
浜面にだってそんな心当たりはない。そこで、アイテムの集会の日にチケットを差し出してみることにした。暗部組織の人間に売りつけるのは流石に命知らず過ぎると思ったので、譲渡という形で。
直後、次回の活動内容の会議は誰が浜面とプールに行くかに脱線。いや、確かにペアチケットだけど別にお前らで行けば良くね、という浜面の突っ込みは誰も聞く耳を持たない。
言い争いはヒートアップし最早能力衝突は避けらない、滞空回線経由で密かに監視していたアレイスターが事態を重く見て、あわやグループに出動命令を下すかという大惨事一歩手前に至って、仲裁に入った浜面の提言によるジャンケン三回勝負によって神の采配は下された。
そして、勝ち上がって来たのは。
「いぇーい浜面、おっ待たせー」
奇麗な女の人にぶつかりそうになったこと数度。へらへらしてたらその連れの男に舌打ちされ顰蹙を買うこと更に数度。ようやく待ち人来たりと相成った。
文句の一つも言ってやろうと、浜面は声の方に振り返る。
「フレンダぁ。頼むぜホン、」
くたびれ顔でト、まで言い切ろうとして、浜面は声を失った。
金髪碧眼。見なれた制服風の服とベレー帽を脱ぎ、ワンピースの水着に身を包んだフレンダがそこに居た。
片腕に浮輪を抱いて、もう片腕を腰に当てたポーズ。細いのに、優雅な足。控え目な乳が控えめなりにつんと張って、なんていうか可愛らしい。
う、わ。犯罪だろ、これ。
浜面が思わず右手を口元にやってしまったのは、鼻血が出ていないかの確認と、しまらなくなった口元を隠したかったからだった。
「なーに言ってんの。女の子の着替えは時間がかかるって、常識でしょー……って、うわ! 浜面なにそれ!?」
フレンダもフレンダで、振り返った浜面を見て大きく目を見開いた。
浜面の格好は、普段通りのチンピラスタイルではなく、場に合わせた水着である。当然上半身には何も身に纏っていないのだが、それ自体はなんらおかしいことではない。
先の、プール内を闊歩する男共の舌打ちこそもらったが、その実一度として喧嘩を売られたり因縁をつけられなかった理由。
浜面仕上の肉体は、そこらの男なら裸足で逃げ出すぐらい、屈強に鍛え上げられていた。
「あ? どした?」
アイテム内での浜面の地位は、低い。基本的に何をやっても評価されない(と自分では思っている)ので、フレンダが自分の体に目を奪われているとは夢にも思わない。
「うわぁ……えぇー……ちょっとぉ……これ……」
赤面しながら唖然とする、器用な表情を見せるフレンダ。その顔のまま、ふらふらと手がさまよって、浜面の胸板に触れた。
「硬、うわ、うひゃぁ……ヤバ、何これ凄い」
「お、おいおいおいっ」
例えばボディビルダーのような、見せびらかすための山のような筋肉ではない。無論、異性を意識したプロポーション維持やシェイプアップとも一線を画している。
身体能力だけなら上条当麻を超え、アスリート並のトレーニングメニューをこなしていると自負する、徹底的に絞り込んだ体だった。
まったくフレンダにとっては意外なことだったが、自分の分野に関して浜面は非常にストイックである。能力がものを言う学園都市では評価され難く、麦野も、絹旗も、滝壺でさえも看破できなかった浜面仕上という男の一面。
それを、奇しくも能力の面ではまた浜面と同じく、彼女達に一歩、いや二歩劣るフレンダだからこそ気づいた。
(……いやー、自分も単純な訳よ。こんなことで嬉しくなっちゃうなんて)
独占欲が、むくむくと鎌首をもたげていた。これはもう満喫するしかない、と心に堅く決める。
「め、珍しいのはもう分かったから、そろそろやめてくれ、フレンダ」
「え、あっ、うん」
周りの視線が気になってきた浜面に言われて、フレンダは手を引っ込めた。
少し、気まずい間が空いた。次に何を切り出そうか、二人して逡巡する。
フレンダは、浮輪を持っていない方の手が、なんだか心寂しいような気がした。切り出す言葉にはちょっと勇気が必要だったが、深呼吸して言うことにした。
「浜面」
大丈夫。浜面は嫌なんて言わない。「お、おう?」と目を合わせた浜面にドキっとしながら、フレンダは空いた手を差し出した。
「行こっ」
浜面は少しの間呆けていたが、ややあってフレンダの言わんとするところに思い至ったらしい。
照れ臭そうに笑って、フレンダの手を握った。
「ああ」
ぎゅっと絡めた指に、フレンダの胸が高鳴った。眼をつぶって、足をじたばたさせて、「きゅぅー!」と叫びたかったが、それは我慢した。
思った通り、大きな手だった。
一週500mにも及ぶ、長い長い流れるプール。
透き通った水が床の水色を奇麗に映し出している。天井から光が降り注いで、揺れる水面をきらきらと輝かせていた。
「きゃはははははー! 浜面ー!」
浮輪に乗ってぐるぐる回りながら、フレンダはご満悦だった。小ぶりなヒップをすっぽり輪の中に収めて、両手両足を投げ出していた。
人の隙間を縫いながら、軽く泳いで前へ進んでいた浜面は、足を着くとゆっくりと歩いた。振り返ると、流れてくるフレンダに追いつかれた。
「どーんっ」
浮輪がぼん、と浜面の体を打った。「いてぇ!」と、痛くもないのに浜面が調子を合わせて笑った。
浜面はフレンダの後ろに回ると、浮輪に掴まって床を蹴り出した。二人分の体重に浮輪が少し沈んだが、堪えた。水しぶきを上げない程度のバタ足で、浮輪とフレンダを押してやった。
浮輪に添えられた浜面の手に、意識しているのか無意識なのか、フレンダが手を被せた。流石にちょっと照れ臭いな、と浜面は頭の隅っこで思う。
流れていく景色を横目に見ながら、フレンダは喝采を上げた。
「いやもー、プール最高っ!」
「あーホント、実際泳いでみると最高だなこれ!」
「だよねー!」
そう言うと、浮輪に体を預けていたフレンダが起き上がった。輪の中に足を通して、頭まで一気に沈む。フレンダがいなくなって、ビート板に掴まっているような格好になる浜面。
「フレンダ?」
水の中に潜ったフレンダが、浮輪と浜面の腕の間からざばぁと飛び出してきた。目の前に現れた青い瞳に、浜面が息を詰まらせた。
素早く、フレンダが浜面の肩に手を回して掴まった。頭だけ水面から出して、後は浮輪と浜面の浮力に全てを任せている。四本の足が水平に伸びて、水の中を漂っていた。
「浜面っ」
「え、ちょっ」
「ありがとね」
にへへ、とフレンダが笑った。恥ずかしそうだったが、屈託のない笑みだった。
ありがとう、というのは適切ではなかった。ジャンケンで勝ったからフレンダはここにいるのであって、浜面に礼を言うのは的が外れていた。
それでも、どうしても言いたくなった。
「……、」
浜面は何も言わずに、その姿勢のまま頭をばしゃんと水につけた。
その眼前にはフレンダの胸元があって、えっどうしたの浜面、何? とフレンダは焦った。が、たっぷり5秒は数えても、浜面はそのまま動かない。
おかしいと思って、フレンダはもう一度水の中に潜った。ごぼごぼという音が耳を占める。浜面の顔を、水のフィルター越しに見上げた。
水の中でも分かるぐらい、浜面は赤面していた。
どうしたらいいのか分からないという風に、眉を寄せて困った顔をしている。咄嗟に顔を水につけたのは、それをフレンダに見られたくなかったからだろう。
だが潜られてまで見に来られては隠しようもなく、ますますばつの悪そうな表情は深くなる。
フレンダは心中で、叫んだ。
(〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っかっわいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!)
本人が聞いたら、きっと嫌がるに違いなかった。せめてそれは男が女に言うセリフだろ、なんて言いながら。
そのうち息が苦しくなってきたのか、浜面が水から顔を上げようとする。合わせて、フレンダも浮き上がった。また顔を合わせてくれなくなったら嫌だったので、今度は浮輪の輪の中にした。
酸素のある世界に戻ってくる。どこかの子供の声や、水の跳ねる音が耳に戻ってきた。
二人とも大きく息を吸い込んだ。水を吸った髪の毛が、顔に張りついていた。フレンダは浮輪に腕を回して、浜面に向き直った。
開口一番、浜面は墓穴を掘った。
「べっ、別に照れてなんかねーんだからな!」
笑いながら、フレンダは聞き流した。
ふと、目に映る景色の隅に気になるものを見つけて、フレンダはそっちを見た。
長い行列と、待ち時間を暇そうにしている人達。並びを目で追いかけていくと、高く螺旋を描くプラスチックのチューブ。
「ね、浜面!」
「はぁ……なんだ?」
まだ決まり悪そうな顔をしている浜面が、溜息交じりに聞き返した。
フレンダが行列の先を指差した。人差し指の行方を追って、浜面も振り返った。
「ウォータースライダーやろっ!」
行列に並ぶ前に、それぞれソフトドリンクとアイスクリームを購入。
食べたり飲んだり話したり、時間を潰すこと数十分。フレンダの浮輪を係員に預け、ゴミ箱に手に残ったものを放り込む。
スライダーの階段を止まっては昇り、ようやく頂上に足を踏み入れた。
「もうすぐだよー、浜面」
興奮気味に、フレンダが口走る。瞳はわくわくと輝いていて、待ち切れないといった様子だった。
「お、おお……なんか、軽く緊張してきたんだが」
結構これ高くないか? と、浜面は手すりから身を乗り出した。眼下に広がる、曲がりくねった流れるプール。ひしめき合う人達。
床材を踏む素足にうっすらと寒さを感じながら、スライダーの入り口に立っているバイトらしき係員に浜面は話しかけた。
「すんませーん、これ二人でやっても大丈夫っすかー?」
「あ、はい、大丈夫ですよ!」
気さくな返事に、「ども!」と浜面は手を挙げて礼を言った。その脇から、フレンダが身を乗り出してきた。
「ホントっ? ねぇ浜面、前がいい? 後ろがいい?」
「あー……いや、どっちでもいいなぁ。フレンダの好きな方で」
今日一番の、真剣な顔でフレンダが悩みだした。
スライダーの目の前にまで来ると、行列の捌かれ方も早くなる。順番待ちの人達は、どんどんスライダーから降りていった。
前の人が行ったら次は俺達だぞ、という頃になって、ようやくフレンダが顔を上げた。
「決めた、後ろっ。浜面前ねっ」
「ああ、いいけど。っつーか、普通に前じゃなくていいのか?」
むしろ、そうだとばかり浜面は思っていた。意外なフレンダのチョイスに面食らってしまう。
フレンダは小さく笑って、演技じみた大袈裟な身振りで胸元を押さえた。上目遣いで、挑発するように。
「私が前だと、おっぱい触るでしょ」
「っ……ばっ……!」
口から飛び出たとんでもない単語に、浜面は二の句を継げなくなった。女の子がおっぱいって言うとなんでこんなエロいんだろうと余計なことも考えた。
前の人が、スライダーから滑り降りていった。
悲鳴のような嬌声が水しぶきと共に遠ざかっていって、次は自分達の番になる。係員に、一通り注意することについてレクチャーを受けた。
浜面がスライダーの中に入った。入口の両端にパイプがあって、握れるようになっていた。
それを握って、浜面はスライダーの中で座った。係員がGOサインを出すまで、ここで待機。言われた通りの手順。腰からつま先にかけて、思ったよりも速い水の流れが濡らしていった。
浜面の背中に、フレンダが掴まった。
「やっぱり背中大きいね」
「ん?」
「なんでもない。ね、浜面」
浜面の胸元に手を回して、強く抱き締めた。胸から股まで、一重に密着していた。擦れる布の感触が、ダイレクトに浜面の背中を刺激した。
「う、お、フレンダ」
場所が場所なだけにじたばたすることもできず、声だけで浜面が抗議した。とはいえ嫌がっているのではなく、咄嗟のことに訳が分からなくなっているだけだった。
意に介さず、フレンダが浜面の耳元で小さく囁いた。
「この水着、サポーターとかないんだよ」
それは、できるだけ考えないようにしていたことだった。
体のラインを見せつける、ぴったりとしたワンピースの水着。たった一枚剥がせば、淡肌色の柔肉がすぐそこにある。
浜面の頭に血が上っていく。それは熱と共に思考の舵を奪って、全裸のフレンダの妄想を勝手に脳裏に描いていった。小さくも自己主張する乳房。薄い金色の恥毛。
係員の現実的な声で、浜面は我に返った。
「オッケーです、行ってください」
「ゴー!」
「えっ、あ、はいっ!?」
手筈通り、係員がフレンダの背中を押した。合わせて浜面の体も押し出される。反射的に、握っていたパイプを手放した。
傾斜から一気に加速する。ウォータースライダーのスピードは、想像以上に速かった。
「お、おおおおおおおおおおおおおおおっ!?」
「きゃあああああああああああああああああああー!!」
水が摩擦の抵抗を殺して、驚くほど速度が出ていた。大変なのは、その水しぶきがモロに顔にかかって、上手く呼吸ができないことだった。
(こっ! これっ! これ、前の奴こんな目に遭うのかっ!)
目も開けていられない。フレンダが後ろを選んだのは正解だ、と浜面は思った。浜面の体を盾にして、フレンダはウォータースライダーの楽しい部分だけ掠め取り、大はしゃぎしていた。
右に体が揺れる。かと思えば、左に大きく振れる。曲がりくねったスライダーに振り回されて、最後に二人は着水した。
「おわぼっ!」
「ひゃあ!」
広いプールに飛び出した。底に体を打たない程度に深いプールに投げ出されて、一瞬上下の感覚が分からなくなる。気泡を含んだプールの水が、ごぼごぼと耳元で音を立てた。
床につま先が着いた。こっちが下か、と浜面は判断する。投げ出された時に放してしまったのだろう、フレンダの手の感触は体から離れていた。
浜面が水面から頭を出した。放り出された直後のパニック状態では分からなかったが、深さは大体浜面の腰から胸元辺りまでだった。
ほぼ同時に、フレンダも浮き上がってきた。
「ぷはぁ! あーん、怖かったー!」
とてもそうは思えない、嬉々とした口ぶりだった。満足そうに口元が笑みを形作っていた。
鼻や口に水がまだ入っているような気がして、浜面は二、三度咳をした。ばちゃばちゃばちゃ、と水をかき分けて、フレンダが近づいて来た。
「ねぇねぇ浜面! もっかいやろうよ、もっかい!」
「……嫌じゃねぇけどさ、次フレンダ前な」
「えーっ!」
水面を両手で叩いて、フレンダがぶーたれた。こりゃまた俺が前かな、と浜面が軽く諦めながら苦笑した。
二人でプールから上がろうとする。そこで、はたと浜面が動きを止めた。
「浜面?」
三歩ほど遅れてついてくるフレンダが、立ち止った浜面をいぶかしんだ。振り返らずに、浜面が手を自分の額に当ててうめいた。
「……フレンダ、ごめん、ホントごめん、ちょっ、ちょっとタイム」
まったく出し抜けに、フレンダはピンときた。何より、先に挑発してそう仕向けたのは他ならぬ自分であった。
にへら、と意地の悪い笑顔がフレンダの顔に浮かぶ。背中を見せてこっちを向いてくれないのなら、今だけはそれでも構わない。
「……さっきので勃っちゃった?」
何も言わずに、ぶくぶくと浜面がプールに沈んでいった。
あえて、フレンダは浜面の不覚を責めなかった。何か言って不意に振り返られたら、この朱に染まった頬を見られてしまうからだった。
この貧相な体でも、異性として意識させて、性欲を煽ることができる。それが嬉しかっただなんて、死んでも言ってやらない。
夕日が落ちていく。オレンジ色の空が学園都市を染める。
第6学区の街並みから、人影が少しずつ疎らになっていた。
「つーかーれーたー」
「ウォータースライダー3回は幾らなんでもキツいっつの……しかも、全部俺先頭にしやがって」
その中を、遊び疲れたフレンダを背負った浜面が歩いていた。持ち寄った水着や遊具は手提げ袋に入れて、浜面が手に持っていた。腕でフレンダの足を支える。
今日は車を出していない。隠れ家に程近かったので、そのまま歩いて遊びに来ていた。
空を見上げると、沈みかけた太陽が目に優しかった。明日は筋肉痛かな、と浜面は思った。
浜面の肩に、フレンダは頭を預けていた。眠たげな半目のすぐ先に、浜面の首筋があった。今日の名残が鼻孔をくすぐった。
(……塩素の匂い)
少しだけ顔を起こして、フレンダは浜面に尋ねた。
「ね、浜面」
「ん、なんだ?」
「楽しかった?」
「おう」
即答だった。きゅんと、フレンダの胸が鳴った。
浜面が楽しんでいたのは、間中ずっと分かっていたことだった。それでも言葉にして聞きたかったズルさは、どうか許してほしい。
おでこをまた浜面の肩に押しつけたが、さっきのように首筋にまでは寄りかからない。この微熱を肌越しに知られたら、恥ずかしくてどうにかなってしまう。
体に残っている水の揺れる感触と、浜面におんぶしてもらっている心地よさがくすぐったくて、頬が勝手に緩んでいた。
照れ隠しに、またからかってやることにした。
「浜面」
「今度はなんだよ」
「私、今ノーパンかもよ」
浜面の膝から力が抜けて、よろけた変な歩き方になった。左右に崩れそうになる背中に、フレンダはけたけたと笑った。
仮にそうであっても、タイツを履いているので誰かに見られるような大事にはならない。ただ、フレンダの方こそ今日は本当に楽しかったので、どうしてもと頼み込まれたなら、それぐらいのサービスはしてやらないこともなかった。
膝に力を入れ直して、浜面はまた歩き出す。フレンダを背負い直すと、手提げ袋が音を立てて揺れた。
ウォータースライダーからこっち、調子を狂わされっぱなしの浜面がぼやいた。
「お前、俺をどうしたいんだよ……」
どうしたい、だなんて。
そんなの。
彼氏にして、恋人にして、溶けるぐらい優しくしてほしいに決まってる。
キスしてほしいし、抱き締めてほしいし、撫でてほしいし、エッチだってしてほしい。
でも。今はこの距離が気持ちいいから、もうちょっと。
「また行こうね」
浜面の質問には答えずに、フレンダは宣言した。少し間を置いてから、今日はそういう日なんだろうと浜面は観念して、「……ああ」と返事をした。
満更でも、なかった。
以上です。また目測を間違えて5レスになりました
アイテムは全員病気持ち
>>98 おおおお超GJ!!
フレンダも浜面も可愛すぎるだろ
なにこの浜面可愛い
乙です
またあんたか
最高だよ
筋肉という意外な部分でときめくフレンダが可愛いのう
何だよこれ
悶え死ぬよ
うん、もう……GJ
>>98 GJ! なにこの男のツンデレ可愛いw
あとフレンダが途中から普通のエロ女の子にしか見えなかった。フレンダは扱いが難しいなと、でも可愛い(ry
ひとつ気になったのは句読点ですね。あまりぶつ切りにするとテンp(ry
他のアイテムメンバーのデートも期待しております。
GJ!
パーフェクトフレンダいいね
足は飾りじゃないね
ただ「結局〜〜な訳よ」が無かったのがさみしいかな
めっちゃにやにやしながら読んでしまった
>>99 浜面病だな。正確には
はまづら病と、超浜面病と、はーまづらぁ病と、/症候群だけど
浜フレは個人的にもっと増えてほしいぜ
>>98 可愛いフレンダ可愛い可愛い
そして浜面も可愛いので可愛いの二乗で読んでて幸せ
GJ!
>>110 が書き起こせと云ったので
学校にて
「あれ。みっちゃん首のところ赤くなってるよ?どうしたの?」
「え!?あ これは昨日蚊に刺されちゃって… ってミサカはミサカは事情を説明してみる…」
ガラッ
「よー、邪魔すンぞ。
お、いた打ち止め。テメェ弁当家に置きっぱなしだったぞ ほれ」
「あ アりガトう… ってミサカはミサカはぎこちなくお礼を言
「あ やっぱ首ンとこ目立ってんな。悪いな、昨日 強く吸いすぎたわ。
じゃあオレは仕事戻るから 寝不足だからって授業居眠りこくンじゃねーぞ」
ガラッ
『…… (°д°)』
「ねぇ、みっちゃn
「あーあー、聞こえないなんも聞こえなーい ってミサカはミサカは耳を塞いで必死に質問から逃れようとしてみるー」
>>98 結局、GJな訳よ!
ちょっとアスリート並のトレーニングメニューをこなしてくる
>>112 学校で暴露しちゃうとか開放的(?)な性格になりすぎだろw
数年という期間は長い…
>>112 蚊に刺された毒を吸い出したんですねわか(ry
蚊に刺された毒を吸い出して、触診して、注射して、お薬飲ませただけ
うん、ただの家庭の医学で問題ないな
吸い出して触って入れて飲ませただけですね
こんにちは。
さて通行止めで盛り上がる皆さんに凶報です。
浜麦です。麦野凌辱を書こうとしましたが私には無理でした。入りは努力したままですが結局甘々です。
『零れ落ちる』8レスで投下します。
では。
麦野沈利は目覚めた時、自分が何故ここ――天井も壁も見えない程広く、床にはぽつりぽつりと薄暗い照明が付いた寒々しい場所――に仰向けに寝転んでいるのか判らなかった。
その上、全身が鉛の様に重く……、指の先所か瞬きすらもおっくうに感じられた。
(何処だここは……?)
ぼんやりとした頭でそんな事を考えていると、何処からともなく足音が聞こえてくる。しかもその足音は、真っ直ぐ此方に向かって来ていた。
未だ何も判らずじまいの寝ぼけた頭でも寝ていていて良い状況で無い事位は直ぐ理解出来た。
しかし、
(う、動け……う、ごけぇぇえええええええええええええええええええええええ!!)
今の麦野には理解する事と実行する事との間には天と地ほどの開きがあった。
やっとの思いで1ミリ動いたかどうかと言う所で、耳元にざりっと砂を踏む様な音が聞えて足音が止む。
半眼の瞳をそちらに向けるが、焦点が定まらないのか相手の姿はぼんやりとしか見えない。
全ては判らず仕舞いのまま麦野は追い詰められた形になり……、
(は、つまんねぇ人生だったわねぇ……)
覚悟を決めた麦野は実にあっけなく全てを諦めていた。
所が、
「おい大丈夫か? 生きてんだよな?」
その言葉と共に体を揺すられた瞬間、覚悟を踏みにじられた事にイラっと来た。
「ぅ……、ぁ……、ごほっ、げほっ」
誰だテメエはさっさとブッ殺さねんならこっちがブッ殺してやる――そう言いたかったが舌も唇も満足に動かない。それどころか興奮した途端に呼吸もままならなくなり咳込んでしまう有様。
(くそ……みっともないったりゃありゃしない……)
麦野の頬を涙が伝う。それは先ほどの息苦しさか、はたまた悔し涙なのか……。
「泣いてんのか……? てか薬が効きすぎてんのかもしかして? おしちょっと待ってろ」
声がそう言うと暫くして首筋にチクリという感触がした。
いよいよ私もお終いか……だが、状況はまたも麦野予想とは反した。
まず暫くすると徐々にだが力が戻って来る。
そしてそれと共に身体中の気だるさが抜けて行き、視力も甦って来て自分の顔を覗き込んでいる人物の顔が見えて来た。
「浜面ッ!?」
「正かーい」
アンプルと短い針がセットになった小型の銃の様なものを構えた浜面がにっと笑う。
その笑顔に何故かホッとして、
(な、何私はこんな奴の顔見てホッとしてるのよ!?)
そんな自分をすぐさま否定した麦野は体を起こそうとして、まだそこまで回復していない事を理解すると、
「浜面、ここは何処だ?」
「さぁな」
その瞬間麦野の頭の中で何かがぶっつりと音を立てて切れた。
「さぁなじゃあねぇんだよ、はーまづらぁ。判んねえんだったらさっさと調べて来いこの愚図鈍間。テメエはあれか? 一々指図しねえとなぁんにも出来ないクソガキと一緒か?」
静かだが、静かなだけに恐ろしい程の怒りを込めた麦野の言葉――だが何時もならそれで飛んで行く筈の浜面が微動だにしていない。
それどころか白けた様な視線すらこちらに向けている事に気付いた時、麦野は視界が真っ赤に染まったかと思う程の怒りを覚えると、
「ボケっとしてんじゃあああねぇぇえええええええええええええええよはまづらああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
暗闇を震わす絶叫――しかし、麦野は怒りを解き放ったと同時に微かな違和感を覚えていた。
何かが違うのだ。
いつもの自分ならこんな怒りの中に怯えを悟られまいとする虚勢が見え隠れする事などある筈が……。
「おい麦野」
「!?」
低い声。浜面のその一言だけで怒りの表情がビクッと強張る。
そして今更気が付けば、白けたとも思えた浜面の眼差しは痛々しい程に冷え切っていた。
「は、ま、づ……」
先ほどとは違う混乱と恐怖で凍り付いた麦野の舌。その舌でたどたどしく浜面の名前を呼ぼうとしたその時、言葉を遮るかのように両の頬を掌で挟まれてグイッと顔を近付けられた。
驚いて喉をぐびっと鳴らす中、
「馴れ馴れしく俺の名前呼んでんじゃあねえよ雌ブタが。ブタはブヒブヒ言ってりゃいいんだよ」
かつて浜面の口から一度も効いた事の無い様な単語の羅列……。
(え、今何を言われたの……?)
その言葉に我が耳を疑うと共に頭が混乱してくる。
そしてその間にも浜面の話は続いて、
「馬鹿なテメエにも判る様に説明してやるぜ。まず、俺たちが居るのは地図にも無え極秘地区(シークレットエリア)だ」
「地図に……無い……」
「そーだよ。だから助けも期待出来ねぇ。つか始めっから助けが来る筈ぁ無ーわなぁ」
それは直ぐに理解出来た麦野は唇を噛む。自分たち『アイテム』は仲良しこよしのおままごと集団では無い。一応麦野がリーダーを務めているが、他のメンバーに彼女を救う様な義理は無いのだ。
と、麦野の頬を挟む浜面の手に力が籠る。
「何惨めったらしい面してんだ麦野よぉ」
「何ぃ?」
「テメエが黙って突っ込めっつったんだろーがよ。しかも罠だと知るや我先に能力使って逃げようとしやがって……危うくこっちはテメエの能力で蒸し焼きになる所だったんだぞ!!」
「あ゛? 勝手に蒸し焼きにでも何でもなればいいだろうがテメエなんか!! 何か!? テメエと私とで比較する価値でもあるのかこの無能力者あああああああああああああああああ!!」
思わず至近距離でキレてから「しまった」と思った時には、
「あぐッ」
麦野はまた冷たい床の上に転がされた。
「判って無ぇなぁ麦野」
浜面はそう呟くと、よいしょっと重々しく立ち上がって「うぉ、とと……」とほんの少しよろめいた。
それから何事も無かった様に麦野を見下ろすと、
「おら、指一本動かさねーで俺の事100回ブチ殺して見せてくれよ」
そう言ってかかってこいと言わんばかりに手招きする。
何を言うのかと思えば……麦野はそう考えてから戦慄した。
今の今まで感覚が鈍っているのは何かの薬のせい『だけ』だと思っていたのだ。だが――、
「使えねえんだろ? あん時テメエの能力が中途半端に掻き消えた瞬間気が付いたんだ――ここは対能力者の為のトラップがごまんと張り巡らされてるんだって事をなあ」
「あ、ああ……」
唯一の頼みの綱である筈の能力が使えない。ましてや体の自由も効かない状況が麦野の絶望感を否応なしに煽る。
「テメエがこの分じゃあ他の連中もとっくの昔に全部始末されちまったかもしれねぇな。どうすんだよこのオトシマエはよ。何時もみたいにお偉い超能力者(レベル5)の力で何とかしてくれませんかねー、む、ぎ、の、さ、ん、よ?」
浜面からの決定的な一言。それを聞いた瞬間麦野の中で何かが音を立てて壊れた。
麦野はころっと脱力した様に横を向いた。そして……、
「うぅ……、ぐすっ、ぐすっ」
子供の様に顔をくしゃくしゃにして泣く麦野に今までの威厳は無い……いや、そんなものはもう彼女には関係無い。能力を奪われた――最後の支えを失った彼女に今の重圧を耐える事など不可能だった。
すると、今の今まで無表情を通して来た浜面の顔にある変化が。
「嘘だろ? 麦野を泣かせちまった……」
そう呟いた表情は眉間に皺を寄せてまるで困っている様な感じだ。
浜面はくしゃくしゃっと自分の髪を掻き回すとよいしょっと麦野の側にしゃがみこむ。
先程と同じように、だが相変わらず困った様な表情はそのままに、
「麦野」
名前を呼ばれて始めて浜面が目の前に居る事に気が付いた麦野は、泣き濡れた瞳を見開いたかと思うと叱られる子供みたいにギュッと目を閉じた。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
浜面はそんな麦野の姿に溜息を付く。
それは当然麦野の耳にも届いて、
(あ、呆れられた……浜面に呆れられた……)
こんな無能者、今更呆れられて驚く事も無い筈なのに、やっぱり面と向かえば傷も付く。
「ひ……い……」
絶望に泣き叫ぶ為に麦野は大きく息を吸い込んだ。このまま泣き叫んで心臓でも破裂してしまえばいいと絶望して。
だが麦野はその悲痛な心の叫びを口から発する事は出来なかった。
それは浜面に唇を塞がれたから……。
驚きに見開かれる瞳。そして初めてのキスは血の味がした。
ずるり……浜面の唇が麦野の頬を滑る。そしてそのまま浜面は横滑りして、麦野の上にどっと倒れ込んだ。
「はま、づ、ら?」
呆然として名前を呼ぶ。しかし答えも無ければピクリとも動く気配も無い。
「浜面ッ!? おい、どうしたのよ浜面ああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」
2度目は悲痛な叫びの様に。そして今度は流石に届いた様で浜面がゆっくりと体を起こした。
すると浜面の口から零れた何かが麦野の顔にポタポタと落ちる……鉄錆に似た臭いと共に。
「いい雰囲気ん所で寝ちまったぜチクショウ」
「は、浜面、アンタ口から血が……」
麦野の言葉に浜面は慌てて袖で口元の血を拭う。
そして頬に血の跡を付けた浜面は自嘲の笑みを浮かべると、
「格好良く……ってのは難しいなぁ麦野。つか今回は全力で嫌われる予定だったんだが……」
(嫌われる? 私に、何で?)
麦野が言葉に出さず相槌を打つ中、浜面は1人饒舌になって、
「予定が狂った。罵倒は予測してたが……まさか泣かれるとは思わなかったぜ。で、だ。泣き顔見てたらお前の事が放って置けなくなっちまった。だから麦野。さっきの続き、最後までしていいか?」
さっきの続きと言われてドキッとした。
さっきと言われると、やっぱりさっきのアレ。つまりは……。
「は、はま、は、は」
咄嗟に何を言っていいのか判らない。
ただ浜面はハッキリと言ったのだ――『お前の事が放って置けなくなっちまった』と。
まるでそれは愛の告白の様では無いか?
先ほどからの流れからすれば、この後どんなどんでん返しが待っているかもしれない。
だが、そんなリスクの事など百も承知だと麦野は思う。
(私はそんな事ぜぇんぶどうでも良くってさ、結局浜面の気を引きたい訳だ)
誰かの口癖の様に心の中で呟いた。
思えば怒鳴り散らす時も使いっ走りにする時も何処かで彼の姿を目で追っていた自分を思い出す。
そしてついさっき、目が覚めて浜面の顔を見てどれ程ホッとした事か。
もう嘘は付けない。
この先地獄が待ち受けようともそれが浜面の与えるものなら甘んじて……いやむしろ嬉々として受けようと心に決めて。
「す、好きにしな」
流石に面と向かっては恥ずかしかったのでプイッと横を向いて短く答えると、
「お、そりゃまた太っ腹だな」
そう言って浜面が無遠慮に腰の辺りを撫でて来た。
「テメエ今何触りながら言った!」
実は触られただけで熱くなった事をごまかず虚勢なのだが、怒鳴ってしまってからまた不安になった。
だがそれは顔中に降り注ぐ浜面からのキスであっと言う間に掻き消える。
「ん」
くすぐったさともどかしさに声が漏れる。
本来直情径行の強い麦野は何でもストレートが好きだ。それをこんな前戯にもならない愛撫では燻りばかりが募ってしまう。
と、それを察したかのように胸を揉まれた。
「ふ、ん」
その事に少し安堵しながらも、やっぱりもどかしさは募る。
「……まづらぁ、ブラぁ……」
「お、おう」
体が自由なら自ら外している所だが仕方ない。
浜面にされるがままにブラを外させた。
「む」
「何だよ麦野」
「……手馴れてる」
「ブッ……、ば、馬鹿言えッ」
「そこで慌てるなんてあーやしーなぁ、はーまづら」
「いやー、流石は麦野だ。やっぱブラもすげーなぁ。おい、Eか? Fか? まさかGなんて……」
「……何に話しかけてるのかなぁ、はーまづらぁはぁぁ……つか恥ずかしいからあんまりじろじろ見んな」
「へいへい」
場違いな状況でこんな場違いなやり取りをする2人の度胸は如何に。
いや、この先の事を考えればこれくらいは序の口だろう。
「悪いな、こんな冷てえ床の上でよ」
麦野の耳元で浜面がそう囁く。
「今更……ならお前が温かくしてくれればいいでしょ? それとも自信が無いか?」
「ほほう、流石麦野さんはビックマウスでいらっしゃる……」
浜面はそう言って一度言葉を区切ると、
「そんなら遠慮無く行くぞ」
「テメエが遠慮してる姿なんか見た事……あんっ」
麦野の言葉を遮る様に浜面の手が麦野の胸を力強く鷲掴んだ。
服の上からでも判るくらいたっぷりとした肉の塊を堪能する様に揉みしだく。
「ん、ん」
まだ足りない、まだ足りないとは思っても、麦野は感じる刺激に声が出てしまう。
ぎゅっぎゅっとまるで乳でも搾る様に先端に向けて扱かれると何かが出てしまいそうだ。
と、唐突にその破裂しそうな頂きを摘ままれた。
「ああんッ!」
思わず大きな声が漏れて一番驚いたのは麦野だった。
ハッと我に返って浜面の顔を見ると、こちらも驚いた表情と視線がぶつかった。
「あ、こ、これは……」
思わず意味も無く、だから何も考え無しに話し始めようとした矢先、摘ままれてジンジンしている先端をくるくると転がされた。
「あんッ、んん、は、はっ、うん」
まるでダイアルでチューニングでもされている様に、摘ままれた個所を捻られる度に声が出る。
そのまま暫くいい様に泣かされた後、その手が胸から離された。
「くぅん……」
思わず物欲しそうな声が出てしまうが今更と言う感じで麦野は先ほどの様な反応はしない。
浜面の指がみぞおちに当てられ、そこから臍へ、臍から更に下へと探る様に下りて来る。
「ふ、ぅう」
期待に喉を鳴らす麦野。そしてそんな麦野の期待に答える様に、浜面は一旦膝の辺りまで手を下ろしてから太ももの内側をなぞる様にスカートの中へ潜り込ませた。
スカートの中は既に熱く湿り気を帯びていて、何処を責めれば良いのか容易に知らせて来る。
浜面はそれに従ってストッキングの上からそこを撫でてみた。
「あはっ」
浜面の触れた部分からゾクゾクっとした感覚が走って麦野を悦ばせる。
ここが良いのかと確信した浜面は、指先に力を加えると少しだけ布を抉る様に何度もそこを擦ってみた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
浜面の指のリズムに合わせて麦野が切れ切れに歌う。
本当なら浜面にしがみ付きたい所だが、まだ力が入らない為成すがまま。
だがそんな不自由さが麦野の隠された被虐心に火を付けたのか、あっという間に布地はぐしょぐしょになって浜面の指に絡み付いて来る。
このままではイカされる……その事に麦野は慌てた。
「あ、まづらぁ……」
「おいおいついに名前すらまともに呼べなくなって来たか?」
「んぅ、いい……」
「いいのか? よしっ」
麦野の言葉に浜面の指の動きが更に大胆になる。
「あ、あ、ち、ちがうちが……でも、いい……」
否定しようと思うのだがふわりとした感覚に思わず流されそうになる麦野。しかしこのままでは終わってしまう、と名残惜しさも振り払って、
「馬鹿ぁ……しろってぇ……ぶち、こめよぉ……私……マ○コぉ……」
余りにもストレートな物言いに浜面も一瞬何を言われたのか理解出来なかった。
そして理解すると手を止めて溜息を付く。
「んあ……あに……溜息ついて……?」
「やっぱり麦野なんだなぁーって思ったんだよ」
「当たり前だ……誰……相手してるん……うんん……」
途切れ途切れに毒づいていたのも胸を揉まれて軽く一蹴されてしまう。
それでも今の麦野はそんな自分の姿を受け入れ、愉しんでいた。
だが、
「悪いな麦野」
「ぅん?」
謝られた意味が判らず浜面を見つめると、その浜面は器用に片手で自分のズボンを下ろした。
そしてパンツの中から自分自身を取り出して見せるのだが、
「どおやら血が足りねえみたいでな……ハハハ、すまねえ、じゃあすまねえよな、クソッたれッ!!」
最後は自分に向けての怒りなのだろう。浜面はだらりと力無く垂れ下がった自分自身をぐにゃりと握りしめた。
「すまねえ……っっとうにすまねえッッ!!」
浜面の指が力を帯びて白く、そして相反する様に浜面自身はどす黒く変色して行く。
そんな様を見つめていた麦野。血が足りないと浜面は言う。それは多分さっきの出血の事だろう。
あの量となると内臓を損傷している可能性もある。
止めるべきた、そして浜面を止めるべきだと思う。
だが、今目の前でプライドをズタズタにされた浜面の姿を見て止められるのか?
そう考えた麦野は、
「浜面、ちょっとこっちに来な」
その言葉にハッと我に返った浜面は、麦野の瞳の魔力に吸い寄せられるようにフラフラと近付いた。
「ほら、テメエのお粗末なそれを私の口ん中に突っ込みな」
「お、おい」
その言葉の意味を理解した浜面が躊躇する。無駄だとでも言おうとしたのだろうが、
「早くしなよ。こっちも熱が冷めんだろーが」
その言葉に従って麦野の頭を跨いで口の中に自身を押し込む。
「むぐ……」
麦野の口の中には妙な味が直ぐに広がる。
(これが浜面の味……)
そう考えると否応無く芯が熱くなる。
この熱を浜面にも伝えたい……そんな気持ちのままに麦野は一心不乱に浜面を吸った。
舌を先の割れ目や余り皮に絡ませた。
時には喉の奥にまで押し込んで訳も判らぬままに締めつけた。
上顎や下顎に舌で擦りつけ、刺激を与える為に甘噛みもした。
そうして口腔の中で弄ぶ事暫し、
「……ろあぅ」
唾液と一緒に吐き出すと浜面自身は隆々と立っていた。
「む、麦……」
「……いいから、喋ってる間に萎えたらブチ殺す」
その言葉に浜面は頷くと麦野の下半身に移ってストッキングと下着を一緒にずり下ろした。
一見するとどころかまるで強姦のそれ――だが麦野はそれでも良かった。
「行くぞ」
「間違えないでよね、まーまづら」
「うっせ。処女膜ブチ破られても泣くんじゃねーぞ」
「だ、誰が処じ――」
言い返そうとした瞬間、不意打ちの様に浜面自身が侵入した。
「あぐッ」
圧迫感に声が漏れる。だが思ったより痛くないのは薬のせいか、それとも浜面の茶々で気が削がれたせいなのか。
「あったけ……」
浜面の声が聞える。
それだけで麦野は何だか妙に満たされて……、
「泣くなよ麦野。やっぱ……」
「ば!? い、今更止めやがったら本っ当にブッ殺すんだから!!」
「へいへい、色っぽいお話ですこ、とッ!」
「あん!」
話ついでにズンと奥まで突き上げられて思わず叫んでしまった。
「浜ぁ……」
カチンと来て怒鳴ろうとした所で、ずるりと半ばまで抜き取られてゾクゾクと来た。
「ふああ……」
そこへもう一度。
「んっ」
もう一度。
「あんっ」
やがてたどたどしい動きはリズミカルな抽送に変わり、
「んっ、うんっ、うんっ、うんっ、うんっ」
麦野はすっかり浜面の……正確には自分を内から突き上げる浜面自身の虜になっていた。
「ん、うん、んんっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ」
徐々に上がるボルテージ。更にそこへある一点が浜面とぶつかり始めるとその刺激は倍速的に盛り上がり、
「は、は、は、は、は、は、は、は、は、は、は、は、は、は、は、は」
それに合わせて浜面の動きもどんどん速くなって行く。
そして、
「う、でッ!!」
「はあっ!?」
浜面が叫びと共に抱きしめながら深く串刺した瞬間、麦野の奥の方で何かが弾けた。
「あ、ひぃ……」
ビクッビクッと腹の中を満たすじんわりとした温かさ。それを麦野は呆けた頭の片隅で幸福として感じ取っていた。
あれからどれくらいの時間が経ったのか、麦野の側に座り込んでいた浜面が急に立ち上がった。
「さて行くか」
その言葉と行動に麦野はつい今しがたの幸福感が音を立てて崩れる様な錯覚に陥った。
するとそれを察した様に浜面が頭をなでて来る。
「んな捨てられた猫みたいな顔すんなよ」
それから視線を逸らすと、
「嘘、なんだ……」
「え?」
意味が良く判らない、と麦野がそんな表情をすると何故か浜面は照れくさそうに笑った。
「助けは必ず来る。皆も平気だ。だから心配するな麦野」
もう一度麦野の髪をくしゃくしゃとしてから浜面はもう一度立ち上がる。
そしてくるりと背中を向けたその時、麦野はその姿に愕然とした。
腰の辺りに大きな黒い染みが有り、その中心には節くれだった鉄筋の様なものが生えている。
「は、はま……」
「1人くらい俺の彼女にってよぉー、お前らに初めて会った時はそんな事を思ったりもした訳よ。それがなぁ……どーしてこうなっちまったんだろうなぁ、俺」
「…………」
言葉も無かった。多分あの時の吐血は『これ』が内臓を傷付けているのだ。
外傷と痛みは薬で押さえているのだろうが、あの出血は放っておけば確実に死ぬ。
死。
「なぁんて言うと思ったかよ、麦野ぉ」
なのに浜面は何故笑いかけられるのだろう。
「合図が来たら動け」
「あ、合図って?」
「でかい花火が上がる。その合図で走れ」
「は、走れって私……」
「もうすぐ動ける。能力も……多分使えるようになる」
「え?」
言われて体を起こしてみると、まだぎこちないながら体を支える事が出来た。
「ナノマシンは便利だよなぁ……。ホントはお前の方がヤバかったんだ。何で俺なんか庇おうとしたのかねぇ……」
麦野は浜面の言った言葉の意味を噛締める。
あれは床が抜けた瞬間咄嗟に原子崩し(メルトダウナー)の能力で辺りの柱を全て切り崩して落下を止めようとした時。
1人ならそんな事はしない。
他の連中でもきっとそのままだ。
浜面だったから。浜面が床に消えそうになった瞬間頭が真っ白になって……。
「ごっつぉーさん」
ぼぉっとしていたら急にそんな事を言われて手を合わされて拝まれた。
「お、お粗末さま……」
良く自分も切り返したと言う返事に、どうやら浜面は満足したのかまたにっと笑う。
「じゃ、ちょくらパシって雑用こなして来るわ」
そう言って浜面は小走りに、床の証明に沿って暗闇の中に消えて行く。
「……浜面」
麦野中の一抹の不安が言葉になって零れ落ちる。
と次の瞬間轟音が轟き、続いて爆風が麦野の体を木の葉の様に吹き飛ばした。
ごろごろっと転がってやっと止まって浜面の行った方向を見据えると、朦々とした煙が闇を引き連れてこちらに迫って来る。
「はまづらあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
血を吐く様な麦野の叫び。しかしそんな麦野も飲み込んで、暗闇は全てを己一色で染め上げて行った。
「う、うぅ……はーまづらぁ……」
薄型ノートサイズの液晶端末を抱きしめてぽろぽろと涙を流す麦野を、他のメンバーたちは遠巻きに眺めていた。
「麦野さんは何を超泣いてるんですか?」
「さあ。滝壺は何か知ってる?」
ボブカットにニットのワンピースを着た少女、絹旗最愛と、金髪碧眼に学生服をアレンジした様な格好の少女、フレンダはお互いに顔を見合わせると、隣でぼおっと立っているジャージ姿の少女、滝壺理后に話を振った。
「麦野が気分転換したいって言ったから。ちょっと面白いものを教えたの」
そう言って滝壺は麦野が持っている物と同じ情報端末を取り出すと、その画面に指を走らせた。
するとそこに現れたのは、
「携帯小説?」
絹旗が指差してそう聞くと、
「私が友達の友達の知り合いから教えてもらったの」
「それはまた超遠い所からの情報ですね」
「で結局、その携帯小説と麦野の関係は? それだけじゃ話が全く見えない訳よ」
すると滝壺はまたも画面を操作した。
パッと画面に現れたのは、ジャンルやらシチュエーションやら背景やら登場人物やらの、それは事細かく設定選択出来るメニューの数々。
「好きなものを好きな組み合わせで作ると勝手に小説が出来上がる。登場人物の性格設定もかなり詳細に出来るから実在の人物と自分を主人公にした小説なんかも出来るんだよ」
「超難しそうですね」
「結局、それって楽しい訳?」
「大丈夫だよ、きぬはたもふれんだも。私が出来る位だから皆も出来る。結構楽しいんだよ」
そう言って滝壺が画面の再生ボタンを触れると『浜面仕上と滝壺理后の愛と欲望の蜜月』と言うおどろおどろしい題名が表示される。
「な、何ですかその超いかがわしいタイトル!? C級、D級どころじゃ無い臭いが超プンプンします!」
「映画じゃないよ、きぬはた。小説」
「す、すいません」
「こ、これって滝壺が作った訳? え、ええッ!?」
興味が無いのかと思えば急に食いついて来た2人に滝壺は携帯端末にチラッと視線を落としてから、それを2人の前に差し出すと、
「読む?」
その言葉を待ってましたとばかりに絹旗とフレンダは奪い合う様にそれを手にとって部屋の片隅へ。
ポツンと取り残された滝壺は、
「死なないでぇ……はーまづらぁ……ぐすっ……」
(後でむぎのの小説読ませもらおう)
その後アイテム内でこの自動SS作成アプリが流行ったとか流行らないとか。
END
以上でした。
では。
オチ見てほっとした
乙
GJ
オチで安心した…はまづらぁ
最近は浜面アイテムが熱いな!もっとやれ!
>>128 このネタ。万能過ぎる。というか。このアプリほしい。
でも。職人さんたちの作品の方が。やっぱりいい。
最後の読みたくなるじゃないか…!
…余裕があれば是非とも
なんですかこのアプリ超欲しいです
134 :
195:2010/10/02(土) 01:05:58 ID:wAKzjAFY
だいぶ間が空いてしまいましたのでたぶん皆様忘れてしまっていると思いますが
番外通行の続きを10レスほど投下させて頂きます。
大作投下の後で気が引けますが、今日しか投下できそうな時が無さそうなので
流れをぶった切ってしまって、大変申し訳ありません。
前スレに投下した作品の続編になりますので、未読の方は保管庫様にある
「 『ロシアより悪意を込めて』番外個体×一方通行 」を」読んでからのほうが良いかも。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ん……ぅ…… はあ、あぁ……」
簡素なベッドの上で、番外個体の切ないような嬌声を上げる。
一方通行に後ろから抱きかかえられるような体勢になった彼女は、その姿勢のまま彼の愛撫を受けていた。
一方通行の雪のように白い指が、番外個体の胸をぐにぐにと揉みしだく。
指を動かす度にふにふにと面白いように形を変えるそれに、一方通行は思わず夢中になる。
「ふぅ…… はぁ、ん……」
下から持ち上げるように揉んでみたり、ぐりぐりと回すように弄んでみたり。
決して大きいほうではないが、柔らかく形の良い番外個体の乳房が、力を入れるたびに自在に形を変えていく。
つい先程、何度も味わったはずのこの感触がやけに新鮮で、そして官能的だった。
「ん、もっと激しくしてよ…… ミサカ、ずっと焦らされてたんだからさ」
後ろにいる一方通行のほうを振り返り、熱っぽい瞳で番外個体は彼を見上げた。
その誘うような表情と台詞に、思わず一方通行の心臓がドクン、と高鳴る。
指を先端へ伸ばし、既に硬くなった先端部分を優しく擦りあげる。
「は、ぁぁ、だめ、それ……」
人差し指の先で、擽るように転がしてやると、番外個体の声が一際甘くなった。
その反応があまりにも可愛らしくて、一方通行は指先で何度もこちょこちょと、彼女の桜色の乳首を弄ぶ。
「ぅん…… ぅぅ」
その可愛らしい先端を爪先で優しく引っ掻いてやると、番外個体は一方通行の肩にくにゃあ、と甘えるように頭を乗せてきた。
一瞬、二人の視線が交差する。
一方通行の瞳に映った彼女の表情は、彼女のものとは思えないほど力の抜けた、安らかなものだった。
瞳は快楽にとろんと蕩けて、口元は微笑を浮かべているかのように緩んでいる。
息を荒げてこちらを見つめているその顔は、彼女のものとはまるで思えない程安らかで、淫らだった。
対して、番外個体の瞳に映った少年の顔も、またいつもとは違ったものだった。
歳相応に顔を赤く染め、若干緊張しているような、戸惑っているようなその表情。
なんだ。 いつもは腹が立つくらいに憎たらしいが、こうして見てみると意外と可愛らしい顔をしているものだ、と。
二人は顔を見合わせ、ほぼ同時にそう思った。
番外個体の柔らかい首筋に、そっと左手の指を這わせる。
「ん、ふ、んぅ……」
指先で静かに、優しく撫ぜまわしてやると、番外個体はくすぐったいような、それでいて気持ちよさそうな声を上げた。
今度は、喉のあたりを人差し指で刺激してみる。
まるで、甘えてくる飼い猫をかわいがるかのように、ぐりぐり、こちょこちょと。
「ちょっと、それ…… あなた、ミサカのこと何だと思って…… んぅ……」
その行為に番外個体は思わず抗議の声を上げようとするも、喉のあたりから来る心地よい感覚に惑わされ、思わず口を噤んでしまう。
直接的な性感ではないが、なぜかそれがとても気持ちよかった。
ぐりぐりと、指先で彼女の喉を刺激していく。
それだけの行為が、なぜかとても楽しかった。
優しく首を撫ぜてやると、番外個体はくたあ、と力を抜いて、一方通行に寄りかかってくる。
その普段とは違う彼女の表情に、思わず心臓がドキンとしてしまう。
「それ、くすぐった…… は、ん……」
今度は首の横側に、軽く口付けしてみる。
番外個体の首筋からは、首の裏に貼られているガーゼの消毒液の臭いと、ほんのちょっとの汗の香りがした。
優しく吸い上げながら、ふと目を開けてみると、茶色い髪に可愛らしい耳が埋もれていた。
心なしか、ほんの少し赤くなっているようにも見えるその耳。
それに触れたら、彼女はどんな反応をするだろうか。
考えるまでもなく、好奇心が身体が動かしていた。
「ひ、ひゃぁ!」
番外個体の小さな耳朶を唇で挟んで、舌先でつんつんと刺激する一方通行。
前歯で優しく甘噛みしながら、ぺろぺろと耳朶を嘗め回していく。
「ちょ、ちょっと…… それ、それだめ、反則…… ひぅ!」
言葉を遮るように、耳穴に息を吹きかけてやると、何とも面白い反応が帰ってきた。
年頃の少女らしい、可愛らしい悲鳴が。
このまま耳元で甘い愛の言葉でも囁いてやれば、もっと面白いことになるかもしれない。
だが一方通行は、生憎ながら彼女に対してそんな言葉も、感情も持ち合わせていない。
仕方が無いから、ただ黙って可愛がってやるだけで我慢することにする。
胸を撫で回しながら、喉をぐりぐりと転がしてしてやり、音を立てながら耳を嘗め回してやる。
番外個体の視界は、ぼんやり、ゆらりゆらりと蕩けていた。
そして彼女の心に、未知の感覚が生まれてくる。
それは空っぽだった心の器が、何かに満たされていくような感覚だった。
乾いた砂地に水が染み込むように、その感覚はあっという間に心の底まで染み込んでいく。
こんなものは知らない。
今までの短い人生の中で、こんな感情は味わったことが無い。
このおかしな満足感が何なのか、彼女には全く理解できない。
ミサカネットワークの中の知識にだって、該当する感情データは無い。
なぜ、一方通行の手がこんなにも心を安らかにするのか、彼女にはその理由がわからない。
不器用に手を動かすこの少年に抱かれていると、なぜこうも心が満たされるのか、彼女には見当も付かない。
何が何だかよくわからない。 よくわからないが、とにかく気持ちいい。
気持ちいいから、もっとして欲しい。 もっと気持ちよくして欲しい。
そう思った途端、口と手が勝手に動いていた。
「もっと、もっとしてよ…… ミサカのこと、これ以上焦らさないでよ、第一位」
首筋を愛撫していた、少年の白く小さな左手を、番外個体がぎゅっと握り締める。
甘えた、それでいて艶を含んだ声でそう呟きながら。
番外個体は、握り締めた手をそのまま下へ、下へと滑らせていく。
彼の白い指を、先程から疼いてたまらない、桜色のクレヴァスへと誘導する。
そこは既に、汗と愛液でぐちゃぐちゃになっていた。
溢れた蜜がベッドのシーツを濡らし、小さな茶色の茂みは愛液で濡れ、艶かしい艶を出している。
「早く…… ミサカのそこ、ぐちゃぐちゃに掻き回して。
さっきからずっと待ってたんだから。 熱くて、疼いて、もうおかしくなりそう」
誘惑するように、懇願するように。 番外個体が熱っぽくそう囁く。
番外個体に促されるままに、一方通行が指をゆっくりと突き入れる。
「ん、はぁぁぁ…… あ、あ、ぁん……」
ぐちゅり、と湿った媚肉が掻き回される音と共に、番外個体の嬌声が部屋に響いた。
腰の下あたりから電流のような、強烈な刺激が伝わってくる。
すっと待ち焦がれていたこの感覚に、番外個体は声を抑えることができなかった。
「ふぁ、あ、あっ……! あ、あぁ、あ……」
一方通行が中指を出し入れする度に、ぴちゃぴちゃと淫らな音が響く。
そしてその度に、一方通行のズボンの裾をぎゅぅ、と強く握り締め、小刻みに震えながら切ない声を上げる番外個体。
「も、っと…… うえ、こすって…… 奥まで、かきまわして、第一位ッ……!」
浅いところを焦らすような、一方通行のもどかしい責めに、番外個体がたまらず懇願の声を上げた。
その言葉に応えるように、少々躊躇いながらも一方通行が、指を更に奥に突き入れる。
「あ、ああぁ…… そ、それいぃ…… もっと、もっとぐちゃぐちゃにして、早く……ッ!」
まだ足りない、この全身を支配する疼きを止めるにはまだ刺激が足りない。
狂いそうなほどの渇望が、彼女の口を勝手に動かす。
既に彼女の口元は極限まで緩んでおり、半開きになった唇は小刻みに震え、断続的に甘い嬌声が上がるようになっていた。
その淫らな表情に、思わずゴクリと生唾を飲み込む一方通行。
思わず、言われるがままに膣内に挿入している中指を折り曲げ、内壁を抉るように擦ってやる。
「ひ、あ、あぁっ! はぁ、あ、んんっ、んっ! すごっ、それ、すごい! すごいぃ!
もっとして! ミサカのこと、もっと滅茶苦茶にしてぇ!」
天井を指先で擦ってやる度に、番外個体は面白いようによがり狂う。
ぐちゃぐちゃ、くちゅくちゅという淫らな水音と共に、飛沫になった愛液がシーツを汚していく。
脳を焼ききらんばかりの快楽がひっきりなしに押し寄せてきて、番外個体の意識を上へ上へと押し上げていく。
目の前がチカチカして、心臓がドクンドクンと大きな音を立てているのが自分でもわかった。
一方通行は指を動かしながら、番外個体の姿をじっと見下ろしていた。
暖かい膣内の肉を掻き回すと、番外個体は半開きになった口から舌を覗かせながら、切ない声で求めてくる。
もっと、この少女が淫れる様を見ていたい。 思う存分、よがり狂わせたい。
熱に支配され、うまく回らなくなっていた一方通行の頭の中は、その気持ちに支配されていた。
指を、もう一本増やしてみる。
中指に添えるようにして、人差し指をゆっくりとクレヴァスに沈めていく。
ゆっくり、ゆっくりと。 焦らすように、焦がれるように。
「――――――――――――ッ!!」
奥の奥まで指を沈めていくと、番外個体は声にならないような、弱弱しい吐息を漏らした。
このまま膣内を指先で蹂躙してやれば、恐らく彼女は簡単に達するだろう。
だが、快楽のあまりに、自分のズボンの裾を慎ましく握り締めてくる番外個体を見ていると、もう少し意地悪をしたやりたくなってくる。
「ふぁ、ふ…… あん、んっ…… やめ、そんな、ゆっくり……」
指をゆっくりと引き抜きながら、膣内を指先で優しく擦っていく。
わざと緩慢に、まるで硝子細工でも扱うかのように、力をこめずに番外個体の中を擽る。
「は、ん…… ぁ、あん…… もっと、もっと、ちゃんとしてよ第一位ぃ……
早くイかせて…… ずっと待たされて、おかしくなりそうなんだから…… ん、ふぅ、んっ…… あ……」
彼女の要求を無視し、指を出し入れしながら、膣内のいろいろな場所を刺激してみる。
擦ってやる場所によって、番外個体の声の調子が変化していくのもまた面白い。
まるで楽器を演奏しているような気分にさえなってくる。
意地悪く焦らしてやりながら、番外個体の反応を楽しんでいたその時だった。
「ひゃ、ひ―――――――――――― ッ!!」
一方通行の指先が、番外個体の膣壁の少し奥の、上側の天井に触れた瞬間。
彼女の口から、今までとは明らかに調子が違う、肺の奥から搾り出したような嬌声が漏れた。
その愉快な反応を確かめるように、もう一度擦ってみる。
「ぁ―――――ッッ!! そ、それ、そこ、そこは、だめ…… ミサカ、また狂っちゃう…… おかしくなる……」
だらしなく開いた口元から涎を僅かに垂らしながら、番外個体は息も絶え絶えにそう呟く。
だがそんなものは、一方通行の劣情を煽る材料にしかならない。
弱点を自分からアピールするような、自殺行為そのものだ。
遠慮無しに、膣内を二本の指で掻き回してやる。
「――――――ッ!! ひ、ぃッ! すご、すごぃ……ッ!」
先程見つけた、少女の一番敏感な部分を指先で擦りながら、音を立てて指を動かす。
「や、やぁ! だめ、だめだめッ! ミサ、ミサカ、おかしくなる! は、ああ、あ……っ!!」
指を出し入れしながら責め立ててやると、番外個体は縋り付くように身を預けてきた。
「だめ」とは言いつつも、その恍惚とした表情や甘ったるい声の様子からは、否定の意思は全く見られない。
だから、止まってやる必要など全く無い。
「ミサカ、もう、あたま、狂って、ひ、いいいいっ!」
ぐちゅぐちゅと音を立てながら、思う存分蜜壷を嬲ってやると、番外個体は身体を痙攣させながら、身体を跳ねさせる。
彼女に絶頂が近いであろうことは、火を見るよりも明らかだ。
追い討ちをかけるように、奥の奥まで指を突っ込んで、あたりを蹂躙する。
甘い吐息を漏らしながらビクンビクンと跳ね回る番外個体を、優しく押さえつけながら愛撫を続ける。
番外個体を逃がさないように、左手で腰を抱き止めながら、右手で絶頂へと導いてやる。
ぐちゃぐちゃ、くちゅくちゅと執拗に膣内の弱点を擦って、嬲って、掻き回す。
「ふぁ、あ、ああ、あああッ!!」
番外個体の口からは、もうまともな言葉など出てこない。
口をパクパクと動かしながら、声にならない声をあげるのが精一杯だ。
「ッ……! だめ、も、い、く…………ッ!」
どうにかなってしまいそうな快楽に、番外個体は思わず左手を後ろに回し、彼の華奢な身体にぎゅうとしがみつく。
番外個体はもう、何も考えられない。
認識できるのは窓から入ってくる僅かな光と、一方通行の身体の感触だけ。
そして、一方通行の指が一際強く奥を突き上げた瞬間、
「――――――――――――――――――――――――ッ!!」
番外個体は身体を大きく痙攣させ、甘い嬌声を上げながら絶頂した。
番外個体はどさり、とベッドの上に力なく倒れこむ。
絶頂の余韻か、手足に力が入らない。
身体を支配していたのは、痺れるような快楽の残り香と、言い様の無い満足感。
だが、まだ足りない。 こんなものでは、全然足りないのだ。
番外個体の頭の中は、漆黒で塗りつぶされていた。
彼女は生まれてきてからずっと、禄でもないものばかり目にしてきた。
そのように『作られた』のだし、それ以外の使い道など考えられてもいなかったから。
ネットワークの中からマイナス感情を優先して拾うように作られたため、プラスの感情を感じたことなどほとんど無い。
だからこそ、彼女にはこの『満たされる』という感覚が、余計新鮮に感じる。
だからこそ、彼女はこの不思議なプラスの感情を渇望している。
絶食していた人間がそれを解かれた瞬間、空腹感を満たすために暴食をするかのように、この充足感を貪ろうとしているのだろう。
「もっと、もっと……」
気が付けば、そんな言葉を口走っていた。
まどろんだ、恍惚とした表情を浮かべながら、番外個体は一方通行を誘惑する。
「もっとしてよ、第一位…… まだ、まだ全然足りないよ」
自分の口が、まるで自分のものでないかのように、独りでに動き出す。
普段ならば絶対に出ないような、うっとりとした声で懇願する。
「ミサカのこと、もっと気持ちよくして…… 早く」
そして一方通行の身体に手を伸ばし、上目遣いで見上げてそう囁いた。
「気持ち悪ィな…… 急に甘えてきやがって」
野暮な台詞だとは思いつつも、一方通行は思ったまま、ばつが悪そうにそう呟いてしまった。
彼なりの照れ隠しのつもりなのか、ほんの少し番外個体からは目を逸らしたままである。
ベッドの上の番外個体は、先程までの悪意に塗れた少女の姿とは、全く似つかないものだった。
いったい何が彼女をここまで豹変させたのか。 不思議に思っていた矢先、頭の中でも見透かされたかのように、不意に答えが返ってきた。
、、、、、、、
「あなたのせいだ」
少女はポツリと、ただそれだけ呟く。
全て、あなたのせいだ。
自分が今、狂おしいほどに何かを求めているのもあなたのせい。
悪意に塗れた自分が、こんな無様な姿になっているのもあなたのせい。
死ぬはずだったはずの自分が今、生きてここにいるのもあなたのせい。
全部、何から何まで、あの時あなたが手を差し伸べたせいだ。
番外個体はこっそり、頭の中でそう呟いた。
声には出さなかった。 こんなことを言うのは、いくら何でも柄では無い。
「あなたのせいだ。 だから、責任取ってよ」
今までに無い、真っ直ぐな瞳で一方通行をじっと見据える番外個体。
「取り方くらいはわかるよね? さっきまで散々やってたわけだし。
今までみたいに、童貞丸出しのヘタクソなやり方でもいいからさ。 まあ、後で文句くらいは言わせてもらうけど」
少女の瞳と赤い瞳と交差し、部屋が沈黙に包まれる。
そして数秒ほど経った時、番外個体はほんの少しの恥じらいと共に口を開いた。
「あなたの童貞、ミサカが貰ってあげる。
だから、早くこの疼きをどうにかして。 抱いてよ、第一位」
本当に彼女らしくない、自分でも腹を抱えて笑ってしまうような、悪戯気味で可愛らしい笑みを浮かべながら
番外個体は、ゆっくりと瞼を閉じ、力を抜いた。
一方通行の心臓は、既に破裂しそうなほど高鳴っていた。
さっきまではあんな邪悪な顔をしていたというのに、あんなに自分を憎んでいたというのに。
番外個体の安らいだような表情が、やけに可愛らしく、そして艶っぽく見えた。
そしてこの顔を見ていると、やはり、とある少女を思い出す。
決して傷つけてはいけない、自分の存在理由そのものと言ってもいい、あの少女を。
そのせいか、番外個体の表情にやけに背徳的なものを感じてしまい、一方通行の興奮が思い切り煽られる。
背筋のあたりを、何かがゾクゾクと這い回っている感じが止まらなくなる。
乾いた空気の中に、一方通行がベルトを外す音が響いた。
ガチャガチャという無機質な金属音が、番外個体にはやけに淫靡に聞こえた。
早くしてほしい。 もう待ちきれない。
そんなことで頭がいっぱいになっていると、不意に両足を脚が持ち上げられた。
既に蜜で溢れかえった彼女の秘裂に、熱いモノが当てがわれる。
互いの粘膜が触れ合う感触に、二人はほぼ同時にゴクリ、唾を飲み込んだ。
そして、一瞬の間の後……
「〜〜〜〜〜〜ッッ!」
「は、ぁ……ッ! あは、ぁ……」
二人の切ない声が、部屋に木霊した。
快楽のあまり、思い切り顔を歪ませたのは、意外にも一方通行の方だった。
どちらかがほんの少し身体を動かすだけで、番外個体の粘膜のヒダが、一方通行の性器を刺激する。
彼女の中は既にとろとろの蜜で溢れていて、熱い膣壁がきゅうきゅうと吸い付いてくる。
それこそ、腰の下が溶けて無くなってしまいそうな、想像を絶するような快楽。
それは頭の中がぐちゃぐちゃになって、そのまま戻らなくなってしまいそうな、甘美な感覚。
できるだけゆっくりと、自身を番外個体の奥に沈めていく。
少しでも気をやってしまえば暴発してしまいそうな快楽が、一方通行の脳内を駆け巡る。
はやる気持ちを抑えながら、徐々に奥へ、奥へと自身を突き入れていく。
「ぐ、うっ…… は……」
根元まで突き入れたあたりで、思わず呻き声が出た。
腰を動かす度に、頭の中が真っ白に染まってしまいそうだ。
その様子を、番外個体はどこか艶のある、かつ人の悪い笑顔を浮かべて眺めていた。
「ぁ、は…… その様子だと、やっぱり初めてだったみたいだね……っ」
彼女はほんの僅かに息を荒げ、顔を赤く染めながら、ニヤニヤとこちらを見つめている。
この少女は本当に、一方通行を困らせることが大好きらしい。
「っ…… どうかな…… ミサカみたいな女に、後生大事に守ってきた貞操を捧げた感想は?」
「…… 知るか、ンなもン……ッ! 動くぞ……!」
人の悪い質問をしてくる番外個体をあえて無視し、一方通行が再び動き出した。
この人の神経を逆撫でする、性質の悪い笑顔を、とっとと消し飛ばしてやりたかったから。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「あ、ふ…… ぁ、あん、っ…… あは、んっ……」
肉がぶつかる音や、淫らな水音に混じって、番外個体の嬌声が断続的に部屋に響く。
甲高く、甘い、男を狂わせるような淫らな声だ。
「ひ、ゃ…… だめ、そこ、そこ……」
一方通行が突き上げるたびに口元が緩み、切なそうな声で番外個体が鳴く。
彼女は先程から、敏感な部分を執拗に突き上げられ、息も絶え絶えになっていた。
頭の中は既に快楽でぐちゃぐちゃになっているし、身体は頭以上に言うことを聞いてくれない。
一方通行も、正直な話、快感で頭がどうにかなりそうだった。
番外個体の膣が的確に、搾り取るように締め上げてくるし、彼女の嬌声は官能に対する最高の調味料だった。
今までに味わったことの無い快楽に、気を抜けばすぐに果ててしまいそうな快感に、頭がクラクラとしてくる。
正面から番外個体を突き上げていた一方通行だが、ふとあることを思いつき、体勢を入れ替える。
一度性器を番外個体の膣内から引き抜いて、彼女の身体を掴み、ぐるりと逆向きに回転させる。
快楽に蕩けた番外個体は、特に何の抵抗もせずに、彼に後ろ向きで腰を突き出す形になった。
そして後背位のまま、彼女の秘裂に自身を当て、一気に奥まで貫いた。
「あ、ああっ! これ、すご…… おく、ミサカのおくまで、とどいてる……」
こつん、と、一方通行のペニスの先端部分が、子宮口をノックすると、番外個体は一際大きな声を上げた。
なるほど、ここも弱いのか。 などと思いながら、一方通行は再びピストン運動を再開する。
番外個体の腰に手をあて、弱点を執拗に、しつこすぎる程に責め立てる。
甘い声を上げて淫れる番外個体の姿は、本当に官能的で、何より可愛らしかった。
番外個体は、もう何が何だかわからなかった。
一方通行に奥まで突き上げられるたびに、元々ぐちゃぐちゃになっていた思考が、更にぐちゃぐちゃになる。
耳に入ってくるのは、自分のものとは思えない、だらしなく甘ったるい嬌声だけ。
肌に感じるのは、服越しに伝わってくる、一方通行の身体の華奢な感触。
「ぁ、あ……っ! ひゃ、みさか、こんな、こんな、ひ……」
そんな意味のわからない言葉を、必死で紡ごうとしていると
「ふ、ひゅ…… ぃぃ!」
不意に、一方通行に耳を甘噛みされた。
どうやら先程の前戯の際に、番外個体の弱点は知り尽くされてしまっていたらしい。
耳朶に優しく息を吹きかけられるだけで、彼女の意識は一瞬で真っ白にされた。
「おいおい……っ! どンだけ感じてやがンだ、このインラン女ッ……!」
耳元で一方通行が呟いたその言葉が、番外個体の羞恥と被虐願望を煽る。
背筋が無性にゾクゾクして、頭がぼぅっとして、彼女は何も答えることができなかった。
「ん、んむぅっ!」
今度は、右手で唇をなぞられた。
白く細い指が、寒さで少し荒れた唇を、内側まで蹂躙する。
「う、んぅぅ…… ん……む ぅぅぅ!」
四方八方から責め立てられ、いよいよもって、本当に訳がわからない。
一方通行の指は口内にまで侵入し、柔らかい舌を捏ね回している。
耳からはぴちゃぴちゃと、耳朶を嘗め回し、甘噛みする音。
腰から下は既に蕩けきっていて、頭がおかしくなりそうなほど気持ちよかったが、拒否感は微塵も無かった。
自分でもなぜかはわからないが、身体だけではなく、心が満たされていくような気分。
生まれて初めての充足感。 女としての満足感。 待ち望んでいた、プラスの感情。
その感情に、番外個体が抗うことなどできるわけが無かった。
「も、と…… もっと、して、第一位……! ミサカのこと、天国までフッ飛ばして……っ!」
口内を指で愛撫されながら、番外個体が舌足らずにそう懇願した。
きっと、指で舌の動きを邪魔されて、まともな言葉には聞こえなかっただろう。
だがそれでも、一方通行をもう一押しするには充分だった。
今までで一番深く、番外個体を突き上げる。
「ッッッ!! い、ぃ……」
子宮をノックされる衝撃に、番外個体は痙攣したように身体を震わせた。
それと同時に、口内を嬲っていた一方通行の指が、奥歯でガリッと押しつぶされそうになる。
その刺激を痛いと思う前に、一方通行はあることを思い出していた。
そういえば実験の時、興味本位で妹達の指を食べてみようとしたな、と。
もしかして、あのときのツケが今更回ってきたのかなどと思い、存分に指を齧らせてやる。
「ん、むぅぅ! ん、ぐ、む…… んん!」
指を押し返そうとしているのか、番外個体の柔らかい舌が指に巻きついてくる。
まるで舌の代わりに指でディープキスをしているような感覚に、一方通行は思わず夢中になってしまっていた。
奥歯で指をがりがりと齧られる感覚も意外と心地良いものだったし、思うように言葉を発することができない番外個体の様子も、とても官能的だった。
「ふ、んん! んむ、むぅぅ!」
番外個体の瞳はもう虚ろとしていて、どこを見ているのかさえよくわからない。
奥歯や歯茎を指でなぞられながら、言葉にすらなっていない、切ない声をただ上げるだけ。
上も下も、右も左もよくわからない。
気が付けば自由になっている左手で、一方通行の左手を握っていた。
ぎゅう、と音がするくらいに強く。 離さないように。
「あ、あ…… ――――――――――――――ッ!!」
目を見開いて、身体を数度大きく跳ねさせるように痙攣させながら、番外個体は絶頂に達した。
一際高い絶叫の後、番外個体は力なくどさり、とベッドに倒れこむ。
左手は、一方通行の手を握り締めたまま、決して離さないで。
一方通行も、既に限界寸前だった。
番外個体が達したのを確認したと同時に、我慢していた射精感が急速にこみ上げてくる。
「ぐ、ぅっ……!」
ぐらり、と揺らぎそうになった意識の中、やっとの思いで番外個体の膣内から性器を引き抜く。
そしてそのまま自身の欲望をベッドのシーツに撒き散らし、番外個体と同じようにベッドに倒れこんだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
妙な肌寒さを感じて、番外個体は目を覚ました。
全身を包むこの気だるさと、まだ身体の芯に残っている甘い痺れ。
妙に硬い安物の毛布のゴワゴワした感触が、直接地肌を刺激してきて不快極まりない。
枕も妙に硬い。 それこそ、中に石でも入っているんじゃないかと思うほどに。 これも不快極まりない。
横を見てみると、一方通行が静かな寝息を立てて眠っていた。
横にはバッテリー充電用の装置が置かれており、どうやら無駄遣いした分の充電は済んだようである。
電極のスイッチに手をやり、警戒しながらではあるが、一方通行はこちらを向いて実に気持ちよさそうに眠っていた。
よくもまあ、自分の前でこんな無防備な姿を晒すことができるものだ、と番外個体は失笑してしまった。
一度寝た女だからと言って油断してると、いつかあっさりと寝首をかかれるぞ、と心の中で警告する。
最も、何かしようものならすぐにでも飛び起きそうな様子ではあるが。
とりあえず服でも着ておこう、と起き上がろうとすると、彼女はあることに気が付いた。
自身の左手が、一方通行の手をずっと握り締めていたことに。
そういえばあの時、何でかはわからないがそんなことをしていたなぁ、などと思い出してみる。
それと同時に、先刻の『行為』を思い出して、番外個体は色々と複雑な気分になった。
(あー…… 無いね。 無い。 ミサカが言うのもあれだけど、無いね)
目の前の少年にいいように責め立てられたこととか、だらしない声を上げながら散々喘ぎまくっていたことを思い出して、思わず否定の言葉を思い浮かべる。
そもそも、本来ならばこんな行為に行き着いてしまうこと自体が想定の範囲外だ。
できることなら、悪戯半分で一方通行をからかっていた自分を殺しに、過去に戻りたいくらいだとまで思っている。
全く持って腹立たしい。 一方通行が無駄に上手くて、自分がそれこそ淫されきってしまったことも含めて腹立たしい。
もしかして学園都市最強の能力者は、そっちの方でも最強なのか、天然の女殺しなのか。
何と言うチート設定だろう、あまりにも卑怯だ。 などと心の中で悪態をつく。
だが、左手から伝わってくる彼の手の感触は、何故か妙に心地よかった。
本当は女の子なんじゃないか、と思えるほど華奢で細い指や、ちょっと乾いてカサカサになった手の甲。
ずっと握り締めていたせいなのか、汗がにじんでいる柔らかい手の平。
この少年と寝てしまったこと自体は腹立たしかったが、これは悪くない。
この意味のわからない、何だかふわふわと宙を漂っているような不思議な幸福感は悪くないな、と彼女は心の中で思っていた。
何だかんだ言って、行為そのものも気持ちよかったし。 今回の件をネタにして、散々からかってやることもできるだろうし。
そう思えば、意外と悪い気分はしなかった。
そうだ、生きて帰ったらもう1回だ。
今度は自分が主導権を握って、散々に弄んでやろう。
ふと思い立ったが、いったいどれくらいの時間眠っていたのだろうか。
日はまだ昇っていることから、それほどの時間は経っていないだろうことはわかる。
恐らく20〜30分程度だろうが、一応ミサカネットワークで現在の時間を……
待てよ? ミサカネットワーク? そういえば……
、 、 、 、 、 、 、 、 、
ミ サ カ ネ ッ ト ワ ー ク ?
ぎゃあ、という身も蓋も無い悲鳴を上げながら、思わず頭を抱える。
気づきたくないことに気づいてしまった番外個体の嫌な悲鳴が、無駄に大きく、部屋の中に響き渡った。
「ンだこらァ、敵か!?」
一方通行はそう言いながら電極のスイッチを切り替え、ガバッと飛び起きた。
辺りを見回してみるものの、部屋の景色は数十分前と何の変わりも無い。
ワナワナと震えながら、乾いた笑いをしている番外固体がいるだけだ。
「どォした! 何があった!」
これから告げられる報告など露知らず、極めて真剣な表情で、一方通行がそう尋ねかける。
番外個体はそれこそ、この世の終わりでも見てきたかのような絶望の表情をしながら、絶望的事実を彼に告げた。
「ミサカネットワークのこと忘れてた。
してる間中ずっと、色々と世界中のミサカに生中継ライブ放送されてたみたい」
その言葉を聞いて、学園都市最強の能力者は今度こそ完全に骨の髄まで打ちのめされ、ベッドに力無く崩れ落ちた。
意識的にせよ無意識の上でにせよ、この女は本当に自分を困らせることしか考えていない。 そんなことを思いながら。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
その後、別の病室で打ち止めが「う〜ん、その女は誰なの、ってミサカはミサカは今入ってきた衝撃映像に対して嫉妬を隠せなくなってみたり……」などとうなされていたとか
外の喧騒が聞こえるくらい防音性の薄い壁を通して、部屋の中の様子が浜面たちに丸聞こえになってたとか
そのせいか、諸事情で遅れて起動した『ベツレヘムの星』事件の際に一方通行が浜面たちの部屋に入ったとき、四方八方から白い目でじろじろと見られたり
そこに番外個体が空気を読まず「自分は無理矢理襲われた」だの「協力を見返りに身体を要求された」だの、あること無いことをその場にいた皆に吹き込んで
彼を見る目が、『白い目』から『汚物を見るような目』にレベルアップして、一方通行の精神がまたもや打ちのめされたとか
お前ら緊急事態なのに何をやってるんだ、的なイベントが多数あったようであるが、一方通行の心情を考え、あえて叙述はしないことにする。
145 :
195:2010/10/02(土) 01:30:07 ID:wAKzjAFY
以上で終わりです。
またしてもクソ長くなってしまいました。
1作目よりは短くすると意気込んで始めたら、結局同じくらいの長さに… どうしてこうなった。
またもや色々と至らない作品になってしまいましたが、使っていただけると泣いて喜びます。
22巻発売までに間に合うように必死で書き上げたので、色々と納得いってません。
一通さんのキャラも番外個体のキャラもまだまだ掴みきれてない感じが…
とりあえず、お目汚し失礼しました。
また何か書いたら投下させて頂きます。
フローレイティアさんとイチャイチャしたい
>>128 うおおお、乙です
でもアプリ小説ってオチじゃなくて、ホントの話にして続編書いてくれても嬉しいんだぜ!?
>>145 ……ふぅ。
エロス全開で良かったですGJ!!
22巻の表紙画から見てもワーストは猫科ツンデレ目に間違いないですねw
文章ですが、携帯から観ているからなのな段落が見つからず若干目が滑る感じがしました。
あと地の文で短い間(続け様ではなく)に同じ言葉が繰り返される箇所がいくつかありました。そこに掛かると変な違和感を感じました。
差し出がましい事を申しました。
次回も是非濃厚エロスよろしくお願いします。
ミサカネットワーク全域に生中継。
……それを認識しながら自慰行為にふけっていた固体も少なくないんだろうなぁ。
番外通行ずーーーーっと待ってました!!
ありがとうございます!超GJ!!!
ねーちんにセーラー服着せたい
どちらとも超乙です
>>128 フレンダがそのアプリで浜面×自分のエロいSS作って
実際でもそうなるように仕向けるけど結局失敗しちゃうという場面が浮かんだ
昔、文章を自動生成するツールがあった。
……学園都市のテクノロジーなら「実用に耐えるエロ文章」を生成できるツールがあるに違いない。
>>151 上条さんが姫神や吹寄のセーラー服にドキリとしたのに対抗してセーラー服を着るねーちんとな
上条さん「見なかったことにしとこう」
ねーちん「見られなかったことにしよう」
土御門「写真はバッチリだぜい」
土御門「ムービーも撮ったZE」
久しぶりにフロリスがみたくなってみたり
>>145 やっふーーーーー!!待ってました!
超GJ
>>145 うおおおきてるーっ!続きがあったのかああ!
番外読みたかったんだよね。ありがとう。
>>145 まずはGJ
でもベクトルスプラッシュ・イン・ザ・カントして欲しかったなーと思わんでもないっす。
だが重ね重ねGJ!
確かに番外個体はアナルが弱そうだ
気の強い女は〜というやつか
後ろを攻められた途端一気に堕ちちゃうんですねわかります
婚后さんルート小ネタですの
湾内さんと泡浮さんからの情報ですが婚后光子に彼氏ができたそうですの。
「へぇ。婚后さん美人だもんね。その彼氏はどんな人なの?」
婚后光子を美人だと称えるお姉様の感性突っ込みたいところですが
私も婚后光子と付き合うような人間がどのような方なのか興味がありますの。
「婚后光子とその恋人はいつも放課後の公園で待ち合わせしていると聞きましたの」
婚后光子がそわそわしながらベンチに腰掛けて恋人を待っているのをお姉様と私が茂みから覗いていると
公園の入り口から黒髪ツンツン頭の殿方さんが駆け寄って来るではありませんか。
私がお姉様をチラッと見ると例の如く電流がビリビリと漏れ──これ以上説明する必要はありませんの。
「悪い悪い、待ったか」
「そんなことありません。今来たところです」
婚后光子は扇子で赤く染まった頬を隠してお決まりの台詞を言いましたの。
そして、私の隣にいるお姉様が怒鳴り声を挙げながらどういうことなのよゴラァァァァと飛び出しましたの。
ここで私がとるべき行動はお姉様の経歴に傷がつかないようにテレポートでお姉様をどこかへ飛ばすべきなのですが
後日、殿方さんはお姉様にお仕置きを喰らうと予想できますのでこのままことの成行きを見守る方向でいきますの。
「当麻様は白井さんと御坂さんとお知り合いでしたの?」
相変わらず空気を読めずに呑気な質問をする婚后光子を尻目にお姉様は
私の友達に手を出すなんて良い度胸ね!!と電撃を飛ばしていますの。
殿方さんは知り合いというか腐れ縁というか白井!! こいつを止めてくれと仰りますが
今の状態のお姉様を止めることは私では無理ですの。
よって、お姉様と殿方さんを放置して婚后光子と会話を続けますの。
「婚后光子は殿方さんとどういった経緯で知り合いましたの?」
「うっふっふ。白井さん、私と当麻様の運命の出会いを聞きたいと仰るのですね。
それでは聞かせて差し上げましょう。私と当麻様の出会いを」
高々と宣言しながら婚后光子は殿方さんと出会った時の話を始めましたの。
婚后光子の話を簡単にまとめると不良に絡まれいた婚后光子を殿方さんが助けたというわけで
またかこの野郎とお姉様の冷たい視線が殿方さんに突き刺さりますの。
ちなみに電撃も放出していますの。
本当に殿方さんは修羅場というものが似合うというかざまあみやがれですの。
お姉様と結ばれるのも許しがたいことですがお姉様を傷つけることも許しませんの。
今回は……いえ、今回も修羅場にあって不幸だ―と言っていればいいですの。
黒子視点か
ちょっと「の」が多いんじゃないかと思いますの
黒子の一人称なのですから仕方ないのですの
と思うのですの
ゲシュタルト崩壊
パーソナルリアリティー崩壊
アイデンティティ崩壊
とりあえず 、 をもう少し入れるべきだと思いますの
美琴ーいくぅー
oNWzUPXT の人気に嫉妬しましたですの。
因みにネタゆえわざと語尾に「の」を多用したと思われますの。
読点に関しては元の禁書もすくないですし、こんなものかと思いますの。
ま、ネタですし「細けぇ事はいいんだよ」と軽く流して差し上げるのが1つの優しさだと思いますですの。
そして流せなかった私は馬鹿ですの。
こ、これはッ…!
名前を書かれたものがもれなく
「ジャッジメントですの!」
されてしまうというノート!略して
ですのート
ではないですの?!ハッ(゜ロ゜;
デフォルメして強調してるんだと思ってた
最近のモノマネみたいに
上条さんが美鈴孕ませたらどうなるの?
旅掛さんに殺されると思います
>>161 >カント [cunt] 女性性器の隠語の1つ.〈現〉⇒ワギナ.
なるほどなー
また一つどうでもいい知識が増えてしまった
母子を孕ませるとは
最近、上条さん主役のssが少なくて寂しい
上リスきぼn
>>183 上条×エリス!? と本気で思ったのは秘密だ。
上条×あわきんもいいなぁ
実際な話、上条さんがホントに好いているのは誰なんだろうか?
俺的には年上好みで神裂orオルソラだと思うんだが・・
で、五和やビリビリ中学生は意外とランク外かな
インなんとかさん?何それおいしいの?
吹寄かわいいよ吹寄
原作描写を見ると一番大事に思ってるのはインさんだろ
それこそダントツで禁書じゃね?
上琴派なので恋愛感情ではないと思いたい。てか思う
こう、家族な感じ
ハイジャックでの変貌ぶりやら、20巻のフィアンマの揺さぶりに対するうじうじっぷりからして、
一番距離が近いのはやっぱインデックスだろうなぁ。
それが恋愛感情なのか、家族愛なのか、記憶喪失の後ろめたさによるものなのかは知らんが。
まあ禁書が頭一つ以上抜けてるのは確かだなあ
確かだなあじゃない確かだろうなあ、だ
下手に言葉省くと全然印象違うよな
気を付けろ!スペルインターセプトされてるやつが大勢いるぞ!
大切 禁書
超仲良し 姫神 吹寄 五和
仲良し 御坂妹 神裂 オルソラ
普通 美琴 アニェーゼ レッサー
こんなもんだと思う
……泣けるなおい
上条さんの日常にそんなに関わりないからその辺が妥当かもしれんが泣ける
五和がクラスメイトと同じとは思えないけどな
そんなもんこれから変わるかもしれんやん
ならこのランク付けそのものが無意味になるだろw
ワロタw
一部のキャラの場合は将来の不確定要素まで考慮しなきゃならんのか
2次は2次らしく原作設定無視しとけば良いんだよ
流れ切ってすみませんが小ネタいくぜよー。エロは無いのよな。
昼下がり、柔らかな陽光の差し込む中、神裂は口を開く。
「まったく貴方と言う人は……」
「いたたたた!あの神裂さん?なにゆえ不機嫌になっているのでしょうか……」
とある学生寮の一室。フローリングに座り、傷の手当てを受けている上条は、憮然とした面持ちの同僚を見やる。いや、大方の見当はついているのだが……
「本当に分からないとでも?」
治療の手を休めずに、冷ややかな声で答える神裂。
「いや、あのほら!困っている人を見かけたからさ!?上条さんとしては見過ごせるはずもなく!いわゆる名誉の負傷というやつですよ」
「『困っている人』を手助けして『負傷』。そこが既におかしいのですが……どうせ不良に絡まれている女の子を発見、挑発して鬼ごっこ、追いつかれて乱闘といったところでしょうが……」
「うっ!まるで見てきたかのよーな物言い!だが大筋で間違っていない……」
いつものようにフラグを立てるような行動の上条であった。相手は今頃上条の情報を集めていることだろう。
「はい、終わりましたよ」
道具を片付けながら神裂が言う。上条の右腕には、真新しい包帯が綺麗に巻かれていた。
「お、っと。いつもありがとな、神裂。上条さんは感謝してもしきれませんよ」
礼と共に微笑みを返す。神埼も笑みを返し、
「いえ、あなたの行動自体を責めるつもりはありません。救われぬ者に救いの手を。私や天草の理念からすれば、貴方の行動は立派なものです」
ただその結果が恋敵を増やすと言うのは褒められたものではありませんが、と小声で付け足すことも忘れない。
「あー、俺としてはそんなつもりはないんだけどなー……礼の一言もあれば十分なのに。いやその場から離れたら礼なんていえるはず無いんですけどね」
自分が不幸を背負うことで周りが幸せになるのならそれでいいと、相変わらずの発言である。それにしても、と上条は続ける。
「恋敵、なんて。しっかり妬いてくれるんだな」
少々意地が悪く、だが信頼を含んだ笑みを神裂に向ける。
「あ、当たり前です!婚約したからといって、ライバルの出現を快く思うはずがありません。そういった芽は早めに潰すに限ります…」
そもそも貴方が種を蒔かなければ済む話です、とそっぽを向き頬を染めながら言う神裂。耳の痛い話です、と苦笑交じりに返す上条。
「そうだな。でももし言い寄られてもきっぱり断るぞ。なんたって上条さんにはこんな可愛い婚約者がいるんだからな」
左手を神裂の頭に乗せる。唐突なスキンシップにあうあうとなりながらも、おとなしく撫でられるままになる神裂。可愛い。
しばらく神裂の柔らかい髪を堪能した後、んー、となにやら考え込む上条。あ…と寂しげになった神裂には気がついてないようだ。
「なんか、助けた子から告白前提、みたいな話になってしまうんだが。その場できっぱり、あ、これは脈がないなーと相手に思わせることが出来ればいいんだよな?」
意中の人がいますってアピール、腕に刺青でも入れるかぁ?いやいやどこのアウトローですか!などとのたまう上条の横で、呆けていた聖人の目が怪しく光る。
(当麻は私のもの。意中の人。所有物。私は当麻のもの。刺青。傷?首輪縛る印見た目外見看板アクセサリ私の勝ち目相手の気を削ぐ絆──)
据わった目で物騒な言葉を呟く聖人。いつの間にか俯いていたため、髪で表情が隠れ不気味なことこの上ない。
切れ切れに聞こえる言葉に顔を引きつらせながら、「あのー、神裂さん?」と伸ばされた上条の手をガシッ!と掴む。
「そうですよ……」
ひぃ!と多少の恐れを滲ませた声を上げ身体を離そうとするが、腕まで抱え込まれてしまっているのでそれも叶わない。混乱の只中にいる上条を無視して神裂は言い放つ。
「当麻。これから貴方に、売約済みという徴(しるし)を刻みます。誰が見てもこれ以上無いと言うくらい、強力なものを……」
「お、おい神裂、目が怖いぞ……てゆーか、しるし?刻む?なにやら物騒な言葉が聞こえたんですがー!?ほら腕放して?落ち着いて話し合いましょうー!?」
身の危険を感じたか、神裂から距離を取ろうとする上条だが、ガッシリとロックされ腕を揺らすことすらできない。
「黙りなさい上条当麻。こうなってしまっては私も手段を選んでいられません。優しくしてあげますから大人しくしていなさい……」
そう言うと大きく口を開き、
「はむっ……」
上条の指に噛り付く。
「うぉあっ!?痛っぁ!ぅ?ぅおぉ?」
唐突に与えられた感触に、上条は只々言葉を漏らすだけ。
「んっ……ふっ……はふぅ……む……」
神裂は上条の指を咥え、歯を立てている。甘噛みより強く、食い破るより優しく。時折上条の手を捻りながら噛み続けるので、唾液にまみれた舌が指に触れる。
(うぉお……何だこれ。神裂が俺の指咥え痛柔らかっ!根元は噛まれて先っぽはヌルヌルで指一本なのに新感覚熱っ!舌柔らか熱い!
非常にエロいです神裂さん!くぅ、指全体があったかく……ってこれ唾液が充満してんのか呑むなー!舌が!舌が密着ー!)
片手で顔面を押さえ、身悶えする上条。ヘタに暴れるとそれこそ指を噛み千切られそうなため、つまり端から見ると胡坐をかいたままビックンビックン身体を振るわせる男が一人。
「ふぅ……」
あらかたの作業を終え、口から指を離す。チュルンと音を立てて引き抜かれた指は唾液にまみれており、テラテラと光を反射している。傍らで顔を真っ赤にしている恋人を見やると、
「どうしたのですか、当麻?そんな物欲しそうな顔をして」
悪戯が成功した子供のような無邪気さと、男を誘う娼婦のような淫靡さが入り混じった笑顔で問いかける。
「いや絶対分かって言っているだろそれ……くぅ、上条さんの純情さを返してください!っていうか、これ……」
さっきまで神裂に噛まれていた、自らの左手を見下ろす。
「言ったでしょう?私の物だという『しるし』を刻むと」
左手の薬指。散々噛みつかれ、歯型がぐるりと一周。ソレは正しくこの身を縛る呪縛──
「まいった。俺の完敗です。ははっ、確かにこれならフラグとやらも立たないだろうな」
真意を読み取ったであろう上条に、神裂は陽だまりのような笑顔を見せ、
──この幻想は貴方でも殺せないでしょう?
こんな感じの妄想した。地の文きちぃ…語彙が少ないのもきちぃ。表現力ないから数時間かけてこれだよ。イメージショット[脳内映像]だけなら1秒で終わるのにさぁ。セリフの前後で「言う言う」多すぎだわ…
指噛みと最後の一文だけやりたかった。そのほかは全部フリさ!このセリフが似合うのは神裂だけだと思うわっしは綺麗なインデックス好きです。
大切って観点からすると禁書と姫神だろーか。約束ってことで美琴もだけど。好意については全く不明だと思う…
> 神裂は口を開く
上の口のことだと気付くのに数秒かかったわ
乙
大作の間にちょいちょい小ネタの投下があるのは良スレの証拠
ありがとうございます
インデックスレイプきぼん
そんな上条さんに顔の形が変わるまでブン殴られそうな恐れ多いことを…
>>202 甘々乙
前置きがあってこそセリフが栄えると言うものですよ!
>>206 上イン凌辱なら全てをクリア出来(ry
相手がステイルなら上条さんは許してくれるよ
あの人は自分に何かあった時、インデックスを幸せにしてやれるのは
ステイルしかいないと見込んでいるんだから
むしろステイルだったらそれこそゆるさねーよ
なんでよりによってお前がってなるわwwww
幻想殺しでも消せない超複雑な魔術が云々解決法はレイプするしか云々って言っておけば上条さんはなんとかなる!
そげぶを免れたとしてだ
修羅の形相になった魔女狩りの王と聖人はどうするんだ?
捨て犬さんは21巻現在の今になっても変わらずインデックスを大事に思ってるが
ねーちんは1巻以降さっぱり禁書さんを気に掛ける描写が見られないのは何でだろうなw
>>212 それは上条さんへの愛が芽生えたからです。
>>209 妖しげな魔術でも薬でも何でもいいけどローマ正教の不和を狙った敵対勢力からの攻撃を受けて
何らかの原因で正気を失ったステイルがインデックスを人気の無い場所に連れ込んでレイプレイプレイプ
そりゃもう普段から溜まりに溜まってた想いを散々に歪めてぶちまけちゃって
前後の処女を奪っただけでは済まず無理矢理咥えさせたり執拗に体中にキスしちゃったり
数時間後正気に戻ったら、そこにはボロゾーキンのように犯されて股から血を流しながら
壊れた玩具のように「とうま、とうま…助けて…」と呟き続けるインデックスの姿が!
そしてそれを見て精神がぶっ壊れる寸前まで泣き崩れるステイル
後日、原因が敵対勢力の攻撃であると判明してステイル本人の処分はうやむやになるも
インデックスはステイルの姿を見ると顔を青くして無言で逃げ出すし
上条さんは怒りをどこにぶつけていいのかわかんないのか、すごい複雑そうな表情でこっちを睨んでくるし
神裂や土御門やシスター達の「あなたは悪くありません」とか「悪いのは全部敵さんだにゃー」とかいう慰めがすごく辛く聞こえたりして
もう人生に絶望しちゃうステイルとかどうだろうか
けど救いが無さ過ぎてやめたっていうか酷い、自分で想像しといて何だけど酷い
どうしようこれ
問題ない、大好物だ
やばい、想像しただけで皆可哀想すぎて泣けてきた
おにちくすぎる
怪しげな魔術でも何でもいいけどローマ正教の不和を狙ってるのにイギリス清教のステイル狙うのね
というツッコミがないのは何故なんだろう
あまりにツッコミどころが多すぎると
かえってその程度のことはどうでもよくなるというかそれ以前の問題と言うか
何からツッコンでいいやらわからない
まぁ極論言えばイギリス清教に於いて
インデックス>>>>>>>>>>>>>>>>ステイルなんだから原因はともかく相手の攻撃を防げなかったのは本人のミスだし
何かしらの不具合残す可能性があったらステイル即処分だろうし
上条さんは間違いなくステイルに情けなんかかけないだろうし
これを機に記憶操作に対するいい建前ができたと思うかもしれないし
とか色々突っ込むところがあるけどそんな突っ込みどころ探すくらいなら他の突っ込む所探すほうがこのスレの趣旨にあってるよね
土御門と教皇代理がにゃ〜にゃ〜よなよな五月蝿いネタSSで一息つきたいな
>>218 書き間違えくらいするじゃない
だって人間だもの
イギリス生協とかなら書き間違いだろうけどこれはタダのミステイク、間違いだと思う
このスレで問題になるのは話の突っ込み所の有無じゃない
マラを突っ込むシーンがあるかないかだ
「上条さんはいろんンな人の口調を真似してみるのでございますのよなって上条さんは上条さんは楽しげになってみたり」
混ぜてみた
魔術モノの定番である「性行為を用いた魔術」が出てこないのはやはり電撃文庫(全年齢)だからだろうか。
……基督教のシスターは処女のイメージが強いけど、禁書世界だとどうなんだろう。魔術を使うために夜な夜な……とか。
スクーグズヌフラ忘れんな
麦野はクリと乳輪でかそう
>>229 太ももと同じようにコンプレックス持ってる麦のん。萌え。
22巻の発売日が近づいてきたけど、麦のんがどうなっちゃうか考えると胸が苦しくなる。
頼むから死んだりしないでくれ……。
233 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/06(水) 13:22:05 ID:65E97Cey
麦のんか浜面どっちかが死ぬか
意識不明になるとおもうけど。
むぎのんみたいなAV女優っているよね
そんなこと言ったら麦のんに失礼だろ
麦のんがAV女優みたいなだけだよ
そろそろ二期の時期だな
俺の吹寄がとうとう動くのか・・・
女優のレベルが普通に高いからな
一昔前はクリーチャーwwwみたいなのがゲテモノ企画やってたのに
>>230 ではスクーグズヌフラは俺が貰っときますね☆
話題が出て書こうと思っていたのを思い出しました。ありがとう
>>226-228 と言う訳で誰特ですがスクーグズヌフラを投下します。
一応触手モノで、何故かワシリーサが大活躍しますが絡みは一切ございません(笑
『とあるロシアの偽行間』3レスでいざ。
辺りに陽炎と白煙が立ち上る中、赤い装束に身を包んだ女は楽しげに口笛を吹きながら歩みを進める。
天(そら)を見上げれば闇が広がり、辺りを見渡せば消し炭と瓦礫の山にちらほら取見えるのはまさしく破壊の残り火――つい数分前ここがワシリーサの執務室、いやロシア成教の本部のワンフロアだったのだと誰が気付くだろう。
そんな惨劇を生んだ張本人こそがこの赤い女……ワシリーサであった。
ワシリーサは瓦礫の山の1つに歩み寄ると「ほあたっ」と間抜けな掛け声と共に回し蹴りを食らわせた。
その瞬間瓦礫の山がまとめて不自然に吹き飛ぶ。するとその下から被害を免れた床が現れる。更にその丁度真ん中にはむっちりとした肢体をギチッとした拘束服で締め付けた女が倒れていた。
ワシリーサはその倒れている女に歩み寄ると髪を掴んで頭をぐいっと持ち上げる。
元はかなりの美人だったと思われるが、目を閉じた顔は口が半開きで涙と鼻水と涎まみれで、しかもそこに煤がこびりついてまだら模様になっていて見る影も無い。
そんな無残な女の顔を右に左に動かしてしげしげと眺めたワシリーサは、何を思ったのかその頭を噛みを掴んだまま更にぐいっと持ち上げた。
「いッ!? 痛たたたたたたたたたたたたぁッ!!」
「何よスクーグズヌフラ元気そうじゃない。てっきり死んじゃったかと思って心配したわよん♪」
スクーグズヌフラを半ば宙吊りにしてニコニコ笑うワシリーサに、スクーグズヌフラと呼ばれた女は必死にワシリーサの腕にしがみ付いて髪の毛が引っ張られないように耐える。
「生きてるわよ! 当たり前でしょこっちが何もしないうちに死ねるかだから放せよクソババアッ!!」
その言葉の勢いのままピンヒールで蹴り付けるがワシリーサは痛がる素振りすら見せ無いどころか、がっかりした様な溜息を付くと、
「あなた魔術師でしょう? なのに反撃が『蹴り』だなんてはしたないわねぇ」
そう言ったかと思うとポーンとスクーグズヌフラを放り投げた。ただそれだけの筈なのにスクーグズヌフラの身体はロケットの様に天に向けて飛び上がる。
「――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!」
自分の悲鳴も掻き消える轟音を耳にぐんぐん上がって行く様に、
(テメエこそ魔術はどうしたんだよクソババアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!)
そう心の中で毒づいたその時だった。
「馬鹿ねえ。これこそが魔術じゃない」
「!?」
気が付けばスクーグズヌフラは床に這いつくばり、慌て顔を上げればワシリーサが見下ろしている。
「如何だったかしらちょっとした空中散歩は? サーシャちゃんと私の新しい門出を祝う盛大な狼煙は見えたかしらぁ?」
ニコニコと微笑むワシリーサにスクーグズヌフラは戦慄した。
一度も共に戦った事は無かったし、そもそもワシリーサの存在自体ロシア成教では一種の禁忌とされていて話題に上る事も少ない存在だった。
気が付けば毎日毎日遊び惚けている姿ばかりが目立ち、何でワシリーサばかりとスクーグズヌフラは思っていたが……要はそれだけの実力があったから。
内部だろうが外部だろうが排除できるだけの戦力をこの今も場違いな笑顔を見せている女は持っているのだ。
それでも……とスクーグズヌフラは恐怖を押し殺して顔を上げる。
「お、お前は……」
「ん?」
沈黙を破って喋り出したスクーグズヌフラにワシリーサは何かしらと小首を傾げる。
「お前は何をしたのか判っているの? ロシア成教に喧嘩を売ったのよ? い、いくらお前が強くたって1人で何が出来るの?」
そうだ、とスクーグズヌフラは思う。
どんなに強大な力を誇ろうとも1人では何も変えられない。大成を成そうとすればする程その傾向は強い。だから人は群れ集まり組織を作る。その事は組織の一構成員として生きて来た者なら誰しも知っている事だ。
ところが、
「サーシャちゃんみたいな事言うのねぇ」
「当たり前だ!! 誰だってそう思ぉ……」
この状況下でも涼しい顔をするワシリーサにカッとなったスクーグズヌフラは怒鳴り散らそうとした。
しかしその言葉を遮る様に轟!!と言う見えない何かが顔に吹き付けた。
「一本足の家の人喰い婆さん、幸薄く誠実な娘のために力を貸してくださいな」
年齢に似合わぬ童女のような声――その声にスクーグズヌフラは慌てて立ち上がろうとするが、身体に力が入らないのか床の上をずるずると芋虫の様に腹ばいで移動する事しか出来ない。
「一本足の家の人喰い婆さん」
それはまるで耳元で、いや自分の頭の中から響いて来るかの様に全ての音を塗り潰す。
「一本足の家をくださいな。愚か者を取って喰らう、鶏の脚の上に立つ小屋を」
その瞬間、ミシミシ、バキ、ゴキとかつて聞いた事も無い様な破壊音が響き渡り、スクーグズヌフラは逃げる間も無く闇の中に閉じ込められた。
暗闇の中に放り込まれたスクーグズヌフラはキョロキョロと辺りを見回すが深い闇以外何も見えない。
自分が倒れたままなのか、ひっくり返っているのか、立っているのか、実は逆立ちしているのかも判らない。
そこに思い出されるのが先ほどのワシリーサの歌。
――一本足の家をくださいな。愚かな者を取って食らう、鶏の脚の上に立つ小さな小さな小屋を。
「た、助け――」
恐怖にそう叫びそうになったその時、目の前にぽっと明かりが灯る。
「ひぃッ!?」
状況の変化に心が付いて行かず短い悲鳴を上げるしか出来ないスクーグズヌフラ。その前であちらこちらに次々と明かりが灯り、そして気が付けば暗闇は淡い光に取って代わられていた。
だがその事がスクーグズヌフラに新たな恐怖を引き起させる事になる。
淡い光に浮かび上がった室内を埋め尽すのは、骨、骨、骨。椅子もテーブルも食台もスクーグズヌフラが乗っているベッドも、床から天井から窓枠から暖炉に至るまで全てが白い骨で出来ていた。
その光景は普段の彼女なら驚くにも値しない……対オカルトのエキスパート、『殲滅白書《Annihilatus》』のメンバーなら見慣れたモノの筈だが。
「…………」
瞳を大きく見開いたスクーグズヌフラは恐怖で歯を打ち鳴らすだけで悲鳴も上げられない。その上、この部屋の中で骨で出来ていない数少ない品物の1つである民族模様掛け布団に大きな染みまで作っていたのだ。
「ようこそ一本足の家へ、子猫ちゃん」
突然何処からとも無く聞えて来たワシリーサの声。その声に思わずスクーグズヌフラは泣き笑いの様な表情を浮かべたかと思うと自分が汚したベッドの上に倒れ込んでしまった。
「あらあら、『殲滅白書《Annihilatus》』のメンバーともあろう者がオシッコ漏らした上に失神だなんて……これは鍛え直す必要がありそうねぇ」
相変わらず何処から聞えて来るか判らないワシリーサの声に溜息が混じる。
すると何処から現れたのか古びた人形がトコトコと床を歩いて来る。
そして小さな体でベッドの脚を伝ってベッドの上までよじ登って来た。
スクーグズヌフラを見つめる無表情なガラスの双眸。それは光が写り込んでいるのか蝋燭の炎の様にゆらゆらと輝いている。
「さあ試練よ子猫ちゃん。無事にお人形さんを満足させたらそこから出してあげるわよん♪」
ワシリーサの楽しげな声にも気を失ったスクーグズヌフラはピクリとも動かない。
対する人形はと言うと……人形の姿が見る間に大きくなって行き、あっという間に人と同じサイズになる。
それはゆっくりとスクーグズヌフラにのしかかると、彼女の拘束服をブチブチと事もなげに引き千切り、あっという間に裸にしてしまった。
全身煤に塗れ、顔は先ほどの通りのまだら模様。更に先ほどの失禁でアンモニア臭を放つスクーグズヌフラをどうしようと言うのか?
すると突然人形の口がカッと開き、その口の中から巨大な舌の様なものが現れる。
それはスクーグズヌフラの体をぐるりと蛹か繭(まゆ)の様に包みこんだ――と次の瞬間、そのスクーグズヌフラを包み込んだ舌が小さく縮むと共に人形の口の中に吸い込まれてしまう。
そしてスクーグズヌフラごと舌が完全に口の中に収まると人形も見る間に縮んで行き、最後は元の大きさになるとベッドの上にポトリと倒れ込む。
ただ唯一の違いはその人形の腹が大きく膨らみそこだけ生き物の様に波打っている事だ。
そして人形に飲み込まれたスクーグズヌフラは……。
「うぶッ!? ひぁ、た、助けぶぐぐぅぅ……」
悲鳴を上げようとして口を開けたスクーグズヌフラの口の中にぬるぬるとして生温かいものが入りこんで来る。
味は甘酸っぱく歯を立てればゴムとも肉ともつかない感触がする。何故か息苦しくも嘔吐感も無いが、とにかく気持ち悪い。
その気持ち悪いモノは全身にも這い寄り、巻き付いて来る。
しかもそれはただ巻き付く訳では無い。
豊かな乳房は搾り上げる様に巻き付いて、更にその柔肉に潜り込もうと言うのか先端の硬くしこった肉粒を刺貫く様に押しつぶす。
「ほぶッ、ぶ、ふぐッ」
(オッパイに穴が開くからッ!?)
背中や腹、太もも、手足は指の先までは擽る様に優しく自由を奪う。
「ぐぎゅ、ぎゅぎぃ」
(く、くすぐったいッ!!)
そして特に脂の乗った尻肉にはみっちりと喰い込んだ上にぐいっと左右に割り開かれていた。
「ほぎッ、う゛ぶぅ」
(お、お尻が裂けるッ!!)
スクーグズヌフラは生温かく包まれた中で、もどかしさと痛みと嫌悪、そしてそれ以上に背骨を這い上がる快感に身を捩り悶えた。
あらゆる刺激を快楽へと置き代え、それを掌握し、時には快楽を魔力へと昇華し敵を葬る。性魔術を極めたスクーグズヌフラならこの程度の快楽など問題無い。
その筈なのに、
(クソォ……、力が……、快楽が私の中で空回りする……)
体の中で暴れ回る快楽の渦を制御出来ない。その状況では下手に快楽を増幅しやすい体がアダになる。
頭の中は徐々に快楽に支配され、やがては何も考える事が出来なくなり……、
「ごぼ……」
空気と共に涎が口の端から零れ落ちる。
その涎と共に真っ赤な舌が窮屈な口からはみ出し、それは口の中に押し込まれたモノを擽る様に誘う様にチロチロと動きまわる。
するとそれに誘われる様にそれは蠢動しながら口の中へ、更に喉の奥へと入りこんで来る。
(あ、いい……虐げられる感じが……すごく……)
スクーグズヌフラは喉を犯される感触にぱっくりを口を開いた秘所から喜びの涙を流す。
するとその臭いに誘われたのか、別のモノがそれぞれに先端を鋭く尖らせて近寄って来る。
(あ、ああ……もっと……)
気配に気付いたスクーグズヌフラはワザと誘うかの様に体をくねらせつつ自ら体を開いて見せた。
すると既に無遠慮にむき出しにされたそこが更に強調される。
その上ぽっかりと空いた肉穴たちが物欲しそうにパクパクと動く。
「おあ゛……、おあ゛……」
(ちょうだい……、ちょうだいぃ……)
その心が通じたのか、ぬらぬらとしたモノたちが一斉に肉穴目掛けて殺到した。
「ぐぼッ!!」
その衝撃にスクーグズヌフラは白目をむいてのけ反った。
更にその姿勢で体をブルブルと震わせる……彼女は今のたった一突きで逝ってしまったのだった。
(い、い……)
一瞬その余韻に浸るスクーグズヌフラ。しかしそんな悠長な時間は彼女には無い。
それはだらしなく弛緩して緩んだ穴目掛けて、更に数を増やしたモノたちが殺到して来たからだ。
「ぐぃ!?」
事態に気付くが時すでに遅く、口を塞がれたまま驚きの悲鳴を上げたスクーグズヌフラの中にモノたちがなだれ込む。
初めは口、尻穴と膣、尿道を責め居たそれは、やがて鼻の穴や耳の穴にまで侵入して来る。
しかもそれだけでは終わらない。
中に侵入したモノは瞬く間にスクーグズヌフラの中を埋め尽し、先に進めると見るや小さな穴でさえこじ開けてその先に進むのだ。
喉から入ったモノは尻穴から先端を覗かせ、尻穴から入ったモノは口や鼻から溢れだす。
尿道に入りこんだモノは膀胱を埋め尽し、そして膣に侵入したモノは子宮をこじ開け更には卵管すらすら駆け上がる。
白目を剥いた瞳にすらモノがへばり付いて眼球を優しくなぞり上げる。
「お゛あ゛う゛え゛ごぶげばう゛お゛ごぼぶあ゛え゛う゛ご……」
内側からも外側からも余すところ無く刺激されるスクーグズヌフラの喉から泡の様な音が漏れる。
しかし、それでも彼女の心が求めるのは、
(すごい……も……もっと……)
貪欲なのははたしてスクーグズヌフラなのか、それとも彼女を貪るモノたちなのか……。
「力云々はともかく凄いわねえ、スクーグズヌフラ」
そう呟いたのはワシリーサだ。
彼女は掌に収まる様な小さな家のミニチュアの窓を覗くのを止めてそう嘆息すると、それを胸の谷間に押し込んだ。
「さて子猫ちゃんは暫くお人形さんに任せておいて、私は私の成すべき事をしましょうかねぇ」
ワシリーサはそう言うと指と指を組み合わせてポキポキと音を鳴らした。
「総大主教様はこの騒動ご存知なのかしらねぇ。ま、知らない訳無いか? それならそれで天辺まで駆け上がるまで。そう……」
そこで言葉を切ったワシリーサはフッと笑うと空を見上げた。その心には窓から荷物ごと放り出した時のサーシャの驚いた顔が浮かぶ。
「オレはようやくのぼり始めたばかりだからな。このはてしなく遠いサーシャちゃんとのゴールイン坂をよ……」
よし言えた、とワシリーサははしゃぎながら拳を振りまわした。
そして暫く喜びを表すステップを踏んでいたかと思うと、その姿は訥々にその場から掻き消えた。
凄まじい嵐は通り過ぎ、静寂がこの場を支配する。それはまた何処かで新しい嵐が生まれる予兆でもあった。
END
以上です。
3レスに収まらず失礼しました。
やっぱり改めて見ても誰特、いや俺得でした。
では。
うむ、確かにどう見ても俺得だな
GJ
フリップxウェットンきぼん
麦野の乳首舐めるわ
22巻は8日には全国に発送だろうな
連休明けには話題解禁でスレが賑わいそうで嬉しいな
>>243 俺得乙
完全にオリキャラだね、ま仕方ない気もするけど投下する前にチラ裏だとは思わなかった?(笑
次回作に期待。
>>245-247 早漏乙w
興味無いのは解るけど仮にも投下後なんだから雑談は少し自重汁。
マレンス×ラメスきぼん
>>243 実は男前なワシリーサさん乙
個人的には魔術絡みのネタって難しいと思うんだけど
これは禁書っぽくていい感じ
例によってネタバレ自重できない人もいるだろうから
未読の人は暫く気をつけたほうがいいな
インデックスにベタ惚れな上条さんが見たいよ
22巻読み終わったんだがここってネタバレ解禁はいつだっけ?
いつも通りなら発売日から1〜2日後くらいか
明確に決めておいたほうがいいかもしれん
普通に公式発売日の24時じゃないの
11日の0時かな
公式発売日の24時(11日0:00)
普通に本スレに準するだろ
上条x黄泉川頼む
お前らサンクス
まあネタバレ日決めてもうずうずしてバレする奴は出るだろうね。
それにしても24hて早くね?
必ずしも当日買える奴ばかりじゃなかろうに。
ま、そんな奴は自己防衛するしかないか。
公式発売日過ぎても話題に出すなっていうとそっちの方が酷だと思う
美琴の公式設定に
「毎週月曜日と水曜日に本屋に行って立ち読みしている」
というのがあるのはそこそこ知られていると思うけど
「毎月10日にも本屋に行く」
というのもあるっていうのは認知されているのだろうか?
そして美琴が立ち読みした雑誌を上条さんが購入している
あぁ!後ろの棚に引っかかってて背表紙が破れてる!とかになるわけか
そしてついでに買おうとした缶コーヒーが売り切れているという日常
その缶コーヒーを買ってるのが一方
ああ、日常が恋しい……
最後に日常やったのは16巻かぁ
ロシア編終わったら学園都市戻るだろうから期待だな
一方さんにもそろそろ平和な日常をあげてください…
ローラ×ステイル書いてよ
チラ裏妄想SSだってOKなんだからキボンとか書いて言う暇あったらもうちょっとネタ搾れよな。
それより新刊、アニメ二期でここも再活性するかもしれんね。
石ころの中に光る原石が混じっている事を期待したいw
能力開発していけば原石でなくとも超能力者になれるんだぜ
レ ベ ル 1 レ ベ ル 5
まずは台本形式からカリキュラムをこなしていけばいつか大作作家になれるぜ
まぁまずは解禁日が何時かくらい分かってからレスするようにした方がいいね
その能力開発の例えを出されると、
じゃあ6割は脳みそが焼き切れる程がんばってスプーン曲げがやっとな、
無能力者(レベル0)に落ち着くのか……とひねくれて受け取ってしまうw
まぁレスの割合見たらそんな気もしないでないけどねw
実際投下したことある人そんなにいないだろう(1レス数行小ネタ除く)
麦のんのグロマン舐めたい
書き手は当然読み手も兼ねているから
読み手の数>書き手の数 になるのは仕方ない
小ネタ書き(レベル0)だってAIM拡散力場(スレッド)の形成には必要な存在なんだぜ
これだけは読んどけっておすすめのSSきぼん
>>275 保管庫から自分で探せ
と言いたいところだが正直あの量全部読むのは暇な人以外にはキツいから俺も知りたい
1.キャラで選ぶ
2.多く投稿してる人から選ぶ
3.コテ付いてる人から選ぶ
通常ナンバー以外のミサカたちがアクセラハーレムのメンバーだから
噂のフルチューニングなんかもやっぱりアクセラハーレムに入るのかね
一体なにを言ってるんだ…
上条さんがサーシャを触診している最中に、ついムラムラとヘンな気持ちになってきちゃって
思わず触っちゃいけないとこにまで手が伸びてしまう
悪ノリが嵩じてついに少しずつ脱がせに掛かってしまい・・・
こういうSSを21巻発売時からずっと待っているんだけどなー
上条×一方×浜面
読みてぇ〜
>>280 あんまり鉄板過ぎて「誰かが書くだろ」って避けてるんじゃないかな?
>>281 ここでそれを望って本気?
いいぜ、その幻想は許す……つか需要在るなら……
一方さんトコロテンの浜面受け
ちょっと想像できない
滝壺と浜面ってもう経験済みかね
もう滝壺のお腹には浜面との愛の結晶がいたりしたら萌え
息子だったら名前は利徳だな
一方通行の視界が明滅していた
横倒しになった視界の中に、倒れ伏す打ち止めが見えた。
ふと、彼女のすぐ横に誰かが屈み込んでいるのを発見した。
ロシアに入国した頃の一方通行なら、そのまま殺人の引き金になっていたかもしれない。
しかし、今はもう動けなかった。
打ち止めの傍らに佇んでいるのは、ツンツン頭の少年だった。
彼は意識を失った小さな少女の顔を覗き込んでいたが、
やがて、その右手を打ち止めの下腹部へと向けた
まるで風邪になった時に腹をさするような仕草だったが、
その右手が次第に彼女の下着の中へと伸びる。
ぼやけた視界の中でも、これから彼女の身に何が起きようとしているのかは
ハッキリと分かる。しかし意志に反して体が動かない。
それだけで、何かが起きた。
虫が鳴くように小さい、しかしとろけるような甘い嬌声が
一方通行の耳に響き渡ったのだ。
それが何を意味しているのか、一方通行は理解したくなかった。
彼の意識は再び沈んでいく。
・・・という通行止めNTRをだなw
禁書でNTRは、なんかこう、嫌だな
禁書キャラ内完結で考えられるNTRとしたら、
@上条×○○でカプ成立後に他キャラに上条が寝取られる(神裂→五和とか顔見知りが良)
A通行止めで打ち止めが木ィ原くゥンあたりに無理やり→精神崩壊→雌犬化
B浜面×〇〇でカプ成立後に他キャラに浜面が寝取られる
C滝壺が浜面の身の安全を計る為に無理やり誰か(上条、一方通行、ウィリアム)と関係を持つ
これは浜面を上条や一方通行に代えて、滝壺を打ち止めや他キャラに代えても成立するかも?
D上条×〇〇(姫神、吹寄)でカプ成立後に○○が不良に攫われ→精神崩壊→雌犬化
AIMジャマーとか超電磁砲は誰かお願いします。
>>275 残念ながらここ由来ではないが
「麦野は今、恋をしているんだね」(通称麦恋)
は有名かつ良作だと思う。
一読の価値有り
>>278 一方通行って実験のせいで美琴や20000までの妹達とは壁があるけど、打ち止め、番外個体とはフラグが立って美鈴にだって悪い印象は持たれてないから御坂一族に縁があるからな
フルチューニングにフラグが立つのも有り得るかもしれんな
てか上条さんと一方さんって根っこの部分で似通ってるから実験さえなければ美琴にだってフラグが立ってたかもしれんぞ
美琴がスキルアウトに絡まれる
↓
電撃で撃退するもたまたまその場を通りすがった一方さんにも電撃を飛ばしてしまう
↓
美琴「あれ?なんで無傷?」
一方さん「くっだらねェ…」
美琴「ちょ、待ちなさいよ!無視すんなやゴルァァァ!」
なんて事がありえたかもしれん
まぁ前提が実験が行われてなくて、上条さんと美琴が出会っていないことが条件なんだけどな
打ち止めと関わらず生きていく一方さんなんて想像出来ない!!
自分よりランクが上ならあそこまで執着しないんじゃねーの
ていとくん×麦野が読みたい
多分まず一方さんが上条さんと出会って中身変わってないと無理だろうと
上やん×ミーシャ(エンゼルフォール時の性格の)が読みたい
ガムもぐもぐ可愛いよハァハァ
上条「一方通行、今日はどんな女を襲う?」
一方「そうだな・・・あいつとかどうだァ?
上条「ウホッ、いい女」
をですね。
>>288 一方通行が打ち止めや番外個体とフラグを立てられたのは、上条さんにそげぶされてとある病に感染したからだと思うんだ
>>294 浜面も然りだな
ステイルも小萌先生と立てたしエツァリお兄ちゃんだって立てたし
どうやら殴られた男性は感染する傾向にあるらしい
ビアージオ…
一応言っておくけど、御坂、妹達が主人公とは別にフラグ建てれば
擬似NTRだぞ?
まぁNTRは終わらせ方が大変だから、書くのも一苦労なのは分かる
>>296 最終兵器 夢オチ
後味の悪い作品を一発で消し飛ばす
作品の意味とかテーマ性は死ぬ
番外個体が実験と称して研究員にヤられまくる夢を見る一方通行
そのあと、番外に対し妙に優しいというか、気遣う仕草をみせるようになり甘々な関係に…
夢オチはラストに使うと全て台無しになりそうだが、前振りに使えば陵辱、純愛と両方楽しめる作品が書ける
>>295 浜面はスキルアウト時代から郭の裸目撃するようなエロゲ体質だし
エツァリお兄ちゃんは完全に殴られる前からの関係だろう
今の麦野とセックスしたらあの腕どうすんの
マンコもグチャグチャになってそう
ですから、上条×美琴が成立すると黒子からすれば寝取られなんですよ
そこはアナル一択で
傷口って感じ安いからペロペロと傷口舐めるとか
>>287 あんまり話すぎてもスレチって言われそうだが、あの人の作品両方ともスゴい良作
2つしか把握してないけど
305 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 23:42:14 ID:3RSgCLnJ
SS投下します、SS初めてでド下手なのでそんなSSよめるかーって人は飛ばしてください
上条×美琴でエロなしです
「私と付き合ってください」
美琴は今日覚悟を決めて、夏休みの最後から抱き続けてた思いを愛する人にうちあけてみた。
上条は優しいし、絶対成功するはずと美琴は思い込んでいた。
「ゴメン…俺にはお前を幸せにできない…お前ならもっと良い人と付き合えるよ」
だが現実はそう甘くなかった…上条はそう言ってたちさってしまった。
上条は記憶喪失である…だから自分の気持ちはわからないし自分が一人の人に愛
をそそぐのはいけないと思い込んでいた。それに美琴が本気で自分に恋心を抱いているなんて考えてなかった。
それがどんな結果に陥るかもしらずに…
「うそよ…嘘嘘嘘嘘ウソうそ…あはっあはははっははははははははは」
気がついたら美琴は奇声を発し上条をおいかけていった。
(しまったなあ。あんな断りかたしたら明日から合いにくいなあ…まあ大丈夫か…御坂は竹を割ったような性格だし)
上条は少しさっき断ったときのことを思い出して後悔していた。
ビリッバリバリその直後、激しい衝撃が上条の頭を襲った。
「な…まさか魔術師…インデックスが…いや電撃か……ミ…サ…カ…?」
上条の意識は深いそこに沈んでいった。
「ここは…どこでせうか?何でこんな目に…もー不幸だ…」
目が覚めたとき、上条はパイプ椅子に手足をくくりつけられていた。
部屋の中は薄暗いのに監禁されているにしては、綺麗な部屋だった。
(くそっ…まさか魔術師のしわざか…インデックスは無事なのか……もしかしたら近くに人がいるかもしれない)
「おーい誰か〜助けて〜」
上条が半ばやけくそ気味に叫んでいると、(ギイ…)
部屋の扉がゆっくりひらいた。(魔術師か)上条は身構えようとしたが、縛り付けられているので、びくともしない。
上条がもがいていると外から制服を着た俯き気味の少女が入ってきた。
(よかった…魔術師じゃなさそうだな…いや、じゃあ俺はだれに監禁されてるんだ…)
「そこの救世主さま…これほどいてくれると上条さんはうれしいんでせうが…」
すると少女はゆっくり近づいてきた。
「いや〜本当にありがと(ドン)っうお」
いきなりその少女にイスを蹴り倒されイスに縛られている上条はその衝撃で胸の空気を全てはきだした。
「ゴホッゴホッてめえなにしやがる…」
すると少女は顔をあげた。上条が見たことがある顔だった。
306 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 23:44:25 ID:3RSgCLnJ
「あんたそこまで馬鹿なの…ほどく訳無いじゃない」
整った顔つき、ピンでとめた髪、そして常盤台の制服…上条は今やっと自分を監禁した人物を把握できた。
「御坂!なんでお前が!!」
「なんでって…こうでもしなきゃあんた振り向いてくれないじゃない…もうがまんするのはう止めたの」
美琴はいつもの明るい表情ではなく、暗く異様な雰囲気だった。上条が美琴だと
気付かなかったのは、あまりにいつもと雰囲気が違いすぎるからだろう。
「…じゃあこれをやったのは御坂?上条さんには縛られて喜ぶ趣味はないんですせうが…」
上条は地面に地面に倒れていることももしかして魔術師に操られてい
るのかと考えたがもしそうなら気絶さしたあとにその場で殺せたはずだ。
わざわざ監禁というリスクを背負う理由がない。
「そうよ…ていうよりあんた気付くの遅すぎない?私のことなんてどうでもいいの?…」
バチッバチッ美琴の右手が明るく光っていた。
「なっ御坂…まさか…」
「ああ大丈夫…死なないわよ…てゆーかこの程度の電撃あんたなら打ち消せるじゃない」
美琴の右手に集まっていた電流がまるで野球のボールを投げるかのように
放たれ上条の背中に直撃した。
「ぐあああああああああああ」
その瞬間上条の叫声が部屋を満たし体からは煙が
ふきでていた。だが上条は気を失っていないらしく、強い眼光で美琴をにらみつけた。
「あれ…いつもみたいに打ち消さないの?まさか手足が自由じゃなかったら能力
が使えないとか…てゆーか直撃してんのに気を失わないってどんな身体してんのよ…」
美琴は自分の電撃が当たった事に驚いているようだった。無理もない、
勝負のたびに電撃を打っても超電磁砲をうっても砂鉄の剣で斬ろうとしても全てを
打ち消されてきたのだから、まさか右手にだけ異能を打ち消せる力が宿っている
なんて考えもしない。
「ゴホ…俺に異能の力を打ち消せる能力がやどっているのは右手だけだ…それ以外
の場所に致死量の電撃があたったら文句なく死ぬ…」
上条は美琴が本当になんの
迷いもなく、倒されたイスにくくりつけられて入る自分に電撃をくらわしてくるとは思っていなかった。
まだ上条は美琴のことを信じていた。いや…美琴がこんな事をすると、
まだ信じられていなかっただけかもしれない。
「…まずこのイスを戻してくれ…こんな状態じゃ話し合いもままらなねえ」
すると、美琴は近づいてきて倒れてるイスをもちあげ、戻してくれた。上条は戻してくれ
とは言ったものの美琴の力で戻せるか、それ以前に美琴が戻そうとするとさえ考
えていなかったので素で驚いた。
307 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 23:45:31 ID:3RSgCLnJ
「そういえば…打ち消す力右手にしかないって本当?じゃあ電撃とか超電磁砲な
んて反応してから右手でとめるなんて不可能じゃないどうやってとめてたのよ…」
美琴が少し青ざめていった。あの日常的に行なっていたやりとりが実は命
がけだったなんていわれたら誰でも青ざめる。
「いや〜それはがむしゃらに右手を前に突き出したら何とかなったっていうコトですはい」
まあ実際は突き出した右手が避雷針代わりになって電撃が右手に自ら
当たっていったからなのだが上条はバカなのでそんなことはわかっていない。
美琴は少し考えて
「まあいいわ、言ったわよね…私はアンタのことが好きなの、もう一度言うわ、私と付き合って…お願い」
上条は迷った。自分に嘘をついて、この場から逃げ出すか、それとも嘘をつかず に自分の心に従って美琴と話すか。
「無理だ…」
嘘をついたほうがいいのかもしれない、嘘をつかなかったせいで死
んだ人なんていくらでもいる。だが上条は嘘をつけなかった。
自分の為に、そしてなにより美琴の為に…
「そんなの無理に決まってんだろ!監禁されてけり倒されて電撃で殺されかけて
そんなのしてきた相手のことをその場で好きになれるかよ!」
言い出したらとまらなかった。美琴は震えていた。
「うるさいわよ!私はアンタに振り向いてほしかっただけ…アンタが私を適当に
あしらうから、アンタには私の気持ちがわからないのよ!」
美琴は目を潤わせ泣き声で叫んでいた。
はじめの告白も…この行為も…彼女なりに悩みに悩みぬいた結果だったのだ。上条
もやっとその事に気付いた。
「おまえがそんなに俺の事おもってくれていたなんて気付かなかったよ…ゴメン
な…今度から気をつけるよ」
上条は笑顔で言った。
「今度なんて、無いじゃない、私には…『お前には、俺がそんな小さい人間に見
えるのか、これは気付けなかった俺の責任だよお前が気にする事はない…または
じめからやりなおそう…あったことも全て忘れて…お前ならできるだろ』
上条は美琴に優しく話しかけた。まるで失敗してしまった子供を励ますかのように、
上条と美琴はもとどうりの関係からやりなおした。
2年後学園都市1ヤンデレの彼女と学園都市1モテモテの彼氏のカップルができるのは、また別のはなしだ…
〜fin〜
308 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 23:48:45 ID:3RSgCLnJ
終わりです。話の流れ切ってしまってすいません。
お目汚し失礼しました。
SSって難しい…
>>308 乙です。
もう少し起承転結と言うか話の筋をしっかりした方がいいと思う。余りに物事が唐突に展開しすぎ。
後これは個人的な意見かも知れないけどキャラの把握が足りない気がしました。
最後に[sage]ましょう。
酷評を与えるは容易い。
しかしまずは投下してくれたという行為について惜しみない賞賛を送りたい。
乙。乙。乙である。
「人に見せる文章」を意識すると良いと思いますよ。
懲りずにまた新しいお話を見せてくださいな。
投下するって超勇気要るよね…
それを乗り越えただけでもすごいと思うよ
色々な作品読んで真似してみるだけで上手くなるもんだ
保管庫を読み漁れ、場合によっては文章をちょっと真似してみちゃえ
中二病全開の頃は毎日のように投下してたよ
長年未使用で蜘蛛の巣が張ってるであろうローラのマンコにぶち込みたい
>>287 それを上げられたなら「原子崩しは平凡の夢をみるか」を上げざるをえないな
ここの麦野作品はどれもよかった気がする
相手が上条さんのは人を選ぶだろうが
麦のんの相手が浜面の場合、既に惚れている・惚れかけている
上条さんの場合、暗部で心身ともに傷ついた麦のんを癒した上条さんに惚れる
そんなパターンが多い気がする
今巻読むともう麦野は浜面以外考えられん
それより誰か上インを書いて俺の心に救いを与えてくれ
ていうか浜面サイド関連はいい加減飽きた
新刊は上条さんサイドが切なすぎる
救いの為に誰か上インを
バレはまだだっつってんだろうがこのド素人どもが!
ネタバレしたい気持ちも分かるが
内容をほのめかす発言はもう少しだけ我慢してくれ…
ただ、俺もコレだけは言いたい
熱かったぜ
わざわざ言うことでもないが、発売日まではネタバレ禁止ですよ、みなさん
上条さんが攻められちゃって可愛いエロSSって知りません?
上条×木山って基本上条さんが攻められてる気がする…
>>308 すいません、展開はやすぎ
今日って二期放送日だっけ?
>>321 こう言うのもアウトだってことを知ってるであろう18歳以上の皆さんは紳士スタイルで待機中ですよね
家と反対方向の本屋に寄り道して買いに行ったのに
売ってなかった上に雨に濡れて帰ることになった、不幸だ
新刊もそうだがアニメ二期も始まるのよね
それに伴う余り当たって欲しくない予想を挙げると
・「アニメ二期から見始めたんですけど、一期のあらすじ教えてください」という俄の書き込み
・結標さんとその仲間達が美琴を陵辱する同人誌の氾濫。超能力者と大能力者の差? なにそれエロいの?
・シスターアニ「ュ」ーゼとかシスタール「キ」アとかシスターアンジ「ュ」レネとか誰だよ
・極々普通に話すイギリス清教のオルソラ。乳五割増(当社比)
・VIP辺りに乱立するであろう、一方通行さんがなんちゃって木原神拳でよそのキャラにボコられるクロスオーバーss
予想が外れますように
雑談は雑談スレにでも行ってろ
姫神、可愛いよ。姫神
姫神にアタックして玉砕したクラスメートは数知れず
かね
姫神みたいなコと一緒になれたら最高じゃね?
姫神さんよりは黒猫さんがすきです
>>328 21が出ているのに気づかなかった(´・ω・`)
22はどこにでもあったが21はツタヤにしかなかった。
今、うそつきパラドックスを片付けてから読みます。
ッはいらないでござるよ
上条さんと吹寄のイチャイチャきぼんぬ
上条さんと吹寄のイチャイチャなら
・リボンは緩める程度
・セーラー服は着たままだがブラジャーごとずらしておっぱいこんにちわを維持すること
・スカートはそのまま
・パンツは片足太もも辺りに掛けたままにすること
・ソックスはそのまま
・靴は脱げ
屋上の扉前での立ちバックが真っ先に思い浮かんだが、その状態だと靴の問題があるから
やっぱ、無難に保健室かな?
上条×吹寄 速攻 NGID回避
こんな感じかな?
「上条当麻!!」
どごっといつものように鉄拳制裁ならぬ、おでこ制裁を上条に食らわせる、クラス委員長的存在吹寄制理。
まぁなぜ制裁をする羽目になったのかは、デルタフォースのいつものどんちゃか騒ぎの所為だ。
要するには、いつもどおりの日常だったわけで、そこは何も変わらないはずだった。
だがその日だけは少し違った。
「うわっ」
まともに吹寄の頭突きを額に食らった上条は吹き飛び、あろうことか机の角で後頭部を打った。そこで上条の意識は途絶えた。
「ん?ここはどこだよ」
「保健室よ」
「吹……寄か?」
「そうよ、一応言っておくわね。ごめんなさい、少しやりすぎたわ」
「きっ気にするなよ、元はといえば、土御門と青髪の所為なんだから」
眼を覚ました上条は天井を見た。教室のものとは違い、もっと白くてきれいだった。そして視線を上から横に向けると、そこには吹寄がいた。
「貴様もその一員だったと思うけど」
「なぁ吹寄」
「何よ?」
上条は上半身を起こして、手を吹寄に向けた。久しぶりに女の子の顔をじっと見ていて気がついたのだ。
「あんまり無茶すんなよ。ほら赤くなってんじゃねーか」
そう言い、吹寄の前髪を掻き揚げた。おでこが白昼にさらけ出される。それは確かに少し赤くなっていた。
「上条当麻!貴様と言う奴は!!」
「おわっ……だからツンツンするなって?えーと吹寄さん?」
再び頭突きを繰り出した吹寄、それを避ける上条。つまりは上条が寝るベッドにダイブIN。
上条の胸板に、頭突きが決まるが、どこか弱弱しい。
変な空気が、部屋を。いや、二人の間に流れた。吹寄は上条の胸板に顔をうもらせたまま動かず、上条もそんな吹寄の背中に手を回してじっとしていた。
もう言葉なんて要らない。雰囲気に流れればどうとでもなる。
だから
「早く終わらせるわよ!上条当麻!!」
「上条さんは早くはないと自負して―ーぐはっ」
昼休みは短いのだから。
保管禁しょもくろく
>>335 おおむね同意だが 靴 は 履 い た ま ま が善いのぞ
>>336 せくろす!せっくろす!!
乙、続きを書く作業に戻りたまえ
上×吹もいいが上条さんの学校なら上×姫がもっと増えますように
書きかけだった上条×風斬モノを発掘したのでモチベーション復活のために投下してみる。
風斬から上条への呼び方を独自に「上条さん」としてるのでそこんとこよろしく。
氷華ちゃんマジ天使。
風斬氷華ストーリー
After the Festival
それは秋も深まったある日のこと。
学園都市第七学区の商店街で、小規模なお祭りが開かれた。
時期外れかもしれないが、もとより行事の宗教的意味なんて付け合せのパセリほどにも気にかけていない科学マンセーの学園都市である。
イベント事が満たすべき条件はただ一つ。
「騒げりゃオッケー」
という訳で、耳ざとく祭りの開催を聞きつけた白シスターに多少強引な方法で連れ出されることになったツンツン頭の少年を中心に、起きなくてもいい騒動が巻き起こるのであった。
開始直後にひったくり事件に遭遇したのを皮切りに。
白シスターがありとあらゆる大食いチャレンジを制覇していくのを見送り。
浴衣の女子中学生4人と射的で勝負するはめになり。
同じ顔の少女達にアクセサリーを所望され。
隣人義兄妹の金魚すくいコンビ打ちに感心し。
黒髪の同級生コンビにたこ焼きをおごらされ。
カエル顔の医者に休憩を勧められるも叶うことはなく。
担任のちびっ子教師が迷子センターに連れて行かれそうになっているのを引き取り。
通行止めバカップルが紐くじに文句をつけている場を収め。
出っ歯とジャージのバカップルをビームと鉄壁のタッグから逃がし。
赤髪の魔術師がガチで焼き鳥屋をやっているのに肉体言語でツッコミを入れ。
露出狂のサムライが馬鹿長い刀で型抜きに夢中になっているのを優しく見守り。
巨乳シスターのアルデンテな焼きそばに舌鼓を打ち。
宗派の壁を超えて結成された白赤桃黄緑の五色シスター戦隊のショーに噴出し。
青髪ピアスが、「新たなる光」が、「神の右席」が、「ブロック」が「スクール」が「メンバー」が、学園都市統括理事長が最大主教が英国女王が第一第二第三王女が――――――
学園都市の「外」も「中」も巻き込んで、日記にすれば三冊は埋まるほどの『騒動』はとめどなく発生し、
そして、終わった。
終わってしまえば、後の祭り。
この物語は、そこから始まる。
祭りの夜が明けた翌日。『騒動』の中心であったツンツン頭の少年――上条当麻は、再び商店街を訪れていた。
と言っても『騒動』の続きをしに来たわけではない。
「あんだけのことをやっておいてどの面で……って感じだけど、食料の買出しはやっておかないと上条さん家は崩壊するのです(物理的に)」
とぼとぼとした足取りで、狙うは最終下校時刻間際のワゴンセール。基本的に学生主体のこの街では、「外」とは生活リズムが違うのでこんな時間にセールをしているのだ。
行きつけのスーパーまでは学生寮から徒歩十五分。
帰りは大量のビニール袋を抱えて歩かなければならないことを考えると微妙な距離である。
「まあ愚痴ったところで腹が膨れるわけでも道が縮まるわけでもなし……潔く行くとしますか――――――あれ?」
うつむきかけた頭を上げた先。アーケードの入り口付近。
上条はそこに見知った姿を見つけた。
蒼いブレザーの制服。ポメラニアンを連想させる跳ね気味のロングヘアーを一房だけ右側に束ねている、どことなく儚げな雰囲気を持った少女。
向こうもこちらに気づいたのか、振り向いた眼鏡の奥の目と目が合った。
薄く微笑を向けてくる彼女の名前を、上条は知っていた。
駆け足で近寄り、呼びかける。
「――よう風斬。お前も買い物か?」
風斬氷華。
触れれば融ける氷の華のような、儚い運命を背負った少女。
だが風斬はそんなことを心配させるような素振りも見せず、小さく首を横に振って、
「いいえ。ちょっと……お散歩です。いい天気なので」
そう言って彼女はふっと空を見上げた。つられて上条も同じ方角を見やる。
気持ちよく晴れた青空を、巨大ディスプレイの張られた飛行船がいつもと同じようにのんびりと、いつもと同じようなニュースをお知らせしながら飛んでいた。
「そーだなー。これだけ晴れてると、洗濯物も早く乾くからいいよな」
「……ふふっ」
「え? なんで今笑ったの風斬?」
「いえ、あの、今の上条さんが、……家事に追われるお母さんみたいな顔をしてたから……」
どこが壷に入ったのか分からないが、風斬は含み笑いを抑えられずにいるようだった。
対して上条は反論しようとはしてみたものの、日頃の自分の生活を省みて、省みて、省みて――――うなだれた。
「……ですよねぇ。学生の一人暮らしの範疇を絶対越えてるぞ。来る日も来る日も食事作って洗濯して食事作って掃除して食事作って食事作って」
まあ大体は同居人のせいなのだが。
それを知っているからだろう、風斬は至極嬉しそうに問いかけてきた。
「あの……インデックスは、元気ですか?」
「元気も元気。昨日あれだけ屋台で食い散らかしたっていうのに、朝昼おやつをぺろりとたいらげやがった。おかげで冷蔵庫の中身が空っぽになっちまったんで、これから買出しに行くところなんだよ」
と、そうだ。
上条は思いついたことを口に出す。
「なあ風斬。ここであったのも何かの縁ってことで……買出し、手伝ってくんない?」
女の子に荷物持ちやらせる気かコノヤロウ、という声が全方位から降ってきそうな物言いだが、一応上条にも上条なりの意図というものがある。
なにせこの風斬氷華、一月に一度出会えるかどうかというレアキャラなのである。
ばったり出くわしておいてそのままリリースするなど、彼女の親友である白シスターに知れたらただではすまない。
かと言って買出しをせずに帰るという選択肢もまたない。風斬だけ先に寮に行ってもらうというのもなんだか寂しい。
ならば、逃がさず逃さず一緒に行動すればよいではないか、という話だ。
そう説明すると、風斬は何を思ったのか、うっすらと顔を紅潮させて逡巡した後、
「…………はい」
と、小さくうなづいたのだった。
◇ ◇ ◇
そんなこんなで、熾烈な戦い(ワゴンセール)を潜り抜けて帰還の途についた二人である。
戦利品は膨れ上がったビニール袋が三つ。上条が二つ、風斬が一つを提げている。中には色とりどりの安売り商品がこれでもかと詰め込まれている。
上条一人であったなら、ここまでの戦果は挙げられなかっただろう。
「お一人様2パックまで。この言葉に何度涙を呑んできたことか……!」
「あの、インデックスは、手伝ってくれないんですか?」
「あいつに金持たせてレジに並ばせるのは無理だ」
この上なく力強い断言をされ、風斬はどうにか友人のフォローをしようと試みるが、そもそも彼女らの出会いからして、である。
仕方がないので話題を変える。
「そう言えば、今日買ったものって、調理が難しい食材ばかりでしたけど、上条さんってお料理得意なんですか?」
「得意ってほどじゃないんだが……インデックスが、最近電子レンジに挑戦し始めてな。
はっきり言って使えてないが、だからこそこれまで非常食として常備していたレトルト食品ももはや安全とは言えなくなったんだ。
と言うわけで、“パッと見では食料とは分からないもの”っていうのを前提に選んだらこうなっちまったってだけだよ」
決して終わることのない厨房戦争。略奪の限りを尽くすシスター帝国に対し、家主共和国は食品偽装で対抗することにしたようだ。
だがしかし、ツンツン頭の少年は不幸であるがゆえに気づいていない。完全記憶能力を持つシスターに、その手の小技は一度きりしか通用しないということを。
「大変……ですね」
「まあ慣れたけどな。なんだかんだ言って皿並べるくらいのことはしてくれるようにもなったから、ましになってきてる部分も……お」
と、上条は言葉と足を止めて、右側を見やった。
「どうしたんですか?」
風斬も倣って同じ方向に顔を向ける。
商店街のアーケードが途切れ、吹き抜けになっている空間。買い物途中の休憩場所として整備されているのだろう、多数のベンチと自販機が設置されている。
そこでは、十人くらいの警備員(アンチスキル)が昨日の祭りで使われていた屋台の撤去作業を行っていた。
昨日の『騒動』のせいでスケジュールが遅れたのか、買い物客でごった返す中、肩身が狭そうに作業している。
上条は、何気なく告げた。
「ちょっと思い出してさ。昨日あそこの屋台で射的やってて、『一番でっかいの取れた人の勝ち!』って話になったんだ。
瞬間移動(テレポート)で弾を飛ばそうとしたり、意地になって超電磁砲(レールガン)かまそうとする連中との悪戦苦闘の果てに、上条さんが勝利を掴み取ったという話ですよ」
思い返すだに恐ろしい戦いだった。何が恐ろしいって、あれで『騒動』の前哨戦に過ぎなかったというのが一番恐ろしい。
「すごいじゃないですか。能力者相手に勝ったってことですよね?」
「まあ、な。つかその辺りのことで悩んでる子がその場にいたのが、そもそもの勝負の理由だったし。
ゲットしたぬいぐるみも、その子にあげちまったんだ。おかげでインデックスからは睨まれる睨まれる」
そんなにあのぬいぐるみが欲しかったのだろうか。というかあの髪の長い中学生にぬいぐるみを差し出した時、周囲から絶対零度の視線が複数向けられてきたように感じたのは多分気のせいだろう。
風斬はくすりと笑って、
「じゃあ……どこかで埋め合わせしなくちゃいけませんね」
「これ以上俺は何をすればいいんだ……」
「まずは、今日の晩御飯、ですね」
ビニール袋を胸の前まで持ち上げて、風斬が言う。
そういうポーズをされると、否応無く視線が顔より下腰より上の辺りに集中してしまうので、上条としてはもうなんだか色々勘弁して欲しいのだが。
こちらの不埒な思惑に気づいた様子も無く、眼鏡の少女は笑みのまま、
こう言ったんだ。
「でも、私も欲しかったです。大きな熊のぬいぐるみ」
◇ ◇ ◇
ともすれば、聞き逃してしまってもおかしくなかっただろう。
だが、しかし、こんな時ばかり過敏なまでに働く聴覚は、その台詞の不自然さを見つけた。見つけてしまった。
「……風斬」
上条は問いかける。
ちょっと気になったことを確かめる、くらいのつもりで。
「……風斬、あのさ、俺、それが“熊の”ぬいぐるみだったなんて言ったっけ?」
ざぁぁぁっ、と――――
吹き抜けの広場を風が流れる音が、ひどく大きく聞こえた。
眼鏡の少女は、一瞬、怯えるように瞳を揺らし、
「…………え、っと。言いませんでした、っけ」
逆に聞き返してきた。
上条は自分の言動を思い返し、
「言ってない、と思う、んだけど」
曖昧に答える。
内心は、地震に震える水面のように揺らめいていた。
気軽に質問しただけだった。少なくとも、それだけのつもりだった。
上条が自分の発言をど忘れしていただけだと、そんなオチがつく雑談のつもりだった。
でも、何故だろう。
少女は、その質問にひどく困惑しているように思える。
目を泳がせ、言葉を探し、あえて表現するならば、そう、
(嘘をつこうとしている……?)
上条にはそう思えた。
昨日射的の景品で手に入れた物は、確かに熊のぬいぐるみだった。渡した女の子が、持って帰るのにとても苦労していたくらいの大きさだったことを覚えている。
正直よくコルク銃で落とせたものだとは思うが、問題はそこではない。
風斬がそのことを知っていること――でも、おそらくない。
知っていることを隠そうとしていること、だ。
「あ……そう、そうです。さっき上条さんと会う前に、商店街で、お店で、熊のぬいぐるみを見たんです。
それがとっても可愛かったから……つい、頭の中で記憶が混ざっちゃったんですね」
風斬の台詞はたどたどしく、二人の間を空滑りしていく。誰がどう聞いても言い訳にしか聞こえない。
その場しのぎにさえなっていなかった。
だけど伝わってくるのだ。
どうあっても、この話題をその下手な嘘で終わりにしたいという意思が。
きっと、それが正しいのだと、上条は思う。
誰だって踏み込まれたくない部分を持っているはずだ。風斬にとっての昨日の話題がそうであったとしても、何の罪も無い。
第一、上条自身が他人に明かせない秘密を抱えている。それを棚に上げて女の子を問い詰めることなんて許されるはずがない。
――だけど。
「風斬」
一歩を前に出す。
すると同じように一歩を、ただし眼鏡の少女は後方に刻んだ。
怯えるように後ずさる彼女があまりに小さく思えて。
言い訳を積み重ねる彼女があまりに辛そうに見えて。
何よりも、“そうさせているのが自分だということに、どうしても耐えられなくて”。
「風斬――何があったんだ? 話してくれ」
だから、上条当麻は自分のためだけに、風斬氷華の領域に踏み込むことを決断した。
彼女は怒るでもなく、嘆くでもなく、ただただ申し訳なさそうに、うなづいた。
◇ ◇ ◇
風斬はまず最初に場所を移すことを希望した。
確かに、道の真ん中でビニール袋を抱えてする話でもないだろうと上条も同意する。
そこで選んだのは、商店街の喧騒から離れた人気のない公園だった。
散策ルートから外れた場所に、誰からも忘れ去られたような古いベンチがある。不良の集団やビリビリ女などから逃げている時によく使う隠れ場所の一つだ。
上条達は食料の詰まったビニール袋をベンチの端にまとめて置き、反対の端に並んで座った。
先に風斬が座り、その右手側に上条が座る。万が一のためだった。
氷の華は、触れれば融ける。
「………………、」
風斬は膝の上で握った手を見つめて動かない。話すべきか迷っているのか、話すとは決めて言葉を選んでいるのか。
どちらだとしても、彼女が心を決めるまでは自分も黙っているべきだ、と上条は思った。それが自分の都合で他者の心中に踏み入った者としての最後の礼儀だ。
実際にかかった時間は、大して長くはなかったのだろう。しかし、風斬の声はそのわずかな間に疲れきってしまったように聞こえた。
「……上条さんは、昨日、インデックスと、お祭りの会場に来ましたよね」
「……ああ」
うなづく。その通りだったからだ。
上条と白シスターが同居していることは風斬も知っているのだから、予想できてしかるべき事柄ではある。
「その後、あの子は食べ物の屋台に向かっていって」
「ああ」
「その後ですよね。上条さんが射的でぬいぐるみを取ったのは」
「ああ」
「その後、七つ子さんにネックレスを買ってあげて」
「ああ」
「メイドの女の子とお兄さんと一緒に金魚すくいをして」
「ああ」
この時点で、すでに違和感はあった。
同時に納得もあった。
「同級生の女の子達とたこ焼きを食べて」
「ああ」
「お医者さんに、ちょっとは休めって言われたけど、休めなくて」
「ああ」
「迷子の子供を引き取って」
誤解はあったが、あえて訂正するほどのことでもなかったのでうなづく。
それから風斬は、昨日の祭りの様子を、上条達の行動を、つぶさに語り始めた。
始まりから終わりまで。
“まるで見てきたかのように”。
「まるで、じゃないです」
風斬はうつむいたまま、続けた。
「私は、ずっと、全部、見てました。あなた達のすぐ近くで」
一言一言を区切るように、吐き出すように言う。
浮かんだ当然の疑問を、しかし上条は言葉にはしなかった。
――なら、なんで声をかけてくれなかったんだ?
その答えが、その答えこそが彼女を苦しめているのだと気づいたから。
けれど、風斬氷華は語り続ける。
傷を抉ると知っていて。
心を削ると識っていて。
そうさせているのは、石のゴーレムでも電子ウイルスでも、ましてや善意や同情でもなく。
「私は全部見てました。極めて近く、限りなく遠い――陽炎の街から」
単に上条のわがままなのだ。
陽炎の街。
学園都市の全能力者が無意識に発散させるAIM拡散力場によって組み上げられた、もう一つの学園都市。
虚数学区、とも呼ばれるらしい。
風斬氷華はその世界のただ一人の住人で、「こちら側」に存在していることの方がイレギュラーなのだ。
「なんででしょうね」
眼鏡の少女はうつむき、つぶやく。
「喋りかけたら答えが返ってきた。笑顔をもらうと私も笑顔になれた。この街を、人と並んで歩けた」
それはもう会話ではなく。単に独白。
あるいは、自白。
「それだけで嬉しかった。楽しかった。もうこれだけで十分だって、そう思ってたのに」
――なんで寂しさを感じてしまうんだろう。
風斬氷華は「こちら側」に来ることができるようになった。
しかしそれは自分の意思で自由に出来る訳ではなく、何らかの条件が揃った時か、他者に強要された時に限られる。
よってそれ以外の時間は、陽炎の街から「こちら側」を見ていることしかできない。
誰かが泣いている時も。
誰かが笑っている時も。
風斬氷華は何もできない。
「ひどい話ですよね。だって、私は自分が悲しいってことしか考えてないんです。困っている人を助けられない無力さよりも、笑っている人の隣にいられない寂しさが強いんです。
昨日は、ずっとそんな気分で。あなた達を妬ましくさえ思って、そして」
息をすっと吸い。風斬は初めて上条の顔を見た。
泣き出しそうな顔――ではなかった。
「そして、今日。今日になって。今更になって。私は『こちら側』に来れたんです。ものすごく苦しくなりました。祭りの後の、後の祭りです」
強いて例えるなら、それは、
「きっと、罰が当たったんですよね。欲張りで、わがままなことを考えてたから」
叱ってもらいたい、という顔だった。
風斬氷華に罪があると。責任があると。
その保障を欲しがっているのだ。
お前が悪い、と誰かに言ってもらうことで、楽になれることもある。
他の誰かを恨むよりも、どうにもならない運命なんかを憎むよりも、自分の力と反省次第で克服することのできる罪だと保障してもらえれば、まだしも救いがあると。
これからずっといい子でいたら。
もう悪いことはおきないよね、と。
「……、」
上条当麻は考えた。
風斬氷華の苦しみを、悩みを、望みを。
考えて、考えて出た結論は、まあ、なんと申しましょうか、そんな感じだった。
「風斬、お前さあ。――――ほんと欲張りだな」
「…………はい」
眼鏡の少女は辛そうにうなづく。
それでも息をつこうとしているのは、保障がもらえたと思ったからだろうか。
しかし――そんなことはないのだ。
「いやいやまったく。インデックスやら美琴やらにおごらされまくって金欠の上条さんに、さらにたかろうとは」
「……え?」
眼鏡の奥の瞳がパチクリと瞬く。
狙った通りの反応に、少年はほくそ笑む。
「つっても、“もう祭りも終わりかけだから”、ろくなもん残ってないだろうけど。それでもいいなら、一品くらいならおごらせてもらいますよ?」
「え……え!? あの、なんて」
「ほら」
上条は立ち上がり、振り返り、
「左手」を差し出す。
風斬は信じられないものを見るような目で、その手のひらを見つめた。
「あ、あの、上条、さん?」
「行くぞ風斬。“遅刻してきたのはお前が悪いけど、それでも祭りに参加しちゃいけないってわけじゃない。”……出遅れと手遅れは違うもんだ」
だから、さあ、と手を伸ばす。
風斬氷華はその手を見つめて動けない。
でもきっと握り返してくれると上条は確信していた。
風斬は誰かと一緒にいたいということをわがままと言い、寂しさを感じることを欲張りと言い、それらを罪だと認めてもらいたがっていた。
けど――欲深い彼女は、贖罪の果てにより大きなわがままを望んでいた。
これからずっといい子でいたら。
もう悪いことはおきないよね、と。
一緒にいたいというわがままを我慢すれば。
もっと一緒にいられるよね、と。
手段と結果が結びつかない、矛盾したロジック。
理解するための鍵はただ一つ。
どちらが彼女の本心か、だ。
「欲張れよ。お前はもっといろんな物を望んでいいんだ。寂しいとか嬉しいとか、辛いとか楽しいとか。手当たり次第に貪欲に求めていけばいいんだ。
我慢がどうとか償いがどうとか、そういうのは誰かに叱られてから考えりゃいい。
お前という人間の、風斬氷華のわがままを、まずはぶつけてみることから始めるんだ」
そして、上条当麻は、どこかで嬉しく思っている自分も感じていた。
だって風斬氷華は、こんなにも自分を責めて、責められたがって、自己完結のロジックに陥りかけていたのにも関わらず、
一言も、自分を「化物」だとは言わなかったのだから。
彼女が自分を「人間」だと信じきれていないのはわかっている。
けれど、信じたいという努力をしてくれているのが伝わってきて。
風斬の言葉を借りるなら、それだけで上条は嬉しかった。
自分達が伸ばしている手と、彼女が伸ばしている手が、少しずつ近づいてきているのだと感じたから。
やがて、白く、細く、儚い指先がそろそろと持ち上がり、
迷いながらも、怯えながらも、
少女と少年は手を取り合った。
ここまで来てエロのないSSに価値なんてあるのか……?
プロット上、最低でもあと2場面は経由しないとエロにたどり着けないんで心折れてました。
投下してみて大分やる気が戻ってきたので、今年中には書き終えたいと思います。
>>347 いいよいいよーw
熱く(説教くさく)ならない上条さんは新鮮だねぇ。エロ無しでも進められそうなストーリーですにゃー。
上条さんに両乳を揉みしだかれる風斬さんが読めれば十分満足さ
>>349 無理を言うな。右腕で触ることが出来ないのに両乳揉めるわけないだろww
風斬にイタズラする時は如何にして右腕を使わないかがポイントだ
ローラさんのエロ頼む
浜麦が見たい
デレ麦のんが見たい、エロくなくていいから
フロリスさんのエロ頼む
>>349 左手で乳を揉んで、口でもう片方を吸うのが良い
一方さんと打ち止めと番外個体とか
浜面と麦のんと滝壺とかの
濃厚な3Pが読みたいです先輩…
>>347 いやエロ無しでもGJですよ!
これでエロがついたら無双じゃないですか?
前のオールスタードタバタも楽しかっし、風斬はキャラがしっかり捕まれてて、今後の展開楽しみにしてます。
好き勝手リクエスト出してないで、書いてみようぜ
大丈夫、最初はみんな上手くないさ
アックアとねーちんの聖人セックスきぼん
前略)聖人セックスで地球がヤバイ
浜面と一通の話は読み飛ばしてるから、最近全然話がわからんわ。
あと少しで、新刊以降のむぎのんのssが投下・・・!
21巻の最後のむぎのんのテンションで逆レイポってどうよ
傷だらけの女の子の体に欲情する私としましては、今のむぎのんの体は酷くストライクです
壊れかけのmugino
>>358 16巻の天草式の途中参加が遅れてニッチもサッチもいかなくなった
なんて展開で考えた事はあるな
どうにかして倒さなきゃいけないから最終手段で色仕掛け
当然の如くに無視して倒しにかかるアックアに幻惑系の魔術を使う神裂
聖母の慈悲で無効化できると鼻で笑うアックアだが途中で顔色が変わり
ここでネタばらし
「本当は聖母は誰とでもまぐわう淫猥な女だったんだよ!天使相手にもファックしちまう女性だったんだぜ!」
「な、なんだってー!!?」
「と言う俗説を利用した魔術……だがこうかはばつぐんだ!」
それで我を忘れて襲い掛かるアックアを迎え撃とうとする神裂だが、予想以上に負傷が酷かったので反撃が遅れて……キャーイヤー
無残に強姦されながらも…でも、感じちゃう…くやしいっ…!な女教皇を見て見ぬ振りをする情けが天草式たちにも存在した
ギャフンEND
ねーちんは上条さんのヨメ
アックアさんでもこの幻想を破らせはしないっ
しかし現実とは厳しいものである・・・
くそっくそっ
ウィリアムはわtイギリス第三王女の婿です
ってあっちの高貴そうな女の子が言ってた
麦野「なんで童貞卒業してんだよはまづらぁ」
浜面、滝壷、麦野の3Pきぼん
はまづらは渡さない、って向こうでピンク色のジャージを着た女の子が言ってた
むしろ滝壷は悪意なしだけど、正妻オーラバリバリで麦のんをイライラさせるのだ
そして、浜面が性的に虐待されるのだ
やっぱ麦野はアナルが弱いのかな
妻妾同衾で浜面と滝壺でむぎのんを責めるんだよ
ロシアでウォッカ大量に飲んだ勢いで浜面レイプする麦野
体晶の効果を完全に消す治療は科学では難しい為、魔術で治す事に
しかし、その魔術を使う為には男性の精が必要との事なので、絞りとられる羽目になる浜面
ようやくとある最新刊見れた。とりあえず一方打止番外のお三方に萌える。次の巻でキャッキャッウフフすればいいのに
だからネタバレは今日の24時までまだだっつんてんだろうが!
流石に名目上18禁のこのスレは本スレに比べりゃマシな方だけど
逆説的に言えば本スレの惨状を引き起こしてるのは18歳未満ってことになるのかね
ルールを守らない住人がいるスレだと職人の投下も鈍るだろうし結局自分たちでスレを潰そうとしてるのと変わらないんだってばっちゃが言ってた
美琴が寝取られるSSってあります?
浜面はきっと滝壺一穴主義だから、麦のんは逆レイプにかけるしかないな
美琴と吹寄が上条さんを取り合う話お願いします。
>>384 ゼロ能力者がァァッッッ!!
アタシの当麻に近づくんじゃないわよォォッッッ!!
このモブキャラがァァッッッ!!
ですね。恋する乙女はおっかないですねえ。
それむぎのんだがね
ヒロイン一行が上条さんをレイプする話お願いします
一万人以上になるぞ
実際一万人とヤると、どのくらいかかる?
上条さんなら一度に一万人くらい…!!
さて新刊解禁。
麦のんかわえええええええ!
デレたりスネたり彼のために怒ったり。
もうなんかね、やばいね。
あとフィアンマもw
上条さんどうなってしまうん
浜面「はぁはぁ、ったく麦野の奴、ベッドでも暴れやがって」
22巻の浜面見て、滝壺幻滅。
そこにすかさず入り込む上条さんor一方さんってのを書こうかな
流石にあの浜面は無い。
自分の大事な人を救うために、人を殺す。どころか痛めつけるとか。
暗部暮らしの滝壺がそんな敵もみんな救われる展開なんて幻想は抱いてない
…でも頑張れ。
何言ってるのさ
描写が薄いか無かっただけで昔からああだったよ。
そもそも滝壺救うために麦のん傷めつけまくったじゃん。
麦のんの義腕は浜面を責めるための淫具
もう打ち止めと結婚しちゃえばいいんじゃないですかね一方さん
殺るか殺られるかの世界で何いってんだ
美琴寝取られちゃえよ
ある意味上条さんより酷いからな
女との関係を邪魔されたら殺そうとする
やっべーアレアイツが悪いわけじゃなかったとなるとお前を傷つけたくないんだ大切なんだ何でもするよ
でも殺してもいいとかは言わない、どうでもいいレベル0のプライド(笑)だけを差し出して怒りをおさめてもらおうとする
>>394 超電磁砲のフレンダの台詞「私に殺される為に〜」もそうだけど、脅しや駆け引きの為のハッタリだと思いたい。じゃないと余りに性格にムラが有り過ぎる。
まあ脚撃ち抜くのはまあ位置によるけど生命に別状無いしよしとしたい所。ただ多分直接間接問わず殺人に係わった事無いのは浜面だけでしょ。
とは言え自分も脚撃ったの正直引いた。
それにしても22巻はネタの宝庫だよ。
より取り見取りだw膨らむね。
滝壷で童貞卒業したとは言えないから麦野の前では童貞ということにしてる浜面
忘れてないか?浜面は美鈴さんを殺そうとしたんだそ?そげぶされたけど…
浜面元々DQNだったろ
今までが主人公補正かかってDQN成分薄めだったから反動でかいのかな
自分は特に違和感は覚えなかったが…
あれ?ここが本スレだったっけ?
エロパロスレだよね…
場所によっては足撃たれてたほうが出血で死にやすいぞ
浜面アンチが多いのがよく分からん
流れを切ってすみません……。
エロなしですが、投下させて下さい。
その1
『はじめて湾内さん!』
「だから、オレらがエスコートしてやるって」
湾内絹歩は途方に暮れていた。
買い物の途中、いつぞやのようにガラの悪い連中に絡まれてしまったのだ。
(どうしましょう……)
以前のように、御坂美琴が偶然通りかかるわけもなく、
通行人も関わりたくないのか、目をそむけて通りすぎていく。
「帰りはオレ達が送ってやっから」
「まっ、いつ帰れっかは分かんねぇーけどォ」
男達が下卑た笑みを浮かべ、ヤニ臭い息を吐きだす。
湾内は俯いたまま、カバンを抱く腕に力を込めた。
(助けて…)
こんな時、自分が念話能力者(テレパス)だったらと思う。
以前、御坂には「ハッキリ断りなさい」と言われたが――到底できそうにない。
そうして、どうすることもできず、ただ縮こまっていた湾内は、
ついに鞄を抱く腕を掴まれてしまうのだった。
「ひ…っ」
湾内は小さく悲鳴をもらし、涙がにじみ恐怖に揺れる瞳を見開く。
「こんなところにいたのか。ダメだろー?かってにはぐれちゃー」
彼女が見たのは、場違いなほど明るい笑みを浮かべた少年の姿だった。
彼は「いやー、連れがお世話になりましたー」などと言いつつ、
湾内の手を引いて、彼女を囲んでいた男達の間をぬっていく。
湾内も呆然と彼に従っていたが、つい、自分の手を引く少年に向かって、
「あ、あの、どちらさまでしょうか――?」
と、バカ正直に尋ねてしまった。
その場にいた誰もがフリーズした。
少年はもちろん、囲んでいたガラの悪い連中、
さらには、通行人までもが足を止めて呆気に取られている。
「だぁー!『知り合いのフリして自然に連れ出す作戦』がぁー!!」
Nooo!と、少年は頭を抱えてのけぞった。
「常盤台はどーいう教育してんだ!?ココは合わせるトコでしょ!!」
「ご、ごめんなさい……」
湾内は状況も忘れ、しょんぼりとしてしまった。
(もしかして、これが『KY(空気読めない)』というものなのでしょうか……)
ずいぶん前に、友人から聞いた『KY』というものに自分が当てはまるのでは――?
そう考えると、耐え難い羞恥心が込み上げて、穴があったら入りたい気持ちになった。
「お、おい、そんな言い方ねェだろ!」
思わず声を上げたのは、ラインの入った坊主頭の男。
なんと、今まで湾内を囲んでいたガラの悪い連中の一人である。
「ああん? ざっけんなよ、変なハゲ方しやがって!!
大体テメェらがブッサイがん首並べて、女の子囲んでるのが悪いんだろーがっ!!」
ブチキレた少年に、彼らは次々に抗議の声を上げた。
「ハゲじゃねェ!ラインだ!おしゃれ坊主だっ!!」
「一人でナンパする度胸がありゃあとっくにやってんだよっ!!」
「ブサイとか言うな!傷付くだろォがっ!!」
強面の男達によるどこか悲しい魂の叫びだった。
そんな間の抜けた応酬は、周りの通行人達に止められるまで続いたのだった―――。
昼のファーストフード店と言えど、正午を過ぎれば客はまばらだった。
数人の客が、ポテトなど摘みながら文庫本やノートPCを開いている。
そんな、どこかまったりとした空気が流れる店内に、この二人はいた。
「本当にこのような物でよろしいのでしょうか……」
トレーに視線を落とし、申し訳なさそう呟く湾内。
彼女にしたら、命の恩人に等しい彼へのお礼が、
860円のハンバーガーセットというのが心苦しいのだろう。
「ああ、ちょうど腹も減ってたしな、上条さんとしてはうれしいですよ」
にっこり笑顔の上条。年長者らしい非常にCOOL!な対応である。
あのアホな叫び合いの後、上条は湾内に懇願され『お礼』を受けることになった。
湾内は「学舎の園でお持て成しさせて下さい」とか「何か贈り物を」と言ったのだが、
それは上条が丁重に断り、近場のファーストフード店で奢るということになったのだ。
「んん、うまい」
「それはよかったです」
上条の笑顔を受け、湾内は少し弱ったような照れたような笑顔を見せた。
「その、あらためまして、本当にありがとうございました」
「いや、全然……っていうか、むしろご迷惑をお掛けしまして……」
食べていたハンバーガーを置き、ショボーンとしていまう上条。
湾内は慌てて彼の言葉を否定した。
「そんなっ、とんでもございません。とても救われました――」
あの時、誰もが目を背けて通り過ぎていく中、彼の存在がどれだけの救いだったか。
湾内は両の手を胸の前で組み、祈るように目を瞑っている。
店の窓から差し込む日の光と相まって、天使の羽でも舞いそうな光景である。
――しかし、この少年はその幻想をもぶち壊す。
「え、え〜と……そうじゃなくてさ、最後の方のぉ……」
上条はどんよりした空気を背負い、引き攣った笑みで湾内を伺い見た。
そして、彼女も彼の言っていることに思い当たったのか、
突如、見られまいとするように素早く顔を伏せてしまった。
俯いて肩を震わせる湾内。
それだけ怖い思いをしたのだ。
泣いてしまったとしても無理はない………はずなのに、
「――うふ」
「あ、笑った。今笑いましたよねぇ!?」
「ふふ、ふふふっ――ご、ごめんなさい」
口元に手を添えて上品な笑いをこぼす湾内。
目の端には涙を浮かべており、かなり苦しそうだ。
はっきり言って大爆笑である。
「ぬ、ぬぉぉっ……い、生き恥ぃぃい〜っ……」
上条が真っ赤な顔を下に向け、両手で頭を抱え込む。
思い出されるのは、不良のにぃちゃん達との頭の悪い叫び合い。
最後の方は湾内も置き去りに、青筋を立てて怒鳴り合っていた。
上条にとっては、一刻も早く忘れたい忌まわしい記憶である。
「ふふっ、で、でも……とても、楽しかったですよ?」
くすぐったそうに肩をすくめ、にこーっと微笑む湾内。
あれだけ笑った後にそんなことを言っても嫌味に聞えないのは、
彼女の素直そうな笑顔と、ほんわかした気性のなせる業に違いない。
羞恥と後悔に震えていた上条も、
(な、なんか、すごく平和な子だなぁ)
と、思わずあっけに取られ、困った笑顔を浮かべてしまう。
そして、彼自身も気付かない内に、あれほど強烈だった羞恥も後悔も消えていた。
そう、これがっ!はじめて湾内さんのヒーリング効果が発揮された歴史的瞬間である――。
『はじめて湾内さん!』〜おわり〜
その2
『がんばれ湾内さん!』
常盤台の絡まれ系お嬢様、湾内絹保を助けること数回。
順当に好感度を上げた(無意識)上条は、相談イベントの真っ最中である。
すっかり常連となったファーストフード店。
やはり、お昼と言えど正午を過ぎれば空いていた。
「や、なんていうか、今回も災難だったな」
上条はゆるくなったシェイクを掻き回しながら苦笑いを浮かべた。
「うぅ……その、またしても助けて頂きまして、ありがとうございました」
恥ずかしそうに頬を赤らめ、大変申し訳なさそうに頭を下げる湾内。
彼女が悪いわけではないのに、なんとも不憫な子である。
(う、うーん、どうフォローすればいいんだ……)
しょんぼりな湾内に、困り顔で首を傾ける上条。
もはや、どんな慰めの言葉も出尽くしてしまっている。
何を言っても二番煎じで、まさに掛ける言葉がないのだ。
「あの、上条様……」
「え、あ、なんだ?」
不意に声を掛けられ、上条が慌てて返事をする。
すると、湾内は思いつめたような顔を徐々に下げ、うつむき加減で呟いた。
「どうしてわたくしは、いつも粗暴な殿方に取り囲まれてしまうのでしょう……」
うつむき具合が深くなり、彼女のやわらかそうな髪の毛がふわりと頬を包み込む。
普通なら、聞き逃してしまうほどの小さな声だが、上条は腕組みして目を瞑った。
「う〜ん、そうだなぁ……」
実のところ、彼の中では一つの有力な仮説が存在していた。
しかし、それを湾内に告げるべきかを思案しているのだ。
「あ、あの」
難しい顔で唸る上条に、湾内が遠慮がちに声を掛ける。
上条は暫し湾内の瞳を見つめた後―――
意を決し、考えられる絡まれる原因≠教えることにした。
「……湾内さん」
「は、はい!」
神妙な面持ちの上条に、湾内はぴょこんと姿勢を正した。
「湾内さん、君からは―――『いじめてオーラ』が出ているんだっ!!」
「ふぇっ?」
突拍子もない、というか、湾内からすれば意味不明な単語が出た。
彼女はポカンと口を半開きにしたまま上条を見つめている。
「いいかネ?『いじめてオーラ』っていうのは――」
と、人差し指を立ててレクチャーし始める上条。
彼はノリノリで、懇切丁寧に説明した。
「――――と、いうことなんだ。わかったかナ?」
「はい、ご教授下さいまして、ありがとうございました。
とてもわかりやすかったですわ。上条様は博識なのですねっ」
自分がそんなオーラを出していたことがショックだったのか、
湾内は目の端に涙の玉を浮かべつつも、意地らしく笑顔を見せた。
上条は、そんな彼女を固い表情で眺め、
(ええっ、信じちゃったよこの子!!)
と、大混乱に陥った。
正直、湾内のお嬢様レベルをナメていたのだ。
上条は彼女を見ながら考えた結果、もう誤魔化しきることにした。
「……あ、ああ!出てる出てるっ!オーラ出てるぅっ!!」
「ああっ、そんな!わたくしったらっ!」
わたわたと手を振り、自分の身体を見回す湾内。
そして、彼女は切実な表情で助けを求めるよう彼を見つめた。
上条はニヤリとほくそ笑んだ。
「あ、あ、あ、湾内さん出てる!また大量に出てますよ!」
「そんなそんな……いやぁっ!出しちゃだめですぅーっ!!」
湾内は自らの身体を抱きしめて、甲高い声でそう叫ぶのだった。
以上、真っ昼間のファーストフード店での一幕である。
『がんばれ湾内さん!』〜おわり〜
湾内さん可愛いよ湾内さん
ああところで湾内絹「保」なんだ
以上です。
ROMに徹していたのですが、数々の神作品を拝見し、思わずやってしまいました。
『すごいよ湾内さん』は6つの小ネタから成るssです。
できたらまた投下させて下さい……。
長文失礼しました。
リアルタイムgj!
湾内のss見たのは初めてだぜい!
文章力諸々や細かい間違いは置いておくとして
この状況で投下するのその胆力に敬意を表するッ!
GJでした
420 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/11(月) 01:57:46 ID:W7mhEsCI
上條さん何で二度も死んでまうん?
上条「御坂、俺のチンカスだらけのチンポを舐めてくれ」
>>420 上条 だ!二度と間違えるな!
彼の名前は神上でも神浄でもない!
美琴「いいわよ……それで私をアンタの女にしてくれるなら」
黒子「この類人猿めっ!!成敗ですの!!!」
投下お疲れ、投下の時期が悪かったな。
別に強要するわけでもないが、投下後すぐに雑談するのはどうかと思う。
雑談は雑談スレにいっとけ
晴れて正史に組み込まれたことですし浜壺麦絹の本妻正妻愛人の話が読みたいです・・・
む、確かに
投下して下さった方に失礼だな
GJです、湾内さんかわいい
文法やらなんやらはともかくテンポよく読めて良かったよ
湾内さんに出会ったら虐めたくなるだろう?誰だってそーするおれもそーする
>>417 お久しぶりですなぁ
相変わらずの新カプ好きでw
その調子で、麦×上の続きもお願いします!
>>400 上琴でNTRは成立しない
だって美琴が他の男とくっついても
上条さんはなんとも思わないからだ
まあインデックス以外のヒロインみんなそうなんだけど・・・
>>417 乙でした!
湾内可愛いのでこのままどんどん行ってください!
文云々は他作品を読んだり、書きまくれば自然t(ry
それにしても雑談厨はあれだね、何度言われてもわからんのだらか例えられるモノが無いくらい馬鹿だね。
どんな生き物でも「学習」は出来るんだよ。
投下直後は静かにしろ。以上。
>>407 だから「位置による」って書いてあるでしょ?
足に太い血管が走ってるなんて常識。後は主人公(準?)補正で弾は血管を避けてますとかなんかだろ多分。まあ銃ぶっぱなして「みね峰打ちです」も無いよな。
麦野とはまづらのガチムチホモセックスが読みたいッス
オッスオッスオッス
上条さんにフラグ立てられてる娘は、他の男がアウトオブ眼中(死語)だからNTRは起きないよなぁ
辛うじて予想出来るのは黒子が頑張って寝取るくらいだなw>美琴の場合
美琴、湾内さん、婚后さんと
常盤台の子は不良から声をかけられやすいのか?
そして黒子はナンパされないのか?
ローラはイギリスの利益のためなら体も売りそうだな
レッサーちゃんがイギリスの利益のために上条さんにあんなことやこんなことを…
即説教ですねそうですねすいません
湾内さんは俺の嫁
漫画初登場の時からの決定事項だ
上条さんはお嬢様と庶民的な女の子どちらが好み?
上条「オリアナお姉さんが好みかな」
幸せな上インが見たくなる22巻だった
あの二人進展する度に不幸が起こるなあ…
上条さんはどうやって生き残るのだろうか
誰かが助けにきてくれましたとかじゃないと北極海泳ぐ羽目になるよな
>>434 そげぶor命助けるのがフラグだとすれば、第二王女もフラグ立ってるはずだけど
あれはナイトリーダーにNTRされるかもしれん
二代目上条さんに人の女にはフラグを建てない。
三代目は……
不良から女の子を助けるときのセリフ
上条「いやー、俺の○○が迷惑をおかけしてすいませんでしたー、ほら、帰るよ」
これ以外もあるんだろうけど
上条さん……なぜ死んだし……まあ生きてるだろうけど
上条×黄泉川どっかで希望してたらから書こうとしているけど難しい
>>444 「たまたまここを通りかかっただけで、借りを返しに来ただとかベツレヘムの星の残骸の中にお前の姿を見つけて極寒の海に飛び込んだとか断じてそんな事は無い!!」
深夜
インデックス「とうま、なんでパンツ洗ってるの?」
>>449 禁書界最強のツンデレ、逢魔さんじゃないですか!!
アニメで補完されたのはこのためだったんスね!
闇咲さんたった一話で出番おわりましたねドンマイです
>>394 麦野との連携で間接的とは言えダークマター仮面の腕吹き飛ばしたりもする滝壺が
そんなもんで幻滅するわけがねぇw
>滝壺
むしろ暴力を振るってたかぶってる浜面さんを沈めるためにむぎのんと3Pだな
ならなんで刺激が強いから抑えておけと命令する必要があったんだ
邪魔することを許さなかったの?
ってことになるだろ
浜面的には滝壺に見せたくなかったんじゃないの
微妙な男心
>>455 じゃあちょっと拷問してくるけどお前らもどう?
なんて言うわけないだろ
浜面側は暗部から足洗わせたいと思ってたんだし
浜面x滝壷のセックスに麦野乱入で頼む
どうせ粗チンなんだろとか言ってパンツ下ろしたら浜面のあまりの大きさに驚く麦野がいい
浜面さんと滝壺に責められ、乙女な反応で受け身に回り
散々喘ぎ声だして
翌朝、昨日はお楽しみでしたねと回りからからかわれて
真っ赤になるむぎのん
…………。
…………。
……殺気!!
考えるより早く、思いっきり横に転がる。
フッ、と重力から解放された感覚がして−−−直後、思い切り背中から叩きつけられる。
だが、このままでいるわけにはいかない。即座に体を起こし、殺気の主へと向き合う。
こんなことをする人間は一人しかいない。浜面はその人物を睨みつけ−−−
「起こす時はもっと普通に起こせって言ってんだろ絹旗ァ!!」
「超惜しかったですね。浜面にしてはいい反応です」
そんな最近の、朝の光景。
−−−浜面くんちの絹旗さん 2
「ったく、殺す気かっつーの…」
今しがたまで浜面が寝ていたベッドには、なかなかに重量のありそうな椅子が鎮座ましましている。
「起こそうと思ったのですが、浜面の部屋に入りたくなくて。なので手近にあったものをひょいっと」
「初っ端からすげぇ失礼なことを言われたのはおいといて…百歩譲って投げるのはいいとしても、もうちょい適当なものがあるだろ!?」
「てへ☆」
「てへ、じゃねぇ!! あーもう、滝壺だったらきっと優しく起こしてくれるんだろうな…」
『はまづら、起きて。じゃないと、おはようのキスができない』
「とかそういうことを超考えてるんですね超変態の浜面は。うわー超キモいです超ドン引きです」
「勝手に人の頭ン中を捏造すんな! それとお前が滝壺のマネすんな、気色悪ぃ………っ」
「……………」
「………(ヤベ、言い過ぎたか…?)」
「…浜面超ぶっ殺しますがいいですかいいですね超ブチコロシ確定ですよ浜面ぁぁーー!!」
「うおぉぉ!! 朝からこれかよぉぉぉ!!??」
本当は、入りたくないわけではないのだ。
今朝もちゃんと普通に起こそうと思って、浜面の部屋に入って。
浜面の寝顔を覗きこんだら、もうちょっと見ていたくなって。
そんな時に、浜面がつぶやいた寝言の、その名前が気に入らなかっただけだなんて、言えるわけがない。
何でそれが気に入らなかったのかは、絹旗本人にもよくわからなかった。
麦野な流れをぶち殺して書き逃げ失礼
何で誰も、21巻の流れから上条さん×サーシャのお医者さんごっこ書いてくれないんだ
>>462 浜面の嫁は滝壺であることに異論はないにしても
コメディなやり取りには絹旗が一番だと思う
>>462 うおおおGJ!続き待ってたよー
やっぱり浜面と絹旗はいいなぁ…
>>455 滝壺は全然平気でも、恋人の前で他の女を嬲るのはかなり抵抗あるもんだと思うよ
うっかりなヘルメットスーツさんのドM調教SS書いてくる
書き逃げもアレなんでちょっとだけ
「あっ…」
浜面に”そこ”を触れられて、麦野の口から小さな声が漏れる。
「い、痛かったか…?」
腫れものに触るように”そこ”に触れる浜面。
そこには色々な感情が含まれているんだろうけど、麦野にはちょっと可愛く思えた。
そっと、首を横に振る。声が漏れてしまったのはくすぐったかったからで、痛かったからじゃない。
大丈夫。全部、全部OKだ。心の準備も、−−−身体の準備も。
「大丈夫」
そのことへの嬉しさ。今から起こることへの不安。心が色んな気持ちでいっぱいに溢れているけど、その原因は全て目の前の男。
「もう、大丈夫だから」
早く、抱きしめて欲しくて。浜面の方へ、手を伸ばす。
今の自分の顔を鏡で見たら、多分自分でも見たことないような表情なんだろうなぁ、と思った。
「約束、果たしてよ…」
”そこ”−−−浜面につけられた傷跡に、もう、痛みはない。
きっかけは、浜面と滝壺の情事を聞いてしまったことだった。
普段の二人からは想像もできない艶かしい声と音に、麦野がまず思ったのは、『羨ましい』ということだった。
自分もして欲しい。抱きしめて欲しい、もっと浜面に触れたい、触れて欲しい。
だが、それは無理なことだともわかっていた。滝壺は浜面の恋人で、私は違う。
仮に浜面に付け入る隙があったとしても…こんな身体の自分を愛してくれるわけがない。
だから、この気持ちは隠そう。全部自分の中に閉じ込めておけば、それで済むはずなんだ。
ちょっとくらい優しくされただけのバカな女が、分不相応な考えを持ってしまっただけなんだと、そう言い聞かせて。
レベル5としてのプライドも何もかも捨てたその決意は、
しかし、そう長くはもたなかった。
とりあえず学園都市に戻ってくるか英国に逃げるかして浜滝麦絹の日常生活SSが読みたいです。
>>458 何故か、洞窟に入る前に集落の年輩の人々が性的な道具やらを大量に持ってきて
「俺達があの女を堕とすからお前さんはあの二人を抱いてヤりな」
とか言う光景が浮かんできた
そうした想いを麦野が抱くのは初めての事で、それゆえにその想いがどれほど厄介なものなのか、私にはわからなかった。
−−−麦野、最近どうかしたのか?
浜面にそう問いかけられた時、滝壺は確かいなかったと思う。
あの時以来、麦野の二人に対する態度は明らかに違っていた。冷たい、というよりは触れないようにしているかのようで。
−−−別に。何もないけど?
気取られていたことに焦りはあったけど、最初は普通に返せていたと思う。
−−−そうか…でも何か最近の麦野、変だったからさ…
でも、
−−−麦野の事が、心配になって
この一言で、キレた。
その後の私は、もの凄くみっともなかった。
浜面への、滝壺への、ありとあらゆる感情を全部むき出しにして、詰った。
最初は面喰っていたような浜面も、段々とヒートアップしてきて、お互いに感情をぶつけ合った。
嫉妬も、欲望も、全部全部ぶつけた。ぶちまけてしまった。
だからきっと。浜面のあの言葉も、嘘なんかじゃないんだって、信じたい。
『愛してなんてくれない癖にっ!!』
『誰が愛さないっつったんだよ!!』
次の言葉が出なかった。浜面も同じようで、静寂がその場を包んだ。
今私は何と言った? 浜面は何と言った?
顔が熱い。何も考えられない。
頬が熱い。触れると濡れていた。泣いているのか、私は。
その場に崩れ落ちそうになった瞬間、温かいものに抱きしめられた。
−−−はまづら。
声で、滝壺だとわかった。
−−−むぎのを泣かせちゃ、だめ。
弁解しようとする浜面に、滝壺はわかってる、とだけ答えた。
聞かれていた、ということだ。私の醜い感情も全て、聞かれていたのだ。
涙が止まらない。隠すつもりだったのに。全部、閉じ込めておくつもりだったのに。
恥ずかしくて、申し訳なくて、消えてしまいたかった。浜面や滝壺がいなかったら、能力で自分を吹き飛ばしていたかもしれない。
−−−むぎの。はまづらのこと、好き?
そんなだから、その不意の問いかけに、即座に頷いてしまった。
その意味に気付いて、慌てて否定しようとする。
冗談に決まってるじゃない、誰がこんな無能力者に、こいつなんかあんたみたいのがお似合いよ−−−
いつもならさらっと言える強がりも、全く口にすることができない。
−−−はまづら
なんとなく、滝壺が何を言おうとしているのかわかった。
やめて、言わないで。それを言ったら−−−
−−−むぎのを、愛してあげて。
『…お前はいいのか、滝壺』 −−−ふざけんな
『むぎのが泣いているのは嫌だから』 −−−余裕ぶっこいてんじゃねぇよ
『でも…』 −−−テメェらなんかに情けかけられてたまるか
『はまづらは、むぎのを愛するの、嫌?』 −−−私を誰だと思ってんだ
『…いや。嫌じゃ、ない』 −−−私は麦野沈利。学園都市レベル5、第四位の「原子崩し」−−−
−−−むぎのは、嫌?
『………嫌なんかじゃ、ない……愛して、欲しいの……はまづらぁ……っ』
「アイテム」のリーダーとして。レベル5「原子崩し」として。
築き上げてきたプライドも何もかも、その感情の前には無力だった。
『…傷が、治ったら。
俺がつけた傷が治ったら、そしたら−−−』
つながっていた唇を離す。
さほど深いキスではなかったが、麦野の表情はとろけきっていた。
「はーまづらぁ…」
かつて憎悪と殺意を込めて呼んだ名前と同じ名前を、例えようのないほど甘い響きで呼ぶ。
これから自分は、このどうしようもなく愛しい男に愛されるのだ。
きっとそうなったら、私は融けてなくなってしまう。今でさえ、もう自分が自分でなくなっているような感覚がするのに。
「ねえ、はーまづらぁ」
だから、
「今のが私のファーストキスだって言ったら、どうする?」
私が私でいられる間は、私らしくいなければ。
私は麦野沈利。「原子崩し」が、そう簡単に融けてしまってたまるか。
「えっ!?」
案の定、浜面は慌てている。うわーマジかよやべー、なんてあたふたと。
「なーによ、嫌だったっての?」
うんうん、私はこうじゃないとね。そうそう上に立たせてなんてやるものか。
「あー、いや…そうじゃなくてだな…」
頭をかきながら、浜面は答えた。
「…嬉しいぞ」
あ。
融けた。
−−−とある原子崩しの炉心溶融
…んー、なんかさっきのSSとこっちのSS、長さが違う気がする。あれー?
麦野のキャラがつかみ切れていない…というかこの手のキャラの内面は書いたことない…
正直最初はここまでキャラ崩壊するとは思ってなかった、忠告なし失礼
>>472超GJ
しかし誰か超重要な女の子を超忘れてはいませんか?
滝壺が聖母さまに見えてしまう。
なんだこの母性は!!
浜面「俺がアダムで滝壷がイヴだから麦野は居場所ねえな」
無理矢理イブになるよ麦野は
新世界でたくさん子供作ろうよはまづらぁ
「二年後に、学園都市で!」
上条さんが留年&2年後だと
とある高校
3年 上条
2年 美琴
1年 黒子 初春 佐天
吹寄の一人Hネタで一息つきたい
一方さんマダー?
>>483 夕闇の勢力が学校の教室に版図を広げ始めた頃、席に1人ポツンと座る影が有った。
その席はとあるツンツン頭の少年の席なのだが、机の上に突っ伏すシルエットは明らかに少女だ。
近付けばまず目につくのは黒く長い髪。
ただこれはもっと長くて、もっと綺麗な黒髪をした日本人形の様な少女がクラスにいる為普段は余り目立つ事は無い。
そんな長い髪は制服の肩や背中、そして机に頬を付けたままの横顔を滝が流れ落ちる様に覆うと、更にそこから机の上に落ちて放射状に広がっている。
髪に隠れた表情は俄かに捉えにくいが、汗で髪を張り付けた額には深い縦皺が刻まれ、固く閉じた瞳と共に苦痛かもしくは苦悩している様に見えた。
それは綺麗な鼻筋に浮かぶ玉の汗や、これも中々注目されない薄く艶やかな唇から漏れる荒く熱い吐息からも同じ印象を受ける。
まるで熱病にでも魘される様なそんな印象……そして確かにその時、少女はある熱病に侵されていたのだった。
少女の唇からチラリと覗いた紅い舌が渇き始めていたそれをぺろりと舐めると、
「とう、ま……」
吐息と共に漏れたのは、この席の本来の主の名前……。
今日、罰としての清掃の筈が何時の間にやら野球談議に発展して、最後はボールを投げる羽目になった。
そこまでは良かったのだ。
お互い憎まれ口を叩きつつも和気あいあいとやっていたと思っていた。
普段も気さくに、時には怒りのまま、それでも必ず自ら課した防衛ラインは必ず守って来た……筈だったのに、それなのにあの時は油断していたと反省する。
(……無防備に上条当麻にスカートの中を拝ませてしまった)
その時の事を思い出すとスカートの中に忍ばせた指の動きが激しくなる。
あの時、上条の驚いた様な目を見てしまった時、少女は……吹寄制理は少年の視線が薄布を突き抜けてその奥に有った女の秘密を突き抜けた様な感覚に、身体の芯からムズムズと湧き上がる欲望を感じてしまった。
あの瞬間その場で上条を押し倒さなかった自分を褒めてやりたいと思う。
ほぼ生まれたまんまの姿も既に見られていると言うのに……あの時は上手く冷静に立ち回れたと言うのに……二度とあんな事は無いと思っていたのに……。
(何で貴様はそうずけずけと私の心に入って来るの上条当麻ぁ――――)
心の中でそう罵るも指の動きは止まるどころか激しくなるばかり。
どうせ見せるならもっと派手な印象に残るものが良かったなと思った下着は既に見せられる様な状態にすら無い。
いやいっそ愛液でぐしょぐしょになった下着を机の中に突っ込んでやったらどうなるだろうと言う自虐にも似た悪戯心が鎌首をもたげる。
あの不幸体質の事だからさぞや大騒ぎになるだろう。
大騒ぎになって困ればいいのだ、と吹寄は心の中で毒づいた。
「きさまがわるいっ、のよ……んっ……だれも……えらばない……ぅ……から……き、い……たい……しちゃう……」
その怒りの発散の求めるかのように、吹寄は今まで擦りに擦ってぷっくりと充血した肉豆を爪の先で引っ掻いた。
「っぅ……ぎぃ……」
教室と言う事も有って余り声が出せない為に吹寄は歓喜の悲鳴を噛締めた奥歯ですり潰す。そしてその代わりと言っては変だが新しい愛液で下着を更に湿らせた。
そのまま爪でぐりぐりと苛める度に腰が跳ねあがるが吹寄は我慢強く声を殺し続ける。
やがて下着から溢れた愛液が椅子を濡らし、太ももから脚を伝って靴下までも濡らし始めた頃、吹寄はようやく肉豆から指を放した。
「はぁ……」
ここで大きく一息つくのはこれで終わり、と言う訳では無くて終わりの始まりを意味していた。
それは、
「んっ」
吹寄は下着の中でふやけた人差し指をぐしょぐしょの割れ目に宛がうと、そのぬめりをすくう様に掻き回した。
やがてその指はある引き攣れのある一点、肉穴が息づくそこに押し当てられる。
「ぁ……」
大きく開いた口から小さな声が漏れる。
この指が上条の指ならどんなに嬉しい事か。耳元で甘く囁きながら硬くしこった乳首を転がされながら卑猥な肉壺を乱暴に掻き回してくれたらどんなに幸せな事なのか。
その時は我慢しない。こんなコソコソ声を殺して自分を慰めるなんて事は二度としない。
だから今はこの幻想を殺さないで欲しい。
「私を愛して……とうまッ! ぁ……」
その言葉と共にぐちゅりと指が卑肉掻き分けで潜り込んだその時、
「誰か居んのかぁ……?」
ガラリと無造作に扉を開けて声と共に顔を覗かせた上条の姿に吹寄はギョッとした。
更に悪い事は重なる。驚いた拍子に手に力が入ってしまい、吹寄は自分も知らなかった自分の最も敏感な部分を思いっきり引っ掻いてしまったのだ。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」
押し殺せなかった悲鳴が口を突く。
今までの我慢と驚いて無防備になった体に快感の波が一気に押し寄せた吹寄に抗う術も無い。ただただ机に頬を押し付けて、椅子の上で目一杯身体を縮めて暴力的な快感の津波を木の葉の船で漂うのみ。
だがそんな大波も何時までも続く訳も無く、やがて何事も無かった様に引いて行くと、吹寄は涎と涙にまみれた机の上で大きなため息を突いた。
(凄かった……)
危うく気が狂うかと思う快感の余韻は、今も中に有る指を締めつける感触にも残っている。忘れない内にもう一度、と指を動かそうとしたその時、
「吹寄……か?」
「!!」
消え入りそうな上条の声に改めてハッとした吹寄は、下着から手を抜き取ると咄嗟に立ち上がって側に有った椅子を掴んで上条目掛けて投げつけた。
上条の「うおわッ!?」と言う叫びと共にドンガラガッシャーンと絵にかいた様な破壊音が鳴り響く中、
「……上条当麻」
「あ、危ねえじゃねえか……え、何?」
上条は怒鳴ろうとした所に吹寄が名前を呼んだので押黙る。
「貴様何時から……何処から聞いていたの?」
「いや、あ、あの……」
何かとても悪い所に出くわした――暗い中で吹寄の表情は読み取れないが、雰囲気でそれを悟った上条はしどろもどろになりながら、ゆっくりとこちらに近づいて来る吹寄と距離を取る様に後ずさる。
「逃げないで答えなさいよぉ、上条当麻ぁ」
やや間延びした声が怒りを押し殺している様で、そんな時の吹寄の怖さを誰よりも知っている上条は顔面蒼白になるり、そして……、
「ごめんなさいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
「待て上条当麻ッ!! 貴様答えなさいって言ってるでしょうが!!」
叫びを上げて逃げる上条を追って廊下に飛び出した視線の先に上条の後ろ姿が見える。
「逃げるんじゃ無い上条当麻あああああああああああああああああああああああああああ!!」
「何で俺がこんな目にぃ!? 不幸だああああああああああああああああああああああああああ!!」
そんな声を上げる上条の背中を追いかけながら考える。
(このまま上条当麻を追い払ってしまえば……後は戻って来て片付けてしまえばバレはしない)
上条にはこの思いはまだ秘密にしておきたい。愛よりも今はまだクラスメイトでいる事の方が大事。2年と少し……吹寄はこの関係を続けたいと思っていた。
だから今は上条の背中を追いかける事で満足しておこう。
いつか本当にその中を捕まえてやるんだから――その気持ちを胸に。
END
小ネタに2レスとはセンスなさすぎw
それより私は、浜麦滝絹で、
@麦野のキレやすさを皆で治す筈が何故か調教劇に発展して……能力開発の次は○×開発か!?
A新生アイテムで麦野が最初に取りかかったのは皆を理解すると言う事だった。所が何を間違ったのか麦野は絹旗、滝壺のコスプレをして……。
自分でも書くかもしれないけど誰か書いて下さい。
GJ!
誰か22巻の墓発言で悲しみにくれる俺にどうか浜フレを…
そもそも暗部の人間に墓なんてあるんだろうか
お砂糖ミルクたっぷりで甘々な通行止めと砂糖控えめほろ苦ビターの番外通行を希望する!
クレ厨に餌やるなヴォケ!!
しかも誘い受けまでしやがって!!
テメエはスレに必要無いから二度と来んなこのカス!!
仰るとおりですね。申し訳ありませんでした、以後自重いたします。
カスとかヴォケとかイッちゃう人って・・・
荒らしやん
せやな
>>486 おれの願望を叶わせてくれたとは・・・神
GJ!
書くのは良い事だけど、ここ無駄にクレクレが多すぎ
全部が全部書いてもらえる訳でもないのにな
書けないから〜とか文才がない〜とか言うぐらいなら、投下されたもので満足しとけよ
姫神と滝壺が絡めば電波系黒髪最強が完成するな。
姫神大好きな俺にとっては出番が増えるのはいいこと
マイケルx美琴きぼん
>>494 give & take って言葉についてどう思う?
麦野は浜面から3度目の弾丸を食らった
股間に
子宮の間違いだろ?
>>501 Haha,こいつは今日聞いたジョークの中でも傑作の逸品だぜ!Hahahaha!!
美琴と麦野にフェラさせたい
禁書キャラでフェラ上手そうなのは絹旗と番外個体だと思います
>>504 禁書フェランキング
・安心と実績のトップ集団
オリアナ、黄泉川、小萌てんてー、美鈴、ワシリーサ、シルビア、(姫神)、(エリザード)
・瞬発と覚醒のドS集団
絹旗、番外個体、黒子、アニェ子、結標、レッサー、キャーリサ、(百合子タン)
・勤勉と知識の御奉仕集団
五和、妹達、吹寄、芳川、郭、(禁書)
・稚拙と真摯の天然集団
神裂、風斬、アンジェレネ+ルチア、滝壺
・その他…
美琴、麦野…。
追加ヨロ。後ろの連中はあとは趣味だな。
>>505 打ち止めが見当たらないのはどういう了見ですか
打ち止めは一方さんがやらせない
「舐めさせた口にキスすンの、自分の味がして気持ち悪ィ」だそうです
>>489 めんどいので4行な
「甘ェ…ガキは何でこンなン飲めンだァ…?」
「ムカーッ! この甘みの良さが分からないのとミサカをガキ呼ばわりしたことに対してミサカはミサカは反撃開始!!」
「バカ、飛びかかってくンじゃ………っ」
…甘ェのも、悪かねェか。
「にっがーい! ホントよくこんなの飲めるね、だからそんな性格真っ黒なんじゃないの?」
「うるせェなァ…だったらわざわざ同じブラックなんか買ってんじゃねェよ」
「よ・け・い・な・お世話ー。ミサカが何飲もうがミサカの勝手じゃん?」
あの子と違って、ミサカはあなたと同じもの、飲めるんだから。
一方通行語がわからん…
ピアッシングした舌のフェラは絶品です、ヴェント
がないぜ
とある魔術で禁書生活
塾で頑張ってたんじゃね
小萌先生は……「異性との性交渉」の経験があるのだろうか。
あるとしたら一体、どんな趣味の相手となのか。ものすごく気になりますね。
犬とか。
2X年前の中学生時代にロリコン教師によって奪われた説を提唱します。
「俺も ずっと一緒にいたかった。」せっくすを誰か!
「俺も ずっと一緒にいたかった。」せっくすを誰か!
「俺も ずっと一緒にいたかった。」せっくすを誰か!
誰か!!
>>518 ずっとご無沙汰で色々溜まってるだろうから
すごい濃いことになりそうで興奮する
幼女相手に濃いとか流石です><
天井裏にヒロイン御一行がいて上条さんのオナニーを見物・・・ってなかったっけ
上条xオリアナきぼん
麦野の乳輪の大きさに驚く浜面
乳輪も大きく、下の毛も濃いけどそれを恥ずかしがりまくるむぎのん
そんなむぎのんに剃毛プレイを強行するドS滝壺
うん、イケる!
打ち止め→← 一方 ←番外個体 な三角関係で
番外個体さんが電極をジャミングしつつ一方さんを押し倒して挟んで擦ったりしつつ
「どうかな?上位個体にはこんなことできないよね?
あんなちんちくりんなお子様上位個体よりも、ミサカのほうがずっと凄いことできるのに
ミサカのほうがずっとあなたの役にも立つのに、なんであなたはミサカのことを見てくれないの?
ミサカだって上位個体と同じミサカなんだから、そんなつれない態度じゃなくて、少しは上位個体みたいに扱ってよ」
って嫉妬丸出しで喚きたてる電波を受信したけど
穴が空くほど挿絵を見ても番外個体さんには挟めるほど胸は無かった
浜面ハーレムといいアクセラハーレムといい三角関係は素晴らしいと思います
番外個体が自分には到底できない、打ち止めのストレートな愛情表現に無自覚でもやもやしだしたらいい。
憎悪から家族愛まで色んな感情に苛まれ戸惑う番外を、不器用ながらも受け止めていく一方さん。
>>525 上条さんのとこはなんだかんだで上インが鉄板で
想像が入りにくいからねえ。
俺、何巻も前の思い出せないからむぎのんのここのSSは妄想の範囲だよなあと
思ってたら普通に原作で完全に公式カプの一つだったので驚いた。
一方さんはなんだかんだ一途なのはわかってたけどさ。
上条さんもまあインデックスだよねとは思ってたんだが
むぎのんはマジだったんですね。
鉄板というなら3主人公全員メインヒロインに一途だろうに
他のヒロインとまるで扱いが違うぞ
ヒーロー=上条:一方:浜面
ヒロイン=禁書:打止:滝壺
ツンデレ=御坂:番外:麦野
芸がないね、かまちーw
>>525 性欲をアラワにしない方が可愛いのに・・・番外個体ェ・・・
>>530 それはわざとやってる事だろう
主人公三人はそれぞれ異なるタイプだし
番外個体さんは何を言うにも一方さんの神経をいちいち逆撫でするように作られてるんだっけ
好意を伝えようとしているのについつい一方さんの気に障ることを言っちゃって怒らせちゃって落ち込む番外さんが見えた
>>532 そんなことも理解できないで芸がないと言い切っちゃう人に何を期待しているんだい
>>534 ジョーカー!サイクロン!
Wでディスっている人がいると聞いて帰って来ました(カエレカエレェー
なんだこいつ
次巻の舞台が二年後とかなら
>>525のも有り得るな。
一方組がどうなったかまじwktk
>>537 イボだったってオチはなしね
次の巻は12巻に近いものになると期待したい
上条さんがどういう意味で死んだのかも気になるけど
また記憶喪失だと仮定するなら定番ネタとして
「君は俺の何だ?」
「恋人なんだよ」
「婚約者です」
「つ、妻よ」
「愛人ですとミサカは確実性を考慮して回答します」
とか
姫…じゃないし五和?
記憶がないなら既成事実を作ったもの勝ちだって
尻尾の生えた女の子が凄い勢いで走っていったけど何かあったの?
23巻は上条さんコールドスリープで5年後
立派な体になったインデックスが登場
とりあえず22巻の対未元物質仮面戦の最後の浜面のセリフに某元傭兵で殺し屋な教師を思い浮かべたのは俺だけか?
>>543 上条さんが直視できないくらいのバストとボディを手に入れた美琴も忘れるな。
そういや昔美琴が魔術によってナイスボディをてに入れたって話があったな。
……そう言うのって、必要?不必要?悩んでる所。
>>533 10行でいい?
『ミサカはこんなに第一位のことが好きなのに、何で伝えられないんだろう…』
『番外個体は思っていることと口にすることに差がありすぎます、とミサカ10032号はため息をつきます』
『難しいことは考えず、気軽に会話を続けられるようになるべきですとミサカ19090号は無理のない提案をします』
『まずは気楽に、服装に関する話題あたりを振ってみてはいかがですかとミサカ10039号はアドバイスをします』
『うん、そうだね…気楽にいってみる!』
「相変わらず服も髪も体も真っ白だね。 何それ、保護色? それとも腹黒さを覆い隠そうとでもしてるのかな?」
「てめェが俺をムカつかせたいのだけはよォくわかったぜェ」
『もうダメ今度こそ絶対嫌われたミサカもう生きていけない…』
『ウォッカ片手にネットワークでクダまくのは勘弁して下さい、とミサカ10039号は酔っ払いの扱いに手を焼きます』
以下無限ループ
>>546 黙って酒を注ぐ五和さんの姿が見えた。
なんか仲良しになれそう。
>>546 二次創作でよくある乙女麦のんみたいに
実は素直になれないだけで恋する乙女な番外個体なんて……ある!
>>530 こうして見ると打ち止めってオリジナル含めた全ミサカの中で唯一の恋愛勝ち組なのか?
自分よりちっさくて同じ顔のが恋愛巧者になってるんだねぇ
なんか22巻の後書き:一方通行と打ち止めについてを意図的に見なかったことにしてる人が多いな
>>俺も同じこと思った。
見た上でああうんつまり行き着くのは夫婦かなるほど☆と解釈したがなにか?
打ち止めが恋愛フラグを立てた時に一方通行の死亡フラグが立つと思っている
>>544 それを持ち出すと上条さんの二度目の死と言うのも引っ掛かるが、ま板違いすね。
それよりまだ新刊を盛り込んだSSが投下されないわけですが?
主役級はすでに上がってるけどまだ有る……ロリじゃなくてペドと発覚したワシリーサだとか。利害の一致で協力しあうレッサー&サーシャだとか。案外仲が良さそうな傾国&エリザリーナだとか。無駄に下品なキャーリサだとか。
終末に期待しようw
>>538 さぁ、早く妄想をSSにする作業をするんだ
神裂三十はっさあああああああああああああああああい
せめて28歳と言ってやれw
浜面と一方さんも記憶喪失になるSSをだな
浜面記憶喪失でアイテムで浜面争奪戦か…胸熱
麦のんが超ハッスルしそうですね
>>562 そんなの滝壺の積極的なキスで、浜面は記憶が戻るだろ。
……本妻をナメるなよ。
>>563 いや、わからんぞ。その前に麦のんが押し倒して既成事実を(ry
殺し愛をした仲をなめないでもらおうか
いや、ヒロイン御一行の記憶喪失といこうじゃないか
上条(死)「おっす、ビリビリ」
御坂「アンタ・・・だれよ」
みたいな
アレだな。死k(ry
>>552 一番欲しいのは家族だということを見抜いて与えてやった打ち止めすげぇと思った
ある時は優しく許してくれる母親で、ある時は守ってやりたい妹or娘って
男の妄想そのままじゃねぇか
ワシリーサ×総大主教さまはまだですか><
ステイルxローラきぼんぬ
ローラさんは上条さんに興味津々なんだぜ
まあ禁書目録の管理人として、一度も会ったことはないのに
今までの活躍は全て報告済みという状態だからなあ
ローラ的には全て知ってるもんだから他人のような気は無いだろう
それに加えて、お付きの聖人がエロい格好で御奉仕したる想い人たる側面もあったりなw
あの聖人は行く先々でこの件でいじりたおされてる気がするよw
>>569 あまりにも死角がないな…
学園都市最強を天使にする幼女は格が違った
俺はローラが禁書の母だと信じてるから、上条ちゃんに対しては心境的には美鈴さんに近いんだろうなと思うぜ
つまりローラ×ステイルを頼みたいと思いけるのよ
なぁ麦野。新刊でさ、拷問のシーンあったじゃないか。
俺が、あのヘルメット被った女の。で、あんな大見栄切った手前言いづらいんだが…
じ、実は拷問なんて何やったらいいか全然わかんねーんだよ。
23巻発売までになんとか形ぐらいにはならねーかなーと…滝壺にこういう相談はできねぇし。
は?私ならいいのかって?お、怒るなよ!言い方アレだったけど一応お前のことを信用してだな!?
だ、だから話を戻すぞ。例えばだな。あんま言いたくないが、俺とお前は何度も殺し合った仲だ。
言い換えれば嫌い合っていたわけでだな…なんだよその顔?いいから話を続けろ?あ、ああ。
でさ。お前、そんな俺にいきなり押し倒されて窒息するぐらいキスされたらやっぱり普通嫌がるよな?
服を引き裂いて、体中の傷跡を舐め回して、噛みついてまた傷を増やして、そしてその血がついた唇でまたキスするんだ。
身動きできないぐらいがっちりと体を押さえつけて、原子崩しを使おうとするお前のパーソナルリアリティを、
耳元で「沈利」って何度も何度も囁いて滅茶苦茶にしてやるんだ。
そう、つまり俺が聞きたいのはだな、拷問ってやっぱ相手の嫌がることをすれば…麦野?どうした?腰が抜けた?おい麦野?
浜面さんエロいぜ…もっとやれ
滝壺が拷問してほしそうに浜面を見ている!
絹旗が拷問してほしそうに
麦野が拷問してほ
フレが拷問し
ンダが拷
浜面爆発しろ
浜面さんぱねぇわ勃起した
しかし俺は絹旗に拷問されている浜面さんのほうが見たいッ!!
オナニーしてそうな人って誰だろ?
修道女はまず除外だよな。
姫神、吹寄あたりはありそう
滝壺はしてそう?
滝壺は浜面居るじゃん
やっぱり、むぎのんだよ
中に指入れるのが怖いから
クリだけ弄るようなかわいいオナニーするんだよ
「はまづら、もっと激しく」と言いつつ、自分で慰める滝壺
浜面は滝壺にやさしすぎて、壊れ物を扱う感じだな
>>580 むしろ修道女連中が真っ先に想像できるんだが?
あいつら欲望丸出し過ぎるだろJK
ねーちん、、シェリー、黒子、番外個体、絹旗、麦のんあたりは激しそう
>>583 アンジェレネ「取ったでしょう!今わたしのお皿から取ったでしょう!
ルチア「私の分から分けてあげますから、『怒り』『大食』『嫉妬』の三重苦から早く抜け出しなさい」
十字教組織のシスターたちは修行が足りないから
7つの大罪にまみれているらしいですよw
神裂さんにもこの辺の感情を捨てきれない自分を反省するシーンが16巻の参戦シーンにあったし
ヴェントさんとか言ってみる
サーシャやレッサーも激しいかも
上条さん。
上条サンのカバンから覗いてた体操服のシャツを無意識のうちに奪ってしまっていた美琴サン。
寮の自室でその匂いをかいでいるうちについつい手はスカートの中に伸び・・・
「お姉さまー、ただいま戻りましたわー」ガチャ
>>590 (黒子が帰ってきたッ!!?)
美琴はベッドから跳ね起きると共に乱れた身だしなみを直すより先に上条の体操服を枕の下にねじ込んだ。
更にその上にストンと腰を下ろしてしまう。
そこではたと気付く。
(変だ、黒子の言葉遣いはもっとこう馬鹿っ丁寧に語尾は「ですわ」って……と言うかこの声……)
美琴はハッとして扉の方に顔を向けた。そして自分が何に引っ掛かっていたのか理解した。
そこに立っていたのは黒子ではなかった。そこに立っていたのは……、
「ア、アンタ」
寮監ですね、わかります
>>594 「オカズは何だとはなんだインデックス! そんなもんはしばらく有りません、我が家では暫くの間はパンの耳のフルコースだけですつかそれで我慢しろッ!」
>>594 上条さん「桐○ぱんちゅくんかしくんかしちゃうよぉ……!」45454545
上条さん「うっ」
上条さん「ああ、何故に俺には実妹がいないのか。不幸だ。…寝よう」
イン「ちょっととーま!!桐○って一体誰なんだよ!!お前説明しろ!」
何かリクエストくれよ
書かないけど
土御門義兄弟のエロがみたい
ペンデックス×シェリー
浜面フレンダ
>>588
上条さんはヒロインズおかずにしてオナニーしなさそうw
あともし上条さんがヒロインズの誰かをおかずにオナニーしてたらそれは誰なんだろ?
ねーちん
神裂「も…もう無理でしゅ・・・」
上条「あん?だらしねえな、少しだしただけでこれかよ、おら、次は騎上位やんぞ」
神裂「も・・・動けないです・・・ハァハァ」
上条「チッ、・・・あ、もしもし五和?今からOK?おし、わかった、んじゃこいよ」
神裂「え・・・なんで五和と電話してるんですか!わ・・・わたしだって・・・!!」
上条「ハア・・・もういいからカエレ、五和くるからな、邪魔だ」
こんな鬼畜上条さんが見たい
>>605 それは上条、神裂と言う名の別人だから無理、とミサカは二次SSの意味を理解しろと思いつつ否定します。
それでもカプだけ書いてあるクレ厨よりはマシですね、とミサカは五十歩百歩なあなたにフォローを入れてみます。
上条さんはおなぬーなんてしないと思う
浜面「畜生、滝壷がいるのにまた麦野で抜いちまった」
完全蘇生能力者が出てきて、
そこにもういないはずの誰かが生き返るとか
そういう奇跡を望んでる俺がいる。
あとどこかのSSで見たけど
木原君がサイボーグ化して復活してるネタは良かった。
オリアナさんが上条さんを逆陵辱する創造
創造と言ったからには
>>609 そこまでいくと奇跡というよりは神の悪夢な気がする。電撃文庫的に
ローラさんのエロ書いてよ
>>612 断章のあれっぽい幸せな王子だな。
蘇生じゃなく肉体再生Lv4くらいなら、不死のワイン劣化版なれるかも?電撃文庫的に。
高レベルの肉体再生なんてどんな実験されるんだか分からんな……
破っても破っても再生する処女膜
>>616 処女膜って膣がきつく閉じてるだけらしいよ。
そういう膜は実際には存在しなくて、ただ強制的に貫いた結果で膜の様だと思うらしい。
麦野「はーまづら、最近上位能力者たちを調べてるみたいじゃない?」
浜面「うげっ、なぜそれを」
麦野「あんな見え見えの隠しフォルダすぐ解るわよ。あのさ、危険極まりない行為だってわかってる?」
浜面「……わかってるよ、覚悟の上だ」
麦野「ったく。やっとロシアから帰ってきてしばらく休んでるんの、トラブルの種はごめんよ」
浜面「大丈夫。お前と滝壺には迷惑をかけねえ、約束する」
麦野「(……馬鹿、そんな顔されちゃ何も言えないじゃない)……はぁ。で、なに調べてんの?」
浜面「い、いやぁ、それはまあいいんじゃないかな、と」
麦野「ああ!?」
浜面「ひ、ひぃ…………その肉体治癒能力者について少々」
麦野「なにそれ、『アイテム』の新戦力?」
浜面「……そんなんじゃねぇよ」
麦野「じゃあ何よ?」
浜面「……お前のため」
麦野「は?」
浜面「あのな、そんな傷だらけのお前の顔と体、あんま見たくねえんだよ」
麦野「ば」
浜面「元通りの、キレイでかっこよくて、気高くて、そんな昔の麦野に戻ってほしいんだよ」
麦野「ば、ばば」
浜面「そのためだったら、俺は何でもしてやるさ。お前も守るって決めたからな」
麦野「ばばばばばばっ、ばっかじゃねーのぉおお!!!この、はぁまづらがあああああ!!!」
懐かしのシエル先輩を思い出すな
むぎのんの目と腕が戻るならフレンダにも望みはある…!?
むぎのん可愛すぎるぜ
滝壺が嫉妬している姿が目に浮かびます。
滝壺のことだからむぎの、よかったねとか思ってるかも
そう思いながらもちょっとだけ胸がむかむかする、とか
しずるのコントを思い出した
第6位のレベル5がもしかしたら……?
吹っ飛んだ左腕はともかく、体晶のケースでゴリッといっただけの15巻時点での目玉なら
カエルなら取っ払わずに治療できたかもなー
Uの二話五和ちょっとでたZE
ある晴れた日、ランベスの女子寮の中庭で遊ぶアンジェレネとインデックス、その他のシスター達。
ふと見上げると三階の窓からルチアの上半身が見える。
アンジェレネが声をかけるとビクッとしてこちらに顔を向ける彼女。
晴れているとはいえそこまで陽射しは強くないはずなのに何故か顔が赤い。
そういえば一週間前からインデックスの付き添いとしてこの寮に滞在している彼はどこにいるのだろう?
終わり?
>>628 上条×ルチアですね、わかります
続き4649
一方x黄泉川きぼん
>>628 毎日窓から見えるシスターが違うんですねわかります
なにやら息遣いが荒いのが下から見ていても分かる。シスタールチアの顔は必要以上に紅葉していた。
「しっすたーアンジェレネ……んんっあなたは、今はそう、じ当番のはずですっ。なにをしているので、んんっ」
「はっはい」
思わず返事をしていた。まるでトイレを我慢するかのように途切れ途切れの言葉。何が彼女をああさせているのか不思議に思った。
とりあえずシスターアニェーゼに相談することにした。
「いきなり締め付けがひどくなったな。そんなに興奮したのか?」
「ちっちがいまっす」
当のシスタールチア。彼女は窓枠に上半身をゆだねていた。下半身の方は先日からこの寮に来ている上条当麻にゆだねられている。
上条当魔は右手で彼女の大事なところを弄繰り回しており、先ほどのアンジェレネとの会話も聞かれていた。
「もし、皆に知れ渡ったらどうするっ。つもりなのですか!」
「どうもしねーよ。上条さんは悪いことは何もしてないだろ?」
「姦淫はたいざっいで、んんくっ、す」
「これは姦淫じゃねーだろ。たたルチアにかかった魔術を俺の右手で打ち消そうと試みてるだけなんだし、ん?ここか」
「そっっそこはっっっつつつ」
ぐいっと中で指圧を受ける。部屋の中が水音とルチアの声でいっぱいとなる。
「ルチアも可愛いところばかりだよな」
「かっかわ、いいとは、はぁっんんくあっあっ。ダメデッんんんっ」
「クリもいけるんだ」
「なっ舐めたら、いけあっ、ああああっっ、んん」
舐めあげられ、声にならない声が漏れ出した。その時予想もしないことが起こった。コンコンと部屋の扉を叩くノックオンがしたのだ。
ルチアにとっては不意打ち過ぎて、思わず首だけで後ろを振り返る。焦りが、動揺が、混乱が未を支配する。
上条も顔を上げてそんなルチアと顔を合わせた。それは悪戯の顔だった。右手が先ほどよりも勢いを増していた。ルチアは声を殺して、上条に訴えかける。
「かみ、じょう当麻!、だっダメです。だれかがっんんっく」
「ほら返事しないと怪しまれるぜ」
「はっは、い」
”シスタールチア――――――”
ルチアは名前を呼ばれた後、その人物が何を言ったのかが耳に入らなかった。その声がいつも自分と一緒にいた小さい少女。先ほど階下で自分の事をみていた少女だ。
この場面を見られたら、どう言い訳する。いつも規律を優先している自分をどう彼女は責めるのだろう。
体の中でいろいろな感情が混ざり合う。何か声を上げなければと思うが、言葉が出てこない。むしろ快感に逃げてしまいたいぐらいだ。
上条当麻はまるで逃げていいと言わんばかりに、右手で膣内をかき乱す。
「ルチア。どうするんだよっほら」
「やっやめて、くださんんんっ。彼女、にだけ。は知られたく、んんんくっ」
「シスタールチア、あけますよ?」
「だっダメです!」
声が出た。本能的な声。怒声のように勢いがあった。
”ごっごめんなさい”
「あーあ、まさか自分の快楽のために人を叱り付けるなんて、ルチアどうするんだよ」
「あなたがっ、わるんんっく、ああっ―――――」
「ったく声だすとばれるだろ?」
そこで上条は立ち上がり左手でルチアの口をふさぎ、耳元に顔を近づける。つまりはルチアと同じく窓から上半身を投げ出すかのように。上条は右手を膣内に出しいれを勢い良くする。
「それじゃあ、もう楽にしてやる。いっちまえ」
「んんんんっんんんんんっっっんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん」
びくっと、ルチアの体が強張った。それを感じた上条は、逝ったかと思いゆっくりと出し入れを落ち着かせていき、最後は抜いてルチアを引っ張る。
体から力の抜けたルチアはそのまま尻餅をついて、息を荒くする。体が快感の波に襲われ、身動き一つ、言葉一つも発することができない。と言うより頭の中が真っ白になっていた。
「落ち着いたか?」
「はい、もう大丈夫でー―――」
息が詰まった。上条の顔を見ようと顔を上げた。確かに上条当麻か立っていた。しかし彼の前に立っている少女いた、そうシスタ−アンジェレネがいたのだ。
「ずるいです、シスタールチアばかり、私にもしてください」
そう彼女は言った。そして彼も
「そうだな、仲良く三人でしようぜ!」
そこから先のことは自分でもよく覚えていない。ただ身体を襲う快感に身を委ね、シスターアンジェレネとともに悦びあったのだけはしっかり覚えている。
―――以上。60行、
>>628氏のを勝手に続き書いた。後悔はしていない。保管禁しょもくろく
>>632もう少し速さがあれば、それを伏線で入れられたのに……
上条×ルチアは久しぶりだな
GJ
本編でももっとルチアやアンジェレネでないかねぇ
>>633 続き乙です。
何げに上条さんに鬼畜な匂いを感じたのは気のせいかな?
好きだったのに。アニェーゼ好きだったのに!いや今も好きだけど!!
釘宮と釘宮選んだ奴許すまじ・・・あんなの僕のアニェーゼたんじゃない・・・
脳内で音声変換しないと聞いてられない
釘宮嫌いというかアニェーゼに釘宮がついたせいで拒否反応がやばい
そうですか
脳のお薬出しておきますね
多分こいつ次回かアドリア海の話で脳にパッチが入って宗旨替えすると予想
>>638 その程度の「好き」だったってことでしょ
上条xアックアきぼん
アニェーゼ部隊の人は上条さんに惚れてる自覚はあるのかな?
流石に惚れるとかまで行ってなくね
645 :
潤:2010/10/17(日) 23:56:15 ID:VHuxc1sV
通行止めSS職人さんを応援するため、ささやかながら口調などのガイドラインを作ってみました。
よろしかったら参考にしてください。
原作初期ではかまちーの中でも設定が固まっていなかったのか、今とはやや違う口調が見られるため、
このガイドラインは最近の原作を中心に作っています。
()内ではよく見られる誤用などを自分なりに指摘し、
また、特殊な口調パターンには可能な限りソースを付けました。
完全に独学ですので、何か異論・修正がありましたら遠慮なく弄ってください。
「通行止め口調ガイドライン」
●一方通行
一人称:「俺」
二人称:「オマエ」(よく「テメェ」と誤表記されがちなので注意)
三人称:「三下」(←基本的に上条のこと)、「あの野郎」「アイツ」など
粗雑な口調。傍若無人な印象を受けるが、最近は「色々あってちょっぴり丸くなった」のかもしれない。
口癖(?)として「クソったれが」「くっだらねェ」などがある。
(「クソったれが」は元々禁書でよく見る台詞だが、一方通行は特に多く用いているようだ)
普段はやる気が無くダウナー。戦闘中にテンションが上がると饒舌になるほか、
相手が女性だとセクハラとすら思える発言が飛び出す。(例:原作3巻「愉快にケツ振りやがって誘ってンのかァ!?」)
ハイテンション状態でしばしば見られる笑い方(例:原作8巻「あはぎゃはっ!!」)は、普段は使われない。
基本口調として、伸ばす音「ー」に「ァ」「ィ」「ゥ」「ェ」「ォ」、「ん」に「ン」を置き換える。
(たまに「っ」を「ッ」に置き換えるSSを見かけるが、「ッ」に前述ほどの規則性は無い)
ただし、元々伸ばす音がある名詞は極力置き換えない傾向にある。
(例:原作21巻「ヴォジャノーイとか呼ばれてたヤツに、羊皮紙の詳細を尋ねよォとした直後だった。」)
また、他者の台詞を引用する際も自分の口調は反映されない。
(例:原作21巻「俺はあのガキから、『これ以上は一人だって死んでやる事はできない』って聞いた事があるぞ」)
稀に原作でカタカナ変換が無い台詞もあるが、恐らくはかまちーのミスだろう。
(例:原作19巻「だからそのための計算をしたんだろうがクソったれ!!」)
ごくごく初期には語尾の「よ」が「ヨ」になることもあった。
(例:原作5巻「呼吸をするだけの……キーボードって訳かヨ」)
他人のことは基本フルネームか名字呼び(例:「黄泉川」や「土御門」など)。
特殊用法を挙げれば、御坂美琴のことは「超電磁砲」「オリジナル」である。
妹達のことはそのまま「妹達」だが、実験を悔やんでいる今でも「あの人形ども」などと呼称することがある。
(例:原作22巻「感情表現豊かで何よりだ。だがあの人形どもに真似させたくはねェな」)
打ち止めのことは基本的に「クソガキ」。第三者に打ち止めのことを話す時には「あのガキ」を頻繁に用いる。
そのまま「打ち止め」と呼ぶことは極めて少なく、
現時点ではよほど作中で重要な時か切羽詰まった時くらいにしか呼んでいない。
しかし、初期には何気なく「打ち止め」と呼んだシーンがあった。
原作での設定がまだ固まっていなかったのかもしれない。
(例:原作5巻「人海戦術でしらみ潰しに調べりゃ打ち止めを捕まえられンだろォがよ」)
発言はいわゆる「ツン」メインで、「デレ」は地の文で表現することが定番……だったが、
最新22巻を経た今の彼ではその限りでは無いのかもしれない。
●打ち止め
一人称:「ミサカ」
(普段の何気ない会話では「ミサカ」だが、ネットワーク関連の会話の中で自分単体を指す場合は
「このミサカ」が多い。これは打ち止めに限らず全妹達に見られる特徴)
二人称:「あなた」(初期は「アナタ」だったが最近ではひらがな呼びがメイン)
三人称:「あの人」(←ほぼ一方通行のことを指す)
無邪気な子供らしい口調で、ハイテンションだとやや粗野になることもある。
(例:原作12巻「ハッハーッ! ただのミサカがこのミサカに勝てる訳がないだろー、ってミサカはミサカは
平民どもに勝利の高笑いをしてみたり!」)
ただし言語スペックはただの子供とは随分かけ離れていて、豊富な知識量を伺わせる。
語尾は通常会話のあとに付け加える形で、
「(通常会話)、ってミサカはミサカは○○してみたり(してみる)」。
「○○してみたり」と「○○してみる」は、同じ場面ではおよそ半々になるくらいの比率で用いているようだ。
○○が動詞などの時は「して」と融合させて用いる。
(例:原作12巻「どういう意味? ってミサカはミサカはゴロゴロしながら首を傾げてみる」)
また初期では目的語「ミサカの」が「ミサカのミサカの」と表記された。
(例:原作5巻「―――にんまりして〈みたりしてーっておわぁ!? ミサカのミサカの声が大っきくなったぁ!?〉」)
その他にも初期の打ち止めの口調には今との違いが多々見られるため、注意が必要。
一方通行以外の人のことは名字をカタカナ表記で呼ぶ(例:「ヨミカワ」「ヨシカワ」)が、
現時点では黄泉川愛穂と芳川桔梗以外の名前を呼んだことがないため、全てに当てはまるかは不明。
そして一方通行のことは殆ど「あなた」「あの人」としか呼ばない。一方通行の本名不明を強調する演出だろうか。
唯一それ以外の呼び名を確認できたのは原作5巻「えー、そこで意外性を出すためにエプロン装備の
家庭的一方通行に期待してたのに、ってミサカはミサカはぶーたれてみたり」のみ。
だが、これは初期打ち止めに見られた口調設定の未成熟のひとつという可能性もある。
おまけとして、通行止めSSに比較的登場しそうなキャラについても簡単にまとめておきます。
●黄泉川愛穂
一人称:「私」
二人称:「君」「アンタ」「お前」など
三人称:「あの子」「あいつ」など
さっぱりした男前な口調。語尾に「じゃん」を多用するが、
アニメ超電磁砲の作者インタビューによると「声に出して不自然なら「じゃん」を付けない」らしい。
また、「じゃんよ」「じゃんか」などレパートリーも豊富。
芳川桔梗のことは「桔梗」、小萌先生のことは「月詠センセ」と呼ぶ。
●芳川桔梗
一人称:「わたし」(「私」は誤表記なので注意)
二人称:「貴方」「貴女」「キミ」など(年齢・性別に応じて使い分ける)
三人称:「あの子」(←打ち止めや一方通行のこと)、「彼」(←天井亜雄のこと)など
口調は丁寧で女性的。比較的特徴の薄い喋り方だが、一人称・二人称で間違えやすいので注意が必要。
黄泉川愛穂のことは「愛穂」と呼ぶ。
ちなみに、二次創作ではよく黄泉川・芳川・一方通行・打ち止めが一緒に住んでいる設定が見られるが、
実はそのif設定の元ネタとされる原作12巻では、通行止め共々芳川も同居する、などという話は出てこない。
よって、「四人が同居する予定だった」というのは公式設定ではないので注意。
●御坂妹・妹達
一人称:「ミサカ」(注意事項は打ち止め同様)
二人称:「あなた」
三人称:「あの人」(主に上条のこと)
やや毒舌な敬語。
機嫌が悪いと普段より大分口が悪くなる(原作12巻「その反応からして知らないようですね、とミサカは
役立たずっぷりに幻滅しながらあのクソ野郎の逃走ルートの割り出しを続けます」)
通常会話の後、「(通常会話)、とミサカは○○します」を付けるのがスタンダードだが、
最近は打ち止めの影響なのか「○○してみます」とよく発言する。
御坂美琴のことを「お姉様(オリジナル)」と、
打ち止めのことを「検体番号二〇〇〇一号」「上位個体」などと呼ぶ。
一方通行に関しては、実験中はターゲットとして「一方通行」と呼んでいたが、現在もそうなのかは不明。
●番外個体
一人称:ミサカ
二人称:あなた(その性格ゆえか、「アンタ」などの誤表記が見られるので注意)
三人称:不明だが、規則性からして他の妹達と同じく「あの人」だろう
粗雑な口調で、他の妹達のような特徴的な語尾は無い。
テンションが高いと口汚さが一際目立ち、笑い方も大変おかしいことになる。
(例:原作21巻「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! ばっかじゃねえの?
ばっかじゃねええええええええええええええのォ!? スゲェ! 馬鹿の真顔ちょースゲェ!!」)
だが口調のベースにはオリジナルの御坂美琴らしさも多々見受けられる。
(例:原作21巻「あの状況でミサカを助けたのだとしたら、価値は『情報』しかないものね」
「こんな風に他人の手を握るなんて、これが初めてなんじゃないの?」)
649 :
潤:2010/10/17(日) 23:59:17 ID:VHuxc1sV
以上です。
追加訂正など、よろしかったらお願いします。
あんたの熱意に乾杯
すげえなサンクス
でもあんたの新作も読みたいんだぜ
原作を全く読んでない俺から質問。
打ち止めや番外固体って成長するの?
>>649 クソったれが・・・オマエみたいなバカは愛すべき大馬鹿野郎というンだろォがよ
>>652 成長すると思うけどまずは原作を読もう
バカじゃねーの!バカじゃねーの!(褒め言葉)
原作を分析するのは二次創作において一番大事なことだから
ここまでやったあんたには敬意を表するわ
黄泉川の二人称って三つに分かれてるけど規則性あるよね
>>649 人称ごとの呼び名って、つい忘れてしまうんだよなぁ。
通行止めはネタ程度にしか書いた事ないから、口惜しいが力になれんぜ。
しっかし、こうして列挙されてんのを見て改めて思うのは――、
「かまちー、ころころ設定変えんの勘弁してくれよーorz」だなw
通行止め同様、巻数によるキャラの微妙な相違に何度頭を抱えたことか……。
このガイドを見て書く気になってくれる人が現れん事を願いつつGJを送るぜ。
番外個体みたいな新しいキャラなんかいつ口調が変わるかわからんからな
ただでさえ書きにくい子なのに台詞のサンプルが少ないせいですごく難しいです・・・
>>645 上条サイドのガイドラインはないのかよ
基本的に上条さんの名前を呼ぶヒロインが極端に少ないせいで
時々口調とか呼びかけがわからなくなる時があるんだ
つまり口調が定まっていない今のうちやってしまえば問題ないということだ
上条xレッサーきぼん
>>652 原作読んでないやつがいたとはビックリだ
>>649 出会った頃との呼称の差異が設定が定まってないと言う見解には異論があるな
単に出会ってから親しくなったって演出じゃね?
ヨ→よはミスだろうね
姫神も二巻で「、」を使ってた事があるし
黄泉川から一方さんへの呼び掛けも12巻までは君で15巻はお前なんだよなー
こうやって例を挙げて列挙されるとわかりやすくていいな
自分の記憶があってたと確認できた
しかし分かっているのと書けるのとは別問題…!
>>663 一通さんも三巻で「ん」を使ったことがあったな
>>643 自分たちの任務を阻んだのも、助けてくれたのも上条さんと天草式だからな
複雑な心境の人たちが大半なんじゃなイカ?
668 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 18:44:48 ID:jsf2XeTh
アニェーゼは上条さんに惚れてるんだろうか? 神崎も微妙な感じだしな
アニェーゼは好意は持ってるんじゃない?
恋愛感情までは発展していないけど、そう見られても悪い気はしないというような微妙なレベルで。
「愛しています!」と例え勢いでも心の中で叫ぶ心境を考えると。
純粋な友情かというと微妙に違う感じがするし。
男女間で友情はぐくむ場合はそこはちゃんと線引きして否定するところだろうし。
670 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 19:48:32 ID:jsf2XeTh
アニェーゼも好きなんだけど、今一番かわいいと思ってるのはヴェントだ!
俺変わってるのかな?
はいはい変わってる変わってる死ね
変人だと思われたいなら嘘でもいいから
「ビアージオかわいいよね」くらい言ってビアージオ受けSS投下しろよ
673 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 20:17:07 ID:jsf2XeTh
面白そうだな!
イギリス清教からの拷問か、もしくは牢獄生活に退屈したリドヴィアに襲われる場面が浮かんだ!
……あのさ
>>671が言ってる時点で気づけよ、sageろ
あと雑談スレじゃないから、ほどほどにしとけ
675 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 20:36:02 ID:jsf2XeTh
悪かった!
気をつける。
あとヴェント好きなのは本当だから。
いつかSS書くつもり
頑張って書いてくれ!応援してるよ!
>>645 いい仕事したな
同居は二次設定だったんだな
同居は二次設定だけど本編が血みどろだから
二次でくらいのんびりさせたいって人は割り切って使ってると思う
和むし
同居じゃなくてどこに住むつもりだったんだ?
>>680 天井と違って借金背負いこんでる訳ではないし、あれだけしっかりしてれば貯えもきっとあると思う。
当然すむ場所も然り。
でもやっぱり預けた手前気になるから黄泉川の家に頻繁に出入りする事もあるでしょう。
黄泉川の性格から合鍵預けてるかもしれない。
そのうち週の半分くらい居着いて、「就職活動するにはこっちの方が便利なのよ」なんて言いだすかもしれん。
ま、全部私の想像なんだけどね。
一方通行さんテメェってあまり言わないのか。意外
クソガキィ…と三下ァ…の印象が強すぎるだけ
ワーストが一方さんレイプするおはなしきぼんぬ
保管庫にあるよな?
途中から攻守逆転するけど
一口に番外通行レイプといっても色々るだろうし
ただムラムラきた番外さんが一方さんを襲っちゃうのか
一方さんを好きで好きでたまらない番外さんが辛抱たまらず襲っちゃうのか
からかい半分で弄んじゃうのか
結局、細かいシチュを書いてくれないとどんなのに需要があるのかわからないし
妄想を仮に具体化するとしても書き手としてはやりやすいって訳よ
>>658 それは‥一体何人分になるんだ?ってところだと思うぞ
台詞があるヒロインだけでも結構な数だし分析となると、ね
上条さんは基本的に、二人称は「上条当麻」、三人称は「あの少年」としか呼ばれるケースが多い
神裂、黄泉川、アニェーゼ、ルチア、サーシャ、レッサー、エリザードに確認できる
「あの人」と呼ぶのが、姫神、風斬、五和、御坂妹以下妹達かね。姫神だけは「上条君」もあり
「あなた様」「彼」がオルソラで、シェリーは「幻想殺し」と呼ぶ。ヴェントは「アンタ」かな
「君」「坊や」がオリアナか。美鈴さんも「上条君」だったな
「上条」が吹寄、「上条ちゃん」が小萌先生、「当麻」が刀夜さんと詩菜さん(こっちはさん付け)
「とうま」が言わずと知れたインデックス、美琴は「アンタ」「あの馬鹿」で名前呼び一回もなし
大雑把に分けるとこんな感じだと思う
次巻で番外さんも一方さん家に居候せんのかな
690 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 10:21:47 ID:GjDEcYpZ
>>617 いまさらだがどこからそんな嘘情報持ってきたし。処女膜は実際ある。ただ膜といっても完全に塞がっているわけではなく、生理時の経血を排出するために穴が空いている。破ると5時や7時の方向に破れることが多い。
ちなみに、穴が完全に塞がっている症例や網みたく複数の穴が空いている症例
破れかけて再生し、厚くなっている症例もある
なんとなくねーちんは後者な希ガス
俺実は22巻は番外個体絡みのエロ展開があるに違いないと思ってたよ。
一方さんは何気にスイッチ切られたら相手にやられ放題というステキ同人設定の持ち主だからな、、、。
麦野とセクロスしたい
>むぎのん
浜面がぶち込んだ弾痕だとか
ちぎれた腕の盛り上がった肉だとか
細かい擦り傷とか
人工臓器の硬い感触とか
傷だらけの女の子スキーにはご褒美も良いところだ
>>694 ほら、一緒に排水溝に帰るぞ
……と思ったけど禁書は排水溝とかリョナ系の場所ってあるんだろうか
まぁそんなことよりミーシャss書きたいけどどうやったらエロに持っていけるか思いつかねぇorz
>>696 たしかに、『下水街』の住民に近づいてきた気がするな。
>>696 質問一。それはサーシャ=クロイツェフベースでの話なのか大天使の方なのか?
私見一。もし大天使なら貴方のそれはもはや蛮勇と呼ぶしかない。
解答一。私見ではそうは言ったもののいくつか考えられなくも無い。
案一。例えば22巻の最後のシーンで、上条当麻の右手で殴ったら天使の力(テレズマ)が暴走定着してサーシャの姿になり、しかも上条になついてしまうと言うのはどうだろうか。
案二。キャーリサの持つカーテナ=セカンドの力を奪う為に襲う(もちろん性的に)。
案三。これは既に前例があるが、御使堕し(エンゼルフォール)直後のロシア成教でワシリーサと対決(もちろん性的に)。
声援一。頑――wpわk
かいみかひふおりおあるあ
投下します
学園都市暗部組織、アイテム。深夜の仕事明け。
仕事にはそぐわない私物を取りに戻るため、メンバー達は隠れ家の廃工場に来ていた。
「あーっ、湿気で髪がゴワゴワな訳よ!」
休憩室跡。隠れ家として活用するために持ち込まれた6人掛けのテーブルやパイプ椅子。寂れた部屋に、真新しさが少し浮いていた。
テーブルの上に乗せた手鏡を見ながら、椅子に座ったフレンダが情けない悲鳴を上げた。隣の滝壺理后は釣られて窓を見る。明け方の薄暗い空と、降り出した雨の音。
「やっぱり降ってきましたね。仕事が早く済んで良かったです」
「時は金なりってやつかしら」
向かいの絹旗最愛と、麦野沈利がそれに同意した。絹旗は何もすることなくベタっと机に頬をつけて気を抜いている。麦野はフレンダと同じく長い髪を気にして、手で触っては毛先を撫でていた。
ドアが開いた。下部組織、浜面仕上が車のキーを手で弄びながら入って来た。
「車、裏に回して来たぜ」
「ん、ごくろーさん」
あまり感謝の気持ちの篭っていない声で麦野が返事をした。慣れっこなのか、浜面は何ら気にせずドアを閉めた。
ちらりと麦野が浜面の後ろ姿を一瞥した。駐車先からここまで無防備だったのだろう、頭から肩にかけて雨に降られて濡れていた。
浜面が振り返って、ずかずかと男の歩幅で歩いてくる。見ていることに気づかれるのがなんとなく嫌で、すぐに麦野は目を逸らした。と、麦野は、対面に座る滝壺も浜面を見ていることに気がついた。こちらは目線だけではなく、頭で浜面の姿を追っていた。
「はまづら」
滝壺が口を開いた。滝壺の隣の椅子に座ろうとしていた浜面が、動きを止めて滝壺を見た。
「なんだ、滝壺?」
「もしかして、タオルないの?」
う、と浜面が動揺を見せた。沈黙したまま椅子に座った。図星のようだった。
麦野が笑いながら頬杖をついて、口を挟んだ。
「何よあんた、手ぶらで仕事来たの?」
「いや、改まって何か持ってくるもの、っていうと別に思い当たらなくってな……」
こういう仕事だし、と浜面が付け加えた。麦野が小さく溜息をついた。
(男はこんな適当でも割とどうにかなるから羨ましいわ……)
机に突っ伏したままの絹旗が、浜面に聞こえるようにぼやいた。
「ま、車の運転手がせいぜいの浜面では、汚れたりなんて滅多にないですからね」
「ぐ……」
それに関しては反論の余地もない。浜面は恨めしそうに絹旗を見やったが、それだけだった。
滝壺が立ち上がった。音を立てるパイプ椅子に、その場の人間の視線が集まった。
意に介さず、滝壺が歩き出す。壁際のスポーツバッグ。滝壺の私物。しゃがみ込んでファスナーを開けると、中からタオルを取り出した。
「え」
浜面が声を上げた。滝壺がファスナーを閉めて戻ってくる。両手に持った柔らかそうなタオルを、滝壺は浜面に差し出した。
「使って」
「滝壺、ちょっ」
「……」
滝壺はタオルを広げる。何か言いたげな浜面の頭に、有無を言わさずタオルを被せた。
「わっ、おい!」
「動かないで」
視界を塞がれてそんなことを言われてしまうと、従わざるを得ない。動きようもなく固まってしまう浜面。
固まったのは他のメンバーも同じだった。唯一、フレンダだけがそれどころじゃないと髪をいじくり倒している。
雨の音がする。時折、窓を雨粒が叩いて点々と流れた。
滝壺の手は優しかった。水を吸っていくタオル越しに、細い指を感じた。
(やべ、気持ちいい……)
うっとりとした顔をタオルで隠されているのは幸いだと浜面は思った。
そのうち滝壺が手を止めてタオルを持ち上げたので、慌てて浜面は口元を引き締めた。実際のところ短くない時間が流れていたが、浜面にはあっという間のことにしか思えなかった。
「終わり」
「あ、お、おう」
浜面は顔を上げた。じっと真っ直ぐに見つめ返してくる滝壺がいた。
「気持ち良かった?」とか、そんなことを聞きたそうな顔をしている気がした。あまり表情に変化はなかったが、何かを期待している目に見えなくもない。
ただそれを滝壺が口にしないのは、それだとちょっと気恥ずかしいからだろう。
浜面も照れ臭いことには違いなかったが、万感の意を込めて笑いかけた。
「ありがとな」
言葉の裏に望んでいた答えを感じて、滝壺は顔を伏せた。タオルをぎゅっと切なそうに抱き締めた。
「あ、それ。洗って返すから」
「いいの」
その受け答えにただならぬ「いかがわしい予感」を感じたのは、遺憾ながら静観に終始していた麦野だった。
(ちょ、ちょっとちょっとちょっとー!? それ、そのタオルどうする気!?)
滝壺、と口を開きかけた麦野の出鼻を挫いたのは、フレンダの面倒臭そうな声だった。
「あーもー! 浜面ー!」
「え、何!?」
大声に浜面が驚いた。喋るタイミングを失った麦野は、口をぱくぱくとさせていた。
浜面の二つ隣の席に座るフレンダが、浜面に向き直った。
「髪ブラッシングして」
ぐ、とブラシを突き出した。唐突な申し出に浜面が目を白黒させた。
「はぁ!?」
「私疲れてる訳よ。で、浜面は今日の仕事、結局車の運転しかしてない訳よ」
ああ、そういえばそうだったなぁ。浜面が他人事みたいに呟く。
ぐわー、とフレンダが頭を抱えて身をよじった。湿気で癖のついた髪が重たそうに揺れる。ところどころ跳ねた毛先が、フレンダの苦労を物語っていた。
「深夜から早朝までぶっ続けに働いた挙句、こんな面倒臭いことやってられない訳よー!!」
「あー……気持ちは分からんでもないが……えーっと」
浜面がフレンダから目を逸らした。その先には麦野がいた。「やっていいんでしょうか……」という顔。
暫く、麦野は黙っていた。喋ろうとしたのを遮られたのも面白くないし、滝壺のタオルのことを有耶無耶にされたのも面白くない。
いつの間にやら浜面の横に立つ滝壺の手からタオルが消えていた。多分どさくさに紛れてスポーツバッグの中に戻したのだろう。したたかである。
むすっとしながら麦野は答えた。
「……やってあげれば」
別に、いちいち私に許可取るようなことじゃないでしょ。
ひとまずの承諾? を得て、浜面が椅子から立ち上がった。なんだか腑に落ちないような気もしたが、押しつけられたブラシを浜面は受け取ってしまう。
フレンダの後ろに立つ。手鏡からフレンダが背後を覗き込むのが見えた。
肩をすくめて、浜面は喋った。
「分かってると思うけど、言っとくぜ。俺はこんなこと生まれて初めてやるからな」
「んー、そこは浜面の器用さや順応の早さに期待してあげる」
器用さなら自信がある。この浜面仕上、かつては駒場の旦那の右腕として立ち回った男だ。スキルアウト随一の頭脳派として、腕には覚えがある。
フレンダの琥珀色の髪に指を差し入れた。自分から言い出しておいて緊張してるのか、口を真一文字に結んでいるフレンダ。
(うわ、すげ、柔らか……)
ちょっと感動しそうになった。今更になって、触って良かったものか浜面は後ろめたくなった。
とはいえ聞き返したりしてやぶをつつくと今に蛇が出てくるかも知れない。いいと言ったんだからいいと思うことにした。
ブラシをフレンダの髪に入れた。
「……ん」
強張ったフレンダの肩が、小さく身じろぎした。
上から下へ。髪が傷まないやり方をなんとなくイメージしながら、優しくブラッシングした。
鏡で見張るような眼をしていたフレンダの表情が、徐々に緩む。視線が鏡から鏡の枠をぼんやりと見つめるようになった頃、浜面は尋ねてみることにした。
「どう、なんだ?」
「ぁ……もうちょっと強くしても平気……」
言われた通り、僅かに手の力を強めた。
コツが掴めてきたかも知れない。髪を解かすというよりも、マッサージに近い気がした。
こっくり、こっくり。本当に疲れていたのか、フレンダが舟を漕ぎ始めた。瞼の重みが増していく。首がふらふらとして、少しやりづらい。
「こらフレンダ、しっかりしてくれ」
「……ん……眠……」
傾いた頭にやきもきして、浜面が手を伸ばした。ブラシを持っていない方の手でフレンダの頭を支えた。
頬を撫でる感触にフレンダが目をとろんとさせた。枕のように、掌に体重を預けた。重い手の感触に、世話が焼けると浜面が苦笑した。
もうブラシを入れる場所はないというところまでやってから、浜面は声をかけた。
「フレンダ、もういいか?」
髪はとりあえず落ち着いていた。初めてにしては上出来だろ、と浜面は自画自賛する。
もうすっかり夢心地のフレンダが、目を瞑って頭をぐでーと後ろに倒した。すぐそこに立っている浜面の胸元に後ろ頭を当てた。
両手を掲げる。万歳のポーズ。
「……?」
何か物欲しそうにしているフレンダの意図が読めず、浜面は前のめりになった。パイプ椅子の背もたれに両手を置いて、顔を逆さまに覗き込む姿勢。
それが良くなかったのかも知れないし、それが良かったのかも知れない。
フレンダは浜面の首元に手を回すと、ぶらーんとぶら下がるようにしてじゃれついた。
「ぶっ、おま、フレンダ!」
「浜面ぁー」
「こらこらこらこらこら!」
辛抱堪らず、麦野が横から声を荒げた。さっき浜面の手に甘えていた時から、いつ口を挟んだものかと身構えていた。
滝壺と絹旗も何か言いたげな目でフレンダを見ている。「ちぇー」と唇を尖らせながら、フレンダが浜面から両手を離した。
腕を枕にして机に伏せる。心地よい余韻に浸って、とろけた表情を見せていた。
浜面は狼狽を咳払いで仕切り直すと、ぶら下がられた襟元を空いた手で正した。それからもう片方の手で持っているブラシをテーブルの上に置こうとする。
そこで、唐突に浜面が動きを止めた。
「……浜面? 何固まってんの?」
浜面の挙動不審を麦野がいぶかしむ。浜面は何も言わないまま、顔を上げて麦野に向き直った。
何かを思いついた顔。だが言ってしまうとそれはもしかしたら盛大な自爆に繋がるかも知れない。緊張で引き攣った表情。
「何よ」
言いたいことがあるなら言えばいい。麦野は続きを促す。
言わなければずっと喉に引っ掛かって気持ち悪くなりそうだと考えた浜面は、思い切って言ってみることにした。
「む、麦野の髪もやってみたいなー……な、なーんちゃって……」
フレンダのブラッシングに、なんだか充実感というか手応えのようなものを浜面は感じていた。奉仕の幸せというと怪しい響きだが、要するにそういうやつである。
もうちょっと誰かの髪をやってみたいな、ということで、もう一人の髪の長い女の子。麦野のブラッシングを思いついたのだった。
ガタン! と、麦野が立ち上がった。反射的に浜面が半歩身を引いた。
「……マジで言ってんの?」
「い、いや! 出来心です! 思いついただけです! ごめんなさいマジで怒んないで!」
既にガード体制の浜面が弁解する。一方の麦野は立ち上がったまま、食い入るように浜面の顔を見つめていた。
直後、ぽすんと麦野が椅子に落ちた。へなへなと頼りない動きで、自分の隣の空席に手を伸ばした。麦野の鞄がそこに置かれていた。
一連の動作の意味に思考が追いついて、浜面が聞き返すような声を出した。
「……え?」
麦野が鞄を開けてごそごそと中を探った。ブラシを取り出して、テーブルの上に置いた。
「やってちょ……や、やりたきゃ。やればいいんじゃないかしら。別に、頼んだりしないけど。あんたアイテムの下っ端だし。メンバーに尽くしたいってあんたが言うんなら、それはいい心がけだと思うのよ。っていうか、自主性って言葉があるじゃない、ほら」
そわそわそわ。置いたブラシの位置は、麦野の手元からやや離れていた。
これは自分のところに置いたんだと言い張れなくもないが、良く見るとなんだか誰かに拾ってもらいたそうな位置。
気のせいかこれみよがしに自分の髪を撫でている麦野の仕草。
「……」
この場に居る誰もが、麦野の準備万端を疑わなかった。
「あー……分かった。分かった。やる、やりたい、です」
「そ、そう」
半オクターブうわずった声で麦野が返事をした。なんか俺もしかして凄ぇ面倒臭い地雷踏んだんじゃねぇかなぁ……と浜面は一人ごちる。
ともあれ。浜面は麦野の後ろに移動した。
やはりフレンダと同じく、湿気でやや纏まりが悪い印象だった。夜通しの仕事でくたびれているということもある。
何気なく、浜面はブラシを持たずに髪を一撫でした。途端、麦野の体が強張った。
(触られた触られた今浜面に頭撫でられた頭撫でられた!)
フレンダの時もやり始めは緊張していたので、浜面は麦野の硬直を深く考えない。二、三度髪を撫でてから、改めてブラシを手に持った。
「じゃ、始めるからな」
左手で髪を寄せ、右手でブラッシング。艶のある髪が滑らかに解れていく。
ちょっと意識しながら指で頭皮に触れた。くすぐるように撫でる。浜面の体温が、掠めるように触れては離れた。
(うわ、うわ、うわ、やば、気持ちいい、どうしようどうしよう)
両手を内股に挟みながら俯いている。ツボを刺激するのか、ぴくん、ぴくんと肩が震えた。
視線を感じた。斜め前に座るフレンダのものだった。口元は枕にした腕で見えなかったが、笑っているのはなんとなく想像できた。
気持ちいいでしょ? なんて声が聞こえてくるようだった。見るな、と言いたかったが、口を開いたらあらぬ声が漏れてしまいそうだった。
「あ痛っ」
「あ、悪いっ」
思考を遮ったのは、浜面がブラシで髪のもつれを引っかけた痛みだった。謝りながら浜面はそこを念入りに解す。
浜面が悪い訳ではない。湿気で一段と酷い癖がついていた。もう少し優しい触り方に変えてやり直していく。
我に返った麦野は、先のフレンダの髪を意識してしまう。あれをやっていた時は一度も引っ掛かったりしていない。
フレンダよりも強い癖の髪の毛が、なんだかフレンダよりも劣っているみたいで気落ちした。考えすぎとは分かっていても、それでもやっぱりちくりと胸が痛む。
どうしようもなくて、溜息を一つついた。
「麦野?」
「……ん。癖っ毛がちょっとね」
不意の声で顔を上げた浜面に、本音を隠しつつぼやいた。自嘲気味の声色になってしまったのは仕方ない。
あまりしつこく長引かせていい話題ではなさそうだと判断した浜面は、それ以上何も言うことなくブラッシングに戻ろうとする。
そこで視線を感じて、また顔を上げた。正面に座るフレンダと自分の席に戻った滝壺が、麦野ではなくこちらを見ていた。
「言っちゃれ言っちゃれ」と目が言っていた。
う、と浜面が息を詰まらせる。どうも何かフォローしてやれとお二方は言いたいらしい。フレンダはまだ分かるが、滝壺まで。
肩を落とす。拒否権はなさそうだった。こほんと咳ばらいして、浜面は話しかけた。
「麦野」
低い声だった。演技めいたわざとらしい声だと浜面は思った。
「何」
「綺麗だ」
浜面仕上は、それが女のスイッチをむやみに刺激する艶やかな音色だとは気付かない。
明け方の眠気と体に溜まった疲労は、たやすくその声に引き裂かれて麦野の胸を貫いた。さながら、情交の睦言のような気だるさを持っていた。
一瞬麦野は呆けた後、気障なセリフにありとあらゆる罵詈雑言を返してやろうと息を吸った。
だが、駄目だった。心拍数がどんどん上がっていって何も喋れなくなる。吸った息の吐き場に困った挙句、悩ましげな吐息をもらしてしまった。
頬が赤く染まっていった。耐えられなくて、目をぎゅっと瞑った。
鏡を出してなくて本当に良かった。出していたら、後ろの浜面にこの顔を見られてしまうところだった。
「……」
絹旗最愛は、一部始終を何も言わずにずっと見ていた。
浜面と滝壺、フレンダがまたアイコンタクトを交わしている。きっと『これでいいのかよ?』『上出来』『むぎの、喜んでる。でも後で私にも言って』というようなやり取りだろう。
浜面が帰って来てから、会話に参加した回数はもっとも少ない。
というのは、浜面の髪を拭いていた滝壺はともかくとして、麦野やフレンダのように自分は髪が長くない。話に入れる場面がなかった。
黙っているだけ、見ているだけというちょっと疎外感を感じる時間だった。
もうすぐ麦野のブラッシングも終わる。あんな優しい声をかけられながらのブラッシングは、病みつきになるぐらい気持ちいいのだろう。
誰にでもなく、絹旗は恨み言を呟いた。
「……私も髪伸ばしてみましょうか……」
「ん?」
よりにもよって、浜面に目ざとく聞きつけられてしまった。
何も言っていないふりで、絹旗は返事をしない。むすっとしながらそっぽを向いた。
浜面は暫く考え込んでから、口を開いた。きっとそれは何も考えていないような、間抜けな一言に違いなかった。
「……短い方が似合ってると思うけどなぁ、絹旗は」
そんな言葉で嬉しくなってしまう自分は、超バカだと思った。
以上です
乙
悶絶して転げまわったわ
浜面爆発しろ
マジで爆発しろ
GJ!
あーニヤニヤが止まらない俺きめえwww
>>705 すっばらしい!!なんというアイテム!なんという浜面!!
超GJです
>>705 妄想の中の理想の元女子高だった男女共学高校だ。
超GJ
こんなモテ男な浜面がアイテムの下っ端になるまで彼女なしなんて信じられない訳よ
>>705 浜面かわいいよ浜面
なんかこういう浜面見てるとなんとなくアイテムに馴染んでた理由がわかる気がする
浜面は昔彼女くらいいたそうな気が
少なくとも童貞では・・・いやそうでもないな
>>710 上条さんにそげぶされたからに決まってるだろ・・・
浜面はどう考えても童貞だろw
カミやん病マジぱねえっす
よくネタで、SS1の時の顔と、今の顔の違いは整形したからだっつーのがあるが、
麦野までデレた今の浜面みると、それが真実じゃねーかとさえ思えてくるw
上条さんにぶん殴られて顔面骨折でもして、整形外科が美容外科並に頑張っちゃったとか。
カミやん病にかかったら雰囲気が変わるから格好良く見えるように…
今ごろビアージオさんも数人コマしてんな
俺が浜面だったら麦野に滝壷とのセックスを見せつけるな
上条一族の血を絶やしてはならない
上条さん早く戻ってくるんだ
>>705 麦野かわいいよ麦野ww
てか俺禁書二次創作とアニメしか見たこと無いんだが麦野のために
原作読むべきだろうか・・・
二次創作の麦野が誰よりもかわいくて仕方が無いんだが・・・
>>721 とりあえずあと一巻だけ待ってみようか。
あえてのヤンデレ上条が見たい
浜面爆発しろ浜面
>>705 GJです!面白かった〜
最近麦のんSS多いな〜、至福やわー
浜面「俺って勝ち組だよなあ」
>>721 それだけ好きなら原作読んでも大丈夫だ、脳内補正が働くはず
後一巻待つべきだとは思うが
書き忘れてた
>>705 マジ乙です、やっぱりむぎのん可愛い
>>705乙
はまづらは平和になったら美容師を目指すといいよww
>>722、726
アドバイスありがとう
とりあえず次の巻のむぎのんの状態で全巻買うか決めるわww
>>705 次の作品も期待してます
730 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 23:19:33 ID:l/Zj2fjA
上条×キャリーサがほしい
浜面にレイプされる麦野きぼん
アイテムへの愛がやべーなぁ
>>705 地の文にちょっと違和感覚えたけど、ネタと会話が秀逸過ぎてぶっ飛んだw
期待の超新星あらわるなんだよ!
浜面確信犯だろ? 自分が好かれてるって本能で感じてるんだろ?
すっげもやもやするwww
だからもっともやもやさせてくれwwwwww
浜面爆発しろ
美鈴さん殺そうとして
武器もってたのに上条さんに素手で負けて、
一方さんにも負けて
麦野の腕と目ぐちゃぐちゃにして
結局戦いたくないで終らして
なぜ人気がある…
浜面が可愛すぎて生きるのがつらい
浜フレもアリだな…
ビアージオってフェラ上手そうだよな
おいやめろ
絹旗はフェラ凄そうだ、なんとなく
絹旗はアナル舐めが似合いそう
フェラ上手なら番外個体を推すぜ
押し倒されて一方的に搾り取られたい
オリアナさんは…その…
規格外すぎると思いますのでランク外です…
黒子や吹寄なんかは上条さんの性欲を満たさないとお姉様や他の娘に
ちょっかいだすから仕方なくフェラしそうだ
吹寄のびっしりと毛が生えたマンコ舐めたい
744 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 21:12:18 ID:B4IfVElw
方向を変えて上条のBL同人誌を読んだ時の
ヒロイン達の反応が見たい
舞夏が御坂に見せて反応を楽しむ構図か
ワーストx上条きぼん
sageるの忘れてました すいません
>>745 そこは舞夏じゃなくて初春も有りだなw
初春は幻想通行でキャッキャしてるイメージがあるが何故だろう……
ローラに童貞と誂われて押し倒すステイルきぼん
>>749 同じ現象が番外通行、浜絹、浜麦でも見られるようです
>>750 「………」
「………」
「…超ぶち殺していいですか、浜面」
「…やってみろよ」
「超上等ですね。私の能力は知っているのに」
「…だから、やれよ」
「…!……本気ですか、浜面」
「本気だよ。俺は、本気でお前を抱きたい」
「え…」
「お前の言う通り、俺は童貞だよ。…お前以外を、抱きたいと思ったことなんてないんだから」
「は、浜面…?」
「けど、お前が本当に嫌なら…俺を今すぐぶっ殺してくれ」
「……!!」
「お前に殺されるなら、俺は本望だ。お前に嫌われてまで、生きていたいとは思わない」
「は、はま、づら…」
「俺は、お前のことが好きだから」
浜面の顔が、一気に近づいて
「夢です!!!!」
ガバッ、と音がなる勢いで体を起こす。
その音すらかき消してしまいそうなくらいに響く心臓の音から逃げるように、周りを見回す。
…いつもの部屋、いつものベッド。もちろん、絹旗以外の人間がいるわけもない。
「…ほ、ほーら、超やっぱり夢だったじゃないですか。決まってます、超当然のことです」
誰にも見られていないのに、照れ隠しで独り言を繰り返す。
「夢…、そう、夢なんです…」
けれどその言葉は、段々と小さくなっていって。
『俺は、お前のことが好きだから』
「…夢に、決まってるじゃないですか…あんなの…」
絹旗さんが予知夢の能力に覚醒したと聞いて
「浜面、一度しか言いませんから超良く聞いていて下さい。……実は私こう見えて超エッチなんです……。うふふ……、超何をって顔してますね浜面。いいんですよ私だって変だって超自覚してますから……。でも超言っておきたかったんです。
……何でって? それは今から浜面を私の超虜にするからですよ♪ さあ今から浜面の超あられもない悶絶タイムの始まりです! まずは私の超キュートでラブリーな唇と舌で天国に超送ってあげます。全身余す事無く……そうお尻の穴の皺の一本まで超丁寧に舐めてあげます。
あら、言葉だけで超鼻血ですか? いいですいいですそんな鼻血も全部私が超貰ってあげます。ええ勿論浜面に拒否権なんて超有りませんし有り得ません」
>>739-740 を見てそんな言葉を連想した。
最近のアイテムラッシュはなんなんだ素晴らしすぎる
だが浜面は爆発しろ
浜面好きというより皆アイテムが好きだろう
…上条が欲しい…
そうだな、俺のような浜面のほうが好きだというやつは異端だろう
確かに最近上条さん分が足りない
浜面好きだけどなー
まぁ嫌われるのも分かるけど
アイテムはエロ妄想が容易にできて良い
なんかみんなエロい
浜面は原作者の贔屓キャラなんだなってのがあまりに見えるのがちょっとな
好きだけど贔屓は感じる
対馬にが上条さんをNTR
上条xフレンダきぼん
むぎのんの部屋って拷問具とかいっぱいありそうな
ないない
ぬいぐるみとかやけにかわいい小物とかしかないよ
上条「吹寄のおっぱい最高」
浜面宅に麦野が来て、出されたお茶を飲んだら
「実はそれ媚薬入りなんだ」と言ってベッドに押し倒して
事の最後に「いや、実は媚薬入れたなんて嘘なんだよ」って言いながら中出し
>>764 普段のラッキースケベ体質を考えたら
上条さんに胸を揉んだり触ったりされた回数が一番多いのは吹寄だと思う
「浜面。お前に聞いてほしい事があるのよ。いい? うん……私ね、浜面の事……どーやら好きになっちゃったみたいなのよ。ん? 何、驚いちゃった? うん、まあ私も驚いてる位だから仕方ない……あ、滝壺……うん、忘れてない、忘れるわけないだろ……。
だから……だから私は二番目でいいから好きになって………………なぁんて私が言うと思ったかよ、はーまづらぁ。私を誰だと思ってんだ? ん、そうだよ……この麦野様に二番なんて有るわきゃあああねぇぇだろぉがあああアアアアアアアアアアア!!!!
だ、か、ら、お前を今から犯すんだよ、はーまづら。お前の腐れチ〇ポを私の穴に突っ込んでぐっちょぐちょに掻き回して精子ぶちまけさせてやるよ。たっぷり卵巣の奥の奥まで染み込んだのを絶望と一緒に滝壺の奴に見せ付けてやるわ!!
喜べ浜面ァァァァァああああああ、あは、あはははははははははははは……あ? あれえー? はーまづら、嬉しくって武者震いかにゃーん☆ オラぁ!! びくついて無いで怯えた面見せなさ……あ……え?
浜面!? 何その手? 何でお前が私の手首……は、はま、づら……ちょ、ちょっと、ま……待てない? 駄目? そんな……はみゃ……づ……」
麦野には逆襲が似合うと思うんだ。
むぎにょんはお気に入りのぼろぼろのクマのぬいぐるみがないと眠れない子
エロ展開ありそうなのは浜面は4人、一方さんも4人かな…
よく考えたら上条さんは誰でもフラグ立つな…
上条、一方、浜面がレイプの計画たててるSSキボン
一方さんのエロ展開って
番外個体、御坂妹、あわきん、打ち止め(個人的には無しだけど)で合ってる?
打ち止め 芳川 黄泉川 ワースト
黄泉川、芳川、番外個体、あわきんかと思った
浜面「なんだ?顔赤いぞ。どれ、ちょっとおでこ出してみろ」コツン
レスありがとう。
一方さんは、あわきん以外に対しては総受け状態しか想像がつかないな、、。
打ち止めは原作で娘扱いされちゃってるからなあ
通行止め派は22巻の展開で悶え転がりながらも
あとがきでちょっと複雑な気分になったんだろうか
いやでも背徳的なラブもありだと思うけどね
・一方通行×打ち止め
・過保護な親御さんという名のセクハラ野郎が書きたかっただけの超小ネタ
・先日投下したガイドラインに、暖かいご意見やツッコミをくださいましてありがとうございました!(笑)
†††
「熱ッ!? ……ってミサカはミサカは大仰天してみたり……〜っ!」
一方通行の傍らに座ってテレビを見ていた打ち止めが、突如苦悶の叫び声を上げた。
「……あン?」
「あううう……なにこれ舌がジンジンするよぉ……ってミサカはミサカは口元を両手で押さえてみるー……」
そう言ってソファの上で背中を丸める彼女の近くにある机の上には、湯気が立つマグカップがあった。
よほど慌てて置かれたのか、マグカップは中身をこぼして、机に小さな水溜まりが出来てしまっている。
どうやら、油断しながら口をつけたココアで舌を火傷したらしい。
「ちゃんと冷ましてから飲めば良かった……ってミサカはミサカはへこたれてみたり」
「……」
普段の一方通行なら小馬鹿にしているところなのだが、残念ながら彼にも似たような事で苦い思い出がある。
常に能力を行使できなくなってからは、それまでの感覚とのギャップに散々悩まされてきていたのだ。
かつてホットコーヒーを無造作に飲んで思いっきり悶え苦しんだ屈辱の記憶が蘇り、一方通行は舌打ちをする。
「クソガキ、こっち向いて口開けてみろ」
「??? ってミサカはミサカは疑問を抱きつつもとりあえず従ってみる」
そう言って、歯科医に歯を見せるような仕草で口を開いた打ち止め。
小さなその舌は、確かに少し赤くなっていてこちらにもその痛々しさを伝えてきた。
「……」
一方通行は首に巻き付いたチョーカーのスイッチを弾いた後、左手で打ち止めの顎を軽く持ち上げると、
右手の人差し指を、その舌の上に直接這わせた。
「っ……!?」
突然入り込む指先の冷たい感触に、びくりと震える打ち止めの身体。
だが、何か得体の知れない恍惚がその驚きを塗りつぶしていくのに、そう時間はかからなかった。
ひりひりとした痛みを発する舌を、細い指が執拗に追いかける。
くすぐったさにも似た感触が、電気のように打ち止めの背筋を駆け巡り、視界を眩ませた。
濡れた咥内をかき回され、くちゅくちゅといやらしい音が彼女の鼓膜をも侵していき、ざらついた表面に
その指先が触れるごとに、痛覚と引き換えにして言い知れない心地好さを与えてくる。
気付いたときには、もう打ち止めはその指に自らの舌を絡ませていた。
「はぁっ……、ん、あ、……ん……んう、――っ」
気持ちいい、気持ちいい、どうしようもなく気持ちいい。それだけが幼い少女の思考を麻痺させていく。
それまで味わったこともないようなその感覚が、学習装置で脳に叩き込まれた無数の知識の中の、
『官能』なる言葉で示すものだということにすら気が付かないで、彼女は与えられる陶酔にただ夢中になった。
一方通行の方は、火傷の治療のために用いた能力が何らかの作用を及ぼしたのかと一時は危惧したが、
計算式をいくら組み直しても打ち止めの様子が元に戻らないため、ひとまず演算に意識を戻すことにする。
打ち止めに、口をもっと大きく開けるようにと促し、薄赤色の舌を繰り返し撫でつけた。
やたらと熱い内壁の艶めかしい触感に眉をひそめながらも、先端からゆっくりと、吐き気を与えない程度の力で
指を滑らせる。許容量を超えた唾液が少女の小さな顎からぼたぼたと零れ、ソファの表面を濡らしていった。
しばらく経ち、打ち止めの瞳に薄い涙が浮かび始めたころ、ようやく一方通行は治療を終えて指を引き抜いた。
関節の細い指先はねっとりと濡れ、薄く開いた彼女の唇との間に銀糸を伝わせる。
「……、」
先程まで触れていた体温が指から急速に消えていったことに、一方通行が何かを考えかけたその時、
「……にゃう……」
耳の先まで真っ赤になった打ち止めの身体がふらりと揺れ、ソファの上に倒れ込んだ。
「――ッッ!?」
「なんか、すごくえっちだったよぅ……ってミサカはミサカは、ネットワークのコメントを引用してみたり……」
途切れ途切れに何かをごにょごにょ呟いた打ち止めだったが、珍しく心底からテンパった様子の一方通行には、
結局その言葉の意味は全く理解出来なかったのだった。
この二人の子供が、その日味わった理解不能の感触の正体を知ることになるのは、まだしばらく先の話である。
END
>>775 麦野「!?////」
滝壺「…」ジトー
絹旗「…」ジトー
>>778 あわわわわwww
脳内テンプレでは
あわきん→「もう一度力の差を味あわせてやンよ」的な。
番外個体→スイッチ切られてイタズラされまくり的な
御坂妹→「償いは体でしてもらいます、とミサカは断罪します。」的な
黄泉川&芳川→「大人にしてあげるじゃん」的な
、、、ごめんなさい。読んでくれた人ありがとう。
>>778 ブラボー、おおブラボー……
パーフェクトな通行止めです…
ロシアの極寒の大地でセックスする上条とレッサーお願いします
>>778 不遇の通行止めを救ってくれてありがとう
最初は家族だとしても5年後くらいにはお互い意識し始めると信じてる
通行止めは永久に不滅です
二人で『家族』になろうがプロポーズの言葉ですね
お願いだからそろそろ上条さんを頼むよ
枯渇しすぎだろいい加減
妊娠ネタ頼む
一方通行(父)
番外個体(母)
打ち止め(娘)
だと思ってる俺には原作は美味し過ぎる展開
番外さんは一方さんの嫁というよりは歳が近くて口の悪い妹っぽく見える
今後の展開次第では嫁になるか打ち止めと同じような娘扱いになるか上条さん家のあの娘みたいに空気にされるかわからんが
職人も確実に減ってるしクレクレ厨も多い、もうダメだろこのスレw
>>778 乙
えろえろもいいが、やっぱこの二人には初々しいのが似合うな。
他のお二人がドアの隙間から覗いて好き勝手言ってるのを妄想してニヤニヤした
もうダメだろと言う前に
まずは一度、SSを書いてみたらどうだろう
>>778 これはよいものだ。よいものだ。
SSは人によるけど普通に一ヶ月ぐらいかかったりするよ。
一日に1,2kbとか書いたり、数日に1,2kb書いたりと。
話が繋がってない気がする
クレクレばっかって話なのに書いてみようってどういうことなのw
もしも巨乳さんが貧乳さんに変わったら・・・
御乳堕し
世界中の女性のバストサイズを入れ換えてしまう大規模魔術
と申したか
つまり美琴さんも巨乳になって上条さんを襲えると言う事ですね!!
美琴さんがきょにぅになったらそれはもう美琴さんぢゃないとおもうんだ
>>646 遅レスだけど、一方さんが上条さんを三下って呼ぶのも二次設定じゃない?
上条さんには3巻でしか三下って言ってないと思う。
5巻とかSSとかですれ違ったときはクソ野郎か何かだったような
20巻でもオマエとヒーローしかなかったし
あと、あわきん、ていとくん、木原くン、杉谷も三下って呼ばれてたはず
クソッたれはみんな言ってるよなw
かまちーの口癖なのかな。
何だこりゃあ?とかも
3巻で言う→SSで三下連呼→定着が余りにも早かったのでその後の呼び名を取り入れるに取り入れられないということですね
ミサワと上条さん書いてよ
上条×黄泉川が読みたかったので書いてみました。
下手なSSは読めるかーって人はスルーしてください。
9月4日(木曜日)…
シェリークロムウェルが学園都市に攻め込んできてから少し後の昼休み…ツンツン頭の少年、上条ははじめての幸運に心を震わせていた。
「いや〜上条さんは今日は幸運ですね〜まさかお金(10円玉)を拾う日が来るとはもうびっくりですよ〜」
上条は昼休みに外に出てみると、道で10円を拾った。
普通の人ならそんなに喜ぶ事ではないかもしれないが、上条は不幸体質である。
記憶を失ってから財布を落としたことは、10や20じゃすまないが、逆に拾うことは初めてだった。上条がまるで100玉を拾った小学生のように大喜びしていると、後ろから声をかけられた。
「あっ上条ちゃーん上条ちゃんに言い忘れてたことがあったのですよー」小萌先生が子供のように両手をふって上条を呼んでいた。
「小萌先生…なんでせうか」上条の長年の不幸に対する勘が、警告をあげていた。
「今日は用事があるので、先生は上条ちゃんの補習できないのですよー」
上条は小さくガッツポーズをした。だがこの世はそんなに甘くは無なかった。
「じゃっじゃあ今日は補習はなしでせうか?」
「まあそれでもいいんですけどねーでもそれだと上条ちゃんの進学は本気でやばくなってしまうのですよー
なので今日はほかの先生に頼んであるのですー」
上条はバカである以前に、不幸体質である、ただでさえ学校を遅れたりすることも少なくない、
その上、上条は今年魔術師だの学園都市最強だのに、巻き込まれて入院しまくっている。
もう冗談じゃすまないレベルで進学がやばいのだ。
「えっじゃっじゃあそのありがたい先生はどなたでせうか?」
上条はこの時点で、どうせ災誤なんだろう…こんちくしょう…不幸だ…と考えていたが、小萌先生から、予想もしない名を告げられた。
「黄泉川先生ですよー先生は初め災誤先生に頼もうと考えていたのですが、黄泉川先生が「私がやるじゃん!あの少年に聞きたいこともあるじゃん」っていってくれたのですよー
「そんな…黄泉川先生って警備員(アンチスキル)の仕事で入院してて退院したばっかりじゃなかったでせうか…大丈夫なんでせうか」
「大丈夫だっていってましたよーっていうより上条ちゃんのほうが無茶してたって先生はきいたんですよ…
ホントに上条ちゃんはいつも怪我ばっかりして」
『キーンコーンカーンコーン』その瞬間昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた。
「まあわかりました。黄泉川先生ですね」上条は小萌先生の話に入り込んで無理矢理終らせて教室へ戻っていった。
放課後、教室に残っている生徒は上条だけだった。いつもは土御門と青髪ピアスも一緒なのだが、
土御門は学校を休み、
青髪ピアスは「小萌先生やないと受ける意味無いやん…かみやんガンバッ」と走り去っていった。
「それじゃ少年…補習を始めるじゃん」
黄泉川が自分から上条の補習を志願したのは理由があった。
9月1日から昨日まで黄泉川は病院に入院していたので、聞けなかったが、テロリストが侵入してきた理由を上条は知っているようだった、
それ以前にテロリストが狙っていたのは上条、変な服を着た少女、虚数学区の鍵、いずれも上条の周りにいた。
そして誰かを助けようとする時の上条の行動力、勇気、勘、あれは決して普通の生活を送っている高校生にはありえないものだった。
おそらく修羅場を幾つか経験しているはずだ。
黄泉川は、何故か上条の事が無性に気になった
黄泉川は上条に聞きたいことがたくさんあった。
だがそれを聞く前に言っておかなければならない事あった。
「あっ補習の前に言っとくじゃん」黄泉川は上条に深く頭を下げて、
「ありがとう…少年がいなきゃ私も私の部下も皆死んでたかもしれないじゃん」
上条は一瞬驚いた顔をしたが、いつもの彼では見れないような真面目な顔に変わり、
「いえ…顔を上げてください…先生たちがいなかったら、狙われてた俺や風斬、インデックスが死んでたかもしれません
…こちらこそ助けてくれてありがとうございました…」黄泉川が顔を上げると上条は笑顔だった。それはやさしい笑顔だった。
黄泉川の鼓動が無意識のうちに高まっていった。
「じゃあそろそろやるとするじゃん英語の教科書だしてP115をあけるじゃん」
少し顔を赤らめていたが、彼は鈍感なので気付かない。
「えっ…なんでせうかこの長文は…」
(やばい、やばすぎる、全く分からん…補習がこんなに難しいって反則じゃないでせうか)
上条にとってしんどい補習が始まった。
「もうこんな時間じゃん…時間が経つのは早いじゃん」
補習が始まってから2時間ほどたっていた。
黄泉川が教えるのがうまいのか、それとも上条がこれ以上なく真剣にやっているのか、それともその両方かは分からないが
いつものペースなら3時間ほどかかるところを2時間で終わらせれたので上条は普通に驚いている。
「そういえば何で黄泉川先生は体育教師になろうとおもったんですか、先生の教え方すごくわかりやすいと思うんですが」
上条は素朴な疑問を聞いてみた。
「ほかの教科じゃ生徒しごけないじゃん、だからじゃん」
上条はその時確信した…この人はSだと
「じゃあ今日の補習はこれで終わりじゃん」
黄泉川は補習を引き受けた初めの理由をわすれかけていた。
補習で初めは全然分かっていない上条に一からをしえていたので結構疲れていたからかもしれない。
「あっしまったじゃん…小萌先生に『わたしといてくださいねー』って渡されたプリント、職員室に忘れてたじゃん、とってくるから待ってるじゃん」
「あっそれなら職員室前でもらいますよ、待つのひまですし」
待つのが暇というより実は補習が終わったので、早く帰ってスーパーで買い物をしたいからなのだが。
「じゃあいくじゃん!競争じゃんよ」
「つまんないじゃん」
黄泉川は競争しようと言っていたのだが、上条の「先生怪我治ったばっかりじゃないですか、危ないですよ…」
と言う上条の正論に負けて二人並んで廊下を歩いていた。
「そういえば、うちのクラスのやつが昨日に上条が不良に追いかけられてたって今日いってたじゃん…何があったじゃん」
「あーそういえば昨日追いかけられましたね、でもそんなのは上条さんの日常の一つなので気にすることはありませんことよ…」
上条が少し寂しそうな苦笑いを浮かべてそういった。黄泉川は上条がそんな表情を浮かべるのが悲しかった、なぜだか分からないがいつも笑顔でいて欲しいなと思った。
それから一分二人は無言だった。
「上条はどうして学園都市に入ったじゃん」
黄泉川はこの空気に耐え切れなくなり軽い気持ちで適当に上条に質問した。
「う〜ん秘密です…親父から聞いただけで…自分はあまり覚えてないですし…」
上条は何げなく時計を見た。そして気付いた、少し急いでスーパーにいったら卵の特売に間に合うということに。
「先生すいません、ちょっと急いでいいですか今なら特売に間に合いそうなんです!」
「あ、ああ、いいじゃんよ…じゃっ走って競争じゃん!『ええそこまでいそがなく』よーいスタート!」
上条は駆け足で行こうと考えていたのだが、黄泉川が走り出したのであわせて走った。
二人のスピードはほとんど一緒だったが、スタートの差で黄泉川がリードしていた。
しかし階段を走って登っている時に、黄泉川の足が急にふらついた。
やはりまだ体が本調子ではなかったのかも知れない。
「やばっ」黄泉川が危機感を感じた瞬間、足を躓かせ黄泉川の体が中にういた。
黄泉川は目をつぶった。やはり調子が悪いのか、受け身をとろうと体が動かない。
その瞬間黄泉川は誰かに優しく抱きしめられた。
誰かは、すぐ分かった…この場所には自分のほかには上条しか人がいない。
その瞬間黄泉川は、気を失った。
上条は黄泉川から一メートルくらい斜め後ろにいた。
「やべえ…」黄泉川が足をふらつかせているのが見えた、
そしてその直後落ちてきて気付いたら自分の斜め下にいる。違和感を感じた。黄泉川が気を失っていることに気がついた。
上条が真後ろにいたなら止められたかもしれないが、そんなことも言ってられない。
「うおおおおおおおおお」
気がついたら上条は飛んでいた。腕を掴み引っ張りそして一瞬のうちに黄泉川の頭を庇いつつ自分がクッションになるように体勢を入れ替えた。
上条と黄泉川は階段から転がり落ちた。
気がついたら黄泉川は、階段の下にいた。
(あれ…あそこから落ちた割には、衝撃が少なかったじゃん)と一瞬、黄泉川は考えたがすぐに何故か分かった。
上条が下にいた。自分の頭をまるで頭を撫でるかのように優しく右手で庇い、左手は何のラッキーか黄泉川の胸を包んでいた。
「ああ…助けてもらったじゃんか…」
上条に触られている所が妙に熱く…気持ち良い…こんな事は初めてだな…と思ったとき自分の顔が液体で濡れていることに気がついた。
触ってみると、赤かった。
恐る恐る上条の顔を見た。
上条は頭から血を流して、気を失っていた。
「かっ上条…だいじょうぶじゃん?上条…上条おおおおおおお」
〜四時間後〜
「また入院か…不幸だ…」
夜10時時、上条当麻は4時間ぶりに目を覚ました。
「君は、本当によく入院するねえ」カエル顔のあの医者が上条の顔を覗き込んで言った。
「そういえばインデックスちゃんと、赤髪の神父さんがきて手紙を君に置いていたよ。これだね」
「はあ、ありがとうございます」上条は封筒をやぶいて、手紙を取り出した。
『とうまへ、とうまはまた誰かのために無茶をしたんだね!もういいかげんあきれてくるかも!…それと、ステイルが来て私の知識がいるって
イギリス清教から、呼び出しがあったんだよ!初めはとうまも一緒に行くつもりだったけど、とうまは入院してるからステイルと行く事になった
んだよ!!一週間で帰ってくるかも!あ…けっして、イギリスに行ったら好きなだけご飯が食べられるって聞いたからじゃないんだよ!
PS 私は心配したんだから、帰ったらおぼえてるんだよ!』
(これステイル大喜びだろ…)と上条は思った。まあ実際ステイルは喜んでいたのだが…
「よく考えたら、明日から久しぶりにベットで寝られるじゃねえか…あ…でも退院できるかな…」上条家では、上条はいつも風呂場で寝ている。
まあインデックスはベットで寝ている時いつでも上条のスペースを開けているのだが…上条はインデックスが来てから、ベットを使った事が無い。
「ああ、あと君の怪我だけどね応急処置完璧だったし、まあ一応頭の怪我だからキチンと調べて、明日の夕方には退院できるね、じゃあ」
そういってカエル顔の医者は病室から出ていった。
「はあ…ありがとうございました」上条は一応上半身を起こして頭を下げた。
「…そういえば黄泉川先生大丈夫だったかな…胸、見た目よりでかかったな」
実は落ちた直後は意識があり手の感触を覚えていた。上条は健全な男子高校生であるわけで、そんな感触を思い出したら最後顔がどんどん赤くなり
ついでに体の一部も大きくなる。
「はあ…こんなこと、考えてる場合じゃねえだろ、俺」そう呟きながら上条は眠りについた。
続く
駄文ですいません、ホントに初心者なんです。
続きは今書いています…SS難しい…
ベタだけど、悪くないじゃん
待ってるじゃん
おつおつ
上条さんはここまで「せう」を多用しないと思うよ。
これといった口癖が「おっぱい大好き!」以外にないのが上条さんの弱点だな
不幸だー!!とそげぶとで十分多いきがするが
乙じゃん、続き待ってるじゃん
じゃんが多い気がするじゃん
原作で打ち止めと一方が一緒にならないとしても、打ち止めを置いて一方が誰かとくっつくのはないと思う
>>812 そんなことはないと思うけどな
あとがきの通り恋人として見てなくて娘扱いならなおさらのこと
まあ結局二次創作なら何でもありってわけよ
打ち止めが大きくなったら御坂妹と同じ顔になることに一方さんが罪悪感を覚えないのか、
と頻繁に言われていたが、少なくともそれを置いて一足飛びにワーストが嫁はないだろと思うがな
というか一方は一度ミサカ離れするべきだろ
ここはひとつ共闘した風斬とだな…
ていうか遅レスになるが久しぶりの通行止めでほんと滾った
この2人ほんと好きだくそお
好き GJでした
>>807 乙でした!
口癖云々は他のレスの通りですね。付け加えるならカエル医者の言葉の後に「?」もたまに入れてあげてください。
話のテンポは良くてすらすら行けたのですが、黄泉川の心理描写がもう少しあるとぐっと引き込まれる感じがします。
上条さんの方はあんな感じでオッケーだと思います。
今後、エロ展開ですか? 黄泉川の規格外のπをぐわしっとするのですか?
今から全裸待機しないと……
そして続々現れる新規職人さんたち頑張れ!
古参は古参でいいかもしれないけど内容が硬直しがちな気もするから(レスもおざなりだし飽きられてるのは明らか)、ここは新風に期待大!
だああああああああああ
過去に投下したことがある人は、古参になんのかな?
上条×フレンダを書いてみたんだが……
未練がましいでつね、スイマセンw
>>818 静かになったらまた来いよ
俺みたいな古参ファンもちゃんといる
今はアニメとか新巻ネタ解禁で、それ以外のネタが邪魔に思われるんだろ
暫くすれば、にわかも厨房も減る
>>818 どうせ投下するする詐欺なんでしょ?
だいたい飽きられる程投下したこと有るわけ?
ま、数じゃ無いんだけどね。同じ人がずっと頑張っていても……つまらないじゃない(笑)
我侭すぎるな。まるで古参の投下はいらないとしか聞こえない
投下してもらえるだけでありがたいのに。
これがいつも投下かしてる人の言い分なら分かるが
評価厨(笑)のような存在で、しかも初歩的なアドバイスとかじゃなくて、いきなりの中身を(ry
なんてもう、あなた専用のオナニースレなんでございますね。と言われても仕方ないな
最後に数も書かないで、いきなり向上する人を見たことが無い
いや
いやいや
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
投下してくださる職人は皆歓迎するよ
男×男みたいな奴でも注意書きさえあればOK
完結したものはすべて神だ!
不満?グッと飲み込み最大限の注意を払い、失礼にならんようにそ〜っというものだよ
美琴「今日生理だし…」
上条「じゃ、口で」
>>820 ・内容が硬直しがち
・(レスもおざなりだし飽きられてるのは明らか)
・同じ人がずっと頑張っていても……つまらないじゃない(笑)
あなたは一言多いかも。
みんながそう思っているわけじゃないんだよ。
ssを読んでも、万が一自分が原因で荒れたりするのが嫌だから、
あえて、感想を書き込まない読み手さんもいるんだよ。
あなたこそ出て行ってほしいかも(笑)
また打ち止めで抜いた
作品投下されるといっつも上から目線で一言多い評価レスが入るよね
同じ人なのかわかんないけどたまにすっげえ不快なことがある
打ち止めで抜けるのは一方さん
>>816 二度と書き込まないでください
不快です、死にます
ちょっと前から居着いてる招かれざる客だからスルー推奨
18歳以上でこんなレスを平然とし続けるとかキチガイか障害者か荒らしのどれかだろうし
禁書以外の何かが流行ってそっちに流れるのを待つしかない
黙ってNGに入れろよ
私ダウン症でつまりはキチガイなんだけどこんな人と一緒にしないで欲しいかなっ
あわきんって巨乳だっけ?
ここと製速の禁書と総合の区別はやっぱエロの有無なん?
あっちは長期投下の気質が強いと思ってる
散発的に書きたい身としてはこっちの方が居心地良い
実は病気持ちだったミサワ
>>835 吹寄とかオルソラとかオリアナのように登場時にいつも巨乳と紹介はされないけど
たまに巨乳と紹介される
隠れ巨乳のヒロインをD
たまに巨乳と紹介されるヒロインをE
常に巨乳と紹介されるヒロインをFと私は認識している
>>836 総合ってどこ?
>>835 灰村氏のサイトによると黒子と対になるように胸を大きめに変更したとか
イラスト上の大きな変化というと絹旗がダントツかな
偶に「絹旗って意外と大きいんだ」って勘違いする人もいる
>>841 そことの区別って……
台本形式からして違うだろ
○○「」でしかキャラを表せないなんて、もうテンポよさ重視しすぎ
こっちはエロを特化してるから一シーンを重要視する
>>842 そういや製速は外部板か
>>843 そういやその辺もか
台本形式投下したことないからその辺は気づかなかった
頭についてるアルファベットを見ればある程度違いは掴めると思う
>>843 せーそくじゃ、台本はスレタイだけで中身は通常文の人が多いぞ
>>807の続き投下していいですか?
まだ完結して無いんですけど、してから投下したほうがいいですか?
あんまりにも長いのは分けて投下する人がいるけど
結局ご本人の裁量次第ってわけよ
五和×上条さんのベタなの頼む
851 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 02:15:49 ID:3RJapUJ/
ヒロインがメインヒロインとかじゃないのがみたい。
白井黒子とか麦野とか大教皇とかのやつ。
大教皇……マタイ=リースさんをご所望とはなかなか渋いご趣味で。
すいません、
>>807の続き投下します。
「これが黄泉川先生の家か…でかすぎる…小萌先生の家の何倍あるんだよ」
上条は退院後すぐ黄泉川の家(マンションの部屋)の前に来ていた。ここで黄泉川にここで勉強を教えてもらうのだ。
なぜそうなったかと言うと
上条の退院の1時間前、黄泉川は病院に来ていた。
「上条…大丈夫じゃん?私のせいでごめんじゃん…あと助けてくれてありがとう」
黄泉川は今にも泣き出しそうな顔でいった。
その顔を見た上条は胸が張り裂けそうになった。なぜかはまだ彼にはわからない。
「先生のせいじゃないですよ…もともと急ごうって言った俺が悪いんですし、俺、体だけは丈夫ですからあと1時間で退院です」
できるかぎりの笑顔で上条は言った。黄泉川のそんな顔を見たくなかったからだ。
「本当にごめんじゃん…あっそうじゃん退院したら私ん家来るじゃん、家で今日の授業と補習分教えるじゃん、あとお礼とお詫びに飯も食っていくじゃんどうせ夜まで居るんだし、一人分も二人分もてまは一緒じゃん」
黄泉川は笑顔に戻り上条にとっては嬉さ半分嫌半分の提案をした。
「嬉しいです。でもそんなのいいんでせうか…」上条は実はメチャクチャ嬉しかったがちょっとだけ理性が邪魔をした。
「いいじゃんいいじゃん、子供はそんなの気にしちゃ駄目じゃん、じゃ家で待ってるじゃん」
黄泉川は凄いスピードで書いた地図を上条に渡し病室からでていった。
そして上条が退院してすぐに探して今にいたる。
『ピンポーン』
上条がチャイムを鳴らすと中から黄泉川が出てきた。黄泉川は私服…ではなく、いつもどうりのジャージを着ていた。
だが、学校で見るより少し綺麗で色気があるように感じる。
「おお上条!まってたじゃん!さあ中に入るじゃん」
「おじゃましまーす」
上条は中に入って驚いた、ロリ担任の部屋とは比べられないくらい片付いていて綺麗だ。
「おお…部屋綺麗ですね」上条が呟いたら、
「上条が来るからちょっとだけ掃除したじゃん」と黄泉川が微笑んでいった。
「まっじゃっそろそろ勉強始めるじゃん…」そういわれた瞬間上条は疑問に思った。
(そういえば、普通の家に黒板は勿論、ホワイトボードもないよな…どうするんだ…)
「じゃっ上条ここに座るじゃん」黄泉川が言った場所はイスが二つに大きい机が一つしかなかった。
(えっ…これって)上条が恐る恐る座ると、黄泉川が普通に横に座った。
(近いですって…近くで見たらさらに胸でかく見えますって、俺、顔赤くなってないよな…やばい…手がふるえてきた)
普通の男子高校生ならあたりまえの反応だが、上条は手が震えるレベルで緊張していた。だがそれは黄泉川も同じだった。
(やばいじゃん思ったより全然近いじゃん、思ったより体つきがっしりしてるじゃん、やばい顔火照ってきたじゃん)
黄泉川も上条も顔が赤くなってきている。
顔を見るのは恥ずかしいので黄泉川は上条の右手をみた。その手は震えていた。黄泉川は気付いたらその右手の上に自分の手を重ねていた。
「なっ先生…」(やばい…手が震えてるのばれた?)
「やっぱりこんな美人の先生と二人っきりじゃ緊張するじゃん?」
上条の手を触ると黄泉川の緊張は引いていった。上条も触られたらすぐに震えが止まった。
だがすぐに上条の右手に違和感を感じた。
(…何か普通と違うじゃん?)上条の右手をとり、袖をめくってみた、違和感の正体がすぐに分かった。
見なければ良かったと少し後悔した。
上条の右手は肘にかけてズタズタだった。
右手全体に切り刻まれたかのような跡が残っており、指の皮はめくれた跡だらけ、爪もほとんど剥がれた跡が残っている、掌は傷が重なりすぎてボロボロになっている、手だけでこれなのだ、身体中の傷の数は数え切れないほどあるだろう…
上条は初めドキドキしていたが、すぐに傷を見られていると気付いた。
「上条…何があったじゃん…」
黄泉川も一応警備員として、少しは学園都市の裏側をしっている。いろいろな怪我もしてきたし見てきた、
だがどんな事をされたらこんな傷がつくのか黄泉川でも考えられない。
「ああ〜この傷はですね、小さい時に出来た傷なので覚えてないんですよ、まあ心配しないでください」
上条はどうやってごまかすか迷ったが、自分が今思いつく限り一番怪しまれないようにぎこちない笑顔でごまかした。
だが上条はこの傷がどうやってついたかは知らないし、ある意味嘘では無い。
しかし黄泉川は警備員の経験のおかげで、
最近の傷か、昔の傷かぐらい見分けがつく、この傷が最近ついたものであることぐらいすぐに気付いた。
(やっぱり言ってくれないじゃん…やっぱり暗部がらみじゃん?)
黄泉川は悲しい気持ちになった、まだ暗部がらみか決まったわけじゃないが、上条が何かに巻き込まれているようだ、
まだそんなに付き合いは長くないが、黄泉川も暗部の事は少し知っているので相談して欲しいと思った。
「……そうじゃんか…まあ何かあったら私に相談するじゃんよ…じゃあ教科書117Pあけるじゃん」
また食事の後にでもゆっくり聞いてみようと考えた、さすがに問い詰めて暗い空気で勉強を教える気にはならない。
「〜だから〜〜〜になるじゃん」
黄泉川は初めの緊張が嘘のようにリラックスして教えていたが、
(やばいですって、近いですって、ひじ…胸にあたりそう…息があたる…)
ごまかした後上条はすぐに元に戻りやっぱり集中して出来なかった。
「はあーじゃ今日のところはこれで終わりじゃん」
夜八時上条はやっと今日習った範囲まで勉強できた。
本当は7時半ぐらいの予定だったのだが手が触れる、胸に肘があたって無言で二人とも赤面したり
とくに上条がなかなか集中できず、まあ男子高校生なら当たり前なのだが…
「結構遅くなったじゃん…今日のご飯はハンバーグじゃん」
上条はご飯を御馳走になるというコトをすっかり忘れていた。
「大好物ですことよ…でも本当にご飯頂いてもいいんですか?…二人で?」
こんな事を言っているが実は結構嬉しく楽しみにしていた。
女性の手料理なんて上条は初めてである。
母親に作ってもらった記憶も消えているし、あの居候が料理なんて作るはずが無い。
「いいじゃんいいじゃん子供が細かい事気にするなじゃん、まあすぐできるじゃん」
黄泉川が台所でテキパキと材料を切って肉をこねて料理の下ごしらえをしている、全て切り終わった直後彼女は炊飯器を取り出した。しかも3個
そしてそれぞれの炊飯器に米、野菜、ハンバーグ、デミグラスソース、ジャガイモを入れてスイッチを押した。
上条は結構料理が得意である。料理本もたまに立ち読みする。
しかし炊飯器を一回のご飯で3個も使うなんて聞いたことが無い
学園都市の炊飯器は凄まじく性能が良い、10分程度で白米が炊き上がるし、色んな料理も作れる。
しかし上条は一回の食事で3個も炊飯器を使うなんて見たことも聞いたこともなかった。
「炊飯器…多いですね」
上条が聞いてみると
「炊飯器が一番手っ取り早くて好きじゃん」とのことだった
「出来たじゃんよー煮込みハンバーグじゃん」
黄泉川はできた料理を上条の前に並べていく、上条の目の前の料理は炊飯器で作ったとは思えないほど美味しそうだった。
「おお…こんな美味しそうな料理を食べさてくれるとは…上条さんは感激でございます…」
上条が涙目になりつつ、子供のように両手にナイフとフォークをもってうきうきしている。
ちなみに勉強中は教えにくいので隣に座っていたが、食事は向かい合わせで食べるようだ。
「上条は何飲むじゃん」黄泉川が冷蔵庫を探りながらいった。
「あっ何でも結構でせう」
「じゃあこれで良いじゃんね」
「良いですよー」見もせずに上条は言いながら振り向いた。
見るからに冷えてそうなビールを瓶で3本とコップ2つもっていた。
それは違いますよね、黄泉川先生が飲むやつだよねーと考えていたが黄泉川はそれを机の上に並べて
そのうちのコップ一つとビール瓶を上条の方に置いた。
「じゃあ、食べるじゃん」
「…あのー先生…これは…」上条はビール瓶を指差していった。
「何でも良いって言ったからビールじゃん…駄目じゃん?」
黄泉川が教師とは思えない事を不思議そうに言った。
「…まあ未成年なんで遠慮しときます」上条が苦笑いしながら言った。
結局上条はウーロン茶、黄泉川はビール3本飲んだ後ワインまで飲んでいた。
続く
微妙な所でおわってすいません、
一応続きはエロに出来そうです…
>>855 乙
三点リーダ「……」は基本二つ続けてだから、覚えておくといいかも。
描写の仕方によっては増やしたり、減らしたりしてもいいと思うんだよ
ルチア「Uで私の顔芸が・・・」
君たち…脳内メーカーで白井黒子と打ってみなさい…
そのまんまだ…
おつじゃん
いいじゃんいいじゃんじゃんじゃんじゃんっ
上条さんの死を聞いてそわそわする吹寄きぼん
>>855 いいじゃんいいじゃん♪
ますます盛り上がってきたじゃんよー!!
863 :
小ネタ:2010/10/24(日) 20:29:18 ID:Y5g00ikI
ふと目が覚めると隣に寝ていたはずの吹寄がいない。
ベッドには吹寄の甘い匂いと、かすかな温もりだけが残っている。
携帯で時間を確認する。
5時50分か・・・。
起きるにはまだ早い時間だ。
すると、俺の気配を感じたようにキッチンから吹寄が顔をのぞかせる。
「起こしちゃったみたいね、ごめんなさい。おはよう」
吹寄は制服に着替えていた。
「あれ……今日は土曜だろ? 補習でもあるのか?」
夢うつつのまま、寝ぼけたような声で尋ねる俺に、吹寄はまるでばつが悪そうな顔で早起きだと感じさせずに答える。
「今日は一端覧祭の実行委員の会議があるのよ。だからそっと起きたんだけど……」
「そっか、じゃあ会議がんばれよ」
「うん。朝ごはんは作っておいたから、温めて食べてね」
昨晩は遅くまで起きていたのに俺のために朝ごはんまで準備してくれていた吹寄。
俺は見送るためにベッドを出て、吹寄の全身を改めて見る。
本当に綺麗だ。
透き通るような白い肌に、細く伸びた手足。
胸が大変豊かな癖に腰回りは華奢。
ふいに俺は吹寄の背後に回り、その折れそうな細い腰に手を伸ばした。
「っ! ちょっと駄目よ。これから学校に行かなくちゃいけないのよ」
まるで駄々っ子をなだめるような優しい口調で俺を諭す吹寄。
俺はそんな吹寄の態度で、逆に燃え上がってしまう自分の性欲に身を任せた。
朝立ちの一物をズボンから引っ張り出し、しゃがんでる吹寄の目の前に差し出す。
吹寄はジト目で俺を睨んだあとでため息をつきながらこう言った。
「何で私がこんなにスケベな馬鹿者を好きになったのかしら」と。
864 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 20:51:41 ID:3RUbJtOD
ウホッ
脳内メーカーの打ち止めヤバすぎるだろ
一方さん泣くぞ
脳内メーカーwwww
神裂さん…上条さんに対しての愛しかない
脳www内wwwメーwwwカーwwww
スレチにも程があるな…
脳味噌腐ってんじゃないか?
>>863 「俺=上条さん」と断定できる部分がないのは所謂叙述トリック?
考えすぎ?
夢小説なんだよ
ハイハイ脳内メーカーとかどうでもいいから
とかいいつつ俺もやる
今スレも500Kは難しそうな雰囲気ですね。
取りあえず今の流れを作った
>>858 には何か責任を取ってSSでも小ネタでも投下して流れを変えてほしい。
正直脳内メーカーで盛り上がるならエロパロらしい盛り上がり方をしてほしいよ。マジで。
まーた常駐してる自治厨ぶった変な子が騒いでるのか
>>863 GJ。しかし何か物悲しいのは何故……涙出そう。
なんとなく
>>863は記憶を失う前の上条視点って感じ
アーイムダイナソー
そりゃあ今更なモノでレス数無駄に消費する流れは好ましいものじゃないし
500KB行かないから責任取れってどんな理論展開だよ
なんかここ最近いるよね
500kbに固執する評価厨っぽいの
500KB厨
500KBとかはどうでもいいけど
脳内メーカーは該当スレでやればいい
脳内メーカーでなにかネタが浮かんだ人もいるかもよ
何もかもダメっていうのは莫迦のすること
滝壺の特徴がつかめない件について
>>887 まさか原作読んでない・・・とか?
上条×あわきんきぼ(ry
特徴で困るのはむしろアニメで浦上に魅せられた人たちだろう。
なんかいろいろすいませんでした、本当に。
続き投下させてもらいます。
「ごちそうさまです、おいしかったです」
「そうじゃん、良かったじゃん……上条、もう遅いしお風呂入れたから入ってくじゃん、まあ何だったら明日土曜日だし泊まっても良いじゃんよ」
酒を飲んだせいか黄泉川の顔が赤い。
いつもの彼女ではこれくらいで酔いはしないのだが、上条と喋りながら飲んでい
ると気付いたら軽く酔っぱらって。
「はあ、でもさすがに悪いですよ」
「まあまあ良いじゃん、もう入れちゃたし、入るじゃん」
上条が時計を見たら、もう9時を過ぎていた。上条の寮の門限なんてあって無いようなものだからそこは良いのだが
さすがに先生と生徒とはいえ一人暮らしの女性のお風呂をもらうのは悪い気がする。
「でもさすがに悪いですよ…勉強教えてもらって、ご飯も食べさせてもらってその上お風呂までもらうなんて」
「子供がそんなの気にしちゃだめじゃん、子供は黙って大人のいうコト聞くじゃん大体私を助けて入院したんだからそれくらいあたりまえじゃん」
ポイッと黄泉川がタオルを上条に渡した。
「ほれ、入るじゃん」
「あー極楽極楽…幸運だー」
上条当麻は黄泉川家の湯船に使っている。上条はあまりの気持ちの良さに黄泉川の家だというコトも忘れてしまいそうだった。
「上条ー湯加減はどうじゃん?」足音と共に声が聞こえた。
「あー最高でございますー」
「良かったじゃん」
足音が止み、扉が閉まる音がした黄泉川はバスルームの横のトイレに入ったようだ。
(…よく考えたら黄泉川先生毎日ここで風呂入ってんだよな)
上条の脳裏にこの風呂に入っている黄泉川が出てきた。
(はあ…上条さんは…どうしてこんなこと考えちゃうんでせうか…)
顔が朱に染まり、どうしても大事な部分が大きくなる。
上条は落ち着かせよう湯船から出て冷たいシャワーをあびようと足を踏み出した。
ツルッ
上条は下に落ちていたせっけんを踏んだ。すると一気にバランスが崩れ、どこかを掴んでこけるのを回避する余裕もなく
バスルームの扉の方向に倒れていく、
(はあこれで扉が壊れて弁償って感じですか、そうですね、不幸だ)
上条はこの程度のこと慣れているのでずれたことを考えながら頭を両手で庇った。
バンッ
上条は扉に激突した。
強めの衝撃が来るかと思いきや、扉がちゃんとしまっていなかったのか、ガチャッと普通に開き扉の外に転がる。
まさか開くと思ってなかったので、彼は慌てて受身をとり、
見事に一回転してトイレの扉の前で手を後ろについて、足がM字の形に開いている状態で止まれた。
…いつもより大きくなった身体の一部を隠さずに。(すっすげえ俺受身の天才じゃないでせうか…)
上条は何も壊さずに受身を取れたので一安心していた。
ガチャ
その瞬間上条は凍りついた。こけたショックで黄泉川がトイレに入っていたのを忘れていたのだ。
「でかい音したけど大丈夫じゃん…ッ」
黄泉川は上条の後ろに両手をついて足をM字に開き、男の象徴を大きくしている姿を見た瞬間、時間が止まったかのように停止した。
そして二人同時に呟いた
…………………嘘だろ(じゃん)
5秒間二人の時間は止まっていた。
「うわあ!すっすいません!ごめんなさい!せっけんでこけて…扉が開いて回転して!」
一瞬早く素に戻った上条はあせって言葉にならない声を出し涙目で大切な所を隠しながら後ずさろうとした。
すると呆然としていた、黄泉川の顔が急に真剣になり上条を押し倒し両手を掴んで地面に押し付けた。
騎乗位の形である、しかも上条は全裸である。上条の大事な部分の上に黄泉川が乗っている。
黄泉川のジャージの布に擦られて上条のそれがどんどん大きくなっていく…
「なっえっええ、先生、何してるんで」
全部言い終わる前に上条の口は黄泉川の唇にふさがれた。彼の口内に黄泉川の舌が押し込まれる、
上条は黄泉川の舌を自分の舌で押し出そうと、口内で黄泉川の舌を押した。
しかし黄泉川の舌はそれを受け流し逆に突き出した舌に自分の舌を絡みつけてくる。
黄泉川は警備員である。多少の能力者ぐらい腕力でねじ伏せるくらい強い、
上条も力は強いが(顔殴ったら相手の体が吹っ飛んだり、2mの男が一回転するくらい)
上条がどれだけ力をこめて足掻こうがびくともしない。
やがて黄泉川は上条の口から唇を離し、自分の唇をペロっと舐めた。
「美味しいじゃん」
黄泉川は官能的な笑みを浮かべて呟いた。
「先生…なんで…」
黄泉川も自分でなんでこんな事をしたか分かっていなかった。
酔っていたせいか、全裸でエロい?格好をしている上条を見た瞬間、体の奥から熱い何かが湧き出てきた、
よく見るとやはり手だけでなく体も傷だらけだった。古傷から最近ついたであろう傷まで…あちこちに肉がえぐれた後がある、
そして気付いたら全裸の上条を押し倒しキスをしていた。
今も黄泉川の下腹部にジャージごしに上条の熱くなった男性器が当たっている。
黄泉川は上条の手首を押さえていた片手をはずし自分のポケットを探った、
ポケットから学園都市製の小型の手錠を出して素早く上条の両手に手錠をはめた。
「上条…お前が悪いじゃん、こんな格好を見せつけられたら私じゃなくても襲うじゃんよ」
上条は黙り込んだ、
黄泉川にキスされた時に口内で酒の味がした、黄泉川が酒で悪酔いしてしまったと上条は気付いた。
「駄目です…こんな事をしても先生が傷つくだけですよ…」
黄泉川は上条が彼女を非難するのではなく、彼女のことを考えて止めるようにいったことに驚いていた。
黄泉川もこんな事をするために、上条を家に呼んだわけではない。
自分を助けてくれた上条に謝りたかった、お礼をいいたかったのだ。
もう酔いもない…こんな事をしたら駄目だというコトも知っている…だが彼女は止まらなかった、止まれなかった。
黄泉川は上条の男性器の上に手を置きゆっくりと優しく撫で始めた。
「うっああ…やめて…ください……」撫でるたびに、上条の口から息が漏れる、
拒否しているのに上条の性器は段々大きく硬くなってきている。
「大きくなってる…体は正直じゃん」
黄泉川の手が急に止まった、終った?と思ったのもつかの間、黄泉川が着ていた
ジャージを一枚ずつ脱いでいった。
上条は黄泉川の身体を見て綺麗だと思った。全体的に細く筋肉質で胸はボリュームがあり、つんと上を向いている。
「っ先生…何を?」
上条はとっさに目を逸らしたが、顔がさらに朱に染まってくる、よく見れば黄泉川も顔はおろか体までも紅くなっている。
全裸の黄泉川は上条に騎乗位の形で乗った。
「上条だけ全裸って不公平じゃん?」
黄泉川は笑っている。
黄泉川は上条の性器に手を触れ今度は軽くその手を上下に動かした、また彼女は彼の乳首に舌を這わす、
ゆっくり舌の先端で乳首の先端ではなく、周りを嘗め回したかとおもうと軽く歯を立てる、
それにあわせるかのように上下させている手を軽くゆさぶり、強く握るそれを繰り返していた。
「はあっはあっ」上条はそのたびに喘ぎ声をあげ、彼の性器が張り裂けそうなほど大きくなる。
「そろそろじゃん」上条の乳首をいじっていた口が離れ上条の耳の横で呟いた。
黄泉川は手の動きも止め、腰を上げ上条の性器を黄泉川のそれにゆっくりとあてた、
「えっ先生止め…」
ズボッ
濡れていたからかすんなり入ってしまった……
上条の性器に凄まじい快感が襲う、温かく、きつく締め付けてくる、中で上条の物に絡みついてくるようだ。
黄泉川は腰を上下させる、そのたびに音が部屋に響く、上条は出しそうになってしまう。気持ちよすぎるのだ。
「ああっいいじゃん」自分で動くたびに凄まじい快感が彼女を襲う
「くっああ駄目だ…」上条はあることに気付いた、彼は今、生で黄泉川に入れている。
もし出してしまったら……妊娠してしまったら、彼はどうすればよいか分からない。
先生と生徒という関係だけでも充分危ないというのに、生徒を家に呼んで、押し倒して手錠をかけて逆レイプをした…
学園都市追放で終ればいいが、捕まるかもしれない、いや捕まる。
(嫌だ…)と上条は思った。自分はどうなってもかまわないが、黄泉川がそんなことになるのは嫌だ。
黄泉川には、顔の変化と様子だけでだいたい考えている内容が分かった、
上条の事を見ていたらちょっとだけ黄泉川のS心がくすぐられた。
だが黄泉川も
「先生…今日って」
「秘密じゃん、不安なら我慢したらいいじゃん」
上条は止めさせたいが両手が手錠でつながれているので、黄泉川を退かす事ができない逆に気が抜けて出してしまうかもしれない。
まあ手が空いていたところで上条の力では黄泉川を退かす事は出来ないのだが…
続く
また微妙な感じで終らせてしまいました。
本当にすいませんでした。
>>892 まずこの状況で投下してくれた心意気にGJ!!!!
黄泉川のエロさがこのまま上条を飲み込むのか、それとも別の展開が待ち構えているのか。
続き待ってます!!
≫892
乙!!
続き待ってる!!
>>892 投下乙!
嫌な流れを吹き飛ばしてくれてありがとうとまず言いたい!
この後の展開ももちろん期待大だ。黄泉川やっちゃえw
"嫌な流れ" "この状況"
って各時点でぶり返してるって何故気づかない 本当に18歳以上なのか?
滝壺の口調がつかめない。
大真面目モードと、のんびりモードの区別がつきにくい
少なくともシリアスモードだと、口調的にみんなまともになる傾向がある
例えば土御門の「だにゃー」「だぜい」「ですたい」
黄泉川の「じゃん」アックアの「である」などは代表的な語尾だが
シリアス傾向になると意外と使っていないんだよ
ていとくーん!
あれの頭踏み抜いてー!
>>901 晒すなら他でやれ
正直つまらんし変な雰囲気を持ち込むな
グロ注意
構って欲しいだけならもっと人が多いスレに行けばよいのに
そういえばもうすぐハロウィンか
仮装エッチが盛んになる季節だな
書いてるのが煮詰まったので小ネタ投下します
びゅぅと風が吹く。見上げれば雪の降りそうな曇り空。
葉の落ちた裸の木々。風切り音が鳴って、枝を揺らした。寒い昼下がりだった。
「寒ーい! 浜面ー!」
赤いレンガの舗装を歩く浜面の後ろから、麦野がぶつかった。
態勢を崩した浜面が声を上げた。
「っとお!?」
「寒い寒い寒いー!」
「こ、こら、ポケットに手を入れるんじゃねぇ!」
後ろから、浜面の上着の両ポケットに手を突っ込んでくる。脇腹をくすぐるような位置で、思わず大きな声を出してしまう。
浜面の背中にぐりぐりと頭を押しつける麦野が、けたけたと笑った。
「浜面装甲ー」
風避けに浜面の体を使うつもりだった。「……多分絹旗は嫌がるぞ」と浜面が言い返す。
実際、今日は風が強くて寒い。気持ちは分からないでもなかった。
「ねー、駐車場までこのまま行かない?」
「歩きづらいだろ」
「平気よ」
何も言わずに浜面は歩き続ける。そのままの格好で、ぴょこぴょこ歩きの麦野がついて来る。
なんだか笑いたくなった。ただ、やられっ放しなのは少々面白くなかったので、反撃することにした。
麦野が手を入れているポケットに、自分も手を突っ込む。手首を掴んで、ただ痛くはしないよう加減して引っこ抜いた。
立ち止まって、ぐるりと振り返る。両手で麦野のほっぺをむにゅっと挟んだ。
「ひゃ」
小さく麦野が悲鳴を上げた。浜面の手の方が冷たかった。意地悪な笑顔を浜面が浮かべる。
「ハハ、驚いたか?」
予想に反して、麦野は大きなリアクションを見せない。驚き過ぎて、かえって何も言えなかったみたいだった。
頬を浜面の手で包まれたまま、上目遣いで麦野が答えた。
「……キスされるかと思った」
「……あー」
浜面が目を泳がせた。まったく考えないではなかったが、麦野から言われると凄く気恥ずかしい。
はぁ、と小さく溜息をつく。観念して、目を閉じた。麦野を捕まえている両手を寄せて、口づけた。麦野は無抵抗だった。
唇を放す。ふと、優しい言葉をかけてあげたくなった。
「……手。冷たくてごめんな」
「ん。許してあげる」
何が『許してあげる』だ。そんな幸せそうな顔をしておいて、許すも何もない。
少しの間、額を当てて見つめ合っていた。腰と腰に手を回し合う。ダンスでも踊れそうな気がした。
暫くしてから、麦野が囁いた。
「……車に戻ろ」
ああ、と浜面が返事をした。手を繋いで歩き出す。吐いた息が白かった。
それでも、今年の冬は大丈夫だと思った。
途中で麦野にすべきかフレンダにすべきか悩みましたが当初の予定通り麦野にしました
その後、麦野は助手席に座って、運転する浜面の息子を口で暖めるんですね。分かります。
初恋限定を思い出した
麦のん可愛いよ麦のん
>>911 ほのぼのとさせてくれてありがとう。
幸せ過ぎて現実が(ry
上条さんだとほのぼのといちゃいちゃしてるとインデックスや美琴に襲撃されてコメディーになるのに
浜面は良いポジションだよね
916 :
超ベタなネタ:2010/10/27(水) 14:29:03 ID:t7FNWuDB
【ロシアから帰国の最中、ある車の中で】
麦野「……すー……すー………」
滝壺「むぎの、気持ちよさそうに寝てる」
浜面「ん。まったく、こうしてると、あれほど暴れまわったお姫様には見えないんだけどな」
滝壺「むぎのはきっと、本当にしばらくぶりに安心して、寝てる。はまづらのおかげ」
浜面「……俺はなにもしてねーよ。」
麦野「……うーん……もう、はみゃづら……ったらぁ……だめぇ……」
滝壺「…………」
浜面「…………」
滝壺「……はまづら」
浜面「お、おう」
滝壺「しんじてるから」
浜面「!! ま、任せとけ」
麦野「………ばか、もう………たき…ぼ…みてる……からぁ………むにゃむにゃ」
ちくしょう…可愛いじゃねぇかよぅ…
何だか……もぉいいなああああああこれええっ!
欲しいなあ、一家に一組アイテムがッ!!
もれなく見た目ヤンキーな落ちモノ系ヒロインの保護者面した兄ちゃんがついてくるがよろしいか?
馬鹿野郎、アイテムは浜面も入れてこそアイテムなんだよ
ああ、間違いない
はまづらにもパシられる
ま、任せとけで吹いたwww
アイテム癒される
ここ最近浜面無双が続いているけど、実は浜面の見ていない所でアイテム全員とも上条さんに調教済みです^^
まあもし15巻前に合ってたら絶対惚れてるわな……
上条×麦野の方が浜面×麦野より好きな俺っておかしい?
いや至って普通だ
最新刊で麦のん好きが増えそうで嬉しいんだぜ
今出会っても普通に惚れるだろ
だから浜面サイドと上条さんサイドは邂逅しないわけで
うーん……変な話で怒る人がいるかもしれないけど、
15巻の時点で上条さんにそげぶ説教されて「いいひと」になるよりも
あれだけ暴れて、傷ついて傷つけられて、それで浜面仕上に抱きしめられたあとの今の麦のんの方が魅力ある気がするんだ。
だから上条×麦野を書くとしても俺は22巻以降の設定になると思う。
結局、上条さんにそげぶされたら誰でも惚れる
たとえビアージオさんでも((
シェリー、ヴェント、キャーリサ様にはカミジョー属性も通用しなかったよ
特定の彼氏もいないのにな
男がそげぶされたら上やん病に感染するだけだから
ビアージオは今頃改心してシスター5〜6人くらいとフラグ立ててるよ
>>931 確かにそげぶされた後の確変っぷりが描かれた無いのは
ピアージオとフィアンマくらいだよな〜フィアンマは22巻ラスト辺りでもうフラグが見隠れしていたけど
アイテム浜面もいいけど心理定規と浜面とかも見てみたい
微妙にフラグたってるし
上条さんにそげぶされた男
ステイル、アウレオルス、一方通行、偽海原光貴、闇咲逢魔、
建宮斎示、ビアージオ、テッラ、浜面仕上、スキルアウト8人、テロリスト二人、
ロシアの魔術師、フィアンマ
上条さんにそげぶされた女
御坂美琴、神裂火織、ペンデックス、浦上、シェリー、アニェーゼ
オリアナ、ヴェント、レッサー、キャーリサ様
こうして並べて見るとカミジョー属性が通じてないキャラのが多い
……そげぶの意味分かってなさすぎ
一方通行も浜面もカミジョー病患者なわけで
実は打ち止めやアイテムは間接的に上条さんが攻略してると
言えるのではなかろうか
>>930 シェリーはエリスの嫁だし、ヴェントは俺の嫁だし、キャーリサ様は国家の嫁だから仕方ない。
上条信者きめえ
>荒らし煽りはスルー。
>>928 15巻で書こうと思ったら、もうエロパロからずいぶん離れるからなー
ただのバトル物になってしまう罠。
やっぱ効率よくエロに持っていくとしたら、小さなフラグだよな
>>933 その男は、仲間を「仲間」と思っていた。
私の能力は、対象の心の距離を操る。その人物と周囲の人物との心の距離を測り、自分を近しい人間と思わせ無力化する。
これまで数えきれない人間の心を覗いてきたけど、まさか暗部の人間にこんな人間がいるとは思わなかった。
個人差はあれど、彼は自分の仲間を「仲間」と認識し、打算でなくただ「仲間」を守るために超能力者に挑んできた。
そういう風に、想われたい。
やろうと思えばいくらでもそう想わせることができるはずの自分が、そう考えてしまったのは。
−−−なるほど。これがきっと、恋というものなのだ。
とまぁ、こうやって原作で僅かでも接触があるキャラなら妄想も可能なんだけど
原作で一切関わりのないキャラ同士の絡みは書けないし、受け付けないなー
心理定規・浜面フラグは原作で来てくれると期待している
うおおおGJ
浜面と心理定規は原作でまた接触があるかもしれないよな
敵側かもしれんが…
945 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 02:52:52 ID:Tlcc8s/G
946 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 04:34:00 ID:w2X9KM+x
上やんやオルソラと会食してる頃は、至って普通にモテるもんだと思った
>>946 作中には出てこないが、天草の女性陣の中には普通に慕ってる人がいるだろうな。
アニキとしても慕われてる可能性は高いがw
この流れなら言えるッ!
対馬×建宮希望なのよな!
超兄貴的な方向はいやなのよな!
実際、建宮さんがモテないはずがないのよな
心理定規はていとくんとのカップリングだと思う
シェリーとヴェントの喋り方って一緒?
両方好きだが、いろいろ似ている気がする。
>>000とかってどうやってするんですか?
シェリーはちょくちょく丁寧語も挟む
建宮さんは対馬さんに興味ないからなあ
ていうか天草式男衆全員・・・
20歳越えてる立派な大人のおねーさんだろうに
胸も尻も貧しくてどっちつかずで需要がないのが原因だそうだ
そろそろ性を意識するころになる香焼が、
対馬さんや五和あたりを想うようになって……とか
957 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 22:28:52 ID:gJxpcB5+
シェリーかヴェントとかキャリーサのが欲しい
その人たちは実際SS描かれるとしたらもう
上条さんをドS全開で口汚い言葉で罵り、なぶるようなSSにしかならないと思うが
正直本編中で可愛いとこ一切見せたことがないからデレが全く想像できないんだよなw
問題は妄想力と説得力のある描写だ
二次創作なんだからよっぽど無理がなきゃ納得できるさ
ただしそのぶんデレるまでの展開が長くなるけど
そろそろフレンダの能力が
『飛駆鳥陣』(ヴィクトリーフォーメーション)であるという幻想を、
叶えてくれる灰村氏が現れてくれないものだろうか?
フレンダの声優が阪口大輔氏になるとは思わないけれど。
961 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:04:49 ID:gJxpcB5+
いやそれは
962 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:08:47 ID:gJxpcB5+
とりあえずなんだ
sageろ
>>954 シェリーさんの喋り方の特徴は
女言葉と男言葉を交互に使う
だったと思う
キャーリサ
シェリーとか気持ち悪いだけ
クロンボなんかどうでもいい
967 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:34:51 ID:gJxpcB5+
すみませんでした
968 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/28(木) 23:36:15 ID:gJxpcB5+
黒くて何が悪い
いままでずっとシェリー・ロックウェルだと思ってたらクロムウェルだった
飛駆鳥大将軍に見えた…
>>960 浜面「おかしいですよ!フレンダさん!」
ボトムアタックはやめろ
コストパフォーマンスが悪いからな
え、あれって使い捨て前提である程度量産されてなかったっけ?
それ以上スレ違いを続けるというならどっかにいこうか
そういえば新スレどうする?
立ててみますか
>>955 対馬さんも上条さんのハーレムに加えれば済む話じゃん
もうすぐ次スレだしIDぐっじょぶは頭冷やせ
触るとか無いわー
なぜイギリス女子寮のSSが少ない……
探しまくってるのに……
その質問は、何故超電磁砲キャラ、つまり
佐天さん、木山先生、固法先輩、婚后、湾内、泡浮、テレスティーナの
SSが無いのかという疑問とも密接に関係する
要するに周りに女しかいないから、シチュ的に凌辱か百合かしかネタにならないんだよw
湾内さんなら俺の隣で寝てるけど?
適当な理由つけてカミジョーさんを招いたってことにすればいい
カミジョーカー
泡浮さんとソープランドごっこする上条さんのSS書こうとして2000字ぐらいで挫折したことがある。
接点ない状態からソーププレイまで持っていくまでがなげぇって。
スキルアウトにレイプされるとかなら簡単だけどな
上条さんだろうが浜面だろうが、接触の全くない相手と絡めるのは難しい
「初めての出会いは彼が少女を助けた時だった」
これで大概の男女くっつけられると思うんだが。
あと変わったってかここ特有の「勝つ事への執着心が気が付いたら相手の事ばかり……え? これって変!?」あ、恋ね。
ま、こんな感じのをさらっと最初にぶちこめば、ほらもう2人は知り合いだ。
とある女子が不良に絡まれる
(不良と限定はしない)
↓
男(誰とは言わないが)颯爽と助ける
(助けなくとも何かしらアクションを起こす)
↓
女「あの人はいったい…?」
(フラグ成立)
こんな感じの出会い方をするSSを何個見てきただろうか
こういうのを見るたびまたこのパターンか…と思ってしまう
>>958 上条さんの言葉攻めで泣かされた挙句、
解ける縄を解かずに縛られたままのシェリーはドMだと思うけどな
あれだ…シェリーとオルソラとオリアナとねーちんと五和とキャーリサがたまらん
キャーリサってもうすぐ体のラインが崩れてきそう。
上条さんが女子寮に迷って誰かにみつかったら逆レイプされるっていうSSキボン
キボンキボン言ってるクレ厨が書いた初々しいSSキボン
ギボンズ
996 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 18:38:47 ID:vZTzQc1P
滝壺「最近はまづらが構ってくれない。どうして?」
麦野「しっ、しらねーよ!そもそも私に聞くなっつの!」
滝壺「理由があって聞いてる。どうして?」
麦野「は、はぁ?まずはその理由ってのをハッキリさせてからにしろよ。勿体ぶらずによぉ。」
滝壺「私に構ってくれない時は、はまづらがむぎのにつきっきりの時だから。」
麦野「…………………たまたまだろ。」
滝壺「い・つ・も。」
麦野「…………………………………………………………………。」
滝壺(カワイイ。)
>>994の挑発に乗せられた結果がこの有様だよ!
麦野SS多いから俺幸せだけどな。職人さんいつもありがとう!
さげ忘れスマソ
滝壺もかわいいよ滝壺
1000
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。